1 :
出土地不明 :
2005/08/10(水) 13:20:10 ID:kAAX4Vjs
2 :
出土地不明 :2005/08/10(水) 13:25:48 ID:kAAX4Vjs
ロバートソウヤーのホミニッドからのネタふりです。 ネアンデルタール人の顔つき ・幅は広いがのっぺりしている ・頬骨はぐっと後方に傾いている ・鼻はずいぶん大きくて握りしめたこぶしほど ・下顎はゆたな濃いブロンドのあごひげ ・まっすぐなブロンドの髪 ・東欧人ように見えなくもないが、肌の色はスカンジナビア系 ・間隔のひろいふたつの目
3 :
出土地不明 :2005/08/10(水) 13:30:43 ID:kAAX4Vjs
・頭蓋骨が長い ・後頭部がまるで巻き髪のようにまるく突きだしている ・目の上の眉弓がくっきりと二重のアーチを描いていて、ひたいは狭い ・鼻腔はとても大きく、両側からなかにむかって奇妙な三角形の突起が出ていた ・頤のでっぱりがまったくない ・一番奥の臼歯とその後方の顎とのあいだにはすきまがなかった
4 :
出土地不明 :2005/08/10(水) 13:43:58 ID:kAAX4Vjs
・mtDNAの現代人における相違は、7/379に過ぎない ・現代人とネアンデルタール人のmtDNAの相違は27/379ある ・従って、われわれと彼らの分岐は55年前から69年前である ・そのため、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスではなく、 ホモ・ネアンデルターレンシスというべきである ・ミシガン大学のミルフォード・ウォルポフはこれにこの見解に反対している
5 :
出土地不明 :2005/08/10(水) 14:02:11 ID:kAAX4Vjs
・カールトン・クーンは、ネアンデルタールにスーツを着せたら われわれと区別がつかないと主張しているが、賛同者は多くない ・ネアンデルタール人は「イー」の母音が発音できない ・ネアンデルタールは鼻が大きいため、匂いに極めて敏感である ・ネアンデルタールが笑うと口の端から端まで30センチ近くになる ・われわれとチンパンジー・ボノボとのDNAの共通は98.5% ・われわれとネアンデルタールとのDNAの共通は99.5%
6 :
出土地不明 :2005/08/10(水) 17:31:29 ID:37/BOTvi
>>5 >・ネアンデルタール人は「イー」の母音が発音できない
ネアンデルタールはショッカーの戦闘員にはなれんな。
7 :
出土地不明 :2005/08/11(木) 23:33:01 ID:VlnsrMM6
ネアンデルタール人の顔については、どうも誤解されている感じがする。
少なくとも、多くの頭蓋骨をみるかぎりにおいて、幅広の顔という
印象はない。っていうのも、彼らの顎の骨が現代人の何倍も大きく、
前方にも、下方にもかなり大きくでっぱっているからで、脳の部分は、
まあ、たかだか、脳容量が1700ccとかあるということで、長さに
換算したら、たいしたことないし、そのほとんどは後頭部の膨らみに
よるものなので、それほど前方からみた場合に幅が広いわけでもない。
で、顎がでかい。吻部がかなりつきだしている、などからすると、
「面長」というのが正しいようだ。
>>5 ネアンデルタール人の喉の近傍の骨の形状から推定される声帯近辺の
軟組織の形状からすると、現代人の女性にもっとも近い。
ということは、いかついいかにも、っていう顔をして、たぶん、現代
人からすると、かーなーりー、むさっくるしい顔なのに、しゃべると、
甲高い声で、ぴーぴーしゃべったと推定される。
もしかすると、声変わりがなかったんではないか、とすら思える。
8 :
出土地不明 :2005/08/11(木) 23:38:18 ID:On8KxWCP
>>6 現代人がかりに、ほとんどの民族で、最低でも、A,I,Uの三つの母音が
あって、また、普通は、A,E,I,O,Uがあるわけだけど、これまでの理論
では、ネアンデルタール人は、せいぜい二つしかなく、声帯が短いので、
奥のほうから出す必要のあるA,O などが発音できない。E,I,w (中舌の
iとかu みたいな)は発音できた可能性があるので、「いぃ」は言えた
のではないかと思う。
現実に、ネアンデルタール人と非常に近い喉頭の形状をしている人間の
乳幼児の場合、泣き声は一般に、[ae:] であることからして、ネアンデ
ルタール人の声も、この母音を中心にして、[i][e][o] などではなか
ったか。
9 :
出土地不明 :2005/08/22(月) 14:31:44 ID:Hq1UkEgR
ボルクやモンターギュの人類ネオテニー説って、 井尻正二教授に完璧に論破されてるんですね。 10年以上も前に。
10 :
出土地不明 :2005/08/23(火) 03:13:36 ID:KGhd7kBr
食欲、性欲、睡眠欲、食れない、たたない、眠れない、そんな人が増えた 子供を産みたくない母性本能がない女も永久歯にはえ変わらず乳歯の大人も増えた 進化ではなく退化が始まっている
11 :
出土地不明 :2005/08/23(火) 22:08:34 ID:CZdOEMR+
>>10 じゃなくて、こういう現代社会の環境でストレスもあり、また、
いろいろな都市化などによる環境の影響で、発育不全や、食欲不振
性欲減退などになるわけで、そういう状況になった人は、まさに、
淘汰されて、いかなる環境、ストレスにさらされても、しっかり、
子孫を残すやつが生き残るということだ。
12 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 00:22:55 ID:A2pYTaTI
>永久歯にはえ変わらず乳歯の大人も増えた 人類の進化の方向としては極めて通常の方向性だと思うが
13 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 08:49:56 ID:qFoqOF02
>>12 いやそれよりもそんな人間が居たらニュースになると思うが?
少なくとも教科書に載るな。
14 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 19:07:14 ID:NAkGdeAK
いろいろ音声についての議論を書込んでいる人がいるが、先ず考えねばならないのは 現世人をモデルにした音声・音価の議論は妥当か?と言うことであろう。 九官鳥は声帯が無いがヒトの発音に類似した音声を出せることも参考となる。
15 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 22:07:20 ID:8rQ9En9U
>>現代人がかりに、ほとんどの民族で最低でも、A,I,Uの三つの母音があって 琉球語の母音はA,I,Uしかない。oはuとなり、またkiはchiとなる。 したがって、オキナワはウチナーとなる。
16 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 22:59:38 ID:jDMfD/hL
え、えぇー!!
17 :
出土地不明 :2005/08/28(日) 23:14:52 ID:mNoU2Cnn
18 :
出土地不明 :2005/08/29(月) 01:06:01 ID:v4lZTnvT
>>15 琉球語の他にも、アラビア語も基本母音は3つしかない。
ただ、母音の重要性については、ヨーロッパ人は多少誇張しすぎる。
実際に英語においては母音はそれほど重要な弁別要素になっていない
のだが(そうじゃなきゃ、オーストラリア人とアメリカ人の英語が
互いに通じるはずがない)、アラビア語においては、母音は全く
文字の中から消えているのだから(もちろん付加的に表示すること
もある)、母音はそれほど重要ではないかもしれない。
子音が重要であるとすると、子音を発話するための肺のコントロール
機構がないといけないので、これは、原人段階では発達しておらず、
ネアンデルタール人と現代人の祖先の段階ではじめて、肺のまわり、
とくに肋骨近辺のこまかな筋肉のコントロールが脳から直接できる
ようになった。その意味で、ネアンデルタール人の言語は、母音が
少なく、子音が豊富だったかもしれない。
19 :
出土地不明 :2005/08/29(月) 07:08:05 ID:CiKikkeX
>>18 琉球語は3音じゃないよ、那覇周辺の首里方言が3音らしいが、北部琉球は
8音、先島は4〜5音ある、しかも閉音もn,mの他にvもある。
20 :
出土地不明 :2005/08/29(月) 18:02:11 ID:mNeEf4pP
ここに来る奴、中途半端な連中じゃないことだけは解った・・・
21 :
出土地不明 :2005/08/29(月) 23:24:05 ID:QVmVPEJ4
>>19 だから、首里方言は、3母音なんだろ。首里方言は、琉球語を代表する
ものだ。ちがうか?え?おい。ただし、首里方言も、比較的最近までは、
上層部にかぎっては、e,i の区別があったそうだよな。知っているぜ。
だけど、現在は、首里方言は3母音だ。いいか。だから、琉球語は、その
代表的な方言である首里方言が3母音だから、3母音なのだよ。いいか
な。それとも中学生か君は?
22 :
う :2005/08/30(火) 10:15:59 ID:pxIZxwEG
23 :
出土地不明 :2005/08/30(火) 13:43:14 ID:3FwTfVjy
>>21 中学生が、琉球語の母音がどうのこうの知るか!
>>22 東スポネタかい!
24 :
出土地不明 :2005/08/31(水) 02:08:34 ID:A7UvdIrC
眼窩上隆起は、表情を豊かにするために発達させたのだと思う。 それが証拠に下等なサルほど眼窩上隆起がない。 しかし、ホモ・サピエンスは眉毛が発達し、眼窩上隆起の目的を 代用してしまったので退化したが、眉毛の目立つ民族と目立たない 民族がいるので、退化の程度に人種差が出た。 だから扁平顔の民族が眉毛を剃ると表情がなくなる。
25 :
出土地不明 :2005/08/31(水) 15:33:29 ID:Nf4QjZnH
眉毛のつながってるイラン人も表情怖かったけど、眉毛のないコーリア人の 表情も結構あって、怖かったですけど。
26 :
出土地不明 :2005/09/01(木) 15:13:40 ID:i7KnqfmJ
名古屋は閉鎖的、無秩序で凶暴な世界、文化を持たない遅れた民族 過去にも関西北陸人を十万人以上殺害している。 名古屋人は、東西から無視されてきた孤独感が荒し行為へ走らせている 特に日本文化文明の都関西への憧れと劣等感は激しい。 名古屋人には何もないから
27 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 00:26:50 ID:N8/1wddt
>>24 眼窩上隆起ってのは、額がほとんど真っ平らに後ろにむかっている
場合には、眼球の枠として意味があったんだよ。現代人は上から、棒とか
でぶん殴られると、頭に棒があたるだろ。でも、サルでも、チンプでも
あるいは原人でも、上から殴られると、額が後ろに真っ平らだから、
眼球の真上に棒があたるんだよ。だから、眼球が収まっている眼窩の
上のほうに、ちゃんとした強い構造物が必要だったのだ。
古生人類でも、眼窩上隆起は、額が平らなときにはみんなしっかりある。
しかし、ホモ・サピエンスが登場すると、額が垂直にたつようになる。
それでも、眼窩上隆起はしばらくは存在したのだが、目が奥に入りこみ
がっちりと骨で囲まれたら眼窩上隆起は必要ない。必要のないものは、
なくてもよいから、しだいになくなる。それだけのことだ。
チンプなどをみればわかるが、眼窩上隆起の上のところには、あまり
眉毛らしきものは生えていない。眉毛こそ、表情を表すために、眼窩
上隆起がなくなりつつある段階で、発達したものだろう。
28 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 00:38:58 ID:B2BAlLzc
このスレ、まだ鬼塚が常駐粘着して電波まき散らしてんのか?
29 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 01:17:51 ID:XfDAYVul
>>27 >眼窩上隆起
原始的で野蛮な顔の造作の代表だよ。
体毛の濃さ、体臭のきつさ、眼窩上隆起、
目と目の間の険しさ、大きすぎる顎と貧相な歯。
選択的に言い訳しようと、恣意的に強弁しようと
野蛮なものは野蛮だよ。
30 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 01:28:49 ID:N8/1wddt
>>29 野蛮っていうか、「現代人的でない」ということだろう。
ちなみに、眼窩上隆起をつけて、どういう利点があるかを
調べた人がいた。粘土かなんかで、つくって、それをつけて
生活していたんだが、利点は、あった。
「髪の毛が目に入らない」だそうだ。
チンプも、頭の髪はそれなりに長くのびるからな。
31 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 02:04:12 ID:CsDq6d1Y
汗が目に入らない為というのも聞いた事があるな。
32 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 02:09:35 ID:puUX5xGN
>>31 とすると、発汗が本格的になって以降の理由付けになろうかと。
発汗は、おそらく、原人の時代(200万年前)ごろに本格的になったもの
と思われる。その段階で、現代人と同じか、より運動にむいた体格を獲得
しているから。
ちなみに、原人の頭蓋骨は、むちゃくちゃ分厚いが、これは、彼らが、
頭付きを、行っていたからではないか、という話がある。
だとしたら、眼窩上隆起もその関係でかなり重要な武器だったのでは
ないかとすら、、思える。
まあ、頭頂部も分厚いから、棍棒で殴り合いをしていたのかもしれない。
単に分厚いなら他の理由もあろうが、かなりクッションの役割をする
ような骨の組織になっていて、これが現代人とはかなり違う。
33 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 03:49:32 ID:XfDAYVul
>>32 >原人の頭蓋骨は、むちゃくちゃ分厚いが、これは、彼らが、
>頭付きを、行っていたからではないか、という話がある。
原人バッチギ説
34 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 05:22:30 ID:mx+iG38G
>>29 >原始的で野蛮な顔の造作の代表だよ。
それは扁平顔の民族の恣意的な独断だろう。
眼窩上隆起の目的もはっきりわかっていないのに。
動物には性淘汰というものがあることを忘れている。
眼窩上隆起も適度に発達していると精悍な顔になるが、
完全な扁平顔だと間が抜けた顔になり軽く見られ社会で
重要な地位につけない。童顔より怖い顔のほうが族長になりやすい。
そもそも東アジア人が平坦顔になったのは寒冷適応で
副鼻腔が発達して頬骨のほうが眉上に来るので
眉上と頬の段差がなくなったことが大きいだろう。
体毛にしても、伸び続ける豊かな口髭は人間の特化形質だから必ずしも、
原始的な特性ではない。髭と体毛の遺伝子は相関し合うらしいから、
髭が濃くなると体毛も濃くなる。だから髭の濃いアイヌは体毛も濃い。
35 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 05:26:17 ID:mx+iG38G
アイヌは髭が豊かだけど、インディアン、インディオは髭が薄いように思う。 あれは剃っているのだろうか?
36 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 05:34:20 ID:mx+iG38G
>>30 >「髪の毛が目に入らない」だそうだ。
>チンプも、頭の髪はそれなりに長くのびるからな。
そんな理由なら女性も眼窩上隆起が発達していないとおかしいでしょう。
どんな民族も男性のほうが発達が大きいけど、これは性淘汰の証拠。
怖い顔した人のほうがボスになりやすいから異性を獲得しやすかった。
37 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 18:23:19 ID:dEKV5wsB
眼窩上隆起がなくなった積極的なワケは何か?
38 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 21:59:23 ID:mx+iG38G
不思議なのは、なぜ白人より黒人のほうが顔の凸凹がなく体毛が少ないのか? 白人と混血したアメリカ黒人は体毛が濃い人が多いが、 ネルソン・マンデラ氏などアフリカ南部の黒人は顔の凸凹がなく体毛も薄い。
39 :
出土地不明 :2005/09/02(金) 22:35:16 ID:yRRagu83
>>アフリカ南部の黒人は顔の凸凹がなく体毛も薄い。 彼らは黒人ではない。 サン族(ブッシュマン)だよ。
40 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 00:04:04 ID:2uI4xP/P
鬼塚って誰ですか?専門家ですか?
41 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 00:12:23 ID:2uI4xP/P
眼窩上隆起の顔面成長速度説っていういのはどうなのでしょう。 これなんて、厳正人類で、確認できると思うのですけど。 顔面、体部が脳に比べて大きいとできて、脳が大きくなったからきえて しまった。もともとの機能はなににせよ。
42 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 00:32:11 ID:uZi2EuzG
43 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 01:33:04 ID:C9SGIK4e
>>42 日本で生まれ育った西欧人種と
西欧で生まれ育った日本人種の場合、
鈴虫の音色を処理する回路は
それぞれ逆転するよ。
人種の問題ではなく、言語や文化の違いだよ。
44 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 03:06:57 ID:QBx8fIkB
>>41 それだと黒人が顔に凸凹がない理由を説明できない。論外だ。
45 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 03:15:21 ID:QBx8fIkB
>>41 アイヌ人は眼窩上隆起があるが、脳容積は本土日本人より大きい。
縄文人も小柄にも関わらず脳容積は現代日本人に劣らない。脳容積は関係ない。
46 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 03:27:35 ID:QBx8fIkB
47 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 06:55:11 ID:SmPUkydV
>>46 顔見りゃ分かるだろう。ありゃ黒人の顔じゃない。
少なくともサン族の血は引いてるだろう。
48 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 08:42:39 ID:2uI4xP/P
>>43 ,44
ありがとうございます。
また、関係ないというのは、単一の理由で説明した場合のみ、例外を
あげることでいえるのではないでしょうか。実際には、身長と栄養の
間の無関係さを証明するのに、よい栄養をとっていても、小柄なグル
ープの存在を示すという方法を取ることはよい方法であっても、無関
係を証明することになりません。
そうではなくて、科学的に関係性を示すには、多くのサンプルの間で
、データをとる必要があると思います。とくに同一集団内で他の条件
がなるべく統一されていることが大切だと思います
あと、よく知らないでいろいろ聞いてすいません。
上の文章だと、黒人は眼窩上隆起やそれに類したものがなく、アイヌ
人と縄文人は、あるということでよろしいのでしょうか。とくにアイ
ぬのことは興味深いのですが、全く知りません。
49 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 15:56:37 ID:2uI4xP/P
50 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 20:16:57 ID:2uI4xP/P
51 :
出土地不明 :2005/09/03(土) 22:25:45 ID:NF30y0SC
眼窩上隆起が現在でもあるような民族はほとんど希だ。 アイヌ人にあるというのは間違いだろう。 なんども議論で、たんなる奥目と眼窩上隆起を間違えている人がいる。 額から、手でさすって、目のほうにいくときに、眼窩に至る前に、明確にで かいくぼみっていうか、溝が感じられれば眼窩上隆起だ。 黒人でも眼窩上隆起がある人というのはほとんどいないだろう。一番顕著な のは、オーストラリアのアボリジニであろうというが、どちらにせよ、 ネアンデルタール人や原人の段階での眼窩上隆起は頭蓋骨の段階で、1センチ から2センチ近く突き出ているのと比べたら、ほとんどないに等しい。
52 :
出土地不明 :2005/09/04(日) 06:27:32 ID:qpyc5NrO
>>50 ネアンデルタール人の脳は現代人より大きいんだよ。
53 :
出土地不明 :2005/09/04(日) 06:38:43 ID:qpyc5NrO
>>51 欧米人でごつい人でも溝まではないですからね。
眼窩上隆起というより頬が低くて段差があるので
そう見えるだけでしょう。
オリバー・カーンだって眼窩上隆起と呼ぶものじゃない。
54 :
出土地不明 :2005/09/04(日) 08:13:26 ID:1vMWiWMs
俺には若干の溝があるんだよなあ。 親父にも祖父にもあった。 ところが、先日、俺より強い眼窩上隆起のある男に会った。
55 :
出土地不明 :2005/09/04(日) 12:35:32 ID:ZvQAdRit
>>50 なるほどね。この映像は初めてみた。ネアンデルタール人と現代人の
違いについて、どーもネアンデルタール人っていうと顔がかくばった
感じの復元図が多いが、実際には、現代人にくらべて、顔の下半分が
異常に大きいってのがある。額が平らなので、現代人よりも目が上のほう
についていて、かつ、顎近辺が異常にでかいわけだ。
簡単にいうと、現代人に比べて、顎近辺が非常に発育するってことだね。
現代人は、その意味で、発育が弱い。つまり、現代人ネオテニー的な仮説
はここから出てくるわけだが、眼窩上隆起も幼児期はないが後に、ってこ
とだと、まさに、現代人ネオテニー説なのかもしれんなぁ。
>>53 そう、オリバー・カーンや、オーランド・ブルームを例にしているが、
あれは、眼窩上隆起ではなくて、たんなる奥目だ。目が奥にあるから、
上の瞼が顔の中心にむかって閉じるような感じだね。白人は基本的に
これ。日本人でも奥目な人はいる。
>>54 眼窩上隆起の名残は現代人にもあって、目の横のほうにはだれでも、
若干の突起があるし、そこに至るまでには、たしょうのくぼみがある。
ただ、ネアンデルタール人などになると、額から鼻にいたる中央部
にも突起がある。さらに、目の中央よりのところに明確に眼窩上隆起
がある。これは現代人ではごくごく希だ。ただ、15万年前のホモ・
サピエンス・イダルツには、かなり明確な隆起があるので、やはり、
古い形質だとは思う。
>>52 ネアンデルタール人の脳は、たしかに、ものによっては、1700cc
もあって、現代人はせいぜい1400cc前後にくらべて大きいが、
数万年前までのホモ・サピエンスもまた現代人よりは大きく、1500
ccは越えていて、1600cc程度のものがかなりいる。
かなりばらつきが大きいが、脳の肥大は50万年前から始まり、だいたい
10万年前ごろにピークになっているようだ。その後、現代人に至る
過程で、大幅に縮小している。この縮小の速度は、40万年間で、だいたい
1.5倍(900cc程度から1400cc程度まで)になったのとくらべ
て、たった5万年とかあるいは、氷河時代後の1万年ちょっとの間に、
10%程度(1500ccから1350cc程度)ということだから、
ものすごい速さだ。脳がけっして現代文明のために発達したわけではない
ことが明確だ。
56 :
出土地不明 :2005/09/05(月) 20:32:56 ID:tWdEDAHJ
>>55 最近、阿部聡だったか、日本人は農耕を始めたから脳がでかくなったなんて
説明したアホな学者がいたが、完全に電波ですね。
57 :
出土地不明 :2005/09/05(月) 21:50:32 ID:0E1FWQnK
54だが、ついでに言うと、 俺は、背丈は173だが、既製品の帽子が入らないくらい頭がでかい。 つまり、俺は10万年前のホモ・サピエンスか?
58 :
出土地不明 :2005/09/06(火) 23:49:44 ID:ruzs3jOx
>>57 うーん、そんなに古代人になりたいのなら一応古代人の特徴をのべて
おこう。
基本的に20万年前ごろのオモ人骨や16万年前のホモ・サピエンス・
イダルツ(両者ともにエチオピア)、さらには、中近東の10万年前に
さかのぼるものや、あるいは、かなり後のクロマニョン人まで、ホモ・
サピエンスの古いものはかなり発見されている。
特徴は、
1)頭が前後に長い。つまり、絶壁ではなく、頭の後ろがかなり膨らん
でいる。
2)鼻がでかい。とくに横幅がかなりある。
3)目はかなり落ちくぼんでいる。奥目だろう。瞼は完全な二重だ。
4)身長は180センチ程度が基準になる。体重は100キロ程度。
これは、筋肉が現代人よりもずっと多いことでこういうことになる。
5)現代人の中では、オーストラリアアボリジニが一番近いという人
がいる。たしかに、1)から4)までのほとんどが当てはまる。
6)眼窩上隆起については、古いほど強くあり、ヨーロッパのクロマニョン
人の場合は、比較的少ないか、ほとんどない。
7)歯がでかい。
まあ、だいたいこんなところだ。どうだ?どれくらい原始人している
かな?
59 :
出土地不明 :2005/09/07(水) 00:03:55 ID:r/tRMwkX
60 :
出土地不明 :2005/09/07(水) 00:08:35 ID:yavab5if
>>59 こいつは現代人でもいろいろな系統があるからなあ。
クロマニョン人の人骨によっては、ヨーロッパ人なみの傾斜のものも
ある。
ちなみに、こういう古いホモ・サピエンスとされるものが、ホモ・
サピエンスでない、ネアンデルタール人などと区別される理由は、
1)オトガイがあること。
2)額が垂直に立ち上がっていること。
3)2)と関連して、頭骨頂が、まるく膨らんでいること
などだろう。
それ以外は、ネアンデルタール人ならほとんどある特徴がないとか
そういうことだ。
61 :
出土地不明 :2005/09/07(水) 09:52:48 ID:r/tRMwkX
奥目の人種よりヒラメ顔の人種のほうが視界が広いだろう。 眼球を動かすだけで足元と天井を見られる。
62 :
出土地不明 :2005/09/08(木) 00:12:16 ID:Mv9HN5vq
長頭で頭が前後に細長いほうが顔が小さくなるからパンチをスルーしやすい。 眼窩上隆起があって目が窪んでるほうが顔面パンチをうけても眼球を痛めにくい。 古代人は殴りあいで異性を獲得していたらしいから、性選択でそうなったのだろう。 だがアジア、アフリカは拳闘より相撲系が発達したので顔の凸凹が退化したのだ。
63 :
出土地不明 :2005/09/08(木) 00:31:11 ID:GcXW+PYA
電波さんがたくさんいる場所でそういうボケはしないほうが。 真に受ける奴がいたらどうするよ?
64 :
出土地不明 :2005/09/08(木) 01:23:05 ID:86L+tUQV
>>62 >アジア、アフリカは拳闘より相撲系が発達した
カンフーはヨーロッパ由来ですか?
65 :
出土地不明 :2005/09/08(木) 23:50:43 ID:YkT1mEdH
>>62 素晴らしいアイデアだ!
で、たぶん、のっぺり顔のアジア人というのは、氷河時代以降の湿潤
寒冷な状況で形成されたと思うので、そいう場所はとっくみあいが多く
殴り合いは少なかったので、相撲になったとか。モンゴルも。
>>64 カンフーやっているアジア人ってば、寒冷地適応じゃない人々でしょ。
よくよく考えてみると、拳がきっちりつくれて、それで殴れるって
のは、人類くらいだよなぁ。
66 :
出土地不明 :2005/09/09(金) 00:28:25 ID:EMuKI+Dg
エスキモー:蹴り(ハイキック)主体の武術 モンゴル:相撲(低い蹴りを含む) 古代日本:角力(ミドルキックや飛び蹴り主体) 中世日本:拳法(拳、指先、肘、膝での突き主体) 北中国:拳術(突き・蹴りを多用) 西北中国:拳術(高い蹴りや回転技を多用) 南中国:拳術(ミドルキックと突き打ち主体) 越南:拳術(ミドルキックと突き打ち主体) 琉球(台湾、沖縄、奄美):拳術(ミドルキックと突き打ち主体)→唐手術 タイ・ミャンマー:拳術(蹴りと突き主体)→ムエタイ、ラウェイ 江戸時代以降の日本の相撲や柔術(柔道)は、見せ物や体育なので割愛。 韓国のものは日本の盗用でありオリジナルではない創作ものなので無視。
67 :
出土地不明 :2005/09/09(金) 00:45:48 ID:b9eVT2li
>>66 古代エジプトの段階で、ほとんどの格闘技のパターンは網羅されており
それぞれの民族は、それぞれ競技性のために、特定の技を封印しつつ
現在の多くの格闘技ができあがったということになるらしい。
ひたすら殴り合うだけにしてキックや間接技、投げ技を廃したのが、
ボクシングだろうし、それにキックもいれたのがキックボクシングだし
殴り合いをなしにして、投げと間接技、ひねり技などに徹したのが、
柔道だろうし、ってかんじ。もっとも、それぞれの格闘技はそれぞれ
専用の服装があるから、それは文化的な影響も大きいだろう。
北方の民族が、ぶくぶくに着膨れした状態だと、あんがい殴るのは
あまり効果的でないので、投げたりするようになったのかもね。
68 :
出土地不明 :2005/09/09(金) 02:15:24 ID:EMuKI+Dg
>>67 >北方の民族が、ぶくぶくに着膨れした状態だと、あんがい殴るのは
>あまり効果的でないので、投げたりするようになったのかもね。
エスキモーのキック格闘試合を見たことがないのかい?
祭りの時に行う、ハイキックのやりとりとトランポリン遊びは
時々テレビとかでも放映されているよ。
東北三省や河北省なんかの拳術が
大きく伸び伸びとした跳躍技や
柔らかく伸びるハイキックを含むもので、
福建省(沖縄空手を含む)や広東省の拳術が
重く鋭い拳撃中心なのは、ず〜っと前から。
北はキック、南はパンチだ。
つかみや投げを多用する部族は、
騎馬で弓射を得意とするものだ。
体力作りや戦意高揚のために嗜む。
また甲冑を着込んでる相手との接近戦で
投げたり、組み伏せてから短刀でとどめを刺す
つなぎとして学ぶ。
69 :
出土地不明 :2005/09/09(金) 23:01:54 ID:RDHJ9np7
101 名前: ( ´∀`)さん [sage] 投稿日: 2005/09/09(金) 17:31:05 ID:RAWXIyqV0 Ave糞に電凸しますた。 ほぼ2点に絞って質問したので、話した時間は長かったけど、得られたものは極めて少ないです。 力不足でスマソ。 Q.のま猫とモナーが酷似しているとの批判があるが、それについてのAve糞の認識は? A.自社の商品についての質問には答えられるが、それ以外の質問には答えられない。 Q.AAの使用について、特に今後、新作のAAについて規制をかけることは考えているのか。 A.既存のAAについては規制はかけない、自由に使っていただいて結構(ZENのウェブサイトの声明参照)。 ただし、今後既存でないAAの製作、使用については答えられない。←←←←←←←←←ここ注目(゚д゚)ハァ? 結局、漏れにとって収穫はゼロに等しかったです。 本当に力不足でスマソ。 ちなみに、応対したのはお客様対応の担当、Kという男の人でした。 おい、本当にAA使えなくなるぞ!!
70 :
出土地不明 :2005/09/10(土) 00:37:39 ID:DU+bkzNU
>>66 アフリカやマヤ(球技しか知らない)はどうなのだろう。
アジアのはものは、元々神事というか宗教起源じゃない?
だから武器なし。
ヨーロッパは宗教なしだから、いきなり武器で闘う。
71 :
出土地不明 :2005/09/24(土) 11:06:12 ID:KjB+G7Lc
クロマニョンがはじめた原始農業で環境破壊が起こり、 ネアンデルタールが絶滅した説があるらしい。
72 :
出土地不明 :2005/09/24(土) 12:09:00 ID:jEdL0TI1
>>71 時期的に合わんダロ
氷河期時代が終わる前にネアンデルタール人は滅んだ。
73 :
出土地不明 :2005/09/24(土) 20:59:40 ID:KjB+G7Lc
噛む力と知能には有意な相関関係があるそうだ。 児童を対象に、知能テストを実施すると同時に、 噛む力を測定してみたところ、噛む力の強い子ほうが 成績がよいという調査結果が出でいる。 似たような報告が各国からも出ている。 これはいったいなぜだろうか? 人類の咀嚼筋肉は類人猿から猿人、原人とくる過程で 退化を続けているはずではないのか。
74 :
出土地不明 :2005/09/24(土) 22:27:41 ID:P41jQVxK
>>73 その調査自体はともあれ、なんでいきなり化石人類にとぶんだ?
こういうのをタンラクという(w
75 :
出土地不明 :2005/09/25(日) 13:04:05 ID:wfnpRde0
>>71 実際のところ、後期旧石器時代の段階で、どこまで進歩した技術が
あったのかは、分からない。
もっとも、初期クロマニョン人がヨーロッパに入った4万年前ごろの
オーリニャック文化と、後のクロマニョン人(たとえばグラヴェット
文化やソリュートレ文化、マドレーヌ文化)などを比べると後期のもの
のほうが、石器や骨格器からしても進歩しているような印象はあるので
2万年3万年の間に確実な進歩があったのだろう。
ただ、一方で、縄文時代を含めて土器製作が1万5千年以前にさかのぼり
得ることを考えると、3万年前に農業のようなものがなかったといいきれ
ない。
現在の狩猟採集民族は、農耕民族(あるいは先進地域の工業民族とでも
いうものをふくめて)が住みたがらないような極寒の地か砂漠などに
おいやられているが、氷河時代においては、狩猟採集民族が主役であった
わけだから、現在のいわば、辺境におしやられた狩猟採集民族の姿から
氷河時代の狩猟採集民族を想像するのは間違っているだろう。
もっと輝かしい文化があったからこそ、後の新石器時代にまでつながる
主要な流れになったわけだ。長期定住型の遺跡はないが、かなり恒久的な
住居などを持っていたことも確認されているし、また埋葬遺体の服装など
からしても、かなりの貧富の差もあり、王者たる人々も存在していたよう
だ。だったら、農業のようなもの原始的栽培と一部の動物の家畜化も
あったかもしれない。
76 :
出土地不明 :2005/09/26(月) 06:00:22 ID:fXnPaG0A
77 :
出土地不明 :2005/09/26(月) 21:25:58 ID:Jlh5Sc7m
>>76 この図ってば、ハプログループが書いてないでしょ。
だから、よくわからんのです。
Asian Indian は、たぶん、America Indian と分けるための言い方で
しょうね。
ぱっと見た感じ、この図はわかりにくいですね。どういう形で配列を
取り出しているのか、ってことです。
78 :
出土地不明 :2005/09/30(金) 15:41:37 ID:e7EkHXh7
野生のゴリラが道具を使った、コンゴ共和国で初確認
コンゴ共和国の森にすむゴリラが、木の枝で沼地の水深を探りながら歩いたり、湿地に木を
敷いて渡ったりする様子が、米国の野生生物保護協会の研究者らによって撮影された。
野生ゴリラが道具を使うことが確認されたのは初めてという。30日の米生物学誌「プロス・バ
イオロジー」電子版に掲載される。
研究チームは昨年、森の2か所でゴリラの道具使用を観察した。1例目は同10月。雌ゴリラが、
水面に突き出た約1メートルの枝をもぎとり、進む方向の水底をつついて測るしぐさを繰り返した。
翌月には湿地にいた別の雌ゴリラが、長さ約1・3メートル、太さ約5センチの木の幹を地面から
両手で引き抜き、湿地を横切る際、その木を橋の代わりにして2足歩行で渡った。
(読売新聞) - 9月30日10時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000302-yom-soci
79 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 12:58:22 ID:wJQDPSzX
>そもそも日本人種なんて存在しない。
日本人種の存在を証明する事など非常に簡単。日本人種に一番近い人種は間違いなく
朝鮮人であるが、朝鮮人は日本人種と似ているが、その容貌や身体的特徴はかなり違う。
頭示数、二重瞼率、発毛の具合、朝鮮人の外見は日本人種とはかなり違っている。
しかも朝鮮人のHLA遺伝子は日本人種となんと6割ほども違っている。
日本人種に一番近い朝鮮人でさえもこの程度なのである。
その他のアジアの人種ならば、それ以上に違っているという事になる。
つまり、日本人種は日本列島だけに存在する日本独特の人種である。
また、YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っているのは日本人種だけである。
YAP+遺伝子は日本人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。
日本の周辺人種にはこのYAP+遺伝子が全くない。
http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-52.htm
80 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 16:36:05 ID:t0mDJfTI
日本人は バイカル湖畔〜沿海州の膠着語系の北アジア人、 ポリネシア〜マレーシア〜フィリピン〜台湾高山族〜沖縄〜奄美の オーストロネシア系の南洋諸島系のアジア人、 アイヌ〜イヌイット〜北米インディアン系など抱合語を使うモンゴロイドが 混じって成立している。 日本人に一番近いのは古代琉球人(台湾の先住民、沖縄や奄美の先住民)や アイヌ人(北海道, サハリン州, 千島列島, カムチャツカ半島に住む)だろう。 YAP+は漢族と朝鮮族以外の極東地域の民族には広く存在し、 ロシアのサハリン州、千島列島、カムチャッカ半島にも普通に存在する。 アフリカにも南北アメリカにもたくさん存在する。ゆえに、アテにならない。 朝鮮族には少ないと言うが、済州島や朝鮮半島山間地の調査が十分に 行われたという事実はない。中世以前に日本列島から朝鮮半島に移住した 人たちの子孫にも認められそうであり、より詳細な調査が待たれる。 朝鮮人がみんな巨きな頬骨が高いヒラメ顔で体毛が薄いワケでもない。 地域によって太眉で体毛が濃い、日本人のような顔の人たちが多い地域もある。 大ざっぱな調査しか行われていない時点でYAP+について断言するのはバカっぽい。
81 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 16:46:34 ID:wJQDPSzX
↑在日馬鹿ジジイの寝言 東アジアでYAP+は日本以外にはほとんど無い。
82 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 16:47:37 ID:wJQDPSzX
>バイカル湖畔〜沿海州の膠着語系の北アジア人、 >ポリネシア〜マレーシア〜フィリピン〜台湾高山族〜沖縄〜奄美の >オーストロネシア系の南洋諸島系のアジア人、 >アイヌ〜イヌイット〜北米インディアン系など抱合語を使うモンゴロイドが >混じって成立している で、このソースは?
83 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 16:56:49 ID:t0mDJfTI
北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない 南西高地中国人 チベット族や壮族など 孤立語 YAP+多い 南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない 南西諸島人 奄美沖縄先住民など 膠着語 YAP+多い 極北アジア人 アイヌ、イヌイットなど 抱合語 YAP+多い 北米先住民 インディアンなど 膠着語 YAP+多い 漢族 中国や台湾の中核民族 孤立語 YAP+ない 朝鮮族 コリアン 孤立語 YAP+少ない
84 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 19:01:03 ID:8k8EYw0H
×北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない ○北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+ない(チュクチ人除く) ×南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない ○高山族のソース自体が無い。台湾はほとんど無い。 ×朝鮮族 コリアン 孤立語 YAP+少ない ○朝鮮族 コリアン 孤立語 YAP+ない
85 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:03:28 ID:vHfCIqAJ
北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない 南西高地中国人 チベット族や壮族など 孤立語 YAP+多い 南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない 南西諸島人 奄美沖縄先住民など 膠着語 YAP+多い 極北アジア人 アイヌ、イヌイットなど 抱合語 YAP+多い 北米先住民 インディアンなど 膠着語 YAP+多い 漢族 中国や台湾の中核民族 孤立語 YAP+ない 朝鮮族 コリアン 孤立語 YAP+ない?〜僅少? 北東アジア人にはYAP+を持つ人たちも少数いるのは事実だから、 「少ない」なんだよ。モンゴル人にも少しいる。サハリン州にも アイヌ人やその禁煙の少数民族はいる。 台湾高山族には古越系の人たち、マレー・フィリピン系の人たち、 そして沖縄・奄美から移住した人たちがいるよ。人種的DNAは 沖縄・奄美の人たちと同じだ。 コリアンについては、憶測でしかない。コリアンの連中は、 朝鮮半島→日本という移動ばかり口にするが、逆方向の移動が 検証され始めている。それであれば、皆無と言うことは無い(推測)。
86 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:08:40 ID:vHfCIqAJ
語族について誤りがあったので改訂版 【東アジア〜南北アメリカ】 北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない 南西高地中国人 チベット族や壮族など 孤立語 YAP+多い 南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない 南西諸島人 奄美沖縄先住民など 膠着語 YAP+多い 極北アジア人 アイヌ、イヌイットなど 抱合語 YAP+多い 北米先住民 インディアンなど 抱合語 YAP+多い 南米先住民 インディオなど 膠着語 YAP+多い 【特定アジア】 漢族 中国や台湾の中核民族 孤立語 YAP+ない 朝鮮族 コリアン 膠着語 YAP+ない(僅少?)
87 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:11:44 ID:8k8EYw0H
台湾高山族に関しても完全に推測だな。 北アジア人はない方が圧倒的に多い。 >バイカル湖畔〜沿海州の膠着語系の北アジア人、 >ポリネシア〜マレーシア〜フィリピン〜台湾高山族〜沖縄〜奄美の >オーストロネシア系の南洋諸島系のアジア人、 >アイヌ〜イヌイット〜北米インディアン系など抱合語を使うモンゴロイドが >混じって成立している で、このソースは?
88 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:36:46 ID:vHfCIqAJ
改訂版 【東アジア〜南北アメリカ】 北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない 南西高地中国人 チベット族や壮族など 孤立語 YAP+多い 現代日本人 日本人 膠着語 YAP+多い 南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない 南西諸島人 奄美沖縄先住民など 膠着語 YAP+多い 極北アジア人 アイヌ、イヌイットなど 抱合語 YAP+多い 北米先住民 インディアンなど 抱合語 YAP+多い 南米先住民 インディオなど 膠着語 YAP+多い 【特定アジア】 漢族 中国や台湾の中核民族 孤立語 YAP+ない 朝鮮族 コリアン 膠着語 YAP+ない(僅少?)
89 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:42:25 ID:vHfCIqAJ
漢族、朝鮮族全体に渡る調査はされていないため、 YAP+について「ない」というのは根拠が曖昧な憶測。 いてもひどく少ないだろうが。 アフリカ黒人やユーラシアの白人にも程度の差こそあれ認められる YAP+は、東亜において単に新しく発生し拡大した モンゴロイドかどうかの標識程度の参考データとなるくらいのものだ。
90 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:51:18 ID:8k8EYw0H
>>89 おい、おっさん。
あんた絶対に日本人じゃないよな。
断言したるわ。
だからそんなに日本人種の証拠であるYAP+にムキになり、
貶めようと工作してしまうwwww
91 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 20:53:08 ID:vHfCIqAJ
>>90 日本人の血の混入が自慢のコリアンだろ、君は。
92 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 21:01:18 ID:8k8EYw0H
>>91 正真正銘の縄文系の純粋の日本人種だがな。
髭を1日2回剃る。片目は蒙古ひだが無い。
こんな朝鮮人っているのかね?w
93 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 21:12:50 ID:vHfCIqAJ
いたら面白いね。 火傷したような、エイのような顔をしてるのかと思ったよ。
94 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 21:12:50 ID:vHfCIqAJ
いたら面白いね。 火傷したような、エイのような顔をしてるのかと思ったよ。
95 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 22:42:15 ID:8k8EYw0H
>そもそも日本人種なんて存在しない。
日本人種の存在を証明する事など非常に簡単。日本人種に一番近い人種は間違いなく
朝鮮人であるが、朝鮮人は日本人種と似ているが、その容貌や身体的特徴はかなり違う。
頭示数、二重瞼率、発毛の具合、朝鮮人の外見は日本人種とはかなり違っている。
しかも朝鮮人のHLA遺伝子は日本人種となんと6割ほども違っている。
日本人種に一番近い朝鮮人でさえもこの程度なのである。
その他のアジアの人種ならば、それ以上に違っているという事になる。
つまり、日本人種は日本列島だけに存在する日本独特の人種である。
また、YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っているのは日本人種だけである。
YAP+遺伝子は日本人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。
日本の周辺人種にはこのYAP+遺伝子が全くない。
http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-52.htm
96 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 22:47:51 ID:MScb4/O5
彡ミミミミへへ
//////:|:|:|:|:|\\
////////|:|:|:|:|:|:|:|:\\
///////|:|:|:| |:|:|:|:|:|:|:|:||:|ヽヽ
i:|:|:|::|:|:|:|:|:|:|:|: :|:|:|:|:|:|:|:|:|:|:|:|:|:
|:|:|.|HHHHト| |イTTTTT:|:|:|:|:|
||| ミ,.-u-、 ,.-u-、彡|:|:|:|:!
|| ミ三彡j | ミ三彡 |:|:|
| y 、 |リ' 炎上中!
! _ _人,!,,__,,!,人_ _,. |
/:\< ゝェtェェェtェy' > /}
< <: : : :\{  ̄ ̄ }_/ノ::ト、
_,.-'\: : : : (( ヽ__ ノ /::/: : \
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【ネット】"罵詈雑言" 雑誌元編集長のブログ、ひろゆき氏・2ちゃんねらーら巻き込み炎上中★4
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1128164422/
97 :
出土地不明 :2005/10/01(土) 23:46:14 ID:glSsJ5LP
おめーらなぁ、ここは600万年の話をするところだ。 たかだか、数千年の話である日本人の起源などは別のスレがあるだろ。 うせろ!
98 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 00:34:53 ID:RiaTlB5h
99 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 00:42:09 ID:eP4XhXB2
YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っていない国の韓国朝鮮だけである。 YAP+遺伝子は火病人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。 韓国朝鮮の周辺国にはこのYAP+遺伝子が多かれ少なかれあるのだから。
100 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 00:51:45 ID:OP5bkm8H
つーか朝鮮ネタはもういい
101 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 01:39:52 ID:udOLP1uh
>>88 >【東アジア〜南北アメリカ】
>北東アジア人 ブリヤート人など 膠着語 YAP+少ない
>南西高地中国人 チベット族や壮族など 孤立語 YAP+多い
>現代日本人 日本人 膠着語 YAP+多い
>南洋諸島人 台湾高山族など 孤立語 YAP+少ない
>南西諸島人 奄美沖縄先住民など 膠着語 YAP+多い
>極北アジア人 アイヌ、イヌイットなど 抱合語 YAP+多い
>北米先住民 インディアンなど 抱合語 YAP+多い
>南米先住民 インディオなど 膠着語 YAP+多い
>【特定アジア】
>漢族 中国や台湾の中核民族 孤立語 YAP+ない
>朝鮮族 コリアン 膠着語 YAP+ない(僅少?)
どうでも良いけど、↑これらYAP+のソースは?
ソースも無しに、いい年したオヤジがわめき散らしてるなんていう
恥ずかしい事はないよね?ww
102 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 01:42:42 ID:eP4XhXB2
YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っていない国の韓国朝鮮だけである。 YAP+遺伝子は火病人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。 韓国朝鮮の周辺国にはこのYAP+遺伝子が多かれ少なかれあるのだから。
103 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 01:47:10 ID:eP4XhXB2
>>101 >どうでも良いけど、↑これらYAP+のソースは?
自分で探せ、あるから。
甘えてないで早く寝ろ。
この知恵足らずな偏執狂が。
英語、中国語、ドイツ語も読めずに
ソースを語るな、低脳の阿呆が。
お前は日本にしかないというデータを
ソースを上げて立証もできないだろ。
冷戦時代に生きた、既に故人の爺学者の
偏った調査データの言い切りだけを切り貼りして
妄言を吐き続けるのは止めろ。
お前の妄言をつぶすとき以外に、私は出現しない。
104 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 01:51:23 ID:udOLP1uh
>>103 おや?
全くソースが無いようですねえw
では
>>88 の書き込みは全面的に却下ですかな?wwww
105 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 02:01:37 ID:udOLP1uh
ソースも無いのに勝手に地名を出してYAP+の割合を創作する 頭のおかしなオヤジという事になってしまいますよwwww
106 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 02:34:54 ID:eP4XhXB2
YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っていない国の韓国朝鮮だけである。 YAP+遺伝子は火病人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。 韓国朝鮮の周辺国にはこのYAP+遺伝子が多かれ少なかれあるのだから。
107 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 02:49:49 ID:udOLP1uh
>>106 >YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っていない国の韓国朝鮮だけである。
で、そのソースは?
108 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 03:54:16 ID:eP4XhXB2
YAP+遺伝子を東アジアで唯一持っていない国は韓国朝鮮だけである。 YAP+遺伝子は火病人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。 韓国朝鮮の周辺国にはこのYAP+遺伝子が多かれ少なかれあるのだから。
109 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 03:59:49 ID:eP4XhXB2
訂正版コピペ
YAP+型は“縄文系”の男性とみられる。 故・宝来聡の遺した恥ずかしい話
(人類学)の研究では、アイヌ民族の88%にYAP+がみられる。古い形質を
残した遺伝子型のようだ。このタイプは東アジアでは中国西南部高地、日本、樺
太、アリューシャン列島、北極近くの局地に広く分布し、朝鮮族、満州族、漢族
にはほとんど見つかっていない。世界を見渡すとアフリカの黒人や南北アメリカ
大陸に広く見ることができる遺伝子型だ。
中堀教授は、YAP+の集団を「タイプ2」とした。タイプ2は、都市部では
北から南まで均等に分布し、金沢、福岡、大阪、札幌のいずれで調べても、人口
の三割程度を占める。しかし本州や四国の山間部では五割を占めていた。
弥生人に追われた縄文人という通説にほぼ合致する結果だ。精子濃度が薄いという
特性があるという。
かなり古い調査でデータ不足のため、事実誤認と妄想が混じって
筆が走りすぎているが、訂正前の原文がそのまま載っているページ↓
http://www.horagai.com/www/salon/edit/ed2003g.htm 霊界で故人は恥ずかしいことを行ったものだと赤面してるだろう。
110 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 12:29:28 ID:npjqtXr1
>このタイプは東アジアでは中国西南部高地、日本、樺太、 >アリューシャン列島、北極近くの局地に広く分布し、朝鮮族、 >満州族、漢族にはほとんど見つかっていない。 だからソースを出せって。 ソースも無いのに勝手に創作したり、ドキュメントを 工作する頭のおかしなオヤジで有名になってきてるぞw
111 :
出土地不明 :2005/10/02(日) 14:37:16 ID:mgloTSm+
コンビで迷惑がられてるだけ。
112 :
出土地不明 :2005/10/17(月) 20:52:32 ID:lWs/bBLE
113 :
出土地不明 :2005/11/10(木) 20:59:31 ID:Hz9Kx3uD
ま ず 初 め に Y A P + あ り き 。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 つまり日本人種は半分以上が土着の縄文系。 YAP+を前提にY染色体とmtDNAを解釈するべきなのである。 いきなりY染色体とmtDNAから入っていくから、 ほとんどが渡来系で、土着系がほとんど無いなんていう 頭の弱い輩による馬鹿げた解釈が出てきたり、 在日の人種工作の格好の餌食になってしまうのである。
114 :
出土地不明 :2005/11/10(木) 20:59:56 ID:Hz9Kx3uD
>日本は縄文:弥生=3:7ぐらい。 ↑ちょっと前に流行ったこれ。 YAP+を通せば、一発でデタラメという事が分かる。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 そして渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 たったこれだけでも日本人種の半分以上が土着の縄文系である事が いとも簡単に分かる。 本当のところは大よそ、縄文:弥生=6:4 前後だと思われる。
115 :
出土地不明 :2005/11/12(土) 15:15:07 ID:trCC44Xl
横だけどご忠告。 sage進行しないと、キテイのオニヅカが憑依する危険あり。 あっちのスレは、もう完全に汚染されて廃棄を待つばかりナリ。
116 :
鬼塚 ◆CEBCZ08hDI :2005/11/12(土) 22:44:32 ID:ppIs2Wcw
はい。呼ばれれば出てくるぞ。 このスレで面白そうなのは、600万年だか、800万年だかしらんが、 とにかく、最初に人類が二足歩行を始めたころの話だろうな。 なぜに、チンプは二足歩行をしなかったのか、とかそのあたりだ。 ここでも、もちろん、鬼塚理論は炸裂するわけだが、それは、多くの 人々に望まれたときにすることとしよう。 当面、このスレは、日本人のルーツ論なので、そいつについては、専用 スレがあるから、そっちでやってもらいたいものだ。
117 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 11:53:08 ID:OqnCoEY/
他スレのオニ語録 >発想そのものは、氷河時代をあつかった小説から得た。 >ジーン・アウルの「大地の子」シリーズだ。もちろん、この種のテーマを >あつかった小説の中でも、もっとも有名なものの一つであるから、ご存じ >の人は多いだろう。・・・・・・ >今回どうやら、ソースを示せという人々は、私が原始人小説からヒントを >えて、そして一般書籍をあたることで説をくみたてた、ということで、 >大いに笑うことだろう。 >さて、手の内は明かしたぞ。批判すればいい。笑えばいい。好きなだけ。 >また、エロ小説でも貼るのか?それもよかろう。さあ、スレ削除でも >なんでもすればいい >よーするに、考古学者や人類学者の態度たるもの、たんに専門家以外は >全く相手にしないってことで、しかも、その説が自分たちに都合悪い >ときは、エロネタがんがんまきちらしてでも、追い返すってことだな。 >きっと、 >ソースがあるわけないだろ。独自なものだからな。 >ようするに、それを考えるのが穴場なんだよ。だれも気がついていなかった。 >ついでに、貴方の主張は、考古学界全体の主張と見なそうと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ >よって日本の考古学全体 が貴方の意見をすべて支持しているものとみなす。 >場合によっては、考古学界全体が、私の不当な誹謗中傷を行ったと見なす。 > すこしはまじめにしろ。考古学者なんだろ。 >それを否定しないなら、考古学者全体があんたのような不真面目人間 >ということで、こちらにも考えがあるぞ 最後の方は佐竹ボイスっぽくなってきたな(´_ゝ`)プッ
118 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 12:31:13 ID:wnZR6pf8
そこまで来てほしいなら、そう書けばよいだろう。 人類800万年だか1000万年だかの進化という観点で、脳の発達 以前に人類化への一歩というのはまさに二足歩行だ。 で、これについては、以前書いた説がいまでも有効だと思う。 おそらく、どんな類人猿も、一度は二足歩行を目指したわけだ。 800万年前ごろから500万年前ごろまでの間、類人猿のほとんどは 二足歩行をしようとしていたに違いない。そして、どの類人猿もほとんど 成功していたんだろう。ただ、周囲がほとんど二足歩行になる中で、 二足歩行をしそこなったのが、チンプとゴリラだろう。アジア方面では、 二足歩行が一般化したのが遅れたために、結局人類進出まで二足歩行は なかったのかもしれないが。 で、800万年前から400万年前ごろまでは、そこら中の類人猿が、 とくにアフリカと中近東とヨーロッパでは、二足歩行が一般的だったと 考えられる。チンプやゴリラが二足歩行をしなかったのはしそびれたから かもしれないし、一度はやってみたが、そこら中に二足歩行がいる段階で 撤退したのかもしれない。だから、彼らも二足歩行はできる。もちろん、 オランウータンもテナガザルも二足歩行はかなりできるので、もとはみな できたんだろう。逆にいえば、一度二足歩行をしているから、そこから、 四足歩行に戻ったときに、ナックルウォークという新しい四足歩行を確立 したのかもしれない。 では、なぜ人間だけが二足歩行をするようになったのか。 簡単だ。人間があまりにもはびこったからだ。それは、二足歩行類人猿 の中で、人間だけが、あまりにも成功したわけだ。それでも、100万年 前ごろまでは、別のパラントロプス系の二足歩行類人猿はいたわけだ。 で、結果として、二足歩行をしたのは、人間とニッチを一部共有せざるを えなかったので、人間が大成功すると、すべて滅びた。が、二足歩行を あきらめたチンプとゴリラは、生き残った、ということだ。 最近、あっちこっちで、立ちポーズをとる動物が話題になっているだろう。 動物が立ち上がるのはごく自然なことだ。人間の赤ちゃんが立ち上がるの に苦労しているのとくらべて、普段は四足歩行をしているはずの、動物が なぜにあんなに簡単に立ち上がるのか?マレー熊のツヨシ君だかは、 ムンクの「叫び」の真似までする。立ち上がった状態で歩く。 ようするに、立ち上がるのはごくごく普通なんだ。が、人間が立ち上がった ので、他の立ち上がる動物は滅びたということだ。 とにかく、900万年前から50万年前までの間、類人猿化石はみつか っていない。みつかるのは、「直立歩行をしていた可能性のある人類の 祖先らしき動物の化石」だけだ。ただ、400万年前ごろのアウストラロ ピテクスの頭蓋骨はチンプとほとんど変わらない。犬歯が小さいとか、 いくつか特徴はあるが、おそらく、「当時の直立歩行類人猿」の想定の 範囲内だろう。だから、直立歩行類人猿は800万年前から、400万年 前は、アフリカにおいてごくごく普通の類人猿だったのだ。チンプや ゴリラは希少絶滅危惧動物だったのだ。それが幸いして人間ばかりになった ときも、彼らは生き残った。人間とニッチを共有しないが故だ。
119 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 12:44:14 ID:8oCmqEJO
120 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 12:54:41 ID:wnZR6pf8
アクア説は、ほとんど無理だろう。とくに人類が「海」で進化したという のは、あり得ないとされる。ただ、淡水近辺で進化したというのは、一部 の研究者の間では、かなりまじめに議論されている。というのも、化石が 発掘されるサイトが、多くの場合、その古生人類らしきものが生きていた 当時は淡水(河川、湖)の近所である場合が多いからだ。それと、発汗の 仕組みからすると、水の携帯ができない段階(まあ、原人の時代までは 無理だろう)では、たとえ数キロという距離を走れるような能力があって も水の補給は他の生物以上に必要ではないか、というのがある。じゃあ、 発汗する馬はどうか、とかいう疑問もあるが、まあ、馬程度に水辺にすんで いたんではないかと。 ネアンデルタール人との混血の可能性は十分にあるが、現状ではその 痕跡は現代人のゲノム上では発見されていない。mtDNAについては、すで にネアンデルタール人のものもおおむね判明している(いろいろな地域の 数体分が判明)。それとくらべて類似の配列をもつ現代人は発見されて いない。ただ、ヨーロッパの後期旧石器文化であるオーリナシアンでは、 その原郷とされるザグロス山系が、もともとネアンデルタール人の集中 していた地域で、ネアンデルタール人のムステリアン文化が中心であった ことから、オーリナシアンが原クロマニョン人とネアンデルタール人が いっしょになって築いた文化であった可能性がある。混血はさておいて、 ヨーロッパの旧石器文化の要素の中にネアンデルタール人の系統の文化 が混ざっているのは、ほぼ間違いないだろう。 イブ仮説は、事実上、受け入れられた説で、これに反論するのは、現状では 人類学者のごく一部にすぎない。 聖書創造説は、まあ、アメリカ人にはこれを信じる人が多い。世界でし られた学者の中にはいないが。 宇宙人創造説は逆に、今の多くの研究者が、ある意味で期待しているか もしれない。そうでないと、後期旧石器文化の爆発的な進展が説明でき ないとする考え方もある。もちろん、まじめには口にださんが。
121 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 12:59:28 ID:wnZR6pf8
というわけで、上記
>>119 の説のうち、完全に異端なのは、下の二つ。
トンデモ度は100%。イブ仮説は、すでに完全に受け入れられたと
いうことで、異端ではあり得ない。もしこれを異端とする人がいたら、
そっちが異端だ。混血説は、あながち異端ではなく、今後もまた十分に
検討されなければならない。最近の風潮としては、混血も考慮しようと
いう方向。アクア説は、大幅修正した上で淡水系で考えると、それほど
異端でもない。チンプは泳がないが、人間は泳ぐ。水の好き嫌いっていう
面では、人類は、他の類人猿の中でもっとも水好きだ。
122 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 15:48:11 ID:q5qDKf8n
このアッパレな粘着ぶり、頭の悪い小学生以下のレベルだな。 ねらーに於いても稀有ナリ、稀有なりぃ。
123 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 22:24:11 ID:Pnl1juCM
>>122 ただな、
>>119 が、イブ仮説という現在の「もっとも主流の仮説」を
トンデモ、あるいは異端扱いにしているってあたりが、まさに2chの
レベルの低さを示しているよな。最新の動向を全くみてないっていうか。
124 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 22:55:45 ID:iqLGOkm3
◆CEBCZ08hDIの話は事実と妄想がまじっているあたりがタチ悪い。
125 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 22:59:27 ID:KvA0xesQ
きちんと区別しているわけだが、マトモな知識をもったやつなら、
区別は問題なくできるので、それを妄想とかいうのは、自分の知識が
ないことを示しているだけだわな。
で、どのあたりが、妄想に思えるかな?とくに、
>>120-121 で。
126 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 23:00:32 ID:iqLGOkm3
>>118 の、二足歩行がニッチだというあたりはモロに妄想。
(生態学的な)ニッチの意味わかってる?
127 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 23:03:05 ID:iqLGOkm3
あと、イブ説が主流というのも妄想だな。 積極的に支持するにはデータが足りないが、否定する根拠もあまりない、 というのが実際のところだ。
128 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 23:07:32 ID:KvA0xesQ
>>126 だから、
>>118 全体が私の仮説だ。仮説なんてのは、だれのものでも妄想
以外のなにものでもあるまい。
ニッチの意味は分かっているぞ。
私の説では、二足歩行はきわめて強力で、オールマイティだったから、
二足歩行類人猿というものの占めるニッチは、最終的に人類の祖先に
全部取られてしまったので、そこで生きていたすべての二足歩行類人猿
は滅び去ったということだ。ところが、類人猿全体では、二足歩行を
あきらめたチンプとかゴリラとかオランウータンとかがいたので、
かれら二足歩行をしなかったのだけが、現在まで人類と共存できる状況
になったということだよ。だから、800万年前から500万年前ごろ
までにいたる「人類の祖先らしき化石」が、人類の祖先であったかどう
かわからんといっている。おそらくほとんどは違っただろう。
アウストラロピテクスも、ほとんどは人類につながらない二足歩行類
人猿だった。いろいろな種がいた。そのうちで、ホモ・エルガスターに
なった、つまり原人に進化したものだけが、あまりにも強力になったので
二足歩行類人猿の生きていくべきニッチはなくなったということだ。
ニッチ=隙間。
129 :
出土地不明 :2005/11/13(日) 23:12:36 ID:iqLGOkm3
仮説と妄想との区別もついていないか。やれやれ。 じゃ、おやすみ。
130 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/13(日) 23:30:44 ID:Qnh7zQEg
>>129 仮説ってのは、現状わかっている範囲の事実、結果からは、証明は
できないが、可能性が否定できない「説」で、かつその説によって
なんらかの別の部分の「説明」が容易になるようなメリットをもった
ものだよ。
私の説は、妄想であるが、上記の条件を満たしているので、仮説とし
ては意味がある。そして、これによって、類人猿の中で人間だけが、
恒常的な二足歩行である理由を説明しやすくなる点でメリットがある。
というわけだ。
131 :
出土地不明 :2005/11/14(月) 02:49:26 ID:wGRq/axC
>>120 >聖書創造説は、まあ、アメリカ人にはこれを信じる人が多い。世界でし
>られた学者の中にはいないが。
結局,そういったカルト的なアメリカ人が未だに全体の40%位居て、ブッシュを根強く支持している事が米の問題だ:
http://www.pollkatz.homestead.com/files/pollkatzmainGRAPHICS_8911_image001.gif 国民の半数以上が神による人類の創造を信じ、更に人類誕生への神の介入を信じる者も多く進化論信じるは国民の二割弱という米国。
なかでもブッシュの支持基盤であるキリスト教右派は聖書での人類創造を6000年前として、
恐竜の誕生から何から何までこの地球の歴史をたったの6000年に無理やり押し込めた歴史博物館まで開館準備中とか。
てゆーか、このキリスト教右派の思想が最後に誰に利があるか、といえば中国なんだよね〜w
たった六千年の歴史にて、つまり宇宙が誕生したその頃には・・・。
すでに中国に古代国家が出現!!
世界の言葉乱れたバベルの塔の時代には中国ではすでに漢字を使ってたんだぜww
やはり中華文明が偉大であるということにさせられるwww
だが、キリスト教右派はヤバイ。こういう細かいことなんてちっとも気にしていない。ヤバすぎ。
132 :
出土地不明 :2005/11/14(月) 09:59:34 ID:EAt5hFqw
ニッチの意味もとりちがえているような輩に仮説をたてる資格はないよ。
133 :
出土地不明 :2005/11/14(月) 23:39:37 ID:B+pmsgmQ
>>131 このような考え方に対する対処法は、っていうと、彼らは神様が生物とか
すべてつくって、という話なんだから、「神様の一日は人間にとって
十億年くらいなんだよ」といえば、納得してもらえるのではないかと
思っています。もっとも、人類進化の話になると、ちょっと面倒ですね。
134 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 11:17:49 ID:wpvlaoKK
キリスト教右派は種が変化すること自体を否定しているわけだが。
135 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 13:35:46 ID:ThMTfjOt
お釈迦様が、石器遺伝子を作りかえたり、消去したりなさるのです(-人-)合掌
136 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 20:00:04 ID:BZbVD49l
ま ず 初 め に Y A P + あ り き 。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 つまり日本人種は半分以上が土着の縄文系。 YAP+を前提にY染色体とmtDNAを解釈するべきなのである。 いきなりY染色体とmtDNAから入っていくから、 ほとんどが渡来系で、土着系がほとんど無いなんていう 頭の弱い輩による馬鹿げた解釈が出てきたり、 在日の人種工作の格好の餌食になってしまうのである。
137 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 20:01:07 ID:BZbVD49l
>日本は縄文:弥生=3:7ぐらい。 ↑ちょっと前に流行ったこれ。 YAP+を通せば、一発でデタラメという事が分かる。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 そして渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 たったこれだけでも日本人種の半分以上が土着の縄文系である事が いとも簡単に分かる。 本当のところは大よそ、縄文:弥生=6:4 前後だと思われる。
138 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 21:59:36 ID:QGRUZ7KO
>>134 数十億年の間にいろいろ試行錯誤して、その結果が、数千年前ごろから
の「固定された種」だ。ここ数千年で大きく変化した種ってのは、すくな
くとも目にみえる大きな動物植物ではほとんどいないだろ。これなら、
教義に反しない。
139 :
出土地不明 :2005/11/15(火) 22:00:39 ID:QGRUZ7KO
140 :
出土地不明 :2005/11/16(水) 20:11:59 ID:9G8VJ9n5
>>138 キリスト教右派に言ってやれよ。
ヒステリックに否定されるのがオチだろうがな。
141 :
出土地不明 :2005/11/16(水) 22:34:21 ID:bsMlyl2N
>>138 犬や猫やその他家畜も野菜も変化に次ぐ変化を遂げているぞ。
142 :
出土地不明 :2005/11/16(水) 23:03:32 ID:LQDCMmAA
>>140 まあ、そうだろうな。でも、今じゃあ彼らも、宇宙人とはいわないまでも
神の存在を科学化した概念である、なんだっけ、intelligent being だか
なんだか、そんなのを発明して、科学的な右派キリスト教の教義を作ろう
としていて、保守派と対立して大変なんだよな。
>>141 まあ、その身近な動物とかが、いきなりめちゃくちゃ変わったというのは
ないだろ。ぜんぜんないとはいわんが、牛が狸になるようなこともなか
ったわけだし。
143 :
出土地不明 :2005/11/17(木) 08:18:54 ID:6u7cJ1ZT
>>142 IDやってる連中に言わせると「我々の理論は宗教とは無関係」らしいぜ。
144 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/19(土) 00:32:28 ID:CqAPipVk
人類進化を原点から考察しなおします。どわっといきます。 第1回 直立二足歩行の謎 最近の考古学的な研究成果により、人類が他の類人猿から分かれて最初 に獲得した「人間的行動、体の解剖学的特徴」は二足歩行であったとい うことになってきています。 では、ここで、考古学的に分かっていることをみていきましょう。 確実に直立二足歩行をしていた類人猿か猿人が存在した証拠となるのは 400万年前ごろからのステルクフォンテインあたりのアウストラロピテ クスの大腿骨を含む化石でしょうか。だれもが絶対に信じてしまうのは あの二足歩行をしていた足跡化石かもしれません。これはおおむね、 アファレンシスの時代とされていますから、350万年前ごろでしょう。 それ以前の化石の場合は、頭蓋骨近辺のみなどの場合が多く、直立二足 歩行の証拠として確実なものはなく、たんに脳と脊髄との連結部分の 角度が直立歩行的、という程度です。 そこで、私の仮説は、800万年前ごろから400万年前ごろまでは、 アフリカの、あるいはアジアのオランウータンの祖先もふくめて、 大型類人猿はほとんどみな直立二足歩行をしていたのではないかという ものです。そして、その子孫の中で、唯一二足歩行を続けたのが、人間 の祖先であり、他は、400万年前か300万年前ごろには、直立二足 歩行をやめて、ナックルウォークになったというものです。 類人猿のナックルウォークの証拠となるものは実際には考古学的には ほとんどなく、化石として発見される類人猿は初期のものはほとんどが 他のサルと同じで、普通の四足歩行です。ナックルウォークをしていた とされるものはありません。一方、800万年前から400万年前ごろ の類人猿、猿人の化石は、全部「人類の祖先かそれに近縁のもの」と されていますが、そんなおかしなことはあるのでしょうか?なぜ、 ゴリラの祖先やチンプの祖先が出てこないのか。最近たしかに、チンプ の祖先となる化石が発見されましたが、50万年前のものです。 他に、900万年前ごろのアフリカ類人猿の化石はみつかっており、 ゴリラ、チンプ、人類の共通祖先かかいわれています。しかし、 ちょうどチンプと人類が分かれたころとされる800万年前から、60 0万年前の類人猿の化石が一つもないのです。やっぱりそれはおかしく てサヘラントロプス、オロリン、アルディピテクスなどのどれかは、 チンプやゴリラの祖先ではなかったかと思いたくなる。 で、場所が違うので人間の祖先にされなかったオレオピテクス(イタリ アで発見)は、直立二足歩行をしていた可能性が強く示唆されています。 結局、800万年前から400万年前ごろは、アフリカでも地中海でも みな直立二足歩行をしていたのです。 遺伝学的にみた人類とチンプとの祖先が分離した時期は500万年前後 です。ですから、アウストラロピテクスの多くが人類の祖先かそれと 類縁の動物とするのには、全く異論はありません。これらはほとんど 400万年前から250万年前ごろのものです。 しかし、それ以前の500万年から800万年前の「人類の祖先」と される化石の多くは、当時のアフリカで普遍的であった「二足歩行の 類人猿」の化石であって、人類とは直接つながらない、場合によって はチンプやゴリラの祖先かもしれない、と考えられます。もちろん、 彼らが本当に二足歩行をしていたかどうかも確証はありません。 仮に彼らが直立二足歩行をしていたなら、それは類人猿としてはごくご く当然の行動で、進化の方向としてはまことに自然なものだったと考え られます。ただ、後に人類が登場してからは、多少なりとも直立二足 歩行に不得手な類人猿は、ナックルウォークを採用し、かつ森にもどっ ていったのではないか、と思います。そして、人類と競合することに なった直立二足歩行類人猿は、パラントロプスもふくめて、すべて滅び たというのが、今現在しられているさまざまな考古学的な発見からする ともっともらしいと考えられます。
145 :
出土地不明 :2005/11/20(日) 08:22:02 ID:uv8QsXyd
146 :
出土地不明 :2005/11/20(日) 20:24:33 ID:czQ789mZ
その記事を読むかぎりでは、著名なキチガイがまた何か言ったというだけのことのようだが。
147 :
出土地不明 :2005/11/20(日) 20:57:46 ID:KDc05fdl
石器遺伝子なんてナイ! ξ\( ・_・)うんこ投げ! ( ・_・)_ …-=≡ξ;゚o゚)ベチャ
148 :
出土地不明 :2005/11/25(金) 22:18:47 ID:2Fn5sbPG
144、CEB・・氏に、質問というかちょっとしたイチャもん。 昨日まで四本足で歩いていた者が今日二本足で立ち上がれば、誰だって最初はへたくそなのだから、 立ち上がった者から順に滅ぼされてゆくんじゃないの。 だから、少々二足歩行に向いた体型をしているからといってするわけにいかないし、したがらないんじゃないのかなあ。 まただからこそ、二足歩行を覚えたての類人猿が、その道の先輩である人間につぎつぎ滅ぼされていったということも考えられるわけで。 「イヴ説」じゃないけど、人間が二足歩行を覚えたのは、 天敵もライバルもいない人間だけが天下の「森」だったんでしょうかねえ。
149 :
出土地不明 :2005/11/25(金) 22:22:22 ID:2Fn5sbPG
144、CEB・・氏に、質問というかちょっとしたイチャもん。 昨日まで四本足で歩いていた者が今日二本足で立ち上がれば、誰だって最初はへたくそなのだから、 立ち上がった者から順に滅ぼされてゆくんじゃないの。 だから、少々二足歩行に向いた体型をしているからといってするわけにいかないし、したがらないんじゃないのかなあ。 まただからこそ、二足歩行を覚えたての類人猿が、その道の先輩である人間につぎつぎ滅ぼされていったということも考えられるわけで。 「イヴ説」じゃないけど、人間が二足歩行を覚えたのは、 天敵もライバルもいない人間だけが天下の「森」だったんでしょうかねえ。
150 :
出土地不明 :2005/11/26(土) 00:56:42 ID:WmX/czT7
鬼塚にマジレスするなよ
151 :
出土地不明 :2005/11/26(土) 02:21:37 ID:0alNGZ+0
ごめん、はじめてなもんで。 でも、かれのいってることはおもしろいし、 ひとまず信じて考えてみるのも、結構楽しいよ。
152 :
出土地不明 :2005/11/26(土) 10:18:36 ID:vBZhfQjl
>>151 また機知外が蠢きだすから、やめてくんない?週末だし。
153 :
出土地不明 :2005/11/26(土) 10:41:08 ID:0alNGZ+0
オニズかさん、がんばって二足歩行の講義つづけてください。
154 :
出土地不明 :2005/11/26(土) 14:40:07 ID:nexmvQ0+
ついに自作自演かよ┐('〜`;)┌ ヤレヤレ
155 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/27(日) 23:34:46 ID:7oaLuHA+
>>149 総じて、っていうか、私が言いたいのは、アフリカにおける類人猿の化石
は、800万年前ごろからあと、50万年前ごろまでのものでは、一つと
して、「直立二足歩行でない類人猿」のものが発見されていないってこと。
50万年前のチンプの歯が発見されたのはつい最近だけれど、いまんとこ
ろ、900万年前ごろの類人猿の化石が二つくらい発見されて以降、
あとは、全部直立二足歩行をしていたと「かなり強く主張されていて」
それから、「人間の祖先と関係がある」とされたものしかない。
よーするに、チンプとゴリラの化石は一つも出てきてない。
ただ、チンプとゴリラが、突然ここ数万年だかにぽっくり現れたはずも
ないのだから、だとしたら、この化石の発見状況はどういうことか、と
いうと、800万年前から以降現在にいたるまで、人間の祖先とか、
あるいは人間の祖先と関係ある動物かどうかはべつにして、直立二足
歩行の類人猿が、アフリカには圧倒的多数存在していたことになる。
チンプの住む森では化石が残りにくいとかいう勝手な説明はあるけれど
それは非常に勝手な話で、初期の「直立二足歩行類人猿」もやはり
森に暮らしていた可能性は高い。
156 :
出土地不明 :2005/11/28(月) 00:59:10 ID:Pn1CFWfD
一文を短くして意味のとおる文章を書け。 無理かもしれんが。
(◆CEBCZ08hDI曰く)「私 もやはり森に暮らしていた可能性は高い。」
158 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/28(月) 22:04:53 ID:jGqokCL0
>>156 読みにくいだろうが、誤解を避け、間違いがないように書いている。
「チンプとゴリラの化石は全くみつかってないといってよい」と書けば
簡単だが、「いや、50万年前のものがみつかった」とか、「いや、
人類祖先の化石とされているものにまざっているかも」とか、「いや、
900万年前ごろのものは」などといくらでも揚げ足取りがなされる。
>>157 揚げ足を取ろうとするやつは、このように、どうしてもやりたいらしい。
159 :
◆CEBCZ08hDI :2005/11/28(月) 22:13:41 ID:jGqokCL0
さて、気を取り直して、、。 最近では、人類の進化の道筋にたいして、遺伝学をふくめて分子生物学 の方面からのアプローチも多い。ちょっと前までは、mtDNAの解析による 系統の追求くらいが多かったが、もっと具体的に人類の進化に関わる 遺伝子そのものの研究がある。 いくつか拾ってみる。 1)200万年前ごろ、顎の筋肉のタンパク質ミオシンに突然変異が おこり、以降、人類の顎の筋肉は著しく弱くなった。これがその後の脳 の肥大を可能にした「のかもしれない」。 2)現代人とネアンデルタール人の脳にある特殊な物質が脳が大きくなる のに関係したかもしれない。この部分の物質に関わる遺伝子が人間と チンプでは違っていて、人間は壊れているようだ。 そのほかにもいろいろあると思うが、いずれにせよ、人類の進化には、 なにかと、それまであった遺伝子が壊れることで新たな可能性がひろがる ことがいくどかあったようだということをひとつのまえふりにしておこう。
160 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 11:33:03 ID:zXL4SlYQ
人間の持つ様々な身体的特徴は、サルのネオテニーでほぼ説明が付くという説があります。 ここで、1)のミオシン云々に付いて考えると、通常の動物では胎児期に発現しているミオシンが、 ヒトにおいて顎の筋肉には大人になっても発現している事が分かっています。 これらの事から、起こった出来事の順序としては 1.ネオテニー化→ 2.顎での胎児期ミオシンの発現→ 3.ミオシン16が壊れる という可能性が大いに考えられるわけです。 何が言いたいかと言うと、鬼塚は原因と結果を取り違えてる可能性もあると。
161 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 11:52:58 ID:INmmNQal
>>160 ?
全部の行が飛躍した議論、ネオテニー説なんて数十年前に廃れた物を持出すし。
162 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 12:59:39 ID:zXL4SlYQ
ネオテニー云々が古いってのは知らんかった。 それはすまん。 でも、全部の行が飛躍ってのは嘘だよ。 >通常の動物では胎児期に発現しているミオシンが、 >ヒトにおいて顎の筋肉には大人になっても発現している事 これは厳然とした事実。
163 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 13:07:09 ID:zXL4SlYQ
ついでに、最近の説というのを御教示いただければ有り難い。 論文データベースといったらPubMedくらいしか知らないもんで。
164 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 19:35:37 ID:6YfLgc3Y
ま ず 初 め に Y A P + あ り き 。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 つまり日本人種は半分以上が土着の縄文系。 YAP+を前提にY染色体とmtDNAを解釈するべきなのである。 いきなりY染色体とmtDNAから入っていくから、 ほとんどが渡来系で、土着系がほとんど無いなんていう 頭の弱い輩による馬鹿げた解釈が出てきたり、 在日の人種工作の格好の餌食になってしまうのである。
165 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 19:36:42 ID:6YfLgc3Y
>日本は縄文:弥生=3:7ぐらい。 ↑ちょっと前に流行ったこれ。 YAP+を通せば、一発でデタラメという事が分かる。 日本人種の平均で約45%がYAP+遺伝子を持つ。 つまり自動的に約45%が土着の縄文系。 そして渡来系は女性をあまり伴わない傾向。 たったこれだけでも日本人種の半分以上が土着の縄文系である事が いとも簡単に分かる。 本当のところは大よそ、縄文:弥生=6:4 前後だと思われる。
166 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 21:23:57 ID:20Fp2N0w
|/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・ YAP+を持つのは日本人種だけ…ブツブツ… | . : )'e'( : . | …YAP+を持つチベット族やチワン族は人口が少ないから無視… ` ‐-=-‐ …中国のプミ族よりアイヌ族の方がYAP+率はほんの少し多い… / \ …中国人は二重まぶたがほとんどの人種だと断言する… ||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ||\\. \ ∧_∧ ||. .\\ \ ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ) . \\ \ / ヽ. . \\ / .| | | (同じ事しか言ってないぞ) . \∧_∧ (⌒\|__./ ./ ( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧ . _/ ヽ \ ( ) うわー、こっち見てるよ
167 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 22:08:24 ID:WHY38WvJ
>>160 >人間の持つ様々な身体的特徴は、サルのネオテニーでほぼ説明が付くという説があります。
「人類ネオテニー説」は、既に日本人の教授によって論理的に否定されています。
井尻正二教授著の『胎児化の話』って本があるからお勧めします。
この本によると、サルがどうネオニテー化してもヒトの身体的特徴は現れません。。
ネオテニー論者はサルがネオテニー化で直立二足歩行をはじめ、脳が大きくなってヒトになったと
説明するが、これには致命的な欠点がいくつかある。
168 :
出土地不明 :2005/11/29(火) 22:17:02 ID:WHY38WvJ
井尻教授はこの著書で、ボルクやモンターギュの無知を厳しく批判している。
169 :
出土地不明 :2005/11/30(水) 03:55:37 ID:Lj8bkdSD
ミャンマーの首都機能、北へ移転 平城(なら)の京(みやこ)から山城地方に首都機能(後に京都と名乗る)を 移転成功し得たが、直ぐに権力は発揮され得ない。 藤原道長の時代に京越えと調子をこいていると 瞬く間に鎌倉に権力が移転され、裏の京機能となる。そして永遠に 叶わない親と南北・京対決という機会により再度説得に成功。もう一度チャンスを 貰い、室町の京と名乗る。しかしまたしても戦国時代となり 山城の国は火だるまにされてしまいお国経営倒産となる。 すると気付いたら尾張や三河の武将に権力を奪われ、 大坂と江戸が台頭する時代となり山城は権力を失うことになる。 その後、そんなこんなで大政奉還により江戸の時代も終わる。 その後、頭角を現した薩長土肥により形式上の首都が山城から江戸へと完全移転し、 大和の京と区別すべく”東京”とする。そして、その東京は国際化時代として驕り 高ぶってしまい太平洋戦争により首都機能ごと焼失してしまう。 律令国家完成以降、大和以外にこの国で”京”を完全に任すことのできる後継者が育たないのが 国際社会での日本国の地位なのか。と思ってしまう。ファリテの柳井氏のように、もう一度 我々平城の京が実経験後の再教育として直接指導に当たるしかないのか。2010 今の日本は何だ?経済は東京集中だが意思が集権されていない。 ところが何だ? 山城は1200年の都?今も法的には首都機能? と自己満足している者もいれば江戸は400年の国際的都? 大坂は日本一歴史のある国際大都市? 大宰府は日本で一番歴史のある国際都市? 広島は戦争下、東京君の変わりに 首都になった? 摂津の福原京? 同じく摂津の難波京? 近江の大津京? 今の日本は薩長土肥が人的に支配しているので実質首都機能は鹿児島・山口・高知・肥前? 愛知の戦国3武将の血統が日本の今の権力中心? 鎌倉は150年の都で現在も先進地域なので 800年の都って? 他の地方もあと少しで首都だったのに・・・って? いやー全国、皆さん色んな史観をお持ちですね。言ったもん勝ちですか? まあー、政治の世界は首都機能(権力)が度々変遷するものだろう。 しかし京は変わらない。 お前らに京を語る資格などない。語れるのは大阪よりも自立が遅れた京都と東京という京機能だけである。
170 :
出土地不明 :2005/12/18(日) 16:20:18 ID:QluFrZu8
>>160 >人間の持つ様々な身体的特徴は、サルのネオテニーでほぼ説明が付くという説があります。
サルのネオテニーでは説明できない特徴はたくさんある。
例えば、S字型の背骨、バスケット型の骨盤、アーチ型の土踏まずは、
人間が二足歩行をするために必要なものだがこれはサルの胎児期には現れていない。
明らかに人間が独自進化させたもので、ネオテニーの産物ではない。
ネオテニー論者はチンパンジーがネオテニー化してヒトになったと説明するが、
ヒトの進化はチンパンジーから始るのではない。チンパンは既にヒトの段階なのだ。
チンパンジーやゴリラより下等なサルのほうがネオテニー的な特徴を持っている事実を
どう説明するのだろう。チンパンジーよりマカクのほうがネオテニー的な特徴が多いではないか。
人類の長くのびる豊かな口髭もチンパンジーのネオテニーでは説明ができない。
これだけ穴だらけのネオテニー説なのに、これを支持する日本人が多いのはなぜだろうか?
171 :
出土地不明 :2005/12/18(日) 17:29:21 ID:ebcchyyt
>>170 >穴だらけのネオテニー説なのに、これを支持する日本人が多いのはなぜだろうか?
より目の童顔な可愛さが好きなんだもん。
浅井真央ちゃん、ゆうこりん、
劉亦菲(リウ・イーフェイ)ちゃん、
ムン・グニョンちゃん、、、
そういう顔の美少女は黒人や白人には現れない。
172 :
出土地不明 :2005/12/18(日) 18:23:15 ID:BCmBer7L
◎これが寄り目ビビンバだ!!!!! 焼イモみたいな色黒で頭が小さくて頬が高い不格好な長顔 ひどく扁平で潰れたような低鼻 離れた感じの細い寄り目 薄いハの字眉 アヒルのように突き出した半開きのだらしがない唇 この顔でビビンパチュセヨ〜と言います。
173 :
出土地不明 :2005/12/18(日) 21:49:12 ID:QluFrZu8
>>171 日本人は歯冠が大きくてホホとエラが張った大顔なので童顔とは言わない。
埴原和郎氏著「体から日本人の起源をさぐる」によると、
犬歯のサイズは、
エイプ>猿人>原人>インディアン>黒人>日本人>白人
174 :
出土地不明 :2005/12/19(月) 20:17:32 ID:bFAPo1/a
175 :
出土地不明 :2005/12/20(火) 19:51:45 ID:uCm8tiOE
176 :
出土地不明 :2005/12/24(土) 22:17:55 ID:6h6ddho9
NHKでトーマイをやっていたが、700万年前にすでに人類の祖先がチンプと分かれ直立二足歩行していたと断定してた。 あの化石では、復元しだいでどうにでもなるだろう。
177 :
出土地不明 :2006/01/08(日) 17:30:42 ID:iT9wmz+d
178 :
出土地不明 :2006/01/08(日) 17:31:13 ID:iT9wmz+d
179 :
出土地不明 :2006/02/16(木) 15:51:55 ID:QFxURaoq
東大の「アフリカの骨、縄文の骨―遥かラミダスを望む」逝った人のレポキボンヌ
180 :
出土地不明 :2006/05/18(木) 10:03:45 ID:oxsR0pDo
181 :
出土地不明 :2006/05/18(木) 22:58:00 ID:li4iYpOC
>>180 まあ、この記事の内容がどの程度受け入れられるかそれは分からないけれども、
ただ、もし、この記事の内容が正しいとしたら、私が以前いったように、
800万年前ごろから直立歩行の類人猿がどわっと増えて、それには、チンプ
の祖先も、人類の祖先もいて、その後、二足歩行をしない方向に進んだのが、
チンプで、二足歩行をしたのが、そのほかもろもろの猿人の祖先で、その中で
ホモ・エルガスター以降、人類の祖先の系統のみが生き残って、ただ、二足
歩行をしないようになったチンプは、人類の祖先と競合しないので生き残った
という仮説が、結構現実的になってくる。
182 :
出土地不明 :2006/05/20(土) 09:00:59 ID:1XR9VcZC
183 :
出土地不明 :2006/05/20(土) 11:28:15 ID:8qd0fkD8
ニュース@ねいちゃー よりチョトだけ >on 12 May Pääbo's team reported at the Biology of Genomes meeting > at New York's Cold Spring Harbor Laboratory・・・・・ >One finding so far is that the Neanderthal Y chromosome is >substantially more different from human and chimp Y chromosomes > than are other chromosomes. >This suggests that little interbreeding occurred, at least among >the more recent Neanderthal species.
184 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 00:42:16 ID:BLQDSNVI
>>182-183 mtDNAについては、たしか、5体分以上が報告されているはずで、どれも、
現生人類のものからは十分離れていて、かつ、5体分はどれも比較的近い
関係にあるってことだったから、Y染色体についても、それがいえるかどう
かっていうところだね。30万年くらいの数字が出ているけれど、これは、
mtDNAの結果と矛盾しない。
で、注目されるのは、ホモ・フロレシエンシスのなんだけれど、やっぱり
あったかいと無理なのかな。レークマンゴのはそれでもちゃんとmtDNAが
出てきたわけだが。
185 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 05:37:50 ID:ScMs7M4O
>184 発見が2003年だから、これだけ時間が経っても音沙汰なしだと 厳しいかな、とも思うけど、帰属を巡ってごたごたしたから、本格的な 分析に着手したのは、わりと最近のことかもしれない。 こちらとしては、大いに期待しとるのですが。
186 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 10:05:03 ID:84vj7dgw
187 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 13:13:51 ID:zFCJPr1u
>>186 その話はどっかで聞いたこと有るが、
自然界で交雑があるなら定義上亜種になると思う。
異属と分類したことが間違いだったと言うことだね。
188 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 13:28:56 ID:EVmBUM4q
>>187 自然界ではなく、半強制的、あるいは人工授精でよいというなら、人間と
チンプだって間違いなく可能だ。ただ、生殖能力のある雑種が生まれるか
どうかはなんともいえないけど。染色体の違いからすれば、ロバとウマ
よりは近いだろうからな。ライオンとトラほどの違いがあるとは思えない
わけだし。
ネアンデルタール人と現代人もその意味では全く問題なかろうと思う。
げんに、ボノボとチンプ(分離して200万年以上)でも生殖能力のある
雑種が生まれている。ただし、これらは自然界ではなく、檻の中だった。
また、逆に、自然界で自然に交配するか、ということについては、
チンプの間でも、地域が違うと、交配しないらしいという話があるな。
日本で有名なアイちゃんも、アユムを産んだのは、人工授精によるもの
で、自然交配ではないからね。
スマトラとボルネオのオランウータンは、分離して300万年以上たつ
が、これまで動物園などでは普通に交配してきた。最近はそれを避ける
ために、DNA検査をして、判別した上で、一緒に住まわせるなどしている。
ニホンザルとタイワンザルは、普通に考えて分離して50万年はたつと
いうが、ごくふつうに交配してしまい、日本でもかなり問題になっている。
現在、日本国内では、タイワンザル及びニホンザルとタイワンザルとの
混血種を撲滅する行動がとられている。
という観点でいうと、自然交配という意味では、タイワンザルとニホンザル
は同種であり、オランウータンもたぶんボルネオとスマトラのものは、同種
だろう。逆に、チンプの地域ごとの違いは種としての違いになるだろう。
今回のネアンデルタール人については、4万5千年前ということであるから
時期として、オーリナシアンの現代人(いわゆる古いクロマニョン人)が
ヨーロッパに入ってくる直前か直後であって、場所からしてもクリティカル
な場所だと思う。現代人にネアンデルタール人のY染色体の要素がないと
いうのは、遺伝子プールの大きさから考えて当然だが、数の少ないネアンデル
タール人のほうに、現代人型のY染色体がまざりこむ可能性は十分にあるので
今後、3万年前後前のもっとも後期のネアンデルタール人について調べると
なんか面白い結果が出てくるかもしれない。
189 :
出土地不明 :2006/05/21(日) 19:24:14 ID:VzzQJFIU
>>ヒトとチンパンジーの祖先、いったん分岐して交雑? おいおい、「交雑」ってなに? ようは「遣った」って事かよ!! 無理無理、俺はチンプとは如何考えても無理。
190 :
出土地不明 :2006/05/23(火) 19:53:20 ID:vFQQPzR/
人類とチンパンジーは共通祖先から分岐後も交雑していた!
http://www.nature.com/news/2006/060515/full/060515-10.html "Chimpanzee and human ancestors may have interbred"
The evolutionary split between humans and our nearest evolutionary
cousins, chimpanzees, may have occurred more recently than we thought,
according to a new comparison of the respective genetic sequences.
What's more, it might have been a messy divorce rather than a clean break
ー leading to the controversial theory that our two sets of ancestors may
have interbred many thousands of years after first parting company.
・・・・・・・・・・・・・・・・・
Previous estimates put the split at as much as 7 million years ago
ー meaning that Toumaï, a fossil dating from at least 6.5 million years
ago in Chad and assigned to the species Sahelanthropus tchadensis, was
hailed as the earliest-known member of the line that gave rise to modern humans.
But researchers led by David Reich of Harvard Medical School in Boston,
Massachusetts, now calculate that the split may have occurred no more than
6.3 million years ago, and possibly as recently as 5.4 million.
That would make Toumaï older than the time of the split.
・・・・・・・・・・・・・・・・・
If such a hybrid population really did exist, the question remains
as to whether it died out, or whether modern humans or chimpanzees
(or both) are its descendants. It's very difficult to say, admits Reich.
"The fossil data suggest -very tenuously - that it may have been humans
who are descended from the hybrid population."
そーすのネイチャー電子版読むと、
ttp://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/pdf/nature04789.pdf Pattersonらは、人とチンプの系統がキッパリ分離した年代として540万年前という数字を
得た。これまトゥーマイどころか、オロリン、A・カダバといった初期の原人よりもずっと後。
またX染色体も極めて起源が若く、これらの説明として交雑説を提示してる。
人ーチンプの最初の分岐は古くても、その後長い交雑期間を経てからキッパリ分かれた。
これを上述のHopkinは、clean breakでなくmessy divorce (厄介な粘着系離婚劇)と
表現してるんだわ。
191 :
出土地不明 :2006/05/23(火) 20:00:50 ID:vFQQPzR/
要するに、アルディピテクスあたりは、チンプをセフレにできる程度の進化度ってこと?
192 :
出土地不明 :2006/05/23(火) 22:46:32 ID:uBgLVA+t
つまりトウーマイ、オロリン、A・カダバとチンプの直接の祖先は 同種か亜種の関係にあったということだな。
193 :
出土地不明 :2006/05/24(水) 20:23:11 ID:gMVOUNGo
種間雑種は自然界でも普通だからな。 しかも結構子供もできる。 つまり、尾路リンなんかとチンプの先祖は同属の関係なのかも知れぬ。
194 :
出土地不明 :2006/05/26(金) 22:13:53 ID:wXEjxVNK
ヒトのエイズ(HIV)が、ついに、アフリカのカメルーンのチンパンジーのエイズ(SIV) から感染したということがだいたい判明したというニュースが流れているが、 感染したということは、感染に値する接触があったということだよな。 それと、チンプとヒトが非常に近い関係にあることで、感染しやすかったという こともある。アフリカにおけるエボラ出血熱なども現在野生のチンプの間で猛威 をふるっているということだ。エイズは、エボラ出血熱ほど劇症ではないので、 20世紀初頭にヒトに感染して以来、ゆっくりと広がって、1980年代に国際 的に認知されるに至ったわけだ。 ようするに、ヒトとチンプが、互いに病気を感染しあう程度のおつきあいって いうのと、これまでもずっと続けてきたことにはなるだろう。ヒトのかかる 病気のほとんどはチンプにもかかる。ただ、マラリアについては、チンプのほう が古くから免疫系を発達させていて、アフリカにおける鎌形赤血球病をともなう ような方法よりはずっとうまいことやっているようだ。 というわけで、チンプとヒトとの縁は、案外深いのである。
195 :
出土地不明 :2006/05/26(金) 22:26:18 ID:oMBTVekU
>>144 に書いていることと絡めて、
現在のところ、オロリンとかサヘラントロプスとかあるいは、さらに、
アルディピテクスとかいう800万年から400万年前ごろにいたとされ
る類人猿について、確実に二足歩行をしていたことを証明できるような
化石は発見されていない。おおむね頭蓋骨の化石で、脊髄が頭蓋に入り込む
ところの角度から、頭が背骨に対してどういう角度だったかを推定し、
そこから、二足歩行的か、四足歩行的かを考えて、これら800万年前から
400万年前の類人猿化石を、二足歩行かどうか判別し、二足歩行であると
判別されたときは、「ヒトの祖先」としているに過ぎない。
かりに、今回の「ヒトとチンプの混血」ということがかなり起こっていると
するならば、そのときの四足歩行のチンプと二足歩行の猿人との関係も不明瞭
で、グレースケールであったはずだ。遺伝学的にみて証拠が残るほどの交雑が
あったなら、当然、中間的な種が現代にまでつながる形で生き残ったということ
であるから、800万年前から500万年前ごろまでの間、チンプとヒトとの
中間種というのがたくさん存在し、それらが、互いに亜種の関係にあったという
ことだ。つまり、そいつらは、二足歩行でも四足歩行でもなく、その中間的
だったということになる。骨盤や足跡の化石からはっきり二足歩行であることが
立証できるのは、早くみつもっても450万年前よりは後の時代のものばかりだ。
かりに、今多くの古生物研究者、考古学者がいうように、800万年前から400
万年前までのアフリカの類人猿化石がことごとく二足歩行であったというならば、
当然、チンプの祖先も二足歩行であったと考えるべきだろう。
そして、その考え方が否定的であるとするならば、人類の二足歩行の確立は、
450万年前以降のことだというべきで、それまでは、二足歩行と四足歩行
の中間的なものが、亜種ごとにグレースケールで存在していたということに
なると思う。
196 :
出土地不明 :2006/05/26(金) 23:33:11 ID:VCBKGdlo
>>194 猿を捕獲して食べる部族がいるんでしょう。
生を食べると感染するかも
197 :
出土地不明 :2006/05/27(土) 11:56:51 ID:Jk84AG0q
いまでも、アフリカの奥地のどこぞに、チンプと人間の中間種がくらして いるとかそういう話はないのかな。現地の人たちに「ぼのぼの」とよばれ ているとか。
198 :
出土地不明 :2006/05/28(日) 08:31:42 ID:fc2S8VHz
人類がアフリカから始まり世界に広がったってほんとかな?アフリカから南米まで船や歩いて辿り着いたなんてなんか信じられない!オーストラリアなんかどうやっていったんだ!? 経路が解る人いますか?
199 :
出土地不明 :2006/05/28(日) 15:16:21 ID:KYmORL6d
>>198 現時点で解明されている経路はだいたい以下の通りだろう。
mtDNAや、Y染色体のハプログループから想定されているものだ。
1)アフリカ内
ホモ・サピエンスの起源はどちらかといえば中央アフリカの東部よりか、
東海岸に近いところ。そこから、南アフリカへ(mtDNA L1)、そして、西アフリカ
へ(mtDNA L2)、そして、東アフリカへ(mtDNA L3)。
2)出アフリカ
L3系統が、アラビア半島へ、あるいはシナイ半島経由で中近東へ。
この段階で、L3から、2系統(mtDNA M,N)。N系統はインド、東南アジアを経て
オーストラリアへ。N系統は北方へも移住し中央アジア西部へ。
M系統は、アラビア半島南部、インド南部に移住し、先行するN系統を追い払い
つつ、東南アジア、日本、朝鮮半島、中国南部へ。インド北部に至るもの
はそのまま、アジア東北部へ向かい、そこで、N系統の一部と合流し、中国
北部から日本列島へ。
3)アメリカ大陸へ
オーストラリアの一派が、島つたいに日本列島へ。日本列島で、北方系と
南方系、オーストラリア系が合流し、そのまま、シベリアからの一部と合流
しつつ、アメリカ大陸へ。
オーストラリアの一派が、日本に来る途中でインドネシア近辺でジャワ原人
の子孫と一部合流。
4)ヨーロッパ系統、
北方系N系統が、西に進出して、ネアンデルタール人と合流しつつ、西
ヨーロッパへ(mtDNA U系統)。その後、N系統の黒海周辺組が再びヨーロッパへ。
その系統はさらにシベリアにも進出して、アメリカ移住組に合流(mtDNA X系統)。
まあ、ざくっとこんなところだな。
ちなみに日本にやってきたオーストラリア人は、ほとんど男ばっかりだったようだ。
200 :
初心者 :2006/05/28(日) 15:57:16 ID:cQ0cAxgA
>>199 >オーストラリアの一派が、日本に来る途中でインドネシア近辺でジャワ原人
質問
ということは、ジャワ原人は、人類と近いけど別株で先着していたということですか
201 :
出土地不明 :2006/05/28(日) 23:33:57 ID:QJffAonH
>>200 えっと、まず
>>199 で書いたのは、あくまでも現生人類(ホモ・サピエンス)
の移動のルートだね。
それ以前に、原人(ホモ・エルガスターおよびエレクトス)が、アフリカを
出ている。その年代は、なんと200万年から180万年前のことだ。
もちろん、この数字にはまだ若干の疑念があるのだが。
アフリカには、800万年前から600万年前にかけて、いくつかの人類
につながるかもしれない化石がみつかっている。人類につながるかもしれ
ないのは、直立歩行をしていた可能性が高いからだね。頭蓋骨に背骨がつ
ながる穴の位置から考えて、直立歩行をしていたかもしれないという可能性
がある化石がいくつか出ている。その後、400万年前ごろになると、確実
に直立歩行をしていた猿人が現れる。それがアウストラロピテクス属だ。
人類は一方、250万年前から石器を使いはじめたようだ。
で、化石は出てないが、中近東からも、250万年前ごろの石器ではないか
というものがいくらか見つかっているので、すでに、250万年前には、
アウストラロピテクス属の一部がアフリカを出て、中近東にいたのかもしれ
ない。このあたりは、まだ証拠が不完全でよく分からない。
さて、200万年から180万年前ごろには、アフリカでホモ属があらわれ
る。初期のホモ属は、身長が150センチ程度で頭蓋骨容積が600cc程度
というものだが、それでも、アウストラロピテクス属が400cc台の
チンプ並の脳容積だったのよりは50%くらい大きい。
で、このホモ属は、個体差が非常に大きい。
黒海とカスピ海に挟まれたグルジアのドマニシで約170万年前ごろの
ホモ・エルガスターの化石が発見されている。複数の個体のものだが、
中には、小さな個体で140センチくらいの身長で600ccの脳容積
のものから、180センチくらいで800ccを越える脳容積の個体まで
同じところから見つかっている。
アフリカでも、このころには、ホモ・ハビリス、ホモ・ルドルフェンシス、
ホモ・エルガスターが登場する。これらの違いは、脳容積と身長、そして
若干の解剖学的な違いからなんだが、ドマニシの例をみると、これらは、
どれも同じ種ではなかったか、つまり個体差ではなかったかと思われる。
ジャワ原人は、ホモ・エレクトスに分類されるが、これも後の北京原人
にくらべると脳容積が小さく、さらにその解剖学的特徴も非常に原始的で
私的には、ホモ・エルガスターの一亜種だろうと思う。時代は、古く考える
人では、180万年前にさかのぼる。
原人は幅広く分布していて、場合によっては、一部アフリカに戻ったのも
いたらしい。最近、体にくっつくシラミの遺伝子の研究により、現代人の
中に、二種類のシラミが存在し、その分岐した年代が110万年前と出た。
ユーラシアからオーストラリアまで大多数は同じタイプのシラミだが、
アメリカ大陸の奥地の人々の中から、110万年前に分岐したシラミが
出てきたわけだ。そこで、これらが、その分岐年代から考えて、ホモ・
エレクトスに分岐したときのものではないか、ということになった。
ただ、人類の遺伝子をどの地域でみても、原人の遺伝子を引き継いでいる
人々はどこにもいない。とすると、東南アジアから東アジアで、まだ
原人の子孫が生き残っていた5万年から3万年前にそこで、原人の子孫から
シラミをうつされた人々がいて、それがアメリカ大陸に渡り、一方、
原人が滅びたあとで、アジアをはじめユーラシアではその古いタイプの
シラミが消えたのではないか、と考えられている。
シラミがうつされるていどのおつきあいとはどういうものなのか、を考える
とちょっと面白い。
202 :
出土地不明 :2006/05/28(日) 23:45:39 ID:QJffAonH
さらに、原人段階(ホモ・エルガスターとホモ・エレクトス)は、一般に アジアに分布するものをホモ・エレクトスとし、アフリカ、ヨーロッパに 分布するものを、ホモ・エルガスターとする。ホモ・エレクトスの特徴は 著しく分厚い頭蓋骨で、かれらは、頭突きを頻繁にしていたようだね。 そんな恐竜もいたっけ。 で、ヨーロッパや中近東では、ホモ・エルガスターやホモ・エレクトスの 化石は、しばらく見つからない時期があるが、50万年から40万年前に ヨーロッパで、再びホモ・エレクトス、ないしホモ・エルガスターの化石 が登場する。で、このあとから現れたホモ・エレクトスは、脳容積が 多少大きく、900cc以上あるものが多い。そこで、一般に、1000cc を越えるようなホモ・エレクトス、ないしホモ・エルガスターを、ドイツ で発見された化石から、ホモ・ハイデルベルゲンシスと呼ぶことがある。 ただ、最近は、ホモ・エレクトスの一派とすることが多いが。 彼らは、それまでの石器とは違い、非常に高度に整形された石器をもって いた。後期アシューリアン石器という。さらに、ドイツあたりから発見さ れたものでは、木工品も見つかっている。きっちり削ってある槍だ。 一般に50万年前ごろから、アフリカでも火を使いはじめた痕跡が増え、 また、あきらかに穴居生活をしていた可能性、および、ときに掘建小屋の ような家をたてた可能性が指摘されている。 で、こうして、ヨーロッパに移住したホモ・エレクトス(あるいは、ホモ・ ハイデルベルゲンシス)から、だいたい20万年前ごろネアンデルタール人 が進化したようだ。ネアンデルタール人は、その後、分布域を、ヨーロッパ から中央アジア、中近東に広げている。 ホモ・サピエンスも、10万年前ごろに部分的には中近東に進出している ようだが、彼らはアフリカに撤退したか、滅びたかしたようだ。 このころ、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス) との間では、頻繁に接触があったようだ。同じ洞窟が利用されていることも あるが、同じ時代ではなかったかもしれない。数千年の間隔があったかも しれない。
>>201 詳しいご説明ありがとうございます。
(詳しすぎて ^^;;;)
原人との区別がよくついていなかったもので
204 :
出土地不明 :2006/05/28(日) 23:56:19 ID:QJffAonH
さくっと4万年前ごろの世界全体を見回してみると、こんな感じだろう。 アフリカにいる人類は、ホモ・サピエンスにほぼ統一されている。もって いた文化は、MSA(アフリカ中期石器時代文化)という。 中近東では、ネアンデルタール人はほぼ消滅していて、ここもMSAをもつ、 ホモ・サピエンスがいる。そして、その若干北方の現在のイラク、トルコ 国境あたりのザグロス山系には、プロトオーリナシアン文化をもつ、 ホモ・サピエンスがいる。そして彼らは、ヨーロッパにすでに一部進出 していて、そこで、ネアンデルタール人とともに共存していた。彼らの 文化はオーリナシアン文化だ。ネアンデルタール人の一部も、進んだ 文化をもち、これがシャテルペロニアン文化という。ただし一部であって 他のネアンデルタール人は、MSAとそっくりな、ムステリアン文化をもって いた。インドにも、MSA文化とほとんど同質の文化をもつホモ・サピエンス がいた。さらにアジアもおおむねそうだ。 一方、オーストラリアには、すでに6万年前に人類(ホモ・サピエンス) が進出していて、これは後期旧石器文化段階に達していた。 あ、プロトオーリナシアンとオーリナシアン、およびシャテルペロニアン 文化はすべて後期旧石器文化の段階だ。 さらに、インドネシアのフロレス島には、身長1メートルに満たない ホモ・フロレシエンシスがいた。彼らは、ジャワ原人などの系統の一派 で、脳容積もチンパンジーなみかそれ以下の400cc程度と小さいが、 後期旧石器文化に特徴的な石刃技法の優れた石器技術をもっていた。 あまりしっかり確認されていないが、アジアには、このころ、まだ、 ジャワ原人や北京原人の子孫である、ホモ・エレクトス発展型がいたよう だ。 まだ、人類が、北方に移動して、シベリアやアメリカ大陸へ移動するのは 先の話で、だいたい3万年から2万年前のことだ。 日本列島には、3万年前に、当時は朝鮮半島とも陸続きだったので、一部 のホモ・サピエンスがやってくる。後期旧石器文化をもっていた。 原人(ホモ・エレクトス)の子孫は、おそらく2万年前ごろまではかなり アジアのあちらこちらにいたようで、身長1メートル以下の小さな、 ホモ・フロレシエンシスは、1万3千年前の、氷河時代の後まで生き延びた ようだ。 ちなみに、日本で土器が作られるようになるのは、1万5千年前。 そして、縄文時代が始まるのは1万年から8000年前のことだ。 日本列島にも原人の子孫がいなかったとはいえないし、それは案外 縄文時代ごろにもいたかもしれないのだ。
205 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 00:25:37 ID:SxI47huS
誤解を受けないようにするために付け加える。
現代人のさまざまな民族、地域集団から採取された遺伝子を調べてみた
結果からすると、現代人はどれも、20万年前ごろアフリカで発生した
ホモ・サピエンスの子孫であり、そこに、100万年以上前に分岐した
ホモ・エレクトスや、50万年前ごろ分岐したネアンデルタール人の
遺伝子がまざっていることは「いまのところ」ない。
また、ネアンデルタール人については、mtDNAの分析ですでに数体分
わかっているが、このネアンデルタール人のmtDNAのパターンに類似の
パターンをもつ現代人もいない。最近のY染色体の話も、
>>182-185 に
あるように、ネアンデルタール人のパターンはかなり現代人とは違う。
このことからして、現代人の中に、ホモ・エレクトスやネアンデルタール人
の子孫である人々はいない。(もちろん、ホモ・サピエンス自体が、
ホモ・エレクトス(あるいはエルガスター)の子孫であるけれど、ここ
では、ホモ・サピエンスにならなかった、すでにアフリカを出ていた
ホモ・エレクトスという意味)。
しかし、これらはあくまでも一部の遺伝子の分析であって、今後、
いろいろな人類集団の全ゲノム解析などをすると、部分的に、奇妙な
遺伝子が混ざり込んでいて、これが、原人の系統やネアンデルタール人
の系統である可能性も出てくる。それにつながりそうなのがシラミの
遺伝子分析結果だ。
ホモ・サピエンスのアフリカからの進出後、あきらかに、中近東や、
ヨーロッパで、ネアンデルタール人と交流があったわけだし、また、
最近の、ホモ・フロレシエンシスが、後期旧石器文化に相当する文化を
もっていた可能性などからして、彼らと東南アジアやオーストラリアの
人々との交流というのも十分に考えられる。
4万年前ごろの一人のホモ・サピエンスの冒険者を考えてみると、この
冒険者が一生かけて、ユーラシア全土を旅して歩いたならば、そこには、
原人の子孫もいたし、ネアンデルタール人の子孫もいたし、いろいろいて
かなりすごいことになっていたのではないかな。現代人の中での肌の色
や顔などの違いによる多様性よりも、ずっと大きな多様性が4万年前には
あったということだ。
206 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 04:11:22 ID:E5yIDC7m
今でもまだコーカサス地方ではアルマスと呼ばれるネアンデルタール の生き残りが生存していると言われているが またマレー半島のオランペディクはフローレス原人の生き残りではないのか? もし彼らが生存しているのなら放置するのが適切なのか それともチンパンジーやゴリラ扱いするのが適切なのか議論が分かれるところだろう ネアンデルタールの喉の構造やアルマスの目撃談によれば 人と同様のコミュニケーションは難しそうだ
207 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 04:25:40 ID:E5yIDC7m
Y染色体とmtDNAの話は単純に純粋な父系と母系でさかのぼれる系統が ネアンデルタール人やアフリカ以外のエレクトスにないというだけだ と理解している。この程度のことで混血が全く無かったと言うのは 人類科学者の傲慢以外の何者でもない。そこまでしてネアンデルタールや エレクトスの血が自分に混じっていることが嫌なのだろうか?
208 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 22:12:46 ID:4qgIa/zk
>>206 ネアンデルタール人の喉の構造が言語に適さないという議論はおおむね否定
されているようだ。声道となる部分が短いので、男性と女性の声が双方女性
的に高い声だったとされている。あの厳つい顔のネアンデルタール人が、
ひっくりかえったファルセットでしゃべっているとしたら、かなり奇妙な
雰囲気はするんだが。
それから、フロレス島のホモ・フロレシエンシスについては、つい150年
前ごろまで「エブ・ゴゴ(ebu gogo)」という人間もどきが住んでいたという
ことが伝わっている。仮にこれがフロレシエンシスの生き残りだとしたら、
彼らは、「言葉のような音声を発し、かつ、人間が話しかけると、オウム返
しした」ということなので、たぶん、言語能力があるんだろう。
まあ、エブ・ゴゴが、フロレシエンシスだということはたんなるファンタジー
なのだが。
>>207 そう。そのことは、Paabo の最初期の論文でも指摘されている。
だいたいにおいて、現在、mtDNAの系譜として15万年から20万年前の
mtDNA イブの系統しか残っていないというのも本当はおかしな話で、その
当時も、多数の女性がいて、それぞれがまた違うmtDNAのパターンをもって
いたはずだが、遺伝子頻度の浮動により、特定の系統だけが残ってしまった
ということなわけだ。Y染色体についてはもっとそういうことが起こりやすい
ということが指摘されている。
いわば数の問題であって、ネアンデルタール人と解剖学的現生人が、
ヨーロッパや中近東で、交雑していたとしても、かりに解剖学的現生人の
数が圧倒的に多ければ、ネアンデルタール人のmtDNAパターンやY染色体
パターンは、現代人に残っている可能性はかなり低くなる。
で、それでいて、核内の遺伝子については、ものによってはネアンデル
タール人のものが残っている可能性も指摘されている。
今回、チンプと人類の分岐が案外干満なもので、数百万年に及んでいた
というのも、そういうことを意味しているだろう。
209 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 22:55:21 ID:x3rjOPDC
シラミの話からすると 絶滅した人類の遺伝子が、お猿さんの方に残されている 可能性はないんでしょうか
210 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:03:02 ID:4qgIa/zk
211 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:28:03 ID:E5yIDC7m
でも最終的な分岐がいつだったのかはとても興味がある 540万年前だったのか200万年前だったのかで全然意味が異なる 前者ならせいぜいアルディピテクス・カダバとチンプが亜種の可能性だが 後者ならアウストラロピテクスのほとんどとひょっとしたらホモ・ルドルフフェンシス あたりまでがチンプの亜種ということになる
212 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:34:47 ID:E5yIDC7m
あと人間とチンプはともかくゴリラとチンプの交雑を行ったと聞いたこと がないんだが。何らかの大きな力が働きこの人間とチンプ・ゴリラの 間の雑種の可能性を決定的にするこの組み合わせを抑制しているのだろうか?
213 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:38:02 ID:4qgIa/zk
>>211 うーん、アルディピテクスあたりは、まだまだチンプの一種だろうなぁ。
アウストラロピテクスからは、もう分離していたんじゃないかな。
そもそも、mtDNAの話がでてきたときに、だいたい人類500万年って
いわれていたわけね。チンプと分離したのは、mtDNAからすると、500万年
前、ってことだった。
その後、アルディピテクスもそうだし、オロリンも、サヘラントロプスも
そうだけれど、600万年とか700万年とか、800万年とかいうことに
なった。で、800万年とかいうのは、ゴリラと人類+チンプの祖先のいた
年代っていうのが、mtDNAの話なわけ。
で、オロリンとかも、はっきしした証拠もないのに、全部二足歩行にされて
しまった。
一方、アフリカの類人猿って、900万年前のものはみつかっていて、それ
から、つい最近50万年前のチンプがみつかった(それも場所は変なところ)。
でも、800万年前ごろから、100万年前までの間の化石って一つも
みつかっていないんだよね。で、その時代の見つかる化石は人類と関係
する猿人かなんかのばっかり。変じゃないか、っておもっていた。
今見つかっている化石だけから判断すれば、チンプもゴリラも人類から、
せいぜい100万年前に分かれたっていうことになってしまうじゃん。
それって変だよな。
で、自分の感覚からすれば、直立二足歩行の確実で絶対覆らない証拠の
出そろう400万年前ごろ、あるいは350万年前ごろには、人類と、
チンプは、きっぱり、しっかり、ぱっちり、どっきり分かれていたと思う。
だから、アウストラロピテクスから、確実に人類っていえるんじゃないか
と思う。それも古い、アナメンシスやアファレンシスからね。
214 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:40:47 ID:4qgIa/zk
>>212 分岐して、800万年っていうのが、mtDNAからの結論だったよな。
当然、人類とチンプよりも、ゴリラとチンプの関係は遠いわけだ。
ヘモグロビンの配列も、チンプと人間は共通だけどゴリラは一カ所だけ
アミノ酸残基が違うし。ってことは、当然、アフリカ象とインド象よりも
マンモスとインド象よりも遠い関係だよな。
アフリカ象とインド象の関係が、ちょうど、人類とチンプとの関係に
対応する程度の違いだと思うけど。
215 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:52:05 ID:E5yIDC7m
>>214 ある種のDNAでは人間ーチンプより人間ーゴリラのほうが近いらしい
ゴリラの祖先も相当長い間人間ーチンプの先祖達と交雑していた証拠かな
インド象とアフリカ像の間は不妊雑種ができるでOK?
216 :
出土地不明 :2006/05/29(月) 23:57:20 ID:4qgIa/zk
>>215 不妊交雑はできるでしょうね。
人間とゴリラ、チンプだって、ライオンとトラほどの違いはないんでは?
217 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 00:29:52 ID:k56UdH1d
人工授精とか同じ檻の中とかいう特殊関係におかれないと 哺乳類の場合は近縁種とやる気が起きないというのが結構あるらしい これは魚類から続く古典的な生殖隔離とは別の新しい生殖隔離と いえるのではないだろうか
218 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 12:46:35 ID:S0yTrs5X
>>216 不妊交雑…
ウチの庭で四年間、大繁殖してたパセリが今年は一つも芽を出さない。
これは同じDNAだけで交配してたから?
219 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 13:04:59 ID:wqUcUyN7
今年、天気悪いからねえ
220 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 21:28:25 ID:S0yTrs5X
>>219 毎年々大量の種を飛ばし、雑草よりも雄々しく育っていたのに、こんな事になるなんて…
絶対に遺伝子が原因だと思う…って、農学板で聞いてみます。m(__)mスレチガイスマソ
221 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 22:21:03 ID:S0yTrs5X
もしかしてネアンって人数が減って近親者同士のアレで…不妊になった?
222 :
出土地不明 :2006/05/30(火) 22:28:04 ID:cRT99+D3
>>221 いずれにせよ、人口が減りすぎれば、最終的にはそういうことになるのかも
しれないな。
223 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 11:15:30 ID:GEQuVSzw
ネイチャ−キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! フロレシエンシスの石器テクノロジー〜〜 "Early stone technology on Flores and its implications for Homo floresiensis" Top of pageAbstractIn the Soa Basin of central Flores, eastern Indonesia, stratified archaeological sites, including Mata Menge, Boa Lesa and Kobatuwa (Fig. 1), contain stone artefacts associated with the fossilized remains of Stegodon florensis, Komodo dragon, rat and various other taxa. These sites have been dated to 840? kyr bp (thousand years before present). The authenticity of the Soa Basin artefacts and their provenance have been demonstrated by previous work, but to quell lingering doubts, here we describe the context, attributes and production modes of 507 artefacts excavated at Mata Menge. We also note specific similarities, and apparent technological continuity, between the Mata Menge stone artefacts and those excavated from Late Pleistocene levels at Liang Bua cave, 50 km to the west. The latter artefacts, dated to between 95? and 12 kyr ago, are associated with the remains of a dwarfed descendent of S. florensis, Komodo dragon, rat and a small-bodied hominin species, Homo floresiensis, which had a brain size of about 400 cubic centimetres. The Mata Menge evidence negates claims that stone artefacts associated with H. floresiensis are so complex that they must have been made by modern humans (Homo sapiens).
224 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 11:18:00 ID:GEQuVSzw
between 95? and 12 →between 95-74 and 12 kyr こぴぺなのに、なんで?なのか?(゚_。)?(。_゚)?
225 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 11:30:55 ID:GEQuVSzw
dated to 840?→dated to 840-700 kyr bp
226 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 16:29:27 ID:vxWx31rG
要するに、フロレシエンシスの石器とよ〜〜く似たものが、50キロ離れ 70万年も古い、同島のSoa盆地の遺跡から多く出土した事から、 この石器テクノロジーが、同じホミニドの系統により、フロレシエンシスまで 長期間継承された事を指摘し、従って「フロレシエンシスの脳サイズでは 石器は作れない、あれはH・サピの所産だ」という意見は誤りと断じている。
227 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 22:39:48 ID:l2I/I8Sf
>>217 逆、交雑が無いから種、交雑するなら種では無い。
228 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 22:45:29 ID:XTTKiQ5Z
フロレシエンシスって小さくて中国の奥地に住んでるホビットみたいだね。 フロレは人と交配できるのかな?
229 :
出土地不明 :2006/06/01(木) 23:30:25 ID:uZqqsdfd
>>223 >>226 BBCのサイトでも確認しましたです。
石器の詳しい内容については、書いていないので、よくわからんのですが、
ただ、石刃技法による細石器で、これは、普通はホモ・サピエンスの古くても
アフリカMSAなどで特徴的で、一般的には、後期旧石器文化以降で登場という
ことになりますね。
70万年前で、すでに、Liang Bua 洞窟のものと同じ技術ということですから、
ホモ・サピエンスよりも早くに、この石刃技法の細石器を作ったということ
なら、これは驚きです。いかに彼らが独創性のある種であったか、ということ
になろうかと思います。
このあたりに、現生人類が到達したのは、早く見積もるほうで7万年前ですね。
オーストラリアにむかったホモ・サピエンスの一派がこのあたりを通るわけで
すが、その際にもっていた技術は、MSAです。石刃技法があったかどうかも
わからない程度の時代です。
だから、今回の発見は、とんでもなく、とてつもなくとんでもない話だという
ことになろうかと思います。
230 :
出土地不明 :2006/06/02(金) 19:49:04 ID:AEMWqH7/
>>229 そりゃ誤解。細石器だなんて書かれてない。直接Natureの論文読めよ。
素材に於いても、技法に於いても、70万年前の古〜〜いマンマだから
むしろフロレシエンシスの後進性=H・サピではなく、H・エレクトスの系譜だちゅう
証左でしょうよ。
尚、石器遺伝子の関与については、全く言及はありませんので悪しからずwww
231 :
出土地不明 :2006/06/02(金) 19:58:57 ID:AEMWqH7/
サービスで、ネイチャージャパンの日本語要約をどうぞ。 June 01, 2006 考古 : 石器は語る 「ホビット」という愛称で広く知られるようになった小型人類、 ホモ・フロレシエンシス( Homo floresiensis )の脳はあまりに小さいため、 石器製作の能力についてはずっと疑問視されてきた。 そのため、インドネシアのフローレス島西部にあるリアンブア洞窟で ホモ・フロレシエンシスと共に見つかった石器群は、現生人類が作ったものでは ないかと主張されている。 今回、フローレス島中部のMata Mengeで出土した84万年前の石器群が新たに調べられ、 ホモ・サピエンス出現のはるか以前に、石器を製作する人類がこの地域に移住して いたことが示された。これらの石器はリアンブアで見つかったもっと新しい年代の 石器群によく似ており【石器群の連続性】や、ホモ・フロレシエンシスが石器製作能力を もっていた可能性が示唆される。
232 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 02:55:22 ID:kPs27w7x
また脳容積かよ・・・
233 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 12:22:38 ID:UQTsU3N7
>>229 いや、Liang Bua の石器は、あきらかな石刃技法なのよ。しかも小さいもの
が多く、細石器とされている。
で、ホモ・エレクトスの系統なら、当然のことながら、オルドワン石器や
その発展型のチョッパーチョッピングツールの類ということで、Liang Bua
の石器がそのタイプなら、別に、それほど重大な問題ではない。
ホモ・フロレシエンシスはホモ・エレクトスの後裔で、もともとの石器
技術を受け継いだだけだ、ということになる。
もっとも、アジアのホモ・エレクトスについては、北京原人が石器を
持っていたことは知られているが、ジャワ原人は石器製作をしていたこと
は知られていないわけだけれど。
でも、石刃技法をもっていたとなると、すくなくとも、ホモ・サピエンス
の中期旧石器文化(MSAなど)に匹敵する技術だし、その技術自身は、
独創性がないと、それまでのオルドワン石器からは出てこない技術なわけ。
で、Liang Bua のそういうホモ・サピエンス型の石器の伝統が、Liang Bua
の年代からして、ホモ・サピエンス(たぶん、オーストラリアアボリジニ
の系統だろう)との接触の後であるから、それなら、その細石器や、
石刃は、ホモ・サピエンスから習ったということになるだろう。
80万年前の石器が、たんにオルドワン石器の一種で、ただ、製作技法が、
後の Liang Bua の石刃技法へ連続する、というなら、これは、ネアンデル
タール人の前期シャテルペロニアン文化がムステリアンの変種で、その後、
末期にオーリナシアンのホモ・サピエンスと接触してから後期旧石器型の
石刃技法をもつようになった、というようと、ほとんど話は同じになる。
一応、Liang Bua からの石刃については、写真をみるかぎり、あきらかに、
ネアンデルタール人のシャテルペロニアン文化での石刃と同レベルのもの
だったことはあきらかだし。
234 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 12:36:17 ID:TZN5rdIw
クロマニョンスレでも述べた通り、前期旧石器時代における石器製作技法は 例外なく、ホモ属における進化系統にそっている。 アウストラロピテクス段階で作られるようになったオルドワン石器は、その まま、ホモ・ハビリスとホモ・エルガスターに受け継がれ、その後、出アフ リカで、ドマニシ(グルジア)のホモ・エルガスター、アジアのホモ・エレ クトスにも受け継がれ、アジアでは、チョッパー・チョッピングツール系に 発展した(ただし、40万年前ごろの北京原人のころまでにだが)。 一方、アフリカでは、ホモ・エレクトス(あるいはエルガスター)は、 前期アシューリアン石器になり(150万年前ごろ)、その系統は、 アジアには広がらず、アフリカ内部と、50万年前ごろになると、一部、 ヨーロッパ(っていうか中近東だな)にも広がる。さらに後期アシューリアン もアジアには行っていない。 中期旧石器は、いまんところ、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスで しか確認されていないが、ネアンデルタール人のムステリアン文化と、 ホモ・サピエンスのアフリカMSAは非常に共通性が高い。両者ともに、 後期アシューリアンからの変化型で、ルヴァロア技法をもっぱらとし、 MSAにおいては、一部石刃技法を伴う。いずれも、10万年前ごろから 発展した。 で、後期旧石器段階になると、石器製作法は、人類の進化系統を越えて 展開する。面白い例はネアンデルタール人の居住地域であった、中近東 北部(ザグロス山系)でのプロトオーリナシアンだ。後期旧石器文化だが その地域に住んでいたのは、いまのところ確認されていたかぎりでは、 ネアンデルタール人なのだが、プロトオーリナシアンは後期旧石器文化 だ。ここでは、ザグロス山系のネアンデルタール人のムステリアン伝統と プロトオーリナシアンでは技術的に連続性があるとされている。 プロトオーリナシアンが、ホモ・サピエンスによるものとしても、ここで のネアンデルタール人とホモ・サピエンスとの共存、文化の共有も十分に 示唆される。 あとは、ネアンデルタール人の後期(あるいは末期)シャテルペロニアン文化 で、これは、ヨーロッパのオーリナシアンとの接触によるとされる。 で、ホモ・フロレシエンシスのLiang Bua における石刃や細石器群が 後期旧石器文化的なのも、その地にやってきたホモ・サピエンスとの 接触であった可能性もあるわけだ。 ただ、これがホモ・サピエンスとの接触以前(10万年近く前)から 作られていたとしたら、ホモ・サピエンスとの接触なしに独自に、 石刃技法をもつにいたったということで、かなり例外的な話になる。
235 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 18:30:32 ID:MTCZ2vGB
236 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 20:11:46 ID:WpDuVbkE
237 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 20:56:59 ID:WpDuVbkE
確かにLiang Buaでは、大型石刃(macroblade)や石核と共に細石器も出たが あんな脳容量では石器自体作れっこない、後からやってきた現生人類の所産だ という強い批判があったわけで、今回はあくまでそれに反論する為に、Mata Menge の70万年先行する石器との類似を指摘し、Hエレクトスの石器技法が長期に渡り 継承されていたことを主張しているわけで、その類縁関係を逆手にとって、 細石器も70万年前からhエレクトスが作ってた!何て決め付けは噴飯もの。 「逆もまた真ナリ」という安易な手法は、石器遺伝子と同じ。 石器インダストリーの変遷の捉え方も形式的すぎ、中学受験の暗記物みたいだし そもそも、石器製作を一変させるには、一体どれだけ多岐にわたるの遺伝子を 共進化させなくちゃならないか、わかってるの? エロゲ・プログラムの書き換えとは違うんだよ、パプアなんちゃらとは。 どのくらい大脳化が進行したか、その指標の「一つ」が石器インダストリーであって 逆に石器「のみ」から遺伝子を想像するのは、3流SF小説だよ。
238 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 21:28:08 ID:P1Mf4Wce
てか、リアル鬼を知ってるY氏曰く「奴ぁアスペルガーだ」って。 まじか?心療内科行ってるってホント?
239 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 22:25:19 ID:DEfgC5LP
>>237 もっと整理して書込んでくれ、
君の発言はどっちに与しているかわかりにくい。
論文を書いたことが無いのか?
240 :
出土地不明 :2006/06/03(土) 23:48:31 ID:IvfMhsIW
>>237 もちろんそうだが、「技術の連続性」という場合に、かりにLiang Bua の
技術伝統との連続性という意味だったら、石刃や細石器と方向にまで解釈
する可能性すらあるだろ。
たんなるオルドワン石器風のものは、ホモ属の至るところ全てで共通だから
逆にそうなったら、80万年前にフロレス島で石器を残した人々と、それ
からフロレシエンシスとの間の関係はどうでもよい話になるだろ。
まあ、北京原人以前に石器となると、案外アジアでは珍しい話ではある
けれど。
> 石器インダストリーの変遷の捉え方も形式的すぎ、中学受験の暗記物みたいだし
> そもそも、石器製作を一変させるには、一体どれだけ多岐にわたるの遺伝子を
> 共進化させなくちゃならないか、わかってるの?
そこが重要なところだろ。
重要なことはチンプは石器が作れないが、アウストラロピテクスの後期の
おそらく華奢型は、石器が作れたわけだ(ガルヒであれ、アフリカヌスで
あれ、どっちだったか、それとも未知のホモ属の祖先がいたのかは別にして
250万年前には、脳容積600cc以上なんていうのも居ないわけで、
まあ、ホモ属以前だろうな)。
で、この石器が作れた理由は、手の形状がチンプよりも拇指対向性が高いとか、
あるいは、筋肉の制御が石器製作向きであったとかいう理由でこれは、
石器以前に、石をつかって骨を割り、骨髄を出すような行動を成功させる
ために進化してきた行動原則だろうと思う。
もちろん、この石を使って骨を割るという行動そのものはチンプにも
ナッツ割りがあるのだから、類人猿における、あるいはチンプと人類の
共通祖先段階からの行動のレパートリーに入っていたのだろう。
ただ、ナッツ割りよりは骨割りのほうが、遙かに打撃のインパクトが強い
必要がある。そこで、適者生存なりの自然選択が起こる。それで、かなり
ゆっくり、たぶん、100万年か50万年かけて骨割りができるまでに
進化する。もちろん、骨割りが十分にできるようになる前は、ナッツ割り
やらしていて、それでもある程度の栄養はとれていたが、骨割りができる
ことで、より栄養が高くとれるようになったということだろう。それで
そういうのがうまいやつが、選択されて、最初の骨割りがあり、その後、
骨割りをしている連中の中から石器製作をはじめたのがいたんだろう。
そこから先は、石器製作の成功率が高いものほど選択されるということで
石器製作の成功率がだんだん高く成った。これに50万年以上かかって
いるわけだ。
そこから後の変化は、認知的なものだろう。もちろん今のところは、妄想
といわれてもしかたがないが、ステップを明確にしていく必要があると
思っている。ナッツ割りから、骨割り、そこから石器製作までのステップ
は、それほど無理はないと思う。次は、前期アシューリアンへの変化。
そして、後期アシューリアンへの変化。ルヴァロア技法。とくるわけだ。
ここまでが進化のステップでどういう能力が必要か、ということを考える
必要がある。ルヴァロア技法が可能な3種類の石材を、他の石材から見分ける
能力とはなにか。パターン認識だろうと思うわけだが。
こういうのを通じて、いわゆる認知科学で重要なアフォーダンスのよう
なものが形成されたと考えている。そういうものが十分に大量に発達
したあとでないと、本当の意味での高度な思考能力は出てこないという
立場だ。
241 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 00:48:23 ID:3vswL0WN
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココから転載。
■ダーウィンの進化論、、、「生物の進化は外界の直接の影響によって変化するのではなく、
生物内にある外界の変化に反応する力による」←講談社の日本語大辞典、訳である。
揺るぎない事実として、広く世界に受け入れられている理論である。進化論は、物事の変化を
網羅的に捉えている。 一旦信じられた理論を覆すことは不可能に近い至難の業である。
但しbigpapaはダーウィンの進化論は理解出来るしほとんど正しいと信じる、が、しかし、
世界の学者が唱えている、「人間は猿族から進化した」、とは逆な説で、
「猿族は人間属(族)から進化した」、が、bigpapa説である。その根拠は、猿族はたくさんいるが、
人間族は人間だけである、と言うのがその根拠のひとつである。つまり、人間属から猿族は
進化した、と言うのがbigpapa説の根拠のひとつである。だから猿族は多いのである、と、
bigpapaは解く。猿族はたくさん居るが、人間属は人間だけである。もしも、猿族から人間が
進化したのであれば、人間に似た生き物がたくさん居るはずが、現実は人間でけである。
このことからも人間は猿族(属)から進化したのではない、とbigpapaは説く。
世界各地の化石発見にも、世界の学者の頭には、「人間は猿族から進化した、だから、世界の
学者は、猿族の化石は発見、とは言わないのである。人間が猿族から進化したのであれば、
なぜ猿族の化石は無いのだ、疑問であろう。人間属から猿族は進化した、と言うのが自然であろう。
だから猿族は多く、人間族は人間だけである。その逆(猿属族から人間は進化した理論)であれば、
人間属(族)はいろいろたくさん居たはずだ。しかし現実は人間だけである。この現実を
世界の学者はどのように解釈するのだ。
242 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 00:49:31 ID:3vswL0WN
bigpapa説の一部をそのまま転載。
★★★軟骨変化(進化)論から、猿属族は人間属族から進化したと言う論理のひとつ、、、
沖縄の食べ物で、ソウキ汁、ソウキそば、と言う食べ物がある。その食べ物は豚のアバラ骨(肋骨)
の汁のことであり、豚の場合生後6ヶ月前後(約100kg)で殺して食す為に、骨が完成してない部分
(人間が食出来る部分)がある、その食出来る軟らかい骨を軟骨と言う。つまり、その軟骨の
方向(形と機能)は生物自身の生き易いように変化するのである。
その軟骨の未発達なのが人間の赤ちゃんである。赤ちゃんの手足腰等々の軟骨は
如何なる方向へ向く(形と機能)ことも可能で、骨と骨の間の軟骨(未発達の骨)は生物自身が
生き易いように変化する仕組みに成っているのである。例えば、人間の赤ちゃんが仰向けに
成っている姿は、猿属族に成る形そのものである。人間赤ちゃんが仰向けに成っている姿そのまま、
猿にすがったとした場合、軟骨が進化して赤ちゃんはだんだん猿の姿勢に成って行くのである。
故に、猿属族は沢山居るが人間は人間だけである。故に、人間属族から進化したのが猿属族である。
★故に、猿属族は二足歩行の人間属族から四足歩行に進化したのである。
★これ等の説は世間に認められた説(解釈)ではなくbigpapa独自の説(解釈)であるからしてあしからず。
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm
243 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 02:00:50 ID:ETA/XjyN
長文書いてる奴は論旨をもっとまとめて短くしろ。 頭悪すぎだぞ。
244 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 09:19:30 ID:pcx6OHgF
そんな能力があればこんな馬鹿な「と」説を持出さないだろ。
245 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 11:31:19 ID:axRXC7Sz
>>241 は2chらしくていい。
鬼は来んなよ、この池沼野郎。
どうせ読んでる奴なんかいないから。
246 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 11:32:00 ID:axRXC7Sz
247 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 11:57:00 ID:A0eWKkV7
> どのくらい大脳化が進行したか、その指標の「一つ」が石器インダストリーであって
> 逆に石器「のみ」から遺伝子を想像するのは、3流SF小説だよ。
もちろんそうだが、現状における古生人類学において、考古学的な証拠として
石器以外が存在しないといってよい状況(中期旧石器時代の木器、後期旧石器
時代の骨角器を例外として)と、また、石器製作が、チンプをはじめとする
人類に近縁の類人猿には見られないこと。また、人類の進化の歴史において
直立二足歩行の次に現れた、人類的行動の証拠としての石器の存在という点
で、人類の進化を考えるときに、石器を中心においても良いのではないかと
思う。
直立二足歩行のことを、だれも、「文化的行動」とか、あるいは「大脳の発展
によって可能になったこと」などとだれも言わないわけだよな。で、これを、
「学習によって可能になった行動であって、本能的な行動ではない」などという
やつはいないわけだ。なら、なぜ、その次に登場した人類的な行動である石器
製作が、進化的に獲得された行動でなく、文化的で、そのほかもろもろの
理由で進歩した大脳の発達で表面化した「文化的行動」であった、としてしまう
のか、というのが疑問としてある。
それから、もし、脳の容積の拡大やその機能の進化、とくに石器製作を可能に
する脳機能の獲得が、石器製作と無関係に獲得され、結果として石器製作も
可能になった、というなら、その脳容量、脳機能の獲得に関わった進化的な
淘汰圧とかはいったいなんなのか、ということを全く議論していないわけだ。
これは、研究の放棄にほかならない。
ベストかどうかおいといて、現状において、石器のみしか指標があたえられ
ていないなら、石器製作が、人類進化をドライブしてきたと仮定して、どれ
だけの説明が可能か、という議論をすることを、徹底的に否定するのは、なぜ
なのか、というのがみなさんに対する疑問だ。
>>246 その住所、マンション売り出し中だよ。
248 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 12:45:28 ID:pcx6OHgF
石器製作はチンパンジーでも観察されている。
249 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 13:03:23 ID:A0eWKkV7
>>248 オルドワン石器と類似か同じレベルの機能をもつものか?
250 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 13:53:49 ID:A0eWKkV7
>>243 一行は無理だが、こう纏めるとわかりやすいかな。
石器を各時代における人類の進化レベルの指標と考えるのではなく、石器の進歩
自体が進化そのものであり、石器製作が進化の方向をドライブしてきたと考える
ことで、もっと人類進化の道筋が明確になってくるのではないかと思う。
251 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 17:03:30 ID:ElqJhzzs
×石器の自体が進化そのもの 石器インダストリーの変遷からは、人類進化の一端を伺う事ができる。 が、石器の変化=化石証拠に見られる人類の形質的変化、とは限らない。 アフリカのHPインダストリーの如く、同じ現生人類の祖先に於いても 数万年先行した石器を使用する集団もいる。 また、シャテルペロニアンが「模倣」の所産なら、それを遺伝子に帰する事は できまい。ルヴァロワ技法もどきが中国からも出土している事も確認されてるし。
252 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 17:51:52 ID:ElqJhzzs
ねぇ、クロマニオンスレで石器遺伝子が徹底的に論破(コレで何度目だろう) されたから、こっちに逃げてきたのか? 迷惑だから、隔離スレたてろや、な。
253 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 21:57:38 ID:s731q/xL
>>251 石器インダストリーの最も大きな変化は、たぶん、二度だな。
最初のオルドワン石器の成立。250万年前だ。
それと、後期アシューリアンの成立。50万年前だ。
この段階で、ルヴァロア技法も出そろう。
さて、この二度の石器技術の革命的変化から50万年程度の間に、これまた
二度の脳の肥大化が起こっている。オルドワン石器の始まった段階から
50万年後の200万年前に、それまで400ccから500ccだった
アウストラロピテクスの脳容積が、ホモ・ハビリス、ルドルフェンシス、そし
てエルガスターの登場で、脳容積が600ccに跳ね上がる。だいたい50%
から30%脳容積が大きくなる。それからホモ・エレクトス段階で、さらに
50%は大きくなるが、これは、体が大きくなったためと思うので、除外。
ついで、体も現代人以上に大きい段階で、50万年前から10万年前ごろまでに
脳容積が1000ccから1500ccになる。これまた50%程度の上昇。
後期アシューリアンは、当然、火の使用や木工の始まりなどを含むから、石器のみ
ではないのだが、やっぱり、この二つで大きな変化があったと見るべきだ。
もちろん、50万年というのは、進化に必要な年月として考えられる。
254 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 22:03:46 ID:cr//jIpa
>>251 > 石器インダストリーの変遷からは、人類進化の一端を伺う事ができる。
>が、石器の変化=化石証拠に見られる人類の形質的変化、とは限らない。
もちろんそうだが、現状で石器が唯一といってよい人工物であるときに、
石器以外になにが、人類の進化を促したと仮定し、どうして、そういう
「発展した石器を作ることが可能な能力」が、石器以外の理由で発達した
のかを、ちゃんと説明している研究者がいるのかな?
ブラックボックスのように、「XX年前ごろには人類の思考能力がYY
程度になり、その結果、彼らの使う石器もZZの段階に達した」という
説明ばかりだろ。じゃあ、なんで、そういう段階になるまで進化し、そこまで
認知の仕組みが発展(進化)したのか、を研究したり仮説をだしたりして
いるのか?してないだろ。
ようするに、なんの証拠も、発見も期待できないことに、進化をおしこめ
て、一番しっかり系統的な分析もできる石器が、進化にどう影響を与えたか
についての議論をしないという態度はいかがなものかな、という問題提起だ。
とことん、石器が進化をドライブしたと仮定して、どこまで説明がつくか、だ。
私にいわせれば、かなり説明がつく。
> アフリカのHPインダストリーの如く、同じ現生人類の祖先に於いても
> 数万年先行した石器を使用する集団もいる。
> また、シャテルペロニアンが「模倣」の所産なら、それを遺伝子に帰する事は
> できまい。ルヴァロワ技法もどきが中国からも出土している事も確認されてるし。
この当たりは、私はきちんと説明している。むしろ、こういうことを説明することが
もっとも重要だと思ってる。内容は、クロマニョンスレにちゃんと書いた。
255 :
出土地不明 :2006/06/04(日) 22:22:59 ID:cr//jIpa
>>251 > アフリカのHPインダストリーの如く、同じ現生人類の祖先に於いても
> 数万年先行した石器を使用する集団もいる。
重要なことは、アフリカにおいて、とくに20万年前ごろから、2万年前
までのいわゆる前期旧石器時代の後期アシューリアンから中期旧石器時代
のMSAまでの間、先進的な文化がときに現れ、それが数千年内に消え去り、
そして、また復活し、という話だ。それが非常に奇妙だということだろ。
なぜ、一度は明らかに後期旧石器時代的な石刃技法、細石器、そして、
さらには、ダチョウの卵の殻をつかったビーズ作りなどをやっておきなが
ら、アフリカでは2万年か1万5千年前まで、安定した後期旧石器時代
(アフリカLSA)には至らなかったというのが重大な問題だ。
それと、アフリカが、この揺り返しなどで振り子の揺れのようにときに
先進的、ときに伝統的なものにいっては戻り、いっては戻りしている間に
アフリカを出てしまったホモ・サピエンスは、まずオーストラリアで
6万年前。ついで、中近東北部で5万年前、そしてあっちこっちで、もう
二度ともとには戻らぬ後期旧石器時代に突入している。
ヨーロッパのホモ・サピエンスは最初からオーリナシアンで、ついで、
グラヴェッティアンで、さらにソリュートレアン、マグダレニアンと
続くがどれも後期旧石器文化であって、二度ともとには戻らなかった。
じゃあ、アフリカでは先進的なものが10万年前から現れては消え、
また現れては消え、ということを繰り返したのはなぜだ?
> また、シャテルペロニアンが「模倣」の所産なら、それを遺伝子に帰する事は
> できまい。
なにゆえ、後期旧石器文化的要素だけが、人類の進化の系統を越えて、伝搬する
のか?ようするに、後期旧石器文化からは文化であって進化でないからだということ
だろう。
じゃあ、進化から文化への変化はなんなのか?
すくなくとも、このあたりについて、多くの研究者の考えていることは
相変わらず非常に曖昧としたことでしかない。
しかし、石器を中心にすえた進化論、そしてSNPを考慮していくと、なぜ
このような不可解な現象が起こったのかは、かなり明確にわかってくるし、
仮説としては十分な証拠も備えている。
反論するのは自由だ。ただ、こちらが「こりゃこまった」というような反論
には会ったためしがないからな。
詳しくはクロマニョンスレでな。
256 :
出土地不明 :2006/06/05(月) 12:23:13 ID:hOL8Bl4S
>数千年内に消え去り、そして、また復活し、という話だ。それが非常に奇妙だということだろ 普通だろ。
257 :
出土地不明 :2006/06/05(月) 22:51:51 ID:j2qiGjOr
>>256 じゃあ、逆に、オーストラリア(6万年前)、中近東北部(5万年前)など
では、一発後期旧石器文化が現れると、その後、もとに戻ることなく一直線
に後期旧石器文化を発展させるわけだ。
アフリカの中では、もっとも古いHPなどの8万年くらい前のものから、最終
的に後期旧石器文化(アフリカLSA)にうつるまでにいったりきたりと
いうのが、だいたい6万年以上続いている。
ところが、アフリカの外では、ひとたび後期旧石器文化の段階になると、
二度と中期旧石器文化段階に戻ることはない。例外は、シャテルペロニアン
文化だが、これはネアンデルタール人のものとされている。
アフリカとそれ以外の地での重要な違いは人口規模だ。アフリカは非常に
人口が多い。ところが、オーストラリアでも中近東北部でも人口は非常に
少なかった。
人口が少ないところでは、滅びる可能性も高いが、人口が多いところは
滅びる可能性は少ない。ところが、アフリカでは後期旧石器文化はなんど
となく滅びるが、人口の少ないアフリカの外では、一度確立すると二度と
滅びない。そこが面白いと思うわけだ。
遺伝子の浮動のモデルと、中期旧石器文化を成り立たせた高度な石器技術
などが、本能的行動であるとすれば、アフリカの外では、人口が少ないため
に、ひとたび本能を失った個体が現れると状況によってそれが速やかに
集団内に拡散し、集団全体が高度な石器技術(中期旧石器時代的技術)を
失い、新しい技術を合理的思考によてt獲得するようになると考えられる。
しかし、アフリカでは、人口が多いので、たとえその中の一部の集団に
石器技術の本能を失ったものがいても、周囲にそうでない人々が多数
いることで、周囲に飲まれる。
これが進化論的に解釈される、後期旧石器文化への移行なわけだ。
258 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 00:43:38 ID:952BPlOR
オーストラリアのホモ・サピエンスつまりアボリジニー達は6万年も 前にオーストラリアに到達した不思議がある。そして何故か9千年前 以降より原始的な形質を残したホモ・サピエンスの化石が発見されるらしい これは一体どういうことを意味しているのだろうか? アジアでホモ・サピエンスとジャワ原人が混血したとでも言うのだろうか?
259 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 19:42:50 ID:7dHBPd6l
何だ鬼塚こんなことろに遁走していたのか。
あきらかに
>>251 が正しい。
賢明なものの見方というべきだある。
鬼塚はすでに完全に論破されていることを性懲りもなく繰り返しているに過ぎない。
ルヴァロワ石器は石器本能のない現代人によって容易に習得可能であることから、
すでに石器本能の成立する余地はないが、
後期旧石器時代が各地域で独立して発生していること、
ルヴァロワ様の石器が中国など別地域で見られることからも、
これらの製作そのものが遺伝によって規定されていたわけではないことを物語っている。
なぜなら通常同様の進化が孤立した各地域で独立に発生することはないからである。
鬼塚は前スレで鎌赤血球の例を持ち出したが、見事に返り討ちにあっているww
260 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 19:50:12 ID:7dHBPd6l
>>258 おれは鬼塚のたわごとよりも、正直そっちのほうに関心がある。
おれは、ホモサピエンスの出アフリカは、少なくとも2回あるのではないかと思っている。
で、第1回のサピ、実はかなり個体変異が多く、前頭葉の引き倒れた、頑丈な個体が多かったのではないかと考えている。
実際オモ人骨にしても、オモ1は現代的だが、オモ2は原始的である。
ジェベルイルード2号、ラエトリなど、比較的頑丈な個体はほかにもある。
オーストラリアのサピは、そういう比較的頑丈な個体なのではなかろうか。
その後旧大陸では、より華奢な個体が広がったのであろう。
261 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 21:20:38 ID:lzohy0Vs
ほんと、ぶっ壊れた蓄音機みたいに、おんなじ事一年中カキコする執拗さ、 異常者以外の何物でもないよね。 >ホモサピエンスの出アフリカは、少なくとも2回あるのではないかと思っている うん正解。諸説あるけど、例えばCavalli-SforzaもHサピの出アフリカが3波あり、 まず@10万年前にアフリカ内拡散、A5〜6万年前にインド洋沿いにアジア・東南アジア オセアニア、B最後4万年前に中央アジア・ヨーロッパ・北東アジア〜やがて北米 っていってる。そして現生人類の進化は、言語をはじめコミュニケーションの進化が推進役で コミュニケーションの進化は単に文化面に留まらず、言語に必要な諸器官の発達といった 生物学的進化も促し、勿論大脳化も同時に進行したのだとする。 コミュニケーションがどの程度進化していたか、それが反映されるのが石器だろう。 ラマルクじゃあるまいし、先天的に石器技術が獲得されはしないのだから 正に文化として集団内に於いて、垂直方向=親子にも、水平方向=集団の成員にも伝播する。 ただ、突然変異でチンプがシェークスピア作品をタイピングする如く、天才ホモが出現し スンバラシイ石器テクを考案しても、集団レベルでそれを理解受容できなければ =コミュニケーション力に欠ければ、淘汰消滅してしまう。だって遺伝しないから。チャンチャン
262 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 21:30:10 ID:r2aqrQ10
? .?? . 串 . 串 <|>゜Д゜ ) <雨乞いじゃー ( ) / フ
263 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 22:08:12 ID:ll3Z7+eb
反論するなら、もうすこしマトモな反論しろよ。 他人にすがっているのかなんだかしらんが。 反論にもなんにもなっていない。
264 :
出土地不明 :2006/06/06(火) 23:03:40 ID:ll3Z7+eb
>>258 オーストラリアのことはまだまだなんとも分からないことが多い。
オーストラリアの古人骨には、あきらかに、華奢型と頑丈型があって、
年代としては、どちらも重なる。9000年前の頑丈型がいるかとおもえ
ば、2万年以上前の華奢型もいる。現代のオーストラリアアボリジニは
どれも華奢型に属することになるわけだけれど。
で、怪しいとはいえ、一応マンゴ湖の6万年前の人骨から採取された
mtDNAは、現代人型に近いものの、現代人のどれともかなり違う系統
だった。もちろん、だからといって、エレクトスやネアンデルタールの
系統にくらべると、ほとんど現代人なのだが。
あと、なんといっても、ホモ・フロレシエンシスが発見されてしまった
以上、大陸からオーストラリアに至る地域に、比較的最近まで(1万年
前の、氷河時代の終った後まで)、エレクトス系統の子孫がいたことも
はっきりした。
東アジア、東南アジア、オセアニアは、7万年前ごろにホモ・サピエンス
が進出して後も、エレクトス系の子孫と混在している場所であったと思う。
中間的な形質なものは、混血種かもしれない。ただ、エレクトス系の子孫は
あきらかに数を減らしていたので、混血があったとしても、最終的には、
ホモ・サピエンスの遺伝子プールの中に飲み込まれてしまい、すくなくとも、
Y染色体やmtDNAの中に、その系統の印を残すことはなかったということ
だろう。マンゴ湖人骨のmtDNAからわかることは、数万年前のホモ・サピエンス
には、現在では消えてしまったmtDNAのハプログループをもつものもいた
だろうということだ。
265 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 01:09:43 ID:biUgImlU
ヨーロッパ、中近東 サピエンスとネアンデルタール アジア、スンダランド、オセアニア サピエンスとソロ人 これらの関係は前者による後者の絶滅だったのかそれとも?
266 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 08:43:58 ID:SLotXqBq
267 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 18:47:00 ID:/jM2RNU6
>>264 。
>現代のオーストラリアアボリジニは
>どれも華奢型に属することになるわけだけれど。
いや、個体変異を見れば、かなり前頭葉のひき倒れた個体も今猶存在する。
現代アボリジニの頭骨を見たことがあるが、オモ1やイダルツよりもむしろ原始的で、
一見して通常のサピとは異なるタイプと見て取れるレベルである。
>東アジア、東南アジア、オセアニアは、7万年前ごろにホモ・サピエンス
>が進出して後も、エレクトス系の子孫と混在している場所であったと思う。
>中間的な形質なものは、混血種かもしれない。
いや、おれはこれらの形質がジャワのエレクトス由来のものだとは考えない。
なぜなら、これほどはっきりとした形質なのに、ミトコンDNAやY染色体に
まったくそれらしいものが検出されないというのはおかしいと考えるからだ。
むしろ10万〜20万年前の初期サピそのものに、このようながっしりタイプが多数存在していて、
アボリジニはその形質を濃厚に残しているのだろう。
268 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 23:06:39 ID:NN3S0nkV
> いや、個体変異を見れば、かなり前頭葉のひき倒れた個体も今猶存在する。 それは、華奢型と頑丈型の違いとは違う。 華奢型と頑丈型の基本的な違いは、頑丈型はホモ・エレクトスと近いような 非常に分厚い頭蓋骨を持っている。形態がどうのこうのは全然別の話。 いかに、眼窩上隆起がめにつこうが、ホモ・エレクトスなどの古い人類と 比べて、オーストラリアのアボリジニの頭蓋骨は間違いなくホモ・サピエ ンスなのだ。ただ、頑丈型について、それが果たしてどういう系統なのか、 ホモ・エレクトスとつながるのか、については、まだはっきりわかってい ない。 もうすこし、しっかり、用語の使い方を知っておくべきだ。
269 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 23:12:29 ID:NN3S0nkV
>>266 一般に、古代DNAというのは、いままで、だいたい5万年かそこらが限界と
されていて、かつ、ヨーロッパの冷涼なところでのみDNAが残りやすいと
いわれてきたが、それを覆したのが、オーストラリアのマンゴ湖のDNAだっ
た。ただ、これについては、まだまだ確実ではない、とする意見もある。
今回、10万年前までさかのぼったことで、より、古いDNAの出てくる可
能性も出てきた。ヨーロッパは、とくに寒いので、残りやすいだろう。
1997年にペーボのグループがネアンデルタール人のmtDNAの検出、配列
解析をするまでは、氷河で氷漬けになったものを発見するしかない、と
すら言われていた。ネアンデルタール人自身は、氷河時代においても、
氷河のある近辺には暮らしていなかったから、その意味では可能性ゼロと
すら思われていたが、そうでないことが分かり、さらに限界は先まで
いきそうだ。ネアンデルタール人の系統を調べるにあたっては、たとえば、
スペインの骨のシマ洞窟のプロトネアンデルタール人などを調べてみたら
どうかと思う。20万年以上前のものだが、可能性はないとはいえない。
ただ、いまんところ、クロマニョン人のものも分かっているが、両者の
交雑の可能性はないようだ。
270 :
出土地不明 :2006/06/07(水) 23:19:52 ID:peaYNtO7
>>265 現状において多地域進化説はおおむね終了ということなので、多地域進化
説を唱えていた人々は、ネアンデルタール人や、アジアにおけるホモ・
エレクトス(最近ではこれに、フロレシエンシスも加わったが)などが、
どの程度現代人と交雑し、どの程度現代人に遺伝的影響を与えているか、
という話になっている。
現在までのところ、遺伝子の情報から言えるのは、唯一シラミの遺伝子
が、ホモ・エレクトス由来のものがあるのではないか、といわれている
程度だ。もちろん、現代人の祖先がホモ・エレクトスのシラミをもって
いるからといって、交雑があったという証拠ではないが、シラミがうつさ
れる程度の「おつきあい」があったことを表している。
ちなみに、ネアンデルタール人由来のシラミはみつかっていない。
この、ホモ・エレクトス由来のシラミとされるものは、現代人の多くの
シラミがおよそ7万年前ごろに分岐したとmtDNAから推定されているのに
対して、100万年以上前に分岐したものがアメリカ原住民のもつシラミ
として発見されたということだ。
仮に、このシラミが、本当に、ホモ・エレクトス由来のものであったと
すると、アメリカ大陸でこれが発見されたこともまた面白い。
Y染色体で、YAP+の分布は、オーストラリアから東南アジア、東アジア、
そして、アメリカ大陸というもので、日本もそこに含まれる。
オーストラリアか東南アジア由来と考えられる。東南アジアには、ホモ・
フロレシエンシスをはじめ、ホモ・エレクトス(ジャワ原人)の子孫が
いたのだろう。
ただ、ソロ人については、意見がわれていて、ホモ・サピエンスの地域
変種と見る人も多い。眼窩上隆起などは顕著であるし、オトガイがない
などの原始的特徴は見られるものの、形態全体はかなり華奢であると
思う。
271 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 00:57:18 ID:NiyBLloT BE:16161825-
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココから転載。
■ダーウィンの進化論、、、「生物の進化は外界の直接の影響によって変化するのではなく、
生物内にある外界の変化に反応する力による」←講談社の日本語大辞典、訳である。
揺るぎない事実として、広く世界に受け入れられている理論である。進化論は、物事の変化を
網羅的に捉えている。 一旦信じられた理論を覆すことは不可能に近い至難の業である。
但しbigpapaはダーウィンの進化論は理解出来るしほとんど正しいと信じる、が、しかし、
世界の学者が唱えている、「人間は猿族から進化した」、とは逆な説で、
「猿族は人間属(族)から進化した」、が、bigpapa説である。その根拠は、猿族はたくさんいるが、
人間族は人間だけである、と言うのがその根拠のひとつである。つまり、人間属から猿族は
進化した、と言うのがbigpapa説の根拠のひとつである。だから猿族は多いのである、と、
bigpapaは解く。猿族はたくさん居るが、人間属は人間だけである。もしも、猿族から人間が
進化したのであれば、人間に似た生き物がたくさん居るはずが、現実は人間でけである。
このことからも人間は猿族(属)から進化したのではない、とbigpapaは説く。
世界各地の化石発見にも、世界の学者の頭には、「人間は猿族から進化した、だから、世界の
学者は、猿族の化石は発見、とは言わないのである。人間が猿族から進化したのであれば、
なぜ猿族の化石は無いのだ、疑問であろう。人間属から猿族は進化した、と言うのが自然であろう。
だから猿族は多く、人間族は人間だけである。その逆(猿属族から人間は進化した理論)であれば、
人間属(族)はいろいろたくさん居たはずだ。しかし現実は人間だけである。この現実を
世界の学者はどのように解釈するのだ。
272 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 01:00:31 ID:kGcmsZW2
bigpapa説の一部をそのまま転載。
★★★軟骨変化(進化)論から、猿属族は人間属族から進化したと言う論理のひとつ、、、
沖縄の食べ物で、ソウキ汁、ソウキそば、と言う食べ物がある。その食べ物は豚のアバラ骨(肋骨)
の汁のことであり、豚の場合生後6ヶ月前後(約100kg)で殺して食す為に、骨が完成してない部分
(人間が食出来る部分)がある、その食出来る軟らかい骨を軟骨と言う。つまり、その軟骨の
方向(形と機能)は生物自身の生き易いように変化するのである。
その軟骨の未発達なのが人間の赤ちゃんである。赤ちゃんの手足腰等々の軟骨は
如何なる方向へ向く(形と機能)ことも可能で、骨と骨の間の軟骨(未発達の骨)は生物自身が
生き易いように変化する仕組みに成っているのである。例えば、人間の赤ちゃんが仰向けに
成っている姿は、猿属族に成る形そのものである。人間赤ちゃんが仰向けに成っている姿そのまま、
猿にすがったとした場合、軟骨が進化して赤ちゃんはだんだん猿の姿勢に成って行くのである。
故に、猿属族は沢山居るが人間は人間だけである。故に、人間属族から進化したのが猿属族である。
★故に、猿属族は二足歩行の人間属族から四足歩行に進化したのである。
★これ等の説は世間に認められた説(解釈)ではなくbigpapa独自の説(解釈)であるからしてあしからず。
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm
273 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 01:10:19 ID:qFQpdYjl
「人間は猿族から進化した、と言う世界の学者の論理は正しい」
と言う前提でものごとは進んで居るが、逆に「人間から猿類は進化した」
と仮定した仮説はなりたたないのか。
>>271-272 は暴論か。
274 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 09:16:58 ID:/Su39OII
人間が他にいないと言うけど、人間って生物としてはかなり弱い方だと聞くので たまたま文明を手に入れた現生人類が生き残ったというだけで進化の方向性としては 失敗だったから同類が生き残ってないだけって事じゃないのかな? 今生きてないものとしては、一応ネアンデルタール人とかいたしね。
275 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 19:39:47 ID:VxiZ3hC1
>>268 >それは、華奢型と頑丈型の違いとは違う。
>華奢型と頑丈型の基本的な違いは、頑丈型はホモ・エレクトスと近いような
>非常に分厚い頭蓋骨を持っている。形態がどうのこうのは全然別の話。
>いかに、眼窩上隆起がめにつこうが、ホモ・エレクトスなどの古い人類と
>比べて、オーストラリアのアボリジニの頭蓋骨は間違いなくホモ・サピエ
>ンスなのだ。
鬼塚は頑丈型という言葉に込められた本当の意味を知らないねw
鬼塚の人間観察が粗雑なのはよく承知しているが、
言葉のニュアンスもよくわからないようだww
頑丈型というのは、単に骨格が頑丈かそうでないかの問題ではない。
はっきりいうと「古代人類的かかどうか」なんだよ。ただあからさまに原始的というと人権問題になるから、
「頑丈型」といっているに過ぎない。
したがってこの区別は紛れもなく形態の問題であり、前頭葉の形態などは最も重視されるべき形質に決まっているだろうが。
だいだいねえ、前頭骨がひき倒れている個体は通常頭骨も厚く眼窩上隆起も発達してるんだよ。
ったくねぼけたこというんじゃない。
276 :
出土地不明 :2006/06/08(木) 23:15:00 ID:Vsua56ot
>>275 あのな、ちゃんと定義ってものがあるんだ。印象で勝手なこというな。
オーストラリアやインドネシアにおける古人骨の定義で、頑丈型と
華奢型というのは、頭蓋骨の骨の厚さによるんだよ。
これは、オーストラリアを中心とする研究者たちの分類名だ。だから、
勝手なことをいうものではない。
で、この頑丈型と華奢型の分類では、現在のアボリジニはすべて華奢
型に属する。
それで、オーストラリアやインドネシアにおける古人骨の華奢型と
頑丈型について華奢型が現在のアボリジニにつながるとされ、年代決定
がはっきりしないときは、まず、頑丈型が現れ、後に華奢型が現れ、
頑丈型が滅びた、とされてきた。ところが、オーストラリアにおける
古人骨のサンプルが増えて、さらに年代決定ができるようになったとき、
華奢型と頑丈型が、年代的に同じであったり、場合によっては、かなり
新しい、1万年前よりも新しい頑丈型が見つかったりした。
そこで、この華奢型よりも後まで残っていた頑丈型はどういう由来なの
か、ということで、現在でもかなりの論争があるというものなんだよ。
いいか、アボリジニが頑丈型だったらこの論争なんか起こるわけないだろ。
勝手な解釈をするものじゃない。
もうすこし、文献をあたってから反論しろ。恥ずかしくないのか。
277 :
出土地不明 :2006/06/09(金) 01:41:46 ID:IJUzCHto
なんでこいつら一言返すたびに長文になるんだ?
278 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 01:55:56 ID:ESGo8nJq
>>274 >今生きてないものとしては、一応ネアンデルタール人とかいたしね。
それとて「人間は猿から進化した」と言う前提でのことであり、世界は
時の金持ち、時の権力者、時の学者なる輩がのさばり、唱えたものであり
天動説と同じであろうw
動物の趨勢から、人間に似た生き物が居ない、が、猿族は人間に似ている、
この事はなにを意味しているか。
世界の常識で言う、人間は猿から進化したとして、では、沢山居る猿族の
中のどんな猿から人間は進化したと世界の学者は唱えているのだ。
猿族は人間族から進化したとした場合の方が論理的に成り立つだろう。
279 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 02:14:37 ID:GPp7F6D1
★人間類と猿類の差のはじまり。
肉類(魚含む)を食することができなくなった者が猿類(属)であろう。
肉類を食する者と肉類を食出来なくなった者の差が人間類(属)と猿類(属)の差である。
つまり、長年(数億年)肉類を適度に食出来た者の脳とそうでない者の差が脳(脳細胞の
発達とその維持)の大きさと成って現れているのである。脳細胞が発達するに連れて
脳が大きく成ったのが人間である。
但し、世界においてこの脳理論を唱えた(活字になった書物)者は過去になく
世間に認められた理論ではないのであしからず、信じる信じないはあなたの自由。
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココから転載。
280 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 02:20:41 ID:BMx2MWQt
確かに、世界の考古学は「人間は猿から進化した」と言う前提で 世界の学者成る者に洗脳されて、初まったのであるからして、、、問題はある。
281 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 11:17:50 ID:JS/tzbRQ
>>276 >あのな、ちゃんと定義ってものがあるんだ。印象で勝手なこというな。
>オーストラリアやインドネシアにおける古人骨の定義で、頑丈型と
>華奢型というのは、頭蓋骨の骨の厚さによるんだよ。
おまえが勝手なことを言っているんだろうが。
ブラウンだろうと、VanHollebekeだろうと、
頑丈型の最大の特徴として引き倒れた前頭葉をあげている。
そうして、引き倒れた前頭葉を持つものは、通常頭骨は分厚いし、眼窩上隆起は発達しているのだ。
平行四辺形の定義なんかと違って、生物の特徴のなのだから
「頭骨が厚い」「眼窩上隆起が発達している」「前頭葉が引き倒れている」
の、どれかが定義として優劣の関係にあるわけじゃない。
むしろほとんどの通常個体でこれら3点(ほかにもあるが)はほぼ同時に満たしている。
鬼塚の言いがかりはナンセンスもはなはだしい。何が文献だwww
282 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 11:21:22 ID:JS/tzbRQ
>で、この頑丈型と華奢型の分類では、現在のアボリジニはすべて華奢 >型に属する。 ところがね、オーストラリアの学者に言わせると、現代アボリジニは マンゴーやケイラー頭骨よりも、頑丈型だといっている。 現代アボリジニが全員華型に属するなどと思っているやつなんかいないよ。 かりにあったとあしたらそりゃ「政治的」発言だろう。 ソーンなんて、仮に偏見なしにアボリジニと旧大陸のわれわれの頭骨をならべたら、 おそらく別種に認定するだろうとさえ言っている。
283 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 11:30:52 ID:JS/tzbRQ
>ただ、ソロ人については、意見がわれていて、ホモ・サピエンスの地域 >変種と見る人も多い。眼窩上隆起などは顕著であるし、オトガイがない >などの原始的特徴は見られるものの、形態全体はかなり華奢であると >思う。 鬼塚のいい加減ぶりが現れる書き込みだな。 ソロ人こそは眼窩上隆起は発達し、頭骨は知られている化石人類の中でも最分厚い。 にもかかわらずこれを「華奢」だといい、サピの地域変異だという。 自分自身がこの上もなくいい加減な言葉をしていながら、他人にはナンセンスな絡み方をする。 まったく哂うべき存在である。
284 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 11:48:38 ID:JS/tzbRQ
ちなみに、頑丈型の代表例カウスワンプ人骨についてはミトコンドリアDNAが解析されていて、 それによると、カウスワンプは現代アボリジニの変異内に入るという。 現代アボリジニはむしろ頑丈型の直系の子孫なのである。 現代アボリジニが全員華奢型に属するなどという世迷いごとは、 実際に現代アボの頭骨を見たことがない人が、 一部の政治的配慮による発言を真に受けたものに過ぎない。
285 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 12:00:15 ID:G2BQNWix
>>279 猿は、結構な種類が雑食だったりする。
チンパンジーなんて、小さい種類の猿を狩って食べるしね。
286 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 18:29:24 ID:hTjSkN40
人間もかなり猿を食べてるけどね☆
287 :
出土地不明 :2006/06/10(土) 23:53:57 ID:WdQHTQfg
チンパンジーは肉食も狩猟もするよ。
288 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 00:03:01 ID:AdUfyDKk
289 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 00:05:39 ID:AdUfyDKk
>>285-288 チンプと人間は雑食で、チンプはコロブスザルなどの小型のサル狩りを
したりするが、ゴリラは肉や動物性脂肪を全く受け付けない。
動物園のゴリラに牛乳を飲ませ続けると心臓病で死ぬ。
ソーセージとか与えると、同じく死ぬ。
動物性脂肪の代謝がうまくいかず、心臓に血栓ができて死ぬわけだ。
このことからも、チンプと人間との近さが分かるように思う。
290 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 00:40:40 ID:drzYpFKJ
>>285-287 それは肉食の人間族から進化したから猿族も肉食でしょう。
猿類は肉食が出来なくなり、又、闘争に負け、結局木に登り
難を逃れる羽目になり現在に至った、と理解した方が論理的である。
なぜ世界の学者は人間の元である、猿の化石は発見できないのだ、矛盾であろう。
人間から猿は進化したから類人猿として化石は発見出来たと思いませんか。
---------------------------------------------------------------
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココからbigpapa説転載。
★ 人間は猿族属から進化したのではない、とした場合、では、
人間はどんな動物から進化したか、について。 いろいろな世界の情報から、
海から上がってきたと理解し、、、水陸で生活出来る動物であろう。
それに該当する動物は、アシカ(海驢)類(オットセイ類)である。
但しこの人間はアシカ類から進化したと言うbigpapa説と
同じ説が世界に在る(存在するか否か)か否かは不明である。その点悪しからず。
★ 人類(人間族属)が海から上がって来たと仮定して、、、
この場合、人間属(族)から猿属(族)は進化したとした場合の方が論理的である。
猿属(族)が海から上がって来たとは論理的に考えて在り得ないことである。
猿属(族)は最初から森の木の上で生活してきたと考えるのが論理的である。
その事は海又は海に近い酷寒の地エスキモー等で生きている人間を見ても理解出来ると思う。
人類(人間属族)は海から上がって来たと解釈した方が論理的である。
世界中の学者が唱えている、人類は猿類から進化したとした場合、
では猿類は海から上がって来たとなる、が、考古学の化石からしてもそのことは論理的ではない。
アシカ類から人類になり猿類に成ったとした場合の方が論理的である。
291 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 00:53:47 ID:AdUfyDKk
類人猿の化石は、なぜか、人類と類人猿が分かれたころの時代のものが 発見されていないんだよな。 1千3百万年前の類人猿の化石などは発見されている。 1千万年前のものもある。900万年前のものも発見されている。 ところが、800万年前の化石以降は、アフリカでは、すべて人類とかか わる直立二足歩行の猿人または、初期人類(ホモ属)の化石だけしか みつからず、ようやく、去年だか、チンプの50万年前の化石がとんでも ないところからみつかった。 900万年前からゴリラの祖先はどうしたのよ?チンプの祖先はどうよ? という疑問が起こるのは当然だな。 結局、全部直立二足歩行猿人かホモ属とされている化石の中にチンプの 化石が混ざっていると見るべきなんじゃないか、と思う。
ったく鬼塚は基礎知識じたい間違ってるというか、過去スレでも指摘されたが、 日本語翻訳本でさえ、自分に都合よく曲解しちゃう=マトモに本が読めない。 そもそも鬼塚は、何をもとに旧石器の知識を得たのか? 日本語本+ブログ程度なら、エラソに且つ狂おしく石器遺伝子を言い張るなんて 恥ずかしいぞ。 ところで猿化石がレアなのは、生息場所が水辺から遠い熱帯雨林や森林の中で 化石になりにくいし、且つ発見しにくいからでしょう。その証拠に 草原に住むヒヒに関しては、ホミニドの化石と共に、た〜〜くさん出てる。 鬼は、石器遺伝子だの鎌状赤血球=Hbsに言及するくせに、なんで猿vs人を語るのに DNAを無視するのか、ほんとオカシな奴。 そもそも霊長類と旧世界ザル・新世界ザルを一緒くたに扱う時点で、もう・・・
294 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 12:28:54 ID:BsZJnhED
私は肉類が一切食べられませんが、これは進化ですか?退化ですか?
295 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 12:48:28 ID:fmjV0DxS
進化です 畜肉を食べるより、その餌になるはずだった 穀物などを食べる方が環境にも優しいし 狂牛病感染からも安全です ただ必須アミノ酸というみのが人間には必要ですから 動物プランクトン、魚肉、鶏卵、牛乳、昆虫などの いずれかでそれを補いましょう
296 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 13:12:24 ID:GWUTr2Fv
>>292 で、その話が、現代のオーストラリア人が頑丈型だというのとどこがどう
つながるのかな?
いっておくが、古人骨のシークェンシングが行われ、さらにそれが、頑丈型
と華奢型の二種類について行われたが、どちらも現代のアボリジニの人たちの
範囲内だった、ということだろ。現代人が頑丈型だということはどこにも
書いてないわけだ。私が「ウソだ」といったのは、その点だよ。
297 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 13:23:08 ID:GWUTr2Fv
>>293 ところが一方で、初期人類とされているものは、その腕の骨の形状などから、
森林地帯に近いところに生息していたと推定されている。にも関わらず、
猿人の化石は発見されるが、これときわめて近いところに生息していたと
思われる類人猿化石は一つも存在しない。
それと、最近発見された、50万年前のチンプの歯の化石も、実際には、従来
からチンプの住んでいた場所とは考えられない場所で発見されているんだよ。
例外だらけだ。
さらに言えば、900万年前や1000万年前の類人猿化石や、たとえば、
二足歩行をしていた可能性のあるオレオピテクスの類は、どれも森林に生息し
ていたとされているんだよ。オレオピテクスは完全な形で足の骨からなにから
残っている。たしか、全骨格の半分くらい発見されているはずだ。で、その
二足歩行は、森林と平地との両者に対応する形で獲得されたのではないか、と
言う話なんだよな。
森林に生息するから類人猿の化石が残りにくいっていうのは、たんなる言い訳だ。
人類の進化がはじまったクリティカルな時期の800万年前から50万年前までの
段階になったとたんに、類人猿化石がアフリカでは一つも発見されなくなる。
それ以前のものは、少ないけれどもかなりある。そして800万年前から、
400万年前の400万年間の化石は、全部「猿人化石」ということになっている
わけだ。たしかに、ルーシーの時代(350万年前)になれば、確実に二足歩行が
進化していたことは、明確だ。で、ルーシー(アファール猿人)が、チンプよりも
人類の方向にかなり踏み込んだ種の化石であることもおおむねわかる。
でも、その間はなんともつかない。遺伝学的に出てくるのは、mtDNAでも、チンプと
人類の分離の年代を、500万年から600万年前としているし、今回の核遺伝子
の場合も、おおむねその中に入る数値を出している。
だとしたら、800万年前から400万年前に至る「猿人」化石の多くは、チンプと
人類の共通祖先か、その傍系のものだと考えるのがマトモな解釈だろ。
で、そうならば、それらの化石の多くが、「直立二足歩行でかなり人間的」である
と主張されているのだから、チンプと人類の共通祖先は、現在のチンプよりも、
ずっと人間的で直立二足歩行をしていた可能性が高い、ということだ。
そして、チンプの四足歩行(ナックル歩行)は、後に獲得された、と見るのが
整合性のある見方ではないかな。
298 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 13:39:43 ID:GWUTr2Fv
ところで、一つ重要なことに気がついた。 最近になって、人類の二足歩行ではなく、二足走行についていろいろ研究結果が だされているよな。たとえば、ツルカナボーイの場合は、現代人以上に走行能力 があったというのは、昔から言われていた。これが、160万年前だ。 最近の研究では、ホモ・エレクトス(あるいはホモ・エルガスター)の段階で 現代人なみの走行能力が獲得されたということになってきた。 じゃあ、私は傍系ではないかと思うが、ホモ・ハビリスはどうだろう? ホモ・ハビリスは、脳容積が600ccから800ccあるという点以外では その骨格のほとんどの部分で、アウストラロピテクスと違いがないという。 たしかに、標本をみても、頭蓋骨については、かなり人間的ではある。しかし 身長は150センチ弱で、チンプ(120から140センチある個体もある) とそれほど変わらない。アウストラロピテクスともほとんど差はない。 年代的には、ホモ・エルガスターの初期型(たとえばドマニシの標本の中の 小型のもの)が、170万年前、ジャワ原人の一部が180万年前にさかのぼる としたら、走行能力を備えた原人(エルガスター、エレクトス)の登場は、 おそらく200万年前にさかのぼるだろう。で、この段階で走行能力が獲得 されたわけだ。一方、直立二足歩行は、遅く見積もっても400万年前には、 獲得されている。 重要な疑問は、400万年前から200万年前までの200万年の間、人類 の祖先は、どうやって走ったかっていうことだ。 ルーシーの骨格標本から、その当時の歩き方などは復元されている。現代人の 歩行よりも、体が小さいことを考慮しても、かなり遅いだろう。時速4キロ以下 で歩くことができた、というものだ。で、彼らは二足走行ができなかったとし たら、どうやって走っていたのか? チンプの四足での走行はそれなりに早い。ナックルランニングとでも言う感じで 多少体を斜めにして走る。これはゴリラも同じだ。400万年前に直立二足歩行 を確立したといっても、この現代のチンプやゴリラに相当する速度で二足走行 ができなかったなら、果たして、当時の初期二足歩行猿人はナックルランニング を「あきらめた」だろうか?草原に出て、肉食獣から逃げるとか、あるいは、 集団で、肉食獣を追いはらうとか、そういうときに、よちよち歩きに近い二足 歩行が有効だったとは思えない。彼らはなんらかの方法で走っていたはずだ。 二足走行ができないなら、四足走行(ナックルランニング)をしていたはずだ。 直立二足歩行を確立したというアウストラロピテクス属やあるいは、パラン トロプス、そして、ホモ・ハビリスの腕が脚に比べてかなり長いのは、その 理由があるのではないか。これに対して、ホモ・エルガスター(エレクトス)は 例外的に、二足走行を身につけた突然変異型だったと考えることができる。 で、ホモ・ハビリスは、ホモ・エルガスターに先行する種ではなく、たんに、 二足走行を獲得できんかった傍系のホモ属、あるいは、単に石器製作のみを 獲得した、アウストラロピテクスと考えるほうが自然ではないかと思う。
299 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:06:21 ID:OLUt3Etu
300 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:06:33 ID:oEP9K8Qx
おいおい、アボリジニが、比較的厚い頭蓋骨、発達した眼窩上隆起、後退した額 突出した顎部と大きな歯などの特長を多く備えている、てのは有名な話。 あと、化石証拠の出土に於ける地域的偏りなんて、自明のことじゃん。 熱帯雨林で発掘どころか、発見できるわけない。たとえ埋まっていても。
301 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:09:46 ID:GWUTr2Fv
>>299 なんか勘違いしてないか。頑丈型アボリジニが昆虫食っていないとかそういう
話はした憶えがないぞ。
>>300 だから、現代のアボリジニは、華奢型なんだよ。いくら分厚い頭蓋骨をもって
いようが、現代人の枠内での偏りであって、オーストラリアの古い年代の
化石やさらにエレクトスを含めた場合に、オーストラリアの現代のアボリジニ
は華奢型に属するということなんだ。これが、定義だ。
302 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:12:10 ID:oEP9K8Qx
オレオピテクスだって、イタリアのトスカーニー島だから発見できたんだよ。 アフリカの密林をどうさがす?
303 :
299 :2006/06/11(日) 14:12:58 ID:OLUt3Etu
ん?あ…ごめ、勘違い。 忘れてくれ〜 orz
304 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:14:46 ID:GWUTr2Fv
>>300 > あと、化石証拠の出土に於ける地域的偏りなんて、自明のことじゃん。
> 熱帯雨林で発掘どころか、発見できるわけない。たとえ埋まっていても。
だったら、50万年前のチンプの化石はどうして発見されたんだ?
それから、あきらかに、森林に住んでいたとされる初期二足歩行猿人の
化石はどうして、うじゃうじゃと発見されるんだ?
それと、同じく森林性だったと考えられるゴリラとチンプと人類の共通
祖先の化石や、ドリオピテクス属の化石はどうしてうじゃうじゃ発見
されるんだ?しかも、こいつら古いんだぜ。なぜよ。
例外はいくらでもあるんだぜ。でも、800万年前から400万年前
までの類人猿化石は、一つも、全く一つも、かけらも、歯も発見されて
いない。
都合の良いものは発見されて、都合の悪いものは発見されない。
変じゃん。
305 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:20:04 ID:oEP9K8Qx
ねぇ鬼塚、雨で自宅に引きこもってヒマなら、ソースを披瀝してよ。 こういう論文や著作で知識をゲットしましたって。 あ、「私の石器遺伝子説はオリジナルだからソースはない」って以前「逃げ」たけど 今回はなしね。人類学のお勉強に役立つ論文・研究書一覧でいいからさ。
306 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:24:04 ID:GWUTr2Fv
307 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:39:29 ID:oEP9K8Qx
あのさ、人ゲノムもチンプゲノムも解読が終了した今、なして猿が人起源なんて話しに 付き合うのさぁ?遺伝子好きなはずだろ? とにかくこれ定説 「化石ホミニドは非森林環境に住み、そのために遺体が残りやすく、 一方で類人猿の祖先は森林環境に暮らしていたために保存されなかった」
308 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 14:41:16 ID:oEP9K8Qx
どれって(^Д^)あんたが最近読んだ論文・研究書や、これだけは読んどけつうもの
309 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 15:41:48 ID:oEP9K8Qx
また逃走かよ(-_-;)ハァ〜ア 必死に検索して読んでもいない論文張らないでよね。 論旨と研究史上の位置づけを聞くから、無駄だよ〜ん。
310 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 19:07:42 ID:K7LNAKha
だからさぁ 遺伝子レベルで考えて生物は小進化はしても大進化はしないんだよ ウッキッキーはワッキーにはなれるけどいつまで経ってももこみちにはなれないんだって 類人猿と現代人の中間種の化石が見つからないのは普通に考えて「いない」からだろ つまり現代人は特定の類人猿と宇宙人の雑種なんだよ!
311 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 20:52:50 ID:3FUjSBMj
>つまり現代人は特定の類人猿と宇宙人の雑種なんだよ! うん、少なくとも鬼塚については同意。
312 :
出土地不明 :2006/06/11(日) 22:00:40 ID:8+A50qzq
>>310 人類の化石って他の生物に比べて詳細に進化の後付ができているよ。
何根拠のない発言をしているんだ?
今チンパンジーとヒトが分岐した直後の化石がゾクゾクでてきているのに。
サヘラントロプス、オロリン、アルディピテクス等を調べてくれ。
313 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 01:27:59 ID:YYFgIKTq
ならクロマニヨンから原生人類の中間種の化石はあるの? 人類の進化速度が他の生物に比べて異様に早い点、原生人類だけがビタミンCを合成する遺伝子を持っていない点、類人猿ゲノムがどうやってヒトゲノムに変容していったかを説明してくれよ
314 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 01:47:09 ID:YYFgIKTq
312の挙げた3種は全部アウストラロピテクス以前の種だろ?ワッキーレベルだよ 小進化のパラダイムからは抜け出てない 字が書けて言語が話せて美を好む最初の種はどっから生まれたんだよ 詳しいヤツ教えてくれよ
315 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 01:58:52 ID:yP6vkx0H
化石発見や論文は世界の学者なるものが、
「人間は猿から進化した」と言う世界共通の認識(共通の情報)で行われているので
そこが、そもそも間違っているから、化石発見が、矛盾を生み続けている
と理解すればいいのでは、、、
世界の学者は、、、なぜ、人類は猿類から進化した、と、決め付けたんですか。
なにを根拠に、人類は、猿類から進化したと決め付けたのだ。その逆説、
猿類は人類から進化したと言う論文は世界に無いのか。
もしも、そんな論文が在るならば示してくれ。
ちなみに、沖縄のおっさんは、猿類は人類から進化したと唱えているよ。
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココ。
316 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 11:28:27 ID:izgdJWTH
>>313 vitC合成酵素の欠損なんて瓶首効果で簡単に説明できるだろ。
類人猿ゲノムからヒトゲノム?
それって進化学を全然理解してない設問ですよ。
317 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 13:06:46 ID:YYFgIKTq
316さん、表現が不適切だったのは認めるよ だが見下した言い方すんならビタミンCの体内での作用が多岐且つ重要な事を知っての上で瓶首効果で簡単に説明がつくとか言ってんだろうな 瓶首効果で辻褄が合うなら人以外の生物は何で皆合成出来るんだ? あとクロマニヨンから原生人類の中間種が見つかってない理由も説明してくれ
318 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 14:15:59 ID:izgdJWTH
>>317 簡単、自由にvitCを摂取できるので、選択圧がかからなかった。
他の生物は摂取できないので合成できる。
化石を残すほどの個体数がなかった。
第一俺はクロマニョンと原生人って亜種レベルの差しかないと
思っているんで、お前さんの主張がえらく奇妙に見えるんだよな。
319 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 15:13:43 ID:YYFgIKTq
317、動物はみんな自由にビタミンC摂取出来るぞ 第一、ビタミンCを自由に摂取出来るから選択圧でそうなったって…瓶首効果はどこ行ったんだよ ただの自然淘汰じゃねぇか 化石が無いのは固体数が少ないから、ビタミンC作れないのは食べ物から摂れるから…それって今ある事象から導き出した後付けされた理由でしかない きりんの首は何故長いか?高い所の木の葉を食べられるようにするため…この論理と同じ 合成酵素欠損に至る遺伝子レベルでのプロセスを段階的に論証出来なければ確固たる論拠にはならない クロマニヨンと原生人類は亜種レベルの違いでしかない意見も主観 仮にその主観が正しいとしても、原生人類へ至るプロセスがあるなら必ず1つ以上はサンプルが出るのが、他の生物の化石出土からも自明の事だ いくら固体数が少ないからって1つも見つからないのは確率的に有り得ない 僕の主張は奇妙かも知れないが否定するに足る論拠はまだ出されていない 別に自分が正しいだとか正しくないだとか争いたいんじゃない 限り無く事実に近い真実を知りたいんだよ ホントそれだけ
320 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 15:15:16 ID:YYFgIKTq
あ、317じゃない 318だ ごめん( ̄□ ̄;)
321 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 21:21:51 ID:izgdJWTH
322 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 21:40:27 ID:xp0aOHPn
分子時計って知らないのかな? >ならクロマニヨンから原生人類の中間種の化石はあるの? ん?「原生」人類?なんのこと? ちなみに「現生」人類=モダン・ヒューマンは、我々H・サピエンスのことで クロマニヨン人も含むけど。 また現生人類に先行するのをアルカイック・モダン・ヒューマン=AMHと呼ぶよ。 「原生」人類ってのが、Aピテクスや早期ホモを指すのなら、中間型?なんて わんさか見つかってますよ。
323 :
出土地不明 :2006/06/12(月) 23:57:42 ID:iL+GePjH
>>322 AMHは、anatomically modern human (解剖学的現生人類)だ。
アルカイックのほうは、ネアンデルタール人やホモ・エレクトスの子孫など
のことだ。
324 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 00:03:39 ID:iL+GePjH
>>308 さしあたり、日経サイエンスのAncestors(ジョハンソン)や、「最後のネアンデルタール」
(タッターソル)あたりを、ベースに、河合氏の書籍をだいたい読むとかだな。
で、これらの書籍で用語を間違いなくとらえておくことだろう。そうすれば、トンデモ本は
無視できるしな。
他に石器関係の書籍は数冊読んだが、これらは石器技法についてはまあマトモであっても、
人類種との捉え方はおかしいものがあった。その部分を注意して読む必要がある。
遺伝学的なものは、サイクスの二冊(「イブの七人の娘たち」「アダムの呪い」)をベース
にしておけばそれほど間違いはない。
325 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 00:16:55 ID:jwKyoFfT
初期人類(〜500万年前まで)について、もう一度簡単に書いておく。 考古学的に分かっていることは以下のことだ。 1)900万年前までは、アフリカからも類人猿化石は出ている。 2)800万年前から50万年前までの化石で、人類や類人猿に関係すると 思われるものは、すべて、人類のものであると想定されている。 とくに、〜500万年前までのものは、すべて直立二足歩行をしていた 猿人の化石であって、その中に類人猿化石は一つもないと主張されている。 3)遺伝学的な研究では、mtDNAでも、核DNAでも、人類とチンプの共通祖先から の分岐の年代は、500万年前と出ている。 4)450万年前ごろにさかのぼるアウストラロピテクス・アナメンシスや、 350万年前ごろのアウストラロピテクス・アファレンシスになると、骨盤 大腿骨、脛骨などから、確実に直立二足歩行をしていたことがわかっている。 5)アウストラロピテクス段階に至ると、歯のエナメル質が明らかにチンプやゴ リラとは異なり、分厚いものになる。 以上から、仮に2)と3)から言えることは、2)の直立二足歩行の猿人とされ る800万年前から、500万年前までの標本(サヘラントロプス・チャデンシス、 オロリン・ツゲネンシス、アルディピテクス属)は、チンプと人類の共通祖先の中 で、どちらかといえば、二足歩行状態が多い亜種ということになる。 しかし、これら亜種は二足歩行をしていなかった亜種ともかなり頻繁に交雑して いたのだから、結論として、人類とチンプの祖先(800万年前から、 500万年前までの段階の祖先)は、現代のチンプよりはずっと直立二足歩行が多 く、かつ、はっきり二足歩行をしていたというアウストラロピテクス属ほどは二足 歩行をしていなかった中間的なものであった、ということだ。 したがって、この共通祖先は、チンプがボノボも含めて現在ほど四足歩行(ナック ル歩行)専門ではなかったことにもなる。 つまり、チンプとボノボ(この二つの分岐年代は300万年前とされる)の祖先は、 もともと、現在よりもかなり二足歩行を頻繁に行っていた類人猿の子孫だということ になるだろう。
326 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 00:37:18 ID:abwtWGZs
>>325 をもう少し、押し進めてみる。
ここからは、考古学的な証拠などもないから、推測に過ぎない部分が多い。
ゴリラが、チンプ、人類の祖先から分岐した年代は、mtDNAなどから、およ
そ1000万年前から、800万年前とされている。かなりこれまたクリ
ティカルな時期だ。考古学的には、その時代以降、アフリカでは直立二足
歩行猿人の化石しかみつかっていない。かりに、800万年前のトゥーマイ
(サヘラントロプス・チャデンシス)が、直立二足歩行であったなら、
その直前くらいに分岐したであろうゴリラもまた現代よりはずっと直立二足
歩行にちかかった可能性すら出てくる。
つまりこのあたりから考えると、以下のようになる。
1)アフリカの類人猿は1000万年前から800万年前にかけて、直立
二足歩行をかなり頻繁に行うようになっていた。
2)そのうち、ゴリラがチンプと人類の共通祖先から分岐した。体重が
大きい種だったのだろう。さらに植物食(果実、葉)だったようだ。
体重が大きいこともあって、不完全な二足歩行は次第にしなくなり、
もっぱらナックル歩行に移行する。
3)直立二足歩行を頻繁に行うチンプと人類の祖先は、かなり雑食に移行
し、動物性脂肪の代謝能力などを持つにいたった。あるいは、こっちの
ほうが、ゴリラのような動物性脂肪を代謝できないものよりも原始的な
特徴だったかもしれない。
4)おおむね直立二足歩行を実現していた中で、500万年前ごろまでに、
森林地帯を中心に住むようになった種が、分岐した。チンプとボノボの
共通祖先である。次第に直立二足歩行をしなくなった。ただ、それでも、
現代のチンプよりはずっと直立二足歩行を行っていた。その原始的な特
徴が、ボノボに残っている。すくなくとも骨盤の構造などは、ボノボの
のものは、チンプと人類の中間か若干チンプよりというところだ。
5)ゴリラ、チンプ(+ボノボ)に比べて直立二足歩行で平原に出ることの
多かった人類の祖先であったが、走行時は四足のナックル走行をしていた。
しかし、直立二足歩行は大変優位な解剖学的な特徴であったため、
数の上では、ゴリラやチンプ(+ボノボ)の子孫よりもずっと繁栄した。
これが、アウストラロピテクス属へと進化する。500万年前より後のこと
だった。
6)その後、アウストラロピテクス属から肉食スカベンジャーのホモ属(石器も
つかうようになる)と、根菜類を中心とした植物食のパラントロプス属が進化
する。どちらも大変繁栄し、多数の種、亜種に分かれていった。
7)200万年から180万年前になると、ホモ・エルガスターが登場し、これが
その体の大きさや二足走行能力をもったために、大変繁栄し、ホモ・ハビリス
を駆逐した(同じニッチの中では、ホモ・ハビリスはエルガスターに太刀打ち
できなかった)。さらに、100万年前までに他の二足歩行の草原型の猿人
(パラントロプス属など)を駆逐。平原の類人猿はホモ・エルガスターのみに
なった。
8)ゴリラ、チンプ(+ボノボ)は、平原ではなく、森林の中にいたため、ホモ・
エルガスターと競合することなく、生き残った。彼らが生き残ったのは、逆に
直立二足歩行をすてたが故であった。
まあ、だいたいこんなところだろう。
327 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 00:46:49 ID:aAW+lEiG
324、情報サンクス!その2冊見付けたら読んでみるよ あと分子時計仮説説明したヤツ、ヘモグロビンα鎖のアミノ酸配列にしろmt-DNAの塩期配列にしろ、それらはある一定の置換スピードである事が前提で成り立つモンだけど、カンブリア大爆発はそれでどう説明するんだよ あとさぁ分子時計持ち出すならその説創ったライナスポーリングの分子栄養学も知ってんだろなぁ?彼はビタミンCの重要性について腐る程研究してたぞ それ程までに生体に重要なモンを瓶首、浮動、自然淘汰とかで無くしちまうのか? 帰納法で考えればそれは有り得ねー あと原生は×、現生が正しいね スマン …で、だ クロマニヨンから現生人類へ至る間の人類のサンプルはあるの?無いならなんで無いの?科学的説明をして?って話だったよな あというならネアンデルタール人からクロマニヨンに至間のサンプルもあったら教えてくれよ もというと自然に進化ってすんの?どうやって自然に高次な知性を獲得すんの?って疑問
328 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 00:49:18 ID:abwtWGZs
ポイントは以下の点だ。 1)直立二足歩行は、チンプと人類の共通祖先、あるいはゴリラを含めた アフリカの大型類人猿全体で、およそ1000万年前から800万年 前ごろ獲得された。 2)チンプが、もっぱらナックル歩行をするようになったのは、人類との 共通祖先から分岐した後である。ボノボの骨盤の構造などから考えて も、それは、400万年前から100万年前のことであった。 3)直立二足歩行をしていた類人猿および猿人の中では、最終的に100 万年前までに、ホモ・エルガスター(エレクトス)のみが生き残り、 他の直立二足歩行類人猿、猿人は、滅亡した。 ただし、四足歩行で森林に住むゴリラ、チンプ(+ボノボ)は直立 二足歩行人類と競合せず、生き延びた。 4)アウストラロピテクス属は、本格的に直立二足歩行のみを行う最初 の種であったかもしれないが、走行時は四足ナックル走行をしてい た。また、これはホモ・ハビリスでもそうだった。 5)四足ナックル走行をしなくなったのは、ホモ・エルガスターからで ある。だから、彼らの段階で、腕が脚とくらべて短くなった。 6)ホモ・ハビリス(ルドルフェンシスも含む)は、ホモ・エルガスター の祖先ではなく(いや、祖先も含まれているかもしれないが)、基本 的には、石器製作をするが、直立二足走行ができずに、滅亡した種で ある。ホモ・エルガスターの登場後数十万年で滅亡した。
329 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 01:04:40 ID:I2chYEXC
>>327 たぶん、分子時計は哺乳類の段階以降になると、だいたい一定の速度で
動いていると仮定してよいと思う。突然変異は生殖細胞でのみ起こったもの
が子孫に受け継がれるわけで、生殖細胞は生殖可能な時期にならないと分裂
をしない。生物種の寿命はネズミみたいに短いものから象のように長いもの
まで、いるけれど、生殖能力をもたない子供の時期と生殖期との比率は
哺乳類全体でだいたい同じなら、突然変異の起こる頻度というものも、
おおむねおしなべて、似たようなものだと考えることができる。
カンブリア爆発については、別の解釈だ。現代の動物でも植物でも、
使っている遺伝子はおおむね共通し、それらの起源はだいたい10億年
前とか8億年前にさかのぼる。たとえば、血中の酸素運搬タンパク質で
あるヘモグロビンと、同じく筋肉中の酸素運搬タンパク質であるミオグ
ロビンは大変よくにたタンパク質で機能も同じであるがアミノ酸配列が
50%程度違う。この二つが分子進化論的分かれた時期は8億年前ごろ
といわれている。
簡単にいうと、カンブリア爆発の前までに、ほとんどのタンパク質などの
原形がすでにあって、あとはその組み合わせの違いだけで、全ての動物、
植物などが発生できる状況にあった。つまり、生物が動物や植物などの
高等生物になるにあたって必要な遺伝子のプールは、10億年以上前に
完成していて、あとは組み合わせ次第で、さまざまな試行錯誤ができる
ようになった。それがカンブリア爆発だ。突然変異の中でも、一つの遺
伝子をちびちび作り上げるには、たぶん、20億年とか30億年かかった。
けれど、部品としての遺伝子がそろったら、あとはそれらの遺伝子の
発現のスイッチをいれるかどうかでよい。スイッチの部分の配列は非常に
短い領域なので、そこに突然変異が一発入ればスイッチがオンになったり
オフになったりする。現代人でも希な遺伝病などはこういうスイッチの
違いにより、特定の必須のタンパク質合成ができないことで重大な病気
になるというものだ。これが、逆に優位なスイッチオンであれば、進化
的に残る可能性が出てくる。
クロマニョン人というのは、考古学的には定義されたものではない。
それに、一般的なクロマニョン人とされるものは、ヨーロッパにおける
グラヴェッチアン文化やソリュートレアン文化、マグダレニアン文化
などをもった後期旧石器時代人のことであるから、これは完全に現代人
の祖先だ。ヨーロッパのもっとも古い後期旧石器人はオーリナシアン文化
をもった人々だった。この系統のmtDNAのハプログループは、U であり
これは、現代のヨーロッパ人にも多い型だ。グラヴェッチアン文化は、
おそらくハプログループXに対応するが、これもヨーロッパ人に少ない
ながら、存在する。さらに、マグダレニアンなどは、H,V,K,T あたりに
対応するが、Hは、ヨーロッパではかなり頻度の高いハプログループだ。
ようするに、現代のヨーロッパ人は最も初期のクロマニョン人とされ
るオーリナシアン文化の旧石器時代人の子孫なのである。
330 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 01:12:06 ID:I2chYEXC
追加だが、ヨーロッパのクロマニョン人というのは、基本的に、最初期のオーリ ナシアンから、あとのほうではマグダレニアンあたりまでをさし、このあたりの 年代は、1万500年前ごろになる。氷河時代の一番厳しい時代だ。 このころ、日本列島では、すでに縄文時代とはいわないまでも土器を製作して いたわけだ。クロマニョン人というといかにも原始人と思うかもしれないが、かれ らは現代人が見てもそれなりにファッショナブルな服装をしていた。毛皮を丁寧 に縫い合わせて、みたところ、革ジャンと変わらないようなものを着ていた。 靴も履いていたことは間違いない。体には、ネックレスやブレスレットをつけて いて、髪もいろいろな結い方などがあったようだ。スンギール遺跡の埋葬人骨は、 数万個のビーズに被われていた。かなり豪華な服装をした支配者かリーダー だったのだろう。28000年前の人の人骨だ。これも広義のクロマニョン人だ。 場所は、ロシアで、グラヴェッチアン文化の遺跡だと思った。 これはどうみても現代人の祖先だったとしかいいようがない。 縄文人が日本人の祖先の一部であるというのと同じくらいクロマニョン人もまた ヨーロッパやシベリア、中近東の人々、そしてネイティブアメリカンの祖先なのだ。
331 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 01:34:36 ID:I2chYEXC
クロマニョン人の見た目の風貌については、時代によって異なるだろう。 mtDNAは、アフリカ型が、L1,L2,L3と分岐し(20万年前から12万年 前ごろ)、L3から、M,Nが分岐する。N型は、オーストラリアと中近東 北部に移動し、M型は、アラビア半島からインド、東南アジアへ移動する。 ヨーロッパ形は、中近東北部に移動したN型から分岐した、Uとか、Xとか V,H,K,Tが多く、その後中近東北部型農耕民のJが混ざる。どれも、N型 から分岐している。 オーストラリアのアボリジニが金髪が多いことを考慮して、金髪は、 おそらく、N型の祖先段階で(7万年くらい前)に中近東で獲得された 形質だろう。だから、クロマニョン人の初期のオーリナシアン文化の 人々(4万年前)は、髪は金髪で、かつ肌の色は浅黒く、かなり褐色 にちかかった。顔の形は、たぶん、アボリジニにかなり近いもので、 鼻が大きく、現代人よりは眼窩上隆起が発達していた。グラヴェッチ アン文化の人々(3万年前ごろからあと)は、金髪で、かつ肌の色も 白かった。まあ、金髪以外もいたかもしれないが。 N型の祖先は、東アジアからシベリア、アメリカ大陸にも分布している から、いわゆるモンゴロイドというのも半分は(とくに北方系は)、 N型から分岐した系統だ。もう半分は、M型(現代ではインド南部から 東南アジアに多いが)の系統だ。日本人も両者混合となっている。 M型の系統はかなり肌の色が黒いが、N型が混ざったことで、中間色に なったのがいわゆる北方系のモンゴロイドだろう。 で、こういう現代の人種に近い顔の形や肌の色などが生まれたのは、 ここ3万年くらいのことで、顕著になったのは、氷河時代の終わるころ で、1万5千年前ごろだろう。さらに、モンゴロイドののっぺり顔は、 ここ1万年くらいの間に本格的になったといわれている。 人種の概念は、ここ最後の1万年で見たところ顕著な違いが起こったと いうことだろう。 ただ、金髪は起源が古いようだ。
332 :
出土地不明 :2006/06/13(火) 10:26:03 ID:TPirT+nm
>>323 そうそう、AMH=anatomically modern humansだよ。
>>327 >クロマニヨンから現生人類へ至る間の人類のサンプルはあるの?
>あというならネアンデルタール人からクロマニヨンに至間のサンプルもあったら教えてくれよ
え?クロマニヨンって、もろ現生人類の範疇っしょ?バスク人みたいで。
クロマニヨン〜〜現代人って意味なら、中石器・新石器人骨、たくさんあるっしょ。
そもそもクロマニヨンって、人類学的には「新しい」もん。
あとネアンデタール→現生人類は×。両者は共通祖先から分岐した、
遠い「親戚」同士。人類⇔チンプも同じ関係。
333 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 01:00:41 ID:IWnAGHeM
>>290 化石発見や論文は世界の学者なるものが、
「人間は猿から進化した」と言う世界共通の認識(共通の情報)で行われているので
そこが、そもそも間違っているから、化石発見が、矛盾を生み続けている
と理解すればいいのでは、、、
世界の学者は、、、なぜ、人類は猿類から進化した、と、決め付けたんですか。
なにを根拠に、人類は、猿類から進化したと決め付けたのだ。その逆説、
猿類は人類から進化したと言う論文は世界に無いのか。
もしも、そんな論文が在るならば示してくれ。
ちなみに、沖縄のおっさんは、猿類は人類から進化したと唱えているよ。
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココ。
334 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 12:55:46 ID:p4OBYaCo
>>333 のリンク先より
>猿属は人間属から進化した)、と言うのがbigpapa説である。その説(人間族から猿族は進化した)の
>根拠は、人間に似た生き物はサル類の他に居ない、その事がその根拠のひとつである。
>つまり、猿族に似た生き物はたくさん居る。故に、猿属は人間属から進化した生き物である。
(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
>bigpapa説は人間の祖先は数億年前から人間族である、と説く、
>bigpapa説は人間と新猿類との脳構造の違いから導いた新説理論である。
>新猿族の脳は数億年経てもほとんど変化(進化退化)をしないと言う脳構造の違いによる新説理論。
( ゚д゚)ポカーン 数億年前から人間「族」かよ。魔族みたいでスゴイな。
恐竜も人間族から分岐しそうだな。
335 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 18:19:42 ID:y7O8I2oh
猿族って原猿類も含まれるの?
336 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:21:00 ID:XhqeoYXc
サルが人間がから進化したのか、人間がサルから進化したのか? 現在の分類学では、オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ヒトをすべて ヒト上科としているから、これら類人猿(テナガザルはのぞき)は、基本的 に「ヒト」の一種とみなされるわけだ。だから、これらの類人猿の祖先は、 およそ1千5百万年前ごろに存在したわけだが、それもヒト上科であって、 これをヒトとしても差し支え有るまい。 極端な話、ヒトは40億年だか前の生命誕生のときから存在したといっても 全く問題はないのである。全ての生物はヒトから進化し、そして、ヒトもまた 40億年だかそこらの長い時間の中ですこしずつ複雑な生物に進化していった といってもなんの問題もない。 では、たとえば、ヒト上科の祖先というべき「ヒト」はどういう姿だったか というと、それは、部分的な化石と、ヒト上科に属する現在の全ての種から 想像するしかないのであるが、その想像されたヒト上科の祖先というのは、 まあ、みたところ、今のチンプとオランウータンとゴリラの中間というような 外見をしていただろうということになる。これを「ヒト」と呼ぶことがふさわ しいかどうかは、個人の価値観の問題だから、なんともいえないが、まあ、 通常は、これをヒトと呼ぶことをためらうだろうと思う。 さらに、ヒト上科とテナガザルの共通の祖先は、さらにそこから多くの 霊長類との共通祖先は、というと、これらがすべて「ヒトだった」といって よいのであるが、でも、その共通祖先は、外観からしても、また、その 生態からしても、やっぱり、現代のヒトよりは、現代の多くの猿と同じ ような特徴をもっているというべきだろう。これをヒトと呼んでもまったく 差し支えないが、多くの人々はためらうだろう。 さらに、恐竜のいた時代、ここにも当然ヒトの祖先はいるわけだが、その 祖先たるや、外観からしても、またその生態からしても、やっぱり今現在 の、ネズミのような動物に近い。これをヒトと呼んでも差し支えないが、 多くの人々はそれをためらうだろう。 ざっと3億年前、恐竜すらまだほとんど登場していないときに、ヒトの祖先 は、犬のような姿をしたキノドントという哺乳類型爬虫類だったとされて いる。これをヒトと呼んでも差し支えないが、やっぱり多くの人々は、 これをヒトと呼ぶのをためらうだろう。 どーんとさかのぼって、40億年前、、ヒトの祖先は単細胞生物だった。 これをヒトと呼んでも差し支えないが、やっぱりヒトというよりは、 バクテリア、いやもっと単純な生物だったから、なんとよぶべきか、 やはり、多くの人々はこれをヒトと呼ぶのをためらうだろう。 ようするに、ためらいさえすてれば、どれも全てヒトなのである。 だから、その意味で、人類はヒトは生命誕生のときから存在したという のを、絶対におかしい、間違っているというのは、科学的立場として 避けるべきだろう。ただ、ためらいという直感的な感覚は重要かもしれ ない。
337 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:32:43 ID:hnQMLgHA
>>292 おれのいない間にありがとう。
>>300 >だから、現代のアボリジニは、華奢型なんだよ。いくら分厚い頭蓋骨をもって
>いようが、現代人の枠内での偏りであって、オーストラリアの古い年代の
>化石やさらにエレクトスを含めた場合に、オーストラリアの現代のアボリジニ
>は華奢型に属するということなんだ。これが、定義だ。
だから、ソーンはじめ、多くのオーストラリアの学者はアボの全員が単純に華奢だとは認めてないよ。
「これが定義だ」って、お前勝手なこというな。
338 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:36:51 ID:hnQMLgHA
ちなみに、ブリタニカ百科事典のソロ人の説明は次のとおりだ。 prehistoric human known from 11 fossil skulls (without facial skeletons) and 2 leg-bone fragments that were recovered from terraces of the Solo River at Ngandong, Java, in 193132. Cranial capacity (1,1501,300 cubic centimetres) overlaps that of modern man (average 1,350 cu cm). The skulls are flattened in profile, with thick bones and heavy browridges forming a torus, and the limb bones are indistinguishable from those of modern man. Skull bases were broken, indicating that the heads may have been taken as trophies and the brains eaten. Solo man has been thought to date to the Late Pleistocenepossibly during the last glaciation (about 15,000 to 20,000 years ago)but his age remains uncertain. Solo man's resemblance to Java man and Peking man has led some scholars to consider him a late example of Homo erectus in Asia, H.e. soloensis. Others believe Solo man is a regional variant of widespread early Homo sapiens populations, also including the Neanderthal peoples of Europe and the Rhodesioid peoples of Africa. The Solo fossils were originally given the genus name Javanthropus.
339 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:41:25 ID:hnQMLgHA
ちゃんと平たい頭骨で、骨は厚く、眼窩上隆起が発達していると書いてある。 これを「全体としてみれば華奢」と嘯く鬼塚は他人の言葉使いを云々する資格などないww。 ソロ人の頭骨の厚みについては、絶版のになった白水社のクセジュ文庫に たしかヴァロワの記述で、頭骨は知られている化石人骨で最も分厚いと書いてある。 鬼塚の定義を使えばソロ人が「華奢」であるということはありえないwww 何をかいわんや。
340 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:46:36 ID:hnQMLgHA
>だから、現代のアボリジニは、華奢型なんだよ。いくら分厚い頭蓋骨をもって >いようが、現代人の枠内での偏りであって、オーストラリアの古い年代の >化石やさらにエレクトスを含めた場合に、オーストラリアの現代のアボリジニ >は華奢型に属するということなんだ。 現代人の偏りの範囲とか言うのは、よくこの手の人種の問題が出てくるときに出てくる議論だが、 この議論には注意を要する。 集団の間に差があるかどうかは、その平均がお互いの変異の中に入るかどうかではなく、 平均に有意差があるかどうかできまる。 アボリジニの頭骨の厚みは他の人種の平均とはかけ離れて違うから、 もちろん集団として異なる。 ま、実際のところ、アボリジニの頭骨は他の人種には見られないようなユニークなものが多いのがまぎれもない事実だが。
341 :
出土地不明 :2006/06/14(水) 23:56:47 ID:XhqeoYXc
342 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 00:04:28 ID:ue98BzqP
>>336 くん。
君は世にも珍しいbigpapa説を奨励補強しているようだがwww
bigpapa説は世界の学者が唱えている説とは違うがそれが理解出来ないのか。
343 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 00:16:44 ID:muztmVyt
>>336 >ヒト上科としているから、これら類人猿(テナガザルはのぞき)は、
おぃ、人間属から進化する前のテナガザルはbigpapa説では猿属になるが、それが理解出来ないのかwww
>>336 はbigpapa説の矛盾が理解できないようだ。
bigpapa説いわく、人間はアラザラシ類から進化したと記載してあるゼーwww
アザラシ類→人間属→猿属
腹抱えて笑えるとおもいませんか。
344 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 00:26:55 ID:rUsQF5a9
>>342 いや、単に、私が言いたいのは、チンプやゴリラのナックル歩行というもの
が、案外、直立二足歩行を獲得したあとで、二次的に発達させた新しい歩行
形式ではないのか、ということなんだよ。
ゴリラと、チンプと、ヒトの共通祖先(およそ1000万年前ごろ)が、
直立二足歩行であった可能性は、現在、800万年前から500万年前まで
アフリカにいたとされる古生類人猿(あるいは猿人)の化石がすべて直立二
足歩行であったことを強く示唆している点で、かなり妥当な仮説であろうと
いうことだ。
さらに、遺伝学的な調査により、チンプとヒトとの分岐が起こったのは、
500万年前ごろだとされているわけだから、この800万年前から、
500万年前までに棲息したとされるトゥーマイやオロリンや、あるいは
アルディピテクスは、すべて、チンプとヒトの共通祖先だったことになる。
彼らは、後のアウストラロピテクス属ほどの完璧な直立二足歩行ではなか
ったかもしれないが、直立二足歩行だったとされるのだから、チンプの祖先
も直立二足歩行だったのだ。とすれば、今のチンプのナックル歩行は、
あとから二次的に発達したものだ。
重要なことだが、狭鼻猿のオナガザルやヒヒなどでナックル歩行をするもの
はいない。ナックル歩行は類人猿に固有だ。とすれば、どこで掌がひっくり
かえったのか、ということがかなり重要な話題だろう。
テナガザルやオランウータンが、ほとんど木からおりることがないことから
すると、いったん完全に樹上性になった類人猿が、後に地上に降りることも
増えて、そこで直立二足歩行をするようになり、後に、四足歩行に戻るときに
ナックル歩行を始めたのではないか、ということなのだ。
だとすれば、800万年前から500万年前の類人猿化石がすべて直立
二足歩行を示唆するのとも矛盾しない、ということだ。
この説は、異端かもしれないが、この考え方を極端としても、チンプや
ゴリラの祖先の直立二足歩行だった可能性はもう少し考えてみるべきで
はないか、と思うのだ。bigpapa 説は、
>>336 の考え方で「こじつけ」が
可能だといっているだけだ。普通の人間はこのbigpapa 説を唱えることを
ためらうだろう。
345 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 00:28:29 ID:rUsQF5a9
>>343 そういえば、犬の中のある種のものは、実は齧歯類から進化したという説
があったな。モルモットから進化した犬がいたとかそういう話だったと
思う。大笑いしたっけ。
346 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 02:07:59 ID:8fgdV2gq
347 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 04:15:08 ID:HcuXzugk
bigpapa説を聞いてると、 パソコンから計算機が発明され、計算機からソロバンが発明された、って 主張もありな気がしてくる。
348 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 12:19:18 ID:gpT7heTz
>>374 上手い喩えだね。そもそも「猿」の定義自体間違ってないか?
鬼塚が刺激されて↓タワゴト言い始めたのには笑ったな。
>いったん完全に樹上性になった類人猿が、後に地上に降りることも増えて、
>そこで直立二足歩行をするようになり、後に、四足歩行に戻るときに
>ナックル歩行を始めたのではないか、ということなのだ・・・
>チンプやゴリラの祖先の直立二足歩行だった可能性はもう少し考えてみるべき
>ではないか、
珍説信者に共通してるのは、読解力の無さだと思う。
文章の意図を正確に読み取れず、恣意的解釈が可能になる。
349 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 20:24:43 ID:BybOXAbZ
>>341 論破されたからって。勝手な基準を持ち出すなよ。
オーストラリアの化石人類は、頑丈型といえども、エレクトスより頑丈であるわけではない。
普通のサピに比べれば明らかに頑丈である。
ソロ人はもちろん、サピにくらべ、頑丈である。
現代アボも、旧大陸のサピや、マンゴ、ケイラー頭骨に比べれば、頑丈である。
350 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 21:06:00 ID:BybOXAbZ
ソロ人が、果たしていかなる人類かはなぞである。 仮に、エジャワ原人の直系の子孫であるとするなら、 カウスワンプとは、外見が似ているにもかかわらず、根本的に違う人類ということになる。 なぜなら、カウスワンプや、それの直径の子孫であることが明らかな、現代アボについて、 すでに数百人分のミトコンDNAやY染色体が調べられているにもかかわらず、 エレクトス由来と考えられる系統がひとつも見当たらないのはおかしい。 現代アボやコウスワンプの頑丈な形質は、エレクトスに由来するのではなく、 オモ2のような初期サピ二由来すると考えるべきだろう。 ソロ人が初期サピの変種であるとするなら、ソロ人はジャワのエレクトスの子孫とは考えられない。 馬場などはソロ人はジャワ原人の末で、カウスワンプとは根本的に違う人類と考えているようである。
351 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 23:16:46 ID:xfw74eTZ
>>349 アラン・ソーンあたりの話と一般的な主張については、まあ、日経サイエンス
のAncestorsを読んでくれ。
352 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 23:25:45 ID:xfw74eTZ
>>348 いいか、考古学的には、トゥーマイは800万年前ごろにさかのぼる。
それに、オロリンなども600万年前とかにさかのぼる。そして、
アルディピテクスも500万年前ごろにさかのぼるとされる。
遺伝学的には、チンプと人類の分岐は500万年前ごろとされる。
だったら、トゥーマイは人類の祖先でもあるが、チンプの祖先でもある。
オロリンもそうだろう。この読み方のどこが恣意的かな?
そして、トゥーマイも、オロリンも、ともに直立二足歩行をしていたと
主張されている。
とすると、チンプと人類の共通祖先は、直立二足歩行だったことになる。
この主張に対して、トゥーマイやオロリンを人類の祖先とし、チンプの
祖先としたくないなら、遺伝学者の主張は「間違っている」としてしり
ぞける必要が出てくる。
一方、遺伝学者の主張が正しく、かつ、チンプが祖先段階においても、
直立二足歩行をしたはずがない、というのなら、トゥーマイや、オロリン
が直立二足歩行をしていたことを否定することになる。
遺伝学者と考古学者の主張を両方正しいと考えるなら、トゥーマイや
オロリンは人類とチンプの共通祖先であり、なおかつ、その共通祖先
は直立二足歩行をしていたと考えるしかない。
そして、人類とチンプの共通祖先が直立二足歩行をしていたならば、
直立二足歩行の起源は、900万年前とかにさかのぼり得る。
ゴリラと人類(+チンプ)の共通祖先がいた時期は800万年前ごろと
される(あるいは1000万年前かもしれない)。だったら、ゴリラも
当初直立二足歩行をしていた可能性がある。
場合によっては、トゥーマイは、ゴリラとチンプと人類のアフリカの
ヒト上科の全ての祖先だったかもしれない。
353 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 23:41:10 ID:dbWwA1/3
>>352 恐らく、現在の考古学者や遺伝学者で、論争を避けたいとする日和見的な
人々の発想は以下のようなものになるだろう。
人類とチンプは、800万年以上前にすでに分岐していた。そして、人類
の祖先は直立二足歩行を800万年前にある程度確立した。チンプはその
ような歩行形式にはならなかった。
しかし、現在でも、分岐して200万年以上たつとされるボノボとチンプ
の間で、交配が起こることがある。だから、800万年前から500万年
前までの人類とチンプとの間には、交配が多少あったのだろう。
当時のチンプの祖先の化石が見つからないのは、森林に住んでいたからで
森林では化石はほとんど残らないとされている。
実に日和見的な解釈だよな。交配が起こったのなら、当然、800万年
前の直立二足歩行人類は、チンプの祖先でもあるわけだ。
そして、化石にはなっていない当時のチンプが、人類の祖先でもあるわけ
だ。
チンプと人類のmtDNAによる分岐年代は、500万年前だ。これは、mtDNA
だけでなく、タンパク質の配列の相同性(ヘモグロビンは人類とチンプは
全く同じ配列をもつ)や、免疫系などからもだいたいこの年代が出てくる。
今回の核遺伝子でも、500万年ちょっとという数字が出てきた。
核遺伝子からmtDNA、さらにタンパク質の配列などもふくめてその分岐
年代が、500万年前とされる、ということは、たとえ、800万年前
から500万年前までの間に、人類祖先とチンプ祖先が多少違う生活を
していたとしても、非常に頻繁な交雑があったことを意味している。
それは、ネアンデルタール人と現生人類とがヨーロッパや中近東で1万年
の間一緒に暮らしていたかもしれないし、その間に交雑があったかもしれ
ない、というのとかなり違う。少なくともネアンデルタール人のmtDNAの
パターンは、現代人のだれからも発見されていないし、また、ネアンデル
タール人の数体分のmtDNAのサンプルから、現生人的パターンはでてきて
いない。
だから、800万年前から、500万年前までの間のチンプと人類の祖先
の交雑は、ネアンデルタール人と現生人類との交雑の可能性などよりも、
遙かに大規模で頻繁であったことを意味する。
まあ、簡単にいえば、その当時のチンプ祖先と人類祖先の両者は、
ネアンデルタール人と現代人よりも、「ずっと近い関係」だったことに
なる。さらにいえば、現在のチンプが、その西方に住むものと、東方の
ものとで、50万年程度の間交雑が起こっていないとされるし、また、
この二つは、動物園などで一緒にいても交配しない。よほど特殊な環境
ではボノボとチンプは交配することもあるが。
とすれば、実質、800万年前から500万年前のチンプ祖先と人類祖先
は、ほとんど同種であった。その一方が直立二足歩行をしていて、一方
が全くしていなかったと考えることは非常に難しい。さらにその二つの
種が、それほど頻繁に交雑していながら、全く違う環境に住んでいたと
考えるのは、広いアフリカを考慮しても、また現在のチンプの東西の
亜種(といってよいだろう)の関係を考えても、ほとんど不可能なことだ。
よって、日和見的な解釈は成り立たない。
ここから、結局、次の3つのうちのどれかを採択しなくてはならない。
1)考古学者の主張するトゥーマイやオロリンが直立二足歩行であったことを否定する。
2)遺伝学者のいう、人類とチンプの分岐が500万年前というのを否定する。
3)チンプと人類の共通祖先は、直立二足歩行であったと考える。
さてどれにする?
354 :
出土地不明 :2006/06/15(木) 23:51:06 ID:fhdgWHqg
>>344 、
>>352 確かに君のは論理的ではある、が、しかし、
>>343 >bigpapa説いわく、人間はアラザラシ類から進化したと記載してあるゼーwww
>アザラシ類(四足歩行で這って陸に上がった)→人間属(2足歩行)→猿属(4足歩行)
bigpapaのwebを見ると、と↑成る、が、bigpapa説は
世界の学者の説とは真逆とおもわんかーw
この珍説腹抱えて笑えるとおもいませんかーwww
ちなみに、沖縄のおっさんは、猿類は人類から進化したと唱えているよ。
猿属(族)は人間属(族)から進化したbigpapa説★★★★
★
http://www1.ryucom.ne.jp/papa/shinkaron.htm ←ココ。
355 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 00:17:28 ID:FgHwAUS2
>>353 トゥーマイやオロリンが800万年以上前ではなく、500万年前以降の生き物だった可能性もある。
356 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 00:28:49 ID:TX9P9/GY
>>355 なるほど。その手があったか。
ただ、その場合は、オロリンやらトゥーマイを発見した人たちのdating を
否定することにはなるよな。
ところで、アウストラロピテクスは、古いほうだと400万年前、あるいは
450万年前にさかのぼるという。スタークフォンテインのアフリカヌス
だかも、かなりさかのぼる(400万年前以前だっけ?)んじゃなかったかな。
で、アウストラロピテクス属については、アファール猿人のルーシーの骨格
からしても、直立二足歩行はほぼ確実だ。その他にも、脚の大腿骨やらが
でている標本があったはずだ。さらになんといっても、アファール猿人の
時代のあの足跡化石が圧倒的な証拠でもある。
アファール猿人もふくめて、アウストラロピテクス属は、チンプとの大きな
違いとして、臼歯の分厚いエナメル質というのがある。以前は、これの存在
で、人類はチンプやゴリラよりもむしろオランウータンに近いとされていて
ラマピテクスなどが人類の祖先といわれていた時代もあったわけだが。
ま、とにかく、この臼歯の分厚いエナメル質というのは、アウストラロピテクス
属の段階で顕著なものになる。それ以前のアルディピテクスまでは、エナメル質
はかなり薄い。もちろん、チンプもゴリラも薄い。
仮に、オロリンやトゥーマイやアルディピテクスが、500万年前の
チンプと人類の祖先が分離してしばらくたった段階とすると、直立二足歩行を
はじめるまでにどの程度の時間がかかったかというのが問題になる。
もちろん、直立二足歩行は人類とチンプの分岐後のことだとしてだ。
そうすると、オロリンやトゥーマイは、450万年前とかそういう時代に
なりはしないか。だとすると、その段階では、アウストラロピテクスの
アナメンシスあたりは登場しているわけだ。
だとしたら、トゥーマイやオロリンは、人類とは無関係な直立二足歩行
類人猿という結果になるだろうな。
そして、その場合、アフリカからは、900万年前から500万年前まで
一つも類人猿化石が出てないことになる。で、その場合、類人猿はすべて
森林に住んでいたので、化石にならないってことなんだろう。
いずれにせよ、これも、オロリンやトゥーマイを発見した考古学者たちに
とっては、受け入れがたい考え方だと思うな。
357 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 16:54:23 ID:eW43gZKd
おお、鬼塚〜、この質問に今夜は答えてオクレヨ。 305 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:20:04 ID:oEP9K8Qx ねぇ鬼塚、雨で自宅に引きこもってヒマなら、ソースを披瀝してよ。 こういう論文や著作で知識をゲットしましたって。 あ、「私の石器遺伝子説はオリジナルだからソースはない」って以前「逃げ」たけど 今回はなしね。人類学のお勉強に役立つ論文・研究書一覧でいいからさ。 308 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:41:16 ID:oEP9K8Qx どれって(^Д^)あんたが最近読んだ論文・研究書や、これだけは読んどけつうもの
358 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 19:34:50 ID:ad/JdZp2
>>351 ソーンがソロ人は華奢だと主張してるのかよwww
ま、どっちにしろアボリジニのユニークな形質をジャワのエレクトス由来と考えるソーンの説はだめだと思うがね。
数百個体調べても一切ジャワの原人由来の遺伝子が見当たらないという事実からすれば、
アボにはジャワのエレクトスはほぼ無関係と結論せざるを得ない。
たまたま1個体のmtDNA調べて見つからないのなら、
その個体が女系ではつながらないとしかいえないが、数百人調べて一切検出できないのなら、
集団としておそらく無関係と結論せざるを得ない。
359 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 19:46:05 ID:ad/JdZp2
素朴な疑問なんだけど、直立二足歩行から四足歩行になるというのは、進化の逆行じゃないのかねえ? そういうことって、普通ないんじゃないの? ちょっと聞くけどさ。 なんか他のスレ読んだら変なこと主張している人間がいるみたいだけど。
360 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 20:30:06 ID:U4VbUlm9
>>359 もう鬼だけで手一杯だから、スルーしませう。
361 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 22:23:53 ID:vrS88lQh
>>353 現在から1万数千年前までは、ほとんどの時代で複数の人類が存在していました。
トゥーマイやオロリンは、人類・チンパンジーの直接の祖先ではない生き物の可能性もあります。
つまりチンパンジーと人類が分岐した前後に分岐した生き物かもしれないのです。
仮定の話ですが、オロリンやトゥーマイが900万年前にチンパンジーと人類の共通祖先から分岐して、
二足歩行を始めた生き物だと言う可能性です。
分岐後しばらくして絶滅したとすれば矛盾する点もありません。
つまり人類誕生以前に二足歩行をしていた生き物が、オロリンやトゥーマイと考えることもできるのです。
これにより一旦は二足歩行をした後に四足歩行に逆戻りした、矛盾とも思える考え方をしないで
オロリンやトゥーマイの存在を説明できます。
362 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 23:10:21 ID:zir8ifof
363 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 23:15:06 ID:zir8ifof
>>359 たしかに、一見してそう見える。
ところが、一方、四足歩行の中で、類人猿だけがナックル歩行をする。
私の考え方からすれば、チンプやゴリラが、
普通の平手の四足歩行(類人猿以外のサル)→完全樹上性(テナガザル+オランウータン)
→二足歩行(オロリンやらトゥーマイ)→四足歩行(ゴリラ、チンプ)
という経路をたどったのではないかということなんだ。
はっきりいって、ゴリラやチンプのナックル歩行の姿勢をみても、これは、
ニホンザルの四足歩行とはかなり違うものだ。
ようするに、ニホンザルのような四足歩行と、チンプ、ゴリラのナックル歩行
の間に、不連続に二足歩行画は入り込んだ可能性があるということだ。
364 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 23:24:59 ID:zir8ifof
>>361 その手があったか、と思うけれど、しかし、この考え方だと、トゥーマイや
オロリンは、人間とは無関係なわけだな。チンプ以上に人間よりは遠い存在
ということになるわけだ。これは、トゥーマイやオロリンを必死で人類の祖先
としてしたてようとしている人々(フランスの研究者かな)にとっては、うけ
いれがたい説だろうな。
また、仮に、この説が正しいとした場合には、重要な事実が出てくる。
二足歩行は、きわめて普遍的だったということだ。
まず、オレオピテクスでも二足歩行が始まったとされる(800万年前)。
そして、アフリカ類人猿の中でも、トゥーマイがはじめたということだ。
あるいはオロリンかアルディピテクスかもしれない。
ようするに、二足歩行はきわめて、普遍的に発達する可能性のあることで、
人類だけがその二足歩行類人猿の中の生き残りだから、妙な感じがするが、
実際には、1000万年前から以降、二足歩行は非常に頻繁に多くの類人猿
がためし、獲得してきた行動様式だったということになるだろう。
だとしたら、逆に、チンプやゴリラが四足歩行にこだわったことについて、
なんらかの理由が必要だとは思わないか。そして、人類以外に二足歩行類人猿
が生きのびることがなかったことについても、なんらかの説明が必要ではない
かと思う。
私は、人類との、あるいはチンプやゴリラとの系統関係を無視してでも、
1000万年前から以降、直立二足歩行というものは、非常に普遍的に
普及した類人猿の行動であり、そういう中で、200万年前ごろ登場した
ホモ属のみが、これをさらに発展させて、二足走行までいきついた。
そして、このホモ属の繁栄が著しく、かつユーラシアまで広まったことから、
他の二足歩行類人猿(パラントロプスも含む)は、100万年前ごろ滅びた
ということではないか。そのとき、たまたま、四足歩行に移行したか、
あるいは、四足歩行を保ち続けたチンプとゴリラだけがアフリカで、人類以外
の類人猿として生き残ることができたという考え方をする。
たしかに、おっしゃるとおり、トゥーマイやオロリン、さらにアルディピテクス
は人類と関係あるかどうかは疑われる。しかし、それはどうであれ、800万年
前から以降の化石は、50万年前のチンプの化石をのぞいて、どれも二足歩行
猿人、原人のものであるということは、二足歩行がいかに「優位」な行動パターンで
あれかを物語っているだろう。
ようするに、チンプやゴリラなどのナックル歩行こそが例外であって、
800万年前から以降、アフリカの全ての類人猿、猿人は二足歩行に移行した
可能性があるというのは、その系統関係がどうであれ、考古学的には十分
立証されている(反例がないという点で)と思う。
365 :
出土地不明 :2006/06/16(金) 23:33:35 ID:zir8ifof
あともう一点あったな。 かりに、トゥーマイやオロリンが、人類の祖先ではなくて、チンプと人類の 祖先から900万年前ごろ別れた別の類人猿であって、二足歩行であったと する。さらに、一般的な考え方として、チンプと人類の祖先は二足歩行はして いなくて、チンプの祖先との分離後(500万年前以降)急速に、直立二足歩行 を獲得したとする。 その場合、トゥーマイやオロリンの500万年前以降の子孫とチンプから分かれ て二足歩行に移行した人類の祖先(アウストラロピテクス属)が、どうやって、 直立二足歩行に関して先行し、同じような生態だったオロリンやトゥーマイの 子孫と環境(あるいはニッチ)を共有できたのか、ということもちょっと問題には なるな。 まあ日和見的な考え方としては、この500万年前以降、オロリンやトゥーマイ の子孫と、チンプから別れた人類の祖先が、交配して、のちの華奢型のアウスト ラロピテクスになったとかいうのもあるかもしれない。 まあ、頑丈型アウストラロピテクス(後のパラントロプス)は、アファール猿人 などのアウストラロピテクスの初期型からの子孫ではなく、オロリンや トゥーマイの子孫だったという考え方もありえるかもしれない。 まあ、それにしては、頭蓋骨以外の点で、パラントロプスとアウストラロピテクス (華奢型)は似すぎているけれど。
366 :
岩屋山亜式 ◆CAT9FZUkUk :2006/06/16(金) 23:45:54 ID:nbZckM42
>>364 >800万年前から以降、アフリカの全ての類人猿、猿人は二足歩行に移行した可能性が
>あるというのは、その系統関係がどうであれ、考古学的には十分立証されている
あの〜,どうやったら考古学の〈方法〉で,そのようなことが立証できるのでしょうか?
貴方が使われている〈考古学〉の定義は,どのようなものでしょうか?
367 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:02:44 ID:6jgfvVKm
>>364 >人類だけがその二足歩行類人猿の中の生き残りだから、妙な感じがする
二足歩行が有利である条件として、道具が使えることだ。
それにはある程度脳が大きくなければならない。
類人猿程度の知能がなければ、道具は使えないと考えるのが自然だと思う。
一般の猿では二足歩行をしても、道具は使えないので有利とは言えない。
仮にヒヒが二足歩行に進化しても、マイナス面の方が大きくたちまち絶滅するだろう。
トゥーマイやオロリンは、二足歩行のボーダーライン上の知能だったのではないだろうか。
>チンプやゴリラが四足歩行にこだわったことについて、なんらかの理由が必要だとは思わないか
チンプやゴリラの知能で密林で果実などを主食とするなら、四足歩行の方が有利だったのではないだろうか。
いきなり旧人程度の知能のチンプやゴリラが出現したら話は別だと思うが。
>トゥーマイやオロリンの500万年前以降の子孫とチンプから分かれ
て二足歩行に移行した人類の祖先(アウストラロピテクス属)が、どうやって、
直立二足歩行に関して先行し、同じような生態だったオロリンやトゥーマイの
子孫と環境(あるいはニッチ)を共有できたのか
トゥーマイやオロリンは500万年前には既に絶滅していたのではないだろうか。
これも一つの考え方の例です。
こんな考え方もあるとして読んでもらえれば幸いです。
368 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:26:35 ID:YcWXM8r2
>>367 うーん、面白いですね。
ただ、人類の場合でも、確実に人工的な道具を使うようになった、つまり
石器を使うようになったのは、250万年前で、アウストラロピテクス
段階の末期に相当する。確実に人類が二足歩行を始めたと言えるのは、
アウストラロピテクスの登場のころで、恐らく450万年前ごろだ。
つまり、200万年の間、人類は、現在のチンプの作る道具以上の道具を
使うことはなかった。仮に、人類が800万年前から直立二足歩行を実現
していたとしたら、600万年近くは、道具を使うこともなく生活してい
たことになる。
また、だれもが認めるようにチンプも道具を使う。木の枝や、自然の石を
道具として使う。また、チンプの一日の遊動は、かなりの距離で、平地を、
十キロ以上ナックル歩行で進むこともある。物を運ぶ際には、股の間に
挟むなどして、長距離移動することがある。まあ、狩りの獲物などがほとんど
だが。このようなチンプの行動を見ていると、なぜ直立二足歩行をしない
のか、というのが不思議に思えてくるほどだ。直立二足歩行が効率よくできる
なら、彼らもかなり便利だろう。
私の考え方は、以下の通りだ。
恐らく、完全樹上性でない類人猿(ゴリラ、チンプ)にとっては、直立二足歩行
は非常に有効なはずだ。だから、アフリカでは、1000万年前か、あるいは8
00万年前のゴリラ、チンプ、人類の共通祖先の段階で、直立二足歩行を獲得した。
しかし、その後、ホモ・エルガスターの登場で、直立二足歩行をしている類人猿
は、このホモ属の強烈な能力(石器は使うは、高速二足走行はできるわ)に対抗
できなくなった。そうした中で、直立二足歩行をやめて、樹上性に戻り、ときどき
地上におりてナックル歩行をするようになったゴリラやチンプだけが、
生き残った。他の類人猿は、全て滅びた。アウストラロピテクスの生き残りで
あるホモ・ハビリスも滅びた。頑丈型アウストラロピテクスの子孫である、
パラントロプスも滅びた、というわけだ。
つまり、強調したいのは、アフリカの類人猿の中で、四足歩行をした、
ゴリラやチンプの祖先というのは、むしろアフリカにおいては例外であると
いうことだ。そして、例外であるが故に、ホモ・エルガスター登場後も、
ホモ・エルガスターと競合することなく、ほそぼそと生き残ることができ
たということだ。
なんせ、チンプとゴリラの化石は一つの例外以外は全く見つかっていない。
チンプやゴリラの化石が森林地帯でそう簡単にみつからない、ほとんど残らない
と仮定しても、これらの種が十分な数存在していたら、一つくらいはみつかる
はずだ。現に、かなり樹上性で、かつ森林に住んでいたとされるアウストラロピ
テクスについても、化石は見つかっている。このことは、チンプやゴリラの
過去数百万年にわたる棲息が非常に限られていて、ほそぼそと生き残ってきた
ことを意味すると思う。
なにはともあれ、人類の祖先は他の直立二足歩行をする猿人、類人猿をすべて
駆逐したのだ、と考えると、非常に納得のいく説明ができると思う。
そして、それは、高速直立二足走行ができるようになったホモ・エルガスター
(エレクトス)以降のことだと考えることができる。
369 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:28:33 ID:YcWXM8r2
370 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:42:43 ID:6jgfvVKm
>だれもが認めるようにチンプも道具を使う。 これは確かなことです。 しかし、道具を遠くまで持ち運ぶにはやはり四足歩行では難しい。 チンプの道具はその場で探せる程度の道具です。 手をかけて作った道具ではありません。 手をかけて作った道具を遠くまで持ち運ぶには二足歩行が有利です。 >恐らく、完全樹上性でない類人猿(ゴリラ、チンプ)にとっては、直立二足歩行 は非常に有効なはずだ。 果物が主食なので木に登るには二足歩行では不利なのでは? 二足歩行にはチンパンジーの足は適していないと思います。
371 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:48:46 ID:6jgfvVKm
>直立二足歩行をやめて、樹上性に戻り、ときどき 地上におりてナックル歩行をするようになったゴリラやチンプだけが、 生き残った。 二足歩行の足がほぼ確立してから、木に登って果物を食べる生活にもどるのはイマイチ難しいように感じます。 何故なら二足歩行に適した足では、木に登るのは難しいのではないでしょうか。
372 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 00:57:23 ID:YcWXM8r2
>>370 > しかし、道具を遠くまで持ち運ぶにはやはり四足歩行では難しい。
> チンプの道具はその場で探せる程度の道具です。
人類の祖先が、石器を使いはじめたときの石器の使い方は、当初その場に
ある石を加工したというものだった。当時の初期人類(アウストラロピテクス
族の末期型のガルヒなど)は、腐肉漁りをするスカベンジャーであったと
考えられる。最初は、動物の死骸を探し、発見した場所で周囲の石をつかって
その死骸の骨を叩き割るなどしてその骨髄を食べることをしていたらしい。
しかし、石器が作られるようになった250万年前ごろになると、石器自体は、
動物死骸の化石と一緒に発見されるが、その石器の材料となった石は、あきら
かに別の場所から運び込まれたものだった。さらに、石器の製作そのものは
動物死骸のある場所で行われたようで、石器として利用された剥片と、
そしてその剥片をわりとった石核が、死骸のある場所で発見される。
ようするに、当時の初期人類は、おなかが減ると、まず石を探し、そして
石をもった状態で動物の死骸を探し、みつけた場所で、石器を作り、その場
に石器も石核もそのほかの石のクズもすてて、その場で食べられるところを
食べて、そしておなかいっぱいになったら、ねぐらに戻るというような生活
をしていたようだ。
たしかに、この「材料となる石をあらかじめさがしておき、それをもち
はこび、利用すべき場所で、石器に加工して利用する」というのは、
直立二足歩行であるが故に可能になったことであるから、石器が発達する
前提条件に直立二足歩行があることは間違いないだろう。
> 手をかけて作った道具を遠くまで持ち運ぶには二足歩行が有利
というような行動は、人類の場合でもかなり後までならないとないのだ。
オルドワン石器段階(250万年前から150万年前)では、石器はすべて
その場に使い捨てなのだ。アシューリアン段階(150万年前以降)でも、
石器を切り出すための石核は長いこと保持(といっても2、3日)して
いたようだが、ナイフとして、スクレーパーとして利用した剥片石器そのもの
はその場に使い棄てしていた。
> 果物が主食なので木に登るには二足歩行では不利なのでは?
>二足歩行にはチンパンジーの足は適していないと思います。
チンプは狩をする。ゴリラは絶対にしないわけだが。
で、チンプは狩のときは、集団で強力して、獲物となるコロブスサルを
追い込み、そして、最後にとらえた獲物を棒で滅多くそに殴るなどして
殺し、あるいは、いくどとなく地面にたたきつけるなどして殺し、その後
その獲物を引きちぎって、周囲のものに分け与える。
このような行動では、獲物を持ち運びすることができれば、いろいろと
便利なことがありそうだ。さらに、ときには、獲物を10キロ程度運ぶ
こともあるが、股間に挟んで運ぶ。これも二足歩行で手にもてばはるかに
簡単なのだが。
チンプは樹上性といっても、一日のかなり長い時間を地上で過ごす。
夜のねぐらは樹上にあるのだが。
彼らがかりにいったんは直立二足歩行を獲得していたとしたら、この
行動はかなり奇異で、なぜ、直立二足歩行を保持しなかったのかと
思うわけだ。
373 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 01:04:05 ID:6jgfvVKm
チンプは狩りもしますが主食は果実です。 密林では木に登れないと生活が成り立たないのではないでしょうか。 草原なら木に登ろうにも木はほとんどありません。
374 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 01:04:37 ID:YcWXM8r2
>>371 人間はそんなに木登りが下手かな?
たしかに、チンプやゴリラの足の指は、親指が人間とは違い、木をつかめ
るようになっている。しかし、350万年前のアファール猿人の足跡を
みると、チンプやゴリラほどではないが、人間にくらべてやはり木を
つかめたかもしれないと思われる程度、拇指対向性があったのではないか
と思わせる形をしている。おそらく、足の形状が現代人的になったのは、
アウストラロピテクス段階で、それ以前は、ゴリラやチンプに近いもの
だったのではないか。
トゥーマイやオロリンの二足歩行の可能性を示唆するのは、実際には、
頭蓋骨につながる背骨の角度だ。これがゴリラやチンプとは違い、人間
に近いというのが、彼らの二足歩行をしていた可能性を示唆する唯一の
特徴だ。450万年前以降のアナメンシスやアファレンシスになると、
骨盤の形状などから、直立二足歩行がかなり確実なのだが。
ようするに、チンプが現在において直立二足歩行にむいていないのは、
たんに骨盤の形状が人類と違うことと、背骨の頭蓋骨に対する角度の
問題だ。このあたりは、あとの500万年で十分に現代のように
なる可能性があると思う。
375 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 01:11:53 ID:YcWXM8r2
>>373 アナム猿人やアファール猿人はかなり樹上性であったとされている。
その理由は、腕の形が、ほとんどチンプと変わらないからだ。もちろん、
脚の長さと腕の長さの比率も、チンプと変わらない。
完全な密林ではないけれど、水場と林と、部分的に草原といったような
モザイク的な環境で、ねぐらを樹上とするような生活をしていたと考え
られている。
また、チンプはゴリラに比べて完全な雑食だ。何度も書いたようにゴリラ
は動物性脂肪の代謝ができず、牛乳をのみつづけたり、動物の肉を食べると
死んでしまう(心臓周囲の血管に代謝できない動物性脂肪による血栓ができ
て心臓病になる)。しかし、チンプはいくら肉をたべても、このような問題
はない。類人猿の中で、チンプはかなり肉食的であってその意味でも、
もっとも人間に近い。だから、狩りをするわけだ。おそらく、一定の動物性
脂肪とタンパク質を摂取することがチンプにとっては必要なのだろう。
ようするに、アナム猿人やアファール猿人は直立二足歩行という点をのぞく
と、ほとんどチンプだということになる。食べていたものも、果実と、葉と
一部動物性のものだったと思う。もちろん、彼らが動物死骸のスカベンジャー
だったということもいまのところ証拠はない。動物死骸を頻繁に利用する
ようになった時期はもう少しあとかもしれない。あるいは、臼歯のエナメル質
が分厚くなった、アファール猿人などの段階(アナム猿人も含むか)で
多少動物の骨を食べるような習慣が始まっていたのかもしれない。
ここんところはよくわからない。
確実に動物の死骸のスカベンジャーとなったのは、250万年前の石器を
つかいはじめた末期アウストラロピテクスの段階だ。
376 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 01:47:02 ID:qmuCtYF0
ID:YcWXM8r2、ID:6jgfvVKm、ID:zir8ifof、ID:nbZckM42 みなさんの書き込み見て、まったくまとまりがなく、なにを信じ何処を信じればいいのだ。 では、みなさんが言う「人間と猿の祖は、一体全体どんな生き物だったと言うのだ。 人間と猿の祖は、どんな歩きをしていたと言うのだ。 人間と猿の祖は、4足歩行か2足歩行だったのか。 簡単な問いでしょうw それも又、4足歩行だった、いや2足歩行だった、と言うつもりですかw 小学生でも理解出来るように説明してくれ。
377 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 01:54:27 ID:6jgfvVKm
>>376 あんたの書き込みの方が意味が解らない?
378 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 02:10:28 ID:nA2gxp6L
一回一回の書き込みがまとまりなく長すぎるんだよ
379 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 02:51:20 ID:Jcrusbew
私たち人類はかならず滅びると言う話をよく聞きます でも私は夜空をみながら思うのです どうして人は憎しみあうのか? 愛し合うこともできるのに、なぜ人は過ちを犯すのでしょうか?
380 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 03:23:25 ID:jWVAqHL7
クロマニヨン=現生人類の説明をしてくれた人、とても明快で理解しやすかったよ、ありがとうm(__)m で、だ! 話が混沌としてるのは事実と憶測(想像)が混同してるからであって、学説、仮設、「〜と考えるのが自然」「恐らく〜と思う」、これらは全てアンティノミーであり、事実を解明する手掛かりにもなり足枷にもなる ほんでさぁ クロマニヨン並の能力を持つにはどんな過程を経ればそんな進化が出来るんだ? も〜二足歩行があ〜だこ〜だとかよりさぁ、二足歩行が出来るようになった脳進化の要因について語ろうぜ 「二足歩行が脳を進化させた」なんておきまりの仮説は無しだぞ 猿がたまぁに二足歩行したり魚がたまぁに水から出たりする事はあっても、それは状況変化に対する一時的対処であって、習慣化したものじゃない 草原で生活するようになったからってのも後付け的理屈だ 猿は敢えて草原に定住しないだろ 脳科学に詳しい人、いたらちょっと考えてみて下さい あとギガントピテクスに詳しい人も教えて下さい
381 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 08:34:47 ID:8aAANxGS
>>274 人間より強い肉食獣はクマと猫科の一部だけ
382 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 09:25:43 ID:GVP8uPbJ
>>380 何が「で、だ!」で「ほんでさぁ」なのかさっぱりわからん。
二足歩行の話だろうが、脳の話だろうが、
状況証拠(化石と現存生物)しか手元にないんだから、
そこから立てた仮説しか語りあいようがないだろ。
383 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 13:08:23 ID:wKc6G59C
多くの古生物学者や古人類学者が受け入れている説を纏めよう。 まあ通説だ。 1)類人猿の起源は2千万年か、3千万年前にはさかのぼるだろう。 2)アフリカ型の類人猿(人類、チンプ、ボノボ、ゴリラの祖先)は、 ドリオピテクス属とされている。1300万年前から900万年前ごろ の化石がアフリカ、ヨーロッパから出ている。 3)800万年前から500万年前の間に、直立二足歩行であることを 強く示唆する類人猿(あるいは猿人)の化石が出ている。 トゥーマイ(サヘラントロプス・チャデンシス)、オロリン・ツゲネンシス と、500万年前ごろのアルディピテクス属だ。 4)遺伝学的には、ゴリラの祖先と人類+チンプ(+ボノボ)の祖先が 分岐したのは、1千万年前から800万年前ごろとされる。 5)遺伝学的には、チンプ(+ボノボ)の祖先と人類の祖先が分岐した のは、500万年より多少古い段階とされている。 6)450万年前ごろから初期型のアウストラロピテクスが登場する。 アナム猿人などである。 7)アナム猿人と非常に近い関係にあるアファール猿人は350万年前 ごろで、その骨盤の形状と同時代の足跡化石から直立二足歩行を実現して いたのは確実である。 8)アウストラロピテクス属は、ゴリラやチンプ、およびそれ以前の 猿人(あるいは直立二足歩行が示唆される類人猿)と違い、分厚いエナメル 質のある臼歯をもつようになる。果実食から、地上の根菜類や動物の死骸の とくに骨などを食べるようになったことを示唆する。 9)アウストラロピテクス属の後期の段階(ガルヒなど)が250万年前 ごろから、石器を作るようになった。石に別の石をあてて剥片をつくる、 オルドワン石器である。 10)200万年前から160万年前ごろ、脳容積の大きいホモ・ハビリス が登場する。体のプロポーションはチンプともほとんど変わらず、腕が長く、 脚が短く、身長も150センチ以下。ただ脳容積はそれまでの400cc から500ccに対して、600cc以上、平均は800cc近くある。 11)ホモ・ハビリスと前後して、ホモ・エルガスターが登場する。 身長は150センチ程度から180センチ。脳容積は650ccから 800cc。脚が長くなり、腕が短くなり、現代人のプロポーションを もつようになる。この種がアフリカを出て、ヨーロッパ、アジアへと進出 した。ヨーロッパでは、グルジアのドマニシから初期エルガスターが発見 されている。ジャワ原人も古いところは、180万年前にさかのぼると される。その後のアジアにうつったものはエルガスターとは別種の、 ホモ・エレクトスとされる。
384 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 13:23:08 ID:HEUGVsAF
12)150万年前ごろ、アフリカのホモ・エルガスター(あるいはエレク トス)が、アシューリアン石器を作り始める。一つの石核を長いことつかい まわし、剥片を十以上とりだし、最終的に石核が定型のハンドアックス型に なる技術だ。 13)50万年前ごろ、アフリカ(およびヨーロッパ)において、脳容積 が1000cc超のホモ・ハイデルベルゲンシスが登場する。ただ、現在 ホモ・ハイデルベルゲンシスをたんにエルガスター(エレクトス)の一部 とするか、別種とするかは論争中。後期アシューリアンの石器文化をもつ。 両面加工微細された石核(ハンドアックス)と、初期のルヴァロア技法を 発達させる。後期(末期)アシューリアン文化は、アフリカ、ヨーロッパ、 中近東でのみ発見される(例外はあるが)。 14)30万年前ごろからヨーロッパでネアンデルタール人の形質を部分 的にもつものが登場する。 15)20万年前ごろから、脳容積が1500cc程度の初期ホモ・サピ エンスがアフリカで登場する。 16)アジアでは、初期ホモ・エレクトスよりは脳容積の大きいものが 登場し、中国ではチョッパー・チョッピングツールといった独自(と いっても基本的にはオルドワン石器の変形)の文化が始まる。北京原人 などだ。 17)10万年前ごろになり、ヨーロッパでは確実にネアンデルタール人と よべるようなものが登場する。アフリカではホモ・サピエンスが進化して きたことが確実になる。両者は中近東に進出して、同時期あるいは時期を ずらして同じような地域に住むようになる。 18)10万年前以降、アフリカ、ヨーロッパでは、中期旧石器文化に入る。 アフリカの中期旧石器文化は、アフリカMSAと呼ばれ、ヨーロッパのものは、 ムステリアン文化と呼ばれる。アフリカMSAは、ホモ・サピエンスで、 ムステリアン文化は、ネアンデルタール人のものとされる。ただ、両者の 文化は、内部の多様性が大きく、かなり重なる。ルヴァロア技法を高度に 発達させたムステリアン文化と、部分的に石刃技法をもつMSAというのが 基本的な違い。もちろん、MSAもルヴァロア技法は普遍的。 19)8万年前ごろには、ホモ・サピエンスが本格的にアフリカを出て、 インド、東南アジアに7万年前ごろに到達。文化はMSA。6万年前に、 オーストラリアに到達する。ただ、アジアには、ホモ・エレクトスの 生き残りがいたことは間違いない。 20)中近東のホモ・サピエンスがネアンデルタール人の住む北部に 移動。そこから5万年前ごろプロト・オーリナシアン文化に至る。 後期旧石器文化。同じころ、オーストラリアのホモ・サピエンスも、 後期旧石器文化段階に至る(多少早いかもしれない)。 21)4万年前ごろ、ホモ・サピエンスがヨーロッパに進出。オーリ ナシアン文化。その段階で、ネアンデルタール人の一部が後期旧石器 文化(シャテルペロニアン文化)をもつようになる。
385 :
出土地不明 :2006/06/17(土) 13:44:43 ID:2JOl963y
さて、
>>383-384 から、わかることは、
1)直立二足歩行がいつどのようにして獲得されたのかは不明。ただし、
400万年前までには、直立二足歩行は確立していた。
アウストラロピテクス属が、最初に確実に直立二足歩行をしていた猿人。
2)臼歯のエナメル質が分厚くなったのもアウストラロピテクス属からで
先行するアルディピテクス属ではチンプ、ゴリラ同様にエナメル質は薄い。
よって、地上で根菜や動物遺体の骨などを食べるようになった可能性が
ある。
この、1)と2)が、だいたい400万年前。古くみつもって450万年
前ごろだろう。仮に、トゥーマイ(800万年前)やオロリン(600万年
前)、アルディピテクス(500万年前)が直立二足歩行だとすると、直立
二足歩行はさらにさかのぼり、チンプと人類の共通祖先の段階までさかのぼ
ることになる。
3)石器使用は、アウストラロピテクス属の末期。250万年前。
4)安定した石器使用は、ホモ・ハビリス、ホモ・エルガスターの段階。
オルドワン石器。
5)高速二足走行(走る)が可能になったのは、ホモ・エルガスターの段階
で、180万年前。古くみつもって200万年前。ホモ属の祖とされる
ホモ・ハビリスは、高速二足走行ができなかった。
6)ホモ・エルガスター(初期型)の段階で第一次出アフリカ。ヨーロッパ
(グルジアのドマニシ)と東南アジア(ジャワ)へ。180万年前から、
150万年前ごろ。進出していったホモ属(エルガスター、エレクトス)
はオルドワン石器段階だった。
よって、
「直立二足歩行+根菜や動物死骸のスカベンジ」
というのが定着したのが400万年前ごろで、この行動の中から、石器
製作が250万年前に起こる。石器製作の前提として直立二足歩行と、
根菜や動物死骸のスカベンジというものがセットとしてあったわけで、
「石を持ち運ぶ、硬いものを食べる」などの行動が石器を作りはじめる
ための前提条件だった。しかも、それは密林というよりは多少ひらけた
ところだった。
高速二足走行ができるようになって、人類はアフリカを出た。この段階
で、体毛をかなり薄くしていた可能性が高い。ホモ・エルガスター段階。
ホモ・エルガスター(あるいはアジアのエレクトス)は大変安定した種
で、脳容積は900ccから1000cc。身長は180センチ以上。
体重も80キロから100キロ。現代人以上に高速走行ができ、大変活
動的だった。そのまま100万年以上、ほとんど進化しない。
一つの完成された人類といえよう。
50万年前に、後期アシューリアン文化になり、微細な両面加工による
ハンドアックスの登場と、ルヴァロア技法(定型の調整石核からの定型
の剥片を取り出す技術)が始まったころから再び急速な進化が始まる。
火の使用もこのころから確実になってくる。木工の槍の存在もこの段階。
さらに、このあと、脳容積が50%以上大きくなる。解剖学的現生人
(Anatomically Modern Human)とネアンデルタール人はともに20万年
前ごろ、アフリカとヨーロッパで独立して登場。両者ともに、10万年
前ごろまで、後期アシューリアン文化段階にとどまる。
386 :
出土地不明 :2006/06/18(日) 20:30:19 ID:TRzUedqK
>> 手をかけて作った道具を遠くまで持ち運ぶには二足歩行が有利 >というような行動は、人類の場合でもかなり後までならないとないのだ。・・・・・ それは痕跡が残る石器ではそうなのかもしれません。 あるいは、使い捨てでない石器があったとしてもまだ発見されていない可能性もあります。 道具とは石器だけとは限りません。 木の棒なんかは化石としては残りませんが、道具として使っていた可能性は十二分にあります。 石器以上に木でできた道具が使われていたと考えることもできます。 護身用に木の棒を持ち歩けば生存にはかなり有利になります。 当然狩りをするにも木の道具は有効です。
387 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 00:12:13 ID:QRtGxVNm
みなさんの書き込み見て、まったくまとまりがなく、なにを信じ何処を信じればいいのだ。 では、みなさんが言う「人間と猿の祖は、一体全体どんな生き物だったと言うのだ。 人間と猿の祖は、どんな歩きをしていたと言うのだ。 人間と猿の祖は、4足歩行か2足歩行だったのか。 簡単な問いでしょうw それも又、4足歩行だった、いや2足歩行だった、と言うつもりですかw 人類は海からはって来たんでしょう4つ足で、後はどうなったのだ。 小学生でも理解出来るように説明してくれ。
388 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 03:21:01 ID:uxdeOxtF
389 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 03:25:39 ID:fd/8aJ+G
387よぉ、だから前に詳しく書いてくれてんじゃん あの説明はとても明快且つ平易で進化の流れを把握するには良い書き込みだって 魚から人への進化話はあまりにも広範囲過ぎるから、今んトコ人の型っぽいの人類の祖についての議論に絞ってんだよ 頼むからコアセルベート発生から進化を説明しろとかは勘弁してくれよ 魚からもまた別の機会にしてくれ おさかな君の祖はホントに魚なの?とかもナシね で、だ! 流れは把握したが形態や脳容量や身体機能が「なぜ、どのように」変態したかという事についてはあまり触れないのはなんでなの? 環境適応が理由は当然だから仮説バトルはイラネ 知りたいのは環境変化や浮動が遺伝子にどう作用、発動して世代毎の変態に寄与し、最終的に進化と呼ばれるレベルの変態を遂げたのか、進化が全く無い時期が長く続いたり急に進化したりした生理学的考察を求む
390 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 22:47:29 ID:IbLNmWeM
>>389 仮説はうんざりということだから、一応、
>>383-385 に書いたことの中から、
多少関連しそうな点を示唆する程度にとどめよう。
まずは、直立二足歩行の完成の話。
直立二足歩行はチンプとヒトの共通祖先の段階で獲得されたのか、それとも
分離したあとの450万年前ごろまでに獲得されたのかはわからない。
ただ、500万年以上前のアルディピテクス属と450万年前以降のアナム
猿人やアファール猿人は、歯の構造なども大きく異なる(エナメル質が厚い)。
そこで、仮に遺伝学者の指摘するように500万年前ごろヒトとチンプの
祖先が分離したとしたら、その後50万年から100万年の間に歯が大きく
変化し、また、直立二足歩行もより完全なものになっていったと考えられる。
450万年前ごろのアナム猿人からはアウストラロピテクス属になる。
これは、その後200万年前ごろまで続く。華奢型(アフリカヌスなど)
と頑丈型(ロブストスやボイセイなど)に分離し、頑丈型は100万年前
まで生き延びる。華奢型はだいたい200万年前ごろまで存在する。
華奢型にしてざっと250万年もあまり大きく変化していないので比較的
完成された安定した種であったと思うし、また、頑丈型はさらに特殊化し
つつも250万年以上存在するから、やはり安定した種だったのだろう。
脳容積はとくにチンプの段階とくらべて大きくなったとはいえない。
おおむね450cc程度だ。
直立二足歩行が逸始まったかは別にして、それは450万年前ごろまでに
は、ほぼ確立され、その段階で歯のエナメル質が厚くなり、その後、適応
放散とともに、根菜類など硬い植物食の頑丈型と腐肉食性に重きをおいた
華奢型に分かれたが、基本的な体系、プロポーションを変化させることな
く、数百万年続くことになる。
急激な進化は、チンプとヒトとの分離から100万年以内の間。
その後は、ゆっくりとした進化で数百万年ということだ。
391 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 23:11:53 ID:IbLNmWeM
さて、450万年前に直立二足歩行猿人が登場した。 アウストラロピテクス属である。直立二足歩行だけでなくエナメル質の あつい歯をもっていた。ここまで至るのはかなり急速な進化だったと書いた。 では次の急激な進化はなにか。 それは脳容積の増大である。これが起こった時期は、250万年前から 200万年前までの間だ。ただ、この直後の200万年前から180万年 前ごろまでの間に、身長と体重が大きくなる現象も起こっている。その 前後関係はまだ正確にはわからない。ただ、脳だけが大きく体は小さい 種(ホモ・ハビリス)が存在し、一方、体だけが大きく脳が小さいままの 種は発見されていないので、最初に脳が増大し(ホモ・ハビリスでは、 600ccから800cc)、続いて、高身長(ホモ・エルガスターでは 150センチから180センチ)の種が現れたようだ。ホモ・エルガスター は脳容積は650cc程度のもの(グルジアのドマニシからの標本で脳容 積最小のものはこの程度)から、800cc程度までとなる。 ホモ・ハビリスは、脳容積をのぞくとアウストラロピテクスと大きな違い はない。直立二足歩行、身長は150センチ以下と小さく、腕が長く、 脚が短い。 さて、このホモ属の登場をかりに200万年前と考えると、それに先行 すること50万年前に、石器製作が始まる。250万年前のことだ。 現在のところ、この時期のホモ属は確認されていないので、石器製作を はじめたのは、後期型がアウストラロピテクスの華奢型で現在では、 石器とほぼ同じ場所から発見されたアウストラロピテクス・ガルヒが 最初の石器製作を行った種ではないかとされている。 ガルヒは、脳容積も500cc以下と小さくとくにホモ属的なものでは ない。しかし石器が作れたということは、それに対応できる解剖学的な 特徴をもっていたことは間違いない。手の拇指対向性はチンプよりも よく、石を割るのに適した筋肉とコントロール能力をもっていたのだろう。 纏めると、250万年前に石器製作をはじめたアウストラロピテクス属の 後期型(ガルヒ)の中から、脳容積が大きくなった種が50万年程度で 登場(ホモ・ハビリス)、そして、高身長のホモ・エルガスターが登場 となる。 >>ポルトガルがゴール。前半6分。テレビを背にしているので見逃した。 高身長になり、体重が倍程度になったことを考えると、ホモ・エルガスター の脳容積の800cc程度というのは、特別大きくなったということでは なく、体が大きくなったことに伴うものと考えられる。 ただ、高身長になったホモ・エルガスターは、直立二足走行ができた。 走ることができるようになったのである。これはそれまでとは大きな違 いだ。腕が短くなったことからして、樹上性の生活から完全に縁がきれ たと考えられるし、もしかしたら、速く走るときに必要だった、半四足 走行を完全にしなくなったことを意味しているのではないかと思う。 そして、このエルガスターこそが、最初のアフリカを出た種なのである。 纏め。 直立二足歩行の完全な確立から200万年後の250万年前に石器製作 が始まり、その後の50万年で脳容積が50%増(600cc以上へ)。 その直後から身長が高くなり高速二足走行が可能になった。脳容積も 800cc程度に増えた。そして、アフリカからヨーロッパへ、アジア へと進出する。
392 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 23:29:07 ID:IbLNmWeM
200万年前から180万年前に、高速直立二足走行が可能で、脳容積も 大きなホモ・エルガスターが登場した。そして、アフリカから出ていった。 脳容積は800cc程度になり、身長は180センチ、体重は80キロ 以上になっただろう。現代人よりも速く走れて、非常に行動的だったようだ。 道具は、オルドワン石器を使う。もっとも原始的な剥片石器だ。 この段階で、進化はいったん止まる。およそ50万年前までの100万年 以上の間、大きな変化はなにもない。 この段階で面白いのは、言語能力の話だろう。 ホモ・エルガスター(およびその亜種と考えられるアジア型のエレクトス) は、二つの理由で、言語能力がなかったと考えられている。 1)肺の周囲の筋肉を制御する神経が細い。 ナリオコトメボーイ、あるいはツルカナボーイと呼ばれる160万年前 のホモ・エルガスターの少年(およそ9歳)の脊髄の椎骨の観察から、 脊椎内の神経束が非常に細いことがわかった。現代人やネアンデルタール人 などでは十分に太い。チンプなど類人猿は細い。この神経のかなりの部分 が肺の肋骨周囲の筋肉の細かい制御に関連している。言語を話すときに この制御が非常に重要である。舌の動きなどに合わせて、肺から送り出す 空気の量を細かく制御するためである。ホモ・エルガスターでこの制御能力 があまり発達していなかったということは、あまり発達した細かい言語能力 をもっていなかったと思われる。 2)変なものを食べて苦しんで死んだホモ・エレクトス(エルガスター) 骨の周囲に妙な膜ができている女性の個体が発見された。ビタミン過多 の中毒であるらしい。肉食動物の肝臓を食べるとこのようなことが起こる。 言葉があれば、互いに注意しあったのではないか、という。ただ、この 個体はそうとう苦しんでもがいて数ヶ月生きていたようなので、看病など はしていたようだ。 まあ、これは間接的な理由に基づく仮説だが。 というわけで、言語能力はそれほど発達したものを持たず、速く走れて、 そして、もっとも原始的なオルドワン石器をもち、おもに腐肉食であった のがホモ・エルガスターであり、そしてアジアにうつったエレクトスも 恐らくそのようなものだったと考えられる。体の形はみたところ、ほと んど人間に近く、体毛も薄い。しかし、基本的には直立二足歩行、走行 で石器を使うだけの「類人猿」のようなものだったのかもしれない。
393 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 23:42:21 ID:IbLNmWeM
次に起こった大きな進化はなんだろうか? >>メキシコ一点返す。コーナーキックからのセットプレイ。 変化の起点は50万年前だ。後期アシューリアン石器というものが登場する。 それと、木工が始まる。さらに、火の使用ががかなり確実になる。 そして、そのころから、脳容積が再び大きくなる。 ホモ・エルガスター(エレクトス)では、安定して脳容積は800cc から900ccであった。しかし、50万年前から、次第に大きくなり、 20万年前ごろまでに、1500ccに達する。現代人よりも平均として は大きい。身長や体重に大きな変化はないので、脳が突出して大きくなった ということだろう。 重要なことは、脳が大きくなるよりも前に、石器製作法が大きく変化し、 さらに火を使いはじめ、そして、木工が始まり、そして、これらから示唆 されるのは、集団的な狩りが始まったということだ。脳容積の増大は、 これらの変化の結果として起こったと考えられる。 そして、脳容積が大きくなり始めたころに、ヨーロッパに移動した一派が いて、これが後のネアンデルタール人につながる。 >>メキシコシュート。枠をはずす。 木製の槍に、細かく加工された石器で作った槍先をつけ(紐で固定する などしていたらしい)、そして、この槍をもった男達が集団で大型動物 の狩りをする。木材を地面にたてて簡単な小屋を造り、また、洞窟に 住んで、その中には炉があって、火がもえている。 ホモ・エルガスターまでは、かなり「動物的」だが、この50万年前 からあとの、後期ホモ・エレクトス、あるいはホモ・ハイデルベルゲンシス はかなり人間的になったように思われる。
394 :
出土地不明 :2006/06/21(水) 23:52:00 ID:IbLNmWeM
さて、まとめ。 1)450万年前までに直立二足歩行の確立。エナメル質の厚い歯。 根菜類、腐肉食をする直立二足歩行の類人猿の完成。 アウストラロピテクス属の登場。 2)250万年前。石器製作開始。オルドワン石器。 石器による効率的な腐肉食で、脳容積増大。 ホモ属(ホモ・ハビリス)登場 3)180万年前ごろまでに高速直立二足走行を完成。 身長が大きくなり、活動的に。ただ、言語能力は無し(あるいは貧弱)。 アフリカを出る。 ホモ・エルガスター(エレクトス)登場。 その後100万年以上ほとんど進化せず。完成された種。 4)50万年前ごろ、高度な石器製作技術(後期アシューリアン)の登場。 木工、火の使用、集団的な狩りなど。脳容積の増大が始まり、1000cc超に。 後期ホモ・エレクトス(あるいはホモ・ハイデルベルゲンシス)登場 こんなところで、ホモ・サピエンス登場のお膳立てができたのではないか。
395 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 04:02:53 ID:8sGseZDb
相変わらずまとまりがないなあこのスレ。
396 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 10:05:08 ID:DorbiwNs
まとまりなんて必要か?
398 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 15:57:55 ID:+Xvv8Oc7
初めて来てやっと読み終えたところだが、 楽しかった。 どうやら「鬼塚」なる方がここでの叩かれ役のようだが 彼が一番紳士的で、文章も面白い。 397など、論文のURLを紹介するだけなのに「鬼塚」がどうのと、 まるでイジメッコ側の小学生のようで呆れる。 鬼塚さんの活躍に期待する。 異端を排斥しての現状認識確認大会など面白くない
399 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 16:46:17 ID:bFh2PxDH
同感 真偽は知らんが、読んでて面白いのはたしか
400 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 21:38:17 ID:UsQ34z//
>>397 で、どこが古いのか、ご指摘いただければいつでも対応しようと思う。
そのような新鮮な知識が示されれば、読者自身も、私のいうこと以外の
さまざまな広い見識が得られ、結果として非常に有益だと思うのだが。
ここでは、できるだけ最新の知識もふくめて、自分の考え方を書いて
いる。
実際に、かなりの批判だの論破されたとか言われているものの、いまま
で自分として圧倒的にこれは間違えていた、と考えるような形で論破さ
れた憶えはいっさいない。
私の主張している点は、三つ。そのうちあとの二つは関連する話だ。
まず、初期人類の進化について、
1)直立二足歩行はヒトとチンプの共通祖先の段階、あるいはさらにゴリ
ラを含めたアフリカの大型類人猿の祖先段階で獲得された。
理由: mtDNAや核DNAにおいてチンプと人類との分岐年代は500万年
前とされている。一方で、800万年前から400万年前まで
のものとされる類人猿の化石はすべて直立二足歩行であること
が強く示唆されていて、これらはすべて人類の祖先と考えられ
ている。遺伝学から示唆される分岐年代からすれば、これらは、
人類と無関係な類人猿か、あるいはヒトとチンプやゴリラの共
通祖先のものと判断され、それが直立二足歩行であるならば、
直立二足歩行はチンプとヒトの共通祖先の段階で獲得されてい
たことになる。
2)石器製作は進化的に獲得された本能的行動、あるいは本能的に獲得さ
れた学習能力によって素早く習得可能な能力である。
理由1:ひとたび始まった石器製作技法は数百万年ほとんど変化なく地
域差もなくきわめて均質な形で時間空間的に広がっている。
理由2:現在化石標本から推定される古生人類の系統分岐にそって同じ
石器文化が拡散していく。すなわち石器文化が遺伝的に継承さ
れた可能性を強く示唆する。
3)2)と関連して、後期旧石器時代における人類の急速な発展はこの石
器製作を可能にしている遺伝子(群)が部分的に壊れたために起
こり、以降、人類の石器製作は本能的な行動から、文化的な行動
になる。
理由1:後期旧石器時代に入り、それ以前の最も高度なルヴァロア技法が、
使われなくなる。
理由2:MSA段階から登場した石刃技法は、それまでの剥片剥離技法とは全
く系統が異なるものである。
理由3:石刃技法を含む後期旧石器文化的な石器製作技法は、進化系統を
またいで、傍系のホモ属に伝搬している。例はネアンデルタール
人のシャテルペロニアン文化と、最近のホモ・フロレシエンシス
のリアンブア洞窟での石刃細石器である。
理由4:アフリカにおいては、後期旧石器文化的な石器製作技法は、10
万年前から登場するが、ひとたび登場すると数千年で消えること
が繰り返されている。アフリカで最終的に後期旧石器文化の段階
に入るのは1万5千年前で、他の大陸に比べて著しく遅い。
さて、論破というからには、この「理由」としたことを一つ一つ反例を
示す形で示していけばよいと思うのだが、そういうものが出てきたため
しがない。あげあしとりはいくらでもあるのだが。
401 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 21:47:30 ID:UsQ34z//
>>397 視点として、面白い視点でかかれている論文のようだが、その論文には、
以下の点がどのように扱われているのかが、注目だな。
1)アフリカの後期旧石器文化はたしかに早期に始まる。10万年前から、
後期旧石器文化的な要素をもつ文化が散見される。しかし、それらはすべ
て短命で数千年の後、もとの伝統的MSAに戻る。なぜか。そして、アフリカ
で後期旧石器文化が本格的に定着するのは2万年か1万5千年前だ。
2)アフリカからヒトがでていった先はまず中近東、そしてアラビア半島
さらにインドなどと続くが、その先においては、文化はMSA段階であり、
後期旧石器文化的な要素は、「海産物を食べていた」とすること以外には
ほとんどない。もっとも、アフリカでは、MSA段階で海産物(貝類)を食べ
ることは、普通だったので、これもMSAの一部だろう。
3)アフリカから出ていったAMHは、アフリカから遠く離れた場所で、独自
に後期旧石器文化の段階に突入する。しかも、その時期は、アフリカでの
後期旧石器文化の定着よりは2万年以上先行している例が多い。
私も、以前は、出アフリカ(8万年から5万年前)の段階で、天才的な
能力をもつ集団が現れ、それが世界各地に広がったという仮説をもって
いたし、それを支持するものとして、Y染色体のハプログループの祖先
が、だいたいこの時期に落ちるということを考慮していた。しかし、
実際のところ、そのような可能性はほとんどないことが、それぞれの地域
ごとの考古学の結果から明らかであるために、この考え方を棄てざるを
えなかった。アフリカにおける後期旧石器文化的要素は、なんどとなく、
現れては消えている。さらに出アフリカのときは後期旧石器文化をもって
いなかった。だから、「天才的で後期旧石器文化をもった人類がアフリカ
から広がった」とする説は考古学的に否定される。
402 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 22:03:04 ID:UsQ34z//
私の考えている進化について、ここで「反論」として、ラマルク的である から間違いとする人が多いようだ。 ラマルク的とは、進化が、最初から方向性をもって進化するということだ。 しかし、私はこれを明確に否定している。 ここで、私を論破したとか勝手に思っている人たちの一番よくいうことは、 ○人類は脳が発達して(とくに前頭前野)、その結果として十分な思考能力 をもっていたので、石器を作ることもできた。 というものだが、これはまさにラマルク的である。かりに脳の発達があり、 その結果として、石器も自由に作れるようになった、などというなら、 なぜ、逆に、脳は発達したのか、ということが説明されなければならない が、その説明はだれもしていない。 考古学的にも、事実に反する。石器が現れたのは250万年前であり、 その当時の人類の祖先とされる猿人(あるいは類人猿)は、脳容積が チンプよりも多少大きいかどうかという程度であり、そして、脳容積 の最初の拡大は、この石器製作開始から50万年の間に起こっている。 しかも、その脳容積の拡大の間、石器製作技術に大きな変化はない。 考古学的に分かっている範囲で、人類の脳容積が拡大はこの250万年 前から、50万年間と、ついで、直立二足走行が可能になったホモ・ エルガスターの時代、つまり200万年前から180万年前までの、およ そ70万年程度の間に起こっている。この間に、脳容積はおおむね倍に なる。しかし、この間に石器製作技術に大きな変化はなにもない。 次に起こる脳容積の拡大は、50万年前から10万年前までの間だ。 石器製作技術からすれば、50万年前に後期アシューリアン石器が始まり、 また、それと同時期に火の使用と木工が始まったとする考古学的な証拠 が多く存在する。そして、その後40万年の間、脳容積はどんどんと 拡張を続けているが、石器製作技術の点でも、その他の点でも大きな 技術革新は行われていない。 ラマルク的な発想とは逆だ。ラマルク的であれば、脳が大きくなって、 その後石器製作が始まり、石器製作技術がだんだん緻密になるのと並行 して脳がさらに拡大するという同時進行でなければならない。 だから、私の主張はラマルク的ではない。 さきに、技術革新があり、その後脳容積が拡大するのが考古学的に判明 していることだ。ようするに、脳容積の拡大は、ほかにも理由があろう が、石器製作技術をふくむ技術革新、生活変化の結果として起こったこ とだ。
403 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 22:16:34 ID:25s66wby
アジアに行ったエレクトスの子孫が突然アフリカに現れ それまで安穏を貪っていたエルガスターの子孫達を駆逐し ハイデルベルゲンシスが誕生した可能性もあるんじゃないの? 中東近辺の初期ネアンデルタールが突然アフリカに現れホモ=サピエンスに なった可能性だってあるんじゃない? アフリカから初期に出て行った種族は全て滅びて最後に出てった種族だけが 今のヒトにつながるって何だかかなり不自然だ 実際当時のアフリカ、アジアの環境は似ていて広大な草原地帯だったと 言われているし、両大陸で頻繁に交流や遺伝子交雑があったとしていいと思うんだが
404 :
出土地不明 :2006/06/22(木) 22:36:05 ID:0N7ZV4we
>>403 ホモ・エレクトスについては、まだ古人類学者の間でもいろいろと定義など
が揺れているので、なんともつかない。だから、私が書くときも、基本的に
ホモ・エルガスター(エレクトス)とか書いている。
基本的には、日本語でいう「原人」に相当するのがホモ・エルガスター
(エレクトス)であって、アフリカ、中近東、ヨーロッパのものは、基本的
にホモ・エルガスターとして、アジアのものを、エレクトスとするのが
普通なんだが、ぜんぶ纏めてエレクトスとする人や、アフリカのものだけ
をエルガスターであとは中近東もヨーロッパも全部エレクトスとする場合
もあるし、さらに、なぜか、グルジアのドマニシの標本群(160万年前
以前にさかのぼるかも)はエルガスターとする場合が多い。
ジャワ原人の一部が180万年前にさかのぼる可能性が出てきたので、そう
いうものも、エレクトスと呼ぶにはちょっと違うんじゃないかと思う。
ジャワ原人の頭蓋骨はその脳容積の小ささも、その形も、後の北京原人とは
全然違う。
ただ、傾向として、ホモ・エルガスターとホモ・エレクトスでは、頭蓋骨
の厚さが違うとすることで分類をする人もいる。で、それでいくと、
たしかに、アジアのホモ・エレクトスは頭蓋骨が分厚い。それもとことん
分厚い。この形質は、アフリカのハイデルベルゲンシスなどにはうけつが
れていないから、その意味で、ハイデルベルゲンシスは、この分厚い頭蓋骨
を持たないエルガスターから進化したと考えられるわけだけど。
あと、人口の圧力みたいなものを考慮すると、どの時代を通じても、たぶん、
現代をのぞけば、先史時代を通じて、アフリカの人口は非常に大きい。
よって、外に出たエレクトスはアジアにまばらに存在していたと思われる。
だとすると、そのエレクトスの一派がアフリカに戻ってきたとしても、
かなり似た同類のエルガスターに吸収されることはあっても、エルガスター
を駆逐することはなかなか難しいだろう、というのが一般的な考え方
だと思うがな。
ネアンデルタール人とオーリナシアンのAMH(いわゆる初期クロマニョン人)
も、数の比率からして、AMHが圧倒的に多かったとする説が多い。だから
混血したにせよ、駆逐したにせよ、現代人の遺伝子の中にネアンデルタール人
の系統は、薄まって、消えてしまったんだ、というわけだ。
で、人口については、人類の人口爆発は定住を始めてからのことであって
それまでは、とにかく人口増加はほとんどなかったと考えられている。
だから、アフリカの人口が非常に大きいなら、その状態が、ずっとずっと
続いていたと考えるべきなんだろう。
で、最後に遺伝子の交換だが、ホモ・エレクトス段階でのアフリカ、
ヨーロッパ、アジアで、遺伝子が混合して、一つの種を保とうとすると、
その混合には、200万年かかるという。これは、ちょうど人類が
アフリカを最初に出たころと一致するか、つまり、混ざるのは無理だ
ということなのかもしれない。交配によって一部、現代人にひきつがれ
たものがあるかもしれないけれど。
405 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 00:11:26 ID:UPCFIdke
>>398 >どうやら「鬼塚」なる方がここでの叩かれ役のようだが
>彼が一番紳士的で、文章も面白い
おい、自作自演するようになったらオシマイだぞ、鬼塚健太郎。
406 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 00:14:07 ID:9ZyZgzmt
だよなあ
407 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 00:16:18 ID:UPCFIdke
357 :出土地不明 :2006/06/16(金) 16:54:23 ID:eW43gZKd おお、鬼塚〜、この質問に今夜は答えてオクレヨ。 305 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:20:04 ID:oEP9K8Qx ねぇ鬼塚、雨で自宅に引きこもってヒマなら、ソースを披瀝してよ。 こういう論文や著作で知識をゲットしましたって。 あ、「私の石器遺伝子説はオリジナルだからソースはない」って以前「逃げ」たけど 今回はなしね。人類学のお勉強に役立つ論文・研究書一覧でいいからさ。 308 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:41:16 ID:oEP9K8Qx どれって(^Д^)あんたが最近読んだ論文・研究書や、これだけは読んどけつうもの HPインダストリー及びアフリカのmtDNAに関する参考論文をあげてみろよ。
408 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 01:59:42 ID:WDoSn5kI
長文を書いているお方
>>390-394 さんを尊敬します。
いろいろな人類又は猿類が居たと理解して。
それぞれが、2足歩行又は4足歩行だったと理解して。
そこで、お聞きしたいことは、
その(あなたが書いた人類又は猿類のちっと前)ちょっと以前のことをお願いしたい。
疑問の点は、あなたが言う2足歩行又は4足歩行になった時点以前に、すでに、我々(人類と猿類)の祖先は
逃げる為(獲物を捕捉する為)に、4足歩行から2足歩行に成った、とは思いませんか。
つまり、人類又は猿類になった時点において、すでに、逃げる為(又は獲物を捕捉する為)に、
4足歩行から2足歩行に成ったとは思いませんか。
なぜ、「人類と猿類の共通の祖先」と言う言葉を使うんですか。
例えば、A)人類→猿類、に成った。
又は、B)猿類→人類、になった。
世界の専門家の説は、B)がすべてですが、さて、それに疑問は無いのか。
世界の説はそこに置いとおいて、、、考えてください。
世界の専門家又は世界の学者が言う説の基礎に成る部分が間違っているとは思いませんか。
すべての説は、人類又は猿類から始まっていることに疑問はありませんか。
そのすぐ前の説は、なぜ、存在しないんですか、不思議と思いませんか。
さらに、「なになに属は滅びた」と言うが、その当時、闘争する為の武器は木、又は石だけであり
種が滅びるほどの闘争は考えられません。現在の闘争とその当時の闘争の差は
天と地の差があり、現在生きている動物を見ても、滅びるほどの闘争は在り得ない。
人類(又は猿類)は、悪いウィルスに強く悪い微生物に強かったから生き延びた、と理解出来ます。
ただ単に、それ等々に弱い者(人類又は猿類)が滅びた、と理解すべきであろう。
進化の早い遅いも、そこいら(ウィルス等)であろう、又は、地核変動(衣食住の変化)でしょう。
409 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 05:38:51 ID:fH98zpD5
>>397 客観的に考えると。
あんた自身はなにも持っていないくせに、それを棚に上げて人を批判している。
新聞でも報道されてるけど、今日のScienceに出ました。10〜13万前の穴あき貝ビーズ。 "Middle Paleolithic Shell Beads in Israel and Algeria" >Perforated marine gastropod shells at the western Asian site of Skhul >and the North African site of Oued Djebbana indicate the early use of >beads by modern humans in these regions. >The remoteness of these sites from the seashore and a comparison of >the shells to natural shell assemblages indicate deliberate selection >and transport by humans for symbolic use. >Elemental and chemical analyses of sediment matrix adhered to one >Nassarius gibbosulus from Skhul indicate that the shell bead comes >from a layer containing 10 human fossils and dating to 100,000 to 135,000 >years ago, about 25,000 years earlier than previous evidence for personal >decoration by modern humans in South Africa. 石器はモロMSAなのに、象徴的行動ができたSkhulのAMH。 奇しくも397論文も↓指摘 >despite these clearly "symbolic" aspects of the archaeological material, > the stone tool assemblages found in association with both the Skhul and > Qafzeh remains were of typically Middle Palaeolithic or MSA in form, > without any trace of the distinctively modern or Upper Palaeolithic >technological features recorded at the later African MSA sites of Klasies River > Blombos, and elsewhere 石器インダストリーの進化と人類の進化との齟齬=石器遺伝子なんて×
411 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 12:53:07 ID:N/KoTOk9
>>408 >さらに、「なになに属は滅びた」と言うが、その当時、闘争する為の武器は木、又は石だけであり
>種が滅びるほどの闘争は考えられません
淘汰とは、そして適応とは何かを調べましょう。
生き残りをかけ、天下一武闘会みたいに「闘争」することはありません。
またウィルスではないですが、猿も人も、そして鳥も爬虫類も、
悪性のマラリアには苦しめられました。ペストも太古から存在してます。
定住前の人類は遊動してますので、環境の変化には柔軟に対処できます。
地殻変動よりも急激な、気候の激変も火山の大噴火も乗り越えてきましたよ。
412 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 12:56:02 ID:MkTvsgmT
>>410 客観的に考えると。
あんた自身はなにも持っていないくせに、それを棚に上げて人を批判している。
413 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 12:58:56 ID:N/KoTOk9
>>409 棚上げもなにも、最新の論文を紹介してるだけだけど?
「なにも持ってないクセに」って、自分みたいに珍説をぶち上げろってこと?
それが「紳士」のくおりてぃかよ?
( ゚∀゚)アハハハハハ八八八/ヽ/ヽ/ヽノヽノヽノヽ/ \ / \ / \
414 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 13:05:01 ID:N/KoTOk9
ねぇ、鬼塚よ、職場からここ書き込むのはよせ。ただでさえハブられてんだから。
415 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 13:11:47 ID:MkTvsgmT
>>413 客観的に考えると。
あんた自身はなにも持っていないくせに、それを棚に上げて人を批判している。
416 :
俺もコピペね :2006/06/23(金) 13:14:41 ID:N/KoTOk9
357 :出土地不明 :2006/06/16(金) 16:54:23 ID:eW43gZKd おお、鬼塚〜、この質問に今夜は答えてオクレヨ。 305 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:20:04 ID:oEP9K8Qx ねぇ鬼塚、雨で自宅に引きこもってヒマなら、ソースを披瀝してよ。 こういう論文や著作で知識をゲットしましたって。 あ、「私の石器遺伝子説はオリジナルだからソースはない」って以前「逃げ」たけど 今回はなしね。人類学のお勉強に役立つ論文・研究書一覧でいいからさ。 308 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:41:16 ID:oEP9K8Qx どれって(^Д^)あんたが最近読んだ論文・研究書や、これだけは読んどけつうもの
417 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 14:16:00 ID:rs1BD1wp
>>415 間違った考えを持つよりずっーーーーとましだな。
418 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 21:02:30 ID:3tOHIfyZ
>>410 反論のつもりなのかな?
石器遺伝子×
とか書いているから、一応反論のつもりだと思うが全然反論になってい
ないどころか、むしろ、この論文の内容は私の説を強力に支持するもの
だ。そのあたりを全く理解せず、新しい相手が知らない新説なり論文が
でるたびに、相手に反論した気になっているというところが全くなにも
わかっていないということだろう。
まず、「典型的なMSAでありながら、象徴行動ともいうべきビーズ製作」
ということを考えてみる。従来からの説ならば、後期旧石器時代のはじ
まりのときに、人類は突如として「文化的」になったというものだ。
それを脳の突然変異で「天才的な人類が登場」という話もある。
突然変異とは言わないまでも、そのときに「言語が現代的なものになっ
た」という説が一般的には受け入れられている。
いずれにせよ、石刃技法などの石器製作における技術革新と、象徴行動
と、そして、骨角器の利用などが、「ワンセット」で登場するとして
いた。ただ、石刃技法は、ときに後期アシューリアンの段階でもときに
登場することはあった。「ワンセット」であれば、それは脳の突然変異
か、あるいは、言語の発達か、そんなものがあって、それが論理的思考
や象徴的な思考に深く影響するがために、象徴行動と論理的な推論によ
る技術革新が起こったというわけだ。
そうではなかったわけだろ。典型的MSAであっても、象徴行動がでてく
る。逆に、象徴行動がなくても、石刃技法がある。そういうちぐはぐな
ものなのだ。
私は何度も書いたように、MSAの時代は、文化的なものと本能的伝統的な
もののせめぎ合いであると書いた。振り子のように文化的要素(象徴行
動や石刃技法など)と本能的要素(ルヴァロア技法)が揺れている時代
だ。
以前書いた通り、オモ1(20万年前)が現代に登場しても現代人とし
て生活するだろうということだ。十分な思考能力と十分な言語能力をも
ち、現代人にまぎれて、全く違和感のない存在だろう。ただし、集団
として見たときに、現代人よりは独創性にかけるだろう。しかし中には
独創的な人もいただろう。そのあたりは、最終的には本能的行動を司る
遺伝子がどの程度壊れていたか、にかかっている。その本能的行動の中
での行動学的現代人(BHM)になるときに壊れた可能性が最も高いのが、
ルヴァロア技法など後期アシューリアンに特徴的な石器製作技法を司る
ものだった、というものだ。
論理的思考をいくらしていたとしても、その結果を作る前に本能的な行
動に戻ってしまう。それが壊れた個体が増えたときに集団全体での技術
革新、生活革新、行動革新が飛躍的に起こるようになるわけだ。
419 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 21:17:31 ID:v8v/ktne
>>408 >>336 に書いておいた通り。
人類と類人猿の共通祖先を人類と呼ぶことは分岐分類学的にみて、とくに問題は
ないが、もし貴方が、人類と類人猿の共通祖先をみたら、それは類人猿に近い
動物に見えるだろうということだ。
爬虫類の分類などは、かなりこのあたりが微妙なところだ。
現在の爬虫類の中でワニ類と鳥類は非常に近い関係にある。鳥類がおおむね恐竜
の生き残りといわれるようになった現在、ワニ類は、恐竜が登場するちょっと前
まで恐竜の祖先と同じ種類の爬虫類だった。だから、ワニ類は鳥類、さらに恐竜
と共通の砂嚢をもっている。しかし、トカゲやヘビなどはこれらとはかなり違う。
もっと前に分岐した系統だ。さらにいえば、カメ類はもっと昔にわかれた。
そして、ムカシトカゲは普通のトカゲやヘビとは全く違う非常に古い時代にいた
爬虫類の祖先から直接続くような種だ。哺乳類の祖先としての爬虫類よりも古い
時代にわかれたはずだ。
しかし、実際の分類では、ワニもヘビもトカゲもカメもムカシトカゲもみな爬虫
類であって、一方、ワニと非常に近い関係にある鳥類は鳥類として独立している。
本来の系統を意識した分類では、
元祖爬虫類からムカシトカゲ類が分かれ、その後の爬虫類から哺乳類の系統が分
かれ、そして、亀類も分かれ、それからワニと恐竜の系統が分かれ、そして今
のこるトカゲやヘビ類がわかれたことになる。ワニと恐竜の祖先から恐竜類が
わかれ、その恐竜類の一部が鳥類になったということだ。
こういう分岐分類学をきっちりやっていくならば、現在存在するいくつかの種の
共通祖先を、どの現在種ともっとも結びつけるかは、単に価値観の問題で、仮に
人類と類人猿の共通祖先を「人類に近いものだ」と思うなら、それを人類と呼ん
でもかまわないが、見た目は現在の類人猿に近いので、それは類人猿の祖先と
よぶのだ、ということだ。
420 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 21:20:03 ID:v8v/ktne
>>417 間違った説というなら、正しい説をしっかり示して、どこが間違った説と
違うのかを、科学的に論証するべきだろう。全く反論にもならない反論で
相手を間違えだといって「論破された」とか主張しているだけで結局は
なにもいっていないのだよ。
421 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 21:27:58 ID:N9Yvnr0M
あのさ、ちゃんとサイエンスの当該論文を全部読んでからレスしろよな。 >従来からの説ならば、後期旧石器時代のはじまりのときに、 >人類は突如として「文化的」になったというものだ これも×。あんたの基礎知識はネットの記事をつまみ食いしてるだけだから 曲解や誤解、思い込みが多い。 Henshilwood et al (2002) Science 295 1278-1280 より Archaeological evidence associated with modern cognitive abilities provides important insights into when and where modern human behavior emerged. Two models for the origins of modern human behavior are current: (i) a late and rapid appearance at ~ 40 to 50 thousand years ago (ka) associated with the European Upper Paleolithic and the Later Stone Age (LSA) of sub-Saharan Africa or (ii) an earlier and more gradual evolution rooted in the African Middle Stone Age (MSA; ~250 to 40 ka) . Evidence for modern behavior before 40 ka is relatively rare and often ambiguous . However, in sub-Saharan Africa, archaeological evidence for changes in technology, economy, and social organization and the emergence of symbolism in the MSA may support the second model . Examples of these changes include standardized formal lithic tools , shaped bone implements, innovative subsistence strategies such as fishing and shellfishing , and the systematic use of red ochre
422 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 21:39:15 ID:N9Yvnr0M
>>421 の引用部分だって↓をもとに、Henshilwoodらがまとめてるわけで
・ P. A. Mellars, K. Gibson, Eds., Modelling the Early Human Mind (McDonald Institute Monographs, Cambridge, 1996).
・ R. G. Klein, The Human Career (Chicago Univ. Press, Chicago, IL, 1999).
・ H. J. Deacon, J. Deacon, Human Beginnings in South Africa: Uncovering the Secrets of the Stone Age (David Philip, Cape Town, South Africa, 1999).
・ S. McBrearty and A. Brooks, J. Hum. Evol. 38, 453 (2000)
「あんた何様のつもり?!」と思われるほど、エラソに自説をノタマウなら
研究史をちゃんと踏まえろよ。それができないなら、素人らしく謙虚に。
423 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 22:08:09 ID:wcXYGn0W
>>421 私が反論しているのは、「突然」説だ。変異であれ言語の「突然の発達」
でもいい。それが否定されているのはよく知っている。
まさにアフリカのMSAにおいては、それぞれの要素が散発的に登場するから
な。それも、だいたい10万年から4万年前ぐらいまでの間に登場する。
MSAは、ネアンデルタール人のムステリアンと対比される文化でおおむね
同じで、とくにインドの場合などは区別が付かないほど似ているとされる
が、ただ、MSAの定義の一部に、石刃技法を含むことがある、っていうこと
がある。
で、その gradual という要素がいったいなんなのか、ということだろ。
どうして、gradual なのか、ということなんだよ。
なぜ、その後期旧石器文化的要素がアフリカにおいて散発的に登場し、
しかも、それぞれは短期的に消えていき、繰り返されるのだろうか、
ということだ。しかも、アフリカを出たあとでのインドにおけるMSAに
は、こういう後期旧石器文化的要素はほとんどないのだ。
一方で、中近東の「前期旧石器文化」には、ハードハンマーによる
石刃技法が登場している。
私がいいたいのは、
>>421-422 の人が、新説だのこれまでの素人には
わからないようなものとして、私に挑戦してくるかのようにいうのに
その内容が、私の説に対する反論に全くなっていないということだ。
「石器遺伝子×」
なんて短絡的に恥ずかしげもなく書くなら、きちんとその対応関係を
論証したらどうか、ということだ。
そういうこともできずに、たんに反論の要素にもならんようなことを
参考文献で挙げるだけで、なんの主張もないなら、偉そうなことはいう
なということだ。
424 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 22:12:31 ID:KrjOrnCI
鬼よ、悔しかったら、あんたも参考文献上げてみろよ。 あんたの手法は、小学館版『まんが日本の歴史』を読んで縄文時代を語ったり NHKの「その時歴史は動いた」みて幕末史の薀蓄たれるに等しいぞ。
425 :
出土地不明 :2006/06/23(金) 22:17:50 ID:wcXYGn0W
>>424 何度それを書くつもりだ?チェックし忘れているんじゃないか?
このスレの最初のほうからしっかり何度も書いているぞ。
まあいい。
>>421-422 の人に聞く。
私の説とどこをどう否定すれば、私の説に反論したことになるのかは、
>>400 に
きっちり書いてある。早いとこそれを否定してみればいい。理由とかかれた
ところを、否定すればよいだけだ。そのための参考文献くらい示せるだろ。
ここで、参考文献を参照できない人もいるから、その内容を概略だけしめせ
ばいい。やってみろ。
426 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 00:08:47 ID:dRmiNLVs
421がいなくなっちゃったので、代わりに質問
>何度それを書くつもりだ?チェックし忘れているんじゃないか?
>このスレの最初のほうからしっかり何度も書いているぞ。
このスレの最初から全部見たけど、参考文献見当たらないんだけど・・・
でもこれ見つけた↓
305 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:20:04 ID:oEP9K8Qx
ねぇ鬼塚、雨で自宅に引きこもってヒマなら、ソースを披瀝してよ。
こういう論文や著作で知識をゲットしましたって。
あ、「私の石器遺伝子説はオリジナルだからソースはない」って以前「逃げ」たけど
今回はなしね。人類学のお勉強に役立つ論文・研究書一覧でいいからさ。
306 :出土地不明 :2006/06/11(日) 14:24:04 ID:GWUTr2Fv
>>305 どの話に関して一番ソースがほしい?
じゃあ、お言葉に甘えて教えてください。
アフリカのmtDNA linageの拡散について調べてるんですけど、参考になるもの
教えてください。
確か他スレで言及されてましたよね?ハプログループのL1・L2・L3について。
あと、人類学全般の豊富な知識を、どこから仕入れたのか?教えてくださいな。
427 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 05:52:48 ID:aXn1iYMk
>>424 ここは学会のHPではないのだよ。
あんたは自分が邪魔者であることに気づいていないようだな。
428 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 10:09:04 ID:r+2C++du
鬼塚と呼ばれている奴が一番邪魔だろ。 ト説を滔々と述べられてもスレ汚しにしかならない。
429 :
鬼塚は本名 :2006/06/24(土) 11:52:57 ID:yC5uPM+u
そもそも、文字制限無いのをいいことに、同じ内容の長文レスを張り続けるあの神経、 機知外以外の何物でもない。実名晒されたら逃げるよな?普通。 日本語で書かれた人類学のサイトと数冊の本を読んだだけで、よくまあ恥ずかしくもなく エラぶってレスできるよなぁ。アスペルガー説もウソじゃないかも。 とにかく鬼除けのマジナイは「ソースだせ!」だからヨロシク。
430 :
おまけ :2006/06/24(土) 11:54:50 ID:yC5uPM+u
他スレのオニ語録 >発想そのものは、氷河時代をあつかった小説から得た。 >ジーン・アウルの「大地の子」シリーズだ。もちろん、この種のテーマを >あつかった小説の中でも、もっとも有名なものの一つであるから、ご存じ >の人は多いだろう。・・・・・・ >今回どうやら、ソースを示せという人々は、私が原始人小説からヒントを >えて、そして一般書籍をあたることで説をくみたてた、ということで、 >大いに笑うことだろう。 >さて、手の内は明かしたぞ。批判すればいい。笑えばいい。好きなだけ。 >また、エロ小説でも貼るのか?それもよかろう。さあ、スレ削除でも >なんでもすればいい >よーするに、考古学者や人類学者の態度たるもの、たんに専門家以外は >全く相手にしないってことで、しかも、その説が自分たちに都合悪い >ときは、エロネタがんがんまきちらしてでも、追い返すってことだな。 >きっと、 >ソースがあるわけないだろ。独自なものだからな。 >ようするに、それを考えるのが穴場なんだよ。だれも気がついていなかった。 >ついでに、貴方の主張は、考古学界全体の主張と見なそうと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ >よって日本の考古学全体 が貴方の意見をすべて支持しているものとみなす。 >場合によっては、考古学界全体が、私の不当な誹謗中傷を行ったと見なす。 > すこしはまじめにしろ。考古学者なんだろ。 >それを否定しないなら、考古学者全体があんたのような不真面目人間 >ということで、こちらにも考えがあるぞ 最後の方は佐竹ボイスっぽくなってきたな(´_ゝ`)プッ
431 :
ぱぷあ戦記 :2006/06/24(土) 11:59:17 ID:yC5uPM+u
>ついでに、貴方の主張は、考古学界全体の主張と見なそうと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ >よって日本の考古学全体 が貴方の意見をすべて支持しているものとみなす。 >場合によっては、考古学界全体が、私の不当な誹謗中傷を行ったと見なす。 そうそう、日本考古学「界」に宣戦布告してたんだっけなぁ・・(^Д^)
432 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 12:10:17 ID:A5YBmQGT
で、反論はどうした?
>>400 の「理由」を否定すればいいだけだ。
それができないんだろ。文献付きで、「理由」と書いているものをしっかり
否定して、打ちのめせばいいだけだろ。できないのか?
オニおはよう。お前勘違いしてるけど、俺は421じゃないぞ。 気づけよ、お前はこのスレ住人全部(自作自演のお前の分身は除く)から嫌われてるんだ。
日本語の本しか読んでないなら、正直に言えばいいじゃん。 素人なんだものショウガナイ( ´,_ゝ`)プッ 546 : ◆CEBCZ08hDI :2005/11/10(木) 23:29:48 ID:3Uj4uazT 今回どうやら、ソースを示せという人々は、私が原始人小説からヒントを えて、そして一般書籍をあたることで説をくみたてた、ということで、 大いに笑うことだろう。笑えばいい。そして、その一般書の多くがトンデモ 本だときめつけるだろう。タッターソルや故埴原和郎氏、イヴ・コパン、 ジョハンソン、そのほか、霊長類の研究者の書籍、ダイアモンドなどの 文献も読んだ。それもできるだけ最新のものにあたった。また、西秋氏 の担当された書籍もあたった。
おお、プログラマー板でも有名じゃん、よかったな( ´,_ゝ`)プッ
214 :仕様書無しさん :2006/05/30(火) 22:49:58
>>209 うんうん。確かに
>>170 の言ってることが身に染みます。
底辺のIT土方はオタ多いかもね。
でも、考古学板で暴れてる鬼塚某太郎ってやつは研究レベルの人物だが真性だったりするんだわ。
ギャルゲー好きらしく、自分の趣味パピアちゃんなんてのを研究室にぺたぺたと・・
もうね、この業界オタクが多いってのは正論ですよ。
返す言葉はないです。
ところで↓読んで、ず〜っと気になってるんだけど・・・
ttp://mbs.cbrc.jp/papia/PAPIA_charJ.html >早乙女パピアなんていうキャラクターもいて、これは、「タイムライト」という
>構想中のゲームか小説のヒロインです。この人は一応、28世紀の時を翔ける少女・・
早乙女パピアちゃんは、時を駆けて太古へ行き、アルカイックな連中と「交雑」(^.^;)とか
しちゃって、石器遺伝子を生み出しちゃんでないの?かと・・・・
438 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 12:59:02 ID:PO0w8f4X
>>435 だから、それを何度かかせるんだ、といっている。
もちろん、ようやく最近では英語の文献も読んでいるわけだが。
それもここ半年のことだからな。
Mapping Human History (Olsen)なんていうのも読んだぞ。
The Lost World もおもしろかったぞ。
日本語の文献は、日本人の書いたものの中にひかくてきうっすらと
なんでも網羅しているものがある。埴原和郎の遺作となったものなどは
なかなか網羅的でよいと思う。本人が一線を退いているので最新の(と
いっても10年以上前の話までだが)内容を公平な目で見ている。
中近東の考古学については、西秋らの「西アジアの考古学」がいい。
ネアンデルタール人とAHMとの関係などもかかれている。
439 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 13:06:31 ID:PO0w8f4X
それにしても、また10年前のことで、あーだこーだというやつらが いるんだなぁ。 で、ビジュアル系だが、BBCの Walking with CAVEMANとか、Waking with prehistoric BEASTS はなかなか資料としてよくできている。 これを見て、イメージを湧かせるといいと思うね。米国版のDVDが手に入る。 BBCのページをみれば、まあイギリス、アメリカのかなり有名どころが 関わっているからね。 で、傾向としていえるけれど、欧米の学者の書く書籍は、だいたいにおい て主張を展開することに主眼がある。だから、ストリンガーの書籍でも、 あるいは、タッターソルの書籍でも、たいがいは、自分のもつ説があって それを展開するようになっている。素人が読むとこれでその説にはまる。 一方、日本人の書く書籍、埴原のものでも、そのほか新書レベルや選書 レベルのものもそうだけれど、比較的公平に諸説を扱っている。悪くいえ ば主張がない。で、日本人の書籍で主張が非常にしっかりしている場合は、 普通「トンデモ」だ。 このあたりを考慮の上で、書籍を選ぶとよいだろうと思う。
440 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 13:44:40 ID:jgfHdZSK
石器の纏め 1)オルドワン石器 適当な大きさの石を左手にもち、右手に別の石をもって両者をぶつけて、 薄い剥片を作り、この剥片をナイフとして利用するもっとも単純な石器 製作技法。 250万年前より始まる。一部中近東からも250万年前前後に発見さ れたとする話もあるが、多少疑わしい。 原人(ホモ・エルガスター、エレクトス)がアフリカを出て世界に広が る段階では、オルドワン石器の技術をもっていたとされる。ドマニシ (グルジア)のホモ・エルガスターはオルドワン石器群とともに発見さ れた。 2)前期アシューリアン石器 基本的にはオルドワン石器のような方法で作るが、石核(剥片をとりさ った残り)が比較的定型に整形されている印象がある。オルドワン石器 では、一つの石核からはせいぜい数個の剥片を取り出しているのに対し、 アシューリアン石器では、十数個以上取り出し、石核は涙滴型の定型の ものになっている。これをハンドアックスと呼ぶ。ただし、ハンドアッ クスが実際に石器として利用されたかどうかは以前不明。 150万年前ごろのアフリカで発見され、その後、中近東やヨーロッパ でも出ているが、年代として、中近東やヨーロッパのものは、50万年 前より後だから、後期アシューリアン石器に属するかもしれない。 3)後期アシューリアン 前期アシューリアン石器におけるハンドアックスがより緻密な形で加工 される。微細な整形で取り出される剥片は数ミリ程度で利用不可能であ るから、この整形自体に意味があり、ハンドアックス自体が石器として 利用された可能性が示唆される。また、後述のルヴァロア技法とも関連 する。 アフリカで50万年前ごろから始まる。 4)アジアの石器 アジアからは前期旧石器があまり発見されていないが、ホモ・エレクト スとされる北京原人の発掘現場などからは、オルドワン石器の変形とで もいうべき石器群が発見されている。石核も剥片もあるが石核のほうに チョッパーチョッピングツールなどと名前をつけているものの、本質的 にオルドワン石器との違いは見いだせない。前期アシューリアンと同様 に、石核から比較的多数の剥片を取り出した結果である可能性が高い。 ジャワ原人(ホモ・エレクトス)はほとんど石器を伴わないので、一部 の学者は、「竹器をつかっていた」と主張している。
441 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 14:00:22 ID:jgfHdZSK
5)ルヴァロア技法 後期アシューリアン石器とともに始まった技法。石核をあらかじめ定型 の形にしておいて、最後の一撃で定型の剥片を取り出す技術。中期旧石 器時代以降のルヴァロア技法では、最後の一撃には石でなく骨や木材な どを、ハンマーとして用い、これで定型の剥片を取り出す。 この石器では材料の選択がきわめて重要であり、また石の割れ方を予測 しながら行うなど難しい要素がある。許される石材はフリントなど三種 類程度に限られる。 6)石刃技法 石核をおおむね同じ大きさの棒状の塊にまず分割し、それぞれに細かく 刃をつけていく技法。できあがる石器は定型であり、また一つの石核か ら、多数の石器を作れる点で経済的である。また、石材をとくに指定せ ず、たいがいの石を利用できる。ルヴァロア技法と同様、最初の石を割 る段階では、ソフトハンマーを利用することが多い。 7)ムステリアン石器 一般にネアンデルタール人の石器インダストリーとされる。ヨーロッパ を中心にほぼネアンデルタール人の住んでいた地域から発見されるもの で、後期アシューリアンの特徴的なハンドアックスを持たず、一方で、 ルヴァロア技法による石器が多数出てくる。ムステリアン石器の利用状 況は、電子顕微鏡での刃の観察から、50%以上を木工に利用していた ことがわかってきた。槍を作り、槍先にルヴァロアポイントなどをもち いたのだろう。 8)アフリカ中期石器時代 MSA 後期アシューリアンからの発展で、多くの点でムステリアンに類似する。 MSA内での多様性のほうが、ムステリアンとの違いよりも大きい。この ことは、ムステリアンでもそうだ。地域性がかなり現れる。 MSAには、ときに石刃技法による石器を伴う。アフリカ型とされるものの、 分布域は広く、初期のホモ・サピエンスのいた地域全体から発見される。 中近東では前期旧石器段階(後期アシューリアン)からMSA的な様相をみ せる。また、インドでもルヴァロア技法を用いた石器を多く含むMSAの 石器が発見されている。 9)後期旧石器文化 石刃技法をもっぱらとし、さらに加熱による加工などを含む高度な石器 製作技法が行われるようになる。石器とともに骨角器を多く伴う。 ホモ・サピエンスの文化であるとされるものの、ネアンデルタール人の シャテルペロニアン文化や、最近話題のホモ・フロレシエンシスの石器 文化も後期旧石器文化の枠内に収まるものである。
442 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 14:01:05 ID:jgfHdZSK
443 :
398 :2006/06/24(土) 20:26:37 ID:K1y7JxB0
そろそろ議論が進んだかと思って覗いてみたんだが、 くだらない感情ばかり 俺を「鬼塚」にして自作自演とか言い出す輩は本気で言ってるのか?、 知識があっても、これほどに幼稚なものなんだな ニュー速となんら変わらん 学識者への尊敬が裏切られたようで、がっかりした。
444 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 20:51:23 ID:G6bxQh7X
一般書と研究書・研究論文の違いがわからん馬鹿は、引っ込んでろ。
445 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 20:56:08 ID:G6bxQh7X
>>443 ハイハイ
\モウ/ \ね/ \ アボカド / \ 馬 / \ 鹿 / \ カト /
∩ ∩
| つ ⊂|
∩;;;∩ ∧ノ~ ! ,'っ _c,!
(Y;;;;;;;;;;ヽノ) ヽ ミ| ・ \ ⊂/ ・ \
i;;;;;;;;;;゚;;;゚ヽ γ⌒^ヽ ミ| ... '_) | __,,▼ ∫
/;;;;;;\;;;;'⌒) /::::::::::::::ヽ ミ| (,,゚Д゚) |・ (,,゚Д゚) (,,゚Д゚)
)|;;;;;;;;(,,゚Д゚) (⌒)(⌒) /.:::::::::(,,゚Д゚) | (ノ |) | (ノ |) ⊂三つ: つ ババンバ
ι|;;;;;;;つ ;;;/つ ( ・Å・) i::::::(ノDole|) | 馬 | |・・ .鹿 | |||||||| バン
ヽ..;;;;;;;;/ γ⌒ ( ゚Д゚)) ゙、:::::::::::::ノ 人.._,,,,ノ ι・,,__,ノ | | バン
U"U 乂_) UU U"U U"U U"U U"U :y=-( ゚д゚)・∵;; バーン
446 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 20:58:06 ID:p2N+TET4
大論争の頃から鬼氏を知っているが、別に嫌いではない(笑)。 鬼氏に「多少なりとも好意的」なレスのすべてが、煽りではなく 本当に自作自演に見えるのだったら、かなりの重症だから、 このスレから離れることをお勧めする。 個人的な直感では、鬼氏の石器製作遺伝子論は根本的なところで 間違っていると思うが、その根本が何であるか理路整然と述べるには 勉強不足なので、このスレのレスも参考にしつつ勉強しなおしております。
447 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:03:22 ID:p2N+TET4
>442 >440-441はほぼ通説的な内容なので、「デタラメであることを文献を用いて示」 すのは多分無理でしょう。それに、石器製作遺伝子仮説を証明するものでも ありませんから、的外れな挑発でしょう。
448 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:10:35 ID:G6bxQh7X
542 : ◆CEBCZ08hDI :2005/11/10(木) 22:48:22 ID:196zniTt まず、一般的な書籍で、輪郭を掴んだつもりだ。 論文は核論であるから、専門教育をうけた人間であっても、状況把握では 特定の著者の概論を読むことが、おそらく必要だろう。とくに専門が多少 ずれる場合は。 発想そのものは、氷河時代をあつかった小説から得た。 ジーン・アウルの「大地の子」シリーズだ。もちろん、この種のテーマを あつかった小説の中でも、もっとも有名なものの一つであるから、ご存じ の人は多いだろう。 同小説では、ネアンデルタール人は祖先からの記憶をすべてもつとされて いる。そこで、ネアンデルタール人のもとで育ったクロマニョン人の少女 エイラは、自分が記憶がないことで非常に苦労する。ところが、一方で、 記憶がないことで、制約がなく、その結果として自由に振る舞えることも 多かった。結果として、彼女はネアンデルタール人の一族から追い出され、 その後は、クロマニョン人のさまざまな部族とともにくらすという作品で まだ完結はしてない。最初の「洞穴熊の氏族」という作品は映画にもなっ ている。詳しくは私のページにある。 多くの考古学者がこの作品については批評を加えている。なんせ、書き始め が20年以上も前なので、その段階での考古学の成果が盛り込まれていると ともに、「祖先の記憶をもつ」という超能力が加えられたとされているが、 私は、それを超能力とは思わなかった。よーするに、これをもって本能と 考えた。ネアンデルタール人は、薬草の種類と効用を学ぶ必要はなく、すべ て記憶にある。手話ベースの彼らの言語も学ぶ必要はなく、また、ヨーロッパ 全土に広がるすべてのネアンデルタール人は共通の言語をもつ、という ことになっていた。 私はこれを本能的なものと考えた。 エイラは語る「彼ら(ネアンデルタール人)は知的であり、優れている。 けれども、彼らは生活のほとんどが祖先からの記憶に従うことでできる。 だから、変化することができない。よそ者(クロマニョン人)は違う。 なにもかも最初から学ばないといけない。だから、生活を変化させること ができる」 これだと思った。
449 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:12:12 ID:aPzBjxVF
>>447 石器遺伝子のことは、証明はできないのは当然だろ。だから仮説推論を
進めているわけだ。
で、証明はできないが、
>>440-441 を部分的にも否定するならば、逆に
石器遺伝子仮説は否定されるかもしれないわけだよ。
450 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:12:47 ID:G6bxQh7X
大論争?( ゚∀゚)アハハハハハ八八八/ヽ/ヽ/ヽノヽノヽノヽ/ \ / \ / \ 自作自演はキモイからよせよ。 人類学に迷い込んだ、そもそもの発端が、ネアンデルタールの♀に欲情したからだろ?
451 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:16:03 ID:G6bxQh7X
214 :仕様書無しさん :2006/05/30(火) 22:49:58
>>209 うんうん。確かに
>>170 の言ってることが身に染みます。
底辺のIT土方はオタ多いかもね。
でも、考古学板で暴れてる鬼塚某太郎ってやつは研究レベルの人物だが真性だったりするんだわ。
ギャルゲー好きらしく、自分の趣味パピアちゃんなんてのを研究室にぺたぺたと・・
もうね、この業界オタクが多いってのは正論ですよ。
返す言葉はないです。
452 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:21:44 ID:p2N+TET4
>450 大丈夫? 煽りにしても、みっともないから、そんなレスはよしたほうがよいと思うよ。
453 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:28:49 ID:6ZGJOkJ9
>>446 ところで、石器製作に関わる解剖学的な進化については、ここで読んでいる
人たちはどの程度認識しているのかな。
前にも書いたように、チンプが石器製作ができない理由は、知的な理由とい
うよりも、むしろ解剖学的な理由によるところが大きいことがかなり示唆
されている。
一つは、拇指対向性の問題。チンプの手は枝を掴んだり、草をたぐりよせ
るには非常に優れているが、親指は非常に細く、力も入らない。軽いもの
を掴む程度や指で棒を掴むときにストッパとして添えることはできるが、
石を強く握って、互い打ち付けて、石器を作るのには向かない。
したがって、カンジが石器作りを命じられたときも、できずに癇癪をおこ
して(かどうかは別にして)、コンクリートの床に石をたたきつけて割っ
て石器を作るようになったわけだ。カンジが石器を作るときはできた剥片
などを、ちゃんと舌先でなめて刃の鋭さをチェックして、その上で一番
鋭い刃を使うとかいうことをやっているから、刃の有効性、有用性も
十分に理解していたようだ。ただ、チンプには石器は作れない。それは
解剖学的な理由が大きい。
で、オルドワン石器を作り始めたアウストラロピテクスなんだが、彼ら
の手はどうだったか、というと、直接アウストラロピテクスについて
手の骨の標本がちゃんと出ているかどうかというのはなんともいえない
が、パラントロプスに属する系統で親指の骨が出ている。これは現代人
のそれに近い。
よって、アウストラロピテクス段階で石器作りに必要な拇指対向性を
備えていたことはほぼ間違いないだろう。石器製作よりも百万年以上前
から石器製作に必要な拇指対向性を備えていたのだから、これは石器
を作るために進化したわけでは、決してないわけだが。
よって、石器作りに先行して、腐肉漁りにおいて、石器以前のたんに
石を使う状況があっただろうということになる。骨を割って骨髄をと
りだす行動が習得されたと思われる。これで指の形が現代人的なもの
になった。ついで、骨を割るために十分なインパクトを制御する能力
も得られただろう。この解剖学的なものは、石器製作を始める前段階
において獲得されたものだが、これが石器製作を可能にした第一歩で
あるならば、この解剖学的な特徴を司る一連の遺伝子群を「第零次の
石器遺伝子群」と呼んでも差し支えないと思う。
454 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:33:16 ID:6ZGJOkJ9
>>452 自作自演とよばれたくなかったら、自分の正体をばらさないとだめだろう
な。まあ、
>>452 が投稿されるときには、
>>453 の長文を書いていたから、
ちょっと
>>452 と、
>>453 を同一人物とするのは無理があるが。もっとも
私のIDは、プロバイダの都合で、がんがん変わる。今日も ID:aPzBjxVF
から、ID:6ZGJOkJ9 に変わってしまった。この投稿もまた変化する可能性
がある。
自作自演なんぞというしょーもないレスがつくことは間違いないので、
私は、そういうのは無視して、マトモな反論以外にはとくにコメントは
しない。質問には答えるけれどね。
455 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 21:50:12 ID:p2N+TET4
別に正体を明かす必要はないと思うが(笑)。 正体を明かして粘着されたらかなわんよ(笑)。
456 :
出土地不明 :2006/06/24(土) 22:30:03 ID:oXZHPfbk
>>455 だったら、最初に「自作自演ですが」とことわってから書けばいい。
そうすれば、粘着するやつらは、矛先をすべて「鬼塚」にむけるだろう
からな。
457 :
出土地不明 :2006/06/25(日) 15:23:45 ID:d9AwUZ7R
30年位前の図鑑を見ると、ネアンデルタール人や北京原人などは、 背中をまるめて前屈みになって歩いている図があります。 当時は直立二足歩行は、原人や旧人の段階では未完成だと考えられていたと思えるような図です。 真相は判りませんが、原人や旧人の段階では、未完成だと考えられていた可能性はあります。 現在の説も多々間違いの可能性があります。
458 :
出土地不明 :2006/06/25(日) 16:38:37 ID:AY1B8L4r
図鑑で判断しちゃいけないと思うよ。
459 :
出土地不明 :2006/06/25(日) 21:03:22 ID:WAkPwuly
>>458 当時の学者も、背中をまるめて前屈みになって歩いていることを、
もっともらしく説明していました。
460 :
出土地不明 :2006/06/25(日) 22:32:51 ID:a4MY7IME
断片的なパズルのピースから全体像を推測するんだから、 新しいピースが見つかったら修正するのは当然。 だからといって「何でもアリ」と考えてしまったら、永久にゴールは見えない。
461 :
出土地不明 :2006/06/26(月) 01:16:48 ID:bWlMx6+u
つまり他人の仮説が間違っているだとかおかしいなどと、 批判するのは良くないことなのです。 現在正しいとされている理論も、 将来間違った理論になる可能性があるのですから。
今後の人類進化はどうなりますか?
463 :
出土地不明 :2006/06/26(月) 14:03:39 ID:l2GXmbbV
>>462 顎が退化してより一層の小顔化が進むと思う。
464 :
出土地不明 :2006/06/26(月) 23:09:52 ID:ccWvaWw1
465 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 00:18:02 ID:zrRT01eA
上手に批判すれば悪くはないな。
466 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 10:40:41 ID:bSZN0nXE
大進化って偶然の産物だってことがわかってきたからな。 どんな進化するかなんてわからない。っていうよりは たぶんそんなには変わらない。変わる必要がないっていうか。 特に人は環境の方を変えられるからね。
467 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 13:34:31 ID:hZM2dkLk
かつて頑丈型と華奢型に分かれていたように、これからの進化の過程で再び分かれたら 面白いのだが…
468 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 13:45:36 ID:pqHsta5d
>>461 ガチで仮説を唱えたいなら、検証・批判の洗礼を得るのは当然だろ?
2ch限定なら、人が宇宙人から進化しようが、邪魔台国がムー大陸と共に沈もうが
ネアンデルタールがテレパシーで会話しようが構わないけど。
学問研究と小説・アニメとの違いはそこでしょ。
469 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 13:50:20 ID:pqHsta5d
検証・批判の洗礼を「得る」→洗礼を「蒙る」ね。 あと、いくら2chと言えどもルールあり。 文字制限無いのをいいことに、毎度毎度同じ内容を長文で貼り付けたり、 しつこく連投するのは「紳士的」ではない。 仮説の内容もさることながら、嫌われる根本原因はココ↑にある。
470 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 15:02:37 ID:qxQKwqid
>>469 に同意。長文貼られると「またかよ!」とムカツクだけ。読む気にならん。
471 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 16:54:25 ID:iPKJCWX9
今日見たら、お受験板のおばさん達だって、長文・連投自主規制しとるぞ。 止むを得ない場合は、必ず「連投スマソ」。おばさん以下の存在になるな。
472 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 19:56:05 ID:XEHUttTa
>>467 その可能性はある。遺伝的富裕層と遺伝的貧困層に分かれるかも。
ガンダムのせいでこういう考え方にはなんとなくオタク臭さが付き纏うようになったが・・・
473 :
出土地不明 :2006/06/27(火) 20:37:50 ID:D7YdgfjK
遺伝的富裕層と遺伝的貧困層・・・(-_-;)おいおい
474 :
出土地不明 :2006/06/28(水) 05:29:20 ID:srXrzbk0
遺伝的DQN層と非遺伝的DQN層とかさ…
475 :
出土地不明 :2006/06/28(水) 07:02:09 ID:UDf2hSQf
まず金持ちは太りやすくなる遺伝子とか遺伝病を引き起こす遺伝子は 産まれてくる子供から除去しようとするだろうな。
476 :
出土地不明 :2006/06/28(水) 17:07:38 ID:srXrzbk0
>>475 出来るなら自殺遺伝子のリミットを減らないようにするんでね?
477 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 19:40:41 ID:z9wHQGd6
階層ごとに異なる選択基準で断種・虐殺しまくれば、 100年ぐらいで遺伝的差違は広がるかな?
478 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 21:34:21 ID:xYm+tuPs
479 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 23:09:43 ID:5uRunEco
石器遺伝子仮説は、あくまでも仮説である。これは絶対的にこれを否定する 根拠となるような証拠が出てこないかぎりにおいては仮説は仮説として存在 することができる。 これまで、石器遺伝子仮説を支持する事例をあげて説明してきたが、今回は、 すこし趣向を変えて、石器遺伝子仮説はなにをもたらすのか、を考えてみる。 石器は人類の先史時代において、恐らくもっとも初期から系統的にその進歩 を見て取ることのできる人工物である。したがって、これまで石器を通して、 人類の進化の度合い、とくに知能の発達の度合いを、各時代において見よう とする試みがあった。石器遺伝子仮説は、ずっと積極的に石器こそが人類の 進化の基本的なドライビングフォースであると考えることで人類の進化の様 々な側面を考えてみようとするものだ。 これまでの人類の進化に関する説明は、脳容積の増大、石器の緻密化、そし て文化的な行動の発生などに、理由を求めることが難しかった。脳容積が増 大したのは、「なにかわからないが、そうなる要因があった」からであり、 そして、石器製作や火の使用、小屋造りなども、「ある段階でそれを可能に する認知能力が生まれて、始まった、としか説明のしようがなかった。 後期旧石器文化が生まれたのも、そもそもそれ以前の文化段階の解剖学的 現生人と現生人と、解剖学的には大きな違いがないことで、その違いをど こに求めたらよいのか、非常に難しかった。石器遺伝子仮説はこれらをで きるだけ明快に説明しようとするものだ。
480 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 23:21:11 ID:5uRunEco
まず、人類が石器を作り始めたのは、現在のところ、250万年前ごろで ある。直立二足歩行が遅くとも450万年前までには確立していて、そこ から200万年後の状況だ。そのころの人類は知られているかぎりでは、 アウストラロピテクス属である。現在では初期の石器の近傍で発見された アウストラロピテクス・ガルヒが最初に石器を使い始めた種ではないかと いわれている。ガルヒの脳容積はチンプ程度か多少大きい程度だ。もし、 現代においてガルヒをみれば、「二足歩行が恒常的なチンプ」という程度 にしかみえないだろう。よって、認知能力や行動も、チンプ+直立二足歩 行と推定することは妥当である。しかし、チンプは石器を造らず、ガルヒ は造ったのであるから、そこには解剖学的にも認知能力の上でもチンプと は違いがあることになる。私はその違いは主として解剖学的なものである と考えている。石を握りやすい拇指対向性がチンプよりよい手をもち、ま た、石をぶつけて割ることのできる筋肉、あるいは筋肉の制御が可能な神 経系の存在だろう。呼吸をとめて体をかためることもこのころ始まったか もしれない。ただし、ガルヒが最初に石器を作り始めたなら、ガルヒ以前 のガルヒに非常に近いアウストラロピテクス属は、石器を作る能力がなか ったことになる。それでいて、ガルヒが登場するまでにその能力が石器を 作る目的以外のために発達してきていなければならない。 恐らく、そこには腐肉食において、森林の近所に広がる平地において動物 の死骸の、特に骨を叩き割り、骨髄を食べるということが、アウストラロ ピテクス属において本格的になり、そこで、石を割る以前に骨を割るという ことの成功率が上がるために、石器を作るための能力が発達、進化してき たと考えられる。骨を周囲の石をつかって割り、そこで骨髄を食べるわけ である。この行動の成功率が高くなるために選択が行われ、それ以前の直 立二足歩行の類人猿からよりいっそう手が石器製作向きに進化し、さらに 神経系も十分に発達して、強いインパクトのある打撃を行うことができる ように進化したのだろう。
481 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 23:38:40 ID:3OgXshec
石器を作り始めた人類に、どのような進化が起こり得るかはそれほど難しい ことではない。石器を使うことで、従来はあきらめていた乾いて固くなった 毛皮に被われた動物死骸からも、肉や骨髄を得ることができるようになる。 結果として、石器使用で、人類の栄養摂取量は非常に増えることになる。 まず、このことによって、脂質にとむ脳容積が大きくなる根拠が生まれる。 続いて、遺伝学から判明した顎筋肉が突然弱くなるという突然変異に対し ても、石器で食べ物を細かくつぶしてから食べるなどの対応が可能になり、 これによって、脳が大きくなる余地も生まれたのだ。 となれば、進化の法則によりより石器製作が上手な個体が選択的にえらば れることは必然であろう。石器に適した石材を選ぶことが上手な個体。お よび、オルドワン石器の剥片を取り出すための打撃がうまく調節できる個 体などが選ばれる。 最初の250万年前の石器から200万年前の石器に至るまでの50万年 の間、石器自体が大きく変化することはなかった。いやさらにいえば、石 器自体は、その後さらに50万年の間、大きな変化はなく、150万年前 の前期アシューリアン石器の段階まで、オルドワン石器の技術が唯一の石 器製作技術として使われ続けたのである。 しかし、その間に脳容積は非常に大きくなった。倍近いものになっている。 体の大きさは200万年前から150万年前の間に大きくなったが、それ 以前に体がアウストラロピテクス段階と違わない段階で、すでに脳容積は 50%程度大きくなる。この進化が石器そのものの進歩を引き起こさなか ったのは奇異に感じられるかもしれない。 私は、ここで、石器製作における「成功頻度が高まった」と考えている。 より石器製作に適した石材を見つける能力が高まり、また石器加工に必要 な計画能力が高まった。しかし技術そのものは進歩せず、脳の拡大がもた らしたのは、石器製作成功率が高まったのだということだろう。 それまでは、十回の打撃でようやく一つの剥片が取り出せたのが、一回か 二回の打撃で取り出せる。さらにそれまでは石器にふさわしくない石材を 選ぶことも多かったが、ふさわしい石材を選ぶ頻度が高まる。 一見して、石器に違いはなくても、脳の容積の拡大による認知の発達で、 石器の製作の成功率が10倍、100倍と高まったと考えられる。 この結果、腐肉食での死骸漁りはさらに効率的になりより一層の栄養摂取 が可能になる。より活動的になり、直立二足走行が可能になった。これで ホモ・エルガスターが登場する。
482 :
出土地不明 :2006/06/29(木) 23:45:43 ID:8zCEnVo9
>>480-481 は、石器製作が最初にもたらした人類進化へのインパクトを説明
した。人類の解剖学的進化はホモ・エルガスターの登場でいったん停止する。
その後、およそ100万年以上(180万年前から50万年前まで)、人類
は大きく進化しない。また前期アシューリアン石器におけるハンドアックス
が単に「長く使い続けた石核」に過ぎないのだとしたら、オルドワン石器か
らアシューリアン石器への進歩はそれほど大きな進歩とは言えない。
したがって、人類の進化は250万年前の石器製作から始まり、そして
ホモ属が登場し、脳容積が拡大し、二足走行が可能になるところで一つの
完成段階に至ったということだ。
腐肉食となった直立歩行猿人が骨を割り骨髄を食べるために進化した手の
形や筋肉の制御法から、自然な形で石器を作るようになり、それが、栄養
摂取量を増加させ、さらに石器製作の成功率が向上するように認知能力が
進化した。これらはすべて、ダーウィニズムの枠内で説明できるのである。
オニリン、住人のみなさんが長文の連投はヤメロ!ヴォケ!!と仰ってるのに
あくまで無視するのは、いけないぞ。イヤガラセか?
469 :出土地不明 :2006/06/27(火) 13:50:20 ID:pqHsta5d
いくら2chと言えどもルールあり。
文字制限無いのをいいことに、毎度毎度同じ内容を長文で貼り付けたり、
しつこく連投するのは「紳士的」ではない。
仮説の内容もさることながら、嫌われる根本原因はココ↑にある。
470 :出土地不明 :2006/06/27(火) 15:02:37 ID:qxQKwqid
>>469 に同意。長文貼られると「またかよ!」とムカツクだけ。読む気にならん。
471 :出土地不明 :2006/06/27(火) 16:54:25 ID:iPKJCWX9
今日見たら、お受験板のおばさん達だって、長文・連投自主規制しとるぞ。
止むを得ない場合は、必ず「連投スマソ」。おばさん以下の存在になるな。
484 :
出土地不明 :2006/06/30(金) 12:15:56 ID:p6DZredb
仮説と世迷言との違いは、科学的根拠のあるなし。 石器の様な「道具」の作成が、遺伝子群によって支配されると主張するなら まずその具体的証拠を提示しなければ、「仮説」の前提が崩壊する。 現代人には適用できない、なぜなら石器遺伝子は消えたから、って言うが 石器遺伝子群が都合よく出たり消えたりってのも、卑怯だよ。 ソースが無いのは「私が始めて気付いたから」なんて笑止。 道具制作のみを司る特殊な遺伝子群なんて有り得ないから、世界中の研究者は 石器遺伝子なんてはなから削除してんだよ。 スペースシャトルが飛び交う世の中で、「地球は平板だ」と主張するに等しい。 研究者の端くれを自認するなら、PNASやNature,Science ぐらい簡単に見れる環境に あるんだろ?今週号のNatureにも、今日出たScienceにも、人類学の面白い論文載ってるぞ。 最新の研究もチェックしないと、誰かが石器遺伝子説を先に投稿しても気付けないぞ ( ´,_ゝ`)プッ
485 :
出土地不明 :2006/06/30(金) 17:32:48 ID:fBw7Xu1I
483よ 鬼塚が長文レス貼り続けるのは、荒らし以外の何物でもないだろが。 そもそも、普通の神経なら、実名を晒されてるのに 2chで誇らしげに「ご高説」を垂れたりしまい。 簡潔な文を書く遺伝子が欠失してるのは確かだが。
486 :
有○ 正規 :2006/06/30(金) 20:11:45 ID:wDyBB8/Q
人づてに聞いてたどり着いた。恥ずかしいから、もうやめろ鬼塚。
487 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 01:18:40 ID:hlr6O5ex
どっかHPでも作ってこもって欲しいよ.
488 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 10:55:25 ID:BI9tudst
489 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 12:59:05 ID:ujdyto/T
>>484 石器製作には様々な能力が必要だ。人間はできるが、チンプはできない。
その違いは手の解剖学的な構造の違いと、手で石を割るほどのインパクト
を起こせるかどうかの違い、制御能力の違いだ。これらは遺伝的に違う。
たとえば、サル(ヒヒなど)とチンプが争うときにチンプは石を投げるこ
とができるが、サルは投げることはできない。この違いは解剖学的な違い。
よってこれは遺伝的な違いが大きい。
まず、最初にチンプとヒトとでヒトだけが石器製作に適した解剖学的特徴
をもっているとしたら、これは遺伝的に固定された石器製作向けの適応だ。
直立二足歩行も進化によって獲得され遺伝子に固定された行動だ。二足歩行
を実現している遺伝子群が存在するわけだ。それはチンプとの差として
定義できる。言語能力もそうだ。解剖学的な違いと神経配線の違いだな。
石器にも同様のことがいえる。だから、石器製作は否定のしようがなく、
進化的に獲得され遺伝的に固定された行動原則なのだ。これを否定する
なら、もう一度生物学進化論そのほかもろもろを勉強し直したほうがいい。
490 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 20:13:58 ID:wVY8W5WA
>もう一度生物学進化論そのほかもろもろを勉強し直したほうがいい もうそっくり言葉を返すぞ、このロリヲタの変態野郎。
491 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 20:17:01 ID:wVY8W5WA
他スレのオニ語録 >発想そのものは、氷河時代をあつかった小説から得た。 >ジーン・アウルの「大地の子」シリーズだ。もちろん、この種のテーマを >あつかった小説の中でも、もっとも有名なものの一つであるから、ご存じ >の人は多いだろう。・・・・・・ >今回どうやら、ソースを示せという人々は、私が原始人小説からヒントを >えて、そして一般書籍をあたることで説をくみたてた、ということで、 >大いに笑うことだろう。 >さて、手の内は明かしたぞ。批判すればいい。笑えばいい。好きなだけ。 >また、エロ小説でも貼るのか?それもよかろう。さあ、スレ削除でも >なんでもすればいい >よーするに、考古学者や人類学者の態度たるもの、たんに専門家以外は >全く相手にしないってことで、しかも、その説が自分たちに都合悪い >ときは、エロネタがんがんまきちらしてでも、追い返すってことだな。 >きっと、 >ソースがあるわけないだろ。独自なものだからな。 >ようするに、それを考えるのが穴場なんだよ。だれも気がついていなかった。 >ついでに、貴方の主張は、考古学界全体の主張と見なそうと思う。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ >よって日本の考古学全体 が貴方の意見をすべて支持しているものとみなす。 >場合によっては、考古学界全体が、私の不当な誹謗中傷を行ったと見なす。 > すこしはまじめにしろ。考古学者なんだろ。 >それを否定しないなら、考古学者全体があんたのような不真面目人間 >ということで、こちらにも考えがあるぞ
492 :
出土地不明 :2006/07/01(土) 20:27:03 ID:wVY8W5WA
体の一部ではない「道具」の製作と、身体的特徴に於ける変異とを 同一に扱ってる時点で、もう終了。
493 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 15:53:57 ID:ghdjO95B
結論。 @ルヴァロワ石器の習得には、石器製作本能を必要としない。 A現代人60億に、石器本能をもつ個体は誰一人いない。 B後期旧石器文化が各地域で独立に発生した事実は、これらが遺伝的変化によってもたらされたものではない ことを意味する。 C鬼塚は、オモ1は現代人に適応できたという。 したがって、彼は、石器本能があるはずのオモ1と現代人にどんな違いがあるのかと詰問されても答えられない。 DそもそもCの鬼塚の言説から、石器製作本能が現代文化の妨げとなり、ゆえに淘汰されたという論理が、口からでまかせであることを物語っている。 E石器製作本能が脳神経的に刻印された行動であれば、ガルヒとハビリスのような相当違う種であれば、作られる石器もひどく異なるほうが自然だが、 一般に人類種と石器の形態とは対応していないようである。 以上、全ての事実を勘案すれば、石器製作本能が存在しなかったことは自明である。
494 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 15:55:55 ID:ghdjO95B
石器遺伝子仮説は、明らかに事実と矛盾するので、仮説段階で棄却される。 よって、説としての価値はない。
495 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:03:47 ID:ghdjO95B
さて、どうやら統合失調症の疑いが出てきた鬼塚は置いておいて、 キリスト教原理主義者の新しい本が出たので紹介しよう。 ミズン著『歌うネアンデルタール』である。 この著者によれば、言語の原体系は『単語』ではなく、メッセージからなる言語体系で、音楽的なものであったという。 そして、ネアンは単語を発することなく、音楽的メッセージによって情報をやり取りしたという。 ゆえに抽象的思考を発達することなく、滅びるにいたった。 言語を発達させたのは20万年以降のサピだけだというのが、この本の趣旨である。
496 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:11:32 ID:ghdjO95B
この本には疑問点が多々あるが、一読して一番苦しいと思われるのは、シャテルペロン文化についての説明である。 ミズンによれば、シャテルペロン文化は単なる模倣に過ぎず、ネアンはクロの文化を意味もわからずまねをした過ぎないという。 しかし、もし、ミズンの言うように、ネアンとクロが根本的に心的機能の異なる生き物なら、 そもそもクロの文化がネアンに影響を与えるということ事態が、おかしいといわなければならない。 シャテルペロン文化の意味することは、 クロの装飾品を見て、ネアンも美しいと思い、うらやましいと思ったことである。 だからこそまねをしたのである。 ならば、クロとネアンは、それほど心的機能に違いがないということではないか。
497 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:16:42 ID:ghdjO95B
これは、どうしたわけかあまり人類学者の触れたがらない事実だが、 ネアンの前頭前野は化石アボリジニたるコウスワンプやコフナ、タルガイと同等以上に発達している。 コウスワンプやタルガイが言語活動を行っていたのは確実であるのに、 彼らが言語を持たなかったのは到底考えられない。 もし彼らが言語を持たなかったとすると、チンプの5倍もある前頭前野をいったいどういう風に使ったか、想像もできないのである。
498 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:22:43 ID:ghdjO95B
ちなみに、現代の小頭症患者の例で見ると、 脳容積700CC位で前頭葉の発達の不良な個体でも7歳程度の知能言語は見られるようである。 言語中枢と、発音器官があれば、ホモハビリス程度の前頭前野でも言語を発していた可能性のほうが強い。 実際、カンジは、発声はできないが、文法理解力はあるようである。 ミズンの主張は、大脳生理学的知見とは必ずしもあわない。
499 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:38:55 ID:ghdjO95B
もっとも、この本には、見るべき点もある。 たとえば、ネアンの喉頭が現代人の赤ちゃんのように高い位置にあるという主張は 「完全に消えた」という。 彼に言わせると、ラ、シャペルオサンの喉頭復元にはゆがみがあり、問題があるという。 このことは、考古学でさも定説のように言われたことが、場合によってはまったくもろいことを物語っている。
500 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:43:22 ID:ghdjO95B
たしかに、かつて言われた、ネアンの喉頭が原人より高い位置にあるという復元は、 いったん発声可能になった言語が、再度失われることを意味し、 進化の原則を逆行するものであり、首をひねらせるものである。 ミズンの主張はとるべきである。
501 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:50:48 ID:ghdjO95B
また、言語の原系をメッセイジ性のあるHMMMMであった、とする説も、留保つきであるが、 あたらずとも遠からずだろう。(ただしそれが音楽であるとは思わない) 確かに、ある種のサルは叫び声の一つ一つに意味があり、 「わあ、ヘビだあ」に相当する叫びさえあるという。人間で言えば感嘆詞のようなものである。 しかし、ネアンにいたるまで、人類が感嘆詞だけの言語活動を行っていたとは信じられない。
502 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 16:55:21 ID:ghdjO95B
なぜならHMMMMによる情報交換は、本質的に言語中枢を必要としないからである。 じっさい、サルは言語中枢がなくてもメッセージ性の叫びを使用する。 アウストラロピテクスもおそらくそのような段階であっただろう。 しかし、ハビリスにはすでに言語中枢が見られるのである。 このことから、ハビリスがHMMMMにとどまっていたとは思えないのである。 ちなみに言語中枢をやられた失語症患者は、通常の言語を失っても、感動詞は必ずしも失わない。
503 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 17:04:37 ID:ghdjO95B
ミズンは、初期の言語が、単語だけで文法を持たなかったとするビッカートンの説を批判している。 これは正しい。 実際単語がありながら、「人が熊を殺した」「熊が人を殺した」が区別できない言語は想像しがたい。 おそらく「2語文」が出てきた段階で、早くも文法の萌芽が現れたの違いない。 なぜなら2つの単語をつなぐ順番は、決してアトランダムではなく、決まっているのは赤ん坊の発話を見ても明らかであろう。 単語だけで文法のない言語というのはありそうにない。
504 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 17:10:34 ID:ghdjO95B
ちなみに、私は文法というのは、けしてホモサピに特有な文法遺伝子によってもたらされたものではなく、 前頭前野に宿る「法則認識能力」からもたらされたものであろうと考える。 なぜなら、カンジにも文法理解力があるからである。 この能力は、えさを探すときに、過去の経験から検討をつけたり、道具を工夫したりする能力に使用される。 それが、法則的認識となり、文法の認識につながるのであろう。
505 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 17:12:19 ID:ghdjO95B
実際、文法理解力は、決してチョムスキーがいうような神秘的な能力ではなく、 過去の経験から十分習得可能であることが、この本によっても紹介されている。 これも、この本の妥当な主張のひとつである。
506 :
出土地不明 :2006/07/02(日) 20:53:06 ID:ofoGNOhs
ありがとう、丁度読もうかどうか、迷ってたとこでした。 早速アマゾンで取り寄せてみます。 人類学ではないけど、最近読んだのでは、アンドリュー・パーカーの『眼の誕生』 面白かったですよ。 あと古気候学では、Ruddiman の "Plows, Plagues, and Petroleum "がお勧め。 農耕開始と共に地球温暖化が始まったという説。
507 :
出土地不明 :2006/07/04(火) 23:52:01 ID:QCiczcDs
>>505 チョムスキーが神秘的?
法則認識能力?
それって普通パターン認識能力って言わない?
508 :
出土地不明 :2006/07/07(金) 22:12:49 ID:spy+i9J0
人間の髭はなんのためにあるのですか? チンパンジーやゴリラの髭は長くのびないが、 人間の髭は切らなければ数メートルものび続ける。 明らかに長くのびるあごひげ、口ひげは人類が独自進化させたものだが、 これはいったい何のためですか?
509 :
出土地不明 :2006/07/07(金) 22:43:37 ID:UtFazdRy
>>508 ときどき切って編んで服の代わりにしたんですよ。
510 :
出土地不明 :2006/07/07(金) 22:56:05 ID:XKNJn1IQ
>>508 チンプも、人間ほどじゃないけれど、それなりに頭髪は長いよ。
一応、七三に分けられる程度までは、あるいはリボンを結べる程度までには
伸びる。ただ、人間は数メートルまで伸びるからな。
511 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 00:28:58 ID:1Bzio4Ca
512 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 00:48:17 ID:e9B5+oXe
>>511 勘違いしました。あのマックの宣伝(ちょっと古い)ですか。
人間の体毛は、チンプやゴリラにくらべて、皮膚の面積あたりの密度は
むしろ多いんだけれど、ほとんどの毛は、細く、短いという点で大きな
違いがある一方で、なぜか、頭髪、髭などがいくらでも伸びるような
ことがあって、これが不思議なんですよね。
これは、髪が長い、髭が長い(女性の場合は髭がない)ことがセックス
アピールとして重要だったために、がんがん伸びる人が選択された結果
ではないか、とされていますね。
チンプその他の霊長類では毛繕いが重要ですから、人間の場合も体毛が
薄くなったとはいえ、毛繕いをすべきもっとも重要な場所(陰部、脇)
などには、十分に生えているというものです。
ホモ・エレクトスは頭蓋骨が分厚いですが、もし頭突きを頻繁にしてい
たなら、頭髪はこの保護のためにも結い上げていたかもしれません。
髭、、。顎をぶつけてガチンコ勝負でもしていたのかも。
513 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 08:19:37 ID:JhtzwkS4
われわれ人間には毛づくろいをするという本能はないな。 まして陰毛や脇の毛の毛づくろいなど想像しただけでお笑い。
514 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 12:23:40 ID:ZOEH0tkM
草原に出て温度調節の為に体毛を薄くしてしまうと、子供がしがみつきにくくなる。 そこで頭髪を長くして、子供が掴まり安くしたのでは。 森林性なら長髪はブッシュに引っかかって不利。 チンプやゴリラが短毛なのは、そのせい。
515 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 16:21:42 ID:oJP//TLi
>>513 フィリピーナは体毛濃い人が好きです。
長い毛を見るとおもむろに毛づくろいに似た所作でなでたり引っ張ったりはじめます。
516 :
出土地不明 :2006/07/08(土) 18:30:44 ID:ZddAGoLh
>>508 男女差があるから、一番考えやすいのが性淘汰だね。
男らしさの象徴。
517 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 08:26:40 ID:zJe1IwGI
ヒゲが薄いほどモてるね 美容整形の定番メニュー 日本の女たちが ベトナムやバリ島に 青年を買いに行く理由の一つが 「ヒゲや体毛が薄くて少年みたい〜♪」だ。
518 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 08:33:26 ID:ZvCye20E
髪や髭でマフラー編んでたんでね?
519 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 10:03:20 ID:Xd4FHpF7
>>517 髭が薄い男を良しとする風習は近年のもの。
520 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 14:16:02 ID:LR+AEcXh
>>513 いわゆる前戯(foreplay)ってのは、毛繕いの生き残りっていうかそういう
ものだと思うんだよな。チンプやゴリラでも、人間で原罪毛の生えている
部分ってのが最も重要な毛繕いだと思うわけだし。
ついでに、現代人の間でも、子供になでなでするのは基本的に毛繕いの一
種だろうと思うけど、これも、毛のあるところに集中(頭だが)している
わけだし。
521 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 22:02:44 ID:bwTvjBGL
前戯は粘膜のある敏感なところに集中してやるもので、 毛づくろいは関係ないと思う。 つか、毛づくろいって、お互いの体についてるのみしらみを食うためにやってるだけだろ。 それがお互いに利益になるので、愛情表現になっているのだろう。 人間は体毛にのみしらみなどいないので、毛づくろいなどやる必要もない。 サルがやる毛づくろいが本能行動かどうかも疑わしい。
522 :
出土地不明 :2006/07/09(日) 22:12:54 ID:ScFAtXO/
>>521 毛繕いを実際に受けた人間の記述からすると、けっしてシラミとかノミとか
を取り除くためだけではなくて、これによるマッサージ効果で脳内麻薬が
どっと出て、ひじょーに気持ちがいいとのこと。社会生活において重要で、
群れの中での権力闘争があったりすると、仲間を作るために毛繕いの頻度も
多くなるとされている。
ちなみに、毛繕いは霊長類でかなり一般的であるが、他にコウモリなども
行う。これも、社会的な意味が大きいらしい。
もちろん、社会的活動の中でもっとも大きいものは性行為でもあるわけだ。
523 :
出土地不明 :2006/07/10(月) 15:56:44 ID:JVC13L7m
524 :
出土地不明 :2006/07/10(月) 16:43:55 ID:g7+TFAYl
>>519 >髭が薄い男を良しとする風習は近年のもの。
女にしたいようないい男、という嗜好は
光源氏よりず〜っと大昔からのもの。
サハリンの女子小中学生(白系ロシア娘)たちの将来の夢は
「日本人のお嫁さん」。性淘汰とは、そう言うものだ。
極東部や沿海州の白系ロシア人同士の結婚や出産数は激減中。
525 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 00:21:48 ID:TH4YnX9q
>>524 そんな統計はどこにもない。
それが証拠に日本の男は欧米でもてない。
526 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 00:25:46 ID:TH4YnX9q
527 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 00:28:53 ID:TH4YnX9q
>サハリンの女子小中学生(白系ロシア娘)たちの将来の夢は 稀な例外を引き合いに出すのは汚い奴の詭弁だ。
528 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 00:55:23 ID:Ygv6IGrA
>>526 >童顔も欧米では嫌われて重要な地位につけない。
そんな与太話は性選択と無関係。
老け専嗜好で、人口激減地域でのヒマ話だ。
稀な例外だよ。汚い奴、それもジジイの詭弁。
顔がデカかったり、毛深かったり、ゴツイ奴の妄想かもな。
初々しく、若々しく見えるほど、男は女にモてるよ。
それが人類スタンダード。
529 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:01:12 ID:TH4YnX9q
>>528 >そんな与太話は性選択と無関係。
ちゃんと統計があるんだよ。
530 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:03:24 ID:TH4YnX9q
>>528 >老け専嗜好で、人口激減地域でのヒマ話だ。
世界最大の人口激減地域は日本ですが。
531 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:07:17 ID:Ygv6IGrA
金髪碧眼巨乳好きという 東亜では稀な趣味の 韓国の方が出生率は低いよ。
532 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:16:06 ID:TH4YnX9q
欧米では髭の薄いのっぺり顔は蒙古症みたいだといって嫌われる。 ハリウッドスターに黄色人種のアイドルが少ないのは仕方がないことだ。
533 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:19:57 ID:Ygv6IGrA
東アジア&東南アジアという、世界最大の人口を 太古から現在まで擁する地域で、男子芸能人の ケツアゴ、アゴヒゲ、胸毛ともみ上げ、厚い胸板は嫌われてるよ。 日本ジャニや台湾F4のような思春期女子〜青年期女子の ビッグネームSEXシンボルは、みんな童顔。そして体毛が薄いよ。
534 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:30:17 ID:Ygv6IGrA
535 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:31:14 ID:TH4YnX9q
536 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:32:24 ID:Ygv6IGrA
世界はアジアが過去1万年主役だよ
537 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:33:38 ID:TH4YnX9q
538 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:37:52 ID:Ygv6IGrA
人類最初の穀物農耕は1万年前に中原の河姆渡ではじまり 世界最初の皇帝は秦の始皇帝 世界最大の帝国は元 世界最初の世界航海は明の大艦隊によるもの 現在も世界最大の人口は中国 過去1万年、最も多くの人口を擁してきた地域は東アジアだよ
539 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:38:24 ID:TH4YnX9q
>>534 究極の童顔はかえって女にもてないよ。
30歳を超えると気持ち悪い顔になる。
540 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:43:22 ID:Ygv6IGrA
初婚年齢や初産年齢を考えると 30歳以降の容姿と性選択は関係が小さくなるよ。 人類史1万年の99.9パーセントの時代、 同じくつがった人数の99.9パーセントで、 女子はミドルティーン〜ハイティーン、 男子はハイティーン〜20歳代前半で 最初の婚姻をし、性交し、出産している。
541 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 01:53:13 ID:TH4YnX9q
>>538 文明の発祥や人口は自然環境がすべてであり、性淘汰とは関係がない。
>人類最初の穀物農耕は1万年前に中原の河姆渡ではじまり
水稲や大豆がなかったら東アジアの文明も糞だっただろう。
それは日本人と遺伝子が大差ないモンゴロイドに未だ未開人が多いのがよい例だ。
>世界最初の皇帝は秦の始皇帝
世界最初の大学はインドだ。
>世界最大の帝国は元
その末裔はロシア人に支配された。
>世界最初の世界航海は明の大艦隊によるもの
それ以前にイスラム商人が世界の海を支配している。
>現在も世界最大の人口は中国
インドに抜かれるのは時間の問題だ。
>過去1万年、最も多くの人口を擁してきた地域は東アジアだよ
それ以前はアフリカのほうが人口が多かった。
542 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:00:48 ID:TH4YnX9q
>>540 閉経年齢はアメリカ人女性が平均51歳だそうだ。
543 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:04:00 ID:TH4YnX9q
544 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:08:20 ID:TH4YnX9q
むかし、北極探検隊の中に立派な髭をはやした隊員がいて、自分の吐く息が髭に凍りついたために 口のまわりが重い凍傷をおこし、瀕死の状態になってしまったということです。酷寒の地を生き抜く ためには濃い髭はじゃまだったのだ。だからシベリア起源の北東アジア人は髭が薄い。 北欧ぐらいの寒さなら濃い髭は暖かそうだが、零下60度のシベリアでは致命的だ。 しかも髭と体毛の遺伝子には強い関連性があるらしく、髭が薄い人は体毛も薄い傾向がある。 だから北東アジア人は濃い髭の遺伝子が淘汰されると同時に体毛も少なくなったのだ。
545 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:25:34 ID:Ygv6IGrA
>>542 >閉経年齢はアメリカ人女性が平均51歳だそうだ。
性選択とは無関係。夕焼け小やけの赤とんぼの歌で
「(数え年)15でねえやは嫁に行きぃ〜」とあるように
女児に初潮が来たら女と見なして、あまり間をおかずに
結婚するのが動物としてのヒトとしては普通。少女という
概念は、工業化や富国強兵の時代になって作られたもの。
普遍的ではない。ティーンの女の子は、中性的で
初々しい男子を好み、繁殖相手に選択するものだよ。
それが性選択。
546 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:41:38 ID:TH4YnX9q
>>545 >「(数え年)15でねえやは嫁に行きぃ〜」とあるように
ノルウェーの女性の初潮年齢は19世紀末で平均17歳だったらしい。
547 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:48:17 ID:TH4YnX9q
>>545 >ティーンの女の子は、中性的で
>初々しい男子を好み、繁殖相手に選択するものだよ。
それは民族の社会通念によって大きく違う。
将来性のある男を選び軟弱な男を嫌うはずだ。
サッカーの日本代表でも、
中田や宮本のように老けて見える奴や、
川口のように胸毛の濃い奴、
稲本のような童顔した奴など
いろいろいるが、
結局女が選ぶのは将来性だ。
それに童顔すぎるとかえって女にもてない。
キムタクより童顔な青年は世間に五万といるが、
もてるとは限らない。
548 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:54:59 ID:TH4YnX9q
>>540 >初婚年齢や初産年齢を考えると
>30歳以降の容姿と性選択は関係が小さくなるよ。
欧米人は60過ぎで結婚するなど珍しくない。
最近、サッカーのベッケンバウアーも21歳年下の秘書と結婚した。
逆に女は自分より若く見える男とは結婚したがらないものだ。
549 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:58:54 ID:Ygv6IGrA
>>546 >ノルウェーの女性の初潮年齢は19世紀末で平均17歳だったらしい。
そんな最果ての地の話は俺たち東アジア人には関係が薄いよ
550 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 02:59:21 ID:Ygv6IGrA
>>547 >中田や宮本のように老けて見える奴
中田は女が好きじゃないだろw
551 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 03:05:34 ID:Ygv6IGrA
>>548 >欧米人は60過ぎで結婚するなど珍しくない。
>最近、サッカーのベッケンバウアーも21歳年下の秘書と結婚した。
>逆に女は自分より若く見える男とは結婚したがらないものだ。
インドでは
初老の富裕な男がティーンの貧しい娘と結婚することが
人権問題や社会問題になっているよ。
台湾では富裕な中年男がベトナムの貧しく若い娘と結婚することが、
昨年から年齢差制限が議論されている。
ttp://viet-jo.com/news/law/050425011754.html といいつつ、俺自身は再婚で妻は24歳年下だ…。
552 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 03:56:54 ID:Ygv6IGrA
553 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 04:00:00 ID:Ygv6IGrA
554 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 04:01:13 ID:Ygv6IGrA
555 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 14:10:45 ID:S0hfVYso
日本は人間ではなく、シリコンラブドールと結婚する奴が増えてるw
556 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 19:21:22 ID:VwxQoqf1
>>555 ゴールデンなら知っているが、シリコンって知らないな。
コンピュータ上の犬種か?
557 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 20:03:13 ID:6orl0AmB
>>524 そもそも白系ロシア人の意味を間違っている。
出直してこい。
558 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 20:26:01 ID:Tk1R4eH6
あ
559 :
出土地不明 :2006/07/11(火) 23:16:03 ID:Lo0mhgeT
560 :
出土地不明 :2006/07/12(水) 22:34:01 ID:6FOAzp57
結局、現代の男の豊かな口髭は性淘汰以外では説明がつかないでOKね。 ダーウィンみたいな髭の長いチンパンジーなんかいないもんね。
561 :
出土地不明 :2006/07/12(水) 23:35:08 ID:aBNt5Dtk
極東地域でロシア人が激減しているのはどうしてなんだろう。
562 :
出土地不明 :2006/07/12(水) 23:37:10 ID:aBNt5Dtk
>>560 >結局、現代の男の豊かな口髭は性淘汰以外では説明がつかないでOKね。
ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る
ユーラシア西端寒冷地域の僻地でひっそりと暮らしてたんだよ。
563 :
出土地不明 :2006/07/12(水) 23:45:55 ID:6FOAzp57
>>561 日本が高齢化、少子化ともに世界一に 国勢調査速報
2006年06月30日10時43分
日本の人口に占める65歳以上の高齢者の割合は21.0%と世界最高になる一方、
15歳未満は13.6%で世界最低となり、高齢化・少子化ともに世界で最も進行した国になった
ことが、総務省が30日付で発表した05年国勢調査速報でわかった。前回の00年調査では、
いずれもイタリアに次いで2番目の割合だったが、逆転した。少子高齢化が急速に進んでいること
があらためて浮き彫りになった。
http://www.asahi.com/life/update/0630/005.html
564 :
出土地不明 :2006/07/12(水) 23:54:33 ID:6FOAzp57
>>562 >ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る
>ユーラシア西端寒冷地域の僻地でひっそりと暮らしてたんだよ。
アラブ人やインド人も髭ずらですが。
古代シュメール人も髭が豊かで、あのギルガメシュ王の像も立派な髭をたくわえている。
565 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 00:06:23 ID:TE6DT1Cn
ツターンカーメンの黄金マスクにも立派なヒゲがある。
566 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 00:21:33 ID:V/j1KvAp
アガメムノンの黄金マスクの髭はシュリーマソの捏造だけどね
567 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 01:34:31 ID:TE6DT1Cn
568 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 07:37:08 ID:oCqgVEfn
日本人の進化から7割は朝鮮系だから、ひげと言っても、所詮 みすばらしいヒゲであるw
569 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 16:39:30 ID:5x2vCGSa
570 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 17:23:04 ID:SZA5Pgpj
>>568 >日本人の進化から7割は朝鮮系
?????
571 :
出土地不明 :2006/07/13(木) 21:59:14 ID:dOFHtt3W
結局、現代人男性の豊かな口髭は性淘汰以外では説明がつかないでOKね。 ダーウィンみたいな髭の長いゴリラ、チンパンジーなんかいないもんね。
572 :
出土地不明 :2006/07/14(金) 01:01:58 ID:5yEmpS+x
俺もそう思う。ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る ユーラシア西端寒冷地域の僻地でひっそりと暮らしてたんだよ。 前身掛けまみれの猿以下の野蛮多毛面では仕方ないよ。
573 :
出土地不明 :2006/07/14(金) 02:41:46 ID:qD/tXpAn
>>572 だから、インド人やアラブ人は白人より髭が濃いでしょ。
日本人だってサルより髭が長いよ。
5yEmpS+xは次元が低いから消えて欲しいね。
574 :
出土地不明 :2006/07/14(金) 07:04:43 ID:qD/tXpAn
>>545 ほんとに、最近セクハラで北大の教授をクビになった
澤口某を連想させるような恣意的なイメージだこと。
進化の多様性を無視している。
575 :
出土地不明 :2006/07/14(金) 14:12:51 ID:cDhyTqKA
>>573 髭に対するコンプレックスがあるんだろ。
576 :
出土地不明 :2006/07/15(土) 20:23:14 ID:GKNQALtA
577 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:12:17 ID:yzXUIQFL
ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る ユーラシア西端寒冷地域の僻地でひっそりと暮らしてたんだよ。 全身が毛まみれの猿以下の野蛮多毛面では仕方ないよ。
578 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:20:17 ID:yzXUIQFL
579 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:45:45 ID:5YP6K39R
>>577 だからアラブ人、インド人もヨーロッパ人と同じぐらい髭が豊かだろ。
救いようのないバカだよ。
>>578 苦労して探してきて申し訳ないが、ブラッザモンキーは類人猿ではない下等な猿だ。
それも数百種類いるサルの中でも例外中の例外で、ヒトの祖先とは関係がない。
遺伝子からヒトおよび類人猿の系統を調べると、まずオランウータンが最初に枝分かれし
その後ゴリラが枝分かれし、続いてヒトとチンパンジーの共通祖先が分岐している。
だがオランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボいずれも髭はヒトほど伸びないのだ。
そもそもブラッザモンキーもヒトほど長くは伸びない。
580 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:48:48 ID:5YP6K39R
581 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:50:46 ID:yzXUIQFL
>>579 >アラブ人、インド人もヨーロッパ人と同じぐらい髭が豊か
まとめて野蛮人面だと分かんないお前がバカ
582 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:52:33 ID:yzXUIQFL
ついでに 眼上隆起も擁護してみろよ どうせ白人厨のコリアンだろ
583 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 00:52:49 ID:5YP6K39R
>>581 Eラインから口の出る日本人のほうがサル顔で野蛮だよ。
584 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:00:22 ID:5YP6K39R
>>582 >眼上隆起も擁護してみろよ
眼上隆起の目的もはっきりわかってないのに引き合いに出してもしょうがないだろ。
そもそも東アジア人が平坦顔になったのは副鼻腔が発達して頬骨のほうが
眉上より前に来るので眉上と頬の段差がなくなったことが大きいだろう。
欧米人は眼上隆起というより頬が低くて段差があるのでそう見えるだけだ。
585 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:01:53 ID:5YP6K39R
眼上隆起とは、高等な霊長類ほど発達していて原始的なサルにはない。
テナガザルよりチンパンジーのほうがずっと発達しているし、無くなる理由も特にない。
ただ、人類の場合は眉毛が発達して眼上隆起の目的を代用してしまったので退化したが、
眉毛の目立つ民族と目立たない民族がいるので、退化の違いに人種差が出た。
それと東アジア人は寒冷適応で、上顎洞が膨らんで頬骨が隆起して眉上部と頬の高さが
そろったから眼窩が小さくなり扁平顔になったんだろう。欧米人やアイヌ人の場合は眼上隆起と
言うより眉上部と頬骨の段差が大きいからそう見えるだけで、類人猿の眼上隆起とは別物だ。
http://www-groups.dcs.st-and.ac.uk/~history/BigPictures/Semple.jpeg
586 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:03:53 ID:yzXUIQFL
米国市場では成功したピクサーの
アニメ「Mr.インクレディブル」の興業が
日本、台湾、シンガポール、タイでふるわなかった理由
しゃくれアゴでケツアゴのアメリカンヒーローが
「醜くしかみえず、ヒーローという設定が無理すぎた」
ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~soze/bl_incredible.jpg 悪役などの造形で参考にしたドラゴンボールなどと比べて
美醜の感覚が狂ってる。勉強不足。
「世界でカッコイイ」に遅れを取っている。
ディズニーが落ちぶれた理由が分かっていない。
活劇アニメヒーローのアゴの造形だけをみても
米国ハリウッドスタイルは人類全体の中で傍流
587 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:09:27 ID:yzXUIQFL
映画「リベリオン」と映画「マトリックス」を比べても 白人風貌然とした主役と、英国人母+中国人父の主役では 魅力が天地の差。 武術監督もJim Vickersと袁和平でも差が大きすぎたね。 白人は格好悪いんだよ。
588 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:12:00 ID:5YP6K39R
589 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:17:29 ID:5YP6K39R
東洋人でも世界的に人気が出るのは、お目目パッチリで ダウン症のような新モンゴロイドとはかけ離れた顔だ。 ブルース・リーもドイツ人の血を引いているしね。
590 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:21:56 ID:5YP6K39R
アホ1人のためにどんどん論点がずれていってるけど、 ヒトの髭が類人猿より長い理由は性淘汰以外では説明できないわけね。
591 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:37:05 ID:yzXUIQFL
そうだね。ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る ユーラシア西端寒冷地域の僻地でひっそりと暮らしてたんだよ。 全身が毛まみれの猿以下の野蛮多毛面では仕方ないよ。
592 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 01:46:08 ID:yzXUIQFL
>>589 ブルース・リーやキアヌは
ハリウッド映画のスターだから、
1/4とか1/2の西欧人の血が必要だったんだよ。
ソニー千葉と呼ばれた千葉真一が
中国語圏やアメリカ西海岸でマニア人気を
呼んだときには「ブルース・リーに似ている」と
言われたものだ。それはYAP+がない華人や朝鮮人とは
違う、日本人の容姿が東アジアの中では特異に見えたから。
金城武などは100%東アジア人の新しい国際スター。
「もっとも美しい人類」の一人として欧米雑誌で
選ばれたりしているけど、そんなことは無関係にハンサムな日本人。
映画マトリックスで雄々しく戦う英雄「ミフネ船長」役を演じたのは
マオリ族の俳優。
>>283 >ダウン症のような新モンゴロイド
そんな公家面ではない、マオリと通じる「熱い日本人」の容貌は人気だろ。
593 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 02:20:14 ID:5YP6K39R
>>591 懲りないアホだね。
>>590 は人種差には言及していないよ。
ヒトとサルの髭の違いについてだ。
かなり欧米人を意識しているようだが、コンプレックスだろうか。
おまえは次元が低いから消えろ。
594 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 02:21:20 ID:5YP6K39R
アホ1人のためにどんどん論点がずれていってるけど、 ヒトの髭が類人猿より長い理由は性淘汰以外では説明できないわけね。
595 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 11:30:47 ID:bY26PeH/
髭は頭髪と違って、男性ホルモンの管轄。だから髭が濃い=子種も濃い。 ゆえに、髭を誇示して生殖能力の強さをアピールしたんだよ。マッチョ、マッチョ。
596 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 20:18:51 ID:UJVJL2cl
>>595 >髭は頭髪と違って、男性ホルモンの管轄。だから髭が濃い=子種も濃い。
お前、ホモだろ。男性ゲイ同士の恋愛は繁殖には無関係だよ。
597 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 20:24:32 ID:UJVJL2cl
598 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 20:53:59 ID:UJVJL2cl
599 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 23:31:15 ID:5YP6K39R
600 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 23:32:58 ID:5YP6K39R
601 :
出土地不明 :2006/07/16(日) 23:42:04 ID:5YP6K39R
ところでインディアン、インディオの髭がとても薄い理由はなに?
602 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 11:57:21 ID:us9pim+a
603 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 12:16:41 ID:us9pim+a
604 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 16:19:10 ID:imBKurWl
>>595 これが正論だね。他に理論的な反論がないし。
インドのシーク教徒の男など全員が髭面だが、
これなら女性も髭が立派な男と結婚したがるだろう。
女性は自分の父親と似た男を配偶者に選ぶという調査結果もあるしね。
605 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:16:44 ID:frNtLfth
そうだね。他に理論的な反論がないし。 ヒゲ顔のブ男は性淘汰されたから、生活条件に劣る ユーラシア西端寒冷地域の僻地やユーラシア南西部の 暑い地域でひっそりと暮らしてたんだよ。全身が 毛まみれの猿以下の野蛮多毛面では仕方ないよ。
606 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:21:44 ID:SESzGyRQ
髭面が性選択だと強弁するバカがスレを荒らしてるな
607 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:29:29 ID:imBKurWl
>>606 ホモ・サピエンスのオスの髭が類人猿より長い理由を説明せよ。
608 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:45:19 ID:frNtLfth
無関係だろ
609 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:45:21 ID:imBKurWl
>>605 こいつも、そうとう人種の優劣を意識しているな(憐憫)
610 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:50:36 ID:imBKurWl
>>606 ホモ・サピエンスのオスの髭が類人猿より長い理由を説明せよ。
611 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:51:39 ID:frNtLfth
お前の馬鹿さをからかってるんだよ 人種に優劣なんか無いし、 ヒゲや体毛の性選択もない。 少なくとも、そう言い切れる根拠が無い。
612 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:56:15 ID:imBKurWl
>>611 ホモ・サピエンスのオスの髭が類人猿より長い理由を説明せよ。
613 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 17:59:03 ID:imBKurWl
>>605 8世紀に世界で最も大きかった都市は、
イスラム帝国の首都バグダッドと、唐の都長安で、
共に人口は100万人を越えていたそうな。
歴史的にはアラブ人も少数派ではない。
世界最古の都市文明を築いたシュメール人も髭が豊かだった。
>>611 俺は最初から人種差には言及していない。
614 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 18:02:19 ID:imBKurWl
>>611 >ヒゲや体毛の性選択もない。
>少なくとも、そう言い切れる根拠が無い。
それはおまえの意見だろ。
おまえ1人に聞いているんじゃないだよ。
>お前の馬鹿さをからかってるんだよ
髭が性選択だと困るイデオロギーがあるから
必死になってるんだろ。
615 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 18:41:02 ID:frNtLfth
>>614 >髭が性選択だと困るイデオロギーがある
お前、いつの世代のジジイだよ?
ヒゲ話で左右されるイデオロギーってなんだよ?
教えてくれよ。
616 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 19:09:06 ID:imBKurWl
ホモ・サピエンスのオスの髭が類人猿より長い理由を説明せよ。
617 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 19:20:42 ID:imBKurWl
金城武の眉毛が毛深い理由を説明せよ。
618 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 20:04:52 ID:SESzGyRQ
沖縄人だからだろ
619 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 22:09:58 ID:imBKurWl
620 :
出土地不明 :2006/07/17(月) 23:31:00 ID:WAO5u1Nr
>>611 姓選択を最初に出したのは俺だと思うが、
その時書いたのは、「髭は性差があるから姓選択の結果だ」
と根拠をあげて書いたのだが?
621 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 00:35:09 ID:T0uG5c4d
>>620 >「髭は性差があるから姓選択の結果だ」
お前のオツムと経験からは計り知れないだろうが、
性選択行動はそんなに単純なものではないんだよ。
622 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 00:47:27 ID:T0uG5c4d
検証できない、思いつきかよ…。
623 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 02:09:05 ID:6+YFFEAP
スターウォーズのチューバッカはモテそうにない(-_-;)
624 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 02:39:11 ID:rnfyJj+b
625 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 02:46:15 ID:rnfyJj+b
>>578 >ヒゲが自慢の霊長目
ブラッザグェノンは雌や小猿も髭があるから、
ヒトの髭とはまったく違うだろう。
626 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 03:13:30 ID:rnfyJj+b
>>540 >初婚年齢や初産年齢を考えると
>30歳以降の容姿と性選択は関係が小さくなるよ。
アボリジニは16〜17歳くらいで成人した男子は40歳過ぎの女性と結婚するそうです。
そして20年あまり連れ添うと、女性は年をとり先に亡くなります。
そうすると40歳くらいになった男性は16〜17歳くらいの成人した女性と結婚します。
そしてまた、その女性が40歳くらいになったときには、男性の方が先に亡くなるので、
今度は若い男性と結婚するそうです。つまり、男性も女性も人生で2度結婚するわけです。
627 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 03:15:51 ID:T0uG5c4d
>>623 >チューバッカ
毛まみれサル男のイメージだw
しかし、ルーカスはチューバッカといい、
イウォークといい、下等な未開民族扱いを受ける種族として
森に住む毛まみれモンを好んで演出するね。
ルーカス作品ではないけど
ハリー・ポッターの毛まみれ庭男のハグリッドも森に住む
628 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 03:16:32 ID:T0uG5c4d
そんなレアケースは無駄話だよ
629 :
628 :2006/07/18(火) 03:25:11 ID:T0uG5c4d
無駄話といったのは
>>626 のアボリジニの結婚話ね
1980年代にシドニーに駐在してたけど、
そんな話は聞いたことがない。
アボリジニの友人は何人もいたけど、
普通の夫婦生活をしていたよ。
子供と女が元々金髪なのには驚いたけど。
レアケースとして、いくつかの部族で
特定の時代にあったのかもしれないけど、
彼らの平均寿命や医療環境を考えると
それほど昔のことではなく、WASPらに
よって隔離されてたときに一時見られた
ものではないか。
豪州では、WASP男性によるアボリジニの
妙齢女性の性奴隷化はつい近年まで
行われていたから、居留地では
中年女とSEXするしかなかったという
ことも考えられるよ。
630 :
628 :2006/07/18(火) 03:29:12 ID:T0uG5c4d
そんな話をテーマにした映画「裸足の1500マイル」もあったね
> 「アボリジニ保護隔離政策」そして「同化政策」
> それは、オーストラリアの先住民族アボリジニの混血児を強制的に
>家族から引き離し、収容した子供達を教化し白人社会に適応させるという、
>1880年代以降広がった、恐るべき同化政策である。減少する純血の
>アボリジニは「進化上劣っている」から隔離し、自然淘汰にまかせ、
>増加しつつある混血アボリジニは白人に近い存在なので「保護」し、
>キリスト教化する方が彼らの為になるのだという発想、つまり、血統を
>生物学的に吸収するという発想である(第二次大戦後、純血アボリジニもその対象に)。
>一定の年齢になったアボリジニの少女は強制的に白人男性と結婚させられ、
>幾世代も掛けて白人社会から先住民を抹殺するという遠略である。
>信じられない話だが、混血少女をメイドとして雇う白人男性には、
>彼女を性の対象とすることが奨励されたのだ(書いているだけでムカムカしてきた)。
> 本作中にはこんな場面がある。アボリジニ保護局局長ネビルが混血を
>重ねたアボリジニのスライド映像の前で言う。「混血児を文明化する、
>これがその答えです。人種交配も三代で肌の黒さは消滅します。白人文化の
>あらゆる知識を授けてやるのです。野蛮で無知な原住民を救うのです」
ttp://www.breast.co.jp/cgi-bin/soulflower/nakagawa/cinema/cineji.pl?phase=view&id=022_rabbitProofFence
631 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 07:05:31 ID:rnfyJj+b
>>629 >1980年代にシドニーに駐在してたけど、
>そんな話は聞いたことがない。
>アボリジニの友人は何人もいたけど、
>普通の夫婦生活をしていたよ。
おまえが歳いくつか知らないが、
統計を調べてから言え。
632 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 17:17:09 ID:6+YFFEAP
WASPは獣だね
633 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 20:04:15 ID:bMXs2yhb
>>626 狩猟採集生活を送った人間が60歳まで生きるかね。
どっちにしろアボ本来の習慣じゃないと思われ。
化石人骨なんかじゃ40歳以上の出土例などほとんど皆無のはずだが。
634 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 20:08:24 ID:Mqj8QsEa
>>629 >普通の夫婦生活をしていたよ。
普通の夫婦生活ってなんだよ。おまえの基準で決めるな。
ジョージ・マードックという文化人類学者の調査によると、世界の849'種類'の社会のうち、
一夫一妻制はわずか16%、一夫多妻制が83%、一妻多夫制は0.5%という結果になったそうな。
初婚年齢云々言ってる奴は池沼。
635 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 20:13:55 ID:Mqj8QsEa
やはり人類の髭は性淘汰だと思う。少なくともサルの名残でないことはたしかだ。 これ言ったら、また懲りずに欧米人の髭を意識したバカがレスして来るかな。
636 :
出土地不明 :2006/07/18(火) 20:18:50 ID:Mqj8QsEa
>>632 太平洋戦争中、日本兵の90%以上が亡くなり、飢餓地獄といわれたニューギニア。
だが、現地の人たちの多数が犠牲になったこと、まったくといっていいほど知られてこなかった。
戦後半世紀以上たって、被害者本人や遺族が語り始めた戦争被害の記憶は、信じられないほど悲惨だった。
「この悲惨な出来事は、わたしの目の前で起きたのです。日本兵がわたしの母をレイプし、
そのあと殴り殺したのです。母は体をばらばらに切断され、皮をはがされ、肉片として軒先に
吊るされ、この飯ごうでゆでられました」
バラス・ブカヒンさん(70代半ば・男性)は一点を見つめ、悲痛な面持ちで語った。足元には
母親がゆでられたという黒い飯ごうが置かれている。彼の周りを数十人の村民が囲み、聞き入っていた。
「その日の午後、長男は日本兵に命じられてサゴヤシを取りに行きました。翌朝になっても戻らないので、
日本兵が兵舎にしていた教会に様子を見に行くと、日本兵はみんな寝ていました。台所ではナベが火に
掛けてあったので、フタを開けてみると人肉で、兄が食べられたとすぐにわかりました。肉がこそぎ落と
された兄の骨を集めて持ち帰り、埋葬しました」
「日本兵にブタを持ってこなければ母親を殺すと脅されたので、ブタを工面して持っていくと、
日本兵は母親をレイプし、殺しました。それも胸だけをカットして、ゆでて食べるという方法です。
母は出血多量で死ぬまで、そこに放置されました」と語った。
http://www.midori-kikaku.com/mariko/j-ist01.html つまり、ニューギニア人にとっては日本人こそが「人食い人種」だった、という皮肉だ。
637 :
出土地不明 :2006/07/19(水) 02:59:04 ID:EQuZ+dL8
>>633 >狩猟採集生活を送った人間が60歳まで生きるかね。
>どっちにしろアボ本来の習慣じゃないと思われ。
>化石人骨なんかじゃ40歳以上の出土例などほとんど皆無のはずだが。
全くそう思う。
638 :
出土地不明 :2006/07/19(水) 03:03:42 ID:EQuZ+dL8
639 :
出土地不明 :2006/07/19(水) 03:19:17 ID:Dyk4CQtD
640 :
出土地不明 :2006/07/22(土) 01:01:25 ID:JpoTvsyP
641 :
出土地不明 :2006/07/22(土) 01:29:35 ID:QoCWqPxC
>>640 ネアンデルタール人の全ゲノム解析プロジェクトだそうだね。
2年で全部終わるとかいうけれど、まあ、今ならそれくらいの速度が可能
かな。基本は人間と同じと考えてのプローブでひっかけつつ、コンタミを
気にしながら、って感じかな。FOXP2あたりが注目されるところだな。
642 :
出土地不明 :2006/07/22(土) 17:51:15 ID:UUP2IVbj
コンピュータでゲノムシミュレーションってできないんですか 解明したゲノムデータを入れると、 1秒毎に発達をシミュレートし、どんな外見の生物になるか、わかる いつかPS2にそんなゲームが出そう、 最強の生物を作るゲノム設計を競うゲーム
643 :
出土地不明 :2006/07/23(日) 01:59:24 ID:V8f2aZQh
>>642 >コンピュータでゲノムシミュレーションってできないんですか
現時点では出来ません。
644 :
出土地不明 :2006/07/23(日) 02:44:17 ID:+JA3vbgd
大学のレポートやってるんですけど、中々いい資料が見つかりません。 いいサイトがあれば紹介していただきたいのです。 ちなみにテーマは「環境の変化における人類(哺乳類)の体のサイズの変化」で、具体的な事例をさがしています。
645 :
出土地不明 :2006/07/23(日) 14:17:47 ID:dO8LEVvL
646 :
出土地不明 :2006/07/23(日) 18:12:13 ID:+JA3vbgd
>>645 すいません、フロレス島の事例以外でっていう条件付でした…
647 :
出土地不明 :2006/07/24(月) 00:10:40 ID:H8OFNk9x
648 :
出土地不明 :2006/07/24(月) 23:14:20 ID:vg4Th05r
>>644 クロマニョン人スレに書いておいた文献にいくつか例が出てくる。
とくに家畜化による動物のネオテニー化などだ。
この本は、2006年に出版されているので、結構新しい情報も入っている
ので、よいと思う。
649 :
出土地不明 :2006/07/27(木) 23:04:08 ID:qiEJ8a8P
>>644 それって戦後の日本人の体型変化のデータがごまんとあるから、
それを調べるのが一番科学的じゃないのかな。
系統の変化を考慮する必要が無いんだから。
650 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 06:49:10 ID:JgeF83TG
人間は、何故、進化の過程で多くの体毛を捨てたのですか。
651 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:06:57 ID:A7Wfn8qR
性選択で、薄毛の人が好まれたからです。
652 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:14:12 ID:W2W39cPQ
>>650 毛は少なくなってない。すくなくとも数の上ではチンプと人間で差はない。
人間の体毛はたんに短く細いだけだ。
653 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:16:00 ID:A7Wfn8qR
↑ 屁理屈
654 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:17:40 ID:A7Wfn8qR
人間はチンパンジーから進化したわけではない 先祖をゴリラや他のサルなどと共有してるだけ
655 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:40:46 ID:N8al2AV5
白人厨のコリアンで髭フェチのホモが反論開始するぞ(*_*) 童顔のアフリカ人の少数民族や、髭の王や武将の話をしだすぞ。
656 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 12:58:59 ID:ydRZShhV
>>654 わりい。チンプが人間から進化したんだったな。
657 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 15:12:17 ID:1EKvesld
ていうか人間はチンプの一種だろ?
658 :
出土地不明 :2006/07/30(日) 21:09:29 ID:JgeF83TG
>>651 >>651 以前、NHKの特別番組の『地球大進化』の一部で、人間だけが確かに獲得している眼の白目は、争う時には、自分の視線を察知されて、むしろ不利に働くにもかかわらず、あえて自分が何処を観ているかを分かりやすく示すことで、争いを抑制したのではないか。
だから人の眼には何かその人の魅力が現れるのではないか。
と、そういう風な感じで解説してたんですけど、
あえて毛を少なくすることにも実は、そういう意味が仕組まれているんじゃないですかね。
659 :
出土地不明 :2006/07/31(月) 22:19:03 ID:67ftiYuF
>>654 進化論はまだ確定されてない
人間と猿の中間の化石は未だ一つも発見されてない
小進化の例はあるよ
でも地史に残る大進化の例はいまだに無い
首の短いキリンと首の長いキリンの中間は見つからない
いくら品種改良しようが猫同士から犬は産まれない
660 :
出土地不明 :2006/07/31(月) 22:22:09 ID:67ftiYuF
進化論の話だと、小進化の積み重ねが大進化となるわけで、 今の猿やチンパンジーが新人類になってもおかしくなさそうだな。 しかしそれはどんなに時を重ねようが永久にないだろう シーラカンスは太古の昔からシーラカンスである
661 :
出土地不明 :2006/07/31(月) 23:51:02 ID:cR2+5UkS
>>659 たんなる見方の問題だよな。
アウストラロピテクスなんざ、まさにチンプと現代人の中間と思ってよい
姿をしているぞ。骨盤が十分に人類方向によっている以外では、ほとんど
チンプそのものだ。脳容積もチンプとかわらん。復元した姿をみても、
たんに立ち上がったチンプそのものだろ。
最近の、500万年より古いとされる人類祖先か?というものについては、
たぶん、チンプと人類との共通祖先の可能性が高い。アルディピテクス
とかオロリンとかトゥーマイだ。で、これらが直立歩行もできる体だった
ということは、チンプと人類の共通祖先は、直立歩行もしていたわけだ。
だから、アウストラロピテクスは、ますますチンプと人類との共通祖先に
近いことになる。
662 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 07:32:13 ID:xx0Poqkb
>>659 >人間と猿の中間の化石は未だ一つも発見されてない
そんなものが在ること事態がおかしいだろう。
人間と猿の中間は存在できないのである。
必然的に、猿か又は人間が先である。
>>241 を見よ、
>>661 >チンプと人類との共通祖先
共通の祖先は、存在しない、在り得ない。
いずれ(人間又は猿)かが先で、共通の祖先と教えていること事態が間違っています。
必然的に、猿か又は人間が先である。
日本人は、哲学と屁理屈を混同している。
663 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 13:22:39 ID:PkppyOLJ
664 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 16:21:26 ID:DL1m0Qy2
今までは単なる馬鹿がいたけど、今度は宗教家まで出てきたな。 勘弁してくれ。
665 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 21:38:52 ID:pMus1zSQ
>>662 だから
“徐々に進化した、大進化は小進化の連続と考えるなら”
と但し書きが付いてるだろう
何も人間だけではない、動物なども小進化はあってもその連続で大進化になる例はない
666 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 22:10:59 ID:mja/vsWV
>>665 で、その大進化ってのが、我々がよくなじんでいるそこらの動物でほとんど
起きていないのは、どうしてなんだ?
たとえば、馬が突然麒麟になるとか。
まあ、脚の生えたクジラは発見されたことがあるが。
667 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 22:28:18 ID:4VCIGPep
サバンナ説が正しいのなら、 私たちの体毛は、猿人の時代からずいぶん少なくなりはじめ、 原人の時代にはほとんどなかったと考えられる。
668 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 22:41:11 ID:/mPxP51x
>>667 サバンナ説もなにも、サバンナみたいな開けた土地の水辺に近いところ
に住むようになったのは、ホモ・エルガスター段階からだ。ホモ・ハビリス
の段階までは、かなり樹上性(少なくとも寝るときは)だった。直立歩行は
チンプとの共通祖先の段階に始まっているのだからな。だから、ホモ・ハビ
リスまでは、チンプと見た目はほとんど変わらない毛むくじゃらだっただ
ろうよ。直立二足走行(歩行じゃない)ができるようになったエルガスター
から、体毛が薄くなったということだろう。
669 :
出土地不明 :2006/08/01(火) 23:50:04 ID:1WPZeaHI
>>666 殆どって言うか大進化に置いては一つもおきてない
猫が犬になったり、キリンがライオンになったりしたの見た事ある人居るだろうか?
>>で、その大進化ってのが、我々がよくなじんでいるそこらの動物でほとんど
起きていないのは、どうしてなんだ?
それは現在の科学じゃ理解できない事が起きた、と考えるしかなかろう
それは遺伝子工学の分野かも知れんし、ウイルスかもしれない。分らんよ
ただ、進化論での大進化論は現在のところ否定せざるをえない
高々600万年で猿が人間に形状を変えるのなら是非拝見したいわ
670 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 00:12:32 ID:UU3nAD5S
>>669 現代人の遺伝子の多様性を調べると、mtDNAや、Y染色体から推定される
たかだか10万年程度の間に発生した多様性とは思えないほどすごい
多様性があるらしい。あきらかに人類の進化速度はチンプの進化速度の
100倍くらいあるんだということがわかってきた。繁殖力が旺盛で、
かつ多種多様な環境に入り込んできた人類ならでは、ってところなんだ
そうだ。
ようするに、進化の速度は生物種ごとに違うし、ある特定の生物の系統
で見たときに、あるときは速くて、いったん遅くなって、というのが
繰り返されるように思う。
人類の進化をみても、400万年前の直立歩行の完成時から250万年
前までは、化石でしられている限りほとんど大きな変化はない。
ところが、250万年前から200万年前の間には脳容積も大きくなる
し、体全体のプロポーションも大きく変化する。ところが、200万年
前から、50万年前までは、これまたほとんど変化はない。
50万年前から現在までは、とくに最近の5万年がものすごく進化の速度
が加速しているようだ。人類の化石から見た進化の速度もこのように
速いときは50万年で大きく変化するが100万年以上ほとんどかわらない
時期もある。だから、そのような速いときのことは化石が不十分なら、
中間が見つからないのも当然なんだろう。
250万年前から200万年前ごろの状態をみると、中間がなく、むしろ、
非常に進歩的なものと、原始的なものが混在しているような状況がある。
それは、50万年前から20万年前ごろについてもいえるようだ。
671 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 01:32:22 ID:OZarCJ07
変化を加速させる遺伝子を持った生物が 勝ち残っていくかも。 途中、失敗作続出だけど。
672 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 06:27:12 ID:taIb7GBp
>>670 ところで化石というのも定義が難しいそうだ。
普通に言えば、動物の死骸が石化したもの、
だけどちょっと考えてみるとおかしいよね。
だって、恐竜同士が戦っている化石や、
恐竜が卵を抱いた状態で見つかった化石や、
恐竜の皮膚付き化石などが発見されている、何らかの劇的な変化がおきたと見るのが普通、
それは置いといて…
大進化論に置いて、小進化の連続と仮定すると、
中間の化石というのは全ての生物に置いて見つかってないでしょう?
上のキリンの例もそうだし、何も人間だけの問題じゃない
だから大進化の例が一つも見つかってない以上、
「進化速度の速いときの化石が見つからないのは当然なんだ!」で納得するわけないでしょ
全ての哺乳類で「中間」と呼ばれる化石がない以上、
進化論は否定せざるをえない
673 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 06:35:29 ID:taIb7GBp
生物は単細胞生物から始まって、 無脊椎動物→魚類→両生類→爬虫類→鳥類や哺乳類→人類というように、 下等なものから高等なものへと数億年もの長い年月をかけて漸進的に進化してきたとされる。 しかし、これらの種と種を結びつける“中間型”はいまだ未発掘である シーラカンスよりも遥かに後に登場した哺乳類が、 ネズミのような生物から、高い知能と技能を持ち、 文明社会を築き上げた現在のホモ・サピエンス・サピエンスにまで進化したことを考えると、 生きた化石の存在は極めて奇妙なことだと言わざるを得ないだろう。
674 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 10:08:50 ID:nWa9QgDM
仮にAとBの中間にあたるCが発見されたとしよう そうすると創造論者はAとCまたはBとCの中間種がいない事を批判するようになるのだ
675 :
出土地不明 :2006/08/02(水) 23:31:27 ID:jCtxFBcd
実際の化石をみてみると、Aという種がBという種に進化したときにおこる ことは、A→Bというのがだんだんと変化する、というものではないのだ。 かといって、AからいきなりBに変化するというのも違う。 たとえば、人類の進化で云えば、ホモ・ハビリスからホモ・エルガスター への進化なんていうのがそのあたりをかなり明確に示している。 ホモ・ハビリスは、おおむね身長が140センチ程度。大きくても150 センチはいかない程度で、手も長く、脳容積は650ccから800cc 程度とされる。ホモ・エルガスターは、ツルカナ(ナリオコトメ)ボーイ などの化石では、身長は大人で180センチ以上だ。 ホモ・ハビリスのプロポーションは腕が長く、脚が短い。この二つは かなり違って見えるように思われる。 ところが、グルジアのドマニシで、およそ180万年前ごろとされる 化石は、両者が混ざっているといってよい状態だ。現状ではアフリカの 外であることから、ホモ・エルガスター(あるいはエレクトス)の化石 とされるものの、個体によっては身長は150センチなさそうで、また 脳容積も650cc程度しかない。ところが、ある個体は、身長は かなり大きく、脳容積も800ccを越える。 思えば、ホモ・ハビリス自体も、ルドルフェンシスとの関係もふくめて、 多様性が大きい。ホモ・ハビリスはだいたい250万年前よりは後に登場 し、160万年前まで存在するが、同時にホモ・エルガスターも、200 万年前ごろまでには登場していた可能性が高い。アフリカを出た時期は、 180万年前より前だと見る意見が多い。 とすると、200万年前から160万年前ごろまで、ホモ・ハビリスと ホモ・ルドルフェンシス、ホモ・エルガスターが同時に共存していたこと になる。 おそらく、私は、これらが一つの種であって、その中の個体差ではないか と思う。ドマニシの例はその典型例で、同じ群の中にハビリス的なものと エルガスター的なものが共存しているわけだ。 A→Bというのは、Aという種の集団の中にBという種の個体が混じりはじめ、 そして、やがて、Bが多数になっていく、ということのようなのだ。けっし て、その中間のCが存在するわけではない。いやいるかもしれないが、それ は数が少ないってことだろう。人類の進化においてはこれが50万年程度 のスパンで起こっていることになる。たいがいの生物種では50万年という のは一瞬のできごとだから、結局、化石の数が少ない場合は、A→Bが 突然起こったように見えるのだろう。
676 :
出土地不明 :2006/08/03(木) 20:43:14 ID:p8Lsk9Y/
日本人(アジア系) は猿から進化したかもしれないが黒人は? やっぱゴリラみたいなのから進化したのかな? 白人は何から進化したんだろ?
677 :
出土地不明 :2006/08/05(土) 20:54:29 ID:KrEfCoy0
ホモサピの場合は、それ以前からのかなり中間的な化石が見つかってるからな、 ラエトリ、ジェベルイルードなんかそうだ。 アボの化石なんてもっと古く見える。
678 :
出土地不明 :2006/08/06(日) 11:26:36 ID:wswzJRwG
人類化石の多様性というと、ぱっと見た感じだけれど、400万年前から 250万年前まえのアウストラロピテクスの化石はそほど大きな違いはなく パラントロプス系とアフリカヌス系でははっきり二系統が見えるけれど、 という程度だな。まさに、チンパンジーとの共通祖先から分岐してしばらく は直立二足歩行類人猿の段階にとどまり、食べるものの違いで二系統に 分かれたという感じ(パラントロプスとアフリカヌス系)。 ホモ・ハビリス段階(250万年前から180万年前)は非常に多様性が 多く、身長のばらつきも150センチ以下から180センチ以上まで。 脳容積も600ccから800ccまでばらつく。 エルガスター、エレクトスが確立した160万年前から50万年前までは これまた全世界多様性がほとんどない。体の大きさも脳容積もね。 50万年前以降は、ヨーロッパ(ネアンデルタール人への方向)と、 アフリカ(サピエンスの方向)とアジア(エレクトスそのまま)とに 分かれる。どれも系統がたどれる程度に中間的な化石がみつかっている。 ついで多様性が増えるのは、5万年前以降。とくに2万年前とか1万年 前あたりが一番多様性が多く、これが現代までつながっているようだな。 ホモ・サピエンスの世界への分散が、まさに人類にとっての適応放散 だったということになるだろう。地域変種が本格的になったのは、ここ 1万5千年のことだ。氷河時代の末期までは世界の人類はどれもそれほど 大きな多様性を示さない。
679 :
出土地不明 :2006/08/06(日) 18:46:41 ID:Xxo6NMb/
>>675 それ同じ種の個体差とかじゃなく単に同じ地域からエルガスターによって
他のホモが駆逐されていく過程(もちろん皆殺しされたとか言うわけでなく)で
混在してただけだろ。
ハビリスからエルガスターへの進化はとても大きなものだが
そんなもの大集団で一気に起こり得ないよ。
どこかで何らかの理由により隔離されたハビリス小集団の1個体が
たまたま獲得した有利な変異が小集団内だけに過度の近親交配により
その特徴をより強化した上で固定化したのがエルガスターで
その後はエルガスターが他を駆逐しただけで、全人口が入れ替わった時
そこに住んでるすべての人類が進化し終わったように見えるだけ。
もちろん中間種はその小集団(遺伝子が広がる事考えたらそれこそ100人とか
それ以下ぐらいか)居住域からしか発見できんからまあ見つからんわな。
なお同じ理由でエルガスターやエレクトスもサピエンスにより駆逐された。
どうでも良いが中間種を1発目は確実に中韓種と変換する俺のPCは進化の途中か?
680 :
出土地不明 :2006/08/07(月) 17:25:40 ID:KGIIv9bx
>>670 そんな多様性が有れば、遺伝子時計の理論が成立しないだろうが、
現代遺伝学の否定だな(笑)
681 :
出土地不明 :2006/08/08(火) 01:24:00 ID:MPVYVdFQ
大進化、小進化についてお前らは狼からチワワへの進化は 家畜の改良で進化とは呼べないレベルのものだと考えがちだ、その過程を知ってるから。 だが仮に今人類が謎の病原体でいきなり絶滅したとして 生き残ったチワワは狼としての生活形態で生き残れるか? 否、狼と同じ物を狩って生きていく事は不可能。 だとすると全く違う生物種として生きていく事になる。 で、1000万年後、別の知的生命体が地球に文明を持ったとして 狼とチワワとコーギーがDNAの情報もその過程も知ることなく 化石の形状からだけで同じ種と判断できると思うか? 近縁性は認められても先ず無理だと思われる。 そして何らかの理由でその時期大進化が起きて狼が一気に分化 種を爆発的に増やしたと考えてしまうだろう。 大きな意味では地球環境の一部である人類によって淘汰され進化が起こった。 しかもその生物種の生活形態まで変えてしまう大進化が。 その生き物がニッチを獲得した時や同種内で生存率で優位にたてた時 短期間にその種が広がりその生活空間を共有するものを駆逐する。 ま、そんだけの事だ。 ここまで読んだやつ乙。
682 :
出土地不明 :2006/08/08(火) 01:32:15 ID:MPVYVdFQ
後、補足としてその未来の知的生命体は狼とチワワの中間種は発見できないだろうw そら100〜300年かそこらで起こった出来事だからな。 どっちにしろ異常な近親交配により、 ある特徴を強化した上でごく少数に固定化することが進化って事よ。 それが可能な事は家畜・農作物の品種改良で あまりに多くの事例を持って実証されている。
683 :
出土地不明 :2006/08/08(火) 21:58:29 ID:riXr59Kv
>>679 > それ同じ種の個体差とかじゃなく単に同じ地域からエルガスターによって
> 他のホモが駆逐されていく過程(もちろん皆殺しされたとか言うわけでなく)で
> 混在してただけだろ。
そうだろうか?アフリカの内部においてはそれは当てはまるだろう。
でも、アフリカから遠く離れたグルジアのホモ・エルガスターにおける
多様化はだいぶ話が違う。時代が170万年程度前とされる(もっと
前かもしれない)のも面白い。アフリカから出たホモ・エルガスターと
簡単にいうことはできず、それが、混成部隊のようにホモ・ハビリス的
な個体をも含んでいたことを意味する。とにかく、グルジア、ドマニシの
ホモ・エルガスターは、非常に個体差が大きい。
>>682 > 後、補足としてその未来の知的生命体は狼とチワワの中間種は発見できないだろうw
>そら100〜300年かそこらで起こった出来事だからな。
もちろん、このチワワの発達には、特殊な人間側の都合による品種改良
があったわけだ。しかし、この程度の遺伝子的ドリフトによる種の変化
はかなりあり得るわけだ。
現代の人類は、かなり多様で、身長はピグミーやパプア・ニューギニア
などのネグリトをふくめて、男性の平均が150センチ以下の場合から、
アフリカの190センチ超の平均身長(男性)の部族の場合など多様性
が非常に大きい。さらに、肌の色の大きな違い、そして頭蓋骨形状の
違い、骨格の違いなど、解剖学的にみた場合の多様性は非常に大きい。
遺伝的な多様性も非常に大きい。mtDNAやY染色体から推定される現代人
の共通祖先の年代、およそ10万年(±5万年)というのから考えると
解剖学的な多様性も、遺伝的な多様性も非常に大きい。
しかも、現在まで知られている考古学的に発見されたここ10万年前
ごろ以降の人類の化石から判断すると、この大きな多様性はせいぜい
1万年から2万年前におこったことであるとされる。
最終氷期(ヴュルム氷期)の最大期ごろまで、世界各地の人々はすく
なくとも骨格からみるかぎりそれほどの多様性を示してはいない。
たった一万年で、大きな変化があったことになる。
それとくらべると、ホモ・ハビリスとホモ・エルガスター(エレクトス)
が移り変わるあたりの50万年という長さはかなり長い。この間に、
さまざまな多様性が試され、混在し、そしてアフリカを出て新しい環境
をみて、さらに多様化し、ということが繰り返されていたのは当然だろう。
684 :
出土地不明 :2006/08/09(水) 18:28:17 ID:KRQZ9UIq
>>683 些細な差を何故その様に重大事に考えるのかね。
体重1kgのチワワと90kgに達するセントバーナード
全身長い毛を持つマルチーズと殆ど毛のないヘアレスドッグ
足の短いダックスフントと長いボルゾイ
細面の顔を持つグレーハウンドと狆クシャそのものの狆やブルドック
これらは人が作り出したものだよ。
人が犬を飼いだしてから僅か数万年(もしかしたら数千年)でこの様に多様な変異を集積できると言うことを
考えるとき、君の主張は空虚な物に見えてくるだろ。
685 :
出土地不明 :2006/08/09(水) 23:35:59 ID:j1eoW1Mj
>>684 おっしゃる通りだと思うが。私が反論でもしたのかな。
人間もここ2万年でものすごい多様化があった。
だから、初期人類のホモ・ハビリスなどのころもそういう多様性があって
もよかろう。げんに、そういう証拠はグルジアのドマニシから出てきたと
いっている。
686 :
出土地不明 :2006/08/11(金) 00:18:53 ID:MDEt3hHN
687 :
出土地不明 :2006/08/11(金) 00:28:04 ID:09gvpj8+
>>686 人間の自己家畜化も含めて、家畜化に伴う現象は、幼体化だというね。
もちろん、生物学でしられている本当のネオテニーとはほど遠いのだが。
688 :
出土地不明 :2006/08/11(金) 14:01:03 ID:uCSPyYMH
>>686 言いたいのはネオテニーは多様性の例から除外すべきだと言うことらしいが?
もしそうならもう一度高校の生物教科書から勉強し直して下さい。
689 :
出土地不明 :2006/08/11(金) 21:42:19 ID:SVR1flED
690 :
出土地不明 :2006/08/12(土) 01:30:22 ID:tqCvilQu
とりあえず、「歌うネアンデルタール」は買った。 まだ最初の入り口しか読んでないけど、面白そうだ。
691 :
出土地不明 :2006/08/13(日) 11:17:44 ID:2FBganF3
>>690 「歌うネアンデルタール」は読み終わった。
うーん、面白かった。ネアンデルタール人のしゃべっていたと想定される、
HMMMMM言語っていう話も面白かった。
さて、もっと長いスケールでの、人類の進化史という意味で面白かった
のは、ホモ・ハビリスに関する記述だったな。
アウストラロピテクスと、ホモ・ハビリスと、そしてホモ・エルガスター
さらに、その後のホモ属についての内耳の構造を見たところ、アウストラ
ロピテクスは、類人猿型で、ホモ・エルガスター以降は現代人とほぼ同じ。
ということは、アウストラロピテクスは二足歩行をしていたもののかなり
不完全であったし、その他の解剖学的な特徴からして、走ることはできな
かったとされる。ホモ・エルガスター以降のホモ属の内耳が現代人的である
ということは、彼らは行動の基本的な部分で現代人と同じで、二足歩行と、
二足走行を可能にしていたと。このあたりはまあ、「そうだろうな」という
ことだが、ホモ・ハビリスは、アウストラロピテクスや類人猿よりも原始的
で、他のサルに近いということだった。ホモ・ハビリスは脳容積は大きいが、
二足歩行はしていなくて、ナックル歩行が中心ではなかったか、という話
だ。
やっぱり、ホモ・ハビリスを人類の系統の中にいれるのは間違いなんじゃ
ないか、と思うようになってきた。化石の年代をしらべても、ホモ・ハビリス
はあきらかに(まあ化石の多様性が大きいのも問題だが)、ホモ・エルガスター
の登場以降にも存続している。案外、チンプの一派の中の頭が大きくなった
連中ではないか。もちろん滅びたわけだが。
ようするに、仮説として、アウストラロピテクスの一派から突然に、ホモ・
エルガスターが200万年前ごろ進化した、という考え方もあり得るのでは
と思った。
692 :
出土地不明 :2006/08/13(日) 11:52:08 ID:aZEWNQuC
ところで、「歌うネアンデルタール」の中で、著者のミズンは、アシューリアン のハンドアックスが綺麗な対称形に発展していって、かつこのハンドアックスが 利用されることもなく棄てられていた理由として、性淘汰に関係するとしている。 ハンドアックスがより綺麗な対称な形に作れることが男にとって重要で、そういう かっこいいハンドアックスが作れるた男が女からえらばれて、というわけだ。 とすると、ハンドアックスの技術は、性淘汰によって進化的に獲得した 技術だということを述べていると思うのだが、この読み方は間違いだろうか? もちろん、ハンドアックスが性淘汰の指標となったとする説はよくしられて いるものの、それほどちゃんと受け入れられている考え方ではないことは 事実だが。 性淘汰なのか、性淘汰でなく、たんなる自然選択なのかはおいといて、 「よりよい石器が作れるやつが、選択され、その子孫が繁栄する」という ことが肯定されるなら、石器製作の技術が全部とはいわないまでもかなり が進化的(性選択、自然選択)に獲得された本能的(innate)なものだと いうことになってしまうのだが、これは石器遺伝子説の中核なので、 石器遺伝子をたわごとだのありえねーだのいうやつは、まずミズンらの いうような、ハンドアックス性選択説やらを完全につぶしてくれ。
693 :
出土地不明 :2006/08/13(日) 11:59:44 ID:aZEWNQuC
ちなみに、私自身は、というと、ハンドアックスの性選択説については、 懐疑的だ。というのも、ハンドアックスが作られ始めた150万年前ごろ から、後期アシューリアンの始まる50万年前ごろまで、ほとんど変化が なかったからだ。性選択による進化は非常に速く、きわめて短期間に 大きな変化が起こる。もし、ハンドアックスが性選択に関連していたなら 100万年もたたないうちに、もっと意味のないむちゃくちゃ装飾的な 妙なハンドアックスが生まれていたと思う。それと、性選択による加速的 な進化では、多様性を促進して、種の分化が起こるようなことが多い。 よって、その場合、ハンドアックスはいろいろなタイプの実用上意味の ない方向への多様性を示すようになったはずだ。しかし、ハンドアックス はそんな多様性をしめすことなく、最後まで同じようなもので終わった。 後期アシューリアンになって後は、若干そういう性選択と関連する要素 があったかもしれないが、ルヴァロア技法が本格的になってから後は、 作られる頻度も落ちた。
694 :
出土地不明 :2006/08/16(水) 01:22:45 ID:kjUcFbrY
一体誰に向かって語っているのか。
695 :
出土地不明 :2006/08/16(水) 10:30:32 ID:rCilISeT
ほっとけ
696 :
出土地不明 :2006/08/18(金) 13:54:10 ID:GAfRfv8c
歌うネアンデルタール、まぁまぁだたな。 でも石器技術は文化的伝承・模倣だと、はっきり明言しとるよ。 320〜321頁に曰く 「こうした親密な社会では、きわめて顕著な石器技術の『文化伝承』パターン があっても不思議ではない。 各世代が前の世代の製作技術をほぼ正確に『まねて』いるように見える。」
697 :
出土地不明 :2006/08/18(金) 14:00:41 ID:GAfRfv8c
ハンドアックスにしたって、性淘汰における伴侶の選択に利用されてるだけだよ。 今年のネイチャーに乗った論文によれば、男女が伴侶を選ぶダンス儀礼於いても その踊りの所作の左右対称性が、体の健全性のアピールする効果があるという。 これも性淘汰に文化的伝承が利用される例でしょ。
698 :
出土地不明 :2006/08/18(金) 20:43:27 ID:U7OyucES
>>697 のソース。去年のネイチャーNO.438でした。
>「魅惑のリズム:性選択におけるダンスの役割」
>ダンスはヒトの求愛行動によく見られる要素である。ダンスはちょっとした
>楽しみにすぎないのか、それとも隠れたメッセージを発しているのだろうか。
>今回、この疑問への取り組みとして、ダンスが男女両方にとって重要である
>ジャマイカの社会集団が調べられた。ダンスが伝える可能性のある情報の1つは、
>身体的な対称性(シンメトリー)の度合いである。対称性は、
>『発生の安定性つまり遺伝的な質の尺度』として進化研究で広く使われている。
>モーションキャプチャー・カメラでビデオ画像を作成して調べたところ、
>身体の対称性とダンス能力の間に強い正の相関性があることがわかった。
>この作用は、女性よりも男性の場合に強く働き、また、対称性の高い男性の
>ダンスに対しては、男性よりも女性のほうが高い評価を下した。
>この作用は両方向に働き、対称性の高い男性は対称性の低い男性に比べて、
>女性ダンサーの対称性をより高く評価する。つまり、少なくともジャマイカでは
>『ダンスは性選択にかかわっており』、踊り手に関する重要な情報を伝えている
699 :
出土地不明 :2006/08/19(土) 10:19:01 ID:wPNo3wv2
>>697 鳥のダンスや泣き声などの性淘汰には、遺伝的進化が関係していて、人間
の場合には、文化進化としちゃうところがどうも納得性がないよな。
どうして人間の行動はなんでも文化的で(しかも文化もへったくれもない
時代の基本行動もふくめてだ)、動物のは遺伝的とするダブルスタンダード
なのかが、不思議だよ。
700 :
出土地不明 :2006/08/19(土) 14:14:55 ID:ypDPkhG4
勿論、ヒトの性淘汰に於いても、容姿・体臭・声等の先天的・遺伝的に既得の 個人の資質が選択対象となるが、それに加えて、後天的・文化的な獲得形質「も」 性選択の対象となるってことでしょ。 ダブルスタンダード?それこそが、他の動物とホモ・サピエンスとの違いだよ。 言語的コミュニケーションによって文化を継承するのが現生人類。
701 :
出土地不明 :2006/08/20(日) 10:37:20 ID:12E46YOv
>>700 その文化的要素、後天的な要素の獲得に、遺伝的な選択が全くかかわって
いないということか?文化的なものの継承と、遺伝的な選択が、きっちり
はっきり、全く完全に分離できるということだな。
"Before the done" あたりは、それらがごっちゃになっていることをあら
わしているように思うがな。
702 :
出土地不明 :2006/08/20(日) 11:50:35 ID:TilXmCO9
>>701 Before the dawn ね。なんかぼけてきた。
703 :
出土地不明 :2006/08/22(火) 17:18:19 ID:xZH8lmwr
>>700 獲得形質は遺伝しないから、性選択の対象にならない。
中学生か!
704 :
出土地不明 :2006/08/23(水) 00:36:05 ID:yQmU3tla
>>703 おめーこそ、中学生か?
>>700 の大先生はだな、文化的な要素について語って
いらっしゃられあそばされる。文化(ミーム)の継承では、獲得形質もまた
性選択の対象になる。これは当然のことだろう。
いやーで、きもいことばっかりやっている(文化的)やつは女にもてない、
ってはなしだろ。そりゃまあ、これも性選択だわな。
ただ、その場合の、いやーで、きもいことばっかりやるのが、先天的な
ものできまっていて、そういう連中が性選択で排除されるなら、当然、
世の中からそういういやーで、きもいことばっかりやるやつが排除され
ることにもなるわな。ところが、こういうことを数万年やってきている
はずなのに、いまでも、いやーで、きもいことをするやつが山のように
いるっていうのが、面白いところだな。
705 :
出土地不明 :2006/08/23(水) 11:04:12 ID:FXEPqzLF
706 :
出土地不明 :2006/08/23(水) 23:32:27 ID:ioDX9NTZ
>>705 獲得形質は遺伝しないというのは、正しいが、一方で、ある種の形質を
獲得するような遺伝子の組み合わせはがんがん遺伝するぜ。
体を対称に動かすことを可能にする遺伝形質ってのもあるし、あるいは、
そのための学習を容易にする遺伝形質ってのもあるぜ。そういうのは、
がんがん遺伝するし、どんどん強められる。
そのあたりは、Red Queen でも読みなさい。
707 :
出土地不明 :2006/08/24(木) 00:54:40 ID:buWpsbcm
なんでいまさら素人向けの解説書を読まねばならんのかね? ドーキンスだけで満腹なんだがな。 しかし素人という物はこれほど間違った理解をするもんなんだな。
708 :
出土地不明 :2006/08/30(水) 12:04:07 ID:/HJ401jb
709 :
出土地不明 :2006/08/31(木) 00:46:01 ID:fw6S3mfd
710 :
出土地不明 :2006/08/31(木) 00:54:36 ID:fw6S3mfd
昆虫や魚類に農業を営む種が存在するのに、 哺乳類や鳥類に存在しないのはなぜだろうか?
711 :
出土地不明 :2006/08/31(木) 14:47:29 ID:BCfv8DCw
魚で農業ってなんだっけ
712 :
出土地不明 :2006/08/31(木) 22:32:08 ID:8bz3BNcY
713 :
出土地不明 :2006/09/01(金) 20:53:59 ID:3NVBj1S9
獲得形質は遺伝することもあるんだよ。
714 :
出土地不明 :2006/09/03(日) 01:12:34 ID:G//NsIH0
そうなんだよな。不思議なもんだ。遺伝子に修正がかかるのだろうか?
715 :
出土地不明 :2006/09/03(日) 09:03:46 ID:KHSLNnQ+
716 :
出土地不明 :2006/09/03(日) 12:12:11 ID:O7RVPFYz
ようやく、The Red Queen を読み終わったが、あれって日本語訳でている のか?非常に面白かった。
717 :
出土地不明 :2006/09/03(日) 16:19:29 ID:n9tITLy5
形質はその個体の置かれた環境、とりわけ食生活に左右される。 食物連鎖から逸脱し、天敵を自己種族にのみ見出せず、生活環境も世界的に 均一化の道を歩みつつある現在、現世人類の進化の方向は二極化していくだ ろう。人類は自らを家畜化する。 端的に現れているのは、先進国の乳幼児で始まっている歯の数の減少と顎の 退化、身長の伸張と肥満化による背骨・骨盤の変異である。 現在、"異常"とされているこれらが若年層のすべてに広がれば、それは新し い人類の"形質"として固定化するだろう。 200年後の新人類には顎と歯は退化しているかもしれない。 現世人類といわれるホモ・サピエンスも日々これからも変わっていくのだ。 たとえば、古代ローマ時代〜現代まで約2000年、進化の歴史からいえば瞬き する程の時期だけで、人類の平均身長はどれだけ伸びたと思う?
>>717 >それは新しい人類の"形質"として固定化するだろう。
それって,獲得形質が遺伝することもある訳じゃなくて,
いわゆる人為淘汰ってヤツでしょう.
家畜における品種改良と同義であって,自然選択ではない.
まさに,>人類は自らを家畜化する
719 :
出土地不明 :2006/09/04(月) 18:23:36 ID:HkkO8s6q
720 :
出土地不明 :2006/09/05(火) 10:42:58 ID:R0H3c7dS
>>718 淘汰以前の話だよ、
食生活により顎が小さくなりその結果歯が少なくなっただけで、
形質が変化したわけでは無い。
戦後直ぐはデブが居なかったが今は多数のデブがいる
てーのと同じ現象。
721 :
出土地不明 :2006/09/05(火) 21:48:29 ID:3WF4Lmby
>>719 ありがとうございます。まあ、10年以上前の本だから、もう翻訳されて
いてしかるべきだろうと思っていたけど。
さて、まだ翻訳されてないだろう、今年出版のすごそうな本を発見。
"The Emergence of Culture"
--The Evolution of a Uniquely Human Way of Life--
By Philip G. Chase, Springer
本文は200ページもないくらいの薄い本なのだが、内容がものすごく濃い。
まだ、50ページ程度しか読んでいないので、これからが楽しみなのだが。
人間のCultureの本質と、観察されている動物のCultureと呼ぶべきものとの
違いを明確に定義するところから始まる。
動物は、gene による解剖学的な体の造りと gene によりコードされた行動
原則と、そこに学習によって獲得されたものにより行動する。
で、学習による行動の中で、他個体の行動を観察からコピーするなどして、
自分の行動に取り入れることも行われており、これは、meme によりコード
された行動といえる。gene も meme も自然選択の原理に従う。
同種の動物の行動の地域性や、それこそニホンザルの芋荒いなどの行動は、
基本的に meme の拡散によるものと考えられる。これら meme による行動
は個人的なものであり、環境との対応の中で、個人レベルで採用したり、
拒否したりする。
しかし、人間には、集団内において集団としてのみ意味をもつ cultureが
ある。個人レベルでの採用、拒否ではなく、集団レベルでの採用、拒否が
なされるものだ。集団で合意されたコードである。言語はそのもっとも良い
例で、言語の語彙は、合意されたコードである。言語によって伝搬される
知識は、culture そのものによって媒介されることになるので、もはや、
meme 的なものとは異なる。
とまあ、こんな議論でして、culture は、人間固有で動物にはない、と
いうわけです。
以降の章で、具体的に culture の始まった時代を考古学的に検証して
いこうということになっています。
かなりわくわくもの!
722 :
出土地不明 :2006/09/05(火) 22:39:13 ID:3WF4Lmby
>>720 鉛筆やらペンで書き物をさんざんするとタコができるのは、個人の進化
でしょうか、とかいう話だな。
723 :
出土地不明 :2006/09/12(火) 00:07:21 ID:ESNYeJvi
真面目な疑問なんですが、 ガッツ石松氏が自分と同じ人種に見えません。 栃木県出身らしいのですが、葛生原人の直系の血筋とか? ホモサピエンスサピエンスでいいんですか
724 :
出土地不明 :2006/09/12(火) 00:13:15 ID:ZaqKa9HS
自分の顔も鏡でよくみるように
725 :
出土地不明 :2006/09/14(木) 23:21:29 ID:64ful/kh
>>721 さて、この本を、すでに読み終わって一週間近くたつが。
後半は、culture の定義に基づき、人類の遺跡や遺物の資料批判をするというもの
だったな。結局、後期旧石器文化以前のものには、緻密な文化というものはないと
いう結論だった。
ちなみに、この本では、石器の「文化性」を完全に否定していた。
同一の石器技術が長期に渡り広い範囲で利用された点については、文化的な伝搬
であるはずがなく、さらに、ミーム的な伝搬でもあり得ないとし、直接的ではない
が、石器製作技法の遺伝的伝搬を示唆している。もちろん、これは前期旧石器時代
の話だが。
726 :
出土地不明 :2006/09/15(金) 12:29:01 ID:zZuwME+k
>>725 読む必要のないトンデモ本であることはよく判った。
有難う。
727 :
出土地不明 :2006/09/16(土) 02:06:04 ID:R/B8mgFF
ネアンデルタール人、“現代人”と長く共存…遺跡発見
約3万年前までに地上から姿を消したと考えられていたネアンデルタール人が
2万8000〜2万4000年前まで生存していたことを示す生活跡が、イベリア半島で発見された。
現代人(現代型ホモ・サピエンス)の進出で滅んだとする従来の考え方を覆し、現代人との共存が
数千年にわたって続いていたことを示す証拠となる。英領ジブラルタル博物館や日本の海洋研究開発
機構のチームが14日の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
研究チームは昨年までの発掘で、同半島南部ジブラルタル沿岸の洞窟(どうくつ)から、ネアンデ
ルタール人の文化を示す石器類103個と火の使用跡を発見、地層中の放射性炭素などの分析で年代を
特定した。
(読売新聞) - 9月14日14時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000503-yom-soci
728 :
出土地不明 :2006/09/16(土) 13:13:41 ID:v+5B9YkI
これってラガー・ヴェルホ洞窟(24500年前)の事?
729 :
出土地不明 :2006/09/16(土) 16:08:43 ID:lYkLsiru
>>727 共存していた当時の現代人とネアンデルタール人の関係はどうだったのでしょうか。
推測しるしかないですが、どんな関係だったのか実に興味深い。
730 :
出土地不明 :2006/09/16(土) 23:32:01 ID:GtoCBePe
>>729 イベリア半島に残った最後のネアンデルタール人だろう。
遺跡が洞窟内であることから、外部の水分がそれほど浸透していないなら、
炭素年代の測定をそれほど大きく修正する必要もないように思われる。
そして一緒に出てきた石器はムステリアンであるから、基本的にフランスの
シャテルペロニアンとは違う。後期旧石器文化的様相のほとんどない典型的
なネアンデルタール人の遺跡だ。AMHないし、BMHとの共存とはいっても、
ほとんど交流した痕跡はないことになる。互いに避けあっていたと考える
べきだろう。
731 :
出土地不明 :2006/09/16(土) 23:36:34 ID:GtoCBePe
>>726 スプリンガーで出している学術書で、しかも広く活躍している考古学者の
書籍を、トンデモ本として片づけるか。まあいいけど。
732 :
出土地不明 :2006/09/17(日) 10:36:22 ID:+ql1EdvQ
>>731 君は自分の書込みをじっくり読直したら、
少なくとも君の書込み見たら著者は科学の素養が無いと判断せざるを得ない。
考古学は科学では無いと主張するならそれでよいが。
733 :
出土地不明 :2006/09/17(日) 11:30:46 ID:kQOhfqm9
>>732 で、そのような議論において、どこが科学的でないかを特定することもなく、
たんに、「その著者のいうことは科学的でない」というのが科学的な方法
なのかな?
まず、科学的でないとする証拠を、私の書き込みの中から特定し、その上で
私が答えることにしよう。なんといっても、ここへ書き込むときには、
かなり内容を圧縮しないといけないのでね。まずは、原著を読んでから
しっかりと反論していただきたいものだが、それが無理なら、まず、問題
を特定してくれたまえ。
いずれ、原著を読むにしても、そのような問題意識をもつことは重要では
ないかと思うが、いや、その問題意識もなく、たんに、自分のメンツをた
もつために、
>>732 のような書き込みをしているんではないかと思うがな。
>>731 >活躍している考古学者の書籍
リドレーさん,考古学者なんですかね.
【考古学の定義】 濱田耕作(1922):通論考古学
「考古学は過去人類の物質的遺物(に拠り人類の過去)を研究するの学なり」
「考古学は一の纏まりたる内容を有する科学と称するよりは、寧ろ物質的資
料を取り扱う科学的研究方法と云ふを当れりとするを以って、此の方法
によって其の研究する所は如何なる方面にも可なり。美術史家は以って
美術の様式、製作の法式を研究す可く、宗教史家は以って宗教的観念、
儀礼の変遷等を研究す可く、社会学者、文明史家其他百般の専門学者
各々此の方法に拠りて其の資料を適用す可きなり」
735 :
出土地不明 :2006/09/17(日) 20:58:29 ID:lF3HyUha
フィリップ・G・チェイスの話をしているんだが。
736 :
出土地不明 :2006/09/18(月) 11:28:35 ID:4nLkmgYT
>>727 ネイチャー電子版の当該論文のabstract
The late survival of archaic hominin populations and their long contemporaneity
with modern humans is now clear for southeast Asia.
In Europe the extinction of the Neanderthals, firmly associated with
Mousterian technology, has received much attention, and evidence of their
survival after 35 kyr bp has recently been put in doubt.
Here we present data, based on a high-resolution record of human occupation
from Gorham's Cave, Gibraltar, that establish the survival of a population
of Neanderthals to 28 kyr bp.
These Neanderthals survived in the southernmost point of Europe, within
a particular physiographic context, and are the last currently recorded anywhere.
Our results show that the Neanderthals survived in isolated refuges well after
the arrival of modern humans in Europe.
で、その解説(フリーアクセス)はコチラ
ttp://www.nature.com/news/2006/060911/full/060911-8.html 但、↑にも紹介されてるが、ケンブリッジのPaul Mellars は、その年代測定を疑問視してる。
737 :
出土地不明 :2006/09/20(水) 10:36:51 ID:DSzsaIeg
ネタ投下 nature 443,167-172 An RNA gene expressed during cortical development evolved rapidly in humans. 新皮質の発生に重要な遺伝子HAR1F領域遺伝子はチンパンジーと大幅に異なる事が判明し、 この遺伝子がヒトとチンパンジーの生物学的特性の差をもたらすものの候補となる?
738 :
出土地不明 :2006/09/21(木) 11:05:54 ID:gECA1D89
>>737 うん、先週号のこの論文が注目だった。
人とチンプのゲノム比較で新発見された、HAR1。なんとRNAgeneで
人⇔チンプの分岐以後に加速的に進化し、18もの置換がすべて人系列で起こってる。
且つ、人の胚形成の初期の脳新皮質の発育時に於いて、これが強く特定的に発現するそうで
人類進化の謎を解く鍵となるかもね。
で、今日発売のネイチャーは、エチオピアで出たA・アファレンシスの
3歳幼女の頭蓋化石祭り。↓はabstract
“A juvenile early hominin skeleton from Dikika, Ethiopia”
Understanding changes in ontogenetic development is central to the study of
human evolution.With the exception of Neanderthals, the growth patterns of
fossil hominins have not been studied comprehensively because the fossil
record currently lacks specimens that document both cranial and postcranial
development at young ontogenetic stages.
Here we describe a well-preserved 3.3-million-year-old juvenile partial skeleton
of Australopithecus afarensis discovered in the Dikika research area of Ethiopia.
The skull of the approximately three-year-old presumed female shows that most
features diagnostic of the species are evident even at this early stage of development.
The find includes many previously unknown skeletal elements from the Pliocene
hominin record, including a hyoid bone that has a typical African ape morphology.
The foot and other evidence from the lower limb provide clear evidence for bipedal
locomotion, but the gorilla-like scapula and long and curved manual phalanges
raise new questions about the importance of arboreal behaviour in the A.
afarensis locomotor repertoire.
解説は太っ腹の無料アクセス
ttp://www.nature.com/nature/journal/v443/n7109/full/443278a.html
739 :
出土地不明 :2006/09/21(木) 17:17:40 ID:/3kzCL0I
740 :
出土地不明 :2006/09/21(木) 22:53:40 ID:ahAoJbCG
二足歩行ではあっても、走れないってのはどういうことか、ってことを よく考えてみようよ。 アウストラロピテクスが、なんかどうしても逃げないといけないときは、 どうやって逃げたんだ?樹上性であったとしても、二足歩行を頻繁にして いたんだから、地上で歩いていたわけだ。そういうときに、どうしても 逃げる必要があるだろう。近くに木々がなかったらのぼるわけにもいか ない。
741 :
出土地不明 :2006/09/22(金) 12:30:27 ID:52Rzyff7
今日出たサイエンスにも解説があって、738の論文を共著したFred Spoorも 肩甲骨がゴリラの子供のに似てるのが「ショック」だったと言ってる。 アファレンシスは森から離れた生活ではなかった、ってことでしょ。 先日の、「チンプと人の祖先はしばらく雑婚状態だった」ていう論文もあるし、 ヨタヨタ二足歩行もできる類人猿程度だたのかもな。
742 :
出土地不明 :2006/09/23(土) 21:02:10 ID:Dcay2oE4
>>741 アファレンシスがチンプよりゴリラに似ているのがふしぎだよな。
人は遺伝的にはゴリラよりチンプに近いはずなのに。
743 :
出土地不明 :2006/09/23(土) 22:28:13 ID:dsOWBf7q
それはその後、チンプと人類の祖先が交雑したので、一気に近づいた んじゃないか。
744 :
出土地不明 :2006/09/23(土) 22:57:18 ID:nDAnTtyN
チンプと人類の祖先が交雑した、なんて話は変だよ。交雑したんじゃなくて 500万年前までは、人類とチンプは同種の類人猿だったということだ。 そうじゃなきゃ、あんなに核遺伝子が混ざり込むことはない。で、この人類 とチンプが共通祖先から別れた時期は、mtDNAからみても、500万年前後だ。 ただ、アファレンシスの時代はその分岐年代から100万年以上はたっている。 だから、アファレンシスは確実に人よりの方向に進化していることは事実だ。 その段階でh、本格的に二足歩行が定着したんだろう。でも、走るときは、 ナックル走行していだんじゃないか。 人類が歩行、走行ともに二足になったのは、原人段階。つまりホモ・エルガ スターの時代からだ。ホモ・ハビリスですら内耳の構造からして四足歩行で あった可能性が高いという。ホモ・ハビリスとホモ・エルガスターがせいぜい 30万年から40万年くらいの時間差で登場(だいたい200万年前後前だ) し、その後共存関係にある(160万年前まで)のだから、ホモ・ハビリス は人類の祖先とは無関係だ。いくら脳が大きく、顔が人類的でも、これは四足 歩行の類人猿だったということだろう。石器ももちろん作っていたかもしれない が。ようするに、ホモ・エルガスターおよびホモ・エレクトスは、アウストラロ ピテクス属のどれか、おそらくガルヒなのかもしれないが、そこから突然進化 して、二足走行を可能にしたのだ。
745 :
出土地不明 :2006/09/24(日) 01:17:14 ID:H3VGpRLo
>>744 >>人類とチンプは同種の類人猿だったということだ。
しかし、それが証明された訳ではなく、単に誰かがそう決め付けているだけだw
それだと、人類は類人猿から進化したことに成るが、これもまた誰かが決め付けているだけだw
なぜ、類人猿ですか、人類から→類人猿→猿属が進化したとは思いませんか。
現実が人類は人間だけであることはなにを意味するのか、考えてみようw
類人猿から人類が進化したのであれば、人間だへけではなく、人間により近い生き物が存在しないのだ。
なぜ、現実は、人間と猿属族だけなのか、矛盾を感じませんか。
746 :
出土地不明 :2006/09/24(日) 02:07:23 ID:1+0Lmpqn
>>745 そう思いたかったら、生命初期段階から、人類がいた、ってことにして
いいよ、って前から書いているじゃん。当時の人類は、単細胞生物だった
んだよ。人類から、サルが分かれたころは、人類も四足歩行だったんだよ。
それでいいよ。はいはい。
747 :
出土地不明 :2006/09/24(日) 13:48:01 ID:XV2ETvd2
ちょっと変った体系化妄想だね。 ま、考古学領域では良くある症例だが。
748 :
出土地不明 :2006/09/24(日) 15:24:37 ID:hsvNm4U2
進化の系統樹の中で垂直進化がすべてかというと、そうともいえない 事例があるのも事実。 人類の進化が一本だけの単体の枝からだけ生まれたというのは、もし かしたら間違いなのかもしれない。 同属の近縁種とのDNAの交換はある意味、横への進化、もしくは逆 行とも見えるが、それが定着するに及んで新たな形質・多様性の獲得 があったかもしれない可能性は完全否定はできないだろう。 例えば、新人と旧人は、かなりの間、同時代、ほぼ同じような地域環 境で共存していたのだ。まったくの"純潔"をサピエンスのメスに求め ることはできないのかもしれない。
749 :
出土地不明 :2006/09/24(日) 21:57:09 ID:o1OOtDPi
>>748 まず、ここでも話題になんどかなったように、「シラミ遺伝子」からすると、
東南アジアで、現代人の祖先とホモ・エレクトスの祖先が「ただならぬ関係」
にあったようだ、というのがあるんだよね。
シラミのmtDNAでは、アメリカのインディオの一部だけに、他の人類とは違う
系統のmtDNAが入り込んでいるということがわかった。で、その系統と
一般の系統との分岐年代は、100万年オーダーってことがわかったと。
ホモ・エレクトスがメインストリームのホモ・エルガスターから分かれて、
アジアにやってきた年代は、170万年前ごろともいわれるほどで、だんだん
と古い数字が出ているわけだけど、シラミのmtDNAによれば、110万年
前後という数字だから、まあ、170万年との間で、十分に誤差の範囲かも
しれない。
東南アジアでホモ・エレクトスと「ただならぬ関係」にあった人類の祖先が
その後、ホモ・エレクトスからうつされたシラミを引き連れて、どうして、
アメリカ大陸までいったのか、ってあたりも、今度は人類のmtDNAとか、
Y染色体の系統から、だいたい分かっている。たぶん、Y染色体のYAP+の
系統と関係があって、あれは、オーストラリアあたりを出発した人々が、
そのまま東南アジアや、日本にきて、そのままアメリカ大陸まで移動した
っていうことがかなり明確になってきた。3万年ぐらい前から、環太平洋
を回る経路っていうのがあったことになる。
で、ホモ・エレクトスのシラミをうつされた人々はユーラシアではそう
でないシラミを再度うつされたか、系統がある程度絶えたけど、アメリカ
大陸では孤立して残ったということだろう。日本人にもいるかもしれない。
それとも第二次大戦後の米軍のDDTで全部やられたか。
750 :
出土地不明 :2006/09/25(月) 12:32:26 ID:7aP5NJhp
751 :
出土地不明 :2006/09/25(月) 15:09:29 ID:LW2Bn9qS
人類が直立歩行になったのは水中生活していた時期があるからだょ
752 :
出土地不明 :2006/09/25(月) 22:59:46 ID:ivZ0NtkF
>>751 :出土地不明 :2006/09/25(月) 15:09:29 ID:LW2Bn9qS
>>人類が直立歩行になったのは水中生活していた時期があるからだょ
アンタは偉い!!!
753 :
出土地不明 :2006/09/25(月) 23:56:28 ID:luuIC1pZ
ヨーロッパ人がアフリカ大陸に侵攻すると、みんな伝染病で死んでしまい。 アメリカ大陸に侵攻するとインディアンが伝染病で大量死してしまった。 なぜアフリカは伝染病が多かったのだろうか?
754 :
688 :2006/09/26(火) 18:53:48 ID:Dsyyxf0h
>>753 >ヨーロッパ人がアフリカ大陸に侵攻すると、みんな伝染病で死んでしまい。
こういう事実は無い。
ローマもギリシャも普通にアフリカを支配した。
755 :
出土地不明 :2006/09/26(火) 23:14:58 ID:J6wM36HL
伝染病というのは、基本的に狩猟採集ではなく定住農耕が始まったあとで その人口密集、家畜との同居などを通じて人類と関わるようになった。 アメリカ大陸にヨーロッパ人がいくと、そこで狩猟採集民であったネイテ ィブアメリカンは95%以上がヨーロッパから持ち込まれた伝染病で死んだ。 主に、天然痘だ。 アフリカでも、サハラ砂漠以南の地域はマラリアが多い。同じことは、東南 アジア、オセアニアでも同じ。パプアニューギニアなどでもマラリアが多い。 この地域は、結果としてなかなかヨーロッパ系が浸透できなかったところだ。 アフリカ人自身は、いわゆる鎌形赤血球などでそれを防御しているし、また パプアニューギニアの人々ももっと別の方法で防御している。 というわけで、フェニキア、ローマ、ギリシアが支配したのは、現在でも、 マグレブと呼ばれる、サハラ以北のアフリカだ。この地域は、系統からしても、 ヨーロッパ系に近い人々だ。
756 :
出土地不明 :2006/09/27(水) 01:01:53 ID:9YTRcToR
そういえば19世紀のマレー諸島では、ヨーロッパの宣教師は数年しかもたなかったんだってね。 ウォーレスも、マラリアの熱にうなされながら自然淘汰思いついたそうだね。
757 :
出土地不明 :2006/09/27(水) 20:27:32 ID:ip6c3LsV
758 :
出土地不明 :2006/09/27(水) 22:54:04 ID:UwECE2hV
>>755 で、最近になって逆にエイズやエボラ出血熱、コンゴ熱等にヨーロッパ系が
逆襲にあってるんだよな。
759 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 00:51:45 ID:MUuE5WVB
日本人が伝染病に強いのはなんで?
760 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 01:28:14 ID:1u11+TLn
>>757 そんなに古いんなら、人間や動物はへっちゃら体質に進化できると思うけど
なぜまだだめなんだろう
マラリヤも何千年周期で変化するんですかね
761 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 06:03:49 ID:TQ0UeYM7
762 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 10:56:54 ID:puEze5SM
>>759 強くないよ、東南アジア旅行者で同じ食事して日本人だけコレラにかかっている。
普段清潔にしているから不潔な環境への耐性が低い。
大体犬猫の糞が不潔だから砂場で遊ばせないなんてアホな国民だからな。
BSEだってそう、過剰反応しすぎなんだよ。
763 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 12:16:00 ID:yW3AVTfe
マラリアってのは原虫だから、寄生虫のチッコイのみたいなキモイやつで、 肝臓から脾臓やらで変態しながら増殖、赤血球に入り込んで最後には 赤血球をぶち破って破壊、その時高熱が出るんだわな。 変態するから特効薬も作りにくいし、体中の血液でウジャウジャ増殖する様を 想像するだけで・・・_| ̄|○ オエッ
764 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 23:10:41 ID:HftZN6th
マラリアと人類との関わりはかなり古いかもしれないし、そうでないかも しれない。実際に、チンパンジーもマラリアにかかっているからな。 感染による病気は、拡散の速度と宿主を殺す速度とのからみで、あんまり 過激な伝染病というのは、進化論的にみて、得策ではない。そこで、ある 伝染病がはやると、最初は過激に宿主を殺すなどするが、そのうちおり あいをつけることになる。 チンパンジーのマラリアはかかってもそれほど過激な症状にならず、死に いたることも少ない。パプアニューギニアなどのマラリアは、過去数万年 の間人間に感染するようになってから、すくなくとも現地の人たちの間では それほど重大な病気でもない。ところが、それ以外の人にとってにとっては 大変なんだが。アフリカの場合は、まだまだマラリアはかなり過激な病気で その意味では、人に広く感染するようになってからせいぜい1万年という つまり農業が始まって以降、本格的に広まったのではないか、というわけだ。 エボラ出血熱などは、人類にも大変な病気だが、チンパンジーやゴリラも これでがんがん死んでいる。一通り死ぬことになれば、この病気もだいぶ、 折り合いを付けるようになるんではないかと思う。 このあたりは、とにかく、進化論のもっとも難しくわからないところ。
765 :
出土地不明 :2006/09/28(木) 23:41:47 ID:HftZN6th
>>762 大腸菌ってのは、地域によって住んでいるやつが違う。
で、日本人は東南アジアにいくと、日本の中の大腸菌よりはその地域の
やつのほうが、強いので、経口などで現地の大腸菌に感染し、で、まず
は下痢する。ただし、こいつらは普通の大腸菌の強いやつなんで、まあ、
下痢が数日から一週間、長くても一ヶ月くらいでだいた現地の大腸菌に
慣れる。長期滞在すれば、大丈夫なんだよな。
同じことは、今度やヨーロッパやらの人が日本に来たときも起こる。
ヨーロッパの大腸菌よりは日本の大腸菌のほうが強いからな。日本人が
ヨーロッパにいっても大丈夫だが、ヨーロッパ人は日本にくると、若干
下痢が続く。もちろん、ヨーロッパ人が東南アジアとかにいくと日本人
よりもっと大変だ。
で、コレラとかってのも、地域によっては大腸菌の一種みたいなところ
がある。そういうのが普段からある地域はかなり大腸菌も強い。
まあ、こればっかりは、たぶん、気候によるところが大きいと思う。
766 :
出土地不明 :2006/09/29(金) 02:23:49 ID:+31Noaof
>>765 ふーん、知らんかった
細菌にも人種というか地域差があるんだ
767 :
出土地不明 :2006/09/29(金) 04:40:32 ID:3/9UZy59
>ヨーロッパの大腸菌よりは日本の大腸菌のほうが強いからな。日本人が >ヨーロッパにいっても大丈夫だが、ヨーロッパ人は日本にくると、若干 >下痢が続く。もちろん、ヨーロッパ人が東南アジアとかにいくと日本人 >よりもっと大変だ。 場所(地域)によって、細菌の種類が違う、人間が移動すると、そこの細菌に 犯されるだけで、、、菌の強い弱いは、単に耐性菌になっているだけで、なんの不思議もありません。 むかしから言われていることは、より強い耐性菌は病院に居るwww へんな話、早く死にたければ病院へ行けwww つまり、菌はじめ、すべての生き物は、進化するし、敵に対抗して耐性を持ちます。 例えば、人類が猿類から進化したと言う学説は信じるに値しないことを悟れwww
768 :
出土地不明 :2006/09/29(金) 12:56:50 ID:0DxLhVhj
>>765 嘘ばかりついているね。
下痢で多いのはサルモネラやアミーバ等の病原性菌・原虫だろ。
また、大腸菌で病原性を示すのはO-157等ベロ毒素を有する大腸菌に殆ど限られている。
この板が文系だと思って知ったかするのはやめたら。
769 :
出土地不明 :2006/09/29(金) 15:46:51 ID:M868Wl7B
>>764 確かに致死性が強すぎて、宿主を殺してしまうのは伝染病にとってマイナスとなるが、
それも伝染病の種類による。マラリアやペスト・チフスのような動物・虫媒介の疫病や
コレラのようなwater-borne=水媒介の疫病は、人同士の接触により感染する病気に比し
致死性が高い。宿主の人間を殺しても、運び屋・リザーバーが元気なら没問題だから。
エボラウィルスもオオコウモリを、SARSもキクガシラコウモリをリザーバー
としてる事が最近の研究で判明してる。
じゃあ、昨今話題の鳥インフルエンザは?鳥も死んでるじゃん!
と仰るかもしれないが、この場合のリザーバーは渡りをする水鳥。
青海湖での水鳥大量死の報告もあるが、飛来した水鳥→家禽→人間という図式。
渡り鳥は家禽に比して腸が短く代謝が早く、食べたらすぐ排泄する。
これにより消化器官内にインフルエンザが留まりにくく、耐性が生じるのではないか。
また飛行の為に気嚢が発達し、呼吸器についても飛べない家禽との違いがあり
野生の水鳥がリザーバーとなれる事に大きく関わっているようだ。
770 :
出土地不明 :2006/09/29(金) 20:48:47 ID:0DxLhVhj
771 :
出土地不明 :2006/09/30(土) 09:20:20 ID:dt9BAFp+
>>768 この話は耐性菌の話ともちがう。耐性菌は抗生物質の長期投与によって
おこる。
>>768 そういう下痢の話をしているわけじゃないよ。
ま、下痢というよりは、「おなかがかなりゆるくなる」という状況だな。
772 :
出土地不明 :2006/09/30(土) 17:29:41 ID:Qc7T9MZw
>>769 後半の鳥インフルエンザについては┐(´ー`)┌ ヤレヤレ だが
前段の動物媒介伝染病のvirulence=毒性の強さについては正しい。
イーワルド『病原体進化論』でも見りゃわかるが、この本によれば
水媒介の赤痢・コレラは、浄水施設が整備されると=水媒介感染が困難になると、
弱毒化し、宿主を殺さぬように変化するそうな。生物の適応ってワンダホ〜なのだ。
773 :
出土地不明 :2006/09/30(土) 19:24:10 ID:hspwchJS
>>772 また一人トが表れた。
どうしてこのスレはまともに医学生物学を学んだことが無い奴が、
知ったかぶりするんだ?
774 :
出土地不明 :2006/09/30(土) 20:06:04 ID:U1I7hgJu
↑そういうアンタはどうなのよ?進化医学に詳しいの?
775 :
出土地不明 :2006/09/30(土) 21:00:51 ID:tTvRWIAD
なに?お医者が来てんの?このスレ。 そりゃ先生、オニヅカを筆頭に「一知半解」がトレードマークの香具師ばっかし でさぁね、ここの住人ってのは。
776 :
出土地不明 :2006/10/01(日) 00:05:11 ID:7v1zvEGe
まあ、一般に、人のことを、批判するやつにかぎって、自分の意見も自分の
知識レベルもあかさんからな。たんなるやっかみに思われてもしかたがない。
たぶん、
>>775 も本当はなにもしらんのだろう。しっているやつは、ソース
をしめしたり、あるいは、自分の知識のいったんを開示して、たんなるやっかみ
の批判でないことを明示する。
777 :
出土地不明 :2006/10/01(日) 10:44:39 ID:9B2AXZPz
佐賀県文化調査課は28日、唐津市の蛭子(ひるこ)遺跡から出土した木簡に、
大便の俗称を示すとみられる文字、「運固」が確認されたと発表した。
語源を示す初の出土文字資料と見られる。
佐賀県文化調査課の主幹、後藤照彦氏は言う。
「10世紀頃のこの地方には、排泄物信仰とも言える土着の民間信仰がありまして、
特に豊穣を司る大便には神の力が宿ると考えられていたようです。
ふんどしを縁起物として奉り、運が付くようにと祈願したり、
川で用を足したあと、運が上に向きますようにと手を合わせていた行為が
現在の茶柱に変化したことなどが、これまでの研究でも明らかになっています。
神の力(運)が固まった物という意味で、運固と呼ばれるようになったのではないでしょうか。」
今回の木簡発見は、これまでの説を裏付ける有力な歴史資料として注目を集めている。
今後、佐賀県文化調査課が木簡の解読を進めていく。
【珍ニュース】佐賀で出土した木簡にウンコを示す文字確認
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1149756724/l50
778 :
出土地不明 :2006/10/02(月) 02:32:48 ID:XezEkjaw
ふーん、面白い これ ネタじゃないよね 高麗語、アイヌ語、モンゴル語、琉球語、タガログ語、マレー語に似た例はあるの?
779 :
出土地不明 :2006/10/02(月) 19:36:33 ID:VRdy3l3j
木簡にウンコと書いてあったことがどうして排泄物信仰に結びつくんだろ?
780 :
出土地不明 :2006/10/03(火) 16:50:57 ID:/K5i5BQM
ξ\( ・_・)うんこ投げ! ( ・_・)_ …-=≡ξ;゚o゚)ベチャ
781 :
出土地不明 :2006/10/03(火) 21:32:52 ID:VTkMXz7c
朝貢のためのお品書かもしれないじゃないか。>木簡
782 :
出土地不明 :2006/10/03(火) 21:36:26 ID:9u2AllP7
783 :
出土地不明 :2006/10/04(水) 01:12:20 ID:a4OYEwEx
>>782 >日本人種のYAP+と東南アジア辺りのYAP+が別種なのは事実。
>
>日本人種のYAP+はht1。
>東南アジア・中国南部あたりに微かに残るYAP+はht2。
>白人や黒人のYAP+はht3。
>
>ゆえに日本人種は中国南部や東南アジアとは無関係。
短絡バカ。
784 :
出土地不明 :2006/10/04(水) 10:50:56 ID:9+VGqJEW
>>782 そのデータをみると、
日本人種は支那・東南亜に強い影響を受けていると読むのが正当だよ。
785 :
出土地不明 :2006/10/04(水) 21:34:20 ID:a7cDaVNe
786 :
出土地不明 :2006/10/04(水) 21:50:22 ID:9+VGqJEW
>>785 782のデータを解釈すると、と書いてあるのに証拠は?
と聞いてくる、日本語が理解できないのか?
787 :
出土地不明 :2006/10/04(水) 22:58:54 ID:a7cDaVNe
>>786 証拠も無く、支那・東南亜に強い影響を受けていると解釈してるのか。
じゃあ、おまえを馬鹿かチャンコロと見るのが正当だよw
788 :
出土地不明 :2006/10/05(木) 00:10:40 ID:VsFwcOhP
やっぱり日本語が理解できないようだな。
789 :
出土地不明 :2006/10/05(木) 00:44:22 ID:PeNPG2V3
790 :
出土地不明 :2006/10/05(木) 02:05:11 ID:rDo2SWoT
>>784 >そのデータをみると、
>日本人種は支那・東南亜に強い影響を受けていると読むのが正当だよ。
俺もそう思う。やぶ蛇になったね。
791 :
出土地不明 :2006/10/05(木) 02:12:05 ID:PeNPG2V3
その理由は?
792 :
出土地不明 :2006/10/05(木) 22:54:22 ID:lr1mly68
793 :
出土地不明 :2006/10/06(金) 14:57:25 ID:FU/oGTvj
東アジア人(?)の扁平顔を寒冷地適応で良く説明するが、 本当にそうなの? 東南アジア人もわりと扁平顔なのは? スカンジナビアあたりの人達はなぜ彫が深いの?
794 :
出土地不明 :2006/10/06(金) 16:49:03 ID:0xkKppnv
>>784 >>790 なーんだ、結局、証拠も根拠もなくただホザいてるだけの
いつものチャンコロかw
じゃあ、ダメ。
却下w
795 :
出土地不明 :2006/10/06(金) 16:49:38 ID:0xkKppnv
796 :
出土地不明 :2006/10/06(金) 18:44:34 ID:ZY5xD878
797 :
出土地不明 :2006/10/06(金) 20:36:58 ID:QrM5kN16
ブロンボス洞窟ネタは既出?
798 :
出土地不明 :2006/10/07(土) 21:00:51 ID:YmfT7X+y
>>795 ってか、YAP+に三種類くらいの違いがあることはいいとしてだ。
YAP+を特徴づける突然変異と、その他のh1とかh2とかいう種類を特徴づける
突然変異のどっちがさきに起こったわけ?どう考えても、あきらかに、YAP+
を特徴づける突然変異が先だよね。だったら、そのあとの違いは、あとから
起こったわけだから、根っこは同じってことで、決まるのが、遺伝学なんだけ
ど。
>>795 はあきらかに、生物学の素人だね。オレはもちろんプロなんだが。
799 :
出土地不明 :2006/10/07(土) 21:09:57 ID:fp02eTug
>オレはもちろんプロなんだが。 >オレはもちろんプロなんだが。 >オレはもちろんプロなんだが。 自称プロなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
800 :
出土地不明 :2006/10/07(土) 21:19:54 ID:YmfT7X+y
こっちにもはっとくか。
AFTER THE ICEとか、The Singing Neaderthal とか、
あるいは、The Prehistory of Mind などの著者である、スティーブン・ミズン
が来日予定で、講演会を開くそうです。時間があったらいってみたいと思うけど、
うーん、ちょっと忙しい。もし行く人がいたら、いろいろお話をおききしたい
と思うので、時間がある人にお願いします。紹介は以下の河合氏のページ。
http://nobukazu-web.hp.infoseek.co.jp/
801 :
出土地不明 :2006/10/07(土) 21:28:54 ID:dAggCTqJ
>>798 同意。
日本人がYAP+グループ入りすることが
悔しくてたまらないYAP+がない在日コリアンが
くだらない >> 795 みたいなバカ意見を
貼りまくってるのはみっともないよね。
802 :
出土地不明 :2006/10/08(日) 14:45:40 ID:vDU1VuTS
>801はYAP+をたいていの日本人が持ってると嬉しいの?
803 :
出土地不明 :2006/10/09(月) 01:02:47 ID:eT8MyHUR
朝鮮半島と日本人が無縁なのが嬉しいんだよ
804 :
出土地不明 :2006/10/09(月) 08:10:10 ID:THDVk2Sx
日本人はほとんどが朝鮮半島からの流れで 北方や沖縄方面からの流れは少ないよw 朝鮮人と日本人は概ね同じであるwww 日本人と朝鮮人を素っ裸にして診ろ、区別がつかないよw。
805 :
出土地不明 :2006/10/09(月) 10:39:21 ID:/do6fdij
>>804 韓国人が形成されるのは、実際にはモンゴル帝国の時代以降ということだ。
言語は変化しなかったものの、あの段階で現在の韓国の文化ができあがった
という要素がある。かなり北方系の人々も入り込んでいるので、韓国人の
容貌も変化したようだ。
日本にはモンゴル人の襲撃ってのもあったが、神風で押し返したので、
モンゴル人が日本に大量にやってくることもなかった。
806 :
出土地不明 :2006/10/09(月) 15:36:40 ID:btGqvA5i
嫌韓厨のトレンドはDNAなんだね。 でもスレタイに沿う話題をふる技術がないとお子様にしか見えないよ
807 :
出土地不明 :2006/10/09(月) 17:47:23 ID:AyFxkCFj
>>805 違う。
朝鮮人の形成に主に影響しているのは?と貊と華北人。
日本人の形成に影響しているのはその数世紀前に朝鮮半島に
定着せず抜けてきた東胡か粛慎。
808 :
出土地不明 :2006/10/10(火) 19:41:14 ID:dlUkj2k0
809 :
出土地不明 :2006/10/10(火) 23:10:00 ID:mQEt29HY
ところで、なんで君たちそんなに必死なの? 日本人が特別じゃなきゃイヤ?ガキだねえw
810 :
出土地不明 :2006/10/11(水) 11:18:50 ID:afZxzF4G
>>809 朝鮮人と同じ血が流れているとは考えたくないでしょ。
普通の人間なら。
811 :
出土地不明 :2006/10/11(水) 19:43:29 ID:7enpGaVu
ウンコ南方人チャンコロとも同じ血が流れているとは考えたくないでしょ。 普通の人間なら。 汚らしい。 実に汚らしい。
812 :
出土地不明 :2006/10/11(水) 23:39:51 ID:3WKVkknC
あのさ、どうやら、YAP+は、日本から他のアジアに流れていったということ のようなんだけどな。YAP+はオーストラリア発で、日本にいたり、そこから、 東アジアに分布、さらにアメリカ大陸まで、という経路なんだよ。 YAP+があって、それに別の種類があるってことは、YAP+の突然変異が先におこった ってことなんだよな。だから、YAP+にたくさん種類があっても、そのもとは、 全部同根だというのが、遺伝学からしっかり導き出されるわけだ。
813 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 05:28:32 ID:VTqsKG0S
804 マブタとエラ
814 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 06:59:00 ID:32rleVGW
朝鮮人も日本人も中身はほとんど同じです。 違うのは、教育方針だけ。 だけど、アイヌ人と琉球人は日本朝鮮人とは若干違うよ。
815 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 11:31:32 ID:H1QiZ6Dn
>>809 808 みたいなことを強弁して
南中国と日本の人種的関係を
無かったことにして、自分たち異人が
日本に住むことのいい訳をしたがる
朝鮮人が大嫌いだから
816 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 11:37:56 ID:H1QiZ6Dn
>>814 >アイヌ人と琉球人は日本朝鮮人とは若干違うよ。
アイヌ人 YAP+ 4割〜7割
沖縄人 YAP+ 5割〜7割
奄美人 YAP+ 5割〜7割
ブータン人 YAP+ 5割〜7割
チベット人 YAP+ 5割〜7割
雲南高地人 YAP+ 4割〜7割
チワン人 YAP+ 2割〜4割
日本内地人 YAP+ 3割〜4割
朝鮮人 YAP+ 0割
満州人 YAP+ 0割
華北人 YAP+ 0割
蒙古人 YAP+ 0割
ツングース YAP+ 0割
817 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 20:57:30 ID:pC5qOmdK
818 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 22:10:18 ID:8RO+0IPv
すくなくとも、日本人と韓国人との関係の話は、人類の歴史600万年の 中の、たった2000年のことにすぎず、1/3000の話だから、別 のスレでやってくれ。
819 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 23:20:50 ID:HOpDpor6
火病遺伝子はいつ生まれたのか? それは今から200万年前までさかのぼれるという。
820 :
出土地不明 :2006/10/12(木) 23:39:19 ID:pC5qOmdK
821 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 11:19:40 ID:kr3kT0Ph
>>819 その遺伝子が200万年前にさかのぼるなら、現代人全部がそれをもっている
ことになるだろ。くだらん話はやめろ。
822 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 15:42:48 ID:K4zNsuIE
素人質問で済まぬ。大まかに言って、石器を道具とする時代は採集狩猟時代、鉄器になって農耕時代?
823 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 21:21:34 ID:SMGh/yD5
金属器の利用=農耕じゃない というか生業の変化と、金属器の普及、定住化は関連性が高いけど別の現象
824 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 22:01:20 ID:UYl++Igl
>>822 農耕と道具は関係ないだろ。
第一農耕をどう定義するかで起源は大幅に違ってくる、
鉄器はヒッタイト(BP3200)だが青銅器は俺の持っている古い本ではエジプトでBP7000、
麦はBP10500南西アジア、米BP11000支那
825 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 22:04:35 ID:UYl++Igl
>>824 追加
新石器(磨製石器):BP3.5万日本
826 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 23:41:35 ID:K4zNsuIE
>>822 です。
採集・狩猟生活から農耕生活への社会的変遷に、「道具の進化」、たとえば、収集・狩猟具から農耕具への進歩のような、が何ほどかの作用(始動)因的な役割を果たしているのでしょうか。
単純な構図ではないとは思いますが。 その辺の関係は端的に云ってどんな説明がされているのでしょうか。
産業革命での熱機関の役割のような、今は廃れていますが,つい唯物史観的な想像(生産手段が社会のあり方を決定する)をしてしまうのです。
827 :
出土地不明 :2006/10/14(土) 23:45:00 ID:K4zNsuIE
訂正 (生産手段が → (生産手段の進歩が
828 :
出土地不明 :2006/10/15(日) 15:24:40 ID:aO+0OTsH
>>826 最近、AFTER THE ICEのあとちょっと、アフリカ編を残すばかりとなりました。
結構、読むのが遅いですが、あと一週間弱かかりそうですね。
狩猟・採集から、農耕・牧畜への変化というのが以前ほど明確ではなくなり
ました。農耕・牧畜に先立っての定住生活があり、定住生活の場合における、
基本的な道具類のセットがあり、かつ、定住後の狩猟・採集は、実際のところ
氷河時代の移動性の狩猟・採集とはかなり違い、まず、自然と狩猟・採集対象
となる動物、植物の地域的な管理が始まり、動物個体数の保存に関する知恵と
か、定住集落近傍の農園(栽培種ではなく野生種を定住集落の近辺にもってく
ること)などが始まります。この段階で、農業に必要な道具類もほとんどそろ
ってくるわけです。農耕・牧畜の始まりの定義は、人間の生活の変化というよ
りは、栽培する植物や管理する動物が、遺伝的にみて栽培種(あるいは家畜種)
であるか、そうでないか、の違いということになります。これは、人間の生活
の変化がなくても、周辺の農園や管理している動物が野生種でなくなったら、
その段階で、農耕・牧畜が始まったと判断されるわけです。
農耕の始まりにおいては、麦や稲などでは、自分で種をまき散らすタイプ(野生
種)か、人間の手を借りないと種が蒔かれないタイプか、によって判断でき、
遺跡の中の植物が残っていればそこから分析可能です。栽培種が発達するには、
収穫方法の変化が重要だとのことで、穂刈をするか、そうでないか、などが重要
だということでした。牧畜と狩猟との境目は非常に曖昧で、狩猟段階で、選択的
狩猟により動物個体のサイズの縮小のようなことは起こるので、家畜かによる
サイズの縮小以前から狩猟段階で十分に家畜化が始まりつつあったようです。
という意味で、道具との関係からすると、あまりないですね。
石器の種類の爆発は、後期旧石器時代とともに始まる。あとは必要に応じて、
あらゆる道具が生まれます。
829 :
出土地不明 :2006/10/15(日) 15:25:32 ID:adOnzsZy
830 :
出土地不明 :2006/10/15(日) 15:33:05 ID:aO+0OTsH
>>828 の追加
結局のところ、農耕・牧畜が起こったのは、その当時はそれほど画期的な
ことでもなんでもなく、たんに、農耕や牧畜が始まるべきところに住んで
いた集団は、どこでも始めた、ということのようです。
そして、それら農耕・牧畜の起こった時期が、おおむね紀元前9000年
以降となっているのは、ヤンガードリアスの終わったあとということであ
るということで、これも気候に対する対応であることがわかります。
最終氷期の終わりが紀元前1万1千年ごろで、その後の温暖期で定住生活、
そして、ヤンガードリアスでいったん移動性の厳しい時代があり、そこから、
ヤンガードリアスの終了とともに、一気に農耕が始まるということですね。
もちろん、農耕・牧畜の始まらない地域もあるわけですが、それは、農耕
牧畜に適した動植物がなかったとか、あるいは、狩猟採集をしていたほうが
はるかに生活が楽であるような地域などでしょう。やる必要がないところ、
やる方法がないところでは起こらなかったということです。
831 :
出土地不明 :2006/10/15(日) 17:04:02 ID:GsxWluPV
唯物史観が悪い訳ではない。単純に農耕の起源についての情報が、マルクスの 時代は足りなかった。 生態人類学的には、水の確保・糞尿の処理・病気のタイプ・金属の利用のしやすさ 畜獣の獲得しやすさなんかが物質レベルで複雑に絡み合って、農耕の性質が決まる。 例えば馬がいるのか、こぶ牛がいるのか等々。 さらにはいつどのタイミングで、各技術とつきあい出したかによって伝統が大きく かわる
832 :
出土地不明 :2006/10/15(日) 22:32:20 ID:hI/b2txq
>>831 ほとんどの道具類は、必要なときには、必要になった段階ですみやかに
発達するという印象があるな。もちろん、必要とされてから、発明、定着
までに、数世代、10世代、あるいは20世代くらいはかかっていて、
そのために、100年から500年の遅れがでることはあるのかもしれない
が、いや、500年も遅れていない印象だ。
たとえば、氷河時代後速やかに中国では土器製作が始まる。もちろん、もっと
前からあったということにもなるかもしれない。日本でも土器は氷河時代の
さなかから始まる。いまんところ、日本の土器が必要だった理由はわからない。
一方、中近東の氷河時代後のナトゥーフィアンなどでは、非常に早い段階で、
石臼が始まる。それは、野生の麦を収穫していた段階で既に石臼があって、それ
で粉をつくってパンを焼くということが行われている。
ところが、中国で石臼が入ってくるのはだいぶ後の話。逆に中近東で土器がはじ
まるのは、これまただいぶ後の話だ。そうほうそれぞれ必要性があったかどうか、
という違いだろうと思う。
農業の始まりの段階で必要なのは、まあ、水の問題は重要だろう。ただ、農業が
おこったようなところは、どこも水の事情はよかった。糞尿をふくめた、ゴミの
問題は、たんに、貝塚が大量に存在することからして、彼らも大して気をつかって
いたわけでもないようだ。ようは、ゴミ捨て場に棄てる、というだけのこと。
当然、そのゴミ捨て場が大変なことになったら、そういう居住地は単に見捨てられた
わけだ。
病気の問題、とくに集落に高い人口密度で暮らすことに関する問題はあっただろうが、
これも、本格的に大きな都市が出現するまでは、あまり深刻ではなかったように
考えられる。
唯物史観とかいう以前に、氷河時代から初期農耕までの段階ではむしろ、働いたのは、
広い意味での、ダーウィニズムだろうと思う。うまいことやった集団が生き延びて、その
伝統が受け継がれるということで、下手した集団は全員が飢え死にするか、あるいは、
殺し合いになったか、そのどっちかだ。短期的な話だから遺伝的な意味での進化があった
わけではないにせよ、いわゆるミームレベルでの進化、文化レベルでの進化があったという
ことだな。数十年、数百年というのは、かなりの創造性をもつ後期旧石器文化をもった人々
にとっては、意図的な試行錯誤を試すには十分で、必要なものはちゃんと必要なときに
発明されるということだ。
833 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 00:09:17 ID:don/s9Gp
そして中国には神農が行脚し、メソポタミアではオケアノスが上陸 し、南米にはビラコチャとケツァルコアトルが舞い降りる・・・
834 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 00:10:31 ID:B2wRFdry
ミームの進化って何? 認知機構の進化なのか、文化の多様化のことかさっぱりわからん。 文化の進化もヨーロッパ起源からアフリカ起源に書き直しがあった ばかりだし、これからどうなるかわからないよ
835 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 00:23:50 ID:sV4iq96e
>>834 文化の起源がヨーロッパってなに?
現在の研究者のコンセンサスかどうか別にして、人間に象徴行動が現れた
と考古学的に判断できればそれが文化の始まりとされる、ってことだった
わけだ。
で、その象徴行動の最たるものが、ヨーロッパにおけるオーリナシアン文化
やその後の後期旧石器文化で、とにかく、ラスコーとかアルタミラとかの
壁画などは間違いなく象徴行動だということになる。で、その手のものが
比較的初期からあるのはヨーロッパである可能性はたしかに高い。
ところが、象徴行動は、その後ヨーロッパよりも古いものがオーストラリア
で発見され、さらに、アフリカでも、もっと早い段階でも象徴行動があった
ことが発見された。ビーズを作るとか、そういうことだ。で、もともとの
ヨーロッパというのも、たんに時期が早いという議論があっただけで、それ
が全世界に広まったという議論はなかった。逆にアフリカにおいてかなり
初期(10万年近く前)から、象徴行動があり、それが各地に拡散したと
することで、むしろつじつまのとれた見解が得られたことになる。
上で書いた、ミーム的、文化的進化ってのは、ただ、特定の集団の中の
特定の行動様式や文化が、その集団の中で世代を越えて受け継がれるが、
その文化や行動様式がうまく環境に適応できない場合は、当然、その
集団は存続しないので、淘汰され、うまくいく文化伝統、行動様式の伝統
を得た集団だけが、選択されるという意味でのダーウィニズムだ。
氷河時代が終わってから、いろいろな試みがなされ、それらでうまくいく
方法をみつけた集団が、うまく生き残り、そうでない集団は滅びたという
ことだ。これに、さらに集団間の戦いなどがからんでもっとダイナミック
な淘汰が選択が行われただろうと思う。
836 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 00:47:05 ID:B2wRFdry
君の主張は只の俗流適応論で、もはやミーム関係ないし。 つーか知らん間に群淘汰が混じってるぞ。ウルトラダーウィニストの風上にも おけんな。教祖が人間だけ特別と言ったら論理が脱線するのか
837 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 02:34:21 ID:o+FzDjle
【裁判】「ツンデレ」の定義巡って刑事裁判が紛糾し休廷・・・東京 [9/2]
東京地裁で1日、アニメショップから大量のセル画を盗難したとして起訴されている男性被告(41)の刑事裁判が開かれた。
ところがこの裁判で、前代未聞の珍事が発生したのだ。
弁護士が「ツンデレ属性」というオタク用語を使って被告を弁護したところ、検察側から「『ツンデレ』の定義がおかしい」と異議が唱えられたのである。
この弁護士、中央大学のあるアニメ同好会に所属していたことのある大のアニメ好き。
片や、異議を唱えた検察官も、東京大学の美少女フィギュア研究会で副会長を務めていた筋金入りのオタク。
双方ともに独自の「ツンデレ観」を持っていたのだ。
弁護側が「鴇羽舞衣はツンデレの代表格」と言えば、検察側が「むしろ、玖我なつきこそツンデレ」と反論するといった展開。
双方ともに1時間以上に渡ってツンデレの歴史や定義を延々と主張し合い、裁判続行が困難になった。
この事態を見かねた裁判長が休廷を命じ、裁判は後日再開されることとなった。
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/wall/1060067604/
838 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 18:34:14 ID:SSBmWBEJ
>>832 >>ほとんどの道具類は、必要なときには、必要になった段階ですみやかに
発達するという印象があるな。もちろん、必要とされてから、発明、定着
までに、数世代、10世代、あるいは20世代くらいはかかっていて、
そのために、100年から500年の遅れがでることはあるのかもしれない
が、いや、500年も遅れていない印象だ<<
社会的な生産道具は、各時代のそれぞれの必要に応じて、生まれるべくして生まれてきた。
道具の変遷については事後的な説明が出来るのみ。
機械論的合法則的な(予定)調和的な進行は絵空事(生産手段-生産関係の共産社会必然学説のような)。
ただ各時代の経済、政治、芸術の、それぞれの理念のようなものは、これら道具に由来して人間が受身的に創発してきた。
間違っているかもしれません。考えさせて貰いました、多謝です。
839 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 22:47:28 ID:2RnlCB7O
>>836 俗論だというのは事実だと思う。
個体の選択、淘汰というものには特にこだわっていないから。
ただ、人間が言語をもち、集団内の共有記憶、共有行動規範などをもち
だした段階(後期旧石器時代以降だろうが)からあとは、人類について
は、遺伝子の突然変異とその選択淘汰という基準ではなく、集団内に共
有されるコードの選択淘汰を考えてみる必要があろうと思う。
その選択においては、必ずしも集団の成員が全部同時に選択され、ある
いは淘汰されるわけではなく、場合によっては、集団からの離脱で別集
団において生き残るような個体や部分集団がいる可能性もある。
ただし、その段階で、滅び去った集団での行動規範や記憶がある程度失
われているならば、そのコードの選択淘汰が行われたと考えてもいいだ
ろうということだ。もちろん、たんなる遺伝的な淘汰とは違い、ここで
は、ときに、ある集団の「悪しき行動規範」や「悪しき記憶」が、他の
集団において、反面教師となることもある。だから、選択というのも、
「逆選択」とか、「反面淘汰」のような概念を取り入れる必要もあるか
もしれない。
中近東において、最終氷期が終わり、ナトゥーフィアン文化が始まり、
定住に基づく狩猟採集生活が始まり、その後のヤンガードリアスで、
定住しない移動にもとづく後期ナトゥーフィアン文化に移行したあとも、
人々がナトゥーフィアンの時代における定住地を聖地のようにして、と
きに先祖を共有する人々で先祖祭りを行っていたとする考古学的証拠が
でてきたという。このような行動は、あきらかに集団内のコードにもと
基づく規範行動であり、この行動が、一方では、先祖を共有する集団間
の交流を深めていっただろうと思う。そして、それがどうやら、ヤンガー
ドリアスの後の、早期における定住生活の獲得と、広い範囲の情報交換
に基づく速やかな農耕文化への移行につながったようにも思える。
840 :
出土地不明 :2006/10/16(月) 22:56:24 ID:2RnlCB7O
>>838 以前考えたことの一つに、人間の専門化ということがあるように思った。
ある程度の集団での定住生活が始まることで、集団内に分業が始まり、
最初はそれは恐らく年齢や性による違いで始まったし、それらは、人間
が人間になる以前からあっただろうことは間違いないわけだが、人間の
場合の集団生活において、たとえば特定の石器の製作、道具の製作のよ
うなものはそれについての巧みな技をもつ人々が率先して行い、また、
時には、集団間の交易によって、特定の特産物(道具や道具の材料など)
があるとしたら、かなり広域な地域の集団間で分業がなされたことになる
わけだ。
分業が専門化を誘発することは事実で、普通の人も石器は作るが、特定
の個人が、他の人よりも10倍くらいたくさんの石器を作るとなれば、
そのぶんだけ専門化し、技術も上達する。そして、その中での発明も
生まれやすくなるだろうと思う。それでいて、どの専門家となる職人も
また、他の人々が行う普通の日常活動のほとんどを行う。この環境は
あきらかに発明が生まれやすい環境だ。また、その専門家のもとに、さ
まざまな提案があったりもするだろう。
日常の道具の種類が、大まかにいって集団の成員の数と同じオーダーで
あれば、分業は効率的だろう。初期農耕を始めたころ、あるいは定住生活
を始めたころの人々はこういう条件にあったのではないか。集団はだいたい
多くて数百人程度で定住し、だれもがおおむね顔見知りである。
そして、それぞれの道具について集団内にだれか専門家がいる。そういう
状況なら必要とされる道具が必要な時期に、せいぜい数十年から百年の
遅れがあっても、発明される、という状況があっただろうと思う。
841 :
出土地不明 :2006/10/17(火) 20:21:07 ID:OhtLoKei
中東における農耕の起源については、
>>800 のマイズン(ミズン)の講演行けば
よくわかると思うよ。
1. 日 時 2006年10月28日(土) 午後3時〜5時
2. 場 所 東京大学本郷キャンパス 法文1号館3階315教室
3. 演 題 The Origin of the Neolithic and Farming in the Jordan Valley.
(通訳付きの予定)
尚、ミズン→マイズンであるように、ヤンガードリアスも「ドライアス」だと思うが・・
確かに「ドリアス」とよく表記されてっけど、辞書ひいても「ドライアス」
842 :
出土地不明 :2006/10/18(水) 14:11:32 ID:j31XOnmA
>>839 >集団内の共有記憶、共有行動規範などをもち
これらはニホンザルでも観察されるし、
恐らく動物は一般的に持っている特性だろ。
843 :
出土地不明 :2006/10/18(水) 17:16:40 ID:hX7m+O7U
火を使うようになったから、体毛が薄くなったってことはないだろうか?
844 :
出土地不明 :2006/10/18(水) 22:41:24 ID:dTnNXxZG
>>842 集団での共有行動規範はニホンザルの芋洗い行動や、特定地域のチンパンジー
にのみ見られるシロアリ釣り、あるいはコロブス猿狩りなどもあって、霊長類
にはかなり一般的に見られる。これらは、Chase によれば、ミームによるもの
と考えられるという。ミームは、個体に存在し、個体から個体へと模倣行動に
より伝搬し、かつ個体がそれによって利する場合は選択され、害される場合は、
選択されない。ある条件で普及したミームが、別の条件で淘汰されることも
ある。個体そのものの淘汰でもあり、集団全体が淘汰される可能性もある。
当然、人間にもこういう集団内での共有の行動規範がある。
ただし、共有記憶の類は、人類に特有のものだろう。
上の例で出したように、ヤンガードリアスの前に定住生活をおくっていた
ナトゥーフィアン文化の人々が、ヤンガードリアスになり定住生活をやめた
あとも、もとの定住地を聖地として、定期的に集まり、先祖祭りを開いて
いた可能性が考古学的に示唆されるわけだ。これは、ヤンガードリアスが、
約1000年続いたことを考えると、数十世代にわたって伝統が受け継がれ
たことになる。
こういう行動が、ニホンザルなどにあるだろうか?
世代を越えて、たとえば、あるニホンザルがかなり遠くの地からやってきた
として、世代を越えて、何世代かあとに、そのもとの地域に戻るとかそういう
行動だ。遺伝的に刻みつけられたものについては、アメリカ大陸を縦断する
蝶が、7世代から8世代かけて、渡りをする現象なども知られている。
しかし、これはあくまでも遺伝的本能的行動である。
遺伝的、本能的行動でなく、世代をこえて、記憶が伝わるということが、
他の動物にあるとはとても思えないのだが。
845 :
出土地不明 :2006/10/18(水) 22:55:37 ID:lJftpz1y
Relationship of love and marriage. evolution(from dictionary) : the way in which living things change and develop over millions of years, or a gradual process of change and development Evolution : It is spontaneous attractive force between gene of oneself and gene of another. That is, A gene is prefered by other gene. For prediction of evolutions, It will be natural that spontaneousness is important to evolve for better or worse. Artificial stratagem of gene's natural movement will tend to negative motion, despite prediction of evolutions tend to positive motion. That is, We never deprive evolutions of nature. (by X-man)
846 :
出土地不明 :2006/10/19(木) 18:32:57 ID:OO+G+nPl
>844 大抵の霊長類学者はミームという概念で社会的学習を議論しない。 議論の中心は、イミテーション(単純模倣・行動模倣)とエミュレー ション(意図模倣)の話。 近年芋洗いを文化行動の例にとることは少なくなってきている。なぜなら 芋洗いは、芋という素材が与えられたときに、一般的にニホンザルがもつ 食べ物をごしごし擦ってみるという行動とが複合して、創発された行動であり しかもその行動自体、観察学習ではなく個体毎の試行錯誤に基づいている 可能性が高いから。 とはいえ、様々なレベルで社会的学習の証拠を見つける努力がニホンザルでは なされていて、毛づくろいのシラミのつまみ方や菜食レパートリーの伝播が 議論されている。 嘘か誠か人間の特別さというのは、単純模倣ではなく意図模倣を行おうとする 心の理論をもつことによって、イノベーションが常に起こり続けている状態に なっていることなのだ、、ちゅうのがトレンド。悪く言えば人間中心主義だな。 そこら辺の議論を知りたかったら馬鹿高い マキャベリ的知性と心の理論の進化論―ヒトはなぜ賢くなったか1,2 を読んで心の理論を勉強してくれ。アンチ心の理論を掲げた勧められる一般書は 菅原和孝の「感情の猿=人」くらいか?
847 :
出土地不明 :2006/10/19(木) 22:01:23 ID:/saJTasy
848 :
出土地不明 :2006/10/19(木) 22:10:39 ID:I9ixx2L+
849 :
出土地不明 :2006/10/19(木) 22:26:29 ID:OO+G+nPl
850 :
出土地不明 :2006/10/20(金) 20:39:39 ID:KkhskOr8
>>844 >遺伝的、本能的行動でなく、世代をこえて、記憶が伝わるということが、
>他の動物にあるとはとても思えないのだが。
人間にも無いよ。
851 :
出土地不明 :2006/10/20(金) 20:57:02 ID:D+Cfe8t8
ミームで議論するから、”同じ”記憶なんてものに簡単に引っかかるんだよ。
852 :
出土地不明 :2006/10/20(金) 22:59:50 ID:yoOL32DN
くそばかがあつmmていおます くそばかだらけ。
853 :
出土地不明 :2006/10/20(金) 23:19:07 ID:yoOL32DN
やめろ、基地外。 論議無用。
854 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 11:53:26 ID:FwmeCmPP
>>850 人間には、言語による口承での伝承というのがある。
これが世代を越えて伝わる要素だ。こればっかりは、人間的な言語をもたない
動物には、あり得ないことだ。もっとも、犬やらなにやら匂いでなわばりを主張
する動物の匂いが数十年残っているとかいう話があったら、また別だが。
855 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 12:32:48 ID:FwmeCmPP
>>846 たしかに、動物行動学者はミームという言葉を使わないのだろうな。
それにミーム自身、概念がわかっても、非常に定義しづらい言葉だ。
ニホンザルの芋洗いの行動もたんなるダーウィニズム(そこには全く
なんの個体間の模倣や情報伝達がなかった)によるものとする説が
ある。芋を洗う個体に芋が放り投げられることが多かったから、各自
独自に芋洗いを始めたのだ、ということだった。
人間の場合は、子供でも、ちょっと得する行動だと、すぐにでも模倣
ができるが、ニホンザルのこの芋洗いは群の中に行動が広まるのに、
かなりの年月(10年とかだっけ?)かかっている。最初にイモ(と
いう個体)が始めたが、実際に最後までその行動をとらなかった個体
もいるくらいだ。
よって、霊長類の行動の地域差は、遺伝的本能的な行動でないという
ことが言えたとしても、それが文化的行動かどうかはなかなか立証も
難しい。各自がそれなりに試行錯誤することもチンプなどでは当然の
ことのようだ。むしろ個体間の模倣などよりこっちが本質的なのかも
しれない。あるいは、個体間の模倣は本当のスタートポイントだけで
あり、それがトリガーになって、独自の試行錯誤が始まることのほうが
多いようだ。以前、見た京大霊長類研のあのアイちゃんの息子のアユム
が、他の同じ年頃のチンプたちと一緒に壁にあいた穴に棒をつっこんで
蜂蜜をとる行動をするときに、それぞれが独自の棒やらゴムチューブや
ら鎖やらをつかって、独自の方法を開発していたのが面白かった。
うまくいったやつの方法を観察して細かいところまで模倣しようとはし
ていない。ただ、穴になんかつっこんで蜂蜜がなめられるということは
認識しているようだが、それ以上のことは自分で必死で考えて試している
という感じだったな。
856 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 13:01:48 ID:t74/rS94
>>855 進化学を勉強し直してから書込んで下さい。
貴方の書込みは必ず複数の間違いがあるので、
代表的な部分だけ取出してレスつけているんですが、
もう疲れました。
857 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 14:10:43 ID:HNmsjLCl
>>856 もうちょっと具体的な書名を教えてやったら。
おれはマキャベリ的知性と猿=人をあげた
今更利己的な遺伝子を読み直されても、仕方ないぞ。
858 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 15:41:32 ID:34unEfwQ
猿とすし職人(ドゥ・バール)でも読むのがいいのかな。 動物文化論だと。最近出た「あなたの中のサル」はあんまりよくなかった
859 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 17:31:27 ID:jQlWQwwN
>>856 で、どこが間違っているか、それをしないわけだから、つかれたとかいって
いるが、たんに、指摘するほどの能力がないことをさらけだしているな。
Chase の The emergence of Culture の内容にそって話をしている。
その本を読んで、その上で、間違いを指摘してくれ。
>>858 >>855 を読んで、これが、「猿とすし職人」の内容をそのまま書いている
ことを理解しないあんたは、いったいなにいってるんだか。
860 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 17:42:05 ID:34unEfwQ
>859 全然ド・ヴァールの議論を理解してなかったんだな。重傷かもね
861 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 17:48:38 ID:jQlWQwwN
>>860 ド・ヴァールは、イモの行動が拡散したのが文化的な行動であるとした日本
の研究者の研究に対して、徹底的に文句をつけた欧米の研究者に対して反論
しているわけだ。ド・ヴァールは、イモの行動が欧米の研究者たちのいうよう
なダーウィニズム的な方法で広まったものではなく、なんらかの模倣行動に
基づく文化的な行動であることを、認めようとしているんだよな。
ところが、こいつはそう簡単じゃないってのは他の書籍をみても、それから
Chase の本からみてもわかる。
ようするに、議論の分かれるところなんだよ。
ド・ヴァールは明らかにに日本の研究者のサイドに立とうとしている。
でもそう簡単じゃない。
そこまで理解して、
>>860 みたいな書き込みしているか?
862 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 21:36:35 ID:/ki0fNKM
イモ洗いというのは、オナニーみたいなものかなあ 反復行動でしょう? 気持ちいいのかなあ 洗ってるうちに、じわあっと唾が出てきて、それで噛り付くとか。 べつに腹が減ってるわけでもないのに食い物を与えられて、なんかすぐに噛り付く気にもならなくて、きがついたらこすってた、とか。 飢餓状態なら、そんなことしないよねえ。 文化、なんですかねえ。
863 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 22:10:35 ID:/ki0fNKM
続けて書き込みます。 初めて芋を洗ったサルは、何らかの不安があったんじゃないのか。 ようするにいじくる行為でしょう? いじくるのが気持ちがいいのは、なんらかの不安が解消されるからかもしれない。 不安になって、頭をかくとか、服のボタンをつまむとか。 不安神経症。 そういう傾向の強いサルから順番に洗っていったとか。 とすれば、初めて石器を作った人間も、同じことかもしれない。 うまく骨を砕くことができない者が、不安で持っていた石をいじくり始めた? つまり、何か「能力」のある者が歴史をつくった、という考えが、僕はすごく嫌いなんですよね。
864 :
出土地不明 :2006/10/21(土) 23:58:28 ID:t74/rS94
君が精神疾患を有すると言うのはよく判ったよ。 >何らかの不安があったんじゃないのか。 そう思ったらそれを検証するのが学問、 君は思いつきを元に議論しようとしているから誰にも相手にされない。
865 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 00:03:36 ID:V24kI7nm
> 人間の場合は、子供でも、ちょっと得する行動だと、すぐにでも模倣
> ができるが、ニホンザルのこの芋洗いは群の中に行動が広まるのに、
> かなりの年月(10年とかだっけ?)かかっている。最初にイモ(と
> いう個体)が始めたが、実際に最後までその行動をとらなかった個体
> もいるくらいだ。
あなたの模倣の定義が曖昧なので、反論するのもメンドクサイのだが、人間の子供に
おいてそんな話はない。もし簡単に模倣出来るのだったら、何故教育がこれほどまで
問題になるのかわかる?
人間は行動要素を模倣するのではなく、相手の意図・目的を理解しようとすることで
試行錯誤を開始するから、結果的にその行動の変異群が集団内に広がる。けれども、
次の世代にも意図・目的が理解されるからこそ、連綿と伝播され続けられていく。
けれど意図を理解することと、それを模倣することは全く異なる話であり、だからこそ
教育は多くの場合失敗する。
じゃあ、なんで教育という行動が人間に特有で、それなりに成功することがあるのか、
というのが議論の焦点になったりするが、それは鮨職人にはのってないかもしれない。
一方実験的に分かったことは、ニホンザルの場合、それが本当に利益のある行動で
あるかは別問題、目的が何かは別に行動要素をコピーしようとすることで、結果的に
行動が伝統となっていく。
けれども、どちらの模倣であっても、得かどうかを判断して、というのはただの勘違い
か誤解以上の物ではない。
> よって、霊長類の行動の地域差は、遺伝的本能的な行動でないという
> ことが言えたとしても、それが文化的行動かどうかはなかなか立証も
> 難しい。各自がそれなりに試行錯誤することもチンプなどでは当然の
> ことのようだ。むしろ個体間の模倣などよりこっちが本質的なのかも
> しれない。
ドゥ・バールの意図を完全に誤解している。西田利貞-ド・ヴァール的な議論において、
動物文化論における「文化」は、遺伝的なものを基盤としない、という理解から出発しない。
あくまで、地域間比較に基づく差異のバリエーションから始まる。
>Chase の The emergence of Culture の内容にそって話をしている。
>>721 ,
>>725 のことだろうけど、Chaseって記号論の盛衰を全く無視してるな。
意図的かどうかは別として。つーか50年くらい前の学術的水準ならともかく
コミュニケーション論全盛のご時世に恐れ入った説だな。アンチポモという
ことなんだろうか。
866 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 00:31:17 ID:i9rwnK94
もうひとつ書かせてください 人間が道具=石器をつくったことを、能力の問題にしてほしくない ものをいじくりまわしたがる「不安」を強く持ってしまったからかもしれない 世界をまさぐる、というか、存在の不安、というか 人間は、世界=環境=自然から大きくずれてしまっている その不安が、世界=環境=自然をいじくりまわしたがる セックスの仕方もそうですよね 手が自由だからいじくるのではなく、不安だからいじくる この違いは、大問題です いじくることの必然性の問題 言葉の発生だって、何か声に出さずにいられない世界との関係が生じたからでしょう 存在が、というか、生きてあることの自覚が、揺さぶられた とすればその「声」はすでに言葉であって、「おはよう」といわなければ言葉じゃない、というようなものではないでしょう これ以上書くと馬鹿にされそうだから、もうやめます というか、すでにもうめちゃめちゃ馬鹿にされているのかも。
867 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 00:44:05 ID:x6zEazeO
考古学とは関係ないですね
868 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 01:27:25 ID:9gUML8HQ
>>865 しかし、それは、カンジの石器製作法の発明(石をコンクリートの床にたたきつける)
という話と完全に矛盾するぞ。
類人猿の中には、人間のする行動を、その意味や意図を理解せずに模倣することも
ある。そういう行動は、見かけ上は似通っているが、意味や意図を理解していない
ので、行動は、意味ある結果を生み出さない。たとえば、ノコギリを引く動作を
真似るオランウータンはいるが、それが木を切るための行動だと理解しているわけ
ではないから、木にノコギリを当てて、ぎーこぎーここすることはするが、木を
切ることはしない。
しかし、逆に、意味や意図を理解しているときには、模倣がしっかり行われたと
いう観察は私の知るかぎり報告されてない。
カンジの石器製作法の発明の話、および、アイの息子のアユムが壁の穴から蜂蜜
取りをする様子は、「目的と意味」を理解していることを示しているが、その際
結果としての方法は、模倣からではなく、各自が「適した行動を発明」するまで、
試行錯誤することによって行われる。
サルは猿まねができない、というのはこういうことだ。
たんなる模倣をするときは、意味、意図を分かってない。
意味が分かっているときは模倣ができない。
ようするに、「意味と意図がわかって、模倣する」ことができないわけだ。
ド・ヴァールの「サルとすし職人」でも明らかだが、ようするに、一つの行動
や観察結果の解釈も、かなり大きくバラエティがあって、これは一般的にいえる
ように思うが、日本人の研究者のやり方は、非常に観察対象動物に「入魂」して
いる。というのは、ド・ヴァールが指摘した欧米研究者の「サルの文化」に対する
批判というのを、ド・ヴァールの「サルとすし職人」以外の場所で、読んだから
で、そっちは、完全に西田などの説を否定しているわけだ。えっと、誰の本だった
か忘れたが。
で、Chase の本は、読んだのか?私がここで書いた抜粋と要約(かなり不完全な)
だけで、そこまで批判できるのはたいしたものだ。
869 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 10:20:47 ID:wv1ViUnE
864・865のひとへ 何も思いつきでいっているのではないですよ いちばん基礎のレベルをちゃんと固めておかないと、その上でどんな仮説や理論を立ててもこけてしまう 意識とは、ひとつのストレスである・・・こんな言い方、いまどき珍しくもなんともないでしょう 身体が世界にぴったりはめ込まれてある状態も、ほおっておけば息苦しくなる これが意識の発生の瞬間であるなら、ものの「起源」もこういう力学が働いているのではないか そこのところを、あなたたちに問うてみたのであって、「模倣」とは何かということではない 下部構造決定論に異を唱えるつもりはないが、それは「経済」の問題が生まれてきてからのこと もしかしたら原初の世界の行動は、上部構造で決定されていたのかもしれない 「実存」の問題、ですね どこかで歴史が転換した 現在の人類学者たちは、「起源」の問題を、すべて下部構造で考えてしまっている やれ「食料」がとか、「道具」がとか、「効率」がとか みんな下部構造(経済)の問題です 言葉の起源は、「象徴化の能力」によるのではない 原初の言葉は、すべて「音声の抑揚」だった 音声の抑揚であるということは、それを促す実存(上部構造)の問題があった、ということです 「直立二足歩行の起源」だろうと、「言語の起源」だろうと、「衣装の起源」だろうと「埋葬の起源」だろうと、「戦争の起源」だろうと、原初の人類が住みにくい北へ北へと拡散していったことであろうと、まず実存(上部構造)の問題があった 思い付きじゃないですよ 五百枚のレポート出せというなら、出して見せますよ それも、一切の引用(参考文献)なしに、自分の頭で考えたことだけで 本を読んでりゃえらいってものじゃない 人類学者なんて、データを出してくれればいいだけのこと 後は自分ひとりで考える ほんの受け売りをまくしたてることが、そんなにえらいのですか。
870 :
出土地不明 :2006/10/22(日) 12:20:04 ID:CEttIBZT
ひとつだけ付け加えさせてください ヒトは、経済(下部構造)の問題を考えて、ヒトになったのではない 「生きてある」ということを対象化し、それを自覚したことにある 「自分」の発見、ですね そこが、サルと決定的に違うところ そうして、自分を表現し、自分の存在を証明しようとした 起源の問題は、おそらくそういう衝動とかかわっている 原初の人類にとって、食い物など、目の前にある何でもよかった だからこそ、サバンナに適応してゆくことができた 食い物(経済)が第一義の問題ではなかったからこそ、ヒトは、何でも食うことができるようになった べつに、好奇心があったのでも、いやしんぼだったからでもない 好奇心で、死肉漁りができるわけがない ある学者が「骨髄も、食ってみりゃ案外うまいものだ」なんていっていたが、 そんなことは「結果」であって、「原因」ではない うまいもくそもなく黙々と骨髄を食い続けたサバンナの民の数百万年の歴史の上に胡坐をかいて、よくそんな能天気なことが言えるものだ 食い物(経済)の問題は、われわれ現代人の問題であって、原始人にとってはなんでもよかった もしかしたらヒトは、二本の足で立ち上がった直後から、すでに発情期を失っていたのかもしれない それこそ「実存」の問題ですからね 最後に865の人へ サルが十年かかる「模倣」の伝播が、なぜ人間ではあっという間に起こるのか 「流行」という社会現象のことです それは、模倣という行為が、単なる「行動要素の模倣」だからでしょう 赤ん坊の泣き声が伝染するのは、べつに悲しみという「意図や目的を模倣している」からではない 行動要素の模倣だけのことだから、あっという間に広がる サルには、行動要素を模倣しなければならないような実存的な契機が希薄である しかし人は、それをしなければますます世界(環境)からずれていってしまいそうな実存的な不安を抱えている ファッションの流行は、着ている人の「意図や目的を理解する」からではない その人をかっこいいと思って、自分もその行動要素を模倣しているだけのことです 着ている人にしても、そんな「意図や目的」といった自意識などさらりと捨てて当たり前のようにして着ているから、かっこいいのです また、「文化」に遺伝的な基盤などないでしょう そういう文化を生み出す「社会の構造」が受け継がれていっているだけでしょう これは、レヴィ=ストロースが言っていることです。 狼に育てられた子供は、言葉をしゃべることも、二本の足で立ち上がることもしない そういう「社会の構造」の中で育ったからです ごめんなさい、ひとこと、といっておきながら、長すぎですよね。
871 :
出土地不明 :
2006/10/22(日) 13:13:09 ID:77f2U9G1 >>869-870 面白いじゃない。
進化論の本とか、人間の文化の本とかそうとう読んでみたけどさ。
どれも話が適当なところがあるんだよね。
根本のダーウィニズムを原理と考えた上でも、それを、ある特定の生物の
進化に当てはめて、そこで、その生物が現在あるように進化してきた理由
ってものを、解釈しようとすると、いくつもの解釈があり得る。
で、実際のところ、それを立証するかのように、世の中にはいろいろな生
物が存在する。それぞれユニークで、結果論として現在まで生き延びてきた
に過ぎないっていうのが、まあ、話をはしょれば、いちばんダーウィニズム
の解釈として根本的に正しいわけだけど、それでも面白い現象がたくさん
ある。
まあ、地球上の生物においては、人間の知性は他を圧倒している。もちろん、
今後、どこぞの地底人がとかいう話があるかもしれないが、すくなくとも、
人間の目に触れる範囲の生物をみるかぎり人間ほど、ものすごい勢いで、
生活習慣を変化させている種っていうのは珍しい。
そこには、なんか理由がある。
で、変化の速度はあきらかに計算可能な遺伝子拡散による進化とくらべて、
めちゃくちゃ速いので、人間の生活習慣の変化や、地域性、多様性という
ものが、遺伝子ベースでの変化や多様性に基づく部分は実際にあまり多く
はない。だから、人間の生活のある程度の部分は、文化的要素がありそうだ、
という話になる。しかし、その文化的要素の根本が文化的遺伝子みたいな
ことに基づくのかどうか、という話にもなる。実際のところ、駆け足の
速い民族ってのがいて、西アフリカやケニアのカレンジン族の話などを
みれば、数百年とかで駆け足の速い民族ができるというから、ここには、
遺伝的要素も入っているだろう。文化が遺伝的な進化を引き起こしたと
いうことになる。チベット人の高地適応は遺伝的なものであって、中国
人が入植しても、高地出産ができないので中途半端になるとかいう話が
ある。これなんざ遺伝的にチベット人は高地適応している。一万年も
高地にいたからだ。
多様性と変化速度を文化尺度と考えるのは、客観的にはただしいだろう。
とすると、だいたい、5万年かそこら前から人間は文化的な行動をとる
ようになったということになる。それ以前は、たんなる野生動物だったと
いうことだ。
かといって、人間の行動のほとんどが文化的かというとそんなことはない。
おそらく80%は本能的な行動に基づいている。心理学者も、人間の行動
で意志と思考に基づく行動は15%で残りは本能的、衝動的な行動だという
から、80%を本能的行動として20%ぐらいが文化的とするのはそれほ
ど間違いじゃないだろう。
本能的、衝動的行動が80%をしめるなら、それらは5万年前以前にそろ
っていたものがベースになっているはずだ。