1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
スタニワフ・レムやストルガツキーのような東欧SFはすでに
何冊か訳されているからともかく、
フランスやドイツのSFってほとんどないでしょ。
まぁ例外はペリー・ローダンくらいか。
そういう非英語圏の知られざる傑作について語りたい。
コタツデ
∧∧ <2ゲト〜〜〜〜〜
(゚Д゚ )
/ ̄ ̄旦/ヽ;;;⌒`)
/___/ ※/)≡=-;;;⌒`)⌒`)
/ ※ ※ ※ ※ // ≡≡≡≡= -;;;⌒`)⌒`)
(ー―――――_,ノ ≡=⌒`);;;⌒`)≡=-⌒`)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ズザー―――
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/22(木) 23:09:16
フランスならウェルベルの『蟻』三部作かな。
ドイツは知らん。カフカはじゅうぶんSF的だけど。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/22(木) 23:38:18
イタリーには有名なカルヴィーノがいる。
サンリオSF文庫のフランスSFはメチャ高いがな。
ミシェル・ジュリとかほんまに面白いんかいな・・・
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/23(金) 22:22:10
なんでなかなか翻訳されないのかねぇ?
売れないというだけが理由なら英訳本だって同じだろうに。
翻訳のできる人がいないのかな?
東欧SFは結構訳されてるよね?何故だ?
ジュールヴェルヌってなに人だっけ
>>7 そうか、そう考えるとフランスSFは原点ともいえるわけか。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 00:07:25
ドイツSFの翻訳はほとんど松谷健二さんがやっていたように思う。
松谷さんが訳していたものの中には、草原推理文庫ではK.H.シェールの
「宇宙船ピュルス号の人々」や「地底のエリート」なんてのがあった。
早川SFシリーズではヘルベルト W.フランケの「思考の網」「象牙の塔」
なんてのがあった。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 00:13:05
ドイツの古典では、クルト・ラスヴィッツの「両惑星物語」(だったかな?)が
早川SFシリーズで出ていた。パウル・シェーアバルト「小遊星物語」なんてのも
あった。これは結構傑作だった。ハインリヒ・ハウザー「巨人頭脳」(創元推理
文庫)なんてのもあった。でも、ローダンが出てきてから、新しいのは
見かけなくなってしまったように思う。
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/26(月) 00:19:23
フランスSFは、サンリオSFに幾つかあったけど、それ以前には、早川で
ルネ・バルジャベル「荒廃」「時の暗闇」なんかが出版された。持っているけど
読んだことはない。後、ピエール・ブール「猿の惑星」、アンドレ・モロワ
「読心機」(中篇集)なんかがあったな。古典ではドフォントネー「カシオペアの
プサイ」、ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」なんかがある。このへんは
SFか幻想小説か、意見が分かれる所かもしれない。
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/27(火) 06:00:45
なんかがあった、訳者が誰、なんて調べれば分かることを羅列してもしょうがないだろ。語りたい、というなら自分が読んだ感想とか書き込まないと。
別に、出してくれた情報をきっかけに話が出ればいいのでわ
感想スレじゃないし
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/04(火) 16:00:38
ドイツ80年代最大のベストセラーという「香水」をおいらが読んでみるぜ。
感想を待つ。
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/05(水) 20:43:39
よしゃあ。「香水」の感想だぜ。読み終わったぜ。
正直、まったくもって平凡。驚くべきところがない。
センスオブワンダーといえるひらめきがない。発想が弱い。
においを賞賛する姿勢はヨーロッパでは通なのかもしれないが、それ以外に内容がない。
読みやすい話ではあるので、それだけが長所といえよう。
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/05(水) 21:11:15
あれだな、「香水」よりは「孤島の鬼」のが面白かったな。
ベストセラーってそんなもんかもなあ。
なんだとお。読んだ感想以外、何書くんだ、ここ。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/09(日) 09:33:41
フランスだったら、早川で復刊した異色作家短編集の
ジョルジュ・ランジュラン 「蝿」。
楽しめました!
あ
う
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/24(木) 19:17:32
ローダンってドイツだよね?
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/24(木) 19:18:48
ウィーッス ∧_∧∩
(´∀`*//
⊂二 / ガンダム買ってきたぞ゙
| ) /
.[ジドム]/  ̄)
( <⌒<.<
>/
ドイツ物で最近訳されたのってイエスのビデオぐらいか?
まだ読んでないけど。
こないだ勉強がてらミヒャエル・マラックという人の
imagonという長編を読んだけど
ラヴクラフトのオマージュ作品で、
幻想的・哲学的で、なかなかよかった。
波乱万丈のストーリーはないんだけど。
確かに地味かもしれないな。でも結構好き。
フランスSFって蟻の作者だけやたら売れてる割に
他はほとんど死絶状態みたいだな
いまだにルネ・バルジャベルが売上上位って……
ウーヴェ・ブレーマーの『第四次元』は?
本格SFっていうよりは幻想小説の部類になるのかもしれないけど、
高校くらいのときに凄いハマったなあ。
在フランス者です。
日に日にSF売り場が縮小し、
ファンタジー売り場が拡大しています。
英米SFも日本のほうがはるかに充実しています。
なんかもうやばそうです…………。
それはあれだ。 読書ブログ作戦だ。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 11:15:20
ミシェル・ジュリ
どちらも面白かったです。
現代詩の散文のような感じです。
ちょっとオキチ系です。
ディックを詩人にしたら
こんなん書くんと違うかなって感じです。
>>21 その人はフランス系アメリカ人じゃなかったか
蠅ってプレイボーイに載った小説でしょ?
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/20(日) 16:59:36
イエスのビデオの作者ってドイツ人だっけ?
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/01(金) 13:08:41
台湾SFってどうよ?
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/01(金) 14:36:16
メサック
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/01(金) 22:19:13
「SFは中流以上の白人アングロ・サクソンの文化」
グレゴリー・ベンフォード
スタニスワフ・レム「アメリカSFのほとんどはクズだ」
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 12:41:56
>>39 シオドア・スタージョン「SFの90%はクズであります」
「何事であれ大抵は90%のクズから成り立っているのです」
「クズではない10%が大切なのであります」
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 14:27:14
マ・ルペ
「これはいいものだ シリーズ一つあれば、オジンは後100年は戦える」
「巨人頭脳」
『地球人捕虜収容所』
ドイツにもSF売り場はほとんどない。
ローダンさえ置いてるところは少ない。
英米ものもよほど有名なもの以外すぐ絶版。
原書読んでる人が多いのかもしれないけど。