あなたの文章真面目に酷評しますPart27

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無し物書き@推敲中?
※過去スレ、約束事は>>2-5あたり
2名無し物書き@推敲中?:05/02/23 00:54:25
■投稿する人へ
 あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
 投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
 辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

※※ 最近晒しやいたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩が増えてます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見れる『隠し』でもかまいません。

■批評する人へ
 批評への参加は自由です。
 当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:05/02/23 00:55:00
※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
--------------------------------------------------

投稿者および批評者は、トリップをつけた
コテハンを名前欄に明記することを推奨(騙り防止のため)。
偽物を気にしないなら無しでもあり。

トリップの付け方
名前欄に記入した名前の横に、#@@@@と入力する。
@には任意の数字が入る。つまり、4桁の数字が入る。
これはコテハンの偽物として出没する荒らし対策
としてである。これで個人認証がつくわけ。
4名無し物書き@推敲中?:05/02/23 00:55:55
過去スレ
Part26 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1105256750/
Part25 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1101547730/
Part24 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1098342833/
Part23 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1096298485/
Part22 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1093615353/
Part21 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1091140226/
Part20 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1089473504/
Part19 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1087612398/
Part18 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1085724694/
Part17 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1082150713/
Part16 http://book2.2ch.net/test/read.cgi/bun/1080199058/
Part15 http://book2.2ch.net/test/read.cgi/bun/1076413234/
Part14 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1072166361/
Part13 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1067156011/
Part12 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1063323827/
Part11 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1061621866/
Part10 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1058100625/
Part 9 http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1055669060/
Part 8 http://book.2ch.net/bun/kako/1053/10537/1053766937.html
Part 7 http://book.2ch.net/bun/kako/1051/10519/1051967134.html
Part 6 http://book.2ch.net/bun/kako/1047/10476/1047648370.html
Part 5 http://book.2ch.net/bun/kako/1041/10419/1041903406.html
Part 4 http://book.2ch.net/bun/kako/1037/10372/1037278039.html
Part 3 http://book.2ch.net/bun/kako/1032/10323/1032380230.html
Part 2 http://book.2ch.net/bun/kako/1026/10269/1026907267.html
Part 1 http://book.2ch.net/bun/kako/1018/10183/1018327902.html
5名無し物書き@推敲中?:05/02/23 00:56:34
関連スレ

あなたの文章真面目に酷評します 別館
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1103876665/

あなたの文章真面目にリライトします。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1100408711/
6名無し物書き@推敲中?:05/02/23 03:34:15
>>1
7名無し物書き@推敲中?:05/02/23 08:49:44
>>1
もつかれ様でつた。
8名無し物書き@推敲中?:05/02/23 09:35:46

わしはどんな人間であろうと、喧嘩に置いては、自分が命取られん限り
必ず相手を潰したる。その場は負けても、今度は、そのガキ見つけて
狙って後ろから匕首ブチ込んだる。空手も柔道もへったくれもない
相手が匕首なら日本刀 日本刀 ならチャカ チャカなら機関銃 機関銃 ならダイナマイト
と言う具合に、わしは相手を死ぬまで付け狙いブチ殺すタイプじゃ
わしも退屈じゃ死に場所を捜しとる。誰かわしにいも引かんと下手 打って来るやつおらんかのう
喧嘩にルールなし、殺すのみが、わしの生き方で、後悔なしや
わしの人生の半分も、務所暮らしで終わってたまるか
最後は後一匹殺して往生するわ
 
名前欄に、喧嘩キチガイと打ち込み、投稿をクリックして、コーヒーを呑む。
突然、ふすまがあいてママが
「花子、警察のひとが、お前にききたいことがあるらしいよ」
青い顔をしている。

酷評よろ。
9名無し物書き@推敲中?:05/02/23 12:57:06
おれは、戦時中からアルコール依存症だったおじいちゃんの妾になった人の
妹でおれの友達の母親と同級生だった、加世子さんの娘の沙織さんに
惚れてしまった友人のために、ラブレターの文を考えてあげたのだけれど、
そのまま自分の名前を書いてしまったので、結局おれが告白したことになり
クラス中に噂が広がっていたので、学校に行くのが嫌になって、
それでも、おじいちゃんが「学校ぐらい行け。おれが子供の頃は、戦争で
勉強もろくにできないで、その日を食べることさえできんで……甘えんな」と
やっぱり酔っぱらって、怒鳴るので制服を着て学校へ行く振りをして、
近くの公園のベンチに座っていた。
青空がとてもきれいだと思った。

よろしくお願いします。
10名無し物書き@推敲中?:05/02/23 15:04:28
>>9
>戦時中からアルコール依存症だったおじいちゃんの妾になった人の
>妹でおれの友達の母親と同級生だった、加世子さんの娘の沙織さんに
>惚れてしまった友人のために

俺は、沙織さんにほれてしまった友人のために

で充分だよね


11名無し物書き@推敲中?:05/02/23 17:00:21
私、私の友人のものは戦争の間、アルコール中毒であったおじいちゃんのめかけに
なって、母であり、級友であった人の妹でした、そして、学校へ行くのはうんざり
するようになりました、そして、それとして私の名前を書いたので、クラスでは、
まだ私が結局ざんげしたので、恋に落ちたカナダYocoさんの娘Oの友人のために
恋文で文について考えて、噂が広がっていましたが、おじいちゃんはいました。
「学校に入ってください。 幼年期I.により過ぎるというわけではない……は戦争で
よく研究するのが可能でない日に食べられることさえできません。」
それは、ユニフォームを身につけながら学校へ行くためにふりをされて、
結局酔っぱらって、それを叫んだので、近い公園のベンチの上に座りました。
私は、青空が非常に美しいと思いました。
12名無し物書き@推敲中?:05/02/23 20:45:39
>>10
シカト相当の駄作に、中途半端な批評をした
お前は、バカの上塗り職人だなw
13名無し物書き@推敲中?:05/02/23 20:47:52
>>8
2chネタイラネ

>>9
故意に一文を長くしてるんだと思う
でも句読点の位置がまずい気がする

訂正例:
(、)加えたところ
(×)削ったところ

「沙織さん」が目的語なので、そこまで句読点なしでいくか
(読者が流し読みできるから)
> おれは、戦時中からアルコール依存症だったおじいちゃんの妾になった人の
> 妹でおれの友達の母親と同級生だった(×)加世子さんの(、)娘の沙織さんに

「加世子さん」でひとまずまとめるか
(妾の妹=母の同級生=加世子さん)
> おれは、戦時中からアルコール依存症だったおじいちゃんの妾になった人の
> 妹で(、)おれの友達の母親と同級生だった(×)加世子さんの(、)娘の沙織さんに

「同級生だった、」で区切られると同級生だったのが加世子さんなのか、
沙織さんなのかが分かりにくい

もう一箇所。
> とやっぱり酔っぱらって(×)怒鳴るので(、)制服を着て学校へ行く振りをして、
> 近くの公園のベンチに座っていた。
どうせ読みづらくするのならおじいちゃんの台詞を一ページくらいだらだら続けたら
嫌がらせで良いかも
(おじいちゃんの台詞の内容が酔っ払って怒鳴った台詞と思えない)
14名無し物書き@推敲中?:05/02/23 23:23:48
 皆さんは影におびえた経験がおありでしょうか?「影か…いや、そういう抽象的なものの言われようをされると…とまどうね」
なるほど、確かにその通りだ。へたをすると自分が過去に薬物中毒にかかっていたり、精神を病んでいたりしたんじゃないかと邪推されかねない。
人間という、複雑な思考回路を持ったこの妙な生き物は、価値観の相違というやつにえらく敏感でね、皆さんも様々な場面で気を悪くすること、多々おありではないだろうか?
僕は、混沌を極めるこの現代日本において勝ち残ろう、生き抜こうとしている皆さんに比していささか、いやいや、かなり単純にできている。
食べて、寝て、クソして、また食べて……、これじゃロールなんとかってやつだ。皆さんは僕を軽蔑するかな?多分そうだろう、脳みそを持った人間に相応しからぬ生活の代表であるかもしれない。
何の話をしていたんだか、忘れそうになってしまう…アッ、そうそう影の話だった、どうも僕はベーシックな意味で知能が低いようで、いつもこんな調子なんだ。
影。僕があらわしたい影とはそうだな例えば………、
 僕には腹違いの兄がいる、しかし会ったことはない。小学校高学年の時、夫婦喧嘩を終えた母から、自分には兄がいて祖母はまだ赤子だった僕を兄の名を呼びあやしていた、
と、涙をまじえて告白された。その際に兄の名もあわせて聞いたんだが、忘れてしまった。多分、ありきたりの語感だったんだろう。
当時、僕は父と将棋をするのが楽しみだった…と、記憶している。光景はよく憶えているんだが感情となるとね、いつも負けていた気がするんで自信がない。
母から嫌な話を聞いたものだからナーバスになってしまったんだろうが、見たことも、実在すらおぼつかない人間に僕はおびえた。彼は僕より将棋が強いのかな?勉強は?スポーツ?女の子達の人気は?
 人間には、初めて空気を吸い込んだその瞬間に精神の衛生術ともいえる神からも贈り物、忘却、という機能が備わっている。そのお陰で僕は影の名前を忘れることができた。「神よ、感謝します」







 






15名無し物書き@推敲中?:05/02/24 01:30:18
>>14
今になって気がついたんですが、二段落目の一行目、「夫婦喧嘩を終えた母から、自分には〜」
という箇所は「夫婦喧嘩を終えた母から、僕には〜」にするべきですね。前者は「母の兄」の意味になってしまいますものね。

16名無し物書き@推敲中?:05/02/25 13:11:12
>>13
おどれ、、ボケこら。わしは、ここが、酷評すれときいてきたんや、
なんや、2chネタイラネって さきみてものいえよ、こら、
アイデアみてくれゆうてんのやない、文章や、わいのぶんしょうや、
それを、批評せんとなにかんがえてんねんドアホ。寝言は寝てから言え。
吐いた唾はもとにもどらん、きいつけてものいえよ、わかったか、
わかったら酷評せんかい、どあほ。
17名無し物書き@推敲中?:05/02/25 13:21:32
>>16
最高だ。
もう君に教えることは何もない。

自分のシマへ帰りたまえ。
釣った魚をクーラーボックスに入れてな。
でないと腐るぞ。そこんとこ素人は要注意。
18名無し物書き@推敲中?:05/02/25 13:22:58
>>13
おどれ、、ボケこら。わしは、あなたの文章酷評しますときいてきたんや、
文章てかいてあるやないか、めついてんのか 飾りもnか、ふしあなか
なんや、2chネタイラネって さきみてものいえよ、こら、
アイデアみてくれゆうてんのやない、文章や、わいのぶんしょうや、
それを、批評せんとなにかんがえてんねんドアホ。寝言は寝てから言え。
吐いた唾はもとにもどらん、きいつけてものいえよ、わかったか、
わかったら酷評せんかい、どあほ。
19名無し物書き@推敲中?:05/02/25 13:44:32
シロウ 、シロウ がここにいると聞いてきたのだ。シロウ はどこにいる?
20龍二:05/02/25 16:54:31
 あねさんが京都へ呉服を見に行くことになって、わしらは、そのおつきとして、
京都へ警護としていくことになった。連れはわしら組のもの5人と、なんや地元の呉服屋の
ちんけな店員が一人だった。かりにそいつをjとしておこう。
 わしらは、其の日朝、飛行場に行くために、事務所から直接親分の家にいくことになった。
金筋はひとりもいかない。つきそうのはわしらしたっぱだった。
 おりしも、京都ではウチの盃交わした組のものと地元の組のものどしの抗争の火種が
くすぶり始めており、親分は内心進まぬ気分で居たのがありありだったがあねさんがどうしても
今度の和服品評会には顔を出したいと聞かないので親分も折れて、
そうしてこのたびの仕儀となったのである。

  あねさんが鏡の前でもう一度ご自分の姿を確かめてから、ポンとひとつ、帯を叩いて、
「行くで」といった。
 あねさんの其の立位は、わしの貧しいボキャブラアリーから、水際立ったという表現を呼び起こし、
わしはチンケナjと等しくかしこまりうつむき、心なしか、顔がほてるのであった。
「いつまで座ってんのや!」とあねさんが矢のような一声を発した。
わしは、座位をほどき立ち上がったがいつしか脚がしびれていたらしく、その場に転がってしまった、
「エンコ詰め!」
あねさんがさらにさらに叫ばれた。

 
酷評よろ。
21名無し物書き@推敲中?:05/02/25 17:58:27
>>20
>酷評よろ。

これは「酷評よろしくお願いします」
また、「酷評をよろしくお願いします」だとちょっとくどいので
「を」は入れない方がいいでしょう。
22名無し物書き@推敲中?:05/02/25 18:17:43
>>20
エンコ詰め
自分の身内が(兄貴分とか)失態した時に詰める。
自分の為に指詰めるのは違う
したがって、アネサンのセリフはない。
23名無し物書き@推敲中?:05/02/25 18:32:33
 クリエイターを目指す者は、どんな不躾な読者に対しても決して傲慢になっては
ならないと思う。未だ自らの力量を測りきれていないのに、自慰まがいの奇をてら
った自作を優と信じ、それを認めない読者を劣となすのはいささか盲目的ではない
ですか?
 万一、読者を愚劣と見たとしても、そんな優れたる己ならば劣りたる読者に迎合
するのも容易いはずであるのに、それを実行しないのはいわゆるプライドがあるか
らですか?それとも
24名無し物書き@推敲中?:05/02/25 18:34:36
>23
すれ違ってないか?
25名無し物書き@推敲中?:05/02/25 19:40:03
>>22
>自分の身内が(兄貴分とか)失態した時に詰める。

それは初めて聞いたな。本人が失敗していないのに
人のために指を詰めるのか? そのわけを教えてチョンマゲ。
26名無し物書き@推敲中?:05/02/25 19:59:52
指って半端した本人が詰めるものなはずなんだけど……
27名無し物書き@推敲中?:05/02/25 20:01:53
>>22
元ヤクザの組長の奥さんの書いた本で
エンコ詰めは自分の失敗の責任を取るためにやるって
そんなこと書いてあったけど?
28名無し物書き@推敲中?:05/02/26 02:38:51
>>8
・誤字が多い。
・文末の口調は乱暴に訛っているが、妙に丁寧な語彙が混じっている。
これらは子供がいきがっているという設定と整合しているのでOK。

むしろ問題なのは「文章の大半が『花子の書き込み』を引用している」という形になっていること。
>>8が書いた「登場人物の花子の書いた文章」を酷評するのも変な話じゃない?
29名無し物書き@推敲中?:05/02/26 02:55:07
>>14
読者に語りかける形式で始めておいて、
>「影か…いや、そういう抽象的なものの言われようをされると…とまどうね」なるほど、確かにその通りだ。
というのは危険。ここでは読者の反応まで作者が書いているのだけど、
同じように思わなかったらそこで読むのを止める人も多いんじゃないかな。
 「影か…いや、そういう抽象的なものの言われようをされると…とまどうね」
 なんて答えるかもしれないね。
だとか、あくまでも予想の範囲内に留めておいた方がよいと思う。

>何の話をしていたんだか、忘れそうになってしまう…アッ、そうそう影の話だった、
この辺りも小説の書き方としては強引であまり薦められないんだけど、
○×節とか呼ばれて支持される可能性もある。
文体というよりは芸風という感じ。
30名無し物書き@推敲中?:05/02/26 03:13:45
>>20
とりあえず、小文字のjは見難いから大文字を使うべし。
(プロポーショナルフォントだと特に)

あとは文章の組み立て方なんだけど、
> あねさんが京都へ呉服を見に行くことになって、わしらは、そのおつきとして、
>京都へ警護としていくことになった。
は、話の中心が「あねさん」なのか「わしら」なのか不明確。
「わしら」の内訳は最後まで判らないし、店員をわざわざ「j」とする理由もない。

>あねさんの其の立位は、わしの貧しいボキャブラアリーから、水際立ったという表現を呼び起こし、〜
という、やくざ者の振る舞いは味があると思うので、
伏線(組のもの5人とか、抗争とか)を省いた短い話を一度書いてみると良さげ。
31龍二:05/02/26 09:50:01
>。。。>>>>>>22
ナに眠たい子という天然、どこのやくざや。ボンの言うんは関東ノチンカスやくざのことやろ
。わしら本場はちゃうねんで。兄貴分の失態だけやない わが失態ニオイテモ、エンコつめんのや。
関東のマンカスやくざとはものがちゃうんや。な、どこぞの週刊誌からくわえてきたハンパナ知識さらさんと、
おとなしゅうしときや そのほうがみのためや。生き急いだらあかん。しろうとさんはな。
寝言は寝てから言い、吐いた唾はもとにもどらんで。
32龍二:05/02/26 10:00:07
??>>30
おおきに。参考にするわ
33龍二:05/02/26 10:11:32
>>28
8もじつはわしや。なまえかきわすれた。すまん。
ボンの言う照子との意味がようわからんのじゃが。
これからしのぎにいってこなあかんので、のちに。
34龍二:05/02/26 10:23:59
>>33
おどれなにもんじゃ。ひとのなまえかたるな。
35 ◆G2NM99TIzo :05/02/26 14:50:42
トリップつけることを薦める。
#tekitou
36名無し物書き@推敲中?:05/02/26 15:12:22
>>34
テメーにはこれが似合いだ。
_, ,_
('A`)
ノヽノヽ =3 パスゥ
  くく
37名無し物書き@推敲中?:05/02/28 05:42:44
ttp://hp9.0zero.jp/150/5aeg/

タイトルは「指輪」です。
批評お願いします。
38名無し物書き@推敲中?:05/02/28 06:05:32
>>37
まずテンプレ8回ほど読み直せ。
内容に関しては深夜に書くには量が多くなりそうなので割愛。
勢いだけで書いちゃいかんよ。
3937:05/02/28 08:19:18
>>38
すみませんでした
「ショートストーリー」の方で書き直してあります。
40名無し物書き@推敲中?:05/02/28 12:57:08
 ナメクジの料理法。味付けに塩分の入ったものは避けましょう。
できれば生のまま食べるようにしたい。お刺身が最適です。しかし
醤油には塩分が入っているので、しその葉で巻いて食べましょう。
なかなかジューシーですよ。
 どうしても熱を通したいというのなら、串に刺してフライがいいでしょう。
見た感じは牡蠣フライのようで、なかなか美しい。味もまあまあいけます。
 注意点としては、ナメクジが交尾をし始める前に料理することです。
彼らの交尾を見てしまうと、どうしようもなくやりたくなります。
そういうときは、逆ナンパがいいでしょう。それは雑誌「人妻と呼ばれて」を
参照してください。
 以上楽しいお料理でした。

 どうでしょうか。
41名無し物書き@推敲中?:05/02/28 14:53:36
ウンコでカレーを作るぐらいやってほしかった
42名無し物書き@推敲中?:05/02/28 15:25:49
  スーパーじじい
 ばばあとの朝の一発を済ませて、じじいは颯爽と散歩に出かけてしまった。
「じじいは今日も絶好調だがやな」
ばばあは顔をほころばせてつぶやいた。
 その頃、じじいはもう駅まで来ていた。
「ふんがっ」
さっそく切符売り場で前に並んでるビジネスマンに浣腸をかます。
「あぁっ・・・。なにやってんじゃこらー。」
振り向いたころにはじじいはもういない。
「姉ちゃん、今夜一発どうだい?」
改札で見知りの駅員に軽口を叩く。じじいの年になれば電車は顔パスである。
「一発じゃ満足できないわ」
「がははは」
じじいは大声を立てて笑いながら、地下へと階段を降りていく。
 (続く)
43ウサギとクマ2:05/02/28 21:37:34
 ウサギは我かの顔でクマの元に戻ってきた。
「おいどうしたんだ。遅いぞ。おれはもうはらぺこでクマった、クマった」
「ごめんよ。ちょっと思わぬことに巻き込まれちゃって」とウサギは肉を
テーブルに置きながら言った。その肉はウサギの肉ではなかった。
「やったー。久しぶりにウサギが食べられる。うれしいクマ」とクマはよだれを垂らして
小躍りした。
「いや、それウサギじゃないんだ」ウサギは遠慮がちに言った。クマはギロっと目を光らせて、
「じゃあ何の肉だ」と低くうなった。
「それは……オオカミの肉なんだ」と下を向いた。
 クマは鋭い爪を光らせて「ふざけんな」と怒鳴った。そして両手を振り上げて、
「あいつらはくそまずいんだ」と言ってテーブルを叩いた。上に置いた肉が跳ね上がった。
「ごめん。ぼくもしかしたら……」とウサギが上目遣いで言うと、
「それ以上言うな。言ったらお前を食う」とクマはベッドで眠った。
44ウサギとクマ:05/02/28 21:40:58
 ウサギはクマのために、ウサギの肉を獲りに小春野に出かけた。そこにはウサギが
一面に広がっていて、ぴょこぴょこと跳ねている。ウサギは涙が出そうになった。
それは自分も彼らと同じ仲間のような気がしたからだ。鉄砲を落としそうになった。
はっとして、ウサギは涙を拭いて、鉄砲でウサギを狙った。ぴょこぴょこと跳ねるウサギに
なかなか照準は定まらず、ウサギは鉄砲を右へ左へ、上へ下へと動かす。
 ウサギは疲れたので休憩することにした。近くの切り株に腰を落とす。
地平線まで続く青空の下、ウサギたちはきれいな芝生の広がった小春野で跳ねている。
ウサギは走り出しウサギたちの中に飛び込んだ。我か人かのウサギだった。
鉄砲は切り株の上に置かれている。風や雨が蝕み、錆びるだろう。
クマはウサギが遅いので、腹が減ってクマっていた。

順序が逆になりました。お願いします。
45ウサギとクマ3:05/02/28 22:39:26
 ウサギはいびきをかいているクマの寝顔を見て考えた。本当にこいつといて
大丈夫なんだろうか。いつかおれは食われるんじゃないか。さっきの目を見たろう?
こいつは獣だ。血に飢えた獣だ。おれに太刀打ち出来る相手じゃない。そうだ鉄砲で
殺してしまおう。
 ウサギは鉄砲を探したがない。切り株に忘れてきたのだ。
「しまった」
 ウサギは家を出た。星空が広がっている。ウサギが餅をついていた。
「あれがおれの星か」と目を潤ませて月を眺めていた。
46名無し物書き@推敲中?:05/02/28 23:00:02
>>42
じじいカッケエ!
47名無し物書き@推敲中?:05/02/28 23:08:03
近くに同類のウサギが一杯いる小春野(なにこの言い方(笑))が
あるのに、月に向かってあれが「俺の星か」と感傷的になられてもパッと
こない
あえて狼を狩った描写がないとこだけは面白い
48名無し物書き@推敲中?:05/02/28 23:11:12
スーパーじじい(なにこの言い方(笑))はリズムがいい
てか早く続編書くべき
今後このテンションを飽きさせずに続けることができるかが重要
とりあえず匙は投げられた
49名無し物書き@推敲中?:05/02/28 23:42:35
本人、才能を出し切ったんじゃないかw
50名無し物書き@推敲中?:05/03/01 00:48:09
>48
投げたの匙かよ!

スーパーじじいはおもしろいな。小説にはならないだろうが。
51名無し物書き@推敲中?:05/03/01 09:31:20
>>47>>48
パッとこない→ピンとこない
匙は投げられた→賽は投げられた
下の方わざとやってるならアンタ天才だw
5237:05/03/01 14:48:37
>>37
スルーされてる……orz
誰か批評お願いします
53名無し物書き@推敲中?:05/03/01 15:31:28
>>52
38でテンプレを読めと言われているだろ?
5437:05/03/01 16:08:00
>>53
テンプレは読みましたがなにか至らない点はありましたか?
トップにある小説は>>39でも書いたように
「ショートストーリー」の方で書き直してあります
掲示板の方にも「批評依頼中」と書いておきました。
それでも不備があったのなら直しますので
申し訳ありませんが教えていただけませんか?
55名無し物書き@推敲中?:05/03/01 16:37:41
コピペすればいいんじゃないの
わざわざ}IE開くのめんどくせえよ・・みたいなw
56チラシの裏:05/03/01 17:32:48
>>54
あー、はっきり言って俺もテンプレ嫁って言いたくなったが。

まぁ、テンプレ以前なんで、一応言っておくよ。
まず、横書きの小説を読んだことあるか?
無いんなら読んでみな。
タイトルがスクロールしてたり、文章がセンタリングされてたりしないから。
別に自分のHPをどんな体裁にしようと自由だが、他人に批評を求める以上、
きちんとした横書き小説の体裁にあわせな。
5737:05/03/01 19:27:53
「指輪」

 間違いに気づいた時には手遅れでした。

 私たち親子はいつも喧嘩ばかりしていた。
父と別れてから女手一つで私を育てる事になった母は、ストレスのせいか
仕事から帰ると酒に入り浸り愚痴ばかりをこぼしていた。
私がそれを注意すると母は手近にあるものを私に投げ付け怒鳴り散らす。その繰り返し。
 ただひとつ、そんな母が大切にしている物がある。それは仕事の客からもらったダイヤの指輪だった。
5837:05/03/01 19:29:27
「私よりそんな物が大事なの!?」
「そうよ!!」

 喧嘩のさなか交わされた言葉だった。ショックだった。
私は母を一人残し家を飛び出すとそれきり戻る事はなかった。

 数年がすぎた頃、母が亡くなったという報せをうけた私は母の遺品を受け取ることになる。
そこにはあの指輪があり、それを見た時、私は大変な間違いに気がついた。

 ダイヤの指輪だと思っていたそれは私が子供の頃、縁日で買って貰ったガラスの指輪だった。
5937:05/03/01 19:32:19
>>57-58
すみませんでした
批評お願いします。
60名無し物書き@推敲中?:05/03/01 19:52:29
>>57-58
ショート・ショートとしてみると良くできていると思う。
たったこれだけの長さの文章にストーリーがあるからね。
もしかしたら才能があるのかもしれないね、というかここの
投稿作の中ではいい線いっているよ。

で、気になったところを一つ。
>酒に入り浸り
ここは「酒に浸り」の間違いだと思うが、あえて「入り浸り」としたのかね?

もっと長い小説を書くトレーニングをするといい。
頑張って下さい。
61名無し物書き@推敲中?:05/03/01 21:06:28
また泣かせる話からのコピペか。

そうじゃなかったら板違い。
62名無し物書き@推敲中?:05/03/01 21:14:35
>>61
???
63名無し物書き@推敲中?:05/03/01 22:02:40
「私は大変な間違いに気がついた」
ここがちょっとな
結論として母親は昔のいい思い出にすがってただけだったって言いたいんだろ?
酒におぼれたり愚痴をこぼしたりするとこから現実と向き合えてなかったってのが
伝わってくる
結局は弱い人間だったんだよ
娘に大して非が無い分、泣けないよな
だから「はっとした」くらいでいいんじゃない?
ここで娘が泣くってのはおかしいよ
6437:05/03/02 01:55:25
>>60
「酒に浸り」ですね間違えましたorz

>>61
すみません意味がよくわかりません;

>>63
確かにそうですね参考にさせていただきます

>>60
>>63
批評ありがとうございました
651/2 『幽霊』 ◆wVeAd/dZWI :05/03/02 17:01:51

『幽霊』


 少年は真夜中に目が覚めた。泥棒か、幽霊か。誰かが自分の部屋に入ってくるのが解る。
しかし不思議と恐怖は感じなかった。
「誰」
「……」
 返事は無い。少年は目をこらし、暗闇の中でそいつの姿をじっと見つめた。しばらくの時間
が流れ、少年がぽつりと呟く。
「お父さん……」
 幽霊は静かに首を横に振り、闇の中へ消えていった。ふっと力が抜け、少年もやがて眠りに
つくことができた。

「起きなさい。学校に行く時間だぞ」
 父親に揺り起こされる。少年は眠たそうな顔で服を着替えた。昨日は何であの幽霊をお父
さんだと思ったんだろう。僕のお父さんはまだ生きているのに。
 朝食を食べ、家を出る。またいつもどおりの一日が始まる。
662/2 『幽霊』 ◆wVeAd/dZWI :05/03/02 17:02:25

 次の日の夜も、幽霊は少年の前に現れた。少年は昨日よりも、注意深く幽霊を観察した。顔
を見ようとしたが、幽霊はこっちに背中を向けている。
「おーい、こっち向けよ」
 少年の言葉に幽霊が振り向いた。そいつの顔は――。
「お父さん」
 幽霊の顔は、少年の父親そっくりだったのだ。しかし幽霊は昨日と同じにように静かに首を振
り、それを否定した。
「それじゃあ、君は誰」
 少年は気味悪がったが、幽霊はそれには答えず、机の引き出しを開け、何かを探し始めた。
「他人の机の引き出しを勝手に開けるなよ」
 抗議の声を上げるが、幽霊はまた首を振る。他人じゃないって言うのか。
 引き出しから取り出したのは、クラスの集合写真だった。幽霊が一人の女の子を指差す。女
の子は少年の初恋の相手で、それは誰にも打ち明けたことのない秘密だった。
「もしかして……」
 少年はやっと幽霊の正体に気付いた。
「君は未来から来たの」
 幽霊が頷く。
「死んでしまったの」
 もう一度、頷く。少年はためらいながら訊いた。
「幸せな人生だったの……」
 幽霊は笑顔で頷いた。笑顔には少し寂しさが漂っていたが、その表情から少年は何も読み取
ることができなかった。
「僕はお爺ちゃんになった君に会いたかったな」
 少年がそう呟くと、幽霊は悲しそうな顔になり、闇の中へ消えていってしまった。
 少年はやがて眠りについた。もう二度と会えないんだろうな。

「起きなさい。学校に行く時間だぞ」
 父親がいつものように、少年を揺り起こす。少年もいつものように、服を着替えだした。
 眠たそうな顔には少し寂しさが漂っていたが、父親にはその表情の意味することが解らなかっ
た。
67リア厨 ◆wVeAd/dZWI :05/03/02 17:07:07
お久しぶりです。また酷評よろしくお願いします。
ラストの一行が、どうしても違和感のある文章になってしまうのですが、アドバイス頂けたら嬉しいですorz
68名無し物書き@推敲中?:05/03/02 17:42:43
ショートショートとしてなら、文章は読みやすいと思う。
ただ、幽霊の正体がかなり唐突で意味不明に思う。
幽霊ってだけでも十分非日常なのに、そこにさらに「未来からやって来た自分」って
属性を加えるのは欲張りすぎなんじゃないかと。
どうせなら、オチで少年が死ぬところまで書いて欲しかった。
なんかスッキリしないよ。
69名無し物書き@推敲中?:05/03/02 18:19:30
「先生、本当にいいのですか?」
「ああ、構わんさ。
わたしたち人類は、この事実を発見するにはまだ早すぎる」
学者としての本能がそう云わせたわけではなかった。
敢えていうなら個人的感情。
これ以外に、自分の口から出た答えを説明できる言葉が見つからない。
否、まだこの事実が心の中で整理しきれていないからだろうか。
「そうですか……」
そう応えた顔は、まだ心残りがあることを察するには充分過ぎるほどだったが、私はこれ以上彼を考え込ませるようなことは言わないことにした。
「いえ、先生がそう言うなら、僕は良いんですが。
でも先生、この調査に掛かった費用、どうするおつもりなんですか?」
彼がそう聞くのも無理は無い。
なにしろこの発掘調査は、私にとっても人生初の試みだった。
そして同時に、私のまだ長いとはいえない人生で、最初で最後に打った大博打でもあったからだ。
結果、この博打は成功だった。
成功というには語弊がある。
本来なら大成功というのが正しい表現になるのだろう。
「なに、結果は大成功だったんだ。
成功か失敗か、これが経費を払うことの境界線だった。
君は会って間もないから解らんかもしれんが、
仮に我々が成功したこの調査の内容を奴に話さなかったとしても、それを失敗とするような野暮なことはせんよ。
ああ見えても、人としての大事な部分を忘れてはいない。
なにかしら、人間性に問題を抱えているのは紛れも無い事実だが、その点だけは保証しよう」
「元婚約者として………ですか?」
「………不本意ではあるが、今はそういうことにしておこう」
彼のこういうところを買って助手に据えているのは確かではある。
だが、今回ばかりは人選を誤ってしまったのではないかと後悔した。
70名無し物書き@推敲中?:05/03/02 18:22:36
初めまして、ライトノベルっぽいSFを書いてみようと思い立ち、
書いてみたものの、書くということが初めての試みのなので、こちらに酷評をいただきたいと思っています。
↑は冒頭の書き始めです。
酷評よろしくお願いします。
71チラシの裏:05/03/02 18:27:14
68の指摘にもあるように、文体としては読みやすいの及第点だと思う。
ただ、後半は数回読み直してやっと意味が取れる状態だった。
作品のコアな部分である「幽霊が未来から来た自分」であるという
ポイントがすんなり提示できないのが作品の致命的な欠陥になって
しまっている。
この状態のため、導入からの幽霊が父親そっくりという展開が、悪い
意味でのミスリードになっており、かえって読者を混乱させる結果
を引き起している。
全体的に作品構成のバランスが悪いね。
72リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 18:28:10
初登場のリアル変臭者です。暇つぶしに来ました。よろ!

>>65
>>66
・でだしが平坦。
「●●は●●した」じゃ小学生の作文なみ。
・「誰」のつぎの三点リーダーはなくてもいい。
・しばらくの時間が流れ→稚拙。
・ふっと力が抜け、少年もやがて眠りにつくことができた
→少年も、って他に眠る人いんの?全体にいえることだけど視点が少年なのか、
何なのかボケている。地の文に少年の思いが書いてあるところを見ると、
視点を主人公の少年にさだめたいようであるが、
そうなると主語に多用されている「少年は」を繰り返す必要はなくなる。
・次の日が唐突。少年は起きて待っていたのか。それとも昨夜と同様なのか。
・「他人の机の引き出しを勝手に開けるなよ」
 抗議の声を上げるが、幽霊はまた首を振る。他人じゃないって言うのか。
→自分に置き換えて考えて味噌汁。その台詞に対する幽霊のリアクションだけで「他人じゃない」ことが伝わるのはご都合主義じゃないかい?もっと幽霊の気持ちになって、主人公に「他人じゃない」と伝えないとネ。
・上でも書いたが、幽霊の描写がおざなり。幽霊の動作を表す表現が「頷く」で重複。ストーリーを進めようと先走っている。

ラストが違和感、と自分でもわかっているようですが、
これも誰の視点かがずれてしまっているからです。
少年の視点(主人公の視点)になったり、
単なるナレーション視点(神の視点)になったり。
リア酎とのことですが、若い時分はナレーション視点で書くのは難しいものです。
主人公の視点で書き直してミソ。あと生活の部分もリアルに書く工夫してみんさいね。
73チラシの裏:05/03/02 18:30:55
71は65-66への批評ね。
74チラシの裏:05/03/02 18:39:05
>>69
一見でとても読みにくい。読んでてシーンが頭に入ってこない。
また、文章に伝えるべき内容が不足しているため、全体的に舌足らずの
印象が強い。全体に書き込みが足りないな。

あと、テンプレ読むように。
75リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 19:05:03
>>69
え〜ん。読みにくいよう〜。うわ〜ん。やだやだやだぁぁ!

……それでも3回ぐらい辛抱して読んだのですが、意味がさっぱりわかりませぬ。
言えるのは
台詞ですべてを語ろうとするな!台詞を「」以外で表現する技法を身につけろ!
文章に緊張と弛緩を、リズムを盛り上がりを!
76名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:25:02
>>69
話の意味がわかりません。
上にもあることと読点ところどころいらなくね?
77名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:30:21
>>75-76
ってか、お前らもっとましなアドバイスをしたらどうだ。
投稿者が脳内で完結してしまっていることを、端的に指摘する。そんな
こともできないのか。

お前らの脳内も自分勝手に完結しているように見えるぜw
78名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:31:13
オマエモナー
7977:05/03/02 19:33:04
>>78
どこが?
教えてちょ。
80名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:34:40
ってか、>>78>>76だろ?
ここの批評家のレベル低下の象徴だなw
81名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:34:49
お前がしろってことだろ
8278:05/03/02 19:47:47
>>81
そういうことです
あと>>78>>76ではありません
83名無し物書き@推敲中?:05/03/02 19:58:34
>>82
しているじゃん。
84名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:00:29
本当にバカ批評家が増えたな。他人様の創作を批評する資格が
あると思っているんなら、バカそのものだな(プッ
85名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:01:08
>>57-58
今更だけど、>>60がいうほどそんな面白くなくね?
86名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:01:13
>>84>>82宛です。
87名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:02:50
>85
正直自演だと思う。全然ストーリーらしくないし下手。
おれのウサギとクマの方が上手い
88名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:03:04
>>85
それを具体的に説明しないと批評に対する批判にはならないって、
ホントバカが増えたな。
89名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:03:36
『投稿者が脳内で完結してしまっていることを、端的に指摘する。』
ってとこか?
どこが指摘してんの?
90名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:06:57
>>89
それが指摘になっていることが分からない時点で……(プッ
まあ、ここの批評家のレベルではこんなもんだろうなあ。
うわさ通りだ。お前ら某所で評判悪いよ、一部の批評家を除いてはね。
ではさらばだ、うわさ通りだってことが分かったよ。
91名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:09:07
>>57-58
仕事の客からもらったダイヤの指輪だったって言ってるのに
私が子供の頃、縁日で買って貰ったガラスの指輪だったって
どう読んでもそう思えない。独りよがり。
母が死ぬ必要性(微笑)がない。
私は大変な間違いに気がついたって言うけどそんなに大変でもない。
大体性別、年齢、職業もわからない主人公と母親の関係が親子って以外に見えない。
92名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:15:41
69ですが、ごめん。
なんか俺のに対する批評で荒れてしまったみたいですまない。
冒頭だけでは意味が解らないように意図的にしてあるんだ。
無論、とっつき難くなるなるのは承知で。
中盤辺りから、話の全貌が見えてきて、
それまではパズルのよ、うにしたいと思っているんだが、
それでも皆の言うとおりピースが不足しているのは確かだと思う。
やはり、最初の書き物でこんな構成はすべきではないのだろうか?
句読点の使い方がなっちゃいないのは気をつけたいんだが、
どんな感じで使えばいいのか添削してくれると助かります。
93リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 20:31:14
暇なんで改稿してみた。原作者を含めて酷評ヨロ〜。

<改稿 幽霊1>
 目を覚ましたのは何故か暗闇の中だった。
 2時少し過ぎを示す時計を認めた後、奇妙な気配を確かに少年は
捉えた。ちゃんと戸締りをしたはずの窓辺に、すでに誰かが「いた」。
「誰」
 不思議なことに怖くはない。少年は「誰か」に正体を尋ねることす
らできた。沈黙のかわりに目が暗闇にだんだん慣れて、「誰か」の輪
郭が浮かぶ。中年の男だった。
「お父さん……?」
 彼も少年を凝視していたらしい。少し間合いがあって静かに首を横
に振り、次の瞬間には闇の中へ溶けていた。静寂だけが部屋に残った。
 ……今のは幽霊?
 自問自答を繰り返すまでもなく少年は再び深く眠りに落ちていった。
 
 「起きなさい。学校に行く時間だぞ」
 父に思い切り肩をゆすられて少年はいつものように朝が来たことを
知った。
 毛深い腕が容赦なく窓のカーテンを開ける。朝日が鋭角に少年の半
開きの瞼に赤く突き刺さる。
 まだ眠いが、昨夜のことははっきりと憶えている。しかし……なん
で「あれ」が父だと思ったんだろう。昨日の「あれ」がいたあたりに
いる、逆光に照らされるせわしげな父を見ながら、少年はボタンを掛
け違ってしまった。
94リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 20:33:03
<改稿 幽霊2>
「また来るだろうか」
 少年は遅めに床に入って、窓辺を眺めていた。
 夢じゃなかった証拠を摑みたい。「あれ」が現れるところを見たい。
 しかし、所詮若い好奇心は、健康な肉体の疲れには抗えず、少年は
10分もたたない間に彼岸の世界へ旅立ってしまっていた。

 <しまった>
 眠ってしまった自分に気付いて飛び起きると、「それ」はすでに
昨日の位置に立っていた。

 やっぱり、いる。

 少年は好奇心から、「それ」を凝視したが、何せ暗い。おまけに
背中をむいてうつむいているらしい。

「おーい、こっち向けよ」
 少年は少し快活に「それ」に話し掛けた。
 昨日も同様だったが、こんなにはっきり発声できるということは、
やはり夢ではない。
 と、「それ」が振り向いた。
 上半身だけのびあがった少年が見たものは――。

「やっぱお父さんか。脅かすなよ」
 
 「父」は少年に答えず、悲しげに少年を見つめていた。やっぱり
何か変だ。少年の知っている父はこんな表情をしない。それに少し
髪型が違う気がする。
95リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 20:34:31
<改稿 幽霊3>
 「父」は少年の勉強机の引き出しを開け、何かを探し始めた。
「ちょっと待てよ!」
 少年はベッドから飛び降りて机に駆け寄った。……つもりだった。
 まだ少年はベッドにいた。体が動かない!

「他人の引き出しだろ!プライバシーの侵害だろ!」
 すると、ソイツは少しだけ手をとめ、少年を振り返り微笑んだ。
そしてすぐに捜索を続ける。
「やめろよ」
 少年がベッドから駆け寄ることができたのと同時にソイツが探し
出したのはクラスの集合写真だった。思わず少年は、習慣的に一人
の少女の顔に目を走らせる。
 少年がこの写真を見る意義は、その少女だけである。
 この写真でなら、胸に秘めた思いを誰にもあかすことなく少女を
心ゆくまで眺めることができるから。
 気がつくとソイツも同じ少女を見つめている。目を少し細めて、
だけど穏やかな表情になっていた。……わかった。
96リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 20:35:09
<改稿 幽霊4>

「君は未来から来たの?」
 ソイツは穏やかに微笑んだままだ。
「……死んだの?」
 幽霊が顔を少し曇らせ、こうべを垂れた。
 父と同じぐらいの年齢で迎える死。どうして死んだの、と言いか
けて少年は止めた。かわりに
「幸せな人生だったの?」
 と訊いてみた。幽霊の笑顔に少年はかなり救われた。その笑顔が
何かを諦めたような笑顔であるということに、少年の年ではまだ気
付くことが出来ない。ただ少し寂しいように感じただけだ。
「お爺ちゃんになった君に会いたかったな」
少年の呟きを聞いてか、幽霊は哀しげな笑顔を残していなくなって
しまった。
 闇に塗りつぶされた部屋。自らの運命の片鱗を知った少年に、寒
さと恐怖が今初めてシンと迫ってきた。
97チラシの裏:05/03/02 20:44:59
>>92
あー、指摘の意味がわかってない。
伏線が張ってあるかないか、謎を提示しているかいないかの
問題じゃないんだよ。

>「先生、本当にいいのですか?」
>「ああ、構わんさ。
>わたしたち人類は、この事実を発見するにはまだ早すぎる」
>学者としての本能がそう云わせたわけではなかった。
>敢えていうなら個人的感情。

これだと、非常に読みにくいんだよ。誰が何をしているかが、
すんなり頭に入ってこないの。
例えば、
-------------------------------------------
「先生、本当にいいのですか?」
 と、彼が訊いた。
「ああ、構わんさ。
 わたしたち人類には、この事実を発見するのはまだ早すぎる」
 私が答える。
 学者としての本能がそういわせたわけではなかった。
 これは、敢えていうなら私の個人的感情でしかない。
-------------------------------------------
ほとんど変えてないし、いい文章でもない(つーか駄文)。
だが、元の文と比べてどっちがわかりやすいかを比べてみな。
あんたの文章は、どこまで書けば読み手が情報不足に陥らないかって
ことを考えて書いてないんよ。
だから、読みづらいの。

98名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:48:21
>>91
まったく読めない奴がいるとは、驚き。
こんなのが酷評しているのか?ちょっとおかしいぜ。
99名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:51:48
>>98
面白くない作品を批評するのも難しい。
おれの批評のどこが読めてないかお前が批評しろバカ。
100名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:54:38
>>99
バカはお前、批評する資格なし。
って、言っても分からないんだろうな。
一生バカやってろ(プッ

100ゲト。
101名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:55:24
>>97
そういうことでしたか。
解りやすく説明して下さり、有り難うございました。

>あんたの文章は、どこまで書けば読み手が情報不足に陥らないかって
>ことを考えて書いてないんよ。

確かに読み手からしてみれば、身勝手な文章でしかありませんね。
読み手が情報不足に陥らない書き方、この事について勉強してみたいと思います。
102名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:55:51
>>100
そう思うなら理由つけて説明してやれって。
せっかくだし
103名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:56:14
2ちゃんねらダサ。
お前結局バカなんだろ。説明出来てないだろ。
それを人のせいにしてる時点でバカ。
人を貶すことしか思いつかないバカ。
104名無し物書き@推敲中?:05/03/02 20:56:57
>>101
ガンガレ
105チラシの裏:05/03/02 21:11:34
>>101
素直なんで、簡単にチェックのコツを教えてあげる。
・文章の主語が何であるかきちんと考えて書く。
 → 文章の主語が省略できる状況かどうか常にチェックする
・代名詞が何を差しているのか常に把握しておく
 → ちゃんと代名詞が指し示しているものがあるかどうか。
・時間の流れの通りに書く
 → 煙草を吸ってから火を点けてないか
・会話の後には基本的に誰が言ったかを付け加えるかと常に考える
 → 省略してもわかると思わないように。
・行動のステップを飛ばさない
 → 煙草を吸ってもいないのに吸殻を捨てない

ここら辺に気をつけているだけでも、すくなくとも読みやすさと
わかりやすさは向上する。独特な天才的文体でもないんなら、
わかりやすい文章は書けるようにすることだ。
106名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:11:39
>>99
俺は>>98じゃないけど
まず「客からもらったダイヤの指輪」ってのは単なる勘違いじゃん。
「どう読んでもそう思えない」なんて言ってるが、どう読んだらそう思えないの?

「必要性」がなければ人は死なないとか思ってるの?

最後の行なんか完全に意味不明。
107名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:20:47
間違いに気が付いたときには手遅れでした。とかもったいぶるほどたいした話ではない。
仕事の客からもらったダイヤの指輪だったって言ってるのに
私が子供の頃、縁日で買って貰ったガラスの指輪だったって
そんな勘違いは日常では起こりうる。喧嘩する前に
「なんだ私の勘違いだったんだ」と笑ってすますレベル。
「必要性」っていうのはギャグ。
主人公がどういう年齢でどういう生活をしているのかがわからない。
母親が一人で育てていたというのは説明されているけれども、
家を出て行って主人公がどうしたんだ? 戻ることはなかったって何?
母が亡くなったという知らせってどこから? 何で遺品を受け取る? 
いい加減気づけよ。回想シーンの連続がこの短い文の中に詰め込まれている窮屈さ。
108名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:22:29
>>106
「客からもらったダイヤの指輪」というのは、母親のテレがそう言わせて
いるんじゃないかと。そのように読めないのかな。
109名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:25:08
>>107
あの短い文章の中に読者の想像を喚起する内容が詰め込まれていることが
大事なのではないかね。ショート・ショートとしてはいい出来だよ。
110リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 21:25:31
>>69
ごみんね。さっきもちょっとは批評してたんだけど、ちゃんと批評するよ。
えっとね、パズルみたいな手法でもいんだけどぉ……。

まず初歩的なところから
・誰がしゃべってんのかわかんない
登場人物がわかんなくてコンランしてます。
謎解きはいいんですけど登場人物の相関ぐらいは、知りたい。
俺様はセンセイと助手と婚約者が出てくるん?と勘違いしたがどうなんだろうか。
説明臭くなく、序盤で登場人物を説明するテクを身に付けよう!

・テンポがよくない。
謎解きのえさに読者を食いつかせるには、テンポのよい読みやすい文が大事。

・一般に長い台詞は読みにくい。
一部を地の文に吸収させるなどして、際立たせたいところだけ台詞にしよう。
普通の会話でも演説でもない場合、合いの手が入るよね。それと一緒よ。
改稿しての投稿をまってま〜す♪


111リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 21:27:27
>>93
スルーされてる……orz
バコバコに酷評されるのを待ってるMなワタシ。
112チラシの裏:05/03/02 21:27:33
>>108
母親のテレって……それじゃあ、話が崩壊してしまうじゃないか。
っていうか、そういうつもりで書いてたのか?
もうちょっと、深読みしてたけど。
つうか、やるんなら大切にしていたダイヤの指輪を売らなきゃならない
くらいの貧窮とか、ダイヤを売ったのが自分へ与えられた何かになった
とか、自分がすぐ飽きてしまった縁日の指輪を母が大切に長い間保管し
ていたとか、そういうエピソードつけないとなぁ。
113名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:32:10
>>105
おお、有り難うございます!
書くことを決めたときに買ってきたhowto本やネットで、
色々方法を探していたんですが、中々見つからなかったので嬉しいです。
早速参考にして見直し、書き直しをしてみたいと思います。
114チラシの裏:05/03/02 21:32:30
>>93-96,111
単に書き込んだだけで、本質的な欠陥が克服されていない。

っつーか、
------------------
「……死んだの?」
 ↓
「俺、オヤジと同じくらいに死ぬんだな……」
------------------
とでもしとけ。
一番のインパクトが必要な部分が一番判りにくい。・
115107:05/03/02 21:34:14
まったく想像を喚起しないだろ。
落ちてないし。読者の知らない情報をぽんって出されたところで何? で終わるだろ。
だから何? ってやつ。エッセイで細かく書いていくのならわかるけど、ショート向きじゃない。
おもしろくないんだよ。母が何でその指輪を大切にしているか、
その客の男とできていたからか? ダイヤだからか? 読者はそう思うだろ。
そこを私が子供の頃、縁日で買って貰ったガラスの指輪って
お前の指輪だろとしか言えない。落ちてない。オチじゃない。
ネタがショート向きじゃない。それだけ。
116名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:34:59
>>112
だから、ショート・ショートとして評価しているわけで……
117名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:36:51
>>115
はいはい、わかりまつたよ。まあ、頑張ってw
118リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 21:38:12
>>114
メルシー、チラシの裏殿。

ところで、「死んだの?」というのは
本当は少年はそのオサンが死んだ自分やと認めたくないから。
いちおう生霊とか、タイムスリップしてきたとかいろいろ
一瞬頭をめぐらせるんだけど、どうみても幽霊だよな、という
確認の意味があるわけなのです。説明不足ごみんねー。
119名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:41:30
だから>>117
お前はさっきから何にも言えてないんだよ。
おもしろくないし。頭悪すぎ。作者だろ?
いつもバカにされてるから、ネットだけでは人を貶したいって子供だろ。
お前の意見をはっきりと文章にしろ。そこで初めて対等になるんだよ。
お前みたいな奴にwとかされるような人間はこの世に存在しない。
バカ☆
120チラシの裏:05/03/02 21:41:54
>>116
いや、前段に全く関係ない設定を出すっていうのはショートとしても欠陥品だぞ。
「ダイヤの指輪」が実は「縁日のガラス細工でした」で、どうやって感心すりゃ
いいのだ?

121名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:47:11
>>110
>誰が喋ってるのか解らない
これについては、チラシの裏さんに解りやすく教えていただき解かったので、今直している最中です。
>登場人物に関して
ここに書かせて貰ったのは本当に最初で、まだ登場人物の説明にすら入っていない状態なんです。
先生(女)、助手(男)、それと先生の元婚約者(=発掘調査の資金提供者)が主要人物なのはそのとうりです。
それとも、一番最初から登場人物の説明をしていったほうがいいのでしょうか?
>テンポがよくない
弁解の余地もありません、勉強します。
>一般に長い台詞は読みにくい
文章が長くなってしまうのが自分の癖らしく、
更に短くするために色々考えていたので非常に参考になりました。

改稿したものの投稿には時間が掛かると思いますが、焦らずやってみます。
有り難うございました。
122リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 21:50:20
>>121
批評スレに長編の最初を投稿する場合、

・どんな話の一部なのか
・登場人物まで話が至っていない部分を投稿したいときは、
 最初に登場人物の注釈をしたほうがいいと思い松
123名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:54:51
>>122
解りました。
ここにも一つ読み手のことを考えていないことが見つかってしまった……。
一応短編にするつもりなんですが、今度投稿するときに登場人物の説明が終わるところまで
話が進んでいなかった時には、そうすることにします。
124名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:56:31
まあ、投稿者はここで酷評されても気にしないことだな。
プロを目指す人にとって、参考にならない批評が多すぎる。
投稿者の創造力についていけない批評者も多いようだからw
まああまり悪口を言うのもなんだから、ほめるとすれば
参考になるのは、文章の誤りを正すだけの批評だけだな。


初めて文章を書いた人向けのスレだ。
125名無し物書き@推敲中?:05/03/02 21:58:41
忘れ去られた女の作者を思いだした。消えろ☆
126リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/02 22:14:51
>>93
チラシの裏タソ以外の批評はまだ〜?
それとも放置か……。
127名無し物書き@推敲中?:05/03/02 22:18:14
>>126
何かオリジナルじゃないの出されてもめんどくさい。二重に批評する必要が出てくるし。
128名無し物書き@推敲中?:05/03/02 23:20:41
  奇妙な晩餐
 食卓について5分、エリックはなにかがおかしいと感じ始めていた。
食事は美味いし、みんなが揃い、会話ははずんでいる。いつもと変わ
らない風景だ。妹のマリーはいつものように緑の野菜を皿の端に寄せて
いる。父親のエディはビール片手に仕事場であったおかしな話をおもしろ
おかしく話している。母親のケイトはエディの話に相槌を打ちながら、小さな
弟のバーナードにスープをスプーンで飲ませてやっている。
 「そいでそいつが言うには、『どんなことがあっても株には手を出すな』だってよ。
俺は言ってやったよ。『ほっといたら腐っちまうじゃねえかよ、おい』てさ。わははは」
「株って本当に怖いらしいわよ。隣の奥さんの親戚が株に手を出して大負けして
取り立て屋に追われて大変だったらしいわよ」
「今日お兄ちゃん遅いね」マリーがふとつぶやく。
ケイトはびっくりしたような顔をして言う。「お兄ちゃんて誰のこと?あなたにお兄さんな
んていないでしょ」 
エディが笑う。「いるじゃない。そこに」
129チラシの裏:05/03/03 00:17:26
>>128
こりゃまた読みにくいな。
まず、一行の文字数くらい揃えるように。
文字数がそろってないくせに、改行の位置は変だし。
文章以前の体裁の部分で、ぱっと見て「読みたくねー」って思わせる。
まず、文章の良し悪し以前に、他人読ませるんだから相手が困らんよう
にっていうサービス精神をもって書いてくれ。
130ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 00:53:49
(うさこ 1) 
 「うさこ。僕には君が一番可愛いよ」
 花雄は寝る前に必ずつぶやいて、手の中の「うさこ」を握り締める。
 うさこは古いタオル地ならではの温かく乾いた弾力を花雄の掌に返す。その感触を確か
めれば花雄は安心して眠りにつけるのだった。そんな眠る前一瞬の幸せ。それをもう30年
も繰り返している。
 うさこはタオル地の小さな縫いぐるみ、5歳のときに花雄のもとにやってきた。
世間体のために結婚し、花雄を作った両親は花雄にわかりやすい愛しかたをしてくれなっ
た。
 両親に愛されないという幼い不安を、そして受験のストレスを吸い取ってきた小さな柔
らかな体は、今や黒ずみ、もとのあたたかなピンク色はどこにもない。一番近い色は灰色
といえる。地肌はほつれて中の綿さえ見えている。花雄以外にははっきりいって屑であろ
う。フェルトの丸い目だけが花雄をじっと見つめる。

 花雄はもう35歳であるが独身だ。ベンチャー企業を経営し、まあまあ成功しているほう
だが結婚する気はまるでない。
「俺は死んだら、うさこと一緒に灰になるんだ」と決めている。
そのあとはどうでもいい。うさことまざった花雄の灰は、たとえゴミに捨てられて高温で
焼かれて気体になっても幸せだ。
「うさこが俺の家に来て30周年に乾杯」
クリスマスは花雄がうさこと初めて出会った日だ。それを祝って、花雄は極上のシャンペ
ンを開けた。

 翌朝、異変は起こった。傍らに寝ているはずのうさこがいない。
 かわりに知らない女が寝ている。
131ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 00:55:25
(うさこ 2)
「うさこ?」
「何よう……」女が目を覚ました。
「どけ!」
 花雄は女をどかせて、うさこを探した。 
 ベッドの下に落ちたのか。それとも枕の下?一緒に寝たつもりがパソコンの上に置き忘
れていたか。否、否、否!どこにもいない!
 花雄は半狂乱になった。ゴミ箱をすべてひっくり返した。とうとう部屋の中のものをす
べて出して探した。いとしいうさこはどこにもいない。

「うさこって、あの縫いぐるみ?」
花雄のようすにあっけにとられていた女が、次に口にした言葉は信じられなかった。

「花雄が自分で捨ててたじゃない」
「ウソだろ!」
「嘘じゃないわ。すごくぼろぼろだったから汚いって言って」

 花雄は愕然とした。そしてわかったことがある。
 花雄が昨日、と思いこんでいるのは実は1年前のことだったのだ。
132ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 00:56:52
(うさこ 3)
 1年前、うさこは何も知らずに花雄の帰りを待っていた。
(花雄ちゃん遅いナー)
 夕方、花雄の代わりに現れたのは、花雄の母だった。花雄にうさこを買い与えたのはこ
の母だからうさこも知っている。
(お母さん、こんにちわ)
うさこは挨拶したが母にはもちろん聞こえない。いや、ふだんうさこが話す言葉は花雄に
も聞こえていないのだ。
 花雄の母はせわしなくクロゼットなどをあけてパジャマなどを取り出していた。
(花雄ちゃん入院したの?)
 うさこの心配する念は母にも通じたらしく
「汚い人形だけど、このコも持っていってあげましょ」とうさこを手に取った。

 うさこは花雄のパジャマなどと一緒に病院に到着した。
 花雄は頭に包帯を巻いて眠っていた。うさこは傍らのテーブルの上に置かれた。
(花雄ちゃん、どうしたの!)
 そのときちょうど、医師がうさこの傍らに来て母に病状の説明をはじめた。それによれ
ば頭を打ったがCTスキャンには特に悪いところは見られないとのこと。どうやら花雄は事
故か何かにあい、頭を打ったらしい。
(花雄ちゃん、起きて!)
うさこの叫びに呼応するかのように花雄の目が見開いた。
(よかった……)

「何コレ」。
目を覚ました花雄はテーブルの上にあるうさこをつまみあげた。
133ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 00:58:05
(うさこ 4)
「何コレ」。
目を覚ました花雄はテーブルの上にあるうさこをつまみあげた。
(痛いっ!)
うさこは悲鳴をあげた。花雄はうさこの耳をひっぱりあげたのだ。ふだんの花雄がうさこ
を持ち上げるときはそっと両手で持ち上げるのに。異変はそれだけではなかった。
「ボロウサギ」確かに花雄は言った。
「アンタのお気に入りだったでしょ。持ってきてあげたのよ」と母。
花雄は目を見開く。
「これが!ウッソだろ。持って帰ってくれよ。みっともない」。

 花雄は事故のせいでうさこの事を忘れてしまったらしい。
 うさこは、母に連れて帰られ、引き出しの中にしまわれてしまった。引き出しの中でう
さこは少し泣いた。
(でも、帰ってくる頃には思い出すかもしれない)
 暗い引き出しの中でうさこは花雄を待った。冬が終わり、暖かくなっても花雄がうさこ
を暗い引き出しから出してくれることはなかった。夏がやってきた。
 うさこは体がむずむずするのを感じた。小さな虫がうさこの体に這っている。
(嫌!)
 うさこの天然木綿の体は虫にはごちそうだ。目にようやく見えるほどの小さな虫はうさ
こを少しずつ蚕食していった。
(花雄ちゃん、助けて)

 そのとき、真っ暗な天が割れて光が差し込んだ。引き出しが開いたのだ。
(花雄ちゃん!私はここよ)
134ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 00:58:49
(うさこ 5)
「花雄ォ、この引き出し、アタシの化粧入れにしていい?」
あまり頭がよくなさそうな女の声に続いて花雄の声。
「いいよ」
「なんかいっぱいガラクタ入ってるよ。わ!ひどい」
 女はうさこをつまみだした。うさこにとってひさしぶりの外だった。
「このウサギ、虫食ってるよ」
 うさこの体はレース状になり、ぼろぼろになった綿が露出していた。
「わ、ひで!お袋のやつ、まだこんなの取ってたんだ。」
「きったない、ホラ!」
女はうさこを花雄に向かって放り投げて笑った。
「うわ、何するんだ、やめろよ」
花雄はうさこをよけた。うさこは床の上に投げ出された。
「かわいそうじゃん、花雄のバカ」
「いいの。こんなきったないやつ」
花雄は最後にうさこの耳をつまみあげると「ホイっ!」とゴミ箱に投げた。
「ナイスシュート!」
うさこはゴミ箱の中で、音もなく震えていた。もちろん花雄には見えるはずもない。


ぐちゃぐちゃになった部屋は死のように沈黙していた。
「うさこ」
うさこがいれば、すべては明るかった。どこからともなく響いてくるような孤独にも
立ち向かえた。苦労も困難も眠る前のあったかい弾力にすべて救われた。
もう二度と戻ってこないうさこ。あの優しい感触は花雄の手には帰らない。花雄はうさこ
の最期を思って震えた。ゴミに埋もれて死んでいったうさこの寂しさを思った……
 泣きはらした花雄の目は真っ赤だった。ちょうどウサギのように。

 翌日、夢の島でゴミに埋もれた花雄の自殺死体が発見された。
135ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 01:00:26
以上、130〜134まで酷評よろしくお願いいたします。
136名無し物書き@推敲中?:05/03/03 01:16:23
力作だね!
137チラシの裏:05/03/03 01:17:22
>>130-134
はっきり言って読むのがしんどい。
話が見えないし、シーンは飛ぶし。早送りのビデオを見ているというか、
出来の悪いあらすじを読んでいるというか。そういう気分にさせられる。
そもそも、この枚数でこのストーリーは詰め込みすぎ。10倍は覚悟して
書き込むようにしないと。さらには、男の人形に対する偏執的なところが
しっかり描写されていないと、作品として成り立たないからね。

まぁ、全体から受ける印象は、長文を書く筆力のない素人さんが感想が
欲しいんで無理やり作品を仕上げたけど、骨組みだけつくって、後は
スカスカです。って感じだな。

まぁ、このスレは冒頭だけでも批評してもらえるんで、そこだけでも
しっかり書き込んで酷評してもらうことだ。
138ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 01:55:05
すばやい批評ありがとうございます。
>>136さんと
>>137(チラシの裏氏)で
まるで正反対ともいえる意見なのが興味深かったです。

136さん、褒めていただいてありがとうございます。
別のとこでも似たようなあらすじをさらしてましたが
この話は、結構自分的にはツボ、なんですよね。
うさこは人間の女になったりしてますが。

チラシの裏氏の指摘もおっしゃるとおりで、
するどーい!ばれて〜ら!という感じですネ。
ご指摘どおり今日の午後にテキトーにパッパカと書き、
推敲も投稿前に一度しかやってません。
長文どころか文も普段書かない私ですが
どんな酷評でも読んでいただいて感想をいただけるのは嬉しいことです。
モチベーションがあがります。
また書いたら断片でもカキコしますね。
ありがとうございました。

他の方の批評もお待ちしております。>>130〜134
139チラシの裏:05/03/03 02:16:31
>>138
んー、あんまりテキトーに書いたとは言わないほうがいいぞ。
簡素書きの人の中にはマジに怒る人もいるから。
大抵は作者の自己防衛(言っちまえば虚勢だが)ってのは、自分も
経験あるんでわかるんだがね。(そうでなく、本当にテキトーなの
かもしれんが……)
2chならいいが、他の投稿サイトでは言わないようにな。

どっちにしても、作品的にはここは最初の壁なんで、少しでも真面目
に書く気があるんなら、乗り切る努力はしてみることだ。
短編レベルの枚数を書く文章上の体力がつけらない香具師はとても多い。
単純にただなんとなく書いているレベルでは、せいぜい20枚が限界
なんよ。意識して鍛錬しないと、それ以上はなかなかいかないからな。

14037:05/03/03 04:14:40
酷評していただいた皆様ありがとうございまた
今後の作品を創る参考にさせていただきます

また改めて掲載しますので、その時はよろしくお願いします
141名無し物書き@推敲中?:05/03/03 08:22:44
>>ぴよ
面白いよ
時効列の並びがいい
もっとぐっちゃぐちゃにして読者を苦しめるって手もあるけどね
ただ花雄を自殺させるにはもう一つなにか要素が欲しいな
>>139
なに怒ってんの、おまえw?
自己防衛ですか?
批評文ってのもセンスがあってただな
おまえのは外回り外回り偉そうに語ってるだけ
どこがどうだとかは怖くて言えない・・て感じだな
そこ言わなきゃなんの批評にもならねえんだけどな
批評やめろ、批評になってないw
142名無し物書き@推敲中?:05/03/03 11:04:36
  ヨン様と戦場で2

初めて戦場に立った俺は不思議なことに恐怖を感じていなかった。
西日本軍歩兵部隊訓練学校での上官の言葉が思い出される。
「戦場じゃビビってる奴ほど生き残る確率が高いんや」

反アメリカ連合軍は広島から上陸し、東へと侵攻していた。
そしてここ中国山地で激しい戦闘が繰り広げられている。
俺たち第3部隊は苦戦をしいられている前線に加わろうとしていた。
第3部隊のリーダーはもう45歳になる畑中少尉である。
他は加藤軍曹、俺と同じ下等兵の吉田、平端、反町、通信兵の中島である。
「足が震える。俺やばいわ」
隣を歩いていた吉田が声を掛けてきた。吉田とは同い年で、部隊に分けられた
時に一番最初に喋った相手である。そのときも確か今と同じ事を言っていた。
ヒュン・・・。ドサッ。
横を見ると頭から血を流している吉田がいた。
「ふせろ、みんなふせろ!」
「少尉、吉田が撃たれました。」
吉田の後ろを歩いていた平端が叫ぶ。
「死んどるか?」
「死んでます」
全員地面に腹ばいになり、周りを見渡す。
重々しい静寂があたりを包みこんだ。
                    (続く)
143ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/03 11:19:01
>>139
そーですか、そうですね。一生懸命書いてる人に失礼鴨ですね。
わたしの場合マジで、文を必死で書いたことがないんですよ。
逆に頑張って書いたら「力作ですっ!どうですか!」とか自慢すると思う(w
というより力作や、と思いこんだら、いきなりどっかに投稿するか〜。
じっくりと長文に取り組んでみる必要がある指摘は特に、
そのとおりだと思います。がんばりまっす。

>>141
ううっ、感激です。文でほめてもらえるなんて
小学校の読書感想文コンテスト以来です。ありがとうございます。

たしかに花雄のうさこへの偏愛・依存をもっと書き込まないと
最後の自殺の説得力に欠けますね。
それと、一晩たって読み返すと、
うさこの台詞を()内で表現しちゃったのは幼稚かな、と思ったり。
うさこはモノ(しかも花雄以外には無価値の)なのですから
すべて地の文で感情を表現したほうがよかったかなぁ?とも思ったり?
その辺批評してくださる方がいたら教えてくださいね。
144リア厨 ◆wVeAd/dZWI :05/03/03 17:03:08
>>68さん
> ただ、幽霊の正体がかなり唐突で意味不明に思う。
確かに……。伏線のつもりが逆効果ですね。
幽霊の正体がわかった時点で、「なるほど」と思われるように努力します。ありがとうございました。

>>71 >>73 チラシの裏さん
> 導入からの幽霊が父親そっくりという展開が、悪い意味でのミスリードになっており、
> かえって読者を混乱させる結果を引き起している。
やっと自分の文章の欠点が見えてきました。ありがとうございます。
ラストの「少し寂しさが漂っていた」に直球で(?)行けるようにしたいと思います。

>>72 >>93-96 リアル変臭者さん
具体的な批評の上に、リライトまでしてくださって、本当に参考&勉強になります。ありがとうございました。

> 少年の視点(主人公の視点)になったり、 単なるナレーション視点(神の視点)になったり。
視点がふらふらしてるのが、混乱の元なんですねorz 書き直してみます。

> 思わず少年は、習慣的に一人の少女の顔に目を走らせる。
> 少年がこの写真を見る意義は、その少女だけである。
こういう表現、勉強になります。使いこなせるようになりたいです……

いつも批評や感想、ありがとうございます。また投稿するときは、酷評よろしくお願いします。
145リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:41:13
>>9
●筋
それで?だから?って感じです。
●表現
自分で面白いと思って書いたのなら……。
●心に残った一文
なし
●評
何が伝えたいんでしょうか

>>14
●筋
何かの長編の冒頭部ですか?
これで完結なら、起承転結のバランスが悪い気がします。
主人公の話がそれる部分があのボリュームなら他の部分でもっと書き込もうよ。
●表現
終わり方の工夫が足りない
●心に残った一文
これじゃロールなんとかってやつだ
●評
祖母がなんで兄の名前で僕をあやすのかわからない。
祖母がぼけていたのか、それとも母は先妻をおしのけて妻になったのか
(そうじゃないよな、夫婦喧嘩してたんだから)。
読者からみるとかなり不親切。
独白のひょうひょうとした語り口は悪くないので、
そんな口調でそのいきさつなどを書き込めば?
146リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:42:25
>>20
●筋
(一部だと思うので評せず)
●表現
説明に終始。今のままでは一人称を使う意味がない。
いくことになったが2回重なってるど、ワレ。
●心に残った一文
あるわけない
●評
「書いてみた」だけだね。

>>40
●筋
オチがつまらん
●表現
ゲテにも美味しそうにも見えない。
どっちかに見えるようにしよう
●心に残った一文
あったらすごい
●評
オチ工夫しろ。面白くない。
147リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:43:48
>>42
●筋
あらけずりだけど面白い

●表現
じじいの動作をぽんぽん並べてテンポはいいけど、描写がないね。
ただ私の脳内には、老俳優(名前忘れた)と、
布団の上でイッて(?)しばらくボーっとしたあと、
顔をほころばせる市原悦子が浮かんで楽しかった。

●心に残った一文
じじいの年になれば電車は顔パスである。

●評
ババアものは田辺聖子の姥勝手とか、いろいろ出てるけど
ジジイものはどうしてもボケ路線で悲惨。
こういう元気で笑えるジジイ話、
読者の老後に希望をもたせるのでいいんじゃないですか?
漫画っぽいけど、漫画にするとどうしても老人はグロくなるから
小説で笑わせてくれ!
148リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:44:43
>>43
●筋
面白くないけど、個人的に動物擬人化好きです。
ところでなんでウサギがウサギを狩らないといけないの?
そんで主人公のウサギがクマと一緒にいるわけは?
謎が多い文です。

●表現
ストーリーを追っているだけ。

●心に残った単語
ずばり「小春野」。のどかで、うさぎがとびまわっている野原が浮かびます。
それと「クマッた、クマッた」がトム&ジェリーのブルートの声で聞こえて
笑いました。

●評価
謎が多すぎて難解。
149リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:46:46
>>57
●筋
このスレでは秀作といえるでしょう
ただ、細かいところに神経が届いていない。
例えば、ダイヤの指輪について「客からもらった」と断定表現している。
それではラストで読者に疑問が残ります。
「もらったという」にしておけばラストに向かって
母の愛情の不器用な裏返しが生きます。

あと、「私よりそんな物が大事なの!?」「そうよ」だけで
主人公が家を出るのはどうでしょうね。
積み木くずしじゃあるまいし。

●表現
残念ながらストーリーを追うことに終始しています。
ショートショートでも細部まで想像していますか?
喧嘩も一度頭の中で激しい言い争いを再現してから省略しないと
文学作品とはなりえません。
ショートショートにしないで
もっと書き込めばもっと涙を誘える話になると思います。

●心に残ったフレーズ
なし

●評価
物語として完成しているが
謎解きだけに終始している。
読者はもっとリアクションしたいのである、
ということを念頭において盛り上げたい。
150リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:48:32
>>65
一回批評したので省略

>>69
一回批評したので省略

>>128
●筋
長編の一部らしいですが、どうしてここに
この部分を出してきたのかわかりません。
短い断片に横文字の登場人物がたくさんでてきて
翻訳文学になれない私は食傷。

●表現
最後のエディ(父)の台詞がカマっぽい。
断片は断片なりに、コメディなのかホラーなのかの
匂いをただよわせたいがそれが何にも匂わない。

●心に残った一文
なし

●評
冒頭のエリック=お兄ちゃんと気付くのに時間がかかってしまった。
私って orz
151リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:51:06
>>130
●筋
単純なんだけど泣いてしまった。

私だったら、うさこを探してぐっちゃぐちゃになった部屋を
ゴミ捨て場の寂寥感になぞらえて
話を始めるようアドバイスしますね。
知らない女は、花雄にとってどうでもいい女だったんでしょうか。
長編にする場合は、この女をうさこと対称に仕立てるという手法もあります。

●表現
知らないうちにうさこに感情移入しているのは、
私がペット(駄猫)を飼っているからだろうか。
全編うさこの視点で書いてみるのもいいかもな。
花雄のうさこへの依存ぶりをもう少し書かないと自殺への動機が弱い。


●心に残った一文
たとえゴミに捨てられて高温で焼かれて気体になっても幸せだ。

●評
くだらない、他人には無価値なものを愛している人間だったら泣ける。
しかし、相手がくだらなくないものだった場合、
それは「愛」といえるのだろうか。
自分、ストライクだったのでうまく評できません。すまん。
152リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 17:51:49
>>142
●筋
長編の一部だと思うのでよくわからん。続きヨロ

●表現
まず、吉田が狙撃されるシーン。
擬音で表現するのは、幼稚に見える。

例えばエロサイトの小説だったら
ぐちゅっぐちゅっ「んんっ、ああん、あ……イイ!」。
てのもありだろうが、プロを目指すなら
その部分を別の表現で表して、読者に隠微な想像をさせなくてはいけない。

全体に平坦で戦争ものなのに緊迫感がない。
説明で終わっている。
「足が震える。俺やばいわ」という台詞は
「声を掛ける」ものか。違うだろう。恐怖のあまり「思わず漏れた」
もしくは「誰かに訴えずにはおれない」というものだろう。
同じ動作を表すのでも、言葉を選ぶ訓練を。


●心に残った一文
なし

●評
劇的な続きを松!
153元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 19:05:14
69です。
2回目の投稿になるので判りやすいようにトリップをつけました。
これから投稿するのは、昨日投稿させて貰ったものの改稿、加筆したものです。
始めに、
ライトノベル的なノリのSF(ホラー?)の前編です。
極力短くして、前後編で終える予定です。
主要人物は (3人とも日本人です)
私=先生    20代後半 女性 学者(出資者の元婚約者)
僕=彼=君  20代前半 男性 学者の助手
奴(=俺)    20代後半 男性 今回の調査の出資者(女性学者の元婚約者)

3人とも名前を付けるつもりはありません。
後編では、
舞台を女学者の研究室に戻して、出資者を交えて会話
出資者が出て行った後に助手と学者で会話
(ここまでは、発見した事実がなにか明かされず)
最後に助手が出て行って、女学者で謎を明かして締め

という構成にしたいと思っています。
154元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 19:06:06
「先生、本当にいいのですか?」
地下の広い闇に、男の声にしては可愛らしい、心もとない声が響いた。
「ああ、構わんさ。
わたしたち人類には、この事実を発見するのはまだ早すぎる」
私は今思ったことを、なんの飾りもせずに口にした。
学者としての本能がそういわせたわけではなかった。
それは、敢えていうなら個人的感情でしかない。
これ以外に、自分の口から出た答えを説明できる言葉が見つからない。
いや、まだこの事実が心の中で整理しきれていないからだろうか。
「そうですか……」
そう彼が言うと共に、地面に置かれた携帯用蛍光灯に照らされ、彼の顔が浮かび上がる。
はっきりと照らし出された顔は、まだ心残りがあることを察するには充分だったが、私はこれ以上彼を考え込ませるようなことは言わないことにした。
「いえ、先生がそう言うなら、僕は良いんですが」
私の意見を一応肯定している彼の言葉は、やはり何かやり場の無い感情を秘めていた。
「でも先生、この調査に掛かった費用、どうするおつもりなんですか?」
彼の中で一つの山を越えたのか、先程までとは、また違う種の心配を含んだ言葉が出てきた。
この切り替えの早さが、私が彼を選んだ理由の一つだ。
確かに、彼がそう聞くのも無理は無い。
なにしろこの発掘調査は、私にとっても人生初の試みだった。
そして同時に、私のまだ長いとはいえない人生で、最初で最後に打った大博打でもあったからだ。
結果、この博打は成功だった。
違うな、成功というには語弊がある。
本来なら大成功というのが正しい表現になるのだろう。
けれども、この発見は人にとって有益な情報になるとは限らないだろう。
155元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 19:07:36
むしろ、今を生きる人類にとっては一種の猛毒となりえる。
仮に、異星人の襲来を予期した科学者がいるとしたら、
彼はそのことを皆に伝えるだろうか。
生気という精気を全て貪り尽くして、後に残るのは空の躯。
私はこうなってしまうことが、恐ろしくて堪らない。
「成功か失敗か、これが経費を払うことの境界線だった。
君は会って間もないから解らんかもしれんが、仮に我々が成功したこの調査の内容を、
奴に話さなかったとしても、それを失敗とするような野暮なことはせんよ。
ああ見えても、人としての大事な部分を忘れてはいない。
なにかしら、人間性に問題を抱えているのは紛れも無い事実だが、その点だけは保証しよう」
そう言った後で、私は不味いことを言ってしまったことに気が付いた。
「元婚約者として……ですか?」
気付いたときには後の祭りだ。
彼は私の言葉に込められた思いをすぐに感じ取って、それをからかっている。
「……不本意ではあるが、今はそういうことにしておこう」
ぶっきらぼうに答えて、この調査の半年前、
彼を数ある候補者の中から選んだ時のことを思い出した。
彼のこういうところを買って助手に据えているのは確かではある。
だが、今回ばかりは人選を誤ってしまったのではないかと後悔した。
それだけ、私にとって奴とのことは、触れて欲しくない事実だ。
今の奴はただの出資者、私にとってはそれ以上にはなりえない。
156元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 19:08:23
「まぁ、僕はいいですけどね」
そう言う彼の語調は、B級恋愛ドラマでも見るかのように楽しげだ。
そんな彼を見て思う、はっきりと言葉に出すのは癪だが、私は彼が好きだ。
それは愛しているというものではなく、人として、ということだ。
私と同じように彼も発見した事実を知っている。
並みの人では、こんな風に振舞えるはずがない。
彼という人間が好きで、私は彼を助手に選んだのだ。
「それじゃあ、割りますよ?
しつこいようですけど、本当にいいんですよね?」
先程とは打って変わって、決心したように聞こえる疑問の声。
そう最後の確認をする彼の前には、いままでの議論の対象であった物が置かれている。
それは、蛍光灯の光を受けて、うっすらと彼の上半身を映し出していた。
私はその問いに背を向けて、無言で首を振る。
時として、不吉なことを表すのによく用いられるが、
今響いた鏡の割れる音色は、
私には元々闇に包まれていたこの世界に鳴り響いた、希望の音にしか聞こえなかった。
157元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 19:09:06
以上です。
酷評よろしくお願いします。
158名無し物書き@推敲中?:05/03/03 19:16:30
つまんね。
159名無し物書き@推敲中?:05/03/03 19:20:58
なんでB級恋愛ドラマを楽しそうに見るんだ?
160じえん:05/03/03 19:25:03
読みにくいって何回言ったらわかる。
最初っから何にもわからない。
若手芸人のコントでも、場所と役割と状況を説明してから演技するだろ?
それをいきなりセリフじゃ何にも想像出来ない。次の「私」の気取り具合が鼻について
読む気がなくなった。
161リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 19:33:59
>>154
●筋
一部なので判定できませんが、前より流れはつかみやすくなりました。
ひとつ、ツッコミ。
>この切り替えの早さが、私が彼を選んだ理由の一つだ。
その前の文は別に選ぶほどの切り替わり方の表現でもないと思うが。
フツーの会話の流れとして処理できそう。

●表現
20代後半の女性の先生が「構わんさ」「野暮なことはせんよ」「不本意ではあるが」と
おっさん言葉を使っているのは何か意図があるのですか?
それと20代後半女性が人生最初で最後、という言葉を使うのは大げさ。
この若いお姉さんの先生ぶりが姿も声もまるで浮かびません。

>生気という精気を全て貪り尽くして、後に残るのは空の躯。
この一文は直前に出てくるたとえの続きなのか、
発見に対する結果として表現されているのかが不明です。

>「元婚約者として……ですか?」
からかっているようにみえない重い台詞。
からかっていることがわかるように軽い言葉づかいにするべきでは。

●心に残ったフレーズ
なし

●評価
一見丁寧に、読みやすくなったけど、
まだまだ作者の脳裏に展開するものを読者の脳裏に再現するのには無理がある文です。
テンポも平坦で説明を少し増やしたにすぎません。
読者のリアクションのしどころは後半に集中するのですか?
だったら後半のほうを投稿すべきだと思います。
162リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 19:38:52
あ、ごめん途中だったんだ
>>156
発見した何かを割って壊しているんですか?
それだったら154で、発見したけど壊す、ということを書いたほうが親切でしたね。
163元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 20:06:05
>>158
そうですか。
どうれすれば面白くなると思いますか?
>>159
やっぱり、そう思いますよね。
表現を改めて考えてみます。
>>160
最終的には場所と役割と状況を読んでいく過程で
想像して欲しいんですが、そこまで至らないの自分の技量の無さです。
いきなりセリフで解ってもらえる方法はないでしょうか?
私の気取り具合が鼻に付くのは仕方ないと思います。
>>161
>読者のリアクションのしどころは後半に集中するのですか?
そのとうりです。やはり後半を投稿するべきですか。
>その前の文は別に選ぶほどの切り替わり方の表現でもないと思うが。
>それと20代後半女性が人生最初で最後、という言葉を使うのは大げさ。
この二つに関しては後半が加わって生きる「ハズ」の表現なので、
前半のみでは違和感を感じるのは確かだと思います。
>この一文は直前に出てくるたとえの続きなのか、
>発見に対する結果として表現されているのかが不明です。
そうですね。付け加えることにします。
>おっさん言葉を使っているのは何か意図があるのですか?
>この若いお姉さんの先生ぶりが姿も声もまるで浮かびません。
簡単に言うなら、天才のカッコイイ女性なんですが、
姿も声も浮かびませんか…うぅむ、どうしたらいいんだろうか…
>からかっていることがわかるように軽い言葉づかいにするべきでは
そうですね。もう少し軽い言葉づかいにすることを考えてみます。
>テンポも平坦で説明を少し増やしたにすぎません。
テンポを表現するには具体的にどのようにすればいいでしょうか?
164名無し物書き@推敲中?:05/03/03 20:14:04
名前を付ける。
何の研究をしているのか書く。
三人称にする。
表情を描写する。
セリフの間に何をしているか行動の描写をする。
説明を全部冒頭にまとめる。
読者にわかってもらおうとする。
読者に読んでもらうつもりで書く。
読者に金を払ってもらっているつもりで書く。
165名無し物書き@推敲中?:05/03/03 20:33:12
電子レンジラブストーリー

僕はエレベーターの数字が下へと移動してくるのを待っていたけれど
中々4階で光った数字が、僕のいる3階へ降りてきてくれない。
僕は落ち着きをなくし意味もなく何度も▼ボタンを何度も押した。こういう事は
今までに何度もあった。
しばらくしてエレベーターが3階につきレンジの温め終わったような音とともにドアが開いた。
「あっ」
僕はドアが開いたエレベーターの中の長い髪の女性を見て思わず声を上げた。
中には僕の片思いの百合子さんがいたからだ。百合子さんとは同じ学部の女の子で
僕が一方的に片思いしていた。僕は思いを気づかれないようにエレベーターの中に入った。
僕は1階のボタンを押そうとしたが、すでに1階のボタンは押されている状態に気づいたが
あえて僕も1階のボタンを押した。間接キスのような感じだろうか。百合子の指に触れたような感じが
して、頬が赤くなった。心臓が鼓動を増す。かすかに香る百合子のシャンプーのにおい。

チン 

1階につくとまたレンジの温め終わった音とともに扉が開いた。僕の温まった心と体は
レンジから出ると、百合子は1階で降りずに扉が閉まった。
百合子は加熱時間、いや百合子のハートはもっと時間を多くして僕が熱くしてやろう。
166リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 20:33:49
>>163
やっぱ後半を投稿すべきだね。
テンポ問題についても、どうしても前半は説明に費やしてしまうので難しい。

>天才のカッコイイ女性
カッコイイ女性といってもいろいろいるよね。
元69さんの脳裏にはどんな女性か明確に想像できてる?
「博士号を持っていて、身長は166センチで、髪はセミロング……」
という「ハコ」ではなく、どんなことを語って、どんなしぐさなのか。
歩幅は。発見のときはどんな格好をしていて、
研究が佳境に入ると風呂は抜かないのか。食べ物は。そもそも料理はするのか。
どうでもいいことをいろいろ逐一想像してプロットに書き連ねているうちに、
物語とリンクする「センセイの姿」を発見できると思います。
それをしつこくないようにピリッと1ヶ所でも効かせるのです。
ちなみに今回の作品に出てくる助手は
>男の声にしては可愛らしい、心もとない声
という箇所で私の場合はかなりリアルに想像できました。

次にテンポですが、私はこれこそ、文書きのセンスだと思っています。
センスをよくするには……。洋服のセンスをよくするには、と
訊かれるのと同じぐらいの難問です。
日々心がけて良い文にめぐりあうよう心がけるしかないと思います
167リアル変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 20:44:38
>>165

●筋
ありきたり。
百合子はなんで1階のボタンを押していたのに降りなかったのですか?
オチもない。つまんない。


●表現
僕多すぎ。英語じゃないんだからサ。
>僕の温まった心と体は レンジから出ると、百合子は1階で降りずに扉が閉まった。

>百合子は加熱時間、いや百合子のハートはもっと時間を多くして僕が熱くしてやろう。
日本語がヘン。主語と述語がどれかわかりません。
時間を多くしてって(笑)時間をかけて、じゃろー。

「僕は落ち着きをなくし」たとか普通いわないゾ。
あたし落ち着きをなくしちゃって。ヘンでしょ。
>百合子の指に触れたような感じがして、頬が赤くなった。
ほほが赤くなるのは自分で見えるの?

●心に残ったフレーズ
なし

●評価
日本語は自分で推敲してください。読む気がしなくなります。
それから僕、と一人称なのに三人称の表現が入り混じらないように。
設定、話ともありきたりで稚拙。
168元69の名無し ◆ibD9/neH06 :05/03/03 21:01:34
>>164
有り難うございます。
参考にします。
>>166
後半が今回の意見を参考にして直しができたら投稿させていただきます。
女性については具体的な例を挙げていただき、もの凄く参考になりました。
テンポについては、そうなれるように努力していきたいです。
有り難うございました。
169名無し物書き@推敲中?:05/03/03 21:09:09
>>167
ありがと。客観的に見てくれる人がいてくれてすごく参考になって感謝します。
表現の所すごく参考になった☆
ありがとラブ
170名無し物書き@推敲中?:05/03/03 21:11:13
>>142
続編キタ―!
期待してなかっただけになんか嬉しいな
ビビる奴ほど生き残る確率が高いとか言って殺しちゃってるしw
続編また数ヶ月後か?
171128:05/03/03 21:16:41
>>150
最後はエディじゃなくてバーナードの台詞だった・・
最後の最後で大ポカやらしてまいましたorz
172変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 23:43:13
電子レンジラブストーリーを改稿してみた。
主人公は最初から百合子が好きなんじゃなく、気になる存在だっただけで
エレベーターの中で恋心がたかまっていくという設定。
酷評ヨロ。

「電子レンジ」1

 急いでいるときに限って、エレベーターはなかなか来てくれないものだ。
 (バイトに遅刻しちまう!)

 僕は寝坊をした自分より、限りなくゆっくりと降りる目の前のエレベーターを呪ってい
た。しかも、1階上の表示が光ってからが長かった。
「くそっ」
 意味がないとわかっているが、何度も▼ボタンを何度も押してみる。

チン!

温め終了のレンジの音は、僕のイライラの終了の音でもある。扉が開く。

「あ」
イライラが終了して油断しきった僕は、エレベーターの中にいた人を見て、思わず声をあ
げてしまった。……百合子。
 僕の声に驚いてエレベーターの中にいた彼女は一瞬目を見開くが、同じ学部の彼女は顔
見知り、軽く僕に会釈をした。僕も返す。扉が閉じた。
 ドクン。なぜか心臓が存在を主張しはじめた。
 勝手に踊りはじめた心臓にあせって、押してある1階のボタンをまた上から押してしま
った。
 ヘンな奴と思われたかっ? 斜め後ろの彼女をそっと盗み見るが、気付いていないらし
い。伏目がちにしているのが睫毛でわかる。
173変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 23:44:40
「電子レンジ」2

 1階のボタンが押してあるということは……。僕が押す前に彼女が同じボタンを押した
、ということだ。同じ場所をプッシュ……。僕はふと人差し指の匂いを嗅ぎたい衝動にと
らわれた。やめろってば!これじゃ変態じゃないか!
 彼女との距離、わずか50センチ。心臓はいよいよヤバイ。そこへ、香り。百合子の香り
だ!意識したとたん、小さな密室は百合子の香りで満ち溢れる空間となった。僕は鼻をひ
くひくしそうになるのを、こらえようとするあまり、逆に窒息しそうになった。心臓はい
よいよ服から飛び出さんばかり、ああ、このままだと……!

チン!

 レンジは僕の頬を充分に温めて、高らかに終了を告げた。扉が開く。
「開」ボタンを押してうつむく僕に、切れ長の目の端で会釈をしてすっと百合子は横を通
り過ぎた。長い黒髪がさらっと僕の鼻先になびいた。
 香りを残して百合子はもういなくなっていた。ようやく深呼吸する。……助かった。
 とはいえ……窒息しそうになりながら、僕はエレベーターがもっとゆっくりだったらい
いのに、と願っていたことに今気がついた。正直なところ、バイトのことなんかすっかり
忘れていた。
174変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/03 23:49:50
というわけで、原作者も含めて、おひまだったら酷評ヨロ!
Mな私がお待ちしています。うふっ。
>>172〜173
175名無し物書き@推敲中?:05/03/04 00:04:30
少しおもしろい
176変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 00:06:46
>>175
ああん、もっと虐めてえン、もっとお
177↑オマンコ:05/03/04 00:44:31
ケツ舐めろ。
178名無し物書き@推敲中?:05/03/04 00:52:18
ビシッ! バシッ!
179変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 00:54:01
177
178
おかげさまで産休。
ゆっくり休みます。
180名無し物書き@推敲中?:05/03/04 01:11:39
変臭者まだいる?
181名無し物書き@推敲中?:05/03/04 01:44:23
 僕の家に続く、街灯すらない暗く狭い路地。今、僕の隣を歩いているのは付き合ってる
女性。
 今日は彼女の誕生日。その為に豪勢なケーキをはじめ、様々なプレゼントを家に用意し
てある。そして一通り終わった後には×××、といった具合にハッピーな妄想をしていた。
 せっかくハッピーなのに、さっきから降ってきた雨が邪魔をする。二人きりでゆっくり
歩くことも出来ない。
「濡れるから、早く行こうか」と声をかけたのに、彼女の答えは予想もしないものだった。
「もう、別れよう」
 よく、頭の中が真っ白になる、という表現がされるが、それは少し違うと思う。僕が抱
いている、無の状態の色は黒だから。それに、白だと明るすぎる。まだ希望が残されてる
色だ。しかし、別れよう、と言葉を発した彼女の顔を見たとき、希望は少しも残されてい
ない、と悟った。だから今、僕の頭の中は真っ黒だ。彼女は言葉を続けているようだけど、
内容は入ってこない。かすかに、「ありがとう」と言って去っていく彼女が認識できた。

 映像作品なんかで雨が描かれる時は、黒地に白の直線で描かれる時が多い。だけど、現
実はそんなに優しくない。闇に身を隠し、全く見えなくなった雨は容赦なく降り注ぐ。さっ
きまで燃えていた妄想の炎も、かき消された。

 部屋に着いても照明をつけるのは嫌だった。照明のような無機質な明るさを得た所で僕
の心の闇は少しも消えない。彼女の為に買ったバースデーケーキに付属してある蝋燭に火
をともした。少しの間だけど、照明よりは原始的な明るさで僕の心を照らすことにした。
182変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 08:15:41
>>181
酷評する前に尋ねたいのだが
これは長編の一部ですか?完成された短編ですか?
それとも単なる習作ですか?
それによって評価が変わるので教えてくれ。
183変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 08:18:35
昨日から批評していて思ったのだが
書き手が単なる趣味でやってるのか、プロをめざしているのかで
批評は違ってくるよな〜、と思った。
いちおう、プロもしくはセミプロを目指しているという発想で
金を払って買った本や有料サイトに出てきた文がコレかよ、という発想で
批評しているのだが。

ということで今日は取材にゆかねばならぬので批評は休み。
184名無し物書き@推敲中?:05/03/04 09:58:33
>>181
「真っ白になる」
夜の雰囲気で黒なのかもしれないが
言われた瞬間はショックで何も考えられない状態だから白だと思うよ
それを頭で理解していくうちに黒になっていく
夜でも人が通るようなところでは雨は街灯に照らされて白く光る
これダメだわ
説得力ない
最後の3行は凄くいいと思うよ

>>182
完結してるのになんで長編なんだw?

>>183
批評しといて隠されてる作品の本質読めなきゃ世話ないわな
185名無し物書き@推敲中?:05/03/04 10:26:09
米国州イリノイ。1923年に合衆国へと編入されて以来
幾度となく移民が押し寄せ、人種の坩堝である米国においても
この州の人種構成は極めて特徴的なものであった。
実に人口の25%がアシュケナジー系のユダヤ人であり、
米国全体におけるユダヤ人比率の10倍以上である。
そんな理由からこの地域は「ジェノウィッシュ」
という蔑称がつけられている程だ。

この州の中心都市であるサッパラーから30キロほど
離れた山奥に一人の少年がいた。彼もユダヤ人である。
この少年は学校にも行かず、午前中は家でずっとパソコンをしていた。
のんびりと昼食をすませると、パソコンを閉じてようやく服を着替えた。
「あれっ、出かけるのランダス?」
母親のエールは玄関で靴を履くランダスを見て言った。
「ちょっと集会に行ってくるよ」






186名無し物書き@推敲中?:05/03/04 10:27:37
・・・・・と、短いですが小説の出だしのみです。
酷評お願いします。
187名無し物書き@推敲中?:05/03/04 10:56:39
エンタメ系なら、いきなり説明から入る出だしはまずいんじゃないかな。
ハリウッドの映画みたいな感じなんだから、最初に簡潔に状況だけ書いてから、
少年がパソコンやってって、ママンにいきなりスイッチ切られて、
ふてくされるシーンとかのほうがとっつきやすいと思う。
いろいろな説明はそれから、って感じで。
どうも読んでると、文章は悪くないのに作文みたいな感じがする。
188名無し物書き@推敲中?:05/03/04 13:48:22
アメリカでも家の中で靴ぬぐのかよ。
189名無し物書き@推敲中?:05/03/04 15:22:28
>>187
なるほど・・・・。
説明的過ぎるんか。ずいぶん前にも言われたような気がする。
参考になりまつた。
190名無し物書き@推敲中?:05/03/04 15:36:20
遠くから門の扉の上の、金色に塗られた鉄の十字架が見えた。
彼はゆっくり近づいた。脚の力が抜けていくような気がした。

≪いよいよこの世の地獄に来たぞ。入ったら抜け出せないのだ≫

やっと決心して鐘を鳴らせた。鐘の音がいかにも静かな場所らしく
響き渡った。
十分ばかりすると、黒服を着た、色つやの悪い男が出てきて空けてくれた。
和久はその男の顔を見たが、すぐ目を伏せた。
この門番が奇妙な顔をしていたからである。
飛び出た緑色の瞳が、猫の目のように円い。
瞼のふちが動かないのは、全然同情心を持ち合わせていないことをあらわしている。


                     酷評世4649!
191名無し物書き@推敲中?:05/03/04 16:25:07
最初の一文がヤバいだろ。「の」がいっぱいで修飾語多すぎ。
次の独白?も稚拙さが感じられてヤバい。
やっと…以降も日本語が変。
もっとがんばれ。
192名無し物書き@推敲中?:05/03/04 17:09:33
>>190
門番の描写はおもろい
でもなにも始まってない
ここで止めちゃってる時点で精一杯だったんだなと察せられて
続きも期待できない
>>191
昔話風の語りだから「の」の使い方でリズムが出てる
そこ批判するところじゃないよw
<<〜入ったら抜け出せないのだ>>
ここは確かに幼稚過ぎるなw
193名無し物書き@推敲中?:05/03/04 22:35:55
194ビバオ:05/03/04 22:54:28
 夜の冷気は体にくるなあ。さらに今夜は雪が降ったと来たもんだ。
玄関の前でドアを見つめると、そんなことを思った。
 簡単に防寒の用意をして表に出た。被ったセーターの裾からはみ出しているパジャマを、
コートを羽織って全体的に隠している格好だ。
 真っ暗闇に白い雪がぱらぱらと降る。舗道は雪が積もって、人が通った跡にできた踏み固
められたところを上にして歩く。コートの裾が雪に触れて濡れる、でも気にしない。あとでハ
ンガーに掛けておいて、勝手に乾くものだからね。
 目の前を馬車が通った。茶色い馬が首を激しく振りながら荒荒し足取りで走っている。後ろ
の女が馬鹿みたいに鞭を振り回すからだ。隣の男は、揺れる椅子に力一杯しがみついている。
前を通り過ぎた後、角を曲がるときに車輪の片方が浮いていた。大丈夫なのか、と。脳裏に、
鞭を振り回す女の脚が、仁王立ちになっているのを思い浮かべた。黒光りする細長い
ブーツが格好良かった。
 馬車の通った後にできる風が流水のごとく肩にぶつかってきた。重心を前に向けて力を入れ
なおす。首を前に向けた。真っ暗闇に白い雪がぱらぱらと降る中。鞭振る女を思い浮かべ、前を
歩く。
195桜子:05/03/04 22:55:25
196変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 22:57:50
>>181
●筋
ありきたり。つまらない。
読者に何を伝えたいの?
彼女はなんで別れ際に「ありがとう」と言ったのか。わからなすぎ。

●表現
説明的すぎる。テンポが平坦。
主人公が冷静すぎてショックがまったく伝わらない。
おまけにラストが日本語になってない。

●心に残ったフレーズ
なし

●評価
これで完結しているつもりなら、文字通りお話にならない。
出だしを工夫汁。読み手に何を伝えたいのかよく考えろ。
ところで本当に失恋したことある?
ショックだったことある?
197変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 23:02:00
>>185
これアンタの自信作?出だしでは秀作だと思っている?違うよね。
批評をお願いするならちゃんと
自分の力量が出ている部分を出してくれないと!

出だしとしては平坦すぎてまったく評価できません。
評価以前。文庫本の、
出だしが始まる1Pのさらに前にある、説明文だな。これは。
198変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 23:09:11
>>190
●筋
最初の一文は悪文だが
あとはまあまあ及第。引き込まれる。
先が読みたくなる。

●表現
最初、日本語へんです。
「遠くに、門の扉の上にある金の十字架が見えた。」
でいいんじゃない。鉄であることはここで述べなくてもよかろー。
門番の表現は及第、というかこのスレでは優秀の部類。
奇妙な顔より、奇妙な顔立ち、のほうがいいとおもいまつ。


●心に残ったフレーズ
色つやの悪い男
瞼のふちが動かないのは、全然同情心を持ち合わせていないことをあらわしている

たしかに冷酷だと瞼動かないよね♪

●評価
ひさしぶりに続編が読みたい出だしです。
がんがれ!
199変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 23:14:33
>>194
パジャマにコート、のところで
「うんうんわかる、コンビににいくとき、俺もそうする」
と思ったのだが……。

馬車かいっ!

そこで脱力して、他がよくわからなかった。
長編の一部ですよね。
その部分が、あなたが考える長編のクライマックス、もしくは
読者に一番読ませたいところですか?
そうだとしたら、批評以前です。

出だしはよかったんだけど。
途中でずっこける読者がたぶんいっぱいいると思う。
現代物と思わせないように、最初にちょっと時代っぽい仕掛けをしておいたほうが
いいだろうね。
200変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/04 23:20:01
>>195
すいません、専門外です。
私、古い人間だから、ちゃんとした小説(のようなもの)じゃないと
批評できないんです。ごめなさい。
201名無し物書き@推敲中?:05/03/04 23:31:46
変臭者まだいる?
202名無し物書き@推敲中?:05/03/04 23:37:37
僕は僕の僕の僕の僕を食べた
僕は僕のの僕の僕の僕を食べた
ウン粉臭かった。チン粉臭かった尾万個臭かった。ウンチングスタイルが厳しかった。
12時だった。僕は僕の僕の区の区の区の区の区の区役所でウンコしたのだった。
203名無し物書き@推敲中?:05/03/05 00:36:09
とんでもないのを落っことしやがった!
20437:05/03/05 00:48:27
>>149
レス遅くなってすみません。

リアル変質者さんの指摘した「ダイヤをもらったという」
この一文は気付きませんでした。文章を書いている段階では
「もらった」で話しは通るものと考えていたので
改めて読み返せば違和感が確かにあります

他にも改稿する点は前の酷評していただいた方々からも
取り上げられていたのでこれを次回作に繋げて、
わだかまりを残さない作品に仕上げます。

リアル変質者さんの別の方にたいするレスも参考にさせていただきます。

批評ありがとうございました。
20537:05/03/05 01:18:34
いつも思うんだけど
ここで酷評される作品はかなりレベル高いよな
自分の作品がかなり陳腐に見えてくる……orz
206名無し物書き@推敲中?:05/03/05 01:25:20
>>205
そんなにレベルが高いとは思わんけどな。
207変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 01:27:54
200まで来たので
変臭者が勝手に選ぶベスト作品発表。

1位 130「うさこ」
不覚にも泣いた。
2位 57 「指輪」
3位 190 無題

特別 42「スーパーじじい」
208名無し物書き@推敲中?:05/03/05 01:34:37
変臭者に質問。
短い話で、説明くさくならないようにするにはどうすればよい?
209名無し物書き@推敲中?:05/03/05 03:14:10
十六時二十九分発、新宿行き。
日曜と月曜を抜いた週五日、俺はここ一年近く同じ電車に乗っている。
十一両編成の前から四車両目、一車両に四つある出口の一番前。
最初のうちは、無意識だったが、今ではこの場所に決めている。
バイト。労働。なんて嫌な響きだろうか。
俺はバイト先までの移動の為にこの電車に乗らなければならないのだ。
十六時四十五分の出勤時間に間に合わせるためには、十六時二十九分という時間がベストタイミングだ。
俺のタイムカードには「16:43」とい字がズラッと並ぶ、ビューティフル。
同じ文字が並ぶだけで芸術の域、ウォーホールのマリリンモンローみたいなもんだ。
ポストモダン? シュミラークル? 芸術家ってのは便利な言葉を生み出す天才だ。
「Ctrl + C」「Ctrl + V」「Ctrl + C」「Ctrl + V」コピペ万歳、コピペ万歳。
さて、俺の勤務先だが、寂れた漫画喫茶、略して漫喫ってやつだ。
高三の時から三年、この漫喫で働いている。
なんてったって、とにかく楽なんだ。
適当に客の接客と、時折PCの設定をやっていれば他にやる事は無い。
こんなおいしいバイトを辞められる訳も無く、長々と続けている。
そろそろ辞めようかとは何度も思ってはみたものの。
210209の続き:05/03/05 03:15:42
話の流れでだいたい分かると思うが俺は今年で二十歳になった。
こないだ成人式をやったばかりのクソガキだ。
二十歳で立派な大人なんて嘘に決まってる、未だに公園でサッカーをするし、急に桃鉄がやりたくなったりする。
小学生から精神的感覚なんて大して変わっていない、「うんこ」「ちんこ」で笑えなくなったぐらいだ。
後は無駄に体がでかくなり、第二成長期を向かえ、満たす事の無い悲しい性欲が俺を支配するようになったぐらい。
ぐらい? そんな簡単なもんじゃない。
現に俺はこの性欲、正確には性欲を理性でペタペタと塗り固めた「恋」なんて恥ずかしい響きのものに悩まされ、こんなくだらない文章を書いている。
そもそも「恋」なんて物は、こんな駄文の中にしか存在しない物と考えていた。
それを自分の中に発見した時は「おいおい、それってもしかして恋ってやつか?」って思わず突っ込むぐらいの衝撃だった。

長々と余計な事を書いたが、要するに、二十歳、童貞、フリーターの俺が今「恋」をしているという事だ。


急に小説を書いてみようと思いつき書き始めた出だしです。
文章等に問題があれば、早い段階で気が付いたほうがいいと思いまして。
内容はあまりありませんが、小説を書く上で注意点などありましたらよろしくお願いします。
自分としては、「〜だ」という語尾が多くて気持ち悪い気が。
意識して変えたほうがいいのでしょうか?
211名無し物書き@推敲中?:05/03/05 04:20:51
私のお寺では代々鬼退治をすることになっている。
私は村の人々が喜ばれるので鬼を退治している。
村の人からの信頼も厚い。
だが、どうだろう。私を殺そうと必死で部屋をまわっている、この女の子。
私はこの女の子の親を殺してしまったのだ。

私は秘密にしてきた。
寺に宿を求めてきた旅人、村に住んでいるお年寄り・・・・。
あの子が居座って二年あまり、復習のチャンスを狙っていたらしい。
私は間違っていたのだろうか。
慈悲などをかけるべきではなかったのだろうか。

しかし、私はあの子を殺めることはできない。
命と引き換えに、寺の裏にある洞窟に封印す。
212名無し物書き@推敲中?:05/03/05 05:27:32
《くそっ、襖の隙間から光が入ってきやがる。もう朝か。いや、昼か
。夕方ってことはない。さっきまで暗かったんだからな》
青年はしばらく体をゴロゴロと転がしながら体勢を変えた。
上半身を右へ六十度傾け、左足を重ねてみる。布団が邪魔だ。
足で蹴飛ばして下のほうへ追いやる。今度は枕の感触が気に入らない。
モゾモゾと頭の位置を変えるが落ち着かない。ポケットから携帯電話を取り出して電源を入れる。
十三時四十五分。着信履歴、着信メールなし。
《さっき寝たのが三時前だから・・・ざっと一一時間寝ていたのか。
腹は減らないな、だがあと三、四時間もすれば妹が帰ってくる。
それからすぐに夕飯だ。動かなければ食欲なんて出ないもんだ》
 押入れの中に籠もった彼はノートパソコンを開いてスイッチを入れた。
パソコンの光が押入れの中を明るく照らし出す。指でカーソルを動かす。
そしてインターネットの世界へ。
213名無し物書き@推敲中?:05/03/05 08:37:58
私はリビングのソファーに腰掛け、新聞に目を通していた。
ソファー横のラックには、とある作家の書いた小説の愛蔵版が乱雑に投げ置かれている。
何故こんなものを買ってしまったのだろう。
高いお金を出して買ったのに、あまりの出来の酷さに床に叩きつけてしまい、床に傷までつけてしまった。

迂闊にも愛蔵版を買ってしまったという過去を消し去りたい・・・
床に出来た真新しい傷を足先で撫でながら、目は記事を追う。
「貴方の過去を消し去ります」
ふとこんな広告が目に飛び込んできた。
なんだこの胡散臭い広告は・・・。私は訝しげに思いながらも記事から目が離せなくなっていた。

本当にあの忌々しい記憶を消してくれるのだろうか。
床の傷を目にするたび湧き出てくる、この不快な感情を消し去ってくれるなら・・・。
愛蔵版の横に置かれた携帯を手にすると、私は藁にもすがる思いで広告に記載された番号に電話をかけた。

・・・

電話を切ると私は携帯を綺麗に整理されたラックに戻した。
その時何故か違和感が私を襲った。
・・・おかしい。先ほどまで何かがそこにあったような気がしたのだが、私の思い違いだろうか。
そもそも何故私は携帯を手にしていたのだろう。
暫く考え込んでみたが一向に思い出せない。
まぁ、思いだせないということはどうせ大したことでもなかったのだろう。
私は先程まで眺めていた新聞を折りたたむとラックに放って、傷一つ無い床に足を下ろした。

さて、暇だし近くの書店でも覗いてくるとしよう。
好きな作家が書いた久しぶりの作品だというのに、何故か購入していない本が一冊だけあるのだ。
財布の中に目をやると、思ってた以上にお金が入っている。これなら愛蔵版を買ってもいいだろう。
私は年甲斐も無くウキウキした気分で急いで玄関へと向かった。
214213:05/03/05 08:45:41
>>213は某作家のスレにて
「迂闊にも愛蔵版を買ってしまったという過去を消し去りたい・・・」
というレスへのネタで書いたものです。

ホントはもっと高価な品物で成立させるべきネタですが、
そういう背景のもと書いた作品なので敢えてそのままにしておくことにしました。
但しスレ住人にしか解らないような表現があったため、転載するにあたって若干手直しはしてあります。
215名無し物書き@推敲中?:05/03/05 16:32:35
>>211-213
二人分合わせて批評。
なんでかっていうと、最初211-213をひとつの作品として読んで、
たいした違和感を覚えなかったから。

途中から、ああ、違う作品なんだなと気がついたんだが。
こっちも間抜けだけど、なんで、違和感がないかっていうと、
どっちも話が見えない作品ということでは共通しているから
だったりする。
どちらも、読み始めてすぐに話を見失なってしまう。
唐突なシーンの構成、何が言いたいのか焦点が合わない文章、
勝手に読者を放置しながら進むストーリー。こちらが懸命に
文章を追わないと、内容が理解できない。

多分、文章を書く上で、自分では暗黙の前提になっている
部分を省略しているのだろうと思う。
自分が脳内補完している部分は、読者にはわからないのだ。
そこら辺理解したうえで文章を書いたほうがいいだろう。


216変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 16:56:00
>>208
短い話で説明的にならないには。いろいろあるのだが、
まず、
(1)
SFやファンタジーなど、世界を読者に説明する必要があるものは、短い話に向かない。
作者の頭の中に展開する背景を説明するだけで膨大な文字数を必要とするからだ。
ちょっとした動作で読者が共感できるような、日常こそがショーとショート向き。

どうしてもSFやファンタジーの短編にしたい場合は、100〜200W程度で
「20XX年。地上に増えすぎた人類は、宇宙空間にコロニー(植民地)をつくることに成功、人類の半数が宇宙空間に暮らすことになった。この物語は……」
などと最初に説明しておくといいんじゃない?


そして説明的にならないための技術だが、初心者向けで簡単なのは
(2)
「ナレーション視点(神の視点)」をやめるということだ。
3人称を使うにしても視点はつねに主人公に置く。
主人公がこの話で何を語りたいのかを念頭に話をすすめる。
最初に読者に舞台を説明したい、という作者の意向は極力おさえる。
すこしあいまいになってもいいから、主人公の感覚と行動で説明する。
217変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 16:57:48
次に、場面説明&状況説明でストーリーをぶったぎらない。

(3)
場面や状況はできるだけ、動作であらわす。

(4)
説明をするにしても、主人公の所感やエピソードをからめてゆく。


しかし、短いといっても、
所詮、このスレの1つのカキコ内で終わるような話は文学としてはおざなりに
ならざるを得ないだろう。どうしても描写が不足してしまう。
ある文芸誌のショートショートコンテストの規定が7枚だが、
これぐらいは必要だと考えたい。つまり、1つのカキコがMAX原稿用紙2枚程度なので
4つぐらいは連投になるということだ。
お遊びだとしても、読者を意識するなら3カキコぐらいは書き込むべきだろう。
218変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:21:22
>>209
>>210

●筋
ありきたりの主人公にありきたりの恋がおとずれるというありきたりの話
(いまのところ)。特に出だしが平坦だね。
先の話にもよるけど、出だしは文学としてはとても重要なポイントだよ。

>こんなくだらない文章を書いている。
>そもそも「恋」なんて物は、こんな駄文の中にしか存在しない物と考えていた。
てことは主人公は作家志望なんですか?
恋をしたことがないのに、恋を書いているという設定?
世間の小説のことを駄文、と書いているとしたら説明不足。
漫画喫茶でバイトしてるんだったら、くだらない漫画の恋にしておけば?
219変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:22:22
(209〜210評つづき)
●表現
ありきたりの話を救っているのが表現。
タイムカードの芸術はどっかで見た気がするが読者の共感は得られるかもね。

「ぐらい」、を2行で重ねているのはわざと?
違うよな。前者はホントに軽い。後者の「ぐらい」は重要だからね。

●気に入った一文
>正確には性欲を理性でペタペタと塗り固めた「恋」なんて恥ずかしい響きのものに悩まされ

作者にとってはそうなんだろうね。

●評
一見巧いが、たぶん筋を考えずに淡々と書いてみただけだろう。
エンタメの俺様から見ると、もっと盛り上げて欲しい感じがする。
もっとも純文なら、最初の一文からやり直しだが。
まあ、先を書いて味噌。
小説というのはヘタクソでも1作ずつ完結させるごとに成長するのだぴょん
220変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:28:34
>>211
これ、完結もの?
あらすじにしても説明不足すぎて、
よくわからないポエムに見えてしまいました。

俺様が想像する筋だとしたら
原稿用紙100枚ぐらいの大作も書ける筋だよ。
(いや、ヨコミゾセンセイだったら300枚ぐらいいけたりして)
それを300wぐらいで終わらせるのは……(w
221変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:34:10
>>212
日常生活だけ書いてよこすのよしてんか。
何か書きたいのはわかるけど
人に読ませるなら「作品」にしてくれ。
構想が長すぎるんなら
「文章上の一番の見所」または「ストーリーで一番面白いところ」
にしないと読む気がしません。

読む人を意識しないで書いた文は
ウンコと同じ排泄物です。人に「俺のウンコ批評してくれ」といえますか?
222変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:37:52
>>213
なんかどっかで読んだような話ですね。
投稿するならオリジナルが読みたいにゃ。
223名無し物書き@推敲中?:05/03/05 17:39:27
 白く細い手から小さな火明かりが灯った。
 生まれたばかりの炎が風に揺れた。両手で炎を守りながら、奈津子はそれを
手作りの小さな船の上に乗せた。
 夜の闇の中と川のせせらぎが奈津子と私を包んでいる。
 その前を無数の灯火が、ゆっくりとした川の流れに沿って、私たちの前を過
ぎ去ってゆく。奈津子は水の中に手を入れて船に乗せた炎を川の中心へと押し
だした。
 白い小船は仲間を慕う蛍のように炎の流れに向かってゆく。両手を合わせな
がら奈津子が見送るなかで、船はやがて夜の闇に溶け込んでいった。
「あれは、誰なんだい」
 ようやく私は躊躇いがちに問いかけた。この場に誘われたときからの謎だった。
 孤独な生涯の奈津子に精霊流しで弔うような親類はいないはずだった。
 乏しい七日の月を見上げて、奈津子は微かに笑った。何を心配しているの。
自分の知らないわたしがいるのが不安? そう、問いかけられたような気がした。
「あれはね、わたしなの」
「わたし、って奈津子のことかい?」
「ええ、そう。いつか死ぬわたしを、今のうちに弔うの」
「でも……」
 どうして、と、問いかけて私は言葉に詰まった。
 語りかけてはいけないような気がしたからだった。奈津子は自分で自分を弔
うという。そして、それを止める権利は私にはないのだ。

----------
後先考えず冒頭のみです。酷評お願いします。
224変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:41:47
>>213
オリジナルじゃないにしても、
表現が独特だったら救いはあったんだけど。
ストーリーを追うのに終わってますね。
これを読んだ読者に、アナタが与えたいのは何ですか?

気味悪さ?
バカな主人公への嘲笑?
何かへの警鐘?
etc?

読者を意識してこそ、はじめて「小説」なのです。
225変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:52:46
>>223
●筋
先が知りたい。
悲恋なのか、怪談なのか、いまの段階ではわからないので。
まあ、悲恋風味が強い気がしますが。

●表現
文学表現としてはまだまだまだまだ工夫の余地があります。
特に冒頭。白く細い、はあまりにありきたりな女の手の表現。
しかし、このスレの中では説明臭くなくて、いい方だと思います。
暗い川と奈津子の寂しげなようすが頭に展開しました。

(添削)
・「夜の闇の中」が包むのはおかしいですよね。
・夜の闇、重なってます。違う表現に。
・乏しい七日の月、の乏しいとは、何でしょうか?

●気に入った一文
何を心配しているの。 自分の知らないわたしがいるのが不安? そう、問いかけられたような気がした。

●評
たぶん、一晩寝て、練り直したらもっといい文になると思います。
手の表現もそうだけど、夜の闇とか、おきまり表現をオリジナル表現に変える工夫を。
先が知りたいです。ぜひ完結させてください。
226変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/05 17:57:51
投稿する皆様へ。変臭者のつぶやき。
小説はぜひ、頭の中でもいいからストーリー完結させてください。
一部だけ投稿する場合、「とりあえず冒頭」じゃなくて、
完結したストーリーの一番面白いところ、
もしくは「俺の文章って巧いだろ!」という自信のある部分を
公開していただくと楽しめるのですが。
(他の批評者さんはどうか知りませんが)
よろしくお願いします。

皆様の一読者たる変臭者より。愛をこめて。
227入院:05/03/05 18:51:26
 おれは歯を磨いた。歯ブラシが折れた。
 コンビニに歯ブラシを買いに出かけた。
暗い朝だった。赤信号を渡った。車に轢かれた。
 入院した。彼女が見舞いに来た。カサブランカを持ってきた。
花瓶に生けた。きれいだった。日の光を白く反射していた。
 彼女は笑った。おれは泣いていた。生きていて良かったと呟いた。
プリンがおいしかった。看護婦さんがきれいだった。
 退院した。元気になれて良かった。彼女は笑った。プリンのようなほっぺただった。
228名無し物書き@推敲中?:05/03/05 19:01:27
俺は、ニートだ。兄弟はいないし、両親はとっくに死んでいる。
奴らの残したマンションの賃貸収入で食うには困らない。

だが、それも去年までの話だ。
声優ヲタクでアニヲタでエロゲーヲタの俺には賃貸収入でも足りなかったのだ。
毎日どこかからゲームやCDや雑誌や本が発売されている。
俺は漏らさず買いつづけた。買ったままで開封すらしないモノもたくさんあった。
クレジットの決済が降りなくなったとき、俺はマンションを抵当にいれた。
その金でローンを全て返済した。そしてまた買いあさった。
そんなことをしているうちにクビが回らなくなった。
俺はマンションを追い出された。
俺の持っていたグッズは二束三文で買い叩かれたが、
その金で六畳一間のアパートを借りることはできた。

俺が生まれてから二十九年。そして明日で三十年目。俺はいまだに童貞だ。
遺産は全て食いつぶしたし、ロクに運動してないせいでかなりのデブだ。
なんの因果かしらないがハゲもかなり進行している。

そして、24時の時報が鳴った。
俺はポテトチップスを食いながらカードキャプターさくらを見ていた。
三十路を迎えるにあたり特別に感慨などもなかった。
うんこしたくなったのでトイレにいった。

戻ってくるとテレビが消えていた。
あんまり気にしないことにして、もう寝ることにした。
蛍光灯のスイッチを落とすために手を伸ばす。
229228:05/03/05 19:08:20
そのとき、玄関からもの凄い大きな音がした。
ドアを叩く音だ。
続いて女の子の声の叫び声が聞こえる。
「おはよ〜ございま〜す!」

うるせえな氏ねと思ったが女の子となれば無視するわけにはいかない。
「おはよ〜ございま〜す!」
俺が玄関に向かっている間もずっと叫んでいる。
「○○さんおはよ〜ございま〜す!」
声をさえぎるように玄関の戸を開ける。

そこには誰もいなかった。
冷たい夜の空気が流れこんできて、俺はただ立っていた。
そしてまた声がした。
「おはよ〜ございま〜す」

その声を聞いたとき俺は死にそうになった。
声の主は部屋のなかにいる。
俺が振り返るとそこには幼女が一人たっていた。
230223:05/03/05 19:14:28
>>225
ありがとう。
先は、残念ながら出来上がってないです。
とりあえず、興味を引きそうな冒頭にしてみただけって感じで(^^;
最後までできれてれば、最後まで書くんですが。
表現も逃げが多いですね。反省。
231名無し物書き@推敲中?:05/03/05 19:23:05
「○○さん三十歳の誕生日おめでとうございます!」
その幼女はスラスラと述べると俺の方にすりよってきた。
思わず後ずさりする俺とシャツの裾をつかまえた幼女。

「○○さんは童貞なんだよね?」
「あ、ああ。違うよ」
「本当?」
「あ、ああ。嘘」
「え?」
「だから、嘘」
「童貞?」
「ああ、そう、童貞」

こんな子に自分の童貞を告白するのもどうかと思う。
俺は気恥ずかしさで耳まで真っ赤になっていた。
そしてチンコはビンビンだった。

232228:05/03/05 19:23:42
まあチンコのことはさておいて、その子は俺の顔を見つめて言った。
「○○さんにはこれから妖精になってもらいます!」
「はあ?」
「三十を過ぎても童貞の男の人は妖精になることができるのです!」
「(゚Д゚)ハァ?」
「見ててくださいね!」

そういうと彼女は俺の両乳首を突いた。
彼女を媒介に天界からのメッセージが俺に流れ込む。
「天界には性を超越した妖精たちの暮らす村があり 俺のような三十歳童貞はそこで楽しく暮らすことが出来ます」

俺は彼女を信じることにした。
彼女に言われるままに妖精になるための契約書にサインし、
それから儀式をとりおこなった。
そして俺は妖精に仲間入りすることができた。
身体は軽く、飛べば世界の果てまでもいけそうだ。

 ―――無職三十歳の男の死体が発見されたのはその日の早朝だった。
233チラシの裏:05/03/05 19:52:14
>>228
ギャグでもネタでもいいんだけど、他人に読ませようと考えていない
文章だな。
まず、この文章でどこを見せつけたいの?
そういう意図が全然見えてこない。
2ch的に言えば、

キタ━(゜∀゜)━!!!!

ってところがないんよ。
その意味では、2chの面白いレスの方がよっぽど質が高いよ。
234ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/05 20:08:09
銀河鉄道999の少し前の時代における機械化人間をパロディにしました。
投稿はラスト部分です。酷評よろしく。

「機械女の絶望」

(あらすじ)
人類はとうとう、体のすべてのパーツを無機物に代用することに成功した。脳
ですらこぶし大の記憶チップに収録できたのである。そう、メンテナンスをき
ちんとすれば死ぬことのない機械化人間の登場である。特許はプロメシューム
社。舞台は機械化人間がまだ普及しはじめる前、まだ希少な存在の地球である。
 失恋したかよ子はプロメシューム社の宣伝企画、「永遠の命を手に入れよう
!あなたも機械人間に!」の懸賞に応募し、見事当選し、機械の体を手に入れ
る。外側のシリコン次第でどんな外見にもなれるかよ子は、プロメシューム社
のキャンペーンガールとしてモデルになり、一躍人気者になる。しかし、何を
食べても味を感じないし、いくらモテてもSEXもできない。眠っても機能を
停止するだけで夢もみない。永遠の命を得ても、楽しみのほとんどを失ってし
まったことに気がついた。時がたち、自分を捨てた恋人が寿命で死んだことを
知る。落胆したかよ子は海へ飛び込んで……。
235ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/05 20:09:46
(ここから投稿)
「機械女の絶望」1
 かよ子の体は、ゆっくり沈んでいった。
機械だから、水も飲まないし、窒息もしない。ただ従容と沈んでいくだけであ
る。
 かよ子の体は仰向けに海底に横たわった。
 一面青い世界だ。太陽の光が届くところを見るとそれほど深いところではな
いらしい。退屈しのぎに見た古い、素もぐりをテーマにしたフランス映画を思
い出した。
 かよ子はナマコと一緒に横たわり、波間にゆらゆら輪郭を変える蒼い太陽を
眺めていた。
「きらきらしてキレイやわ」
 水晶のような魚の群れがときおり流れてゆく。ゼリーのようなイカのなんと
美しいことか。
 散歩することもできるが、かよ子はあえて横になっていた。ようやく生身で
はできなかった、機械ならではの楽しみを見つけた気がする。
 このまま何年でもここに横になっていよう……。

 ガリっ!

 ボーっとして半ば機能を停止していたかよ子、気がつくと片足がもげてなく
なっていた。
 巨大なサメの奴が、かじったのである。痛みは当然のことながら、ない。
 サメは片足で飽き足らず、シリコンの舌ざわりが気に入ったのか、しつこく
かじってくる。
 かよ子は抵抗もしなかった。サメがどうするのか興味があったのだ。
 サメはそのギザギザした歯のついた大きな口でかよ子を丸呑みしようとした
。あぐあぐと下半身から噛み進んでくる。陶器のように見える歯は案外鋭く、
シリコンの皮を切り裂き、顎の力は強く、内部の機械が押しつぶされる。
 気がつくとサメの口は、臍のところまで来ていた。かよ子はサメと目があっ
た。
(つづく)
236ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/05 20:11:08
「機械女の絶望」2

「あたしより機械らしいやん」
とかよ子は軽口をたたく。
 サメはそうかい、と言ったか言わないか、とうとうかよ子は頭まで丸呑みさ
れてしまった……。

 サザエは、気配にあわてて殻の中に身を隠した。
 ゴツ。サザエの殻に降ってきた何かがあたった。間一髪セーフ。サザエは殻
の中で安堵した。小半時ほどたち、サザエが顔をおそるおそる出すと、横には
サザエが見たこともない、けったいな貝が居た。
 何日かたってサメは消化できなかったものを、糞として排出した。
 かよ子の体の部品は消化されずに、バラバラと海底に撒き散らされ、最後に
サザエの大きさのものが肛門からポロっと出てきて海底にいるサザエに当たっ
た。……それこそかよ子の人生を詰め込んだ脳、すなわち記憶チップであった。
 サメの体内で、目(モニター)も、耳(センサー)も、スピーカー(口)も
すべて泣き別れになってしまったにも関わらず記憶チップはしつこく活動して
いた。
 何も感じない、言わない。動かない。『思い』だけの物体となったかよ子は

(いいかげんにしてほしいわ)
とサザエの横で声もなくぼやいた。

(完)
237名無し物書き@推敲中?:05/03/06 00:50:59
>>230
興味をひきそうな冒頭からかいてたら、プロにはなれないと思う。
読者の興味をひきそうな事件、クライマックスからあらすじを考えないと。
たぶんこのスレの書き手さんは、
書きたいことの断片が頭につまっててそれを吐き出してるだけだと思うけど
プロはまず、あらすじと設定を考える。(というか頭に浮かぶ)
文章的なディテイルなどは、自然に肉付きしていく感じ。
238名無し物書き@推敲中?:05/03/06 00:53:49
まあもっとも
楽器もプロデビューするだけでなく、弾いて楽しむ、ってのもある。
文章もプロデビューするだけでなく、書いて遊ぶ、ってのもあるんだろうな。
でもいい評価を得たかったら、文章を小説に仕上げる努力が必要。
239一観覧者:05/03/06 05:11:43
とりあえず、変臭者 ◆2NA38J2XJM はなかなかいい仕事をしているな。
願わくば馴れ合いではない、今のままの批評を続けてほしいものだ。
ガンガレw
240名無し物書き@推敲中?:05/03/06 18:16:56
>>227
プリンのようなほっぺたがわかんない
>>228
マッチ売りの少女みたいですね。
>>229
なぜ関西弁?でもとりあえずおもろい
241名無し物書き@推敲中?:05/03/06 18:17:54
 
242名無し物書き@推敲中?:05/03/06 20:05:25
>>240
そういうのは批評とは言わないぜ、幼稚な奴だな。
もっと勉強してから他人様の投稿を云々するんだな。
243名無し物書き@推敲中?:05/03/06 20:36:39
>>240
批評が出来ないんなら、感想を書きな。
感想も批評も作者にとっては同じくらい有用なものだから。
「つまらない」の一言でも、十分だから。
244名無し物書き@推敲中?:05/03/06 21:41:48
210 :名無し物書き@推敲中?:05/03/05 23:46:48
電話が鳴った。
秋葉耕一は受話器を取り上げた。
「また子供の首なし死体だ。赤い羽根に覆われている。――鴉天狗だよ」

こんな雰囲気で始まる日本版ダークファンタジーを書いてくれ。


211 :名無し物書き@推敲中?:05/03/06 00:29:21
赤い羽根が降り注いでいる。急がねば。耕一は重い足を引きずるようにして走っていた。
……やっと来たか。待ちくたびれたぜ。さあ来い。俺の舞台で勝負する気があるならかかって来い、ヒーロー。
耕一は息を切らして膝をついた。駄目だ。響き渡る高笑い。その時、敗れたポケットから弾丸がころりと現れた。耕一は弾丸を拾い上げた。――雄一郎。息子の名が刻まれていた。
耕一は無意識に拳銃を抜き、弾丸を込めると、闇に向かって撃った。パン! ぎゃあ! 赤い羽根は消え失せた。
「……さん! 秋葉さん! 秋葉さんったら!」
耕一は目を覚ました。
「ん……すまん、眠っていたか」
「お疲れのところすいません、でも、たった今鴉天狗から電話が」
耕一は不安に駆られた。
「奴は何を言ってきた?」
「雄一郎君を、息子さんを誘拐したと」
衝撃を受けるより早く、左手の薬指にはまった結婚指輪が目に入った。――雪絵。直感。――雪絵、妻が危ない。
ピリリリリリリ……。
耕一は素早く携帯を取った。
「もしもし?」
245名無し物書き@推敲中?:05/03/06 21:47:41
>>243
感想は書いているようだが。
246名無し物書き@推敲中?:05/03/06 23:36:45
批評する人の数も少ないし
思ったこととか、簡単な感想でもいいのでは?
247名無し物書き@推敲中?:05/03/07 00:01:22
240です。わかりました。
>>227
小学生の日記レベルでつまらないです。

>>228
これって、哀しい話なんですかね。
よくわかりません。つまらないです。

>>234
一応小説になってるよね。
ラストより「永遠の命を得てみて、つまんなかった」という
リアルな感想の部分のほうがおもしろそうだから、そっちを投稿してほすぃ。

>>244
部分だけなので、状況を理解するのに時間がかかった。
一部分なので感想わかんない。つづきヨロ。
248名無し物書き@推敲中?:05/03/07 00:03:12
でさ喪前らも感想かけよ
>>242
>>243
>>245
>>246
249名無し物書き@推敲中?:05/03/07 00:36:15
でも正直>>247みたいな
リアルに低レベルさが滲み出てる人は
恥かくだけだから止めた方がいいかも
250名無し物書き@推敲中?:05/03/07 01:04:00
変臭者とチラシの裏はきてないのか……orz
251わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 01:21:27
編集者さんいるの?

暇があればお願いします。
ちょっと長いけど。
http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippannb/1109952009/59
252名無し物書き@推敲中?:05/03/07 01:35:55
変臭者がかっちり批評してる功罪で、他の批評が出にくいという現状。
>>251みたいに批評する人をリクエスト、なんてのも出るしね。
253名無し物書き@推敲中?:05/03/07 02:45:19
特定の批評家にリクエストした場合、
他の批評家はまったく相手にしなくなるんじゃないか?
254名無し物書き@推敲中?:05/03/07 03:25:42
ヒッキーな男。久しぶりに外に出ようとするが、ドアが開かない。
 それだけでなく、窓が壊れないし開かなくなっちゃった。
 外部と連絡をとる機械ももともと部屋にない。電話はあるが、母親からの心配する電話しかかかってこないため、回線を切った。飯は買い置きしてあるから大丈夫。
 なぜか唯一ネットはできるみたい。ネットだけが男のより所なんで、これは助かった。
 もう何日経っただろう?寝る、飯、ネットという日々を送っていた男に、メル友ができた。相手は女。久しぶりに人と会話をしていくうち、メル友が男にとって大切なものになっていく。
 ある日、メル友が会いたい、というメールを送ってきた。そのためにわざわざ男の近くにまで来るという。
 女と、いや人自体会うのが久しぶりな男。いつもなら断るが、男はメル友を一目見たいと思った。この際、ネカマでもいい。そんな事さえ思ったりした。
 が、忘れていた事があった。外に出たくても、出られないのだ。悩む男。 もう何年間も過ごしてきた、ヒッキーという暮らしが、今はもう苦痛でしかなかった。
よし!
255ふんぬー ◆m68dVLRBiQ :05/03/07 03:29:48
男は立ち上がり、ドア一面に張ったガムテープをはがすと、ドアを開け外に出た。
 真っ昼間という理由からか、久しぶりに外に出たという理由からだろうか、寂しくむなしいヒッキーという暮らしに慣れていた男には、自分を照らす太陽という永遠の輝きが男には皮肉にも思えた。
その光が、目の前に立つ母親をより一層際だたせた。

おわり

あらすじのように書きました。よろしくです
256名無し物書き@推敲中?:05/03/07 04:30:02
天邪鬼の夢

真夜中に散歩に出かける。
ふと、玄関の前に小学生の頃に使っていた木製のバットがあるのを見つけて、持って行くことにした。
風が吹く夜は妙に心地よかった。
今年は例年に比べ、稀にみる暑い夏だ。
都会の夜は、こんな片田舎の村の夜とは比べるのがおかしいくらいの熱気が充満していることだろう。
それを思えば、今ここで散歩して涼んでいる自分がひどく特別な存在に思えてくる。
発狂しそうな熱帯夜を過ごす人々から見れば、自分は幸せそうに見えるのだろうか。
だが、俺から見ればそんなことを考えている人々全てが醜く思えた。
立ち止まって手にしていたものを思いきり振り抜く。
空気を切る音が響いた。
その音は辺りに広がる森の中に消えていってしまった。
「俺が幸せそうに見える。馬鹿なことも言ったもんだ」
自分自身の頭に響いた言葉を自らの声で否定する。
今まで生きてきた内で、本当に幸せだと感じ取れたことはあまりなかった。
その少しばかり感じていた幸せも、今思うとくだらない事だった。
そのくだらない事が思い出せるだけでも幸せだと思っていたときもあったが、
考え抜くうちに、やはり自分が幸せなことなどなかったという答えに辿り着いた。
257名無し物書き@推敲中?:05/03/07 04:30:48
そう、悲劇のヒロインにでも成りたかったのだ。いや、男であるのだから悲劇のヒーローだろうか。
とにかく、自分を認めたくなかった。
そうしていれば、きっといつか自分の夢が叶う日が来ると信じていた。
いや、今もどこかで信じている。
本当は解っているくせに頑なに否定し続けている。
これまで、ずっと不幸への道を自らの足で走り抜けてきた。
「俺はこんなもんじゃないんだ。まだやれる。
きっといつか神様が。」
もう、何度言ったかわからないくらいに使い古された台詞。
既に神様だって信じきれていないくせに、まだこんな言葉を口にしている。
それでも俺は夢を追いかけていた。
それはどうしようもなく痛かった。
けれど、どうしようもなく楽しかった。


酷評よろしくお願いします。
258名無し物書き@推敲中?:05/03/07 10:29:43
>>249
低レベルとかいうなよ……。
よけいに他のものが批評しづらくなるじゃん。

それともお前、この板を滅亡させたいわけ?
素人で一行批評だろうと、読者あっての酷評板じゃないか。
ということで、みんなも怖がらず批評しようよ。
投稿した人も他人の作品を批評しよう!そうやって切磋琢磨しようじゃないか。
匿名の酷評でかまわんから。
259名無し物書き@推敲中?:05/03/07 11:14:27
>256-257
>天邪鬼の夢

(妖怪っぽい名) の (漢字一文字)
は京極先生のものでつよ。
狂骨の夢
鉄鼠の檻
とかね!
260変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 11:41:24
>>251
いや、私は「編集者」じゃなくて「変臭者」なんで
そこんとこ間違えないで下さい(w
職場には「変醜長」とか「偏秀デスク」とかいろいろいますけど……。
昨日から多忙のため、酷評を休んでいます。
他の人、酷評ヨロ。読者が書き手を育てるのです。
261変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 11:57:08
>>251
といいつつ、ちらっと読んだ。
身長文学賞ですか〜。こりゃえらい伸長、いや背伸びしたものですな。
応募前に「新潮」ちゃんと読みますた?
私は実は自社以外の文芸誌はあまり読みませんが、
それでも出だしとラストだけで、カラーが違いすぎるぐらいはわかりますよ。
正直、ごめん、ノーパソに表示される1P分だけでギブアップしそうになった。
まず主人公が女だとわかるまで、ずっと幼女好きのオタクと思い込んでいた。
それぐらい描写がないってこと。
誰に共感していいのかわかんない。
でも致命的なのはやっぱり筋。
この筋だと、よくてラノベですけど、上記の欠点から
ラノベでもデビューは難しいです。

身長、いや身の丈(自分の力量)を
もう少し客観的に見られる眼力を養わないと
「人間」も書ききれないと思います。
まずは「新潮」を読んで味噌。
いや、新潮に懲りているのだったら、
次のターゲットの文芸誌の受賞作を5作は読みなされ。
それから作品を新調してくだされ。
詳評はまたあとでネ。(読むのに骨が折れるので今はシンドイ)
262桜子:05/03/07 11:59:47
>>へんしゅう
文学界だって。駄洒落がだいないだな
263変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 12:07:39
>>262
わーほんとだ!感想、批評のところと勘違いしてた。……没(w
それにしても文学界ですか!
うっひゃー!新潮以上にきびピー純分じゃん。どひゃ。

>>251
ごめん、勘違いしてた。文学界だったんですね。だったらなおさら
261で書いてあることを100倍厳しくして、精進しないとダメぽ。
人間が書き込めていて、かつ文章がゲージュツになってないと。
264名無し物書き@推敲中?:05/03/07 12:33:21
変臭者は優しいな。きちんと指摘してやっている。
265名無し物書き@推敲中?:05/03/07 12:59:16
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1100408711/256-258

変臭者どのたたっきってください。
266名無し物書き@推敲中?:05/03/07 13:10:18
>>251
俺もちらと読んだけど予選通過は無理だろ。
掴みの部分で読む気がなくなるし。
下読みの人は仕事だから全部読んでくれるだろうけど、冒頭10行
くらい読んだあたりで、一次落ちだなと思っているだろうな。
267名無し物書き@推敲中?:05/03/07 14:38:17
トイレの花子さんの×××

 そう――あれはもう3年も前にことになるのですね。
 卒業以来10年ぶりに母校を訪問してみたんですよ。
 まだ担任の先生も健在でしたね。いろいろ話とかもして、興にのっていつの
間にか夕方になってしまいました。
 わたしの母校っていうのは、古い学校でしてね。いや、いろんな怪談があった。
当然、七不思議も全部揃っててましたよ。
 トイレの花子さんもその一つでした。ただ、うちの花子さんの場合、少し変
わってましてね。他の学校のように凶悪なことはしない。ほら、あるでしょう。
タクシーの怪談。夜中にタクシーが客を乗せて、トンネルとか自殺の名所を通
り越したら客がいなくなっている。良く見るとシートがシットリ濡れている。
 うちの母校の花子さんもそのくちでして、夕方に出没したと思ったら、トイ
レの個室に入ってしまう。そしてそのまま消えてしまうんですね。
 あのときもそうでしたね。
 私も先生にお茶をご馳走になりすぎたのか、トイレが近くなりまして。一階の
北側のトイレに行ったんですよ。
 誰そ彼どきっていうんですか。薄暗くってね。
 すると、何か人影のようなものが見えたんです。女の子のようでしたね。
 気になったんで、後を追ったんですよ。そしたら、逃げるようにトイレに入り
込みましてね。私も、これは花子さんかと思って、入ると誰もいない。
 でも、扉の閉じている個室が一つだけありましてね。嫌な感じはしたんです。
 小さくノックしたんですよ。
 こん、こん、ってね。
 でも、何も返答がないんですよ。
 いえね、でも、気配は伝わってくるんですよね。わかるでしょう? いうなれば、
そこに何かがある――って感じですかね。
268267 :05/03/07 14:38:41
 ええ、嫌な予感はしてましたけどね。でも、好奇心、いえ怖いもの見たさが先行
してしまういました。
 そうです。ドアを押したんですね。鍵はかかっていなかった。
 たてつけの悪い扉が音を立てて開いて、個室の中が見えたんです。
 ……
 ええ、ご想像の通りです。花子さんは居ませんでした。
 でも、ですねそこには……
 でも、そこにあったのはですね、
 ウンコだったんですよ
 花子さんのウンコ。いや、トイレにいるんだから花子さんだって、ウンコするん
でしょうねえ。いや、うちの学校の花子さんは、ウンコがしたくて出没しているん
です。いやあショックでしたが、意外でした。新発見ですよ。そうじゃありません
か? ウンコをする幽霊――いや、妖怪ですかこの場合――なんて聞いたことない
じゃありませんか。
 え、何? 何ですって?
 あなた、男だろうって? なんで、女子トイレに入っているのか?
 やだなあ、そんな変質者みたいなことはしませんよ。
 私が見たのは、男子トイレでです。男子トイレにも出るんですよ。たぶん。
 なんでそんな変な目でみるんですか、もう。
 はい? 他に何か見なかったかですか?
 そういえば、ウンコまみれのブリーフが落ちていたような気が……
269わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 14:57:50
>>261
感想どうもありがとうございます。

冒頭ですぐに女性だとわかるはずなんだけど。
テディベアでわからないならどうしようもない。。。

幼女オタクだと思い込んでしまうのは自分がそうだからじゃないのか?
2ch以外ではそういう感想はひとつももらわなかった。
それともあれか、グラウンド・フィナーレの影響ですか?

なんでここまで皮肉こめて言ってるかというと、
1 文体がまず女性的なやわらかい言い回しを多用している
2 女性としてよく出てくる小物が1章からがんがん出てくる
女性だとわからない、という感想自体がわからない。

それはともかくどうもありがとうございました。
270名無し物書き@推敲中?:05/03/07 15:07:14
>>269
変臭の人じゃないけど、雑誌系懸賞の投稿作のレベルってかなり高いって
ことは知っといたほうがいいよ。
あの作品のクラスで予選通過するはずって思っている時点でだいぶ甘いよ。
有名な賞には、予選通過レベルでプロ作家のBクラス作品レベルは要求され
るところもあるらしいからね。(新人賞でね。プロOKならもっとレベルは
高い)
271:05/03/07 15:59:55
>269
わたつみって、性格は女みたいだけど女を書けていない。
そんなにほめられたいんなら云々、と思ったけどそうでもないって返ってきそう。
何が不満? みんなちゃんと感想書いているんだ。
認めた方がいい。ちなみにグランドフィナーレ興味ない。
もうすでにあることを書いているんだからおもしろくない。
時期が悪かったグラフィナは。三年前ならなんとか。
272わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 16:09:25
>>271
わかんない、って言われるのが不満。
273名無し物書き@推敲中?:05/03/07 16:30:24
>>272
大きなところで誤解しているんじゃないかな。
読者に理解させるのは作者の仕事だよ。
わからないといわれるのが不満なんて、誰にでも理解できる
文章を書こうとしていないって証言しているようなもんだしね。

投稿サイトやここで遊んでいる分にはあれでも構わないけど、
新人賞受賞を目指しているんなら、作品に対する姿勢を考え直
したほうがいいんじゃないかな。

274わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 16:39:30
>>273
うん、だからかなり変えているんですよ。
この作品以後わかりやすいものを目指して書いていますから。

過去の作品だから、いまとは考え方が違うんだよね。
GETに関しては読者に読め、という感じで放り投げちゃってる。
それが通用しないのはわかってるから、いまはできるだけ読みやすく書いてます、
275名無し物書き@推敲中?:05/03/07 16:42:50
>>274
それは重畳。下手に文学的な表現しても、読者は面食らうだけだからね。
平易な文章でも中身が詰まっていれば、十分によい作品になるし。
でも、自分で理解しているんなら、批評してくれる人につっかかちゃダメよ。
276わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 16:44:34
>>275
最低限わかって欲しい部分ってやっぱあるじゃない。
少なくとも、冒頭で女だとわかんないってのはどうかと思うのです。
あれでわからない、って言われるとどう書いてもわかんないじゃないのか、って思っちゃう。

主人公嫌い、死ね、とか言われるのは悲しいけれど、突っかかったりはしてない。
と思いますよ。
277名無し物書き@推敲中?:05/03/07 16:58:59
>>276
読者にそれを求めちゃだめでしょ。
「わかって欲しい」じゃなくって「わからせる」の。
読者の胸倉掴んで作品に引きずり込むくらいじゃないと、何時までも
二線級以下の作品しか書けないよ。
278わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 17:05:03
>>277
注意深く読まないとわからない作品なんです、あれ。
読者と作者の歩み寄りが、10:1くらい必要なの。
なにがいけないって、あの作品はそこがいけない。
一次通過しない原因の大半はそこ。……それにしては前書いたやつが通過したのは謎だが。
あれも読者と作者の歩みよりは似たようなもんだけど。

>読者の胸倉掴んで作品に引きずり込むくらいじゃない
冒頭にはいつも苦労してます、引きずり込むのは大変です。。。
279名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:10:49
>>278
作品のバックにあるものが薄いんじゃないの?
書くべき内容を作品の後ろにたくさん持っていれば、自然に文章に滲み出て
くるもんだよ。多分安易に書いているんだと思うけどね。作者が人物造詣を
しっかりできてないから、読者も読み飛ばしちゃうんだよ。
280わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 17:15:48
>作者が人物造詣をしっかりできてないから
なるほど。

書きなぐりというのは否定できません。。。
281名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:18:16
一次通過したぞ、と自慢したいのだろうか。
何次通過だろうと、全てを通過して賞を取る人間はいるわけで、上にはキリがない。
今現在の自分の力量を知りたくて、ここで評価をお願いしたのではないのか?
わざわざ自分の作品を読んで、評価してくれている。
それに、かなり的確なアドバイスだと感じた。
人の批評に対し、理解してくれ、では進歩はない。
マズイ料理は誰も食わない。
美味い料理は腐るほどあるわけだし。
裏づけのない自身は、みっともないですよ。
282変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 17:22:10
わたつみへ。

ズバリ言うわよ。
アンタ、今の心理状態ではプロにはなれないよ。
プロというのは----作家だろうと画家だろうと音楽家だろうと
「金を出して、買う価値があるものを作り出せるかどうか」
それだけです。
残念だけど、出版物の場合、作家が表に出ていって、
もしくはネットのように(今君がやってるように)
作家が「この部分はこうで、こういう思いが込められている」と
言う場や読者とやりとりを出来る場はありません。
評価は、作品だけ。
作品で読者に世界を理解させられなければ終わりなのです。
売れなかった場合、読者に
「お前のレベルが低いから私の高尚な作品がわからないんだ」
とは訴えられません。

私がいうこと、わかりますか?
作家というのは……芸術家、クリエイター全般にわたっていえることですが
……読者の批評の前には謙虚で素直でなければいけません。
一部のマニアに受けているのは喜ばしいことかもしれませんが
その喜びに浸っているようでは、ずっと成長しません。
酷評の中にこそ、あなたを成長させる鍵が含まれています。
それはプロの偉い(売れている)先生も、つねに意識されています。
読者の酷評にめっためたに傷ついて、でもそれを
自分のものにされています。

世界を見てください。世間を歩いてください。
人とリアルで話してください。金をいろいろな方法で稼いでください。
そして各文学賞を取った作品をさらっと読み、そして熟読してください。
そして己を知ることです。
283名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:25:08
http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippannb/1110182932/60
変臭者とその他批評家の皆さんお願いします。
284祭り参加者:05/03/07 17:25:21
お願いします。
http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippana/1103857453/21
指摘してください。
285名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:27:08
>>282
きついねえ(^^)
まぁ、俺も新人賞に投稿しているって香具師には遠慮しないけどさ。
単に趣味で書いている素人だけど、同好の人間ではなく読者の視点で
こき下ろすようにしてるよ。
286わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 17:29:29
>>282
肝に銘じておきます。
ありがとうございました。
287変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 17:30:29
(つづき)
ちなみに作家だけじゃなくて
全ての仕事----金を得ること-----において言えることです。
マニア受けする料理しかつくれないシェフの店は
たぶんつぶれてしまうでしょう。
すごくカッとんだセンスの服しか作れないデザイナーは
すぐにアパレル会社を首になるでしょう。

普通の会社員だってバイトだって、
評価する人(その場合上司)に対して
「でも、だって」を
繰り返していれば首になります。

ホント、まだお若いようですから、
世間を知ってください。
「でも充分知ってる」と聞こえそうなので先手を打ちます。
……だったらもっと知ってください。
288わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 17:38:41
納得できるかどうかの問題ですよ。

ただ機械的にだめだだめだって言う言葉を信用できるのか。
一度も自分を評価してくれなかった人間についていけるのか。

バイトしてたとき、私は上司にどうのこうの言ったりはしなかったよ。
怒られても、自分の責任なのはわかってるし。
289名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:39:25
>>288
反論は次回作でしなさいね。
290名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:39:26
変臭者は人気ありすぎ。
がんがれ。みんな感謝しています。
291変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 17:39:28
>>283
>>265
じゅしぷり、あんももんしるぶぷれ

おれァ今下痢中なぐらい忙しいんだよう、ちょっとまっとくんなし。

あとぅたら♪
292変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 17:44:49
>>288
ど・あ・ほっ♪

機械的にだめだだめだ、って言ってるって
なんでわかるのさ。そんなの思い込みだよ〜ん。
その思い込みが今君のだめなと・こ・ろ。
1ヶ月ぐらい創作やめて、住み込みでバイトでもしてごらん。

だいたい機械的にだめって何なのよ。
みんな、みんななりにちゃんと読んでるのさ。
みんななり、とは。
本を手にとってお金を出して買うかどうか判断するときに
熟読なんてしませんよ。サラ読み、サラ読み。
サラ読みしようと思ったら、引き込まれて……買っちゃった。
というレベルにならないとデビューできないわよ。

べいべ わたつみえ。
293わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 17:45:00
>>289
わかった、がんがる。
294名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:50:42
いつもなかなか変臭にであえない。
295送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/07 17:52:10
 三週間前、僕らの街は立入禁止都市へと変貌した。
 それを為したのは閉塞女王。彼女は、『立入禁止』を司る力を持った王者だった。
 街中に張り巡らされた『KEEP OUT』のベルトは日に日に数を増してゆき、立入禁止領域は容赦なく拡大していった。
 頑なな閉塞女王に逃げ道すらも鎖されて、僕らの世界は狭まって、そして滅んでゆくはずだった。

 立入禁止領域の氾濫のために休校となった僕らの学校で、僕は、それ以前から学校を休んでいたクラスメイトと再会した。
「久しぶりね。ちょうど三週間ぶりかな」
 他に誰もいない教室、僕の机に腰掛けて、彼女は戸惑うように笑っていた。
 僕は廊下から挨拶を返す。教室には入れない。その入り口が、黄色の帯で厳重に封鎖されているからだ。
「……久しぶり。でも、君、そこは――」
 立入禁止領域なんだぜ、と言いかけた僕の言葉を、彼女は引き取る。
「うん、私は特別。私が閉塞女王だから。キミは何しに来たの?」
「あー、その、ぶらぶら散歩してたら、つい習慣で」
「ふふ、変なの」
 そしてまた笑う。目尻には涙が浮かんでいた。
「……私はね、教室にお別れを言いに来たの。この街を出ようと思って」
「え、なんで」
 無意識的に伸ばした手はベルトの向こう側へ、そして僕は身も裂けるような痛みに襲われる。立入禁止。
 これが閉塞女王の支配する立入禁止領域だ。あらゆる異物を排除する、心ない空間。
 こんなにも苦痛に満ちた世界の中で、彼女は静かにたたずんでいる。ああ、やはり彼女は閉塞女王なんだ、と僕は今更ながら実感した。
 そんな僕を、彼女は唇を噛んで見つめている。もう笑顔はない。
296送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/07 17:54:07
「閉塞女王は、溢れ返った私の心なの。私にも押さえられない、暴走する心」
 彼女はするりと机から降り、隣の机に置かれた学生鞄を掴んだ。
「立入禁止領域は常に私と共にあるわ。私が街を出れば、立入禁止都市は解放される。
 もうここには戻らない。『彷徨えるユダヤ人』みたいに、永遠の旅人になる、そう決めたの」
 教室を横切り、窓枠に手を掛ける。
「ごめんね。もっと早くに決めていれば……ごめんなさい」
 引き止める言葉があるはずだった。だけど、息苦しくて声にならない。
 喉にまとわりつく淀んだ空気。光すら拒絶する立入禁止、昏い校舎。
「キミと話せて良かった。最後にキミと逢えた偶然、大事な思い出にするから」
 彼女は泣いていた。それでもぎこちなく微笑みを浮かべ、
「さよなら」
 彼女は窓から飛び降りた。教室は三階。
「待って!」
 僕は教室へ転がり込む。黄帯が足元に絡む、冷えた空気が肌に刺さる、骨まで染み入る激痛、立入禁止、立入禁止、立入禁止――
 ――知ったことか!
 椅子や机を押しのけて走り、窓枠を飛び越える。
 地表までの数メートル、僕は彼女の姿を見た。校門へ向かう彼女、その影からは幾束もの遮断帯が生えていた。
 着地の衝撃でバランスを崩した僕に、彼女から伸びた遮断帯が絡み付く。たちまちに動きを封じられた。
 ぎりぎりと締め上げられるが、苦しくなんかない。思い切り肺呼吸して、彼女へ向かって叫ぶ。
「偶然なんかじゃない。君が学校に来なくなって、閉塞女王が街に現れた日から、僕はずっと、君を探していた!」
297送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/07 17:55:41
 僕の声など聞かぬげに、彼女は歩いてゆく。
「謝らなきゃいけないのは僕だ!
 僕は君が好きだ! 新学期、隣に座る君を初めて見たときから!
 なのに僕は、君を振り向かせようとはしなかった!」

 通学路に先回りして、君を待ち伏せるのが僕の毎朝の日課だった。
 偶然を装って、いつも君の側に居ようとしていた。僕はそれだけで幸せだった。でも。
 君がいつも独りぼっちだったのを僕は知っていた。人間嫌いなくせに寂しがり屋だってことも。
 それなのに、僕は君の殻を破ろうとはしなかった。君に潜む閉塞から目を逸らしていた。
 望めば手の届く場所で、君は辛抱強く待っていてくれたのに。
 今になって思う。偶然なんかに頼らないで、もっと自然に声を掛ければ良かった。

 群がる遮断帯を引きちぎり、刺だらけの世界をくぐり抜け、彼女の背中を追う。
 彼女まで三メートル、僕は、目に見えない力で地面に叩きつけられた。絶対立入禁止。彼女は校門を越えた。
 僕の手は彼女に届かない。……今は、まだ。
「世界中、どこにいても君を探しだすよ! だから、僕が君の名を呼ぶときは、少しだけ立ち止まってくれ!
 僕は何度でも閉塞女王に挑み続ける、立入禁止なんか吹き飛ばして、閉塞も偶然も振り払って、この腕に君を抱いてみせるから!」
 この声は届いているだろうか。
「――――!」
 彼女の名を呼ぶと、彼女はちょっとだけ振り返り、涙の痕の残る、はにかんだ横顔を見せた。
 そしてまっすぐ前を向き、彼女は二度と振り返らずに街から出ていった。その背筋はしゃんと伸びていた。
 僕は彼女の旅立ちを見送る。

 今や僕には、彼女の後ろ姿しか見えていない。
298名無し物書き@推敲中?:05/03/07 17:58:37
>>295-296
「立入禁止都市」はいいな。
このタイトルだけで、冒頭しばらくは読めそうだ。
ただ、内容的には書き込み量がかなり足りないので、作品つくりこんで
数倍の量を覚悟して書くべきだ。
299送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/07 18:09:57
ありがとうございます。
これは、以前ある雑誌へ投稿した作品で、制限文字が2000文字以内でした。
それをそのままコピベしたのは、確かに私の怠慢です。
300名無し物書き@推敲中?:05/03/07 18:20:41
>295
感想でアレなんだが。女王がどうして立入禁止領域を作り始めたか、とか
心の中の「何」が溢れかえっているかの描写がないので、感情移入出来なかった。
そうなると、ただふうんと読み流してしまう。
あと、女王という呼称、某小説の「王様」を思い出して萎えた。これは個人的な事
だね。スマン。
雰囲気は好きでした。また書いて下さい。
301ぴよ ◆0NU3DOXTfw :05/03/07 18:38:26
多忙でお疲れだろう変臭者様に捧げます。
他の人はいつものように酷評ヨロ。

デジャ・ビュ

 ぶっといキャベツの芯がどど〜んと横たわった給食。
 長いだけでつまらない、くだらない、テンポもないという三拍子揃った原稿
は、僕に幼い頃のつらい昼休みを思い出させる。
 僕は中間誌の編集をしている。編集部では若い方なので、まだ下読みのよう
な仕事も多い。

 キャベツの芯を目の前に逡巡する僕を見て
「お百姓さんが、がんばって作ったのだから残さず食べなさい」
先生はそういって激励、というか脅すのだが、僕はフに落ちない。だって美味
しくないのだ。キャベツの芯のくせして苦いのだ。たぶん栄養だってたいして
ない。
 美味しくなくて栄養もたいしてないものを強制する理由は
「お百姓さんががんばって作ったのだから食べないといけない」
それだけだった。歯をくいしばって固いキャベツの芯を噛むのは、畢竟、農業
の振興と。
 今僕は、面白くもなく、役にも立たない文章を眠さに倒れそうになるのをふ
んばりながら読む。理由は「がんばって投稿してくれたから」。つまり文学の
振興と。
 ごくたまに、給食におけるプリンのような、ミートソースのような、貪り食
いたい文章に出会う。そんな至福を夢見て、今日も僕は不味い文章をボリボリ
、もそもそと食い続ける。
302名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:06:18
>>298
メール欄に酷評願い下げって書いてあるけど。
303名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:07:48
>>301
原稿の話なんだろうが、給食の話と間違える。
原稿の詰まらなさを不味い給食に例えているんだろうが、両者の主従関係が
同等に近いように書いてあるためにわけがわからない。ゆえに、とても読み
にくい。
304名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:09:50
>>302
ほんとだ。
って、そんなこと知るかYO。
それに、あれのどこが酷評なんだか。随分と優しい批評だが。
305名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:13:06
変臭まだ?
306名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:15:39
>>254>>255

おながいします…
307名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:19:28
>>256-257
(´・ω・`)
308名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:21:03
>>306
この作品のあらすじ400字で書いてみな。
たぶん、いろんなことがわかるぞ。
309送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/07 19:23:24
>>300
御指摘の通りです。もっと登場人物を理解してもらえるように精進します。
あと、ネーミングセンスも。

>>302
メール欄は本意ではなく、単なる遊び心で、出来心でした。
すいません。不真面目だったでしょうか。
改めて酷評願います。
310名無し物書き@推敲中?:05/03/07 19:41:30
>>254-255
ラフメイカー?いや、嘘嘘。

>窓が壊れないし開かなくなっちゃった。
壊れて開かないのか、壊すことも開けることもできないのか。後者なら順序が逆だな。

>外部と連絡をとる機械ももともと部屋にない。
>電話はあるが、母親からの心配する電話しかかかってこないため、回線を切った。
もともとはあったんじゃんw

>久しぶりに外に出ようとするが、ドアが開かない。
  ↓
>ドア一面に張ったガムテープをはがすと、ドアを開け外に出た。
開くじゃんw

>ヒッキーという暮らしに慣れていた男には、
>自分を照らす太陽という永遠の輝きが男には皮肉にも思えた。
「男」が重複。

結局のところ文章が全体的に破綻している。一度も読み直してないだろ?
そんなものを評価してくれとせがむなんてワガママちゃんめ。
まあネタ自体は2chのコピペぐらいには昇華できるんじゃない?それだけ。
311302:05/03/07 20:07:39
いや、君の遊び心に俺も遊び心で乗っかってやっただけよんw

読んだ。
おもすれええええええええ。ATフィールド!?
これ、リアル閉塞ガールとかいうタイトルで2001年頃だしてたら売れてたぜ?
……すまん。まあ何だ、文章は平易で読みやすい。セリフも読みやすい。
最後の「僕は何度でも閉塞女王に挑み続ける〜」のセリフ回しはチョトうっとうしい。
まあ読んでてライブ感あったよ。読点が少し多いけど。
312小 ◆PBtykf5sPQ :05/03/07 20:19:34
お、編集者がいるの?
俺の書いたものも読んでください。

http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?kannou/1109486420/14

酷評も含め、忌憚なき意見お待ちしております。
313その手:05/03/07 20:22:44
面白そうだ。私も週末に、群像に応募したのを酷評してもらおう。
よろしくお願いします。
314小 ◆PBtykf5sPQ :05/03/07 20:23:47
おっとっと、編集の人じゃなくても
酷評してください。
315名無し物書き@推敲中?:05/03/07 20:25:12
コテスレになりますた。
316 ◆tzNC/zuwzM :05/03/07 20:31:14
黒ひげ   

「これやろうぜ」
数学の自習時間、画太郎がハスキーな声で班の皆の注目を集める。
目の前にドンッと見覚えのあるひげ男が姿を現した。
小物臭いバンダナと意味のない眼帯。ひげだ・・・・
私は黒ひげ危機一髪の事を「ひげ」と呼んでいる、特に意味はない。
皆と違う呼び方をしたほうが洒落て感じられるからだ。
「あぁ、ひげね」と私は画太郎の机の上のひげを取り上げる。
画太郎は自分が持ってきた黒ひげの事を「ひげ」と事も無げに呼び捨てする
私に多少のジャラシ−を感じているだろう。
「負けた奴は罰ゲームな、今日一日フナムシって呼ばれんだぜ」
画太郎は得意に仕切るが某漫画のパクリだった
早速ジャンケンで刺す順番を決めることになった
「俺グーだすからなー」 画太郎が一人無意味に皆を牽制している
ジャンケンの結果一番最初に刺すのが私になった。
こうなったら一番最初に「当たり」を引いて画太郎が得意になっているこのゲームを
根底からぶち壊してやることにした。
刺す穴は40箇所くらいだろうか、私が最初にそこを引ける確率は40分の1。
かなり厳しい確立だ。
真剣に刺す場所を考える余裕はない。真剣になっている事が周りにばれたら私の負けだ。
あくまで迅速にめんどくさそうに初当たりを引く。
これは私とひげとの真剣勝負だ。
317 ◆tzNC/zuwzM :05/03/07 20:31:49
カシュッ・・
マヌケな音と共に訳もなく外れた・・・・・悔しい、これでこの「ひげ」のゲームは成立してしまったのだ。
皆が次々に突き刺していく。もう全ては後の祭りあの時はもう帰っては来ない。
なぜ40分の1を引けなかったのか、宝くじで1億円当てる人がいるのに私はひげの急所を当てることさえ
できない、情けなくて涙がでそうだ。
「おい、お前の番だぜ」
気が付くともう二周り目に入っていた。もうこのゲームになんの意味もない。
誰かが当たりを引いてそいつが今日一日くだらない罰ゲームをするだけ。
なんと儚いゲームなのだろう。
「早くしろよ!」 画太郎が机をガンガンならしながら催促してくる

瞬間いい事を思いついた。
このままこのくだらないゲームを成立させるくらいならひげではなくこの剣を画太郎の目玉に突き刺してやろう。
そう思ったら一も二もなくプラスチックの剣は画太郎の右目にヒットしていた。
ひげが笑っているような気がした。


初投稿酷評ヨロ
318名無し物書き@推敲中?:05/03/07 20:32:28
>>312
たいくつー。
単調なんで読んでて眠くなるー。
319名無し物書き@推敲中?:05/03/07 20:35:39
>>316-317
なんで、こいつはいきなり他人の目に黒髭ソードをぶっ刺すのだ?
理由が全然わからんのだが。
320名無し物書き@推敲中?:05/03/07 20:40:59
小もわたつみも、もっと完成度高いのかと思ってた。
一つ一つ挙げるのがめんどうになる程つっこみ所満載。
私はプロットはいいと思うけどね。
321小 ◆PBtykf5sPQ :05/03/07 21:44:13
その調子で酷評していただけるといいのですが、
具体的に言っていただけた方がこのスレに貼った甲斐があるのですよ。
322名無し物書き@推敲中?:05/03/07 21:56:26
>>321
ってか、>>2の※※を読めよ。
323320:05/03/07 22:04:45
小さん
携帯からだからコピペできなくて、細かい事は書けないけど、一つ挙げるとすると『…それに連動して彼の口数は減っていき、ついにはバスを…』
口数が減る→バスを眺める、ってのがしっくりこなかったり。
あと、一つの文章が短いのは狙ってやってるのかわからないけど、もう少し長い文があった方がメリハリつくような気がする。

こんな感じでよろしいでしょうか?
初めて批評したんで、あんまり当てにしないで下され。
324320:05/03/07 22:07:57
あ、小さんはトリップで本人だと。
325名無し物書き@推敲中?:05/03/07 22:24:43
>>324
326小 ◆PBtykf5sPQ :05/03/07 22:40:59
本人だよ。
その調子で酷評お願い。

本人も、まだ通用するものがかけるとは思ってないが、
書けるようになりたいと思っているのですから。
327320:05/03/07 22:55:17
小さん
ごめん、まじ携帯から具体的にって勘弁。
でわ最後に、キャラの書きわけはうまいと思うけど、バスを眺める男が気障ったらしい…ってのは個人的な好みの問題かorz
328変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 22:55:34
マジ忙しいので批評は俺様の目にとまったものだけさせてもらう
かつやや簡潔になってしまうと思うが、最初に謝っとく。

>>227 スルー >>228 スルー

>>234
●筋
文学賞向けではないが、売れる本になるかも。
人気漫画やアニメの憧れの未来に隠れた実の人間社会に潜む恐怖や絶望を
漫画世代の大人に読ませるというのはよいアイデアだ。

●表現
残念ながら説明を若干丁寧にしたレベル。
海の情景や、かよ子の気持ちなどを書き込んで欲しい。
ただし、読みやすいし、さくさく読めるテンポもよい。
かよ子が関西弁なのも不思議な味を醸している。
(俺の脳内ではかよ子役はサトエリに決まってしまった)

また最後のサザエの登場が唐突で、かつ糞として排出されたかよ子の記憶チップが
当たったのもわかりにくかった。

●一文
今回はなし

●評
単に俺ごのみなのかもしれないが読者サービス精神にあふれる創作者だと思う。
もういっちょふんばって書き込む力を身に付ければ
ここまでのこのスレでは一番プロに近いコテハンだろう。期待する。
329名無し物書き@推敲中?:05/03/07 23:10:36
>>326
具体的なのは勘弁な。
今、長文読んで細かい感想つけるパワーがないからさ。
パワー不足のところで読んだんだが、しばらく読んでると先に進むのが
辛くなっていった。文章が平坦でメリハリがなのと、描写が少なく説明
ばっかなのが理由だと思う。昔のことを書くからって説明的にする必要
はない。というか、やられると読んでてきつい。
330変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 23:19:55
>>244 スルー
>>251
ようやく全編読んだよ。いいところを探そうとして必死で読んだんだが。

●筋
夢オチ、単純。人間社会を無視した強引な展開。
今までの批評者が書いているとおり。人間を深くえぐっていない。
「だから?」って感じ。
枚数はこの半分ぐらいでいいんじゃないだろうか。

●表現
丁寧に表現されていて秀逸なものも多数ある。
たぶん作者は文を書くのが本当に好きな人なのだろう。
とにかく丁寧なんだけど(ちょっと綿矢りさ風)自己満足に終わっている。
日常生活に関するいい表現が文の遊びで終わっている。
そしてさして重要でもないものでも丁寧に書き込んでいるので
非常に読み手(特に俺のようなせっかちなやつ)は揺さぶられてしまう。
幼稚な筋に綿矢風綿密な文体は、どうみてもダメでしょう。

で、オタとののしられましたが(w
やっぱり合コンシーンが出てくるまで主人公が女性に見えません。
(テデイベアがいるだろ!ゴルァと作者は叫んでいますが、
アニオタ男の部屋にもそれぐらいある可能性大です)
また女性っぽい文章と主張していますが、最初のほうはそうでもないですよ。
女性を主張するなら、幼女との出会いの文をはしょらないで
アナタ得意の文章表現で女性らしい拾い方を書き分けるべきでしょう。
(つづく)
331変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 23:21:23
>>251 へつづき
それから、蛇足なんですが
ダウン症の子供についての差別的説明が出てきますがコレはマズい。
たとえ素晴らしい文学作品だったとしても
出版時に「世に出しにくい表現」を持っているならば敬遠されてしまいます。
もっとも、優秀であれば、最終選考までは残るはずですが。

●心に残る一文
文学表現がいっぱいありすぎて埋没してしまった。
せっかくの文が、コレ!とピリッとくる構成になっていない。

●評
文を書くのがすきで巧みなのはわかりますが、
それって、漫画で言ったら、「絵を書き込むのが好き」
ミュージシャンで言ったら「巧く弾くテクニックがある」に過ぎない。
小説の場合、いかに生の人間を書き込むかというところが
純文でもエンタメでも大事です。
それにはいくら自分が発信ばかりしていてもだめで、
人に交わっていろいろなものを積極的に受け取る必要があります。
また芸術も人相手の商売の一つです。
読む人あっての小説。読者を見据えて、サービスするというのも
プロ作家のひとつの側面ですよ。
332名無し物書き@推敲中?:05/03/07 23:28:44
お忙しいなか、すみません。よろしければ、>284お願いします。>変臭者さん
333変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 23:28:57
>>254
ホントにあらすじだけですなぁ。
自分で張ったガムテープを忘れている理由とか
書いてほしいです。
オチはつけているので、原稿用紙6〜7枚書き込んで
ショートショートに仕上げてください。

>>256
長編の一部とおぼしき文。ですね?
3回ぐらい読んだけどよくわかんなかった。
頭の中にガサガサと書きたい断片を寄せ集めた感じで
自己満足、排泄物、ウンコレベルです。
頼むからストーリーにしてくださいな。
表現は、説明をやや丁寧にした程度。
もっとオリジナルの表現をさがしなされ。
334わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 23:31:03
>>330-331
丁寧な感想どうもありがとうございます。
335わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/07 23:33:24
表現で面白がらせられたら、それはそれでいいんだけど。
私は面白い表現とか読んで喜んでたりすることも多い。

うーん……ただ世界観が魅力ないか。。。
336320:05/03/07 23:39:41
うっわ!
プロの批評読むだけで、自分の表現能力の無さが浮彫り!
小説投稿してる訳でもないのに、参考になる。

変臭者さん乙!
337変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 23:50:19
>>265
●筋
これで完結ではないと思いますが(何かの長編の一部ですよね)
この部分を出してきたことに納得のいく作品だと思います。
もし短編だとしたら、家族のエピソードなど倍は書き込んで
もう少し盛り上がりがほしいけど。

●表現
あんまり言うことないです。が細かい添削をすれば。

>突き抜ける青空と冴えた寒さの
冴えたっていいことに使う表現ですよね。
冴えた寒さ、だとちょっとミスマッチ感あり。
>寒村〜貧しく
意味が二重です。寒村といえばそれだけで貧しい村の意味です。
>貧しいなりではあったが
それなりに、の「なり」だと思いますが
前後の文章の香りから、「なり」=身なりに思えてしまいます。
貧しい身なりではあったが育ててくれた、というのは
ちょっと変ですよね。
>少し惨めな想いも感じなくも
思いを感じなくも ですね
>叔母さん
これは血縁のある叔母になりますが、どうですか?
ただの店のオバサンだったら「小母さん」の表記のほうがふさわしいと思います
>257の最後にある「田舎者で恥ずかしいか」というエピソードはここにいれないで
時間の経過順に最後にいれたらどうだったでしょうか?
338変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/07 23:51:00
>>265
(つづき)
●一文
「おうほう」と勇ましい父の掛け声

私は困難を抜けてきた自負から
なのだろうかとても父が誇らしく見えた。

ぎゅっと父の手綱をもつ手を握り締めたら
とても冷たくて暖めてあげようとしたのを覚えている。

●評
イイですよ。二重の意味で懐かしいですね。
「おすん」の時代的な郷愁。
そして私が子供の頃、こういう文、教科書によく出てきた気がします。
睦美から見た父の描写がこと秀逸です。
339変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 00:05:10
>>266
これで、君は読者に何を与えたいんでしょうか。
お笑い? 笑えなかったぞ。俺は。
ずっこけ? ずっこけるほど貯めてもなかった。
なんか最初からケツ末が見えてた気がするぞ〜。

>>283
●筋
わたつみさんのパロディですね。
原作者には申し訳ないけど俺はこれぐらい軽いほうが読みやすい。
ただ、なんで助手は、主人公に秘密でニンニクのにおいを入れたの?
それが知りたい。

●表現
俺は、「おれは」「わたしは」で始まる出だしが嫌いだ。
小学生の作文みたいだからだ。
各章の出だしが平坦。章立てするなら、もう少し凝れば?
バカらしいパロディだが屋台の店主など表現は巧い。


●一文
おれは小さな愛を惜しみながら孤独な男を演じた。「つーか、マジ孤独だから」と背中から言われたような気がする。気にしない。

手紙 の内容。

●評
巧くできたパロディ。
なんかバカらしい感じで書き流しているけど
他己(=ニンニク)を拒絶するすさまじい自己愛を抽象化して表現している秀作。
原作抜きでどう感じるか、は俺にはわからないが。
340名無し物書き@推敲中?:05/03/08 00:11:41
1300枚の大長編!
http://homepage3.nifty.com/atman/
大軍師・九鬼春平は「全東アジアの民主化」と「史上空前の20億市場の成立」を目標とした
「東亜合従」を掲げ、中国共産党の打倒、大美国との覇権争いに乗り出していく。壮絶な戦略合戦
を通じて大美国を次から次へと追い詰めていく九鬼春平であったが、世界情勢は人智の及ばぬところ
で意外な方向へと進み始め、やがて人類は予期せぬ恐るべき未来へと突き進んでいくのであった……。
341変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 00:23:47
>>284
●筋
きれいにまとめようとした話、ですね。
現代のおとぎ話的というか。
しかし人間が書けていません。
彼女となぜ別れたわけ?
で、主人公は彼女に未練があったわけ?つまり振られたわけ?
その辺の事情がわからないので、せっかちな俺はすごくムズムズした。
というか、全編にわたって消化不良ぎみ。
きれいにさらりとでもいいから書いて欲しかった。
構成が散漫。「孤独」がテーマにするには、
「孤独じゃなかった時」を対称に回想させるなど
際立たせたい。


●表現
ときどき「彼女」「僕」「少女」がわかりにくくなるのが気になります。

>孤独はうめるべきものでなく、そっと大切に寄り添うべきものだ。
詩的表現かもしれませんが、語句の使い方が変な気がします。

●一文
なし

●評
登場人物が類型的、事情を説明せず回想だけで展開する夢物語。
美しくまとめてはある大人のための童話というか。
ただ、文学作品としてはとても足りないです。
透明感はあるので、超越した透明感を目指した文章表現を考えたい。
詩作などで勉強するのはいかがでしょうか。
342変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 00:27:37
ここらで今日はギブアップさせてくれ。
あと、ちょっと忙しいので
30枚以上の作品を俺指定で酷評してほしい香具師は

1.800字程度であらすじを書く
2.5カキコ以内(原稿用紙10枚=4000字)程度で収まる、
見せ場(ストーリー上でも表現上でもよい)を読ませてくれ。

では
343名無し物書き@推敲中?:05/03/08 00:28:28
>341
丁寧にありがとうございます。
評価きけてうれしかったです。
344265:05/03/08 10:34:02
変臭者 ◆2NA38J2XJM殿ありがとうございました。
添削役立てます。
純文が衰退している現状を打破できるようがんがります。
345変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 11:45:30
>>342
の内容は290番以降から適用します。
ざっと見たところ、50枚、1300枚という方がいましたが
あらすじ2枚と、見せ場10枚に変えてコピペをお願いします。
それがない場合は申し訳ありませんがスルーいたします。

それから私は、文芸誌の現役編集者ではありません。
業界に詳しい単なるウルサイ一読者と考えてください。
(まあ編集者というのは作家にとって最初の読者なわけですが)
プロの意見を聞きたい場合、手っ取り早いのは
自費出版の企画として出すことです。
もしくは、文学賞に応募して少なくとも2次突破して
(ベスト20ぐらいに入る)から、編集に連絡をとってみることです。
なおその場合、発売日の1〜2週間前は避けたほうが無難でしょう。
346283:05/03/08 12:03:51
>変臭者
ありがとうございます。
正直自己愛とかあんまり考えていませんでした。これからは考えます。
347名無し物書き@推敲中?:05/03/08 12:23:22
変臭者さんがいるなら、見てもらおうかな。
348名無し物書き@推敲中?:05/03/08 12:27:04
送る予定の原稿の冒頭部分を変臭者に読んでもらいたいんだが晒すとまずい?
349名無し物書き@推敲中?:05/03/08 12:35:38
>>348
よしたほうが無難。
もし賞をとったときに「2ちゃんで晒しとった」と
いらん話題を誘っちまう。
350変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 12:53:12
>>348
送る、ってことは3月31日〆の原稿だね(たぶん)。

まだ時間があるから、
3月8日〜3月15日までは
その賞の過去受賞作5作以上、そして
今月のベストセラー(小説でいい)ベスト5、
審査員のデビュー作とベストセラーと最近刊を
(5人いたら15作になるが、無理だったら一番好きな人のだけでもよい)
を読もう。既読でも読み返そう。

自分の原稿のことはすっかり忘れて(比較しないようにして)
楽しんで読むのがポイントだ。
読んでいる期間は自分の作品は絶対読まないこと。
貸し金庫にでも預けてしまうのがよい。

そして3月16日は一日外出。
ドライブでもパチンコでもして
文のことは忘れる。一番いいのは友人とのリアル雑談。
(ネット雑談はよろしくない)

3月17日に改めて自分の作品を手に取って読み返す。
そこで湧いて出た欠点は2週間かけて
全身全霊をかけてすべて改めろ。
筋自体がダメだったら今回は諦めるというのもありだ。

これをマジでやるのとやらないのでは、かなり違います。
作品を寝かせる。研ぐ。その作業です。今ならギリギリ間に合います。
351348:05/03/08 12:56:10
小学館の1000文字メール小説です<変臭者さん
352変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 12:58:22
ああ、もう一つ。
3月17日に手に取るときは、審査員が見るのと同じ形式に
プリントアウトすること。
横書きの画面で見るのと、
縦書きの紙で見ると、不思議に違って見えるからね。
右手に赤ペンを持って、嫌いなところは冷徹にチェックしていく。
353名無し物書き@推敲中?:05/03/08 12:59:19
そんなことができるやつは、きっとここにはいないと思われw
354変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 13:02:21
>>351
あっそう。だったらなおさらここには晒さないほうがいいね。
そういう形式の賞について、審査基準などが私は予想できません。
ただ、寝かせ&研ぎ作業はやったほうが絶対にいいです。
同世代のお友達に批評してもらうのもいいかもしれませんね。
355変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/08 13:10:39
>>353
それをやらないから、入賞しないんだよ。
では仕事に戻らせていただく。
356名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:11:09
入賞しないから、ここにいるんだろうな。
357名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:19:37
意識がぼんやりとしてくるほど暑い、夏の真昼のことである。
 俺は葬列を見つけた。
 葬列はこの近くの火葬場へと向かっているらしく、ゆっくりと進んでいる。
 その葬列の中に、見覚えのある女がいた。
 女はこんな暑い日に長袖の喪服を着ている。
 ――誰だったかな。
 思い出せない。
 喪服の集団はだんだんとこちらに近づいてくる。
 女が目の前を通った。
 ちらっと目が合う。
 その瞬間、俺は思い出しのだ。
 女の長袖は、傷を隠すためだ。
 そして、俺は昨日妻と刃物でもみあって……。
 葬列の棺の上には、故人の写真が置かれている。
俺の写真だった。
 葬列はゆっくりと行きすぎた。
358名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:48:12
まあ、一部の新人賞狙っている人達は別として、酷評サイトの元々の
住人はとりあえず作品を完成させるくらいを目標でいいっしょ。
文章の断片だけ書いてた連中がほとんどなのにいきなり新人賞とかは
ちょっと無理PO。
359名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:48:42
360名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:55:13
まぁでも野ブタプロデュースみたいに
一回も小説書いたことなくてもいきなり文藝賞受賞しちゃう場合もあるからなぁ。
361名無し物書き@推敲中?:05/03/08 13:58:57
>>360
ごく稀な例外を参考にしても意味ないPO。
せいぜい、他人が読んでて頭いたくならない作品を目指すPO。
362 ◆tzNC/zuwzM :05/03/08 15:37:27
嘘の天才

地元の居酒屋で懐かしい顔に会った。横島だ
横島は嘘の天才だ
多分俺が知る限りこいつより嘘が巧い人間はいない
高校の時も学校をありとあらゆる手で休んだのに教師は疑いもしなかった。
こいつは本当に嘘が巧い、俺はこいつの嘘を見破ったことがない。

「なあ木村、俺高校卒業した後何してたと思う?」
横島がニヤつきながら俺に問いかけてくる、昔と変わらない横島だ。
俺が「さぁ?」と気のない返事をすると横島は一人淡々と話し始めた。
「俺、高校卒業した後香港に行ってさ、そこで一人で石油を掘り当てたんだよ、スコップで」
ふーん、と適当な相槌を打ちながら俺は酒を飲み干す
「でも石油王って柄じゃないじゃん俺。だからその石油の権利を全部
香港にあげちゃったわけ、これで国を潤して下さい〜ってね」
ここの居酒屋は去年より芋焼酎が値上がりしていた。焼酎ブームは結構だが
こんな煽りを喰らうのは勘弁してほしい。
「でもあっちとしても気が済まないって事で、俺の銅像を勝手に建てちゃったんだよね
空港とかアミューズメントパークとか所構わずそこらじゅうに、参っちゃうよ」
その後小一時間ほど横島と話して店を出た。

翌週休暇の取れた俺は香港に飛んだ。
空港のどこにもあいつの銅像なんてなかった。横島は嘘の天才だ


363名無し物書き@推敲中?:05/03/08 15:58:39
・・・。
>俺が知る限りこいつより嘘が巧い人間はいない

>「俺、高校卒業した後香港に行ってさ、そこで一人で石油を掘り当てたんだよ、スコップで」
>俺の銅像を勝手に建てちゃったんだよね
という激しく胡散臭い台詞が矛盾してませんか。
もっと現実味のある嘘を練った方がいいと思います。とても嘘の天才とは思えないので。
364名無し物書き@推敲中?:05/03/08 16:11:23
わざとそう書いてるんじゃないか?

>俺はこいつの嘘を見破ったことがない

この台詞でその男の嘘を見破れないのは
主人公だけだということがわかる
365名無し物書き@推敲中?:05/03/08 16:30:43
>教師は疑いもしなかった

馬鹿は二人いる!
366名無し物書き@推敲中?:05/03/08 17:10:49
>>360
嘘を嘘と(ry
書いたことないというのは、最大の武器だろ
367名無し物書き@推敲中?:05/03/08 17:29:57
 芸能界に入って二年が経過した。帽子を深くかぶり視界が半分になりながら店内を歩くと
僕の歌声が店内に流れ、笑顔でレモンを持っている僕が表紙の雑誌が本棚に羅列されている。
 今日もこの後、歌番組の収録がある。いや、正式にはあった。今頃、僕が歌っている時間だろう。
マネージャーからの着信と思われる携帯のバイブの振るえが太ももを揺らすのを感じながら、僕は子供には見せたくない本を立ち読みした。
 店内に流れる歌が、もうすぐサビになろうとしてる。
 触覚は太ももで感じるバイブ。視覚は股を広げた女。

僕はコンビニを出て携帯をズボンから取り出してアラームの通知を切った。
368名無し物書き@推敲中?:05/03/08 17:50:01
----堕天使 1

彼女は、背中から生やした光の翼を拡げて見せた。眩しくて直視できない。
目を逸らすと、視界が光と影にくっきり分かれている。
「どうですか?」
「わかった。認める。おまえは天使だ。だからしまってくれ」

彼女は、今日の夕暮れどきに突然俺の部屋を訪ねてきてこう言った。
「あの、何か食べさせてくれませんか」
俺はとりあえず夕食に食べようと思っていたカップ麺を食わせてやった。
で、俺もかなり飢えていたわけで、頃合いを計って万年床に押し倒した。
彼女は、俺が何をしようとしているのかわからない様子で、まるで抵抗せず、
キョトンとした表情を浮かべて俺が服を脱がせる様子を眺めていた。

--続
369名無し物書き@推敲中?:05/03/08 17:52:10
----2
ところが、俺が一物をいきり立たせて彼女の下着を引き下ろすと、そこには女に
あるべきものが無かった。ものを食べる生き物なら絶対に必要なはずの穴さえ
無かった。俺は一気に萎えて途方に暮れた。そこで彼女がやっと状況を理解し、
言った。
「ごめんなさい。私天使なんです。そういう事できないんです」
「服を着て出ていけ」
「やっとあなたみたいな人にめぐり会うことができました。ずっと一緒に
いましょう」
「奇形の気違いめ」
「天使ですってば」
言いあいの末、彼女は証拠を見せる、と言い、俺の目の前で光の翼を拡げて
見せたというわけだ。

--続
370名無し物書き@推敲中?:05/03/08 17:54:44
----3
「分かってくれました?」
「俺をどうするつもりだ」
「一緒に神様に喧嘩を売りましょう。堕落しましょう。そのために私は降りて
きたんです」
「俺はただの人間だ。神様なんて知らない」
「あなたなら出来ます」
そう言うと、彼女はキッチンに向かい、包丁を持って戻ってきた。そして、
それを自分の露な腹部、鳩尾の左脇にあてがう。
「なにを……」
「こうすれば、ほら」
思いきり、彼女は自分の腹を抉った。そして顔を俺に向けた。激痛と確かな
快楽と、凄艶な誘惑を浮かべ、その表情と視線は俺の頭の中から何かを掴み
出した。

気がつくと、俺は血飛沫を吹く傷口にペニスを突き立て、腰を前後に振って
いた。熱い。彼女は動きに合わせて呻いていた。それが苦痛によるものなのか、
それとも快楽によるものなのか、俺にはもう分からなかった。

ただ、彼女は笑っているように見えた。
---終

思いついてすぐの一発書きですが、酷評願います。
二連投で良かったかな。
371名無し物書き@推敲中?:05/03/08 22:14:53
BUMP OF CHICKENの「K」を練習がてらにノベライズしてみました。
前半だけですが、酷評お願いします。

12月25日、クリスマスの夜。恋人たちがいたるところでじゃれ合うなか、猫もなんだか陽気な気分になって、
自分の尻尾とじゃれ合っていた。
とはいっても、人の目の届かない隅っこのほうでひっそりとだが。そんな風にしなければならないのも、
すべて猫の汚らしく不吉な黒い毛並みのせいだ。
人間に見つかれば、やれ悪魔の使いだ何だと言われ、猫はいつも虐げられてしまっていた。
特に、今日はクリスマス。こんな日にこんな猫を見たら、人間はどんな酷いことをするかわかったもんじゃない。
皮肉なことに、黒いおかげで夜なら人間に見つかることはほとんど無かった。そういうわけで、猫は昼に寝て、
夜に食料を求めて徘徊する、という昼夜逆転の生活を余儀なくされていた。
ただ、当の猫はそれほど今の生活を悪いとは思っていなかった。むしろ、人間に扶養されて、人間のために
愛くるしい仕草をするなんて赤っ恥もいいところ。それが猫の持論だった。
372名無し物書き@推敲中?:05/03/08 22:28:19
時計の針が8時を少し回ると、猫は尻尾にしばしの別れを告げて、行きつけの飲食店に向かうことにした。
そろそろ、店の外に残飯が捨てられる頃合いだ。
猫はくるりと向きを変えて、今日食べられる予定のご馳走を頭に思い浮かべ、舌なめずりをしながら歩き始めた。
だから、後ろに立った人影に気付くのが一瞬遅れてしまった。猫の体がふわっと宙に持ち上げられる。
人間?きっと、このままぶん投げられる―――猫は、覚悟を決めてぎゅっと目をつぶった。
1秒、2秒。何も起こらない。猫は恐る恐る目を開いて、自分を持ち上げた人影を見上げた。若い男だ。
――こんばんは、怖がらなくてもいいよ、素敵なおちびさん。
猫は呆気にとられた。こんなことを言う人間は初めてだ。
――こんな日なのに、君も一人で散歩かい?
――君は、どこに住んでるの?
――僕は、近くのアパートで絵を描いているんだ。
男は、猫に楽しそうに語りかけた。もちろん、猫は話すことができないから会話は成立しない。
でも、どうしてだろう。猫は、男の声を聞いているだけで安らいだような気持ちになれた。
今まで味わったことの無い、不思議な気持ちだった。
373名無し物書き@推敲中?:05/03/08 22:39:47
――良かったら、僕のアパートに来ない?実は、前に一度だけ見かけてから、ずっと君を描きたいと思っていたんだ。
一瞬、猫は自分が何を言われたのか理解できなかった。アパートに?この絵描きの男と一緒に?
どうすればいいかわからなくなって、猫は走り出していた。生まれて初めての優しい言葉が、ぬくもりが、信じられなかった。

どれだけの距離を走っただろう。気付くと、猫は疲れて地面に倒れ伏していた。
ここはどこだろう。無理して走ったせいで足が痛い。しばらく、ここで休んでいよう―――。

目をつぶっていると、暖かなものが体を包んだ気がした。猫はなぜかほっとした気持ちになって、まどろみの中へと身を沈めていった。
374名無し物書き@推敲中?:05/03/08 23:01:45
どうせならダンデライオンでやれや。
375312:05/03/08 23:16:40
むぅ・・ 全部は読んでもらえんのか。
忙しいなら仕方ないけど。
376 ◆tzNC/zuwzM :05/03/08 23:38:59
>>363 >>364 >>365

私的には横山の話があまりにも嘘すぎるので「あの横山が果たしてこんな陳腐な嘘をつくだろうか?」
と確かめずにはいられない旧知の中でこそ成立する嘘、というのを狙って書いていたのですが
読み取りづらいですかね。色んな見方があると参考になりました。ありがとうございました
377名無し物書き@推敲中?:05/03/08 23:53:22
>>376
じゃあ、なおさらそこ書いてくれよ。
僕と横山は旧知の仲じゃないし、もちろん僕とあんたも旧知じゃあない。
大事な想いは言葉に。
言葉を越えて何かを伝えられるほど、人類は進化していないはず。
378名無し物書き@推敲中?:05/03/09 00:16:46
>>371
いい話風だな
だが、君を描きたいからアパートにきてくれ、てのはちょっと気持ち悪いな
ヌードデッサンですか?みたいな
その場で写生しようとさせるべき
379送りバント ◆1OmGEjChkI :05/03/09 00:49:28
>>311
釣られたんですね、私w

優しくも、大変参考になる批評をありがとうございます。
なんか色々見透かされてるorz
2001年の売れ筋を狙った訳ではもちろんありませんが、実際はそれに近く、
2000年ごろから伸してきた(もっと前かも知れません)
ある観念を本来の枠の外側に置く、という表現方法を強く意識しています。
メタ観念とでも言うのでしょうか? 呼び方はよく分かりません。
これはもう古い感性なのでしょうか。
ちょっと不安になったので読書の幅を拡げてみます。

読点が多いのはサン・テグジュペリの著作の影響
(いや、むしろ訳者の堀口大學でしょうか)
だと自覚はあります。
もうしばらくは減らさずに試してみるつもりです。
380 ◆tzNC/zuwzM :05/03/09 01:18:46


俺は侘びたことなど一度もない。
今日も朝学校へ来る途中爺とぶつかったがシカトしてやった。
そんな俺の名前は侘助。親も罪作りな名前を付けたもんだとさぞ後悔しているだろう。
「これから1年後俺より強いサイヤ人が地球にやって来るぞ!」
朝から鼻につく甲高い声、松本だ。
こいつは大ボラ吹き野郎で有名だ。
クラスの皆からも虐められているが自業自得だ。懲りもせずホラを吹き続けるコイツの住処などこの世にあるのだろうか?

「やめろ!只じゃ済まないぞ!!」
昼休みに松本が加藤のグループにパンツを下ろされている、ざまぁない。
松本もこれで少しは自重するだろう。
!!俺は瞬間我が目を疑った。
なんと松本のケツから毛が生えているのだ。俺達はまだ中学2年生、馬鹿な!普通の14歳でケツ毛が生えるわけがない。
「こいつ、サイヤ人か!?」
思わず小さく声が出る。
加藤達は松本の尻尾に気づいてないのだろう。松本のパンツをクルクル回して遊んでいる。
なんてこった・・・こいつ等のせいで地球は終わりだ。松本は多分下級戦士だ、加藤でも
どうにかなる相手だろう。だが1年後やってくる松本の仲間は多分俺でもギリギリだ。
それが二人・・・絶望的だ。
俺は意を決して椅子から立ち上がった。
そして自分のズボンを下ろし自らパンツを剥ぎ取った。
クラス中から悲鳴が聞こえる、関係ない。この悲鳴は平和の悲鳴だ。
「退くんだ加藤!後は俺に任せろ」
俺は堂々とフルチンで加藤を制すると松本、いや松本様の前にひざまずき深深と頭を下げた。
「加藤の数々の無礼お許しください。私のパンツですが宜しければこれをお使いください」
松本様は俺のパンツをお召しになられるとそそくさと教室を出て行った。
「俺は初めて人に頭を下げた・・・だがこれは侘びではなく命ごいだからな!」
教室が静まり返っていた。
「いいからパンツはけよ」 加藤に言われ俺は面を上げた
381名無し物書き@推敲中?:05/03/09 02:41:23
「蹴りたい明治」
寂しさは鳴る。
耳が痛くなるほど高く五月蠅い明治の校歌の絶叫が鳴り響いて、
痩せた胸を締めつけるから、
せめて明大生のコンプレックスを刺激しないように、
私は「都の西北」を小声で囁く。細長く、細長く。
酒盛りしながらの覇気のない「都の西北」は、
明治が相手の早明戦の虚しさ消してくれる。
気怠(けだる)げに見せてくれたりもするしね。
明治って脳味噌筋肉?
リバティタワー? ハッ。っていうこのスタンス。
バカは高いところ登ってはしゃいでいるみたいですけど(苦笑)、
私はちょっと遠慮しておく、だってもう早大生だし。
ま、あなたたちを横目で見ながらでもしてますよ、
気怠く。っていうこのスタンス。
382名無し物書き@推敲中?:05/03/09 02:41:55
「蹴りたい関関同立」
寂しさは鳴る。
耳が痛くなるほど高く澄んだ鈴の音で鳴り響いて、
痩せた胸を締めつけるから、
せめて関関同立志望者には見えないように、
私は携帯からわせだちゃんねるを覗く。細長く、細長く。
書き込むためにキーを叩く耳障(ざわ)りな音は、
京都の総合選抜の低レベル公立高校での孤独な私消してくれる。
気怠(けだる)げに見せてくれたりもするしね。
ドウシシャ?リツメイカン? ハッ。っていうこのスタンス。
あなたたちは関関同立模試の判定見て
はしゃいでいるみたいですけど(苦笑)、
私はちょっと遠慮しておく、だってもう早稲田推薦内定だし。
ま、あなたたちを横目で見ながら早稲田魂でも
読んでますよ、気怠く。っていうこのスタンス。
383変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/09 09:58:12
ぐおおおお〜
マジで仕事が忙しくなってきたっ!
しばらく酷評できないです。
でも必ず帰ってくるのでそのときまでしばし!
384368-370:05/03/09 15:34:57
あ、お忙しいのですか。お仕事頑張ってください。
仕事があるって羨ましい……ホントに。

では、他の方にも酷評してもらいやすいよう、聞きたい点をまとめてみます。
残酷描写、差別的表現に妥当性が感じられるか。
冒頭で引き込まれるか。冒頭と結末は対比の役目を果たしているか。
どちらか一つだけでもいいのでよろしくお願いします。
385371:05/03/09 16:36:01
>>378
ん〜、あのセリフ、気持ち悪かったでしょうか。
原曲の流れだと、この後に猫と絵描きが一緒に暮らすことになっているので、そこに持っていくための伏線のつもりだったんですけど。。
頑張って他のアプローチを探してみます。批評どうもありがとうございました。
386名無し物書き@推敲中?:05/03/10 08:09:33
>>368-370
>目を逸らすと、視界が光と影にくっきり分かれている。
説明不足だね、なんとなくわかるけど、わかんない人には意味不明だと思う
ようするに光源が羽である。すなわち、彼女のいる部分の後ろに光源があるが故に
彼女の部分が影になってるってことでしょ?

>俺もかなり飢えていたわけで、頃合いを計って万年床に押し倒した。
部屋にいれる段階からレイプしようと思っていたっていう展開の方がよくないかな
変な女が来た、丁度いいってな具合の方がおもしろいと思うし
あなたが表現したい差別・残酷の表現に妥当性が出ますよ
衝動的犯罪よりも、計画的にするほうがよりあくどい雰囲気が出ますから

冒頭でこれだけやっとけば、いいんじゃね。
「一緒に神様に喧嘩を売りましょう。堕落しましょう。そのために私は降りて
きたんです」
これを冒頭の最後に持ってきたら、かなりベターです

それと、俺は、彼女はが多すぎますね。二人しかいないので述語だけで展開が読めます
短い時間のやりとりですからもっとテンポよくしたいので主語をある程度省いてください
冒頭の1発目の「彼女は」これはかなり邪魔です



387名無し物書き@推敲中?:05/03/10 11:47:50
「いい? 世界はちゃんと滅びるんだからね。いいえ、あたしが滅ぼすんだから」
この悪の組織の首領か頭が逝ったテロリストなんかが言いそうな言葉を言ったのは僕の彼女だ。
彼女は自称悪の組織「ドラゴンフラッシュ」の首領をやっている。
といっても、他のメンバーは僕だけなんだけどね。

活動は缶ジュースを買った時は道路にポイ捨てをするみたいな感じ。あるいはトンネルの壁に落書きとか
いったい、どこが世界を滅ぼすための活動なんだと聞かれたら、さあ? としか答えようがない。
彼女はやる気があるのだろうか。やる気が無い方が僕としては助かるけど。
だって世界を滅ぼしてしまったら、僕らも死んでしまうんじゃないだろうか? 生き残ったとしてもか
なり最悪な状況に置かれることは間違いない。
そんなん嫌だ。せめて世界を征服するくらいにして欲しい。


何か中途半端でごめんなさい。
聞きたい事は、ノリがいいかどうかですね。
>368-370 の方の意見が聞いてみたいです。
あの文、気に入っているので。
388名無し物書き@推敲中?:05/03/10 12:55:15
>>387
>>この悪の組織の首領か頭が逝ったテロリストなんかが言いそうな言葉を言ったのは僕の彼女だ。
言いそうな言葉を言う 言う 言うって動詞が二連発でリズムが悪い
悪の首領はいいとして、テロリストは比喩が完全におかしい。見方が偏ってるね

>活動は缶ジュースを買った時は道路にポイ捨てをするみたいな感じ。
いくら一人称でも「〜みたいな」はやめときなさい。ここにはないけど〜的も無しね。

描写が徹底的に甘すぎると思います。このベクトルのままいくと
大風呂敷広げたのはいいけどたためないパターンですね。


中高生ですかね?
389名無し物書き@推敲中?:05/03/10 13:41:22
390鬱だ氏のう 1/5:05/03/10 15:12:09
 継続は力なり―――誰が言ったことかは知らないが、まあまあ名言の部類に入ると思う。
 ただ問題は、自分が継続する気になるかどうか。その一点のみ。
 まあ、俺には無理だね、間違いなく。
 そんな事を考え、少年は空を見上げた―――青い。
 どこまでも―――そう、どこまでも広がる青と白。そして目の痛むような光が一点。
 ……飛行機が見える。飛行機雲が後ろから付いて来て、なにやらいたちごっこをしている。
 その光景は冬の空に酷く似合っていて、少年は泣きたくなった。

 散歩の途中だったと、唐突に思い出し、少年は妙な感傷を捨てた。
 何もする事が無い……受験間近なのにな。
 少年は己をあざ笑った。する事が無いんじゃなくて、するべき事をしたくないだけだと。
 現在、3月2日。高校受験まで、あと1週間程。
 少年は、自分を取り巻く環境の忙しさと、そして自分の思考に嫌悪感と絶望を覚え、ハッ…と、
泣きそうな顔でこの世を嘲った。
391鬱だ氏のう 2/5:05/03/10 15:13:01
実際、少年の学力はそれほど悪くは無い。
 が、かといって良いとも言えない。簡潔に言えば、中途半端なのだ。
 彼の成績的には、まあ中の中程度の高校には入れるが、少年の―――親の志願している高校は、少なくとも上
の下はあり、今の彼では到底及ばない。
 無論、彼も努力はしている。嘗ての自分が見たら驚きのあまり卒倒してしまう位には、勉強している。
 だが、勉強をはじめた時期が少し遅すぎた。その為、あらゆる面で後手後手に周ってしまい、学力は結果的に
言ってしまうと、あまり向上しなかった。

 親は、一向に伸びない成績に焦り、苛立ち、そして少年を罵り始めた。
 勉強していない、やる気が無い、そんな事でどうする―――。
 ……少年からしてみれば、どうもしない。と言う感じなのだが。
 特に母親の方は受験時期にありがちなノイローゼに罹ってしまい、事ある毎に怒鳴り散らし、少年と喧嘩を
起こす。つい先程も一戦交え、半ば逃亡同然に散歩しているのだ。

 親の言う事も分からないでも無い。子に立派になって欲しいというのは親として当然の感情であり、少年も
その思いを否定する事は考えていない。ただ、あまりに鬱陶しい。
 俺だって、好きでこんな風なんじゃないんだ。ほっといてくれ、ウザいんだ。

 ……こういった思考をする辺り、少年も、母親程では無いがノイローゼに陥っていると言えた。
392鬱だ氏のう 3/5:05/03/10 15:13:28
世界から、拒絶されている。
 そんな気がすると、少年は思い至った。
 昔から悲観的で、とにかく自己卑下を繰り返す少年故、そんな有り得ない妄想も本当の事に思え、そして視野
が極端に狭くなり、0か100の極端論を繰り返すことになる。
 ―――拒絶されているのなら、こっちも拒絶してしまえばいい。

 ……出来る訳が無いのだ。無理なのだ。不可能なのだ。間違っているのだ。
 なのに、この選択が間違っていないように思え、また自分ならできる―――と思ってしまうのは、悲しきかな
若さとも言える物がそうさせているのだろう。

 少年は周りを見た。多くの人がいる。友人と、家族といる。
 自分は一人なのに。―――自分は、誰もいない。誰もいらない。
 どうしようもない孤独と、寂しさ。少年にはもはや、自分を貶し、否定する事しか救いが無いように思えた。

 少年は、救いを欲しがった。
393鬱だ氏のう 4/5:05/03/10 15:13:54
歩いていると、クラスメイトに出会った。
 彼は学年でもトップクラスの頭脳を持つ、本物の天才だ。

 おっ、元気か?―――と、彼は尋ねた。
 ン、ああ……まあな。―――少年は、他に答える術を持たなかった。

 その後暫く話を続けていると、この時期故に、やはり受験の話がきた。
 友人がどこを受けるか、少年は知らない。友人は人懐っこい所があるが、秘密主義者なのだ。

 成績、どうだ?……って言っても、お前に心配する必要なんか無いよな…。―――少年の声には、多少の羨望
と嫉妬。そして自嘲の響きが含まれている。

 いやいや…そういうお前の方こそどうだよ?―――友人の声は、何の憂いも無い、これから先の人生への大
きな希望で満ち溢れているように少年には聞こえた。

 ン…?いや、俺も、その、な…?―――その、誤魔化そうとする魂胆に満ちた声に、少年はまたしても自己嫌悪
を抱いた。いい加減、自分が嫌になる。

 その後も暫く、自己嫌悪に浸るような、とにかくひたすらに頭の悪そうな答弁を繰り返し、少年の散歩タイム
は終わりを告げた。

 別れる時、友人の浮かべた笑顔が……どうした事か、嘲笑に思えてしまい、少年はまた一人自己嫌悪を繰り返
すのだった。
394鬱だ氏のう 5/5:05/03/10 15:14:17
帰ってきていきなりヒステリーのフルコースが少年を襲った。

 いい加減にしてくれ……と、内心泣きそうになりながら思う。何回目かも分からない願いだ。

 母親の金切り声はとにかく近所に響く。騒音罪と言っても過言ではない程に。

 近所迷惑で、恥ずかしい。というかそもそも俺が迷惑だ……等とは、言えない。言えないからこそ、また自分が
嫌になる。親にも反抗できない自分は…屑だ。

 母の愚痴と嫌味のオーケストラが次第にヒートアップしていくにつれ、少年のウジウジとした、暗く、鬱陶し
く感じられる自己嫌悪も増していった。

 もう、顔を合わせたくも無い。

 そう思った少年は、世間一般では平均水準を越えた一軒家を揺るがすような足音で2階の自室に―――逃げ
込んだ。

 下の階の母の叫びが聞こえる。そんなんで行きたいところいけると思ってんの!?―――大きなお世話だ!
俺は元々どこにも行きたいとも思わない!

 少年は、ベッドに顔をうずめて絶叫した―――母親には聞こえるような声ではないが、絶叫したのだ。

 公立高校受験…3月9日まで、あと7日―――。

 少なくとも、それまでに少年に希望と言えるものが訪れる事が無いというのは、それだけは、確かだった。
395:05/03/10 15:26:00
連投規制に引っかかっちまった…。
しかも改行変…。
うはw吊って来るwww
でもw酷評宜しくお願いしますwww
396368-370:05/03/10 17:36:51
>>387
ご指名ですか。では僕なりに。

二行目冒頭、「この」がかかるのは「言葉」なわけですが
ちょっと遠すぎます。ノリがいい文章にするにはこれはまずい。

あと、組織の活動の実例はもっと間抜けでほのぼのとしたのが
あと一つぐらいあるといいと思います。

あとは>>388の人にだいたい同意。ただ、「みたいな」は、
文体と内容をその雰囲気のために練り上げることができれば
使ってもいいと思います。そのためにも、書き始めたものは
ちゃんと終わらせてください。

……などと優しいことしか言えないわけだが、それを知って
僕に頼むのはちょっと違うだろう。というのは、さっき電話が
あって、>>387は僕の友人であった。僕は>>368-370を書いたのを
メールで彼に知らせていた。

2chに文章を晒すなら知らない人にこそ読んでもらうべきだし、
お互い傷付かない馴れ合い批評を避けるために「酷評」と
わざわざ言っているのではないのか。「つまんねーよ馬鹿」
みたいなのと的確な批評を選り分ける能力を身につけるのに
ここは絶好の場所だと思う。それなのに知り合いに頼んでは
意味が無い。

本文を酷評する能力がなくてすまないが、以上が僕の思うところだ。
努力せよ。
397名無し物書き@推敲中?:05/03/10 17:39:31
>>396
今後はきみたち二人でメールしあうだけにとどめてください。
398じじいとばばあ:05/03/10 19:09:39
 張りのない血管の浮き出た右手で、祖父は必死に大根をおろしていたが、祖母は寝ころんでおせんべいを
かじりながらワイドショウに釘付けになっていたのを見ていて、幼いながらも僕は何か失望に似た
気持ちにとらわれた。
「ばあさん。もういいだろ」手を休めてじじいは言った。
「まだまだ、もう一本おろしといて」ばばあはせんべいをかじる。
 ぼくはトイレに行きたかったけど、恐ろしくて足がすくんでしまい、とうとう漏らしてしまった。
おしっこが脚を伝っている。ぼくは靴下に染み込んでくる生暖かい感じに
気を取られて、足元を見た。水たまりになっていた。
 嗚咽が聞こえてきた。ふと顔を上げるとじじいは涙を流しながら大根をおろしていた。
また足下の水たまりに目をやった。ぼくも泣いてもいいような気がしてきた。
399名無し物書き@推敲中?:05/03/10 19:15:55
パンダ日記

今日お母さんがどこかに行ってしまいました
お腹が減りました
ご飯の人が来ました
ご飯はいつもより変な味がしました
お母さんは帰ってきません
空がうるさいです赤いです
今日はご飯の人が来ません
でもお腹がへっていないので大丈夫です
次の日も来ません
また次の日も来ません
僕はお腹がへりません 
何も食べたくありません
ご飯の人が向こう側で寝ています 何日も何日も寝ています
ご飯の人もご飯を食べなくて平気なのでしょうか?
お母さんが帰ってきません
僕はもうあまり待てません

酷評ヨロ
400名無し物書き@推敲中?:05/03/10 19:51:06
戦争中の動物園か何か?
401名無し物書き@推敲中?:05/03/10 19:59:24
>>400
自分で考えろやボケ
402名無し物書き@推敲中?:05/03/10 20:21:10
>>401
いやじゃ包茎
403368-370:05/03/10 20:21:44
>>386
丁寧な批評、ありがとうございます。
なぜか僕には最初の文の主語を省略できないという癖があって
書き込んでしまいます。別のやり方を考えてみます。

>>397
そうですね。
個人的なことを長々と書いてしまい、失礼しました。
しばらく書き込まないことにします。
404名無し物書き@推敲中?:05/03/11 00:30:06
http://blog.livedoor.jp/motorinta/archives/2004-09.html
十六歳の時に(といっても去年書いたのが)なんか出てきた。すげー懐かしい。しかもなんか凄く青い。
でも文章が結構しっかりしてて個人的にびっくりした。たしか夏目漱石にはまってた頃書いたやつだから、設定がすごくキモいね、なんか。
酷評お願いします。過去の自分なら幾らけなされても心の準備はできてます。
405ド素人かりんと:05/03/11 00:55:07
>>380
あなたの作品面白いです。文章もテンポ良く、読みやすくて好きです。
一読者の感想として参考にしていただければと思います。
406名無し物書き@推敲中?:05/03/11 01:33:31
>>399

BCに投稿してるヤツじゃねえか。
そんなに批評が欲しいのか。

クソだよ、オマエの文章は。その脳みそと一緒で。
絵本からやり直せw
407名無し物書き@推敲中?:05/03/11 01:55:29
BCてなんのこと?

>>399上手いな、俺は好きだが
408名無し物書き@推敲中?:05/03/11 05:37:19
>>399
これって擬人?
409名無し物書き@推敲中?:05/03/11 08:28:50
>>408
つーか、パンダ日記だから、パンダの日記なんだろ。
しらんけど。
410名無し物書き@推敲中?:05/03/11 11:26:11
パンダが書いたんなら傑作の部類だろうがな。
411名無し物書き@推敲中?:05/03/11 12:28:45
やっと一人釣れたか
結構大変だったな
412獅子吼絶叫 ◆SF36Mndinc :05/03/11 14:06:47
test
413名無し物書き@推敲中?:05/03/11 14:56:55
最近、こういう書き方するヤツ流行ってるな。
自分の脳内で表現した文章に、
共鳴してくれるヤツを探すような書き方。

誰か一人でも「イイ!」とか言うと、
そいつがシッポ振って喜んでる姿が想像できるが、
正直、ウザイ。

その類の文章でも、文才のあるヤツが書けばちゃんと読めるのに
9割方は書いたヤツ自身でしか理解不能な文章だし。

精神異常者気取りの文章じゃなく、
至極、まっとうで、深みのある文章を読みたいもんだ。

この手の文章を人目に晒して
悦に入ってる香具師ってのは、何がしたいのか全然分からん。

>>399
何がしたいか言ってみ?
414名無し物書き@推敲中?:05/03/11 15:03:19
>>413
一言で自分の伝えたいことを書けるようになりましょう。

>>399
何がしたいか言ってみ?

これだけでも十分伝わります。

しかしもっと重要な問題があります。あなたが前の数レスさえ読んでいないことです。
空気も読めるようになった方がいいでしょう。
4151/2:05/03/11 15:04:04
酷評お願いします

サクラサク

仕事が休みだというのに、今日の予定は何もない。
最近の私は家でこうしてぼーっとして過ごすことが多くなった。
体を動かそうにも昨日の疲れが溜まっているし、明日も朝早く出かけなくちゃいけないしと思うとどうにもおっくうだ。
働き、お金を貰うのって楽じゃない。が、まぁ社会人ってこんなものだと、私は平坦な毎日を過ごすのに慣れていった。
夢なんてなかったものみたいにしていくのが大人ってもんだと自分に言い聞かせて。

そんな春の始まりのある日、玄関のチャイムが鳴った。
いつもなら無視しているところだが…何かを告げるようにも聞こえた私は、何くわぬ顔で扉を開く。

そこには桜が咲いていた。

「おはよーございます」
玄関先で、従兄弟の翔くんはぺこりと頭を下げる。小柄な私と同じくらいの背丈の男の子。
なんだかいつもと違う。
「わぁー!それ中学校のヤツ?」
「うん!」
寒い日も薄着で走り回っていた無邪気な子。
今日は、真新しい制服に身を包んでいた。伸びた背筋が、その顔を凛々しく見せているかもしれない。
「よく似合ってるよ!」
「そーかな、なんかちょっとデカくない?」
でも、少し大きな裾に照れている姿は、いつもと変わらなかった。
4162/2:05/03/11 15:05:54
「そっか!いよいよ入学式だね!」
ふわり、風が吹いて翔くんの前髪が揺れた。
「おめでとう!!」
「ありがと。」
私の顔をくすぐる風も、命のにおいを含んでる。そうだ、始まりの季節が来たんだね。
「やっぱ剣道部入るの?!」
「そうだよ!」
そう言って、揺れない水面みたいな黒目がちの目を、楽しそうに少し細める。
そんな様子がなぜか、苦しくなるくらいに眩しい。
校舎の窓に反射する日の光や、放課後の3階の美術室の開放感を思い出す。
幼い期待を抱いて、桜の木の下を歩いていた季節が確かにあったはず。私にも。
あんなに好きだったのに忘れかけているたくさんの感情。君はまだ生きているあの時間。
「強いやついっぱいいるかなー?試合に出れたら観に来てよ」
「…もちろん!」
どうか限界を知ることなく。こころからそう思った。
けど、いつかその日が来ても、君はきっと自分の力で越えていくんだろう。
そして出会うなにかに影響を受け、どんどん変わって行くんだろう。
でも少し、あともうすこしだけ、そのまっさらな姿を見せていて。
「じゃ!母さん待ってるから行くね!」
「あ!翔くん!」
翔くんは手を振って、急にいそいで走り去ろうとする。
だけど私の大声に、びっくりした顔で振り返った。
「なに?」
「私も入学式行っていい?」
突然の申し出に一瞬きょとんとしたけど、すぐに笑顔になる。
「いいよ!」
「なんか、桜が見たくなっちゃったんだ…ちょ、カメラ持ってくるから待ってて!!」
「はやくね!母さんが怒り出す前にー!」
小さなころ見た桜って、絶対に忘れない。大人になってからもなんだかぼんやりと覚えているものだ。
それは誰の心にもある、始まりの象徴の景色なのだろう。
今日は久しぶりに、そんな景色を切り取りに桜の木の下へ行こう。
417名無し物書き@推敲中?:05/03/11 15:40:47
>414

ムキになるなよw
418名無し物書き@推敲中?:05/03/11 15:42:04
>417

ムキになるなよw
419名無し物書き@推敲中?:05/03/11 15:50:00
>>417 >>418
当事者を差し置いて勝手にケンカすんなよ
420名無し物書き@推敲中?:05/03/11 15:58:06
>>414
酷評するスレなんだから罵倒に意義を唱えるのはおかしい。
お前も酷評しろ

>>413
お前も>>414の酷評を素直に受け入れて文章を完結にな。
酷評の前置きが長いよ
421名無し物書き@推敲中?:05/03/11 16:33:52
>>417 >>418
チンチンの皮ムキまつた。
422名無し物書き@推敲中?:05/03/11 16:36:50
「うんこちんちん」
俺はこの言葉が好きだ。
423 ◆tzNC/zuwzM :05/03/11 17:21:14
>>422
そんなあなたに捧げます

『うんこちんちん』

「2625円になります」
消費税込みで2500円じゃないの?俺は心の中で叫ぶ。
財布には千円札が2枚と100円玉が1、2、3・・4枚だけ。10円玉すらない
俺がもし大阪人ならあるいは値引き交渉をする必然性もあるだろう。
だが俺はそんな事よりも2500円と書いてあるなら2500円で売れ!と店員に
文句の一つも言いたいのだ。
街の角で見つけたポップなフォントがユニークなメッシュキャップ。
ブラック×ホワイトが映える。
「・・2625円になります」
店員の灰色の目が俺のカンに触る
うるせえ!分かってんだよ。俺がそんなに金のない人間に見えるか!
「さっきまではあったんだ。あのメインレースでハブラヤオーが実力どおり
勝ってれば俺はこの帽子を10個は買えたんだ!」
・・・と言ってやりたい。腫れ物を扱うような空気の距離を保つ
この店員に、明らかに客として見られてない俺の真実を伝えてやりたい。
これみよがしにカウンターに俺の財布の全財産をぶちまける。
ああ、足りないさ。でもお前の店がちゃんと税込みで表示してれば俺はこんな
屈辱うけはしなかった。ああ腹が立つ。
俺はぶちまけた金をすごすご財布にしまうと。
「うんこ!ちんちん!」
と言って店を出た。
424名無し物書き@推敲中?:05/03/11 17:55:51
>420

おめーが仕切るな
425名無し物書き@推敲中?:05/03/11 18:09:08
>424
懐かしい映画の高校生みたいなこと言ってんじゃないっ!
おじさんレンタルビデオ屋に走っちゃったじゃないか。
426名無し物書き@推敲中?:05/03/11 23:05:10
(´・ω・`)どーでもいいけど、酷評はしないの?
427名無し物書き@推敲中?:05/03/11 23:08:15
(´・ω・`)知らんがな
428名無し物書き@推敲中?:05/03/11 23:30:23
(´・ω・`)>>404スルーされてるんでそれ酷評してよ
429名無し物書き@推敲中?:05/03/11 23:43:11
>>404
話が完結してないし見せ場もないし、だからなにってレベルの作品。
ブログに載せるのすら恥ずかしい。HDの肥やしにしとくの吉だな。
430名無し物書き@推敲中?:05/03/12 00:09:56
誰か酷評してほしい奴いるか?
431名無し物書き@推敲中?:05/03/12 00:17:06
俺の書いた300枚の作品2作酷評してくれやー
432名無し物書き@推敲中?:05/03/12 00:17:17
うむ。
そんな感じとしか言いようがないな。
433名無し物書き@推敲中?:05/03/12 00:25:26
>>390
無駄に長い。主題へのもって行き方が下手糞。途中で読む気が失せる

>>398
実の婆がなんで子供の恐怖の対象になんだ?よー分からん

>>399
自己満足文はチラシのry

>>404
単純に詰まらんからどうしようもない

>>415
書きたいことは分かる。でもあまりにありがちで新鮮味0

>>423
文章がウンコレベル小説でもなんでもない。ただワロタ
434名無し物書き@推敲中?:05/03/12 00:42:44
>>433

あっさり片付けたな。
乙!
435名無し物書き@推敲中?:05/03/12 01:04:06
>>399 に対するもう少しまともな評を見てみたいっす。
436名無し物書き@推敲中?:05/03/12 01:05:24
>>399
たとえばうるさい空って原爆のこと?
パンダは見捨てられた子供?
なんだか少しミステリアスなのが気になります。
437名無し物書き@推敲中?:05/03/12 01:22:10
>>399
。使ってないから詩なのかなとか一瞬思ったけど、内容からして違うらしい。
いやでも、長さから考えると短すぎて何処の賞にも出せそうにないし、まあ
ただ自分のサイトに載せる程度の満足度でいいのなら、好意的な感想を頂ける
事もあるだろう、というレベル。

説明や描写の不足を読者に全て補ってもらうって書き方ですね。読者の想像力
次第では納得できることもある、のかな。私の場合は、どういう想像の仕方を
してみても面白くはなかった。あとパンダ日記ってあるけど、別にパンダで
なければならない理由は見出せない。日記である必要すらない。

うーん……これ以上はあんま書くことないや。
438名無し物書き@推敲中?:05/03/12 02:53:32
>>399
この後に誰もを納得させる一文が出せるならすばらしい。
だが個人的には、いくつかの可能性が見えるくらいまでつじつまを外さないと
結論は出ないような気がする。

でもそれすらできないのなら、ただ他人の気を引くことをテーマ(目的)とした愚作。
なおかつ、それぞれの文に確たる意味があるだろうと読者が暗黙に考えることを
想定しているならば、それは他の難解な謎を持つ名作群が存在するうえで成り立つ
寄生作品でもある。つまりパロディと同レベル。

現段階ではそのどちらであるか判断できないと考えるべきであるが、
あえて言うならば、ここまで謎だらけなのだから、それを全て解決する
一文がでるのなら、それは隠さなくても充分な価値がある。
にも関わらず書かれてはいない。

かなりの確率でこれはパロディウス級だろうと推測できる。
もう充分に作者を満足させるだけの注目を集めたのではないだろうか?

あとこれは常識だが、にちゃん全体ではそのようなテーマを持つ作品群を
『ネタ』『釣り』と呼び、それに対して酷評をすることはマナー違反として
便宜上禁止されている。

ゆえに、このレスはカコワルイ可能性が極めて高い。
439 ◆SENA/Fa.xI :05/03/12 05:19:10
>415
俺は好き。
全体的な空気っつーか、そんなのが。

確かにありきたりだけど、
そこは批評する部分じゃないと考えてるので省く。

>そこには桜が咲いていた。
とか、
>命のにおいを含んでる。
とか、
>まだ生きているあの時間
とか、表現がイイ。

ただ、それ以外の文があまりに平凡で、
単語の選び方と並べ方、
言いまわしの工夫をしたほうがいいんじゃないかな、
とか思った。

次回作に期待(*´・ω・`)
440名無し物書き@推敲中?:05/03/12 09:55:05
やっぱりどんな批評でも心が痛むよな。うん
441名無し物書き@推敲中?:05/03/12 11:12:32
「読みにくい」と言って純文学・近代古典文学を文体からして毛嫌いする奴は読書の仕方をしらない。
漫画のようにサクサク読めるスカスカな文章しか読もうとしない。
そりゃそんな文章しか読んでこなかった奴が純文学を読もうとすれば疲れるさ。スカスカな文章と同じペースで読むなら内容を理解もできないだろうな。
文章によって読み方を変えるぐらいは読書家には常識だ。
俺はまだ読書初心者だった頃、九鬼周三の『「いき」の構造』を読んだときは、一行に一分ぐらいかけてじっくりゆっくり読んで内容を理解しながら読んだ。
難度の高い文章は、それに応じた読み方がある。読書を続けていれば読むスピードは速くはなるが、それでも、本の内容によってペースは違ってくる。
読解力が未熟なくせに無理に速読しようとするな。読まずにサッと目を滑らせただけで「読みにくい」の一言で切り捨てるな。読まずに批評するなんぞ、作者に失礼だ。
「読みにくい」ものを読みたくなければ読まなければいい。しかし、読まずに批評してはいけない。
俺は近代古典文学を読み始めたときには、"読みにく"くても、時間をかけて読んだ。文庫一冊読むのに一ヶ月かけても読んだ。
わからない言葉は辞書を引きながら読んだ。それによって、言葉の組立方・操り方のコツも覚えた。
442441:05/03/12 11:14:08
おまえらが言う「読みにくい」文章は、「読みにくい」文書なりの読み方があるんだよ!
読書に慣れていないお前がマンガと同じ感覚で読もうとすれば、理解できるはずが無いだろう。
まず、小説はな、頭の中で映像や感覚や感情を再現しながら読むものだ。
感覚の描写を「読みにくい」という奴は、文章の内容を頭の中で感覚に再現していない。
つまり、小説の読み方を知らない。ゲームの攻略本の読み方と、ケータイメールの読み方と小説の読み方と、新聞記事の読み方の区別も知らないんだろう。
そんな奴が書く小説ときたら、描写が無い。ヘタ以前に描写が存在しない。思考と台詞だけしか無い。感情の描写も、感覚の描写も無い。
そんな奴が、侮辱する資格は無い。
(「批評します」の頃から見ていたのに、勝手に改題し、人の投稿文を罵倒して(内容が的を射ているならいいが、読解していない的外れなことや
明らかに読み飛ばしていると思われるコメントを書いて、酷評にすらなっていない)、理不尽な罵倒に抗議すれば、「スレタイ見ろ」と言い
酷評なんだから何を言っても言いと勘違いをして、自分の読解力の無さを棚に上げ、レベルの高い文章を貶める)
あまりにレベルが低すぎる。
作家志望者向けサイトにも一度言ったが、そこもレベルが低かった。
プロに弟子入りしたいがコネも無いから、粛々と自助努力でやっている。
投稿者たちよ。ここで「読みにくい」とぬかしているレベルの低い奴らに好き勝手言われてよく我慢できるな。
自分の作品のことを「酷評おねがいします」と言うのは、自分の子供をいじめてくださいと言っているようなものだ。
このスレはたとえるなら、ド素人の顧問が根性論で無意味なシゴキをやっている弱小高校野球部のようなものだ。
無意味なシゴキは精神を疲弊させ、肉体を破壊する。たとえ二軍でもプロ選手の指導を受けるのとは、雲泥の差がある。
ここは無意味だ。このスレの批評家が「読みにくい」という文豪の名作をまるまる書き写せばいい勉強になる。もうこんなスレは潰してしまえ。
443名無し物書き@推敲中?:05/03/12 11:36:25
何かってーと「レベルが低い、レベルが低い」と言う香具師は
自分がどのくらいの「レベル」にいると思ってんだろ?
またどの辺りを「レベルゼロ」と考えてるんだろ?

ちなみにオレのいるトコはレベル−100
444名無し物書き@推敲中?:05/03/12 12:08:04
少なくともここに持ち込んで来る奴らよりは(ry
445名無し物書き@推敲中?:05/03/12 12:39:55
>>441

そうか。


とりあえずビール。
446名無し物書き@推敲中?:05/03/12 13:36:01
ここに書き込む人はピンからキリまでだろ?
誰かに対して「読み方が解ってない」と言うならまだ解るが
スレに居る人全員に当てて言うのはどうかと。
大体、レベルって何?
いつ、どこで、誰が決めたんだよ。
447名無し物書き@推敲中?:05/03/12 13:36:35
よっぽど腹が立ったんだろうな。
448名無し物書き@推敲中?:05/03/12 13:38:34
原たつのり
449名無し物書き@推敲中?:05/03/12 14:42:29
>>441
読みにくい論文だな。どうでもいいが。

そういえば、はらたいらって死んだっけ?
450名無し物書き@推敲中?:05/03/12 14:51:50
>>441
ピントを絞れ。言いたいことは何か考えて書け。
何でもかんでも思ったことを、言ったらいいというわけではない。
451名無し物書き@推敲中?:05/03/12 15:11:42
>>441
読むのが難しいからといって、必ずしも内容が面白いとは限らない。
というか、読むの難しくて内容スカスカの文はフツーにある。
理想的なのは読むのが簡単で、且つ面白いものだろう。

例えば、漱石なんてかなり分かりやすい。

どうしても難しい書き方をしなければならないのは
人間やめたレベルの学者か、
ヘタレか、
最初に、難しい文の書き方をみて「ああ文章とはこう書くのか」と
勘違いしちゃったか、
内容云々よりも「文の書き方について」著者が読者にトリック仕込んだ場合か、
その他の理由で難しい文を書く必要があったかの、いずれかだ。
452名無し物書き@推敲中?:05/03/12 15:35:07
台詞って描写なのにね。441はまだ20歳くらいの子供なんでしょ。まあ、そんなもんだよ、あの世代は。
453名無し物書き@推敲中?:05/03/12 16:12:24
>>452
えーと、おいくつでしょうか?
2ちゃんは二十五までと法律で決まっているはずですが。
454名無し物書き@推敲中?:05/03/12 16:16:09
人権擁護法案が可決されたら
2チャンネルはどうなるんだろうな
455名無し物書き@推敲中?:05/03/12 16:27:19
>>453
実益よりもプライドをとる所が、お子ちゃまだなあ。
所詮ネットでのちんけな言い合いくらい負けたっていいじゃん。
それに、その言い返し方じゃあ「おまえのカーチャンでーべーそー」レベルだよ。

知識がありそうな相手を見かけたら、素直に教えてもらえばいいのに。
その方が後々自分の肥やしになるじゃん。
456453:05/03/12 16:28:58
>>455
意味がわかりません。

801は消えてください。
457名無し物書き@推敲中?:05/03/12 16:34:53
おっさんおばさんで2ちゃんやってる方が痛い
458名無し物書き@推敲中?:05/03/12 16:41:11
たしかにw
459名無し物書き@推敲中?:05/03/12 17:06:14
 人に罪悪感という感情が芽生えるのはいつだろうか。
幼児が、壊した花瓶を母親にばれないように砂場に埋める時。
小学生がプラモデル欲しさに父親の財布から千円札を抜き取る時。
幼い欲の果てに己を苦しめる罪悪感。

俺にはそれが無い。

言葉や概念は分かるが、自分の内面にそれを自覚したことが無いのだ。
だが、困ったことは無い。
これだけ、自己や狂気が氾濫している社会で、損をしたくないなら防衛するほうが正解だろう。
迷惑を掛けられたくないなら自衛する。
不正が許せないなら更に重い懲罰を課す。

そんなシステムも機能していない社会で悪事を働いたほうが心に咎を負う必要は無い。


ん……?
何の音だろう。
かろうじて何かが破裂する音だとは分かる。
だが、恐らく人類が聞いたことの無い音、非日常的な音が響く。
遠のく意識の中で気付いた。

心が死ぬ音だ。
460 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:19:18
「春香」

どうしよう・・・
脇から出る汗が服にこびりつく。
僕は焦っていた。雅人と春香ちゃんを完全に見失ってしまった。
桜も疎らになった5月の初頭、うちの学校恒例のクラス別遠足で
僕たちは桜の宮公園に仮設された巨大迷路に来ていた。
今時巨大迷路で喜ぶ中学生もいないと思っていたが、この巨大迷路
はクラス票の3分の2を集める圧勝で衰えない人気を知らしめた。
暑くて面倒なだけの迷路にどうして自ら行きたがるのか理解に苦しい。
この巨大迷路は僕を人の2倍苦しめる

「俺、春香の事が好きなんだ」
親友の雅人からその話を聞いたのは1週間程前、学校の帰り道だった。
「あ・・そう」
僕は急な告白に呆気にとられて取り繕う言葉も出なかった。
春香ちゃんは清楚な雰囲気と裏腹に活発な女の子で美人ではないが笑うと
可愛い男からも評判の高い女の子だ。
僕も内向的な自分とは真逆な存在と言える彼女に惹かれ好意を寄せていた。
「俺今度のクラス遠足ん時告るかもしんない」
僕の心臓を突き破る一言が雅人の口から飛んできた。予感はあった。
俺と一緒に帰るとき雅人は春香ちゃんの事を遠まわしに話題にしていたからだ。
だが春香ちゃんが好き、という事ともうすぐ告白するかも、と言う二つを
一片に言われるとは思ってなかった。
461 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:20:07
クラス遠足では出席番号順に男女ペアで迷路に入ることが決まっている。
雅人と春香ちゃんは同じ4番。雅人にすれば絶好のチャンスなのだろう。
雅人は照れくさそうに「誰にも言うなよ」と無垢に笑った。
女子からうけがいい雅人の成功率の高さ勝手に計算して心で嘆く親友の俺がいた。

僕が二人に追いついたところでどうする事もできないだろう。
でも追わずにはいられない。駆り立てられるように僕は二人を探した。
ペアの浜田さんを置き去りにして
462 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:20:34
「結構広いね〜」
春香の声が俺の心拍数をあげる。
「・・あぁ」
俺は愛想のない返事しか返せない、情けない。
1週間前管助にこの気持ちを打ち明けたときにはあんなに行ける気がしたのに。
いざ目の前にくるとこの様だ。
俺はいつもこうだ。好きでもない女とは気軽に突っ込んだ話をするくせに
本当に好きな子の前ではまるで自分を表現できない。
表面的にしか人と付き合ってない証拠だな・・・
「なんか梶君教室にいる時と違うね」
春香の言葉がグサリくる。
もしかしたらこっちの姿が本当の俺かもしれない。
臆病でいざとなったら何もできない腰抜け。
表面を着飾る偽りの自分を演じれば春香とうまく喋れるだろうか。
春香はつまらなそうに携帯を弄っている。
ダメだ・・・今日はもう諦めよう。こんな自分に出会うとは思っても
みなかった、自己嫌悪で吐きそうだ
463 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:21:13
「あっ見つけた!!」
僕は思わず二人を探していたことを口に出してしまった。
大きく右に曲がった見通しの悪い場所でバッタリと二人に出会った。
いや、出会ってしまったのだ。僕は二人を探しながらも二人を見つけたく
なかった。
「梶君に用事?」
春香ちゃんは僕が雅人を探していたと思っているらしい。
雅人はきょとんとしている。
「管助、なんか用事か?」
俺は分かっている。管助は俺に用があるんじゃない。
管助の今の形相を見たら分かる、俺と春香の事が気になっていたんだろう。
俺は管助の気持ちを知りつつ俺の気持ちを管助に伝えた。
伝えることで許してほしかったんだ・・・いや違う、牽制してたんだな・・・
「えっと・・・」
僕はもう頭が真っ白で何も分からなくなってしまった。
取りあえず何か言わなきゃ、今ならどうとでも言える。
「江藤春香さん、君が好きです!!」
何を言ってるんだ僕は、阿呆か。しかも雅人の目の前で、雅人の気持ち
を知りながら。
464 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:21:56
「・・・」
あ、春香ちゃんが困ってる・・・当たり前だよな。
「・・・ごめんなさい。私、梶君の事が好きだから・・・」
え!?春香が俺の事を??そんな。俺は告白してないのに。
俺は嬉しさのあまりその場で一瞬顔を歓喜の表情に変えそうになった、が
すぐ横で呆然とする管助が目に映った。
「俺は別にお前の事好きじゃねーし」
雅人が何を言ったのかその時僕は理解できなかった。
ただただ振られたというショックで俯く僕の手を取って雅人は
「男同士で迷路クリアしようぜ」
と言って春香ちゃんを置き去りにしたまま僕を引っ張っていった。
涙目の僕に泣いている春香ちゃんが遠ざかっていった。
「お前意味わかんねーよ」
涙を堪えながらそれでも落ちてくる涙を拭いて雅人に怒鳴った。
「次会った時俺から告白するからいいよ」
俺は何故か晴れ晴れした気持ちだった。管助にまた勇気を貰った気がした。
「意味ね〜じゃん」
僕は虚勢でなく本当に笑えた。

浜田さんは迷路から出てこなかった


ちょっと長いけど酷評よろ
465わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/12 17:35:10
酷評お願いいたします。
前にさらしたやつと比較しながらだと、嬉しいです。

http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippannb/1110466742/64
http://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippannb/1110466535/63
466441:05/03/12 17:38:19
>>451
コメントが、あきらかに読んでいないと分かるコメントをしているやつがおおい。
「読む気しない」と言って、読まずに文字面だけをざっと目でおって適当なことを言っているやつが多い。
467名無し物書き@推敲中?:05/03/12 17:39:40
>>459
「〜いつだろうか。」のあとに「〜時」「〜時」の二つは問い掛け?
俺には解りにくかった。

> これだけ、自己や狂気が氾濫している
「事故」の誤字だと思われるが、「事故が氾濫する」という言い方に違和感
防衛、正解、懲罰、などの言葉も、言いたい事は解るけど、
他の言葉というか、言い方にできるのでは?

> 恐らく人類が聞いたことの無い音、非日常的な音
説明しているようで、単に大袈裟な形容詞をつけただけにみえる。
468441:05/03/12 17:40:01
>>452
台詞の中に描写があればいい。そういう奴の書くものは、チャットのような会話だ。
469名無し物書き@推敲中?:05/03/12 17:41:22
>>466
その状況に憤っているんだったら、そういうレスを見たときに、
具体的に指摘してやるべきじゃない?
470441:05/03/12 17:41:23
そういうやつとは近代古典文学を「読みにくい」とほざき、文学を読まずに作家を目指すバカのこと。
471467:05/03/12 17:42:41
ほげー
ありがとうございますた
自己でそのまんまですよー

参考になります
472441:05/03/12 17:43:38
>>469
いや、確か反論したと思うが、袋叩きにあったな。かなに前に。
473 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 17:43:57
>>460 >>461
一人称俺って二つも誤爆してしまった。
まあいいか
474441:05/03/12 17:44:57
>>472
かなり前に
475名無し物書き@推敲中?:05/03/12 17:52:29
>>460-464
> この巨大迷路はクラス票の3分の2を集める圧勝で衰えない人気を知らしめた。
> 理解に苦しい。
> 成功率の高さ勝手に計算して
> 1週間前管助に

ここら辺はもう少し推敲できるのでは?

「俺」と「僕」という一人称を使い分けて、同時に二人の内面を表現してるのは、
面白いと思う。
ただ、主語が「僕」でも「俺」でもない地の文が、
誰の視点から書かれているのか解りにくかった。

内容は、厨房のころのぐしゃぐしゃした感じを思い出した。
476獅子吼絶叫 ◆SF36Mndinc :05/03/12 18:20:08
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20050304000013

これをお願いする。どう考えても良作だろ。だれも評価しやがらん。糞ばっかだ。
477名無し物書き@推敲中?:05/03/12 18:39:15
>>476
ほもほも
ほもほもほも おうやー
ほもほも
ほもほもほも へいかもーん


しょうもないモンばっか書いてないで、お勉強しなさい。ママンに怒られるよ。
478名無し物書き@推敲中?:05/03/12 18:52:58
>>476
少なくとも、この板の名無しよりは書けると思う。
おもしろい。
479名無し物書き@推敲中?:05/03/12 18:57:23
お前等今までのこのスレ内で一番面白かった作品どれよ?
俺は>>190かな
480 ◆SENA/Fa.xI :05/03/12 19:00:30
それを聞いてなにになる。
481名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:02:02
>>480
己の感性が人とずれていないか心配でね
482獅子吼絶叫 ◆SF36Mndinc :05/03/12 19:03:51
>>478
だろ。名無しもピンからキリまでいるから、この板の名無しより俺のほうがかけるとか大それたことは言わないが、
>>477てめーは読んでから最悪付けろや。2分で読めるわけねーだろ基地外
483名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:05:26
>>476
> 苦しい想念から開放されるんだ。
細かいけど、これは誤字?

> おどおどしたような態度が聡史のハートを虜にしていた
> その素朴さは聡史にとって、かけがえのない目の保養だった。
> 職場は彼女に似合っていた

こういう言い回しに違和感がある。もう少しすんなりとした言い回しはないものか?

あと、地の文が誰の視点から描写してるのか曖昧。
作者の視点と登場人物の視点が混在してる部分が多い。
内容も、聡史君の洋子ちゃんに対する見方が、
突然一平君の視点に摩り替わっているように感じられた。
それらのせいで稚拙に見える。
484 ◆SENA/Fa.xI :05/03/12 19:06:16
各作者のことを考えると、
ここで話すべきではないと思う。

本屋で、ベストセラーになった作品でも読んでみたらどうかな。
485 ◆SENA/Fa.xI :05/03/12 19:07:16
>484は>481へ。
486名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:14:19
>>415-416
雰囲気はけっこういい。
生き生きとした言葉で情景を伝えようとしているのはいいと思う。
でもそのせいで
「幼い期待を抱いて、桜の木の下を歩いていた季節」
「どうか限界を知ることなく。」
「出会うなにかに影響を受け」
などの言葉が硬い感じがした。
487名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:20:06
>>404
好きな言い回しを集めて文章にしてみた、という感じ。
ただ、十六歳でここまできちんとかけたのは単純にすごいと思う。

「切迫した焦燥」
「甘言に惑わせた」
という言葉以外の言葉を使って書くのはいやですか?
好みの問題かもしれないけど、大袈裟な感じがする。

「懐の奥深さをちらつかせるのである」
「懐の奥深さ」←この言い方は硬い
488名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:25:42
>>399
意味深。
こういうのほめる人がけっこういる。
でも、俺は正直さっぱり解らない。

> 今日お母さんがどこかに行ってしまいました
> 空がうるさいです赤いです
> ご飯の人が向こう側で寝ています

ここらへんから戦争か何かで動物園の人がどうかしちゃったのかな、とか思ったけど、
その解釈にも自信がない。

ただ、破綻してるところ、おかしいところは特にないように思える。
489名無し物書き@推敲中?:05/03/12 19:31:03
>>398
> 幼いながらも僕は何か失望に似た気持ちにとらわれた。

「幼いながらも」という言葉がくどいような気がする。
「幼い」とか「幼かった」でもいいのでは?

じいさんが泣いてて、自分は漏らしてしまって、ばーさんはワイドショー見てて
> ぼくも泣いてもいいような気がしてきた。

ていうここの部分の、この感じはすごく解った。他の人がどうかは知らないけど。
490 ◆tzNC/zuwzM :05/03/12 20:06:20
>>475
評価ありがとうございます。
確かに読み直すと分かりにくいですね

宜しかったら>>423も酷評お願いできますか?
491名無し物書き@推敲中?:05/03/12 20:27:52
>>490
ごめんなさい。コピペか何かだと思ってしまいました。

>>423
> 文句の一つも言いたいのだ。
「文句の一つも言いたくなるというものだ」では?
その場合「俺は」というところから書き直さなければならなくなるけど。

> 腫れ物を扱うような空気の距離を保つこの店員
「腫れ物を扱うような」のが「店員」なのか「空気」なのか解りにくい。

> もし大阪人ならあるいは値引き交渉をする必然性もあるだろう
「もし〜ならあるいは」とか「〜する必然性」がくどい。
ただ、こういうくどさは面白くなるのかもしれないとは思う。
もしそれを狙うのだったら、文章に突っ込む隙を与えないようにして欲しい。(←個人的感想)
492名無し物書き@推敲中?:05/03/12 21:08:28
 まだ四時半なのに、教室の窓から見える空は橙色に照らされていた。取り残された雲に染み込んだ赤が正吾の目に焼き付く。
「うわ、まぶしい……」
 正吾の心を読んだかのように隣にいる千鶴がつぶやいた。その声に他のクラスメイト達も作業を止め、窓を見やる。窓際の正吾からだと顔を真っ赤に染めたみんなが一斉にこっちを振り向いたように見えた。
「ここ西日だもんな、なんか目がチカチカするよ」おもむろに手を翳しながら正吾が言った。
「違う違う、『もう秋だよな』でしょ。すごいよね、まだ五時にもなってないのに」
 片目を押さえながら千鶴が答える。「ほんとまぶしいよ、ねー、カーテンしめちゃう?」
千鶴のクラス全員への問いかけで、教室全体に『風流だから開けておこう』組と『眩しいだけだから閉めておこう』組に分かれた論争が広がっていく。
 またか、と思いながらも正吾は感心していた。このクラスでの論争は、毎回否定派と、肯定派のメンバーが変わっている。今回もそうだ。男女も、いじめっこも、いじめられっこも、それぞれが同じ陣営だったり、敵対していたりする。
 それがこのクラス二年D組の暗黙のうちのしきたりだった。


ちょこっとだけですが、酷評下さいな。
493名無し物書き@推敲中?:05/03/12 21:16:26
>>476
なんだか、
人付き合いの上手くない内向的なモテない男の子(中2)が
毎晩寝る前に妄想している内容をそのまま枕元のノートに書きなぐったような作品。
作者の頭の中では完結しているんだろうな、というのがひしひしと伝わってくる。
そう思わせるのが狙いで書いたのなら、成功してると言えるけど。

なんにせよ、出版社へ応募した場合
「小説になってない」という理由で一次落ちすることは間違いないと思う。
展開とセリフを大まかに配置した「下書き」の段階のような印象を受けました。
494名無し物書き@推敲中?:05/03/12 21:24:19
>>465
死刑囚の人の話だけ読みました。

文章自体は特に酷評できるようなおかしいところは見つけられなかった。
これだけ長いものをきちんと最後まで気を抜かずに書けるのは、単純にすごいと思う。
これだけ書けるんだったら、とにかく書き続けて欲しいとおもった。

(ここからは個人的な感想だけど、参考程度にしてください。)
ただ、読んだ結果、他の作品を読みたくはならなかった。
その理由を考えてみたけど、
文章の話者のものの見方が一面的で、読んでてしんどい。
他の見方をする人に対する配慮みたいなものがもっと入っていればもっと楽だったかも。

内容も精神科医にも弁護士にも語らなかったような「真実」を、
たったあれだけのやりとりで教誨師に告白してしまったのか解らない。
告白の内容も拍子抜け。
こんなぐらいの話なら、わざわざもったいぶることもなかったのでは?と思ってしまう。
あと、最後に言葉が途切れている部分。
死刑囚本人が書いていたのだとしたら、文章がこの世に残るのはおかしい。
残るのだとしたら、作者に都合がよすぎると思う。
逆に、何故そうなったのか説明できる小説ならすごい小説になったと思う。
495名無し物書き@推敲中?:05/03/12 21:41:11
>>492
全体的にもっと読んでみないことにはなんともいえない。
少なくとも酷評できるようなところは見つけられない。
> 暗黙のうちのしきたり
という言葉が個人的に引っかかったぐらい。

場面もなかなかいいと思う。
ゴンチチの「放課後の教室」があいそうな感じで。

> 取り残された雲に染み込んだ赤が正吾の目に焼き付く。
こんなふうに表現に凝るよりは、文章を解りやすくしたほうが魅力が増すと思う。
496467:05/03/12 21:45:36
 一体ここはどこなんだろう。
足元は石畳の道が地平線までひたすら続いており、それ以外はなんの舗装もされてない
地面が広がるばかりだ。
目線を上げ、周りをぐるりと見渡しても空以外何も無い。
当然人の気配は皆無だ。

 どうやら、この石畳に沿って歩くしかなさそうだ。
そのルートを外れると、目印を見失いそうだから。

しかし、どこまで歩けば終わるのか。
まるで見当も付かないが、それ以外の選択肢が無いのだから仕方無い。
しばらく自分の疲れない速さでペース配分をしていたが
ふいに、何人もの人が一斉に走ってくるような足音が背後から近づいてきた。
驚いて振り返ったが、景色はその色を変えず、ただそこにあった。

気のせいか。

再び宛ても無く歩き出したが、またしても同じ足音が聞こえ、逃げるように走り出した。
目には見えずとも誰かが追いかけて来ていることは間違い無かった。
どれ程の時間走ったのかは思い出せない。
疲れきって、とうとうその身を硬い石の上に投げ出したが
追いかけてきた足音は、まるで自分に気付いていないかのように頭上を通り過ぎていった。


酷評おねがいします
497492:05/03/12 22:05:09
追加させていただきます。
てか俺は心のどこかで酷評を恐れていたようです。
次こそ酷評をお願いします。

その日も、帰路につけたのは、六時を少し過ぎた頃だった。
 うちのクラスはどうやら青春謳歌学生ばかりで、誰も帰ろうとしないから、結局帰りそびれてしまった。もしかしたらみんな誰かが帰るのを待っていたのかもしれない。
気がつけば外は真っ暗。文実(注:文化祭実行委員)にみんな仲良く教室を追い出され、今に至る。
 男女が一緒に帰ることがタブーなのは中学生までのようで、帰宅部、文芸部、運動部ごちゃまぜでわきあいあいと集団下校している。
 いつもは大人しい眼鏡君、中野が女子にメアドを聞き回っていたり、世の中を甘いものと辛いものでしか区別できないトンさんが健康不良青年、浅山と音楽の話で盛り上がっていたりする。
昼間の日常ではありえない組み合わせ。暗いから少しドキドキしてるんだろう、みんなはそれを一体感と勘違いしているだけだ。
 吊り橋効果……なんてね。
 一人で照れていると、自動車の音がいくつも聞こえてきた。視界に街灯以外の明かりが見える、やっと国道にでたみたいだ。
「ショーゴ!おせえぞー!」
 いつのまにか他のクラスメイトは全員、信号を渡り終えていた。わらわらと俺を待ってくれている群体の先頭から笹原が叫ぶ。
「これからみんなで飯食うんだけど、D組全員参加だから!」
また勝手なことを…
「どこでー!!」
「それは、」
 会話を遮るように大型のトラックが一台きた。
 トラックが完全に通りすぎてから叫ぶ。
「おーい!どこでだよ!」
 いつのまにか待っていてくれていたのは笹原一人だけになっていた。他のみんなは既に駅の方へと歩き出してしまったようだ。
498492:05/03/12 22:05:55
「メールするから!」
 そう叫び返すと笹原も、クラスメイトを追って向かいの闇に消えた。
「なんだよ、それ…」
 タクシーが一台、静まり返った国道を走り抜けていく。ひんやりとしたそよ風が頬を撫でていくのが心地よかった。
 タクシーの明かりを最後に、車はめっきり来なくなった。
 国道に等間隔に置かれた街灯と、それに沿ってかなり遠くに吉野屋らしき看板が見える、人工の光はそれだけだ。あとは、上弦の月の神秘的な光。国道からこっち側はすごく田舎だってのに、星は一つも見えない。
 さっきのタクシーのドップラー効果も止んで、僕の周りは嘘みたいに静かになった。虫の音。大気のうねり。聞こえるのはそれくらいだ。
「はぁ……」
 信号はまだ変わる気配を見せない。国道も、自動車どころか生き物の気配が消えていた。

 ここだけ、世界から切り取られたみたいだった。

499名無し物書き@推敲中?:05/03/12 22:59:36
>>441
 最近、3Dポリゴンでつくられたアニメが結構あるらしい。
 CG職の人たちがモーションがどうとか語ってたけど、自分としては子供の頃に
見ていた二次元のやつの方が好きだ。
 でも百年後には純粋な商用媒体としての二次元アニメは消えると思ってる。
(主な理由はコスト面と子供のすりこみ。マンガについては知らない)

 冷静に考えると、自分が好きだったのは二次元ではなく『二次元で見た物語』
だったはずだ。
 だったらその『物語』という内容を大切にすれば、次元は違っていても今の
子供には通じるものだと思ってる。

 貴方は難解な文が好きなの?
 それとも難解な文で書かれた内容が好きだったの?

 ただ難解な文が好きだったんなら、このまま消えるのは仕方ない。
でも難解な文で書かれた『普遍的な内容』が好きだったんなら、
新しい時代の読者にそれを伝える努力をすべき。

 ……ま、
『時代など関係無い。俺様は一生涯を通して神聖な二次元オタだ』
と力強く主張する人もいるんだけどね。
500わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/12 23:05:56
>>494
どうもありがとうございます。

>死刑囚本人が書いていたのだとしたら、文章がこの世に残るのはおかしい。
そんなこと言うのなら、たいていの異世界を描いたフィクションはおかしなことになると思う。

自分の中では、もっとすごいものになるはずだった。
GETと同時期に書いていたせいか、テーマ的には近い部分もちらほら……

動機の面をもう少し描けないかな、って思っています。
501名無し物書き@推敲中?:05/03/13 00:57:16
>>496
全体としては、漱石の夢十夜のようなものと考えて読んだ。
そう読めば、夢を記述した文章としては、それでいいと思う。
酷評できるほどひどくはない。

> 自分の疲れない速さでペース配分をしていた
> それ以外の選択肢が無いのだから仕方無い。
> 目には見えずとも誰かが追いかけて来ていることは間違い無かった。

「ペース配分をしていた」「それ以外の選択肢が無い」「目には見えずとも」
個人的には、ここらへんをもっとスマートな言い回しができそうに感じた。
ただ、感覚的なものなので、直したくないならそれでもいいと思う。
502名無し物書き@推敲中?:05/03/13 01:15:45
>>441
何度も見てきたような書き込みだなあ。あいかわらず、頭悪い奴だなー。
おまいの情熱は買うので、マジレスをしておくが。

内容が難解で「分かりにくい」のと、
文章が下手で「分かりにくい」のは違うってのが、なんで分からないんかなあ。

そりゃ専門書は読みづらいしし、旧仮名遣いは読みづらいっつーの。
時間をかけてでも読む価値のある古典もある。

だがな、一流の学者でもないド素人が、
「自分の文章には、他人に時間を使わせるだけの価値がある」というのは、
もうその時点で、思い上がりなんだよ。

だってな、おれら読者ってのはだな、
ジョージ・エリオットでも、ガルシア・マルケスでも、ヘンリー・ジェイムスでも、
1000円、2000円もだせば、本屋で買ってこれるんだぞ。

そういう、権威づけの済んでる「世界的名作」を敵にまわして、おまえらば、
読者の獲得合戦に勝ちのこらにゃならんのだぞ?

無名の人間の著作を、じっくり読むヒマ人はいないと思えっての。
もし、そいつが良い作家だとしても、売れて評価されてから読んだって遅くないんだもの。

「読者に読んでもらう以上は、徹底的にこだわって、楽しんでもらう」
という気概がないんでは、プロの書き手になんかなれんよ。

とりあえず働いて、世間の空気を肌で感じれ。
世間一般の、いろんな分野のごく普通のプロたちが、どういう感覚でいるか知ってみ。
503名無し物書き@推敲中?:05/03/13 01:30:48
>>492 >>497-498

全体として雰囲気はいいと思う。というか、こういう雰囲気が個人的に好きなだけかもしれない。
文体もその雰囲気を伝えるには、硬すぎず砕けすぎず、ちょうどいい。
ただ、やはり全体を読んで、売ってる本ではないなと思った。
気になるところを挙げるけど、その部分を直したからといって、その文がすごくよくなるとは思えない。

> 青春謳歌学生
> 文実(注:文化祭実行委員)
こんな風に書くぐらいなら「青春を謳歌するのが大好きな高校生」とか「文化祭実行委員」とかいうように
書いてしまってもいいのでは?

> いつもは大人しい眼鏡君、中野
> 健康不良青年、浅山
これらは読点「、」の位置がおかしい。

>  吊り橋効果……なんてね。
>  一人で照れていると、
何を「照れている」のか分からない

> わらわらと俺を待ってくれている群体
「群体」という言葉が硬い。

> 僕の周りは嘘みたいに静かになった
「嘘みたい」という言葉の何が嘘なのか分からない
504感想だけ:05/03/13 06:07:03
>>わたつみ

よほど自分の作品に自信があるようだが
早くそれほど面白くない事に気付いたほうが良いよ

それを認め、もう一度自分を見つめ直したとき
今より少し成長できると思います
がんばってください

505感想だけ:05/03/13 06:19:06
>>476

もちろんプロになろうなどと思っていないと思いますが
あ、思っているんなら黙ってママンにでも怒られていてください

学生さんが暇な時間に趣味程度で書いたものなら
前半はそう落ち込むほどでもないと思います
ですが、後半の売店のシーンからラストまでがとにかくやばいです
ホントにつまらなくて、死人がでます
あなたの感性や想像力はこんなものですか?
いや、もっと頑張れると思います
次の作品待っています
506492:05/03/13 11:20:37
酷評ありがとうございました。
他の人に見せてみないとわからないモンですね。
たくさん書いてみて、自信がついたころにまた来ますー
507名無し物書き@推敲中?:05/03/13 13:24:16
>>476
マジレスしとくか。
この辺の表現は非凡で、なかなか面白い。

> 横断歩道の途中でドラマを始めるな。
> 信号が変わるぞ。トラックが走り出すぞ。お婆さんが諦めた。人生を。

> ドアは閉まった。言葉だけのドアが。

> 駅前で気弱そうな女子学生に二千円とカッターを差し出して裏路地に連れ込み
> (中略)こんな風に始まる出会いもある。


ただし、他があまりにもおざなりっつーか、書きなぐりだ。
センスはあると思うが、言葉を選ぶ努力をしていない。

高橋源一郎の、「さようなら、ギャングたち」は読んだか?
舞城王太郎でもいいんだが、あのての連中は、こういう支離滅裂な文章を並べつつも、
最後には一定の心情を、読み手に抱かせている。

あの域に達するには、相当なバックグラウンドが必要だぞ。

508名無し物書き@推敲中?:05/03/13 13:50:15
>>465
海の話は、この辺りまで読んで、あとはナナメ読みした。

> 高校になっても、プールのあった翌日はかならず風邪をひいたそうだし、
> 海なんてもってのほかだ。
> 「駄目」
> 「いやよ、絶対行く」

死刑囚の話は、はじめの10行くらいまで読んで、
あとはざっと眺めて、最後だけ読んだ。

ちょいと村上春樹っぽくはあるが、似て非なるものだ。
ただ淡々と書けば村上春樹なるってもんではないんだよ。
村上春樹は、これでもか、これでもか、と、あらゆる方向から攻めてくる。
不思議なイメージだったり、いやみな表現で読み手の神経を逆なでしたり、
性的なニュアンスを仄めかせてみたり、謎を提示してみたり。

春樹を意識してるかどうかはともかく、はじめの10行も読ませれば、
読者の中に無かったイメージ、読者をひきつける表現、
「読者にとっての異世界」が書かれてなければ
(舞台設定ではなくて、表現、考え、描写の話な.)
あとの文章は読んでもらえないと思うよ。

「わたし、散らかすひと」「あなた、片付けるひと」みたいな陳腐きわまる表現を
書いているようじゃだめだ(パロディなら別だが)。
そんなもん、あなたに書いてもらわなくても、みんな血肉になってるイメージだもの。

初めの10行で得るものが無ければ、あと1000枚読んだって、
新しいものなんか出てくるはずが無い。 最後まで飛ばし読んだけど、
やっぱりじっくり読み返そうとは思えなんだよ。
作者の世界が狭いと感じた。こっちのほうが知ってる世界が広いと。
実際はどうか別として、読み手にそんな風に思われるような文章だということだ。
509名無し物書き@推敲中?:05/03/13 14:22:58
508の続きっつーか。

死刑の話も、昼食後に執行を言い渡されるとかなんとか、しょっぱなから
それって、どこの国の話よ? って感じなんだなあ。
でも、読み進めてみると現代日本のハナシみたいで、なんだかなー。

乱歩賞受賞の「13階段」が、
まさに死刑囚が刑務官に連れてかれる描写から始まってる。
冒頭が公開されてるから、未読なら読んでみ。
http://www.books-ruhe.co.jp/recommends/2001/08/13kaidann.htm

死刑囚の内面も、なんだか子供っぽいんだよなあ。
ていうか、最後の一言も、ぜんぜん意外性がないっつーか、
オチになってないんだよね。
いちばんのクライマックスになりえる箇所なのに、
あってもなくてもいいようなセリフ。
これだけ長い文章を読んだ人間に対して、ぜんぜん新しい世界を見せてくれない。

このスレッドの読み手連中は、カミュの「異邦人」あたりは読んでるだろうと思う。
こんな死刑囚の話に、レスをつける気にはならんだろう。

まして、群像の下読みなら、当たり前のように読んでいるだろう。
わたつみは読んだ事あるか?
未読なら、勉強のつもりで読んでみることを薦める。本屋へ走れ。
510変臭者 ◆2NA38J2XJM :05/03/13 14:24:52
すまん、詳しい評をする暇はないが、
200〜400で変臭者が選ぶベスト作品発表だ!

1位 265 無題(りんごの話)
安心して読める。寒さや家族の温かみが文を通して伝わる。
温度感がある表現がいい。完結編はいつかぜひ世に出して欲しい。

2位 283 Get out ! ニンニク
パロディなのが惜しい。大変深い作品だと思う。
特に「手紙」の内容が秀逸。空で言えるほど繰り返し読んだ。

※その他よかった作品
223 無題(物語の冒頭) ありがちではあるが、先が知りたくなる。
234 機械女の絶望 企画モノ。ぜひ全編完成してください。
371 無題(「K」のオマージュ) 元ネタどおりなのですか?
         もうすこし心情を書き込んで読者を盛り上げて欲しい。
390 鬱だ氏のう  最近受験だったのですか?かなり荒いですが
          リアルな情感に壮絶さを感じます。

スペシャルサンクス 301 デジャ・ビュ

200〜400全体評
1〜200に比べるとレベルがかなり高い。単に書きたい断片を並べるものから
あきらかに読み手を意識した文章が増えて、読む側は楽しい。
しばらく忙しいので詳しい評はつけられないが、時々ロムってるよ。
みんながんがれ。
511名無し物書き@推敲中?:05/03/13 14:43:01
はやく>>42のスーパーじじいを超える作品に出会いたい。
512名無し物書き@推敲中?:05/03/13 18:26:28
『貧弱な装備では8000メートル級の山頂を征服するのには、困難を極める。』
明日の高尾山ハイキングを前に里見は青姦準備にぬかりはなかった。

「もうすぐ頂上ね。うふ」とアオカン相手の男に里美は囁いた。
が、高尾山の頂に瀬戸内ジャクソンがフルマンでハッスルポーズを
極めているではないか!!!さすがは怪僧ジャクソン。神出鬼没な憎い奴である。
しかも股間には天狗の面をちゃっかり装着して、抜かりない。
(これではフルマンではないというツッコミはなしである)
里美は恐怖で恐れおののき足早に下山した。男をほったらかしにして・・・。
アオカンはあきらめるしかなかった。
513わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/13 18:37:36
>>508-509
異邦人は好きな小説ですよ。

村上春樹は意識してない……し、まねするつもりもないです。
いや春樹は好きだけど。

>「わたし、散らかすひと」「あなた、片付けるひと」みたいな陳腐きわまる表現
まったく正反対の感想をもらいましたが。。。
>読者にとっての異世界
これはよく考えておきます。
514わたつみ ◆wme5QUIDAM :05/03/13 18:42:25
ありがとうございました。
515名無し物書き@推敲中?:05/03/13 18:50:17
智子は夢をみていた。
夢の中で智子は走っている。
あたりは静寂と暗闇につつまれている。聞こえるのは自分の足音だけ。
何のために、何のためにわたしは走っているのだろう?と智子は思った。
わからない。思い出せない。なぜ自分は走っているのか。いつから走っているのか。どこまで走ればいいのか。わたしはどこを走っているのか。
すると後ろから何かが追いかけてきている気配を感じた。
ああ、わたしは逃げるために走っているのだなと智子は思った。
でもなぜわたしは逃げているのだろう?
そうだ、確か何か恐ろしいものを見たのだ。とてつもなく恐ろしい何かを。
でもそれが何なのか思い出せない。あるいは思い出したくないのだろうか?
そんなことを考えている間にも智子とその何者かの距離は少しずつ、しかし確実に縮まっていた。
このままではいつか追いつかれるな、と智子は思った。追いつかれたらわたしはどうなるのだろう?やはり殺されるのだろうか?
智子はそこで目が覚めた。
516名無し物書き@推敲中?:05/03/13 19:11:42
>>510
ありがとうございます。
これからもお願いします。
517名無し物書き@推敲中?:05/03/13 20:39:46
>>512
酷評じゃなくて感想、というか思い付きね。

特に笑えない。ふーんという感じ。


「〜するのには、困難を極める」
作業は困難を極めた。この戦況で作戦を遂行するのは困難を極める。
「征服するのは困難だ」ではいけないののだろうか。

> 恐怖で恐れおののき
「馬から落馬する」と同じだね
518名無し物書き@推敲中?:05/03/14 00:08:20
>>502違うね。真の作家は正しい在り方にこだわるものだ。文学に携わる者として。
519名無し物書き@推敲中?:05/03/14 00:13:16
文学文学って、実がともなってねぇんだよ、この板の連中は。
世間知らずな子供が背伸びしてるみたいでかっこ悪い。
520 ◆/k0Eiqlvvk :05/03/14 00:37:25
「みつを」が嫌いです。
彼は、安易ですから。

何でいきなりこんな事を書いているかというと、真後ろで、金八のドラマを見ているからです。

私は彼の作品が嫌いです。
それ以上に、彼の作品を心のよりどころとして、高く評価している人が嫌いで
す。

なぜかって、安易なんですよ。
そりゃ、表面上はいい言葉ですし考察も色々出来ますが
ですが、そんなわかりやすいものから、人生を学ぶなんて、あまりに安易ですよ。

う〜ん、この安易っていうのはちょっと違うような気もしますけれど、やっぱり「安易」なんです。言葉じゃ表しにくいんですけど。

だいたい、みつを自身がそこまでの意味を込めて書いているかも疑問。それっぽい言葉を並べているだけなんじゃないかなと思いますし。なにより、彼の言葉には重みが無いですね。

いうなれば、彼には説得力が無いんです。私は、障害者とか年配者が言ったから説得力があるとは申しません。けれど、最低でも、相手を説得させるくらいの何かが欲しいのです。

私自身にもそれが不足しているんですけどね・・・。まあ、それに気がつけたのは彼のおかげなので、ある意味評価していますけどね。(皮肉ですよ。)
521 ◆/k0Eiqlvvk :05/03/14 00:39:16
以上「みつを」に付いてです。
あんまりいいものではないので、
あとで自分のHPで一番いいものをもってこようと思います。

酷評お願いします。
522502:05/03/14 02:20:16
>>518
しようがねえなあ。
具体的なことが何一つ書けない、一行レス弱者だな。

真の作家って何だよ(笑)。何が基準で、それは誰が決めるんだ。
つーか、形而上学って知ってるか?

デカルト以後の知識が一部でもあれば、そんなアホなレスはできないと思うがね。
お前は、300年前の考え方にも到達できていないんだぞ。分かるか。

まずは、自分の知識のなさ、知性のなさ、レベルの低さを自覚しろ。

523名無し物書き@推敲中?:05/03/14 08:18:11
また出たよ「レベル」

だからその「レベル」って何よ?
524名無し物書き@推敲中?:05/03/14 08:20:43
>>443
辺り〜
525名無し物書き@推敲中?:05/03/14 08:51:15
業界ではラベルといいまつ。
526名無し物書き@推敲中?:05/03/14 09:22:05
ゲーム業界ではバベルといいます。
527名無し物書き@推敲中?:05/03/14 09:25:32
塔?
528名無し物書き@推敲中?:05/03/14 11:01:53
>>518
は、

>>499
>『時代など関係無い。俺様は一生涯を通して神聖な二次元オタだ』

と同じなんでしょ。
新しい時代についていけないからって、古い物にしがみ付いてる。

オタは開き直ってるが、純文は自分がエライと思ってるからな。
どんな大作家も当時としては新しかったのに、自分は古くていいんだ。あわれw
529名無し物書き@推敲中?:05/03/14 11:11:18
おまいら批評してやれよ

とか言いつつ、漏れも批評はせずに何となく>>515をリライト
酷評よろしく

智子は夢をみていた。
夢の中で智子は走り続けていた。
辺りは静寂と暗闇に囲まれ、唯一響く自分の足音は静寂をより際立たせている。
何故? 何のために私は走っているのだろう、智子は疑問を感じた。
わからないし、思い出だすことも出来ない。
そもそも、私はどこを走っているのか。どこへ走ればいいのか。いつまで走り続けるというのか。
答えを持たないまま智子は走り続けている。
そのうちに、背後から迫り来る何者かの気配に智子は気づいた。
ああ、私は逃げるために走っていたのか、智子は思った。
ならば、私は一体何から逃げているというのだろう。
確か、そう、何か恐ろしいものを見たのだ。とてつもなく恐ろしい何かを。
しかし、それが何なのか智子には思い出せない。あるいは思い出したくないのかもしれなかった。
そんなことを考えている間にも智子とその何者かの距離は少しずつ、しかし確実に縮まっていく。
このままではいつか追いつかれてしまう、智子は背後の闇を振り返った。
追いつかれたらわたしはどうなるのだろう。殺されるとでもいうのだろうか?
恐怖に駆られ、智子は目を覚ました。
530名無し物書き@推敲中?:05/03/14 11:24:17
>>529
>静寂を際立たせる
同じ単語二回は辞めておこう、特に大事なキーワードでもないから
別の言いまわしを考えて

>何故? 何のために私は走っているのだろう、智子は疑問を感じた。
「智子は疑問を感じた。」はいらないね。テンポが悪くなる。

>そのうちに、背後から迫り来る何者かの気配に智子は気づいた。
この辺りから主部の「智子は」がいらないね。スピーディーな文章を心掛けて。
追われてるんだから、まったりした雰囲気よりも緊迫感を出した方がいいですね。

「気付いた、思った、感じた」っていう表現は学校の作文の字数稼ぎ程度の役割しか
はたしませんので、省くか、もっとおもしろい知覚表現を考えてください。


531名無し物書き@推敲中?:05/03/14 14:10:58
>>529
ってか、リライトスレでもないのに他人様の投稿作を勝手にリライトして
酷評してくれ、と言っているこいつのDQNぶりには驚いた。
532名無し物書き@推敲中?:05/03/14 16:03:36
>>531
まあ、そうだな。
そういうのは阻止できないのだから、せめて批評などしなければいいのに、する奴がいる>>530
533名無し物書き@推敲中?:05/03/14 17:08:36
>>531
リライトも書き手が参考になるならいんでないかい?
でも
>>529 のリライトはヘタクソ。大してよくなってない。
前のほうで見られた変臭者のリライトは
散漫な文がライブにかつテンポよくなっているので
原文と一緒に比較汁。
534type4:05/03/14 18:58:35
最近ホームページを作り出して、小説を書いてみて三ページくらい出来たから
ここの住人的にどうなのか見てほしいんだけど張っていいですか?
535type4:05/03/14 19:01:08
ttp://type4.gozaru.jp/magamaga/maga1.html
正直下らないけど忌憚のない意見が聞きたいので張ります。よろ
536名無し物書き@推敲中?:05/03/14 19:02:27
忌憚のないっていう言葉を使う奴の文章は読みたくない。
537(1):05/03/14 20:38:46
「ふん……」
コツ、コツ
石作りの床に靴の足音が響きわたる
その足音に耳を傾けるのは直立不動の10人程度の男たち、若い者から初老に至るまでその面は様々。
仰ぐ空は雲は無し、今夜は実にいい満月だ……そう思う
「それで、私たちの新しい同志希望者って彼らかい?」
視線を軽く横へ、そこには直立不動を保っていた彼女の「同志」
彼も今夜の満月を楽しんでるんだろうか、どこか視線を彷徨わせつつ彼は静かに頷いた
男たちは真っ直ぐ見つめている、彼らの意思は揺ぎ無い……少なくとも見た目は
「ふん……」
彼女は軽く視線を横に、それは試験への合図
彼女たちの後ろの扉が静かに開かれた
そこには体を拘束された20人程度の人が転がっていた
男もいる、女もいる、子供さえいる
彼らはそれぞれが、一様にこちらを見つめていた、猿轡を噛まされ言葉に出せない分怒り、悲しみ、怯え、視線で彼女を射抜こうとする
彼女は「それら」を見つめ、軽く鼻で笑い……一言
「これからテストをさせて貰う、ルールは簡単、誰でもわかるから不満は言ってはいけないよ」
「同志」がゆっくり歩み寄る、手に持つのはたった一つの拳銃、小さな小さな拳銃一つ
「でもまず一つ聞きたいんだ……試射ってさ」
タバコでも吸うような気軽さで拳銃を受け取る彼女
狙う先には幼い子供、「目標」にしっかり標準をあわせ引き金に手を掛ける
拳銃については良く分かってないのだろう、でも隣で、呻く男に急かされるように、ゆっくりと這いずるように動く
父親だろうか、縄で縛られた手足で動く男が一人
縄が擦れ皮膚を破れる、手足から血が流しながら父親は彼女に近寄る、幼い息子を狙う者へ
「人に撃たないと意味が無い思わないかな? 的に撃つために作ったわけじゃないだろ? 普通」
父親と彼女の距離はもう目と鼻の先、間に合えと祈りながら、過ぎる時間を呪いながら父親は彼女に近付く
538(2):05/03/14 20:39:14
……発砲
ダン!
「頭部に命中、相手との距離はせいぜい5m、この距離ではずすような粗悪な銃じゃないってことは分かったね」
ゆっくり彼女は、歩き出す
発砲音の後に残るのは……一つ減った目標、一つ減った銃弾
彼女を見続ける父親、その目に映るのは怒りの涙か悲しみの涙か、何も無い涙か
涙も出ない虚ろな目で今夜の満月を瞳に映す少年のに近寄る彼女
彼女は少年の瞳を閉じた……硬いブーツの底で
小さく湿っぽい音が、聞きたくも無い音が響き渡る
父親は彼女をを見続けていた、瞳が濁っても、たとえ失明してもその視線は外れることは無い
「そういうことで銃のせいにはできない、これは覚えておくこと」
少年だった「目標」を踏みつけながら彼女は先ほどの「同志希望者」を一瞥
彼らの直立不動は崩れていないその瞳に写るものはなにかは分からないが
「ではテストを始めさせてもらうよ、これから一発ずつ撃ってもらう、終わったらもう一回……目標も20個、弾も20発、外す訳が無い、たったこれだけで同志になれるんだ躊躇う必要は無いよね?」
戸惑いの視線、恐怖の視線、空虚な視線
「どっちかになるといい、新しい「同志」か、「目標」か、……私は決して強制はしないよ」
拳銃は手渡された、「同志」の初仕事は……引き金を確実に引き、確実に当てること
失敗は「同志」には決してない、それは彼女が断言してくれる
彼女はゆっくりと空を仰ぎ見た、本当に今夜はいい満月だ
彼女は静かに思う……これが終わったら月見をしよう、ここで楽しく
銃声が一発、さらに一発、ゆっくりと響き渡った

ありきたりな気がしますけど酷評おねがいします
539536:05/03/14 20:46:38
>>535
ごめん勢いで書いてしまった。
おれは批評が苦手なので他の人お願いします。
540名無し物書き@推敲中?:05/03/14 20:49:29
>>537-538

まず句点を使おう。
話はそれからだ。
541名無し物書き@推敲中?:05/03/14 21:32:21
>>540
一ヶ所句点を使っているところがあるけど、
もしかしたらなんか意味があるんじゃねえの?

格好つけていないで、話をしてやりなよ(プッ
542名無し物書き@推敲中?:05/03/14 21:38:08
>>541
全体的に「小説」という形になっていない、妄想の走り書きだから
小学生レベルの知識を見につけてからまた来いと言っているんですよ。

わざわざageで「なんか意味があるんじゃねえの?」なんて言い訳してないで
さっさと反省してクソして寝てください。




パンダの話も最悪。
543名無し物書き@推敲中?:05/03/14 21:58:30
>>542
違う違う、投稿者ではないよ。
ただ、あの長さに納めるためにあえてあの文体を
使用したのだとしたら、その意図は買えるのではないだろうか。
そういう見方もあるということをお宅に言いたかったのだよ。
つまり、必ずしも小説文の形になっていなくてもいいじゃないか、と。
まあ、それだけなんだがね。

あと俺は、デフォではメール欄を空欄にしているから上がっただけで、
わざわざageたわけではない。今回はあえてsageた。
544名無し物書き@推敲中?:05/03/14 22:52:45
普段もの書いたりしてるわけじゃなくて、某雑談スレがだれてきて暇つぶしに書いた文章晒していい?
545名無し物書き@推敲中?:05/03/14 23:04:36
ダメ。
俺にそんな権限はないけどなんとなく言ってみた。
546名無し物書き@推敲中?:05/03/14 23:06:09
おっけ!
547名無し物書き@推敲中?:05/03/14 23:11:43
>>545
書き終わったあと、その雑スレの人に設定は良いけど本編は?って言われたw
やめとくか。
548名無し物書き@推敲中?:05/03/15 03:11:42
>>547
オチがイイ(・A・)!
549名無し物書き@推敲中?:05/03/15 03:32:37
>>537-538
文章そのものは巧いと思うが、感情移入が起こらない。
感情移入させることが容易でないことは知っているが、
あまりにも唐突に始まりながら、なぜか締めくくりは方向性がある。
途中での父親の行動(と思い)は表現されていたものの、
想いまでは伝わらない。
読んでいて、私の感情線はフラットのままだった。
もっと冷淡に進行させるか、ポイントを絞るかしてほしい。
550名無し物書き@推敲中?:05/03/15 05:23:38
「いつまでも」

 それは僕にとって最初で最後の恋だったのかもしれない。
重い病気を患っていた僕は、来月の誕生日を迎えることも無く、
ただ別れを待つばかりだった。

 あの娘にあったのはそんな時だった。
彼女もまた僕と同じで体が弱く、入院生活を余儀なくされていた。
同じ境遇にある共有間感が僕らを引き付け、そして
……恋に落ちた。

 誕生日を数日後に控えたある日、
突然心臓が苦しみ嘔吐を繰り返すと、僕は病室の床に倒れた。
薄れゆく意識の中、自分の最後を確信し、
ただただ彼女に別れを言えなかった事を悔やんだ。
551名無し物書き@推敲中?:05/03/15 05:25:08
 次の日僕は病室のベッドの上で目を覚ました。
胸の苦しみもとれ担当医から手術の成功を聞かされると
僕は病室を飛び出して彼女の元へと走った。
彼女に一刻も早く知らせたかった。
彼女の病室はもぬけの殻で机の上には彼女が僕にあてた
メッセージカードと誕生日プレゼントがおかれていた。

ベットのシーツを取り替えていた看護婦が不思議に思ったのか
僕の名前を聞いてくる。僕はそれに答えると
看護婦はそっと近寄り、そしていった。

「あなたの心臓のドナーは彼女なのよ」

メッセージカードには「さようなら」とだけ書かれていた。
552名無し物書き@推敲中?:05/03/15 05:26:53
>>550-551
批評お願いします。
553名無し物書き@推敲中?:05/03/15 08:38:13
最初の三行と、次の段落の一行目とで時間にズレがある。
最後の恋だったのかもしれない→そんな時に出会った…?( ゚Д゚)ハァ?
段落変えるか、順序を整理してください。わかるけども文痴だと思われるよ。

>自分の最後を確信し
ミスリードすんのに一人称で確信させるのは、あんまりよくないかと
読者を突き放すよ。結局死ななかったのかよってなります。
せめて、婉曲した表現にしてください。

誕生日っていう設定がいまいちわからないんだよね
意味あるの?ただなんとなく使ってるだけなのかな?
さよならを伝えるためだったら、もっと効果的な演出がありそうな気がするけども
時間の基準としてでしか使ってないよね

大雑把なところを言わせてもらったけども
細かいところはもっとたくさんあります、心臓の病気の症状
病室がもぬけの空になる(臓器移植ができる大病院ではたしてベットに空きがでるのか?)
倒れた次の日に目を覚ますが、なぜ翌日だとすぐにわかったのか…などなどです
単純な泣かせる小説としては水準には達してませんね
今は泣かせる小説は評価よくないっぽいので(世界の〜のせいで)
これに肉付けして新人賞に応募するのであれば
別の作品で検討なされた方がいいですよ。
554名無し物書き@推敲中?:05/03/15 08:53:46
>>553
批評はするけど、書けないタイプでしょ?w
555名無し物書き@推敲中?:05/03/15 08:58:09
>>554
激しく同意

でも、下読みが全員書ける香具師じゃないってことも周知の事実だよな
556名無し物書き@推敲中?:05/03/15 08:59:50
>>554
酷評されたからって噛み付くのはイクナイ!
557名無し物書き@推敲中?:05/03/15 11:00:13
お前ら朝早くからw
558名無し物書き@推敲中?:05/03/15 18:04:09
>>554-556
これは同一人だろうw
559type4(素人ですがと断って):05/03/15 18:29:47
>>538
>「ではテストを始めさせてもらうよ、これから一発ずつ撃ってもらう、終わったらもう一回……目標も20個、弾も20発、外す訳が無い、たったこれだけで同志になれるんだ躊躇う必要は無いよね?」
>戸惑いの視線、恐怖の視線、空虚な視線
反発かやる気になってる視線もあって良いのでは、そっちのほうが視線を感じる気がする
560type4(素人ですがと断って):05/03/15 18:34:20
>>550
>同じ境遇にある共有間感が僕らを引き付け、そして
>……恋に落ちた。
同情が恋に変わるだけなら余韻を残すほどの恋ではないと思う
>>550-551
>>553の批評で言われ尽くしているので少しだけ。

彼女が急にドナーになったのは何故? 死んだ? さようなら? 
わけわかめ。短すぎ。
562type4:05/03/15 19:17:01
コテ止めます、スレ住人正直すまんかった。
563ドスと:05/03/15 19:19:01
>>535の人だよな? 酷評されていないな。誰かしてやれ。
564名無し物書き@推敲中?:05/03/15 20:00:42
>>563
つまんない。終了
565名無し物書き@推敲中?:05/03/15 20:02:21
>>564
さすが仕事が速い。
566名無し物書き@推敲中?:05/03/15 20:46:32
つかもうちょっと言い方あるよな。
非常に期待が持てる良作の予感がするが、惜しい所が無い訳でもない。とかさ
567名無し物書き@推敲中?:05/03/15 21:26:53
>>550-551
この単純なストーリーなら、もう少しまとめようがあったろうが。

それに、リアリティーも無いな。心臓移植手術を受けた患者があんな行動とれるわけ
ないだろうが。

文章を見る限りバカではないようだから、もっと頭を使え、としか言いようがない。
568名無し物書き@推敲中?:05/03/15 21:37:13
>>535
今見たら、昼見たときより長くなってた。

まず、推敲が足りないのでは?句点を使うべきところに読点を使っていたり、
送り仮名がおかしいところもある。
それだけでなく、文章が言葉にひきづられているような感じがした。
説明するために必要な言葉を選んで説明いるのではなくて、
自分の使いたい言葉を無理やり使って説明している感じ。

例えば、
> 枯木に止まっているカラス達の視線を感じつつ導かれるように朽ち果てた境内を歩く石畳を歩く音が妙に響いて聞こえてくる。
とか、文を途中で切れそうなところがたくさんある。
> 僕はそれに情念のようなものを感じずにはいられなかった。
なんて「僕はそれに情念のようなものを感じた」と簡単に書けばいいじゃないか。
> まぶしい白いブラウスにプリーツスカートがひらひらするのが楽しいか楽しくないかのビミョーなお年頃である
は、何かいてるのかわからない。


こういうのは単に話の退屈さをそういう言葉でごまかそうとしているからでは?
人を楽しませたいなら、話をもう少し練って書いたほうがいいと思う。
まあ、頭の中で考えている分にはすごく楽しそうなんだろうな、とは思うけど。
569名無し物書き@推敲中?:05/03/15 21:59:10
>>537-538

効果的に表現しようと、倒置とか体言止とかけっこうよく使っているけど、
それでもぎこちなく感じたところがいくつかある。少し詰めが甘いという感じ。

例えば、
> 若い者から初老に至るまでその面は様々。
> 少なくとも見た目は
こういう雰囲気に「面」とか「見た目」は合わない

> 彼女は軽く視線を横に、それは試験への合図
「彼女が視線を横に向けたこと」が「試験の合図」だというのは解るけど、違和感ある。

> 猿轡を噛まされ言葉に出せない分怒り、悲しみ、怯え、視線で彼女を射抜こうとする
「怒って悲しんで怯えた」から、「視線で彼女を射抜こうとしてる」というのが解りにくい
570名無し物書き@推敲中?:05/03/15 22:14:05
>>550-551

現実にありそうな話だとは全然思えないけど、
話にリアリティが無いのは、俺は気にならない。

ただ、話にリアリティーがあるかどうかはおいておいて、
こういうことが本当に経験した人がいたとしたら、こんなふうに書く人もいると思う。
でもその人が、こういう自分に酔った書き方は、受けがよくないと思う。
例えば、2chとかに書き込んだらどうなるか想像してみるとわかりやすいと思う
もう少してらわない素直な言葉を使って書いたほうが心を打つと思う。
571名無し物書き@推敲中?:05/03/15 22:50:40
>>570
あのぉ、突っ込んですまないが、もう少しなんとかならないか。

……思う。
……思う。
……思う。
……思う。
572名無し物書き@推敲中?:05/03/15 22:52:56
>>571
うむ。我ながらひどすぎる。
赤面した。
573名無し物書き@推敲中?:05/03/15 23:16:03
「花火」

僕は一人、喧騒が少しやわらいだ土手の隅に腰を下ろし、屋台の群れを眺めながらこう思う。
音っていうのには、味があるのだ。
でないと何故あんなにも貧相なヤキソバが「ドーン、ドーン」という響きの中では、
500円もの適正価格をもつかなんて説明はつかない。

「ドーン」

ほら、またやって来た。
そいつは鼓膜をくすぐり下っていき、腹の中を一周する。
そこから空へ帰ろうとするかのように喉を駆け上がり、その切れ端が舌の先の粘膜へと絡みつく。
こうして単なるこげ茶のブルドックソースと紅ショウガの固まりに何らかの化学反応を起こすのだ。

「ドーン」

その証拠に、眼下の奴らだってもののみごとに見慣れてしまった上空の花火をしりめに、
ごてっとしたワタアメやらチョコバナナやらジャガバターへと首を傾け、この世の春かのごとくワイワイやっているじゃないか。
どれも大味な自己主張を延々と繰り返すこいつらには、平時だったらとても満足しきれるもんじゃないのに。
574名無し物書き@推敲中?:05/03/15 23:16:27
「ドーン」

カピカピのキャベツと千切れたメンの残がいを箸でかき集め、一緒に流し込んだ。
今年は幸い、「またぁ、いけないことするんだから」なんてツレの間延びした声に、遠慮することはない。
中身無くして存在意義も無くしたプラスチック容器と割り箸は、この際ほっぽってしまおう。
僕はまた夜空なんかに目もくれず、ぽつぽつと並ぶ屋台の明かりと群集の渦のごったがえしへと
蛾のようにふらふらと飛び出す。

「ドーン」

この音をトッピングに、次は何を征してやろう。
いつものタコヤキにしようか、カキゴオリにしようか。
思いきって、タイラーメンやチキンステーキとかいう、新参者に挑戦してみるのもいいな。
「おいしいね、これ」なんて澄んだ声でくすくす笑う浴衣美人なぞ無くとも、僕はこうして今年も祭りを味わうのだ。

おながいします。
575名無し物書き@推敲中?:05/03/15 23:28:29
>>550-551
は、ちょうど良い反面教師になるだろうな。

話のプロットは、泣かせる系のセオリーに沿っているのだが、
細部がお粗末過ぎてダメダメ。

心臓手術したあとの人間が駆け出したり、
看護婦が、ドナーが誰であるか明かしたり、
彼女は、心臓を提供するからには脳死なんだろうに、なぜかメッセージ書き残してたり、
あまりにお子ちゃま過ぎだ。

ブラックジャックの一篇くらいにはなりそうな、
よさげな素材だとは思うんだがな。
脚本が良くとも、ハリボテと気ぐるみが酷すぎたらダメなんだと分かるな。
576名無し物書き@推敲中?:05/03/15 23:41:15
>>573-574
こりゃ小説ではなくて、エッセイだよなあ。
個人的には、なかなか魅力的ではあったんだが、
このスレではボロカスに叩かれるだろうな。
文章下手すぎっつーか、言葉の選び方がテキトーすぎだ。
あんまり本、読んでないんとちがうか。
こんなあたりで引っかかる。

・「適正価格をもつ」 はヘン。他の言葉を探すのを面倒がったな?
・「何らかの化学反応を起こすのだ」 も、うまい表現を思いつかずテキトーに書いただろ。
・「群集の渦のごったがえしへと」 渦のごった返しってのはヘンだろ。
 ごった返しを名詞形で使うのも違和感あるな。

ただ、読み始めたら最後まで読めたし、焼きそば食いたくなったよ。
視点の移り変わりのタイミング、描く対象、描写の分量、そのへんが良いんだと思う。
センスはあるんだろうと思う。がんがれ。
577550-551:05/03/15 23:42:17
いや、脳死とかじゃなくてさ
彼氏のために命を断ったという理由で「さようなら」と書いたといいたかった。
そこまで叩くなら誰かリライトして手本をみせてくれorz
578名無し物書き@推敲中?:05/03/15 23:46:33
>>577
だからそこをメインのテーマにするのなら、そのように書けばいいだろうが。
それだけだよ。自分でリライトしてみろ、それだけの能力はありそうだが。
579名無し物書き@推敲中?:05/03/16 00:03:34
>>578
自分じゃムリだろ。だって、
>そこまで叩くなら誰かリライトして手本をみせてくれorz
って言ってるってことは、あれが最高で最適な表現だと思ってる、ってことですぜ。
580名無し物書き@推敲中?:05/03/16 00:15:28
>>579
いやだから、作品の前の方で伏線を入れておくだけでいいんだよ。
たとえば、彼女に庭の花を手折らせて他の患者の見舞いに持っていく
様子を書いておくとかね。

まあそれでも、あのリアリティーの欠如をなんとかしないと、
そちらが気になって、せっかくの伏線も吹っ飛んでしまうと思うけどねw
581550-551:05/03/16 00:47:27
>>580
伏線の効果がいまいちわからないのですが
それはともかく>>578-579、前の批評で上げられた箇所をを自分なりに改稿しても
書き直したことで新たに欠点が浮き彫りになることは目に見えている
それより文章力のある者にリライトしてもらった方が参考になりますからね

てか、お子ちゃまとか馬鹿とか言われてる奴が、
自分で書き直しても余計悪くなるだけだろ
582575:05/03/16 00:52:56
>>577
だーかーら、そんなことは分かっておるのだ。
おまいが描きたかったものが何だったかは、みな分かっておる。

だが、おまいの「物語」は、一読して矛盾だらけなんで、
読んでて、「そんなアホな」という気持ちばかりが先にたち、
世界に入り込めないわけなのよ。

それも、作者が真顔でやってると痛々しくて、引いてしまうんだよ。
これは、おまいを叩いてるわけじゃあないんだぞ。
題材はいいから、これだけレスもついているんだ。
おまいのは演出が悪いんだよ。

マッハ100で海中を進む潜水艦!とかさ、
小学生ピッチャーが350Kmのタマを投げて大リーグで活躍!とかさ、
そういう非現実的なことをマジメに書いてるような
痛々しさを感じさせてしまうんだよ。

583名無し物書き@推敲中?:05/03/16 07:40:51
>>576
優しく丁寧なご指摘、嬉しいです。
漠然としでかした、ごまかしごまかしな部分がそのままバレバレで、びっくらしますた。恥かしい。

やはりきちんと小説を読んで、脳内辞書をなんとかして、とにかく言葉を頑張ねば、と痛感。
しっかりしっくりと来る地に足のついた文で、もっとウマイ焼きそばを作りたいです。
ありがとでした。
584名無し物書き@推敲中?:05/03/16 09:07:56
>>581
リライトスレに行け。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1100408711/
585名無し物書き@推敲中?:05/03/16 09:43:26
「先輩、俺、総務課の美香ちゃんに惚れてたんすよ」
 後輩は手にしているグラスをかたむけて、中のウィスキーをもてあそびながら自嘲的に笑った。
「でも、美香ちゃんは四課と係長と今週……」
 美香ちゃんこと美香子は、四課の斉藤と今週、挙式予定なのだ。電撃的と言われた二人の交際発覚よりも、俺は後輩が美香子に思いを寄せていたということに驚きを感じた。酒の席でも浮いた話をしなかったこいつが、まさかあの、派手な美香子に惚れていたとは。
「……」
 だから、最近ミスが多かったのか。それを無闇に叱りつけていた自分に、罪悪感を覚えた。
「今日は、俺のおごりだ」
 俺が言うと、後輩は潤みきった眼を向けてきた。
「先輩……ありがとうございます!」
「ば、ばか、抱きつくなっての。うわ、鼻水が上着についたじゃねーか」



お願いします。
586名無し物書き@推敲中?:05/03/16 11:35:06
>>585
読みやすいです。かなり細かいところの指摘になりますけども、させていただきますね

>酒の席でも浮いた話をしなかったこいつが
今は酒の席ですよね、だから以前は、これまで、のように、過去体験の修飾をした方が効果が出ます

>だから、最近ミスが多かったのか。それを無闇に叱りつけていた自分に、罪悪感を覚えた。
これを活かしたいのであれば、後輩がもっと落ちこんでいることを強調しなければならない
本気で惚れていたって記述があった方がここの一文が輝きます、本当の失恋なんだなって
思わせるには描写がまだまだ足りないですね。

一番目立つところは、中黒が多いですね。ネットで文章を書く方の悪い癖です。
この癖は直すようにしてください。途中で発言を止めるのはかまいません
中黒以外の方法がいいですし。台詞のない「……」の部分も、情景描写した方が
雰囲気はでます。


587名無し物書き@推敲中?:05/03/16 17:29:48
 バスケットが軽やかに揺れて。
 大事な大事なイヤリングも楽しそうに弾んでいて。
 森の空気が肌に気持ちいい。
「はーやくおいでー熊さんの鳴く前にー」
 澄み渡る水色の空の絵の具が鮮やかに、黄緑の草木が生えわたる森の中。
 私は軽やかにスキップしてる。
 バスケットの中にはほんのちょっとのお昼ご飯。
 森の先でお食事が私の日課。
「はーやくいこおー熊さんの鳴くほうにー」
 今日は特別なピクニック、だって今日ははじめてのおめかしなんだもん。
 小さな小さなイヤリング、おばあちゃんからの大事な大事なイヤリング。
「今日は帰りにおばあちゃんのところによっていこ」
 自分だけの秘密の目印。
 自分だけ知ってる花道を軽やかに抜けて。
「熊さんが来たーすばやく逃げろー」
 1、2、3のステップで花道へ。
 思いっきり右足を踏んばって左足で飛んでみる。
 いっぱいに広がる花道のゴール。
「っわ」
 ゴールの先にはずんぐりとした茶色のふさふさ。
 お父さんを感じさせる強そうな目。
 ひっかかれたら泣いちゃいそうな尖がってる爪先。
 熊さんに今日であっちゃった。
588名無し物書き@推敲中?:05/03/16 17:31:56
「……熊さんにあったらーすばやーくにげろー……」
目一杯の映ってるふわふわした毛皮
ひっかかれたらすごく痛そうな爪
お母さんが言ってた熊、森の中に住んでて人を食べちゃう熊
すごい尖った大きい口で食べちゃう熊
「熊に会ったらすぐ逃げなさいよ、食べられちゃうからね?」
嘘だといつも思ってたけたお母さんの言葉
大きな口で食べちゃう熊
……食べられちゃうの?
腰に力が入らなくて
足が震えて思わず尻餅
大きい大きいその瞳
大きい大きい熊の口
逃げないと、逃げないと
食べられちゃうって言っていた
その爪で捕まえられて
その口で頭を食べられて
589名無し物書き@推敲中?:05/03/16 17:32:31
「ふぇ……動いて……動いてよ」
足がガクガク笑ってる
叩いて力を入れようと叩いてるけど
体が笑って立てない私
ちょっと可愛く見える鼻
おっきなおっきな毛皮の体
さっきまで全然動かなかった熊、おっきな瞳をちかずけて、
首を動かしながら低く唸った
口の中には硬くて鋭い大きい歯
「え……あ、きゃああ!」
怖くて怖くて体が動いた
頭が震えてぼうっとする
ドクドクドクドク心臓が暴れてる
花の道を全速力で抜け
とにかく腕が動く限り、森の中を走り出した
「こないで……こないで」
目が怖くて閉じられない、足が痛いけど止まれない
後ろにいるんじゃないか、食べられちゃうんじゃないか
後ろを向いたらもう終わりな気がする
お題:森の熊さんの歌より
長文スマソ
590感想だけ:05/03/16 18:08:18
>>585

うん
自分なりにそれっぽく文も書けたし
とりあえず投稿してみたわけですね
では一つ
このありふれた日常の面白くも何ともない話で
あなたはいったい何を読者に伝えたかったのですか?

アイデアが浮かび、それをただ文章にする
そうではなくて
テーマのようなものを決めてから書くだけもずいぶん
作品の魅せかたや構成なども違って来ると思います
頑張って下さい次の作品待ってます

591感想だけ:05/03/16 18:44:09
>>587

これもそうですね…
この作品、まず自分で本当に面白いと思えますか?
ガクガクするくらい面白みの無い文を頑張って読み進め
最後はオチ無しってあなた

私の中では最低ランクでした
どこかで聞いた言葉ですが
面白くない作品は犯罪です

でも、お題の発想はあながち悪くないので
作品の随所にオリジナリティを出し
尚且つ、そこそこに読める合格ラインのオチを用意できたなら
もっと面白くなるはずです
これにめげずに頑張って下さいね




592名無し物書き@推敲中?:05/03/16 19:09:41
>>568
あり、触発されて色々考えてみる。
593名無し物書き@推敲中?:05/03/16 19:29:23
私は力の限り走るが後ろからは機械兵士がぴったりとついてくる。
覚悟を決めると意表を突くために普通ではあり得ないタイミングでターンし
なるだけ走っている勢いを殺さず機械兵士の急所を狙って飛び込んだ。
機械兵は意表を突かれたようだが、実に正確に私に照準をあわせる
私はすっ飛んでくる機械兵のアンカーパンチをなんとか紙一重で交わすと
機械兵の関節へスタンロッドをねじ込んだ。

よろ。
594名無し物書き@推敲中?:05/03/16 21:22:15
>普通ではあり得ないタイミングでターンし
正しく使ってるんだけど、日常語で崩れてる語は使わない方がいい

>なるだけ走っている勢いを殺さず機械兵士の急所を狙って飛び込んだ。
ターンした時点で走ってる勢いは死んでるはずだろ、なんか乗り物?

>機械兵は意表を突かれたようだが、実に正確に私に照準をあわせる
機械兵なんだろ?どうして意表をつかれたってわかるわけ?
表情が変わるのか?止まったりするのか?

>実に正確に私に照準をあわせる
アンカー射出前にどうして、照準合ってる、合わせてるのがわかるの?

描写と説明の違いを勉強しなさい、あなたの文章は説明で終わってるわ



595名無し物書き@推敲中?:05/03/16 23:07:41
ttp://www.uploda.org/file/uporg58831.txt

超長文なんだがどうでしょう?酷評お願いします
596名無し物書き@推敲中?:05/03/17 11:12:56
>>595
まぁ、長い(ていっても120枚程度か?)んで、冒頭だけ読んだ感想を。
まず文章としては、今ひとつ情景が頭に浮かばない。描写はしようとして
いるみたいなんでそれなりに評価するんだが、描写力自体はまだまだという
印象を受ける。それから、体言止が鼻につくのと視点のブレもあるな。まだ、
文章力は発展途上って感じだ。

ストーリー的には冒頭部分を読んだだけでは引く部分はなかった。
まず、プロローグの使い方が下手。なんだか判らないし、インパクトのある
謎の提示も出来てない。プロローグはストーリー全体への伏線提示や暗喩を
印象的にやるもので、あのプロローグなら無い方がまし。

こんなところかな。
597名無し物書き@推敲中?:05/03/17 14:40:06
朝、外に出ると目を突き刺しそうなくらい眩しい光がボクを襲った。下を向いてもまだ眩しい。
それと同時に目の奥が痛い頭痛によく似た感覚がした。目を開けていられない。
だからボクは目を瞑り眉間にしわを寄せながら必死にこの眩しさから逃れようとした。
けれどもそれはボクのまぶたというフィルターをものともせずボクに襲ってくる。眩しい。
薄目を開けて何とか進もうとするが、堪えきれずボクは玄関へと逃げ帰った。
そして常時置いてある下駄箱の上のケースからサングラスを取り出し、掛けると再び外へ出た。

辺り一面真っ白な雪で覆われていた、よく晴れたある朝の出来事だった。
598ドスと ◆eaeY/5BPjk :05/03/17 14:52:30
>>597
いいと思う。見える。感覚描写の連続はおれの好きな文章だ。

>よく晴れたある朝の出来事だった
これはいらんと思う。
599597:05/03/17 15:05:09
>>598
レスdクスです
確かに最後の文イラナイですね



600名無し物書き@推敲中?:05/03/17 17:25:24
「立ち食い寿司職人と憂鬱」

落ちゆく西日は、朝からの曇り空に覆われながらも、左手奥のガラス戸越しに緩やかに店内へと射していた。
元来の朱が、雲の白を通したそれは、桃で薄めた橙。まるでサーモンピンクのようであった。
しかしながらその中で遠く異国から到来したノルウェーサーモンの切りつけは、
そこだけ時が止まったかのごとく微動だにせずシャリの上に鎮座し続けている。
そして、彼を胃に奉納すべき女もまた彫像と化していた。

日暮れは立ち食い寿司屋にとっての稼ぎ時を告げる、宵の幕開けでもある。
仕事帰りの夕食から酒の締めにかけてのサラリーマンラッシュは、この小さな店の生命線なのである。
うら若き魔性の乙女の彫像をこれ以上置いておくには、余りに都合が悪い。
先刻までの半端な時間帯にぽつぽつ訪れた風変わりなお客さま達にさえ、
眉間に皺よせ肩ふるわせ、ただひたすらに眼下の寿司を見詰めるその邪気は例外なく食欲を減退させ、
更には店で供される寿司そのものの信憑性を疑う者すら出す始末だった。
その効用といったら商売あがったりも良いところで、逆にそのような呪いの人形が金儲けの種になるかと思えたほどだ。

なものだから、俺の横からの「帰せ帰せ」の圧迫は、もはや無視できないまでに膨らんでいた。
一時は親方自ら出陣し、「お茶、冷めちゃいましたねぇ。おかえいたしましょうか?」の一声に、これでもかと皮肉を込めたものだが、
敵の寿司克服への思いの丈もさしたるもので、「あっ、はい…」と虚ろな応答を一つ垂らすのみで、また彼女自身の苦闘へと旅立っていったのだった。
そして俺自身、板場からはお役御免で、そうしたお茶出しや会計その他諸々の雑事に専念する頃合も迫っており、
いよいよ全てがのっぴきならない状況を迎えていた。
601名無し物書き@推敲中?:05/03/17 17:25:52
さて、どうしたものか。
純朴なる小学生時代における校長の洗礼によって、日本人の大多数は覚えあるだろうが、
一定の緊張を保ちながら二時間以上もつっ立っているとは、それだけで地獄の徒労を伴うものだ。
うつむき加減の横顔からも、女が汗水にじませ血の気の失せた顔をしていることぐらいは、ありありと浮かぶ。
敵さんも限界が近づいているはずだ。
俺は泥仕合を終らせるレフリーのような心境になりながら、ゆっくりと彼女の正面に歩み出る。

すると、どうしたことか。
俺も女の誇張された幻視に、知らぬ間に感染してしまったのか。
淡く夕日がかった細長の板壁と、ふと持ち上がった彼女の顔の蒼白の対比に、俺は美を感じてしまったのだ。
それだけなら、まだいい。
まだいいのだが、彼女をここまで白くした要因となった怪しげなる妄想が、逆に寿司への好意へと一旦傾いたら、
その頬はどのような紅葉を描くのだろうか、それは純白よりも美しいに違いない、という所にまで俺の思いは突っ走った。
そして紅に染まった彼女は、きっとしわくちゃに笑って、この夕焼けの景色に溶けていって、
それは嘗ての俺が寿司職人の理想として掲げていた《何か》だったのではないか、
と急加速で病の末期症状にまで至ったのだから、事は非常に深刻だ。

お願いします。
602名無し物書き@推敲中?:05/03/17 20:15:24
>>594
走るにつれて風景が後ろにスライドしていくが視界の端に見える機械兵の影は
私の影をフォローし続けてくる、それは死神のようにただ殺す意思だけを感じさ
せるものだった。人の生をあざけるように追ってくる機械兵とその予定に対し
覚悟を決めると私は死神が生に手をかけようと高まる瞬間の先を取り最小限の
軌道で機械兵を射程に納めるべく体をよじりベクトルを捻じ曲げていく。
機械兵は予定されたプログラムを超えた動きに識別障害を起こしたがそれでも
一瞬の内に修正し私の姿を捕らえて顔面をえぐるべくアンカーパンチを射出する。
私は一瞬の制動の調整によってすっ飛んでくるアンカーパンチを紙一重で交わすと
そのままの速さで飛び込み機械兵の関節へスタンロッドを捻じ込む事に成功した。
放電が起きるほどの電撃を受けた機械兵は唸るような音をたて機能を停止した。
603ドスと ◆eaeY/5BPjk :05/03/17 20:17:32
ttp://gooo.net/~eel/cgi-bin/w_view.cgi?ippannb/1111058098/70
よろしくお願いします。
描写についてアドバイスを頂けたらと思います。
604ドスと ◆eaeY/5BPjk :05/03/17 20:27:45
つーかミスったので消します
605ドスと ◆eaeY/5BPjk :05/03/17 20:34:00
606名無し物書き@推敲中?:05/03/17 21:32:55
>>600,601
伝えたい目的に対して言葉が多すぎるような、
女神はともかく、寿司はもっと殺伐としてるべきなんだよ
607名無し物書き@推敲中?:05/03/17 21:33:44
>>605
色に込められた意味がわからない。
608ドスと ◆eaeY/5BPjk :05/03/17 22:11:30
今日でやめるに変更。だから零時まで。
>>607
ない。
609無題 ◆DQNplus2.Q :05/03/17 22:54:55
僕のどこがいけなかったのだろう?何で君は愛してくれなかったのだろう?
泡のように無数に浮かぶ疑問に僕は溺れていた。
疑問が答えと結び付く事など無く、ただ悲しみと言う感情に傷つけられる。
ゆっくりと……僕達の仲は崩れつつあった。
本当に……ゆっくりと……。



僕と怜との付き合いは突然だった。
とは、言っても廊下でぶつかったりとかする王道的なパターンではなく、学園祭で好きな人に告白と言う妙にリアリティーのあるものだったが。
最初は罰ゲームのつもりだった。
「どうせ会うのは今日だけだから大丈夫。」
そういう馬鹿なノリでやっていた。
だが、偶然と言うのだろうか?
怜は僕の友達『岩崎 徹』のいとこだったのだ。
それからと言うものの、何日も徹の家に行き、怜を待っていた。
怜に会うにつれて上がっていく恋の気持ちに対して、僕は『怜は僕のことを愛してくれるのか?』とちょっとした疑問を抱えた。
それが大きく抱えきれないほどに大きくなり、ある些細な喧嘩により僕は彼女を疑ってしまった。
『どうせ……好きじゃないんだろ? 無理矢理ならいいよ。好きじゃないなら。』
その言葉に怜は怒ったようで、ついに僕の恋愛は終わりを告げた。
それからと言うものの、僕は人との関わりを嫌った。
怜がいなければ僕の世界は終わりを告げる。
――そう、思った。

酷評よろ。なんせIDが…ry
610 ◆DQNplus2.Q :05/03/17 22:56:36
「」の後に。が付いてますが気にしないでください。
ミスでつ。
611名無し物書き@推敲中?:05/03/17 22:56:36
>>608
批評するかどうか(ていうか「できるかどうか」w)は別にして、また読んでみようと思うから、残しといてよ
612名無し物書き@推敲中?:05/03/18 09:32:13
>>609
文の書き方自体は悪くないと思う。
しょーもないとこでわざわざ凝った言い回しをしたげなところが鼻につくが。

>廊下でぶつかったりとかする王道的なパターン
なんのこっちゃ。
日常生活なら、友達の紹介で付き合うとかが王道パターンと思うが。
この一文で、作者のアタマん中がマンガで占められてるんじゃないかと萎える。

>『岩崎 徹』
人名にカギカッコって変。後で出てくる台詞のカギカッコも変。

>ある些細な喧嘩により僕は彼女を疑ってしまった。
具体的に、どんな喧嘩?
そういうエピソードを具体的に書いてくれないと、物語にならんよ。
恋愛のエピソードが引きこもるエピソードの前フリなら、
そこまでいちいち書く必要ないけど。
もしそうなら逆に、出会いのエピソードが不要だ。
613名無し物書き@推敲中?:05/03/18 09:36:26
>>602
個々の文章は悪くないと思うが。

>機械兵は予定されたプログラムを超えた動きに識別障害を起こしたがそれでも
>一瞬の内に修正し私の姿を捕らえて

なんで、こんなことが「私」に分かるんだ。
読むほうは、「私」になりきって読んでるんだからさ。
614名無し物書き@推敲中?:05/03/18 09:42:20
>>597
コトバに無駄が多くないか?
一方で、眩しい眩しい眩しい眩しいと、眩しいが4回も出てくる。

>外に出ると目を突き刺しそうなくらい眩しい光がボクを襲った
「外に出ると目を刺す光がボクを襲った」ではダメなのか?

>目の奥が痛い頭痛によく似た感覚がした
ここも、まだるっこしい上に、「痛」がかぶって良くない。

「〜なくらい」とか「〜によく似た」とか、
断言するのを避ければ避けるほど、読み手はイメージしにくくなる。
615寒稽古 ◆GNeSanpo26 :05/03/18 11:32:51
 時間の女神は時にいたずらをすると思う。私が欲している時に
欲している言葉を私の目に触れさせず、私は夜の闇を探し歩く。
水も飲まず食べる事さえ忘れ歩き疲れた頃に、そっと言葉を隠し
置く。それを探し歩く事も楽しいと思う。今の私は疲れているだけ、
心のシーソーが平らでは無く、比重が右に掛かり少し傾いている
だけ。
 あなたに心配をさせるつもりはない。何故ならば、あなたは私の
女神だから。もし、魂が生き通しであるならば今の瞬間は永遠で
あり、ほんの瞬きでもあるのかもしれない。魂と魂とがお互いに
惹かれ合う事を結婚というのであれば、時間を超越し、場所をも
超越する筈で、言葉としての躯を持つだけで良いのかもしれない。
 私は、今でもあなたが奏でる琴の音が好きだし、うっとりと聞いて
います。歌手は己の身体を楽器の一部として聞く者の心を揺さぶ
ります。それは楽器に鳴りきる事によってのみ成し得ることが出来
るのではないでしょうか。あなたが無心に奏でる言の葉は私の心を
揺さぶります。人生において、親子の縁は一度きりの契り、結婚は
二度の契り、主従関係は三度までと言いますが、もし、魂が生き通
しであるならば、いつの日か必ず、あなたと私は時間軸という流れ
の淵で逢えるのかもしれません。いや、逢えると信じています。

短編の一部抜粋、酷評、お願いします。
616無題 ◆ofxIputmWo :05/03/18 13:02:52
 佐藤は少し目を逸らして、言った。
「……俺は、一応、工業系の専門学校に行こうと思ってる。機械工の親父の跡継ぐつもりだから」
「ちゃんと考えてるじゃねえか」
 何となく非難めいた口調になってしまう。
 しかし、そこは責めるところではないだろう。むしろ、佐藤がしっかりと将来を見据えていることを賞賛するべき場面だ。
 それは分かっているのだが、孝弘にはなかなかそれが出来ないのだった。
 周りが全て、自分を置いていってしまうような焦燥感。
 みんなが前へ歩いているのに、そして自分も歩いていると思っていたのに、もしかしたら自分だけがその場で足踏みをしているだけではないのかという不安感。
 そういった気持ちが、どうしても『お前も俺を置いていくのか』という恨めしさに変わってしまうのである。
 もしかしたら、それは多くの人間が持つ平凡な悩みなのかもしれない。しかし、孝弘にとっては非常に切実な問題なのだった。
 自分の未来というものを上手く想像できないということも、孝弘の焦りを加速させる要因の一つだ。
 いや、もしかしたらできないのではなく、想像した未来を受け入れるのが嫌なだけなのかもしれない。
 そこそこの大学に入って、何となく就職して、ありきたりな恋愛の末に結婚して、いつの間にか子供ができて、これでいいのだと自分に言い聞かせながら暮らして――。
 孝弘は本能的に、自分がそんな未来に至ることを半ば確信している。
 しかし、理性の部分がそれを認めることを拒否するのだ。
 自分はもっと、何か大きなことが出来るはずだ。非日常的な何かがあって、壮大な何かがあって、最後は劇的に死ぬのだ。
 そういう根拠のない自信が頭の隅にこびりついていた。
 そうとでも思っていなければ、きっと何処かで生きることができなくなってしまうだろう。
 そのこともまた、孝弘は本能で理解しているのだった。

今書いている作品から抜粋しました。
まだ小説を書き始めてから日が浅いので、悪い所も多いかと思います。
酷評、添削大歓迎です。よろしくお願いいたします。
617名無し物書き@推敲中?:05/03/18 15:02:50
> しかし、孝弘にとっては非常に切実な問題なのだった。
俺にとっても切実だが。自分の未来〜以下も、普通にみんな考えてることかと。
それくらいの悩みってほとんど誰しも抱えてる事じゃない?
主人公が、他とどこどこが違うって点を克明に刻んでほしかった。
スマソ、感想と化した。
618名無し物書き@推敲中?:05/03/18 15:58:12
>>609
王道という単語にここで使われているような、定番、みたいな意味はないですよ。
619名無し物書き@推敲中?:05/03/18 16:01:43
>>609
酷評させてもらいます。

>>学園祭で好きな人に告白と言う妙にリアリティーのあるもの
>>最初は罰ゲームのつもりだった

出会いのエピソードがないからさっぱり意味が通じない。「リアリティーの使い方間違ってる?」で終わってしまう。

>>だが、偶然と言うのだろうか?
>>怜は僕の友達『岩崎 徹』のいとこだったのだ。

「偶然にも僕の友達岩崎徹のいとこだったのだ」で良いんでは。

>>それからと言うものの、何日も徹の家に行き、怜を待っていた。

何ゆえいとこだと友達の家で彼女を待つのだ?説明不足。
「言うものの」は「言うもの」の間違いではないだろうか……。

>>怜に会うにつれて上がっていく恋の気持ちに対して、
>>僕は『怜は僕のことを愛してくれるのか?』とちょっとした疑問を抱えた。

恋の気持ちが上がるという言い回しに不自然さを感じる。
好きになるほど不安になる、ということを書きたいのだと思うけれど、だとしたらこの場合「対して」は不適切。

>>それが大きく抱えきれないほどに大きくなり、ある些細な喧嘩により僕は彼女を疑ってしまった。

些細な喧嘩により不安が爆発したのか、些細な喧嘩が不安の引き金となったのかがわかりにくい。
その後の台詞を見ると多分前者なのだろうけど。


全体的に説明不足というか、作者の頭の中で完結してしまってるという印象です。
620616 ◆ofxIputmWo :05/03/18 16:14:03
>>617
ああ、なるほど。
確かに、あの書き方だと『普通の人には切実じゃないけど主人公には切実』って内容になっちゃってますね。
何ていうか、主人公に限らず『ありきたりな悩みだけど切実』という内容を書いたつもりだったのですが。

『もしかしたら、それは多くの人間が持つ平凡な悩みなのかもしれない。
 しかし、その悩みを持つ人々にとってそうであるように、孝弘にとってもそれは非常に切実な問題なのだった』

↑こんなカンジに直したらどうでしょうか? これについてもご意見お願いします。
ご指摘どうもありがとうございました。
621 ◆DQNplus2.Q :05/03/18 18:54:25
激しくどうもです。
またさりげなく投稿するかもしれないんでよろです
622名無し物書き@推敲中?:05/03/18 19:29:11
しかしなんだな、ここのところ投稿作品の文章のレベルは、まずまずじゃないかい?
いいね。
623617 :05/03/18 21:01:46
>620
しっくり来る。
一介の読者の意見だが、そうしてくれると後半の心情の解説で共感できる。
624名無し物書き@推敲中?:05/03/18 21:19:26
>>615
的外れかもしれないが、結婚がもっと切実で現実的なものとして
その文が彼女の気持ちとしての理想であるという事をもっと出すべきだと思う。
>心のシーソーが平らでは無く、比重が右に掛かり少し傾いているだけ。
平らでは無く、はいらないと思われ。後は右によりかかると聞くと政治を思い出してしまうのは俺の業かな。
私の心は寄る瀬ない船のよう。とかどうか
625寒稽古 ◆GNeSanpo26 :05/03/18 21:48:10
>>624
>右によりかかると聞くと政治を思い出してしまうのは俺の業かな。
うん、実は自分で書いてて右という表現はどうかな? と思いつつ、
危惧していた所は、やはり読む人も気づきますね。勉強になります。
という事は、
>心のシーソーが平らでは無く、比重が右に掛かり少し傾いている
だけ。
この一文は、ばっさり切って他の表現にしたほうが良いですね。

>私の心は寄る瀬ない船のよう。
うん、どうやらこちらのほうが、しっくりくる。(表現いただきます風味w
お礼は出世払いでいいですか?

ありがとうございました。
626616 ◆ofxIputmWo :05/03/18 22:16:10
>>623
どうもありがとうございました!
627624:05/03/18 23:10:35
>>625
>うん、実は自分で書いてて右という表現はどうかな?
俺としてなんか引っかかるので一応言っておくけど。オレは政治的には右翼だから。
>寄る瀬ない船
寄る瀬ない船のようにさまよっていたとか、旅人とかいいかもしれない。
628597:05/03/19 07:45:33
>>614
一読&批評 ありがとうございます
参考にさせていただきました。
読み手にイメージさせたいなら曖昧にしないほうがよかったのか。
なるほど。
629名無し物書き@推敲中?:05/03/19 10:57:05
>>502
「読んでもらう」?
ふんっ、そんな奴は商売人であって、創作家ではない。
「群像」は読者は少なくても、純文学を貫いている。
読解力のある人、見る目のある人に読まれればそれでいい。
読みたくない奴は読まなくていい。
しかし、読みもせずに「読みにくい」というだけで
価値のないものと決め付ける奴はゆるせん。
630名無し物書き@推敲中?:05/03/19 12:07:39
>>629
作家志望でこんなやつってマジでいるんだ
おまえは生まれる時代を間違えたよ、明治から昭和初期だったらよかったね
それでも、金持ってないと当時は文学なんてできなかったわけだけど

631名無し物書き@推敲中?:05/03/19 12:17:54
>>630
金儲けがしたいなら起業しろ。
自分の思想を普遍化する意思が無ければ作家になる意味などない。
632名無し物書き@推敲中?:05/03/19 12:22:32
>>629
と同じ意見を純文学の現役の書き手の何人かも
言っているわけだが。
633名無し物書き@推敲中?:05/03/19 13:49:02
>>631
あなたに普遍化したい思想なんてあったんだ。
何?
634名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:46:50
 ある夏の日、王女さまは城内の庭園に足をお運びになりました。
庭園の真ん中には、幅3メートルほどのまるい噴水があって
その噴水を取り囲むように、色とりどりの花が咲き乱れていました。
 王女さまは、花壇へお近づきになって、目に突き刺さるほど
まばゆい真紅に染まったバラを、小さい可愛らしいお鼻に近づけられて
バラの香りを楽しんでいらっしゃいました。
 王女さまはふとバラの根元に目を向けられて、「あら?」と小さく
おどろいたような声を出されました。
 そのバラの根元には真っ二つに割れた卵がありました。
王女さまはしゃがみこんで、割れた卵をよく見ようとなさいました。
 そして、割れた卵の中をご覧になった王女さまは、「いやぁ」と
悲鳴をあげられて、お口を両手で覆われました。
 なんと、割れた卵の中には、わずかに孵りかけたヒナがありました。
ほとんどトロトロとした卵ですけれど、黄身の所には、クチバシと
羽毛と、骨らしきものがあって、そしてギョロリとした目玉が
こちらを見ていました。
635名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:47:49
 王女さまはポロポロと真珠の粒のように輝く涙をこぼして
おられましたが、生まれずに死んだヒナの命を憐れとお思いになって
絹の手袋をはずされ、バラの花の根元に両手で穴を掘られて
両手でヒナをすくうようにして、穴の中へそっと置かれました。
そして土をかぶせられて、ヒナの命が天に召されるよう
お祈りになりました。

 王女さまは噴水の側にお越しになって両手についた
ヌルヌルとしたものを噴水の水で注がれました。
そのとき、花壇の花がカサカサこすれあって揺れたかと思うと
一羽の白い鳩が姿をあらわしました。
鳩は王女さまに言いました。
「王女さま、ありがとうございます。私のヒナのために
涙を流してくださいましたね。私のヒナのために御手をよごされてまで
お墓をつくってくださいましたね。本当にありがとうございます。」
鳩は恐縮そうに頭を下げました。
「鳩さん、あなたの赤ちゃんだったのね。つらかったでしょう。
いったい、どうしてあんなことになったの?」
636名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:48:19
鳩は一瞬言葉をつまらせ沈黙しましたが、ゆっくりクチバシを
ひらくと悲しみと怒りのこもった声で、
「鷺(サギ)です。鷺が卵を割るのです・・・。食べるためでもなく、ただ割るのです・・・。
鷺は、私がまんまるの卵を産めば、「この卵は形が悪い。こんな卵では
生まれても病気ですぐに死んでしまう。だったらアタシが苦しまないように割ってやる」
と言って、私が翼をバタバタさせて抵抗しても、鷺は卵をくわえて、高々と飛んで
そこでクチバシをひらいて、落として割るのです・・・。そして、私が薄茶色の卵を産むと
「この卵は色が悪い。こんな卵では五体満足に生まれないで
すぐに死んでしまう。だったらアタシが苦しまないように割ってやる」と言って
私がクチバシで鷺をつついて抵抗しても、鷺は、また卵をくわえて高々と飛んで
クチバシをひらいて落とすのです・・・。
 ところが、私が楕円形の卵を産んでも、純白の卵を産んでも
何かと理屈をつけて、同じように割るのです・・・。
ひとつひとつの卵を産むのにどんなに大変な思いをするのか
そして、その卵を割られることが、どんなに苦しいか
あの鷺も、卵を産むのですから、知っているはずなのに・・・。」
と言って、とうとう大きな声を出して泣き始めました。
 王女さまは、鳩がかわいそうでかわいそうでたまらないお気持ちになりました。
「鳩さん、わたしがあなたの卵を守るわ」
「そんな!王女さまにそんなことをしていただく訳にはまいりません!」
「わたしが守りたいんだからいいの」
鳩がおいさめしようとクチバシをひらこうとしたところに
大きな爆発音が響きわたり、王女さまも鳩も飛び上がるほど驚きました。
「ああ、びっくりした。なんなの?この音?」
ところが爆発音は、それ一回では無く、いくつも、いくつも
何度も、何度も、鳴り響くのでした。
「何だか恐いわ・・・。鳩さん、お城の中へいきましょう。」
 王女さまは、鳩を連れてお城の中の王女さまの寝室に行かれました。
寝室に入ると、王女さまは以前カナリアを入れていた鳥かごに
鳩を入れられました。
そして、レースのカーテンのついたベッドに腰をおろされて
鳩を元気付けようと、いろいろなお話をなさいました。
637名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:51:01
 やがて夕刻になると、下女がお食事の準備ができましたとお報せに参りました。
王女さまが、食堂に行かれますと、王さまとお妃さまが長テーブルについておられました。
王さまは、たいそうご機嫌がよろしくてにこにこと笑っておられました。
王女さまは王さまにお尋ねになりました。
「お父さま、どうなさったのですか?何か良いことがおありになったのですか?」
王さまは嬉しさを抑えられない様子でおっしゃいました。
「今日は鷹狩りに行ったんだが、大きな鷹を七羽、鷺を五羽もしとめてな!はははっ」
王女さまは、もしや思い「お父さま、その獲物は今、どこにありますの?」と尋ねられました。
「ん?ああ、獲物なら庭園の物置小屋の中の木箱に入れてあるが?
明日、剥製にするつもりだ。はははっ、見たいかね?」
それを聞いた王女さまは、すぐに振り返って、お妃さまが「これからお食事ですよ!」と
止められるのもお聞きにならずに、食堂を出られて、大急ぎで寝室にお戻りになると
鳩を籠から出して、寝室を出て、ランプを手にとって、庭園に出て行きました。
638名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:51:29
 王女さまは庭園の隅にある物置小屋の戸を開け、薄暗い物置小屋の中を
ランプの灯りで照らしました。
小屋の中に木箱がありました。王女さまは、おそるおそる木箱のフタを開けました。
「王女さま、どうなさったのですか」鳩は突然のことに戸惑って尋ねました。
「この箱の中を、よくごらんなさい。あなたの卵を割った鷺がいるかしら」
そう言って、王女さまは箱にランプをかざしました。
鳩は豆鉄砲をくらったような顔をして叫びました。
「これです!この鷺です!」そう言って翼の先で指した鷺は、首を打たれて
惨めに死んでいました。

 「鳩さん、もう大丈夫ね。」
王女さまは、そう言って鳩に優しくほほ笑みかけておられました。
639名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:54:27

以上>>634-638です。
酷評、お断りします。
640名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:55:19
919 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/12/12 16:09:18
 日本一のインターネット巨大掲示板にある「創作文芸」
という作家志望者の集まるカテゴリがある。
「創作文芸」にて文章の投稿をするスレッドは、どれもがたいてい荒れる。
その原因ははっきりしている。「ド素人が偉そうに批評している」この一言に尽きる。
 ここでいう"ド素人"とは、文学作品や新書、哲学や心理学等の
専門書などは読まずに、読むものといえばせいぜい漫画や雑誌や、一昔前には
ジュニア小説と呼ばれていた"ライトノベル"ぐらいで、文学の醍醐味である
メッセージ性をおび、文語を用い、卓越した比喩や、豊富な語彙を使った
作品を、その文体からして、毛嫌いする知的レベルの低い、そのくせに
「作家になりたい」という厚顔無恥な輩のことである。
 この"ド素人"どもときたら、重厚なテーマや文語をひどく嫌う。
"ド素人"どもは優れた文章を読解することが困難なのか、感情や五感の情報を
緻密に描写して、比喩も使ってある本格的なものを「読む気しない」と
言い、罵詈雑言を書き連ね、インターネット掲示板の中で嘲笑を意味する
「藁」や「w」や「プ」や「プゲラゲラ」などを書いて、作品と作者を冒涜するのである。
さらに、自分の読書量が少ないために読解力が無いことに無自覚で
優れた文章を「読みにくい」「つまらない」「センスが無い」などと
言い放ち貶めるのである。"ド素人"が優れた本格的な文章をこのように嫌う理由は
あるいは、自分の能力の無さを突きつけられたように感じて逆上しているのやもしれぬ。
彼らは「俺にはこんな文章、逆立ちしたって出てこねぇ!ちくしょう!うらやましい
ねたましい!こんにも上手い文章を書かなきゃ作家になれないって言うのかよぉ!どんなに
考えても、そんな文章作れねぇよ!」という思いが頭に浮かびそうになるたび
顔をしかめながら、その思いを掻き消すようにブルブルと激しく首を振り、その後で
「よくもこんな惨めな気持ちにさせやがって!」と逆上し、鼻の両側の筋肉に力を
入れたいやらしい笑みを浮かべながら、力を込めてキーを打ち
目を見開いて、必死になって優れた文章を書く作者を貶めているとも考えられる。
641名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:55:46
920 名前:919の続き 投稿日:04/12/12 16:09:59
 そのような"ド素人"どもに対して「作家になりたければ、もっと文学をたくさん読め」
という書き込みもよく見るのだが、彼らはかたくなに文学を読むことをしない。
「読みたくないけれど書きたい」というのは理解に苦しむが、それはそれで自由である。
しかし、本を読まないものに、文章の良し悪しはわからない。
少なくとも己の読書量の少なさとそれによる読解力の不足を謙虚に自覚して
他人の投稿した文章を静かに読んでいれば良いのだが、読解力の無さに無自覚で
いっちょうまえに批評家を気取って優れた文章を「読みにくい」の一言で
辻斬りのように一刀両断に切り捨てるのである。

 「創作文芸」には「あなたの文章真面目に酷評します」というスレッドがある。
これが実に不毛なやりとりをしている掲示板である。
先に述べた"ド素人"どもが我が物顔でやりたい放題のさばっている伏魔殿である。
 私が「創作文芸」に初めて来たとき、作家志望者が集まる掲示板なら
皆、たくさん本を読んでいるものだと思っていた。だが事実は違った。
本を読まないくせに本を書きたいという者。本を読まないくせに優れたの文章にケチを
つけているもの達であふれていた。

 私は「創作文芸」を知る前に、一冊の本を読んだ。
それは小説家志望者に向けて書かれたいわゆるハウツー本の類ではあるが、ああしろ、こうしろ
ああしてはいけない、こうしてはいけないといった指示は最小限で、小説家であり
また、何人もの教え子を小説家デビューさせた実績のある著者が、悪文をリライトして
比較検証するという書き方をされている優れた指導書であった。著者が書いたものと
原文を読比べると、あきらかに表現力の違いがわかるのだ。原文には無い視界や身体感覚や
感情がきちんと描かれていて、それが比喩も交えており、実に響きのいい文章に書き換えてあった。
642名無し物書き@推敲中?:05/03/19 14:58:09
921 名前:920の続き 投稿日:04/12/12 16:10:41
 私はそれを「創作文芸」に期待したのである。
「作家志望者なら基本的な読書をきちんとして、読解力も備えているだろう。
それならあの本のように、参考になるやりとりができるに違いない」と考えた。

 ところがそれは間違いであった。
 多くの「作家志望者」が、本が好きなわけでも、世にうったえたいことがある訳でもなく
賞をとって有名になってちやほやされたいという動機や、ベストセラーを書いてお金持ちになりたい
という愚かな考えの持ち主が多かった。 有名な賞を十代の女の子が受賞したことや、ブームになって
爆発的にヒットした恋愛小説が出たことが、愚かな"ド素人"どもに「作家になりたい」という言葉を
吐かせることになってしまったものと思われる。
 私は「あなたの文章真面目に酷評します」を、その前進の前進、「行き場のない作品発表スレッド」の
頃から見てきたが、不毛なやりとりが続けられているのである。明らかな悪文も、良い文章も
「批評家」が、ちまちまと文節や文章の端々をいじっているだけであったり
「批評家」が「ダラダラと長い、簡潔に書け!」「比喩なんかいらん!削れ!」
「つまらない読む気しない」と言っているものには、感情や、五感の情報が緻密に描写されており
臨場感のある文章であることがたびたびあった。
 また反対に「批評家」が「読みやすい」と言っているものは、小学生の作文のような稚拙で陳腐で
表現力が著しく欠けているものが多かった。
 根本的に間違っている。ちまちまと文節や語尾や単語をいじっても何にもならない。
643名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:00:39
922 名前:921の続き 投稿日:04/12/12 16:11:18
創作に必要なのは感性であり、ひらめきである。そのひらめきを導き出す指導が必要なのだ。
それには書く方も批評する方も、基本的な読書をしていなければ話にならない。
 物語を書くということは、空想を文字に変換するということである。
空想を文字に変換するには、まず前提として、文字で書かれた物語を読み、文字を空想に
変換する作業に慣れていなければできないことなのだ。
 物語も言葉の組立も、感覚から興すものだ。意識の外側にある無意識の世界から、間欠泉のように
吹き出し、ほとばしって出てくるものだ。神からの啓示のような錯覚さえ覚えるものだ。
 空想の世界では色も形も視覚も聴覚も嗅覚も味覚も触覚も、そして感情もすべて再現できるのだ。
自分の感情だけでなく、自分の中の他人のしぐさや表情や感情や言葉も空想するのだ。
 空想のスイッチが入ると、キーボードを打ちながらでも、意識は半ば吹っ飛んだ状態になる。
空想の世界の様々なものが現れ、それらにはみな色があり、においもあり、それらを触ると感触を感じ
また人物が様々な表情で、様々な言動をし、ドラマが始まるのだ。そしてそれらを細かく観察して
文字におこすというのが、感覚的に一番近い表現に思える。
 勿論、自分で空想するのだが、空想しているのは自分であって自分で無いような感覚がある。
「我思う、故に我あり」とデカルトは言ったが、その意識の上での「我」とは違うもの
脳の、食欲、性欲、物欲などの欲求をつかさどる部分。あるいは心臓を動かし、胃や腸を働かせ
病気の時には、体の不調を感じさせる人間の生命を維持している部分―――そのようなところから
空想はやってくるように思える。
644名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:09:23
↑結局何が言いたいのかよくわからないので駄文
645名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:09:57

923 名前:922の続き 投稿日:04/12/12 16:11:58
 そして"ド素人"どもは、このような感覚に共感を示すことはできない。
彼らはそうやって書いていないし、そうやって読んでもいない。意識と無意識の橋渡しができないのだ。
そしてこの感覚的な部分が理解できないものには物語はつくれないのだ。 
 この感覚的な部分が理解できないものは、仕組みを分解し分析すればおもしろい物語がつくれると
思っている。「創作文芸」の中で「起承転結は必要か」という議論があったが
ここで「起承転結は必要ない」と主張するものがいる。彼らいわく「小説を『起』『承』『転』
『結』の順序で並べて、きっちり四分割してもだめだ」という。これは起承転結の定義を勘違いしている。
起承転結とはそういうことではない。起承転結の『起』とは物語の始まり。起承転結の『承』とは
物語の全体の起源となる事件や事故あるいは行動。起承転結の『転』とは物語の終盤に向かう
きっかけとなる出来事や価値観の転換など。起承転結の『結』とは物語の結末。
起承転結とはそれだけのことだ。必要ではあるが、これは物語をつくるときに特に意識することでは無い。
おもしろい物語には必ず起承転結があるからだ。「起承転結は必要」というのは『起』『承』『転』
『結』の順にきっちり四つに分けるという意味では無い。二重三重に伏線を絡ませたり、ミステリーや
ホラーに恋愛の要素をからめたり、小さな山場をいくつもつくったりをしても良い。
感性とひらめきの思うままに作り出し、結果としてその物語がおもしろければ、そこには起承転結がある。
 作家志望者の中にはこうした技術的なことに非常にこだわり、このようなことを教えるのは
ライバルを強くするかもしれないから危険と考えるものもいるようだが、私はそうは思わない。
技術的に物語のしくみを分解して、テクニックを覚えようとしても、それだけでは
おもしろいものは造れない。それを教えられてできる人は、遅かれ早かれ教えられなくてもできるし
できない人は教わっても、つまらないものしかできない。技術論には創造性は無い。
理屈でなく、感性から持ってこなければおもしろい物語はつくれないのだ。
646名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:11:50
以上>>640-643>>645
酷評、お断り。
>>644
駄文じゃない。最後まで読んでから書け。
647名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:18:51
>>640
最初と最後で主張が変わっている。
648名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:32:10
>>647
変わっていない。
649名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:32:59
>>647
読解力無し。
650名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:33:39
>>646
酷評お断りっていっても、正直酷評しか出てこないと思うよ。
ここにいる奴をど素人呼ばわりしてるのに、
ここに書き込んで一体何が言いたいのかよく分からない。
651名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:35:10
そんな不満なら、1人で研鑽を積んでいればいいだろうに。
広場にやってきて、「人が多い!」と叫んでいるようなもんだ。
652名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:39:27
>>650
改善を求めている。

>一体何が言いたいのかよく分からない。
1、文学作品を読め。
2、本も読まない奴が批評なんかするな。
3、ちまちまと語尾や文節をいじっても何にもならない。
4、創作は理屈ではなく、感性だ。
653名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:41:10
>>651

画家が集まる広場で、写生をしている者に
ド素人が後ろから覗き込んで
「分からん」と言って去っていくような不条理がある。
654名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:41:12
匿名掲示板に質を求めるなw
木によって魚を求む、とかそんなやつだ。
655名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:42:56
>>654

違う。木の実を求めているのに、勝手に魚が木の根元にある湖から飛び上がって
枝に食らいつくような理不尽さがこの掲示板にはある。
656名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:44:49
あらゆる消費者は自己の好悪、判断を述べる権利がある。

それがいやならクローズドな合評でもやっとけ。
657647:05/03/19 15:45:41
あほか。論文はころころとテーマを変えるものじゃない。
658名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:46:27
>>656

金を出していない奴は消費者ではない。
659名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:47:54
公開の場で曝すってのは、読まれることを許容しているのだろ。
読む意志があれば消費者さ。
660名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:48:18
>>657
変えていない。

「理屈でなく感性からもってこなければ、面白い物語はつくれない」

一貫している。
661名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:49:39
>>659
勝手に言葉の定義をつくるな。
662名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:50:09
>>652
正直、最初からそうやって書いて欲しかった。
文章が長すぎるし、上から目線で書かれても読む方はやっぱり困難。
663647:05/03/19 15:52:11
>>660
創作文芸板の話はどうした。
重厚なテーマは。ひらめきは。起承転結は。
この文こそ、起承転結、序論本論結論のない
朝起きてご飯食べて、歯を磨いて、顔を洗って、着替えて、
自転車で駅まで……というような主張のない悪文の見本だ。
ピントが絞れていない。何を書くべきか考えずに、筆の走るまま書いたとしか思えない。
664名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:52:31
辞書ひけ。六法全書でもいいぞ。
665名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:53:22
なんかこっちも高校生っぽいなw
666名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:55:28
>>634-639
あーこれ懐かしい。
作者は気合入れて風刺を書いたみたいだったから歓迎したが、
それをコピペするのはちょっと芸がないよな。
667名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:55:42
>>663
ほんとうに読解力の無いやつだな。
「理屈でなく感性からもってこなければ、面白い物語はつくれない」
という、理論の補足として、小説を書くとはどういうことかを書いたのだ。
668名無し物書き@推敲中?:05/03/19 15:59:00
>>667
663は読解力がないというより読んでいないと思う。
読む力が無い。適当に文字面を目で追って
脊髄反射で書いているんでしょう。
669名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:02:08
1−668

読解力なさ過ぎ。
670名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:03:50
>>669
俺は読解力ある。
671名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:04:10
春ですなw
672647:05/03/19 16:04:47
>>667
 まず冒頭で「理屈でなく感性からもってこなければ、面白い物語はつくれない」 という主張
を提示して、理屈について、感性についてを説明する。
理屈からもってきた物語は感性からもってきた物語とどう違うのか説明する。
面白いという感情について説明する。面白くないということについても補足する。
理屈からもってきた物語は面白くないのか。感性から持ってきた物語は面白いのか。
それを例示などを用いて説明する。
そうして「理屈でなく感性からもってこなければ、面白い物語はつくれない」
といったことを読者に納得させる。
673名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:10:44
>>640-643,645
も見たことあるなぁと思ったら、無理褒めスレか。

>>1
> あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。
  ~~~~~~
なんだからコピペはスルーでよろ。
674名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:11:54
>>わたつみ
消えろ。
675名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:12:50
>>672
これは創作文芸板の住人(「読む者」ではなく「書く者」)に向けて書いたものだ。
676名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:13:53
>.673
了解。
677名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:13:54
つーか、酷評お断りだし。
678647:05/03/19 16:14:17
>>675
めどくさいからそういうことでいい。
やっぱ名無しは何言っても、へりくつで返してくる。
鬱陶しい。
679名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:19:23
>>678
反論に詰まると屁理屈という者ほど鬱陶しいものはない。
680647:05/03/19 16:20:10
書く者だろうが読む者だろうが、文を読むときは読者。
681647:05/03/19 16:21:46
>>679
だいたいお前誰? 知らないなお前みたいな奴。
682名無しさんの主張:05/03/19 16:22:35
あっそう。
683名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:23:00
天才だぁ
684名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:24:07
あっそう、だよな。
名無しなんて、無責任に屁理屈という者ほど鬱陶しいとか、平気で言うもんな。
685名無しの心子知らず:05/03/19 16:31:22
あら、そう?
686名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:42:50
感性なんて言ってる時点で駄文だな。
687名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:46:38
 足の裏が汚そうな女子高生に声をかける、アニメオタクの挑戦だった。手には汗を握り、
心臓は破裂しそうだ。
「はあはあ」
 カラカラの喉は声が詰まりそうだ。そう思ったオタクは諦めて家に帰り、
女子高生もののAVを見た。
688687:05/03/19 16:50:18
 オタクは小説を書こうと試みた。
689名無し物書き@推敲中?:05/03/19 16:58:47
>>686
駄文じゃ無い。感性の重要さがわからないおまえがダメ。
690687:05/03/19 17:14:33
 オタクは諦めてアニメを見始めた。

お願いします。
691名無し物書き@推敲中?:05/03/19 18:58:43
>>687
風景の詳細とか、キャラの性格とかを細かく形成したらいいと思います。
692名無し物書き@推敲中?:05/03/19 19:43:50
 感性で書こうが理性で書こうが、売れるモンは売れるし、
つまらないモンは売れない。てか誰も買わない。
 その感性で書いた作品ってのは、わかる人が読んだらそりゃ面白いんだろうけど、
今の日本は、分りやすい作品を求めるヲタが蔓延しているんだよ?
 どんなに秀作でも楽しめる人がいないと、需要ないだろ。
「売れなくても、この作品は僕の感性が詰まってる。だからいいんだよ」
 はい、その言葉。俺のクラスにいる同人エロゲ作ってる奴と同じ科白。
 時代は常に動いてんだよ。普遍の物なんてないっての。
 それに、起承転結?何言ってんだ。あなたの[文章]酷評します、だろうが。物語まで酷評してくれ、とは書いてない。
現に、先達の酷評家の方々は表現の仕方やら、文法的な注意点ばかりを示してくれているじゃないか。
 最後に。ここは創作文芸版、コピペじゃなくお前の言葉を使えよ。


酷評、お願いします
693名無し物書き@推敲中?:05/03/19 21:22:41
>>692
上手いんじゃない。2ちゃんのレス風で。
694名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:02:25
>>647
あの論文に賛成こそしないけども
主張したい内容は一貫してるだろ
読書することで文章が上手くなるってことが主題だろ
この論文が悪いところは読まないデメリットだけだして
読むメリットが抽象的にしか書かれてないことじゃない?
具体事例に引っ張られて、読解できないなんて
おまえは高校一年生ですか?
695名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:04:39
>>694
この論文が悪いところは読まないデメリットの具体例だけだして

訂正です



696名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:05:41
>>694
偉そうに書いて、訂正してやがるよw
おまえは中学一年生ですねw
697名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:06:09
>>694
その問題は大分前に解決しているだろ?
中学生ですか?
698名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:07:47
>>694
数レスにわたっているわけですが。
最後の方とかもう。
699名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:12:06
久しぶりにレス数伸びてるなーと思ったら


どの辺りから自演はじまってるの?
700名無し物書き@推敲中?:05/03/19 22:13:01
たぶん640ぐらいから
701ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :05/03/19 23:16:12
ぜんぶじさくじえんです。
ぼくは
702692 :05/03/20 00:49:43
>693

ありがと。でも酷評が欲しい。
703名無し物書き@推敲中?:05/03/20 08:06:15
そんなに暇じゃぁないよ
704名無し物書き@推敲中?:05/03/20 08:27:37
>>629みたいなことを思っていて、ここに投稿して酷評された人は、
ちゃんと、どこに面白くて価値があると思っているのか、投稿したあとに説明してくれ。

煽りとかじゃなくて、切実にそう思う。
705名無し物書き@推敲中?:05/03/20 13:31:38
>>704
予想されるうちでもっともマシな対応:
「こうしか書きようがないからこう書いたんだ。
わかりやすく価値を説明できれば最初からそうしてるよ」
706名無し物書き@推敲中?:05/03/20 18:04:15
投稿者、批評者の雑談や、投稿、批評についての議論等はこちらの別館でどうぞ。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1103876665/
707名無し物書き@推敲中?:05/03/20 18:24:36
ぼくより年老いた妹の泣き喚く声がぼくの入っている風呂にまで響き渡る。それでも家族は当然のように無視して、会話を続けていた。
姉の怒声が家の中を駆け巡る。あいつは仕方なく妹に食べ物を与えて黙らせようとする。
それがあいつのいつものやりかた。それでも妹は泣き止まない。あいつらには妹のことなんざまったくわかっちゃいない。
ぼくは風呂から上がると、濡れた髪のまま哀しい目をした妹に近づいた。
「早くなんとかしなさい」
母の声がぼくに届く。
いわれなくてもするっつーの。あんたらのためじゃなく妹のことが好きだから。
玄関に置いている防寒用に買ったマフラーを手に取り、ドアから妹と一緒に外の世界に飛び出した。
空を見上げると、手を伸ばせばつかめそうな星。外に出ると妹はぴたりと泣き止んだ。
そのまま何かを考えるように星を見つめている。真っ黒でつぶらな瞳。いとしい。
そのときぼくらを現実世界へと呼び戻す音が聞こえた。
「カズシ! 早くコロと家に戻りなさい!」

なんでもいいので酷評よろ。
ってかまともな落ちが思い浮かばなすぎ…もうダメポorz
708感想を:05/03/20 18:53:46
・落ちが途中で読める
・僕より歳老いた妹とは?意味がわからない
709名無し物書き@推敲中?:05/03/20 18:54:14
カズシとコロ




('A`)
710707:05/03/20 19:12:42
>>708
落ちはまあちびまるこちゃん読みながらなんとなくなんでw
年老いたってのは犬は七歳でも人間の年にするとすごい年だからそうしたかったんですよ
分かりにくすぎですかね
>>709
名前は思い浮かばなんだw
711名無し物書き@推敲中?:05/03/20 19:15:22
そもそも
妹=コロ=犬ってのが分かりにくい
しかも文章中に7歳って記述なしで、いきなり年老いた妹といわれても困る
712707:05/03/20 19:16:42
確かにチラシの裏すぎですね。
脳内完結になってました
713名無し物書き@推敲中?:05/03/20 19:49:32
俺なりに原文なりにアレンジしてみた。酷評よろ。

妹の泣き声が、ぼくの入っている風呂にまで響き渡る。
なのに、父も母もそれを無視して、平然と会話を続けていた。
姉の怒声が家の中を駆け巡る。
どうせ、いつものように妹に食べ物でも与えて黙らせようとするのだろう。
でも、ぼくにはわかってる。妹はそんなことじゃ、泣き止まない。
ほら、やっぱり。妹の泣き声は続いている。
ぼくは風呂から上がると、髪を乾かす間も惜しく、妹に近づいた。妹は、哀しい目で僕を見ている。
「早くなんとかしなさい」
母のめんどくさそうな声。
いわれなくてもするっつーの。あんたらのためじゃなく妹のことが好きだから。
玄関のマフラーを手に取り、ドアから妹と一緒に外の世界へ飛び出した。
空を見上げると、手を伸ばせばつかめそうな星。すると、妹はぴたりと泣き止んだ。
そのまま何かを考えるように、星を見つめている。真っ黒でつぶらな瞳。いとしい。
そのときぼくらを現実世界へと呼び戻す音が、やって来た。
「カズシ! 早くコロと家に戻りなさい!」
714名無し物書き@推敲中?:05/03/20 20:00:00
やっぱり最後の落ちが解りにくいかな。
散歩してるのに、呼び声が聞こえるのは変だし。

でも、文章は大分まとまった感じがするかな
715名無し物書き@推敲中?:05/03/20 20:12:54
 右手を挙げると前にいたおっさんの頭に当たって、ここでびっくりしたのはおれで、
なんとそのおっさんはカツラかぶりのツルピカであり、相手の振り返る形相が、
おいお前、ぶち殺してやろうか、ってなもので、おれは只平謝りするしかなかった。
 まあそれも今じゃいい思い出、そう俺たちはすっかり親友になったわけで、そのあと
喫茶店に行って話を聞いてみるところによると、おれと同い年って言うからまたびっくりして、
おれは笑ってしまった。
 ツルピカを笑えたのも今は昔、おれもあいつと同じくツルピカになり、おれの方はというと
別にカツラをかぶって後ろめたいわけではないが、あいつは今でもカツラをかぶっている。
 家で飲むときはお互いにツルピカを見せつけ合いながら、文字通り裸同然のつきあいであり、
最近では鏡を見ているような錯覚を酔っぱらっているのか見るようになった。
 そんなあいつが昨日死んだ。おれはいつも通りのツルピカを光らせながら、喪服をしんみりと
着ているわけだけど、あいつはカツラを取って、ツルピカのまま棺桶に入っている。おれは
思わず、一人で笑ったが、それは笑っているのではなくて、泣いていたのだった。

お願いします。
716707:05/03/20 20:23:51
庭にいるっていう描写にすればどうですかね?
717名無し物書き@推敲中?:05/03/20 20:29:48
>>715
一文一文が長くて、読み難い。わざとか?
)区切った例
右手を挙げると、前にいたおっさんの頭に当たった。
ここでびっくりしたのはおれで、 なんとそのおっさんはカツラかぶりのツルピカだったのである。
その振り返る形相が、 「おいお前、ぶち殺してやろうか」ってなもので、おれは只平謝りするしかなかった。

ネタは良いと思う。オチはもう少し、間接的に見せた方が俺は共感できる。

あいつはあれだけ意固地に隠したカツラを取って、ツルピカのまま棺桶に入っている。
おれは思わず、笑った。葬式の中、一人で笑った。(間接的に哀しさを伝えるシメ)
718名無し物書き@推敲中?:05/03/20 20:38:29
>>713
>俺なりに原文なりにアレンジしてみた。酷評よろ。

お前のような奴を、クズと言うのだよ。
719名無し物書き@推敲中?:05/03/20 20:40:56
>>715
一文目は少し解りにくい、てかはっきり言って、説明としてはおかしな文章で、
> ここでびっくりしたのはおれで、
の「ここで」は逆説の接続詞の方がいいような気がするし、
> 相手の振り返る形相が、
の「相手」という言葉は「おっさん」でいいのではないかと思うし、
> 鏡を見ているような錯覚を酔っぱらっているのか見るようになった。
の「酔っぱらっているのか」は別の場所に挿入したほうがいい。

しかし、注目してしまうのは町田康を意識していそうな感じの語り口、
ていうか全くのパクリといってしまってもいいような語り口で、
この語り口ではどんなに面白くて素晴らしい展開の長編を書ききったとしても、
あからさま過ぎるということで、新人賞の最終選考を通ることはないと思うんだけど、
このリズムをもった語り口は、けっこう魅力的で、
これならもっと長くても読んでみたい、なんて思った。
720707:05/03/20 20:41:58
>>718
リトライされてオレはうれしいんだが。
自分がへたれなのはわかっているし
アレンジされると勉強になる
721715:05/03/20 20:48:41
>>717
わざとなんですが読みにくいと言われたら、書き直すしかないので、そうします。

>>719
町田やすしという人は知らないのですが、かぶるならやめます。
722719:05/03/20 20:56:11
>>721
町田康知らないの?それはすごいね。ていうか、すまんかった。
全く申し訳ない。
でも、一度読んでみて。かぶるからやめるんじゃなくて、
読んでみて似た人がいることを踏まえたうえで、また書いてみて欲しい。。
723名無し物書き@推敲中?:05/03/20 22:00:05
>>720=>>707
そうかね、

>俺なりに原文なりにアレンジしてみた。

こういう奴にリライトされて嬉しいか、馬鹿が!
724名無し物書き@推敲中?:05/03/20 22:14:55
>>723
なんでキレてるんですかw
725713:05/03/20 22:27:18
作者自身の文体の味を無くす行為なわけで、確かにいかん行為だわ。
俺なりに変えたのは枝葉の修飾語を纏めたことと、読み易くしたことと、ぼくと妹に焦点を少し当てたこと。

散歩していると誤解されたのは、原文の「外に出ると」を「すると」に変えたため。改悪だわさ。
726 ◆DQNplus2.Q :05/03/21 01:11:29
――ドカッ。

僕は生まれて初めて人を殴った。

手に残る痺れと足や声の震えが止まらない。

「徹!聞いてるのか!?」
「……」
もちろん彼からは何の返事も帰ってこない。あくまで何も言わないつもりだろう。
「くっ……何でだよッ!?」
今までで一番の後悔だった。生きているのが恥ずかしい。
実は僕は……本当は怜の事が好きだったんだ。
理由なんて無い、どうでも良かった。
ただ心から好きと言う気持ちがあふれ出る……もう何をしてでも探し出したい。
何故か、涙が出る。好きと言う気持ちが涙となってあふれ出る。
「徹……一生のお願いです。怜の引っ越し先を教えてください」
727 ◆DQNplus2.Q :05/03/21 01:12:55
地面に頭を付けて、僕は頼み込んだ。
徹は頬を撫でながら机に向かう。
そして、携帯を触り始めた。
まだ、僕は頭を下げたままだ。どのくらいたったのか分からない。
「やっぱり……ダメだよな?」
僕は、そう言って徹の部屋を出た。
涙で廊下がゆれて見える。まるでぐるぐると掻き混ぜられてるようだ。
僕は玄関まで歩みを進めた。
そして、ドアを開ける。

「……怜なのか?」
外には、怜がいた。
短めの黒髪に半袖のシャツ、ジーンズ……そして、僕があげたネックレス。

また来ましたw
批判、訂正お願いしまつ。
728名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 10:25:10
文体は……まあライトノベルなんだろうし、これでいいんだろうけど、
情報を出す順番がおかしすぎ。
「徹……一生の…」のセリフをもっと前に持ってこないと、
読み手は混乱するよ。
729707:2005/03/21(月) 10:42:30
>>723
そこは突っ込むとこじゃないかな、と思いまして。
>>725
この話はもう終わりにしましょう!
なんか突っかかってくる人がいますしw
730名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 10:45:34
>>DQN
目指す作家はyoshiでつか。

ドカッ。
('A`)
7311/2:2005/03/21(月) 12:02:02
「ただいま…」
 返事を期待しない帰宅合図。
 しかし同時に、祐樹の自室はその主人に明かりを宿され、生々しい実情を露呈する。
(…ま、仕事中毒男の部屋なんてもんは、こんなもんだろ…)
 久しぶりの我が家での惨状からは目を背け、荷物を投げ出し、愛しの彼女──スチール缶を満載した、冷蔵庫の元へと直行した。
「今日も1日、お疲れ様っと」
 プルタブを引き開ける小気味よい音が、広い寝室に響いた。
 一人ぼっちの乾杯。
 気休めで飲み始めたビールも、いつしか習慣になりきっていた。

───今日の天気予報は大ハズレ。
 降水確率0%などと言い切ったのは、一体どこのどいつだろう。
 これだから、綺麗なお姉さんは信用できない。
───今日の課長は不機嫌で。
 いつも被害を被るのは、孤独で可哀想な青年なんだし、勘弁してほしい。
 外気に晒される頭皮面積が多いと、やっぱりその分、中身は沸騰してしまうんだろうか。
───あぁ、今日の弁当はひどくまずかった。
 ノリ弁についているノリは、湿気にやられていて、舌触りが悪すぎる。
 例えば、コンビニのオニギリみたいな工夫をするとか…食べる直前まで、ノリだけ別にすべきだと切に思う。
「21歳独身、料理のできる癒し系妻、容姿不問で募集中です」
 …くだらない独り言。
 どこかで、ぐぅ、と間抜けな音がした。
 ビールのみで満たされることを拒否したお腹が、悲鳴を上げたらしい。
7322/2:2005/03/21(月) 12:03:34
(………うぐぅ)
 そういえば。
 こっちに出てきてから、誰かの手料理というのを拝んだ覚えがない。
 向こうにいた頃は、毎日そうだったのだろうけど。
 ふと、二人の妹の顔が浮かぶ。
 故郷に残してきてしまった、鞠絵と花穂。
 生きる意味だとか、そんな大そうな問題とは、久しく無縁だったが。
 否応なく押し寄せる現実と、日々向き合っていけるのは、心のどこかで彼女達のことを想っているいるから。
 おそらくは、今の祐樹──僕がここに在る存在の99.999999999……%。
「鞠絵…花穂……」
 カレンダーを確認する。
 大きく、赤ペンでぐるぐると囲まれたそれは、鞠絵の誕生日だった。
 もうすぐ、向こうに帰れるのだ。
「………っと」
 ……どうやら、大分アルコールがまわってきたみたいだな。
 視界が歪み、世界が崩れて、1点に集中しては、また弾ける。
 からっぽの頭の中で金属音がして…グァングァン、キーン、これは、とても、前衛的な、アンサンブル。


どうか批評のほど、よろしくお願いします。
733名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 12:16:25
うすたがピューと吹くジャガーでアシさんのマンガのときに書いてた。
本人がそれでいいと思うならそれでいいんじゃない。
そんな風に感じた。
734名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 12:25:52
>>731
目指すものが作家だとすれば諦めろ。
もし書くのが好きなだけならお好きなだけ続けてください
735名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 12:29:33
シスプリオタクは巣へお戻りください
736名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 13:09:59
表現が濃ゆい
豪華なものばかり集めても、逆に変
もう少し散文も織り交ぜて
737名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 13:16:02
>>715
じっくり読むと全体的に日本語がおかしい。

>>ここでびっくりしたのはおれで
狙っておっさんの頭にあてたわけではないので、この表現は妙。

>>まあそれも今じゃいい思い出、そう俺たちはすっかり親友になったわけで、
どういう経緯を経て親友になったのかがわからない。
小ネタを挟めるチャンスでは。

>>おれの方はというと別にカツラをかぶって後ろめたいわけではないが、あいつは今でもカツラをかぶっている

カツラをかぶること=後ろめたいことなのか、そういう意味で使っているわけではないのかがわかりにくい。

>>最近では鏡を見ているような錯覚を酔っぱらっているのか見るようになった。
「酔っぱらっているのか」は削いだほうが良さそう。

>>ツルピカを光らせながら
「頭痛が痛い」と同じ誤りかな。

テンポの良さはやはり町田康を思わせますが、長所だと思います。
738737:2005/03/21(月) 13:20:39
補足
ツルピカ=はげ頭という意味で使われているようなので、
ツルピカを光らせながらでも良いかもしれませんね。
ただちょっとくどいので、もっとうまい表現を探したほうがいいかも。
739名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 21:29:08
726-727
説得力が無い。
登場人物が作者の都合にあわせて動いているように見える。

> 今までで一番の後悔だった。生きているのが恥ずかしい。
> 実は僕は……本当は怜の事が好きだったんだ。
> 理由なんて無い、どうでも良かった。
> ただ心から好きと言う気持ちがあふれ出る……もう何をしてでも探し出したい。

「一番の後悔だった」「ただ心から好きという気持ちがあふれ出る」
妙に説明的で奇妙な言い回し。
語り手は説明にならないような激しい気持ちを何とか言葉にしている、
というよりは、根拠の無い自分の気持ちを説明することで、
自分の気持ちのつじつまを合わせているように見える。
これは作者自身、この語り手の気持ちに確信を抱いていないのではないだろうか。
740名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 22:02:07
731-732

例えば、もしこういうメールを友人から受け取ったらどう思うか。

冷蔵庫を「愛しの彼女」と呼んでいるとか、
のり弁の湿ったのりの話とか、
故郷に残した妹の誕生日がいつだとか、
頭の中でアンサンブルが響いているとか、
どうでもいい。勝手にしてくれ。
本人には自分にたいそう興味があるのだろうが、
こっちはあんたに何の興味もないんだよ。

というような感想を持つだろう。
もっと自分に興味ない人にも向けて書いて欲しい。
741名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 22:40:33
日常生活らしいエピソードの選別は抵抗無い。
ただその生活の描写や表現もわざわざ美化されているので、生活臭が消えてナルシーに聞こえる。
742名無し物書き@推敲中?:2005/03/21(月) 23:54:47
「……ごめんなさい。実は今、こんなことをいうのは恥ずかしいのですが、猛烈な
尿意を催しているんです。ちょっと、あなたの話を集中して聞けないくらいに。」
大抵のオペレーターは、これで諦める。一人暮らしも10年を過ぎれば(11年と2ヶ月)
電話勧誘の対応も慣れてくるものだ。
 ただ、今日の相手は少し違った。それが、今俺がこんな厄介な事柄に巻き込まれて
いる原因だった。
「それは大変ですね。貴方のお手元に何か、……何かペットボトルみたいなものはござ
いませんか。」
 なんということか。ペットボトルだって?

お願いします。
743名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 01:30:25
ttp://haiiro.info/up2/file/101.txt
なんとなく真面目そうなノリが進むにつれて変な展開に……
まだ前半部分で中途半端ですが酷評お願いします
744名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 08:35:04
>>743
はじめの10行で挫折したよ。むちゃくちゃだ。
もうちょっと本よめよ・・・
作者はまじめに書いてるんだろうが、教養が足りなすぎ。
つーか、まだ子供なんだろうけどな。あと10年は修行してくれ。がんがれ。

>月光に照らされるは真打の一品、名も無い一振りの刀。

ワラタ。真打って、落語家かよ。
百歩譲ってスルーしても、逸品と一品、無銘と無名を間違えてそうな上、
無名の刀になんでそんなもったいぶってるのか意味不明。


> ”サムライ”とは肉体の存在ではない、精進の心が作り出す人の奇跡。
> その精神は屈することなく、臆することなく、汚れることも無く。
> これは任侠道と通じるものがあるのは無いか?。

勝手にサムライのことを書いてるんだが、なんで、任侠道と関係あるんだ。
葉隠って知ってるか?
「通じるものがあるのは無いか?。」ってのも日本語が変だし。
「?。」ってなに。

> 目の前にある刀を過去に持ったのであろう、”サムライ”も彼女のように
> 任侠道を磨こうと思いながらこの刀を磨いていたのであろうか。

なんでサムライが、任侠道を磨くんだっつーのは百歩譲ってスルーしても、
そもそも、刀は磨かないだろ。研ぐけど。
さらに百歩譲って磨き上げるとしても、磨くのはサムライじゃなくて研ぎ師だろ。

ここでもうオレは挫折。読む価値なし。
745名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 09:37:02
>>744
ってか、743はテンプレに書いてあることを守っていないんだから批評するなよ。
746名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 12:24:22
>>742
短すぎるんで、内容はなんとも言えない。

文章の意味も、勧誘の電話を断っているんだということに気づくのに時間がかかった。
もっとも、この話がもっと続くと、そのうち気づくかもしれない。

> 大抵のオペレーターは、これで諦める。
この言葉が、オペレーターを諦めさせるというのが解りにくかった。

> 電話勧誘の対応も慣れてくるものだ。
こういうときは「慣れたものだ」って書いたほうがしっくりくる
747名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 12:40:31
>>743
まず、意味を知らない言葉を使うときは、
辞書を引いてからにしておいたほうがいいと思います。

本をもっと読むべきと言うのは全くその通りだと思う。
こういう文体が上手なライトノベルはたくさんあるでしょう、きっと。

いちいち指摘はしませんが、全体的に文がおかしいです。


> 地の文に反応するとは恐るべし……そんなことをどことなく思うアリー

これは面白かった。
748名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 14:18:45
 灰色の空のしたで、砂浜にしいた大人数分のシートのうえで僕は寝転がっている。
そんな時、七未由紀子が通りすがり様に声をかけたのだが、僕は首を振って、彼女は走り去った。
 それからすぐに、灰色の空から大粒の雨がふりだしたのだ。
 シートのよこに散らばっている銀紙の弁当箱の残骸が、ソースと混じりあって音をたてて鳴りだした。
「なんともシマリのつかない海水浴だ」
 海の方を見ると、七未が海水につかる寸前のところで、上半身をこちら側に捻って、「なんだよ」って顔をしている。
 三人の男達が海から走って戻ってきた。だいぶ泳いできた様で、息をきらしながら喋っている。
それでも口数が多いところを見ると、まだまだ泳ぎ足りない様だ。
 で、僕が一番体力があり余っているということで、積極的に片付けを手伝うのだが、僕はこの瞬間が好きだった。
 皆を見渡せるというか、体を使わずにこの空気を吸えるということが。
 皆で民宿のほうへ戻った。
749名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 15:27:17
>>747
横レスですまんが。

> > 地の文に反応するとは恐るべし……そんなことをどことなく思うアリー
> ↑
> これは面白かった。

「地の文に突っ込むなよ」ってのはパクリなので安易に使わないほうがいい。
(まぁ、使っている香具師はけっこういるが)
他人のネタを使っていると、どうしても安く見えるので、要注意。
750名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 15:39:39
地の文を読むのもお約束だからな。
安っぽくみえないよう努力すれば十分使える手法ではある、と。
751名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 16:39:54
あくまで主観だが、地の文に反応させるのは
漫画にしか思えない。
752名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 16:58:29
あまりかしこい文章にはならないね。
おもしろいけど
753笑う男:2005/03/22(火) 18:10:55
 コンビニでからあげ弁当を買う。
 ププププププッと笑いながら店員の女の子がレジをいじくりまわし、お釣りを差し出す。
 ぼくはこの笑いに慣れていたからぜんぜん動じない。
 釣り銭をこぼさないよう注意して受け取り、ぼくは自動ドアをくぐって表へでた。
「ありがとうございまし・・・・・・、プププッ」
 それでもぼくは動じない。
 店を出ると、空はどす黒く曇っていた、道行く人々の顔には笑顔が溢れていた。
 自転車に乗り犬を散歩している男が、ぼくのまえを右から左へ通り過ぎながら
ハハハハっと笑った。犬はキャンキャン笑い鳴いた。
 次の自転車に乗った女子高生はクスクスクスと笑いながら、左から右へ走り去っていった。
 また次のオバサンはギャハハハハハハハハハと高笑いを響かせながら、
ぼくの背中側を最大戦速で通り過ぎていった。どこかのスーパーで安売りでもしてるのかな。
 コンビニの脇に止めてあった自転車にまたがり、ぼくはゆっくりした調子でペダルを踏みこんだ。
 すれ違う人、すれ違う人、みんなけたたましい声で笑っている。
 今朝の新聞によると、「笑いは人間を幸せにする」とかいう教義をもったカルト教団が、
笑いキノコ(なんて古典的な宗教家だ)から成分を抽出し、より強化した薬を、
ご親切にも日本中にばら撒いてくれた、らしい。
 かくして、日本は笑いと感動の渦に包まれている。
 なぜぼくが平気なのかはまったくわからない、ただ免疫か抵抗でもあるんだろう、きっと。
754笑う男:2005/03/22(火) 18:11:23
 しかし・・・・・・
「ガハハハハッハハ」
 無事というのはそれはそれで不愉快だ、周りを見渡しても笑っていないのはぼく一人だけ。
 ぼくが珍しいのか、みんなの好奇の視線を体中に感じる。

キャハハハハハ、ギャハハハハハ、ヒぃーーハッハハー、アーハッハッハー
グフフフフフフフ、ナハナハナハナハナ、ハッハッハッハッハ

 本人たちに悪気がなくても、まるでぼくが笑われているみたいだ、
でも決して動じないぞ。

ガハハハハハハ、フフフフフフフフ、ニヤニヤニヤニヤニヤ、オーホッホッホッホ
ヒソヒソヒソヒソ、ドハドハドハドハ、ケタケタケタケタ、プププププププ

 自転車を止め、思い切って今きた道を振り返ってみた。
 八百屋の親父さんと、クリーニング屋の親父さんがぼくを指差しニヤニヤ笑っている。
「アハ・・・・・・」
 自転車を立ち漕ぎで力の限り踏んだ、体を前後左右に激しく揺さぶりながら、
その場をあとにする。
「アハハハハハハハハ・・・・・・」
 角を曲がる頃には、ぼくの口からも引きつった笑い声が洩れはじめていた。
 すれ違う人は笑っているけど、もうぼくをジロジロとは見ない。
「アハハハハハハ!!!」
 ふう、周りに合わせて笑うのって疲れるなあ。

ーーーーーーーーーーーーー
お願いいたします。
755名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 18:46:11
ギャハハハ大杉。
―終了―
756名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 19:11:53
 話の内容は、中学時代にクラスにいた無法者に毎日延々と絡まれていた状況から、
自分がいかにして抜け出したのか、というような話だったと思う。
上機嫌で話を続けていた彼の眼鏡の奥の細い目に、僕の顔はどんな風に映っていたのだろう。
僕は決して愉快な気分ではなかったから、面白くなさそうな顔をしていたはずなのだが、
彼は愉快そうに延々と話をしていた。あの楽しそうな話し振りからすると、
もしかすると僕が楽しそうに聞いているように見えたのかもしれない。
だが、僕がどのように見えたかどうかは今となっては判らない。
彼は話をするとき、聞いている人が面白がっているとか面白がっていないとか、
そんなことは気にしない奴だった。一方的に話し続ける彼はとても楽しそうだったのだが、
僕が彼の話に相槌を打つときだけ、その楽しそうな顔を歪ませた。
まるで話の邪魔をされて鼻白んでいるようだった。あの時は僕も腹が立ったが、
今になって考えてみると、僕の相槌も下手だった。今でも下手なままだ。
 彼は一方的に話をまくし立てていた。二人で飲んだらこんなふうになってしまうことぐらい
最初から分かっていたのだが、酒を飲もうと提案したのは僕だった。
そのときの僕には、酒を一緒に飲んでくれそうな友達が、彼しかいなかったのだ。
757名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 19:13:35
 面白くなかったので、後日、別の友達と飲んだ時にその時の話をした。
この前友達と飲んだんだけどさ。そいつに延々とつまらない話を聞かされたよ。
そいつ、話は全然面白くないのに、全然止まらないんだから。いやはや、まいったね。
僕の話を興味なさそうに聞いていた友人は「どこがどう面白くなかったんだ」と尋ねた。
そう言われて僕はすっかり困ってしまった。話がどんなふうに面白くなかったのか。
その説明はとても難しかった。しどろもどろになる僕の話を聞きながら、
親愛なる友人は「お前の話は面白くないな」と感想を述べた。
そして僕がどうして面白くないのかという、またこの上なく面白くない話を延々と語り始めた。
すっかりまずくなった黒ビールをなめながら、この時になってようやく僕は気がついた。
この前と同じだ。僕の友達はこんな奴ばっかりだった。
普段はどちらかと言うとおとなしくて無口なぐらいなのに、
仲のいい友人だけになると、急に口数が多くなる内弁慶。そんな奴ばかりだった。
類は友を呼ぶ。僕も例外ではなかった。
 その後すぐあと、彼が体を壊して入院した。彼というのは、最初に出てきたほうの彼だ。
まあ、話としてはどちらでも同じ事になったのかもしれない。




一言でもいいんで、酷評、欠点の指摘などお願いします
758名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 19:26:50
>>753-754
文章自体は、完璧というわけではないけど、
絶対に直さなければならない、というようなところがあるようには見えない。
書き上げてから、すこし時間をおいて、自分で推敲すればもっとよくなりそう。


アイデアは面白い。
ただ、話をもっと展開させていくもっとと面白くなりそう。
759名無し物書き@推敲中?:2005/03/22(火) 19:34:26
>>748

> 大人数分
この言葉に引っかかった。
あと、大粒の雨に降られているにしてはみんなが悠長すぎるように見えてしまう。


> 僕はこの瞬間が好きだった。
>  皆を見渡せるというか、体を使わずにこの空気を吸えるということが。

ここが一番大事なところに見えるけど、そうだとしたらもう少し言葉を費やしてほしい。
読んでみてもわかりにくい
760名無し物書き@推敲中?:2005/03/23(水) 02:38:50
>>591
ヘタレ共をズバッと批評してやれや
761名無し物書き@推敲中?:2005/03/23(水) 13:49:39
人になんの了承もなく負ぶさる奴は甘えんぼチャン
762お願いします。:2005/03/23(水) 14:15:16
 その日も、どこからともなく現れた女と、居酒屋「はげ頭」で飲んでいた。
ぼくは焼酎のお湯割りを、彼女は毒々しい青のカクテルをそれぞれあつらえる。
 女は店主のはげ親父にこういった。「セクシーな髪型ね。今度一緒に寝ない?」
ぼくは寒気を感じて、そのとき一番簡単に体を温められるであろう、焼酎のお湯割りを
二口煽った。喉に熱いのが通り、胃のそこをじりじりと燃やした。
 季節は春先だった。まだ薄ら寒い。栗色の神戸巻きの間に、白く浮き出た鎖骨が見える。
ぼくは唾液が口の中に充満してくるのを感じた。焼酎のアルコールが微かに残る、
そんな舌の上を、唾液は生暖かく滑っていく。
 季節は春先だった。ぼくは、もう、堪らない。
763762:2005/03/23(水) 14:39:12
 タバコを吹かした。ベッドに座った女は、煙を鏡張りの壁に吹き付けた。
「あんた、もう駄目なんじゃない?」と横目でぼくを見る。
 ぼくは黙るしかなかった。薄暗い照明の中に、紫とはいわないが煙が筋になって行くのが
見える。ぼくは女の腰のくびれを見た。白く月明かりに照らされているように、
この重苦しい部屋から、浮き出ていた。ぼくは「もうだめかもしれんね」と呟いた。
764763:2005/03/23(水) 15:08:30
 誰もいない海。ぼくは潮風をまともに受けていた。ぼくの他に誰もいない砂浜は、
満月の光を受けて、白々ときらめいている。波の音が止めどなく聞こえるので、
ぼくは涙を流していても、そんなに気にならなかった。
 ED。
 それはぼくの心を、突き刺す二文字だった。
765名無し物書き@推敲中?:2005/03/23(水) 15:11:31
タイトル「不全」
766名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 01:47:56
 寂しがり屋が嘆いた。
「ワケワカラネエ。ワケワカラネエ。ワケワカラネエ。」
 そいつは鼻息だけは荒い。彼の脳内奮闘はずっと続く

「おやおや、まぁまぁ。でも、こいつは楽しめないな。だって、こいつ。脳内の進歩がないんだもの。
誰か救ってやれよ」

 やだよ。触りたくないよ。だって内容のレベルが上記の物と全く変わらないんだから。
767名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 09:35:54
>>756-757
その文章を読んで、読者はどこで面白がればいいんだ?
悲しむとか感動するとか、新しい視点に気づかされるとか、そういうの無かったが。

あと技巧的なこと。
登場人物が3人も出てくるが、1シーンで3人同時に行動させるのは
書き分けるのが大変だろ。つーか事実上無理。

A,B 2人にスポットをあてて書いて、Cは相槌打つ程度、みたいに書くのがいい。
で、Cが話し出したら、A,C 中心に書いてBは脇に回る。
ABCを入れ替わり立ち代り書くのはやめた方がいい。

そもそも、その話、登場人物が3人も必要か?
2人でも十分なんじゃないか?
あるいは、変化をつけるために1人は女にするとか老人にするとか、
いくらでも分かりやすくする手はあるだろう。
768名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 11:43:54
>>小
うるさい
769756-757:2005/03/24(木) 19:17:14
>>767
批評どうもです

> その文章を読んで、読者はどこで面白がればいいんだ?
自分でもそう思いました。
今度貼り付ける時は、自分で「〜を面白がって欲しい」と言えるようなものを
貼り付けようと思います。

あと技巧的な部分のアドバイスも参考になりました。
ありがとうございます。
770えいいち:2005/03/24(木) 19:22:12
 私は、お父さんとお母さんで朝ごはんを食べていました。

 「今日は知り合いの新聞記者に会ってくる。帰りが遅くなるかもしれないから、夕食は作らなくていいよ」
 とお父さんはお母さんに言いました。
 私は新聞記者って言う、お父さんのお友達に会いに行くことだとわかりました。

 お父さんが朝ごはんを食べ終わって、立とうとしたとき、お父さんがいなくなって、イチゴジャムが床から飛んできました。
それと一緒に、床にすごく大きな穴が開きました。
 お母さんが変な声を出すと、ドーンって大きな音が鳴りました。私はすごくびっくりしました。
するといきなり、台所の裏口から変な人がいっぱい出てきました。
声が小さくて何をいってるのかわからなかったけど、「一家を保護した」だけは聞こえました。
意味はわからなかったけど、きっとおじゃましますってことだったと思います。
 すると一人の変な人が
 「おいでお嬢ちゃん。お母さんと遠いところに行こうね」
 と優しく言ってくれました。
 私は、
 「お父さんは新聞記者さんに会いに行ったの?」
 って聞きました。変な人は、ごめんねって何度も謝ってました。
何で謝っているのかわからなかったけど、私は許してあげることにしました。

 お父さんは新聞記者さんに会いに行ったまま、まだ帰ってきません。
お父さんはきっと、また瞬間移動して帰ってくると思います。
その日まで、私はずっとお父さんを待ってます。

評価よろ。
771名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 21:43:58
>>770
なんだかわからない。
完結してるのかしてないのかすらわからない。
少なくとも、結末はついていないように見えるのだが続くのか?
それに、おとうさんがいなくなって、苺ジャムが床からんでくるって
どういう状況なんだ?
狙撃でもされたのか? それにしちゃ、苺ジャムだし。人間一人が
いなくなる狙撃なんて存在しないし。新聞記者が何者で作品にどう
関係するのか、全然わからないし。

もっと、内容がわかるように書いてくれ。
772名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 22:24:41
>>770
子供の視点からということで、状況が子供にとって分かりにくいのだろうけど
状況がやはり分かりにくかった。
必ずしも読者に状況を伝えることは無いと思うけど、
読者に読み取って欲しいのだったら、もう少し親切にして欲しい。
まあ、俺は>>771読むまで、苺ジャム=血であることは分からなかった馬鹿な読者だけど。

人間一人がいなくなるように見える狙撃が存在するのかどうかは気にならなかったが、
こういう子供の物の見え方は、作者に都合がよくて嘘っぽい。
「一家を保護した」を「お邪魔します」という意味だと考えるような無邪気な子供なんて、信じられない。
まあ、信じられないせいで、俺は入り込めなかった。

子供の目の前から父親が一瞬で消えてしまって、その状況に置かれた子供
という場面設定は面白い。それにもっと膨らみそうだし、推敲したらきっともっと面白くなると思うから、また読ませて欲しい。
773名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 22:38:35
子供の意味の分からない言葉には、漢字だけではなく、ひらがなやカタカナを用いても。
774名無し物書き@推敲中?:2005/03/24(木) 23:36:59
>>770
>「今日は知り合いの新聞記者に会ってくる。帰りが遅くなるかもしれないから、夕食は作らなくていいよ」
作らなくていいってあんた、親父に用事が会ったら母娘は飯抜きですかい。

後、771が言うように殺し方が謎。
・血を飛び散らせる
・死体を消失させる
・爆音(衝撃音が)母の悲鳴より後に来る
この3つを満たした殺しかたが想像つかん
775名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 00:00:17
>>770

>私は、お父さんとお母さんで朝ごはんを食べていました

なにか変じゃないか?

私は、お父さんとお母さんの三人で朝ごはんを食べていました


……違和感を感じたのは俺だけか?
776名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 00:25:32
床に大きな穴があき、一瞬で死体を木っ端微塵にするほど威力のある兵器ならば、
そばにいた子供と母親もグッチャグチャになるのではないかなあと思ったり
777名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 01:25:36
>>775
お父さんとお母さんを箸のように使って飯をくっていたんだろう。
778名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 15:23:37
気が付けばそこは一面の花々に囲まれていた。
ここはどこだろう。赤い彼岸花やゆりの花の匂いが心地よかった。
「よくきた。だがお前はまだここに来るのは早かった。」
「誰!?」
相手の姿はまぶしくて見えない。
「俺は陰も形もないものだ。言えば想像でできた架空の人物だ。皆からは”悪魔”と呼ばれている。」
「ここどこ?」
「生と死の狭間。目をつぶるとトンネルがみえ、目をあけると花畑がみえるだろう。」
「ってことは死んだのか?僕。」
「その通り。お前は親よりも先に死にやがった、親不孝者だ。しかも自ら命を絶った。死因の原因はいじめだな。」
ああ。思い出してきた。その瞬間僕の体は憎しみと殺意、苦痛と悲しみの色へと変わっていった。
「そこでだ。やり残した事はたくさんある。俺がお前さんにもう一度チャンスを与える。いじめたやつに復習するもよし、好きな子に告白するもよし。ただチャンスは一度だけだ。ひとつだけ、過去に戻って願いを叶えてしんぜようぞ。」
「そんなことできんの!?悪魔って。すっげー。」
「俺の役目はお前の過去をいじくって、やり残したことを叶えること。そうすりゃ、お前さんも俺と同じ悪魔になれる。これから、お前の過去を回想するからじっくり殺したいやつでも探しときな。ケケケ。」
「ちょっ … 待って、心の準備が … 」

==================
よろしくお願いします。
779名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 15:36:42
>>778
会話相手の口調変わりすぎ。もしかして相手は数人居るとか?
投稿するまえに自分で読み直したほうが良い。間に数日あけるとかして。
780名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 16:26:31
>>778
<「ちょっ … 待って、心の準備が … 」
自分がどこに居るのかも、目の前の相手が誰なのかも解ってないのに
いとも簡単に「自分の死」と「一度だけ過去をやり直せるシステム」を理解した奴のセリフとは思えない。

781名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 17:44:49
僕は、母と父が旅行に出かけるので、その間、嫌々ながら祖母のところで生活することとなった

「はぁ・・・」
僕は溜息をしながら電車の窓から景色を見ていた。
電車から見える景色は僕が暮している所からは絶対に見れないような田んぼや水車などが見えた。
景色を眺めていると、いつの間にか自分が下りる駅の名前が放送されていた。
僕は電車を降り、辺りを見回した、駅には自分以外に降りる人どころか駅員すらいなかった。

僕が駅を出ると祖母が僕を待っていた、祖母は僕を見ると。
「あらぁ、さとちゃん大きくなったねぇ、わしが前見た時はこんな小さかったのにねぇ」
そう言いながら祖母は手で僕の昔の背を表した。
「あっ!疲れたじゃろ?うちに行こうか」
祖母はそう言うと軽トラックに僕を乗せようとしたが僕は
「いや、歩いて行くよこっちの景色を見てみたいんだ」
そう言って断った。祖母は少し残念そうな顔をしたが、その顔もすぐに笑みに変わり。
「そっかぁ、じゃあ家でまってっから、はよきよな」
と言って、軽トラックに乗って家の方向と思われる方へ向かって行った。

僕は、正直なところ歩きたくはなかったが。祖母といちいち話をするのがめんどくさいので歩いていくと言ったのだった。
そして、僕は大きなミスに気がついた、僕が前にここに訪れたのは5年前・・・。
その記憶すら薄れつつある・・・。そう道を覚えていなかったのだ。
僕はとりあえず祖母がトラックで行った方向に歩いていった。
782名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 17:52:19
>>779-780
酷評サンクス!!精進します
783781:2005/03/25(金) 18:12:04
僕は愚痴を言いながら歩いていた。
「はぁ・・・、後先考えずにってこういうことか・・・」
幸いその方向の道を一本道だったので僕は迷うことはないと思っていた。
そうして、かれこれ20分ぐらい歩いた頃だろう、目の前に続いていた道は切れ、目の前には大きな鳥居があり、その奥の方には祠のようなものがあった。
僕は、好奇心もあったが疲れていたのもあり、その鳥居をくぐりどこか休めるところがないか捜した。
周りは雑木林であり、その鳥居から祠にかけては日が差し込まず少し不気味であったが、僕は祠に近くなった大きめの石に腰かけた。
周りには、蝉の鳴き声や風で揺れる雑木林の音しかしなかった。僕がその静けさに浸っていると
「ガサッ」
と今までしなかった音が僕の耳に入った、僕はその音にビックリして音の主の方へ顔を素早く向けた。
するとそこには、まるで酔っ払いのような歩き方をする狐が一匹いた。
それが僕とキュウビの出会いだった・・・。


つづく



784名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 20:43:54
>>781
基本的には悪くない。ちゃんと描写しようとしているし、それなりに
成功している。ただ、単調に感じる部分があるのが難なのと、句読点や
言葉の使い方に変な部分がある。
>僕は、正直なところ歩きたくはなかったが。祖母といちいち
ここの「。」普通は「、」だし、
>幸いその方向の道を一本道だったので
この部分も変。

推敲が不足かな。一度読み直して、誤字脱字や助詞、句読点の使い方を
調整すれば、もうちょっと良くなる。
785名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 21:10:09
>>781
内容以前に「ら」抜きが気になる。
786名無し物書き@推敲中?:2005/03/25(金) 22:10:06
「僕」が多めだなー。
787名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 01:43:57
スリ師。
それは最高の職業だ。
なぜ子供達の間でムーブメントが起きないのかが不思議だ。
将来なりたい職業、一位『スリ師』
―――最高じゃないか。

高校生活の一年目で、やっと俺はこの天職に就いた。
正直遅すぎたと思う。
俺の家はまずしかった。極貧だ。
当初はバイトなどという愚行に奔った時期もあったが、今は猛烈に後悔している。
そのころの俺に、現在の俺はこう言ってやりたい。
『何故他人に雇われてまで必死に稼ぐ必要がある?金なら、その他人が幾らでも持っているじゃないか』とな。
788787:2005/03/26(土) 01:50:31
初めて行為に及んだとき、それはそれは興奮したさ。
何事も“初体験”が最高だ。そうだろう?―――おっと、ちがうこれはセクハラじゃない。
師が弟子に伝える大事な心得だ。だから落ち着け。
……いいか?もう怒ってないな?よし続きだ。
とは言っても、俺が君に伝えられることはもう無いんだがな。
君は俺の後継者として十分な素質をもっている。
もしかしたら、俺をしのぐ才を持っているのかもしれない。
才能というものは、顔立ちの次に人間にとって必要な要素だ。
俺はその両方を持って生まれた希有な存在だ―――待て、分かった。頼むから聞いてくれ我が弟子よ。これで最後だから。な?
……よし。君がその才をもって生まれたと言うことは、
この世に“不公平”を生み出した神の期待に応えなければならないということだ。
その才を存分に発揮しろ。
要するにスれ。とことんスれ。飽きもなくスれ。
君自身の意志に関係なくスれ。スリまくれ。
それでこそ、君と俺が出会った意味がある。

俺は一戦を退く。
だが、これの魅力に取り憑かれたものの一人として、神に才を与えられた者の一人として、いつかまた行為に及ぶのだろうな。
うん。もしかしたら、君とも再び出会えるのかもしれない。
まあそれは“神のみぞ知る”だ。
その時が来るまで、せいぜい不公平な神に貢献して、この願いをかなえてもらうこととしよう。
―――ではさよならだ。我が愛弟子。
789787:2005/03/26(土) 01:56:27
―――それが、師が行った最後の心得講座だった。
(あれからもう2年です。私は中学生になりました)
呟いて、大きく深呼吸する。
清涼な朝の空気が肺に満ちていくのを、ミサキは心地よく感じていた。
通学路の坂道をゆったり下りながら、“師匠”のいたあの頃を思い出すのが、彼女の密かな日課である。
桜の花も散って、既に初夏の兆しが見え始めている街の風景。
坂の下の交差点。その先に、彼女の通う中学校がある。
(そう言えば、今日は体育で鉄棒やるんだっけ)
思い出して、ミサキは気分が落ち込んでいくのを感じた。
逆上がりができない―――というより運動全般が苦手な彼女にとって、
体育の時間は苦痛でしかないのだ。
(やだな……)
自然、学校へ向かう足も遅くなる。
とぼとぼとうつむき加減で歩いていた、その時。

「よっ姫乃。おまえそんなスピードじゃ遅刻すんぞー?」
ブレーキの音がした後、元気な声が頭の上で聞こえた。
790787:2005/03/26(土) 02:02:48
「速峰君?」
入学初日に声をかけてきた男の子。
小学校は別だったけど、住んでいるところが割と近くだったらしく、登校中の自分をよく見かけていたらしい。
「トオルでいいって。何回言っても聞かないんだからさあ、まったく」
「ご、ごめん」
「あーそれと、そのすぐ謝るクセも直せって言ったじゃん」
「……ごめんね」
「はいはいお約束はいいから。とにかく、このままじゃ二人して遅刻するハメになるぞ」
「え、でもまだ時間が―――」
慌てて腕時計を確認する。いわゆる5分前という状態だった。
(こんなに経ってたんだ……)
「姫乃ってケータイ無いの?」
「う、うん。お母さんが、まだ早いって」
母親は余所の家に比べて、そういうことには厳しいのだった。
「まいっか、買ったら教えてよ。それより今は学校だ」
「そうだね」
「そう、学校だ」
「うん」
「…………」
突如彼は、こちらを見たまま黙ってしまった。
「え、えーっと、どうしたの?速峰君。遅れちゃうよ、学校……」
「……乗れば」
視線を逸らしながら、ぼそりと、しかしはっきり聞こえる声で彼は言った。
791787:2005/03/26(土) 02:04:11
「後ろ、乗れよ」
「え……そんな、速峰君に悪いよ」
「いいから乗れって」
「でも」
「いいから、な?お願い」
彼の必死さが伝わって、ついにミサキは
「……………………分かったよ……。け、けど」
「ん、何?」
「門の前で降ろしてね……?は、恥ずかしいから」
「オッケー。じゃ行こう」
生まれて初めて、二人乗りをすることに決めた。
(お母さん、怒るだろうな。でも―――)
坂を下る二人乗りの自転車。風が、彼女のセミロングの髪を流していく。
(きもちいい……)
『何事も“初体験”が最高だ。そうだろう?』
あの変な師匠もそう言っていたし。
(こういうのも、悪くないかな)
誰にも聞こえない声で、ミサキはそう呟いた。
792787:2005/03/26(土) 02:08:28
やや遅れたけど、批評よろしくです。
793名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 12:31:18
>>704
「こういう意図だ」→「言い訳するなw」
となる。しかも集団リンチ確実。
794名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 12:47:13
>793
酷評がつく前に書いておけば、とりあえずあとづけの言いわけ感は免れるな。
795名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 13:31:35
>>793
最初に、「〜こういう意図で書いてみました」「〜を狙いました」と書いておけば、
批評するほうも、「それなら、もっと〜の部分をどうこうした方がいい」とか、
「〜の部分のせいで解り難かった」とか「〜の意図は面白くない」とか書ける。

特に「読みにくい」ものは、そういうこと以前のことだけしか指摘されないことが多いから、
切れてる奴がいるんだろ?
796名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 13:39:04
>>795
俺は文章をどうこうしろと言われるのは嫌だ。
俺は自分の文章に自信がある。
だいたい、ここの批評はあてにならん。
比喩を用いれば、比喩を削れといい
比喩を用いなければ、比喩ぐらい入れろといい
描写をしっかり書けば、簡潔に書けといい
簡潔にすれば、描写が足りないといい…。
なにがなんでも叩かにゃ気が済まん連中が多い。
797名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 14:29:28
>>796
じゃあどうしてこのスレに来てるのですか。
798名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 14:44:48
>>796
おれはもうずいぶん前にこのスレを見限った。
もう作品投稿していない。
しかし、願わくば質が向上し
真に作家志望者の為になるスレッドになることを望む。
799名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 14:45:08
 あさ、眼をさますときの気持は、面白い。
かくれんぼのとき、押入れの真っ暗い中に、じっと、しゃがんで隠れていて
突然、でこちゃんに、がらっと襖をあけられ、日の光がどっと来て
でこちゃんに、「見つけた!」と大声で言われて、まぶしさ
それから、へんな間の悪さ、それから、胸がどきどきして
着物のまえを合せたりして、ちょっと、てれくさく
押入れから出て来て、急にむかむか腹立たしく、あの感じ
いや、ちがう、あの感じでもない、なんだか、もっとやりきれない。
箱をあけると、その中に、また小さい箱があって、その小さい箱をあけると
またその中に、もっと小さい箱があって、そいつをあけると
また、また、小さい箱があって、その小さい箱をあけると、また箱があって
そうして、七つも、八つも、あけていって、とうとうおしまいに
さいころくらいの小さい箱が出て来て、そいつをそっとあけてみて
何もない、からっぽ、あの感じ、少し近い。パチッと眼がさめるなんて
あれは嘘だ。濁って濁って、そのうちに、だんだん澱粉が下に沈み
少しずつ上澄(うわずみ)が出来て、やっと疲れて眼がさめる。
朝は、なんだか、しらじらしい。悲しいことが、たくさんたくさん胸に浮かんで
やりきれない。いやだ。いやだ。朝の私は一ばん醜い。
両方の脚が、くたくたに疲れて、そうして、もう、何もしたくない。
熟睡していないせいかしら。朝は健康だなんて、あれは嘘。朝は灰色。
いつもいつも同じ。一ばん虚無だ。朝の寝床の中で、私はいつも厭世的だ。
いやになる。いろいろ醜い後悔ばっかり、いちどに、どっとかたまって
胸をふさぎ身悶えしちゃう。
800799:2005/03/26(土) 14:45:53
感想、どうぞ。
801名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 14:49:03
>>796
だから、批評に対する文句を言うときは、具体的なレスの番号を挙げろよ。
どの文章に対する、何番の批評が「なにがなんでも叩かにゃ気が済まん」批評だというのだ?
そんなに素晴らしい文章ならみんな納得してくれるだろ?
特に別館じゃなくて本スレに書き込むんだったら、「>>」に数字つけるだけでいいんだから
802名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:10:12
目を覚ましたくなかった。
体はもう起きているはずなのに脳から起きるなという指令がでている。こうなってしまっては、もうダメなのである。この動かなくなった脳も、重たい足も、いろいろな物が見えてしまう目だって細かい物音が聞き取れる耳だって、使い物にならない。

ああ。でも動いてしまうのは蜘蛛のような冷たい手だった。まだ血の行き渡っていない手は少し重いノートパソコンを持ち上げ、布団の上にのせた。ネット中毒、とでも言おうか。ピコピコポン、ピコピコポン。
お気に入りからリンクされている、赤くでかい文字で書いてあるサイト「リストカット掲示板」(なんて分かりやすくて単純なんだろう)。その単純な名前につられ、メンタルヘルスな人々はわっと集まってくる。過去をなげく者、それを慰める者、それを煽る者…。
そして私は観覧するタイプだ。何もレスはつけない。ただ他人の血をみてほっとしているだけの臆病者の異常者だ。
ネットの中では、深く切ったり薬を多く飲んでいたもの勝ち。それを自慢する奴らがごまんといてお互いに傷の舐めあいをしてはランク上げをしている
803名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:10:50
>>801
ずいぶん前に見限ったと言ったろう。
もう四つぐらい前のスレに投稿したのが最後。
804名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:11:35
>>802
ここはリライトスレじゃないぞ。
805802の続き:2005/03/26(土) 15:11:43
そんな私がやっている自傷行為のひとつ。
枕元に刃先を出したカッターを枕元に置いて寝る。
もしかしたら朝起きたら死んでいる、というなんとも馬鹿げた方法で死ねるのではないかと思いながら寝るのだ。実際そんなんで死ねるわけないけど。

では早速、今日のごちそう。
ターゲットは、レスがいくつもついているスレッドだ。
大抵、傷が深くて是非見てくださいと言わんばかりのごちそうに飛びついてくる客と、慰めをするレスでにぎわっているのであろう。スレッドのクリップマークをクリックすると、画面左端に白いトウモロコシみたいな脂肪を覗かせた生々しい傷が出てきた。
ゾクッ。手首に集中していた血が、自分も切られまいと思うように心臓へ逃げていくのがわかった。

======
批評よろしくです
806名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:12:24
>>796
もしかしたら君は、一番文章が上達しにくい部類の人間かもしれない。

比喩を用いるべき場所と、削らなければいけない場所。
しっかりと描写をしなければいけない場所と、簡潔にしたほうがぐっと印象深くなる場所。
そんなのは物語の部分部分によっていくらでも変わってくるだろ。
その表現を見極めて使いこなせないのは、明らかに自分の力量不足なのに
君は批評を批評と受けとれず、「叩きたいだけ、ケチをつけたいだけ」と周囲のせいにしている。

まぁ、それが一番楽な逃げ道だよな。
自分の文を追求せず、省みず、悩むこともなく、精進することもなく、ただひたすらに
「周囲の評価のしかたが悪い」と誰かのせいにしてさ。
807名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:20:15
>>806
そんなことは無い。このスレの住人の大半は読書すらしていない。
だから文章のよしあしもわからない。それは投稿されている文章を見ればわかる。
俺は自分の文章力に自信がある。つべこべ言われる筋合いはない。俺にかまうな。
808801:2005/03/26(土) 15:20:41
>>803
ちょっとまって、あなたは誰?

「自分の文章に自信がある」という796が、
「なにがなんでも叩かにゃ気が済まん連中が多い」なんて書くもんだから、
「具体的なレスの番号挙げて文句いえよ」と俺は書いたんだ。

「ずいぶん前にこのスレを見限った」のは798だろ?
798は796にレスしてるんだから、796とは別人だろ?

796は「このスレを見限った」なんて書いてないよ。
そういう事書くと「796=798が自演してる」ように見えるから、気をつけてくれよ。
809名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:24:12
>>807
釣り丸出しじゃん。
釣ろうとするなら、もっと上手くやらなきゃ。
ていうか、アンタも暇だねぇ
810名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:27:05
>>808
自演なんてしていない。
自分の文章に自信のある俺が
読解力が無く何が何でも叩かなきゃ気が済まん連中に
(ずいぶん前に)叩かれたことがあるということだ。
811801:2005/03/26(土) 15:37:54
>>810
だからあなたは誰?

別に自演していようがしてまいが、どうでもいいよ。
ただ、自演しているように見えてしまうと、
自演していない人まで屑に見えるから、「文章書くとき」に気をつけろと書いただけ

「ずいぶん前に見限ったと言ったろう。」と書ける人なんて、このスレでは798だけ。
「文章力に自信がある」と書いた796とは別人。

自演してないのなら、どちらかの書き方がおかしい。
あなたはどっちなの?
812名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:49:10
>>799
感想書きます

人の話している言葉とか忠実に録音したり、
気持ちとかそういうものの動きを事実のとおり追いかけると、
そういうふうに脈絡がないというかまとまりが無くなってしまうだろう。

例えば、それがなんかの歌の歌詞だったらそれでもいい。
でも、文章にするんだったら、句読点をうつのかうたないのか曖昧なところとかをつめて欲しい。
どこを直すかは、人が指摘するより、時間おいて自分で読み返してから、決めたらいいと思う。

かくれんぼの話とか、箱を何度も開けて最後に空っぽとかそういうのは好き。
813799:2005/03/26(土) 15:54:59
>>812
どうもどうも。
まとまりが無い?そんなことないと思いますけどね。(まあアマチュアの言うことだからきにしないけど)
814名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 15:56:15
>>811
おかしくない。文章力のあるものが、このスレの住人を、ずいぶん前に見限ったというのがおかしいか?
815名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:00:09
816名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:03:04
>>813
>かくれんぼの話とか、箱を何度も開けて最後に空っぽとかそういうのは好き。

ってほめてくれてるのに、まったく…。
817801:2005/03/26(土) 16:09:08
>>814
だから、あなたは誰?
796と798のどっちの人?798の人?

「おかしい」のは、>>801に対して>>803が「ずいぶん前に見限ったと言ったろう。」というレスをつけたこと。
>>801へのレスの仕方が、まるで796本人が答えたように見えるから気をつけてねという話。
818名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:11:36
>>817
宇宙人とは話が通じないな。
819名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:15:15
>>817
796で798だと何がおかしい?何を言っている?
820名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:29:34
>>802>>805

別にリスカの掲示板見てたり、カッターナイフを枕もとにおいて寝てたからって、
別に異常者じゃないよ。
そんなネットの掲示板なんか見てないで、映画でも見に行こうよ。
今日暇なんでしょ?

と言いたくなる。この話の本人はそんなこと言われたくないだろう。
そんなこといいたくなるような奴が黙ってしまうように書くべき。
例えばモブ・ノリオみたいな感じだと、そんなことは言えない。
(うまく言えないんだけど、こういう書き方で伝わらなかったらごめん)


「メンタルヘルスな人々」「それを煽る者」「観覧するタイプ」ここらへんは、
便利な言葉に頼らないで、もう少しきちんと説明して欲しい。
821名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:31:01
>>820
単純にリアリティがないって言いたいのか?
822名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:32:04
>821
それを言葉を尽くして作者志願に教えてやるのが酷評スレでしょ。
823名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:35:06
>>822
いや、批評する当人が適切な言葉が見つからないようだった
から指摘しただけだよ。
824801:2005/03/26(土) 16:37:35
>>818-819

気を悪くした?だったらごめんね。
ただ一つ聞きたいんだが、ここが強制IDの出る板だったら798みたいな書き方した?

まあ、いいや。
ただ、批評が悪いんだったら、ちゃんとどの批評がどうおかしいのか具体的に書いてくれ。

ここの批評だって、
「ここに投稿される作品はみんな基本的に文章が書けてない。投稿するならもっと本を読むべきだ」
とかいうような、漠然とした書き方をするのはだめだと思うだろ?
825名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:43:19
>>824
>ここに投稿される作品はみんな基本的に文章が書けてない。投稿するならもっと本を読むべきだ

本を読んでいないと話にならない。本を読まないものに良し悪しは分からない。
創作は感性で行うもの。ちまちま文章をいじってもよくはならない。
826名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 16:43:25
>>821
リアリティというより「切実さ」が無いというほうが近いかな。
ただ、本人にとって切実であれという意味でもないけど
827801:2005/03/26(土) 16:46:54
>>825
内容がおかしいからよくないんじゃなくて、批評の仕方が問題なんだよ。
こういうふうにスレ全体に向けられるような批評ばかりあふれたらだめでしょ、という意味。

>>2にも
>  当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
> 投稿者が納得する形で批評してあげてください。
と書いてるだろ。
828名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 17:05:02
どうでもいいが批評しないなら別館で語れよ
投稿者のレスが流れて読めないだろ

投稿者、批評者の雑談はこちらで

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1103876665/
829名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 17:05:39
>>787-791

「スリ師が素晴らしい職業だ」なんて、面白そうなこと書くんだから、
はったりでもいいからもっとスリ師の素晴らしさを、言葉を尽くして説明したほうがいい。
せっかくの話がもったいない。
と思った。・
830名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 17:23:35
>>826
ようするに、キャラクターの内面がリアルに描けていないと
いうことだろうな。だから、どこか「嘘っぽい」んだ。
831名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 17:46:05
>>830
まあ、そういう言い方できちゃうのかな。
ただ、内面が描けていない、とか、「嘘っぽい」というような言い方しちゃうのは、
(勝手なこと言っておいてなんだけど)>>802>>805書いた人に申し訳ない。

実際にこういう人はいると思う。そういう意味では嘘ではないし、リアルなのだけど。
でも、自分やネット上の人々の描き方が大げさに感じてしまう
という意味では「嘘っぽい」し「リアル」じゃない
832名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 18:25:13
>>802
女生徒も読んだことが無いのか。(笑)
833名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 20:59:06
>>787
単体としてどうかは別として、導入として俺はとても魅力を覚えたけど。
続きが読みたくなる。
834781:2005/03/26(土) 21:25:30
>>784
わかりました。見直しをしっかりしようと思います。

>>785
「ら」抜きとか意識してないんですが、何か不都合があるのでしょうか?

835名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 22:41:22
冷たいコーラを買ったら熱いコーラだったので「熱い」と言ったら
通りすがりのおっさんが「今は冬だ」と言った。
確かにそうだと思った。
今は冬なのだ。冷たいコーラも熱い方がいい。いや、むしろ熱いべきだ。
これからはホットコーラの時代だと思ったぼくは、大人になったら
ホットコーラの会社を立ち上げることを胸に誓った。
836名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 22:44:11
僕は大人になり、商社の営業をしている。ホットコーラの夢は諦めた。

お願いします。酷評を越えた酷評を。
837名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 23:25:12
私は脅迫されている。明日までに二万円持っていかないと、息子は殺すと言われた。
しかし二万円なんて財布の中にある金額。息子は今も家にいて、ヨダレを口から垂らし目は虚ろ。先天的な異常を持って生まれた私の息子。
アシタマデモッテコイ
と送信ボタンを押すとすぐに受信メールが届いた。
アシタマデモッテコイ
妻と別れて三ヵ月。妻は息子を捨てて出ていった。私も妻が出ていったことよりも、息子が残っていたことに戸惑った。
息子が妻の腹にいる時に建てたこの家のフローリングに、ヨダレが落ちる。
私は脅迫されている。明日までに二万円用意しないと、息子は殺される。
838えいいち:2005/03/26(土) 23:55:30
>>771-777
レスサンクス。
ファンタジー物の本を読んでから書いたので、現実的におかしい表現がありましたが、こんどっからは1日寝かしてから推敲します。

http://blog.livedoor.jp/nanashi_hippie/archives/17289864.html
またなんだけど、これの評価お願いします。
839えいいち:2005/03/27(日) 00:19:20
>>837
半角カナだと、とっても読みにくいんだ。
「アシタマ?」「デモッテコイ?」

読点の位置がちょっと変なんだな。

流れが読みにくいな。想像しながら読むほうとしては、想像し難い。

あと、僕の読みが間違ってなければ、本人は自分で自分を脅しているのかな?
そうだとしたら4回は読み返さないとわかり難いんだな。
士郎正宗と相田裕とおもしろいのなら許せるが、他は許せないんだ。
840名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 00:20:51
>>837
>ネタ部分
壊れていないように見えて実は壊れていたとかなら興味が続くけど、
あからさまに壊れているとすぐに書くことがなくなるよ。
息子を殺すグロ描写とか別れた妻との確執バトルとか、ベタベタな方に走るのも有りだけどな。

>文章自体
・体言止めは多用しない方が良い。あくまでも強調なのでやり過ぎるとクドイ。
・「こういうネタなんですよ〜」という説明が押し付けがましい。
(1レスにネタを入れようという姿勢は良いし、「実はこういうネタだった」と弁解するよりは遥かに良いのだけど)
・↑とも関連しているが起承転結がない。
841名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 01:06:09
>>838
これはプロローグじゃなくて設定紹介だよね。しかも、その設定も中途半端にしか伝えられていないし。

例えば、少女ら一行が何人なのかさえ判らない。
この場合、少女とか運転手とか、そこにいる人を出して行くだけじゃ不足で、
「そこには他に誰もいない」という逆向きの情報も伝えなくちゃならない。

小説には文章しかないのだから、書かれていない要素は存在しないと大差ないわけだ。
作者本人は脳内補間してしまうものだから気付かないのだけど、
読者が同じように補間出来なければ???となってしまう。
上手く補間出来るかどうかは常識に期待するしかないんだけど、
実際に駄目だったから>>771-777でも「わからない」「分かりにくい」と書かれたんじゃないのかな。
842名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 07:09:00
 お互いに顔も名前も知らない二人の男がネットを通
じて、現金輸送車を襲う計画を立てていた。
 その計画は思いの他上手く行き、男達の前にはアタ
ッシュケースがいくつか並べられている。
 その日、男の一人にとっては全てが順調に運び過ぎ
ていた。いい事が続くとろくなことがない。そんな思
考が一瞬頭をよぎったが、すぐに振り払うと、狭く小
汚い借家の居間で煙草を一度ふかして、空き缶に突っ
込みまた新しい煙草を取り出すという行為を繰り返し
ている、もう一人の仲間を後ろからそっと近づき後頭
部を躊躇なく撃ち抜いた。
843名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 07:22:09
 ――ドーン、銃声をかき消す音が聞こえる、今日は
花火大会だ、夜空を色とりどりの華が飾りつける。
今日は本当に運がいい。男はガラガラと窓を開けると
死体から抜き取った煙草に火をつけた。「帰ったら息
子にうまい飯でも食わせてやるか」そうつぶやくとア
タッシュケースを両手に持ち、車の中へつみこんだ。
「ああ、"これ"も何とかしないといけないな」居間に
戻った男は死体に目をやり、うんざりした様子で"そ
れ"を車に押し込む。車ごと海に捨てれば足はつかない
だろう。そう考えていた時、死体のポケットから財布
が男の足もとに落ちた。
844名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 07:23:48
さすがにこれには男も苦笑い。財布を手にすると中を
確認した。
 死体は今もニット帽を顔全体に被り人相は分からな
い。……男は動揺を隠しきれず、興奮から震える手で
死体の顔を覗き見て――自殺した。財布には息子の学
生証がクリアケースにしまわれていた。……今日は本
当に運がいい。最後の別れを息子と一緒に逝けるのだ
から。
845名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 07:26:00
>>842-844
批評お願いします
846名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 11:29:34
つまんない
847名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 13:39:01
>>835-836
面白かったよ。発想も独特だし、諦め方も納得できる。
短いけど、それなりに楽しめた。



なんて感想が欲しいんだったら、自分と趣味の合う友達を見つけて、
その人に見てもらったらいい。
本人は熱いコーラで納得してるみたいだけど、こっちは何とも思わない。
「ふーん」としか言いようがない。
848名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 13:48:03
>>837
自分に脅迫されている、という発想は面白い。
でも、あんまり怖くなかった。

単純に量的不足ではないかと思った。
例えば、もっと神経症みたいに、どうでもいいところにこだわりながら、
詳細に物事を語り続けるような話なら、もっと読みたくなりそう。
フローリングだけじゃなくて、時計とか窓の外の光とか、電灯とか、
何でもいいから部屋の様子を病的なまでに説明を詳しく書けば不安がになるかも。
まあ、これは思いつきなんで、気にしないで下さい。
849名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 13:56:01
>>838

ドンパチの様子が実に平和。
スラム街の盗賊が「命は保障する」なんて言葉を使ったり、
一言言い返されて赤くなったり、
「やっちめぇ」なんて古典的な台詞をはいたり、
装甲車になんの手出しも出来なかったり、
実に平和な話だなあと思いました。


あと、「心外」という言葉は「意外」という意味じゃない。
でも、文章自体は状況の説明は大体できてる。
850名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 14:12:59
>>842-844
あらすじの説明に、本文が混ざってる、という印象をうけた。


>  その日、男の一人にとっては全てが順調に運び過ぎ
> ていた。いい事が続くとろくなことがない。そんな思
> 考が一瞬頭をよぎったが、すぐに振り払うと、狭く小
> 汚い借家の居間で煙草を一度ふかして、空き缶に突っ
> 込みまた新しい煙草を取り出すという行為を繰り返し
> ている、もう一人の仲間を後ろからそっと近づき後頭
> 部を躊躇なく撃ち抜いた。

この文章の「全てが〜煙草を取り出す」の部分は、殺される男の視点からの文だけど、
それ以外の部分が、その男から距離をおいた視点からの描写になっている。
一つの文章に二つの視点が混在しているのは、おかしな印象を受けた。


「殺した相手が実は息子だった。」という話じたいはありがちだが、悪くない。
ただ、そこまで持ってくるのに、「ネットで顔も名前もわからないまま知り合った」り、
簡単に現金輸送車から兼ねを強奪するのに成功したり、
車に死体を載せて海に捨てたら足がつかなかったり、
は、話として安易なつくりに見えてしまった。
「殺した相手が実は息子だった。」というのを
「運がいい」なんて皮肉で締めくくる演出が安っぽく見えてしまって残念
851缶コーヒー ◆rK.KoqrWn. :2005/03/27(日) 15:45:08
最近、変臭者見ないな・・・
852 ◆ofxIputmWo :2005/03/27(日) 16:38:20
 七月の太陽光に目を細めながら、高城慎也は自転車のペダルに蹴りを入れていた。太陽からの容赦ない熱線により、全身に汗がにじんでいる。
 住宅地を抜け、続いて田園地帯をも通過すると、やがて目の前に山が迫ってくる。
 自転車を降り、山道に入る。辺りに人影はなく、聞こえるのは、木の葉のざわめきと鳥の鳴き声、それに慎也自身の足音だけだ。
 山の中では、頭上の木々によって日差しが緩和され、殺人的な暑さは鳴りを潜めていた。それを心地よく感じながら、彼は歩を進める。
 しばらくして、左右に道が分かれた。左の道には『危険! 立ち入り禁止』という看板が立ちふさがっている。
 彼はその看板を無視し、張られたチェーンを越えて左の道へと進む。辺りには『命を粗末にするな』とか『家族のことを考えろ』とかいう文句の書かれた立て札が、そこかしこに設けられている。
 それらの有難い忠告にも耳を貸さずにさらに進めば、次第に潮の香りが漂い始め、やがて突然に木々が途切れて目の前に海原が広がる。
 岬だ。
 海へと突き出した先端部には申し訳程度に柵が設けられているが、その先の空間には何も存在せず、断崖絶壁になっている。
 この岬は、ガイドブックに載るほどに有名な自殺の名所なのだった。先ほど越えてきた看板が示すとおり、現在では立ち入り禁止となっている。そのため、ここを訪れる者は少ない。
 彼はこの場所が気に入っており、一人になりたいときなどに立ち寄ることにしている。
 ここにいると、日常の煩わしいことをさっぱりと忘れることが出来る。もし人類が滅亡しても、ここにいれば気付かないのではないかと思えた。
 どうにも人付き合いというものが苦手な慎也にとって、この岬は正しく楽園なのだった。

えっと、これだけじゃ状況もなにもありませんけど、どうにも風景を交えた描写が苦手なので、アドバイスをいただきたくて投稿しました。
おかしい点などありましたら、ご指摘お願いいたします。
853名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 18:24:23
>>852
まずこれはヘンだな。暑さが鳴りを潜めるってのはヘン。

 >殺人的な暑さは鳴りを潜めていた。

あと、この辺がカタいな。大げさと言うか。他にうまい言い回しはなかったのか。

 >太陽からの容赦ない熱線
 >日差しが緩和され
 >この岬は正しく楽園

自殺の名所が主人公にとっては心が安らぐ、というシチュエーションは悪くないと思う。
最後まで読めたら、この続きがあるなら読みたいと思う奴もいると思う。俺とか。

だが、なんつーか、そこに至るまでの描写にとりたてて魅力がなかったんだよな。
たぶん、この続きも文体はこの調子なんだろうと思えるわけで、
立ち読みなら、最初の5〜6行で棚に戻してる。
当たり前のことずっと書いててはいかんと思うよ。たとえ情景描写であっても。
854寒稽古 ◆GNeSanpo26 :2005/03/27(日) 23:14:04
>>852

>太陽からの容赦ない熱線により、全身に汗がにじんでいる。
 住宅地を抜け、続いて田園地帯をも通過すると

この文章には匂いが感じられない。アスファルトから、もわっと
立ち上がる “何か” を描写すると、読んでいる人の頭に風景
が浮かぶはず。読む人に叩き込むつもりで。


>やがて目の前に山が迫ってくる。
どんな山、低いの? 高いの?


>山の中では、頭上の木々によって日差しが緩和され
枝と枝がどのように折り重なっている。光の屈折は。


全体的に文章は読みやすく、引っかかる所も無く最後まで読め
ました。長所として平坦で読み易い。短所として味が無い。
えっと、風景描写のアドバイスが欲しいとの事なので、ちょっと
気になった箇所だけ指摘させて頂きました。今、現在の描写でも
読者に最低限、伝わるとは思うのですが、今よりも二、三行描写
に費やす事によって読者は、その場に行った気分を味わうことが
出来るのではないでしょうか。
“読んでいる人の頭に風景を叩き込むつもりで”
855名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 23:23:15
うぁ、コテ出ちまった。Jane Dos Styleコテハン記憶しちゃだめじゃん。
めっ!
856名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 23:58:47
その日私は、何の気なしに青林書房にむかった。
いい年頃の娘としては、洒落っ気も茶目っ気もない格好だったが、あんまり気にならなかった。
髪もやや乱れていたが、手入れするのも気が進まなかった。そんななりでひとさまの所へ、いや、
それどころかじぶんが文を書かせてもらい給金を貰っている所へ行くのもどうかと思うものの、
やっぱりやる気が起こらなかったのだからしかたがない。
そんな無気力な私でも行く気になれるのだから、青林書房がどれくらい行くのに手間がかからない
かは分かることだと思う。何せその零細出版社は、私の家から歩いて十分とかからないのだ。
もっとも、正直言って、その十分の距離すらもまだるっこしく感じられた。
自転車ならどんなに良いだろう。
ペダルを漕ぐのも軽やかに、スッと切るハンドル、しなやかに回るタイヤ。
全身で空気を感じる。嗚呼、自転車は素晴らしい---
そういうことを考えるとますます、自転車が壊れたことを思い出し、嫌になってしまう。風の
強い日に、突風にあおられ転倒、その衝撃でペダルがだめになってしまった。修理してもらおうと
自転車屋に行ったものの、直してももう寿命、とはっきり言われてしまった。そう言えば高校の
頃から使っているものだった。
857856:2005/03/28(月) 00:00:27
伝奇短編小説(ホラーではなく、あくまで伝奇)の冒頭部分です。
誠意ある御返事下さい。
858856:2005/03/28(月) 00:06:25
説明不足でした。
なんて言うんでしょう、ダラダラした日常の中に、お化けが出てきて
「あ、お化け」って言う風な世界観の作品を書きたいんです。それが
伝奇かどうかは分かりませんが…ホラーでないのは確かです。
859えいいち:2005/03/28(月) 00:44:10
>>841
なるほど、やはり脳内補完が抜けていないのね。
脳内補完された場所を見つけるのが今後の課題かもね。

>>849
最初に「うわー平和ですね、これからも平和だろうな」って印象を与え、次からいきなり濃い内容。
次回予告、「さっきまで街」
絨緞爆撃で燃え尽きた街。そこにあるものは?

>心外
意外な事をされて裏切られた気持ちになる様子。


と言うわけで、次のができたら落させてもらいます。
評価ありがとうございました。
860名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 00:55:23
>>856

うん、冒頭としてこの文章を使うんであれば、やめたほうが良い。
冒頭はねぇ、読む人の頭に、おもっいっきり印象的な風景を叩き
込むんだよ。この文章が悪いと言ってるんじゃないよ。むしろ、
んっ! 続きが読みたい! と思った程だから。ただ、ちょっと感じ
たのだけれども、急いで書いたでしょう。心の中に浮かんだ文を
そのまま文字にしただけ、という印象を持った。文章を練りに練れ
ば、もっと良くなると思うよ。

>そんな無気力な私でも行く気になれるのだから、青林書房がどれ
くらい行くのに手間がかからないかは分かることだと思う。

ここが、ちょっと引っかかった。『行く気』 『行くのに』 似たような
表現が重なってるね。この辺を気を配って書いてみると良いかもね。


えっと、あくまで伝奇)の冒頭部分です。という事なのでひとつの案
として聞いてもらえれば、

>自転車が壊れたことを思い出し、嫌になってしまう
出だしは、これからのほうが良いかも。もちろんこのまま使うので
は無く、表現を変えて。自転車が壊れたエピソードを冒頭の出だし
に持ってきて、風景を読者の頭に叩き込んでから物語を淡々と進
める形もありかなと思った。
この部分が、なにかの伏線じゃないのなら。いや、伏線でもよいの
ですよ。

うん、続きが読みたいね。
861名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 02:11:38
家族を貶されて無性に腹が立った。確かに母ちゃんは不細工かもしれない。けど母ちゃんを馬鹿にするな。
「お前はマザコンか」
翔は言った。
「じゃあ、お前の母ちゃんどれよ」
俺は後ろを見て言った。今日の為に真珠までした俺の母ちゃんの周りは、若くて綺麗な母ちゃんだらけだ。
「いないよ。参観日来るほど暇じゃないし、来るなんてダセーじゃん」
翔は言った。けど翔はドアが開くたびに後ろを見る。
「では、翔君。お母さんへの作文読んでください」
先生は翔の母親が来ていない事を知っているのか、指名した。翔は立ち上がって作文用紙を両手で持った。
「家のお母さんは、綺麗でステゥワーデスをしています。今日もフライトで、」
翔の声が突然詰まった。翔はドアの方を見ていて、表情は引きつっている。俺は翔の視線を追ってドアの方を見ると、
862名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 02:30:17
膨れた紫色の風呂敷を片手に持った年寄りが、笑みを浮かべていた。
「どうぞ中にお入りください」
先生は気を使って言うと、年寄りは「ここでいいのよ」と言って廊下から教室を見つめる。
「今日もフライトで、フランスまで行って、働いていま……す」
翔は読みながら鼻を啜ると語尾が濁った。
「あれ誰の母親?」
「ババァじゃん」
笑い声とともに話し声が教室を霞める。
「しかもあの風呂敷なに?」
「だっさー」
教室の騒めきは音量をあげる。
「けどすぐ死ぬから、介護とかしなくて済むじゃん」
誰かが言った言葉に俺は怒り立ち上がった。
「お前等、」と言い掛けた時、翔がドアの所に立つ年寄りに近づいた。
「母ちゃん、豆餅なんかいらないのに」
翔は年寄りから風呂敷受け取る。
863名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 02:42:26
「先生、これって母親の理想を書く作文ですか?」
あたしは言った。
「何てこと言うんだ」
先生は言う。
「だってあんなババァがフライト?笑っちゃう。豆餅なんて持ってくるなよ。ババァ」
あたしはそう言うとスカッとした。

「お前、人の母ちゃんを馬鹿にすんな」
俺は美香を怒るように言う。
「は?ママ、どう思う?」
下品な男の子。この母親は誰かしらと見渡すと、上を向いた鼻の特徴ですぐに検討がついた。
「ちょっと奥さん、その真珠テレホンショッピングで3000円のやつね」
あたしは嘲笑ってやった。
864名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 02:51:17
豚に真珠という諺が頭を過る中、頭を振って消し去る。しかし一番端の奥さんは綺麗だ、一度セックスしてみたい。
「おい、お前たちやめなさい」
やめるな、もっとやれ。それより翔の奴め、恥かかせてやろうとしたが失敗か。それより腹減った、参観日なんて勘弁してくれよ
これでも公務員なんだから楽させろ。
「じゃあ佐藤読んでくれ」
ここは一番根暗に読ませとけ。

また当てられた。絶対先生、私のこと好き。
865名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 06:17:08
>>861

作者さんのセンスは良いと思うよ。
ただ、切り口の視点が良くても “文章技術”が、それに伴わないと
読者に “伝わらない”


>「いないよ。参観日来るほど暇じゃないし、来るなんてダセーじゃん」

ここで初めて、あっ、学校か。と読者は気づきよね。
ここまで読んで風景描写がひとつもないよね。読者は教室の中での
出来事なのだろうと想像はするだろうね。
俺と翔は教室のどの辺でしゃべってるのかな? 
椅子に座ってしゃべってるのかな?
俺は後ろを見て言った。って書いてあるから、読者はたぶん椅子に
座ってるんかな。と、想像はするよね。

正直、861でやめとけば、うん、最後は意味深に文を切ったね。こうい
うのは好きだね。と言えたんだけど。。
866名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 06:19:13
つづき

>>862-864
まず感じたのが読んでいて、くらくらする文章だなという事です。
何故かと言いますと、
>>862で文体が急に変わりましたね。これはわざとかな?
“急に文体が変わると読み手は戸惑います”

>豚に真珠という諺が頭を過る中、頭を振って消し去る。しかし一番端
の奥さんは綺麗だ、一度セックスしてみたい。

この部分は先生が心の中で思っている事? だとしたら視点が変わ
っていますよね。続く部分も、
>これでも公務員なんだから楽させろ。
>「じゃあ佐藤読んでくれ」
>ここは一番根暗に読ませとけ。

あきらかに先生視点になってますよね。
867名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 06:23:09
つづき

それと、『〜言った。』 この表現は悪いとは言いませんが、あまり
連続すると文章が単調になります。ぶつ切りという印象を読み手
に与えてしまい、それだけで読み手の興味を失わせてしまいます。

全部、読ませて頂いた上での感想。
1、読者にやさしくない文章。
2、人称視点の移動がうまく出来ていない文章。
3、文体の統一が出来ていない文章。

これらは全て文章技術の問題です。作者さんは焦らずに地道に文章
の鍛錬を行えば克服できる問題です。

最後に、
作者さんの物の見方、センスが良いと思います。それ故に、
“もったいない” と感じます。てか、この作者さん、かなり力あるはず。

あんまり、いじめないでください。(泣きが入りました風味
868852 ◆ofxIputmWo :2005/03/28(月) 07:48:42
>>853
返事が遅くなって、申し訳ありません。
やっぱり、他の人の意見を聞くのは嬉しいし、ためになりますね。
自分で見ているだけだと、客観的に判断するのが難しくて…。それも出来るようにならなきゃいけないんでしょうけどね。

さて、ご指摘の点についてですが、表現のおかしい点については勿論なのですが、

>当たり前のことずっと書いててはいかんと思うよ。たとえ情景描写であっても。

ここが一番聞きたかったんです。
風景とか、キャラの周囲の様子をどんな風に、どれくらい書けばいいのかが、どうもよく分からなくて。
やっぱり、ずらずらと風景を並べ立てるだけじゃ、単調になって駄目なんですね……。勉強不足でした。
これからは気をつけながら書いてみます。ご指摘、どうもありがとうございました。
869852 ◆ofxIputmWo :2005/03/28(月) 09:23:40
>>854
ご指摘、どうもありがとうございます。

>長所として平坦で読み易い。短所として味が無い。

これ、僕がすごくよく言われることなんです。『読みやすいんだけど、なんか面白くない』とか。
>>853さんと>>854さんに言われて思ったんですけど、風景と主人公が絡んでないんですよね、僕の文章。
だから、ただ風景ばかりずらずら並んで単調になってしまっている、と。これは、すごく参考になりました。
投稿してよかったです。これからもよろしくお願いいたします。
870名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 12:17:25
861みたいな書き方って許されるの?
871名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 12:27:55
許すか許さないかはあなた次第
872856:2005/03/28(月) 12:33:59
>860
丁寧な批評ありがとうございます。
急いで書いた…おはずかしい、御指摘通り、けっこう急いて
書いたものです。そんなものを発表するのもどうかと思い
ましたが…
アドバイスを参考に、推敲してでおなします。
また何度かこのスレッドに書き込もうと思います。
873名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 13:35:31
泣いた。彼女が白血病で死んだ。
一言で言うとセカチューと同じ。
874854:2005/03/28(月) 17:23:54
>>869

あなたは理解したようで、理解していない。分かったつもりに
なっているだけ。本来、人に教えられたのでは身に付かない物
“自分で気づく事” なんだよ。我々はヒントしか、
与えてあげることが出来ないんだよ。あなたが抱えている壁は
“あなたそのもの” なんだよ。俺はあなたの文章を読ませてもら
って、あぁ、良い文章を書くな。と思ったぞ。何故かって言うと、
『わかりやすくスーッと読める文章 を作るのが実は一番むずかし
かったりする』
あなたはこの部分を楽々、クリアーしているんだよ。次のステップ
に移行する段階なんだよ。それが、あなたの言う。
『風景と主人公の絡み』
物語は人間を描く事。あなたの文章に味が無いと俺は言ったけど、
875854:2005/03/28(月) 17:24:32
> ここにいると、日常の煩わしいことをさっぱりと忘れることが出来る。
もし人類が滅亡しても、ここにいれば気付かないのではないかと思え
た。どうにも人付き合いというものが苦手な慎也にとって、この岬は正
しく楽園なのだった。

俺はこの文章で、あぁ、良いな。味があるなと思っているんだよ。ただ
風景を描写する “テクニックの味” が無いと思うんだよ。
例えばね、庭で言えば住んでいる “人が主” “庭は従” なんだよ。
その家の(小説)持ち主である人の心が全て庭に現れるんだよ。
という事は、あなたの心の中にある風景を読者に見せてあげれば
いいんだよ。あなたは、その風景の見せ方が分からないだけ。
“従である庭” 樹木や石の配置のしかたが分からないだけ。焦る事
はない。
心の中にある庭の風景を読者に見せてあげる、“テクニックの味”を
覚えれば良いと思うよ。それは、簡単な事なんだよ。『バランス』だけ。
それで、そのバランス感覚を養うのは良い文章を分析するという事よ
りも自然を観察したほうが見につく。どんなに腕の良い庭師が造る
自然の庭に似せた庭よりも、自然が織りなすバランスには遙か及ば
ない。
さぁ、今から、えんぴつとノートを手に公園へ……
876名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 19:02:09
>>867
酷評どうも。寝れなかったんで携帯で作ってみた作品ですw
文章力がないので、描写を書くとどうしても無理して書いているようになってしまうので
描写は最低限にしてます。しかし最低限の描写がないと読者には伝わりませんね。勉強になります。
今も章に向けて書いてますが、文章力がないので描写も最低限にし主人公の気持ちなど書いてごまかしてます。
あと、ここで投稿するのはオチか奇をてらうしかったです。
ああ、あなたみたいな人にぜひ賞のために書いた110枚程度のものを見てもらいたいものです。
877名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 19:22:24
>>850
レスが遅くなってしまいすみません。
的確な指摘をしていただいて参考になります。
批評ありがとうございました。
878名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 19:59:02
名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 17:03:21
今、>>1を殺してきた。つまらない屑スレを立てた罪を泣いて悔いていたが、後悔は地獄でしてもらうことにした。
柄の長さが90cmはある大きな斧を振りかざし、>>1を部屋の隅に追い詰める。
>>1の引き攣った醜い泣き顔から完全に血の気がうせたところを見計らって一挙に>>1
両手両足を切断。柄を通して斧の無骨な刃が肉を裂き骨を断ち切る感触がズンと伝わる。
切り口から噴出すコレステロール過剰の鮮血。すかさず焼き鏝で傷口を焼いて止血する。
慈悲からではない。>>1の苦しみを長引かせるために。
>>1の断末魔の苦しみだ。防音した小部屋に咆哮が殷々と響き渡る。>>1は自業自得だが、
さすがにこちらの鼓膜が辛い。
この間にシャワーで返り血を洗い流し、ついでに斧を研ぎなおした。
作業が終わっても>>1の叫びは続いたが、次第に途切れ、醜く肥えた腹が痙攣するのみ。
それでは仕上げ。>>1の首をバッサリ刎ね飛ばす。絶叫が止み、転がる首を追って残った鮮血がひとしきり噴出する音が続いた。
首をおまけにぶち割ってみると、中はやはり予想通り生き腐れだ。

>>1よ。地獄で苦しめ。これはお前が自ら望んだ結末なんだ。
879えいいち:2005/03/28(月) 23:55:44
http://blog.livedoor.jp/nanashi_hippie/archives/17458126.html
またしても評価お願いします。
880名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 23:56:02
曇り一つ無い空に、底が見える程澄んだ海、何色にも染まる事の無い砂浜。
所々に沢山のヤシの木も生えており、見るものを"まさしくリゾート"と感じさせる、そんな景色。
その景色に、一つぽつんと人影が映える。
少し痩せた体と白い肌、それに合わせたかのように白いワンピースを着た少女が砂浜にやってきたのだ。
それまでちょっと虚ろげな表情を見せていたが、風景を見て和んだのだろうか。僅かながら、頬笑んでいる。
そのまま少女は手を広げ大きく深呼吸をすると、ヤシの木の近くまで行き、木陰にゆっくりと寝そべった。
空、海、風。彼女はそれを体で味わいたかったのだろう。やがて、彼女は微かな寝息を立てて眠り始めた。

その姿をすぐ隣の酒場から眺める双子の兄弟。
厨房から漂ってくる匂いと、オレンジジュースの氷が溶ける音をツマミにして、彼らもまた、空と海と風を楽しんでいた。
料理が運ばれてくると、やはり子供故かそっちに興味が行ってしまったが。
親父特製のシーフードパスタを口の中ではふはふ言わせて、美味しそうに食べている。
息子達のその姿を見て気に入ったのか、父親はメニューに新メニューを書き加えた。

正反対の海岸沿いの道路にも、もう一人日常を過ごしている少年が居る。
どうやら今はマウンテンバイクを漕いでいるようだ。
崖にぶつかる水の音をBGMにしながら、物凄いスピードでバイクは走って行く。
後方にヒモで無理やりつけたと見られるカゴがゆらゆら落ちそうでもある。
カゴを積んでいるのに足が疲れ無いのだろうか、スピードは一向に落ちる事は無い。
それどころか、坂を目の前にしてまたスピードを上げ始めた。
自転車のハンドルをしっかりと握り締め、少年は坂に挑戦し始める。
上げていたスピードのお陰か、途中までは坂をグングンと上って行ったものの、
坂の後半になるにつれスピードはどんどん落ちて行き、それまで道を真っ直ぐに進んでいた自転車も
ついにはジグザグに進むようになっていった。
坂の残り三分の二、という所でついに自転車は倒れそうになり、
少年は慌てて自転車から降り、手で押し始めた。
坂を上りきるのを心に決めていたのか、少年は残念そうにため息をつき
そのままゆっくりと坂を上り終えると、ふと何か思い出したように動きを止めた。
881名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 23:56:58
何やら少年は考え込んでいた様子だったが、
どうやら用事を思い出したらしく、またマウンテンバイクに跨がり漕いで行った。
今度は下りの坂だと言うのに、またもやスピードをどんどん上げて行く。
そのスピードのまま下りの坂に入った自転車と少年。
向かい風が気持ちいいのか、足で漕ぐのを止め、目をつぶって坂を下り終わるのを待っている。
オチは見えたも同然。

暫くして、自転車がガードレールにぶつかる音と、
少年の痛みに対する叫びが聞こえてきた。

これがこの島カコリコ島の、果てしなく平凡な日常である。

時は2000年12月25日。
十二月と言っても、この島は南半球に存在する為
「寒い」というわけではなく、むしろ正反対の「暑い」という事になる。
冬と夏が入れ替わっているようなものだ。
とりわけ、ここカコリコ島は赤道付近にあるという事もあってか
今日の天気は非常に暑い。気温、32度である。
さっきの少年も、その暑さの為下りの坂を楽しんでいたのだろう。
最も、そのまま調子に乗りすぎて怪我をしたようだが。

坂の麓を見ると、車輪だけ回るバイクと少年が倒れていた。
882880:2005/03/28(月) 23:57:58
しょーもねー文章ですが酷評宜しく御願い致します。
っていうか酷評の隙ありすぎかな・・orz
883856:2005/03/29(火) 00:06:38

 壊れた自転車のことを悔やみながら、わたしは歩いた。
 生暖かい陽の光が、やや乱れた頭髪に突き刺さる。服装も、いい年頃の娘にしては
洒落っ気も茶目っ気もないものであった。向かうは青林書房と言う出版社である。わたしの
あまりおもしろくない怪談モノの版元だ。
 わたしの家からその零細出版社の距離は、とても近い。歩いて十分くらいだと思う。ただ、
今のわたしにはその十分すらまだるっこしく、面倒に感じられた。靴を通して伝わってくる、
この時期特有の、草木の萌芽を予感させるなまぬるい感じもまたいやだった。
 自転車屋の顔が思い出される。でっ歯で丸めがねの、いかにも人の良さそうな主人が
「直せるけど、もう寿命だよ。買い替えた方が良いね」
と言ったのは一昨日のことだ。
 高校のときから使っているわたしの自転車は、突風に煽られ転倒、そのままペダルが
だめになってしまった。


>856 を修正、推敲、短くまとめてみました。どうもテンポの悪いものになってしまった稀ガス…。
評価してもらいたい点は、>857-858 参照、それと「この文章から"わたし"がどうゆう人物か」
と言う点です。むろん、それ以外の点でも、おかしな所、気になった所、どこでも指摘して下さい。

いろいろ注文が多くアツカマシイですが、宜しくお願い致します。
884856:2005/03/29(火) 00:07:42
訂正
×"わたし"がどうゆう人物か」
○"わたし"がどうゆう人物に見えるか」

です。慌てて書き込み過ぎだよ…
885名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 00:16:25
>859
今更かつ建設的でない意見で申し訳ないが、
俺の感覚では君の「心外」の使い方は誤用である
気がするのだが。
886名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 01:18:23
>>878
コピペでしょうが、どす黒いドロドロとした雰囲気が伝わってきてイイ!
特に、斧の刃が肉を裂く感触が伝わる、というところのグロさはいい。
これ読んだら誰もが「通報しますた!」と叫ぶだろう。

>>880-881
この文体には、言いようの無い気だるさが漂っていますね。それを狙った文体でしょうか。
そうでないなら、もっと色彩感覚や五感から受ける描写を緻密にすればいいとおもいます。
あと、舞台が赤道直下であるなら、「南半球だから日本と反対で暑い」という説明は無駄なような気がします。
>>856
平易な文体を狙ったのであれば、これでいいと思います。ただ、春の生暖かい日差しに「突き刺さる」は
そぐわない気がします。「髪を掻き分け頭皮を揉む」のほうがいやらしさが出ていいのでは?

いずれにせよ、私はグロいコピペ読んで感心するような人間なので、私の感想が万人と同じではないことを
お断りしておきます。
>>879さんの文は、他の人に頼みます。
887名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 01:50:19
>>885
「心外」は、普通は、不当な評価を意外に思う意味で使うだろう。
859が正しいと思うよ。
辞書によっては、「意外な」の意味でも載ってるが、
現代では、小説でも論文でも、その意味では使ってるのはあまり見ない気がする。

ちなみに、手元にあるやつを引いてみたら、
角川書店・必携国語辞典では「意外な」の意味は載ってない。
講談社・類語大辞典にも載ってない。
清水書院・要解国語新辞典には載ってた。
888887:2005/03/29(火) 02:04:29
わりい、>>849の発言を誤解してたかもしれん。
元ネタが消えてて確認できないが。
とりあえず気にせんといてくれ。
889名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 02:19:42
>>879
女の子が、雨合羽を着て装甲車から降りたあたりまで読んで挫折。

まず文体なんだけど。
 光・光・光
 乗っていた・乗っており・乗っていた、
 雨・雨・雨
 リュックを捜し・リュックに詰め・リュックを背負い
てな感じで、一文の中に同じ語句を繰り返すのが多すぎるな。
読んでて心地よくない。

で、内容なんだけど、先を読もうと思わせるような魅力が感じられなかったよ。
雨合羽着て降りたとこで挫折。
このスレでも既にさんざん書かれてることだと思うので、
ああした方がいいの、こうした方がいいの言わないが。
ツカミを研究してみてくれ。がんがれ。
890名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 02:42:48
>>880
細かいツッコミどころは一杯あるが、文体自体は悪くないんじゃないの。
普通に最後まで読めたよ。
だが、オチがないっつーか、
わざわざ文章にして他人に時間使わせて読ませて、それで何がいいたい文章なんだ。
と腹が立ってはきたが。

南の島っつっても、白い肌の少女がいて、子供がマウンテンバイクに乗ってて、
氷の浮いたオレンジジュースを双子のガキが飲んでて?
海岸近くの道にはガードレールが完備されてて、
暑い夏にシーフードパスタ=普通の酒場なのに普通に冷房が効いてる?
なんかけっこうリッチなココリコ島だなあと。
なんか、テキトーに書き連ねてないか? って感じがした。

>今日の天気は非常に暑い。気温、32度である。

天気は暑いつーのは変じゃないか。
あと、地の文でいきなり32度とか細かい数字は引っかかるな。ここは温度計見るべきだろ。
891854:2005/03/29(火) 05:55:09
>>883

うん、修正後、>>833はダラダラした日常の倦怠が伝わってこない。
むしろ、修正前のほうが良い。
何故だろう。
私の持論は文字というものは一種の波動を発していると思ってお
ります。これを意識する、意識しない、で文章を組むのでは大きく変
わってくると考えております。
私事で恐縮なのですが、私の描いた物語を読んで頂く方々に、
泣いてもらおうと考える時、その要にあたる文章を組む前には必ず
自身の心を哀しさで満たします。そして、涙を流しながら描きます。
逆に言えば、哀しさで心を満たす事が出来なければ、その日は描き
ません。いや、出来ないのです。

私が上段で言っている。『意識する』 『意識しない』という事はこうい
うことなのです。
あなたは私と同じに本質的な部分で“意識して”物語を描ける人なの
だと思います。
それは、あなたの問いである、"わたし"がどうゆう人物に見えるか
という事に深く関わってきます。
892854:2005/03/29(火) 05:55:43
つづき

主人公である "わたし"
賢い人。何故か私のひとつ年上のいとこ(女性)である人と重ねてし
まう。彼女(いとこ)は真面目で頭も良く、私は、子供の頃、よく遊ん
でもらった。彼女は一時期、爪を切る事に凝っていた。ある日、私は
「爪、切ってやるよ」
と言われ、私は少し恐かったが彼女に指を預けた。彼女は私の爪を
一本、一本深爪をし、これ以上深く切ったら私に痛みを与えるであろ
うぎりぎりの線を推し量りながら楽しんでいるようだった。
そんな彼女も今は真面目な研究員として働いている。

私が思うに、主人公である "わたし" は彼女(いとこ)と似ている。
違う点は、主人公である "わたし"が社会からのドロップアウト感を
消化出来ず心の隅で嘆いている。しかし、一方でぬるま湯に浸った
"わたし"自身も自覚している。

これが正直な私の感想です。もし、違っていたならごめんなさい。
私はあなたを想い、一生懸命書きました。残念な事に私は今後、私
生活において仕事が忙しくなる事が予想され、2ちゃんねるに来られ
なくなります。最後に、このスレで私と、ふれ合ってくださった方々に
感謝をいたします。ありがとうございました。
最後の最後に、
信じきる事の大切さ、という言葉の重みを知りました。あなたに、いつ
の日かまた、逢えることを楽しみにしております。
893852 ◆ofxIputmWo :2005/03/29(火) 08:48:10
>>874>>875
すみません、またレスするのが遅くなってしまいました。

>ただ風景を描写する“テクニックの味”が無いと思うんだよ。
>心の中にある庭の風景を読者に見せてあげる、“テクニックの味”を
覚えれば良いと思うよ。

難しいですね…。正直、あまりピンときてはいません。

>良い文章を分析するという事よりも自然を観察したほうが見につく。

とにかく↑を実践して、今まで以上に“よく見ること”を意識して生活するようにしてみようと思います。

最後になりますが、アドバイスを下さって、本当にありがとうございました。
文章から、すごく真剣に考えてくださったことが、よく分かりました。
自分なりにそのアドバイスを生かして、より改善された文章を書けたと思ったらまた来ます。それでは。
894856:2005/03/29(火) 11:22:37
>891-892
丁寧な批評ですね。嬉しいです。ためになりました。
作者自らが作品に感情を持ち込むように、と自己解釈しています。

"わたし"についてですが、かなり近いと思います。
従姉妹のお姉さんのオハナシも興味深く読ませてもらいました。
そうですね、賢い感じは共通するかも知れません。世捨人になりきれない、と
言う点も凄く的をえています。

最後に批評する対象に、わたくしの拙作を選んで下さってありがとうございます。
お仕事頑張って下さい。そして、またいつの日か会いたいものですね…
895887 ◆FTiifLi0KU :2005/03/29(火) 16:49:18
「現人神」
いずれは皇位と共に僕に世襲される輝かしい字。

人の姿を借りて人界に降り立った神の一族が我が皇国の天皇家だと、国民は信じている。
神の一族の仮面を剥がされたとき、一族が欺いてきた罪を残虐に償わされるのは必至。
それが故、代々の天皇は祖先の名誉と神格化された自身の姿を守るべく死力を尽くしてきた。

権力と共に世襲される超重量の重荷

人は…平等じゃない
_____________________________________________

「んぁ…」
寝てしまってからどれほどの時間が経ったのだろうか?
いち早く時を告げる大陽は神々しいオレンジ色を浴びせかけたが、彼が知りたいのはこの時代を象徴するもっと機械的な時間だった。
「セバ、時間お願い」
大理石の上に広がる水溜りを袖で拭いつつ、デスクの向こう側に控える男に時計の読みあげを乞う。
悟られぬように拭う姿を流し、男は軍服の袖を引き答えた。
「18:47、2、3……」
「ありがと。陛下は……まだかな?」
「神に不可能はありません」
間接的に答えるセバ。
「……」
父の帰りを待つ息子。
その姿は普通のものなのに、この親子には違う意味が含まれていた。
「流石の神様もこれは無理だよ」
未だ天皇帰還の一報は入らない。
「陛下に不可能はありません」
べランダから入るオレンジの陽光は二人の思いの溝を写しはしなかった。
しばし硬直の刻。
睨み合いには負けるつもりはなかったが、想いの溢れは止まらず、その流れは口を開かせる。
「ああ、ああそうだね。神様だもんね。神様を助けてって神様に手でも合わせるさ」
896895 ◆FTiifLi0KU :2005/03/29(火) 16:50:45
887は誤爆です。
このスレの887ではありません。
失礼しました


才能ないのは自覚しています
酷評をしていただけると聞いて飛んできました
どうかレスをつけてやって下さい
お願いします
897895 ◆FTiifLi0KU :2005/03/29(火) 17:57:22
○段落の行頭は一字下げる
○段落の行頭は一字下げる
○段落の行頭は一字下げる
○段落の行頭は一字下げる
○段落の行頭は一字下げる

 失礼しました。 
出直してきます
898名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 18:22:52
これはどうなんだろうね。
魅力に感じたのが、「人は平等じゃない」ってとこだけってのがなぁ…

セバと主人公らしき皇子の関係もあやふやだし文も拙いよ

自分の言うように出直してらっしゃいな




これでいいかな?
酷評スレデビューカキコなんだが(((゜ロ゜;)))
899名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 18:43:52
>超重量の重荷
>「んぁ…」
ギャグに見えてきた
900名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 19:03:15
そういえばどっかの小説にも糞まじめな文で頭痛が痛いって書いてあったなw
901 ◆jz1amSfyfg :2005/03/29(火) 19:39:40 ID:
『影の話』


 或る青年が居た。
彼は、机に片肘を乗せてフランスの偉人が書いた本に目を曝している。
その部屋には闇が窓掛けのように垂れてきていた。
 彼は一度本を閉じ、其の時初めて外が夜である事に気付いた。
「嗚呼、もうこんな時間なのか」
そう一人で呟き、燈火のホヤを少し傾け、
燐寸を擦って芯に火を灯した。
ぼう、と森に輝く鬼火のように其れが灯り、燈火の周囲以外は真っ暗になった。
特に部屋の角には奈落の如き黒が渦巻くように留まっている。
 もしや本当に奈落に通じているのやもしれぬ。
彼はそんな子供のような思考に陥り、手元にあった洟紙を丸めて
真の闇が座り込む部屋の隅に向かって放ってみた。
続きます。

902 ◆jz1amSfyfg :2005/03/29(火) 19:43:56 ID:
『影の話』続きです。
何の音もしなかった。
ぞくりとした。
何故だ。洟紙とはいえ床なり壁なりに当たったら幽かな音でも
しようものではないか?
背中で冷血の蛇がのたうつように感じながら彼は燈火を部屋の
隅に近づけてみた。
そうしながら目を眇めてみたが矢張り其処は真っ暗であった。
見えなかった。彼は席を立ち、じわりじわりと其処に近づいていった。
矢張り部屋の隅は見えない。
また近づく。
まだ見えぬ。
もう少し近づいてみる。
見えない。
もっと近くに。
何故見えぬのだ。
そうやって少しづつ、蛞蝓のような遅さで。
彼は闇に近づき、そして闇に消えていった。

 彼は、帰ってこなかった。


☆追記

拙いモノですが酷評よろしくおながいします。
903名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 20:39:33
>>901
うーん、まぁ、文章の批評は他の人に任せるとして。

まず、
>真の闇が座り込む部屋の隅に向かって放ってみた。
>続きます。
こういうのはやめね。小説の文章と間違ってしまうから。

つまんない指摘と思うかもしれないけど、別に揚げ足とりのつもりじゃないよ。
小説でも他の文章でも同じだけど、読み手が読みやすい、誤解しない、ぱっと
みてすぐわかる、とこういう属性はすべて共通で必要だってことなんだな。
この文章を見てすぐに思ったのは、そういう気配りが足りないなってこと。
例えば、プロ作家だと京極夏彦は決してページ間で文章が跨がないようにする
という。ここまで職人魂でやらなくてもいいけど、読み手が苦労しないでも
いい書き方は心がけないといけない。

こういう注意は意識して常に気をつけるようにいれば身につくことなんで、
鍛錬しておくれ。
904名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 21:18:43
おねがいします。
-----
 熱砂を太陽が焼き、岩と砂だけが延々と地平線まで続いている。
 体温を超える乾いた空気が揺らめき、遠くにある大きな岩がすぐそこにある
ように見える。意識をはっきりと保っておかないと、あっさりと距離感が狂う。
幾多の旅人を死に誘った砂漠の蜃気楼が大地を覆っている。
 ジープを重り代わりにして作った簡易テントの下で、綾香は40度を越す暑
さに耐えていた。照りつける陽光を避けるために全身を白い民族服を通気性が
よくなるように巻きつけている。いくら暑くても肌を露出することはできない。
日本の海岸で焼くのとは違うのだ。砂漠の強烈な直射日光は容赦なく柔肌に
火傷を起こす。
 汗もでない。それだけの水分が身体に残っていないのだ。ここまで来るのに
ろくに水を口にしていなかった。
 半分以下に水筒を手にしかけて、綾香は後ろ髪を引かれる思い手を離した。
今度いつ補給ができるかわからなかった。耐えられる時にはできるだけ水を
使わないのが、ここでは一番重要なことだった。
 綾香は気を紛らわせるように、視線を移した。ジープの影の向こうに、丘と
もいえないような緩やかな傾斜が続き、その一番上に一本の大木がその巨体を
半ばまで砂に埋めている。
 アラビア半島の中央にある、通称死者の城。
905904 :2005/03/29(火) 21:19:07
 広大な砂漠の中央にある墳丘だ。もっとも、丘といって周囲より多少高い位置
にあるというだけでしかない。中央にある巨木以外は、周囲はただただ単調な
砂漠の風景が続く。それがため、数千年長きに渡ってこの地から人間を遠ざけ
てきた。
 墳丘の中央で初老の男と二人の現地人がいる。初老の男は現地人達を指示して
巨木の根元を掘っている。穴はもう2メートル近くまで掘り下げされていた。
「おお、出たか!」
 急に男にしては甲高い声が響き渡った。
 反射的に綾香は立ち上がって、巨木の元に走り出した。砂に足を取られそうに
なりながらも全力を出す。
「教授、あったんですか!?」
 たどり着いたときには、そう言った綾香に、初老の男――元東大の考古学教
授――は返事をしなかった。綾香の言葉など聞いていないのだ。その視線は、
穴の底から出てくる函に釘付けにされている。眼光には爛々とした功名心や知的
関心を超えた喜悦がみなぎっている。
 函は中から地上に出され砂の上に横たえられた。
 それは奇妙な形をしていた。形態としては棺桶であった。しかし、そのサイズ
は乳児がようやく入る程度でしかない。函の側面をには翼のレリーフが浮き彫り
にされている。
 教授は函の表面を慎重に指先でなぞっていた。付着した砂を払うと、そこには
古代ヘブライ文字が浮かび上がった。
 震える声で教授は一言づつ読み上げていった。
「イ、ス、ラ――」
 語尾は教授の唇の中で消えた。その血走った目が綾香を見上げた。
「そうやくみつけたよ――天使だ」
 
906名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 21:26:49
>>895

神様と信じられてしまっている生身の人間。そして、その息子。
神様のはずなのに、神に祈ってしまうという皮肉。

そういうものを書いているのかな?
まあ、内容は短いのでなんともいえません。

文章は常套句を使いたいのに、どういう常套句を使っていのか判らなくて苦労しているように見えました。
その例
 ↓
> 神格化された自身の姿を守るべく死力を尽くしてきた。
> 一族が欺いてきた罪を残虐に償わされるのは必至。
> 超重量の重荷
907901 ◆jz1amSfyfg :2005/03/29(火) 21:41:00
>>903さん、ご指摘有難う御座居ます。
考えなしに書いてました・・・アウチですわ。
こういうのはしっかり意識しなきゃですよね。
文章云々以前の問題だわ・・・。
気を付けます。
908名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 21:49:37
>>904

>半分以下に水筒を手にしかけて、綾香は後ろ髪を引かれる思い手を離した。
↑これ文章おかしくないか?
909名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 21:53:28
>>895
何の事を書いてんだか分からんかった。天皇制批判でもするのかと思ったよ。

>世襲される輝かしい字
字は世襲されないだろ。

>超重量の重荷
地の文に超とか書くのはやめた方がよかろ。

>知りたいのはこの時代を象徴するもっと機械的な時間
機械的な時間、てのが意味が分からない。
太陽が沈みそうだから夕方、とかじゃなくて正確な時間てこと?
機械的ってコトバの使い方がおかしい。

>「18:47、2、3……」
台詞のなかでこの書き方はないだろ。〜時〜分の意味だとはとっさにわからなんだ。
2、3てのも意味不明。秒読み?

>「ありがと。陛下は……まだかな?」
>「神に不可能はありません」
変な会話で、意味不明だった。
天皇は試練を課されてて、時間までに戻ってこないといけないとか、そういうの?
読者に解釈させてちゃダメだよ。
もったいぶって書こうとしてるのか、情報を小出しにしようとしてるのか知らんが。
910名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 21:54:50
>>901-902

文体に凝っているのは分かります。
独特の雰囲気がでているし、その雰囲気も話の場面とよくマッチしている。
でも、やけにもったいぶった言葉づかいをしているように思えるところがありました。(まあ、個人の好みかもしれませんが。)
例えば「 フランスの偉人が書いた」なんてぼかすような書き方が気になりましたし、
「本に目を曝している」「森に輝く鬼火のように」というようなところも、わざわざそんな言い方しなくても魅力は落ちませんし、
逆にやりすぎのように感じました。

こういう文体というのは、本来、明治大正の人にとっては自然な書き言葉だったんだから、何の力みも衒いも無いはずです。
そのため、作者の力が入りすぎている(ように見える)所で引っかかりを感じてしまいます。

しかし、全体としてはなかなかスムーズに流れていたと思います。


あと、読んでいて思いついたこと。

> 特に部屋の角には奈落の如き黒が渦巻くように留まっている。
>  もしや本当に奈落に通じているのやもしれぬ。
> 彼はそんな子供のような思考に陥り

この部分。地の文が部屋の隅の暗さを「奈落の如き黒」と表現したあとで、
登場人物たる青年が「もしや本当に奈落に通じている」という発想をしている。
この「もしや本当に」なんていう言葉を使うのは、前文の「奈落の如き」という表現を受けてのことだが、
だとすると、青年は地の文を読んでいたということだろうか。
となると、この文章に地の文はない。
そうやって読むとこの話はまた違った意味を持ってくるのかもしれない。
911名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 22:03:35
>>901
血肉になってない言葉で書きました、って感じがするなあ。

突っ込みどころはいろいろあるが。
外が夜である事に気づいてから、火をともすのか? とか。

最後、男が闇に消えるのはいいとして、前半でなんにも伏線が張ってないから
唐突過ぎて、なんじゃそりゃって感じ。このノリ、嫌いじゃないけどね。

>奈落の如き黒が渦巻くように留まっている。
黒が、ってたどたどしいな。

>背中で冷血の蛇がのたうつように感じながら彼は燈火を部屋の
>隅に近づけてみた。
蛇の比喩はなんのこっちゃ分からん。どんな感じだ。
912名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 22:07:49
>>904-905

文章は>>908のところと「数千年長きに渡って」の「の」の入れ忘れ以外には、間違いと思えるようなところはありませんでした。
違和感を感じたところは、けっこうたくさんあったのですが、直さなければならないようなところでもないと思います。
内容は、もう少し読み進めてみないと何ともいえませんが、この続きが少し気になります。
913名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 22:17:23
>>904
>>908の指摘の一行が脱字っぽいの以外は、うまく書けてると思った。

この話の展開は、とりたてて個性的でも魅力的でもないんだけど、
ちゃんと普通に最後まで読めたよ。

距離感が狂うとか、死に誘う蜃気楼とか、砂に埋まった大木とか、
さりげないとこで、読み手の気をひきそうな言葉・イメージをチョイスしてるし、
ちゃんと引っ張れていると思う。

この文体で長編を書ききれるなら、何の問題もないと思うよ。
914901 ◆jz1amSfyfg :2005/03/29(火) 22:26:04
>>901さん、>>911さん有難う御座居ます。
んー・・・『曖昧で幻想的で昔チックな文章にしよう!!』って
遮二無二書いたモンですから・・・。
だからとはいえ回りくどい言葉並べ立ててるばっかじゃ駄目っすね・・・。

んー・・・やはり批評して頂くと勉強になります。

精進します!!
915901 ◆jz1amSfyfg :2005/03/29(火) 22:30:10
あー。。。
間違ってます・・・>>910さんです・・・。
申し訳御座いません・・・
916856:2005/03/29(火) 23:24:34
 一

 壊れた自転車のことを悔やみながら、わたしは歩いた。
 彼、あるいは彼女の遺言は「ぐしゃり、がちゃん」だった。
 生暖かい陽の光が、やや乱れた頭髪に突き刺さる。服装も、良い年頃の娘にしては
洒落っ気も茶目っ気もないものであった。向かうは青林書房と言う出版社である。わたしの
あまりおもしろくない怪談モノの版元だ。
 わたしの家からその零細出版社の距離は、とても近い。歩いて十分くらいだと思う。ただ、
今のわたしにはその十分すらまだるっこしく、面倒に感じられた。靴を通して伝わってくる、
この時期特有の、草木の萌芽を予感させるなまぬるい感じもまたいやだった。
 自転車屋の顔が思い出される。でっ歯で丸めがねの、いかにも人の良さそうな主人が
「直せるけど、もう寿命だよ。買い替えた方が良いね」
と言ったのは一昨日のことだ。
 高校のときから使っているわたしの自転車は、突風に煽られ転倒、そのままペダルが
だめになってしまった。

 けっこう、思いでの詰まった自転車であった。忘れもしない、あれを買ったのは私が
文芸部コンクールで賞を取った時だから、十七のときの夏だ。いや、あれは十八か。
いずれにせよ忘れられないことだ。自転車屋の店先にずらりと並んだそれらの中に、
ひときわ輝く銀色のボディが、わたしの目に止まった。
 以来、輝ける短大生時代も、上京して右も左も分からぬときも、自転車は何も言わず、
だまってわたしを乗っけた。彼は、あるいは彼女は、とても乗り心地が良く、そして
速かった。三段階に調節できるギアを、わたしはいつも、まん中の『中速』に設定して
いた。それが、彼、彼女に乗るのに、もっとも適していたように思えた。
917856:2005/03/29(火) 23:25:29
 しかし、春一番というやつか、一陣の強風により、もろくもそれは壊れた。あまりに
あっけない最期だった。その遺言は

「ぐしゃり、がちゃん」

という、彼、あるいは彼女らしい、飾らぬ一言であった。死してなおみにくく変色する
ことなく、その自転車は銀の光沢をはなっている。まだ軒下にその残骸をほうってある。
人並みに供養でもして捨てようと思う。もの言わぬモノにも霊があるはずだもの。ならば、
拝んで、悼んで、できる限り礼を言わねばなるまい。

 怪談作家などやっていると、わけのわからぬオカルティックな儀式を好み、猟奇的な
悪書を耽読し、ひといちばい奇ッ怪なものに耐性を持っているように思われがちだけれども、
そうではない。わたしはむしろひとちばい怖がりで、血や死体がこわい。話題になったホラー
映画などがテレビで放送されても、こわいので半分も観ない。
 そうでなければ猟奇的な文は書けない、と思っている。こわいものがどうこわいか、なぜ
こわいか、いかにこわいかが分からなくて、どうして人をこわがらせることができよう。
 もっとも、そういう、ひといちばいこわがりのわたしが書く文が売れていないのだから、
この自説はあまり説得力がない。そのへんは自覚している。
 
 そういうことをだらだら考えながら歩いていると、いつの間にかわたしは、青林書房の
前まで来ていた。
918名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 23:29:16
旅行記の一節ですがお願いします。筆者が海岸の岩だらけの廃道を歩いている場面。
筆者の好きな文体で書いたものです。

廃道は荒磯ゴロタ石浜と藪の間に幅五十センチあまりで残った全くの踏みつけ道。
右手には荒磯、そして丸石とはいえ直径三十センチ以上、五十センチ一メートルも珍しからぬ石浜。
左手は藪。潜れば蚊に虻、蛾の大群に襲われる。しかし右手石浜はさらに危険、丸石踏みつければグラリと動き傾き、
打ち合わされガットゥンと響き鳴り渡る。サンダル履き激しく後悔しても始まらない。
その上恐怖は地の底からも訪れる。岩にパタリスタリと跳び乗り、ガットゥン響かせれば音につられサササと岩這いずり回る磯虫!
嗚呼嗚呼オオオ、名状しがたきオゾましさに自失呆然、かといって顔色失い卒倒すれば頭打ち砕いて魂は黄泉の旅路、
身体は磯虫の巣窟。胃液にまみれ半分消化された飯粒と海苔の砕片が食道を酸味に満たす。
919856:2005/03/29(火) 23:30:45
今書いているものの冒頭部分をまるごと、転載してみました。
冒頭はまず、読者の心を掴み、そして主人公の"わたし"がどういう人物かを
描写するのに徹底したつもりです。
ところどころ、漢字で書くべきところを平仮名にしているのは、(「おもしろくない」
「ひといちばい」「けっこう」「こわい」など)"わたし"の人間性を現そうと考えた
結果です。(幼い感じではなく、大人しい感じをだしたい、と)

可笑しくて哀しい、そんな雰囲気の小説を目指しています。
抽象的な言葉が多く不透明ですが、批評宜しくお願いします。
920えいいち:2005/03/30(水) 00:17:20
>>889
評価サンクス。

なるほどね。いわゆる、脳内妄想を中途半端にやった結果だね。
これを改善するのには改行をどこに入れるのかが問題かもしれない。
さらに、どの程度細かく説明するかってのを研究しなくちゃいけないかもね。
あと、描写的表現も足りないかもしれないな。

>心外
>それまで漫然と抱いていた予想や期待が、現場に臨んで見て、見事に破られる、ということを表わす。
心外も意外もあまり変わりませんね。
意外のほうがしっくりするので、とりあえず意外に置換しておきますね。
921名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 00:20:02
>>916

おかしくて悲しいテーマならば、これでいいんじゃないの?
922918:2005/03/30(水) 00:36:59
>>918だけでは短いので、別の場面を写します。
批評酷評よろしくお願いします。

まだ昼下がりの陽光穏やかな東北南部と北部の境界線。都市と同じ様式で車輌の両脇に設置された座席の傍らで
地元の二十歳まえと見える青年三人、金髪茶髪艶やかに照り輝かせ、その当時の「流行」であるところの
「モード系」スーツ着こなしてはこれから歩むべきおしごとであるところのホスト談義、
おなご衆タラシ込む術を誇示しあう。
至極生々しく俗なベタベタした会話、立ち聞き座り聞きの魂胆なぞ無くとも話は音波として耳に届くから、
気まずさ誤魔化すために鞄の中からガイドブックを取りい出し、いい加減なページをめくる。
平成六年夏に購入して買い換えぬそれは数年来の温泉水で濡れたタオルの湿気浴び、
乾燥を繰り返してゴワゴワ、脂気抜けた冬の指先にザラリと鳴る。今日は緑風荘泊りで午後八時までの列車行、
ガイドブック見たとて観光するわけではなし意味は無いが耳に入る毒電波除けには仕方が無い。
923918:2005/03/30(水) 00:37:26
さてこの列車、座席は首都圏と同じ車輌の両側に一列ずつ座席が挟む構造。しかしやはり
東北寒冷地、チクチクする化学繊維のカバーに覆われた座席下より温風吐き出だして温める、床暖房方式。
その椅子にしっかり座っておれば暖房効果過剰、乾いた熱で膝裏が熱く、腿が痛む。
ジワリジワリとジーンズの綾織を通して皮膚を侵し、貧弱な筋肉と骨に染み渡る。
その苦しみに耐え切れず席を立ち壁にもたれ、太腿の裏側揉みほぐして余分な粗熱を取り去った。
晩冬早春の北上川流域穀倉地帯、冬枯れの田園が直射の夕日で蜜柑色に染まる。
稲の切り株から芽生えて伸びてへし折れたひこばえが、真東へ影を送る。
私の席は進行方向に向かって左側つまり西側、対する地元ホスト志願青年たちは右側の東である。
灼熱座席より逃れ立ちてキューティクル剥がれ落ちた癖毛を晩冬早春の落日に黄金色に染めている私のさまに、
例のホストの卵たちが不快顔で耳打ちしあう。座席はガラ空き、その状態で立っているのは「ええかっこしい」だとでも
言いたげな語調雰囲気。目つきがキツい。彼らの足元太腿裏にも肌触り悪い化学繊維座席があり、そして内部より
体内の水分潤い奪い取る乾燥暖房風が吹きだしていることは見て取れるが、全く動じていない様子。
モード系スーツ生地布目が熱を遮断するとは前代未聞だが。
発ガン性のアスベスト石綿で織った生地であろうか。
924名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 10:51:24
あげるぜ
925カブラじいさん:2005/03/30(水) 13:34:18
 空気がしっとりとしている、早い朝。太い木々の向こうから朝日が漏れだした。
森は気まぐれな風に吹かれて、大きくわななき、薄暗い地面にぽつぽつと朝露を落とす。
向こうの方で鶏が鳴く。木々の間をうねうねと抜ける道の途中だった。もう少し上ったところにある、
カブラじいさんの小屋にいる、鶏が鳴いたのだ。ぼくはカブラじいさんに卵をもらいに来たのだ。
靴が地面をざっざと調子を付けてならす。それに誘われてか、藪からまむしがにょろっと出てきて、
道を横切って、荒々しい崖の方に消えた。道が明るくなってきた。朝日が昇りきったのだ。
森が優しく、さらさらとわなないた。ぼくはカブラじいさんの小屋へと足を速めた。
大きくひねくれた松の向こうに、小屋が見えた。カブラじいさんは、眠っているようだ。
いつもなら起きている時間だった。小屋の前でラジオ体操をしているはずだ。
しかし今日はいない。眠っているのだろう。森がざわめいて、辺りが暗くなった。
ぼくは少し恐くなってきた。死んでいるのだと思ったのだ。
 今来た道を引き返して家に帰った。
「お母さん。カブラじいさんが……」と息を切らせて聞いた。
 母は気の毒そうに眉間に皺を寄せて、視線を逸らした。
「おじいさんは、もういないのよ」
 母の声はぼくの思った通りに、悲しく響いた。

お願いします。
926名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 14:53:09
>>895
自分も天皇制批判の話かと思った……。早めに異世界の話だと判るようにしてほしい。
作者はかっこよく書こう! と力んでしまったのだろうか。
その情熱が言葉の選び方に影響して、そのまま空振りしているように思う。
「機械的な時間」「思いの溝を写しはしなかった」などなど、
一度わかりやすい表現に変えて書いてみたらどうだろうか。

>>916
最初の掴みはいいと思う。話に入りやすい。
ただ、読んでいるとどこか座りの悪い感じがした。
なんでなのか考えたんだけど、時制のせいかもしれない。
>今のわたしにはその十分すらまだるっこしく、面倒に感じられた。
「今」と書いてあるのに「感じられた」と過去の表現になっている。
細かい事で申し訳ないんだけど、自分は読んでて違和感があった。
これが気になるのは、他に大きな欠点が見られなかったからだと思う。
文章は昭和初期頃のような雰囲気があって、個性を感じる。
あと作者が意図的にひらがなで書いた言葉については、
「ひといちばい」が大人しいというよりは、口が回らないような鈍さを感じたし、
自分的にはなんだか読みにくかった。
他のはそれほど読みにくく感じなかったので大丈夫だと思う。
最後に「可笑しい」というよりは、趣がある方の「をかし」の印象を受けた。
927名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 15:13:11
某学生掲示板にて投稿。よかったらお願いします。

 昼休み、ご飯を食べながらの談笑、
 席を寄せ合い、笑いあう。ふと、私の後ろの席の子が言った。
「栄子って、いつも真一君のノート見てるよね」
 ええー、とどよめく場。慌てる私
「そんなことないよ」
 と返した。

 しかしながら、ふと気付くとまた見ている。
 隣に席を寄せ合う、真一君のノート。
 ときたまノートを写しながら、上の余白に書かれる絵。
 彼の細いオレンジのシャーペン。まるで魔法の杖のよう。
 すらすらと動くたび、輪郭が縁取られる。そして描かれる
 犬、猫、女性、気難しそうな老人、ハイビスカス、消しゴム……。
 彼は埋没して行く、自分の世界へ。
 書き足すうちに、周りが見えなくなってくる。憑かれたように筆先が動く
 それもノルときと、ノラない時があって、たまに彼は途中で書くのを放り出す。
 でも、決まって、ノった時に書いた絵は、今にもそこから飛び出しそうなほどに、素晴らしいのだ。
 だけど、彼は周りが見えていない。教師に指を指されても、名前を呼ばれても気付かない。
 決まって教師は怒るのだ。
 私は思う。彼の授業にどれほどの価値があるのかと。彼の絵より価値あるものか。いや、
 ない。
 やる気がないのなら、出て行け。冷徹に教師はそう言い切った。
 彼は平然と立ち上がる。怒気も羞恥もちらつかせずに、
 ノートをぱたぱたと閉じて、机にしまう。残念、深遠な表情の老婆は、目の届かないところに。
 ふと、残念そうにノートを見る私と、童顔の彼の目が合った。
 にこり、と彼は笑顔を形作る。思わず頬が上気した。
「失礼しました」
 ぺこり、と三十度のおじぎ。彼はつかつかと、超然と教室を後にした。
 続いて教師の虚勢が始まる。だけど、教室の皆が知っていた。教師は彼に圧倒されたのだ。場が、それを物語っていた。
928名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 18:50:10
>>927
全体的にかなり甘い感じがする。推敲かけた?
この短い文章の中で「ふと」が3回も使われてる。
>冷徹に教師はそう言い切った。
これは本来の意味を知って使っているのかな。
他にも超然、虚勢と文章のリズムからずれた言葉が多い。
ラストも、教師が彼に圧倒された描写がなく、説得力を欠いている。
929925:2005/03/30(水) 19:05:53
聞いた→言ったに変更

お願いします。
930名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 20:05:03
前半部分に、読点で区切りすぎて読みやすさを損なってる部分があるかな。
>靴が地面をざっざと調子を付けてならす
調子を付けては要らないように思う。
>道を横切って
は道を横切りの方が。「て」の連続はちょっと引っかかる。
>気の毒そうに眉間に皺を寄せて、視線を逸らした。
気の毒そうに、だけが文章から浮いてるような印象を受けた。

ストーリー部分では、何故お母さんはカブラじいさんの死を
事前にぼくに伝えてなかったのかが気になった。
931名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 20:06:21
>>930
ありがとうございます。
932& ◆faWe/IgnhU :2005/03/30(水) 20:11:38
よろしくお願い申し上げます。

http://www15.ocn.ne.jp/~imago/
933葉桜のえる:2005/03/30(水) 20:12:51
すみません。932、葉桜のえるです。
打ち間違い失礼致しました。
934名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 20:18:10
うん、せめてどの作品なのか一つ二つに絞ってくれ。
あと、<2ちゃんにて批評依頼中> は何処に?
935918:2005/03/30(水) 20:31:55
出来れば私の文章にも批評酷評お願いします。

文体がマニアックすぎるせいで辛いでしょうが。
936& ◆faWe/IgnhU :2005/03/30(水) 20:41:55
すみません、ありがとうございます。

「星の宿り」についての批評依頼をお願いいたします。

何卒よろしくお願い申し上げます。
937葉桜のえる:2005/03/30(水) 20:43:08
何度も申し訳在りません。

「星の宿り」についての批評依頼をお願いいたします。

http://www15.ocn.ne.jp/~imago/
938名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 21:04:14
>937
ttp://www15.ocn.ne.jp/~imago/newpage33.html
これか? とりあえず>>2でも読んどけ。
939葉桜のえる:2005/03/30(水) 21:08:29
938様、どうも申し訳ありませんでした。
トップページ、ノベルの部分に「2ちゃんねるにて批評依頼中」
と記載させて頂きましたので、誠に申し訳ありませんが、何卒よ
ろしくお願い申し上げます。
940名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 21:08:36
>>937
Webページをリンクする場合は、
いたずらとかでなく
本人が依頼してるんだってことを証明するため、
どっかにそう書いてくんないとスルーということになってんだけど。

941940:2005/03/30(水) 21:09:25
わり、今見たら書いてた。
サッカー終わったら読ませてもらうわ。
942& ◆faWe/IgnhU :2005/03/30(水) 21:31:57
よろしくですm(_ _)m
943名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 22:02:04
>>937
読んだ。
まず『』で語句を強調するのはやめた方がいいんじゃないか。安易な方法だから。
貴方でなくとも、誰でも使える方法だ。
どうしても必要なら使えばよいと思うが、むしろ書き流したいところで
アクセントがわりに『』に頼ってるように感じた。

文体自体は良いんじゃないか。
おかしいところは特になかったし、魅力もあると思うよ。
日記部分が平凡なのと、『』がうっとうしかったが。読んでいて心地よさがある。

だが、内容なんだけど、
意味ありげな言葉を並べるだけで満足して、結局何も語れてなくないか。
何が起こったのか全容がわからないっつーか。

たとえばさ、僕が地獄へ落ちるというのは、家族を殺したとかそういうことか?
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、
作品の万事そんな感じで、フィーリングだけが書かれてて
具体的なエピソードの積み重ねがないんだよね。

ホラー小説でさ、 「 怖い 恐ろしい 気が狂いそう 絶望 暗闇 」
とかずっと書かれてても、読んでるほうは怖くならないじゃん?
そういう感じ。
944名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 22:07:48
>>920
知らんけど。
少女とキツネと装甲車、という組み合わせは面白げだった。

だがやっぱ最初にさ、
コミカル路線なら面白い会話なりなんなり、
冒険小説なら、読者の気をひく謎なりアクションなりなんなり、
そうでなくとも、この先なにかが起こりそうな伏線なり、
そういうの書かないと、いけないんじゃないかな。
945937:2005/03/30(水) 22:11:49
>>943
えーと、主人公の男の子はクリスチャンという設定なんです。
自殺を禁じられている宗旨の人が思う、という設定にしましたので、
自殺をするということで地獄に落ちる、という流れにしてみました。
『』については、今後改めていきたいと思います。
ものすごく教訓を得させて頂きました。
わざわざお時間をお借りしまして、誠にありがとうございました。
心の底より感謝申し上げます。
946名無し物書き@推敲中?:2005/03/30(水) 22:39:12
>>918>>922-923

その文体をやめて普通の平易な言葉で書いた場合、その文章はどうなるでしょうか?
言葉づかいに読み手のための必要性というか配慮が少ないように感じられました

文章自体には一定のリズムのようなものがあって、きっと、書いていて楽しかったのではないでしょうか。
平易な言葉で書いたものが読みたいです。
947918:2005/03/31(木) 01:33:50
難しいものですね・・・
私自身はこの文体が好きで、この形を出来れば崩したくないのですが。
やはり人に見せるたびに
「町田康や野坂昭如の文体に見える。」「調子が良すぎるので、かえって内容が薄まってしまう。」
「読む人を選ぶね」とは言われます。
948名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 08:59:31
>>947
>>922 のこのあたりは、これで楽しく読めたよ。

 >まだ昼下がりの陽光穏やかな東北南部と北部の境界線。都市と同じ様式で
 >車輌の両脇に設置された座席の傍らで地元の二十歳まえと見える青年三人、
 >金髪茶髪艶やかに照り輝かせ、その当時の「流行」であるところの
 >「モード系」スーツ着こなしてはこれから歩むべきおしごとであるところのホスト談義、

ただ、他のところがなあ。
文体が悪いと言うより、ハッキリ言って中身がないんじゃないのか?
中身っつっても、大層なことを書けって意味じゃなくて。
普通の文章で書いても面白くない事は、独特の文体で書いても面白くないよね。
949名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 13:46:11
>>919
ふっーー、やっと昼飯だ。
人の心に躍動を与える文章だよ。心動く。輝いているよ。良い。
哀しみを描くならばと光に照らし、可笑しさを描くならばと影纏い。
陰と陽、自在に操り、錦織る。
950名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 18:11:58
951& ◆faWe/IgnhU :2005/03/31(木) 22:21:53
「白い奇蹟」についての批評をお願いいたします。

みなさま、何卒よろしくお願い申し上げます。

http://www15.ocn.ne.jp/~imago/
952名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 22:29:08
>>937
 まず、小説自体の批評を。
台詞が狙いすぎ。鋭い台詞っていうのは、淡々とした描写からの
逸脱がなければ印象に残らない。オチしかないコントなんてないでしょ。
改行が短くてバラバラ。改行だって立派な表現方法なんだから
もっと意識して使うこと。キャラクターの外見などの具体的な描写が
ないためか、主人公にもヒロインにも感情移入できない。

 あと、サイト運営上にも言いたいことがあるけど、
それは作品の批評じゃないので別館に書いておいた。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1103876665/l50
953名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 23:18:49
>>937
これ「ボク」の面が不細工だったら、かなり悲惨な話ですね。
全く救いがありません。
まあ、「ボク」本人は自分が不細工かもしれないということなど夢にも思わないのでしょうけど
954葉桜のえる:2005/03/31(木) 23:23:33
>>952様 まず、あの作品に関しましては、独白を主として書こうと思いました。
     できるだけキャラクターの外見や現実に必要な文章を書かずに、心の
     描写のみで書いてみようと思い、書き上げてみました。
     小説のみならず、サイト運営に関しましてもご助言を賜りまして、
     心より感謝申し上げます。
     誠に、ありがとうございました(最深礼)。
955& ◆faWe/IgnhU :2005/03/31(木) 23:31:14
>>953様 あの作品に関しましては、容姿などの描写を一切書かずに
     すすめることにしてみようと思いまして、書き上げました。
     この作品の中での最も重要なテーマは、あくまで個人的な
     ものですが「お前は、天に昇れ。……私のように」に要約
     されています。文省力が稚拙なために上手に表現すること
     が出来ずお恥ずかしいことです。
     わざわざお時間を割いて頂きまして、誠にありがとうございました。
     これからの作品の執筆活動に生かしたいと思います。
     誠にありがとうございました(最深礼)。
956名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 00:34:15
天才が凡人にものを教えるとき、なぜ自分と同じ事を教えてるのに出来ないんだ?っていう悩みを抱える事を皆は知っていると思う。
天才と凡人は同じ事をしても同じことが出来ないからっていうのは明白。

それと同じでさ、感情移入できないってのや風景描写が少なくてよく分からないって言うのは読者側にもそれを汲めない想像力の乏しさっていうそれなりの一因があることも少なくないわけで。
なにがいいたいかというと感情移入が出来ないとか描写が無くて想像出来ないとかは安易に使って欲しくないな、とそう思うわけです。
957名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 00:52:06
>>937
一昨日、中学二年生の彼女を白血病で亡くしました。
年は離れていたけれど大人っぽくて、頭が良くて、着物がよく似合う美少女でした。

あなたの小説の、主人公が自殺する前の部分までが余りに酷似していたので今日一日また泣いていました。
何をここで言いたいのか自分でもわからなくて申し訳ないのですが、ありがとうとだけ言わせて下さい。


PS:私は彼女の分まで生きるつもりです。
958葉桜のえる:皇紀2665/04/01(金) 01:24:42
>>957様 まずは、ご愁傷様です。ご冥福をお祈り申し上げます。
     こちらこそ、ありがとうございます。
     貴重なお時間を割いて頂き、なおかつ批評までして下さいまして、
     誠に感謝申し上げます。
     私が小説で訴えたい、ただひとつの「伝えたいこと」がありまして。
     「生きよう」というのが私のメッセージなんです。
     まだまだ文省力が上手ではないので読みにくいものでしょうが、
     ご一読下さいまして、感謝申し上げます。
     最後に、957様の幸福をお祈り申し上げます。
     誠にありがとうございました(最深礼)。
959葉桜のえる:皇紀2665/04/01(金) 01:41:08
>>956様 とても勉強になりました。忘れていたものを
     思い出させて下さいまして、誠にありがとうございます。
     心の底より御礼申し上げます(最深礼)。
960名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 09:20:13
>>956
だーかーら、
ここは自分の文章を他人がどう思うか知るためのスレッドであって、
批評側は、分からんと思ったら分からんと書けばいいんだ。

このスレッドで大半が「分からん」と書いていれば、
世間に出ても、分かりにくいと言われるだろう。
読み手のレベルが変わるはずもない。

それを直すかどうかは作者の勝手だ。

それでいいんだよ。

まず間違いなく、
書き手の技術が未熟だから伝わらないんだと思うがね。
961名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 11:51:30
センスねえw
>>956
一流ホテルの従業員が、よくわからない言葉で挨拶するか? 
962名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 12:05:35
真性が凡人にものを教えるとき、なぜ自分と同じ事を教えてるのに出来ないんだ?っていう悩みを抱える事を皆は知っていると思う。
真性と凡人は同じ事をしても同じことが出来ないからっていうのは明白。
963名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 12:43:22
>>956
あのな、天才云々ではなく、ここに文章アップする連中は
一般ピープルに読んでもらって、一般ピープルに愉しんで
貰おうって香具師が大部分なの。
だったら、一般ピープルが読んで理解できる文章が必要と
されているわけで、批評もそういう視点で与えられているの。
お前さんがやっているのは、コミケに前衛芸術持ち込んで、
「萌えが足りない」って言われてるのに「天才は理解されない」
なんてほざいているのと同じ。

ま、酷評スレにとても凡人のわからない天才作出して悪いって
ことはないが、作品をそういう目で見て欲しいんだったら、そう
断っておくべきだな。でないと、批評する側は凡人の視点で当然
書くからな。ま、俺の場合はそう書かれていたら、読みもしない
だろうけど。
964名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:20:09
ここは小説家を目指す奴が多いはず。
小説家を目指す奴には、無意識にも自分は小説を知っているという思いがあるんじゃない?
一般ピープルとは少し違う希ガス。

以上揚げ足取りでした
おれは>>956じゃないよ。
965名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:21:42
ていうかお前ら釣られすぎ。



wを使う奴がセンスねぇとか言ってもなんだかなぁ…
966名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:24:11
956さん、乙!
967名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:26:54
 まただ……どういうわけかしらないが、今日に限って昨日と同じ事が起こっている。
デジャブってやつか?いやいや、ちがうだろ。
携帯電話を手に取りディスプレイを
確認すると恋人から繰り返し連絡が入っていた。
浮気していたのがばれてしまったのかもしれない。
そっと隣に座る彼女の顔色をうかがう。さて困ったな。
 もうすぐ恋人が包丁を持って俺の部屋まで来るはずだ。
 俺は部屋にころがっているいくつもの女の死体を見て首を左右に振った。
 駐車場に止められた数台の高級外車をみるたびに
仕事の選択を誤ったと実感しているよ。
968名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:28:42
>>967
酷評よろ
969名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 14:38:32
>>967
もうすぐ恋人が〜のところまでは意味が分かった。
次の文からはもう、は?って感じ。
いくつもの女の死体がありながら浮気相手の彼女はなんでお前の部屋にいるわけ?と思いました。
970名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:01:15
 沸きあがってしまう感情に根を下ろしている奴。雰囲気に根を下ろしている奴。自分の欲に根を下ろしている奴。原理構造に根を下ろしている奴。
色んな奴がイパーイいるーよ。
 雰囲気に根を下ろしている奴にありがちなこと。自分の願望を雰囲気に乗せて、相手に送れば、きっと自分の思うように相手が動いてくれると思ってる。
でもそれ大きな間違い。それは自分と同じ穴に住んでいる人間にしか通用しないのね。
971名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:20:08
普段感情的感じて動く奴ほど、創作では強い理性を発揮しようとする。
普段理性的感じて動く奴ほど、創作では強い感情を発揮しようとする。

前者の理性は感情の上に成り立っていて、後者の感情は理性の上になりたっている。

後者が創作することが出来なくなってしまう状況というのは、
感情の土台となっている理性に、不安又は疑問を感じてしまった時。
エラーが出てしまった理性から、感情を沸き起こすことが「気が乗らなくなって」出来なくなってしまう。

それだけのこと。

そういえば、よく女性で今までかっこいい絵を描いていた人が、彼氏等に振られたりすると、
今まで描いていた絵が嘘のように酷くなることがあるらしい。
手を動かす感覚が自分の精神性と直結していると、自分の状態を隠す防衛本能等で、周りに悟られぬよう
モザイクを掛けるようにはぐらかそうとするせいなのであろうか。

私にはわからない。
972名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:23:56
>>970-971
だからつまらないって
973名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:24:58
ババ抜きっていうトランプゲームがある。ジョーカーを隠すように渡していって、最後まで持っていた人が負け。
リアルでもそういうことってあると思うんだけど、そういうことが遊びにさえなっているのは、
大昔からそういうことがあったからなのであろうか。
 私にはわからない。
974名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:26:08
どんなに落ち込んだって、心から話し合える友達いれば大丈夫。
どんなに落ち込んだって、心から話し合える親友がいれば大丈夫。
975名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:35:13
面と向かえば弱気な顔をする。
顔の見えないところで強気になる。
無力がやくざな力を欲しがって、そして人の道から外れてお終い。さよなら人生。ばいばいお母さん。

でも大丈夫。あなたはいつでも孤独じゃないんだから。あなたを支える人がいる。
976名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:37:02
本気でつまらないから
977名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 19:37:12
というようなことをよく飽きずにできるなあ、と。
私はもう飽きた。
978名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 21:42:03
>>970-977
おまいら面白かった。
979えいいち:皇紀2665/04/01(金) 21:57:27
980名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 22:23:17
>>979
この前の続きですかね
流し読みました。
ラノベは読まないのですが、面白かったのではないかと思います。
多分読みやすかったからでしょう。

>明かりの正体はランプだった。それは火を点すタイプではなく、電器で光るランプだ。

ここは「電気で光るランプだ」の間違いですか?
981名無し物書き@推敲中?:皇紀2665/04/01(金) 23:53:36
>>979
だんだん読みやすくなってきた。
あとは地の文の視点が定まっていないのが気になる。

> 階段の側面にある壁は何でできているのか?
>天井には一体何がいるのか?
と考えているのは少女か。
>ライトがあればそれはすぐにわかるだろう。しかし、一行はライトをたまたま持っていなかった。
でも、当事者だったらここで「たまたま」と認識することはありえない。

事前の状況を知らない『観客』だけが「たまたまそうなっていた」と認識出来るわけだ。
だったら、この『観客』は何者なのか?という疑問が沸くよね。
私には作者の脳内読者だとしか思えないんだな。
(実は、この類の『観客』はラノベだと普通に使われていたりする。
これを変だと思う奴はラノベから離れるし、気にしない奴はラノベを読み続ける)
982名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 03:22:03
>>981
問いを続けて〜答えをだろう、とするのは描写法の一つとだと思ってたんだけど違うのか?

>>979
私も大分読みやすくなってきたと思います。
ただ狐と少女の会話が何か不自然で不快でした。
会話のテンポがあまり良くないせいだと思いますがもうしかしたら別の要因かもしれません。
地の文は特に気になるところはありませんでした。
983名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 10:57:34
>>981
全然関係ないんだけど、

> >ライトがあればそれはすぐにわかるだろう。しかし、一行はライトをたまたま持っていなかった。
> でも、当事者だったらここで「たまたま」と認識することはありえない。
>
> 事前の状況を知らない『観客』だけが「たまたまそうなっていた」と認識出来るわけだ。
> だったら、この『観客』は何者なのか?という疑問が沸くよね。
> 私には作者の脳内読者だとしか思えないんだな。
> (実は、この類の『観客』はラノベだと普通に使われていたりする。
> これを変だと思う奴はラノベから離れるし、気にしない奴はラノベを読み続ける)



こういうのが本来の「批評」だよな。
このスレだと全然そういうの出てこないけど。
984名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 11:07:01
批評の批評は別にいいよ。
985名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 15:32:00
>>979
新品同様のようだ、のようだはいらないです。

少女の唐突な乱暴口調が不自然。少女を主人公と設定するなら、
少女の行動にようだ、を付けない方が話に感情移入できると思う。



986名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 10:08:05
>>979
前のより良くなったんじゃないか?
こんどはちょいと別の方から指摘する。以下は冒頭部なんだが。

> 少女と狐は真っ暗な階段を下っていた。
> 階段の側面にある壁は何でできているのか?
> 天井には一体何がいるのか?
> ライトがあればそれはすぐにわかるだろう。しかし、一行はライトをたまたま
> 持っていなかった。

こういう書き方はだめだ。 
「壁は何でできているのか?」「天井に何がいるのか?」なんて、
完全に作者の脳内文が出てきてしまってる。

というのは、壁の素材や、天井に何がいるか(普通、何もいないから考えもしないだろ)、
この時点では読者には興味ないはずの対象なんだよね。
で、そんな普通、気にも留めないようなことが書かれてて、何かあるのかと思えば
ライトを持ってないから見えなかったって、なんじゃそりゃと。
要するに無駄な文章なんだな。

何で出来ているのか? なんて問いかけてはダメで、
壁の手触りを書き、天井の気配を書かなければいけない。そうすれば描写になる。
表現次第で、いくらでも読者を魅了できる。分かるかなあ。
987名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 13:47:10
>>835
冷たいコーラを買ったら熱いコーラだったので「熱い」と言ったら
通りすがりのおっさんが「今は冬だ」と言った。
だからなんだと思った。
冬でもアイスクリームも冷たいジュースも売れる。
暖房のガンガンきいた部屋で、冷たいものを食べるのが好きだ。
寒けりゃ暖かいところにいけばいい。
988名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 14:57:42
>>987
そこは、おっさんが今は冬で寒いにもかかわらず
熱いという青年に突っ込みを入れたってことだろ
ジュースとかは関係ないんじゃないか?
989えいいち:2005/04/03(日) 15:07:37
>>980-986
酷評ありがとうございます。

まず、書き方は小説を細かく読んでいるうちに、だいぶ分かってきたんだな。
けど、描写的な表現はやっぱり未熟なんだな。昼寝した後に推敲すると、何か違うんだ。
でも、前よりかはマシだと思うんだな。

今のところ、良くあると思うところは、
・状況の説明が不十分
・抜けているところがある
だと思うんだ。

今は一話を読み返して、上に書いてあることを踏まえて、推敲をしているんだ。
一応、今後の展開は、SFチックでミステリーなんだ。
990名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 15:21:18
>>989
まぁ、意識して書いていれば描写の上達はするだろ。
ぱっと見だけど、だいぶ読みやすくなったみたいだし。
991名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 15:22:39
>>988
読み違えているぞ。

>冷たいコーラを買ったら

>熱いコーラだったので

>「熱い」と言ったら
992名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 16:19:58
 人がいっぱい倒れている。それも死体!それもそれも線になちゃってる!
目の前の光景がいかにもうそ臭くてバカっぽくて……あーもう!笑っちゃう。
 でもこれがほんとなんだってわたしは知ってる。この線が日本の端から
端まで続き、さらにはどっか遠くの外国でも出現してることまで。みんな
笑って死んだことまで。
 なんでも幸せな天国に行くとか。
 あは。やっぱ笑っちゃうよ。
 なにさそんな機械で。あんなはげおやじの発明品(発明品!)で。
 なに人生狂わされてんだ。ばか。
 うーん、わたしもばかかも。てか一番人生狂わされたの私だし。
自殺……しようと思ってたのになあ。
 何にもなくなれると思って、無になれると思って、いろいろ計画してた
私、ばか、ってかかわいそう。昨日のニュース見たときなんて、目が飛び出し
そうになって、でもそんなこと実際にはないから目がちぎれちゃいそうになっちゃって
目玉なくなったらどうすんだよーってかんじだった。しかも後ろでお母さん
倒れてるし。もちろん包丁刺さってるし。てか決断はやすぎ!やだやだ、思い出す
だけでもはきそう。あの包丁、私が自分用に買ったやつだったんだもん。
サイテー。
 こうなったら仕方ないな。うん。人類最後の少女としていきねばなるまい!
こんなふに汚らしく死んでくなんてやだよー。
 負けだよ負け!死んだら負け!わたしはそんな機械には負けないのよ〜!
生きてやろうじゃないの!

 ん?
 なんだあれ?
えっ!?ブルドーザー?
 わーすご!死体をかきわけてるよ。すげー。
 こっちくるー。
 
 もちろんそれには人が乗ってて私が想像してたようなジャニーズ系ではなかったが 
まあいい。あは。向こうもまあいいって顔してる。
 もー今の私にしてみたら生きてるだけで、こいつは男や!って感じなのだ。
993名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 16:27:10
上のは星新一の作品で幽霊と話せる機械ができて天国はすばらしいと知った人間が
自殺するって話の続きみたいなものをかいてみたのですがどうでしょう。
舞城王太郎が好きでそういう文体をやってみたいなーと思ってるんですが。
994名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 17:20:01
>993
バカポイントをいくつかあげてやろう。
・>星新一の〜って話
タイトルを明示できないものの続きを評価してくれなんて言う時点でバカ。
・>舞城王太郎が好きでそういう文体をやってみたいなー
舞城を模してこんなスカスカの改行だらけの文章ができあがる時点でバカ。
・誤字脱字("なちゃってる"とか)を直す気もなくただ一発書いただけなのがバレバレな時点でバカ。
995名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 19:48:27
>>993
994の言い方もどうかとは思うけど、推敲をきちんとしないで投げ出された作品って、
あまり好意的な感想をいだけない。読むのもいいかげんになってしまう。

舞城は、父子家庭の息子が学校で猫殺しの疑いをかけられたような話しか読んだこと無いんだが、
『阿修羅ガール』の文体がそんな感じなのかな?

感想だから、聞き流してくれていいけど、

軽妙さを狙って軽薄になりすぎた感じがする。
「無になれると思って」自殺しようとしていたなんて人間の底が浅いし、
機会に負けるもんかって生きようと決断して、死んだら負け、とか、
一応具体例をあげたけど、全体的に……

言葉ももう少し選び直したほうがいいんじゃないの?
勢いに乗って一気に書いたんだろうけど、自分で読み返すと少しは直したくなるところもあると思う。
文ももっと軽く出来そう。

でも、勢いはあるから、読みやすかった。
読んでいて退屈するようなこともなかった。
目指す方向は間違っていないと思う。
996名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 19:54:05
ほんとですねー。ご指摘どうもー。
最初にあげられた点については内容がわかればいいだろう、
と思ったからです。一応。
文章としてどうだったのかなとは思うけどバカだと思った話を
よんでくれてありがとう。
997名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 19:56:59
一〇〇〇まであとちょっぴ
998名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 21:36:12
>>991
青年の視点ではなく
おっさんの視点からみた場合を言っているのだが……

作者もそういう意図で書いていたんじゃないか?
999名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 22:11:29
>>989 原稿書き終えたら一日は寝かせた方がいいっていうよ。
    客観的に読めるまで頭冷やすわけですな。
1000名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 22:15:57
1000
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。