【旧共産圏】非英語圏SF総合2【欧亜南米アフリカ】

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1名無しは無慈悲な夜の女王
ロシアや東欧などの旧共産圏のSFから、
あまり訳されない中国やドイツ、フランス、ラテンアメリカの現代SFまで、
非英語圏SFの名作や知られざる傑作について語るスレ。

前スレ
【フランス】非英語圏海外SF総合【ドイツ】
http://mimizun.com/log/2ch/sf/1150879788

過去の関連スレ
旧共産圏のSF
http://mimizun.com/log/2ch/sf/986051598
旧共産圏のSF 2
http://mimizun.com/log/2ch/sf/1250603972
2名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/10(金) 21:46:06.49
過去スレ「いい加減SF小説必読書30を決めよう。」より
http://mimizun.com/log/2ch/sf/1249731645

65 : >>63 国外非英語圏SF小説必読書30 : 2009/08/11(火) 23:49:37
国外非英語圏SF小説必読書30
01 ザミャーチン「われら」(ロシア語)
02 ベリャーエフ「ドウエル教授の首」(ロシア語)
03 エレンブルグ「トラストDE」(ロシア語)
04 ブルガーコフ「犬の心臓」(ロシア語)
05 エフレーモフ「アンドロメダ星雲」(ロシア語)
06 ストルガツキー兄弟「ストーカー」(ロシア語)
07 ペレーヴィン「チャパーエフと空虚」(ロシア語)
08 ルキヤネンコ「ナイトウォッチ」(ロシア語)
09 レム「ソラリス」(ポーランド語)
10 チャペック「山椒魚戦争」(チェコ語)
11 ヤン・ヴァイス「迷宮1000」(チェコ語)
12 カリンティ・フェレンツ「エペペ」(ハンガリー語)
3名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/10(金) 21:46:50.77
13 ヤシルド「生きている脳」(スウェーデン語)
14 シェーアバルト「永久機関」(ドイツ語)
15 ヘルベルト・フランケ「思考の網」(ドイツ語)
16 エシュバッハ「イエスのビデオ」(ドイツ語)
17 シェッツィング「深海のYrr」(ドイツ語)
18 ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」(フランス語)
19 ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」(フランス語)
20 ルネ・バルジャベル「荒廃」(フランス語)
21 ジュリ「不安定な時間」(フランス語)
22 ヴェルベール「蟻」(フランス語)
23 ウエルベック「ある島の可能性」(フランス語)
24 イタロ・カルヴィーノ「レ・コスミコミケ」(イタリア語)
25 ディーノ・ブッツァーティ「大いなる幻影」(イタリア語)
26 ウンベルト・エーコ「フーコーの振り子」(イタリア語)
27 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」(スペイン語)
28 カルペンティエール「時との戦い」(スペイン語)
29 ウィン・リョウワーリン「インモラル・アンリアル」(タイ語)
30 張系国「星雲組曲」(中国語)
4名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/10(金) 22:07:23.93
深見弾編の『ロシア・ソビエトSF傑作集』(上下)、『東欧SF傑作集』(上下)に続く、
『新ロシアSF傑作集』、『新東欧SF傑作集』が東京創元社より刊行予定(2010年中に刊行予定だったが、延期中)。
5名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/10(金) 22:09:47.70
中国の宇宙SF長編、劉慈欣『三体』のあらすじ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%93
6名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/10(金) 22:16:20.93
7名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/11(土) 21:21:57.30
>>1乙です♪
8名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/11(土) 22:51:22.60
昔、家にあった子供向け小説で『海底五万マイル』ってのが。
なんか、ソビエトの誇る最新潜水艦が試験航海で遭難した少年を救出したり某国のスパイが乗り込んでたりって話だった。
ソ連で出版されたのを翻訳したものだったと思うが、三十年近く前の事なんで記憶が曖昧。
9名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 03:28:12.98
タイトルからしてヴェルヌを意識した作品?
10名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 10:59:59.61
必読書にRURが無いの?びっくり
11名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 11:23:41.90
>>2-3は議論を経たものじゃなく、
一人の人が提出した叩き台だから。
これを改定する議論もしていきたいね。
12名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 12:30:15.37
チャペックだったらやっぱRURより山椒魚戦争の方が面白かったような。
「ロボット」という単語を人造人間の意味で使った歴史的意義で言うならRURなんだろうけど。
13名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 15:06:50.28
でも「必読書」なんでしょ?
愛とはなんぞやとかそのへんの書き込みを含めてRURは必読だと思うけどなあ
14名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 19:57:31.85
SFかと言われると微妙だけど
必読の鉄板ならブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」だわなあ
アレクサンドル・グリーンや莫言も欲しいな
そしてサラゴサ手稿はいまどこらへんで眠りこけているんだろうか
15名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/14(火) 20:09:37.20
サラゴサ手稿(邦訳)とは何だったのか…
16名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/15(水) 20:24:59.13
ホドロフスキー/メビウス「アンカル」
17名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/17(金) 03:14:39.85
ヤン・ヴァイスの「迷宮1000」が入ってないとかもぐりだろ、と言おうと思ったらちゃんと入ってた。
18名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/19(日) 21:47:29.00
トラストD.Eといえば、小松御大が馬鹿にしまくってたことしか覚えてない
19名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/20(月) 07:10:16.42
そうなの? なんでだろ。
20名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/20(月) 10:23:30.90
ていうか、「復活の日」は「トラストD.E」に比べてどう、みたいなコラムに反論して
21名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/23(木) 11:33:10.95
http://www.amazon.co.jp/dp/4903619230/ref=pd_ys_qtk_general_recs_170

宇宙飛行士オモン・ラーっておもしろそうらー
なぜかおすすめリストに加わっていたのですが
22名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/23(木) 18:55:27.90
オモン・ラーは良かったな
笑えるフェイクSF。ソ連を徹底的にコケにしてる
23名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/10(日) 00:12:00.53
衰退の国ポルトガルのサラマーゴも面白いよ
『白の闇』
『修道院回想録―バルタザルとブリムンダ』
24名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/15(金) 14:58:55.62
東京創元社近刊案内(2011年9月以降の刊行予定分)
◇『東欧SF傑作選(仮)』 高野史緒編(四六判上製)
30年ぶりに日本に紹介される東欧ファンタスチカの精髄。傑作揃い。
25名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/15(金) 15:16:58.71
>高野史緒

へー。詳しいんだ。
まああっち系の歴史もの書いてるもんな
26名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/16(土) 10:28:26.68
ロシア界隈で嫌われて東欧に活路を見いだしたのだと思われ。怪我の功名?
27名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/16(土) 10:52:38.61
文庫本じゃないんだ。東京創元やる気だしてる?
ただ9月以降というのが、曲者だなー。
28名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/16(土) 12:23:40.95
いや、文庫は冊数を刷るから売れる本じゃないと出さない。単行本は部数が出ないと判断されたという事。
あと、編者っていっても元の言語を読めるの、この人?
29名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/16(土) 13:25:21.44
夫がロシア語に堪能。高野史緒自身については知らないけど。
東欧SFについてはロシア語経由で読んだか、または夫の知人を通じて紹介してもらったのでは?

ところで深見弾って、東欧の言語はだいたい読めたの? 系統の異なるハンガリー語とかも?
30名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/16(土) 20:01:39.15
スラブ語族はだいだい似てるしルーマニア語は
イタリアスペイン語あたりが分かれば
何とかなりそうだけどハンガリーはどうだろうね。
でも語学って3つぐらいやると基本パターンがわかって
4つ目あたりからは学習スピードが速くなるらしいから
読み書き自由レベルまでいかなくとも
辞書引きながら短編訳す程度のことは可能かも知れん
31名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/17(日) 15:16:09.40
>>29
今はそんなんで編者なのか。アンソロジー全盛時代だからのことかもね。
32名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/19(火) 02:55:35.40
身内とはいえ、他人の褌で相撲をとったんだね。
33名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/19(火) 08:28:07.51
日本人はみんなそう
34名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/19(火) 20:01:21.43
なんで知りもしない相手について
勝手に決めこんでるんだろうと外野ながら呆れます
35名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/20(水) 06:18:12.13
匿名掲示板に何を求めているんですか?
36名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/20(水) 09:22:42.93
とんでもバカの言い分がまかりとおる現実を知らしめたネットの功績は大きい
37名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/20(水) 23:12:00.91
「ポーランド小説は、むかしからほんとうに訳者に恵まれている。」そう言ったのは
山形浩生。深見弾はレムに会いたくて、会いたくてレムの自宅まで行ったんだよな。
工藤幸雄のシュルツ全集の翻訳も凄い。翻訳者はいかに作家に惚れ込むかって
ことだと思う。
38名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 04:39:46.68
自宅まで押しかけたのか?
39名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 17:43:57.04
名前があがっていない作家としては
ポーランドのスワヴォミール・ムロージェック (邦訳短編集 「象」「所長」「鰐」)
ドイツのクルト・クーゼンベルク(「壜の中の世界」)
同じくドイツのハンス・ベンマン(「石と笛」「鏡の中の言葉」)
アルバニアのイスマイル・カダレ
(「誰がドルンチナを連れ戻したか」「夢宮殿」「砕かれた四月」
 「草原の神々の黄昏」「死者の軍隊の将軍」)

幻想文学との境界があいまいだが
40名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 17:54:20.08
中国のSF作家を体系的に紹介した、おそらく現在の日本では唯一の本
「中国科学幻想文学館」

中国SFは近世の志怪小説を源流として、ベルヌやウェルズ、日本の空想科学小説の
翻訳から始まり、戦前は社会風刺、批評を盛り込む器として盛んに書かれた。

戦後は、東西冷戦構造の中で、メインストリームである英米SFの影響をほとんど受けず
ソ連のイリーンなどの「科学文芸」に範を取り、科学技術宣揚の啓蒙的なものが主流となった。
41名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 20:37:48.91
>38
昔の奇想天外かなんかに訪問記が載っていた。
うろ憶えだけど、30分ぐらいなら会うとかいわれ、なんかのヨーロッパの
行事の後に行ったらしい。結局、レムに気に入られ数時間いたと思う。
帰りのバスでイタリアから文字通り押しかけて門前払いをくらった
レムファンのイタリア人に大いに羨ましがられたみたい。
間違っていたらごめん。
42名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 20:56:04.05
中国SFは結構レベル高い
とにかく作家が多いし
43名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/21(木) 21:52:57.79
作家の90%はクズ
44名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/24(日) 09:56:37.64
新潮6月号のチョウ・ヒョン「ゴッホとの一夜」とパク・ミンギュ「ロードキル」は上質なSFだった。
45名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/24(日) 11:11:02.53
マジで?

ちょっと図書館行ってくる
46名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/28(木) 22:12:13.54
>>44
今日読んできた
いやー韓国SFいつの間にこんなにレベルアップしてたんだ
ゴッホのほうはレムのメタSFとか泰平ヨンを思われる佳作で結構笑わしてもらった。
ロードキルは死体処理アンドロイド視点の村上龍っぽい主観垂れ流し小説で
文体が強烈ですごい迫力だった。
SFMでまた中国・韓国SF特集すべきだな
47名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/28(木) 22:38:33.42
44だけど、楽しんでもらえたようで良かったわ。
中国と比べると韓国SFなんてまったくの未知だし、SFMでは一度アジアSF特集をやってもらいたい。
48名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/25(木) 23:12:31.58
>>8
「海底五万マイル」 著:グレゴリー・アダモフ 訳:工藤精一郎
原題は Тайна Двух Океанов ……両大洋の謎……かな?
1956年の作品で、講談社から少年少女世界科学名作全集とふくろう文庫の二度出版されてる
俺が読んだのは70年代で後者の方だったから、たぶん>>8が読んだのもふくろう文庫版ではないかな 
49名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/25(木) 23:15:34.11
ここのスレタイいつも「脱亜入欧」って見てしまう
50名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/26(金) 15:41:04.14
◇『時間はだれも待ってくれない』 高野史緒編
(四六判上製)/税込定価2,625円
三十年ぶりに日本に紹介される東欧SF、ファンタスチカの傑作集。
二十一世紀に入ってからの精華、十か国十二作品を、新進を含む各国語の専門家が精選訳出。
序文・各編解説・あとがき=高野史緒/解説=沼野充義
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488013394?mailmag

結構な値段だな
51名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/11(日) 01:04:09.71
金無い(´・ω・`)
52名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/29(木) 12:59:43.11
解説が何の訳にも立たない・・・
がっかりした。
深見弾は凄い人だったんだなぁと改めて確認した。
人材の劣化がはなはだしい。
53名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/29(木) 23:36:37.28
あ、もう出てるのか
54名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/01(土) 00:09:48.55
10月27日刊
『南欧怪談三題』
非ヨーロッパ世界とヨーロッパ世界においてかなりの違いがある「怪談」のあり方。
キリスト教の一神教的万物支配から脱しつつかつルネサンスの理性万能主義にも圧されず、
限りある存在の人間と外界世界との間に忍び入る “不思議な物語”
――そのなかでも南欧を舞台にした怪奇譚三篇を選りすぐり、軽妙な文体で訳した一冊。
アナトール・フランス 「亡者のお彌撒」、プロスペル・メリメ 「ヰギヱのヴェヌス」、
G・T・ランペドゥーザ 「鮫人」 の3篇を収録。
(未来社 予価1890円)

55名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/13(木) 21:00:56.94
ヰギヱのヴェヌスってもしかしてイールのヴィーナスと同じ作品か?
56名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/13(木) 21:18:09.80
現代はLa Venus d'Illeらしいが。
どういう訳し方をすればヰギヱになるんだ。
57名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/27(木) 12:49:27.90
あ、出版されてたのか・・・
いざ出ると何かためらう不思議
58名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/08(火) 20:53:19.54
11月24日刊
ミハイル・ブルガーコフ 『アダムとイヴ/至福郷』群像社
毒ガスを使った世界戦争が起こり壊滅した世界でわずかに
生き残った人間と、23世紀の未来にタイムトラベルして見た
理想社会からの脱出、二つの未来劇。
59名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/08(火) 21:16:03.19
ブルガーコフか、良いね
60名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/13(日) 13:44:11.91
『南欧怪談三題』買った。
ランペドゥーザ「鮫女(セイレン)」は池澤夏樹編『世界文学全集 短篇コレクションII』の「リゲーア」
A・フランス「亡者のお彌撒」は「影のミサ」「聖餐祭」などの題で訳されている話。
メリメ「ヰギヱの女神(ヴェヌス)」は「イールのヴィーナス」「ヴィーナスの殺人」と同じ話。
全作既訳あり。
しかも訳にクセがあって読みにくい。
61名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/16(水) 22:45:16.93
>>52
同意 

松籟社の方がSFかどうか別にして期待できる
「東欧の想像力」続刊として、
スロヴァキアのサムコ・ターレ『墓地の書』、
おなじくスロヴァキアのドミニク・タタルカ『籐椅子』、
チェコのラジスラフ・フクス『死体焼却人』等を予定しています。
62名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/17(木) 16:24:31.27
松籟社は異端の鳥復刊してくれたしなあ
ほんと有難い
63名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/18(金) 12:20:22.13
週刊ブックレビューの939号で
田口久美子が『時間はだれも待ってくれない』取り上げてた
64名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/18(金) 17:31:08.92
莫言が面白すぎる
蛙鳴は上下巻じゃないから小品かと思って読み始めたらやっぱり爆裂してた
65名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/22(火) 18:24:45.18
莫言は文学畑の人だけに読まれるのはもったいないね
あんなに物語性に富んでるんだから
66名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/22(火) 18:51:23.22
莫言ってSFだったのか。図書館で借りてこよ。
67名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/22(火) 19:04:17.09
SF的手法も使うが語りや主題は文学
68名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/22(火) 21:36:11.49
ユーラシア・ブックレット90 ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅
宮風耕治 東洋書店 2006年 

60ページ強の小冊子だが、ソ連・ロシアにおけるSF発展史について簡潔にまとめられている。

革命前のユートピア文学の系譜を受け継ぎ、革命直後の20年代に、文化的高揚の中で
ブルガーコフやザミャーチン、エレンブルグが登場した「第1の波」

スターリン時代、既に理想社会は建設されつつあるというイデオロギー的建前の中で、
未来予測が否定され、進行中の建設事業に目を向けた、50年代の特異な「第2の波」
(中国SFは草創期に、この時期のソ連SFの影響を強く受けている)

スターリン後、雪解けの60年代に、エフレーモフやストルガツキー兄弟に
代表される一群の作家群が登場した「第3の波」

80年代後半から90年代にかけて、ペレストロイカから民主化に至る中で、
「第3の波」の作家のセミナーで教えを受けたペレーヴィン、ヴェレル、
ポクロフスキーなどが現れる「第4の波」

この「第4の波」の作家たちは、日本ではペレーヴィンを除けば、ときたま短編が
雑誌に掲載される程度だが、ロシア本国ではもっとも人気のあるジャンルのひとつで、
フルタイムで活躍する作家が30人近くいる、とのこと。

これらの作家たちは、範をゴーゴリやブルガーコフ、ガルシア=マルケスなどに求め、
従来の「ナウーチナヤ・ファンタスチカ(科学幻想}という名称から「ナウーチナヤ」を外して
単なる「ファンタスチカ」を標榜し、英米SFとは一線を画した幻想文学的色彩の強い作品を
生み出しているそうだ。

さらに、この第4の波に続く現代作家として、ルキヤネンコをはじめとする、アメリカのSFや
ファンタジーに影響を受けた作家たちが、娯楽性の高い長編を書いている。

69名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 11:11:45.24
ここら辺の作家って、もう日本語訳はあきらめているけれど
ペレーヴィン以外は英訳すらないよなあ
70名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 12:33:35.09
ロシアSFってたいして英訳もされてないの?
71名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 12:35:07.47
中国で行われた華人星雲賞の授賞式レポートだと
http://togetter.com/li/215586
72名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 14:20:10.24
>>70
作家によっては和訳の方が多かったりする。ペレーヴィンは良い訳がすぐに出るが。
で南米文学は圧倒的に英語だが、中国文学も和訳の方が多いかな
共産圏のを読むには日本語っていい言語なのかも
73名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 14:35:12.90
ロシアSFは遍歴者賞を受賞したようなレベルのが普通にネットで全文ただで読めたりするから
ロシア語辞書見ながら読めば結構楽しめる
74名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/23(水) 21:21:32.95
あまり知られていないが、レジス・メサックという戦前に活動したフランスのSF作家がいる。

詳細はwikipediaの記事参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF

牧神社から75〜77年に全3巻の全集が出されているが、もちろん絶版。図書館に置いてあるかもしれない。
クノーやヴィアン、セリーヌのような、フランス作家らしい独特の味わいがある。
75名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/28(月) 00:34:46.79
現代フランスでもSFって書かれてるんだろうか。
76名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/28(月) 01:18:43.93
あるけど、人気はないな。
主流作家がSFっぽいのを書いて売れたりするのはあるけど
77名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/28(月) 23:09:11.24
フランスといえばロベール・メルルくらいしか思い浮かばない。
結構好きだった。
78名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/29(火) 00:25:01.83
SFに限っては、多分フランスより中国のほうが質も量も圧倒的に上でしょ
79名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/29(火) 01:18:26.95
フランスは昔から欧州SFの本場でしょ。
最近では文庫クセジュから出た『SF文学』がフランスの著者で
自国のSFについてもだいぶページを割いて紹介していた。
中国でもいろいろ書かれてるんだろうが、少なくとも「多分」で
圧倒的に上でしょと言い切るにはあまりに判断材料が少ないんじゃないか。
80名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/29(火) 05:59:56.43
量は上だろうな
雑誌も何種類も出てるし。そもそも人口が20倍近い
81名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/29(火) 18:45:50.27
ロシア、日本、中国、モンゴルなどが、近代化するにあたって、
まず翻訳され、広く読まれたのがヴェルヌの諸作品だった。
科学思想の啓蒙に最適な本だったらしい。
82名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/29(火) 20:50:57.20
発祥地のひとつなのに今ではあのざま・・・
83名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 12:19:46.26
フランスは漫画の方は独自の発展を見せてるよ
邦訳も最近は結構されてる
84名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 12:59:05.99
エペペと迷宮1000が面白かった。
必読リストを作った方、ありがとうございます。
85名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 14:04:06.81
フランスは多分、普通小説自体が幻想に寛容だから
わざわざSF形態にこだわる動機付けが少ないんだと思うよ。
だから独自のジャンルとして商業的に成り立たないんだと思う
フランス作家のアポロ賞受賞作、アマゾンでもほとんど買えない状態だもんね・・・
86名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 14:08:53.55
>>3
台湾SFの「台湾セクシュアル・マイノリティ文学[2]中・短篇集――紀大偉作品集『膜』」

これも加えるべきだな。軽くイーガン超えてるし
87名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 20:48:51.41
「神を見た犬」ちょっと懐かしい雰囲気の作品が多くて良かった
次は積読な「エペペ」を読んでみよう

>>86
たしかに貴重な台湾ものとして入れときたいけど
SFとしてはさすがにイーガンの方が上じゃないか?
何を期待するかにもよるんだろうが
88名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/01(木) 23:08:19.50
いや、イーガンはあそまで深くないぞ。
結構浅いレベルで悩んで終わる。
89名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 00:34:36.71
浅いレベルというか、イーガンは人間性や悩みを突き放すことも多いからな。
技術で変容する世界がテーマでもアプローチが違う。
文学っぽくはないけど、俺も狭い意味でのSFならイーガンだと思う。

非英語圏SFには、どちらかというと幻想味を求めてる。
SFらしいSFはやっぱり英語圏の方が強いと、
「時間は誰も待ってくれない」を読んで思った。
90名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 03:23:32.12
イーガンは短編集を読んだらあまりの不快さに投げた
笑えないユーモアが充溢しているようにしか取れなかった
91名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 05:22:03.79
今日も胃癌信者が熱いなw
92 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/12/02(金) 05:56:11.58
SF小説は何時でも想像力の創造が広がるですよねー。
93名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 18:17:13.67
ところでお前ら的にボルヘスてどう?
なんか、「欧米読者が求める南米のマジックリアリズム」を「はいこれです」って出してるように思えるんだけど。
もう半分以上頭の中は欧米人のように思えるし。
94名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 19:40:16.43
ボルヘスはマジックリアリズムなの?
95名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 20:49:44.57
マジックリアリズムはフォークナーやマルケスやラシュディや莫言で
ボルヘスやらカフカやら安部公房や残雪は幻想小説じゃないかな
ボルヘスに限らず、幻想小説からは地域臭はしにくいような
96名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/02(金) 21:00:37.18
ボルヘスにリアリズムの要素は全くないだろ。
マジックリアリズムはマルケスとかカルペンティエールみたいに
いりもしないディテールを執拗に書き込むタイプの作品を言うんだよ
97名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/05(月) 15:59:17.49
犬の心臓
ミハイル・ブルガーコフ 著
水野 忠夫 訳
沼野 充義 解説
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309205878

ソ連邦成立直後のモスクワ。急死した男の脳下垂体を移植された野良犬シャリクが人間化し、ブルジョワたちを震え上がらせる。奇想と強烈な諷刺に満ちた、20世紀最大のロシア語作家の代表作。
98名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/05(月) 22:04:22.50
犬の心臓 復刊するんだ。
これ面白いよ。

だけど沼野は解説ばかりでなかなかレム出さない。
何やってんだか・・・
99名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/06(火) 00:10:40.34
それは国書側の問題じゃないの?
100名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/06(火) 21:33:34.80
マジックリアリズムといえば、池澤夏樹の文学文学全集で読んだ
チュツオーラ「やし酒飲み」がなかなか面白かった。

ナイジェリアのヨルバ族の神話、、魔術、土俗世界が
破格の文体で描かれた訳のわからん小説。

説明するのは非常に難しいので、読んでみてくれ、としか言えない。
101名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/06(火) 22:47:17.11
やし酒飲みは俺も読んだぞ。あれはいいものだ。
102名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/06(火) 23:26:25.87
たしかもとはアイルランド(ゲール)語で発表されたものも多かったはずだから、
「アイルランド幻想/ピーター・トレメイン」も必読リストに入れて欲しい。
ホラーよりだが素晴らしい幻想短編集だ。
103名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/07(水) 16:55:07.61
チュツオーラはやし酒が文庫に入ってブッシュオブゴースツが単行本で出てればいいのに、
と昔から思ってた
会社違うからしょうがないけど
104名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/19(月) 00:02:02.91
モレルの発明
面白い?
105名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/19(月) 02:00:17.43
>>104
面白いっつーか、あれはいいね。読むべし。
「面白さ」で言うなら、多分同じ作者の「脱獄計画」のほうが
話がより複雑で面白いと思うけど。
106名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/24(土) 23:24:14.51
怒りの惑星
面白い?
107名無しは無慈悲な夜の女王:2011/12/24(土) 23:27:03.22
面白いというか、ただただ圧倒される。イカれてて。>>106
108名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/03(火) 11:43:30.43
>>2に書かれているナイトウォッチはSFなの?あらすじを見るとよくある感じのファンタジーっぽいんだが。
109名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/03(火) 13:31:53.19
境界作品。
ロシアはSFとファンタジーがファンタスチカっていう同じジャンルに分類されている
110名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/03(火) 14:39:55.51
SFだけを指す単語はないの?
111名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/05(木) 12:07:25.07
3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 がっかり!, 2012/1/2
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みーたんぶーたん (東京都文京区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 時間はだれも待ってくれない (単行本)
本の表紙には、21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集と銘打ってありましたが、いったいどこがどう傑作なのか全く理解できませんでした。
はっきり言って「駄作集」です。時間の無駄でした。
112名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/05(木) 12:49:39.71
wwwwwwww
113名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/05(木) 14:29:58.78
>>111
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生最高の小型バサミ, 2011/5/21
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みーたんぶーたん (東京都文京区) - レビューをすべて見る
= 耐久性:5つ星のうち 5.0 = 楽しさ:
5つ星のうち 5.0 = 教育的価値:
5つ星のうち 5.0
レビュー対象商品: ヘンケルス ツインL刺繍バサミ11cm (ホーム&キッチン)
本当に使い勝手のよい小型バサミです。
糸も紙も髪の毛も、切れ味よく重宝しています。
小型バサミとしては、最高傑作ではないかと思います。

ハサミの傑作集でも買っとけwwww
114名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/05(木) 22:06:45.94
ワロタッス
115名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/05(木) 22:32:42.43
まあ、どんな小説でも合う合わないは人それぞれだからいいじゃないか。
参考になるレビューの書き方じゃないのは確かだが。
116名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/06(金) 19:21:48.45
その東欧SFアンソロジー、増刷だと
http://takanodiary.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-146a.html
117名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/09(月) 22:22:08.80
やるじゃん。
118名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/09(月) 23:22:15.64
ロシア・アンソロの方はどうなったんだろう?
119名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 00:59:12.77
>>116のリンク先に
>ロシア編もご期待ください。
と書いてあるけど、いつになるのかね。
120名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 05:56:22.09
過去記事によるとロシアの次は西欧、ヨーロッパのアンソロジーも出したいそうだね。
121名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 06:32:25.04
では北欧SFと南欧SFもお願いしたいところ
122名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 06:53:57.36
東アジアSF、東南アジアSF、中東アジアSFも
123名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 11:59:26.53
「中東アジア」って言葉はないんじゃ
124名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/10(火) 18:11:55.81
>>123
男ならそこは流せ。
125名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/11(水) 11:49:03.43
126名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/13(金) 23:00:22.73
アマゾンを見たらストルガツキー兄弟の「ストーカー」在庫が復活しててびっくり。
127名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/23(月) 09:48:03.36
地図集 董 啓章 著 藤井 省三 訳 中島 京子 訳
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309205892

中国返還前の香港を舞台に、虚実ないまぜの歴史と地理を織りあげることで「もう一つの香港」を創出する長篇「地図集」のほか、ボルヘスやカルヴィーノの衣鉢を継ぐ作家のオリジナル作品集。
128名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/23(月) 15:06:19.33
これはちょっと興味あるな
129名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/25(水) 04:15:56.43
気になる。発売は2月22日か。
130名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/25(水) 12:14:33.26
面白そうだね。
131名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/27(金) 16:10:03.27
132名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/28(土) 17:05:02.20
昨年10月に発売された朝日選書「プリーモ・レーヴィ」を読んだ。
イタリアのユダヤ系の作家、プリーモ・レーヴィの評伝。

彼はユダヤ系イタリア人の化学者兼作家で、アウシュビッツの生き残り。
収容所体験を書いた著作で知られており、邦訳もいくつかあるが、
カルヴィーノの勧めでSF短編も書いていたらしい。

これらのSFは翻訳されていないが、あらすじがいくつか紹介されていた。
一つ引用すると、「天使に似た蝶」という短編。

舞台は終戦直後のベルリン、連合軍がレープ博士という科学者が
狂った実験をしていたという情報を調査している。

実験室の跡には大きな鳥の骨が散らばっており、血痕が残っているが
その他の手掛かりはない。
しかし、向かいの家の少女が実験を目撃していた。

レープ博士は、ある理論を立てていた。
メキシコのある蝶は幼虫のままで交尾し、繁殖する。成虫になるものもあるが
それは長生きした例外的な個体である。
人間もこれと同じで、成長をすすめれば蝶、つまり天使になるのではないか。

博士は男女2人ずつを使って実験を行い、少女は4人が繭のようなものに
包まれるのを目撃。やがて、背中に羽の生えた「天使」が現れるが、彼らの姿は
ミイラのように醜悪で、柱につながれて飛び立てず泣き叫んでいる。

やがて建物は爆撃で破壊され、群衆が研究室に乱入。
飢えた彼らは「天使」を食ってしまい、レープ博士は逃亡して行方不明になる…。
133名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/28(土) 20:12:53.31
>>132
それ「天使の蝶/光文社古典新訳文庫」の表題作でしょ
ちなみに2008年に出てる
ただ、食ったという読み方ができるかは微妙だと思うけど
134名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/07(火) 14:23:38.58
中国のSF小説の紹介記事。これ読みたい。

http://kinbricksnow.com/archives/51772407.html
135名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 20:07:57.41
インドとか東南アジアのSFといったらなに?
136名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 20:27:45.23
インドは変なロボット物のSF映画がなかったっけ
137名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 21:34:38.06
「カルカッタ染色体」はインドのじゃなかったっけ?
インド人ぽい名前の作者だった気がするが
138名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 21:47:51.37
あれはインド系アメリカ人の作品だよ
139名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 21:53:25.54
在米インド人だよ。
140名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/19(日) 23:15:24.58
真実はどっちなんだ
141名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/20(月) 01:42:45.36
インド人。
142名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/20(月) 12:14:41.86
国籍インドのままなんだ。
143名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/20(月) 12:21:46.23
インドア派なのかな。インドだけに。
144名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/27(月) 16:53:24.33
2009年にアメリカのApex PublishingからThe Apex Book of World SFという本が出てるらしい

目次を貼っとく

S.P. Somtow(Thailand)?“The Bird Catcher”
Jetse de Vries(Netherlands)?“Transcendence Express”
Guy Hasson (Israel)?“The Levantine Experiments”
Han Song (China)?“The Wheel of Samsara”
Kaaron Warren (Australia/Fiji)?“Ghost Jail”
Yang Ping (China)?“Wizard World”
Dean Francis Alfar (Philippines)?“L’Aquilone du Estrellas (The Kite of Stars)”
Nir Yaniv (Israel)?“Cinderers”
Jamil Nasir (Palestine)?“The Allah Stairs”
Tunku Halim (Malaysia)?“Biggest Baddest Bomoh”
Aliette de Bodard (France)?“The Lost Xuyan Bride”
Kristin Mandigma (Philippines)?“Excerpt from a Letter by a Social-realist Aswang”
Aleksandar ?iljak (Croatia)?“An Evening In The City Coffehouse, With Lydia On My Mind”
Anil Menon (India)?“Into the Night”
Melanie Fazi (France, translated by Christopher Priest)?“Elegy”
Zoran ?ivkovi? (Serbia, translated by Alice Copple-To?i?)?“Compartments
145名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/27(月) 17:11:22.40
面白いのが出てるな。しかし日本のは収録なしなのね。

タイはやっぱりソムトウ・スチャリトクルか。
中国のHan SongってのはSFマガジンに邦訳が載ったこともある韓松だな。
中国のYang Pingは楊平。
146名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/27(月) 22:57:13.99
アリエット・ド・ボダールはバイリンガルだな。英語でも書いてて
最近ちょくちょくヒューゴーネビュラに顔を出す作家。ただ設定は
おもしろそうだけど中身いまいちってのが多かった記憶。

一番下のは俺の環境だと文字化けするけどゾラン・ジフコヴィッチ(ジヴコヴィッチ)だね。

147名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/28(火) 04:43:55.19
>>144のアマゾンの「こんな本も買っています」で
「ゴトウ・ヒロミ」なる作家の「Half World」という本が出てきた

http://www.amazon.com/dp/0670012203/

説明を読むとファンタジーに近いもののようだが、
日本語で検索してもそれらしい作家が見つからない

148名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/28(火) 09:07:14.70
>>147
日系カナダ人の作家なんだって。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hiromi_Goto
149名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/29(水) 15:51:57.21
>>147
フェミSF界隈ではそこそこ有名で、ティプトリー賞も取ってるが、まあメインストリーム作家だわな
Kappa Childを読んだが、吉本ばななっぽい感じで、男が読むにはちょっときつかった
150名無しは無慈悲な夜の女王:2012/03/06(火) 15:03:33.87
河出から ペトルシェフスカヤ
国書から ビオイ=カサーレス
それぞれ刊行予定らしい
151名無しは無慈悲な夜の女王:2012/03/06(火) 15:54:30.59
カサーレスって3年ぐらい前から予定に入ってるのにずーっと延期されてるから
信用できないな
152名無しは無慈悲な夜の女王:2012/04/14(土) 20:17:27.95
The Ultimate Threshold: A Collection of the Finest in Soviet Science Fiction

ソ連SF短編集の英語訳なんですけど…この本↑お読みになった方いますか?
もしいたら観想等きかせてください。
自分の英語力では、知らない単語が多くて母国語(日本語)訳と同じようには鑑賞できなかったorz
でもあらすじくらいなら何とかわかって…読んでよかったと思える短編が多かった。
既出でしたらすみません。
http://www.goodreads.com/book/show/2030017.The_Ultimate_Threshold
153名無しは無慈悲な夜の女王:2012/04/15(日) 04:50:37.26
ロシア物をわざわざ英語で読む気にはならんなあ。
日本語で読むかロシア語で読むかだな
154名無しは無慈悲な夜の女王:2012/04/15(日) 21:29:53.93

ロシア語がよめるなら、勿論それが正解!
155名無しは無慈悲な夜の女王:2012/05/05(土) 09:40:58.18
あげ
156名無しは無慈悲な夜の女王:2012/05/30(水) 19:18:08.77
ウラジーミル・ソローキン著、望月哲男・松下隆志訳『青脂』(仮題)
河出書房新社より2012年8月刊行予定で製作中
https://twitter.com/wasedabungaku/status/207739860453294083
157名無しは無慈悲な夜の女王:2012/05/30(水) 20:44:09.35
せいし?
あおあぶら?

どっちだ?
158名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/11(水) 10:44:10.77
あおあぶら!
159名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/11(水) 17:35:49.49
スポーツブラ!
160名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 12:50:03.31
あおあブラにせいしぶっかけられた!
161名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 18:05:37.98
早漏キン!
162名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 18:09:18.47
ソローキンのロマンての読んだ人いますか?
別の板でぶっとんでておもしろいって書いてた人がいたけど
読後感最悪らしいので、自分はよんでいない。
「青脂」も理解不能な作品なんだろうか…
163名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 18:46:11.47
「ロマン」だけに、読後感最悪なのが「フマン(不満)」ってことか?
164名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 18:51:31.93
>>156
Amazonだとタイトルが「青い脂」になっているね
165名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 19:08:45.26
    ↑
「青い脂」が、ヒトラーとスターリンがヨーロッパを支配するもう一つの世界に・・・
という紹介文ですけど…
「高い城の男」とかロバート・ハリスの「ファーザーランド」みたいな話を期待!

>>163
まさにそゆこと!
166名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/13(金) 20:11:34.94
167名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/14(土) 13:04:42.41
>>162
「非常に良くできた19世紀ロシア文学のコピー」ハードカバー1冊半分を前フリにしたとんでもないネタ小説
凄く面白いが、まあ非常にバッドテイストな作品ではある
長々と付き合う気がなければ短編集の『愛』でお手軽に一発芸っぷりを堪能できるが、
後味の悪さは『ロマン』以上のものもあるので要注意
168ソローキン・スカイウォーカー:2012/07/14(土) 14:36:43.86
凄く面白いとまで評されるなら、いつか読んでみたいです。
怖いものみたさもありますが。
最後の100Pより前の部分が、伝統的なロシア文学へのオマージュ(?)になっているとのことなので、
そこんトコがかなり興味あります!
「青い脂」は、ポストモダン作家の作品である以上、理解困難な作品なのは覚悟していますが
この板の住人としては、せめてSF的要素が豊富だったら嬉しいですw
169名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/14(土) 20:22:48.53
ロシア文学素人の俺が読んだら、最後の100pに到達する前に余裕で挫折しそうだなw
ツルゲーネフとかプーシキンとかドストエフスキーとか名前しか知らないヘタレですんませんorz
170名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/10(金) 14:54:43.60
ムヒ
月ヒ
´```
171名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/10(金) 15:58:29.65
>>170
向こうの山に月が出た
日が出た日が出た
四つ出た
172名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/10(金) 21:47:27.50
旧作パスティーシュなんかいちいち理解する必要ないだろ
そんなのはおまけだ
本当の傑作はそういう知識がなくても楽しめなきゃだめ
173名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/10(金) 21:50:59.23
あ、バカがいる
174名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/11(土) 01:34:20.37
自己紹介乙
175名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/11(土) 01:36:15.38
パスティーシュって書くのは易しくて読むのは難しいという
作家にとってはいちばん美味しい手法だからな。
自分の頭をあまり使わずに書ける 何を引用するかを選ぶだけ。
176名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 00:00:18.22
>>103
チュツオーラの『やし酒飲み』、岩波文庫に入るみたいだな
177名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 00:10:07.81
>>176
池澤夏樹のやつで出たばっかなのにな。
あれでやっぱり評判高かったから商売になると踏んだのだろうか。
178名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 08:33:48.76
抱き合わせで興味ないのまで読まないといけないし高いし
179名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 14:12:10.43
池澤夏樹やつって、何かとタイミング悪く出してると想う。
ピンチョンのヴァインランドとかも。
180名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 14:35:33.22
池澤夏樹ってどうなの。
自分は「世界文学リミックス」を読んでギブしてしまった。
181名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 15:24:20.16
そろそろ第1期だけでも文庫化してほしい
182名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 18:46:00.66
ちょっと自分の趣味を押し付けすぎ
そこそこいいセンスはしてるのだが、
どや顔なのが鼻につく
183名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 19:15:10.37
うわ、的確
184名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/17(月) 15:06:58.15
なんかSFマガジンの書評欄で読んだが
同人翻訳でフランスSFの歴史が出たらしいな
あまり良く書かれてなかったけど
185名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/17(月) 16:08:54.02
フランス流SF入門 かな
自費出版の本だけど、近所の本屋でピンチョンの隣に普通に並んでたわ
186名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/17(月) 20:41:02.80
>184
「フランスSF」「入門」じゃなくて「フランス流」「SF入門」な。
扱われる作品は英米のものが多い(もちろんフランスSFもあるけど)。
けど、非英米圏から見たSF、ということも含めてなかなか興味深かった。
自費出版だけど重版かかったらしい。
187名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 00:13:50.05
去年翻訳されたプラープダー・ユンの『パンダ』って作品が気になる。

「パンダ」というあだ名をもつ青年の額には怪しいできものがある。そのできものに
隠されたものを抉り出そうとすると、なかからオレンジ色の物体が現れた。それは青年の
生まれた故郷の星と連絡を取り合うための通信器官だった―タイのポストモダン文学の
旗手が放つ、真摯にして滑稽、ペーソスと現代文明批評に溢れた傑作長編!
188名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 00:36:27.11
>>187
それ、絶対面白いよ。
189名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 06:39:42.59
「タイ」と「ポストモダン文学」ってすごい組み合わせだよな
190名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 10:39:26.78
売ってないじゃなでいすかー
191名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 11:17:26.67
ウィン・リョウワーリンの短編集も面白かったな。
タイはレベル高い
192名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/19(水) 19:35:34.11
タイのポストモダンという存在自体がポストモダンすぎておもろい
193名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/23(日) 16:11:53.67
>ワールドSF特集

>いま、非英語圏のSFをもっと広めようという動きが世界中で高まっています。
>ここではそうしたSF界の新しい動きと新しい世界の作家を特集の形でご紹介します。
>小説だけでなく、エッセーやアンケートなど、翻訳家ならではのネットワークを活かして、広い視点でとりあげてみます。お楽しみください。
http://www.26to50.com/jp/worldsf/worldsf_index_jp_1209.html
194名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/27(木) 12:46:20.98
>>193
期待したいけど、今いちどういう企画なのか分からないな
著作権切れの非英語圏SFを翻訳掲載していくんだろうか
メンバーを見ると、英語以外には韓国語翻訳家しか参加してないようだけど
195名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/30(日) 14:15:26.61
時間はだれも待ってくれない
そんなに面白くないやろ。
196名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/11(木) 20:26:26.46
バクゲンノーベルジュショ―
197名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/17(水) 22:15:07.89
ストルガツキー兄弟『収容所惑星』の映画化
日本公開決定
ttp://www.youtube.com/watch?v=GJIAfHC8w5k
198名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/18(木) 11:13:07.28
おもしろそう
199名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/20(土) 19:47:25.59
すっかりアメリカ映画に毒されやがって…
ロシアSF映画と言えば、もっと退屈で地味で哲学的なのが持前だろうが!
200名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/20(土) 19:51:13.90
プーチンのせい
201名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/20(土) 20:10:42.86
>>199
アレクセイ・ゲルマンの「神様はつらい」に期待しよう
いつになるかわからんけど
202名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/05(月) 01:44:47.14
ドイツにドイツSF大賞とかクルト・ラスヴィッツ賞があるというのを最近知った。
でもあんまり邦訳ないんだな。
203名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/05(月) 20:27:21.17
松谷健二にローダンばっかり訳させるから…
204名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/06(火) 00:22:21.83
ここで一句

ローダンを
訳しすぎて
過労ダン
205名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/06(火) 00:35:42.61
ドイツ語翻訳者の労力はぜんぶローダンに吸い取られてるのか
206名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/06(火) 10:49:49.28
たしか、数年前に深海のYYRとかいうのが出てなかったか
読んでないけど
207名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/06(火) 11:29:26.61
あとはSFが読みたい!で10位に入った『イエスのビデオ』とかね
208名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/07(水) 00:58:59.76
ファンジンでドイツSFいくつか読んだけど、あまりピンとこなかったな。
異星や未来の「SFっぽい」雰囲気で書いたアメリカ亜流のエンターテインメントSFって感じで、
レムのように世界認識を揺さぶられる驚きがなかった
209名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/08(木) 10:06:38.74
ワールドSF特集
http://www.26to50.com/jp/worldsf/worldsf_questionnaire_jp_1209.html
>> アンケート回答その2 
が掲載されている。
210名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/08(木) 10:57:01.82
おお、ハンヌ・ライアニエミがアンケート回答してるじゃん!
211名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/10(土) 22:04:21.12
ミステリはポケミスで非英語圏が増えてきてるけどSFはまだまだなのかなあ。
212名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/10(土) 22:35:31.80
逆にハヤカワ・SF・シリーズは前は非英語圏もそこそこあったよね
カルヴィーノとかブッツァーティとか
213名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 00:46:21.84
新☆ハヤカワSFシリーズ第二期で非英語圏作家10冊とかやってほしいなあ…冒険すぎるか
中国は劉慈欣の『三体』でお願いします

他の言語圏のラインナップは誰かよろしく
214名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 01:07:14.81
ラインナップが決定したようです

新☆ハヤカワ・SF・シリーズ第二期(非英語圏編、全10巻)
1.三体
2.ソローキンのなにか
3.ローダン
4.ローダン
5.ローダン
6.ローダン
7.ローダン
8.ローダン
9.ローダン
10.ローダン
215名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 01:31:43.12
ローダンはわざわざ新書版で出さなくてもいいんじゃw
三体はケン・リュウが英訳したやつからの重訳とかありえそうで怖い
あと、第10巻は伊藤計劃のハーモニーとかありえそう。
英語圏で評価された非英語圏作品ってことで
216名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 01:37:36.09
そんなことしたらSFシリーズ自体が販売不振で終了だろうなw
217名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 10:19:33.92
海外SFノヴェルズの初期ラインナップが面白い↓
http://homepage1.nifty.com/ta/0ha/haya/hsfn.htm
ディックとかに混じってメルル、カルヴィーノ、シェール、ストルガツキー兄弟、ペーテル・レンジェル、ダルコ・スーヴィンの東欧アンソロジー、と世界SF全集の続きか、と言いたくなる。
218名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 16:07:09.75
SF全集、復刊して欲しいわ
219名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 19:26:28.06
まだ未読なんだが、恒文社の現代東欧文学シリーズで、
ブルガリアSF中編4つをまとめた「緑色の耳」というのが出てる
ここも、90年代までは東欧関係の出版で気を吐いていたんだが、
最近はクズみたいな本しか出してない
220名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 19:44:00.87
2月にイスマイル・カダレの「夢宮殿」が創元で文庫化されてたんだな
この人はアルバニアの国民的作家で、第1回ブッカー賞受賞者。

翻訳はフランス語からの重訳だが、カダレ作品のフランス語訳は
アルバニア人のバイリンガル翻訳者が訳しているので、非常に原点に忠実。

舞台はオスマン帝国統治下のアルバニア
ここには「夢宮殿(タビル・サライ)」と呼ばれる官庁があり、
帝国中の臣民が見た夢を収集し、記録、解釈している。
主人公はそこに一管理として勤め始めるのだが…というカフカ的小説。

以前集英社から出たハードカバーが絶版になっていたので、
こうして入手可能になったのは結構なことだ。
個人的には非常な名作と思う。
221名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/11(日) 23:53:31.14
>>219
それ面白かったよ。
222名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 00:58:48.81
>>217
海外SFノヴェルズのリストから非英語圏のを抜き出してみた

1978年
フランス:『マレヴィル』ロベール・メルル
イタリア:『レ・コスミコミケ』イタロ・カルヴィーノ
ソ連:『収容所惑星』ストルガツキー兄弟
ドイツ:『オロスの男』K・H・シェール

1979年
ハンガリー:『オグの第二惑星』ペーテル・レンジェル
東欧・ソ連:『遥かな世界 果しなき海』ダルコ・スーヴォン編

1980年
ポーランド:『エデン』スタニスワフ・レム
ソ連:『丑の刻』イワン・エフレーモフ
ポーランド:『宇宙飛行士ピルクス物語』スタニスワフ・レム

1982年
ソ連:『蟻塚の中のかぶと虫』ストルガツキー兄弟

これ以降は非英語圏のはないみたいだな
223名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 01:24:55.20
ハヤカワSFシリーズも。

ポーランド
3027 『金星応答なし』スタニスワフ・レム(1961年)
3091 『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム(1965年)
3159 『泰平ヨンの航星日記』スタニスワフ・レム(1967年)

フランス
3034 『海底二万リーグ』ジュール・ヴェルヌ(1962年)
3057 『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ(1963年)
3178 『月と太陽諸国の滑稽譚』シラノ・ド・ベルジュラック(1968年)
3188 『E=mc2』ピエール・ブール(1968年)
3227 『読心機』アンドレ・モーロワ(1969年)

ソ連
3049 『現代ソビエト作家短編集1 宇宙翔けるもの』早川書房編集部編(1963年)
3105 『現代ソビエト作家短編集2 竜座の暗黒星』早川書房編集部編(1966年)
3313 『現代ソビエト作家短編集3 アトランティス創造』早川書房編集部編(1973年)
3316 『幽霊殺人』ストルガツキー兄弟(1973年)
224名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 01:26:02.90
続き。

オーストリア
3101 『思考の網』ヘルベルト・W・フランケ(1965年)
3137 『象牙の城』ヘルベルト・W・フランケ(1967年)
3219 『鋼の荒野』ヘルベルト・W・フランケ(1969年)

イタリア
3172 『偉大なる幻影』ディーノ・ブッツァーティ(1968年)
3259 『第四次元』リーノ・アルダーニ(1970年)

ドイツ
3258 『地球地獄』リヒァルト・コッホ(1970年)
3266 『両惑星物語』クルト・ラスヴィッツ(1970年)
3286 『流刑の惑星』クラーク・ダールトン(1972年)

チェコ
3314 『山椒魚戦争』カレル・チャペック(1973年)
225名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 08:35:44.04
少なっ
226名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 10:05:24.17
ヘルベルト・フランケってドイツ人だと思うてたわ
227名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/12(月) 10:19:36.44
北原尚彦
@naohikoKITAHARA

古本ゲリラ、途中参入の大森望書店で10月末に出たばかりの陳冠中『しあわせ中国 盛世2013年』(新潮社)を購入。2009年に中国で発表され発禁処分を受けた近未来SFの翻訳だという。おおノーチェックだった!
228名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/14(水) 23:30:50.51
>>227
良い地獄か、偽の天国か──中国の将来を予言する衝撃の近未来小説。
二〇一三年、中国は太平と繁栄を謳歌し、人々はみな幸福感に溢れている。
しかし、その幸福感を偽りだと感じるごくわずかな人たちが存在していた。
そして、彼らにより明らかとなったのは、政府の驚くべき秘密計画だった……。
党内結社の存在、地下教会、環境破壊──中国の水面下に蠢くさまざまな現実を浮彫りにする異色長編。


近未来って言っても近すぎる気がするが
229名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/14(水) 23:32:43.06
ヘルベルト・フランケがまだ生きてるのが驚きだ
230名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/20(火) 10:16:27.77
フィンランドのレーナ・クルーン
面白いですか?
231名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/20(火) 14:41:29.15
>>227
題名はもうちょっと何とかならなかったのか。
レジに持って行くのが恥ずかしい
232名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/20(火) 22:59:08.78
自意識過剰乙
233名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/21(水) 11:51:49.01
ストルガツキー弟合掌
234名無しは無慈悲な夜の女王:2012/11/21(水) 14:53:07.05
まじっすか
235名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/02(日) 11:39:23.12
「時間は誰も待ってくれない 東欧SF・ファンタスチカ傑作集」読了

?ハーベムス・パーパム(教皇万歳)〈オーストリア / ヘルムート・W・モンマース〉
 ◎ カトリックが宇宙の隅々まで広がった未来でのコンクラーベの話
?ブリャハ〈ベラルーシ / アンドレイ・フェダレンカ〉
 ○ チェルノブイリ事故で立ち入り禁止となった村での暮らしの話 SFかというと微妙
 ?もうひとつの街〈チェコ / ミハル・アイヴァス〉
 △ 主人公がプラハで奇妙な街に迷い込むカフカ的幻想小説 長編の一部 テイストが合わなかった
?三つの色〈スロヴァキア / シチェファン・フスリツァ〉
 ○ スロヴァキアがハンガリーと開戦したifストーリー
 ?カウントダウン〈スロヴァキア / シチェファン・フスリツァ〉
 ○ 民主化支援団体が原発を占拠して中国民主化を要求。それを余命わずかな3人の病人が冷やかに眺める。
?時間は誰も待ってくれない〈ポーランド / ミハウ・ストゥドニャレク〉
 ◎ ある晩、ワルシャワの街に過去の建物たちが浮かび上がるというファンタジー
?労働者階級の手にあるインターネット〈旧東ドイツ / アンゲラ&カールハインツ・シュタインミュラー〉
 ◎ 統一ドイツで科学者として働く東独出身の主人公。彼の下に、ある日東ドイツドメインのメールが届く
?アスコルディーネの愛―ダウガワ河幻想―〈ラトヴィア / ヤーニス・エインフェルズ〉
 △ 純然たるメルヒェン ちょっと合わなかった
?私と犬〈ルーマニア / オナ・フランツ〉
?女性成功者〈ルーマニア / ロクサーナ・ブルンチェアヌ〉
 ○未来での生活を描いた軽い短編?
盛雲、庭園に隠れる者〈ハンガリー / ダルヴァシ・ラースロー〉
 ○古代中国での皇帝と謎の男の賭けを描いたメルヒェン。ハンガリーには「中国もの」というジャンルがあるらしい。
?列車〈セルビア / ゾラン・ジヴコヴィッチ〉
 ◎旅行中の銀行家が、列車の中で神に出会う。寓話的な色彩。


一つ指摘しておきたいが、編者の高野が解説中でモルドバを旧ソ連のスラブ諸国に含めているが
これは正しくない。モルドバ人はルーマニア人の近縁で、言語も非常に近い。
236名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/02(日) 13:00:32.49
その大量の "?" は何なのよ

モルドバのwikipediaを読んだが、色々と大変そうな国でござるね(´・ω・`)
237名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/02(日) 13:10:18.83
>で、二月に河出ではもう一つ朗報が。『時間はだれも待ってくれない 二十一世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』に部分訳を掲載したチェコのミハル・アイヴァスの作品、『もうひとつの街』の全訳が河出書房新社からついに出版されます!
>3月には著者ミハル・アイヴァスが初来日! 河出書房新社が阿部さんや私と一緒にアイヴァスを招いたイベントを企画しています。 
http://takanodiary.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/petit-cfbc.html
238名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/02(日) 13:15:19.50
>>236
2chに書き込めないコードの文字だったんでは。
239名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/02(日) 14:02:35.81
>>236
目次をコピペしたら、文字化けしたようだ
240名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/18(火) 08:34:42.24
日本の漁船「河合丸」の船員たちが、太平洋に浮かぶ「黄金諸島」で聞き集めた10の物語とは―土着の神話や伝説・迷信、
さらには幻想・イマジネーションに満ちた口承文学とマレーの伝統社会に根付く権力者を批判する庶民文学の要素を取り入れ、想像のコロニアル「黄金諸島共和国」に生きる人間の姿を描き出す現代マレー文学の傑作。マレーシア「最高文学賞」受賞。
http://www.amazon.co.jp/dp/4314701390/
241名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/18(火) 19:49:07.97
>>240
もう絶版かよ・・・
242名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/29(土) 14:45:22.07
2013年秋に河出書房新社からリュドミラ・ペトルシェフスカヤ(ロシア)の幻想小説集、沼野恭子訳
243名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/04(金) 16:45:34.44
かの国の法則もなんのその、一体何ゆえの暗黒パワー?
皇室に暗い影を落とす「あの人」の存在、そのダークパワーの源を探る。
なお、最近は皇太子一人公務でもダークパワーを発揮してるのが気になるところ。

詳しくは
http://www.google.co.jp/search?q=%8Dc%91%BE%8Eq%95v%8D%C8%82%C9%82%DC%82%C2%82%ED%82%E9%95%7C%82%A2%98b
で検索!
【浩宮徳仁伝説】
http://wiki.m.livedoor.jp/dosukono/wiki/naru
244名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/10(木) 13:56:32.63
ファンタジーだと非英語圏でどんなのがあるか教えてください土下座します
245名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/11(金) 13:10:40.69
ドイツ
ラルフ・イーザウ『ネシャン・サーガ』
ズザンネ・ゲルドム『霧の王』

フランス
セルジュ・ブリュソロ『ペギー・スー』

ロシア
セルゲイ・ルキヤネンコ『ナイト・ウォッチ』

韓国
イ・ヨンド『ドラゴンラージャ』、『フューチャーウォーカー』
ジョン・ミンヒ『ルーンの子供たち』
246名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/11(金) 13:12:16.68
台湾
久遠『華葬伝』
247名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/11(金) 15:31:39.64
>>245-246d
しかもわりと最近のでうれしいです
『ペギー・スー』しか読んだことないのでほかのも読んでみます
今土下座しています
248名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/13(日) 23:30:01.26
もう見てないかもしれないけど、
フランス・ファンタジー『オクサ・ポロック』が最近話題らしい
今日本屋で見た
249名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/17(木) 12:26:14.74
>>248d
なかなかおもしろそうです
(もちろん土下座)
250名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/21(月) 05:26:37.91
ネシャン・サーガってドイツだったんだ…
251名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/21(月) 21:07:43.92
ハンス・ベンマンの「石と笛」

ドイツはメルヒェンの伝統があるから
ファンタジーよりメルヒェンを称することも多いようだな
252名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/24(木) 01:17:36.31
ドイツにはエンデがいたからなあ
253名無しは無慈悲な夜の女王:2013/02/23(土) 15:05:07.88
SFが読みたい!2013年版、非英語圏ランクイン作品

6位『青い脂』
17位『夜毎に石の橋の下で』
18位『地図集』
254名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/24(日) 00:23:09.15
話題がないので久々にあげとこう
255名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/24(日) 15:55:39.90
ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキのファンタジー「エルフの血脈」が
邦訳されてハヤカワFTから出てるんだな
ポーランド語からの訳か重訳か不明だが
256名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/24(日) 23:34:39.13
>>100
「やし酒飲み」って英語圏だよね
257名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/24(日) 23:36:52.22
ナイジェリアの英語はブロークンで
ほとんど別の言語だからいいだろ
258名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/01(月) 07:01:46.55
技師ガーリンを復刊させようとしている人がいるらしい
http://hendensha.com/?p=39
259名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/01(月) 20:40:41.51
国書から超面白そうな本が出てるやんけーッ!
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056405/

フランス革命前夜、ルイ15世治世下のパリ。
不吉な天文現象がパリに災いが起きることを予告するなか、飢饉の波が押し寄せ、財務総監の無策に怒った民衆による反乱が勃発する。
その時、突如巨大な鰐の姿をした怪物が姿を現し、瞬時のうちに反乱軍と正規軍を呑み込んでしまう。
暴徒を操る怪物に対し、異能の持ち主エレアザールは、超自然的存在の助けを借り、超能力を駆使して、怪物と配下の精霊に戦いを挑む。
怪物の正体とは? 怪物の目的とは? 
魔術、笑劇、SF的発想をふんだんにちりばめながら、世界中の海、陸、地下、天上、そして古代ギリシアへのタイムトラベルまで、時空を超越する物語によって西洋近代批判を展開した、18世紀フランス最大の神秘思想家による奇書中の奇書。
260名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/01(月) 20:57:13.76
おれもおもしろそうだと思った
そしてあいかわらず高い・・・
261名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/01(月) 21:35:10.00
>>259
SFが読みたい年間1位にダントツでなりそうなほどに
面白そうだな
262名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/01(月) 23:02:05.37
『哲学的書簡集』サン・マルタン
http://koguma.wordpress.com/2007/10/28/saint-martin/
263名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/02(火) 00:15:17.97
最近翻訳されたオーストリアのアンドレアス・グルーバーという作家、
ドイツ幻想文学賞を受賞したり、
ドイツSF大賞とかクルト・ラスヴィッツ賞にノミネート(?)されたりしたこともある作家だったらしい
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
264名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/05(金) 19:18:42.32
[【毎月更新】非英語圏ミステリー賞あ・ら・かると]第1回 スペイン語圏編(執筆者・松川良宏)
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20130404/1365027246
265名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/19(金) 17:50:26.96
創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧
http://www36.atwiki.jp/asianmystery/pages/201.html
266名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/26(金) 12:03:47.32
Uncle Boonmee Who can recall his past lives
http://www.youtube.com/watch?v=-wbXEHcFrSs
267名無しは無慈悲な夜の女王:2013/04/28(日) 08:26:51.16
268名無しは無慈悲な夜の女王:2013/05/06(月) 10:15:26.56
こんなの出たみたい

洪凌『フーガ 黒い太陽』
我が子よ、私の黒洞(ブラックホール)こそおまえを生みだした子宮――。
母と娘の葛藤物語を装うリアリズム風の一篇からはじまり、異端の生命・吸血鬼、
さらにはSFファンタジーの奇々怪々なる異星の存在が跋扈する宇宙空間へ。
クィアSF小説作家による雑種(ハイブリッド)なアンソロジーの初邦訳。
中国語版『黒太陽賦格』も台湾にて同時刊行。

洪凌
台湾を代表するクィアSF小説作家。台湾大学外文系卒。
英国サセックス大学にて修士号、香港中文大学にて博士号取得。
現在、世新大学性別研究所助理教授。

http://www.amazon.co.jp/dp/4863330626
269名無しは無慈悲な夜の女王:2013/05/06(月) 16:30:18.45
クィアとか子宮とかセックスとか
地球上の小説の90%を読むとしても読みたくないタイプですね

SFはフェミニズムのための文学ですってフェミが断言したせいで
こういうの多いけどさあ
270名無しは無慈悲な夜の女王:2013/05/29(水) 20:22:20.02
271名無しは無慈悲な夜の女王:2013/05/29(水) 20:30:57.85
日本語で書けよ、レビューもww
自演丸出しじゃねーかww

ラノベを一概に馬鹿にできるものではないが
これはどう見ても一概に馬鹿にできる萌えラノベじゃないか
272270:2013/05/29(水) 20:41:39.95
すまんが読む予定はない
273名無しは無慈悲な夜の女王:2013/05/31(金) 21:51:07.67
沖縄のガイドブックとネット小説の書籍化出してる所だな
まともな翻訳入ってなさそうだ
274名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN
イタリアSF
ルカ・マサーリ『時鐘の翼』
http://www.c-light.co.jp/modules/top/popup/978-4903439952_pop.html

1921年、第一次世界大戦はまだ続いていた。
別の時間線の上で…

二つの時間線上で繰り広げられる
ある目的のため歴史を改変する者と
それを阻止しようとする者による
起死回生のミッション
275名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/10(水) NY:AN:NY.AN
「二十一世紀の驚異」に続くイタリアSFか〜シーライトパブリッシングがんばってくれ〜(^з^)
276名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
新ハヤカワSFシリーズにフランスSFが入ったみたいだね
277名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
これか

3.ロラン・ジュヌフォール『オマル』
5.ロラン・ジュヌフォール『オマルの征服者』
278名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
ハヤカワ始まったな。
279名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
英語作品だが中国系作家も

4.チャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』※円城塔訳
8.ケン・リュウ『紙の動物園』

そしてフィンランド出身作家も。『量子怪盗』続編

10.ハンヌ・ライアニエミ『複雑系王子』
280名無しは無慈悲な夜の女王:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
フラクタルプリンスが草食系や肉食系っぽい妙なシロモノに

いや、流行語を想起させる上手い訳ではあるわけだな
通時性が無さそうだが
281名無しは無慈悲な夜の女王:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
282名無しは無慈悲な夜の女王:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN
283名無しは無慈悲な夜の女王:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN
8月26日発売予定

リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』(沼野恭子編訳)
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206318/
現代ロシアを代表する女性作家による、本邦初の幻想短篇集。
現実と非現実、生と死の狭間をたゆたう女たちを強靱な筆致で描く、
めくるめく奇想世界。全18編を収録した日本オリジナル編集。
284名無しは無慈悲な夜の女王:2013/09/11(水) 13:59:54.73
フランケの[思考の網]を読んだ。
感想・・・・地味!!!
285名無しは無慈悲な夜の女王:2013/09/13(金) 20:12:23.74
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206332/
親衛隊士の日
ウラジーミル・ソローキン 著
松下 隆志 訳
単行本 46変形 ● 264ページ
ISBN:978-4-309-20633-2 ● Cコード:0097
発売日:2013.09.25(予定)

2028年に復活した「帝国」では、皇帝の親衛隊員たちが特権を享受していた。
貴族からの強奪、謎のサカナの集団トリップ、蒸し風呂での儀式など、
現代文学のモンスターが放つSF長篇。
286名無しは無慈悲な夜の女王:2013/09/15(日) 21:34:54.57
久しぶりにスレを覗いてみたら相変わらず絶望的な状況でワロタ
まあ英語圏SFの翻訳出版状況すらひどいんだから当然だが
287名無しは無慈悲な夜の女王:2013/10/24(木) 19:21:03.30
未来の回想
シギズムンド・クルジジャノフスキイ[著]
秋草俊一郎[訳]
2013年10月15日発行
定価:1300円+税
四六判・ソフトカバー・144ページ
ISBN:978-4-87984-319-7 C0097

大森望氏[SF翻訳家・書評家]推薦!
──こんなものすごいタイムトラベルSFが今から80年以上も前に書かれていたとは。
空前絶後の独創的時間理論に茫然。これはまさしく、物語のタイム・マシンだ。


時間にとり憑かれた男、マクシミリアン・シュテレルは自分の生涯を「時間切断機」ことタイム・マシンの制作にささげる。
折しも時は激動の20世紀、戦争や革命がシュテレルと彼の「マシン」に襲いかかる。シュテレルはマシンを完成させ、
未来へと脱出することができるのか──
クルジジャノフスキイ再評価のきっかけになった話題作、待望の邦訳。
288名無しは無慈悲な夜の女王:2013/10/28(月) 00:42:41.89
クルジジャノフスキイは超面白いヨ
289名無しは無慈悲な夜の女王:2013/10/30(水) 22:23:07.51
「ドウエル教授の首」の文庫の表紙の首ってレーニンっぽい気がするんだけど、
ドウエル=レーニンとするとケルンがスターリンという解釈なのかな?
これは飛躍しすぎ?
290名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/09(土) 11:22:48.53
北朝鮮製のSFってあるのかな?
291名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/09(土) 12:12:18.13
北朝鮮版『十五少年漂流記』とかいうのならあるらしいが
292名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/09(土) 12:46:09.30
>>290
英語だがこのページが北朝鮮におけるSFについて論じてるな
http://sinonk.com/2013/09/25/from-pyongyang-to-mars-sci-fi-genre-and-literary-value-in-north-korea/
293名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/17(日) 18:42:42.74
レムの「砂漠の惑星」読み始めてるんだが翻訳が読み難くて先に進まない。
非英語圏に限った話じゃないけど翻訳者とその上の編集者にはまともな日本語文章をこころがけて欲しい。
294名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/17(日) 19:28:53.02
英語ならまだしも、ポーランド語とかになると編集者も読めないから臆しちゃうんだろうな
原文読めないとか気にせず、日本語としておかしかったり読みづらかったりしたらもっと直してほしい
295名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/17(日) 20:00:16.84
原語の種類の問題じゃないんだよな
ディレイニーみたく失語症で原文に誤植が多いとかじゃなくて原文は本国で普通に読まれてるのに翻訳されたら訳の解からない日本語になってるというのは明らかに翻訳者と出版社の責任だろう。
296名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/18(月) 16:50:11.25
>>292
“From Pyongyang to Mars”
うーん、シュールだ
297名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/18(月) 22:21:23.29
なんにしろ「日本語として変」ってのは素養を疑わずにはいられない
298名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/18(月) 22:41:55.24
ややスレチだが翻訳って微妙な部分だからな 例えば創元ラヴクラフト全集の大瀧訳は「ひどい文だ!」って
叩かれる事が多いけど、あれは悪文とも言える原文の味をできるだけ残して訳した結果だったりする
読みにくいというなら、具体的におかしな所をあげた方が説得力があるよ
著作権が気になるとかだったら何ページの何行目とかでも良いし
299名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/18(月) 22:48:47.52
>>298
まあ、言ってる事はよく分かる。
今、手元に砂漠の惑星があるんだが一々おかしな文を列挙するのは面倒だ。
300名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 00:26:58.06
300
301名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 00:33:24.98
単に読書力と慣れの問題。
そういう人はラノベ読めばいい。
302名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 00:35:03.61
>>301
知らないくせに偉そうなこと言うなバカ
303名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 00:44:33.51
お前、文句しか言えない人?
304名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 00:53:07.09
>303
何の話だ?
305名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 01:13:21.59
>>301
お前は馬鹿なのか?
悪文程度で文句言ってる奴にラノベが読めるわけないだろう
児童文学のように平易で分かりやすい文章を目指すものとは対極だぞ
新人の7割は日本語になってない
306名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 01:18:49.17
「砂漠の惑星」がどんな訳なのか? でしょ問題は
その上で、299が本人、かつ「文を示すのは面倒」と言ってるのであれば、もう終わった話でしょ
307名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/19(火) 21:01:51.31
訳は別に気にならなかったが
「天の声」や「ソラリス」より後に読んだせいもあってか
話自体がものすごくつまらなかったな「砂漠の惑星」
308名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 08:42:16.80
宇宙船に日本語で「無敵号」とか付けられてもなあ。
したらスペースシャトルは「挑戦者号」とか「発見号」とかにするのか?と思った。
309名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 12:15:31.85
なにそれ、「イプシロン」よりかっこいい
310名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 12:46:06.42
ストーリー的に皮肉が込められた名前だから
無敵を意味の分からないポーランド(ロシア?)語で見せられるよりは良いと思うが
まあ、無敵号にそういうルビを振ってくれても良かった気はする
311名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 17:44:38.59
Wikipedia
《『砂漠の惑星』(さばくのわくせい、原題:Niezwyci??ony )は、スタニスワフ・レムのSF小説。1964年に出版された。原題の意味は「無敵」。》

原題から無敵だったwww
312名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 18:58:54.33
間を取ってインビンシブル号ではいかんの?
313名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 19:36:35.95
宇宙船や飛行機は格好いい名前で呼びたい。
トロリーバスなんかは間抜けな名前でもいいんだけどさ。
314名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 19:55:25.32
無敵号かっこいい
315名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 20:29:09.23
つらぬき号、応報号、不都号
316名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 20:53:13.32
インコンビニエンス
317名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/20(水) 21:41:44.52
坂東丸・安宅丸・氷川丸
318名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/21(木) 13:33:53.58
映画のタイトルとかでも言われてるけど
訳さずに原語放り出す風潮はやめてほしいな
319名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/21(木) 13:59:25.96
「そんなガキなら捨てちゃえば」
320名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/21(木) 17:54:14.32
>>318
リヴァー・ランズ・スルー・イット
321名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/22(金) 09:53:58.46
フランス映画なんてタイトルの臭さが尋常じゃないな
見る時に、窓口が有る映画館を使うとタイトル言うのがちょっと恥ずい
322名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 01:52:49.34
そうだな
キングのItとかも邦題は『それ』にすべきだったと思うよ
323名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 03:44:31.29
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオ!!!

全米が震撼!!!
スティーヴン・キングの新作!!
ついに日本上陸!!!!!!






「アレ」!!!
324名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 19:12:32.97
>>318
その点、ファイアスターターを「炎の少女チャーリー」にした人はセンスがあるよな
325名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 19:20:14.37
指輪物語
326名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 20:55:54.80
「ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」
327名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 21:10:14.74
中国映画とか漢字に翻訳しまくりだぞ
http://zh.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E9%9B%BB%E5%BD%B1%E5%88%97%E8%A1%A8#1.E6.9C.88.EF.BC.8D3.E6.9C.88

「パシフィック・リム」は「環太平洋」、「マン・オブ・スチール」は「超人:鋼鉄之躯」
「シュガー・ラッシュ」は「無敵破壊王」、「魔法少女まどかマギカ」は「魔法少女小円」だ
328名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 22:00:04.15
かっけー
329名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/23(土) 22:32:29.21
漢字の意訳の方がカッコいいな
330名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/24(日) 23:09:11.55
現在のネット環境だとゴッドファーザー=神父みたいな誤訳はないのかな
331名無しは無慈悲な夜の女王:2013/11/28(木) 01:04:26.65
東宣出版「はじめて出逢う世界のおはなし」シリーズがいい感じねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
332名無しは無慈悲な夜の女王:2013/12/11(水) 20:30:53.78
ドウエル教授の首の新訳が出たとか
333名無しは無慈悲な夜の女王:2013/12/19(木) 15:37:08.05
「神童のための童話集」
読んだ人いる?
近くの本屋にないから内容が確かめられない
SFとか奇想っていうより、文学・哲学よりだときつそうかなと
334名無しは無慈悲な夜の女王:2013/12/21(土) 01:56:39.43
>>333
違う作品だけど短編が一つ無料で公開されているよ
http://shoraisha.com/modules/tinyd2/index.php?id=70
335名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/11(火) 12:18:15.72
イタリアSF友の会
http://tsukimidango.hatenablog.jp/

>イタリアのSF作家ダリオ・トナーニを紹介する特設ページです。
336名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/20(木) 03:20:23.79
子供むけ翻訳で読んだけど

イワン・エフレーモフ 「宇宙パイロット37号」
http://mozubooks.com/?pid=19578705

宇宙ものだけど、死ぬ思いで生還した乗組員たちの大半が
すぐさま遠い星に再び送られるのに、子供ながら疑問を感じた。
主人公なんて、もう生きて帰れないほど光年の彼方へ・・・
これってある意味、粛清 じゃないのか?
337名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/20(木) 04:13:03.25
ブラック企業やな
338名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/20(木) 11:18:32.10
>>336
うわっ、面白そう
339名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/20(木) 20:15:13.32
エフレーモフだったかな
生還したけどウラシマ効果で世代がズレまくって
そういう人たちだけを集めた都市もあるけど
やっぱり適応しきれずに結局また宇宙に出て行く話を読んだ気がする
340名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/24(月) 04:01:49.60
>>336
原作の『アンドロメダ星雲』では、宇宙探検は「ヘラクレスの偉業」になぞらえられている
宇宙探検は英雄的な事業であり、それに殉じるのは人間の誇りである、という理想主義で書かれている
宇宙飛行は現代の神話であるという感覚が、今読むと逆に新鮮で啓発される面がある

>>339
アレクサンドル・コルパコフ「宇宙の漂泊者」
SFマガジン1960年6月号に載っただけなので、読んでる人は少ないかもしれない
しかし「永遠市」という名前は実際に読むずっと前から知っていたりした
ある意味日本のファンのSFイメージを決定づけた作品の一つかもしれない


初期の翻訳SFでは大人向け児童向け問わずソ連SFの比重はかなり大きい。福島正実らににとっても重要なものと位置付けられてたらしいが、
ほとんどが忘れ去られている

ストルガツキーを除くと新刊で読めるソ連SFはドウエル教授と岩崎書店のグレーヴィッチ『栄光の宇宙パイロット』くらいしか残っていない
グレーヴィッチの本は珠玉の作品だと思うので、生き残ってくれてて嬉しい

ただしこの本は、オリジナルと思われる「竜座の暗黒星」(ハヤカワSFシリーズソ連SF短篇集の表題作)とストーリーが大きく違っている
子供向きにストーリーを省略したというレベルの違いではなく、題材だけ同じでほとんど別の小説と言えるほど
どういう経緯があるのか知りたいが、全く情報がなく雲をつかむような有様
341名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/24(月) 04:08:23.23
訂正
「宇宙の漂泊者」は何度かアンソロジーに載っていた

ハヤカワSFシリーズ3049『宇宙翔けるもの』
ハガ書店版『千億の世界』
講談社文庫版『千億の世界』

の三回。翻訳作品集成を見ればすぐ分かるのに確認を怠ってた。反省
342名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/24(月) 06:06:25.63
なんだ、アンドロメダ星雲だったのか・・・
それならSF全集のを読んでるけどそんな話だったっけ
343名無しは無慈悲な夜の女王:2014/02/25(火) 22:04:18.07
SFマガジン5月号は非英語圏SF特集
ロラン・ジュヌフォール(フランス)
スタンリー・チェン(中国)
ヴァンダナ・シン(インド)
訳載予定
344名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/26(木) 03:48:44.85
宇宙探検は斬新奇抜だろ
宇宙探検は新機軸だろ
宇宙探検は画期的だろ
宇宙探検は独創的だろ
宇宙探検は個性的だろ
宇宙探検は楽しいだろ
宇宙探検は面白いだろ
宇宙探検は嬉しいだろ
宇宙探検は喜ぶだろ
宇宙探検は物凄く素晴らしいだろ
宇宙探検は素敵だろ
宇宙探検はワクワクドキドキするだろ
宇宙探検はハラハラドキドキするだろ
宇宙探検は絶好調だろ
宇宙探検は魅力的だろ
宇宙探検は感動的だろ
宇宙探検は理想的だろ
345名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/29(日) 13:56:55.78
未踏の時代読んだら
福島正実と1960年代前半の日本SFの三本柱って
英米SF、ソ連SF、日本SFだったんだな
346名無しは無慈悲な夜の女王:2014/12/14(日) 23:50:49.01
ストーカーが再版されてたんでお布施も兼ねて購入w
ピルマン輻射点が放射点になってたのに激しく違和感
347名無しは無慈悲な夜の女王:2014/12/18(木) 00:41:46.93
ロシアだと、「眠らぬ人」が楽しいマッド・サイエンティストものだった
続きも翻訳予定があるそうで嬉しい
348名無しは無慈悲な夜の女王
技師ガーリンを新訳で出してよ(´・ω・`)