あなたの文章真面目に批評します(5)

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1名無し物書き@推敲中?
■投稿する人へ
 あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
 投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
 辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
 批評への参加は自由です。
 当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。

※過去スレ、原稿入力の約束事は>>2を参照
2名無し物書き@推敲中?:03/01/07 10:37
前スレ(パート4)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1037278039/l50
パート3
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1032380230/
パート2
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1026907267/
パート1
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1018327902/

--------------------------------------------------
※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
--------------------------------------------------

注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の
  リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。
3量産型させ子ライオネス・オスカー ◆fzDhiHYsdU :03/01/07 12:02
題名『量産型させ子ライオネス・オスカーの日記』
十二月三十日、月曜日。朝、起きてコーヒーを三杯飲む。私はコピー機にまたがった。
もち、パンツは穿いてない、キャハ(笑)
マンコから汁が出てた。ちゃんと写っていたので少しビックリした。
万摺りこきながら、公園を散歩。ぱらぱらと雨が降っていたので人はあまりいなかった。
そんで誰にも見咎められずに万摺りすることができた。見られる刺激はやっぱり
欲しいところであった。プンスカ。そのかわり高速で万摺りできたのでよしとしなければ。
十二月三十一日、火曜日。クリトリスがチンコ状に勃起していた。腫れていたのだ。天気も晴れだ。

彼女の机の上に置かれていたこの日記を編集者が手にしたのは彼女の死後数時間の事である。
彼女の死後、この日記は続けられる事はなかったのであるが、遺作にふさわしい内容とボリュームを誇っている。
このすばらしい作品を世に出す事が出来た事を私は喜びとする。
ライオネス・オスカーさん。今までたくさんの感動をありがとう。そして君の冥福を心から祈る。

批評よろしくお願いいたします。敬具。
4名無し物書き@推敲中?:03/01/07 12:28
>>1

              乙


                
5名無し物書き@推敲中?:03/01/07 12:31
>>3
大傑作だと思う。詳細を希望。
6名無し物書き@推敲中?:03/01/07 12:59
 高校生んとき親父に男物のエロ雑誌を見つけられ 、ボコボコに殴られた挙げ句風俗店に連れて行かされる 。
「俺の前で女を抱け」
と親父とホモ息子と風俗嬢という異常なな空間 。
ノンケでも勃たないだろうよというような。
7名無し物書き@推敲中?:03/01/07 16:32
http://www3.diary.ne.jp/user/303657/
とりあえず読んでみてください。お願いします。
8名無し物書き@推敲中?:03/01/07 19:16
>>7
普通の日記。ていうかパクるな。以上。
9名無し物書き@推敲中?:03/01/07 19:21
ブラウザクラッシャーでは?
 AがBと出会ったのは──というよりもBを見つけたのは曽々木海岸を訪れていた時のことだ。曽々木海岸は岩場が多い。しかしBは幸運にもとがった岩に打ち付けられることなく、隙間に点在する砂浜に倒れていたのだ。
 Aは彼を介抱したが、最初、中国地方の漁民が流れ着いたのかと思った。だがそれは、起き上がったBが信州語らしき言葉を話したことで誤りだとわかった。着物もまた北陸のものとは違っていた。
 どうして信州人がこんなところにいるのだろうか。まさか飛騨の川に落ちて日本海に流され、そしてまた浜に打ちげられたというのだろうか?Aは怪訝な顔をしているBに信州語で話しかけた。
「おい、怪我はないのか?」
 まず素性を誰何するかわりに身体を気遣ったのは、別にAが義にあふれた人となりだったからと言うわけではない。単に互いの緊張をほぐすためのものだ。そしてBの返答も奇をてらったものではなかった。
「おかげさまで」
 これが二人の出会いだった。
11209(210):03/01/07 23:38
>>10
説明と描写の違いを勉強しよう
頑張ってください
>>3
>万摺りこきながら
馬から落馬、危険が危ない状態。惜しい。
オスカーさんの死因も知りたいところではある。
>>6
興味ある。できれば起承転結を盛り込んでくれると良いんだが。
14名無し物書き@推敲中?:03/01/08 00:04
 午前中の小雨でしっとりと湿った土を、リズミカルに踏みならして馬が行く。
馬は、馬車とは呼べないような、車輪のついた大きな木箱を引っ張っていた。
 木箱はまるでおもちゃ箱だった。みすぼらしい入れ物とは対照的に、色とり
どりの絵の具、筆にパレット、大小さまざまな絵、一人の女性がきっちり詰
まっている。
「R、次の街まであとどのくらいなの」
木箱の中に収まっている女性が言った。美しく波打つ金色の髪が、彼女の背中
を半分くらいまで覆っている。
「半日もかからないと思うよ」
馬に乗った、Rと呼ばれた男がにこやかに答えた。さらさらとした茶色の髪を
後ろで束ね、どこにでもあるような長袖のシャツと長ズボンを着込んでいる。
手綱を握ったまま、ときどき女性の方を振り返り、嬉しそうに青色の目を細め
ていた。
「ならいいけど。また雨が降ったら、今度こそあなたの物言わぬ子供たちは、
一人残らず濡れねずみになるわ」
「A、それよりも君が濡れないようにしないと。絵は風邪を引かないん
だから」
「それはそうだけど──」
「それに、もう君の中にだって物言わぬ子供がいるんだよ。忘れないで」
Aは緑色の目を細め、まだほとんど膨らんではいない腹部に、手のひら
をそっと当てた。鮮やかな朱色の唇から、自然と笑みがこぼれる。

***************
ろくに小説書いてないので何が駄目かもわからない程です(汗。
適当な長さの文を自分の書いた小説から持ってきました。
お願いします。
1512=13:03/01/08 00:07
>>10
描写がイマイチ。
例えば>>3の→ 公園を散歩。ぱらぱらと雨が降っていたので人はあまりいなかった。
天候を書き入れただけで、俄然臨場感が増してくる。
16名無し物書き@推敲中?:03/01/08 00:11
>あなたの物言わぬ子供たち
この表現がやけに文章の中で浮いている。
レトリックのバランスを考えたほうが良いと思う。

基本的にレトリックというのは、
その作品の根幹に関わる部分で発揮されるものだ。
メタファーなどはその典型例だろう。

この場合、小説全体を見ていないので、
なんとも言いがたいが、自分が生み出した=子供
という図式がそれほど重要なのかどうかを考えてみてはどうか。
重要なのだと考えるのであれば、このままでも構わないが、
それほど重要ではないのならば、余計な混乱を招くだけなので、
やめたほうが良いと思う。

>木箱はまるでおもちゃ箱だった。
木箱はまるでおもちゃ箱のようだった。
直喩なのできちんと呼応の副詞を書くこと。

他はまあ、特になし。
17名無し物書き@推敲中?:03/01/08 00:11
>>14ね。
18 ◆ExGQrDul2E :03/01/08 00:25
批評お願いします

俺は遠い目で夜景を見つめていた。
夜風が心地いい。梅雨入り前の季節、日が落ちると格段に気温は下がり過ごしやすくなる。
歩道橋の上は案外見晴らしが良かったが、格別、目を見張るものはなかった。
そもそも光るものがあまりない。しょせんは片田舎だ。都心部とは違いネオンサインが多くないのだ。
不夜城からは程遠く、街は夜になると眠る。
目に映るのは寂しくともる街灯とスポットライトを浴びたホテルの看板、
そしてときおり通り過ぎる自動車のヘッドライトだけだった。
百万ドルの夜景のからは遠くかけ離れているものの、静かで穏やかな情景がそこにあった。
「おせェな……」
俺はジーンズのポケットから携帯電話を取り出し、時間を確認した。もうじき日付が変わる。
(久々の呼び出しに気合い入れてきたのに、このザマかよ)
舌打ちをしながらケータイを操作する。電話帳。『ヤ』。検索。
山田硝子〈ヤマダショウコ〉 090−××××−××××。
TEL。受話口を耳に当てる。呼び出し音が三回鳴ったところで相手が出た。
『どうしたの。何かあった?』
「おせェーってのよ、山田さん。約束の時間からどれだけ過ぎたと思ってんだよ」
19 ◆ExGQrDul2E :03/01/08 00:25
『一時間も過ぎちゃいないでしょ。もう少し忍耐ってものを学べば?』
「黙れクソ野郎。あとどれぐらいで着く?」
『年上に対する言葉遣いも学んだ方がいいわね』
「黙りやがれ硝子」
受話口から長いため息が聞こえた。
『じき着くわ。もう君が見えた』
そう言うと向こうは電話を切った。
歩道橋から道路を見下ろす。ちんたら歩く硝子の姿がそこにあった。走る気は微塵もなさそうだった。
俺は数回舌打ちをしてから歩道橋を駆け下りた。
「やぁ、お待たせ」
硝子はすでに立ち止まり、俺が来るのを待っていた。
街灯を背にしているので表情は窺えないが、きっと遅刻の非礼など詫びる気もなく、しれっとした顔をしているに違いなかった。
「ずいぶん待たせて頂きましたっつーのよ」
「まぁ、気にしないで。よくあることよ」
硝子に反省の素振りはなく、むしろ目下の者が多少待つのは当然のことだとでも言いたげだった。
それは俺とて理解できなくもなかったが、感情は納得するものではない。
俺はそこまで大人ではなかった。
「別にいいですけどね。藤島さんは今日来ないんスか」
「明日仕事だから、来ないらしいよ。あの人、いつも平日は来なでしょ」
「まぁ藤島さん、社会人だからな。仕方ないか」
「いつでも暇なのは私と君ぐらいだよ」
「俺だってこう見えても忙しいんだけど」
「嘘八百」
彼女は鼻で笑った。
「あんたに言われたくないッスよ」
喋りながらもふたりはすでに並んで歩き始めていた。
寝静まった繁華街に背を向けて、地元経営の店舗の多い商店街を抜けて、住宅街を目指す。地元民ではない俺はこのあたりの地理に疎い。繁華街から一歩出ると、すっかり道がわからなくなってしまう。
今回に限らず仕事は現地集合ではなく、俺のわかる場所で待ち合わせることが多かった。
「で、今回はどういう仕事なんですか」
2014:03/01/08 00:33
>16

ありがとうございます!
あの比喩はやりすぎだったんですね(汗。
女性の方は後に子供ごと殺されますが、あんまり16さんのいう
図式は重要では無さそうなのでやめておきます……感謝。
文法からして出来てないようでは自分、全然ダメですな。
色々と気付かせてくれて本当に感謝でした。m(--)m

一瞬17の所が14氏ねに見えてビクリ(汗
>>141
文章はともかく、設定に嫌悪感を覚える。

>馬は、馬車とは呼べないような、車輪のついた大きな木箱を引っ張っていた。
半日以上も長旅をするのだろう。しっかりした構造の馬車が必要。
馬車なら馬車と断定して欲しい。

>また雨が降ったら、今度こそあなたの物言わぬ子供たちは、
当然、長旅に降雨も予想される、濡れてマズイ荷物は
事前にそれ相応の対策を施すだろう。バカでも分ること。

>馬に乗った、Rと呼ばれた男がにこやかに答えた。
これは変だ。一応馬車なら、馬に装着した荷車の牽引装置が邪魔になり、
馬に乗れない構造になる。よって、馬車の上から手綱さばきを行うのが一般。
2221:03/01/08 02:27
>>141>>41の間違い。失礼。

>>18
文章は、わかりやすくて良い。
描写とセリフのアンバランスが怪しさを漂わせている。

主人公は硝子から仕事の依頼を受けているのに、
「黙れクソ野郎」は無いだろう。洒落で切り返すと良いかも。

あと、硝子はガラスと、つい読んでしまう。受け狙いか?
2321:03/01/08 02:30
また違った。鬱だ、もう寝よう。
>>14さん失礼。
2414:03/01/08 02:38
>>21

ありがとうございますというかゴメンナサイというか……(汗。
指摘通りです、文章書くとか以前の問題でした。
普通の馬車で行こう……つか他の小説も頭冷やして読もう(涙。
内容で私のこと言ってるってわかりますよ〜、お気になさらず。
ありがとうございました!
>>18 >>19

だらだらとしていて読む気がしない。そこらへんの大学生が
書いたみたい。

>>14 すこしダラダラしている。人物が代名詞ばかりで
   はっきりしない。童話・詩的な才能はありそう。
26量産型させ子ライオネス・オスカー ◆fzDhiHYsdU :03/01/08 04:57
>>12
批評ありがとうございます。

>オスカーさんの死因も知りたいところではある。

肥大したクリトリスが破裂して死んだんですけどそれぐらい分かるだろw
                    低能w

                    低能w

                    低能w

                    低能w

                    低能w

                    低能w

                    低能w

                    低能w
>>12
批評ありがとうございます。
>>12
批評ありがとうございます。
>>12
批評ありがとうございます。
>>12
批評ありがとうございます。
>>12
批評ありがとうございます。
27みじんこ:03/01/08 06:09
 おねがいします

 喫茶店の奥―厨房の脇―の、天井に近い棚の上に置かれたテレビで、
若い女のアナウンサーが、ニュース原稿を読んでいる。17インチの
ブラウン管が、窓から差し込んでくる光に煙ったように輝いていて、
くすんでいる。窓辺に飾られた観葉植物も、光線の加減でそれ自体が
発光したように執拗に角膜に迫ってきて、夜勤明けの充血した目を沁
みさせる。それでも、部屋の中を漂っている細かい塵が、見ようによ
っては美しくも感じられて、渡辺はその様子に、涙を滲ませた眼窩の
痛みも忘れ、つい放心して眺め入っていた。
 アーケード街の中にあるカプセルホテルでの、午後8時からの勤務
を朝方に終えた後、いったん―自分の部屋からは逆方向になるが―バ
ス通り沿いに出て、24時間営業のレンタルビデオ屋で、「一週間レ
ンタル・3本1000円」でビデオを借り、再びアーケード街に引き
返して、夫婦二人でやっているその喫茶店でモーニングサービスのト
ーストとハムエッグを喰って、アパートへ帰る。
28みじんこ(承前):03/01/08 06:18
 渡辺は、「ニット」という看板を掲げたその喫茶店の常連客だった。
この店自体は市ヶ谷にある映画専門学校に通っていた頃から知っている
が、毎日のようにここへやって来て、朝飯を喰うようになったのは、カ
プセルホテルに勤め始めてからのことだ。最初のうちは、「創作ノート
」と称して、ルーズリーフの挟み込まれた薄型のバインダーと0.3ミ
リの極細の水性ボールペンを持ち込んで、シナリオを執筆するための時
間に充てる計画だったが、その目論見は、一週間も持たなかった。勤務
空けの眼には、見えるもの全てが―平和橋通りを通過するオートバイの
フロントフォークも四輪駆動車のルーフもすれ違うサラリーマンの眼鏡
のブリッジも―あまりに眩しすぎて、ゴリゴリと、派手な擦過音を立て
ながら、視界の奥に、細かな無数の傷を付けていくような映りかたをす
る。もちろん、バインダーに挿まれた純白の中罫紙もだ。それで止めた。
眠るまでは、物を書くなど、とてもできない。
 店の一番奥にある大きな窓にだけは、ピンクがかったブラウンのスモ
ークが掛けられている。渡辺はその窓を背にして座っている。躯を捻ら
せて、ガラスにかかったブラインドの隙間から空を眺めると、細く千切
れた雲の群れが流れている様子が見えた。雲の色はスモークガラスのせ
いで紫がかっている。幾重にも重なった雲の塊の、右から左へとゆっく
りと動いていく有様が、なにか、アマゾンかどこかの、見たこともない
巨大な魚が水槽の中を遊泳している様子を連想させる。
29名無し物書き@推敲中?:03/01/08 09:49
>>27 みじんこさんへ
細かい描写が必要以上に多すぎ。たとえばテレビの位置や大きさなど。
読み手がいちいち想像することを強いられるので疲れてしまう。17インチでも
何インチでも、そこまで読者は知りたくないでしょう。ボールペンのペン先の
ミリ数やビデオ屋の料金システムを事細かに書くことがリアルさを生み出すわけ
でもないでしょう。少ない描写で情景を浮かばせるのが理想的。バランスに留意
して読書すべき。全体ドラマがなくその分描写が目立つが、美しい光景に読者が
酔うという目論見でもないので、個人的にはいらだちを覚えました。早くドラマ
始まれ、と。アメリカの作家ディレーニイは「すべてを想像したら、すべてを
書くな」と語っています。参考までに。
それからダッシュの使い方。「―厨房の脇―」は正しくは「――厨房の脇――」。
―は2個必要。一個だと音引きと間違える恐れもあるので。それとこの用法を
多用しすぎでくどい。
30 ◆ExGQrDul2E :03/01/08 10:43
どうもありがとうございます。
>>22
主人公と硝子は、かなり親しい仲という設定だったのですが、
18・19の文ではその点に関する描写が薄かったですね。
黙れ〜は、端的でちょっと品が無かったです。もうちょっと洒落たものを考えます。
ちなみに山田硝子は、私の家の近所のガラス屋さんです。

>>25
少しぜい肉が多すぎたかもしれません。
舞台となる町の描写ですが、もう少し絞ってみます。
心理描写や伏線の無い風景描写は削るべきかもしれませんね。
3110:03/01/08 11:35
批評ありがとうございます。
説明と描写の違いですか……う〜む。
32名無し物書き@推敲中?:03/01/08 13:30
「何でこう自販機って奴は面倒なんだ……」
 身体中、ありとあらゆるポケットの裏地を引っ張りだしながら、男はうんざりと呟いた。
 首をすぼめ、顎と胸で財布を挟んでいた彼は、小銭がないと知れた後も未練たらたらポケットを弄っていた。
「たく……」
 嘆息して、気怠げに顎を上げた。ぽとり、と地面に落ちた財布を、やはり億劫そうに取り上げた。屈んだついでに
地面に小銭がないかと一瞥したがなく、次に手を突っ込んでみた釣り銭口も同様だった。
 仕方なく財布を開く、百円玉、十円玉、これだけしかない。そして、自販機に勢い込んで投入した百円。
 十円では足りず、百円では大きすぎる。もし、釣りがでてこなかったらどうする。店主を叩き起こすか? こんな
夜更けに? 男は首を振り力なく呟いた。面倒すぎる、と。

 結局男はあきらめ独り、住処へと足を向ける。
 垂れたままのポケットの裏地を握りしめ、首を傾げただらしなく歩く男の影。外灯で浮かび上がったそれは、どう
してか忍び笑いを誘った。だが、薄気味の悪い笑顔は、冬の空気の所為ではなく凍り付く。息をつめ大口を開けて天
を仰ぐ。澄んだ空気に高い空、ああ星が綺麗だ。妙な感動を覚える自分に苦笑して、つめた息を勢いよく吐き出した。

 返却レバー、自販機の標準装備。それを使うのを忘れた。ただ、それだけの話だった。とるに足らないこと、それ
に男は命をかける。視界は揺れ、運動不足の足腰は悲鳴を上げる。つい数年前のはずの学生時代はどこへ行った。白
く荒い息が後ろに流れる様に、胸の裡で自嘲した。
 湯を沸かすよりも早く、件の自販機の前にたどり着いた。
33つづき:03/01/08 13:33
「……」
 快哉をあげる間もなく、男の顔面から血の気が引いた。眼前の宝の箱を素知らぬ振りで通り過ぎ、すぐの角に身を
潜めたのは、理性がなせるせめてもの行動だった。
 亀のように首をびくつかせながら、恐る恐る覗き込む。
 見間違え。冬の幻であることを期待したが、現実という名の冷たい刃は男の心を切り裂いただけだった。
 酷く目眩がする光景だった。本当に少し、刹那のあいだ席を外しただけなのに男が今、愛して止まない自販機には後
釜、若いつばめがいた。それも三匹も。

 如何にも、そう表現するのが憚られるほど、わかりやすい三人組だった。地方の不良の典型、派手でだらしない服装、
却って安っぽく見える金のアクセサリー、色を抜いた髪。
 彼らは自販機の前の地べたにどっかりと腰を据え、缶ジュース片手に談笑していた。
 普段の男であれば失笑するだけだったろうが、血走った眼で誘蛾灯に群がる我の如き不良たちを睨みつけていた。
「……使ったろ? 俺の百円使っただろ? ていうか、使ったよな……つーか、恐喝だろ。返せよ……」
 早口でぼそぼそと呟く男。その顔は独断と偏見に満ちていた。それでも、妙に冷静な彼は、腕力では相手にならない
ことを悟って、脳裏で復讐するだけにとどめた。

「さて、どうするか……」
 思案を巡らせ始めた。鬱陶しい害虫どもに効果的な殺虫剤はなにかと。
 警察を呼ぶ。却下。彼らは何もしていないのだ。そんなことをすれば、逆にこちらの身が危ない。やはり、突撃、
肉弾戦か……。
 ああでもない、こうでもない、と歯痒さに煩悶し、頭を抱える。押して駄目なら引いてみろ。駄目で元々
当たって砕けろ。格言が寒空に響き渡り、己が肉塊と成り果てるのを何度となく思い描いた結果――

――待つことにした。

 もう、何時間経っただろうか。
 家の塀に寄り掛かり体育座りで待つ男の唇は紫になり、半病人のような姿だ。不良たちは未だ、祝宴の最中で寒さ
などどこ吹く風、いや、ただ暖かい恰好をしていただけだ。一方男は、少しの買い物のつもりで薄着。その差は歴然
で、当初の目的は忘却の彼方に飛び、ただの我慢大会、もしくは軽い遭難疑似体験となっていた。
34名無し物書き@推敲中?:03/01/08 13:35
>>32-33
よろしくお願いします。
>>26
>肥大したクリトリスが破裂して死んだんですけどそれぐらい分かるだろw
イマイチのオチだなw
       低能w
         低能w
           低能w
             低能w
                低能w
                   低能w
                      低能w
36量産型させ子ライオネス・オスカー ◆fzDhiHYsdU :03/01/08 14:10
題名『エルドラド』よろしくお願いします。
 本田技研製トラクターが夜の荒野をひた走っていた。助手席に座った男は
饐えた匂いを体、特に下半身からかもし出しながらカモミールティーを飲んでいた。
 腰当として使っているクッションにこびり付いているウンコの匂いが多少鼻についたが、
車内は彼ら二人にとって快適な住空間になっていた。
 後藤は桃源郷を求めていた。美しく生まれた彼は、自分の美貌を持て余していた。
そこへやってきた一人の少年、正男が彼に秘境エルドラドのことを教えたのだった。
 後藤は正男の協力のもとにビラを作成し、仲間を求めるために街頭で配った。
 そのうち噂は広まり、多くの老若男女が後藤を訪ねてきた。
 しかし、後藤の気に入るような人物はいなかった。大半は夢をみる事しか出来ないひ弱な青年であった。
中には屈強な者もいたが精神面で明らかに弱さを見せていた。
 やむをえず、エルドラド行きは正男が成長するまで見送られる事になった。
「正男さん。エルドラドはもうすぐです」正男が言った。
 だが、それから何日たってもエルドラドは見つからなかった。
「正男もういい。エルドラドは俺たちの心の中にあるんだ」正男が自分に言った。後藤は死んでいた。
 
37懸巣:03/01/08 19:43
 男が山道を歩いていた。 男には自負があり、熊に遭っても大猿に睨まれても、
その採るべき刹那の判断を狂わすことをしない自信があった。

 岩を避け、獣道をゆっくりと歩み登る男の右前方に、カサッと音が鳴る。

 (...猿か?) 男は考えたが、目を凝らしても緑の草があるばかり。 茶色い毛の
一房も、見当たらぬ。 こういう正体の見えぬ敵こそが一番不安と恐れを煽る。
 男は動くのを止めた。

 ...20分。 四方に気を張り詰めたその時間は、男にとって、一時間にも半日にも
感じられたが、そんな時の経過と朝から続く空腹は、男に新たな選択を促した。
近寄り、目で確認することにしたのである。

 何かがあるのは間違いない。 それが生物なのか、はたまた別の何かなのかは
区別がつかぬ。 が、男の好奇心は、恐怖を軽々と乗り越え、足を弾ませた。

 ...褐色の球体が見えた。 やや濁りがかった懸巣の卵である。
 男はそれを手に取り、ほう、と眺めた。 頭上、茂る林木の枝から、落ちたそれで
あるらしい。 吹き出た汗を拭い、男は卵を額に当て、涼冷を楽しんだ。
 風が穏やかに思え、自身の体に生気が満ちるのが分かった。

 と、鋭く険しい高音が耳を劈いた。親鳥が近くにいたらしい。
鳥は明らかに攻撃的な意図をもって、嘴を結び、男の顔近くを狙い飛び来る。
男は身をよじり、避わすが、不意を突かれてもいる。 尻餅をついた。

 反撃の意識があったか否か、定かではない。が、男は手にした卵を握り、再度狙い
突こうとする親鳥目掛け、投げつけた。

 ギュシュル…!と 殻の割れる音と悲声が混じった声音が周囲に響き、
鳥は山の奥へと飛び去った。 男は軽い笑みをうっすら浮かべた後、山宿へと
入る。 土管風呂でくつろぐ男を数十羽の鳥が襲ったのは云うまでもない。 (了)
38加藤:03/01/08 21:01
http://www3.omn.ne.jp/~ken3a7up/S-bh.html
御批評の程宜しくお願いします
>>38
マジレス。
タイトルと最初の数行で読む気が失せた。
嫌悪感を刺激しようとしてるのなら成功してると思う。
4014:03/01/08 22:23
>>25

読んで下さってありがとうございます。
人物名ばかり出てくるのを防ごうと思ったら
今度は代名詞ばかりになっちゃったのか私……(汗。
勉強になりました!
批評お願いします。

 木の葉みもじの冬は短い。なにしろ、関東地方の人々がぶあついコートにその身を
包む頃には、すでにこてこてとした土の中に潜っているのだ。ないといっても言い過
ぎではないくらいである。実際年末ともなると、その姿はすっかり街から消えてしま
う。
 中には木の葉みもじのその行動を冬眠と呼ぶ者もいた。だが私は、そんな生物学的
な――悪くいえば生臭い――呼称は、木の葉みもじには相応しくないと常々考えてい
た。
 そして今年も、いよいよその時期がやってきた。街には早くもクリスマスの色が漂
い始める十二月初頭。人々は師走という目に見えない言葉に操られるようにせわしな
く往来を行き交う。そんな流れの中にありながらも、私はこの季節になると、半ば無意
識的に木の葉みもじの姿を目で追ってしまうのだ。それは今に始まったことではなく、
初めて木の葉みもじの『その行動』を目撃した時からの、いわゆるクセというやつだっ
た。
4241の続き:03/01/08 22:31
 そんな日常が何日か続いたある日、私はついに『その行動』の前兆行動をとっている
単体の木の葉みもじを発見した。外回りをしていた時のことだったのだが、それを見つ
けた瞬間、私も思わず踊り出しそうになった。私『も』というのは、木の葉みもじの前
兆行動がラジオ体操をしているように見える、つまり、踊っているように見えなくもな
いからだ。四本ある腕のうちの二本を腰と思しき部分にあてがい、小さな身体を前後左
右に大きく揺する。子供の頃はこれを見て大爆笑したものだった。そういえばこの話を
初めて友人から聞いた時、僕を含め未見だったクラスメイト達はその友人のことをホラ
吹き呼ばわりしていたことを思い出した。やがて学年が上がるにつれ、『見てない側』
の人数が一人二人と減っていき、ようやく僕が見た頃には『見てない側』のほうが少数
派になってしまっていた。最初にこの話をした友人はホラ吹きから一転ヒーローとして
扱われ、そのネタは今でもよく同窓会で使われている……。
 ふいに木の葉みもじの動きが止まり、私の意識が回想から現実へと引き戻された。い
よいよである。私は鞄を持つ手に力を込め、固唾を呑んでその動向を見守った。
 四本の腕が一斉に天に向けられた。四つ手でカンチョウをしているようなポーズだっ
た。そして、おもむろにその手を地面に向け……
 ギュギュギュイィィーーーン!
 高速回転を開始した。音はそれほど大きくはなく、近くに寄ればはっきりと聞こえる
程度だ。ただ、ドリルのような様相を呈しているせいか、頭の奥まで音が響いてくるよ
うな錯覚を覚えた。木の葉みもじの姿が徐々に土の中へと隠れていく。
 五秒ほどもすると、全身が穴に埋まってしまった。近くに寄りぽっかりと空いた空洞
を見下ろしても、もう木の葉みもじの一端さえ見えない。私はその穴を眺めながら、ひ
とつ大きく息を吐いた。
43むくどり:03/01/09 00:21
文章批評希望。

 棺の中の父はテンガロンハットをかぶり、葉巻を銜えていた。テンガロン
ハット?:たぶんその呼び方で間違っていないと思う。広いつばの両横がカ
ールしているものだ。         
 誰がそんなことをしたのかが少しのあいだだけ気に掛かったが、結局誰に
も聞かず仕舞いだったのは、そのベージュ色の帽子が、父の顔によく似合っ
ていたからだ。
 白装束を着た父は、唇の先を河童の嘴のように尖らせていた。怒っている
ようでもあり、今にも何かを喋り出しそうなかんじでもある。病院で息をひ
きとった前の日の早朝に比べると、また一回り顔が縮んでしまったように見
える。家具を裏の路地に運び出したために、母の仏壇と祭壇しか置かれてい
ないこの部屋で、息をするのを止めた父の顔を眺めていると、今、自分が座
っている場所や時計の針が指している時間が、ゆっくりと身体から遠ざかっ
ていくような、茫漠とした、不安定な気分になってくるのだけれど、医者か
ら幾度となく、あと数ヶ月の命だと宣告を受けながら、その度ごとに命拾い
をしてきた父が昏睡状態に入ってから事切れるまでの三日間、ほとんど睡眠
をとっていなかったせいで、朦朧として、すっかり小さくなった父の顔を眺
めている気分の中に、幽かな心地よさのような不可思議な感情も確かに混ざ
っていて、その感じは、死んだ時からしばらくのあいだ付き纏って離れよう
としなかった重苦しい無気力とは、むしろ反対のもののようにさえ思える。
44むくどり:03/01/09 00:24
 父の躯の傍らに座っていて思い出されることの多くは、私がまだ子供だっ
た頃―すくなくとも、私が十歳になったあたりまで―に多くの時を過ごした、
新大久保の職安通り沿いの、小さくて古い雑居ビルの二階に父が作った会社
の事務所の窓から見える、埃っぽい景色とか、エレベーターの中の硝薬みた
いな臭いなどだった。そんな埒も無い、とりたてて言葉にするほどのもので
もない、瑣末な記憶の断片が、目の前の父の死顔と重なって、とりとめもな
く浮かんでは消えていくのを、私はただ見ていた。
 父の会社で経理の手伝いをしていた母が、仕事と私の養育を両立させるた
めには、私が多くの時間をその会社で過ごす必要があった。父母が仕事を終
える時間は夜の八時すぎで、事務所で夕食を済ませたあと、新宿五丁目のこ
の家までバスで帰宅するような毎日だった。だから、居座っている時間の長
さということで言えば、この家ではなくて新大久保の会社の方が、その頃の
私の家族にとっては本当の住居であるようなかんじだったけれど、私自身は、
今から考えてみればとりたてて大きなものではなかったはずのそのビルの、
眺めているだけでなんとなく不安になってくる、灰色の染みの付いた巨きな
壁面や、狭くて乗るたびに窒息しそうな気分にさせられる薄暗いエレベータ
ーの様子や、事務所の出入り口の分厚い鉄製のドアや、咽るような消毒液の
刺激臭の漂っているトイレなどに、どうしても馴染むことができなかった。
そして、主にそこで過ごした幼少の頃の数年間は、退屈で、どちらかといえ
ば憂鬱な日が多かったように思う。しかし、すくなくとも今は、そんな、面
白みに欠けた、子供の頃の記憶すら、丸みを帯びた、甘い愉悦とすら言って
もよいようなものに姿を変えて、緩んだ感情の淵を、ゆっくりと奔っている
のだ。
>>41さんもむくどりさんも上手だな。
46むくどり:03/01/09 00:31
43 ラスト二行 「その感じは、母が死んだ時、わたしの体にしばらく
の間付き纏って離れようとしなかった重苦しい無気力とは、むしろ反対
のもののようにさえ思える」に訂正。   ごめんなさい。
>>46 文章のレベルとしてはいい位置にあると思うよ。
ただ、文体が再生産がきくかな?と、ちょっと思ってしまいますた。
48みじんこ・むくどり:03/01/09 01:00
批評どうもありがとう。刺激になった。
49209(210):03/01/09 01:29
>>43
(勿体無いというのがこの作品に対する私の第一印象でした)
作者の実体験に基づく話では?と思わせるほど
惹きつけられる内容ではあるが、その一方で無視できない欠陥が多い。
主人公の複雑な気持ちを描こうという思いが強すぎて
背景描写にまで余計な文やくどい言い回しが目立つ。
文章の素材は良いのであとは表現方法だけ。

できればむくどりさんには推敲した上でもう一度書き込んで欲しい。
私自身がリライトをすればいいのだろうが時間的余裕がないのでご容赦を
最後に余計なことですがテンガローハットだと思うんだけど……
叩けば伸びる人だと信じています。頑張ってください。
50二足歩行猫:03/01/09 02:07
半年ほど前に書いて他人様のHPに掲載させてもらった、STGの二次創作です。
ほぼオリジナルの話なので、評価お願いします。
ttp://www.tk1.speed.co.jp/fujiwara/ein/work/storyc.html
51>むくどり:03/01/09 02:18
何か漏れが知らない文学的かつ深遠なテクニックが使われているのならすまんが、
もう少し文章を短く区切った方が良いのではないだろうか。
一文が長すぎて息継ぎがしづらい。読点が多くて目がちかちかする。
52名無し物書き@推敲中?:03/01/09 09:40
>>49
むくどりさんではないけれど、テンガロンであってるよ
広辞苑によれば、
「(水が10ガロン入るという誇張から)
カウボーイなどがかぶる、山が高く鍔(つば)の広い帽子」
ということです。
ttp://sora.oc.to/arumi/

>気に入った相手は地獄の果てまで追いかける。
>それで自分の仲間にならなかったら、
>ある事ない事吹聴して周りにシカトさせる。

>裏掲示板があるかは知らないけど、ログを回してるのも個人情報垂れ流しなのも本当。
>私は古参PCと一時期恋人になって、そんなもん知りたくないっちゅー
>情報まで教えて貰ったし、管理人がささやきログで手に入れた
>プライベートな隠しチャットのログも丸ごと見せられました(w

>痛いのを知っていて、自分以外の人が被害に遭うのを知っていて、
>それでも自分は楽しめるからと放っておくんだったら、
>被害を助長してるようなもんでしょって。
54咎人:03/01/09 13:15
批評をお願いします。

ゆでたまご

ごくありふれた日常のはずでした。
休日の公園に期待するようなものなど、普通無いはずです。
フリスビーを投げる愛犬家や、ランチボックスを広げる家族。
ですが私は、そのありふれた光景をどこかで期待していました。
私は辺りを見回しながら風景を一つ一つつまみ上げていまいしたが、
私がその日見つけたものは、私の望んでいたものではなかったのです。
そう、私自身はごくありふれた――お日様の下で子供がじゃれあうような、
普通の風景がほしかったのだと思います。
老夫婦が芝の大地にシートを広げて食事を取ろうとしていました。
おそろいの帽子にスーパーで売っているような薄い青色と黄色のシャツを着て、
木陰で笑みを浮かべながら、話をしていました。
私にはそれがどことなく、微笑ましい、美しいものに見えて、
彼らをしばらく眺める事にしたのです。
夏にお似合いの冷たいお茶が入っているだろう水筒と、バスケットをいくつか。
中には握り飯や惣菜が入っているようでした。
55咎人:03/01/09 13:16
「じいさま、いい具合にできてますよ」
お手本のように年を重ねた声と共に、老婆は新聞紙で包んだ丸いものを取り出しました。
「今日のは美味しいですよ、なにせとっておきですから」
老婆はそう言うと、包み紙を躊躇無く、年齢に似つかわしくないすばやい動作で
開けていきました。
「おぉ 美味そうだ美味そうだ」
老人は手を叩いて喜んでいました。もちろん私も同じです。その時までですが。
「じいさま、おいしいゆでたまごですよ」
「これはこれは、たまらんなぁ」
二人は声をあげて喜び、新聞紙を取り払っていきました。何枚にも重ねてあったので、
めんどうくさくなったのか、夫婦は途中で破り捨てるような動作になっていました。
中からはまさにぷりぷりの卵肌をしたゆでたまごが現れました。
あまりの恐怖に、私は声を、全てを投げ捨てて、逃げ出そうとしました。
尻餅をついて、涙をこらえながら、私は必死でその場を離れようとしたのです。
ですが私のどこか、恐怖心を嗚咽が溢れそうなほど味わっている私のどこかとは別に、
恐怖心の中から好奇心を掘り起こそうと、瞬きもせずに、
心臓を早鐘のように叩きながら老夫婦を見ていた私がいたのです。
私の足は焼けた杭を打ちつけられたかのごとく、その場を動く事ができませんでした。
56咎人:03/01/09 13:16
見た目の年齢からすれば、歯もろくに残っていそうにはないその老人は、
躊躇う事も無く大きく口を開け、ゆでたまごを口にしました。
目にしているだけでわかるほど柔らかく、まだ湯気が立ち上っていました。
「んんーっ、うまいわぁ」
そう言うと会心の笑みを浮かべて、老人は握り飯にかぶりつきました。
老婆もまた、ゆでたまごをほおばりながら食事を愉しんでいました。
 私はいよいよ耐え切れず、危機感をたたき起こし、はいつくばってでも逃げようと
後ろ手に大地を握り締め、二人から距離を取ろうとしました。足は鉛を抱きしめ、
体は粘着液の沼に腰までつかっていたのです。
「お兄さん、お兄さん」
老婆は心からの笑みを私に投げて、言いました。
「あんたも食べんかね? うまいで」
焼いた金属を流し込まれるような、猛烈な吐き気と拒絶感。口の中いっぱいに広がる
苦く香ばしい味と臭みを味わった気がしました。
それはまさしくゆでたまごの味だったのでしょう。
口にしなくても、私には充分以上に理解できたのです。
57咎人:03/01/09 13:17
「いらんのかいな、うまいのになぁ」
そう言うと老婆は、再びゆでたまごを口にしました。
ゆでたまごの目は、深くえぐりこむような視線で私を見つめました。
その視線に弾かれるように、私は逃げ出したのです。
芝生が海原のように遠く広がって、陸地は見えませんでした。
ただ逃げて、その場から離れるしかなかったのです。

          了
58名無し物書き@推敲中?:03/01/09 13:39
なぜゆでたまごが怖いの?
老夫婦が産んだ卵?
59名無し物書き@推敲中?:03/01/09 13:56
ゆでた孫???
60燕尾服仮面ゼンダマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/09 14:42
61燕尾服仮面ゼンダマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/09 15:51
62加藤:03/01/09 19:15
>>39
御批評有難うございます
そう感じて頂けて幸いです
ゆでたまご・・一回目は意味が分からなかった。
でもよく見ると、『ぷりぷりの卵肌をしたゆでたまご』って書いてあるものね。
641/2:03/01/09 21:01
長編(になる予定、多分)の冒頭部分です
批評をお願いします

****

「一体なんだって、こんな事になったんだ?オレが一体何をしたって言うんだ!」
 その少年は走りながら自問していた。
 後ろから何か訳のわからないモノ達が追ってくる。正体が何なのかは判らない。ただ
彼の本能が告げていた。“危険”“逃ゲロ”と。

 その少年───名を瞬という───は中二の夏休みを利用して母方の祖父母の家に来て
いた。林業と農業が主要な産業の山間の小さな村である。村の北側に深い森があり、森は
そのまま山に繋がっている。村の真ん中を川が流れ、そこには篭に入れられたトマトだの
網の袋に入ったスイカだのが冷やされている。文明から取り残されたような田舎だ。
 最初の内こそこの田舎暮らしを満喫していた瞬であったが、毎日毎日村はずれの川で泳
いでばかりでは飽きてしまう。5日も過ぎるとすっかり退屈してしまった。
 それでこの森に入ることにしたのだ。
652/2:03/01/09 21:02
「瞬、北の森には決して入ったらあかんよ。あそこにはおっそろしい化け物がおるっちゅう
でな。これまでに何人も行方知れずになっとる」
 そう婆ちゃんに言われていたのだが、入るなと言われれば余計に入りたくなるのは人情と
言う物だろう。冒険は男の子の特権だ。この科学の世に何が化け物だ。いるというならどん
なヤツか見てやろうじゃないか。
 瞬は病葉や枯れ枝を踏みしだき、どんどん森の奥へ分け入って行った。上を見ると僅かに
夏色の空が見えている。瞬は少し安心した。昏くなる前に戻れば大丈夫だろう。
 さすがに日はあまり射し込まないのか八月だと言うのに空気がひんやりとしている。時折
吹く風がサワサワとナナカマドの葉を鳴らす。秋になればきれいに色づくのだろう。
「うわっ!いってぇー」
 瞬が何かに躓いてこけた。向こう脛をしたたかに打ち付け、足を押さえしばらくうずく
まっていた。
「なっ……何なんだ一体」
 瞬が向こうずねで蹴り飛ばした物は十センチ四方で高さ二十センチほどの小さな石の柱
だった。こけむしていてほとんど周りの土と見分けがつかない。立っていた跡が四角く窪み、
新しい土が見えている。
「何か書いてある」
 石柱を拾いあげ土を払い落としじっとそれを見た。何か漢字のようなものが三字か四字
刻まれているのが判った。
「さっぱり読めねぇ」
 国語の苦手な瞬はすぐに諦めてその石を放り出し、少し足を引きずりながら先に進んだ。
 後になって思えばこれがいけなかった。彼はその時越えてはいけない境を越えてしまったのだ。
>.65
なかなかよいよ
批評するやつらは小説を縦書きにして読んでいるのか?
>>64-65は縦書きじゃないと何だか読みにくいんだが。
68みじんこ・むくどり:03/01/09 22:39
>>49 懇切丁寧な批評、有難うございました。いろいろと考えさせられ
ました。
69名無し物書き@推敲中?:03/01/09 23:08
>>38
俺は結構良いと思った。
最初の方で卑屈な感じを受けていたが後半に入っていくと何処か哀愁が漂い始める所がよかった。
ただ話の流れが何とは無く悪かった。
これは経験でしか埋められないんじゃないかと思う。
表現方法としては好き。
70燕尾服仮面ゼンダマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/09 23:21
 その少年───名を瞬という───は中二の夏休みを利用して母方の祖父母の家に来ていた。
林業と農業が主要な産業の山間の小さな村である。村の北側に深い森があり、森はそのまま山に繋がっている。
村の真ん中を川が流れ、そこには篭に入れられたトマトだの網の袋に入ったスイカだのが冷やされている。
「瞬、北の森にはおっそろしい化け物がおるっちゅうでな。これまでに何人も行方知れずになっとる」
 そう婆ちゃんに言われていたのだが、入るなと言われれば余計に入りたくなるのは人情と言う物だろう。
冒険は男の子の特権だ。この科学の世に何が化け物だ。いるというならどんなヤツか見てやろうじゃないか。
 ただ彼の本能が告げていた。“危険”“逃ゲロ”と。昏くなる前に戻れば大丈夫だろう。瞬は少し安心した。
 最初の内こそこの田舎暮らしを満喫していた瞬であったが、毎日毎日村はずれの川で泳いでばかりでは飽きてしまう。
 それでこの森に入ることにしたのだ。さすがに日はあまり射し込まないのか八月だと言うのに空気がひんやりとしている。
時折吹く風がサワサワとナナカマドの葉を鳴らす。秋になればきれいに色づくのだろう。
「うわっ!いってぇー」
 瞬が何かに躓いてこけた。向こう脛をしたたかに打ち付け、足を押さえしばらくうずくまっていた。
「なっ……何なんだ一体」
 瞬が向こうずねで蹴り飛ばした物は十センチ四方で高さ二十センチほどの小さな石の柱だった。
こけむしていてほとんど周りの土と見分けがつかない。立っていた跡が四角く窪み、新しい土が見えている。
「何か書いてある」
 石柱を拾いあげ土を払い落としじっとそれを見た。何か漢字のようなものが三字か四字刻まれているのが判った。
 国語の苦手な瞬はすぐに諦めてその石を放り出し、少し足を引きずりながら先に進んだ。
 彼はその時越えてはいけない境を越えてしまったのだ。



「一体なんだって、こんな事になったんだ?オレが一体何をしたって言うんだ!」
 後ろから何か訳のわからないモノ達が追ってくる。正体が何なのかは判らない。
71燕尾服仮面ゼンダマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/09 23:25
>>66

低能野郎w
おっさん、自慢げに何してんの?
73名無し物書き@推敲中?:03/01/10 02:54
 僕は何者かによって設計された地平線に向かって歩いて行った。
 それは理詰の設計思想で出来ているものだ。
 もともとは神様がお作りになったものらしいが僕が生まれたとき
はもう、とっくにそんな代物になっていた。
 僕は出来るだけすました顔をして歩くことにしている。
 人も、物も、言葉も、海も、もしかしたら運命も理詰で管理されている。
 先人達はなんの為にこんなことをしたのだろう。ただ神様を信じている
わけにはいかなかったのだろうか。
7473:03/01/10 03:17
もう一つ投稿させてください

道端で女の子が泣いている。でも僕は近寄って慰めようとは思わない。
 人が沢山居るからだ。当事者にはなりたくない。
 その子を心の中で慈しむ事をするだけで十分まともな人間だ。
 そして慰めに近寄ったある女の子を心の表面で馬鹿にする。心の綺麗な
可愛い人だなと。そうすれば自分自信を多少は世間慣れした者だと自負すること
が出来る。
 その後現れた警察官を見止め、よかったと胸をなでおろす。
 目の端に先ほどから映っていた心配そうな顔をした御仁が人類の救世主の
一人であると心を豊かにし、いつものように駅に向かう。
75名無し物書き@推敲中?:03/01/10 06:34
>>74
最後の二行の意味がわからない。いや、僕が単に文盲なのかもしれんが。
76名無し物書き@推敲中?:03/01/10 11:45
>>49
>最後に余計なことですがテンガローハットだと思うんだけど……
そうじゃなく、>>43のテンガロンハット(ten - gallon hat)で合っている。

〔水が10ガロンも入るということから〕アメリカのカウボーイなどが
かぶる山がきわめて高く、つばの広い帽子。カウボーイハット。

ガロン[gallon]
液体の体積の単位。イギリスでは10ポンドの水の、特定の状態における体積
を一ガロンとし、約4.546リットル。アメリカでは231立方インチのことで、
約3.785リットル。日本では、後者を使用。

@1ガロン3.7リットルなら、10ガロンで37リットルになる。
ガキの頃から、カウボーイハットに石油缶2本もの水が入るか?と悩んでいた。
どうやら帽子のネーミングに別の意味があるようだ。
>>76
>>52で既出
7876:03/01/10 14:53
>>77
あ、ホントだ。良く確認してなかった。さんくす。
79名無し物書き@推敲中?:03/01/10 15:37
 大昔消防の頃ディスクシステムのあるゲームを発売日に買ったら
一週間くらいで傷を付けてしまって読み取り不能になった。で、半べそかきつつ説明書の最後の方に
「故障したらここに連絡を」と書いてあったので任天堂に電話してみた。
説明書には「自分の不注意で壊した場合は送料と手数料を負担すれ」と書いてあったけど、
正直に発売日に買って一週間目に自分の不注意で壊した、と告げたら
「とりあえずサービスセンターではなく任天堂本社まで送ってください」
と言われたので送ったら一週間くらいして 任天堂から荷物が。開けて見たら新品のソフト+此方が送った時にかかった送料+マリオのグッツ+お手紙」が入ってた。
お手紙には本社の宮本って言う人の直筆で
「せっかく発売日に買って、楽しく遊んでいたのに壊れてしまって残念だね。君は小学生だからお金が無いでしょう?
お金が余り無い中ゲームを購入してくれた君から修理代を取る事は出来ません。今回はおじさんが直して上げるから
今後は取り扱いには注意してね」って書かれてた。他にもマリオの事とか今作っているゲームの事とか色々書いてあった。。。
正直( ゚д゚)ポカーソとなった。
その製品、任天堂の物じゃなかったのに。。。
って言うか説明書に載ってた電話番号に電話したら出たのがあの宮本さんっだったらすぃ(何故
感動すた!!
>>80
2ちゃんねるの常連の人でなければ意味をとれない
そういう文はスレッドの趣旨と違うのでは
>>80
感動した!
とりあえず、実話かどうか教えて。
83名無し物書き@推敲中?:03/01/11 09:45
>>80に感動age!
>>80が手の込んだ社員の宣伝でないことを願う
85@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 15:53
初投稿です。自分のも少し長めです。
86@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 15:55
ガイシャは30代半ばだろう。長身で無精ひげが生えている。
今日の早朝、散歩をしている老人が、塀にもたれかかってぐったりしている男を発見したらしい。
腹部にナイフだろうか、凶器が刺さっている。かなりの出血量だ。
殺しだということは誰の目からも明らかであった。
俺は頭をかいて、やや腫れた目をこする。

「―――――らしいですね。それに先ほど近所の―――――」
「・・・・・・。」
「―――深夜、外で男性と女性の口論があったことが近所の住人により確認されています。」
「・・・・・・。」
「そして死亡推定時刻が3、4時間前ですね。おそらく腹部からの出血死ですね。」
「・・・・・・。」
「凶器はこの果物ナイフで間違いありませんね。あとこの凶器から・・・・。」
「・・・・・・。」
「聞いてますか?」
「ん?ああ。」
「眠たそうですね。また徹夜仕事ですか?」
「ん・・・・。」
「続けますね。凶器から犯人の者だと思われる指紋が検出されました。」
「あと犯行時刻に服が血だらけの女性の目撃情報が多数ありました。
 ・・・カップルの痴情のもつれでしょう。そして女性が衝動的に刺した。
 犯人はほぼこの女性、目撃された女性に間違いありませんね。」

また腫れた目をこする。
87@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 15:55
俺も犯人はその女だと思った。
住宅が入り乱れている、この狭い路地裏。
ここでこの男と、女に何があったのだろうか?
とりあえず俺たちは署に戻った。

「殺された場所はあの路地裏でだろ?」
「そうですね、間違いありません。」
「・・・・・そしたらあの凶器はその女性がずっと持ち歩いてたわけだな。」
「はい?」
「だってそうなるだろ。ナイフなんか石ころみたいに、そこらじゅうに落ちてるわけないだろ。」
「つまりどういうことでしょうか?」
「・・・もともと殺すつもりだったんじゃないか?口論をして、衝動的に殺したんではなく。」
「んー・・・・。護身用に持っていたとか?最近物騒だし。
 それにカップルの激しい口論があったわけですし・・・。」
「深夜に口論していたカップルは本当にこいつらなのか?」
「ああ、それは本当ですよ。そこの家の住人が目撃しています。
 さきほど遺体を確認してもらいましたし、それは確かですよ。」
「・・・・・・。」
「とりあえずもう少し情報を集めてみます。その女性の行方も捜さなくては。
 先輩は少し休んでいてください。だいぶ疲れているでしょ。」
「・・・・いや・・・俺も行く・・・・その前に濃いコーヒーをくれないか?」

俺は煙草に火を付け、コーヒーをすすった。
でも睡魔には勝てなかった。
 
88@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 15:57
一応まだ続く予定です
89名無し物書き@推敲中?:03/01/11 16:11
>>86-87
小説のつもりならひどいな
小説を読んだことのない厨房だな
文章作法ぐらい学んでから書き込め!

続きはいらない
90@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 16:24
>>89
小説とはまた違う物を書きたかったんですけど
でもまだ未熟なのですみません。
91@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 16:25
携帯が鳴った。
俺はは目覚めが悪かった。体にかけておいた上着が落ちた。
重い体を起こして、髪をかきむしりながら出た。

「・・・・・もしもし・・・・。」
「先輩!例の女性が見つかりました!」
「わかったすぐ行く・・・で、何処だ・・・・?」
場所を聞き出して、すぐに携帯を切った。

目をこすった。腕時計に目をやる。
結構な時間ソファーで寝ていたようだ。
先ほど飲み残していたコーヒーを口に入れ、煙草に火をつける。
落ちている上着を持ち、そして車に乗った。
事件現場からさほど離れていない、小さなアパートらしい。

外はもうオレンジ色になりかけていた。
窓を開けて煙草の灰を落す。
俺は警察という仕事に就いて10年ほど経った。
今は刑事だ。こういう殺人の事件は何度も経験している。
まだベテランという領域ではないが・・・・当然新米ではないだろう。
結婚はしてない ―――彼女はいたが、すぐ別れた。刑事という仕事が性に合っているからだろう。

そうこう考えているうちに古くて小さなアパートに着いた。
俺はそのアパートに少し違和感を感じた。
92@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 16:26
違和感はすぐ解けた。鑑識の奴等がいる。
一つの結論が出た。

「先輩!こっちです!」
「・・・・もう死んでいるのか・・・。」
「よくわかりましたね。自殺です。首を吊って。」
「とりあえず部屋に。二階の突き当りです。」

部屋ではまだ遺体がぶら下がっている。
俺はその部屋でも違和感を覚えた。
でもまたすぐに解けた。

「斉藤果歩。高校3年生。18歳です。」

まだ・・・年頃の女の子だ。

「僕はてっきり30ぐらいの大人の・・・
 女性だと思っていましたが・・・まさか高校生だとは・・・・。」
「あ、先ほどの現場の凶器の指紋と一致しました。
 あとそこのテーブルの上から遺書らしき物が見つかりました。
 この後筆跡鑑定に出しますが、ほぼ本人のが書いた物に間違いないでしょう。」

遺書は封筒らしき物に入っていた。
たった一枚だけ、素っ気ない字であの男を自分が殺した事だけ書いてあった。
男とはどういう関係なのか?なぜ殺したのか?なぜ自殺したのか?
そういうことは一切書かれていなかった。
ただ素っ気ない字で
男を殺したという事だけ。
93@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 16:32
すいません誤字を見つけました。
3作目の2行目、「は」が一つ多かったです。
94名無し物書き@推敲中?:03/01/11 18:14
>>86
>>2の原稿入力の約束事を守ってください。

ダッシュの件、テンプレの最後に追加しましょう。以下、追加例>ALL
--------------------------------------------------
※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○――ダッシュは基本的に2個で1セット
--------------------------------------------------
95名無し物書き@推敲中?:03/01/11 18:15
>>86-87 >>91-92
読み易くて構成もまあまあ。
しかし、語句が短くて絵コンテの注釈文みたいだ。
刺し身を食べるとき、醤油もワサビも無くて、そのまま食べているような、
あっさりし過ぎて少々物足りない感じがする。

>部屋ではまだ遺体がぶら下がっている。
ここは、ひとつの見せ場なので、詳しく描写して欲しい。
ヒモ、ロープ、電気コード、首つり道具と吊った場所の描写があれば
更に臨場感が増してくる。
ところで、アパートで首つりするって?ロープを何処にかけるか疑問だ。
死体がぶら下がった状態なら鴨居では低すぎる。天井なら高さは取れる、
しかし、天井にロープをかける場所があるかな?

96@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 18:38
>>94
すいませんでした。次から気をつけます。
>>95
批評ありがとうございます。
もう少し細かく描写してみたいと思います。
97@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 19:42
死亡推定時刻は7、8時間前ですね。あの事件があった後でしょうね」
遺書を封筒に入れ、辺りを見回す。
「このアパートに住んでいる人に話を聞いてきました。なんでもあの男と同棲してたようです」
台所の流しには洗われていない食器が沢山積まれている。
「3ヶ月前から2人で住んでいたようです」
赤い、小さな冷蔵庫が静かな駆動音をたてている。
「斉藤果歩は何でも最近学校に行っていなかったらしいです」
パジャマが無造作に脱ぎ捨てられている。
「あっ、そうだあの男の身元も判明したんです」
色違いの歯ブラシが2本、コップに中に立てかけられている。
「大森功。36歳。近所の飲食店の店長です」
棚に、2人が映っている写真が飾ってある。
2人は笑っている。

なぜだろう…。あの2人が幸せそうに暮らしている情景が目に浮かぶ。

「先輩!聞いてますか!?」
「ん?あ、ああ……」
俺は我に返った。
「悪いがもう一回最初から言ってくれ」
「……ちゃんと聞いてくださいよ。このアパートの人から―― 」

98@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 19:43
その後俺はそのまま自宅に戻った。あの現場とさほど変わらない古びたアパート。
 ドアを開ける。開ける時擦れる音がするこのドア。そして電気をつける。
上着を脱いで、ベッドの上に座る。時計の秒針が一秒一秒を刻々と刻む。
 煙草に火をつける――これらの動作は今までに何度やってきたことか。飽きることもなく。 
筆跡鑑定の結果あの遺書は彼女が書いた物だったらしい。
俺はあそこで不思議な錯覚に囚われた。

2人の幸せそうな姿を。

明日は斉藤果歩と大森、彼らについて調べる。――彼らを知ることが、この事件を知ること……。
煙草消して、俺は寝た。
99@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/11 20:07
改行失敗した・・・鬱だ。
100ゲトウヒョ
101名無し物書き@推敲中?:03/01/11 20:43
>>95
>読み易くて構成もまあまあ。
本気で言ってんのか?
ここは真面目に批評するスレッドだろ。
102名無し物書き@推敲中?:03/01/11 22:34
よかったら、お願いしますです。

http://jouno.s11.xrea.com/predoc/texts/mag18.html
103名無し物書き@推敲中?:03/01/11 22:40
>>99
台詞を全て無いものと思うと、それなりに読める。
107名無し物書き@推敲中?:03/01/12 00:20
 それは、チンポのパワーとスピードを試そうと風呂場で無理矢理皮を剥いてみたときのことだ。
一瞬亀頭が露出したように見えることから始まった。初めは幻覚かと思った。
だが違った。亀頭を回り込んで摘むことが出来たのだ。
ある日チンコの皮がガッシリと「カリ」とかみ合ったのを実感した。
暗闇に光がさし込むような実に晴れ晴れとした気分だった…。
最初は、まばたきほどの一瞬しか剥けぬ亀頭だった。
しかし、回数を重ねるにつれ2秒…3秒と長く剥けるようになった。
今では30分間は剥いていられる…。
いずれは勃起時…非勃起時…ズル剥け状態と思いのまま剥けるようになってやろう…。
楽しみだ…だんだん長く亀頭を露出させるのはな…。
108デビッドリンチスト:03/01/12 00:42
夜宿泊先に髪を黄色に染め上げた三輪明宏が漆黒の闇の中から姿を現わす。
「人生は過ぎ行く」を歌い廊下を練り歩き、歌い終わった目の先の部屋にドアをすり抜け入り、
そこにいるメンバーの生尻を鞭で激しくなぶり叩きそのあと哺乳瓶を使ってなだめ突然白目を剥いて倒れる。
翌日からそのメンバーは今までとまるっきり性格が変わってしまう 。
その夜の日記
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」


さらにその後保安官事務所の会議室の壁に飾る。
さらにその後会議室の壁から落下。会議室机の上に放置される。

トラクターを銃で撃って、八つ当たりする主人公。
日本人を見て突然「ボンサイ! バンザイ!」と絶叫し警察につかまり牢に入れられるが、 次の瞬間気付くとワゴンに乗っている。
直後ザッハトルテに舌鼓を打ちながら、ポクポクと木魚を叩き続ける主人公 、絶えず鳴り響く重低音。
その後ビニールでぐるぐる巻きにされた死体で発見される。
何故か床は白と黒のチェス模様。 その時の格好はもちろん蛇皮ジャケットを着用。
その夜の日記
「もう耐えられない。ハートはワイルドで、人生は謎ばかり!」
10995:03/01/12 09:10
>>101
真面目に批評してるぞ。長文レス見て雰囲気でわかるだろう。

再度、細かく指摘すると、>>86の被害者が腹部を刺されて出血死とあるが、
刺した場所が心臓などの場合は即死だが、急所を外した場合は自力で
数十分は歩ける。犯行が人家の近くなら被害者が自ら助けを求めるこ
とは可能だ。刺された現場でそのまま死亡していたのは不自然。

また、素人が怨念で刺す場合は何ヶ所もめった刺しにするが、
一刺しで止めているのは、本来はプロ的犯行。
110みょ:03/01/12 09:12
僕は・・僕だ。
111@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/12 11:57
>>109
そこは伏線で・・・・後で書こうとでも・・・w
112名無し物書き@推敲中?:03/01/12 12:15
>>109
あのな、文章作法もまともにできてないものは
批評の対象にならないんだよ(内容のレベルが高ければ話は別だけど)
それを批評してしまうから読むのだけでも苦痛な文章を平気で
連作してくるんだろうが!
みんなに迷惑をかけているんだよ
本人はそんなつもりじゃないんだろうけど君の批評のせいで
批評してくれる人がいると勘違いしてしまったんだよ。
そのことを言っているんだ。
真面目に批評するってことは時にその文章が
批評の対象にもならないとつき返すことも含まれるんじゃないの?
113名無し物書き@推敲中?:03/01/12 13:10
別に悪意が無いならいいじゃないか。
多少ならば目をつむるのが世の中を丸く治めるコツだ。
114名無し物書き@推敲中?:03/01/12 13:32
>113
悪意とかそういう問題じゃないと思うよ。
他人に見てもらう文章なんだから、細部まで注意した上に発表しないと。
批評スレなんだから、作法から逸脱した文章は箸にも棒にも掛からない。これは、プロの人に見てもらうにもそうだしね。
だから、批評者はそのことを注意するべきだと思うよ。
112の言っていることは正しいと思う。その後貼付けられた文章にも改善の兆しはなかったし。

投稿者にはテンプレを読むぐらいの慎重さはあっていいと思う。

115名無し物書き@推敲中?:03/01/12 13:35
【ネットボランティア】余ったCPUを・・・
 cell computingとは、ブロードバンドに接続された家庭内や
企業内のPCの余剰CPUパワーを統合し、
仮想的なスーパーコンピュータとしての利用を実現する
技術を用いたSI、ネットワークサービスです。
 バイオ、物理計算、設計、金融工学、CGレンダリングなどの
分野のお客様へ、安価に仮想スーパーコンピュータパワーを
提供することを目的としております。
 なお、将来的には収益にあわせてCPUパワーを提供してくださる
参加者へポイントシステムやデジタルコンテンツによる
利益還元を考えております。
http://www2.cellcomputing.jp/

2ちゃんねるのチーム作ってみました。【[お前らのPCで挑戦しる]】
http://members.cellcomputing.jp/services/teams/team.htm?id=ABBE425B-CE11-4DA4-8591-C68DF67DA41A
116114:03/01/12 13:42
>114
112の意見で同意するのは、真面目に、の件からね。

117113:03/01/12 13:52
112は正論なんだけど、嵐を呼びそうな煽り風味が混じってるんだよね。
それが俺の感じる不安要素。
まあ、マターリ行こうよ……。
投稿者は慎重にね。
118名無し物書き@推敲中?:03/01/12 14:16
では次の方の発表お願いします
    
     ↓
119名無し物書き@推敲中?:03/01/12 15:08
http://www2.tokai.or.jp/LOOP/
これW尾潰せ
批評お願いしまつ。

 音を立てぬようドアをそっとあけて、病室に入る。
暗く静かな小さな部屋には汚いベットが一つきり。
そしてそのベットの上に……弟が寝ている。
「アル、迎えに来たよ。」
肩で息をしながらアイリスはベットに近づいた。
「起きて」
病室にはアイリスの息遣いだけが響いている。
寝息が聞こえない。
「アル」
そっと頬をなでる。……冷たい。


 アイリスはそのまま病室を後にした。
覚悟はしていた。だから……涙なんか、出なかった。
121名無し物書き@推敲中?:03/01/12 16:19
 小さな部屋の中は暗く、不気味なほどの静けさに包まれていた。
北向きの窓に沿うように置かれた古びたベッドが一つある。
その上に……弟が寝ている。
「アル……アル。迎えに来たよ」
 声が震える。アイリスはよろめきながらも一歩ずつベッドに近づいていった。
分かっている。奇跡なんて起こりはしない。それでも必死に呼びかけた。
「アル、起きて! 家に帰れるんだよ。もう一人じゃないんだ」
 肩を揺すっても反応はない。聞こえるのも自分の荒い息遣いのみ。
 アイリスはそっとアルの頬を撫でた。
「冷たいよ、アル」
 アイリスはそう呟くと薄っすらと埃のかかったシーツに
自分の顔を押し付けた。
122120:03/01/12 16:43
>>121
ああ…場面うかぶなぁ。

アイリス=無表情娘な設定なつもりだったけど、
どうも感情の押し殺しが書けない。
123121:03/01/12 16:57
120さんの意図は充分に伝わりました。
あとは表現方法を磨いていくだけですね。
最近、あまりにひどい文章が多かったので久しぶりに
リライトするのに値する作品でした。
124@ ◆SGA7bLSsMA :03/01/12 17:44
やっぱり稚拙でした。
みなさんの気分を害してすみませんでした。
125121はアホで文章下手で120のほうがまし:03/01/12 17:44
こげた匂いがしている。千田義男の家が火に包まれていた。電球が破裂し、中から千田昇の写真が一葉かいま見えている。
義男は観念していた。母親の三咲が千田義男のほほを優しくなでた。
「安心しなさい。昇が笑っていますよ」
火炎が義男の母親を包んだ。義男の母親は腕をクロスさせて、火炎から身を守っている。
「母さん! 死なないで!」
そこへ、義男の父親が窓ガラスを割って飛び込んできた。
「義男。母さんはもう助からない。さあ、来るんだ」
焼け焦げていく火の海の中の母親を泣きながら見つめながら、
「なぜ、家に火を放った!」千田義男は父親に向かって叫んだ。
「ガソリンをかけ、火をつけたことまでは覚えているが、あとの事は忘れてしまった」
会話している間にも火炎の勢いは増していき、父親と息子の体も火の餌食となった。
「熱さを我慢するんだ!」
父親の叫び声を聞きながら義男は焼け爛れていく皮膚の中に天使の姿を認めていた。
「私たちは北村洋八郎殿の使いであなたのもとにやってきました。鳥人間にあなたをするために遠い異国の砂漠のオアシスからはるばる水を持ってきました」
千田家では子供が成人するとき家に火を放ち、そこから生き残ったものだけに帝王学を教えるという厳しい試練を課していた。
126121はアホで文章下手で120のほうがまし:03/01/12 17:45
これは千九百二十年の憲法改正のときまで続いた千田一族のならわしであった。
「熱さを我慢するんだ!」
義男は焼けきろうとしていたが、まだ死ねずにいた。手で体中をかきむしりあらぬことをしばらく叫んでいた。
が、とうとう義男はひざから崩れ落ちていった。体が畳に打ち付けられる寸前、義男は抱きかかえられた。
「義男、怪我はないか?」
メキシカンスタイルに身を固めた千田昇が葉巻の煙をくゆらせながら義男の耳元に口をつけ言った。
「叔父さん、メキシコから帰ってきたんですか?」
マラソンランナーは苦しい三十キロ過ぎあたりを過ぎるとランナーズハイの状態になり苦しさを忘れるが、千田義男もそんな状態だった。
「義男、俺と一緒にメキシコに行こう。メキシコにはおいしいタコスがある」
「病院に、連れてってください……」
情けを知らない火炎は千田昇のパンチョに狙いを定めていた。
激しい痛みがぶり返した義男はもはや息をするのも容易ではなかった。
「おっと俺のパンチョに火が」千田昇は宙返りし衣服についた火を消すと、入ってきた窓から飛び降りた。
二階の窓から飛び降りた昇は足をくじきながらもカバンから写真機を取り出し、二枚、三枚と燃える千田家を撮影した。
集まっていた野次馬の一人が昇のもとまでやってきて、
「中に人はいましたか?」と尋ねた。昇は悲しそうに、「三人だ。親子三人だ」
127名無し物書き@推敲中?:03/01/12 17:49
◆◇◆◇◆最新情報◆◇◆◇◆
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
128名無し物書き@推敲中?:03/01/12 17:54
>>125-126
120さんや121さんを批評するレベルじゃないね
オナニー文章丸出し
129名無し物書き@推敲中?:03/01/12 17:56
125は漫画を書きたかったんでしょ
130121はアホで文章下手で120のほうがまし:03/01/12 17:56
>不気味なほどの静けさ

何も感じんな、意味ないな、不要だな。

>北向きの窓に沿うように置かれた古びたベッドが一つある。

窓に沿うように古びたベッドがひとつ置かれてある。
だろ、馬鹿。何だよ北向きって。書く必要ないだろ馬鹿。

>小さな部屋の中は暗く、不気味なほどの静けさに包まれていた。
>アイリスはよろめきながらも一歩ずつベッドに近づいていった。

一行目と五行目。たどたどしいなw
無気味なほどの静けさとか書いても俺の脳に何も訴えてこないんだよ。意味ないんだよ。
アイリスは一歩ずつベッドに近づいていった。よろめきながら。

お前もっと『た』で文章終わらせたほうがいいよ。
>肩を揺すっても反応はない。聞こえるのも自分の荒い息遣いのみ。

何だよこれは? 文章うまい気でいんのか。こんなんで。
131121はアホで文章下手で120のほうがまし:03/01/12 18:03
うまく見えることが大事なんじゃないんだよ馬鹿。

>声が震える。

なんだよこれは。
行間でも意識してんのかばか。
アイリスの声が震えていた。と書けよ。文章を偽装してるだけだお前は。馬鹿。
視点が混乱してんだよ馬鹿。

>分かっている。奇跡なんて起こりはしない。それでも必死に呼びかけた。
 ↑      ↑            ↑
主語をちゃんとかけよ馬鹿、こんなのが技巧だとでも思ってんのか馬鹿。
最後ぐらい、
それでもアイリスは必死に呼びかけた。 こう書け馬鹿。
132名無し物書き@推敲中?:03/01/12 18:08
北向きの窓の意味もわからないの?

まあ、漫画のようにヴィジュアル化された物しか読んでないから
自分で考えるということをしたことがないんでしょ

>脳に訴えない
お前の脳じゃしょうがないよ

>こげた匂いがする
ぷっ、こげた匂いって何がどうこげたにおいなんだよ
文章技術に自信があるなら見せ場だろw
133名無し物書き@推敲中?:03/01/12 18:09
120>121>>>>>>>>>>>>>125
134名無し物書き@推敲中?:03/01/12 18:14
131は小説読んだことないな
お前の手法じゃ、台詞と状況説明だけの構成になる。
〜だった。
〜した。
感想文だろ、それはw
135121はアホで文章下手で120のほうがまし:03/01/12 18:18
>ぷっ、こげた匂いって何がどうこげたにおいなんだよ
文章技術に自信があるなら見せ場だろw

こげた匂いについて描写することと
文章技術とは何の関係もないぞ。馬鹿w

おまえ糞だろ? 不気味なほどと書いてるだろお前は。『ほど』と、強調してるだろお前は。
なのに何も感じないのだよ糞君。お前の文章が失敗してるんだよ単純に。
単純なことだから理解してくれ。
136名無し物書き@推敲中?:03/01/12 18:20
お前よりマシだよ
自分の文章読み直してみろ
まともな神経なら泣きたくなるぜ
余所でやれよ。
余計な私情を挟まずに、事務的、客観的、冷静に良い点、悪い点、改善点を示すだけでいい。
138みじんこ:03/01/12 18:33
文章批評希望。>>27-28 の続きです。 追記。>>29 の方へ。 ずいぶんキツかっ
たが参考になりました。有難うございました。 

 22歳のとき、デジタルハンディカムで撮った短編映画が、『全国学生映画コン
クール』で『奨励賞』を受賞し、賞金20万円を得てから、三年経った。二作目は、
翌年、第一次選考にも引っ掛からず、そして、三作目はできていない。
受賞作の質を落とさず――むしろ前作を遥かに凌ぐ完成度のものを――1年に1作程
度に抑えたペースで発表していくのであれば、軽く、映画だけで喰っていくことの
できるほどの作品を量産していけると、奨励賞を獲ったときには思っていた。何も
問題はないと。それでも、そうした自信とは裏腹に、ひりひりと背を灼くような焦
燥と、何に対してなのかは分らない怯懦が纏わり付いて離れず、眼を血走らせて、
街の中を歩き回ってばかりいたのは、それはそれでなんとなく充実していたが、ま
るで、三年という時間に燻し出されたかのように、今では、虞も焦りも渡辺の身体
の中から煙のように消え失せ、跡形も残っていない。映画を創り出すことへの思い
は、いまでも残っているが、それにしたところで、半ば抜け殻のようになってしま
っているのは、渡辺自身にも分っている。茫漠とした時間の塊が、目の前に拡がっ
ているのを眺めながら、途方にくれているようでもある。
 時折、全てが予定通りに、順調に進んでいるという満足感を、ぼんやりと感じて
いることがある。白日夢みたいなものだ。そいつが、間歇的に、普段の気分と気分
の隙間に潜りこんでくる。そのうち、ふと我にかえり、意識のなかに、ホワイトノ
イズのような妙なものが挟まっているのに気付く。そんな時にも、俺はただ、痴呆
のように、そいつを見ているだけだ。ああ、また出やがったかと、そんなことを思
いながら。
 緩みきっている。――だが、あるいはそいつはひょっとすると、衰褪でも懈怠で
もなんでもなく、むしろ逆の、やがて瑞々しくその漿果を結ぶのだろう果実の種子
を、俺自身も気付かぬうちに、その裡に、強固に育んでいるんじゃないだろうか?
‥‥そんな虫のいいことを思っている自分の姿も、また俺のなかに見ている。
 ‥‥俺は、どこか、病んできているのだろうか‥‥?

139燕尾服仮面ゼンダマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/12 18:35
140名無し物書き@推敲中?:03/01/12 18:40
荒れてますね
でもけんかがあったほうが面白い
皆で121と125のどちらがいいか投票しよう
いい感じに荒れてまつね
批評キボンヌ。

雨にぬれた道路の上をザラザラと音を立て、バス停に緑色のバスがやってきた。
ボディやタイヤ、運転手の制服まで全部全部緑色。
森の中の小さなバス停では風景に溶け込んで見えた。

そのバスに制服姿の少女が載りこんでいく。
運転手は料金を取らずそ、のかわりに少女に一言尋ねた。

「途中下車は出来ませんが、いいですね」
少女はだけ一瞬ためらって、
「ええ」と答えた。

ザラザラザラザラ。

森の中の濡れた道路をバスが音を立てて走ってゆく。乗客は立った一人だけ。
静かな静かな森の中を、バスのタイヤだけが音を立ててゆく。

ザラザラザラザラ。

少し立って、少女はふと窓の外を見た。遠くに自宅が霞んで゙見える。

今頃父さんはどうしているだろう。
ちゃんと遺書、見つけてくれただろうか。
そんな考えが止め処もなく溢れてきた。

でも、ごめんね。私は帰れません。
ごめんね。ごめんね。バイバイ。
143142:03/01/12 18:52
訂正

○運転手は料金を取らず、そのかわりに
×運転手は料金を取らずそ、のかわりに
144みじんこ:03/01/12 18:55
訂正。>>138


『受賞作の質を落とさず――むしろ前作を遥かに凌ぐ完成度のものを』

行頭、一字下げ。   すみません。
145名無し物書き@推敲中?:03/01/12 19:18
エッセイというか日記を批評してください
1月7日
今日は講義もないので久しぶりに打ちに行こうと思ったがおきたのが
11時になっていたので即効却下。それからはいつものような暇な
一日でした。ちょっと気になったことでもうH2の再放送やってないらしい。
実家に帰った間に終わってしまったのか、今日たまたまなかったのかは
不明だが大変残念。
ほかの人は楽しい一日だったのかなどと考えるとむなしくなってきますね。
最近はそんなこと考えるといらいらするので考えないようにしています。
それと昨日の話しで恐縮なのですが、学校から帰るとき、私の前に
2人組の人が楽しそうに話していました。結構大きな声だったので
興味深く聞いているとお年玉もらったなどといった話のようでした。
正直唖然としました、いまどきの大学生がお年玉もらってさあ、などと
話しているのです。普通の大学生ってそういう話するんですかね?
それともたまたまその人たちはおかしい人だったのか・・・
でもおかしい人だとしても仲間がいればいいですよね。
ちょっとうらやましく感じました
146名無し物書き@推敲中?:03/01/12 19:21
>>142
2行目の全部全部緑色。
という表現は余り感心できない。
難しいとは思うけど工夫が必要でしょう。
それと、ザラザラという擬音語はジュニア以外を目指しているなら
やめた方が良い。
最後に、運転手と少女の会話、運転手の描写をもっと入れて欲しかった。
厳しいことばかり言っていますが見込みありと判断したからこそです。
小説で難しいのは雰囲気を出すこと。それはOKだと思います。
> 今頃父さんはどうしているだろう。
> ちゃんと遺書、見つけてくれただろうか。
> そんな考えが止め処もなく溢れてきた。

溢れるような量じゃないじゃん。
もう少し語句に気をつけた方が良いと思われ。
148名無し物書き@推敲中?:03/01/12 21:21
日記は、本来人に見せるために書くものじゃないから、どういう観点で日記を批評すればいいかわからないなあ。
日記なんて、書いた本人にだけ意味が通ればいいわけだからなあ。
149名無し物書き@推敲中?:03/01/12 21:23
かわいそうだけど
その通りだな
150名無し物書き@推敲中?:03/01/12 21:28
>>145
お話しになりません。
もうちょっと、他人に文章を読ませるということを考えたほうがいい
でしょうね。
みんな気にしてないけど「即効」はこの場合「速攻」じゃないのか?
152名無し物書き@推敲中?:03/01/12 21:59
 戸川幸彦にとって、その日はかならずしも特別なものではなかった。
いつもどおり起きて、いつもどおり会社に向かい、いつもどおり仕事を始めた。
彼の仕事は、タクシー運転手である。
 まったくいつもどおりに、彼は車を出した。
 だが、一つだけ彼の精神を脅かすものがあった。
 前夜のテレビ番組で、彼はひょんなことからバンジージャンプの特集番組を
見ていた。本来なら、彼が見るはずもない番組と言える。
 なぜなら、戸川はいちおう高所恐怖症なのだ。
 いちおう、とあえて断るのは、その病名をあてはめるのが精神医学的に
正しいのはどの程度からなのか、と言う知識がかけているからだ。だが
彼としては、自分は間違いなく高所恐怖症だ、と自覚していた。
153152続き:03/01/12 22:02
まあ世間では、民家の二階の窓から外を覗けない人間とか、ゴルフ場で
一メートル強の小さな丘からグリーンを見おろして腰を抜かす人間とか、
そんな報告もなされている。さすがにそこまでではないから、
あるいは自分よりもっとひどい症状の人間がいるのかもしれない。
すくなくとも、自分が世界じゅうの誰よりも症状が重い、
とは言えないだろう。
 しかし、幼少のころを除いて遊園地のジェットコースターにはこんりんざい
乗ったことがなかったし、ましてや高層ビルの展望台に行ったことなど
あるはずもない。よもや、ビルの屋上の手すりごしに下を見るとか、
断崖絶壁の縁に立って下の海を眺めるなど言語同断である。そんな場面を
想像しただけで、貧血を起こしそうになる。とてもじゃないが、実行なんて
できるはずもない。

批評お願いします。
154名無し物書き@推敲中?:03/01/12 22:11
>>138
29です。29ではきつい言い方でごめんなさい。大抵の方は推敲したうえで投稿してる
わけで(と、当方は考えております)、であるにもかかわらず、投稿作品にあからさま
なミスがあるときは、「作者はこれでいいと思ってるんだろうな、きっと」と考えて
しまうわけです。だから、そうじゃないですよ。とはっきり示したくて、つい強調と
いうか、きつくなってしまいます。言わずもがなの事かも知れませんが。
まあ私も含め、批評者の批評眼に問題があるケースも決してないとは言えないので、
投稿者やロマーはどんな批評にも注意深くあたるべきで、決してすべてを鵜呑みに
すべきではないというのも自明の理ですよね。当たり前のことばっかりごめんなさい。

138の批評もやらせて頂きます。目に付いたところだけ。
大賞賞金額をほのめかすぐらいしといた方がいいかも。念押しぐらいの意味で。
そうしないと、生活費を確保できるという主人公の目算が伝わりにくいかな。

>それでも、そうした自信とは裏腹に(以下略)

この一文は長すぎ。意味がきちんととれればまだしも。長文のメリットはここでは
感じられない。街中を歩く事と過去三年間を一つのセンテンスで語るのは無理がある。

途中で三人称から一人称に変化してるのは……なぜでしょう? 統一しましょう。
主人公の心境を印象づける出来事を描写しないと共感や感情移入は期待できないでしょう。
ここでは、過去を振り返ってるだけ。
またせっかく三人称で書いているんだから、主人公がどんな人間か個性を表現すれば
いいのに。まあ、どちらもこの先に描かれるのでしょうね。
155名無し物書き@推敲中?:03/01/12 22:11
これでは高所恐怖症というのが読者からしたら実感しにくい。
例えが凡庸からかもしれない(世界中の〜、断崖絶壁など)
それでなかったら、何となくぼかしたあとで、
もしかして自分は高所恐怖症なのかもしれない、
と持ってきてもいいと思う。
156:03/01/12 22:43
 雨で消えないように,タバコを掌で覆うようにもった.こうすれば雨の中で
傘がなくても火は消えない.最近おぼえたもち方だ. 
濡れた路面の上を緑の色のバスが滑るように近づいてくる.
タイヤで走っているのではなく,フロートか何かでアスファルトの上を
本当に滑っているようだ.俺はタバコを投げ捨てた.
 バス停に立つおれの前にバスが音もなく止まる.ドアが開いた.
緑色のバス.ステップに足をかけると,緑色の制服の乗務員と緑色の座席が
目に入る.緑一色という言葉が頭に浮かぶ.覚えたての麻雀の役.
 苦い気持ちがこみ上げる.麻雀---家出の原因だ.
 高校生のくせに徹夜麻雀なんて十年早ええんだ---昨日の親父の怒声と拳,
つい五分前の出来事のような気もするし,ずっと昔の出来事のような気もする.
 ステップの二段目に左足をかける.遠く自分の家.雨のせいでフィルターを
かけたように霞んでいる.家の前で人影が見えた.お袋.傘を二本持って
こっちに走ってくる.
 気がつくと,俺はバスを飛び降りて,そっちへ向かって走り出していた.

157156:03/01/12 22:46
>>142にインスパイアーされてちょっと書いてしまいました
この板は今日初めて来たのでお手柔らかにお願いしますだ
158名無し物書き@推敲中?:03/01/12 22:51
ちょっと句点が多すぎ。もうちょっと濃い文体にしたほうがいいぞ
159156:03/01/12 23:32
ありがとうございます.
たしかに「.」と「---」多いですね
160みじんこ:03/01/12 23:35
>>154    批評ありがとうございます。 
       この作品、全部でおそらく100枚程度。現時点では、アウトライ
       ンのみの、未完成作品です。
       駆け出しに付き、ご指摘等、大いに参考になりました。
161名無し物書き@推敲中?:03/01/12 23:40
>>156
初めてでも、というより、初めてならなおさら、>>2の約束事を読むべきでしょう。
それが最低限のマナーではありませんか?<句読点の打ち方
162名無し物書き@推敲中?:03/01/12 23:44
>>142
>そのバスに制服姿の少女が載りこんでいく。
少女が乗り込んでいくが適当かも。「載」は荷物などを積む。

>森の中の濡れた道路をバスが音を立てて走ってゆく。乗客は立った一人だけ。
○音を「立てて」走ってゆく。 
×乗客は「立った」一人だけ。 → 乗客は唯った一人だけ。

>少し立って、少女はふと窓の外を見た。
×少し「立って」、→ 少し経って、

>少女はだけ一瞬ためらって、
……?
>156
>雨で消えないように,タバコを掌で覆うようにもった
>最近おぼえたもち方だ

「持った」「覚えた」は特にこだわりがなければ漢字にして欲しく

句読点は「、」「。」にして欲しく

---は――(ダッシュで変換で出ないかな?出なければコピペして辞書登録しておくと吉)
164名無し物書き@推敲中?:03/01/12 23:54
ちょっと思うんだけど
120のリライトした121の文章も
142のリライトした154の文章も
リライト後にオリジナルのファンタジーっぽい
部分が消えてしまっているような気がする。
確かに文章としてはよくなっているんだろうけど
残念な気がしてならない。
多分、普段書いているジャンルが違うんだろうな……
165156:03/01/13 00:00
>>161>>163>>164  すまそ
もうちっと勉強します
166名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:02
>>164 読んでもらいたい年齢層によるだろうね。
少年少女向けでいきたいならリライト前を少し手直しすりゃいいけど
もうちょっと上でも楽しめる物にしたいならリライト前はちょっと
きついかも
167名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:07
あの…ちょっと宜しいですか? 
リライトして下さる方は、プロの方なんでしょうか?
168名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:12
ちがうと思うよ
169名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:12
プロじゃないよ
目指してはいるけど
一次通過三回
二次通過一回
というまだまだ素人です
創作の合間にここに来て刺激受けている
(いい意味でも悪い意味でもw)
170名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:23
この「ひたすら描写するスレ」で、お題をだしてもらって
それを描写していくっていうのも結構練習になると思うよ。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1037705225/l50
171名無し物書き@推敲中?:03/01/13 00:31
>>145
>それと昨日の話しで恐縮なのですが、
日記だろ?自分自身に恐縮するのか。

お年玉は成人でも貰うだろう。師匠が弟子へお年玉やったりしてる。
芸能界でも正月のTV見てると大先輩が後輩へお年玉やっている。
何年前か?故勝新太郎は懐から札束取りだして明石家さんまにお年玉やっていた。
大学生がお年玉もらって唖然とするほどの事でもないだろう。
172批評お願いします:03/01/13 00:53
「じゃあな」
 一方的に会話を打ち切ると、彼は携帯電話のバッテリーパックを取り外し、本体もろとも枕元へ放り投げた。
「どうしたんですか……?」
 傍らで眠っていた少女がうっすらと目を開けて、ぼんやりとこちらを見つめている。さほど大きな声で話したつもりはなかったが、どうやら起こしてしまったらしい。
「あぁ、何でもない……間違い電話だよ。まだ寝てろって」
「……わかりました」
少女は、かすれた声を喉の奥から絞り出した。喋るのも億劫だろうに、こんなときでも少女は敬語だった。
 少女は素直に目を閉じた。ほどなく寝息が聞こえてくる。剥き出しの肩がゆっくりと上下している。
まだ早い。彼は、腹の辺りまでズレていた毛布をつかむと、少女の肩を覆うようにかけ直した。
寝直そう。夜が明けるまで、まだ時間はある。目を閉じる。ほのかに、いい匂いがした。すぐに少女の髪の香りだと気付いた。高価そうなシャンプーとトリートメントとが風呂場に置かれていたことを思い出した。
あれの香りか……品名は何だったかな……。
わからない。何だったろう。この髪の、匂い……。
いや、そもそも……この女、誰だ……?
意識が闇に落ちていく。
……ここは、何処だ……いや、もうどうでもいい。
暖かなまどろみの中に沈みこみたい。
結局、何一つ思い出す事なく、彼の意識はベッドに溶けた。
173名無し物書き@推敲中?:03/01/13 01:09
ストーリーの脈絡が掴めない。
誰だかわからない女に向かって冒頭部、「まだ寝てろ」と男が声を掛ける展開
には、読み手が戸惑いを覚えるはずだ。ほかにもいろいろ疑問点が。「まだ早い」
というのは、何が早いのか?など…
文章に関しては、モノローグの行頭を下げるべき。
174名無し物書き@推敲中?:03/01/13 01:34
>>137
>余所でやれよ。
余計な私情を挟まずに、事務的、客観的、冷静に良い点、悪い点、改善点を示すだけでいい。

ようするにこのスレはカルチャースクールみたいな機能だけでいいと?
175名無し物書き@推敲中?:03/01/13 01:45
 
 問われるのは批評(投稿)する人の『良識』と
 荒れないスレにしないための『節度』です。

 参加者全員にとって有益なものにしたい。
 質の高いスレにしたいという希望を持ちたい。

 
176名無し物書き@推敲中?:03/01/13 01:47
 ↑ 『荒れないスレにするための「節度」です』(汗)

177174:03/01/13 01:51
>問われるのは批評(投稿)する人の『良識』

何に対する良識?
178名無し物書き@推敲中?:03/01/13 02:18
>>152-153
>本来なら、彼が見るはずもない番組と言える。
<中略>
>あるいは自分よりもっとひどい症状の人間がいるのかもしれない。
冒頭の神視点から、後半一人称に変わった。人称を統一した方が良いとおもう。

バンジージャンプの特集番組の話から横道に反れたままで終わっている。
高所恐怖症の主人公が何故バンジージャンプを見たか。心の変化?結末は何処へ。
>>177
投稿者は、まずは批評してもらうに値する文章かどうか考える。
批評家は、自分の批評に過度な自信は持たないように心がける。

これがこのスレに参加する上で必要な礼儀であり、それが出来る事を"良識がある"と言うのではないでしょうか。
180174:03/01/13 02:25
>>179
レスさんくす。納得した。
181名無し物書き@推敲中?:03/01/13 03:08
>>124
気にするな。きみは良いやつだ。
投稿作品にもマッタリした雰囲気が表れている。
182名無し物書き@推敲中?:03/01/13 09:27
ところで121と125の喧嘩はどうなったの?
どっちが上か下かケテーイしないの?
183名無し物書き@推敲中?:03/01/13 09:32
男が公園に来たのは約束の時間を5分過ぎてからだった。よたった歩き方。安っぽい革ジャン。絵に描いたようなチンピラだ。
俺は男に近寄りながら聞いた。
「金はもってきたか」
「ブツは?」
「ブツはある」
俺は左手の袋をあげた。上物のシャブ。
「金はもってきたか」
もう一度,同じ質問を投げかけた。
「金なんかねえよ。あんたが俺にブツを渡す。それだけだ」
言い終わった瞬間,男の顔を拳を叩き込んだ。一発で倒れた。馬乗りになって,男の顔に連打する。拳。 拳。 拳。救いを乞う男を引きずり上げて,鉄製の屑入れのほうへ押し出す。派手な音を出して,男が屑入れに倒れこむ。
「屑野郎には屑入れがお似合いだな」

184名無し物書き@推敲中?:03/01/13 10:07
>>173
ありがとうございます。
分かりやすくなるように組み立てなおしてみます。
185名無し物書き@推敲中?:03/01/13 10:09
>>183
公園に人がいるのかいないのか?雰囲気は?描写不足。
作者の力量を問うために描写を見たい。
「男」の描写が、「よたった歩き方。安っぽい革ジャン。絵に描いたよう
なチンピラだ」だけでは弱すぎる。強そうな男なのか弱そうな男なのか?
金を渡さずブツだけ盗ろうというのだから、丸腰でやってくるのは不自然。
本来なら、男の方から先に襲ってくるか、ナイフなど武器を出す等のアク
ションがなければおかしいのではないか。
殴られた男のダメージの程度が全く書き込まれていない。鼻血が出たのか
出ていないのか?歯は折れたのか折れていないのか?書き込むべきところ
は丹念に書き込んでほしい。書き込むべきところとそうでないところは
経験を積めば自然に見えてくるはずだ。
186183  :03/01/13 10:11
>>185 ありがとうございます
>金を渡さずブツだけ盗ろうというのだから、丸腰でやってくるのは不自然。
いわれてみれば ごもっとも
ロジックと描写 まだまだっす
187名無し物書き@推敲中?:03/01/13 10:58
いい批評ですね。
ただ書き込みの濃淡は常に意識しなければ身に付かないですよ。

183さん頑張ってください
188 183:03/01/13 11:03
>>187 ありがとうございます
189名無し物書き@推敲中?:03/01/13 11:24
夜宿泊先に髪を黄色に染め上げた三輪明宏が漆黒の闇の中から姿を現わす。
「人生は過ぎ行く」を歌い廊下を練り歩き、歌い終わった目の先の部屋にドアをすり抜け入り、
そこにいるメンバーの生尻を鞭で激しくなぶり叩きそのあと哺乳瓶を使ってなだめ突然白目を剥いて倒れる。
翌日からそのメンバーは今までとまるっきり性格が変わってしまう 。
その夜の日記
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」
「仕事ばかりで遊ばないとだめになる」


さらにその後保安官事務所の会議室の壁に飾る。
さらにその後会議室の壁から落下。会議室机の上に放置される。

トラクターを銃で撃って、八つ当たりする主人公。
日本人を見て突然「ボンサイ! バンザイ!」と絶叫し警察につかまり牢に入れられるが、 次の瞬間気付くとワゴンに乗っている。
直後ザッハトルテに舌鼓を打ちながら、ポクポクと木魚を叩き続ける主人公 、絶えず鳴り響く重低音。
その後ビニールでぐるぐる巻きにされた死体で発見される。
何故か床は白と黒のチェス模様。 その時の格好はもちろん蛇皮ジャケットを着用。
その夜の日記
「もう耐えられない。ハートはワイルドで、人生は謎ばかり!」
190名無し物書き@推敲中?:03/01/13 11:44
行頭一字下げをしていないのは意図的なものか?
小説の一部を書き込んだもののようだ。このような、わざと文章を
崩しているスタイルについては、文章批評は難しい。
作品全体を拝見したく思う。
191名無し物書き@推敲中?:03/01/13 11:45
私の生まれた愛知県は、トヨタ自動車様様の県だった
車を売って生きてる、馬鹿どもの県だった。
この県を脱出することもできずに
24歳になってしまった。
無為に過ごした高校卒業後の6年間を
小説家になるんだといって親を騙し
アルバイトもせずに、
毎日図書館に通い、古典を読んだ。
6年たっても芽は出ずに、
最近は精神科に通いだす始末。

お願いします。
192名無し物書き@推敲中?:03/01/13 12:00
 私小説っぽいが、改行の仕方が独特だ。行頭一字下げをしていないのは
意図的なものか?改めてほしい書き方だ。
 文章について言うと、これは事実の羅列だけであり、批評できるだけの
材料が揃っていない。敢えていうならトヨタに対する私怨のようなものが
読み取られるが、あとの文章に繋がっていないので、適当に書いている
だけなのかもしれない。とりあえず意味は通じているので作文としては可。
 私は何かに追われていた。それを確認したわけでない。
恐ろしい物が追ってくると本能的に感じていただけだ。
何度も走りながら後ろを振り返り、何も居ない事を確認して、『何だ』と安堵を得ようと思った。
しかし、その度に抗し難い恐怖が体をはしり、振り向けないでいた。
もしも、今まで見た事の無い様な異形が追っていたとしたら……そう振り向こうとする度に頭に浮かんでいた。
身体中をぬらぬらと妖しく光る鱗で覆われ、口は耳まで裂け、涎を端から滴らせていて、目は紅く爛々と異様な光を放っている。そんな異形の姿を想像していたのだ。そんな物を目にしてしまったら、私はたちまち腰を抜かし地面にへたりこんでしまうだろう。
そして異形に頭からばりばりと食べられてしまうのだ。そんな考えが頭をかすめていた。
非科学的で馬鹿らしい考えだとすら自分でも思ったが、そう感じさせる何かがそれにはあった。
 私はTシャツにジャージのズボンと言う格好だった。靴ははいていない。
今走っている『道』は舗装されていなくて、小石などが一歩踏み出すごとに足を鋭く刺している。
最初の頃はそれに鋭い痛みを催したのだが、暫く経つと慣れたのか感覚が麻痺したのか、
さして痛みは感じなくなっていた。
また、『道』の周りは暗く、『道』だけが闇の中に白くぼうっと浮かび上がっているような状態だった。

よろしくお願いします
194葛の葉 ◆Leaf.p8Qac :03/01/13 12:24
即興スレで書いたヤツを持ち込むのは駄目ですか?
195名無し物書き@推敲中?:03/01/13 12:43
>>179
> 批評家は、自分の批評に過度な自信は持たないように心がける。

つまるところ、過度な自信があってもなくても、批評者はその自分の力量の範囲でしか
批評できないものだ。批評するということは、その人間の批評眼がどの程度のモノなのか
を他人の前に赤裸々にさらけ出す行為に他ならない。時には見当違いな批評もあるだろう
し、投稿作品の輝きを見逃すことや否定することもあるだろう。でも、それは誰でも
批評できるネット掲示板なのだから、避け難いことでもある。それならば、批評なんて
やめちまえ。などは考えない。
私が考えるのはこうだ。だからこそ、批評者は、自分の批評が露悪的に自分自身を暴く
結果になることを恐れてはならない。どんなにあがこうが、しょせん人間は持ち前の
批評眼でしか批評できないのだから。逆にいえば、尻込みせず恐れずに果敢に批評する
者は、批評眼を成長させることができるかもしれない。ひとはそうやって成長するのでは
ないだろうか。

だから、投稿者に伝えたいのはすべての批評を軽々しく鵜呑みにするな、ということ。
自分がとことん信じるならば、誰がなんといおうと、その方向を突き進むのも得難い個性を
結晶化させることにつながるかも知れない。投稿者自身の人生なのだから、最終的な選択は
投稿者自身が選ぶほかなく、他人が決めるもんでもない。もちろん、正しい指摘をしている
批評もあるだろう。だから、投稿者は批評を見極める目も持つべきだし、批評者は投稿者に
およぼす影響力を認識すべきだ。

以上の話とは別に、批評者には(そして投稿者にも)人間としての礼節が必要だと考えます。
196名無し物書き@推敲中?:03/01/13 12:52
「異形」という言葉にたいし、本作のような使い方は、読み手に違和感を与
えると思う。普通は「異形な‥」等、形容する際に用いる言葉。あまり一般
的でない言葉について、敢えてこのような使い方をする意図をはかりかねる。
細かい漢字変換に疑問点が数箇所あり。「居ない」→「いない」・
「と言う格好」→「という」また、「鋭い痛みを催した」は一見して不自然。
身体の外部から加えられる痛みに「催す」は不適当。
「涎を端から」前の文章との繋がりを考えると不適当→「端から涎を」、
『何だ』と安堵を得ようと思った。→『「何だ」と』は削ってもよさそうだ。
また、改行が不自然な箇所が散見される。
全体的に見て、それなりに書いている人のようだが、細部への目配りが
まだまだ足りない。頑張ってください。
197名無し物書き@推敲中?:03/01/13 12:57
  >>196 は >>193への批評です。補遺。
198名無し物書き@推敲中?:03/01/13 13:22
>>195
>過度な自信があってもなくても
批評に自信などと考えたことがない。
自分の興味のある文章に批評を加えるだけ。
レスの多い作品は、それだ読者を惹きつける何かがあるんだろう。
199名無し物書き@推敲中?:03/01/13 13:30
>>183
>俺は男に近寄りながら聞いた。
>「金はもってきたか」

お互い初対面なんだろう?金の確認の前に、本人の確認が先だろうが。
200名無し物書き@推敲中?:03/01/13 13:41
>>191
出だしの掴みはインパクトがあり良いとおもう。
多分、最終的に小説家に夢やぶてれ不本意ながら
車関係の仕事に従事するんだろうな。
201142:03/01/13 14:06
レスして下さった皆さんサンクスでつ。
誤字やら日本語の間違いやら
文章の批評以前のことばっかで申し訳ない……。
もう一度言われたことに気を配って書きなおしてみますた。

 雨に濡れた道路の上を音を立て、バス停に緑色のバスがやってきた。
あたりの木々の緑をそのまま切りぬいたような鮮やかなそれは、
森の中の小さなバス停では風景に溶け込んで見えた。

 そのバスに制服姿の少女が乗りこんでいく。
彼女はピンクのサイフを学生鞄から取り出し、すこし不安げに
「いくらになりますか」と運転手に尋ねた。
「いや」
バスと同じ色の服を纏った運転手は顔を上げずに冷たい声で答えた。
「それより途中下車はできませんが、いいですね」
一瞬ためらって、少女は小さく頷いた。

 森の中の濡れた路面をバスが静かな音を立ててはしってゆく。乗客は唯った一人だけ。
静かな静かな森の中を、バスのタイヤだけが音を立ててゆく。

 少し経って、少女はふと窓の外を見た。遠くに自宅が霞んで見える。

 餌をあげ忘れた金魚の事とか、出しっぱなしの洗濯物とか、
友達に返し忘れたアイス代とか。
そんなどうでもいい考えが止め処もなく溢れてきた。

 ……今頃父さんはどうしているだろう。
ちゃんと遺書、みつけてくれただろうか。

 でも、ごめんね。私は帰れません。
ごめんね、ごめんね。バイバイ。
202名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:28
>>201
 推敲して再書き込みするその意気や良し。
 詩的な文章につき、視覚的効果にも神経をつかってほしい。
 余計な漢字はひらがなに改めたほうがスッキリ纏まると思う。
「バス停に〜やってきた」→言葉がかぶっていて見苦しい→「停留所に〜やってきた」
「音を立てて」→疑問。「音をたてて」を薦めたい。
「森の中の〜溶け込んで見えた」→文章不完全「〜溶け込んでいるように見えた」
「唯った」→「唯」という言葉のこのような使い方に違和感を感じる。作者の意図
 をはかりかねる。「たった」を薦めたい。
「止め処もなく」→常用漢字音訓表にない古い用法。ひらがなを薦めたい。
 全体的に見て、すがすがしい印象。頑張ってください。
203名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:47
 時計は朝の7時を指していた。いつもより2時間も早く目がさめたのは不思議だった。
せっかくの日曜日なので、もっと寝ておきたかったが何故か目がさえて再び寝ることなど無理そうだった。
私は体を起こし、カーテンを開いた。
朝日が目に刺さった。手で太陽を遮り下を向いた。
すると、私の服が濡れていることに気づいた。
一部がぬれているのではなく、全身が濡れていた。
手で服を触ってみると、手に湿り気が移った。
その手をかいでみるとそれは汗だった。
今日は暑くもなければ、私は汗っかきでもない。
不思議に思いながらも、シャワーを浴びにバスルームへと向かった
 まだ乾ききっていない髪をそのままにして、朝食をとろうとした。
だが、食欲が湧かない。
その代わりのどの渇きは凄かった。牛乳を7杯もすぐに飲み干した。
少し落ち着いた私は、テレビの前でソファーに座り、ニュースを見ていた。
今日七月七日の七夕の話題ばかりだった。
そんなものには興味もなくテレビの奥に焦点を合わしていた。
ふと気づいた、ポケットに何か入っている。
すぐに右手をポケットに入れると、硬貨が七枚。
七百円入っていた。今日はついている。
そう直感した。そして、手元にあった新聞を広げ、スポーツ欄を見た。
競馬のオッズが書いてあった。それも七頭が出馬していた。
出走は今から七時間後だった。私は興奮していた。
こんな偶然があってたまるものか。一生に一度のチャンスだ逃さない。私は財布を調べた。
そこには七千円入っていた。
その金額に微笑みかけ、お前だけじゃあまだ足りないな、
そうつぶやいてタンスの奥に貯めてあった、七十万を出した。
204名無し物書き@推敲中?:03/01/13 14:48
 あっという間に七時間が過ぎた。あと三十分で出走だ。
家から競馬場までは二十分でいける。私は大きく息を吐いて家を後にした。
 競馬場についたのは、出走七分前だった。
七十万を七番の馬にかけた。当然の事ながら倍率は七十倍だった。
レースを待っている間何人もの人間の顔を見た。
愚かな顔だった。みんな馬鹿そうな顔をしていた。
俺はそんな顔を見ると口元が自然と緩んだ。
俺はお前らとは違うんだ。そう頭で何度も繰り返した。
いや、口に出していたかもしれないがそんなことはどうでも良い。
愚かなものどもにそんなことを聞かれてもどうってことはない。どうせ何も出来ないんだ。
そして、レースが始まった。
レースは一瞬のうちに終わった。私はその場に倒れこみ、高らかと笑い声を上げた。
七番の馬は七着だった。
205名無し物書き@推敲中?:03/01/13 15:30
 文章に変なクセが無い。これは書いている人だ。違和感を感じた
ところとしては、改行時、一字下げていない箇所がある、といった
ところ。これはマイナス。また、汗をかいていることに気付いた
冒頭部。これは何かの伏線かと思ったが、単に牛乳7杯飲むための
ものだとしたら、たいして利いていない。異常に喉が渇いていたの
一語で片付けられる。ポケットの小銭が700円なのに気付き、つ
いている、と直感するという展開は、やや唐突なので、ひとつの案
として、月並みながら、主人公に夢を見させたい。自分が競馬場に
いて大喜びしている夢で眼が覚める、など。
 また、主人公の感情の表出が、もっと過剰であってもよい。本作
では、おとなしすぎる印象を受けた。
 がんばってください。
206名無し物書き@推敲中?:03/01/13 15:37
205  補遺。人称表現については、「私」にするか「俺」にするか
    作者としても悩んだかもしれない。最後にずっこける展開
    から考えると、紳士的な「私」であるよりは、ちょっと崩
    れたキャラを演出するために、「俺」にした方が、むしろ
    ピッタリするのではないだろうか?    
207名無し物書き@推敲中?:03/01/13 15:51
>>203
肝心な第何レース目で一発勝負を行ったか明記されていない。
七時間後なら第九レースくらいかな。それも七夕特別とか?

>>205のいうように、夢で的中させて大金を手に入れて大興奮!
目覚めて体中汗びっしょり。競馬の夢と汗と脈絡に結びつけると更に良いかも。
208名無し物書き@推敲中?:03/01/13 16:05
確かに「私」か「俺」かで大分違うね

それと起きてからの一連の行動だけど
ある意味、不要な部分でもあるよね。
こういう場面の描き方で力量が
結構はっきりしてしまうよね(難しいね文章って)
209147:03/01/13 16:24
>>201
> 餌をあげ忘れた金魚の事とか、出しっぱなしの洗濯物とか、
> 友達に返し忘れたアイス代とか。
> そんなどうでもいい考えが止め処もなく溢れてきた。

溢れるをそのままにして列挙型に変えたか(w
しかし、「どうでもいい考え」が不安で落ちつかない感じを表しているように思う。

>  ……今頃父さんはどうしているだろう。
> ちゃんと遺書、みつけてくれただろうか。

その落ちつかない雰囲気の中で、具体的な思考が出てくるのは、
読者に感覚的な理解をさせる上で、結果的に良くなったと思われ。
210名無し物書き@推敲中?:03/01/13 17:56
 それは、チンポのパワーとスピードを試そうと風呂場で無理矢理皮を剥いてみたときのことだ。
一瞬亀頭が露出したように見えることから始まった。初めは幻覚かと思った。
だが違った。亀頭を回り込んで摘むことが出来たのだ。
ある日チンコの皮がガッシリと「カリ」とかみ合ったのを実感した。
暗闇に光がさし込むような実に晴れ晴れとした気分だった…。
最初は、まばたきほどの一瞬しか剥けぬ亀頭だった。
しかし、回数を重ねるにつれ2秒…3秒と長く剥けるようになった。
今では30分間は剥いていられる…。
いずれは勃起時…非勃起時…ズル剥け状態と思いのまま剥けるようになってやろう…。
楽しみだ…だんだん長く亀頭を露出させるのはな…。
>>210
テンポがいい。心理描写もセンスいいです。
「カリ」は洒落が利いてて良い。
「…」は「……」にしましょう。
どういうジャンルの小説なのか謎ですね。
212203:03/01/13 18:12
>>205-208
レスどうもです。
やはりまだ力不足か・・・
213名無し物書き@推敲中?:03/01/13 19:39
>>210
はじめて皮をむいたときは、ある意味感動物だよな。
しかし、亀頭に付着したチンカスを見て心ならずもショックを受ける。
ということでチンカスも盛り欲むと更にリアリティーが増す。

>>212
>不思議に思いながらも、シャワーを浴びにバスルームへと向かった
>まだ乾ききっていない髪をそのままにして、朝食をとろうとした。

朝シャンで乾ききっていない髪と来ると、若い女性が主人公と思っていた。
最後まで「私」で押し通すと主人公は女性でも可能な作品。そちらが萌える。
214名無し物書き@推敲中?:03/01/13 21:02
 修学旅行で女教師が問題を出した。「へいにアヒルが3羽とまっています。猟師が1羽
鉄砲で撃ちました。何羽残っていますか? ジョニー、判りますか?」
「ゼロです、先生。」 「どうしてなの?ジョニー」
「あとの2羽は鉄砲の音で逃げてしまいます」
「う〜ん、この授業での正解とは違うけど、君のその考え方は好きだな」
「それじゃ先生、僕から問題出していい? 3人の女性がアイスクリームを
食べています。一人はちょっとずつかじり、一人はパクパクかぶりつき、
一人はなめています。この中で結婚してる人はだーれ?」
先生、ちょっとどぎまぎしながら「なめてる人だと思うけど何で?」
「ううん、正解は結婚指輪をしてる人。でも僕、先生のその考え方好きだよ」
215お願いします:03/01/13 22:49
 喫茶『紅孔雀』がどんな店かと問われれば、彼は必ずこう答えることにしている。例え一週間ほど飲まず食わずで砂漠を放浪した後だとしても、あの店にだけは入ってはいけない。
 やたら馬鹿でかいグラスに注がれた、泥のように濁った色のコーヒーを眺めながら、彼は、常連には決してあるまじきことを考えていた。
 マスターがホモなのは序の口だ。いや個人の性癖で店を敬遠するのであればそれは単なる差別でしかない。改善の余地のある問題点は他にある。 
 これを言うとかなり致命的なのだが、まず立地条件が良くない。駅裏のスズメ通りにあり、駅からは、どんなにゆっくり歩いたとしても五分で着く。
 これだけなら、さほど悪い条件じゃないと思う人もいるかもしれないが、とんでもない。世の中には常識では推測不能の現象が多々あるものなのだ。
216お願いします:03/01/13 22:52
 紅孔雀の建っている土地は、以前、中華ソバ屋だった。
 その前はビデオレンタルショップだった。
 さらにその前は居酒屋だった。もっと前はレコード屋だった。
 そしてそのすべてが開店後わずか半年で閉店に追いやられている。
 そのいずれの店も、それなりにいい店だったと彼は記憶している。
 中華ソバ屋はラーメンを注文すると
「うちにラーメンはねえ、全部中華ソバだ!」
 と絶叫する店主がいたけれど味はよく、
ビデオ屋は狭いながらもマニアックな品揃えでコアなファンが根付き、
居酒屋は焼き鳥と鉄板物が美味く、
レコード屋にはマジでレコードが多種多様に並んでいた。
どれもあんなにいい店だったのに潰れてしまうなんて、
風水的に呪われているとしか思えない。
 どこぞの風水先生がこの土地を見たら、きっと鼻水を垂らしながら失禁するだろう。
 建築物の外観もなかなかに趣味が悪い。
 紅一色の洋風の建物は、血塗られた魔女の館のようだ。
 直視しているとはっきり言って目が痛い。
 入り口のドアはノブまで赤く、一見さんは大抵扉を開けることなく帰る。
唯一店内を覗ける窓には赤いセロファンが張られて、中は血の池地獄にしか見えない。
 さらにその窓はヒビが入ったまま長期間放置されており、それがまた人の不安を煽る。
赤く染まって見える外の風景を眺めながら、彼は甘ったるいコーヒーを啜った。
 どれでも一杯五〇〇円。
 ここのコーヒーの製造方法を知ったら、誰もが高いと言うだろう。
 彼は初めてここに来たとき、メニューとにらめっこして熟考し、結局『青空高山珈琲』を注文した。
ただ一言「了解」と言い放ったマスターが冷蔵庫からジョージアのブルーマウンテンコーヒーを取り出し、
厳かな動作でグラスに注ぎ始めたとき、彼は腰を抜かしそうになった。
 マスターはそれに氷をみっつ入れて、「五〇〇円」とだけ言ってカウンターにグラスを置いた。自動販売機で日本全国どこでも買える一二〇円の缶コーヒーが、蓋を開けて注ぐだけで五〇〇円の『青空高山珈琲』に化ける。
恐ろしい事に、この魔法のようなシステムはマスターの誇りであるらしかった
217jkk:03/01/13 23:02
 闇市で奇妙な二人連れを見た。

 僕はその日、母親から米の調達を頼まれ、滅多に足を踏み入れることのない市場へ出かけた。
 早いもので、終戦からほぼ一年が経っていた。公に食料を手に入れるためには今でも配給切符が必要だったが、それと引き換
えに手に入る食べ物といえば微々たる物だった。しかも、前年の記録的な不作のせいで配給品の米は絶望的に少なく、それどこ
ろかとうもろこしなどで代用されることも多い。知り合いの農家から分けてもらい大切に食べていた米が底をつきそうになると、
母はいつもこうして僕に買い物を頼んだ。普段、僕が闇市に足を踏み入れることを厳禁している母だったが、生活するには米が
必要だ。背に腹は変えられないのだろう。
 戦中戦後の混乱で、経済も流通も滅茶苦茶になっているに違いない。配給品は慢性的に不足しているのに、闇市に行けばもの
はあふれかえっていた。米や野菜などの食料品から、雑貨、酒や煙草といった嗜好品まで、金さえ出せばなんだって手に入れる
ことができる。もちろんそれらは、多くの人々にとっては高価すぎて手の出ない代物だったが、幸い戦前から裕福だった僕の家
には、生きていくのに十分な食料を手に入れることができるだけの金銭があった。
 闇市にはいつも、物乞いをする子どもや傷痍軍人があふれている。欠けた茶碗を手に、ぼろぼろのむしろの上に座っている、
片腕のない男。わずかばかりの食料や金を得るために、口がからからになってもハーモニカを吹きつづける痩せこけた子ども。
誰もが生き延びることに必死だ。とりわけ、戦争で親兄弟を失った子どもたちにとって、頼れるものは自分以外この世になに
ひとつとしてない。
219名無し物書き@推敲中?:03/01/13 23:23
 外に出たら、オレンジの袈裟を体に巻いた僧侶が歩いていた。
それを物珍しそうに見ている下校途中の子供に、惣菜のパックを袋に
詰め込んだオバチャンが通りすがっている。おかしな街である。
 そういえば、もう日が傾き始めている。これで二日連続で太陽が
傾いている所しか見ていないことに気づき、少し落ち込んだ。
本当に徹夜なんてするもんじゃない。でも仕事柄しょうがない。
指の痛みを気にしながら、ついでに荒れたお肌を気にしながら自転車をこいだ。

 行き先は昨日と同じ、近くのコンビニである。
いつもの通りに入り、いつもと同じ二人がやる気の無い「いらっしゃいませ」で
出迎える。気に入らないから目も合わせてやらない。レジにいたのは4、50くらいの
オバチャンに初老の男性二人。こんなコンビニ店員も珍しい。
 コンビニでの私の行動は決まっている。雑誌のあるコーナーを立ち読みしながら通り過ぎ、
新発売のカップスープに心惹かれながら、辿り着くのはデザートが置かれる棚の前。
こんな風に今夜のプリンはどうしようか選んでいるとつくづく、自分は
太らない体質で本当に良かったと思うのだ。
 だがそんな唯一の至福の時も、携帯のバイブレーションで邪魔されてしまった。
「出るの遅いですよ先生。いい加減マナーモードにしておくのやめてくださいよ」
「あ、すいません・・・ごめんなさい」
 イライラがつのり、ストレスが蓄積される。だが悲しいかな、気が小さいので口にも
態度にも出せない。
 買い物が終わったらすぐ戻ろうと思っていたが、頭にきたからちょっと遅れていくことにした。
220変態オナニーマン ◆5edT8.HnQQ :03/01/13 23:24

>>214 ネタはいいけど会話文ばかりだと批評のしようがない。
まあそっち専門でいくならネタが豊富にあればなんとか。

>>215 魔女、風水等の例えを始めとして、
読者層として狙ってる対象の年齢層にはそぐわないかも。
できれば店のまわりの描写や小物でもうちょっとうらぶれた雰囲気を。

>>217 小説としてなら、事実、出来事しか書いてないので弱い。
素人じゃめったに見つからないような観点から書いたり、もしくは
とことんまで細かく描写を。
222名無し物書き@推敲中?:03/01/13 23:47
age
223名無し物書き@推敲中?:03/01/14 02:08
 小学校のとき野球部に10人。
俺だけベンチ。
ヤジはうまかったので存在感はあったはず。
そして試合が決まると代打で出る俺。
ごくまれにヒットを打つ俺。盛り上がらないベンチ。
一塁に行くと、それまで散々野次っていたので
相手チームのファーストとなんか気まずい俺。
ファースト上で「へいへいピッチャーノーコンだよぉぉィィィ」と大声で野次る俺。

そのままライトの守備に入る俺。
どんなフライもまず取れない俺。
ゴロをうまく土手に当てて顔面にバウンドさせる俺。
飛ぶメガネ。
爆笑する両チームの選手、選手の父母たち。
鼻血で染まったボールを返球する俺。

こんなに存在感あったのにな・・・
>>223
「俺」という単語の反復が少し多すぎる感じがする。
もう少し少ないといいのでは
>>211 >>213
210はジョジョの奇妙な冒険の改変コピペですよ。
「少」を反復してるけどイミはないよ
227名無し物書き@推敲中?:03/01/14 06:50
「生まれ変わったら何になりたい?」
 その質問は初めてのデートでも、ごく自然におれの耳に響いた。
 休日の午後、最近知り合った彼女と映画を観て、帰りに立ち寄った
喫茶店で、おれは窓の外を行き来する人の流れを、少し退屈そうな
ふりをして眺めていた。
 恋愛は主導権争いのゲームである。
 沈黙に耐えられなくなった方が、主導権を失う。
「生まれ変わったら?」
 おれは余裕の微笑を浮かべながら、彼女を見た。
 コクリと笑顔で頷く彼女に、
「やっぱ、鳥かな。大空を羽ばたいて、世界中を旅したいな」
 少しクサイ感じはしたが、彼女が笑ってくれればいいのだ。
 だが、意外な答えが返ってきた。
「人間じゃ、だめ?」
 彼女の表情が変わる。
「えっ?」
「また人間がいいでしょう?」
 おれは、彼女のすがるような視線に動揺を隠せず、
「あっ、うん、人間だね。そう、人間だろ」
 そう言って、水をゴクリと飲んだ。
 笑顔に戻った彼女は、財布から名刺を取り出して、おれに見せた。
 そこには、最近マスコミで取り上げられた新興宗教団体の名が
刻まれていた。
 おれは再び、窓の外に視線を移した。
228名無し物書き@推敲中?:03/01/14 10:38
>>227
批評というより感想。
初めてのデートなのに退屈そうな素振りって……倦怠期か?w
普通、窓の外を眺めたり脇見するより、目の前の彼女に注目するだろ?
恋愛は主導権云々といっておきながら、彼女の意見に従い、
鳥の話を即人間に変えるとは、主体性のない男だな。負けている。
商談じゃないんだから、名刺を見せる意図がわからない。
マスコミで採上げられるってことは怪しい宗教団体だろう、
それを彼女が自分から名乗るかな? 
名刺を見せられて男は何のリアクションもないのか?
初デートにしては空気が冷たいな。
229名無し物書き@推敲中?:03/01/14 14:55
>>227
彼女から視線を外すあたり、シャイな男の予感。
主導権を奪われた男萌え。
名刺を見せられて、今度は別の意味で外を見るところが笑う。
230219:03/01/14 16:52
書き忘れた
感想、添削、批評お願いします。
231名無し物書き@推敲中?:03/01/14 17:39
>>229
>主導権を奪われた男萌え。
萌えは萎えるの間違いか?w

>名刺を見せられて、今度は別の意味で外を見るところが笑う。
別の意味?何処に明記している? 著者しかわからないだろうに。
232名無し物書き@推敲中?:03/01/14 17:52
>>219
意識的に主語を省いているの?読んでいてイライラする。
233ローション(仮):03/01/14 18:26
私はローション。正確に言えば、ローションの一部だ。
性交などで使われる、あのとろとろの液体である。

ある時は行為の直前に土手に垂らされ、またある時は一人身の男子の肉竿に
塗りたくられる。もっともこれは先輩から聞いた話なのだが。

私は今、寝室にあるプラスティックの小瓶の中にたたずんでいる。
ベッドの方向は電気スタンドで塞がれていて良く見えないのだが、
男が女のブラのホックを外している動作を、影から見て取れる。
女のあえぎ声が、乱れた呼吸よりも顕著になってきたその時、ふいに周りが
暗くなる。男が小瓶を掴んだのだ。指の隙間からは半円状の豊かな
いただきが覗いている。

ふいに景色はひっくり返り、気がつくと黒い毛の中にへばり付いていた。
そしてまた急に真っ暗になる。男が指で私を伸ばしているようだ。
噂には聞いていたが、手マンというのをやられるとこれほどまでに目が回るとは。
私は平衡感覚を保つのに精一杯だった。
234219:03/01/14 18:54
>>232
意識的・・・まぁ意識的です。
>>228
え?そう?
『退屈そうなふり』は男が初デートだから、ドキドキしてるんだけど、
わざと冷たそうな素振りを装って相手にナメられ(主導権を奪われ)ないように
してるふうに見えるし、
ここに、プライドの高いけど小心そうな男が見えてきて面白いと思った。
だから『負けている』のは当然でしょ?
それに、マスコミが騒いだって勧誘はなくなるわけじゃなくない?
いろんな意味で、宗教団体って飛んでると思うし。

最後は、落ちでしょ。
「初デートで初ロマンのヨカーン!かと思ったら勧誘かよ…」って書くより、
なんも書かないで、再び窓の外を黙って見てる男に哀愁を感じたけど?
236名無し物書き@推敲中?:03/01/14 19:09
>>233
いいね。ローションがまるで生き物に見えるよ。

>ふいに景色はひっくり返り、
中でも、このくだりが気に入った。臨場感抜群。

ローションに平衡感覚、視覚、聴覚があるなら味覚、嗅覚もありそうだね。
ケツマンやるときには、アナルにたっぷりローション塗り付ける。
さて、ローションの運命や如何に。
237同志募る!応戦求む!:03/01/14 19:23
【祭り】***田代まさしの道徳本***【祭り】
神の本を2ちゃんねらーの力で復刊させましょう!
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12760

神の執筆し聖書をこの世に再び普及させよ!
これは我ら神の子の使命と思へ!
                                
238228:03/01/14 19:28
>>235
彼女は彼を宗教に勧誘させるための策略デートだったのか……。
そういうふうには読み取れなかった。俺もまだまだだな。
239名無し物書き@推敲中?:03/01/14 20:04
>>235
ありがとうございます。
読み手の能力が高いと、書く方も油断できないです。
>>238
ありがとうございます。
私もまだまだです。
240名無し物書き@推敲中?:03/01/14 20:07
>>239
おっと。by>>227作者です。
241名無し物書き@推敲中?:03/01/14 21:44
説明しなきゃ分からない書き方ってのもなんだかなぁ
242さいら:03/01/14 21:53
 魚が、溺れている。
 澄み切った水流の中、水面に顔を出そうと喘ぐ姿は一見見逃しそうなほど小さいのだが、それでも目に留めてしまうのは魚の数の所為であろう。
 一匹どころの話ではない、視界いっぱいに、それこそ、川の流れを堰きとめてしまいそうなほどである。おびただしいほどの魚が空気を待ち望むように頭を上げている。
 ただの不吉を通り越して、その光景は私に恐怖を覚えさせた。
 川沿いの風は老体に厳しい、と言い訳を作ってさっさと帰れば良かったのだ。
 しかし、私は帰らなかった。正確に言えば、帰ることが出来なかった、となるのだろうか。魚たちか、流れを失いそうな水か、はたまた河岸の石なのか定かではない、ただならぬ念が、私の足を捕まえているように感じられてならなかった。

普段、無駄な描写とテンポの悪い台詞ばかりで話を作ってしまいがちなので、あえて台詞なしにしてみました。
批評お願いします。
243名無し物書き@推敲中?:03/01/14 21:56
>>242
読みにくい。言葉をどういう意図で使ってるのか分からないけど。
244名無し物書き@推敲中?:03/01/14 22:06
>>242
そんな大量に魚が溺れてるのを見たら誰でも帰れなくなると思います。
っつわけで帰れなくなる説明がちょっとオーバーかな。
あと、空気を待ち望むって、変じゃないかな。
待ってやってくるっていうより、もとから空気はあるじゃん?
それを魚が自ら得にいくわけだから、「待ち望む」ではないかと。
>>242 不吉な感じはやや出てるんだけど、言葉の選び方がちょっと
甘い気がする。

「顔をだそうと」「おびただしいほどの魚」「ただの不吉」
「言い訳をつくって」「川沿いの風」「流れを失いそうな水」
「ただならぬ念」あたりをもうちょっと工夫してほしいと思う。
246名無し物書き@推敲中?:03/01/14 23:01
「はい・・・もしもし・・」本番前の楽屋で談笑していたリカの携帯が鳴った
最近は変な悪戯電話も多いので非通知では出ない事にしているのだが、この日
は何故かリカは不用意にも電話をとってしまった。

「わたしです・・・」少し気だるそうで艶やかであり、何かを訴えかけるよう
な、彼女の声に不思議な力をリカは直感的に感じていた。

「誰ですか?」リカはわざと怪訝そうな言い方で相手を確かめるように問いた
だした、「わたしよ・・・マキよ・・大切な話があなたにあるの、今すぐ私の
楽屋にきて・・・」落ち込んでいるような声にもリカには受け取れたが、それ
でも何か引き寄せらような感覚に襲われていた、「今すぐですか?もうすぐ本
番なので、そのあとなら大丈夫ですけど・・・」

「今すぐ来なさい」落ち着き払った声の中にも、鬼気迫る凄みが感じられリカ
は、マキの要求を呑まざるを得ない状況に陥っていった。

マキの楽屋口にまでは数メートルの距離ではあったが、リカはマキの事があまり
得意のタイプではなく日頃から、遠慮勝ちにやり過ごしていたが、今回ばかりは
そうもいかないみたいだ。

深呼吸をしてリカはマキの楽屋のドアをノックした「リカです」「・・・・」
何の応答もない、リカはもう一度ノックした「マキさんリカです」「・・・・」

「呼び出しておいて何故返事もしないのかしら?」リカは少し迷ったが思い切って
ドアを開けみた、「きゃッ!」リカは絶句に近いような小さな悲鳴をあげた、
そしてドアを閉め恐る恐る近づいていった。

そこには全裸で縛られて天井から逆さまに吊るされ、恍惚の表情を浮かべる
マキの姿があった。つづく
247名無し物書き@推敲中?:03/01/14 23:27
>>246
途中までしか書かれていない物を評価しろと?
248名無し物書き@推敲中?:03/01/14 23:34
>>246 改行がまずおかしい。あとどういう声かの説明をセリフひとつずつに
つけてはいけないと思う。できれば違う書き方で。
ついでに、逆さづりで恍惚の表情というのは少し無理があるのでは?
てか、>>246はコピペ。俺、一昨日辺りに他スレでみたぞw
確かそのあと、石川がつんくに弄られる力作が出てきて、
話題にもならずあぼ〜ん。
246のモトネタみっけた。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1025373187/
↑の168以降だ。古すぎ。
>>236
批評ありがとうございます。続きを書いているので
またUPするかもしれません。
252名無し物書き@推敲中?:03/01/15 11:26
(;゚д゚)結局官能小説投稿スレッドになっちゃったのね・・・
253名無し物書き@推敲中?:03/01/15 14:01
>>252
時々は息抜きに良いんじゃないの?
254名無し物書き@推敲中?:03/01/15 16:11
>253
「 時々は息抜きに良いんじゃないの?」
「全くだ、こうも連続だと俺の体が持たないぜ、しかしお前もタフだな、痛くならないのか」
「そんなヤワじゃないわよ、あなた、誰を相手していると思っているの?
あなたのレベルに合わせて少し休憩をいれただけで、あたしにどうこう言うのはお笑いだわ」
255さいら@242:03/01/15 17:56
>>243,>>244,>>255さん
批評ありがとうございました。
言葉の選び方をもっと考えるようにしてみます。
私の周りには注意してくれる人がいないのでとても勉強になりました。
どうもありがとうございました。
256ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 19:11
フライパンでジャガイモとニンジンを強火で炒めた。
表面はキツネ色、こんがりとした香りがしている。
これをあらかじめ大ナベで、沸かしていた湯の中に入れた。
同じ要領で、次はタマネギをあめ色になるまで炒めて、大ナベに。
角切りの牛肉を炒めて、大ナベに。

ここまでくると大ナベからは、今にも食べたくなるようなおいしい香りが
漂ってくる。

アクを取りながら、いくらかナベの中身の面倒をみてやると
そのまま食べられるぐらいに材料は柔らかく、ほんのりとウマミも感じる。

ここで仕上げのカレールーを投入。

その瞬間、辺りはカレーの香ばしい薫りがただよった。
空腹は刺激され、ご飯の炊けるのが待てない。
「早く食べたい」
257名無し物書き@推敲中?:03/01/15 19:11
カレーの作り方を書いてみました。
現在、描写の方法で非常に迷っているので、
その点について主に評価をお願いします。

一連の作業の流れを書こうとすると、
どうしても「〜した。」「〜した。」という連続になりがちで
文章が非常に単調になってしまいます。

今回、この点に気をつけ単調な文章にならないように気をつけたんですが
いかがでしょうか?

あと、カレーの作り方は読者が、知ってるという前提と
カレーの作り方などという面白みの無い文章を読者に読ませるため
あえて、最後の方までカレーという単語を使いませんでした。
この辺はどうでしょうか?

あと、読みにくい所や表記のおかしい所があったら、教えてください。
258名無し物書き@推敲中?:03/01/15 19:34
>ここまでくると大ナベからは、今にも食べたくなるようなおいしい香りが
漂ってくる。
>その瞬間、辺りはカレーの香ばしい薫りがただよった。

この辺重複。あと、これだけじゃレシピとかわらんので、
素材についての説明(例・夏の北海道のぎらぎらした日光を
浴びて丸々と膨らんでいるじゃがいも)
それと、あまり誰も知らないようなうんちくなどを足していきましょう。
でなければ、あなたの知り合いのカレーを食べた際のエピソードなど。
よだれを飲み込んでみるのも一興
259名無し物書き@推敲中?:03/01/15 19:44
>>258
ありがとうございます。

確かに重複してる。すごい凡ミス。
けど、自分では気がつかなかった(´・ω・`)

確かにレシピとかわらないかな。
ただ、僕は文章がウ?
260ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 19:44
>>258
ありがとうございます。

確かに重複してる。すごい凡ミス。
けど、自分では気がつかなかった(´・ω・`)

確かにレシピとかわらないかな。
ただ、僕は文章がウルサクなるのが嫌いで、必要なことしか書かないようにしてます。
このへんのバランスが難しいですね。どうしたものか。。。
261258:03/01/15 19:49
雑誌などの、見開きの企画のような名店のメニューをエッセイストが
食べて書いた文なども参考になると思いますし、文章がうるさくなるの
が嫌であれば、最初にかなりねちっこい書き方をして、あとから削除しまくって
いくのもいいかと。
262放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :03/01/15 19:52
描写と説明の違いがよくわかりません。一応、透明感のある描写を心がけたつもりです。

テレビをつけ、夕食の用意をする。何気なく、聞こえるニュースはいつものように
無駄に情報を垂れ流す。夕日が、ガラス越しに部屋に忍び込み、静かに正座している。
花瓶にさした花は、大きく頭をかしげそっと考え込んでいる。
 ピンポンと、部屋から私を無理やり追い出そうとする音が鳴った。バタバタと足を
音をたてて、ドアに近づき、のぞき窓をのぞくとそこには、ふくよかなおなかをつき
だしたオバサンがいた。
「あんた、最近どう?」バシリと音が鳴るように唐突に質問を叩きける。

どうでしょうか?


263ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 19:56
>>261
そうですね。エッセイなんかもいいですね。
描写の参考にドキュメントものは参考にしてたんですが、
雑誌の文章は気がつかなかった。
ありがとうございます。

削除していく方法は、僕の文章の書き方では無理そうです。
まあ、一度試しにやってみようとは思います。
意外にこの方法が自分に合ってたりして。。。
264ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:00
>>262
描写と説明の関係とは、関係無いのですが、
僕は、気になる個所がいくつかあります。
完全素人意見でよければ、書きますが、
なにぶん素人なので、ただの戯言かもしれないので聞かない方がいいかもしれません。
265放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :03/01/15 20:07
>>264

どうぞ。
266ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:18
>>265
まずは改行をして欲しい。
ネットの掲示板上だけのことだけど、改行をしていないと、
読みにくい。
それと、どこで文章が切れているのかわかりにくい。

テレビをつけ、夕食の用意をする。何気なく、聞こえるニュースはいつものように
無駄に情報を垂れ流す。

テレビをつけ、夕食の用意をする。
何気なく、聞こえるニュースはいつものように無駄に情報を垂れ流す。

上がオリジナルで下が改行しなおしたものだけど、
上はテレビをつける様子からニュースが聞こえる動作が一連の
一人の人が行ったような感じさえ伝わってくる。

下の改行を入れたものだと、夕食の準備と、テレビのニュースは別のこと
として、頭の中にすんなり入ってくる。

ただ、そもそも
テレビをつける→夕食の準備→テレビからのニュース。
という風に、二つの事が一つの文章に混じっているのでわかりにくい。
267ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:21
それから、「ピンポン」「バタバタ」「バシリ」
など擬音を使い、描写を安易にさけている気がする。

このへんの説明は、一般的な小説の書き方を論じる本にいろいろ
書いてるんでよんで見てわ?
268放浪の名無し ◆YffIGX9Bno :03/01/15 20:22
>>266

うーん。
俺は君の改行の仕方には悪いけど納得できないな。
269ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:24
>音をたてて、ドアに近づき、のぞき窓をのぞくとそこには、ふくよかなおなかをつき
>だしたオバサンがいた。

このあたりの文章を中心に、全体的に文章に区切れがなく
複数のことを一気に書いてるので、僕個人的には読みづらい。

最後に全体的に何の目的で文章が書かれているのかわからず
非常に文章がウルサイと感じてしまいます。
270ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:27
>>268
全ては僕が感じたことです。
基本的に専門書や漫画ばかり読んでいて
修飾や形容の多い文章はウルサイと感じるので
あなたとは対極の位置にいる人間だと思います。

僕が書いた感想に対して、反論があれば書いて下さい。
僕は無味乾燥な文章を書くような傾向があるので、
あなたのような方に指摘してもらうと非常にためになります。
271チンコアンマ:03/01/15 20:35
意識の流れなんか古臭いぞ
あと、す、とかで文章終わらすな。
272ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:36
>>271
なぜ?
273チンコ臭男:03/01/15 20:50
た、が基本だからだ。
た、で終わらせて、下手糞な文章になってる場合、
それは単に書こうとした対象を書ききれていなかったか、
そんなもんを書くこと自体、あまり意味がなかったことを示している。
す、とかで終わらせてごまかそうとするのは危険人物。
いじくってる内に読みやすくなるだろうかは思ってる暇あったら、
内容を変える
274チンポ:03/01/15 20:56
た、を馬鹿にする奴が多すぎる。
275ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 20:59
>>273
『坊ちゃん』は「る」で終わってますた。
276名無し物書き@推敲中?:03/01/15 21:10
125=271=273=274
た、で終わらす事が正しいと思い込んでいる。
277チン・ポー:03/01/15 21:15
夏目は危険人物。夏目も初期の短編の晦渋な奴書かなくなった
278ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/15 21:18
漱石こそ最強の小説家。
279名無し物書き@推敲中?:03/01/15 21:35
何を言っても通じないよ
280乱獲 ◆gn9sp0QX7w :03/01/15 21:42
アラルコン読んでるんだけど、いろいろな語尾で終わらせてて
すごくうまいが、ああいう風に書かれてあるのなら俺も納得するん
だけどな。たいてい効果的に書かれていないから、俺は
た、がまああき本であるというちんぽサンの意見に半ばうなずける
281蛸目:03/01/15 22:27
>咽るような消毒液の刺激臭の漂っているトイレなどに、どうしても馴染むことができなかった。
そして、主にそこで過ごした幼少の頃の数年間は、退屈で、どちらかといえ
ば憂鬱な日が多かったように思う。しかし、すくなくとも今は、そんな、面
白みに欠けた、子供の頃の記憶すら、丸みを帯びた、甘い愉悦とすら言って
もよいようなものに姿を変えて、緩んだ感情の淵を、ゆっくりと奔っている
のだ。

どうでもいいが、>五十台のむくどりさんの文章が好きだ。
変なとこ引用して悪いとは思うが(w
改行して読みにくいという指摘以前に詩的だ。
ネット上で読むのがかったるくなりそうな文章だけど、
ネット上で文章を極端に簡化しようとしてた自分にとってまぶしかった。
そうだ、こういう文章かきたかったんだよなー。どこか詩的な感じの。
282名無し物書き@推敲中?:03/01/15 23:27
 文章を書くとはどういう事だろうか。私のようなアホには到底理解できない。
何かを伝えたいという気持ちがあり、読み手に何かを求めて書くのだろうか。
言葉のキャッチボールとは会話のことだと思うが、文章においても当てはまる
ような気がする。何も意味のない文章を書く人はいないはずだ。きっと心からの
言葉が、行間に現れているはずだ。
 手紙を書くときに、お元気ですかなど挨拶を入れるのは、自分が相手のことを
考えている、社交辞令だとしても存在を認めているということだろう。それだけでも
はっきりすることは、私はあなたが元気だと確信しているということだ。
相手にとっても気が楽で、どんな重い病気にかかっていても自分は元気だと
返事に書くことができる。実際みんな元気なのである。
 メールの普及が文章の形に及ぼす影響はかなりのものだと思う。メールを交わす
相手は大抵毎日会っている人であり、なぜ直接合わないのかと思えるような内容ばかりだ。
時代だといえば時代だが、環境的には良くない。少なくとも私には良くない。
映画館に足を運ぶことが少なくなった。夕焼けの赤とんぼも最近じっくりと見た覚えがない。
もっと時間を有効に使いたい。そのためには、大切なものを日常に見つけるべきだ。
死ぬまでに見つけることができれば、もうこの環境に悩むことはなくなるだろう。

内容は愚痴ですが、いいたいことが伝わっているのかわかりません。
お願いします。
283名無し物書き@推敲中?:03/01/15 23:43
>>282
問題提起の「文章を書くとはどういう事だろうか。」で始まっているが、
「メールの普及〜」以降内容がかわってしまっている。
従って、「もっと時間を有効に使いたい。そのためには、大切なものを
日常に見つけるべきだ。」という結論には達し得ない。

なので、結論を大事にするなら「もっと時間を有効に使いたい。そのためには〜」
から「なぜならメールの普及が〜」という風に展開させたほうがいいと思う。
284名無し物書き@推敲中?:03/01/16 00:35
>>282
文章伝達に関するテーマだと思っていたが、最後に何故か
映画や赤とんぼを取上げている。テーマに結びつかず違和感がある。
それより、何故メールの普及が筆者の環境に良くないか知りたい。

>私のようなアホには到底理解できない。
「アホ」は止めて他の表現が良いと思う。
真面目な内容なのに、アホの一言で品位が損なわれる。
285名無し物書き@推敲中?:03/01/16 16:20
おねがいごと

 何の前触れもなく、目の前に神が現れた。
神はおれの願い事を一つだけ叶えてくれると言う。
 おれはしばらくの間、状況を把握できず、茫然自失の有様だったが、
ふと我に返り、これが夢である事を悟った。そうだ。これは夢なのだ。
夢だと悟った以上は、いい夢を見なくては・・。おれは真剣に考え込んだ。
あれこれと悩んだあげく、願い事を増やすことにした。
願い事が無限に増えれば、神とておれの奴隷なのだ。
しかし、こういう類の話では、拒否されるか、不可能かのどちらかと決まっている。
 おれは意を決し、神に願いを申し入れた。
「神様、お願いです。願い事を無限に増やして下さい」
神は聞くなり顔をしかめ、ため息混じりに言った。
「よかろう」

 次の瞬間、前頭に落雷をまともに受けたような激痛が走った。
おれの頭中には、ありとあらゆる欲望が怒涛のように押し寄せ、黒い渦を巻き、
あっという間に思考が押し流された。脳細胞は欲に占領され、じわじわと破壊されて行く。
おれは無意識のうちに、神の足にすがり付き、狂ったように叫んでいた。
「――富が欲しい、名誉が欲しい、権力が欲しい、――」
神はおれを見下し、嘲笑ったかと思うと、煙のように消え去った。

##############################
 初めて書いた小説です。ご批評の程、よろしくお願いします。
286名無し物書き@推敲中?:03/01/16 16:33
引くと塩が出てくる臼の話みたいw
287二人称小説:03/01/16 16:35
 あなたは作家を目指し始めました。鉛筆と原稿用紙を買いました。
さっそく書き始めました。
でもなかなか文章がうまくならないのですね。あなたは書いた文章を
何度も何度も自分で読み返しましたね。でも、自分のアラを自分でみつ
けるのは難しい。あなたはそう感じました。
あなたは2ちゃんねるの文芸板に自分の文章をのせてみたのですね。
あなたはぼろ糞にけなされました。逝ってよし。氏ね、と。
それで、あなたは2ちゃんねるを読んでいる人に嫌がらせをしよう
と思ったんですね。くだらない文章をばんばん掲示板に書きこんでや
る、と。この書き込みも、あなたの嫌がらせなのでしょうね
288名無し物書き@推敲中?:03/01/16 16:56
>>2874行目の「でも、・・・」は改行した方がいいんじゃない?
289288:03/01/16 16:57
5行目の「あなたはそう感じました」も改行した方が・・・。
290287:03/01/16 17:01
>>288-289 ありがとうございます
改行はワードからコピペするときに狂ってしまいました
291288:03/01/16 17:05
ワードの改行はコピーするときに無くなるんですか?
292287:03/01/16 17:07
>>291 はい 無くなりました
293名無し物書き@推敲中?:03/01/16 17:28
>>292教えてくださってありがとうございました。
いいこと知ちゃったw
37 ですが、何か感想とか(批評とか)あったらお願いします。
295287:03/01/16 18:48
>>292
全体が弾のほうっぽくて、なんだか繊細なシリーズですよ!
ロマンチック度が強いけど甘ったるくはない感じで優しくキス。
立ち上がりのディープをウールとシルクで展開してるけど、
知らないおじさんに声かけられて次のはどうかな。
柄がきれいに出てる現代のパンク素材欲しいけど値段が45000円も違うのがあふぅ!123!
うーらーやーまーしー。安いモンでしょ?
ハヨかうとエエ♪
>>294
鳥って巣から落ちた子供や卵は完全に無視するもんだったと思うが。
あと、スズメバチですら巣に近づいてもまずは警告ですぐには攻撃してこないそうだ。
もっとも、その意味を人間が認識するかどうかは別の問題だが。

動物が無軌道に動き回るものなら、シートン動物記なんか成立しないということ。
297名無し物書き@推敲中?:03/01/16 19:24
暗渠の朽ちた煉瓦の壁を複数の光の輪が嘗めていく.足場が悪いせいであろう.懐中電灯の光は絶えず不規則に揺らいており,留まることがない.それは陶一たちの心理状態を表しているようでもあった.
<間違いない.幻の神楽笛が捨てられたのはこの辺りのはずだ>
陶一はすぐ後ろの郷原作治を振り返った.そこには,ただ単に惰性で歩くだけの男の顔があった.
複数の→いくつもの
の方がやわらかいよーん。
299282:03/01/16 21:49
>>283,284 
やっぱりメールの普及あたりからの文に無理がありました。
思考の脱線を、自然な流れにしたいと思っていたのですが、
ただのずれた結論になってしまったようです。
メールが私の環境に良くないというのは、説明のし難い我が儘な感情です。
周りの人がもしメールをやめたら、もっと物事を考えるようになるはずだと思っているのですが、
今でも十分考えているといわれそうなので、余り強調しないように書きました。
その結果文が浮いてしまったので、失敗だったと思います。
アホは他に思いつかなかったので、そのままにしました。
一応最後の段落の書き直したもの
 最近時間がないように思う。街自体がせかせかしたような、落ち着かない印象を受ける。
みんな携帯を持ち、いつでもどこでも直ぐに連絡を取る。電車がちょっと止まるだけでも、
慌てて会社に連絡を入れる。もっと時間自体を楽しみたいと思わないか。急ぐ時代なのだろうか。
こういう環境が文章に含まれる時間の大切さ、この表現は自分でも意味不明、を忘れさせるのだ。

やっぱ意味不明
>>296

>鳥って…

ぐほっ。 そ、そうでしたか。 ご感想、ありがとうございました。

301名無し物書き@推敲中?:03/01/16 22:29
302名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:00
>>301 人物を説明するのは一箇所に固めずに何箇所か分散させて
説明したほうがいい
303名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:05
「あついな〜」
知的エリート学生が集う文京区の一角にある
5流私大、拓殖大学に通う3年生、英一は大学を後にした。
通学路は山手線でそこから新宿へ向かう・・・。
自宅は小田急線沿線の梅ヶ丘駅である。
英一はあまりの暑さに新宿でぶらり途中下車。
とりあえずアイスコーヒーで喉を潤わそうと喫茶店を探した。
今流行りの「スタバ」にはあまりに場違いな気がした英一は
迷わず「ドトールコーヒー」に足が向いた。
「アイスコーヒーのL」と注文するとあどけない顔をした
お姉さんが80円のおつりを手渡してきた。
「あ〜、こんな子がうちの大学にいて俺の彼女ならな〜」
などと淡い妄想を抱きつつ
「友達に紹介する時は『俺のモーニング娘』って紹介しよう」なんて
英一の妄想はアイスコーヒーの氷を急激に溶かした・・・。
新宿の街を歩いているとヨドバシカメラが目に入った
「携帯電話でも見てくか・・・。」とふと思った英一
「N503、いいな〜29500円・・・。」ユニクロで買ったチノパン
のポケットに突っ込んでおいたPHSを握り締めて2Fのパソコン
コーナーへ向かった・・・。
「ノートパソコンもいいよな・・・。」とふとVAIOが目に飛び込んだ
「でもな〜2chしかやらないしな〜」英一はPLINCOのCD−R
(10枚398円)を以前、親父に頼まれて買った電子レンジのポイントで
支払うと店を後にした・・・。
304名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:05
駅のホームに向かうといつもどおり人がごった返していた・・・。
今日も席取合戦のスタンバイでサラリーマンが急行のドアが開くのを
待っている・・・。
「あいつらそんなに座りたいのかよ・・・。何処住んでんだ?
鶴巻温泉辺りか?愛甲石田か?新松田かも・・・。」なんて
世田谷区民である英一は熱さのせいもあり
見下した目でそのまま各駅停車のホームへ降りていった
「各駅停車向ヶ丘遊園」行きの電車が発車寸前であった。
英一はそそくさと乗り込むと棚の上に捨ててあった
「週刊少年ジャンプ」が目に入った、
「超〜、ほしい〜」英一は棚に手を伸ばしたくて仕方なかった・・・。
しかし、下北沢に着くや頭の悪そうな高校生が2人乗ってきた
池ノ上の駒場学園の高校生である。
「おっ!ジャンプあるぜ」その背の高い方の高校生に感づかれてしまった・・・。
英一は「くそ〜、梅ヶ丘に着いたら採ろうと思ったのによ〜」
「駒場鹿の野郎超ムカツクぜ〜」
英一はめざましテレビの占いが11位だったのを思い出し正当化したのであった。
梅ヶ丘の駅に着くと商店街の一角にある「セブンーイレブン」に入った。
英一はこち亀を立ち読みして「雪印コーヒー牛乳」を1本買って自宅に着いた
部屋に着くなりSOTECから昔出た「Imac」のパチ物に電源を入れた
お気に入りをみると「カウパー君の大冒険」が目に入った・・・。
そういや閉鎖したな・・・。
英一はカウパー君をお気に入りから削除すると
「2chBBS」にアクセスした・・・。


305名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:11
>>303-304 
固有名詞がちょいと多すぎ。
306ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/16 23:31
>>303

>知的エリート学生が集う文京区の一角にある
>5流私大、拓殖大学に通う3年生、英一は大学を後にした。

出だしが冗長なのはいかがなものかと。
307名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:39
>>306
この文章って、だらだら感が魅力なのでは?
308名無し物書き@推敲中?:03/01/16 23:43
「なんとなくクリスタル」みたい。2匹目のドジョウを狙うには遅すぎる。
309ぁ ◆GSXUcoScS6 :03/01/16 23:58
もしかしたら、ネット用に書いてるのかもしれないけど、
表記方法の間違いが多い。
310クラン:03/01/17 00:53
ドジョウとは?なんですか?
311ネタにマジレス:03/01/17 01:05
>>310
シシドジョウの略でつ
312名無し物書き@推敲中?:03/01/17 01:38
 この前、友人5人で兵庫県の有名ラーメン店に行ったときの話。
 『芦屋ラーメン』っていう行列の並ぶ有名ラーメン屋で昼飯食ったんやけど、俺は、
めっちゃうまくは、なかったんやけど。他の4人は結構毛だらけ猫、灰だらけちゅう
くらい、感動してたんや。中には3ヶ月ぶりに、うまいラーメン食ったと、大はしゃ
ぎする奴まで出るしまつ。
 そんなんやから、俺ひとりがさ、あんまりやったなぁとは言えなくなって、なーーん
か食べたラーメンまで消化不良になってしまった。
 ある程度、うまい食べもの屋に行って、誰かが、めちゃうまやんって言ったら、それ
に追随せなあかん雰囲気みたいなんが出来て、それに抗うと場の雰囲気を壊すイタイ
奴になる風潮があるけど。この雰囲気って、えらい癖もんやと思うで。
 まぁ、俺もイタイ奴には、なりとうないし、ラーメンも、まずくはなかったから、敢
えて雰囲気壊す真似はせーへんかったけどな。
 まぁーでも、困りもんですわ。どーにか、ならんかいな。ちゅうーー、わけですわ。
313名無し物書き@推敲中?:03/01/17 02:08
>>303
>英一はあまりの暑さに新宿でぶらり途中下車。

東京の通勤電車はエアコンないのか? 遅れてるのお〜。
まあ、4〜50年経って未来の若者がその文章を読むと、固有名詞に通訳が
必要になるだろうな。老人がそれを読むと昔を思い出して涙ものだろう。
200x年 ○月○日、或る大学生の下校風景。そーゆうのも在っていいかもな。
314172:03/01/17 05:06
私は、他人に見ていただく程度の、それなりの水準を備えた文章を書くには、ある程度、良質の小説を読み込まないと、絶対に
ダメだと思っています。みなさんは如何お考えですか。
315名無し物書き@推敲中?:03/01/17 06:53
小説ってーのはそんななんかの前勉強の為に読むんじゃなくて、
好きで読まなきゃいけないもんだと思うよ。
>>314
まあ、詩(特に散文詩)とかと違って、感性だけで書き殴っても良質な文章
にはなりにくいよ確かに。けど、読み込んだから書けるってわけでもない。
その発言から察するに、あなたは、あなたが良質と判断した小説をそれなりに
読み込んでいるのだろうけど、それがあなたの文章に生かされているとは思えない。
>>172読んで、ウチのカミサン(小学校教諭)が失笑してたけど、以下その内容。
「自分で国語の成績がいいと思ってる子の作文がこんな感じなのよね。
枝葉の描写にばかり目がいって、何が書きたいのか、肝心の主体がさっぱり
伝わらない文章」とのことでした。
>>314も、読点がおかしくはないかや?良い文章を書く作家は、読点ひとつ取っても
感性で適当にふったりはしないらしいよ。
317名無し物書き@推敲中?:03/01/17 07:16
人は何故、山に登るのか。
誰かが聞いた。
そこに山があるから。
誰かが答えた。

 先日、六甲山系の長峰山の天狗塚に行った。そこは全面パノラマの別世界だ。天狗塚
は数個の巨大な岩が隆起してできている。そして、すぐ側には大木の松の先端が鎮座
している。手を伸ばせば、すぐ、そこに、それはある。そればかりか360度広角に
開かれた景色そのものが我が手にある錯覚に囚われる。
 天狗塚の岩畳の上で寝転がり、天空を見上げていると、中空の中に浮いている感じが
する。奇妙な感覚だ。空が、こんなに近いのか。どこかのドラマの台詞みたいだ。
雲の流れを、ただ漠然と追うもよし。ヴィー、ヴィーと鳴く名も知らぬ鳥の囀りを聞
くもよし。陽の光の暖かさを浴び、気持ちよくなるのもよし。原色の緑を目に焼き付
けるのもよし。そこには、安らかなる感動があった。
 恋人同士でも行くのもいい。家族連れで行くのもいい。気の合った仲間たちと行くの
もいい。もちろん一人で行くのもいい。
 空が近いと人間は嬉しくなるのかもしれない。そう、私は雲の中を散歩したいのかも
しれない。そして雲間から、ちょこっと顔を出して、大空に「こんにちわ」と叫びた
い。

人は何故、山に登るのか。
誰かが聞いた。
空が近くなるから。
私は答えた。
拓殖のは昔からあるコピペじゃねーか。
>>317は批評希望だよね?辛口になるけどいいですかね。

まず頭と最後、巷間有名なフレーズで始まり、そのパロディで終わっているが
この手法は感心できない。
山本有三の「真実一路」が白秋の同名の詩で始まったり、
おどろおどろしい童謡で幕をあけるホラー小説など、この手法を使った
作品はまま見受けられるが、素のままでも十分文意を伝えられる実力を
もった人が、一層の効果を狙ってここ一番で使う特殊なテクニックであることを
踏まえるべき。文章修行中の人が安易に手を出すべきではない。
それも自分のオリジナルフレーズならまだしも借り物である。これは、自分の言葉で
話を切り出し自分の言葉で締めくくる、という
基本姿勢をハナから放棄している=実力のなさを自ら露呈している、と
読み手に判断されても仕方がない。自分の着想に囚われず、借り物のフレーズが
真に不可欠な内容なのかどうかを見直してみることをお勧めしたい。

で、本文についてだが、長くなりそうだけど続けてもよろしいか?
今うちがものすごく臭いです。犬のウンコとか人間のウンコのめっさ、きついにおいです。
臭くて困ってます、なんで臭いのかというとおとんが腐っているからです。
金曜におとんがくさりはじめたので(ドラえもんやってたから確か) 一週間経ってます。
冬で寒いので虫はあまりいません。

なんでおとんがくさってるのかというと、おとんが俺をたくさん昔からたくさん
なぐったり蹴ったりしていたからです。頭の毛をむしりとられたりしたんで頭
のてっぺんがハゲてます正月気がついた。なんとかしなければならないので
これから帽子を買いに行こうと思います。めんどくせー。

あとおとんの腹とかノドとかから出たヤツで床がガビガビびになってるんで
(もう血は固まってるっぽい)へらでこそげ落としてるんですが、とれないですTT
洗剤使ったほうが早いかも。んにしてもおとんの大腸とか裂け目から出ててすっげーキモイまじで。

冷凍庫に袋に入れて押し込んだけど入りきらないです。
もうドアあけたら崩れてくるもんドサドサって。
ゴミとか出したらなんか警察つかまりそうだし、おとんの車で森林公園に埋めて
こようかと考えてます。土やわらかいとこ探さんとあかん(^^;)外さむそ〜

ちっちぇー時まだおかんがうちいたときおとんとみんなで行ったなぁセミ捕ったりして。
つかまんのめんどいわホント。
綾波塗装してねーし。
320です

どうも過去ログ読んでみたところ、
ここのスレは情景描写が主体で、こういうセリフや主観で構成された文は
なんか場違いだったっぽいです。

はずかちいのでsage。
322名無し物書き@推敲中?:03/01/17 18:54
人は何故、山に登るのか。
誰かが聞いた。
空が近くなるから。
私は答えた。

 私が考えるところによると、「人はなぜ、山に登るのか」という命題自体無意味だ。
もう考えるべきではない。もっと大切なことを考えよう。
 私はパソコンの前に座り、いつものようにサイトを巡回していた。習慣的な
こういう行為には決まってついてくるものがあった。それは便意だ。
 私のパソコン机に添えてある椅子は、良くある椅子だ。別にこの椅子のせいではないようだ。
それでは何が私に便意をもたらすのだろうか。それを考えていきたいのだが……また今度にしよう。
急用ができたのだ。あいつの影が私を襲う。
323名無し物書き@推敲中:03/01/17 20:06
小学生の頃ロビンソンクルーソーの子供向けでないのを
10回くらい読んだのに
文章はうまくならない。
これはロビンソンクルーソーはいい文章じゃないということ?
ではなくて、私が馬鹿なだけ。
>>323 改行がちょっと変。あと4行目から5行目のつながりがおかしいかな?
325宿生木:03/01/17 21:36
「ほら見えただろう、あそこだよ」
飛田課長は少し半笑いになり、はげた頭をなでながら路地裏の小さなスナックに入った。
私は課長のヨレヨレのスーツを見るのも嫌だったが彼にくっついて親父くさいスナックになど行きたくもなかった。
どうせ課長は「やあ、ママ久しぶりに来たよ」などと言うだろうし、和服姿の厚化粧のママさんは課長よりも
はじめて来た私のほうに気が向いたりして下手なお世辞を言ったりするのだ。
「やあママ、久しぶりに来たよ」
案の定課長は考えていた通りの言葉を言った。店のママさんは想像していた以上にきれいだった。
客は、私はしがないサラリーマンを想像していたがそれを通り越して、老人ばかりだった。
奥のテーブルは1つしかなく、照明が異常に暗く、天井には大きなミラーボールがあった。回っていない。
そしてそこには2人の老人と中年の女性がいた。
私は適当にウイスキーを頼むと課長がママに下手なお世辞を言っているのを聞いていた。
 カラオケが始まった。それは、課長の横にいる老人が
頼んだものであった。北国の春であった。
「し……」
「こ……」
「??」
なんであろうか、カラオケの歌詞がテレビに映っていたが老人は「白樺青空南風」という歌詞の、はじめの言葉「し」
を大声で叫び、それ以外は全く声を出さない。次の歌詞が出て「こぶし咲く……」も同じ、「こ」である。
「この爺さんは一体……」
歌詞の一文字だけを歌う状態は終わりまで続いた。老人は歌い終わると
静かにマイクをおき、周りはわりと勢いのある拍手をした。ママは老人にお酒を注いだ。老人は酒を飲み、課長はママに下手な
お世辞を言った。
 私が課長にカラオケを勧められ、しぶしぶりんごの唄を歌った後(私は周りに気を使ったつもりだったが、周りは全くといって
いいほど無関心であった)、突然ミラーボールが回り始めテーブルにいた老人と中年の女がチークダンスを踊りだした。
ミラーボールは赤青黄色緑とわりに派手な光を放ち、その光の下で老人と中年女がチークダンスを踊る、その光景は
ある意味、ではなくまさに恍惚とした風景であったかもしれない。私は学生時代に読んだ斉藤茂男のルポ「燃えて尽きたし」を
思い出した。
326逆もまた全て真(1):03/01/17 22:16
>>321
キミのいう情景描写をやめて主観文を掲載してみる。

 良いは悪い、悪いは良い。強いは弱い、弱いは強い。黒いは白い、
白いは黒い。古いは新しい、新しいは古い。シェークスピアの時代
から伝わる処世訓であり、真理である。真理はウソ、ウソは真理。バ
カは利口、利口はバカ。うまいはまずい、まずいはうまい……きり
がない。中にはそうでないものもあるが、大体はこの調子ですべて
逆手にとっていれば損はしない。その最たるものは株だろう。株屋
が買えといったら売り、売れといったら買っていれば、百発百中は
無理としても7勝3敗は堅い。大型間接税は悪いといわれているが、
あれは絶対にいいことなのだ。健康食品は健康に有害で、化粧品は
美容の敵、うまいうまいと世評の高い店はたいていまずい。まずい
といわれている店の方がうまい。もっとも食い物もアイドル歌手と
同じで、うまい、まずいだけで決まるわけではない。クレープ、ア
イスクリーム、ハンバーガーなんてのは食品のアイドルだから、ま
ずくてもいいのである。
327逆もまた全て真 (2):03/01/17 22:17
 面白いという評判の映画、客の入りのよかった映画ほどつまらな
い。みんなで観にいって、みんなでつまらなかったといっている。妙
なものだ。本もベストセラーほどつまらない。音楽もそうだ。ベス
トテンは実につまらなさの順位でもある。1年前のベストテンなん
か誰ひとり覚えていない。儲かりますよ、と誘われたら必ず損をす
ると思っていれば、ナントカ商事、ナントカ会員権にひっかかるこ
とはない。福祉とか難民救済といってきたらマユにツバをつけろ。平
和を守ろうといっている連中は闘争好きなのだ。優等生、よい子に
ろくな奴はいない。弁護士は正義の味方なのか不正の味方なのか。医
者は病人を治しているのか、病人を作っているのか。政治家はウソ
ツキがいいのだ。バカ正直な政治家は国を滅ぼす。政治家は国会で
いねむりするぐらいでないとダメだ。起きてわめいている奴にろ
くなのはいない。勤勉は悪いことで、怠けるのはよいことだ。日本
人はもっと怠けないといけない。公務員を見習え。男は弱くて女性
的で、女は強くて男性的だ。加害者はいばっていて、被害者がびく
びくしている。かと思うと被害者の方がよっぽど悪質ということも
多い。食糧危機が叫ばれたら、食料は余っているものだと思え。な
んでそうなるのかというと、いろいろ政治的な裏のかけひきがある
のだ。        ……批評宜しく。
328名無し物書き@推敲中?:03/01/17 22:40
 共産主義になった翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。
もう冬だというのに木は青々と茂っていた。
人々の表情は希望と活気に満ち、額から流れる労働者の汗が目に眩しい。

「人間が憎しみあう時代は終わったのだな」
昨日まで、ある一流企業に勤めていた斎藤さんが、ほっとしたように私たち夫婦に言った。
「ええ、これからは人が人を支え合う時代なんですよ」
滅多に話に加わらない妻の靖子が、斎藤さんの肩に手を置いて優しく言った。
「人という字を御覧なさい。二本の線がお互いを支え合っているじゃないですか」
通りがかりの髪の長い中年男がそう言って微笑んだ。

ロックンローラーは長年使ってきたギターを質に入れ、黒光りする鍬を購入した。
「ロックはもう不要だ。これからは日本中に鍬の音を響かせよう」
一仕事終えた農夫の表情で男は言った。

青空をツバメが横切った。翼にめいっぱいの風をためて。
>もう冬だというのに木は青々と茂って
ツバメも飛ぶのねん。
ギター質入れしなきゃ買えないほど鍬の値段は
暴騰したのかあ。
あのさ、大きな声じゃ言えないけどさ、






(゜□゜)ノ

 ビ ッ ク リ だ よ ね
誰か天童荒太に読点の打ち方教えてやってくれ。
“永遠の仔”借りてきたんだけど、読みづらくて読みづらくて。
331F・B:03/01/18 03:32
 メドックの深い暗紅色から血液を連想したのか、ホテルの浴室の中でナイフを左手の
手首に押し当てながら、浴槽に首まで浸かっている自分自身の姿が見える。薄緑色の楕
円形の浴槽の中に湛えられた湯の中で手首に開けられた切り口から――積乱雲が藍色の
空の奥からわき出しては消滅していくような複雑な動きをみせながら――黒ずんだ血液
が噴き出している。動脈が切断されて煙がかった血を手首の切れ目が吐き出している様
子から、なぜか性的なことがらを連想しそうになる。初夏に樹木が水を吸い上げる時に
たてる音のような耳鳴りの音が、不意にくぐもったものに変わったのは、浴槽に裸身がず
り落ちるのにまかせて、濃さが増していく湯の色を見ながら耳の上まで沈み込んだため
だった。私は死ぬ。浴槽の中で、両腕を躯の両脇に密着させ、裸のまま仰向けになって
横たわっている自分自身の姿がはっきりと見える。
332F・B:03/01/18 03:48
 上腕や太ももが膨張して浮腫んでいるようにみえる反面、首筋や手首は逆に
痩せて細くなっており、閉じられた両目の目蓋の隙間から瞳の一部と結膜をわ
ずかに露出させ、幽かに開けられた口から白い前歯と――紫がかった陰部の薄
い翳りの下から小指分ほどはみ出している小陰唇と同じ色の――灰色の舌をの
ぞかせていて、ふだんはパンケーキ状の穏やかな膨らみを持っている乳暈が愛
撫を受けた時のように小さく狭まって乳首も野苺のように勃起し、見慣れた薄
い茶褐色からかけ離れた黒ずんだものになっている。
333F・B:03/01/18 04:01
 左の手首に三条か四条ほどの切り傷があってそれらの傷の色も乳首の色と
ほとんど同じ黒褐色だが、掌に近い五センチほどの長さの一条だけは皮膚の
内側の鮮やかなピンク色の組織をはっきりと見せていて、また、臍に通され
たビーズリングは光を喪っており、金属ではなく石でしつらえられた輪にし
か見えない。横に撫で付けられた状態でヘアピンによって留められた髪は、
濡れているらしく、額にぺったりと張り付いている。そんな有様が意識を堰
き止めるようにして脳裡に立ち塞がるのは息が詰まるようでもあり、震えが
くるようでもあるが、不思議と不快感はない。
>331
文章は読み手の息継ぎの事を考えて、短めにした方が良いのでは?
漏れも何年か前は、あんたみたいな文章書いて粋がってたよ。
ところでメドックって何でつか?
レトリックがしっくり来なかったりする箇所が若干。野苺とかパンケーキ。
どことなくポジティブな印象なのでそこは全体で調和させましょう。
事実をつらつら書き連ねて、映像的になればいいんですが、文章の呼吸が
つかみにくいです。そのため説明くささが目立つ部分があります。
一文が長いのは結構ですが、長いのは長いなりに、むしろ短い文章よりテンポだとか
考えないと、同じ呼吸を持つ人ならともかく大多数に賛同は得られない手法だと思います。
336F・B:03/01/18 09:57
>>335     『どことなくポジティブな印象』
 
        これを見て心の中で唸ってしまいました。
        書き手としては気付かなかったが、すくなくとも
        「パンケーキ」は不適当だったかな?‥‥
        ‥‥有難うございました。    
337名無し物書き@推敲中?:03/01/18 10:11
メドックってワインの銘柄だったか?
酒の名前はどう扱うべきか。
ワイルドターキー、ジャックダニエルはOK?
それともバーボン、ウイスキーとかにした方がいいのか。
338名無し物書き@推敲中?:03/01/18 10:52
――積乱雲が〜複雑な動きをみせながら―― とか、
――紫がかった陰部〜小陰唇と同じ色の―― の「──」は必要かな?

本文から切り離すにもピックアップするにも、他の文章を違いや特色が
あるようにも見えないのですが……。

F・Bさんの意図が聞いてみたいでつ。
339名無し物書き@推敲中?:03/01/18 11:22
他の文章との違い、ね。

スマソ
でもこのスレで一番の高水準にあると思う。
341puu:03/01/18 11:57
ヒトラーです
なんかここでいろいろ言われてるけど、ヒトラーは自分でも
ゲルマン民族のことを考えてあげる気持ちが足りなかったなって反省してる。
ヒトラーが戦争指導に失敗したばっかりに、
ヒトラーを応援してくれる党の同志たちや国防軍の戦友たち、
その他たくさんのドイツ国民に迷惑をかけてしまったこと、深くお詫びします。
あのときヨーロッパには、マルキストやユダヤ人がはびこってたんだから
強くて偉大なドイツを打ち立てたい、アーリア人種は人類の太陽なんだよ?
兄弟人種同士で戦争してていいの?スラブの共産主義者をほっとく暇なんてないよ、
ナチスの千年帝国はもうすぐそこなんだからがんばろうよ、って思いがほんとうは込められてたの。
米英を敵にしたままソ連と戦って勝てるはずがない、それがわかんなかったヒトラーはホントばかだよね。
ヒトラーはヨーロッパを戦火で覆い尽くそうなんて気はホントは全然なかった。
しかもイタリアがまるで戦力にならなかったなんてヒトラー自身もすごくショックで、言葉が出ない。
ドイツを拓いた民族の祖先に本当に心からあやまりたいです、ごめんなさい。
そしてこんなバカなヒトラーだけど、もしこれから選挙で見かけても投票してね。
みんなほんとにハイル。

342 :03/01/18 12:01
>328
 共産主義になった翌日という書き出しおもしろいと思った
場面がきれぎれになっているのが残念
343アインシュタイン:03/01/18 12:32
 ある夕暮れ。近所を散歩していると、道の端を歩く犬に出会った。
犬の進む先には電柱があり、このまま歩いていくと衝突するのではないかと
見守ることにした。犬も歩けば棒に当たるというのを思い出したのだ。
けれども犬は電柱を避けて、側に立ち止まり片足を上げた。
私はなぜか感心して犬に見とれてしまった。そのとき私の頭に強い力が
加えられて、私はその反動で尻餅をついた。見上げると電柱がそびえ立っている
そうか、人も歩けば電柱に当たる。そうして思いついたのが、
"相対性理論"である。
 観測者Kの視点での私と犬の関係は、両方とも電柱の力に立ち止めさせられた物質だ。
よって相対性理論の原理が成り立つ。

 意味はありませんが、よろしくお願い致します。
344名無し物書き@推敲中?:03/01/18 13:14
>>326-327
ぽんぽんぽんとテンポ良く、切れ込み鋭い。
読者を嵌り込ませる小気味よさ。一気に読み上げた。
この作品はコラムかな?プロの臭いがする。

>>331-333
状況説明ばっかり延々と書かれてもなあ……。まるで警察の調書w
自殺に至る心情描写の方は皆無。読者はそちらが興味あるのだ。
345名無し物書き@推敲中?:03/01/18 13:39
>>344
>状況説明ばっかり延々と書かれてもなあ……。まるで警察の調書w

同意。事件でいうなら犯行の『動機』が最も知りたいところ。
心理描写が少ない作品は、登場人物が無人格になりがち。人物が「人形」では
読者は面白くない。素人の官能小説でも人形を抱いてるのをよく見かける。
346名無し物書き@推敲中?:03/01/18 13:50
>>331-333
すべてを他人事のようにとらえていてクールな印象を受ける(肯定派)。
小説内の「一部」として見れば、全然問題ないと思う。

>>345
あれで全部って感じじゃないから、状況説明だけでもいいんじゃない?
347名無し物書き@推敲中?:03/01/18 15:11
>>346
だから、説明ばっかりで
死に刻々と向かっている緊迫感が無いんだってば。
348名無し物書き@推敲中?:03/01/18 15:16
>>347
緊迫感が必要かな? 

>>343
漏れは肯定派。もうちょっと言葉に工夫が欲しいところだけど。
349名無し物書き@推敲中?:03/01/18 16:04
>>348
マターリしてるものは自殺しないだろ。題材にもならん。

350名無し物書き@推敲中?:03/01/18 16:17
>>349
「投げやりな冷静さ」と俺は感じた。放心状態と言ってもいい。
自殺の動機とかは、この際どうでもいいだろう。
「動機が謎」という事が読者を引っ張るかもしれない。
後日、遺書が出てきたとかでもいい。

>>331-333の人は、自殺云々の整合性よりも、
描写の仕方とか、表現方法とかを批評してほしかったのではないかと推測する。
351名無し物書き@推敲中?:03/01/18 18:38
>>342
ニュー速+のコピペ
352九龍中心草果屋前:03/01/18 20:07
「今全てが一変してはならぬと言う法は、ないではないか」あー、ドストエフスキーだったか?とにかくまあ人生ってのは突然に変わってしまうものだ、と。そして変わってしまうまでそんな事には気付きもしないんだ、と。

「二人で極東に行って暮らそうぜ。600万イェンくらい必要かな。俺が400万出すから、お前は残りの200万集めてくれよ」
思えばあんな言葉で簡単にのせられてしまった私が悪いのだ。最悪だ。過去の自分をグーで殴りたくもなる。まったく、それ以前に奴の――

「お前の為なら死んだっていいぜ」
なんて、今時ガキでも使わないようなキザな台詞に頬を赤らめてたのはどこのどいつだ。ああそうさ私だ。わかってるっつーの。ファックオフ。

「マドカ、どっか住むとこない?つってもお金ないしねー。とりあえず雨風しのげりゃいいんだけどさー」
「九龍あたりに行けば結構安いよ。まあそれなりに汚いけど」
オーケイ。じゃあ行ってくる。そんな感じで私は九龍へ。男に騙されて一文無しの19歳、一人九龍へ。――なんか寂しい。

「とりあえず苺屋の前にさ、4階建ての建物があると思うのよ。とりあえずそこいってみ」
新しい部屋。わくわく。しかしそのわくわくは次第にしぼんでいき、かわりにどんなおどろおどろしいものが出てくるやらと、ああ、それと後悔と。九龍という土地の統一感のない空気と無国籍な雰囲気。恐ろしく溢れている。人も物も、せまくるしいくらいに。

「苺屋――」
私の新しい部屋は、窓を開けるといつでも苺の匂いのする――ものすごく埃っぽい部屋だった。

353767:03/01/18 21:05
>>352
まず、言葉足らずというのが、第一印象。
描写力云々よりも、文章の分量が少なすぎて、状況が把握できない。
最初の2行とその次の2行の間に、どれだけのストーリーがあるのか、
作者はわかっていても、読者は全然わからない。
冒頭の4行をまず、他人にわかるように書けるようになるのが、
第一歩だろう。
私が老婆と会ったのはある冬の日だった。
その日は朝から雪が降り続きいていたが正午に差し掛かる頃には止み、太陽も顔を出し、冬にしては珍しい陽気な一日だった。
そのためか、私は昼食を会社の食堂ではなく外で食べようと言う気にさせた。
外に出ると普段よりも多くの人が歩いているようだった。
だが、誰も人の量を嫌がる様子もなくリズムよく歩いていた。
私も例外なく軽やかな足取りで歩いていた。
ふと、ビルとビルの間の陽の当たらない暗い路地に老婆が座っていた。
紫の風呂敷の上に小さく正座をし、その膝の上にはひざ掛けが置かれ、老婆の横にはいくつかのおはぎが置かれていた。
おはぎの横には小さな板に大きな黒い文字で「一つ500円」と書かれていた。
私は興味本位で老婆に近づいた。いや、同情心だったかもしれない。
近くで見た老婆はしわだらけの顔だった。
さらにその顔で少し下を向き微動だにしないものだから生きているのかどうか分からなかった。
私は老婆の肩をさすろうとして右の手を出そうとした。
ふいに、老婆は上を向き小柄な体に不釣合いな、大きな瞳をこちらに向けた。
私は一歩後ずさりをした。すると老婆はゆっくりと下を向いた。
すぐにでもこの場を去ろうかと考えた。だが、私の体は動かなかった。
恐怖で体が動かなかったのではない。人間としての尊厳がこの老婆を放っておくなと訴えるのだ。
私は財布から財布を出し、500円玉を手に、再び老婆に近づいた。
老婆を見下げる格好となり、老婆がより小さく感じられた。
私は手の五百円玉を老婆の傍らに置こうと手を伸ばすと、またも、老婆が顔をあげた。
私は一歩後ずさりをした。だが、老婆は顔を下げようとはしなかった。
大きな目で私を見つめてはいるが、サーカスに飼われているゾウのような
檻から逃げ出して自由のみになりたいと訴えかける目だった。
私は三度老婆に近づき、五百円玉を老婆の傍らに置きいた。
老婆の表情はそれでも変わる事はなかった。
私は少し会釈をしその場を去り、大通りへと出た。
355名無し物書き@推敲中?:03/01/18 23:51
陽気そうな人間が歩いているのを見て、悔しさや怒りが込み上げてきたと同時に悲しみがあふれてきた。
とちゅうおはぎをもらうのを忘れていたのに気づいたが、どうでも良いことだった。
それから私は毎日、老婆のもとへ行った。老婆がいないことは一日もなかった。
おはぎが売れている気配はなかった。私もおはぎを受け取ることは一度もなかった。
だが、五百円を渡さないことは一度もなかった。私と老婆が言葉を発することも一度もなかった。
そして、そのまま、五年が過ぎた。
周りの景色が変わっても、私と老婆の関係は変わることはなかった。
今日もいつもと同じように五百円を手に老婆の元に行った。
老婆はいつもと同じ風呂敷の上にいつもと同じおはぎを置いていた。
私がいつもと同じように五百円を置くと、老婆が突然口を開いた。
「今日はあんたに言うことがあるんじゃ」
低く小さな声で一語一語をはっきりと発音するようにしゃべった。
私は心臓が踊りまくった。顔はほころび、手は絶え間なく震えた。
「いつも買ってくれてるあんたには悪いんじゃが……」
老婆のゆっくりとしたしゃべり方に不満を覚えながらも全神経を耳に集中させた。
「今日からおはぎは千円に値上がりしたんじゃ。あと五百円払ってください」
私はもう五百円を払い、置いてあったおはぎを全て持って帰った。

批評オネ
356アインシュタイン:03/01/19 00:11
 ある夕暮れ。近所を散歩していると、道の端をうつむいて歩く犬に出会った。
犬の進む先には電柱があり、このまま歩いていくと衝突するのではないかと思い
わくわくとして横目に見ていた。犬も歩けば棒に当たるというのを思い出したのだ。
けれども犬は電柱を避けて、側に立ち止まり片足を上げた。
そのとき、犬の姿に見とれていた私の頭に強い力が加えられて、
私はその反動で尻餅をついた。見上げると電柱がそびえ立っている。
なるほど人も歩けば電柱に当たる。そうして思いついたのが、
"相対性原理"である。
 私と犬はどちらも一定の速さで一定の方向に向かう、慣性系とすることができる。
私が立ち止まったのは電柱に頭をぶつけて、また犬が立ち止まったのは
マーキングのため。この二つの事件が同時に起こったとし、そのどちらか一方を
基準として物理系の状態変化を式に表しても、そこに導かれる式はまったく同じもので
ある。

 やっぱりいろいろと間違っていますが、どうでしょう。
間違っているものをね、分かっていながらそのままね、出しちゃうというのはね、
いかがなものかとね、思うんですよ。いや、僕には正しさの判定はできないけどね。
358名無し物書き@推敲中?:03/01/19 00:32
最後の二行が意味通ってない。
359名無し物書き@推敲中?:03/01/19 02:24
http://www10.plala.or.jp/livingwords/
こいつむかつく。酔いすぎ
360山崎渉:03/01/19 03:31
(^^)
361F・B:03/01/19 04:15
>>338 さんへ。ご意見ありがとうございます。「──」の用法に関してですが、描写のくどさを緩和
させるために用いたというのが自分の意図です。ただ、この用法を多用しすぎると以前にも指摘され
たことがあり、不必要なところに用いる傾向があるのかもしれません。本作については、今のところ
は取り除く必要は無いと思っていますが、或いは削ったほうがベターなのかも。今後は注意深く使い
たいと思います。
>>335 さんへ。『ふだんはパンケーキ状の穏やかな膨らみを持っている乳暈が愛撫を受けた時のよう
に小さく狭まって乳首も野苺のように勃起し』→『ふだんはパンケーキ状の穏やかな膨らみを持って
いる乳暈が小さく狭まって乳首も冷たく凝り固まり』これが改善案です。(「パンケーキ」は普段の
状態を示す表現ということで、敢えて残しました)
 長々と失礼しました。
362名無し物書き@推敲中?:03/01/19 12:50
>359
おもしろいじゃん。長すぎて全部みてないけど。短い方はドラッグの話か?長い方にもクスリ出てくる。作者はシャブ中とおもわれ。
>359
ソース見たらホームページ忍者だったんでワロタ。いや忍者がダメってんじゃなくて
、某所で忍者使ったダサダサWeb集めてたんで。
中身はこれから見てみるが、トップページだけでも俺もむかつきそーな予感したw
いきなり↓だし

当サイトでは、生きた言葉での表現を目指して、
小説などを公開しております。

藁。
364名無し物書き@推敲中?:03/01/19 14:31
忍者使ってるページはじめてみた…。案外まともだな。でも359はオカマか?なぜピンク…
365363:03/01/19 14:31
短編の方だけ読んだ。
途中までは結構いけた。ところどころスゲェと思ったりもした。
けど最後の締めが弱すぎだなあ。我に返らない方が昇華されてたと思うが。
結局、薬が最後のネタばらしなのかテーマなのか、あやふやになってる。
あと、わざとかもしれんが性別のハッキリしない名前で性別を明かさないまま
中盤まで引っ張るのもどうかと。そのことが内容にからむのならいいんだろうけど。
366名無し物書き@推敲中?:03/01/19 14:43
>>350
自作自演か?(藁
367名無し物書き@推敲中?:03/01/19 14:46
>365
短編は長編の伏線だな。長編とちょうまでだるかったがラストがすごい。シラフの発想ではない。作者はジャンキー確定。
368山田 ◆Rvf8eUHUjE :03/01/19 14:57
>>354
高齢の女性をいきなり「老婆」と表現してしまうのでは文章がありきたりのものになってしまう。
その次の「ある冬の日」というのも読者に情景を思い起こさせるには言葉が足りなさ過ぎる。
物語の書き出しは重要であるので、もっと表現豊かな言葉をえらんだほうがよろしい。
次の一文はこれまた逆に表現が細かすぎる。
もっとバランスを考えるべきである。

369365:03/01/19 15:16
>367
短編だけでオナカイパーイと思ったんだけど、それ聞いて長編読んでみた。
君のいうとうり。中盤、あまり必要性のない描写でだれるけど
後半、特にラスト三分の一くらいは一気にいけるね。表現もうまいし
文体もしっかりしてるわ。付け足しのような最後の文は、純文意識しすぎって
気もするが。けど短編のほうより読み応えがあったなあ。俺的には合格。
370さいら:03/01/19 15:33
 地球に生まれた人間は、地球の力を借り、また奪い、英知を発達させた。地
球の力を借りた英知は地球の中身を漁り尽くし、自らに反映させた。ある学者
は言った。
「我らは地球に育てられた。今こそ恩を返す時である!」
 人間は地球に服を着せ始めた。わだち、川、あらゆる自然をアスファルトで
覆った。どんなに雨が激しく降ろうとも、太陽が熱を焼きつけようとも、アス
ファルトは人間たちを支えていた。地球と足の間に挟まれ、痛めつけられても
、泣き出すことはなかった。粘つくガムが吐きかけられても、巨大な全身を怒
りに震わせることはなかった。表情のない、その文明の利器は、地球の感情を
も隠した。
 服を着せながら人間は、もちろん釦を留め忘れることはなかった。河川に堰
を設け水の流れを変え、ときにはダムを作った。地球の汗も、涙も、すべて人
間が管理するようになった。
 地球の意思はもはや無意味であった。人間の操るロボットに成り果てていた
のだ。人が泣け、といえば悲しみの酸性雨を降らせた。涙が地球の地肌を伝う
事は無く、それらはアスファルトに弾かれ、また天へと還った。
 禁断の果実を食べた人間にd羞恥を与え、着衣を教えたのは神であった。今
まさに、人間は神に成り代わろうとしていた。神が人間に教えたように、人間
も、また。
 哲学者が問うた。
「地球よ。汝は今着衣を覚えた。我らが羞恥と共に着衣を覚えたのであれば、
 地球よ、汝は何に羞恥を感じたというのだ」
 地球は海を僅かに傾けて答えた。
「人間よ、私が恥ずべくことはただひとつ。お前たちを生み出してしまった自
 分自身だ」
 海の水は陸に流れ込んだ。人間は、水を吸わないアスファルトの上で助けを
請いながら、滅んだ。
 地球はそして、何よりも美しい色彩を取り戻したという。

二度目の投稿です。どうしても「・・・は〜〜った」という単調な文が続いてしまいます。
その辺もご指導お願いします。
371名無し物書き@推敲中?:03/01/19 15:43
>369
おれは作者のオナニー見せられた気がして気分が悪くなった。
作者シャブ中説に禿同。
発想は半端じゃないかも。
372名無し物書き@推敲中?:03/01/19 16:55
>>359
短編のみ読了
ドラッグでキマッテいる状態のシーンは
正直、迫力あり。文体も全体的に及第点は出せる。
改善点は二つ
ラストの落ちとドラッグシーン以外の人物描写
主人公と女が動き出せばもっと面白くなるはず。
373名無し物書き@推敲中?:03/01/19 17:20
≫359
両方読んだ。短編は軽いタッチだが、長編の方は重々しいテーマで、こっちの方が断然面白い。
前に書いてあるとおり中盤だれたり、俺的には全体をもっとコンパクトにまとめて欲しかったりするが、壮絶なラストは絶賛に値する。
ちなみに「ドラッグやってるのか」ってメールしてみた。
こんにちは。小説を書き始めてから4年になります。
ぜひ批評をお願いします。

http://my.reset.jp/~aclass/index.htm
375373:03/01/19 17:48
返信きた。「や、や、やってません」だって。ワラタ。トップページの女の下着姿は彼女らしい。萌え〜だが、普通自分の女さらすか?やっぱりちょい異常。
3761/2:03/01/19 19:39
前に描写スレで書いたやつですが、リライトしてみたので、批評お願いします。



 賑わう駅前の大通りを南へ抜けると、古びた旧郵便局の廃屋がある。
 そこを始まりとして、一気に人通りが絶え、空気はセピア色を帯び始める。
 使い古されたまま置いてゆかれた建物が、道の両脇で壁を朽ちさせたまま
黙して佇んでいる通りだ。
 やがて風化しかかっている年代ものの二階建てのアパートが道の左方に見えてくる。
 黄ばんだ白い壁に錆が茶色い縦線を引き、階段の手すりも全て錆びている。
 その老いたアパートの前に、脱ぎ捨てられた古着のように、白い猫が
横たわっている。
 その猫はもうずっとそのまま動いていなかった。
 死んでいるのだ。

 閑静な通りを、息を白くさせながら少年が走ってくる。今にも泣きそうな
必死の形相をして。
 ハイツが近くなってくると、立ち止まり何かを探すような仕草を何度か繰り返し
たあと、あの猫に目を留めて走り寄った。
 少年の猫なのだろう。
3772/2:03/01/19 19:40
 横たわる猫を映す少年の瞳が、色を変え、わずかに歪む。
 屈んで手を伸ばすと、白く柔らかな毛を通して、猫の冷たい死が伝わってくる。
 少年の眉間が狭まる。死の冷たさが目の奥にじりじりと爪をたてる痛みを喉奥に押し
込んで、少年は呟くように猫に言った。
「おいで、帰ろう」
 声は白い霧になって空中に舞って消えた。
 着ていたコートを脱ぐと、少年は猫にそっとかけた。そしてゆっくりと、まるで眠る猫を
抱えるように優しく抱き上げた。
 深緑のコートに覆われた猫を抱えて、彼はそれに顔をうずめた。
 しばらくそうしていた。

 やがて少年は顔をあげてもと来た道をたどりはじめる。
 歩くごとに腕にかかる猫の重たさに心を傷めながら。

378名無し物書き@推敲中?:03/01/19 19:57
>>376
ハァハァゥハァゥゥハァハァァハァゥゥゥゥハァァァァハァ
ハッハッハファヒッハッハッハハッハッハッヴア゛ッヴア゛ウア゛ヴア゛ッヴア゛ウア゛ッヴア゛゛ッヴア゛ッ!!
(ハッハッハッハッハッハハッハッハー
ウァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
大嫌いにしやがぁ!  青ざめてから(イヤァァ
視界にへばりつきぃ  青ざめていくぅ(ロンリィ爺や!!!
無情にもシャンシャンシャーヤー  短し命ウヤァァー
最後に見た自虐を   笑う君へ(ヤイヤーヤー!
サイ!湯が回る中ー  サイ!感じやるならー
サイ!湯が回る中ー  サイ!感じやるママァ(クァァァー
君がいない(君がいない  (ラゥラゥラゥラゥラゥラゥラゥラゥラゥラゥ
君が笑う(君が笑う  ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜
君がいない(君がいない  (カッカッカッカッ  ハハハハハッハッハッハハァ(ラゥラゥラゥラゥラゥラゥ
僕がいない(僕がいない(クァァァゥ
サイ!湯が回ぁぁる中ー    サイ!感じやァァァるままぁ
サイ!湯がギャまわぁぁる中ー   サイ!感じやゃ゛るママァ
ギャハハハハははは  (くふおぅーx2
セイ!モスラァウ!  セイ!モスリィル!  セイ!モスラァァウ!  セイ!モスリィィィル!
(セイ!モスラァウ!  (セイ!モスリィィィル!  (セイ!モスラァァウ!  (セイ!モスリィィィィル!
ハッハッハッハ  ウッハッハッハ  ハァァァウ  ハッハッハ・・・  オッハッハッハハッハ、、
セイ!モスラァウ!  セイ!モスリィィル!  セイ!モスラァァウ!  セイ!モスリィィィル!
セイ!モスラァウ!  セイ!モスリィィィィル!  セイ!モスラァァァウ!  セイ!モスリィィィィィル!
わいやいやいやいデッタラ!!!!!
ヤァァァァァァァァァァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ゥ
キ ミ がいぃ な い   僕が いない
君 ガ い な い   ぼ くぁ い  な  い   ぼ  く  が く るぅ (プー
>>376
推敲じゃなくリライト?
380376:03/01/19 20:02
>>378
シュグァリチソメソラヴァ@ジュルメキェ

>>379
推敲というか、もうほとんど書き直しに近いのであえてリライトとしました。

>>380  ↓他スレのコピペ文

出版業界用語としては、他者が書き直すのがリライト。
382376:03/01/19 20:11
>>381
んぎゃー!!!
ごめん。じゃぁ意味が違うね。
ありがとう、他で恥ずかしい思いをする前に教えてくれて…。

炒ってきます。いろいろ。
383名無し物書き@推敲中?:03/01/19 20:23
兄「おい、もっと開けよ。よく見えないだろ」
妹「これ以上はダメ。恥ずかしいもん」
兄「小学生のころはよく見せ合いっこしたろ」
妹「あのころはまだ子供だったから・・・。私もう中学生なんだよ」
兄「親父には見せたんだろ、オレにはダメだっていうのかよ!」
妹「だってパパは・・・」
兄「じれったいな。オレが開いてやるよ!」
妹「ダメ、お兄ちゃん、ああ・・・」
兄「すげぇ、小学生のときとは全然ちがう」
妹「やめて、そんなに開いたら全部見えちゃうよ・・・」
兄「なんか複雑になってる」







妹「あたりまえでしょ、中学生になって科目も増えてるんだから」

妹の通信簿を無理矢理見ようとする兄。
384名無し物書き@推敲中?:03/01/19 21:27
>>383
大昔のファミ通にあったな。
385名無し物書き@推敲中?:03/01/19 21:31
>>383
兄のくせに、中学の通信簿、初めて見たのか?
と、軽くツッコンでみる。
386⇔ ◆OMVmiUM1gU :03/01/19 21:40
>>385
自分らの時とはシステムが違っているものと思われ。
それかお兄ちゃんALL1とかスゲェシンプル。
387名無し物書き@推敲中?:03/01/19 23:04
>>386
つーか、妹もボンクラだろう。
成績良かったら恥ずかしがらずに進んで見せる。
388日曜日:03/01/19 23:05
それについて考えた、おそらく頭のいい科学者やら教授やらに聞けばどうせ科学的な答えが
帰ってきて、それに納得するのだろう。話は変わるが、「これを読んで私の人生観が変わった」
「この本が私の生き方を変えた」等という宣伝が書いてある本を見たことがある。
本を読み終わった、そしてその後、人生観が変わったような気がした。ほんの一瞬。
だが、少し時間がたてばその気持ちは無くなった。私があまり感動しなかったからなのか・・
ん、私は何を書いているのだろう?最初は小説を書こうと思いキーを叩いた。
そしてなぜか本の話しに入った、そうだ。私は小説を書こうと思ったのだ。
だが小説とはなんなのだろう?条件は「フィクション」「挿絵がほとんど無い」
これだけだと思っている、たぶん違うだろう。だが面倒なので調べることはしない




おっと、すこしぼうっとしてしまった。
そして何を書こうとしていたのか忘れてしまった、もともと何も思いついてなかったのかも
しれない。私は今まで書いた文字を見てみた、私はこう思った。
「何を書いているのだろう?」
もしかして私は何も書く気が無いのか?実際私は目も疲れてきたし面倒になってきた。
ここから面白い展開を書くアイデアも気力も無い。
私の駄文はここまでにする。

追伸:私がコレを書いているとき、一瞬何度か恐怖を感じた。
だからなんだ?と言われればそれまでだが一応伝えておこう。
389日曜日:03/01/19 23:06
388
コピペに失敗。
390名無し物書き@推敲中?:03/01/19 23:29
わざとこういう文体や内容で書いてると勝手に思い込んで批評してみます。

文体については、読点や句読点の使い方をしっかりしてほしい。どんなに
砕いた文でも、一定の水準は保っていなければいけないと思う。
(終止形なのに次が読点だとか)
内容については、話者の思考の水準の割には彼が冷めている点が変に思う。
これでは駄文と言われても「はい、そうですね」で終わってしまう。
とりあえず話者を分裂症ぎみな人物としてみるのもいいかもしれない。
391376:03/01/19 23:30
誰か…
392名無し物書き@推敲中?:03/01/19 23:30
393名無し物書き@推敲中?:03/01/19 23:39
>>376 内容的には問題ないと思うのだが、(出版などによる)縦読みと
して読んでみると、改行ばっかりでスカスカになってしまう予感。
横読みとして扱うとしても、もうちょっと文を長く続けて欲しいと
個人的には思う。
394376:03/01/19 23:49
>>393
ありがとうありがとう!!!
うん。オンラインは字が多いと閉口するかな思て
改行多めにはしたんだけど、最近縦書きで確認してないから今度してみるよ。
ありがとう。
>>394
その心遣いや、良し。
396ツベルクリンC:03/01/20 00:25
 >>376  以下に違和感を感じた箇所を記します。
古びた旧郵便局→「旧」は不要では?
一気に→肯定的な表現につき、用法として不適当ではないか。 
空気は〜帯び始める→悪いとはいわないが、相当な紋切り表現につき、陳腐な印象は否めない。よりよい表現があるのではないか?
「息を白くさせながら」→「白い息を吐きながら」
「白く柔らかな毛」→死んだ猫に対して、もっと適当な表現があるのではないか。
その前の記述における「脱ぎ捨てられた古着のように」と、イメージが繋がっていかない。
 あとは割愛します。僭越ながら言わせてもらうと、細部への目配りが、まだまだ必要だと感じました。
あと、蛇足ながらもうひとつ。「黄ばんだ白い壁に錆が茶色い縦線を引き」という箇所、「スチール製の壁に白ペンキが塗ってあり、その表面が錆びてきている」様子をイメージしたが、
アパートの壁が鉄製というのは、ちょっと考えられない。だが、たとえばモルタルの壁の表面が錆びることはありえない。疑問を感じました。
 頑張ってください‥    
397376:03/01/20 00:34
>>396
旧郵便局跡だったんですが、跡ってのも変だなあと思った結果旧だけが残りました。
いきおいで書いた分、手荒なところが残ってしまったみたいですね。
推敲不足な感は否めないです。
「白く柔らかな毛」から来るイメージとしては、猫の生前の触感のつもりだったです。
古着のような猫にしては、イメージが清潔すぎかもしれない…。
アパートの壁は鉄製でなくて、鉄の錆が雨にとけて流れて線をつけてる感じだったのです。
うまく表現できなかったようで、反省しております。

ありがとうございます。
そのような指摘の箇所に注意して書いていきます。
自分の分を客観視していただけるのは滅多にないので参考になります。
398373:03/01/20 00:50
>>359
新作アップしたってわざわざメールきた。
読んだが全然だめ。軽すぎ。
古いほうの長編のほうが良い。
作者さん、ごめんね。
正直な感想です。
(お世辞よりそのほうがいいでしょ?)
399名無し物書き@推敲中?:03/01/20 01:21
>>376
細かく批評してみる。

そこを始まりとして、一気に人通りが絶え
  →そこを通り抜けると、一気に人通りが絶え
空気はセピア色を帯び始める
  →周りの雰囲気は古い写真のような色彩を帯び始める。
(セピア色の写真という表現はあるけど、セピア色の 空気はおかしい)
使い古されたまま置いてゆかれた建物
  →人が立ち去って既に長い年月が経つ建物
(置いてゆかれた建物というのは、あまり適切ではない。
そういう表現自体をあまり使わないと思われる。
ただ、微妙なニュアンスが必要な場合はそのままでよい)

全体的には雰囲気が良く出ているけど、一般的でない
不自然な表現が散見されるので、その点を直した方がよい。
400名無し物書き@推敲中?:03/01/20 01:50
>>397
少年と猫にポイントを置くなら、
壁の汚れや階段の手すりの錆びまで細かく描写する必要ない。
後々物語に脈絡がない描写は返って読者を混乱させる。

時系列で行くと読者は、リアルタイムで見知らぬ路地を進んでいる訳だ。
そこで偶然、猫が横たわっているのを見る。だが、そのあとの注釈が変だ。
>その猫はもうずっとそのまま動いていなかった。
たった今来たのに、「ずっとそのまま」は文の流れに合っていない。
まず猫を触って体温や死後硬直など確かめて、死んだ時間を判断するのが筋。
401名無し物書き@推敲中?:03/01/20 09:15
402>:03/01/20 17:19
 入り口を除いて四方を廃墟に囲まれた空間には、人間のもつ熱が存在しない。
狭い夜空に浮かぶ月とそれを見上げる学生服のままの俺。ぺんぺん草しか生えない
乾いた土地に散乱したガラスの破片が、妙に湿っぽい。
 世間に背を向けた。ここが行き着く場所だったのだ。タバコの火には自分が映る。
いままでに煙を吐き出すだけで、これほど爽快な気分になれたことがあっただろうか?
 しかし、そんな気分でいられたのはほんの一瞬だったといっていい――迫り来る危険に、
戦慄が全身を走った。無数の獣が取り囲んでいる。明かりを見て、どこからかはい出てきたのだろう。
靴の先になめらかなものが触れたとき、思わず入り口に向かって走っていた。
 ここはお前のくるところじゃない――無垢な瞳が、遠ざかる愚かな人間の背中をやさしくつつみこむ。
短くなったタバコは、スローモーションで落ちていった。
403名無し物書き@推敲中?:03/01/20 18:47
>>398
2ちゃんに評論でたって喜んでる(藁
新作っやつ見たけど、すごいかも。
ストーリーもテンポも文句つけようがない。
あとで他のも読むが。
かなりレベル高い。
>>403
ああ言うのが2CHでは、もとい世間では面白いと思われるんだろうか?
う〜んオレは良く分からん。ああ言う文章は。イマイチ面白く感じない。
405  :03/01/20 18:56
 奈津美の口腔内に含まれていたおれの陰茎はとうとう辛抱しきれずに膨大な精液を
発射した.それは奈津美の口の中には到底納まりきらずに,溢れ出てきた.
止め処もなく噴出される精液からはお玉杓子状の精子がおもいおもいの方向に
飛翔し,それらは部屋の中でブラウン運動をし始めた.おれはあまりの生臭さに
気を失いかけた.
 奈津美の体が巨大化した.否.それは逆でおれの体が小さくなったのだ.
いつの間にか,おれは奈津美の小指ほどの大きさになって,部屋の空間内を
精子といっしょに浮遊していた.
406名無し物書き@推敲中?:03/01/20 19:03
〉403 同感
テーマがつまらん。
もう一個の長編はまあまあ。
407名無し物書き@推敲中?:03/01/20 21:23
>406
そうか?
漏れは面白いと感じた。
好みはあると思うが、個人サイトで、二日で
400ヒットは大したものだ。
408399:03/01/20 22:31
 奈津美の口腔内に含まれていたおれの陰茎はとうとう辛抱しきれずに膨大な精液を
発射した.それは奈津美の口の中には到底納まりきらずに,溢れ出てきた.
止め処もなく噴出される精液からはお玉杓子状の精子がおもいおもいの方向に
飛翔し,それらは部屋の中でブラウン運動をし始めた.おれはあまりの生臭さに
気を失いかけた.
 奈津美の体が巨大化した.否.それは逆でおれの体が小さくなったのだ.
いつの間にか,おれは奈津美の小指ほどの大きさになって,部屋の空間内を
精子といっしょに浮遊していた.学生服のままのおれ.
 ここが行き着く場所だったのだ.いままでにこれほど爽快な気分になれたことがあっただろうか?
 しかし、そんな気分でいられたのはほんの一瞬だったといっていい――迫り来る危険に、
戦慄が全身を走った.無数の精子が取り囲んでいる.
 ここはお前のくるところじゃない――無垢な瞳が、遠ざかる愚かな人間の背中をやさしくつつみこむ。
409406:03/01/20 22:38
 入り口を除いて四方を廃墟に囲まれた空間には,人間のもつ熱が存在しない。
狭い夜空に浮かぶ月とそれを見上げる.
 ぺんぺん草しか生えない乾いた土地に散乱したガラスの破片が,妙に湿っぽい.
 奈津美の口腔内に含まれていたおれの陰茎はとうとう辛抱しきれずに膨大な精液を
発射した.それは奈津美の口の中には到底納まりきらずに,溢れ出てきた.
止め処もなく噴出される精液からはお玉杓子状の精子がおもいおもいの方向に
飛翔し,それらはブラウン運動をし始めた.おれはあまりの生臭さに
気を失いかけた.
 奈津美の体が巨大化した.否.それは逆でおれの体が小さくなったのだ.
いつの間にか,おれは奈津美の小指ほどの大きさになって,
精子といっしょに浮遊していた.短くなったタバコは,スローモーションで落ちていった. 学生服のままのおれ.
 ここが行き着く場所だったのだ.いままでにこれほど爽快な気分になれたことがあっただろうか?
 しかし、そんな気分でいられたのはほんの一瞬だったといっていい――迫り来る危険に,
戦慄が全身を走った.無数の精子が取り囲んでいる.
 ここはお前のくるところじゃない――無垢な瞳が、遠ざかる愚かな人間の背中をやさしくつつみこむ.
410407:03/01/20 23:09
 尿道口を除いて四方を肉ひだに囲まれたマンコには、万力のもつしめつけが存在しない。
狭い穴に浮かぶマン汁とそれを見つめる学生服のままの俺。ぺんぺん草しか生えない
乾いた土手に散乱したマンカスの破片が、妙に婀娜っぽい。
 マンコに目を向けた。ここが行き着く場所だったのだ。チンコの先には先走り液が映る。
いままでに先走り液を吐き出すだけで、これほど爽快な気分になれたことがあっただろうか?
 しかし、そんな気分でいられたのはほんの一瞬だったといっていい――迫り来るマン臭に、
戦慄が全身を走った。大量のマン汁が溢れでている。チンコを見て、膣からはい出てきたのだろう。
チンコの先になめらかなものが触れたとき、思わず入り口に向かって抜いていた。
 ここはお前のくるところじゃない――無垢なマンコが、遠ざかる愚かなチンポの亀頭をやさしくつつみこむ。
チンコは、スローモーションで短くなっていった。
411ツベルクリンC:03/01/20 23:10
名前: ツベルクリンC
E-mail:
内容:
>>405>>408>>409 全体的なかんじとしては、理の勝った、生硬な印象。
 丁寧に書かれてはいるものの、男女の交渉を扱った文章としては違和感を
覚える。
「お玉杓子状の精子」→紋切り型の陳腐な表現だと言わざるをえない。精
子がお玉杓子状であることは誰でも知っている。
 読み手の想像力を萎えさせるのではなく、喚起し、挑発してほしい。
「奈津子の〜つつみこむ」この記述は、全てが語り手の一方的な主観によっ
て完全に貫かれており、「奈津美」のナマの肉体との交渉が無いため、「巨
大化した」奈津美の存在感を、逆に希薄なものに貶めてしまっている。ひと
ことで言うと、「さむい」印象を受けました‥‥
「俺」が何を感じているのかはわかっても、「奈津美」がいったい、何を感
じているのか――たとえば、悦びを感じているのか、それとも不感症なのか
など――の情報を、この文章は、一切、読者に与えてくれません。 あるいは
「奈津子」は、この世に存在しない、語り手の自慰的妄想の中の女にすぎな
いのではないかとさえ思えます。
‥あとは割愛します‥
最後に‥ずいぶん辛口になってしまいましたが、「紋きり表現」云々について
は、当然、それぞれの読み手のなかでの振れがあるので、あくまで参考意見と
して聞いていただきたく思います。
 長々と失礼しました。お互いに頑張りましょう‥‥



412ツベルクリンC:03/01/20 23:25
↑「奈津美」と「奈津子」がゴチャ混ぜになってる!‥‥ゴメンナサイ‥
413404:03/01/20 23:30
 尿道口を除いて四方をスジ肉マンに守られたマンコに浮かぶ無垢なおれ。
狭い穴に浮かぶ俺とそれを見つめる学生服のままのスジ肉マン。ぺんぺん草しか生えない
乾いた土手に散乱したスジ肉マンの額には、スジの二文字。
 それを見上げたおれたち。涙がこぼれな着く場所404する。 、クンニし
414ツベルクリンC :03/01/20 23:41
>>413

あなたの文章は「上手い・下手」は感情的な言い方なのでそういう意味では上手いも下手もないです。
「誰と誰でどっちがうまい?」なんて言うのはアホ。
あなたの作品について言うときに「構成力」「描写」(文章がかけるか)
くらいしか判断基準がないが二つともも非常にレベルが高いです。
技術を上手く使っていますね。あなたは大作家になれると思います。多の投稿者も見習いましょう。
他の人はオタク程度。しょぼく、つまらない。
413さんのは技術を巧みに使っていておもしろくした好例だと思います。
415ツベルクリンC:03/01/20 23:46
>>414 ← ちょっと待ってくれ。 俺の名前を勝手に使うな!
416名無し物書き@推敲中?:03/01/20 23:48
お医者さん、トリップつけたほうがいいよ……。
417403:03/01/21 00:12
他のも読んだ。ずいぶん雰囲気が違う。
古いほうの長編は、>369の寸評が、よく的を得ている。
中盤、読むのやめようかと思ったが、ラスト1/3は強烈だ。
418名無し物書き@推敲中?:03/01/21 01:04
すいません、ちょっと基本的なことを訊きたいんですけど...

「彼女は机を前に座り、じっと正面を見ていた」

この表現って、変なんでしょうか。
よろしくお願いします。
419名無し物書き@推敲中?:03/01/21 01:06
>>418
分かっててやるなよ(藁
420419:03/01/21 01:12
>>418
スマン、骨髄反射で書いちまったんだが、
他の文も同じ書き方をしてるんだったら読めるかも。
安全な文でないことは確かだ。
421418:03/01/21 01:58
あ、ありがとう。一瞬傷付いたけど(笑)感謝しまする。
また教えてください。

422名無し物書き@推敲中?:03/01/21 02:00
>>418
明らかにおかしい。
彼女は机の前に座り、じっと正面を見ていた。
が正解。

彼女は、大理石の太い柱を横にして立っていた。
という場合は許される。

表現が正しいかというのは、良質の本をたくさん読まなくては
分かるようにならないと思う。
423419:03/01/21 02:04
>>422
そうなのか?
漏れは意訳すると、
「彼女は机を前にして座り、じっと正面を見ていた」
ってことなのかと思ったYO。

「彼女は机を前に、座り、じっと正面を見ていた」
って句読点打つと、ちょっと読みやすいかも。

424418:03/01/21 02:12
>>422
ちょ、ちょっと待って。
『彼女は机の前に座り…』
これだと、彼女は机を通り越して、さらに机に後ろを向いた状態で
座っちゃう事にもとれちゃうじゃない? 私が言いたいのは、机を
彼女の前に置いた状態なんですよ。

あれぇ? でも普通『机』つったら、向いて座るよなぁ。
自分で何をヌカしてるのかわかんなくなってきたぞー。

すいません、意味不明だったら無視していいです。
425419:03/01/21 02:15
>>424
いや、それはない(汗
この文章で言っている事を一番安全に表現した文は、
「彼女は机の前に座り、じっと正面を見ていた」
だよ。↑は普通に机の前に椅子を置いて座っている状態。
426名無し物書き@推敲中?:03/01/21 02:29
「スジ肉マンに〜スジの二文字」この記述は、全てが語り手の一方的な主観によっ
て完全に貫かれており、「スジ肉マン」のナマの肉体との交渉が無いため、「巨
大化した」スジ肉マンの存在感を、逆に希薄なものに貶めてしまっている。ひと
ことで言うと、「さむい」印象を受けました‥‥
「俺」が何を感じているのかはわかっても、「スジ肉マン」がいったい、何を感
じているのか――たとえば、悦びを感じているのか、それとも不感症なのか
など――の情報を、一切、読者に与えてくれません。 あるいは
「スジ肉マン」は、この世に存在しない、語り手の自慰的妄想の中の男にすぎな
いのではないかとさえ思えます。
427名無し物書き@推敲中?:03/01/21 02:34
>>426
漏れには難しい文章で、苦しみながら読みました。
なにがいけないって、漏れが「スジ肉マン」を知らないことが、一番の問題点のようです。
428418:03/01/21 02:40
>>419
こんな夜遅くにご丁寧にありがとうございます。
つーか、私はもう、なんだか頭が混乱してきましたよ。

じゃぁ、机じゃない場合はどうなるんですか...
例えば『彼女が花瓶に向いた状態で、座っている』という
事の表現。

 彼女は花瓶の前に座り、じっと正面を見ていた

ほらぁ、これだと花瓶に対して後ろ向いてるようにも
取れるじゃないですかー。

すいません。たぶん私が馬鹿なんだと思いますけど。
えぇ、それはわかってるんです
429419:03/01/21 02:45
>>428
いえ、その文で合っています。
「彼女は花瓶の前に座り、じっと正面を見ていた」

これで、彼女は花瓶に向かって正面を向いています。
後ろを向いているということはありえません。

>>422 さんのおっしゃる通り、
この表現を正しいと分かるようになるためには、
良質の本をたくさん読むのが近道だと思います。
430419:03/01/21 02:50
>>429 追記

後ろを向いているということはありえません、というのは少し言い過ぎでした。
普通は、後ろを向いているとは考えません、です。

あと、もし彼女が後ろを向いている場合は、

「彼女は花瓶に背を向けて座り、じっと正面を見ていた」

などの表現になると思います。
431スジ肉マン:03/01/21 02:51
俺はちんぽを握ってパソコンの前に座り、じっと418の書き込みを見ていた。
432418:03/01/21 02:52
419様
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
今はとりあえず、それが正しいという事を認識します。
私も近いうち、ここに短文を書いて批評していただき
たいと思います。そのときはよろしくお願いします。
では今日は失礼します。みなさん、お休みなさいませ。
433名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:00
>「彼女は机を前に座り、じっと正面を見ていた」

彼女は机を前に座り、じっと正面の机を観ていた。
今、届いたばかりの新品の机に見とれていた。ってことか?

或いは単純に、彼女は机に着いて前方を凝視していた。
434名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:02
>>433
いや、深い意味はなかったらしい。
435名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:08
>>431
>俺はちんぽを握ってパソコンの前に座り、じっと418の書き込みを見ていた。

パソコンンの後ろから見るヤシしないだろ。

436名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:12
>>435
435なら何と書く?
437スジ肉マン:03/01/21 03:16
鏡を使ってんだよ
ちんぽを握ってる自分の姿も見れてお得なんだ
438名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:19
435〜。短い文なんだから書いてくれ〜。

漏れには書けん。

439スジ肉マン:03/01/21 03:20
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
今はとりあえず、それが正しいという事を認識します。
私も近いうち、ここに短文を書いて批評していただき
たいと思います。そのときはスジ肉マンをよろしくお願いします。
では今日は失礼します。みなさん、お休みなさいませ。
440名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:20
盛り上がってるとこ横レスしてすまんが、
それでは418の書き込みが鏡文字になってしまうと思われ。
合わせ鏡?
441名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:22
>>439
漏れは合ってると思うよ。


ちなみにおまいは変態だ。スジ肉だなんて。スジ肉だなんて。
442名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:42
「彼女は机にむかい、じっと正面を見ていた」 じゃいかんの?

「俺はちんぽを握ってパソコンにむかい、じっと418の書き込みを見ていた」 じゃいかんの?

「彼女は机の上に座り、そっと小便をしていた」 は?
443名無し物書き@推敲中?:03/01/21 03:47
>>442
全部正解
444名無し物書き@推敲中?:03/01/21 07:06
>「彼女は机の上に座り、そっと小便をしていた」

確かに、本来の使用目的以外の事を行うと新鮮な感動がある。
445名無し物書き@推敲中?:03/01/21 07:18
>>411
>「奈津美」がいったい、何を感じているのか――たとえば、悦びを感じているのか、それとも不感症なのか
>など――の情報を、この文章は、一切、読者に与えてくれません。

>>345の言ってる「無人格」ってやつだね。
>>405>>408>>409 奈津子とうい人形を抱いてる。
446↑訂正:03/01/21 07:23
奈津美という名の人形を抱いている。
447デカナナ3伝説:03/01/21 07:46
 今野満は35歳になった。35歳になったからといって、何かが変わるわけではない。誕生日に対して感傷を抱くような、どうでもいい繊細さは持ち合わせていない。
繊細さが、そういうものを気にかけるものでならないのなら、そんなものはいらないと思っていた。それが今野である。
そんな今野も誕生日に「そういえば千賀や天野も35歳になったんだなぁ」と心の片隅では考えたのだが、そのような瑣末なことは夢の中の昼間の残滓程度しか心には留めていない。
彼の心はデカナナ3へと向けられていた。
 デカナナを打ち始めてから、もう半年。昼間のバイク便の姿は仮の姿。真の姿はデカナナ戦士である今野はキョウエイ牧場にバイクを停め、デカナナ3の島へ足を運んだ。
デカナナ3の台数は8台。その中から今日一番の出来良し台を見つけなければならない。時間は夜の9時。あと2時間しかない。
今野は昨日から目星をつけていた右から3番目の台が空いているのを確認するや、マイルドセブンライトを投げ込んだ。そして回転数をチェックし、行けそうだと判断すると上着を椅子に立てかけた。臨戦態勢は今ここに整ったのだ。
今野満は35かあ、いいな・・・・・・。
40になると瑣末な残尿感でさえ重大問題として感じられる・・・・・・。
449名無し物書き@推敲中?:03/01/21 10:32
俺が書いたわけじゃないけど、
http://www.tctv.ne.jp/hypolano/
この人の文ってどう?
450名無し物書き@推敲中?:03/01/21 12:37
>>447 35歳のパチやってるような人間なりの屈託がないと
人物を掘り下げられなくて軽い文章になっちまう
451名無し物書き@推敲中?:03/01/21 12:40
>>449 商業用としてならひどすぎ。例えばありがちな世界観、
どっかで何べんも聞かされたような人物像などがうざい。
でも別に誰に迷惑かけてるわけじゃないし、アマチュアの
たしなみとしてのレベルではありますね。
>>450
重箱の塗りを剥がすようだが、屈託ではなくて屈折なのでは?
453名無し物書き@推敲中?:03/01/21 12:46
>>452 いや、「今日もパチンコだな〜つまんないけどまっいっか」
みたいな意味の屈託
454名無し物書き@推敲中?:03/01/21 12:57
>>453
あ〜なるほろ。口出ししてスマンかった。ごめんねごめんねごめんなさい
455名無し物書き@推敲中?:03/01/21 14:28
>>451
そう!
クレイジー!
ポォォォウ!
ヒュウー!ヒュッヒューウ!
COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!!!!!!!!
HAHAHA!
クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッゥゥゥゥゥルッ!!!
ファイ!ファイ!ファイ!ファイ!
イイイイイイイヤッホウ!!
シュッパシュッパミラクォル!!!!
クールクールクールクールクール!
トマホォォォォォォォォォォウク!!!!!!!
456名無し物書き@推敲中?:03/01/21 18:49
馬鹿がいるな(ボソ
457由奈  その1:03/01/21 18:57
昔、書きました。どうでしょうか?

空が薄紫色にゆっくりと変わってゆく。
この時間になるといつも考える。
しあわせについて。
今、私は確かにしあわせなのに。
でも、私の人生には別のしあわせがあったんじゃないかと。
今がしあわせでないわけじゃない。
しあわせだと思っている。
この暮しをこわしたい訳じゃない。
だけど西の空が薄紫色に変わる時、胸がせつなくなるのはとめられない。
人生にはその時、その時、分れ道があった。
別の道を選べば、また違うしあわせがあったのだろうか。
今の私にはわからない。
やがて薄紫色が群青色にかわる時、私は家路を急ぐ。
今の確かなしあわせのまつ私の家へ。

私は昭和30年代半ば、東京で生まれた。
家は貧しかった。
まだそういう時代だった。
時代の成長にあわせるように、普通のサラリーマンだった父も出世していった。
父は30代の働き盛り、母は若く、美しかった。
父は母を愛し、守り、大事にしていた。
母も父を愛し、頼りきっていた。
数年後、弟が生まれた。
しあわせな時代だった。
この小さなしあわせを皆で一生懸命守っていた。
やがて私も小学校に入学。
しあわせの美しい沼に浸りきったような数年が過ぎていった。
今思えば、しあわせとは実態のないかげろうのような物だった。
手をのばせば、逃げていき、もう二度と捕まえられない。
458由奈 その2:03/01/21 18:58
私が物心ついたころ、一家は東京吉祥寺の小さな一軒家に住んでいた。
朝、父は7時半には家を出て、夜の7時半遅くても10時までには帰って来た。
父が帰る頃には、もうとっくに私と弟は夕餉を終えていたが、父の晩酌に付き合い、
父の箸から二羽の小鳥さながら、慎ましい惣菜を口に運んでもらうのが大好きだった。
母はそんな私たちを見ながら、いつも微笑んでいた。
うっすらと微笑む母を見て、おぼろげながらしあわせを感じていた。
しあわせという言葉はまだ知らなかったが。
459由奈 その3:03/01/21 19:00
父が亡くなった。
私は小学校四年生の春を迎えていた。
父が亡くなった、そのことの意味がまだ私には分かっていなかった。
このことを理解するにはまだ私は幼すぎた。
しかし、確かにひとつの時代が幕をとじた。

だが、私が人生の荒波に呑まれていくのを感じるようになるまでには、まだ数年を要することになる。その数年間、それまで父に頼りきって生きてきた母がどれほどの辛酸をなめていたか、それまでしあわせすぎた私には分かっていなかった。

「ただいま」 誰もこたえる人のいない部屋に私の声が空しく響く。
6年生の春だった。
なにがなしに世の中は春を迎えて、浮き立っていた。


この続きが、なかなか書けません。
460376:03/01/21 19:19
遅レススマソ。

>>399
セピア色の空気、っていう色ない空気にあえて
色をつけてみたんですが、不自然だったようで。
なんとなく、不釣合いな比喩が好きなんです。
呆けたようにその場に留まる残り香、とかそういう比喩が。
もうちょっといい比喩を考えて見ます。
多分、安易な表現と自分なりの比喩がゴチャゴチャなのかな。
もうちょい適切な文法の上で、比喩考えてきたいと…。
アドバイスありがとうございます。


>>400
うは、そうですね。重点が軽くなってしまった。
ずるずると描写してしまった感がありまつ。
あと、神視点のつもりだったので、死んだことはあっさり書いたんです。
死んだ猫を説明するのに、どうしても固くなってしまう感が否めないので
すっぱりと一行、死んでいたと。
甘い、ですね。あああ。
アドバイス感謝いたします
461試作型:03/01/21 21:35
 私は試作型の人造人間だ。みんなが私の顔を見て笑う。私の言動をバカにする。
私の行為を批判する。私の噂をして、くすくすと笑う。私にはその理由が解らない。
私の顔はそんなにおかしいのか。見たことがないのでわからない。
 私は人の顔を見ても、おかしいと感じたことはない。一般に言う美人の顔というのも
見たことがない。自分の顔を見たこともなければ、他人の顔の平均さえわからないのだ。
基準がないので比べることができない。
 ある日、私は鏡を覗いてみた。映っていたのは私の顔だろうが、別に周りの人と
そんなに違わない。目が二つある。真ん中には鼻があり、ちゃんと
二つの穴が開いている。その下には口がある。中には歯も揃っている。
舌もある。何が違うのだろう。どうしておかしいのだろう。
 みんな正直者のはずだ。なぜなら私も正直者だからだ。きっとおかしい理由があるに
違いない。なので私も一緒に笑うことにしている。
>>457
語り手が子供のような印象を受ける。
「しあわせ」を繰り返しすぎ。うざい。
463  405:03/01/21 22:52
>>411 有り難うございます
 紋切り型で寒い文章・・・ショボーン
464名無し物書き@推敲中?:03/01/22 00:07
>>461 人造人間の知能の水準がよくわからん。
人間なみに頭がいいのか、そんなに大したことがないのか。
前者だとしたら葛藤の仕方がそれらしくない。もうちょっと
高い水準で「みんな」との違いに苦悩してもいいはずだ。
後者だとしたら、(多分こっちだと思う)「くすくすと」
などの表現はおかしい。「正直者」の定義さえ彼にはわからない
はずだ。いずれにしろ語り手を主人公とするときは、文体で
その頭の良さを読者が判断してしまうと思う。
>>457
まさか原稿用紙にもそんなふうに一行ずつ書いてるんじゃないですよね? 掲示板だからですよね?
万が一そうだとしたら、単なる枚数稼ぎと取られるのでやめたほうがいいです。

「こわす」「まつ」といった単語を平仮名にした理由は何ですか? 変換し忘れ?
もし単なる「こだわり」なのだったら、それは即刻捨てたほうがいいです。でも意味があるならOKです。

続きが書けないのは、「あなたの書きたいこと」が自分の中で消化しきれていないか、
あるいは最初から「あなたの書きたいこと」そのものに無理があったか、どちらかです。
前者ならもう一度よく考えて、後者なら新しいものを書くようにしたほうがいいです。
466399:03/01/22 01:08
>>460
セピア色のという色で表現したのは良いと思います。
雰囲気を上手く出せる表現だと思う。

ただ、セピア色という言葉は普通はセピア色に変色した写真
というように写真という言葉とセットで使われることが多い
ので、セピア色の空気という表現はやや唐突であるといえる。
そのあたりを読んでいる側に上手く伝わるように工夫してみた
方がいいと思う。
467Dice:03/01/22 08:16
>>457>>465
実は457を最初に目にしたとき、465と同じ事を書き込もうかと思ってやめたんだけど、
465も言ってるから補足の意味で。
>>457は散文詩だよね?一文一行の形態と語句の使い方から俺はそう判断するが、
小説と捉えるか詩として見るかで、批評のポイントがまるで違ってしまうんだよ。
文章であれば許されないミスが、詩では個性になったりする(詩の方が表現への
許容範囲が広いというだけで、何でもありということではない)。
>>465が指摘している内容が、まさにそれ。
で、俺は詩だと思ったから、書き込み途中でやめたんだ。
スレタイはあくまでも「文章」の批評で、詩はどんな形の者であれ「文章」では
ないから。457仮に小説なら465の言ったことやスレルールに則して書き直して欲しいが、
詩ならスレ違い。作品の感想と文章の批評は別物だから、ここで詩の批評はしづらい。

最後の「この続きが、なかなか書けません」というのも解釈に悩む部分だった。
「書けないから未完なのよ」と言いたいのか
「続きを書くヒントくれやゴルァ」なのか
要は本体も最後の言葉も、言葉不足の感が免れない。
468467:03/01/22 08:42
自己レス

>>言葉不足の感が免れない
 感が免れない?なにそれ
 ○ 感が否めない

>>詩はどんな形の者であれ
 者?だれよそれ
 ○ もの 
 または 詩はどんな形式であれ
469名無し物書き@推敲中?:03/01/22 18:44
7年前、イタリアのミラノに住んでいた時も朝5時頃散歩をしてました。
観光地で有名なドゥオーモ(大聖堂)も明け方行くと私一人でした。
「昼はあんなにごったがえすのに、、、」
まるで大聖堂が私を見ているようでした。
すると、遠くのほうから、東洋人がこっちに向かって歩いてきました。
「こんなに早くに、、、。」
と不思議におもい見ていると、それは、、、


、、、石田純一でした。
ひざまでの半ズボンでした。
紺ブレでした。
肩に白いサマーセーターでした。
素足に革靴でした。

「こんな内陸でマリンルックかよ!!」
そんなつっこみもない1995年でした。
470名無し物書き@推敲中?:03/01/22 18:58
ある山奥の洞窟に、赤鬼と青鬼が住んでいました。
赤鬼と青鬼はとても仲良しで「兄貴」と、呼び合い、お菓子を持ち合ってお互いの家を訪ねたり、玉門を貸し合ったりしていました。
ある日、赤鬼が青鬼に悩みをうち明けました。
「青兄貴・・・」
「なんだい、赤兄貴」
「俺、村にいる、他の穴を持つ奴とも仲良くしたいっす・・・」
「私じゃ、不満かい?赤兄貴」
「いえ、そうじゃないっす。ただ、色々な穴を持つ人達と広く知り合いになりたいというか・・交流をもちたいっす」
「そうか。赤兄貴はやさしい性格だから、きっと、いろんな人達と穴友達になれるだろうね」
やさしい青鬼の言葉に、赤鬼は悲しげに首を振りながら言いました。
「だめっす・・!みんな俺の逞しい体と顔を見ると恐がって逃げていくっす。いつ、誰が訪ねてきてもいいように、お菓子も用意して玉門も毎日清潔にしているのに誰も来てくれないっす。乱暴なことはしないのに・・・」
肩を落として悲しげな様子の赤鬼を、青鬼はとてもかわいそうに思いました。
「そうだ、赤兄貴。他の人とも仲良くなれるかもしれない名案があるよ。」
「えっ、本当っすか!青兄貴、ぜひご教授おねがいしまっす!」
青鬼の名案というのは、自分が悪者になり村人をいじめ、そこへ赤鬼が現れ村人を助けるというものでした。
「そんな・・そんなこと出来ないっす!青兄貴を悪者にするなんて!」
「赤兄貴、一時的なことだよ。村人と仲良くなれたら君があとで誤解を解いてくれればいい」
赤鬼はとても悩みましたが、青鬼に説得されて実行に移すことにしました。
471名無し物書き@推敲中?:03/01/22 18:59
「おうらああ!この青鬼様の太いマラが目にはいらねえかあ!玉門から内蔵へ突き通してやるぞおおお!」
青鬼の暴れる様をハラハラしながら見守っていた赤鬼は、青鬼の合図で青鬼を突き飛ばし、村人を助けました。
「まいったあ、やられたあ、やさしい赤鬼には敵わんわあー」
そう言い捨てながら逃げ去る青鬼の背中を、赤鬼は泣きながら見送りました。
「ありがとうっす・・・!!青兄貴」

青鬼の作戦は大成功でした。
今まで、赤鬼の外見を恐れて近寄らなかった村の若い衆も、最近では毎日のように誰かしらが訪ねてきます。
屈強な体と顔の下に隠された、赤鬼の真綿のようなやさしさを知ると、みんな赤鬼が大好きになりました。
お菓子はたくさん用意しても足りないほどで、玉門は乾くひまもありません。
夢見たとおりの日々を送りながらも、赤鬼は青鬼が気になって仕方がありませんでした。
青鬼は赤鬼に、ほとぼりが冷めるまでしばらく会わない方がいいだろうと伝えて、洞窟に引き籠もってしまったからです。

ひと月も経ったでしょうか。
懐かしさと恋しい気持ちでいっぱいになりながら、赤鬼は青鬼の好きなお菓子を持って洞窟を訪ねました。
「青兄貴?俺っす。赤鬼っす!」赤鬼が呼びかけても奥からはなんの返事も返ってはきません。
赤鬼は洞窟を覗き込みながらもう一度声をかけてみましたが、いつもは松明で照らされていた部屋は暗く、誰かが居る気配もしません。
赤鬼は人気のない部屋に入り、一枚の手紙を見つけました。
「赤兄貴。私がいつまでも君のそばに居たのでは、折角、仲良くなれた村人と君の間に亀裂がはいってしまうかもしれない。
 私はここを去ります。君のさわやかな笑顔を忘れないよ。いつまでも幸せに。                青鬼より」

「兄貴・・・・・・・・!」
赤鬼は泣きました。わんわん泣きました。
本当のともだちは、いつも身近にいたことに、やっと気づいたのでした。

(おわり)
47271 ◆cdNZukepsw :03/01/22 19:00
なんか汚そう・・・・
お菓子と玉門………(*´Д`*)ポッ
>>472
リライトスレから来たのね。トリップ残ってるよん。
475名無し物書き@推敲中?:03/01/22 21:15
http://megumi.aez.jp/king.htmlの「妄想とダメ人間のあいだ♪」というコンテンツ。

http://www2.diary.ne.jp/user/166311/かな?どう?
476名無し物書き@推敲中?:03/01/22 23:20
>>475 日記形式のはちょっと口の出しようがないっつうか、
「○魂」のパクリっぽいね
477名無し物書き@推敲中?:03/01/23 06:33
>>475 この手のものは最近多い。特に目を引くものは無し。
478名無し物書き@推敲中?:03/01/23 07:14
479名無し物書き@推敲中?:03/01/23 12:43
<「成人」競作: 夜のエッシャー  ポピー作>


 命令に背いて、男は夜の街から遁れることにした。驟雨に濡れた屋根づたいに、
街を駈けめぐり、灯のある場所では、壁と壁の間隙に落ちて身を潜め、再びその街
の亀裂を縫って走った。眠る猫を何匹も跨ぎ越し、花を踏むように人々の吐き戻し
た肉片を踏み、男は海のある方角を探しつづけた。やがて足元を水が流れ始めた。
その暗渠の泥に足を巻かれながらも、男は歩みをやめなかった。遙か彼方でシナゴー
グの鐘が遠雷のように鳴ったのを、男は聞いた。二十歳の誕生日が到来したのだ。
男は水を吸った重い衣服を脱ぎ棄て、腰まで泥に浸かりながら、水の流れていく先
を見つめた。川はいつ尽きるとも知れなかった。男は涎を拭い、夜の河岸に針のよう
に突き刺さる黄金の雨を見透かしながら、彼方から来るはずの声を待った。いずこへ、
いずこへ、男にはすべてがわからなかった。
>>479
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030845971/l50
の524のコピペね。たぶん本人じゃないから批評の必要無しかと。
481名無し物書き@推敲中?:03/01/23 13:55
 ウンコを食べたい.理由はない.ただ,どうしようもなくウンコを食べたい
という衝動が唐突に体の奥底から突き上げてくるのだった.
 割り箸で便器から取り上げて新聞紙の上に載せたウンコ.それがおれの
炬燵の上で異臭を放っていた.
 どうやって口に入れるべきか.
 パンに挟んでサンドウィッチにすべきか.それとも,刺激のつよいもの,
唐辛子やキムチと混ぜてしまうか.いや,それならば,いっそのこと,
カレーの中に溶かしてしまう手もある.
 おれは炬燵の上のウンコを見ながらいつまでも一人でニヤニヤしていた
汚い。
ウンコを食べたいのでは作家志望のままだ。
作家になりたくば人に食わせろ。そいつが嬉しさで泣くまで。
484 ◆xb8eIST5.k :03/01/23 16:42
せめて句読点くらいまともに打とうよ(;´Д`)
485 :03/01/23 17:16
吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い。
 どこで生れたかとんと見当(けんとう)がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生と
いう人間中で一番獰悪(どうあく)な種族であったそうだ。この書生というの
は時々我々を捕(つかま)えて煮(に)て食うという話である。しかしその当
時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。
486名無し物書き@推敲中?:03/01/23 17:30
>>470-471
>今まで、赤鬼の外見を恐れて近寄らなかった村の若い衆も、
>最近では毎日のように誰かしらが訪ねてきます。

つーことは、村の衆は以前から山奥に赤鬼が住んでいたことは
知っていたわけだ。当然、青鬼の存在も知っていたことになる。
そして、青鬼と赤鬼が仲良くしていたのも解っている。
つーことは、村人は二人の鬼同士がやらせの芝居を仕組んだのも
知っている。だが村人も鬼とセクースしたくて解っていて騙され
た振りをしているわけだ。そこで結末のお涙頂戴が浮いてくる。

>色々な穴を持つ人達と広く知り合いになりたい

赤鬼がやっと望みかなって村人と交わることが出来たのに、
肝心の兄貴の玉門と人間の色々な穴との違いの感想が何処にも
触れられていない。そこが物語のひとつの見せ場でもあるのだが。
 どこまでも深く透き通る蒼い空。
サンサン、というよりはギラギラと太陽がアスファルトを照りつけ、
遠くの景色は歪んでとろけそうに見える。そんな夏の日。

 薄暗い部屋の中で、一人複雑な機械に向かう少年がいた。
「パワーオン。システム、エンジン、ともに良好―
 つまり…つまりっ……成功だ!」
少年は、全身にやはりギラギラと輝くメタリックの機械をまとっている。
「これで……誰にも負けないんだッ……!今に皆……」



少年は、名前を山田一郎という。ごく平凡な名前だ。
見た目も中身も、同様に平凡な少年である。
その平凡さゆえに、彼は、陰湿ないじめにあっていた。
「これで……誰にもっ……!!」

彼は、イジメられたくない一心で強化スーツを開発した。
これで―苛められる事も―なくなるのだ。

彼は、復習を決意した。
――――――――――――――――――――――――――――
今適当に書きました。添削お願いします。
鈍く、でもまぶしく、月が輝く夜空。
 漆黒の闇の中には、鋼の機人が月明かりに照らされて,神々しく見える。
八角形の、何処となくユーモラスな顔。骨組みだけの華奢な身体。
 不思議と、それは、俺に微笑みかけているようにすら見えた。
ゴォオオオ・・・という地響きを立てながら、稲妻、閃光、あらゆる光、音を撒き散らしていった。
 そのまま奴は・・・・・・

「・・・」
これは−−−夢?
「・・道龍」
誰?僕を呼ぶのは−−−
「祥 道龍っ...」
−−−もしかしてさっきの8角形?
「祥道龍!!」

はっ、と驚き僕は目を覚ました。
「おきろ!!道龍!!」
「え、、ここは・・・?」
「何を寝ぼけてるんだ!この野郎!!早く演習に戻れ!!」
「あ・・・は、はぃっっっつ!?」
僕がビクビクしていると、後ろから女の人の声が聞こえた。
「まって、お父さん・・・あ・いえ・・えぇと、大尉殿。」
「−−−ッ、なんだ!?」
「この人の怪我は,まだ治ってないみたいなの・・もう少し休ませてあげて−−」
「そ、そうか?・・・ちっ!」
大尉は、僕にも聞こえるぐらい大きな音で舌打ちをして、部屋を後にした。
 王大尉。僕の上官であり、中華陸軍機甲部隊の最高責任者でもある。

 我らが中国は、日本の巨大軍需企業「SNC」率いる、「新日本軍」によって首都北京の占領を受け、壊滅状態に陥っていた。
 「中華陸軍機甲部隊」は、そんな状況を打破するべく生まれた、中国の生命線なのである。

 第二次世界大戦の後、中国はその広大な土地と,他と比較の仕様も無い圧倒的な人口によって、
現代兵器を導入、軍事強国として生まれ変わった。筈だった。
 日本の企業は、突出したロボット技術を軍事方面に流用、独占的に「RA」と呼ばれるロボット兵器を製造していった。
そして、赤字国債の増大による、日本国家の崩壊。
 それから、日本は国連の脱退、軍隊の設立と、留まるところを知らない「堕落の道」を歩いていった。
今思えば、それは「地獄への道」の、始まりに過ぎなかったわけだが。
 資源不足、人員不足などの「足りないだらけ」の新日本国家は、中国に目をつけ、侵略作戦を展開し始めたわけである。

中国は「RA所持せざる国」であり、戦車などの一昔前の兵器を主力としていたため、領土の半分以上を,開戦半年とかからずに奪われてしまった。
 (世に言うアジア一年紛争である。)
 そこで、中国でも極秘裏で「RA」(機人と呼ぶ)の開発に乗り出したわけだ。
中国本土での決戦を想定した、「タオシステム」の搭載。
 これは、中国本土を走る,龍脈から「道(タオ。いわゆる気。)」を吸い出すものである。
したがって、ほぼ無尽蔵にエネルギーを作り出すことが出来る永久機関の開発によって,日本軍のテクノロジーを完全に凌駕したのだ
 そこで、このシステムを搭載する「器」となるRA、「先行者」が作られたわけだが・・・
資源などは、あるだけ日本軍に吸い取られてしまったから、わずか3機のみが製造されることとなったのだ。
 まぁ、後に新しく鉱山が発見され、量産型RA「HIT-3」が戦場に投入されることになるのだが。


「まだ・・傷は痛むの?」
女性はしばしの沈黙の後口を開いた。
「うん・・・すこし。」
「−−−そう。じゃあちょっとそこで待ってて。」

「ねえ!!」

その女性ーーいや女の子といったほうがいいだろうかーーが言い終わるか,言い終わらないかというところで僕は叫んだ。
「なに?」
「君は・・・だれ?何故僕はココに?」
「わたしはね、王梨華。お父さんの名前は、王湖心。」
「大尉の娘さん?」
彼女の話しを途中で遮るように言った。
 でも、彼女は何も言わず、只小さくうなずいた。
「あなたは・・特訓してる時に、崖から落ちたの。だから、医務室に運ばれた。」
そう、訓練(あれはほとんど修行だった・・・)の最中に、裏の山の崖から落ちたんだ・・・
 良くアレで生きてたよ。自分でも信じられない、というのはこういう感覚の事を言うのか
「大丈夫・・・?」
「え?あぁ・・・まぁ」
本当は全然大丈夫ではないが。なんとなくやせ我慢をしてしまった。
 「傷は痛むの?」ときいて「うん」と答えたのに「大丈夫?」は無いだろう・・・
いつもの僕なら,こんなことを口に出したかもしれないが,今はそんな余裕も無い。
>487
>488-490

駄文を延々とうpゴメンナサイ。
一応フォローを。
二つ目の奴は、一時期はやった先行者ゲーム系SSです。
そうとうかなり昔のものだったと記憶。
1つ目は、オリジナルで「ヒーロー」をテーマに書こうと。

…何れも厨学生の自慰行為の範囲を脱して(逸する、でしたっけ?)
いないのですが、もしよろしければ見てやってください。

自分の厨ッぷりと文章力、表現力の無さにゲンナリ。
492添削子  :03/01/23 20:56
>>487->>490 
鈍く、でもまぶしく、月が輝く夜空。 →あまりに陳腐
ゴォオオオ・・・→幼稚な擬音
「・・・」 →余韻を出す安易な「・・・」 の多用 プロは案外……で逃げたりしない
赤字国債の増大による、日本国家の崩壊。→正確には赤字国債の累積残高の増大というべき.
                    日本国家とはいわない.日本政府の崩壊か.
「まだ・・傷は痛むの?」
女性はしばしの沈黙の後口を開いた。→ふつう会話からはじめるより,
  どういう場所で女性と会話しているのか説明がないと読者は戸惑う

493陰毛剃男 ◆RmLq/guCik :03/01/23 21:09
>あまりに陳腐

陳腐な文章は理解しやすいし。頭に入りやすい。
陳腐さを忌み嫌うことは無い。適度にありきたりな表現を入れておかないと、
読みにくくなってしまうのだ、馬鹿添削子氏ね
494 :03/01/23 21:13
子供のころ夏休みや冬休みには田舎の祖父母のところで一週間ほど過ごすのが恒例
となっていた。ある冬休みに四歳下の妹を連れてまたやってきたときのこと、滞在
三日目位だったか、昨日まで元気にしていた妹が、ちょっと疲れたのかコタツにはいった
まま横になっている。遊ぼうとさそってもでてこないので、訊いてみると、少し
熱をだしたようだった。祖母にそのことを告げ、近所の医院まで妹を連れて行くことになった。
診察の結果は、単に旅行中にありがちな便秘だったが、先生から、浣腸するから、お兄ちゃんは
そっち(待合室)いっててといわれた。そのとき浣腸という言葉を聞いて妙にドキドキ
495 :03/01/23 21:35
 10月の市民プールにはもちろんだれもおらず,林を通じて
遠くから自動車の音が聞こえてくるだけだった.
「私,罰を受けなきゃ」
奈津美がいった.罰といったときの奈津美はなぜか生き生きと
している.おれの知らないうちに健二に逢ったということか.
縛られるのが嫌なくせに,その実,縛られることを望んでいる
女,それが奈津美だ.
自分に罰を与えることが,奈津美の哲学なのだ.
奈津美がおれに隠れて男に逢っていたときの罰は,雨の中を
傘をささずに,通行人の奇異な目の中で,おれのアパートの
近くに2時間以上立ち続けたことだった.デートの待ち合わせ
に30分遅れたとき,一日中下着なしで過ごした.
「罰を受けなきゃ,気が済まないの.自分で自分が許せない」
いい終わったとたん,奈津美の体は緑色の水に沈んでいた.
放心した目.紫色の唇.水中に立っておれの方を見上げる.
夥しい水を撒き散らしながら,奈津美はプールから
あがった.グレーのスーツが水を吸って黒光りしている.
小刻みに体を震わせながら,目で許しを請う.

>>493
というか全体にラノベののりだから、読みやすいことは読みやすい。ならば月くらい独自のレトリックで描いてほしいと思ったり。

>>487-490
抜粋だけで内容をどうこう言うことは出来ないが、

>サンサン、というよりはギラギラと太陽がアスファルトを照りつけ、
>遠くの景色は歪んでとろけそうに見える。そんな夏の日。

この表現はまるで当たり前のことを言っているだけで、夏にアスファルト上に陽炎が立っていることを
見たまんま書いたものですね。こう言うのは、もっと気負って描写してもいい気がします。

>少年は、名前を山田一郎という。ごく平凡な名前だ。
>見た目も中身も、同様に平凡な少年である。
>その平凡さゆえに、彼は、陰湿ないじめにあっていた。

平凡平凡と、即興で書いたと断ってあるのでいいようなものです。こんな同一表現が本気作に頻出していたりすると
自分は恐らく、ただの字数稼ぎとしか見ることが出来ないと思います。
適当に書いたなら書いたなりに、深く考えては出てこない未知数の部分が表現されるような文章を書きましょう。
そもそも適当に書いたものを人に批評してくださいと臆面もなく出すことの出来る厚顔無恥ぶりを恥じよう。
>>488-490
>月明かりに照らされて,神々しく見える。

ここが、なんで神々しく見えるのか、月影だけでは役者不足な感があります。
もし、月にそれなりの意味合いが込められているのだとしたら、>>492の言うようにあまりに陳腐な表現です。
ただの紹介シーンなら簡潔に終わらせたほうが、その代わり本筋に力を入れたほうが、バランスがよくなります。
で、>>489のような世界設定の説明はまったく無意味です。どうしても説明なしでは読者に伝わらない場合を除いて
このような説明文は挿入しないが吉でしょう。知りたいのは「世界」ではなく「世界の中の出来事」なので
この場合さっさと次のシーンに飛んだとしても、現状だけで興味をそそる自信があるのなら大丈夫です。ないから、世界の説明で
とりあえず場を繋いだ、見たいな印象が生まれるのです。
リーダの使い方は一つ目の方が上手くいってますね。二つ目ではあえて使うこともないです。文中において無駄な間が出来てしまっています。
どれも既存の小説で見たような気がするシーンや展開。それが類型として作用するのなら、文章、もしくは物語に相当の魅力が必要です。
世界観より物語性を学んで見ましょう。
>>492に限らず、
表現そのものを見るよりも、
「どうしてその表現を使ったのか」を見るべきです。
たとえ陳腐な文章であっても、その「陳腐さ」自体に何らかの意味があるのならば、
つまりどうしてもその(陳腐な)表現で「なければいけない」のなら、使用はOKです。

ただ、擬音と「・・・」に関しては同意。
ちゃんとした読み手には手抜きと取られるので要注意です。
ところで半角スペースよ。まだいたなら、ご飯の感想に返事を書いてやれ。
郷に入ったら云々ではないが、あれはルールらしいからな。
500華麗に500ゲッツ:03/01/23 23:11
今、バナナ食っているんだが。まだ、熟してなかったらしく、すげー硬くて、すっぱい。
なら食うな。
そんなことを言う人もいるが、私は今、無性にバナナが食いたいのである。
では、新しいものを買いにいけ。
そんなことを言う人もいるが、バナナの在るスーパーまではかなりの距離があり、
歩いていくには遠すぎる。
では、自転車は?
今雨が降っている。しかも、かっぱが無いため自転車で行こうとすれば
傘を差していかなければならない。自転車の運転に自信が無い私にとっては
不可能なことだ。
運転免許は無いため、車は論外。
結局私は、硬くてすっぱいバナナを食う以外にどうしようもないのである。
ところで質問ですが、
この中にプロの批評家さん、もしくは批評家を目指している方、
またはプロの批評家のもとで小説を書く勉強をしている人はいらっしゃいますか?
安原顕の一番弟子の方でもいいです(笑)
いらっしゃいましたら、名無しで結構ですので、名乗りを上げて下さい。
502名無し物書き@推敲中?:03/01/23 23:38
いるわけないじゃん
503名無し物書き@推敲中?:03/01/23 23:48
>>501
プロの書評家でした。
もっとも最近は当スレで批評していませんが。
504名無し物書き@推敲中?:03/01/23 23:57
>>494
家族愛とか兄弟愛とか、こういう話好きだな。

祖父母の家は、自宅からどのくらい距離があるか知りたいところ。
祖父母の家までバスで1〜2時間かかるなら、子供には結構な旅行に
なるんだよね。
妹の浣腸でドキドキするって?兄はその気があるな。でも兄妹で一緒に
風呂に入ったりするだろう。そこでお互い体を見せあったり触りあったり。

505名無し物書き@推敲中?:03/01/24 00:11
とりあえずこのスレに投稿なさる方は、>>2を見て改行の仕方に気をつけて
ください。
506名無し物書き@推敲中?:03/01/24 01:02
>>488
>鈍く、でもまぶしく、月が輝く夜空。
>漆黒の闇の中には、鋼の機人が月明かりに照らされて,神々しく見える。

冒頭、この二行で混乱してもう入り込めない。
輝く夜空とは満月か? 満月なら月が真上に来れば影ができるほど明るい。
そんなに明るい月夜なら外は漆黒の闇じゃないだろう。
「闇夜の中でサーチライトに照らされて」なら解る。月夜でも物陰に
居れば暗いが「月明かりに照らされて」とあるので屋外だろう。訳わかめ。


507名無し物書き@推敲中?:03/01/24 01:44
>>500
>では、新しいものを買いにいけ。

それって変じゃないか?
バナナは古くなって皮が黒ずんでくると、実が柔らかくなり
美味しくなるんだろ。漏れは買ったばかりの堅くて青身がかったバナナは、
数日置いて熟してから食べるぞ。

>結局私は、硬くてすっぱいバナナを食う以外にどうしようもないのである。
方法はある。タクシー呼べ! 
508名無し物書き@推敲中?:03/01/24 01:59
改行改行というけど、改行をきちんと入れたりするのはなかなか
大変なんだよね。
そこで、この前何かいいソフトが無いかと思っていろいろ探して
いたら、フリーのソフトで結構良いのがあった。
ためしにダウンロードしてみたら、これが意外に使いやすいのだ。
普通のテキストエディタの様なんだけど、小説を書くのに便利な
機能がいろいろと揃っているんだよ。ヘタな市販のパッケージソフト
よりも遥かに機能も多いし、使い勝手も良い。
へーこんなソフトがあったんだと思った。

せっかくいいソフトが手に入ったので、それで書いてみようかと
思い立った。いい道具があると小説も書きやすいんだよね。2時間
ほどは、本当にスラスラと書けた。
でもやっぱり、道具が良くても才能を補ってくれるわけではない。2時間
を過ぎると、それ以降はパッタリと書けなくなってしまった。書きたいけど
書けない。でも書かなければならない。
気づいたら、メニューを色々といじくっていた。今まで見たことも無いような
メニューがあったので、クリックしてみた。
すると、カーソルのある文章の文末の表現が変わる。面白いから色んな
行の文末で試してみると、今まで書けなかったような文章が書けてしまった。
509名無し物書き@推敲中?:03/01/24 01:59
不思議に思ってヘルプを見てみると、なんか特殊な数式を使ってそれ以前に
書いた文章を取り入れて、カーソルのある行の文章の文末を自動的に変換してい
るらしい。もちろん文末だけでなく文の途中でも使える。
それは、色々な文章を取り込んで、同じような雰囲気の文章を作成する機能らしい
のだ。

そこでインターネット上にある他人の書いた小説をそのソフトに取り込ませて
文章を書かせてみた。
意外。これが自分で書いたものより遥かに良い小説が出力されていたのだ。これ
を使って今後は楽に小説が書けるぞ。と、思ったところで夢から覚めた。

あーあ。せっかく小説が書けたのにと寝ぼけた頭で残念がっていたけど、いまの
話を小説にしてしまえ。と、思って書いたのがこの文章。
まあ、夢オチでスミマセンが、いかがなものでしょう?

510名無し物書き@推敲中?:03/01/24 02:05
>>509
似たようなソフトは実際にあるけどね。
511名無し物書き@推敲中?:03/01/24 02:48
長いものってどうするべきなの?
512名無し物書き@推敲中?:03/01/24 02:48
513斉藤守:03/01/24 02:55
吉祥寺にある大検・大学受験予備校の中央高等学院
ここは、完全に狂ってる。
授業料は一年分一括前払いなので、
金が入れば、生徒は要らない
金を振り込んだら、何とかその生徒を辞めさせようと
講師どもが、あの手、この手でイヤガラセをしてきますね。
セクハラはもちろん、脈絡の無い罵倒は日常茶飯だね。
酒臭い講師もいるし・・・ 人生の最果て中央高等学院
学歴詐称、経歴詐称、合格実績詐称、デタラメ授業、
http://www.chuo-school.ac/
http://chs-f.com/index.html 中央高等学院福岡校
とある街。とある夜。とある公園。

仲の良い友達と楽しく会話。最近タン君に好意を寄せている少女がいる。

タン君は彼女と楽しい時を過ごしていた。

突然タン君の、ケータイが鳴る・・ルルルルルル......♪

ピッ♪

お姉さん「早く帰って来いよ!今何時だと思ってるんだ?今日はお前の誕生日だから、私は、お母さんと二人でケーキをこしらえてずっと待っているんだ!はよ、帰ってこんかい!」

ピッ♪・・・・・・・。o(-_-;*) ウゥム…、タン君は電話の姉の剣幕を終えて考える・・・。

『自分の誕生日の夜に彼女と2人きりのせっかくの夜だが、家に帰らなければ。。。もし帰らなかったら、家族から暗黙の内に切り離され、オマンマ食い上げになり腹ペコで死ぬ羽目になる・・・・』

・・悩むタン君。中途半端な言い訳を彼女にして、この楽しい時間を終わりにして、家に帰るのは礼儀として駄目だと何故か思う。

 彼女にイキナリ罵声をあびせるタン君。泣き出しその場を走り去る彼女。そしてタン君は、

「こうするしかなかったんだ。」

と不思議な納得をする。。そして家に帰る。家までの道。

とぼとぼ歩くタン君。帰り道の途中何故か

『母親と姉のせいで彼女との楽しい時間がぶち壊しになった』と思いはじめる。。
閉店間近のくだもの屋(99歳のおばあさんが営む金物店)で、くだものナイフを購入。

家に着く。タン君が玄関に入るなり、姉が奥から飛び出してきて、いきなりタン君を怒鳴りつける。

それを寂しげな笑みで制する母親。タン君は黙っている。。

「さぁさぁ、ケーキを食べましょう。」と母親が言う。食卓に歩いていく母親。

姉はくるっと体を回し、母親の後をついていく。

タン君は2人の後ろ姿を見ている。そして、2人の後をついて行く。トコトコトコ.........。

タン君がポケットに手を入れた。まずは姉の悲鳴、母親が振り返る。その瞬間姉からナイフを抜いて即座に母親の頚動脈あたりを突き刺す。

タン君は返り血でビショビショ。目の前には出来立ての2体の死体。。

そして、タン君は何故か、

「ここまでしたら、僕は殺人鬼になるしかない。」と思う。

 そして、家の外に出るタン君。

・・・翌朝、その近所の家々から人の気配が無かったらしい。



中国系日本人(嘘)の少年「キョク・タン」(タン君) ←主人公。

母親、姉、少女、、その他諸々。

大まかな内容 → 極端(謎)
516501:03/01/24 09:04
遅レスですが、503さんありがとうございます。
では、他の方は皆さん小説家もしくは小説家のタマゴ、というふうに認識してよろしいんですね?
よく分かりました。

スレ違いな質問ですみませんでした。
517名無し物書き@推敲中?:03/01/24 09:59
>>516 そんな事はないかと。私も普通の読書好きだし。
518名無し物書き@推敲中?:03/01/24 11:14
>>514-515
「極端」がテーマなら、まだまだ極端の度合いが足りないぞ。
だが、少ない文章で起承転結をしっかり盛り込んでいるのは立派だ。
結構最後まで書けないヤシが多いみたいだから。
519 ◆GyeuZXfMyc :03/01/24 12:04
>>359
http://www10.plala.or.jp/livingwords/
から新作うPのメール来たんで、今読んできた。
最初の長編の雰囲気を引き継いでてなかなかイケるとオモタ。
しかし、すごいペースで書けるものだな〜ウラヤマスイ。
俺なんて一作あげるのに三月はかかる・・・
520名無し物書き@推敲中?:03/01/24 12:39
>519 単に書き溜めてたとおもわれ。長さのわりにペース早すぎる。
521名無し物書き@推敲中?:03/01/24 15:19
アマとしてみるならまあまあだ。
文体も表現も悪くない。
ストーリーも、独り善がりやご都合主義もなく、読者を意識して練られている。
アマとしては及第だ。アマとしてはね。
522事実は小説より奇なり:03/01/24 16:27

いやあー、世の中には驚異的な
サイトがあるもんですね。

http://home9.highway.ne.jp/cym10262/fenomina.html
523名無し物書き@推敲中?:03/01/24 17:39
そうねー
524名無し物書き@推敲中?:03/01/24 18:10
>>521
で、ストーリーは面白いのか?
525521:03/01/24 19:00
>524
うん。ストーリーがいいな。
キレイめの表現とよく絡んでる。
ただし、アマだ。
アマアマうるせえ(ワラ>>521-525
527521:03/01/24 19:09
>526
ハハ 誉めてるんだよ(藁
読んでみな。まあまあだ。
>>527
バカヤロ、君の言う通りだったよ(ワラ
529521:03/01/24 19:28
>528
だろう?(藁
なかなか良いみたい奴だ。きみは。
530528:03/01/24 19:34
>>529
誉められると反発するぜ漏れると原発するぜ。
それでもいるだろ、コレレヴェルでプロってのも(ワラ
HP作ってる場合か、というべきか?
531521:03/01/24 19:46
おーい作者。
出てくる気ないか?(藁
見てるんだろ?
出てこねえだろ(ワラ
いや、実に降臨願いたいが。
533名無し物書き@推敲中?:03/01/24 20:05
ノコノコ出てきたらサイト閉鎖に
追いやられるまでいじられるに
500ペソ
いじるのはワイセツだからやめてやれ(ワラ
せめていじわるを言うにとどめよう
(市民運動の呼びかけ)
535名無し物書き@推敲中?:03/01/24 20:28
今読んできたが、なるほど、なかなかだ。
単純に楽しめる。
作者においで頂きたいね。
イジリタイ ハアハア(藁
536名無し物書き@推敲中?:03/01/24 20:38
コイツラの中でどれが作者だ?ワラワラ
>>536
それもいい(ワラ
なんなら漏れってことでもいいぞ(ワラ
538名無し物書き@推敲中?:03/01/24 21:24
そういうのもいいが、
漏れはキチンと批評したいし、皆の見解も見たい。
漏れははっきりいって、好みではない。
だが、詩的に響く表現力は評価できる。
ただし、先にもあった通りアマっぽさも感じる。
技量は感じるが、今は趣味の範囲でしか
通用しないだろう。
以上。
539ツベルクリンC:03/01/24 21:59
 私が半ば固まったようになって浴室の入り口のところに突っ立っている間に、石田はポケットから
小ぶりの、魚の頭のような丸っこい形をしたナイフを取り出し、男が命乞いをするのを無視して、ナ
イフの先端を倒れている男の太鼓腹の臍の上のあたりに押し当て、一気に縦に切り裂いた。まるで魚
屋が鯛かなにかを捌いているような手つきでだ。飛沫のような出血が最初にあったが、そのあとはさ
ほどの流血は無かった。そのかわりに夥しい白黄色の半透明な脂肪の塊が、プリンのように震えなが
ら太鼓腹の裂け目から溢れ出た。
ていうか、いい加減うっとうしいから、はっきり言ってしまうけど、
livingwordsの小説は、アマどころか小説にすらなってないだろ。
個々の文章を短くして、段落分けを多くすることにより、接続詞や文章の流れに
あまり気を使わなくても良いようにしている。
それはそれで、確かに読みやすいけど、表現としてはどうしても稚拙で、人物、情景ともに
浅い描写しか出来なくなるし、何よりこんな書き方に頼っていては、いつまでも進歩しないだろう。
この作者には、世の作家や作家志望の人達が、何のために、日夜、文章の一言一句にこだわって
試行錯誤して、表現を洗練させることに苦労を重ねているのかを考えて欲しい。
541名無し物書き@推敲中?:03/01/24 23:25
>540
まったくそのとおりだ。
明らかに勉強不足そして
推敲不足が伺える。
センスは感じるんだ。
でも、このままじゃ趣味の書き物だ。
感性が先行しすぎだな。
542名無し物書き@推敲中?:03/01/24 23:46
>>539
おまいそういう香具師だったのか。
イイ奴だと思ってたのに。
543519 ◆GyeuZXfMyc :03/01/24 23:49
>>541
>感性が先行しすぎだな。

それには禿同だな。つーかその一言に尽きる。
全作品を、例えば倍の長さで書き直せば>>540がいう
人物、情景にも深みが出るかもしれないが、そうなると
構成が破綻しそうにも見える。だけどセンスだけであんだけ
書けりゃ結構なもんだよ。活字離れの世代には取っつき
やすくていいんじゃないかw

544ツベルクリンC:03/01/24 23:56
>>542  修行の一環です(藁    せっかくだから、続きも書き込もう。

その時に味わった気分は、奇妙に印象深いものだった。パニックに襲われ
ないように必死に耐えているうちに、すべてを受け入れると同時に拒否して
いるような気分と、曖昧さと浮遊感が混ざり合った不思議な感覚とが同時に
訪れた。自分が他人の殺人の片棒を担いでいるという事実も絵空事のようだ
ったし、目の前で一人の男が人生の幕を不本意なかたちで閉じようとしてい
ることさえ、現実離れした出来事のように思われた。
 男が脂汗を顔中に吹き出させながら血液と胃の内容物の混ざった褐色の反
吐を吐き散らした。石田は二言三言なにかを呟くと、次の瞬間、笑い顔とも
泣き顔ともつかない具合に顔を歪ませ、全身を震わせながら男の首筋――盆
の窪と呼ばれている部分――にナイフを突き立てた。男の体は跳ね上がり、
激しい死の痙攣に捕らえられた。
545名無し物書き@推敲中?:03/01/25 00:09
医学的にこの記述は正しいのか?
546名無し物書き@推敲中?:03/01/25 01:18
つーか、男が命乞いしているから言葉は喋れる訳だ。その男が、
腹部を切裂かれた瞬間に悲鳴を上げるか、何か叫ぶだろう?
無言は変だ。アマは相手の心理描写を忘れることが結構ある。
547名無し物書き@推敲中?:03/01/25 02:12
>>539
直喩がうぜぇんだよ。だらだら書き垂れやがって。
>>544
太鼓腹を切ったなら仰向けだよな? どうやって盆の窪にナイフを突き立て
るんだ? 反吐を吐いた時にうつ伏せにでもなったのか?
ならそれも一文挟めヴォケ。
>>539
魚使いすぎ。
あと、すごく大まかに言って
皮膚:毛細血管:皮下脂肪:筋肉:脂肪:内臓
くらいじゃない?自信ないけど。大学で解剖学勉強してるのに。
ただ、脂肪があふれ出るくらいの深さなら確実に大出血があるってのは確実。
549名無し物書き@推敲中?:03/01/25 05:17
>>539
>まるで魚屋が鯛かなにかを捌いているような

細かいことを言うと、「魚屋」は差別用語なんだ。
床屋、本屋、八百屋なども同様。「屋」の使用は避けたほうが良い。
たとえば八百屋は「青果店」
魚屋は「鮮魚店」
本屋は「書店」
屋を店に変えるといいんだ。そういっても屋を普通に使っているけどね。
しかし、メディアはその辺りの使い分けを注意してるようだ。
550ツベルクリンC:03/01/25 05:59
>>546 − >>549  
   批評有難うございました。非常に鋭いご意見が多く、
   大いに参考になりました。
    尚、できれば私が過去に書き込んだ文章にもご批評を加え
   ていただければ幸いです。よろしくおねがいします。
   → >>27 >>28   >>43  >>44   >>138   >>331-333  

  
551 ◆DZ4lq9aGTM :03/01/25 09:12
>>549
それはハッキリと差別用語として扱われてるの?
それともメディアからはそういう扱いを受けつつある
ってこと?
「♪かっわいいかっわいい魚屋さん」とか
「♪寂しくなるとたずねる坂道の古本屋」
とかの歌詞も規制対象になっちまうのかな。
てか、今俺が書いてるのは「女郎屋」抜きでは
語れない短編なんだがそれもマズイ?
あと思いつくままに「置屋」「空き家」「一軒家」
「ラーメン屋」「蕎麦屋」・・・Etc.「蕎麦屋」なんてどう
置き換えればいいんだよっ。知ってたら教えてチョ。
マジにおながい。
552エリートャンキー:03/01/25 10:31
ここは、日本ローマ教会

TVから流れてくる音「昼時日本列島!!今日は千葉の・・・・」
謎の声「わぁぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁあああ!!!!!
俺は魔女だぁぁぁぁぁ!」
TVのアナウンサー「なんなんですか!?あなたは!?」
謎の声「聞け、これから6時間後世界を闇に包んでやる!」

教会の人「なんだこいつは?」

それから6時間後・・・・・・・

カーテンを開けて外見てみる
教会の人「わぁぁぁぁ!空が真っ暗だ!闇に包まれている!
あいつは、あいつは!?
この世に蘇った本当の魔女だったんだぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」
553エリートャンキー:03/01/25 10:32
ジリジリりりり・・・・・(電話のベル)
ローマ法皇「ああ、私だローマ法皇だ・・・・
なに!?魔女が蘇っただと!?
・・・・・・むむむぅ・・・
ここは私が魔女狩りに行かねばなるまい
この聖なる短剣で魔女の息の根を止めねば・・・・!」

ここは土佐の港

ローマ法皇「見つけたぞ魔女め!お前を殺す」
自称魔女「そんな車椅子に乗った老いぼれ爺の体で俺を殺すだと?」
ローマ法皇「この車椅子をなめるなよ!」
ポチ(スイッチオン)
ローマ法皇「時速60キロの車椅子ターボアタックをうけてみろ!!」
554エリートャンキー:03/01/25 10:33
ゴオオオオオオオオ・・・・・・・!

ひょいっと避ける自称魔女

ローマ法皇「なにぃぃぃ!?このままじゃ海に落ちる!?脱出ボタンを押さなければ!」

ポチ(座席が空に飛びあがる、車椅子の車輪が海に落ちる)
バッ!パラシュートが椅子の後部から開く

ローマ法皇「おのれぇ!魔女め、ゆるさんぞぉぉぉ!」
その時突風が
びゅううううう(風の音)

ローマ法皇「なんだこの疾風は・・・・
あああ!あそこは!?あそこは土佐犬の飼育場!?
このままでは、あそこに墜落してしまう!?
いやだぁぁぁ・・・・・・・・!」
555エリートャンキー:03/01/25 10:34
犬の鳴き声「ガルルルル、キャンキャンキャン
ガブガブガブガブ・・・バウバウ」
ローマ法皇「ぎゃぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・」

飼育員A「あれ?なんか飼育場が騒がしいぞ?」
飼育員B「おかしいわね?ちょっと見に行きましょう」
556エリートャンキー:03/01/25 10:34
飼育場

飼育員A「あれ?なんか大きい布が・・・・・」
飼育員Aがその布をめくる
飼育員B「なんなのこの汚い椅子は・・・・?
あれ?
十字架も落ちてるわ・・・」

その時、空から雪が降ってくる・・・

飼育員A「わぁ雪だ・・・」
十字架を見つめて
飼育員B「あぁそういえば今日は クリスマス・イブ だったわね・・・」


557名無し物書き@推敲中?:03/01/25 13:01
>>552 ネタだろうから批評せんが、お前三郎か?
>>551
規制というのはゆるゆるの線でな。
使ってもかまわんのだ。
つか差別語にもランクあるんだよ。
文脈状差別的な意味を持たないことがわかるならおっけー、
文脈もクソもなくあうと、
とかな。
それにな、安心しろ君の文章が世に出る前に校正が入るしゲラでも直せる。
まあまさか本気で尋ねているわけじゃないんだろうが、一応な。
559名無し物書き@推敲中?:03/01/25 16:53
あぁちんぽくいてぃ
駄文ですが批評お願いしますペコリ
560名無し物書き@推敲中?:03/01/25 16:55
561名無し物書き@推敲中?:03/01/25 16:59
汚い
562549:03/01/25 17:48
>>551
確か7〜8年前、ある書物のコラムを読んで「〜屋」は差別用語であると知った。
「基地外」の差別用語から見れば「〜屋」は一般的じゃない。差別用語のレベルも
下位だろう。個人的には「○○屋さん」でもいいでは?

数年前、クレヨンの肌色(はだいろ)が一部から指摘されて問題になった。
現在、クレヨンの肌色が差別用語になったか? 表示中止になったか未確認。
確かに、日本国籍の中には黒人も居る、その人達からみれば肌色は別な色だ。
「〜屋」もレベル的には肌色のそれに近いかも。
563チンコ三郎:03/01/25 18:58
アア サトルサン ゴ無沙汰シテオリマス
突然 コノヨウナ 電報ヲ オ出シスル非礼 ドウカ オ許シクダサイ
私ハ 今 狂ッテイルノデス
コノ気持チヲ ドウスレバイイノカ 自分デモ ヨク解ラヌノデス
アア サトルサン 聞イテ下サイ
私ハ 今 ムショウニ チンコガシャブリタイノデス
ドウスレバイイノデショウ ゴ存知ノトオリ 私ハ 男性デゴザイマス
モシ 私ガ 女性デアレバ ドコカニ チンコヲシャブラセテクレル 男性ガ イルデショウ
シカシ 私ハ 男性ナノデス チンコヲシャブラセテクレル 他ノ男性ナド ソウソウイルモノデハ ゴザイマセン
アア サトルサン チンコガシャブリタイ
モウ私ニハ 辛抱ガキカヌノデス 何ガ何ダカ解ラヌノデス
モシ私ノ コノ電報ヲ読ンデ 少シデモ 憐憫ノ情ヲ オ感ジニナラレタナラバ
ドウカ 貴方ノ チンコヲシャブラセテハ モラエマイカ
貴方ニシカ 頼メヌコトナノデス オ返事 オ待チ申シテオリマス
564名無し物書き@推敲中?:03/01/25 22:13
>>550
丁寧な口調で挨拶すりゃおわりか?
だから伸びねえんだよてめえは。
565院生:03/01/26 00:02
象牙の塔の将軍様
指導教授.それだけの資格で,実の親でも踏み込まない心の中に当たり前のように領土
審判と内政干渉を行うことが許されるのであろうか.太郎は激しい憤りを感じた.
傍らにいる他のゼミ生は気まずそうに俯いている.
パソコンの冷却ファンの耳障りな音だけが研究室の中に響く.
T教授は苛立たしそうにゼミグリップを指先で弄びながら,同じようにその日の気分で
気に喰わない大学院生をねちねちと絡んで,いつのものようにその精神的動揺を弄んでいるのであった.
研究室の書架には太郎がかつて憧れたノーベル賞級の物理学者の専門書が
並んでいる.それらの著者にもっていた,まるで男の子が野球選手に憧れるような
純粋な憧憬はもうない.アインシュタイン,朝永振一郎,湯川秀樹,・・・


566院生:03/01/26 00:05
熱力学の第2法則.エントロピーという言葉をきいたときの
新鮮でしかも不可解な,世界の心理をつかんだときの新鮮な感動は遠い.
いまは自分の精神構造がエントロピーだ.何の用もなさない衝動が
どうしようもなく発散して消耗していく.
567名無し物書き@推敲中?:03/01/26 00:29
領土審判→領土侵犯
心の中に〜内政干渉→心の中に〜干渉
大学院生をねちねちと絡んで→大学院生にねちねちと絡んで
に憧れるような憧憬→にたいして抱くような憧憬
世界の心理→世界の真理
新鮮でしかも〜新鮮な感動→(例えば)衝撃的でしかも〜新鮮な感動
発散して消耗→消耗して発散
,→、
.→。
568名無し物書き@推敲中?:03/01/26 00:29
 ある男が医者のもとへやってきた。
「先生、僕は少し変わっているところがあるんです。
その、馬とファックしたくて堪らないんです。最近は夢にまで馬が出てくるようになりました」
「ほほう、それはまた」
医者は聴診器を耳にあてながら言った
「で、馬はメスですか、それともオスですか」
男は驚いたように口を開けて
「冗談言わないでください、メスに決まってるじゃありませんか。
僕は変態じゃありませんよ!」

569567:03/01/26 00:30
発散して消耗の行は自分の間違いです。多分直す必要なし。すんません。
>>565-567
日記か?
よいトコロは日記っぽい生々しさ。
わるいトコロは「まだなにも語られていない」こと。
実がないね。その続きからこそ読みたい。
571名無し物書き@推敲中?:03/01/26 00:41
>>567
校正してから見せろ。
>>568
「ポケットジョーク」は論外。しかもパクリ。
572院性:03/01/26 07:56
象牙の塔の将軍様
指導教授。それだけの資格で、実の親でも踏み込まない心の中に当たり前のように領土
侵犯と干渉を行うことが許されるのであろうか。太郎は激しい憤りを感じた。
傍らにいる他のゼミ生は気まずそうに俯いている。
パソコンの冷却ファンの耳障りな音だけが研究室の中に響く。
T教授は苛立たしそうにゼミグリップを指先で弄びながら、同じようにその日の気分で
気に喰わない大学院生にねちねちと絡んで、いつのものようにその精神的動揺を弄んでいるのであった。
研究室の書架には太郎がかつて憧れたノーベル賞級の物理学者の専門書が
並んでいる。それらの著者にもっていた、まるで男の子が野球選手に対して抱くような
純粋な憧憬はもうない。アインシュタイン、朝永振一郎、湯川秀樹……
熱力学の第2法則。エントロピーという言葉をきいたときの
衝撃的でしかも不可解な、世界の真理をつかんだときの新鮮な感動は遠い。
いまは自分の精神構造がエントロピーだ。何の用もなさない衝動が
どうしようもなく発散して消耗していく。
573491 ◆g2j80BX5do :03/01/26 09:20
レス遅くなってすみません。皆さんご指摘ありがとうございました。

おかげで自分の文章の何処が悪いかまさに痛いほど分かりました。
自分はあんまり本とか読まないほうなので、
とりあえずはボキャブラリを増やしていこうと思います。
独創的な表現、という点についてはそれから練習していこうかと。

ではでは。失礼しました〜。
574名無し物書き@推敲中?:03/01/26 11:04
>>572
ガキっぽいセンチメンタルは感じるが
意識の流れがあるわけでもなく、自己客観視的な意識の改革もなく、
文学ズレした大学生が
自分のノートの片隅にでも精一杯の表現力を駆使して教授への
恨み辛みを書いたように見える。
それを狙って書いたんなら、リアルだ。
そうでないなら屑文。
文の善し悪しとは、書いた状況で決まるものなのか?
「これはこれこれこういう時にかいたからこうなりました」
とか説明を付加しなければ理解されないとしたら
その時点で不可だろう?
576名無し物書き@推敲中?:03/01/26 23:30
>>575 でも、長い文章の中の一文を抜き出した文と、ここの書き込みのみで
完結させている文だと、批評の仕方が変わってしまう。
(説明は適度か、流れがおかしくないかなど)
もし長文から抜き出して書いてる人がいたら、例えば一番上に
長文の中からの抜き出しです、とか書いてあると親切かなとか
思いますた。
577ゆきいろのーと ◆BIZ.rZ3SbY :03/01/27 07:30
<作家志望の生徒が夏休みに先生と面談する場面>

「進学したらどうだ? お前ほどの成績の者がもったいないぞ」
 開口一番に言った先生のセリフは、僕の予想と一致した。不幸にも。
 僕の勉強したい事は、大学にはないから――そう言うと、被せるように、「いい会社に入るために」「能力を活かすために」と忙しなく説いてくる。
「つまり、ステップアップするための踏み台を上がれって事ですね。とりあえずでも大学には行っておけと」
 僕は皮肉を込めて言った。先生は困った顔をしたが、すぐ、
「文章を書きたいお前の気持ちは分る。先生も――本当はそんな堅気じゃない生き方を推奨出来る立場じゃないんだが――お前なら、もしかして……なんて思うよ」
 一気に言葉を吐き、大きく息を吸った後、「ただな、どんな事にしろ、物を創り上げるって、自分の内側から出てくるだけじゃないと思うんだ」
 先生は人差し指と親指でわっかを造って、「人間の思考が、外界からの刺激と内面の感情という円で表現出来るなら、今のお前が自分で創れる思いなどこれくらいのもんだ」
 次に、左手の人差し指、親指と、右手のそれらの指を合わせて、
「だが、大学で学び今より知識を身に付ければ、そのわっかはまだまだ大きくなる。社会が知りたければアルバイトをすればいい。色々な風景が見たければ旅行に出ればいい」
 口だけを曲げて笑んだ。勤めて優しそうな目を配る――典型的な作り笑い。僕を説き伏せようとしている。穏便に済ませようと無害を装い、そのために人を小馬鹿にした表情をわざわざ作り上げる。そんな不自然な表情に気付かぬはずも無いのに。
「先生もな、若い頃は何でも試して見たことがあるんだ。小説はもちろん、音楽、絵画――」
 延々と続く説教モードの始まりだ。「進学」という二文字に結論付けるのは分りきっているのに、言葉を飾り立て騙そうとする。
 僕はもう相槌を打つだけにした。向こうだって僕の気持ちを汲んでくれている訳じゃないんだ。真面目に対応する義理はない。
 
578ゆきいろのーと ◆BIZ.rZ3SbY :03/01/27 07:31
<つづき>

 学校を出た頃には空が薄紫に染まっていた。夏の日に在る長い黄昏。
 瞬間的に僕の脳はシャッターを切った。美しき世界の一ページを見た時に広がる心象風景は、淡く、儚く、甘く、馥郁として切ない。僕はそんな時感じる恋心にも似た胸の圧迫感がたまらなく好きで、胸を焦がす。
 でも……その感情は刹那的で、脆く風化し易い――
 文章で心象を書きとめようと思った。でも、もしかするとそれは真作を模倣する贋作者にも似た行為なのかもしれない。
 爽やかな風が駆け抜けた。僕の心に在る、傲慢なる宿意を持っていった気がした。
 ――僕はこの日のこの瞬間、進学を決めた。
579ゆきいろのーと ◆BIZ.rZ3SbY :03/01/27 07:34
今書いている長編の一部分です。

上手く表現出来ているか。
描写が適切であるか。
分りやすい流れに持っていけているか。
 
イマイチ自分では判断出来ません。批評の方よろしくお願いします。
580名無し物書き@推敲中?:03/01/27 09:03
全体としてはいいと思う。2カ所気になった。
>次に、左手の人差し指、親指と、右手のそれらの指を合わせて、
ここちょっとわかりにくい。
>文章で心象を書きとめようと思った。でも、もしかするとそれは真作を模倣する贋作者にも似た行為なのかもしれない。
ココは疑問。主人公=語り手=贋作者だから。
贋作者となった主人公の回想ならいいんだけど。
581名無し物書き@推敲中?:03/01/27 09:48
先日、近所の住宅展示場が取り壊されると聞き、早速工事現場の水道から出る水で赤カルピスをつくろうと思いスーパーに行くと、
美容と健康に効くとかいうアセロラドリンクが私をなじってきました。
「わったっしっはっビタミンCの〜宝庫でっす〜♪
お洒落なOLさんや女子高生の美容と健康とお肌を守るのはこの私。気になるお年頃なら要チェックね。
・・・あ〜そこの君〜、そうそう君、つうかお前。天山山脈のふもとの村からはるばる日本に来ましたって感じのお前。
最後に風呂入ったのが前世紀なお前。
お前が飲んでいいのはこの不況の辛酸だけだ!」

宣戦布告!!!!!!

我々は、全てのアセロラドリンク缶を回収して東南アジアに輸送し、
川の上流から全て流して原住民をびびらせる「血のメコン河作戦」を決行する!!!
>>576-577
悪くないと思う。
が、文章全体を通して、妙なぎこちなさが伝わってくる。
前半、先生との会話では、窮屈に説明的な流れが続き、
後半、描写になると、解き放たれたように美文を並べようとする。
これは、文体が身についていない証拠だろう。
あとは、語彙の使い方に違和感を感じる部分があったが、これについては
間違い断言できるものではないので、何も言わない。
583ゆきいろのーと ◆BIZ.rZ3SbY :03/01/27 12:48
>>580さん

>次に、左手の人差し指、親指と、右手のそれらの指を合わせて
両手の指先をくっつけてわっかを・・・という意味だったのです。
正直自分でもおかしいかな、とは思ってました。
というか>>582さんの指摘どおり、先生との会話部分は全体的にちと酷いですね・・・

>文章で心象を書きとめようと思った。でも、もしかするとそれは真作を模倣する贋作者にも似た行為なのかもしれない
これは自分でもヒットな描写だと思ってたんです。が、ちょっと説明不足。脳内世界入ってますね。
何を書きたかったかというと、小説にある、ストーリーやドラマ性で感動を表現するのは邪道、という意味だったのです。
この後、主人公は詩を書き始める予定なのですが、この流れだと普通にリーマン目指しているようにも見えますね・・・

>>582さん

苦手なシーンになると、とたんに文章崩れるのです、私。
自分もぎこちなさ、語彙の使い方にも違和感持ってます。
とりあえず、前半は説明文多すぎ、後半は説明不足のような気がしてきました。
おまけに先生に反発してるのに、学校を出るとすぐ、作家を諦めてるという・・・
言い忘れた・・・

>>580さん
>>582さん

ご指摘ありがとう御座います!
585名無し物書き@推敲中?:03/01/27 12:51
>>581
近々、解体を行う住宅展示場があり、そこの水道から解体の振動に伴い、赤錆の
混じった水が出るかも知れない。これはチャンスだ。水道管の錆は鉄分が含まれ
ている。鉄分は貧血に効果があると聞く。その水を貰って適量薄めてカルピスを
作ろう。でき上がりのネーミングは「赤カルピス」そういうことか?

しかし今、肝心のカルピスを切らしている。スーパーへGO!!
スーパーで、ふと目に飛び込んで来たのが、ビタミンC豊富で美容に良いと、若
い女性に注目の「アセロラドリンク」。そのアセロラが何故か存在感を見せ、私
に挑発、詰問してきた。「お前のその風貌にアセロラは似合わないな。ちゃんと
風呂に入ってるのか、不潔だ、美容以前の問題だ。お前にお似合いは不況で被っ
た辛酸を嘗める事くらいだな」

「カチーン!」切れた。逆襲に出る。

それ以下が良く解らんのう。「我々」になったり、何故か「缶」に限定したり、
ペットボトルのアセロラもあるだろうに。
真っ赤なアセロラの果汁で、メコン川を血の色に染める?何故、標的が東南アジ
アの原住民なのだ。 アセロラは西インド諸島原産の果実。びびらせるなら、
カリブの原住民じゃないか? 
586名無し物書き@推敲中?:03/01/27 13:52
 あの日、彼と出会う前の第一印象は、満開の桜だった。満面の桃色は、春特有の
甘い香りを伴い、私の嗅覚と視覚を狂わせ、そして酔わせた。普通の
「春」の1シーンならば、こうも印象的であるはずがない。私にとって、この時の
「春」は特別なものだった。なぜなら、人生でおそらくもっとも大きな影響を残すであろう
大学時代の始まりの日であったからだ。大学生活がどれだけ自由であり、素晴らしいもの
であるかは、兄や姉から漏れ聞いている。いつも私が高校から帰ってくると、ようやく
寝ぼけ眼をこすりながら起床し、呆けた顔をしながらおもむろに「今日は学校はサボろう」
とつぶやく兄を見れば、誰だって大学時代の素晴らしさを窺うことが出来るだろう。30人ばかり
の生徒とともに、ひとつの教室に押し込められ、あらゆる自由を奪われた高校時代から
ようやく開放され、人生で一度しかないもっとも自由な時のはじまりの時。
普段ならば見飽きた春の一光景も、この日は何かしら新鮮に見えたとしても、取り立てて異常な
ことではないだろう。


冒頭部分。堅すぎるかなあ?
587名無し物書き@推敲中?:03/01/27 15:24
>>586
堅いというか、なにの第一印象が満開の桜なのかを見失ってしまいました。
588名無し物書き@推敲中?:03/01/27 15:28
>自由な時のはじまりの時

これはないでしょ。

全体的に稚拙な語彙でどっちらけ。
上から六行めの漏れは、俺の間違いではないよね?w
冗談はともかく、辛口かもだけど、文章をまともに書けるようになるのが先決で、
固さ柔らかさは次の課題ですね。
589名無し物書き@推敲中?:03/01/27 15:53
>>588
写し間違えた。まあ、慣れない言葉は使うもんじゃないね。
もう一度出直します。
590名無し物書き@推敲中?:03/01/27 15:55
>>589
がんがってください。
591名無し物書き@推敲中?:03/01/27 16:16
http://f4.aaacafe.ne.jp/~novel/
ここで一番いいのってどれだと思いますか?
592名無し物書き@推敲中?:03/01/27 17:32
>>586
「出会う前の第一印象」
って何ですか?
スレ違いだが誰か>>586の文章を直してやったら?
594名無し物書き@推敲中?:03/01/27 18:16
手の施しようがない。
とりあえず、>>586は文章もっと削れ。
春の描写がダラダラ長すぎて、「彼と出会う前の第一印象」
話が棚上げされたあげくどっかいっちゃってる。
一文一文ばらして見た場合の描写のハッタリはまあまあだと思うが
つながりがよくなくちゃ話にならない。もっと構成を考えろ。
要らない文章は徹底的に削れ。あと誤字脱字。あわてて送信するな。
ちゃんと見直せ。
596名無し物書き@推敲中?:03/01/27 19:36
面白そうなので参加。暇な人、よろしくお願いします。

 地下鉄はあまり揺れない。
 僕が地下鉄を好む理由だ。本を読むことができるし、寝心地だっていい。
今日みたいに終電一本前というしごく中途半端な時間に乗り込むときだって
程よい揺れと他人と向き合う空間が僕を落ち着かせる。
隣の人が吐いた
「ごめんなさい、ごめんなさい」
連れのたぶん学生が僕に謝る
 終電一本前の地下鉄っていうのは終電とはだいぶ違う。終電みたいに込んで
ないし、きちんと最終電車に間に合わせて飲みましたっていう几帳面さがない。
豊かで疲れた終電一本前。
「うぅ」
「もうちょっと、次の駅だからそれまでもうちょっとがんばって」
たぶん学生が袖を汚しながら彼女を支える。
日本の会社員は残業する。疲れを隠そうとしない女性。私服で素面のサービス
業の社員。パートかも。男のパートだっているだろう。僕は自分の靴をみる。
僕は次の次の駅で降りる。隣の2人は次の駅で降りるのだろうか。

地下鉄はあまり揺れない。
597 :03/01/27 19:40
台湾のエロ画像掲示板が今一番ホットと言えませんかね?

http://wossal.k-server.org/tw/

598名無し物書き@推敲中?:03/01/27 19:42
>たぶん学生

これ勘違いの元。前後で読み直さないといけない。学生らしい男とかのが良いのでは。

>豊かで疲れた

これもどうかな。いまいち。

>日本の会社員は残業する。〜

唐突で、以降の人々の描写が雑で分かりづらい。
余韻を出そうとしているのだろうが、
ラストに向けて足並みが揃っていないので失敗。
>>596
もっとハッタリをかませ。文章としてのつながりも重要だが
君の場合ハッタリが圧倒的に足りない。何となく読み飛ばされて
捨てられてしまうぞ。このあとどうなるんだ?という
次に興味をつなぐことが重要。読むほうは、つまんないと
すぐ読むの止めて捨ててしまうぞ。
600名無し物書き@推敲中?:03/01/27 19:49
そうだね。隣の人がいつ吐くか分からない。
けど今席を立って移ったら、気を悪くするかもしれない。
いよいよ吐きそうだ。けどもうすぐ降車駅へ着く。
着いた! 吐いた! ワショーイッ
って感じが欲しいね。
>>596
悪い意味で続きが気にならない文章だw
このスレは文章を見るスレなんで、ストーリーは
とりあえずどうでもいいとして、あなたははっきり言って
語彙の選び方がヘタです。ストーリーは糞でも印象的な言葉が駆使された
文章は人を惹きつけます。あなたの文章は悪い意味で引っ掛かりがないです。
602名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:12
>「出会う前の第一印象」って何ですか?

彼と出会う前は見た事がないから想像のみ。
正解は「出会った第一印象」
603名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:13
糞みたいだなそれ>>602
>>602
「出会った」もいらないのでは?
 彼と出会った時までは、あの日の印象は満開の桜だった。
 舞い散る桜の花びらが春特有の甘い香りを伴い、私の嗅覚と視覚を狂わせ、酔
わせていた。普通の春の一光景なら、こうも印象的ではない。私にとって、この春
は特別なものだった。人生にもっとも大きな影響を残すだろう大学時代の始まりの
日だったからだ。
 大学生活がどれだけ自由で素晴らしいか、兄や姉の生活を見れば想像がつく。私が
高校から帰ってくると、寝ぼけ眼をこすりながら兄は自分の部屋から顔を出して「今日
はサボろう」と呟いたりする。大学生のほとんどは同様な生活を送っているだろう。
 30人の同級生と一緒に教室に押し込められていた高校時代から開放され、人生で
一度しかないもっとも自由な時のはじまり。 見飽きた春の光景が新鮮に見えたとして
も、異常とも言えない。


…………
>>593の希望におこたえしようとしたが、原型を留めてはこれくらいが限界。
 たぶんこの後に、彼の描写が続くんだろうなあ。
>>595の言っている「要らない文章は徹底的に削れ」は正解。文章だけでなく単語も削れ。
無駄な単語が多過ぎ。それに桜の描写に桃色を使うことはないと思う。

606名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:21
>あの日、彼と出会う前の第一印象は、満開の桜だった。

>>603
じゃあ、もっと良いの考えてくれ。
607名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:22
>>604
たしかに、無くても通じる。
608名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:25
あの日、彼の第一印象は満開の花だった。

いや、何か足りない。
桜と彼をたとえるのはいいけど、制御できてないよ。
610596:03/01/27 20:28
飯食ってる間にレスがいっぱい
ありがとうございます。
とても参考になった。

>>598
なるほど
余韻というか静的な電車内と突発的な女性のゲロとの対比を
出したかったんだけど失敗みたいだね

>>599-601
3人とも同じ評価みたいですな。
とても参考になる
で、とても難しい。
611名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:33
>>605
>彼と出会った時までは、あの日の印象は満開の桜だった。

リライト冒頭、何か変だ。まるで再会したときの雰囲気だ。
612名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:35
なるほど、彼と出会う前から満開の桜を想像してしまうのか。
すごい妄想力だ。
613哀愁のタクシー:03/01/27 20:37
おれはタクシードライバーだ.いつものようにアスファルトジャングルを
流していると激しい尿意におそわれた.我慢できなくなって
昭和通りで信号待ち中にダンボールにションベンしてたら、
ダンボールハウスからオヤジが出てきて激しく怒られた。
614名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:39
あの日、初対面の彼の第一印象は、まるで満開の花だった。
615605:03/01/27 20:41
>>611
 そこの処理が巧くいかん(w
原文の意味が不明なんだから直しようがない。再会というのもよくわからんが。

 彼と出会う前までのあの日の印象は満開の桜だった。…これくらいかなあ?
 

>>612
 意味不明だぞ?彼と何処で何時あったかなんか原文ではわからんだろう?
>>613
「激しい」二回も使うな。
「ダンボール」「ダンボールハウス」繰り返しも冗長。
これは、怒られ方とか、尿意の具合とか、そういうのを描写しないと
文学的にはならないんじゃないのか?
617605:03/01/27 20:45
ああ、そういう意味か。わかった。
じゃあ、こうしよう。
>>彼と出会うまで、あの日の印象となっていたのは満開の桜だった。

原文の意味は彼=満開の桜か?それじゃ後ろの桜の描写の意味がわからん。
618名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:48
あの日=満開の桜
彼=満開の桜
大学生活=満開の桜

このどれかが正解だ。
619605:03/01/27 20:51
>>618
俺の解釈は「あの日=満開の桜」
彼に会った後で、それが彼のインパクトによって薄れる…というのがこの後の展開じゃないか思ったんだが。
>>586
日本語能力検定の問題文みたいだ
621586:03/01/27 20:57
みなさんありがとう。>>605の修正は苦労がにじみ出てますね。
なんか冷静に見ると自分の文変です、ハイ。あと写す際に間違ったので
>>586の文は明らかに変な箇所があります・・・。今度はちゃんと落ち着いて見直してから
送信しますです。ちなみにこの文は冒頭の一部分を切り抜いただけで、これから
一応ストーリーらしきものが始まる予定ですた。入学式の第一印象が桜で、その印象も
「彼」と出会って吹き飛んでしまう、という流れでつながっていきます。
622名無し物書き@推敲中?:03/01/27 20:58
>>613
>昭和通りで信号待ち中にダンボールにションベンしてたら、

ココだけ読むと、まるで車内で小便してるみたいだ。
ドライバーは、急きょ下車して、歩道方向に駆けて行ったんだろ?
車内でダンボールに小便してたら、車外のダンボールハウスから
オヤジが出てきて、激しく怒られました。
624596:03/01/27 21:06
調子に乗ってもう一丁書いてみた。よろしく。


目を見開き意識を集中させゆっくりと手首を動かす。そろそろ出てくる頃だ。
もう数ミリ腕を、ついでに体を傾けたとき醤油差しから黒いものが落ちる。
それを目にした瞬間、反射的に体をのけぞらせ腕を上に上げる。
「よし」
俺の命を受けた2本の箸は悪党を前にしたダーティーハリーよろしく死に体
の大豆坊やをなぎ倒していく。こいつらには容赦無用だ。徹底的に引っかき
まわしてこそ浮かばれるってもんだ。人生は攻撃だ、攻撃こそ最大の防御だ、
まわしてまわしてまわし続けたところで後ろ回し蹴りだ。ここで気を抜くと痛い
目にあう。必殺のローキックだって阿修羅のように打ち続けてこそ決め技になる。
くそー俺の手が千手観音ぐらいあったらこんなヤツラ瞬殺なんだがなー
625名無し物書き@推敲中?:03/01/27 21:09

冒頭から満開の桜の様な、心ときめく彼が現れて、その後の展開に
彼は一度も登場しない。最後に桜は登場するのだが……。訳わかめ。
冒頭、

彼と出会うまで、その日は「満開のさくらの日」だった。

ってのはどう?
>>586はとりあえず再提出ということで。
さあ次ぎ行ってみよう。

>>624
何度もいうが、それでは最後まで読めん。一番読む気が
なくなる文章だ。整理して、印象的な語彙をもっと用いるべし。
多少意味がわからなくなっても構わん。それが、語彙のハッタリ
というものだ。
>>627
 印象的な語彙ってやつの手本を見せてやれよ。
>>628
それが出来たらこのスレにはいないよw
ただ、印象的な語句が使われてないのは確かでしょ。
ストーリの整合性より、まず印象的な語彙使ったハッタリ文を
書く練習しろってこと。読むのが退屈でしょうがない。
>>624
すまん、何をしている場面なのか全くわからない。
631628:03/01/27 21:52
>>629
 印象的な語彙ってのが、俺にはよくわからんのだが…。
それにハッタリなんか必要ねえだろ?単語ではなく、文章全体で印象
づけられていれば、それでいい。
 >>624の文章はそれなりに面白い。描写力は不足しているが。納豆だ
ろ?これ。醤油をかけて混ぜるところを緊張感を入れて描写しようとして
いるんじゃないのか?その緊張感がいまひとつ伝わってこないのは難
点だがな。
632哀愁のタクシー:03/01/27 22:00
サラリーマンたちが颯爽と闊歩している.おれもほんの少し前は
あの中の一人だったのだ.いつものように詮無いことを思いながら,
いつものようにタクシーを流していると,ふいに尿意に襲われた.
さっき,眠気覚ましに飲んだ缶コーヒーが原因なのであろう.
トイレは仕事で車に乗っている人間にとっては,毎日のわずらわしい
問題だ.デスクワークだけのサラリーマン時代には考えもしなかった
ことだ.昭和通りで信号待ち中に我慢できなくなって,おれはタクシー
から外に出た.道端のダンボールにションベンしてたら、
ダンボールハウスからオヤジが出てきて激しく怒られた。
おれは黙って怒られながら「自尊心」という言葉の意味を
考えていた.
633596:03/01/27 22:15
みなさんありがと

>>627
ガハハ
同じこといわれちゃったな。
語彙というか印象的な文章を入れ込めということだと思ったのだが、漏れの
好みとしてあんまり派手な形容詞はスキじゃないんだな。
たとえば、
>満面の桃色は、春特有の甘い香りを伴い、私の嗅覚と視覚を狂わせ、そして酔わせた。
こういう描写が必要ということかな

>>630
スマソ。納豆かき混ぜてるとこです。

>>631
たぶん褒めてくれてありがと
その通りなんだけど、緊張感ないか(w
それじゃー意味ないな
634名無し物書き@推敲中?:03/01/27 22:22
>>632
さっきより良くなったぞ。だが、613オリジナルの持っていた
切れ味、スピード感が、今回は後退した感じがする。

>トイレは仕事で車に乗っている人間にとっては,毎日のわずらわしい問題だ.
なるべく主語と述語は近づけた方がいいぞ。

仕事で車に乗っている人間にとって、トイレは毎日のわずらわしい問題だ.
>>624って問題外だろ・・・
新人賞でもこんな奴ばっかだったらなあ・・・
636コトムギさん ◆8bIf/PyA2E :03/01/27 22:30
ジャガーカマボコ

イジワル姉さんに追い出されたカマボコ丸は
ヨットに乗って旅に出ようとしましたが、荒波どもはイッペンにそのヨットを
はねのけてカマボコ丸を浜辺につき返しました。
「ヒドイナー、もー」
帆が破れたヨットはしかし、もう一度海に入ろうと考えました。
ゆらめく波はふらふらとヨットを流します。
カマボコ丸は不安に狩られながらも、波の隙間を縫うように進んでゆきました。
>>628
まあ、そういうこと言うなよ。
見えることとそれが出来ることは別物だよ。
と米を買う。
638596:03/01/27 22:33
>>635
残念だったね。
漏れは読んでもらおうと文章書いたのは今日が初めてなのだ。
チミの新人賞は遠そうだな
639628:03/01/27 22:35
>>635
 文章の完成度としては問題外。稚拙だ。
 だが納豆を緊張感描写のテーマに選んでいるところが面白い。
まあ、これを作品に仕上げるのは難しいがね。
>>638
オマエ、17歳だって言ってる香具師だろ。
641596:03/01/27 22:39
>>640
もう一つ言っておくと文芸創作板に来たのは今日が初めてだったりする
誰?
>>641
文章が似てると思ったんだがなぁ
自分が17歳だって言ってる中学生と(藁
残念。
>>636
イッペン→カタカナにしたわけは?
ヨットはしかし〜入ろうと考えました。→
ヨットを擬人化する必然性が分からない。ってか
その前に誰の視点か統一しないと分かりにくい。
ゆらめく波はふらふらとヨットを流します。→
不安定な表現。
「ゆらめく波が」なら多少いいかもしんないが
「波に、ヨットが流れる」のが自然かと。
644名無し物書き@推敲中?:03/01/27 22:42
>>642
誰?17歳って?
コテハン?
645596:03/01/27 22:44
>>642
自称17歳の中学生っていうのもよくわからんな
文章が似ているといわれるのはなんだか気持ちの悪いものだ
647コトムギさん ◆8bIf/PyA2E :03/01/27 22:46
>>643
イッペン→変換したらそーなった。メンドーなのでそのままにしておいた。
ヨットは気分です。
視点はいちおー三人称。
表現は不安定ですね。
648コトムギさん ◆8bIf/PyA2E :03/01/27 22:47
またそのうち気が向いたら書く。
さよなら。
>>642
そんなコテいませんが何か?
650名無し物書き@推敲中?:03/01/27 22:55
645-649
随分釣れた(大藁
651umi:03/01/27 23:10
誰もいない真冬の海辺はただ、冷たい風が吹くだけだった。
波の音さえ僕の耳には届かない、あるのは冷たい風の無音の旋律。

朝、ノリコは何も語らずに居間のソファーに座り、窓の外をぼんやりと眺めていた。
ノリコと僕が別れたのは去年の夏のことだった。
一枚の書置きだけ残して彼女は僕のアパートを出て行った。
ノリコと僕との出会いはある意味、必然であった。
彼女は両親がなく、成人するまで親類の家で育てられていた。
親類の家でどんな扱いを受けていたまでは僕はしらないが、20年以上も、
僕と出会うまでの彼女が孤独であったことは、言葉にするまでもなく、
彼女の暗い表情から読み取れた。
一方僕のほうは、世界、自分自身に失望し、死を思い続けていた。
また、その死を思う苦痛に耐えて生きていた。
彼女の苦痛と僕の苦痛には少なからずヘダタリみたいなものもあったが、
僕たちは2人でこの世界とバランスをとりながら、この世界と接触していた。

そんな彼女が僕のもとから出ていき、そしてふたたび戻ってきた。

僕がキッチンでコーヒーをわかし、カップを2つ持って居間にいくと、
ノリコは涙を流していた。肩を震わせ、声も出さずに。
出会って以来、彼女の泣いている姿を見たことはなかった。
今日僕は初めて彼女の涙を見た。
僕は手にしたコーヒーカップをキッチンに置き、
かわりにナイフを手にとって ゆっくりと彼女のほうに歩いていった。
652umi:03/01/27 23:10
-----キミは何年も何年も
泣くのを我慢していたんだね
もう耐える必要はないんだよ なにも なにも

僕の両手はキミの赤い血で染まり
キミの体の一部になる
そしてキミは僕の体の一部になる
キミの痛みを僕は理解する
キミのその苦しみも 僕の苦しみになったんだ -----

海辺を白い大きな犬を連れて散歩するのが、キミのささやかな夢だった
でも、犬を連れて来れなかったけれど、許してくれるよね?
>>651-652
((((゚Д゚;))))
やっぱ他人の書いたものはどうしてもジコマンに見える。
自分では良いと思ってるのだろうけど。
655umi:03/01/27 23:49
ちぇ。。
656613=632:03/01/27 23:55
レス頂いた方有り難うございます

657名無し物書き@推敲中?:03/01/28 00:00
651-652
はっきり言って下手。
>>657
どこが下手。
>>658
読む気がしないところが。
>>659
そうだね。
661名無し物書き@推敲中?:03/01/28 01:44
>>651>>652は駄目だ……現役高校生にこう言われてるんだからね。
難しい文章使って上辺だけの文章を作ってる。
難しい文章を使うより、よりその小説が読み手にとって、いかに面白いかを追求しないと。
真面目に評価する気にもならない。

ていうか651-652はネタ帳からそのまま持ってきたものでは?
ポンポン思いついたこと書きすぎです。
662名無し物書き@推敲中?:03/01/28 01:53
>>658
ノリコの影が薄くて臨場感がイマイチ。
663651 652:03/01/28 02:00
>>661
>ネタ帳から〜

ド当たり!!
ツギハギしまくりました。
さすがですね。
とゆうか、自分も高校生ですなかよくしましょう
おやすみん。
664名無し物書き@推敲中?:03/01/28 02:14
大正九年エピソード

2歳の頃、階段から転げ落ち、頭を6針縫う大けがに見舞われた。小学校2
年生の頃には、飼い犬の秋田犬に耳を噛まれ、同じ頃、ガラス戸に膝から突
っ込み血まみれの怪我に泣かされた。傷だらけの人生の開幕。また、極度の
人見知りと恥ずかしがり屋だったが、学校では、少数の友人の前で自作の歌
を披露するお茶目な部分が芽生えていた。動物好きの優しい女の子だったが、
うさぎの耳を掴んで振りまわし、あの世に送るという残酷な一面も見え隠れ。
「あっ、この顔! 110番」を夜思い出して泣きじゃくっていたら、病院に
連れて行かれたこともあるほどの怖がり。
小学校3〜4年の頃から、ブラウン管の中のバンドや歌手に憧れ始める。
中学校に入ると、過激を追及し始め、グレて見たりもしてみる。激しく不気
味な音楽を好きになり、オキシドールで髪を脱色。その頃から、自分はバン
ドを支えるベーシストに! と、なぜか思い始める。もちろん、恥ずかしく
て誰にも言えず。
 高等学校に入り、突然元気がなくなる。因縁の中退の後、上京の費用を作
るため、バイトの掛け持ちでいつもカリカリ忙しかった。バイト先でネーち
ゃん達にイジめられ、イツカミカエシテヤル! と、心に誓う熱い少女でした。
しかし、バイトで入ったカネを使い果たして冷や汗をかく。
 翌年、いよいよ上京。グレつつも、少し泣く。もちろん、誰にも涙は見せず。
上京後も新しいバイトを続ける。今でも、相変わらず批判や悪口に落ち込みが
ちのかよわさ。それが素顔の「大正九年」。

■プロフィール
名前:大正九年(たいしょうきゅうねん)
生年月日:1978年5月16日
性別:女性
職業:一人テクノユニット
出身:静岡県
http://taisyo9nen.bird.to/phot1.jpg
>>664
「カリカリ忙しい」という表現は面白い。
全体的にエピソードが冗長。もう少し絞った方がいい。
666名無し物書き@推敲中?:03/01/28 02:49
>>665
サンクス♪
お暇な方、評価おながいします。


今年初めての降霜が、安普請の薄っぺらい窓を磨り硝子に変化させていた。
昼間だというのに、空は病的な程白く、重く太陽光を妨げている。
…こんな日に、彼を待つのは堪らない。

「……遅ぇ」

指先で悪戯書いた文字の向こう、遥か下の方に、約束より数十分は遅れて現れた青年を目に留めると俺は小さく悪態をついた。
秋物の上着を羽織るだけ、1桁台の気温の下でマフラーも巻かずに居る癖に、その寒さを忌々しがるように眉を顰めて空と同じ色の息を吐いている。
文句のひとつも言おうとベランダに出た俺を上目に視て、顎を掬って仰向いた。
練色の小さな顔が、薄明の中に浮かび上がる。厚みの無い唇が、犬歯を覗かせて、微笑った。

「…ハギ、……」

或種の駒鳥が人語を話したなら、斯様かと思われる、澄んだ響きである。
故に、大した努力も無しに地上数メートルの此処まで届いて終う声を、発育不良と揶揄する事も無いではなかった。

「…部屋、あっためとけよ。寒ィから」

どう反論しようかと一瞬の逡巡の間に、敏捷いが華奢な躰はアパートの入り口に飛び込んで視えなくなって終う。
俺は半ば呆れ乍らも、苦笑を禁じ得なかった。
偉そうに、と呟くが、しかし言われた通り暖房のスイッチを捻る。狭いダイニングからは珈琲の芳香が漂い始めていた。
668誰も憶えてはいないと思いますが:03/01/28 03:52
前スレで二回ほどお世話になった者です。
その際に使用した文章を冒頭に据えて、四十枚弱の短編に仕上げ、またりにUPしました。

批評お願いします。

http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?len=11-&key=1043693106&id=840
669エヴァっ子:03/01/28 04:13
ただ拳で、相手を殴りつけた。
一発頬を殴りつけただけで転んだテムを、俺は馬乗りになって殴りつづける。

――なんだ、これは?

あんなに強かったテムが、俺のこのサイボーグ化した両腕の前にはゴミのようだ。
今までの俺の苦労はなんだったんだ? 紅い流星のアズナ、白い悪魔テムと呼ばれ、この肉体を鍛えてきたいままでの人生は。
いつもテムに遅れをとって俺は負けていた。だから悔しかった。どうしても勝ちたかった。
だから、最新技術の粋を集めて作られたこの両腕を手に入れた。
だが……何なんだこの喪失感は……。
ただ腕をサイボーグ化しただけなのに……俺はこんなに強くなってしまった。


ただ、全財産をつぎ込んで……超震動波射出装置、耐衝撃性合金、進化性バリアブルフレーム、秒間400パンチを組み込んだサイボーグアームにしただけなのに……。
670名無し物書き@推敲中?:03/01/28 04:54
>>585
簡潔に書かないと伊集院が読んでくれないだろうが

http://web.sfc.keio.ac.jp/~s00199yo/ijuin.html
>>585
だらだら長くしやがって。
この軽妙なテンポが台無しじゃないか。
しかもくどい、才能無し。
672名無し物書き@推敲中?:03/01/28 05:42
>>581
何のことかサッパリ解らん。>>585の丁寧な説明でよく解った!

>>670-671
あほか。日記ならイザ知らず、自分だけわかっても意味ないだろ。無能。
673名無し物書き@推敲中?:03/01/28 05:45
>>667
昼下がりの情事。ホモの話ですか?
674名無し物書き@推敲中?:03/01/28 06:06
>>581
>先日、近所の住宅展示場が取り壊されると聞き、早速工事現場の
>水道から出る水で赤カルピスをつくろうと思いスーパーに行くと、

主語がない。
工事現場の水道から特別な水が出るのか? 説明が無い。
まあ住宅展示場なら築何年も経っていない。赤カルピスは期待薄だな。単純。
675名無し物書き@推敲中?:03/01/28 06:31
>>669
>ゴミのようだ。
ゴミ?いまいちイメージ湧かない。サンドバッグ状態ってことか?

相手のテムの状態がわからない。倒れて意識もうろうなのか?
それとも必死で防戦しているのか。

>秒間400パンチを組み込んだサイボーグアーム
うお、1分間に24,000発だ。アームの振動で自分の体が破壊しそうだな。

676名無し物書き@推敲中?:03/01/28 06:43
>>585 おい、お前、ゴタク並べる前にてめえの文章書き込んで見ろよ!
     えらそうに能書き垂れやがって。
     逃げるなよ!
677名無し物書き@推敲中?:03/01/28 06:45
↑訂正。585じゃなくて671の糞野郎のことだ。
678名無し物書き@推敲中?:03/01/28 10:23
焦るなよ厨房(禿げ藁WWWWWWWWWWWWWWWWW
>>669
ひどい。
680世直し一揆:03/01/28 10:47
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉する(しかも好戦的・ファイト満々でキモイ、自己中心)
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者に弱く
、弱い者には強い)
●あら探しだけは名人級(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●一人では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「世間体命」、「〜みたい
」とよく言う)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は
個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をし、ストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あいつの足を引っ張ってやる!!)」)
681PURE-GOLD:03/01/28 11:17
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>>680 箇条書きでは小説にならない
683667:03/01/28 13:49
>>673
ええまあ。そうです(w
684名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:05
>>683
まじ? 何か、そんな予感がしたもので……。
ある寒い日の午後、温かい部屋で男がふたり(;´Д`)ハァハァ

>>664
おっ、不思議キャラの九年ちゃんだ! 

>>680
それ、どっかで見掛けた。A型の女性タレ3人ほどファンだが確かに当っている。

685名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:11
>>585 おい、お前、ゴタク並べる前にてめえの文章書き込んで見ろよ!
     えらそうに能書き垂れやがって。
     逃げるなよ!
686名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:14
>>682
小説だけとは1には書いていない
>>685それもう聞き飽きました。
何か自分に否定的な意見があるたびにここの板の人たちは
「自分はどうなんだ」
「作品を晒せ」

・・・まったくここはひどいインターネットですね。
皆さんは創作文芸という作業を本当に楽しいと思っていらっしゃるんでしょうか?
今年の1月、僕は手術しました。オティティーヌの。総額48万円。注射22本。
(よくいう13万5千円というのは、あくまで基本料金なので注意。他にコラーゲン4cc20万とか、美容整形用の糸使用で5万とか、たっぷりオプションが付きますから。)
手術したといえど、所詮はMyティン。次の日は会社です。休めるはずがありません。午前4時ごろ、「ティンモーニングスタンドアップ」の痛みで飛び起きながらも、会社には行きます。
稲中よろしく「傷口丸出し」の痛みでどうしても前かがみにしか歩けない僕は、昨日町中で歩いてて電柱に腰をぶつけてしまった。という理由で方々に納得させていました。
689名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:36
その日の夜は社内で飲み会が。手術した日、医者の方から言われていました。
「酒を飲むと、血の巡りがよくなるから酒はあまり飲まないように。」
その夜、会は始まりました。何とかビール1杯くらいにとどめておいて、あとは烏龍茶でやり過ごそう。そんな予定でした。はずでした。
しかし先輩方はそんな予定などはおかまいなしに酒を飲ませてくれます。しかも飲まないと僕の印象まで悪く見られてしまう上下関係の厳しさ。
結局断れるはずもなく飲み続けてしまう事になります。何故か僕のズボンが赤く染まってます。
そうです。飲みすぎた事により血の巡りがよくなり、血を放出してしまったのです。
「バトル・ロワイアル」で中川有香(女子十六番)は毒入りのシチューを飲んでしまったが為、吐血して死んでしまいましたが、
僕の場合、アルコール入りの水を飲んでしまったが為、吐血してしまいました。ティンコから。
会が終わった後カバンで股間を隠しながら家に着いた僕は急いで確認作業に入りました。見ると包帯は真っ赤、その上のトランクスも通り越して血が広がってました。
その後は、部屋においてあった団扇でただただ股間を仰いでました。何の意味があったかは不明として。
幸いな事に、「打った腰のところから出血した。」という事でバレはしませんでしたが、逆に出血野郎という勲章が与えられ、飲み会のたびに、
「おまえ、今日は出血しないよな?」
と冗談交じりで話されてくるのでつらいです。
PS.その日の昼、昼食を買いに行くのも不自由だった僕に、同期の女子がかわりに買ってきてくれました。
これが本当に腰の痛みだったら素直に嬉しすぎるのですが、罪悪感が消えません。本当はティン斬りなのですから。
伊集院さん、大丈夫っすか?
690名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:44
>>689
>「バトル・ロワイアル」で中川有香(女子十六番)は毒入りのシチューを

おれ,作品中に他の小説や映画が出てくるとどうも違和感があるんだけど
せっかくはいりこんだ仮想世界から醒めてしまう
おれだけか?
691名無し物書き@推敲中?:03/01/28 19:45
バトルロワイヤルに出てきた毒物はシアン化合物じゃ・・・
どんな生物にも効き目があります。
ご愁傷様です。
692名無し物書き@推敲中?:03/01/28 20:41
>>685
 ↓
>>326-327
693名無し物書き@推敲中?:03/01/28 20:53
>>692
(((( ;゚Д゚))))キショイ
694ツベルクリンC:03/01/28 21:18
>>671 書き込んだ糞野郎へ
 書きたい放題で愉しそうだな(WW 礼儀知らずが、ふざけやがって。
 貴様の書いた文章貼り付けとけ!
 てめえがどれほどのもんか、俺が判定してやるよ。
 名前も入れとけ、これから人様の文章批評するときは、その名を使いやがれ!
 絶対レス寄越せ、逃げるなよ!
 今後大口叩けるかどうか、てめえ自身と相談しとけ!(WWWW

695ツベルクリン反応:03/01/28 21:55
 君が俺のことを臭いというのは、俺の外見を見ての判断だろう。
君に俺の匂いのことがわかるはずはない。なぜなら俺には近づかないではないか。
人を外見で判断するのは良くない。かといって内面で判断するのも良くない。
魂で感じるのだ。うまく説明できないが、奥の方から沸き起こる感情だ。
綺麗に磨いたトイレは美しい。人間の心も磨けば美しくなるはずだ。
そうしてやっと一人前になるのだ。君ならわかるだろう。
696名無し物書き@推敲中?:03/01/28 21:59
>>649
礼儀もなにも、とにかく才能ないし。
お前にも新しい名前つけてやるよ。「チビッコ」に決定な。
697名無し物書き@推敲中?:03/01/28 22:17
698名無し物書き@推敲中?:03/01/28 23:48
>>326-327
>儲かりますよ、と誘われたら必ず損をすると思っていれば、ナントカ商事、
ナントカ会員権にひっかかることはない。

バブル末期の頃、不動産業?から電話があり「マンション投機しませんか」と
何度ももちかけられた。必ず値上がりしますよ、というので、値上がりするなら
あなたが借金してでも買ったら?と電話でいってやった。絶対儲かる話があったら
他人に教えないだろう。>>326-327は良いこと言った!納得。
699名無し物書き@推敲中?:03/01/29 00:01
なんか喧嘩しているみたいですね
700名無し物書き@推敲中?:03/01/29 00:02
>>694
なぜこの迫力が、小説でも出せんのかな。
701名無し物書き@推敲中?:03/01/29 00:05
実際にプロになるにはどれくらいの文章力がいるんでしょうか?
最近、人権問題版で、すごく文章のうまいヒトを見かけたのですが。
どなたか批評してください。

http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/rights/1040307369/
ここの>>1さんです。頭いいって感じる……
702代打名無し:03/01/29 00:07
>>326>>327
 これは一続きの文か?ずいぶんと冗長だなあ。

<<良いは悪い、悪いは良い。強いは弱い、弱いは強い。黒いは白い、
白いは黒い。古いは新しい、新しいは古い。シェークスピアの時代
から伝わる処世訓であり、真理である。真理はウソ、ウソは真理。バ
カは利口、利口はバカ。うまいはまずい、まずいはうまい……きり
がない。>>
…の例を以下で具体的に挙げていると思うが、こういう場合は三例
くらいが適切な量だろう。それ以上になると、くど過ぎる。
 「なのだ」「のである」系の云い回しは個人的には賛成できないが、
この文章には合ってるかもしれない。
703名無し物書き@推敲中?:03/01/29 00:11
『最後に、皆さんにお礼を言いたくてここに戻ってきました。

このスレは、僕の幼い興味が作らせたものでした。
自分と同じような、「逆差別的」経験をした人がどれくらいいるんだろう、
というものです。
それが、全く予期していなかった方向へ成長していきました。
他の板で紹介されるようなスレになるとは、当初からは考えられないことでした。
作った僕の手を完全に離れたスレを支えてくれたのはここにいた皆さん、
真剣に意見を述べてくれた皆さんのおかげです。
多くの人の意見を聞くことで、今まで考えもしなかった観点や、
知る由もなかった知識を身に付けることができました。
このスレの成長は、僕自身の成長でもあったのでは、
と恥ずかしくもそう錯覚するのです。
特に、同和地区出身者の方たちが本音で語ってくれたことは、僕にとって、
感動などという薄っぺらな言葉では片付けられないものです。
このような、勇気があり、真っ直ぐな人たちと意見を交換することができた……。
心密かにそのことを、誇りにしたいと思うのです。

反省し、謝らなければならないこともあります。
意見を書き込んでくれた様々な人たちに、僕は難癖をつけることもしばしばでした。
触発されて、真剣であろうとする余り、独善に陥っていたのです。
いつかのA君は、その僕と本質的に変わりがないのです。
その彼に対し抱いた憎しみを思うと、胸が痛みます。
今こそ真摯に、その気持ちを他ならぬ自分自身で受け止めねばならないと思います。

ここに来てくれた全ての皆さんに、「ありがとうございました」。』

他のスレからの引用です。この人はどうでしょうか。
704ツベルクリンC:03/01/29 01:32
>>696 書き込んだ糞野郎へ。
 
 貴様の文章、印象的なものだったので、よく憶えている。ジャーナリスティックな味のある文章は、この
スレでは見当たらないので、その分新鮮だった。中身について特に言うことは無い。読み手を最後まで引っ
張れるかどうかに主眼の置かれた文章。逆に言えば、単にそれだけの文章。貶しているわけじゃない。
 最後まで一気に読まされたから、よく書けていると思う。
 
 貴様は一体何様だ?人の書いたものに意見する時は意を尽くせよ。フザケた書き方をするなよ。
思い上がるなよ。俺が言いたいのはそれだけだよ。
 
 一応言っておくと、>>585 書き込んだ人とは面識は無い。
>>703
・一般人の視点で批評
うん、これは気持ちの良い文章だ。
書いたのはきっと、さっぱりとした好青年に違いない。
彼のような素直な人は、きっと大きく成長するだろう。
僕も、彼と関わることが出来て、心が洗われる様な気分だなあ。

・物書きとしての視点、あるいはひねくれ者
うわ、なんだこの全身がムズ痒くなるような美辞麗句の固まりは。
コイツ本当に、こんなこと思ってんのか? 文字の裏からいけ好かねえ匂いがプンプン漂ってくるぜ。
巧言令色、慇懃無礼、ムカツクねえ。誠意。そうだ、誠意こそ人間、大切なのだよ。
誠意はあるのか、この文章に。「反省し、謝らなければ……」ふんふん、それで?
――ここに来てくれた全ての皆さんに、「ありがとうございました」
死。
706名無し物書き@推敲中?:03/01/29 05:58
>>701
スレッドは過去ログ倉庫行きになっていて見えないよ。ニュー速板でやっ
てるように、リンクするときは、文章も一緒にコピぺするといいかも。 

>>702
>こういう場合は三例くらいが適切な量だろう。
うーむ。一種の処世術と思うので、例は多ければ多い程良いのでは?
その方が読者は興味を引かれるし説得力が増してくる。
 
707名無し物書き@推敲中?:03/01/29 09:28
>>704
大丈夫か? チビッコ
このスレや他のスレのチビッコの書き込みなど読んだが、
チビッコは可哀想だが文章書けていないよ?
説明するような義理も人情も持ち合わせがないので、
まあ自分で考えろ。
それからチビッコよ、君は「批評」ってなんだか知らないんじゃないか?
>人の書いたものに意見する時は意を尽くせよ。
>フザケた書き方をするなよ。
>思い上がるなよ。
チビッコはさすがに笑わせる。君自身がそれを行っていないのに、
他人には求めるのか?
言いたいことがこの三点だけなら、それだけ書いていたまえ。
「文章は簡潔明瞭」じゃないの?(w
708ツベルクリンC:03/01/29 12:47
俺の過去の書き込みを読んだのか?しかもつぶさに。
好感の持てる奴だよ、貴様は。
文章書けていないよ? だと…?
そうかい。俺は、貴様の言葉を受け止めることができるよ。
相変わらず、言葉足らずだがな。

貴様は、闇から人を撃つだけなんだろう?これからも。
ん?……「批評」だと?
聡明な、貴様らしくもない。
闇から人を撃つことしかできない貴様が、「批評」を語ることなど、
できるわけがないだろう?

今晩も貴様は、姿を見せず、闇から人を撃てよ。
人の文章の才能の無さをあげつらい、存分に、ウサを晴らせよ。
誰と誰が議論してるんだろう……。
「話かけてる相手」のリンクをたどって行くと、漏れの書き込みも混ざっているわけだが(藁
途中で誰かが漏れの後を引き継いだのか?(藁 藁

まぁ、みんな、面白いこと書いてよ。創作文芸板なんだしさ。
あと、たまえ野郎
逝ってヨシ。
711名無し物書き@推敲中?:03/01/29 13:18
喧嘩もいいけど批評もね
712名無し物書き@推敲中?:03/01/29 15:38
そこで目が覚めた。視界の先にあるのはいつもと同じ天井だ。周りを見渡
し、意識と現実を調和させる。薄い光が窓から部屋を照らしている。体中
がじっとりと汗で湿っているのに気づいた。動くと余計に服を汚してしま
う気がして、体を起こすのも億劫になった。
夢だということはわかっていたが、追われた恐怖を思い出すと体がこわば
った。確かに最後に自分は捕まった。肩にまだヤツの手の感触が残ってい
る。大きく生暖かく、そして力強く皮膚に食い込んだ指まで。
すぐに頭を振って記憶を追い出した。忘れることだ、同じような夢を見た
ことなんか、只の偶然だ。掛け布団をはねのけ、汗をてきとうに拭い、勢い
よくベッドから体を起こした。寒さをこらえて部屋のドアから出ようとノ
ブに手をかけた。途端、背中で目覚まし時計のベルが響き、心臓を飛び上
がらせた。


よろしくおねがいします。
>>712
>心臓を飛び上がらせた。
カコワルイ

全体的に堅い。慣れない言葉は無理して使うな。

714名無し物書き@推敲中?:03/01/29 16:38
文体としてはハードボイルド系なのだが、追われたことや
目覚まし時計ごときを怖がってる人間にしては似合わない。
あと、主人公の一人称の割りには、一部に体の各器官を
主語に使っているところがちょっと変。
>>712をソフトな文に修正してやれ
716名無し物書き@推敲中?:03/01/29 17:43
ふと我に帰って、腕時計に目をやった。八時五十五分。
「え、もうこんな時間」
やばい、また私の悪い癖が出た。私は、道々の桜を置き去りにして、
坂を駆け上った。急がなきゃ、確か九時集合、あと五分しかない。何事も
しょっぱなが大事なんだから。私は普段はのんびり屋だが、根が小心者なので、
焦ると途端に見苦しくなる。年頃の女がスカートを左手で押さえながら、
あたふたと駆けるさまは、他人から見ればさぞかし滑稽だったことだろう。

文の意味としておかしいところある?
717名無し物書き@推敲中?:03/01/29 17:44
冬の風はやたらとうつむきかげんの彼の肌をなで、愛撫とは程遠い冷たい
痛みと2月の摩擦は彼の姿勢をよりいっそう悪くさせた。
ひたすら国道に沿って震える足を動かし続けた彼の手は常にポケットの中の
空気と局地戦を演じていたが、それさえも敗勢が濃厚となりつつあった。

>>717
意味不明。前後がわからんことには何やってるのかさえわからん。

>ひたすら国道に沿って震える足を動かし続けた彼の手
手が足を動かしたのか・・・?
719名無し物書き@推敲中?:03/01/29 17:54
>>716根が小心者である事と焦った時に見苦しくなる事には、相関関係がありません。
>>712
 ハードボイルドなのは文体の問題であって、登場人物が目覚ましで腰を抜かそう
と、ショック死しようと自由だが…。
 半端なんだよな。この文体なら、たとえば「すぐに頭を振って記憶を追い出した。」は
「頭を振った」でいい。夢の記憶を追い払おうとしたのを行動だけで表す。「汗をてきとう
に拭い、勢いよくベッドから体を起こした。」も変。「脱いだシャツで汗を拭った」とか、
具体的な描写を入れた方が文体にあってる。ついでに言えば、頭を振ったり、汗を
拭うのは、ベッドから体を起こした後でないとやりにくいと思うが?
 >>713が指摘している「心臓を飛びあがらせた」もそうだが、「じっとりと汗で湿っている」
もどうか?こういう慣用表現ができるだけ避け、自分の言葉で書くようにした方がいいと
思う。
「ひたすら国道に沿って震える足を動かし続けた」は「彼」にかかるんで、「彼の手」
にかかるんではないだろうが…。こりゃあ、一読だと、「彼の手」にかかると思うわなw
722名無し物書き@推敲中?:03/01/29 18:11
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1043318064/l50
ここの文章を、真面目によろ。
>>717は、慣れないコムズカシイことを書こうとして
大失敗してるいい例。単純でもいいから、わかりやすく書くことです。
「ポケットの中の空気と局地戦」とか、たいした表現でもないのにわかり
にくいです。ヘタな慣用は使わず、慣れないうちは直接表現だけで簡潔に
表現したほうがいいです。何が起こってるのかさえわからないのは、表現以前
の問題です。
724名無し物書き@推敲中?:03/01/29 18:27
部屋をでてすぐ、何かを踏んだ。
見ると、それは赤い着物を着たあやふや人形だった。
頭巾をかぶったその顔は、名前のごとく美醜いずれともつかない容貌だ。
なぜ、こんな所に。私は、人形を手に取った。人形は軽く、小さかった。
ほこりっぽい臭いと共に、私の脳裏にあの記憶が蘇ってくる。

広辞苑で「あやふや人形」というのを見つけて、ちょっと書いた。
>>717
 そういう表現が悪いとは言わないが、こなれてない。
 それと、具体的な描写の中に混ぜないと、そればかりでは意味不明な文章になる。
>>724
 主語の後ろに句読点を入れてる意味は?文章を書く人でも句読点を入れるべき
場所を把握してない場合が多いが、主語の後ろになんとなく入れてしまうのもよく
あるパターンだ。意図したものならいいが…。「私は、人形を手に取った。」で「私」
が手に取ったのを強調したい場合とかね。
727名無し物書き@推敲中?:03/01/29 19:51
「オマンコ」は果たして本当に存在するのか?
女性の股の間にあるらしいんだが、もちろん俺は実物を見たことがない。
いや、それだけならまだ存在を信じることもできるんだが、さっき気がついたんだ。
「オマンコは存在しない」んだと。その根拠を幾つか述べよう。
1.女は絶対に「オマンコ」を見せたがらない。それも不自然なほど隠す。
  あの嫌がり方は尋常ではない。女子小学生ですら見せるのを嫌がるではないか。
2.AVを見ていても「オマンコ」の部分には必ずモザイクが
  かかっており、われわれは「オマンコ」を目にする事が出来ない。
  これこそが「オマンコ」が存在しない何よりの証拠ではないだろうか。
3.日常生活で「オマンコ」という言葉をひとたび発すると、
  法律で禁じられた行為であるかのような嫌悪の視線を受ける。
  しかも公共放送でも「オマンコ」は放送禁止用語となっている。
  これも明らかにおかしい。
俺は確信した。「オマンコ」は絶対に存在しない。
・・・これでもあなたは「オマンコ」を信じますか?
728名無し物書き@推敲中?:03/01/29 21:30
729名無し物書き@推敲中?:03/01/30 01:24
658 名前: 音員豆頁 ◆TAK.XmpF2E 投稿日: 03/01/29 20:20 ID:HDUxnhYz
混同 混合 音頭
悶々 指紋モンモン 滾々 泉の歪み何時に
きっつい 失墜 歪に
MZー700 あの時戦う ただ勝つ か からかうか
駄々だ脱糞だ タマラタマラ カマラカマラ マラマラマラ 仇仇あーだこうだ
マラドーナ ナナノナナノナナノ パラオパラオパラオ オカラ
659 名前: 音員豆頁 ◆TAK.XmpF2E 投稿日: 03/01/29 20:30 ID:HDUxnhYz
直感なのに題「でもない」
絵も無い 摂り得も無い 無い内々 最下位 勝ちたき カチ割り氷おごり
徐々に 処女に 競争 失態 奇怪 いっぱい b−VINE そんなの無い
カイカイカイカイ下位 最下位 幸無き わきわき ワックキチがーーーーーーー
7なな7ナナナナナナナナナナナ♪ 昆布栄養おんぶ
ブンブンブンブンブンブンブンブン ナナナナナナナナナナナ♪ 昆布栄養おんぶ
ちょくちょくコク 刻一刻なんてないと思ったらオオ「マチガイナイ!」
価値下位かい 勝ちたいない? 書き換える マジしゃべる
舐める 食える はめる つねる 「DELホモサピアン!」
涙ん ママンママン 
かなんなー かなわんがや たーけ
イッとるがや そうやっしゃ ばしゃばしゃ
あああああああああっ 「聴き会で奇々怪々」 耳が痛い?チチチチチチ チチチチチチチ チ° ° °   パ
660 名前: 青の羊 ◆pNGtbbWniA [sage] 投稿日: 03/01/29 23:58 ID:gItxsVnq
730月子と陽子:03/01/30 02:33
私とすれば、元々は同じ位の出来だった。
でも葉子は中学に入って、少し勉強が出来たのと
憧れの上級生とつき合っていたのを、ねたまれて
いじめられた経験がある。
それを庇ってくれたのは、美人で勉強の出来る子だった。
友情だと信じていたけれど、BFは結局、その子に鞍替え。
陽子は「出る杭は打たれる。出過ぎた杭は打たれない」
「攻撃は最大の防御なり」と周囲を踏みつけて、勉強と
男あさりを繰り広げ、周囲の人間は敵か踏み台でしかなかった。
仕事も体で取ってくるし、姑息な真似も平気。
一方、月子はいじめられる事なく、いつも陽子の後ろに付いて旨く
立ち回って来た。
陽子は純が、月子の婚約者の兄と知っていたけど、本気で愛情を持った。
妊娠したのも偶然だったのだけど・・
月子は「計画的に妊娠したのよ。汚い女」と思う。
豹との婚約破棄は自業自得なんだと思えない・・陽子が憎いから
結婚式で陽子が中学時代、いじめられっ子だった事、のし上がる為に
周囲を踏み台にして来て、男遍歴も凄い事をばらしてしまう。
陽子は心に封印して来た憎悪がぶちまけられて、それまではあえて
手を出さなかった月子を攻撃し始めた
攻防が激化する姉妹。離婚・・の話に動揺する月子だが
それを逆手に取り、平日、女を武器に仕事をゲットし始める。
流産したり、それでも月子への執念を燃やす陽子を見て
純は精神科医になりたいと言い出す。
最後は、かつて陽子が歩いて来た道を、月子が歩いている・・
>>730
 意味がわからん。私と葉子と月子と陽子の位置関係がつかめない。
732名無し物書き@推敲中?:03/01/30 10:40
>>730 BF(ボーイフレンド?)を初めとして、妙に文が古臭い。
733名無し物書き@推敲中?:03/01/30 15:08
>>731
たぶん2行目の「葉子」は「陽子」の間違いだと思う。

 誤字はいかんぞ。この場合の誤字は致命的。
登場人物が増えたように見える。
 時々集中力が切れたのか、文が駄々草になる。
「女を武器に仕事をゲットし始める」とか。この手の話に
ポケモンはまずいと思うぞ。あと、読点の打ち方が全体的にヘンだと思う。 
「出る杭は打たれる。出過ぎた杭は打たれない」「攻撃は最大の防御なり」
の表現は、ハッタリがきいててよい。「何で出すぎたくいは打たれないのw?」
っていう疑問を次に出てくる「攻撃は最大の防御」が力技でねじ伏せてくれる。
734名無し物書き@推敲中?:03/01/30 15:28
>>733 力技→力業 プ)
735名無し物書き@推敲中?:03/01/30 17:04
批評お願いします。

タイトル:『有限の宇宙』

「どうしてこんな事になってしまったんじゃ……」
 運転席の横にある窓から外を眺めて、タンゴ博士は言った。新しい発明の実験が成功したと言うのに、呆気に取られたような顔をしている。
「博士、この現象には私が最近研究していた事が関係していると思います。いや、私の研究が証明されたと言ってもいいでしょう」
 助手席からワルツ教授が博士に話し掛けた。
 二人は世界的な科学者であった。今回はタンゴ博士が「面白い物を見せてやる」と言って、ワルツ教授を実験につき合わせたのだった。
「ほう、ワルツくん。君の研究と言うのは何なのかね?」
「はい。宇宙の拡がりに関してです」
「ふむ、宇宙の拡がりか。確か光ほどの速さで宇宙はどんどん拡がっているという事じゃったな。しかし、それがこの状況とどう関係するんじゃ?」
「まあ、結論を焦らないで下さい。私はね、宇宙は拡がってなんていないと考えているのです」
「ほう」
 タンゴ博士が、ぐいっと体を乗り出した。こんな状況でも、興味深い話を聞くと研究者の血が騒ぐのだろう。
736名無し物書き@推敲中?:03/01/30 17:04
「だいたい、何で宇宙が広がっていると言う説があるか知っていますか」
「ふむ、確か惑星間の距離が徐々に広がっているからじゃったな」
「そうです」
「しかしそれは宇宙が拡がっている証明になるんじゃないかね?」
「それが、そうじゃないんです。と言うか、惑星間の距離は拡がっていない。拡がっているように見えるだけなのです」
「うむ? 難解じゃな。どういう意味かね」
「つまり結論から言いますと、宇宙が拡がっているのではなく、惑星が小さくなっていっているのです」
「何と。しかしそれならすぐに分かるハズじゃろう。地球がどんどん小さくなっていれば気付くはずじゃ」
「いいえ、違うんです。同時に私達も小さくなっているのですから」
 タンゴ博士が、いっそう体を乗り出す。もう興味津々といった顔だ。
「つまり、全ての物質は分子レベルでどんどん小さくなっていると考えているのです」
「ほほう!そうきたか!」
「地球も、他の惑星も、物も。もちろん私達人間もね。自分も小さくなっているから、地球が小さくなっても気付かない。逆に大きさが変わっていないものは大きく見えますよね。惑星間の距離がそれなんですよ」
「ほぉ〜、すごい説を考えるものじゃ。しかし……そこまで分かっていながら、なぜわしの実験を止めなかったのじゃ!」
「まだ理論だけで、証明できていなかったのです。それに博士が教えてくれなかったんじゃないですか、今回の発明がタイムマシンだったなんて……」
 二人が乗ってきたタイムマシンの窓の外には、百万年後の地球があった。タイムマシンに踏み潰されてしまった、ピンポン玉ほどの地球が……。
>>735-736
いたれりつくせりだな、おい。
タンゴ博士っていえばやっぱりビックリマンですか?
ロッテの。それだけが気になった。
小説自体は3行で落伍しましたがw
739735:03/01/31 00:01
>>737
えっと、どういう意味でしょうか。長すぎるってことかな…。

>>738
そこにツッコミが入るとはw
タンゴ博士は確かにビックリマンの反後四郎氏から名前借りました。
博士というとそれしか……w
でも3行でですか…。面白くなくてすみません。

 正直な印象(=テキトーなこと)を言っていいですか? ざっと字面を
見てようやく内容を掴んだのですが、そうするとアイデア自体は面白い
と思うんですが、いかんせんなんだか活字がウルサく感じるんですよね。
なんでかな? セリフまわしもわざと紋切り型にしているんだろうし。
読み始めた段階で、ウッときた。

>>735
正直カギカッコが続く書き方は行数稼ぎにしか見えない
742735:03/01/31 00:45
>>740
批評ありがとうございます。

う〜ん、書いている時は気付かなかったのですが、確かに表示されるとごちゃごちゃした感じというか……そういうのを感じますね。
内容が内容だけに、文章の方は読みやすくしようと工夫したつもりだったんですが……。
例えば、文章を長く続かせないために相槌などで区切ったりもしたんですが、それが逆効果だったのかも。

台詞回しも同じですね。内容が複雑(?)なので、決まりきった形でシンプルにしたかったのですが。

> 読み始めた段階で
致命的ですね……。
どなたか、なんでこんなに見た感じがうるさくなってしまっているのか指摘して頂けないでしょうか。
743735:03/01/31 00:54
>>741
なるほど……。
それも理由の一つですかね。
会話文中心の文章は、もっと漫才的と言うか、掛け合いの文章なら似合うと思いますが。

しかしこの内容を地の文で展開しようとするのも無理がある気が。
地の文でやるとすると
「それはですね…」
 ワルツ教授は自分の研究を説明し始めた。彼によると…
といった感じになるかと思うんですが、これもなんだか説明臭い。
SS向きの内容では無かったのですかね。
744名無し物書き@推敲中?:03/01/31 01:19
>>735 おれはおもしろかったです.

会話が多いという批判は一理あるにはある.タイムマシンの描写を途中にいれたら
どうでしょうか.どんな機械で.どんな計器がついていて とか
それとなく伏線と言うかんじで.
でないと,最後に唐突にタイムマシンが出てきたという印象になる
会話文で構成するのなら、それでいいんじゃないかと思うが。
ただ会話の中で不自然さが。「と言うか」などは世界的な科学者たるものが
使う云い回しではないかと。タンゴ博士の方が歳上、あるいは格上みたいな
ので、ワルツ教授の台詞がもうひとつ違うんじゃないか?「知っていますか」
は「ご存知ですか」とか。他にも何ヶ所かあるね。
 それとやはり相槌が多過ぎ。
はじめて来たけどここっておもしろいね。

また来ます。
747735:03/01/31 02:16
>>744
ありがとうございます。
そうですね、確かに描写は入れた方がいいですね。

>>745
批評ありがとうございます。
ああ……確かに不自然な言葉使いありますね……。
つい自分の言葉使いにしてしまいます。現代の若者は敬語ができんと言われても仕方がない…。

相槌も多すぎですね。相槌の代わりに描写を入れてリズムを整える方向で書き直そうと思います。
>>735
>なんでこんなに見た感じがうるさくなってしまっているのか

設定を説明したくてしょうがない! という気持ちが文章から伝わってくるからです。
まずは、楽しく読んでもらうことが第一。でなきゃ、誰も読んじゃくれません。
僕だったら、同じ対話形式の文章にするにしても、例えば、博士と教授がお互いに、
立場も忘れて見苦しく罵り合いをしている場面だったり、ワルツ教授が自分の理論が
証明されたことの喜びのあまり、それを博士にうるさく捲し立てて、嫌がられているような
場面などを背景として書きます。
極端な話、面白い文章ならば、長くても、ごちゃごちゃしてても、相槌連発でも、いいと
思っています。(難解なのは不可ですが)
では、書き直しが済んだら、是非またここに書き込んでください。アイデアは非常に面白いと思いますので。
749735:03/01/31 11:55
>>748
ありがとうございます。
なるほど、それはありますね。
先にあの設定を思いついて、とりあえずそれを伝えないと、って感じになっていたと思います。

> ワルツ教授が自分の理論が証明されたことの喜びのあまり
そのまま使いたくなりますねw
つまり、今回の失敗は簡略に設定を説明するために
説明に必要な言葉だけで会話を構成した点って事ですかね。
いい意味での「遊び」は必要でしたね……。

書き直しが済んだらまた書き込ませてもらいます。
テスト中なのでいつになるか分かりませんがw
750名無し物書き@推敲中?:03/01/31 19:55
 
 彼は今日も定時に帰る。
周囲のことなんかおかまいなしでマイペースだ。
書類を鞄に詰め込みパソコンの電源を切ると
「お先に失礼します」と言う。
しかし、誰一人として
「お疲れ様でした」と返す人はいない。
彼は、悠然とドアを開け出て行った。
その様子を監視カメラのモニターで観ている
婦人が「先生、これは・・・」と言う。
「お宅のご主人、まだ会社勤めをしていると
思っているようで・・・・・・
病室を会社のオフィスと思い、そして・・・」
モニターには、18号室のドアを開けて入ってくる彼
が写った。満面にやすらぎの笑みを浮かべている。
「ただいま」
もちろん、「おかえり」と出迎えてくれる家族はいない。
ただ、モニターを眺めている婦人が
「お疲れ様でした。あなた」
と小さな声で囁いただけであった。
751名無し物書き@推敲中?:03/01/31 22:41
>>750 表現などはいちおうの水準に達しています.
練習としてはマル.
しかし・・・・・・ちょっと失礼なこというけど
この手のオチのショートショートは
☆新一がさんざん使ったものです.
752うんこマン:03/01/31 23:26
残業を終えて部屋に戻ると、今朝したうんこが便器に残っていた。
おかしいな、ちゃんと流したハズなのに。
もう一回流してみる。流れない。あれれ、もう一回。流れない。
普通のティッシュでけつを拭いたのがマズかったみたい。
何度やっても流れないので、ほじくり返す事にした。
割り箸を二本、輪ゴムでつなぐ。先っちょにカレースプーンをつける。
何回もほじくった。うんこが分解した。吐きそうだ。
小一時間ほじくって、水を流してみた。流れない。
流れないどころか、水かさが増えて溢れた。
ぞうきんで拭いた。これはだめだ。
インスタントラーメン用の手鍋ですくう事にした。
すくう、近くの公園に捨てる。
すくう、近くの公園に捨てる。
何度も繰り返した。繰り返しながら、少し泣いた。
何十回繰り返しただろう、ようやく水が綺麗になってきた。
若干うんこの繊維が残っていたが、疲れ果てて寝た。
次の日、会社帰りにでっかい吸盤みたいなのを思い出した。
買った。使ってみたらずももももって音させながら
一気に汚水が流れた。なんだ、簡単じゃん。
不意に昨日の事を思い出したら、切なくて寂しくて声を出して泣いた。
彼女が欲しかった。
753:03/01/31 23:28
人の顔が

動物に見えたり機械に見えたりする

何を怒っているの

何で急いでいるの

人は人

自分は自分という種の生き物

そう思った
754名無し物書き@推敲中?:03/01/31 23:29
>>752
よくコピペした!
感動した!
>>753
板違い
756名無し物書き@推敲中?:03/02/01 00:04
いま書いている小説の出だしなのですが,よろしくお願いします

薄汚れたクリーム色の建物が規則正しく並ぶ中に,ダイオキシンが騒ぎになってから使われなくなった焼却炉の煙突が宗教的な建築物の遺跡のようにぽつんと天にそびえている.くたびれた自動車が各棟の間に並ぶ.もちろん外車や高級車など一台もない.
<やっぱり好きになれない>
パートのための慌しい身支度の合間に,マンションの5階からの眺めを見て,いつものように典子は心の中で呟くのだった.
典子がパートをしているファミリーレストランには10時までに着かなくてはならない.典子は手早く化粧を終えた.
「行って来るわよ」
玄関に向かう途中,ドアに声をかける.返事はない.
757756:03/02/01 00:04
ドアの向こうには息子の直行がいるはずである.個室として与えた6畳でパソコンとゲームで一日を過ごす.いわゆる引き篭もりだ.高校を1年の夏休み明けに中退してからそんな状態がもう3年も続いている.
典子は玄関を出ると自分で安っぽいスチール製のドアの鍵を閉めた.
自宅に人がいるのに,いってらしゃの声もなく,自分で鍵を閉めて
出かける.変だと思う.いってらっしゃという声や見送りがあれば,あの窓からの眺めもずっと違って見えるのだろうか.しばしばそんな感情に襲われるが,
駐車場のクルマに乗り込むと典子は感傷を振り切るようにイグニッション・キーを捻ると思い切りよくアクセルを吹き上げた.
758756:03/02/01 00:05
ワードをコピペしたら改行がめちゃくちゃになってる
読みづらくてすいません
最近ヒキネタ多いな。そのくせ、ヒキのことよく知らない香具師が多い。
>>756はどうかな?
>>756
この小説のテーマは?
この書き出しはそのテーマに直接結びついているか?
それはこの冒頭の部分だけでは、俺にはわからないが、自分ならわかるだろう?
>>760
別に書き出しがテーマに直結してなくてもいいだろう・・・
どこに何を持ってくるかは、人それぞれの手法の問題だと思うが。
762756:03/02/01 01:22
>>760 >>759に指摘されてしまいましたが
テーマは「ヒッキーの息子と母親の親子関係の再構築」です
出だしは寒々とした,崩壊した家庭を表しているつもりですが

いまみると母親の年恰好の描写がなかった(^^;
>>756
意気込みだけは伝わってくるがな……。
推敲してこれだとしたら、正直、小説を書くにはまだ早いと思うよ。
>>763
じゃあ、君が推敲して直してやれ。
765名無し物書き@推敲中?:03/02/01 04:26
>>756
>焼却炉の煙突が宗教的な建築物の遺跡のように
>くたびれた自動車
>安っぽいスチール製のドア
>イグニッション・キーを捻る
細かい描写があるのは良いと思うが、マンション5階から駐車場までの
描写が抜け落ちている。自分的にはその点が知りたい。エレベーターなのか
階段なのか。5階建てまでは法的にエレベーターの設置義務は無い。
5階が最上階なら多分階段だろう。毎日5階まで階段を上り下りするのか?
その辺りの描写が欲しいところ。
766名無し物書き@推敲中?:03/02/01 04:57
>>736
>「だいたい、何で宇宙が広がっていると言う説があるか知っていますか」
>「ふむ、確か惑星間の距離が徐々に広がっているからじゃったな」
ネタにマジレス。
惑星は間違い。遠くの惑星は暗くて殆ど観察できない。それをいうなら銀河。
膨張する宇宙はスペクトルで求めて、遠ざかる星ほど赤く見える(赤方偏移)

1929年に、カリフォルニア州のパサデナにあるカーネギー天文台で研究して
いたエドウィン・ハッブルは、多数の遠方銀河の赤方偏移と距離を測定しま
した。赤方偏移はスペクトルから求め、銀河の距離は、セファイドと呼ばれ
るタイプの変光星の明るさを測るという方法で決められました。 宇宙膨張の
ために銀河はわれわれから遠ざかるように見えますが、赤方偏移 の量はその
遠ざかる速度(後退速度)に比例しているのです。

>>761
 飛び抜けた技量(プロレベルで比較して)をもってない限り、書き出しでテーマに触れるべき。
それの方が読者をひきつけ易い。

>>どこに何を持ってくるかは、人それぞれの手法の問題だと思うが。
 「人それぞれの手法」と言えば、あらゆる書き方は全部間違いではない。その手法の巧拙を
問うのが批評だと思うが?
768やなぎ:03/02/01 09:43
>>756 建売住宅の整然とした家並みのはずれに、ダイオキシン騒
    動の余波なのだろう、使われないまま捨て置かれた焼却炉の
    煙突が、鄙びた教会堂の頂華のように峙っている。‥
 
    もっと簡潔に推敲できそう。

>>765 が指摘していたように、いきなりマンションは拙い。
    位置関係とか、最低限の説明がないと、読み手が入
    り込めません。


    
769やなぎ:03/02/01 10:07
『<やっぱり好きになれない>
パートのための慌しい身支度の合間に,マンションの5階からの眺め
を見て,いつものように典子は心の中で呟くのだった.』

 「やっぱり好きになれない」理由が十分に説明されていないので、
唐突な印象を受ける。景色の見え具合に、母親の心象を反映させる
という意図わかるが、中途半端では?

あと、慌しい支度の合間に外の景色を見るというのもどうかと思う。
逆に、息子の引きこもりのことで思い悩んでいて、つい準備もノロ
ノロ滞りがち、ぼんやりと外を眺めたり、という記述にしたほうが
読み手も入りやすいと思うのですが。‥どうでしょうか。



770735:03/02/01 10:58
>>766
ああ、誤解してました!

でも、そうなるとさらに説明がややこしくなりますね…。
それならいっそ、惑星と書いた方がいいのかな?
銀河間が拡がっているなら惑星間も拡がっているんだろうし。

タイムマシンができるような世界ですから、
惑星も観察できる事にして。
771sara:03/02/01 12:59
おはよ^^
772名無し物書き@推敲中?:03/02/01 15:53
>>767
なるほど。それは確かに言えるね。他の分野でも同様。
その一例として、映画「ジュラシックパーク」はテーマというか、運んでき
た凶暴な恐竜を小型の檻からパークの檻に移す作業中、ひとりの作業員が中
の恐竜に襲われ、食い殺されてしまう衝撃的シーンから始まる。漫才で言う
「つかみ」はOK!!ってこと。冒頭から、いきなり見せ場を作って観客を圧倒
させ、嵌り込ませる手法だ。
773750:03/02/01 19:15
>751
感じのいい感想をどうもありがとうございました。
実は、星新一を意識して書きました。
m(^0^)y~プカ〜と開き直りっス
774名無し物書き@推敲中?:03/02/01 21:59
勝負はすでに決していた。
黒川進は奥歯を噛みしめながら盤上を覗き込む。
自陣深くに寄せられた相手の飛車が嫌でも目に付く。
このままでは万に一つの勝ち目もない。考えろ、考えろ。
心の中で自分自身を叱咤激励するが、肝心の逆転手はいっこうに浮かばない。
どうしてこんな局面にまで追い込まれてしまったのか。
得意の振り飛車戦法で序盤の駒の取り合いからすべてこちらのペースだったはずだ。
どこで、どこで手を間違えた。四手前の銀の動かし方か?
それとも……いや今は対局中だ。反省は負けてからすればいい。
黒川は顔を上げ自分の対面に座している男を睨みつけた。
悠然と扇子を仰ぎ続けている男の顔を睨みつけた。
吉岡栄一郎名人。自分と同じ二十七歳の若さながら棋界の頂点を極めた男。
細面に切れ長の一重瞼。時代遅れの七・三分け。
いつも通り、扇子を仰ぎながら無表情でこちらを見つめている。
自分はまたこの男に負けるのか。
負ける訳にはいかない。この一戦だけは負ける訳には……
名人になるんだ。
焦りのせいか自然と体が前後に揺れ出す。
体を前のめりにして盤上に目をやる。
必死で目を見開いてはみたもののどこを探しても逆転手は見当たらなかった。
黒川は目を瞑り無言のまま吉岡に頭を下げた。
数秒の沈黙の後、記録係の女流棋士が抑揚のない声で名人の勝利を告げた。
775名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:04
勝負はすでに決していた。
黒川進は奥歯を噛みしめながら盤上を覗き込む。
自陣深くに寄せられた相手の飛車が嫌でも目に付く。
このままでは万に一つの勝ち目もない。考えろ、考えろ。
心の中で自分自身を叱咤激励するが、肝心の逆転手はいっこうに浮かばない。
どうしてこんな局面にまで追い込まれてしまったのか。
得意の振り飛車戦法で序盤の駒の取り合いからすべてこちらのペースだったはずだ。
どこで、どこで手を間違えた。四手前の銀の動かし方か?
それとも……いや今は対局中だ。反省は負けてからすればいい。
黒川は顔を上げ自分の対面に座している男を睨みつけた。
吉岡栄一郎名人。自分と同じ二十七歳の若さながら棋界の頂点を極めた男。
細面に切れ長の一重瞼。時代遅れの七・三分け。
いつも通り、扇子を仰ぎながら無表情でこちらを見つめている。
自分はまたこの男に負けるのか。
負ける訳にはいかない。この一戦だけは負ける訳には……
名人になるんだ。
焦りのせいか自然と体が前後に揺れ出す。
体を前のめりにして盤上に目をやる。
必死で目を見開いてはみたもののどこを探しても逆転手は見当たらなかった。
黒川は目を瞑り無言のまま吉岡に頭を下げた。
数秒の沈黙の後、記録係の女流棋士が抑揚のない声で名人の勝利を告げた。
776名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:06
すいません。
774は貼り付け失敗してしまいました。
775を批評対象としてください。
よろしくお願いします。
777名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:34
>>775 緊迫感の出し方が不十分かなと思った。
黒川を客観的に見た描写(汗や表情)とか、部屋内の静的なものを
配置させて内心の動揺を浮き出させる表現を使えばいいかな。
思考をループさせても良いと思います。
キャラ立ちについては、吉岡に何かセリフ言わせたほういいかも。
現実の将棋では言わないでしょうけど。
778名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:39
ありがとうございます。
引き続き批評していただける方がいましたらお願います。
779名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:47
名前を呼ばれては、気付かないふりもできない。孝は仕方なく振り返った。
「何を読んでたの?」「ちょっとね。」彼の問いにそっけなく、だが悪い印象を与えない
ように孝は答えた。
「ちょうど用があったんだ。気が向いて図書館に来たらいたんだもん、第六感が働いたん
だ。」冗談に上乗せして彼は軽く笑った。孝も薄く笑って返したが、内心不快感が湧くの
を感じてた。何故かは自分でもわからなかった。だが、彼の笑顔を見るたび常に同じ感情
が芽生えた。不自然さの全くない、爽やかな笑顔。嫌う理由なんかどこにもない。それな
のに妙に孝には腹だたしい。
生理的に受け付けないから仕方ないんだろう、と最近孝は好きになる努力をやめた。お互
い相容れない属性なんだ、と。
「用って?」孝は聞いた。早く終わらせたかった。
「ほら、前言ってたアルバムあるだろ?あれ貸してくれない?すぐ返すからさ。俺もけっ
 こう好きなんだよね。」
「ああ、いいよ。」孝は勿論嫌だったが、断ることは苦手だったし、嫌われる勇気もなか
 った。だが、すぐに後悔した。
「じゃあさ、今からお前の家行っていい?近くなんだろ?」
とっさに都合のいい言い訳を考えたが、口から出なかった。承諾するよりなかった。もう
しばらく彼と付き合わなければいけないと思うとうんざりした。
同時に、どうやら彼は自分を好意的に感じているということに孝は気付いた。そのことは
一層、彼に対する嫌悪感を助長させた。
780名無し物書き@推敲中?:03/02/01 22:58
>>779 内容の筋はかなりいい出来だと思います。
ただ、読点がちょっと多すぎで読みにくいかもしれないです。
あと、どういう媒体でやっていきたいのかわからないけれど、
紙の媒体で発表するのなら、改行に気をつけて1行あたりを
長くしたほうがいいです。

>生理的に受け付けないから仕方ないんだろう、
と最近孝は好きになる努力をやめた。お互い相容れない属性なんだ、と。
 
些細な事ですがこの一文が他から少し浮いている気がします。
全体をもう少し難しい表現にするか、ここも易しい表現にしてみるか
どっちかにしたほうがいいかもしれないです。
781やなぎ:03/02/01 23:41
>>775 まず黒川の意識として描写されているのは、逆転手が浮かばず
苦しんでいるところ。ここではアクションがほしい。月並みながら、
髪を掻き毟るとか。次に、自責のような感情が出てきます。ここでも
もっと自分を責めたてるモノローグがほしい。取り返しの付かないほ
局面を損ねてしまったという絶望感、辛さが、もうひとつ伝わってこ
ない。次は、吉岡を睨んでいるわけですが、二人の間にある確執を、
読み手に伝えるためのエピソードがほしい。「負けるわけにはいかな
い」だけではなく。間違いなく深みが出るはずです。最後にもう一回
考えますね。ここでは動きが入っているが、逆に、内面の描写が手薄
になっている。それと相手に屈服する屈辱感から、考えるのとは又別
のアクションが出るはずです。長い長い溜息でもいい、いろいろある
はずだ。それも書いて欲しい。最後に、完全に抜け落ちているもの‥
それは2日制のタイトル戦を、死力を尽くして戦い抜いた結果、おの
ずと出てくる疲労感。これもしっかりと書き込んで欲しい。
‥将棋好きなもので、リキ入ってしまった。長々と失礼しました‥
782神 ジョン・スミス 降臨 ◆AIWOEVCG6U :03/02/01 23:44
>>781変に文区切ってんな(爆
783名無し物書き@推敲中?:03/02/01 23:52
『とっとちゃんVS吟遊詩人』
 「ヘイ、よ〜、元気かい?」とTが呼びかけた。
 「ワッツアップ?」とGは返した。
なんのこっちゃ?なんのことはない。これが彼らの挨拶さ。よくあることさ・・・。
僕にはこの方がしっくりいく。こんなもんだろ?
 僕は漫才をみるのが好きだ。ボケには必ずツッコミがつく。正にコミュニケーショ
ンの完成型さ。男と女が交わって同時にイクってもんだろ。うへ〜。
「アメリカのイラク攻撃どう思う?」とTが言った。
「松井は活躍するの?」とGが返した。
 ・・・・・・・・・
 僕は時代劇が好きだ。
 「中村俊輔ってダメだよな?」とTが言った。
 「カッコいいか?」とGが返した。
  これは活字だとおもしろくない。
 僕は猪木を見ていた。
 「エミネムってどうよ?」とTが言った。
 「ピートタウンゼントどうしたん?」とGが返した。   
 フー?おもしろくない。 
 僕はラジオを消した。ってか元々つけてない。
 「誠意ってなにかね?」とTが言った。
 「中居君どうしたんだろうね?」とGが返した。
 最高じゃん。
 僕は天に祈りをささげた。
 「感動した!」とTが言った。
 「・・・・・」Gは何も返せなかった。
 そんなのあり?
 僕はもう何も恐れない。    

784名無し物書き@推敲中?:03/02/02 00:08
775です。
ご批評ありがとうございます。
引き続きご批評のほどお願いします。
より多くの人の批評が欲しいので……
785名無し物書き@推敲中?:03/02/02 00:09
ここで、批評してる奴は実際このスレで文章晒したことあるか?
俺、いつもこのスレでボロクソに酷評してたんだ。で、たまには自分の文章
晒してみるかと思って晒したんだけど、ボロクソに酷評されたよ。
自分が酷評されてみて始めて気付くね。リアルでショックだわ。
これからは酷評控えようと思う。作家でごはんの良さが最近わかってきた。
786名無し物書き@推敲中?:03/02/02 00:34
それは酷評された人間の方で
取捨選択すればいいこと
全部真に受ける必要もないんじゃないの?
大事なのは他人に読んでもらうことだと思う。
787考える猿:03/02/02 00:41
明日から三連休という、とっても寒い、冬の夜の歓楽街である。
おれは会社の帰りに一人で飲もうと思っていたが、目当ての店は臨時休業だった。
どこで飲もうかと街をウロウロしていた。と、
「やあ、棟方君」。後ろから肩を叩かれて振り向いた。
部長である。禿げているならまだしも小心者で口がくさいことで有名である。
「あ、いや」おれは少し驚いてドモった。部長もおれと同じで一人らしい。
「暇かね?」まだ飲んでいないようである。
「え、ええ、まあ」このおっさんと飲まなけりゃならんのか?おれは、と思って顔が引きつった。
「そういやな顔をするな」いきなり言われた。「君はどうせ暇なんだろう?一晩付き合いなさい」
断れない雰囲気である。行くしかなかった・・・・・・って、一晩って、おい。

おれたちは電車に乗って、歓楽街から離れていった。
おれの家と逆方向である。しかも片道550円である。切符を買うときに、部長にどこの店に行くのか聞いた。
「わたしも良く知らない」ということである。まあ、行くと言った以上文句は言わないが、一抹の不安が胸中をよぎった。
一時間後、人家もまばらな、小さな駅に降り立った。県境、山が程近い。


まだ書いている途中。
788やなぎ:03/02/02 00:41
>>785   
俺はある。アンタの言っていることは本当に正しいよ。俺は自分が批評する時に
変な勘違いしないように、名前を付けて書き込んでる。名無しで書くのと同じじ
ゃねーかと思う奴がいるかも知らんが、これが違うんだ。まあいろんな考えの奴
がいていいんだが、名無しで批評するのは、批評する側にとって危険だというの
が俺の考えだ。
789名無し物書き@推敲中?:03/02/02 00:43
 のりひろ>突然やけど聞かせてもらう みやびが一番感じるトコってどこ!?
 みやび>あのね、あそこの、でっぱったとこ。
 のりひろ>クリトリス?
 みやび>やあだ
 のりひろ>クリトリス

ぬれた。一つHな言葉を書かれるたびに、一つHな言葉を書くたびに、
下半身が熱くたぎって崩れ落ちそうになり、パンツが湿った。
790やなぎ:03/02/02 00:47
>>785 
(付けたし)「酷評」って、どういうの?書き手にとってコヤシになるんなら
OKじゃないか。怖いのは、批評する立場の奴が、自分でも気付かぬうちに
書き手を「切って捨てる」みたいな書き方をしている場合だよ。
「うるせぇんだよ、その声……ッ!」
 ビール瓶が、ぐいっと大きく振り上げられた。
 それだけで、演奏を続けなくちゃとか、それとも最初からやり直すべきなのだろう
かとか、あるいは途中で辞めてさっさと逃げ出してもいいのだろうかとか、そういっ
たことがもうなにもかもが頭から吹っ飛んだ。
 しなやかな筋肉の付いた少年の肩を中心にビール瓶が描くであろう円弧の先にある
赤い髪のギタリストを、だからつまり麗のことなんだけど、思いっきり突き飛ばした。
麗は予測もつかない方向からのベクトルに苛立たしい表情を向ける。その顔が、怒り
とは別の表情を浮かべる。
 火花。
 アニメのような黄色い光が跳ねる。ザラザラと茶色いキャラメルみたいな塊が
地面に散る。
 なにが起こったのか理解できなかった。
 頭が、頭の右のほうが、なんだかひどく冷たい。前のめりになっている筈なのに、
首から上が後ろに引っ張られる感じがする。周囲から中央に向けて、視界がじんわ
りと暗くなっていく。怯えたような麗の顔を見たような気がした。
 傲慢で勝ち気で偉そうで馬鹿みたいに脳天気で態度の大きい麗の不安そうな顔を
見るのはこれがはじめてで、意味もなく勝ち誇ったような気分になった。
 そして、あたしは意識を失った。
792やなぎ:03/02/02 01:03
>>775
『ご批評ありがとうございます。
引き続きご批評のほどお願いします。
より多くの人の批評が欲しいので……』

喧嘩を売るわけじゃないが、ちょっと聞いてくれ。>>781で、俺が君の
文章に対して書いた君の文章の批評(感想?)に対する君の感想はど
うなんだ?推敲して書き込み直せとまで言うつもりはないよ。
だがな、こっちもそれなりに考えて、君がどういうふうに読んでくれる
かを考えたりしながら書き込んでるんだ。それを君は『ありがとう。
もっとオクレ』これだけで済ますつもりか?批評はコール・アンド・レ
スポンスだ。このことを深く考えずに、ただ『もっと、もっと』では、
君の文章に感想をつける奴は誰もいなくなるぞ!
793通りすがり:03/02/02 01:12
>>791
>そういったことがもうなにもかもが頭から吹っ飛んだ。
落ち着いて見直せばわかったと思うけど、「が」ひとつが多い。
>しなやかな筋肉の付いた少年の肩を中心にビール瓶が描くであろう円弧の先にある
赤い髪のギタリストを、だからつまり麗のことなんだけど、思いっきり突き飛ばした。
これはいくらなんでも読みにくい。
→少年が振るうであろうビール瓶が描く軌跡上にいる、赤い髪のギタリストを〜
でも充分読めるんじゃないでしょうか。
あと、ビール瓶はよほど思い切り殴ってもまず割れません。頭蓋骨の方が危ないかも。
テレビのあれは小道具の効果です。割れても砕片にはなりにくいでしょう。
文が装飾過多なのは特徴になりえると思うけど、勢いだけでなく初見の人にも
読みやすい文を意識したほうがいいかも。
突っ込みどころは多いけど、テンポで読ませる文を目指してるのは
共感が持てました。自分ももの書き志望なので頑張りましょう。
794756:03/02/02 01:27
ご批評有り難うございます
>>推敲してこれだとしたら、正直、小説を書くにはまだ早いと思うよ。
ガーーーン。・゚・(ノД`)・゚・。
>>765 
>>マンション5階から駐車場までの描写が抜け落ちている。
こういう具体的な指摘は参考になります.さっそく上述の描写を入れました

>>やなぎ
>>鄙びた教会堂の頂華のように峙っている。‥
どうすれば,上のようなことばがでてくるんだろう.
私からするとすごく不思議です
教会堂とか頂華って・・・おれがぼきゃ貧乏なだけ?
795756:03/02/02 01:38
恥の上塗りですが,再チャレンジです(´`;

ダイオキシンが騒ぎになってから使われなくなった焼却炉の煙突
が宗教的な建築物の遺跡のようにぽつんと天にそびえている.そ
の周りをくすんだクリーム色の建物が規則正しく並んでいる.そ
の間にくたびれた自動車が並んでいる.
<やっぱり,いつ見ても好きになれない>
パートのための慌しい身支度の合間に,マンションの5階からの
眺めを見て,いつものように典子は心の中で呟くのだった.
典子がパートをしているファミリーレストランには10時まで
に着かなくてはならない.典子は視線をベランダから鏡台に移
した.鏡は嘘をつかない.四十を過ぎて皺と染みが目立ち始めた.
典子は手早く化粧を終えた.
「行って来るわよ」
796756:03/02/02 01:38
玄関に向かいながら,ドアに声をかける.返事はない.
ドアの向こうには息子の直行がいるはずである.個室とし
て与えた6畳でパソコンとゲームで一日を過ごす.いわゆ
る引き篭もりだ.高校を2年の夏休み明けに中退して四年.
アルバイトを始めたりやめたりを繰り返していたが,最近で
はずっと部屋に篭ったきりだ.
典子は玄関を出ると自分で安っぽいスチール製のドアの鍵を閉めた.
エレベータを待つ間,おしゃべり好きの向かいの住民と
顔を合わせなくてほっとする.
運悪く向かいの住民と会ってしまえば,お子さんの様子は?という親切心でカムフラージュした好奇心剥き出しの質問を投げかけられ,
うちの子供なんか大学入ったのに遊んでばかりでしょうがな
くて,という愚痴でカムフラージュした自慢話を聞かされるの
がオチだからだ.
自宅に人がいるのに,いってらしゃの声もなく,自分で
鍵を閉めて出かける.変だと思う.いってらっしゃとい
う声や見送りがあれば,あの窓からの眺めもずっと違っ
て見えるのだろうか.エレベータで1階に降りていく十
数秒の間にそんな感情に襲われたが,駐車場のクルマに乗
り込むと典子はイグニッション・キーを捻ると思い切りよ
くアクセルを吹き上げた.
797756:03/02/02 01:58

マンションからファミリーレストランまではバス通りを通って
車で十五分だ.慣れた道のりである.運転の難しい交差点が
あるわけでもないし,車の流れが速すぎるわけでもない.
だから,典子は,どうしてもファミリーレストランまで車を
運転しながら,断片的な考え事に捉われるのであった.


<今日はエレベータを待つ間,おしゃべり好きの向かいの
住民と顔を合わせなくてよかった>
典子は,密かに大学生の
息子をもつ母親に芸能レポーターというあだ名をつけていた.
運悪く芸能レポーターと出くわしてしまえば,お子さんの様子は?
という親切心で偽装した好奇心剥き出しの質問を
投げかけられ,うちの子供なんか大学入ったのに遊んでばかり
でしょうがなくて,という愚痴で迷彩を施した自慢話を
聞かされるのがオチだからだ.
798756:03/02/02 02:03
>>796の「運悪く・・・」で始まる文章とってください
元の文章でコピペしたの消すのわすれた
なんかめちゃくちゃ
>795
ナンか台本のト書きみたいですね。
私ならこんな感じで書き出すかな。

くすんだクリーム色の街並、その合間を縫うようにくたびれた自動車が列を作っている。
その中央に立つ焼却所の煙突は、ダイオキシンの害が広く知れ渡るようになってからは煙を吐くことをやめてしまった。存在する目的を失い、ただそこにそびえる姿を晒し続ける煙突は、行き場を失った宗教的建築物のようにも見えた。

あんまり上手くないかw
この次で「好きになれない」が来るわけだから、ネガティブなイメージを匂わせる描写が欲しいね。どっちにしても物語の冒頭としては、パンチ力に欠けると思うけど。
800779:03/02/02 02:12
遅れた
>>780
批評どうもありがとう。なるほど、確かにその一文が他の文と交わってないかも。
改行も頭に入れたほうがいいのか、奥が深い。
勉強になりました。
801名無し物書き@推敲中?:03/02/02 02:16
ここは頭の固い連中ばっかだな
>>778を批評してみろ
802756:03/02/02 02:22
>>799 >>冒頭としては、パンチ力に欠けると思うけど。
なるほど.これでも精一杯,冒頭のツカミを意識して書いたのですが(;´_`;)
もう少し,ここを長くしてみます
803756:03/02/02 02:27
>>くすんだクリーム色の街並、その合間を縫うようにくたびれた自動車が列を作っている。
 
頭の中の光景は,築十年以上のマンションが並んで,
その中庭に住民の自家用車が駐車してあるというものなのですが.
きっと私の描写ではそう見えないのですね
804791:03/02/02 02:28
>793
レス有難うございます。向学のためにつっこみどころを小1時間ほども聞いて
みたいのですが……。

ほかの皆さんもよろしかったら791の批評をよろしくお願いします。
805名無し物書き@推敲中?:03/02/02 02:37
>>803
ああ、駐車してある車の事が書きたかったんですか。
なんというか、風景を描写するに際には動きがあった方がいいと思うのです。
狙いがあるのならともかく、どうということの無い日常の風景を描くのに動きが全くないのでは退屈極まりますから。
「風の吹く丘には木が立っていて、緑の葉が豊かに茂っていた」より
「風の吹く丘には木が立っていて、豊かに茂った緑の葉が風に揺れていた」
の方が臨場感があるでしょう?
806吟遊詩人:03/02/02 02:41
>>805
「風の吹く丘には木が立っていて、豊かに茂った緑の葉が風に揺れていた」より
「風の吹く丘には木が立っていて、豊かに茂った緑の葉が揺れていた」 の方がいいんじゃ




807吟遊詩人:03/02/02 02:43
「風の吹く丘には木が立っていて、豊かに茂った緑の葉が(ここに擬音を入れるともっとよろし。)
揺れていた」
808名無し物書き@推敲中?:03/02/02 02:49
なんか表現に貴賎ってあるのかね?
どっちでもいいような気がしてしょうがない。
806は風の2重使用を避ける意味で適当だが、807はバカだな。祇園の入れ方は
難しいぞ。不用意に軽くなったりするからな。
つか負けたくせに偉そうな事いってんじゃねー。
810吟遊詩人:03/02/02 03:05
>>756
暗い話の割にリアルではない。
主人公の心象風景と現実風景をシンクロさせたいのは分かるんだが、その風景が浮かんでこない。
「焼却炉の煙突が宗教的な建築物の遺跡のようにぽつんと天にそびえている」?よく分からない。
に面白みがないなら、そういう所に際立ったものがないとね。
ストーリーに面白みのあるものをやってみたらいいんじゃない。
811吟遊詩人:03/02/02 03:07
訂正
>>810
に面白みがない→ストーリーに面白みがない
812名無し物書き@推敲中?:03/02/02 03:08
人類最後のセルバーサナーとして、エミはクォウガッツを起動し
舞い踊るフォックナ・モーを量子レベルの灰燼に帰せしめた。

こうして、第七ランバン協定派委員会と、精神産業分離主義同盟の戦いは
新しいステージへ移行した。
すなわちエミを、賜与卯亂子…人類をヒデン・ザザ・ローンの階層に
導く者として、擁立すべきか否かを、ハイナ=ガラッザの手にゆだねる
こととなったのである。
それは、13歳の誕生日を迎えたばかりのエミにとっては、重すぎるサバ
が課されることを意味した。
しかし彼女は、振り返らなかった。

太陽ネズミの巣は、もう二度と夏の陽射しに倦むことはないのだから…



813吟遊詩人:03/02/02 03:10
>>809
おいおい(笑
あそこに擬音をいれることによって、風の強弱をだせるんじゃないか(笑
強弱を出すのは祇園に限らん。むしろ作品によっては邪魔になるぞ。
あんまり祇園に頼ると描写がヘタになるぞ。
例えばヘタクソな例で悪いが、
ごおと風が吹いた
突発的に強い風が一帯を覆った
ではどちらが軽い印象を受けるのか? それは勿論前者だろう。しかし
先の文章を読むとそういう文体ではない事がわかる。
祇園をいれるかどうかは、どういった文体でどういった描写にするのか
という事によってまったく違ってくるのだから、一概には言えないのだ。
815名無し物書き@推敲中?:03/02/02 03:19
吟遊うぜー
下手な歌歌うんじゃねえ、ボケが
816吟遊詩人:03/02/02 03:24
>>814
なんか焦点がズレてると自分で思わない?
817名無し物書き@推敲中?:03/02/02 03:28
 胸のまんなかが銀の弾丸で撃ちぬかれたみたく痛い。あたしが吸血鬼でもワーウ
ルフでも再起不能。このまま死ねたほうがラクかもしんない。
「後藤ッ。後藤陽子はどこだッ」
 熱っぽい指のむこう、セロの音階が軋むように後藤さんの名前を紡ぐ。彼はゴト
ウヨウコをものすごく汚い音で発音する。音は割れてゴドオヨウゴとしか聞き取れ
ない。自分の発音には無頓着なくせに、ヨーコという呼び名は気に入らないらしい。
後藤さんのことをうっかりヨーコと口走った先輩は、彼の逆鱗に触れた。重たい家
具を放り投げたような、ものすごい音がして神経質そうな先輩は黙り込んだ。安否
は――
「ね、あのひとどうなったのかな? さっき後藤さんのことをヨーコって言ってた…」
 かすかに顔を上げて、あたしに手のひらで目隠しをしただけであたしのことを守っ
たつもりでいる年長の友人の耳許にささやいた。
「黙ってて」
 彼女の答えは簡潔で無駄がなさすぎて無愛想だ。
「……うん」
 誰かがどうにかなったっぽい音がするのと、彼女の細い指があたしの目をふさ
いだのは同時だった。彼女は細い肩にあたしを抱き寄せると、『木下は見なくて
いいから』って囁いた。彼女の髪には、かすかにレモングラスの香りが残っている。

小説の出だしです。よろしくお願いします。
ズレてるのはお前。ちゃんと祇園が当該作品において有効かどうかを論じて
いるぞ。ではどこがどうズレているのか説明してくれよ。
お前は確かに祇園があればなおよしと言ったな? しかし俺はそうとは限ら
ん、むしろこの文章の場合邪魔ではないかと言っているんだ。
じゃあ、解説よろしくな。
819763:03/02/02 03:54
>>756=794
>>>推敲してこれだとしたら、正直、小説を書くにはまだ早いと思うよ。
>>ガーーーン。・゚・(ノД`)・゚・。
すまん、ちょっと言い過ぎたか。再チャレンジの気概に報いて、いちいち細かいところを
指摘していくので、気を落とさずに読んで欲しい。要は、ちょっと気を付ければ、文章は格段に
良くなるということだから。

>……使われなくなった焼却炉の煙突が
「使われなくなった」のは、「焼却炉」か「煙突」か。2通りの解釈がなりたってしまう。

>……をくすんだクリーム色の建物が
「くすんだクリーム色」なのか、「くすんだ建物」なのか。同上。

><やっぱり,いつ見ても好きになれない>
心内文は、普通、( )で括るべき。
820763:03/02/02 03:54
>ドアに声をかける.返事はない.ドアの向こうには息子の直行がいるはずである
これだと、本当に「ドア」自体に声を掛けているとも解釈できる。いや、ありえないが、
誤解を招く可能性が無いとは言い切れない。
「玄関に行く途中、ドアに向かって(の方へ)声をかける」などに改めたほうがいい。

>安っぽいスチール製のドアの鍵を閉めた
これも数通りの解釈が成り立つ。読点(、)で適度に区切る。

>密かに大学生の息子をもつ母親に芸能レポーターというあだ名をつけていた.
これも意味がとれない。同上。

>という親切心で偽装した好奇心剥き出しの質問
同上。

というふうに最後まで読んだが、やはり上に書いた辺りは、文章における致命的エラーだ。
読点を適度に入れれば、ほとんど解決されるので、気を付けて欲しい。あとは、文章全体から
読み慣れていない印象があったので、>>763のように書いた。が、今読んで見ると、独特の雰囲気
があって、これはこれで良いのかもしれない。
まあ、とにかく難しく考えずに頑張ってください。
>>817
>胸のまんなかが銀の弾丸で撃ちぬかれたみたく痛い。あたしが吸血鬼でもワーウ
ルフでも再起不能。
銀の弾丸を持ち出して吸血鬼〜と繋げたのはわかるけど、ここでは逆効果。
銀の弾丸「だから」吸血鬼云々は重傷になるのであって、これでは順接にならないので、
比喩が失敗してます。

>熱っぽい指のむこう、セロの音階が軋むように後藤さんの名前を紡ぐ。
言葉が足りない感じがあります。指を顔にかざされているんだったら、
あなたの文体に合わせると、
→熱っぽく感じる彼女の指のむこう、セロの音階が軋んだような発音で〜
というほうがすっきりしそう。

あと、出だしにしては登場人物が錯綜しすぎてて、つかみとしてはいまいち。
どちらかというと流れを切り出したような印象を受けました。そういう狙いかもしれないけど。
状況の把握がすんなりいかないのはマイナスだけど、続きは読みたいと思ったので
俺の負けかもしれません(笑
>……使われなくなった焼却炉の煙突が
「使われなくなった」のは、「焼却炉」か「煙突」か。2通りの解釈がなりたってしまう。
焼却炉が使われなきゃ煙突使わないでしょ?
>……をくすんだクリーム色の建物が
「くすんだクリーム色」なのか、「くすんだ建物」なのか。同上。
どっちにしてもくすんだ色の建物でしょ?
><やっぱり,いつ見ても好きになれない>
心内文は、普通、( )で括るべき。
いやー、「<>」の人もいたよ。「─」でやる人もいるし、「『』」で
やる人もいるし。すきなの使えばいいんじゃないの。

???
まるい、まるい、ちいさなせかい。
みんなはいう。
そこにはかべがあるんだ。

ちがうとおもうな。
たぶんみんなはぼくがきらいで、ぼくもみんながきらい。
電波文? でも詩だからとくに直す事もないかな。
825名無し物書き@推敲中?:03/02/02 04:52
小説も書きこみも初めてです……(ドキドキ)
昼時で客の回転が速い店内の中、彼女の嗚咽はひどく浮いていた。
周りから向けられてる冷たい視線も気にせず、彼女は泣いている。
「使う?」
私の差し出したハンカチを、彼女は首を振る事で拒否した。
人差し指を涙で濡らしながら喘いでいる彼女は、お世辞にも綺麗とは言えない。
「泣いて美しいのは、元々美人な人だけだよ。だから、あんたは笑ってなさい」
いつか祖母が言った言葉を思い出して、苦笑した。今、目の前で泣いている彼女は、みっともない以外の何ものでもなかった。
「亜美は、ね」
彼女が口を開いた。亜美、というのは彼女の名で、苗字は田中だ。尤も、これは旧姓で、今は山崎 亜美という名前だ。
19歳にもなって人前で泣く恥じ知らずな亜美ちゃんは、その若さにして結婚していた。
結婚して一年、まだまだ新婚な二人は、既に破局を迎えようとしているらしい。
「亜美、良い奥さんだったよ? 毎日毎日、家事をこなして、文句一つ言わないんだもん、自分でもすごいと思うよ……。ホントに」
自分の事を名前で呼ぶのも、自分で自分を誉めるのも、彼女の癖だった。
良い奥さん、なんて本人が言ったところで何の価値もない言葉を、当たり前の様に遣った。
「そうだね、亜美ちゃんは良い奥さんだったね。私なら到底できっこなよ。すごいと思う、尊敬する」
826名無し物書き@推敲中?:03/02/02 04:53
私は家事が苦手で、とても主婦になれそうもない性格だったが、決して彼女を尊敬したりはしていなかった。
適当に誉めて、亜美ちゃんを泣き止ませたかった。というか、さっさと帰りたかったのが本音だ。
「お世辞……?」
グスン、と鼻を鳴らして亜美ちゃんは言った。
当たり前でしょ、なんてとても言える筈がなく、亜美ちゃんが望んでいるであろう言葉を、笑顔で返した。「まさか、本音だよ」
「そう?嬉しい、ありがと」
さらりとお世辞を受け流し、彼女の話は愚痴へと変わった。
「だからね、亜美に非はない筈なの。だけど、健二は浮気した。何でだと思う?」
言葉に詰まった。健二君、……亜美ちゃんの夫、が不倫している事を、私は知っていた。
健二君からは何度も相談を受けていたから、健二君の不倫の理由も知っていた。
亜美ちゃんと、離婚する気だと言うことも。
「男ってさ」
「うん、続けて?」
「男って、刺激が欲しいんじゃない? 出来心だよ。 最後は亜美ちゃんの元に戻ってくる、きっとね」
事実を伝える事は容易に出来る。
しかし、事実を伝えれば、亜美ちゃんは今度こそ声を上げて泣くだろう。亜美ちゃんの所為で私が気まずい思いをするのはごめんだ。
それに、本人達の問題に首を突っ込むのも、どうかと思った。だから、無難な嘘を、私は言ったのだ。
「そうかな……?」
「そうだよ、男ってそんなもんだって!元気出しなよ」
「うん……」
827825-826:03/02/02 04:55
長文スマソ。
よろしくお願いします。
828名無し物書き@推敲中?:03/02/02 05:06
http://jsweb.muvc.net/index.html
★☆★幸福になりたーい!!★☆★
829>795 1/3:03/02/02 09:08
>>795 まず>>2を読んで欲しい。句読点はちゃんと、。を使って欲しいし、
リードは中点ではなく、……を使ってください。話はそれからです。

>ダイオキシンが騒ぎになってから使われなくなった焼却炉の煙突
>が宗教的な建築物の遺跡のようにぽつんと天にそびえている.
“宗教的な建築物の遺跡”という視点の主観は、主人公に沿わせた方が良い。
“ダイオキシンが騒ぎになってから”という原因を述べる必要性は薄いように
思う(デメリットの方が大きい。ダイオキシンが伏線なら話は別だが)
自分ならこうする。
 使われなくなった焼却炉は、宗教的な建築物の遺跡に似ている。誰も信じな
くなった宗教、誰もが信じているダイオキシン汚染。必要のないものを残すこ
とは信仰に似ている。

つづく
830>795 1/3:03/02/02 09:09
つづき

>その周りをくすんだクリーム色の建物が規則正しく並んでいる.そ
>の間にくたびれた自動車が並んでいる.
><やっぱり,いつ見ても好きになれない>
>パートのための慌しい身支度の合間に,マンションの5階からの
>眺めを見て,いつものように典子は心の中で呟くのだった.
前2行「その」が2回出てる。言い換え希望。語尾が「〜る」が3回続く。
神の視点であっても、やはり主人公の視点にあわせて描写をスライドさせる方
が良い。また、心中台詞「やっぱり」は「いつものように」と重複描写。用意
しているなかでのパートも後に出て来るから省いても差し支えない。
自分なら、こう書く。
(やっぱり好きになれない)
 典子は、朝の慌しさのなかでマンションの5階からいつもの眺めを見た。
くすんだクリーム色の建物の群れ、くたびれきった自動車ばかり並ぶ駐車
場――自宅も自家用車も、そのみすぼらしい風景のひとつに過ぎない。

つづく
831>795 3/3:03/02/02 09:10
つづき

>その周りをくすんだクリーム色の建物が規則正しく並んでいる.そ
>の間にくたびれた自動車が並んでいる.
><やっぱり,いつ見ても好きになれない>
>パートのための慌しい身支度の合間に,マンションの5階からの
>眺めを見て,いつものように典子は心の中で呟くのだった.
前2行「その」が2回出てる。言い換え希望。語尾が「〜る」が3回続く。
神の視点であっても、やはり主人公の視点にあわせて描写をスライドさせる方
が良い。また、心中台詞「やっぱり」は「いつものように」と重複描写。用意
しているなかでのパートも後に出て来るから省いても差し支えない。
自分なら、こう書く。
(やっぱり好きになれない)
 典子は、朝の慌しさのなかでマンションの5階からいつもの眺めを見た。
くすんだクリーム色の建物の群れ、くたびれきった自動車ばかり並ぶ駐車
場――自宅も自家用車も、そのみすぼらしい風景のひとつに過ぎない。

>典子がパートをしているファミリーレストランには10時まで
>に着かなくてはならない.典子は視線をベランダから鏡台に移
>した.鏡は嘘をつかない.四十を過ぎて皺と染みが目立ち始めた.
>典子は手早く化粧を終えた.
“鏡は嘘をつかない”は不要。その分を省いて、鏡のなかの醜い典子を描写する
だけで、タテマエのような説明文章を描写でカバーできる。
現在のところの登場人物は典子だけなので、「典子は〜」という主語は省けるし、
省いた方がスマート。

下手な文章読んでると移るので、このへんで。小手先で描写を変更するよりも、
もう少し他人の小説を読んで、スマートな日本語描写を身につけることが必要。

おわり
832831:03/02/02 09:12
重複コピペすまぬ…
833吟遊詩人:03/02/02 12:07
>>814
[当該作品において有効かどうか]「むしろこの文章の場合邪魔ではないか」?
はあ・・・
まずこの作品に「風の吹く丘には木が立っていて、緑の葉が豊かに茂っていた」
という文はないからね。分かってる?
>>805で言われてる通り、こういうストーリー自体には動き、面白みがない作品には「風景を
描写するに際には動きがあった方がいい」と思うと言ってるわけ。
で、動きをつけるために>>805は「風の吹く〜」を例に出して説明してるんだよ。
臨場感をつけるっていう前提があるんだよ。
でも、もしこの作品に無理矢理「風の吹く〜」という文をいれた場合でも同じだけどな。
擬音を使うことによって、風に揺れている葉の音を主人公の心象風景とも重ねること
ができる。
>833
この人の文章で、ヘタにそんなん入れたら、目もあてられない惨状になりそう
ですが。もう少し基本的なことを指導されてみては?
835名無し物書き@推敲中?:03/02/02 12:27
>>825 初めてにしてはかなり上手だと思いますよ。
ただ、今のままでもストーリーの展開は掴めるんですが、
読みにくさがあります。
 というのは、最近の若手の物書きの小説に多いんですが、
セリフが単発的に散らばっているために、読むことに慣れている
人たちにとっては、文圧が物足りなく感じてしまうと思います。
 すると、気の利いたセリフを書けないと、一作目はいいものの、
二作目以降は再生産が効かなくなってしまうでしょう。
もし、文体を変えることに抵抗がないのであれば、地の文も会話の文も
ある程度まとめるだけまとめてしまった方がいいと思われます。
 まあ他の方の違う意見もあるでしょうし、825さんも才能の
ある方だと思いますので、私の意見も頭に留めて頂ければ幸いです。
>>833
当該作品に先の文章がなくとも、そのような表現は成り立つのかという事を
話しているので問題ない。
動きがあったほうがいいというのは、後の展開とも関連することなのでどち
らとも言えないからここではひとまず措くが、当該作品においては祇園の
使われている部分は一ヶ所しかない。ほとんど描写だ。

>駐車場のクルマに乗り込むと典子は感傷を振り切るようにイグニッション
・キーを捻ると思い切りよくアクセルを吹き上げた

これなど、描写のみで書かれている典型だろう。もう少し練りようはあると思うが。
祇園などなくとも動きを、そして「思い切りよく」という説明によって、
心情まで一応は表現できている。
したがって安易に祇園など使うと作風まで変わる恐れがある。祇園を描写だ
と言っているが、それは情景をきちんと説明できるレベルの人間にのみ言える
ことで、うかつに真似してはならないだろう。
気になったのでついでに。
>駐車場のクルマに乗り込むと典子は感傷を振り切るようにイグニッション・
キーを捻ると思い切りよくアクセルを吹き上げた

>駐車場のクルマに乗り込むと、典子は感傷を振り切るようにイグニッション・
キーを捻って思い切りよくアクセルを吹き上げた
の方がスッキリしていいかなと思った。
838吟遊詩人:03/02/02 14:11
>>836
「感傷を振り切るように」「思い切りよく」で文がのっぺりしたものになってる。
あんたは四の五の言う前に、ヒップホップに身をゆだねろ!
吟遊、自分の作品晒してみんかい!
さぞすばらしい文章なんだろうね?
>>836
その辺はもう好みの問題だ。淡々とした文体が好きな人もいればメリハリ
の効いたものが好みだっていう人もいるのだ。
四の五の言う前にヒップホップというのもおかしな話だ。ここは文章
を真面目に批評するスレだろう?要するに、提示された文章について
四の五の言うのが求められるスレなのだ。
音楽にしたって、クラシックが好きな人もいて、フォークがいいとい
う人もいるだけの話だろう。なぜヒップホップなのか?なぜ身をゆだ
ねないとならないのか?第一命令される覚えもない。
>>840

>>838
への返レス。間違えてすまない。
842吟遊詩人:03/02/02 14:31
『とっとちゃんVS吟遊詩人』
 「ヘイ、よ〜、元気かい?」とTが呼びかけた。
 「ワッツアップ?」とGは返した。
なんのこっちゃ?なんのことはない。これが彼らの挨拶さ。よくあることさ・・・。
僕にはこの方がしっくりいく。こんなもんだろ?
 僕は漫才をみるのが好きだ。ボケには必ずツッコミがつく。正にコミュニケーショ
ンの完成型さ。男と女が交わって同時にイクってもんだろ。うへ〜。
「アメリカのイラク攻撃どう思う?」とTが言った。
「松井は活躍するの?」とGが返した。
 ・・・・・・・・・
 僕は時代劇が好きだ。
 「中村俊輔ってダメだよな?」とTが言った。
 「カッコいいか?」とGが返した。
  これは活字だとおもしろくない。
 僕は猪木を見ていた。
 「エミネムってどうよ?」とTが言った。
 「ピートタウンゼントどうしたん?」とGが返した。   
 フー?おもしろくない。 
 僕はラジオを消した。ってか元々つけてない。
 「誠意ってなにかね?」とTが言った。
 「中居君どうしたんだろうね?」とGが返した。
 最高じゃん。
 僕は天に祈りをささげた。
 「感動した!」とTが言った。
 「・・・・・」Gは何も返せなかった。
 そんなのあり?
 僕はもう何も恐れない。
843吟遊詩人:03/02/02 14:33
『美香VS吟遊詩人』
「こんにちは」とMが言った。
「こんにちは」とGが返した。
最高!ところで中島美嘉って歌うまいの?微妙・・・。
僕にはこの方がしっくりいく。でもこんなもんじゃない。
 僕は宇多田ヒカルが好きだ。なぜかって?喋るとそこらへんにいる
ねえちゃんだもん。それなら話もできるってもんだろ。
「モー娘って最悪」とMが言った。
「そうですね」とGが返した。
 ・・・・・・・・・
 僕はうる星やつらのラムちゃんが好きだ。
「キムタクってどうなの?」とMが言った。
「どうなんでしょう」とGが返した。
 犬の交尾は激しい。  
 僕には雪が見えなかった。
「三島由紀夫ってダンディーじゃん」とMが言った。
「ダンディーですね」とGが返した。
 チカチカドンドンチカドンドン。
 僕は田代まさしのことを思い出した。 
「マクベスは眠りを殺した」とMが言った。
「殺しました」とGが返した。
 大佐!
 ぼくは神様を信じない。
「わたしは愛を信用する」とMが言った。 
「当然じゃん」とGが返した。
 はあ〜疲れた。
 ぼくは引き金を引いた。
「ヘイ、よ〜、元気かい?」とTが呼びかけた。
「ワッツアップ?」とGは返した。
 なんのこっちゃ?なんのことはない。これが彼らの挨拶さ。よくあることさ・・・。
 僕にはこの方がしっくりいく。こんなもんだろ?
 僕は漫才をみるのが好きだ。ボケには必ずツッコミがつく。正にコミュニケーショ
ンの完成型さ。男と女が交わって同時にイクってもんだろ。うへ〜。
「アメリカのイラク攻撃どう思う?」とTが言った。
「松井は活躍するの?」とGが返した。
 ・・・・・・・・・
 僕は時代劇が好きだ。
「中村俊輔ってダメだよな?」とTが言った。
「カッコいいか?」とGが返した。
 これは活字だとおもしろくない。
 僕は猪木を見ていた。
「エミネムってどうよ?」とTが言った。
「ピートタウンゼントどうしたん?」とGが返した。   
 フー?おもしろくない。 
 僕はラジオを消した。ってか元々つけてない。
「誠意ってなにかね?」とTが言った。
「中居君どうしたんだろうね?」とGが返した。
 最高じゃん。
 僕は天に祈りをささげた。
「感動した!」とTが言った。
「・・・・・」Gは何も返せなかった。
 そんなのあり?
 僕はもう何も恐れない。

段落落とすなら表記を統一してくれ
>>842,843
モナー穴の劣悪コピーだな。
アヴァンポップだと思って贔屓目に見てもつまらんな。文章自体はそうおかしく
ないが、半角カタカナになにか狙いはあるのか?
吟遊逝ってよし。やっぱりこの程度か、ここで添削してる香具師らの実力は。
口が達者な奴は、文章下手というし。
848吟遊詩人:03/02/02 14:41
へ〜(爆笑
だから贔屓目に見てるんだよ。こういうのはもう文章の些細な点をあげても
しかたないんだ。
吟遊よ、だからなぜ四の五の言う前にヒップホップなんだ?
851吟遊詩人:03/02/02 14:46
これラヴロマンスなんだけど(笑
読む人にラヴロマンスだって伝わらなきゃ、そう言えないんだよ。
853吟遊詩人:03/02/02 14:50
分からない人をけなしたりしないよ(笑
ちょっと難解だったかな(笑
分からない人をけなしたりしないよ(笑
けなしたりしないがバカにして笑うわけか?まあそれが吟遊の品性というものだな。
855吟遊詩人:03/02/02 14:55
いやいや(笑
分からないものを批評するなんて勇気あるなあ、と(笑
ではあの文章からどうしてラヴロマンスと言えるのか、このボンクラに
解説してくれないか?
どう読んでも出来の悪いいたずら書きにしか見えないのだが。
電波リアル厨房の吟遊が思い通りに踊ってくれるスレはここですか?
858名無し物書き@推敲中?:03/02/02 15:02
次に吟遊は「分からない人に解説しても無駄だしなあ(笑」と言うッ!!
859l☆:03/02/02 15:02
860吟遊詩人:03/02/02 15:02
ヒントやるよ。
とっとちゃんと美香は夫婦。
吟遊詩人は美香と不倫の関係にある。
それを作品中に出せよ(w にしてもロマンスとはいえんな。
ところでこの作品、ぼくという表記があるから一人称だとおもうんだが、「G」と
「ぼく」の使い分けには意味があるのか?それともうっかりしたのか?
862名無し物書き@推敲中?:03/02/02 15:21
お前らちょっと殺伐としてきてますよ。
とりあえず元の流れに戻しましょう。
次の投稿者さんお願い

863吟遊詩人:03/02/02 15:25
「G」と「ぼく」は同一人物ではない
>>863
電波は読むの疲れるから、新人賞には間違っても投稿しないように
865吟遊詩人:03/02/02 15:34
朝日がどれだけのもんか試してやるか
そうか。同一人物ではないとは思っていたが。しかし「ぼく」についての
説明がないので混乱する。たぶんいらない混乱だ。

862に従いこれで消える事にする。すまんかった。
867ファシストのススメ:03/02/02 15:47
 この世は、いらないモノが多すぎると思う。
例えば、アフリカの子供たちだ。彼らは、数分に一人の割合で
飢餓によって順次死んでゆく。何もすることなく、何も残すことなく。
たとえそれが不可抗力であるとしても、彼らはいらないモノだと思う。
彼らは何ももたらさない。自分の運命を呪うほど文化的でなく、感傷的な
たおやかさもない。ただ、うつろな目で何も思うことなく死んでゆく。
 
868名無し物書き@推敲中?:03/02/02 15:50
>>867
香ばしい文章ですねw
>>867
アフリカの子ども達より
お前がいらないモノだw
870ファシストのススメ:03/02/02 16:05
 出張である貧しい国を訪問した時のことだ。
空港を出るなり、貧しいなりをした物乞いの少年たちの群れに
出くわした。私は、そのときはまだ弱い人間だった。人間の感情
として、必然的に出てくるいらない感情、「哀れみ」を殺すことが出来なかった。
私は、かばんから幾ばくかの金を取り出し金を恵んでやった。彼らは無邪気に喜んだが
私は、どこか釈然としなかった。なぜ、何もこの世にもたらさない彼らが、
人間から「哀れみ」という感情を引き出すことのみで対価を得ているのか。
ホテルに帰ってからも、私は一人悩み続けた。
>>870
連載小説でつか?
872名無し物書き@推敲中?:03/02/02 16:10
うむうむ、それで
873ファシズムのススメ:03/02/02 16:22
 その国には、しばらく滞在することになった。商用でホテルから外出するたびに
貧しい物乞いの少年たちは私を取り巻き、薄汚い手を無遠慮に差し出した。
私は、その都度金をくれてやるので、どうやらカモにされてしまったらしい。
私に付いた通訳兼ガイドの女は、微笑みながらこういった。
「あなたいい人デスネ」
私はなぜかたまらなく不快になった。なぜ不快になったのか。この時点では
まだわからなかったが、とにかく殴りつけてやりたいぐらい不快だった。
私はその日、ガイドとは一切口を利かずに押し黙った。
 今思えば、私は人としてなすべき真の道の一歩をその女の一言で踏み出したのかもしれない。
874名無し物書き@推敲中?:03/02/02 16:25
それでそれで?
ネタじゃなかったんだ…
煽ってごめん。
どういう形で狂気を描く(たぶんそうなんだろうと思う)のか楽しみだ。
877名無し物書き@推敲中?:03/02/02 17:04
 次の日も何となくしこりを残したまま、ホテルを出てオフィスに向かった。
オフィス前で、いつものように大量の物乞いの子供たちに取り囲まれた。
私は昨日のことがあったからか、金を恵んでやることが少し躊躇われた。
ふと、脇に目をやると物乞いの少年たちの群れに加わらないで、ひざを抱えて座っている少年がいた。
身なりから、乞食であることは間違いない。
 私は、取り巻いている少年たちに「今日はダメ」と言い、オフィスのガードマンを呼んで
追い払わせた。私が気になったのは、ひざを抱えて座っている少年だ。なぜ乞食なら乞食らしく
私のところへ来て、他の少年たちとともに恵みを乞わないのか。私はその少年のもとに近づき、
話しかけた。
「君はお金は要らないのかい?」 
 彼は一言も喋らない。
 私はむきになり、かばんから紙幣を取り出し、彼の前にちらつかせた。
「マネー、マネー、君は欲しくないのかい?」
普通の物乞いなら、ここで狂喜することだろう。それでも彼は何の反応も示さなかった。
リレー小説でつか?
879やなぎ:03/02/02 17:12
今100枚のヤツ書いている途中なんだが、既存作家のマネみたいに見えな
いか?ひそかに気にしてるんだが。(批評希望)

今日は、どのビデオを借りようかと、頭の隅で考える。レンタルビデオ屋
の店内の様子が過る。チラシやポスターがセロテープで張り付けられた扉を
手で開けるのと同時に飛び込んでくる、明らかに光量が過剰な、天井の蛍光
灯からの、驟雨を顔面に受けたような刺激が、夜勤明けの角膜に痛いほどで
注意をしないと一瞬視界が真っ白になる。長髪を金色に染め、いつも迷彩服
を着て、黒いブーツを履いている若い店長が、いらっしゃいませ、と、たい
して広くもない店の中に入ってくる客を睨みつけるようにしながら声を掛け
てくるが、声質は意外にも美しいテノールで、風采とのアンバランスさが笑
えると、その声を聞くたびに渡辺は思う。上背はそれほどでも無いが、肩や
胸の筋肉の盛り上がりが尋常なものでないのは、迷彩服の上からでもはっき
りと伺うことができるほどで、時折、冬なのにもかかわらず、カーキ色のT
シャツ一枚で、日焼けサロンにまめに通っているらしく、季節とは無関係に
黒々と焼けた肌を顕わにしながらレジに立っているのは、ウエイトトレーニ
ングの成果を誇示するためなのだろう。
レンタルビデオ屋の店長の、腕や肩に付いた筋肉の量だとか、肌の色だとか
への拘りに、吐き気にも似た途方も無い疲れを感じることもあれば、逆に、
微笑ましい気分になれることもある。――要するに、どう感じるかはこちら
の体調次第で、あの男の存在が、こちらの体調を量るリトマス試験紙みたい
なものなのだ‥‥ハムエッグをフォークで突付きながら、そんな埒も無いこ
とを、ぼんやりと考えていた。
作者は吟遊詩人?
ファシストのススメ=吟遊詩人
882名無し物書き@推敲中?:03/02/02 17:18


じゃあズムはべつじんか‥
883吟遊詩人:03/02/02 17:19
俺がこんなヒネリもスキルもない文書けるわけないだろ!
884吟遊詩人:03/02/02 17:21
俺は逃げも隠れもしない。
俺はいつでも「吟遊詩人」だ。
885ファシストのススメ:03/02/02 17:23
>>883
吟遊。俺のネタおまえにやるよ。
ジサクジエン?(
887名無し物書き@推敲中?:03/02/02 17:29
>>885
>>867>>870>>873>>877は同一人物であなたですか?
続きは?
やなぎはムカつく
文章長すぎ。>>879
889名無し物書き@推敲中?:03/02/02 17:56
>>やなぎ
既存作家のマネには見えないから安心しろ。
というか、(少なくともプロの)既存作家でそんな書き方をする奴は絶対いないから。
ファシストのススメ=やなぎ
>>879
改行しる。
読みにくいです。

既存作家に似ているとは思いませんでした。
よく見る文体ではあるけど、そんなに気になりません。
でも、全体的にしつこい印象を受けました。
金髪の店員の話は、もっと削った方がいいかも。
それか、「。」を使って文章を区切るといいと思う。
かなり読みやすくなると思います。
。が少ないが為に、ダラダラと締りのない文になってるので。
892吟遊詩人:03/02/02 18:03
>>877の続きをリレーしてやる
 
 僕はあきらめて、その場を去ろうとした。グサッ・・・。
 
 彼は満面の笑顔を浮かべ言った。「ハロー、ウェルカム。」
僕は薄れゆく意識の中で、彼の目に死が宿っているのを見た。
>>吟遊詩人
しなくていい。
っていうか、消えろ。頼むから。
894やなぎ:03/02/02 18:16
>>889>>891
 ご意見ありがとうございます。文章が長いことについては、いろいろと
 概ね否定的なご意見を頂戴しております。「長いけど緊張感のある文章」
 が目標なのです。ですので「ダラダラ締まりのない」というご指摘には
 ショックを受けました。猛省。ジックリ考えたいと思います。

>>888
 俺も貴様にはムカついたよ(WW 喧嘩売ってんのか?フザケやがって!
 名前つけてレス絶対寄こせ!にげるなよ!糞が(WWWW
895吟遊詩人:03/02/02 18:18
 僕は3日後、現地の病院で目を覚ました。だが、それから僕の体は動かなくなった。
今の僕なら分かる。彼の目に宿っていた死の意味が。しかし、「そんなもの」、この世の
中にいらないものなんだ。
 僕と同じようにね・・・。
896空飛ぶ青いブラジャー:03/02/02 18:21
ゴッドファーザーのプール

[1]10万ドルのクリトリス、百匹のピラニア、1人の潜入捜査官

 ブコウスキーのボスが自宅のプールでビニアを百匹飼ってる。
 そこに裏切り者を投げ込めば3分で骨っわけ。
 3分なんて、たかがモーツァルトのセレナーデ1曲分だよ。
死体の後始末はマカロニを茹でるより簡単ってことさ。
メキシコのビールでもムカツク胃に流し込みながら待ってろよ。
あっという間だぜ。やってみたい?
 とにかくプールが泳ぐ場所だなんて常識はマフィアの世界じゃ通用しない。
 昔、エリスが、エリスってのはボスの8番目の奥さんなんだけど、
酔っ払って飛び込んで、危うく死にかけたことがある。
897名無し物書き@推敲中?:03/02/02 18:29
>>889  
長編の一部でしょうか?これだけだったとしたら正直ガッカリですが。
この雰囲気で嵩があったとしたら愉しめそう。一応「文章批評」という
ことになってるけど、それなりの雰囲気あれば、書き手のストーリーへ
のセンスの有無が気になるのは当然。とにかくこれだけじゃわからない。
あと「骨っわけ」って何?知らないけど。
898名無し物書き@推敲中?:03/02/02 18:31

(訂正スマン889→>>896
骨っわけ……?
900空飛ぶ青いブラジャー:03/02/02 18:33
彼女は脳味噌よりオッパイの方が10倍も大きいタイプの女だから、
そんなハメに陥ったわけだけど、幸いなことに
金玉より脳味噌の方が10倍も大きいブコウスキーがすぐに気づいて
彼女を引き上げた。
 残念だったのは彼の右手の小指。彼はそれ以来8歳の息子と
キャッチボールするときも二度と自慢のホークボールを
投げられなくなったんだから。だけどこの際、
彼の小指なんかどうでもいい。別にペニスを噛み千切られた
わけじゃないんだ。
 本当に残念だったのは、エリスのTバックのパンティー。
 8カラットのダイヤがアソコの部分に縫い込んであった。
 ボスの8回目の結婚だから8カット。結婚記念日に彼が
ヘッドの上でエリスにプレゼントしたヤツ。世界中に一枚しかない。
彼はそのダイヤを「女房のクリトリス」って呼んでた。たぶん
10万ドルはするだろうさ。だから組織のヤツラはこう呼んでる。
 「10万ドルのクリトリス」。
 しゃぶってみたいと思うだろ?
 もちろんみんな狙ってる。口には出さないけどね。
 
 

901ファシストのススメ:03/02/02 18:33
>>894
ギャアギャアうるせーんだよ、ボケが。
てめえの小説はつまらん。
902吟遊詩人:03/02/02 18:40
>>901
そんなことより話を完結してやった俺への礼は?
903吟遊詩人:03/02/02 18:44
>>空飛ぶ青いブラジャー
文は叶姉妹で装飾も安っぽいが、
自宅のプールでビニアを百匹飼ってるって発想はおもしろい
次の展開に期待
904空飛ぶ青いブラジャー:03/02/02 18:44
 ところが肝心のエリスは今フィリピンりバナナ農園で80人の奴隷と
12人の愛人たちと共に「平凡」な毎日を送っている始末。
彼女の生まれつきのクリトリスは、その12人の愛人たちが毎晩交代で
しゃぶってるだろうけど、毎日百回しゃぶったって
8カラットの輝きは出ない。そんなピンクの突起物には
もう1セントの価値だってないさ。
彼女だってそれは十分承知してるはずだよ。
ホントだったら離婚裁判で「8カラットのクリトリス」の
所有権を主張したいとこだけど、そんなことしたら殺される。だろ? 
証人保護プログラムなんかダイエット茶ほども役に立たない。
いくら脳味噌よりオッパイの方が10倍も大きいからといったって
彼女もそこまでバカじゃないさ。だから遠く離れたフィリピンの
バナナ農園と引き換えに手を打ったってわけ。
 ということは?
 10万ドルのクリトリスは、今もボスの家のプールの中。
 ピラニアの腹の底。
 しかもみんなが狙ってる。
 さて、君ならどうする?
905吟遊詩人:03/02/02 18:45
あとビニア→ピラニアだろ
906吟遊詩人:03/02/02 18:52
話がいろいろ飛んで何がなんだからサッパリ。
おれならプールの水を抜いてピラニアが腐るまで待つかなあ・・・
>>906
ファシストのススメの続きはまだ?
ジエンしてないで続き書いてみろよ
908吟遊詩人:03/02/02 18:57
とっくに終わってるわけだが(爆笑
909やなぎ:03/02/02 19:03
ファシストのススメへ

貴様が>>888か?どうしたんだ?貴様はサカリのついたメス猿か?
せっかくだから、>>867 >>870 感想書いとく。
>>867
「この世は、いらないモノが」→文法ミス「この世には、いらないモノが」
「たとえそれが不可抗力であるとしても、彼らはいらないモノだと思う」
 →文法を超越した致命的記述。書き手の人間的欠陥
「自分の運命を呪うほど文化的でなく」→語彙の運用が不適格。「運命」
 と「文化的」の連関が説明不能
「感傷的なたおやかさもない」→推敲不足。要削除。
>>870
全体として、文章の趣旨が読み手に伝わらない。 
「人間の感情として、必然的に出てくるいらない感情」この、極めて偏った
書き手の主観を、読者に納得させる説明が全くないため「一人悩み続けた」
という書き手の苦悩もひとりよがりなものにとどまってしまっている。

結論
僭越ながら、書かせてもらいます。「ファシストのススメ」よ。貴様
は人間的に、ちょっとずれているぞ。マジで気持ち悪いぞ。お前。
910空飛ぶ青いブラジャー:03/02/02 19:06
 ここで私の身分を明かそう。
 私は85分署の刑事。
 今は潜入捜査のためマフィアの一員になりすましてる。
 2年前、私はハリウッドの俳優養成学校に通い始めた。昔アルパチーノ
も行ってたとこ。私はそこで週に35時間、マフィアの喋り方や、
立ち振る舞い、そして彼らの心の動きを読み取るためにフロイトの
精神分析まで学んだ。その間に5年間同棲した恋人に逃げられ、
歯をマフィアっぽく矯正し、葉巻をくわえ、一日に腹筋と腕立てを
1000回して、体脂肪率を5パーセントまで落とした。
今じゃ刑務所言葉もバッチリ。「パンツにゴキブリがくっついてる」って
どういう意味だかわかる? それがわかれば
ブコウスキーと友達になれる。ブコウスキーってのは
ニューヨークで1番デカイ組織の殺し屋。彼は私のことを、こう呼んでる。
 マヨネーズ。
 私がマクドナルドでフライドポテトに、あのコレステロールたっぷりの
黄色いドロドロしたソースをブッかけて食ってたから。
そのせいで彼は私のことをオカマ扱いしやがるが、まぁ、許してやろう。
いずれムショでカマを掘られるのはあいつの方なんだから。
 ここで、もう一度言わせてくれ。覚えてくれよ。
 私の呼び名はマヨネーズ。
 マヨネーズのホントの狙いはブコウスキーのボスをムショにブチ込むこと。
 そして、10万ドルのクリトリス。
 用意はいいか?
 ここからは命の保証はないぞ。
 女房子供がいるヤツは耳を塞げ。世の中には知らなくて
いいことだってあるさ。
 それじゃ、このショーのつづきを始めようか。
コテハンが荒らすなぼけが!
全員消えやがれ!しねよ!
そろそろ持ち込みしてもよろしいでしょうか?
荒れてますな。

>>ブラジャー
雰囲気はイイ!
でも意味不明なところも多少。

>>ファシスト
一番初めの文が差別っぽいな。
「いらないもの」っていうのは止めたほうがいいかも。
でも結構おもしろいと思う…
>>912
カモン!
915名無し物書き@推敲中?:03/02/02 19:18
>>空飛ぶ青いブラジャー
ナイスです。
コマ切れだとわかりにくいです。
まとめて「またり」に載せてくださいね。
 規則正しく枕木を乗り越えていく音。座席の下から吹きあがる暖房。ビリビリと
震える窓の振動。伝わる冷気。
「んぁ?」
 目覚めたとき、そこは普通列車の中だった。貸し切りのような車両のなかに、ク
ラスメイトのみんながいる。長い座席に疎らに座った彼女たちは、それぞれ寄り添
うようにして互いに凭れかかり眠りに就いている。
 何時だろ? 
 腕時計を見る。時計は0時ちょうど。昼だろうか、夜だろうか。
 外が真っ暗だから夜かな? それともトンネルだったのかな?
 大きく伸びをして窓の外を見渡す。車輪からの振動はくぐもっていた。トンネル
で間違いないようだ。ぺたんと火照った頬をガラス窓にくっつける。ひんやりとし
た感触が心地好い。
 ガラス窓の振動に異質なものが混ざりだし、びりびりと震え出す。
(――むこうのほうから電車がやってくる――近付いてくる――)
 瞑っていた目を開く。ほっそりとしたまっしろなひとすじの光が線路をあかるく
照らしている。光はじわじわと太く闇ににじむ。
(――境界では昼と夜とが混ざり合う――)
 外側は鉄製。
 それからガラス窓。
 内部から薄明るいひかりが漏れている。
 みどりいろに生い茂る葉々のむこうから――

 列車のなかみは森林だった。

 枕木を打つ車輪の音がただ、耳に残る――
「ねえ! みんな! 起きて!」
 ただただ静寂を深める音。
「起きてってば……」
 返事はない。
917ファシストのススメ:03/02/02 19:26
>>やなぎへ

おまえ、ブンポウの添削もいいが、自分の文章を冷静になって読んでみろ。
面白いと思うか?おまえのは人に読ませるための文章ではない。
説明的で使い古された冗長な描写。一向に進まないストーリー。
お前の文見てるとイライラしてくる。おまえは、形式ばっかこだわって
中身が全くないように思える。おまえのいうことだけは聞かないようにするよ。
ももも〜
もも ももももも
もも〜 も〜〜 も〜〜〜
919名無し物書き@推敲中?:03/02/02 19:37
>>912
若々しい文ですね。いい感じだと思います。
ただ、主人公が置かれている状況がいまいち分からなかった。
私の読解力がないからかも知れませんが(笑)
あと「んぁ?」が、ちょっと引っ掛かりました。
誰かに起こされているのではなく、自分から起きたんですよね?
ならば「んー……」とかでもいいのではないでしょうか。
ついでに「〜かな?」口調もちょっとしつこい感じがしました。
920名無し物書き@推敲中?:03/02/02 19:39
新スレは950ぐらいですかね?
流れが速いし、もっと早くに立てますか?
921912:03/02/02 20:00
>919
有難うございます。私自身は少し年食ってますので、できれば、少し前に固定ハン
の皆さんが応酬されていたような辛口のものをお願いします。
922名無し物書き@推敲中?:03/02/02 20:13
まず最初に逃げることが思い浮かんでしまった。彼から一歩離れて、状況を出来るだけ冷静に
考えようとした。誰かにここへ来ることを自分は伝えたか?いや気が向いて寄ったんだ、誰も
知らない。彼もこの数十分は自分以外と接してないはずだ。指紋は?どこに触れた?彼の襟、
ドアノブにコップ。そうだ、飲んだ麦茶を片付けないと。自分の髪の毛とかも落ちているかも。
他には?完全に痕跡を消すんだ。いや、へたな事をすると逆効果にはなるんじゃないか?
混乱してきた。何をすべきか頭を落ち着かせないと。ひょっとしたらまだ、と淡い期待を持っ
て倒れている彼の顔を覗き込んだ。目は開いたまま、まばたきさえしない。よだれが口の端か
ら垂れている。息を確かめようと思ったが、そこまで近寄る気にはなれなかった。触れるなん
てもっての他だ。それでも奇妙な確信はあった。彼は死んでる。
時計の針の音が小さな部屋に響いている。急かされている気がした。いつのまにか額に湧いて
いた汗を袖で拭って、乱れた息を落ち着かせた。とりあえず指紋を消すことから始めることに
した。
923名無し物書き@推敲中?:03/02/02 20:14
ここ、今アブナイ人がキタ━━━((゚Д゚)))━━ガクガクブル

http://bbs2.otd.co.jp/24587/bbs_plain
924やなぎ:03/02/02 20:25
>916 912 さんへ
「規則正しく枕木を乗り越えていく音」→主語がほしい。意図的に省いた効果が認められない。
「吹き上がる暖房」→語彙選択ミス。「暖房」を「熱気」へ要変更
「伝わる冷気」→くどいかも。削除した場合との比較が必要。
「んぁ」→不適当。下手をするとこれから出てくるキャラを変な方向に限定しかねない。
○一人称の主語が記述されていないのは意図的なものか?読み手を不安な気分にさせるのでは?
「クラスメイトのみんな」と「彼女たち」との関連を説明して欲しい。女学校なのか?
「トンネルで間違いないようだ」→推敲不足「トンネルの中に入ったようだ」
「びりびりと」→前述「ビリビリと」とダブる。擬音の多用は文章のテンションを著しく低下させる。
 カタカナがひらがなになっても同じことです。

あとは割愛させていただきます。全体的に柔らか味のある記述で、読んでいて疲れたりイライラ
させられないところに好感がもてます。細部に気をつけてください。
お互いにがんばりましょう。 

やなぎの解釈は堅すぎると思う。というか、他人の個性なり
書き方を全く許さない狭量なところがある。
彼のいうとおりに書くと、回りくどく説明的になりすぎる。
それは彼の文章見ても明らか。
>>912はあんまり他人の意見に流されないようにな。
参考程度に聞いとけばいい。
>>879
 句読点の打ち方に自分なりのセオリーがありますか?

>>長髪を金色に染め、いつも迷彩服を着て、黒いブーツを履いている若い
店長が、いらっしゃいませ、と、たいして広くもない店の中に入ってくる客を
睨みつけるようにしながら声を掛けてくるが、声質は意外にも美しいテノー
ルで、風采とのアンバランスさが笑えると、その声を聞くたびに渡辺は思う。

 この文あたりが最も特徴的だと思うが、かなり読み難い。文章の長さもだが、
句読点の打ち方も原因のひとつだと思う。部分修正だが、俺かほぼ同じ内容
の文章を書くなら下のようにする。文体の問題もあるから、どちらが良いとは
一概には言えないが、参考までに。
 店長の描写が羅列になっているから実際はもっと変更するが。

 広くもない店に客が入ってきた。「いらっしゃいませ」と、迷彩服と黒いブーツで身
を堅めている長い金髪の店長が声を掛ける。その目は睨みつけているようだが、声
質は美しいテノールだ。「風采とのアンバランスさが笑える」と、その声を聞くたびに
渡辺は思う。
 
927名無し物書き@推敲中?:03/02/02 21:04
>>926
いいね。
柔らかくなったし読みやすい。
やなぎさん、緊張感のある長い文は、
緊張感のあるシーンのみの使用でいいと思うんだけど、どうでしょうか?
928名無し物書き@推敲中?:03/02/02 21:10
age
やなぎはもう駄目だと思う
930やなぎ:03/02/02 21:14
>>926 >>927
ご指摘、ご意見、有難うございます。
ご意見の内容は、いろいろと考えさせられる部分です。
勿体を付けて、お恥ずかしい限りですが、レスは日を改めて書き込む
こととさせていただきます。失礼いたします。
931名無し物書き@推敲中?:03/02/02 21:55
そろそろ新スレ?
932名無し物書き@推敲中?:03/02/03 00:29
950とった人が新スレでいいんじゃないかな?
933名無し物書き@推敲中?:03/02/03 01:02
批評、お願いします。

 固体のような空気が肺の奥の奥からせせり出る。ゴツゴツとした空気のカドが、
咽喉をしこたまに痛めつけやがる。空調機の放出する熱風が容赦なく頬に吹きつけ、
汗がサランラップのように身体を包み込んだ。脳が蒸発しちまいそうに熱い。
 襟口を捕まれると鼻頭に三発食らって、俺の身体はザリザリとする壁の表面を滑
り落ちた。シャツがめくれあがって、背中が擦り傷でじゃりじゃりになる。天も地
も渾沌と入り混じってなにがなんだか分からぬ間に、アスファルトの地面にしたた
かに身体を殴り飛ばされる。思わず咳き込むと肋骨のあたりに鋭い痛みを感じた。
ハハッ、折れてら。手のひらを見ると血の入り混じった痰が、小汚くへばりついて
いた。
 拭い去ろうと地面にこすりつけた手を、フレームサイズ430のタイヤが轢いた。
ダウンヒル用のゴツゴツとした硬いリムに、俺の華奢な指は乾いた音をたててポキ
リと折れた。最悪だ。
「ごめん、大丈夫?」
 27段シフトの素敵なバイクは、素晴らしくよく効くディスクブレーキの冴えを
見せびらかすように鮮やかに後輪を滑らせて止まった。俺はみじめったらしく地面
に這いつくばったまま、恨みがましく自転車を見る。
「お前の目は節穴か」
「よく見えなくて。鳥目なんだ」
 言い訳するように彼女(中学生か高校生ぐらいだ)はライトを俺のほうに向けた。
無神経な白い光は、俺の視界を容易く奪う。自転車用の細い電灯だ。発電式の不恰
好なやつとは光源の強さが段違いだ。視神経がチカチカして涙が出た。視界に黒い
影が残る。
934名無し物書き@推敲中?:03/02/03 01:15
「とんかつ定食」俺は茶を運んできた、割烹着姿の50がらみ
のおばさんに、ぼそっと注文した。
「とんかつ一丁〜」おばさんはやる気のない、間延びのする甲高い声で厨房に
向かって俺の注文を伝えた。
店に置いてある、既に油とソースや醤油、そして手垢で汚れてくちゃくちゃになった
スポーツ新聞の、どうでもいい芸能人のどうでもいい仕事の話を斜めに読みながら
とんかつを待っていると、厨房から、チーン、という、レンジで何かが暖め終わった
あとの例の音が聞こえてきた。嫌な予感がした。
チーンの音から1分もしないうちに、やる気のないおばさんが、やる気のない、
揚げたてでもない、ふやけたとんかつを俺のテーブルに運んできた。
とんかつよりも、キャベツの方が新鮮に見えた。皿の縁にからしが付いていなかったが、
からしを頼むには気が引けたし、からしをつけるほどのとんかつでもないだろう。
何しろ、チーン、だから。
俺は今年で32歳になる。いまだに童貞だ。
ふやけたとんかつを食うにふさわしい男なのかも知れない…。
935名無し物書き@推敲中?:03/02/03 01:17
2ちゃん閉鎖される前に何か文章書くか
936代打名無し:03/02/03 01:27
>>933
一読したが、状況が把握できない。「襟口を捕まれると鼻頭に三発食ら」わせた奴
は何処に行った?
937756=799:03/02/03 01:40
土日も仕事だよーん.亀レスすまそです

>>805-810
情景かストーリーどちらかはきちんと書かないと
読む人いないということですね

>>819=820=763
>>すまん、ちょっと言い過ぎたか。
あ,そんなお気になさらずに.
指摘されてみると,意味が何通りにもとれますね
自分では気がつかなかった

>>822
私も心小文()<>ー『』全部みたことあります
938名無し物書き@推敲中?:03/02/03 01:41
>>879
主人公である客は女性なのか男性なのか読者には判らない。
夜勤明けなら交代制の看護婦(今は看護師)も考えられる。
その客が店長の外見をかなり意識しているので、客が男なら
ホモの気がある。客が女なら、また意味合いが違ってくる。
読んだ後、もやもやが残る。性別くらいハッキリさせっ!w 
939756=799:03/02/03 01:46
>>829-831
たしかに語尾繰り返しうざいですね

>>小手先で描写を変更するよりも、
>>もう少し他人の小説を読んで、スマートな日本語描写を身につけることが必要。
はい,読む量不足しているのは自分でもよくわかってます

>>擬音の人たち
個人的には擬音ばんばんでてくる新堂冬樹も好きなのですが
私は初心者なのであまり擬音には深入りしないようにしてます
940825-826:03/02/03 02:25
>>835
亀レスでごめんなさい

批評、有り難うございます。凄く参考になりました。
会話の間に文を挟むと読みにくいですね。
自分でも、読み返してみてテンポの悪さにビックリしました……。
適当なストーリーを作って、会話と地の文のバランスを取る練習をしてみようと思います。

またお世話になる時は、宜しくお願いします。
管理人とかと話していて
荒らしをどうするか
人大杉をどうするかとか
いろいろ議題はあるですよ。

なんだかんだ言っても「閉鎖が一番簡単なことなんじゃないのー」
なんてね、ちょうど春には閉鎖という話ですし。

そういう話になってしまえば
荒らしをどうするか なんてのは2度と話題にはのぼらないですよ。
942名無し物書き@推敲中?:03/02/03 04:01
>>942
誤爆?
943名無し物書き@推敲中?:03/02/03 04:01
何で自レスしてるんだ
>>941ね。
944名無し物書き@推敲中?:03/02/03 06:56
 ずっと前、まだ私が中学生くらいの頃、自殺に失敗して生き残ってしまうことは
死ぬより辛いことだと書いてあった。
 
 私はつい先日自殺に失敗した。病院のベッドで目が覚めたら家族が皆集まってい
た。母は泣きながら私の頬を平手打ちして病室から出て行ってしまった。残された
父と兄二人が無言で私を見つめていた。
「莫迦」
 長い沈黙のあと上の兄がぽつりと言って、母と同じように病室を出て行く。また重
たい沈黙が病室内を支配する。重たい空気に耐えかねたのか父と下の兄も病室から出
て行った。
 一人になって初めて私は現実を認識する。病院の青白い壁に囲まれた静かな部屋が
私を責めているような気がしてきた。自然、涙が溢れてきて嗚咽が漏れる。苦しい。
少なくとも私は家族から必要とされているのだ。こんなに愚かな自分を必
要としてくれてる人がいる。それだけで私はもうここから消失してしまいたいと思う。
だって私は彼らの思うような私ではないのだ。それに私はまだ死を求めている。消え
たい。無くなりたい。消滅したい。私はもう一秒だって私を求めていないのに家族は
私を求めている。涙が止まらない。真っ白な布団にぱたぱたと音がするほどに涙が落
ちてゆく。苦しい。
 それからずっと泣いて、夜。暗い病室でまだ涙が止まらなくて。結局私は一睡もし
なかった。次の日、父が迎えにきて退院した。車のバックシートでまた泣いた。父は
ただ無言で車のハンドルを握っていた。
>>944
最初の一文からして変。「書いてあった」に向かう言葉がない。
本に書いてあったのか壁に書いてあったのか黒板に書いてあったのか
友人のノートに書いてあったのか読み手にはわからないでしょう?
そんで主語(この場合「私」)の省略はまあいいとしても、述語も
省略しちゃあ、文の体裁を成さない。
(〜が)、いつ、(どこで)、何を、(〜どうした)
いつなにを、しかない文になってる。とりあえず
>死ぬより辛いことだと書いてあるの(「を」見た)。
の形にしなきゃ。
出だしから基本的な部分でこけると、仮に後がきちんと書かれていても
読んでもらえなかったり、見くびられたりしかねない。

>「莫迦」
これ、今ではあまり一般的ではない。普通に「馬鹿」じゃないと
それ以外の文とミスマッチだと思う。
しいて「莫迦」を使うには、そうする必然性がないとね。
全体に固い文なのだから >重たい〜 も 重い〜 
に置き換えた方がいいよね。あるいは「重圧」とか。
とりあえず、表現の統一性が欲しいところだ。
946代打名無し:03/02/03 15:17
描写の焦点は店長なんだから、客が男だろうと女だろうとどうでもいいと思うが?
947吟遊詩人:03/02/03 18:42
木村○哉X窪塚○介、架空対談(司会進行、吟遊詩人)

木村○哉(以下T)「はじめまして。」
窪塚○介(以下Y)「はじめまして。」
〜今日は今最も輝いている男というテーマで、仕事、夢、家庭、遊びなどについてお二人に
熱く語ってもらいたいんですが。まずお二人は芸能界という厳しい世界で仕事をされてい
るわけですが。やっぱり仕事に対するポリシーみたいなのはあるわけですか?
T「う〜ん、ありますよ。それがなくちゃやっていけないですよ。例えばウンタラウンタラ。
 窪塚君はどう?」
Y「同じですね。僕もそうです。」
〜なんかつまんないっすね。木村さん、ぶっちゃけでいきましょうよ。窪塚さんは
叶姉妹のお姉さんとやったの?
Y「・・・・」
T「おい、なんなんだよ、これ」
〜いや普通にやってもつまんないだけでしょ。いちいちやらなくても、僕の想像で
書けますよ、そんなの。せっかくお二人がここに来てもらったんだから、来てもらった
意味があるものにしたいんですよ。
Y「おもしろいね。いいですよ。やりましょうよ。」
T「ふざけんな。おれは帰る」
948吟遊詩人:03/02/03 18:44
だれか>>947の続きをリレーしてみ。
原則として木村○哉は帰しちゃダメ。
木村○哉X窪塚○介、架空対談だからね。

スレ違いです。
950吟遊詩人:03/02/03 18:49
訂正
叶姉妹のお姉さん→叶姉妹のお姉さんの方
951名無し物書き@推敲中?:03/02/03 19:21
>>948
ここは批評スレ。リレーは板違い。

>>950
あなたが950踏んだので新スレ希望(暗黙のルール)
952名無し物書き@推敲中?:03/02/03 19:23
スレ汚し失礼します。
http://live.2ch.net/test/read.cgi/festival/1043851767/
今、このスレで
http://blatt.hp.infoseek.co.jp/
このサイトが大流行。皆さんぜひ逝ってみてください。
そして10万ヒットを目指しましょう。
よろしくおながいします。
失礼しました。
953名無し物書き@推敲中?:03/02/03 19:23
新スレ立てようか?
ヤシに任せておくのは心配だしなー
っていうかカエレ!
954:03/02/03 19:29
955名無し物書き@推敲中?:03/02/11 13:10
土偶にしては私は巨大な陰茎の先のアナログの大根焼きの夢の朝の神話時代の千枚通し修飾語変わりのわすれおかま帝国。
956名無し物書き@推敲中?:03/03/04 16:52
あんちゃあああああああああああああん
957名無し物書き@推敲中?:03/03/04 16:53
じょうちゃあああああああああああああん
958名無し物書き@推敲中?:03/03/08 00:19
新スレ落ちていますね…
959名無し物書き@推敲中?:03/03/08 00:20
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1045655332/
ごめんなさい、ありました。
960名無し物書き@推敲中?:03/03/08 19:58
シュガーシュガー
961名無し物書き@推敲中?:03/03/08 19:59
シュガーシュガーシュガー
この手のスレってもう無いのでしょうか?
推敲に協力して欲しいのですが、どーしたもんか。
ありとかに上げるにも、未熟な話を載せるわけにもいかないので
新スレ立てレ!!!
しばらくすると、また無性に駄文を煽りたくなる
964名無し物書き@推敲中?:03/03/13 01:25
あげとくぞ
このスレ消化する前に自分で新スレ立てたいんですが
なにぶんこの板に来て2日目なんでいまいち空気が読めねっす
つう訳で誰かヨロシクとか言ってみるテスト
967list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 17:24
「…………」
「……はぁ」
「……うん」
「……そうか」
「……ごめん。電池が切れそうだからじゃあね」
「…………」

スレ消化
968list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 17:27
「香奈!!」
一転、歓声が悲鳴へと変わる。
車のクラクション。それに続く自転車のブレーキ音。
――鉄と鉄がぶつかり合い潰れる音。
僕は呆然と立ち尽くすまま……。
しばらく経ち、近所の人々のざわめきが聞こえてくる。

スレ消化
969名無し物書き@推敲中?:03/03/13 19:06
食べなければ生きていけない
970list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 19:22
足をとめて、空を見上げると。
春の香りで私を包んでくれる――そんな水滴が空から落ちてきました。
私は黄色い傘を開いて、スキップをしながら家に帰ります。

スレ消化
971list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 20:02
「そっか……私の事は遊びだったんだ」
「当たり前じゃないか、援交をしているような女と俺が付き合うわけないだろ」
「好きだって言ってくれたのに……」
「君はただの金づるだよ」
「――ひどいよ。私、あなたの為に体を売っていたんだよ」
「そんな事は知らねえよ。言うことを言ったんだからはやく消えろ」

スレ消化
972list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 20:05
風も動かぬ静寂の中、桜姫は剣を構えていた。
「…………」
「…………」
観客は月と星。
「佐納丸――あなたが仇だったなんて」
さきほどから柄を握り、どちらも微塵の動きも見せない。
「言えなかった。君に嫌われたくなかったんだ」

スレ消化
973list ◆FHLyPS5192 :03/03/13 20:17
私も作品を投稿していた――まぁ手の内を見せないレベルのものばかりだが。
文章の一部分に表現的に曖昧なものを入れて、激論を交わしたりもしたものだ。
アマも……、プロも……、編集者も……。
実質的に階級社会である日本の中で、唯一全ての人間が平等に扱われる場所。
今、昔に投稿した文章を見ると赤面どころではない。

スレ消化
974list ◆FHLyPS5192 :03/03/14 16:16
「あ、あなたが悪いんだよ。私以外に女を作るから」
「……ちがう。あれは君に秘密で旅行のプランを決めていたんだよ」
「うそ……」
「……本当だよ」
「私。わたし――」
「グッ 救急車をよんでくれるかな…、ま…だ。まに…あうとおもうから……」
「隆? 返事をしてよ」
「…………」
「いやーーーーーーーーー」

スレ消化(新スレ立てたほうがいいかな?)
975名無し物書き@推敲中?:03/03/14 16:30
死は新しい人生のはじまり
976list ◆FHLyPS5192 :03/03/14 16:34
突然の事に驚きの瞳を浮かべる麻里。
「――嫌だった?」
「ううん……そんな事ないよ。とても嬉しい」
目を逸らしポツリと呟く。
夕焼けに染められた教室――そして二人。
「……ねぇ。麻里」
「うん」
「もう一度、キスしていいかな……」
「――いいよ」

スレ消化(sage進行でよろしく)
978list ◆FHLyPS5192 :03/03/15 16:56
「ニャハ♪ライお兄ちゃん」
「今日はご機嫌だね」
「うん。だってハイキングに行けるんだもの〜」
「そんなに喜ばなくても、友達といつでも行けるじゃないか」
「17歳で私より2つ年上のライお兄ちゃんと一緒に行くのが嬉しいの!」
「なんで説明口調なんだ?」
「えっ。そうかな?髪が黒くて身長は170cm位のライお兄ちゃん」
「……思いっきりね」
「メイ、説明っぽい喋り方をしてるかな?私以外の女の子とまともに話
すことも出来ない初心なライお兄ちゃん」
「…………」
「怒ったの?冗談よ。その割には女の子に言い寄られる色男なライお兄ちゃん」
「――結構傷ついた」

スレ消化(自分で書いて寒いと思ったのも久しぶりだw)
979list ◆FHLyPS5192 :03/03/15 17:03
「君の事を好きになっちゃったかもしれない」
「えっ…もう一回言ってくれる?」
唐突に発せられた言葉に戸惑う少女。
「麻里の事を好きだと思う」
「あっはは。ちょっと笑えない冗談だよ」
「本当なんだ……冗談じゃないから」
「――えっ、私を好きになってくれたの?」
「うん」
「だけど、乱暴で…料理も下手だし、それに……絵里より顔もブスだし」

スレ消化
980list ◆FHLyPS5192 :03/03/15 17:07
 元々は文学作家志望であったが、先輩であり、師匠である小説家の末原先生に
「お前は大衆文学の方が向いているぞ」と言われたのがきっかけでライトノベル
と言う未開拓状態の大衆文学に取り組むようになる。
私が新人賞を取った時は末原先生は苦笑いを浮かべ。
「名声より、実利を取ったか。大衆文学といってもお子様小説は……」
と揶揄されたものだ。
(ライトノベルを文学ではないと馬鹿にしている末原先生を含め、作家どもを
いつに日にかあっと驚かせてやる)とその当時は思っていたのだが。
実際にその世界に入ってみると 『文章よりも萌えなキャラクター』、『精密
な設定より派手な殺陣』が売れる傾向にあり。

スレ消化
981名無し物書き@推敲中?:03/03/20 16:49
すばらしい
982ネットdeDVD:03/03/20 16:55
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下手糞だろ(゚Д゚)What?
>>list
日本語が不自由なくせにラノベ作家目指すな、と。
985list ◆FHLyPS5192 :03/03/20 17:28
>>984
「なんで……。 そんな事を言うんですか?」
「その無責任な発言によって、1人の作家志望の未来を摘む事になるんですよ」
「僕は。 ――僕はそんな煽りに負けません」
「ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァーーーーーーン!!!」
986list ◆FHLyPS5192 :03/03/21 15:38
■外見
・二重でキリリとした碧色の瞳
・黒髪で肩にかかる程度のセミショート
・華奢な体型
・目が悪いので口径の小さい眼鏡(赤)を普段は着用
・服装は別枠記載

スレ消化
全然真面目な批評じゃねぇのが大杉・・・・・・
嘲笑コメントだけなら、生姜臭ぇにもできるわなぁ・・・・・・
988list ◆FHLyPS5192 :03/03/22 14:40
>>987
まぁ――ある意味でネタスレだから、不真面目な批評の方がいいんじゃない?
書く側だって不真面目(手抜き)な文章を書いているのがほとんどなんだし……。

みなさんはどうでしょうか?

――と999GETに向けてネタ振りをしてみる。
989tantei:03/03/22 14:40
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>>988

> まぁ――ある意味でネタスレだから
ネタスレやったんか!

> 書く側だって不真面目(手抜き)な文章を書いているのがほとんどなんだし……。
わざといい加減な文章アプしてるんか、皆の衆は?
全力で書いてあれかと思った!
991list ◆FHLyPS5192 :03/03/23 15:21
>>990
あくまでも2chの一般論での話です。
(どこでデータを取ったのかとか? 厨房的質問はやめてね)
listの場合は本気での投稿ですよ。まぁ文法とかは構ってませんが(ぉ

はぁ……999GETへの道は遠い。



992よろしくさまんさ:03/03/24 01:06
目が覚めると、午後10路を回っていた。
寝たのが午前4時過ぎだったから、16時間近く眠っていた事になる。
また、休日を睡眠で潰してしまった。
その事で、気分が鬱になってくる。
最近の休日はほとんどこんな感じだ。
平日が忙しいので、休みの日は寝ていたいという気持ちがあるのだが、
いくらなんでも12時間以上寝ているのは自分でも異常なのではと思う。
どこかに病気でもあるのだろうかと不安にもなるが、寝続ける事以外に体の異常はない。
こんな生活サイクルになってしまったのは何でだろうか?
もともと自分は夜型の人間だった。
日中の明るい太陽の下に出ると、まぶしさで目が開けられなかったり、
頭がガンガンと痛くなってくる体質だ。
これまでの休みの日は、夕方くらいになると目が覚めて、それから街に出かけブラブラと
時間を潰すと言うのが何年も続いていたのだが、
正直、街に出かけても回る店は同じなので飽きてしまったというのもあるだろう。
金に余裕があるわけでもないので、出かけたら金を無駄に使うのが解っているので、
そして、買うものは本くらいなものなので、近所の本屋で間に合ってしまうから、
と言う事も出かけなくなった一つの理由かも知れない。
993よろしくさまんさ02:03/03/24 01:08
しかし、最大の理由はインターネットだろう。
仕事から帰るとすぐにパソコンの電源を入れ「2ちゃんねる」に繋ぐ。
それは眠くてフラフラになり、握っているマウスを机の下に落としてしまうまで続く。
それか、イスから落ちそうになるまで続く。
そこまでやることないじゃんと言う気持ちもあるのだが、他に何もない私にとってネットは、
今では全てになってしまっている。
これはもう、ネット依存症とも言えるのだろうが、
他に何もない私にとっては依存症を受け入れるしかないのだろう。
それは諦めだろうか?
ところで皆さんは自分の人生を振り返ってみて、
「自分の人生はこんなもんじゃないはずだ。もっと満ち足りた人生のはずだ」
などと考えることはないだろうか?
私は良くあるのだが、その反面、
「そんな事を考えている奴の人生は、だいたいこんな人生だ」
とも考えるのです。
このまま歳を取り、何かが足りないと考えながら朽ち果てて死んでいく。
そんな自分の最後が見えてしまっている事に絶望を感じますが、
自殺という手段を選ぶ気にはなりません。
かっこわるいじゃないですか、逃げたみたいで……
と言う事で、絶望視ながら生きていくしかないのだと思ったりする今日この頃。
994名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:34
じゃん のところは括弧で括った方がよくない?
995名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:45
ので と から も多いかな
996名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:49
この主題なら、エッセイより物語にしたほうがおもしろいと思う
皆さん に問い掛けて以降が能弁過ぎて違和感を感じた
997名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:50
オチも弱いし
998名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:51
それじゃ
999名無し物書き@推敲中?:03/03/24 09:52
次スレよろしこ
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