女流の時代・歴史小説家について語るスレッドです
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■主な女流作家と代表作品
秋山香乃 『柳生十兵衛神妙剣』、『火裂の剣 助太刀人半次郎』
有吉佐和子 『華岡青洲の妻』、『和宮様御留』
井上祐美子 『長安異神伝』・『桃花源奇譚』・『五王戦国志』シリーズ
宇江佐真理 『髪結い伊三次』シリーズ、『泣きの銀次』、『卵のふわふわ』
円地文子 『雨月物語』、『源氏物語』
北原亞以子 『深川澪通り木戸番小屋』・『慶次郎縁側日記』シリーズ、
澤田ふじ子 『公事宿事件書留帳』・『祇園社神灯事件簿』シリーズ
杉本章子 『東京新大橋雨中図』、『おすず―信太郎人情始末帖』
杉本苑子 『マダム貞奴』、『新とはずがたり』
竹田真砂子 『小説・十五世羽左衛門』、『牛込御門余時』
永井路子 『歴史をさわがせた』シリーズ、『山霧−毛利元就の妻』
野上弥生子 『秀吉と利休』
畠中恵 『しゃばけ』シリーズ、『まんまこと』、『ゆめつげ』
平岩弓枝 『御宿かわせみ』・『はやぶさ新八御用帳』シリーズ、
藤原緋沙子 『見届け人秋月伊織事件帖』・『藍染袴お匙帖』シリーズ
松井今朝子 『並木拍子郎種取帳』シリーズ、『仲蔵狂乱』、『辰巳屋疑獄』
宮尾登美子 『東福門院和子の涙』、『宮尾本 平家物語』 、『天璋院篤姫』
宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』、『霊験お初捕物控』、『ぼんくら』
諸田玲子 『あくじゃれ瓢六』、『源内狂恋(恋ぐるい)』
山田美妙 『武蔵野』、『蝴蝶』
和田はつ子 『口中医桂助事件帖』・『やさぐれ三匹事件帖』シリーズ
>>1 乙でござる
>>2 に 安住洋子 追加希望
最近の作家らしくて『しずり雪』『夜半の綺羅』『日無坂』の
三冊しかまだ出版されてないけど
「日無坂」を読んだら、なかなか面白かった
6 :
1:2008/08/17(日) 15:54:04
追加情報はありがたいです
知らない作家さんでしたが、新しい人が出てくるのは嬉しいですね
『日無坂』ですか、図書館で見かけたら是非読んでみたいと思います
(知らない作家さんの単行本は、さすがにすっと気軽に買えないので)
そう言えば、男性の時代小説家は、
直に文庫書き下ろしというのが多くなりつつありますが
女流作家では、ほとんどみかけませんね、どうしてでしょう?
こんなスレができたんだ。
>女流作家では、ほとんどみかけませんね、どうしてでしょう?
時代ものの女流作家は、男性陣に比べればまだ少ないから、
雑誌などの連載もできるからじゃないか。
そして、それらの反応が良ければ、
単行本、そして文庫本って手順も踏める。
8 :
6:2008/08/17(日) 22:30:39
なるほど、そうですね
女流作家が珍しくなくなれば
文庫書き下ろしもどんどん出てくるかも
ホシュ
追加
今井絵美子「立場茶屋おりき」シリーズ「照降町自身番書役日記」シリーズ
築山桂 「甲子郎浪華始末」シリーズ「一文字お紅実事件帳」シリーズ
森真沙子 「日本橋物語」シリーズ
木村友馨 「天眼通お蔦父娘捕り物話」シリーズ
安西篤子「恋に散りぬ」「不義にあらず」「悲愁中宮」
飯野笙子 『洲崎心中』、『想い螢―深川人情鳶』、『寿ぎ花 弔い花』
牧南恭子 『ひぐらし同心捕物控』シリーズ、『秋のひかり 三冬塾ものがたり』
文庫書き下ろしの女流作家さん増えたね
今読んでる和田はつ子の余々姫シリーズは文庫書下ろしだった
時代小説を書く女性作家が増えてきてるからそうなってくるだろうね
粗製濫造にならないといいんだが
以前は北原亞以子の淡々とした語り口調の時代小説が好きだったのですが、
宇江佐真理を読むようになって、多少時代考証とか無視しても
現代的な感覚で主人公たちに感情移入できるものもいいなと思うようになりました。
両者の作品は、単行本含めほとんど読んでしまったので、
そろそろ次の作家を発掘したいのですが、おすすめの作家や作品はありませんか?
特にお気に入りは、宇江佐真理の「あやめ横町の人々」「卵のふわふわ」「無事、これ名馬」です。
人斬りがメインではなく、下町(できれば町人)のほのぼのとした人情もので
主人公たちが超人ではなく、多少欠点が見受けられるものの方が好きです。
畠中恵の「しゃばけ」は、妖などが感覚的についていけませんでした。
16 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 11:18:01
>>15 杉本章子の「信太郎人情始末帖」や澤田ふじ子の「公事宿事件書留帳」はどう?
挙げてある三作品に比べたら、主人公ができすぎかな?
>>15 諸田玲子の『髭麻呂 王朝捕物控え』がオススメ
主人公は、検非違使(当時の警察官?)の下っ端役人
好きな娘やその母親・祖母に頭があがらないだけでなく、、
血を見ただけでクラクラする気弱さを隠すのに髭をたくわえているw
平安時代もので、市井の人情話よりも捕り物や恋愛重視なのがネックかな
>>15 有名どころですが
平岩弓枝の「かわせみ」宮部みゆき「ぼんくら」
澤田ふじ子は短編集の「遠い蛍」澤田節が堪能できます。
諸田玲子は「お鳥見女房」「狸穴あいあい坂」「かってまま」
宇江佐さん好きならお鳥見女房がお勧めです
19 :
無名草子さん:2008/08/25(月) 19:51:18
諸田玲子のちょっと悲恋やミステリー風のが好き
20 :
15:2008/08/25(月) 22:47:10
たくさんのおすすめ、嬉しい悲鳴が上がりそうです。
おすすめされていた作品を、それぞれ調べてみましたが
平安という設定が意外でしたが「髭麻呂 王朝捕物控え」の主人公に一番心惹かれました。
読んでみて文体などが合うようなら、「お鳥見女房」シリーズも読んでみたいと思います。
また、「信太郎人情始末帖」はシリーズらしいので、まずは一作目を、
澤田ふじ子は、澤田節が堪能できるという「遠い蛍」から読んでみます。
「御宿かわせみ」は有名作でありながら
30冊以上という数に圧倒されて今まで手をつけていませんでした。
これを機会にまずは一作目から読んでみようと思います。
ありがとうございました。
>>19 「誰そ彼れ心中」「眩惑」を読みましたが
色気が有りますよね諸田さんは
「御宿かわせみ」は、市井の人たちの事件簿なので人情好きなら楽しめますよ
御宿かわせみ
次世代に移行した新作はなぁ......
なんで前世代たちをあんな扱いにしてしまったんだろ
老いた東吾はみたくないでしょ?ってばっさり断ち切ってるらしいね
明治の世を洋装して格好よく歩いていくロマンスグレーもいいと思うのに
かわせみは江戸の情景や人情を楽しんでいたので、
あの新かわせみには何の魅力も無い、残念
新かわせみ、生死不明までは許せなくもないが(でもロマンスグレーがいい)、殺されたレギュラーがいると聞いて、立ち読みする気も失せた。
新・御宿かわせみ 旧作主要人物たちのネタバレ
神林東吾
乗っていた軍艦が難破して行方不明
畝源三郎
探索中に凶弾に倒れる
麻生家
維新前に何者かに襲撃され、宗太郎・花世を除き、源右衛門ら三名が殺害される
東吾が麻太郎の事を手紙でるいにバラすのが最悪だと思った
どう決着つけるのか楽しみだったのに…
麻生家は影の薄いキャラが消えたのが嫌らしい。
終わりよければ全て良しの真逆をいった作品「新かわせみ」
>麻太郎の事を手紙でるいにバラす
あれは、なぁ。
あんなこと手紙に託されてもって感じだよな。
だったら、そのまま墓の下にもっていけというか、
一生騙し通した方がよほどいい。
宇江佐さん北原さん諸田さん
読ませる女流作家さん増えてきたから、ドンドン書き下ろしして欲しいなあ
>>29 その辺りの有名どころの作家は、
雑誌(または新聞)連載→単行本→文庫 が規定コースになってる
連載時は原稿料、単行本と文庫本で印税も二度という旨みがある以上
わざわざ書き下ろしで出す必要性がない
平岩のかわせみでもシリーズ累計1500万部らしい(ソースは最新の新聞インタ)
少ないような気がする
平岩先生でもそれか
本が売れない時代だけに、文庫書き下ろし作家はよけい辛いだろうな
前提として女性の書く時代小説好きだけど
自分、表紙の絵が蓬田やすひろさんだと、つい買ってしまう…
公事宿シリーズしかり、御宿かわせみシリーズといい、なんか好き。
34 :
無名草子さん:2008/09/03(水) 01:48:42
この間でた『銀河祭りのふたり』 読了した。
これで、信太郎人情始末帖も簡潔かと思うと、寂しい。
ダラダラとシリーズを続けられるのもどうかとは思うけれど
内容的には、まだまだこのまま続けても良かった気がする。
ところで、P27「二の舞を踏むものですか」には、うーん。
雅楽は踏むものだなんて言う特殊な人もいるけれど
一般的には、「二の舞を演じる(舞う)」「二の足を踏む」の混同で誤用だよね?
>>33 表紙の絵と言えば、ブックオフで本をあさっていた時に
新入りのバイトらしき人に棚を説明しているのがおかしかった
「ここは、文庫の時代小説を集めたコーナーね」
「はあ」
「時代小説、わかる?」
「・・・・・・」
「ほら、時代劇なんかのさ。」
「ああ」
「ちょんまげした人とか、着物を着てる人とか、そういうのが表紙だったらココ」
最近は、表紙にイメージ写真とかもはやってるし
その場合は、どうなるんだろと聞きながら心配してしまったw
>>31 1冊平均が 50万って、すごい数字だと思うけどな
北原の「慶次郎」と宇江佐の「伊佐次」は捕り物帳じゃないんだよね
宇江佐の「伊佐次」は余話ってあったな、そういえば。
たしかに捕り物メインじゃないもんな。
あと全体の雰囲気を裏切って、案外、陰惨だったり救いのない話が入ってるね。さんだらぼっちとか。
>>38 あるよね、かなり後味が悪いのが
髪結い伊三次だと、放火魔と化した隣の内儀が、いなみのかわりに火つけする話も
いなみの曲った性根みたいなのが感じられて好きじゃなかった
あの息子が、素直に育って"八丁堀純情派"っていうのも変な話だよね
だから巾着切りの直次郎が、後に真っ当になって幸せになったときはホっとしたな
伊三次シリーズじゃないけど、『あやめ横丁の人々』も
あってはならない場所の最期としても、そんな終わり方にしなくてもって思った
あと『深尾くれない』なんて、読まなきゃ良かったと後悔したくらい
まあ、これは実在の人物の話だし、伊三次やあやめ横町のように
ほのぼのは元々してなかったから、別格かも知れないけど
北原亞以子は、宇江佐真理ほどほのぼのとしてないけれど
そこまで後味が悪いって言うのも逆にない気がする
全体に淡々粛々と話が進む感じがするからかね?
「和宮様御留」読んだけど、鬱屈した気分
身代わり二人も和宮も、時代の流れと男たちの思惑に翻弄されて
>>39
宇江佐さんの史実に基づいた小説は、読むに値しないと思う。
資料に振り回されている感が強く、背伸びしすぎという印象、
無理が感じられて、いい意味での宇江佐節が消滅してしまってる。
>>34 簡潔は完結の転換ミス?
ググったら確かにシリーズ最後なんだね
文庫派だから、まだまだ読むには至らないけど
話にきちんと終止符が打たれるってことはいいことだと思う
>>2>>5>>10-12 追加
阿井景子 「竜馬のもう一人の妻」「西郷家の女たち」
あさのあつこ 「夜叉桜」「弥勒の月」
内館牧子 「転がしお銀」
香月日輪 「大江戸妖怪かわら版」シリーズ
西条奈加 「金春屋ゴメス」シリーズ、「烏金」
多田容子 「月下妙剣」「秘剣の黙示」
林真理子 「本朝金瓶梅」シリーズ
藤水名子 「花残月」「王昭君」
筆内幸子 「豪姫さま」「百万石を支えた女人たち」「大奥の犬将軍」
松原喜久子 「火縄銃と見た夢」
見延典子 「頼山陽」「すっぽらぽんのぽん」
>>34 今更だけど「二の舞を踏む」は三省堂国語辞典第六版では認められた言い方だよ(他は知らない)
戦前からあって広く普及してきた言い方だったので「誤用ではない」という結論になった、らしい
藤原緋沙子を、知った人からすすめられたので
見届け人秋月伊織シリーズ、藍染袴お匙帖シリーズ
それぞれ一冊目を読んでみましたが、どうも合いませんでした。
文体とか台詞まわしとか、相性というのか
合う合わないってあるものなんですね。
見届け人など変った職で着眼は面白いと思うのですけれど。
藤原緋沙子は、私も合わなかった口だ
シリーズものをいくつも出しているから
それなりに支持層がいるんだと思うが
47 :
無名草子さん:2008/10/01(水) 00:58:24
>>46 渡り用心は面白いよ
シリーズとして二冊出して以後、出てないけどw
藤原緋沙子氏は、脚本家出身だからなのか、
何でも説明的台詞ですませしてまうようなところが鼻につく。
「赤まんま」読んだ
やっぱ、北原亞以子はいい
単行本で買うまでにはいかないが
北原亜以子さんは、深川木戸番小屋の方が好きなんだが
「夜の明けるまで」以降出てないのがなぁ
慶次郎は、だいたい年1冊ペースで出てるのに
>>51 小説現代10月号に掲載されてる<深川澪通り木戸番小屋
私も歴史小説好きです
田辺聖子さんは歴史小説家に入らないですかね?
「新・源氏物語」、「王朝懶夢譚(おうちょうらんむたん)」「不機嫌な恋人」など読みました。
>>53 そういや、テンプレには入ってないね
「むかし・あけぼの−小説枕草子」や「舞え舞え蝸牛」とか、昔読んだな
>>53 歴史小説っていうのは、史実を基に書かれたものだから時代小説だな
>>55 なるほど、単に舞台を平安時代や戦国時代にしただけでは、歴史小説ではないということですね。
でも「新・源氏物語」とか「むかし・あけぼの(枕草子)」もダメなのかな
円地文子「なまみこ物語」
瀬戸内晴美「祇園女御」も読みました。
杉本苑子「穢土荘厳」は難しかった。
57 :
1:2008/10/05(日) 23:57:36
>>56 ここの
>>1-4まで書いたものです。
テンプレで主要女流作家を出す時に
とりあえず思いつく作家を適当に並べただけなので
田辺聖子さんが入ってないのは、別に含むことがあってではありません。
イメージ的に「かもかのおっちゃん」が印象深くて
田辺聖子が古典も扱っていることを失念していただけです。それと
歴史小説 → 歴史上実在した人物を中心に、ほぼ史実に沿って描かれた小説
時代小説 → 時代背景などは史実に沿っていても、登場人物などは架空の人であったり
実在していても、創作部分が多い小説
って感じだと思います。
「新・源氏物語」「」は、どちらにも属さずに古典文学に入るんじゃないかな。
もともと創作された古典があって、それを現代語訳しているってことだから
歴史小説や時代小説とも微妙に違うような気がする。
古典文学を現代風にアレンジしたものが得意だった芥川龍之介が
時代小説家と呼ばれることがないのを考えても。
「むかし・あけぼの(枕草子)」の方は、古典である枕草子が副題についているけれど
清少納言を主役にした歴史小説と考えていいかも。
架空の話である源氏物語と違って、清少納言は存在した訳だし、
内容的にも「枕草子」を現代語訳したというよりも
清少納言の暮らしぶりが中心の話でしたよね?
>>56 >でも「新・源氏物語」とか「むかし・あけぼの(枕草子)」もダメなのかな
源氏物語はどう考えてもフィクション
枕草子も随筆で歴史じゃない
杉本苑子の「冬の蝉」を読んだ
平安時代の王朝文学ものを得意としているってイメージだったけれど
なかなかどうして江戸情緒あふれてていい感じだった
近所の本屋は時代小説も歴史小説も少なくて寂しい
こないだも永井路子の山霧を探しに数軒まわってけど無かった…
澤田ふじ子さんの主役交代は勘弁して
最近の作品はどれも途中で「元大藩の藩士だが訳あって浪人
中年で根は明るいが苦労人の度量の広さ持つ」のテンプレ化キャラが出てきて
主役より活躍。
陰陽師と高瀬舟のシリーズが特に酷い
澤田ふじ子は公事宿シリーズしか読んでないから、
そんなことになっているとは知らなかった
公事宿まで、そうはなりませんように
>>60 近所の本屋が以前そんな状態だった
時代・歴史小説は、有名作品でもほとんど置いてなくて
発売日であってもほとんど新刊が入らない
(ラノベや推理小説は充実してるんだけれど)
でも、既刊の取り寄せも、新刊予約も
すべてそこの本屋でやっていたら、頼んだ新刊を複数入れるようになって
それが順調に売れるのか、頼んでない新刊の時代小説も入荷されだして
既刊も有名作家中心だけれど、少しずつ品揃えがよくなりつつあるよ
時間がかかるけれど、
>>60も本屋を育てるつもりでガンバレ
>>60、
>>63 アマゾンとか使った方が楽じゃない?版元でオンライン販売してる所も多いし。
この楽さに慣れたら、書店巡りする根気がすっかりなくなってしまった。
だって足腰が痛むんだもん。
欠点は中身をパラパラ読みして購入判断が出来ないことと、
ついつい関連本などもポチして散財する場合がままあることかなw
65 :
63:2008/10/25(土) 17:59:25
本は、本屋で手にとって買うのが好きな自分は古いのかな
ゲームなどはネット通販したりすることもあるんだが
本だけはなぜか、そうしたくないんだ
本屋・古本屋の雰囲気が好きだから、目当ての本がなくてもついつい長居しちゃうw
それで今まで目もくれなかった小説を手にとって新境地開拓したりね。
松井今朝子がそうだったな。
平岩弓枝「新かわせみ」の新刊パラ見したけど
るいと東吾の子供である「千春」の扱いが酷すぎる
読者が長年応援してきて一番誕生を待ち望んだ子供なのに。
麻太郎が平岩のお気に入りなのは分かるプチ東吾だもの、でも
東吾は二人もいりませんよ。
あれだけ花世贔屓だった源太郎が千春に色気出してるのも
麻太郎と花世を成立させたいからでしょうけど、お好きにどうぞ
るいと千春だけは幸せになって欲しい。
原作者の平岩さん自身が、主人公萌えしちゃってるんだね
こりゃ駄目だわ
作者が特定キャラ萌えになって作品を危うくするのって、ラノベやコミックだけだと思ってたのに…
かわせみ好きだったから余計に切なス
千春が「かわせみの跡を継ぎたいけど
宿屋の娘が(凄い褒め言葉のオンパレード)の麻太郎と釣り合わない」
ってショボーンとしてたね可哀想に
東吾が父親バレも
源太郎が「先生と父と呼んでたけど!!」
麻太郎「そうだけど(なにか?)」
これで終わり
麻太郎にはイライラした
大きな顔してるけど、実母の肉欲から出た隠し子じゃん
「先生と父と呼んでたけど!!」 X
「先生を父と呼んでたけど!!」○
明治編の東吾や源さんの惨状を知ってるからか
何度も読み返してた江戸編ですけど、もう読む気がしないです。
せっかく良いシリーズっぽかったのに作者の独りよがりで台なしになってるみたいで残念
今読んでるやつ読み終わったらかわせみシリーズに手を出そうと思ってたけど…やっぱり止めようかなぁ
慶次郎縁側日記、新作が10月にででたんだね
あわてて取り寄せを、昨日近所の本屋に頼んだよ
文庫本は、毎月、来月の新作を出版社ごとにまとめて
一覧にしてくれているサイトがあるからいいんだけど
単行本はそういうのがないから、よく見落としてしまう
女流時代小説の新作・近作を一覧で見られるような所があればいいんだけどね
75 :
無名草子さん:2008/11/22(土) 09:21:28
お、やった!
しかも連作短編集なんだな<白雨
去年出た慶次郎は長編で、イマイチだったから嬉しい。
早速、密林でポチってきた。
>女流時代小説の新作・近作を一覧で見られるような所
一覧とまでは言わないが
好きな作家がみんなサイトかブログ持ってて、まめに更新してるといいのにとは思う。
和田はつ子や諸田玲子みたいに、トップページに新刊がデーン!ならいいのに。
74だけど、近くのチェーン店にあったらしくて昨日の昼に手に入った
いつも通り人情ものとしていい味だしてるけれど
慶次郎はほとんど傍観者、といって養子の晃之助が活躍するでなし
何というか、ご近所さんや噂話って感じだ、うーーん
捕り物を期待するわけではないけれど
慶次郎の知り合いの知り合いの話レベルで終わってるものが多くて
何だか、消化不良
慶次郎関係なしに、ただの下町人情短編集だと思えばいんだろうけれど
>>73 明治編さえなければいい作品だと思う
明治編さえなければww
そこまで手を伸ばさなければ、読んで損はあんまりないと思うけど
78 :
無名草子さん:2008/11/28(金) 00:30:27
ざっと読んで思ったことは、ストーリーで魅せる作家はいないなってこと
女は頭使うの苦手だからな
好みにあわなかっただけじゃないの?
きっと、はじめから偏見を持った目で読んだからでしょうね
読んだ言うのが、女流作家の本なのか、このスレのことだか知らないけれど
スレ読んでの感想で、そう思ったのだとしたら
それこそ浅慮だわな
ストーリーがいいのは当然の前提の話で
それにプラスアルファがあるかどうかが話の種になるのであって
ストーリーが面白くもない小説を、誰が好んで読むというだろう
髪結い伊三次が、雑誌で再開されたって聞いて読んだが・・・・・・
10年後の話とは聞いていたけれど、何だこりゃ
御宿かわせみもそうだけど、いきなり何年もとばして
連載が再開っていうのは鬼門だね
それとも、間の話をきちんと書く力量がないから
何年も、いきなりすっ飛ばすんだろうか
そして、それを読まされたほうは、うへぇとなる・・・・・・と
築山桂の甲次郎シリーズ再開しないかな
甲次郎と千佐、祥吾と美弥の4角関係が気になる…
>>83 築山桂って、来年1月からのNHK土曜時代劇の原作者だよね
どういう作風の人?
下町人情?捕り物?剣豪?
続きが気になる話の最たるものは北原亜以子さんの「化土記」だ。
どうなってるんだ…。気になるじゃないか。
別の場所に移動して完結させたんだろうか?
焼き直しして何かに組み込まれたんだろうか?
>>85 北原亞以子さんは、割と好きでかなり読んでたけど
「化土記」は知らなかった
雑誌連載か何かで、単行本や文庫にはなってないのかな
ググっても出てこなかったんで、よかったら
どんな話なのか教えてほしい
87 :
85:2008/12/01(月) 23:45:50
「化土記」は「けとうき」。
天保改革異聞とかサブタイトル付いてた気がする。
『小説歴史街道』で平成6年4月号から平成7年9月まで7回連載されてた時代小説。
天保改革期の人間模様を描いてたらしい。
「ちょっと出かけてくる。いろいろとすまぬ。」と言って出て行った夫・栗橋伊織が
死体となって帰ってきた。
突然の惨事に呆然とする妻の花重は、元許婚でもある伊織の兄・緑太郎と
数年ぶりに再会することになった…。
て感じで始まるお話。
長屋暮らししてた主人公に近づく美女の登場やら、政治問題が絡んでそうな事件やら
謎が謎を呼ぶ展開のまま、一向に解決されず今日に至っているわけで。
このままじゃ、伊織が浮かばれないわけで。
結末が気になって早15年。どうなんですか、北原さん。
存在をあまり知られていない小説なのかな?
文庫化されたとも、書き下ろしハードカバーで出たとの情報も聞かないので
何か情報が欲しいです。
>>84 人情ものと武家ものかな
ドラマの原作は読んでないです
なんとなくコバルトとかラノベぽいキャラ立てなので
「甲次郎」「お紅実」「銀杏屋敷」「若草」は読み易いです
根本彩という新人(?)の、「火と雨」という幕末の会津物が良かった。
著者はまだ若い女性みたいだけど、変な萌え要素はなかったし、
よくある会津万歳のお涙頂戴物でもなかった。
吉村昭系が読めない人には、前半がちょっと辛いかもしれないけど。
>>93 残念。本人じゃないよ。
やっぱりマイナーな本紹介すると本人扱いされるんだねw
95 :
92:2008/12/18(木) 00:57:22
あと、たぶん、自費出版でもないと思う。シリーズ名が違うみたいだから。
ところで、蜂谷涼読んだ人っているかな?
この人も何年か前までマイナーだったけど、最近、本出てるよね。
真野ひろみはもう新刊出ないのか。
サイトもずっと前に消えちゃったし。
伊庭八郎の話の「雨に紛う」を昔読んだけど
歴史のコネタもいろいろ拾ってあって当時面白く読んだ記憶がある
築山桂も鳥影社(自費出版系)出身だけど、出世したね。
築山桂は、江戸時代の大阪を舞台
澤田ふじ子は、江戸時代の京都を舞台
独自の世界観があると埋もれにくいね
他の時代小説家と差別化が図れるし
『御宿かわせみ』、源太郎と花世結婚おめでとう。
でも最後の最後で唖然とした。
弁当奪う女って……ウザ過ぎる!!
お、良かった
千春相手じゃなくて
しかし、何だ?
弁当奪う女って。のだめかよw
源太郎と花世ってw
まあ花世と麻太郎が結婚だと千春が可哀想すぎるから
よかったかナ
確かにあの女はウザイし、粘着しそうで怖い。
これからも絡んできそうな嫌な予感。引っ越せ源太郎。
・宗太郎、娘を嫁がせて哀愁漂う父ちゃんに。
・新妻花世、初々しいんだが頑張れイロイロと。
・何だかんだ言って結局メロメロだな、源太郎。
そんな回だったww
木村友馨は、前に本人の日記見てから本を読む気がしなくなった……。
どれどれと公式ググったが、トップで萎えた
出された本のタイトルが気に喰わないって言うのを
あんなとこで書く必要があるのか?
経験を積んだ大先生の言うことになら、編集だって耳を傾ける
決定権があちらにあるということは
自分がそれだけの実績も経験もないからだってことに
なぜ気づかないだろ
編集との意見の食い違いとか、そんなの読者は読みたくないぞ
「天眼通お蔦父娘捕り物話」を読んだけどお勧めしない
町娘が同心に大荷物持たせてその前をノシノシ歩くとか
時代考証も背景も書けてないし肝心の捕り物もラノベ以下でした
天眼通〜のレビュー見てきた。
そんなに評判悪いと逆に気になってくるな
天眼通〜2冊だけ読んだけど、脚本に毛が生えたような小説と比べれば
マシな方だと思う。
ただ、この人の場合、「(他の作家と違って)ちゃんとした小説です」とか、
自信過剰な表現や他作家叩きが日記で目立つから、その割りにはどうなの?と
思ってしまう。
随分前だけど、末期癌で苦しんでいた吉村昭が弱音を吐いたのを
叩いていたのは、どうかと思った。
自分も母親の介護で疲れていたのはわかるが、これが有名ブログだったら
炎上していてもおかしくないレベルだと思う。
たいした実績もないのに、大きな口を叩くから
馬鹿にされるんだよな
「沈黙は金」で、執筆に専念してれば
若い世代の作家としては、まだ読ませる範疇にいるんだろうに
(オイ)とか自分ツッコミ(?)をするのは何なんだろうか。
女子高生のブログじゃないんだから…と思ってしまった。
「藤沢周平が毎回『海坂藩』なのすごくよくわかる(オイ)」っていう書き方は失礼な気がする。
もう亡くなっているとはいえ時代小説の大先輩なのだし、
同じことを書くにしてももう少し敬意を払った表現は無かったのかな。
全体的に不遜で自信過剰な人に見えた。
まだ若いからこれからに期待したいけど…うーん。
自分のサイトに来る人は、他の作家の作品を読まないとでも思ってるのかねえ?
最近時代小説にはまって読み始めた者です
北原亞以子の「木戸番小屋」と「慶次郎」シリーズが好きで一通り読み終わりました
他にも宮部みゆきの「ぼんくら」や「日暮らし」、畠中めぐみの「しゃばけ」シリーズも大好きです
あまり壮大な話よりも人情話や、魅力的なキャラクターの出てくる話が好きなのですが何かおすすめはないでしょうか?
この間「日無坂」も読んだのですが、少し雰囲気が暗いような気がしてあまり好みではなかったです
>>114 宇江佐真理 「銀の雨」「卵のふわふわ」
両方とも連作短編もので、かなりおすすめ
気に入ったら「おちゃっぴい」や「無事、これ名馬」
髪結い伊三次シリーズとか、どれもいいと思う
ただこの人の史実に沿った話(「深尾くれない」とか)は地雷なので注意
諸田玲子 お鳥見女房シリーズ
澤田ふじ子 公事宿事件書留帳シリーズ
上方ことばなので文体確かめてあうようなら
杉本章子 信太郎人情始末帖シリーズ
和田はつ子 口中医桂助事件帖シリーズ
シリーズ後半になるとちょっと話が大きくなりそうだけど
117 :
114:2009/01/18(日) 22:13:54
>>115 「浪花の花」面白そうですね。
NHKのドラマシリーズになってるのものはどれもよさそうですよね。
今度買ってみることにします、ありがとうございました!
>>116 たくさんおすすめありがとうございます!
シリーズもの好きなのでどれを読もうか迷ってしまいますね。
本屋さんでそれぞれ覗いてみて購入したいと思います。
さっき森真沙子の日本橋物語ほか三冊買ってきた。
森さんの時代小説を読むのは初めてだから楽しみだす。
今「かわせみ」シリーズを読んでいるんですが、江戸編は27の横浜慕情で終わりなのでしょうか?
新シリーズはここの評判を見ているとあまり読みたくなくて…
>>119 まだまだ先がありますよ
「佐助の牡丹」28巻
「初春弁才船」29巻
「鬼女の花摘み」30巻
「江戸の精霊流し」31巻
「十三歳の仲人」32巻
「小判商人」33巻
「浮かれ黄蝶」31巻 (まだ文庫化されてないはず)
それと、新・シリーズ(明治編)は「新・御宿かわせみ」となってて
すぐ分かるからご心配なく
「新・御宿かわせみ」 (単行本のみ)
「新・御宿かわせみ 華族夫人の忘れもの」 (単行本のみ)
121 :
120:2009/01/30(金) 20:33:35
あ、「浮かれ黄蝶」は34巻だった、これが江戸編の最後
といっても、華々しく江戸時代が終わるとかではなく
淡々といつもの「かわせみ」だけど
>>120 ありがとうございます
まだまだ続きあったんですね〜
新かわせみは気が進まないので、かわせみシリーズを楽しく読み進めたいと思います
平岩弓枝って「はやぶさ」は話題にならないのね
平岩の御用旅は面白くないから
新八とお鯉がくっ付いて欲しいんだが、無理そうだね。
大竹金吾(だったっけ?)あたりとくっ付けられそうで切ない。
北原亜以子の「慶次郎」シリーズ、好きなんだけど
養子夫婦が駄目だ(特に皐月)
三千代が可哀想で…
夫婦が出張る回は飛ばし読み
新八もお鯉が切なくて嵌りきれなかったなぁ
皐月の幸せは、三千代の犠牲の上に成り立ってるんだもんね
晃之助に連れ込み茶屋に誘われて断ったこと書いてて哀れだった
再読したい時代小説があるのですが、タイトルが思い出せません。
作家は女性だった記憶があります。平岩弓枝・永井路子ではないのは確実です。
ご存知の方いらっしゃいましたら、宜しくお願いします。
以下あらすじ----------------------------------
主人公はある武家の下働きの女性。典型的な大和撫子。
その家の嫡男もしくは年若い当主は、熱血タイプではなく
物静かな人だった印象。独身。
途中いろいろあったと思うけれど記憶に無いので割愛。
ある日、武士に縁談が持ち上がるが、イマイチ乗り気になれない。
そんなこんなで日々の暮らしの中、主人公の一挙手一投足を見ていて
「この娘を妻にしたい」と心に決めるも、家族(一族?)は当然反対。
それでも結婚したい武士は、家族(一族)の前でキッパリ結婚を宣言。
歌謡集『閑吟集』の小唄「持つが大事な」の一説を引き合いに出して
「結婚は、盆に水を張って零さないように二人で持つことと似ている」
「夫婦は支えあって生きるべきだ。私は○○(主人公の名)と夫婦になる」
というようなことを、サラッと言い切る。
最後は、離れた部屋で働いている主人公を呼ぶ武士の声で終了。
「○○、ここへ来てくれないか。」
のような、その後はメデタシメデタシだろうと想像できる爽やかな感じ。
----------------------------------------------
というものです。読んだのは、最低でも15年以上は前です。
印象に残っていて、どうしてももう一度読みたいです。
ご存知でしたら宜しくお願いします。
130 :
無名草子さん:2009/02/12(木) 00:58:46
>>129 宇江佐真理も違うんじゃないかな。
彼女の本はほとんど読んでると勝手に思ってるが、該当作は読んだ記憶が無い。
たいした事いえなくてスマンね。
15年以上前なら、最近の女流作家じゃないよね
でも北原亞以子でもなさそうな気がする
武家ものの名手安西篤子ぽいと思ったけど
手持ちの2冊にはなかったわ
>>129 読んだことないので確信はないが
「花籠に月を入れて」 澤田ふじ子
塩川五太夫は父の代から寺社内奉行を務め、将来は年寄城代にもなると
噂される切れ者だった。だが1人息子の荘太郎はうつけ者という風評があり
縁談はなかなか纏まらなかった。
奉公人のおみつは、静かに書を読む荘太郎の一面を知っていた。
キーワードの『閑吟集』・「持つが大事な」が特徴的だったから、そこから
調べてったら行き当たった。タイトルは
「花籠に月を入れて 漏らさじこれを 曇らさじと 持つが大事な」
からみたいだが、ぽくないか?
このあら筋だけじゃどう転ぶか読めないけど、「持つが大事な」を使う
女流作家の時代小説はそうそう無いと思う。
>>133 なるほど、ぽいね ググったら
単行本 光文社 『夕鶴恋歌』 (ISBN:9784062018517)
文庫本 光文社時代小説文庫 『夕鶴恋歌』 (ISBN:9784334732332)
単行本 中央公論新社 『これからの橋 澤田ふじ子自選短編集 』 (ISBN:9784120038013)
に入ってる
牧南恭子の「やがすり信助捕物控」が好きなのですが
続きは出ないのでしょうか?
ここで聞かれてもねえ
出版社宛にファンレターでも送ったら?
ひぐらし同心は学研M文庫にうつったのをみたら
ワンツ−マガジンと切れたのかもしれないけれど
137 :
129:2009/02/17(火) 14:11:39
>>133-134 ありがとうございました。
確認したところ、この短編でした。
この一人息子、飛んでる小虫を箸で捕まえペイッと捨てるというスゴ技を
繰り出す、「なんちゃってぼんくら」の男前な男性でした。
久しぶりに読んでもやっぱり読後感が良く、改めて好きだな、と思いました。
ズバッと解決ありがとうございました。
>>137 澤田さんの本はまだ読んだことがないんだけど、なんだか面白そうだね
文庫版もあるみたいだし見かけたら買ってみようかな
澤田さんの陰陽師ものだけど「大盗の夜」は面白かったな
短編集なら「遠い蛍」読了後ほのぼのとします
最近はアレだけど少し前の作品は良作が多いね
140 :
無名草子さん:2009/02/19(木) 17:46:32
杉本苑子の「ピント日本見聞記」を読んだ
中々面白い
女の癖にやるじゃないか
杉本苑子は「今昔ふぁんたじあ」が面白かった。
皮肉な結果や怪我の功名、因果応報も書かれてて飽きずに一気読みした。
ああ、私も好きだ
杉本苑子氏は、平安とか王朝ものがいいんだよね
143 :
無名草子さん:2009/02/25(水) 23:44:18
木村友馨さんの小説、文章がものすごく読みづらい気がしますが、読んだことがある方は、ドウでしょう。
作者本人は、自分は練りに練った文章を書いてるんだから、それについて来れない人とは波長が合わない、みたいなことをおっしゃってましたが、いくら練っていても読みにくいものは読みにくく…。
作中の会話も、まるで作者のブログに載っている日記のようなノリです。(情緒がないというか、時代物らしい落ち着きがないというか)
こう感じるのは私だけでしょうか。あと、句読点の切り方も独特すぎて、ものすごく読みにくいです。
作者のブログ見てると、それでも熱心に支持してくれている読者が多数いるようで、、んー、どうなんでしょう。
難しい単語はないけどなんだか読み難い、という印象でした。
あんまり魅力を感じなくて物語に入り込めなかったせいかもしれません。
時代小説ならではの情緒が伝わってこなくてガッカリした覚えがありますが
私は多分このスレではかなりの若輩者だと思うのでうまく読み取れなかった部分があったのかも…?
このスレ内では、下手とまでは言わないが
作家が自分で言うほど上手くはないって感じかな
いや下手でしょ、時代考証とかテキトーだし
携帯小説に毛が生えたようなラノベっぽいのや
会話だけで全部説明するような脚本のようなのに比べればマシってだけで
作家の年齢から考えれば、今後に期待って人もいるかもしれないけれど
本人は自信満々みたいだけどねー
三日月が円くなるまで
堪忍旦那が出てくるかとwktkしてたけど、銀の雨に出ていた人物は紅塵堂一家以外でなかったね
木村友馨は、もともと代々木アニメーション学院でラノベを
習っていた人みたいだからね。
そこをラノベ出身で時代物を書ける人間を探していた
KKベストセラーズの編集者に拾われた。
本人も時代物を書きたくて書いているわけではないと、
日記で散々愚痴っていた筈。
ラノベっぽいのは個性としても、
日記はもう少し何とかならんのかなと思う。
>>150 自分と逆だ。
ラノベ書いてるけど時代物書きたいんだ、でもコネがないという
>>150 何とまあ、それこそ、チラシの裏に書いとけばいものを
木村友馨の時代小説を読んだ読者が
それを目にしたらどう感じるのかとか
想像力の欠片もないのか?作家の癖に
さすが、ベテラン藤沢周平の話を日記に書く際にまで
(オイ)なんて厨じみた突っ込みを平気でできる人だよ
>>151 出版社に、ダメモトで持ち込みするか
賞とかに応募するのは?
講談社の時代小説大賞はもうないけど
朝日新聞が新設の時代小説の賞を募集してたかと
木村友馨とか携帯小説に毛が生えたレベルの新人なんかどうでもいい
スレで話題にするまでもない
>>142 それが意外に江戸ものもいける
「冬の蝉」「鶴屋南北の死」は、江戸情緒がありつつ
時代考証もしっかりしてて破たんしてない
杉本苑子はまだ読んだことないなー
「杉本苑子はこの作品から入ったほうが良い」みたいな本があれば教えてくれ
特になければ適当に買ってくる
>>154 「今昔ものがたり」「新とはずがたり」
「歴史を彩った女性たち」「滝沢馬琴」とかがおすすめ
杉本苑子は、歴史小説か、平安・鎌倉あたりの時代小説しか
今まで読んだことないので
>>153のすすめる小説については、自分は分からないけれど
>>155 ありがとう、ちょっと探してくる
平安鎌倉あたりの時代小説は初めて読むから楽しみだ
>>152 >朝日新聞が新設の時代小説の賞を募集してたかと
ありがとう、考えてみます。
宇江佐真理の「憂き世店 松前藩士物語」を読んだ
この人の史実に沿ったのは地雷と聞いていたけれど
史実に沿ってといっても、名が残った人たちの話ではなくて
藩を離れて浪人している一家の話だったから面白かったよ
話も基本的に裏長屋の人情ものだった
159 :
無名草子さん:2009/03/29(日) 16:01:22
諸田玲子の市井ものおもしろいね。
160 :
無名草子さん:2009/03/29(日) 16:07:03
>>157 松本清張賞、オール読物なんかも時代小説大丈夫
小すばも前回時代小説(歴史だったかな)が受賞してる
居眠り紋蔵の佐藤雅美が女流作家じゃなかったことを今さら知った…。
ははは、「まさよし」じゃなくて「まさみ」と読んでた?
そういや以前、どこかの通販サイトでも女流作家に入れていたな
字面だけじゃ分からんからなぁ
佐藤雅美を知ったのが、「将軍たちの金庫番」で
経済時代小説家ってイメージが強かったから
女流作家だと思ったことはなかったな
それより自分は、作家名を間違えて買ってしまうことがある
杉本章子を杉本苑子と混同していたのは、問題はなかった
というか、杉本章子も面白くて気に入ったのでokだ
でも、隆慶一郎と思って、峰隆一郎を買ってしまったのは
今でもちょっと恥ずかしいw
吉原御免状が良かったから、最初に色里の話がでてきても
別になんとも思わなかったんだ
途中から、どんどんエロエロになっていってビビるまでは
>>166 面白いスレですね
なぜ時代劇板に立っているのかは不明ですがw
そろそろ「御宿かわせみ」の旧シリーズ最後の単行本「浮かれ黄蝶」が
文庫化するんじゃないかと待ってるんですが、
どなたか情報をお持ちの方いらっしゃいますか?
Amazonで検索してみたけどダメだったので、まだ半年先ぐらいかなぁ。
170 :
168:2009/04/05(日) 10:52:29
×文庫の発売なんてそんな先までしか分からない
○文庫の発売なんてそんな先まで分からない
訂正ついでに
十三歳の仲人 単行本刊行年:2004-03 文庫本刊行年:2007-04
小判商人 単行本刊行年:2005-04 文庫本刊行年:2008-04
浮かれ黄蝶 単行本刊行年:2006-04
確かに、そろそろ来てもいい頃なんだね
今月の文庫は、 西遊記(3)(4) で、来月は何もないみたいだけれど
>>169-170 168です。詳しいレスをありがとうございました!
海外の個人ブログは知らなかったので、参考にしてみます。
口中医桂助シリーズ、久々に新巻が出たと思ったら
思いっきり、次巻に「つづく」仕様だった
来月、続けて発刊されるらしいからいいけどさ
スレの時がとまっておりますなぁ
174 :
sage:2009/04/28(火) 21:04:03
宇江佐真理の「憂き世店 松前藩士物語」は、アイヌのことを考えると、
とてもではないが松前藩の蝦夷復帰を応援する気にはなれなかったな。
175 :
無名草子さん:2009/05/03(日) 17:18:24
吉原手引草が文庫になったね
『新・御宿かわせみ』シリーズ、今後も買い続けようか迷ってる。
既刊二冊読んだけどガッカリだった…。
旧シリーズの頃から大嫌いな花世が準主役になったっのもあるけど、何といってもストーリーがダメだ。
私の中では既に、新シリーズは黒歴史としてなかったものとなってるよw
>>175 もう!?
・・・と、思ったけど、これ2007年の作品なんだな
当時、蜷川実花の映画と宮木あや子のデビュー作も吉原もので
女性が描く吉原ブームktkr?とか思ったもんだ
なんという過疎
最近これは!と思うような作家になかなか巡り会えないなぁ
一回ちゃんと西遊記読んでみようと思ってるんだけど
平岩弓枝の西遊記ってどう?
私だったら平凡社の分厚い黄色で二段組の西遊記を読むな。
ブクオフで大量に旧「かわせみ」の文単行本が出回ってるを見ると
見限った人多いかのかなぁ
文庫版と言っても量が多いからねぇ…。
あまり読み返さない人なら手放すんじゃ?
引っ越しでやむなくって事もけっこうあるよ。
1.見限った、もうイラネ状態
2.置場がないので手放した
3.一回読んだらすぐ売る
少なくともこの3つのパターンにはわかれるからなぁ
ただ2には「新シリーズ微妙だったし、良い機会だからもう売っちまおう」という人も多少はいるだろうね
せっかく面白かったのに勿体ない切り方しちゃったよなあ…
旧作を読み返しても
この後この登場人物はアレな人生をたどるのか…と思ったら楽しく読めないよ
186 :
無名草子さん:2009/06/23(火) 21:41:16
六道慧の御算用者シリーズ(光文社文庫)、けっこう面白いと思うんだけど。
でも、祖母に貸したら「全っ然おもしろくない」と付き返された…。
ラノベ出身だから?
読んだことがあるけれど、設定ばかりで登場人物に深みがなくて薄っぺらい気がした
ラノベ出身だからではなくて、ラノベのノリが抜けていないのが問題なのでは
何気に手に取った「八朔の雪」を読み出したら止まらなくなった。<涙がw
あんまり読んでる人いないのかな?
続編がとても気になる。
読んだ。シリーズ化するらしいね。ランティエに書いてあった。
同じ作者の「銀二貫」もすごく好みだった。
191 :
無名草子さん:2009/06/24(水) 22:18:44
>>188 書店で働いてるけど、出版社(角川春樹)がものすごく押してる。
毎週のようにFAXやPOP、ポスターが来て、これは売らねばと思った、もののまだ読んでない。
読んでみようかな。
>>188-191 ヘエーヘエーヘエー(AA略
肝心の(?)作家名がレス中にないのでググってしまった
高田 郁、と
既刊の評判も良さ気だな
八朔の雪 読んだ。
前作「出世花」も良かったが、これもかなり良い。
続編が早く読みたくなるような終わり方も良いな。
巻末にレシピが載ってるのが面白いし、美味そうに拍車がかかる
194 :
無名草子さん:2009/06/25(木) 17:28:56
「八朔の雪」、って、かわせみシリーズのタイトルにあったね。
こっちのはまだ読んでないけど。
八朔の雪、平積みされてPOPで飾られてた
新人作家にしては、ほんとプッシュされてるね
表紙のイラストはあまり好きじゃないけど
買おうかと思ったけれど、森真沙子の日本橋物語の
新刊が出てたのでそっちににしてしまった
えらく人気なんで『八朔の雪』を買いに行ったけど見当たらなかった
で、
>>193が書いていた『出世花』があったので買って読んだ
簡単に言えば、時代小説版おくり人
所々みられる説明口調に、ちょっと辟易しないでもないけど
ストーリーがいいね、最終話には泣かされてしまった
続編を書いてほしいけれど、恋愛は期待しちゃダメなのが残念だ
林由美子『化粧坂』、結構面白かった。
表紙はちょっとアレだけど。
奥山景布子はいくつかの書評で評価高かった為か『う〜ん…』だった。
期待がデカ過ぎたのかも…
森谷明子の千年の黙・異本源氏物語
平安時代が舞台の歴史・時代小説って初めて読んだけど
すごく良かった
・・・平安時代が舞台でも「歴史・時代小説」にカウントしておkだよね?
江戸時代ものだけが、時代・歴史小説ではないしOK
田辺聖子や杉本苑子の王朝物も過去に話題になったことがあったはず
「銀二貫」読了
単行本でもなければ文庫でもない、時代小説で新書版ってめずらしい
単行本はなかなか売れない時代で、
時代小説の書き下ろし文庫は飽和状態しかも単価が安い
幻冬舎は、今後もこういうスタイルでくるのかな
内容は、さぁこれからって時の苦難の連続で
初めはハラハラ、そのうちおぃおぃまたかよ状態だったけれど
読み終わった後は爽やかな気分になれてよかった
ツンデレな番頭の善次郎が好みだ
>>199 アドバイス、サンクスです
時代・歴史小説=戦国時代か江戸時代、というイメージがあったので
ちょっと心配だったんだ・・・
歴史小説は問題ないと思うけど、「時代小説」は一般的には江戸時代ほぼ限定だと思うよ。
いや、それは単に江戸時代が資料が豊富で時代小説を書きやすいから
結果的にそうなっているだけのことだろう。
芝居で「時代劇」というジャンルが先にあって、その流れじゃない。
「江戸時代(もどき)が舞台」でいいんじゃないかな。
杉本苑子「終焉」
イモ代官の伝記的小説。
206 :
無名草子さん:2009/07/05(日) 10:40:25
207 :
無名草子さん:2009/07/07(火) 19:49:31
永井路子「この世をば」「もののふの賦」
つわものの賦
近藤史恵「寒椿ゆれる」読了
千蔭と梅が枝、このままどうなるのかな
早く続編でないかな
9/15 角川ハルキ時代小説文庫 「花散らしの雨 みをつくし料理帖」 高田 郁
こっちより「出世花」の続編の方が読みたい……
やっと「御宿かわせみ」旧シリーズ最後の
「浮かれ黄蝶」文庫版発売日が公表された〜
9/4(金)が楽しみです。
新シリーズは全く読んでませんが、この文庫を読んで
完結したものと納得する予定w
>>211 賢明な御判断です(笑)
とにかく明治編酷すぎですから。
八朔の雪、銀二貫、出世花、読みましたよ
良かったですよ
御宿かわせみって旧シリーズだけ読んでも完結した気持ちになれる?
新シリーズの評判で手が出せずにいるんだけど、旧シリーズだけでも楽しめるなら読んでみようかなぁ
>>214 考えるまでもなくて、中古屋でいくらでも売ってるから、読んでみればいいじゃない。
1巻を読んでみれば性に合うかどうか分かるし、1巻は品切れでも、読み切りに近いから適当な巻で間に合うし。
性に合うかでなく、旧シリーズだけで「完結した!」と思えるのかどうかを気にしてるのでは…
>>216 んあ〜〜〜 そういう話なのかな?
だけど、「楽しめるなら」ってのが個人差の問題で、そっちのほうが決め手だと思うけど。
華岡青州の妻/有吉佐和宮様御留/有吉佐和子
鬼龍院華子の生涯/宮尾登美子
櫂/宮尾登美子
岩伍覚え書/宮尾登美子
蔵/宮尾登美子
ミカドの淑女/林真理子
定番中の定番だけど、やっぱり名作は良いですね。
何度でも読みたくなります。
219 :
無名草子さん:2009/08/27(木) 07:53:22
鈴木由紀子「花に背いて 直江兼続とその妻」
今の大河の脚本よりずっといいよ。
永井路子
杉本苑子
もうお年だから無理かもだけど、ぜひ新作を書いていただきたい。
杉本氏の『檀林皇后私譜』『山河寂寥』は面白かった。
古代(上代)と平安時代の境目の頃を題材にした小説って少ないような…?
そういう点でも興味深かった。
漢風から国風へ移行する時代だから面白いと思うけど、資料が少ないのかなあ。
松井今朝子
『家、家にあらず』
完徹で読んでしまった〜!
知る楽の歌舞伎入門の解説で興味持って読んだけど
すごいこの人!
歌舞伎が好き、
ハリーポッターやチャングムや千と千尋の神隠しが好き、
嵐ヶ丘やイギリス作家のミステリーが好きな人にはとくにお勧め
高校生くらいから面白く読めると思う
「みをつくし料理帖」の続き、15日発売だと思ってwktkしながら
本屋寄ったのに見つからなくて、ネットでもどこも扱ってないしなんだろうと思ったら…
1か月延期してたんだねorz
諸井玲子の「美女いくさ」
色恋関係や登場人物がごちゃごちゃ中途半端で、読み終わってもすっきりしなかった。
特に最初の旦那の立ち位置がよくわからん。
離縁して密会するまではよかったんだけど、その後はずっと想われてて重要なところで
関わってきても、本人が何考えて何やってるのかはっきりしないし。
最初の濃密な描かれ方で、もっと絡んでくるか、最後に見届け役で登場するかだと思ってたんだけどなぁ。
>>223 確かに。
つまらなくはなかったけど、何と言うか目新しい所がない作品だった。
浅井三姉妹を描いた作品はたくさんあるから、斬新さを出すのは難しいかも。
次女の常高院を主役にした作品があったら読んでみたい。
天下人の妻・母になった姉妹に挟まれた女の心は‥と興味あり。
宇江佐真理好きなんだけど
最後がどうも…
あやめ横丁
十日えびす
卵のふわふわ
ひとつ灯せ
死ななくていいのに登場人物を死なせたり
行方不明にしたり、もやもやが残る終わり方が多い
それを言うなら諸田玲子さんも結構無茶してくれる。
和田はつこさんの口中医シリーズ読みはじめたんだけど
この人、必ず主人公のモデル設定がかっこ良すぎ。
現代もの書いてたときは、はっきりブラビ似ってかいてたしwww
ま、女流作家の作品って大概そうだって言ってしまえば
そうなんだけどね。
自分の書く主人公に惚れないと
言い作品は書けないって事なんだろうけど
ナルシシズムに走り過ぎてて読んでて辛いときがある。
美女いくさは最初から最後までずっと小督の主観のみで話が進んで決着していくのが何とも。
純粋に「一女性の目から見た戦国」をあらわしているのかな。
歴史的な出来事も淡々と書かれているだけだからどこに重点おいて読めばいいの
かわからなかったw
諸田玲子さんはそんなに読んだことないんだけど、この人の戦国ものって気のせいか
同じキャラクターの使い回し(家康とか家康の側室)が結構あるような感じだから、
茶々とかも使い回しで新しく短編でも書くつもりなのかな、なんてちょっと思った。
でも考え過ぎだろうな。
宇江佐は伊佐次や初期作品はあんまりボロが出てないが
近作は駄作や続編ものでのキャラ崩壊が酷い
澤田はシリーズが進むといつのまにか主人公交代させるし(毎回中年の浪人で剣の名手)
高瀬川と陰陽師は前主人公のほうが良かった。
諸田は「狸穴あいあい坂」と「かってまま」で面倒なところを飛ばすから
どうも登場人物の動きが嘘ぽい、手を抜きすぎ
230 :
無名草子さん:2009/10/06(火) 18:28:58
225に同意
自分はかわせみ第一巻をはりきって読んだんだけど合わなかった
なんか二人のいちゃいちゃの必要性を感じられなくてイライラしたよ
宇江佐の「彼岸花」はどれもよかった
つうさんの家と尼さんの短編は今までにない読後がほのぼのとした
尼さんは続きが読みたい
>221
トン。お薦めに従って読み始めたら本当に面白い。
今、半分ぐらい。
一度に全部読んでしまうのは、もったいないかも。
234 :
無名草子さん:2009/11/03(火) 15:44:08
質問させて下さいm(__)m
諸田玲子氏のお鳥見女房シリーズの巣立ちの続編はあるのかな?
>>234 続編はありますよ。「小説新潮」で連載再開してます。
単行本になるのは1年ぐらい掛かるでしょう。
236 :
234:2009/11/04(水) 06:57:45
ありがとうございますm(__)m
高田郁の「花散らしの雨」が文庫で出たから買ってきた。
おもしろかったんだけど、シリーズ完結まで相当かかりそう。
キャラが立っててバランスも取れてるから、作者のモチベーションが下がらないといいな。
>>219 鈴木由紀子って会津の山本覚馬の伝記的な「闇は我を拒まず」の頃は
好印象を持ってたんだけど、最近は何だか痛い人だなぁと思ってる。
米沢で直江大河の誘致運動が盛んになった気運は、
自分が「花に背いて」を発表したからだ・・・とか言ってるし。
大奥ドラマや大河の便乗や新書で稼いでる人、って印象もある。
和宮についての新書なんて他資料本からの引用ばかりで、ちょっと吃驚したくらい。
諸田玲子さん、築山殿を描いた「月を吐く」は良かったんだけどね。
>>237 欲を言えばもう少し早く出版して欲しかったな〜
まだ暑い日がある頃に。
そしたら“忍び瓜”作って食べたのに。
漫画が面白そうだったから八朔と花散らし読んだ
澪がなんでもかんでも驚きすぎなのと
種市の語尾の「だよぅ」がなんだか好きになれない…
あの時代でも本店支店間の定期連絡はあるだろうし
何の伝も身元保証もなしにいきなり江戸に店を構えられるわけもなし
本店からついて行った従業員や出入り業者から連絡があってもおかしくないよね?と
設定自体に色々無理を感じてしまう
後から読んだ家族から「お江戸版チャングムって感じ」と言われてちょっと納得した
242 :
224:2009/11/23(月) 01:17:14
>>241 情報d!
ちょっと前に畑裕子の『近江戦国の女たち』を読みました。
近江関連の著作が多いですね。
ご紹介の『花々の系譜』を早速読みたかったけど、近くの公立図書館には所蔵されてなかった…
ちと残念…
今日、本屋で見かけた「オール讀物」に平岩弓枝・祝作家人生50年とかで
本人インタビューが載ってた。
最近の作品はあまり好きじゃないのが増えてしまったけど、
作家50年続けられるってのは感嘆するわ〜
平岩弓枝、かわせみのみならず新八シリーズまで迷走始めてるからなぁ…
他の史実物にも手を出すなら、元気なうちにシリーズを完結させておいてほしい。
グイン・サーガや死霊のようにはなって欲しくないよ。
新・御宿かわせみの新刊買うか悩み中…。
どーせ購入&読了しても失望するのだろうから図書館で借りればいいのか、とも。
今まで買い続けてたから何だかんだ止める決心がつきませぬ(笑)
>>244 新八シリーズは更に酷いよねぇ。
かわせみ以上のレギュラー切り捨て。
お鯉との関係が面倒臭くなったからかな?
>245
かわせみ明治編は身近にいる長年のファンが
とうとう見放したからよっぽどなんだろうと気にはなるけど
ダメージ受けそうなものをわざわざ読む気にもならないんだよね
漫画の方見ておもしろかったから花散らしの雨読んだ
多分ヒロインがいなり寿司を発明するんだろうな
お澪坊、そいつはいけねぇ
それは私のお稲荷さんだよぅ
森山茂里が好き
婿侍シリーズ続き出ないかな
和田はつ子の料理人季蔵捕物控の最新刊「時そば」を読んだ
楽しみにしていたのだがウーンという感じ
落語が題材になってるのが趣向のようだが、まんじゅう怖い、時そば、目黒のさんまと小ネタ揃い
挙げ句の果ては上方落語の蛸芝居ときては・・・
こんな落語を楽しみに大店の旦那衆が来ていてるのじゃなくて季蔵の料理を楽しみに
落語を聞きにくるんじゃ、まるで「寝床」を地でいったようなもの
次回作に期待か・・・
年末の大掃除で、ついに思い切って御宿かわせみ30冊売ってきた。
590円…
251 :
無名草子さん:2009/12/31(木) 14:13:33
北原亞以子の木戸番小屋シリーズ、1作目しか読んだことなかったんだけど
最近ブックオフで2作目から4作目までまとめ買いしたので、この正月休みに読もうかな。
>>249 和田はつ子と言えば、本屋に全シリーズ並んでいたんで
本屋で独自にフェアしているのかと思ったら
出版会社、4社に跨っての合同フェアなんだね、ちょっと珍しい
口中医シリーズしか読んでないから、自分には余り関係ないけど
>>237 2月に、三巻が出るってさ
>角川春樹事務所 時代小説文庫
> みをつくし料理帖シリーズ 高田 郁 2/13発売予定
ちょっと立て続けすぎないかな
角川ハルキ文庫の一押しは分かるけど
大事に育ててほしいなぁ
このままだと、自分の中で
どれを読んでも同じ読後感で飽きてしまった
山本一力コースをたどりそう
>>250 そのお金で新しい本が一冊買えるじゃないか!
30冊にかけた値段を思うと悲しくなるが…
新しく良い本に出会えることを祈ろう
孤宿の人 読んだ
ここまで殺すか?っていうくらい死んでいった
虚しすぎる
>>252 みをつくし料理帖のコミックでなくって?
あんまり書くのをせかして駄目にしないで欲しいなぁ…
おっ!本当だ。
それにしてもピッチ早いなぁ。
>>258情報乙です。
花散らしも発売日1ヶ月延期してたけど
(しかも最初の発売日の前日か前々日辺りに新聞広告も出てたのに)
また延期なのか…1作目から好きだったから続きが読めるのは嬉しいけど
もう少し刊行ペースゆっくりにすればいいのに。
書き下ろしスタイルだと
自分のペースがつかめない作家なのかも知れない
締切があっても、尻を叩かれないとなかなか筆が進まない作家もいるしね
そういう作家は、刊行ペースをゆっくりにしたらしたで
それに合わせて筆のすすみも鈍るから同じことになる
杉本章子の「お狂言師歌吉うきよ暦」と2冊目の「大奥二人道成寺」
大名家の奥向きで女芝居と舞を見せるお狂言師の新米が隠密目付の手先になるお話。
俺が最後まで読んだんだから、読みやすいし面白いんだろうと思う。
石川英輔かと思ったw
かわせみ「花世の立春」読んだ
花世は麻太郎と結婚させるつもりだったのかと思ってたから驚いた
麻太郎って魅力ないキャラだね
なんだかんだいっても東吾が我慢できませんでしたの
親同士の愛情も何も無い隠し子だしあんまり応援する気になれないわ
千春も影が薄いし平岩先生は何が書きたいのかさっぱりわからない
澤田ふじ子とか北原亜以子とか宇江佐真理とか諸田玲子とかを読んで次は誰にしようと言うことで
松井今朝子にした。
様子見として家、家にあらずと銀座開化事件簿の2冊を読んだ。
メチャ面白いわw
かわせみ明治編は無かったことにしてる
宗太郎とるいはまとまるのかしら
まぁ、もはやどうでもいいけど
高田郁の銀二貫を読んだ
泣いた
>>265 この人みたいに「書ける」人に速攻ツバを付けるのはプロ編集として当然じゃね?
ホント、麻太郎は魅力がないよね
東吾のコピーだからねえ
「年をとった東吾はみたくないでしょ」ってインタで明治編を語ってたけど…
いろいろ面倒になったのかもね
わたしは花世の性格もわからない。
あの性格、魅力あるの?
東吾さんはまだ、失敗と失言とか、かわいげがあったけど、
麻太郎は完璧すぎ。ぜんぜん面白みがない。
作者の老害を感じる発言ですね>270
見たくない(描写したくない)のは、他ならぬ作者って感じ…
自分はちゃんと年相応に落ち着きも持ちながら
時々お茶目な感じのお年寄りになるのなら
東吾&るい夫妻の老後も読みたかったなぁ
まあ明治編は生温く眺めるか、全く手を出さないのが正解かも。
(かわせみファン待望の子)千春があんなにどうでもいい書かれ方するなら
素直に東吾とるいの子供を男の子にすればよかったのに
麻太郎の出生についての東吾とるいのドラマが東吾行方不明でスルーされてるし
別に隠し子設定要らなかったんじゃないのねえ
投げちゃった感じするわ
花世もひどい。
>>274 禿同。
そもそも東吾に通りすがりも同然の女性と関係を持たせて
子を授けるくだりが必要だったのかどうかも謎な話だった。
るいとは別に、懇意にしていた花魁でも居たのならともかくも…。
東吾とるいとの間に子供を設ける予定がなかった為に
行き当たりばったりの思い付きで、東吾に男として
役立たない訳じゃないという証明でもさせたかったのか?
それとも長年子供が出来なかった兄夫妻に養子を作るのに
都合のいい状況を作りたかったのか?
みをつくし料理帖3、読んだよ
なんというか、若旦那なんてものは
人並みに遊びも知って、世間の裏表や人情の機微を知らんと駄目だね
真面目さや研究熱心なのは、それこそ奉公人が持てばいいんじゃないかねぇ
>>277 おお、ついに若旦那の消息が?
あんまり放置されてるから、作者に忘れられてるのかと思ってたw
明日にでも買いに行ってこよう。
近藤史恵の猿若町捕物帳シリーズを知人にすすめられて読み出したけど
なんというか最初の設定に躓いた
久々にヒットした時代劇風ドラマ「仁」ですら
吉原には、歌舞伎役者は登楼できないしきたりだって
ちゃんと説明してたのにねぇ
いや、時代設定とか時代考証とか適当でも楽しめる作品は多いんだけど
ストーリーの要になる設定すらきちんと調べていないってなると
後は押して知るべしって気になっちゃうんだよね
はじめから、荒唐無稽なストーリーなら
そういうもんだって話に入っていけるんだけど
なまじ当時の吉原をそれなりに紹介する
普通の時代小説仕立てだからなぁ
干油
>>248 5/11発売予定
学研M文庫 「婿侍事件帖(4)」 森山茂里 660円
ゴールデンウィークで、ひとがおらんのう
あまり詳しくないので聞きたいのだが
みをつくし料理帖の主人公の恋って実るの?身分的に
相手の身分がどれくらいの地位なのかよくわからない
>>284 お武家様が相手でも、どこかの武家の養女って形にして
町人の娘が嫁入りすることは可能
相手の侍が中年だから、もしかして早くに嫁をもらって跡継ぎは既にいて
その奥さんを亡くしたとかって設定も考えられるし
(お役につくような侍なら、早くに結婚して子供を作るのが大切だし)
だったら尚さら、後妻さんが町人上がりでも問題ないと思う
でも、澪には生涯料理人でいてほしいから
できれば、このままプラトニックな関係でいて欲しいような気もする
286 :
285:2010/05/16(日) 17:13:48
追記
「土圭の間」に詰めている役人ってことだったよね
>新番頭
> 布衣、中の間、二千石高。若年寄支配。
> 新番は五番方の一つで、書院番組と小姓組の「両番組」を補助する為に設置された。
> 両番組と同じ将軍親衛隊であったが、両番組よりは地位が低い。
> 平時は殿中の警備を担当し、桐之間に詰めた。
> 組頭1名(桔梗間、六百石高)と番士20人(土圭間、二百五十俵高)から成る組が8組有り、
> その責任者が定員8名から成る新番頭である。慶応2(1866)年廃止。
> 慶応2(1866)年末に新番組は解体され、他の五番方と併せて組士は奥詰銃隊3個大隊に、
> 組頭付与力・同心は撒兵隊4個大隊に再編成された。
ということで、土圭の間にいるから、平番士なのかな?
だったら、200石級の旗本から選出されるってことで
大身旗本ではないなぁ、御家人に毛が生えたってくらい
でも、将軍の食事担当ってことで、権威があるのかな?
>>285-286 詳しくdクス
武家養女で嫁入りって何かで読んだ事あったかも
可能と言えば可能なんだね
土圭の間については後々詳しく明かされるのかな
全然知らなかったが面白い役職だw
自分も澪の恋は叶わなそうだなとは思う
艱難辛苦の雲外蒼天だしな
あらすじ見て恋?あああの医者かと思ってた自分は
相当読解力ないんだなとオモタ…
しかし恋より幼馴染がどうなるか気になる
同じ名前の大店のお嬢さんのキャラが何気に好きだ。
あっちが医者とくっつくと見たが。
新日曜名作座(ラジオ第1) 『きりきり舞い』(全6回)
2010年6月27日〜2010年8月1日 ラジオ第1 毎週日曜日 22:15-22:45
原作:諸田玲子
出演:西田敏行 竹下景子
あらすじ:小町娘と評判の舞(まい)は江戸の流行作家、十返舎一九の娘。
作家である父親は酒に目がなく、変わった振る舞いに、娘の舞も手を焼いていた。
舞にやってくる縁談も、父のおかげで壊されてばかり・・・ 。
そんな中、舞を見初めた若武者があらわれるが、これが絵に描いたようないい男だった・・・ 。
一癖ある江戸の人物達が活躍する人情ドラマ。
ttp://www.nhk.or.jp/audio/prog_me_future.html
今井絵美子をずっと読んできたけど
出入師シリーズだけ読みこぼしていたのでまとめて読んだ
面白いね、これ
主人公がだらしない面も持っていてそこが魅力的だった
真沙女様もいいなぁ
>>290 特別番組のため「きりきり舞い」の放送が7月18日からに変更となりました。
『きりきり舞い』(全6回)
【放送日】
第1回 2010年7月18日 「奇人がいっぱい」
第2回 2010年7月25日 「ああ、大晦日!」
第3回 2010年8月1日 「よりにもよって」
※8月8日は休止となります。
第4回 2010年8月15日 「くたびれ儲け」
第5回 2010年8月22日 「逃がした魚」
第6回 2010年8月29日 「毒を食らわば」
ttp://www.nhk.or.jp/audio/prog_me_future.html
西條奈加の「善人長屋」読んだ。
すいすい読めて面白かった。
ゴメスってやつが気になる。
>>293 へぇ、西條奈加、完全な時代もの書いたんだ
探してみよ
ゴメスシリーズは2冊とも読んだけど、なかなか面白かったよ
近未来の日本から突如独立した復古調の江戸国という
パラレルワールドの話だけど
>>294 面白そうだね。ゴメスってなんだろってちょっと買うのためらったんだw
今度買ってみる。
ゴメス以外は普通の時代小説を書いてるよ>西條奈加
ていうかゴメスの続き早く書いて…
そろそろ澪つくし料理帖の新刊が出るかな?
>>297 とりあえず、7月8月の刊行予定にはないね
8月5日に、幻冬舎文庫から「銀二貫」が文庫化されて出るよ
>>298 そうですか。
早く続きを読みたい気もしますが、あまり急いて駄作にされても悲しいので年1,2札の
ペースで書き続けて欲しいですね。
初めて読み始めた女流時代物の『かわせみ』が見限りたくなるような体たらくになり下がったので。
今やもう女流作家の時代物シリーズは『澪つくし料理帖』しか読んでないかも。
ところで藤本ひとみの『幕末銃姫伝』を図書館予約しました。
え?藤本ひとみが日本の時代物?とかなり驚きましたが、割に書評が良かったので。
でもアチコチで書評が出ると予約件数がハンパないですね・・・
スレ違いですが、ここの住人なら知ってるかも知れないと思って書きます
昭和に活躍した女流作家さんを探しています
・父親が著名人でお金持ちだったらしく、若い頃はお嬢様
・晩年は貧乏で、寝たままで全ての物に手が届くくらい狭いアパートで極貧生活
・彼女を訪ねた知人(編集者?)が「あんな著名なかたのお嬢様が
こんな生活をしてるなんて」とショックを受けた
・しかし、貧窮していても最後まで気品を失わない人だった
書店で何気なく手にとったエッセイのような本の中でこのエピソードを読み、
それ以来その作家さんがどうしても気になっています
マヌケなことに、そのエッセイ本のタイトル自体失念してしまって
その作家さんの名前も思い出せません
上記に該当する人たくさんいるかも知れませんが、誰かご存知のかた
いるでしょうか?お願いします
何でスレ違いと分かっているのに、ずうずうしく書き込むんだろう?
女流時代小説家を探しているって言うなら、ともかくも
>>301 ずうずうしくて失礼w
他に女流作家専スレなかったからここに書いてみたんだけど
じゃあ他のところに行って聞いてみる
303 :
無名草子さん:2010/07/28(水) 00:11:29
>>302 文豪「森鴎外」の娘「森茉莉」(もり・まり)
>>297-299 例によって、発売が遅れそうな気もするけど
9/15発売予定 「今朝の春 みをつくし料理帖シリーズ」 高田 郁
やっと規制オワタ・・・。
久々に来たら嬉しいお知らせ
>>305
「銀二貫」は新書で買ったから、文庫のは解説をパラ見しただけだけど
本に出てくる料理はすべて、自分で実際に作らないと気がすまない人なんだってね>高田郁
銀二貫の時は、家中が寒天だらけで、
「そんな料理にばかりこだわるより、まず話を書け」という真っ当なアドバイスの解説者に対し
寒天ダイエットだとケロリとしていたらしい
だから、作品内の料理はどれも美味しそうなんだと納得したけど
ついでに、書き下ろし文庫の発売日予定が決まっても
発売が遅れがちになる理由も想像できてしまった
>>307 自分も解説を流し見しましたが、実際に作るだけでなく、
納得した味が出せるまで何週間でも同じ料理を作り続けるんだそうですね。
確かに ”忍び瓜”は、今夏になって何度も作るほど、美味しい。
他の料理もそのうち試してみる予定です。
しかしなぜ、この時期に 『今朝の春』なのでしょうね?
けさ‐の‐はる 【今‐朝の春】
元旦を祝っていう語。また、立春の日の朝。《季 新年》
307ではないのですが、発売日と季節は連動してないような・・・
確か3月に出た巻も、夏の話っぽかった。
あとがき、良かったっすよね。
築山桂が面白い
浪花の華の原作、あかね、星ぐるいと読んだ
ラノベのような雰囲気はあるが時代考証がしっかりしていて、みずみずしい作風
ぜひ若い人に読んでほしい
>>310 NHKでドラマ化された時に、原作やいくつかのシリーズ読んだよ
面白かった、また、在天関係なら読みたいな
寺子屋や家請人は、自分とは合わなかったけど
江戸の料理って、本当に美味しいのかなぁ。
なんでも相撲番付に模しちゃうシャレで、おかず番付ってのがあったんだが、
最高位の大関が「メザシイワシ」ですぜ。
メザシがおかずの横綱だとは。
海原雄山じゃなくても文句のひとつも言いたくなるよね。
冷凍冷蔵や高速の輸送手段がなかったから、間近でとれる旬のものしか食えなかったし、
取れたてでもすぐに傷んだ、とか考え合わせると、全体としても、そうけっこうなものでは
なかったかもね。
>>305 やはり遅れてるみたいね。
9/15発売ならセブン〜や楽天ブックスでそろそろ予約注文始めると思うけど
全くナシ。
>>309 3作目の「忍び瓜」をこの間作ってみた。
でもあまり・・・だったw
やり方が悪いのかパリパリ歯ごたえのあるって風にはならなかったわ・・・。
なんかの本で読んだが、江戸時代の旅人の記録によると、
浦和あたりではもう、鮮魚が食べられなかったそうだな。
東海道中膝栗毛でも、二川宿(東海道なので海沿い)の宿屋が
「うちは塩漬けの魚ではなくて鮮魚をだします」といって客引きしている。
>>312 松井今朝子さんのブログに現代に再現した
江戸時代の料理の写真と感想が出てますけど
武士と庶民ではまた違うんでしょうね。
実は庶民のほうが良いもん食ってんだぜ。
江戸や大阪で料理レピシ本が大ブームだった頃、
上杉鷹山や松代の真田家は、殿様や家老自らが
一汁一菜で質素倹約を家臣に奨励していたんだからな。