【旧共産圏】非英語圏SF総合2【欧亜南米アフリカ】
1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2011/06/10(金) 21:44:09.54
過去スレ「いい加減SF小説必読書30を決めよう。」より
http://mimizun.com/log/2ch/sf/1249731645 65 :
>>63 国外非英語圏SF小説必読書30 : 2009/08/11(火) 23:49:37
国外非英語圏SF小説必読書30
01 ザミャーチン「われら」(ロシア語)
02 ベリャーエフ「ドウエル教授の首」(ロシア語)
03 エレンブルグ「トラストDE」(ロシア語)
04 ブルガーコフ「犬の心臓」(ロシア語)
05 エフレーモフ「アンドロメダ星雲」(ロシア語)
06 ストルガツキー兄弟「ストーカー」(ロシア語)
07 ペレーヴィン「チャパーエフと空虚」(ロシア語)
08 ルキヤネンコ「ナイトウォッチ」(ロシア語)
09 レム「ソラリス」(ポーランド語)
10 チャペック「山椒魚戦争」(チェコ語)
11 ヤン・ヴァイス「迷宮1000」(チェコ語)
12 カリンティ・フェレンツ「エペペ」(ハンガリー語)
13 ヤシルド「生きている脳」(スウェーデン語) 14 シェーアバルト「永久機関」(ドイツ語) 15 ヘルベルト・フランケ「思考の網」(ドイツ語) 16 エシュバッハ「イエスのビデオ」(ドイツ語) 17 シェッツィング「深海のYrr」(ドイツ語) 18 ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」(フランス語) 19 ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」(フランス語) 20 ルネ・バルジャベル「荒廃」(フランス語) 21 ジュリ「不安定な時間」(フランス語) 22 ヴェルベール「蟻」(フランス語) 23 ウエルベック「ある島の可能性」(フランス語) 24 イタロ・カルヴィーノ「レ・コスミコミケ」(イタリア語) 25 ディーノ・ブッツァーティ「大いなる幻影」(イタリア語) 26 ウンベルト・エーコ「フーコーの振り子」(イタリア語) 27 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」(スペイン語) 28 カルペンティエール「時との戦い」(スペイン語) 29 ウィン・リョウワーリン「インモラル・アンリアル」(タイ語) 30 張系国「星雲組曲」(中国語)
深見弾編の『ロシア・ソビエトSF傑作集』(上下)、『東欧SF傑作集』(上下)に続く、 『新ロシアSF傑作集』、『新東欧SF傑作集』が東京創元社より刊行予定(2010年中に刊行予定だったが、延期中)。
昔、家にあった子供向け小説で『海底五万マイル』ってのが。 なんか、ソビエトの誇る最新潜水艦が試験航海で遭難した少年を救出したり某国のスパイが乗り込んでたりって話だった。 ソ連で出版されたのを翻訳したものだったと思うが、三十年近く前の事なんで記憶が曖昧。
タイトルからしてヴェルヌを意識した作品?
必読書にRURが無いの?びっくり
>>2-3 は議論を経たものじゃなく、
一人の人が提出した叩き台だから。
これを改定する議論もしていきたいね。
チャペックだったらやっぱRURより山椒魚戦争の方が面白かったような。 「ロボット」という単語を人造人間の意味で使った歴史的意義で言うならRURなんだろうけど。
でも「必読書」なんでしょ? 愛とはなんぞやとかそのへんの書き込みを含めてRURは必読だと思うけどなあ
SFかと言われると微妙だけど 必読の鉄板ならブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」だわなあ アレクサンドル・グリーンや莫言も欲しいな そしてサラゴサ手稿はいまどこらへんで眠りこけているんだろうか
サラゴサ手稿(邦訳)とは何だったのか…
ホドロフスキー/メビウス「アンカル」
ヤン・ヴァイスの「迷宮1000」が入ってないとかもぐりだろ、と言おうと思ったらちゃんと入ってた。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/06/19(日) 21:47:29.00
トラストD.Eといえば、小松御大が馬鹿にしまくってたことしか覚えてない
そうなの? なんでだろ。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/06/20(月) 10:23:30.90
ていうか、「復活の日」は「トラストD.E」に比べてどう、みたいなコラムに反論して
オモン・ラーは良かったな 笑えるフェイクSF。ソ連を徹底的にコケにしてる
衰退の国ポルトガルのサラマーゴも面白いよ 『白の闇』 『修道院回想録―バルタザルとブリムンダ』
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/07/15(金) 14:58:55.62
東京創元社近刊案内(2011年9月以降の刊行予定分) ◇『東欧SF傑作選(仮)』 高野史緒編(四六判上製) 30年ぶりに日本に紹介される東欧ファンタスチカの精髄。傑作揃い。
>高野史緒 へー。詳しいんだ。 まああっち系の歴史もの書いてるもんな
ロシア界隈で嫌われて東欧に活路を見いだしたのだと思われ。怪我の功名?
文庫本じゃないんだ。東京創元やる気だしてる? ただ9月以降というのが、曲者だなー。
いや、文庫は冊数を刷るから売れる本じゃないと出さない。単行本は部数が出ないと判断されたという事。 あと、編者っていっても元の言語を読めるの、この人?
夫がロシア語に堪能。高野史緒自身については知らないけど。 東欧SFについてはロシア語経由で読んだか、または夫の知人を通じて紹介してもらったのでは? ところで深見弾って、東欧の言語はだいたい読めたの? 系統の異なるハンガリー語とかも?
スラブ語族はだいだい似てるしルーマニア語は イタリアスペイン語あたりが分かれば 何とかなりそうだけどハンガリーはどうだろうね。 でも語学って3つぐらいやると基本パターンがわかって 4つ目あたりからは学習スピードが速くなるらしいから 読み書き自由レベルまでいかなくとも 辞書引きながら短編訳す程度のことは可能かも知れん
>>29 今はそんなんで編者なのか。アンソロジー全盛時代だからのことかもね。
身内とはいえ、他人の褌で相撲をとったんだね。
日本人はみんなそう
なんで知りもしない相手について 勝手に決めこんでるんだろうと外野ながら呆れます
匿名掲示板に何を求めているんですか?
とんでもバカの言い分がまかりとおる現実を知らしめたネットの功績は大きい
「ポーランド小説は、むかしからほんとうに訳者に恵まれている。」そう言ったのは 山形浩生。深見弾はレムに会いたくて、会いたくてレムの自宅まで行ったんだよな。 工藤幸雄のシュルツ全集の翻訳も凄い。翻訳者はいかに作家に惚れ込むかって ことだと思う。
自宅まで押しかけたのか?
名前があがっていない作家としては ポーランドのスワヴォミール・ムロージェック (邦訳短編集 「象」「所長」「鰐」) ドイツのクルト・クーゼンベルク(「壜の中の世界」) 同じくドイツのハンス・ベンマン(「石と笛」「鏡の中の言葉」) アルバニアのイスマイル・カダレ (「誰がドルンチナを連れ戻したか」「夢宮殿」「砕かれた四月」 「草原の神々の黄昏」「死者の軍隊の将軍」) 幻想文学との境界があいまいだが
中国のSF作家を体系的に紹介した、おそらく現在の日本では唯一の本 「中国科学幻想文学館」 中国SFは近世の志怪小説を源流として、ベルヌやウェルズ、日本の空想科学小説の 翻訳から始まり、戦前は社会風刺、批評を盛り込む器として盛んに書かれた。 戦後は、東西冷戦構造の中で、メインストリームである英米SFの影響をほとんど受けず ソ連のイリーンなどの「科学文芸」に範を取り、科学技術宣揚の啓蒙的なものが主流となった。
>38 昔の奇想天外かなんかに訪問記が載っていた。 うろ憶えだけど、30分ぐらいなら会うとかいわれ、なんかのヨーロッパの 行事の後に行ったらしい。結局、レムに気に入られ数時間いたと思う。 帰りのバスでイタリアから文字通り押しかけて門前払いをくらった レムファンのイタリア人に大いに羨ましがられたみたい。 間違っていたらごめん。
中国SFは結構レベル高い とにかく作家が多いし
作家の90%はクズ
新潮6月号のチョウ・ヒョン「ゴッホとの一夜」とパク・ミンギュ「ロードキル」は上質なSFだった。
マジで? ちょっと図書館行ってくる
>>44 今日読んできた
いやー韓国SFいつの間にこんなにレベルアップしてたんだ
ゴッホのほうはレムのメタSFとか泰平ヨンを思われる佳作で結構笑わしてもらった。
ロードキルは死体処理アンドロイド視点の村上龍っぽい主観垂れ流し小説で
文体が強烈ですごい迫力だった。
SFMでまた中国・韓国SF特集すべきだな
44だけど、楽しんでもらえたようで良かったわ。 中国と比べると韓国SFなんてまったくの未知だし、SFMでは一度アジアSF特集をやってもらいたい。
>>8 「海底五万マイル」 著:グレゴリー・アダモフ 訳:工藤精一郎
原題は Тайна Двух Океанов ……両大洋の謎……かな?
1956年の作品で、講談社から少年少女世界科学名作全集とふくろう文庫の二度出版されてる
俺が読んだのは70年代で後者の方だったから、たぶん
>>8 が読んだのもふくろう文庫版ではないかな
ここのスレタイいつも「脱亜入欧」って見てしまう
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/08/26(金) 15:41:04.14
金無い(´・ω・`)
解説が何の訳にも立たない・・・ がっかりした。 深見弾は凄い人だったんだなぁと改めて確認した。 人材の劣化がはなはだしい。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/09/29(木) 23:36:37.28
あ、もう出てるのか
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/01(土) 00:09:48.55
10月27日刊 『南欧怪談三題』 非ヨーロッパ世界とヨーロッパ世界においてかなりの違いがある「怪談」のあり方。 キリスト教の一神教的万物支配から脱しつつかつルネサンスの理性万能主義にも圧されず、 限りある存在の人間と外界世界との間に忍び入る “不思議な物語” ――そのなかでも南欧を舞台にした怪奇譚三篇を選りすぐり、軽妙な文体で訳した一冊。 アナトール・フランス 「亡者のお彌撒」、プロスペル・メリメ 「ヰギヱのヴェヌス」、 G・T・ランペドゥーザ 「鮫人」 の3篇を収録。 (未来社 予価1890円)
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/10/13(木) 21:00:56.94
ヰギヱのヴェヌスってもしかしてイールのヴィーナスと同じ作品か?
現代はLa Venus d'Illeらしいが。 どういう訳し方をすればヰギヱになるんだ。
あ、出版されてたのか・・・ いざ出ると何かためらう不思議
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/08(火) 20:53:19.54
11月24日刊 ミハイル・ブルガーコフ 『アダムとイヴ/至福郷』群像社 毒ガスを使った世界戦争が起こり壊滅した世界でわずかに 生き残った人間と、23世紀の未来にタイムトラベルして見た 理想社会からの脱出、二つの未来劇。
ブルガーコフか、良いね
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/13(日) 13:44:11.91
『南欧怪談三題』買った。 ランペドゥーザ「鮫女(セイレン)」は池澤夏樹編『世界文学全集 短篇コレクションII』の「リゲーア」 A・フランス「亡者のお彌撒」は「影のミサ」「聖餐祭」などの題で訳されている話。 メリメ「ヰギヱの女神(ヴェヌス)」は「イールのヴィーナス」「ヴィーナスの殺人」と同じ話。 全作既訳あり。 しかも訳にクセがあって読みにくい。
>>52 同意
松籟社の方がSFかどうか別にして期待できる
「東欧の想像力」続刊として、
スロヴァキアのサムコ・ターレ『墓地の書』、
おなじくスロヴァキアのドミニク・タタルカ『籐椅子』、
チェコのラジスラフ・フクス『死体焼却人』等を予定しています。
松籟社は異端の鳥復刊してくれたしなあ ほんと有難い
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2011/11/18(金) 12:20:22.13
週刊ブックレビューの939号で 田口久美子が『時間はだれも待ってくれない』取り上げてた
莫言が面白すぎる 蛙鳴は上下巻じゃないから小品かと思って読み始めたらやっぱり爆裂してた
莫言は文学畑の人だけに読まれるのはもったいないね あんなに物語性に富んでるんだから
莫言ってSFだったのか。図書館で借りてこよ。
SF的手法も使うが語りや主題は文学
ユーラシア・ブックレット90 ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅 宮風耕治 東洋書店 2006年 60ページ強の小冊子だが、ソ連・ロシアにおけるSF発展史について簡潔にまとめられている。 革命前のユートピア文学の系譜を受け継ぎ、革命直後の20年代に、文化的高揚の中で ブルガーコフやザミャーチン、エレンブルグが登場した「第1の波」 スターリン時代、既に理想社会は建設されつつあるというイデオロギー的建前の中で、 未来予測が否定され、進行中の建設事業に目を向けた、50年代の特異な「第2の波」 (中国SFは草創期に、この時期のソ連SFの影響を強く受けている) スターリン後、雪解けの60年代に、エフレーモフやストルガツキー兄弟に 代表される一群の作家群が登場した「第3の波」 80年代後半から90年代にかけて、ペレストロイカから民主化に至る中で、 「第3の波」の作家のセミナーで教えを受けたペレーヴィン、ヴェレル、 ポクロフスキーなどが現れる「第4の波」 この「第4の波」の作家たちは、日本ではペレーヴィンを除けば、ときたま短編が 雑誌に掲載される程度だが、ロシア本国ではもっとも人気のあるジャンルのひとつで、 フルタイムで活躍する作家が30人近くいる、とのこと。 これらの作家たちは、範をゴーゴリやブルガーコフ、ガルシア=マルケスなどに求め、 従来の「ナウーチナヤ・ファンタスチカ(科学幻想}という名称から「ナウーチナヤ」を外して 単なる「ファンタスチカ」を標榜し、英米SFとは一線を画した幻想文学的色彩の強い作品を 生み出しているそうだ。 さらに、この第4の波に続く現代作家として、ルキヤネンコをはじめとする、アメリカのSFや ファンタジーに影響を受けた作家たちが、娯楽性の高い長編を書いている。
ここら辺の作家って、もう日本語訳はあきらめているけれど ペレーヴィン以外は英訳すらないよなあ
ロシアSFってたいして英訳もされてないの?
>>70 作家によっては和訳の方が多かったりする。ペレーヴィンは良い訳がすぐに出るが。
で南米文学は圧倒的に英語だが、中国文学も和訳の方が多いかな
共産圏のを読むには日本語っていい言語なのかも
ロシアSFは遍歴者賞を受賞したようなレベルのが普通にネットで全文ただで読めたりするから ロシア語辞書見ながら読めば結構楽しめる
現代フランスでもSFって書かれてるんだろうか。
あるけど、人気はないな。 主流作家がSFっぽいのを書いて売れたりするのはあるけど
フランスといえばロベール・メルルくらいしか思い浮かばない。 結構好きだった。
SFに限っては、多分フランスより中国のほうが質も量も圧倒的に上でしょ
フランスは昔から欧州SFの本場でしょ。 最近では文庫クセジュから出た『SF文学』がフランスの著者で 自国のSFについてもだいぶページを割いて紹介していた。 中国でもいろいろ書かれてるんだろうが、少なくとも「多分」で 圧倒的に上でしょと言い切るにはあまりに判断材料が少ないんじゃないか。
量は上だろうな 雑誌も何種類も出てるし。そもそも人口が20倍近い
ロシア、日本、中国、モンゴルなどが、近代化するにあたって、 まず翻訳され、広く読まれたのがヴェルヌの諸作品だった。 科学思想の啓蒙に最適な本だったらしい。
発祥地のひとつなのに今ではあのざま・・・
フランスは漫画の方は独自の発展を見せてるよ 邦訳も最近は結構されてる
エペペと迷宮1000が面白かった。 必読リストを作った方、ありがとうございます。
フランスは多分、普通小説自体が幻想に寛容だから わざわざSF形態にこだわる動機付けが少ないんだと思うよ。 だから独自のジャンルとして商業的に成り立たないんだと思う フランス作家のアポロ賞受賞作、アマゾンでもほとんど買えない状態だもんね・・・
>>3 台湾SFの「台湾セクシュアル・マイノリティ文学[2]中・短篇集――紀大偉作品集『膜』」
これも加えるべきだな。軽くイーガン超えてるし
「神を見た犬」ちょっと懐かしい雰囲気の作品が多くて良かった
次は積読な「エペペ」を読んでみよう
>>86 たしかに貴重な台湾ものとして入れときたいけど
SFとしてはさすがにイーガンの方が上じゃないか?
何を期待するかにもよるんだろうが
いや、イーガンはあそまで深くないぞ。 結構浅いレベルで悩んで終わる。
浅いレベルというか、イーガンは人間性や悩みを突き放すことも多いからな。 技術で変容する世界がテーマでもアプローチが違う。 文学っぽくはないけど、俺も狭い意味でのSFならイーガンだと思う。 非英語圏SFには、どちらかというと幻想味を求めてる。 SFらしいSFはやっぱり英語圏の方が強いと、 「時間は誰も待ってくれない」を読んで思った。
イーガンは短編集を読んだらあまりの不快さに投げた 笑えないユーモアが充溢しているようにしか取れなかった
今日も胃癌信者が熱いなw
SF小説は何時でも想像力の創造が広がるですよねー。
ところでお前ら的にボルヘスてどう? なんか、「欧米読者が求める南米のマジックリアリズム」を「はいこれです」って出してるように思えるんだけど。 もう半分以上頭の中は欧米人のように思えるし。
ボルヘスはマジックリアリズムなの?
マジックリアリズムはフォークナーやマルケスやラシュディや莫言で ボルヘスやらカフカやら安部公房や残雪は幻想小説じゃないかな ボルヘスに限らず、幻想小説からは地域臭はしにくいような
ボルヘスにリアリズムの要素は全くないだろ。 マジックリアリズムはマルケスとかカルペンティエールみたいに いりもしないディテールを執拗に書き込むタイプの作品を言うんだよ
犬の心臓 復刊するんだ。 これ面白いよ。 だけど沼野は解説ばかりでなかなかレム出さない。 何やってんだか・・・
それは国書側の問題じゃないの?
マジックリアリズムといえば、池澤夏樹の文学文学全集で読んだ チュツオーラ「やし酒飲み」がなかなか面白かった。 ナイジェリアのヨルバ族の神話、、魔術、土俗世界が 破格の文体で描かれた訳のわからん小説。 説明するのは非常に難しいので、読んでみてくれ、としか言えない。
やし酒飲みは俺も読んだぞ。あれはいいものだ。
たしかもとはアイルランド(ゲール)語で発表されたものも多かったはずだから、 「アイルランド幻想/ピーター・トレメイン」も必読リストに入れて欲しい。 ホラーよりだが素晴らしい幻想短編集だ。
チュツオーラはやし酒が文庫に入ってブッシュオブゴースツが単行本で出てればいいのに、 と昔から思ってた 会社違うからしょうがないけど
モレルの発明 面白い?
>>104 面白いっつーか、あれはいいね。読むべし。
「面白さ」で言うなら、多分同じ作者の「脱獄計画」のほうが
話がより複雑で面白いと思うけど。
怒りの惑星 面白い?
面白いというか、ただただ圧倒される。イカれてて。
>>106
>>2 に書かれているナイトウォッチはSFなの?あらすじを見るとよくある感じのファンタジーっぽいんだが。
境界作品。 ロシアはSFとファンタジーがファンタスチカっていう同じジャンルに分類されている
SFだけを指す単語はないの?
3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 1.0 がっかり!, 2012/1/2 By みーたんぶーたん (東京都文京区) - レビューをすべて見る レビュー対象商品: 時間はだれも待ってくれない (単行本) 本の表紙には、21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集と銘打ってありましたが、いったいどこがどう傑作なのか全く理解できませんでした。 はっきり言って「駄作集」です。時間の無駄でした。
wwwwwwww
>>111 2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生最高の小型バサミ, 2011/5/21
By
みーたんぶーたん (東京都文京区) - レビューをすべて見る
= 耐久性:5つ星のうち 5.0 = 楽しさ:
5つ星のうち 5.0 = 教育的価値:
5つ星のうち 5.0
レビュー対象商品: ヘンケルス ツインL刺繍バサミ11cm (ホーム&キッチン)
本当に使い勝手のよい小型バサミです。
糸も紙も髪の毛も、切れ味よく重宝しています。
小型バサミとしては、最高傑作ではないかと思います。
ハサミの傑作集でも買っとけwwww
ワロタッス
まあ、どんな小説でも合う合わないは人それぞれだからいいじゃないか。 参考になるレビューの書き方じゃないのは確かだが。
やるじゃん。
ロシア・アンソロの方はどうなったんだろう?
>>116 のリンク先に
>ロシア編もご期待ください。
と書いてあるけど、いつになるのかね。
過去記事によるとロシアの次は西欧、ヨーロッパのアンソロジーも出したいそうだね。
では北欧SFと南欧SFもお願いしたいところ
東アジアSF、東南アジアSF、中東アジアSFも
「中東アジア」って言葉はないんじゃ
?
アマゾンを見たらストルガツキー兄弟の「ストーカー」在庫が復活しててびっくり。
これはちょっと興味あるな
気になる。発売は2月22日か。
面白そうだね。
昨年10月に発売された朝日選書「プリーモ・レーヴィ」を読んだ。 イタリアのユダヤ系の作家、プリーモ・レーヴィの評伝。 彼はユダヤ系イタリア人の化学者兼作家で、アウシュビッツの生き残り。 収容所体験を書いた著作で知られており、邦訳もいくつかあるが、 カルヴィーノの勧めでSF短編も書いていたらしい。 これらのSFは翻訳されていないが、あらすじがいくつか紹介されていた。 一つ引用すると、「天使に似た蝶」という短編。 舞台は終戦直後のベルリン、連合軍がレープ博士という科学者が 狂った実験をしていたという情報を調査している。 実験室の跡には大きな鳥の骨が散らばっており、血痕が残っているが その他の手掛かりはない。 しかし、向かいの家の少女が実験を目撃していた。 レープ博士は、ある理論を立てていた。 メキシコのある蝶は幼虫のままで交尾し、繁殖する。成虫になるものもあるが それは長生きした例外的な個体である。 人間もこれと同じで、成長をすすめれば蝶、つまり天使になるのではないか。 博士は男女2人ずつを使って実験を行い、少女は4人が繭のようなものに 包まれるのを目撃。やがて、背中に羽の生えた「天使」が現れるが、彼らの姿は ミイラのように醜悪で、柱につながれて飛び立てず泣き叫んでいる。 やがて建物は爆撃で破壊され、群衆が研究室に乱入。 飢えた彼らは「天使」を食ってしまい、レープ博士は逃亡して行方不明になる…。
>>132 それ「天使の蝶/光文社古典新訳文庫」の表題作でしょ
ちなみに2008年に出てる
ただ、食ったという読み方ができるかは微妙だと思うけど
インドとか東南アジアのSFといったらなに?
インドは変なロボット物のSF映画がなかったっけ
「カルカッタ染色体」はインドのじゃなかったっけ? インド人ぽい名前の作者だった気がするが
あれはインド系アメリカ人の作品だよ
在米インド人だよ。
真実はどっちなんだ
インド人。
国籍インドのままなんだ。
インドア派なのかな。インドだけに。
2009年にアメリカのApex PublishingからThe Apex Book of World SFという本が出てるらしい 目次を貼っとく S.P. Somtow(Thailand)?“The Bird Catcher” Jetse de Vries(Netherlands)?“Transcendence Express” Guy Hasson (Israel)?“The Levantine Experiments” Han Song (China)?“The Wheel of Samsara” Kaaron Warren (Australia/Fiji)?“Ghost Jail” Yang Ping (China)?“Wizard World” Dean Francis Alfar (Philippines)?“L’Aquilone du Estrellas (The Kite of Stars)” Nir Yaniv (Israel)?“Cinderers” Jamil Nasir (Palestine)?“The Allah Stairs” Tunku Halim (Malaysia)?“Biggest Baddest Bomoh” Aliette de Bodard (France)?“The Lost Xuyan Bride” Kristin Mandigma (Philippines)?“Excerpt from a Letter by a Social-realist Aswang” Aleksandar ?iljak (Croatia)?“An Evening In The City Coffehouse, With Lydia On My Mind” Anil Menon (India)?“Into the Night” Melanie Fazi (France, translated by Christopher Priest)?“Elegy” Zoran ?ivkovi? (Serbia, translated by Alice Copple-To?i?)?“Compartments
面白いのが出てるな。しかし日本のは収録なしなのね。 タイはやっぱりソムトウ・スチャリトクルか。 中国のHan SongってのはSFマガジンに邦訳が載ったこともある韓松だな。 中国のYang Pingは楊平。
アリエット・ド・ボダールはバイリンガルだな。英語でも書いてて 最近ちょくちょくヒューゴーネビュラに顔を出す作家。ただ設定は おもしろそうだけど中身いまいちってのが多かった記憶。 一番下のは俺の環境だと文字化けするけどゾラン・ジフコヴィッチ(ジヴコヴィッチ)だね。
>>147 フェミSF界隈ではそこそこ有名で、ティプトリー賞も取ってるが、まあメインストリーム作家だわな
Kappa Childを読んだが、吉本ばななっぽい感じで、男が読むにはちょっときつかった
河出から ペトルシェフスカヤ 国書から ビオイ=カサーレス それぞれ刊行予定らしい
カサーレスって3年ぐらい前から予定に入ってるのにずーっと延期されてるから 信用できないな
ロシア物をわざわざ英語で読む気にはならんなあ。 日本語で読むかロシア語で読むかだな
↑ ロシア語がよめるなら、勿論それが正解!
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/05/05(土) 09:40:58.18
あげ
せいし? あおあぶら? どっちだ?
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/07/11(水) 10:44:10.77
あおあぶら!
スポーツブラ!
あおあブラにせいしぶっかけられた!
早漏キン!
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2012/07/13(金) 18:09:18.47
ソローキンのロマンての読んだ人いますか? 別の板でぶっとんでておもしろいって書いてた人がいたけど 読後感最悪らしいので、自分はよんでいない。 「青脂」も理解不能な作品なんだろうか…
「ロマン」だけに、読後感最悪なのが「フマン(不満)」ってことか?
>>156 Amazonだとタイトルが「青い脂」になっているね
↑
「青い脂」が、ヒトラーとスターリンがヨーロッパを支配するもう一つの世界に・・・
という紹介文ですけど…
「高い城の男」とかロバート・ハリスの「ファーザーランド」みたいな話を期待!
>>163 まさにそゆこと!
>>162 「非常に良くできた19世紀ロシア文学のコピー」ハードカバー1冊半分を前フリにしたとんでもないネタ小説
凄く面白いが、まあ非常にバッドテイストな作品ではある
長々と付き合う気がなければ短編集の『愛』でお手軽に一発芸っぷりを堪能できるが、
後味の悪さは『ロマン』以上のものもあるので要注意
168 :
ソローキン・スカイウォーカー :2012/07/14(土) 14:36:43.86
凄く面白いとまで評されるなら、いつか読んでみたいです。 怖いものみたさもありますが。 最後の100Pより前の部分が、伝統的なロシア文学へのオマージュ(?)になっているとのことなので、 そこんトコがかなり興味あります! 「青い脂」は、ポストモダン作家の作品である以上、理解困難な作品なのは覚悟していますが この板の住人としては、せめてSF的要素が豊富だったら嬉しいですw
ロシア文学素人の俺が読んだら、最後の100pに到達する前に余裕で挫折しそうだなw ツルゲーネフとかプーシキンとかドストエフスキーとか名前しか知らないヘタレですんませんorz
ムヒ 月ヒ ´```
>>170 向こうの山に月が出た
日が出た日が出た
四つ出た
旧作パスティーシュなんかいちいち理解する必要ないだろ そんなのはおまけだ 本当の傑作はそういう知識がなくても楽しめなきゃだめ
あ、バカがいる
自己紹介乙
パスティーシュって書くのは易しくて読むのは難しいという 作家にとってはいちばん美味しい手法だからな。 自分の頭をあまり使わずに書ける 何を引用するかを選ぶだけ。
>>103 チュツオーラの『やし酒飲み』、岩波文庫に入るみたいだな
>>176 池澤夏樹のやつで出たばっかなのにな。
あれでやっぱり評判高かったから商売になると踏んだのだろうか。
抱き合わせで興味ないのまで読まないといけないし高いし
池澤夏樹やつって、何かとタイミング悪く出してると想う。 ピンチョンのヴァインランドとかも。
池澤夏樹ってどうなの。 自分は「世界文学リミックス」を読んでギブしてしまった。
そろそろ第1期だけでも文庫化してほしい
ちょっと自分の趣味を押し付けすぎ そこそこいいセンスはしてるのだが、 どや顔なのが鼻につく
うわ、的確
なんかSFマガジンの書評欄で読んだが 同人翻訳でフランスSFの歴史が出たらしいな あまり良く書かれてなかったけど
フランス流SF入門 かな 自費出版の本だけど、近所の本屋でピンチョンの隣に普通に並んでたわ
>184 「フランスSF」「入門」じゃなくて「フランス流」「SF入門」な。 扱われる作品は英米のものが多い(もちろんフランスSFもあるけど)。 けど、非英米圏から見たSF、ということも含めてなかなか興味深かった。 自費出版だけど重版かかったらしい。
去年翻訳されたプラープダー・ユンの『パンダ』って作品が気になる。 「パンダ」というあだ名をもつ青年の額には怪しいできものがある。そのできものに 隠されたものを抉り出そうとすると、なかからオレンジ色の物体が現れた。それは青年の 生まれた故郷の星と連絡を取り合うための通信器官だった―タイのポストモダン文学の 旗手が放つ、真摯にして滑稽、ペーソスと現代文明批評に溢れた傑作長編!
「タイ」と「ポストモダン文学」ってすごい組み合わせだよな
売ってないじゃなでいすかー
ウィン・リョウワーリンの短編集も面白かったな。 タイはレベル高い
タイのポストモダンという存在自体がポストモダンすぎておもろい
>>193 期待したいけど、今いちどういう企画なのか分からないな
著作権切れの非英語圏SFを翻訳掲載していくんだろうか
メンバーを見ると、英語以外には韓国語翻訳家しか参加してないようだけど
時間はだれも待ってくれない そんなに面白くないやろ。
バクゲンノーベルジュショ―
おもしろそう
すっかりアメリカ映画に毒されやがって… ロシアSF映画と言えば、もっと退屈で地味で哲学的なのが持前だろうが!
プーチンのせい
>>199 アレクセイ・ゲルマンの「神様はつらい」に期待しよう
いつになるかわからんけど
ドイツにドイツSF大賞とかクルト・ラスヴィッツ賞があるというのを最近知った。 でもあんまり邦訳ないんだな。
松谷健二にローダンばっかり訳させるから…
ここで一句 ローダンを 訳しすぎて 過労ダン
ドイツ語翻訳者の労力はぜんぶローダンに吸い取られてるのか
たしか、数年前に深海のYYRとかいうのが出てなかったか 読んでないけど
あとはSFが読みたい!で10位に入った『イエスのビデオ』とかね
ファンジンでドイツSFいくつか読んだけど、あまりピンとこなかったな。 異星や未来の「SFっぽい」雰囲気で書いたアメリカ亜流のエンターテインメントSFって感じで、 レムのように世界認識を揺さぶられる驚きがなかった
おお、ハンヌ・ライアニエミがアンケート回答してるじゃん!
ミステリはポケミスで非英語圏が増えてきてるけどSFはまだまだなのかなあ。
逆にハヤカワ・SF・シリーズは前は非英語圏もそこそこあったよね カルヴィーノとかブッツァーティとか
新☆ハヤカワSFシリーズ第二期で非英語圏作家10冊とかやってほしいなあ…冒険すぎるか 中国は劉慈欣の『三体』でお願いします 他の言語圏のラインナップは誰かよろしく
ラインナップが決定したようです 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ第二期(非英語圏編、全10巻) 1.三体 2.ソローキンのなにか 3.ローダン 4.ローダン 5.ローダン 6.ローダン 7.ローダン 8.ローダン 9.ローダン 10.ローダン
ローダンはわざわざ新書版で出さなくてもいいんじゃw 三体はケン・リュウが英訳したやつからの重訳とかありえそうで怖い あと、第10巻は伊藤計劃のハーモニーとかありえそう。 英語圏で評価された非英語圏作品ってことで
そんなことしたらSFシリーズ自体が販売不振で終了だろうなw
SF全集、復刊して欲しいわ
まだ未読なんだが、恒文社の現代東欧文学シリーズで、 ブルガリアSF中編4つをまとめた「緑色の耳」というのが出てる ここも、90年代までは東欧関係の出版で気を吐いていたんだが、 最近はクズみたいな本しか出してない
2月にイスマイル・カダレの「夢宮殿」が創元で文庫化されてたんだな この人はアルバニアの国民的作家で、第1回ブッカー賞受賞者。 翻訳はフランス語からの重訳だが、カダレ作品のフランス語訳は アルバニア人のバイリンガル翻訳者が訳しているので、非常に原点に忠実。 舞台はオスマン帝国統治下のアルバニア ここには「夢宮殿(タビル・サライ)」と呼ばれる官庁があり、 帝国中の臣民が見た夢を収集し、記録、解釈している。 主人公はそこに一管理として勤め始めるのだが…というカフカ的小説。 以前集英社から出たハードカバーが絶版になっていたので、 こうして入手可能になったのは結構なことだ。 個人的には非常な名作と思う。
>>217 海外SFノヴェルズのリストから非英語圏のを抜き出してみた
1978年
フランス:『マレヴィル』ロベール・メルル
イタリア:『レ・コスミコミケ』イタロ・カルヴィーノ
ソ連:『収容所惑星』ストルガツキー兄弟
ドイツ:『オロスの男』K・H・シェール
1979年
ハンガリー:『オグの第二惑星』ペーテル・レンジェル
東欧・ソ連:『遥かな世界 果しなき海』ダルコ・スーヴォン編
1980年
ポーランド:『エデン』スタニスワフ・レム
ソ連:『丑の刻』イワン・エフレーモフ
ポーランド:『宇宙飛行士ピルクス物語』スタニスワフ・レム
1982年
ソ連:『蟻塚の中のかぶと虫』ストルガツキー兄弟
これ以降は非英語圏のはないみたいだな
ハヤカワSFシリーズも。 ポーランド 3027 『金星応答なし』スタニスワフ・レム(1961年) 3091 『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム(1965年) 3159 『泰平ヨンの航星日記』スタニスワフ・レム(1967年) フランス 3034 『海底二万リーグ』ジュール・ヴェルヌ(1962年) 3057 『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ(1963年) 3178 『月と太陽諸国の滑稽譚』シラノ・ド・ベルジュラック(1968年) 3188 『E=mc2』ピエール・ブール(1968年) 3227 『読心機』アンドレ・モーロワ(1969年) ソ連 3049 『現代ソビエト作家短編集1 宇宙翔けるもの』早川書房編集部編(1963年) 3105 『現代ソビエト作家短編集2 竜座の暗黒星』早川書房編集部編(1966年) 3313 『現代ソビエト作家短編集3 アトランティス創造』早川書房編集部編(1973年) 3316 『幽霊殺人』ストルガツキー兄弟(1973年)
続き。 オーストリア 3101 『思考の網』ヘルベルト・W・フランケ(1965年) 3137 『象牙の城』ヘルベルト・W・フランケ(1967年) 3219 『鋼の荒野』ヘルベルト・W・フランケ(1969年) イタリア 3172 『偉大なる幻影』ディーノ・ブッツァーティ(1968年) 3259 『第四次元』リーノ・アルダーニ(1970年) ドイツ 3258 『地球地獄』リヒァルト・コッホ(1970年) 3266 『両惑星物語』クルト・ラスヴィッツ(1970年) 3286 『流刑の惑星』クラーク・ダールトン(1972年) チェコ 3314 『山椒魚戦争』カレル・チャペック(1973年)
少なっ
ヘルベルト・フランケってドイツ人だと思うてたわ
北原尚彦 @naohikoKITAHARA 古本ゲリラ、途中参入の大森望書店で10月末に出たばかりの陳冠中『しあわせ中国 盛世2013年』(新潮社)を購入。2009年に中国で発表され発禁処分を受けた近未来SFの翻訳だという。おおノーチェックだった!
>>227 良い地獄か、偽の天国か──中国の将来を予言する衝撃の近未来小説。
二〇一三年、中国は太平と繁栄を謳歌し、人々はみな幸福感に溢れている。
しかし、その幸福感を偽りだと感じるごくわずかな人たちが存在していた。
そして、彼らにより明らかとなったのは、政府の驚くべき秘密計画だった……。
党内結社の存在、地下教会、環境破壊──中国の水面下に蠢くさまざまな現実を浮彫りにする異色長編。
近未来って言っても近すぎる気がするが
ヘルベルト・フランケがまだ生きてるのが驚きだ
フィンランドのレーナ・クルーン 面白いですか?
>>227 題名はもうちょっと何とかならなかったのか。
レジに持って行くのが恥ずかしい
自意識過剰乙
ストルガツキー弟合掌
まじっすか
「時間は誰も待ってくれない 東欧SF・ファンタスチカ傑作集」読了 ?ハーベムス・パーパム(教皇万歳)〈オーストリア / ヘルムート・W・モンマース〉 ◎ カトリックが宇宙の隅々まで広がった未来でのコンクラーベの話 ?ブリャハ〈ベラルーシ / アンドレイ・フェダレンカ〉 ○ チェルノブイリ事故で立ち入り禁止となった村での暮らしの話 SFかというと微妙 ?もうひとつの街〈チェコ / ミハル・アイヴァス〉 △ 主人公がプラハで奇妙な街に迷い込むカフカ的幻想小説 長編の一部 テイストが合わなかった ?三つの色〈スロヴァキア / シチェファン・フスリツァ〉 ○ スロヴァキアがハンガリーと開戦したifストーリー ?カウントダウン〈スロヴァキア / シチェファン・フスリツァ〉 ○ 民主化支援団体が原発を占拠して中国民主化を要求。それを余命わずかな3人の病人が冷やかに眺める。 ?時間は誰も待ってくれない〈ポーランド / ミハウ・ストゥドニャレク〉 ◎ ある晩、ワルシャワの街に過去の建物たちが浮かび上がるというファンタジー ?労働者階級の手にあるインターネット〈旧東ドイツ / アンゲラ&カールハインツ・シュタインミュラー〉 ◎ 統一ドイツで科学者として働く東独出身の主人公。彼の下に、ある日東ドイツドメインのメールが届く ?アスコルディーネの愛―ダウガワ河幻想―〈ラトヴィア / ヤーニス・エインフェルズ〉 △ 純然たるメルヒェン ちょっと合わなかった ?私と犬〈ルーマニア / オナ・フランツ〉 ?女性成功者〈ルーマニア / ロクサーナ・ブルンチェアヌ〉 ○未来での生活を描いた軽い短編? 盛雲、庭園に隠れる者〈ハンガリー / ダルヴァシ・ラースロー〉 ○古代中国での皇帝と謎の男の賭けを描いたメルヒェン。ハンガリーには「中国もの」というジャンルがあるらしい。 ?列車〈セルビア / ゾラン・ジヴコヴィッチ〉 ◎旅行中の銀行家が、列車の中で神に出会う。寓話的な色彩。 一つ指摘しておきたいが、編者の高野が解説中でモルドバを旧ソ連のスラブ諸国に含めているが これは正しくない。モルドバ人はルーマニア人の近縁で、言語も非常に近い。
その大量の "?" は何なのよ モルドバのwikipediaを読んだが、色々と大変そうな国でござるね(´・ω・`)
>>236 2chに書き込めないコードの文字だったんでは。
>>236 目次をコピペしたら、文字化けしたようだ
日本の漁船「河合丸」の船員たちが、太平洋に浮かぶ「黄金諸島」で聞き集めた10の物語とは―土着の神話や伝説・迷信、
さらには幻想・イマジネーションに満ちた口承文学とマレーの伝統社会に根付く権力者を批判する庶民文学の要素を取り入れ、想像のコロニアル「黄金諸島共和国」に生きる人間の姿を描き出す現代マレー文学の傑作。マレーシア「最高文学賞」受賞。
http://www.amazon.co.jp/dp/4314701390/
2013年秋に河出書房新社からリュドミラ・ペトルシェフスカヤ(ロシア)の幻想小説集、沼野恭子訳
ファンタジーだと非英語圏でどんなのがあるか教えてください土下座します
ドイツ ラルフ・イーザウ『ネシャン・サーガ』 ズザンネ・ゲルドム『霧の王』 フランス セルジュ・ブリュソロ『ペギー・スー』 ロシア セルゲイ・ルキヤネンコ『ナイト・ウォッチ』 韓国 イ・ヨンド『ドラゴンラージャ』、『フューチャーウォーカー』 ジョン・ミンヒ『ルーンの子供たち』
台湾 久遠『華葬伝』
>>245-246 ㌧
しかもわりと最近のでうれしいです
『ペギー・スー』しか読んだことないのでほかのも読んでみます
今土下座しています
もう見てないかもしれないけど、 フランス・ファンタジー『オクサ・ポロック』が最近話題らしい 今日本屋で見た
>>248 ㌧
なかなかおもしろそうです
(もちろん土下座)
ネシャン・サーガってドイツだったんだ…
ハンス・ベンマンの「石と笛」 ドイツはメルヒェンの伝統があるから ファンタジーよりメルヒェンを称することも多いようだな
ドイツにはエンデがいたからなあ
SFが読みたい!2013年版、非英語圏ランクイン作品 6位『青い脂』 17位『夜毎に石の橋の下で』 18位『地図集』
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/03/24(日) 00:23:09.15
話題がないので久々にあげとこう
ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキのファンタジー「エルフの血脈」が 邦訳されてハヤカワFTから出てるんだな ポーランド語からの訳か重訳か不明だが
ナイジェリアの英語はブロークンで ほとんど別の言語だからいいだろ
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/04/01(月) 20:40:41.51
国書から超面白そうな本が出てるやんけーッ!
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056405/ フランス革命前夜、ルイ15世治世下のパリ。
不吉な天文現象がパリに災いが起きることを予告するなか、飢饉の波が押し寄せ、財務総監の無策に怒った民衆による反乱が勃発する。
その時、突如巨大な鰐の姿をした怪物が姿を現し、瞬時のうちに反乱軍と正規軍を呑み込んでしまう。
暴徒を操る怪物に対し、異能の持ち主エレアザールは、超自然的存在の助けを借り、超能力を駆使して、怪物と配下の精霊に戦いを挑む。
怪物の正体とは? 怪物の目的とは?
魔術、笑劇、SF的発想をふんだんにちりばめながら、世界中の海、陸、地下、天上、そして古代ギリシアへのタイムトラベルまで、時空を超越する物語によって西洋近代批判を展開した、18世紀フランス最大の神秘思想家による奇書中の奇書。
おれもおもしろそうだと思った そしてあいかわらず高い・・・
>>259 SFが読みたい年間1位にダントツでなりそうなほどに
面白そうだな
こんなの出たみたい
洪凌『フーガ 黒い太陽』
我が子よ、私の黒洞(ブラックホール)こそおまえを生みだした子宮――。
母と娘の葛藤物語を装うリアリズム風の一篇からはじまり、異端の生命・吸血鬼、
さらにはSFファンタジーの奇々怪々なる異星の存在が跋扈する宇宙空間へ。
クィアSF小説作家による雑種(ハイブリッド)なアンソロジーの初邦訳。
中国語版『黒太陽賦格』も台湾にて同時刊行。
洪凌
台湾を代表するクィアSF小説作家。台湾大学外文系卒。
英国サセックス大学にて修士号、香港中文大学にて博士号取得。
現在、世新大学性別研究所助理教授。
http://www.amazon.co.jp/dp/4863330626
クィアとか子宮とかセックスとか 地球上の小説の90%を読むとしても読みたくないタイプですね SFはフェミニズムのための文学ですってフェミが断言したせいで こういうの多いけどさあ
日本語で書けよ、レビューもww 自演丸出しじゃねーかww ラノベを一概に馬鹿にできるものではないが これはどう見ても一概に馬鹿にできる萌えラノベじゃないか
272 :
270 :2013/05/29(水) 20:41:39.95
すまんが読む予定はない
沖縄のガイドブックとネット小説の書籍化出してる所だな まともな翻訳入ってなさそうだ
「二十一世紀の驚異」に続くイタリアSFか~シーライトパブリッシングがんばってくれ~(^з^)
新ハヤカワSFシリーズにフランスSFが入ったみたいだね
これか 3.ロラン・ジュヌフォール『オマル』 5.ロラン・ジュヌフォール『オマルの征服者』
ハヤカワ始まったな。
英語作品だが中国系作家も 4.チャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』※円城塔訳 8.ケン・リュウ『紙の動物園』 そしてフィンランド出身作家も。『量子怪盗』続編 10.ハンヌ・ライアニエミ『複雑系王子』
フラクタルプリンスが草食系や肉食系っぽい妙なシロモノに いや、流行語を想起させる上手い訳ではあるわけだな 通時性が無さそうだが
フランケの[思考の網]を読んだ。 感想・・・・地味!!!
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206332/ 親衛隊士の日
ウラジーミル・ソローキン 著
松下 隆志 訳
単行本 46変形 ● 264ページ
ISBN:978-4-309-20633-2 ● Cコード:0097
発売日:2013.09.25(予定)
2028年に復活した「帝国」では、皇帝の親衛隊員たちが特権を享受していた。
貴族からの強奪、謎のサカナの集団トリップ、蒸し風呂での儀式など、
現代文学のモンスターが放つSF長篇。
久しぶりにスレを覗いてみたら相変わらず絶望的な状況でワロタ まあ英語圏SFの翻訳出版状況すらひどいんだから当然だが
未来の回想 シギズムンド・クルジジャノフスキイ[著] 秋草俊一郎[訳] 2013年10月15日発行 定価:1300円+税 四六判・ソフトカバー・144ページ ISBN:978-4-87984-319-7 C0097 大森望氏[SF翻訳家・書評家]推薦! ──こんなものすごいタイムトラベルSFが今から80年以上も前に書かれていたとは。 空前絶後の独創的時間理論に茫然。これはまさしく、物語のタイム・マシンだ。 時間にとり憑かれた男、マクシミリアン・シュテレルは自分の生涯を「時間切断機」ことタイム・マシンの制作にささげる。 折しも時は激動の20世紀、戦争や革命がシュテレルと彼の「マシン」に襲いかかる。シュテレルはマシンを完成させ、 未来へと脱出することができるのか── クルジジャノフスキイ再評価のきっかけになった話題作、待望の邦訳。
288 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/10/28(月) 00:42:41.89
クルジジャノフスキイは超面白いヨ
「ドウエル教授の首」の文庫の表紙の首ってレーニンっぽい気がするんだけど、 ドウエル=レーニンとするとケルンがスターリンという解釈なのかな? これは飛躍しすぎ?
290 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/11/09(土) 11:22:48.53
北朝鮮製のSFってあるのかな?
北朝鮮版『十五少年漂流記』とかいうのならあるらしいが
レムの「砂漠の惑星」読み始めてるんだが翻訳が読み難くて先に進まない。 非英語圏に限った話じゃないけど翻訳者とその上の編集者にはまともな日本語文章をこころがけて欲しい。
英語ならまだしも、ポーランド語とかになると編集者も読めないから臆しちゃうんだろうな 原文読めないとか気にせず、日本語としておかしかったり読みづらかったりしたらもっと直してほしい
原語の種類の問題じゃないんだよな ディレイニーみたく失語症で原文に誤植が多いとかじゃなくて原文は本国で普通に読まれてるのに翻訳されたら訳の解からない日本語になってるというのは明らかに翻訳者と出版社の責任だろう。
>>292 “From Pyongyang to Mars”
うーん、シュールだ
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/11/18(月) 22:21:23.29
なんにしろ「日本語として変」ってのは素養を疑わずにはいられない
ややスレチだが翻訳って微妙な部分だからな 例えば創元ラヴクラフト全集の大瀧訳は「ひどい文だ!」って 叩かれる事が多いけど、あれは悪文とも言える原文の味をできるだけ残して訳した結果だったりする 読みにくいというなら、具体的におかしな所をあげた方が説得力があるよ 著作権が気になるとかだったら何ページの何行目とかでも良いし
>>298 まあ、言ってる事はよく分かる。
今、手元に砂漠の惑星があるんだが一々おかしな文を列挙するのは面倒だ。
300
単に読書力と慣れの問題。 そういう人はラノベ読めばいい。
お前、文句しか言えない人?
>303 何の話だ?
>>301 お前は馬鹿なのか?
悪文程度で文句言ってる奴にラノベが読めるわけないだろう
児童文学のように平易で分かりやすい文章を目指すものとは対極だぞ
新人の7割は日本語になってない
「砂漠の惑星」がどんな訳なのか? でしょ問題は その上で、299が本人、かつ「文を示すのは面倒」と言ってるのであれば、もう終わった話でしょ
訳は別に気にならなかったが 「天の声」や「ソラリス」より後に読んだせいもあってか 話自体がものすごくつまらなかったな「砂漠の惑星」
宇宙船に日本語で「無敵号」とか付けられてもなあ。 したらスペースシャトルは「挑戦者号」とか「発見号」とかにするのか?と思った。
なにそれ、「イプシロン」よりかっこいい
ストーリー的に皮肉が込められた名前だから 無敵を意味の分からないポーランド(ロシア?)語で見せられるよりは良いと思うが まあ、無敵号にそういうルビを振ってくれても良かった気はする
Wikipedia 《『砂漠の惑星』(さばくのわくせい、原題:Niezwyci??ony )は、スタニスワフ・レムのSF小説。1964年に出版された。原題の意味は「無敵」。》 原題から無敵だったwww
間を取ってインビンシブル号ではいかんの?
宇宙船や飛行機は格好いい名前で呼びたい。 トロリーバスなんかは間抜けな名前でもいいんだけどさ。
無敵号かっこいい
つらぬき号、応報号、不都号
インコンビニエンス
坂東丸・安宅丸・氷川丸
映画のタイトルとかでも言われてるけど 訳さずに原語放り出す風潮はやめてほしいな
「そんなガキなら捨てちゃえば」
フランス映画なんてタイトルの臭さが尋常じゃないな 見る時に、窓口が有る映画館を使うとタイトル言うのがちょっと恥ずい
そうだな キングのItとかも邦題は『それ』にすべきだったと思うよ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオ!!! 全米が震撼!!! スティーヴン・キングの新作!! ついに日本上陸!!!!!! 「アレ」!!!
>>318 その点、ファイアスターターを「炎の少女チャーリー」にした人はセンスがあるよな
指輪物語
「ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」
かっけー
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/11/23(土) 22:32:29.21
漢字の意訳の方がカッコいいな
現在のネット環境だとゴッドファーザー=神父みたいな誤訳はないのかな
東宣出版「はじめて出逢う世界のおはなし」シリーズがいい感じねー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
ドウエル教授の首の新訳が出たとか
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2013/12/19(木) 15:37:08.05
「神童のための童話集」 読んだ人いる? 近くの本屋にないから内容が確かめられない SFとか奇想っていうより、文学・哲学よりだときつそうかなと
子供むけ翻訳で読んだけど
イワン・エフレーモフ 「宇宙パイロット37号」
http://mozubooks.com/?pid=19578705 宇宙ものだけど、死ぬ思いで生還した乗組員たちの大半が
すぐさま遠い星に再び送られるのに、子供ながら疑問を感じた。
主人公なんて、もう生きて帰れないほど光年の彼方へ・・・
これってある意味、粛清 じゃないのか?
ブラック企業やな
エフレーモフだったかな 生還したけどウラシマ効果で世代がズレまくって そういう人たちだけを集めた都市もあるけど やっぱり適応しきれずに結局また宇宙に出て行く話を読んだ気がする
>>336 原作の『アンドロメダ星雲』では、宇宙探検は「ヘラクレスの偉業」になぞらえられている
宇宙探検は英雄的な事業であり、それに殉じるのは人間の誇りである、という理想主義で書かれている
宇宙飛行は現代の神話であるという感覚が、今読むと逆に新鮮で啓発される面がある
>>339 アレクサンドル・コルパコフ「宇宙の漂泊者」
SFマガジン1960年6月号に載っただけなので、読んでる人は少ないかもしれない
しかし「永遠市」という名前は実際に読むずっと前から知っていたりした
ある意味日本のファンのSFイメージを決定づけた作品の一つかもしれない
初期の翻訳SFでは大人向け児童向け問わずソ連SFの比重はかなり大きい。福島正実らににとっても重要なものと位置付けられてたらしいが、
ほとんどが忘れ去られている
ストルガツキーを除くと新刊で読めるソ連SFはドウエル教授と岩崎書店のグレーヴィッチ『栄光の宇宙パイロット』くらいしか残っていない
グレーヴィッチの本は珠玉の作品だと思うので、生き残ってくれてて嬉しい
ただしこの本は、オリジナルと思われる「竜座の暗黒星」(ハヤカワSFシリーズソ連SF短篇集の表題作)とストーリーが大きく違っている
子供向きにストーリーを省略したというレベルの違いではなく、題材だけ同じでほとんど別の小説と言えるほど
どういう経緯があるのか知りたいが、全く情報がなく雲をつかむような有様
訂正 「宇宙の漂泊者」は何度かアンソロジーに載っていた ハヤカワSFシリーズ3049『宇宙翔けるもの』 ハガ書店版『千億の世界』 講談社文庫版『千億の世界』 の三回。翻訳作品集成を見ればすぐ分かるのに確認を怠ってた。反省
なんだ、アンドロメダ星雲だったのか・・・ それならSF全集のを読んでるけどそんな話だったっけ
SFマガジン5月号は非英語圏SF特集 ロラン・ジュヌフォール(フランス) スタンリー・チェン(中国) ヴァンダナ・シン(インド) 訳載予定
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/06/26(木) 03:48:44.85
宇宙探検は斬新奇抜だろ 宇宙探検は新機軸だろ 宇宙探検は画期的だろ 宇宙探検は独創的だろ 宇宙探検は個性的だろ 宇宙探検は楽しいだろ 宇宙探検は面白いだろ 宇宙探検は嬉しいだろ 宇宙探検は喜ぶだろ 宇宙探検は物凄く素晴らしいだろ 宇宙探検は素敵だろ 宇宙探検はワクワクドキドキするだろ 宇宙探検はハラハラドキドキするだろ 宇宙探検は絶好調だろ 宇宙探検は魅力的だろ 宇宙探検は感動的だろ 宇宙探検は理想的だろ
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/06/29(日) 13:56:55.78
未踏の時代読んだら 福島正実と1960年代前半の日本SFの三本柱って 英米SF、ソ連SF、日本SFだったんだな
ストーカーが再版されてたんでお布施も兼ねて購入w ピルマン輻射点が放射点になってたのに激しく違和感
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2014/12/18(木) 00:41:46.93
ロシアだと、「眠らぬ人」が楽しいマッド・サイエンティストものだった 続きも翻訳予定があるそうで嬉しい
技師ガーリンを新訳で出してよ(´・ω・`)