世界文学史上に燦然と輝く3大傑作長編
1 『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー・露)
2 『戦争と平和』(トルストイ・露)
3 『葬送』(平野啓一郎・日)
937 :
吾輩は名無しである:03/03/27 11:38
↑
なんか一つドサクサに紛れて仲間はずれが混じってるぞ!
938 :
吾輩は名無しである:03/03/27 11:47
世界文学史上に燦然と輝く3大傑作長編
1 『阿呆物語』(グリンメルハウゼン・独)
2 『堕落百姓』(レチフ・仏)
3 『葬送』(平野啓一郎・日)
939 :
吾輩は名無しである:03/03/27 12:08
【設問】以下は、文学部の教授と学生の会話である。
3人の学生の中で誤った発言をしている者を選択せよ。
教 授:今日のゼミは世界文学史上、傑作とされる作品について論ずる予定ですので
君たちにまずは一つずつあげてもらおうかな。
学生A:はい、僕はやっぱりドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』
が最高傑作だと思います。
教 授:Bさんはどう思いますか?
学生B:そうかなあ。私はトルストイの『戦争と平和』の方が
傑作の名に値すると思いますけど。
教 授:C君はさっきから黙っているけどどうなんだい?
学生C:みんな何言ってるんだ。平野啓一郎の『葬送』が一番に
決まってるじゃないか。そんなの火を見るより明らかだけどなあ。
野崎さんの『葬送』評はけっこう面白かった。翻訳者らしい評で
ここで取りざたされている文学的位相の優劣ではなくごく端的に
方法的な観点というか訳者からみた仏語との対比が明確に説明されて
てなるほど、と思った。
941 :
吾輩は名無しである:03/03/27 12:24
えっとねごめん忘れちゃったw。なんかの雑誌だった。文芸誌だよ。
文学界だったかなあ。探してみる。
ありました。文学界12月号。しょっぱいドライブが掲載された号だね。
文學界 2002年12月号 野崎歓 掲載p350-352
944 :
吾輩は名無しである:03/03/27 12:51
>>943 サンキュ(バックナンバー売ってなさそ)
945 :
吾輩は名無しである:03/03/27 13:26
946 :
吾輩は名無しである:03/03/27 13:50
世界文学史上に燦然と輝く5大傑作長編
1 『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー・露)
2 『戦争と平和』(トルストイ・露)
3 『失われた時をもとめて』(プルースト・仏)
4 『ユリシーズ』(ジョイス・英)
5 『葬送』(平野啓一郎・日)
947 :
吾輩は名無しである:03/03/27 13:55
↑
なんか一つドサクサに紛れて仲間はずれが混じってるぞ!w
948 :
吾輩は名無しである:03/03/27 14:03
>>940 野崎歓氏の「葬送」評で、漏れが覚えている部分
・構造主義だのポストモダンだのが登場する前の“古きよき時代”の
仏文学者たちによる翻訳ものを読んでいるような感じがする
(明らかに皮肉)
・ドラクロワの手法で今日絵を描いて意味があるのかどうか。
それと同じことではないのか。
949 :
吾輩は名無しである:03/03/27 14:17
世界文学史上に燦然と輝く5大傑作長編
1 『阿呆物語』(グリンメルハウゼン・独)
2 『堕落百姓』(レチフ・仏)
3 『パミラ』(リチャードソン・英)
4 『アンクル・トムの小屋』(ストウ・米)
5 『葬送』(平野啓一郎・日)
951 :
吾輩は名無しである:03/03/27 15:42
>>948 図書館に逝って来たが無かった。やれやれ。
952 :
吾輩は名無しである:03/03/27 15:55
ピラノ啓タソ、4月20日三省堂でサイン会決定!!
953 :
吾輩は名無しである:03/03/27 16:02
平野啓一郎とといて(『日蝕』『一月物語』『葬送』)
M・ナイト=シャマラン監督(『アンブレイカブル』『サイン』)ととく。
そのこころは?
思わせぶりに描く天才。
954 :
吾輩は名無しである:03/03/27 16:08
>>953 一作目で話題をよんで、だんだん力が尽きて
三作目で叩かれたところも似ている?
955 :
吾輩は名無しである:03/03/27 16:22
>>953 >平野啓一郎とといて
かけての間違いねw
956 :
吾輩は名無しである:03/03/27 16:27
957 :
吾輩は名無しである:03/03/27 16:30
全然上手くないと思う。
だって両方人間でモノ作りの職業でしょ。
なにもかけてねーじゃん。
ただ風評が似ているだけ。
文学板なんだからもっと捻れよ。
958 :
平野関連のスレッドを一本化しておくれ。:03/03/27 16:41
なになに、「高瀬川」の単行本が出る。
モデル問題のスキャンダルがらみで売ろうと、講談社は考えているのかな。もしそうだとしたら、嫌な了見ですね。
しかしあれって,本当に私小説なんですか。違うでしょう。出来の悪いフィックションなんでしょう。モデル問題なんかありゃせんでしょう。
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < 平野君の『葬送』は一行のボオドレエルにも若かない
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
/ |
960 :
吾輩は名無しである:03/03/27 21:22
961 :
吾輩は名無しである:03/03/27 22:53
平野の作品を無理やり世界文学史(というか欧州文学史)に
位置付けるなら
トルストイやドストエフスキーではなく
ジャン・パウルやシャトーブリアンの近くということになろう
これも誉めすぎかも知れないが
962 :
吾輩は名無しである:03/03/28 00:09
平野くん津島さんみたいに賞を取りまくれっ!!
『狐を孕む』芥川賞候補
『草の臥所』泉鏡花賞受賞
『光の領分』野間文藝新人賞受賞
『黙市』川端康成文学賞受賞
『夜の光に追われて』読売文学賞受賞
『真昼へ』平林たい子文学賞受賞
『風よ、空駆ける風よ』伊藤整文学賞受賞
『寵児』女流文学賞
『笑いオオカミ』大佛次郎賞受賞
『火の山』野間文芸賞&谷崎賞受賞
>>962 『葬送』は、津島佑子の『火の山−山猿記』と比べたら谷崎潤一郎賞無理そうだけど、
川上弘美の『センセイの鞄』と比べたら獲れてもよさそうな気がするw
それに、谷崎賞もらえれば他の賞はもう必要ないんだけどね。
964 :
吾輩は名無しである:03/03/28 13:13
>>939 >>953 アハハハハハ。愉快、愉快。
短篇集のタイトルは、収録作品のうちから一番出来の良いのを使うのが通例。
それなのに近々出る予定の本のタイトルが、なんと「高瀬川」!
かくしてここから得られる結論は、次の通リ。
信じられないことだが、作者も講談社も、「高瀬川」を駄作だと自覚していない。それどころか自信作のつもりでいる。
965 :
吾輩は名無しである:03/03/28 13:32
>>964 「高瀬川」が一番ましだってことじゃないのか。
「氷塊」などのほうがもっとひどいんだろう。
「高瀬川」ベストセラーの予感・・・w
967 :
吾輩は名無しである:03/03/28 15:24
提案として新スレたてるんだったら、〜平野啓一郎「高瀬川」山積み〜にしたら。
これ以上平野スレはたてないでください。
970 :
吾輩は名無しである:03/03/28 15:42
他のスレあるしまだいいだろ。
いつのまにか次スレが勃ってます
846です。
近代日本文学史上、三島由紀夫ほど“美”にこだわり、“美”というものに執着し、
“美”と格闘した作家はいないだろう。彼の絢爛たる美文の数々はその努力の結晶であると思う。
そして、平野啓一郎という作家もまた、三島同様 “美”というものに異常なほど執着し、格闘しているように思われる。
その点において、1970年以降の作家で三島を引き継いだものは紛れもなく平野であり、
「三島の再来」との評価も的を射ているように思う。
想像するに、平野は三島から文学が一つの美たり得ることを学んだのであろう。
そして、その瞬間から三島に睨まれ、彼の絶えざる監視を感じ、彼に無限の責任を感じているのであろう。
続き。
平野は三島についてこう語っている。
「三島由紀夫という作家は、天才を自覚し、自ら天才らしく振る舞うことを好んだ数少ない本物の天才であった。
その作品は古典となることを予定して書かれ、その通り古典となった。我々は、三島を読まねばならない。
美点に於てしか学ぶところのない作家は凡庸だ。彼等の作品は、ただその美点が成功を収めた時にだけ読むこととしよう。
天才は欠点に於てすら多くを語る。・・・三島は依然として一つの事件である。
同時代に生きた者のみならず、あとから遅れてやって来る者達をも永遠に巻き込み続ける一つの眩い事件である。」と。
↑
トリップつけることにしました。
976 :
吾輩は名無しである:03/03/28 23:04
>>973 三島の再来かどうかは別として、また成果をどう見るかは別として、
平野が「美」に執着し格闘しているというのは、間違っていないだろうね。
少なくとも、あなた自身が前のほうのレスで書いていた
トルストイだのドストエフスキーだの、「神とは何か、人間とは何か」だのに
比べれば、はるかに穏当な平野評価だな。
>そして、その瞬間から三島に睨まれ、彼の絶えざる監視を感じ、彼に
>無限の責任を感じているのであろう。
あのー、バカですか?
978 :
吾輩は名無しである:03/03/29 01:26
ありえんなんでこんなに過大評価できるんだ?
979 :
吾輩は名無しである:03/03/29 01:27
イメージです
980 :
吾輩は名無しである:03/03/29 07:14
981 :
吾輩は名無しである:03/03/29 07:22
本屋で見たけど・・・
なんかわざとつまんなくしてはいないか、高瀬舟もとい川。
しかもなんなんだあ!あのインチキみたいな詩は!いかんなあ、いかんよ。
このままではいかんなあ、鶴田と結婚するって言ってたからなあ、自棄気味なんだろうなあ。
983 :
吾輩は名無しである:03/03/29 18:10
ところで藻まいら、山田悠介についてどうおもってんのよ?
「聖」とか「美」とかサブカルチックにインチキ言ってるのがギリで救いだったのに
普通に地味な文学をされるとツマランよ