1 :
重要無名文化財:
2 :
重要無名文化財:2005/07/16(土) 22:34:56
5 :
1:2005/07/16(土) 22:41:00
不要かとも思ったんですが年に何本かは歌舞伎やってますから・・。
ここに書き込むんなら最低限のレベルをクリアしてからにして欲しいものだ。
>>1-1000には自分からも言っておきます。
「三ヶ月ROMれ」
申し訳ないが、あえて言わせてもらうと、
初心者が激増、中級者以上は排除みたいなノリはあるね。
以前なら、ひとまず聞いてみようという雰囲気があった。
学べるものがあるならそれもいい、という感じ。
今は、敷居高くしやがって、エラソーにで一蹴。
芸の話をしてても、ヲタでしょ、アンチだからで終わるので、
やりとりが続かない。
つまらないため、読まない書き込まない。
すると、どこもとってもうすーい内容に終始することになる。
これは自治でどうこうできない。
この板に来る人の質や層が変わったんだろう。
年寄りの愚痴みたいで申し訳ないんだけど、以前の伝芸板は
それなりに年季がいるもの、というコンセンサスがあったと思う。
知らないことは恥ずかしいこととか、知らないのは未熟とかね。
伝芸なんだから当たり前なんだよ、そんなこと。
ド初心者が大きな顔して、好き放題やれるところじゃない。
でも、ここ一二年で価値観がすっかり変わってしまい、
知らないのが当たり前、知ってるのがただのきもいオタみたいな、
妙なことになってるよね。
真面目に褒めても真面目に批判しても、プッとかゲラみたいなノリで
煽られる。ここはなんでもアリの2chでしょ?ってのが前提だからさ。
どうしたらもっと忌憚なく、楽しく深い会話ができるんだろう?
わからないよ。
知らないやつが来るな、とはいわない。
誰でも最初は初心者。
でも、それなりに自分で調べてから分からないことを質問するとか、
間違ったところを指摘されたら素直に認めるとか、
基本的なことすらわからないのが増えすぎたような気が。
これって伝芸板の問題じゃなくて、現代の縮図なのかもしれないが。
十二夜をほめるのはぜんぜんいいんだが
ほめる奴にかぎって
なんだかものいいにお花が咲いてるのは
みないことにしたほうがいいんでしょうか
楽しかったです。だけでは、お花畑といわないまでも小学生の絵日記じゃないか?
せめて、「どこが」「なぜ」楽しかったかを自分なりに分析してくれないと
絵日記やチラシの裏を書くな、とはいわないが、ここに書くなら、
酷評されることも覚悟で書いてくれ、って思う。
「楽しかったです」の感想を批判されたくないなら、ファンサイトとか、
自分のサイトで書けばいいだけのこと。
お花畑だと判断した理由
1)言葉づかいが個人ブログや個人メール的
2)マイナスなレスがつくとすかさず感情的に反論
3)美醜のみにこだわり作品への掘り下げ感想がない
4)あげくにはABがでてれば、とかいう(これはまた特殊だが)
5)自分ではお花畑の自覚がなく「どこが?」ときく
6−12はコピペですね。
昔はよかった厨きたー
スレ立て
コピペ
荒らし
※倉涼子の得意技
コピペはヌルー
↓以下何事もなかったように今月の歌舞伎
ヲタが全員書き込みを止めても、※倉涼子が自動的にレスをつなぐ噂は本当だ。
>>16
18 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 00:05:07
幕見も混んでますか?
19 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 00:12:42
はい、並んでます
その29・・・・29!?
妙薬で治ると思ってるから腹に刀刺さってんのに笑ってる人が多いの?
それとも勘三の小芝居のせい?
>>21 笑ってる人いたかなあ。私が見たときは気が付かなかった。
普通は、妙薬で治るとは思わないでしょう。
前スレの971さんの疑問は、なぜ十兵衛は、親父さんに妙薬を塗って
あげなかったのか?ってことでいい?
マジレスすると・・・第1に妙薬といっても怪我に効く程度なんじゃない
かなあ。
第2に、もしそんな効き目があるとしても、十兵衛は親父さんを助けては、
親父さんの面子がたたないと、十兵衛は考えるはず。
命より義理立てが大切だ、という価値観を親父さんも十兵衛も持っている
と思うんです。
そこのところが現代に生きる私たちには理解しがたいけれども。
そういう価値観からいくと、論理的に首尾一貫してるとは思う。
24 :
重要無名文化財。:2005/07/17(日) 03:47:11
十二夜 見てまいりました
シェークスピアとしても 歌舞伎としても 中途半端な感じですね
蜷川を起用した割には 舞台美術もそれほど斬新じゃなかったし・・・
菊之助の若衆姿は堪能いたしましたが
花道と回り舞台を使い切っていない
ひろーい舞台がもったいないよ
十二夜おもしろかったよ
でも、ただそれだけで感動も余韻も残らない
おもしろかったです。チャンチャン。って感じ
おやじ様やみんなのはじけっぷりが良かったけど
それに対して、菊之助丈が良い子ちゃんすぎてイマイチだった
喜劇なんだから、もっと大胆っていうか遊び心を持ってくれたらいいのに・・
演技の問題なのかな〜。
「十二夜」がイマイチなのは、構成と場面演出の問題が大きいと思う。
遊び心をもってほしかったのは、蜷川に対してかな。
遊び心というと、もしかして研辰みたいな細かいギャグ入れろと誤解される
かもだけど、そうじゃないんだよね。
小劇場の笑いのツボみたいなのを歌舞伎でやらなくていいと思ってる。
>>24,25
うん、私もそう思う。
舞台美術も、「え?こんなもん?」でなんとなくがっかりしたし、
ただ、歌舞伎役者使ってシェークスピア劇やってみました以上のものが
あまり感じられなかった。
座頭の扱いも、あんまりだよね。ああいうの、歌舞伎だと変だと思う。
でも、菊の若衆姿、菊五郎の捨助の歌舞伎味、時蔵の品格、松緑のはじけっぷりは
よかったよ。
シェークスピアの膨大な台詞をほぼそのまま歌舞伎語に
直しているだけの脚本がかなり問題だと思う。
密着取材番組の中でニーナもそれを指摘している。
けれど、あの時点で脚本の変更は難しいと判断したのか
そのままGOにしたようだ。
脚本がもっと練られれば、場面の展開なども変わるんじゃ
ないのかな。
既に名作となっているのを見るのもいいけれど
年に1〜2ヵ月はこういう新しいものもいいと思う。
>27
>でも、菊の若衆姿、菊五郎の捨助の歌舞伎味、時蔵の品格、松緑のはじけっぷりは
よかったよ。
松緑以外は伝統歌舞伎をやってくれたほうが、よりよく味わえるものばかり。
思うにこれは、歌舞伎を好きな人よりも
シェイクスピアや「十二夜」自体を好きな人のほうが
素直に楽しめる舞台になってるんじゃねえかなと思う。
漏れそういう学部だった性で台詞ほとんど頭にはいってるんだけれども、
そうすると、あの台詞がこうなるのか、いやなるほどねえの連続で
最後までまったく飽きなかった。
役者でいうととくに時蔵は、かわいくもありながら、
原作のオリビアよりもずっと深みや優しさがあって良かったと思う。
あまり褒められていないようだが信二郎も、端正だがちょっとずれてる
オーシーノーとして的確な存在感だった。
マライアの亀治郎は、はじけっぷりもよかったんだが、
はじけながらも、おそらく今回の役者のなかでいちばん
作品全体がちゃんとみえてる感じがした。
道化が最後に旅だっていく描写そのままは原作にはないけれども、
爽やか。最後を菊父がきちんと締めたというかんじでよかった。
そうだね。
だから、歌舞伎スタイルでシェークスピアやりましたって感じだけなんだよ。
自分、シェークスピアも好きだけどさ。
ただ、外部から人ひっぱってつくるものって、とどのつまりは、
歌舞伎役者使った野田芝居とか蜷川芝居、シェークスピア劇になる気がする。
歌舞伎にこだわってるのは串田くらいかな。
串田のも、歌舞伎座の納涼でいったいどうみえるのかをみてみないと
なんともいえないけど、歌舞伎である必然性がある舞台をつくるのは
とても難しいのかもしれない。
いろんな意見がでてるけど、皆が一致してるのが、
手をいれればもっと面白くなるって事だよね?
今回は時間がないのと原作に忠実に、っていうのがあったけど、
練り直して再演すれば財産になるんじゃないかなあ。
意義はあったと思う。
たださ、ひとつ思うのは、今、古典になってるものも、その時代には
ワイドショー的に実際の心中事件を芝居にしてみました、みたいな
猥雑さを持ってたと思うんだよね、歌舞伎は。
で、作品として面白かったから、今も残ってると。
今、そこらの事件とかをすぐ舞台に乗せるってのは問題ある
から、何かをとりあえず伝統芸能らしく取り込む手段として、
シェークスピアってのは妥当だったんだろうと思うんだよね。
自分の希望は、まずなにより場面転換にかかる時間を短縮して
欲しいということ。
シェークスピアの言葉遊びにとらわれすぎないでほしいということ。
なんか、舞台の勢いみたいなものが、不足してたと思う。
>>30 >そうすると、あの台詞がこうなるのか、いやなるほどねえの連続で
>最後までまったく飽きなかった。
そういう見方ができてうらやましい。
通常の歌舞伎も結局のところは毎回毎回同じ芝居を違う役者でやってて
この役者はこの台詞をこうやったかーなんておもしろがって見るんだからね。
蜷川やら野田の芝居だと先々いろんな役者で楽しめる機会はないんだろうね。
そうなって初めて本物なんだけどね。
十二夜なら役者ちがっても十分できそうだが。
まあ、音羽屋が手放すとも思えないが。
負け犬さんたちの議論ごっこ
39 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 20:50:40
幕見混んでんだ…やめとくか
誰が、負け犬なんだよ、議論ごっこだよ?どつかれたいんか?
と、ちょっとボランティアで、釣られてあげますたw
夏だし・・・
はい。ご苦労様でした。
松竹座は夜の部ばかりなんでこんなに戻ってるんだ?
がんじーに失礼だろ!
今日の昼の部、松緑さんのあのド派手な靴のカカトが取れ、
上手の舞台の上に寝ちゃった。それを見た菊五郎さん
取り上げて上にささげちゃったから下手の客は笑った笑った。
44 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 21:33:01
「ニナガワ十二夜」は、もしかすると海外公演もありうるかも知れませんね。
でも最初のチェンバロを使った趣向はともかく、賛美歌の選曲はいただけなかった。
あの曲は「アドベント(待降節)」といって、11月末の感謝祭の次の日曜日から、
クリスマス前までの日曜日に教会で歌う曲で、キリストの降誕を待ち望む内容の歌詞です。
ただ曲自体は12世紀から13世紀に作られた古風な旋律だったので、歌舞伎には
しっくりいったのかも知れませんが・・。
クリスマスから12日目の1月6日は、東方の3博士(賢者)がキリストを礼拝し、贈り物を
献げた日とされているので、それにちなんだ曲を選んだらいいのにと思いました。
幾つか知っているので、教えてあげたいくらい。
賛美歌の選曲なんて、どうでもいいと思う方が沢山いるかと思いますが、海外公演に
なった場合、出だしで外国人に失笑されるのではないかと、心配しているんです。
菊之助丈は青学出身で、賛美歌の研究者もいるから、海外公演の前には相談した方が
無難では・・ と、老婆心ながら思いました。
それから最後の2つのカップルのめでたしめでたしの場面も、シューベルトの教会音楽
の頌栄を短かく挿入すると、十二夜というタイトルに合い、エキゾチックな雰囲気を出せた
のではと思うのですが・・如何でしょうか?
> 「ニナガワ十二夜」は、もしかすると海外公演もありうるかも
それって前提なんじゃない?
46 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 21:36:38
海外には、普通の歌舞伎を持っていってください。
にながわイコール海外は、安易に考えすぎ。
沼津、1F席笑ってる人かなりいた。
招待されてきて筋を知らないからと思った。
>>42 がんじー好きだけど
正直大津絵退屈なんだもの…
来週いくときはだんまり見てお茶して研辰に戻ってきたいくらい。
ほんとにはしないが。
>>44 賛美歌のことはよく分からないが、メロディはきれいだと
思った。でも、チェンバロの音色と歌があの場には合わない
ような気がした。どうせならば、すべて邦楽の楽器でやっても
よかったんじゃないかと思う。
50 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 22:16:53
≫47 沼津、1F席笑ってる人かなりいた。
勘三郎が笑わせようとしているんだから
筋を知っていても笑うでしょ。
にながわ自身が言ってたやん。評判が良ければイギリスでも上演したいって。
評判よければって、出来については自分ではどう思ってるんだろ
「成功は菊之助くんにかかっている。ボクは助太刀だから」
他人事?
松録さん、役作り的に歌舞伎の枠から外れ過ぎかと思いますが、
指輪じゃらじゃらとラメのブーツに凄いインパクトがあって気に入りました。
かかとが取れてしまったのですね。
コケ方が上手くて、前のめりにコケた時に「おとわやっ」て
声掛けたくなりました。
沼津は昨年、国立で見ただけですが上方言葉が話せないと
客席降りのアドリブで味が出ないとかなんとかガンジロウさんが
おっしゃっていたような。その辺どうなんでしょう。
23はまったく問題ないわけだが
カンザは上方云々というよりなにやってもカンザ語。
でもべつにおかしいとは思わなかった。
23とカンザが客席に降りてくるんだから
それだけでそれなりの味があり盛り上がってしまうところはある。
>44
賛美歌の何番か教えて頂けませんか?
あのメロディーが頭から離れない……
>>32 そうそう。もっと手を入れればよくなると私も思った。
シェークスピアは一応古典だから、本じたいがすごく練れてる。
時代を超えて残ってきたものの強さがあるよね。
歌舞伎との親和力は結構あるかも知れないと、今回感じた。
ただ、時間切れで原作通りだった第一回だけでは駄目だとも感じた。
色んなバージョンつくってくれてもいいな。
第一回はシェークスピア忠実編、第二回は歌舞伎お家騒動編、
第三回は歌舞伎世話物編、第四回はケレン早変り編とか。
野田さんのでも、もちろん渡辺さんのでも、そして串田さんのでも、
この先はありえね〜みたいに感じたけど、十二夜は将来性があると思った。
そのことは正直意外だったし、うれしかった。
>>55 カンザ語って、かすれ気味ですっとんきょうな、
なんとなく想像がつきました。ありがとうございました。
その役者なりの味が出せていれば、言葉が多少変でもいいような気がします。
59 :
重要無名文化財:2005/07/17(日) 23:04:32
56番さんへ
賛美歌94番「久しく待ちにし 主よ、とく来たりて・・・」で始まります。
子役の衣装が、天正遣欧使節の少年たちのように見えて、室町時代の終りか
安土桃山時代の設定に見えました。
チェンバロに鼓の合の手がうまくいっていて、個人的には良かったです。
>59
ばさらって感じだったね。南蛮趣味。
>59番さん
どうもありがとうございます!
早速持っている讃美歌集を紐解いてみます。
歌舞伎を見に行って思わぬ拾い物をしました。
>>44 海外行きの話が出たら松竹経由ででも教えてあげた方がイイね。
以下板違い....
アンネの日記を日本人がアニメ化して、勇んで向こうで上映したら
祈り方がユダヤ人のそれと違うとかで、失笑されたそうな。
西洋人だからと深く考えずに手を組んで祈らせたらしいんだけど、
ユダヤ人はそういう祈り方しないそうで。
見落としがちだけどこういうの結構大事。
>>62 なるほど。でもまあこの舞台の場合、
アンネのアニメ化とはちょっと違うよね。
欧米人の役やってるわけじゃないから。
音楽も、そういう意味ではべつに賛美歌の世界をディープに掘り下げる
必要性はまったく感じない。それよりも
いつもの和楽器でできる範囲の音楽にかえたほうがよさそうに思う。
歌舞伎を見せたいのか
ニナガワを見せたいのかによりそうだけどね>音楽
しかし「今月の歌舞伎」スレで
まだ話さえありもしない海外公演の話をするってのも不毛だなあ…
ほんと舞台については語ることがない感じ
いや役者さん達は本当によかったと思うけど
話には加わってなかったが、別に不毛ってこともないんじゃない。
音楽に関する話とからんでるんだし。
漏れは「十二夜」の話は面白いと思うが。
新作としてどう評価するか?という意見が色々出てる。
十分語ってるだろ。
ラストの黒御簾とオルガン?、あんまりあわないよね…。
一緒にしないでかわりばんこにやればいいのに、
両方殺し合ってるよ。
私は観に行けないけど、面白いですよ。
自分は客席が暗いのがどうも好きになれん。
>44
シェークスピアにシューベルト? ずいぶん時代が違わない?
71 :
重要無名文化財:2005/07/18(月) 01:31:13
菊之助に二役やらせたことのバランスを取るために、
菊五郎にも二役やらせたのは失敗してるね。
マルヴォーリオひと役にすればよかった。
誰にフェステができるか?という問題は残るが。
捨助を語り部にしちゃえばいい。
坊太夫はもっと皮肉が効くような人希望。
あとは天然印の成田屋とか。
捨助は松助さんかなぁ...
早くお元気になって復帰されますように。
劇団だけじゃ無理なのかな
チェンバロだけでなく、パイプオルガンかハモンドを使った
音楽も流していましたね。
初日頃は、舞台ホリゾントを充分に使った位置づけでしたが、
昨日見た時は、その賛美歌隊の子供もポンポン(鼓)も
舞台前面に位置して、蜷川氏の演出に迷いと直しがあるんだな
と思われました。
捨助は指導でございますよw
って、皮肉としゃれだけじゃなくて、ああいう芝居のああいう役なら
指導が意外といいかもしれない。
捨助は菊五郎じゃないとな。
あの物語のシメだもん。
獅童も悪くないと思うけど、もしそうするなら捨助の扱いを
単なる狂言まわしにしないともたない気がする。
>77
いや、だからシェイクスピアのフェステだったら無理だけど、
今回の『十二夜』の捨助だったら指導でいいんじゃないか、と。
>>50 自分が見たときは、カンザ、以前の歌舞伎座の『寺子屋』のときとおなじ
「笑うなオーラ」出しまくってたけど。
笑いたがりおばちゃんもそのオーラに気おされてついつい引き込まれるように
見てた。
カンザ沼津、寺子屋以来の大当たりだと思った。
>>78 今回のだって、捨助が菊五郎じゃなかったら、物語の面白さが半減したと思う。
飄々とした軽さ、それでいて下品じゃない愛嬌、大人の懐あってこその「十二夜」。
たとえば浅草花形でやるんなら、獅童でもいい。
81 :
80:2005/07/18(月) 09:19:24
自分は、捨助は絶対に菊五郎だな。
むしろ、坊大夫を別の人間がやればいいという考え。
↑早起きの4℃ファン、手前のスレで暴れてロイ。
23泣いて、カンザ泣いて、「笑うなオーラ」出しまくって、それでも笑ってる大阪のおばちゃん!!
三階も含めて役者がまったく生かしきれていないという印象>十二夜
ニーナ、シェイクスピアは理解しているだろうが、歌舞伎の理解度が
あまりに不足。
唯一、生かそうとした菊之助は実力不足で期待に答えられていない。
菊が成長した5年後くらいに脚本も演出も練り直して、再度挑戦して欲しい。
今度は正念場になるだろうけど、ニーナも、菊も。
>84
劇団スレでもそんな話になってるよ。
三階さんあっての劇団なんだけどね〜。
86 :
重要無名文化財:2005/07/18(月) 10:08:13
>>30 そうすると、あの台詞がこうなるのか、いやなるほどねえの連続で
最後までまったく飽きなかった。
もしよければ、具体的に「なるほど」なところを教えてくれないかな?
沙翁作品として今回の舞台がどうだったのかも、チョット聞いてみたい。
>>44 青学ではクリスマスの劇では三博士が出る時に
「久しくまちにし」からはじまります。(相当前なんで今はちがうかも)
でも何故に賛美歌なのか、十二夜というのがキリストの
生誕に関係あるからなのかと、ちと考えました。
30さんではありませんが、
歌舞伎よりもシェイクスピアの方になじみが深い私も、
シェイクスピアを台本にした歌舞伎というよりも
歌舞伎役者の演じるシェイクスピアという印象を受けしました。
せりふも固有名詞や言い回しは変えてありましたが、
ほぼ小田島訳に忠実だったと思います。
ところどころそのまんまのところもあったような気がします。
言葉遊び的な部分を生かすには仕方なかったのかもしれません。
その辺も考えて、訳から作るともっと歌舞伎らしくなるのかなと思います。
もともとシェイクスピアの作品のテーマはいつの時代にも通じるものなので、
どんな形式で上演されてもさほど違和感はありません。
今回も多々ある演出の一つと受け取りました。
シェイクスピアヲタwには違和感なく受け入れられ、
歌舞伎ヲタにとっては違和感ありあり、ってことか_| ̄|○
>>88 言葉遊びを生かすという発想自体が無理なんだと思うよ。
英語と日本語じゃリズムが全然違う。音節の壁は乗り越えられない。
>>91 日本語にも言葉遊びの伝統はあるわけだから、
翻案がきちんと出来ていれば十分可能。
歌舞伎世界にそれがなじむかどうかは別問題だけど。
自分はなじまないと思うが。
「日本語」の問題ではなくて「歌舞伎世界」の問題。
あおがくのことなんてきいてねえよ。
>>91 歌舞伎であろうがなかろうが,
沙翁作品を日本語でやるときには常に言葉遊び部分に
違和感がつきまとうわけで,沙翁作品を見慣れている者は
そこんところに免疫があるというか,最初から覚悟している
ところがあるんだよな。
まあ,歌舞伎の世界に置き換える翻訳としては頑張った方だと
思うよ。もっと笑えない駄洒落に置き換えてる翻訳もあるからな。
シェークスピア作品,とりわけ喜劇では,言葉遊び部分に重要な話題や
笑いの要素が含まれていたりするから,これを省くと作品の構造が崩れ
てしまうんだよね。そこが,ストーリーを換骨奪胎して翻案ができる
悲劇や史劇と比べて,喜劇の翻案の難しいところ。
関係ないけど、昨日の松竹座桟敷の
赤い軍団の詳細キボンヌ。
役者さんも、メッチャ不思議がってた。
まさか紅葉?
97 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 00:56:24
赤い軍団〜?
花組芝居のテンペストは面白かったよ・・・・
歌舞伎じゃないけど、ハムレットをやるとき河合さんが新しく訳して
萬斎が日本語的リズムを意識してだめ出しをしてできた台本だそうだよ。
台本に詰めて、場面のオーバーラップなんかもしていいと持ったよ。
あっちこっちで話が進んでたり。
歌舞伎自体はニワカなんで皆さんのように言葉は尽くせないけど、
・舞台構造を使い切れていない→舞台係もっと歌舞伎座構造の勉強をしろ
・音楽、チェンバロで西洋音律を使うのは斬新だが、邦楽は我が道を行く人ばかりなので
まったく新しい音楽を西洋東洋で歩み寄る形で完全創作の道を行くべきでは?
でもふつうの黒御簾は不可欠。
しかーし。ラストのチェンバロと黒御簾はもう音がごちゃごちゃで汚かった。
音楽監督、もっと邦楽を勉強しろ
・ニーナ、とにかくもっと歌舞伎の舞台見ろ。ついでに能も狂言も見ろ。
板の使い方が全然違うから。
ということは、作り込みの時間が余りに少ないということかな、と。
皆さんのおっしゃるとおりです。読んでいて、自分と同じことを感じていると思うと、
自分の理解の方向が悪くはないことに安心しました。。。
役者さんはよかった。菊五郎劇団観るの初めてだったんだ。すげーなーと。
でも、、、ふつうの歌舞伎で観たくなった。
11月の宙づりは観てみようとおもいました。
↑普通の歌舞伎で何で宙「づり」w
歌舞伎に精通された
>>100のいるスレと聞いて来ました。
まあ、物理的に言うと宙吊りで正しいわけだがw
宙釣りとも言う。
103 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 02:50:17
さいきんの若い子着物でくるねー。
色留袖に名古屋帯。で、改造比翼仕立て。
あたしゃついていけましぇーん。
>>99の言ってることはことごとく的を射ているのに、しかも
ご本人歌舞伎にわかと断っているのに、本筋とは関係ないところでの
勘違い&間違いをあげつらう…
>>100-102 いつからこんな風になっちゃったんだろうか。
もうず〜〜〜っと前から。
106 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 10:33:34
幕開けのチェンバロと聖歌隊は
懐かしきドリフの聖歌隊に見えてしかたなかったんですが。
あとは去年の俳優祭の団蔵聖歌隊も思い出され。
>>107 は、あげつらってるんじゃなくて、
揚げ足を取ってるんだねw
マジレスすると、歌舞伎では宙づりを「宙乗り」という。
また、普通の歌舞伎にも「宙乗り」はある。
ケレン含め、普通の歌舞伎だと理解している。
102ですが99と107は正しいと思いますよ。
私は、ふざけながら、99を婉曲に擁護したつもりw
>103が面白いヨ。
だけど、10年も経てば、和服を買う時に色々と
これにはこういうのはオカスイとか聞いて、
そのような珍丼屋はいなくなると思うよ。いいじゃん。
112 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 13:20:43
まあ、着物で観劇すりゃあ、役者に見初められるなどという悲しい妄想に取り憑かれて、
必死に着物。という女性・・・痛々しく思っております。
漏れは自己満足で着てるが、
見初められると本気で思ってるやつおるんかい?
おる
見初められる奴は何を着ていても見初められるし、
そうでないやつは何を着ていても見初められない。以上。
和服着てくるヤシは、後ろの席の者が 非 常 に 見 ず ら い
と言うのを分かっているのに、着てくるという自己厨。
117 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 14:51:40
しかも、その着物の女性、ただでさえ大柄で座高が高いのに・・・。
見初められるために、いつも最前列に座りたがるのをやめてもらいたい。
>>111 むしろ、珍丼着物が今後定着していく悪寒・・・
着物が前の席で乗り出して見ている場合、私は後ろの席で見えない。
ですから、見たい為に私も乗り出して見ます。注意はしない。
すると私の後ろの席の人が「乗り出さないで下さい。見えませんから」
と怒られる。
「そうですよね、見えませんよね。前の和服の人に乗り出して
見ないようによ言って頂けませんか?」
と言っちゃう。
120 :
107:2005/07/19(火) 16:12:54
藻舞いら、今日の舞台で、みてやがれ。
>>119 漏れ同じことがあったから
「それ前の方に直接おっしゃってくださいね」と言ったよ。
前にも聞こえたらしく、その後はとても快適に観劇できた。
>>119 単純に疑問なんだが、
どうして自分で着物の人に直接注意しない?
この書き込みだけ見ると意地の悪い人に見えるけど。
自分の後ろの人が、自分の前の人に直接注意するには
大きな声になってしまいそうだから実質不可能そうだし、
要するに自分で直接注意したくないから、後ろの人を利用するってことかね。
漏れはすぐに前の人に直接お願いしてしまうたちなので、不思議に思った。
…ごめん漏れもしかして釣られてる? こりゃ失礼。。。
漏れの場合は気が小さいので、たいてい一幕我慢して、
休憩時間に劇場の案内の人に助けを乞うよ。
上手に言ってくれて、たいてい円満に解決する。
解決しない場合は…もうどうやっても解決しないので
あきらめて、かなり深めに座って右か左によけてがんばる。
深めに座ればその後ろの人には気持ちが伝わりあまり邪魔もしないですむ。
ほんとは自分で言えばいいんだよね。
でも一度直接でいったときすごい恐い人がいてトラウマになったので
(にらみつけられたあげく「せっかくいい気分で観てたのに」とか
声高に言われて、そのあともとっても姿勢が前のめりだった)
もうできない…。情けないけど。
127 :
重要無名文化財:2005/07/19(火) 18:39:21
単純に、髪型ならともかく
どうして着物の人が前だと見えにくくなるのかわからない・・・。
2階までなら舞台が見えなくなることなんて少ないけど。
>>127 帯の厚みがあるのでどうしても前のめりと同じになってしまう。
スレ違いすぎるのでこれ以上は
>>126で。すみません。
隣の隣がABちゃんだ…
↑口上にならんでいるジュッチーの独り言か?
今日の昼の部の三階の学生の団体がひどかったです…。
前のめりやメールチェックは当然、私語も多い上に
イヤホンガイドを使っているので声がやたらと大きい、
通路に座る、頭の高さで団扇を扇ぐ、前の席の背もたれに足をのせる、
そしてなんといっても辛かったのは
大向こうがかかる度に声のする方を見て大笑い。
確かに珍しいのかもしれませんが、はじめの数回だけでなく
終わりまでずっとでした。
休憩時間に劇場の人に注意して欲しいとお願いしたけれど
飽きてくる後半にかけて悪くなる一方。
昼に見た自分が負け組みなのでしょうか…_| ̄|○
怒りのあまり、長文すみませんでした。
スレ間違ってますよw
>>131 >休憩時間に劇場の人に注意して欲しいとお願いしたけれど
劇場の人は注意してくれなかったのですか?
気になるわ。
松竹座の沼津、拍手するのはいいんだが「親父様、平三郎でござります」の台詞すら拍手で
一言も聞こえず。十兵衛が平作を抱擁した時点でもう拍手しちゃうんだもの。
私も今日の昼の部観てた。
ただ、下の階だったのであんまり学生の無作法には気づかなかったけど、
(幕が開いても暫くはうるさかったのは気になったが)
それはご愁傷様だな…。
しかも人数多かったから大変だっただろう…心中お察し致します。
私、先月の国立劇場では客席の9割が学生っつー舞台を経験したが、
その時はかなりマナーがしっかりしてたんだけど…。
筋書きに挟まってるアンケート葉書に書いて歌舞伎座に送ってやれ。
満席ってなんだ、そんな団体入れてるのか_| ̄|○
>84
十二夜観てなんかもやもやしてた気持ち…ソレだ!
筋書きにはある三階さん出演場面が端から端折られてるし、
腰元も配役が変更になってたり。
(梅之助&段之が出てくるところが、徳松&翔太になってた。
どっちも好きだからいいけど、筋書きと変更があると混乱するんだ…)
折角、立師に菊十郎という人間がいるんだから、
もっと(というか皆無だったような)立廻りを観たかったなぁ…。
学校名わかる人、晒して。
チェンバロ等の音楽なんだけど。
使われている箇所はほとんどが恋心あふれる所だったよね。
十二夜で描かれている恋心はやっぱり西洋の恋心で、
歌舞伎の音楽ではどうしても合わないんじゃないかな。
昔の日本の音楽には「マイナー調」に相当するのはないでしょ。
#西洋の曲がすごく合っている気がしたな。少なくともああいうシーンでは。
141 :
重要無名文化財:2005/07/20(水) 00:23:47
12夜はね、今のままでは、いろんな意味で中途半端な舞台なの〜。
それが商業演劇と言われてしまえば、黙るしかないけど。
にながわも、年取ったのか、
にながわでも、歌舞伎という伝統芸能には遠慮するのかと
嗤えちゃう。
みんなで、改良版を期待しようよw
143 :
重要無名文化財:2005/07/20(水) 00:37:14
改良くらいじゃなく、新規巻き直しでひとつ頼むよ。
144 :
重要無名文化財:2005/07/20(水) 00:45:42
>>140 音楽に関しては、各自好き嫌いがあるけど、
西洋の曲を使うなら、もっとこだわってほしいなと
思ってしまった。・・・・中途半端なイメージ。
ニーナは、伝統芸能ということで歌舞伎に遠慮しているし
劇団は、シェークスピアということでニーナに遠慮している
ように感じた。
今回ので手応え感じれば、もっと練りたい…と
皆が思ってそうだ。
147 :
重要無名文化財:2005/07/20(水) 01:47:41
十二夜について今更の疑問かも知れませんが、菊之助さんのそっくりさん。あれはどなた?
私が観に行った日は幕がライトに引っかかってとれなかったり、段〇〇さんが台詞をわすれたりと、練習時間が短いことを物語っていましたが、亀治郎さんは妙に生き生きしていて、お姫様役のときより輝いていましたね。
亀治郎の存在感は水10の松下由樹レベルだった。
ほんと楽しませてもらったw
團蔵の小芝居も目が離せなかった。
>139
学校名はわかんないけど、
男子校でワイシャツのポケットに学校のイニシャル入り。
スラックスは黒じゃなく青に近い紺ぽかった気が素。
…これじゃあ、どこかわからんね。
左大臣と獅子丸の関係、もっと濃厚に描いてほしいよ。
あれじゃあ、左大臣は尻軽男。
150 :
131:2005/07/20(水) 04:33:59
すみませんっ。
怒りのあまり、帰宅して速攻書き込んでしまったため
スレ違いでご迷惑をおかけしました。
せっかくレスいただいたのでもう一度だけスレ違いお許しを。
場所は歌舞伎座で、
劇場の人が注意してくれたかは不明でしたが、
私のまわりでは休憩後も特に改善されませんでした。
通路に座っていた生徒に
案内係の女性が声をかけているのはみかけたのですが
「お尻が大きいので椅子が小さくて座ってられませ〜ん」
とふざけた感じで答えて数人の生徒はそのまま座ってました。
あまりに残念だったので、終演後ロビーの意見箱に投書してきました。
学校名は、お弁当を配るダンボール箱に
思いっきり大きく書かれていたのでしっかり覚えました。
一生忘れないぞーw
こちらに書いて落ち着きました。どうもありがとう。
これだけではあんまりなので感想を少し。
蜷川さんにしては、あまり花道を使ってなかったのが意外でした。
三階さんに関しては本当に残念。
舞台写真はたくさんでてましたが、写真入りの筋書きは
今週末位になっちゃうそうです。
>>147 強烈にガイシュツなんだが・・・
お め ん
浅利慶太が演出したらどうなるだろう・・・と、ふと思ってしまった。
学生はおおらかでいいと思うヨ。最初はしょうがない。
学生の態度をいちいち注意していたら、将来歌舞伎座に足を
運んでくれなくなりそう。
同じ時間を過ごされた貴方、それはくやしかったでしょうが
又、オークションででもチケットを買って見直してみたら
いかがでしょう。
スレ違いなんで、「イタイ客スレ」でどうぞ
155 :
重要無名文化財:2005/07/20(水) 10:11:01
>>153 馬鹿言ってんじゃないよ!
んじゃ、いつ“礼儀とかマナー”を教えるんだ?
6月昼の部にも男子高校生の団体が来てたけど
静かに見てたよ。
寝てただけかもしれないが…
歌舞伎座にクレーム出すのもあるけど、学校そのものにクレームする方が早いと思う。
歌舞伎座が悪い訳じゃないんだから、もともとは。
あるまじき観劇態度の学生を送りだす学校がおかしい。
以上、スレ違い、申し訳ない。
=================再 開=================
今月の歌舞伎の感想で、このスレの人に聞きたいことがあるんだ。
歌舞伎というスタイルをとった「十二夜」に、新しさや発見ってあった?
従来の上演ではみえてこなかったところとか・・・
自分には、これってものがなかった。鏡の演出も歌舞伎じゃなくてもアリだし。
強いて言うと、公爵と姫の位の高さはわりとよく伝わってきたかな・・くらい。
>>131 一匹くらい、一階とちりあたりに
投げ込んでみればよかったじゃん
たくさんいるんだし、へるもんじゃないよ
蜷川さんって大掛かりな演出してる印象あるかも知れないけど、かなり堅実派だよ。
歌舞伎初演出でかつシェイクスピア。それだけで冒険してるのに派手な演出を多用
するのは無茶ってもんでしょう。
オレは、歌舞伎役者の持ち味をしっかり活かした演出だと思うよ。
それに比べると野田演出は、現代語に近い早口喋りに落ちつきのない動き。
歌舞伎役者が培ってきた形がガタガタに崩されたって感じがした。
十二夜みました。
獅子丸の女と男のごっちゃなところが面白かったし、ちょっと切なかった。
蜷川を見るなら最初の十分だか五分だかが勝負だと聞きましたが、
確かにそのとおり。幕開きの歌が忘れられない。
しかし印象がそこに尽きるような気もする…特に序幕は長かったよ
あんなにぐるんぐるん舞台回さなくてもいいんじゃないかなあ。そこがダレた。
161 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 01:33:36
えっ?!あれはおめんだったの〜!!
びっくり。確かに表情はないなぁと思っていたけど。
楽日むかえないのに、ごめんなさいね。でも、気になってしかたがなかったので…
162 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 02:16:21
かめがよかった。
ほんとよかった。
以上
>>162 かめんじゃなくて?w
>>159 同じようなことを思っていても全然違う結論になるもんだなあ、と感心した。
ニナガワの演出は、あれだったら高い金かけて外部の著名な
演出家を呼んでこなくても、いままでの劇団レベルで十分できたのに、と
思ってしまった。
逆に野田は賛否両論含めて、「新しい息吹」を感じさせてくれた点で
評価に値すると思った。
当方劇団も中村屋も両方同じくらい好きな松嶋屋ヲタですが。
松嶋屋ヲタですか?趣味が・・・
漏れにとっての十二夜や野田版
・蜷川が真面目にシェークスピアやってんのはわかったけど、じゃあ、なんで歌舞伎?
別に歌舞伎じゃなくていいじゃん
歌舞伎っぽくシェークスピアもできるって立証したかったのか?
歌舞伎は刺身のツマかよ
・蜷川シェークスピアが実は原作通りのシェークスピアで目新しさがないのと同じで、
野田のもいつもの野田芝居で、歌舞伎じゃなくてもまったく構わない
松竹の予算使って野田芝居やっただけで、歌舞伎関係なし
繰り返せば繰り返すほど愉快な仲間達化が進行、芸が荒れる役者が輩出しそう
結論 蜷川の方が舞台が真面目な分、まだマシ たまにやってくれてもいいかも
役者としては23さんが一番好きです。
でも歌舞伎はなんでもよく見るいい子ですw
一部嫌いな役者さんもいたりしますが、いつ好きになるのか
わからないので、一応見てみます。
そういうのは松嶋屋ヲタっていっちゃいけないのかな?
ところで、
>>163さんはよほどいい趣味をしておいでなのでしょうねw
>>165 ニナガワ部分はほぼ同意。
野田部分の二行目以降は、作品によって違うと思う。
鼠小僧についてはほぼ同意。
研辰は、歌舞伎を咀嚼した上で、野田ワールドがそこに調和して、
あらたな野田歌舞伎の世界を作り出し得ている。
もし野田が三作目を作るとしたらこれが勝負になるんだろうな。
一作目○二作目×だから。
ニナは一作目が限りなく×に近い△って感じだから(しかも歌舞伎じゃないし)
たぶん二作目はないと思う。本人も最初で最後っていってるようだし。
>>163 今の劇団「レベル」でじゅうぶんできた・・・・?
つーか、劇団ならシェークスピアの翻案なんてしないで、
純歌舞伎の復活やるだろうね。今までもやってきたしね。
万が一、シェークスピアの翻案するなら、もっともっと歌舞伎にするだろうし。
「レベル」の使い方が間違ってると思う。
問題は、蜷川シェークスピアのオリジナリティじゃないの?
歌舞伎でやっても、どこが蜷川流なのかわからないことが問題かと。
>>167 あなたの野田への評価はわかるけど、野田は中村屋専売ってことにしてほしい。
あれを、たとえば劇団などで決してやってほしくない。
色物なら、子狐礼三とかそういうのが見たい。
野田のは、NODA MAP見るから。
おやじさまの辰次、見てみたい気もちょっとする。
ちょっとだけどw。
蓼食う虫も好きずき、漏れは23がガリガリでチアノーゼを起して
いるような唇だから殆ど駄目だ。もっと肉を付けてくれ〜〜〜〜!!!
漏れなく息子が付いてくるのも。お金を出しているんだよ。お金を!
ビジュアルであって欲しいなあ。
(・A・)アッソ
>>165 蜷川から話が出たんじゃなくて菊之助から話が出たんだよ。
それも承知の上で「やるな」って言うなら話は別だが。
ほぼ原作どおりで目新しさに欠ける、と言うのは同意だが
シェイクスピアと歌舞伎の喜劇性や性別の曖昧さなどの共通項を見せることに
演劇としての発展性を求めたんじゃないのかな。
実験としてはまずまずだったと思うよ。
>>173 面白いね。
「シェイクスピアと歌舞伎の喜劇性や性別の曖昧さなどの共通項」ね〜。
喜劇性は歌舞伎との共通項とは思わなかったけど、性別の曖昧さというのは
なんとなく頷けた。
あと、菊之助から出た話であっても、受けた以上蜷川という名前の仕事。
批評も甘んじて受ける立場だし、やれないなら断ればいいだけの話だと思う。
でも、私は蜷川さんには、一度きりじゃなくやってほしいな。
それも劇団で。
ところで、オリヴィアを男優でやる舞台って、どれくらいあるの?
あと、双子は一人二役じゃなく、別にやるのが普通なの?
シェークスピアに詳しい人がいたら、参考までに教えて。
>>175 原作脚本についていた舞台写真では
ヴァイオラは女優で、セバスチャンは男優だった。
なのでラストの公爵・オリヴィア・双子のセリフの掛け合いは
もっとテンポの良い感じになってると思う。ちゃんと4人いるからね。
実際の舞台見たわけじゃないので断言できないが、参考までに。
177 :
176:2005/07/21(木) 13:26:52
補足。
>もっとテンポの良い感じ
これはセリフを読んだ上で感じたことです。
歌舞伎座でやってるのよりあっけらかんとした感じと言うか、
あんなにヴァイオラがよよ、としてなかった。
>>166=
>>163だよね?
アンカー間違えてるよ。
>>164はかまわないほうがいい。
>>171 論点ズレ杉。別にあなたの好みは誰も聞いてませんが何か?
>>168 ほぼ同意。ただ蜷川を庇うわけじゃないが、今回のシェークスピア自体
菊之助の提案で決まったものだし、最初に「十二夜」ありき、
菊之助と菊五郎の2役ありき、の状態で演出受けたんだろうから、
野田に比べて随分制約されてやりづらかったろうな、とは思うよ。
>>174の「受けた以上蜷川という名前の仕事」というのも分かってるけど。
>>176 ありがとう。
うっかりして、ヴァイオラをオリヴィアなんて書いたけど、
察してくれたみたいでそれも感謝。
やっぱ、ヴァイオラは女優だろうね、普通は。
一人二役という趣向は、歌舞伎的アレンジなんだろうな。
最後、かけあいの台詞がないのは、シェークスピア劇としてまずいだろうし。
テンポがいいのもわかる。
今回シェークスピア劇的テンポを感じさせたのは亀ちゃんだけって気がした。
ただ、亀ちゃんがとっても賢く勤めてるのはわかっても、
芝居が進むにつれ「浮いてる」と感じた。
歌舞伎として見ようとすると、どうやっても違和感があったんだよね。
その結果、歌舞伎じゃなく普通のシェークスピア劇で存分にやらせたい気分に。
180 :
178:2005/07/21(木) 14:03:22
私は菊五郎が一番好きな音羽屋ヲタだが、今までの劇団の復活物だって
決して全部が成功してたとは言いがたいし、おかしい部分もあったけど、
「筋は訳がわからないが俺についてくればまちがいねえんだよ、おりゃー」
って感じで、立ち廻り含めて、ある意味乱暴に芝居をまとめていく強引さに
こっちも訳分からないまま、「歌舞伎ってこんなもんだよね」と納得させられる部分があった。
十二夜は役者も演出も皆きちんとやってて、芝居としては悪くない物になってるのに
この腑に落ちない感覚は何だろう、と何回か見てても思う。
初日は予想してたより歌舞伎っぽいと思ったが、その後観た時に
歌舞伎の形はしてても、自分の中で何かが違う気がしてきた。
かといってシェイクスピア劇として捉えるには、
「歌舞伎における良い意味での役者のご都合主義」が邪魔をしてると思う。
一見似てるものを混ぜようとしたら、水と油のように分離してしまった、みたいな。
時間かけて練り直した再演を観れば、この違和感もなくなるんだろうか。
歌舞伎座で、劇団が、大冒険をやる!というわりに
ニナガワでシェイクスピアってのが、どうにも無難というか中途半端な選択。
結果。前向きの大失敗にすらなりえない、駄作。
練り上げるっていうより、根本の腰砕けがなんとも・・
結局いちばん出来がよくて斬新だったのがちらし、という結論。
>>181 今回は劇団が7月歌舞伎をやるということで、最初からおもだかと同等、もしくはそれ以上に
集客しなければ劇団のメンツが立たないと言うプレッシャーがあった。
そこで外部演出家を入れて、世間の耳目を集めるような芝居を打とうということになったが
菊が知っている演出家と言ったら蜷川くらいなので、選択の余地もなく彼に白羽の矢が立った。
蜷川は拝み倒されて引き受けたので、最初から「自分はお手伝い」という逃げ口上。
自分は、今回はこういう経緯だったと理解している。
でも演劇の質はともかく、マスコミも注目したし、興行的には成功したと思うよ。
>>182 そうそう。みんな逃げ腰というか逃げ道を作ってる感が否めないんだよ。
興行成績を誇るだけなら、おもだかに続けさせてもよかったんじゃないかと
すら思ってしまう。特に国立の大入りを見ているとね。
>>181 チラシより、トランプポスターがよかったな。
あのポスターをみて、「なんか期待できそう」と思った私…。
今回、蜷川のわりには無難すぎだったと思うんだけどな。
前向きの失敗にもならないという表現、よくわかるよ。
もっとも、最近の蜷川ってずーっと無難路線だけどさ。
ただ、歌舞伎でやった分、無難に拍車がかかり超のつく無難になってしまった気が。
まあ、それでも興行大成功で劇団としてはメンツが立ったね。
役者だけじゃなく、鳴り物だって下座だってしどころなさすぎ。
といっても、来年の7月にまたまた蜷川の超無難路線なんだったら、勘弁してほしい。
やるんなら国立やってね、と声を大にしていいたいこの頃。
>>183 でも、師匠もいなくて玉三郎みたいな幹部もつかず弟子だけで「歌舞伎」をやったら、
やっぱり従来のような集客はできなかっただろうな。
レベルから言っても、弟子だけで歌舞伎座には出せないよ。
いっそ七月は、けれんたっぷり通し狂言月間にして、
沢瀉屋だろうが中村屋だろうが吉右衛門だろうが音羽屋だろうが成駒屋だろうが、
どこの家でもけれんします!ってことにするとか、この先のこと、考えないといけないね。
お染の七役みたいなのでもいいしさ。
新作かけるんなら客入りは関係なく、小劇場系の人以外の新劇系など、むしろ新歌舞伎
路線を真面目にやるとか、シェークスピアなら衣装も舞台も赤毛物まんまでやるとか、
舞台の格を壊さずに演技力をしっかりと問うような企画にした方がいい。
小劇場系は、納涼もあればコクーン、中村座もあるし、お腹いっぱい。
逃げ道という表現はたしかに言い得て妙だね。
なんつーか、冒険にしては品がよすぎる。
もともと歌舞伎役者ですので、
世界の蜷川ですので、みたいな、
もし十二夜の評判が悪くても
どちらも元の場所に戻れる感みたいなのが
迫力ないんだな。
野田歌舞伎なんかは
もう死ぬ!みたいな気迫はあった。
まあ失敗しても死なないで
壁を突き破ってどかどか次へいくんだろうが、
品がない分、生命力がある。
好みの問題だけど、
歌舞伎本来のスピリットからすると
やはり死ぬ気でやってほしい気もするんだよね。
>187
それはやり倒し系の中村屋か沢瀉屋に望め。
音羽屋はよくもわるくもベーシックスタンダード。
おまけに江戸前だから、大奮闘公演は合わない。
音羽屋、来年の七月は引き受けないだろうなあ。五月の團菊祭も戻るし。
歌舞伎座が来年は何を出してくるか、ある意味、楽しみ。
ってスレ違いだね。ゴメソ
菊五郎劇団も以前は新作ばっかりやってたんだよな。
ただ、新作でも、小屋掛け芝居系は向かないんだよ。
かつての舟橋のように、文壇系の新作本があるといいんだが、
今の物書きは戯曲書けないからな。
寂聴も駄目だし。
あと、萬斎企画的深刻ぶったのは劇団には向いてない。
でも、シェークスピア喜劇のように、古典は古典でもどこかスマートで
都会的なものなら合うから、今回のは惜しいと思う。
191 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 15:37:15
>>188 スマートな江戸前はいいが
それで今回みたいな味気無い舞台になっちゃ
しょうがないけどねw
>191
いや、もしも、道化の役を勘三郎がやったらどうなったか、
それを考えると、俺は今回の程合いのよさは嫌いじゃない。
逆に、野田版研辰を音羽屋がやったら、まったく見る気がしない。
役者の柄とかニンがある。
国立の復活物も、沢瀉屋とはまったく違った趣向で、
沢瀉フェチがみたらつまんねーと思うゾ。
あっさりさっぱりが音羽屋のいいところなんだよ。
それをなくした、汗水たらしての大奮闘はイラネ。
音羽屋のいいところ、というか、おやじのいいところだろ>あっさりさっぱり。
六代目とかはそうとうこってりしてたらしいぞ。
こってりはしてないよ、六代目。
六代目ラバーのカンザみてると誤解しがちだけどね。
>>194 六代目、ごらんになったんですか?すごいですね!!
持ち味はそれぞれでいいけど、
冒険と銘打って新しいことをするなら
それなりの熱さがほしいということでそ。
今回の音羽屋にはそれが感じられなかった、という話。
べつに菊父とかにも見た目暑苦しくなれと
いってるわけじゃないよw
暑さじゃなくて熱さがなかった、と。
まあ歌舞伎とシェイクスピアの融合というのも後からついた理屈で、
そもそもの企画が安直だったからな・・・
今後、7月をどういうスタンスでやっていくのか、
まつたけがちゃんと決めないといかんでしょ。
199 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 17:12:51
歌舞伎の舞台なんて昔から安直な設定だったから
今さらどんなことをやられても驚かない。
俺達は400年の歌舞伎のうちの数十年間を
“預かっている”ようなもん。過去から引き継いだものを
維持し新たな空気を吹き込んで“生きた歌舞伎”として
時代に預け直すだけの話である。
ということを松竹がまじめに考えているかは知らん。
>>197 う〜ん。
融合してれば、舞台が淡々と一見熱がないようでも、
それなりにみどころがあったと思う。
融合するところまでつくりこんでなかったのが最大の問題だよね。
まあ、安直だったのは否めないね。
なにしろ、世界のニーナのスケジュールを押さえるのに、せいぜいが
一年前だもん。この時点で、ニーナとしても適当にってなるだろ。
私は、どんな本でも役者が熱くみえる必要はないと思う。
研辰なんかは熱く演じた方が効果があるだろうけど、
十二夜を熱くやられたら、なんかゲンナリしそうだし。
熱いか熱くないかじゃなく、芝居として練れてて説得力があるかどうかだな。
少なくとも私にとってはね。
>>199 かのABが雑誌の対談でそんなこと言ってたw
シェークスピアについて蘊蓄します。
シェークスピアの時代、「女優」というものはなかった。
女の役は声変わり前の少年が演じた。
シェークスピアの芝居で女優が少なく、かつ、男装する女の役が多いのはそのためです。
現代では女の役は女優が演じるけれど、
いまでもときどき、「本来のシェークスピア」とか称して
男優だけで演じることがある。
2,30年前にも俳優座が、「お気に召すまま」を男優だけでやったのを見た。
そういう意味で、歌舞伎がシェークスピアをやるのは、非常にふさわしいともいえると思う。
そんなこと分かてるって w
>202そんなこと分からなかったって。ウンチク有難う。
205 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 21:26:18
やってるつもりがとんちんかんw
>>200 で、あなたにとってあの芝居は練れてて説得力があったの?
200じゃないけど、前半を読めば明白でしょうw
今月の歌舞伎座、狂言そのものも中途半端なんだが、
ここでのも含めて、評も中途半端なんだよね。
大絶賛もなければ、市ね、みたいな評価もない。
そういうところが「熱くない」と自分なんかは思っちゃう。
貶されるなら貶されるで徹底的にやられるくらいなら
ある意味インパクトがあったってことだよね?
やってる人の逃げ腰が、見てる側にまで伝わってる?w
その後、舞台に変化はありましたか?
いつもだと、初日、中日、楽でかなり違ったりすることもありますが
今回はどうでしょうか
週末、また見に行くので楽しみにはしてます
だんしろうさん。
初めにちょっと出て、ラストにもう一回ちょっとでる。
化粧とか落として、また作るのかな。
一日二回。ナンか疲れそう・・。
212 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 23:42:04
>>210 一昨日見たけど、まぁここに書かれてるまんま
劇的な変化もせず、停滞もせず
可もなく不可もなく。。。
こうなるよね、みたいな
213 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 23:48:19
すっかり退屈しました。
長すぎます。
蜷川とか入れずに
純歌舞伎でやった方がよかったんじゃないですか。
菊之助見ててそう思いました。
蜷川入れなかったら客入らないし。
215 :
重要無名文化財:2005/07/21(木) 23:57:00
話題にもならないか。
>209 だしょ。
受けて立とうってヤツがいないと叩く気にもなれないさ。
蜷川は自ら「お手伝い」と名乗り、
菊にも若気のいたりですから、って言い訳臭がぷんぷんだもん。
野田・カンザは暑苦しいくらい責任者顔してた。
だから大嵐が起きたんじゃないっすか。
実験的な試みとかじゃなく、ニーナ呼んだ魂胆が見え見えで白ける。
218 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 00:03:21
確かにな。
蜷川は「ずるい大人」になっちゃったんだよ。
蜷川はむしろ利用された形だと思う。
ま、本人が誘いに乗ったんだけど。
でも無能 w
>216
最後の一行以外は胴衣w
何のコンセプトもなく、いつものお仲間で暑く熱くただのドタバタをやっただけでそ>研辰
大汗かいて滑舌もよくないのが早口で台詞をしゃべり倒し走り回れば、そりゃ客はごくろーさんと手をたたくだろうが。
野田は歌舞伎が嫌いだし歌舞伎をオチョクってて漏れ的にはすごくヤな感じだったなぁ。
ぬるくても責任感に「燃え」てなくても芸達者達の「やっぱり歌舞伎役者」のサラリとした芸が見られる方がいい。亀治郎や松緑みたいに一見やりちゃちゃくっているようでも、ちゃんとシェイクスピアを踏まえた歌舞伎役者の演技になっていたし。
223 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 03:11:00
シェイクスピアオタです。
歌舞伎は年に1,2度見る程度のゆるいファン。
歌舞伎の形式を使いながら、ちゃんとシェイクスピアの芝居になっていて
感心したんだが、ここでは余り評判が良くないね。
「真夏の夜の夢」とか「十二夜」とかって、日本人がやると概してサマにな
らない場合が多いんだよね。やはり言葉遊びとか、道化とかが日本人には
ピンとこないからなんだろうが。
そういえば、1986年には野田秀樹が帝国劇場で「野田秀樹の十二夜」
と題して、「十二夜」をやった。こちらも見たけど、沙翁の膨大なセリフを
野田流にキャストがベラベラとまくし立てているだけで、余り新味は
なかった。今回の方が「十二夜」としては上手くいっていると思う。
ちなみに、ヴァイオラ、セバスチャンは大地真央の一人二役。
今回の菊之助の琵琶姫、主膳之助の一人二役と全く同じ発想だね。
>>149 >左大臣と獅子丸の関係、もっと濃厚に描いてほしいよ。
>あれじゃあ、左大臣は尻軽男。
左大臣は尻軽男でいいんです。
あの変わり身の早さ(セバスチャンとオリビアがくっつき、ヴァイオラが
女と判った途端、ヴァイオラに乗り替える)は、「一生の恋だのなんだの
言っていても、男なんてちょっと状況が変われば調子よく変わってしまう。
男なんて所詮、そんなもの」というシェイクスピアの皮肉なんです。
>>224 ちなみにシェイクスピアのオリジナル(?)にも、今回以上の左大臣
(オーシノー侯爵)と獅子丸(シザーリオ)の結びつきを示す場面、
セリフはありません。
>>222 あんたが音羽屋マンセーなのはいいんだが、
あんまり相手方を落とすと説得力ないよ。
正直芝居としての説得力は野田研辰のほうが数段上だった。
「NINAGAWA十二夜」は歌舞伎でもなく、シェイクスピアに忠実な割りに
原作の風刺味は伝わらず、なんのために上演してるのか意味のわからない
作品だった。
綺麗で、役者がまじめに勤めてるのだけが救い。
>226へ
貴方が指摘する>222はどう読んでも音羽屋ファンじゃない。
句読点の入らない亀のファンでしょ。
229 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 10:30:02
スレ違いだったらスミマセン。。
「演劇人祭」のチケットはどこで購入出来るのでしょうか?
今からでは遅すぎますか?
何方か教えて下さいませ。m(_ _)m
>>229 主催は(社)日本演劇協会。
ぐぐるぐらいしてごらん。
>>229 「演劇人祭」でぐぐれば、すぐに
分かると思うけど。
>224
149だけど、シェイクスピアの原作は知ってるよ。
シェイクスピアの舞台ではそれでもいいのかもしれないけど、
歌舞伎の舞台にのると、原作のままでは
左大臣と獅子丸の関係は歌舞伎としての面白味に欠けると個人的には思う。
「もうひとつの愛の形」として描くなら関係をもう少し濃厚にしてほしかったし、
224の言うとおり「皮肉」として描くなら(今回の舞台でもそれを匂わせる台詞はあったものの)
そこの部分をしっかりと演出してほしかった。
そういう演出が足りないから、
左大臣と獅子丸の関係と対を成す織笛姫と主善之助の関係も際立ってこない。
(織笛姫だって尻軽だしね…)
シェイクスピアをそのままやりたいなら歌舞伎でなくてもいいわけだから、
どうせ歌舞伎でやるなら、
シェイクスピアらしさよりも歌舞伎らしさをもっと押し出してほしかった。
言葉足らずですまん。
>>232 演出の問題というより
役者の芸風や力量ということも考えられるよ。
深読みやりすぎ系の役者がやれば
あのままの台本でも
間合いやら視線やらで
ある程度濃いものにしようと思えばできる。
ああいうあっさりスタンダードになったのは、
信二郎と菊だったから。
濃くするつもりがなかったか、
濃くできなかっただけ。
>>223 歌舞伎ヲタとしては、シェークスピアオタの登場、待ってました!だよ。
十二夜が、歌舞伎的にどこがNGかというのは山ほどあるんだけど、
原作に忠実に上演した以上、むしろ歌舞伎云々じゃなく、
シェークスピア劇としての面白さ、革新性、斬新さ、あるいは工夫を
考えないと、舞台の意味があまりないと感じてたんだよね。
道化がサマになってみえた、でもいいし、喜劇として今風ドタバタじゃない
可笑しさがうまく出てた、でもいい。
あるいは、十二夜はお上品なコメディーってことになってるけど、
実際はもっと下卑た嗜好があったんじゃないか、と感じたとかさ。
野田版に新味はなかったとのことだが、今回のはなかなかよかったと
223さんが思ったところを、もう少し具体的に聞かせてくれるとうれしい。
>>222 漏れもほぼ同意。
研辰は熱かろうがなんだろうが、漏れにはつまらなかった。
ドタバタ小劇場のお笑い強迫観念持ち込んだだけ。
舞台を駆けずりまわり、場面で場面で細かいお笑いがとれれれば、
いかにも熱っぽそうな舞台になるが、内心歌舞伎大嫌いの野田流
ルサンチマンにげんなりしたよ。
「俺は歌舞伎が嫌いだよ、それが何か?」しか伝わらない自慰芝居。
そこを突破したのは、中村屋含めた歌舞伎を愛してやまない役者の心意気だった。
もっとも、中村屋は野田の本心なんてまるでわかっておらず、いい本ありがとう
状態のただの役者バカだったね。
>>235 十二夜と研辰を比べるのは
実に対照的な作品でいいと思うけど、
十二夜には妙に気を使って
研辰ならどう落としてもいい、みたいなレスは
そろそろやめてほしい…
>>235 な、なんか野田に恨みでもあるのか?
野田には野田の譲れないポリシーは当然あるだろうが、
だからといって現場や、かかると決まった芝居を
むげにする人でなしではない。
すべてがすべてわかったようなことは
いわないほうがいいと思うぞ。
でも、研辰には熱さがあったけど、十二夜にはないとか、
そんな比較ばっかりじゃん。
もっとすごく突っ込んだ比較なら面白いけどさ。
研辰の熱さを評価しない人には、十二夜は熱くないから駄目的
意見はわからないだろうし、逆もまた然り。
あと、ここは歌舞伎専門板なんで、研辰が大嫌いな人だっている。
いちいち研辰を良い例として持ちだせば、自然にこうなると思うけどな。
>>232 菊が大根的無表情なので(大根とまではいわんが)
今回は無理でしょうw新二郎はそれなりになんかやろうとしてたぞ。
あくまでもそれなりにだが。
野田より先にやった、水谷龍二の「愚図六」は
なかったことになってるのか…
241 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 14:30:53
>>238 藻前そのいい方はさすがにおかしくないか?
タイプはまったく違うけど、どっちも歌舞伎なんだからさ。
「オーソドックスな正当派歌舞伎のみを語るスレ(板)」
とかならわかるが、そうじゃないだろ。
242 :
238:2005/07/22(金) 14:31:08
研辰と十二夜を、単純に有名な外部演出家が演出した新作だから、
という理由で比較するのは、違うと思う。
野田さんと蜷川さんとは、「パンドラの鐘」で競作したこともあったし、
お互いの舞台をみていたりする同士だろうけど。
野田さんの研辰は世話物で、蜷川さんの十二夜は時代物に近い。
また、研辰はもともと歌舞伎ベースのものを現代化した作品だけど、
十二夜は一度も歌舞伎化されていない作品をあえて歌舞伎にしてみた試みで、
おまけに外国の古典。
野田論とか蜷川論でなら比較することは可能だろうけど、作品同士でどうこう
やると絶対におかしくなると思うよ。
だから、ここで出てくる比較も、単純に「やる気があった/ない」みたいな
精神論になってくるんだよね。
精神論じゃなく、新作歌舞伎という土俵でどう違う?みたいな意見は、
実際のところ、ほとんど出てないと思うけどな。
243 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 14:31:58
↑
基本的に同意
蜷川って、自分は一生、歌舞伎には首を突っ込まないと決めてたんじゃなかった?
何であっさりと宗旨替えしたのさ。
音羽屋ヲタ VS 中村屋ヲタ、みたいになってくると、情けない。
音羽屋ヲタの自分としては、今月は絶対零度で舞台温度が低い、
それにひきかえ、研辰はホットだったみたいな論調になると、
「そりゃあ違うだろ」と思わないでもない。
不毛な争いはしたくないけど、安易に比較してほしくないかも。
今月、ここが音羽屋ヲタがちなのは
当然であってしかたないこと。
だけど他ヲタとか、どっちも観るとか、
リベラルな人も当然くる。
他の作品(主に研辰)の名前がでた途端
脊髄反射的に相手をこきおろすのが中にいるから
それ以上会話が発展しないんだよ。
熱い熱くないの話だって掘り下げていけば
語れない話じゃないよね。
>>246 最初から、比べてほしくないとか
不毛とか決めてたら
同じ意見の奴と馴れ合うことしかできんだろう。
なぜ比べるものじゃないと思うのか、
反対意見の人にわかるように説明しようとしてみたらいいんでは。
掲示板ってそういうもんじゃねえの?
250 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 15:14:06
>>248 そうすると
ほとんどのレスをスルーせねばならんことに…
すくなくとも、中村屋ヲタは、すごいアンチの嵐の中、
慣れているのか、ヒステリックになったり、
釣られたりはしなかった。
>>251 そうかなー?そう言い切れないところもあった気が…。
つかヲタについて語ると、間違いなく荒れるからやめてくれるとありがたい。
どこそこのヲタはこうだった、と決めつけても皆がそうとは限らないし。
勘三郎は、歌舞伎を大衆演劇と理解している数少ない役者だな。
役者馬鹿で客を喜ばせるのが身上、只役者も一般人として見れば
本当に馬鹿なのが痛い。
中村屋ヲタの人は、松竹座の感想アップすればいいんでないの?
んじゃ、気になってたことを質問してみるね
(がいしゅつだったらどうしよう)。
亀が一度だけはっきり「あんどるー云々」と説明する場面が
あったような気がするんだけど、
あれは、アンドルーを安藤にしたのだよという類のことを
気付かない人にリマインドするため
という感じなんでしょうか。
あれ、要るのかなあと思って。
亀がいうからべつに不自然ではないんだけど。
>>247 あなたも煽ってると思うよ。
私は歌舞伎が好きなだけの人間だけど、比較論すれば、
それは違うだろう?って突っ込みがはいるのは当然。
そういう突っ込みが嫌なら自分がスルーすればいいだけだよ。
それとも、どうしても比較して、どっちかを褒め上げないといけないの?
一番ムキになってるのは247=249だと思うな。
嫌いなものを嫌いと書く自由は誰にでもあるでしょ。
あと、熱くてよかったと思ったものを熱いと書こうが、
暑苦しいだけだったと書こうが、ね。
無理して較べる必要もないし、
較べたけりゃ較べればいい。
ついでに、較べるな!も較べろ!も、どっちもアリだよ。
脊髄反射はお互い様で、どちらかが悪いのでもない。
ヲタじゃなくたって、見たら、感想書けば良い。
でも、あらゆる、たたきだいがあった方が、わかりやすい。
>>256 247だけど、漏れへのレスであってる?
あってるなら、
漏れの言葉たらずだったかもしれないけど、
漏れは、
意見の応酬はぜひともと思うから、
会話の発展しない脊髄反射とこきおろしはイクナイ、
といったつもりなんです。
260 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 16:37:15
うーんひとり見覚えのあるドッペルがいるな…
262 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 16:48:46
研辰との比較論には興味ない。
比較してもあまり意味がないような気がする。
やりたい人は勝手にやればいい。
ただし誰かを悪者にするのはやめれ。荒れるから。
それよりも、他バージョン十二夜との比較論カモン!
(野田版でもなんでも)
>>257 脊髄反射は、どのスレでも
推奨放置されるものじゃないと思うんだが…。
自由に意見をいえばいい、には賛成。
だがあまり口汚いのは嫌だなと思ってる人もいるんじゃない?
それも自由だといわれたらしかたないけど、
伝芸はそこらへんは多少のモラルがあるのかなと思ってた。
>>255 最後の方だよね?
「トービー」抜けて・・・ と言うせりふのすぐ後だった覚えがある。
何でトービーとアンドルーだけ言葉遊びしてるのやら、とは思った。
しかも殆ど客の反応無しでちょっと気の毒だった。
あんなにわざとらしく言っていたのに。
265 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 17:00:09
>>259 じゃあ、あなたが「研辰」と「十二夜」を比較して、
ものすごく会話を発展させるレスを書けば?
私は参加しないけど。
>>259 あなたに絡んでいるレスは
微妙に怪しくなってきてるので
もう放っておきなされ。
>255 >264
「トービー抜けて」=「飛び抜けて」
「アンドルーな」=「案ずるな」のシャレですよね。
研 辰=熱かった =意欲的で悪くなかった、中村屋も野田も偉い ウマー
十二夜=熱くなかった=逃げ腰でつまんね、音羽屋もニーナも駄目ポ
今のところ、こういう比較しか出てない。
で、今月の芝居じゃないのに、何度も研辰の話が出てくるし。
その合間に「研辰?ろくなもんじゃなかった」という意見が出る。
すると、色んなファンがいるんだから・脊髄反射で話が展開しない
と応酬する仕組み。
色んなファンがいるんだから、アンチ研辰もいると思うのだが、
それは認められないらしい。
結果、ここは過去の研辰を再評価するスレになってきつつある。
>>264 ありがとう、そう最後のほう。
自分が観たときも客席はなんも気付かない感じで、
亀だけがインテリにみえたw
それはそれで、
あの登場人物のなかでまあだけが頭きれる、
みたいなイメージとも重なって
おもろい絵面だった。
270 :
255:2005/07/22(金) 17:20:41
>>267 そしてありがとう。
そうかそう言ってたのか!
じゃ、賢いというよりは
悪のりしてとり残されたまあでもあるのか…
今月の歌舞伎座。シェークスピアか蜷川、どっちか片方にしてほしかった。
西洋劇やるなら劇団で演出。蜷川呼ぶなら歌舞伎狂言。
現状だと、だらぁっとしてるだけで面白いんだか面白くないんだかよくわからん。
音羽屋ヲタと一括りにされがちだが、どの役者が好きかで十二夜の評価も分かれそう。
劇団ヲタには間違いなく不評だよね。自分もおやぢさま&劇団スキーだけど不満だ。
ここでの批判にも頷けるところは結構ある。
熱い熱くないの話で言えば、おそらくヲタで音羽屋に熱さを求めてる人は少数派かと。
少なくとも自分は違うし、それを作品評価のモノサシにされるのには抵抗がある。
古典物だとまた違うが、今までの劇団の復活物って、斬新さや熱さはなくても
歌舞伎のくだらなさを劇団らしいアレンジで、鷹揚に楽しむのに主眼をおいていた。
「二蓋笠柳生実記」なんて、音羽屋スレ過去ログで
「劇団全体がピリッとしてたよね。それでいてみんな必死でやりました感ゼロ(w」
と書かれ、その肩の力抜いたところも含めて芝居を楽しんでいたよ。
だから「必死の迫力がないからダメ」と言われても納得できない。
ただ芝居上の不満を覆す何か、が自分には感じられなかったのも確か。
だからせめて熱さが感じられれば、と野田版研辰の話になったのかな?
でも主題のはっきりした研辰と、皮肉のこめられたロマンティックコメディーの十二夜を
比べても、結局好みの問題でしか語れないのでは? 外部演出、以外の共通項がないし。
上でも言われてたが、十二夜を熱くやるのもどうよ?と思うし。
>>272つづき
今回の一番の不満は、沙翁の特徴を活かそうとして、劇団の良さを殺してしまい、
どっちつかずになったこと。
狂言選定&ニーナを招いた時点で予想はつくことだったが、
これに関しては菊五郎は劇団の責任者として批判されても仕方ないと思う。
ヲタとしては辛いけれども。
でもこれがもし「小狐礼三」がかかってたら、どんなにイタいヲタ認定され叩かれても、
必死に反論したよ、きっと。
温度?を指摘してる人たちの、示しているポイントはなにかなと
自分なりに考えたんだが。
やっぱりネックは菊なんじゃないかと思った。
賑やかし連中の役はやりようが違うから別として、
同じ高貴ハンデのあるとっきーなんか
十分に血が通ってた。
菊は兄とふた役でもっといろいろできるはずだった。
次に似た機会があれば
もう少し体温のある芝居をしてくれるといいなと思った。
ちなみに、自分の恋の境遇を妹にたとえて信二郎につたえる場面はよかった。
信二郎も、あそこは大篠の人間的なかわいさがでていてよかった。
>>275 あれでも初日に比べたら、大分血が通うようになってきてるのよ。
妹に例えて恋を語る所は本当に良くなったと思う。
でもやっぱり何か足りないんだよね。
>>272 熱さが評価と直結しないの、すごくよくわかる。
それに、私自身は「十二夜」という芝居に熱さが必要とも思わなかった。
むしろ沙翁古劇の持つ、時代を経た風格や軽妙さを嫌みなく醸し出せてた…という点では、
出来は決して悪いと思ってない。
お腹一杯にして帰ってくださいではない音羽屋路線ともマッチしてた気がする。
でも、いつもの復活みたいにくだらないようで、今一つくだらない訳でもなく、
かといって、すごい名演名舞台生涯忘れられない訳でもなく、おさまりが悪い。
お腹にたまらない佳品喜劇「十二夜」としては満足だけど、一方でどこか権威づけされて
しまったスノッブなノリがあって、劇団の新作として考えると納得できない。
変な言い方になるんだけど、大真面目でなんとなく野暮ったいのが最大の不満点かも。
>>275 菊之助の芝居のことだけど、彼の魅力は血が通っていないようにみえる
両性具有のお人形美にもあるんだよ。
「生」っぽくないのが、かえっていいところもある。
「生」っぽくないのは、梅幸→菊五郎からの流れだと思う。
もちろん、まだ芸が駄目駄目なんで、役者の懐もなにもないから、
舞台で薄っぺらにみえてしまうけど。
ただ、今のサイボーグ状態の「生」っぽくなさ加減だと、下手すると
これから劇団の世話物全滅の可能性があるので、菊之助には何かの
きっかけに確変してほしい。なにしろ、あまりに硬すぎる。
279 :
272:2005/07/22(金) 18:12:28
>>277 >大真面目でなんとなく野暮ったいのが最大の不満点
あーー、分かるなぁ、これ。
私のウダウダ長文より核心ついてて、時々こういうズバリな表現に出会えるから
なんだかんだ言っても2chも捨てたモンじゃないと思う。
そうなんだよね、みんな何だか変な風に静かに大真面目で、
でもそれが今までの「軽く洒脱に粋に」の劇団のノリを損ねてる気がする。
捨助は悪くないけど、いつもはこんなもんじゃないし。
>>278 同意。菊之助は新作よりまず世話物やってほしい。
280 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 19:54:20
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>>268 うそお、今月よその劇場でも「研辰」かかってないの〜?
ここは「今月の歌舞伎」スレであって「今月の歌舞伎座」スレじゃないんだよねえ?
松竹座で研辰かかってるのか?
それはそれで、松竹座の感想としてアップしてほしいぞ。
ただ、お江戸と大阪の新作は、目指したものも内容も役者の資質も
あまりに違いすぎて、あれこれ比べられるかは謎だ。
髪結新三やら四の切やら道成寺なら、まだしも、
研辰と十二夜は、まるっきり別の作品だしなぁ。
>>282 研辰の感想は少数ですがかかれていますし、
松竹座で研辰をやっていることを知らないのは
歌舞伎座でいっぱいいっぱいの音羽屋ヲタさんくらいではないでしょうか?
作品や役者の質で比べられているのではなくて、
あくまでも「外部から演出家を呼んできて、伝統歌舞伎以外の作品を
上演している」という点で比較されているわけでしょう?
だから、作品の質云々ではなくて役者の熱とかいう精神論になってしまうのも
しかたない。
菊之助の踊り長杉。
ま の び〜
>>282は新三や四の切や道成寺と、十二夜をどう比べようというのか?w
>>283 なんか悪いこと言ったか?
すまん、自分にとって中村屋襲名は終わってるもんで。
これでも三ヶ月、何度も通ったんだよ。
それだけに次の期待は納涼なんだ。
気に障ったら勘弁。
>>285 新三も四の切も道成寺も、音羽屋中村屋、
同じ演目でもそれぞれ別の味わいがあるだろ?
演目が重なれば比べようもあるという意味。
たとえば、金閣寺と伊勢音頭、どっちが熱い?
みたいな話してても、自分にはよーわからんのよ。
それだけのことだ。
気に障ったらこれも勘弁。
282は他人の気に障ることを気にする前に、分かりやすい文章を
書くことに留意してほしい。
新三、四の切、道成寺と書いたら、私にだってわかったけど?
十二夜と比較するなんて誰も思わないと思う、普通は。
>>284 だね。食事後で「寝てください」といわんばかりのナイス構成w
291 :
重要無名文化財:2005/07/22(金) 23:14:39
あの踊りはマジイラネ
私は蜷川が、歌舞伎をどう料理するかを期待していた。
立回りや花道、引き抜きなどを、蜷川がどう見せてくれるのか?って。
十二夜というストリー上、立回りは仕方なかったとしても、
花道はほとんど使われないし、回り舞台はただぐるぐる回るだけで
ひねりないし、まるで期待外れだった。
蜷川の演出って、一体、どこ?って感じ。
あの鏡だけなんじゃないの?
菊と時の二人のシーンで、思わず寝ちゃったよ。
台詞がなんだかまどろっこしくてさ。
>獅子丸の踊り
原作ではあの辺りで捨助が歌うんだけどな。
あれはあれで楽しかったけど
安藤のキャラだけかっ飛ばし過ぎに感じた…
筋書に安藤の写真、ほとんどないらしい。。。。かわいそうだ
>>295 麻阿も結構かっとんでた気がするんだけど。
安藤を可愛いと思った私は負け組みだろうか・・・
麻阿だけ「変な名前」って思ったの私だけ?
トッキーが「まあ!まあ!」って言ってるの
すごい違和感があった。
演劇界には小六の写真載るのかね。
写真では残したくないんでは?
私は小六は全然駄目だった。
あの役が、もっとうまい人だったら・・・。
マライア(マリーア)だと お鞠、とかも出来たのかな。
でもこれ難しいよね。
マラ・・・
イヤ〜ン
>>298 初日にオヤジ様が「まぁ〜!まぁ〜!って、
西洋のおかあさんみたいな名前だな」とアドリブ(?)
かましてましたっけ。
304 :
295:2005/07/23(土) 06:52:42
>297
いや安藤可愛くて気に入ったよw
麻阿のかっとび方は原作のマライアの延長に思えたけど、
安藤=アンドルーはこけにされる役回りだけど
見た目まで頭の弱そうな格好で、
捨助よりもよほど道化に見えちゃったんだよね。
>300最後の方で、時の「おや、まぁ」っていう台詞があって、かなり笑って
気に入ったんだが、お鞠にするとそれが出来なかったなぁw
漏れも「道化だな、あれって」と思った。意見の分かれるところかもしれないけど、安藤はヘタのところが良かったような…
たもっちゃんは「破天荒」と表現してるね。でも天然で、八方破れ、破れかぶれというほど力が入ってないように見えるのがいいのかも。
ヘタをウマぶらないというか…?ふだん小六を買ってなかっただけに、意外なめっけものだった。
あれ、小六でもいいけどABがやったらすごくはまったと思うよ。
天然で、上品なおぼっちゃんがやらないと、下品に堕してしまう。
ABヲタもマツタケも許さないだろうけどw
ったくABヲタってヤツらは、ちょっといい役見ると全部ABのものにしたがってイヤだねえ。
>>308のようにすぐ釣られるのっていうのも
なんだかイヤだねぇ。
地震時,歌舞伎座にて鑑賞中のみなさま,ご無事でしたか?
松竹座の研辰、獅童がいないだけでかなり見よいという事が判明。
>>311 それはどうかなあw
シドの役、全体をどうこうするほどの重みもなかったし。
亀鶴も決して口跡が立っていたとは思えない。
シドを貶したいのかもしれないけど、ちょっと無理があると思うよ。
貶めたいっていうより、見ただけでぞわーっとしてた自分に気が付いた。
チラシの裏行きですな、スマソ。
>>311 そりゃ観る側の好みの問題だろうね。
大きな役じゃないが、ポイントになる台詞をいくつももらってるから
注目はしたけど、
漏れは始動も悪くないと思ったし企画はまたそれなりによかったよ。
始動は巧拙はまったく別にして真ん中にたてば求心力があるし
企画は歳にしては落ち着いてた。
まあ、最後の「許してやれよ」に翻るところは
キャラ的には始動のほうがあってる。
わかるんだけど、(指導はともかく)始動とか、企画とか書かれると、
なんか、読みにくいよおw
>>262 亀だが、他バージョンというのをうけて。
一昨年帝劇でミュージカルにしたのをみた(主演:大地真央)が、
それと比べたら今回のは100倍よかった。ちゃんと言葉遊びで笑いをとろうとしてたことろとか。
ミュージカルのは、笑い=オヤジギャグ満載=喜劇と勘違いしたひどい脚本だったし、
双子がそっくりという部分を舞台でやる上の演出的の工夫なんてみじんもなかった。
ただ、表情や動きの問題だと思うが、サー・アンドリューの小物っぷりや、
マルヴォーリオの豹変なんかはミュージカルの方が分かりやすく描かれてて
よかったと思う。歌舞伎の方は、テンポのせいか、いまいちキャラが立ってない、
(物語の中で生きてなくて)もったいなかった。
歌舞伎とても詳しいわけでないので、なんか変だったらスマソ。
シェイクスピア×蜷川×歌舞伎
なんか見る際の力点が多くて結局散漫ってかんじ
ただの歌舞伎の新作って言うならいいけど。長すぎる以外は。
ただのシェイクスピア×歌舞伎か
歌舞伎×蜷川(歌舞伎の演目を蜷川が演出、とか)でよかったよ
蜷川幸雄って作もするんだっけ?あまり詳しくないんだけど
>>303 三日目にもやってましたよ〜ん、おやじさま♪
私も亀ですが、今までミュージカル含めて4パターンの十二夜を見た事ありますが、(蜷川で5パターン目)セバスチャンとヴァイオラを一人の役者が演じるのを見たのは数年前のヅカ版以来です。(大地が二役やった野田版は未見)
日頃から異性を演じる事に慣れているという点が、ヅカと歌舞伎共通の強みなのかも。
ちなみに、オリヴィアを男性が演じたのも、マルボーリオを女性が演じたのも(ヅカにあらず)見ましたが、意外と普通でした。
面白かったのは、子供のためのシェイクスピアカンパニー版とヅカ版。
子供の…は、オーシーノ公をマッチョな体育会系男にして、繊細な文化系オリヴィアに嫌われる設定が納得できたし、ヅカ版は背景を明治時代の女優が居なかった頃の演劇界に翻案したのが、男装の理由付けにもなって興味深かった。蜷川版もこの位大胆に変えて欲しかったですね。
長文ですいません。
初期作品は脚本書いてただろ。
323 :
322:2005/07/24(日) 00:14:33
と思ったけど書いてなかったか?
>>310 丁度、大篠左大臣こと中村信二郎が織笛姫への思いの丈を
語っている最中だったよ。
縦揺れがきて、オヨヨと思ったのも束の間、グラグラときて、天井から
埃は降ってくるわ、オバサマ方がちょっとしたパニックになって
いる中、我関せず朗々と台詞を唱えるのを見て、思わず感心しました。
合唱の子役達も含めて、役者全員が平然としていたのだけど、どんな
状態になるまで演じ続けられるのだろう...
>>316,320
亀でもいいよ。面白かった。どうもありがとう。
>いまいちキャラが立ってない、
>蜷川版もこの位大胆に変えて欲しかったですね。
なんとなく納得。
たぶん、台詞を歌舞伎化するだけで精一杯だったんだろうけど、
あえて蜷川流の翻案を避けたとしたら、避けただけの効果が上がったのか
そのあたりが微妙だよね。
アカデミー系シェークスピアヲタからすると、どう見えたんだろう。
326 :
重要無名文化財:2005/07/24(日) 01:31:49
>>312 俺は二日目に見たが、亀鶴は何言ってるか判らなかった。
327 :
重要無名文化財:2005/07/24(日) 01:39:32
地震の時って、自分が動いている時は案外わからんのよ。
芝居に入り込んでたら、道具が落ちてくるとか、自分が転ぶくらいでないと
後で「え?地震あったの?そういえば・・・」なんて・・・。
>>327 さすがに今日の揺れは外にいてもわかった。
板の上で,演じながら死ぬ。ああ,役者として本望だ。(ウットリ)
ってカンジなのかなぁ?
右近はしばらく素になってたらしいよ。
信二郎の勝ちw
そんなことで勝ってもなあ信ちゃん…w
>303
私が観た日も言ってたけど、
アレで一度徳松が出てきたら面白かったな。
楽屋落ちだけど。
どの劇場も、始まりを遅らせたりしたのに、
歌舞伎座はそのまま劇を進行。
危機管理がなってないっちゅうか、鷹揚というか。
漏れ4列目にいたけど、ほこりを吸わないように
するの、大変だったよ
>>334 ??
始まってたからでしょ?
他のところだって幕が開いちゃってるのは素になっちゃう人が居たけど進めてたよ
ソワレが始まってないところだとそりゃ遅らせたりしたみたいだけど
まあ確かに歌舞伎座じゃ埃はすごそうだw
立て直す前に崩れなくて良かったね
天井からの埃、「アスベストかしら」なんて言ってるおば様方の声が聞こえて笑った。
心配するところはそこかよって。
たしかにえらく揺れてた。
あの古さならアスベスト使ってても不思議はないけど、実際、どうなんだろう?
338 :
重要無名文化財:2005/07/25(月) 09:10:54
地震の時に歌舞伎座観劇してたみなさま、病気にならないでね〜。
国立楽、カテコあったそうですね。
本日、初歌舞伎座でした。
面白かったです。
それと、主役がとっても美しい・・・。
姫様、見た目は気にならなかったけど、
声がババくさくて、なんか年増女が若者をたぶらかしている様にしか見えなかった・・・。
周りの大多数のお年を召した方々とは笑いのツボがずれているのか
1人くすっと笑ったり、周りが爆笑しているのが何でか判らなかったり。
微妙なおっさんの掛け声が気になった。
あと、1階2等席の柱の意味、重々わかりました。
確かに邪魔ですね。最後の方で、1シーン、邪魔でどうしようもない場面がありました。
340
初歌舞伎おめ
あまりにも「初歌舞伎風」なレスで
うさんくささ満載ではあるにしても
343 :
340:2005/07/25(月) 17:29:20
>342
たぶん、それは、このスレとか、その他の姉妹スレをいつもROMっていて、
耳年増なせいだからと思います。
>>343 耳年増かもしれないけど、日本語の読解力はないみたいだね
>>340オリブエ声がババくさい→禿動!!
誰か他に女形いなかったのかよと思ったぞ。
29あたり?
それこそやめてくれと思うが。
こういう客が増えてくると歌舞伎自体も変わっていってしまうんだろうね。
大衆芸能だからしかたないけど
>>345 29じゃつまらん。
大抜擢でしのぶとかどうよ?
劇団の芝居に芝のぶとか29とか出てくる時点でもう_| ̄|○
350 :
343:2005/07/25(月) 20:01:05
すみません。何か荒れる元のような書き込みをしてしまって。
声がババくさかったといっても、
演じていらっしゃる方がきっとベテランの方なんだろうと思ったくらいで、
若けりゃいいってもんじゃないと言うことはわかってます。
本当にすみません。
ただ、今日、楽しめたと言うのは正直な感想ですし、
機会があれば、また観に行きたいと思っています。
ベテランだからいいってもんでもありませんがね。
>>350 時蔵さんはむしろ若手に位置している役者さんです。
ちなみに歌舞伎では40代は完璧に若手ですよ。
若手というのも悪くないか>突起ー
カンザと同い年で今年50になったはずだから、中堅というのが適切な表現かと。
確かに年の割におばあちゃんて感じの声なんだよなあ。
トッキー頭も白頭ワシみたいだし。
好きだけど。
>>352 ようやく花形特集とかに出なくなったくらいだね、とっきー。
>>354 頭が真っ白なのは板の上では関係ないだろうよw
356 :
重要無名文化財:2005/07/25(月) 20:55:13
本日わかったこと
いつもなら新参には「半年ロムれ!」なのに
今月は菊をほめとけば叩かれない。
357 :
重要無名文化財:2005/07/25(月) 20:56:44
>356
けっこう叩かれてるじゃんw
ということは、日ごろ叩きまくってるのは、だあ〜れだ?
伝芸板常駐者。
トッキーが若手だとカンタ・セブン・ラブ・キク・AB・カメ・ショー6・その他は…
奥の手?
361 :
重要無名文化財:2005/07/25(月) 21:08:31
ピヨでつ。
>>356 日ごろ新参者を叩いてるのは音羽屋ヲタでFA?
やたら音羽屋ヲタを叩き屋にしたがってる香具師がいるなあ。
>>364こそあやしいんじゃね?
菊って、叩くほどのインパクトもいまいちないんだよ。
当方音羽屋ヲタでもアンチでもないですが。
どうも菊に対して、褒めたいとも貶したいとも思ったことがないw
364じゃないけど、菊ヲタ婆がよそのスレを荒らし回ってたのは周知の事実だよね。
まあ、あと少しの辛抱。
月があければまたガラッと雰囲気かわるよ。
当然新たな問題ももちあがろうがw
少なくともいまより湿度はさがる。
まあ、あと少しの辛抱。
月があければまたガラッと雰囲気かわるよ。
当然新たな問題ももちあがろうがw
少なくともいまより湿度はさがる。
まあ、あと少しの辛抱。
月があければまたガラッと雰囲気かわるよ。
当然新たな問題ももちあがろうがw
少なくともいまより湿度はさがる。
371 :
重要無名文化財:2005/07/25(月) 21:37:18
本日の新参はどう考えても菊ヲタの自演だろ。
せこいよ。
トッキーの声は聞きやすくて、すっかり馴染んでしまって
いたので、初歌舞伎座の人の感想は新鮮でした。
でもキレイで滑舌よいというだけで、歌舞伎はおんの字で
すよ。お姫さまらしい方がよい、とかは忘れた方がずっと
楽しめますです。という自分も、25年前の玉三郎が声が
よい、と言われながら、自分としてはどうしても女の声に
聞こえなくてイヤだったのを思い出します。玉三郎の声な
んて、今の方がよっぽど良いのです。それを考えると、ト
ッキーは、ずーっとおんなじだ。ある意味、偉い!
トッキーと29の声が
声紋的には酷似している件については、
兄上、いかがいたしましょう!が
トッキーが妙にやつれているよう見えたのはオイラだけでつか
とっきーって若い頃からあの顔だよ。
ほお骨が出てるし、太らないからああいう顔なんだよ。
ぶくぶく太らないからいいよね>トッキ-
>>373 似てるよね。いかんともしがたいが。
左團次は勘三に似てると思った。これはいかがいたしましょう。
亀治郎、今回地声の女形だが どうも苦手な声だ。
父ちゃんの声はえ〜のにな。
おじちゃんとも似とらんし。
女方の声が、女のようである必要は、歌舞伎にはないよ。
みてくれがいかにも女女している必要もない。
>>378 さだんじのほうがちょっとじいさん度高いけど
確かに似ている瞬間があるね。これもいかんともしがたいがw
>>380 そういう常識が通じない観客が増え続けていることも確か。
>380
でも、主役の男のふりをしている女が素の面を出すと言う部分で
いかにも女女した声を出し、女女した振りをしていた。
まぁ、解り易くする為だろうけど。
そう言うシーンでじいちゃんばあちゃんのお客さん、どっと笑っていたよ。
アレは歌舞伎じゃないから。
そうか・・・。
歌舞伎の面子でやってるシェークスピア喜劇だったね。
スマソ。
>>383 前半は十二夜の菊の話だよね?
徐々に声が高くなっていくのが聞いてて面白かったな。
女らしいの話でいうと
今月のがんじろはんに
脛毛をお手入れしてくださるように
たれかおながいしてたも。
別に鷹匠のときとかはいいんだけどさ
藤かついでるときも同じ脛だと思うと
ちょっと萎えるゆえ…
>>380 女らしくないからという意味じゃないんだよ。
女の声の時も立役の時も何かこもったような。
まあ生まれつきの声質だから仕方ないんだろうな。
好みの問題。ただそれだけ。
389 :
重要無名文化財:2005/07/26(火) 20:16:06
来月の1部のチケットとったんですけど、橋弁慶と雨乞狐ってどこが
見所?
>>389 ここ、初心者質問スレじゃないですからーー。
しかも来月だし。
釣りでしょ?
切腹
雁ジロはん...
大阪いかんかったから、知らんかった。
顔はごまかせても、すね○は、なんとかせんと
あかんなあ。今月担当の舞子はんか芸子はんに
誰か、言ってぇな。
3階だから、気が付かなかったw
にながわはんも人が良過ぎるね。
というよりも老化で判断力が鈍ったか?
気が進まないのなら断ることもできたのに
でもそこを引き受けちゃうのがにながわはんの弱いところで
いいところなんですわ。
にながわはんはしっかり自己批判を出来る人だからあとのコメントを
楽しみにしていましょう。
ニューヨークでは気持ちよくカーテンコール受けて来てくださいな。
396 :
重要無名文化財:2005/07/27(水) 09:31:39
十二夜見てきた。
坊太夫を叩きまくるところは、ちょっとひいた。
あそこまでやると笑いきれないみたいな気がしたけど、どうなんでしょう?
もともとマルヴォーリオはあんな感じでぼろくそにやられて
皆で大笑いという感じなので様式美かと。
398 :
重要無名文化財:2005/07/27(水) 13:28:24
だんまり染〇郎◎!
399 :
重要無名文化財:2005/07/27(水) 19:19:13
AB巡業逝って来たお なんだよあれー!実盛はしょってるしチラシに睨みかいてあるくせにやんないし。
>>399 チラシに説明があるのににらみやらないっての、ABスレでもマツーリになってた。
海老の巡業を見てきた。
実盛は、花があって綺麗だけど、
やはり、若すぎる。テンポが悪い。
声が引っ繰り返って気持ち悪い。
子役が一番うけてた。
升寿@女房小よし・右之助@葵御前、泣き過ぎ。
あと、海老蔵は鼻筋を書きすぎる。
じゅうぶん鼻高いのに更に強調。なぜ?
ダンダン、口上で「板橋県民会館の皆様・・・」
板橋って、東京じゃないのかよ。_| ̄|○
>>401 板橋昼だね それ見たお
中央後方で見たけどクロミスの音はやたら聞こえるのに升寿・新蔵?何言ってるかきこえねえよwwwww
またダンダンの伝説がひとつ…w
上のほうに「菊の踊り」って書いてあったから
2幕全部使うのかと思ったら案外短かった。
あれぐらいならないよりあった方が歌舞伎っぽくていい。
>>404 同感。
自分もどのくらい続くんだろうと覚悟してみていたが逆に拍子抜けしてしまったよ。
>>396 原作の十二夜の浮かれた雰囲気が出せていないから
マルの嫌味さが出せていないんだとオモ
あと脚本が中途半端で
華やかな雰囲気の中のバカ騒ぎって感じになっていないような
>華やかな雰囲気の中のバカ騒ぎって感じになっていないような
十二夜で微妙にひっかかってたのはそれか!
バカ騒ぎで片付けないなら、もうちょっとしっとりしてた方がよかったのかもね。
408 :
重要無名文化財:2005/07/27(水) 23:28:14
来月の一部とったけど橋弁慶と雨乞狐に興味がわかない。
>>408は確信犯
中村屋ヲタのみなさん
釣られるのはまだ早いすよ
410 :
重要無名文化財:2005/07/27(水) 23:37:39
見習い小僧の練習みてもしょうがない。金閣寺みてパウパウいって法界坊。
> 金閣寺みてパウパウいって
チョトワロス
>>404-405 別に長すぎるような長さでないのは
おっしゃるとおり。
しかし、禿げしく退屈した、というのも
少数意見ではない。
みためがきれいなだけで満足できる人にはいいだろうが
踊り自体に期待する者にとっては
ありゃなんだかなあだよ。
>>409 ありがたき
しかし慣れておりまするゆえw
松竹座・昼の部
「対面」序幕の花形そろった出し物だから
仕方ないのだろうが、迫力不足。
橋之助の工藤、肚がうすい。声出てない。
五郎・十郎、配役が逆の方が良いとオモた。
「源太」
三津五郎、若々しく色っぽくきっちり踊っていた。
「藤娘」
勘三郎にしては元気なかった。慎重に踊っていた。
「沼津」
風情があって良かった。
勘三郎の平作は初役のとき、うまくて驚いたが、
今回も心打たれた。
仁左衛門とのアンサンブルがたくみだった。
福助は神妙にしていたが、時々表情に品がない。
>「来たお」・>「見たお」
キムチワリイ
>>413 退屈な踊りではあった。
全体的に菊之助ではあんなものかも。
419 :
重要無名文化財:2005/07/28(木) 00:08:36
見ればきっとおもしろいよ。
>>415 藤娘、たしかにカンザにしちゃ抑えぎみにみえたね。
歌舞伎座のあの花子のイメージがいまだに強いから
よけいそう思ったのかも。
しかし、あれほどワロタ花子だったが、
今月のがんじーのと見比べると
やっぱりカンザはリズム感は抜群なんだなとあらためて思う。
がんじー、めくらのじいさんwith犬のところだけはめっぽう巧いが、
娘んとこはほんとうにあれでいいのか…?
「源太」の常磐津、「藤娘」の長唄、
どちらも、大変良かったです。
夜の砥辰に出てる役者はみんな声をやっちゃてるような気がする。
他の芝居の時ツライ。
「だんまり」
豪華で思ったよりおもしろかった。
もう少し長くないと全員見きれない。
>>416 うん。
ずーっとそう思ってた。
やめてほし。
>>415 >福助は神妙にしていたが、時々表情に品がない。
同感。
キムチが悪い?
「来たお」「見たお」 はダメでキムチは有りなのかw
語尾「お」を2chでめくじらたてるなよ、と多少恥ずかしくなるが
伝芸板は基本マジレスだから雰囲気読んでまた書き込みにきてくれよ、な?
キムチーの気持ちは、よくわかるー♪
キムチ、かわいや、かわいやキムチー♪
スレ違いだが、伝芸版は2chの用語や慣習が通じないよな。
知らないんだか、知ってて容認しないんだかわからんが、
未だに「ガイシュツ」「ふいんき(←何故か変換できない)」で釣れまくれそうだ。
雰囲気は「ふんいき」と読みます。
ほら早速...って、さすがにそれはわざとだろ。
たまに、がいしゅつで釣られてる人がいて、かわいいですね。
ガイシュツ。概出
「お」が2ちゃん用語p
松竹座、祝・千穐楽。
>>426さんはどっちにまた来いと言ってるの?
'お ,?
キムチ?
スレチガイ
いいんじゃね?ここ2ちゃんだし。
VIPみたいに ちょwwwwwwおまwwwwwうぇうぇ とかされたらタマランが
自治スレいけば〜
VIPみたいに ちょwwwwwwおまwwwwwうぇうぇ
って何?はやりなの?w
伝芸板は基本はお堅いから、日本語倫理委員会とか、不倫裁判機関とか
必要だおwじゃなくて、だよw
松竹座、千穐楽、何かご馳走はありましたか?
レポきぼん。
亀ちゃんのHPに「まあ」の役作りについてが載っていた。
腰元風の芸者臭だって、ご指摘なさっていた方いらしたわよね。
445 :
重要無名文化財:2005/07/28(木) 21:47:39
歌舞伎座みてきた。2幕目の途中で地震があり、舞台に集中できなかった。しかし舞台上では何事もなかったように物語が進んでた。
全体的にわかりやすく若者の姿も結構いた。3階席だったけど鏡のおかけでいつも見えない花道がよく見えて良かった。
>>445 地震、ちょっと怖かったね。
地下鉄が動かないんじゃないか・・?と不安でした。
ほんと、舞台上の二人が動じないのも驚きだったけどw
いちばん前で見てて地震に動じなかったオイラがきましたよ。
屋体もなく平たいとこでの芝居中だったから特に怖いとも思わなかった。
実際照明とかヤバいのかもしれないけどさ。それは覚悟で芝居してるんだろな、と思った。
2回目の観劇で感じたのは、まあのパワーアップ。客席の反応見て芝居してる感。
余裕あるな亀ちゃん、ってオモタ。
亀おもしろ杉。W
舞台上で基地外連発にわろた
今月、亀がいて非常にテンポが保たれた部分はある
でもなんか違和感を感じるんだよ>亀
面白いんだけど違和感を感じるんだよね。
蜷川に認めてもらって現代劇の仕事がしたいんじゃないかなぁ。
ちょっとはしゃぎ過ぎの感はあるけど、悪くないと思った。
今月の歌舞伎座は「歌舞伎」としてみるか「蜷川芝居」としてみるか
で評価が大きく違ってくるような気がするな。
オレは蜷川のハッタリ芝居が好きだから、かなり楽しめたよ。
歌舞伎じゃない!と思って見るようにしたけど、私には無理でした。
つまらなくはなかったけど、楽しめなかった。
455 :
445:2005/07/29(金) 02:26:56
俺は今回初めての観劇だけど、亀ちゃんの演技は嫌いじゃないです。あのくらいやった方が舞台が面白くなると思う。
菊パパの演技は安心して見れる。3枚目の役でも下品にならないのはさすがだなって思った。
関係ないけど久米宏を生で見れたのは良かったWW
?
457 :
重要無名文化財:2005/07/29(金) 04:00:53
祝!松竹座千秋楽!予想してはいましたが、カーテンコール&オールスタンディングオベーションでちょっと泣きそうになりました。二回目だったのでそんなに興奮しなかったけど始めてだったら絶対ないてました。野田さんも舞台にあがってご挨拶されてました。素晴らしい舞台に乾杯!
458 :
重要無名文化財:2005/07/29(金) 05:05:23
421さんのだんまりの意見同感!
もっちょっとながくしていただきたい。豪華メンバーを一度にみられて興奮したし、一人ずつの細かいよろけなどの演技をみているうちに終わってしまった…。七之助さんの凛とした振る舞いが印象的。あっぱれじゃ!
亀もちょこっとぐらい踊ればよかったのに
460 :
重要無名文化財:2005/07/29(金) 12:56:03
>>458 あのなかでセブンが印象に残ったのか…。
世の中にはいろんな人がいるね。
カーテンコールとスタンディングオベーションに
感激するっていうのもなんだかなぁ。
最近、カテコもスタオベも型みたいだからねえ。
>>455 うん、菊パパ、原作で読んだよりずっと品のいい感じだった。
利口者が阿呆のふりをする、と言う言葉どおりだと思ったよ。
これも既出だけど、小六の方がよほど道化のようだしね。
これでいいのか!?とつっこみつつも
「ぼくは〜、」の愛嬌にしてやられてしまったよ。
>>463 ちなみに原作のフェステもべつに下品なところはありませんが。
フェステってのは職業道化であって、
器用で頭の回転が速く、しかもひきぎわをわきまえた品格がないと
良家のお抱えになれないわけだし。
>>460 自分なんか、ススヌのビシッと決まらない姿が印象に残ってるぞ。
466 :
重要無名文化財:2005/07/29(金) 20:54:50
257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/29(金) 20:24:29 ID:yTiCZFPh
レポがガイシュツでもキシュツでもいいじゃん、べつに。
記憶力のいい人ばかりじゃないでしょが。
漏れはそんな細かいギャグ気付かんかったし
とにかくレポはありがたいんだけど。
芝のぶの開き直ったギター侍も
兄弟の汗水たらしたレギュラーも
セブンにわかヲタには気付かれなかったようですw
>>464 原作が下品とは言ってないんだが・・・
語弊があったようならごめんなさいね
468 :
467:2005/07/29(金) 21:59:11
追加。
安藤のおどけ具合がすごかったので、もっと品がよく見えたのかも。
十二夜原作は脚本を読んだので実際の舞台とは印象が違うでしょうし、
もとの舞台も見られている方には気にかかる文章だったかもしれません。
ご指摘有難う。
安藤、昔のしのらーみたいだった・・・
亀>ちょっとはしゃぎ過ぎの感はある
私もそう思った
でも>あのくらいやった方が舞台が面白くなる
と書いている人もいて・・
やっぱりこのスレはいろんな意見が聞けて楽しいです
>460
セブンヲタだけを責めなくても、あの出し物じゃ、贔屓の役者を見てるだけで
終わっちゃうよ。自分も4回w見て、ようやく全員見られたくらい。一度だけ
だったら一人を目で追ってるうちに終わっちまうよ。
松竹座楽、昼の部、沼津終わりでかなり長い間拍手がやまなかった。
ひょっとして沼津でまでカテコ?と思っていやな感じだったけど、
結局幕は開かなかった。さすがカンザもわきまえているな、と思ったら、
夜の部で謝ってた_| ̄|○
あんまり長い拍手で、一度楽屋に入っちゃったけど戻ってきたらw
間に合わなかったんだと。間に合わなくてよかった・・・
473 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 01:02:33
私も別に今までセブンのことなんとも思わなかったけど、はっとしましたよ。人の好みは色々ですしね。
475 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 01:18:37
無理?しているのはどっちかな?
>>473=
>>475 自分
>>471だけど、セブンヲタじゃなくて、だんまりでセブンに注目
するっていうのはわからないよ。
腰高でうろうろしているだけの姫のどこに注目しろというのだ?
下手糞すぎて注目したわけでもなさそうだし。
ヲタなら分かる。綺麗だわ〜萌え〜〜〜ってことだからさ。
477 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 01:38:26
だから、人の好みはいろいろ。分からないことも沢山ありますよね。気持を落ち着けてくださいね。観劇するがわの価値観、その時の心境でみえかたも変わってくると思います。
もういい加減相手すんなって
ほんとどっちもどっちだしどうでもいい
479 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 02:15:44
そうですね。雰囲気悪くしてごめんなさい。
480 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 03:08:58
蜷川の芝居は20年前の「近松心中物語」以来二十演目くらい見ているが、
歌舞伎座は今回でやっと十数回目くらい−−という者の「十二夜」感想です。
(ちなみに、この板も実は今日初めて見ました)
・「蜷川芝居は斬った張った」というイメージがあったので「十二夜」という題材自体が、まず奇妙に思った。
(大声を張り上げるセリフがないのは浅丘ルリ子主演の「にごりえ」以来では?)
・蜷川芝居は、「行列が崩れる」「ひとかたまりになっていた集団の、その塊が崩れる」こと−−
がドラマの発端になるシチュエイションが多いのだが、
(アングラ時代の「真情あふるる軽薄さ」は戯曲を読んだだけだがもろに行列の物語だったし、
「近松心中物語」は花魁行列が闖入者の登場で乱れるところから始まる。
「タンゴ・冬の終わりに」は映画館の観客たちが騒然となって客席から立ち上がるところから始まる。
「王女メディア」ではコロスたちの輪が崩れてメディアが登場する)
今回は、そういう演出がまったくなく、登場人物がひとかたまりになる場面は一度もない。
蜷川芝居でお馴染みの群集場面も、終幕だけ。
「行列」は、盲目者たちが列になって舞台を横切る二度の場面だけ。
この部分は多分、これまでの芝居との違いを蜷川自身が自覚しているが故の、狙った演出なんだろう。
「その部分において、今回の演出意図をマーキングしておいた」ということではないだろうか?
・台本がとにかくひどい。特に一幕目が冗長。もっと凝縮して場を減らせるはずなのに。
原作自体が人の出入りが少ない芝居なので、
歌舞伎座に合わせて、花道を生かすように大胆に潤色すれば良かったのに。
481 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 03:09:33
・セリフに現代語を平気で折り混ぜていたのには驚いた。
歌舞伎言葉に直せないから安直に所々を現代語のままにしてしまいました、という感じで、
何の法則性もない。
室町時代の物語なんだろうに、「きっと」「やっぱり」などという言葉が出てくるのには、やっぱり違和感がある。
・更に言えば、室町時代の物語なんだろうに、「アメリカ」はないでしょう。
・歌舞伎では色の付いた照明は使えないんですよね?
蜷川はいつも照明に凝る人なんで、今回のハーフミラー仕掛けは苦肉の作なんだろうと思った。
・あのハーフミラー仕掛けは、パルコ劇場で上演された市川崑演出/岸恵子主演の「情婦」のパクリでは?
・しかし、三幕目のミラー前の展開は圧巻。
・二幕目の最初を音楽とダンスの場面にするのは、蜷川がよくやるパターン。
「下谷万年町物語」「タンゴ・冬の終わりに」などもそうだった。
・二幕目中盤、「岩」々の間を右往左往する芝居は、まったくもって蜷川的で、ぜんぜん歌舞伎じゃない。
歌舞伎役者が「蜷川芝居ごっこ」をやっているようで、それはそれで楽しく見られたけど。
・黒子が、いつも見る歌舞伎の黒子の衣裳ではないのは、狙いがあってのこと?
・歌舞伎座の、横長で奥行きのある舞台構造は蜷川に似合わない。
蜷川はやはりアングラ出身だけあって、狭い空間の中の濃密なドラマが似合う。
横に広い舞台だからこそ、これまでの流れとは違う「十二夜」を題材にしたんだろうが、
だからこそ、真剣に歌舞伎に取り組んだというよりも、
蜷川も又、「歌舞伎ごっこ」をやったに過ぎないのでは?という印象が残った。
・台本さえしっかりしていれば、「ごっこ芝居」として成功したのではなかったろうか?
以上、長文ごめんなさい
482 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 04:56:32
代本は確かにまずいっすね
てか、シェークスピアと歌舞伎が、構造的に全然違うんでさぞ困ったであろうよ
あと、さすがに菊五郎相手では、どこまで蜷川が自由に出来たのかも疑問
>>480,481
十二夜を歌舞伎で歌舞伎座でということが決まってから蜷川さんに演出の依頼がいったそうですが・・
それに、さいたまでも、十二夜、既にやってるし。
また、私の印象かもしれませんが、大胆な潤色、場面を削って短くしたりはしないのが、蜷川流だと思ってました。
とはいえ、群集、行列についてのあたりは興味深かったです。
・・・だけしかないというより、むしろ、
”盲目者たちが列になって舞台を横切る二度の場面”が加えられたことに気付かせてくれました。
484 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 05:56:45
>480
マクベス(どっちのバージョンも)、テンペストあたりは群衆シーンもなかったような。
485 :
重要無名文化財:2005/07/30(土) 08:45:31
歌舞伎座、横に長すぎるんで鏡を使ったんじゃ
ないかしら。
群衆を効果的に使うには、稽古時間がなかったんじゃないですかね。
十二夜、舞台美術はよかったが、
4200円の3階席が妥当な値段の芝居。
それ以上出す必要ない。
菊之助は存在感が希薄。従って時間がダラダラ流れてる印象。
この人、スター性に乏しいのかな?
>>480,481
感想、とても面白かったのですが、参照している舞台がかなり古いですね。
最近の蜷川の舞台はあまりご覧になっておられないのかな、と思いました。
かつての蜷川芝居にあった、猥雑さや一発芸みたいなのは、今はあまりないです。
それだけ、彼の演出が洗練され、衰弱したってことだと思います。
ただ、蜷川も歌舞伎ごっこ、役者も蜷川ごっこというのは、
とてもよくわかる感想です。
それでも、蜷川シェークスピアとしては、もしかしたら蜷川の個性が一番
押さえられた、古典に忠実なスタンダードな舞台だったかも、とは思います。
今の蜷川の志向が、ベーシックスタンダードになっていっているのは、
最近の舞台をみても感じることですが、キャスティングで受けをとることから
始まる彼の舞台づくりからすると、テレビ的にそうおいしくない歌舞伎役者を
使う段階で、彼のマジック効果はほぼゼロ。そのために、とても地味だけど、
それだけに大変確固としたシェークスピア古典劇をはじめてつくったのね、
という印象を持ちました。
あと、歌舞伎ではないです、今月のあれは。
ニーナの演出も限界かなと。
なんか、花とか群衆とかお月さんとか、、、ワンパターン
だから4200円が・・
2520円じゃないか?損益分岐点
でもカンザ襲名ほど損したとは思わなかった。
>>494 はい、合言葉「ひとそれぞれですね」
でもあなたはちょっと紋切杉かもよw
一瞬どんな杉かしばし考えたじゃまいか(笑)
>>481 「岩」じゃなくて向月台じゃないかな、アレ。
丸棒太夫を罠にかけるところだよね?
細かいところスマソ
>>481 台詞に「アメリカ」はないだろうとのことですが、
「助六」等もご覧になったことない?
ああいう遊びの台詞の場合は、英語だろーが流行語だろーが、
「なんでもあり」
あと、この「十二夜」の世界って天正とか慶長年間かと思ってたのは私だけ?
序幕の少年たちの衣装と聖歌で、そう思ってしまった。
グダグダ、うっせーなぁぁぁ。
ばか丸出し
ああ、夏休みorz
企画〜ニーナ依頼〜企画計画期間〜本番
時間なさ杉歌舞伎しらなさ杉
ニーナの有料勉強会ってことで…(ニーナが金出すんじゃなくてーー;
やっと見に行きました「十二夜」
期待してなかったせいか、なかなか面白かった。
ニナガワらしくない装置という話もありましたが、
ニナガワ演劇見たことないので、歌舞伎らしさを失わずキレイな舞台だなあと思ったし。
串田 桜姫の装置よりも、こちらの方がずっと好きです。
菊之助の初々しさ(この清潔感が好きなので)と、おやぢさまのはじけぶりが
楽しめました。亀三郎もがんばってたし。松緑は・・・ちょっとどうかなというところですが。
もう一回見たいか、といわれると微妙ですけどね。
505 :
480:2005/07/31(日) 00:03:26
お返事たくさん、有り難うございました。みなさんの意見、たいへん勉強になりました。
>>490さん、最近の蜷川作品をあまり見てないというのは正解です。
>>498 室町から安土桃山にかけての間でしょう。
お遊びでもいいんだけど、その当時まだ建国されてなかったアメリカの名前が出てくるのは
さすがに変だと思ったということで。
あの作品の観劇料に大枚を叩くことはない、三階席で見るのが妥当、という意見が多いようですが、
あのハーフミラー仕掛けは前列で見るのと三階席で見るのとでは印象がまったく違ってしまうのでは?
あれは最前列で見るべき芝居だと思いました。
>>501 チューブですよ。
506 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 00:40:17
>>504 まともにみえて
ところどころムカっとくる感想ですね
また今月の歌舞伎スレのレスの感想を述べるスレになりまいた…。
508 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 01:35:46
♪どぉでもいいですよ♪
明日、観に行こうか迷っているんですけど、ここを読んだら益々迷ってきた。
510 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 01:53:14
とりあえず観た方がよいっすよ
正六さんがぶっとび〜(宮沢りえ)ですから。
>>509 観ないで後悔するよりも、観て後悔するほうがいいと思わないかい?
それに、もしかしたら気に入るかもしれないし。
明日夜の部は、きっと劇団恒例の楽のお遊びがあるだろうから
都合つくなら、観てみた方がいいかも。
菊の助の存在感が稀薄・・・と、感じましたが
よくよく噛み砕いてみると、彼の「存在感」は、そこなのかな。と。
玉さんのような存在感大の美は、ある意味「妖怪的な美」
でも、菊の助の透明で正統派の美は、「幽霊的な美」
幽霊って、半分透けて見えるイメージじゃない?
彼の存在感って、そういう、つかみ所のないところが魅力なのかな?と、感じました。
微妙に荒れ気味なので、普段の感じに戻すぞ。
2日目に見に行って、3回行くはずだったが、先週は風邪ひいたので
パスして、今日2回目を見に行った者だ。
単純に2日目との比較で、かつ2、3幕目だけの感想だが(何故か1
幕目は、いつも間に合わん)、全然ましになっていて、その功績は、
なんと菊之助だ。不満な椰子が多いようだが、あれでも非常に工夫し
て良くなっているのだ。
具体的には、女が男のフリをしている複雑なニュアンスの出し方。蜷
川が情熱大陸で、信二郎の前で踊るところで「えぇ?!」を女声でやっ
てよ、位しか言わなかったのに、女の地がつい出てしまうような場面
をもう少し増やし、かつその時は声だけでなく仕草も変える、として
いた。責任感じて工夫に工夫を重ねたとみたぞ。融通きかないお行儀
よさだけが取り柄の坊やにしては、よくやった。と誉めておきたいと
思う。
あとは、ぼうだゆうの「鏡に映ってるもんね」のアドリブっぽいセリ
フが増えたのに気が付いた。以前、松緑の靴が壊れたらしいが、今の
靴だとコツコツ音がしない。いいのか悪いのか。
2日目が40点だったら、今日は(1,2幕目だけだが)65点は、
上げたいと思う。
あ、そうそう。仮面はしょうがないが、やっぱ、仮面がしゃべるから、
客が笑うんだな。黙ってりゃ笑わんと思う。
あ、そうそうそう。初めて歌舞伎見たお嬢ちゃんが、松緑のことを
「あの人、きっと芸達者なんだと思う」と言っていた。歌舞伎に染ま
りきったワレのような見方と、全然違うが、お嬢ちゃんの方がやはり
純粋なのだろうか。と反省してみたりする。亀はやはり客に好感をも
たれていた。今後、他の舞台のオファーも増えるだろうなあ、と思った。
よし、今日当日に並んでみっか。
蛙かなあ〜???
>>513 ものは言いよう。
どの役者もこういう言い方なら褒められるな。
>>516 美しさと希薄は決してイコールではないけどね…
儚なげな役をやるにしたって
それを役者として舞台のうえで表現するなら
存在感はなくちゃだめなわけで。
存在感なし→幽玄。
芸なし→大物感。
声が悪い→セクシー。
顔が悪い→渋い。
顔がでかい→舞台栄え。
顔が小さい→スタイル良し。
義太夫できてない→現代的な解釈。
なーるほどw
>>516
>>514 仮面がしゃべって笑うところは
あれは笑っていいところだと思うが。
>>518 実生活でも使えそうだw
参考にさせていただきまする。
ここの常駐は性格悪いね。
こういう奴らと親類じゃなくて良かったw
菊を褒めてる評のほとんどが
「あれでもよくなった」「あの雰囲気こそが魅力」
なんだよね。ふと、役者とヲタの関係が
ス ス ヌ と 似 て る ん で は
と思ったりする。
>>521 いちいちこういうレスする奴のほうが気がしれない件について
>521
なんで?今月だって音羽屋マンセーばかりじゃない、というだけだけど。
クマー!!!!11!!!
ヌヌヌヲタはそんなことでは釣られんぞお!
12夜おもしろかったお 漫画みたいだった
お面がギガキモスwwwwww
あとヘンな人の舞台写真がないのが悔やまれたお
菊之助の一人二役に拘るあまり、
セバスチャン=主膳之助の描かれ方が足りないように思った。
ガイシュツだったらすまん。
お面の人って誰なん?
音一郎
>528 男(菊)が女を演じ、その女がまた男を演じる
ってほうが興味深いし魅力的だからね。
原作の方は、もっと掘り下げて描かれているのだろうか?
菊之助は今回のように変化技を使って、チョロチョロしなくちゃ、
どこにいるかわからないような役者だね。
音羽屋の御曹司だから、持ち上げてもらって何とかなってる感じ。
出てきただけで客席を惹きつけるようなスター性は乏しいね。
将来、菊五郎劇団を率いていけるんだろうか。
夜の部ニーナ来てる
NYじゃなかったんだ
夜の部ニーナ来てる
NYじゃなかったんだ
菊ちゃんはお兄さんの時と獅子丸(男装)の時の、同じ男に
見せるのにも「本当の男」と「男装状態」という差が
微妙な差なのにちゃんと出ていて良かったです。
歌舞伎に限らず宝塚などでもまったく同じに演じてしまう人は
多いのにエライね。
亀を見て今回初めてブサイクだと感じませんでした。
あ〜いるいるこういう女優さん!ってくらい自然だったし
何よりも一番客席を盛り上げていた。やっぱ芝居上手いと違うね。
今月は亀に金メダル。
いつもはブサイクなのにキレイどころを無理ヤリやってるから
「芝居はいいのに…」という感想しかなかったんだけど。
芝居全体はセットは美しいけど、場面転換が無さ過ぎて退屈だった。
もったいない。十二夜はドタバタ喜劇だからもっとスピード感が
欲しい気がしました。同じように場面転換がなくセリフだけの
蜷川演劇は退屈ではないので、これはヘンに歌舞伎色や形式を
取り入れようとしすぎたのかも…という印象でした。
キレイなだけに混ざり具合が半端でもったいない気がすごくした。
539 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 20:29:41
>>538 >菊ちゃんは(中略)
>歌舞伎に限らず宝塚などでもまったく同じに演じてしまう人は
>多いのにエライね。
>亀を見て今回初めてブサイクだと感じませんでした(中略)
>いつもはブサイクなのに(後略)
どうだよこれ。
とりあえず今月のこのスレで
菊ヲタがどういう人種なのかっていうことは
よくわかった。
これからのつきあいには気を配るようにするよ。
>>534 才能はおねえちゃんにいっちゃったからね、しかたないよ。
菊本人もそれがわかってるから弾けたり思いきったりできなくて
いつももにょった完成度までしかいかない。
>>542 父のルックス+芸風→姉
母のルックス+芸風→弟
生まれる性別まちがっちゃったんだよな。
その後の育て方も仇となった。
姉はグレて、弟は才能的発育不全。
まだ間に合わんでもないからどうにかすべきだと思うが、
どうもあの家は危なっかしいところがある。
私は姉だって、言うほど芝居が上手いとは思わない。スレチガイすんません。
スタオペ発動!!
今月初めて行ったから他の日と比べられないけど、
すごくよかった!
まわりのオバちゃん達、若い子達も口々によかったって言ってた。
ただ、1階1列花道横からのオバちゃんの大向こうに
うんざりした。しかもオモダカ限定。
昼の部の幕間に勘三郎を発見!
カテコ2回あった
ニーナも出てきた
音羽屋ではやってほしくなかった
549 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 21:22:23
みんなタモっちゃんの劇評、読んだ?
自分の印象をなかなか言語化できなかったオレは、プロはこういう風に
伝えるんだ、って改めて感動したんだけど。 オレの感じた印象にかなり近いし。
> 亀を見て今回初めてブサイクだと感じませんでした。
わろす。役柄がぶさいくだからかなw
楽終わりました。ぼーだゆーが歌舞伎座舞台鰍フウコン色ヘルメットかぶって登場。
菊は笑っちゃって、トッキーはおやじさんに近かったけどこらえてました。
カテコでニーナが手を引かれて登場。拍手止まず幕が上がりカテコ2回目。でおしまい。
小六がカテコでも安藤仕様をくずさず、口開いたままだったのがツボでした。
552 :
重要無名文化財:2005/07/31(日) 21:58:51
しのぶは女菊五郎なのになぁ…菊ぼんがんがれ
あらてのオペラか何かかと思った(笑)
>>532 原作もほぼあんな感じ。あんまり出番なし。
つーかABとかシドとかキモイ
この流れでいきなりどうした?
カテコもスタオベもあるくらい盛り上がってたの?
>>556 そうだそうだ。誤爆か?
ところで、楽の一階二等の後方に松緑の奥さん
いた?いつも、楽にはひっそり観ているのだが、
今回の役は、観るのも辛いかと思ったりしたので。
カテコは当初蜷川を出す一回きりの予定だったみたい。
緞帳が降りて追い出しの太鼓が始まったけど
拍手が鳴り止まず、客席もはけなかったのでもう一度あけたようだ。
個人的には追い出しの太鼓ではけてほしかったけどね。
漏れは列あたりのセンターの席だったので出られなかったw
結局音羽屋さんも、中村屋さんがうらやましかったんだな、と思わされてしまった
カテコのうれしそうな笑顔でした_| ̄|○
歌舞伎役者いっぱい発見@ロビーとか歌舞伎座周り。
孝太郎・扇雀・4℃・カンタなどなど・・・
あと大竹しのぶも。歌舞伎役者じゃないけどw
>>558 盛り上がっていたかどうかは微妙。
スタオベは、仕方なく、って感じの人が多かった。
前(音羽屋ヲタ?)が立つと見えないんだもん。
そういう漏れも仕方なしスタオベ組ですた。
みっともない話しだね
まったくだね。中村屋の悪害。
>>558 芝居自体は他の日より良かった。客席も湧いてたし。
でも別にスタオベまでやらんでも・・・と感じた自分はこれでもおやぢヲタ。
ニーナは花道からおやぢさんに手を引かれて出てきたから
カテコは折込済みなんだろうな、と思ったよ。
2階で見てたんでニーナも鳥屋から出てきたかどうか分からないけどね。
立つつもりはなかったけど、5月同様、前の人に立たれてしまったので
おやぢさん見たさに立ちますた。5月は玉さん見たさに立ったさ。
これで菊五郎が挨拶でも始めたら、おやぢヲタやめようかと本気で思ったが、
皆で客席に手を振ってお辞儀しただけだったので、一安心ですた。
>>566 どうしてもそこにもって行きたがる奴っているんだな
>>567 漏れも禿同。
前のやつが立つと見えねえんだよ。
スタオベってそういう理由で総立ちになるのかも…。
>>567 挨拶始めたくらいでヲタやめるなんて、本物のヲタじゃない!!!w
あたしは楽しかったから蜷川氏の顔見たら自然に立っちゃった。
周りも「おーっ」て感じで盛り上がってたし。
前が見えなくなってつられて立ったおばあちゃんたちも
どさくさに紛れて役者の名前呼んだりして「あはははは」と喜んでた。
最初のカテコは本当にあっという間だったね。
織り込み済みミエミエ。
単純に面白かったよ、千穐楽。
毎回やられたらヲイヲイと思うが今日だけだったから
カテコそんなに嫌な感じはしなかった。
ニーナを舞台に上げるためのカテコだと自分も思った。
スタオベで自分が立った理由は
>>567>>569と一緒w
中村屋を執拗に叩いていた連中の素性が透けて見える・・・
>>561 自分もそれ、思った。
本気でうれしそうだったもんね、スタオベ見て・・・
おやじのオヤジギャグ寒すぎて凍ったんですけど。
>>565 扇雀さんは2階席でみてたらしい。
同じ階だったのにまったく気付かなかったよ自分orz
>>551 トッキーの「仕置きをしいや」に、敬礼付きの「ハイッ!!」がむっちゃカワイ杉>坊太夫
その後にトッキーがいつもの「笑ってすましゃ」ではなく、
「○○の整理でもしてなさい」みたいなことを言ったけど聞き取れなかった。
何て言ってたんだろう。
>>576 いただきマンモス、とか?確かにねw
でもあれは脚本じゃないかな。毎回言ってたし。
楽のお遊びはヘルメットと敬礼くらいかな。
ニーナ来てたんで、ひょっとしたらやらないかと思ってたけど。
牛車。
ニーナ来てたけど楽のお遊びをやめなかったおやぢに萠w
毎回毎回、楽のお遊びを期待してる音羽屋ヲタって ry
582 :
重要無名文化財:2005/08/01(月) 00:01:31
>568
中村屋も劇団も特に執着なくみてるけど、スタオベが中村屋のもたらした
害なのは間違いないよ。あんなもんいらねぇ。手拍子はうるさいし
前の奴に立たれると立たざるを得ないし、かといって位置が位置だと脱出もできない。
結局伝芸だなんだって気取って見せても
みんなミーハーだってことだよ。
肩の荷降ろして軽くいこうぜ!
ミーハーだとスタオベするってかw
ってか田舎者のミーハーが増えちゃったんだよ。
歌舞伎は終わったらさっさと席を立って帰るのが
粋ってものさね。
ミーハーなヲタだけど、スタオベはしない。
>>585 十二夜は断じて歌舞伎じゃないから、カテコもスタオベもありでよし。
蜷川さん、いつまでも松竹社員に囲まれて歌舞伎座前にいらっしゃいましたよ。
満足だったんでしょうかね?
私は
>>581 ry にしなくても別にいいよw
お遊びは1回見ると癖になるんだよ。悪かったねイタくてさw
ヲタだが芝居への不満は、楽の今日になってもあるよ。
その不満が楽のお遊びやカテコで帳消しになる事もない。
ただ皆一月勤め上げてお疲れさま、ってことで。
>>589 私は、の後が気になる。
漏れはお遊びをされるのも、それを楽しみにしてる客もやだから楽日は避けてるさ。
>>594 それでいいんじゃない?毎日やるわけじゃないからさ。
>>594 しかし、通ってる客ばかりじゃない
と言う気持ちでやってほしいね。
>>594 >>596 そういう意見もあって当然だと思うよ。
今日のは通ってない人にも受けてたし、通ってる人には更に受けてた。
自分は芝居を壊さない範囲ならいいと思うのと
役者が楽しそうにしてるのを見るのが好きなので、楽に行くことが多いけど。
劇団もああ見えて、ちゃんと遊んでいい出し物といけない出し物は分かってるし。
>>598 あなたが受けていただけで、全体を判断しないで。
自分はまったく受けてなかったので。自分の友達(三人)も、
なんだかな・・ってしらけてたよ。
4人が受けてなかっただけで全体を判断するのも頭悪ぃな。
597って何様?これが有名な婆ぁ?
本気で観客全員総立ちだったら何だか恐いし、
カテコ、スタオベあったけどいろんな人がいたってことだね。
まあ音羽屋も中村屋もそのヲタたちも同じ穴のムジナってことで。
>>599 そうか、ごめんね。
自分の連れは初見でも受けてたんだよ(´・ω・`)
周りも受けてたんでそう判断してしまいました。
2人とか4人とか…もう…。
楽しかったのはいいと思う。
だが、今日のスタオベや遊びで楽しんだ音羽屋ヲタは
今後いっさいその点で中村屋を叩かないように。
よそがやると見下して、自分とこがやるとしらをきって盛り上がる
いけすかない高慢な態度は見苦しいからやめてね。
毎日のべつまくなしにやるのとは違うと思うけどね。
なんて事書いてると音羽屋ヲタとして認定されちまうんだろうがw
劇団ヲタの選民意識は激しいからねえ。
でも今月のこのスレで特質がよりわかっておもしろかった。
イタくないヲタっているの?
そんな内輪うけな千秋楽なら
劇団ヲタ特別招待日みたいにしてやってほしい。
>>609 今まで分からなかったの?他スレ嵐も激しいよ。
あ〜あ、また嵐の群れかい…
ヲタ論議はヨソ逝ってやってください。
>>607 どうしてそういう話になるんだろう?
自分音羽屋ヲタだが、楽のお遊び報告は毎回してるよ。
中村屋は楽に見たのは5月が初めてだけど、
中村屋に楽のお遊びあったら、「得したな」と思うよ。
スタオベについては、
>>567に書いたとおりで、
音羽屋だろうと中村屋だろうと、あまり好きじゃないだけ。
でもついガンバっちゃうヲタさん達は、ヤパリ自分がマイナーだと分かってるワケよね。
金持ちケンカせずじゃないけどさ、自信(?)がありゃヘーキなワケよ。 面白いね。
お遊びという点では劇団には「そそり」ってもんもあったしね。
今月のヲタ orz
>>617 音羽屋の集客力が上がれば、この板ももう少し平和になるというわけですな。
>617
もうちょっと判り易い日本語で書いてくださいです。。。
>>620 集客力のある中村屋や成田屋がメインの月は
ちっとも平和ではありませんが?
>>622 その人気に嫉妬してるどこかのヲタさんたちが荒らしまくるから。
そのどこかのヲタさんたちの信奉する役者さんの集客力上がれば
嫉妬の嵐も収まるということでしょ。
よく「荒らしてるのは●●ヲタ」と言う人が居るけれど、
●●ヲタとなぜ分かるんだろうか、といつも不思議に思う。
>>624 自家撞着に陥って、うっかり自分で身元をばらしてしまうから。
>>623 面白い考え方だね。
自分がそうだからって、他人もそうだと思うのは間違ってるよ。
>>623 ABヲタ?
いやなんとなくそう思っただけ。
ともあれ今月は客が入ってよかったっす。
>624
●●の印象を悪くしようとする荒らし。
対象はその時々によって変わる。
ともかく一部の音羽屋ヲタの、
自分たちこそ正統、上品と思って高く構えているわりに
ちょっとでも叩かれると大慌てで湿ったへりくつをいう気質が
本当に嫌でした。7月終わってよかった。
十二夜じたいはそれほど悪かったとは思ってないけど。
普通の感想書いてもいいかな?
>>577>>579 漏れもトッキー何て言ったのかわからなかったけど
牛車だったのか。ありがとう。トッキーにっこりしててかわいかった。
漏れ今日3回目で3階で見てたけど、周囲のお客さんは
今日初めて見るらしき人ももちろんたくさんいて、皆さんとても
楽しんでた様子。たまたまだろうが
3回みた中では一番お客さんが楽しんでいたように感じた。
漏れ個人的にも今日が一番楽しめた出来だった。
あと、大向こうがものすごく張り切っててすごかったねw
まあとにかく終わってお疲れさまってことで。
634 :
重要無名文化財:2005/08/01(月) 02:19:24
>633
牛車の整備、じゃなかった?
>>634 そうか! 舞台さんのヘルメットだったんだから、
整理というより整備で納得。ありがと@633
>>636 そういうスレをわざわざ案内できるっていうのもなんだかなあ…
>>636 スレ違いでもないっしょ。
今月の話だよ。
荒れてもいいからもう
早く納涼の話にきりかわってほしいw
>>624 その「●●屋」をファンごと貶めたいだけだっていうのは明白なんだけど
なんでそんな分かりやすい書き込みするんだろね?
642 :
636:2005/08/01(月) 03:01:30
>>637-639 いきなり続けてレスついててビックリしたw
ヲタ話はもうお腹イパーイだから誘導しただけだが
今月の話でもヲタがどうのこうのはスレ違いだろうに
なんでそう反応してくるのw
643 :
636:2005/08/01(月) 03:04:49
…と言うのも充分スレ違いだという罠
という訳で
>>640に同意しつつ消えるよ
スレ汚し悪かった
納涼ねえ…何部の話を出しても荒れそうなw
>>644 もうそれでもいい気がしてきたw
思う存分荒れつつ楽しみましょう、夏だし。
でも、役者はうれしそうだったよ。
受けるかどうかもわかんない新作だから、成功してよかったね。
私はあの子供の歌と桜でおなかいっぱいだったけど。
千秋楽、補助席がかなり出てたね。
筋書もすべて(写真入りもそうじゃないのも)完売していた。
菊五郎劇団の公演はいつもリピーターだらけだけど、今回は新規の客が
それ以上にたくさん来たということだろう。興行としては十分成功といえる。
昨日は桟敷席にもスタオベしてる人がいたり、
人が立とうが蜷川氏が出ようが
かまわずサッサか帰るお年寄りもいて面白かった。
>647
筋書って2種類あるんですか?
>>647 大体,毎月19日頃(月によって若干異なる)から,当月の部隊写真が入る。
違いはそれだけ。
651 :
647:2005/08/01(月) 09:39:33
毎月残り一週間くらいになってから、その月の舞台写真が入ったのが出る。
ふだんは写真入りが出たら、それ以前のは売らないみたいだけど、
写真入りのが売り切れたので、それ以前のを売り、それすら売り切れた。
写真が入る前のは稽古風景の詳細をモノクロ写真で載せてなかったっけ?
舞台写真入り版は、稽古レポが短くなってたよ(写真抜いただけかも)。
襲名のときとかはいつもそうだよね。>筋書き売り切れ
途中で売り切れて増刷したこともあった。
>>648 さっさと帰るお年寄り、かっこよかったなあ。
苦虫噛み潰したような顔してる人とか、
我関せずみたいな顔してる人とか・・・
おまけくれくれ状態の人たち(自分も)がかっこ悪く見えたよ。
>653
誉めてくれてありがとう。
年寄りはよけいだけどね。
カテコの途中まで、仮面の男(主膳)が菊だと思ってかっこいかっこいい騒いでいた
隣の若い女二人連れ。
こういうのが増えてくるんだろうな、これからどんどん・・・
イタイ客スレのほうがふさわしかったかな?
○○ヲタってレッテル貼りされるのはかなわんけど、音羽屋好きに違いない自分。
楽の昼の部をみてきた。楽のお遊びもなかったし夜のような盛り上がりは皆無だ。
別にそれで構わないと淡々と帰宅したが、「十二夜」は色んな意味で面白い舞台だった。
今回、シェークスピアを原作に忠実にやって、最初すごく違和感があったのに、
昨日はすでに舞台が独特のぬるさでまとまっていて、これはこれでいいな、と感じた。
さすがに一ヶ月近く続くと、なんとなくいい感じになるもんなんだね。
ただ、亀治郎だけは最初から最後まで、自分にとってはピンと来なかった。
すごく巧いし、いい芝居をしてることはわかるし、亀治郎は好きな役者でもあるのだが、
どこかが何かが、決定的に合わない。
当初、これまた劇団からはやや浮き気味の松緑とのコンビが面白いと思ったが、
松緑が、前半後半と芝居にかなりメリハリをつけるようになったため、
亀治郎の役者魂みたいなものが舞台で突出してしまう。
自分の脳内で麻阿役を演じることじたいで遊び楽しみ興奮してることは伝わるけど、
共演している感覚がどんどん希薄になって、独り芝居に近くなる。
もしかすると、一番演出家に忠実な演技をしおおせたのは亀治郎だけかも知れないが、
沙翁劇として完璧に演技しているような気はするのだが、彼ががんばって実力を発揮すると
舞台に不協和音が響く。
亀が駄目と思ったのではない。ただ、沙翁劇と歌舞伎とはやっぱりまるで違うものなんだ、
とあらためて感じた、そんな楽観劇だった。
657 :
656:2005/08/01(月) 11:34:37
追加。
「十二夜」を歌舞伎でやる場合、一番難しい役は、麻阿だろう。
道化役は安藤と捨助二人いて、「道化」というのも難しいんじゃないか?
と予想していたが、安藤は女暫に出てくる公家阿呆、捨助は菊五郎のいなし芸、
わかっちゃいるけど阿呆ぶりの太鼓持ち感覚で、そんなに無理がなかった。
でも、麻阿の役は本当に難しい。
亀治郎よりもうまくやれそうな役者がいるとも、今は思えない。
みてる自分も混乱するくらいなんだから、亀も大変だったろうな。
納涼の話って荒れるの?
元勘九をけなすと逆に叩かれてた時代からすると
良い時代になったものだ。目出度い。
法界坊がどうなるのか?にはとても興味があるけど、書き込まないかも。
それにしても、五月、七月、八月と、鳴物入り演目が続くね。
ぐっと地味になる吉右衛門劇団の九月をみると、ホッとするような気が。。。
毎日暑いし、疲れた。
亀のライブ感と音羽屋のローテンポは絶対相容れない。
だから浮いてみえたんだと思う。
ただ、亀がいなければあの芝居5時間にも6時間にも感じただろうし、
今回麻阿をつとめられるのは亀以外にいなかったと思うよ。
>>656 劇団の雰囲気に慣れてる人には、亀の「役者魂」がきつかったんじゃないの?
逆に亀の「役者魂」ひ惹かれる人には周囲がまどろっこしかったんでは。
中村座あたりで見てみたいね、亀。
相乗効果でますます暑苦しく感じるだろうけどw
亀とカンザは相容れない考え方の持ち主だと思う。
劇団との相性というより、シェークスピアと歌舞伎との相性じゃないかな。
一見似てても本質的に違うんだなというのは、私も感じた。
ここでも、水と油みたいな印象とか、融合してないといった感想があったけど、実際そうなんだよ。
当初のもくろみ通り、南北朝と十二夜とをないまぜにしたら、いかにも歌舞伎になっただろうけど、
それをするとシェークスピアじゃなくなる。
今回はシェークスピアをとったんだから、もしも次回があるなら歌舞伎をとってほしい。
それもできれば似た配役で。両方の舞台を較べると、違いがよけいにきわだつと思う。
いちパターンやったくらいで
歌舞伎とシェイクスピアはと総括するのは早急。
ほかの色合いの役者たちでまた
シェイクスピアに挑戦してみる価値はあると思う。
歌舞伎におさまるような構成の話はそうたくさんないけど。
>>665 早急かもしれないけど、異質な感じを私は否めなかった。
だから悪いという話ではない。違いがあるな…と感じただけで。
むしろ、今回の舞台でそう感じただけで私にとっては発見があったと思った。
>>666 どこが?
>659
わかるよ。
私もなんか疲れた。
早く9月になってほしい。
『十二夜』は単純叩きじゃない色んな意見が読めて楽しかった。
書いてくれた人、みんなありがとうって感じ。
まー、毎月これだとたしかに疲れそうだけどさ。
今日からいよいよ八月だね。
引き続きいい感じに盛り上がると嬉しいけど、
ふたをあけてみないとわかんないか。
とりあえずの目当ては勘三×三津の『伊勢音頭』だったりする。
でも、2部は前売りで一番人気ない。 かなすぃカモ
あー、自分も『伊勢音頭』楽しみにしてた。いちばん人気ないの?
前売りの売れ方は、一部>三部>二部だった
勘三郎と三津五郎、納涼ならではの真剣勝負なんだけどね〜
勘三郎が襲名中にもかかわらず、納涼に出るのも嬉しいこと
そんな私も「伊勢音頭」が楽しみ
気にするな>669
漏れは金閣寺めあて、かな。
みなさま、おてやわらかに(w
>>528 遅レスだが。
主膳之助=セバスティアンは原作でも、ほぼあのとおりの出方。
ちなみに船上での嵐遭遇場面は、NINAGAWA版のオリジナル。
○も○かヲタのブログで劇団と蜷川のぬるさに喝!
ヘタな評論家の劇評より鋭い。
共感するかどうかは別だが。
漏れもあれ、共感した。結局散々猿軍団でやり古された手法を
ニーナ&劇団というブランドで上塗りしただけって感じだった。
いっとくけどお○だ○ヲタじゃないよ。
どこ?
舞台装置はスーパーも手がけている人だから○も○かの
二番煎じのように感じるんじゃないのかな。
捨助の宙乗りがあれば完璧だったw
亀んちの掲示板
なるほど、だからマネが手前味噌的なこと公式に書くんだなw
681 :
重要無名文化財:2005/08/02(火) 00:12:50
小六の漢字を間違えているところがカワユイな。
ガイシュツかもしれないけど、
亀治郎さんの亀たよりをよめば麻阿がああなった理由がよくわかると思う。
麻阿の演技、私は好きだな。
松緑好きなんだけど…好きだから?あの英竹にはなじめなかった…。
>>673 船上での嵐遭遇場面、2003年帝劇での大地真央の「十二夜」にもあった筈。
もちろん見せ方・演出は全然違うけど、アイデアとしては既出。
シザーリオが、公爵を想って踊る場面もあった。
スーパーそっくりの舞台装置といい、もう少し判らない所からネタ持ってくれば良いのに。
685 :
重要無名文化財:2005/08/03(水) 03:16:26
比叡山歌舞伎。今日いきなり夕立ちで時間遅れたよン。南座にならなくてよかった〜。オープンでないと意味ないですからね。お笛がよかったでつ。
今月じゃないけど宮島歌舞伎大丈夫かな?
よりによって9月に台風直撃されやすい場所でやらなくても。
切符代、交通費、宿泊代…ためらうよ。
再演時は小六の宙乗りきぼんう
>>684 ああ、書き方が悪かった。
「船上の場面は原作にはないよ、芝居化するにあたって新たに」
という意味。
比叡山で本物の千影を見ました。
コクーンでも見たよ。ほんもののガン白と一緒だったw
チカゲ、襲名のときはロビーに立つのかな?
スレ違いすまん。
ガン白ワロス
比叡山のレポ、もうちっとおねがい!
694 :
重要無名文化財:2005/08/04(木) 01:52:26
比叡山歌舞伎。個人的に亀鶴ががんばっていたとおもふ。一皮むけた?彼。全体的には、神秘的と言おうか、幻想的。な印象がありますね。あと、寒かった。防寒具おわすれなくね〜。
ガンジーが出た「永久の燈火」は、女の人も出るし、レーザービームは
使うし、懐中電灯(?)を使うしで、歌舞伎としてはずいぶん変則的ですよね。
女の人も信者になることを認めた最澄の話にふさわしいのかも、と思ったり、
京都は新しいことをやるのに向いた土地なのかもと思ったりしました。
最後の頃はかなり寒くなって、帰りに思わずコロッケを買った。
松緑がよくて、亀治郎がダメという意見があって意外。
自分は正反対。特に松緑はやりすぎという感じでついて行けなかった。
697 :
重要無名文化財:2005/08/04(木) 04:38:45
比叡山歌舞伎って売れてるの?
>>696 自分も同じことを感じたよ。
松緑はめちゃくちゃなようで行儀のいいところはいい。
亀治郎の芝居は演劇としては評価できても、あれは歌舞伎じゃない。
役者の評価ではなくて、あくまで「歌舞伎」の範疇のなかでも評価だが。
>>697 とりあえず、チケットは完売。
ツアーや、関係者多そうです。
700 :
重要無名文化財:2005/08/04(木) 12:12:08
>>698ですが分かりにくかったので遅まきながら追記。
「同じことを感じた」のは
>>696さんと同じことではなくて、
「松緑がよくて亀治郎がダメという意見」と同じという意味です。
全文読んでいただければわかるとは思いましたが、念のため。
松緑のあの衣装には最後までなじめなかったけど、
演技が悪かったとは思わなかったです。
亀治郎は、上手いと思うところはあったけど、
愛嬌が足りないと思いました。
「ちょっとしたいたづら」に見えなくて、ただの「いぢめ」に見えちゃいます。
そういう意味で、この役結構重要だよね。
>701
原作も「ちょっとしたいたずら」には思えないよ
>>702 うん、あんな感じ
松緑、自分はサムくてダメだったけど
歌舞伎風かどうかという見方はそういやしてなかったな
「歌舞伎」的演技というポイントで見ればあれは上手いってことなのか
スレ違いだが(ってか、新派スレが存在しないので・・・)、
演劇人祭の水芸、どうよ?
もともと手品としては驚くようなことは何もしない、
主役のスター性とか美貌、所作の美しさやセリフ廻しの妙で
見せる場面なワケだが、どうよ?
消えてしまうのかしら新派。
うーん、松緑のアレは歌舞伎風という観点からはありなのか...
俺はまったく受け付けなかったが。普段のは嫌いじゃないんだどね。
玉三郎が出なくなってから新派は見てないなあ。
気の毒だけど、光本さんも含めて主演女優級に一人も
玉三郎みたいな「美人」がいなくて、見る気になれない。
昔の風俗とかわかってそれなりにおもしろいことはあるんだけどね。
新派は歌舞伎や新劇や
とにかく方々からいろんな役者に
付き合ってもらってやっと成功する感じ。
花がたりないのかな。
すでに「新」派じゃないんだよ。
将来有望な若女形が現れれば見てもいい。
そうなんだよな、歌舞伎はなんだかんだ言って研修生あがりが
結構入ってる。
芝のぶ、春猿、あるいは篠井英介レベルの女形が入ればまだまだ見たいけど。
711 :
重要無名文化財:2005/08/05(金) 22:45:17
なんかすごーくいまさらでごめんなさいなんですが、
歌舞伎版シェイクスピアとしては、
圧倒的に仮名垣魯文の翻案による「ハムレット」のほうが面白かった。
日頃染五郎にツラさを感じがちな私でさえ、
「芝居を見た」という満足感が味わえた。
田之助さんとか共演者の力もあったろうけれど、
お家騒動物としてきっちり作った脚本がよかったんだと思う。
「十二夜」はただ歌舞伎語訳しただけの脚本が、最悪だったが、
蜷川が、劇団の最大のストロングポイントに気づき、三階さんたちを生かす
演出をしていれば、かなり違ってたんじゃないでしょうかね。
菊之助中心でやった劇団の芝居としては、
おバカの極致の「自来也」@御園座のほうがよっぽど楽しめました。
(長文すみません)
新派は女形はいない、あたりまえだが女優(女性)が女を演じる。
ここが歌舞伎との違い、過っては花柳章太郎が女を演じた
事もあったらしいが、現在は水谷八重子、波乃久里子が新派の
2大看板、男優は菅原謙二、安井昌二などがいたが、現在は
歌舞伎界からの来演が多い。
713 :
重要無名文化財:2005/08/05(金) 23:05:37
714 :
重要無名文化財:2005/08/05(金) 23:18:34
>712 英太郎に謝れ
英 太郎は新派の人かとず〜と思ってたんですが違うんですか?
どうでも良いけど、とりあえず九月新派公演で来年度金会員ケテー!
716 :
重要無名文化財:2005/08/05(金) 23:34:32
喜多村ですが、
新派、いい作品いっぱいあるのにね。
ヤエコもクリコも
顔と声が・・・・。
男はどっかから借りればいいから、色気のある女(性別不問)を
用意しろ。萌えがなきゃ客が来るわけないだろ。
あ、そーだ、歌舞伎役者の娘を新派女優にするってのはどうだ。
播磨屋・成田屋・音羽屋・松嶋屋・高麗屋・高砂屋いっぱいいいるぞ。
しかし、萌があるかどうかは・・・_| ̄|○
今の日本の観劇層は、女より男に萌える人の方が多い気がするんですが。
>>719 歌舞伎役者の娘入れたから、今あまり盛り上がってないんじゃね?
クリコとか?
八重子さんも歌舞伎役者の娘でもある
724 :
重要無名文化財:2005/08/07(日) 20:39:11
賞味期限を考えると女形のほうがいい。
タカラヅカのシステムはよく考えられているな。
あれも萠えてるのは女なんだけどね。
>>726明治大学教授。(財)現代演劇協会理事長。
劇団「昴」代表。演出家、翻訳家だって。
なんだ、時代錯誤の右翼か。
明日初日だね。
730 :
重要無名文化財:2005/08/10(水) 07:13:52
祝・初日age
雨乞い狐、良かった〜!
4℃さん、花道上での演技多いので3階Bからは見えない部分が多かった。
髭そったのか。
雨乞い狐の花嫁行列(?)に出てくるちょうちんのお化け、
誰のお子様でしょうか?
可愛かった・・・。
シドは、最近にしては結構よかった。
気持ちはわかるかんじ。
しかし、ナタをぶんまわしながら
かなり自分の足を斬っていたので、
明日からはそこらへんもがんがってほしい。
>>732 鶴松(清水大希)
カンザんとこの弟子
誰とも血のつながりはなし
雨乞狐期待以上
カンタ旋風だな
736 :
732:2005/08/10(水) 18:14:15
>734
どうもです。
737 :
重要無名文化財:2005/08/10(水) 20:22:17
・
738 :
重要無名文化財:2005/08/10(水) 20:56:03
期待しないで観てたシドが頑張ってた。
雨乞い期待し過ぎた?けど
最後のジャンプは凄かった。ビビった。
この人はどうゆう身体能力してるのかと思う。
狐の踊りはやはり良かった。
鶴松も上手。
739 :
重要無名文化財:2005/08/10(水) 21:19:34
>732
カンザがやった時カンタがやったってやつだよね
かわゆいだろうなぁ。楽しみ
>>739 雨乞狐の提灯、、テレビで6〜7歳当時のカンタが扮装してたのを見たんだけど、
あのちびがこんなになって・・・と自分20代なのに、カンタの母気分になっちゃった。
本当にちびカンタを生で見た人はもっと感慨ひとしおなんだろうね。
カンタの踊りはすごかったんだけど、あの構成、なんとかならんのか。
早代わりっていっても間がもたなすぎ・・
金閣寺
福助がよかった。八重垣よりずっとニンのような気がする。
三津五郎は期待したんだが、いまいち。無理に大きさを出そう出そうとしている
感じで、ちょっと滑った。上手い人だが、大きさは難しいのかな。
染五郎は東吉の顔をすると父親そっくりだね。芝居もよく、ニンでもあるんだが、
初日から声をからしているようでは先が・・・
橋弁慶
去年?橋之助と七之助で見たのだが、そのときはどうとも思わなかったが
やっぱり橋之助はうまいなあ、と思い知った。
七之助まで、去年のほうがうまかったような気にさせられた。
シド、雰囲気と部分部分のキレはあるのだが、踊りがストップモーションの
ようにぶつぎれ。あれじゃ所作「ごと」じゃなくて所作「がた」って感じ。
型のカタログw
雰囲気と大きさはあるのだから、歌舞伎を続けるなら、ちゃんと修行
してほしい。
雨乞狐
カンタの踊りは見ていて気持ちいい。上手い下手でいえば確実に上手いんだが、
ただ上手いだけじゃない、「すっきりと気持ちよくさせてくれる」踊りで
あるところが父親と持ち味が違う気がした。
狐がすごいのはもちろん、道風や花嫁の色気に進歩が見られた。
>>740さんの言うとおり、構成というか演出にもう一工夫欲しい。
法界坊大詰めでカンザの帯が落ちそうになったのはガイシュツですか?
二部・三部みてきた。
伊勢音頭の三津五郎がいい。
福助は美しいけど、もうひとつ物足りない。
(この役は誰がやってもそう思うことが多い・・・)
野獣のお鹿が下品にならず、かわいくできあがっていた。
法界坊は、初日のせいかアクシデントはあったけど、熱気と活気は十分。
双面で、カンザの帯がずるずる落ちてきちゃって、ひやひやした。
後見の小山三のがひやひやしただろうけどさ。
しのぶちゃんが活躍してて、かわゆかったw
カテコ、スタオベ、串田が舞台へ。といういつものパターンでした。
>>743 伊勢音頭、自分は期待はずれだった。
3256さんに狂気を望んでも無理かもしれないが、殺し場でも「綺麗で計算された」
感じで、鬼気迫るものが感じられない。
ワキではカンザがさすがの万野、野獣さんのお鹿もよかった。
3256さん、今月初役ふたつ、冒険だけど険しい道だね。
>>742>>743 帯ずるずる、小山三は蒼白になってたけど、さすがにカンザは動じずに袂で
上手に隠してなんとかしのいでたね。
いまごろ着付けの弟子が怒鳴られてるかなあ・・・。
へぇ〜あれからカテコとスタオベがあったんだ。
漏れさっさと帰ってきちゃった。年配のお客さんも
さっさと帰宅してたね。
法界坊1幕2幕はテンポあって面白かった
けれど、3幕の帯ズルズルと最後が道成寺の
押し戻しもどきがなんとも締まらなかった。
あれでカテコはどうかなと思った。
1幕2幕で黒衣にも芝居させていたのはなかなか面白い
演出だと思った。本来はいないし見えないというお約束
なんだけれど、違和感なかった。
個人的にはカメ蔵のあの得たいのしれない野獣ぶり
(あれなんかの映画をパロってるのかな?)が
一番のヒットかな。チカゲタンまじに笑ってた。
中村座法界坊を見たことがないので、
見たことがある人に、どこがどの程度違っているのか聞きたい。
亀蔵ギャグは中村座からあったとか聞いているが、
押し戻し風ラストは、中村座と同じなのかな?
法界坊、平成中村座をみていないのではじめてでしたが、
楽しめました。3〜5月の襲名興行のときより肩の力が
ぬけたっていう感じがしました。
カンタはなにをやらせても真面目に演じてますね。
でも番頭さんの顔をみて橋もカンタもマジ笑いを
こらえるのが大変そうでした。
一部の圧巻は雨乞狐だった。場面転換に難があって前半時々しらけたが、
小野道風からラストの狐にかけての美しさと迫力はすばらしかった。
久々に若手の踊りを堪能した。
kンタスレの引き倒しだな
751 :
749:2005/08/10(水) 23:52:23
>>750 どうしてそういう書き方をするのかな。まだカンタスレには書いてない。
今から褒めにいってこようと思ってたよ。
あなたも見たら褒めたくなるよ。
私はカンザが、三階のみんながんばれよー、というようなこと言ってたのがツボでした。
最近はやっと一階でみるようになりましたが、学生時代から十数年はいつも三階だったからw
自分が三階にいたら嬉しかったかも。
ラストの押し戻し風は、最後に「歌舞伎らしさ」をわざと前面に押し出そうとしたのかと思った。
串田法界坊は初見なんですが、前からああなのでしょうか?
なんとなく、あー歌舞伎を見たなという気分になって、私は満足でした。
亀蔵、なんか夏ってかんじするよねえ。
今日はじめて父を歌舞伎座に連れて行ったんだが
金閣寺終わるなり
「あのでかい声の人なんて人?」って興味津々だった。
>>752 三階のみんな、じゃなくて「やっすい席」っていってなかった?
なんだかなーって思ったけど。
>>752 >三階のみんながんばれよー
それ客席にってことか。
直前にいろいろあったから三階さんみんなを
励ましてるのかとオモタw
>>753 漏れ、研辰のときのからくり亀ゾーの
選曲センスに惚れた
法界坊が野分姫の着物をはいで「良い着物きてやがるなぁ。
どうせ親の金だろうよ」みたいな台詞を言ったときに
周りの親御さん世代の方々に妙にウケまくってましたっけ。
758 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 00:07:12
>753 亀蔵さんいつもにまして、声がでかかった気がした。
>>757 親御さん世代っていうより野分姫=セブンで親のカンザが言ったから
受けたんだと思われ。
>>759 もちろん、それが前提でウケた台詞なんだけれど、
周りのオバさま方がカンザに同調しているような感じだ
だったのだよ。
>>753>>758 自分も今日、亀さん声でかいなあ、と改めて思った。
納涼だよ!って感じだったね。
>>756 あそこの曲って亀さんセレクトなの?
自分は「千と千尋」と「桜」しかきいたことないのだが。
(今月じゃない話してごめん)
>>741 4℃の所作事が所作型だっていうの、いい得て妙。
スチールに撮るとけっこう決まってるかも、という瞬間はあるんだけど、
どうにも動きがギクシャクしてるんだよね。
亀蔵セレクトなわけないじゃん
>>761 セレクトはしらないけど
先月松竹では「悲しくてやりきれない」歌ってたぞ。
かなりしぶいw。
亀さんの野獣っぷりすごかった
あの動きは、「エクソシスト」の背面階段降りができるね
「おかわり!」の場面なかったね
初日だからアドリブもまだ手探り感があって、ちょっとドキドキだった
歌舞伎初心者を連れて行ったけど、切られた足がサッカーしたり、宙乗りがあったりで、大満足だった模様。
ちょっとふざけすぎな感もあったけど。
雨の五郎のはじめのうちは、型も決まりが弱かったから、進歩したのかも?
滑らかな動きをまじめに練習して、月末には、上手くなればいいんだが。
9月の源九郎狐、四度大丈夫だろうか・・・
パッチギでもみて、ちょっと歌いたくなったんじゃない?
>752
中村座の法界坊では前にも押戻しがあったよ。
串田初演の時だったかは、確か最後の立廻りはカンタにすり替わってて、
幕が閉まってすぐ裃姿のカンクが出てきてビックリした。
>>766 なるほど、肯定的に捉えればそうもいえるなw
>>769 今回、カンタは舞台で倒れてるから替え玉できないし。い○うはいないしw
野分姫の黒衣、あれってセブンだよね?
771 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 10:59:57
一部と二部を観て来ました
京人形がとても楽しかったんだけど、
誰もこの演目に触れてないのがさびしい
安置でもいいから感想ほしいな
>>771 まずあなたがもう少し具体的な感想を聞かせてくれないかな。
自分は二部未見なので、京人形と蝶の道行きの感想がまだかな、と
思ってたところです。伊勢音頭は少しあったけど、この二つがないよね。
769じゃないけれど、赤いリボン?がついた
目立ち気味な黒衣はたぶんセブンだと思う。
顔が白塗りのままだった。
774 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 11:38:12
みのすけが客席に来てたね
勘三がちょっといじってた
巳之助くん、1階1等席の後ろの補助席に
座ってたよ。
776 :
769:2005/08/11(木) 12:19:44
法界坊を通すときの双面では、野分姫の役者が赤リボンの付いた黒衣姿で
法界坊の後ろに控えて声をあてるのが普通だと思うよ。
カンタや芝のぶもやってたし。
>>776 なるほど。ご教示ありがとう。
串田版じゃなくて、もともとの歌舞伎でもある設定なんですね、あれは。
778 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 12:41:10
赤リボンは戦後にはじまった演出らしい。戸板康二が劇評で批判している。
779 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 14:58:31
一部の最後の狐の踊りで籠を前でかついでいる人、かっこよかった!誰?
御免、わからない。
>>779 三階スレに行って聞いたほうがいいんじゃ?
782 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 16:51:12
>>778 十三代目仁左衛門がなんかの演目で
黒衣の紐を赤くしたとか読んだことがある。
吉田屋だったか、ちょいのせだったか、
忘れちまったが。
どなたか通しで見る方いらっしゃいますか??
カンタスレではきついという話が出ていますがどうでしょうか??
当方通しで見るもんでして…
きついっていわれたからってやめるわけでもないんだろ?
何が知りたいの?
と突っぱねるだけでもなんなので。
三階席なのか桟敷なのかでも随分違うし、
本気で見るのか、いい加減に流すのかでも違うし、
贔屓が出ない演目は割り切って寝てすごす(おすすめしない)
あるいは外でお茶でもしてることもできないわけじゃない。
785 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 21:32:16
今日、1.2部見てきました。
ほとんど初心者で勘太郎の踊りは初めて見ました。
ちょっとうとうとしてしまったんだけど、最後勘九郎狐になって下から
飛び出して来るところで目が覚めました。すごかったです。
そして花道を走り去っていくあの素早さ・・・・本当に動物そのもの。
感激しました。最後、手拍子が自然発生しましたよね。
蝶の道行きは最初真っ暗になったところでもう物語性があって感動しました。
そしてあの薄暗さとブラックライトで浮かび上がったかのような
最初の戯れる蝶二匹に感激・・・そして少女漫画のようなあのお花満開の
バックにびっくり・・・歌舞伎ってなんでもありなんスね。
でも踊りは染孝コンビの気迫に押されました。美しかったです。
786 :
重要無名文化財:2005/08/11(木) 23:12:54
第3部「法界坊」、これまで見た歌舞伎のなかで掛け値なし・サ・イ・テ・イの代物であった。勘三郎、地下の親父さんが泣いておりまするぞ。親父さんもふざけた芸はしたが、あそこまで堕ちた芸はしなかった。歌舞伎座でこんな下らん演出をした串田の芝居は今後絶対見ない。
感想っていろいろだね、本当に。
だから面白い。
みなくても書ける感想とかもあるしね。
面白い。
>>786 どこがどう最低でどうくだらない演出だったのか、
できればもう少し具体的に意見を聞かせてください。
>>789 聞いてやるなよ。観てなきゃ答えられないっしょ。
昨日から、ここと関連スレ(主に中村屋関連)まわって
がんばりはじめた運動家がちらほらみえるが、
今のところあまり効果がなくてあわれだなw
新悟ちょっとましになってきた?
と思った京人形
しんごくん、ひそかに期待してるので楽しみ!
よく舞台見に来てるよね。
とーちゃんがしっかり手を握ってはけるので
はいはいよくできました帰りまちゅよ〜
という感じでなごむw
が、実際やじゅうろーは、
父としては息子に厳しいのか?優しいのか?
今月の歌舞茶いんたぶーでは家族をほっぽってひとりで
スイスに旅行に行く話をしていたからけっこう放任パパ?
放任というよりは無視なんじゃねえかw
金閣寺で雪姫が描いたねずみが3次元化するとき
上手側のねずみ揺らしてる黒衣がどうしても
芝のぶにみえるんだけど
そんなことあり得る?
弥十郎@スイス…
絵になるような笑えるような…
>>798 しのぶスレでしのぶだと言われていた
自分は明日見るからワカラン
>>800 ほんじゃやっぱりそうだ
下手側からみてたら
大きさと顔がとても芝のぶだった
>>798 ありえる?ってどういう意味?
芝のぶはよく後見とか黒衣やってるよ。
どっちかというと>783が吉外だな。
あの質問にレスしてる>784は親切というか、暇人。
法界坊、中村座のときよりスピード感というか勢いというか、
なんかよくわかんないが迫力なくなった
舞台が広すぎるのかと思った
809 :
重要無名文化財:2005/08/12(金) 11:06:15
法界坊、今夜行くんだがどうかなぁ。
中村座のをそのまま歌舞伎座でやっちゃまずいよね。(間延びしちゃう)
おれ、中村座版とはかなり改変を期待しているんだけど・・どうなんだろ。
中村座のカンザ好きなんだが
歌舞伎座は広すぎるんではないだろうか…。
みなさんたぶんまだ見てないでしょう。
ちゃんと工夫が凝らされてますよ、歌舞伎座ヴァージョン。
そら初日があいたばっかりだからなw
813 :
重要無名文化財:2005/08/12(金) 18:43:03
明日の切符、もどりが出た模様。急げ!
もう2部しかないよ。でもとちりの良席。
815 :
重要無名文化財:2005/08/12(金) 22:58:11
今夜ほうかい坊見たんだけどネタバレ書いてもいい?
816 :
重要無名文化財:2005/08/12(金) 23:06:57
許可
>>779 すごい亀だけど今日みたら錦弥だったよ
あやつはいつでもかっこいいす
819 :
重要無名文化財:2005/08/13(土) 00:38:00
3部を見てきたよ。
おもしろかった。
けど、前2幕のおちゃらけと3幕が
納まらないのがどうもね。
亀さんはLORのゴラムを連想させるのが
ちょっと安直か。
観客の人形は効化あるのかな。何を意図しているのか
判らなかった。
丸谷才一先生の観劇日でした。
今宵の亀さんは、よつんばい軟体ゴラム状態もすごかったが
下手から上手にすごいいきおいで後ずさっていって
そのまま縁側から飛び出したときには
さすがにみんなぎょっとしていた。
が、当人は平気な顔でそのまま芝居を続けていた…
単純に質問なんだけど
おさくはなんであんなに強いの?
女ひとりであんなに大勢のしちゃって
すごすぎると思うんだが。
1.カンタの狐が化けているから
2.勘十郎の霊が憑いているから
823 :
重要無名文化財:2005/08/13(土) 11:00:51
そろそろお盆休み。レポ待ってまつ
>>783 亀です、スマソ。納涼歌舞伎通しの件。
漏れは、今年はとくに観たい部がなかったのだが歌舞伎会会員
ランク制企みにまんまとはまって、3部通しで買ってしまった。
普段も通しで買うことはよくある。1等席から3階A1列目なら、
なるべく全部観る。3階Bの時は、1部で1演目しか観ないで、
外に出ていることもある。3階の椅子で通しはキツイと思うが、
1階ならキツくない。
あとは法界坊にかける意気込みによるが、1、2部に関しては
1演目は最低でもキチンと観る、ときめて精神力の配分をすれ
ば大丈夫。漏れ自身は法界坊は好きな演目ではないので、観る
気ガンガンで3部に突入しないから、なんとか体力・気力とも
もつとみている。
自分がたりは R
つまらんのう
826 :
重要無名文化財:2005/08/13(土) 12:15:52
まあ、余計な親切心だから良しとすれば。
>>783 納涼通しは、宙乗りで見るのが一番だよ。
身体はきついけど、カンザや愉快な役者が舞台から
アドリブで、つっこみいれたり、ネタにしてくれるし、よく見えて最高。
掛け声かけても凄く目立って、カンザも返事してくれるし。
自分がたりは R
つまらんのう
まあ、余計な親切心だから良しとすれば。
伊勢音頭、弥十郎はともかくカンザは笑いを取る役ではなかろう
客席も良くないと思うが
福助と橋之助がきっちりやってるからますます目立つ
830
伊勢音頭のときは
別段、役柄以上の笑いを
無理にとろうとしているようには
みえなかったが>カンザ
見た日によるんじゃね?
自分はこれからだから、両方含んで見てくる。
伊勢音頭あんまり好きじゃないから今回パスの予定。
でも、スゲー顰蹙だけど、万野で笑いをとっている
伊勢音頭を見てみたい気がしてきた。
残念ながらまったく笑いをとりにいっている様子はなかったよ@伊勢音頭初日
今日ですべての部を見たわけだが、
最高殊勲賞は勘太郎だと思う。
一部の五役、三部の二役を含め全部で八役をすべて、手抜きなしに丁寧に
演じ分ける手腕はとても20代前半の役者とは思えない。
次点は福助。雪姫、要助がすばらしい。お紺はもともとしどころがあるようで
ない役なので・・・。
三番手に亀蔵と勘三郎。亀蔵は開き直った番頭の三部、勘三郎は神妙に
敵役を演じた二部がベスト。
>>835 その四人はよかったね。
自分としては三津五郎さんにすごく期待したんだけど、今のところちょっと
期待はずれ。後半にまた見るので、よくなってるといいな。
加えるとしたら、今月、ハッシーが意外といい。あまり好きじゃない役者だけど、
金閣寺、京人形あたりいい味出していた。
確かに今月のハッシーには最近になかった勢いを感じた。
やっぱり「いい人」の役やるとはまって生き生きしてる。
だから色悪は今イチなのか orz
つまりニンじゃないってことですかねえ?
本人もだからこそやりたがるのかな<色悪
カエルかわいい
ネズミもかわいい
蝶の道行、活発なヴスと内気な二枚目のカップルっているいる
と妙なところで納得してしまいましたとさ
843 :
重要無名文化財:2005/08/14(日) 20:55:32
蝶の@@・・・
大衆演劇のかをりがスル
蝶の・・・はニザタマを意識してるような踊りっぷりだったが、
みための美しさだけではかなうはずもなく、って感じ。
先月に続き、今後はこのカップルでやってくつもり(松竹の?)かと思いました。
別にヘタクソな踊りではありませんでしたが、印象には残らなかった。
結局若手カップルは
染孝
海老菊
カンタセブン(年齢順)
って感じ?
小六は亀あたりと組んでみたりしてw
「蝶の道行」、作品の雰囲気はわりと好きだな。
孝太郎はこの間の「二人椀久」の印象が残ってて、
私の中では死後の世界なイメージの人になってしまった。
タカタロより染の白粉のほうがきれいについてるのはデフォなのか?
顔のしかた(特にベースメイク)をタカタロに教えてやってほしい
あの差は年の差だけじゃないような
染孝はなんかもうひとつほしい感じがいつもするんだよねえ。
悪くないんでこれからも観たいけれども。
笑える演目やってみたらどんな感じだろうね。
たもっちゃんupしてるよ。
この小柄でこの小柄でこの小柄でこの小柄でこの小柄でこの小柄で
保は好きじゃないけど「サイケでそれがかえって古めかしい」には
納得。
サイケwwwww
その表現が古めかしいw
サイケはサイケじゃ。ヴォケ。
オレがサイケだといったら、サイケだ。by保
857 :
重要無名文化財:2005/08/14(日) 22:34:22
三部を見た感想。
ドリフって凄かったんだと再認識した。
はいご苦労さん。
hagedou
2ちゃん名物「保の威を借る雑魚」w
ドリフの完成度はすごい。
チョーさん、あの一言を奴らに言ってやってくれ。
すごい加齢臭…
ダミダコリャ…
>862
呼んだかい?
確かに大膳はせりふを聞かせてくれて眠くなかったけど、
国崩しっていうの?天下を狙う大悪人の不気味さは感じられなかった。
前回の幸四郎さんと逆の感想。
>天下を狙う大悪人
幸四郎は地で出来るもんな
867 :
重要無名文化財:2005/08/15(月) 02:38:46
七之助の義経、妙にカワエェー。
ガリ・カワイイ専の俺は萌えた…。
「それやめよう」
「何を?」
「“獅童さん”って呼ぶの」
「はっ?!」
いきなりそんなことを言われ、七之助は驚いて飛び起きた。
「なんで?」
「だって、俺はお前のこと“隆行”って呼んでるんだし」
「う…うん、そうだけど…?」
「だから俺も本名で呼んでほしい」
獅童は拗ねたように言う。
そんな彼を見て七之助は苦笑した。
そりゃあ、彼のことを本名で呼びたくないわけではない。
ただ…
“目上の人は敬いなさい”
という父の言葉が頭の中をぐるぐると回っている。
そんなことをしているうちに獅童に腕を引っ張られた。
七之助は抵抗する間もなく、獅童の厚い胸板に倒れこんでしまった。
「名前言うまでここから出さないから」
これ、いけないブログスレの252に張られたやつ
誰かがここにもコピペしたと思われ
スルー推奨かと
870 :
重要無名文化財:2005/08/15(月) 04:13:41
若衆の七は超可愛いよね。でもあれで警官殴るんだもんね。
橋弁慶の七、出てきて袈裟をとったとき、カンタかと思った。
頬骨でてきたねw
これで上手くなれば影武者ができる。
贔屓役者は出てない月ですが、2日かけて1〜3部見ました。
意外にも京人形が好きでした。テンポが良く物語の設定も可愛らしい。
こういう楽しい舞踊が混ざっているとホッとします。
橋之助を見る目が変わりました。
今までどうもニヤニヤした役者だなと苦手にしていたけれど、
ニヤニヤ平和な旦那さんのお役だといいですね。癒されます。
歌舞伎座で法界坊は、舞台大きすぎな感じでしか?
中村座でやった時を覚えてる方には
そうおっしゃる意見も多いみたいだけど
(実際、くらべるとそうなんだと思う)
初見の自分は、空間的な違和感はほとんど感じなかった。
ただはじめのうち、あんまりにも声が聞こえづらくて
どうなるかと思った。
でもそこらへんも亀蔵らが出てきた時点で
完全に払拭されるためすぐ気にならなくなる。
ペッ
>>873 自分も初見
舞台の大きさをカバーするための工夫はしてた
さらにその工夫を生かしたギャグもあり
(一応ネタバレかと思ったので書かないけど他スレで既出だったかも)
でも奥行き使わないしやっぱ歌舞伎座ではむつかしそう
カテコあるのですか?
そういや昨日はなかった…と思う
自分は結構さっさと出ちゃう方なんで
二日目はもうカテコなかった
13日(4日目)はあったよ。
ところでシドが初日より今日のほうが下手になっているのはどういうわけだ?
みなさんの情報を素直に信じるなら
カテコ
初日○
二日目×
三日目?
四日目○
五日目(昨日)たぶん×
って感じなのかな。
デフォじゃないってのはいい感じかも。
昨日なかったよ
初日○
二日目×
三日目?
四日目○
五日目(昨日)×
三日目情報求む
>>881 もう疲れてきたとか?w
今日1部2部通しで見たのですが、
一番楽しかったのは、京人形でした。ハッシー人の良い役だと良いですね。
繊弱の人形との絡みも光来増の女房との絡みもほのぼのしていてニコニコしてしまいました。
伊勢音頭〜はすみません、途中睡魔に襲われてしまいましたが、
3656が斬りつける感じが本当に刀に操られている感じがして怖かったです。
最後はハッピーエンド?え〜?って感じでしたが…。
しかし、野獣労のお鹿は…良かったけど、最初の出は観劇歴浅い人間には凄まじい破壊力でした。
1部はやはりカンタの野狐が一番良かったです。凄いジャンプ力。
橋弁慶は…あんなに弱っちい弁慶初めて見ましたw
出て来た時から負けそうな雰囲気が醸し出されていました。
強そうに見えないと牛若丸が勝つ意外性が出ないのでは?と個人的に思いました。
>>884 3日目=8月12日カテコなしです。
劇中はそれなりに盛り上がっていたので、
おそらくその日の調子とカテコの有無は比例しないような気がする。
889 :
カテコ:2005/08/15(月) 20:53:38
初日○
二日目×
三日目×
四日目○
五日目×
六日目(今日)?
今日第二部を見ました。勘三郎は笑いをとらずに演じていたけど、観客の一部がどうしても
笑いたいらしく 万野が斬られる場面で笑ったりしてちょっと・・・。
七之助は貢に羽織を着せてすぐに背を向ける。姉女郎に愛想をつかされた客に対しての優しさが
感じられない。弥十郎も結構まじめだった。ちゃんと女に見えるあたりがすごい(!)
>>890 そう。二部のカンザはマジメに万野を演じてたよ。
憎らしさがよく出ていて、貢がカッとする布石をきちんと演じてた。
野獣も、おちゃらけずに、かわいいお鹿でよかったよね。
しかし、この芝居、どうも後味悪いよね。
何回みても、誰でみても、そう思う。
とか、いいながら三津五郎さん初役だから見たけどさー。
そうか、三津五郎初役なのか。
大膳も初役だよね?
京人形で、姫を奪おうとしてるのも松永大膳なんだね。
大膳てばwって思ったよ。
895 :
重要無名文化財:2005/08/16(火) 06:43:20
二日目の11日を見ました。(二部)七之助がよくない。踊りの基礎が出来ていない。腰がはいっていない。獅童は体の動きや小道具の使い方が未熟だか、弁慶に見えていた。いい役者になる基はあると思う
>>895 よけいなお世話だけどご覧になったのは一部だね。
あとセブンは、芝居の居方はいまだどうにもならないが
踊りの基礎だけはできているはずなんだがね。
897 :
重要無名文化財:2005/08/16(火) 11:56:46
大膳大揺れだよ
898 :
重要無名文化財:2005/08/16(火) 12:00:14
歌舞伎座大丈夫?
見ていた方、レポお願いします。
桜が散る直前くらいだったのかな、タイミング的には
900 :
重要無名文化財:2005/08/16(火) 12:42:42
いま休憩。姫と大膳が立ち回りの時にグラグラ。姫が踏まれる型の前あたり。かなり怖かった。29と3256は平然としていた 偉い。
立ち回りの最中だと役者としては体感が少なくてよかったよね。
東吉が木にのぼってたりとか
牛若がせ欄干にのってたりとか
狐のジャンプ中とかじゃなくてよかったのう
合体霊空中浮遊のときだったら
しゃれにならない
いちばん怖いのは花道でシド弁慶がなぎなた振り回してる
最中だべ。
あれ、ハンパなく怖いんだよ、花道近くだと・・。いつなぎなた
取り落とすかと思ってさ。
>>904の場面が1部で一番手に汗握る瞬間だものね。
907 :
重要無名文化財:2005/08/16(火) 15:23:06
地震恐かったです
逃げたくなりました
獅童と一緒にだけは死にたくない