「大江戸ものしり図鑑」
花咲一男・主婦と生活社
「大江戸生活事情」
石川英輔・講談社文庫
「江戸の真実」
別冊宝島編集部・宝島社文庫
658さんありがとう、風邪が治ったら古本屋で探してくる!
>>653だけど、
>>654蛇の目屋がどこの書店にも置いてない……
人気がないのだろうか
>>656 > 鳥羽りょうの本に、殺し屋関係が多い。地獄宿とか深川群浪伝とか
深川群狼伝だった
探してみる
親父の本棚を漁ったら時代小説がぞろぞろ出てきたんで読んでみたらはまった
藤沢周平の「橋ものがたり」「隠し剣」「天保悪党伝」と
山本一力の「蒼龍」が気に入った
662 :
名乗る程の者ではござらん:2008/03/08(土) 22:45:26 ID:VLZzuOSZ
居眠り磐音江戸双紙シリーズ
663 :
名乗る程の者ではござらん:2008/03/08(土) 23:14:10 ID:wwLejIZk
紅はこべ
>>661 いいだろ?藤沢周平。ミステリ好きなら、「獄医師 立花登手控え」「彫師伊之助捕物控覚え」もお奨めだ。
フィルムノワールの香りも高い、「暗殺の年輪」他、初期作品もいいぞ。
665 :
マル:2008/03/30(日) 10:05:32 ID:gFWqW4Y1
666 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/03(土) 03:31:44 ID:VorcpHTt
「藩校早春賦」と「夏雲あがれ」がおもしろかったです。
続編は出ないのかな(´・ω・`)
668 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/11(日) 02:33:45 ID:mvqke50w
高橋克彦の「天を衝く」がおもしろかったれす。
上下巻で1000ページ超だが最後まで飽きずに
一気に読めたお(´・ω・`)
669 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/11(日) 18:49:25 ID:2XyCRqO1
京極夏彦「巷説百物語」シリーズ
氏お得意の妖怪ミステリーなので厳密にいうと、時代小説か疑問がありますが、
京極版「必殺うらごろし」という所か?京都映画で実写化されてますし。
例によってかなり分厚い本ですが、氏の妖怪ウンチクが長いからで、
慣れればそれが癖なります(笑い)
直木賞作品
忠臣蔵の小説が読みたいんだが、
どれを選べばよいのか……
アレンジ・忠実問わず、オススメのやつがあったら書き込み頼む
とりあえず、池波正太郎「堀部安兵衛」
忠臣蔵系は避けていたんだが、
なんとなく手にとってしまって、上下巻一気に読んだ。
堀部の一代記。
高田の馬場の助太刀のくだりは、新国劇での脚本演出、戯曲なんかで
作者は何度か作品を書いているみたい。
作者がこの「やっさん」に惚れ込んでいたらしい。
672 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/15(木) 18:31:28 ID:ZNskVMuW
このスレの常連さんの好みだったら、山田風太郎「忍法忠臣蔵」かな?
同じく外伝になりますが池波正太郎「編笠十兵衛」もTV化されて有名ですね。
>編笠十兵衛
原作は赤穂浪士寄りだから、中立なテレビ番のほうが好き。
マンガだけど
デーモン小暮が 忠臣蔵を語るなら「吉良供養」は必読
といってたぜ
↓時専の再放送見て原作読んでみたんだけど、えらく面白い!
海音寺潮五郎「平将門」
↓前に読んで面白かったのはここらへん。
池波正太郎「雲霧仁左衛門」「真田太平記」
司馬遼太郎「新撰組血風録」「燃えよ剣」
山田風太郎「忍法八犬伝」「八犬傳」
山本周五郎「町奉行日記」
山手樹一郎「鶴姫やくざ帖」「紅顔夜叉」
南條範夫「駿河城御前試合」「南国武道」
676 :
つづき:2008/05/22(木) 20:51:07 ID:???
隆慶一郎「吉原御免状」「かくれさと苦界行」
吉川英治「私本太平記」
677 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/29(木) 16:30:14 ID:YK90Flf5
司馬遼太郎
「翔ぶが如く」
面白かったけど、人を選ぶと思った
途中で二度挫折したがなんとか読み終えた
最後の大久保と西郷の死で一つの時代が終わったと思ったら号泣した
「余談だが・・」が多すぎ
お口直しではないが今読んでるのが
平岩弓枝
「御宿かわせみ」「はやぶさ新八郎」
交互に読んでいるんだけど軽いタッチで単純に楽しめる
寝る前に2,3編読んで寝ると幸せな気持ちで寝れます
>「余談だが・・」が多すぎ
司馬小説の半分は余談で出来ています
679 :
名乗る程の者ではござらん:2008/05/30(金) 14:44:36 ID:GczRfiHg
>>678 司馬さんの本はそこそこ読んでいるのだけど
「翔ぶ・・」が一番多かった気がす
その次は「坂の上の雲」かな
しかも脇の脇の人物について「この人の父親はもともと出身が云々で・・」
とか興味そそられないものばかり
「余談は減らすように」と言ってくれる編集長はおらんかったのか
天下の司馬にか?
司馬が激怒するだろうから、良くて左遷、最悪だと馘首だな。
681 :
名乗る程の者ではござらん:2008/06/02(月) 02:49:43 ID:4VqsikbY
羽太雄平の「与一郎シリーズ」は3冊出てるけれど
続編はあるんかね?(´・ω・`)
映像の「破れ傘刀舟悪人狩り」が好きなんだが、
そんな感じの勧善懲悪モノのオススメ頼む
ピンポイントですまんが……
>>670 森村誠一「吉良忠臣蔵」。
吉良側・赤穂側ほぼ半々やね。
684 :
名乗る程の者ではござらん:2008/07/08(火) 17:37:49 ID:C+bmtXNL
高杉ー
685 :
名乗る程の者ではござらん:2008/07/08(火) 17:38:48 ID:C+bmtXNL
高杉カワユシ
自分 基本 新本格ミステリー(島田とか綾辻とか)が好物なんだが
何日か前に買った藤沢周平の「用心棒 日月抄」シリーズをすげ〜勢いで読んどる
北原亞以子の『澪通り木戸番小屋』のシリーズがすき
特に勝次とおけいの話がいい もっと登場してほしいけど
二人揃った描写が夫婦になってからなくなったのが残念
あとコミックになっててビックリした 注文したから届くのが楽しみw
そういや、私も澪通り木戸番小屋のTVドラマ見て好きになって
原作を読んだのが、時代小説好きのはじまりで
以後、北原作品はもちろん、宇江佐真理・藤沢緋沙子
藤沢修平・佐伯康秀などいろいろな人の作品を読んだけど
やっぱり、木戸番小屋シリーズが今でも一番好きだな
TVドラマでは、原作から変更して夫婦が木戸番小屋を
他の訳あり夫婦に譲って出て行ったのが今考えると残念
そうでなければ、慶次郎縁側日記とかの他の作品のように
TVドラマの方もシリーズにすることができたはずなのに
佐伯泰秀のシリーズもの
すべて最初の数巻までだが
いつも途中からグダグダになるのが残念
大風呂敷広げすぎるからかな、gdgdになるのって
市井の話をずっと続けていけばいいのにと思うことがある
菊池秀行の
「幽剣抄」シリーズ
「這いずる」は哀れで怖い
ラノベ臭が抜けて独自の癖もなく読み易い。これが菊池?と驚いた
この路線でジャンジャン書いて欲しい
新宮正春の不知火殺法はどうですか?
>>692 どうですかって何?スレタイ読めないのか?
ここは、自分が面白かった時代小説について語るスレだ
女剣客、女刺客が主人公の小説でお勧めないですか?
子母澤 寛の市はおもしろかったです
血の気の少ない、さっぱりした時代小説が好きなので、出久根達郎の『御書物同心』『おんな飛脚人』は面白く読めた。
ありがちだけど、浅田次郎の時代小説もハズレがないな。
『夢裡庵』シリーズはじめ、泡坂妻夫の作品も好きだった…ご冥福をお祈りいたします。
山本周五郎の短編「夜の蝶」のような
唇をかみしめるようにやるせない、でも胸に迫るシチュエーションが好きだ。
いろいろな書き手の作品を読んでみたけれど、何年たっても読み返したくなるのは
山本周五郎なんだな。
山本周五郎、自分も好きだ。
「法師川八景」「契りきぬ」が特に。
しっとり系もいいけど、「こいそと竹四郎」「わたくしです物語」のような爆裂系もいい。
700 :
700:2009/08/17(月) 16:59:50 ID:???
司馬遼太郎「城をとる話」
これも699の言葉を借りれば爆裂系っていうのかな
701 :
名乗る程の者ではござらん:2009/11/21(土) 00:18:10 ID:yk8gU+gR
雨あがる
綱淵謙譲「斬」
703 :
名乗る程の者ではござらん:2010/02/20(土) 16:14:14 ID:TMpVFlJn
平田弘史「弓道士魂」
704 :
名乗る程の者ではござらん:2010/02/20(土) 22:05:53 ID:9Og0l/8j
最近、杉本章子さんの信太郎人情始末帖のシリーズを
読んだのですが、すごくさわやかでストレスが解消されました。
諸田玲子さんの人情捕物で好きだわ。
私は斬った斬られたより、江戸の人たちがイキイキと
生活する様子が伺えるものが好きだな。
705 :
名乗る程の者ではござらん:2010/02/20(土) 23:46:56 ID:JRF+fQPQ
一番好きなのは山手樹一郎。
藤沢周平「よろずや平四郎活人剣」
藤沢周平作品は暗い、救いが無いって先入観があってハッピーエンド的なものが好きな自分は読まず嫌いだったんだけど、
これは珍しく(?)明るい話だというので読んでみたら凄くよかった。
一話完結の形で進行するけど、頓挫した道場設立の行方・元許嫁との再会・幕閣の権力争い
という流れが随所に絡んできて面白い。
707 :
名乗る程の者ではござらん:
インスタントコーヒーを飲みながら、黒人音楽をBGMにして、山手樹一郎を再読する日曜日。