あなたの文章真面目に酷評しますPart19

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※過去スレ、約束事は>>2-5あたり。
■投稿する人へ
 あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のHPの直アドレスやまたり文庫などの投稿サイトをさらすのもあり。
 投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。
 もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。
 辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

※※ 最近晒しやいたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩が増えてます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見れる『隠し』でもかまいません。
■批評する人へ
 批評への参加は自由です。
 当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
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※原稿入力時の約束事テンプレート

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
--------------------------------------------------

注 新スレが立ったときはローカルルールの「行き場の無い作品の発表」の
  リンク変更申請を批判要望板で頼むようにしましょう。

投稿者および批評者は、トリップをつけた
コテハンを名前欄に明記することを推奨(騙り防止のため)。
偽物を気にしないなら無しでもあり。

トリップの付け方
名前欄に記入した名前の横に、#@@@@と入力する。
@には任意の数字が入る。つまり、4桁の数字が入る。
これはコテハンの偽物として出没する荒らし対策
としてである。これで個人認証がつくわけ。

新スレ立てたけど、次は>>1には、

※過去スレ、約束事は>>2-6あたり。

としてくれ。過去スレを全て一度に書き込みできなかったんだよ。
ABoneで>>2以下をカキコしたせいかもしれないけど。

まあ、そろそろ過去スレも省略するときかね?
>>1
お疲れ様です。
>1乙です。
いずれ「トリップの付け方」とかの表記は改稿したほうがよさげですな。
実情はほとんどみんな名無しだってのもあるけど…。
>>1
お疲れさまです。
age
12名無し物書き@推敲中?:04/06/19 15:57
上限が1000って少ないなあ。6000ぐらいどどんと書きたいものです。こういう回転率のいいスレはね。
13名無し物書き@推敲中?:04/06/19 16:44
上手な文章を書きたい。教えて。
http://okinawa.machi.to/bbs/read.cgi?BBS=okinawa&KEY=1087611459
14作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:13
ケータイからなので、250字以内しか書き込めません。細切れになって申し訳ないが投稿させてもらいます。えー全部で9レスあります。すんまそん
15作者:04/06/19 17:15
「蝸(かたつむり)」
 石塀にぺたりと張り付く蝸を一匹見付けた。
 角もヤリも目玉も出てない。円いくるくる巻いた殻だけが、ぺったりと我が家の石塀に張り付いているように見える蝸。
 俺は石塀を横目に見ながら、会社に出勤するため、裏庭のガレージに向かった。
 会社に入社してから五年が経っていた。
 同僚の中には結婚しているやつがいる。もう子持ちのやつも居る。
 高卒のやつも大卒のやつもいるが、多少の差こそあれ、給料はさほど変わらない。
9レスも誰が読むか糞馬鹿、考えろ。
17作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:16
 時々、社内野球の練習に行ったり、小言を受けながら残業したり。そうやって毎日が過ぎていく。
 目標を見付けられず大学を中退して、言われるままに今の会社に勤めている俺だった。
 俺は時々大学時代の友人たちを思い出す。
 皆理想に燃えていた。金にもならないサークル活動に必死に打ち込んだり、学問に徹夜で議論したり。
 なぜあんなに稼ぎにならないことに一生懸命になれたのか分からない。
 今の俺は、仕事だから、何とかやっている。金になることだから、ノルマを果たすためだけになんとなく働いている。
18作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:17
 俺はふとさっきの蝸を思った。俺はまるであの蝸みたいだ。
 特に行き場を思いつかないから成り行きにまかせてへばりついている。この会社と自分の実家に。
 あの蝸は自分だ。


 その日の昼休み、俺は忘れ物を取りに来るか何かで、一旦家に帰ってきた。
 なんとなく石塀を見上げた。すると、居た。
 蝸の奴は今朝とまったく同じ場所にこびりついていた。
 ちょうど真昼の時分。蝸のくっついた石塀の上には自宅の建物の、短い影が落ちている。
 塀のほとんどの部分は日なたにさらされている。
19作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:18
 しかし蝸は、ほんの少ししかない日陰の部分に上手い具合に入っていた。
 呑気に眠りこけているように見えて、実は計算づくでこの場所に居るのだろうか。
 蝸は俺だ、再びそう思い、なんだか俺は少しうれしくなった。
 他にも安全な日陰はいくらでもあるだろうのに。こいつはわざわざ、陰から出るか出ないかのぎりぎりの所を見定めてこんな危険なところに居座っている。
 中々狡猾な奴だ。
 自分にもこいつのようなしたたかさがあるのだろうか、そう考えると、なんだかうれしくなったのだ。
20作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:20
 半時間ほど家で休んだあと、再び会社へ出掛けることにした。
 石塀の横を通り過ぎるとき俺はあの蝸を少しばかり楽しみにしながら、また探した。
 だが俺ははっと息を飲んだ。蝸の居る場所が日向になっている。
 半時間の間に太陽が移動して、奴の居るところが完全に日陰から外に出てしまっていたのだ。
 大丈夫なのか。こんなに日に照らされて。
 蝸は石塀にへばりついていた。しかし建物の日陰は彼のとこへ届いて折らず、蝸自身の影が小さくぽつんと、塀のうえに色濃く落ちていた。
>>16
それは君が決めることではない。
投稿は自由だ。
22作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:40
 こんなにぎらぎらとした日向にさらされている。
 ふいに俺の中に恐ろしい考えが浮かんできた。
『この蝸、死んでいるのではないか? 』
 考えてみればこの蝸、今朝からずっと同じ場所にいる。呑気こいて寝ているにしても変だ。
 普通、少しずつ迫ってくる日向から逃げるために移動して行くもんではないのだろうか。
 いくら蝸の移動速度がゆっくりしているとしても、日陰が移動していけば、それを追い掛けるぐらいはできるだろう。
 しかしあるいは何かの拍子に太陽の光から逃げ遅れてしまい、そしてそのまま……。そうなのか?
23作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:41
 こいつは初めて見たときからずっとここにいた。もしかして、もう俺が見付けるずっと以前に……。
 だがそのわりにはこいつは塀にへばりついている。蝸の生態はよく知らないが、死んでも塀にくっついていられるのだろうか。
 壁にへばり付いた蝸を見て俺は思った。俺は蝸だ。恐ろしかった。
 死ぬことではない。このままの生活が続いていき、平気に年令相応の経験を重ねて生きていくだろうこと。そんな普通の生活をこれからひたすら送っていくことを考えて恐かった。
24作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:42
 これからずっとこんな生活が続いていく。
 生活を悔いることのひとつもなくなり、いつしか首尾よく生きていくようになる。そんな将来の自分を思うと、谷底に落ちていくような気分になった。
『恐ろしい。このまま俺は生きていくのか』
 乾いた壁にへばりつく蝸を、指でコツコツ軽く叩くところを想像してみた。
25作者 ◆tr.t4dJfuU :04/06/19 17:43
 蝸は突然ぽとりと地面に落ちてしまった。
 想像のなかの蝸は溝の落葉や雑草の中に紛れ込んで死んでいた。
 俺は想像から抜け出し、真昼の太陽に照りつけられた蝸を見送りながら再び歩きだした。
 そして、こいつが地面に落ちたのを見付けたら、その時にはぜひとも墓を作ってやろうと思った。墓を作るのはもちろん俺自身だ。
 真っ先に見付けて地面から拾いあげて、小さな墓標でも立てておいてやりたいと思った。

     完
26名無し物書き@推敲中?:04/06/19 17:45
>>16すんまへんでした
>>21ありがとうごぜえやす。もうすぐ上位機種になるので、もう少しまとまって投稿できると思います。
・・・・・・・・面白くねえ・・・。内容が面白くねえ。
蝸と自分のどこに類似点を見つけたのだろう?今いちよくわからん。
いや、書いてあるんだけど、よくわからん。
ってか、文章がいかにも子供っぽい。素人っぽい。

石塀にぺたりと張り付く蝸を一匹見付けた。
 角もヤリも目玉も出てない。円いくるくる巻いた殻だけが、ぺったりと我が家の石塀に張り付いているように見える蝸。
 俺は石塀を横目に見ながら、会社に出勤するため、裏庭のガレージに向かった。
 会社に入社してから五年が経っていた。
 同僚の中には結婚しているやつがいる。もう子持ちのやつも居る。
 高卒のやつも大卒のやつもいるが、多少の差こそあれ、給料はさほど変わらない。

なんか、この説明聞いただけでつまらなくなってくる。ちょっと書き換えてみる。

角もヤリも目玉も出てない。石塀にぺたりと張り付く蝸が一匹。
 円いくるくる巻いた殻だけが、ぺったりと我が家の石塀に張り付いているように見える。
俺は蝸を横目に見ながら、会社に出勤するため、裏庭のガレージに向かった。
んで、この後の会社の同僚の話とか給料の話とかいらない。

29作者:04/06/19 19:38
>>28あんがとう
表現をもいっかい見なおすだす
30名無し物書き@推敲中?:04/06/19 19:43
類似点を見つけたことも蝸=自分と置き換えた時の恐怖も
上手に表現しきれていないんだと思う。
全体的に伝えるべき言葉の整理もできていない感じを受けます。

原因として考えられるのが携帯で書いているということなのかな。
一度パソに送って、全部つなげて読み直したのかが知りたい。
全体を通して推敲してコレだったら……お勉強が必要だと思います。
31名無し物書き@推敲中?:04/06/19 19:48
>>30
ケータイオンリーです。が、言葉の勉強もっとします
32作者:04/06/19 22:12
おかげさんで、考え直した末、文章の量を半分くらいにまとめることができました。お世話になりました
才能ないね。
34rishi:04/06/19 22:33
あたしははっとして、一番下の引き出しをあさった。
塾のプリントと混ざって、そこに確かにある見慣れたピンク。
忘れたいなんて嘘だった。こんなにもまだ、残っている。
アユが後ろから歩みより、引出しを覗き込んだ。
そこには自分の思いや感情が何一つとして書かれていない、
ただ「新川へ」と書いただけで止めてしまった手紙の山。
アユはもう何も言わず、後ろから手を伸ばして引出しを閉めベッドに戻った。
きっと呆れてるんだろう。
部屋中に二月の風が吹き流れて、
アユがだるそうにメールを打つキーの音だけが響く。

そうだ。
明日、ニイカワに会いに行こう。

35名無し物書き@推敲中?:04/06/19 22:49
>>33いや、あります。というか才能なんてものは皆持っているのです。人に才能ないね、なんて言えるのは、自分の視界がくもっている証拠です。
>>35
君は白石ではないだろうか。そうならそうだと、正直に言いなさい。そして、
前スレの826を見てもなお、同じ事が言えるか答えなさい。
37名無し物書き@推敲中?:04/06/20 01:12
白石とはなんですか?
38名無し物書き@推敲中?:04/06/20 01:19
いやははは、あなたも面白いものを引き合いに出すかただ。ああいう文章は気取りすぎというかまとまりがなさすぎですね。まあまだ若いから自分というもんを押さえ切れてないんでしょう。あと僕は白石ではありません
>>38
そうですか。それは失礼。
あれは、相当技巧的でむしろ、押さえてまとめる事を恥じている、というめず
らしい印象を受けたので引き合いに出してみたのですが、あるいはやはり、あ
れはただの馬鹿なのかもしれません。
40名無し物書き@推敲中?:04/06/20 04:21
いちおうプロのライターです。
取材文のさわりを……。

瀟酒な意匠の洋館の中では、ステンドグラス越しの柔らかな光の中、
数々の硝子細工を心ゆくまで堪能することができる。
案内役をつとめる老爺の縷々とした説明は、バロックの通奏低音さながらに館内に響き、
俗世間の何ものにも蹂躙されることのない幻想的雰囲気を、
いっそう心地よいものに昇華してくれる。
名作「○○」も、実はこうした癒し空間が生み出したものなのかもしれない。
エントランス中央に佇む彫像の穏やかな笑顔に、
この記念館を建立した斯界の権威、○○氏の在りし日の姿が偲ばれた。
>>40
一行目、洋館の中、光の中、どっちかの表現を変えろ。重複はうぜえ。
三行目、言葉のイメージに頼りすぎだ。俗世間、蹂躙、幻想的雰囲気、昇華。
結局、俗世間の何ものにも蹂躙されることのない幻想的雰囲気ってどんなんだ?ようわからん。
六行目、こうした癒し空間。これもそう。癒し空間と書いただけじゃ読み手には伝わらん。
全体的にそれっぽい言葉をただ並べただけという印象しかない。
あんた本当にこの洋館に行ったのかい?
想像で書いてるとしか思えん。
42名無し物書き@推敲中?:04/06/20 07:12
>>40>>41
>>40は誰かがテキトーに書いたこの文章に勝手に嫉妬してるコピペ荒し。
らしい。
しかも「さわり」の意味、おまい間違ってるぞw
43名無し物書き@推敲中?:04/06/20 07:28
いみわかんね
44受験生〜:04/06/20 08:39
  いい気なもんだぜ。
テレビからは、新都心に建設された次世代テーマパークの紹介が流れる。
―コンテント・アクア。
地上23階、地下10階、世界的にも最大級の屋内型遊戯施設である。
5階守衛室の小さなテレビからは、
打ち上げられる花火と、正面玄関に現れる多くの著名人が、
延々と流れ続けている。
一夜のために数億の金がかけられたこのパーティには、
古今東西から著名人―アイドル、政治家、作家、運動選手、
とにかく名前が売れてさえいれば、このバカ騒ぎへと招かれる。
テレビでは、妙に派手に飾られたスタジオで、アナウンサーがこうくり返す。
「今、まさに世界最大・最高のアミューズメントへの入り口が開こうとしています!」
45受験生〜:04/06/20 08:39
「そうして俺は、この寂しい部屋でひとりヤケ酒をあおってる、と。」
かぶっていた制帽を机に置き、机の上の缶を手に取る。
「かんぱーい。」
自嘲気味に、笑いを浮かべながらそういうと、
ヤケ酒、というのだろうか、真っ赤な缶でおなじみの炭酸飲料を飲み干す。
「勤務中に酒は飲めないってか、あたりまえだけど。」
ここは、今まさにパーティーの開かれている、コンテンツ・アクアの5階守衛室。
しかし、ここ5階は、23階のパーティー会場からも離れ、しかもスタッフオンリー、つまり従業員専用階である。
一般客は入ってこないため守衛室の規模も小さく、今いるのは彼一人。
この仕事に不満はないが、
かといって満足もしていない。夜勤は長いし、給料は彼が食っていくのにギリギリ、
警備を担当する、といってもそんな経験はまったくない。
ただマニュアル通りに仕事をこなすのみ。
「三流ゲームみたいな人生だぜ、まったく。」
テレビからはまだまだ煌びやかなバカ騒ぎが中継されている。
彼は、それを眺めながらまた笑うと、
ポケットに手をいれ、タバコを取り出す。
「あと2本、か。」
ライターの火を近づける、が、なかなか火がつかない。
湿っているのか?、もったいないが仕方ない。
壁のダストシューターへ投げ込む。
46受験生〜:04/06/20 08:41
高層ビルで問題になるのは、ゴミの処理である。
特にこのような施設の場合、レストランやバーなどの飲食店で発生するゴミを
階段やエレベーターで運ぶには時間も、その分の経費もかかりすぎる。
それで利用されるのが、地下へと続く穴だ。
建築の際、屋上から地下へ一直線の穴をつくる。
そこへゴミを落とせば、ゴミ集積所に落ちる。
重力を利用すれば、どんなゴミも数分で地下のコンクリートとご対面だ。
気を取り直して2本目へと火を近づける。
すぐに火がつき、彼にいつもの味を提供してくれる。空になった袋を
しばらく手の中で弄び、またダストシューターへ。
煙を吐き出し、ふと天上を見上げる。
空調設備が重低音を響かせ、単調なリズムを奏でる。
このぶんなら、タバコの煙に報知器が反応するなんて間抜けなことにはならないだろう。
「俺も、パーティーに呼ばれたいぜ。」
テレビから流れるバカ騒ぎは、なかなか終わりそうになかった。
47受験生〜:04/06/20 08:42
 酷評お願いします。
 あまり良い出来ではないんですが、
 プロローグとしてどうしても必要なシーンなので。
ちゃんらーん! こん畜生!

OK墨汁!

すまん、おれ最近疲れてるんだ……
49厨房@推敲中?:04/06/20 08:54
目覚めよ、と呼ぶ声あり。
僕は誰かが発する声に促がされ、意識を立ち上げた。

現実が起動する。

眼が醒めると、また大切な人の居ない世界が広がっていた。
今日もまた静かで平凡な一日が始まる。
僕は、それを受け入れなくてはならない。平凡すぎる日常を。
光を浴びた。冷たい水で顔を洗う。歯を磨く。シャワーを浴びる。
髪を整える。服を着替える。そうして僕は目覚めた。

だけども、僕にはこれからすべきことが分からなかったし、浮びそ
うにもなかった。それどころか、自分が自分であることすら、分か
っていないような気がした。自分が何処にいるかすら、分からない
ような気がした。これから何をするべきかすら、分からないような
気がした。全てが分からないような気がした。
50厨房@推敲中?:04/06/20 08:57
先日投稿したものです。推敲第四稿を提出します。
小説の冒頭部分です。感想を多くいただけると幸いです。
これからも、よろしくお願いします。
http://5050.nobody.jp/
[[email protected]]
51厨房@推敲中?:04/06/20 09:00
続きです。
――――

しばらく僕は何もしなかった。
腑と気がついて何かしなくてはと思った。衝動的に手元にあった刺激の
強い炭酸飲料を口に含んだ。黒い液体が歯の表面を微かに溶かす。
部屋中に柑橘類の香水を撒き散らした。人工的な香りが部屋を漂った。
コンポに”Back Street Boys”のCDを入れて再生した。
僕が出来ることは、そんなことだけだった。生産的な事をする気にも
なれない。無意味な気晴らしだけをひたすらに繰り返す毎日だった。

「ああ、今日もこんな一日が始まるのか。」

僕は誰に向かって話しているのだろう?

ホテルに備え付けられている電話が鳴り響いた。安っぽい電話が発する
煩い音が、僕の鼓膜を振動させる。

トゥル。トゥル。トゥルッ。トゥル。トゥル。トゥルッ。うるさいな。

誰からの電話かは大体分かっていた。
こんな時間に僕の部屋に電話をかける人も、恐らく彼女しかいなかった。
まだアオイの時を忘れることが出来ていないときに、偶然出会った女。
成り行きで彼女になって、成り行きで結婚する事になった。

つまり婚約者だ。

でも、僕にはその実感が無かった。その実感を限りなく薄いものにして
いるのは、アオイの記憶なのだろうか。それても自分自身の不甲斐無さ
なのだろうか。

なんか全体的に読みにくくてうっとーしー感じ。回りくどいっつーか。それがいいと
いう人もいるのかもしれんが。それから台詞の終わり、」の前に。を入れるのはこだわりなのか趣味なのか。
でも、なかなかいい感じなのでサイトの小説もうちょっと読んでみる。できれば一括ダウンロードさせてくれると
ありがたい。
53名無し物書き@推敲中?:04/06/20 10:03
>>受験生
細かいところを指摘するのは好きじゃないので
漢字や文章のテクニックについては省かせてもらいます。
でも、もう一度見直した方が良い。小学校低学年で覚える漢字が間違ってますよ。

全体的には悪くないと思う。この先を読んでみたくなりました。
次に何が起こるんだろうという雰囲気を期待させてくれてます。
ただし文章に重さがない。建物や警備員に対する肉付けが甘い気がする。
作品の舞台となる建物に対する説明や情報、プロローグでの唯一の登場人物である
警備員の行動と言動がぎこちない。設定のせいなのかもしれないけれど。
建築について調べるのは困難だったら、一度、警備員と同じ行動を取ってみてください。
54厨房@推敲中?:04/06/20 10:11
感想ありがとう御座います。
サイトに掲載しているのは、推敲以前のものですから、メールを
送っていただければ、折り返し返信に最新原稿を添えてお送りいたします。

これからもよろしくお願いします。
メールは[[email protected]] まで
55名無し物書き@推敲中?:04/06/20 10:18
ところで、約束事に

 ・批評依頼するときは被批評者同士の重複を避ける(見づらい為)

を加えたほうがいいんじゃないかな。

それと、自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>と入れるヤシだが、
批評してもらうページのソースにコメント要素(<!-- -->)で「批評依頼」と入れる方が良いかと。
掲示板を持っていない人もいるし、ちゃねらと思われたくない人もいるかもしれない。

あとは
>クリックして見れる『隠し』でもかまいません。
これが本気でワケワカラン
>批評依頼するときは被批評者同士の重複を避ける(見づらい為)
ワケワカラン。
>>42
見も知らぬ「誰か」さんのためにどうしてそんなに必死なの?
>>56
ソースってのはいいかもしれない。

クリックして見れるうんぬんだけど
背景色と一緒にして反転させると見える、とか
隠しリンクにして(たとえばどこかの文章のドットとか
ってことじゃない?
60てるあき ◆DDfwggPC.. :04/06/20 13:14
原稿用紙12枚分のようりょうですが酷評おねがいします
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/7229/furutu.html
61名無し物書き@推敲中?:04/06/20 13:20
>>60
先にフォントをPOPじゃなく、普通のにしてくれなきゃ。よみづらい。
62名無し物書き@推敲中?:04/06/20 14:42
>>60
イヤイヤ書いてないか?
そのスタンスを変えない限り、評価はできない。
>>60
「、」「。」の間違いと、誤字は修正しておくれ。
ご都合主義。推敲し直し。
>>60
>>2の※※は読んだのか?
65厨房@推敲中?:04/06/20 14:56
>>49 です。
引き続き、酷評を頂きたいのですが〜(TmT
>>65
ホムペのフォント少し大きくしておくれやす。
>>49
もう少し自分のスタイルの発見につとめて、雰囲気を模倣したくなるのを抑え
ると、ぐっと良くなるんじゃないかな。
酷評。
>49,51

四連目、>49の末尾五行だが、「気がした」「気がした」と続いて鬱陶しい。
数行に渡ってコピペしたみたいな文章だ。これは全くひどい。
「分からないような気がした」って一体どんな心境なんだ?
自分が分かっているのかいないのかも曖昧であるということなら、
それは要するに、分かっていないの一言で片付けられる。

冒頭の「目覚めよ、と呼ぶ声あり」からして、まともな意味付けがされていない。
君がこの文句の宗教的な意味を理解して使っているのかが、甚だしく疑問だ。
格好よさげな表現を弄べば良いというものではない。

婚約者という言葉ひとつ取ってもそうだ。成り行きで結婚することが決まった。
偶然出会った女。僕にはその実感がない。どれもこれも、こんな一言で
説明してしまうべきでないことを地の文に書き、実に雑に「婚約者」なるものの
設定をして済ませてしまっている。
はあ、そういう設定ですか。ふーん。ではさようなら、で終了だね。
これでは続きなど読む気になれない。
>>60
読みにくいので左右のmarginを指定汁。
CSSはわかるだろ?
70厨房@推敲中?:04/06/20 16:44
>>66
要望にお答えして、第一話分は大きくしました。
これからも推敲作業と同時進行で、見やすくページ
を改善しようと思っています。

>44-46

二流アクション映画の冒頭というイメージだな。多分この男は2分後に
なぜか監視カメラに写るスターの密会現場にハァハァして、その1分後には
守衛室に突入してきたテロリストに射殺される感じ。
左様に陳腐な印象しか受けない。従って以降は添削モードで。

>5階守衛室の小さなテレビからは、
>打ち上げられる花火と、正面玄関に現れる多くの著名人が、
>延々と流れ続けている。
ここでの主語は「映像」だろうから、この文はおかしい。
テレビから花火や著名人が延々流れ続けるって…山村貞子さんかよ。

>しかし、ここ5階は、23階のパーティー会場からも離れ、しかもスタッフオンリー、つまり従業員専用階である。
>一般客は入ってこないため守衛室の規模も小さく、今いるのは彼一人。
つまり階毎に守衛室があるということかな。その理由を書くべきだな。
そもそもこのテーマパークとやら、強調されているのは縦の空間だけだ。
地上23階だけであれば高層マンションでもありふれている。
地下10階は深いが、そこに何があるのか一言も触れられていない。
いずれにしても広大さが全く感じられない。
あと、「今いるのは彼一人」で初めて三人称が出てくるが、文章自体は一人称だね。
「彼」をやめるか、ちゃんと冒頭から意識して三人称たらしめたほうがいい。

>空調設備が重低音を響かせ、単調なリズムを奏でる。
「響かせ」、「奏でる」。これはトートロジーというやつだ。語尾も良くない。
天井を見上げた「彼」の動きに呼応して突然空調が鳴り出したかのようだ。
要は文法的な誤謬だが、明らかに言葉のリズムが悪いよね。
読み返してみて気がつかなかったか?

まあ、まずお話以前に時間をかけて書き方を練ってくれ。
読点の打ち方もぶつ切り、改行もグダグダだ。もう少し見せる努力が必要だよ。
72受験生〜:04/06/20 19:15
>>71
ありがとうございます。
今、もう一度考えてみて、やはり23階から規模を拡大しました。
また、新しく空間の紹介を入れてみましたので、酷評お願いします。
(一番下の部分に現在酷評依頼中、と書いておきました。)

http://2.csx.jp/~amsix/gouka/goukapro.htm
http://2.csx.jp/~amsix/gouka/gouka1-1.htm
http://2.csx.jp/~amsix/gouka/gouka1-2.htm
73名無し物書き@推敲中?:04/06/20 19:21
>>70
ってか、お前のはどこに書いてあるんだ? >>2 ※※参照
74厨房@推敲中?:04/06/20 20:22
70です。すいません。書くのを忘れていましたね。
http://5050.nobody.jp/ です
75厨房@推敲中?:04/06/20 20:27
>>66
了解。推敲と一緒にやりますね。
とりあえず、第一章は文字を大きくしました。

>>67
自分のスタイル・発見ですか。
僕は、まだその境地に至っては居ませんが、
自分らしさを見つけるために、これからも書き続けます。

>>68
気がしたの多様を避け、目覚めよという冒頭部分を削除しました。
たしかに、目覚めよというのは、キリスト教それも、JWあたりを連想
しますわな。これからは気をつけます。

>>69
次回の更新のときにやっておきますね。
とりあえず、行間は入れましたが。

76terotero:04/06/20 21:31
>>34
変。妙。文章じゃない。
77名無し物書き@推敲中?:04/06/20 22:01
>>34
こういう文体は好きなのだけれど、文章として評価するとスマートではないです。
パサパサに乾燥した細切れの文を並べただけ。
技術とかじゃなくて想いが欠けてるのでは?
もう少し女性の艶っぽさか、若さの潤いを足してみてはどうでしょう。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/259
のだねっていちいち貼ってみる。
>72

随分直しが早いな。
このままパニック物に持っていくのだとすれば、1-2の部分では
もう少し分かりやすい人災の兆候を出してはどうだろう。
煙草のポイ捨て→ゴミ発火→シャッターのせいで初動遅れ、で
ダストシューターが煙突状態になってビル大火災、とおそらくなるのだろうが、
そういう流れだとすれば個々の要素の描写が弱い。
推理小説の卑怯くさい伏線じゃないんだし、ちゃんと丁寧に、俯瞰的に
流れを追ったほうが読者にとって親切だよ。
映像であれば、湿気た煙草がダストシューターを延々落ちていって
ゴミの山に落着する場面と、その煙草からうっすらと煙が出てくるところでも
アップで映し出せば説明は済んでしまうことだけどね。

1-1の三場面にわたる紋切型の人物描写もイクナイ。
社長については、鬼畜っぽいけれん味のある独白でもさせてキャラを立てるとか。
マスコミなんて個人が出てこない、群集でしかない。
たったこれだけしか描写しないのであれば出さなくてもいいような存在だ。
「こりゃオリンピックだ」なんて、発言者が割り当てられていない謎の台詞だしな。
あと、消防官ってこの場に登場する必然性があるのか?
たまたまオープン前の設備点検かなにかで来ているのか、イベント出動なのか。
会話内容からすると前者のようだけど、わざわざ混雑するイベント当日に設備点検?
80名無し物書き@推敲中?:04/06/21 21:11
浮上
81熱液浴夫:04/06/22 19:25
前にも一度人生を生きていた気がする。
僕の前世は太宰治だったのかも知れない。そして生意気な事ばかり言って、自殺したのがいけなかったのだ。
だからこんな奴に生まれて来たのだ。
死んだ後、無になるなんて、そんなうまい話があるわけなかった。こんなモグロフクゾウになるなんて知ってたら情死なんてしなかった。
地獄だ。嫌だ嫌だ。地獄は嫌だ。嫌だよぉたけぇ。たけぇ。助けてよぉ、たけぇ。
涙になきくれるが、どうしようもない。
僕は布団の上に胡坐をかいてボーっとしていた。何も考えたくなかった。ずっとチンカスを指で丸め続けていた。
そうしてると少しだけ心が落ち着いてきた。五時間ぐらいチンカスをねっていたのだろうか。
チンカスから煙が立ち昇りだした。その煙は徐々に集まりだし、人影のようなものになった。
そのときだった。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!」
「た、たけぇ」
「ホヒホヒホホ、坊ちゃま、ひさしぶりでござんす」
「た、たけぇ」
またたけに合えた喜びを噛みしめながら僕はたけに抱きついた。
82熱液浴夫:04/06/22 19:26
   〜
その日から僕はたけに脅えて暮らすようになった。
   〜
「坊ちゃん、鞭ですぞ」
「た、たけぇ。許してぇ」
来る日も来る日もたけの鞭は容赦なく僕の体を襲った。
「ボッチャン、子供は何人?」
「子供なんていないよぉ」
「男? 女?」
「だからいないって言ってるだろぉ」
「ボッチャン、鞭ですぞ」
ピシャッ!! たけの鞭がうなる。たけまでもが僕を苦しめる。また自殺するしかない・・
>>81-82
本当にアビヲが書いたものなのかよ?
もしそうなら、お前ヘタに輪がかかってきてるよ。

一体、長い年月を何に費やしてきたのかね?

逝ってよし。
841/2:04/06/22 21:04
すいません、なんだか汚い内容になってしまったので、そういうのが苦手な方は注意してください。

 緑色の、リノリウム張りの床の上に、私の吐瀉物が飛び散った。
 それは黄色くて、濁ってて、酸っぱい臭いがして、それでいて私に不快感を抱かせる事は無かった。
 校庭から、部活に汗を流す健康的な生徒達の健康的な声が聞こえてくる。
私の通う中学校は、生徒の部活動への参加が義務付けられているが、出席の確認は滅多に行われないので必然的に部活に熱中している生徒しか放課後の学校には残らない。
さすがに部活に参加せずに校内をうろついている生徒は叱られるからだ。
 私は、美術部の活動をしていた時、急に気分が悪くなり、四階の美術室から一階の保健室に向かっていた。
そして三階と四階の中間の踊り場で、早々に限界が来たわけだ。
 私は、昔から物を汚すのが好きだった。
 小さい頃、私はいつでもスケッチブックに色々な画材で様々な絵を描いていた。
 私の親は、それを『絵を描くのが好き』な子だと好意的に受け止めていたようだが、私はスケッチブックの白地を絵具が、クレヨンが、色鉛筆が侵食して行くのを見て悦んでいるだけだった。
 今もキャンバスを油絵具で汚すのが楽しいだけだ。
おかげで友人達には、よく「あんたどこのモダン・アーティストよ」と馬鹿にされる。
 こうした性癖のおかげで、私の胃袋から逆流してきた『汚いもの』が、毎日のように生徒が濡れた雑巾で拭いている『綺麗な』床を穢しているのを見るのは、私にとっては、喜ばしいことだ。
それは多分、男の人が女の人の裸を見て喜ぶのと同じような物なのだろう。
 しかし、誰かに発見されたら恐らく瞬時に拭き取られるだろう。
852/2:04/06/22 21:05
 少しもったいない気がして、私は、そっとそれに手を触れてみた。
 指先に、私の吐瀉物がついた。
私はそれを見て、全身が熱くなった。
 今、私は初めて私を穢したのだ。
 何と気持ち良いのだろう。
 私は無我夢中で、喉の奥に指を突っ込んだ。
 気が付いた時、私の手と制服は私の吐き出した物で黄色く染まり、私本人は吐き出す物が無くなったのに、まだ右手の人差し指と中指を喉の奥に突っ込み続けていた。
 私の意識を現実に引き戻したのは、一つの疑問だった。
 今、私は本当に穢れているのだろうか?
 そう、これは私の体の中から出てきた。
私の体が清らかだったというのならば、その私の体内から出てきた物も清らかなのではないか?
 私は、むしろ外界の穢れにまみれた自分を、清めているのではないだろうか?
 そんな、そんな、嫌だ、絶対嫌だ、絶対に。
 清らかな体なんていらない、穢れていないなんて。
穢れていたい、ああでももう清めてしまった。
 そうして私は、混乱する思考の中、知らない間に手近な窓から飛び降りていた。
もう19にもなったんだね。
87名無し物書き@推敲中?:04/06/22 23:35
>>84-85
正直に言います。
なんと評価したらいいのかわからない。
文章の技術は普通レベルだと思う。
まだまだ改善の余地があるレベルってことね。
キラリと光るもんがあるのかないのか解らない。

それと、読後感が悪いのは嘔吐の描写のせいじゃない。
これってプロローグなのかな...
なにかの伏線なのかな...って不安に思わせるからだ。
意図してるなら成功なんじゃないのかな。

でもね、もしかして、これで完結してるの??? 
って思ってしまうからものすごくイライラしてるよ。
書いた時の年齢を聞いてみたくなります。
10代〜25歳くらいなら、いろいろ悩む時期だよねって納得。
25歳超えてたら心療内科をおすすめします。
>>87
俺84じゃないけどさ、
必ずしも作者=主人公、とは限らないと思うんだが……
狂気に冒された者の内面を書くって手法は普通にアリだと思うんだが。
問題は、それが作品として観賞に堪えうる物であるかどうか、だろ。

まあ、>>64-85は、確かにこれだけじゃなんとも言えないな。
これで完結だとしたらただの屑。
↑あ、よく見たら間違えてる。
>>84-85の間違いね。スマン
>84-85

文章の流れを無視して振られた読点が邪魔くさい。
句点の後に必ず改行が入っているのも鬱陶しい。
字下げをしているということは段落の意識はあるようだけど、
ほとんどの行が字下げであるためこれも無意味。バラバラ死体だ。
まあなんというか、機械的にフィルタ処理をかけたような文章だよ。
偏執を演出したものなら結構だが、地でこれだったら辛い。死んでる。

内容は…、これはまた支離滅裂だな。
仮にも制服を着るような年齢のおなごが触れた最初の「穢れ」が、
たまたま学校でゲロった吐瀉物というのはどうなんだろう。
神道や仏教で祭祀の場がよく女人禁制になっていたorなっている理由、分かる?

というか、上から出てきたものが「穢れ」呼ばわりなら同様の穢れには毎朝のように
直面してるわけだから、こうなる以前に便器に顔突っ込んで溺れ死ぬよね。
ウンコなんてしないか。それともやっぱり、「少しもったいない気がして」…?
91受験生〜:04/06/23 19:21
http://2.csx.jp/~amsix/gouka/goukapro.htm
http://2.csx.jp/~amsix/gouka/gouka1-1.htm
http://2.csx.jp/~amsix/gouka/gouka1-2.htm
前回指摘された部分を修正してみました。
一度批評していただいたので、
他のかた優先で、時間のあるかたは一読&批評お願いします。
>>84-85
文章自体は、少なくとも普通には書ける人だという印象を持った。
描写も悪くないと思う。というか、訓練次第では結構書ける人に
なるのではないかという期待を抱かせる。
前レスの酷評は結構厳しいけどね。
まあ、上記の各酷評も、投稿文を全くダメと思っているわけではなくて、
もうちょっと何とかならないかということではないかと思うよ。
頑張ってください。
9384:04/06/23 20:42
はい、頑張ります。
ちなみに>>87
心療内科には行かなくてもいい年です。
94名無し物書き@推敲中?:04/06/23 22:11
雨の中、白金3丁目の通りを歩いていると傘もささないで歩いている女性がいる。
女性はシャワーを浴びるように雨を浴びている。
「あっアイツって卓也じゃね?」
俺はそう言ってタクシーに乗り込む卓也を指指して言う。
「タクシーなんて金あるな」
友達は皮肉交じりに言う。その言葉に何かを俺は感じ取った。
「アイツって自己中だよな」
「あーそういうところあるな」
それを聞くと急に楽しくなり卓也の悪口をたくさん言った。

「じゃあ、俺帰るよ」
そう言って俺らは別れた。

よろしければドゾー

http://aa4a.com/monooki/bun/index.html

 |彡 サッ
96よろしくです:04/06/24 00:39
しつこい電話がさっきから止まない。
「私の話を聞いて下さい! そのままだとあなたは危険なんです!!」って男が必死で怒鳴ってる。
電話を切っても10秒もしないで同じ男からかかってくるし、
「警察にいいますよ」といっても鼻で笑って相手にしてくれない。
ちょっと感情的になって「いい加減にして!!」って怒鳴ったら、
「大丈夫ですか? いま、トラブルでも抱えてるんですか!?」だって。
トラブルって、いま、まさに、この状況こそが、トラブルなのに。
言葉が通じない怖さを、わたしは初めて感じた。
「まず、落ち着いて下さい。そして、わたしを信じてください」
男はわたしをなだめるような口調に転じた。
今までわたしが出会ってきた人間は酷い人間もいたけれど、この男に比べればよっぽどマシ。
少なくとも言葉だけは通じたから。
とにかくわたしは、関わりたくないという意志を受話器越しにぶつけ続けた。
「……電話だと埒があかないみたいですね」
って電話が切れて、それからは電話は鳴らない。

家の外に車が止まった。きっと彼だ。
彼に助けを求めるために電話しておいてよかったって思う。
アパートの階段を駆け上がる足音が聞こえる。
こんな時にすぐ来てくれる彼がいることがわたしの自慢。
彼は少しばかり問題を抱えているみたいだけれど、
わたしには「心配をかけたくないから」と言っていつでも優しい笑顔を向けてくれる。
だから、わたしは彼を信じてる。
まずは来てくれた彼を力いっぱい抱きしめよう。怖かった話をして慰めてもらおう。
玄関からはドアノブをがちゃがちゃ回している音が聞こえる。
合鍵は渡してあるのに……彼ったら慌てて鍵を持ってくるのを忘れちゃったのね。
97名無し物書き@推敲中?:04/06/24 01:10
彼じゃなく電話の男だった。あとで分かったがソイツは彼が依頼した別れさせやだった。
(すみません。「無理して誉める」スレにも載せたんですが、
率直なご意見をお願いいたします)

題:本当の話
 私が出社前に行く近所の喫茶店に、黒いスーツ姿の女性が朝8時に必ず来る。
 その女性は、店員に「アイス・コーヒー3つとサンドイッチ」とだけ言うと、いつもの席に座り
ジャニーズ事務所の所属と思われるタレントの写真・雑誌の切抜きの数枚を机に並べる。
 そして、そのタレントの写真の前に、店員が運んできたパンとコーヒーを置いて、
ノートに何かを一心不乱に書き込んでいる。

 私は、気になってトイレへ行くついでに、そのノートを横目で覗いた。
「私のこと、そんなに好きになってどうなってもしらないから。」
「いいよ。今日は仕事早く終わるから、どこ連れて行ってくれるの?」
「わかった。でも●●(読めない)君にはナイショだよ」など
の文字が赤のサインペンで書き殴られている。
9998:04/06/24 19:18
 私は、この女性が今までどういう経験を積んで、どういう生活を送ってきたのか、
今どうやって生計を立てているのかを全く知らない。
 ただ彼女が孤独で、それに必死に抵抗してることだけが分かった。とても悲しい様だ。
 そして、私は気付いた。
人間は、それがどんなイビツなカタチであれ、他者との関係を望んでしまうものらしい。
きっと人間は、本当の意味で「孤独」にはなれないんだろう。
10098:04/06/24 19:20
私は、勘定を終えて、店を出るとき女の子の店員に話しかけた。
「いつも来てるけど、初めてキミ見るよ。新しくバイトで入ったの?」
 彼女は笑顔で「ハイ。よろしくお願いします。」と言った。
彼女はじっと私を見てる。彼女は、私の目の中を覗いてる。
 私はいつも他人と接するときの煩わしさ−胸をヤスリ紙でこすられるような
ザラザラした不快感を感じたが無視した。
 そして、彼女に精一杯の笑顔を見せて、思い切って外に出た。
                                  (了)

酷評、よろしくお願いいたします。
101名無し物書き@推敲中?:04/06/24 19:57
>>98-100
題材の割には文章に甘さがあります。
ですので「頑張って書きました」というのが見えてしまうという結果になっています。
文章表現や句読点の位置については要勉強。
特に語彙が乏しいので、別の言葉を使うなどして工夫してみてください。

個人的には今より縮めて私か女に着眼点を絞ってみるか、
私と女をより深く描写しても良くなると思います。(量的にはこのスレには不向きですが)
今のままでは中途半端感が拭えません。
俺はこういう話が嫌いじゃないだけに、もったいないなあと感じます。
>>98
あちらのスレから来るとはなかなかいい度胸だ、
あなたのような人こそ応援したい……が、ちょっと問題箇所が多すぎる。

>私が出社前に行く近所の喫茶店に、黒いスーツ姿の女性が朝8時に必ず来る。
冒頭からこれではいけない。一文に色々詰め込みすぎているため、やや語感が悪い。
細かく言うと、まず「出社前に行く近所の」という部分、
これは「近所の」を抜いたほうがいいだろう、すぐあとの文章に別に入れればいい。
次は「黒いスーツ姿の女性が朝8時に」だ、
「朝8時に」をつけると前半の「出社前」という部分と似たような説明になってしまう。
この「朝8時に」は最初の「出社前」に繋げてもいいが、
消したほうがすっきりするうえ読みやすくなるだろう。

>その女性は
「彼女は」などとしたほうがいい。だぶらないため違和感をおぼえずにすむ。

>いつもの席
いつもの席と言われても読者はわからない、全く状況を想像できない。
もう少し細かく指定したほうがいいだろう。

>写真・雑誌の切抜きの数枚
「写真や雑誌の切り抜き」、「・」をはさむのはあまりいい方法とはいえない。
また「切抜きの数枚」ではなく、「切抜き数枚」と短縮できる。

>机に並べる
ここで机といわれると、喫茶店という場所からしていささかおかしく感じる。

>タレントの写真
前文でタレントと指定しているので、ここでは写真とだけ書けばいい。

>ノートに何かを一心不乱に
先に写真や切抜きを……と書いているのに、なぜここでノートが出てくるのか。
写真や切抜きの文章にノートの存在を記述するべきだ。

細かくも重要なものは以降もだいぶあるが、レスがかさむので省略する。
全体的には描写不足が目立ち、展開に躊躇のたぐいが一切見られず、
作者の自己満足による文章程度としか受け取れなかった。
たとえばノートを覗きこむ部分などはそれが前面に出ており、
主人公が他人の気持ちなど気にしない糞野郎という設定であれば違和感はないのだが、
後の文章からそうとは思えないため、どうにもこうにも納得がいかない。
それと後半(また細かくなるが)、彼女彼女としつこい。削る部分は大いにある。
104阿呆田 狸:04/06/24 21:37
>>98-100
学歴もなく、学校時代の国語の成績も中の下。
狸の名のごとく、動物的にしか文章の読み書きをしない私なのですが、この文を読んで感覚的に何も残らない。
さぁっと読んで「それがどうしたの」という感じ。
文のリズムという意味で音楽的に文を見たりするのですけど、この文章の場合、ギクッベタッって感じなんです。

見た目のことをさらっと書いて、一言考えを述べて、無理に後半部をつけたみたいな。
105阿呆田 狸:04/06/24 21:38
なにが悪いのか。わからないから、自分だったらどうすると書いてみた。

私の朝の日課。7時30分に、いつも朝食を摂りにいく喫茶店。
人間の習性か、毎日毎日同じことの繰り返し。これは私だけではない。朝ここに来ている人々のほとんどが、毎日見る顔である。
その中でも気になる黒いスーツ姿の女性、毎朝8時にご来店である。今日もそうだった。
「アイス・コーヒー3つとサンドイッチ」
彼女の指定席となっている窓際の席でいつもどおりの注文をして机の上に、ジャニーズ事務所の所属と思われるタレントの写真や雑誌の切抜きをいっぱいに並べる。
瞬きしない彼女の目。何かに取り憑かれているように、ノートに何かを書き込んでいる姿。


まず最初に描写がもうひとつなのかと、ここまで書いて、いま感じた。
106阿呆田 狸:04/06/24 21:40
5分で一気に書いたから、句読点の位置が悪かった。突っ込まないでください。
107阿呆田 狸:04/06/24 22:33
ひとつ仕事済ませて、戻ってきて自分の書いたレスをみた。
なんておかしな所が多い文だ。顔が真っ赤になったよ。穴があったら入りたい。
狸穴って、知ってるかい?
10998:04/06/24 23:07
たくさんのご意見ありがとうございます。

>101
確かに読み返して見ると句読点の不自然さでイマイチ文章に入りにくくなってました。
あと、語彙が乏しいことで、描写が甘いです。勉強します。
最後の一文うれしかったです。ありがとうございます。

>102−103
推敲が足りませんでした。端的な言葉で伝えるって難しいですね。
ありがとうございました。

>104−108
読んでる人が心地よくなるようなリズムはできるだけストーリーの中で
生み出そうと心がけたんですが、つい主人公の最後の行動につなげないとって気持ちが
先にたったせいで説明に引っ張られました。
ありがとうございました。
ちなみに、狸穴ってのは知りません(w

また、機会があれば投稿させていただきます。よろしくお願いします。
プロローグです。初めて書きました

ザ・囲碁将ファイター



 偉大な日本国サマが決めた義務教育もやっと残り3年になった。画一的だが、しかし袖を通す者に自己満足をもたらす
制服を着て履いて。いつもの道路といつもの景色と、いつも歩いている自分を見渡せるであろういつもとは違う道路を
歩く。
 周りは騒ぐ。期待と不安がきっかり半々のやつらは「先輩にシメられる」とか「○○(小学校)の人も来るんだよね」
などと言いお互いのテンションを高めていく。無論、期待と不安はきっかり半々だ。
 蟻のように列を成して歩いていると、これから繰り返されるこの毎日の馬鹿げた行列を想い浮かべてしまい失笑してし
まう、すると隣を歩いていた僕の世界一信用している友人が「だよな?」と、嬉しそうに同意を求めてきた。どうやら下
らない笑い話に運悪くミートしてしまったようだ。「本当だよなー」と少ししみじみとした顔をして言うと自分の意見に
同意されたことが嬉しいらしく満足げに歩いていた。この下らないやり取りも毎日繰り返されるのか・・・・・。
 
うあああああ!!ミスったYO!!
( ´_ゝ`)
114:04/06/25 09:19
>>110

では、私めが……。

>偉大な日本国サマが決めた義務教育もやっと残り3年になった
よろしいと思います。反体制的な皮肉に見える文章で、高一と読み手に推理させる文ですね。
けれど、以降の内容にそぐわない書き出しになっています。
>画一的だが、しかし袖を通す者に自己満足をもたらす。
画一と袖。この言葉は、様々な慣用句を伴ないますから使用は、文意を汲める方法で使用されるべき。
画一からの連想で要らぬ想像をしてしまいました。例えば、袖にする。袖を連ねる。等群集や、対人間関係
を喚起させてしまいます。
>制服を着て履いて。
動作を表したかったのですか?それにしても若干違和感を覚えます。
また一行目の文体と二行目の文体が違いますよね。再び四行目で戻る。
文体の揺らぎで違和感を感じました。
>周りは騒ぐ以降――
体言留で以降説明に費やした文が意味が通じにくい。確かに騒いだ理由なのでしょうがちぐはぐな印象に
成るってしまうのは冗長的である為と思います。いいかえれば、一文で処理した方が良いのかと。
>蟻のように列を成して以降――
ここも、一行目の冗長に成りますね。画一と袖に喚起された印象その物です。
蟻=画一 袖(書かれていませんが連ねるを既に想像してしまっている為)=列を成して歩く
以降、転換が計られていますね。しかしこの文によって冒頭の主旨は、見えました。
ザ・囲碁将ファイター という小説の冒頭なのでしょうけれど、タイトルで対象を引きつけた層を
冒頭でがっかりさせてしまう気がします。やはり冒頭ですから囲碁を絡めこれからの設定説明等で
出だしを考えるのが宜しいかと。
結果、無駄な文になってしまっています。恐らく推敲すると全文削除してしまいたく成る方向という気が……。
酷評すいません。
115:04/06/25 09:43
>98-100
随筆なのでしょうか。随筆と判断して私も書き直してみます。

 馴染みの喫茶店でよく見る女性が、ふと気になった。
「アイス・コーヒー3つとサンドイッチ」とオーダーする彼女。
 珈琲なのに3つも頼むのかなと思ったのがその理由である。
 オーダーが来るまでの間にカバンの中から、数葉の切抜きらしい写真をテーブルに並べている。
 そして、一心不乱になにかを書いていた。

 私は、トイレへ行くついでに、彼女の様子を横目で覗いた。
 ジャニーズ事務所の所属と思われるタレントの写真・雑誌の切抜きの数枚を机に並べ
 ノートの中には、赤のサインペンで文章を書いていた。
「私のこと、そんなに好きになってどうなってもしらないから。」
「いいよ。今日は仕事早く終わるから、どこ連れて行ってくれるの?」
「わかった。でも●●(読めない)君にはナイショだよ」など ……。

私は、恐らく文筆関係者らしいこの女性が今までどういう経験を積んで、どういう生活を送ってきたのか、
今どうやって生計を立てているのかを全く知らない。
 ただ彼女が孤独で、それに必死に抵抗してる様に感じた。
とても悲しい様だ。
 人間は、それがどんなイビツなカタチであれ、他者との関係を望んでしまうものらしい。
きっと人間は、本当の意味で「孤独」にはなれないんだろう。

私は、勘定を終えて、店を出るときレジの店員に話しかけた。
「いつも来てるけど、初めてキミ見るよ。新しくバイトで入ったの?」
 「ハイ。よろしくお願いします。」と彼女は笑顔で答える。
彼女は観察でもするかの様に私を見詰める。彼女は、好奇心からか私の心を覗いてる。
 私はいつも他人と接するときの煩わしさ――胸をヤスリ紙でこすられるような
ザラザラした不快感を感じたが無視した。
 そして、彼女に精一杯の笑顔を見せて、思い切って外に出た。

116名無し物書き@推敲中?:04/06/25 10:10
チョットマッタ。高校は義務教育ではないぞ
117痴話げんか :04/06/25 10:12
ごめんごめん中一だった。

   OTL

0.......TL
118阿呆田 狸:04/06/25 10:41
>>108
狸穴ってどのことをさしているのかな。
地名にもありますね。
119阿呆田 狸:04/06/25 10:46
>>113
おー、鋭い。Good job!
どちらもうまいってかぁ。

ちがうよな。
この狸は、煮てもうまくないし、文もうまくないしで、
「うまくない」
をかけてるんですね。

また穴に戻ってきます。
120:04/06/25 10:49
>>115に追記。
書こうか書くまいか迷ってたんだけどやはり書きます。
感想:読後の不快感が……。
    根底に流れる、女性特有の身勝手さが鼻につきます。
    人を覗き見して、嘲笑しているにも関わらず、自分が
    同じ事されている事に不快を感じている様子が、
    不快の行為の由来では無く直感的な嫌悪で片付けられている身勝手さ。
    すさまじい不快さです。
>>120
おまえさー、自分が批評されればワケわからん理屈で殻に閉じこもるくせに
他人の文章批判してるヒマあるの?

つーか、ここは酷評(厳しい評価はするけれど、レベルUPsるためのヒントも教えるよ)スレなんですけど
てめーの感情だけで他人の評価書くなら、もう筆折れ。やめちまえ。

122名無し物書き@推敲中?:04/06/25 11:53
男は、駄目だった。
123名無し物書き@推敲中?:04/06/25 11:59
男は、本当に筆を折っていたからである。
>>118
うん、とりあえず3つ見つかった。どうでもいいと言えばいいんだけど。
茨城県稲敷郡新利根町狸穴
茨城県筑波郡伊奈町狸穴
東京都港区麻布狸穴町
125名無し物書き@推敲中?:04/06/25 12:19
>>124
今度行ってみるよ
雑談すんな!しかも上げんな。
お前等read.cgiの負荷と2choff2の現状理解してやってるのか?
知らないなら覚えろ!ぼけ
知ってやてんなら氏ね!
127:04/06/25 12:53
初めてここに書きますが…、不安です(>_<) 駄文ですが酷評お願いします。


 道に迷いました。どこに行けば良いですか?
「あなたが行きべき所は、ここにはありません」
 あなたは誰ですか?
「私は誰でもありません」 ここはどこですか?
「ここはどこでもありません」
 わたしは誰ですか?
「あなたも誰でもありません」
 ?
「何も持たずに来たのですね」
 分かりません。どうすればいいんですか?
「もう一度、生きてください」
 分かりません。
「次は多くの物を持って来れるように」
 分かりません。
「正しい心を持てるように」
 正しい心ってなんですか?
「あなたの生に光りがあるように」
 分かりません。
「祈っています」
 ?

 また来ます。
「いってらっしゃい」
128名無し物書き@推敲中?:04/06/25 12:56
多くのもの、に心打たれました。
129阿呆田 狸:04/06/25 13:03
マターリやりましょう

上げたらダメという規則はないし、延々と雑談しているわけでない。
あまりにも極端なのはいけないか、要するに、ここで文を書くことに対して上達すればよいのです。

雑談、雑学にも書くヒントあり。
雑談無駄にするな。
130名無し物書き@推敲中?:04/06/25 13:05
agesageいまだに意味わからんです。
131阿呆田 狸:04/06/25 13:16
>>129
おまえマジかよ
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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133名無し物書き@推敲中?:04/06/25 13:23
見ても分からん買った。
134名無し物書き@推敲中?:04/06/25 13:24
>>132
ロボコップ?
>>132
どこを読んだらいいの、縦読みできないけど。
>>127
ラスト一行、いいもの持ってると思う。
会話だけの文章は、リズムと雰囲気のハーモニーだと思わない?
うまくテンポ刻めるようにがんばって。
137名無し物書き@推敲中?:04/06/25 13:39
132はSFだよな。それは間違いない。
138:04/06/25 13:39
>>127
散文詩ですね。韻を踏んだ。
不安定要素を推理させ、さらに不安定さを醸し出す感じはよいと思いますが、
何の比喩なのか、恐らく作者自身も意識していないのでは無いでしょうか。
青い鳥の中にでも出てきそうなテーマですが、
詩にしては、含みも無いような気がします。
明確な背景を考えながら書かれたほうがよろしいかと。
>>132
逝ってよし
140名無し物書き@推敲中?:04/06/25 13:43
138 名前:痴[sage煽り粘着うざいよしね121] 投稿日:04/06/25 13:39

↑おまえこそ死ね。氏ねじゃなく「死ね」な。
141名無し物書き@推敲中?:04/06/25 14:27
>>140
やめておけ。誰だかは知らんがな
>>114さん
批評ありがとうございます!!
自分は「冗長的」とか「体言留」とかの意味がわからないレベルの人間でして・
国語の成績も2ばっかりで・・・。勉強しなおしてきます!!
でもなにをすればいいかワカラナイ。OTL

ちなみに「囲碁将ファイター」は陰鬱な文化部に入った無気力な生徒たちが部室
で格闘技大会を開き運動部の生徒をボコしていく熱血青春エンターテイメントです
お前らちゃんと学校行けYO
144:04/06/25 15:02
>>142
いえいえ、どう致しまして。こちらの方こそ歯に衣着せず、ずけずけと申し訳無い。
何をすればと言われても……。そうそう、いまNHKで、樹木樹林の番組や、日本語の番組で面白い物やってますし
新聞を読まれるとか。

リライトしてみますね。あらすじに合わせ文体も変えてみます。

「ふぁぁっ」たまらずあくびをする。
僕は、入学式だとゆうのに、けだるかった。
みんなで、同じ制服着て、蟻んこの行進のように歩く。
ぞろぞろと、やれドキドキだ。先輩が、だのと騒いでいる。
初めて袖を通した制服だけれどいつもの道路といつもの景色。
何でみんな、こんなにはしゃげるのかなと思った。
僕の目標は、囲碁部にはいる事だけだった。この地域の世代では、僕は敵なしだ。
この身長と、ガタイだから運動部に誘われたけど眼中に無かった。
でも、この学校の囲碁部の現状をみて、唖然とした・・・以下略ぐらいですっきりまとめて導入する感じが
よいかなと私は思います。
145名無し物書き@推敲中?:04/06/25 15:30
突然だが
146名無し物書き@推敲中?:04/06/25 15:46
>145
突然なんだよ
女性特有の身勝手さが鼻につきます。
148鳥頭:04/06/25 16:38
>>127
評価は難しいですね、これは……文章というか詩に近いので。
俺は詩というよりも言葉遊びとして捉えました。
だとすると、いまよりも遊んであげてもいいようにも思えます。
・すべて一文で会話をしてみる
・疑問符だけの会話はしない
・分からないことを分からせる
みたいなのはどうでしょう……駄目かな。

難しいですね、ホント。
149名無し物書き@推敲中?:04/06/25 17:01
>>129

雑談するのもいいけれど、前スレみたいにリーダーがいないと厳しくないですか?

どんぐり(あるいは作者>酷評者)で進行してても、作者のためにならないと思うんだけどな。



150阿呆田 狸:04/06/25 17:42
程度の問題ですからねぇ。
「あなたの文章真面目に酷評します」のスレですから、判断が出来る方だけが来るのが理想ですけど、限定されている場所ではありませんから本当に難しいところです。
151:04/06/25 17:43
127です。
色々な意見ありがとうございました。
今回書いたやつは、このスレを見つけた嬉しさのあまり勢いだけで書いた物で、自分でもスレに合わないかもって思ってました。
でも、ちゃんと意見を書いていただけていたので嬉しかったです。また書いた時もよろしくお願いします(^^ゞ
152名無し物書き@推敲中?:04/06/25 18:01
酷評されてキレてる奴はなんとかならんのかw
>>152
酷評されてキレてる奴が酷評する側に回って若い芽をつぶしてる方が問題じゃない?
(ある程度、書いてる人なら屁とも思わない「酷評レス」なのがせめてもの救いだけど。)
154:04/06/25 18:16
粘着か。性質悪いね。
正当に、評価してるつもりであるが?かつアドバイスもしているし
酷評とはいいつつ、けなしてはいない。
実際に返レス見たら判ると思うが?
知識も能力も無く一行レスで貶める事もしていない。
随筆に対してのレスで無いよな。あれは。
155罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/06/25 18:31
>>83
ひさしぶりに下手なの出来たから晒したんだよ馬鹿
合コンにおけるカタルシス

「こんにちは〜」黄色い声と共に3人の女が入ってきた。
「う〜す」俺の返しに他の2人ものった。
真中の女の笑顔がより一層強まり、つかのま間があいた。
「こんにちは」に対する返しは返しはと。間違っていないはずだ。
すぐさま「気合いれてきた?」と冗談をいった。
「お〜!」と3人は答える。
よっしゃ。次は次はと。
「それじゃ自己紹介から〜」
女の笑顔が一瞬ひきつった。早すぎたか。しかしくじけてはいけない。
「名前と趣味で〜」
ここで好きな体位とか言っちゃってはいけない。事実言いそうにはなったが。
「よしこです。趣味は合コン」
なんじゃこいつ。また返しにくい答えを・・。
「ははは。よっしゃ、楽しみましょう!」
ここで今週何回目とか言っちゃいかん。流れがとぎれる。
「りかこです。趣味は〜アロマテラピーです」
マリファナか?いやこれは外しちまう。
「へえ、最近はまってるやつは?」
間があく。はずした。聞いても面白い答えは返ってこない。女もそれを知っている。
開始3分いきなり挫折した。
157痴話:04/06/25 19:11
>>156
酷評するところなど無いですね。
良いんじゃないんですか?
サンクス
>>157 名前:痴話

ダハハハハッ、こいつも結構な屑だな。
>157

合コンなんていうのは疎くて分からないんだが、どこにカタルシスがあるのかな?
定石をいちいち確認しながら女に迎合する「俺」の空疎な台詞回しからは、
むしろひどい抑圧が感じられる。目の前の凡庸から受け続ける同化圧力に
適応しようともがく「俺」の姿だ。
この抑圧を意識して演出しているのだとすれば、カタルシスは続くくだりで
描かれるということなのだろうね。

まあ肝心の主題が提出されていないと思われるので、表層だけを取れば
評価に値しない。カタルシスという大仰な題を振ったわりには内容が空っぽ。
軽妙や洒脱を狙ったのであれば不発だ。当たり前の受け答えと心理だけが
描かれているので、どうにも陳腐でしかない。

むしろ君がここにこれを投稿した意図を知りたいね。文章の「てにをは」の
間違いのあるなしだけを問いたいのであれば、確かに間違えてはいないが。
>161

おー、アンカーミスだ…。>157宛ではなく、>156ね。すんません。
カタルシス=混沌
定石の答えなどない
人間が他人と接する時の摩擦、混沌とした心を描いてみた
ちとユーモアにはかけたかなとは思うが、おまえの批判は全く的外れ
カオスって何?
165161:04/06/25 21:14
>163

それ、正気で言ってるのか? 今、酒とか飲んでない?
カタルシスって辞書で引いたことある?
なんというかまあ、ご愁傷様だな。
ほんま表層だけをなぞってるな(笑
カタルシス=魂の浄化→混沌
→の流れは人生経験つまなわからんやろな
もういいや
ま、批評家ってプロでもアマでも所詮そんなもんかな
>>163
こいつになら、ハッキリ言える。















無教養なヤシだな(プゲラヒャゲラ
168名無し物書き@推敲中?:04/06/25 21:20
>>166
自分勝手な解釈は通用しないってことが分かっていないようだな。
ダメ人間の典型的な例だなあ。
無経験な奴だな
「これは形而学上云々〜」人間か(笑?
170161:04/06/25 21:23
>166

なるほど。漏れは地雷を踏んだようだねえ。
カタルシス=混沌ってのは君の世界でのお約束事だからなぁ。
そりゃ流石に分かんないよ。
混沌でないカタルシスってあんたガンジーか(笑?
>>166
定義という言葉の意味を、その厳格性を分かって言っているのか?
論理ということが分からない人間は、概念を弄んでいるだけの馬鹿なんだぜ。
小説を書く以前にわきまえていなければならない、知的な経験がないようだな。

ブッ。
笑い過ぎて屁が出ちまったぜ。
知的な経験・・・・(笑
マリファナ吸って宇宙と交信すればいいの?
>>173
何だ、分かっているじゃないか。
その通りだ、イイゾー!
もういいよ。
スナオに間違い認めなよ。
そうすれば、そんなに言われないよ。
お前がな。
「いいかえすことばいいかすことばと・・・・あかん」→175発言
敗北宣言で終了!と
即興きかないね
さすが自称批評家(笑

>>177
敗北宣言って辞書で引(ry
179↑田吾作:04/06/25 21:43
お前がな。
180179:04/06/25 21:44
>>178
メンゴ。誤爆だ。

>>177の馬鹿に向かってのものでした。
181名無し物書き@推敲中?:04/06/25 21:46
>>177
どうせ熱液程度のくだらんヤシだろうな、お前は。
182鳥頭:04/06/25 21:52
ハリーポッターでも見て心を落ち着かせませんか?
>>156=>>157 間違いない
ハタ迷惑な香具師だな w
184受験生〜:04/06/25 23:14
 消え行く命を救いたい。
それが、彼の唯一の願いである。
刻一刻と時間が経過する車内で、彼は“波”を見ていた。
黒い画面に浮き上がる緑の波形は、
この車内に彼女を乗せたときよりも、
より平坦に、そしてより確実に動きを少なくしていく。
『エピネフリンはありませんか?』
彼は、救急隊員に静かに聞く。
彼女の顔は、確実に色を薄くしていく。
『すみません、救急車内に薬品を置くことはできないんです』
隊員は搾り出すように言う。
彼ら救急隊員のできることは、
医師の数十分の一でしかない。
最前線の兵士に許されたのは、
保温と止血、そして酸素の供給だけなのだ。
185受験生〜:04/06/25 23:28
 医師である彼にとって、
救命処置の重要性は、
わかりすぎるほどわかっていた。
―それが行われなかったときの社会復帰の可能性も。
『除細動は……。』
前線の兵士は、首を横に振る。
除細動、いわゆる電気ショックは、緑の波形がある特定の状態をせねば行うことはできない。
その状態は、ほんの一瞬で消え、手を出す手段は消えた。
緑の波形と、それとともに弱まる彼女の鼓動に彼は埋もれていた。
車内に響き渡る不規則な“レクイエム”。
その音は、否応なしに、彼の心を痛めつける。
死を迎える彼女に、医師である彼ができたのは、
手を握り聖書の一節を唱え、穏やかな死を迎えさせることだけだった。
何故、救える命が救えないのだ。何故、何もできないんだ。


186受験生〜:04/06/25 23:37
 医師法第十七条。
何人も医師でなければ医業をなしてはならない。
医者である彼が、それを知らないことはなかった。
だが、前線の兵士である隊員は、
500時間以上の講習と半年以上の研修を行っている。
その努力は、この法の前で消え去る。
『すまない。』
すでに冷たくなった手を握り、彼は頬を伝うモノを拭った。
緑の波形は、完全な直線へと変わり、
車内は、高い警告音で満たされた。
―終わったのか。

 病院のベットに横たわる彼女に、彼は話しかける。
『すまなかった。』
何もできなかった自分を、攻めることもできない彼女。
『すまなかった。』
何もできなかった自分に、
『…まなかっ……』
彼女の死は大きすぎたのかもしれない。
『……かっ……』
彼は、病室の窓を開け、空を見る。
救命と医術の神アスクレピオスの化身であるヘビ使い座が、
漆黒の闇夜に浮き出ていた。
『神よ、我と彼女に永遠の安らぎの有らん事を』

 彼と彼女の命、これは何があれば救えたのだろうか。
アスクレピオスは、どこにいる。
187受験生〜:04/06/25 23:40
 長文でした。。
 以上です。

 ちなみにアスクレピオスですが、

アポロンの息子で医療の神
ケンタウロスの賢人ケイロンから医術を学んだ
非常に名医であり、最後にはアテナから授かった
メドゥーサの血によって死者をも蘇生させることが
できるまでになった。このため冥界ハデスは激怒し
世界の秩序を保つため、ゼウスは雷霆をもって
アスクレピオスを撃ち殺した
アスクレピオスは死後、へびつかい座になったと
されるほど蛇と関係が深く、蛇身で表されることがある

 なんて感じなので、興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。
じゃあ酷評逝ってみようか。

マンガの脚本ならOKかもしれんが、
小説としてはチト辛いんでないかな。

具体的に言えば、だ。
読者が”波”の表現に接した際、その”波”とは
何ぞやと一瞬考え込むだろう(多分心電図だろうが)。
エピネフリンとは何ぞや、とも思うだろう。
ほか、保温と止血、酸素の供給と言われても
救急隊員はどうやって保温したり止血したり酸素を供給してるのか
読者は一瞬考え込むだろう。

要は、文を読んでも、その場面がイメージしにくい。
絵とかのサポートがあるならまだしも、文だけ勝負ならこれは致命的だ。

俺なら心電図なら心電図と書くだろうし、エピネフリンと書くより「昇圧剤」とするか
(確か昇圧剤だと思うが自信がない)、イメージしやすい心臓マッサージ機を出す。
保温はわからんが、止血なら止血帯巻くとか患部圧迫とかな。
酸素吸入は手動式酸素マスクの描写を付けるなりすりゃいいだろう。

まぁ要は、全ての読者が、おまいと同程度以上の知識を持ってるとは思わないことだ。
189受験生〜:04/06/26 00:09
>>188
酷評ありがとうございます〜。
やっぱり、文で伝える、ってことは難しいです。
もう少しわかりやすい表現と、具体的な描写を意識してみます。。
190188:04/06/26 00:28
>>189
そういう詳細描写は、慣れりゃ出来るようになる。
ただ出来るようになるまでには、早い奴なら数ヶ月、
遅けりゃ一年は持っていかれるがな。
けれども、少なくとも文で何かしようとする奴には
文でイメージを湧かせる能力が必須なんだわ。

急げともいわんし毎日やれともいわんが、
まぁ受験終わった後とか息抜きにでもチマチマ書くこった。
コツは、あるものに連関する人間の動作なり心理状況なり
付帯状況なりを徹底的に考えながら書くことだ。

後、描写能力が高まるにつれ長文が書けるようになると思うが、
その段階に至れば(多分自分で気がつく)、
文章を削って、且つ意味が伝わるようにする能力も要るようになるだろう。
これにゃコツはない。自力で何とかしてくれ。
>>188の批評行ってみよう
まずだ
読者を甘やかせばいいってもんではない
読者それぞれが想像力を働かせられるもの自体悪くない
というか読者はそういう刺激を求めてる
>>189
悪くはない
ただ感情描写に波が欲しい
192188:04/06/26 01:14
>>191
オーケー、多分俺の言い方がまずかったんだろう。
謹んで言い訳させて頂きます。

俺が言いたかったのは、読者に前提知識があると期待するなってこと。
「想像を働かられるか否か」以前の問題で、
読者に拒否反応が現れそうな部位はあらかじめ潰しておけってわけよ。

例えば
「今C#使ってて、ArrayListを派生させたクラス作りたいんだけど、
基底クラスのコンストラクタ呼び出しを行う場合はどうすりゃよかったっけ?」
なんて話を聞いたら、貴方がC#を触ったことがない限り拒否反応を起こすと思うね。
「C#ってなに?」「ArrayListってなに?」「派生ってなに?」
「基底クラスってなに?」「コンストラクタを呼ぶってなに?」
これじゃ、言われた方は眠くなるだけだろう。

人間は、自分の理解の及ばぬことは無視するし、詰まらんと感じる傾向がある。
その傾向を潰してからやっと想像力どうこうと言える、と俺は思う。

ま、「俺の作品を読みたいならキチンと調べてからにしな」
「理解が足らんのは読者自身の問題である」
ってスタンスを取るなら、そりゃそれで全然構わないとは思うんだけど。
上の文章はそういうレベルではない
想像できる範疇
194kara:04/06/26 02:08
ミーンミンミンミーン僕に聞こえるのはセミの声と心地よい風が葉っぱを
揺らす音だけだった。横には小川が流れていてその周りは緑の草花で生い
茂っている。天気予報によると気温は38度の真夏で夕方激しい雨が降る
らしいがここには暑さというものは感じられず雨も降りそうではない。
じつに心地よい、この風景、がそうしているのだろう。ここはそれくらい
心地よくそれでいて懐かしい。あの日、僕らが幼かった日に遊んだ風景は
何も変わっていなかった。

 お彼岸ということで僕は実家に帰ってきた。社会人になって3年仕事は
慣れてきたけどなんだかむなしい、僕が望んでいたのはこんな職業だった
なんておもわなかった。実際考えが甘かったのだ。製薬会社に入社して僕
は人のためになるような薬を作りたかった。人の役に立ちたい、困ってる
人を助けたいそういう思いがなぜか小さいときからあった。しかし、僕に
まわってきたのは営業の仕事だった。店を回って商品の売り込み。上司に
はおまえはいつも弱気だとか、決断力がないと毎日のように言われ。はた
して大学で学んだことは何だったのだろうか・・・そんなこと良く思う。
そんなストレスを発散しようと散歩がてら昔よく遊んだ場所に行こうとお
もった。
195kara:04/06/26 02:09
実際、その目的は達成された。この場所一帯まるで時間が止まったように、
それこそ妖精なんかがいそうなくらい神秘的だった。少し行くと地面が少し
盛り上がった所にきた。それは大きな一枚岩で小川のそばにそびえたってい
る。はてこんなものがあったな?とおもった。しばらくその一枚岩を眺めて
いると後ろに気配を感じた。ふりかえるとそこには小さな女の子がいた。白
いワンピースに赤いりぼん小学校低学年くらいだろうか。こんなところに人
が来るのはめずらしい。

196kara:04/06/26 02:10
僕を警戒してるように見えた。まあこんな小さな秘境に大の大人がいたら
誰だっておかしいと思うだろう。ここは静かに立ち去ろうきっとここは今こ
の子の縄張りなんだ。そう思って帰ろうとしたとき意外なことにその女の子
から話しかけてきた。「おじさん私たちの秘密基地壊しに来たの?」おびえ
たように問いかけた。そういばこんな内気そうな女の子とも遊んでたっけ。
少し記憶がよみがえりぼーっとしていたところ女の子には肯定の沈黙ととら
えられたらしい。「おねがいおじさんここの秘密基地壊さないで、せっかく
まー君といっしょにつくたんだから。」いまにもなきそうだった。あわてて
僕は「おじさん別に秘密基地を壊しにきたんじゃないよ」とっさに自分のこ
とをおじさんといってしまった事に後悔した。僕はまだ20代なのに「それ
に壊す理由なんてどこにもないだろう?」ぼくは笑って見せた。女の子は「
本当に?お母さんに頼まれたんじゃないの」と確かめた。「本当さ、僕はた
だ散歩に来ただけ。」「ほんと?よかったわたし、お母さんに頼まれて壊し
に来たんだと思った。」女の子は胸をなでおろした。きっとこの子の親は子
供だけで目の届かないところに行くのを心配していたのだろう。けれど川の
深さは40センチ程度、とでもじゃないが溺れたりはしないだろう。「お母
さんに言わないでね?」女の子は念を押した。
197kara:04/06/26 02:11
たいして危なくなさそうだしな。「いいけど、遊んでるとこくらいお母さん
に言わなくちゃいけないよ」僕は了解した。「ありがとうお兄さん!」おい
おいさっきはおじさんって言ってなかったか?

 女の子はお礼に秘密基地を見せてくれるそうだ。大きな一枚岩の後ろがえ
ぐり取られたようにくぼんでいる。まるで浅い洞窟だ。「あっ」僕ははっと
した。さっきまではきずかなかったがこのくぼみ見覚えがある。そう幼いこ
ろのあの日僕たちはココで遊んでいた。(あれ?だれと一緒だったっけ?)
しかもこのくぼみを秘密基地にして。そう思うとこのくぼみは長年子供たち
のあそび場になっていると思うとなんだか少しうれしくなった。
198kara:04/06/26 02:12
「おい、なつみ!なんで大人なんてつれて来るんだよ。」おとこのこが不満
そうな顔をして立っていた。「まー君。」どうやらこの子がまー君らしい「
あーごめんね。かってにはいったりして。」とりあえず謝る。彼らの縄張り
を荒らしたのは事実だ。「まー君大丈夫だよ誰にも言わないって約束してく
れたし」この人は秘密を守るとなつみと呼ばれた女の子は説明してくれた。
初対面なのに疑うことを知らない。今じゃこんな子供も珍しいんではないだ
ろうか。「人に知られた時点で秘密基地じゃなくなちゃうんだぞ?」もっと
もだ「えーそんなー」この子達は秘密というものに価値観を感じているらし
い。もといほとんどの子供はそうなのだろう、実際僕もそうだった。「大丈
夫だよ僕も秘密にしてあげるから」と多少無理のあるフォローをした。これ
じゃムリっポイかな?「ほんと!!」二人はうれしそうにいった。単純というよ
りも本当に純粋なんだと思った。「それじゃおじさ」「オニーサン!」「お
にーさん?」「疑問系にすんなよ・・・」そんなに僕は老けて見えるのか?
会社だと童顔だってよく言われるのにすこしがっくりきた。「今日から仲間
ね。」まー君は突然いった。「なんだよそれ」思ったままに聞いたみた。「
仲間になれば仲間だけの秘密になるだろう、そうすれば秘密を知ってるのは
僕たちだけだろ?」理屈は合ってる、忙しいわけでもなく、断る理由もこれ
といってない、ここで断ったらこの子達の大切なものに傷がついてしまうよ
うな気がした。僕は仲間になることを認めた。
199kara:04/06/26 02:21
それからの時間は早かった。僕は持ってきた釣竿で魚釣りをしていたが子供
たちが遊んでる姿を見るのはなんともほほえましい。僕は魚がまったく釣れ
ないので、つり道具をかたずけて岩のくぼみで寝ることにした。それからど
れくらいたったのだろうか。僕は激しい音で目が覚めた。ゴゴゴゴ・・・「
な なんだ?」目を覚ますと外は激しい雨がふっていた。周りを見ると子供
たちも一緒寝ていたようだ。「しかしこの音は雨だけじゃない・・・」おれ
ははっとした。「鉄砲水!」川の上流から激しく水が流れてくる音だ。「二
人とも起きろ!」僕は二人を激しくゆさぶった。「う〜ん」「早く起きろ水
が流れてくるぞ!」「水!」「ミズ?」だめだなつみちゃんはまだ寝ぼける。
仕方がない、先にまー君だけでも岩の上運ぼう。ゴゴゴゴゴゴ・・・時間は
一刻争う、「まー君いそいで背中につかまって」僕はそういってまー君を背
中に捕まらせていそいで岩の上に運ぼうとしたしかし予想以上におもい見た
目はやせてるのにこんなにおもいとは予想外だった。ぼくは上るのに手間取
った。「つぎはなつみちゃんを」まー君を下ろしたそのときだった。流れる
濁流が踊り狂う蛇のように流れて来たのは。濁流は一瞬にしてなつみちゃん
を呑みこんだ。「なつみちゃん!!」うっ擬似感がある。たしかに昔ここでこ
んなことが・・・秘密基地、なつみ、流れる濁流・・・

 
これは、このことは昔おれが体験したことだ。
200kara:04/06/26 02:28
「あたしなつみ、君の名前なんていうの?」
「・・・・・まさかず」
「じゃーまー君ね」
「なれなれしく呼ぶなよ」
「いいじゃないわたしたち二人だけの同級生なんだし」
なつみとはじめてあった日だ・・・クラスには二人しか生徒がいなく、小学
校学校も廃校寸前だった。
当然近くにはなつみしか遊び友達がいなく良くいっしょに遊んだ。川原の秘
密基地もそのうちのひとつだった。岩のくぼみの場所はお父さんに教えても
らったんだ。大人といっしょじゃなきゃ来ちゃだめだ、といわれたが。なつ
みといっしょにどうしても来たかった。あいつの喜ぶ顔がみたかった。それ
だけだった。何度もその場所に行くにしたがってしぜんと秘密基地と呼ぶよ
うになった。おれもなつみもこの場所がすきだった。だがその日はやってき
た。おれとなつみは濁流に飲み込まれ、おれだけが運良く助かったのだ。な
つみは遺体すら見つからなかった。なつみの遺体がないお葬式空の棺おけを
見て泣いて泣いて泣きまくって、どうして助けることができなかったのだろ
うかと悔やんで悔やんで悔やみぬいた。脳とはいやなものは忘れるようにで
きているらしく、このことは記憶の底にしまいこまれていたらしい。
だがいま思い出した。ということは隣にいるのは僕?
そこには誰もいなかった。
「まー君まー君」なつみの声がした。すごい勢いで流されていく。
「なつみーーーーーーー」
「まー君ゴホた…す……て」
「今行くぞ!」ぼくは飛び込んで助けようとした。
「うっ」足が言うことをきかない。ぼくは初めて自分が震えているのに気が
ついた。「なんでだよ、動けよ…」こんなときに…
濁流に飲み込まれた記憶が蘇る。
苦しい、息ができない、なつみを助けなくちゃ……でも……動けない
「おい!お前」うしろに小さいころの僕がいた。
「あのときから悔やんでたんだろう!助けたかったんだろう!」そうだ。
「逃げるなよ!また後悔したいのかよ!」
したくない。してたまるか!
201kara:04/06/26 02:32
「ありがと!昔のおれ」ぼくはそのとき昔から引きずっていたなにかから放
たれた。震えもなくなっている。「なつみーーっ」何度も水を飲みながら必
死に叫んだ。「まー君」「なつみ!」ぼくはなつみを捕まえようとした。「
早くしなければなつみは沈んでしまう」しかしなかなか捕まえることができ
ない「ぐっふ」何度も何度も俺は沈みかけた。今にも死んでしまいそうだっ
た。「なつみを助けるまで死ねない」ぼくは必死に手を伸ばした「なつみつ
かまれ!!」なんども水をかいたがやっとつかむことができた。なつみをたぐ
り寄せるとけして離すまいとしっかりと抱いた。冷たい水の中だけどあたた
かく感じた。
気がつくと周りはすっかり暗くなりぼくは石ころだらけの河原にいた。

 ぼくのまわりにはなつみはいなくただ赤いリボンが落ちている。ここま
で一緒に流されてきたのは間違いなさそうだ。
 ぼくは辺りを見渡した。
「なつみ!」
「な〜に?まー君」俺の後にニッコリ笑ったなつみがいた。
「だいしょうぶか?どこか怪我してないか?」
「だいじょうぶ、まー君が助けてくれたから。」よかった。しかしぼくは
あることに気がついた。
 なつみはもう死んでいるのだ。
「ごめん」
「どうしたの?まー君」
「ごめん……あのとき助けられなくて…」
 ぼくたち二人を月が照らしている。もう雨は降っていない。
「まー君は助けてくれたよ。わたしもう助かったよ。だからもう悔やまないで
。」
 なつみはまたニッコリ笑った。
「なつみ…ありがとう…ありがとう……」ぼくは泣きじゃぐりながらなんども
なんどもお礼を言った。

202kara:04/06/26 02:37
気がつくと辺りはもう明るかった。
 辺りを一時間ほど探索したがもうなつみはいなかった。服はドロドロのぐち
ゃぐちゃぼくが川に飛び込んだのは確からしい。仕方がないのでぼくは家に帰
った。
 その後家に帰って、親に家にも帰らないどうしてたの?と聞かれたが適当に
流した。
 夕ご飯のときになつみのことをきいた。親は少し驚いたが、そうか…思い出
したか…といいそのときのことをおしえてくれた。
 自分が一週間泣いたあと記憶を抉り取られたかのように忘れていたので、
こころに負担がかかりすぎたのだろうとまわりも黙っていたそうだ。
 次の日ぼくはなつみのお墓参りをしに行った。なつみのお墓にはひとがた
くさんいた。どうやら今日がなつみの命日らしい。
 なつみの母親がいたがさすがに話づらく、目を合わせないようにしながら
お墓参りをした。線香の匂いとともになつみの冥福を祈った。
 「あなた、雅一君じゃない?」
 なつみの母親がてをあわせていたぼくの肩をたたいた。
 「……はい」
 僕は不意をつかれたのでそうとしか答えられなかった。次になにを話し
ていいのかわからない。
 「おもい出したのね……」
 「……はい」
 だだそうしか答えられなかった。
203kara:04/06/26 02:38
「昨日ね、なつみの夢を見たの不思議よねしばらく見なかったのに、そ
したらなつみがいうのよお墓参りに友達が来るかもって、だからもしかし
たらと思って探してたの」
 なつみのお母さんは遠い目をした、なつみとの暮らしを思い出すように。
 「あの子ね、小学校に入学するまでだれも友達がいなかったのほら子供
自体少なかったでしょう?」
 僕は黙ってうなずいた。
 「だから、きっとお墓参りに来てもらって、なつみすごく喜んでると思
うの、来てくれてありがとうね。もしよかったらまた気が向いたときにで
も来てほしいの、なつみもきっと喜ぶから。」
 ぼくはなつみのお母さんに必ずまた来ます。と約束した。
204kara:04/06/26 02:45
ぼくは仕事に戻った。そのことがあって以来、上司に小言を言われなくなり。
念願だった薬の開発までできるようになった。
 今思うとなつみは情けなかった俺が見てられなかったのでは?すっかり小さく
なってしまっていた自分を励まそうとしたのではないかとおもうようになった。
 しばらくしてあのときグジャグジャになった俺の服が実家から送られてきた。
なんとなくズボンのポケットが気になったので手をいれてみた。するとなつみの
赤いリボンが入っていた。
 「なつみ……」
 あの場所にはやはり妖精がいたらしい。
205kara:04/06/26 02:48
駄文な上に長文ですいません。
文章力を高めたいのですがそれには酷評が必要不可欠
なので貼らせていただきました。
酷評をおねがいします。
評価の前に、
長編はアリに投稿する、というのはのはどうだろう。
ttp://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi

今度から。
207ちと遅いけど:04/06/26 02:57
>>189
エピネフリンとか用語使うなら「彼」が医師である事を早めに伝えたほうがいい。
大抵の人は知らないし。

あと「最前線の兵士」で思考が狂った。自分だけならいいけど。

>医師でなければ医業をなしてはならない。
    ちゃんと道具があるなら主人公がしているかと。
    救急隊員が医師だとしても同じ。

>アスクレピオスの〜浮き出ていた。
    で、「アスクレピオスは、どこにいる」
    ココ気になった気がするけど別にいいや。
208kara:04/06/26 03:28
>>206
そんなところあったんですね
今度から長文はそっちに投稿しますね
教えてくれてありがとうございます。

あと酷評もおねがいします。
>>208
場面と場面の切り替わりに
もうワンクッションあったほうがいいような気がする。
あと、セリフで感情を表現しすぎているところもあるかな
間にもうちょっと心理描写があったほうがいいと思う。
擬音関係のセリフや文も多いので違った表現にしたほうがいい
210阿呆田 狸:04/06/26 08:31
>>194
三回読んで内容はわかった。
有名な作家の小説をひとつで良いから熟読してほしい。最初の二行で、丁寧さが欠けているのか、描写能力が乏しいと思った。

>僕に聞こえるのはセミの声と心地よい風が葉っぱを揺らす音だけだった。

まず切れを良くするために、僕を省く。
描写は丁寧に。小説家は詐欺師であること頭に置いて、読者の頭を洗脳してやるつもりで描く。

元気にセミが鳴いている。耳をつんざく音量なのだが何故か心地よい。風のせいでもあるのか。風は体をやさしく包み、青々と茂る木の葉を揺らし奏でている。

同じこと言っていても、膨らみ方がちがうでしょう。
あとは同じように丁寧に書いていけば良いです。
211:04/06/26 09:11
>>184
昇圧剤=ボスミン
除細動=DC、カウンターショック
基本的にその前に心マ
心停止は、アレスト
モニタ
死は、ステルベン
関係無いよね。ご免

183きめつけ厨
212名無し物書き@推敲中?:04/06/26 10:31
>>194-204
話の展開がわかってしまうのが、瑕瑾だというわけではない。
題材が幻想的なものであれ、身辺雑記的なものであれ、
(安易な)作り過ぎが問題なのだ。

思い出したくないことを記憶から消そうとしている。しかし、罪の意識から逃れることができない。
「僕」はそんな場所など知らなかったふりをしてそこに導かれていた、という展開なら納得もできるだろうが、
単に記憶を失っていた、では安易なご都合主義だと読まれても仕方がない。

「僕」の年齢はその事件から何年経過しているか、を明確にさせるという意味で必須ではあるが、
職業がどうたらこうたらが必要なのかどうか。話の展開との関連で書きたければ、もっと簡潔に、示唆的に。仕事もうまくいったなんていう結末 >>204は蛇足だろう。
ここでも書き手は安易に意味を作ろうとしている。意味なんかは読者に見つけ出させればいい。

細部にもっと注意を。
過去の出来事と今との展開がすでに書かれているのに、両親との会話で説明する必要もないだろう
段落がよく分からない。「擬似感」は「既視感」?

次もガンガッテ。
>>205 まず>>6を読む
「、」はもっと使っていい。少なすぎて読みづらい。
214きつね:04/06/26 20:52
こんこん
くださいよ おあげ 上げるからさ
ひえてなくていいから
よろしくね
うまいヤツを
>>214
笑った。
自演乙です。
>>216
慈円乙です。
218kara:04/06/26 22:28
>>206>>209-210,>>212-213
酷評ありがとうございます。
自分も台詞が多いと感じていました。うまく表現する方法を考えます。
何度も推敲したつもりでしたがまだ、表現力が足りなかったようです。
本をもっとたくさん読みたいのですが。なにぶん受験生なので時間が取れません。
新聞などは毎日読んでいるのですが……自分の表現力のなさは小説を書けば書くほど思い
しらされます。単に記憶を失っていたという設定もなんか都合くさいですね。
読み直してきずきました。もっとうまい方法で読者をだませるように努力します。

この小説は僕のほかの小説とつながる予定で>>204のような蛇足な伏線が(まあ
蛇足であることには変わりはないですが……)あとでつながってきます。この男が
企業で薬を作っていることが大事になってきます。

>>6はあとで知りました。約束事は最初に読んだのですが、と言い訳させていただきます。

アリのほうで違う小説を載せました。ジャンルは違いますが、酷評していただければ
ありがたいです。
ttp://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20040626000079
219:04/06/26 23:02
新しいの書きました。よろしくお願いします。
220:04/06/26 23:03
「君は虐待されていたんだろ? なんで、それの側から離れないんだ?」
 僕は言いながら、それ−−今はただの肉塊になろうとしている物体−−を指差した。
「僕の母親だから」
 少年は無表情で言った。幼いその顔は人形みたいだ。でも、僕は−−
「母親だから? でも、それは、君の事を自分の子供だと思っていなかったんじゃないのか? 思っていたら虐待なんかしないじゃないのか?」
 −−イライラしていた。なにか良く分からない物、理解できない何かを突き付けられた感じだ。
 少年は頭を振った。
「分からない。でも、僕にとっての母親はこの人以外にはいないから」
「でも、もうすぐ死ぬ」 
「た、助けて」
 まだ喋れたのか。殺してやる殺してやる殺してやる!
 急に僕の頭の中は殺意で満たされた。銃を構えた。
 さっきは腹だったから駄目だったんだ。次は確実に頭を打ち抜いてやる。
「止めてよ」
 少年は僕の腕を掴んだ。
 何故僕を止めるだ! 僕は君のために!
 いや、自分のためか。そうだ。自分の過去を清算するためだ。
「別に僕は嫌いじゃ無かったよ。お母さんの事」
 お母さん?! ああ、そうだ。僕もそう呼んでたんだ。
「ごほっ、ごほっ」
221:04/06/26 23:03
 それ−−少年がお母さんと言った物−−は、急に咳き込むと、二度三度体を震わせ動かなくなった。
 死んだか。
「やっと開放されたんだ。嬉しいだろ?」
 問い掛けたが少年は何も言わず、それを見ていた。
「嫌いじゃ無かった、か。僕も、そうだったのかもしれない」
 僕も? 何の話だろうか? 何故いきなりこんな事を思ったのだろうか? 何かがおかしい。
「嬉しくなんかないよ。もう全て終わっていた事だったのに」
 終わっていた?
「僕にはまだ終わっていたなんて思っていない!」
 少年は少し悲しそうな顔をしていた。
「痛かったんだ! 苦しかったんだ! 悲しかったんだ! 辛かったんだ!」
 少年は悲しそうに僕を見ている。何となく分かった。
「君は、僕か」
 少しだけ微笑んで、少年は消えてしまった。
「これは僕の」
 母親か。
 亡きがらを見つめ言葉を発する事が出来なくなった。
『嫌いじゃなかったんだ』 少年の言葉を思い出した。あれは僕の言葉だったのか。
「そんなの覚えていない。覚えているのは嫌な記憶ばかりだ」
 思い出は美化される? その逆に悪くなっていく事もあるって事か。
222:04/06/26 23:04
 僕はもう悪夢にうなされる事はないだろう。だが、それと同時にあの少年は僕の記憶の中で二度と笑う事は出来ない。
 僕はしばらくこの亡きがらの側を離れる事は、出来そうにない。
 そう思いながら、ただ静かに見つめ続けた。
 
224推理小説ですよ。:04/06/27 00:36
これはいったい・・・。龍太は唸った。
たえられない悪臭、目を背けたくなるような赤黒い光景。
えてして彼女は殺された。龍太の恋人、雅は。
はは。龍太はあまりの事態に笑うしかなかった。
ゆるしてくれ。雅。お前を救えなかった。
かなしく響いた言葉は、雪に染みていった。
りすが、かれの叫び声に驚いて白い果てに消えた。

わんと犬の吠える声がどこかで響いた。
かつみの犬である。
ついさっきの叫び声に気付いたようだ。
ただ、彼は龍太の叫び声の中身がわかっていない。
ひそかに心の隅にあった、
とかく考えたくない、光景が。
はじめにその光景を見た時、かつみは自分の目を疑った。
225推理小説ですよ。:04/06/27 00:37
けれどかつみは冷静だった。
いったいどうしたんだ?由香里が、やったのだろうか。
じじつ由香里は龍太に愛されていた雅をうらんでいた。
ばかか。由香里は違う。かつみは瞬時のうちに自問自答した。そ
んなことがある筈がない。
にやにや薄ら笑うような月の下、三人は呆然と立ちつくしていた。

駄文の無礼お許しください。
謎解きの面白さなども同列に酷評お願いしまふ。
 彼は、笑顔でぬるぽと言う。私も、すかさずガッしようとハンマーを振り下ろす。
――しかし彼は既に、気を失って倒れていた。
 私は、驚きながら辺りを見回し、その原因を探ろうとする。
 それはすぐに見つかった。そこには、壁に寄り掛かり、微笑を浮かべている>>229の姿があったのだ。
駄謎
>220-222

冒頭一行目で既に失敗は明らかだ。虐待を受けてきた子供の話を書くのに、
「虐待」の一言で状況を説明してしまっているからだ。

幼少期の虐待は子供の人格形成に致命的な影響を与え得る。この考え方は
今日では単に臨床上の知見にとどまらず、専門的でない娯楽向けの創作物にも
広く援用されている。ごく一般的な認識として定着したものと考えるべきだろう。
被虐待児が「虐待を受けている自分」を別人格として隔離し自己防衛する、
ということも、創作物では多重人格障害などと絡めて、よく誇張して主張される。

つまり「虐待」は、それ自体が端的に状況を語る力を持った言葉であるわけだ。
虐待を話の柱として創作するなら、この言葉を持ち出すことすなわち説明放棄だよ。
お断りもなく一方的な虐待者というレッテルを貼られた母親がサイコ気取りの息子に
ヌッ殺されますた。悲しいですね、終了。思弁のかけらもないよな。

余談だが、物語上で多重人格障害を扱う場合には、この単語自体が多分に
ファンタジーを含んで流通しているものだということを心に留めておくといい。
無論、ファンタジーの効用を否定するわけではないよ。


  つ
 ま
  ん
   な
    い
>229


|_ゝ`) タテヨミ
231:04/06/27 07:04
228
ありがとうございます。やっぱりそうですよね(^-^;
自分でも「虐待」って言葉自体を使うのに抵抗があったので、もっと比喩的な物にしようかと考えながら書いていったんですけど、途中でめんどくさくなっちゃって(>_<)
そもそも、思いつきで一文書いてそこから話を構築していこうっていう、自分の書き方が間違っているような気がします。やっぱりある程度本筋を用意した方がいいですよね(-.-;)
もっとうまく書けるようになりたいので、また来ます。
思いつきでまずさらっと書いて
それを何回も見直すのよ
あんまり考え込んで書いてもつまるよ
>232

そうだね。考えるために書く、という人もいれば、まあ色々だな。
人それぞれスタイルはある
間違いなんてないさ
工夫はいるだろうけど
そんなオレは考えすぎて一向に筆が進まん
>>194
アリからこっちに飛んできたが、文がぎちぎちに詰まってると雰囲気ぶち壊しだな。
アリの方は良かった。
236名無し物書き@推敲中?:04/06/27 19:02
工エエェ(´д`)ェエエ工
237蛇山:04/06/27 19:29
 くぬぎ台という閑静な住宅地の真ん中にあるN中学校は、生徒さん達の質が良いことで
地域でも評判です。平均偏差値は市内の公立中学の中ではトップですし、悪の道に外れ
る生徒さんは一人としておらず、皆さん一団となって勉学に、部活動に、学校行事に励ん
でおられます。先生方の御指導が熱心であるということもありますが、まず何よりも、そう
いう地域性というか、"県民性"ならぬ"町民性"があるということでしょう。ましてや、校内の
除草大会の日に女装をするなどという不真面目極まりない生徒は、ここには存在し得ない
わけです。
 ――約1名の宇宙人を除いては……。

「センセ、ジョソウしたんスけどー」
 引っこ抜いてきた蔓草のカタマリを頭の上で靡かせ、植木鉢やら何やらをジャージの中に
仕組んで豊胸した太っちょの少年が、人の良さそうな教師に絡んでいました。彼の目に反抗
の色はありません。ただ、爛々と輝いています。ただしそれは狂気とはまた違ったもので、
何かを計らっているかのような目つきでした。教師達が見回る中、隣に生えている草と同じ種
類の草を、隣の人と同じ動作で毟り続ける。この退屈で退屈で、ひたすら没・個性的な作業
の中、あまり怒ることのない教師がやって来た。この瞬間をチャンスとして待っていたかのよ
うな、そんな目つきです。
「竹田〜っ…」
その教師は「またお前か」とでも言いたげな口調で、笑いながら言いました。
「あはは、竹田君、またやってる」
同級生達が、竹田君と呼ばれているその少年に注目します。
「アハハハハハハッ!?、オホホホホホホッ!?」
竹田君は、肥満児特有のおどけたような低い声で、自分で自分のことを笑い出しました。周
りもそれに釣られて、クスクスと笑います。これで、彼のやったことは「面白い」ということになりました。
238kara:04/06/28 19:08
>>235
ありがと。でも自分いい気になりやすいから
常に自分に厳しくないと
>>236
自分もなんかそんな感じです。
>>237さんへの酷評
微妙なところで切れているために読みずらく、
なんなんだ?これ?
とひたすら思うばかりです。
意味があるのか分からない最初のほう
これを、修飾するのになんの意味があるのだろうか?というところが気になります。
そして、物語に統一性がないのが一番気になります
小説を書く上でなにを伝えたいのかということは、一番重要な気がします。
そこら辺をもう一度再考してください。
あなたのキャラが読めん
>>238 名前:kara

こんなところで酷評もらっている分際で、他人の投稿を批評するんじゃないよ。
アホーが。
>>237
小道具を使ったアクションが効果的に演じられてないね。
彼のやったことは面白いという結論に持っていくなら目つきとか細かいことは置いておいて、行動や周囲の反応に重点を置いて書いた方が良いんじゃない?
242kara:04/06/28 21:18
だって昨日から放置しっぱなしでなんだか
かわいそうだったんだもん。
だから、一物書きとして酷評スレっぽく感想を……
243kara:04/06/28 21:43
俺の感想
悪かったかな?
>>243
正直、酷評される側とする側はわかれてたほうがいいのかも。
もし酷評する場合は名無しのほうが吉。
酷評された奴に酷評されるなんてつらすぎw

酷評スレは基本的に雑談禁止なんですかねぇ。
245阿呆田 狸:04/06/28 22:40
いま長いのは読む気にならんのです。「首がまわらん」がダブルで来てますので。
金で回らんのと、むちうちで回らんのと。
しばらくは、おとなしくしてますわ。

ちょっとくらいの雑談は、良いと思うのですが。
246kara:04/06/28 23:22
>>244
自分は
誰であろうと(酷評された人でも)、作品を読んでもらって感想もらえるなら
うれしいな〜と思ってましたから。だって、いろいろな人の意見が聞けるんですよ。

でも、皆さんは違うみたいですね。
気を悪くさせてしまって本当にすいませんでした。
まあ、わざわざ名乗るほどでもないってことだろう
名無しでいいんでないの
248kara:04/06/28 23:29
そうですね
249名無し物書き@推敲中?:04/06/29 01:48
「地理学とは、どういう学問なのか?」
この質問に、地理学者達はあまり答えたがらない。なぜなら、地理学は学問ではなくただの趣味だ、という
事実を彼等は知っているからだ。実際、地理学は一体どんな理論を我々に提供しているのだろうか。

 過密過疎、都心回帰などの社会現象の分析手法?それは社会学だ。
 人々の生活を記述する?それは人類学や民俗学。
 過去の文献から地域の成り立ちを調べる?それは歴史学じゃないか。
 地域経済の発展を導く理論を構築?そんなことは経済学者に任せておけ。
 場所によって規定される人間行動の分析?それは心理学。
 植生は自然学、気候は気象学、地形は地学。だいいち、地理学は文系であり、自然科学の知識がない。
 都市計画は建築学や土木工学だろう。文系の地理学に新たに何かを作り出す能力はない。

要するに地理学には学問体系が存在しない。あるのは「地理」という興味・関心事だけだ。そこに
他の学問から間借りしてきた理論をぶら下げ、地理学者は趣味の研究に没頭する。だから地理
学科なんて所に入ってしまった学生は、”ある地域にまつわる”歴史だの経済だの植生だの
バラバラの知識を詰め込まれて、4年後には一人前のフリーターとして世の中に巣立ってゆくわけである。
 
250名無し物書き@推敲中?:04/06/29 02:38
「文学とは、どういう学問なのか?」
この質問に、文学者達はあまり答えたがらない。なぜなら、文学は学問ではなくただの趣味だ、という
事実を彼等は知っているからだ。実際、文学は一体どんな理論を我々に提供しているのだろうか。

−中略−

要するに文学には学問体系が存在しない。あるのは「文芸」という興味・関心事だけだ。そこに
他の学問から間借りしてきた理論をぶら下げ、文学者は趣味の研究に没頭する。だから
文学科なんて所に入ってしまった学生は、”ある国の小説・作家にまつわる”歴史だの経済だの植生だの
バラバラの知識を詰め込まれて、4年後には一人前のフリーターとして世の中に巣立ってゆくわけである。
251名無し物書き@推敲中?:04/06/29 11:44
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/325-332
よろしく。結構いい線いくと思うんで。
252名無し物書き@推敲中?:04/06/29 12:12
夕方、帰路に立つ人々でごった返す駅前の広場に座り込んだ浮浪者とおぼしき男の前には
オイル缶ほどの大きさの缶に3本のストローを差したものが置いてある。
浮浪者1人なら何のことはない、日常の風景であるのだが、
見過ごせない大きさと異様な存在感を持つ見慣れぬ物体に、
通り行き交う人は目をやった。
そして、人々はその物体がよく見慣れた痰壷だということを知っていた。
視線を明らかに意識して、浮浪者はおもむろに目の前の痰壷を両手で抱き、
差された3本の筒を口に含むと勢いよく吸い上げた。
太目の白い半透明のストローに緑とも黄とも茶とも灰ともつかぬ液体が吸い上げられていく。
男は満足げな笑みを浮かべ、音を立て、息継ぎもせずに色とりどりの異臭漂う液体を
どんどん吸い込んでいく。
その光景の前に思わず足を止め、小さな悲鳴をあげるものもあれば、
視線をちらりと向けてしまい、一瞬思い切り顔をしかめて足早に立ち去るOLらしい女性もいた。
男は数百人分の泡だった液体を一気に飲み干し、自分の座る脇にぺっと唾を吐き捨てた。
その唾は水藻のごとく緑色の糸を引いているようであった。
253名無し物書き@推敲中?:04/06/29 12:41
>>251
なげーよ
3行にまとめろ
>>253
自分は何のために書くのだろう。
物や感情をそのまま展開するのは意味がない。
感じたことを距離をとって捉え、それが分かることが大切だ。
>>251
>本当に思うんですが、別に書いていないわけではないのです。
この時点で萎えた。
無駄に長くし過ぎ。3行とは言わないが、半分にまとめれ
>>251
これは、創作論というよりも創作雑感といった方がいいな。
論旨が独断的だし、まとまりもない。
>251

「思う」。「気がする」。「かもしれません」。
そういった語尾を使って論戦から逃げ回る文章を何某論とは呼ばない。
主張ばかりで、反証が行われることもない。論理の積み上げは放棄。
三島やドストエフスキー、村上春樹などもこれでは援用とは言えない。
アクセサリーとしてご高名を散りばめたありがちでひとりよがりな手法だな。
せいぜいのところ、これは創作に関する無責任なエッセイだ。

もとより作家という人種に求められているのは論文作成能力ではないが、
したり顔で理屈抜きの何某論をぶつ作家はいる。年を取りお偉くなって、
もう誰にも王様は裸だと言って貰えない可哀想な連中のことだ。
しかし君が今からそんな間抜けどもの真似をする必要はない。
主張自体の是非は問わないが、こんなエッセイを垂れ流して暑苦しく共感を
求めるのはそれこそ意味がないので、やめたらどうか。
啓蒙だとしたら手法を間違えているし、当然共感すべきと君が考えている
同様の問題意識を抱えた人間であれば、充分に分かりきった事柄を
読まされているだけで、きっと面白くもなかろうからな。
『空を見ていた』

烏が飛んだ。鳴いた。飛んだ。鳴いた。
窪塚飛んだ。のんちゃん泣いた。窪塚飛んだ。のんちゃん泣いた。
夕闇が近づいた。夕日が沈んだ。夕闇が近づいた。夕日が沈んだ。
川嶋が近づいた。徳山沈んだ。川嶋が近づいた。徳山が沈んだ。
雲は光を拡散する。夜の曇空は明るい。
英雄は光を拡散する。夜の英雄は孤独だ。
窓を開け放ち音楽を鳴らす。
服を脱ぎ女を鳴かす。

暗闇に目が慣れてきた。
日食を裸眼でみると目が潰れるというのはあながち嘘ではない。
>>257
面白くない持論の発表は終わりましたか?
>259

いやいや、煽りは歓迎だよ。
惨めなお脳でせいぜいスレの引き立て役を務めておくれ。
いや煽りではなくてですね。
批評文にもセンスというものがあります。
受け売り論をユーモアなしに偉そうに書きこむのはどうなのでしょうか?
窪塚の大麻論に似たところがあったのでちょっと気になりまして。
これにはうまく反論できないでしょうが、もし自尊心を保ちたいなら是非反論してみてください。
さてどんな反論がでてくるのでしょうか?
楽しみです。
外を見ると夕焼けが赤い。なにかを暗示しているようです。
>261

ユーモアにも場のノリというものがあるからね。というか何を期待してるんだ?
漏れはお前を笑わせるためや論を戦わせるため来ているのではないからなあ。
ところでお前の>251への評価はどうなんだい?
とびきり愉快なユーモアを期待しているよ。
その場のノリ?
糞つまらない駄文をダラダラと垂れ流すことになんの意味があるのでしょうか?
私は他人の批評はしません。
要は好きか嫌いですからね。
物事には多面性があります。
良し悪しを一面的にとらえて判断する昨今のプロ、アマの批評家きどりにはウンザリです。
ところで文学を授業で学んだ口ですか?
無学と無経験あなたならどちらをとりますか?
あなたは彼女と映画に行って上映中にうまく話かけられる性質ですか?
>263

わお、こないだの人じゃん。
ならお前に何も言うことはないな。
訂正↑何も言えない・・・の間違い
あは。大したことのない煽りだね。じゃあなんかミソつけとこうか。

>要は好きか嫌いですからね。
>物事には多面性があります。

素晴らしく多面的な物の捉え方だね。ちょっと驚いた。
あんた>>191あたりで論破されちゃった人?
(笑!!
ここ暫くまともなのが続いていたんだが。
アビヲがこなくなってホッとしてたってのに、DQNは来るなよ。
>268

ああ、思い出した。それだ。
271256:04/06/29 19:20
っていうか、この状況で
>>259
>>261
>>263
>>267
のカキコは

>>251がやっているとしか思えないが。
272257:04/06/29 19:26
>269,271

リアルタイムに自分に矛先が向いたのでつい喜んで釣られた。
すんません。
273名無し物書き@推敲中?:04/06/29 19:31
このスレの酷評は絶対です。
酷評に反論があるなら書き直して再投稿しましょう。
>糞つまらない駄文をダラダラと垂れ流すことになんの意味があるのでしょうか?
糞をふいたトイレットペーパーより面白くない駄文書いといてよく言うぜ
>273

それはまた極端な。反論なら無問題だと思うけどな。
感情的にならずちゃんと論拠を整えた反論ならば、だけど。
276:04/06/29 19:35
それは、言い過ぎというもんだ。
>>272
まあ、釣られたければ釣られてもいいんだが。

しかし、自分の文章は当然評価されるって考えてる香具師は多いよな。
たかが2chの酷評スレに書き込んでいるレベルの文章を他人が感動
して読むと思っている段階でもうダメなんだが。
その程度のこともわかってない連中は、無理褒めスレに留まっててくれよ。
頼むからさ。
>>191さんが力いれて批評してくれればいいかも
>>191>>193の流れはほんと凄い
191さんカモン!!
>>277
あんた、ほんとつまらない書き込みだな
他はどうかしらんが彼が人を感動させる文章をかけないのは明白だ
文章より批評の方がレベル低いもんな、ここ・・・
文章はどれもそれなりに個性あって面白い
こいつこんな文章書いてどんなやつなんだろ?って想像してますw
酷評されてキレる奴って、スレに粘着するんだよな。
ああ、ファビョッたか。。。
>>188の人はその後も平気な顔して批評してるのだろうか?
284名無し物書き@推敲中?:04/06/29 20:06
もういいよ、ミジメになるだけだぞ、>>251
285名無し物書き@推敲中?:04/06/29 20:17
>>269
既存の作家を持ち出して意見をいうのは、アビヲの特徴でもある。

だから、>>251=アビヲの可能性も高い。こんな異常人は、そんなにはいないだろうからね。
仮に別人だとしても>>251はアビヲと同格ということだから、彼は恥を知るがいいと思う。
>>252
うーん、きたない内容だな。そういうのは好きじゃないが、まあ、そこは
そういう趣味のやつもいるだろうから置いといて。

文章、特に冒頭の一文がよくない。

>夕方、帰路に立つ人々でごった返す駅前の広場に座り込んだ浮浪者と
>おぼしき男の前にはオイル缶ほどの大きさの缶に3本のストローを差した
>ものが置いてある。

内容がごちゃごちゃしていて、読みづらい。
この文章だと、「帰路に立つ人々でごった返す駅前の広場に座り込んだ浮浪
者とおぼしき男」が主語である。これだけ主語が長いと、読んでいるほうは
げんなりしてくる。

「夕方、帰路に立つ人々でごった返す駅前の広場に浮浪者とおぼしき男が座り込
んでいる。男の前にはオイル缶ほどの大きさの缶に3本のストローを差したもの
が置いてある。」

とでもして、素直に2つの文にした方が、よほどすんなり読める。
他も読みづらいところがある。全体として、文章の読みやすさを勉強したほうが
いいだろう。
>>280
お前の人生をここで終わらせてしまうのは忍びないが、これをどうぞ。


 B級SF調思春期小説「愛欲」から一部抜粋


               人魚姫

 ある所に、顔が魚で、体が人間の女の娘がいました。
「あんな女の娘は初めてだ」と、それを見た王子は言いました。
「あなたの御名前をお伺いする、無上の光栄と、限り無い名誉を私に与えて下さい」
「人魚姫です。あなたは?」
「あなたの、苦悩と霊性に心服しきって居ります、永遠に忠実なこの上なく卑しい奴隷です」
 王子と姫は不自然な動作をしました。
王子 「ふむ! 乞食みたいな女だ」
 こうして、姫と王子の国は、戦争になりました。
 姫は、国民に演説をしました。
「みんなー! 可愛い私のために死になさい!!」
 王子も、演説をしました。
「私は女の人が泣く程好きです。女の娘を全て、残りくま無く隅々まで愛しています。
女の娘は神様です。女の娘バンザイ!!」
288191:04/06/29 21:36
俺だけど批評してほしい奴いるか?
289↑田吾作:04/06/29 21:37
プッ
290191:04/06/29 21:39
即レスか・・・
俺のストーカーか?
>>288
書きたきゃ、書けばいいだろうに。誰も止めないぜ。
駄文が酷評されるのと同じように、くだらない簡素なら、
まともな書き手には鼻で笑われてスルーされるだけだ。
それが嫌なら、ちゃんとした簡素書くか、書かなきゃいい。
いちいち、エクスキューズするなよ。
ここは、酷評スレだ。
当たり前のことだな
なにが言いたいんだ?
俺はここにいる!という存在証明なのか・・・
というかおまえ誰よ?
おまえ188で的外れな批評してたやつか?
>簡素
>簡素
>簡素
>簡素
>簡素
>簡素

プゲラ
↑典型的な2ちゃんねらータイプだな
無職童貞眼鏡とみたね
すぐはおらんか・・・
また数日後にきて
批評の批評でもやってみるわ
297↑田吾作:04/06/29 22:26
自演業者は来なくていい。
298 ◆A4xxz5IVJ. :04/06/30 00:16
私は急いで学校へ向かった。
思った通り上履きが無くなっていた。
母に買ってもらった上履き。
母がこのことを知ったらと思うと涙が止まらなかった。
三十分程探し、ようやく職員室のゴミ箱に捨てられているのを見つけた。
授業の開始時間に何とか間に合いそうだ。
教室まで来たが、ドアは閉められていて中の様子が分からない。
ドアに手を掛けると胸が今にも押しつぶされそうだった。
覚悟を決め、勢いよくドアを開けた。

「起立!」

「礼!」
「着席!」

「誰ですか!先生の上履きをゴミ箱に捨てたのは!」
「隣のクラスの佐藤先生です。」
「そうですか...。じゃあ授業始めます。」
299:04/06/30 07:57
また新しく書いたんです。
今度は始めから流れみたいなものを考えてみたんですけど、読んでみて全然おもしろくない気がするんです。
とりあえず酷評お願いします。
300:04/06/30 07:59
 返す波を見ていた。ゆったりと動く生き物みたいだ。ちなみに返すだけじゃなくて引いてもいる。
 遠くを見た。水平線の向こう。空と海との境界線。
 こういう光景をずっと見ていると、いかに自分がちっぽけか嫌というほど思い知る。
 でも、今僕が見ている全ての物は、見て認識する事によって、僕の中に保有している事にもなる物なんだ。
 でも逆に、空と海と山と、すぐそこで戯れている人達にも僕は保有されている事になる。
「あいつずっと海の方眺めて何考えてんだろうな?」「さぁ?」
 僕を保有している人達が何か言っている。彼等が居るから僕が存在できる。色んな意味で。
 ようするに僕以外の全ての物が僕をここに存在させていて、僕も僕以外の全ての物を存在させるためにここに居るって事なんだ。
 それはそうと、腹が減った。
「ラッシュー、そろそろ帰るよー」
 僕を保有している人達が呼んでいる。
「わんっ」
 一声鳴いて答え、保有主達の所に駆け寄った。尻尾が激しく振られている。
「よしよし、お前は海の方ばっかり見て何考えてたんだ?」
 あれ? そう言えば僕は何考えてたんだっけ? まあ、良いか。ご飯ご飯。
「わんわんっ」
「おぃおぃ、帰るって言った途端、急に元気になるなよ。ホントお前は変わってるなぁ」
 だってお腹減ったら、誰だってこうなるよぉ。ご飯には誰も勝てません。
>300

随分と自信なさげだが、前二作と比べると着実に良くなってるよ。
他愛もなく善良な犬の性格が出ていて面白い。
先に瑣末事から行くと、返す波、引く波という対応は気になった。
どちらも沖に戻っていくんじゃないのかな。寄せては返す、押しては引く、
というような対応であれば収まりがつきそうだ。あとは十四行目、
「尻尾が激しく振られている」は三人称だな。一人称で一貫性を持たせたい。
以上はどうでもいいのだが、一応指摘。以下は面白さについて。

今回は一人称の主人公が実は犬だということが肝心で、起承転結の流れを担う
柱になっているわけだ。人間原理っぽいテツガクな話を進めていきながら
一転させてオチまで持っていく。なんだお前犬かよ! という感じだね。
ここでの落差が鮮やかであればそれだけ滑稽味が増し、寓意も表れる。
表現を推敲したり描写を増やすことで、効果を量的に高めることもできる。

他方で漏れが割と面白いと感じたのは、君が短いこのお話を書く際に
意図していないようなことを勝手に肉付けして頭のなかで補完したり、実際に
物思うげなペットを眺めつつ共感を覚えたからだ。
共感を覚えやすいこと=ありがちでもあり、確かに猫だとか犬だとかに託した
哲学やら寓話なんか枚挙に暇なしって感じだ。
動物を飼っている人なら誰でも考えそうなこと、と言ってしまえば言える。
そこには異質なものがないわけだな。
そういうことであれば話は簡単。流れを変えてしまえばいい。
もちろん、そうした逸脱をさせてそれでも面白いものを書くのは、文章を単に
水増ししていくよりよほども難しい。
>>298
連続したオチが面白いと思う。声を出して笑ってしまいました。
極めてシンプルな文章で酷評するところも見つからないです。

>>300
・ちなみに は使わない
・でも が連続している
・保有 というオチにつながる言葉の違和感とタイミングが悪い
・修飾がゴテゴテしていてボリューム感がある
・オチが長い
・畜生になりきれていない
箇条書きで申し訳ないですが、こんなところでしょうか。
書き過ぎてもオチや論点がぼやけないのが言葉選びの技術です。
一生つきまとうであろう難しい技術なので、焦らず勉強しましょう。
オレモナー
303名無し物書き@推敲中?:04/06/30 11:48
>>298はおもしれーな
304名無し物書き@推敲中?:04/06/30 17:09
                       
   ミ /彡                   
..ミ、|ミ //彡            
ミ.|.ミ/ ./.|           
.|//|.  []   ノノノハヽo∈        
/.  []      从‘ 。‘ 从  ホント♪ おもしろいね♪   
         (⌒l⊃⊂l⌒)    
305:04/06/30 17:53
ご指摘ありがとうございますm(__)m
301
本文より長い&丁寧な指摘でためになります(^^ゞ
でも、ちょっと難しくて理解できない単語とかあったのでもっと勉強してきます(^-^;
302
やっぱり焦ったらダメですよね(^_^) 指摘してもらった所を意識して読んでみると全然違う文章に感じました(^-^; 穴だらけです(>_<)
これからも少しずつ勉強して頑張っていきたいと思いましたm(__)m
今作同様このレスも稚拙な文章で申し訳ないです、また機会があればよろしくお願いします。
>>301の批評からいってみようか
まずこの文章は哲学云々のものではない
これは子供向けのほのぼの短文である
俺はこれを読んで幼少のころに読んでもらった絵本を思い出した
>>300
子供が情景を浮かべられるような音が欲しい
「保有」より「守っている」のほうがいいのではないか?
>>306
惨めなまねはやめな、アビヲ。
                       
   ミ /彡                   
..ミ、|ミ //彡            
ミ.|.ミ/ ./.|           
.|//|.  []   ノノノハヽo∈        
/.  []      从‘ 。‘ 从  惨めなのは307でしょ♪   
         (⌒l⊃⊂l⌒)   
309名無し物書き@推敲中?:04/06/30 20:43
アビヲは、社会のゴミ。
310前 ◆A4xxz5IVJ. :04/06/30 21:04
批評ありがとうございました。
これからは評価の対象となり得る
文学的な文章を書けるよう努力していきます。
批評家って自分が批評されるとキレるのはなぜ?
自分の批評に自信がないから
>311-312

ええと。毎度のことで恐縮だが、漏れはキレてないですよ。
そもそもアビヲとやらはもっとましな文章を書くように見受ける。
根性の良し悪し、成長の有無はともかくとしてな。
ウザイ=即アビヲ呼ばわりはちっと不当だと思うよ。

>306

批評に批評とはいい度胸だ。…いやキレてないよ?
それでは批評の批評の批評、

>まずこの文章は哲学云々のものではない
>これは子供向けのほのぼの短文である

論拠を示してちょうだい。君の主観というのはナシよ。
批評を標榜するならあくまで筋道を立てて、よろしく。
でもまあ、子供にこういう話を振るのはなるほど面白いかもしれない。

>「保有」より「守っている」のほうがいいのではないか?

ううん。これも面白い意見だね。やはり、なぜ「守っている」のほうが
妥当であるのかを説明する必要はあると思うけれど。
例えばこの一文、
>見て認識する事によって、僕の中に保有している
これを「見て認識する事によって、僕の中で守っている」と書き換えてしまうと、
相当に文意が異なってくるぞ。
視線の相互性やら観測者の存在が云々なんて連想は浮かんでこなくなるわな。
それともテツガクは相当にお嫌いか。あまり子供を馬鹿にしたもんじゃないと思うが。

とはいえ、投稿作より長い批評文ってぶっちゃけありえないよね。
どうかしてたらしい。これは反省している。
>>313
お前一体誰なんだよ。

>そもそもアビヲとやらはもっとましな文章を書くように見受ける。

って、プッとしか言いようがないけど。

>>313
僕の中で(その存在を)守っている
みることによって 存在を守っている みられることによって 存在が守られている
保有すると文意は全くかわらないが?
この保有という無機質的な言葉がほのぼのとしたこの短文を寒寒しいものにしてしまう可能性がある
狭い視点でものを見すぎているな、あんた
この文章の根底に流れている無垢、純粋さ、無邪気さ
これは子供がもっとも感情移入できる作品である
あんたはこの文章がもつほのぼの感を感じることができなかった
心理学的に分析すると、少年の心をもたない知識バカ一代とお見受けする
>>287
以下酷評

ほのぼのと  地雷を踏んで  ホトトギス
318前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/01 01:16
>>298のつづきです。

「...ど、道徳の授業でしたね。
えー...今日は教科書を使いません。
みんなでいじめについて考えてみましょう。」
私は黒板に大きく「いじめ」と書いた。
生徒は私の震える手を不思議そうに見つめていた。
「えー、まず鈴木さん、あなたはいじめを受けた事がありますか?」
「ありません。」
「では誰かをいじめた事はありますか?」
「いいえ、ありません。」
「う〜ん、分かりました。では清水君、貴方はいじめを受けた事、
またはいじめられた事がありますか?」
「ありません。」
「うーん、聞き方が悪かったかなぁ。じゃみんな目を閉じて。」
「いじめられた事のある人、いじめた事のある人、手を上げて。」
手を挙げる者は誰一人いなかった。
「えー、実はこのクラスにいじめられていると相談しに来た人がいます!
いじめられる方?いじめる方?どっちが悪い?どう思う?」
暫く沈黙が続いた。誰も私と目を合わせようとはしない。
「じゃあ名簿順で、はい、中野君。」
中野君はゆっくり立ち上がり間を置いて言った。
「いじめる方も悪いけどいじめられる方にも理由があると思います。」
「例えばどんな理由?」
「...足が臭いとか、メガネを掛けているとか。」
私は納得せざるをえなかった。
確かにそうなのだ。物事には何事にも理由があるのだ。
根拠はどうあれ、私はそう信じている。実際今までもそうだった。
で、今私がいじめを受けているのにも何か理由があるはずなのである。
しかしその理由が分からない。
>314

漏れは漏れだが何か。君はひょっとしてアビヲとやらか?
だったら悪かったね、引き合いに出して。

>315-316

うん。「保有」に違和感を覚えるところまでは普通かな。
この言葉を言い換えようという動機自体は理解できるよ。
でも悲しいかな君の場合、言い換え以前の解釈に難があるんだろう。
これはその解釈が「正しい」かどうかってことじゃないよ。
君の固執する「ほのぼのした短文」という主張自体が対象を規定してるわけ。
これもつまり、「狭い視点」以外のなにものでもないんだな。

>316の主張に至っては、また同じことの繰り返しでしかないよね。
超人ロック並みに漏れの心をスキャンしているのには恐れ入ったが。
おまけに心理学と来たか。釣り確定かな?
>298,318

>私は黒板に大きく「いじめ」と書いた。
ここで吹いた。
うまいこと書くね。ちょっとした悪意と嫌味、そらとぼけた味もある。
確かに文章自体に難点も見当たらないし、いいんじゃない?
保有が全体の感じから見て、浮いてるから守るに変えたんだろ。
というか、スレ違いだからいい加減にやめれ。
322名無し物書き@推敲中?:04/07/01 09:51
 1ヶ月ぶりに比嘉に会ったのは、銀座のバー『よ志だ』の暗がりの中でだった。そこでなら知り合いにあうことはまずない。
地下へ続く狭くて急な階段はまるで昭和四十年代へ続くタイムトンネルのようなものだった。
 八時ちょうどの約束だったけれど、二十分前に店に入ると、比嘉は奥のテーブルでダイキリを飲んでいた。僕も同じ者を
頼んで訳もなしに乾杯した。地上から迷い込んできた蚊の音が気になるくらいに店の中が静まり返っていたので、僕たちは
顔をつき合わせて小声で囁くように話さなければならなかった。
 「それでどうする?」と僕は切り出した。
 「乾だったらどうする?」と比嘉はいった。
 昼間からのんでいたせいか、あるいは泣いたせいなのか、彼は目の下を赤く染めていた。
 「まず比嘉に会って相談する」
323322:04/07/01 09:54
 比嘉はかるく頬を引きつらせて笑った。いまにも泣き出してしまいそうな笑い方だった。僕はなんだかたまらない気持ちに
なって、床や壁を必死になって見つめた。
 「実は昨日、美紗緒が働いていた赤坂の店に1人で行ってみたんだよ。どんな店なのか知りたくてね」と比嘉はいった。
 「どんな店だった?」
 「雑居ビルの中になる、さして大きくない店でね。会員制らしくて、入るとすぐに断られた」
 「断られて頭にでもきたの?」
 比嘉は首を振った。努めて冷静に見せようとしているのが逆に哀しかった。
 「一分として耐えられないような店だったよ。カウンターのところに気味の悪い女が4,5人いて煙草をふかしているのを見
たら急に気分が悪くなってね、それでまた決心が揺らいだ」
 「結婚の決心が?」
 比嘉はうなずいた。「美紗緒もあそこに座っていたんだよ。それで山岸が来るのを待っていたんだ」
 「もしその倶楽部が清潔な女揃いだったら、決心は変わらなかったっていうの?」
 比嘉は首を振って小さく息を吐いた。彼の吐く息はとても暖かかった。【つづく】
>>319
わかってないねえ
文章にはテーマがある
そのテーマを読みとるのが、なんで狭い視点で対象を既定するになるんだ?
あと心理学云々は冗談だから、あんまり気にしないでね・・
325322:04/07/01 10:07
>323続き

 「ボトルを入れてのもうか。今夜は酔っ払おうよ」
 「賛成だ。スコッチがいい」
 僕たちはJ&Bのボトルを入れてミルクを頼んだ。ボトルのカードには昔のように「比嘉圭一郎」と書いた。
 「これでまた一緒に飲みにこれるね」
 比嘉はそういうと少し泣いた。彼が泣いているのを見たのは初めてのことだった。
 僕は言葉を探しながら、ウイスキーとミルクを交互に飲んだ。
 「不思議な気分だよ。乾とは子供の頃からずっと一緒だったような気がするんだよ」
 「八年は長いからね」
 「それだけじゃない。乾は彼に瓜ふたつだよ」
 「誰?」
 「永井薫。今でもフルネームで憶えている。中2の時に広島から転向してきたんだよ。長距離の選手で、マラソンの時に
倒れた仲間を起こしてやって、それでも一着だった。女の子はみんな彼に夢中で、バレンタインの日には二十三個もチョコ
レートが届いた。妹も彼に夢中だった。まだ七つだったけれど」
 「あまり似ていないと想うな」
 「そっくりなんだ。思い出すよ。あの頃は毎日彼と一緒だった。自転車で遠出したり、ブルース・リーの映画を見に行った
り、アメリカ屋にいって同じワッペンを買ったりした。でも母親は彼のことを不良だと思っていて、家に連れてきても挨拶も
しなかった。そのことで随分悩んだよ・・・。忘れられないよ。彼のことが好きだった。あんなに人を好きになったことはなか
ったよ。それなのに三年に進級する前に東京に転校していった。最後の日、空港に見送りに行くとクラスの連中がほとんど
来ていて、彼はその一人ひとりと握手した。彼のっ手の感触を今でも憶えているよ」
 「彼はいま何をしているの?」
 「さあね、それっきりだし」
 僕たちは互いに照れて笑った。比嘉はテーブルに両肘をついて、糖尿病に苦しんでいた同級生のことや万座ビーチで
溺死した女の子のことなどを話した。それから十八時間も船に揺られて鹿児島に行った時の話。彼はその船旅の間に
七冊の本を読んで、沖縄に戻ってから短い小説を1冊書いたといった。小説のタイトルを訊くと「口が裂けてもいえない」と
いって首を振った。【終】
よくあるパターンだね
しかし今の時代性としてはどうか?
結婚論、恋愛論、友情論、すべてにおいて古いと思う
東京都葛飾区柴又。突き当たりに帝釈天のある通りの前の
ダンゴ屋の前を行ったり来たり、うろうろしている男がいる。
男は、四角い頭に茶色い帽子を乗せて
羽織った茶色い上着に茶色いズボン、上着の下には
青いステテコと茶色い腹巻をのぞかせていて、誰の目で
見ても、まともな分別を持っている者には見えない。
もう、30分はうろうろしていた男だが
さすがに疲れたらしく、右手でダンゴ屋の、のれんを
掻き分けて、頭を突っ込むようにして、店の中を覗きこんだ。
 男はいい歳をして世間から香具師と揶揄される
仕事をしていて、住むところも定まらぬ生活をして
いるため、たまに実家へ帰ってきても、気まずくて
家の者が陽気に出迎えてくれないと、なかなか、
入りにくいのであった。
 店内は前に男が出て行った時と変わらず、古びた
木造のままで、目の前に客用の木製のテーブルと
イスがおいてあり、右手の方には、奥に座敷があり、
左手の方には団子の入ったガラスケースが置いてあり、
左手の方の奥からは義理の弟が勤める小さな印刷所の
機械音が聞こえてきて、正面の奥の左側に二階への
階段があり、正面の奥の調理場の方からはアンコの
甘い香りが漂ってくる。
 男が店内の様子を伺っていると、なにやら
奥の座敷から口論をしている声がした。
「もう、放っておいてくれ!」と若い男の怒鳴り声が
したかとおもうと、ひとりの青年が座敷から飛び出すように
出てきて、店の様子を伺っていた男にぶつかった。
ぶつかった青年は「すいません」と言って顔をあげた。
「あ、伯父さん・・・」
 その青年は店の中を探っていた男の甥のミツオだった。
「どうした?ミツオ。何かあったのか?」
男がそういったが、ミツオはうつむいて、外へ駆け出した。
 そのとき、座敷から二人の老人が上半身を乗り出した。
男の叔父と叔母である。男はこの二人を「おいちゃん。
おばちゃん」と呼んでいた。
 "おいちゃん"は慌てた様子で男に、「ああ、寅、帰ったのか!
丁度よかった!ミツオを追ってくれ!」と言った。
寅とは男の名、寅次郎の略名である。
 寅次郎は「いったいどうしたんだ?」と聞き返したが
「わけは後で話す、急いで追ってくれ!」と返ってきた。
寅次郎は、これは何かとんでもないことがあったのだろうと察して
振り返って、店を飛び出した。
通りの向こうを見ると、ミツオはもうずっと遠にいて米粒ぐらいに小さく
見えている。男は急いでその後を追ったが、通りの突き当たりの角を曲がった
ところで、とうとう、見失ってしまった。
 男は立ち止まり肩で息をしながら、こんなときミツオはどこに行くかを考えた。
「そうだ河原かもしれん」と考えた寅次郎は走って河原に行った。
河原には人影がまばらにあった。河沿いの道を走りながら
河原にいる一人一人に目を転じ、ミツオの姿を探した。
 すると河原の草の上で膝を抱えてしゃがみこんでいる者に目が止まった。
近づいてみると、それはミツオだった。
 寅次郎はミツオの右横に座り、「どうした?何があった?伯父さんに
話してみろ」と言った。ミツオはちらりと寅次郎をみたが、再び
俯いた。そしてぽつりと「俺、今仕事できない」と言った。
寅次郎は首をかしげて「できないってどういうことだ?」と言った。
ミツオはしょげたように「ひきこもりなんだ・・・」とまたぽつりと言った。
 無教養な寅次郎だが、ひきこもりという言葉は、よくテレビでも
聞くので、おおよそのイメージはつかめた。
「なんでだ?苦労して大学いったんだろ?」
そうきいても、ミツオは塞ぎこんだままで、言葉がない。
「どうした?何でも話してくれ。俺は聞いてやるから」
寅次郎が優しくそういうと、ミツオはまたぽつりと
「俺、家を出て働いて、独り暮らししたいんだ」と言った。
「独り暮らしだって?人間が嫌で引きこもっているんじゃねえのか?」
ミツオは相変わらず精気の無い声で、「俺、家に居るのが嫌なんだ。
父さんも、母さんも、なんにでも干渉するんだ。もう大人なのに
ちょっと帰りが遅いだけで、迎えに来たり、あれこれ詮索したり・・・
うんざりなんだ・・・俺の場合ひきこもりって言っても、完全に自分の
部屋に閉じこもりっきりって訳じゃなくて、家族と食事もするし、
たまには一人で外出もするんだ。ただ、無職で友達づきあいが
無くなったから広義では、社会的引きこもりになるんだけど・・・・・・」
寅次郎はそこまで聞いて再び首をかしげて訊ねた。
「それじゃあ、一体なんでひきこもっているんだ?
家を出て、自活すればいいじゃねえか」
「それが・・・父さんと母さんが・・・認めてくれないんだ・・・・・・。
俺が、家を出て独り暮ししたいって言ったら、すごい剣幕で
父さんは「親を捨てるつもりか!」って怒鳴るし、母さんは
「そんなこと言わないで」って言って泣くし・・・・・・。
「じゃあずっとこのままで無職でいろっていうのか」って言い
返したら、父さんが「俺の勤めている工場で働け、社長に話を
してやるから!それが嫌なら、とらや(ダンゴ屋)で働け!
俺の目の届くところに居ろ!」なんて無茶苦茶言うんだ。
いっつもそんな感じだから、俺、もう嫌なんだ・・・。
自由になりたいんだ・・・・・・。このままじゃ父さんたちが死ぬまで
俺、自立できないよ・・・。」そう言って俯いたミツオは嗚咽を
漏らしながら肩を振るわせた。
 だいたいの事情が飲み込めた寅次郎は、「そうか、わかった。
俺が、お前が独り暮しできるように話をつけてやる」と言って
ミツオの振るえる背中をさすってやった。
 寅次郎とミツオが一緒に柴又に帰って来たときには
もう日が暮れかかっていて、夕日の向こうでカラスが鳴き
帝釈天の鐘が鳴り響いていた。
 とらやの前では、おいちゃんとおばちゃん、それに
さくら(寅次郎の妹)と、ひろし(さくらの夫)が、店の前に出て
二人が帰るのを待っていた。
二人が帰り着いたところで、ひろしがミツオに何か言おうとした
ところを、寅次郎がまてというように手の平を突き出して言った。
「ミツオから話は聞いた。ひろし、お前、過保護にも限度があるぞ。
ミツオはもう立派な大人だ。自分の生き方ぐらい好きに決めさせろ」
寅次郎がそういうと、ひろしは不愉快そうに「これは親子の問題です。
義兄さんは黙っていてください」と言った。寅次郎は食い下がった。
「いや、話をつけてやるってえミツオと約束したんだ。
このまま黙ってられるか」
 ひろしは「お言葉を返すようですが、ミツオは僕の子供です。
ミツオのことは僕が一番わかっています。ミツオは家にいて
僕とさくらと暮らすのが一番幸せなんです」と言った。
「なんでお前にミツオの幸せが分るんだ。ミツオはそういう
お前が嫌だと言っているんだぞ」
それを聞いたひろしはミツオをキッと睨んで
「おまえ、そんなことを」と言った。
ミツオは俯いたまま店の中へ駆け込んで、階段を上って行った。

 そこに、隣の印刷所の社長が、(間の悪いことに)はげた頭の
汗をハンカチでぬぐいながら、「ん?どうしたんだい?」と言ってやってきた。
「うるせえ!身内で大事な話してんだ!黙ってろタコ!」と寅次郎が
一括すると、社長は苦虫を噛み潰したような顔をし口をつぐんだ。
 寅次郎はひろしに「ミツオは自立したがってんだ。立派な
成長じゃねえか。親なら喜ぶもんだろうが。それをお前というやつは
自分の思うとうりにならないなら、ひきこもっているほうがいいと
思ってやがるのか」というと、ひろしは癪に障ったらしく繭をしかめて
「子供を持ったことの無い義兄さんに言われたくありませんね」と言い放った。
それを聞いた寅次郎は声を張り上げて「いいやがったな!それをいっちゃあ
おしまいよ!」と言った。
 大声で言い争っているうちに、いつしか日が暮れていて、ひとりふたりと野次馬が
あらわれはじめたため、寅次郎もひろしも怒りながらも店の中に入り
戸を閉めて、カーテンを閉めた。そして、座敷に移った。
 ずっと寅次郎とひろしの話を聞いていたおいちゃんが、口を開いた。
「今度ばっかりは、寅の奴が正しい。ひろしさん、あんた子供は持ち物じゃ
ないんだよ。子供には子供の人生がある。無理強いしちゃいかんよ」
そう、たしなめるように言った。すると、ひろしは突然、嗚咽しながら
「うちには子供はミツオしかいないんですよ・・・家のローンだって
残っているし・・・退職金と年金だけじゃ・・・老後が不安で・・・しょうが・・・
ないんですよ・・・・・・」と言って咽び泣きはじめた。
 おばちゃんがお茶をいれて、ひろしの前に差し出し
「ひろしさんの気持ちも解らないことは無いけどねえ・・・・・・。
このままじゃ、きっと、ミツオちゃん、ずっと引きこもったままじゃないかねえ。
ここは、ミツオちゃんが立派にひとり立ちすることを、一番に考えた
ほうがいいんじゃないかい?」と、優しく言った。
 ひろしは息を整えつつ、ハンカチで涙をぬぐいながら、力なく「わりました
たしかに、こもままじゃ・・・取り返しのつかないことになりそうです・・・
もう、あいつの好きにさせます・・・・・・」
さくらも寂しそうな顔をして頷いた。
学校へ向かう途中
学校の100m手前
コンビ二のパンコーナーで昼食どれにしようかと
考えてるとき
5人組の1年下の中一の連中が来た
「なんかおるし」
やつらの第一声、そして近づいてきた
主犯格が「やあいっちゃってるくん」
とうすら笑いをしながら声をかけてきた
その他の一人「ひゃひはひは」が猿みたいに笑っていた
俺は何もいわずさっさとパンを選んでレジへ向かった
それから俺がコンビニを出る間
「あいつだれー?俺知らんし」「あいつめっちゃうぜえ。うぜえし」
「なにあいつ?」「あいつきもい」
と言ってるのが聞こえた
俺は何も言わなかった
 寅次郎は手を打って「よし、これで話はついた」といった。
そして、腕を組んでちょっと考えた後に、さくらに「さくら、運転免許とるから
金かしてくれ」と言った。
 さくらは驚いた顔をして「どうしたの?突然運転免許取るなんて」と言った。
寅次郎は照れ笑いをしながら「ミツオが自活するっていってんのに
伯父の俺が、いつまでもこんなこっちゃあいけねえだろう。
運転免許をとって、タクシーの運転手になろうと思ってな」と言った。
さくらはそれを聞いてうれしそうに「そう、よかった。まじめに働くのね」と言った。
 ところが、そこにおいちゃんが口をはさんだ「ちょっとまて、寅!
俺は、俺はお前がいつかこのダンゴ屋をついでくれるものと思っていたんだぞ!
だから、お前が帰ってきちゃあ揉め事おこしても、いつもお前が帰ってきた
時にはあったかく迎えてやってるんだろうが!」と、言った。
寅次郎は「俺には、ダンゴ屋は向いてねえよ。手先は不器用だしな。
それに、ミツオと同じで、ここで甘えていると、いつまでも
大人になりきれねえと、思ってな」と言った。
 おいちゃんが怒って何かを言おうとしたとき、さくらがおいちゃんに
「まってよ。やっとお兄ちゃんがまともに働く気になってくれたんじゃないの。
おいちゃん、さっき、人にはそれぞれ生き方があるんだから、無理強いしちゃ
いけないって、自分でいったじゃないの」と言った。
おいちゃんはバツのわるそうな顔をして「そうだな・・・寅、まじめに働けよ」と
言って立ち上がると「明日の仕込をするか」と言って調理場の方へ行った。


 その、様子を見ていた社長は――寅さんが、いつまでたっても
まともにならなかった訳も、ミツオ君がひきこもった訳も、よくわかった
気がするよ――と、思いながら、勝手口から、出て、工場に向かって歩いた。
>>327-332 >>334-335
以上です。感想があればどうぞ。
現実的ではない。そしてあざとい。以上。
338名無し物書き@推敲中?:04/07/01 14:38
さっき突然、満喫へいきたいなーと思い自転車に乗って
満喫へいきました
横断歩道で信号待ちをしていたとき、向こう側に僕の同級生だったらしき女子が
いました。その人は自転車に乗りながら友達(園子もおそらく同級生)としゃべっていました
信号が青に変わりました。そしてその子とその友達は僕を数秒見つめました
ああ、もう何をいいたいかわかったぞ。僕とその子らがすれちがった。その少し後くらいで 
その子らの一人は「あのひときらーーい」といって、つばをたぶん僕の方向へとはいた
その子の友達もたぶんおなじくつばを吐いた
僕はいやな気持ちになった。いつものことだなれっこだと思いました
当然うそだとわかってます。いやです。
でも同時におまえらみたいなやつとは違うことを誇りとしています
くだらないドラマを見てくだらない音楽を聴いてくだらない恋愛をする
君たちとは違うことを誇りに思ってます。
君たちがこのようなすすんでしている行為は僕にとっては非常にこっけいです
君たちが僕を見るのと同じようにこっけいです。
僕を被害妄想野郎だと思うなら思えばいい
僕もそう願ってます。常に自分が被害を受けたと思い込んでたら
もし違ったとき僕は自分はいうほど被害者ではないと認識できるからでしょう
僕はそう思ってます願ってます。僕の将来の夢は漫画家です
社会に対する怨念、ひがみ、嘲笑みたいなのを盛り込みまくります
売れなくてもいいです。2チャンネルあたりで絶賛されるなら。
小説家は25歳までに漫画家になれなかったらなろうかな
小説家はあまり若く注目されると馬鹿にされるし、経験も少ないだろうから
厚みのあるものがかけず、一発屋で終わりそう。そうなった場合に「若く注目されると馬鹿にされるから」
という言い訳があるんだ。いいわけじゃないか。まあいいや。うざい。それだけ。
>>337
半分実体験
>>339
だからなに?あざとすぎ
ありきたり。典型的お涙頂戴物にしかみえない
半分実体験って・・・のこり半分のフィクションが駄目駄目
あなたの文章真面目に罵倒します
おもしろいひとがいっぱいだぁ
343名無し物書き@推敲中?:04/07/01 14:59
スルー
344名無し物書き@推敲中?:04/07/01 15:50
http://www.geocities.jp/zero_h13/index.html
お暇な人良かったら酷評してください。
345名無し物書き@推敲中?:04/07/01 15:58
 野球部の先輩から、オナニーというものを教えてもらった。なんだかよく分からないけど、
チンコを指で激しくこすることらしい。


 「おいおい、田中、お前、エロビデオを見てオナらないのか?」
「オナラ……」
 屁をこきながらエロビデオを見ると、間違えて中身が出ても、興奮のしすぎで
気付かないと思う。僕はその光景を思い浮かべて、恐怖した。
「すげえ、気持ちいいんだぜ。一回やったら止められないぞ」
 すごく気持ちよくて、一回やったら止められない。どこかで、
聞いたことのあるフレーズ。
「それって……覚醒剤」
 話を聞いていた先輩たちは爆笑した。真面目だけが取り得の僕が、
先輩を笑わせることが出来た。とてもうれしいのに、
ちょっと恥ずかしい。照れくさかったから、思わず顔を伏せた。
なんだか、高崎さんと話しているときみたいだ。
「おいおい、そんなに落ち込むなよ。ちょっと面白かっただけだよ。ごめんな」
 練習中は「愚図一年め」が口癖のごつい先輩が、僕のいがぐり頭をワシワシと
かき回しながら謝ってくれた。怖いけど、優しいところもあるんだな……
「それでな、ヤクとかじゃないんだ。気持ち良いだけで、体に害はないんだよ」
「すごいですね」
 僕は、素直に驚いた。
346作家志望=フリーター:04/07/01 16:01
「でも、一日三回が限度だぜ。それ以上やると体がもたねえ」
「俺のダチは一日十回やったことあるらしいけど、最後のほうは痛くてたまらなかったらしい」
 一日三回が限度……僕は、大好きなアクション漫画「ドスコイ・ウォーリアー」を思い出した。
ドスコイ・ウォーリアーの必殺、張り手マシンガンは一日三発が限界だ。それ以上やると、
エネルギー切れになってしまう。固形ちゃんこを食べなければ、動けなくなってしまうのだ。
オナニーは、張り手マシンガンと同じだ。使いどころに気をつけなくちゃ。
「お疲れ様でしたぁ!」
早くオナニーがやりたくて、いてもたってもいられなかった。僕は大声で挨拶をして、
部室を後にした。

 
 自転車を漕ぎながら、僕は空気をいっぱいに吸い込んだ―――
口をパクパクすると、空気と風が一緒になって口の中に入ってくる。
まるで、水と酸素を一緒に吸って、水だけ器用に吐き出す魚みたいだ。
それがとても不思議だから、魚ってすごいなあと思う。
 そうそう、今日は不思議なことをひとつ教えてもらったんだ。家に帰ったら、早速お母さんに
教えてあげよう。
 ペダルを力強く踏み込んで、少年は家へと急いだ。
批評家が批評されてるのは笑える
見事に論破されてるしw
くだらねーなおい。
191vs批評家、結構おもろいね
191に一票
>>347-349
アビヲかい?
191の軌跡

酷評サイトに投稿 → 酷評を食らってファビョって暴れる →
くやしいので、他人の投稿を酷評 → 
他の評価者より明らかにぞんざいな扱いを受ける →
とてもくやしいので、他の評価者の評価にケチをつける → 
あっさり論破される → 
禿げしくくやしいので、自作自演にで自分に勝利判定をする → 
自演があっさりばれて、相手にされなくなる 

この後は、
→ 傷心をなぐさめるために、下手な作品を無理褒めスレに投稿

かな。 
352287:04/07/01 19:36
>>317
ありがとう
353>>327-332 >>334-335 :04/07/01 19:45
>>327-332 >>334-335
感想 どうぞ。
>>353
>感想 どうぞ

そんなもんねえよ。
ウザいから二次創作なんか晒すんじゃないよ、アホー。
あなたの文章真面目に中傷します
356:04/07/01 20:11
あなたの文章真面目に中傷します

>>353
無駄かもしれんが、マジレスしとくか。
お前さん、評価して欲しいのか欲しくないのか、どっちだ?
酷評でも評価して欲しいんなら、「どうぞ」じゃねえだろ。
基本的に投稿する側の態度は、「読んでください」ってのが
当たり前だ。「どうぞ、評価しな」って言われたって、
シラネーヨとしか言いようがないぜ。

さらに言えば、お前さんからは、酷評すればファビョりそうな
臭いがプンプンするしな。そういうのは、もうお腹一杯だから、
評価する気にならん。

>>351
キモイ妄想膨らませてますね
俺は191さんではないですよ
それに>>188〜>>193の流れをみて論破されてるのがどちらかは明白でしょう
ところでファビョってなんですか?
それ連発してるんだけど結局みんなあなた1人なんですね
もしかしてあなたマルセイユターン並に綺麗に論破されちゃった188さんですか?
360前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/01 21:28
「う〜ん、中野君座って。
えーじゃあ、もし、もしもだよ、
例えば先生みたいな生徒がいじめられているとして原因は何だと思う?
どんな理由でみんなだったらいじめるのかな?」

「あ、ちょっと待って。
中野君、君の言葉の使い方違うんじゃないかなぁ。
いじめられる理由って何?
いじめる理由だったら意味分かるけど。
いじめられる原因でいい?」
中野君は顔を赤くして頷いた。


そろそろやめます。
文章が上手くなるアドバイスを頂けると嬉しいです。
>>358-359
おいおい。
あの流れでどうやったら191の方に説得力があるだなんて考えが
できるってんだよ。そんこと考えられるのは、本人だけだろ。

しかし、このスレなんでこういう奴が寄ってくるんだ。
バルサン焚いたらいなくならないかな。
やっぱ188さんなんですね
じゃ191さんの>>193に対して反論してください
何でこういう人って「論破」って単語が好きなんだろう。

それはともかく。
>>327その他
●●は××をした。●●は「〜」と言った。●●は……などと
ひたすら状況を解説されても、読んでる方は退屈してしまいます。
何だか台本か何かをそのまま読まされているような気分。
もう少しリズムの良い文章なり、抑揚のある文章なり、
独特の表現のある文章なりにして読ませる工夫をしましょう。
ところでファビョとかアビヲってなんなの?
俺も知りたい
やたらと気持悪い言葉なんだが。。。
>>362
言っても信じないんだろうが、俺は188じゃねえよ。
そもそも、お前さんは191なのかよ?
まあ、191じゃなくっても、痛い香具師だってことは確か
なようだが。
>>364
アビヲは熱液のこと。前を読めば登場するよ。
あいつが居ついていたときは、スレが荒れてしょうがなかった。
ファビョは、ハン板やN速+じゃあもう普通名詞だから、調べて
きなよ。
おまえに言われたくねえよ、ボケ
ボディブロー食らわすぞ、眼鏡
って言ったら小便チビりますか(笑?
368作家志望=フリーター:04/07/01 22:06
>>345、346
誰からも相手にされないのは微妙に悲しくて寂しいので誰か相手してください
369前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/01 23:00
>>360のつづき。

「いや中野君、そんなに恥ずかしがる必要ないよ。
ただ先生ちょっと違うんじゃないかなぁって思っただけ。
先生が間違ってるかもしれないし。」
「先生!いじめられる理由だとどうしていけないのですか?」
前列の中田君が手を挙げて言った。
「うーん、先生もよく分からないんだけど、
何かをしたい、とかそういう自分の願望というか、うーん
とにかく能動的な気持ちがあるのこそ理由なんじゃないかなぁ。」
「先生!辞書が本棚にあります。」
「そう、じゃあ調べてみましょう。
疑問に思ったときは辞書を引く。
これが出来ればどんどん色んな事覚えていくんだよね。」

ふと目をやると窓際の生徒は外を眺めていた。
さっきまで話していた事を忘れている自分にやっと気が付いた。
これは申し訳ないことをした。
「中野君、ごめんね。きっと理由でもいいんだ。
ただ先生ちょっと気になっただけ。さあこの話はおわり。本題に戻ろう。」
誰かから渡された辞書を中野君は開いていたが止めて欲しかった。
「えー、林君!」
外を見ていた林君はゆっくりと首をこちらに向けた。
>>345-346 >>368
いやいや、寂しい思いをさせちゃったなー。では、酷評。

話の作り方は悪くないと思う。
ただ、主人公は中学生のようだが、作者が大人の目線のまま
書いているために非常に不自然な内容になってしまっている。
作者と主人公の距離感がないという意味で、反面教師として
教材として使いたいくらいの不出来な作品といえる。
まあ、この程度の文章を書くところから判断して、俺の言っていることを
作者は理解できないとは思うが。

辛うじてほめるところを探せば、
>口をパクパクすると、空気と風が一緒になって口の中に入ってくる。

この表現くらいだなあ。
もっとたくさん読んで勉強しろィ。
191さん↑の酷評よろ〜
372作家志望=フリーター:04/07/01 23:21
>>370
うひゃあ、全然理解できません。もう少し、分かりやすく、生まれたての猿でも
理解できるように説明してくれたらうれしいです
>>372
便強制。

あれ、間違った。勉強せい。
しかし気持悪さの極みだな
この流れでは真面目に覚醒剤、ではなく、かっぱえびせんにすべきだったな
「愛してる。結婚したい」
 俺たちはQFRONTにいた。
人ごみにまぎれて、ビルの外壁に掲げられた巨大な映像パネルビジョンを見ていた。
そこで突然、隣にいた彼女が言ったのだった。
 結婚……その言葉に俺は驚いた。
そして彼女を見て、何と言ったらいいのか思案した。彼女が結婚なんてあり得ない。
「理屈なんていらない、ただ愛してるの」
 俺は意を決して言った。「そんなこと言われても……困るよ」





「ああ、ヨン様……愛してる」
「うるせェェェーーーーんだよ豚がッ!
ぶよぶよの腹とそのきたねー顔で結婚できるわけねェーだろーがッ!
何がヨン様だ身のほどを考えたらどうだ!
愛してる愛してるっててめーオウムかコラァッ!」

『次のニュースです。
十六日、渋谷駅前QFRONTの前で
女が鋭い鉛筆を隣の男性の鼻に突き刺し殺害した事件で、
あらたな目撃者があらわれました。それによると、
女は犯行後に「ヨン様ヨン様」と狂ったようにつぶやき続けていたということです。
また顔は人ごみのせいであまり覚えていないが、
五十代と思われる太った女で、皮膚には消しゴムのかすのような黒いものが付着しており、
半袖のアニメプリントのTシャツに紙袋を手に持っ

376:04/07/02 09:34
ファビョン【火病】
見境なく切れて暴れるという 朝 鮮 民 族 の国民病。
377名無し物書き@推敲中?:04/07/02 10:23
ファビオ
イタリアのハードロックバンド・ラプソディのヴォーカル
378長谷部悠作:04/07/02 10:59
あぁ、なんだ。ここにあったのか。
あのさ、>>251の先にあったのは僕のHPの文章のコピペでさ、
まぁあっちにも書いてるからもう分かってる人もいるだろうけれど
勝手にコピペされた文章なわけだ。
で、まー12歳の僕が童貞の高校生などと言われてもピンと
来ないわけだけど。どうせ批評だのなんだのやるならもっと
本質について語れよ。外面を今さらどうだこうだ言っても、別に
仕事で書いてるわけじゃないんだから「どーでもいいよ」ってしか
言わないからね、僕は。
だって自分のために書いた文章だし。それは冒頭にかいてるもの。
そのくらい読み取れよ、バカ住人ども。
こうやってコピペされた文章をグーグルで確認もせず適当な的外れ
意見を垂れ流すのは見てて笑えるけれど、マナーとしては激しく
よくないから(w
と、40過ぎたオヤジが申しております住民のみなさま
380名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:11
助けてくれ
381長谷部悠作:04/07/02 11:11
なにそれ、反論できない強がり?
ていうか煽りもその程度?
そんなんじゃ文学板以下のセンスだよ(^^)
もっとさ、創作者なりの知的センスっていうの?
そういうのばーって見せ付けてみよ。哀れんでやるからさ(プ
ばーっ?
383長谷部悠作:04/07/02 11:14
まあ、オレは神だからね
絶対なわけ。分かるかな?
おまえらすべて糞以下ってこと(プ
ああ、おもしろい(^^)
384名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:15
腹痛い
385長谷部悠作:04/07/02 11:17
あっ、ちんちんに毛が生えてる!
これで僕も大人の仲間入りだ!
やべー(^^)
386名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:22
関係者以外立ち入り禁止
387長谷部悠作 ◆/DOOhVj3Dk :04/07/02 11:23
>>383>>385は偽者。
面倒くせー連中。自演しないとあおりもできないのね。
ここの住人のレベルの低さはよくわかったよ。
お前こそ偽者。
やめてくれるかな。
まったくレベルの低い住人どもだ。
389名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:28
どっちでもいいや
お前ら全員メンヘル板にいけよ。
391名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:31
>>386
ばたん。なんだなんだ
392名無し物書き@推敲中?:04/07/02 11:32
メルヘン板。楽しそう
393:04/07/02 11:53
厨ども!いいかげんにしろや!
温厚なわしでもぶちぎれっど!あ゛?
ぶちころしたろかぁ?
>>378
http://www2.rocketbbs.com/623/youkiss.html
12歳で浪人生で寮暮らしって…
395名無し物書き@推敲中?:04/07/02 12:09
すべて長谷部健作の仕業か
すべてアヴィヲの仕業か
397名無し物書き@推敲中?:04/07/02 14:27
sage
398名無し物書き@推敲中?:04/07/02 15:20
長谷部
ファビウス?

なるほどローマの盾か。
400名無し物書き@推敲中?:04/07/02 16:38
応募書類がまともに書けない。
資格と呼べるものは、自動車免許ですら持っていないのだ。大学こそ出ているものの、ゼミに在籍していなかったため、研究や成果と呼べるものもない。ゼミでの活動や研究内容は、企業にとって、学生の勉学に対する励み具合を計る指標になる。
全てを正直に書くと、履歴書はたちまち空欄だらけになってしまう。
まともな履歴書すら書けないこと。
それが、彼の就職活動に二の足を踏ませていた。
決して、働くことが厭なわけではない。現にアルバイトは4年間、毎日のように続いている。
彼にとって困難と苦痛が伴うのは、働くことそのものではなく、会社に入れてもらうまでのことであった。しかも門前払いときている
彼は途方に暮れ、勤め人になることをまるで諦めていた。
ある酷評家の憂鬱

「ふむふむ。」
パッパッパッパッ・・・。
20分後。
「どれどれ・・・。は、なに言っとる?」
パッパッパッパッ・・・。
「ふう」
30分後。
「・・・。あほちゃう、こいつ」
パッパッパッパッ・・・。
1時間後。
「・・・。」
ある酷評家の批評家の躁鬱

「ふむふむ。」
パッパッパッパッ・・・。
20分後。
「どれどれ・・・。は、なに言っとる?」
パッパッパッパッ・・・。
「ふう」
30分後。
「・・・。あほちゃう、こいつ」
パッパッパッパッ・・・。
1時間後。
「うしゃ、勝った。」

せっかく載せたので、酷評してください。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/363-365
404403:04/07/02 18:20
すまない。こっちが正しい。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/463-465
405名無し物書き@推敲中?:04/07/02 18:20
えと、書きこむのは初めてなのでどきどきしつつ。どうぞ酷評よろしくお願いします。

「蛹」



 まだ夏には遠いはずの西日が、カーテン越しに部屋の一部をジリジリと侵食し、ただでさえ少ない居場所を更に狭くしている。ジジジジジと先程から微かに聞こえるのは気の早いアブラゼミだろうと思っていたのだが、冷蔵庫の稼動音だと気付いた時にはちょっと笑ってしまった。
 私はこの、なんの感慨もない部屋で、眠るでもなく起きるでもなく布団の上に転がっている。このまま身体が溶けて、何もなくなってしまえばいい。目が醒めると別の何かになっていればいい。埒もないことを考えながら、ごろごろごろごろ。
 カチッ
 私の心を一瞬にして現実に引き戻す音。何処にもつながっていない、世界から切り離されているとさえ錯覚しそうなこの部屋を、確実につなぎ止めている鎖。
 来る――。
 トゥルルルルトゥルルルルトゥルルルル……
 のろのろと起き上がり深呼吸を一つ。この瞬間、私は女優になる。
「もしもし。え?元気だよ?うん、大丈夫。しっかりやってるって。もう、心配性だなぁ。そっちはどう?ふうん、凄いね。うん。うん。大丈夫、ちゃんと休みには帰るから。うん。じゃあ、また」
受話器をちゃんと戻してからまた、深呼吸。本当は溜め息をつきたいけれど、それはしない。だって幸せが逃げてしまうから。
 幸せ――これが?
 分からない。そうかも知れないしそうでないかも知れない。私はまた、布団に包まった。
鬱病の無力さがでていてよい
しかし女はみんな女優という言葉が好きですな
そこの間抜けさだけが救われる感じですな
それがなけりゃただ人を鬱にさせるだけの文章になっちまう
ここのスレ読んでるだけで結構勉強になりますね…
>>405
文章はまあまあだけど、ちょっと物足りないって感じだな。
淡々とした描写を続けて深みを持たせるでもなく、臨場感として
盛り上げるまでもなく。どっちつかずで中途半端な印象を受ける。

テーマは鬱なんだろうが、かといって、特に強い引きのある部分
がないのは残念だな。まだ続きがあるのかもしれないが。この
調子で続くと、この3倍くらいの分量のところで飽きる。それま
でに先を読ませるだけのネタがでてくる必要があるね。

全体としては、まあ、読めそうな雰囲気はあるけど今ひとつって
ところでしょうか。
>>408
鬱病の倦怠感を表現するのになんで強い引きが必要なのか・・
?マーク10個くらいつくね
テーマにあわせた文章の書き方ってもんがわからんかなあ
それに臨場感ならそこかしこにでてるぜ
それが適度にちりばめられている
>>406が見事な批評してるじゃないか
あんた勉強中なんだっけ?もっと頑張れ
別にあんたが嫌いだから言ってるんじゃない
批評ってもんが作者に与える影響の大きさを知っているから言ってるんだよ
昨今の作家連中はプロ、アマ問わず、型にはまりすぎている
物事には無限の見方があるってことが分かっていない
あんたボキャブラリーだけは多いみたいだから後は人生経験じゃないか?
>>405
上記のいくつかの批評にもかかわらず、鬱病をテーマにしたものなのか疑問がある。
なぜそう思うのかといえば、タイトルが気になるんだよ。

まあそれはともかく、もっと色彩を使う工夫をしたらどうだろうか。文章表現は
いわゆる五感に訴えることによって、より正確に読者に訴えかけるからね。

その工夫をしなければテーマが分からないというのは、表現が稚拙な証拠とも
いえるが、その工夫をすることによって意図を正確に伝達できるのなら、それを選ぶ
べきだと思うんだよ。

最後になっちゃったけど、まあまあの文章だとは思うよ。
411408:04/07/02 19:53
>>409
うーん、スルーしといた方がいいかもしれんが。

ま、別に俺のことを心配してもらう必要もないぞ。
というか、誰かと勘違いしてんのかな。勉強しているなんて
言った覚えはないし。
(というか、今ひとつ論旨が不明な文章なんだが…)

引きが必要ってのは、エンターテイメントとして小説を書くんなら、
当たり前に必要なところだぞ。あの調子でずっと続けられても、
正直途中に読む気にならなくなるからな。鬱病の情景を延々と書かれ
ている作品が読みたいってやつは、まあ、すくなかろ。

412点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/02 20:06
>>405
印象:コバルト向け
点数:2/10
批評:西日から部屋へと場面を移すのはいいが、最後に主語(主体)が存在せず尻切れとんぼです。冷蔵庫の文が前文と繋がっていないのもマイナス点。暑さを使って二つの文を関連付けると良し。
 あと、「西日が〜侵食し、」は言葉の意味が繋がりにくいので「侵食し」を「焦がし」に変えてみる事を提案します。
言葉の上ではやや過剰な書き方ですが効果は出るかと。
 全体的に魅力が一歩足りない。主人公の心情などからして読んでいて爽快になる事は無いにしても、読者の共感を呼ぶ書き方は出来るはず。単に幸せだと書かず、幸福感から生じる印象や感覚を描くと良い。
 会話文がややあっさりしすぎている。文中で主人公が唯一幸せになれる場面なのだから、もう少し書き込んでもいいと思うのですが?
お、点数が復活しとる。
414点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/02 20:10
>>413
アク禁食らって以来疎遠になってしまいまして。
ウザがられない程度に批評入れさせていただきます。
415名無し物書き@推敲中?:04/07/02 20:54
早速批評してくださった方々ありがとうございます。
確かに、もう少し読者のことを意識して書いた方がいいのだなと思います。
もうちょっと精進せねば。

また投稿いたしましたら酷評お願いいたします。

 佐那市藤宮にあるバス・ターミナルから、晴津海浜公園行きの定期観光バスを待つ間、
北岡真由美は、4ヶ月前に他界した同居人のことを思い出していた。
 そして、バス・ターミナル手前の売店で購入した清涼飲料水、その生ぬるさと、
気が狂いそうなぐらいに晴れ渡った青空から降ってくる夏の光、それらを素肌に
受け止めて彼女は、洗面所の片隅に置き忘れた日焼け止めを思い出している
自分自身に気付き、その愚鈍にも過ぎる残酷さに胸を締め付けると、ただただ、
周囲の人達が不審がらない程度に、涙をこぼした。

 『ねえ?“テディ”弾ける?』

 北岡真由美と藤代誠の出会いは12年前の冬。彼女が入院していた病院の
レクリエーション・ルームで、ピアノを弾いている彼を見掛けたのが始まりだった。
当時、彼は21才、彼女は6才の誕生日を迎えたばかりだった。
 「弾けるよ。“ド・ドーミエ=スミス”だって弾ける」
 そのレクリエーション・ルームのアップライト・ピアノ、一番下のCの音が僅かに
低くズレていたソレは、そんな場所には不似合いな幅広の演奏用の椅子を相棒に
持っていて、その左端が藤代誠の、余った右側が北岡真由美の、それぞれの“とっておき”
の場所になった。
 『昨日、美紀ちゃんが座ったでしょう?』
 「誰?」
 『木下美紀』
 「ああ」
 『今度来たら、ちゃんと言ってよね』
 「何を?」
 『ここは、私の場所だって』
 彼らの出会いより2ヶ月後、突然訪れた老紳士に連れられ、藤代誠は皇立門杜会病院を後にすることになる。
 「そういう事言っちゃ駄目だよ、美紀ちゃんに謝っておいで」
 翌日、北岡真由美がレクリエーション・ルームに到着すると、いつものピアノには鍵が掛けられていて、
少し寂しくなった“とっておき”の場所に座って彼女は、思い出せるだけのメロディを口ずさむと、
何も思い出せなくなるのを待って、木下美紀がいつも座っている図書室のテーブルへと向かって行った。
 緑がかった遮光ガラスから真夏の街並みが入り込んで来る。北岡真由美がつば広の帽子を脱いで一番奥の席に座ると、定期観光バスの横をオレンジ色をした二人乗りのオートバイ
が走り過ぎて行き、彼女は、去年の夏に失くした空色の髪留めを思い出していた。
 急行待ちの踏み切りを過ぎ、バスが街の中心部を離れる頃、藤代誠が好んで着ていた朱色のシャツ、これはそのまま彼の形見となるのだけれど、を肩から羽織った彼女は、
静かに“大丈夫”と嘯くと、効き過ぎた車内の空調に体を震わせた。

 「突然過ぎるとは思うけれど、僕と結婚して欲しい」

 2人の再会は4年前、彼女の住む坂道のある街へ、友人を訪ねに来た彼が、彼女に声を掛けたのがキッカケだった。
 高く張られた空の下を買い物帰りの少女がゆっくりと歩いていく。市役所へと向かう老夫婦が銀杏並木の方へ歩みを進め、手書きの地図を持ったロングコートの青年が彼女に道を尋ねる。
 「すいません。この地図の場所に行くには、どうしたら良いでしょうか?」
 商店街の入り口にある青果店で手に入れたばかりのオレンジの匂いに少し照れながら、彼女が正確な道順を思い出している間、時折吹く冷たい風から彼女を守るように、青年は風上に立ち、
彼女は、彼の首筋に懐かしいホクロを見付けた。
 「ありがとうございます。助かりました」
 『・・・あの?』
 「はい?」
 そして翌年の5月、彼女は“天国へと続く芝生の庭”に真っ白なドレスを着て立つと、彼のプロポーズに最大限の誠意を持って答え、ひなぎくのように笑った。
 “ そこにいてくれてありがとう”


 冷え切った定期観光バスを数人の男女と共に降りる。
 道路の果てから聴こえるセミの声が煩わしさを増し、いつかの忘れ物が波に飲み込まれて行く。
 最後の夏の日と同じ陽の匂いが周囲を包み込み、小麦色の子供達が彼女の横を走り過ぎる。
 一羽の朱鷺が仲間を探して遠い向こうの空へと渡って行き、ソレを見詰めていた初老の男性が
防波堤に佇みながら愛用の煙草に火を灯すと、傾き始めた太陽がこの夏の終わりを告げ、
北岡真由美は、心の中の境界線がボヤケテ行くのを感じていた。
 
 『次のニュースです。内坂州佐那市で本日未明、ピアニストで作曲家の藤代誠さんが
同氏自宅で亡くなられているのが発見されました。死因は過度の薬物摂取によるものと
思われています。三十二才でした』

 藤代誠のバイクに乗って来た時と同じ白色のワンピース、少女趣味だと彼に笑われたソレ、
を身に付けた彼女は、昨年の夏には確かにあったハズの背中の羽根が、風と共に何処かへと
行ってしまったような錯覚に襲われ、しかし、その錯覚の本質を全く掴めず、絶え間なく
動き続ける海の色から逃げ出せる術も見出せないまま、右の二の腕に残る彼の温もりを
唯一つの頼りとして、少しでも“まとも”でいられるよう、岬の端の鉄塔、彼との印が
残るその場所、へと向かった。

 『“きっと僕らは幸せになっていく”』

 あの日、彼が消えた部屋へと戻り、北岡真由美がしたこと。
 冷たい水で顔を洗った。味のしないミルクを飲んだ。冷蔵庫の中身を確認し、
何も口にしたくないことを確認した。
 雑に纏めていた髪を解いた。無愛想な洗濯機のスイッチを入れた。降り出した
雨に悪態を吐いた。いつかの休日に彼が買ってくれた古いレコードを取り出した。
 溜め置きしておいたお風呂に入った。窓の外から漏れ聴こえて来る雨の音に、
一月前に読んだ小説を思い出した。題名が思い出せなかった。
 少しだけ、涙を流した。

 「いい題名だろう?中はまだ読んでないんだけど」

 小麦色の子供達の声が何処かへと消えて行く。
 錆付いた波打ち際が足先へ近付いて来る。
 仕事帰りの船が桟橋へと戻って行く。
 林の奥の緑が深い青へと落ちて行く。
 鉄塔に隠された夕日の赤が岩場の水を照らしている。
 夕凪が岬の周りを包み込む。
 北岡真由美は、今にも取り乱してしまいそうな自分を、もう一人の自分で押さえ込み、
鞄の奥に大事にしまっておいた、1枚の走り書きのようなメモを取り出した。

 『初めて弾いて貰った曲、覚えている?』

 藤代誠の死より数週間後、彼の死に対して“大量の薬物摂取による自殺”と言う意見で
周囲が落ち付き始めた頃、北岡真由美は、彼の書斎にある1冊の文庫本を手に取ると、
その中ほどのページに、まるで小さな子供がかくれんぼでもしているような格好で、
1枚のメモが挟まっているのを発見した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  マユミへ、
   おはよう。こんにちは、かな?眠っていないと良いのだけれど。
   あまりに唐突過ぎて、何をどう伝えたら良いのか分からないけれど、
  伝えたい気持ちだけが先走っているみたいなんだ。

   例えば、世界が止まってしまいそうな日曜日の朝、君が作ってくれた焦げ目付きのスクランブル・エッグや、
   例えば、一人ぼっちに耐え切れない真夜中、君が読んでいたセンチメンタルな恋愛小説や、
   例えば、大きな雨雲が通り過ぎた夏の夕焼け、東の空に君が見付けた3色の虹や、
   例えば、冬の始まりの朝のバス停で、君が歌った調子外れのポップ・ソングや、
   例えば、買い物帰りの君を待つ間、道端に咲いていた風に揺れるタンポポや、
   例えば、無邪気に笑ってくれたこととか、例えば、本気で心配してくれたこととか、
   例えば、軽い嘘を吐いてくれたこととか、例えば、同じ映画で泣いてくれたこととか、
   例えば、目を腫らし怒ってくれたこととか、例えば、さよならと言ってくれたこととか、
   例えば、約束を忘れて走ってくれたこととか、例えば、帰り道で手を繋いでくれたこととか、
   例えば、僕を好きだと言ってくれたこととか、   
   
   そんな事柄たちに・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(そこにいてくれて、ありがとう)

 東の空に青白い月が昇り始め、最後の定期観光バスが街へと戻って行った。
 尻切れトンボの走り書きに彼女が言葉を付け足すと、心の中の境界線が再び形を取り戻し、
誰もいなくなった浜辺に波の音だけが響いた。
 林の奥から虫の音が聞こえてきて、どこもかしこも、素晴らしい夏の終わりだった。
>405

誰かさん風に主題を読み解くとするなら、紛れもない揺籃の幸福を描いた作品。
殻のなかでドロドロに溶けて変態を待っている蛹にモラトリアムな「私」を準えている。
…まあ、批評側の主観よるラベリングにスレ的な意味があるかは疑問だ。これは聞き流して頂戴。

蛹という表題は一見静的なものだが、いずれ蛹は羽化するか枯死するか、はたまた
殻を食い破って宿り蜂が躍り出てくるか、という可能性を秘めた存在だ。
一方、405の文章は専ら停滞を描いており、これだけでは運動の予感さえない。
この文章になにが足りないかと言えば、表題の意を満たすまでに至ってないことが
一番物足りないんだな。

文書表現自体には工夫が感じられるし、この調子で続けて行ってもそこそこは
読ませるものだと思う。漏れは冷蔵庫のくだりと、「ごろごろごろごろ。」が気に入った。
ただ繰り返しになるけど、停滞の瞬間を切り取っただけでは物語になりませぬ。
「目が醒めると別の何か」になってるわけではなし。
詰まっても途中で投げずに、これで終わりというところまできちんと書きましょうや。
幸福を描いた作品?
外しすぎて笑える
ヤクでもやってラリってるってことか?
これは躁鬱病の中間点を描いた作品
当然この後に超ど級の鬱が待っている
>416-420

ゴテゴテしすぎ。このゴテゴテ感は「削る」という作業の不足からだな。
一文で彼女、彼、彼女、彼と何度も繰り返さなくても大丈夫だよ。
たしかここのスレの過去ログかで誰だかも言われてたが、もう少し読者を
信用してもいいんだと思うよ。
まあ削ったら削ったで今度は分かりにくいと言われるだろうが、そんなもんだ。
最適のバランスを見つけていく作業、しかも評価は他人に預けるわけだから
これは難しいに決まってる。でも取り組まなければ終了だ。

あとは描写について。風景の写生はそれなりにやってるのに、ピアノ関連の
「テディ」「ド・ドーミエ=スミス」は名前が出てくるだけでからきしだ。
これらの言葉でなければならない理由が感じられない。執着を持ってくれ。
ピアノの門外漢も読んだだけでなるほどとかしこまるような描写を。
424名無し物書き@推敲中?:04/07/02 23:03
>>422
mthtisrddlj.wydlhcew!
425名無し物書き@推敲中?:04/07/02 23:07
>>422
作者登場か?
さもなけりゃ、ヴァカだな(プゲラヒャゲラ
426404:04/07/02 23:21
できたら、俺のも読んでやってください。
やっぱ、無理ほめスレだと、ちょっともの足りないでつ。
>>422

こらアヴィヲ、馬鹿はここに来てはいかんぞ。
>>426
ってか、批評してる香具師あっちとダブってねーか。
こうなると、どっちに投稿しても批評は大して変わらんと思うが(ヒッヒッヒッヒョー
429404:04/07/02 23:38
>>428
うーん、やっぱそうかな。
まあ、しょうがない。完成させて、どっかに投稿しますわ。
時代は、出せるとこが少ないけど。
430罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/07/02 23:55
これは躁鬱病の中間点を描いた作品
当然この後に超ど級の鬱が待っている
>>422のやつは全部421やな
たく揺籃の幸福だって?
どういう状況よ?
夢見がちな少女の心を持ってるんw?
421「そういや作者が鬱病を描いてるっていう批評に反論してない・・。もうダメポ・・・」
433名無し物書き@推敲中?:04/07/03 00:31
私と夏美は原宿の街を連れたって歩いていた。私も夏美も免許を持っていないこと
もあって、二人はよく街を歩いた。
 私は繋いでいた手を離し胸ポケットをゴソゴソとやった。
「またタバコ?」少しムッとした口調で夏美が言う。
「ああ」と私は気のない返事をしながらタバコに火を付けた。
「私とタバコどっちが大事?」
「タバコ」
彼女は「ひどーい」と笑いながら言った。
434405:04/07/03 00:36
です。
うつ病云々ですが…すごく意識して書いたわけではないですが、そう読まれるのか〜と逆に感心していたりw
読む方にとって色々と取れるような文書だという事は、まだ、自分の意図が絞りきれていないんだなと感じました。
もう少し練ってからまた投稿してみたいと思います。そのときはまた酷評お願いいたします。
感想が一つだけの小説なんてそれは論文ですよ
436433:04/07/03 00:45
<訂正です>

私と夏美は原宿の街を連れたって歩いていた。二人とも免許を持っていないこともあって、二人はよく街を歩いた。
 私は繋いでいた手を振りほどくと胸ポケットの中をゴソゴソとやった。
「またタバコ?」と少しムッとした口調で夏美が言う。
「ああ」と私は気のない返事をしながらタバコに火を付けた。
「私とタバコどっちが大事なの?」
「タバコ」
彼女は「ひどーい」と言いながらわらっていた。
 初夏の熱気のなか、風が吹いていた。七月の風だった。街路樹の葉がかさかさという音を街の喧噪が掻き消していた。
>>434
wつけた時点で自演決定だな
421か?むきになるなて
その調子で>>423も論破してください!
191さん。
目欄メッセは188もつかってたな
おいおい・・w
440点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/03 02:31
>>404
印象:時代物(言わずもがな)
点数:3/10
批評:ざっと読んだところ言葉と考証に問題があるように思えました。
 まず言葉から指摘しますと、「執刀」「処刑場」「内臓」。
「執刀が食い込む」は日本語としておかしいのと、外科道具への言及が無いのが気になりました。「処刑場」は刑場と書くべきで、内臓はどっちかといえば臓腑とする方が時代に合う(これは根拠の無い感想ですけど)。
 次に考証。杉田玄白の解体新書が出て十年後、わざわざ絵師を2人も用意するところからして蘭学を意識しているのは感じられるのに、その手の話題が一切出ないのは何故でしょう?
幸次郎が門外漢とはいえ小耳にはさんでもいいはずですが。山脇東洋も彼の名前だけで、臓志に関する説明が無いし……。
 ただの考証不足?だとしたら資料を揃えましょう。図書館も結構ですが、欲しい本が無かったら金を惜しまず買いましょう。
一般人の知らない一歩踏み込んだ知識を用意すれば、それだけで読者を「おっ」と思わせる事が出来ますし。
 勿論文章力も必要ですよ。視点乱れてます、統一を。

こんな本があったので、とりあえず紹介。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487893753X/
441点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/03 03:10
>>436
短すぎるので何とも。
もっと長い文章を用意してもらいませんと批評のしようがないです。
これが生活文ならもっと街の風景描写を増やしてもいいと思いますがねえ……。

>>416-420は明日やります。
>>430←アヴィヲの別コテ
>>431
>>432
>>437
>>438

傍から見ていて必死に見えるのはなぜだ(プッ
ここはひどい階級分化が進んでいるインターネッツですね
444名無し物書き@推敲中?:04/07/03 12:19
そこは休み時間に学生が集まる溜まり場だった。皆がPCの前に無言で腰掛けていた
。キーボードを打つカタカタという無機質な音だけが少し寂しげに響いていた。南向
きの窓にはブラインドが掛けられており、そこから僅かばかり春の陽光が差し込んで
来ていた。康一はさっと部屋全体に目線を滑らせると、窓の光が届かない奥の方の壁
を背にした席が空白であるのを認めた。
 しかし、彼は直ぐにそこには向かわなかった。美沙の姿が視界の端っこにブラリと
引っ掛かったからである。
 美沙はとにかく明るい女だった。その明るさは優しさからきた明るさであった。そ
して、あまり自分から話し出すタイプではなかったがよく話を聞きよく笑う女だった。
顔はいわゆる美人というようなものではなかったが、大きくて優しげな二重の瞳と肩
まで伸ばした栗色に染めた髪が印象的な可愛らしい子であった。「なんでやねん」と
いうのが口癖で康一が彼女の前で戯けてみせると、口元を少し上げて微笑しながらよ
くそう言ったものだった。
点数の人よ。
視点は統一すればいいというものではないぞ。
逆に視点を視点をと言う人に面白いものなど書けない。
ま、度合いがあるけどな。
446点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/03 13:31
>>445
ええ、三人称視点で登場人物の心情を取り込んでる小説もありますから。ただし何事にもやり方というものがありますので、上手い視点移動をした人にもいちいち指摘する気はないです。
横レスだけど、視点の不統一と視点の乱れは現象がかぶる場合が多いけど、
視点の不統一(多視点)イコール視点の乱れではないことは明らかなので、
>>445の突っ込みはやや的外れの感があるように思う。
って、>>446でもう解決済みかこりゃ。
448名無し物書き@推敲中?:04/07/03 14:25
いええええええーい
彼はロック真っ盛りの夏真っ盛りの青年
それだけ。そんなもんだ。


完成しました!はじめての小説です
自信ないです。
>>448
あなたは天才です
どこも酷評出来ません
まさにパーフェクト!アンビリーバボー!
時代性に乏しい
ロックはすでに死に絶えた
451岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/03 17:54
「俺、あと五分したら自殺するよ」
ケンがそんなことを突然言ったので、僕は飲んでいたコーラを吹き出してしまった。
 僕らは夏休みの宿題である読書感想文を書いていた途中だった。
それまでは普通に、中学生らしく、クラスの女子の話や最近観た映画の話、
最近見つけた古着屋の話なんかをしていたのだ。
いきなり自殺、なんて単語が出てきたらギャップで吹き出してしまう。
「ばあか、下らん冗談言ってんじゃねえ。作文用紙濡れちゃったじゃねーか」
 しかし、ケンの顔は真顔だった。おかしい。
「……え、えっと、嘘、ですよね」
 僕は何故か敬語を使ってしまった。だってそんなケンの顔は見た事が無かったから。
「本気」
 それは今日プール行かね?えっいいよ、行くべ行くべ、は?何本気で行こうと
してんの?馬鹿じゃね?みたいな『本気』の言い方だった。
「え、えっと、何でさ、自殺するわけ?」
 僕はおそるおそるケンに聞いた。何で僕がコイツにびびっているのだろう。
「映画とかで余命一年とかあんじゃん?そういう感じのさ、あと余命少し
みたいな感覚味わってみたくて」
 
 こいつ馬鹿だ。
ケンはまだ喋っている。
「いや、死後の世界とか俺そーゆうの結構気になんの。だから……」
 そう言うとケンはふところからナイフを取り出した。
僕はとっさにケンに飛び掛り、そのナイフを奪おうとした。
「離せー!!死なせてくれ!身体の自由の侵害だ!訴えてやる!!」
 僕のほうにしても離すわけにはいかない。
「待て!早まるな!!今度誰か女紹介してやっからぁー!!!」
 つるり。
僕は足を滑らせて、ケンを押し倒す格好になってしまった。そしてナイフが
ケンの胸を貫いた。血が大量に吹き出た。
「じょ、冗談だったのに……」
 そう言ってケンは命を引き取った。
僕は血まみれで立ち尽くしながら、これからの人生を、考えて、いた。
452点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/03 18:09
>>416-420
印象:不明瞭
点数:3/10
批評:時系列が分かりにくい。バスの描写だけでは不十分で、構文に問題があります。
一字下げは基本に則って下さい。会話文の括弧は「」で統一し、二者の区別は台詞そのもので行なって下さい。
空行の使い方は作家によって様々ですが、この作品の場合注目してほしい台詞の前後に空行を入れるより、時間的変化が起こった時に空行を入れるべきでしょう。
 風景・感情描写の文体はまあまあいいんですけど、練り込んでない、使いこなせていないという印象を感じました。一部では良い効果を出し、一部ではくど過ぎたり。
その最たる例が藤代誠のメモです。「例えば」が連続しすぎて、彼の精神は異常を来してるんじゃないかと思いました。比喩ももうちょっと考え直した方がいいです。「天国へと続く芝生の庭」では、ちょっとね……。
 技術面の問題点はざっとこんなところです。シナリオ面では彼の死の理由が明かされてない事が一番気になりました。
以前言われていたテディやド・ドーミエ=スミスの説明は……まあ、文量を今ぐらいに抑えたいなら無くても構わないかもしれません。一文弾き方なり何なり書き加えるのが良いかも。
 とにかく推敲しましょう。
453前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/03 22:38
私は熱帯魚を飼っていた。
その中の一匹がいつも同種の魚達にいじめられて
水槽の中で逃げ回っていた。
ある日、私は冬だというのに窓を開けたまま寝てしまった。
無加温で飼っていたので水温が十度台に下がっていた。
水槽の中で動くものは見当たらない。
死んだ事を確認出来たものから水槽から取り出していった。
ところが、なんとあのいじめられていた魚だけが生きていた。
体は動かせないようだが何とか呼吸はしている。
全滅は避けられたと思うと嬉しくて仕方なかった。
というか神が私の為に一匹だけ甦らせてくれたのだと思った。
神は私がいつも気に掛けていたのでこの一匹を選んだのだ。
私は暖房機を水槽に近付け、
忘れていた大便をしにトイレに行った。
大きい方をしながら私は自然淘汰について考えた。
そうしている間に水温は急上昇しその一匹は死んでいた。

あの日トイレの中で考えついた事はもうすっかり忘れてしまった。
今私はまた熱帯魚を飼っている。
先日その熱帯魚が子供を産んだ。




今度は私小説に挑戦してみました。
酷評お願いします。
>>453
これのどこが私小説なんだよ。意味が分かって言っているのか?
そして、この流れになんの意味があるのかもさっぱり分からん。

次にどうしようもない欠点を指摘する。

>無加温で飼っていたので水温が十度台に下がっていた。
>水槽の中で動くものは見当たらない。

これは誰が見ているんだ?「私」は寝ているんじゃないのか?
こういうのを視点が混乱しているというんだよ、良く覚えておけこのボケが!

逝ってよし。
すみません。
色んな板を廻って考えたんですが、このスレの方々なら文章解析をしていただけるのではないかと思いました。
下に貼る二つの文章の特徴を比較して、同一人物が書いたかどうかの分析をお願いします。
【その1】
同姓同名の方が存在するということは致し方ないと思いますが、
やはり公共の場では、混乱をきたす状況を看過していてはいけないなんて思った次第です。
HPという場で○○と言えば、誰を指すのか、と考えた場合、
貴殿のHPに行ってしまったワタクシ目当てのファンの方々には
大変失礼をしているのではないかなと思っております。
事実、間違いに気づいて、貴殿のHPをワタクシのHPかと思いビックリしましたなんてメールも受け取っております。

インターネットは公共の場であることは重々承知しておりますが、
貴殿がどのような方か存じませんが、
やはり有名税というものはあっていいのかなあとは思います。
少なくとも「○○」という検索をする場合、
圧倒的にワタクシのことを指している現状からすれ、
更新の殆どない立ち上げっ放しの貴殿のHPにつきましては、
何らかのご対処(もし運営が滞っているなら削除も含む)、
もしくは、××会の○○のHPはこちら…
http://・・・
という一文を貴殿HPに記載して頂きたいと思っている次第です。
【その2】
△△をごらんの皆様へ

はじめまして、私は○○と申します。この度は、先日私以外の○○と名乗るものが
◎○様へメールを送信した件について、この場をお借りして、事実関係を申し上げたいと思います。
まず申し上げておきたいのは、先日◎○様へ送信されたメールは私が送ったものではございません。
そして以前にも◎○様と何らの連絡を取ったこともございません。
この事実については◎○様にもご理解を頂いております。
誰が何の目的でメールを送ったのかは分かりません。
情報の混乱を避けるため、◎○様の協力の下、
ここに真実を書かせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
悪いが文章に感情や個人の意思が含まれていないものは
解析が難しいなぁ
分からんちん
460あえて文章の酷評。:04/07/04 01:09
>>456
(とりあえず、事実関係の怪しさや敬語の間違いには目をつぶる)
主語と述語の対応が混乱して文意が不明瞭になっており、依頼文の体を成していない。
それにも関わらず要求だけは具体的であり、悪戯とみなされる恐れがある。

>>457
「事実」「真実」という自身の正当性を強調する表現ばかりが多く、
「◎○様へメールを送信した件」を知った経緯など、実際の状況を説明する言葉がない。
そのため、一人勝手な結論を押し付けているような印象を受けた。

結論としては「どちらもDQN」ということで。
461岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/04 08:16
451酷評よろしくお願いします。
462名無し物書き@推敲中?:04/07/04 10:47
ここって文章の断片しか書いちゃいかんの?
よい木(よい文章の断片)ができてもよい森(よい小説)になるとは限らないと思うのだけど。
HPあげるなり投稿サイトにあげるなり
なんなりしてよん
でも最後まで見るかどうかは知らないよん
464名無し物書き@推敲中?:04/07/04 10:57
>>340
泣き所なんてはじめからどこにも無いが・・・?
なに?小説って泣かしたり笑わせたりするものだと思い込んでいる?
そういうものしか読んでないんだね。
「考える」のが小説の醍醐味だと俺は思っているけどね。
465名無し物書き@推敲中?:04/07/04 10:59
読者に卑屈なる小説家は作家じゃない。
「読みたくないやつは読むな!俺は書きたいように書くだけだ!」
という硬派な作家は2ちゃんねるにはいないのか。
466名無し物書き@推敲中?:04/07/04 11:06
>>463
よそはここほどアクセス数多くないから反応鈍いからなあ。
すぐに反応が見られるのがいいところだけど
「真面目に酷評」する人が少ないのもまた事実で(汗)
>>461
表現、描写、もちっと頑張って下さい
全体的に独りよがりな傾向ありかと。読み手の気持ちになってもう少し丁寧に。

>それは今日プール行かね?えっいいよ、行くべ行くべ、は?何本気で行こうと
>してんの?馬鹿じゃね?みたいな『本気』の言い方だった。

この辺も分かりにくい例えですし
会話の量を減らして描写に継ぎこむくらいでもいいかもしれません
468ロック 1/2:04/07/04 11:38
狭く腐臭のする部屋の中、誰かがつぶやいた
「無理やり文学的哲学的にしないんでいいんだよ」
返ってきた生きのいい声
「なにを唐突に言ってるんだい?」

「死ね」
「あんたばか?」
「僕は死ねる」
「じゃあ死んでみてよ」
「そんなの無理だ」
「正直言ってキモいよ」
「おまえこそきもいよ。ぼくの世界に入ってこないでくれ
おまえは一体何様なんだ」
「え?俺の名前?俺の名前はMR KID!探偵さ!」
「だからやめろ!」
「ほんとに?」
「ホントだ!」
「さよなら」
「さよなら」


469ロック 2/2:04/07/04 11:39
「・・・やっぱり嘘だ!まだきえないで。嘘だ!」
「知ってたよ。消えないよ。それより嘘ってなに?」
「もうそれ以上問い詰めるな。もういい!消えてしまえ!!」
「俺は必要だからいるんだ。知ってるくせに知ってるくせに」
「知ってるけど消えろ」
「君の本能がそうさせない。ノートでも作って俺をおまえを帳尻合わせでもするんだな
ゴミクソ太郎くん」
太郎のビートの熱気が肺に入りこみ篭っていて
その拳からは流血していた
「そうだそうだ。僕はその通りだ。嫌だ・・・死にたい」
「おいおい、無理だってさっき言ったばかりじゃないか。気が変わった?」
「変わってない。もう良い。眠りたい」
「さっきからすでに床についてるじゃないか眠れよ」
「眠れないんだ!そんなもんだ・・・そんなもん」
「エンドレス・・・省略・・・夢・・・終わりだ」

これはロックだ
俺には不快だ

朝になり物憂げに起きて部屋でパソコンいじって
また同じように眠る
何回も繰りかえした後
自分はロックとなった
470ロック:04/07/04 11:41

はじめての小説です
酷評してください。年齢は15歳と若いので
可能性はまだ有ります
ちょっと省略し過ぎた感がします
471名無し物書き@推敲中?:04/07/04 11:43
「そんなもんだ・・・そんなもん」
を「そんなもんだよ・・・そんなもんだ」に訂正いいいいいい
472ひやかし:04/07/04 11:45
>>470
15か。うん。頑張れ。
俺は酷評はせん。ちらっと覗いただけだから。
473ロック:04/07/04 11:49
酷評してください。
俺は25才までは小説家になる気は無いので
絶望はしません。
今は漫画家になるために絵の練習をしております
漫画家も20歳になるまではならないけど
経験しなくちゃね
可能性に年齢は関係ない
その舐めた考え方では倍の30でもダメダ
475ロック:04/07/04 11:54
>>474
あるよ。若いうちにデビューしちゃうと
特に2ちゃんで叩かれるじゃん
経験もつけなきゃあかんし
今から本屋行ってきて
ほとんど読んだ事の無い小説
でも読みに行こう
もしくは哲学書
476名無し物書き@推敲中?:04/07/04 11:58
>>327-332 >>334-335の感想はありませんか。レスがついていませんが。
>>473
エヴァを忘れろ
478472:04/07/04 12:02
>>475
話の骨格がなってない。
起承転結を作るとか、ノンフィクション風にするとか、
まぁジャンルに拘る必要はないが、思いつき「だけ」で書いたものは面白くない。
というか、
「死ね」
「あんたばか?」
「僕は死ねる」
「じゃあ死んでみてよ」
ここまで読んで、続きを読むのが嫌になった。
君はコレを、他人が書いたと仮定して読んでみて、面白いと思うのかと小一時間(ry

あと、細かいところは面倒だからパス。他の人に任せる。

>>476
長杉。
479ロック:04/07/04 12:02
>>476
俺と同じで才能無いよ
480ロック:04/07/04 12:03
>>478
全くもってその通りです
面白くないです
てへっ
ちなみにエヴァってなんですか?
エヴァンゲリオンの事ですか?
481472:04/07/04 12:03
>>479
何言ってやがる。お前よりはマシだろ。
>>473
>>473
会話多杉
感情描写無さ杉
これなら潔く会話だけでいったほうがよい
中途半端だ
あと、初めてなら良くあるのだが客観的に物を見れないとダメ
つまりは独りよがり
漫画家やるにもこれは大切だ
抽象的なのがおしゃれと勘違いしてないか
哲学書より人と交われ
>>479
酷評はいいがそういうレスはやめれ
484472:04/07/04 12:07
>>480
エヴァって言ったのは俺じゃないが、そうなんだろ。
てへっ、か。チョット萌えた。
485ロック:04/07/04 12:11
>>482
俺がこの小説を書いたのは
結局、俺が俺を肯定する為だ。
わかってる
おれが思いつきで小説を書いて
「もしかしたら良い評価貰えるかも」
とおもいつつ
「こんな30分くらいで適当に作った小説面白いわけ無いだろ」
という良いわけがあるもん
本気で書いてたら俺はショックをうけてただろうね
俺は本気で書くときはちゃんとした小説を書こうと思う
これもあなたの「一人よがり」と言う言葉で俺を否定されるのを
恐れた俺が書いたのだろうけど
俺は俺を肯定する。結局そんなモンです
あなた自分で処理してるじゃないですか
ここは迷える子羊が来るとこですので
あなたの自慰に付き合わされるのはゴメンです
本気じゃないとか言ってる時点で今酷評した方々に失礼です
あー、若いって嫌だな。んじゃ俺は落ちるわ。
酷評して自分の能力を見直すスレにて
自分を完全肯定されてもなぁ
確かにそれはオナニーよん
騒いでも酷評は貰えないと思うぞ(ワラ
490ロック:04/07/04 12:26
あなた方だって俺とそうかわらないよ
ここに酷評を書きこむ人達だって自分を肯定する為に
書きこんでるんだ
自分の存在を確認する為に書きこんでんだろ
人と自分を差別化して自己の存在を確立したいんだろ
そうだよな?
それが人間だもん。俺も人間だよ
491名無し物書き@推敲中?:04/07/04 12:38
>>479
お前に才能が無いのは確かだが、俺には才能がある。
だいたいお前このスレッドのタイトルわかっているか?
「あなたの文章真面目に酷評しますPart19」
文章を酷評(厳しい批評)するスレッドだぞ。才能云々を
とやかくいうスレじゃない。
>>490
>酷評してください。
>俺は25才までは小説家になる気は無いので
>絶望はしません。

君、絶望しない代わりに人の話も聞かないのね
ずっと見ていて思ったんだが
投稿された文章が、長文だったり、硬い文体だったり、
(まわりくどい?)比喩が多かったりすると
バッシング酷くないか?
読書に慣れていればそんなもの苦なく読めるもんなんだが・・・。
>>490
年若い人間はみんなそう言うな。
「結局は、どんな善行だって、自分の為のオナニー行為にすぎないんだろ?」
一面的で、薄っぺらい思想だな。
495山峰:04/07/04 12:46

 本来、肯定しても良いのは人間以上の(と、人間が考えている)『何か』だけだ。

 どうにもならない僕ら人間は、その定められた範囲の中で、出来得ることを全てするだけ。
>>493
バッシングというか
まあ、酷評するスレなんで……。
>>493
>読書に慣れていればそんなもの苦なく読めるもんなんだが
んなこたーない。上手い文章なら、長かろうが何だろうが読めるガナー。
498ロック:04/07/04 12:49
>>494
その通り!
でもそういう自慰行為が社会に
受け入れられてるんだ。
みんな自分が大好きです
自分を幸せにしてくれる人が好きなんです
これの何が薄っぺらなんでしょうか?
15の時に人の話を素直に聞ける耳があれば将来有望なのにな
>>493
投稿者がDQNだとバッシングが酷くなります。
なぜ薄っぺらで一面的なのかを教えて欲しいです
自慰=自己処理=自己中心的=独りよがり=ツマンネ
投稿者が暴れて荒れるのは、このスレのジンクスですな。
504ロック:04/07/04 13:00
俺は人の話を聞かないんじゃなくて
そもそも真面目に書いてないんだから
聞きようが無いでしょ

俺はもし大人になって子供がうまれたら
人の命は大事だと教える
それは俺の信念だからという理由でな
みんなそんなもんだろ
505ひよこ男:04/07/04 13:07
>>462
本気プロになりたい人は、書いた作品全体をこのスレに公開するとは思えないのです。
文章の練習目的か、思いついた実験的な文章程度しかここには投稿しにくいですよ。

それにあまりに長いのは酷評するポイントが増え過ぎてしまうので
敬遠されがちですし。
多くても2〜3スレの文章がこのスレにはちょうどよいのではないでしょうかね。
おまえの子供も親に似て人の話を聞かないので
おまえの信念は伝わらない
507ロック:04/07/04 13:09
>>506
伝える。
俺は俺の信念に基づいて言い聞かせる
俺のように話を聞かないとは限らないし
信念=自己陶酔

↑のほうにもあったが
作品書くには客観的な目が必要なのよ
おまいの信念が間違ってるかも知れないと何故に考えない
シャア「坊やだからさ」
510ロック:04/07/04 13:17
>>508
間違ってるかもしれないと考えてるよ
自己陶酔から作品は生まれるんじゃないのかな?
511罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/07/04 13:19
      ,,r::::::::::::〈:::::::::)    ィ::::::ヽ
      〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
    ,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
    |::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l  クマー!
    }::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
.    {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/
    ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
      `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>510
生まれたものを推敲するのは
人の目に止まることを考えることでもある
今のおまいは推敲が足りないんだ
いろいろと
生の感情を出すようでは俗人は動かすことはできても我々には通じんな
514:04/07/04 13:39
また新しく書いてきました。酷評お願いしますm(__)m
515:04/07/04 13:40
 いつものようにハズキちゃんと二人で、学校から帰ってる途中の事だ。
「ねぇ、ケンちゃんケンちゃんっ! 好きな人の言いあいっこしない?」
 ハズキちゃんは凄く楽しそうに目を輝かせながら言ってきた。
「え? 何でいきなり?」
 僕としては、何としても避けたい話題だ。
「なんとなく」
「あ、そう。なんとなく、ね」
 ハズキちゃんの『なんとなく』は『納得するまで他の話はしません』って言ってるのと同じなんだ。
 でも、もしかしたらって事もあるから、一応聞いてみよう。
「それよりさ、他の話しようよ」
「ねぇねぇ、どっちから言う?」
 シカトされた。やばい、七年間生きてきた中で最大のピンチかも。
「やっぱりこういうのは男の子が最初よねっ」
 なんでこういうのは男の子が最初なんだろうと思ったけど、言わないでおこう。 言って嫌われたら大変だし。でも、僕の好きな人を言う訳にはいかないんだ。だって僕の好きな人はハズキちゃんだもん。
「僕は恥ずかしいから後の方がいいなぁ」
「え〜しょうがないなぁ。じゃあ、私から言うね」 え、良く考えたら、これも結構やばいんじゃないかな? ハズキちゃんの好きな人が僕以外だったら、どうしよう。
516:04/07/04 13:41
「私の好きな人はねぇ」
 なんかドキドキしてきた。誰なんだろ? でも、たぶん僕だと思うんだよね。毎日一緒に帰ってるし、学校でも男子の中では、僕が一番ハズキちゃんと一緒に居るし。
「マサト君かな」
 違った、僕じゃなかった。目の前が一瞬真っ暗になった。
 ハズキちゃんは顔を少し赤くして恥ずかしそうにうつむいてる。
 それにしても、何でよりにもよってマサトなんだ。たぶんマサトが、クラスの女子の中で一番人気があるからだろうけど、なんで、いつも一緒に居る僕じゃないんだ。
「マサトのどこが好きなの?」
「全部だよっ」
 もう駄目だ。
 さっきよりも、もっと赤くなって、もっと深くうつむいてしまった。その仕種は可愛くて良い感じなんだけど、見てると心の中がもやもやしてしまう。
「ほら、次はケンちゃんの番だよ」
「ほ、僕?」
「そうだよぉ、女の子に恥ずかしい思いさせたんだから、嘘つかないでちゃんと言ってよ?」
 それは無理だ。
「僕は、え〜っと、サ、サユリちゃんかな」
 慌てて言っちゃったけど、そんなの嘘だ。
「ケンちゃん、すごいねぇ! サユリちゃんってクラスの男子の中で一番人気があるんでしょ?」
517:04/07/04 13:42
 別に人気があってもなくても、僕はサユリちゃんなんて好きじゃない。
「うん、まあね」
 思ってる事が分からないように無理して笑った。
「すごいすごい! お互い頑張ろうねっ」
 なんか泣きそうになってきた。
「そうかぁケンちゃんはサユリちゃんの事が好きなのかぁ」
 呟きながら、ハズキちゃんは歩いていく。僕は胸がズキズキと痛くなった。
 このままじゃ嫌だ。でも、どうしたらいいか分からない。
「うえっ」
 泣きそうだったから泣き顔を見られたくなくて、とりあえず立ち止まった。
 けれど、そんな僕の事に気付かず、ハズキちゃんはどんどん先に行ってしまう。ちょっと走ればすぐ追い付けそうだけど、すごく遠くに居るような感じがして動けなくなってしまった。
 しばらくしてハズキちゃんは僕が居ない事に気付いて振り返り、こっちの方へ近づいてきた。
 涙が止まらない。嫌だなぁ。泣いてると所見られたくないなぁ。
「きゃ! どうしたの? 大丈夫?」
 心配そうに顔を覗き込んできた。見られたくない。見られたくないけど、それより言わなきゃいけない事がある。
「違うよ」
「え? 何が?」
 一生懸命ハンカチで顔を拭いてくれている。
518:04/07/04 13:44
「僕が一番好きな人は、ハズキちゃんだよ」
「え、うん」
 それっきり、何も言わなくなってしまった。
 それから、しばらくした後涙が止まるまで顔を拭いてくれた。
 ハズキちゃんは涙が止まった僕の顔を見て微笑んだ。いままで見た中で一番ドキドキする笑顔だった。
「ケンちゃん、結婚しよっか?」
「え、何でいきなり?」
「なんとなく」
 あ、もう聞いても無駄って事だな。でも、けっこんってなんだろう?
「けっこんってなに?」
「う〜ん、私もよく分かんない」
 照れてるのを隠すように笑った。
「とりあえず、手貸して」
「あ、うん」
 言われたままに、手を差し出した。
「また置いてけぼりにならないようにね」
 ハズキちゃんは言いながら僕の手を握って歩きだした。
 僕は今までの事も忘れてドキドキしながら、優しく握りかえした。
「ハズキちゃん、ありがとね」
「私もケンちゃんの事好きだよ」
「え! ホントに? なんで?」
「好きって言ってくれたから」
「あ、そうなんだ」
 やっぱり、いつも一緒に居るからとかじゃないんだ。
 僕は少し複雑な気持ちになった。でも、嬉しい事には変わり無いし、まあ、良いか。なによりハズキちゃんに好きだって正直に言えたのが何より嬉しかったもんね。
519名無し物書き@推敲中?:04/07/04 14:53
>弦
微笑ましい。でも所々嘘くさい。
>なによりハズキちゃんに好きだって正直に言えたのが何より嬉しかったもんね。
とか、
主人公が、ハズキちゃんの何処が好きなのか分からない(というか性格悪く見える)所とか、
主人公に男っぽさが欠けてるのに、本文中に説明がない所とか。
『酷評家を想像する』

読む。粗は粗は、と。
もう1回読む。これは粗であってるな。
書きこむ。自分がもてる知識をもって挑む。
見直し。論理的であるな。
数時間後、レスをチェック。ふむ。反論、なしと。

読む。ふむふむ。いいところは、いいところは、と。
もう1回読む。ふむ、面白いね。
さて、粗はと。ここかな。
書き込む。できるだけ自分の言葉をもって挑む。
見直し。論理的であるな。
数時間後、レスをチェック。ふむ。反論、なしと。
521名無し物書き@推敲中?:04/07/04 15:25
>>520
叩いてるのか褒めてるのか貶してるのか、はっきりしなさい。
ムラムラする。
なにを感じとるかは個人の自由
            酷評家の自由
            精神の自由
>>522
面白くない!!!!!!
524:04/07/04 16:03
519
ありがとうございますm(__)m
説明不足、一番問題ですよね(^-^;
やっぱり僕には一人称の場合、主人公が読者を意識した書き方の方がいいのかもしれないですね(-.-;)『僕の名前は○○だ』みたいな。
あと、主人公と作者の年&性別が離れてる(違ってる)と嘘っぽくなりやすいですよね。ここだけはどうすればいいのか分かりません(>_<) やっぱり対象の年齢層と実際に話してみないと、どうしようもないんですかねぇ(:_;)
まあ人生経験だけは人の話や
本などでカバーするしかあるまい
一人称、三人称は用途に合わせて書けるのに
超したことは無いけど向き不向きもあるわな
色々試すよろし
まあ、ガンガレ
526名無し物書き@推敲中?:04/07/04 16:47
「ふウん、臺所に電氣がついてる‥‥」
 凍りついた雪の道に思はず足を止めて、若い農夫のカアルソンは宵闇の中に黒く浮んでゐる二階建の別荘の方へおびえたやうな視線を投げた。
 千九百三十二年三月四日、ちやうど金曜の晩のこと、ストツクホルムから程近いモルトナス島のゼッテルベルグ老人の別荘へ昨日から度々電話を掛けてみるのだが一向に返答がない、
日頃からごく懇意にしてゐる老人のことなのでひどく氣に掛かつて、その日の仕事をやつと片附けると、カアルソンは自分の農場から一マイルほどの道を大急ぎで駈けつけて來たのだつた。
 別荘は玄關にも裏口にも固く錠が降りてゐた。そして、扉を叩いてみても、中はしいんと鎭まり返つてゐた。
「今晩は、今晩は‥‥」
 さすがに胸騷ぎを感じながら、カアルソンは二三度大聲に呼んでみた。が、答へるのは自分の聲の木魂ばかり‥‥。
 カアルソンは何とはなしにぞつとした。老人夫婦がこんな宵の内に家を締めるなどは今までにないことだ。それに、かちかちに凍りついた物干綱にさがつてゐるあの洗濯物! それは一昨日訪ねて來た時とそつくりそのままではないか?
「こいつアただ事ぢやないぞ。」
 さう呟くと、カアルソンはもう夢中で駈け出した。そして、老人が毎日牛乳を買ひに行く、すぐ近所の農夫仲間ロフベルグの家の門口をやけに叩いた。
「己アたつた今ゼツテルベルグさんのところを訪ねて來たんだが‥‥」
 と、カアルソンは息を切らしながら、
「と、ところが、臺所にやアちやんと電氣がついてるのに、うんともすんとも返答がないんだよ。」
「ヘエ、そりや妙だな。」
 と、ロフベルグも怪訝らしい顏附で、
「實ア己も何か變つたことがあるんぢやないかと思つてたとこさ。と言ふのは、一昨日ちやアんと牛乳を買ひに來なすつたあのお年寄が昨日も來なさらねエし、今日もまだなんだよ。何しろ奧さんの怪我はまだ治らねエ筈だから、家中でストックホルムへ行きなさる譯アなしね。」
>>526
読みにくい。読めない所もある。ルビが必要。
528:04/07/04 16:57
とりあえずいろいろ試してみるしかないって事ですね(^_^)
ありがとうございます。頑張ります(^^ゞ
旧字が多いのよね
530名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:22
>>497
http://www.aozora.gr.jp/cards/000091/files/522_3356.html
これ名作だよな。もちろん長かろうがなんだろうが読めるよね?
531名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:26
>>530
馬鹿を相手にするなって。
読んでもらえないからって暴れるなよ(ワラ
>>530
要するにお前が書いたものが面白くないってことだよ。分からないのか?
534名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:32
http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/1325_2696.html
現代人は馬鹿が多いな。昔は子供でもこの程度のものを
娯楽として読んでいたのに・・・・・・。
535名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:34
>>533
http://www.aozora.gr.jp/cards/000091/files/522_3356.html
これ名作だよな。もちろん長かろうがなんだろうが読めるよね?
あれ?読めないのかな?その程度の読解力で人様の批評をしようなんざ
大それていると思わないのかい?
536名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:37
>>534
長生きしてますね。

>>535
何で同じものをリンクするんだよ。また飛んじまったじゃねーか。

尾崎紅葉は明治の人だろ。
その書き方を俺らがやるなら、それなりの理由が必要だろ。
読めるよ別に。時間かかるが。
537536:04/07/04 17:40
つか、俺ここで批評することあんまりないんだが。返事してていいんだろうか。
>>537
ダメ
539名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:42
>>533
お前よりまし
>>538
クソガキ
>>539
マンコ臭い
542名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:44
>>533
というか、読んだのか?読んでから言っているのか?
読まずに言っているのか?お前なら俺より面白いものが書けるというのか?
>>542
知らねーよ。読んでねーよ。
暴れてるから、読んでもらえなかったんだろうと見当つけてるだけだ。
あー、俺落ちるわ。読みたくないから。じゃあな。
544名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:48
>>543
頭にきた。読みもしないで「面白くない」とほざきやがったのか。
どうぜ過去の名作も読めない、長文も読めない、比喩も読解できない
低脳のクソガキなんだろうが貴様は。
自演乙です!
あと金色夜叉は男の人って勝手だと思いました!
546名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:50
あーレベル低いなあ。文学マニアが集まっているサイト無いかなあ。
>>546
まずは文学板に移住したまえ。
548名無し物書き@推敲中?:04/07/04 17:53
>>545
一部でいいから現代語にやくしてごらん。
>>548
スレ違い。誘導して違う場所でやれ。
>>546
頑張っても誰も読んでくれないんだな。可哀想にw
551名無し物書き@推敲中?:04/07/04 18:04
ばかばっか
>526

何に影響されたのかどこぞのコピペか、はたまた変換フィルタにかけたのか知らんが、
正字体正仮名遣いを使ってる時点で評価外。
戦前の教育を受けた人間が紙媒体に書いた文章であれば尊重もするけれどな。
コピペ貼るなよ。本当にここは厨ばっかり・・・っつーか、消ばっかりなんだな。
>>526
お前に人を批判する資格はない。
>>526
社会の常識すら知らん消はここに来るな。ウゼエ。
556名無し物書き@推敲中?:04/07/04 18:40
おお、大人気じゃん、俺。
>>556
マンコ臭い
558名無し物書き@推敲中?:04/07/04 19:02
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?/1088934861/109
酷評よろしくお願いします。
559名無し物書き@推敲中?:04/07/04 19:02
>>327-332 >>334-335の感想はありませんか
560点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/04 19:05
>>558
テンプレ
>>559
食後にやりますんで待って下さい
>>560
よろしく。
562点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/04 22:32
>>327-332>>334-335
印象:映像作品
点数:2/10
批評:男の上着やズボン、団子屋の内装など、小説にしては助長な説明が多過ぎます。
三行目から六行目では寅次郎をまともな分別を持っていないように見せたいのでしょう?なのになんの変哲もない頭の形や帽子、服装の後に奇妙であろうステテコと腹巻きを説明している。
これでは思うように読者の印象を操作することは出来ません。ドラマなどの衣装設定をしたいのならこれでも構いませんがね、小説では駄目です。
 一文が長過ぎます。一つ一つの段落で書きたい事を意識していますか?小説以前に、文章を書き慣れていないように思えます。テンプレ的な酷評ですが、日本語の勉強からやり直して下さい。
 ストーリーにも問題がある。作者が読者に何を伝えたいのか分からない。印刷所社長の存在なんて無駄そのもの。必然性の無い登場人物は要りません。
 これが実話なのか、ネタ元があるのかは知りませんが、頭の中にある記憶やイメージを垂れ流しているだけでは小説にも文章にもなりません。全体において何を書きたいのか、個々の段落や文で何を書くべきかしっかり考えましょう。
そもそも「と言った」「と言った」で溢れかえっている文章など読みたくない。
日曜日の今日、家でゴロゴロしたりビデオを観たりして過ごした。
不毛な休みであった。休みの日にはあれやこれとやりたいことがあったはず
なのだが、その日がくると、あっ、という間に時間がすぎて一日が終わってしまう。
まあ、今日も2ちゃんねるでバカな書き込みとかしたわけだが、そのときふと
こういうことを考えた。
つまり、2ちゃんねるはいつまで続くのだろうかということだ。これまでにも
何度も訴訟問題を起こし2ちゃんねるが閉鎖されるよーうえーんひろゆきくんー
なんてことが度々あったが、しかし2ちゃんねるは日々増殖して膨らんでいっている。
いったいここはいつまで続くのだろうか、私の子や孫の代まで延々と人々の怨念や
欺瞞、妄想、デマ、能書き、相談等等が刻まれるのだろうか。
このネット界のブラックホールは永遠なのだろうか。よくよく考えるとここにはとてつもない情報が
詰まっている。匿名性の名の下に我々はとんでもない汚点を子孫に残しているかも知れぬ。
千年後の日本史の教科書には2ちゃんねるはどう記述されているのだろうか。
>>563
『十津川警部 生命』第六章指紋@

「と十津川は、いった。」「と、西本刑事が、きいた。」「と、十津川は、いった。」
「と、日下刑事が、いった。」「と、十津川は、いった。」「と、亀井刑事が、きいた。」
「と、十津川が、いった。」「と、十津川は、いった。」
566455:04/07/05 00:59
>>459-460
お二方とも真摯なレスをありがとうございました。
騒動解決のための貴重な情報として、ありがたく活用したいと思います。

567名無し物書き@推敲中?:04/07/05 11:04
近所の本屋にアビオの本が置いてあった。
568名無し物書き@推敲中?:04/07/05 20:18
>>565
誰かがやっているから自分もやっていいという考え方をいい加減捨てろ。
小説について、根本的に何も分かってない。
暴れるばかりの馬鹿は逝ってよし。
>>565
つまり十津川警部 生命は(文体に関しては)ヘボってことだろ?
自分の好きなものを完全肯定するのはガキの特徴の一つだ。
>>565
読んでないから知らないんだが、本当にそうならお粗末だな(w
571558:04/07/05 21:19
>560
申しわけありません。ご指摘ありがとうございます。
感想欄に<2ちゃんにて批評依頼中>と入れましたが、だいじょうぶでしょうか…?
よろしければ、酷評よろしくお願いします。
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?/1088934861/109
572叶 ◆zK1NnKGOB. :04/07/05 22:39

 猫は三歩歩くと物を忘れるという。それを聞き、猫は無邪気なもんだと僕は思っていたが、今では猫の苦労も分かる。いや鳥だったか。そもそも猫とは何だったか。

 その異変は三日前から起きていたと思う。恐らくそうだ。四日前の気もするが。
 とにかく今日、この時より以前から異変は起きている筈だ。たぶん。
 その日、僕はいつも通り目覚ましのけたたましい音で起床した。確かそうだった。
 そして顔を洗い、歯を磨き、髪をセットし、服を着替えて家を出た。これは毎日意識もせずに行動しているので忘れようがないらしい。
 ただ、家を出た理由が分からなかった。いや、忘れたのである。
 僕が玄関の前でこれから何をするのだったか必死に思い出していると、お隣の山田さんの奥さんが声を掛けてきた。田中さんであったか。
「あら、鈴木さん。おはようございます。これからお仕事? 毎日ご苦労様」
 その言葉でやっと思い出せた。「そうそう、仕事に行くのであった」
 僕は山田さんだか田中さんだかの奥さんに軽く会釈を返し歩き出そうとしたのだが、これまた見事に会社の場所を忘れていた。
 「あの、僕はいつもどっちに向かって歩いてます?」
 僕の問いに山田さんだか田中さんだかの奥さんは怪訝な表情を浮かべながらも答えてくれた。
573叶 ◆zK1NnKGOB. :04/07/05 22:42
 とりあえず歩き出した僕であるが、当然会社の場所は忘れた。いや、もうすでに会社へ
行く事さえも忘れそうだ。歩けば歩くほど僕は記憶を失っていくようである。
 しかし歩かずにはいられなかった。目的は忘れてしまったが、とにかく歩かねばならないのは覚えている。
 そういえば何故歩かねばならないのか、一体僕は何をするのだったか、
そもそも僕は誰だったか、まてまて僕とは何だったか、
何とは何が何だ、ええい辛気臭い。生きているのが鬱陶しい。そうだ死のう。
しかし、死ぬ前に身辺整理はしておかなければ。では家も掃除しておかないといけないな。
あ、家賃を滞納している。このまま死ねば大家さんにご迷惑をかける。お金を用意せねば。働こう。
そうだ会社に行かなければ。そうそう、そうだ。ああ、遅刻じゃないか。
何たる失態、鈴木一生の不覚。しかし何故僕はこんな所にいるのだ。
会社とは反対方向ではないか。まったく思いだせない。まあいいや、急ごう。

 目覚ましがけたたましく鳴る音が聞こえる。僕はいつも通り顔を洗い、歯を磨き、髪をセットし、服を着替えて家を出た。
 「はて、僕は何故家を出たのか。ああ、山田さんおはようございます。あっ、田中さんでしたっけ」
574叶 ◆zK1NnKGOB. :04/07/05 22:43
酷評お願いします
>>574
18へぇ
576名無し物書き@推敲中?:04/07/06 00:20
タモリの世にも奇妙な物語を見ているような
分かり易い内容でした。少し平凡ですね。

猫は三歩歩くと物を忘れる ←ここが一番ワクワクしました。
他は既成の言葉と概念です
574さんだけの言葉を聞かせ願う
577名無し物書き@推敲中?:04/07/06 11:20
hage
578名無し物書き@推敲中?:04/07/06 12:32
酷評おながいします。

 10年間同じ家にいて、同じ人間と同じ飯を食べ、同じ風呂に入り、
同じような生活をしていくうちに当たり前の生活が耐えられなくなり、
17歳のとき、学校を早退し、家にも帰らず、那珂川の河川敷を
見ていたことがあった。
その頃私は恋だとか友人関係だとか悩むところが多かったから、
緩やかに流れる川を見ていると心が休まる気分を覚えた。
晴れても雨が降っても気分が良くないと感じると川へいき、
慣れない手つきで煙草をすってみたり、手頃な小石を拾っては水切りをやってみたり、
あるいは座って川を見ているだけのときもあったり、
ともかく川を見ては心に沈んだ鉛色の膜を河口へ流れていくのをひたすら待ち続けた。
なぜこの恋は成り立たないのか、私は良くない人間なのか、学ぶこととはなにか、
父は、どうも苦手だ、母は何も解ろうともせずひたすら怒るだけだ。
あらゆるものに対するぼんやりした不満を、川に語りかけるが、
当たり前のように何も帰ってこない。
川を媒体にして自答してみるが阿呆臭くなってやめる。
川は語らないものなのだ。
太陽のきらめきも、水草のそよぎも、えさを求める黒い魚も、
そして同じ人間であるホームレスの男でさえも、自らの目的に沿った行動だけをこなし、
私に答えを出そうとはしない。
しかし眼前にある自然の摂理を、私は孤独だとは思わなかった。
無関係のように見えて私とそれらは何処かで繋がり合っているような心地がした。
ほんの一瞬、答えの根本にある光が垣間見えて、再び私は人間の営みに帰るのである。
一年のうちに川へも行かなくなり、学校を休めば私は街に出るようになった。
最後にはそれさえもしなくなった。
社会の流れに自らを合わせるようになった。
579名無し物書き@推敲中?:04/07/06 12:58
>>578
推敲した?

以上
580名無し物書き@推敲中?:04/07/06 13:04
       ,:::-、       __
      ,,r::::::::::::〈:::::::::)    ィ::::::ヽ
      〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
    ,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
    |::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l  クマー!
    }::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
.    {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/     
    ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
      `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>580
挿絵が最高に良かった。
文章は普通。
582名無し物書き@推敲中?:04/07/06 14:08
>580
虫歯も治りますか?
583ドラウクス:04/07/06 14:33
あびおの本は俺の目の錯覚だした。
しばらくメンヘル盤にいってきます
584ドラウクス:04/07/06 14:55
さよならドラウクス
セミとり

 久しぶりにセミ獲りをする事になった。長い人生経験を積んだ後なので子供のようには
やらない。さてどうするか―――。
 セミにも色んな種類がいる。ミンミン、油、熊、ツクツクホウシ、蜩(ひぐらし)などが代表
的だ。この中で獲りたいものを選ぶ。鳴き声が心地いい蜩がいいな。
 蜩は山に行かないといない。 すぐに山にでかけた。カナカナカナ・・・・。早速鳴き声が聞
こえてきた。木に近寄ってみる。上を見上げるとかなり高いところに一匹いた。思い立ったが
先でなにも持たずにきたのでアミも当然ない。木は一本杉なので登るに登れない。クワガタ
のように蹴って落ちて来るようなものでもない。しばらく考えを巡らせた後、そこで一休みする
ことにした。しばらくすると夕暮れになり、帰ることにした。
 帰り道、カナカナカナという鳴き声の中、自分はもう子供でないと感じた。
 
586トゥエンティフォー:04/07/06 19:17
よろしく。

 ある少年は、遊ぶ時間が欲しかった。朝起きては学校、帰ったら塾。
そんな一日を繰り返していた。少年の不満は爆発寸前であった。
 ある受験生は、勉強する時間が欲しかった。寝る時間を割いても
時間が足りない。受験の日は間近である。
 ある主婦は、自分の時間が欲しかった。家事や幼い子供の世話で
身体はぼろぼろである。少しでも、お茶をゆっくり飲む時間が欲しい。

 一日にあと一時間もあれば――誰もがそう願っていた。
その願いは、神様にまで届いた。「ん?しょうがねぇな。一時間だけだぞ」
 そうして、ついに一日は二十四時間になったのである。
>>585
最初の一文で自分は子供ではないと断言しており
その後に続く思考も完全に大人のもの。
だから最後の”自分はもう子供でないと感じた。”という一文も
そうだねとしか言えない。
最後の落ちの文を生かす書き方にした方が面白いと思う。
>>586
最初の少年と最後の主婦は遊ぶ時間と自由な時間をそれぞれ求めてる。
なんだか立場が似てるよね。
2番目の少年はちょっと違う。
3人がまったく違った理由で同じ「時間」というものを求めていると、もっと面白い。
あと最後の落ちが何だかいまいちです。
>>587
セミ獲りは子供だからこそうまくやれる
大人の奢りでいったら痛い目にあったということだと思われる
最初は大人だからこそもっとうまくやれると思っていた
最後は子供でないからうまくやれなかった
この変化がテーマでしょ、この作品?
590:04/07/06 20:22
ジエンゴクロウ
>>589
あぁなるほど。
ただ”思い立ったが先でなにも持たずにきたのでアミも当然ない。”
なんてのは大人にしちゃ間抜けな話だしそういう見方はできなかった。
人の意見聞くのはやっぱ為になるな。
592名無し物書き@推敲中?:04/07/06 20:27
>>591

恥カキ(w
593名無し物書き@推敲中?:04/07/06 20:27
初めて携帯からこのスレみてるんだけど、とても全部読む気がしないです。
お前ら無駄に長過ぎるんだよ。
3行でまとめろ
>>591
馬鹿かお前は(プッ
別に589が自演だろうがなかろうが591がアフォとはいえんだろ。
無駄レスする前に晒すか酷評するかしろよ。
雑談スレじゃねえ。
596:04/07/06 20:35
自演。
>>593
流石に三行ではそもそも酷評のしようがない。

ていうかいちいち自演自演書き込むのやめないか?
荒れるだけだぞ。
論拠を示せというならこのスレを初めから見ろ。
598名無し物書き@推敲中?:04/07/06 20:58
>>597=痔炎

>>591>>589を見て、自演だという疑問も持たずに

「人の意見を聞くのはやっば為になるな」などという

アフォー丸出しの意見を言っているのは笑える。
>>597
>論拠を示せというならこのスレを初めから見ろ。

論拠というコトバの意味が分かっていないようだな。
どこにあるんだ、事実としてこれを見ろというのは、厳密な
意味で論拠にならないし、具体的に指摘しない限り実証論と
しても論拠にはならない。

分かったか、この低能が。論拠なんて、お前の脳ミソでは理解
できない言葉を使うんじゃないよ。

生まれついての低能が!
もうこのスレだめだな。
次スレいらね。
601:04/07/06 21:09
勝手に決めるなよ、何様だ?

で、600おめでとう、生まれついての低能君。
>>600
>もうこのスレだめだな。
>次スレいらね。

お前は以前にも同じことをカキコしただろ。
603597:04/07/06 21:32
>>599
確かにちょっと違ったな。
スマソ

604ヤマキヨギズモU:04/07/06 21:39
「ヤマキヨギズモUの大冒険」

ヤマキヨギズモUはピザを頼み食った。
ピザを頼み食った事を後悔した、ピザを食った後いつも後悔する。
あぶらっこいし、高いし、はじめの何切れかはうまいが。
あぶらっこいんだよ!
ピザを一切れ壁に投げつけた。
壁にピザの具やソースがついた、俺が投げたピザが壁を汚しやがった!
このやろう!
ピザを踏みつけると今度は俺の足にピザの具やソースがついた。
こら!
ピザの表面に顔のようなものができた、痛そうな顔をしていた。
このピザは生きているのかもしれない。
ピザをよくみると顔は消えていた。
ピザを眺めながらこのピザは生きているのか?死んでいるのか?
考えてみたが答えはでなかった。
ピザは食われるようにつくられているから、食われるのがうれしいかも
しれないと食ってやろうと思ったが、毛がついていたし、汚れてるだろ
うから、食うのをやめ、ゴミ袋に捨てた。

私は物知り博士じゃ。
ピザは生きておった。
最後の力を振り絞り、ピザに顔をつくり、男に助けてもらおうとしたんじゃ。

>>604
ちょっと荒れた直後に、投稿が入るケースが
時々あるんだが、タイミング良すぎるぜ。
つまらんレス、わざわざ書きこんでもなあ・・
文章発表と酷評だけでいいんじゃね?
では酷評と
>>604
キャプテン翼みた世代か?
時代性に乏しいぞ
607名無し物書き@推敲中?:04/07/06 23:19
>>604
これでも読んで出直せ。

2chで見つけた面白い文章 Part9
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1082712991/254-255
大冒険って言葉、ファミコン世代には馴染み深いよね。
いざ使うとなると中々難しい・・・大冒険。
609名無し物書き@推敲中?:04/07/07 04:12
>>569
そういうことは
プロになれてから言ってね。
610名無し物書き@推敲中?:04/07/07 10:43
>>609
いつまで起きてんだよ
下降機はたいてい高速度で上昇を続けていた
恐らく下降機はうんまい果汁であったのだろうと私は思う
しかし正確なところはわからない。
あまりにも臭く、よどんでいるせいで
味覚と嗅覚というものが消滅してしまったのだ
あるいはそれは階段の踊り場だったのかもしれないし
あるいは十字路の上だったのかもしれない
ただ前後の状況を考え合わせてみて
「マスターベーションさ!」
と僕は言った



個人的に俺の小説は村上春樹を超えました
こくひょうおねがししまうs
612名無し物書き@推敲中?:04/07/07 11:53
>611
下降機は何?
613名無し物書き@推敲中?:04/07/07 11:55
>>612
エレベーターがおりていくようすをあらわしたんだ!!!
614名無し物書き@推敲中?:04/07/07 11:59
>613
そうだと思ったよ。一応訊いてみただけ。俺だったら、飛行機に
するな。
615点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 12:06
自惚れている者は罪の無い人間である。
彼は自尊心を高ぶらせているから、
他人は彼を全然尊敬しなくてもすむ。   ─ヘンリー=ビーチャー
616614:04/07/07 12:11
>あるいはそれは「神」の階段の踊り場だったのかもしれないし
>あるいは「茨」の十字路の上だったのかもしれない
俺だったらこうするね。
>>615
再登場から今までの全部点数つけて
618名無し物書き@推敲中?:04/07/07 12:26
>>617

お ま え が や れ !
619名無し物書き@推敲中?:04/07/07 12:29
>>615
普段は牛とカエル持ってる人ですよね?
そんなイメージが
620614:04/07/07 12:36
>611
それで飛行機の自慰行為の中で、聖者が自慰してる
ことにして、群像に出しなよ。村上春樹を超えるからさ。
点数!点数!点数!
622点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 12:45
>>619
何ですかそれ?

>>617
いつも印刷して数十分読んでから酷評を書いてるのでそれはちょっと……。
やれる範囲でやってみますが。
623614:04/07/07 12:45
>>611
1点
624名無し物書き@推敲中?:04/07/07 12:48
>>622
パペットマペット知らないの?
点数さん何歳?
>624
海外在住かもしれない。
テレビを見ない人種かもしれない。
バラエティは作家性を汚すからと自戒しているかもしれない。
もちろん超ジジイかもしれない。

しかし一番ありそうなのは、点数さんの正体が
6時以降はテレビを見せてもらえない幼女!
626点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 12:57
ああ、検索して分かりました。
民放は全然見ないんですよ。NHKは朝と夜のニュースだけで、普段はケーブル。
お笑い、バラエティーは駄目でして。さっきはスーパーチャンネルのスタートレック・ヴォイジャーとホミサイドを見ていました。
627名無し物書き@推敲中?:04/07/07 13:00
>>626
いろんなもの見ないと駄目だよ。
ほな、点数頼むで
629点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 13:35
>>627
専門外の事には極力手を出さないようにしています。興味を持っちゃうと歯止めがかからないし。
もちろん勉強や資料集めは別ですけれども、世の中には素晴らしいものが溢れすぎてるんですよ。
それを一生のうちに全部体感するというのは土台無理な話ですから取捨選択しなければならない。
誰の格言かは忘れましたが、多くを学ぶより真理を見いだすのが大事なんです。

次は>>578
点数の人って偏ってるんですね・・・
631名無し物書き@推敲中?:04/07/07 16:15
点数の人は小倉優子知ってますか?
キルビル、ロンブー、ダウンタウン、はなわ、FF、エヴァンゲリオン
千と千尋、耳でっかくなっちゃった、キムタク、間違いない
ハリーポッター、さまぁーず、ラルク、浜崎あゆみ、
この中で知ってるものありますか?
>631
知ってれば知ってるほど作家としてダメになりそうな単語ばっかりだな。
633名無し物書き@推敲中?:04/07/07 16:34
>>632
いや知ってないほうがマズイだろ?
634点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 16:44
>>578
印象:予定調和
点数:2/10
批評:何を書きたいのかは分かりますが、強引すぎです。用意したあるべき結論へ引っ張っていってるのが見え見えでよろしくない。
 このお話の肝であるはずの「答え」も、主人公が納得して終わるだけでは意味がない。強引さはともかくとして、伝えたいメッセージがあるのならば、きちんとそれを書いて下さい。
結末で一気に書くも良し、少しずつ答えを散りばめるも良し。その辺は人の好み次第なので深くは言いません。
ただし、どちらを選択するにしてもこの話に結論が存在する以上、全ての文章はその結論に向けて用意されたものであるべきです。
 主人公の心情の垂れ流しは不要です。「なぜこの恋は成り立たないのか〜怒るだけだ」は必要性が無いですね。
唐突な上、恋は友人関係と同列に扱われているので重要事項だとは思えませんし、親に対する不満なんて作者の本音に聞こえます。
 一文が長過ぎるのも問題です、区切りましょう。ただし、区切る時はどうやって区切るか、なぜ区切るのかじっくり考えてからやりましょう。
でないと次も同じ失敗をすることになる。
 書き出しの「同じ」の連続は……狙ってやってるんでしょうか?わざとにしても修正することを薦めます。リズムが悪い。
その後の「晴れても雨が降っても」も同様の理由で読みにくくなっています。
 書く事、努力する事は大事です。しかし、どうやって努力すればいいのかを知らなければ、ずっと迷走する事になってしまいます。
小説の(または文章の)書き方本を買いましょう。基本を知る事は重要です。ためになりますよ。大きめの本屋で一時間ほどじっくり見て回っては如何です?
色々知ってるほうが作家としてプラスになると思うのだが
636名無し物書き@推敲中?:04/07/07 16:53
637点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/07 17:03
    小倉優子:知らない
    キルビル:見た
    ロンブー:名前だけ知ってる
  ダウンタウン:名前だけ
     はなわ:名前だけ
      FF:4,5,6,7,8のみプレイ
エヴァンゲリオン:見た(劇場版含む)
    千と千尋:見た
耳でっかくなっちゃった:知らない
   キムタク:名前だけ
ハリーポッター:見た(小説は未読)
  さまぁーず:知らない
    ラルク:名前だけ
  浜崎あゆみ:名前だけ

>>635
私の場合は広く浅く。ある時、何か一つが気になりだしたら絶版本を買い集めてでも、自分が十分だと感じるまで掘り下げまくります。(amazonで待ってると大抵手に入ります)
そして情報を取捨選択しパソコンに打ち込んだり、ネタ帳に書き込んだりしてとっておく。
物覚えが悪いせいか、あんまり記憶を信用してないんです。興味のある事に関してはよく覚えてるんですがね。
638名無し物書き@推敲中?:04/07/07 17:24
>>2
シナリオ形式は駄目ですか?
639名無し物書き@推敲中?:04/07/07 17:44
>>637
大分知ってるじゃない。俺はFF5やってない。負けた。読書歴は?


 彼女と海に行った。平日の昼間なので親子連れが一組と中学生くらいの子供の3人組がいるだけだった。
彼女は大きなタオルで体を巻いて着替え始めた。中学生の子供達の方を見たが魚突きに夢中になっていた。
僕も腰にタオルを巻いて海水パンツに着替え、すぐに海に向かって走り始めた。「待ってよ」。彼女が言ったが、
振りかえらずに海に飛び込んだ。ザバッ。冷たい水が全身にかぶさり、一瞬血の気が引き、すぐに心臓の鼓動が
速くなる。「つめてえ」。彼女はゆっくり歩いてきて、足につかる程度の深さのところで水をすくい、肩や腹にかけた。
僕は彼女も飛び込めばいいのに、と思った。両手で水をすくい彼女に水をかけた。彼女は逃げたあと、すぐさま
やり返してきた。しばらく水の掛け合いの後、彼女を土手に引き返し始めた。僕はブイまで泳ぐことにした。泳ぎ
ながら周りを見渡す。浮き輪にのった子供と父親が楽しそうに泳いでいた。中学生の子供達は相変わらず魚突き
に夢中になっている。一体なにがとれるんだろう?カワハギかイワシかな。そのまましばらく何も考えずに泳いだ。
平泳ぎにつかれてきたのでクロールにかえた。ゴーグルがないので目をとじて泳いだ。すぐに怖くなって背泳ぎに
かえた。その後平泳ぎに戻し、ようやくブイに辿りついた。ここから先は未知の世界、死の世界。急に怖くなり、急
いで引きかえした。戻ってみると、彼女はパラソルをひろげ、お茶を飲んでいた。「一杯ちょうだい」。冷たいお茶が
喉をうるおす。「泳がないの?」「あんまり日焼けしたくないの」「そっか。日が弱くなったら浮き輪膨らまして泳ごうよ」
「うん」しばらく子供の頃の海の思い出を2人で語り合った。しばらくするとカップル、親子連れ、友達連れがやってきて
賑やかになった。「そろそろ帰らない?」「じゃ、もう一泳ぎしてから」僕はしばらく泳いだ後、シャワーを浴びにいき、
戻ってきて着替えた。彼女は結局泳がなかった。「氷食べていかない?」「うん」海の家に行き、彼女は抹茶味、僕は
メロン味を注文して食べた。帰る電車の中、「カフェでもよってかない?」と尋ねたら彼女は「さっき氷食べたから」と
答えた。僕は自分の駅で電車をおり別れた。
641名無し物書き@推敲中?:04/07/07 18:26
>>640
これって小学校4ー6年生の作文ですよね?

642名無し物書き@推敲中?:04/07/07 18:29
>640
タイトルにこってみよう
ガクッ・・
そらおまえの精神年齢でんがな
女と海行ったことあるやつならわかってくれると思うんだが・・・
644名無し物書き@推敲中?:04/07/07 18:36
タイトルは「メロン味の海」
>>640
とりあえず改行しようぜ、と。
てかまあ……日記だよな、これ……。
すくなくともこの文章を読んで面白いと思うやつがいるとは思えない。

ガクッ・・
すまん
彼女と海いったことないんだろ?
嫉妬か・・たかが海に行っただけで・・
ま、いいや
>>646
……よくわからない。いや、女と海いったことくらいはあるが、きみの表現したいことが本気でわからない。
もう一回読み直してみたけどさっぱりだ……なんなんだ……これは。
おれがものすごい文盲なだけのかもしれないが、「だからなに?」としかいえない。
すまん、きみちょっと説明してみてくれ。

そっか
凄い文盲なのかもな
とりあえず彼女と海に行ったときのことを思い出して文章かいてくれ
別にテーマ云々とかかまわんからそのままかいてみろ
みえてくるものがあるはずなんだが・・
てかサーファーか、おまえ?
650645.648:04/07/07 19:28
>>649
うーん、文章を酷評するスレだから別にストーリー的に面白くなくてもいいのかね……。
まあとりあえずおれがいえるのは、きみの話はただの友達同士のだべりの域を越えてないってこと。
「日曜に彼女と海いったんだけどさー」みたいな普通すぎる会話をむりやり文章にしてるだけにすぎん。文章の練習してるだけです、といわれたらそれまでだが。
じゃあってんで文章を見てみると、改行がまったく(本当にまったくないのは初めて見た)なくて読みづらい。読み手のことも考えてくれ。
文の終わりを「〜た。」でしめくくってる部分がやたら多いせいで、日記を読んでるみたいな気分にさせられる。意識的に減らしてみたほうがいい。
そんなところかね。




そっか、ふ〜ん
凄い文盲なのか、人生における経験値が低いのか・・・?
ところで聞きたいんだが女と何回海に行ったことあるん?
ああ……なんだか頭のおかしな奴にからまれてる気分だ……。
だれか助けて……。
批評する側も投稿者と同程度のヴァカがやるようになったな、ということだな。
654名無し物書き@推敲中?:04/07/07 20:46
酷評なんだから甘んじてその評価を受け入れろよ。
女と海にいった回数なんざ俺は100を超えてる。
なにせ2年間以上海の家でバイトしてたんだから。

何度も言うが>>640は、他人に読ませるレベルの文章じゃない。
折角だから漏れも私見を。

>>640
小説の一部だと仮定する。
この文には伏線と呼べるものが全くない。
小説というのは基本的に無駄なシーンは存在しない。
どのシーンにも後の展開に繋がる何かがある。
この文章には全くそれがない。
よってこの文章には先を読もう、という気分にさせるものが全くない。
つまり魅力がない。

このシーンだけで完結しているとすると、何か「事件」が欲しい。
クラゲに刺されて痛かったでも足が吊って溺れたでもいい。
何かないと日記の枠を出ない。

エッセイの場合は、事実の羅列でも良いだろう。
ただし、その場合、その事実の中から何か「感じたこと」を示さなければならない。
その「感じたこと」が面白ければ、それは良いエッセイと呼ぶに足り、面白い感じ方のできる者が良いエッセイストと呼ばれる。
656ヤマキヨギズモU:04/07/07 22:37
>>607
似てるな・・・
というか、それ書いたのおれの知り合いじゃないだろうな。
ピザについて、いろいろ語ってきたからな。
ポイントは食った後に後悔する(高いのにのりでいきおいよくたのんだりして)
という事と途中で腹がふくれてきてあきてくるという事と高いということと、ピザを
食う人間のすがたを客観的にみると、むしゃぶりつくような感じでみにくく、あぶら
っこいし、ノリでたのんで前に書いた事がおきてむなしくなったりするという事。
アリに投稿した「重吉」にもピザがでてくるぜ。
ピザとピザをとりまく人間達、そこには何かがある。
淡々とした中に男女のすれ違いの悲哀を表現してるんだがな
女と2人で100回も海に行くなんて信じられないね
1回で懲りるよ、退屈でさ
海は男友達か自分の子供(まだいないが)と行って、浮き輪使って遊んだり、競泳したり、魚突きやったり、
女2人組さそってビーチバレーやったりするもんなんだよな
女と行って面白いやつの気がしれんよ、俺には
平日の午前八時。桜舞い散る坂を、息を切らせて走る一人の少年がいた。
うなじまで届く少し長めの後ろ髪に、適当に散らせてある前髪。そして精悍な顔立ち。
どうやら時間に追われているらしく、留まる事を知らない汗を吹き飛ばし、満身創痍で駆けている。
春先の心地良い風が髪を撫で、ワイシャツの中を通り過ぎる。アスファルトの道路はジリジリと太陽に熱せられ、その反射熱で少年の体温を上昇させる。
しかし、それでも少年は走りつづけ、一気に坂を登りきる。
小高い丘の上にその建物はあった。左から二年、一年、三年、と三つに分かれている四階建ての古臭い大きな校舎。所々ひび割れ、壁の塗装も剥がれている。
少年はいまだ止まらず、閉まっている門を颯爽と飛び越え、真ん中の自分の学年の校舎へと向かう。誰一人、辺りにいる気配はない。
少年は昇降口へと入り、自分の教室の下駄箱から元は白かっただろう、薄汚れて灰色になっている上履きを取り出し、履いた。
勢いを抑えず、すぐ右にある階段を上り、二階・・、三階・・、四階でやっと速度を緩めた。
すぐ隣の教室からは人と人との会話や笑い声が聞こえてくる。しかしその教室は少年の目的の教室ではないらしく、さっさと歩き過ぎた。
隣にある教室からも同じような話し声や笑い声が聞こえて、少年はホッとしたように、錆付いた扉を開け、そこへ入った。
ところで海の家で人工呼吸の訓練受けた?
>>657
だから、何度も言わせるな。
>>640程度の技量じゃ男女のすれ違いの悲哀を表現しきれてない。
それは読み取れない人間のせいじゃない。
2年バイトしてたから100回。俺のバイト先に女が勝手にくるんだけ。
たしかに全部同じ女だったら退屈かもな。

>>660
たんなる出店の従業員が受けるわけないだろw
普通は専門のレスキューがいる。
>>661
はい、嘘決定
海の家で働くにはまずそこで人工呼吸の訓練を受けるんだよ
そこは無認可でやってたんか?なわけないよな
人生経験のない馬鹿がいきがってるだけかよ
おまえ女もいたことないだろ?
表現できてないじゃなくて、人生経験ない上に凄い文盲だから読み取れてないだけやんけ
もうレスつけなくていいよ
ま言い訳したいなら勝手にしてろよ
おまえのレス見なおしてみりゃわかるな
文才の無さ出過ぎ
反論できないと論点はずして同じ事繰り返されてもな
もし目の前にいたら鼻潰して更正させてやるんだけどさ
まネットじゃ仕方ないか
664661:04/07/08 00:31
>>662
平凡以下の駄文しか書けない人間は、中身もゴミだなw

酷評するレベルにない文章を、酷評するのも大変なんだから
もう少しだけまともな作品を頼むよ。
665名無し物書き@推敲中?:04/07/08 00:34
どうだっていいから余所でやれ。
酷評受けたいのに書き込めなくて
もじもじしてる奴がいるかもしれないだろ。
愚かな者にはその愚かさに応じた答えをするな、

君が愚かな者のようにならないために。

愚かな者にはその愚かさに応じた答えをせよ、

愚かな者が自分は賢いのだとうぬぼれないために。
667661:04/07/08 00:39
>>665
確かにそうですね、すいません。
次から名無しに戻ります。
668名無し物書き@推敲中?:04/07/08 00:39
>>640は駄文(アクセントがない)
>>661は人生経験なしの酷評家(女がいない)
どっちもどっちか
>>663
リアルで最強キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
強い物書きってなんかなぁ・・・。
吐血するくらいが丁度いい。
>>668
人生の達人もキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>640 海

>彼女と海に行った。平日の昼間なので……
たいてい昼に行くだろう。「平日なので」だけでよい。あと平日なのに中学生がいるのを平然と受け止めるのね。
>彼女は大きなタオルで体を……
「タオルで体を隠して」とかでよいのでは。細かい描写が好みならもっと徹底して。要不要をよく考えて。
あと子供じゃない中学生がいるのかと。いないわけじゃないが。ついでに前の行では「中学生くらい」だったね。
>「待ってよ」。
括弧のあとの句点は地の文が続く場合でも基本的に不要です。そうまでして改行したくない理由はなんですか?
そのせいで誤読されかねない部分もあります。目指すところがあるのかもしれないが、読みにくいだけです。
>ザバッ。
擬音祭り開催中ですか? 使うにしても工夫を。特に純文学系と思われるこの作品では致命的かと。
>彼女を土手に……
「彼女『は』土手に」ですね。推敲不足がばれます。
>浮き輪にのった子供と父親が……
最初に出てくる親子連れのことですよね? じゃなきゃ「僕」の目が悪いのか、いつやってきたのか。
>一体なにがとれるんだろう?カワハギか……
感嘆符、疑問符のあとは基本的にスペースを入れましょう。藻舞は舞城さんでつか?
>そのまましばらく何も考えずに泳いだ。平泳ぎにつかれてきたので……
いつから平泳ぎだったんでしょうか。
>ここから先は……
唐突。そしてなぜ唐突かが曖昧。急に、急いでと続くのもいただけない。
>戻ってみると、彼女はパラソルを……
パラソル広げたりするのって最初にやりませんか?
>しばらく……
だから安易に言葉を続けるなと小一(ry

後半は描写を放棄してますね。やる気がなくなったのではなく強引に終わらせた、と好意的に解釈しておきます。
ブイまで辿り着くくだりは、ゴーグル以下の文章が時間の流れを感じさせていいですね。ちょっと安易な感じもしますが。
>654
甘んじて受け入れる必要はないだろう。
批評に納得できないなら反論する、というのは姿勢としてはいいと思う。

ただ、海の人のようなのは言いがかりでしかないが。
>女と海行ったことあるやつならわかってくれると思うんだが
なんてのは、じゃあ女と海に行ったことのある御学友に読ませりゃいいだろという話だからな。
なあ海の人よ、お前は「戦争行ったことがあるなら」とか「ひきこもったことがあるなら」とか
言われて理解されることを強要されたとして、どう思うよ?
正直ウザイだけだろ。
で、ウンウンわかるよ、とか言ってる奴がいたら、同病相憐れむだな、とか思わないか?
悔しいなら女と海に行ったことのない奴が、女と海に行ったつもりになる文章を書け。
そのつもりがないなら御学友と回し読みしてろ、とまあそういうことだ。もういないだろうけど。

久々に酷評しに来たんだが、というか俺のはただの校正だが、なんか荒んだスレになったね。
へりのすけ氏もすんてつ氏もいなくなったようだし。ちょい悲しい。そして誰もいなくなりますか。
やたらけんか腰の俺もアレだな。
まあ反論あったらよろしゅう。
あしたの昼ぐらいに答える。
「海の人」っていうと軍板のコテハンみたいだぞ
まあでも、投稿も批評もよく入れ替わり立ち代わり出てくるもんだな
酷評スレの半分は優しさでできてるってか
>>675 
海は朝からあいてるぞ
大きなタオルは次に続く中学生に対する目へと続いてるわな
中学生くらいの子供 くらいを何度も続けてもね 子供はつけとかないとね
」。はより読みやすいようにね
海に飛びこむ音でこれ以上の擬音はないわな 文章に音があると読者も想像を働かせやすいわな
親子連れはいわずもがなだな なんでそこいちいち言ったん?
は と を 間違えただけで推敲不足ですか(笑?
?の後になぜスペースいれんのかわからんなあ 200字以内で説明しろよ(笑
海は大体平泳ぎが相場だわな
唐突もなにも海でブイまで行ったやつの大半が感じる感情だろ 急に急いで なにこだわってん?これが最もいい言葉だからつかっただけ
わかってないねえ 海に行ったらなにはともあれ真っ先に飛びこむってのが若さの衝動だろ(笑 
しばらく が一番いい言葉なんでね 小1時間シバキ倒してやろうか(笑?
後半は描写の必要が無かったのでね 浮き立った心でみるものと少し沈んだ心でみるものの違いを表しているんですがねえ
さて反論してちょ

>>673
17歳以上の男子の99%は女と海にいく経験してるわな
あ、ちょっと言いすぎました(笑?by nomoに憧れてる青年
678名無し物書き@推敲中?:04/07/08 02:22
どうやら酷評を受ける側に大きな欠陥があるようだ。
679色気のない会話:04/07/08 02:31
「ねえ、もしも、もう一度生まれ変わったら、また私に逢いたいと思う?」

「なんだよ、それ。生まれ変わるなんてできるわけないだろ」

「だから、『もしも』の話よ。あまり、深く考えないで。
 アナタがまた、私に逢いたいかどうかが知りたいの」

「そうだな……生まれ変わったなら、俺は生まれながらにして、
 心配事を2つ抱えることになるな」

「2つ?」

「1つめは、生まれ変わった後、いつキミに逢えるのかってことさ。
 死にかけのよぼよぼの年寄り2人が、老人ホームで初めて出逢うのは勘弁して欲しい」

「うーん、それは確かに嫌ね」

「だろ? また巡り逢うんなら、今より若いうちじゃないと楽しくないと思うな」

「で、もう1つの心配事ってなによ」

「キミが今みたいに誰かのモノになっているどうか、だよ」

「そうだとしても、関係ないでしょ? アナタはそれでもワタシを求めてるんだもの」

「だからさ、今のままで良いってことだよ」

「うーん、そうかもね」

----------
会話だけなのですがお願いします。
面白いかどうかだけでも構わないのでよろしくおねがいします。
>>678
欠陥というか676をリコールキボンヌ
点数の人はー?
682名無し物書き@推敲中?:04/07/08 06:43
この街は、四方天井がコンクリートに囲まれている窓のない部屋のようだ。
スポンジが水を吸うのと同じように、コンクリートが日光を、地熱吸い、発散されぬ熱を帯びている。結果、部屋の中には全方向から発せられた熱が澱みきって充満している。
この街は、水の代わりに熱で満たされたプールの底にある。

その暑さにやられて頭痛がしているのか、彼は顔を常時しかめて、全く緩めることをしない。唇はすっかり干からび、時々のどを唾で鳴らしている。
彼は電子メールの返事を待っていた。返事は一向に来る気配がない。この暑さの中で、彼の心は乾き切り、そして倦んでいた。
>>682
暑い街を形容するために数行の単文の中に
コンクリートの部屋、水を吸うスポンジ、プールと三つのイメージが出て忙しいね。
大切なメールの返事がこず、部屋はからからに暑い、
そんな重圧や閉塞的で不安定な心境を表してるのだと思う。
けどそれを説明する前半の文章がくどい上に伝わりにくい。
もっとスマートで濃い書き方が出来ると味がでるんじゃないかな。
訂正
>>676>>672に対してだな
>>678
反論できないとまだそれかよ(笑
目の前にいたらボコって矯正してやるんだがなあ
あ、ちょっと言いすぎました(笑?
付け足し
海の時期になったら大概、中学生はテストやらで短時間授業だわなあ
おまえ中学いったことあるん?
あ、ちょっと言いすぎました(笑?
あ、ちょっと言いすぎました(鬱?
空気読めない海はスルーでおながいします
688名無し物書き@推敲中?:04/07/08 08:32
がんがれヽ(^▽^@)ノ
>687スマソ、約束したので反論させてもらう。

>海は朝からあいてるぞ
大丈夫ですか? 海は開いたり閉じたりしませんよ、人間が勝手にやってるだけです。
なんてことではなくてですね、昼に、と注釈しなくても、普通は昼間のことだと取るでしょう。
いや、いい。昼と注釈しましょう。で、>>640にあることだけですか?
平日の昼間は閑散としている、それだけでいいのですか?
海の見え方や空気、ふいんき(←なぜか変換できない)の違いに言うことはないのですか?
>大きなタオルは次に続く中学生に対する目へと続いてるわな
タオルだけでも中学生に続けられませんか? 不自然にはならないと思いますが。
>中学生くらいの子供 くらいを何度も続けてもね 子供はつけとかないとね
「中学生くらいの子供」と「中学生の子供」では受け取られ方がまったくちがいますよ。
で、「中学生の子供」は中学生と言い切るのと変わりありますか?
>」。はより読みやすいようにね
そうしてまで改行しない理由、を聞かせてほしかったですね。
>海に飛びこむ音でこれ以上の擬音はないわな 文章に音があると読者も想像を働かせやすいわな
出し方が安易と言っているのであって、適切な擬音かどうかの問題は言っていません。
どう想像するかは読者の勝手ですから、擬音はできる限り使わずに表現していただきたいものです。
頭から飛び込みましたか? 足からですか? 体を丸めて尻から、なんてのもありそうですね。
>親子連れはいわずもがなだな なんでそこいちいち言ったん?
勘繰ったんです。つまりここは勘繰られるような不完全な文章ということです。
最初の親子連れに母と子を想像していたとして、ここにつなげられますか?
そのくらいちゃんと考えろ、と言うんでしょうか? 読者が想像を働かせにくいわな。
>は と を 間違えただけで推敲不足ですか(笑?
その通りです。「だけ」なんて軽く見ないで下さい。
[なつ休みの課だい]
めずらしいこん虫>>676のかん察。
1行め、手がふるえるあまりアンカー失ぱい。
不じゆうなにほん語全かいで読みとりにくいけど本とうは672あて?。
もちろんファビョンしんこう中の676はまちがいに気がつかないです。
8行め、でん家のほう刀「(笑」を発どう(笑。
すいこう不そくですか(笑?。
そうですすいこう不そくです(笑。
でもすいこう以ぜんにニポン語れんしゅうプそくヨ(笑。
9行めもひらき直り全かい、釣りしですか?いいえこのむしはひっ死です。
10行め、
>海は大体平泳ぎが相場だわな
なぜそうばなのかわからんなあ 200字以ないでせつめいしろよ(笑
11行め、>最もいい言葉
14行め、>一番いい言葉なんでね
なぜいいことばなのかわからんなあ 200字以ないで(笑
13行め、
>わかってないねえ
おまえがわかってない。
15行め、
>後半は描写の必要が無かったのでね
ものは言いようです(笑(笑(笑。
[結ろん]
676は200字以ないで(笑 はらを切って死ぬべきであるとおもいました。


>>684
>目の前にいたらボコって矯正してやるんだがなあ
プゲーー

さて反論してちょ(プゲラヒャゲラ
>?の後になぜスペースいれんのかわからんなあ 200字以内で説明しろよ(笑
疑問符、感嘆符は句点の代わりとして使われています。
しかし場合によって句読点と関係なく使われることもあります。
そこで誤読される可能性が出てきますから、スペースを入れましょう、ということです。
>海は大体平泳ぎが相場だわな
そういう「常識」を持ち出されるのも困ります。本当に相場なんですか?
統計上そういう結果が出ているのですか? レンジとかも出てますか?
拳銃といったらコルトだよね、ドラマといったらTBSだよね、ジャズっていったらBNだよね、と。
知ったこっちゃねえよという話です。小説家たるもの常識なんかにすがらないでむしろ疑って下さい。
>唐突もなにも海でブイまで行ったやつの大半が感じる感情だろ
ではブイに行く前の疲れてきたところで感じてしまえる私は妄想力が爆発しているんでしょうね。
>急に急いで なにこだわってん?これが最もいい言葉だからつかっただけ
あなたは何時間考えてこれを最上の言葉と判断したんですか? なぜ最上か、説明がほしいです。
「急に」は突然、俄に、などにも変えられるし、「急いで」はがむしゃら、あせってなどにも変えられますね。
>わかってないねえ 海に行ったらなにはともあれ真っ先に飛びこむってのが若さの衝動だろ(笑 
これも「常識」なのでしょうか。上で答えているので繰り返しません。
>しばらく が一番いい言葉なんでね 小1時間シバキ倒してやろうか(笑?
これも上で言いました。
そうそう、私はどんなに考えてもこれが最上の言葉、と思ったことはありません。
もっとふさわしい言葉があるのでは、そもそも間違っているのでは、と。
きっと私が文盲だからそう考えるんでしょうね。文章に明るいあなたがうらやましい限りです。
>浮き立った心でみるものと少し沈んだ心でみるものの違いを表しているんですがねえ
その違いを描写で表そうとは思わなかったんですか? 描写を放棄する方がよかったんですか?
抽象的な描写と写実的な描写、などでも表せそうですが。
まあ海の人ばかり相手にするのも悪いので、他の投稿の酷評もします。

>>659

>どうやら時間に追われているらしく……
風の噂に聞いたのだが、どうやら小説中で「どうやら」とか「らしく」を重ねない方がいいらしい。
それ以前にぼかす表現は控えた方がいいと、まことしやかに囁かれているようです。
内面を描写しないのと表現をぼかすのは別物です。
>満身創痍で駆けている。
一体何があったんですか。満身創痍とは大げさというか、疲労につなげるのはどうかというべきか。
>春先の心地良い風が髪を撫で……
心地よさの描写が浮いてます。「通り過ぎるが」とでもして文をつなげ、打ち消した方がいいでしょう。
>すぐ右にある階段を上り、二階・・、三階・・、四階でやっと速度を緩めた。
位置関係が脳内補足されすぎています。あと「……」を使えというテンプレートを参照されたし。「てん」で出るはず。
>すぐ隣の教室からは人と人との会話……
人ならざるモノの会話が聞こえてきたらホラー小説の始まりですね。
ここも脳内補足とぼかし表現。気をつけられたし。
>隣にある教室……
たしかにどちらも隣の教室、言葉は間違っていません。表現方法としてどうなのか、はともかく。

勘繰って一行目
>息を切らせて走る一人の少年がいた。
なぜ時間に追われているか否かは曖昧にし、少年が息を切らせているのは言明したのでしょうか。
または言明できるのでしょうか。表現のひとつひとつを重々お考え下さい。

>>679

ありがちな題材だが軽妙にまとまっている。以上。

>>682
>683に同意ってことで。
>690
かぶっちゃってスマソ
694690:04/07/08 10:21
>>693
こっちこそ激しくスマソ。
695名無し物書き@推敲中?:04/07/08 10:52
キチガイ相手にして楽しいか?
696名無し物書き@推敲中?:04/07/08 10:58
>>689
ふいんき(←なぜか変換できない
雰囲気=ふんいき
>>696
そんな釣りでクマーーーーーーーーーー!!
俺のようにもっと簡潔にできんかね
無駄な時間ご苦労さん

海開きってなんなの(笑?
繋ぎの意味性をだすためにな 不自然にならない?で(笑?
どっちでもいいじゃん(笑 
短い文章で改行すると貧粗にみえるんでな つまっててもあの長さじゃ大して問題にならないでしょ
擬音一つでことたりるんだよね 自然だしな おまえ擬音勉強したほうがいいよ 
海に飛びこむ 普通ボディアタックでしょ?海行ったことあるん(笑?
へえ勘繰ったけど違った それで頭に血が上りでもしたの(笑?「父と子だったのか なるほど」で十分だわな
ごめんごめん は と をね メモしとくわ
そか それが基本ですね 教科書通りってやつですか(笑?OKOK あら言ったそばから・・・(笑
ゴーグルつかわない泳ぎで平泳ぎ以外にそんなにないよねえ?そもそもどこからってか、そこまで平泳ぎだったのが
わかるって手法なんだけどさ わからないならいいや
へえ 怖がりなんだ・・・ (笑
あせっての言葉の感じが嫌ですな 俺的には あこれダメなの(笑?
そんなに考え込まないでよ でおまえの最上の言葉は?あれ?
それはおまえの考え方

あと包茎の人、キモいよ、以上

反論してちょ(笑
699名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:11
海の話はもうやめにしようや
>>696
ネタにマジレスカコ(・∀・)イイ!
701名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:27
>>689
わざわざシフトして(つけて←入れて変換できない、なんて変換しないで
ください。譜陰気をふいんきに戻すのは至難のわざです。
バックスペースを利用して(Enterキーの上にあります)、正しく
hうnnいkい、と入力しましょう。
漏れは一発変換だと「負陰気」
確かに「ふいんき」に戻すのは至難のわざ
ふいんき釣りなぞもう古い。

 ふんいき(←何故か変換できるけどしない)

ラノベスレで感銘を受けたこの新しい手法がマイブーム。
ほっぽうりょうど(←なぜか返還されない)
これがマイブーム
705名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:40
>703
馬鹿。混じれ酢だ。
>>698
おまいは終わった。
全国包茎連盟(全包連)を敵に回した。
すぐに謝らないと、包茎手術の広告の
タートルネックの人になるぞ。
707名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:44
>>703
hennkannミス。馬鹿じゃなく、うましか、でした。
酢まん。
708点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/08 11:49
>>706
全ピキ連みたいね。

次は>>659>>679、食後に。
709名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:50
ぜんこくほうけいれんめい、から香港を返還すると
ぜんくうけいれめい、前駆受け入れ名。
710703:04/07/08 11:50
>>705,707
何を主張したいのか判らんが、どうも俺がうましからしいと言う事は判った(スコア:1,すばらしい洞察)
しかしあれですね

人間の自己防衛本能って凄いんですね。
精神活動面の活動例は久々に見ましたが。
712名無し物書き@推敲中?:04/07/08 11:57
>>710
うまし、からしい?
何を食べているのか判らん。
713611:04/07/08 12:05
ちゃんとしんだんしてください!
>>708
頑張ってね
点数!点数!点数!の人!
716名無し物書き@推敲中?:04/07/08 12:12
>>715
インド人みたいだな。
717名無し物書き@推敲中?:04/07/08 12:27
>>611
作品のムード:★★★
文章表現:★★☆
文章技術:★★
総合評価:★★☆

【簡易感想】
味のある文章を書ける能力はお持ちのようです。
ですが、一度で伝えるだけの技術、表現力が足りません。
句読点も含めて文章です。手を抜かないように。
>>717
その採点方法でとりあえず700までの採点して
719名無し物書き@推敲中?:04/07/08 12:32
点数の人の中の人は、食べたランチの採点もしてください。
720717:04/07/08 12:39
>>611の次は>>640なので遠慮しときます。
721名無し物書き@推敲中?:04/07/08 12:41
コク
>>720
じゃあ、バックして600〜500にチャレンジだ!
>>717
採点基準に
ストーリーの面白さ
主題の深さ
を入れた方がいいよ
小学生の作文じゃないんだからさ
上っ面なぞってもね・・・・
724名無し物書き@推敲中?:04/07/08 12:47
722
やめーよー。前向きに
725717:04/07/08 12:48
>>722-723
了解

500-600やってみます
海の人へ。

私の負けです。
ですからこんなところでエセ批評家をいぢめてないで、どうぞ小すばか文學界に投稿して下さい。
そして芥川、野間、三島賞受賞等々輝かしい道を歩んで下さい。
ああ、その際ここにあなたの世にも素晴らしい投稿作品のタイトルとPNを晒していただければ、
受賞した時には編集部に土下座しにうかがいますよ。
踏まれても文句は言いません。靴をなめろと言われればなめて差し上げます。素足でもお竿でもなめます。

というわけで基地外を相手にするのは楽しいけどFAします。これからは基地害臭いのはちゃんとスルーします。
積極的にスレ汚しして雰囲気(変換できたよ! >696ありがとう! >701もね)悪くしちゃってスマソ
727717:04/07/08 12:53
やめといたほうが良いみたいですね。
では、これ以降を積極的に評させていただきます。

口だけ坊主(プゲラ
729701:04/07/08 12:57
>726
変換できて良かったですね。
730点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/08 13:00
>>679
 会話文だけなので、とりあえず点数は書かないでおきます。
 で、感想ですが……恋人同士の普通の会話にしては少し芝居がかってます。特に「心配事を2つ抱えることになるな」からが。もっと自然にした方がいいのでは?あと「君」、「あなた」、「私」をカタカナにして書いてる理由がよく分かりません。
 >>679が読み手にどんな印象を与えるかはこれ以前の文章が大きな影響を与えると思いますので、出してみる場所にはよく考えてみましょう。

次は>>659
点数の人がバックしている
732名無し物書き@推敲中?:04/07/08 13:06
不思議な現象だ。>>719を読んで
なんか560〜570くらいが
スッポリ抜けてるな点数の人の中の人
なんか見る作品の基準みたいなのあるの?
>>726
反論できないといつものパターンだね(笑
みなさん、どうか僕に味方してください(涙、てか?
負けたんなら腹切って自決せんかい!
あ、ちょっと言いすぎました(笑?
735点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/08 13:14
>>733
特にないです。適当に目についたものを批評してます。
他の批評人さん達から十分な評価を受けたものは、批評しても結局同じことを言うだけになってしまいますからスルーします。>>640とか。
なるへそ
737名無し物書き@推敲中?:04/07/08 14:36
点数の人さん>>>>>>>719読んで読んで
738名無し物書き@推敲中?:04/07/08 14:42
>>611
何で下降機なの?
下りて↓降りる↓降りたまま何故上昇を?昇降機だろ
739名無し物書き@推敲中?:04/07/08 15:13
目が覚めたとき、僕は柔らかなベッドの上で寝ていた。
身体には薄手の毛布が一枚だけ被さっていた。
毛布一枚であっても決して寒くはなかった。
むしろ全身が汗ばむほど蒸し暑く、裸で寝たほうがいいような室温と湿気だ。
ここは……?
あいにく僕は普段、畳に布団を敷いて寝ている。
子供の頃からこのスタイルに変わりはない。
私事になってしまうが、僕は損害保険会社に勤める一介のサラリーマンである。
所用で地方に滞在するときビジネスホテルを利用し、
ベッドで一睡することもあるが、そう頻繁に機会があるわけでもない。
ベッドに対する思い出と言ったらその程度だ。
ベッドとは無縁の生活を送っている。
だから当然、ここは僕の部屋ではない。実家であるはずもなかった。
本題に移ろう。
「では、果たしてここはどこなのか?」
そこが問題だった。まったく思い当たる節はなかった。
はじめて見る光景が広がっていた。友人宅というわけでもなさそうだ。


よろしくお願いします。
>>739
 拙いですが、批評いたします。

 全体的に描写が少ない気がします。
 目が覚めたときの主人公の心情はどうだったのか。疲れていたのか、
清清しかったのか、恐ろしかったのか、というのがまったく分かりませんから、
今ひとつ感情移入できませんでした。
 それと、はじめて見る光景、というのをもっと具体的に書き表していたら、
なお良いと思います。
 また、演出なのかもしれませんが、改行が多いですね。必要ないところもあると
私は感じました。

 今後の展開が気になるよう書かれていると思います。ぜひ完結させてください。
 失礼しました。
 母が亡くなりました。ええ、急に倒れてそのまま逝きましたので苦しみは少なかったと思います。
 女手ひとつで育ててくれた母ですので、最後に「ありがとう」もいえず後悔しております。
 葬儀のほうは、母の実家から叔母様が参られましていろいろ面倒見て頂きました。
 最期に母は、白い林檎の花が見たかったと申しました。
 母は、故郷を離れ都会で私と暮らしておりましたけれど、やはり故郷を愛していたのでしょう。
 遠く故郷から離れたこの土地で、最期を迎えるのは辛かった事と思います。
 叔母様も、最期の言葉を、お教えしたところ、やはり同じ様に申しておりました。
 これから、私一人で生きて行くと思うと……。お母さんどうすればいいのですか。
 
 少女は、まだ早春の青森駅に降り立った。まだ四月とはいえ、東京に比べれば一月も二月も
前の気候であるから、少女は、きつく胸元に抱くように母の遺骨を抱きしめている。
 薄暮の中、少女は、叔母の迎えを待っていた。普通なら、中学校三年で身寄りが無くなれば
施設に入る事となるのであろうが、子供の無い叔母夫婦は、少女を養女として向かえる事に
したのだった。
 初めての土地でもあるし薄暮の中、少女は心細かった。
 横断歩道から聞こえてくる「とおりゃんせ」の音色も心細さを増幅させる。
 不意に、少女の後ろから声がかかる。
「雪江ちゃん、ごめんごめん。車混んでてさ、寂しかったベ」礼子だった。
 雪江は、来る途中の列車の中で考えていた事を言おうとした。
「よろしくお願いします……」不意に胸が一杯になり、言葉が出ない。
 何度も何度もお辞儀をする雪江の眸から涙が零れ落ちた。
「これから本当の家族になるんだからなんもそったに……」抱擁する礼子も胸が熱くなった
文章以前に敬語が無茶苦茶。
小学生からやり直せ。
743☆の人:04/07/08 16:48
>>739
それでは評させていただきます。
ストーリー:★★   主題の深さ:ー
作品のムード:★★   文章表現:★★★
文章技術: ★★   総合評価:★★
※文章の量を鑑みて、主題の深さの採点は見合わせました。

【感想】
曖昧な☆は使わずに評価したので、少し厳しい評になってしまいました。
全体を通して読んでみたところ、あまり書き慣れていない印象を受けます。
ストーリーとしては、「目が覚めたらそこは……」というものですね。
プロアマ問わずに何人もの作家が書いてきたシチュエーションなので★2つ。
残念なことに貴方にしか書けない状況や、主人公の心情の揺れが作品には漂っていません。
これでは平凡な状況だけれど光るものがある、と評価できませんのでムードも★2つ。
ただし、読みやすい文章を書く能力はお持ちなので、文章表現は★3つをつけました。
文章技術は★2つです。
・始まりの短い3行に、読み手を引き込む工夫が見えません。
・私事(わたくしごと)と「僕」が噛み合わない。
・損害保険会社に勤める一介のサラリーマンらしさを出してください。
・ベッドが文頭に3連続で出てくるのは……かなりまずいです。
・>本題に移ろう。
 >「では、果たしてここはどこなのか?」
 >〜そこが問題だった。
 ここ、そこ=場所だけが問題ではないはずです。
 1レスだけの投稿なので難しかったのかもしれませんが、主人公の状況と心理描写を肉付けしてください。
 それだけで、今よりは生きてくる文章になります。

以上の採点の結果、総合評価は★2つとしました。
素直で読みやすい文章を書けるので、慣れてくれば★3つはすぐだと思います。
俺の評価でよければですが。
>>743
星は最高でいくつつくんですか?
時間に余裕がなかったら無視していいです
745岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/08 17:29
「どうしてあなたは視覚を捨てたのですか?」
「どうして?ええと、うん……あんたは新入りさんかな?」
 と町長はテーブルの上の甘栗の皮をむきながら言った。
「はい、僕は今日この町に来ました。まず始めは町長の家に行けと言われたんです」
 僕は喋りながら町長を眺めた。印象としては変わっている、と思った。
汚れたブルーのジャージを着て、赤いニット帽をかぶり、バイカーブーツを
履いている。奇妙なとりあわせだった。
「ああ、あんた、もう聞いてるとは思うけど、一応説明しておく。
町長の仕事なんだ。この街に入るときは、必要最低限の記憶以外と、
五感――視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、どれか一つ捨てる」
 町長の言葉は早く、聞き取りにくかった。町長は続ける。
「まぁ、それからは、天国みたいなもんさ。
この世の全ての本やレコード、CDなんかを揃えた図書館、
アンダーグラウンド作品まである映画館、全ての料理があるレストラン。
さて、あんたはどの五感を捨てたのかね?」
 僕が言う前に町長は僕に飲み物を出した。赤茶色をした妙な飲み物だった。
「いただきます」と言い僕がすすると、町長は少し驚いた顔をした。
「こんな不味いモン飲めるのは、あんた味覚無しだね、俺もこの味に慣れるのに
一年はかかったね。慣れると物凄くいけるんだ」
 町長は笑いながら言った。僕はそうですね、と言って飲み物をすすった。
746点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/08 17:36
>>659
印象:日記的
点数:2/10
批評:何の意味もない(ように見える)登校シーンに文面を割きすぎです。削るか意味をもたせるように。
 時間に追われているとか、目的の教室ではなかったというのを作者のナレーションのようなもので終わらせず、描写によって表現してみませんか?
 前者なら、典型的なところでいけば腕時計や学校の時計を見るとか。
 後者は削って「〜笑い声が聞こえてくる。少年はその教室の前を通り過ぎ、隣の教室に目を向けた。」という風にするのはどうでしょう。
 全体的に助長な文章と不適切な表現(留まることを知らない〜、満身創痍、道路、その建物)が多いので添削と書き直しを。
747☆の人:04/07/08 17:45
ストーリー:★★★   主題の深さ:ー
作品のムード:★★   文章表現:★★
文章技術: ★★   総合評価:★★
※文章の量を鑑みて、主題の深さの採点は見合わせました。

【感想】
母が急逝した為に身寄りをなくした女子中学校三年生。
少女にとっては住み慣れて故郷ともいえる都会を離れ、縁者である叔母の待つ青森へ降り立った。
非常に良いと思います。
人生の分岐点を描いたものは個人的に好きなので、ストーリーは★3つ。
★4つにしても、いいかなと思ったぐらいです。
けれど、せっかくの設定を活かしきれてません。
俺は現実の青森を知りませんが、貴方も知らないのでは? と思ってしまうくらいに希薄です。
早春の青森をもっと知りたいです。もっと書いて欲しかった……
母の見たかった林檎の白い花がなければ、山形のさくらんぼの紅色だろうが、愛媛の蜜柑の橙色でも、
新潟の田園に広がる黄金色でも、沖縄の蒼い海と空でも、どこでもいいように感じてしまうのです。
残念ながらムードは★2つ。
文章表現と技術については、冒頭の回想(?)の部分に難があるのは、俺が指摘しなくても推敲すれば解るかと思います。
厳しいこと言わせてもらえば、前半は全面的に書き直すレベルです。
肉親である母を失った悲しみと、母への伝えきれなかった想いで苦しむ少女の言葉を
書いたほうがいいような気がするのですが……どうでしょうか。
全体的には文章に関する技術はお持ちかと思います。言葉の使い方は丁寧ですし、読みにくいこともありません。ですが、前半の評価を覆すには至らずというところで★2つとしておきます。
気になったのは
・「養女として迎える」
・「薄暮の中」は一度しか使わない方が効果があると思います。
・青森駅に降り立った少女が、叔母さんとどこで会ったかわからないことです。

以上の結果から総合点は★2つです。
748☆の人:04/07/08 17:51
>>747
>>741へのレスです。すいません。

>>744
最高で★5つのつもりで採点しています。
プロレベルには★5をつけるつもりです。
それと、個人的主観による減点方式ですので、
俺が読んでみて句読点の位置が気になっただけでも★5はなくなります。
749744:04/07/08 18:00
>>748
質問に答えてくれてありがとう。
点数の人や☆の人のように、
ためになる批評を書く方々は尊敬する。
それでは失礼。
750☆の人:04/07/08 18:46
>>745
ストーリー:★★★★   主題の深さ:ー
作品のムード:★★    文章表現:★★★★
文章技術: ★★★     総合評価:★★★
※文章の量を鑑みて、主題の深さの採点は見合わせました。

【感想】
さすがに書き慣れていますね。
引っかかることなく読めますし、一度読んだくらいでは難点は目に付かないレベルだと思います。
五感を捨てなくてはいけないというアイデアの面白さでストーリーは★4つです。
作品のムードは厳しく★2としました。
主人公は味覚を失ったからこの町に来たのか、
天国みたいな町に来るために味覚を捨てたのか、という説明が欲しいと感じてしまいました。
そのため、視覚を失った町長と主人公のやりとりが気になってしまいます。
不思議な反応なのですが、
健常者である俺には五感を失った2人の会話がスムーズすぎることに違和感を感じるのです。
この効果を狙ったのだとしたら、成功しているということでムードは★3つです。
文章表現に気をつかっていることが、非常に伝わりますので★4つ。
文章技術も前述した通りにストレスなく読めます。
ですが、多少見つけてしまったので★3つにさせていただきます。
・2行目の町長の会話部分  疑問符の後にはスペースを。
・9行目の町長の会話部分  ここだけ「街」が使われています。
それ以外にもひっかかる部分もあるのですが、作品の雰囲気を考えると
蛇足かと思いましたので見合わせます。

いまの状態では「なかなか面白いじゃん」の域を抜け出す手前といったところでしょうか。
1レスだけではなく続きを読みたいので、総合評価は★3つとさせていただきます。
>>750 名前:☆の人

アイデアの面白さとストーリーとは別モンだろうが。

幼稚な批評は止めた方がええよ。

752☆の人:04/07/08 20:05
>>751
>アイデアの面白さとストーリーとは別モンだろうが。

わかりました。以後気をつけるつもりです。
1スレで完結する文章の場合は、
アイデア(ネタ)がストーリーの主軸となる場合もあろうかと思いますので、
その時は見逃してくださいね。
 書いてみました。酷評お願いします。


 青い空。
 雲ひとつない夏の空を、静かにヘリコプターが旋回している。乾いたようなプロペラ
音が頭上から降ってくる。遠くには、東京タワーのが熱気の中に揺れている。
 高層ビルの屋上は、真夏の陽射しに焼かれていた。コンクリートに蓄積された熱気が
背中越しに伝わってくる。それでありながら、熱いという感覚すらない。
 吐き気を伴った悪寒が、祐樹の身体を段々として支配していた。
 指先の感覚が薄れ、視界も朦朧となってゆく。右肺に受けた銃弾の痛みすら、次第に
消えかけていた。コンクリートの流れた自分の血が蒸発して固まってゆく。
 ヘリは、左舷を傾斜させた姿勢のまま、祐樹のいるビルに近づいていた。
 長い胴体と二枚のローターに支えられた機体は、かなりの大きさだった。自衛隊にも
採用されている兵員輸送ヘリだ。だが、その機体は戦場の迷彩色ではなく、白と黒とに
カラーリングされている。
 ヘリの左舷の扉が開いていた。そこから、レミントンの長い銃身が輝いていた。
 ――柿崎か……
 祐樹は、声にならない声で呟いた。
 警視庁特殊部隊――SAP――の同僚だった。オリンピックの表彰台にすら乗ったこと
のある男だ。
(あいつなら、外さないだろう……)
 かすれて行く意識の中で祐樹は確信した。
 そして、残っているすべての力を込めて右腕を上げて給水タンクの上を示した。
 給水タンクのすぐ下に、一人の男がいる。どこにでもいるような男だった。特徴のな
い顔と特徴のない格好。どこにでも溶け込め、何度出合っても印象に残らない。
 李里――そう呼ばれている。本名は誰も知らない。北朝鮮の工作員の出とも言われて
いるが、確かなのはこの男は幾多の大量殺戮を行ってきたテロリストということだけ
だった。
754753:04/07/08 20:11
 祐樹は、李里向けていた右手を開いてみせた。
 やめろ、打つな。そう言ったつもりだった。しかし、柿崎のレミントンは、真っ直ぐ
に微動だにしないままに李里に照準を向けている。
 駄目か――。
 立ち上がろうとするも、身体はもう力のすべてを失っていた。肺に溜まった最後の血
が口から溢れた。視界が暗転する。だが、その瞬間柿崎のレミントンが祐樹に向いた。
 見上げる先に、レミントンのスコープの十字が見えた。スコープに越しに柿崎が祐樹
を見ている。祐樹は、スコープを見つめた。
(O6……)
 声には出せないまま、しかし、ゆっくりと唇を動かした。
 O6――六酸化化合物。
 通常爆薬としては、プラスチック爆弾の数千倍の破壊力を持つ。李里が身体に巻きつ
けているのは、その六酸化化合物だった。爆発すれば、半径数百メートルに渡って甚大
な被害が発生する。
 祐樹が唇と閉ざしたとき、ヘリは旋回をはじめ、上空に舞い上がった。
 安堵が祐樹を深い眠りへと誘った。


 
755751:04/07/08 20:17
>>752 名前:☆の人

OK
久々に酷評スレらしいじゃないか
>>753

どうしましょう、えんため小説としてかなりのレベルだ。
でも酷評スレですから、そういう方向で。ほとんどいちゃもんですが。

全体に推敲不足です。てにをはとか間違いすぎです。そのせいで小説に入り込むのが阻害されたりするんです。
レミントンといわれてショットガンを思い浮かべるのは私が銃事情に暗いからでしょうか。
状況からショットガンを使うはずないのはわかるんですがね。
で、ヘリのことは断定しないんですね。その線引きはどこさ。兵員輸送でタンデムというとCH-47かな?
爆発のさせかたなどで大きく変わるのはわかるんですが、半径数百メートル、というのは説得力を欠く表現です。

それと書いてみました、というのが気に入らない。
あなたが書いてみました、と遊びで投稿した作品を、一時間も二時間も真剣に考えて批評するんです。
その姿勢が推敲不足にも出ているんではないでしょうか。

ほんと、ただのいちゃもんだなあ。
こんなところで遊んでないで、エンタメ系の小説賞に投稿しなさい、一刻も早く。
>753-754

いかにも書き慣れてない人の文章だよ。
助詞等の間違いも目立って多いが、言葉選びのまずさが随所にある。
五行目「感覚すら」と七行目「痛みすら」では語彙の狭さが気になるし、
六行目の「段々として」なんかは、語彙以前に文法がおかしい。

内容にも工夫がないというか、陳腐と呼ばれる域にも達してないぞ。
道具立てに現実味が乏しいことも災いしてるんじゃないか?
警察がホバリングしてる双発ヘリから狙撃とかおよそ考えられないし、
それを敢えてするのなら背景を書かなくちゃ。
相手が北鮮の破壊工作員だかテロ屋だかだったら、警察ごときが
くそやかましいヘリで近付くこと自体正気の沙汰じゃないだろ。
プラスチック爆弾の数千倍ってのもアレだ。小型核並みか。
全体の印象としては「西部警察」。あれもヘリから撃ってたしな…。

スレ規定に沿った書法を守っていること、おそらく真面目に一杯一杯で
書いているだろうこと、は好感が持てた。
姿勢はいいわけだ。あとは書くという作業への慣れが必要だな。
759753:04/07/09 00:28
>>757
はは、推敲不足といえば、そのとおりだなあ。
というか、推敲してないです。仕事の最中に、20分で書いたんで。
まあ、銃に関してはレミントンは精密銃も強いんで、ショットガン
だけではないんだけど、ここら辺の説明はうまく入れられなかった
なあ。

>>758
あなたの指摘はちょっと違う。
これは、ちょっと書きなれたやつが適当に書いた作品だよ。
考証もろくにしてないし、大体、北朝鮮のスパイなんて陳腐な設定
は書き捨ての作品でなきゃ書かないよ。
まあ、真面目に書いたって評価をしてくれるのはうれしいがね。

>759
態度の悪さは目をつぶるとしても。
書きなれた人間ならまず使わない言葉使いが、随所に現れてるぞ。
いくら適当に書いたって、てにをはを間違えるようでは、書きなれてるとは言えない。

真面目に書いた、と言える文章を見せてほしい。あるのなら。
761☆の人:04/07/09 00:32
>>753-754
ストーリー:★★★    主題の深さ:★★★
作品のムード:★★★   文章表現:★★★
文章技術: ★★★     総合評価:★★★

【感想】
まずストーリーから。
なんの問題なく読めるレベルです。流れも無理がなく自然ですし、★3つです。
主題の深さも★3つ。
ただし、この評価については、参考点ぐらいに思って下さい。
推測で恐縮なのですが、作品からの抜粋と思って読ませていただきましたので、
はっきりとした評価がつけれないのです。全体を通したら印象も変わるかと思います。

作品のムードなのですが……
俺は作品に登場する「SAP」「兵員輸送ヘリ」「レミントン」「O6――六酸化化合物」
について、全くといっていいほど知識がありません。
(Googleで検索してなんとなくは解りましたが、「O6――六酸化化合物」だけは探せませんでした)
俺のような知識のない読み手の為に詳細な説明を加えることで、この作品世界は厚みを増すと考えました。
それを怠ってるということを考慮して、厳しく★3つとさせていただきます。
文章表現・技術については、細かなミスが目立ちました。
全体的には問題なく書けているのに、推敲してみれば気付くレベルのミスが多いのが残念です。
自分の作品を、丁寧に読み直してみて下さい。
個人的には最初の一文の「青い空。」だけが浮いていて邪魔だと感じました。
これは好みの問題なのかも知れませんが。

以上を考慮して、総合点は★3つにしました。
前後を読んでみたいので★3つをつけましたが、
要推敲の作品であり登場するアイテムの説明が加筆されていることが条件の点数です。
762753:04/07/09 00:37
>>760
態度悪さは謝るが、書き方に変なところがあるか?
まあ、ろくに推敲してないという面もあるんだが、書きなれてない
と思わせる表現は指摘してくれ。
自分では、流れるような文と思って文体を作ってきたつもりだが、
それが一般に通用するとも思ってないからね。
763758:04/07/09 00:37
>759

「ちょっと書きなれたやつ」という自己認識はヤバイぞ?
764753:04/07/09 00:43
>>761
ん、まあ、ごめんなさい。
描写の中に十分な説明を入れるのは難しいんですよ。
というか、冒頭描写は特に読者に謎を叩き込むのが目的みたいなもの
なので、たとえばSAPが何か、O6が何かとか後に続く注目点をち
りばめるて後を読ませるように誘導するわけなんですな。
レミントンはショットガンの印象が強いんで、ある意味描写としては
失敗だけど。
ちなみO6は私の造語。六酸化化合物はこの世に存在しません。
存在しないので、小説のネタになるんだけどね。この説明は、この後
にやることになる。続けばだけど。
765753:04/07/09 00:45
>>763
んなことは、重々理解しているよ。
こんな中途半端な状態でなけりゃ、堂々と投稿しているからね。
要するに、才能がないんだよ。それだけ。
766758:04/07/09 00:50
>765

まあ腐るな。二十分で書いたとかろくに推敲もしてないとか、
口実を作って無理に自分を貶めることもない。
本気作がどんな貶され方をするか恐れて出さないんじゃあ進歩もないぞ。
時間をかければ充分モノになっていくんじゃないのか?
767753:04/07/09 00:54
>>766
悪いが、20分は本当だ。
大体、本気作を酷評スレに出すなんて勿体ないことはしない。
というか、本気作は80枚以上だぞ?
出す以前に出したら、多分に迷惑だろう。
768☆の人:04/07/09 01:00
>>764
2chに投稿だと文章量も限られるので、あんまり描写や説明をいれるのも難しいですよね。
まあ、それでも読み手をしては求めてしまいましたので、敢えて書きました。
俺は本当に兵器モノには詳しくないので、何も考えずにすんなりと読むことはできましたが、
映像として浮かばなかったので気になってしまったのです。
O6は存在しないんですね……無知って怖いです。ずっとぐぐってました。
ちなみにレミントンはぐぐったら、すぐM700ライフルがでてきましたよ。

では、寝ます。

=銃を作品に出したいけど、詳しくないから出しにくいなあ と悩んでいる俺みたいな人へ=
このサイトが素晴らしいと思いましたので、ご参考までにどうぞ。
ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/top.htm
769758:04/07/09 01:01
>767

君の言ってることには完全に同意。二十分で書いたっていうのも疑っちゃいない。
疑っているように読めたなら悪かった。
確かにここは長い作品の発表の場ではないな。
それに本気で書いたなら名無しで2chに出すのは、そりゃもったいないと思うだろう。
それでも二十分で書いたこと、ろくに推敲もしてないこと自体が逃げだよ。
もうちっとうまくこの場を利用したらいいと思うよ。
ここにきて大きな矛盾点を発見してしまった…orz
771753:04/07/09 01:05
>>768
作品の世界の中ですんなり初心者でもわかるように説明するのは、
作者の役目。それは当たり前の話なので、あなたがわからないと
いうのは、何の問題もありませんよ。
レミントンでわかるかわからないか、というかわからない場合には、
どうやってわからせるかという点で私の文章が行き届かなかっただけ
のことですから。
気にすることは全然ないです。大体、一般読者はぐぐってまで読んで
はくれません。
772753:04/07/09 01:07
>>769
ん、まあ逃げだね。書けないんで、反応が欲しかったってのが
本音だから。
まあ、そういうやつもいるってことで、赦してくれや。
773「愚か」その@:04/07/09 01:11
(短い小説です。酷評お願いします。)

 その男は、愛人が二人いるんだと言った。ここはそのうちの一人の女のマンションなんだ、と。
 3LDKだが豪華なマンションだ。
 床暖房なのだろう。足元が生ぬるくて気持ち悪い。床暖房なんて、電気代がかかるだけで、たいして役にも立たないくだらないものをつけたがる金持ちの気持ちが分からない。
「このマンションは、俺がその女に買うたったマンションなんや」
 名義はその女のものなんだろうか、と思ったけど、そうですかと頷くにとどめた。
「女は今、旅行中なんや」
 だから何だというのだろう。その口を閉じて、早く私を抱けばいいのに。
 私にとっては、あなたは三万円で私を買った客に過ぎないのだ。
「お前とその女の差は、何やと思う?」
 男の問いに、私はさあ……と首をかしげた。質問にも質問の返事にも、そもそも会話そのものに興味がない。
 男は金融屋だ。ミナミでは有名な金貸しだと言う。本当だろうか。
 まあ、どっちでもいいんだけれど。
「運や」
 男はそう言い切ると、手に持っていた煙草を灰皿でグイともみ消した。 運か。運ね。
774758:04/07/09 01:12
>772

いや、ここまでやりとりできて良かったと思う。
こちらこそ自分の姿勢も考えさせられたし、感謝だよ。
いつでも反応はするし、また来なよ。
775「愚か」そのA:04/07/09 01:14
 つまりこの男は、私のことを運のない女だと言いたいらしい。
 男は近づいてきて、私にキスをした。舌を差し込んできたので、それに応じる。
 よく動く口を閉じてくれたのはありがたかった。やっと私を抱くつもりにしたのだろう。
「お前、口が臭いな」
 私から唇を離した男がそ呟いたので、私は慌てて唇を押さえた。
「すみません」
「別にかまへんけどな。俺はな、口の臭い女は嫌いなんや。口とアソコの臭い女はだらしない。だらしない女は生きる価値がない」
 男はおもしろそうに声を立てて笑った。
 私には虫歯があった。たまにしくしくと痛む。舌で触れると膿んでいるのがわかる。臭うとすればここが臭うのだろう。
「私とその女の差は……」
 私はその男を見つめ、言葉を続けた。
「口が臭いか臭くないかってこと」
 男は一瞬目を丸くし、そしてまた声を立てて笑った。よく喋り、よく笑う男。
「お前、おもしろい女やな」
 何がおもしろいのだろう。はじめて言われた。
「お前、虫歯治してこいや。そしたらその女と対等や」
「お金……」
「ん?」
「虫歯を治療するお金がないんです。保険証もない」
「金かいな。金ならやるわ」
 男はそう言うと、財布から一万円札を十枚取り出し、無造作なしぐさで私にそれを差し出した。
776753:04/07/09 01:15
>>774
サンクス。そういってくれると楽だわ。
777愚かB:04/07/09 01:19
「これで虫歯、治してこい。足りるやろ? 治したらまた俺に連絡して来い。俺がお前の面倒を全部見たる。週に一、二回、俺と過ごしたらいいだけや。あとはお前の自由。好きにしたらいい」

 帰り道。
 終電間近の電車はガラ空きだったけど、私は椅子には座る気にはなれず、扉の側で窓に映る自分の顔を見るともなく見ていた。
「私とその女の差は、あの男に腐臭を感じるか感じないか」
 呟いた声は少し大きかったかもしれないが、構わなかった。
 この十万円で、きっちり虫歯を治してやろう。
 あの男の腐臭が、まだ残っているような気がした。
「かっこつけやがって」
 下半身ふくらませてたくせに、私を抱かなかった。なめやがって。
 もう二度と、あの男には会わない。
 なぜか涙が滲んだ。
 電車の窓に映る私が、醜く歪んだ。

【終わり】

ていうか……タイミング最悪でしたね泣謝。よろしくデス。
いつから馴れ合いになったんだ?
もっと殺伐といこうぜ
妥協するな、俺のようにな
779753:04/07/09 01:30
>>773,5,7
投稿の間と邪魔してすまん。
お詫びといってはなんだどけど、酷評します。

まず、いろんな面で掘り下げが足りないですね。
複数の愛人を持つ男の情婦の一人の意地を表現したいんでしょうが、
力量がかなり不足しています。
女の生い立ち、それに伴う意気地、また、さらに男との葛藤、美意識
の違いとかそういう細く緻密な人間関係の綾がしっかりと描けていない
とこういう種類の作品は成功しません。
こういう作品が書きたいのなら、気長に作品に対する感性を磨く必要
があるでしょう。
780753:04/07/09 01:32
>>778
まあ、たまにはマッタリさせろや。
かなり上手いと思った。面白かったよ。
しかし、この手の男に訳もなく関西弁を喋らせるのは
いかにも紋切り型で陳腐な感じがする。

ついでに関西人としては、またかって感じでむかつく。
782愚かの人:04/07/09 01:56
ありがとうございます。
愛人ではなく、売春してて自分の愚かさに気づく一瞬、みたいのを背景説明ナシという短いなかで書きたかったんですが、難しいですね。
関西弁の紋切り型、読み手をそこで不快にさせたら意味がなくなるなと思いました。
気づいたことあれば酷評して下さい。
精進します!
783名無し物書き@推敲中?:04/07/09 02:03
午後3時の喫茶店に客は2人だけ。
緑川は青い顔をして、対面の花村貴子の話を聞いている。
「わたくし、再就職先が決まりましたの」
「ほう、それはおめでとう。いや、よかった、よかった」
青ざめてはいたものの、緑川はにこやかに返す。
それとは裏腹に花村貴子は顔を曇らせ、話を続ける。
「それが、あながち良くもありませんの。事務のお仕事なのですけど、同僚はみんな40、50の男性なんですの。わたくし、もう心配で心配で」
「んん、どういうことだい?要領を得ないな」
「わたくし、黄昏流星群という、とても男性に都合のいい漫画を行きつけの美容室で読みましたわ。あの年頃の男性って皆、私のようなフェロモン漂う未亡人をねらっているのねっ!わたくし怖いっ!」
「・・・・・・まあまあ、確かに貴子さんはお美しい。女一人で無理に肩肘張って、心細くも生きていかなければいけないので、さぞ不安だろう。」
「わたくしにはもう、緑川さんにおすがりするほかありません!」
吐息混じりに貴子は緑川に言葉をぶつけた。
細面に乗っている、垂れぎみの細長い二重の目は涙でにじみ、緑川を上目遣いに見据えている。
貴子の悪い癖が始まった、と緑川は心中でつぶやきながらも、未亡人の色気には勝てない。
緑川は貴子に応える形で、わざとらしく胸を拳でドンと叩き、
「わかりました!わたしもだてに工場長などやっていない!今日もお役に立てるものを持っているのです!」
>>781
関東人ならいいのか(笑?
>>773
村上龍、金平ひとみ的な空気を感じるな
女が初めて体を売るときの不安、緊張の感情があればいいんだが・・
785名無し物書き@推敲中?:04/07/09 02:10
と、おもむろにポケットから、立方体状の物体を取り出す。置かれて上を向いた表面にはボタンが一個付いている。
「また、防犯ブザー・・・ですの?前にこれを頂きましたわね。
肉に飢え青い情念に燃え上がる男子高校生に囲まれて、いざ鳴らしたら、どこからともなく緑川さんが飛んできて、ドロップキックをかまして警察沙汰になりましたわよね。尾行てらしたのですよね?サイテー、ストーカー、変態!」
「いやあ、あのときの失敗をふまえて、今回は頼もしい助っ人に身代わりになってもらうことにしましたよ」
「誰ですの?」
「国民的身代わり男、上島竜兵ですよ。彼なら嬉々としてあなたの身代わりにケツを掘られてくれますよ。あっはっは」
「ボタンの下に『押すなよ!押すなよ!絶対押すなよ!!』って書いてありますけど・・・」
「ああ、それは仕様ですよ。押すなよって言われると押したくなってしまうでしょ。本人も押してくれないと困るんですよ。
あれで彼、『おいしい』んですよ。今回のこれを名付けるとしたら『上島竜兵群』ですな。フーハハッハハハハ!」
「み、緑川さん素敵っ!今夜は好きにしてっ!」
喫茶店に飾られた季節はずれの牡丹の花が、音もなく無機質に落ちるのであった。
>>753,758
どちらもどこかおかしいんじゃないか?
>773,775,777

こちらこそ投稿と被ってすんませんでした。758より。
とりあえず以下は>782を読まない時点での評価。

ステレオタイプの使用、終わりの予定調和。その枠内ではまあ頑張ってるか。
ただ、この文章の内容だけだと序でしかないから、小説でございと主張するには辛い。
「私」が体を売ってるにもかかわらず「男」に腐臭を感じるのは、「私」なりの
論理があるはずだ。客に媚びる様子もないし、内面でも体を売る自分と男とを
ひどく突き放して捉える「私」が、その考え方に至るまでを描けば掴みはOKと思われ。
ただの売女じゃないと意気込んでみせるか、疲れ切ってみせるかは知らないが、
いずれ「私」のキャラを立てる部分だよね。

先にこの文章を序と呼んだけど、たぶん実際には序を受けて転換するまでの
断片のようなものだと思う。序としては上記のような理由から描写が不足してるし、
作り上げた「私」が男によって破られて、話が拡がっていく取っ掛かりまでで終わってる。
あとは想像にお任せ、でもいいけど、エンドマークを取り下げてまだ書き込む余地がありそうだよ。
788名無し物書き@推敲中?:04/07/09 03:03
「困るんだよなあ、お客さん。こんなところでさあ。時と場所ってもんを考えてくれよなあ」
髭のマスターがカウンターから冷やかす。
緑川は貴子の手前、虚勢を張って、
「なんだ親父?ショバ代は払っているだろう。水を差さんでくれたまえ。それともマネーか?モアマニーなのか?」
と切り返すも、マスターは下がらない。
「いやあね、お客さん。あたしはいいんですけど外の人たちが、ねえ?」
「なんだと?」
2人はハッとして喫茶店の外に目をやる。
知らぬうちに、弧を描くような形で30人ほどの中年男たちに取り囲まれているではないか!
「キャアアッッ!み、み、緑川さん・・・・・・この人達わたくしを狙ってきたんだわ!ど、どうしましょう!」
「落ち着くんだ、貴子。私が付いてるじゃないか。」

喫茶店を包囲していた男達は突如として喫茶店の中に続々と流れ込んできた。全員がカウンター席とテーブル席に礼儀良く収まりかえっている。
最後に入ってきたリーダー格らしき男が、緑川に向けて言い放った。
「フゥーハハハ!久しぶりだなあ!昼間からこんなところでメロドラマか緑川。それはそうと、我ら黄昏流星軍が積年の大怨をここで晴らす!」
「お、おまえは!小4からの付き合いで、わたしの永遠のライバル、赤山!」
http://bun.abk.nu/cgi/w_view.cgi?/1089310453/112
酷評よろしくお願いします。
790名無し物書き@推敲中?:04/07/09 05:37
>>784 >>787
ありがとうございます。批評されるのも気持ちいいものですね。
背景と人物像、もっと練る必要がありそうです。

>>788
では私も酷評を。
文章はうまいと思う。個性があって。なにより読みやすい。
ストーリーは少し陳腐だなと思う。コメディを小説で書くのは、難しいと思うんですけど。空回りするコメディは、読んでて苦しい気持ちになるんですよ笑。
貴子さんの人物像を「愛すべき性格」に表現できれば、もっとおもしろくなりそう。
>>790
ヲイヲイ。
792741:04/07/09 10:01
>>747
ありがとう。投稿したものは、100枚程度を想定したものの冒頭部を、思い出しながら
投稿したものです。
ストーリー的に受け入れるかどうかと思ったのと地方文学賞向けで受けを図りたかったので
投稿してみました。
青森に到着後に近隣都市に移動しそこで津軽の風景をいれています。
冒頭の出だし部は、実は、迷っていましてこの文のお蔭でこれ以降の進行が少しきつかったのは事実です。
書きなおそうと思います。
敬語なんですけれど、何処がまずかったのでしょうか。
793名無し物書き@推敲中?:04/07/09 10:29
ホモがいたのですが、気のせいでしょうか?
794☆の人:04/07/09 15:07
>>愚か
ストーリー:★★★   主題の深さ:★★
作品のムード:★★★  文章表現:★★★
文章技術: ★★★    総合評価:★★★

【感想】
俺の嗜好ドンピシャの作品なので評価難しいです。
好みで厳しくいかせていただきます。
ストーリーは★3つが妥当かと思います。
売春婦と買春男の物語としては艶っぽくないですね。
これなら男女間のパワーに差があるカップルの話にしたほうが、いいんじゃないのかなあ、と言ってみます。
主題の深さは★2つ。(ほとんど俺の好みの採点なので無視してもいいです)
なんでこの女が売春婦で、3万円という金額で身体を売る必要性があるのか解らない。
だってさあ、この女は最初っから身体を売る気ないでしょ?
なめてんのはお前だ! プロじゃない癖にプロ扱いされなくて泣くんじゃねえ! 以上。
作品のムードは悪くないです、★3つ。
金貸しと友達になりたいと思いました。女はひっぱたきたくなりました。
文章表現は申し訳ないけど★3つにしときます。
女がおもしろいとは思えないから。俺ならひっぱたいて泣かすけどなあ。
素人売春婦のようだし、怖い組織と繋がりなさそうだから。
文章技術も目立った問題が見つからないけど★3つで。
人物は良く書けてる気がします。
もしかして描写苦手ですか? 会話等と比べると少しだけバランスが悪いです。

総合評価は★3つです。こういうストーリーはまた読みたい。待ってます。
むかつく女を掘り下げてよりむかつく女にするか、
金貸しをゲスで馬鹿っぽいけど口だけは知的な男にするのが好みです。
俺の好みなんかどうでもいいんですけど。
795岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/09 15:25
745続き
 
「ああ、忘れとった、確か俺が視覚を捨てた理由だったかな?」
 僕は飲み物を飲みながらうなずいた。
「消去法だよ」と町長は甘栗を一つ口に放り込んで言った。
「消去法?」
 僕は町長の顔を見た。喉が渇いたような気がしたが、飲み物はもうなかった。
「そう、消去法で消していくと、視覚が残ったまでの事だ」
「どういう風に消していったんですか?聞かせてください」
 町長はまた甘栗を一つ食べると、話し始めた。
「まず聴覚。俺はね、朝夜のクラシックが無いと駄目なんだ、意外かもしれんがね。
つぎに触覚。これが無いと寂しい。あとは――」
 そこまで言って町長は言葉を切った。
「まぁ、俺のことはどうでもいい。さて、何か質問はあるかね?」
 僕は町長の話をもう少し聞きたかったが、あきらめて質問を考えた。
796岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/09 15:44
「この町から出たくなったらどうするんですか?」
 僕がそう言うと、町長はさもおかしそうに笑った。
「その質問は幾度となくされたね。オリジナリティに欠けるな」
 僕はうなずいた。
「出たくなったら出りゃいい。ここにいたときの記憶を消して、元の記憶を
戻すだけだ。簡単だよ」
 僕は町長の言葉をよく考えた。記憶?
「記憶はね、町外れの倉庫に保存してあるよ。全員ぶんをね。
殆どの人間は近づけない聖域だ。その倉庫に、記憶が玉になって収まっている」
 僕は記憶が玉になり、ぎっしりと倉庫に並んだ光景を想像してみた。
「おっと、あんたにゃ仕事を与えなくちゃならんね。これも――」
「町長の仕事」と僕は言った。町長は静かに笑った。
「あんたには特別珍しい仕事をやる。刑務所の看守だ」
「刑務所?この町には刑務所もあるんですか?」
 町長は飲み物を啜るとうなずいた。
「当たり前だ。ここは現実世界とたいして変わらんのだよ。
人は死ぬし、生まれるし、減るし、増えるし。ただ、現実感が損なわれておるだけだ」
 僕は納得した。
797岸和田 ◆JNnFWYTu2A :04/07/09 16:00
「さてと、刑務所の看守について説明しよう。実際、そんな大変な仕事じゃない。
あんたは死刑執行前の奴等の話相手になるだけでいい」
 町長は僕に甘栗を勧めた。僕は甘栗を一つだけ食べた。
「ただ、話すことっていっても、あんたにゃ殆ど記憶が無い。さて何を話す?」
 僕は考えた。何も思いつきはしなかった。町長は話を続ける。
「罪人の記憶を倉庫から持ってきて、それをあんたの中に入れるんだ。
そしてその記憶を話してやりゃいい」
 僕は町長の顔をじっと見た。
「そんなことをして許されるんですか?」と僕は言った。
「ああ、死ぬ前には色々やってあげないとな」
 そう言って町長は壁の時計を見た。時計は十一時半を指していた。
「おお、ちっと喋りすぎた。とりあえず刑務所へ行け、地図と鍵を今渡すから」
 老人は椅子から立ち上がると、壁に手を当ててゆっくり歩き、
壁にかけられた数千もの鍵と、平積みにされている地図から一つずつ取ると、
僕にそれを渡した。よく鍵やら地図やら取れるな、と僕は感心した。
「倉庫の鍵だ、あとは刑務所にいるほかの看守に聞けよ」
 僕は礼を言って町長の家を出ると、地図を開いて歩き始めた。
798611:04/07/09 16:39
 老人の予言した通り、煙は毎日のように立ちのぼった。
その灰色の煙は林檎林のあたりからのぼって、そのまま上空の
どんよりとした厚い雲の中に呑みこまれていった。
それをじっと見ていると、まるで林檎林の中で全てのくもが
作り出されているかのような錯覚に襲われた。
煙が昇りはじめる時刻は正確に午後の三時で、いつまで
つづくかは死んだ獣の数によって変化した。
激しい吹雪の翌日や冷え込んだ夜のあとには、
山火事を思わせるような太い煙が何時間も続いた



作品内からの抜粋です。
ぜんかいの☆の人からの指摘で
俺、一段とパワーアップした気がします
おれはこの作品に命をかけてます!
酷評お願いします。
799611:04/07/09 17:00
酷評お願いします!1
朝の学校の通学路にて
「俺は13歳いじめられっこ!まけるもんかあ!!まけるもんかあ!!」
周囲の反応は
「いやだーあの人またなんか変な事言ってるよ」
「殺しちゃえ」
ピストルでいじめられっこ13歳を射殺し様と試みたが
しっぱいした
なぜかというとむかついたからじゃなく
うざいからだ
ぴゅうううううううううん
しかしはねかえされた
「俺はちょうじんぱんくだから、そんあこうげきはきかねえええええええ」
「えええええ!!!!????」
そしてその場の人々は惨殺された
そのあとちょうじんパンクは自衛隊に嬲り殺された



酷評してください
801☆の人:04/07/09 17:36
>>783 785 788
ストーリー:★★    主題の深さ:★★
作品のムード:★★★  文章表現:★★★
文章技術: ★★     総合評価:★★

【感想】
これは……ギャグですよね? そのつもりで読みました。
ストーリーと主題の深さを★2つとさせていただきました。
ただこの作品は、小説や文章としての面白さよりも、ショートコント的な面白さが勝っているようです。
文章ならではの面白さというのを、反映させるともっと良くなると思います。
それにしても、黄昏流星群を美容室で読む貴子はいいですね。個人的に好きです。
他の箇所も普通にクスッって笑えましたので、ほんとは★3つにしたいところですが……
「文章」を酷評スレなので厳しく。
作品のムードは後半(>>788)が面白いので甘くして★3つ。
俺は映像として浮かぶかどうかを重要視してしまうので、畳み掛けるナンセンスな雰囲気が良かったです。
文章表現は★3つです。適切な言葉の使い方は満足できるレベルにありますね。
芝居がかった会話も作品とマッチしてます。
ですが、技術については冗長な文章が目立ちますし、句読点の打ち方も未熟なので読みにくいです。
疑問符、感嘆符の後にはスペースいれましょう。三点リーダーも使いましょう。
些細なことと思うかもしれませんが、読みやすい文章を書ける能力は大事です。よって文章技術は★2つです。

以上を踏まえ、総合評価は★2つが妥当だと考えます。
俺は文章としての面白さを求めてしまったので、この評価です。
面白ければいいというなら、★3つの評価になるかもしれませんね。
802☆の人:04/07/09 17:39
>>788以降は夜にでも酷評させていただきます。
ちょっと時間がないのですいません。

>>800はスルーします。

では。
803名無し物書き@推敲中?:04/07/09 18:04
>>798
どんよりは別の言葉で表現してみてよ。じっとはいらない。
村上春樹を超えるって言ってるわりには、比喩はつまんないよ。
君にしか創れない表現で勝負してくれ。
>>愚かの人
こういう雰囲気の作品は好きなので、楽しく読ませてもらった。
なんだけど、けっきょく十万円は受けとっちゃうの?
プライドの萌芽を書きたいなら受け取らないほうがいいのでは。
805名無し物書き@推敲中?:04/07/09 18:44
 海鳴りが非道くうるさくて目がさめた。
外は明るい。と言うより隙間だらけの掘建て小屋は
野天の光が入り放題に小屋内を照らしている
目は覚めたが、まだ眠いような気がして寝返りをひとつ打つ。
どこを向いても暖かい陽の光は、目の前をてらしてまぶしい。
が、同時に暖かくもあり目が覚めても、もっと寝ていたい気にさせる。
 波の音はかわらず耳に届いている。
「おかしい」
はじめて気がついた。
「ここってどこよ?」
跳ね起きてあたりを見まわして愕然とした。
ここがどこだか判らないけれど、ここはまっとうな人間の住処でも、なんでもなく
「ただの掘っ立て小屋じゃないの!! 一体これはどういう事? ここは何処よ?
 誰かいないの!! 誰か!!」
叫んでみたら誰か来るかしら。 と思ったけれど、
耳をすませても目を凝らしても誰かが何処からか参じる気配もない。
諦めて寝台(私が寝かされていたというだけの
ただの木の台を寝台と呼べるならば)から置き上がり、
嫌な臭いのする粗末なぼろ布を身体から剥ぎ取り立ち上がる
部屋を見まわして、あらためてそのみすぼらしく雑多で貧相なありさまに驚く
窓はなく床は今にも抜けそうに軋み。部屋をかざるものは布一枚とて無い
玄関ホールとおぼしき土間がキッチンと倉庫と穀物倉を兼ねているらしく
地面に直接かまどと井戸は据え付けられ、かまどと反対側の壁際に、
あらゆる道具類が穀物甕と一緒に並べてある
隙間風が小屋をぬけているのに、この小屋、空気が澱んでなぜか、臭う。
玄関の小さな板戸を開いて外に出る
明るく日がさしている。
足元は小屋の周囲を取り囲む様に焼かれ、
雑草だったものが黒々と名残を晒し、その向こうはもう、森だった。
 鼻を衝くような匂いは松か。海か。 海が近いのか。
気持ちがいい。部屋の中とは雲泥の差だ

一旦外に出てしまうと、暗くて臭い場所に戻る気が失せ。
結局、小屋から何処か彼方の方角にのびている一本道を
その反対側まで歩く事にした。
「さぁ、足さん歩きましょ。 もしここがとんでもない田舎であったとしても・・」
「いつかは街につくわ。 海があるなら波止場があるし。
港を警護する警護隊もいるはずだから。警備隊か保安官が私を保護してくれるわ。」
「だから、足さん歩きましょ」
頭上は木々ががありえないほど枝をのばして天を覆い、
道はさして広くも無く、先が見えないままで延々と続いている。
1時間ほど歩いてから考えた。
「本当に。思った以上に田舎なのかもしれないわ。 だってこれだけの距離を歩いたら、
普通、休憩中の辻馬車を1台くらい見かけたっていいはずだもの」

チョット考えてから思う。 辻馬車ってどこにいるのかしら? 
  私は辻馬車なんて乗ったことあったかしら?
  何処の港で乗ったんだっけ?

長々と書いてごめんなさい。
上のままではあまりにも中途半端な気がしたので、こちらも書き足させて頂きました。
>>805
あらゆる道具類、とかありえないほど枝をのばして、とか抽象的な表現が目につく。まあ混乱している主人公の一人称だからしかたないのだろうが、なんか中途半端な気がして個人的には好きではない。
主人公が、自分が目覚める前のことを思い出そうとしないのも気になる。「ここは何処よ?」のあとに当然考えるだろう。記憶を失っているのだとしたら、そのへんの描写もいれるべきでは。
あと、口では「兄さん」という人物の存在を示唆しているのに描写がまったくないのはどうだろうか。一瞬「兄さん」が主役の一人称だったのかとも考えたりしたけど、どうもそうではないようだし。

 
808素人:04/07/09 19:58
一人の男がカウンターにもたれかかってポツリとつぶやいた。
「今日はやけに蒸し暑いな」
手にもったグラスにはしずくがいくつも垂れている。

「・・・そうですね」
気のない返事がカウンター越しに立つバーテンから返ってくる。
その顔には覇気がない。
「いつだったかな、前にもこんな日があったな。風が馬鹿みてぇに強い日だ。」
汗で湿ったシャツをばたつかせ、懐かしそうな顔でグラスの氷を回してみせた。
氷はカランと冷たい音を立てながら、くるりとひっくりかえる。

「今日みたいな日には、またあの爺さんがひょっこり帰ってくるんじゃないかって思っちまう。
 ・・・・帰ってくるわけねぇのにな」
ポトリと音がした。
十年も前のことなのに未だに忘れる事ができない。
「お客さん・・・・」
目から涙がとまらなかった。次から次へと溢れ出してくる。

店の外では狂うように風が渦まいていた。


つたない文ですが、酷評お願い致します。
809素人:04/07/09 20:09
スレ汚しすみません。
上の注意書きをよく読んでませんでした
>>808
バーテンの顔に覇気があっても嫌だ。魚屋じゃあるまいし。
811☆の人:04/07/09 20:51
>>795-797
一度★をつけたので感想だけ言わせていただきますね。

酷評するとしたら、俺好みかどうかといったレベルです。
きちんと書けてるから、安心して読めますね。
>僕は町長の話をもう少し聞きたかったが、あきらめて質問を考えた。
俺はもう少しではなく、かなり聞きたいです。
気になってしょうがない。
>「その質問は幾度となくされたね。オリジナリティに欠けるな」
ここも気になりました。
「オリジナリティに欠ける」というのは、読み手が感じてもいいけれど、
書き手がそれを表してはいけないと思うのです。
>僕は記憶が玉になり、ぎっしりと倉庫に並んだ光景を想像してみた。
これだけだと寂しいです。俺には想像できなかったので、もう少し欲しいかな。
作風的にはこの一文でもいいのかも知れないですけれどね。
>壁にかけられた数千もの鍵と、平積みにされている地図から一つずつ取ると、
↑ここは、ちょっと直さないと意味が通じないですね。

この先の展開が気になってる俺がいます。
それにしても、「僕」は味覚がないのに、不味いという飲み物にも甘栗にもなんの反応もないのか……
味覚がないから、なんの反応もないってのは納得できません。
伏線なのかな……と思って次を期待してる俺は、ただの根がいいヤツです。
812☆の人:04/07/09 21:07
>>798
およそ220字。これは400字詰め原稿用紙半分ほどの量です。
それなのに意図しているとは、とても思えない漢字の変換漏れが幾つもあります。
このペースだと100枚書いたらどれだけ赤が入るかわかりません。
文章は問題ないぐらい書けているのに、なんで推敲しないかなあ……
後ろの5行書く暇あったら推敲しなよ。
損してますよ。

どうでもいいけど、りんごばやしって読むの?
それとも、りんごりん?
813愚かの人:04/07/09 21:14
>>794
ありがとうございます。お察しの通り、情景描写はかなり苦手です……。頑張ります。
>>804
ありがとうございます。お金を受け取ってしまった部分は、個人的に譲れないかも。受け取らない方がいいのかもしれませんが……スマソ。

読んでもらえるの、ありがたいですm(_ _)m。
>>798
村上春樹の名前がでなくても、村上春樹を連想してしまう。具体的には、アイデアが『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の焼き回しに見える。
でも好きです。
文章うまい。発想も好き。どんな結末をつけるのか、最後まで読みたい。伏線段階だと思うので、最後まで読まないと評価の難しい作品。
パワーアップやら書きなれたやつだの
816805−806:04/07/09 21:34
>>807  ありがとうございます
「ありえない」という表現はたしかに読み返してみると滅茶苦茶ですよね
「足さん」は一人称で、自分の足に向かって
「オイラを運べや オラァ!」と言っているつもりでした。
やはり自分だけは判っても、読み手には伝わらない文ですね
もっと勉強してまた出なおしてきます。

あと面白い、面白くない、好みであるとか判りにくいに関係なく
読むのに苦痛を感じる文章があると思います。
私の文章は苦痛を感じますでしょうか? 
もしよかったら教えていただけますか?
>>806
誤字脱字、変換間違い、文法間違いをもう少し念入りにチェックすべき。>>808
上に同じ。

文章を書く上での基本の約束事>>006は、最低限意識するべきでは。
約束事を無視してもそれを越える魅力があれば別だが、それもなかった。
818☆の人:04/07/09 21:46
>>805-806
ストーリー:★★   主題の深さ:−−
作品のムード:★★  文章表現:★★
文章技術: ★     総合評価:★★
※主題の深さは割愛します。

【感想】
まずはストーリー。★2つ。
ここ何処?ものを読むたびに、俺は気になることがあります。
なぜか、所持品を気にしませんよね。現代が舞台なら、財布と携帯は生活必需品ですよ。
現代じゃなかったとしたら……それは、作者さんが想像して書いてください。
主人公が女の子なら服装は特に気になるところでしょうし、貞操も気にしてもいいんじゃないかなあ。
作品のムードも★2つ。
真面目に酷評すると、作品の軽いノリは内容の薄さに直結してしまうところがあります。
直結させないようにするのが文章での表現力。
残念ですが、それも★2つどまりです。
文章からは若さが見えます。書き慣れていないのかもしれませんね。
厳しいことを言わせていただくと、全体的に背伸びをしているように思えます。
自分の書けることを知っている言葉で書く。それを忘れずに。
貴方がそうしてるとは言いませんが、俺は辞書を引きながら書いた文章なんか読みたくないです。
文章技術は、心を鬼にして★1つ。
>あらゆる道具類が穀物甕と一緒に並べてある
「甕」←この漢字は普通の人は読めません。それなのに、漢字にしていない部分が多すぎます。
句読点についてはかなり酷い。こんなことは言いたくないけれど、小学校低学年の作文以下です。

以上の結果から総合点は★2つにします。
俺でよければ指摘します。悔しかったらまた書いてください。書くだけ上手になりますから。
819名無し物書き@推敲中?:04/07/09 22:20
>>790>>801
ご指導ありがとうございます。
対照的なご意見を頂きました。
一番の課題は、文章の読みやすさですね。非常に身にしみます。
820名無し物書き@推敲中?:04/07/09 22:48
ここは良スレになっている模様。
821☆の人:04/07/09 22:57
>>808
ストーリー:★★   主題の深さ:−−
作品のムード:★★  文章表現:★★
文章技術: ★★    総合評価:★★
※主題の深さは文章量が少ないので割愛しました。

【感想】
ストーリーは、甘い採点で★2つです。
客とバーテン……大人の男が2人きりでいるシチュエーションの第1位です。
ただのやりとりだけでは、3行読んで飽きられますよ。
飽きられないためには、バーテンじゃなきゃ駄目なんだ! という物語が必要です。
ムードはなんとか★2つ。
バーなら酒を飲みましょう。グラスが空なら頼みましょう。バーテンも仕事をしましょう。
お酒を語るには、作者さんはまだ早い年齢だとしたら……悪いことは言いません、舞台を変えて。
酒を飲まないバーなら、町や村の広場でも、薄汚れた牢獄でも、家の裏の畑でも一緒です。
文章表現はかろうじて★2つ。
「ポツリ」「カラン」「ポトリ」3アウト、チェンジです。
くるりはセーフかな。カタカナ3文字の擬音禁止。
バーテンに涙で語らせるのも禁止。大人の男が号泣する理由を、俺は知りたいです。
文章表現もぎりぎりで★2つにしときます。
三点リーダーを使う、句点の位置を考える、会話の「 」の終わりに「。」をつけないなら統一すること。
些細なことなんです。指摘してる俺が一番良くわかってます。
こんな短い文章の中に、指摘されている箇所が幾つもあることに恥じらいを持ってください。
どうでもいいやって思うなら、酷評してなんてお願いだから言わないで。

総合評価は★2つ。
もしも、今日の午後2時に屋外で採点していたら、オール★1かも知れません。
ほんとに頑張って。★1とか言いたくて言ってるわけじゃないんです。
書き慣れていないのが見えますから、頑張ってこれからも書いてください。
822659:04/07/09 23:11
直してみました。

平日の午前八時。桜舞い散る坂を一人の少年が走っていた。
うなじまで届く少し長めの後ろ髪に、適当に散らせてある前髪。そして精悍な顔立ち。
時間に追われているらしく、幾筋も垂れる汗を吹き飛ばし、息遣い荒く駆けている。
春先の心地良い風が髪を撫で、ワイシャツの中を通り過ぎるが、アスファルトの道路はジリジリと太陽に熱せられ、その反射熱で少年の体温を上昇させる。
しかし、それでも少年は走りつづけ、一気に坂を登りきる。
小高い丘の上にそれはあった。左から二年、一年、三年、と三つに分かれている四階建ての古臭い大きな校舎。所々ひび割れ、壁の塗装も剥がれている。
少年はいまだ止まらず、閉まっている門を颯爽と飛び越え、真ん中の自分の学年の校舎へと向かう。誰一人、辺りにいる気配はない。
少年は昇降口へと入り、自分の教室の下駄箱から元は白かっただろう、薄汚れて灰色になっている上履きを取り出し、履いた。
勢いを抑えず昇降口を抜け、右手にある階段を軽やかに上る。
二階……、三階……、四階……でやっと速度を緩めた。
すぐ隣の教室からは話し声や笑い声が聞こえてくる。少年はその教室の前を通り過ぎ、隣の教室に目を向けた。
そして腕に付けたデジタル式の時計を見る。
少年はホッとしたように、錆付いた扉を開け、その教室へと入った。
823前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/09 23:20
「マ〜ミ?何してるのかな?」
「やだ!お母さん勝手に入って来ないで!」
マミは書いていた手紙を急いで引出しの中へしまい込んだ。
「ラブレター?」
「ち、違う!」
「あら〜?マミもうそんな年になったの?」
マミは顔を赤くし俯いてしまった。
「マミも女の子だもんね。男の子好きだよね。」
マミはモジモジしている。
「相手は、わかった!タロウ君でしょ?」
マミは耳まで赤くなった。
「タロウ君かぁ。カッコいいもんね。
うん、男らしい。マミが好きになるのも分かる。」

「お母さんマミの力になってあげる。」
マミはお母さんに男の子について色んな事を教えてもらうのだった。

初めてのデートの日。
「お母さんこの服でいいかなぁ?」
「ダメ、マミ、そんな格好じゃ。もっと可愛いい服ないの?
もっと短いスカートあったじゃない。」
824前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/09 23:21
次の日朝の食卓にて
「マミ、昨日楽しかった?」
「うん、楽しかったし、気持ちよかった。」
新聞を読みながら食事していた父の動きが止まった。
「気持ちよかったって、何が?」
「セックス。」
「お、お前本当にそんな事したのか?ほ、本当なのか?」
「あなた、
あなた大げさなのよ。
セックスなんて誰でもしてるじゃない。
マミは好きな男の子と愛し合えた。
マミは意味のあるセックスをしたのよ。
それって素敵なことじゃない。」

「そう。ついにマミも大人の女になったか。
よかったね、マミ。」

825素人:04/07/09 23:21
随分丁寧なご指摘感謝します。
自分の未熟さがよくわかりました。ちなみに自分は未成年です。
カタカナ3文字の擬音が駄目なのはどうしてなんでしょうか?
>>些細なこと
以後気をつけます。
817さん、☆の人さんの評価を励みにがんばります。
826前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/09 23:22

三ヵ月後
「お母さん、私妊娠したみたい。」
「おめでとうマミ!」
「でも、タロウ君おろせって言うんだ。」
「そんなの気にしない。産んじゃえ産んじゃえ。」
「うん、私もそうしようと思ってた。」

出産室にて
ヒッヒッフー、ヒッヒッフー、ヒッヒッフー、
ヒッヒッフーフンッ!

オギャー!ギャー!


おわり

☆の人さま。
星をつけて下さい。
827☆の人:04/07/09 23:32
>>825
カタカナ3文字の擬音を、少しも使っちゃいけないとはいいません。

もうちょっとつっこむと、
・あの量の文章で3つも使われると嫌でも目につく
・擬音に頼り過ぎて描写がおろそか
・どれも平凡な擬音だった
ということです。

貴方は文章表現・技術がまだ未成熟なので、
擬音を使わないで書けるようになれば、より向上するだろうと、思っての指摘です。
828☆の人:04/07/09 23:57
>>822=659
前回は★をつけてませんが、感想だけでご容赦を。

前より確実に良くなっているとは思います。
一番気になるのは段落の使い方。次に文章の流れです。
どちらもがたついている、というのが俺の第一印象です。
自分で読んでみてどうでしょうか。すらすら読めますか?
厳しい目で、文章を追ってみてください。

もう少し欲を出してみるならば……
・髪の毛で疾走してる感じを出すのであれば、精悍な顔つきで何かを表現して欲しい。
・季節は春なので、熱はアスファルトからではなく、少年の内部から発すると好ましい。
・登場人物は少年だけなのだから「少年は」で始まる冒頭が並ぶのは良くない。
・「自分の教室の下駄箱」がイメージできません。(俺が公立校出身のせい?)
・この少年は1年生だけどダブリだよね? 上履き以外にもそれをイメージさせてはどうでしょうか。
 学校までの近道を知ってるとか、間違えて別の教室に入ってしまうとか。(ベタって言わないで)
829素人:04/07/10 00:01
なるほど、言われてみると確かに擬音が多いですね。
なかなか自分で気づかない所の指摘というのは大変ありがたいです。
>>822>>826ともに>>006をよく読むべき。文の最初はスペースを開けること。会話文の最後の『。』はいらない。『?』や『!』のあとにもスペース。些細なことですが、基本はしっかり。
>>822
長い小説の冒頭かな。
緊張感をうまく表現できていると思います。が、正直その部分だけではまだその物語に興味が持てない。その先が大事ですね。
>>826
それで全部?
ストーリーが陳腐で幼稚過ぎる。何を言いたいのかが全く解らない。
831☆の人:04/07/10 00:02
>>828 自己訂正
× ・登場人物は少年だけなのだから「少年は」で始まる冒頭が並ぶのは良くない。
○ ・登場人物は少年だけなのだから「少年は」で始まる文頭が並ぶのは良くない。

>>前 ◆A4xxz5IVJ.
真面目に批評すると1時間くらいかかるので、俺が眠くなければAM1:00頃にでもやります。
832愚かの人@:04/07/10 00:17
二夜連続投稿になりますが、是非、酷評をお願いします。

『愛は狂気』

「俺は自分に正直に生きたいんだ」
 結婚前、少年のような澄んだ瞳をして、雅彦はよくそう言っていた。私は、雅彦のその言葉が大好きだった。
 そしてそれ以上に、その言葉を口にする時の、雅彦の目の表情が大好きだった。
 なんて素敵な目をして、なんて素敵なことを言う男だろう……と思った。普通は、思っててもなかなか口にはできないものだ。
 二十歳を越えて、そんな餓鬼みたいなセリフを臆面もなく口にできる男なんて、なかなかいやしない。
 それから私は、性急に私を欲しがる、雅彦のその情熱にも惚れた。
「俺たちって相性いいね」
 はじめての夜の朝、雅彦は私の頭を自分の腕に置いて、天井を見上げ、反対側の手で煙草を吸いながらそう言った。激しく同感だった。
 私と雅彦の身体の相性は抜群に良くて、それから私たちは会うたびに馬鹿みたいにセックスに明け暮れた。
 私は雅彦にめろめろだった。全身全霊で、私を欲し求めてくれる雅彦。今までこんなふうに私を欲しがってくれた男は一人もいなかった。
833愚かの人A:04/07/10 00:20
 神様を呪いたくなるほど恵まれない容姿に生まれてしまった私は、それまでこんなふうに私を愛しんでくれる男を知らなかったのだ。容姿のせいにするのは馬鹿げた話かもしれないけれど。
 醜い容姿をカバーすべき性格にだって自信はない。私の性格は卑屈。それに尽きる。
「結婚しよう」
 だからプロポーズされた時は、夢かと思った。 はい、結婚します。

 結婚三ヶ月目、セックスを三日連続で連続で拒否したら、雅彦の拳が飛んできた。
 私は二メートル半ほどふっ飛ばされて、部屋の壁にぶつかった。
 一瞬、何が起きたのか分からなかった。
 三日前から風邪気味で、とてもじゃないけどそんな気分にはなれなかったのだ。
 雅彦の誘いを断ったのは三日前がはじめてで、その日が三回目だった。
「やめて。風邪だって言ってるでしょ」
 言い方が悪かったのかもしれない。
 でも、殴るか? 普通。セックスを拒否されたぐらいで殴るか? 普通。
 お前はケダモノか。
 ちっとも気持ち良くないんですが。
 心の中で色々と愚痴をこぼしながら、夫に抱かれた。
「ああ……あ……雅彦……いく……」
834愚かの人B:04/07/10 00:25
 先にいったふりまでして、早くこの時間を終わらせようとした。演技をしたのははじめてだったけど、雅彦は私の演技には少しも気づいていないようだったから良かった。
 雅彦を愛していたから。私は愛ゆえに頑張ったのだ。

 でもそれ以来、私は雅彦に不信感を持ち、それゆえに愛しの雅彦とのセックスが嫌いになってしまった。
 殴られたからではない。いや、殴られたからではあるんだけど……。何ていうか。
 分かるかな。分からないだろうな。
 雅彦が私を求める理由を、私は限りなく深い愛情ゆえだとずっと思っていたのだ。
 愛はなく、性欲だけで私を求めていたのだとしたら。
 私は、愛情と性欲のダブルパンチには欲情するが、性欲のシングルパンチには欲情できないのだ。
 でもやはり、そんなことは言っても、私は夫を愛していた。心から。
 不信感を持ちながら抱かれるのは苦痛だったが、それを我慢すればいいだけなら喜んで我慢しようと、そう思った。

 ピンポーン。
 お料理中にインターフォンが鳴った。
 忙しいのに……。誰だろう。
 目の前には作りかけの料理たち。
 今日のメニューはステーキとシチューと、あとはデザート。ご馳走だ。
835愚かの人C:04/07/10 00:29
 苦手だった料理は、結婚してから覚えた。料理の本を隅から隅まで読んで、必死で勉強と実践を重ねたから、今じゃ私はかなりの料理名人だ。
「どなた?」
 料理の邪魔をされた私の声には不機嫌さがにじみ出ていて、かなり無愛想な応対になってしまった。
 今日のお夕飯は、雅彦の大好きなメニューばかり。雅彦スペシャルだ。
『あの……』
 インターフォンからは、かぼそい女の声が聞こえた。
「はい。どなたですか?」
『あ、あの……。あの……私、あの……』
 ──このかぼそい声の女は、“あの”と“私”しか語彙がないのだろうか。新米の新聞の勧誘屋かもしれない。
「何の用ですか?」
『……あ、あの……』
「用がないなら、私今お料理中で忙しいので切りますよ」
『あ、あの、ちょっと待って下さい』
 かぼそい声の女の声は、かぼそいままで少しかん高くなった。耳にキンキンと響く、嫌な声だ。
「何でしょう?」
『私、雅彦さんの……あの、雅彦さんの……友達、なんです。……雅彦さんは、ご在宅でしょうか……』
「雅彦の友達?」
 ふーん……。
 なら、最初からそう言え。“あの”と“私”を連発していたくせに。
 いかにも怪しいとは、このことだ。
836愚かの人D:04/07/10 00:33
「雅彦はいませんよ」
『……そうですか。あの……ど、どこに? 雅彦さんはどこにいるんでしょう……』
「──ことづてがあるなら伝えておきますけど? あなたのお名前は?」
『い、いえ……いいんです……』
「あらそう。いいのね。なら切るね」
 ガチャン。
 ……ふん。
 あの女は雅彦の恋人に違いない。
 ああ、何ていうか。とても不愉快だ。
 私は作りかけの料理に戻る。
 デザートはゼリーだ。ワインレッドの綺麗な色をしたゼリー。グラニュー糖と粉ゼラチンを放り込んでそっとかき混ぜ、冷蔵庫に入れる。
 固まる前のゼリーは手の震えのせいか少しこぼれて、床を軽く濡らした。
 ……やれやれだ。
 雅彦の女と喋ったことで、少し動揺しているのかもしれない。

 雅彦の浮気に気づいたのは結婚四ヵ月目だった。
 最近、帰りが遅くて怪しいな……と思ったので、雅彦が眠るのを見計らってから携帯の履歴を確かめてみた。同じ番号の羅列を見て、浮気していることがすぐに分かった。メールを読めば一目瞭然だった。間違いなく雅彦は浮気している。
 殴られてからというもの、私は日々努力していたというのに。
837愚かの人E:04/07/10 00:35
 すっかり嫌いになっていたセックスだったが、雅彦が求めてくればきちんと応じていたというのに。
 その私の努力は報われていなかったわけだ。
 雅彦は、あふれんばかりの性欲を、私以外の女にも向けていたのだ。
 ──やっぱりお前はケダモノだな。
 でも私は雅彦にそれを言えず、そして私はその後も、雅彦が求めてくれば雅彦に抱かれた。
「……雅彦……あぁ……あ……い……く……」
 演技にも磨きがかかっていた。
 でも、正直なところはいくもいかないもない。馬鹿馬鹿しい。一体どこにいっているというのだろう、私は。
 他にどうすればいいのか分からなかった。
 私は雅彦を失いたくなかった。

 ──気づくと、煮込んでいたシチューが焦げてしまっていた。
 ため息をついて、少し考えて、焦げたシチューは捨てることにした。
 一から作り直そう。材料はまだたっぷりあることだし。
 ──本当にやれやれだ。
 私は、雅彦のどこが好きなのか、すっかり分からなくなってしまっている。それなのに雅彦が好きなのだ。
 くだらない男に惚れていると分かっていながら、自分でも不可解なこの感情のせいで、私は決して雅彦と別れることができない。

 ピンポーン。
838愚かの人F:04/07/10 00:37
 また、インターフォンが鳴った。
「どなた?」
『あ、あの……私……』
 ──またかよ。さっきのかぼそい声の女だ。この声のかぼそさときたら、なんていらいらするかぼそさなのだろう。身体つきも鶏ガラのようにかぼそいに違いない。でも、この女からは、鶏ガラのようないいダシは取れないだろう。
『あの、私、雅彦さんの携帯に電話してるんですが、ずっと出ないんです』
 かぼそい女は、何やら決意をみなぎらせたような口調で言った。
 決意。私にすべてバレてもいい覚悟を固めたのだろうか。思いつめているのかも。もしかしてこの女は、雅彦を本気で好きなのだろうか。
 ふとこの女に、あの雅彦のどこがいいのか聞いてみたくなった。
「ねえ、あなた、雅彦の恋人でしょ?」
『あ、え……あの……』
「別に口ごもらなくてもいいわよ。私、知ってるから」
 そう、知ってるから。あなたのメールを読んだから。だからあなたが絵文字や顔文字だらけの気持ちの悪いメールを送る女だってことも、ちゃんと私は知っているのだ。
『……そうです』
「私は雅彦の妻です」
『……知ってます』
 ──そりゃあ知ってるだろう。
 私はちょっと気分が悪くなってきた。
839愚かの人G:04/07/10 00:39
「あなた、雅彦が好きなの?」
『……はい』
「雅彦はあなたを好きなの?」
『……』
 ──無視かよ。まあいいけど。
「あのね、私も雅彦を好きなの。んで、雅彦は私の夫で、私は雅彦の妻で、で、私今、雅彦の子供を妊娠してるんだけど……」
『え……ええっ! 妊娠……して、るんですか……』
「そうよ」
 だからすぐに気分が悪くなるのだ。
『妊娠……』
「雅彦があなたに連絡しなくなったのは、私が雅彦に妊娠したことを話したからなんですよ」
『……そ……そんな……』

 妊娠に気づいたのは、結婚五ヵ月目のことだった。
 私は雅彦にそれを告げた。
 雅彦は、それはそれは迷惑そうな顔をした。笑えるほどに迷惑そうな顔だった。だから私は雅彦を殺した。
 衝動殺人だ。たまたま真横の流し台の中にあった肉切り包丁を掴み、そのままそれを雅彦に突き刺してしまった。鶏肉の繊維がついたままの包丁で、雅彦の胸を突き刺した。
 返り血が私を濡らし、雅彦はその場に崩折れた。
『自分に正直に生きる』
 雅彦が教えてくれた言葉を実行してみたのだ。内に沸き起こった思いを、そのまま行動に移した。
840愚かの人H:04/07/10 00:41
 私は雅彦を愛している。心から愛している。だから、迷惑そうな顔には耐えられなかった。
 浮気は耐えたけど、セックスにも耐えたけど、二人の愛の結晶に迷惑げな顔をされることには耐えられなかった。

 今日の夕飯は、シチューとステーキと赤いゼリー。

 ふと思いついて、インターフォンに向かって言った。
「ねえ、あなた、シチューって好き?」
『え……』
「シチューは好き?」
『はい……』
「そう。夕飯、シチューなんだけど一緒に食べない?」
『……い、いえ……帰ります』
「あらそう、残念ね。それじゃあね」
 ガチャン。
 ──馬鹿な女だ。
 かぼそい声の女というのは、きっと馬鹿なんだろう。せっかく雅彦に対面するチャンスをあげたというのに。
 でもこれで、一つ分かった。やっぱり私が雅彦を一番に愛している。
 思わず笑みがこぼれる。
 自分に正直に生きること。愛する雅彦に教わったこと。
 雅彦、大好きだよ。
 久しぶりにあなたが欲しくてたまらないよ。

 早くあなたの味が知りたい。

【終わり】

長くてスマソ。投稿、しばらく控えます。よろしくお願いします。
841(1/3):04/07/10 00:45
 俺は死んだ。


疑問はなかった。ただ一筋の揺らぎもなく、穏やかな無、その完全だけを感じ取っていた。
生ける者達の、その何者も得ることの叶わない答えがここにある。
不安ではなく、孤独ではなく、安らぎだった。
俺は明くることのない無限へと溶け入るべく、浮き上がる言葉の数々を掻き消した。





――俺は、何だ?


のっぺりとした無限の白紙に、唐突に黒い何かが浮かび上がる。
それは一握の疑問だった。
俺は死んだ。もはや、最初から存在していたのかどうか、それすらも問題ではない自分。
その消滅に対する、理解が存在する。それも、この無限の無の裡に。
際限なき澱みの中に霧散し始めていた俺の意識が、再び寄り固まり始める。
俺は――いつ、死んだ?


おもむろに視界が開ける。そこに映し出されたのは、ただ青一色だった。
その一面の端から、異なる色が現れ、視界に入り込んでくる。それは徐々に青を浸食し始め――
視界の半分を埋める頃、俺はその色が、果てなく広がる草原の緑であることを思い出した。
続いて、何かが激しく風にはためく音が耳に飛び込んできた。それは途切れる様子がない。
俺は視界を巡らせた。すると、草原と青を隔てる直線はコンパスの針のように、回転したり、傾いては戻ったりとその安定を欠いた。
俺は吸い込まれるような青に目を向けた。青…… 青い、空――
842(2/3):04/07/10 00:47
俺は思い出した。それが、その眩むほどに鮮やかな光景が、自らの絶対的な死を意味することを。
俺は、その青に向かって、吸い込まれてはいない。
風が、耳朶をなじり、狂おしい爆音を響かせる風が止まない。
俺は考えていた。あらゆる思考だけが唯一許された足掻きだった。
何度も、何度も身をよぎり反芻されるその刻は、なかなかやってこない。
絶望と恐怖を巡らせ続けるうち、俺の耳から爆音が遠ざかっていた。やがて、自らの置かれた運命さえ失念したまま、俺の
思考だけが回転し続けた。そして――

俺の意識は今、無と共にあった。



俺は、……
失われたはずの俺の自我が、自らの死を、見つめはじめた。
843(3/3):04/07/10 00:47
俺は、永遠に失われた可能性を、その数々を想った。
そして、他愛も無い目標の一つ一つに別れを告げていった。
ただその日を生きるための理由、おぼろげな未来像。
その役割は、今、潰えた。

路の終着点。振り返れば、追憶だけが佇んでいる。
行く先へは繋がらない、完結してしまったその流れ。仄めく幻灯は音も無く、俺の裡を漂った。
俺は悲しみを覚えた。それは、こみ上げる物の無い、静かな哀情だった。
真っ白い無限で、俺の自我は泣き叫んでいるような気がした。そして、それは終わることがなかった。



どれ程の時が流れたのか。いや、ここには何物も流れる事はないはずだった。これほどにむせぶ俺の涙さえ流れることはない。

俺はある想像をした。俺は、病室の寝台の上に横たわっていた。
奇跡的に一命を取り留めた俺は、しかし、その全ての感覚を失っていた。
誰の声も聞くことはない。どのような色の空も見上げることはない。どんな風を感じることもない。
ただそこに存在している自分。俺は……ただ、自分にさえ悟られることのない涙を流し続けている。

傍らで、誰かがうなだれたまま、静かに頷く。その重々しい動作は、深々と一礼をするようにも見える。
すると、それを見届けた何者かは、神妙に頷き返し、おもむろに、俺の傍らに添えられた、無機質な箱に手を伸ばす。
それが――俺を永らえさせている。俺は願う。存在するという苦しみ、その無限の終わりを。

細く長い指先が、そっと箱に触れる、その直後――


――闇。
>>前 ◆A4xxz5IVJ
批評文を書いたが、あなたが怒るのは目に見えているので消した。
だが、一文だけ書いておこう。
「小学二年生あたりであればなんとか許せる文章だろう」
☆の人がこんなものにまで批評しようとする優しい人でよかったな。
845☆の人:04/07/10 01:03
>>789
読むのに時間がかかってしまいました。
向こうに感想を書こうと思っていたのですが……書けなくなってますね。
ストーリー:★★★  主題の深さ:★★
作品のムード:★★  文章表現:★★
文章技術: ★★★    総合評価:★★

【感想】
まず個人的に一言。
テキスト貼っただけの状態だけでしか、閲覧することができないWeb小説投稿サイトに
載せると確実に損をします。お経の教典のほうがまだ読みやすいですよ。

ストーリーは、おまけ評価も加えての★3で、主題の深さは★2つ。
とりたてて悪くはないのですが、作品からは素直な印象を受けたせいでしょうか、
つるんとしているお話に感じました。
少しはざらざらさせないと、読み手の心と記憶にはひっかからないですよ。
意図してざらつかせるよりはマシとは思いますがね。
それと、全体的に走り過ぎています。1シーンを大事に。
ムードは★2つ。
前作を読んでないからかもしれませんが、キャラクターの色が薄い気がします。
俺は作品世界を感じきることなく終わってしまいました。
(やっぱり、前作読まなきゃ評価したら駄目ですか?)
文章表現は厳しく★2つです。ごめんなさい、セリフを読んでもわくわくしないんです。
俺が年齢を重ねているからなのかなあ。でも、それだけじゃないと思いたい。
文章技術は、普通に書けているので★3つ。あのサイトじゃまともな評価しにくいのでおまけの採点です。
あとは段落に気をつかってください。読み難さに輪をかけてますから。
総合評価は厳しく★2つとなりました。
セリフでキャラの色を濃密にしてください。それだけで良くなる作品だと思います。
846前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/10 01:07
>>830>>844
わかりました
設定を教えてあげます。

マミ    : 小学五年生
タロウ  : マミと同クラスの男の子
父    : 殆ど家に帰らない
母    : 流行最先端の母親

タイトルもつけます。
『素敵な世界』


解説
作者は通勤途中見かける小学生が、
昔と比べ随分とオシャレになっている事に胸を痛めた。
作者さえまだ上手く説明出来ない思いを胸に書き上げた作品である。
847805−806:04/07/10 01:17
遅レスですがお礼を
>>817様 >>818
ハッキリ不味い点を指摘をしてくださって、ありがとうございました。
おぼろげながら程度ですが、今のままの文章ではいけないことが判りました。
頑張って小学校高学年程度の文章が書けるよう精進しますので
その時はまたお願いします。
>>843
難しい単語を使いこなせていないという印象。
「思考が回転する」「追憶が佇む」など大仰な表現に中身が伴っていない。肩肘張らず、簡素な語句を使って、同じ話を書いてみては。
イメージを伝えようとせず、読み手が感情移入できるように。そういう言い回しを全く使うなというのではなく、物語をエピソードで伝えてみよう。
あと、殆どの作品に言えるが、文頭はスペース。
>>846
何もわかっていないではないか。そんなものは何の役にも立たない。
市販されている小説の空白部分に、
そういった説明を付加しているものがあるなら教えてくれ。
あとから何を言っても無駄だ、もはや程度は知れてしまった。

おこがましいにも程がある。
技術はほとんどなし。描写ゼロ、技術ゼロ、現実的・心理的説明ゼロ、
時間の推移に異常(とてもテクニックと呼べるしろものではない)、
展開が唐突の極み、会話文における人物の交錯、異質な統一性。
また、設定が読み取れないのは致命的だ。
説明できない思いを書きあげた? 書きあげていないではないか。
あんなものはメモ帳やノートだけに書いておけばいいのだ。
そして毎日毎日ながめて、好きなだけ口元を緩ませていろ。
ラバのような顔をしながら己に溺れ、あなたひとりだけで見ていればいい。

マミは、マミは、マミは……
……助けてくれだ。
興味があるとすれば、なぜカタカナを多用したのか。その点についてだけは知りたい。
>>849、深追いしないほうがいいよ
851☆の人:04/07/10 01:40
>>前◆A4xxz5IVJ.
ストーリー:★   主題の深さ:★★★
作品のムード:★★  文章表現:★
文章技術: ★     総合評価:★★

【感想】
俺が熊谷市内に住んでいたら、主題の深さを除いた全てに★1つけてます。
酷評スレですが、今後のスレの展開を考えて好意的に解釈しておきます。
ストーリーは★1。
ラブレター、セックス、出産。以上。
主題の深さは★3。
タロウくんがおろせって言ったから。
俺がタロウくんならおろせって言わない。
ムードですが……★2あげます。
個人的にマミって名前が良かったので。
文章表現と技術は★1。
★1を狙ってやってるとしか思えない。紙だったら容赦なく破り捨てます。
総合評価は主題の深さが平均点を引き上げた結果、★2になりました。

でも、次からは★1が2個つくようなのは評価しないことにします。
こんなのを真面目に評価する時間がもったいないし。
852☆の人:04/07/10 01:43
>>847
句読点だけはしっかりと。
それだけで印象は大幅に変わりますから。

そろそろ寝ます。
時間があれば、また明日酷評させていただきます。
853659:04/07/10 01:56
ありがとうございました。
いろいろ気付けないところを指摘してもらって、とても助かりました。
>841-843

ちょっと、言葉に凝りすぎて空回りしてるな。
間をおくために無闇に行を空けてみたり、「― 」や「…」を多用するのも品がない。
語彙をひねってひりだした文章だということは分かるし、漏れはどちらかと言えば
大仰なのが好きなのでわりと面白く読んだが、虚飾を廃してみてどれほどのものが
残る文章かというと疑問だね。
悪く言えば雰囲気だけで、ほとんど何も残らないんじゃないか?

これは見方を変えれば、まだまだデコレーションが半端なんだとも言える。
「無限」とただ書くことで無限を表現することはできないし、「吸い込まれるような青」と
君が描いた空にしても、とてもそんな奥行きは感じられなかった。
不安を掻き立てる浮遊感も落下感も上昇感もない。

あとね、安易に何度も「無」を持ち出してくるのがどうにも子供っぽい。
三行だか四行だか空行が並んでるだけで、そんなの無でもなんでもないし。
言葉や言い回しに凝るのはいいんだけど、単語だけに頼りすぎだよ。
この言い回しのままで描写ができれば堂に入った過剰さになってくると思う。
>832-840

漏れはグロ大好きなので、この文章には強い不満を感じる。
鶏ガラのくだりで、久々にグロキター?とぬか喜びしてしまった。
肉を刻む描写とか妙に手になじむ手袋とか脳で皮をなめすとか、
せっかく材料がたっぷりあるんだからいろいろやりようがあるだろうに。
お題で狂気を標榜しておきながら、男の肉を賞味する描写がないのも萎える。

や、つい冷静さを失ってしまった。
冒頭>832の部分だけを読むとギャグかと思う。めろめろはないよ、めろめろは。
「はい、結婚します。」ここも、三行先の二メートル半と合わせて笑うところっぽい。
というか>833も全部笑いを取りに行ってるよね。しかし>839の後半から>840では
まったく笑いの引いた展開だ。愛人をテーブルに引っ張ってきて面白おかしく
人肉料理を振舞うくらいの狂いっぷりにしたらどうかな、いっそ。
   B級SF調思春期小説「愛欲」からの一部抜粋


 もみ合った末、自分の作品の批評を音読させられた。
「表題作の『全然お話にもなんにもならない程不幸』は、文体で読者にすがりつき、
一読を恵んでもらう、確かに著者本人だと思われる主人公が、核弾頭にしか欲情しな
い、小柄な孝行娘のヒロインを、厳粛に尊敬しつつ欲情し、そのヒロインと不自然な
動作をしたい、深刻で、何か嫌な衝動を、小説に書き、誰もがそれを、一字九拝して
読むという筋の物語である。主人公の天使のしっぽと、際物のヒロインとの、度胆を
抜く孤独の場面の後、色々あって、しめしめと思わずほくそ笑みながら『ケケ、得し
た』と、主人公は死んでいく。この作品は、全体としてはなかなかよくまとまってい
る。よしよし、その調子その調子」
 深呼吸をして、不思議な涙が出てくるのを抑えていると
857☆の人:04/07/10 07:34
>>832-840
ストーリー:★★   主題の深さ:★★
作品のムード:★★  文章表現:★★
文章技術: ★★★   総合評価:★★

【感想】
ストーリーは★2にしときます。俺はこういう物語が好きだ! と思ったのは@を読んだ直後。
@だけなら、俺の採点だとすべて★3以上です。
ただ、A以降を読むに従って、作品中の何かが衰えて見えていくのは残念です。
Gは幾らかましですが、@が一番良く書けている作品は問題ですよ。
主題の深さも★2で。愛=狂気=カニバルで終わらせるのは勘弁してください。
「愛」と「狂気」という力のあるテーマに振り回されて、どちらも描けてないような状態かと思います。
カニバルにするのなら、食す必然性が欲しい。料理名人ならしっかり料理をしてグロにしても良いですし、
愛の結晶であるお腹の赤ちゃんの為にしちゃっても良いでしょう。
ムードですが、これも★2とします。私も雅彦も性格と行動が中途半端。
それに、私と愛人の会話が作られ過ぎです。もっと大胆に登場人物を動かして。
文章表現も★2つ。ひっかかる場所がいくつもあります。
これって前に投稿したのより若い時に書いたでしょ? 違うかな。
セックスを書くことに照れがあるのかなあ。とにかく「私」の演技は色気がなさすぎます。萎えました。
文章技術は★3で良いと思います。
大きく目立つような問題はないことから及第点をあげれます。常に手を抜かずに書いてください。
以上の結果から、総合評価は★2つになりました。悔しいなあ。

俺にとっては大勢の人の前でセックスをするよりも、本気で書いた作品をネットに公開するという行為のほうが恥ずかしいです。
若いときに両方とも経験したことがありますが、ネットに作品全体を投稿する気にはなれません。
でもね、このスレに本気で書いてない文章を投稿して批評をもらったとしてもつまらないと思ってる。
作品のどこかに「これが俺の本気じゃないから」って気持ちを含ませないで欲しいなあ。
抜粋でいいから本気で書いたのを読みたいです。
858名無し物書き@推敲中?:04/07/10 08:08
>>805-806
もっと整理、吟味して、自分なりに消化すれば、面白いものに発展しそうな芽は感じさせるが、
推敲不足というよりも、推敲以前の問題がある。

見知らぬ場所に寝ていた主人公は、目覚めると、
まずは、
陽の光がまぶしくて、暖かいという状態を感じ、
やがて、
海鳴りが聞こえ「おかしい」
そして
「ここってどこよ?」
掘建て小屋にいることに驚愕する、という一連の流れが、
脈絡もなく繋ぎ合わせられている。
(主人公が自分の置かれている状況に気づく前に、
「海鳴り」、「掘建て小屋」という言葉で先に説明されてしまっている。)

いろいろな箇所で指摘するところはあるのだが、
それは置いておく。
よくあるパターンだが、冒頭のアイデアとしては面白い。
この先どう展開するかというのが難しいわけだが、
ただ、こういう文章では次を読んでみたくなる以前に、読者は躓いてしまうし、
内容も陳腐なものになるに違いない、と予想してしまうのだ。

イメージを文章化する以前に、未消化のまま投げ出されている部分が多すぎる。
(次をどう展開させていくのか、ということに限って言えば、興味がないわけではない。
つまらない辻褄合わせなら読みたくないが。もし読んだのなら、もう一度カフカなどを精読することを勧める)
859☆の人:04/07/10 08:49
>>841-843
ストーリー:★★★   主題の深さ:★★★
作品のムード:★★★  文章表現:★★★★
文章技術: ★★★★   総合評価:★★★

【感想】
ストーリーは★3つ。蘇生もの、もしくは転生ものとして読みました。
流れも悪くないですし良く書けてます。前半部分が俺にとっては高評価でした。
主題の深さも★3でいいかな。
俺は死後の世界や霊的エネルギーみたいなのを認めていない人間なので、
正直言うと突っ込みにくいのですが、そんな俺でも読み解きやすかったです。
ムードは★3つにしておきます。作品の前半は★4、後半は★2です。
後半の雰囲気よりも前半〜中盤の方が、力が入っているように思えました。
蘇るまでのプロセスは丁寧なのに、蘇生の瞬間が雑然としている……これはこれでいいのかなあ。
俺は1度だけ幽体離脱のような経験をしたことあるのですが、(寝ぼけていたと解釈してます)
身体に戻った瞬間は一瞬だったせいか、妙に気になってしまいました。
文章については合格点の★4で。まだ磨く余地はありだと思いますので、頑張ってください。
個人的には、後半を手直しして欲しい。特に「涙」は使って欲しくないなあ。泣かせなくても書ける実力ありますよ。
あんまり難癖つけると嫉妬と思われるので、このへんで許してください。
総合評価は★3つになりました。それでも、かなり高水準ではないでしょうか。
書店に並ぶ作品の導入部であるとするなら、あと数ページは読み進めたい気持ちになりました。
買うかどうかは、それ以降にかかってます。
860841-843:04/07/10 09:26
>>848 >>854 >>859

酷評感謝します。
どうにも、正直な評価を貰う機会が無くこの場にやってきました。
しかし手持ちが無い・・・ということでネタもないのに直接つづることに(案の定長過ぎでエラーが出ましたが
やはり誤魔化せない、表現をいくら模造しても、話の本体が空っぽということですね。
思考した、ってどんな事を考えていたのか、追憶、ってどんな想い出があったのか。
どういう空や草原で、どんな格好で落ちていったのか、どういう服がどう煽られたか、手足を動かさなかったのか、とか・・・
無だとか涙に置き換える言葉も探すべきですね。

「面白いと思う」「興味深い」等の、漠然とした感想ばかりもらっていたので、酷評頂けてとても参考になりました。
また今度、しっかり話の種を持ってやってこようと思います。


蛇足・・・筆者が補足説明なんて文章力の無さを認めるようなものですが、
蘇生の瞬間というものは無いつもりで書いてあります
病室はあくまで「俺」の想像であり、それが実際かどうかは定かではないといった感じです
ただ、死んだ筈なのに意識が終わらない、実は、全身マヒで寝ているだけじゃないのかと。
で、想像か実際か、延命措置を切られた瞬間・・・ 本当蛇足ですね、失礼
861☆の人:04/07/10 10:11
>>860
あなたは言葉を知ってる人だと感じたので、ああいった評価になりました。
これから中身を埋めることができる実力があると思います。
別の話も読みたいです。機会があったら読ませて欲しい。

>蘇生の瞬間というものは無いつもりで書いてあります
>病室はあくまで「俺」の想像であり、それが実際かどうかは定かではないといった感じです
>ただ、死んだ筈なのに意識が終わらない、実は、全身マヒで寝ているだけじゃないのかと。
>で、想像か実際か、延命措置を切られた瞬間……
俺が体験として知っている「病室」とはだいぶ違っていたので、ひっかかったのかも知れません。
俺は死なない病気で入院していたことがあるのですが、
隣のベッドの人は症状が急変して病院内で亡くなりました。
結構でかい病院だったので、ICUとか癌病棟もあったので見せてもらったこともあります。
重い病気の人はみんな、生きるために戦ってましたよ。
口では「もう俺なんか死んでもいいんだよ」って言ったりしますけど。
青い空を見たい、風を感じたい、地面に触れたい。
それ以上に、彼等は生きることを求めていた気がします。
「死にたくない」「生き返りたい」よりも「生きたい」の方がパワーがあって当然です。
だから何? って感じられるかも知れませんが、人間ってそんなもんじゃないかな、と。
ほとんど、独り言なので適当に聞き流して下さいませ。
では、出かけるので失礼します。
862名無し物書き@推敲中?:04/07/10 11:29
わたしは荒廃した「酔い」を、湿気を孕んだ絶望を、震災以来、夢を見るようにはじめて感じた。
するとその拍子に独特の紫色の胞子が弓なりにわたしの後ろに現れた。
丁度、不滅の本質的実体を支えている社会の推移に生起し変化するあの崩れた壁の文字に移すことはできない煉瓦現実の関係だった。
「仏説とはドラッグ」それはマザテカ賢女に転身して言葉を放った。
わたしは思わず足をゆるめ、意識変容や実践体文字暗記したものの幻覚を実際に体験する願望を内在原理に説明した。
「無作為な悟りは部派仏教の独り語。析色入空観。わたしは同じ用件の為にオーストラリアで生きるを喪失空を鳴らした。
わたしは汽車に乗り遅れぬ為にキノコを使った儀式に参加した。アヤワスカなどの聖なる子供達と思想の深さで勝負した。
発展的産物上の根本的真髄を見出だし、一時僧籍剥、ブラフマン(梵)としてのアートマン(我)を感じながら
「経典編集会議」「数説服部天遊」思考方法が発生への帰入を強調、真理はそれぞれ独立、表現は時代・・・
小乗キノコはタバコ」無願!セクトをこえて話しあえ!マザテカ、グラー、実在しない数種のカエルも前へ歩み寄った。
「ビール、コーヒー、お茶、砂糖、(※ 人見て法説け・方便品?)この辺の常用するが・・・」機根に応じて説法、理解能力、選択宗教、結晶仏教も。
すると突然聞えたのは「一陣の風のわたしを送るの・・・」現在の形は水色屋根。
「無無我!力仏教インディアンは実存せず、実存せず、実存せず、実存せず!」のみならず微笑の浮んだのを感じた。
「メキシコ!」幻覚性キノコに目を注いだ。思考現象学的態度出来るだけ足を・・・
この変化器に盛られた不思議なキノコを観察。
863点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 11:43
カッコイイぜ、点数の人の中の人
865789:04/07/10 12:44
>845
読みにくいところ真剣に読んでくださり、酷評ありがとうございました。
キャラクターの色は、確かに薄いと思います(前作もそれはいっしょ)。
よく見直すと、表に出ているのはありがちな人物像ばかりですし。
もう少し個々人の葛藤などを露呈しようと思います。
その他、ご指摘の部分、見直してみます。

あと、どうやらまたり文庫って評判が微妙なのかな?
とりあえず感想追加不可の処置は、私が投稿規定に違反したためだと思うのですが…
ちょっと調べて、次回また考えてみます。
8661/6:04/07/10 13:28
 朝の緩やかな時間、ようやく使用が許されるようになったシャワー室で身繕いをしてい
た彼女は、流れ込む赤い疏流を排水口に発見して激しい動揺に襲われた。驚くまでもない、
それはごく日常的で、彼女のような回復過程の病者にとってはむしろ歓迎するべき現象で
ある。ところが彼女はと言えば、その瞬間までそんなことが自分の身に起こると想定だに
していなかったのだ。慌ててシャワーを出て躰を拭き、看護婦に用立てて貰って処置を済
ませてからも、鼻腔には生臭い経血の匂いが鮮烈に残り続けた。重くて鈍い腹痛が始まり
かけていた。つい昨日までは全周に向けて開け放たれていた窓が、突然閉ざされたのだと
彼女は思った。
 外では雨が降っている。午後から天気は大荒れに荒れるのだという。覚醒からちょうど
十日目のその日、彼女の病室を巡察にきたのは見慣れない男の医師だった。
「あ…、おはようございます。今日は結城先生じゃないんですね」
 彼女は身を起こそうとするが、そのままでと男に制される。男の声は低く背は高く、痩
せていて頬から顎が削り取ったように鋭い。髪がまだらに白いので中年から壮年にかかる
辺りと見える。
「こうしてお目にかかるのは初めてですね。中村です。執刀医としてあなたの手術を行い
ました。あなたの主治医でもあります。結城に任せている部分が多いのはこちらの人手の
都合でして、あなたには申し訳ないのですが。これからもなかなか回診の時間は取れない
でしょう。折角ですから、病状に関する質問などをお持ちなら遠慮なくどうぞ。幾らかは
詳しく説明して差し上げられる筈です」
 男は方便めいた笑顔のようなものを顔面上に造り出したが、彼女は身を硬くした。その
口調に女医を軽視する気配が感じられたということもある。しかしなによりも彼女を反発
させたのはその視線だった。それは得体の知れない冷徹と情熱の合いの子めいた好奇の視
線であり、執拗に彼女の躰を撫でまわしている。
8672/6:04/07/10 13:29
 この医師の患者として支配下に置かれるという、いわば突然の災厄を彼女は苦く噛み締
めなければならなかった。男の振舞いは女医のように優しくはなく、聴診器の圧迫が胸郭
に残って痛い。触診も手荒かった。熟練した職人が工芸品の仕上がりを吟味するのと同じ
所作で、躰の窪みや膨らみをまんべんなく押していく。触診がお腹のへそから下や胸の手
術創近くに及ぶと、彼女は痛みのあまり思わず息を詰まらせた。それでも男の手技は有無
を言わせず、加減をするでもない。
 やがて満足がゆくまで蹂躙を終えた男は、聴診器を外して言った。
「なるほど、経過は順調のようです。今日は一階で精密検査を行いますので」
 精密な検査、男が口にするとその言葉だけで嫌な響きだった。日も悪い。生理が来てい
るときに検査なんてしなくてもと思う。とはいえ、医師と患者の関係性に縛られた彼女に
は撥ねつける術もない。彼女は耳まで赤くしながら上衣の前を合わせ、毛布を躰の方へと
たぐり寄せる。
「心配しなくとも結構ですよ。処置は一切看護師が行います。結城でなければ相談できな
いこともあるでしょう。午後の回診は彼女が来ます。うちの医院でも患者さんがたのプラ
イバシーは尊重していますから、その点は勿論配慮していくつもりですよ。ただ、幾ら良
好な回復状態にあるからと言って予断は許されません。日頃の丁寧な積み重ねを怠ること
によって失うものは本当に大きい。まあ、面倒くさがらずに検査を受けてください」
 皮相の笑顔を崩すこともせず、面白くもなさそうに男は言うのだった。
 検査から戻ってきて、体調のせいもあるのだと思ったが、彼女は心乱されて終日立ち歩
く気になれなかった。当座の生理用品は看護婦がリネン室から出してくれたけれども、病
院内の売店は食品と雑誌程度しか置いておらず、いずれ自前のが必要なので仕事先の母に
電話だけは入れておく。母はまず祝福の言葉を発したあと、すっかり失念していたと言い、
叔母に頼んですぐに届けて貰うからと請け合った。
8683/6:04/07/10 13:31
 ところが叔母本人は来ず、雨のなかを自転車で飛ばしてきたのは弟だった。折悪しく降
りが激しい時分で、合羽は着てきたらしいものの大して効果もなく、頭からバケツの水を
被ったような惨状だった。拭いてやろうとしてもうるさがって手をはねのける。それでも
彼女がタオルを押しつけると自分でいい加減に髪を拭きながら、怒ったような声で、どこ
か言い訳がましく呟いた。
「叔母さんが買い出しで留守だったからさ。肝心な時に使えねーよな」
「そんな風に言っちゃだめだよ。良くして貰ってるのに…。まさかあなた、叔母さんにそ
んな態度で文句とか言ってないよね?」
 彼女が聞きとがめると、弟は心外だというように首を振る。
「言ってないって。感謝してるよ。俺、晩飯とかもほとんど叔母さんちで食ってるもん。
叔母さん、母さんよりは料理うまいからな」
 それから彼女の顔を覗き込むようにして、
「なあ香菜子、ここの飯ってうまいか? ていうか病院の飯ってすげえまずいんだろ?」
 訊かれて彼女は最前の献立を思い浮かべる。粥ではなく白飯が出た。水加減は多め。豆
腐と油揚げの味噌汁、これは熱々ではないが冷め切ってもいない。減塩梅干し。甘い海苔
の佃煮。小松菜おひたし。ひじきと大豆と人参に切干大根まで入った煮物。まず健康的だ
が、弟のような食べ盛りの男の子向けではない。
「そんなことないよ、味は悪くないよ。躰にもきっといいんだろうし」
 説明は省いて事実だけを述べた。
「ふうん。そりゃ良かったな」
 弟は落ち着きなさげに椅子を揺らしている。ふと、彼女は意地悪な質問をしてみる気に
なった。
「ねえ竜。私の料理と比べてどう? やっぱり、叔母さんのごはんの方がおいしいかな」
「叔母さんは香菜子みたいに失敗しねえもん」
「うん。それを言われると弱いけどね」
8694/6:04/07/10 13:33
 弟から視線を外し、窓に目を向ける。降雨はなおも激しさを増し、葡萄ほどの大きさの
雨粒がまっすぐ横殴りに二重硝子を叩き続けている。まるで病院ごと巨大な洗車機に突っ
込んだような有様だ。朝刊の記事によれば丁度今頃の時刻に、はるばるフィリピン沖から
やってきた台風が南の海上を原付自転車程度の速度で通過する。紛れもない台風暴風圏の
嵐である。それでも雨音や風音はこそりとも聞こえず、院内の静穏が破られることはなか
った。彼女は膝を抱いて座り直す。
「まだ帰っちゃだめだよ。小降りになってから出なさい」
「ああ、うん」
 振り返ると弟と目が合った。
「ん?」
 彼女は首を傾げて促す。
「なんか髪伸びたな」
「まあね、せっかくだから伸ばしてみようかと思って。髪長いと編み込みとか工夫できる
しね。なに、お姉ちゃんに見とれてた?」
「……んなわけあるかよ、馬鹿」
 弟はそっぽを向いて言葉を切る。それからまた向き直って、
「あのさ、俺は香菜子のへたっぴな料理で育ってるからさ。あんなのでもまあ、お袋の味
って言うのかな、舌が慣れてるんだよな」
「あんなのって…。ひどいなぁ。じゃあ、退院したら腕によりをかけてご馳走だよ。期待
して待ってなさい」
 彼女が請け負ってみせると、弟は妙に大人じみた苦笑を浮かべた。
「自分でお祝いの料理とか用意するわけか? どうなんだよそれ」
「そりゃそうだよ、外食なんてもったいないし」
 身も蓋もない返事を聞いて弟は苦笑を強める。
「けどさぁ、香菜子いつ頃退院するんだ?」
8705/6:04/07/10 13:35
「まだ分かんない。体調はいいんだけどね。色んな検査だとか経過を見るだとか、あんま
り早くには出してもらえないかもしれないの」
「そっか。大変なんだな」
 彼女自身は病気の話でも別に構わなかったのだが、弟は視線をちょっと泳がせて、
「ああ。本ばっか読んでんだな。この積み上がってるのなに?」
 手に取ったのは、大分くたびれた濃緑色の表紙の文庫本である。
「指輪物語っていうの。知ってるでしょ? 映画にもなったんだよ、ほら…、」
「いや、知らね。うげ、なんだこりゃ。こんな細かい字よく読めるな。面白いのか?」
「最初が辛いけど、慣れれば結構ね。その本は昔に出た版で字がすごく細かいんだけど、
いま本屋さんに並んでるのはもう少し読みやすい字だよ。竜も読んでみれば?」
「いーや、遠慮しとく。しかしなぁ、誰がこんなの持ってきてんだか」
「叔父さんだよ、こういうのは。漫画と難しい本は景子ちゃん」
 ここで会話が途切れてしまって、一方は床から身を起こしたまま、一方は椅子に逆向き
に跨乗したまま、窓を叩く雨の音が高気密の防壁を破って聞こえてこないか耳を済ませる
風にしていたけども、実はお互いに迷っていた。弟は薬局の包みを後生大事そうに抱えて
きていながら、それをどうしたらいいのか分からないでいるようだったし、彼女は彼女で
切り出せないでいたのだ。彼女が姉でなく妹で、弟が弟でなく兄だったら或いはさらりと
済んだかもしれないが、多少擦れた生意気口をきくことはあっても弟は所詮中学生でしか
なかった。
「ありがと、それ」
 結局彼女の方から催促することになる。
8716/6:04/07/10 13:37
「ああ、これな。そうだよな、渡さなくちゃ。なにしに来たんだか」
 もごもご口のなかで呟いている。乱暴めかして投げ渡された包みは雨なのにぽつりとも
濡らされていない。有難さの半ばした少し気まずい思いで胸に抱いた。
「買うの平気だった? お店のひとに変な目で見られたでしょう」
「中学生に訊くなよな、そんなこと。やましいことはないんだしさ、香菜子が要るってん
だから」
 思い切って茶化してみるとむっとしたような、安心したような表情で弟は応じ、途端に
屈託のなさが戻ってくる。
「景子ちゃんか誰かにお願いすれば良かったね。ごめんね、恥ずかしい思いさせて」
「あ? ……あー、いいって」
 それから随分長い時間話をしたけども雨は上がらず、看護婦を伴って女医が検診に現れ
たのを区切りに弟は帰っていった。
「あーあ、戻りもチャリだし。じゃあな香菜子」
「うん。帰ったらすぐシャワー浴びるんだよ、風邪ひいちゃうからね」
 手を振る彼女のそばで、白衣の女性たちは意味ありげに顔を見合わせている。
「どうかしました?」
「いいえ。可愛い子よね、竜一君」
「えー、そうですか? 前はかわいかったかもしれないけど。あのくらいの年の男の子っ
て声とかも変わっちゃって、なんだか急に別の生き物みたいになって。中学に上がる前ま
では私のこと、お姉ちゃんって呼んでたのに。今なんか呼び捨てですよ? ……でも、生
意気なところも含めてかわいいって言えば、そうかもしれないですね」
 自然とこんな言葉が出てくるようになったことに、彼女自身が内心驚いていた。


以上、長々とすみませんでした。各行は四十字詰めです。
モノは旧作の改稿で、序盤の抜粋になります。
取り止めもない断片になってしまいますが、酷評いただければ幸いです。
872点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 13:39
鏡の第二幕ですね?
念のため>>2に則りサイトの方へ<2ちゃんにて批評依頼中>と入れてください。
です。indexに反映しました。
>>873
誰に対するレスなのかハッキリと書け。
875873:04/07/10 14:19
>>874
873は872へのお返事です。
876点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 16:11
印象:改悪
点数:3/10
批評:とりあえず3点です。旧稿ならそれ以上ですが、投稿された文章に限って評価するなら3点です。
 理由は至って明解、この文章が改悪されているからです。どうして改悪なのだと言いますと、それは各修正点における修正が極めて表面的なところに留まっている上、旧稿に見られた作者の意図を無視しているからです。
 いくつか例を挙げてみましょう。

1、「激しい動揺に襲われた。驚くまでもない」
2、「男の声は低く背は高く」
3、「冷徹と情熱の合いの子めいた」
4、「熟練した職人が」

 1は明らかですよね。旧稿では「〜襲われた。無論落ち着いて考えてみれば〜」と動揺についてきちんと書かれています。
しかし、改稿では「動揺に襲われた。驚くまでもない」って驚いたのに驚くまでもないの!? と思わず突っ込みたくなるような構造になっています。
 ここで既に1〜4に一貫して見られる改悪の共通点が見られます。それはとって付けたような修正であること。
 2は旧稿で「制する。背は高く」となっていた文で、つまり2での修正は単に文頭へ「男の声は低く」と付けたに過ぎないのです。
声について説明するのが悪いとは言いませんが、せめて「制される。低い声だった。男の背は高く〜」という感じで自然に組み込んだ方がいい。
 3は少し別パターンの改悪です。「なにか冷やかでありながらも熱っぽい好奇のような成分」が修正元と思われる文ですが、冷ややかと冷徹、熱っぽいと情熱はもう全く別の意味を持つ言葉です。(続く)
877点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 16:12
意味を補強したかったのでしょうか?それなら修正が足りません。
読者の中に作られる人物評というのは、彼に関わる文章全てから少しずつ作られます。
この部分では香菜子に対する男の視線が彼の印象を総括しており、旧稿の前文ではそれがうまくいっていたのですけれども、改稿では特に印象に残るような出来事もなく、前文との温度差が広がってしまったのです。
このまま視線だけで印象を表現するのも良いですけれども、一番楽なやり方は前文で彼の視線を印象づける何かを書き加える事でしょうね。
 4も似たようなものです。意味の不一致。痛く、手荒い触診なのに熟練した職人の所作を喩えにもってくるとは理解に苦しみます。普通、繊細なものを想像します。
 恐らく作者さんもどこをどう修正していいのか分からないのではないでしょうか? 小説の書き方は分かっている、でもここから先、どう良くしていけばいいのか分からない……そんな状況なのだと、勝手ながら想像しています。
 私に出来るアドバイスはただ一つ、勉強する事です。
大学で学ぶのが望ましいですが、独学ならば大学教授(作家は次点)の出している「日本語」関係の本を買いましょう。
出来れば数冊。本屋で読み比べながらじっくり選びましょう。
 以前書きましたが、努力しようと闇雲に走っては損をします。まずどんな努力をするべきか知る事が先決であり、勉強を積めばそれが分かるはずです。
 頑張って下さい。
878名無し物書き@推敲中?:04/07/10 16:31
前 ◆A4xxz5IVJ. アホ過ぎてワロタ
あんなんで良く笑えるね。。。
880866-871:04/07/10 16:41
>>886-887
酷評ありがとうございます。
取って付けたような修正が多いというのは、まったくご指摘の通りでした。

>1、「激しい動揺に襲われた。驚くまでもない」
これは次の文の「ところが彼女が…」とつなげて、「本来ならば驚くまでもないが」という
表現のつもりで書いた部分でした。なるほどそう読まれてしまいますね。練り直します。
2、3については返す言葉もないところです。
>4、「熟練した職人が」
これは自分の職人観のひとつとして、疑いや迷いのない手技を能率をもってこなしていく人というのがあり、
そういう人は傍からすると一見乱暴にも取れる振る舞いをする、というのが前提にありました。
…いや、そうならそうと書くべきですね。書き込みの不足でした。

自分はどういった言葉を学んでいくかということにとても悩んでいて、最近では
古い作家の作品を読んでいます。しかし手元に反映できているわけでもなく、
どうしたものかなと思っていました。
アカデミックな日本語の本には手を出していないので、漁ってみます。
881866-871:04/07/10 16:46
すみません、上は>>876-877の「点数の人」氏あてです。
☆の人に質問。
前 の作品に対して主題の深さで★三つあげてるのはなぜ?
妊娠とか堕胎っていうテーマが重いってことかな。だったらヘビーな話を書けばそれだけで★三つはもらえるわけでしょ。正直そういうのに意味あると思えないんだけどどうなのか。主題の深さは外してもよくない?
少女小説書き志願者です。
いきなり始まりいきなり終わっててすみません、よろしくお願いします。

 教室の、ぴったりと閉ざされた扉ごしにきいた話にあぜんとし、
雨風の中へとかけだしたのが八時半すぎ。それから十分間、ふらつくような足取りで
校庭を歩きまわって最後に校舎裏に辿りついた。 
「ふう……」
 かたい壁に背をあずけていると、かん高い笑い声がよみがえりそうになる。
 加奈はゆっくり首を折った。耳の奥で、頭痛に似た痛みが悲鳴をあげている。
「寒いなあ」
 自分はこんなに傷つきやすかったのか。
 うすく笑うと、胸の中に張った糸がきれてしまいそうになる。
 制服が濡れるのと同じ速さで、心の深いところがうつむいていった。
「本当に、寒い」
 ぽつぽつと、脳裏に染みをつくる冷たい雨が、早くやめばいいのにと加奈は考えた。
 考えたふりをした。
884☆の人:04/07/10 17:35
>>882
評価する価値がないなって思った場合はスルーするようにします。
主題の深さについても、外す時は外します。
偉そうに酷評する側として自覚がありませんでした。すいません、今後気をつけます。

けれど、俺なんかの良い評価が欲しくて書くのは絶対にやめた方が良いです。
時間と労力の無駄です。俺が★5つけたからってプロにはなれません。
紹介もできません。頑張っても応援するぐらいかな。

個人的には「おろせ」って言える男の子っていいとは思います。
しっかり語れているのが条件ですが。語られてないのに★3つは甘過ぎでした。
でも、若いときって言っちゃうんだよね。それが理由で振られたりするんだよね。しみじみ。
>>753
遅レスだけど、推敲どころかてにをはすら満足に整っていない文章をここに載せて、それでいったいどこを酷評してもらいたかったの?ケンカ売ってるわけじゃなく、純粋にわからん。
ネタについても適当みたいなことをいうし、推敲不足を指摘されればろくに見直してないからとかいうし。どうしてほしいのか。
お互いにとって時間の無駄だろ。さっさと本気作書いて応募しろ。
886点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 19:18
>>883
 点数略。少女小説は専門外なので。
 まず小説の共通事項から指摘しますと、冒頭の文には主語がなく、一人称かと思えばそうでもない。
 「加奈は〜」という文がありますと混乱します。一人称か三人称かハッキリ示して下さい。
 少女小説は一人称を用いる傾向が強いですね。
 主人公の内面を描くことで、読者の共感を得られやすいからでしょうか?
 「首を折った」「頭痛に似た痛みが悲鳴を」「心の深いところがうつむいていった」がどうおかしいかは分かりますね?
 折ったでは外傷を連想し、痛みが悲鳴は意味が通らない。
 深いところがうつむいて、も意味が分かりません。
 対象年齢にもよりますけど、凝った表現より分かりやすさを。
 子供向け小説の基本は漢字を少なく、文章表現は分かりやすいものを選ぶことです。
 あと、段落を増やして読みやすくされるのもアリですね。
 今回の私みたいに。
887:04/07/10 19:20
季節ハズレ&相変わらずの幼稚な文で申し訳ないですが、酷評お願いします。
888:04/07/10 19:21
 終わったな。
「三年間か」
 終わってみれば、あっという間だったような気もする。
 夕暮れの教室。今は俺一人。
 窓を開けた。この教室は三階なので風が気持ち良い。
 下のグラウンドを見た。いつもは部活の連中であふれかえっているのに、今は誰一人居ない。静かだ。
「ふう」
 −−その時、突然教室の扉が開いた。
「なんだ、お前。まだ帰ってなかったのか」
 振り返って誰か確認した。
 担任のよっちゃんだった。本名は吉田。イカのおやつみたいなあだ名に似合わず、三年間なかなかの熱血教師ぶりを発揮してくれた。
「よっちゃんこそ何してんだよ」
「ばかやろぉ、俺は卒業してすぐの暇なお前達と違って忙しいんだよ」
「ふーん」
 俺は気の無い返事をして、またグラウンドを見た。「何見てんだ?」
 よっちゃんがこっちに近づいて話し掛けてきた。
「静かだな〜と思ってさ」「そりゃ当たり前だろ。みんな帰ってんだからさ。つ〜か、お前も早く帰れよ」 馬鹿にしたような雰囲気で言われた。ちっ、せっかく感傷的な気分に浸ってたのに。無神経な奴め。よし、ひと芝居うってやれ。
 俺は軽くよっちゃんを睨んだ。
889:04/07/10 19:21
「なんだよ、もう会えなくなるかもしれないってのに寂しくないのかよ」
 俺は元気が無いような振りをして言った。
「あ? 何言ってんだよ、馬鹿かお前は。会いたくなったら会いにくりゃいいじゃねぇか」
 くっ、動じないな。これならどうだっ。
「俺、県外に就職だからさ。そう簡単に帰って来れないし」
 芝居にちょっと泣きそうな振りも混ぜた。完璧だ。実は俺、役者が向いてたのかも知れねぇ。
「馬鹿かお前は。一年に何回俺と会うつもりなんだ。俺はおまえとなんざ、一年に一回でも嫌だぞ」
 あ、そこまで言われるとなんか傷付く。
 俺は鼻で笑い窓の外を見た。
「それは俺のセリフだよ」
「何だ。もう芝居は止めたのか」
 ちっ、バレてたか。でもまあ、県外に就職って所は本当だったが。
「まあ、芝居はともかく、たまにはこいつに会いにやって来てくれよ」
 そう言いながら、よっちゃんは天井を指差した。
「...天井?」
「お約束のボケをするな!」
 言いながら、頭をはたかれた。
「痛って〜なぁ」
「面白くない事を言うからだ」
「じゃあ何なんだよ」
 俺的にはボケじゃ無かったんだが。
890:04/07/10 19:22
「学校だよ、学校」
「学校? 何なんだよ。学校に会いに来るって」
「そのまんまの意味だよ、こいつが一番お前らの卒業を喜んでるし寂しがってんだからさ」
「ふ〜ん」
 そういう考えかたもありか。
「まぁ、それは良いとしてさっさ帰れ、校門の所まで見送ってやるからさ」
−−よっちゃんはそう言い俺を強制連行した。まあ、積もる話もあったから歩く速度はいつもよりゆっくりだったが。−−だが、よっちゃんは校舎の入口の所で立ち止まった。
「なんだよ、校門の所まで来てくれるんじゃねぇのかよ」
「やっぱ俺の役目はここまでだ。後はてめぇの力で生きろ」
「...ケチ」
 そういう会話があった後、俺は一人で歩きだした。
−−校庭の中頃まで着た時、突然、よっちゃんの大声が響いた−−
「回れぇ右ぃ!」
 集団行動の授業で何回もやらされたやつだ。自然に体が動いてしまう。俺は右足を少し下げ、かかとで回り、右足を戻した。我ながら完璧だ。
「気をつけぇっ!」
 足を閉じ、脇を締め指を真っ直ぐに伸ばした。
「礼っ!」
 相変わらず、よっちゃんはやる事がくさい。まあ、俺もこうい通例行事は嫌いじゃ無かったりするが。
891:04/07/10 19:25
「ありがとうございましたっ」
 綺麗に斜め45度で頭を下げた。
「声が小さいっ! もう一度っ!」
 あれ? なんか熱いものが込み上げて来たような気がする。やばいマジで泣きそうだ。
「ありがとう...ございましたぁっ!!」
 心の底から全力で叫んだ。
「以上、解散!」
『おめでとう』
 何かが校舎の方から聞こえて来た気がしたが、こっちはそれどころじゃない。本気で泣くなんて考えもしなかった。
 とりあえずよっちゃんに感づかれないように校門の方へ全力で走った。
「ふう」
 疲れたので校門の所で一息着いた。
「まあ、たまには会いに来ようかな。よっちゃんにじゃなくて、学校にだけど」 何となく呟いてみたけど、なんか負け惜しみみたいだな。
俺は>>753に対する印象を好転させることは不可能だと思った。
あのような態度を平気で続けられる人間が生きていける世界ではない。
本気作とやらも度が知れる。どうせ何を言おうと無駄であろう。
893:04/07/10 19:33
投稿者の言い訳は珍しいことじゃあないだろうが。
そんなことをいちいち蒸し返している、お前らの方が


却って馬鹿に見える。
お前ら?
895885:04/07/10 19:45
>>893
おれもかな。
でも蒸し返したくなる気持ちもわからないかな。
☆の人とかもいってるけどさ、酷評する側だってそれなりに時間割いて読んでるわけだよ。そこに753のようなやつがあらわれて今までのようなやりとりを行って。
そういうのってバカらしく思えたりしない?他のきちんと推敲して投稿してくれた人まで同列にみられる危険性だってあるわけじゃん。
おれはその態度が失礼すぎると思ったから遅レスしたんだけど。
753は筆力がありそうに見えるのでもったいないと思ったし。

最後の文は余計だな
897893:04/07/10 19:58
>>895

そう、君も含めてなんだよ。
その気持ちは、よ〜く分かるんだけどね。


てか、ここの酷評家って640だとか191、306のやつに完全に論破されてるからなあ
最後はそいつらを基地外扱いして逃げてるけど、負けてるわけだからかなりみじめだよなあ
俺ならやつらを黙らせる批評かけるんだけどね
レベル低いよ、ここ
>>898
>てか、ここの酷評家って640だとか191、306のやつに完全に論破されてるからなあ
>最後はそいつらを基地外扱いして逃げてるけど、負けてるわけだからかなりみじめだよなあ

1、完全に論破されている点を指摘してくれないかね?
2、そして、基地外扱いしているという表現はどこにあるのかな?

この2点について、きちんと答えよ。できないだろうけどさ。
>>898
640さん乙
♪酷評に対する酷評が一番的を射ているこんな世の中じゃ〜、ぽいずん
>>899
読めばわかる
おまえが言ってるのは2つとも「なんで人を殺してはいけないのか?きちんと答えなさい」て言ってるようなもんだぜ
逆に問いたい
なんで分からないの?
まずはそれからだ
俺が納得できる答えをできたなら答えてやってもよかろう
>>902
逆に問いたい
なんで馬鹿なの?
>>902

お前が言い出したことなんだから、お前が指摘する方が筋だろうが。
読めば分かるって、自分でちゃんと説明できない馬鹿の決まり文句だぜ。
>>899
あともうちょっと面白い文章お願いね
なんかおまえのレスって、PTAの眼鏡かけたおばさんが卒業式で青筋立てて
説教してるような気がしてならん
もうちょい肩の力抜けよ
そうすれば物の見方も変わってくるぜ(笑
>>902
読めばわかる
おまえが言ってるのは2つとも「なんで人を殺してはいけないのか?きちんと答えなさい」て言ってるようなもんだぜ
逆に問いたい
なんで分からないの?
まずはそれからだ
俺が納得できる答えをできたなら答えてやってもよかろう
>>906
おまいは(笑というコテハンにしとけ。
>>905
じゃ640だとか191、306に関するレスを抜粋しといてよ
おまえが説明してほしいって頼んだんだから、説明してほしけりゃやれよ
俺前に読んで完全に論破されてるのは分かったけど、説明するには資料(笑)が必要だろ?
俺はわざわざ時間浪費したくないから、きみやっときたまえ
今日か明日にでも答えてやるよ
>>906

だから、説明しろって。話はそれからだぜ。
何だか1000行ってしまいそうですね
ギリギリだと評価頂けなさそう。
まだ消費するのでしたら、早めに御願いしますね。
>>909
まあお前の存在が場違いなんだがな。それ640以外はお前だし。
>>909
>じゃ640だとか191、306に関するレスを抜粋しといてよ

だから、なんでそれを相手に負担させんのよ。いちゃもんを
つけたのはお前なんだから、お前が反論すればすむことだろ。

とんでもないヴァカを相手にしている悪寒(ケッケッケッケッ
>>910>>909 
タイミングはずしちゃったなあ
駄文に何分かけてんだ(笑?
>>914

レス番間違えているだろ(プッ
>>913
おれはいちゃもんつけてないぜ
誰かに対してレスしたか(笑?
事実をありのまま言っただけだ
俺にレスつけてきたのはヤツだろ
バカか、おまえ(笑?
目の前にいたら鼻潰して泣かしてやるんだけどなあ(笑
まあしゃあないわな、ネットじゃ
こっちに移動しろよ。

ガチンコ批評を見まもるスレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1053781027/
>>914
>>910>>909をってこと
間違えたか(笑?
>>918
反論できないとまだそれかよ(笑
目の前にいたらボコって矯正してやるんだがなあ
あ、ちょっと言いすぎました(笑?
なんだ、またアビヲの馬鹿が暴れているのか?
アビヲ警報発令。
相手をしないように(プゲラヒャゲラ
要するにここに作品を投稿するということは、ドブに捨てるということなのか?
真面目な評価人が居たとて、これは。
反論できないと、それかよ(笑
しかしなに群れてんだ、おまえら?
1人じゃなにもできないか(笑?
どの道こういう場所から現物の作家は生まれない
>>921
いんや。機知外は一人くらいだから、ローカルあぼーんすればまったく問題ない。
なんだ、またアビヲの馬鹿が暴れているのか?
アビヲ警報発令。
相手をしないように(プゲラヒャゲラ
>>921
そんなとこだ
このカス共のレスみりゃわかるだろ?
反論できないと、毎回これだ
(笑?をあぼーん
なんだ、またアビヲの馬鹿が暴れているのか?
アビヲ警報発令。
相手をしないように(プゲラヒャゲラ
次には引き摺らないでくれ
群れて群れて2ch語(ていうの(笑?)連発
要はカオナシ自分じゃなにも考えられない
2ch語命キモヲタなんだよ
なんだ、またアビヲの馬鹿が暴れているのか?
アビヲ警報発令。
相手をしないように(プゲラヒャゲラ

なるほど  しかし、ですが
カスだ、気違いだの言い様もいただけないかと
事実どうかは別として

このまま使い切ってしまった方がいくらか良いですかね
933よろしく:04/07/10 21:01
いつもと違う日曜日の夜。
 テーブルの上にはいつもよりちょっとだけ豪華な料理が綺麗に並べられている。あたしは、高ぶる気持ちを抑えながら、
椅子に座ってグラスに注がれた麦茶をじっと見つめながら訊いた。
「お母さん、お兄ちゃん何時ごろに帰って来るって言ってた?」
「もうそろそろよ。さっき電話があったわ」
 お母さんは忙しそうに歩き回っている。そんなお母さんを横目に、あたしは麦茶のグラスを手に取り、飲み干した。
 時計を見ると、もう8時を過ぎていた。ドラマが始まる時間だ。ビデオに録画しておこうと思ったが、空いているテープがないので止めた。
新しいテープを買いに行こうかとも思ったけれど、あたしが出かけてる間にお兄ちゃんが帰ってきたら大変だ。そんなドラマなんかより、一刻も早くお兄ちゃんに会いたかった。
 いつの間にか、忙しく歩き回っていたお母さんは私の前の椅子に座っていた。
「遅いわねぇ… 8時には帰るって言ってたのに」
 お母さんもグラスに麦茶を注ぎ、軽く飲んで机に置いた。あたしも麦茶をもう一度注いだ。
 お兄ちゃんを待つ時間は他の人を待つ時間に比べて、格段に長かった。何故だか分からないけれど、昔から、ずっとずっとそうだった。
 それに加えていつも、胸が苦しくなる。時間が延びるほどに、巨大な壁が四方八方から私の心に迫ってくるような、嫌な圧迫感を味わっていたのだった。
 あたしがちょうど4回目に時計を確認したと殆ど同時に、玄関から声が聞こえた。あたしはすぐに椅子を立ち、玄関へと急いだ。
「おかえりっ!」
「おぉ、沙耶。ただいま」
 …なーんだ。お父さんか。
 あたしはちょっとがっかりしてため息を吐いた。お父さんはちょっと嬉しそうだったけど。

批評よろしくおねがいします。
934☆の人:04/07/10 21:21
>>866-871

ストーリー:★★★   主題の深さ:−−
作品のムード:★★★  文章表現:★★★
文章技術: ★★★★   総合評価:★★★
※抜粋ということで主題の深さは割愛

【感想】
ストーリーは★3。ちょいおまけ。
後半の姉弟のほのぼのとしたやりとりはそれなりに好感が持てます。
それにしても、前半の陰鬱とした雰囲気はどこへ行ってしまったのでしょう。
途中で書いている人が変わったんじゃないかと思うぐらいでした。
もしかして少しずつ書き足してます?
作品のムードは竜一君のかわいさに★3つ。
それにひきかえ、香菜子には可愛さを感じませんでした。
前半の医者のセリフが堅苦しい。外科医にはスパッとしてて欲しいなあ。
地の文が赤の他人のようで優しくない。この堅さが味なのかも知れませんが。
文章表現は★3つにしておきます。
気になる部分があるにはあります。比喩表現と擬態語の見直しを。
ところどころで冗長な文章が目立ちます。しかも、前半は非常に重苦しい。
読んでいることが、重いだけじゃなくて苦しいのは辛かったです。
技術は★4つ。問題ないと思います。
書き慣れているので、安心して読めます。細かいチェックはしてません。
と、いうわけで総合評価は★3つ。
酷評スレだからって誉めたくないわけじゃありません。★4つをつけれない理由があります。
よく書けているのはわかっているんだけれど、何かが足りない。
これからも頑張って下さい。
935前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/10 21:31
>>823-824>>826
酷評ありがとうございました。
あの後一時半まで起きてたのですが
気分が悪くなり床につきました。
その通りだと思います。

ですが、一つ弁護させて下さい。
私の文書を読んで読者に考えて貰いたかったのは
母親のあり方、そしてこういう母親が多くなった今の社会についてです。

>通勤途中見かける小学生が、
>昔と比べ随分とオシャレになっている事に胸を痛めた

これがあの文章を書いたきっかけなのですが
小学生の格好が彼女ら自身では到底成し得ないレベルでした。
きっと母親が娘にああいう格好をさせているのだと思うと
私は切なくなりました。

あの文章は読者が母親の言動に違和感を覚えるよう書いたつもりでした。

それが

>俺がタロウくんならおろせって言わない。
>個人的には「おろせ」って言える男の子っていいとは思います。

私の文章はこんな感想を抱かせるように読まれているのですね。
勉強になりました。もっと努力します。

>なぜカタカナを多用したのか。
漢字で書けばその漢字を選んだ意図を考える人がいるし
それにままごとしてるみたいで気持ちが悪いから。
>>935
ここは酷評スレですから……
>935
そんなまともな文章が書けるひとだったのか。驚いた。
最後の出産シーンのインパクトがダメな意味で強くて、吹き出してしまう。
そんなテーマがあろうとはまったく想像もつかなかった。

それとも、>935はギャグですか?
てか、子供を馬鹿にしすぎ
939点数の人 ◆uPfiq3fhTE :04/07/10 21:46
>>935
全文違和感だらけで違和感を見出してくれとは無茶にもほどがあり……
940866-871:04/07/10 21:48
>>934
酷評ありがとうございます。
バレてしまうものですね。もともと少しずつ書き足していった文章です。
そのおかげで全体の釣り合いがとれなくなることも多々あり、苦心しています。
ここではもっと陰鬱な雰囲気の文章であったのを、無理に方向修正をかけています。
この医者の言葉遣いについては、堅苦しく不自然な人物というキャラ立てを当初は
考えていたような覚えがあります。
それにしても切った貼ったの外科医にしては砕けてなさすぎですかね。

>それにひきかえ、香菜子には可愛さを感じませんでした。
ここが自分としては一番痛い部分です。愛情が足りないか…。
足りないものを探して頑張る方向で行きます。
点数の人の中の人の出没時間って謎だな
お仕事何してんの?
942愚かの人:04/07/10 22:00
>>855
ありがとうございます。グロさ足らずですか!がんばります。

>>857
本気じゃないでしょうと言ってもらえるのは嬉しくもありますが、正直、あれは推敲した本気の本気の文章です;。
またがんばります。
943☆の人:04/07/10 22:11
>>883
ストーリー:★★   主題の深さ:−−
作品のムード:★★  文章表現:★
文章技術: ★★    総合評価:★★
※主題の深さは(ry

【感想】
少女小説ってどういうジャンルなのか良く解らないのです。
コバルト文庫って感じなのかな……?

ストーリー、★2つ。
書かなきゃいけないことが抜けてるので、物語が伝わってきません。
読み手が想像するにも限界がありますよ。
ムードも★2つ。
場面を文章にして伝えるときには、5W1Hを考えてみてください。
勘違いして欲しくないのは、5W1H全部を書けというわけではないです。
伝えるポイントを考えて、上手に調節してください。
文章については表現が★1つ、技術は★2つにします。頑張ってるのが見えたのでおまけです。
特に表現の向上に力を入れてください。何度も言いますが、伝える努力を忘れずに。
甘い総合評価で★2。
読者は作品を読まないと何も解りません。読んだのに伝わらないというのは、読まないことと一緒です。
まだ若いようなので、いろいろ読んで書いてください。
優れた文章を読むことで、文章を盗む方が大事かも知れませんね。
好きな小説や過去の名作を読むのではなく、
小学校高学年〜中学生向けの童話を読むことをお勧めします。
>>871
文章が読みにくく、古めかしい印象。国語力はあると思う。作者は女性かと思いますが、女性特有の堅苦しい価値観が作品の中に浮き彫りになってしまっているような。
単に趣味じゃないだけかもしれない。裏返せば長所ではある。
>>883
背伸びが透けて見える。表現があちこちでおかしい。表現力の向上には新旧沢山の本を読むこと。
少女小説なら簡単で解りやすい表現力が求められる。
>>891
ユーモアの中に感動を、という狙いだろうけど、正直寒いです。何かが足りない。よっちゃんとの会話に捻りが欲しい。
読みやすさは良かった。
947871:04/07/10 22:41
>>944
ありがとうございます、古くて堅いですか…。
自分で演出と言い切れないのが情けないところです。
演出なら演出と言い切ってしまえ!
>>933
若そうだ。表現が随所でおかしい。例えばその短さで「ちょっと」を多用しすぎ。最後の段落では二回連続。
「お兄ちゃんを待つ時間は」から二つの段落は違和感がある。
本を読もう。
950871:04/07/10 22:52
>>948
はい。
それでも素で砕けて(さばけて?)いるかというと自信がないもので、ちょっと。
普通に人と話してても言われることがあるので。
951前 ◆A4xxz5IVJ. :04/07/10 23:16
>>937
ギャグじゃありません。

誰の出産でも出産は素晴らしいものだと私は思っています。
どんな女の出産でも。
普通に感動的な生命の誕生を書いてしまいそうだったので
やめました。
読者が私の意図しない感情を抱かないように
ただの呼吸だけを書いたらあのようになりました。

>>938
文章の酷評なら何処の個所から
子供を馬鹿にしてるように読めたのか書いて。
私にはあなたが子供に思える。
952☆の人:04/07/10 23:32
>>888-891 弦
ストーリー:★★★   主題の深さ:★★★
作品のムード:★★★  文章表現:★★
文章技術: ★★     総合評価:★★☆

【感想】
ストーリー。
個人的にこういうのも好きです。熱血教師のよっちゃんに★3つを捧げます。
文章にひっかかりながらも、物語を辿ることには障害はなくすっきりと読み終えました。
主題の深さも★3つ。高校生活との別れというテーマとして捉えました。
このぐらいの、読み手が恥ずかしくなったり、くさいセリフだなあと思う濃さが丁度いいです。
その濃さを、部分的に薄めていく、または掘り下げていくのは文章力で補うところだと思いますので。
ムードも★3つで。
個人的にはよっちゃんにもう少し語って欲しかったなあ。ただし、金八チックだと減点対象です。
文章については要努力。表現は★2つ、技術は厳しく★2つとします。
主人公である「俺」の心象が必要以上にくだけすぎてます。
細かい文が多いせいか、言葉の意味が直接に届いてきてしまうので少しコントロールしてみてください。
そういう性格の主人公なのかもしれませんが、引き出しの種類がちょっと少ない。
数多く、かつ多様に設定してあげることで人物に深みがでますので心掛けてみて。
最後は「俺」を無理なく泣かせてあげてください。
技術面に関しては「〜」を音引きとして使わないように。文章の基本です。
総合評価は★2つ半で。曖昧にしたくないのですが、★2つは超えているという判断です。
文章に力がつけば、より良くなると思いますよ。
賞などに投稿する際は、ジャンルと賞の傾向を間違えないようにしてくださいね。
>>865->>871
すげー雰囲気は伝わってきて、読み飛ばした教科書の一説位の勢いはある。
でも、パンチがたらねーよな。
>>951
意図しないように説明をうまく取り入れろよ
ただの呼吸だけなら読み手は自分の考えで
読み進めるだろ
あと子供は親が馬鹿くらいは見破れる
955871:04/07/10 23:55
>>953
ありがとうございます。良くも悪くも無難だということですか。
いや、無難で良いってことはないですよね。
956名無し物書き@推敲中?:04/07/10 23:56
>>954 深追いせずスルーがいいって。相手してたら、いつまでも言い訳してくる。確信犯にはスルーが一番。
酷評を甘んじて受ける人少ないよね
そんな人にはこんなスレ


あなたの文章、無理して誉めます
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1086153693/
959☆の人:04/07/11 00:19
>>933
ストーリー:★★   主題の深さ:−−
作品のムード:★★  文章表現:★
文章技術: ★★    総合評価:★★
※主題の深さは(ry

【感想】
作品から性別を感じる文章でした。
短い文章をストーリーとして評するのは不本意なのですが、★2つといったところでしょう。
いつもと違う日曜日の夜なのは、ちょっとだけ豪華な料理だけ。
最初の一文を粗末に扱わないでください、お願いします。
作品のムードも★2つ。
沙耶の心の動きが読み取れません。
なんで全体の採点が厳しいかというと、文章の表現力、技術力がかなり不足しているせいです。
つっこみどころが満載なので、いちいち書くのが疲れるので、自分で責任持って直してください。
名詞ならともかく、言葉も言い回しも重複してます。
これだけの文章量で同じ言葉は使うの禁止。回文を読んでいるのかと思いました。
ドラマじゃわかりません。日曜午後8時にやってるドラマって何ですか?
新撰組のこと? 大河ドラマぐらい書きましょうよ。ビデオにとるぐらいのドラマなんでしょ?
技術は★2。表現は★1でも勿体ないくらい。最低の★1です。
というわけで、総合評価は★2つ。
国語辞書、広辞苑、大辞林などを読書してください。
960☆の人:04/07/11 00:22
>>959を自己訂正
>つっこみどころが満載なので、いちいち書くのが疲れるので、自分で責任持って直してください。
>つっこみどころが満載です。いちいち書くのが疲れるので、自分で責任持って直してください。

イライラして雑な文を書いてごめんなさい。
次スレを立てるから許してください。
必要……だよね?
立てい!
962☆の人:04/07/11 00:37
次スレ立てました。
新たな投稿は次スレにお願い致します。

あなたの文章真面目に酷評しますPart20
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1089473504/
ええーでもまだ40近くいけるぜ
勿体無いお化けが出るよ
じゃぁ残りの40の一部を頂きます。
プロローグです。評価をお願い致します。
965964:04/07/11 02:12
 雨がザアザアと降っているというのに、何でこんなトコロに立っているのだろう。元はと言えばアイツがいけないんだ。僕はそんなつもりは無かったのに。
それでも僕の体は僕のモノであって、今動かしているのは僕ではない。一歩たりとも退くことは出来ない。
「オイ、ガキぃ。殺られてぇのか?」
僕の耳にはしっかりとその言葉は響いている。本来なら風のように逃げるか、赤ペコのように情けなく頭を下げて助けて貰うところだろう。しかし僕の足はもう意思が届かない。
こうやって大雨の中で人気の少ないアスファルトの上で3人もの他校の不良どもを前に1人で立っているわけだが、僕は決して怖がっては居なかった。諦めていた。
どちらかと言えばこの不良達に同情してあげているのだ。一週間前の僕なら己に同情しているだろうけど、今は不良達に同情しよう。
「おい、話聞いてんのか?」
とうとう1人が胸ぐらを掴みかかってきた。片手で持ち上げるとは、なかなかいい筋肉してるね。濡れたワイシャツは彼の筋肉をくっきりと浮き上がらせている。
僕の体は少し中に浮いた。肩越しに他の2人が睨みをきかせているのはよく見えている。僕はため息をついた。
966964
 僕は何もしなかったが、胸ぐらを掴んでいた金髪はだんだんと力が抜けて腹を押さえてうーうー言いながらうずくまってしまった。アイツがやってしまったようだ。恨まないでおくれ。
雨で濡れたアスファルトに、深い赤色をした水たまり広がりはじめた。
僕の右手の指先がズキズキするのは痛いほど感じる。第2関節まで血がべったりとくっついている。
「なっ・・・てめぇ、凶器なんか持ってやがったか!卑怯者が・・・!」
決して凶器なんて持っていなかった。こんな平凡なヤツが死を感じるような危険に遭遇するわけない。護身用ナイフとか持ってなくたって死にゃぁしない。ただ普通に生きてるだけさ。
 紅く染まっていく水たまりを僕は眺め続けた。水たまりには不良2人が殴りかかってくるのがくっきりと映る。僕の体は不良2人のストレートをかわし、1人の脇腹に中段蹴り、もう一人の腕を掴んで一捻りした。
それぞれ違うことをしたのに同時に「ぐえっ!」なんて言うもんだから吹き出しそうになってしまった。ついでに捻ったツンツン頭の背中にヒジ打ちをかました。
もちろん、例によって僕の責任じゃぁないんだ。アイツのせいだ・・・。
「な・・・・ぐぁ・・・・」
そして僕の口はこう言い捨てた。
「凶器、だって? そりゃぁ・・・・俺の事か?」
一週間前に僕の体に起きた異変は、僕を危険に晒してはそれから守っている。
〜〜〜〜〜〜〜
改行ヘタクソだ。スマソ