4 :
名無しさん@3周年:
5 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:27:03 ID:iWqN53Bv
6 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:29:06 ID:iWqN53Bv
資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1202475894/589 >>588 (以下抜粋)
2.キューバ有機農業と行政面では中央省庁をリストラし徹底的な地方分権化、経済面では実績成果に基づいてボーナスを支払う競争原理を部分的に導入
P65
同時に、キューバは行政面では中央省庁をリストラし徹底的な地方分権化を進めると同時に、経済面では実績成果に基づいてボーナスを支払う競争原理を部分的に導入している。
大規模農場においては、農業者は農作業を部分的に請け負う作業員にすぎなかったから、作物を育てる喜びもわかず、生産効率が低下していた。
シエゴ・デ・アビラ州のある国営農場の場長は、当時をふり返ってこう説明する。
「私どもはコストを全く気にかけませんでした。
どんな値段になろうが、かまわず生産したのです。
タンクが満杯になるともっと入るようにバルブを開け、ミルクを地上に流してタンクを空にし、またミルクを入れたのですが、それでも、その全部に対して支払いがなされました」。
生産物を排棄するという、ばかばかしい経営が可能であったのは、ソ連からの潤沢な補助金があったからだった。
いくら生産が低下しようが、赤字経営に陥ろうが、その損失はすべて国からの補助金によって補填されていたのである。
7 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:30:44 ID:iWqN53Bv
資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1202475894/590 >>589 (以下抜粋)
3.キューバ有機農業と地方分権を進め、競争原理を導入しながらも、社会的平等は実現し、社会的な落ちこぼれや「負け組」は断じて出さないというのが、改革の根底に流れる哲学
P66
農家は生産ノルマを負い、インセンティブを持たせるため生産量に応じてサラリーの優劣もある。
だが、そこは社会主義国キューバのことである。
無制限に市場原理を導入しているわけではない。
組合全体の利益の半分は、ローンの返済や生産資材に用い、さらに決算で残益が出た場合には、組合員住宅やレクリエーション施設の建設費、健康診断や技術訓練のための経費としてプールされている。
そして、生産された産物の一部は無償で老人ホームや学校に寄付されている。
この背景にあるのは、競争原理を導入することで一人ひとりのやる気を引きだし効率性を高めながらも、コミュニティをベースに互いに支えあっていこうとする「社会主義精神」である。
地方分権を進め、競争原理を導入しながらも、社会的平等は実現し、社会的な落ちこぼれや「負け組」は断じて出さないというのが、改革の根底に流れる哲学なのである。
8 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:32:49 ID:iWqN53Bv
9 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:35:22 ID:iWqN53Bv
資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1202475894/607 >>591 >行政面では中央省庁をリストラし徹底的な地方分権化、経済面では実績成果に基づいてボーナスを支払う競争原理を部分的に導入
>>589 >地方分権を進め、競争原理を導入しながらも、社会的平等は実現し、社会的な落ちこぼれや「負け組」は断じて出さないというのが、改革の根底に流れる哲学
>>590 こういうところが、面白いなと思う
マルクスが見たらどういうかな?
マルクスがはじめた”風が吹けば桶屋が儲かる”式論法
それによれば、資本主義が発達すれば、共産主義になるという
しかし、2008年のいま、資本主義が発達して共産主義になった国は一国もない。
帝政ロシアから、共産主義になった国はあった
”清”から、共産主義になった中国もある
その2国とも、資本主義、競争原理を導入した
いままた、競争原理を部分的に導入し成功したキューバの存在を知った
2008年のいま、世界はマルクスの視線を超えた地点に到達したと見て良いだろう
米ソ対立時代にバージョンアップした資本主義(修正資本主義)は、ライバルが居なくなって、先祖帰りした(新自由主義、市場原理主義)
しかし、その新自由主義、市場原理主義に、いまゆり戻しが来ていると見る
>>298 資本主義の矛盾を指摘したアンチテーゼとしてのマルクスは、意味があると思う
しかし、マルクスがはじめた”風が吹けば桶屋が儲かる”式論法が、いまそのまま成り立つはずがない
キューバがやったように、マルクスをバージョンアップしなければ使えねー!
10 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:38:01 ID:iWqN53Bv
資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1202475894/613 >>591 キューバが行った改革
それは、単に有機農法だけでなく
1.コミュニティーの力を活用
>>588 2.行政面では中央省庁をリストラし徹底的な地方分権化、経済面では実績成果に基づいてボーナスを支払う競争原理を部分的に導入
>>589 3.地方分権を進め、競争原理を導入しながらも、社会的平等は実現し、社会的な落ちこぼれや「負け組」は断じて出さないというのが、改革の根底に流れる哲学
>>590 だった
無邪気な、竹中−小泉改革
ま、世界のはやりでもあったけど
しかし、いま世界でそれを反省している人が増えてきたと見る
ま、日本も無邪気な新自由主義、市場原理主義、グローバリズムを見直すべきときだろう
地球環境をキーワードとして、市場原理主義、グローバリズムにストップをかけるのが一番きれいだろうな
11 :
名無しさん@3周年:2008/03/01(土) 13:40:14 ID:iWqN53Bv
資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1202475894/645 >>588 > 従来のトップダウン型農政を改め、地域に根ざすボトムアップ型の農政を農民参加型で推進したのである。
>
> センターのペニャー・ホヘーダ博士は、こう主張する。
> 「地域の人間発展は、キューバ前外の国家戦略となっています。
> どのコミュニティであれ、地域に住居する住民そのものが向上しないと、発展は期待できません。
> そのため、行政マネージメントのベースをコミュニティに置いています。
> コミュニティ住民の教育水準が高まれば、中央政府が一々命令しなくても、自分たちでものごとを実現できるからです。」
トップダウンアプローチに対して、ボトムアップアプローチ
この両者が組み合わされる事が大事だと思うよ、現代社会においては
センターのペニャー・ホヘーダ博士が「地域に根ざすボトムアップ型の農政を農民参加型で推進しましょう」という枠組みはトップダウンアプローチだ
しかし、具体的になにをやるかは、ボトムアップアプローチだ
そして、ボトムアップアプローチの中から、トップダウンの方針にフィードバックすべきものが出てくるかもしれない
それはそれで良いんじゃないか?
これって、民主主義的じゃないのか? 帝政じゃなく? カストロがいちいち指図したわけじゃないだろ?
民主主義的なものは、結構自然発生すると思うけどね・・