歴史・時代小説ファン集まれ その4

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880無名草子さん:2008/09/30(火) 11:06:19
小説で日本の歴史を順番に追って行ってるんだけど
新平家物語→時宗→私本太平記って順で読みました
尊氏が死んでから戦国時代(これはまず国盗り物語を読むつもり)に入るまでの時代におもしろい話ってあります?
その時代に主な出来事がなかったならべつにいいんですけど
881無名草子さん:2008/09/30(火) 18:02:03
>>880
太平記と時代が重なるけど、北方謙三の道誉なりとか武王の門
国取りの前に、北条早雲(箱根の坂)、大田道灌(しらん)
882無名草子さん:2008/09/30(火) 21:27:33
>>880
宮本昌孝『剣豪将軍義輝』
883無名草子さん:2008/09/30(火) 21:41:18
『妖怪』読むと、早雲以前がよくわかって、しかも時代小説的でおもしろいよ!
884無名草子さん:2008/10/01(水) 09:38:04
漫画「あっかんべぇ一休」
漫画だけどな
885880:2008/10/01(水) 12:40:20
みんなサンクス
挙げてもらったのを調べて検討させてもらいます
北方謙三の南北朝作品は全部読んでみたいと思ってます
なるほど、一休もこの時代なのか
886無名草子さん:2008/10/01(水) 17:32:35
一休さん見てなかったのかよ
ところで新右衛門さんも実在の人物だったと最近知った
887無名草子さん:2008/10/02(木) 00:31:44
利休と秀吉の確執がよくわかるような小説って無いですか?
888無名草子さん:2008/10/02(木) 00:33:56
野上弥生子
889無名草子さん:2008/10/02(木) 10:36:00
茶道太閤記?
890無名草子さん:2008/10/02(木) 15:51:15
>>887
>>888-889以外では
「小説 千利休―秀吉との命を賭けた闘い」 童門 冬二
「秀吉と利休、相克の朝」小林 克巳
891無名草子さん:2008/10/02(木) 19:33:39
「へうげもの」

超展開だけどおもしろい
892無名草子さん:2008/10/02(木) 20:36:33
小説を求めてるのに、エクスキューズもなくコミックかい
893887:2008/10/02(木) 20:54:14
>>888,889,890
レスありがとうございます、
今度教えていただいた本を一冊ずつ借りてみようと思います。
894無名草子さん:2008/10/05(日) 09:15:26
はじめまして。
割り込みます。
都筑道夫さんの「女泣川ものがたり」シリーズ、とても愉しく読みました。
才気ばしっているようで、好きになれなかった都筑作品でしたが、
これは別でした。
895無名草子さん:2008/10/05(日) 09:54:04
都筑道夫は泡姫シリーズしか読んだことないわw
歴史小説書いてたんだ、読んでみよう
896無名草子さん:2008/10/05(日) 19:05:52
いや。歴史小説じゃないんだけど…。

都筑道夫は講談本みたいな時代物ずっと書いてたから。
897無名草子さん:2008/10/05(日) 19:56:59
都筑道夫は、なめくじ長屋のシリーズを、いくつか読んだな
半七捕物帳と同類で、時代小説としてだけでなく推理小説としても楽しめる
898無名草子さん:2008/10/05(日) 19:59:15
元々ミステリー/推理小説の人だしね。
899無名草子さん:2008/10/06(月) 07:45:34
都筑道夫なら「神州魔方陣」が伝奇時代小説の傑作だよ。
900無名草子さん:2008/10/06(月) 20:23:03
出久根達郎の「御書物同心」、畠中恵の「しゃばけ」など、のんびりほんわかした時代小説でお薦めを教えてください!
901無名草子さん:2008/10/06(月) 20:42:16
のんびりほんわかなら居眠り磐音でも読んどけ。
902無名草子さん:2008/10/06(月) 21:36:21
>>900

風野真知雄 若さま同心徳川竜之助シリーズ
宇江佐真理 「無事、これ名馬」
米村圭伍   退屈姫君シリーズ
903無名草子さん:2008/10/07(火) 22:08:40
音無黙兵衛の最新作を読んだけど、あっけない終わり方。
もう少し余韻を楽しみたかったなぁ。
904無名草子さん:2008/10/08(水) 10:55:48
小説じゃないけど、興亡の世界史読んでる人いる?
イスラム、東インド会社、モンゴルの巻が面白かった(ケルトはいまいち)
ただ、筆者独自の見解が強いような気がして、どこまで鵜呑みにしていいのか分からない
異論とか反論とか書いてるスレがあったら教えて下さい。
905無名草子さん:2008/10/08(水) 11:40:41
ちょっときつい言い方になって悪いけど
自分で調べたり考えたり出来ないと何読んでも無駄だと思う。
906無名草子さん:2008/10/08(水) 14:03:47
>>904
スレ違いにつき遠島を申しつける!
907無名草子さん:2008/10/08(水) 18:47:23
>>900
これって、意外と根源的な問いではないですか。
私なんか、山手作品を薦めることしかできないけれど、
さりとて退屈だし。
だれかさん、
これを読んだら新しい地平が啓かれたという作品があったならば
教えてください。
908無名草子さん:2008/10/09(木) 07:33:07
のんびりほんわかの定義が難しいが、しゃばけがOKなら作中で殺人事件が扱われててもOKか。
>>902でも挙げられているが、宇江佐真理の短編集のいくつかはお薦め。「春風ぞ吹く」「おちゃっぴい」「卵のふわふわ」とか。
宮部みゆきも、「初ものがたり」「本所深川ふしぎ草紙」あたりはどうだろう。
私もほのぼのした時代小説が好きなんだが、他にお薦めあったら教えて欲しい。
909無名草子さん:2008/10/09(木) 10:56:32
沖田正午 丁半小僧武吉伝シリーズ とにかくオモロー
910無名草子さん:2008/10/09(木) 11:38:48
若さま同心は、徳川田安家の坊ちゃんが同心になろうと
夜にべらんめぇの練習したりするのんびりさが好きだったが
最新刊だと、急に怪しくなったからな
剣術学んでた子供たちをあんな目に逢わせてしまうなんて・・・・
なんで一気にシリアス路線に走らせたんだろ?
911無名草子さん:2008/10/09(木) 11:52:57
マルチポストの質問にいつまでもつき合うのはいかがなものかと…
912無名草子さん:2008/10/09(木) 14:54:03
>>911
>>900 がマルチポスト?
マルチポストをする奴は嫌いだが
ここのスレ住人が他のスレをすべて把握している訳でなし
マルチと知らずに答えている人を非難するようなのはどうなんだろう
誰かが既に>>900をマルチだと警告しているのに構っているとかならともかく
913無名草子さん:2008/10/09(木) 18:33:09
読みやすくておもしろい作家いますか?池波、藤沢、佐伯は読みました
914無名草子さん:2008/10/09(木) 18:54:31
面白いっていうのは、個人の趣味趣向だから何とも言えないが
今まで読んできたという作者の傾向から考えると
山本一力、井川香四郎、北原亞以子 あたりはどうだろうか?
915無名草子さん:2008/10/09(木) 19:34:44
>>913
荒山徹
916無名草子さん:2008/10/09(木) 19:41:41
まあ、一般的に言って、どんなに有名な作家でも、女性作家の時代小説は、時代考証が穴だらけ。
女性作家の時代物は、読めたものではない。
917無名草子さん:2008/10/09(木) 20:14:23
>>913
白石一郎

>>916
男性作家だって時代考証のなってない作家もいるさ
十把一絡げにすべきしゃないと思うがな
918無名草子さん:2008/10/09(木) 21:26:40
でも歴史詳しくない自分なんかはどこまで歴史小説のエピソードを信じていいのか
全然わからんから困るよ、
赤字と黒字で史実と作者の創作を分けてくれてればいいのに
919無名草子さん:2008/10/09(木) 21:38:36
時代小説の話をしていたのに、何で歴史小説の話にすり替わっているのかわからん
920無名草子さん:2008/10/09(木) 21:44:45
作品の最後に
「この小説はフィクションであり、実在の…」って入れなきゃならなくなるかもね。
921無名草子さん:2008/10/09(木) 22:00:52
あ、ごめんね>>919
時代小説は剣客商売みたいのだよね?
歴史小説が真田太平記みたいので
922無名草子さん:2008/10/09(木) 22:23:51
石川英輔の大江戸シリーズの最新刊はまだか
来年の30周年に合わせて出版か
時代小説なんだけど、江戸文化の考証本みたいになってておもしろいよね
意図的かどうかは分からないけど、マンネリっぽくなると時代を飛ばすのは止めてくれ・・・
923無名草子さん:2008/10/10(金) 16:37:40
>でも歴史詳しくない自分なんかはどこまで歴史小説のエピソードを信じていいのか

自分で調べればいい。
そうするとまた新たな事実、エピソードが判り、
ますます面白くなる。
これは時代小説も歴史小説も同じこと。
924無名草子さん:2008/10/10(金) 17:29:30
真面目にレスした人はゴメンね。

前50は、クッサイ芝居を見るようなスレが多いですねw
925無名草子さん:2008/10/10(金) 17:31:17
訂正
スレ ×
レス ○
926無名草子さん:2008/10/10(金) 18:36:54
>>918
創作と史実を分けるなんて、しょせん無理。
勝海舟の親父に勝小吉がいる。
小松重男の「喧嘩侍勝小吉」は史実に近いと思うけれど、
外では喧嘩、内ではドメスティックバイオレンスと、
どうしようもない、殺伐としたゴロツキの話。
一方、子母澤寛の「父子鷹」シリーズでは、
実にほのぼのとした読本になっている。
どちらも小説、どちらも愉しむしかないのでは。
えらそうですみません。
927無名草子さん:2008/10/11(土) 00:12:17
勝小吉の自伝が一番めちゃくちゃでおもしろいけどな
928無名草子さん:2008/10/11(土) 00:14:59
自伝ですら事実に沿ってないものって多いよな
というか、自分をよく見せたい自伝だからこそ、か
自伝書く人って、自己顕示欲強そうだしな
929無名草子さん
黒鉄ヒロシの「清水の次郎長」は、
浪曲や小説で作り上げられた部分と事実(なのか?)との差、黒鉄ヒロシの推測が、
読み手の想像を掻き立てて非常に面白かった。>小説じゃないけど。
時代劇CHのマキノ雅弘「次郎長三国志」が思ったより面白いので、
村上元三の原作を一気読みして、黒鉄ヒロシに辿り着いた。

三者三様、みんな面白いので津川雅彦の映画が見に行けないでいる。