940 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 21:29:48 ID:0VO6yVz7
フランス政府から勲章もらってるよね。
フランス中心にヨーロッパでは有名だよ。
ヨーロッパでのコンクールで審査員を数多く努めてるし(ロン=ティボーや、エリザベートなど)
国際会議のパネリストも30代から努めてる。
でも、ヨーロッパでは、作曲家より教育者として有名かな?
941 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 21:31:25 ID:+CnwuUKI
三善を知るには何の作品を聴くべき?
管弦楽のための協奏曲しか聴いたことがないんだが…。
942 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 21:36:42 ID:0VO6yVz7
オケと合唱三部作
レクイエム
詩篇
響紋
特に、レクイエムだな。
レクイエム聴かずして、三善晃を語るなかれ。
943 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 21:41:29 ID:+W5GmH9e
>>940 >>939 なるほど。サンクス
>>941 聴きやすさなら交響三章とか、あと連禱富士も良い。
ただ連禱富士のCDは非買品だから図書館で探すのが吉。「日本のオーケストラ」
というCDに入っている。
レクイエムはCD全然見つからない。予約するにしても相当かかるだろうしなあ。
944 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 21:47:31 ID:0VO6yVz7
>>941 まさか、吹奏楽編曲版のみじゃないよねw
あんなの、原曲に比べたらカスだね。
原曲がカニ鍋なら、編曲版はカニカマ鍋だね。
945 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:04:07 ID:TMLp/QmL
946 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:12:23 ID:UBQHjsZW
>>944 正にその通り。
ただ、最近演奏された磐城高校版(顧問の根本氏の編曲)はその通りカスだが、
大昔に演奏された秋田南高校版(天野氏の編曲)は、あの演奏とアレンジをきっかけに三善先生が
吹奏楽曲を書き始めたという事だけあって、素晴らしい。もし、聴いたことがなければ是非一度
聴いてみて欲しい。
当時の三善先生のお言葉「弦楽器が無くても音楽的にはちゃんと成立するのですね」
このお言葉の意味がちゃんと解る仕上がりになっている。
個人的には、オケコン初演時の日本のオケののストリングスセクションがヘタレだったから
三善先生が思い描いていた演奏を当時のオケが出来なかった。そして、天野編曲版がその辺を
考慮して、三善先生の本来思い描いていた情景を吹奏楽編成で再現できたから、と思っているが。
実際、天野版と根本版、そしてオリジナルのオケ版を聞き比べ、その後の三善作品を聴けば
そう言う結論になってしまう。
947 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:17:01 ID:DGy1McRa
ここでコンクール音源しか出てこないことが空しい
948 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:27:11 ID:0VO6yVz7
オケコンの録音は、いくつかあるけど、
全部、岩城+N響
ライブ盤は、傷が多かった。
去年の夏のN響アワーでの1、3楽章抜粋は録画しとけば良かったなぁ。
レクイエムの音源は入手困難だが、
響紋は入手しやすいだろう。
949 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:38:46 ID:5KV3NLKd
N響の尾高賞のCD全部買えばいい
あと日本の現代音楽というCDもだな。三善のレオスとか弦楽4重奏、ヴァイオリン協奏曲が聴ける。
全部買う金多分無いと思うがそんなときは最終兵器図書館に行って借りればいい。あったらの話な。
日本の現代音楽CDは三善に限らず色々な作曲家のが聞けるからお勧めだ。ぜひ借りてみるなり
買うなりしたほうがいい。特に高いわけでもないしね。
950 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:40:31 ID:0VO6yVz7
>>946 >あの演奏とアレンジをきっかけに三善先生が
>吹奏楽曲を書き始めたという事だけあって、
残念ながら、それはない。
秋田南がオケコン演奏したのは、78年
吹連が、「どうしても!」と課題曲を三善晃に委嘱したのが86年
そして書かれた三善晃初の吹奏楽作品が、「深層の祭」
それまで、「吹奏楽は、私には縁のない演奏媒体」と言ってたのは有名。
951 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 22:53:19 ID:9uwy8Fct
>>946 カスとは言い過ぎではないか。
根本先生は三善先生と親交があり、連祷富士を編曲したときは
オケ譜が絶版だから、三善先生が楽譜を渡したくらいだから。
三善先生の作品が演奏される機会があると
福島から根本先生はよく足を運ばれるそうです。
952 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:00:46 ID:UBQHjsZW
>>950 >残念ながら、それはない。
では、その理由をちゃんと立証してくださいね。
三善先生があなたにそのよう直接言いましたか?
まさか、誰かからの聞き伝えでは無いでしょうな。
天野氏がオケコンのアレンジをして三善先生にCBSソニーのレコードを聴かせたところ、
「吹奏楽でもこんな事ができるのですね」と仰っていました。1979年の事です。
その後、三善先生はすぐには吹奏楽作品を書きませんでした。しかし、その後も天野氏のアレンジした
音源と楽譜を入手していました。
何故、こういう風に言い切ることができるかといいますと、当時私は仕事上多くの現場をご一緒させてもらっていましたので。
それがきっかけで天野氏とも知り合うことが出来ました。大昔のことです。
> それまで、「吹奏楽は、私には縁のない演奏媒体」と言ってたのは有名。
この意味を誤解していますね。
もう一つ書くと、
> 吹連が、「どうしても!」と課題曲を三善晃に委嘱したのが86年
三善先生が何故お断りしていたか、そして何故最終的に書いたか、その理由をご存じですか?
もし、この一連の件に関してウソだと思うのでしたら、どうぞ三善先生に直接訊いてみてください。
先生のお体の具合が心配ですが。
953 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:08:51 ID:MyDA66Y8
>>952 そう言えば野田輝行もオケコンの吹奏楽版を聴いて吹奏楽を書こうとしたらしいね。
結局書けなくて、天野氏がアレンジして秋田南が5金招待演奏で演奏したと聞いた。
>>951 そうだよね。根本先生は三善先生と昔から親交があったはず。
で、天野氏の大学の直属の先輩にもあたる(作曲科で)と聞いたことがある。
954 :
951:2006/02/14(火) 23:09:59 ID:9uwy8Fct
>>952 横スレで申し訳ありませんが、編曲されたとはいえ三善先生の作品をやった者として
ぜひ吹奏楽作品を三善先生が書かれなかったのかをお聞きしたいです。
955 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:14:18 ID:9uwy8Fct
>>953 ええ、お二人とも国立音楽大学作曲科を卒業されています。
お二人は面識もあると聞いています。
956 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:17:15 ID:nHEtKVle
>>952 当時の事情に詳しいようなのでお尋ねしますが、三善作品などをアレンジしていた頃の
天野先生って、当時まだ大学生ですよね?それなのに何故、他所の大学で教えていた三善先生や
黛先生と面識があったのでしょうか?
私は今大学で作曲の勉強をしていますが、一線で活躍している作曲家の先生からお話を聞きたくても
ウチの大学の先生以外とのつながりが無いので出来ません。
957 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:39:43 ID:svHH4sAM
>>954 >ぜひ吹奏楽作品を三善先生が書かれなかったのかをお聞きしたいです。
私の知っている限りの理由を、三善先生のご迷惑にならない範囲でお答えします。
まず、当時三善先生は桐朋学園大学の学長を務められており、作曲活動以外にも
とても多忙な日々を送っておられました。また、1979年前後、毎年数曲の合唱曲も
書いていましたし、79年のオケと合唱のための詩編の様な大作も書いています。
そしてこの、レクイエムからの流れは響紋へ続きます)。つまり吹奏楽を書く以前に
沢山の仕事があったわけです。
また、新たに吹奏楽法を先生なりに納得するまで時間が掛かるのは当然だと思います。
管弦楽法と吹奏楽法は似て非なるものですから。
まぁ、他にも理由はありますが以上のような事が大きな理由でしょうね。
958 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:43:11 ID:svHH4sAM
>>956 私が天野さんとお会いしたのは三善先生がきっかけですので、
それ以前にどうやって天野さんが三善先生とお知り合いになったのかは
残念ながら私は解りません。
多分大学の先生を通じて紹介してもらったのでは無いでしょうか。
959 :
名無し行進曲:2006/02/14(火) 23:54:20 ID:9uwy8Fct
>>957 貴重な話、ありがとうございます。
初めて根本先生以外の方から、三善先生の話が聞けて嬉しいです。
最近では東京佼正の作曲コンクールの審査委員長に三善先生の名前を見かけたので
また吹奏楽に携わって頂けるのを楽しみにしているところです。
ご病気が早く治られるといいですね。
960 :
950:2006/02/15(水) 00:12:23 ID:GE/5wC9I
80年代にですが直接、三善先生から伺いました。
吹奏楽は僕には書けないし、書きたいとも思わない。
と。
ただ、課題曲の委嘱を受けて吹奏楽の様々な作品に触れ、
もっと音楽性の高い作品が吹奏楽にも必要だと痛感した事も直接、伺いました。
961 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 00:24:25 ID:A5tSw8qH
そろそろ次スレいるかな
962 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 00:26:07 ID:YzObkVmP
なんか
>>952の書いていることも
>>960の書いていることも
どちらも本当みたいだね。お互いの意見がちゃんと補完し合っている。
例えば
>>960の
>吹奏楽は僕には書けないし、書きたいとも思わない。
と、
>>952の
>「吹奏楽でもこんな事ができるのですね」と仰っていました。1979年の事です。
>>952の
>その後、三善先生はすぐには吹奏楽作品を書きませんでした。しかし、その後も天野氏のアレンジした
音源と楽譜を入手していました。
と、
>>960の
>ただ、課題曲の委嘱を受けて吹奏楽の様々な作品に触れ、
もっと音楽性の高い作品が吹奏楽にも必要だと痛感した事も直接、伺いました。
確かに当時の吹奏楽曲には、所謂現代音楽的作品は存在しなかったな。当時田村作品みたいのが
存在したら話は違うだろうが。
963 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 00:32:27 ID:TQdAMBQY
貴重なお話ありがとうございました。
964 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 00:35:46 ID:DF7L4xSi
現在吹奏楽を書いている若い作曲家の何人が
三善作品をちゃんと把握しているのだろうか?
そういう意味でも東京佼正の作曲コンクールは楽しみだな。
965 :
951:2006/02/15(水) 00:38:18 ID:6NaFC+2U
>>960 なるほど…。
機会があれば、また吹奏楽作品を書いていただきたいですね。
失礼ながら、最近雨後の筍のように沢山の邦人オリジナルが登場してますが
ぜひとも三善先生のエスプリがきいた吹奏楽曲が聴きたいです。
連祷富士の時はまったく訳が分からなかったものが
交響三章の演奏を通してようやっと三善先生の世界を
ほんの少しだけ理解した気がしたもので
これからも三善先生の作品に沢山触れたいです。
しかし950さんもすごい方なんでしょうね。
こんな一学生の質問に答えていただき、ありがとうございます。
966 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 00:50:39 ID:DF7L4xSi
武満、湯浅、黛、松平、各氏に比べて三善氏の海外に於ける知名度が
極端に低いのは一体何故だろうか?作品的にはとても素晴らしいと思うのだが、
これは日本人だからなのか?
967 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 11:12:41 ID:GE/5wC9I
それぞれの作品のスコア開いて見比べたら判る。
まず譜面面が他氏の作品より細かい。
ヨーロッパのオケでも、キチンと聴かせられるレヴェルに仕上げるには、難しい。
968 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 17:15:27 ID:iz6BEil+
三善作品に限らずだが俺には音楽的なすばらしさというのがわからない。
この人の作品はとてもかっこよく聴こえる。ただそれだけではダメなのだろうかと思い始めた。
音楽的にどこが優れているかとかが全然分からないので誰か教えてくれないだろうか。
そもそも名曲の定義すら俺には分からん。なぜそれが名曲といわれるのか、なぜそれが駄曲といわれるのか、とか。
そんな自分がこうして曲について感想述べたりするのは失礼に当たるのじゃないかと思ってしまって。
969 :
名無し行進曲:2006/02/15(水) 21:27:40 ID:GE/5wC9I
970 :
名無し行進曲:2006/02/19(日) 12:02:17 ID:b+rdIXga
流れが変わって申し訳ないけど、
ずっと前から「名取吾朗作品集」なるものを期待してるんですけど、
名取吾朗さんの作品結構好きなんですけど、プロの録音が少ないんですよね。
気合いの入った東京佼成なんかに録音してほしいけど。
名取吾朗さんの曲好きな方います?
971 :
名無し行進曲:2006/02/19(日) 14:05:07 ID:M5YncN/w
名取作品の演奏は、市立川口しか知らない自分が来ましたよ。
あの演奏もかなり、市立川口用に改編されてるしね。
本来の姿を知るためにも、作品集は出して欲しいですね。
そういえば、80年代にBJ別冊で、日本の吹奏作品だけをフューチャーしてましたね。
景気がもっとよくなったら、また、出して欲しい。
972 :
名無し行進曲:2006/02/21(火) 23:26:20 ID:AxjZclzK
シエナは出さないだろうから佼成か市音か
どこかやる気のある音大バンドに出してほしい。
永訣の詩とか聴いて、あの曲構成のブチ切れぶりが気になった。
その他市音に菅原明朗、吹奏楽作品集を
佼成には深井史郎管楽作品集と
オムニバス(近藤、毛利、北爪やよひ、野田、新実、林あたり収録キボン)
自衛隊には陶野重雄作品集と戦前の非軍楽系作曲家による吹奏楽作品集
(松平父、清瀬、箕作、平尾、伊藤昇、小倉、八木、須賀田、江、石田、など)
を入れてほしい。
973 :
名無し行進曲:2006/02/21(火) 23:37:40 ID:AxjZclzK
ああ、阿部亮太郎、奥村一、渡辺浦人、飯島俊成の作品集があってもいいかもな。
それからこんなのも
「打楽器と吹奏楽のための作品集」
天野正道/ティンパニ協奏曲
石桁眞禮生/ティンパニとシンフォニックバンドによる「協奏曲」
池野成/バンドと打楽器のための協奏曲「ティンパナータ」/エヴォケーション
三枝成章/打楽器と吹奏楽のための「The Game U」
974 :
名無し行進曲:2006/02/21(火) 23:55:27 ID:QIuev72q
石井歓のバレエ「まりも」が好き(CDも持ってる)なんだけど、吹奏楽の組曲「まりも幻想」ってのは同じ(抜粋?)なんでしょうか?
…吹奏楽で「まりも」の“刀人の踊り”をやりたいなぁ。
975 :
名無し行進曲:2006/02/21(火) 23:59:52 ID:AxjZclzK
976 :
974:2006/02/22(水) 00:14:02 ID:+lLedZOJ
>975
即レス感謝です。
悔しいから和田薫の管弦楽作品集を聴きながら寝ます(意味不明)。
977 :
名無し行進曲:2006/02/22(水) 06:03:22 ID:9wjcAQkG
いつか厚生、紫苑、史絵な、ジョイントコンサートやらねぇかなぁ
978 :
名無し行進曲:2006/02/23(木) 01:28:03 ID:6BAdI1KV
エンディミオンマンセー
979 :
名無し行進曲:2006/02/23(木) 10:23:08 ID:Kk0SyZyM
>>971 市立川口とどっか他の団体の「アトモスフィア」の演奏を聞き比べたら
終わり方が全く違ってて笑った記憶があるなぁ
いつもの川口流改造しまくりんぐなのか、
全く正当な演奏で、笑った俺の方が常識知らずなのか分からないけど。
980 :
名無し行進曲:2006/02/24(金) 21:59:22 ID:6CoxZAlg
981 :
名無し行進曲:2006/02/24(金) 23:52:17 ID:dJ4agZBB
>>936 +課題曲スレ417
>>410 >本当にそんなことを言ったとは思えない
>昔は、音大を出ていない三善を評価しない風潮があったと思う
>それくらい音大出の同族意識は高い
>また、これから学ぼうとする学生にそんな意欲を削ぐことを言うとは思えない
>だいたい池辺氏の学生時代なんて三善だって出始めの頃
>大家でも何でもない
>よって嘘
池内は「三善で終わり」は、たしかにそう言ってるよ。
ソースまで思い出せんが、「池内がそう言っている」くらいは活字になってる。
思い出せたら書くよ。かなり初期・・・60年代のどっかの座談会だった気がする。
あと、作曲家はみんな口が悪いから、それくらいのことは平気で言う。
第一、それで伸びなかったり、作曲やめるような香具師は、
それだけでもう芸術家に向いてないし。
982 :
名無し行進曲:2006/02/25(土) 21:56:49 ID:drENWg1+
大澤壽人age
この人何か吹奏楽曲書いてないのかなぁ・・・
富樫康の本の作品表には何も載ってないし。
983 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 14:26:07 ID:7YrenJ5i
984 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 14:30:42 ID:7YrenJ5i
985 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 16:01:54 ID:LG2wtU72
986 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 18:36:12 ID:fCsV267t
昨今のサウンド指向バンドばっかりで飽き飽きな方は是非兼田敏先生の作品を演奏することを奨めます。このスレにもあまり登場しないので残念です。果たして日本のバンドで兼田作品を上手く演奏できるバンドはあるのでしょうか?
987 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 19:07:53 ID:26cl4L2N
>>985 書いてみるか。
まずは
>>986も踏まえて…
兼田敏
パッサカリア
交響曲
ファイブ・イメージズ
小山清茂
太神楽
琴瑟
夏田鐘甲
ファンタジー
988 :
名無し行進曲:2006/02/26(日) 20:21:34 ID:OtkT4Hk1
池上 敏「瞑と舞」
伊藤康英「舟歌」「北海変奏曲」「台湾狂詩曲」
兼田 敏「序曲」「交響的音頭」「わらべ唄」
櫛田■之扶「飛天」「東北地方の民謡によるコラージュ」
斉藤高順「オンリー・ワン・アース」
保科 洋「響宴I」「愁映」「パストラーレ」
※■は月へんに失
兼田氏の「序曲」は「パッサカリア」以上に演奏されなくなってしまったのが残念。
清涼感溢れる和音の使い方や、リズミカルな舞曲風のシーン。
そして中音に配された豊かなメロディーやオブリガートと、「パッサカリア」と並んでいい曲となっている。
保科氏の「響宴I」は、夜明けの空を鳥がゆったりと飛ぶかのような静かな場面と、
大きく盛り上がった波が崩れゆくかのような壮大な場面との対比が美しい。もっと評価されて然るべき曲。