自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第20章
1 :
S・F:
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第20章
ハイテク兵器 vs 剣と魔法。しかし、何でもありでは有りません。
縛りはスレタイを見て下さい。出したい兵器が存在する
なら、スレ住人の納得出来る理屈と共に。熱意と知識で捏ねましょう。
・sage厳守で。行くべき所が有りません。軍板の温情に感謝致します。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は15レスに1回。
・嵐は徹底放置。破ると民主的処断が下ります。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁されます。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。Y談等は分家で。
前スレ
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1079351585/
2 :
S・F:04/03/24 17:56 ID:/oeHnvLY
暫定ガイドライン
1.「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代日本」が主に関わる話であること。
2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
3.核兵器などの日本が配備するにはナンセンスなものは極力避ける。
4.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
ただし、「超兵器・超魔法まんせー」な話にならぬよう気をつける。また、無敵キャラは作らないことが望ましい。
5.ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
6、戦術、戦略としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか
7.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。
安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき。
8.嵐は徹底放置。嵐認定を受けた後に、かまった者も同罪とする。
9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。
10.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。作品が気に食わないなら透明あぼーんで。
3 :
S・F:04/03/24 17:57 ID:???
4 :
S・F:04/03/24 17:58 ID:???
5 :
S・F:04/03/24 17:59 ID:???
■今までこのスレで討議された議題
・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・褌エルフとTバックドワーフ、見たくないのはどっち?
・食料輸入を経たれた日本は自活できるか
・メイドさんの服は黒と青のどちらが望ましいか
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・中世城郭入門
・エルフの着衣はどこまで許されるか
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・F世界での日本経済再生と交易について
・二大料理カレーとラーメン、新たなる勢力の台頭はあるのか。
・ドラゴン・・・契約方法と空軍戦力としての有効性を考える
・生首砲台の進歩と改良についての一考察
・自衛隊的ダンジョン攻略法
・対人地雷と魔法の罠。
・その世界を司るもの:科学・魔法・宗教
・資源・エネルギー問題。在日外国人の処置について。
参考までに。
6 :
S・F:04/03/24 18:01 ID:???
7 :
921:04/03/24 18:03 ID:???
乙
次ってなんだ?
>1
乙!!
乙です
>1乙。
そして10げとー。
志願兵が取ったな。
志願兵殿にやられましたな。まあいいや1取ったし、今回は自決しない!
・・・これで残りの命が節約できるのう。後何個あったっけ。
Σ(´д`;)
千取れなかったYO! !
千狙っていったのに ○| ̄|_
議論?してたらいつの間にやら1000でしたね。
それはそうと、>1乙。
そして
>>6入れてくださりありがとうございました。
三回目か四回目の1000GET!!
うれしw
スレ立てand千取り乙です
前スレからの続く話題ですが、吸血鬼のついて
創作物では国に雇われて対吸血鬼部隊として働く吸血鬼というのがよくありますね
霧や蝙蝠、狼への変身能力生活時間帯から来る暗視能力など使えそうな能力があるのですから
ただ危険として排除するより有効活用する方法を模索してみるのも良いと思います
まあ、何だ。前の続きになるが…結局、人間を捕食する生物とか、
危険な能力を持った生物を国内に入れるのはまずいってこった。
そんなことより、鮫の話しようぜ。
鮫?
具体的には
ホントは書き込みつつ「これはいけるのでは?」と虎視眈々と狙っていたのですが!ぬう。
と言うわけでいきなり新ネタを振ってみます。
いわゆる「人○」ってどんなのが居ますかねえ?自分の知っているのは「人狼」と
「人虎」なのですが、その他にも有名どころでは「人猫」が居るし、
某漫画では「人豹」が出ていました。スレイヤーズには「ワーマンティス」
なんて単語も出ていて当時はびっくりしたものです。
獣人やそう言った物に分類される種族というのは、一体どの位居るんでしょうかねえ。
上を活かして、人鮫。
人○と表現されませんが無いがリザードマンがいますね
人型という意味で鬼は有角人とも言えるかも
マンガにいたなそんな奴。
やめやめ。
548 名前: 魔術師1 ◆YXzbg2XOTI [sage] 投稿日: 04/03/20 22:24 ID:???
キメラ・ヒドラ・マンティコア・スキュラ・バジリスク・ヘルハウンド・ハーピー…
ギリシア系の獣型怪物だけでこのくらいですからねえ。 それぞれの生態とかも考えると…大変だ。
人型ではヴァンパイア・ワーウルフ・サキュバス・グール・ゴースト…人型は東欧系民話が多いですよ、多分。
作ろうと思えばいくらでも…というのが獣+人のかけ合わせですからねえ。
神話・伝承に登場するのは別として。
珍しいところではサソリ人間パピルサグとか。
>>18テメー卓球の練習しろ!・・・スマソ。
鮫って言えば、日本全土がぶっ飛ばされた場合近海の魚や海洋種族は
F世界の連中と渡り合っていけるのか?
リヴァイアサンから大王イカからなんでもいるからなあ。鮫といえども
個体数は少なく環境は激変し、果たして生き延びられるのか!
>>26 F世界の生き物が全部怪物ばかりとは限らないかもしれませんし。
リヴァイアサンやクラーケンは大きさから来る餌量からいっても個体数が少ないと見積もるべきで、
遠洋にすんでいるのではないかと推察…
>26
過去スレ読むとそこら辺のネタが転がってるよ。
鮫はかなり生命力の強い魚ですよ。
普通の魚なら死ぬ様な怪我を負っても生き延びるし
なんといっても癌にならない!
鮫自体はかなり生命力が高く、体半分食い千切られても再生し癌になっても放って置けば治ってしまうほどらしい
>29-30
御結婚おめでとうございます。
32 :
30:04/03/24 21:33 ID:???
被った…
○| ̄|_
大王イカ等が生きていけるだけの生態系ならば餌も豊富だろうし、他の小型魚類よりは元気に生きていけるでしょう
>>28過去スレは読めないのだ・・・スマソ。まあ怪物は跋扈してないか。
そう言えば獣人は人と獣の組み合わせだそうですが、交雑は可能なのだろうか。
交雑の末に人狼から人犬になってしまったりするとか、ワーレオポンなるアレな
種族が誕生するとか・・・
獣人族の中では、純血であることが人間のようにステイタスになるのであろうか(苦笑)
>>30-31ケコーンおめ。ありがとう。鮫の未来は何処に行っても安泰のようですね。
しっかし鮫ってガンになるんだなあ。
某研みたいな喋り方だな。
>>33 (人狼×人間)+(人虎×人間)の交雑=人キメラ。
人キメラって何…!?(汗
それはともかく、人間との交雑自体は可能でしょう、多分。
エルフとも交雑してハーフエルフになれるくらいですから。
まてよ…?(人間×獣人)+ハーフエルフ= ……!!?
(鬼×天狗)×(吸血鬼×人狼)=角獣耳肉球蝙蝠羽翼有り
交雑が進むにつれて、わけのわからない生物のオンパレードと化す可能性が高まりますから、
交雑できないと設定しておくのが無難ということですな。
>>36自分は以前「日本国定住エンド」を考えたときにそれを考えましたねえ。
耳が尖ってて鱗が皮膚の一部にあるおかん、微笑むと犬歯が見える肌の黒い
ナイスミドルのおとっちゃん、そして瞳が猫目だったり赤目だったりする
子供たち・・・犬耳が生えてたり舌が割れていたり、あまつさえ首筋にエラが!
混ぜすぎだ。
>>1 otyu
>>10 T/F殿、貴官も何か書いていってはどうか?
じゃあ、交雑が進むと劣性遺伝の形質は現われにくくなる、という事で。
その代わり隔世遺伝とかで、猫獣人と人間の間に狼獣人とか生まれてきそうだ…
異生物との混血児が、黒人すら3000年たってもまともに許容できない倫理観の
種族に溶け込めるんだろうか。
よくある話だが、背中にはね付けても構造的に飛べないわな。
無理あり杉。
>>39 交雑禁止にしたほうが無難かとおもわれますが、いかがでしょうか?
そもそも人狼や吸血鬼等は呪詛的なものとする場合もあるので、遺伝するかわかりませんが
それに目や肌の色等と同じように混血しても特徴がすべて遺伝するとは限らないですし
獣人種は人間大の動物として捉えた場合、通常人との身体能力の差が結構ありそうです
>>37-38自分の考えとしては、余程無茶な人工実験でもやらない限りは
「機能がどんどん取り込まれ、際限なく肥大していく化け物」ってのは
生物としておかしいと思っております。バイオミュータントじゃあるまいし(笑
つまり能力としてはどんどん潜在化、矮小化の傾向を辿って行くと考えている
訳です。3〜5世代目くらいの大規模混血になると、肩胛骨に爪のような
出っ張りが出るだけとか、髪がちょいと蛇の鱗状になるだけとか・・・
先祖帰りを起こさない限り、殆ど混血種としての能力を持たずに
「ちょっと酒に強い」「ちょっと撃たれ強い」「ちょっと毛深い」
といったそこらの魔物や人間と対して変わらない能力になってしまうかと。
>>42 時間さえかければ何とか。数千年じゃ効かないでしょうが。
>>44 そう考えると獣人種も危険だな。暴れているボブ・サップの近くのほうがまだ安全かも。
ところでそろそろ「軍事から離れてきている」の突っ込み・指摘が入ってもいいような…
今日はラノベ容認派の方々しかいないのでしょうか?
そういうわけじゃないと思いますが。
異種族に対応するのはJ隊とかK察になるでしょうし、まるで関係がないかというとそうでもないわけですし。
>>48 見え見えの煽りに釣られちゃダメ、魔術師は笑って放置。
明らかに自分たちと異なる人種という存在が叩きつけられることで既存の価値観が破壊されそこそこ巧くいってしまう
というのはご都合主義ですか、やはり
ここから異人種を軍事的にどう使うかを考察すればOK
ってだいぶ前に出た話題ですね、これ
>>48 いあ、ちょっと不安になって…
とりあえず、今の議題は異種族が日本に入ってきた際の混血の進み具合とその影響、という所ですか。
異種族混血者による、人間の警察官では対応できない傷害事件とか起きたら嫌だなあ…
>>49 やあ、お久しぶり。 しばらく見ませんでしたね。
>>43交雑禁止にしたほうが良さそうでは有りますね。種族的に
純血を保ちたがる人々も居るかも知れませんから・・・
>>47自分もさっきちょっと思いました・・・では次の話題は何にしますかね。
小規模魔法の戦術的運用等についてとか、どうでしょう?
防御攻撃撹乱その他もろもろ、使い道は色々ありそうですが。
移民による問題や異世界の魔法使いなどによるテロ対策などは?
特機隊成立か?
>>50 やはり異種族が自衛隊に入隊して
迷彩服着て89式抱えた獣人とか鬼とかリザードマンとかエルフとか(ry
>>44 軍事的に身体能力高いのは歓迎されるべきかも。
異種族外人部隊とか創設されそうです。
>>50 どうでしょうかね・・・自分としては懐疑的ですが。
今までの前提を見てみると、人外が十分危険であるといえるんで。
何が言いたいかというと、
武器を所持した人間と同等の戦闘能力を持つ人外が国内を闊歩しているという状態に加えて、特殊能力の使用を取り締まる手段がないとなれば、
一般人にとって見ればしゃれにならない。
ということなのだが。
じゃあ取締りがテーマ?
>>50異人種は基本的に、人でも魔物でも異種族でもない生き物ですからねえ。
種族的な寛容さがない連中相手だと、忠誠先が近似種族じゃなくて自分の
所属する「組織」により強く依存していきそうな予感。
まあ要するに、迫害されるならされるで「忠誠心に富み、部隊にのみ忠誠を
誓う兵」が作れるし何もないならそれで万々歳・・・ダメか。
佐藤せんせのRSBCにでてきた外人部隊みたいになりそう。それはそれで燃えだけど。
58 :
55:04/03/24 22:19 ID:???
実働部隊にはSATを再教育、組織改革して使うとして・・・。
問題は何か・・やはり件数が多すぎることか。
>>58 部隊を大規模にするための人員増強。
もちろん異種族を隊員に積極採用して事件に対応。
…移民ってすぐに公務員になれましたっけか(無理ぽ)
>>57の異人種って「混血種」の間違いだった・・・でも日本に忠誠を誓った時点で
純血第一世代だろうと一族から追い出される可能性は十分にあります。封建部族
社会の固さは私には想像も付きませんが、そういうことは有ると思います。
で、日本国でも迫害される事は有るけど自衛隊に恩義があったりして「部隊忠誠」
を中心にした異種族混成外種族部隊とか・・・御免。
でも、オークとエルフが共同で戦う姿って燃えません?俺だけ?
61 :
55:04/03/24 22:24 ID:???
とりあえず、過去にでてきたレスの中から人外トラブルの例になりそうなものをさがすと、こんなやつがある。
”ドラゴンとできちゃった結婚”のネタ。
>454 名前:名無し三等兵 メェル:sage 投稿日:04/02/05 21:49 ID:???
>駐屯地にて。
>「基地では今日も夫婦喧嘩か・・・」
>赤々と燃える空自の宿舎でした。
夫婦喧嘩のせいで宿舎全焼。普通ならどんなに行っても窓ガラスが割れたり部屋中に血が飛び散る程度である。
当事者どもは自業自得だが、気の毒なのは近所のかたがた。安心と安全に縁のない暮らしを送るか、さもなければ
引っ越すか。二者択一である。
人外トラブルというのは大なり小なりこんな感じなので、さすがにこれでは受け入れられまい。
特殊能力の取り締まりについては法律で定めるしかないですねえ。
法律に従えないなら逮捕して国外退去してもらうしか。
移民申請の際にも、日本国憲法に従うことは大前提か。
そして、法律違反を犯す異種族系移民を取しまるための特機隊…
国民の不安は、異種族移民が国内に馴染むまで時間をかけて解決していくしかないのかも。
そのために、政府は、警察組織は、なにができるのか、という。
価値観が人間と大差ない場合は、「ちょっと変わった隣人」にも成れそうですが
日本に入国許可を受ける時に、それこそ魔法か何かで
その種族であるということを示す、基本的に外す事ができない物品の携帯を義務として
それに違反したら無条件でしょっ引けるとでもしたほうが良いかもしれませんね
あと住居というものはそう簡単には壊れないのが必須条件だと思います
ドラゴンの嫁さんが欲しければ魔法なり何なり使って頑丈な家を建てましょうw
こんなのを想像した。
プロテクトギアを装備し魔法使いの犯罪者を無力化する特機隊。
仕事が終わった後更衣室で装備を外す隊員。
「相変わらずいい動きだ、次も期待しているぞ」
「了解しました」
そこにいたのはプロテクトギアを外しアンダーウェアの下着姿を身に着けた黒色の肌と尖った耳の種族、ダークエルフだった。
結局、役に立つ分は囲ってそれ以外は入国拒否。
日本に中世誓って必要とあらば同族でも殺すような連中位しか使えない、か。
実際、リアルで近所に人外が住むとか勘弁してと思うよ。
>>65 同意、正直黒人や東洋系に中東系が住むだけでも怖いのに人外なんか
許容できん。さっさと絶滅してくれ
それじゃナチスと変わらんよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>>67 そのナチスは世論の圧倒的な支持を受けドイツ経済を再建しましたがなにか?
>>63 恐妻家ですか?
それと、自分も丸焼けになることをお忘れなく。
そのナチスだって世界恐慌があったから支持されたんじゃ。
それに話ずれてきてるぞーー。
>>64 ギアのヘルメットを外すと…
ヘルメットに穴が空いている鬼族出身の茨木巡査。 …着たまま変身しようとしたらしい。
狼頭が出てくるヴォルフ巡査。 …変身したが毛が熱くるしいらしい。
ヘルメットを被れないペペ巡査。 …山羊人間なので。
>>65−66
実際異種族移民が増えて、犯罪が増加したらそういう意見も出てくるんだろうな…
>>69 だからなんで人種差別が悪なの?
一般市民も納得している正統な国家体制なんだけど。
現在世界を席巻している連中は豪州で娯楽として現地人にライフル撃ちまくってた
優しい人々ですよ。
人間に少しでも害を与えそうな存在は動物園やサファリパークで管理するに限るよ、
それが人語を解するなら労働力にも……ならんな、失業者はいくらでもいるし。
食糧不足になるのが確実な以上在留外国人共々口減らしの最有力候補か
それを人は偏見と言う。
…なんだか、妙な方向から攻撃されてきましたね。
本物の人種差別主義者か、それを装った煽りか。
>ALL
どちらにしろ、「異種族が日本に移住」関連の話題は分家に非難しますか?
まあ、無視かスルーが最適かもしれませんが。
>>73 妥当な判断ではあるな。最低限、租界はともかく国内には入れないってことで。
>>73氏
効率の問題ですよ。
人種差別による利益と、人道主義の利益。
どっちを大きいと見ると考えるかの違いですよ。
人種差別による利益が優越感と安い労働力のふたつと引き換えに多くの敵を作ることを考えれば、
自分はその利益を選ぶ勇気はありませんね・・・危険すぎる賭けだ。
>>75氏
まあそれがいいかもしれませんね。
>>63 >価値観が人間と大差ない場合は、「ちょっと変わった隣人」にも成れそうですが
まあ、通常の状態ならね。でも酔っ払って暴れたりされた日には・・・やはり安心できる隣人(人じゃないけど)ではないな。
>物品の携帯
外国人登録証みたいなもんでしょうか?
>>64 公務員ねえ・・・市民権でも取らせますか。
差別と区別は別のもの
>61に有るような危ない夫婦が町から離れた土地に住むよう仕向けるのは仕方ないが、
何の根拠も無く少数(単なる数ではなく力関係も含む)を住むに値しない土地に追い込むのは
テロなどの反撃を呼ぶだけですよ、と
私は「入ってきたらどうなるだろうか」と考えていたわけですし
これ以上は釣られてるだけですな
反省
>>65 66 68 73 76
異種族であれなんであれ、それが人間と同等以上の知性を持ち意思疎通が可能ならば、互いに妥協点を見つけて共生という選択肢を選ぶ事が出来ます。
だからこそ、移民しに来ると思われ。
単に不法入国者なら、それこそ厳しく取り締まればいいだけの話。
意思疎通が不可能な、敵対関係にしかなれ無い存在ならば、破壊工作や侵略以外の目的で日本に入ってくるような事はありえません。
その時は自衛隊が相手をします。 戦争です。
それだけの話でしょうが。 …と一応釣られておきます。
いずれにせよ、段階を踏んで慎重にやらねばならんわけですが。
>78
できれば一目見ただけで判断がつく物が望ましいかと思います
酔って暴れるのがわかってる相手とそれでも飲みに行くのは自己判断、ということで
>>77 >人種差別による利益と、人道主義の利益。
>どっちを大きいと見ると考えるかの違いですよ。
人道主義の利益による不利益のほうが(具体例として、後方からの突き上げ)
大きいと思うんだけど。
外国人差別反対とは言うけれど、実際に外国人が近所に居住しはじめたり
参政権を要求し始めるて自分の利益に反するとと皆強行に反発しだすものなんだよ。
人目で判断がつく…ユダヤ人につけてた星バッジとか。
85 :
83:04/03/24 23:01 ID:???
誤字が多すぎた。
実体験として、口だけで実際にそうなると自分も含めて隣近所が嫌悪感バリバリだよ
86 :
65:04/03/24 23:02 ID:???
だから「役に立つ分は」受け入れる事による利益もあると言ってるっしょ。
でもそれを超える分には
>>73が言うように人口飽和日本にとって邪魔でしかないの。
あっちが共生願おうが必要以上の受け入れはお断り、移民はNO。これがベストじゃねーの?
>>82 妥当ですな。
あとはいかに落としどころを見つけるかですが。
まあ、段階的に行くのが最善でしょうから、渡航の許可はまず租界からということになるでしょうか。
>>86 役に立つ連中を受け入れるとそれに十倍する役立たずが流入するのはドイツに
居住する200万を越すトルコ人を見れば明らかだと思う。
>>83 その外国人が地域社会に溶け込めない場合はそうでしょう。
どこかの在日の人たちじゃないんですから、国籍も持っていないのに参政権要求したり地元住民とわざわざ険悪になったりする馬鹿はそうそういません。
彼らが我々に受け入れられる努力をし、我々が彼らを受け入れる努力をすればいいだけの話です。
その努力ができないと、最初から決め付けるのはいかがなものかと。
90 :
65:04/03/24 23:07 ID:???
>>88 >>日本に中世誓って必要とあらば同族でも殺すような連中位しか使えない、か
これも加えよう
>どこかの在日の人たちじゃないんですから、国籍も持っていないのに参政権要求
>したり地元住民とわざわざ険悪になったりする馬鹿はそうそういません。
ローマ時代に進出著しいのゲルマン人
パレスチナに流入したアシュケナージ・ユダヤ
在日朝鮮人
華僑
EU圏に大量に入り込んだ出稼ぎトルコ人
他にもけっこう出てくると思う。
それでも最低限、日本人に通じる言語の習得と近所付き合い、
公共への奉仕活動への参加を義務付けて少しずつ慣らしていく事は必須ですな
差別とは無理解から始まるとも言いますし、うまくやっていくには相互理解をしなければ絶対に無理
役立たずの防波堤として占領地と租界を使うというのはどうでしょう。
占領地の自治政府による審査→租界への通行許可→租界の行政府による審査→本国への渡航許可→入国審査
これだけフィルターかければ何とかなるんでは?
入国してきた連中には、星バッジつけて生活してもらうということで。
…まあ努力した結果、友好な関係が築き上げられないのなら仕方ないですが。
しかし、最初から移民者に対して差別意識を国民に受け付けるようなやり方では後々まで深い根が残りますね。
確かに段階別に対処してゆくべきでしょう。 しかしそれにも手段の良し悪しというものがあります。
将来的に友好な関係を築けるのは良いとして、そこにいたるまで随分と回り道をしなければならないでしょう。
最悪の場合は今アメリカが抱えている人種差別問題をそのまま再現する事になりますね。
すくなくとも差別主義者の方々の主張している方法が、最良の結果を生むとは確実に思えませんね。
さて、場が荒れる前に自分は分家に引っ込むとしますか。
>最悪の場合は今アメリカが抱えている人種差別問題をそのまま再現する事になりますね。
原因はアメリカ人ではなくイギリス人にあるわけだが。
>>95 急がば回れともいいます。ことを性急に運びすぎると問題が出てくる可能性は高いと思いますが。
いきなり内地に来させるのではなく、租界や占領地などの外地から渡航許可を出してゆくのが最善かと。
>>91 94 96
…なんか、直接関係の無い、いや、確かに直接関係はあるんでしょうけど、
直接…というには年代が遠すぎてちょっと違うだろ、というような、
確かに大元の原因は辿ればそれだろうけどさ、とか
確かにそんな時代もあったね、でも現代とは状況も価値観も違うだろ、とか
そういう突っ込みを入れたくなるのが2〜3混ざっているんですが。
論点がずれているような…以上。
そろそろ小説の投下しません?
個人的には特機隊の話を誰か書いてくれるのをキボン。
100 :
65:04/03/24 23:25 ID:???
最後まで
>>人口飽和日本にとって邪魔でしかないの。
がわかって貰えなかったか・・・
別に移民=友好の絶対条件でもないだろうに。
逆に日本への大規模な人外流入が無けりゃ無用な対立が起こらないとも言えるっしょ?
大体、差別主義者呼ばわりされた側にしたって租界やら許可制やらに難癖つけてないじゃん。
問題にしてるのは「移民」
商売や観光で来るのまでNOとは言ってない。
そこで湧いてくる邪魔者は
>>80でおっしゃる通り、取り締まればよいでしょう。
まあ異世界のイスラエルになるわけだが・・・人種差別は。
イスラエルのように成りたくなければ異世界での人種差別はやめておいた方がいいと思うなあ・・
東部戦線のパルチザンのような存在になって沸いてくるのが怖くて仕方ないが・・・
それと移民制限と人種差別は別物だからね・・・
入国させますか?
将来的にはさせる予定。
共存できますか?
いきなりは無理。長期間にわたる準備を必要とする。ゆえに当面は租界までしか出入りさせない。
危険なやつはどうしますか?
基本的に隔離か入国拒否。隔離されない場合は危険度別に色分けした星バッジつけて生活。
治安の維持は?
K察とJ隊に人外対策部隊を新設して対応。
>93
星バッチ(仮)に身体能力の抑制機構があって外すには特定機関の許可が要る、とかだといいかもしれません
周囲には正体が知られていない獣人自衛官(流石に上司は知っているだろうが)が、災害や戦闘のため自らバッチを外す
とかドラマが作れそうですな
>65
確かにそれも理がありますね
資源採掘ラッシュ等で日本人が国外に進出し日本人町などを作り出しても同様な事態が起きるでしょう
特機隊ネタはちょっとなぁ…
ここには合わないと思うのだが?
>>103 そうすると取り付けをどうするのかという問題が・・・。
>>102 >K察とJ隊に人外対策部隊を新設して対応。
ヤパーリ特機隊しかないのでは?
>>73氏
とりあえず、
>>食糧不足になるのが確実な以上在留外国人共々口減らしの最有力候補か
には白人や黒人も含むわけだが、
それらを差別して在日米軍と問題が起こらないと思いますかね?
ついでに言うと連中も在留外国人な罠。
F系以前にそいつらもいたんだっけ・・・外国人対策については、資源の次くらいの優先度になるか。
米軍のかたがたには役に立ってもらうとして・・・問題はほかの連中か。
>>102氏の意見に個人的には同意。
まあ、この辺は作者の設定次第なのでがね・・・
>>109氏
まあ米軍を役立てるには最低限在留外国人の人権を確保してやる必要がある罠。
少なくとも白人系と黒人系については・・
自分と同系人種が差別されてる環境下で協力しようとする奴なんて居ない罠。
下手したら物量と、貯蔵物資を盾に国内で独立宣言されても止め様ない罠。
ABCの付く兵器で脅されたら我が方は一瞬で終わりだし。
現実にもっとも国民に利益をもたらし、かつ国民に安全を提供できた対異人種政策が
掃滅と奴隷化と分断であったのはなあ・・・・・・
悲しい現実ですなあ・・・
>>112 ローマの優れた文化に精神的にも隷属していったガリア人
結局独立の原動力は現地で生まれた白人だった南米
1500万人が1年で餓死してもそのおかげで宗主国は潤ったインド
アメリカで一番平穏な人種問題は徹底的に潰されたインディオ
もうね、あほかと、ばかかと・・・・・・
だからこそ、それを日本にさせてはいけないと思う。
>>115 それをやらず、朝鮮に甘く対応したせいで未だにたかられる日本・・・・・・・
>>116 台湾の一部では今でも感謝されてるから気にスンナ。
しかし皇民化教育って世界的に例が無いよな。
植民地住民と本国の住民に同レベルの教育を施すなんて。
>>114氏
まあガリア蜂起もあったしセポイの乱もあったし、
完全な無抵抗ではなかったわけだが・・
それも全体から見れば短い時間だ・・・・
>>118 『イギリス人一人の死に対しインド人千人の死を』 セポイの乱を評するロンドン・タイムス
にもかかわらず今日被征服民が征服民に憧れているのはなんなんだろうな・・・・・・
日本人も欧米に羨望に近い感情を持つことがあるし・・・
まあ植民地を持つ上で気をつけないといけないのは、
オレンジ共和国を再現させないことですな。ボーア戦争の二の舞は却下だ・・・
>>119氏
ある意味自然な人間の感情だからではないかと。
日本人が持つ欧米への羨望って・・・ただの偶像に過ぎないと思うが。
物的精神的歴史的に、既に旧大陸の持つものを列島は上回っているだろ?
新大陸はいわずもがなだ。
後発の持てる者が先発の持てる者に対する羨望と、未だ持たざる者が持てる者に対する羨望とは別物。
犬の人は群のボスをタイマンで倒すと忠誠誓ってくれそうな感じ。
日本人とは違う姿をした「異世界人」ではなく、
ファンタジーによくある弱点とか、逆らえない本能があるなら、
条件次第で仲良くやれそう。
場違いかつ自衛隊ですらないので恐縮ですが、
異人種と星バッチあたりのネタでちょっと書いてみたんですが投下してもよろしいでしょうか?
内容は地震にあったお巡りさんですが…
かまわんから全弾ここに落としてくれ!
どうにか動かせた右手で、腰のケースに入った鉄塊を引き抜き、左肩に押し付ける。
鉄塊越しに硬い感触がある。
それは自分が人として生きていく為に、顔もみたことの無い母が残したものだ。
本来手首にはめられ、自治体の許可無くしては外すどころか位置をずらす事もできない金属の環が、
血でまだらになった制服の下に有った。
それは死に瀕した今でも自分の本性を縛り付け、封じている。
「オジ…サン?」
声の主は地震の起きた瞬間、無理やり机の下に押し込んだ家出少女だ。
補導した時はひどく暴れたが、今は借りてきた猫のようにおとなしい。
この状況では仕方ないか。
彼女は、自分がこの状況に絶望し自殺するとでも思ったのだろうか、倒れた体から右上の方から心配そうな声がする。
瓦礫のせいか半ば固定された視界の端には、少々ケバイ化粧をした顔がある。
震えているのは無理に顔を向けているせいだけだろうか。
涙で化粧がぐちゃぐちゃだった。
泣き顔を見るとまだ子供なのだとよく分かる。
元は良いのに勿体無い。
でも、何年か後が楽しみでもあるな、などとのん気に考える。
そうでもしないと、これからやろうとする事の恐怖に押しつぶされそうだった。
事実、既に両足は潰れている。
はは
こんな時に冗談を思いつくとは思わなかった、センスが無いことこの上ないが。
痛みなど通り越して気分が悪い、吐きそうだ。
それでも自分は笑った。
警官の仕事は犯罪の抑制でも犯罪者の捕縛でもないと教えられた。
自分もそう思う。
だから笑う。
少女を安心させるために。
何も心配は要らない、とでも言うように。
これが自分の仕事だ、とでも言うように。
「耳を…押さえて、口を軽く開けていなさい。目も閉じていたほうが良い」
「…うん」
恐怖のためか意外に素直に言うことを聞いてくれた。
できるものなら少女の頭の一つも撫でていたのだろうが、残念ながら動くのは拳銃を握った右手だけ。
だから引き金を引いた。
銃弾が"入国許可証"を引きちぎり肩の肉をえぐり、骨を貫く。
肩を貫いた弾が背後の床で跳ね、もう一度、肉に食い込む。
崩れた建物の隙間は狭い。
跳弾から少女を守る目論見は当たったが、そんなことを考える余裕は無かった。
言葉にすらならない。痛みという熱が脳に直接来た。
区別なんてつかない。痛くて熱い。熱くて痛い。
痛いのは苦手だ。もう一人の自分が目を覚ます気がするから。
痛みで視界と意識が白くなる。
「ぐ」
が、二十数年間押さえつけられ続けた肉体の本能が開放された。
(犬の…お巡りさんとは、よく言ったものだ…)
全身から獣毛が伸び、鼻面が前にせり出す。
骨格が組み変わり、筋肉が作り変えられる。
潰れた手足は主人の下へ還る。
生きるために。
否
市民の平和と生活を守る。
ただそのためだけに。
以上です
失礼しました
乙カレー
乙です。変身して大活躍!ってんじゃ無いというのはちょっと驚きました。
こういう使い方も有りましたなあ・・・
さて、自分も遅れ気味の話を書いてしまわないと・・・それとも激しくスレ違い状態に
なっているっぽいので移動した方が良いのでしょうか?
自衛隊もちょっとだけなら出演予定が・・・ってメインじゃなきゃダメか。
戦後の一コマ 前スレ440続き
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1079351585/438-440 人の姿を確認したグルンベルクは、左手の鞭で龍の背−両羽根の付け根である肩口あたりを強く打った。
龍は背中の刺激に反応し、その身体を風で舞い上がる羽根のように僅かばかり浮かせた。
降下角度を緩やかに変化させた後、龍はその大きな翼で大気を強く打ち付けた。減速時の
強い反動と龍の急激な動作を物ともせず、グルンベルクは龍の背にしっかりとしがみついていた。
着陸前に降下角度を多少変更する技術は、彼の訓練と龍の熟練の賜物であった。
新人は急な停止や極端から極端へと走る動作を良くやってしまうが、それは非常にまずい事なのだ。
訓練を怠ったり慣れずに急な動作を行わせると、乗り手が反動の方向の変化に付いていけずに
龍の背から放り出されたり、恐慌を起こして手綱や鞭さばきを誤って事故を起こすことが多いのである。
(もっとも、急から急への変化に耐えられる強さも必要ではあるのだが)
そう言った意味では彼の腕前はベテランの物だった。着陸動作に入る前に反動を
少し緩める事で、より確実に着地できるように工夫された動作であった。
副長、スレ住民は我々のまったり話より
B-52のSSを御所望のようだ
, ---- 、
. ---- 、 _〕=@=〔
〕=@=〔_ (´<_` ) 丸一日も前のレス(前スレ864)に反応するなんて
( ´_ゝ`) / ⌒i 流石は蚤の心臓ですね、艦長
/ \ | | しかもスレの空気を全然読んでない
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ U.S.NV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
要望に応えられなくて心苦しいですが、書く暇ねーです(泣
一眠りしたら会社説明会行かなきゃだしー
暫くは原潜話でご容赦を
しかし如何に熟練の乗り手の腕前といえど、龍の羽ばたきの音を消すことは不可能であった。
直線的で硬い鯨の背に止まるまでに、龍は何度も強く羽ばたかねばならなかった。
高速で降下してきた以上、一発で止まることは誰であっても不可能なのだ。
龍が背の上の白い出っ張りに足を止めると、彼は一気に息を吐き出して空気を吸った。
むせかえるような酷い臭い、上空で嗅いだ悪臭の数千倍にも相当するような「空気」は
彼の鼻と喉をマスク越しでさえ容赦なく襲った。
彼は思わず吐き気を催したが、今は任務中なので吐いてなど居られなかった。第一そんなことを
したらマスクの中が吐瀉物で溢れてしまうから、彼は我慢した。
年がら年中無茶な飛び方をしてきた彼は、吐き気を押さえる能力も身に付けていた。
彼が気分の悪さを押さえて右手の方を見ると、龍の羽根幅より少し外に黒い肌の男が立っていた。
男は近くの出っ張りに掴まり、鯨の背に付いた角度と龍の羽根の巻き起こす疾風、その両方に
耐えていたようであった。
彼は男の姿を確認すると、龍の首筋を右手でなぜてやる。すると龍はすぐさま
首と身体をかがめて羽を畳み、乗り降りが出来るような体勢を作った。
彼はその動作を龍に行わせると、男に右手を振って大声で呼びかける。
「ハリー!ハヤーク!」
慣れない発音とマスクのせいで音は濁りがちであったが、男はその意図を初めから
理解していたので問題はなかった。男は猛然と傾斜の付いた鯨の背を駆け、
右手を伸ばして叫ぶグルンベルクの元へと一瞬でたどり着いた。
今回はここまで。
失礼いたしました!合衆国海軍の兄弟はヤパーリ金髪碧眼なのでしょうか・・・
なんか想像すると物凄くビミョーですね。
>>102 星バッジでなくてカイジにでてきた時計でも可。
>>64 危険度分類をどうするかが問題なわけだが。
どのような分類を?
>>139 だから、そのパスの分類だってば。
何を基準として何種類のパスを作るか、そしてそれぞれのパスにどの程度の権限を与えるかが問題なの。
そもそもそういう危険な種族を登場させなければ、魔術師対策だけですむわけだが。
(両方とも対策の中身は同じだけど)
142 :
141:04/03/25 11:27 ID:???
魔術師対策も人外対策もやることとは一緒という意味。
143 :
102:04/03/25 12:24 ID:???
Q:共存できますか?
A:いきなりは無理。長期間(百年以上)にわたる準備を必要とする。ゆえに当面は租界までしか出入りさせない。
Q:将来的には入国させますか? 入国させた場合治安が悪くなりませんか?
A:将来的にはさせる予定。治安についてはK察とJ隊に人外対策部隊を新設して対応する予定。
Q:入国させるのはいつごろ?
A:法律と人外対策部隊が整備できており、特殊能力のメカニズムが解明されたころ。
Q:特殊能力の解明はいつごろになりますか?
A:そのうち。
Q:危険なやつはどうしますか?
A:基本的に隔離か入国拒否。隔離されない場合は危険度別に色分けした星バッジつけて生活。
Q:バッジの色分けはどのような基準で?
A:特殊能力とその危険度、F世界では人間とどのような関係を持っていたか。
Q:パス法に関して、反対意見があるそうですが。
A:問題にすべきはこちらが人外トラブルの危険を回避する手段を持っているかどうかであり、パスの携帯を義務付けられたものが
どのような感情を抱くかではない。
Q:人外を治安機関に使いますか?
A:能力的には申し分ないが、人間同士でさえセポイなどの事例があるため、それより遠い関係の
人外となれば、リスクは飛躍的に高まる。人外入れるより外国人入れたほうがまだまし。
Q:人外との混血児の問題はどうしますか?
A:DNAを調べた結果、混血することはありえないとの結論が出ました。
>>94 遅レス
あれはモンゴリアンじゃないくてコリアンな。
145 :
102:04/03/25 12:31 ID:???
Q:人外対策のコンセプトは?
A:星バッジ&個別に摘発の二本立てで対応する。
>>144 モンゴル人もドイツまで行ったとか行かなかったとか。
>>146 ハンガリーまでは確実に。
ハンガリー=フン族の国
ここまではゲルマン民族大移動時に来てる。
一応ドイツの元のフランク王国は押し出されてきたゲルマン人が作ったことになってるので
「ドイツまでは来てないが東ヨーロッパまでは来た」が正解じゃないかなぁ
吸血鬼と言う呼称自体がサベチュ的なものです!!
まず政府が率先して「異種血液保有者DBP」と改めるべきです!!
>>141 だが人間以外の種族が存在しないF世界というのもそれはそれで物足りないと思う。
「魔法という異質な技術が存在する中世ヨーロッパ風世界」というF世界ではあるが…
というか魔法使いに対処できるなら人外にも対処できるということなので問題ないと思うよ。
>>143 百年はいくらなんでも長すぎて現実的でない。
せめて20〜30年以内を目安として計画すべき。
能力についての完全解明はそれほど遠くないと思われる。
生物である以上はその機能が科学で説明できない部分は殆どない。
魔法も、なんらかの「技術」である以上は、それを取り入れる事により解明が早まる。
要するに、原理が理解できるか出来ないかというだけの話。
人外を将来的には受け入れるのであれば、治安要員にも人外を受け入れる必要性が出てくる。
アメリカでは人種差別が行なわれていても公務員に白人以外の人種が就職できている。
人外の起こす犯罪に対して人間で対処しきれない場合は人外の能力に頼らざるを得ない状況も出てくる。
そこらへんは現実を見て折り合いをつけるべき。
混血が可能ならばF世界でそもそも混血が確認されているはず。
そこらへんはF世界をどのように設定するかによる。
>>138 危険度:重
存在するだけで人間に危害を加える(毒を分泌する等の特殊能力を持つ)
完全に意思疎通が出来ない異質な存在である。
危険度:要
頻繁に人間を襲う習性(人間を捕食する・人間に対し異常な攻撃性を持つ等)がある。
意思疎通は可能であってもお互いに理解や歩み寄ることはできない程、文化や思考が違いすぎる。
危険度:中
本人に悪気は無くても、少し暴れたくらいで人間に重傷者が出る。
人間と同じ環境で生活するには、体の大きさや生活条件のギャップがある。
危険度:軽
人間を殺傷しうる身体的・あるいは特殊能力を持つ。 しかし、人間が刃物や銃を持った状態とそれほど変わりがない。
文化・習慣に人間に受け入れにくい部分がある。(人間が普通食べられない・または食べるには嫌悪を催す種類の食物を好んで食べる等)
最近、魔術師がいい事言う様になったな。
>>150 入国させる可能性が高い中−軽にかけてもう少し細分化が必要と思われます。
>>150 危険度:重
存在するだけで人間に危害を加える(毒を分泌する等の特殊能力を持つ)
完全に意思疎通が出来ない異質な存在である。
に関してですが、”特殊能力についてよくわかっていないもの”を加えるべきかと。
知らないってのはパニックの元です。
人種差別は国民の安全のために行うものであるんだが、
魔術師はそこを根本から勘違いしているな。
必要だからこそ、国民が必要としているからこそ行われるんだよ。
だから不要ならそもそも起きないし、逆に必要であれば(アパルトヘイトは
国政上必要な政策であったから成立し、否定する勢力が増加したから
無くなった)いくらでもおきる。
人種ごとの管理政策は必要悪。
皇国万歳
それだけれす
156 :
154:04/03/25 16:19 ID:???
まあなんにせよ、統治基盤の弱いF世界国家の心情的な差別と違い、
明文化された明確な差別統治を必要とする日本に対しての少数種族の
反発は必死だから、共産党や社民党みたいな主張をするうざい人外連中が
国内に増加するのは長期的には避けられない。
>>156 やはり武装警察が必要でしょうかね?
ただ、ガイドラインに抵触しないかどうかという問題があるんだよな…。
>>157 F世界には国際法がないから秘密条約という最強技を使える。
少数種族を裏で支援し他の少数種族と戦わせるとか自由自在
>>150 危険度:重
人間が対処しきれない能力を持つもの。
時折例に挙がる「大魔王作戦」では、吸血鬼=(チスイ)コウモリ憑きだったっけ。
そして兵役は免除。
「吸血鬼はあまりにも虚弱すぎる。日光に耐えられない。たえず血液を配給してやらないと、
友軍をおそうおそれもある。それに、イタリア軍との相性も悪い」
>>154 国民の安全の為に差別を行なう、というならば、将来人外異種族が国内に住むことが普通になった時代に、
人間・国民側に人外に対する根拠の無い侮蔑・嫌悪・恐怖などが植えつけられていると無用のトラブル、
ひいては人外への迫害とそれに対する反発を招く。
KKK団の黒人へのリンチや、イスラエル・パレスチナを再現してはならない。
もっとも日本には部落差別というのが既に存在しているが。
国民のために必要であるのならば、それは『区別』。
そして、その手段も、上策下策がある。
人間と人外の間に修復不可能な溝が作られるような事は避けたい。
人外が人間に対し危害を加えることが恐怖であるのならば、人外が人間を憎んだり敵対心を持たないようにすることも、人間を守る手段の一つである。
特に、危険度が中〜軽に分類されるような、「普通に穏やかに暮らしていければ問題ない」種類の人外には。
…と、まあ、「人権・人命優先」に考える人はいうかも。
「必要としての差別」はわかるけど、「見下したり憎んだりするための差別」は人種差別政策を採る政治家が望んでいなくても必ず発生してしまうものだし。
なるべくそうならないよう、また、なってしまっても深刻では無い程度に、と配慮するのも必要だと思う。
>>161 >人外が人間に対し危害を加えることが恐怖であるのならば、
>人外が人間を憎んだり敵対心を持たないようにすることも、人間を守る手段の一つである。
理屈としてはそうだが、現実的にはねぇ…
>>161 >本人に悪気は無くても、少し暴れたくらいで人間に重傷者が出る。
>>150 悪気があろうがなかろうが、重傷負わされたら誰であろうと加害者を憎むわな。
で、その辺のトラブルが何とかならない限りそれが火種になって後はご想像のとおり。
で、無理だ無理だと言ってる内にイスラエル化。
165 :
狩人:04/03/25 19:24 ID:???
>>163
そうなったら単に加害者がブタバコ行きになって終わりなんじゃないの?
機会平等と法の下の平等があれば何も問題はないと思う。
人外の分類(案1)
危険度:重
存在するだけで人間に危害を加える(毒を分泌する等の特殊能力を持つ)
完全に意思疎通が出来ない異質な存在である。
危険度:要
頻繁に人間を襲う習性(人間を捕食する・人間に対し異常な攻撃性を持つ等)がある。
意思疎通は可能であってもお互いに理解や歩み寄ることはできない程、文化や思考が違いすぎる。↑入国不可(要絶滅)JK共同、J隊主体
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
危険度:中 :赤バッジ ↓入国可(占領地のみ、要隔離)
本人に悪気は無くても、少し暴れたくらいで人間に重傷者が出る。
人間と同じ環境で生活するには、体の大きさや生活条件のギャップがある。 JK共同
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
危険度:軽 :黄バッジ ↓入国可(租界のみ)K察の管轄
人間を殺傷しうる身体的・あるいは特殊能力を持つ。 しかし、人間が刃物や銃を持った状態とそれほど変わりがない。
文化・習慣に人間に受け入れにくい部分がある。(人間が普通食べられない・または食べるには嫌悪を催す種類の食物を好んで食べる等)
>>165 >ブタバコ
牢屋も特別なのが必要になるな。脱獄防止のために。
>>164 イスラエルの場合、ユダヤ人とパレスチナ人はもともと平和に暮らしていたよ。
あれはただ単に自称ユダヤ人が勝手に彼らの領域を侵したからああなっただけ。
それに直接原因を招いた連中は利益だけを獲得してる
>>158 >>168 つまり害務省がイギリスなみに悪辣で狡猾ならばF世界に動乱を!
……無理だ!!
所でちょっと思ったんですが・・・異人種の中に危険度重/要クラスの連中と
友好もしくは同盟関係を結んでいる低危険度の連中が居た場合はどうするんでしょ?
前提として人間に害あり、疎通不可となっているけどそれはあくまでも「人間」
というか日本人との間の関係であり、他の連中が疎通不可能である訳ではない。
逆に言えば、例えば毒トカゲの一族と結んでいるドワーフとかが居た場合、
対処は如何にすべきだろうか?同盟や感情は単純じゃないから例えばの話
「毒トカゲ絶滅→共生もしくは友好状態にあった連中が切れる→そいつらと
友好関係にある種族等と関係悪化マズー」
要するにWWUにおけるユダヤ人の扱いみたいなもん・・・ちょっと違うか。
>>169 残念ながら、それを望むことはできないわけだが。
>>170 まあ、その辺のことがわかるまではひたすら情報収集でしょうな。
とりあえず、基本的にそういう連中(危険度重/要クラスで低危険度(人間基準)の連中と関係あり。)に関しては、監視だけして
放置ということで。(Fの国家からトカゲ退治の依頼があった場合は・・・こっそり解毒剤とトカゲ退治マニュアルでも輸出してやりましょう。)
>>172成る程・・・余程重要な相手でない時は、手を下さないということですか。
それは確かに基本でしょうね。
情報収集前にやっちゃってどうしましょう、ってのはSF小説なんかでは
良くありますが、そう言うときはどうしましょ。
(あるSF作品にそう言ったネタがあったもので・・・)
>>173 相手が話の通じるやつかどうか。問題はそこですね。
話のわからんやつだったら徹底的にやるしかない。
しかし仮定が「存在レベルでの害悪」「極端な敵」である以上、掃討戦一つ
やるにしても桁違いに危険でしょうね・・・
まあ毒ガスは吐くけど防毒面一つで何とかなる、って相手ならまだマシでしょうが。
友好種族が居る居ないに関わらず、殲滅は時間も手間もかかりそうですね。
>>175 毒には毒で枯葉剤やら何やらを・・・これしかいい方法が思いつかない。
土地が汚染されるってことはわかってますけどね。
言語の問題ってスルーが原則ですか?
私はスルーするつもりも無いのですが・・・・。
話が続かない・・・・。
>>178 九州ネタの方ですよね?
大変面白く拝読しますた、期待してます。
まあ、個人の自由だわな。
さて、ちょっと投弾させて貰いますよ・・・
前スレ825続き 帝国の戦争 初顔合わせ
それは官僚らの一団が階段を下り、二階の通路を移動している時の事だった。突然外から角笛の音が
鳴り響き、慌ただしく動く衛兵たちの足音が聞こえた。
その音を聞いた彼らは少しばかりざわついた。角笛は上客を歓待する為に用いられる道具であったので、
状況から彼らは自分たちの交渉相手が到来したのだと判断したのだ。
廊下のあちこちで「遂に来ましたな」などと言った言葉がやり取りされるのが聞こえた。
彼らは本来ならば歩を早め、会談の場たる食堂に向かうべきであった。交渉を行う上で遅れることや
手間取って混乱することを避けるべきであるのは当たり前のことであった。
しかしそこで一人の官が足を止めた。その人物は部屋から人々を誘導していた、髭の老人だった。
老人は窓の方を見ながら、ひどく驚いた表情をして固まっていた。
>>183 「どうされました?」直ぐ後ろを歩いていた文官が、老人に呼びかける。
「あ、あれを・・・」老人が指をぎこちなく動かしながら窓の外を指さすと、そこには
進んでくる馬車が数台いた。
「あの馬車がどうしたというのですか?」文官は怪訝そうな顔をして再度たずねる。
ゆっくりとした速度で進んで来る馬車はどれも帝国の物とは違う形式で、恐らく会談に訪れた
使者たちが乗ってきた物だろうと予想が付いた。そこにあって然るべき物があると言うのに、
何故老人が驚いているのか、彼には理解が出来かねた。
「あ、あれだ!一番奥に見える馬車・・・あの馬車は何だ!」
老人の指さす先を良く見ると、彼もまた絶句してその場で固まってしまった。
彼らの視線の先に有った物は、まるで神話から抜け出たような奇妙な物であった
「どうされました?」直ぐ後ろを歩いていた文官が、老人に呼びかける。
「あ、あれを・・・」老人が指をぎこちなく動かしながら窓の外を指さすと、
そこには道を進んでくる馬車が数台いた。
「あの馬車がどうしたというのですか?」文官は怪訝そうな顔をして再度たずねる。
ゆっくりとした速度で進んで来る馬車はどれも帝国の物とは違う形式で、恐らく会談に訪れた
使者たちが乗ってきた物だろうと予想が付いた。そこにあって然るべき物があると言うのに、
何故老人が驚いているのか、彼には理解が出来かねた。
「あ、あれだ!一番奥に見える馬車・・・あの馬車は何だ!」
老人の指さす先を良く見ると、彼もまた絶句してその場で固まってしまった。
彼らの視線の先に有った物は、まるで神話から抜け出たような奇妙な物であった。
その馬車は一言では言い表せないような奇妙な形をしていた。その馬車はまず異様に小さく、
まるで子供でも乗るのかと思えるほどで、他の馬車に比べると大きさも長さも半分ほどしかなかった。
素材も明らかに木では無い光沢を持っており、継ぎ合わせではなく一枚の板で作られていた。
大きさの割に大きな窓を持ち、その窓は馬車の上部の殆どを占めるほどであった。
そして彼らを最も震え上がらせたのは、そこに馬と御者が居ないことであった。
帝国の古い伝承には、地獄からの迎えの馬車というのがある。その馬車は罪人や悪人を押し込めるために
車体を小さく作ってあり、逆に地獄を良く見せるために窓は大きかった。
その車体は人の世に存在するあらゆる物と違った何かで出来ており、異様な形をしている。
そして御者と馬は地獄の住人であるため、生きた人間には見ることが出来ないと言われていた。
彼らはこの神話から来た伝承を知っていたので、思わず震え上がった。何故こんな所に死神の馬車が
現れたのか、彼らには見当も付かなかった。
先頭にいた者が止まってしまったため、他の官僚たちも歩を留めざるを得なかった。そして
彼らの奇妙な行動に気付き、窓の外を見て同じように驚愕と恐怖に襲われたのだった。
投弾終了〜。
>>185は投稿ミスです・・・ちょっと吸血鬼に血を吸われてきます。
S・F ◆Pf7jLusqrY 殿、おつです。
…うーむ…何やらスレの路線が最早…まあ野暮は何も言うまいて。お疲れ様。
何なら小官の『アレ』のスピンアウト物でも演るか? ネタに揚がって居るし?
言語の問題は聖書のアレで解決! 天に届く『塔』建設と言う、神に取っては
不遜な事を、かの世界の住人は行わなかった。未だ言語は分かたれぬまま…。
言ってて駄目だ。…理由にするには、弱いな?
さらに、スレの方向性をアレな方向へ向けてみたり。
仮題『貴様の血の色は何色だ?』
「術士達の事ですが‥‥、おそらく連れていく事になるでしょう」
連れて行くのだか、連れて逝くのだかはさておき。‥‥おそらくは後者であろうが。
弟子の口を借りて、颶風は言葉を続けた。
「もし、『焼き切れた』者が出たら、女神の元へ送ってやって下さい」
さらりと口にするには似つかわしくない、奇妙に重過ぎる内容。
『能力を使い果たした術士は殺せ』と、当の術士自身が命を下す矛盾。
淡々と、感情を交えない冷静な口調で続ける。
「一回焼き切れてしまえば、二度と目を覚ます事はありませんから。
意識を取り戻す事無く飢え死にさせるよりは、よっぽど慈悲深い措置だと思いますが」
確かに颶風の言う通り、最善では無くともそれに近い手段なのだろう。‥‥その言葉が真実であるのなら。
「それを信じろ、って言うのか?」
歯軋りと共に押し出されたルースの言葉に、颶風は事も無げに答える。
聞き分けの無い子供に、道理を言い含めるかのように。
「『焼き切れる』と、頭の中身がエライ事になるんですよ。茹で上がったみたいに」
トントン、と傾げた頭を軽く指で叩きながら、ヘスの体を借りた颶風が言う。
手を下ろそうとして、ヘスの頭から突き出た耳を指先に引っ掛けてしまい、眉をしかめた。
「生きているように見えても、そんな状態では死んでいるのと変わりませんからね。
大して長く持つ物でもないですし」
だから殺せと、まるで感情を持たないかのように淡々と答える。
その様子に、青年が切れた。
「そんな事、出来るわけ無いだろうが! 大体、お前は平気なのかよ!」
襟首のふかふかとした毛と襟首を一緒くたに鷲掴みにし、引き寄せる。
強く引っ張られて、ヘスが体勢を崩した。
うっとおしそうに2対の腕を動かし、ルースの手を無理矢理引き剥がそうとする。
「平気なわけ、無いじゃないですか!」
血を吐くような叫びと共に、ヘスの額の『目』から、一筋の血が滴った。
鼻面で左右に別れ、濃褐色の毛並みに染みて黒く見える染みを残す。
颶風の感情の高ぶりが、中継点となっているヘスの『目』に負荷を与えた結果だ。
確かに、颶風としては心中穏やかではないだろう。
此処に居る術士の全てが、颶風の教え子なのだから。
いや、それ以上かも知れない。術士達は、自他の境界線が殆ど、無いのだから。
ゆっくりと、青年の手から力が抜ける。締め付けから開放されて、ヘスは大きく息を吐いた。
乱れた襟元に手をやり、整える。
「・・・・他に、手は無いのか?」
「有ったとしても、間に合わないでしょうね」
冷静さを装って、颶風が答える。そして、続けた。
「外道の策だと言うのは承知の上です。・・・・責任は取りますよ」
颶風は、ヘスの体を借りて神殿の壁に刻まれた神像を見上げた。
東向きの壁一杯に彫刻された女神の姿は、彼らの基準からすれば随分とのっぺりした印象を与える。
「ではそろそろ、私も死者の列に加わるとしましょうか」
そう呟き、額の『目』の光を弱めかけ・・・・。思い直したように、青年の方を振り返った。
「貴方は、後からゆっくり・・・・。
そうですね、少なくとも両手足分よりも年月が経ってから、来るようにしていただけますか?」
ぽんぽんと、まるで幼子をあやすように青年の頭を撫でた。
そして、神像に向かって芝居っけたっぷりな礼を取ると、いきなりがくっと、力が抜けたようにくず折れる。
頭痛に苦しめられているらしく、地面をのた打ち回るヘス。
既に颶風は去っているらしく、眉間の『目』は元のように真珠の光沢を帯びて静まり返っていた。
あたりに一陣の、血の臭いを濃く孕んだ風が吹きぬけた。
投下終了です。
何で、こんなにキャラがしゃべりたがるんだ・・・・。
>>189まあここは縛り的にSFに近くなってしまいますから・・・流れはある種の必然かと
言語問題をSG式にどうにかしようとか考えてしまった自分としては、某二世を想起させる
発想の方がファンタジー的には正しいとか思いました。
でも基本的には、一種族の言語を全力で(それこそ投入可能な全力で以て)解析、
その種族を通訳として初期の内は大規模登用するのが現実的ではないかと考えております。
そうすることで雇用創出国交樹立、教育広めて友好万歳!とか思いました。
金と労力はこの場合度外視で良いでしょう。
その分時間条件は桁違いに厳しいですけど・・・何せ最悪で二週間とも一月とも
言われる状況では、国中の言語学者とスパコンの使用は許されるはずです。
貿易国家ならば最も重視すべきは言語でしょうから、国策として特別予算も潤沢に投入ですよ。
卓ゲ氏、投下乙です!超人ロックに出てきた導士ばりの「死に方」ですなあ。
血の色がホントに違うって事は、差は単に外見上の形質でも無いようで・・・
>>194は自分でした・・・名前忘れスマソ。長文書いてなかったら
危うく巻き込むところでした。失礼しました。
…まあ、暗号解析よりは易しいだろうよ。しかし、地方独特の方言、言い回し、慣用句までは
追随は出来ん。『無形文化』にカネを掛けたがらん国が軽々と予算を投入するとは到底、思えん。
んう…。音声に因る想起法…直接思考投影型ならば或いは? とも思ったが…戦争はそれでは
起こらんしな? 結局、接触当座は現場の知恵と経験と融和努力しか無いな。国家の介入は避け
たいね。何でって? お話を作る上でさ。ネタ創るにも色々『手段』が有るのでね?
というか最近「自衛隊」が出てきてないような…
>>189で小官、それとなく匂わせたつもりだったのだがね(笑)
…正直、どうでも良いので有ろうよ。…少々、寂しいが。
小官も往時の気力が…最早、無い…。丸くなったと言うべきなのか?
それとも吠えるべきかね? 同じ揉め事を繰り返したくは…無いね。
「ウチらの世界の常識がこの世界の常識と違うのは判るな草鹿一尉?
でもどれ位違うか判らないんで大まかに纏めて欲しいんだ。
実際に戦闘をして魔法を体験したのは君らの小隊だけだし、
何よりも彼女らにうち解けてるみたいだしな」
そう切り出されたのは騒ぎの15分後、本部天幕の隅でのことだった。
言い出した二佐自身も頭をかきながら言いずらそうだったが。
「そうは言われましても……魔法なんて、ホントに突然で、いまいち判らなかったんですが。」
「それでも体験したことに変わりはない。書記官というか事務の子一人付けるから渡せる限りの情報は出すよ。
それにさっきの奴、あれも入れるから管理よろしく」
さらっと聞き捨てならないこと言いましたね。
それと人と話す時は視線を合わせて話すよう言われなかったんですか。
さっきから目が泳いでこっちをまともに見てすらいない。
「一寸待ってください。何でアレを一緒にするんですか!?
仮にも交渉に出す資料を纏める部署なんでしょう?」
テーブルに手を付き身を乗り出して声を張り上げる。
周りの視線が集中するが声の主が俺だと判ると納得したように元の作業に戻る。
畜生、確定済みかよ。
「いや、さっきノートパソコン調べてみたら技術資料としても使えるようなモノが多く入ってたんだ。それに本人も言動はアレだが知識はあることが判った。
『熱意は余るほどあるし、常人とは違う発想で役に立つかもしれない』という田中議員のありがたい言葉でさっき決まった。
キチ○イと刃物は使いようってやつさ」
「それ間違った格言ですよ」
「判ってる。洒落ただけだ」
「判りました。どうせ拒否出来ないんでしょうし、やらせて頂きます」
そんなやりとりが一時間も前にあったわけですが……
イリアさんとお付きがもう二人F世界側からやってきて、早速会議開始。
お互いに質問し合い、大まかの確認を済ませた所、衝撃の事実が!
「あのキチ○イが一番役に立ってました!」
妙にポイントを付くんだよなぁ。
例えば
・溶鉱炉はないらしい
・魔法使いは珍しい存在だが、各国人口比で三十人に一人位はいるらしい。
・さらに真音魔法:精霊魔法:神聖魔法の比率は2:4:4程度らしい。
・この大陸(竜の大陸)では共用語が話され、読み書き出来るのは1/3程度
・他にエルフ語、古語(真音言語)、竜語、etcが有り、魔王領では共用語が公式に使われていること。
・魔王領は人口(?)全種族併せて約30万、内訳
人間は10万程度、ゴブリン+オークで16万、エルフ(黒含む)、
ハーフエルフ+ドワーフで2.5万、残り1.5万で竜族、魔族、その他友好的種族が含まれる
・ほぼ中世の世界に相当するが所々魔法の影響で進歩している部分と退行している部分があるようだ。
例えばこの世界には火薬があるのに火砲がない。
また魔法労働者(Sorcer Worker)によって鉱脈の探索、鉱石精錬の補助、戦闘要員等が行われている。
・この辺り強力な動物や危険な地形、毒を持つ植物が多いらしい。
まぁゲームでもラスボス近くの町はそんな感じだしな
というわけで今さっき、一時資料を纏めて出した訳ですが。
みんな一段落付いてホッとしたような雰囲気が漂っていた。
さっきから辻の奴はにやにやしっぱなしでノートパソコンに向かっているし、
イリアさん達は会議の最初にもらった紙にメモ書きを纏めている。もっとも最初は紙とボールペンに驚いていたようではあったが。
何となくイリアさんを眺めてふと思ったことが口に出た
「そういえば、この国、今戦争中なんですよね?何が原因なんですか?
私たちでモノによってはどうにか出来るかもしれない」
俺の言葉にイリアさん達は驚いたように顔を上げ、何とも言えない表情で答えた。
「原因ですか?色々ありますが……
私たち魔王領側は我が国民への不当な差別、迫害。
および北部ドワーフ連邦などへの内政干渉…これは我が国への禁輸を押しつけることに対する抗議です。
そしてイースペリア側は我が国民が国境線を越えて傷害、盗みを行い、国民を害しているということ。
犯罪者が我が国に入りそれを匿っているということ。
最後に我が国の信教に対する非難です」
「ずいぶんと多いんですね」
俺の答えにあからさまな作り笑いを浮かべてイリアさんは答えた
「ええ、向こうのいってることは我が国建国当初から言われている事ですし、
まぁ言いがかりみたいな物ですね。おそらくは我が国が順調なのが気に入らないってことでしょうね。
ただこちらとしても完全に白とは言い難いのが問題ですね」
「つまり解決は難しいと?」
「そうですね。しかし身の証を立てる意味でも負けられません」
そこまで言ってイリアさんは俺の方をじっと見た。
そんな目で見られても……困る。
「えーと、そうですね。私たちにも他人事じゃないですし……そうだ前の決戦の時はどんな風だったんですか?」
次回
F世界会戦に続く
なんでかっていうと考えてたネタが一寸前にぽろっと出たので……
ついでにタイムスケジュールぅ!
0700 F世界で魔王、儀式開始
1200 F世界召還
1240 自衛隊魔王と接触(この間、別の偵察隊はまだ未帰還で索敵中)
1245 自衛隊戦闘開始
1255 戦闘終了 魔王死亡
1300 イリアさん魔王城に連絡筒を送る。乗車
1320 演習場(?)着
1400 会談終了。イリア再び魔王城に連絡。食料+毛布等、輸送準備開始
1430 田中議員演説開始
1500 演説終了
1515 草鹿本部呼び出し
1540 史料編纂委員会(仮)兼F世界ご一行さま警護隊結成(草鹿)
会議中
1700 第一次資料提出(草鹿)
1705 イリア語る
……あんだけ続けてまだ夕方かよ!
最初は時間飛ばしにくいから仕方ないんだが一日経ってねぇし。
小官殿途中時間置けば混じらなくて済みましたね。
すいません。
一応次回は突然回想入って戦闘予定<でも自衛隊は欠片も出てこない<ダメじゃん
いやいや、お詫びせねば為らぬのは小官の方だよ。毎度毎度、貴君には迷惑を掛ける。
さてと…浪漫の欠片を振り絞り、小官も演るとするか…。魂よ、今一度の輝きを、小官に!
「ほう…その武装警察とやらがの…? 妾は旧友に逢いに来たのみと言うに? 」
「あ、貴方様はその…国賓ではいらっしゃいますが…その…何分不法入国を…」
「貴様達とて、他の者の『命』を喰らいながらのうのうと日々を無駄に過ごして
居るでは無いか? 妾の種族と何が違う? 愚者どもが…何も変わらぬな? 」
妾が『あ奴』に逢うために入国し、政府に直接交渉を迫った途端、出迎えたのは
新規に編成された『武装警察』じゃった。昼間時にも行動出来る妾の姿に、彼奴等
は驚愕し発砲を開始した。…無礼者には制裁を。それが妾の種族の大原則で有る。
結果は…この国の首都の、『国会議事堂』と申す建物の前に火の海と屍山血河が
産まれる事と相為った。妾の衣服が少々乱れたのみで済んだと申すべきなのだろう
が、許せなんだ。『あ奴』に貰った服が…見る陰も無く為った…これは痛い!
「少し頸周りがきついようじゃな…この服は…?」
「…急に仕立てました物で…何卒、御容赦の程を…」
見知った迷彩服と申す者を身に纏った輩が現れた時に、妾は交渉を持ち掛けた。
『自衛隊』は妾の領地を守護する『同盟者』と言う位置付けであったのだからな?
武装警察とやらは、身の程知らずに『交渉抜きで』交戦に及んだ。二の轍を踏ま
ぬと言う保障は無かったが…妾は『あ奴』の仲間達を殺すには忍び無かったのだ。
幸い、『自衛隊』には妾に対しての『詳細なる』情報が「あ奴」を通じて行き届いて
居った。妾と交渉に臨んだ小隊長の『尉官』とやらは怯んで居ったので、「駐在武官」を
して居ったと言うその上の『佐官』が出て来おった。まあ、胆力は在ったな。妾が片手で
持ち上げた装甲車とやらを投げられても動じもせなんだからの? その剛毅さ、賞賛に値する。
『無礼者の末路じゃ。文句が有るか? 』
『いえ、閣下、我等の価値を政府に再認識させる機会を与えて頂き光栄です』
『ふむ…。妾には交戦する意志は無い。…それは聞き及んで居るな? 』
『当然。部下からの詳細な報告により、礼を失し無い限りは、事に及ばぬと』
あ奴の事を言って居るのだと気付いた妾は、口を拭い襟を正した。話すに足る『人間』が
やっと現れたのだからな? 礼には礼をじゃ。妾が「あ奴」の墓所への参拝の意志を告げる
と、その人間は一筋、涙を流した。…さて、迎えの車が来たようじゃ。急ぐとするかの…。
「あ奴」は妾の腕の中で息絶えた。…同族に為る事を拒否してな。座標とやらを
報告してから直ぐに、砲弾が降り注ぎ…あ奴はその無数の破片に傷付けられた。
…妾ともう一人を庇ってな? 可笑しな話よ? 有限生命種たる者が不死者を。
背中に突き刺さった破片を見た時…息が在る方が不思議じゃった。妾があ奴の首筋
に口を付けようとした際、何処にそんな力が残って居ったのか? と思う力で退け
言った。『死こそ救いなのだ、……が迎えに来ている』と宙を見据えてな? 妾が
そこを向けば…戦乙女よ。あれは頂けんよ。『神々の玩具にされたいのか』と妾が
聞くと、正気を若干取り戻し…右手に持っていた『剣鉈』で頸の血脈を…刎ねた。
末期の言葉は? 色も素っ気も無いぞ? 『第三偵察小隊、任務完遂…』じゃ。
戦乙女はどうしたかと? …妾の館に捕らえて在る。あ奴に死を撰ばせた罪を永遠
に償わせてくれる。不死者の妾がじきじきにな?
「『靖国神社』への参拝ですが…その…該当する者の氏名がその…」
「無い訳が無かろう? 本当に、探したのか? 」
あ奴の屍骸は…後に来た『部隊』に引き渡した。渡したくは無かったが、な…?
紅い十字を刻んだ車に、遺骸を運ぶ妾に対し『捧げ銃』とやらを行い、見送った。
もう一人は…ただ、涙ぐんで…あ奴の顔を撫でていた。…その後は、妾は知らぬ。
まあ、前に書いた奴のエピローグも演って見た。笑って、許してくれ。では、また。
小官殿GJでした!
いえいえ、笑ってなんてそんな…
とても素晴らしい作品を本当にありがとうございました。
>>165 その法律がザル法にならなきゃいいけど。
”特殊能力を使ったという証拠をどうやって集めるか”なんて、その種族以外は誰も知りませんしね。
小官殿お疲れです。
永田町で死体の山を築いては、国賓とはいえ不味過ぎるような(汗
「もう一人」のその後も気になる次第です。
では私も全スレ594の続きを
我々にしてみれば、もうちっと先を見据えた計画を立ててもよいだろうと思うのだが。
後になって、とりあえず各省庁からちょっとした依頼がきた。
国土省からは今度の航海で得たデータの提供、運輸省からは発見した陸地への航法援助用発信機の仮設置、農水省からは海洋資源の
サンプル回収等々。
原潜に積める資材にも限度がある為、いずれも簡単な調査の依頼等だけである。
当然、どこからも人材の派遣は無い。
いや、ひょっとすると日本人達は今だに戦闘艦に乗るのが嫌なのかもしれないな?
上の人間は、今回の計画が日本へ対する交渉材料としてあまり効果が無かった事に落胆しているようだが、こちらにとっては
便乗者が居ないならそれはそれで気楽な旅路にできるとウキウキしながら準備を進めていた。
私自身、航海の準備でこんなに心躍る気持ちを抱いたのは久しく無い事だ。
大航海時代の人々と同じ体験が(彼らより条件は断然緩いけれども)よもや原潜の艦長になってからできるとは。
クルーの大半も同じ気持ちらしい。
在日米軍の将兵と違って、日本に腰を据えていない我々は、家族を元の世界に残してきている。
家族と、恐らく永遠に離れ離れになってしまった私達にとって、今回の任務はその辛さを忘れさせてくれる一助になってくれている。
イヤ、少々自棄になってしまっているのかな(苦笑)
ともかくそうやって準備を進めていた我々だったのだが、そこに思わぬところから声がかかった。
「左舷10時に水柱、何かいます」
見張りについている上等兵曹が叫んだ。
私も左舷に向き直り双眼鏡を構える。
かなり近い。
艦から2000mも離れていないだろう海面に聳える水柱、いや、既に崩れようとしている水柱の中に、何かいる。
海面からにょっきりと突き出した、白い、棒状の物体。
なんだあれは?と思っている間に物体は急に傾きだし、今度は盛大な水飛沫を上げて海に消えた。
「鯨や海豚には見えんな・・・」
水中に潜んでいたのか、私はソナー室に呼びかけた。
「ソナー室、兵曹の報告は聞いたな?何か拾えたか?」
「海面に何かがぶつかる音が聞こえましたが、他に変わったモノはありません」
これだけ近くだというのにソナーでは何も聞き取れていない。
正体不明の相手か、念の為に警戒レベルを上げるべきだろうか?
「シーサーペントだな」
私が発令所に指示を出そうとするのとほぼ同時に、左舷を眺めていたお嬢ちゃん−エリス・アルディール嬢が愉快そうに言った。
「シーサーペント?」
「うむ、外洋に住まう大蛇の化物だ。小船や漁船を沈める話は聞くが、大船をわざわざ襲っては来ないそうだ」
大船と言うのがどの程度のものを指すのかわからないが、原潜のサイズがこの世界で小船に分類されるとも思えない。
いや、むしろこれだけの大きさの艦船をこの世界の人々が作ったことも多分無いんじゃないか?
「ならば我々に害を与える心配は無さそうですね」
「わからんぞ、私も伝聞でしか知らぬのだからな。ひょっとするとこの船よりもデカイかもしれぬ」
おいおい、物騒な事言わないでくれ。
私が彼女を嗜めようと口を開こうとした瞬間、再び海面に水柱が上がった。
その位置はさっきよりも艦に近づいている。
「ほえーるうぉっちんぐができそうだな、船長」
エリス嬢がけらけら笑いながら振り向いた。
全く、クソ度胸があるというか、恐れ知らずなお嬢ちゃんだ。
―2週間前
航海の準備もほぼ終わり、あとは出航日を待つばかりであった我々の元に、司令部から急な増員指令が届いた。
大方何処かの省庁が、やっぱりちゃんとした調査をやりたいから正規の職員を送ってくるとか、話を聞きつけた自衛隊辺りから便乗させて
ほしいとか、そんな話だろうと予想した。
真相は予想の斜め上だった。
てっきりむさい日本人のおっさんが送られて来るとばかり思ったのに・・・
「・・・というわけで、こちらが随行調査員として同行されるアルディール氏だ。氏の安全、『くれぐれも』頼んだぞ、中佐」
「初めまして船長、エリス・アルディールだ。道中の事よろしく頼む」
反射的に私は答えていた。
「お断りします」
アナポリスの門をくぐって20余年、これほどはっきり命令拒否を口に出した事は無かった。
基地まで足を運んできた駐日アメリカ大使館職員に紹介されたのは、日本人ではなくこの異世界の住人、さらにどう見ても10代前半にしか
見えない女の子だった。
んな少女を艦に乗せてお守りを頼むなんて言われたら、拒否るのもマトモな士官の常識的反応だろう。
もっとも先方もこちらの反応を予想していたらしく、大使館員は少女にしばしお待ち下さいと断りを入れると、私を部屋の隅に引っ張って行った。
とりあえず話を聞けと諭される。
今日はここまで。
っつーかこの先全く自衛隊を出す予定無いんですよね、この話・・・
斜め上……
乙です
常に発想の斜め上を行く!って何処の王子だw 乙であります。
自衛隊をF世界視点オンリーで出すつもりはあるのですが・・・
そういうのはありなんじゃろか?
潜水艦に女性は乗せられるようになったの?
>>222 >自衛隊をF世界視点オンリーで出す
良いんじゃないでしょうか
現状で十分面白いですし
>223
えひめ丸の時は体験航海かなんかのおばはんも乗ってたと思うよ。
>>225あれ下手すると家族連れか何かで乗っていたかも・・・女性は確か
居たはず。一応一般市民の女性を乗せることに抵抗はゼロでなくても、
前例がないといって突っぱねるのは無理っぽいですね。
>>224自分の書いた物も読んでいて下さいましたか。有り難い事です。
戦場到達まではまだまだかかりますが・・・
>>222 実はディスクン星人の自衛官。ほら、イラクでも長島監督への寄せ書きを書いていたじゃないか。
>>225 作戦行動中は無理だったと思うが。女性のサブマリナー全然居ないし。
潜水艦の中は臭いがひどいとか。
>>229 原潜は原子力・電気推進方式のおかげでディーゼルスメルとは無縁だが。
どっちにしてもガレー船と比べればケンチャナヨ。
分家にも書いたけどガレー船の臭いは凄まじく、視認する前に-つまり水平線の向こうから-
その芳香を嗅ぎ取れる事もあったとか。
まあ漕ぎ手が奴隷ではなくてヴェネツィアみたいに正規兵なら大分マシだろうけど。
F世界の連中が中世欧州風だったら、彼らの体臭に比べても無問題。
苦しむのは同乗する現代人側だけだ。
>>230 潜水艦に女性を乗せると(以下省略)って土俵に女性を上らせない事と似た様な迷信がある。
>>232 史実の中世欧州は燃料不足だったから。
F世界に太陽熱温水器と石鹸を輸出しる。
>>228 生活環境は厳しいし、閉鎖環境だし、水上艦とは別天地だわね。
なにより女性のための生活設備を用意するだけの空間的余裕が少ない。
水上艦ではその手の改装にもなんとか対応できるけど。
>>230 汚物タンクの中身を排出する際に空気圧をかけるらしいが・・・確かその空気はそのまま艦内に放出するとか。
>>236消臭剤とかで誤魔化す・・・のかなあ。排気換気が出来ない以上は
それっきゃ手がないわけで。
>>236 一応、汚水は非常時の為に特殊な機械で浄化して水に戻しタンクに蓄えてる。
>>238 水を抜いてもいろいろと残留物はあるわけで。
体臭を誤魔化すのに史実では香水が発達したように、
F世界では消臭魔法なんてのがあるのかも。
>>240 消すよりも誤魔化す方が楽なのは同じだろうから、芳香魔法ではあるまいか?
あるいは嗅覚を馬鹿にする嗅覚鈍化魔法か。
空気中の酸素をオゾンにするとか。
威力つまり濃度を上げれば毒殺も可能。
それは人体にもキツイような・・・艦内で光化学スモッグ発生に>オゾン
すごい体臭の人間に脱臭効果を及ぼす位のオゾンって、それだけで有害なような気が。
乗る前に風呂入ってもらわなあかんなぁ…
「入ってもらう」だと烏の行水状態かもしれん。力ずくででも磨き上げる必要があるかもしれぬ。
ああもちろん、セクハラにならないよう風呂世話役は同性でな。
超音波風呂は心地よいな。ジェットバブルの感触は少しくすぐったいけど。
最近の原潜ってシャワーくらい無いの?
「香りの魔法」って何処の料理人だ!というかジャン?
>>240-241 まあアリはフェロモンで仲間の誘導や敵味方の識別なんかを行うと言うし、
ハチの集団攻撃も、仲間の体液の匂いに誘われると聞く。
逆に言えば鼻の利く種族なら暗号代わりに使ったり、巨大昆虫や大型動物を操作する技術の
一環として、もしくは敵の戦意を挫くための「悪臭源」つまりガス兵器代わりや戦意高揚の道具、
果ては室内戦における心理兵器等として使っているのかも。
と、ちょっと軍事的に使えないか考えてみたが、現実に使ってる所なんてないんだよな・・・ダメポ。
非殺傷兵器として悪臭を用いるものが研究されていたと思うが‥
252 :
240:04/03/26 17:13 ID:???
>>250 甘い……
上等の料理に蜂蜜をぶちまけるが如き思想ッ!
そこは「超香少年サトル」だッッ!!
……ごめんなさい。
255 :
狩人:04/03/26 17:46 ID:???
原潜に女子トイレ等の設備あったっけ?
共用はちっとイヤだな。
というか原潜は水使い放題だったような気がする。
原動機で程よく温まった水が使い放題……
>>239 熱処理→乾燥させて無臭の砂しか残らんよ。
少々時期はずれの話で済まないが、F世界において竜は生態系における最強種族と認識されているのだろうか?
天敵などの害するものが殆ど無いのであれば、その性質は落ち着いたものになると思う
竜人等、外見的に現代人と極端な差異が無ければ、下手をするとF世界人よりも話の通じる相手になるかもしれない
>>258 >生態系における最強種族
人間もそうじゃないの?
>>258 SSではすべからく家畜化されてるみたいなんですけど・・・どうなんでしょうかね?
まあ、野生種の扱いとしては、ライオンやトラみたいなもんじゃないかと。
>>257 そうとは知らなかった。
しかし、換気の悪さ(いや、体臭とか)と閉塞感を覚悟の上でホエールウォッチングする気になるかというと・・・。
>>260 人間が家畜化してきた動物はほとんど群れを作る種(例:犬)だけど、どうもドラゴンの群れは想像しにくい……
>>262 確かに。
しかし、群れを作らないと仮定するとどうやって家畜化したのか。そこが問題だ。
言ってみればヒョウをペットにするようなもんか。
>>263 1・卵を巣から拾ってきて(盗んでとも言う)孵化させ刷り込み。
2・1を何度か繰り返し後は繁殖。
>>263 ドラゴン穴に入らんずばドラゴン卵を得ず。
もう必死で卵だけ盗んできます。
266 :
265:04/03/26 20:54 ID:???
かぶった……
でも私は魔術師1氏の2.は想定していませんでした。
卵を人工孵化させても1代限りで繁殖は不可と。
群れを作らない動物を家畜化しにくいのは繁殖を管理しにくいからで。
すめるの問題が出されるとは(汗
冒頭でVLSとか書いてるので予想はつくと思いますが、件の原潜は一応ロス級のつもりです。
CO、CO2、H2の除去やフィルター通しての除湿とか空気清浄設備はしっかりしてるみたいなので
あんまり気にしなかったですが・・・匂いが残るかどうかまではわかりません。
まあいざとなりゃ浮上換気しちゃえば良いでしょう、別に敵の衛星や哨戒機を警戒する必要もないので(笑
あとシャワーは備えてありますが、使い放題かどうかは個々の艦毎に判断が違うみたいです。
浄水機を常時稼動させておけばいくらシャワー浴びようが問題無いっぽいですが、その辺の判断は艦長の
裁量なんでしょう。
私のSSの艦長はまったりした人だから、その辺甘いんじゃないかな・・・そういう事にしておこう。
>>264スレイヤーズの龍は群を作っていたが・・・冗談です。
ドラゴンは前スレの指摘によれば、翼竜化石が原形となり進化発展してきたらしい。
では逆に彼らを翼竜や始祖鳥の親戚、もしくは鳥類と別の進化を辿ったものと考えてみてはどうか?
鳥類は大抵つがいや群を作るし、恐竜にも群を作る種族は結構居る。
もしも竜がその性質を持っているのなら、群を作る可能性は皆無ではない。
もっともライオンの様な特異的な例として、一部が群を形成するのみかも知れないが・・・
まあどうせ家畜にするったって限度があるし「有る種族は群を作るから、その性質を
利用して飼い慣らす」で良いのではないでしょうか?
幾ら何でも家よりでかいのとか、人間よりも遙かに知性が高い奴を飼育するのは
難しいと思います。狼は飼い慣らせても虎は飼い慣らせない様なもんでは?
>>268 作れる造船所の少ないこと。こりゃ殿様商売だな。
>>269 重箱の隅を突っつくと、「家畜」と「飼い馴らされた動物」は異なります。
「家畜」は人為淘汰により当該種の祖先とは異なった特性を生まれつき備えた個体「群」。
「飼い馴らされた動物」は人為淘汰を伴わなかった「個体」。
ちょうどネコなんかその中間に当たります。
ドラゴンは前者よりも後者に近いのではないかと。
>ドラゴンの飼い方
ある漫画作品では、竜と契約して必要な時だけ呼び出して、それ以外は特に飼っているわけでも
飼われているわけでも無いというのがありました。
飼育が不可能な場合はこういう手段になるんでしょうかね。
また、ドラゴンの大きさによりますが飼うには膨大な餌…飼料が必要でしょうし。
一日に牛二頭とか平気で食べそうだ…
>>269 あ、元々野生の竜は知性が高くても、飼いならされた種類や家畜化された竜は知能が低いというのはどうでしょう。
ついでに、大きさも小型化して多少は飼いやすくなるとか。
274 :
271:04/03/26 22:14 ID:???
>>273 その場合は野生種と特性が変化しているので明らかに「家畜」。
人外対策についてもまだ結論が出ていないわけだが…。
魔術師とドラゴンは大食いね…で、遠征する場合、兵站どうするよ。足りない分は現地調達するしかない?
飼育と家畜化は違いますか・・・ふうむ。自分の脳内妄想では竜牧場とかがあって、
小型の草食、もしくは魚貝類を喰らう雑食種(翼竜:プテラノドン等は魚を食う)
が森か何かに飼われている。
で、牧場荒らしに肉食の大型竜がやってくるから、人々の中では「ドラゴンハンター=牧童か
牧場の番人の一種」みたいなまったりとしたネタを考えてしまいました。
家畜化は難しいか・・・やはり特定音を出せる笛を吹いたら呼び出せるとか、
首輪等で個体識別して何とか「ある種の契約」をするしか無さそうですね。
>>275 人外対策の続きは特機隊ネタも含めて分家で続きしましょう、本スレの主題「軍事」から離れすぎないように。
ドラゴンの飼い方は…もう少し本スレで話し合いますか?
戦場でドラゴンを運用するなら死体とか的から調達した軍馬とか肉の餌には事欠きませんが…
>>277その運用だと、ナウシカの虫使いみたいにドラゴン乗りが「被差別種族」に
なりそうですね。普段は忌み嫌われ、しかし戦争では重要な役回りを果たす傭兵連中・・・燃え。
まあ魚とか木の実との雑食でも良い気がしますが。
戦術的な運用方法等も考えるべきでしょうか。騎兵との違いとか・・・限界速度とか。
>>278 高空より侵入、急降下して牙・爪で敵兵士を引っ掛け、切り裂き、攫う。
ブレスで蹂躙する。 騎乗者が槍を投擲する。 クロスボウを撃つ。 魔法を使う。
強行偵察・連絡任務。
機動力と地形に左右されない(天候には左右されるかもしれない)移動範囲を持ち、迂回して敵の後方に回りこみ奇襲。
自分が思いつくのはこのくらいです。
ペストとか病原菌持ちの死体を投下するとか
投石器のかわりに
281 :
280:04/03/26 23:20 ID:???
↑要塞攻略時に
Kono Sure、Moudamepo・・・。
283 :
名無し三等兵:04/03/26 23:59 ID:DyjyNxX2
糞スレ、晒しあげ。
>>251 誰も言わないのか?
こんなおいしいネタ。
押井守の「最臭兵器」?
コントローラー埋め込み式にするのはどうでしょうか?
これなら問題はおおむね解決しますし。
そろそろ、小説が幾つか投下されないとヤバイかも・・・。
小官殿の降臨キボン
289 :
名無し三等兵:04/03/27 01:36 ID:gKjEiLcA
・・・軍板でやる価値まったくなし。氏ね。兵器の話できないやつばっかじゃん。
>>289氏
兵器の話や戦術の話がしたいのなら、
それなりのネタを振ってくれれば素人ながら付き合いますよ?
291 :
名無し三等兵:04/03/27 01:55 ID:gKjEiLcA
だいたい内容も前スレからのループじゃないか。ネタがきれたなら終われ。
嫌なら去れば良かろうが! 粘着するな慮外者! 万死に値するのは貴様だ!
それと上げるな! 「だいたい」位漢字に変換しろ! 何だその言い草は!
気に入らんなら自分で話題を振れ! その気も無い癖にレスを付けるな春厨!
もう一回ROMり直せ! それとメール欄に下げを入れろ! コテ名乗ってから来い!
293 :
名無し三等兵:04/03/27 02:09 ID:gKjEiLcA
hhhhhhhhhhhhhhh
いつぞやの馬鹿か? 解ったよ。構った小官が馬鹿だった。今夜は黙って、退散しよう…。
295 :
名無し三等兵:04/03/27 02:19 ID:gKjEiLcA
UZeeeeeeeeeee香具師に勝ったw
春だなぁ…
小官殿、次の作品を期待してます
297 :
名無し三等兵:04/03/27 02:22 ID:gKjEiLcA
どかーんばーんでいつも終わり。そんなんぜんぜん楽しくないじゃんw
gKjEiLcA
gKjEiLcA
gKjEiLcA
299 :
名無し三等兵:04/03/27 02:24 ID:gKjEiLcA
とくにどっかで見たようなんばっか出してるしね、香具師w
お前ら1の注意書きの6番目をよく読めよ。
ステロタイプな煽りに乗っちゃいかんでしょ。
小官殿も。
まったく。
sageたよw
構ってくんだから。ぼくたんw
ぼくたんにつき合ってくれるひと、いないノ〜?
萌えおタ召喚魔法ぉ〜!
「もきゅ〜ん」w
このすれ、ヘタレしかいませ〜ん! また来るね? バイバ〜イおタS〜w
釣った釣られた。糞スレ住人も春厨どっちも必死だな。
つーか、小官もこんなやつ潰してくれよ。元荒らしだろ?
久し振りに煽り煽られの空気楽しめると思ったのに。
>>278 限界速度についてですが、騎乗が前提なら人が貼り付ける速度が限界でしょう
ってことは、バイクのスピードぐらいかな?せいぜい3000q/hオーバー
いくらなんでも音速は無理でしょう。
それに、野生のドラゴンが音速を超えるなら、ソニックブームの被害がそこらじゅうで
出てると思う。
ところで、ドラゴンって一種類だけなの?
サラブレットやドサンコみたいにいろいろな種類があっても面白いかも
また、家畜化してるなら、交配でいろいろ特化した個体がいてそう
競馬のかわりに競龍があったら笑える
>>307チョコボスタリオン?プテラノドンのイメージを引きずっている
自分としては、南海の海辺に棲む小型竜と、森林に暮らす大型竜とか考えてましたが・・・。
まあ余り細かく設定してもごちゃごちゃするだけでなんなので、
基本的には生息地方や食性による傾向で区別すれば良いのでは。
>>300民主的処断=数の暴力でGO!この世に無敵の個人など居ません。
無言の袋叩きというやつですよ。
人間って生身で音速超えるとどうなるんだろう。
普通に全身複雑骨折かな。
前方にエアロスパイク突き出すか何かで衝撃波を人体に受けないようにすれば何とか…
でも肌の露出部分は火傷間違いなし。
>309
高度によって違います。
宇宙服を着込んで高度150kmで実施するなら、マッハ6ぐらい出ていても全く大丈夫。
別の問題が生じますが。
SR-71のパイロットなんてあれもう宇宙服だわな
あれマッハ3超えるんだっけ?
化けもんだよな
みごとに春厨に占領されてるなぁ・・・
Kono Sure、Moudamepo・・・。
もう荒らす以前の問題です。軍板に存在する理由が完全にありません、このスレ。
>>307 ・・・・・3000Kmって とっくに音速超えてるんでつが???
腐ったミカンを置いておいたり、さわったりすると他のミカンが腐りますのでかかわりあいになりたくありません。
>軍板に存在する理由が無い
じゃあ分家を作ったのだから其処でやれば良いのだし問題ないし。
そしてその意見が散々既出だ。 もう嵐のネタになる以前の問題です。
>ドラゴンのスピード
レシプロ機と同じくらいの速度、というのが以前のスレでの主流意見。
>ドラゴンの種類
そこらへんは「設定しだい」。
まあ個人的には「ワイバーン」と「ドラゴン」の区別ぐらいはつけて欲しいわけだが。
>>319 ふやけたFヲタどもに軍事の何たるかを叩き込んでやれ!
だから上げて裁いていただきます。軍板の管理人やみなさま方に。ぼくにできるのはそれだけです。
削除依頼だすのもなにか負けたようでいやだし。民主的にどうかと思うので。
>>323 Ok sergeant...
20スレ目に来てそれか!
遅いっちゅうねん。
>322
既にこれまでのスレで結論は出ていますので何を今さら。
結局嵐をする軍板住人は程度が低いですからね
中世史もF世界が何なのかも理解して無いし知識の外ですから、
的外れな論外な突っ込みしかしてきませんし。
いつでしたかね? 「騎馬兵が弓兵ごときに全滅させられるのはおかしい」という阿呆丸出しの意見が出されたときは。
もう少し世界史と古代〜中世の戦術・軍事を勉強してきて欲しいものですね、「軍事」板住人のレベルの低さがさらけ出されるだけです。
現代軍事しかしらないくせに軍事とか戦術戦略とか語ってほしく無いです。
ああ、別に軍事板住人が全部知識も視野も狭いわけではありませんよ?
そういうのは貴方達だけです。 他の軍板住人は皆知識と見識の広い素晴らしい方々です。
人間として最低の奴とは話したくないです。だれか他の人キボン。だって改行おかしいしw
>騎馬兵が弓兵ごときに全滅させられるのはおかしい
まあこの全滅が軍事的なそれ(3割壊滅)なのか文字通り(10割壊滅)なのかでさらに異なる訳だが、
とスレ換気を意図した茶々入れ。
328 :
名無し三等兵:04/03/27 18:39 ID:odEDsSfV
前足のあるなしなんかよりも、F-2とF-16Cの共通化可能な部品のほうにぼくは興味があるのです。
居座ったヤクザが開き直ってるようにしか見えませんね
330 :
名無し三等兵:04/03/27 18:42 ID:odEDsSfV
地形データもあたえられないで考察しろといわれたらそうなるでしょう。ちがいますか?
このスレ呼んでみたけど「中世の戦術・軍事」なんてどこにも書かれてないんだが・・・
>326
そんなのはお互い様です。
まあ、反省も成長もないようなあなたよりは自分のほうが幾分ましです。
というか貴方のは逃げてるだけですね。 チキン野郎w
>>327 古代ならば10割全滅でもおかしく無いでしょうけどね。
どちらにしろ、騎馬兵は無敵ではありませんし。
戦術が間違ってなければ弓兵でも歩兵でも騎馬兵に勝てます。
というか、「困難な敵にどうにかして勝つ」ための知恵が戦術なのですしね。
つーかさ、中世西欧とかの戦術について考察しようとしても
「ドラゴンで一発です」とか「魔法で皆殺しです」とか言って御仕舞だろ?
335 :
名無し三等兵:04/03/27 18:45 ID:odEDsSfV
なんか話がつうじない。代表部はどこですか? 何語がつうじるのですかw
魔術師1師
あなたの言ってる事は理解出来るしその通りだと思いますが、
>阿呆丸出しの意見
とか言って煽るのはどうなんでしょうか?
そんな余計な一言を言うから荒れると思うのですが?
それに、以前のあなたの「御発言」jはどうだったのでしょうか?
はっきり言って「氏ねFオタども!」氏と同程度でしたが?
>>334 >>2の4
4.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
ただし、「超兵器・超魔法まんせー」な話にならぬよう気をつける。また、無敵キャラは作らないことが望ましい。
>>331 過去スレも読みましたか?
読んで無い人は第1章から全部読んで見ることをお勧めします。
嵐の言っている事は既に過去スレで全部既出です。
その上でなぜこのスレが存続しているか考えてみてください。
魔術師さんよう、このスレに居続けるなら煽られ様が何言われ様が反応するなと以前言っただろ?
>ああ、別に軍事板住人が全部知識も視野も狭いわけではありませんよ?
>そういうのは貴方達だけです。 他の軍板住人は皆知識と見識の広い素晴らしい方々です
おまえさん組織との付き合いって苦手か?
こういう言い方自体おまえが言う「他の軍板住人」の神経も逆撫でするってわからんか?
いやまあ「自称荒し」のおまえに言っても無駄とは思うけどよう、いまさら言うたらオマエモナーって事よ。
俺はお前がうざいからいつもスルーしてるがよ、おまえもいい加減スルー覚えろや。
マヂレスかこ悪いな
>>337 じゃあもう4スレ以上も下らない御伽噺談義だけなのか・・・・
やっぱだめじゃん
春だねぇ…
>>338 342
まあ、そうですね。
嵐を挑発して暴れさせてアク禁にしてもらおうかと思いましたが上手いやり方では無いですし大人気ないですね。
ご無礼をばいたしました。
オールユニッツ、シースファイア!
実はこういった板違い論議の時が一番張り切っちゃうこのスレの住人
>嵐を挑発して暴れさせてアク禁にしてもらおうかと思いましたが
まあ、なんというか随分姑息な手をお考えで(w
やはり荒れる原因は魔術師1とFヲタだな
板違いなスレにしがみつくだけのコテハンが他人をアク禁など笑止千万
魔術師1とラノベ厨はさっさと分家に帰れ
ふふふ、スレがいいように荒れてますな!
という事はアレな出番な訳ですな?>all
小官殿の降臨を求む
>>350 板違いだというのなら分家作りましたし続けたい人がそこに来てくれれば自分としては喜ぶべき事なのですが何か。
>>351 まあ「軍板」住人が嵐に来ているならスレごと分家に引っ越してもらっても良いのですが。
つまりは、スレごと出て行けということでしょうに。
魔術師1が必死です(w
はっきり言って、分家を作った今では「板違いだから止めろ、出て行け」と言われても反応する必要性が無いんですよね。
軍板で続けたい人は嵐を放置して続ければいいですし。
分家まで嵐が来たら、自分が管理人ですから好きに削除もアク禁も出来ますし。
というわけで以上。
魔術師1がやっと逝ってくれました
「で、この件は貴官に一任するよ、小笠原三佐?」
防衛庁の本庁に出頭した、小笠原一等空尉にそう言ったのは、内局のお偉方だった。
その言葉で、小笠原は自分が三佐に昇進した事を知る。
だが、人事異動の時期でもないのに昇進したのは、ある組織を新設する為らしい。
その実働部隊の指揮を取れという事なのだった。
「そういう事であるのなら、引き受けますが・・・・。なぜ小官なのですか?」
「なぜって?それは貴官が、彼らと親しいからに決まっておろう?それに、何かと彼らに
頼られているらしいじゃないか」
本庁に出頭する為、着慣れない背広に窮屈さを感じつつ、小笠原三佐はぼやく。
彼らと関わってから、俺の環境も変わったよな。
お偉方は内心、そんな事を小笠原三佐が思っているとも知らず、書類に目を落としたまま、
続ける。
「断っておくが、首相も設立に同意しているからな。なんと言っても、日本の若者の血が
流れないという事だけでも、責任が軽くなるのだよ」
「警察庁の方は、我々に敵意を抱いているが、その彼らにしても、日本人の血を
流す必要がないという事で妥協しているよ。つまりはそういう事さ」
全く、なんていい事ばかりなんだ。日本人の血が流れないだけで、ここまで冷血
になれるなんて!
三佐は、思わず毒づきそうになるが、お偉方は三佐の表情に、口の端に皺を作っ
て、苦笑いした。
「他人の血が流れない事で、よくここまで冷淡になれるな、とでも思っているのだ
ろう?いや、言わんでいいよ。自分もそう思っているからな。だが、新しい組織に
人を出せるほど、我々も人が余っているわけではないという事だ」
そう言って、お偉方はやおらに立ち上がって辞令を言い渡した。
「辞令、小笠原三佐は、7月19日付を持って、警察庁との合同組織設立に関し、
実働部隊の指揮官として、編成にあたるべし。なお、組織の名は、『特別機動捜
査局』とする」
「三尉、話は終わったのですか?」
お偉方との話が終わるまで、廊下で待っていたらしい若者が、扉を開けて出てきた
小笠原三佐に声をかける。
「三尉じゃない。三佐。つまり三等空佐」
そう言いいながら廊下を歩く。
若者も既になれているのか、立ち上がるのを待とうとせずに、歩を進める三佐に、追
いついてみせる。
「それでなんと?」
「新しい組織を作るから、その指揮を取れということらしい」
「つまり?」
「ああ、最前線で行動する部隊の指揮を取るという事さ。組織の長自体は別の人間が
取るのさ」
そう言って、苦笑する。
「それからな、部隊の人員だが・・・・これはアクスタ、君の仲間が中心になる。と言って
も志願者だけだがな」
あの森での一件以来、小笠原に懐いてしまったアクスタに、半分顔を向けて伝えた。
特別機動捜査局の設立は、順調そのものだった。
防衛庁を目の敵にしているはずの警察庁も、金と装備だけは出してくれた。
新しい犯罪に対処しなければいけないのは判っているが、それに対処するだけの
人がいないからだった。
それに、増え続ける犯罪に歯止めを掛けるためにも、人は出せないらしい。
そこで、目に付いたのが、新世界人という事なのだ。
エルフだのドワーフだの、はたまた、オークだのと言うのは、差別にあたるなどと訳
の判らない理屈によって、一律に新世界人と呼ぶようになったのだ。
「訓練についてですが、後は実戦でどうなるかと言う事です」
特別機動捜査局長官に、部隊の仕上がり具合を報告したのは、辞令が会って数ヶ月
後だった。
何もかも試行錯誤の連続だった。
まず、やったのは基礎体力を作る事、そして、新しい犯罪に対応するための
装備の開発だった。
いくら、体力の面で、現代日本人よりもあるとは言っても、それなりに過酷な
任務を果たす部隊である以上、体力は必要だった。
装備については当面、既存の装備を流用した。
特別機動捜査局にも捜査権限はあったが、それは新犯罪に対してのもので、
既存の犯罪についての捜査権はない。
それに警察庁や所轄の警察署からの通報があって、初めて行動できるという制
約がある為、情報経路の効率化にも重点を置いた。
人員の大半は警察でもなければ、自衛隊でもない為、これらの事を小笠原三
佐と警察庁から出向してきた長官とで、やらなければいけないと言う所に、無理
があった。
その為、三佐と長官とで、手当たりしだいに人材をスカウトしてきたのだ。
警察と自衛隊の双方から、人は出せないと言われていた為、その多く
は民間からの採用なのだ。
小笠原三佐も、こんな状況に思わず泣きたくなる。
何が悲しくて、地べたを這いずり回らなきゃならんのだ。
俺はイーグルファイターだぞ。
そりゃあ、不運な事に乗機が撃墜されたとは言え、それでも、機体があ
れば、飛べるのに!
そう泣き言を内心言いつつも、組織を整えていったのだ。
その成果が、この訓練状況なのだった。
いい具合に荒れてたとこで、続編希望のあったSS投下!
皆さん、SSにもだえ苦しんでやがってください!
>>365 乙
しかし、なんとなく「ダブルブリッド」というラノベを思い出した
一晩誰も来なかったようだ。
>政府広報課 ◆F2.iwy/iJk
良SS乙ー。
さらに続きキボンです。
魔術師1は帰れ
「 」みたいというつっこみは実もふたもないなあ。わかるけどね。ダブリの単行本もってるし。
既製品と似ていると読む価値を見失ってしまう気分。現日本の範囲を超えた組織人材も受け入れがたいしな。
どういう経緯で日本に人外が入ってきたか舞台説明がされていれば、すんなり作品世界に同調できたかも。
ネタが主で考察の少ない作品は、突発SS以上への発展は難しいね。
ツッコミは言ったもん勝ちみたいなところもあるからなあ。
そう言うssは「 」と言うラノベで既出。ていうツッコミは反則じゃねえの?
ていうか、軍板にいる奴ってそんなの読まないんじゃないの?
そんな芸人殺しみたいな指摘はやめようぜ。読み手も書き手も萎えるから。
別にこのスレは職人がレベルアップする為のスレじゃないんだからさ。
まあ、スレが荒れ始めたときにしか、投入しない突発SSですから。
設定?考察?
このSSは、キーボード打つ指次第です(謎
乙であります。(って昨日から見てましたが・・・)
○○に似ている、と言うことを言っていたら大抵の作品は二進も三進も行かなくなると思われます。
「全ての悲劇はギリシャに通ず」ってのも馬鹿馬鹿しいし語呂が悪い。
オマージュとパロディは別にしても、似通ってしまうのはしょうがないかと。
考証のことは素人なので良く分かりません。
これはまあ、一つの例ですが。
吸血鬼を題材にした作品は、小説であれ漫画であれラノベであれ、どれも似通ってしまう、というのもあります。
昔から語られた題材というのは、作者が独創的な発想で作ったつもりでも、やはり既存の作品に似てしまうものなのです。
ですが、吸血鬼の定番、セオリー、最も人口に膾炙した吸血鬼の特徴や認識というものから外れてしまえば、それは吸血鬼モノというには
少し異色になってしまう作品になりかねないでしょう。
ですから、吸血鬼モノをテーマ・題材にした作品というのは、作者がどれだけ自分オリジナルの作風、個性を出せて物語や設定を作れるか、というのが重要になってくるのです。
結局のところ、人間は既存の何かに影響を受けて、それらの物から少しづつ感性を育てていくものなのですから、
「何にも似ていない作品」というのは厳密には作る事が出来ないのです。
ガンダムに影響を受けて育った人間が、自分がクリエイターになった時にやはりガンダムに似たような作品を作るのと同じです。
しかしそれとて、「丸ごとパクリ」や、「あえてパロディやオマージュを取り込んでみた」のように意識して似せよう、真似ようとしない限り
厳密には完全に同じというものにはなりません。
丸写しの模写で無い限り、先人と寸分たがわぬ全く同じものなど作れないのです。
また、先人と全く同じ発想をしてしまう場合もあります。
その作品を作った先人のことを全く知らず、作品の事も全く目にしたことがなくとも、先人が影響を受けた題材と同じものに影響を受けた結果、偶然同じ結果にたどり着いてしまった、というのもありえない話でもありません。
つまり、何かの作品を作ろうと、多くの既存の作品に触れ、感性を育て、そして自分の作品を完成させたときに…
既存のものと同じような作品になってしまっても、別に誰も文句を言う筋合いは無いのです。
むしろ、別々の作者が同じ題材の作品を作り、その題材で作られた作品がどれも読者に受け入れられたならば、それは「ジャンル」として確立しているという事です。
また来たよ…
そういうのは分家でやれや
本スレの話題を分家でやったってしょうがないでしょうに。
そっちの方が、ハァ?ですよ。
379 :
名無し三等兵:04/03/28 18:35 ID:bwPIThok
人が来ないね…
380 :
379:04/03/28 18:36 ID:???
スマソ…
上げちまった…
ちょっと逝ってくる
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>>378取り合えずこの話題はもう結論が出ているっぽいので、終わりと言うことで・・・
後から書いた自分が言っても説得力が有りませんけど。
場の空気を変えるため、投弾しても宜しいでしょうか?
382 :
名無し三等兵:04/03/28 18:42 ID:bwPIThok
S・F ◆Pf7jLusqrY師
是非、投弾を!
出来れば自衛隊がちゃんと出てくる作品を…
383 :
382:04/03/28 18:44 ID:???
俺は何回上げれば…
まったく反省っていう物が(ry
本当にスマンです
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
自衛隊ですか・・・自衛隊は未だに出てきません。
自衛隊員はちょっとだけなら出せますが・・・
前言撤回!現在再編成と装弾作業中!支援地点を変更したため
暫く支援は不可!責任を取って自分も
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
俺も自衛隊員が活躍する物を書いてみているが中々うまくいかない……
S・F氏やその他の作者さま達の活躍を願う!("`д´)>
>>386 期待してますので、出来上がったら是非投弾して下さいね
388 :
386:04/03/28 19:25 ID:???
構想と結末が出来てるが肉付けが上手くいかない……
時間が掛かりそうだ。
軍事知識も兵器ならある程度あるが戦略・戦術がサッパリだし……
歩兵操典とか買ってきて読もうかな?
間違えてた。
上の奴は388氏当てでした。
ネット公開版の歩兵操典です。どぞ
391 :
386:04/03/28 19:38 ID:???
>>390名無し志願兵殿
ありがとうございます。
助かりました(財布の中身がw)
勿論俺も助かりました。
>>378 作品に対する批評ならまだしも、オマージュとは何ぞやという自分なりの意見を述べるのには本スレは不適切なのでは?
むしろそういった話こそ分家で盛大にやった方がいいのではないかと。
また来ました。改行がどうもなってないようで。
>>376を見ていて不快感がつのります。
一行レスに改行かよ……
あいつらがぼくはキライなんです。自分の知ってるせまい分野でないとわからないから。
だれも相手してくれないから、また来ます。すみませんでした。
398 :
名無し三等兵:04/03/28 20:01 ID:Kec8b53b
じゃあ来んなよ。アホか。
相手にすんな。そしてageんな、アホ。
400 :
名無し三等兵:04/03/28 20:03 ID:Kec8b53b
はあ?
下げますか。
>388
ふふっ、彼奴らの春期攻勢の最中に任官志願とは。
貴君はなんと気骨の有る者か、歓迎する。
後方支援の為に我々は居るのだ、貴君は前線にて存分に腕を揮うが好い。
>>392 まあ…そうかもしれません。
ですが本スレで続いている話題をいきなり分家にレスしても話が続かないというか誰が見ているんだというかと思ってみたので、まあ。
では以降も本スレで何かの話題が脱線しそうになったら分家で続きお願いします。
自分もこういうとき自然に上手く誘導するようにもっと努力しなければいけませね…
…フム、レスが進んで居ると思ったら…? まあ良い、小ネタで何処かで見たようなモノでは
無いモノを出せば良いのか? 小官がか? 貴様が出せと言いたい所だが、文体が若年者の様で
あるからまあ毒はこれ以上吐かぬ。哂わば哂え。これが小官のスタイルだ。下げがてら、投下する!
だんちゃ〜く、
まだ?
効力射を求む!送レ!
「誰か?! 誰か?! 誰か?! 」
合言葉は…プラス2だ。何の事かは解らないが、外見の偽装は完璧の筈だ。
魔法による変化は完璧だ。化ける事など造作も無い。「小道具」もちゃんと
用意した。化けさせてもらった本人は…記憶を読んだ後に『処理』した。
微笑みながら、近寄る。敵意が無い事を示すために、両手を上げる。
「もしかしてお前、宇井津か? 久し振りだな! 元気にしてたか? 」
拍子抜けだ。確か、「前期教育隊」が一緒だった法師とか言う奴だった。
合言葉も確認しないとは、愚かな奴だ…。まあ、こんな所で見張り員をして
居る様な下賎な輩は警戒するまでも無い! 魔法に勝る物など存在しない!
近寄ってきたな? さあ、直ぐそのつまらない仕事から解放してやろう!
「法師! こんな所で逢うとは思わなかったよ…! 会えて…? 」
「…宇井津じゃないだろうが…お前は…そうだよな…残念だよ…」
ドン! 法師は私の胸に何時の間にか抜いた、腰の短剣を突き立てた。何故、
ばれた? 私は聞こうとしたが、唇から漏れたのは…かすかな吐息のみだった。
>>409 名前を覚えておかなかったのはなんでだろ〜♪
俺は馬脚を顕しつつある魔術師の死体を、右手で抜いて刺した銃剣で支えながら
黙ってその場に仰向けに倒した。人を見下すのに慣れた、その高慢そうなツラが、
間抜けに歪んでいた。『何故ばれた? 』と今にも云わんばかりの顔で。
「自衛隊員ならな、三度目の誰何(スイカ)に為っても名乗らない馬鹿はな、
居ない。さらに、所属部隊名、姓名、階級…一回目で応えるよ…普通はな?
間違えてるのは半長靴だよ。昨日まで雨が降ってて辺りはぬかるんでるのに
お前の半長靴の靴底には泥すら付かない。そんな半長靴があったら、皆、噂
になってる。で、お前は哨戒を終えて、くたくたの筈なのに元気一杯の声を
出してる…数え上げればキリが無いが…間抜けだよ。兵士に化けるにはな?」
俺は死体に唾を吐き、死体の腹に左足を乗せ、銃剣を引き抜いた。コイツのせい
で俺と部隊の仕事がまた増える。俺は日報と上級部隊への報告で、部隊は宇井津の
捜索だ。多分宇井津は生きては居まい。89式小銃は…消えなかったのだから。 END?
で、終わりだ。名前と記憶は読んでいても、慣習を理解していないと言う方向性で演ってみた。
因みに、三度目の誰何にも応えなかった場合は…その時点で敵と看做し、刺、射殺も可だ。
ちなみに「俺だ! 」と応えるツワモノも居た事も此処に記しておく。アクションが無いと、
敵かゲリコマだよ。歩哨の頭の中ではね。
>>410 投弾途中に割り込みやがって糞が!
氏ね
>三回誰何
昔、浅田次郎の「きんぴか」にもあったなあ。
まあ大目にみてあげては呉れまいか? 小官も常習者だしな?
小官殿乙です!
小官さん>
質問です。
陸自、そして小官さんにとっての准尉とは、どんな存在でしょう。
>小官殿
乙ーであります、サー。
なんとなく小官殿がこられると安心するであります。
>>415 確かあの人自衛隊経験あるね。
自衛隊ネタが面白い。
お前が言うな!
散々小官師に粘着しておいて…
>名前と記憶は読んでいても、慣習を理解していないと言う方向性で演ってみた。
はて、記憶があるなら慣習も知ってるはずでは?ついうっかりとか?
…部隊の母だな? 先任陸曹を経由し、その部隊、組織の内情の甘いも酸いも
噛み分けた、そんな存在だ。云わば中隊の『神様』だな? 小官も教育を受けた。
『中隊付准尉』と云う存在だよ。まあ『先任陸曹』たる曹長が兼務する場合も有る
のだが。…能力もあるのに尉官をあえて望まぬと云うニュアンスも若干含まれる。
絶対に間違っちゃイカン事。小官はそれを目にしただけで噛み付くぞ? 20代の
『准尉』だけはやめてくれ。有り得ないからだ。某商業作品は堂々とそれをやって
いたがな。…長くなるので避けるが、真に尊敬すべき存在だ。経験を至上とする組織
にとってはな。
前スレの7、28。このスレの
>>371は自分でした。
スレの方向性を定めるのは住人の権利ですが、それを行使する手段として、もっと感想を利用してはどうでしょう。
どこがなぜ面白かったのか伝えないと、内容のない一行レスで賛美しただけでは、作家が自分の長所を理解する助けにはなりません。
より面白い作品を読みたい書きたいという意欲は誰にでもあるはずです。
作品がつまらなくても書くことが楽しければいいと宣言する作家や、それを公然と是正する読者がいると、まじめに考証創作する作家の意欲も萎えます。
スレ住人の総意がそれなら、しかたありませんが。
自分的には、個々のドラマよりも歴史のうねりを感じられるような作品が趣味。
小官殿の作品はネタ度が高いですが、本物の迫力、リアリティと怨念のようなパワーがあります。
誰に言っているのかわからない長台詞も、作品を成立させるために必要と考えれば許容範囲ですね。
…慣習と言う奴は、見ただけで理解出来る物か? 以上だよ。
>421
小官殿個人を誹謗中傷した事はありませんですね、多分記憶違いでなければ。
来るなともいってませんしね。 忘れてたら素直に謝りますけど。
気に喰わないけど尊敬しているとは言った事は確実に覚えてますね。
後自分に粘着している人には言われたく無いですね。
…寂しいのさ。歩哨は、特にね? 君も一人で雨の中、濡れ鼠で立たされて見るか?
428 :
418:04/03/28 21:33 ID:???
小官さん>
有り難う御座います。
三三普連に居た知人が、准尉の事を「厳しくて親切で、中隊のオヤジのような人だった。」と話していたので、陸自の中での准尉がどんな位置付けなのかが気になりまして。
例の64式の件は?
魔術師君
>424
確かに感想はちゃんと書くべきですねえ…同意いたします。
感想なのか誹謗なのかわからないレスが付いた時期も多かったですから、皆遠慮しているのかもしれません、と好意的解釈あるいは擁護してみます。
分家にもSS感想スレなんかを用意してみますか。
本スレでSSの感想を書きにくい人はそちらに書き込むとか、SSの品評を行なうとか活用できれば。
ついでにというのは失礼ですしちゃんと感想は感想として書くべきですが、
自分も小官殿のSSはリアリティ、そして詳細な作りこみが素晴らしいと思います。
>20代の 『准尉』だけはやめてくれ。
なるほど…
418氏ではありませんが、小官殿サンクスです
小官は一度、貴君に云ったぞ? 云わぬが華と言う言葉が有る、と? それが鼻に付く者も
居ると言う事を忘るるな。全部言うと、鼻持ち為らぬ高慢チキチキの糞たわけに見える。
行空けしなければ為らぬ台詞なら、書くな。その方が互いに良い。要らぬ軋轢を生む元を、
わざわざ創出せしめるな。…だから…まあ良い、方向性が違うと言われれば何も言えん。
433 :
名無し三等兵:04/03/28 21:39 ID:bwPIThok
なんで分家があるのに魔術師1がここへ来るんだ?
また上げちまったよ…
2度ならず3度も…
魔術師1より俺が逝くべきだね…
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
>429
ええと…なんていったけ自分…とりあえず自分が悪そうなので謝っておきますごめんなさい。
>432
半分は癖なので…改善の努力します。
>>424 君達のSSがこのスレにとっての本質で、小官のは箸休めに過ぎんよ。
小官まで君達の路線で演っては、ただの埋めにもならんだろう。このスレに
とっての容量の無駄は、小官は避けたい。それにきっと作風が合わなくなる。
俺は小官殿のSSが読みたくてここに来てる訳だが…
俺みたいなのは少数派なのかな?
前々スレで「バーカ」呼ばわりされた私はどうすれば良いのでしょうか、グル魔術師1。
歴史の岐路に立ちながら、自分の意志ではどうする事も出来ない…。そんな存在を、
小官、演りたいのさ。その歴史の渦を作る段取りを任せられればきっと…破綻するよ。
…小官が客観的に『彼等』を見られないからさ。無敵兵士なんて誰も望まんだろう?
知恵と勇気とヤケッパチ。この三種を生き生きと演るには…小さく演るのが一番なのさ。
>439
653様ですか…?
すみません、ごめんなさい…
>>411 対策としては体内に非接触型のICでもいれておくのが適当でしょうか?
ユビキタスマンセー。
機械は必ず壊れる。現場に任せよ。確認方法ならば幾らでも創出出来る。
…それこそドリフの『馬鹿兄弟』コントの導入部張りにな? 簡便なのが一番なのさ。
>>411「習慣」は理解されると厄介そうですねえ。おいそれと変えるわけにも行かないし。
催眠術か何かで記憶を読まれたら「人生のワースト10映像」とかを思い出すように
仕掛けて、精神的ブラクラをかますとか。ちょっと無理ですかねえ。
ドッグタグみたいな物を持たせて、それを一回でも首から外すと機械チェックに
引っ掛かるようにするとかなら・・・所定位置以外で外したら速攻でばれるようにしたら
例え死体から追い剥ぎかまそうとも即バレ。
>>443機械はダメポですか。まあ費用かかり過ぎますしねえ・・・
認識票自体は存在するよ。見た通りの『ドッグタグ』だがね。身分証明証も携帯が演習中、指示されて居る。
>444
こちらも魔法使い雇うとか協力させるとか自衛隊員に魔法習得させるとかして
対処するのも一つの手段化と…と毎回同じような事を提案してみますw
魔法に偽装・変装の魔法があるならば見破るための対抗魔法もありえるはず!とか。
魔法使いも手馴れてくれば、上手く偽装して潜入する技術も身につけてくるんでしょうねえ。
レンジャー魔法使い…
┐(´ー`)┌
>>446身分証明証ですか・・・って事は、どちらか一つを紛失するとえらいことに
なりますねえ。演習中も持つと言うことは、小さいカードみたいな物なのでしょうか?
紙だと上手く服に入れても泥濘でぐちゃぐちゃになりそうですし。
>>447 …あのな? 小官のアレに込められた皮肉が理解出来んか?
使い方次第だと言うのだよ。術者は特権意識持ってる限り、巧くはいかんものさ。
見下している態度が滲み出ている様では、集団に溶け込めぬのだよ。人間の集団
や組織をじっくり観察すると良い。組織の中からな。余り言いたくは無かったが…
小官もそうだが、相手を最初から見下す態度は言葉の節々から滲み出るものだ。
解るのだよ。組織の歯車の、人間と言う名の『部品』を少し長く演っているとな?
>>449 それは此処では言えんね。まあ、大部分はラミネートされているとだけ言って置こう。
身分証明証は基本的に『縛着』が指示される。脱落防止のためにね。
外出時もそれは例外では無いのだ。真面目な隊員ならば鎖で衣服にぶら下げて居る。
少し苦い事を言ったかも知れんが、許せ。では、な。
>>451ありがとうございます。防水等はやはりやっているのですね。
>450
特権意識ばかり持っている術者ばかりでは無いかも…
例えば、変身・偽装魔法に長けて、潜入工作や人物との入れ替わり・諜報などを専門にしている術士とかがいて、
またはそういう組織・部隊・一族がいたとして…魔法がどの程度、そういう作業に向いた発展をしているかによりますが
…とそういう話では無いんですよね。 すいません。
>>455 いいからグルは安直にドッペルゲンガーでも使役してなさい。
あ、天然の民間伝承産じゃなく養殖のファンタジー産の奴ね。
>>455 そういう系統の魔法があればいるかも。
ただねぇ・・・どうも原理が気になる。魔法がいかなるメカニズムで対象の外見を変えてるのか
とか。
>457
そこら辺突き詰めていくとまた板違いになるし本スレの趣旨から脱線するので…
分家に、自説考察・解釈・設定スレでも立てますか。
今書こうと思ってしまいました・・・分家に後で逝ってきます。
魔術師1
お前ワザとやってるだろ?
>460
…何を、を指摘してもらわないとわかりません。
>459
スレ立てなくてもF世界・魔法・生物スレでもよいような気もしますし…
厨房設定を晒すスレ、というのも立てようかとも思いましたし…分類が難しいですねえ。
全然軍事の話をしてないねえ(呆
…気に為ったので覗いて見たがな…
>>461、どうやら真正の『アレ』だな?
小官が優しくこのコテで『懇切・丁寧・慈愛心』を以て諭しても、まだ理解出来んか?
もう一つのコテに為って、スレ違いさながらに直接罵倒SSを書くぞ? 分家を盛り立て
たいのはまだ理解出来るがな? 持って行こうとする強引さが鼻に付く! クセェー!
のJOJOのAAでも貼りたく為る位にな? 良いか? 小官は警告を3度、したぞ?
じゃあ、小官殿のSSから続いた話題で、魔法を使って潜入してくる敵に対しどのような手段で対抗すべきか…で軍事的に議論しましょう。
魔法の原理はこの際置いておいて。
あるいは、特殊能力(保護色とか)使って潜入してくるF世界の人外怪物にどう対抗するかを。
小官殿!
ここは我慢です!
断る。貴君の『魔法万能主義フィルター』に懸っては小官の勝機など無いからだ。
つーか魔術師1、テメエはもうここに来るな!
さっさと自分で作った隔離病棟(分家)に帰れ!
先任、振動感知センサ!これ!
米軍がヴェトナムで使ったりしてた希ガス。
470 :
446:04/03/28 23:15 ID:???
だめですよ!
小官殿!
ここは辛いでしょうが我慢で!
471 :
466:04/03/28 23:16 ID:???
魔法の原理が分からないと、対抗手段の練りようが無い気もする・・・
空気の屈折を変えるとか光学迷彩系の場合、検問時にドライヤーであぶると良いかも。
顔が変わらなかったら自衛隊員、変わったら魔法使いだ!
史上最悪のダウナー系動画ドラッグ、映画パールハーバーでも見て
落ち着いてください!
_| ̄ ̄|○
許してやって下さい
不憫な奴なんです
あのな? 刺身の旨味を引き立たせるのにツマに凝る事は合っても、刺身のツマの仕上げを云々する趣味は小官、
生憎無い。小官は飽くまで刺身を食べたいのであってツマは正直、目立たぬ方が有り難い。…解るな? 暗喩が?
実は本人は ”良かれと思ってやってる” にクラスター爆弾5000発
すみません、今理解しました…本スレと分家とで両方で活用できるようなスレがあれば便利かと思ってしまいまして…
今日はひっこみますです。
あと、魔法は必ずしも万能とは思ってはいません。
明確な原理が、それが個人の設定に過ぎず、全員の共通認識で無い以上は
「汎用的で抽象的な魔法のイメージ」で論じるしか無いですし…
一度、明確で詳細な原理で定義・設定された魔法を持って小官殿と科学でどう対抗するか論じ合いたいものです。
確信犯で他人を不愉快にさせるのが嬉しくて嬉しくて仕方がない、にリトルボーイ1発
ワザと荒らしておいて…
ゴメン俺もまたやってしまった、にデブ公一発とB52を付けます。
ヴェトコンを核でぶち殺せ!・・・冷戦が熱戦になるけど。
…小さな親切大きなお世話と言う俚諺も有る。小官もそうだし貴君もそうだ。こんな事で貴重なスレの容量と
皆の時間を、浪費したくは無い。センサー系はイカン。誤作動の頻発で欺瞞され易いからだ。センサーを用いる
には感度の範囲が重要視されるのだ。実際にやってみれば、解るよ。
で、今回小官は…間違った事をしたの…ああ、したのだろうな。住人を無視してしまったからな…。
で、贖罪の意味も込めて…質問は無いかな? まあ、応えられる範囲で応えたい。何故こまごました
事をSS内の人物に喋らせるか? 他の者の書くSSに、少しでも参考に為れば、と思っての事さ。
…要らぬお節介かも知れんがね。しかし、匂いぐらいは感じてくれていると…小官は嬉しい。以上だ。
「あのおっさん警察官だな」
「何でわかるの?」
「目つきが悪い。常に店内の犯罪を警戒している。職業上の癖だ」
「ヘぇー」
みたいな感じで察知できないだろうか。
…そう、『類推』と言う奴だ。2ch風に言えば『空気嫁』だな。癖や雰囲気は、自覚しない限り、消せん。
どーも。週間「輸送戦記?」です。
投下しますがよろしいか?開始は0005。
20回目の投稿。輸送戦記?
72
首都そばの基地から前線近くの基地へ向かう車両の列。いつもの光景…と言いたいけれどそうではな
かったりする。
いつもは高機動車や軽装甲機動車にトラックだけなのだが、今回は87式偵察警戒車はあるわ96式装輪
装甲車はいるわ、トラックには臨時の簡易装甲板+銃座がついているわでものものしい。前線近くだ
から警戒が厳しいのだろうか。
道はそれなりに整備されている。主要街道だから整備が良い上に、自衛隊がこまめに手を入れている
らしい。輸送とか戦略機動で使うからなのかな?それにしても整備をするのはいいのだが、敵手に渡
ったらどうするのかと思ったが、道の横に丸太が積み上げてあったり、崖に何かの細工が施されてい
たりしたのが見えた。ああ、非常時にはアレでバリケードを作ったり、がけ崩れを誘発して塞いだり
するのね。納得。
通り過ぎるのは付近の住民のほかに、難民がけっこう見られるようになった。たいていは人間だけど
、中にはドワーフやエルフのグループもあった。話に聞いていたが、帝國は亜人種に対して非常に厳
しいらしい。何でも宗教やら国民の不満のはけ口やらに関係した政策らしい。ちなみに未征服地の人
間も蛮族扱いだそうだ。はぁ。レイシズムは人間の持つ欠陥だね。あーやだやだ。
色々鬱になるような事を考えながら緊張しながら車に揺られているうちに、基地にたどり着いた。
襲撃を受ける事を覚悟していたが拍子抜けした。それについて聞いたら以前はここらへんでも頻発し
ていたが、火力で殲滅していくうちに下火になったそうだ。あんまり損害が大きいので本当の後方に
送り込んでかく乱する手法に切り替えたのではないかだそうだ。
投弾GO!そのあと出来れば突撃いたします。
73
着いたらさっそく積み下ろし。
食料を下ろして、部品やら何やらを下ろして、弾薬を下ろして-弾薬を下ろす時にはおっかなびっく
りであった事を白状しておく-といつもの作業をしていると、呼び出された。
なんで連隊長や幕僚が目の前にいるの!
「楽にしてくれ」これは連隊長。お髭の渋いおじさん。ここに派遣されるぐらいだから有能なんだろ
う。
「はい」とはいったものの、緊張するなっつー方が無理。
1佐を頂点に佐官や尉官がごろごろしているから緊張しっぱなし。こんなに緊張したのは本社での研修
以来だぞ。あの時も社長以下専務や常務や部長の目の前で自己紹介させられたっけな。
質問は世間話で緊張を解いた後に始まった。
「感覚のどれが鋭敏になったか」「自力で制限はかけられるか」「どこまで感知できるか」「周辺の
状況に左右(月齢とか)されるか」「成長するのか」「魔法によるジャミングは」「不良視界状況で
も見えるか」…その他。質問責めにあってまいった。
にしても連隊長はよく紙を見ていたが、まさかアレは報告書じゃないだろうな?もしそうなら報告書
の確認としての質問だった事になる。報告書だけでもいいじゃないかと思ったが、非常に珍しい能力
で、どんなものかについてのお披露目も兼ねてならしょうがないか。
で、質問責めの後。
「ああ、草壁君。今から君の能力を検査するので外に出てくれ」
…質問責めの後にコレかよ。頼むから休ませてくれ。
74
で、外で検査。
視力測定。ただし目標は100m先にある。
「何が書いてある?」
「えーと。日本国憲法前文。日本国民は、正当に選挙された国会における…」
「よく読めるな。アレは5mm角のフォントだぞ」
「もっと先でもいけますよ」
視力測定で距離。
「的までの距離を見てくれ」
「え〜とこれは…127.23m?」
「センチまではいらん。お前の眼はレーザー測距儀でもついているのか?」
聴力測定。目標は200m先で鳴っているCDプレーヤー(イヤホン)
「何を聞いている?」
「ん? わっはっはっは」
「どうした?」
「桂米朝師匠の落語『花筏』を聞かされりゃこうなりますって。後で貸してください」
嗅覚測定。目標は200m先に置いた何か。
「何の匂いだ?」
「…腹が減りそうです」
「?」
「焼肉のタレ」
75
測定終了後。また連隊長の前に連れてこられた。
「結果を見させてもらったよ」結果が書かれた用紙を片手に持った連隊長。
「ウチの仕事を手伝ってくれないか?」
「仕事ですか。荷卸だけじゃなく?」
「そう。ちょっとした仕事です」
ん、この展開は何かあるんじゃないか?
「偵察隊を手伝ってくれないか?当然危険手当も出す」
…連隊長みずからスカウトですか。僕は民間人なんですけど。その民間人をスカウトするという事は
、よっぽど能力が珍しいのか、人が足りないのか。あるいはその両方か。
「少し考えさせていただけませんか。さすがにこれは重大すぎるので」
「うん、そう言うのは当たり前だな。だがこれは君にもメリットがあるぞ」
それはどういう事だ?
「クラウスちゃんのそばにいる事が合法的にできるぞ。今の状況だと君は基地のそばにしかいられな
いぞ。クラウスちゃんの危機も救えるぞ」
「やらせて頂きます」
クラウスちゃんの名前が出るのならしょうがない。にしてもある意味汚いな。
「汚いと思っているだろう。すまない。だがクラウスちゃん親衛隊参加者としては彼女を守るために
しなくてはならないのでね」
…連隊長みずからクラウスちゃんのファンですか。
そんなこんなで自衛隊にさらに深くかかわる事になったのだった。
投下終了です。
自衛隊の実情を知る小官さんから見たら怒りそうな状況ですが、そこは小説とゆー事でお許しを。
ば、爆死しますた。ザクロのよーに爆死っ!Call50氏、すいませんでした。
リロードはきちんとやらないと・・・
感想行かせて頂きます。感覚強化魔法ってのはいいですねえ。測定内容にワロタ。
連隊長がちゃん付けした瞬間にずっこけそうになりましたが、連隊長もファンですか・・・
能力は他の人間にも備わったりしてるんでしょうか?まあ性質が違いすぎるとまとめるだけ
意味が無さそうですから、超能力者戦隊とかはないんでしょうね。(ない方が良いですが)
五感の内四感まではやりましたが、触感強化とかはされていないのでしょうか?
触った物の産地や実質の素材を感触で確認できるとか・・・
人もこないようなので、地雷を敷設していきますね。
初顔合わせ・2
官僚達は誰もがその場で足を止めた。先頭が動いていないのに進むわけにもいかないし、
彼らは目の前の奇妙な存在に心を奪われてもいた。
そこかしこでざわめきが起こる。「この街の誰かを迎えに来たのではないか」と・・・
その時彼らは年齢と、今まで成した悪行に応じた反応を示した。穏やかな顔の者、傲慢な態度で
胸を反り返らせる者などはかなりの剛の者だ。大抵の者は驚き怯えていたし、中には思い当たる
所があるのか、頭を抱えてうずくまる「不届き者」も居るほどであった。
しかしその馬車は彼らの意志に反して、即座に魂を狩りには来ない。使節団の馬車列と共に、
死神の馬車は行ってしまった。そして馬車が全員の視界から消えたとき、ちょっとした混乱が
廊下で発生していた。怯えた官僚の一部が、他の者達ともみ合っているのである。
「通してくれ!私は帰らせていただく!早くどいてくれ!」
一人の男が、立ち尽くす者を押しのけて逃げようとする。青ざめた顔をした男は
かなり荒っぽく動いて元来た道へと戻ろうとしていた。
「通してくれ!私は帰らせていただく!早くどいてくれ!」
一人の男が、立ち尽くす者を押しのけて逃げようとする。青ざめた顔をした男は
かなり荒っぽく動いて元来た道へと戻ろうとしていた。
「邪魔だ!さっさとどけい!」
男は列の最後尾に突っ立っている下男と下女を押し退けて行こうとする。しかし二人は窓の外を
見たまま完全に固まっていた。他の官僚達と同じようにショックから抜け切れて居ないのである。
いらついた男が彼らを殴りつけるような動きをすると、その手を何者かががっちりと掴んだ。
男が後ろを振り向くと、そこには彼と同じ背丈の別の男が立っていた。
「何をなさる!」
男は掴まれた手を無理矢理ふりほどくと、相手の方に向き直った。そして相手を見るなり
思いきりにらみ付けた。相手の服装などからみて、官位は自分以下であると判断したのだ。
「そちらこそ何をなさっているのですか。会議場はそちらではありませんぞ」
相手は冷静に諭そうとするが、男は全く聴く耳を持たなかった。
「私は帰るのだ!あの死神どもが来る前に!」
男は既に恐慌を来しており、精神が錯乱しているようであった。
「では御勝手にお帰り下さい。あなたが何処に行かれようと死神は来るでしょうし、来なかったと
してもあなたはご自分の都合で会議を欠席されたのですから、後で処断があるでしょう」
相手は先程よりも大分声を大きくして、男と言うよりはその場の全員に対して呼びかける。
相手の言葉は功を奏し、その場でざわついていた一部の者達は平静を取り戻した。
男もまた相手を睨み付けていたが、その場から進もうとはしなかった。
「さあ!皆様参りましょう!来賓達がお待ちかねですぞ!」
ようやく先頭の老人が正気を取り戻したのか、後続の人々に呼びかける。先程の言葉で既に全員の
帰る気が失せていたため、比較的スムーズに再度の進行が出来た。
場を鎮めた男の功績により、帝国は異変との初接触において逃亡者を出すという不名誉を免れた。
ただし「会議参加者全員が遅刻する」という、何とも間抜けな不名誉は残ってしまったのだが。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::
行読んでなかった、失敗・・・ゲファ。
>>497 それはファンタジー世界というよりif世界ですな
>>497 カコイイ!!
でもこのスレ的には
装脚戦車→恐怖!帝国巨大昆虫軍団の襲撃
か?
まあ巨大昆虫は魔術に逃げない限りキチン質外骨格と気門呼吸がまず問題となる訳だが。
>>493 産地や素材別の情報がなければ何にもできないでしょ。
>>500 人間の場合は素の状態でも100μmぐらいの凹凸は指先で感知できるからな・・・。
>>496 地獄からの迎えの馬車イイ!
根本的な異文化の接触には文化的な背景の差からの誤解釈は
よくありますが、こういう使い方があるとは思っても見ませんでした。
ボールペンや紙、ライターや煙草とか日本交渉団の持ち物で
これまた意図しない誤解を引き起こしそうですね。
昔、英語の教科書で、ヨーロッパに喫煙の習慣を伝えた男の話があったな。
「煙なんか食べて美味しいんか?」とか言われたり、
「ご主人様が火事だ!」と召使に水ぶっ掛けられたりというのが載ってた記憶がある。
504 :
名無し三等兵:04/03/29 08:48 ID:HO/Z5IW6
>>501 違いはわかってもそれが何を意味するかはわからないでよ?
>>503 召使いをメイドと脳内変換して萌えてしまった‥ _| ̄|○
大分遅レスになるのだが…
魔法のようなものによる顔の偽装を確実に看破するには、接触による
物理的な確認が必要
↓
粘土のようなものに顔を押し付けて型取りして確認
という嫌な確認方法を思いついてしまった…
>恐怖!帝国巨大昆虫軍団の襲撃
酸だ〜〜〜
>>506 超音波ソナーで型どり。
いやほら、音波は空気を伝わる振動波だし。
空気って気体だけど物質だし。
>>507 戦友ハケーン
あのゲームの主人公はまさにガイドラインに引っかかるような存在ですなw
軍事的な魔法&人外対策について。
魔法&人外に明確な規定が存在しないため、考察不可能。
考察したけりゃ魔法&人外の明確なスペックを定める必要がある。
>魔法&人外
逆に
「どのぐらいまでならば自衛隊(及び現代日本)で対策をとれるか」
を演繹すれば良いんじゃね?
……設定次第と言われりゃそれまでだが。
>>512 最低条件:あらゆる意味でで物理法則には一切逆らえない。
以上。
514 :
513:04/03/29 17:35 ID:???
言い直したほうがいいか。
最低条件:すべての物理法則は双方に対して一切の例外なく適用される。
あらゆる意味において例外はない。
魔術≒現代科学でまだ未解明な物理法則の応用、だった場合は?
516 :
513:04/03/29 17:41 ID:???
>>515 作者がその”未解明な物理法則”を完全に設定できるのなら問題なし。
517 :
513:04/03/29 17:42 ID:???
作者がその”未解明な物理法則”を完全に設定でき、
さらにその設定と既知の物理法則との矛盾がない限り問題ない。
「完全」じゃなくて「作中で矛盾をきたさない」でいいんじゃねーの。
あのー、既知の物理法則だって完全じゃありませんけど。
量子論と相対論の統合とか。
もっと単純に
魔法=運動エネルギー操作
にすれば、いろいろ考察もラクチンかと。
私的イメージしては
熱、爆発系の魔法=運動を強烈に加速させる
冷却系=運動を停止させる
雷系=摩擦による放電
「魔法=運動に対する干渉」てな感じとイメージしてますが。
まあこれは自分のイメージなので、ほかの人の魔法理論がどうなってるのか知りませんが。
名無し志願兵殿、それでは民間伝承にない物理攻撃魔法ばかりだとグル魔術師1が
喰い付いて来そうでガクガクブルブルであります、サー!
魔術師1を召還するのはヤメレ
>>520 元手の運動エネルギーはどこから?
操作するにもエネルギーが必要なわけだが。
524 :
513:04/03/29 18:15 ID:???
>>519 だから、”未解明な物理法則”を突っ込む余地ができるわけで。
>あのな? 刺身の旨味を引き立たせるのにツマに凝る事は合っても、刺身のツマの仕上げを云々する趣味は小官、
生憎無い。小官は飽くまで刺身を食べたいのであってツマは正直、目立たぬ方が有り難い。…解るな? 暗喩が?
これってどっちがどっちなんですか? 住人のみなさんはどう思いますか?
ぼくは軍事とFの方のギミックととったんですけど。あ、ぼくは改心しました。
>>497 装脚車両・・・装軌・装輪式と組み合わせれば有効か?
あ、対地攻撃機引っ張ってきた方が早ぇか _| ̄|.....(((○
>525
刺身=自衛隊の活躍
ツマ=F世界の設定
私は、以上のように捉えました。
私の書いているSSも、明らかにツマの方ばかりに目が行っているので・・・・。
少々、構成を練り直し中です。
529 :
名無し志願兵:04/03/29 18:26 ID:Uv72rTV1
>>523 そりゃ自分の熱エネルギーを使うか、何らかのエネルギーをどっかから引っ張ってくるしかない罠。
触媒使うとか、飯食いまくるとか・・・
というか、『どうやって?』を最後まで追求すると魔法は存在できない罠。
追求できてしまうとすでに魔法じゃなくて科学ですよ。
ごめん!あげてしまった・・回線切手つってきます。
>>529 じゃあ、飯食いまくってコンデンサーの代わりに触媒使うってことで。
>521
オモシロソウナ解釈ナラベツニ文句ヲイウ筋合イハナイデスヨ
トイウカ「民間伝承にない物理攻撃魔法」ッテナニ…
>523
ソノエネルギー源トシテ魔力ガソンザイスルト解釈シテミル
>528
ソノ捉エ方デオオムネ正シイカトジブンモオモウデスヨ
デハ今日ハコノクライデ。
戯れに某ラ板の武器スレ覗いて来たら…何と小官の文体と酷似した文章が!
小官ここまで恨み買っていたかとビックリ! 議題は3ポイントバーストの有効性
について! なんとそいつは肯定派! 小官急いで署名入りのレスを投下したよ…。
兵士の扱う小火器は可能な限り、単純な構造であれば良い。…常識だろう?
何故あの板に投下したか、と? …そいつが他人を煽っていたからさ。
それも小官の文体でね。以前名無しで戯れに書き込んだ小官が愚かだった…。
と自分語りは程々にして、今回は何が議題と為っている?
>>534 ロシア製の安全装置のない拳銃とかですか?
その方向ですと、氏はやはりロシア製がお好みでしょうか?
小官殿に反論!
確かに武器は簡明に作られるべきでありますが、
89式の場合、
バースト機構が故障した場合でもバースト機構を引き抜いてしまえば続けて使用可能と聞き及んでおります。
が、M16A2の場合バースト期間が故障すれば使えなくなります。
多少機構が複雑になろうとも、故障時の保険として考えておけば問題ないのではないのでしょうか?
>>536 工作精度と材質が良質なら、ね。だが肝心の弾薬が入手し易いかと言うと…な?
質もちょっと…なので、旧西側規格の『余計な機能無し』の物が望ましいな。ウム。
>>534 >兵士の扱う小火器は可能な限り、単純な構造であれば良い
即ち理想の火器とはリベレーターでありますね、サー!?
……済みません。
>>538 …溜息を許せ。バースト機能を組み込めば、機構は複雑化せざるを得ず、
価格も部品点数分上乗せされ、さらには故障の危険性も上がる。これは、
常識以前の問題だ。分解結合の教育期間も、その分長くなる。
間違って欲しく無いのは、フルオート→3ポイントバーストと言う流れを
理解して欲しいと言う事のみだ。まあトリガーハッピー防止には有効なのは
小官も認めるがね。
すいません、ちょっと参加させてくださいすぐ引っ込みますので。
拳銃のバースト機構は銃本体の重さとか反動とか口径とかの関係で、いまだ「不完全」なシステムだけど
コンセプト…考え方自体は有用であると思いますけどね。
アサルトライフルの場合はやはり「あれば便利」な機能の一つである事は確か。
結局のところ、機構がしっかりしていて故障が少なく整備性がよい「名銃」に採用されれば良いシステムだと思いますよ。
問題は「そういう銃はそう簡単には作れるものではない」ということですか。
まあ「無くてもいい機構」と「あれば便利な機構」は違うと思うのですよ。
>>540 軍板的には許容範囲内だよ。戦闘中の、故障に因る不発こそ最も恐れなくてはイケナイ事さ。
>>543 これを良く見て置く様に。木を見て森を見ぬとはこの様を言う。
…君が全く小官のレスを読んで居ない事が良く理解できたよ。
つまりハッピートリガーとは無縁の、訓練された兵士には、
機構を複雑化させるバーストなぞ無用、と。
うーん、豊和の技術でAK74ライセンスしたら良いのかなあ。
そりゃしつれいしました。
ところで小官殿。
リベレーターは死ぬほど故障しやすい銃で有名だったはずですが・・・
簡単に作りすぎたがゆえに暴発を連発・・・
だから、ガリルなのさ。この名は軍板住人なら理解出来るな?
>>539を読んでくれたまえ。小官も冗談には冗談で返す時もたまには有るのだよ。
イスラエルの突撃銃ですかぁ、確かにあれなら単純で頑丈そうですが・・・・
223口径で64式と変わらない重量ってのも凄いですな。
あのロシア軍の新型自動小銃は変わったバースト射撃機構を取り入れたが……
世の中便利なほうへ、便利なほうへと傾いていくのか。
>545
「今は実用的というには少々無理のある機構」と擁護したかっただけです。
ガリルは重たいので前線の兵士に嫌われてるとの話もありますが・・・・
軽くてもすぐ壊れる様な小銃では…(ry
射撃に掛ける教育・訓練期間も、弾薬量も節約可能だからね。
軍縮が叫ばれる中では必須の機構と為り果せてしまったのさ。
何処もかしこも『プロ』の要らぬ世の中と言えばそれまでなのだが、ね。
>>555 ぐふ!確かに・・・・
でもまあ、89式もm16系列よりマシでしょう。
IDFの兵士がガリル持ってる写真、あまり見たことないな。
みんなM16とかM4ばっかり。AOCGスコープなんかのっけちゃって……
>>553 イイか、一度しか言わんから良く聞け? 複雑化すれば、故障する確率も増大する。
整備性が良い? 機構を組み込んだ時点で無い物よりも悪化する! それで、『名銃』だと?
…いい加減、理解して呉れないか? 疲れるのだよ? それとも…! 小官が愚かだったよ。
小官殿
もう魔術師の事は放っておきましょう
そこら辺は導入コストの問題だろうね。運用面でも、交換部品の豊富さが求められる。
いい加減引っ込めといわれそうですが…
>556
武器や兵器や、戦術戦略を「完璧に訓練された熟練のプロ兵士しか我が軍にいない」と
勝手に想定して運用するのはそれはそれで危険な事だとも思います。
あるF世界?の名軍師の言葉には「指揮官は自分の軍の、最強の兵ではなく、最も弱い兵士でも勝てるように考えて作戦を立てなければならない」
というのがあります。
その意味では、武器の形態等を新兵などの素人にも扱いやすいように作るのは必須かもしれません。
有能な熟練の歴戦の勇士を育てるには、時間と予算と、なにより「実戦を経験する機会」が必要なのですから。
熟練の兵士には不満も多く嘆くべきことなのでしょうけど。
あまり関係ないけど、自営業閣下の漫画にでてきた89式の短縮版(カービン?)はかっこよかったなぁ…
あるF世界?の名軍師の言葉って何ですか〜
今は複雑化で整備性が悪くても未来…10年後くらいには技術の進歩により欠陥の無いバースト機構の銃が出るのでは無いかと期待してもいいじゃないですか…
期待するのは勝手ですけどね
>>562 そして見当違いの勝手な理屈を吐いて逃げる、と。懲りない奴だな?
訓練は何の為にやっている? 貴君の頭の中のみのお遊戯で喋るなよ?
噛み合って無い会話は正直、辛い。
>567
集約するとバースト機構は(欠陥や問題が無ければ)あれば便利な機構だと思うので「役立たず」「邪魔」と言われるのはかわいそうだ、と言いたかったのです。
>>562 構造が単純なほうが使いやすいんでないの?
ダメな物はダメだっちゅうねん
>>556を読め。貴君の戯言よりも遙かに簡潔に擁護しておいた。完全に『己』しか見えて居ないな…。
集団生活、体験した事が有るか? 真っ先に周囲から浮くタイプだろう? それで浮いた挙句に周囲を
馬鹿と看做し、己一人が正しいと妄想に浸る趣味だろう? …一度で良い。額に汗して労働し、稼げ。
人格攻撃だけは避けたかったが、この際已むを得ん。とにかく、『人間の集団』の
中で、ある種の目的の為に集った団体の中で、生活する経験を積んで欲しい。
物書きを目指す人間は、その手の『人間の見方』がなかなか抜けないのだ。
だからキャラ造型一つにしてみても、薄くなる。小官もそれは例外では無いがね。
説教するにはお門違いだが、誰かが言わねばならぬのなら…あえて小官、憎まれ役に
為ろう。社会人になってこのスレの様な態度を取っていると…大問題だからな。
糞忌々しい事に魔術師1は社会人(自営業?)だとか以前に抜かしてやがりました、サー。
小官殿!
もう放っておきましょう
胆の中にずっと溜めていた、言いたい事は総て吐いた。で、他に質問や意見は有るかね?
>>575 ノシ
新型戦闘靴のできがアレだと聞いたのですが…どんな感じですか?
小官殿!
ベトナムの戦略村への供給を目的としたものの試製のみに終わったリベレーター・ショットガン
(4連装12ゲージ散弾銃)みたいなのが輸送戦記の中の人などには使いやすいですかね?
それともステンのような機関短銃でしょうか?
…辛い。筆舌に尽くし難い程にな…? …思い出したくも無い。勘弁してくれ…。
交換された半長靴を馴染ませるだけでも辛いのに…。止めてくれ…足を…見たくない。
馬鹿は放置しましょう。どうせ殺しても治らない。
空気直しに特撮系小ネタ。
召喚魔法では一度に200人程度が限界なので、複数回に分けて召喚する
F世界の魔道士。
しかし微調整を忘れていたため全部召喚元がバラバラに!
例:
1950年代の発足当初の自衛隊
2000年代の現在の自衛隊
2090年代の次世代自衛隊
東宝自衛隊
民営自衛隊
指揮系統どうすればいいの…
576氏ではありませんが…
大変そうですね…
>>578 使う兵の練度にも因るがね…。弾薬の入手の容易さから言えば前者だな。
ステンはなあ…着眼は良いが…その…暴発の危険性が高いだろう。
で、使うのはどの素人かな? 女性であれば迷わずステンだ。反動を
考えれば、ね。で、結論。訓練期間さえあれば小官、ステンを薦めるよ。
>>580 共通点は地域だけですか。
ssfwのようなもの?
584 :
578:04/03/29 20:06 ID:???
>>582 教育有難う御座いました、サー!
結局は豊和の設計陣次第ですかね……
>>579 シミテックス・ムレテックスは事実のようですな……泣ける
ふふ、あはは、わ〜はははははッ!
諸君!待たせたな。
こちら第一特科団であるッ!
SSで焼き払ってあげよう!
>>
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1079351585/940の続き 「日本異邦戦記」
前方に偵察にやった隊員が、前からかなりの人数が進んできているのを見て、一瞬警戒し、双眼鏡で観察した。
近づいてくるにつれ、その正体が陸自の中隊である事を確認して、急ぎ葛重三尉に報告する。
中隊は無事、第二小隊と合流する事が出来たのは僥倖だった。
何せ、あれから2度帝国軍と交戦し、さらに一人、隊員が命を落としたからだった。
その事を長原三佐は一言、そうか、とだけ言うに留めた。
井倉(いのくら)一曹ひきいる第三分隊も、調査団を護衛するという役目を果たし、第二小隊に復帰する。
では、これにて小官は休憩に入るよ。騒がせてしまって、済まなかった。
解散命令について。指揮官に『別れ!』と命じられれば…指揮下に有った
隊員の受けは『別れます! 』では、な。
「井倉一曹、任務ご苦労です」
「自分らはただ単に技術者と一緒に戻っただけですから・・・・。それこそ、三尉の方こそ、お疲れ様です」
互いに敬礼しあい、2人は互いの顔をまじまじと見る。
「いや、もっと自分に力があれば、2人も死なせずにすんだんだ」
「それを言うのはよしましょう。危ない状況で2人だけで済んだんです。三尉のせいではありません。2人の遺族には、
自分も付き合いますよ」
そう言って、井倉一曹は三尉を元気付けた。
自衛隊と「アムデス」が交戦したと言う報告は、護衛艦「ゆうばり」より無線でいくつかの場所を経て、首相官邸へ
と送られた。
もちろん、新たなエネルギー源となるかもしれない鉱石の存在も併せて、である。
大迫総理は、一つ息を吐いた。
大迫総理に取って、新たなエネルギー源になるかもしれない物質については、大歓迎だが、その採掘地点が戦争状態
なのでは、手の打ちようがない。
また、自衛官から戦死者が出たというのも厄介だった。
国内世論と言うより、各報道機関の政府に対しての批判的な論調が激しくなる事請け合いだからだった。
第一、戦争という事自体、誰もが想像し得なかったのだ。
今回はここまでです。
次回は多分、大迫総理の決断になるでしょう(笑い
その前に国会審議が控えてるか。
相変わらず、イイ作品ですね。乙。
乙〜
負けないように伏線を兼ねたものを書いていますが、なんだか廚臭くなってきた
今日。バランスが難しい。
重騎兵は登場するんだがステップ騎兵が登場することって少ないなこのスレ
乙であります。次回はいよいよ国会審議ですか・・・燃え!
>>596ステップ騎兵とはどのような兵科なのですか?
詰まってくると
痛い とか 寒い とか
そんなのが脳裏を過ぎる……
だ、だめだ!カットカットォ
>>597 中国周辺とかにいる遊牧騎兵、勝手に動き回って浸透戦術とかするのでうざい。
モンゴル騎兵みたいなものかな?
…なんかこっちの方が面白くなりそうだけど、下手するとこっちが蹂躙
されそうだな。正面火力では圧倒的で勝てるけど、数と軍のほぼ全部
が騎兵という機動力で後方を…こえー
ヲタSEAL
萌え話なら分家でやってね
萌えもカット也
モンゴル騎兵は兵一名が数頭の馬を保有し、かつ捕虜にした歩兵を盾として
前衛で使い、さらに事前に徹底した情報分析を行って敵戦力の弱点を見抜く悪魔の集団。
真冬のロシアを正面から攻略するってなんじゃそりゃ
ステップ騎兵ですか・・・自衛隊への対抗手段としては正しいのかも知れませんね。
正面決戦は防御力とダメージの局限技術に欠ける中世の重騎兵では被害が増すだけですし。
集団で居ることにデメリットしか無い状況下では、隊列など無視して戦える方が
多分遙かに有効でしょう。
確か史実でモンゴル軍がポーランドに侵入して、現地の騎士団を破
ったのがあったから、そこらへんを使えばできるけど、勝てる気がし
ない。
ウチの輸送戦記だと前線近くには連隊級の自衛隊しかいないからなぁ。
防ぎきれるか怪しい。橋を落として河川防御で粘れるかもしれないけど、
迂回されておしまいになるしな〜
>>606 あなたが参考にしてると思われる志願兵の設定の連隊戦闘団の戦力なら、
騎兵突撃に対しては、師団規模の騎兵が突っ込んでこようと防げますよ?
第二次世界大戦のソ連軍による対ドイツ騎兵大突撃がどうなったか・・・
口に出すのもおぞましい・・・・
>>607だ、ダメなのですか・・・くそう。ちょっとやってみたかったのですが。
正面決戦はやはり火力が違いすぎて無理ですか。
はっ!
国会審議の前に、自分が有事法制に目を通してないや!
書く前に目を通さないと・・・・。
でないと、国会審議が、まともに書けない!
>遊牧騎兵
ちょっとイスラム騎兵とヨーロッパ騎兵を参考にして味付けした騎兵だそうとしてたんだけど……
なんかマジで書く事とかぶってきた?
ゴーレムを歩兵戦車として運用するとヨーロッパ騎兵は突撃が効かなくなって死ぬし、
イスラム騎兵は防御が薄くて死にそうなんですよね。
F世界自衛隊関連前戦闘編投下〜
>>200-203 F世界戦闘編
私たちとクサカ達との違い、それは先ほど短い会議で分かることすら驚くほど多く、衝撃的だった。
私たちのために、彼らのために今は。
クサカを、ツジを、そして最後に傍らのゼナムをゆっくり見回し、話し出す。
「先ほど開戦の理由について話しましたが、それが理由で戦争に至る事はほとんどありませんでした。
ある程度はどこの国も、人間の国でも行われている事で、
私たちも半ばいつもの本題の前の前置きとしか考えませんでした。」
私たちの国は多くの種族が暮らしておりますが、元々はこの大陸の流刑地でした。
耕地になる場所はごく少なく、ほとんどが荒れ地で迫害を受けて流れてきた者達が建てた国です。
それ故その技を生かした加工や、人間には難しい採掘などで食料を購うために季節が巡るごとに近隣諸国と会合を持つようにしています。
お互いあれこれと言い合っては有利にことを進める。
そんな一幕と思っていたのです。
しかし、イースペリアは我が国に一方的な通達をし、通商断絶。
北部ドワーフ連邦と南部商工ギルドにも同様の対応を取るようの言い出したのです。
結局、会合は我が国にイースペリアが宣戦し、我が国がそれに対応して宣戦。
実質他に何も決まらないまま閉会しました。
イースペリア側が軍を取り纏め、出陣したのはそれからすぐの事でした。
明らかに動きが早く、事前の準備があったと思われます。
我が国でも迎撃のため軍を編成し僅かに遅れて出陣しました。
イースペリア軍は
総勢1000を越えるの大軍で内訳は騎兵150(内ペガサス30)、魔導兵100、ゴーレム15、歩兵が800程でした。
対して我が軍は840。
内訳は騎兵100、魔導兵100、ゴーレム20、歩兵600、魔獣兵、竜兵併せて40となっていました。魔獣兵や竜族の者は少なく見ても実質、兵4,5人の働きはするのでほぼ同等の戦力になります。
イースペリア軍が僅かに国境を越え我が国に入ってきた時点で、お互い先触れを出し、
決戦は魔王領東のアディーシ平原で行われました。
平原に着いたのは夕刻近くなってから。
その日はお互い陣を張り明朝の決戦を決めた上で野営し、明日に備えて英気を養ったのです。
明日5の刻、野営地を離れお互い布陣しあった所で、我が国の軍使がイースペリアの非道さを訴え、相手も同じように我が国を罵ってきました。
陣立ては基本的にはこの通り、これに魔導兵が必要に応じて配置された。
相手方もほぼ同じ陣です。
←敵
ゴ 騎兵
レ 騎兵
ム 歩兵 歩兵
ゴ 歩兵 歩兵
レ 歩兵 歩兵
ム
ゴ 歩兵 歩兵
レ 歩兵 歩兵 本
ム 歩兵 歩兵 陣
ゴ
レ 歩兵 歩兵
ム 歩兵 歩兵
ゴ 歩兵 歩兵
レ 騎兵
ム 騎兵
←敵
ゴーレムは各国多少差異はありますが基本的に
5m程の高さで鋼の人型、腕は長め、足は短め。
騎馬突撃が防げる程度の厚みを持った中空構造で内側に中枢魔法装置を持ちます。
武装は片手に弩 (いしゆみ)反対の手に近接武器が基本です。
マナが無くても稼働出来るようなっている替わりに連続で一刻(二時間)
弱、全力稼働で半刻程度の稼働時間に限られる。
運用に魔導兵3名程度の魔力を消費します。
戦場に於いて兵として、投石機として、馬防柵として、掩体として活用されます。
魔導兵は便利に使われる事が多い兵です。
魔法攻撃および防御は魔導兵の魔法使用回数の許す限り行われる事が多いです。
が、一回は使用回数を残して備えるのが常識です。
攻撃に多く使えば相手の攻撃を受けた時に被害が多く、防御に多く使えば効果が薄くなります。
結局数が大きく上回っていない限り大差なく終わります。
また、飛兵(ペガサス、ドラゴン、グリフォン等)の攻撃に対処出来る兵でもあります。
弓兵という兵科はなく歩兵が兼ねます。
重装歩兵は竿状武器+大盾+近接武器
軽装歩兵は弓+盾+近接武器
を装備します。
騎兵
機動力を生かし一撃離脱を繰り返します。
竿状武器+短弓(+近接武器)
いわゆる騎士とは違い、騎兵槍での突撃は行いません。
あくまで「強力な騎馬戦士」であり、ゴーレム部隊以外に対処出来る兵科です。
飛兵
数は少なく補充も難しい兵ですが最速の兵で、かつ防御の難しい兵です。
対抗手段は限られ、飛兵同士で当たるか、魔法攻撃か、ゴーレムのいしゆみを利用した大量同時射撃以外では反撃がごく難しく効果が薄くなります。
攻撃手段は飛兵自身の火炎弾、投石、投げ槍、弓がありますが弾数が限られ一過性の攻撃になりやすい反面、
使いようによっては戦局が動く兵科です。
通常であれば
まずお互いに弓、ゴレム装備石弓または石弾、魔法攻撃の長射程攻撃のやりとりから始まり、盾、ゴレム、防御魔法でお互い防御し合います。
次いで飛兵があればこの時投入される事が多いです。
同時に騎兵の投入。
ゴーレムも突撃させる事がありますが、防御に残す事も多いです。指揮官次第ですね。
お互い近づきながら陣に乱れが出た時点で歩兵の投入。
戦果の拡大や防御に使われ、この時点でほぼ全ての兵が戦場に投入されます。
騎兵が走り、魔導兵が引き、ゴーレムは時間の許す限り稼働します。
趨勢が決まれば、時間の許す限り、追撃が行われます。
城塞近くで決戦が起こった時は攻城戦となることもありますが、城に入られた時点で兵を引くのが一般的です。
日が落ちるか、城に入るか、降伏を認めるかした時に停戦し、
翌日に勝敗、決戦の行われた場所、被害、人質の有無を鑑みて要求を呑む、または取り下げるといった政治に戻ります。
今回は兵力でほぼ同程度、順当に推移すれば我が方優勢か引き分ける形で、
結果イースペリア軍は引き上げ、国境付近の警備強化の約束と禁輸の取り消しといった予想で始まりました。
今回は状況説明だけ。
近い内に戦争本番の所から行きます。
乙であります!なんかゲームの説明書読んでるみたいでした(笑
しっかし大軍で千ですか・・・やはりこの時代の動員能力ってのは
この程度なのですかねえ。それとも戦争の形態に起因するものなのでしょうか?
馬を殺すウィルスってなかったっけ?
狂牛病みたいな奴。
>>608 歩兵の援護がない近現代の突撃は破砕されてる、ワーテルローでは
英仏両軍の騎兵が歩兵の援護無しに突撃して仲良く壊滅した。
遊牧騎兵の怖さは多分に自衛隊のいない地を少数で荒らしてくる点
>>620 名前忘れたが、そのウィルスは「蹄のある動物全て」に有効だぞ?確か。
口蹄疫?
ふと「ケンタウロス遊牧騎兵」などと思いついた。
連中ギリシャ神話でも蛮族だし。
それはそうと遊牧騎兵のアキレス腱となる戦略物資は意外とビタミンCかも。
モンゴル・チベットも中国からの磚茶に大部分を頼っているし。
ケンタウロスの集落に>626のウィルスを撒いて、そのあと外交官がワクチンを持って接触。
彼等は日本を神の国と崇める事でしょう。
628 :
626:04/03/30 13:26 ID:???
>>627 残念ながらリンク先の通り馬伝染性貧血はワクチンも対症療法以外の治療法もない。
ティトゥ・クシ・ユパンギ曰く
『彼等は白い布を見ただけで我々の名前を言い当てた、父はこれを
神の使いだと誤解した』
自衛隊は物持ちいいよねぇ。あ、嫌味とかじゃなくて
定時点検とか臨時んときだって、いっつでもピカピカ
預かる時だって
(*´ヮ`)bマカセテッ
って本気で言えるし
それに比べて米とかは・・・
(;´-ω-`)ガム、ナスリツケテンジャネーヨ
(#`-ω-´)パネル、ヲレサマシヨウニスンジャネーヨ
・・・ハァァァァァ、今日も米備品の御相手かよ・・・_| ̄|....((((○
>>630医者かコンピュータ技師の人ですか?
大変ですね、というかガム付けるのは普通に上官にちくった方が・・・
短いけれど投下いたします。
(仮題)貴様の血は何色だ!
――ある一自衛官の回想――
地震の直後、だったろうか。奇妙な通報が入ったのは。
『人喰いの化け物が出た』
これだけなら、只の与太話。わざわざ自衛隊が取り合うような物ではない。
しかし、発信元が問題だった。
通報してきたのは警察で、しかも応援要請がおまけにくっついて来た。
自分達の装備では対処しきれない、と。
その要請を受けて、自衛隊が出動する事になったの、だが。
「なんじゃ、こりゃ」
駆けつけた漁港に、でんっと鎮座ましましていたのはどう見ても。
「タコ? イカ?」
としか見えないような、それとも全然違うのか、そんな妙な生き物で。
それが、触腕を伸ばしては木の葉や雑草をむしっては食い、
むしっては食いしているのだから。常識を超えている。
思わず呆れた口調になるのは仕方のない事で。
「あ、ホラ。アンモナイトにソックリっすよ!」
そんな事を暢気にのたまう部下に、思わず頭を抱えたくなったのは言うまでも無い。
Fサイド
巨大な『岩』を平らに切り出す技術に驚嘆しながら、彼らは重い体を持ち上げた。
『岩』の手掛かりの無い面は、彼らにとって大した障害にはならない。
手足に付いた吸盤と、彼らの体を下から支える海水のおかげである。
陸上に上がってしまえば、彼らの本来の生活圏である海中ほどの機敏な動きは望めない。
水圧と、天敵から身を守る為に発達させた天然の装甲が邪魔になる。
しかし、彼らにはどうしても陸に上がらねばならない理由があった。
彼らの内の一体が、『岩』にぶつかって大きな音を立てた。
『岩』に削られて、殻に筋状の傷が付く。この程度の傷なら、痛くも痒くも無いのだが。
周りに比べると一回り小さい、音を立ててしまった個体に、周りの者が目まぐるしく色を変えて叱責した。
音を立ててしまった個体は、まるで叱りつけられた子供のように・・・・、実際その通りなのかも知れないが、縮こまる。
段差を超える時などに多少の音を立てながらも、出来る限り静かに進んでいるつもり、らしい。
その動きは遅々として進まない。
いきなり強烈な光に照らされ、身を竦めた。彼らの知る、どんな灯りよりもはるかに強烈な。
光に照らされた彼らの姿は、惨憺たる敗残兵の様を呈していた。
どの個体も、手足の数本は無くし、酷い者は殻にひび割れまで出来ている。
彼らは、己の姿を見た相手が息を呑む気配を感じ取った。
今回は、以上。
もう少し、自衛隊について調べないといけませんなぁ。
>>622 遊牧民というのは厄介なやつらしいが、どのように対処する?
そういや前に、主人公を残して日本がF世界からこちらに
帰ったっていうエピローグのSSがあったがそれをみて
ふと、小松左京の「首都消失」思う出した
F世界に飛ばされた日本の跡地には、霧の壁があったりして
ところで、消失した首都って結局帰ってきたんだっけ?
>>635 「首都消失」は実際に転移したんじゃなくて東京を「雲の壁」が物理的に遮断してただけかと。
転移したって言うなら「漂流教室」の方じゃないかと>転移した土地の跡がクレーター。
>>633 >周りの者が目まぐるしく色を変えて叱責した。
体色変化でコミュニケーションですか?>巨大アンモナイトもどき
>>634 後継者争いで主力の抜けた間に守備隊を数で潰す(マムルーク朝)
適当に貢物送って懐柔(歴代中国)
冬将軍で撃退しようとしたら連中は極寒に強かった(ロシア)
瞬殺されますた(東欧)
>>633 _
ノ \ ま ぞ
/ \ い ん
/ \ ら ぶ
// \ れ ん
/ / \ い に
/ / \ 。
@ \ / /\ーーー-__ \
|\__/ \ \
\___ X/\ |\ / | \______/
(/\i \|i/\| | |
ーーー ーーー | | |
|… …U |/ |
|\ ▽ / |
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>637
そうです。
軟体生物のコミュニケーションの取り方を、他に思いつかなかったので・・・・。
以前に動物クイズ番組で見た、ヤリイカが念頭にあります。
ここで、自衛官がそこらに落ちている鉄パイプやら、
バールのような物でアンモナイトと戦う話に・・・・、
・・・・なったら嫌展ですね。
「元寇も朝鮮出兵も大東亜戦争…総てが2正面作戦だったとしたら、貴官は笑うか? 」
転属先の中隊長が真顔で、申告を終えた俺にそう言った。『秘密を守れるか』と前置きした
後でだ。俺は即答した。『この駐屯地の綽名…『訓練場』の意味を知っているつもりですが』
と。俺の同期の数人が、此処の駐屯地を最後に、足取りが掌握出来なくなった。現代の日本で
自衛官の失踪。何故かマスコミも喰い付いて来ないネタ。俺は此処で黙って退職すべきだった
のだ。…この世界の裏側…異世界とも言えるそれを垣間見る前に。…『奴等』を知る前に。
海抜0m〜3000mの落差を誇る某県の、小さな駐屯地。存在意義など無いと散々叩かれていた
その駐屯地が、実は歴代日本政権の負の遺産を一手に引き受けていたと俺が言っても…狂人の
扱いは免れまい。『安曇族』。古代日本の『大和朝廷』にまつろわぬ者。異民族と言えばそれ
までだが…奴等は人の形をしては居なかった。端的に言えば、西洋版人魚の逆バージョンだ。
「地下鉄などとても導入出来んよ…。まあ『裏日本』だから、そんな心配は無いがね」
三トン半の荷台で揺られながら『古参』の三曹は静かに語った。倉庫に偽装した建物の中は
昇降施設だった。モーター音と隔壁の開く音が、幌を降ろした荷台にも響いて来る。俺は股の
間に挟んだ『64式』の被筒を握り締めた。5.56oでは『お話に為らない』と言われたからだ。
「下車用意…下車!」
照明の眩しさに、俺は眼を細めた。幌が開かれ、三トン半の後部の足掛けが降車した車長と
ドライバーによって下ろされると同時に、荷台の一番端に座っていた者が、「安全バンド」を
外す。そして…先の号令だ。先ず最初の者が次ぎの者に小銃を渡し、先に下りてから受け取る。
そしてまた…下車する者が居なくなるまでそれは続く。三トン半の荷台は、両端が格納可能な
ベンチに為っている。ケツの関係も有るが、片方に15人は行く。無理すれば20人は行くが。
「班長は各班毎に人数を掌握! 整列は縦隊で! 班の間隔は通常! 以上! 」
重苦しい雰囲気が、俺達の間に行き渡っていた。此処は…何かが、違う。何かが纏わり付く
と言えば良いのだろうか? 今にして思えば、あれは死者の生者に対する羨望と、怨念だった
と俺は思う。…今更だが…俺は今生きている事を呪っている。奴等を見る前に死んでいれば、と。
ここで休止を宣言。異世界が無いなら創れば良い。キリング・フィールドをな?
能動的に行くのは反則では有るまい? クトゥルー物は手垢は付いているが、文献を
漁ればなかなか妖しい記述が有って脳内変換し易い。ぶっつけで書いたが、長編が
良いか、短編で終わらせるか、小官素直に悩む。飽きっぽいのでな?
小官殿乙です!
俺はこういうのを読みたかった!
特に「安曇族」とか「大和朝廷」にクル物がありました。
倉庫に偽装した建物の中にある「裏日本に通じる門」?はスターゲートみたいな物と解釈してもよろしいでしょうか?
…実は長編を演ろうとしたのだが(笑) 露骨過ぎて引かれてしまったようだ。
まあ、態々転移せずとも異世界は創れると言うことで、一つ綺麗にまとめるよ。
…今の小官にとっては柵の外も充分に異世界なのだが、ね…。
俺は小官殿の長編作品を読みたいです
>>646 案としては、ただの「隔壁」だよ。それに始まり、奥へ行くほどそれが古く為る。
小官の大好きな日本物の武器出し放題だと思ったのだが…ね? ただ…うむ。
陸戦兵器ばかりに為ってしまうのが難点だ。地下湖に「大和級戦艦」とか厨な奴
出しそうで怖いのだが、ね。なんせ相手は海鮮品だし。…済まないな? 開始宣言
せずに演ってしまって?
海洋軟体類・頭足類は例え巨大でも“日本人には”ご馳走です。
大王イカレベルは臭くて喰えんよ。学生時代に一口喰ったが…死ぬかと思った。
アンモニア臭と言おうか…異様な風味が口の中一杯に拡がってな?
まあ良いことを一つ。デビルフィッシュことタコやイカ。これは西洋では溺死者を
喰らうと信じられたからこの名称が付いたのだが、実は大きく異なる。この軟体生物
は…海底に沈む溺死者や魚の屍骸をつつく『甲殻類』の蟹・海老に魅かれて因って来る。
豆知識だが、ね。
知識は広範に集める事だ。どんな低俗な雑誌だろうがパンフレットだろうが、
知識を収集するには役に立つ。その過程でメディア・リテラシーも身に付く。
誰の言葉か? 前半はドイツの秘密工作員殿の言葉さ。鉄十字を身に付けた、な…。
>>632-633 乙。
頭足類モドキの口の構造が気になりますな。普段の食性はどんなんだろ。呼吸器とか推進器官とかも。
続きが読みたいですね。
しかし、あんたのキャラもラノベ口調だったんかい!
>>641-643 小官殿、乙。長編を書く楽しみを味わってみるのもいいものですよ。
「やつらの存在を知ってしまった俺には、もう安心して眠れる夜は来ないのだ」、的な感じがしますね。
戦後の日本再軍備の裏話なども絡みそうです。
>>655 魚かプランクトンでも食ってえら呼吸してイカみたいに水を噴出して泳ぐとか。
朝鮮戦争が始まる前に覗きに来たマリンコが全滅、ネタも用意していた。
東京裁判で有罪を承認する代償に隔壁守備部隊の武装解除拒否…などな?
美味しいネタを演りたかったのだが…大半のスレ住人は引くだろうな?
何せ近頃流行りの『アレ』が噛む余地が僅かばかりしか無い(苦笑)
余談だが『裏日本』と言うのは、日本海側のことだよ。古い言い方だ。昭和の大東亜戦争後位から
太平洋側住人にそう、言われていた。古い日活映画などでお決まりの表現だ。若い人には解らんかな…?
>>657 なかなか面白いと思います。
それと、面白いだけに、問題は『アレ』以外のところにもあると思います…多分。
解っている、つもりだよ…。微妙な問題だからな…。ウム。
661 :
646:04/03/30 23:36 ID:???
なるほど…
「隔壁」ですか。
あと、「裏日本」ってそういう意味だったんですね?
俺は「裏(世界の)日本」かと…
たしかにTVとかでそんな言い回しで言ってた事がありました。
あと、
>>657のネタも読んでみたいです
小官殿には思う様に書いていただきたいと思います。
ノリノリで書いて頂けるなら、流行廃り関係なく読んでいて面白い物語を期待できます。
(威力偵察ばかりされてもジリジリするだけだぁ!)
とか思ってたりします。
どうか出し惜しみなく戦力(ネタ)の一斉投入を! と、ROMばかりの者からおねだりをさせていただきます。
>>660 ところで小官殿、例の小ネタの場合、行き先は地下ですか?
うむ。実は…微妙に繋がっていたりしてな? 安直だが、世界観は統一するのが
筋だ。『剣鉈』を持った○○も『何故か』出て来たりな? まあ、無茶はやらん。
>>664 えーと、繋がっている…トンネルを抜けると(ryですか?
さてと、小休止は終わる。開始するが…実は小官、『書き下ろし』派だ。
ブラウザから直接、指の赴くままに書いている。だから気にせず、歓談を
続けてくれると嬉しい。では、レスを一事中断する。また、な?
667 :
名無し三等兵:04/03/30 23:56 ID:55Ch7mby
小官殿
楽しみにしております
668 :
667:04/03/30 23:56 ID:???
上げちゃいました…
逝ってきます
y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
魔法使い&人外については分家行きとなりましたので、
本日のお題:
1:装備品の稼働率を維持するにはどうしたらいいか。
2:武器弾薬を十分に生産できるか。あるいは、代替できるものがあるか。
「今回は何人、残りますかね? 小隊長? 」
「残ってくれなければこちらが困る。まだ第一階層だぞ? 」
「…覚えて居ますか…? 前々回、報告に帰還したのは自分と小隊長のみでしたが…」
整列した隊員の段列を見下ろしながら、詰所の一室で2人の隊員が語り合っていた。
小隊長と呼ばれた方は、瞬時に羞恥により顔を赤らめた。思い出しても恥ずかしい事が
有ったらしい。もう一人の方は意に介さずに右手に持った刃物を素振りし続けている。
「五体満足で還って来たとしても…使い物に為るのは一握り。自分も近々、『向こう』
へ配属予定だそうです。…此処に比べりゃあ、向こうの奴等の方がまだ、マシです」
「…誰から聞いた? 私の耳には届いて居ないが? どうして貴官が知っている? 」
「会計課の友人からです。手続きが色々嵩みますのでね。情報が真っ先に入ってくる」
小隊長は窓を見たまま、唇を引き結んだ。紅の見るも鮮やかな唇が、言葉を発しようと
開いたその時、硬い機械の立てる、金属音が鳴り響く。隔壁の施錠が解かれて行くのだ。
「…自分は喋りませんよ。此処の事は。何が有ったのかも、何をしているのかも…。
多分向こうへ即、転属させられるのも体の良い口封じです。立派に、死んできます」
「…行くな…と言いたいが…内示が出ているのでは仕方が無い、な…寂しくなる…」
「自分は以前、小隊長に言いましたがね。自分は壊れているから気に留めるなと。
…失言しました。山田2曹、榊2尉への用件終わり、帰ります…では、これで…」
ドアが静かに閉められた。残された小隊長は、ただ、階下を見下ろしていた。何人が
『まともに』還って来るか? 隔壁が閉じられ、厳重に施錠されても…窓を、見ていた。
…小ネタは地上だね。今の話は『地下』だよ。『訓練場』と認識してくれると有り難いな。
上がっているのか! では下げなくてはならん! 仕方無い…まだ書くか…。
子供の頃、佐渡の金山跡に行った事が有る。真夏だと言うのに肌寒く、そして得体の知れない
雰囲気が蔓延していたのを覚えている。あの時は、怖かったら母親の手を握り締めれば、すぐに
宥めてくれた。しかし大人に為った、自衛隊員である今の俺の傍には…隊員しか居なかった。
「何処まで歩きゃあいいんだよ…」
「何か出そうで…怖いよな、なぁ、聞いてるのかよ…」
「六四式の前には敵は無しです! いいですか…」
「喋るな! 騒ぐと、出てくるかも知れんぞ? 」
「やだぁ…止めてよね…ただでさえ、怖いのに…」
暗い。そして…広い。闇の中に緑色に浮かび上がる岩肌は、濡れていた。俺達が持つ懐中電灯、
L字型ライトは緑色に『遮光』を施して有る。遮光板を入れたり、緑色のビニールテープを発光部
に巻いたり、方法は隊員によって、違う。ただ今言えるのは…俺の班はどうも『ハズレ』らしい
と言う一言だ。早くも息を切らせて居る奴に、喋りたがる奴。聞いても居ない武器の薀蓄を披露
する奴に、仕切り屋と、さらにWAC。俺を含めたこの6人が、この班の総人員だ。変則的なこの
編成数は、俺の記憶の中に残る『何か』に引っ掛かっていた。ちなみに通信手は、俺だ。定時連絡
も俺が行う。チームリーダーの仕切りたがり君が自分がやると文句を言ったが、俺は聞き流した。
弾倉を配布されて、無線系の確認も済んだ後に、お偉いサンの『訓示』が有った。
『諸官が何かを得て帰還する事を望む』と。結局これは教育なのか? と最初俺は
いぶかしんだものだ。今は確かに『教育』だと思える。『敵に勝利し、生き残る』
ための教育だ。演習の仮想敵は人間だ。人を撃つにはまず禁忌感を感じるだろう。
しかし…ここは違った。撃つべき敵は『人間のみ』では無かったのだ。
俺が、いや俺達がその事を思い知るのには、そう大して時間は掛からなかった。
「今…何か聞こえなかった? 」
「何だ? 屁でもこいたか? 」
「違うの! 叫び声! ほら! 」
「風だよ、風…全く…暗いからって臆病になんなよ! 」
「そうですよ、銃持った僕達に怖い物などありません! 」
「銃、担ごうぜ…? 重いよ…」
空耳と片付けるには、俺の聴覚は鋭敏に過ぎた。それは男の断末魔の叫び声だった。
下がったようだし、ここで切る。では、また。
いい所で切っちゃいますか? 普通?
いい所だから切っちゃう、とも言える。
クトゥルー世界キター!予備知識の元がちょっとアレな所から(文献ではない)
である自分としては、ある意味文章で触れる初めてのクトゥルー・・・
・・・自衛隊vs深き者たちがお初かOTZ
まるで「全滅させるために組んだパーティ」みたいですね。WACまで入れないって普通。上の意向か。
押井守作品と同じ匂いがする。パトレイバーの、白ワニが出てくる回みたいな。
こちらはシリアスな分だけ緊張感があるなあ。
>>652 今更なんだが、大王イカは輸入物の冷凍加工食品なんかで稀に使われてたりする。
同じく巨大もので日本人が日常的に口にしている加工品では、
アラスカ産のキングクラブ(足だけ使用)や、おひょう(お化けカレイ)、北海道の巨大タコ(足の長さ1M)等。
>北海道の巨大タコ
ああ、ミズダコの事か。
>>640 ウォータージェット推進器官としての漏斗が変化して笛状の発声器官になるとか。
昔、水産加工会社でバイトしたことがあるが、確かにアラスカ産タラバガニと
大タコは足しか食えないと思った。どちらも頭の部分が人間大なのでグロ過ぎたよ・・・。
特にタラバは「遊星からの物体X」そのままだった・・・。
>>684-685実は某エロ絵サイトです。そこにデモベの方は最近出てきましたね。
萌え化スレは見たことは無いですが、まあそこはそこで相当に・・・何ですな。
687 :
685:04/03/31 18:06 ID:???
>>687ズバリ当たりだ・・・ネタですか。
真面目な議題としては、「衛星を失った自衛隊の兵器は、転移初期に
おいてどれほど稼働率が落ちるか」
艦艇系は間違いなヤヴァイ、航空系も60年前にタイムスリップ。車両は
車両でGPSから何から壊滅的になるし・・・
昔と違って、あくまでも天測等が従であり緊急手段でしかないはずの現状で
航法訓練が実を結ぶまでにどれだけかかるか、「政治的環境」はどうなるのか。
アホネタとしては、「90式・F世界の戦術と対策」電撃魔法対策(雷とか
落ちない?落ちないか)とか、戦国自衛隊ばりに落とし穴を喰らった場合
如何にして対応するかなどを考える。
689 :
684:04/03/31 18:28 ID:???
>>687 …なんだかなぁ…連中は何でも萌え化するのか?
国亡き軍氏のSSでは日本から3000kmくらいまでしか進出できないとかトマホークが使えないとか
あったな、天測もこっちの世界と星の位置違うだろうからデータ集めからやり直しだろうね。
やはり衛星打ち上げは急務・・・できるかね〜?
奴らが萌えられないものは
目の前にある現実と、自分自身だけだ
今日中に大量爆撃できるかと思っていましたが、
書きあがったSSみると、手直ししなければいけな
い所や、追加しなければ、なんでそうなるんだとい
う突っ込み受けそうなので、もう少し待ってくださ
い(爆
>>690前にもちょっとネタになりましたが、あの時は方向が物凄くずれましたね(笑
平面世界でへし折れる日本とか、面白かったけど何かが違う。
衛星打ち上げは急務としても、食糧確保よりは(政治的に)優先順位が低く
なりそうで非常に怖い物がありますね。国民の理解を得られないと、食糧集めも
せずになにをやっとるんだ!ってなりかねませんから・・・
政府はきちんと「食糧集め以前に輸送システムがヤヴァイ」と言うことを説明
できるのか。金があっても手が使えなきゃ飯は食えない!どこぞのソロモンっぽ。
そこでロラン再構築ですよ!
年度末の追い込みに、身をもって異文化コミュニケーションしとったョ……∧||∧
……タスケテ。
>>690 氏
トマホークについては、TTWCS(戦術トマホーク巡航ミサイル兵器管制システム)用のデータ及び支援設備全てが
パァになっとる上、TERCOM(地形照合)誘導に用いる地形データすらないので、異世界に召還された直後はミッショ
ンプランニングそれ自体不可能と見る。
まぁ、国亡き軍氏の作のような状況になれば、異世界側に対する対外的なブラフ以外に、在日米軍のなかのひと
たちが日本政府に角味噌突き付けて恐喝するのも不可能になるという密かに絶大なメリットはあるわな(w
(一応パパブッシュ政権時にSLBM以外の核兵器の洋上配置は撤廃され核弾頭型は陸揚げ保管されてはいるが、
それ素直に信じ込んで対策立ててないちう冗談ネタは……創作ならありか?w)
>>693 S・F 氏
衛星ネタか───アン時は漏れもやり過ぎた。一重にスマソ(w
まぁ単純化すると、カーナビ使えんと運輸系の企業では配車予定が上手く立てられんといったネタも出てくるので、
その辺漏れ的には「日本全国津々浦々、何処のコンビニにもモノ配送する為に必要だ」と叫ぶだけで行けそうな気もするな(w
あ〜、今日中のSS投下はまず無理ぽいです。
目下、加筆修正中なのですが、経済学にまで手を染めなければ
ならなくなったからです。
シュレジエンと日本との貿易をどうするか、その設定で困ってしま
った・・・・・。
ライフライン『再』構築により雇用問題が一気に解消されると思うのは小官のみでしょうかな…?
便利に為れば為るほど、疎外される人間労働者の『労働力』。活気が一時的に…出る訳が無い、な…。
>>698 小官殿
流石に予想がつかないので、活気がどうなるかまでは各作家諸氏の設定に御任せしますが(w
漏れ的には、社会秩序を維持する為にも(例えば自衛隊なら予備自衛官補等として)失業者を公的機関が何らか
の形で積極的に雇用し食い扶持と仕事を与える必要は在るモノと思われ。
それに、何やかや言いつつ大抵のファンタジー世界と現代日本の教育水準の差から生ずる格差はかなり大きいので、
腐っても義務教育を受けある程度社会性を身につけ訓練された人手をプールするのは、不測の事態に柔軟に対応す
る為にもそう悪くない案かと。
……教育水準の差か……_|⌒|○ (←追い込みの最中ニダーズに斜め上かまされテンパッてた香具師)
[ハン板] λ..........逝ってきまつ……
>>699 小官、謹んで健闘を祈ります…! 捧げェ、銃!
と言う風に…言語が理解可能でもその根本思想に深い溝が存在する例も多々、有る。
日本人の常識が世界の常識で有る例は『非常』に少ないのだ。『謙譲の美徳』が良い
例だな。しかし、何らかの『美徳』と思ってくれれば成功だ。『羞悪の心』だよ。
行動の『悪』や『醜』を恥じ、憎む文化。我々の世代に無くしたく無い物の一つだな…。
日本人のある種の潔癖さは…時には弱者に対し、残酷に働く時も有る。
心に『鏡』を持つ事を小官は薦める。常に己を顧みる『鏡』を。自主が叫ばれる世の中、
現代人にとって己の『自省』と『自律』が最も困難なのだよ…と毒電波垂れ流す小官。
>700
俺もそう思う。
金本位制と管理通貨制度を採用する2国が交易する場合、何を持って良しとする
か誰か教えてください(爆
頭の中で考えても、いいのが思いつかない(汗
やはりバーター取引がいいのだろうか。
現在、共同体の中に欠けている居る物が有る。…『全世代に共通する、普遍的なある種の体験』だ。
それを創出するために、『徴兵制』を復活させる動きも出ている。小官は、結局何が言いたいのか?
西欧人を恐慌の渦に叩き込んだあの『進め一億火の玉だ! 』的なノリが全くこの国に感じられなく
為って来ているのだ。社会が活力を失った訳では無いが…何処かシラケたムードが全体に漂っている。
もう一度、皆が夢を、希望を見出せる国を…人を作る為にも、小官、職務に精励す。
以上、毒電波送信終了!
現役?自衛官の人がそんな事言って大丈夫か?
と、老婆心ながら思ってしまった。
>>704 騒ぎ立てるのはアカい思想の方々くらいでしょ?
>>702 初期は物々交換でしょう。「分かりやすさ」は異文化交流の要ですよ〜。
何年かすればもっと効率のよい取引方法が確立されるのでしょうけども。
……日本紙幣がF世界内の同盟国で通行手形の代わりになったりして。
危険思想では無いだろう? 要約すれば『頑張る。己の出来る事をやるまで』だよ。
第一こんな事部隊で口に出して言おう物なら『変人』扱いに『引かれて』しまう。
まあ、出る杭は打たれる現代日本の世の中。
闘志は表に出さず、腹に溜めつつ影で努力。
これが日本社会の常識になりつつあるな。
韓国みたいに感情的に動く国もどうかと思うが、あまり他人の顔を気にする社会も結構おっくうだな。
まあ綺麗に纏めるとするならば、『あの時はとっても大変だったんだよ』と子と親の世代が
ともに語り合える体験としては、『アクシデント』は有効なのでは無いか…と不謹慎極まり
無い事をさらりと、小官の信奉するダンディズムに従い、あえて言って見るよ。
今の不況も、笑って流せる日が来ると…小官は信じたい。しかし金本位制か…。国内の金の
価値が大暴落して、一時期の豊田商事並みの騒ぎが起こるやも知れんな…。『塩』の、時代だな。
豊田商事って懐かしいですね
自主と主張、自省と義務・・・
ムムム...(;´ω`)ムズカシイデスヨ
>>631 S・F ◆Pf7jLusqrY殿
あちきですか?
しがな"いえんぢにゃー"ですバイ!
ガムの件"グンソー"殿(我社は黒人米兵さんを全員こう呼ぶw)に聞いたら
「Hehehe、ソレ、フタ、閉マラナカッタ、鍵ノ替ワリダYO!
直シテネ!、次、フタ、閉メルカラ。Hehehe!」
……チョットマテ(#`-ω-´)凸ノブ、廻シテ閉メルッテコト出来ナインカ!
…奴ら、力任せって事しか出来ない模様…_| ̄|....(((○
まあアレは、証券だけを渡して、『実物』を渡さなかったのが問題だね。
金の実物が会社に存在しないのは…その…お決まりのパターンだよ。
先物取引とかは確実に詐欺だとか言われるだろうね…大方の『向こう』では。
(一万円札を見せながら)
「これは特殊鉱石から薄く削り出したわが国の貨幣で、金貨1枚分(7gチョイ)の価値があり〜云々」
とか言ってハッタリかます。
ドワーフ辺りには高く売れそうだよなぁ、お札
紙幣ならまだ「実物」があるからマシだな。
これが電子マネーだったら・・・ガクガクブルブル
『永遠に変わらぬもの』…それは人の『営み』と『争い』だろうね。何に価値を見出すのかは、
貴君等の自由だ。しかし、その価値観が永遠のものでは無い事を覚えて置いて欲しい。
人は変わり、移ろい、彷徨う。同じ所を回っている様で、実は突き進んで居るだけなのだ。
『門松は冥途の旅の一里塚』栄枯盛衰、永遠回帰に万物流転は世の習いと、心が涅槃の境地に
至る前に、取り戻すのだ。人間である事を。己の中に残った、綺麗なままの情熱と意地を両手に掲げて。
そして、己を取り巻くニヒリズムに勝利せよ。…ポエム書いて終わるのも心苦しいが…では、また。
>>715 「わが国の貨幣は、このシリコンチップに封印された妖精さんです。
封印を解いて流通させるためには、専用の魔道具が必要です。」
なんとか、SSを投下できるようになりました(苦笑い
他に良い書き方がないものか、考えましたが・・・・・
それでも良ければ投下いたします。
ではどうぞ。
御願いします。
では、お言葉に甘えて・・・・・
投下させて頂きます
「日本異邦戦記」
<<591の続き
さて、時間はここで少し戻る。
王都に留まった調査団の活動の一つに、農作物を日本に輸入できるかそれを調べる事も目的として有している。
まず、経産官僚と農水官僚らは、シュレジエン側と農産物の収穫高や、人口などの資料があるかを聞いたのだった。
調査団との折衝に当たったのは、シュレジエンの内務省と財務省である。
農水省や総務省にあたる組織がシュレジエン側にないため、機能的に近い組織との折衝となったのである。
総務官僚が、国勢調査のようなものを毎年行っているかどうか聞くとシュレジエン側の内務省の人間は否定したのだっ
た。
その言い分というのが、貴族の領地などに調査を行った場合、国権の濫用にあたると見做されるらしいのだ。
それによると、貴族というものは、シュレジエンに忠誠を誓う代わりに領地で何をしようと、それについて、国権が介
入すべき事ではないらしいのだった。
言うなれば、シュレジエンの国益を害さない限り、政府が立ち入る事はできないのだった。
また、貴族の領地でなくとも、国勢調査のような事は全くやっていないらしい。
そう説明を受けた日本側は、共に顔を見合わせ、一様にため息をつく。
国勢調査のような資料があれば、様々の数字を通して、色々な情報が手に入るからだ。
それがないのだから、ため息をつくというものである。
そこで農水官僚が総務官僚に代わって、シュレジエン側に尋ねる。
「では、農地の調査は行っているのですか?例えば、どこそこの土地ではどのぐらい収穫できるか、または、あそこの
土地は何の栽培が盛んかなどといった様な調査です」
その言葉に、エルベス財務卿が応じる。
「それならば、毎年検地をしているよ。ただ、領主の土地に関してはその検地の資料はないがな、それ以外の土地に関し
ては保管している」
そう言って、財務卿の言葉に色めきたった農水官僚に視線を向ける。
「ただ、以前ならば、検地は租税の基本として行っていたが、昨今の改革によって、最近は金納に変わったからな、今で
は単に、どのぐらいの収穫が見込めるかというものにすぎんがね」
「金納という事は、商品作物の栽培が盛んになっているというのですか?」
「商品作物?なんだ、それは?」
「そうですね・・・・。嗜好品のつよい作物ですね。例えば、茶などがそうです」
なるほどと、財務卿が呟く。
商品作物という概念自体がなかったからだ。
主食となるような作物の生産に比して、それ以外の作物の生産が増えている事にかねてより疑念を抱いていたが、日本
側の説明によってようやく氷解したようだった。
「えぇと、検地をしているとの事ですが、できれば、見せていただけないでしょうか。食料となる農作物を輸入したい
ですから」
「まあ、それは構わんが、こちらから輸出するとして、代金となるものはあるのかな?」
「そうですね、量にもよりますが、輸入する量が多ければ、代金ではなく、灌漑設備などの提供になってもよろしいで
すか?」
「灌漑設備だと?それなら、こちらでもやっているから、別にいらんと思うが?」
「多分、あなた方が考えているよりは遥かに効果的なものになると思います」
「どのようなものなのかは想像できんが・・・。だが、鉄でできていて帆がないのに、水の上を走るような船を持って
いる君たちの事だ。多分、君らが言うように、確かに優れているのだろうが・・・・。まあ、いい。だが保険として、
設備以外の金目のもの、例えば、地質などというものを調べるために君らが支払った純金でもお願いしたいが、よろし
いな?」
「構いませんとも。その辺はまた、輸入する事を決めてからになりますが」
「当然の事だな。よかろう、・・・おい君」
エルベス財務卿は、傍らに控える職員に声を掛ける。
「検地の結果を記した資料を彼らに見せてあげなさい」
その言葉に、財務卿の傍らに控えていた職員が頷き、農水官僚を案内したのだった。
それを横目で見つつ、経産官僚が財務卿とさらに折衝を行った。
まず行ったのは、日本-シュレジエン間における貨幣交換比率についてである。
ここでもまた、問題が浮上したのだった。
それは何かというと、シュレジエン側は基本的に金兌換貨幣を採用しているからなのだ。
金本位制によって運営されているからである。
それに対し、日本は、不換貨幣である。
つまり管理通貨制度である。
この異なる二国において交易を行う場合、問題が起きない訳はなかった。
そこで、当面の間、バーター取引を採用する事とした。
要するに、物々交換という事である。
こういう、煩雑だが必要な折衝を調査団の面々はこなしていったのだ。
さて、財務省に保管してあった検地の資料を手に取りながら、それを逐一日本側に協力するようことづかった財務省
の職員の助言を参考にしつつ、農作物の生産高を計算し、ある程度のおおまかな概算を弾き出したのは、地質探査の為
に技術者がシュレジエンに到着して5日目の事だった。
さらに、財務省の職員らからの話なども総合して出した結論は、シュレジエン一国で、日本が今まで輸入していた農
作物の4割を賄う事ができるのではないかと言うものだった。
そして、シュレジエン南部は、グルナール河流域に沿って肥沃な平野が広がるという情報も得られた。
このグルナール河は東部諸国のいくつかを流れる国際河川でもあるらしい。
ただこれらの結論は机上での計算であるため、実地調査が必要なのは変わらないが、それでも希望の持てる数字である
のは確かである。
そして、実地調査を行おうとした矢先に帝国が、シュレジエンに対し侵攻を開始したのだった。
こういった情報が纏められて首相官邸へと報告があがった。
そこで、大迫総理は今後の対応について如何様に処理すべきか、すぐさま首相補佐官を招集し、策を練る事としたので
ある。
日が落ちるのが遅くなった夏の夕暮れの中、総理からの呼び出しに応じた首相補佐官らが、官邸へと足を運び入れる。
これから、夏本番だと言うのに、手放しで喜べるような雰囲気など、今の日本のどこを探してもなかった。
それらの事で頭を悩ます首相補佐官らとしても、今回の件で頭が痛くなる。
会議室の一室に通された補佐官らは、ぼそぼそと隣通しで、今回の件について意見交換を行いつつ、総理の入室を待
つ。
ややあって、総理が会議室へと姿を現す。
ダークグレイの背広に腕を通していた総理は、椅子に座っている補佐官らに軽く会釈をしつつ、自分の椅子へと向かっ
て腰掛ける。
椅子を軽くきしませつつ座ると、大迫総理は全員の顔を見渡す。
「既に連絡していると思うが」
大迫総理は、そう前置きして、補佐官らを順繰りに視線を向ける。
「かの地に派遣した調査団に、随伴していた陸自派遣中隊が、地質調査として派遣した技術者らの警備に当たっていた
所、かの地で別の国家との交戦に巻き込まれたと報告があった」
そう言って一区切りつける。
「確か、派遣した調査団は「シュレジエン」と名乗る国と交渉していたのですね?」
「その通りだ。かの国とは、かなり友好的に交渉が出来ていたみたいなのだ」
「その技術者らは何をやっていたのですか?」
補佐官らの中で、まだ若い人間が口を開く。
まだ40歳と若く、怜悧な思考の持ち主として知られる人物である。
いわば、首相の懐刀とも呼ばれている。
その彼は最近所々、白い物が混じっている事を気にしていた。
大迫総理は、一つ頷いて続ける。
「エネルギー問題を打開してくれるかも知れない物質の探査である。報告によると、爆発したように激しく燃えるとか。
詳しい事は持ち帰って調べなければならないが」
とそう断りつつ、事実を述べた。
その言葉に座がひとしきり、ざわめきで満たされた。
「ただ、その物質が発見された場所が、技術者の警備についていた部隊が「アムデス」と名乗る国の軍隊と交戦した場
所なのだよ」
ざわめきが静まるのを待って、総理はそう切り出す。
「とすると、エネルギー問題を打開するかもしれないその物質は採掘できない。という事ですな?
今回の更新はここまでです。
今回は、久々に長いなあ(吐血
でもって、今回の誤字脱字です・・・・(爆
>>724 「そうですね・・・・。嗜好品のつよい作物ですね。例えば、茶などがそうです」
「そうですね・・・・。嗜好性のつよい作物ですね。例えば、茶などがそうです」
他にもあるかもしれませんが、訂正です。
それと、国会審議は後2回分の更新後になるかと思います。
/  ̄ ̄ ̄ \
/ _ .\
| /ノ ☆ |
(__/ /つ__________ )
/ /,-‐‐ ‐‐-、 .:::|
/ / 、_(o)_,: _(o)_, :::|
/.| ::< .::| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
..\ /( [三] )ヽ ::/ <
>>732 乙うわああぁぁああ
.`ー‐--‐‐―´ \____________
>>732 変わってる?
ていうか『・』が四つだ。
>>722-730 乙。
自分としてはプロジェクトXばりに、ピンチはチャンスだとばかりに頑張る日本人の登場が待ち遠しいです。自分で書けばいいんだが。
国権がそんなに強くないのなら、地方領主と直接取引きすればいいんじゃないか。足があるんだから走り回ればいいだけのこと。少し昔の日本もそうだった。
日本の情報処理力をもってシュレジエンの流通を管理下に置けば、利益すら上げられるんじゃないか。
とりあえず、この国の誰が交易相手になるんだろう。
租税を金納にしたのなら、食料を保有しているのは商人になるのか。シュレジエン政府ではないだろう。
この場合、国家は関税で儲けるんじゃないのかな。
鉱石にしても、地面から採掘した物の所有権はどこに帰属するんだろう。
間違った世界史殿。
>自分としてはプロジェクトXばりに、ピンチはチャンスだとばかりに頑張る日本人の登場が待ち遠しいです。
おいおい、記述するかもしれませんが・・・・。
書くとしたら、外伝のたぐいになるかも。
そこのとこは未定ですし、指摘されるまで、考えもしなかったです(苦笑い
その他の問いかけにも答えたいですが、ネタ晴らしに近くなるかもなので、ご容赦の程を(死
>>734氏、自分も一瞬気付かなかったけど嗜好「品」の強い、と嗜好「性」の強い
ってなっていたようです。
乙であります。灌漑施設の提供は民間需要がありそうですが・・・果たして日本国内の
灌漑用機械や車両用燃料等を消費して大丈夫でしょうか?
生産機構が丸ごといかれる以上、国内で何かあったときに「国外」への輸出のしすぎで
立て直しが送れたりすると洒落にならん気がしました。
政府広報課 殿乙です。
通貨制度に関してはやはり日本は貿易用金貨を発行すべきでは?
相手国の規格(含有比率)に合わせてプレス加工すれば簡単にできるような。
それとこの世界での金の希少性と流通量はどのくらいなんでしょう?
確か日本の金保有量は約700tだったと思いますが、この量ならかなり持つと思うのですが。
それと貿易に関しては日本の入超はないと思います。
初歩的な工業製品の需要はかなりあると思います。
たとえば時計や望遠鏡(双眼鏡)などはかなりの需要があるのではと。
日用雑貨でも一度つかったら手放せないものはかなりあるかと。
「シルクの美しさと鉄の強さを併せ持つ」布地として
合成繊維(ナイロンなど)を売り出す。(前例あり)
「磁器のような光沢を持ち、しかも軽くて割れない工芸品」として
プラスティック製品を売り出す。
「銀のソーサー」などと銘打って、焼きミスしたCD-Rなどを(以下略)
>>740それ以前に磁器の存在自体が怪しい罠だが・・・
焼きミスのRだったら、単純に害獣避けとして売った方が
収益上がりそうな気がするのは気のせいか?
私も週刊化してるな・・・予想してた事だが
今回も朝更新で行きま〜す
>>219の続きです
ハゲた大使館員の説明によると、このお嬢さんは現在訪日中の反帝陣営某国からの親善大使御一行の同行者、それも大使閣下の姪っ子との事である。
なんでも我々の任務の話が御一行の耳にも達したところ、それならば是非とも便乗者を出したいという話になったそうだ。
「この世界の者にとっても、東の海への進出は興味深い事なのだよ。君達にしても、多少はこの世界の知識を持った同行者がいたほうが
何かと助かるだろう?」
「それはそうですが、もっと他の人選は無かったのですか?よりによってこんな子供を、なぜです?」
「エリス嬢の父君、アルディール子爵はカの国で高名な知者にして冒険家だったそうだ。彼女は幼少の頃から子爵の探検に付き合って
難所や秘境に入る知識・経験を積んでいるらしい」
・・・とんでもない親だな。
「冒険の経験があるのはわかりました。しかしですね、本任務の指揮官としましては、出航直前になってあのような子供の乗艦を
命じられても任務に支障をきたすと判断せざるをえません。この件に関しては海軍司令部へ意見具申させて頂きます」
「中佐、話はまだ終わってないぞ。それに今回の件は大使館・在日米軍司令部・海軍司令部が協議して、困難な事は承知の上で
決定されたのだ」
本当に「困難な事は承知」してるのかよ、怪しいものだな。
ただでさえ潜水艦に乗艦するのは水上艦よりも過酷な任務だといわれているのに。
外の景色もロクに眺められない、艦内に閉じ込められるプレシャー。
ロス級に至っては、下っ端の水兵には自分用のベッドすら与えられないほどの狭苦しさだ。
ディーゼル時代に比べれば随分マシとはいえ、潜水艦に初めて配属された新兵がノイローゼになるのは珍しい事ではない。
ん?よく考えれば海軍司令部がそんな事に気付かない筈無いと思うのだが・・・。
では、大使館からの突き上げがよっぽどのものだったのだろうか。
こちらの思いを察したらしく、大使館員が話を再開する。
「そもそもこの話はエリス嬢が自ら志願されたものだそうでな」
「志願?」
「ああ。実はな、さっき話したアルディール子爵は2年程前に東の海へ出かけたきり、帰って来ないそうだ」
「それも冒険ですか?」
「なんでも人魚の住む島を探しに行ったとかいう話だ」
・・・その子爵、やっぱりとんでもないバカだ。
リアルコロンブスかマゼラン、あるいは風船おじさん・・・こんな世界じゃどちらも同じようなものか。
「そういう訳でだ、今回の計画を知った彼女はどうしても同行させて貰いたいとこちらへ掛け合ってきたのだ」
「そういう訳って、まさかその子爵の捜索をやれと?」
これには私もカチンときた。
腐っても我々は合衆国海軍軍人、100歩譲って相手が合衆国市民ならともかく、なんだってこんな異世界の冒険バカ親子の捜索手伝いを
せにゃならんのだ。
「まあ落ち着きたまえ。更にな、これには親善大使閣下からも要請がきている。大使はアルディール子爵の実兄でな、形ばかりの捜索で
よいから行って欲しいとの事だ。子爵が消息を絶ってから、エリス嬢は酷く塞ぎこむようになってしまったそうで、今回の訪日に参加させたのも
気晴らしにでもなればと思っての計らいだそうだ」
確か今回の親善大使は公賓扱いだったな。
傷心旅行で総理大臣のもてなしを受けられるとは、結構な御身分だ。
「そこに我々の太平洋(仮)調査の話というわけだ。正直、大使達も子爵の生存は期待していないそうだが、彼女の立ち直るきっかけにでも
なればと思い、是非同行させ欲しいと頼まれたんだよ」
「つまりあの娘のセンチメンタルな心のケアを手伝えってわけですか?冗談じゃないですよ!大体そんなナイーブな娘が
長期間原潜に乗る事に耐えられると思いますか?」
ますます腹が立ってきた。
この話、やっぱり無茶苦茶だ。
いい加減にしろよ、このハゲ・・・とは流石に言えない。
「一体あなた方は何がしたいんですか、私にあの娘のカウンセラー役を押し付ける事に何の意味があるというのです?」
怒りを越えて呆れてしまった私は、かなり投げやりな口調になっていた。
「・・・あの娘の心の問題など知った事ではない」
突然、大使館員の口調が変わった。
さっきまでの淡々とした役人口調が、より一層冷徹な調子になっている。
やばい、怒らせたか?
しかし大使館員は私に怒りの視線を向けるでもなく、むしろ妙に冷めた目で明後日の方を眺めている。
これで怒っているならば、なんだか余計に凄みがある・・・
「中佐、我々は何者かね?」
「は?」
急に態度が変わったと思ったら、今度は妙な事を言い出したよこの人は。
どうしたんだ一体?
「何って・・・アメリカ人ですよ、我々は」
とっさに何と答えていいのかわからず、口に出した後で間抜けな回答をしている事に気付いた。
「そうだ、我々はアメリカ人だ」
え?当たりですか?
『それ当たり前だろ!』と心の中で一人突っ込みを入れかけていたのに・・・
「では中佐、『今の』我々はアメリカ合衆国の国民か?」
また妙な質問を・・・
「当然です。我々は、」
答えかけたところで、私は言葉に詰まった。
私達はアメリカンだ、しかし合衆国の国民かと言われたら・・・『今』この世界にUSAはあると答えられるだろうか?
「そうだ、アメリカンという概念としての共同体と、アメリカ国民という実際の国籍はイコールとはいえない」
こいつ、私が答えに躊躇するのを予想していたような言い方だな。
「近代国家は三つの要素で成り立っている。領土・主権・国民だ。この世界の我々に、それがあると思うかね?」
ってまた質問かよ。
次々と投げかけられる問いに私が戸惑っていると、大使館員は自分で解答を喋りだした。
「領土、現時点でなんとかそれらしいモノは軍の敷地くらいか。だがあれも安保条約や協定によって日本から提供されている土地だ。
日本政府の裁量でいつでも我々から取り上げられる。主権、それを行使する為の行政組織を我々は持たない。大筋において、
霞ヶ関の「要請」に応じるという今の状況が、主権国家のあるべき姿とは思えん。国民、さっき言った通りだ。
国民の権利を保障するはずの体制はアメリカ本土にしか存在していない」
「・・・つまり今の我々は無国籍人、実質的に難民といえる。大使達の努力や軍の活躍もあって、アメリカ人の権利は
今のところ旧来と変わらず保持されているが、それが実に危ういものだというのはこれで分かるだろう?」
・・・ずいぶんと気分が重くなる話をしてくれるな。
切りの悪いところで終わってますが、今回は以上です。
乙であります!
キター!確かにあらゆる意味で一番の難民は、在日外国人ですからねえ。
状況考えれば至当でしょうけど・・・辛い話で。
軍や権力を持たない方々の闘争はどうなるやら。
>>739 ライトノベル的ファンタジー世界では純度が高い金貨が一般的なもののように
流通しているような認識があるが、実際にはあれはないだろうなあ。
鉱脈の質量、採掘技術、製錬技術、精錬技術などの総合力が低いわけだし。
一番流通しているのは銀の含有率が半分以下の合金貨幣で、しかも数グラムとか
非常に小さいもの、ってのが史実だから、そのあたりが落としどころかも。
>>749 「悪貨は良貨を駆逐する」しね。
ただ最低限度の質は兌換制の都合上国が保証、管理するだろうけれども。
>>749 >>750 我がニホン帝国の錬金術(原子物理学)は既に水銀を金へ還元する事も可能なのだ!
と宣伝して市場操作。
……実際はとても採算取れないけどな。
ふむふむ、貿易用金貨ですか。
金貨について、検索して調べたら、日本では灰吹法が朝鮮からもたらされるまで、
純度の高いものが精錬できなかったみたい。
F世界側も、史実を援用すると、その含有量は低いと考えられるから、同程度の
品位の金貨を、貿易用として発行すればいいかな。
流通量に関しても、納税が金納になったと言っても、一般的な決済や支払手段とし
て、物々交換も行われているから少ないと考えられる。
少額貨幣として、秤量貨幣も流通してるかな。
採算をとれるかどうか分からないが人工ダイヤモンドの生産はどうかな?
石炭なら日本にもまだあるし(輸入した方が安いかも)F世界の研磨技術からして
剣に仕込んで切れ味を強化したりすれば人気が出るかもしれない。
>>753 砥石くらいにしかならないかと。
まあ、サギに近い方法としてはいろいろあるが。
さっき出てきたCD−Rとか、不良品のシリコンウエハ(回路焼付け済み)とか。
>>740 実際、金を使っているCDもあるわけだが。
ガラスの鏡ってそんなに古くないよね?
F世界の鏡が金属を磨いた奴なら、ガラスの鏡って結構売れそう
合成のルビーやサファイアなど。
天然のものに比べると品質が異常に良すぎるらしい。
他には養殖真珠なんかは日本のお家芸だな。
>>753 宝石として売った方がいいかもしれない。
ダイヤモンドの鉱脈は限られてて、古代にはインドのみ、18世紀初頭でブラジルが加わる程度。
F世界の文明圏には大規模な鉱脈がない可能性が高い。(大規模採掘を行う大資本も技術もないし)
>>758 宝飾用の合成ダイヤモンド生産にも滅茶苦茶コストが掛かるけどね。
ダイヤモンドはカッティングが発達するまではルビーやサファイアより人気がなかったとか。
「凄く硬くて加工できない水晶」ぐらいにしか思われていなかったとか。
宝飾用ならCZ(キュービックジルコニア)もいけそう。ダイヤモンド並の輝きで安くて加工性いいしね。
日本の金準備高を利用してF世界に経済戦争ふっかけるのもありかな。
高純度で偽造の困難な細工を施した金貨を、損耗を防ぐための透明なプラケースとセットで流通させる。
信用を得てからしだいに不換貨幣に切り替えていって、日本円が世界を制しました、とか。
>>757 独自にF世界の商人と真珠←→穀物の取引をするミ○モト。
気候の変動でアコヤ貝死滅とかならなければね。
三菱マテリアルのHPに、日本の金準備高と世界の準備高についての数字がみつかった。
それによると、日本の金準備高は764トン。
高純度の金貨を発行した場合、史実同様金の流出圧力によって危機的状況になるのでは
ないかと存じます。
>>763そこでマヨネーズ真珠ですよ。
気候変動が万一起きたら、アワビの殻とっといて「薄い真珠を表面に張り付けた
芸術品」とか大嘘こいて・・・ばれるか。他の貝で代用効きませんかねえ?
水産試験場の実験用貝とかは、混乱期の電力供給問題等をなんとかすれば
生き残るだろうから、あとは繁殖ノウハウに天地の差があるのを利用して復調→支配でもよいかと。
菱刈金山などは政府管理下に置かなければならないかも‥
枯渇してないけどコスト面で採掘休止中の金山は結構あるそうだし。
ところで、人造宝石の材料も輸入品なわけだが、材料が尽きたら夢の島でも堀り返すことになるのであろうか。
アルミの精製には電力も掛かるし、こりゃ1円玉は廃止だな。
バックパッカーが途上国に百円ライター持ってって、それあげたら結構喜ばれたって話があった気が。
……このスレで出た話だっけ?
こんな感じの地味に便利なものを意識せず輸出、大きな影響を及ぼす。ってことがありそうだ。
さてさて、ちょっとだけ投弾宜しいでしょうか?
>>761 ダイヤモンドは「アダマンタイト」
アダマス=征服されざる物
という意味で未カット状態でも武運のお守りとして珍重されたとか。
>>446続き 帝国の戦争 特殊機材の搬入
街の入り口を守る番兵は、暇をもてあましていた。今日の任務のピークまであと少しだけ時間が
あったので、仲間の兵と共に賭け事をしていた。
「そりゃあ!・・・げっ!」
「お前またかよ!つうか本当にやめろ。身が持たないぞ?」
兵達がやっていたのは、非常に単純かつ原始的な賭け事である。動物の骨を削って作った小さな塊を、
食器の中に投げ込んで目を競うというひどく古臭い遊びだった。
「も、もう一回な!・・・あ!」
「いいよもう。今回は見逃してやるからもうやめようぜ?賭けにならねえよ」
男は悔しがり、もう一度だけと頼み込んだ。仲間も彼の熱意に負けてもう一度だけ
やらせてやる事にしてみた。
「本当にこれ一回きりだからな!慎重にやれよ!」
「分かってるよ!・・・あ、ああ〜」
男は三度、同じ失敗を繰り返していた。彼は投げる力を強くしすぎており、椀から塊が飛び出して
しまったのである。これでは賭けにならないのも当然であった。
「お前・・・失敗は大目に見てやるけど、負け分はちゃんと払えよ?」
「分かってる。ほれ」
男は塊を拾い上げると、近くに置いてあった袋から小さな金属の円盤を取り出した。銀色に光る
それを数枚重ねると、男は袋を胸元の鎧の隙間からしまった。
仲間はその円盤の数を数えると、懐から取り出した袋にじゃらじゃらと入れていった。
「本当にお前大丈夫なのか?子供抱えてるのにこんなに負けまくってて・・・」
「知ってて乗ってくる奴には言われたくねえよ!見てろ?今日の夜は絶対に勝つからな!」
「お前も好きだねえ・・・また俺が儲けるだけだぜ?ま、売られた勝負からは逃げないがな!」
「お前の方が好きなんじゃねえか。まったくよう・・・」
彼らはいつもやっているのと同じやり取りの後、大きく笑いあった。彼らの勝率はお互いに
大して変わらなかったし、他の事でそれなりに儲けているので空気は和やかであった。
しかし男が少し耳を澄ませる動作をすると、和やかだった空気が一瞬にして立ち消える。
男が仲間に頷くと、二人は側に置いてあった槍を持って、道の左右にすぐさま戻っていった。
彼らが本来居るべき場所に戻ってから少しすると、何頭もの馬の足音が小さく響き始めた。
今回の更新はここまで。
>>772ダイアモンドは武運のお守りですか・・・
乙です。
そういえば前回数が少ないと言われてたっけか?
中世での職業軍人=騎士は大体、人口の1%程度
歩兵は日本の足軽と同じように農民だから農閑期以外には集めにくかったようだけど……
大体魔王領で人口30万程度を想定。
警察等、治安維持機構に2/3
予備としてその半分残すと最大500
職業軍人は騎兵100+魔導兵100+魔獣兵、竜兵併せて40
併せて240ですから「すぐさま投入出来る兵で決戦に間に合う場所にいる」
という事を考えるとここらが限界でしょう。
常に全兵力を投入するような(出来るような?)戦争は頻繁に起こる物ではないはずなので、
十分この世界では大軍だということで納得して頂きたい。
それではF世界自衛隊関連前戦闘(前編?)
投下〜
>>611-616
我が軍は三日に渡る強行軍を行い、国境付近での迎撃に成功しました。
野営をして我が軍は英気を養い明くる日の決戦に備えたのです。
明けて5の刻、我が軍は布陣を終えて200m程の距離を置いて敵軍と対峙しました。
魔王領の黒旗がはためき、揃いの鎧を身につけた兵が整然と立ち並ぶなか、
例によってお互い罵りあいから始まりました。
「あなた方魔王領は我らが聖賢王が哀れに思い、自由にさせていたにもかかわらず、
それを裏切り我が国民に害為した。また邪神を奉じ邪な性を現した。その罪許し難く征伐を為さん。」
「あなた方イースペリアは聖賢王を自称する王を抱きながら、
虚偽を持って軍をたて我が国に、近隣の国々に武力を持って無理を通さんとする。
これを破りこの地にやすらぎをもたらさんとす。」
「「いざ、武を以てこれを問わん」」
互いの軍使の声と共に百人長は右手を上に差し上げた。
軽装歩兵の長弓が一斉に引き絞られ、緊張が高まる。
軍使が自陣に駆け込み、それに僅かに時間をおいて戦闘開始を告げるラッパが鳴り響く。
それとほぼ同時に矢が放たれる。
腰の矢筒から矢を引き抜き、つがえ、一歩踏み出すと共に胸当てまで引き絞る
次から次へ矢筒から引き抜いてはつがえ放つ。
狙いもなくただ、敵陣へより多く送り込むそのために。
次々に放たれる矢は放物線を描き互いの陣に降り注ぐ。
矢除けの紋も気休めにしかならない。
魔法は効果を求めるならばそれに見合う代価を必要とする。
そしてこの矢の雨から完璧に身を守るには倒れるまで気力を振り絞っても足りるものではない。
よほどの業物でなければそれは為しえず、そして戦闘の前に気力を根こそぎ奪われるような装備を兵に許す事はないからだ。
盾を上に掲げるも合間を縫って矢が突き刺さる。
じりじりと歩み寄りながら、死体を踏み越え、倒れ伏す者を置いて。
ひたすら弾雨の中を進みゆく。槍を抱え、大盾をかざして、攻勢を待つ。
今はまだその時でない。
ラッパの響きと同時にゴーレム付きの魔導兵は背中のハッチに手を伸ばし、一挙に魔力を送り込む。
めまいがするほどの疲労感と引き替えの魔力がゴーレムを起動させる。
今まで「物」だったゴーレムが「者」に、今だけは、今の限られた時間だけは強大な鋼鉄兵に変わっていく。
片膝を立て両手を地に付いた姿勢から立ち上がり、右手の弓を力強く引き絞り射撃体勢にする。
それを待っていたゴーレム付き歩兵がへたり込んだ魔導兵の横を駆け抜け、
一抱えもあるような壺を装填し、導火抗に点火。
矢が降り始めた中、胸を張りゴーレムは進み出す。
へたり込んだ魔導兵を置いて、一歩一歩、ゆっくりと、しかし確実に。
ゴーレムの腕から油壺が唸りを上げて飛んでいく――新兵器、火炎壺だ――敵兵の上で壺が割れ、
敵上広範囲に油をまき散らす。同時に打ち込まれた火矢がまかれた油に点火。
炎が上がりゴーレムが、歩兵が火達磨になる。
すぐに火を消すも倒れた者、錯乱する者が陣形を乱す。
ゴーレムの後ろでは戦闘用魔法杖を構えた魔導兵が電光を、火球を放つ。
自らの身長程もある戦闘用魔法杖。
詠唱筒が唸りを上げて回転し、大量の体力と精神力と引き替えに増幅された魔法を放つ。
火球が敵集団を吹き飛ばし、電光が盾を掲げた敵を貫く。
レバーを切り替え、防壁を展開する。
敵からも石弾が、矢が、電光が、火球が放たれ、盾であるいは魔法で防御していく。
何度かやり取りが繰り返し、急速に魔法の勢いが衰えていく。
互いの魔導兵が消耗し、間合いもつまり、その時を見計らいイースペリア側からペガサス騎兵が駆け上がり、
右翼からゴーレム部隊を越えようとしたその時。
それに呼応するように我が方の飛竜、龍編隊が迎撃する。
ペガサス騎兵が投げ槍で、飛竜が火炎の息で、龍が魔法で熾烈な空中戦を繰り返す。
あるところではペガサスが飛竜の横を駆け抜ける瞬間、騎兵が鉾鑓で斬りつける。
またあるところでは投げ槍を騎手の居ない身軽さで、身を捻り、かわして火炎でペガサスごと火達磨にする。
お互いに一歩も引かず、僅かに我が方優勢ではあるが結局は対地攻撃に参加出来ないままついに双方、騎兵投入に至った。
本日はここまで
次はベーシックな騎兵から。
……777?
何でこの程度で大軍と呼ばれる世界に自衛隊の一個師団が必要かというと、
日本というか生産工場をそのまま持って来たくなかったから。
軍というテクノロジの塊で、消耗する物を影響力を持ったまま、F世界も自衛隊も変質させたかったから。
>>782まあ似たような感じですね。昔のエジプトにもこの手のゲームが
あったと言いますから、発想的には非常に古い遊びだと思ったのです。
>>781乙です。自分の所は戦力編成とかどうしよう・・・かなり数が多くなりそう。
自分は日本本土を持ってきてしまいました。自衛隊だけの政治交渉力だと、
戦国自衛隊ばりの酷い事態が起こりそうだとか思ったもので。
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1078588258/826-828の続き 大陸の南半分を支配するエルフの政体、判定者同盟。その名は政治形態に由来する。
世界を制した自分たちの力を信奉し、強い者が主導権を主張できるエルフ社会で、最も尊敬を受けるのが、各々の強さを見定める判定者だ。
彼らによる大陸支配が成立すると点在する住処は翼で結ばれ、利害の処理単位は各家族内から所領間に拡大された。
衝突を力で解決しようと、自分の力を信じるあまり死ぬまで戦う者があらわれ、数百年を生きる命が数多く失われる。
この事態を憂いた者たちが、争う当事者が命を落とす前に、誰が何ゆえに勝者か宣言して、争いの場を収める体系を創りあげた。
理論的な思考で種族の未来を考え、正しい決断を下すことを追求する彼らは、判定者と呼ばれるようになる。
平等公正をつらぬき尊敬信頼され、やがて、争う前に問題を解決することを頼まれる存在へと、役割を変えていった。
権を集め、判例と知識を集積し、どこの所領にも属さない集団をつくると同盟首都「プタン」を建設する。
位置は黄土に染まる大河が山地を抜けて平原へと出る場所。こちらの世界でいう中国の、洛陽の辺りだ。
首都が建てられて最初の仕事は、大陸に散らばるエルフの意志疎通を確実にするための、文字や言語の統一だった。
これが紛糾し、北方狩猟者連合をはじめとするいくつかの集合体や多くの所領が抜け落ち、現在の同盟が形作られる。
現在でも辺境では所領の統廃合が起こり、同盟北部では首都プタンを「フタン」と発音しているのが、その名残だ。
同盟発足当初からこれまで、判定者は推薦により選出されてきた。
試合により選ばれた同盟十六強が、順位に応じた権限で、公正と認められる判定を下した者を選び出す。
判定者は同盟政策に関わる第一判定者を筆頭に部門ごとに組織化されて、専門分野にそれぞれ就けられている。
召喚実験計画は同盟政策の中でも極めて重要な位置にあり、計画を束ねる長は、第一判定者に次ぐ権を与えられていた。
各領主への協力要請権を持ち、計画投入資源の使い道を自由に決定し、事後報告だけで済ますことが許される。
ついに始まった召喚計画の第一段階は成功し、先行偵察隊のもたらした情報、試料の分析は、ほぼ終了した。
文官、技官や偵察帰還者が集結し、開示された情報を元に是非を判定する場が、大会議棟で開かれる。
参加者の一人、入浴、食事と、生理的な調整を終えて自室に戻ったトルオールは、判定会に備えて同盟制装を身にまとう。
特殊な行事以外でなら、どこに出しても恥ずかしくない制服だ。他の衣服と同じく、飛翔、運動を妨げない構造になっている。
胸には少女の立場を示す、漆黒の正六角に金線で紋様が描かれた記章がふたつ。
ひとつは下向きの矢印にも似た三本の葉脈が描かれて、招集騎士であることを意味している。
ひとつは交差する刺突剣と曲刃刀の紋様。辺境境界で実戦を経験した者に与えられるもので、トルオールが招集された理由のひとつだ。
制装は身体だけでなく心も引き締める。そうなるように教育されてきた。
32万のエルフ、50万のドラゴン、5000万の人間を擁する大陸最大勢力、判定者同盟の一員である自覚を湧かせる。
個人には持ち得ない巨大な力の象徴であり、それを統率する第一判定者は、常に正しき道を示してくれる。
そう信じることは、ある種の快感、高揚感を少女にもたらした。
判定会までの時間に報告内容をまとめようと、支給されている筆記用具を取り出す。
先細の金属板を重ねて染料を吸わせ、少量ずつ出して線を描く筆。珪藻土などを塗布して染料液をにじまなくした上質紙。
柳の小枝を炭化させた、安価でにじまず紙質を問わない炭筆もあるが、筆記密度や文字の美しさでは金板筆に及ばなかった。
小物棚のついた机に向かって、記憶をたどり、文字に変える。
エルフ文字は自然物由来の表意文字だが、これは地方ごとの差異が大きい。他所との連絡や記録に使える文字は同盟法で決められていた。
もう一つ、人間由来の表音文字も使われている。
蛇にも似た、主に丸と曲線で形作られた文字はスネーカと呼ばれて、同盟でも正式に採用されていた。
エルフ文字の完全な統一がなくても同盟を成立させられたのは、スネーカ文字による間隙の補完が大きい。
同盟のエルフはみな汎同盟教育を受けるし、首都など工房街の人間も、他所の知識に飢える各所領に封じられた人間たちも、識字率は高かった。
少女は白紙を前に、かの島についての記憶をたどり、見聞したことを整理する作業に集中する。
エルフの記憶力は高い。寿命の尽きる数年前まで、過去が薄れることはない。
この時を迎えると記憶は混乱して魔術も使えなくなるが、身体能力の衰えはない。
記憶の枝葉から順に失われていくが、特に強烈な出来事は最後まで残る。それはしばしば年老いたエルフを混乱させた。
少女の場合なら、ついさっき出会い闘った人間がそれだ。
呆けてしまった自分は人間の若者を見るたび暴れるのだなと想像して、寂しさを含んだ苦笑を漏らす。
もう会うこともあるまい、とっくに死んでいるであろう相手に怒るのかと思うと、奇妙におかしい。
記憶と感情か絡みあって、思い出をかたちづくる。
それを心の引き出しにしまいこみ、報告のための、客観的な事実の整理に没頭した。
いくつか書き連ねた項目に注釈を加える作業にも飽きたころ、少女の耳に旋律が届く。
同盟では時刻を知らせる手段として音を利用している。剛性の高い、節を抜いた竹の管に空気を吹き込み、遠くまで届く音を出す。
高音と低音の組み合わせで時を表し、これを三回繰り返す。
重要な時刻は、換気口も兼ねた伝声管から直接知らされることになっていた。
すぐさま反応したトルオールは最低限のものを腰帯に吊った物入れに移して、大会議棟の控え室に向かう。
道すがら空を見やれば高空に黒い翼が四騎。普段は一組二騎なのに、さらに上空にもう一組配置している。
哨戒を強化しているのは、かの列島からの追跡者を警戒しているからだろうか。
偵察帰還者の、最後の打ち合わせのために用意された控え室には、円卓に、椅子が人数分。まだ誰も来ていない。
入り口近くの椅子に腰掛けると書き付けを取り出し推敲を加えつつ、かの列島への偵察行を共有した仲間の到着を待つことにした。
次回に続く
787 :
北海道在住佐藤:04/04/02 23:10 ID:D0QIjkW2
確か「富士見ファンタジア文庫」で「覇壊の宴」(作者日昌晶)があります。
ただ、ロマンや夢などとゆうより、日本が存在する側の世界が一方的に異世界から
モノ(特に鉱物資源)を搾取、「エルフ」は人では無いとされ「臓器移植ように厚生労働省」
の思うが侭、しかもおまけに「廃棄物」を大量に捨て文字どうり「地球のゴミ箱」とかしてるし。
>>787 まあ、こっちとあっちが繋がったらそういうことになるんでは?
>787
何スレも前から既出。
つーか、sageろ。
>787
自衛隊が悪役の話が読みたいとレスがある度に例として上がってた。
今更、作品説明されてもなあ・・・
久々に世界史氏キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
>>790 悪役にされても困るわけだが…。
さて・・・50万のドラゴンのうちどの程度が航空戦力として使えるか・・・。
正直、ドラゴンが50万匹いる時点で自衛隊勝てなくねえか?
乙です。
>>793でも大半が子供の竜とかプテラノドンに毛が生えた程度の
竜ばっかりだったりして・・・
神クラスが50万いたら、結束力に関係なく世界そのものを狂わせるだろうし。
それよりも一勢力で人間五千万(しかも「数」を重んじない政体で)だから
場合によっては億単位に達する大量の人間が居るのか?とか思ってしまった。
ドラゴン飼育舎を爆撃
ドラゴン50万匹って言ってもほとんどワイバーンみたいな奴が主流じゃないの?
バハムート(まぁ、あれが竜なのはFFだけだけど。)クラスのはそうそう居ないだろう。
いやいや、数がそれだけ揃ってるだけでも脅威だろ?
しかも陸じゃなくて空だろ?どうすんだ?
たかだか数百?程度の航空自衛隊と、陸の対空とか海の対空で間に合うのか?
つーか、ひそかに領空もしくは領土内に入り込まれてゲリラ活動された日には、日本政府や自衛隊幹部の責任問題だな。
「なんでそんな奴等にケンカ売ったんだ!!」って。
動員率(動竜率)を無視した幼竜から老竜までの総数だとしても結構どころではない脅威。
むしろ繁殖率の低そうなエルフを何とか……
動員可能な竜は500匹ぐらいだったりして。
で、残りの49万9500匹は老竜と幼竜と、やる気の見られない不良竜とか。
>32万のエルフ、50万のドラゴン、5000万の人間
ドラゴンがずいぶん多いな。
>>801 実はペットとか農耕用とか野良ドラゴンを含めた数だったり。
日本の場合、自動車の保有台数が乗用者・商用車合わせて人口の半分ぐらいだから、
ドラゴン50万のうち16万がエルフ保有、残りの34万が人間保有とみた。
戦闘用はおそらく全部がエルフの保有するドラゴンだろう。
田舎だと家族の人数より車の台数が多いようなものか。
んでも、弓で落とせる相手って設定じゃなかったっけ?
それだったら、小銃一丁で相手できるかも。
ドラゴンを代表とする余りに異質な戦力に衝撃を受けた防衛産業界は
対F世界に特化した装備品開発を主目的とする「第二の登戸」を設立。
「閣下」と通称される一人のカリスマ率いるその機関の秘匿名称こそ、
某 研 究 所
であった。
ダ━━━;y==━∵д゚)・∵━━ン
まあドラゴンは空陸両用であるから同質の戦力として飛行戦車(≠空挺戦車)の開発が
急務となる訳だが。
まあガイドラインに引っかかりまくりな訳だが。
>>807 いや、90式で十分だろう。神クラスのレーザーまがいのモノを吐くような香具師ならともかく、
炎とかで90式が撃破できるか?空に逃げられてもAH−1なりF−15なりSAMなりで叩き落とせば十分でないの?
問題は神クラスの香具師が出てきた場合だが・・・。
>797
ワイバーンはドラゴンの亜種でドラゴンじゃないぞ?
まあ自走砲は戦車じゃないぞって言ってるみたいなもんだが
俺が目をつけたいのがサイクロプスだな。
パワーが凄く、武器が余り発達していない頃は非常に驚異的な存在だったが
やがて、鋼の剣や、槍などが出現すると、その一つ目ゆえに
動体視力が追いつかず、器用に動き回る人間やエルフなどに勝てず
徐々にその数を減らしていく。これが今のファンタジー世界
だが、自衛隊と合流したサイクロプスが真の力を発揮する!!
千里眼能力を持ち、スコープ無しでも遥か彼方まで見渡せるサイクロプスはスナイパーに最適。
最初は、慣れない武器に戸惑うだろうが、やがて器用な彼等は5秒に1発で狙撃できるほどの腕前になるだろう。
また、強靭な肉体を持つ故に単独行動も可能、
ただしあまり賢くない上に、体も大きいので飛行機や車両の運転には向かない。
ホビットにでもやらせとけ。
>>808 しかしそんな神クラスの香具師が人間またはヒューマノイド同士の
戦いにポンポン顔出すかな?
>>808 それ以前に神クラスの香具師はガイドラインに抵触するので出せません。
まあ、自衛隊が神をも恐れぬ所業をやらない限り、そうそう神を敵に回す事はなさそう。
相手がミ○リーフとかバル○スなどを出して来る事は有り得るかもしれないですが、その時は魔界塔士自衛隊に期待するって事で。
>>810 神クラスのドラゴンがゴロゴロいたら、F世界のヒューマノイドは虫けら扱いだな
もしかしたら文明を持ったヒューマノイドがいない可能性もある
え〜SS投下、準備開始せり。
今回も長いです。
それでは投下開始します。
>>730の続き
首席補佐官の言葉に総理は頷く。
「つまり、その物質は我々の手に入らないという事ですか」
「いや、サンプルとなる物は既に確保しているという報告を受けている。万難を排して持ち帰るよう命じている。」
主席補佐官は、ふむと呟いた。
「全てはそのサンプルを調べてからの事になりますな」
「その通りなのだが、調査団のもう一つの目的が食料の確保なのだ。生憎と、調査期間と調査範囲が短いが、シ
ュレジエンとその周辺諸国で、必要量がまかなえるかもしれないらしい」
「その裏づけは?」
総理に尋ねたのは、更に別の補佐官だった。
「どうも、シュレジエンでの資料を計算した結果らしい。と言うのは、シュレジエンの財務省の資料などを見せてもら
ったらしく、かなりの収穫高があるようなのだ」
大迫総理は、そう言って少しばかり水を含んで続ける。
「ただシュレジエンが交戦状態に入った事により、調査が事実上中断の止むなきに至ったのが残念で仕方ないが、な」
「で、我々に何をせよと言われるのですかな?」
首席補佐官は隙なく目を光らせて、総理に問いかけた。
その言葉に、大迫総理は慎重に切り出した。
「諸君らも知っての通り、農作物の生産が思うようにいってない事、そしてエネルギー問題に対し、それほど時間が
ある訳ではない。否、日本は破滅への道をひた走っているとしか言えないのだ。そうすると、何が起きるか。それは国
が滅びるという事だ。大量の餓死者とそして、暴動が頻発するだろう。犯罪率さえ上がるはずだ」
そう言うと、全員の顔を見る。
「国政を預かる者として、それだけはしたくない。東ドイツがなぜ崩壊したか。それは、国民を食べさせる事が出来な
くなったからだ。そうであるなら、我々は実行できる手段があるのならば、躊躇せずにやるべきだと思う」
怜悧な40代の補佐官がそれに応じた。
「当然ですな。私も家族を抱えている身ですからね。飢え死にさせたくはないです。それで、その手段というのは?」
「シュレジエンは今「アムデス」の侵攻を受けている。ならば、我々はシュレジエンを支援すべきだと思う。なぜなら、
シュレジエンは穀倉地帯の一部である可能性が高いからだ。そして、エネルギー問題を打開してくれるかもしれない物が
眠っているからだ。・・・・・自分としては、自衛隊の派遣も含めた手段をとる」
その言葉に座が一瞬静まり返る。
それはそうだろう。
確かに最近でこそ、自衛隊の海外派遣は既成事実と化してはいるが、それでもそれは復興支援などであって、戦闘を
目的とはしていないのだ。
派遣するとなれば、それは、戦後初の武力行使になる。
その重みは、想像を絶するほどなのである。
そして、その武力行使をも手段とすると総理が言っているのだから、静まり返るというものだろう。
「諸君らの懸念も尤もである。だが、「アムデス」が支配すればどうなるか。この世界の人間からの情報だと、彼らは異
教徒を認めていないのだ。故に、異教徒は人語を話す事のできる動物として扱われるらしい。この世界には亜人もいるら
しく、その亜人らは、種族浄化の対象となるのだ。第二次大戦のナチスと同等の存在と言っていいのだよ、「アムデス」
という国は」
補佐官らの顔は一様に、総理の言葉で厳しくなった。
そして、誰もいちごも口を利かず、思考する。
もし、「アムデス」がシュレジエンを支配するようになればどういう事態になるか、それを考えて。
しばらく間をおいて、首席補佐官が沈黙を破るようにして、意見を出す。
「そうであるなら、「アムデス」との交渉は難しいですな。・・・・ならば、総理の言葉どおり、我々はシュレジエン
を交渉相手とするしかない訳だ。そして、我々はシュレジエンが敗れるのを、手をこまねいて見るわけにはいかないと
いう事ですね」
「同意してくれて有難いよ」
「ならば、自衛隊を出すにしてもです。大義名分、もしくは法律の裏づけが必要です」
「そして、国会でそこを突かれても問題ないようにしなければならんですね」
「法律は何を援用すべきかな?」
総理が首席補佐官に尋ねる。
すると首席補佐官に代わって、弁護士出の補佐官が、いくつかの法案をめくる。
「『武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律』、これの第二十五条、
そして憲法二十五条を援用可能と思います」
その言葉に誰もが、憲法などをめくった。
「後はまあ、反論がくれば憲法前文を持ち出すのもいいでしょうな。それと後は、証人として、国会にこの世界のもの
を召喚すればいいでしょう。後は質疑応答に関する想定をすべきと思います」
その言葉に大迫総理は満足し、臨時国会を召集する事としたのだった。
今回はここまでです。
ではまた、次回に。
see you again
824 :
北海道在住佐藤:04/04/04 00:03 ID:0L2zjXKp
眠い……更新
「……川、ありませんね」
エステルが地図を取り出しながら言った。
「むぅ」
できればあって欲しかった。
「あのう、もしかして……」
もしかしてもしかすると?
ブリジット怪訝顔で俺を見つめる。見つめても何も出ませんよ。
「でもまさか」
いやいやしかしソフィー殿。無きにしも非ず。
「そのまさかよ。私達は迷った」
シエラが答えを言った。
「やはり……」
そう、ミシェル殿。
矢張りメイドはドジでなくてはならないのだろうか(苦笑
……じゃなくって、彼女達は教えた通りに地図を読み、教えた通りゆっくり、慌てず、注意深く森の中を進んだ。
それでも迷うものなのだ。演習2日目にして、重装備による肉体的疲労と警戒態勢による精神的疲労溜まり、
集中力が落ちているためある程度は仕方の無いことだった。
さて、これからどうするか。ここで俺が口を出してしまってはつまらんし、演習にならん。
彼女達には教えた通り対処してもらおうじゃないか。
「後退して全周囲防御を敷いてはどうでしょうか」
ミシェルの案は通った。
200mほど後退し身を隠せそうなところを見つけ、所定の位置に指向性対人地雷をセットして2名が周辺を見張る。
そして俺達の位置がわかっていたのはどこまでだったか、そこから検討してゆく。
数名が俺の周りに集まって地図を広げた。
「ここまで……前の小休止まではハッキリわかっていました」
「ああ。300m前進して……岩のあった所までも大丈夫だ」
今朝は丘の麓から出発し、北の尾根沿いに頂上を目指し、
頂上からは南西の緩やかな斜面を下り平地に出た後、正面の斜面を登り始めた。
どうやらここで丘が終わり、違う丘を登り始めたと勘違いしたようで、まだ丘の一部をうろうろしていたのだ。
斜面で歩測が狂ったかせいもあるだろうか。結局今は丘の頂上と思しき場所に潜伏している。
現在地がわかった所で俺は2名を短距離偵察に出して500m先の地形を確認し、3度目にレアとブリジットを送り出した。
「このまま300m下れば川に直角に突き当たるはずだ。そこから200m前進して北向きの急斜面があれば、
俺達はこの丘の頂上にいることになる。もし違ったらかなりマズイぞ」
2人は思ったより早く戻ってきたが、その顔は血の気が失せていた。
レアが深呼吸をして口を耳に寄せて言った。
「川に直角に突き当たったし、崖もありました……それから……金属のぶつかる音と人の声が」
「あぁん?なに、ブリジットは?」
「私も音を聞きました」
「何か見たか?」
「いえ、見たわけではありませんが……確かに前方に誰か居ます」
最初、他の隊に接近した可能性も考えたがそれは否定された。
俺達はこのような作戦中に音を立てるような訓練はしていない。
また多数の人間――2人が言うには少なくとも1個小隊かそれ以上が集結しているらしく、
この地域で俺達城砦管理部隊以外の自衛隊、米軍が行動しているわけ無いし、何かあれば連絡があるはずだ。
(チクショウ誰だよ……)
俺は2人に音を聞いたという場所へ案内させたが、到着しても誰かが居るような気配はせず、
周辺を捜索したところ多数の足跡を発見した。
それは俺達の官品戦闘靴やビブラムのソールパターンなどではなく、
こちらの世界――帝国陣地跡などでよく目にする靴跡だった。
誰もそいつ等を見たわけではないが、足跡を残したそいつ等は "敵" であると察しがついていた。
エミリーがMINIMIの蓋を開け、5.56mm弾がきちんと装填されているか確認する。
皆早まっていた。
「エステルよぉ……こりゃ誰のだ?」
「えっ? えと、その」
何をモジモジしとるのだ、このムスメは。
「あのな、正体不明なんだろうが?」
言うと、エステルが「あ」っと小さく声を上げる。
察しはついても確信は無い。そこでボスである俺が正体不明と言えば 「多分敵?」 は正体不明なのである。
しかし正体不明を正体不明にしておきたくないのが人の性。
俺達が次にやることは決定していた。
「演習内容変更。これより不明部隊を追跡する。正体が判明したら……CPに報告、指示を待つ。
以上、何か質問は?無いな?では出発だ」
更新が遅滞しとりますが……
ヲタSEAL
分家でやったらどうかね?
>>832 別にこちらでもかまわないのではないだろうか。萌えだけを強調しているわけでもなし。
むしろオマエがいちいち分家分家とうざいぞ。
>>815-820 政府内でいろいろやってますが、板住人が感情移入できる本当の主人公は、一般の日本国民ではないかと思いました。これは他の全てのSSに言えることですが。
かたよったマスコミ、右翼、左翼ではなく、一般の人々がどんな情報を与えられどんな思いで日々を過ごしているか、世界がどう変わってしまったかが見たいかも。
アムデスと正規ルートの接触がないうちに武力行使の決断を下すのはちょっと早いかな。
自分も、話を進めるために多少の出来事をはしょる必要は感じています。そのへんのバランスが難しいですね。
>>826-830 名前が次々出てきますが、キャラ立ちしていないのですこし薄く感じますね。
次回に向けて緊張感が高まってきたのはいいかも。
漂流自衛隊ってブックオフで立ち読みしたけど、駄目だった。このスレの方がずっと面白い。
>>833 まあラノベ厨ならなんの問題もないと思うんだろうが
はっきりいってうざいんだよ!
テメエは魔術師1か?
俺は政府間での交渉を本題にしたssと言う事で好きなんだがなあ。
今まで、自衛隊中心の話が多くて(スレがスレだからだが)国家間の駆け引きを主題にしようとした話ってなかったから読みごたえあるんだけど。
この方向で書いてもらいたいもんだが、そこらへんどうなんだろ。
あと、あんまり内容の批評とかはしない方がいいんじゃないか?
別にSSの技術を高め合うスレじゃないし。
ダメ出し(粘着も含む)してるやつ見るとなんか萎える。
単純に「楽しかったです。次回も期待します」でいいんじゃねえの?
書いてる方も義務で書いてる訳じゃないんだし。読む方も作者を煽てて、彼等に気持ちよくSSを書いてもらおうよ。
そんなんだから元1だお〜氏が寄り付かなくなるんだよ。
最終話以来、寄り付かなくなっちゃったじゃん。良作を量産してたいい作者だったのにさ。
このスレで長篇まとめあげた唯一の作者だったのに、なんなんだ?あの最終話直後のバッシングは。
正直、あの仕打ちはねえと思ったぞ。あれは酷い。最悪だ。
このスレに良心はなくなったのか?何様なんだ?
>>837 元1氏なんですが、寄り付かなくなったんじゃなく、自衛隊に入ったので来られなくなったそうです。
あれ?
まじで入っちゃったの?
ネタだと思ってた・・・
>>835 同意。
日本、F世界側の政府要人や自衛官視点他、一般人の見た日本召喚も読みたいネ。
このスレにおけるSS作家というのは、ある世界観を提示して、読者に想像考察する楽しみを与える存在だと思っています。
その上で軍事的、政治的な矛盾、不備についてつっこむのはありでしょう。
次から修正できるし、そうでなくとも、作品を成立させるための、つっこみ無用のブラックボックスであると宣言してもらえば、そこはスルーして作品を楽しめます。
作家にしても指摘された疑問に応えたい意欲はありますよ。
自分も指摘された50万のドラゴンについて稼働率や航続距離などの制限を作中で説明する予定はあります。
今回の「日本異邦戦記」 では、直接交渉もなしにアムデス相手の武力行使を決断したのは早すぎる感じを受けました。
端々まで読んでいると枝葉の不自然さが気になるわけで、政府広報課氏の作品については、現在連載中ではトップクラスの面白さを持つと思っています。
>>836 どのあたりが問題なのだろうか。
今回の話ではメイドは出てこないし(彼女らは「元」メイドでしかなかろう。業務内容も衣装ももはやメイドからかけ離れている)
このあたりは意見を聞いてヲタSEAL氏が方向修正したのではないかと思っているのだが。
まさかと思うが女性が出ただけで問題だとかいうわけではなかろうな?
>835+841
以前F世界に入植した奴の話やろうとして全然自衛隊出てこなくて止めた…
>>843 「元」メイドですか…
メイドって事は明らかに「萌え」を意識して出したんだよね?
つーかなんでこのスレで「メイド」って言葉が出てくる必要があるんだ?
F世界ではメイドは有りですか?
ここは軍板だろ?
>>837 感想言っちゃダメなの?
マンセーしかダメってのはアレだねぇ…
メイドならなんでも萌えなのか?
俺はロッテンマイヤーさんなら萌えられるけど、チネッテはダメだな。
849 :
名無し三等兵:04/04/04 17:38 ID:I0iTc7Pm
何事もやり過ぎ、言い過ぎは毒な訳で・・・。
しまった、sageないと・・・。
>>846 じゃあ、メイドもエルフも出てこない軍板らいし硬派な奴を自分で書けばよろしい。
できないんだったら、このスレ見るのを止めるのをお勧めする。
>>846 原則として書き手の自由だと思う>F世界でメイド
てかメイド=萌えって訳じゃないっしょ
>>851氏
7.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。
安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき
とあるのですが…
さあてお立ち会い。これからお目に掛けますは・・・なんか妙なお話です。
真夏の鷲
その日、少年は車の窓から奇妙な物を見ていた。そこにある殆どの物は見慣れたもの
−渋滞によって寿司詰めになった車道、排気ガスと喧噪、青く何処までも広がる海−
少年はそれらを眺めていたが、そこに異様なある物が出現していた。
少年の視線の先、そこには小さな鋭角で構成された物体が大量に飛行していた。
「それ」が異様なものであるかどうかは、人それぞれで全く評価が違っただろうが・・・
ある者は悪罵と共にそれを呼び、またある者はそれが出現する環境の方を異様と表現しただろう。
だが少年にとってのそれは、見慣れた光景の一部に過ぎなかった。異様な部分も無いではなかったが、
その更に上を行く物が近くにあっては、何も言うことはない。
少年の視線の先の先、そこには先程と違い誰もが口を揃え「異様である」と評価するだろう
物があった。異様な物体は、大音響と共に飛んでいく物体に比べると酷く複雑な形状をしていた。
複雑と言っても、それを目で確認できる訳ではない。ただそちら物体が奏でる音は
ひどくばらけていて規則性がなかった。
それらの二つは、通称龍と鷲−帝国軍爆撃隊「飛龍」と日本国航空自衛隊迎撃戦闘機隊であった。
鋭角の飛行物体は、それぞれが四つづつ小さな隊形(ダイヤモンドと呼ばれる)
を組んで飛行していた。そのダイヤモンドが合計四つあり、合計で十六らしかった。
少年はそれを見てひどく不満に思った。ここ数日の内にダイヤモンドの数が二つほど
減っているからだった。
ダイヤモンドが減った理由は少年の感知出来ないところ、主に政治・経済・物理・生理の
四つが複雑怪奇に入り乱れ、そこに幾つかの直接的な物も絡んでそうなっていたのだが、
やはり彼には不満であった。
その不満の理由は至極簡単であった。「格好が良くない」ただそれだけであった。
しかし少年のその不満は後数秒で解消される予定だった。それを少年は知っていたので
あえて不満感を抱き、その直後に全てを歓喜へと切り替えた。
彼の望みはすぐに達成された。ダイヤモンドの内一番先行していた群が、一瞬にして
視界から消滅したのだ。その消滅は、爆発でも雲でもなく、群自身が発した白煙によって
成し遂げられた。
素早く飛んでいたダイヤモンドよりも更に早く早く直線を描いて動いた白煙は、
その全てが複雑で奇妙な形をしていた物体に飛び込んでいった。
その物体はよくよく見れば小さな点で構成されており、複雑な姿は幾つもの点が
連なる故であることが判る。
白煙が一斉に物体に到達した時、その物体の一部がいきなり大きく欠けた。
黒い煙が空中に突如として沸き上がり、その数秒後に煙は雨雲のように黒い点を降らせた。
少年は歓喜と共にその光景を見守っていた。少年の臨むスペクタクルはまだまだこれからであった。
黒煙の発生から殆ど間を置かずに、ダイヤモンドは砕け散ってしまった。
いや、ダイヤモンドは自ら別れたのだ。彼らの恐るべき力、それを龍共に叩き込むために。
ダイヤモンドはそれぞれ二つずつに別れ、ひどくゆっくりとした物体の動きとは対照的に
異常なまでのスピードで周囲に飛び回っている。
ダイヤモンドから別れた二つの物体のペアは、互いを守りあう様にして飛び回った。
その姿は正しく鷲、イーグルの名に相応しい姿であった。それぞれが親と子、兄と弟である
彼らは秩序だった、と言うよりは何者かに繰られるようにして空中に線を描いていた。
彼らの線が大物体を通り過ぎるたび、物体の形が乱れ、隙間が空いていった。
煙は既に消え去っていたが、未だにその真下では小さく黒い点の雨が降り続いていた。
少年はその光景に感動を覚え、また興奮と安堵を覚えていた。両親の制止も聞かずに
窓を開けて身を乗り出し、その光景を眺めていた。
その時少年の耳に、美しくない音響が響き渡った。彼の耳に響いたその声は、奇妙な布を
掲げた人々によって奏でられていた。
「戦争はんたーい!」「くたばれ自衛隊!」「人殺しをー、やめろー!」
奇妙に赤い布を掲げた人々が、勇気か無謀か分からない態度でもって
路肩で叫び続けていた。
彼はその集団の事を不快に思った。政治思想の問題ではなく、ただこの楽しい
ショーを邪魔する連中が嫌になっていただけなのだった。
もっとも、布を掲げた彼らの述べていること自体に間違いはない。少年の見た
黒い雨は、帝国軍の龍とその乗り手(とその肉片や死体)であった。
だがしかし彼らは一つの事を忘れていた。それは、もしも鷲たちの一方的な
殺戮がなければ、肉片と肉塊を撒き散らすのが自分自身であると言うことだった。
取り敢えずこれで一端終了。落ちは後で付けます故・・・
突っ込みどころがあればじゃんじゃんおっしゃってください。
戦術的な異常さとか曖昧さも含めて、示唆していただければ助かります。
正直戦闘の事は全く分かりません。微妙な屁理屈で誤魔化す部分はありますが、
基本的には誤りには謝罪し、指摘には感謝するつもりです。
S・F師乙です
>S・F様
飛龍って四式重爆ですか?それともワイバーンですか?
>855の書き方では判り辛く存じます。
自分一瞬帝国陸軍航空隊と自衛隊が何かよくわからんもの相手に共闘してると読んでしまいました。
S・F氏、お疲れ様です。
自分の至らないSSを楽しんでいただき、うれしく思ってます。
面白いと感じそして期待しているからこそ、いろいろ意見や批評が出るのだと思ってます。
これは、書き手として嬉しいものです。
自分の語彙力は、かなり不足していると自覚してますし、他者のSSを見て、正直上手いなと
思う次第です。
だからと言って、あまりにも読者の顔を伺いつつやるのもまたおかしいと思うのですが、そこ
の辺りのさじ加減が難しいというか。
自分が主に書いている「日本異邦戦記」ですが、自衛隊が参戦するのはいいとしても、参戦
させようとして書いているうちに、ただ単に参戦するのはどうだろうと疑問に思った結果、参戦に
至るまでの過程が必要だと感じて、書いている内に政治話になっただけなのです(苦笑い
前回の「日本異邦戦記」で、アムデスとの軍事衝突が早いのでは、との意見を貰いました。
前回分を書いた後、もう一度読み返したのですが、その時はおかしくないと考えましたので、
投下したのです。
もう少し、兵力投入に至るまでの行程が必要だったみたいですね。
この辺については、番外編の形で書かせて頂くという事でご寛恕を賜りたいと思います。
>>864氏、失礼。でも陸軍航空隊と自衛隊の組み合わせ・・・それはそれで燃え。
文化や価値観の相違に苦悩しつつも、護国の為に意思統一だ!
・・・確かに、あの書き方だと両者が味方であるような印象を受けますね。
気を付けなければ。
最近、小官殿が降臨しないね…
お忙しいのかな?
小官殿がいないとなんだかなぁ・・・。
まぁ、小官殿が帰還するまでスレを盛り上げてましょう。
小官殿は新人教育で多忙なんですかね……
実は銀盤のプリンセスにハァハァしてる小官dうわなにをするやめrftgyふじこlp;@
つまり、新人の873を小官殿が教育中ってことか
ホントニダレモイナイ……1レスSSスルナライマノウチ
朧気な記憶。
母、
母の母、
そのまた母…
垢まみれの身を鞭打たれる奴隷の腕に頼らずとも。
黒い石を、黒い油を喰らい、黒い煙を吐かずとも。
青い波の上に真白なドレスを、翼を広げるだけで。
未だ全てが知られぬ七つの海を、滑るように進む。
そんな時が確かに、彼女らの遠い母達にはあった。
異変。
見知らぬ海と、そこを翔ける遠い母達に似た仲間。
そしていま再び。
彼女らは翼を取り戻した。
「日本国海上自衛隊第1調査艦隊、ねえ。このご時世に……」
「『例のアレ』以来"時"も"世"も無茶苦茶ですけどね、司令」
「つまり、このご時世だからこそか。帆船艦隊の復活とはね」
「まあ成層圏や宇宙から覗くだけじゃ面白くありませんから」
お疲れ様〜。
誰もいないな・・・。
またあえて、今回はわざと、微量の悪意を持って首を突っ込んでみる。
846 :名無し三等兵 :04/04/04 17:20 ID:???
>>843 「元」メイドですか…
メイドって事は明らかに「萌え」を意識して出したんだよね?
つーかなんでこのスレで「メイド」って言葉が出てくる必要があるんだ?
F世界ではメイドは有りですか?
ここは軍板だろ?
851 :名無し三等兵 :04/04/04 17:48 ID:???
>>846 じゃあ、メイドもエルフも出てこない軍板らいし硬派な奴を自分で書けばよろしい。
できないんだったら、このスレ見るのを止めるのをお勧めする。
852 :名無し三等兵 :04/04/04 18:19 ID:???
>>846 原則として書き手の自由だと思う>F世界でメイド
てかメイド=萌えって訳じゃないっしょ
853 :名無し三等兵 :04/04/04 18:21 ID:???
>>851氏
7.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。
安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき
とあるのですが…
結局争いの元は住人の意見が統一されていない事によるものだね。
議論厨ウゼーラノベ厨ウゼー萌えウゼー自衛隊出てこないのウゼー軍事関係無いのウゼー。
ここは軍板だ、とか軍板住人の厚意でお情けで存続させてやっているんだ、とか
そういうので荒れるんだったらといい加減…と思って外部に分家作ったのだがね。
軍事的なの以外完全に許容しないのかそれとも多少の萌えやお笑いネタ要素や軍事以外の視点からの描写とかも許容するのか
暫定で曖昧なガイドラインじゃなくそろそろ決断するべきじゃないのかね。 きっぱりはっきりと、軍事とそれ以外とを。
もうすぐ21章届くわけだし。
正直、どうでもいい。
その場の雰囲気でいいじゃん。
なにムキになってんの?
10章あたりからこんな感じだな。
それ以前はそうでもなかった気がするが……気のせいか
15、16章で規制論議が起って最近の風潮になっていった。
ハッキリした方がイイと言うが、別に今のままでイイと思う。
流れが暴走し掛かった時に突っ込める隙がないと、スレが一部の住人のモノになって廃れる危険性がある。
せっかく流れに乗ったスレなんだから、時にはマタリと時には殺伐とやっていけばいいんじゃないの?
今更、無理に型にハメなくても十分やっていけるだろ。
>879
うん。 まあ深く考えすぎなのかもしれないけどね。
ところで議論禁止意見が出たときは自分は禁止賛成派だったけどね。
議論厨叩き→ラノベ厨房叩き→…とたたきの方向性が進んでいくに連れて、
限定的に限定的に、と攻撃目標が変わっていった気がするのさ。
大多数意見が支持してしまう可能性のある事柄を攻撃するとこちらが負ける可能性があるんで、
目標を限定して賛同者を集めよう、と言う感じでね。
何かにつけスレが白熱すると異論を出す奴が毎回出るのは軍板の良心なんかじゃなく、
軍板でこのスレがあるほうがおかしい、スレごとでていけ、と遠まわしに言いたいんじゃないか、と思うのさ。
結局のところ、軍板にそぐわない話題や議論やSSが投下されるならそりゃあ軍板にいるべきじゃないだろう。
軍事以外許容できない派は特に、軍事以外の話題振る奴を追い出したいだろう、場合によっては軍事以外も許容する派も一緒に。
でも、双方の意見と勢力がちょうど拮抗しているから決着が付かない。
じゃあ追い出す追い出さないより、軍板を離れてそこでやれば全然問題ないと思うのだがね。
許容できない派の人は、結局のところ最終的にこのスレをどうしたいわけ? どうあって欲しいわけ?
軍板から出て行けって言いたいの? 萌えとか軍板的じゃない要素は全部排除して存続させたいの?
まあ後者の方だと思うけどね。 出て行け言うならはっきり言うだろうし。
で、存続させるとして、住人はどの派閥も皆居ていいから軍板の厳格なルールに従えっていいたいの?
それとも許容できない派の住人だけで他は排除して続けたいの?
まあ別に自分はどうでもいいんだけどね。 分家あるし。 そこら辺疑問だったのさ。
別にどっちでもいい俺は、
ウザイ話題を1日またいで議論してた場合には徹底的に批判して、
おもしろい話題やSSが投下された時に場違いな批判をする奴が湧いたらそいつを吊るし上げる。
当初、魔術師や小官は湧いた奴側だったので吊るし上げていたが、
最近は意外にいい事言う様になってきたから、味方に着く事が多いかな。
でも今回の件は騒ぐ事のほどでもないので、度が超えてきたら批判する。
ていうか、自治を話題にするなら昨今の住人の減少を話題にすべきでは?
なんなんだ、今日のレスの少なさは。最近で最小じゃねえの?
ん〜と、投下に向け着々と準備中なのだが・・・・・。
魔術師1氏へ。
今の暫定ガイドラインこそ、今まで連綿と続いてきたスレの伝統を維
持する精神だと思ってます。
そして、「決定」でなくあくまで「暫定」である事で、この先状況の変化
にも対応できると思います。
萌えなどは、狙って行うものではない。とガイドラインにもあるし、そ
れにそう限り問題ないはずです。
議論が起きるのも別に構いませんが、熱中しすぎて、相手の人格を
攻撃するような暴走は、いかがなものかと思いますね。
なんだ?
また魔術師1が湧いてんのか?
>>883 >当初、魔術師や小官は湧いた奴側だったので吊るし上げていたが、
で、キミは湧いた奴側ではないの?
スルーしろって。
どーも。週間「輸送戦記?」です。
まー皆さんもちつけ。
投下しますのでよろしく。
雲ひとつない快晴。
ぽかぽか陽気。
ピクニックなら最高な天気なんだけど…どーして僕は荷物を担いで道を徒歩行軍をしているんだろう。
21回目の投稿。輸送戦記? 76
連隊長みずからの勧誘(悪魔のささやきでも可。むしろそちらを推奨)に乗ってしまった僕が悪いの
か。40sの荷物を背負い、監視所予定地に陸自の隊員と一緒に向かっている。
ちなみに僕が一番荷物が多い。これについては。
「ひどいですよ。みんなより10sは重いですよ」
と抗議をしたが。
「お前が一番若いし、魔法でドーピングもしているんだろ。苦労しなくちゃ」
というセリフで沙汰止みに。一応僕は民間人なはずなんですけど。
獣道を荷物を背負って歩くのはしんどすぎる。でもしょうがない。車は通れない。ヘリなんて論外。
馬ならなんとかなるかもしれないけど、世話が面倒だし、王国が軍事用に抑えてしまったのでこっ
ちにはまわってこない。のこったのは人が運ぶという古典的で確実な手段だけ。
だったら監視所なんか作るなよと言いたいけれど、丘の上など高所に監視所を置いて情報収集を行う
のは基本中の基本だったりするのでしょうがない。
ならば僕でなくてもいいじゃないかと思ったが、監視所設営後に行われる様々な測定などに僕が必要
であるそうだ。まぁレーザー測距儀などが歩いているようなものだから、非常に便利だ。後は僕の訓
練も兼ねている。監視所の偽装と一緒に僕への偽装についての訓練も施すそうで。一石二鳥と言うか
なんと言うか、しょうがない。
それにしても重いし疲れた。ゴールはまだか。
77
到着。
うん、いい眺めだ。既に完成している第1監視所と比べると観測範囲は狭いけど、それでも街道は良く
見えるし、少し無理をすれば街道分岐点も見える。確かにここに置くのは理にかなっているが、問題は
徒歩でないと来れないのがなんとも。
到着後、少し休んでから設営を開始。既に設計図ができあがっているのは助かる。途中でいきなり変
更される事はなさそうなのがいい。
で、作業の方はまず林の一部を伐採して、空いたスペースに天幕を張って、その上に切った木の枝葉
で偽装を施した布を張る。これでここの本部は完成。
で次に林のはずれに大振りの枝を使用した簡易シェルターみたいなものを造る。これで監視場所も
できあがり。
さらに今度は対人センサーと非常時用のクレイモアを敷設。そして仕上げに全ての偽装を念入りに行
って終了。
てっきり土嚢を積み上げるものだとばかり思っていたので首をかしげたが、ここは今回の戦闘で使う
だけであり、これぐらいで十分だそうで。それに基本的な使用方法として、ここは秘密監視所なので
見つかったらさっさと逃げる。逃げた後に敵に使われても厄介にならないように簡易なものに。クレ
イモアは本当の保険で、これを使うようになったらオシマイだそうだ。
住み心地は…あんまり良くない。でも1日交代制だから問題はない…か?
完成した後にこの監視所から各地点までの距離を算出。計測器具は僕だ。レーザー測距儀並みの距離
測定ができるようになった後、これが本格的使用だ。で、結果は、地図上の測定結果と大差なし。こ
れでまず正しい場所に設営ができ、地図が正しい事も確認され、最後に僕の距離測定の精度が確認で
きた。
これで昼の問題はカタがついた。
78
その夜。僕たちは設営とここでの監視の第1陣でもあるのでこのままここで泊まる事になった。
夕食はレーションだけ…と思ったら、元レンジャーの隊長がダメもとで仕掛けていた罠にウサギが
引っかかったのでウサギ肉のスープもついた!さらに近くに果樹があって、ちょうど食い時だったか
らデザートまでついた! なんだかキャンプ気分になってしまったのは言うまでもない。
食事の後に、僕には試験が待っていた。
試験と言っても僕の強化された感覚が夜間はどれぐらいまで通用するかの確認だけど。
「う〜ん」
よーく眼を凝らして街道を見る。
「ただ単に『見える』だけなら昼間の90%の距離でも大丈夫ですけど、『識別』までなら70%の距離
が限界ですね」
「…裸眼で道具ナシでそれだけ見えりゃ十分だろ」
試験官でもある隊長が呆れている。
「音や臭覚はどうだ?」
「昼間と全く変わりません」
「なるほど」
そう言って隊長がなにやらメモをとっている。結果を書き込んでいるんだろう。
「よし、草壁。これからそのまま監視任務についてもらうぞ。これから2時間だ」
「私1人ですか?隊長」
「んなこたぁない。2人1組は基本だし、それにお前が一番不安なんだから責任者がついていなくちゃ
ならんだろう」
「はぁ、そうですか」
1番不安と言われてしまってちょっと落ち込む。
「何落ち込んでいる。お前さんは民間人なのだからこれぐらいの配慮は当たり前だ。一緒にいるから
みんな忘れそうになっているが、な」
79
朝。
あれから2時間の監視を終わらせた後、天幕で眠った。はじめてのF世界での野宿+寝袋で眠れない
のではないかと思ったが、あっと言う間に眠り込んでしまったらしい。
考えてみると、大荷物を背負って歩いて、設営で働いて、緊張する監視任務とこれだけそろえば肉体
も精神もクタクタになるのは当たり前だったりする。それで当然熟睡。まー地面が硬くて少し背中が
痛いのがちょっと困りものだけど。
天幕の外に出たら朝日がまぶしい。後は空気がうまくて清々しい。うーん、昔やったキャンプを思い
出すなぁ。
思いっきり背伸びをした後に朝食当番の手伝いを申し出た。本当にキャンプだな。
その後昼まで監視を続けたけど、街道には避難民が何組か通っただけ。空はRF-4偵察機が飛んでいた
だけで他には何も無かった。
そうしているうちに交代の部隊が到着して僕たちは基地に戻る事になった。ちゃんと監視所は設営で
きて、僕の能力の確認ができて、これといったトラブルは起きなくて、この世は全て事は無し…とい
ったところだろうか。だけど交代で来た部隊から少し嫌な話を聞いたのが気になる。
その少し嫌な話とは、王国側の部隊がやっと到着した事だ。それ自体は別に悪くなく、喜ばしい事な
のだけど、何かものすごくまずい事が発生しかけているらしい雰囲気だったそうだ。いったい何だ?
クラウスちゃんがあそこにいるから気になる。上役が非常にアレだから余計に気になる。
早く戻った方が良さそうだ。
本日はここまで。
監視所の設営がまずいかもしれませんがそこらへんはカンベン
してくださいね。
乙です!
乙!
乙であります!能力の夜間のレベルからすると、まず耳と鼻を利かせることが
夜間監視の第一ポイントになりそうですね。
対人センサーは味方だけ位置が分かっているという事なのでしょうか?
それとも、やばくなったらスイッチだけ入れて迂回撤退?
乙〜
では、朝っぱらから投下致します。
>>820の続き
大迫総理は、更に調査団に対しては引き続き、シュレジエンに対し軍事支援を打診し、その見返りとして農作物を
輸出するよう働きかける方向で折衝を命じる。
ついで陸自中隊の一部を、派遣に伴う事前調査の意味も含めてシュレジエン側に同行し、観戦するようにも求める。
と同時に、戦死した二人の隊員を、昇進させる事も伝えた。
普通に考えると2階級特進になるはずである。
しかしそうではなく、警察などは殉職すれば二階級特進となるが、「前例」にないとの理由で他省庁からの反対があ
ったからだった。
大迫総理はこの件に関して自衛隊のモラルの為、2階級特進を認めるよう他の国会議員らに運動を始めた。
でなければ、「人道支援」の名目で、シュレジエンに派遣した自衛隊の士気が低下する事は間違いない。
臨時国会の召集を決めた後、自衛隊をどの程度の派遣規模にするか、統合幕僚会議を招集する。
全員が着席した後、海自出身の統合幕僚会議議長が発言する。
「まず、総理にあらかじめ言っておかなければなりませんが、自衛隊とて燃料事情に制約を掛けられている事を伝えて
おかなければなりません。派遣期間が長くなるようであれば、かなり難しいと言っておきます。そして、燃料事情ゆえ
に航空自衛隊の投入は断念していただきたいのです」
その言葉を受け、空自幕僚長が後を続ける。
「その通りであります。厳しい燃料事情の中、日常業務を維持するのもままならないのです。この日常業務には、訓練
の為に飛ぶ事も含まれています。否、訓練飛行ですら、現状においてその時間を切り詰めているのです。空自から派遣
するとなると、燃料の手当てもないのに、送り出さざるを得ず、そして、この世界には我々の作戦機が着陸する場所も
ありません。そもそも、舗装された飛行場すらないのですから」
さらに陸自幕僚長も続ける。
「陸自としての意見を言わせてもらうならば、派遣する場合、どの程度の期間とそして、どの程度の介入を考えられて
いるか教えて欲しいのです。空自の派遣が難しい以上、派遣の主力は陸自にならざるを得ますまい。海自も可能ですが、
役割が違いますから」
海自幕僚長は陸自幕僚長に顔を向けて頷きつつも口は開かなかった。
自分の出番は違うとでも言いたげに。
陸自幕僚長も、頷き返しながらも続ける。
「陸自と致しましては、派遣する規模に関しましても、大規模な派遣━━例えば、1個師団よりも大規模な派遣は難しい
と申し上げておきます。この一個師団と言う数に関しましても、現在の防衛体制に大きく穴を開ける形での数字ですか
ら、もし派遣せよと申されるなら派遣致しますが、その責任を取る事はできないと申し上げます」
その言葉に大迫総理は表情を厳しくする。
揃いも揃って派遣する事は難しいと言っているからだった。
「専門家である君らが言っているのだろうから、そうなのだろうが、それで派遣する事を中止する事はできん。シュレ
ジエンと言うこの世界の国の名前については、諸君らも知っていようし、この国が戦争状態にある事も報告で知ってい
る筈だな」
そう言って、総理は、反応を伺う。
全員が同意したのを受け、満足そうに頷く。
「よろしい。なぜ派遣するか、その理由から言おう。政治的な判断によるものだ。シュレジエンが勝てばよし、負けれ
ば我々が期待している農作物の輸入ができなくなる。それもあるが、今苦境に立たされているシュレジエンに対し、手
を差し伸べる事で、彼らの日本に対する態度を友好的なものに醸成したいのだ」
大迫総理は片腕をテーブルに置き、資料をめくる。
「確か、このあたりのページにあった筈だが、・・・・ああ、これだ。シュレジエンは他民族国家ならぬ多種族国家だ
という報告があってな。その大多数は、我々と同じ人間らしいが、それ以外マイノリティーとして、エルフ・ドワーフ
と言う種族も存在しているらしい。シュレジエンが「アムデス」との交戦状態に入ったのも、この種族問題が原因なの
だ」
「それは、元の世界における民族問題と同じものですか?」
海自幕僚長の言葉に、総理は顔を向ける。
「まったく同じものだ。シュレジエンは、彼ら異種族と共存する事でやってきたのだ。これに対し「アムデス」という
帝国は彼ら異種族を、自分らが信仰する宗教━━彼らは「聖教」と呼んでいるらしいがな━━に反する存在であり、神
の敵として民族浄化ならぬ種族浄化を行う事で勢力を拡大しているらしい」
幕僚長らは、一様に顔を厳しくする。
なぜなら、元の世界においても、民族問題に端を発する衝突は、激化しているからだった。
スペインのバスク問題しかり、イスラエルのパレスチナ問題しかり。
同じ人間同士でさえこうなのだから、種族が違えばどうなるか、それは想像するまでもなかった。
「ゆえに、「アムデス」は、シュレジエンから異種族を一掃するまで、その行動をやめないだろう。そして、わが国に
は既に難民として、少数だがエルフがいるのだ。もし、「アムデス」がこれを知ればどうなるか。恐らく、「アムデス」
に差し出せ、と言って来るだろうよ。日本の国益を考えれば、彼らエルフを差し出すのがいいのかも知れんな。だが、
それはできん。なぜか」
皆の視線を受けつつ、総理が続ける。
「簡単な事だ。それでは、日本は「アムデス」に対し、ひざを屈するも同然だからだ。日本は独立国なのだよ。彼らの
恫喝に従うという事は、彼らの属国になるという事と同義なのだ」
「その理屈は理解できますが、がしかし、そうであっても、派遣は難しいと言わせていただきたい」
「君らも判断は尊重しよう。だが、それは認められん。例え、シュレジエンが敗れ、「アムデス」が日本に向けて侵攻
するとしても、時間的余裕は必要なのだ」
議長の意見を総理は却下した。
その強い意志に議長らは、総理の意を汲む。
「総理がそう仰られるなら、派遣の方向で纏めましょう。が、その規模は1個師団よりは大きくならなくともよろしいで
すね」
陸自幕僚長が、確認を取ると、総理は注文をつける。
「1個師団よりは大きくなければならんが、2個師団よりは小さくてよい。きみら専門家の意見と状況を鑑みれば、この
規模は欲しい。防衛体制に穴が開くというのであれば、予算を都合するよう財務省に要求する。それでやってくれ」
「予算ばかりではありません。燃料に関しましても、融通して欲しいのです。戦車や装甲車を送るなら、これらが食う
燃料も馬鹿になりませんから」
議長の言葉に、大迫総理はそれも行う事を確約したのだった。
今回の「日本異邦戦記」、更新はここまででつ。
ようやく、次から国会審議だ〜。
でもって900げとです(w
ご苦労様です
乙。
と、ここで妄想。
燃料不足で悩む前線の自衛官たち。
ある日、一人が言い出した。
「そう言えば、燃える魔法鉱石(←ニックネーム)があったよな。あれ使えないか?」
そこで、魔法鉱石をなんとか液化しようと悪戦苦闘する自衛官。
しかし、水にも油にも上手く溶けてくれない。
なにか抽出できるかと思ってフライパンで炙ってみたが、突然発火する始末。
挙句の果てに、いつ摩擦熱で爆発するかとヒヤヒヤしながら磨り潰して粉末にし、
通りがけの村で購入した蒸留酒に混ぜてコロイド溶液にしてガソリンタンクにぶち込む。
「こんなことして大丈夫か?」
「知るか。燃料切れで鉄屑になるよりマシだろ。」
なんとか動くようになった自衛隊車両。しかし次第に調子が悪くなっていく。
それでも騙し騙し動かしながら作戦を完遂し、本国に凱旋する。
後日、とある車両整備係が愚痴る。
「一体どんな使い方したんだよ。燃料系統が廃品同然じゃないか!」
乙であります。なかなか状況がやばくなってきましたねえ。戦争の季節はもうすぐですな。
一個師団以上の派遣となると、下手すると輸送船舶(物資輸送全般含む)の燃料問題が起きて
日本が滅びかねない・・・訳もないか。
戦争が小康状態になった時点で、日本が輸入能力を維持できるのかは非常に気になる所。
そして次回は国会審議キター!政治謀略マンセー!詰問される議員燃えですな。
本日中にもう一度、投下できるかも(笑い
バスク地方(ナバラ王国)も元が対イスラム最前線の強国だったから併合したスペインへの反発も激しいよなあ。
そういや現在アメリカンコンクエストってゲームやってるんだが、銃の一斉射撃で槍兵が操作不能になって
敵前逃亡したり、ネイティヴアメリカンが西欧との交易で得た銃で戦闘隊形組んだりと面白げ。
スー族の騎兵の前に西欧マスケット兵が悲鳴上げながら逃亡していくのも最高。
森林で強奪した銃片手にゲリラ戦挑んでくるエルフや、弾薬の不足から多大な人口を生かして簡便な装備で
人民解放軍ばりの物量戦術挑む日本もありかもね。
>政府広報課様 乙。
いつも楽しませていただいております。
ところで細かいようですが、「総理の召集による、各幕長を集めての会議は
国防会議になるのでは。
統合幕僚会議はあくまでも防衛庁・自衛隊内部の会議(各幕の連絡会議)ですから。
国防会議ともやや違うようです。
指摘頂いた事で検索してみると、国防会議には、総理大臣を議長として、関係する国務大臣、
財務大臣、副総理、防衛庁長官、経済企画庁長官、外務大臣らで構成されるとの事。
よって、統合幕僚会議とも違うし、国防会議とも違うなあ・・・・。
改訂させてもらおう(汗
>>899 「臨時国会の召集を決めた後、自衛隊をどの程度の派遣規模にするか、統合幕僚会議を招集する。」
のくだりを
「臨時国会の召集を決めた後、自衛隊をどの程度の派遣規模にするか、統合幕僚会議議長を含む各幕僚長
を召集した。」
本日2度目の更新であります。
投下予定はもう少し。
「日本異邦戦記」
>>904の続き
「判りました。では、派遣するにしても、どこまで進出したら、手を引くかそれを教えてください」
眼鏡を一旦掛けなおした海自幕僚長は、その手を再び机の下にやると、総理に尋ねる。
「それに関してはだ、シュレジエンの元の領土を回復するまでである。進出する距離はそこまでだ。派遣する自衛隊の
能力からしても、そこまでが限度ではないのか?」
「そうですね、我々の体制自体、1個師団以上の戦力を送り込み、長期間にわたって活動するようには出来ておりませ
ん。兵站能力からしても、シュレジエンの国境までが関の山です。否、国境線まで進出するだけで、限界点に達するの
では、と考えられます。そのあたりについは、部内でもう少し煮詰める必要がありますが」
総理の言に陸自幕僚長が答える。
「もし、「アムデス」の国境内にまで侵攻せよと言われるならば、それは無理であると言っておきます。自衛隊の能力
が追いつかなくなるからです」
総理はその言葉に、考えを纏めた。
防衛体制に穴があくと言うのを、無理に派遣するよう求めたのだ。
ここは譲歩すべき所だった。
総理としても、専門家の言には耳を傾ける必要はあったからでもある。
「では、その方向で、準備に取り掛かって欲しい」
ここに自衛隊に対する準備行動が発令したのだった。
報道各社及び各党に対し、臨時国会を召集する旨が伝わると、俄然その召集理由を巡って憶測が飛ぶ。
政府や内閣の閣僚らに取材を取っても、誰もが沈黙を保ったからだった。
与党ですら、その状況は同じだった。およそ、緘口令が厳しく敷かれている事を思わせるものだ。
食糧問題やエネルギー問題に関しての審議を目的とする臨時国会は、既に開催した後でもあるから、この沈黙は不気味
ですらあったのだ。
この時期、報道機関の手によって、日本が異邦へと転移した事、そして、その現象が発生した理由などが判らず、専
門家らが必死で調査している事などが、国民に伝えられていた。
ここ最近、各種犯罪率がわずかながら上昇しているが、それが、この転移と関係あるかどうかははっきりとは判って
はいない。
自暴自棄になった者がいるからだとも、元の世界に戻れない事で絶望したからだとも、この先餓死するしかないと強く
思い込んだ者の仕業だとも、言われてはいるが、それらが理由なのかもしれないが、そうではないのかも知れなかった。
要は、何も判っていないと言っているのも同じだった。
だから、今回の国会開催は、この問題について行われるのではとの観測もされはしたのだ。
それにしては、この沈黙に対する理由としては弱くすぐ立ち消えになる。
そうこうしつつ、様々な憶測が飛びつつ、その日を迎える事となった。
臨時国会開催当日、天皇陛下が開催を宣言した後、静かに退席する。
その間、全ての国会議員は起立し、開催宣言を拝聴した。
その後、議長は大迫総理に対し、発言するよう求める。
それを受けて、大迫総理はひな壇に立つ。
「皆さん」
総理は国会会議場を見渡しつつ、話し始める。
「今日のわが国は、未曾有の危機にある事は良くご存知だと思われます。この危機を回避すべく。国民の皆様の力を借
りつつ対処しておりますが、休耕田の復旧思わしくなく、石油の備蓄もぎりぎりまでその使用を詰めつつも、それもも
って数ヶ月であります。耐えがたきを耐えておられる国民の皆様の生活を思うと、国政を預かる者として遺憾といたす
ところであります」
その言葉に会議場より野次が飛ぶ。
そう思っているなら、辞めろ。という野次もとんだ。
その野次が静まるのを待ち、総理は再開した。
「かような状況下におきまして、先般シュレジエンに向け調査団が向かった事は、既にお聞きの事と存じます。シュレ
ジエンとは、この世界━━そう呼ぶ以外にありませんが━━における国の一つであります。このシュレジエン政府との
折衝において、資料を調べた結果ではありますが、食料の供給が可能であるかもしれないとの報告を受けております」
途端、議場がざわめき始める。
なぜなら、この報告について一切、野党らは受けていないからだった。
総理の言葉が本当ならば、国民の餓死という未来を避ける事ができるかもしれない。
それもあってか、野次が大きくなり、慌てて議長が、静粛に!と叫ぶ。
「既に政府と致しましては、シュレジエン政府に対しまして、食料を輸出するよう交渉を行う事を代表団に伝えており
ますから、近日中にその成果が上がる事と期待しているところであります」
一旦顔をあげた総理は、わずかに息を吸い込む。
「しかしながら、その交渉を行う少し前にシュレジエンに対し、「アムデス」という国━━帝国と称しているとの事で
すが━━侵攻を開始したとの報告を受けました所であります。既にシュレジエン側は防戦しているものの、苦境に立た
されているとの事です。この事態におきまして、政府として、あらゆる支援を行う事をシュレジエン側に申し入れてお
ります」
再び顔を上げ、総理は強い語調でもって続ける。
「シュレジエンとアムデスとの開戦事由は何か。それは異種族問題を含む様々な要因が、重なった結果であります。そ
して、アムデスは政教一致の国家であり、そして信仰の求める所によって、各地において民族浄化、種族浄化を行って
いると伝え聞いておりますし、またかの地に送った調査団からの報告もまた、これを裏付けております。
今まで日本は平和を希求してきました。それは今後も変わらないであろうと確信致しておりますし、また憲法の精神
は護持されなければなりません。
されど今、シュレジエンは侵略に晒されており、罪のない人々がアムデスの手によって、消し去られようとしており
ます。
憲法前文にもあります通り、わが国は平和を維持し,専制と隷従,圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めて
おり、そして、全世界の国民が,ひとしく恐怖と欠乏から免かれ,平和のうちに生存する権利を有することを求めて止
まないのです。
されど今、日本はこの異邦の地におり、そして、この世界の国々と付き合っていかなければなりません。シュレジエ
ンという国が侵略に晒されている今、黙って、アムデスによるこれら虐殺行為を見逃す事は、この憲法の精神に反する
と考えてます。
よってわが国は、この精神に鑑み、救いの手をシュレジエンに差し伸べる必要があります。
また、先ほど述べたとおり、シュレジエンが滅亡するならば、わが国の食料事情が危機的なものになりますれば、やはり
支援する必要があるものであります」
話し終えた総理が一礼するや否や、誰もが議場が大きく叫びで揺れたように感じた。
報道各社も一斉に、この演説を解説つきで報じる。
新聞記者もまた、キーを叩いて、記事の骨子をすぐに纏めた。
言外で、自衛隊を派遣すると言っているようなものだからだった。
すぐさま、議員の一人が発言を求める。
その議員は野党の長老である。
議長は議員に対し、発言を認めると、長老は足早に歩きひな壇へと立った。
「それは自衛隊の派遣も行うという事でよろしいか?」
「大迫総理大臣」
議長が質問に答えるよう促す。
総理はそれに答えて立ち上がった。
「そのとおりであります。必要な支援の中には、自衛隊のシュレジエン派遣も含まれております」
長老が再び手を上げた。
「鹿島議員」
「それこそ、憲法の精神に反していませんか!?憲法9条は戦争の放棄を謳っておりますぞ!」
「それでは憲法9条の内容を言えるのでしょうな?」
その言葉に鹿島議員が声を荒げる。
馬鹿にしていると思ったのだろう。
「今、それをやってどうなるというのですか!?本格的な自衛隊の派遣は、軍国主義への第一歩ではないか!」
「日本異邦戦記」、今回の更新はここまででつ。
では、各員の健闘を祈りまつ。
GJ
いよいよテンパっても某S党はアレなんだろうな……
1つ、思ったが日本が異世界に行ってしまった場合、彼の国の将軍様を崇める組織はどう動くのだろうか?
まあ三つ子の魂百までもと言いますからな。きっと実際にこんなことが起きても某K党と某S党は反対するでしょうね。
憲法、憲法と馬鹿の一つ覚えのように....(以下自粛)
乙。
某S党と某K党はともかく、千葉の某労組は木更津基地への抗議デモの為にストライキをするだろうな。今年も、目的は違えど盛大にやってたし・・・。
そこまでK党もS党も馬鹿じゃないよ。
食糧危機の噂が広まれば憲法とか反米といった理念は片っ端から崩壊するし、そもそも国会が
通常どうり開催されるか怪しい。
むしろ問題なのは自民党や民主党の若手が右傾化して英国的植民地政治を主張し始めること。
英国人は入念な分析や計画を元にそれを実行したから先住民の人口が激減しても平然と継続し、
かつ膨大な利益を獲得したが、無計画に東インド会社を作ったプロシアなんかはあっさり失敗してる。
この場合ネタとしてスルーできる現状左翼より台頭する右翼や厭戦感情の拡大のほうがやばい
930 :
北海道在住佐藤:04/04/06 22:44 ID:ftimY1WR
929の名無し三等兵さんへ、自分としては過去の事例、特に植民地支配の反省(その全てを否定はしませんが)
にたちもっと慎重に事を運ぶと思いますが。
そもそも日本のような国で「植民地支配」が好まれるでしょうか?
人道云々よりも、ある程度、例えば最低でも法律で定められた「義務教育」を受けさせ
知識なりなんなりを身に付けさせて自国の産業にあう労働力にせねばならず、知識がなければ日本の製品を使えない、そんなことをするくらいなら、最初から
時間も手間もかかってももっと別な道を選ぶのでは。
あとおまけに、「右翼」よりも「左翼」のほうが厄介な気がします。
自分たちが不利と判れば即手のひら返して「姿勢」を変えると思うし(異世界に行けば応援してくれるものなどいない)。
>>930さん。
下げましょうよ。
でないと、自然現象として扱われてしまいますって。
932 :
929:04/04/06 22:56 ID:???
>>930 左翼はいくらでもコントロールできるが右翼はコントロールできない、特に日本ではそれが顕著。
そもそも法の概念すらあるかどうか怪しい連中と交渉すること自体難しいし。
欧州との交渉において日本が近代化を選択した理由のひとつに、欧州の政治ルールを
採用していない組織は国として承認しない欧州の風潮があった。
とまあ難しく議論しても専門家でない以上わからんが、1億2千万を養える食料を半年以内に
供給できる勢力を探すのが第一だろうな。
ぶっちゃけ、政府広報課氏のアムデスにそれができるならシュレジェンをためらないも無く
切り捨てられる総理であってほしいものだ。
>>932そうですね・・・情実で地獄を突き進むのは、個人のヒューマニズム
レベルでお腹いっぱいではありますな。
まあ「切り捨てる」とそれはそれで問題になるでしょうから、早期和平交渉と
貿易の確立が第一でしょう。イギリスほど口が上手い国じゃないですし。
と考えると、自衛隊の派遣部隊全力を投入して決戦→野戦軍壊滅させて領土奪回
→休戦交渉?ちょっと無理がありますか。
偉そうなことばっかりいってるけどさ、
自分が全く未知の世界に放り出された時に、
まっとうな行動とれる自信あるの?
お前らが何かにつけて馬鹿にしてる政治家・マスコミ・右翼・左翼の方が、
まだしもマシかも知れないぞ。
・・・現実の世界を変えられない輩が、
異世界に行ったところで何ができるかっていうんだ。
広報課氏、お疲れさまです。
>>934 なんだかんだで景気を回復傾向に持ってってる自民党は普通にすごいぞ
>>936 底に落としたのも自民党だがな、とスレ違い
938 :
名無し三等兵:04/04/07 00:48 ID:uv7GCNxC
>>929 K,S党はネジがぶっんだこといっているから、天然記念物としてかろうじてまだ日本に生息しているのであって、一般常識をいうようになったらた粗大ゴミとしてすてられて日本から無くなります。
K,S党は何処に行っても変わりません、変わったらぷー太郎になりますから。
ぷーになら無いためには、日本国、日本国民がどんな被害を受けようと気にしません。
強酸は対層化勢力としての存在意義しかない。っと、スレ違い。
まあ物語としては、ネタとして捨○党みたいな9条原理主義政党の存在があったほうが面白いかね。
>>938 ガッ
940 :
938:04/04/07 02:13 ID:???
sage忘れた。申し訳ありません、
K又はS党とその仲間たち、のみ召還されたらどうなるんだろう
予想
仲間割れ、その間に侵略されて全滅。裏切り続出
物語における九条原理主義は扱いを間違えると田中芳樹作品の悪役みたいなただの馬鹿にしかならないからなあ、
気分が悪くなるだけで爽快感も含めて何ら存在する価値がない。
外交において結構重要なのは、条約を守る国なのかどうかはかなり重要なのではないでしょうか?
いかに巨利が目の前にちらついても条約を守る気のない相手じゃあね。
それにアムデスに味方した場合、食料をカードに振り回される可能性が高いと思う。
シュレジュンに味方した場合、アムデスを撃退できても滅ぼすことはできないので、日本に対し裏切ることはできないので長期的にはシュレジュンに味方したほうがよいと思う。
つーかイギリスの戦略と同じで大陸に寡占勢力は出現させない、という戦略しかないと思うのだが。
>外交において結構重要なのは、条約を守る国なのかどうかはかなり重要なのではないでしょうか?
弱者と結んだ条約は守る必要がありません、マジで。
日本の強みは自衛隊の装備より100万の槍兵弓兵を供給できる人口にあると思うけどなあ
946 :
945:04/04/07 11:38 ID:???
日本の必要なもの
食料
資源
情報
シュレジェンの必要なもの
軍事力
日本の供給できるもの
軍事力
技術
シュレジェンの供給できるもの
食料
情報
で現状では結びついているけど、シュレジェンの人口が3億前後はいないと日本が必要とする食料(余剰の)は供給できない。
この場合、シュレジェンを圧倒できるアムデスの陸軍兵力は1億を超えている可能性がある。
さすがにそれは無いだろうから、データ待ちになる。
どちらにせよ、簡易な構造の銃で武装した国民兵の組織はいずれ必要となってくる
AK-108か>簡易構造な銃
>>外交において結構重要なのは、条約を守る国なのかどうかはかなり重要なのではないでしょうか?
>弱者と結んだ条約は守る必要がありません、マジで。
でもねそれって世界征服の野心がある場合とか、やむにやまれぬ事情がある場合とか、だと思う。
日本の場合、軍事征服では無く、経済関係の向上なんだから、むやみに破るのは問題では?ビジネスは信用が一番ですし。
あんな小国との約束でもしっかり守る、という信用はかなり重要だと思う。
日露戦争あたりのイギリスなんかは条約をいっぺんも破ったことはないし。(つっても2枚舌、3枚舌外交はやっていたが)
949 :
945:04/04/07 12:04 ID:???
>>948 そう、その二枚舌ならいくらでもOKだと思うわけよ。
別にシュレジェンとアムデス双方と手を結ぼうが何をしようが、国際法の存在しないむこうではOKなんだから。
誰かが口を漏らさない限り条約締結すら発覚しないだろうしね。
条約違反しようが二枚舌やろうが結果が出ればなんでもよしって状況だし。
>やむにやまれぬ事情
十分すぎるほどあるとおもうが?
1年以内に3000万人が餓死する状況で人権とかほざく政治家がいたらそいつ殺されるな
さて、二枚舌をやるにあたっての問題がある。
シュレジェンとアムデス、どっちの情報もないってことだ。
さーて、どうやって集めたものか。どっちも相手のことは悪く言うだろうから、
シュレジェン以外からの情報もほしいわけだが。
>>947 無効に輸出するならボウガン程度でいい。
>>953 ボウガン=いしゆみ
こっちの世界で中世(5世紀〜)からあったので
・弓を知っている
・板金加工出来る程度の技術がある
を満たせば、普通に量産出来ますし、持ってるでしょう。
ていうか中世で弓兵って言えばボウガン使いの事よ?
わざわざ長弓兵って表記する位なんだから。
あ、何も自動小銃じゃなくてもいいか。
モシン・ナガンみたいなのでいいじゃん。
中世の兵器は詳しくないですが・・・新兵器を導入させる必要性は余りないと考えます。
例えばその兵器に最適な素材や量産可能な形状、威力向上を見込める設計でも
売っていけば良いのでは?
要するに昔の技術では実現し得なかった「新素材」で糊口は凌げるし、
余り高度な技術を使うとメンテナンスが・・・とか思ったり。
>937
底に落としたのは連立政権時の現在野党の皆さん。
現代の製鋼技術を駆使した剣や鎧なんかでもかなりなものができると。
しかも、量産ができるのが一番の強みでは。
一品もので性能のいいものならあるだろうが高い品質を維持したまま量産ってのは脅威だと思うよ。
以前ここで紹介した、
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1046634307/ ここなんかだとアジャンクールの戦いではロングボウが敵の装甲を貫通できなかったそうで。
こんな高品質の装備を持ったやつらが大量に敵に沸いて出るだけでもかな〜りいやだと思うが。
あと、無線などの通信システムはかなり重要かと。
リアルタイムでコミュニケーション取れること自体戦力のレベルが段違いになると思います。
量産できるだけの材料が手に入るならな。
戦争とは物量。
どんなに優れた能力・技術を持っていても、量を揃えられないんじゃ役立たずです。
まぁ鎧っつーかボディーアーマーの方が。
インターセプタは抗弾プレート無しでも拳銃弾に抗うるらしい。
その前に鉄鉱石を仕入れる必要があるな。
それはそうと、相手もパランティアみたいなのでリアルタイム通信してたら嫌だな。
(指輪設定だと、太古に7つだけ作られて、その殆どが失われたって感じだったはずだけど)
ファンタジー世界だからな。
さすがに銃弾は跳ね返せないと思うけど
強力な風を操る魔法でもあったら弓矢は結構な確立でよけられるんじゃない?
ダメですか・・・なんか国内で余ってる材料で良い武器作れないかな。
国内では使わない素材なんかを転用して死の商人ごっことか。
武器より組織
組織より飯
>964
我が国が数少ない完全自給を達成している資源があるじゃないか。
そう
セ メ ン ト
築城材料として大量に輸出できるぞ。
国境に壁造ったれ。
次スレどうすんの?
>963
そしたら当然「その強力な風を相殺して無風状態にする」魔法も存在して対抗できるはずですな。
無効化する云々より同じ魔法ぶつけた方が手っ取り早いダロウ。
ということで、魔術師次スレよろ。
>964
確かフルプレートが70kgくらいじゃ無かったでしたっけ?
そして一国における騎士の数がそう多いとも思えない。
輸出用(そして輸出先をロストしたんで浮いてしまった)高品質の鋼材などを
転用する事は可能かと。
少なくても交易の初期段階においては、間に合うだけの数量がありそう。
問題は加工するためのエネルギーの確保ですが。
民需だと塩なんてのも結構いけないかな?
鉄の原料だったら自動車のスクラップは無茶苦茶あるよ。
こういうくず鉄のストックは相当あるはず。
いや、家の近くにうず高く詰まれたものが・・・。不法投棄もあるくらいだし。
個人装備は普通30〜40Kgでしょう。ここから単純計算すると400tの鉄材で一万人分の装備ですね。
う〜む、やはり近代戦よりずいぶん安上がりな・・・。
原料が、っていうけど1万トン単位でとか使うとなると大問題だが数百トンだと結構かき集められるものと。
っていうか鉄鋼生産でググッたら日本の鉄備蓄量って11億トン!
でそのうち老廃屑として3200万トンが出るそうな。
後は加工の手間、エネルギーの問題だけか?
電気が足りない。
>>967 国内産は採掘されつくして今や希少・高級。業者は安い中国産か海砂使ってます。
次スレはまだですよね?
>>964 じゃあ麻薬でも合成して売りますか。
鎮痛剤とかの医薬品でもいいけど。
さて、余剰資源を戦争に転用ですが・・・冷戦期の輸出禁止品みたいな
規制にはひっかかりようがないし、(なんてったって「建築資材」とかだし)
政治問題は武器の直接輸出よりは解決が簡単そう。
量産体制やエネルギー、原材料確保・・・物質面の問題の方がでかいですね。
転移を機に「放射性廃棄物再利用」論は持ち上がるでしょうが、それは早期に
変化をもたらさないし。
>>975 山口県あたりのカルスト地形。あの辺の地下はみんな石灰岩。
あとは、沖縄のさんご礁も石灰岩だが。
>>980観光資源やその土地の特徴として、その辺の物を量産プラント作って削る
ってのに反対喰らいそう・・・まあ短期的には反対論は潰せるでしょうが。
>>979そういうのも良いですね。地味にミリタリーバランス崩すけど人道的で、
かつ一般人の「常識」でやばい物だと認識されにくい物・・・イエー。
そういや950取ったの俺だったな。
えと、次スレのテンプレでも・・・・。
・sage厳守で。行くべき所が有りません。軍板の温情に感謝致します。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は15レスに1回。
・嵐は徹底放置。破ると民主的処断が下ります。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁されます。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。Y談等は分家で。
暫定ガイドライン
1.「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代日本」が主に関わる話であること。
2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
3.核兵器などの日本が配備するにはナンセンスなものは極力避ける。
4.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
ただし、「超兵器・超魔法まんせー」な話にならぬよう気をつける。また、無敵キャラは作らないことが望ましい。
5.ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
6、戦術、戦略としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか
7.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。
安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき。
8.嵐は徹底放置。嵐認定を受けた後に、かまった者も同罪とする。
9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。
10.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。作品が気に食わないなら透明あぼーんで。
■今までこのスレで討議された議題
・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・褌エルフとTバックドワーフ、見たくないのはどっち?
・食料輸入を経たれた日本は自活できるか
・メイドさんの服は黒と青のどちらが望ましいか
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・中世城郭入門
・エルフの着衣はどこまで許されるか
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・F世界での日本経済再生と交易について
・二大料理カレーとラーメン、新たなる勢力の台頭はあるのか。
・ドラゴン・・・契約方法と空軍戦力としての有効性を考える
・生首砲台の進歩と改良についての一考察
・自衛隊的ダンジョン攻略法
・対人地雷と魔法の罠。
・その世界を司るもの:科学・魔法・宗教
・資源・エネルギー問題。在日外国人の処置について。
・外交方針について。
参考までに。
すみません・・・・。
初のテンプレで・・・・(鬱
それから、皆さん、「日本異邦戦記」に出てくるF世界の国の
名前を、間違えてらっしゃいます(苦笑い
「シュレジェン」ではなく「シュレジエン」です(ぉ
と。。。。
誰も立ててないようなので、立ててみる(w
前スレが全スレになってるべ。
>>975へのレスに「海砂で十分」とか酷い意見が出てこないのは何故だろう
>>992 お願いします。
うわ、ホントだ、「全」スレになってる。。。
この腹かっさばいて、逝ってきまつ。
こんどこそ、1000取るか。。。
むひ・・・。
>>980 地形(地質)がそうだからと言って採掘できると思ったら大間違い。
つか、どっかの採掘場所で地下深くまで採掘しつくして町一つが
陥没しかけてから法的に規制かかってたと思う>コンクリート・石材採掘。
そろそろか。。。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。