君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.24DX]

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1名前はいらない
Aランクを目指して詩を書き込もう。
皆さん、ガンガン評価しましょう!

A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。

評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*

雑談・批判・議論は該当スレでお願いします ↓↓
【セン五評価】(非公式)雑談・運営・議論スレッド
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1109864028/l50


前スレ[vol.23] http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1110200135/l50
2名前はいらない:05/03/18 22:27:47 ID:bUs57kYp
2ゲット?できたかな
3名前はいらない:05/03/18 22:27:53 ID:/QCBhh9Q
4名前はいらない:05/03/18 22:30:44 ID:/QCBhh9Q
5  ◆UnderDv67M :05/03/18 22:33:09 ID:G791fqIH
964 名前: 名前はいらない [sage ] 投稿日: 05/03/18 22:18:55 ID:/QCBhh9Q
テンプレ変える必要なければ立ててくるよ


で、これか  自分の都合で話を進めなくては納得が行かぬか? ってかなによコレ?

>評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
>投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
>*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*


いつからセン5は権限の範囲を制定するに至ったのだ? 誰でもいい スレを作り直せ
6名前はいらない:05/03/19 00:02:14 ID:tYS19Mqs
>5ここにもゴミがいた初代スレからいるからなんだピントのズレた事いってんなゴミやろう 落ちたまま消えろ
7名前はいらない:05/03/19 00:32:51 ID:QVUZRGeA
3月19日

時計の針が知らぬ間に時を刻んで
なんでもない日から特別な日に変わる
「おめでとう」送ってみても 返事が来ないこと分かっていた
三年前は健在だった絆は
あっと言う間に朽ち果てていた
「おめでとう」口ずさんでも 多分君には届かないんだろう?

会うこともないけれど募る思い
サヨナラはちゃんと言えたはずなのに
3月の風はやたら冷たくて
一人ぼっちの心にしんしんと染み込んで行く
8名前はいらない:05/03/19 01:16:58 ID:NGHziPhq
継接ぎだらけのアスファルトに 見渡す価値のある空なんて何処にも無い
過ぎ去って行く人々も少しの価値も無いのだろう 誰もが当たり前のように受け止めている

何時の間に忘れていた 失っていた事さえ忘れていた
その全てが何かを語っている 真実と嘘の交差点

僕らは何時だってそう 生きていく事生き延びる事に必死で
大切なものだって平気で捨ててきていた
足元にはほら 悪と戦う人形が

やっと気づいたんだ。遅すぎたんだ。 いつの間にか忘れていた大切な事
この街にありふれた人々にだってそうだ 気づかない事はないんだ 忘れることも無いんだ

僕らの過去には存在してる 生きていく為ではなく生き延びることでもなく
大切なものを心に刻んできた過去
あなたの胸にはほら 正義と名乗る人形

手を伸ばしてみて掴めるか?
胸に刻まれた物 目に焼きついていた事
ほら今も輝いている 色あせることなく輝いていた

僕らの過去には存在してる 生きていく為ではなく生き延びることでもなく
大切なものを心に刻んできた過去 あなたの胸にはほら 正義を名乗る自分
9かも ◆GWCmMQsB7Y :05/03/19 01:33:41 ID:liYGkQWr
「黒」
最終電車がすべりだした 黒猫の住むあの街へ向けて
僕は 表通りの4番街を抜けて 暗い路地裏の通りに逃げ込む
消え行く過去に身を任せ 僕は闇へと落ちてゆく
右ポケットには腐ったリンゴ 左ポケットには何もない
目眩のするようなモノクロが 僕を囲む 惑わす 呑み込む
世界が狂ったあの時間
僕を捕らえて放さない
10名前はいらない:05/03/19 02:09:20 ID:waiffJYq
>>5
権限のない金正日
あるいは、年功序列だけで店長になった使えない店員
11評価お願いします:05/03/19 02:29:16 ID:vy0S+Rnm
『夜』
夢が終わり
夜が明けていく

西か東か
僕達は選択を迫られる

ムコウの空に
もう 星は無いよ

けれどアッチには
温かな日差しも無いんだ

僕達は選択を迫られる
だけど何かを諦めるその絶望こそが
たった一つを守り抜く強さに変わるだろう
12名前はいらない:05/03/19 14:23:34 ID:pKfMErUE
age
13名まえは無いけど・・・:05/03/19 14:31:50 ID:1ZRHlwoQ
―アイドル

手が届かないからこそ
知らない部分が多すぎるからこそ
想いを伝えれないからこそ
あなたはヒドク美しく想えた

狂おしいほどに愛しくて
あなたは誰にその歌を歌っているのかなぁ
妄想は今日もイタいほどにミナギッテ
もう手遅れ重症戻れそうに無い

四角い箱越しでしか逢えないあなたに恋をした
自分でも笑っちゃうほど馬鹿らしいけど
でも好きなの苦しいの涙が出ちゃうの 
リアルな現実逃避は私をさらにかき乱してく 
14名前はいらない:05/03/19 15:09:16 ID:Vk9jJovn

今日はずっと暇なんだ
だから君に電話する
君は出なかった
寂しくてさみしくて…

一日中寝てた
夢も見ずに夜になった
携帯には不在着信
君からだ
「悪いことしたな」
最初に電話したのは俺なのに
用もなにもないのに…

じゃあなんで俺は君に
電話したのだろう

夜空を見渡し星座を確認
君の好きなあの星
今日も明日もきれいだよ

気付けばいつも君のこと
知らず知らずに考えて
ほくそ笑んで

俺は君の声が聞きたくて電話をするよ
次は出てね
俺が眠ってしまう前に
15idiOt16:05/03/19 16:16:45 ID:8QE1mW11
「ブランコ」

背中に愛を感じながらも ふり返れんのだもん

息耐えることさえ
ろくにできず
打たれる音越え
ふえる傷

ねぇ 夕焼け怖いだなんて気のせいよ

髪撫でるふりして
頬濡らすでしょう 
返らぬ声 枕に押しつけちゃば
不安な事など何もない
さぁ 抱いて
急いでよ 胸がデコボコしたら アナタのアタシを守れなくなる
そぃで そのまま揺れたりして爪先で太陽隠しちゃうんだ

ねぇ夕焼け怖いだなんて気のせいよ
16  ◆UnderDv67M :05/03/19 17:47:14 ID:unql+SKS
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.24DX]
A http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1111192918/l50

B http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1111152376/l50

結論から言うとBのスレが立てた時期は早いのだが コレは名無しの暴走行為である

>評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
>投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
>*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*

このテンプレは【評価人と投稿者とを別けた権限を制定する】 【投稿制限を加える】 
の重大な過ちがあり コレはBのスレ立て人が行ったセン5スレの方針を反故した判断である

セン5スレの代々に渡った格式に背信するテンプレが使用されいる事は明白であり 
【愛 そして自由】 を尊重しているAスレを本スレと認定するに至ったまでであります

そしてルール制定案の賛否を議論されておらず 問題視するに已む無し状況である 
投稿者&評価人に対する制限はセン5スレに 一切に必要がない

よって Bの名無しの立てたBのスレは無効とする これからもセン5スレを宜しく 

新しい方針を目指したいなら参加者の意見を募ってからやれカス>1 byあんだぁばぁ 
17  ◆UnderDv67M :05/03/19 17:50:21 ID:unql+SKS
10文字以内で分かりやすく説明すると   こ の セ ン 5 ス レ は 無 効 

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1111192918/l50

に移れ 感性の違いで終わらし馴れ合いたいなら勝手にしろ
18名前はいらない:05/03/19 17:51:46 ID:nSDz1vN+
>>5
お前見てると、去年の夏ごろだっけか?
竜之介とか言うバカ荒らしがいたのを思い出すよ。
お前はあいつといい勝負だなw
19名前はいらない:05/03/19 22:50:20 ID:kqO4tm9a
『満月と風紋』

夜の静寂と共にある
白く光る大地は海のようにうねり
目の前に広がる小高い丘と吹き付ける風
私が歩いてきた足跡はとうに消えて
そこに残るは風紋のみ

自分の名前すら
書いたそばから消えていく 
風のいたずら
何も残らないのだ
私が此処に居た証など

月の光に影が
私の影がくっきりと白い大地に伸びて
街灯など無くとも
世界はそれなりに明るいのだと知り
私はもう一度自身の影を見て
その事だけに満足する

外套の襟元を両手で掴み
疲れ果てた背中を丸めて
私は再び歩き始める
犯すことの出来ぬ月夜の砂丘を
20ハイフンさん:05/03/19 23:16:20 ID:+E4yX/BD
      「ケンカ」

ケンカすんな!
というけれど

そりゃ無理ダね
なんせ 考えが違うカラ

両方あっテも
ええじゃないか

昔 ええじゃないかという
運動があった

農民の間でだ

ええじゃないか
ええじゃないか
ええじゃないか

ケンカすんナ
21猫柳律子 ◆8/ICzK/czM :05/03/20 00:34:03 ID:UgpM/wrH
「流転」
自らのまく種が 自らを締め付ける
そのやうな光景を幾度も目にしました
その結果 輪廻といふ現象が起こるに至つたのです

そんな君が好きだよ
風に乗って届け、この想い
あの青い空をもう一度

その殻を打ち破れ
ガラスを破り バイクで走れ
限界をこえ 果てしなく

あなたに抱かれて 夜をくぐり抜ける
そんなアタシは猫のように眠る

雨の中 一人寂しく箱の中
ぬれそぼる そんな僕らのパラソルと

夏の太陽 衆人環視の中 鳥の羽
突き抜けろ 高く高く

巡り巡つて入滅後 限りなく続くカリユガ
そんなわたくしもユリイカ
打ち込むといふ動作 それだけの世界で
いつたい何を築き上げるといふのか
砂上の城にて流転しながら
22ロシ:05/03/20 01:44:17 ID:R7G+AvEg
[花] 
私は花を育てました
肥料を与え水を与え
細心の注意を払って
私はあなたに感謝は
求めません。
咲くも咲かぬも私しだいだから。
あなたは私の評価そのものです。
23ぱらいば ◆n5qcZHaqOk :05/03/20 02:54:53 ID:hw+Nmfxy
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1110200135/934
どうも有り難うございます。2月中ごろからスランプなもので。orz
24ぱらいば ◆n5qcZHaqOk :05/03/20 03:25:04 ID:hw+Nmfxy
星一徹と基地外

ひっくり返ったちゃぶ台はトラウマ
愛なのかただのDVなのか
理性の演出か脳内ホルモンのいたずらか
いずれ明らかになるでしょう

それが本物であるならば
きっとそれは大事なメッセージで
10年先になるか20年先になるか
いつになるかは解からないけれど
理解する日が来るでしょう
25名前はいらない:05/03/20 07:11:51 ID:ZftDIJXJ
「索敵」
吐いても始まらねぇ妄想虚言を
胸の内に鬱屈させてる
都会に住めば暮らしは向上する
とかなんとか言われて

巧く騙されて
やけに空気が薄い街並みを歩く
常時 脳内酸素欠乏症です

不埒な関係 爛れて流されて
お手軽な愛は素敵だね
それって流行なんだろうかって
無い頭で考えても

馬鹿ですから
相容れるだけに必死でもがいて
常時 猿の交尾中割りと末期です

散々同じ事は繰り返した 同じ景色にも巡り合った
それ以上何も変わりやしなかった

散々同じ言葉を告げた 同じあの空を見上げた
「それ異常」 思考が停止を始めたら

あとは埋没するだけ
迷路に紛れこんで 抜け出せず続く平凡な日々

それって素敵ね なんて言って

また間違えて
26名前はいらない:05/03/20 17:47:02 ID:9O/YRzer
「夕焼け雲」

雲が三つ並んでる
夕焼け見ながら並んでる
あれは家族か友達か
お手手つないで並んでる
このまま風に流されて
明日も一緒に夕焼け鑑賞
27名前はいらない:05/03/20 18:12:13 ID:XOGBJZLo
「猫」

風呂の水しか飲まないうちの奴
一日15時間は寝ているかわいい奴
ハイ!ラッセラーラッセラー
奴は時折パトロールに出かける
このまえ蟹をがっついて吐いちゃった
ハイ!ラッセラーラッセラー
奴の鼻は寝ているとき以外濡れていて
瞳はとんでもなく透き通ってる
ハイ!ラッセラーラッセラー
奴の名は「さすけ」だが
何と呼んでも大体振り向く
ハイ!ラッセラーラッセラー
そんな奴も、いつかはいなくなる
まだそんな感じはしないけど
28ロシ:05/03/20 22:17:30 ID:R7G+AvEg
[天国と地獄]
良心の呵責を煩悩で誤魔化しながら生きる

良心の偽善心を煩悩で増大させて生きる

今は心は痛まない
命が消え魂が裸になった時、心は呵責を誤魔化せず煩悩に守られない魂は地獄を感じるだろう
29贋y-~~:05/03/20 23:11:17 ID:YQrA2XE+
おれが勝手に評価するよ


>>22 なにを言いたいかはわかるんですが、詩というかただの独り言ですね。D。
>>24 なにを言いたいかはわかるんですが、詩というかただの独り言ですね。D。
>>25 思考の未整理を詩情に転換するには凡庸な表現を使いすぎです。DとEの間。
>>26 発想はおもしろいけど、それだけ。C。
>>27 元気があってよろしい。猫が可愛くてよろしい。でも最後の一文が唐突…っていうか、おまえなにも考えてないだろ。CとDの間
>>28 すごく頭が悪そうに見える。E。
30名前はいらない:05/03/20 23:39:01 ID:2KIymxud
見失ったっていいさ。

涙で前が見えなくなってもいいさ。

がむしゃらに生きればいいさ。

いつか笑って振り返られる

過去になる日がくるのだからさ。



31ロシ:05/03/21 00:02:50 ID:vNZzeML2
>29よここは噛みついては、いけないようだから紳士に聞くが>28がEの理由をもう少し解りやすく教えてくれないだろうか
32抑揚 ◆YKYOnzxNCQ :05/03/21 00:09:41 ID:0PcjAO4h
>>31
通りすがりの抑揚様が代わりに答えてあげよう
難しそうな言い回しで、難しげなことを書くと日本語が不自由に見える
難しい事象を簡単で分かり易く書くと、日本語が達者なんだなと思える。

つまり日本語が不自由そうに見えたってことじゃないかな。
33ロシ:05/03/21 00:18:07 ID:vNZzeML2
>32成る程 納得です
再評価もしていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします
34コドウ:05/03/21 00:28:56 ID:twu0v6r3
「夕焼け雲」

空見上げた雲の
情景が暖かい家族に繋がって
とても暖かい詩になってます。
いいですね。
35抑揚 ◆YKYOnzxNCQ :05/03/21 00:30:28 ID:0PcjAO4h
>>28 E
一行目:煩悩が在るから良心の呵責が起こるのではないか?
二行目:良心に偽善があればそれは良心ではないのでは?
三行目:言い回し的に「今は心が痛むことはない」のほうがスマート?
四行目:身体が煩悩を生み出す(保持している)かのような言い回しだが、
     その説明がないので、「魂が裸になった時」や「心は呵責を・・・守られない魂」などの
     文章を読んでも咄嗟には理解し難い。
全体 :何が言いたいのか明白ではない。良心/心/魂の違いがいまいち伝わらない。
     短い詩なのに何度読んでも理解に苦しむ。
     題名の「天国と地獄」ってのもいまいち合致しない。
     煩悩で守られてる間は天国なのだろうか?とりあえず、
     なにかしらの宗教・哲学書を読むことをオススメします。

って、具合で良いですかぁ?
36コドウ:05/03/21 00:32:24 ID:twu0v6r3
「猫」

最後の2行に愛を感じる。
ハイ!ラッセラーラッセラーも
いい。


37コドウ:05/03/21 00:37:16 ID:twu0v6r3
[天国と地獄]

内容の全文読解には、至りませんが
深い精神世界が在ります。

田村 隆さんのような
現代詩といった感じ。
リズムがいいです。
38名前はいらない:05/03/21 00:37:37 ID:EyJ9AIMe
「 Song 」


あの日君は言った
このまま時間が止まればいいのに"
その言葉を噛み締めて
僕はこの青空に誓ったよ

君と出会った時間が
ときどきいつの日か思い出せなくなる
生まれてきたその瞬間から君を
知ってるような気がするから

だから

それが日常だと思っていた
君がいる"
ただそれだけ いつものこと
君の笑顔がある限り
僕は唄い続けたよ

あれからどれくらい経っただろう
暫く唄は唄ってないな
この深く晴れた木陰の下
久しぶりに唄歌いたくなったよ
久しぶりに空が青く感じたよ
39抑揚 ◆YKYOnzxNCQ :05/03/21 00:37:44 ID:0PcjAO4h
>>27は猫ひろし(ワハハ本舗)だなw
40コドウ:05/03/21 00:39:47 ID:twu0v6r3
見失ったっていいさ。

爽やかで力強さを感じます。
そうですね。と返事してしまいそう。
41抑揚 ◆YKYOnzxNCQ :05/03/21 00:41:20 ID:0PcjAO4h
>>40
出来ればで構わないんだが、
作品へのアンカー(>>40みたいな奴)と、
五段階評価+α(A-E)でのランク付けをお願いできませんか。
42コドウ:05/03/21 00:42:48 ID:twu0v6r3
「 Song 」

なんか悲しいSongですね。
空を見る視線と視点がいいです。
43名前はいらない:05/03/21 00:43:54 ID:WFu6ckqD
子供のころに 鼻汁なめた
しょっぱい くやしさの味
今日ぼくは 鼻汁なめた
しょっぱい 悔しさの味
なんか変わった 自分の領分
なんも変わらん 心の根っこ
なんか変わった なみだの重量
なんも変わらん 鼻汁の味

44ロシ:05/03/21 00:44:57 ID:vNZzeML2
>35丁寧な批評をしていただいてありがとうございます。自分は天国も地獄も場所としてあるのではなく
感じるものだと言う事を書きたかったのづすが 一人よがりのようでした。
45コドウ:05/03/21 00:48:41 ID:twu0v6r3
>>43

関西訛りのなんか、なんもの
繰り返しがええわ。
口ん中のしょっぱさが伝わってきたで。

46抑揚 ◆YKYOnzxNCQ :05/03/21 00:49:20 ID:0PcjAO4h
「天国と地獄」

触れる事の出来ない喜びを
逃れる事の出来ない辛さを

そう呼ぶのなら

僕はまだ生きているとしか言いようがない
47コドウ:05/03/21 00:51:36 ID:twu0v6r3
>44

気にすんな。ババンと行け。

一人よがりのようでした>みんなそうだって。

48ロシ:05/03/21 00:53:38 ID:vNZzeML2
>37評価ありがとうございます。コドウさん>22の花も読んでもらえたら嬉しいです。
49ロシ:05/03/21 01:00:35 ID:vNZzeML2
>46 うわっヤラレタって感じだよ。素直にA
50コドウ:05/03/21 01:02:16 ID:twu0v6r3
>>22

花にならずとも
華になれ。

そんな感じした。
やさしい詩だ。

51ロシ:05/03/21 01:08:13 ID:vNZzeML2
>50読んで貰えて嬉しいです。子育てに悩んだ時、子供に対してイラついた自分をいましめる為に書いた詩ですこの詩からやさしさを感じて貰えて嬉しいです。
52コドウ:05/03/21 01:15:05 ID:twu0v6r3
>51

これからも書いてください。
もっと言葉が淘汰され
洗練されるでしょう。


53ロシ:05/03/21 01:19:30 ID:vNZzeML2
>52ありがとうございます。
54「猫」のひと:2005/03/21(月) 10:30:48 ID:5cbYNB2p
>36
思いつくまま、さらさらっと書いてみたのですが、暖かい評価ありがとうございました。
55ハイフンさん:2005/03/21(月) 10:36:31 ID:LEPPpYjJ
自演ウゼップス
オレの目はごまかせねぇゾ!!
56ロシ:2005/03/21(月) 13:39:59 ID:fQZ7bCoW
>55誰に言ってるの? 節穴さん寒いよ
後スレの援護荒らしかな 必死だねw
57空色蛙(かえる):2005/03/21(月) 14:40:36 ID:YV7tAKHc
「宇宙天秤」

地球と月とを秤に掛けて台座を捜し彷徨う 宇宙天秤
枠外に己を追いやって 善悪美醜主義主張何でも御座れ
映るだけ舌を伸ばし駒して揺らして、揺られて

信じることしかできなかったものは解りもしない他人の価値
ただ、認められたくて
理想に溺れる我が身を哂う 矛盾に突きつけられ
たじろいだまま動けもせず 壊れた妄想セカイの中で主

今日も振り替える為だけに 誰もを見失わざるをえないのさ
地球と月とを秤に掛けて 台座を捜し彷徨う 今も尚…ほら微笑ってる
58猫柳律子 ◆8/ICzK/czM :2005/03/21(月) 18:25:53 ID:d5cb5OUU
マゾなわたくしはこっちの評価人優位スレに投下いたしますわ。

「新月散歩(Ver.2)」

かげさす夜空 くずれた雪道
二人で歩く

照らされ黒く染まった雪は
なま暖かく

二人の歩み ぐらつかせてる
とけかけた雪

新月の下できらめいてる
あなたの笑顔にとけてく私

さく、さく、ぐしゅ、ぐしゅん
ハナミズ垂らすあなたと私
互いに顔を見合わせ笑う 
59コドウ:2005/03/22(火) 01:35:10 ID:syb7i4Dl
つーか この板 生きてますか?<オール
60猫柳律子 ◆8/ICzK/czM :2005/03/22(火) 11:06:42 ID:MGgycNQm
>>59
ん?



板?



スレじゃありませんの?
61名前はいらない:2005/03/22(火) 12:20:47 ID:Z9aNdvj0
62空色蛙(かえる):2005/03/22(火) 15:14:14 ID:7AGj1oZp
>>19足跡を落としていく放浪者の情景が目に浮かびます
自分の影を見て明るさを見つけるとか、
いくら歩いても何も証になるものは無いけれど
痕を付けないことだけはできる。それもまた良い の辺りの
表現は秀逸で ふと学校の机を熱心に彫刻刀で
削っている同級生の姿を思い出しました ありがとうc+
63kazu:2005/03/22(火) 16:51:07 ID:nI3rRO63
CONTRARY〜裏腹に〜

1.あふれてる気持ちの僕は
そばに行きたくてたまらない

あなたには見えているのに
気持ちだけを逸らしてた

恥ずかしくてどうしようもない
こんな想いに恋しくて

好きだから意味も無く
分からずにいる
臆病なボクは気付いてもらう
夢を見てる

2.あなたを見ると期待するよ
今日から変わる気がして

近くに居るだけで不安になるよ
ボクのすべてをさらけ出すようだ

恥ずかしくてどうしようもない
こんな想いが淋しくて

好きだから嫌われたくない
愛されたくて
結果を拒んでいた
今の僕
64名前はいらない:2005/03/22(火) 18:25:41 ID:LFLgdC8i
確かめ

確かめあって 明日の約束
確かめあって じぶんの席があること
確かめあって 一歩踏み出すタイミング
確かめあって おたがいの愛
確かめあって 明日も夕日が赤いこと
確かめあって わへいのことば

確かめあって ものが燃える意味
確かめあって あなたの心臓がなにもしないで動く意味

確かめあって みんな
あたりまえのように
いること
65ロシ:2005/03/23(水) 16:49:06 ID:qqFzdpA0
[風と足跡]
恐れてた
風が吹かぬ事を
言い訳に
立ち止まってた
一歩だけ
歩いてごらんよ
少しだけ
景色が変わるよ
少しだけ
空気が揺れるよ
そうもう
気づいてるはず

足跡を残さなければ
前には進めない事に

もう気づいてるはず
66ロシ:2005/03/23(水) 22:31:39 ID:qqFzdpA0
[魔女]
君を探し出すことは
手足の20の爪が全て
めくられる程の険しい道のりかもしれない

昼も夜も無く
太陽の槍を全身に受け
漆黒の雲からは容赦なく毒々しい落雷が光る
それでも僕は君を探さなければならない

君が持去ったその赤い石は僕の情熱だから
67名前はいらない:2005/03/23(水) 22:36:58 ID:6294MLe4
「絵」
あんた
俺を書いてくれないか
俺の姿が見たいから

どんなに
汚い色だって構わない
俺の姿が見たいから

あんたはありったけの色を
俺に塗りたくって
「あわないな」
と呟いて

行ってしまった

68名前はいらない:2005/03/23(水) 22:48:47 ID:gc+Le3E1
『欠片』

泣かないと誓った十五の春に
無くしてしまった小さな欠片

今までずっと忘れていた
心の中の小さな隙間

微かな記憶を頼りに
欠片を無くした公園を探す

いくら探しても見つからない
私の心の小さな欠片

今まで無くても平気だったはずなのに
何故だか今は落ち着かない

私は立ち尽くす
どうする事も出来ずに
泣く事すら出来ずに

見つけ出したら何かが変わる
そう信じて私は探し続ける


最初からそんなもの存在していたかどうかさえ不確かなのに
69ロシ:2005/03/24(木) 01:04:49 ID:1jz7qINS
>65>66 をコドウさんに批評して貰えたら嬉しいです。お願いします。
70コドウ:2005/03/24(木) 02:24:24 ID:GgXXU4aq
>>65

〜気づいてるはず〜から
〜もう気づいてるはず〜
の最終行に至るまでが
この詩の盛り上がりですね。

景色が変わること
本人は、知っているんですよね。
ただ 怖いんだ。一歩がね。

ま、勇気を持ってということに
なるんでしょうが

逆に怖がっている側の視線も入れてみると
面白いと、思いましたよ。

それと呼びかけにすれば
どうだったんでしょう?

「きみは 気づいてるんだ。
 光の粒さえ 輝いてみえることを


 きみは もう
 気づいてるんだよ。       」

 みたいな。
71コドウ:2005/03/24(木) 02:31:20 ID:GgXXU4aq
>>66

ギリシャ神話のようなテイストを
感じました。タイトルは、思い切って
「メデューサ」あたりにしてしまった方が
この詩の持つ過酷な試練の行程をより表現できたのでは、
ないでしょうか?
72Asu ◆YqmVtwkwAs :2005/03/24(木) 06:29:33 ID:MA8ETtXM
感想文投下・・・文句がある奴はかかってこい!
って言おうと思ったけどこっちのスレは評価人至上主義なのねw
文句がある奴は裏庭の井戸にでもロバの耳ぃぃぃって叫んで泣いてろ。

>>7 E
とりあえず「しんしん」は降り積もる表現だ。
いや君が新しい擬音世界を展開するのは好ましいことだが
そうでないならば読み手の理解を複雑にする以外になんの意味もない
さてと詩の内容だが、オレならこんな詩を書いた自分に赤面してしまう。
青いんだよ、初々しい青さじゃなくて痛い。イタタタタ。
稚拙な表現で書かれた日記に評価をくれっておかしくないか?

>>8 D
悪くはないんだが、良くもない。
だらだらと書き連ねられたその言葉たちは魂を持っていない。
この詩を書くときに胸は震えたか?拳を握ったか?
書き手が闘魂を注入してない詩は読み手には文字列としか伝わらん

>>9 C
正直こういう詩の評価は苦手だが、
読むだけならオレはこういう詩が読みたい。
ただ内容を理解した上ではなく、
ただ文字を目で追う楽しみを思い出させてくれる。
つまり君にしは情景の表現に優れていて情緒がある。
ただやはりそれだけだ。

>>11 D
言いたいことが明確であるなら、もっと端的に表せ。
なんだ序盤の寒々しい表現は。
あと流れとか構成とか少しは意識してくれ。
もっと読み手に訴える術を考えろ、
伝えたい事があるんだろ。
73Asu ◆YqmVtwkwAs :2005/03/24(木) 06:30:07 ID:MA8ETtXM
>>13 B
一応Bを付けたが、C寄りのBだからな。
テーマと表現が最高だ。バクチクの歌詞と同じレベルの
美しさを君は持っている。
ただ言わせて貰えば、短すぎてこれじゃ消化不良を起こしそうだ。
それこそ最後まで落とし所を作って、
読んだ奴に「してやられた」と言わせてやれ。

>>14 D
うわぁ、すげーどうでもいい。
こういう詩がなければ評価も楽なんだがな。
本来なら短縮評価の対象なんだが特別に意見してやろう。
お前その詩を好きなコに読んで聞かせてみろよ
どんな反応が返ってくるか、そうだよキモイんだよ。
キモイだけで面白味も毒もねぇ、そんな詩を誰が読みたがる?
お前か?ならそれこそマイポエムノートに綴ってほくそ笑んでくれよ

>>15 C
「ふり返れんのだもん」に萌えた、そこだけひたすら萌えた。
まぁ他の連も悪くはない、いや、良い。
ただグッと来る何かがないんだよ。漠然とした良さはある。
もしかしたら素晴らしい原石なのかも知れない、
でも何をどうすればというアドヴァイスがオレには浮かばないよ。
そうだな、一つ言うとしたら、もっと解り易く書いてくれ。

>>20 D
だな、けんかすんな。
74Asu ◆YqmVtwkwAs :2005/03/24(木) 06:30:42 ID:MA8ETtXM
>>21 C
そんだけ自分の色が出てるのにこれ以上人に評価してもらって
どうしようというのだろう。あとはひたすらに、
自分との戦いを繰り広げるしかないんじゃないか?
もしくわ一度作風とか色とか味をぶっ壊すとか。
まぁ、一つ言えば中途半端な、旧仮名遣いって言うの?
それって激しくガイシュツだよね。

>>30 D
もっと巧くまとめられるはず、
言いたいことが明確ならば、どうすれば伝わるかを
考えるだけで、詩という奴は何倍も生きてくる。
なのに、中途半端に妥協してるせいでチープに映る。

>>57 C
硬いなぁ、窮屈、息苦しい。
そんな感じで進む文章なのに、最後まで解放がない
読み終えたあとも首を絞められた感覚が残る。
構成も悪くはないし、言葉の選び方も悪くはない、
テーマは無理矢理ひねり出した感じだが、嫌悪するほどでもない。
やはり落ちだ、オチは大切なんだよ。解放してください。
75kazu:2005/03/24(木) 07:05:50 ID:V/CKHCUA
【メモリー】

行く場所を見つけられずに 
ただ歩き続けた 

足跡を大切にして 
誇りに思えてた 
自分に満足してる 

夢を持たなくても生きていける 
友とさえ居ればいい 
繋がりがすべてになっていた日々 
これからも守っていく 


笑いあえて通じ合ってた 
大切な存在 

楽しさを大切にして  
悲しみを消しても 
思い出はあふれている 

相手が居ないと生きていけない 
孤独な気持ちなんだ 
繋がりが無くてはならない日々 
これからも守っていく 
76ロシ:2005/03/24(木) 07:45:11 ID:1jz7qINS
コドウさん代案付きの丁寧な批評ありがとうございます 本当にうれしいです。また書けたらお願いしますね >65を>70で呼びかけにした詩はまったく別ものでシビレてしまいました。こんなに変わるものかと、勉強になりました。
77直系の都人:2005/03/24(木) 08:05:01 ID:FXb+sliS
スレ誘導

 【新設】 トヨタよ 橿原へ 【阪神支店】
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/chiri/1111617616/l50

三河TOYOTA様・大和八木へお越しを!

              
            United States of Kashihara


78名前はいらない:2005/03/24(木) 19:29:32 ID:pXfcas1X
“彼女”

“彼女”が歩いてる
気だるげに タバコをふかしながら
髪の毛は乱れ ジャージ姿で
何者も寄せ付けぬ空気をまとい
ふらふらとあても無く歩いている
その姿はまるで野良猫
近所を流れる色んな噂
男だとかdrugだとか
そんな事をまったく知らぬ顔をして
歩き回る“彼女”

あの日偶然見つけてしまった
“彼女”の何も映していない瞳と
空を見上げる横顔の美しさは何?

幸せが何であるかとか
愛が何であるかとか
そんなことはどうでも良くて
ただあの時偶然目にした美しさこそが永遠だと
そう考える愚か者がいることを
“彼女”が知ることはないだろう

“彼女”が歩いてる
その姿はまるで野良猫
79Garsie:2005/03/24(木) 19:39:54 ID:eK3HhHEM
【やまび子】

木陰から見た貴方の笑顔は、美しかった
自分の言葉を発せない私は、空しかった―。

ただ見ることしかできず
ただ貴方に耽ることしかできず

ひとつだけできるのは
貴方の発した美しい声色を真似ること―。

もしも願いが叶うなら
永遠の美貌も
莫大な富も
そんなゴミ屑はいらないの

ほしいのは一つだけ
私の言葉を返してほしい
それだけで、きっと伝えられるから
鸚鵡なのはもう嫌だから…
80ロシ:2005/03/24(木) 23:20:23 ID:1jz7qINS
[開放いや解放だろう]思いの丈のまま
空気を揺らし
吠えまくる
日没に思い残す事など無かったあの頃
生きていた
僕は確かに生きていた
地表0メートルの
山びこが僕の心に
ブレーキをかけてからしばらく経っただろう
また生きたい
僕は生きたいんだ
心を解放しよう
世間の声は山びこでは無かったんだから
81アルカリさん ◆pH7.2omqBE :2005/03/25(金) 01:07:43 ID:V2e6yE9y
>>68 「欠片」 D-
「欠片」とは何か? そこを書かないと何の意味もありません。
知らない人にこの内容を話してみたらどうなるかを考えてみるといいです。

>>78 「 "彼女" 」 D
テーマが散ってしまっています。
2連の内容がキモなのですから、
そこだけに絞ってもっと細密に書くとよかったのでは?
82ロシ:2005/03/25(金) 10:35:28 ID:z4BQFmcx
>68満たされない心
を無くした欠片で表現したのでしょうか
ポッカリと空いてしまった心の隙間に思いつくままのワンピースをはめ込んでみても中々心が晴れないそんな事私はあります
恋でもしてみては
83ロシ:2005/03/25(金) 10:47:59 ID:z4BQFmcx
>78[ 何も映していない瞳]噂を気にしない彼女の強い心を表したのか強いと言うか純粋さなのか、どちらにしてもあなたは、彼女の自由なオーラに引き寄せられたのでしょう
あなたには無いものを彼女の中に見つけた
その時のあなたの気持ちが伝わりました
84 ◆VrWtOejzME :2005/03/25(金) 10:53:15 ID:CqmE+rOb
市民団体の言う「環境破壊博覧会」、「ペテン博覧会」というのは当たっているな。
青少年公園の木や緑地帯を潰してあんな祭をおっぱじめるんだから。
だいたい、カヤカヤ点いているイルミネーション、いったいどれだけの電力を使っているんだ?
全部をソーラー等のクリーン発電で賄っているわけではないんだろ?
二酸化炭素垂れ流しですな。
85空色蛙(かえる):2005/03/25(金) 11:34:22 ID:j8z8lQxE
あなたも一緒に光合成しますか?


86Ash-U:2005/03/25(金) 12:58:42 ID:pslYW5bH
たった一人では何もできない後姿がよけいに愛おしくなった
無責任な気持ちが先に手を引いたね
           ほんと弱虫だったね

はじめてのデートは動物園のトラを見に行ったね
僕の人差し指を強く握る君の仕草がより惹きつけた
二人をにらみつけるトラは強く思い出を植え付けたね

好きな本を読んでる横顔は多様な色が浮かび上がった
初めて笑ったのも、あの本を読んでるときだったね
本の主人公に成りきって読書する癖は治ったのかな、、、

*今でも君を想っている ほんと僕は無責任さ
愛しい仕草に たまに見せる笑顔に 
   偉そうな態度に せつなそうにつぶやく言葉に
締め付けられて これからも君の居場所は誰にも埋められないのだろうか??? 君には予感が在ったんだね?
僕が離れる事を 遠くに行く事を 手放す事を
それを裏切れなかった後悔念で  「もう、ごめんね」*

遠出した水族館は休んでたから きみをおぶって近くの海岸に行ったね
貝殻を拾いながらはしゃいだ二人は 二人寄り添いながら夜を待った
手を握りながら 二人朝までゆっくり眠った

*くりかえし*

ほんとに、、、僕は、、、君を、、、愛してた、、、
それは真実 だけどただ僕が無責任だったんだ、、、
If I went back that day,I could hug you
そして 謝罪念を放つ   「ほんと ごめんね。。。」
87Ash-U:2005/03/25(金) 13:00:34 ID:pslYW5bH
たった一人では何もできない後姿がよけいに愛おしくなった
無責任な気持ちが先に手を引いたね
           ほんと弱虫だったね

はじめてのデートは動物園のトラを見に行ったね
僕の人差し指を強く握る君の仕草がより惹きつけた
二人をにらみつけるトラは強く思い出を植え付けたね

好きな本を読んでる横顔は多様な色が浮かび上がった
初めて笑ったのも、あの本を読んでるときだったね
本の主人公に成りきって読書する癖は治ったのかな、、、

*今でも君を想っている ほんと僕は無責任さ
愛しい仕草に たまに見せる笑顔に 
   偉そうな態度に せつなそうにつぶやく言葉に
締め付けられて これからも君の居場所は誰にも埋められないのだろうか??? 君には予感が在ったんだね?
僕が離れる事を 遠くに行く事を 手放す事を
それを裏切れなかった後悔念で  「もう、ごめんね」*

遠出した水族館は休んでたから きみをおぶって近くの海岸に行ったね
貝殻を拾いながらはしゃいだ二人は 二人寄り添いながら夜を待った
手を握りながら 二人朝までゆっくり眠った

*くりかえし*

ほんとに、、、僕は、、、君を、、、愛してた、、、
それは真実 だけどただ僕が無責任だったんだ、、、
If I went back that day,I could hug you
そして 謝罪念を放つ   「ほんと ごめんね。。。」
88名前はいらない:2005/03/25(金) 16:36:49 ID:GC4/D2Qi
誰か評価よろしくお願いしますm(_ _)m

「夕暮れ」

夏の夕暮れ ビルの屋上で待っている
旅立ちの日 別れそこねたアイツを
見下ろした街は 初恋色の黄昏
今の自分を写し出したような

せわしなく家路を急ぐ子供たちは
西の空にも別れを済ませて
路傍の夢を集めていた

夏の夕暮れ 思う気持ちも変わってきた
89名前はいらない:2005/03/25(金) 16:54:36 ID:cLNj4C+M
あの時の気持ち覚えてる?
あの教室で見た桜とか
あの廊下で走ってたこととか
ずいぶん昔のことの様に感じるね

些細なことで傷ついて
くだらないことで笑った
友達の失恋で一緒に泣いたり
感情豊かないとしい日々よ

それでもあの日々の中で
一番私の心を占めていたのは
優しい君だった

君は今どこにいるの
私の名前を覚えているの
君は今もあの頃のように
輝く笑顔で笑っているの

90夢から覚めた朝:2005/03/25(金) 16:55:03 ID:vybgz9sI
いつか見た夢の中で
君の笑顔探し
疲れた僕の目の前
道は果てしなく続く

歩けと言わんばかりに
君の笑顔浮かぶ
立ち上がろうと力いれる
夢から覚める1秒前

起きあがり顔を洗う
パンを口に含む
さっき見たばかりの夢なのに
忘れてる僕がいる

何度忘れればいいんだろ
僕の夢物語
歩き続けて疲れた時
助けられた笑顔さえ忘れてる

どうしようもないよな
ポツリと出てくる独り言
空を見上げれば
名前も知らない君の笑顔が浮かんだ
91Garsie:2005/03/25(金) 18:37:06 ID:2x2SVc3x
【世から産まれる世】
世界が産んだ
新たな世界を
その世界も産んだ
新たな世界を
そのまた世界も産んだ
新たな世界を
いつまで続くのか
いつまでも続くのか
終わらない連鎖
世界を渡ることはできないの
人も神も、その世界に住むものは全て
きっと井の中の蛙
いまも、世界が世界を産んでいる
産まれれば、いつか迎える終焉
ああ…
人の手で、人の住む世界が死に向かう
92名前はいらない:2005/03/25(金) 19:34:47 ID:wefagEiR
93ロシ:2005/03/25(金) 21:44:43 ID:z4BQFmcx
>88[思う気持ちも変わってきた]と言う部分で少し考えました。
初恋の人との再会しかし当時 程の気持ちが無くなっていた事を書いた詩なのでしょうか
時の流れを感じました
94ロシ:2005/03/25(金) 22:31:22 ID:z4BQFmcx
>91今の世界はまるであわせ鏡の中の一枚のようですね。
今は何枚目なのでしょうか考えると怖いです
95ハイフンさん:2005/03/26(土) 18:48:46 ID:19+2/SOu
186対94

どうやら大勢決したカ
ァヒャヒャ
96名前はいらない:2005/03/26(土) 21:12:50 ID:U/ksGURO
誰か評価してよ
97名前はいらない:2005/03/26(土) 21:52:24 ID:Hca1g/9G
97ペクチェスタイル
98名前はいらない:2005/03/26(土) 23:36:14 ID:2/YMgOfX
このサイトは何なの
99ハイフンさん:2005/03/27(日) 01:46:21 ID:Kq8rFSJx
負けスレ
晒しアゲ
100名前はいらない:2005/03/27(日) 01:56:37 ID:xj7z0avT
もうここでは評価されませんか?
101名前はいらない:2005/03/27(日) 03:25:16 ID:EjGuox0s
だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。
ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ。
     by コーネリアス小山田圭吾
1023/23(水)軽盲:2005/03/27(日) 04:06:39 ID:H3JPsG+m
空が白んで目を挙げる
寝呆け眼には何も映らねえ
朝は濁っている
諦めちまっている
呆れ果ててらあ

雑踏飛び越えいつもの通り道
朝な遊偽場には惚けた面したヒトの群れ

其処には何がある
何を待ってる
何を信じている?

哀れ、哀れ、嘲笑

夕暮れ時にまたな
そん時には俺は何も見えないけど

歪んだ一日を歩け
履き潰した靴履いて

春を道連れに
103 ◆ZEyx6svCDc :2005/03/27(日) 05:54:54 ID:fmH7y0I2
評価してみます。
104 ◆ZEyx6svCDc :2005/03/27(日) 06:44:28 ID:hsxAIC/H
>>86
評価:D
意味は伝わるが口語的な文や言葉と文語的なそれのつながりが不安定に感じた。
言葉だけで書かれたような印象で、感情が伝わってこなかった。もっと素直に書くといいように思う。

>>88
評価:D+
それぞれの言葉とイメージは好き。一部意味がわからなかった。
踏み込みが足りないのかどこか物足りない。

>>89
評価:D
説明的な印象。やはり踏み込みが足りないように感じた。

>>90
評価:D+
リズムはよかったし、感情も伝わってきた。ただ共感はできなかった。

>>91
評価:D
説明的な印象。

>>101
評価:C
シンプルで的確な描写。短すぎ。

>>102
評価:C
テーマに対して詩が短すぎてイメージを描き切れていないように思う。もっと読みたい。
105 ◆ZEyx6svCDc :2005/03/27(日) 07:45:15 ID:hsxAIC/H
最初の方読んでなかった。。
106名前はいらない:2005/03/27(日) 22:35:03 ID:H3JPsG+m
>>104
出張評価乙。
こっちはどうやら重複のようですね
sageます
107黒太:2005/03/28(月) 02:21:02 ID:IBGk+Ro5
涙もでない
笑いもしない
怒りもしない
誰に幸せを与えることなく
幸せな感情さえ知らない
ロボットになりたい

誰に操られても悲しくないなら怖くない
傷ついても
辛くないなら怖くない

いつ死んだって構わないよ
全てが終わる恐ろしさも悔いもない
誰が悲しんだって罪悪感のカケラもない
108名前はいらない:2005/03/28(月) 03:45:10 ID:hcNMGFhG
ロボットになったら人間になりたくなるよ
109黒太:2005/03/28(月) 08:53:54 ID:IBGk+Ro5
>>108
ロボットになったら何にも感じないと思う。人間になりたいとも思えない
110名前はいらない:2005/03/28(月) 13:22:34 ID:hcNMGFhG
どんまい
111名前はいらない:2005/03/28(月) 13:51:38 ID:Z3Y+EG8B
道行く人に表情は無く
まるでマネキンの様

何を思い何を考え
何の為に歩くのか
何の為に生きるのか

マネキンの森の中
一人小さく俯いて
涙を流す人がいる

その光景は滑稽で
笑いが止まらない
笑え笑え狂いて笑え

お前が立つ地は屍で
お前が見るのは残骸だ
生きた心地はしないだろう
お前も同じで生きていない
壊れる時を待つだけだ
112空色蛙(かえる):2005/03/28(月) 17:32:52 ID:KtoRCVVw
エッセイですが評価して下されば…

「車椅子バスケ」

車椅子バスケットという種目があることをはじめて知ったのは
大会のお手伝いに出身中学が呼ばれた時のこと。
部活で慣れ親しんだ競技がまるで別次元で
闘ってる人がいると、
強烈な印象を叩き込まれたのをよく覚えている

『膝屈伸使わずに打点一メートルちょいからリング入れてる!!』

足の無さや奇形具合に醜さよりも
鍛え抜かれた太すぎる腕が、
やけにアンバランスなフォームに魅入ってしまい
ある種その人の持つステータスのようにも思えていた

足を捨てればあんな風なことまでできてしまうものなのかと、
安直な憬れめいたものさえ感じてしまったのだ
113空色蛙(かえる):2005/03/28(月) 17:48:34 ID:KtoRCVVw
その2

少しだけその人のマネをしてみたことがあるのだけれど
そう簡単にできる苦しみではないようだった
膝立ちでふざける風に投げて
かすりもしない放物線を試していたが

次は立ち上がりなおざりにジャンプして放る

ぱす。

橙のボールに黒の網目は回転しながら
輪をぬけて網を揺らした

キメじゃない 当然と言えば当然な 単なる偶然

それが悲しかったんだ


何かが欠けているなら侮れない
そこで甘い見立てなんてしたら足元掬われるぞ
と、警戒あるいは復讐心を頭の中で云い続けることで
誤魔化しながら

同情だけは絶対にしたくないと
口惜しがるようにシュートの数をこなし続けていた

本当は一番自分を見下し
同情し差別しきっているのは自分自身なのだと
唇を噛んだ…
114  ◆UnderDv67M :2005/03/28(月) 17:59:11 ID:v+KR6Lcu
こっちのスレに投稿しているヤツは本スレに移せ アホか
115名前はいらない:2005/03/28(月) 20:35:50 ID:VVA8M0RN
削除依頼出してからいえよ
116黒太:2005/03/28(月) 23:39:50 ID:IBGk+Ro5
知らんかった(゚Д゚ )
117ボトルネック ◆P350za861k :2005/03/29(火) 20:14:29 ID:NAsSgIqS
>>112-113
つ[井上雄彦「リアル」]

まだ読んでないなら
D
既に読んでるなら
E
118空色蛙(かえる):皇紀2665/04/01(金) 19:11:07 ID:8bKZicwO
〉〉111「狂いて」が、やはり気掛かりです。
対象に対する高笑いが自身へと突き刺さり、ままならない自分への鼓舞で五連に繋ぐなら「甘さ」を感じます。
「笑いが止まらない」自身を突き放すことで限界ぎりぎりの
狂気から逃れるものなら、
逆に「狂いて」しか残されていなかったのだと思います。
あるいはこの方法論しかまだ知らないんだという叫びが
伝わったような気がしました

五連語調を強め荒々しく断じることで
結論の「壊れるときを待つだけだ」を
停滞ではなく不屈をかもしだしている
ように感じられましたd+
119空色蛙(かえる):2005/04/02(土) 17:29:58 ID:YOUc1tIH
》別の狙いを持たせたり注意を促したり
使役させる意図のない詩だと思いました

「ロボット」の持つ硬さに憧れながら
そうではない現実の否定と、だとしても願望の否定の
二重苦に閉じ込められている気がしました

平易な感情語の持つエネルギッシュな感じと
守備範囲の広いおおざっぱさがニュアンスを誤解したまま
理解し続けてしまう危うさを感じますd

》110励ましの言葉ですね
120空色蛙:2005/04/02(土) 22:16:46 ID:YOUc1tIH
未焼却
>>58>>63>>67>>75>>79>>87

>>92さんこんな地下すれまでようこそ。

>>98さん さてなんなのでしょうね。
さしずめ。僕はハルウララのようなもの
121猫柳律子 ◆8/ICzK/czM :2005/04/02(土) 22:34:45 ID:Z0H2w1PE
メル欄にホントにアドレス書く人たまにいるけど、それってどうなのかしら。
122空色蛙(かえる):2005/04/03(日) 20:29:20 ID:nPIGXsQC
>>121どうもこんばんわ。遅レスすまそ。
知ってる人はなんだそんなことと思われるかもしれないですけど
パソコン画面から入るのと携帯端末から入るのでは仕様も勝手も同じ
ものでも違って見えてしまうものなのですね。
違っているように見えても同じもの。
同じものなのに違っているように思えてしまう。
何だか意味深で唸らされました。
123空色蛙(かえる):2005/04/03(日) 20:56:23 ID:nPIGXsQC
>>87暇なときとかってぷらぷら書店に立ち寄って鼻っ面突き出して
棚から棚へ流し読みしたりすることがよくあるのですが
あれ?っとおもって立ち止って引き返してなにがあれ?なのか
頭を捻ることがあるんです。気になって探し回るときもあれば、
そのまま忘れてしまうって思うときもあるのですが。

見つけたときってのはなぜか
決まっていつもなら絶対に読まないカテゴリーの本で
手を伸ばすときなぜかドキドキするんですね
まあ二十ページも読んだら投げてしまうことが多いんですけど

ある程度の経験則とかがないと先入観が邪魔して
うまく頭に入らないのかなあとか考え込んでしまうような作品でした
後悔念と謝罪念が興味深い表現でいいですねc-
124空色蛙(かえる):2005/04/03(日) 22:14:08 ID:2hb3YFEH
>>79何かを欲すれば欲っすほど身の回りにあるものの価値を見失うものですね。
出来ない事だから焦がれ、出来ることを軽視してしまう「やまび子」の哀しさを見ましたe
125空色蛙(かえる):2005/04/03(日) 23:19:05 ID:2hb3YFEH
暑苦しくない。涼しい顔しても汗が流れないわけがないんです
たぎるものがあるはずなんです
さりげなさ過ぎて疑ってしまいます

巧く隠したつもりになってるその笑顔の裏側にある暗い所を見てみたいd+
126空色蛙(かえる):2005/04/03(日) 23:24:05 ID:2hb3YFEH
119は>>107 125は>>75です
127空色蛙(かえる):2005/04/04(月) 17:47:46 ID:guXDSN4C
再評価させてください

>>79 人の持つ性として嫉妬の瞬間を切り取った作品。やまびこに哀しみを
寄せているのですが、やまびこっていつまでも跳ねかえっては
いられないんですよね…
言葉を選ぼうということでやっぱりe

>>75確かなものを見つけると自分の不安定さが怖くなって
怒ったり壊してしまいたくなることがあります。罵倒失礼しました。
記録化された想い出を懐古する作品。
「悲しみを消しても思い出はあふれている」が
悲観諦観で終わらないところがいいですね。
悲しいことを何一つ代えぬままありのまま悲しく覚えていよう。や、
悲しいことだから切り捨てて忘れてしまおうとか考えてしまいがちですが

古い思い出はその分骨董価値どんどん上がっていくからいいんですc-
128ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/05(火) 00:05:43 ID:JVv949XT
「ダブル・ミーニング・ベッド」

今日もまた彼女の髪は、昨日と違う髪で、そこかしこに疲労がみられる、だらんとした髪でした。
彼女はよく黒い服を着て現れ、目を細めて煙草を吸いながら、椅子に座るか床に座るかし、黒い服の黒さを際立たせています。
その表情はリスやハムスターのような小動物に近く、実際の彼女の大きさよりも一回り小さく見え、私の動物的な欲求を喚起させます。
ふと目をやると、彼女はただでさえ細い目をさらに細めて、眠いと一言もらし、休憩時間一杯まで、ベッドに横たわるのです。
その部屋には彼女以外には私しかいなく、私は小さなその部屋でつかの間の時を過ごすのです。
129評価して♪:2005/04/05(火) 00:15:07 ID:GPMTh9uk
『触れたい欲望』 評価ぜひお願いします☆

触れてはいけない何か
眠るあなたの前で考える

壊れそうな砂のお城
答えの見つからない問い
めまいがする薬
時計の針を逆に戻したい欲望

夜風の波がカーテンの裾を揺るがす
ひんやりとした心地好い空気がかわいた部屋を優しく包む

貝殻のベッドの上で
触れてはいけない何かを考える

美しい音色を生み出す弦を切るような
大切な人を裏切るような
目を開いて確かめられない事実が
星のひかりに照らされて
壁のスクリーンに映し出され
この部屋がすべてとなる

七色に光るさかなに憧れて
手を伸ばした私は光も闇も同じだと気づいた

海を浮遊する夜がまた訪れて
あなたの私の部屋は青い海の底へと落ちてゆく

130初めてです:2005/04/05(火) 00:27:05 ID:/9sX9s6k
光は嫌いだ 僕の罪
偽りをすべて写し出す
僕の影を写し出す
誰にも知られたくない影を
僕は光の無い深い森の中で過ごす
けっして光が届かぬ森の中で
光が出れば眠りにつく
深い深い闇の中へ

眠りにつけば影は出てこない

僕はけっして森の中からは出ない
この森から出ればまた影を創りだす

僕は光と心を通わせる事はできない
僕は独り闇となる

光は孤独だと云うだろう
しかし僕は光に愛を望む事はない
光は影を創り出す
闇に愛を求めることが救いとなる
光が出れば再び帰る
すべてを消す暗い闇の中へ

僕の魂は影に縛られている
だから闇へと消えて行くだろう

光の無い森の中で
やがて魂は腐ちて行く

評価してください。
131名前はいらない:2005/04/05(火) 03:38:11 ID:+SILo+I2
糞スレ。重複。
しがみつきキモスwwww
132名前はいらない:2005/04/05(火) 06:48:06 ID:PaGoIMLg
>>129
マルチ…
133名前はいらない:2005/04/05(火) 07:35:29 ID:2lwEGzHn
「見える物と見えない物の部分と全体」

実像のない不安と
色のない部屋の中で
機械のファンの音だけが
不愉快に低く響いている

幾本か古いヴィデオを観て
それは殺し屋の映画と
モノクロの情愛物語と
一見哲学的なSFで

つまらないと思っているのに
消してしまうのを恐れ
いつの間にかその映像の中に
見える物と見えない物を探そうとしている

例えば
私は物言わぬ殺し屋
私は置き去りにされた情婦
私は理性を失った宇宙船
私は
使われないカップ
壊れたボールペンシル
埃で汚れた机の上
見える物と見えない物の部分と全体

私はそれを眺め
私はそれに触れ
私はそれを傾け
私はそのことを忘れる
134ちり:2005/04/05(火) 08:28:45 ID:yMO0N2of
夢、希望、未来、、ごめんなさい。
叶いませんから寝てください。


歳を取る度に減っていく思想とか個性とか
平凡に慣れて退屈になれてしまった故に感じる幸せとか
結果、綺麗なモノを『綺麗と表現してしまうボクがいて、、、


夢、希望、未来、ごめんなさい。
叶いませんから寝てください。


突然、何も浮かばなくなった絵筆
苦しさ、怖さ、汚さを無くした鉛筆
結果、陳腐なモノを『陳腐』と表現するボクがここにいて、、、
135ちり:2005/04/05(火) 08:30:34 ID:yMO0N2of



夢、希望、未来、聞こえてますか?
ボクは退屈なヌルマ湯に足を取られてます、、、
ボクは退屈なヌルマ湯に身を任せているのです、、、

ただ もがくでもなく

ましてや 受け入れるでもなく

夢、希望、未来、

夢、希望、未来、

ごめんなさい
136ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/05(火) 09:33:33 ID:PaGoIMLg
本スレ荒れてるなあ

避難所に丁度良いかも、と言ってみるテスツ
137アルカリさん ◆pH7.2omqBE :2005/04/05(火) 10:12:19 ID:c1cBMZQl
>>128  「ダブル・ミーニング・ベッド」  D

もっと言葉を削れます。表現を思いついたあとの研磨が感じられません。
タイトルから察するに、この情景に何かを感じたのでしょうが、
「ただの描写」はできていても、「感情を伝える描写」にはなっていません。
実際にはかなり難しいことですが、挑戦してみてください。
138ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/05(火) 10:22:27 ID:PaGoIMLg
>>137
マリガトー

たしかに見返したら言葉遊びの域をでてないかもorz

職場の休憩室の情景を描いたら、なんかラブホっぽくなったんで、そんなタイトルにしたのですが、

やっぱりいろんな意味にとれる書き方すると感情が薄くなるなあorz

がんがるよノシ
139 ◆fHUDY9dFJs :2005/04/05(火) 12:30:48 ID:NglOjaPD
評価してもらおうか。五段階で
まじめにやると。一段づつ上れるわけね
まじめに。まじめに。それが大切なことだ。

ガンガンして欲しいな。
こっちの胸にも響くように

A:天才。生きているはずがありません。
B:誠実な注釈者。かなり苦しい立場に同情します
C:病人。病院にいきましょう。
D:愛好家。サークルを作りましょう。
E:頭から、ゴミ箱に飛び込め
140名前はいらない:2005/04/05(火) 15:16:02 ID:8yKHnXzU
キリスト狂の悪い点アンケート結果の第一位は

中絶の禁止・・・どういう形であれ、妊娠した女性はそれはその人への
主からの恵みということで出産しなければならない。
たとえ忌まわしき強姦の末、妊娠したとしても、
その生まれてくる子供には何の罪もないし、
その宿った命を殺すことは、もちろん殺人であり
あなた自身を地獄に突き落とした犯人よりも
もっとあなたは落ちぶれた人に成り下がるのだから。
そうなりたくなければ、強姦した人間を哀れみ、そして心から許し
そしてあなたに宿った思いがけない命を愛しい存在として
この世に解放させてあげるべきである。


ヨハネ・パウロ2世は自身の暗殺未遂犯を恩赦するほど心の大きい人であった。
141 ◆fHUDY9dFJs :2005/04/05(火) 16:27:51 ID:NglOjaPD
世界一ちいさなくに

こっちは罪がおかすのがしごと
あっちは赦すのがしごと
たとえ何百年後だろうと
高くそびえる尖塔のてっぺんからは
電話線が蒼い雲へと伸び
風をゴーと引き裂くていることだろう

もしもし
間違えました
応えないで下さい
もしもし
また間違えました
やりなおします
なんていう自由
142東海代表男。 ◆TokaIww/Vw :2005/04/05(火) 18:16:59 ID:wrbw12ve
春の夕暮れに照らされて
路地裏は香ばしい匂い
味噌汁の匂い
秋刀魚の匂い
公園には子供たち
キャッキャキャッキャとボール遊び
よそ見をすれば夕陽は沈む・・・
143名前はいらない:2005/04/05(火) 19:17:06 ID:iorOrKLa
恋愛の詩を書いています。是非見て行ってください!コメント頂けると嬉しいです!
http://blog.goo.ne.jp/kurocho13/
144空色蛙(かえる):2005/04/05(火) 19:48:49 ID:JnciB69i
>>140キリスト教は自殺も禁じられているんでしたっけ…

>>67この詩についてはひょうかできる立場ではないので、弁解を一つ。
「自分の居る場所なり役割なり仕事なりを好きなろうとしない
 人間は立ち去るしかない」って、ジンクスを信じているのですが、
保身の為にずっと見て見ぬふりをして、選びきれず、肯きました。

自分が信じた行為に後で過ちに気づくことが有ります
そのどうしようもなさに歴史の改竄が出来ないと知っても
いつまで経っても望まずにはいられないことなのかもしれませんね
初めからかたちの無い幻想のようなもの。だけど願わずにはいられず
それから別れを告げるように産まれてきたものは
どうしようもなく詩なのでしょう。

初めて罪を犯した気がしました。そう決まっているからではなくて
スケープゴートではなくて、自分に自分が裏切られるような気がしました。
ただ、誰かが言ったそれだけの理由で自分を放棄した。曲げてしまった

椎名林檎の唄は趣味ではないです。
ただ、あまりにも純粋に唄なのだろうと、
女性にとって犠牲になってくれる人が居るもっと
分かりやすく伝えてくれる人が居るという代替品としてのぬくもりは
理解できるつもり……
それが普通の人にとって
ファッションとして流行として娯楽として嗜好していく社会ってのは
どこかおぞましい物を秘めているような気がしますが
ただただ単純作業をし続けられる肉体労働員も
役割として必要とされているのも事実なんですよね。

手違いで産まれてきたのだとしても生きていてほしい
それだけが願いです
145 ◆fHUDY9dFJs :2005/04/05(火) 20:23:38 ID:NglOjaPD
こたえてもらえない、かわそうな詩たち
けれどそれは
  あらかじめ諦めておくべきもの


「 新・五 段 階 評 価 」

A: 仙 人。もう、何もいえません。
B: 狂 人。他人の迷惑を思い出してください。
C: 色情狂。狙い撃ちを心がけて下さい。
D: わらべ。 詩は他人ではなく、自分で価値づけるものであること知りましょう。
E: ウジ虫。自覚しろ言う方が無理ですね。

あなたは、D
146眠れない夜のための水族館:2005/04/06(水) 00:57:11 ID:u4bCqTI+
蒼白い部屋の中 寝返りうっているうちに
誰も彼も寝静まったら こっそり出かけようよ
月明かりに照らされた 真夜中の水族館
毎晩気がつけばここに立っているよ
子供の頃 イルカが泳いでた水槽に深く潜ろう
暗い水の中 遠く遠く街の灯 ゆらゆら流れ出す
生まれる前にいたあの場所に 深く潜ろう
少し息苦しい 遠のく意識 だけど急いで 今日は届くはず
あの場所に届くまで 深く深く潜ろう
遠のく意識...
水面に顔出す頃にはもう 太陽が僕を見ていた
147空色蛙(かえる):2005/04/06(水) 00:57:28 ID:1WwZyof0
>>63若い・・・告白後なのでしょうか
「好きだから意味もなくわからないでいる」ボクを
僕が見ているのですね。知らないでいたこと、
知らせてしまった後でも期待してしまう「夢をみている」

ふあふあ浮足だつ感じは出ていますが
好きでいる「あなた」が説明不足
そこに焦点を当てて見てもよかったですねd

>>58 鼻水は二人でないと笑い会えませんね
コミカルな感じが面白かったです。
詩的な見方と生活感を対比させているのですが
前半が何を例えたものかよく読めませんでしたd-
148ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/06(水) 01:54:35 ID:+zdTklnn
「電脳天皇」

魚はうようよ泳ぎながら
天皇がまく餌を
我先にと食みつづける

新奇は既に劣化し
凡庸に堕している
まいてる天皇ですら
もはや気づいておらぬ

そう その餌は
さらに古い餌を
裏返しただけなのだ

魚も天皇も目を閉じ
自己に埋没する
自己を作ったのが
ほかならぬ他者なのに

ならば私は目を見開こう
あらゆる餌を貪欲に食らい
新しい餌をまいてやろう
149名前はいらない:2005/04/06(水) 05:42:32 ID:8uJi+Y8O
ここまで差がつくとはなw
たてた奴、恥ずかしいな。
150名前はいらない:2005/04/06(水) 05:59:15 ID:0L7HfHXV
一瞬の幸せのアト

くるくるまわって

僕は

何処か へ
落ちてった。



脳内思考は停滞
視界は悪過ぎ。

このまま 堕ち続けるのかな

僅かに残る意識の中
恐怖 に襲われて。


もう目の前は真っ暗
感覚も無くなった

もう

さよならだね

僕は

此処にいた方が お似合いなんだ。

堕ちてやる。
151すべての心を持つ人間へ:2005/04/06(水) 16:17:56 ID:+mXV6wQd
思うって苦しいこと
愛するって胸を締められるような感じ
うれしさも喜びもあるけれど
失ったときに代償を払わなくてはならない

でも僕らは愛する
一人の人間を
人間として

その人のためなら
苦しんでもいい
そんな人が誰にでもいる

愛するってつらいこと
神経はずたずたになってしまうけど
僕はその人のためなら
いくら涙を流したってかまわない

痛みを感じてでも大切にしたい何かが
僕にはある
152名前はいらない:2005/04/06(水) 22:48:47 ID:PHHgO8Uq
小山田圭吾は、何も抵抗できない知的障害者に無理やりウンコ食わす。
フルチンにする。灰皿がわりに使う。
そのわりに他の学校の生徒に喧嘩売られても逃げてた。
153ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/06(水) 23:05:16 ID:+zdTklnn
>>152
有名なエピソード。
詩ですらない。
E
154名前はいらない:2005/04/06(水) 23:25:25 ID:TZ7ZeVCh
>>153
冗談でしょ?
155空色蛙(かえる):2005/04/07(木) 10:21:12 ID:p0STGBVp
>>133 詩板の一要素としてのエンターテイメント
性に付いての現状を考察したもの
「見えるものと見えないもの」を探している私の一例を示したもの。

観賞のテクニックを見せられても本棚の並べ方はひとそれぞれだろうし・・・

書店にも実用マニュアル本が並べられているが
『こういう類』の人間はこうだ、と
言いきるところから始めめるものがよく見受けられるのですが
この詩のいい点は特徴から人間をタイプ分けをして、ではなく
いくつもの小さな視点から全体像を映しているところにあると思うd
156空色蛙(かえる):2005/04/07(木) 10:43:53 ID:p0STGBVp
>>129強く惹かれる詩を見付けたとき、
自分の足場を切り崩して内側にあるものに
触れたくなる衝動にかられることがあります
線引きした向こう側を繋ぎ止めようと
触れるたびに弦が、神経が、涙が切れていく。
それに手を伸ばそうとして、文字列を拾い返って
ある所で見切りを付けて引き返すわけですが
「光を闇も同じものだと気付いた」の感覚が僕には判然としなかった。
精神世界の深いところまで潜っていく様子が勇気付けられる作品でしたd+
157空色蛙(かえる):2005/04/08(金) 00:16:01 ID:tEOUOafj
>>78に寄せて

「つきのやくそく」

美しさと知ったのは
こころのやみを赦してくれた。と、信じたから
強いるしか、無かったから

つきのやくそく

それきりを信じきる風な君のその横顔が
何物にも代え難い宝物みたいに思えてた

同時に同じだけの危うさ脆さを恐れた

なにひとつ忘れてしまっても
僕が僕でなくなるほど刻が過ぎても

ちゃんとまだあるよ
あってしまう、ままだよ

知らなければよかったかもね
もしかしたら何処にもないのかもしれないのにね

ずるいや

美しさと知ったのは
君のなにも映さないような瞳

白線の向こうへ行きたいと思った

心の奥底でずっと願ってた
158名前はいらない:2005/04/09(土) 08:21:27 ID:tBxjLAlJ
拾い集めた心

もう二度と失わないよう 握りしめるけれど

気付かないうちに 塵は空気に溶けていった 

手のひらには気付かないままに君の抜け殻だけが

俺の元には何も




159名前はいらない:2005/04/09(土) 11:06:45 ID:qrS9mNSJ
きのうの土手を歩いていた
クロバーの花が咲いていて
途中に水門があって
三角の敷地がフェンスに囲まれていた
囲いには看板が

   ここに空き缶を置いていったひとへ
   不法投棄をしていると思われます
   気をつけて下さい(係)

風が吹いて
ぼくの苦笑を運んでいったよ
160空色蛙(かえる):2005/04/10(日) 23:15:59 ID:bqzwhpl5
161空色蛙(かえる):2005/04/11(月) 01:24:46 ID:5KkKArWk
>>130光、影、闇、森、罪・・・
ひとりでなにか打ち込んでいるのでしょうか。
それはあなたにとって不本意なことのように思えます。

今居る場所を愛せるように自分が変わっていくか、
それとも居場所を求めて、
今手にしてる物を投げ出し飛び出していくか。
生活上必ず考えておくべき事柄ですね。

人と人は違っているもの。
ですが、それでもなお
ずっと続いていくものだと思います。

あなたが思う僕が 僕が思う自己と、
どこか食い違って他人を見ているように思えてしまう。
会ったことさえ無いように思えてしまう。
生きることはそのズレを見つめ続け、修正し
答えを探し求めて行くことなのかもしれませんd
162ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/11(月) 10:03:08 ID:Eus+RwfR
空色の蛙と聞いてポイズントード(ドラクエIII)を連想する俺がいる。
だから毒持ちなんだと勝手な想像を膨らませる俺がいる。
とりあえずカエルに読み仮名は要らんだろうと突っ込んでみようと思ったが、ソライロガエルと読まれない為なのな。
163名前はいらない:2005/04/11(月) 11:26:43 ID:IDJpDV61
堕ちていく

誰もいない

白い海へ


青い三日月は

冷たく佇み

一万光年の星たちは

ホログラムの様に

鮮やかに煌めく


安らかな眠りを求め

海の底へ

164フリクリズム:2005/04/11(月) 11:26:50 ID:g7GFdPPN
揺らいでる雨の日の背中
肩にあの世からやってきた悪魔を乗せ
バイクとギターで明日のヘルメットをぶち抜く
親友のぶっ飛んでる宇宙人はベースを持ち
糞ったれどもの本を叩き割る
昨日には悪魔のシルシはいつか訪れるだろう

病院のオペ室で暴れまわる子供と看護婦
ピュアで狂ったリズムに乗り
バンソウコウは傷のアレを止めてくれやしないぜ

165空色蛙(かえる):2005/04/11(月) 11:28:08 ID:5KkKArWk
断固拒否します。後でよくよく考えてみたら
誤読だろうだろうと思うのですか、
()付きは僕の貰ったはじめての勲章だと思っていますから。
彼女のためだけの空色蛙(かえる)でいたいです。



後は人間としてならやるべき事はします

・・・って名前に
こだわりきれてませんけどね。
166空色蛙(かえる):2005/04/11(月) 22:40:40 ID:5KkKArWk
>>145
バカナコトシテル


過ちで産まれてきたなら過ちのまま罪を背負って生きなさい

赦されなくとも
赦せないまま

赦せないまま・・・
167空色蛙(かえる):2005/04/11(月) 22:51:58 ID:5KkKArWk
>>134それは高速道路100km以上ですっ飛ばしている様

あきれ返るくらい
ナニモナイ

ナニモナイ

ナニモナイ

ハンドルを微かに揺らせば
とうに
取り返しのつかない
慌て反対に切るなら










どん。

あんなに慎重に怯えていられていたのに

恐怖のないピンボール
168名前はいらない:2005/04/11(月) 23:55:06 ID:k2Aur4GW
半日、歩いた
平らな道の
途中で摘んだ野の花を
さしたコップの
ガラスの中に
さっと引かれた
緑の線のあわいに
浮かんだ
かるい気泡にも
点数つけて
169空色蛙(かえる):2005/04/12(火) 09:54:29 ID:OBfJlx4/
>>148猫柳律子=ボトルネックさん
二人のパイプ役あるいは主催者あるいは道化として奔走し
エンターティナーとしてもかなり活躍した人間の一人です

コミュニケーション力の拙さから恒常的に翻訳者の比護を
求め続けたツケを支払う手段を得たい僕にとっては
その方向性は何よりの苦薬です

当アンダースレの保護(むしろ現在にとっては占有に近い)
の矛盾点、その実、僕の思い込んだ絶対多数主義の裏返しでしかない

突っ込み的のど真ん中ですd
170空色蛙(かえる):2005/04/12(火) 11:44:36 ID:OBfJlx4/
>>84
僕の望む姿に肩を削るように無理矢理なってくれて
誰も好きなれなくしてまで 好きだと言った
君を見る僕の視線の冷たさに 醜さに
どうしても受け取れなかった 目をそらし続けてた
身代わりとしての理想を君を僕こそが犯した

こうしてみたかったのではないのか

美しいもの 絶対に曲げられないもの
はじめて見つけた 僕にないもの
確固とした信念で生きることしか出来ない

そういうものがあるなんて怖かった
自分の誤魔化しが付きつけられだから

こうしてみたかったのではないのか

君が君を好きな自分を好きでたいと、言ったとき
僕は肯き 林檎ははじけた
女の子ではない生身の生きてる
君を君こそを汚した、壊した・・・
肯きたかった そうでなければ
何もかもが 狂う
肯ける自分でありたかった 在れなかった
こうしてしまいたかったのではないのか

好きだからいっそ 殺したい 望んでいるのだ
君がどんな風になっても望まずにはいられないのだ

君をこうしたかった
こうしたくなかった
171空色蛙(かえる):2005/04/12(火) 12:24:01 ID:OBfJlx4/
>>141障子一枚越し
涙は僕を裏切り
こんなにも簡単に感情が途切れ 平然としてた

なんという自由
なんという自由なんだ!!

傷付いた顔をすれば
皆、苦しみ傷付いていくから

なける場所もない

感情を間違えてしまう
簡単に心を消していく
一度でも間違うなら食い違いつづける

噛み合わないこころ

カラッポなキー
172名前はいらない:2005/04/12(火) 12:46:00 ID:25hkwP/z
私は、女優。
「ガラスの仮面」のオディション会場にいる。役になりきろと必死こいて原作
を読んでいるライバルたち。バカじゃないの、と思う。原作なんてブタよ。
描かれた役になりきろう、とする姿勢にはすでに矛盾がしのびこんでいるわ。
その演技がいかに誠実なものであれ、いいえ、誠実であるほどに演技は臭くな
り、当のマヤは逃げていく。いつもとおり、私は出たとこ勝負でいく。すでに
感情の記号はストックされており、私はいつでもそれを引出すことが出来る。
マヤを演じるのではない。すでに私がマヤ。間違えようがないから、
ため息も自然なの。

大げさな仕草をする詩人ほど、滑稽なものはない、と思うわ。
173:2005/04/12(火) 17:11:20 ID:B4Z1Ioxi
右腕が軋むのです。
関節の辺りから聞きなれない音がするのです。
理由はわからないが、ギリギリ唸り、ミシリと音を立てる僕の右腕
まるで食いちぎられるように痛みが走り
嫌な汗が出てきてうまく動かせないのです。

痛みが引くまで仕事はできぬ。
こんな腕ではスリはできぬ。
元々好きな仕事ではないが、生きていくためには仕方がない。
そう、仕方がないのだ・・・。
でも・・・。

考え込んでいる男が一人
黒い色に変色した右腕に白い左手が噛み付いている男が一人。
174名前はいらない:2005/04/12(火) 21:18:40 ID:25hkwP/z
件名「今日、姉さんが帰った」

今日、姉さんが帰った。まったく顔を合わさないって訳もいかず。
何度か、彼女とお話をした。普通に話したけど、何かの拍子に
詰問されているような気分にぼくはなった。すごく些細なことを
追求して、ぼくを考え方を改めさせようとしているみたい。
ぼくの考え過ぎかもしれないけど、やっぱり苦手だ。彼女は実務家
で勉強も、お料理も好き。正しい事を知っていて、それを他人に伝え
ることが自分には出来るとも思っている。たぶん彼女は正しい。
でも、すごく、つき合いにくい。そんなんだから、二度も結婚に
失敗するんだよ、と僕は言いたくなる。言わないけどね。かわりに
僕は席を立ち、映画館に出かけたよ。

そうしたことを除けば、おおむね、のんびりと週末だった。詩集も
一冊、苦労して読んだ。すごく読みにくい本で、ぼくはすぐに集中力
をきらし気づくと、ぼんやり考え事をしていることが多かった。
すごく魅力的だし文字数も少ないのになかなか読み進めない。
強烈なイメージが伝わるんだけど、文章の意味を追いかけるにさえ、
すごく苦労するんだ。今に気に入ったフレーズは次の一行かな。
「呼びかけからただその意図の純粋さだけを記憶に留めること」
意味は分からなかったけど、かっこいいなぁ、と思った。


件名「Re:今日、姉さんが帰った」

メールありがとう。でも本の推薦が一寸、わたしには勿体ないぞ!
意味がすぐに分らなかったら、本を置いて仕舞じゃ。
私にとっては読書は娯楽で、苦労しながら、なんてしないよ。
考え過ぎったら、頭が痛く成ったらイヤじゃ。ご免な!
175空色蛙(かえる):2005/04/12(火) 21:30:22 ID:OBfJlx4/
>>172名前はいらない 私は女優の時点で作者の深い悲しみを表しています
ラスト八連は僕に向けられたものですね
中身はー今の僕ではまだ客観的にも 作者の側に立っても評価できません。
ですが、勝手に感動してしまいました!
やっぱり君は君だった!これで変われる。ありがとう!A
176名前はいらない:2005/04/15(金) 02:49:11 ID:By382qVt
>>172今までと雰囲気の違う詩なので目新しさが先に立ち
好評価に挙げてしまいたが、
実はのっけから読めてませんでした・・・

ト書き調子 に慣れていなかったから。と、
自己分析して見ましたが定かではありませんが、

肯定の意味でも否定の意味でも「私は女優」の時点で
生まれ出た命そのものの叫びとしての詩を一旦壊しています

そこから構築された戯曲としてのこの作品は、
僕を題材とした、励ましであり、客観視させるための資料だと判断しました

結論であるわざとらしく映る詩人は、
映ろうが写るまいがその人のソウルなので構わないのです

個人的にd
通行人ならe入れるでしょう
177名前はいらない:2005/04/15(金) 03:09:11 ID:UPFBCG8I
「想」

メモリーが足りない
178名前はいらない:2005/04/15(金) 03:44:57 ID:wJZ2lE15
君は僕を見て 笑うだろうか
この汚れた僕を見て 君は泣くだろうか

君が描いた僕には とうとうなれなかったよ
むしろ 君が描いた理想の真逆を 僕は歩んでいる
明日すれば良い 来月すれば良い いつか いつかすれば・・・
そうやって 僕は何もせず ただ 生きてきたんだ
その結果が これだ
皆に中傷されバカにされ呆れられ相手にもされない
今この世界中で誰よりも醜い 僕が出来た

君は笑うだろうか 今の僕を見て
君は呆れて笑うのだろうか 泣いて笑うのだろうか
誰も気づかない透明な僕の姿が 君には見えるだろうか

10年前の僕
君は 今の僕の事を 許してくれるだろうか
179名前はいらない:2005/04/15(金) 03:47:24 ID:wJZ2lE15
暇で悪いのか
彼女がいないと悪いのか
友達いないと悪いのか

僕が暇で 何か君に迷惑をかけただろうか
僕に彼女いなくて 何か君に迷惑をかけたか
僕に友達がいなくて 何か君に迷惑をかけたのか

僕は僕 君は君
僕だって生きている 一生懸命生きているんだ
それなのに君は 僕をろくでなし扱いするのか
僕の生き様が 君に何か迷惑をかけたか
かけてないのなら なぜ僕を批判するんだ

僕が暇で 悪いのか
僕に彼女いないことが 悪いことなのか
僕に友達いなくて 何が悪いんだ

言ってみろ
1万回言ってみろ
僕が悪い人間だと言う理由 言ってみやがれ!
180名前はいらない:2005/04/15(金) 03:49:12 ID:wJZ2lE15
美しくなりたい
世界中の誰よりも 美しくなりたい
街行く人みんなが 私に惚れてしまうような
出合った人みんなが 私に魅了されてしまうような
そんな美しい存在に 私はなりたい

美しくなるためなら なんだってします
金なんか いくらでも払う
命だって おしくない
だからお願い
私を 世界中の誰よりも 美しい存在にしてください
世界中の誰もが 恋焦がれるような存在に
私は なりたい

だからお願い
神様
私を美しくしてください
そして

私を幸せにしてください
181名前はいらない:2005/04/15(金) 04:19:52 ID:gR/NL485
残虐は もう飽きた
汚いものは もういらない

綺麗なものが見たい
純粋な心がほしい

汚物を見せるな それは驚きだ 喜びではない
純粋な時代 求めた汚れ
汚れた私 汚いものは見飽きたよ

だから
綺麗なものが見たいんだ
この世界が綺麗だって 信じたいんだ

綺麗な詩をかこう 美しい詩を書こう
残虐な詩は捨てよう 汚い詩は捨てよう

猟奇な詩 だれも求めない それは感動ではない

綺麗な詩を書こう
幸せな詩を書こう
182ぼくはいたって穏やか:2005/04/15(金) 05:20:23 ID:SnqbRjZ0
どうしようもなくいらつく

弛んだ三段腹がいらつく
コンタクトが乾いていらつく
恋人とバラエティ番組を見ている空気にいらつく
禿げはじめた事を上司に笑われたのがいらつく
それに拘っている自分にいらつく
(藁)と書かせるなにかにいらつく
夕飯に出てきた米がべチャべチャでいらつく
公園で騒いでいる若者がいらつく
学生時代に泣いていた彼女の涙を思い出して いらつく

言葉を二三覚え始めたころに
なにかとてつもなくおぞましいことが……いらつく

戦争にいらつく 反戦運動にいらつく
あらゆるイデオロギーがむかつく
それでも何かを信じずには生きていけない人間の弱さにいらつく

そしてやっぱりいらつくことにいらつく

なにも伝わらない事にいらつく
「思い出作り」がいらつく
すべて忘れていってしまうことにいらつく

オチはないよ ただいらつくんだ
183詩的:2005/04/15(金) 06:52:49 ID:zT3EpaRQ
存在論的郵便的論理的合理的理知的体系的抽象的文化的芸術的貴族主義的
理念的客観的本質的普遍的論旨明快頭脳明晰理路整然高尚卓越理論的散文的
分析的審美的批判的構造的知性技巧婉曲的平衡感覚聡明教授風言論絶妙正確
精密的確要領規則厳守常識的社交的用意周到科学的幾何学的哲学的物理的
古典的国際的美的平穏冷静沈着上品自由闊達美辞麗句象徴的支配技巧的優雅
華麗余裕超然的洗練適応能力自己制御調和的都会的上流志向温和流暢民主的
形式的実質的緻密定型的絢爛清潔専門的独創的天才的西欧的仏蘭西的巴里的
批評空間的浅田彰的東浩紀的小林康夫的蓮実重彦的表象文化論的


184遺書 ◆2lh.5jKW/c :2005/04/15(金) 06:57:00 ID:MWszm5TA

お父さん、お母さん、お兄ちゃん ごめんなさい。
初めて学校をさぼってここにいます。
私は学校で友だちから無視されています。
原因はよくわかりません。ただわかることは、私が悪いらしいのです。
だからあやまってみました。でもゆるしてくれてはいないようです。

なんだかわけがわからなくなってきました。そのうち学校に行くのもおもしろくなくなってきて
いまでは起きるのも気が重くなってきました。
そんな自分がとてもいやになりました。本当にごめんなさい。

おとうさんへ おじいちゃんのところへお見舞いに行ってください。

お母さんへ 10月27日、おたんじょうびおめでとうございます。

いままでつくってくれたお弁当、おいしかったです。

ありがとう。さよオナラ。
185名前はいらない:2005/04/15(金) 09:25:41 ID:zdzBJQeA
え〜っ、初投稿です。評価もらえると嬉しいです。それではいきます。

『アーティスト』

どうしてだかは よくわからない
ふと気づくと君に目がいっていた
いつもの日常、いつもの出来事、大した意味などなく
声をかけよう そう思った
一度目、誰かが考えた小部屋の中
有名な歌手の言葉をかりて僕は君に告白した
 
どうしてだろう よくわからない
ふと気づくと君のことばかり考えてる
いつもの日常、いつもの出来事、大きな意味などなく
もしかしたら そう思った
二度目、誰かがつくった箱庭の中
有名な作家の言葉をかりて僕は君に告白した
 
どうしてかな? よくわからない
気づくまでもなく君がそばにいる
いつもの日常、いつもの出来事、だけど大切なこと
ずっと一緒に そう感じた
三度目、君がくれた時間の中
無名な僕の真面目な気持ち 真っ直ぐ君に告白した
無名な僕の真面目な気持ち 真っ直ぐ君に告白した
186名前はいらない:2005/04/15(金) 12:52:08 ID:/v/C3pab
小屋の中で朝陽は凍てつくような眩しさだった
妖精はカーテンを閉めなおして、柱に寄りかかって床についている155歳の老女に
哀れみの視線を投げ掛ける。栄養ドリンクを戸棚からつかみ出して、半分残してグイッと飲む。
老女に近づき、おしっこをすると、摩訶不思議なことに彼女が一匹の子猫に変化した。
187空色蛙(かえる):2005/04/15(金) 16:23:47 ID:By382qVt
>>184間違いと呼ばれても、どうしても許したくない事、
憎まずにはいられない、納得のしようがない、
正しくしなくていいのに、存在することを

同様の事を僕こそしていると気付いた時、
何より先ず叫ばずにはいられないごめんなさいがあります


反対に
(主観のみになります)自分はこうだと思い定めてた出来事が
事実ではなくなってしまい、弱さでも
諦め切りようのないことを誰かに事実ではないからと
無理矢理ごめんなさいにさせられてしまう事もあります
188空色蛙(かえる):2005/04/15(金) 16:52:30 ID:By382qVt
させられてしまってもまだ、居直りに縋らずにいられず
そういうものだ!と、自分が傷付くと知って
今度は別の人に叩き付けずにはいられないごめんなさいもある


全放棄してまでキカイゴになるまで鈍化させたとしても、
人畜無害になろうと誰も傷ついた顔させまいと、
都合に添うようにごめんなさいを使うこともある。


ただ、ごめんなさいには怖い気持ち、人を壊す事のあるものもあるもの。
言い出せなかったのは信頼が足りないからとか、思いました。

ごめんなさい。
189名前はいらない:2005/04/15(金) 17:17:54 ID:6UBcxNO5
『カフェ゙木の香゙にて』

ティースプーンをそっと置く
カップを傾けて耳をすました
「グアテマラください」
なぁんて大人びたコトを言ってみようか
今度は

あんたと居るのは楽しい
おしゃべりも静けさも一緒に
お互い違うコトを考えている
でもそれはお互いのコト

冬も近し藤袴のかほり
メイヤの歌が響いてる
「リンゴのコンポートにはシナモンをかけてよ」
…っていう

酸味の強い一杯だって
モカと同じように香る

包丁とまな板の連続キスだって
角砂糖が溺れる音だって…
190名前はいらない:2005/04/15(金) 22:08:44 ID:lNEmUXuD
誰も評価してくれない・・・
191人間じゃなくても家族:2005/04/16(土) 00:57:21 ID:A0Sj3tIM
いつの夜も、ほら、あそこに見える小さな道
一緒に歩きたいと思った。
草が生い茂って歩きにくそうだけど、きっと君は嬉しそうに走り回ってくれるよね
白い、偉い人から聞いてみると
どうやら君は今までの事を全部忘れちゃったらしい
最近ずっと家のどこかで寝そべっていて
名前を呼んでも、気づかない
耳くらい動かしてよ、寂しいから
君は私の事、あんまり好きじゃなかったから
時々、小さく拒絶した
今はそれさえしてくれないの、あんまりじゃない
「噛んでもいいよ」そう思いながら抱きしめて
君の目はどこか遠く、ああ空を見ているのね
もう二度と思い出さないの?水が乾いた土から溢れてくるように
ぶくぶくと、少しずつ
幸せだって思ってよ、私の事を嫌いでいいから
夜に、あの小さな道
君の首に何もつけないで、散歩させてあげるよ
その時くらいは
感情を感じ取れない、その潤んだ目で
私を見てよ、私を見てよ
私を見てよ!!

ずっと死ぬまで大好きでいさせて
192名前はいらない:2005/04/16(土) 02:03:41 ID:12C5Ha5b
今や夢や希望とやらは すっかり叶わないことになったらしい
口に出すことすら 馬鹿らしいことらしい
僕らはやがて 普通の人間を目指す
社会に貢献し 決まった月給を受け取る喜び
今ではこれが 普通だ
太古の人間の喜びとやらも 聞いてみたい
原人の時代にも 夢見ることは 馬鹿げたことでしたか
193名前はいらない:2005/04/16(土) 02:47:08 ID:/NrN85XB
>>173自分だと、とても認められぬ醜い面衝動に付き動かされて
自分の一部分に押し込めて切落としてしまいたい。

痛みを求めるのはどうしようもなくなる全身の震えを、
恐怖を、自分を長らえさせようとする生の意思を感じさせます

痛みを求める為以外にその衝動には、
「傷付いてもくれないのですか?」

世界と自己との関係を確かめずにはいられない
壊したくない物だから 壊さずにいられない愛を求める人のどうしようもなさが

現れていますc+
194空色蛙(かえる):2005/04/16(土) 03:45:03 ID:/NrN85XB
>>142
丈の高い シロツメナクサ
風に揺らぐ 春草の匂い
錆びたブランコ
両対の欠けた 一つのブランコ
双子の幼子 足りぬ空

あの眼が紅く遠く広く睨み始める頃
懐かしみと排他の同居した哀しさを知る

振り返り背中を眺めても
どこにも影は居なかった
私の影消えてった
195名前はいらない:2005/04/16(土) 04:48:04 ID:5HoSZBRH
待ってるものは
たぶん期待はずれ。

願ってることは
たぶん君。

待つだけしかできない
待つ事すら。待てない。
君はいない
現実
リアル

ここで
死んだら君は向かいに来てくれる?

ここで
いなくなったら
天国から探してくれる?


待っても来ないもの。
ぼくは待てないみたいだ
196アキテル:2005/04/16(土) 13:40:05 ID:VjN+9dPf
「独りだから」

窓に映る日差しは 今日も薄むらさき
乾いたキーボードの音が響いてる

となりを見れば 笑う花束が溢れ
自分に秘められた 原石さえも忘れてしまう

寂しさはいつだってそこにあって
声のない雑踏が こころ狂わせる
寂しさはいつだってそこにあって
だけどそのからっぽが 人と繋げあう

君と顔を見合わせ 笑顔でじゃれあっても
孤独な観覧車はいつも廻ってる

どんなに紐が 深く結ばれていても
すべてを分け合うなど 幻想だって僕らは知った

寂しさはいつだってそこにあって
届かない指先が 傷を穿つけど
寂しさはいつだってそこにあって
だけどその悲しみが 深く求め合う

独りだから 苦しくて
独りだから 虚しくて
独りだから 駆け出して
独りだから 愛せるよ
197名前はいらない:2005/04/16(土) 17:55:05 ID:MfPReMl3
温かい日差しの中
キミに会う夢をみたよ
闇から抜け出たのはキミに会うためなのだと
思いたい
会えば笑ってくれるかな
いつかの話の続きをしてくれるかな
この思いはつながってるよね
198Nirf:2005/04/16(土) 19:11:18 ID:OMOvn7MT
改革とか進展とか取り繕わなくても、
今の先には行けるって、
それこそ何もしないでも行けるし、
筋書き通りじゃなくても、逆に言えば時は過ぎる。
 
余りにも低い、
当たり前すぎて、時間と言う意識が
有限と言う意識が。
 
足りないとか、
目的があるからだって、
分かってる?
分かってるかどうかってのも簡単じゃないわけで、
その人がそう捉えたのなら、それが真実で
例え一般に勘違いでも気付くまで気付かない。
 
199Nirf:2005/04/16(土) 19:12:15 ID:OMOvn7MT
履き違えちゃ困る。
手袋を履いて街を歩いても、それが真実ならそれでいい。
心があるんだから、修正すればいい。
 
それを履き違えちゃ困る。
間違えは既に人の一部だから、
欠陥とかなんとか、それを認めない事だろうって。 
 
冷静に考えたってこうなる。
分かってること
生きてるんだから。

気付くのと分かってるって何が違うかって、
それも人次第だし。
それ次第だし。
 
とにかく時は流れる。
無駄にしてる時も無駄なのかどうだか。
懐疑主義も結果論も二律背反もパラドックスも
全部認めて修正しちゃえばいいじゃないって、
時と場合があるんだから。
 
とにかく時は流れるんだから、
流れ先の流れている途中の時で笑って振り返れるのなら、
何も文句は無いんじゃない?

充分幸せなんじゃない?


200名前はいらない:2005/04/17(日) 00:22:51 ID:QXfqupIx
かげすらうつさぬくやらみのなかで
おまへはわたくしにこういったのです
ひかりをともせ
ひかりをともせ
こころの
ひかりをともせ
いつかおまへが
そのひかりのなかの
むげんのきぼうとなるために
201名前はもうない:2005/04/17(日) 23:42:07 ID:MGsnbjjf
だれか評価してやってください
もう、このスレに心残は無いです
キミにも・・・。
さよなら。僕の宇宙人。
202  ◆UnderDv67M :2005/04/19(火) 22:35:59 ID:EyvVAVp/
は? さっさと現行スレに移れ 馬鹿じゃねーのシネよ
203ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/20(水) 01:23:37 ID:wlpTxtnJ
>>202
と言ってあげるから(ry
204名前はいらない:2005/04/21(木) 00:18:05 ID:q6tETovh
>>202
予防注射ご苦労さまですが、風邪引いてる人間に「好き嫌いはよくない」とか
「痛くない」とか言って、無理して敢行しないようにとか要望出しときます。
まあこういう時は誰かれ構わずの方が
効果薄まれば薄まる方がベターなんでしょうが
205名前はいらない:2005/04/21(木) 01:39:43 ID:q6tETovh
>>159フェンスで囲ってカンバン建て付けて不法投棄って書く自体、
不法投棄じゃねぇかと一人ツッコミ入れ込みます
がイタチゴッコ、とかげの尻尾切りなので、まあ取り合えず、
己の良心だけに従い、予め決めておいたシナリオ通りには往けません。

と、評価します

フェンスに囲まれなければ、クローバーの花は見過ごされてしまっていたかもしれません。

都会のエアポケットよろしく、剥き出しの土なんてのは見当たらず、
ツクシンボとかは、結糸鉄線(あってないかも)の向こうにしか
むしりとられず残ったりはしないものです。

誰にも手が届かないから誰にでも見られ、姿を知られているクローバーの花は

孤高の象徴として私には写るものです

苦笑は風に流れて、どこまで行くのでしょう
どこか別の場所に絵で飾られるといいですね。d+
206Nirf:2005/04/21(木) 05:22:30 ID:Q2p66Bwy
体全体を僕に預けてくれた質問に、
考えられる全ての答えを込めて
僕にしか分からない意味を詰めて君に、

「うん」

と言った。

君がそれを受け止めてくれたのだと、
一人称の理解に満足して、
真実から離れつつも幸せを受け止める僕がいた。
207名前はいらない:2005/04/21(木) 05:31:26 ID:q6tETovh
>>143黒蝶さんこんばんわ

涙はどこからやって来た

誰かが手渡しやって来た

僕の奥底付き崩し

唇をヒクくかせたら

「はじめからどこにもなかったよ」

涙はどこへ行くのかい

見知らぬ誰かの元へ行く

置いてった抜け殻抱え

見知らぬ誰かが泣いてるよ

僕の代わりに泣いてるよ・・・
208名前はいらない:2005/04/22(金) 10:02:15 ID:wDfd+psq
>>158効果を狙ってあえて終末を描かないものなら、
どこかで見聞きしたろう未完の大作なりの習作に過ぎない。と、言わさせて貰います

描きってこその作品ですが、のたうちまわり、はいずり駆け出して、
もんどりうってたまらず、如何にしても、如何にしても、傷を足すことしか出来なかった。

という苦根をこの詩から感じとることが出来ませんでした。残念です。e
209名前はいらない:2005/04/22(金) 11:40:28 ID:UJcv2KHS
(´・Д・`)そんなこと言ったってしょうがないじゃないか
210名前はいらない:2005/04/23(土) 14:51:41 ID:zLU1mQfj
(´・Д・`)そうだよ
第一、「どこかで見聞きしたろう未完の大作なり」って何だよ
なり、の使い方もわかってないんじゃないの?
言わさせて、も変だし。「描きって」も変だ。
評価がe
211ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/04/23(土) 17:19:20 ID:3cvFr5wZ
負けスレ
晒しアゲ
212名前はいらない:2005/04/24(日) 02:12:34 ID:6rsnb6Is
今日もまたぼんやり考えた
僕は何で一人なんだろう
なんで人がうらやましいんだろう
なんで人は一人ではいられないんだろう
誰かを深く愛し傷ついても
また恋に落ちていってしまう
なぜなんだろう。
あんなに愛し合い
将来を誓った人もいま
僕の知らないところで
誰かと恋をしているんだろう
僕もまた誰かと恋に落ちるんだろうか
でもまた別れは訪れるんだろう
その度に涙を流し絶望して
不安定になるんだろう。
僕はいつまでも答えを
見つけられずに
これを繰り返し続けて
疲れたら諦めて歩くのを
やめてしまうんだろう
その時に無理やり幸せを
見つけてしまうんだろう
絶望とゆうには優しく
幸せとゆうには物足りなく
それなりに満ち足りて
そして・・・・
その時に何かたいせつなものを
つかんでいるんだろう。

213キリ:2005/04/24(日) 21:05:11 ID:EYyITdWg
[そ]
渋谷駅からまっすぐ歩いていくと突然現れる坂道

(首をもたげて)

ぺたんこの靴で石畳踏みつけながら
二度と帰らないと誓う

鳩が食い散らかしたゴミすらも景色

宮益坂踏んづけてあたし息をきらしている
信号は無視するためにあるような街だから
クラクションは愛嬌みたいなもので

轢かれたら
轢かれたときに考える

ゆたり歩くたくさんの自意識過剰とすれ違う
眼球に印刷されたあれやこれや
反芻しながら

ドアを開けたらあたしはもう名前を忘れる
街路樹に火を点けるライターすら忘れてきた

ポケット探りながらきみの歯を思い出した



それはあまく光ってあたしに弔辞をささやいた
214清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/25(月) 00:58:20 ID:iivZfjPP
こっちのスレには現れないって決めてたのに〜。
>>213
B-
vol25のほうの作品も良いね。
おぬし、何者っすか?
215213:キリ:2005/04/25(月) 01:16:50 ID:tmXzbzPH
清掃局さん、評価ありがとうございます。
今日初めて来て、ハマってしまったので…どのスレがどんな、とかよく分からないんですよ。
なのでいろんなとこに書き散らしてます。
清掃局さんの作品、好きです。甘ったるかったり、緩かったりする作品が多い中、黒光りしてます。
216ボトルネック ◆P350za861k :2005/04/25(月) 01:36:40 ID:+StIa/H2
こっちに書くなとか負けスレとか言いながらageる奴がいるから、来たばかりの人が混乱するわけで。

なのでsage
217清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/04/25(月) 02:01:56 ID:iivZfjPP
いやまあセン5は誰しも認める掃き溜めスレだから、
キリさんみたいな真面目な詩人はめったに来ないので読めて嬉しいっすよ。
居場所をひとつに決めたら教えて欲しいっすー。
あと、誉めてくれてありがとう。
俺はまだ駆け出しの掃除夫なんで、まだまだここから抜け出せないっす、、、
>>216
おらネック!あっちこっち無駄レスしてないで真面目に仕事しろ!(・`ω´・)
もしくは詩を書け!藻舞は昔のほうがギラギラしてたぜベイベー。
218名前はいらない:2005/04/25(月) 02:08:34 ID:uB3ls0Pg
>>214評価乙。ボトルネックさんいつもご苦労さま。行けるとこ迄は評価するのでこれからもヨロシクです
219空色蛙(かえる):2005/04/25(月) 02:53:01 ID:uB3ls0Pg
>>183羅列ですね。縦横斜めと躍起になって解りやすい法則性を探し始める僕がいます。

得心しやすい答えが張り出されてるものなら素通りするのですが 答えのない(だろう)問いかけばかりが頭を巡るのです
220名前はいらない:2005/04/25(月) 09:32:51 ID:mXutbHrY
申し訳ありませんが
>>183を暗号文か、無意味なことばの羅列のように言うのは一目で違うと
思います。

「存在論的 郵便的 論理的 合理的 理知的 体系的 抽象的 文化的」
いづれも意味のとおった言葉だし、本の名前や著者名もあちこちで出てきて、
共感するしないは別にして、そういう本を読んできましたか、そうですか、
程度のことは多くの人に納得できることだと思います。
一見、無意味なことばの羅列に見える模様から、固有名詞だけが前に出て
くるような印象を受けて、私は一寸だけ面白かったです
「浅田彰的 東浩紀的 小林康夫的 蓮実重彦的」な本を続けて読むと、
かように屈折した詩を書くようになる危険があるので気をつけましょう、
って警告文にも見えました。
221空色蛙(かえる):2005/04/25(月) 12:21:31 ID:uB3ls0Pg
>>183始めに思ったのはしりとりでは?と。
地域によって違いがあるかもしれませんが、縛りのないしりとりほど
逆に定型のパターンで固定されてあり、続ける度に崩ていくものと。
論理の飛躍や途切れ具合に神経回路の特徴をと数時間眺めているうちに>>183にこだわらず

なぜこうも「羅列文字模様」と云うものに躍起になり正答を捜そうとしている
自分がいるのだろうか?と考えたわけであります。

反対に『真理』と誰もが頷く事が張り出してあることなら、よく考えられもしないで素通りしてしまうだろうなとも。
222名前はいらない:2005/04/26(火) 22:49:23 ID:M6TrJis+
キリさんのセンスが好きです
223ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/04/27(水) 21:56:13 ID:v+P7y4CP
>>222
同意も負けスレ晒しアゲ
224mimi:2005/04/27(水) 22:43:31 ID:I5PoCxcM
叶わない恋いでも 夢中で走って立ち止まると涙ぽろり
夜空に輝く星の数だけ
貴方に伝わるといいのにな
225名前はいらない:2005/04/28(木) 01:36:04 ID:37F941VR
「なんでもおまんこ」

なんでもおまんこなんだよ
あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ
やれたらやりてえんだよ おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな
すっぱだかの巨人だよ でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお 晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ
空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ
 どうにかしてくれよ そこに咲いてるその花とだってやりてえよ
形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ
花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ あれだけ入れるんじゃねえよお
ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお
どこ行くと思う?
わかるはずねえだろそんなこと 蜂がうらやましいよお
ああたまんねえ 風が吹いてくるよお
風とはもうやってるも同然だよ 頼みもしないのにさわってくるんだ
そよそよそよそようまいんだよさわりかたが 女なんかめじゃねえよお
ああもう毛が立っちゃう どうしてくれるんだよお
おれのからだ おれの気持ち
溶けてなくなっちゃいそうだよ おれ地面掘るよ
土の匂いだよ 水もじゅくじゅく湧いてくるよ
おれに土かけてくれよお 草も葉っぱも虫もいっしょくたによお
でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ 笑っちゃうよ
おれ死にてえのかなあ
226Nirf:2005/04/28(木) 06:55:47 ID:gzMRv/Tf
御願いします
 
【笑ったよ、すれ違い】

「誤解」

あたしの時間は慌しくて
思いの全てを、あたしにも分からない羅列で僕に浴びせる
僕は表情を緩めてそれに頷くと下を向いたね。
 
あたしは分からないけれど
時間が止まって息を吐けたから
それで安心した所で終わったの。


「理解」

あたしの時間は慌しくて
思いの全てを、あたしにも分からない羅列で僕に浴びせる
僕は表情を緩めてそれに頷くと、沈黙を言葉にして下を向いたね。

あたしには分からないけれど
僕の時間はあたしよりもずっとゆっくりで
すれ違う不安な煙を一杯吸い込んで、明日に向かって黙るしかなかった。
 
あたしはいつだって僕の受動態なのね


227名前はいらない:2005/04/28(木) 07:02:24 ID:jgpYMTJB
>>225
コピペ乙
228名前はいらない:2005/04/28(木) 21:05:15 ID:nV6USc+f
[平等]
不平等だ!って何が?負け犬の遠吠えかな?
生まれた時から不平等で、自分を選べなくて、いつも親を恨んでばかりで
でもね、この世が平等だったら、
何の違いも無い人間が生まれて来るんだよ
でもやっぱり嫌だ!って成っちゃうよね
ただの綺麗事だもん。
でもね、自分より苦しい状況の人を考えたことある?
自分のことだけじゃん、結局自分が良くなれば、
それで良いなんて、おかしいよね?自分の人生を、
あがいて生きていこうよ。そうすれば幸せは見えてくる。

229ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/04/28(木) 22:07:40 ID:3WwLe2/X
>>225
「なんでもおまんこ」

下品すぎる。
女の子も読むんだゾ。
レデイファーストの精神からしてもE。
ジェンダーからしてもE。
フェミニズムからもE。
公衆良俗からしてもE。

負けスレにふさわしい糞詩だわな ワラ
230名前はいらない:2005/04/28(木) 23:24:32 ID:0GJwt642
>>229
おおらかで、男が切ないいきもので、わたしゃ好きでしたね。
本人が音読したのは知っていたけど、リアルで聞きたかったです。
231名前はいらない:2005/04/28(木) 23:48:11 ID:yMLNY3/h
「なんでもおまんこ」は良いと思う
知らないけど、これがコピペなら
コピペされるだけのインパクトが
あったからだと思う

川を流されていく小石のように
コピペされていくうちに
角がとれ
傑作になる可能性だってあると思う


232名前はいらない:2005/04/29(金) 00:22:25 ID:DOogiEun
>>231
谷川俊太郎だお
233名前はいらない:2005/04/29(金) 00:36:38 ID:K/i19gOT
げげげ。なけてきた。わすれていこう。
234清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/01(日) 13:55:08 ID:M8wheXGw
>213
過去の俺の評価と照らし合わせてBに訂正するよ。前の評価は安易だった。ごめんなさい。
俺はA=B(Aは大衆性があるっていう付加価値)で考えているので勘違いしないでね。

なぜに“そ”?かなと思って他のひらがなを当てはめてみたけど、確かに他の文字だとぴったりのものが無い。
“そ”は“送別”のそ “そ”は“それじゃ”のそ
“そ”は“存在”のそ “そ”は“相愛”のそ
母音の最後の列の文字だから、なおさら沈んだ感情がこもるんだろう。沈んでいながら軽やかさもある。
“歯”と“そ”の混合イメージが、詩情を増幅させてる。凄い。

その他の部分について
繋がりを綿密に考えているね。「二度と帰らないと誓う」「あたし息をきらしている
」「轢かれたら/轢かれたときに考える」このあたり、文章から心が読者にすっと投射されていく。
「街路樹に火を点けるライターすら忘れてきた」だけちょっと異色かな。
「弔辞」は死に繋がる言葉だけど、“別れ”ではなくて“死”なのだろうか?
そうだとしたらここ以前の表現でもっと重たいものを匂わせて欲しかった。

ともかく完成度とバランス感覚に脱帽です。他の作品も読ませてね。
235キリ ◆xSZBqZMT.M :2005/05/01(日) 15:05:08 ID:gx5KSznZ
>>234
うわっ、ありがとうございます。
こんな評価もらったの初めてなんで、コメントします。(普段はお礼しか言わなくてすみません。ちゃんと励みになってますよ!)

[弔辞]は、言われて怖いもの、不気味なもの、ていうイメージ。残酷なもの。怖い夢みたいな。

最後に出てくる[そ]は、違和感を表現しました。イヤな破壊力のある文字を置きたくて。
後で見て、ああこれは後ろにある「それは」と重なる吃りのような、「そう」のような…。いろんな取り方ができるから、そのまま使いました。何故[そ]を選んだかは直感なので説明しにくいんですが…。
タイトル[そ]はそこから来た音のイメージ。ひらがな一文字のタイトルなんて、なんだこれって感じでイビツだと思って。

そういう感じで、自分は感覚で詩を書きます。
推敲して練ったりするのは言葉の繋がり方や、情景の表現が微妙な時くらい。
この『そ』も、ほとんど動かしてない、一発書きの作品です。
本当は良くないことなのかもしれないですけどね。
自分の詩のスタイルがあまりに感覚的なもので、下手に練ると崩れてしまうような気がして。
そのとき感じたまんまの生の表現です。実際に職場までの道を歩きながら、携帯で打ちました。

メッセージすらないんですよ。生の言葉、リズム、イメージ、文字や配列の視覚的な印象を重視しています。
剥き出しの感情が生む言葉は、感情を刺激すると思っています。
そこから出るイメージや感情を楽しんでもらえたら、その作品はそれだけで当たりです。
ありがとうございました。
236清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/01(日) 15:56:23 ID:M8wheXGw
>>236
俺の目指してる詩もそういうもんだよ。
一発書きでこれか、、なおさら恐ろしい。
宮益坂のファーストキッチンはまだあるんだろうか?俺も昔あの辺りで働いてたよ。

コメントありがとう。
返答があると、評価する側も成長できて嬉しいよ。
んじゃノシ
237ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/05/02(月) 20:42:26 ID:Um71I7M8
マサカ。。。こんな展開でこのスレが生きるトハな!!!
考えタな!!!!!!

チクショウ どうやら有効に使われるラシイぜ
アゲ!!!!!!

暫定ダからな!!!負けスレは負けスレだカラな!!!
クソウ!!!



精進せい
238名前はいらない:2005/05/02(月) 21:35:20 ID:GemeOakt
>>188 詩は意味がわからないものではないです。文法をきちんと。
>>189 主題は何でしょう?この詩は未完成です。
>>191 動物は感情を持たないから人間と一緒にいられるのです。
>>192 恐らく現代人の無意識時間こそ彼らの現実でしょう。
>>194 B+ ここじゃなくてどこかに投稿しつつ腕をあげるべし
239空色かえる:2005/05/03(火) 02:13:25 ID:cz3jlZng
>>206
長い間考えあぐねていた出来事に応えが返って来たような気がしました。
「真実から離れつつも幸せを受け取める僕がいた」は、
その時、瞬間思えたものか、後になって気付けた事なのかで、意味合いが変わって来ますが、
ともあれ、自分に誠実になって頷けたのならば、
伏せておいてくれてた
事柄が何も真実だけでははなくとも、それも悪くないと、思えますc
240清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/03(火) 03:18:29 ID:0DlL4n3c
あ、あと、次スレは暫定的にこちらになっています↓
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1111152376/
【君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.24DX]】
投稿はそろそろvol24の方へお願いします。m(_ _)m
241清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/03(火) 03:26:00 ID:0DlL4n3c
ごばく!!
242瓢箪:2005/05/03(火) 06:26:28 ID:UH+ReWuP
何がかなしいって
焼けただれたおれの体から 瓢箪がもう出尽くしちまったことさ
蒸す そして灰汁をとる 金色に輝くあの瓢箪たち
みてえになりてえなあ わかるだろ?
おれがしゃべると 太陽がそっぽをむく
おれが笑いかけると 花が笑うのを止める
もう風しかふかねえよ おれにはよ
どうせ しがない瓢箪の 
ただのでがらしだったんだ
いまのつるはもう茶ばみ
つぎの収穫はおそらく中止 結構結構 そりゃ結構
俺 いま泣いている 焼けただれた肌を焦がし
熱い大地の鉄板の上 もうすぐ帰るとうそぶきながら
づん づづんどう づんだだん
足ふみならして 適当に
づん づづんどう づんだだん
しょうがないと やっぱり下向く
頼むからたった一つの瓢箪の
その厚い皮 わらせておくれえ 
243東海代表男。 ◆TokaIww/Vw :2005/05/03(火) 07:03:20 ID:Ot5aChMn
またメールが届かない
もう朝だ まだバイトしてんの?
頭の中には着信音が回る回る
電波よ お前は本当に俺の気持ち届けてくれたのかい?

僕のこのやるせない今の気持ち
文字だけじゃ表せれないよ

海行こう 映画行こう ドライブしよう

俺がどんだけアピールしても ただの一人芝居
もうやめよう あきらめよう

でも愛の津波はまた洪水になってるんだなぁ
244名前はいらない:2005/05/03(火) 10:06:34 ID:/yLa7ET6
妄想ヘブン

委ね過ぎたら突き落とされる
フェンスを突き破る朝焼けのゴールドは、
自らの手でフェンスを突き破る衝動に駆られそうで、
今なら痛みを感じないような錯覚にまで陥る

そう、自分には後押しが必要で。
突き落とされるのを待っている

245名前はいらない:2005/05/03(火) 10:17:27 ID:/yLa7ET6
紡ぎの今日 


公衆電話で長電話、時報に話しかけ孤独を隠す
スパイラルに堕ちるコードからは、
秒針だけが流れ込む。

それを鼓膜に留めて
あまりに楽しそうに話しているふりをしている自分は、
孤独に見えてはいないよね

もし見えているならやるせなくて、そして自分には
居場所がなくなってしまうのだから、
こんなにも必死なのかもしれない。
246Nirf:2005/05/03(火) 11:02:58 ID:+q+jA4bR
>>239
評価ありがとうございます

自分の作品に対して何かしら答えが返ってくるという事。
言葉と人間の差異、言葉による人間の差異
楽しさと言ったようなものとは別の何かをここに。


【詩とは?】
 
(頭の人)
知らぬ幸せを知らぬうちに抱え知らず生きる
知り喜ぶか知らず綻ぶか
知らぬ不幸を知らぬうちに抱え知らず生きる
知り哀しむか知らず綻ぶか
 
(体の人)
今日転んだ、痛い
今日遊んだ、楽しい
今日捨てられた、寂しい
今日…、…い…?
 
(人)
僕の世界は僕の世界で、
君の世界は僕の世界ではないけれど、
僕も君も同じ世界で生きてるから、そういう事。
247α ◆CSZ6G0yP9Q :2005/05/03(火) 11:33:58 ID:jL9XGFEj
「水彩画」

水色と黄色とそらの色
たった3色で描かれた絵
果てしなく広がる夏の海と
ビーチパラソル
そして海の向こうを見つめる老人は
その先にある大切な人を思う

絵の中に広がる海はどこまでもおだやかで
ビーチパラソルは太陽の光を浴びてあざやか
老人はあいかわらず海の向こうを見つめて
その先にある大切な人を思う

砂浜は白く輝いた老人の夢
パラソルはいつまでも美しい老人の思い出
いつの日か老人はこの青い海をわたり
愛した人の元へゆく

水色と黄色とそらの色
たった3色で彩られた絵
老人の頭の上に広がるやわらかな空は
何も言わずにその思いを受け止めていた
248845:2005/05/03(火) 11:56:28 ID:NbxqnqAH
「惜別」


瘡蓋と茨の道 風に舞う獣の花
腹を空かせた黒猫が 穢れた靴に踏まれた
三月のにわか雨が 深海に溶けて消える
光射す銀色の下で 暗闇は何を想う

潮に流されるまま 横たわって夢を見た
背中合わせの海豚と 水平線を探す旅
八月の雨空を抜けて 到達した世界の折り目
そこは一つの終わり そして旅はまた始まり

永久に完成しない
閉じた瞼を開きはしない
吸って吐いた積乱雲を
背中合わせで濁した太陽

正気を保つ世界で
繰り返す呼吸は苦しいけど
無菌マスクなら間に合ってるよ

ただ影送ろうとして
ただ手遅れなだけ
ただ前を見ようとして
ただ何か見落としただけ

249いぷ ◆ozOtJW9BFA :2005/05/03(火) 19:53:49 ID:fRYd8WOk
「クレヨン」

世界に溢れる色の数だけのクレヨンを欲しがっていた

だがいつしかそれは無理だと諦めていた
無個性な色を使って描くしかないと思っていた


私は緩やかに流れる隅田川色のクレヨンと
日の光を浴びて薄くぼやけた染井吉野の花びら色クレヨンで
あの風景画を描きたかったのに――


なんとも制約の多い世の中である
創作とはその繰り返しだと自分を納得させていた


そんな日々の中で私は見つけてしまった


空色のクレヨン 太陽色のクレヨン


また 見つけた


気付けば簡単なことだった
この世は妥協で成り立っている

ニンゲンとは便利な生き物だなあ
250容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :2005/05/03(火) 20:02:20 ID:AF/BumYD

「言葉のない会話」


公園のベンチに座ってみた
ぽつんと一人することもなく

公園のベンチに座っていた
気づけば誰かが隣りにいた

公園のベンチに座っている
心が隣りで見つめてる

公園のベンチに座ってた
それはもう過去のこと

心はいつも隣りにいた


251せやな:2005/05/03(火) 20:32:40 ID:h61wLMcy
アスレチック

君ちゃんと自分育ててんじゃん いやらしい
泣く振りして 可愛い笑顔見せられて 冷せないでいて 病めないでいて やめられないでいる。
やさしさのカン違い そんなユートピア ホラーだろ
盗作ばかりなの 光はどこだ ひらめきの光 ひいき目の逃走
下らなすぎる、拾われない逃想
自分の周りさえ美しくいてくれたら それでいいなんて
やっぱり君はグロイ えげつなし 何もなし
変わってゆくものなんていらない 本当は何もいらないよ
だから静かに眠らせてよ
やっぱり君は黒い 絵しか描けない
252名前はいらない:2005/05/03(火) 21:51:51 ID:NXKyQ2UM
[シニガミブルース]
ますます輝きを増す
光の中で佇む
全身全霊で受け止めて
やがて消え行くその体
白い髪も
黒い服も
意味を失って
最後にその赤い目だけが
ぎらりと底暗く光った

それが最後

教室に
西日が落ち込んで
机と椅子の山が
がたり
音を、立てた

ひぐらしがないてる
下校の時間は遠く昔
正門は錆び付いて
遠く昔
最後まで生きていたのは
花壇の花と、雑草と
それを世話した少女でした

運動場の真ん中に
お墓が一つ
ありました

遠く、昔のお話です
253清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/04(水) 01:35:48 ID:NpYaiHAZ
ついにvol25は512kb越えて書き込めなくなった。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1113142568/
以下vol25↑の評価

>936
D
繰り返す勢い、見るべきものはそれだけだ。読む人を限定するね。俺はダメだ。

>955
D+
「〜もあった」って読者に何も投げかけないまま終わるのはどうなのよ?
各文が散漫な関係になってる。
んなこたーない氏の一連の作品を見ていると、小説等の表現を応用してるように感じる表現が多い。
「臭い」っていつも評価に書いていることなんだが、よければ氏の考えを聞いてみたい。

>963-964
B
もうね、最後の4行の妄想じみた描写に度肝を抜かれたよ。
犯す側と犯される側の思いが一致してしまうなんて、、、、
表現の一つ一つが実に自然に流れていく。異様に書き慣れてるね。α氏、恐るべし、、、
評価になってなくてスマソ。

んじゃノシ
254清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/04(水) 01:36:45 ID:NpYaiHAZ
あ、アンカーつけるべきじゃなかったね。ゴメン。
255名前はいらない:2005/05/04(水) 03:20:59 ID:8jY8k69A
おねがいします。

 無題

運命が存在する。
未来が存在する。
お前はいっつもそんなことばかり考えて生きているのかい?
だからそうやっていつまでもウジウジしてんだな。

運命なんて言葉に意味なんかない。未来なんて言葉は形だけなんだ。
お前はグダグダと明日に希望を持って生きてるみたいだけど、
明日はお前が作るものなんだよ?
未来は自分で組み立てるものなんだよ?

みんなが今を懸命に生きている間、お前は何をしたの?
人に胸晴れるようなことあるの?

今を生きる俺達には、努力することがすべてなんだ。
そうやって終わりのない明日を建設していくんだ。
今俺達に出来ることは
俺達にしかない材木を集めて
俺達にしか出来ない家を作ることなんだ。

そうやって俺達は未来を創り続けるんだ。
256名前はいらない:2005/05/04(水) 06:25:52 ID:3kJI7W8h
君を好きだなって思ってから
もうどれくらいたったでしょう
考えると好きになって
干からびるまでまた考えて
落ち着いたら目が覚めて
不安だけボールペンで書いたように
ケシゴムじゃ消えない
ボロボロ落ちるカスに
名前をつけて 空に舞わせて
自分は一人 また干からびて
溜るのは気持ち
カスは沈んで
不安を加速させました
もう 芯が ない
簡単に消せるものを下さい
257名前はいらない:2005/05/04(水) 07:24:14 ID:B08+4op3
よろしくお願いします


「夜に浮かぶ 不器用な果実」



近頃の彼の動きに本来の意味があるとは思わない
きっと自己愛を私に写し出して感じたいだけだ

何も感じないどころか 不快でならない

でも二人の間に横たわる深い溝を埋めるのは
この行為だけだと 私は知っていた

それでも拒んだ私に貴方は言った
258257つづき:2005/05/04(水) 07:30:35 ID:B08+4op3
「結局はあんな物、押し付けかもしれない。
でも、俺はただ、自分の中の独占欲を少しでもお前に吐き出して、解ってもらいたかったんだ」と


私よりも遥かに年齢が上で 身体つきも良い彼が
まだ成熟仕切れていない果実のような性器をぶら下げ 涙を浮かべる姿に
まだ少年だと気付いた時


愛しさや後悔で むせ返りそうになった
259空色かえる:2005/05/04(水) 08:20:44 ID:imka1kYg
>>255
プライドと敢えて外来語を遣う日本人の奥ゆかしさは、
他人を見下しその上に立つ事で得られる自己肯定感も確ですが
それを越えるときも、あるかと思います。

「家」はハウスとホームをかけているのでしょう。
客観的冷徹な事実だけが人生ではないように
今できる努力を怠ることは、あってはならないですが、
がんばることをがんばるよりは一定以上の効率も視野に入てみるのも
いいのではないでしょうか。d-

>>198−199
只の言葉遊びではなく作者の筆舌に難い心象を
出来る限り生かしたまま文字に替えても、読みづらくなってしまった詩。
充足し過ぎたのにこれ以上なにを望み奪えばいい!!と、否定して聞いていました

今から思えば、したげたい気概が足りなかったのですね

誰にもこの席を渡さないは、何も知らない人間にはしてもらいたくない・・・だけでなく、何も知らないままで居て欲しい犠牲心もあったのでしょうね・・・d+
260名前はいらない:2005/05/04(水) 08:21:33 ID:sW40D2HN
プロらしいから叩いて
http://angelsion.exblog.jp/
261名前はいらない:2005/05/04(水) 11:42:19 ID:9zejFrNi
お願いします。

富士の樹海

全てが嫌になった
だからここへ来た
なのに何故?
こんなにも死ぬことが怖いのは。
何日もさまよった
それでも生きていることにうんざりした
なのに何故?
あと何日生きられるか考えるのは。
そう
本当は死にたくなかったんだ
それなのにこんな早まったことをしてしまった
俺の叫びは届かない
携帯は圏外
携帯の電池が切れる
俺の命も途絶える…
262名前はいらない:2005/05/04(水) 14:43:35 ID:Z1FaA+HF
かえるさん、いつも評価ありがとうございます。
言葉の羅列に隠れる意味と言葉自体の美しさと、
その比重がまだまだ計りかねない部分が大きいです…

勉強になります。

【哀しいって?】

これ買ってもらったばかりのぬいぐるみ
理不尽な傷がついた
涙は出なかった、でも私の体重は減ったと思う

あ、それにしても美しいこの夕暮れ
263し ◆FCXRNaWgHs :2005/05/04(水) 15:05:11 ID:IPwGPwP0
「熱帯夜にて」

俺はついにウニにはなれなかった
道草しているうちに迷ってた

パフパフ 柔らかすぎる毛布
醜い   スワンボートでもって
真面目な 視線を切り抜けてく

ラフラフ いっそ薄着でいいよ
ゲホゲホ 堰が止まらないけど
なんだか とても気持ちいいんだ

暑くて 熱くて 死にそうな
とんでもない熱帯夜にて
どうして 毛布に忍び込み
こんな目に遭わなきゃならない?

俺は今釈迦を シャカシャカ シェイクしているようだ
白い霧の中  世界がファンタジーに歪んだ

つまり妖精さんも見えている!
俺に「うふふ」と微笑んでいるぞ!?
264名前はいらない:2005/05/04(水) 19:38:23 ID:GytGxu+W
笑ってる
笑ってるんだ
白い部屋を抜け出た
白い床の屋上で
曇り空の下
少年が一人

少年はすらすらと
イーゼルに紙を立てかけて
クレヨンで絵を描き連ねる
目をつむっていても大丈夫
再び開ければほら
そこに描かれる
空気という名の隣人が
屋上にポツリ

笑ってる
笑ってるんだ
空気という名の隣人が
屋上に立ち尽くして

どこまでも追ってくる白い影
もう諦めてもいいじゃない?
少年は言い出せず
ただ、苦笑いを浮かべるだけだった
265264の題名:2005/05/04(水) 19:39:34 ID:GytGxu+W
[白笑]
266名前はいらない:2005/05/04(水) 20:27:47 ID:pQUpkmti
【生きてる?】

私は生きている。

それは本当?

心臓が動いてる
それは人間が勝手に決めたこと
それが生きてる証拠にはならない

今考えてる
それはあなたが勝手に思ってること
すべてがあなたの妄想かもしれない

周りの人が話しかけてくる
あなたの妄想じゃなくて?



生きてるってどういうことなの・・・?
267名前はいらない:2005/05/04(水) 22:22:56 ID:+jc+AxlL

「夢列車」

旗を掲げた始まりの日
夢までの切符もポケットに入れて
あとは列車に乗るだけ
憧れた場所に着く予定

駅へ向かう道の途中欲しいモノは多すぎて
ポケットを膨らんだポケットと消えた切符

落とした切符は何処だ
欲しかったモノは何だった

駅に着いて途方に暮れる
僕の肩を老人が叩いた
早く列車に乗りなさい
この切符で乗りなさい

動き出す快速列車
僕も気付けない程早く
大切な駅を通り過ぎて行く

過ぎ去った駅は何処だ
落とした切符は何だった

終着駅のホームで白髪のお爺さんが
やっと見つけた切符を持って
途方に暮れてる人の肩を叩いてた
268名前はいらない:2005/05/04(水) 23:16:40 ID:imka1kYg
>>228特定の誰かに向けたものではなく、不平等だ!と、叫んだのを聞いたある種、
嫌悪感から起因するあなた自身の自問自答だと、採りました。
「綺麗事だもん」の次に跳ね返ってくる声は「それって、自分のことじゃん」です。
挟まった「でもね、自分より苦しい状況の人を考えたことがある?」は、
胸の奥に隠れる小さな気持かもしれません。「それはおかしいよね?」
で、この自問自答で、平等!なんて綺麗事ね。という感情は非採用なのではと思います。
代案として、あがいて周りの人間のことも考えてみよう。が、浮かんできているのでしょう。

個人的な語感ですが、綺麗語とバッサリ落としてしまうのはいかがなものか?d‐

>>245不足も過剰もない必要充分なだけの語を選び抜いている構成に対する感覚、
滞りなく文体が流れていく感じが読み手を選ばせない門戸の広さを感じますが、
対面する人間と自己との奇異から演技してしまう自己への不安や葛藤という
難しいテーマをえがいています。

三連「居場所がなくなってしまうのだからこんなにも必死なのかもしれない。」に
居場所を社会に求める側面もあるなと、小さな衝撃を覚えました
一人の人間に居場所を求めすぎるのも、社会に求めすぎるのも、
バランス感覚を見失って 上手くいかなくなることもあるなぁと思います。個人的に関心のあることなのでc-
269名前はいらない:2005/05/04(水) 23:17:01 ID:imka1kYg
>>228特定の誰かに向けたものではなく、不平等だ!と、叫んだのを聞いたある種、
嫌悪感から起因するあなた自身の自問自答だと、採りました。
「綺麗事だもん」の次に跳ね返ってくる声は「それって、自分のことじゃん」です。
挟まった「でもね、自分より苦しい状況の人を考えたことがある?」は、
胸の奥に隠れる小さな気持かもしれません。「それはおかしいよね?」
で、この自問自答で、平等!なんて綺麗事ね。という感情は非採用なのではと思います。
代案として、あがいて周りの人間のことも考えてみよう。が、浮かんできているのでしょう。

個人的な語感ですが、綺麗語とバッサリ落としてしまうのはいかがなものか?d‐

>>245不足も過剰もない必要充分なだけの語を選び抜いている構成に対する感覚、
滞りなく文体が流れていく感じが読み手を選ばせない門戸の広さを感じますが、
対面する人間と自己との奇異から演技してしまう自己への不安や葛藤という
難しいテーマをえがいています。

三連「居場所がなくなってしまうのだからこんなにも必死なのかもしれない。」に
居場所を社会に求める側面もあるなと、小さな衝撃を覚えました
一人の人間に居場所を求めすぎるのも、社会に求めすぎるのも、
バランス感覚を見失って 上手くいかなくなることもあるなぁと思います。個人的に関心のあることなのでc-
270名前はいらない:2005/05/04(水) 23:21:16 ID:er2wLlCJ
「しょうがない」

おれさいこーだよー
らぶあんどぴーす
ぼくをアイして
アイしてアイして

みんな思っている

子供を作るには
これじゃだめらしい

でも
ぼくをアイして
アイしてアイして
おれさいこーだから

らぶあんどぴーす


馬鹿でもいーじゃない!
アイしてアイしてアイして
271清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/04(水) 23:21:38 ID:NpYaiHAZ
皆様
セン5の新スレを立てました。

君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.26]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1115215724/


vol25から、暫定的にこのスレを使っていましたが、やはり投稿しにくいですよね、、、
どうぞ新スレへ移動のほうをよろしくお願いします。

私の勝手で皆さんを混乱させてしまいました。
皆さんと作品達に、深くお詫びします。
すみませんでした。

避難して以降、こちらのスレに投稿された作品は、きちんと評価させて貰います。
272清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 02:19:08 ID:+nIAhr9b
まずは>237以降の未評価一覧
>242,>243,>244,>245,>246,>247,>248,>249,>250,>251,>252,>256,>257-258,
>261,>262,>263,>264-265,>266,>267,>270
273空色かえる:2005/05/05(木) 04:51:56 ID:iCgsFAGA
清掃局さん 僕はまだ人間ですか?
骨折ってくれたろうこと気付かなくて
、気付こうとできないままでほんとうにごめんなさい。
独りでやりたいです。
御願いします。
274清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 12:30:20 ID:+nIAhr9b
>273
このスレはあなたの私物ではないよ。籠るなら、地下にもっと適したスレがあるでしょう?
とりあえず>272の評価が終わったら俺は去るよ。
空色かえるさんの評価を待ってる人もいそうだから、俺に評価されたくない、って香具師は声を上げて。


>242
B
最近、良い詩を立て続けに見ることができて嬉しいです。
瓢箪って人間の体と親和性があるんだろうか。あの肌触り、くびれ具合、なんか愛着が沸く。
そういった瓢箪のイメージを作品に上手に溶かし込んでいる。軽妙な文体も素敵。
「蒸す そして灰汁をとる 金色に輝くあの瓢箪たち」・・・言葉の一つ一つは何でもないのに、繋げて読むと凄く味が出る。“あの”なんてさらっと使えるのが、上手い。
「づん づづんどう づんだだん」・・・味のある擬音語だね。「熱い大地の鉄板の上」とよく合う。
んで気になったのは二点。
・「どうせ しがない瓢箪の/ただのでがらしだったんだ」・・・2行目の“俺と瓢箪の関係”から逆転してるよ。些事と言えば些事だが。
・終わりの2行・・・それまでの明解な描写から、ここだけ曖昧に飛躍してる。「えっ?こんな終わり方?」って思った。
書き慣れてるね。おぬし、何者〜?

>243
E+
詩を目指して書かれていないと感じたのでこの評価。これじゃ独り言じゃん。
「でも愛の津波はまた洪水になってるんだなぁ」締めの表現は良いね。
東海さんの「俺の魂に忍び寄る五つの手〜」って作品、まだ覚えてるよ。まずはあれを越えねばな。

>244
D+
「フェンスを突き破る朝焼けのゴールド」・・・俺も最近の作品であの金色を描写しようとしたんだけど、なかなか難しいね。ゴールドじゃあ弱いと思うのだが。そこ以外は良い表現だね。
一連だけならCつけるけど、2連が1連の解説のようで冷める。要らないな。
275名前はいらない:2005/05/05(木) 13:43:22 ID:bi8T+Img
>>273
人間以外のものになれるんですか?
すいませんバンパイアって漫画を思い出しただけです
276清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 13:56:07 ID:+nIAhr9b
>245は>269で評価済。(てか俺より上手い評価人さんだ)
俺からはCつけるよ。

>246
D
辛口評価にて。
(頭の人)と(体の人)の対照をしたのはなぜ?無理のあるカテゴライズだと思うけど。
終行は、あいだみつをみたいな言語的陶酔、それだけしかない。
「知らず綻ぶか」ここは面白い表現だね。

>247
C-
ソフトクリーム好きのヘミングウェイ、そんな印象。(安直でスマソ)
「砂浜は白く輝いた老人の夢」・・・砂と老人って共通するイメージがあるね。良いね。今まで気付かなかった。
老人ってのは“愛した人”ではなくて“愛した人達”の元へゆくんじゃないかな?
終行は物語として上手くまとめてしまって、老人の心の中を見せてくれないな。不満の残る終わり方。
こなれた文を見てると、物書きさんですか?と聞きたくなる。うらやましいよ。

>248
C+
詩人だね。
頭をドロドロにして書いたんじゃないだろうか。
私的な意見を言わせてもらうと、あなたは構成とかに拘らずに自由に書いたほうが良いんじゃないかな?
明確にどこってのは少ないんだけど、二連「背中合わせの海豚と 水平線を探す旅」とか、行数合わせの虚飾を感じる部分があるので。
後半の文章、吐き出したかったんだろうね。読んでてヒリヒリする。
277清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 14:54:03 ID:+nIAhr9b
>249
D+
「空色のクレヨン 太陽色のクレヨン」ここからの下りで意図してることが分からなくて、評価するのが心苦しいのだけど、、、
「隅田川色のクレヨン」「染井吉野の花びら色クレヨン」・・・そうきたかっ!と思ったよ。良いね。3連がとても伝わってくる。
考えを述べている箇所が五月蝿く感じるのだけど、絞ることはできないのかな?

>250
C-
救いの詩なのだろうか。自分の心に励まされて、公園のベンチを去った、と。
心と会話する“自分”とは何なのだろう?
読者に深く刺さる作品ではないだろうけど、机の中に入れておきたくなるような小品だね。

>251
D+
一見、破綻しているように見えたけど、終始“君”を貶している文章なのかな?
どっちにしろ書き散らしてあるんで読者への訴えが散漫になってるよ。(狙いなのだろうけど)
絞るか整理するかが必要では?
さらに言うと、2行目の捲し立て方でずっと続けて欲しかった。

>252
C-
むっ?あなたは[サヨウナラシニガミ]の作者さんですね?こっちのほうが完成度が高いね。
一連・三連が上手。「下校の時間は遠く昔」ってのが現実から異化していく効果があって良いね。
最後の「遠く、昔のお話です 」は要らないんじゃない?
スタイルとしては文句がつけられない。ただ、読者の心に触れるような“詩”を目指すならば、それを捨てて進まねばなるまいよ。
278空色かえる:2005/05/05(木) 16:36:16 ID:iCgsFAGA
>>248
一つ一つの語の走りが非常に重たく、行間に幾つもの感情を内包しているように思えました。

確固とした具象を睨み、長い時をかけて登り詰めた様な印象。

悲痛ですね。

せめてなりとも二連を入れ込むことで、やっとこさ息を継げるのですが、
どこにもなかろうが捨てようのない心象風景を作中にうまく織り込めない様で
他の連に比べて、感情の高ぶりに少々見劣りしてしまいました。

「無菌マスクなら間に合ってるよ」に、張り倒されてしまいましたが
切り刻むようにして心を消す、消したつもりになる 自傷を強いる

ことしか出来ない

這い回るような嘆き、己処するしかない絶望
そうすることさえも手慣れてしまう
世慣れてしきってることに、僕自身に跳ね返る悲しさを感じます。c
279ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/05/05(木) 16:38:27 ID:ZgKEWuR5
負けスレ 晒しあげ
280ハイフンさん ◆xyUfLGMb1k :2005/05/05(木) 16:41:02 ID:ZgKEWuR5
評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*
評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
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評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
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*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*
評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*

       /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
     |    /       ブーン
      ( ヽノ
      ノ>ノ
  三  レレ
281空色かえる:2005/05/05(木) 16:46:05 ID:ZgKEWuR5
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
「独りでやりたいです。」→スレを私物化
 
 ハイフンさんの不幸の法則!!!!!
 お独り様が好きなヤツは、一生独りモンだ!!!!!!!!
 気をツケロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
282Nirf:2005/05/05(木) 16:50:44 ID:kvG3BbU1
>>276
頭で生きる人と、人の生きる頭と
体で生きる人と、人の生きる体と
不自由な人やそういう人がいて、
それでも人は人というのが最後です。
 
まだまだ自己満足の詩からはなれられませんね
もっと外に出せるようなものを
推敲する必要がありそうです。

26にスレ移動します。ありがとうございました。
283未来のコウモリ:2005/05/05(木) 16:56:57 ID:ZgKEWuR5
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
            /:::::::::::::::::::ノ ̄ヘ::::::;―、::::::::::::::::::::::::ヘ
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          i:::::::::彡              ミ:::::::::::ヘ
          |:::::::メ   ........        ......,   ヾ:::::::::::|
          |:::ノ   /   ヽ    /   ヽ ミ::::::::::|
          |::| /    _       _    ヾ::::::l
          |::|    イ(:::)ヽ     イ(:::)メ    |::::::|
          |ノ i    `ー'ノ i    ヽ` ~    イ::イ
          | j }    ~~  ノ;            い
          ゝ:.:.{: . : .    γ    ,、 )、      i丿
          厶:.:.ヾ : .    ` ''`  ~   ヽ     ノつ
          /i:.:.:.:. : .       ,_    i    /
        /  ヘ:.:.:. : .  i   ハニエ!-!‐ヽ |    ,イゝ、__
      /|     ヘ:.: .  │〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ノ    /   \:;:- 、 _
    /:;:;:;:;ヽ     ヽ   ! ヾエエEァ´     /      i:;:;:;:;:;:;:;\
  /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ      \  ゝ、:::::::::::  '   ノ       |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヘ
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ      \        /       /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ       ` ー--― '         /:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ
:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\                    /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;|
引越ぉし!引越ぉし!グダグダ言わずにまず引越ぉし!
削除依頼出して引越ぉし!未評価転載して引越ぉし!
ひきこもってちゃ 治るモンもなおらないよ!
284空色かえる:2005/05/05(木) 17:03:01 ID:iCgsFAGA
>>282此方の方がですよ。同一でないのは奇異と云い利かされてきたので
自分の足りないものを諭してくれたようで有り難いです。
285清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 17:03:42 ID:+nIAhr9b
>278
今までのあなたの評価、自分だけでぷかぷか浮いてるような印象を持ってたけど、
これはとても率直で素晴らしい文章だね。びっくりしたよ。





286清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 18:02:50 ID:+nIAhr9b
>256
D+
最近、恋愛詩を評価することが辛い。
作者の心の深度と、作品の深度が乖離してることが多くて、どちらで評価すればよいのか迷う。
いや、この作品は上手いよ。最後の4行とか。心も伝わる。
だけど、「相手が忘れられない」を繰り返してもさ、読み手は困るのさ。
評価スレに作品を持ってくる以上、“詩の深さ”が必要だよ。

>257-258
E
詩じゃなくて独り言になってるって意味でこの評価。あなたにとって詩って何?
「果実」って言葉は、もう一歩踏み込めないだろうか?まだ本質的な表現になりきれていない気がする。

>261
D
携帯の電池が切れるだけであなたの命も切れるなんて、簡単な世の中になったもんだ。甘い。
何日も樹海をさまようような状況に対して、肉体的描写は与えなくて良いの?
生死のイメージがあまりにも軽すぎるよ。

>262
C-
俺が評価しても良かったんだろうかな?
傷は理不尽さを内包してる言葉だと思う。わざわざ「理不尽な傷」なんて言わなくても良いんじゃない?
終行はずるいな。朝焼け・夕暮れってずるいよね。
この終わり方、3行目の沈み込みと相まって、読後にいろいろ想像できます。良いね。
287名前はいらない:2005/05/05(木) 18:30:38 ID:u+iuh8Ve
宝くじは買わない

宝くじは買わない
だって僕は
お金なんかいらないんだ

宝くじは買わない
だって僕には
愛してくれる人がいるから

どんなにお金があったって 今より幸せになれるわけがない

宝くじは買わない
だって僕は
お金で買えないものをもらったんだ

400万円が当たっても 今より幸せになれるはずがない

宝くじは買わない
だって僕は
恋をしてるから何もいらない

お願いします
288清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 19:30:47 ID:+nIAhr9b
>263
D
し さん、そろそろ言葉遊びをやめて文を短くしていかないかねと言ってみるtest
「醜い スワンボートでもって/真面目な 視線を切り抜けてく」とか、作品毎に面白いイメージがあるのだけど、
残りの部分に良さがかき消されてしまっているよ。
逆に言葉遊びを極めて行くのもアリだとは思うが。
釈迦をシャカシャカ、、、は、、、俺でも使わないオヤジギャグ、、、、

>264-265
D
もう少し「空気という名の隣人」「クレヨンで絵を描き連ねる」を細かく書いて欲しかった。
登場させたギミック(道具)を纏めきれていないよ。特に終連は今までの流れを放り投げてしまったように読める。

>266
E
詩でなくて独り言だと判断して辛評価。
生きてることを疑うって状態をまずは客観視しないと、 読み手に伝わらないよ。

>267
E+
悪いが安っぽい寓話という感じ。描写が浅いことが一因だろな。
4連と終連の似たような描写は何を意図したんだろう?
「ポケットを膨らんだポケットと消えた切符」ここをまず直してね。あと、日本語としておかしくはないのだけど、
「憧れ“の”場所に着く予定」「僕“が”気付“か”ない程早く」普通はこうするはず。

>270
E-
馬鹿でいることに甘えるな!

>287
マルチイクナイ!!
289清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/05(木) 19:33:56 ID:+nIAhr9b
それではみなさん、続きはこちら↓にて宜しくお願いします。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1115215724/
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.26]

ノシ
290評価人α ◆CSZ6G0yP9Q :2005/05/05(木) 20:19:10 ID:nkHb1R3v
清掃局さん評価&新スレ立て乙でした。これほどの数の評価をするのは相当な労力だったでしょう。
僕の詩の評価もありがとうございました。感謝です。

>>253
最大級の賛辞と感じました。
最後の数行は、誰の立場に立つかでとらえ方が変わるようにしたつもりだったので、そこもよかったかもしれません。

>>276
終わり方については僕自身うまくいかなくて何度も書き直したんです。
書き直して書き直して、結局無難なところにおさめてしまいました。
弱いところは見抜いてきますね。的確な評価はさすがの一言。




というわけで、続きはコチラ。
       ↓
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1115215724/
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.26]
291新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/05/05(木) 20:29:28 ID:XisVAiSY
「I can fry」

空のあふれた木漏れ日が
まっしろな線描きだし
光と影の境目は
僕の心を写してた

アルファベッドに潜む謎
文字の羅列は僕のunknown
でもふらつくなあきらめず
自分信じてペン握り
明日へ踏み切り足蹴った

I can fry. 僕の背には
明日への希望の羽が
まわり道しながらも旋回しながらはばたくよ
恐れることなんかない
桜の下で必ず飛べるから
292新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/05/05(木) 20:53:19 ID:XisVAiSY
「海を渡る」

列車は長い長い橋を渡る
水平線が車窓からはるか遠くに見える
風は海原を泳ぎ
光は波の上で跳ね返る

空よりも濃い青を列車は渡る
潮風に吹かれながら
打ち寄せるさざなみの音に身を任せて
僕らは海を渡る
限りない青を求めて
夏が窓に迫ってくる白い虹の上を
海のように果てが見えない旅に出かけよう
293いぷ ◆ozOtJW9BFA :2005/05/06(金) 00:18:03 ID:sDWaYCt2
>>277
評価dです。「伝える」ことをもっと意識しないといけませんよね。反省。
294空色かえる:2005/05/06(金) 00:57:00 ID:98rthHfm
>>249思いつきなんですが感想文を。

とても気になって気になって仕方のない事柄があって
何がそんなに引っ掛かって仕方ないのか考え込んでしまうことがよくあるのですが、

誰かに訊いても同じ言葉を繰り返されてしまうのですね。

というか何が分からないのかも分からない・・・。

その時本当にパチッとはまる言葉を見付けられることはまれで、
他の誰かに指指されたり、音楽や小説や色々なメディアに触媒にして
悩み込んだ量だけ感動と反面敗北感を植え付けられてしてしまうのですが

次に同じ風景や状況に立ち止まる時、同じ文言が
頭にこべりつき過ぎてよく考えられなくなることがあります。

文様が逆に世界観を指定してしまって

知ってしまったと、落胆してしまうとかを書いたのかなぁとか。
295845:2005/05/06(金) 01:49:23 ID:/q5pu3uu
>>276
>>278

評価ありがとうございました。
長所と短所、内容をがっちり評価していただいて嬉しいです。

清掃局さんの言われる「構成にこだわらず、自由に書く」とは
どういった状態なのか良く分かりませんが、自分なりに解釈して書いてみます。
296名前はいらない:2005/05/06(金) 03:32:01 ID:e/Exs+OX

誰も知らないあの世界
夢にまで見たあの世界
年を取る事に遠ざかって行くあの世界

目がみえなくてもわかる
耳が聞こえなくてもわかる
それは鮮やかに奮えたつ

どうかそこへ連れっててくれないか
絶望と言う名の幸福よ!
孤独の中の母胎よ!
あぁ、あぁ。

明日へ、明日へ。
思い体を引きずり、排水溝に流れていく。
297Nirf:2005/05/06(金) 16:52:32 ID:67hkiFwU
>>286
理不尽な傷というのは納得できない傷という意味で使いました。
語呂的に納得できない。というセリフは使いたくなかったので、
傷という言葉に理不尽が内包されているとは思うのですが、
あぁしょうがないか、などと言ったものじゃなく、
なんというか…偶発的なものではなく、
絶対に抗えない何かに傷つけられたというか…

あんがい、そう書けばよかったのかもしれません。
スレ伸ばしちゃってすいませんです。
次スレにも書いたのですが、この部分書くの忘れていました。
298容量少な目 ◆/4.7OGB.Lw :2005/05/06(金) 18:29:43 ID:aXmWdpng
>>277 清掃局のお方

評価ありがとうございます。
机の中に入れておきたくなるような小品・・・
私にとって最高の賛辞です。
見失っていた自分の奥底。
望んでいたのに忘れていた何か。
心という言葉に想いを託してみました。
ありがとうございます。
299名前はいらない:2005/05/06(金) 19:53:29 ID:Fn1fQ1yI
アンダバ様が今ガンガッテらっしゃる。さすがやな。ずばっと言えるあたりカコイイ!
ありがとよ、アンダバ様w
300いぷ ◆ozOtJW9BFA :2005/05/06(金) 23:47:17 ID:sDWaYCt2
>>294
どうもです。
稚拙ながらも、個性の埋没を表現しようとしました。
301名前はいらない:2005/05/09(月) 23:50:11 ID:bP/7Bu4J
すみません。
評価ではなく質問なのですが
よく女性が用いる

きっと
ふたりは
光だと思ってた

それがわたしのねがいだったから

とかこういう区切り方を
詩的に定義する言葉ってありますか?
302空色かえる:2005/05/10(火) 02:42:05 ID:biRj743T
>>291
なにかしらの理由によって、「針を射って縛りつける影」を、
持ち歩くことがありますが、墓の中まで持っていけず、どうしようもなく
解き放たずにはいられなくなることは程度にも因るでしょうか
飲み会でもあればあるもの。

それらの思いを詩や詞にしたためた作品が、誰かの目に止まり、何処かで慰めになる。

それは歓喜でもあり、生きてるどうしようもなさでもある。と、思います。

目標をたて目指し、思い描き努力し、その対価を求めようとする。叶うから夢をみる。
裏切られても、到達してしまっても、それから卒業し思い出に過ぎ去っていく。
そしてまたそこから映る何かを望まずにいられなくて、また、何かを目指す。

主観的には同じことを繰り返し廻り続けるしかない。
けれど客観的には流れっぱなしで、輪に為れずはためくだけ。

その辺はどう捉えるかはそれぞれ、ってぇか何言ってんのか、
よくわかんないのですが
なにかを差し出しても欲しいものがある!それがブランドバックでは無情過ぎますが、
変わらないと言い切れるものが一つでもあれば、いい人生と傍目から思いたくなるものです。d+
303空色かえる:2005/05/10(火) 08:00:05 ID:biRj743T
>>292
291と併せてはじめて完成されるものかな。

新しい機会で一歩踏みしめるとき、自分にとってウェイトの重い、
想いが明確である事ほど存在感が希薄になってしまうことがあります。

思い出や幻想や手をさしのべてくれる人に支えを求める。逆に、
誰かの支えになろうとすることで、克服しようとする。

そんな意味合い、位置付けの詩なのではと、想像してみました。

短いながら平明で、彫りの深く荒のない丁寧な作風は、
ダイナニズムや目新しさこそありませんが、
どこにでもあるような、と題材を通り過ぎない真摯さを窺えます。

「風は海原を泳ぎ 光は波の上を跳ねて返る」は、表現としてとても良いものを持っていると感じます。c
304評価おながいします:2005/05/10(火) 22:30:59 ID:2dPySWNz
「Nothing is necessary」


今日もまた眩しい朝の光を浴びて生物たちは動き始めた

いつもとかわらない何ともない世界
僕らはそんな世界を今日も生きていた

時に空は僕らと同じように表情を変えたりして
時に草木は楽しげに風と戯れたりして

何かを求めているわけじゃないさ
普段どおりにいられることが幸せだということに気がついたから

だけど僕らは何かを求めては悲しみを繰り返してきたみたいだ
戦争だって、犯罪だって、全ては欲望の塊だったのかもしれないね

Nothing is necessary
今生きているという事実だけで十分じゃないのか?
そこに理由などいらないさ
さあ、今日も踏み出していこう
君自身の足でゆっくりと明日への一歩を
305空色かえる:2005/05/11(水) 07:08:30 ID:tiQcxJrA
ほんとはそういう意味ではなく、削除依頼に出させるために
屠殺するしかないのが苦しいと言った。それ見知って悦んでいたとは。おみそれしました。

>>168
語呂がいいですね
短くて耳触りのいい配列です。
草の爪を首を刈り持ち歩き、刺す様はすこし自分の
胴体に脂汗が溢れかえりフライパンに貯めた油の海に・・・云々。

引き抜かれた茎に「あわい」←これ素敵 に浮かんだ気泡にさえ、

点数を付けられてしまうのか・・・なら分からないこともないけれど、

「よ」は、甘えられない幼児染みて喉元に競り上がる胃液の吐き出せなさに切なさが舌を広がらります。

トロフィーや賞状や衣服やアクセサリーでいいから、それでもいいからと、思うのは、

たたあればいい即物思想でしか見てもらえない、引き連られ、見れなくなったまった人のことを
思い起こし酷く悲しくさせるのです。嘘ですがc+
306イーくん:2005/05/12(木) 04:08:36 ID:lfoDCPqx
「僕ら」

乾いた大地に横たわって
ただ死を待つ人々

彼らにとっての天国は
僕らにとっての地獄であり
彼らにとっての天国で
僕らはただ死に急ぐ

死というものを体感してもなお
僕らは満足することなく
一面に広がる花々には目もくれず
欲望を満たしうる女性へと駆けてゆくのだろう

どこへ行っても変わらない
天国でも地獄でも
僕らはいつも愛想笑い
307空色かえる:2005/05/12(木) 09:21:59 ID:FQ1zr9BE
>>304理由付け、目的がなくても生きている。それはしあわせだと、感じる。
という気持ちがあったのではと思います。ですが、
生きているならそれだけで幸せだから目的など求めはしない に受け取られかねません。
欲しいものがあるなら欲しいと言えないのは駄目になるのでは。
悪い面、辛い面があることから眼を反らしても
それは消えてくれません。
なら悲しみを繰り返すことに苛立ちながら闘ってもいいのではないでしょうかe+
308名前はいらない:2005/05/12(木) 19:17:28 ID:wONvt7Vr
このスレって詩を評価するスレじゃないのか?
書いた人の価値観ごと否定してるやつって一体何様だよwwww
309  ◆UnderDv67M :2005/05/12(木) 19:23:45 ID:uW5hEYRy
いーから本スレに移れやグズ供

君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.26]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1115215724/l50
310空色かえる:2005/05/13(金) 01:33:23 ID:EBIIFo0G
>>304
題名がキーワードと感じましたが、「欠かすことの出来ないものはない」という
諦め→開き直り→肯定感を表しているのでしょうか。

シュールな世界観に退廃と同時に、三連の情景を見い出すアンバランスさに線の細さを感じます

四連、欲望一辺倒まではいき過ぎ、だから五連
「生存自体は、理由から産まれてきたのではない」(意訳)
を主張しているのでしょうか。

その後、生きるという行為はいかなるものであるべきかを己に問掛けること
までは作中に含まれていないので、模索中なのでしょうか。d+
311空色かえる:2005/05/14(土) 16:18:05 ID:9+2iRJGW
>>306
敬遠しがちなテーマで僕だけのセカイや、僕だけの恋、とする作品ではないと思いました。

一連を明暗をはっきり分けることで出る強みがあります。
集団をまとめ、周りとの共感や団結力を図る社会的行動の一つに
仮想敵を作ることが一番手っ取り早いことですが(ヨン様でもいいですけど・・・)
緊急避難的な極論っぽいかなと思いました。

2連(だとしても)を入れて読んでいますが、
施しとして望む前に物や夢をあてがわれることで得られる満足ではなく
自ら望み代償を払い、他の何かを選ばないことで決断する、
するしかない自足を現しているのかな

3連、どこへ行っても僕は僕でしかないと云う作者自身に対するわだかまりなのか、

相手の世界観を守りながら、第三者からみて、
あなたが感じてる世界は人と関わる限り作り物だよと、言い漏らすものか
何と無く、どちら供になる気がしました

それともどこへ行ったとしても変わらなく笑いきってやるという強い信念なのでしょうかc‐
312名前はいらない:2005/05/14(土) 19:18:26 ID:tkA7N/JP
「異神」

つけ放しのテレビからは、決まって
知らない人たちと知らない言葉

ねぇ、外をあるきましょう、夕日が見えるわ

道と河は老いており
建物は高く、そして虚ろだった
僕が知る場所へは、まだだいぶ遠い

小さな箱を持った少女に駆け寄り
あなたは財布をとりだした

雲がきれいね

まばらだった雲がざわめき始め
雨のにおいが微かに漂うころにあなたはいう

 そんなことはない
 もっと遠くを見てみな、煙突がたくさん見えるだろう
 あの煙は汗と金属にまみれている
 あなたの見ている黄昏は空の赤を真似たヒトガタ

そうだね と
あなたの神の言葉でいう

少女には、僕の声が微かに届いているような気がした

あなたの手を引き、霧雨のなかを
ゆっくり歩いてゆく
313名前はいらない:2005/05/14(土) 21:47:34 ID:hRYd4E9d
こっちもがんばれー
314空色かえる:2005/05/15(日) 22:16:38 ID:Gp1B+sZe
>>312
[過去に相対する現在としての読み]

風景をかくにはその景色からみた自分を捜さないとならない気がします。

その空気感は場所や、季節よりもまず、想い出の中にあるのだと考えます。


なにか心身的に衝撃が走る時、
憂鬱、苛立ち、辛酸、無気力、挫折感、
投遣り、恨み、茫庸、思考力低下、幼児退行に付随して感動の瞬間があります。

それだけを支えにして、時を過ごし薄れゆく不幸に
ピリオドを打つ時がいつか来ます。

「雲がきれいね」に僕=作者?は、(自分の過去を少女とはなかなか呼び難いだろうから)

「過齢から獲得した精度の高い視点から眺めているはず
だがそれは形骸化した古い想いなのだ」(想像)

と思いながら肯くのですが、微かにでも届いた、届かせてしまった

気がする・・・でも二人で歩こうと云う風なストーリが思い浮かびました。
315空色かえる:2005/05/16(月) 03:38:12 ID:o1AUWC9i
続き

あなた=少女を僕視点から語る形式で

七連がなければ
埋もれてしまっていたでしょうけれど、
心中を語る描写は、個人的にはまるものがあり、
強い気持があらわにされているように感じます 。

「あなたの神の言葉で」に付いて、

例えば他人によってなんの気なしに感じる事象やフレーズ等に、
何らかの理由から、禁句にしている言葉があります。

聴きたくもないし
言うなんてもってのほか
な言葉を相手にもあることを知るだけでいいから知り、
秘密や痛みに触れてしまわないように、

その100%までは晒すことが出来ず届かないまま
悲哀とため息に通り過ぎていくのでしょう、が

ある種救いでさえもあるという嘆きが、そこにあるように感じ、
そこから畏敬の神という題なのかなとか少しこじつけてみました。

ただ、作者本人の想いはあれど、あなたが明確には読み取れなかった・・・
d+
316名前はいらない:2005/05/16(月) 08:30:10 ID:iBMFDjKp
笑いたいなら笑えばいい
全てを忘れてしまった振りをすればいい

泣きたいなら泣けばいい
どうせ何一つ忘れられないのだから

俺は何も変わってなんかいない
変わってしまったのはお前だろう?

もう此処には居ないお前の幻を見つめ続けるこの目を捨て切れない

全てはもう消えてしまったというのに

忘れたいのは俺じゃない
忘れたいのはお前でもない


全ては俺が造り出した幻影なのだろう

今日も俺はお前の影を目蓋に浮かべ
未だにうすら笑いを浮かべる

全てを忘れてしまった振りを
317形体:2005/05/16(月) 13:58:00 ID:nnaqGyil
LIEE

良くもまあこんなにも散らかしたものだ
午後の街は入道雲が落とした影に揺すれて
喧騒と静寂の狭間で彷徨っているのに
足音は火急を告げ続け花を砂に変えるし
呵責が溢した涎は灰になるし
歪んだ空は狭まり影の体積は増えていく一方だ

良くもまあ
でもそれはそれで良いのかもしれない
君達がそれで歩きやすいのなら
俺にそれを片付ける義務も権利もないし
むしろ汚しているのは俺の石なのかもしれない
だからそれで良いのだと思う
だからそこを急げ
俺もそうすることにする
そうだ
318空色かえる:2005/05/16(月) 15:08:15 ID:o1AUWC9i
>>256

「初恋」

思い起こされる
旧い残骸
少年の頃の
ただ、見つめるだけの恋
話しかけられもせず
触れないことでしか想えない
純朴と今、呼びましょう

あなたに恋人が出来たと幸せそうな笑顔に喜び

あなたの隣にいなくなり塞ぎこんだ時に悲しみ

指先一つさえ
見逃さないように
食いいるように見てた

同じ場所にいないまま
好きでいる自分しか周りなどなに一つ残せず

好きと告白は
言えなかったさよならの繰り返しでした

旧い旧い想い出が時折胸を刺す
そんな恋を傍目で酷薄に笑ってた・・・。
319名前はいらない:2005/05/17(火) 06:03:08 ID:DryynbVW
遥かな記憶
生まれる前から抱かれてた
透き通る闇に浮かんだ星雲

霧の世に、必ず会おうとふたつの命を
出会い溶けてゆけたなら

もう何も

あの場所へ飛び込み
宇宙の向こうへもゆけると


忘れて流されて誤ちを繰り返し

今は

時の流れを引き裂きたい

離れてゆくくらいなら

どうか
320空色かえる:2005/05/18(水) 06:40:34 ID:2IeRFhFJ
>>316
「笑いたいなら笑えばいい」
「泣きたいなら泣けばいい」
ありきたりな言葉を
ありきたりに受け入れることは本当に難しいものです。
伝統的なものほど多くの解釈を含み、
安易に語句を借り受けて相手に表現してしまうことも多く、
ツー、カーと言いながら通じ会わない悪循環が横たわる、こともしばしばですね。

だから逆に其を題材にすることに僕には、否定できません。


人前では笑いたいときに泣いたり、
泣きたいときに笑ったりせざるをえない場面が往々にしてあります。
(演技でなく人が人と居る以上、感情を指定し、
される繋がりからは逃れげられないような気がしますが)
その行動からきた情動から、始めからそうだと思えるようになります。
なってしまいます。
そのズレを利用して気分転換をしたり、自己変革を行ったりしますが、
行きすぎて相手に反応してへつらうだけになったり
正反対のことを言ってしまったり心の裂目に入り込んで
うまく素直な感覚に戻れない時もあります。
そんな時の自身を慰める詩なのかなと思いましたd+
321空色かえる:2005/05/22(日) 09:57:14 ID:7P7tYel7
>>317
完全な孤独になりきれる空間は
少なくとも日本には、ないのかもしれません。
相面する人がただ自分ではない哀しみや、淋しさを抱え、産まれ、生き、死ぬのでしょう。
僕も作者の方も読んでいるアナタも・・・・・・
そこには或は感動すら有り得る。そんな瞬間があります。

善しきにつれ悪しきにつれ自分では思い付きけもしないような事を
当たり前のようにこなす人もいるでしょう。

気付けないなにかに関わり会いながら
それらに依って生きているのですから
それらを全肯定も全否定もできないまま
それでも一個の人間として

取り巻くものに耳を傾けねばならない。そう、願います。


前半状況の移り変わりを厳しく、冷たく見定める視点、
斜に構えた視線の角度蔑みに近寄っていますが、切り立つ鋭さに味があります。
僕基準で申し訳ないですが見えすぎてしまう嫌いがあるのかもしれません。

義務は持てないが
権利は与えられなかったが
石(=意思)だけはある
それこそが汚れなのかもしれないが・・・


ここから「それでいい」までは、とっぴでかなり隔たっています
悟りと云うよりも、前提と云うよりも
『とりあえず今は行動と興奮で恐怖をやりすごすしかない』みたいに見受けられました。(僕がやも)
後半も作者自身の言葉で走れたらもっとよかったのに残念だなと感じましたd+
322空色蛙(かえる):2005/05/30(月) 13:49:55 ID:w6rTOBq2
便尿スレ 首絞めてるだけ 愛して愛して僕を愛してくれなきゃ消しちゃうよ
323名前はいらない:2005/05/30(月) 14:12:05 ID:w6rTOBq2
>>322

よも〜。こんなワード程度じゃ芸にもなりゃせんよ。辛口コメンテーター凄えな。あそこまで徹底できねぇよ。正にアートだぜ。そんなアートって・・・
324空色かえる:2005/06/05(日) 17:39:18 ID:RU+jbRuq
>>228
僕についてのレスでしたか読み違え失礼。
1不平等を叫ぶ中で完全無欠な平等は有り得ないし無い方がいい(不老長寿とか?)

2不平等を叫ぶことでもっと不遇の人を見落としてしまう
見比べ階級だけに気を取られるのもいいが往きすぎると感覚が逆立になる(無政府状態)

3自分だけが良ければそれでいいではツマラナイから状況や周りと関わることを感じて、「自分の」人生を生きていこう。

差別意識に眼を背けていたのがネックになってたのですね。それでもd-です。
325空色かえる:2005/06/18(土) 19:47:32 ID:ljF5Tgw/
>>319 作品に触れられてしまった感覚。そこに鏡が映り叶うと涙した感覚は、傍目から見れば確かに酷く滑稽です。滑稽すぎて切なくなるほど共有できない。
共有したくて、でも二人は別のものを見てる。その感動に育まれた自分をどうしても否定できない。
その姿を遠くみるのは悲しいものです。他の誰かにとって害悪でしかない誤った願いなら、尚更のことで、それでもどうにもならない、どうにもしたくない、気持ちが、
自分もそうでありたいと願う。それを繋げてたいと、思う。


はっきりいいます。イノセンスさんが憧れた作品をみましたが、詞と思えなかった。思いたくなかった。
死なないでいて欲しいなと、一抹の痛みを覚えているだけです。

この詩は、痛みが薄らいで美味しいです。
感傷に安らぎを覚える僕がいます。

敢えて外してる終末は、
書き込まれた瞬間に決定してしまう苦根を遺しています。

殺して。と、勝手に受けとります。自己完結で独りで死ぬ。あとは好きにしていい。と云います。
326名前はいらない:2005/06/29(水) 13:52:45 ID:7ebzaJPZ
>296
この詩に気付けていませんでした。それだけ“馴れ合い”に念を込めてた。と、象徴的と受け取りました。
誰も望んではいないようなイントネーションで言い捨てられるような国感で理に解すのがむつかしかったです。

ただそこにいるからと勤勉さや実績や能力や好きずきに関わらずトモダチと呼ぼうとするのは僕にも抵抗があります。
誰が言ったかでその言葉の価値を180度変えてしまう。その場しのぎの謙遜に
契約といいつけの混同が過ぎて嘲りと害意でもって従うのは、相手に対する侮辱でもありますね

お詫びします
327名前はいらない:2005/07/02(土) 19:59:25 ID:EeZP6TaH
>>326
要約:仲良くなるのもわるくはない。友達になりたい人は僅かでもいる。でもひよるのもひよられるのもうまくいかない。

評価します。

感動の瞬間でしょうか。凄く強い確信を感じます。その熱の量だけ危うさを感じ、客観視しようとあぐねる姿をみたような気がしました。

それだけの思いには積極的に同意や憧れよりも哀しい目をしてしまう今があります。むこうみずにつきすすむには畏れが払拭できないでいるのです。

そして自力ではどうしようもないと自身の様を見て、諦めにわらおうとする時間や空間が隔たって、他人のように扱えてしまえるようになっていく様は

第三者として看てとる事しか出来ない僕からして完成されているように感じるこの詩が、写し剥がし取れているように思えてしまうものです。

記憶自体にはさほど因果関係はなく忘れるより読み違えてしまうことの方を恐れている為かもしれませんが。

踏まえて
「連れてってくれないか」がポイントになると思います。足を引きずるようにでも自力で出来る小さな達成もまたあるものですよ・・・c
328名前はいらない:2005/07/03(日) 13:35:09 ID:+aNXvL4z
>>172
誤読でしょうが、状況からして作者の意図や伝えたいと思ってた側面以外になにか、引っ掛かるものがありました。

あなたは女優と受けて私は女優。と返し、マヤを演じるのではない。すでに私がマヤ。の辺りが、
主人公として語る事で逆に誰にもなれない演者として外側に出す作品と、詩を感じとることのできる意識が乖離していくように思えます。

演技として他者を見てしまう意識と、他者から観れば演技なんだという一種開き直り。閉ざされた意識は誰にも繋がらず、知られることがない。
あるいは何も知らない自然さならば演技ではないから嘘ではないし取り違えたりすることはない。
知ってしまうこと自体に伏せるべき事は含まれ知らせない罪悪感を感じるより、知らないでいる事しか対処出来ない、という僕の拙い方法論が息苦しくさせているようです。c+
329名前はいらない:2005/07/05(火) 03:03:06 ID:jA+gMl65
>>  
乙武さんの話を聴く度に
彼は足りない のに 頑張ってる と耳だこ

欠けてるから ないから
あんなに 頑張れる
あんなに 頑張るしかない

出来ないから 届かないから
頑張ることしかできない

かんたんにできるよ
あたりまえにいきをすう

その姿は
美しいものでしょう?

何一つ感じることなく
どうにもならないと知らぬ存ぜぬ裂目の中で

また、テレビの中に僕がいた
他人と笑った

近しいと悦ぶ
思い付けなかったよ
330空色かえる:2005/07/08(金) 22:20:02 ID:Um05OCVq
331空色かえる:2005/07/08(金) 22:23:06 ID:Um05OCVq
332空色かえる:2005/07/08(金) 22:23:58 ID:Um05OCVq
333名前はいらない:2005/07/08(金) 23:33:53 ID:Um05OCVq
>>64
見いるときは見いられて
知るときは知られて
生かされるときは生かしてて
当たり前のように当たり前があることを
喜びを示しているのですね

配列に詠みやすい工夫があります。
行変えすることで解釈を限定する効果が効いています
言外にはかなさを感じます。d+
334名前はいらない:2005/07/24(日) 02:15:39 ID:u+bBUD0C
「victim」

物凄い衝撃と激しい頭痛
両方とも受けた俺は地面へ倒れた

誰かに水をかけられて目が覚める
どのくらい時間が経ったか解らない
目の前には1人立っていてこっちを見ている
自分には両手を縛られている感覚と
胴体を縛られて吊るさげられている感覚
どうやら目の前にいるヤツがやったらしい

ヤツが言う。
「今までありがとう。そして死ね。」
そう言ってヤツはバットを持って
俺をバットで何度も叩く 何度も何度も
何回も骨が折れる感覚がした それでも気が済まないのか
ポッケにしまっておいた ナイフを取り出して 
何度も俺を切りつける 俺は体中切りつけられた痛みと
体中の骨を折られた痛みで顔が歪む

ヤツの顔は最高に喜んでいる
でも、何故だろう。

その笑顔が凄く怖い

それを見た後気絶した 気絶している数秒間の間で
暖かい液体が全身から 流れ落ちてるのが解った

その後俺の見た光景は 白黒の車と赤いランプ
警官が袋で包まれた物体を担架で運んでいた
担架の隣で誰かが大泣きしていた
335名前はいらない:2005/08/13(土) 19:04:32 ID:EsJpU8aX

『また会えたら良いね。』
唐突に貴方が言った。
私はとても嬉しかった。
だけど、悲しかった。
浮かぶ笑顔がとても寂しそうだったから。
もう会えない気がしたから。
でも、泪をこらえた。そして、
『またすぐに会えるよ。』
私は笑いながら言った。
どんな些細な不安も消せるように。
貴方の笑顔から寂しさが消えた。
私はとても嬉かった。


たとえどんなことがあっても、ずっとこの笑顔を見ていたい。
いつまでも貴方のとなりにいたい。
私は強く願った。
336名前はいらない:2005/09/02(金) 14:59:59 ID:/g6Vq5jT
>>64
触れること、かな。変わらない動かないものは息をしていないのと同じで
些細に思えるようなことでも、捨て去らなければ
置き換わっていくだけの時間に取り残されてしまう。
そうして僅かに留めておいた文字とか写真とかに変ってった自分を知らされる
ことでさえ、自然なことかと思いました。d
337名前はいらない:2005/09/02(金) 16:22:40 ID:/g6Vq5jT
>>80 右手を出して左足を動かしたら次は左手を出して右足を伸ばす。
   同じ人間でも自分では気づかぬうちに少しずつ少しずつ変ってしまう。
   今までの自己を片っ端から否定し続けて、
   何もかも違うところからはじめるまではできなくても「また生きたい」
   
   一筆書きのように途切れない文章ですね。d
338名前はいらない:2005/09/03(土) 00:35:51 ID:D3L4fgWy
『たしかツインテールの』

まだ開けてないチュッパチャップス
柄のところをいつまでもしゃぶってた
疲れた目をした女の子 乳母車の中
彼女のママはカラスに夢中で
黄色く光る8月の空
ずっと見上げてた

17の少年だった僕には
幼女の目がまるで
僕よりもずっと長い時間を
生きてきたように見えて
僕は視線を隠しもせずに
彼女の顔をジッと見て、通りすぎたけど

やわらかそうな瞼の下で、
くろい瞳は一度も動くことがなかった
339名前はいらない:2005/09/03(土) 16:56:09 ID:pCCn+qwf
何かに挫折した時、目の端でとても平穏だったり、
離れたどこかでは喜びにすらなりえたりします。
自分だけと痛みを押し隠して、分かり合わせないことで
意識のズレに生活を壊さないでいるのか、
傷ついた精神と同じだけ周りの何かを引っかき廻るのか、
嘆きや喚きを砕くことにしか求めていない自分がいました。
「知ってしまったら知らないままの自分ではいられなくなる」
どこかの推理小説を読んだときの感想。

>>146
水槽を横から見るのと水面を中から見上げているのは似ていますよね?
部屋とか窓とかドアとか。
月明かり、水中から街の灯、水面に顔を出して太陽と分けてある所
時間が圧縮されるところがよく分からなかった。d+
340名前はいらない:2005/09/06(火) 01:11:19 ID:TxsRwlPD
題・自殺の適当な理由


狂った奴に蝕まれ しがない奴に笑われて
ただ、ただ、一生懸命に生きてたつもりなんだけど…
文句も言われる事に慣れてたんだ
周りの大人たちは見てくれない
ただ 怖いだけでさ ただ 怖いだけでさ

勇敢に戦うこともできない
けんかもしても弱すぎて
ただ 相手に酷い事をぶちまける(言う)だけ
相手を怒らして殴られて
母親馬鹿にして蹴られてさ
僕はただ嘲笑う毎日を すごしてきたんだよ

僕はこれでも生きているの
これで生きているといえるの
ただ、ただ、馬鹿にされ続ける
毎日 そう 毎日

ソウ言うことで
ボクハコノヨカラキエルゼアバヨ

341アデリーン:2005/10/20(木) 20:50:11 ID:flNwcXIT
うどんをちゅるんと吸ったなら
向かいに見えるは
ハナミズキ
蕎麦をずずっと吸ったなら
左右に見えるは
ユートピア
ラーメン熱くて冷ましたら
後ろに見えるは
朱の瞳
硝子のように繊細で
鴉の如き黒い髪
そこからのぞくは
朱の瞳
憂いを帯びた大きな眼

私にチャーシューくれますか
彼女は私にこう言った
私はしぶしぶ
あげました
342名前はいらない:2005/11/02(水) 17:30:15 ID:qgMwzzIx
>>150
堕ちてやる。って、心外だな。って他人事ぶっていましたが
落下し続けていたのは僕なのね。流れに逆らうにはとどまろうとだけでいいけれど
流されることなく流れる方へ向かうのは難しいことかも。
読後感の重苦しさにどの感情をかければつりあいがとれるのか
いまだによく飲み込めていないのは
とっさに書き殴って読み返しもしないことがあげられると思うc-

>>163
パッと見何も言っていないようなきれいですね。
生命感を一枚はがしたような切り取り方。
同じものの見え方は様々ですが、とりたてて変わる風でもない景色の中にも
見るべきものを見ている人だと思いますd+
343名前はいらない:2005/11/02(水) 17:55:41 ID:qgMwzzIx
>>151
123連と45連に分割できる。前半を「自分の意見を一般化したもの」
後半を「ただありのままの気持ち」と定義する。一般論を否定するために
あえて用意されたものと見ても後半ねじ伏せるだけの強さがない。
一定以上の外傷を作った時とかは自分には痛みを感じられませんから
お気をつけください。d-

>>164
雨の日→悪魔→ヘルメットをぶち抜く→ぶっ飛んでる〜叩き割る
と、連想が物珍しく、勢いもある。
本を割るのはベース!?ほかの何でも良いわけではなく、論理立てた理由が
なくとも、なぜかしっくりくるような気になった。理屈だけを積み重ねて
作り上げるのではなく、どうしてなのかは説明が付かないが
こうでしかありえないと自分で感じることができる作品ができればいいと
思っていた。d+
344修羅:2005/11/02(水) 18:00:57 ID:CyRGiLRo
「雨」

心の雨はいつまでも降り続いて
心地よい音を奏でている

街の中にできた水溜りは
すぐに消えていく・・・
子供のように遊びはしなくても
心はまだ雨が好きだから・・・

君の好きな雨にうたれながら・・・
ただ君の好きだった歌を響かせる・・・
心のそこに沈んだ
この想いは消せないままで

心は今でも雨に包まれている・・・
君を想うたびに心の雨は強くなる・・・

心だけは忘れないように・・・
君を想うよ・・・

君が好きだった雨は
街を優しく包んで・・・
心の奥の扉を叩く・・・
その音は消えることなく
いつまでも続いてる・・・

いつまでも降り続くこの雨に・・・
345名前はいらない:2005/11/02(水) 18:27:38 ID:qgMwzzIx
>>174
この場合の「ぼく」は作者ではなく対象者あるいは主人公だろうと思います。
このスレのなりゆきを自分以外の視点で評価してくれているのは有難い事ですね。
かなり的確でいちいちごもっとも。
このときのあなたのとった行動はこう思っていたのと同じことになってしまうよ、と。
それはそれでいいんですが読み返しているとこれの元ネタはこれかといった風な
誰かが読んだ手垢みたいなものを強烈に感じています。結局煽ったような効果になってるものが。
これがとんでもなく気持ち悪いんですね。知らない幼少のころの自分の写真で家族に自分を紹介されたときに
まだ知り合ったことのない奴がまぎれこんで集合写真みたいに。んでdです。
346ぴょ(‘θ'):2005/11/02(水) 18:46:30 ID:NCY8ecCJ
344さん>いいですね(・∀・)!!私の大好きなラルクの「Singin'in the Rain」を思い出しました(o´艸`o)
347名前はいらない:2005/11/02(水) 19:24:27 ID:V+qrSucT
俺はこれでも俳句良いねって女に言われたから多少才能有るはず、俳句と言うよ
りは短歌に近いけどね(笑)
例・恋時雨、あなたの心に降らせよう!(秋用) 秋桜が、咲いた頃には俺心
も満開さ!(季節によって花は変更可)波の揺れに、僕の心も揺れている!(こ
れは好きになり始め用)
348修羅:2005/11/03(木) 00:01:15 ID:1SVGE2ZQ
346さんありがとうございます、
僕も聞いたことありますよ「Singin'in the Rain」は
個人的には歌詞的に書いたのでどこか無意識に入っているのかも…
349名前はいらない:2005/11/03(木) 02:05:19 ID:3751L7lE
「ソレを魅せる者。」

ヒトはいつでもソレを見ている
だけど 誰もソレに気付こうとしない

何故だろう?君に尋ねた。
「あのね、人は見たくないモノや信じられないモノは見ないの
でもね、キミなら彼等に見せて・・・ううん、魅せさせてあげれる」

そうか、なら僕はキミ達 ヒトに魅せてあげよう
あの 美しくて 壮大で どこか恐ろしくて悲しいモノを 魅せてあげる

ソレがなんなのかは キミ が決めること 
ソレの価値を見出すのも キミ 
ソレを手にするのも キミ

ただ、僕は魅せるだけ キミ に魅せるだけ・・・ソレを・・・キミのソレを・・。


PS、ソレに自分の思い描くものを何でも良いので当てはめてみてください
350ぴょ(‘θ'):2005/11/03(木) 03:25:13 ID:a7D2kCqM
修羅さん>やっぱり?言葉が似てると思った(o´艸`o)ぁたしもあの歌きいて書いた詩自スレに載せようか迷ってるとこなんだぁーヽ(・Д・)ノ 載せよっかなッ(・∀・)
351修羅:2005/11/03(木) 11:20:58 ID:1SVGE2ZQ
ぴょさん>一度載せてみての反応で決めたらどうでしょうか…?
ってかここでこういう会話はいいのだろうか…
352名前はいらない:2005/11/03(木) 12:17:08 ID:FDDo/hqS
十字架の弾丸〜GET YOURHEART〜
白い冬の Canvasに 12色の出会いを描き♪
止まったままのあの夏 愛の物語♪
名も無い2人の愛の日々 信じてた永遠に続くと Dramaのように Last Sceneは お
前の命を奪った♪
十字架の弾丸で この胸を貫いて♪
罪でもいい お前に会えるなら♪
もう一度この胸に強く抱き締め♪
※命=ハート
353ぴょ(‘θ'):2005/11/03(木) 12:35:30 ID:a7D2kCqM
修羅さん>ですね;もし私のスレ見つけたら是非書いてって下さいネ(・∀・)
スレ汚しすいませんでしたm(__)m
354名前はいらない:2005/11/03(木) 13:01:45 ID:tDDgCh1v
355説樹:2005/11/03(木) 13:05:17 ID:Kj5t9VF+
想イ。

こんなにもアナタを思っていて
こんなにもアナタを求めているのに
ねぇ どうして? 届かない指先が空を切る

もし 一つだけ願いがかなうなら アナタを求めるその力を…

風よ、空よ、どうか教えて!
ここにいる意味 私が求め続けるその意味を
「愛してる」なんて言葉じゃ言い表せない
アナタが好きなの それだけで強くなれるから

この想イ どうかアナタに届きますように。
356名前はいらない:2005/11/03(木) 14:32:30 ID:cY5KShOd
>>354
説教臭ぇ。別に特定宗教に入れ込むのは構わんが、
「カミサマ有り難いありがたい」で脳ミソが停止しちまってる。
布教活動なら宗教板でやれ。
詩を読ませたいんだろ?なら、神様だって噛み砕けや。自分の頭で。
357樹梨:2005/11/03(木) 16:20:30 ID:CZRRfNur
〜この世でたったひとつのもの〜


この世でたったひとつのもの
それは
あなたが奏でた音色
あなたが創ったもの
この世でたったひとつのもの
それは
あなた
358hallu:2005/11/04(金) 00:13:25 ID:GRZfPQw0
『劇薬注意』
夢の中で僕に吠えてくる犬 噛み付いてきたりもして
邪魔臭くなって押しつぶして窒息するの見てました

人が来て窒息した犬を見て"どうしたの?"ってつぶやいた
僕はとっさに"こいつ病気みたいです"と逃げてみせた

動物を殺すのが人殺しの前兆だって言われる世の中なら
僕は犯罪予備軍としてこの世の中を渡っていくしかない

      〜世間の目は冷たいや〜 

"劇薬には蓋をしろ!" "劇薬を見ても無視しな!"
誰だよ!僕をこんな劇薬に生成したのは?
それとも化学反応って奴なの!母さん!
359 :2005/11/06(日) 00:10:22 ID:Wi1S8nKR
きっとどんなに強がってる人も
どんなに冷めてる人も
自分を認めてもらいたいとか
自分に自信を持ちたいと思っている
その手段が

『愛』であることも――

互いに対等でありたい
互いに認め合いたい
一緒にいたい
もっと近づきたい
もっと傍にいたい

求めれば求めるほどに遠ざかる『ソレ』を
つかみかけた時に勘違いをする
私は幸せだ

違う

幸せになれるかも とゆう期待が大きすぎる
だから
迷い苦しみ潰れていく人々

つかみかけた『ソレ』を両手で必死に自分の方へ寄せるだけで

世界が変わる
360 :2005/11/06(日) 00:12:30 ID:Wi1S8nKR
モノクロの世界は寂しくなんかない
白と黒だけしかないその世界に
紅い色がついたとしよう
それは
どんな『紅』より美しく見えるはず

強がりとゆう真っ白な世界
冷めきった真っ黒な世界
そんな世界の住人に
『ソレ』とゆうカラーパレットから
あなた色の『ソレ』を分けてあげて下さい
住人はきっと

あなた色が好きになるはずです


――end――


<<前レスと続き物です、評価お願いしますm(__)m>>
361名前はいらない:2005/11/06(日) 02:30:01 ID:YPVseMRq
あげ
362名前はいらない:2005/11/06(日) 02:51:44 ID:6qlpHyYE
「三日月」
寂しさをタバコで煙に巻いて
気の利いた犬の鳴き声を尻目に
外套に両手を突っ込む猫背
嫌な癖がついてしまった

三日月が街に冷たい刃を向けているから
私の孤独罪はうやむやに許された

もしも満月の赤く大きな夜だったら
もう1センチ高くジャンプできるのに
1センチの言い訳にすがり付きながら
いつもの理論破綻をまた煙に巻いた
ふとウサギの外出先が気になった
363名前はいらない:2005/11/06(日) 03:12:55 ID:NvpW0GJp
永遠なんてない

だけどあの時私は確かにキミの傍で永遠を感じたの

キミのいる明日が
ずっと
ずっと

続くって思ってた

でも…
どんなに想ったってもうキミはいない

永遠なんてないの

それでも
明日はやってくる
364名前はいらない:2005/11/06(日) 08:48:46 ID:YPVseMRq
(o・ω・o)♪
365名前はいらない:2005/11/07(月) 21:43:32 ID:vFwYGE5M
今夜 涙を流す
空虚なこの場所で
今夜 あなたを想う


あなたは頂上にいる
霧の中
私は はっきりと見える

あなたはあとを残さない
ぼたぼた堕ちてゆくなかでも
静かに笑う

あなたは幼く笑う
抱きしめようと近づき
現実をつかむ


神様を恨み

世の中を嫌う

張り裂けそうな暗闇のなかで

綺麗なあなたの魂は

私を永遠に 

閉じ込める
366名前はいらない:2005/11/07(月) 21:55:38 ID:gxyaGDW7
苦痛でしかないこのモノクロこそがまさに世界なんだろう
僕に与えられた時間をはたして僕は貫くことができるだろうか

何となく思いやる他人 やりすごす毎日に満たされたそぶり
自分自身にだまされ続けてきてやった

思いつけないその先を描こうとしてパレットを見やる
そこにはただ黒の絵の具が散らかされていて
どうあがいても自分には
ただの黒を重ねていくことしかできないと
やっとのことで理解したのはいつのことだっただろう
367名前はいらない:2005/11/07(月) 23:18:39 ID:FAVr0qLs
そっと 触れてみた
暖かくて 少し 震えていた
楕円形を保ち それでいて流動している
表面は透明で 真っ赤な中心部が鼓動しているのが見えた

もう一度 今度は しっかりと 触れてみた
暖かくて 少し 震えていた
変形させようと 手に力を入れてみると
それは急激に膨張し
僕の体に
覆いかぶさり 僕を飲み込んだ

(ひ(ひと(ひとつ)とつ)つ) 長い長い・・・
(ひと(ひとつ)とつ) 長い長い・・・
(ひとつ) 長い長い時間が・・・
・・・・・・経過した

僕は空に浮かび 地上を見下ろしていた
視界は異常に広く 地上の様子 全てを目に収めていた

地上は楕円形を保ち それでいて流動していた
表面は透明で 真っ青な中心部が鼓動していた 

ドクン…

雷のような衝撃
意識がジャンプした
着地先は


いつもの朝 
368名前はいらない:2005/11/12(土) 00:17:00 ID:SDz2DZ5m
「地面」
死に損ないの虫けらどもが這い蹲りながら叫んでいる
「俺たちはまだ負けてはいない」と
戦線離脱した奴等が俯きながら言い訳をしている
「俺たちには無理だったんだ」と

夢を追いかけて走ることにつかれて
それでもなお走り続けている奴がいる
夢を追いかけて追いかけることを諦めて
自分を何かでごまかしている奴がいる

戦いから逃げた奴等が虫けらどもをあざけわらう
「あいつらは何も解っちゃいない」
それを聞いた虫けらどもは大声でまた叫びだす
「俺たちは何も知らないが
何も解らないわけじゃねぇんだ」

夢を追いかけて体中ぼろぼろになりながらも
ただただ真直ぐ走ってゆく
無いかもしれない目的地に向かって
俯いた奴らもその重い頭を上げ始めた

俺たちもお前達も
さぁ
走り出すんだ
言い訳なんかはおいてゆけ
俯かないで前を見るんだ
消して後ろは振りむかずに
さぁ
ゆくんだ
369ボトルネック( ・ω・) ◆P350za861k :2005/11/18(金) 03:26:29 ID:ufyr1hCm
「カレー食いたい」

名前のない赤子が
誰にも気にもとめられずに
次々と流れ着いてくる
ここは聖なるハキダメ
370ネル ◆LFUqy/rs5U :2005/11/18(金) 05:27:34 ID:tasJYu4+
夢を見る
暗闇で捜し続ける
走っても、街の明かりは遠くて
その中に私の安住の地があるの?
遠くで聞こえる
あなたとかわいい彼女の声が
闇が私を追い掛ける
私の心があなたに届くのか
闇に飲み込まれるのか
夢を見る
安らぎをあなたに求め
光を捜し、闇が私の影になる
目が覚めた瞬間
私は涙の海へ沈むのだろう
切ないぐらいにあなたを想いながら
深く、深く…
371名前はいらない:2005/11/18(金) 08:13:30 ID:do3sKPsL

目を開けて、
息を吸い込んで、
血液が脳内へ、
高速でまわったら、
強烈にアナタが浮かんだ。


目を開けて、
息をして、
今日もまた、
生き返ったら、
アナタが浮かんだ。


地平線よりも、
水平線よりも、
月よりも
太陽よりも、
アナタが見える。


また僕は今日も死に、
眠るために死に、
また生き返ったなら、
きっとまたアナタが浮かぶ。


今日もまた、アナタ。
372ボトルネック(・ω・) ◆P350za861k :2005/11/18(金) 11:18:01 ID:uSa6FclC
「なんだかわからんね」
気がついたら頭の中でぐるぐるぐるぐる小さな蟲が読解しつつうごめいているんですわ。
脳内で自分の重要と好きな子の名前をすばやく叫ぶことも忘れるくらいグダグダになっているので、僕は背中にペンを突き刺したままで〜あ、いや何ていうか心が丸裸っていうか、そんな感じのものをね、そのなかに刺さっているんですわ。
それは大層大きな菓子折りでしたので、必死になって一緒に風呂に浮かんでいきましたよ。
え?なんですって、統合失調症?
そりゃなんだかわからんね。
まあいいじゃないですか、それより僕の小泉首相は美味しいでしょうか、気分的に。
あれ、あれ、どこへいくのですか。
373名前はいらない:2005/11/21(月) 16:20:31 ID:3fIQUBbW
うぜぇ奴がいる。
俺だけ水色 恋心。
教室、四角い空間。
チョベリグ
いらないモノなどないんだよ。
みんな意味があるんだよ。
応援したげるよ。
死。セメタリー。 おねげぇします
374新月てるあき ◆aglqL.ViKQ :2005/12/03(土) 14:55:23 ID:qJKnHjaE
Wikiいくつか追加しました
ライブドアIDのある方なら誰でも編集に参加できますよ
375名前はいらない:2005/12/19(月) 18:47:02 ID:eVqzSgZq
「1枚の壁」
ある日僕は作られた とても大きな壁
西と東を隔てる とても----とても大きな壁
僕のために沢山の人が泣かされた とても酷き壁
誰かが僕を越えようとした そのために殺された
誰かが穴をあけようとした 僕を壊そうとした
そして-----殺された そんなことの繰り返し

昔の皆は言った 僕は「センソウ」の象徴の壁 なんだって
「センソウ」ってなんだろう 

今僕はもう この世にはいない

今の皆は僕のことをこういう 「ヘイワ」の証しの壁 なんだって
「ヘイワ」ってなんだろう
376津軽 ◆VhHC3zCwTU :2005/12/19(月) 18:47:49 ID:eVqzSgZq
一応あるものをイメージして書いてみました。
評価宜しくお願いします。
377名前はいらない:2005/12/20(火) 00:16:46 ID:JBqYydmA
「雪降りぬ」

貴方は
なにも言わずに私を見ていた
当然だ 私がそうさせた
貴方は
やがて顔を歪めながら消えるだろう
当然だ それが定めだ

貴方は
理解をしていないであろう
当然だ 貴方はかたちだけだ

私は
理解をしていないであろう
残念だ 私はかたちだけだ
378名も無き評価人 ◆BpH8KFwu6g :2005/12/20(火) 14:03:27 ID:+EZ4e5Ff
とりあえず下二つだけでも。
>>377
C-
なにかよくわかりそうでわからない。
が、そこがいいと思う。そこに趣がある。
そして、光るものがある。次に期待。
>>376
B+
読んでいてベルリンの壁かな?というイメージを受けました。
ヘイワ、センソウ、としているところに趣を感じます。
本来ならA+をつけたいのですが、これを出版社に持っていっても世間の人にうけるかどうかわかりませんので^^;
また貴方の詩が読みたいです。
379名前はいらない:2006/01/10(火) 19:35:18 ID:gCLo1Z5/
評価入れると勘違いする人がいたら困るから先に言っときますが
ココより新しいレス番の作品には僕は評価しませんからね。
>>178
『死にたい』『じゃあ死ねよ』という定形は、真っ昼間におはようと
呼びかけられて返す言葉くらいに日常会話していますが
心身が磨耗した時に言い漏らす言葉と共に達成されるべきことは何でしょう?
結果は思わしくないことが多いでしょう。
思い詰めた人には意思に反して何もできなくても良い。
と言える自分でありたいと常々思いますが、たとえ結果は同じでも
スランプの時にあくせくしながら勝ち取ったものは、
容易くできるようになったものとは重みが違うものですね。D
380名前はいらない:2006/01/10(火) 21:28:20 ID:gCLo1Z5/
>>181
僕はスラム、スラングという言葉になぜか人をひきつける
異邦地的な魅力を感じることがあります。
スラムにはスラムなりのスラングなり文化があって、
その他の表現では言い表すことのできない特有の差別や情感がある。
という主張が一部にはありますが、分別しないで罵倒語にも同じだけ
表現する方の自由を保護すべきだとの逆転現象にはむちゃくちゃだなと思います。
少し残酷な言い方ですが『残虐な詩は捨てよう』の方に合理性を感じますし、
自己規制を考えるべきでは?と思うことはよくあります。D+
381名前はいらない:2006/01/11(水) 03:13:17 ID:7BhbwG24
結構な量あります。簡単で良いので評価お願いします。

【冬】
風に消された  白い息
どこではぐれたの 僕ら
白く光る季節にひとりぼっちの夜
映された影は泣いてた
ねぇ、叶わない想いだけ
連れ去ってくれないか?
君との思い出だけは
そっと両手で包むから
壊さないように
なくさないように

【ひきこもり】
マサラタウンに
さよならバイバイ
俺はこいつと
旅に出る
やっぱり出ません

【鼻糞】
鼻糞が臭かったら
どうなる

382名前はいらない:2006/01/11(水) 03:15:48 ID:7BhbwG24
【お父さん】
お父さん
僕と将棋しましょう
僕強くなったんですよ
いやですか?
そうですか
こっちから願いさげだ

【ごめん】
ごめんね
ご、ごめん
いやすいません
ほんとすいませんでした
もうしません…

【ばなな】
むいて
むいて
むいて
ぱっくんとたべた
むいて
むいて
むいて
もう一度たべた
なくなった

【運動会 】
運動会
みんなそろって
運動かい?
383名前はいらない:2006/01/11(水) 15:16:07 ID:kfbg0LTg
>>179
最終連の台詞が決まってて格好いいのが良い点。
だけどそれまでが単純に怒ってるだけになってるのがマイナス。
何に怒っているのか、なぜ怒らずにはいられないのか、
怒り以外の感情はなかったのかなど、
理屈立てたり分析する事でもっとよくなると思った。D-

>>180
美というテーマに対して世界中の誰かにとって美しい人になりたいというのは、
整形美人の話かなとか想像したりなんだか軽い感じがした。
美しいの反対は醜い。何かを美しいと感じている時は、
自分が気づきたくない欠けた所を指さされた時のような悔しさが
にじんでたりすると僕は思うんだけど。
例えば歩けない人にとっては人の走る姿にあこがれをもってもおかしくないし、
それがクラスの中じゃ下から数えた方が早かったとかは関係無く
その人にとって美しいものでありうると思うんだ。どうだろうか。E+
384名前はいらない:2006/01/11(水) 17:16:43 ID:XMB3MCpq
今日書いたばかりのものです。長めですが、評価して下さると嬉しいです。

『訳もなく』

たった一度の口づけで
僕の心は凍り付く

存在を知る為に抱き寄せる恋

君は嘘を吐かない振りを
実演付きで教えてくれた
あどけないだけで ねえ
君は子供じゃ無い筈さ

愛して居ると云う言い訳だけで
君を縛れるとは思わない
又戻って来てくれるなら
どんな台詞も求めない
あの日の僕を欺いた
余りに幼い笑顔を観せて
385名前はいらない:2006/01/11(水) 18:06:24 ID:pQrEY1uh
意味分かんないですが感性が動いたので


ねぇ
はてるようなしろいろの絶命危惧種
あなたがかたるすうがくはとおいくにのかなしいうたのようだ

どうしてこんなにもやさしくぼくのるいせんを支配する
386名前はいらない:2006/01/11(水) 18:24:32 ID:fTY31zQZ
    晴れた日に

ねえ 今日は何人に嘘を吐こうか
穏やかに 死んでるみたいに 
じゃなきゃ生きていけないから
あせた口紅 薄化粧

誰も気付かない 
きっと誰も気つかない
誰も誰も気付かない 
誰も誰も誰も

助けて
まさかね

387b4 ◆2WgbgFgdIs :2006/01/11(水) 18:44:17 ID:FdJejC/h
近年まれに見る未評価35作

>182 >185 >186 >196 >197 >200 >212
>224 >226 >335 >334 >338 >340 >341
>349 >352 >355 >357 >358 >359-360
>362 >363 >365 >366 >367 >368 >369
>370 >371 >372 >373 >381-382 >384 >385 >386

本スレに行ったほうがいいとか
最初の>182なんかは去年の春の作品だとか
頼むからレスの流れ見てくれとか
いろいろ言いたいことはある。

けどなんか多すぎて逆に評価したくなってきたので
がんばって評価してみる。
途中で投稿があったりしたら挫折するかもわからんけど。
388b4 ◆2WgbgFgdIs :2006/01/11(水) 19:04:34 ID:FdJejC/h
需要を考えて、逆走する形で。
やや急ぎ足の三行評価。

>>386 D
2連2行目は誤植かな。
最後の「まさかね」は少し面白いが
連ごとのつながりが見えない。

>>385 E
最初の注釈っぽい一文は何?
「意味わかんないの書いた」って注釈があったら、もうただの意味わかんない詩にしか
見えてこない。内容だが、「しろいろ」とか「支配する」(いきなり漢字)が唐突で整合性もない。

>>384 E+
「観せて」は変換ミス?
言葉・文ごとのつながりが乏しく
伝えたいベクトルが散逸して何も見えてこない。

>>381-382 まとめてD- 「お父さん」のみC+
「冬」陳腐すぎる。誰でもかける。「ひきこもり」ちょっと笑ったがマサラタウンネタの詩は結構多い、平凡。
「鼻糞」どうもしない。「お父さん」この中では一番いい。他のと混ぜず一品で出せば良かったのに。
「ごめん」鬱陶しいだけ。「バナナ」小学生レベル。「運動会」おっさんレベル。

>>373 評価外
携帯からか?ただのメモ書きを載せないでくれ。
389b4 ◆2WgbgFgdIs :2006/01/11(水) 19:19:33 ID:FdJejC/h
厳しい事も言ってるけど、まっとうな評価のつもり。

>>372 D-
ホントになんだかわからんね。
なんだかわからないです。
なんだかわかりませんでした。

>>371 D+
テーマ・内容自体はよくある。
読点が少しうっとうしいかな。
もう少し広げた自分の言葉で。次に期待。

>>370 D
闇とか夢とか影とか光とか。
こういう言葉はただ使っても平凡だから上手く料理してやらないと。
食べ飽きた素材をそのまま出された感じ、平凡。

>>369 D
うう、タイトルの意味がわかんねえ。
不条理系?
もう一押し、もう一押し。

>>368 C-
「あざけわらう」って意味の重複じゃないか?「嘲り、笑う」か「嘲る」でいいかと。
「消して」もきっと誤変換やね。けど読みやすいし、もがき苦しむ様もきっちり書けている。
個人的な意見だが、そのタイトルはどうだろう。
390b4 ◆2WgbgFgdIs :2006/01/11(水) 19:41:32 ID:FdJejC/h
この辺は二ヶ月前の詩かあ。多分どっかに転載して自己解決してるだろうけど評価。

>>367 B
夢か。陳腐な連想になるが、心臓のイメージが浮かんだ。
後の連を見るに一概にそうとは言い切れないようだが。
3連目の表現には感心したし、いろんな想像をかき立てられる良作。

>>366 D
平仮名はもう少し削れる。削った方が見やすくていい。
言いたいことは分かるが面白みはなく平凡。
もっと伸ばすか、あるいはさらりと短く言い切るか。

>>365 D-
切り貼りして作った感じの詩。
必要であろう代名詞・名詞が足りてない部分も多い。
これ言うのが何度目か知らんが、自分の言葉で。

>>363 D-
ひどい投げやりなことをいうと、評価はほぼ「同上」。
永遠なんて使いまわされすぎて安易に使う詩人はいないだろ、たぶん。
じぶんの ことばで。

>>362 C
なかなか。3体の動物を上手く暗的比喩でこなしていて秀逸。
「唐突」と紙一重な部分も多かったが。
切れるように終わっているので、もう少し余韻が欲しかった。一行あけるだけでもいいから。
391名前はいらない:2006/01/11(水) 20:06:34 ID:kfbg0LTg
>>182
いらつくことを並べた作品。十九回もいらついたりむかついたりしてるんですね。
順番の選び方に流れや起伏がでるような工夫がみられる。
『弛んだ三段腹が』や、『コンタクトが乾いて』が
比喩になってるんじゃないかと思うんだけどなんなのかはわからない。
(比喩でない場合は共感できる人の数があんまりに
多くないチョイスではないだろうか)D
392名前はいらない:2006/01/11(水) 20:51:19 ID:1MGVzc+B
すみません評価お願いします。
「アイロニー」
孤独は嫌だ
だから独りになりたがる
孤独は嫌だ
なのに独りになりたがる

(暖かさも怖い)
ぬるいくらいがちょうどいいのに…
(冷たさも怖い)
その中にゆっくり浸っていたいのに…
僕を呼ぶのはだれ?僕を追いたてるのは何?

抜け出したい
抜け出したくない

僕と壁との間
漂う孤独を吸い込んだ
393名前はいらない:2006/01/12(木) 00:10:28 ID:J5s/3NTy
兄ちゃんの大和はありがとうございます。また、その人がお勧めだから優しくないかも知れませんね。
394名前はいらない:2006/01/12(木) 00:42:29 ID:5NI6zXlc
どうして君は分からないふりをするの?
-知らないほうがいいからさ
どうして君は嘘をつくの?
-傷つけないためさ
どうして君は逃げるの?
-別れが辛いからさ
どうして君は逃げないの?
-臆病だからさ

どうして僕は気付かなかったんだろう・・・
-恐れなかったからさ
395名前はいらない:2006/01/12(木) 01:18:09 ID:EIrrSJ9y
「トニーモンタナ」

俺の名前はトニーモンタナ
であんたは?

俺はキューバの政治犯トニーモンタナ
俺の友達に挨拶しな!

Fuck!!
396名前はいらない:2006/01/12(木) 01:24:41 ID:3mgUQPqz
>>384の評価ありがとうございました。嬉しかったです。

いつでも良いので、また評価して下さると嬉しいです。

『喉飴』

喉飴一つで騙されて居て
優しい気持ちで居られる筈さ

嘘を吐いても許してくれる
近頃の君の不協和音
埋まりようの無い距離

ありきたりな笑顔で喜べた
嘗ての拙さが懐かしい

君が見えない
似合わない靴で背伸びする位じゃ
上辺でさえも追い付けないよ
397名前はいらない:2006/01/12(木) 08:14:48 ID:wNAnTxe2
「ファッション雑誌」

モデルの女の子たち
そんなにあれなら
もういっそ切り取ってしまったらどうかしらとため息

ホッチキスでとめられた
女の子のファッション雑誌

あこがれをページの隙間に埋めて
指先でなぞる
傷口を嗅ぐと
やはり太陽のにおいがした



398名前はいらない:2006/01/12(木) 10:12:19 ID:WQWO1W+g
>>185
歌詞風。一番から三番まで微妙に語変換してわりあてている。
一番の『有名な歌手の言葉をかりて』
と、二番の『有名な作家の言葉をかりて』は
どうやら性格がちがうらしいと読んだ。
二番はとても好きな言葉だからかりて、にすると動きが出て楽しい。D+

>>186
物語的な言語による何かを何かで例える言葉に対する哀れみと皮肉を風刺したものかな?よくわからないD
399名前はいらない:2006/01/12(木) 10:30:07 ID:WQWO1W+g
>>196
構成について。
詩って何だろうって答え方に一般の文章ではない書き方って答え方がある。
行替えしたものが詩ってのは言い過ぎかもしれないけれど
論説文のように行間に説明を施したものとは趣が異なっている。
その歩幅が割合広くて各々が補完できるものが詩だと思うけれど、
この詩は連と連があまりにばらけすぎてるように読めた。
書き手の持つ感性からきた必然性を説明しきれてない感じ。D
400名前はいらない:2006/01/12(木) 10:56:21 ID:WQWO1W+g
>>197
一瞬話かけられたかと思った。D-

>>200
ゲームのダンジョン(特にドラクエ)の地下深い洞穴ででてきそうD

>>212
日常のため息。
未来への展望だというのになぜか鬱々と幸せになってるんだろうなあと思ったE+

>>224
短いが短すぎるとは思わない。5・7・5の17文字で言えることがあるのだから。けどこの作品にはもう少し展開とかがあればなぁと思った。D
401名前はいらない:2006/01/12(木) 14:38:07 ID:WQWO1W+g
>>226
『あたし』のせりふによる誤解と『僕』が語る理解の二部構成だろうと思う。
誤解している内は幸せで理解してしまえば寒々しいものだ。
みたいなことを書いたのだろうか。
変則的だと思うが「理解」も『あたし』のせりふとして読むこともできそう。
とすると、偽りの理解の方が誤解のままにしておけるよりも浅いんだ。というニュアンスも出てくるかも。D
402名前はいらない:2006/01/13(金) 12:37:07 ID:1etOwG5D
>>334
題は辞典で引くと犠牲者とかいけにえという意味とでた。
近い語にvictory(勝利)とあるのが意味深。
とはいえこの作品、はじめには気づかなかったんだけど
立場を入れ替えてできてるみたい。
とすると、『ヤツの顔は最高に喜んでいる、でもなぜだろうその笑顔が凄く怖い』
の違和感も解消される。怖い方が先に理解できて
「こんな怖いことがあるのになぜヤツは笑顔なんだ」という気持ちになるはずで
「なぜヤツは笑っているのに俺はうれしくないんだ」の理由は
作中にある通りで自明だからだ。

一度目覚めた時には解らない時間経過が二度目には『気絶した数秒間の間に(中略)解った』と、根拠がない確信をしているところが面白い。レパートリーで背後からの視線を感じる場面なんかがアニメなどで当たり前にあるのが不思議だ。D+
403名前はいらない:2006/01/13(金) 13:10:47 ID:1etOwG5D
>>335
小説の一ページみたい。場面の流れはよくわかるけど
新しい視点やものの見方があるわけでもない。D

>>357
誰かが言った風なことを繰り返してるだけの典型のような作品。
使い古された言葉はよほど新しい切り口でないと
舌がバカになってるから味わいにくい。D-
404  ◆UnderDv67M :2006/01/13(金) 22:14:37 ID:DpHptp3T
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.37]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1136838295/l50

頼むからこっちに移ってくれー お願いよー
405名前はいらない:2006/01/13(金) 22:49:24 ID:vykYbuzf
ヒーロー

世界平和に興味なんてないし
何処で誰かが死のうが知らないけど
その何処かの誰かがもしもキミなら
僕は全力で守るよ
ただキミにとってのヒーローであればいいんだ
406名前はいらない:2006/01/13(金) 22:59:51 ID:j/0AHNgH
何の為に誰の為にこの手をまもっていたんだろう
誰かの落とした弱音も拾わずにきたのに
間違いって気付いた
夢の為君の為なんて言ってはみたけど
守りたかったのは僕みたいだ
407名前はいらない:2006/01/14(土) 10:54:49 ID:Z643Fr3z
>>338
エロいですね。個人的には嫌いじゃないが、猥談が日常的な女性は好きじゃない。
優しいのと同じで自分だけにエロいなら嬉しいが、
割合フリーに話されると見損なう。…難しいものですね。

一文が短い詩なので『、』で区切らずに行分けしてもよかったかも。D
408名前はいらない:2006/01/14(土) 14:26:47 ID:Z643Fr3z
>>340
作品を通して流れているネガティブな空気は
今の自分を否定することで別の自分になろうとする前向きな感情の表れです。
自殺なんて手段はとらずに生まれ変わりましょうD

>>341
食べ物を食べながら詩的な表現をしている図。ギャップが面白い。
「絵になるものって山奥とか日常から離れたところにある」
って既成概念を壊してくれて目からうろこが落ちる。
ユートピアってすぐそばにあったんだね。D
409名前はいらない:2006/01/14(土) 15:23:47 ID:qkBeK8u4
>>404
評価する人も人間です。感性の違いもあるのであまり噛み付かないようにしましょう。
投稿はスレの流れを読み自己判断でお願いします
*現在、評価人の数が不足しています。連稿は出来る限り自粛の方向で*

これがないあっちは糞
セン5を自分のものだと勘違いすんなよタコ
こっちはこっちでやってんだから邪魔すんな目障り シネ
410名前はいらない:2006/01/14(土) 15:25:06 ID:Z643Fr3z
>>349
はじめには一人だけ気付いて何故みんな気付こうとしないんだろうと考えてた「僕」はソレを魅せる者になると何を見ているのか解らなくなりました。何を魅せているのか解らないまま、魅せてあげてると喜んでいます。D-

>>352
歌詞:別れるくらいなら心中したかった。抑制のきいた狂気が今走り出す。D+
411名前はいらない:2006/01/14(土) 17:42:09 ID:Z643Fr3z
>>355
想っていても相手には伝わらないもどかしさを書いた作品。
アナタのどんなところが好きなのか、
私はどんな風に好きでいるのかの二点が気になった。E+

>>358
夢の中の話って理屈のリミッターが外れてる分
意外な展開が飛びだしてきて面白いよね。
人に説明してる間にもぽっかり大事な部分ぬけちゃってたりするし。
毎晩枕元にペンとノート構えてたりするんだろうか。D+
412名前はいらない:2006/01/14(土) 18:32:35 ID:tavvzvDW
ピアノ

ただ静かに凛と佇む
その姿に恋をした

涙が出る程
哀しい音色に恋をした

指が黒鍵に沈む時
冷静と狂気の狭間で深遠の海を泳ぐ

指が白鍵を跳ねる時
この世ではない場所に降り 終りなく舞う

親を亡くし友をなくし富をなくし

誰も私に振り向かなくとも

この指があれば

生きていける


413名前はいらない:2006/01/14(土) 18:43:05 ID:jm7lZ6z2
>359-360 >392 >394 >395
>396 >397 >405 >406 >412
未評価

414名前はいらない:2006/01/14(土) 20:48:42 ID:Z643Fr3z
>>359-360
続きものったってどこが続いてるの?って思ってましたが
共通点がないわけではない。
世界が変わったように見える二つの視点から構成されているんですね。
題名がないのが残念。>>359の理知的な思索にセンスが光ります。D+
415  ◆UnderDv67M :2006/01/16(月) 21:27:54 ID:HENX7mQN
>>409 なに今更になって蒸し返してんだYO カスタムスレだか2段階スレだか盗用を推奨してんじゃねーよグズ 

あーポエム板は朴李ばっかり!! そんなにポエム板最高スレのセン5が妬ましいか 一々せこいことやっとらんで実力でこいや
416名前はいらない:2006/01/16(月) 21:47:25 ID:OBoo1A9G
415がみえない
417名前はいらない:2006/01/16(月) 22:26:38 ID:1jMcA80E
>>415
まあまあ、とりあえず
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part3
に帰りましょうね
418名前はいらない:2006/01/16(月) 22:56:14 ID:AwFwh4Ej
アフェット
(貴方の汚れた指先で)

アッファナート
(慈悲を込めて)

アカレッツェーヴォレ
(あたしを殺して!)



ア・メッザ・ヴォーチェ、アマレッツァ


囚われの蝶
接吻は蜘蛛(ちちゅ)


好きよ、
背中が。
419名前はいらない:2006/01/17(火) 19:15:11 ID:dz54aoMY
あげ
420藍良:2006/01/17(火) 21:04:20 ID:SgPzj2AO
初です、お願いします

『雪』
孤独の身に雪は降り積もるひとりぼっちじゃ    躰暖められない     あなたに逢いたい……  逢いたいよ       どうして、私一人残して イッテシマッタ?  
逢いたいよ       逢いたいよ………



421名前はいらない:2006/01/18(水) 03:26:16 ID:6wPr5II/
即興詩・岩

私は岩になりたいと思うのだ
そこに岩として在りたい
風に削られ雨にうがたれてなおそこに在りたいのだ
逝った祖父よ
あなたは岩の如くそびえたつ
父よあなたは岩の如くなりつつある
男は岩であらねばならぬ
私はそう思うのだ
422名前はいらない:2006/01/18(水) 20:36:54 ID:fBGU0T5E
age
423名前はいらない:2006/01/18(水) 21:57:50 ID:rfNA/Apv
『スモッグ警報』


笑顔と視線にやられたら
光化学スモッグ浴びに出掛けよう

朝起きて夏だと気付いたら
挫折のカーテンを開けてみよう

ブラウン管の点滅に飽きたら
この角部屋から抜け出そう

ダッチワイフを万引きするみたいに
味気ない湿り気全部捨てて
ダッチワイフと駆け落ちするみたいに
後悔全部産業廃棄して

バイクのキーは靴箱だよ
光化学スモッグを浴びにいこう


まぶしくて何も見えない光で
何かがほとばしっていく
それは一筋の線になって夜空を彩って消えていった
424名前はいらない:2006/01/19(木) 00:16:05 ID:J29/MzB3
age
425dos:2006/01/19(木) 06:25:03 ID:/IB2ybf5
乾いてるのに燃えない勘違い
上から下への鈍いメスは常に一般性に基づいたタートルネック達の暇つぶし
収集がつかないと設ける分野、尊重で終わる浅はかな評価
今の今を勘写
フラッシュする明日
426 ◆0ubvXnrw2M :2006/01/19(木) 10:50:04 ID:ZzpBSOtc
「君を想う」

こんな晴れた日は君を想う

海が青いのって空が映ってるって知ってた?

こんな雨の日は君を想う

止まない雨はないっていうけど、一年の3分の2が雨の国があるらしいよ

こんな風の日は君を想う

風の便りに聞いたっていうけど、誰が配達してるのかな…


こんな雪の日は君を想う

あっ!!食べちゃだめ!雪の中には細菌や不純物がいっぱいなんだから!


どんなときでも君を想う

ずっと君を想う
427名前はいらない:2006/01/22(日) 02:24:12 ID:Nymt8XQG
あげ
428名前はいらない:2006/01/22(日) 10:23:46 ID:5jR6Ubnd
「揚げ」
あげ揚がる
あげあがる
禿げさがる
うん おかしいぞ
もう出来上がった
429名前はいらない:2006/01/22(日) 12:26:18 ID:js9QlPtM
児童

小さい子どもがみようみまねにやってみたら
案外出来ることは思うより沢山ある
きっと小さい子どもでも罪はある 罰もうける
それが当たり前だ だってそうだろ
僕らと同じなんだ
430名前はいらない:2006/01/22(日) 18:00:54 ID:C9HN9+E2
生きる

生きてればいろいろあるよ
いっぱい楽したっていいじゃない
だって猫だもの
431アリア:2006/01/22(日) 20:00:52 ID:bkchNKDe
ねぇ
もしもだよ?
もしも神様がいるとしたら答えて?
なんで私は手首を切っているのかな
なんでこんなにも虚無感を感じるのかな
なんで今私は泣いているのかな
私何かしてしまった?
知らないうちに誰かを傷付けてしまったのかな
だから私は一人ぼっちで泣いてるの?
淋しい
虚しい
って呟いているの?
ねぇ
お願い
それなら教えて
私が誰を傷付けてしまったのか
私を正して
こんな醜い心を持った私の頬を
ピシャリと叩いて
駄目、と私に訴えて
私に正しいことを教えて
ねぇ
お願いカミサマ
432アリア:2006/01/22(日) 20:01:59 ID:bkchNKDe
ねぇ
もしもだよ?
もしも神様がいるとしたら答えて?
なんで私は手首を切っているのかな
なんでこんなにも虚無感を感じるのかな
なんで今私は泣いているのかな
私何かしてしまった?
知らないうちに誰かを傷付けてしまったのかな
だから私は一人ぼっちで泣いてるの?
淋しい
虚しい
って呟いているの?
ねぇ
お願い
それなら教えて
私が誰を傷付けてしまったのか
私を正して
こんな醜い心を持った私の頬を
ピシャリと叩いて
駄目、と私に訴えて
私に正しいことを教えて
ねぇ
お願いカミサマ
433名前はいらない:2006/01/22(日) 20:04:14 ID:bkchNKDe
こんな冷たい夜に
人は死んでゆく
ポツリポツリと
命の火が消えるの
死神が
命の火を吹き消しに
やってくる
人々はそれを恐れながら
眠りに落ちるの
ポツリ
ポツリと
火が消えながら
人々は眠りに落ちる
恐怖の焔に包まれながら
さようなら
おやすみ
また会えるかな
みな頬を涙で濡らしながら
そっと目を瞑るの
そうすれば
死神がやってくる
あなたを迎えに
サヨウナラと
434名前はいらない:2006/01/22(日) 21:00:14 ID:fZ+IYIIf
じゃんけん

平和は
握ったこぶしに 石つぶてに
負ける

握った手は
紙きれの前に 書かれた書類の前に
力を失う

書類は
平和をかたどった 鋭利なハサミに
切りきざまれる

平和とこぶしと書類が出会ったら
もう一度やりなおし
握った手をつきだして
もう一度やりなおし
435359-360:2006/01/23(月) 16:41:09 ID:TLRE90Zr
414>>評価有難うございました(__)
題名がないと余計に内容が分かりづらい…ですよね。構成などももっとよく考えてみます。
436覊颯 雀羅 −Jacura kisats− ◆vki/hFcqmU :2006/01/23(月) 21:37:00 ID:UqPhDIh2
バンド用の歌詞なので・・・、
少々、長いですが、投下します。
皆様、評価を宜しくお願いします。
437覊颯 雀羅 −Jacura kisats− ◆vki/hFcqmU :2006/01/23(月) 21:38:31 ID:UqPhDIh2
紅葉 -KUREHA-
作詞:覊颯 雀羅

一つ 一つ 紅に染まる
明日は何を思い 何に吹かれるの?

一つ 一つ 落ちてゆく
明日は何になり 何に彷徨うの?

崩れ落ちた "カタチ"の様に
紅葉もまた "カタチ"を失う

戻っておくれ 今はまだ 美しさに憂いていたい
狂った陽炎も 今はもう 死に土へと返った
お前も戻るのかい 北風が身体の空洞を突き抜ける
突き抜ける 突き抜ける 突き抜ける
438覊颯 雀羅 −Jacura kisats− ◆vki/hFcqmU :2006/01/23(月) 21:39:34 ID:UqPhDIh2
日は何もない 何になってるの?

崩れ落ちてた "カタチ"もない
紅葉もまた "カタチ"を亡くす

短い命に嘆く 今はもう どうだっていいさ
凍える肉体は 今はもう 慣れ親しんでいる
お前はどこだい 北風が体液の様に全身を流れていく
流れていく 流れていく 流れていく


一つ 一つ 生まれてく
明日はきっと咲く 何か美しい物へ

繰り返される 今はそう 変わっているのさ
姿"カタチ"も 今はもう 変わっているのさ
お前は誰だい 南風が俺の身体を抜けて生まれていく
生まれていく 生まれていく 生まれていく

(住人の皆様、宜しくお願いします)
439覊颯 雀羅 −Jacura kisats− ◆vki/hFcqmU :2006/01/23(月) 21:42:52 ID:UqPhDIh2
連投、スミマセン。>>437の一行目は、

明日は何もない 何になってるの? です。
440名前はいらない:2006/01/24(火) 07:33:25 ID:BWOL71eQ
カラスのおしゃべり カァカァカァ
いつもみんなで楽しそうに

いつも鳴いてる カァカァカァ
カァカァだけじゃ分からないよ

みんなで鳴いてる カァカァカァ
僕も試しに鳴いてみる かぁかぁかぁ

あぁそうか僕はカラスじゃなかったな
441やさしいあくま:2006/01/24(火) 23:41:33 ID:sDUPPHSW
>>412 ピアノ
黒鍵白鍵をうまく使ってる、ピアノならではの音と絡み合う表現はさすが。
欲を言えば展開が小さくまとまりすぎたかな。C+

>>>434 じゃんけん
前3連がメビウスの輪みたいになってて面白い。
主張をもっと押し出したら面白かったと思う。C
442ダビュー:2006/01/25(水) 00:17:48 ID:ywjcKktj
【やばっ】

三歳年下の一年先輩 君はハゲだ
僕はそんな風になりたくないけれど 喫煙を止めることができず
君より年上だけど後追いしそうで 毎日鏡を見ている

僕は道を歩き空を見上げる度に人の視線を探す
僕はコオロギのように鳴くけれど 冬じゃ誰にも聞こえない

君は上等な言葉遣いをするけど でもハゲ
君は道の上で引っこ抜かれた雑草だけど ハゲ

僕はそんな風になりたくないから 今日も道を歩き空を見上げ 
人の視線を探している
443名前はいらない:2006/01/25(水) 20:09:40 ID:i8cCqMyq
「やっぱり大好きだから」

気持ちを言葉に変えた時
形ない物が初めて形になった時

空気は僅かに波打ち 君は困った顔をした

陽は傾き 木の陰が大きく僕の体を包む
ふと逃げ出したくなる気持ちを抑える
時間と言う勝手に流れていくものが 止まりそうで
吐き出してしまった言葉と共に胃の中身まで吐き出してしまいそう
君はまだ俯く 表情が段々と曇っていって でもそれが漆黒の美しさにも見えた

何故ここにまだ立ち止まるんだろう 足に根が生えてる
聞きたくないのに聞かずには居られない 時は止まらない


君がふいに僕の瞳を見つめた 少し眉が下がってる 笑顔が見たくなる
胸の鼓動が自分全体を揺らし 汗が滲む 空色も滲む



「ピザポテト、ダッシュで」



…はい。


鬼カノ持って1年8ヵ月。 健造
444みけ:2006/01/26(木) 02:34:11 ID:WYAbYFK5
ほら
だからいったじゃない
鈍い音がして
地面を見ると
リンゴ飴
割り箸だけが残る手を
落とした肩がぶら下げて
そんな日が幸せだったと思い出します
445みけ:2006/01/26(木) 02:36:37 ID:WYAbYFK5
>>444
題はリンゴ飴で!!
446みけ:2006/01/26(木) 16:03:32 ID:WYAbYFK5
お父さん
駅で売ってる雪苺
いつも片手にぶら下げて
寒い夜道を通り抜け
お土産だよ、と買ってきた
真夜中の星の中
今度は僕が雪苺
447いとう:2006/01/26(木) 18:07:41 ID:SZ3SG3fd



静かにしなさい
静かにしなさい

静かにしなさい
静かにしなさい

静かに しなさい
448みけ:2006/01/26(木) 18:11:14 ID:WYAbYFK5
>>446
連投ごめんなさい。
リンゴ飴の最後…終わらせ方についてアドバイスいただけたらと思います。
評価お願いします。
449あちら:2006/01/26(木) 19:46:00 ID:ZZjcnVSp
『悟り』

人は悟る。生きてゆくために。かならずしも一つじゃない。
辛く苦しかった。どれだけ彷徨って、義務にさからい、やっと見つけた。

周りは真っ白だった。なにも考えずに、ただ笑っているように。
僕の人生の純白は、誰かに覚えてもらう間もなく、少しずつ黒がたされていった。
周りとは違う。そんなコンプレックスで自分は特別だった。
誰にでも辛いことはある。知ってたよ。
それでもただただ辛かった。
ただ一人辛く、ただ一人異質な日々が続いた。

死という誘惑と戦い、あなたに出会えた。
望んでいた僕を包む白では無く、美しくさえ見えた黒。
こんな色になる。僕と同じ傷をもち、僕と同じく信じない。
汚しようのない純粋な黒は、理想だったのかな。そんな色になるのに、君はどれだけ苦しい思いをしたの。時間にあらわすこともなく、どうしてうまく生きてるの。
黒は理想で、魅力だった。美しかった。

鏡の中であなたは誰にも見せない幼い笑顔をみせる。真っ白な笑顔。出会うことのない本物の笑顔。

消えることのない誘惑の笑み。君の笑顔をみるためにはどうすればいいの。

人は悟る。生きてゆくために。それはかならずしも一つじゃない。
僕が心から笑う。君も笑ってくれるなら。
君が笑ってくれるなら、僕は生きよう君のため。
450名前はいらない:2006/01/26(木) 23:30:56 ID:9NWiHmI0
「3年目、春」

変わり始めた時間の速さに戸惑いながら、でも僕達は夢中で何かを探しその手を強く握り締めた。
僕が描いた輪郭に君が色を付けてくれ、これまでたくさんの素敵な景色を描いてきたね。
2度と戻れない幼い道を共に歩いたあの時間、きっと確かな幸せの中にいたのでしょう。たとえ暗闇の中進む道が見えなくなっても、あの日々が青く輝きいつだって僕を照らしてくれるから―。
近づく終わりさえ見えないふりで僕ら馬鹿みたいにはしゃいでた。
きっと僕らが探していたものは胸に分かち合う永遠。

お願いしますm(__)m
451名前はいらない:2006/01/27(金) 16:16:50 ID:GzN3Z4+f
なんつーか、評価が返ってくるのが期待できないのに投稿するその心理が知りたい。
452やさしいあくま:2006/01/28(土) 03:36:11 ID:ZzYf7afP
気に入ったものだけ評価します。
>>440
語呂が悪いです。惜しいところもあるので七五調にしてみてはどうだろう。
(−に2行目/−よ4行目/−鳴いてみる6行目)ここ省略。あくまでも提案です。
最終行の前に、カラス達の反応を書き足すと、「あぁそうか〜」とのつながりがよくなったと思います。
孤独と疎外感をカラスで描写したセンスはいい。
あとは苦手でもタイトルはつけてくれ。1点マイナスでD+からD。
453やさしいあくま:2006/01/28(土) 21:31:21 ID:ZDe/L9pv
>>443やっぱり大好きだから
詩っぽいのは最初だけで、途中から小説じみている。「起承転結」の「転結」が面白かったが、前半告ってからがひっぱりすぎてダルくなってます。
外せなかったのかもしれないが、緊張感は告る前にも配置できる。
彼女の言葉は意外性があるだけに、前置きをいれて二人の関係性を深めて入ったほうがよかったと思います。
ネタづくりとしていいモノ持ってる。D
454やさしいあくま:2006/01/28(土) 21:43:37 ID:ZzYf7afP
>>447
E 何を詩にしたいのか明確に。

>>444りんご飴
落とした肩〜の日本語がおかしい。肩を落とした、だと思いますが、逆だと(リンゴを)落とした、とどっちつかずのイミになり読解のさまたげとなっています。
むしろこの行を省いて上の行を手直しするとよい。
りんごを落とした出来事だけを幸せだった、とシメられても、納得はいかない。
最初の2行の人の性別、関係さえわからないのもよくないが最終行にうつるまえに、りんごを落とした主人公にその人物のやさしさが描かれれば、幸せな思い出というものに実体がつかめる。
アイテムのチョイスはいい。D
455やさしいあくま :2006/01/28(土) 22:11:12 ID:d6vJG81V
夏の記憶
浴衣の黄色
提灯の並びの中
林檎飴をもって

赤いそれが
雑踏の中
金魚すくいの店の前
風車の群れを過ぎ

食べきれない、とそいつを
歯型のついた半分の林檎を
僕に渡して
君は別のものを見てた

甘酸っぱいそれを
口にほおばり
華やぐ君の
背中ばかり見ていた
456やさしいあくま:2006/01/28(土) 23:56:22 ID:ZzYf7afP
いたずらっこが僕の名前で投稿したようなのでついで評価します。
>>445
これは>>444のみけさんの作品をアドバイスをもとに作成したものですね。みけさん本人ではないですよね。では評価にうつります。
へたなところで改行を入れてるのが気になります。1、2連ともまとまりが悪く、全体を通してみても中途半端である。
不要部分はここ。2、3、4連にある「それ/そいつ/それを」それを連発しすぎています。前の行でりんご飴と言っているので「赤いそれ」とわざわざそらした言い方を重ねる必要はないし、
「たべきれない、とそいつを」も以下の「歯形を〜みてた」で賄えるし、情景から入ってまとめていたのに、そこに心情をいれるとかえって邪魔っけです。
ストーリーとして見ると、祭りにきて林檎飴を食い、君を目で追い掛けていた。だけ。
このストーリーだと飛び抜けて情景描写に長けていない限り、読者を感動させることはまずない。D
あと、>>444のアドバイスをもとにしたんなら全然伝わってないようだ。また残念なのは女の子から視点だったのに「僕」のほうに移ってること。

以上、反応を見たかったのでしょうがご期待にそえましたか?正直言うとビツクリしました。今後は名無しかご自分のHNでどうぞ。僕のHNを使うときは一言声をかけてください。
もちろんお断わりだ。コノヤロウ!w

ではまた後で。
457455:2006/01/29(日) 01:28:15 ID:osegRBMd
私が優れているとはサパーリ思いませぬが。
あんた詩を知らないね。
4行4文体は島崎藤村のスタイルでも有名でオーソドックス。

名前使ったのはね、完全にミスでし。
スレあんまよくみてなかったのよ、ごめ、ほんとごめんorz

>それ使いすぎ。
>全体を通してみても中途半端である

まったくその通りですねぇ。
綺麗な情景を詩にしようとがんばってみたものの、地味。
人に伝わるものではないわ。
うん、Dだわ。
よくぞ読んでいただきましたm(_ _)m

手違いほんとごめ、あやまりますorz
批評してるって人は偉いっすわ!なかなかそういう人いないからねぇ。。。
あんたはえらい!
これからもがんばて批評続けてください。
458うぃすぱ:2006/01/30(月) 12:32:01 ID:8YY02PJj
「夏」

中学生の頃
社会の時間に一本のビデオを見た

ゼロ戦に火がつき
きりきり舞いになって
ばけつに突っ込まれた花火の様に
色がうつろった
悲しいとか怖いとか
意識せず
目が熱くなった
その時
初めて私は
敬虔な気持ちを知ったのだろう
そうして静まった

私もまた
花火だったんだろう
嫌な気持ちはしない
むしろ・・・

459半畳 ◆GFHdrdLpnk :2006/01/30(月) 16:26:29 ID:4cxDXnqM
まだ夜か。べつに夜が早く明けて欲しいわけじゃない。ただ長く感じただけだ。
夜はいつも眠りたいだけだ。そしていつも眠れないわけだ。
こんなにも自分に反する時間があるだろうか。
眠りたい時に眠れたら。眠りたくない時に眠らないでいられたら。
今度は夜に俺は何を望むのだろう。
もう朝か。べつに夜が明けて欲しくないわけじゃない。ただ早く感じただけだ...。
460半畳 ◆GFHdrdLpnk :2006/01/30(月) 16:27:56 ID:4cxDXnqM
↑「夜に望むこと」
461名前はいらない:2006/01/30(月) 20:42:21 ID:FclBr+WX
224 :吟遊暇人:2006/01/29(日) 22:10:44
勢いとシャレでポエムもどきを書き始めて5日目です。
それまで詩なんか書いたこともなかったけど、意外とおもしろくて
はまってしまった。
>>221の言うように、シャレで、ポエム板に「評価お願いします」って
載せたら思い切りスルーされたよ(笑)。


225 :吟遊暇人:2006/01/29(日) 22:19:30
     ニコチン

わしの二個チン しゃぶりたいか?
ええで 手続き かんたんじゃ
そこのかどの  コンビニで
「12番の」って いうだけじゃ

たなにならんだ たばこたち
ほとんどソープの 顔写真
よければわしを しめいして
なじみになって くれんかの?

お前らから追い出されたアフォがタバコ板で大暴れしている。早く引き取りに来い。


462うぃすぱ:2006/01/30(月) 21:57:52 ID:8YY02PJj
だが断る。
463名前はいらない:2006/01/30(月) 22:46:38 ID:8bsCpZz2
露判さんwwwwww
464みけ:2006/01/31(火) 00:48:27 ID:841Obmui
>>456
評価ありがとうございます。m(_ _)m久しぶりに来たらなんだか妙なことになっていて驚きました。
わたしはまだ書き直してないので、リンゴ飴が登場するもうひとつの詩はわたしのじゃないです。

独り言→→→→→→→→→わたしはもともと活字が得意じゃないです。小説もすぐに飽きます。詩もあまり読んだことがないです。
要するにドシロウトで、偉そうに言うのもかなり難ですが、詩の魅力って、彫刻の魅力に近いのかな…と思います。


詩版に来て書き込んでるのに難ですけど、わたしはもっと詩の良さを感じられるようになったら素敵だなぁ…と思ってるんです。

いまはいまいちわかってないから…

脳内の言葉の音(音声)の響きが大事だったりするんでしょうか??
そういえばわたしは自分の声が嫌い。

ごちゃごちゃすみません、アドバイスを参考に推敲してリンゴ飴を書き直してみます。次はいつ来れるか分かりませんが…。
465評価お願いします:2006/02/04(土) 04:01:26 ID:szAIR3JS
<あめ玉>
私の心があめ玉だといい
私の心があめ玉なら
口の中にポーンと入れて
嫌な事も辛い気持ちもあっという間になくなるのに
私の心があめ玉なら悲しい気持ちも苦しい想いも
全部消えてなくなるのに・・・
466名前はいらない:2006/02/04(土) 05:16:01 ID:nel/IyFE
「求めるもの」

トクトクと杯に揺れる湖に
ハラリと散るひとひらが水面を揺らす

ありきたりの偶然に気付いた1人が囃し立てる
1人が騒げば皆騒ぐ

ーそっとしておいてくれー

ねずみ算的に増えていく宴のコールに
偽りの笑顔で飲み下す

波紋に揺られた小さな小舟
僕の中でユラユラ揺れた


467名前はいらない:2006/02/04(土) 13:25:34 ID:OdkpJedq
>392 >394 >395 >396 >397
>405 >406 >418 >420 >421
>423 >425 >426 >428 >429
>430 >431 >433 >437-438 >442
>446 >449 >450 >455 >458
>459 >465 >466
未評価 28



468大沼ユミ:2006/02/04(土) 21:04:59 ID:LaNR9obg
日記

今日整理して偶然見つけた死んだ祖母の日記、
一ページめくるたび
あなたの思いが手にとるように胸に刻みつけらていく1945年敗戦の後一面焼け野原幼い母を抱えて苦労の連続だったでしょうね
その思いは私が未来へと繋いで行くからね
469名前はいらない:2006/02/06(月) 22:35:12 ID:w9YYH7iy
「夢」
ふとこんなことが思い浮かんだ。走っても走っても進まない。
なんでだ。足を上げて地面を踏んでも踏んでも前へ進まねえ。むしろ地面を
踏みすぎて地面が凹んできた。よけい進まなくなってきた。
仕方ねえ。へこんだ穴から足を出すか。足は上がるが、それだけだ。
どうする・・・・どうする・・・・そうか足を前へ出せば
いいだけなんだ。そっと出しただけで前へ進んだぜ。
すごく単純なことに気づかなかった。
俺の夢だった。俺の今の焦りを表していたのかもしれない。

470名前はいらない:2006/02/06(月) 23:33:09 ID:kJeZWnpi
すいません評価お願いします。
ここは戦場。人びとは数少ない物資を争いながら奪い合いあう。
なぜ私たちは争わなければならない。
全ては一部の人間の利益のためだけだというのに。
しかし生きていくには仕方がないのだ。
そして奴らは我々を突き放す一言を放った。
「本日のタイムセールスは以上で終了します。」
↑「激安タイムサービス」
471名前はいらない:2006/02/07(火) 02:57:46 ID:VGgFuWfB
もしよかったらいつでも良いので評価お願いします

私のキッチンへおいで
心が満たされていないなら
使い込んだ包丁とまな板で
苦しい思い出を捌いて
悲しい涙を調味料にして
やるせない怒りでフライパンを温めて
そして私が幸せに変えちゃうから
新品のお皿に微笑みを添えて
分かち合って食べてしまおう
472名前はいらない:2006/02/07(火) 11:12:06 ID:djWVfN8m
街の音

横断歩道で歩いていると、隣で電話している音がした。
駅の近くで歩いていると、すぐそこで電車の音がした。
坂道を、歩くと後ろで自転車が、チリンッと音を立てていった。
朝、早起きすると、鳥の声と新聞配達のバイクの音がした。
夕方歩くと、家族の笑い声、そして夜には小さないびき。

こんな街です、ぼくの街。こんな音です、ぼくの街
473名前はいらない:2006/02/07(火) 11:25:04 ID:aboB4RSb
「真夏の恋のエピローグ」

雨の降る間に渇いた心を寄せて
宵待ちのふたりはつれぬ素振り
出逢った夏から幾度も夜を越えて
この頃はどんな言葉を乞うでしょう

遊びの恋なら終わりにしようと言われ
面影を夜毎に想うばかり
風の調べは艶やかな虹を描き
ポートピア・ホテルに灯を点す慕情

ためらいがちな本音をプライドだけが邪魔する
君への愛のプレゼント今宵も渡せない
眩いほどの女に振り向くたびに惚れてる
瞳の中のエメラルドずっと忘れない

人は心に寂しい想いを抱いて
儚きは夜空に消える花火
あの日の記憶はいつか足跡に変わり
永遠(とわ)の砂浜を駆けて不意に途絶えた

謝りたいのに本音を意気地のなさが邪魔する
ひとりで夢のピンボール今宵も弾いてる
暮れない街に死んでも忘れ得ぬ歌がある
真夏の恋のエピローグそっと流れてる
474473:2006/02/07(火) 12:18:35 ID:aboB4RSb
たまってるみたいなので勝手にやってみる。

>392
孤独+孤独+孤独と一定方向のベクトルの独白ばかりを重ねられると、
どうしても飽きが来るし、調子が単調になって効果が半減する。
描写を交えたり、違うベクトルを織り交ぜたりすることを推奨。
人はお汁粉を飲む合間に小梅をはさむし、
塩を加えるとスイカはより甘くなるのだ。D

>394

問い掛け-返答というスタイル自体、新鮮さがあるわけではないし、
これだけで詩が作れるほど甘くはない。
問い掛け-返答の内容もありきたりだし、もう一度言葉探しや
独自の視点探しをやりなおしてはどうだろうか。
その上での新作に期待する。E

>395

政治犯やFUCKといったありきたりな語彙よりも、
「であんたは?」と不意に書き手と読み手の壁を越えて
こちらへ干渉してくる、その無作法さが荒々しくていい。
作品には常に読まれるものだということを意識して、
さらに頑張って欲しい。文章が短く、粗を見つけにくいこともあり、
若干甘めかもしれないがCに近いB。
475473:2006/02/07(火) 12:19:59 ID:aboB4RSb
>396

「不協和音」「嘗て」「拙さ」といったやや難解な言葉で
文学性を演出するのはあまりみっともいいものではない。
1連、2連、4連あたりの噛み合わせも悪く、
ひとりよがりな感がある。まあ、自己表現としてなら
それでもいいのかもしれないが、作品を作って他人に見せる以上は
常に読者の視点を意識するように。D

>397

「そんなにあれなら」と思わせぶりな一説を故意に言い落とす、
「レティサンス」と呼ばれる手法は、上手くに使えば
なまじ語るよりも効果的だが、この作品は成功したとはいえまい。
その言葉、情景、心理を読者がどのように読み、感じるか
読み手の視点を意識することがこの手法では重要になってくるが、
それが明らかに書き足りず、いたずらに読者を困惑させるだけの
不親切な代物になってしまっている。
読み手がいなくては作品は成立しない、
そのことをよく意識してほしい。D
476473:2006/02/07(火) 12:20:53 ID:aboB4RSb
>405

ただ単純に自分の思いを書くだけなら誰にでもできる。
書き手の思想や感性を否定するつもりはないが、
これはただの魂の叫び的自己表現であり、残念ながら
誰かに呼んでもらうための作品としての詩ではない。E

>406

基本的には>405と同じ。韻を意識したり反復を利用していることは
評価できなくもないが、やはりただ胸の内を書いただけの
ひとりよがりに見えてしまう。E

>418

>396への批評を参照。安易にカタカナや難解な漢字を並べて
それで文学性を演出した気になるのは非常にみっともない。
そして、唐突に「好きよ、背中が。」と入れることで自身のセンスを
アピールしたのかもしれないが、流石にこれだけで書き手の
真意を察せよ、というのは不親切過ぎる。
読み手は書き手ではなく、住む場所も感性も違う赤の他人なのだ。
そのことを意識して、前後の構成を練って欲しい。D
477476:2006/02/07(火) 12:21:42 ID:aboB4RSb
>420

「イッテシマッタ」とわざわざカタカナで書かなければ
引き立たせたい場所を引き立たせられないのであれば、それは
作品中の構成も語彙も貧困な証拠だろう。
最近このようなカタカナの一文でシメる作品を見かけるが、
どう転んでもみっともいいものにはならないので、自粛してほしい。
「逢いたいよ」とひたすら連呼することの逆効果は>392を参照。D

>421

「私は岩になりたいと思うのだ」と最初にかまして作品の印象を
決定付けるこの手法は、やや平凡ながら悪くない。
岩を作品の中心に据えた構成と「〜のだ」という
言い切りの噛み合わせもいい。
全体的に大過ない作品なのだが、しかし同時に平凡でクラシック。
次はあなたにしか書けない作品を期待する。C
478476:2006/02/07(火) 12:23:54 ID:aboB4RSb
とりあえず10作品。
好き勝手書いてしまった。気分を害された人がいたら、
>476を見て、「フン、偉そうなこと言ってても作品はコンナモンカ」
と溜飲を下げてもらえれば嬉しい(´・ω・`)
479名前はいらない:2006/02/07(火) 17:07:08 ID:9zSTb0SF
「もう、殺さなくていい」

もう、殺さなくていい
ベッドとテレビとカーテンのある部屋で
そう思った。

僕はいつもこの瞬間が来ることだけを祈って
ご飯を食べて、働いて、酒を飲んだりしていた。

もう、殺さなくてもいい
隕石のような閃きに、全ての許しを知った。

生きる必要のない国で、生きる必要はないだろう
 
たったそれだけの事を知るために生活してきた

眠りは深く僕を捕らえていた。遠くの山肌が紅く、燃えて見えた。
ゆっくりと地面が揺れ、ちぐはぐな記憶が繋がった。


よろしくお願いします・・・
480ひらり:2006/02/07(火) 21:45:55 ID:MnOb1LHQ
君の長い指がページを捲る
僕はそれをずっとみていたかった。
君がそれに気付きそうになるたび僕は手元の本に視線を戻す
同じ行を何回も読むあいだ
君はまたページを捲る
481やさしいあくま:2006/02/07(火) 23:09:27 ID:NMRymICg
気になったものだけ。
>>480 無題/ひらりさん
感想を言うと、こんな日常のひとこまが好きだ。評価すると最初にいいなって思ったことを言えなくなるので先にいっときました。
 それじゃー改めて評価いきます。書きかけの詩です。
まず舞台描写のあるなしでは、こんな違いが出てきます。場所は部屋なのか図書室か図書館かで年令の幅が限定されたり、二人の関係がわかってくる。
また部屋じゃないとすると、位置関係などでふたりが友達なのか知り合いなのか他人なのかもわかる。
このような描写があると、読者はもっと入り込みやすかっただろうと思います。またどこかでみたとならないようにも。
たとえて言えば480はいいとこどりして書いたもの。「いいとこ」を生かす作品づくりを心がけてください。D+
482やさしいあくま:2006/02/07(火) 23:36:58 ID:datNJbRu
>>465
今の自分の感性でいいと思ったらいいんじゃないかな。直感でいんだよ。そんなの。
音感については、自然に身につくと思う。言葉の持つ意味以外にその響きは感性を直接ゆさぶるものだと思います。
人によって重要かどうかは異なるので、自分が一番力を入れたい所に重点を置いて作っていったほうがいんじゃないかなと思います。
本スレについては、反論するよりスレの流れを汲んで評価するのかしないのか、どっちかにしたほうがいいと思う。間違っても人の詩の思想やなんかに嫌いだなんて書き込むものじゃない。
中途半端は叩かれやすいのでご注意。
今までの詩はどれも若いなりの感性で、悪い意味で背伸びすることなく、少女らしさをのびのび書いていると思います。あと一歩だなって作品が多かったけど、書き初めて間もないわりに、そこそこ書けてると思うのでこれからに期待。がんばってください。
483名前はいらない:2006/02/08(水) 00:23:11 ID:2JzWrUet
>423 >425 >426 >428 >429
>430 >431 >433 >437-438 >442
>446 >449 >450 >455 >458
>459 >466 >468 >469 >470
>471 >472 >473 >479
未評価 24





484ひらり:2006/02/08(水) 12:36:01 ID:YdCqUe6M
大人達に手をひかれて子供等はゆく
総てをゆだね、頼り、泣き叫ぶ
かたい殻で守られた世界
羽をひろげることを知りはしない
だがいつかその手すら離されることにだれも気付いてはいないのだろう


485ひらり:2006/02/09(木) 01:16:57 ID:07rJR7/F
俺達は空を駆けたいといいながらも空を傷つけ汚している
それは手に入らないおもちゃを憎むようで
空を駆け抜けることはできはしないとわかっているようで

486:2006/02/09(木) 01:36:45 ID:zjJQ0br1
ある晴れた朝に
汚い鞄と履きなれたスニーカーで僕は街を出た
遠くはないだろう、夕方には帰るさ
なんたって僕は然程、自由ではないのだから

大きな口が笑う
それ以外は分からない、誰なのかさえ知らない
その答えを探しに、勢いがついたら殴るだろう
目的地に着く前に
気付いたんだ僕は

その口は一人じゃなく大勢だと自分も含め大勢だと

よく見ろよ、全て人は信用できない。
なんたって笑い声はずっと聞こえるんだから
僕を追い詰めた笑い声はずっと聞こえるんだから
自分を含めて全て
487あらこ:2006/02/10(金) 01:34:51 ID:6S8O817n
永遠少年はお空の彼方へ



意外とあっさりしているんだねもっと取り乱すかと思った
おあいにくさま私はあなたを芯の部分では信用していないから
どんな時にどんな裏切られ方をしようと愕然とすることなどないの
吼えて負け犬聞く人なし
主よ
師よ
祝福の鐘を鳴らした同胞よ
大人になるということは
迫り来る強靭な孤独に真正面から試合を挑み
勝ち目の無いその闘いを引き分けにするべく
努力を重ねるということなのですね
あああああ、あああぁ、あぁ、ああ
ブーケ、ブーケ、ブーケ、ブーケ
カサブランカのトスブーケ
天高く願いをこめ伸ばされた腕の波を掻い潜り
つましく着地した仄青い白きブーケ
なんとまあ、処女性の象徴だそうで
右腕をみっともなく欲望の限りに差し伸べたまま
私は左手で爪先の先へ落とされた幸慶の象徴を拾い上げた
その様子を注視していたあなたが次は君の番だね、なんて、そらとぼけるものだから
私は嘯いたのです、その馬鹿げた迷信が正確に実行されるというならば次はここいら一体の土の番じゃああないかしら
吼えて負け犬、聞く人なし
あなたは全く無邪気な年老いた子ども
絵に描いた残虐性を武器にするには未熟な大人
私、あなたを好きだと言ったけれど
あなたに対する感情がそれが全てだと、思い上がっていたのなら死刑
488名前はいらない:2006/02/10(金) 21:04:25 ID:jr+SnaLc

私には何もない。

昔を振り返ってばかりいてはダメって?

振り返るものがある人はいいよね。

「覚えてない」といってしまえば、

ただもうそれだけで終わってしまうような過去しかない。

本当に何も無いんだ。
思い出すこともできない。

あまりにくだらない、アホみたいな過去だ。



空気だな。

489名前はいらない:2006/02/10(金) 21:26:32 ID:DHhAI0Qy
「無音」



音で始まり
音で終わる
嗚呼、今日も音は鳴り響く
今日は五月蝿いオルゴール
明日はどんなオルゴール?

音に疲れたあなた
感じる全ての音を消してみよう
目を閉じて
耳を塞いで
心は静かに
時は流れ

ようこそ無音の世界へ
感じるがままに
無音を泳ごう
どこまでも
滑らかな空間
沈んで
どこまでも
今度は空の上まで
浮かんで
どこまでも

たまには無音もいかがでしょう?
490:2006/02/10(金) 23:22:52 ID:Luq+r1og
ロボット

僕ロボット
元気あるけど
元気出せと言われる
僕ロボット
人混み紛れ
無口に生きている

僕ロボット
なにも言わなくても
頭の中フル回転
やることは同じさ
いつも同じ作業さ
給料の使い道?
そんなのしらねえよ
491ナツ:2006/02/10(金) 23:31:20 ID:yLs7v++v
「明日、海にいこうよ。」

明日海にいこうよ
特に理由なんて無いけれど
海にいこうよ
12月の風が冷たくって嫌だっていうのなら
車の中でずっと話してようか?
僕にとって何より一番大切なのは
君と一緒に過ごせる時間が
あるということなんだ
492ピンク色のクリープ:2006/02/10(金) 23:58:20 ID:V1wTjRgr
君が横を向いている間に頭蓋骨にメスを入れたんだ
油断で広がった君は少女趣味
このチャンスは逃さない
触れたのは小さな小さな乙女心
493:2006/02/11(土) 00:01:18 ID:HLw0uz08


赤く光 差し込んで
心の中さえ優しく包み込む
少年の頃聞いた
夕焼けチャイムも
なぜか悲しい気持ちにさせる
あの赤い空を
覆う微量の雲の一部は
僕の涙から できたのかもしれない
oh 懐かしい 香りがする
なぜか夕暮れ時は
なぜか分からないけど
oh この空も後少しで 星の輝きに変わる

嗚呼つかれた 1日の 帰り道
お疲れ様と言ってるかのように
赤く僕を照らした
494  ◆UnderDv67M :2006/02/11(土) 01:47:05 ID:WRmAH5BG
>>493 E 素晴らしい日本語レベルだ。ポエムの真髄を見た気がする、是非とも広場で独唱して欲しい 

>>494 D− 心の中ってなに?つーかこれだけじゃん。お前らは詩作もなんでも楽でいいな
「悲しい気持ち」だの自己主張能力なさ杉。挙句の果てに「分らないけど」で保険を賭ける始末か
「僕の涙から できたのかもしれない」キモィ どこをどーやって日暮時の雲と関連付けられんだ
悲しい気持ちになるのは自由だが少年の頃はどうだったのかや表現力も皆無でオリジナルもない
懐古する動機も見当たらず脳内妄想型のポエム的には良いのだろうが世間から見てただのゴミ
495  ◆UnderDv67M :2006/02/11(土) 01:53:10 ID:WRmAH5BG
>>491 D+ シンバル伊豆ペスト最後までロボットの4文字に依存しすぎで自己主張に欠けてる希ガス
「自分はロボットだ!」だかよく見るんだがならテメェの同僚や仲間はどーなのかと思うのは俺だけか?
毎日の繰り返しの連鎖を機械的と表現する作品はイパーイあるね、もっと表現できる箇所あるだろーに
フル回転さが伝わらず同じ作業もシラネーヨと返せる良い作品。他がゴミだからこんな作品でも良く見える

>>492 D− 「意味はない」で反撃回避のつもりか?ウリはこんな保身的な言葉は書かないけどNE
海でなくても墓でもゴミ捨て場でも成立する内容。んで君って誰?1に異性2に同年代3に同民族(ry
大切の二文字で省略しといて君だのの登場させた人物の価値に縋りつかんと詩作さえもできん力量か
テメェ自身の主張や表現と書けや。こんなんなんとでも無制限に書けんだよ一々条件反射で投稿すな 


ん〜セン5アンチの隔離スレもゴミばっかり 
496  ◆UnderDv67M :2006/02/11(土) 02:05:01 ID:WRmAH5BG
>>490 D 心うんぬんは飽きるんだが。。貴様も与えられた生命に従う生き物ならば無音は有り得ないさ
別に耳が聞こえなくとも命の振動までは消す事はできない。滑らかだの泳ぐだ言われても知らんがな
お前の言うのは随伴されたる思想からへの離脱でしょ。別に大気の謳歌が聞こえようと障害にならんぞ?
感じるだのゲームによく出てくる「無我の境地」ってやつか?それも興味深い話だ俺なら1000文字は書ける
感じるままに大気の流れを読み取り大地の揺れ動く自転の振動を感じ取る。そして生ける肉体を維持する
生命の波動、つまり自身を無意識的に取り囲む空円のオーラを悟りにより消し去り自然と一体化する事により
生きる事つまり他なる生命から生かされている事を学ぶと。ウリやった事あるんだが途中で飽きるよね
でもお前の言うには「無音の世界」だもんなぁ。これは聴覚障害者に対する挑戦と受け止めても宜しいのか
生命力のない音に支配される人間の戯言のように映る。視覚や痛覚もOKで声もよくて何故"音"なのか。
そしてこの作品は「音に疲れた彼方」とあるが音との対峙に休みが必要なのなら別にどうって事もない主張
ただ問題なのは「無音=自由な世界」とでも言いたげな作者の単純な思想にただ問題ある気がせんでもない
空の上など面白い事抜かしてるがこれはもぅ"想像"等の空想&妄想の話であり無音とは濃い関連に当たらない
別に音があっても泳げるだろ?音があっても空へ(安直な発想だ)浮かべるだろと言われたらどぅ切り返すんだ
まぁなんとでも言えるレベルだな。ブッチャけ20文字で評価するなら「無音だからどうなんだよ」って話
なんで「ここがいい、わるい、終わり」で済む評価なのにこんな馬鹿みたいに長くなるのかウリも知らんが
どう滑らかなのかどこまでも泳ぐなんぞ聞こえの良い言葉連呼してねーで貴様の言葉で主張を貫いてみろ
「如何でしょう」も糞もねぇ貴様ごときの凡夫が語ろうがこの程度の主張に影響されよう凡夫は下賤の虫よ
497  ◆UnderDv67M :2006/02/11(土) 02:13:05 ID:WRmAH5BG
>>484 D− 羽って子供たちを昆虫扱いですかww酷い人ですね彼方 気付いたからなんだちゅーネンホンマ
かたい殻ねぇ、、閉鎖的とでも言いたいのかしらこの子。。子供たちから誰もに転換する理由も分らんな
つーかその手すらのすらって何だよと。"いつか"ってソレ言っちゃなんだって(ry 推測物語は必要ない

>>486 C− 正当な主張、こーゆぅのがポエムなんだと思っていたい。まぁ俺は思った事なーけどNE。
2行目に重みがあるな 空はわかったから大地にも眼差しを向けてやってくれ。空を題材とした作品は多いのよ

>>487 D− 誰もお前のこと眼中にねぇちゅうのw「わからない知らないで」保険をかけるの流行ってるの?
目的地は街のどこやねん、晴れた日に外出する度に一々脳内精神異常を引き起こすのかよお前はYO
そーだね人は信用できないね。まず髪を今風にカットして顔を整形手術して歯を強制して身体を鍛えれば?
僕を追いつめたぁ?1連から最終連への流れが意味不で素晴らしいの一言に尽きる いーから外出るな豚

>>488 意味ありげに書いてりゃそれでいんだからポエムは嫌いよ 脳内妄想まっしぐら PASS

>>489 D− そぅ言われても困るがな。過去といっても多種多様。過去の2文字で終わらす浅ましさよ
「振り返るものがある人はいいよね」いいか?痴呆っつかパーキンソン病だろくだらん事やってないで医者池


君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.38]
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1138625364/l50

いーから黙ってこっちのスレに移れゴミ供
498名前はいらない:2006/02/11(土) 06:28:18 ID:H4nkH7+k
黒い空が少しだけ薄くなっていく
わたしの影がぼんやりと滲む
月が消えていく瞬間を一度だけ
ただ一度だけ観てみたい
それができたらわたしは、いつもとは違う朝を迎えられるような気がする
499一イリア ◆3vFU3sn4os :2006/02/11(土) 07:29:28 ID:ZRP9kSmB
朝の胎動が始まる
昨日の悩みなんて忘れてしまうくらい
私の胸をおどらせる

さえずる小鳥たち
増えていく車の音
動き出す人々

黒と灰色が光に代わり
いま、今日が始まる

何が起こるんだろう
つらいこと?悲しいこと?
わからない 先のことなんて
でも 心ふるわせている

飛び出そう 無限に広がる空の下
くすぶる冒険心もちあげて
素敵な世界をおもいっきり吸い込むんだ
500:2006/02/11(土) 08:04:50 ID:HLw0uz08
そうですか 日本語の勉強を ですか‥
ありがとうございました
501名前はいらない:2006/02/11(土) 08:23:41 ID:HLw0uz08
>>496自分から話せない
でもはたからみると
いつも通り作業してる
その辺がロボットみたいかなと思った
だけです
ありがとうございました
502名前はいらない:2006/02/11(土) 12:05:30 ID:lWrGcfd0
どんな美辞麗句列ねてもこの1文で台なし・・・
『熱いお茶もいつかは冷める』バカ〜〜www
503ブラン:2006/02/11(土) 12:06:52 ID:H1OZ3vfH

孤独の中で僕は自分の世界を手に入れた。
箱庭で遊ぶ僕と俯瞰する僕とで世界は創られる。

雨上がりの坂道で藍色の紫陽花が歌う。
通り過ぎる。
焼きついた過去がそこにはあるのだろう。

下水道のような廊下を走れば
暗闇の底から見えるは黒い青空。

感情が感化され進化し、そして朽ちる。

あぁ求めていた 求めていても
手を離す。

あぁ分かっていた 分かっていても
目をそらす。

永遠に。永遠にね。
504名前はいらない:2006/02/11(土) 13:56:13 ID:qIBO09QE
480円の切符を持って
世界の果てを探しに行こう
きっとすぐ見つかる
だって世界は狭過ぎるし
電車に乗っていけるはず

旅に特別な理由は無い
俺の世界は平和だし
嫌な事があったわけでもないただ自己陶酔したいだけ
綺麗な場所だけ映すテレビ見て
ナルシストみたいに旅立つだけ
505やさしいあくま:2006/02/11(土) 15:50:20 ID:e7X6e/zd
DXって本スレと何か違うのかなー。
このスレ消費させて1000まで行ったら、統合して本スレ一本で行こうよ。たまーにしか上がってこないし、評価した頃には投稿した本人が見ているかも不明。有意義な案がなければ、紛らわしいし次スレいらないんじゃないかと思う。
というわけでそれまでここの評価します。よろしくお願いします。
では後程!
506やさしいあくま:2006/02/11(土) 16:25:43 ID:e7X6e/zd
>>458夏/うぃすぱ
「私もまた花火だったんだろう」が使い古されているというか、使い回されていて、メインにもってくるには独自性のなさが魅力にかける。
最後も展開をいそいで消化しきれないのが気になる。D+

>>459夜に望むこと/半畳さん
最後まで読まなくとも、言いたいことが目に見えて明らか。無駄に遠回しなところが冗長です。
簡潔にしたほうがよい。あまりひっぱりすぎると読むほうはだるくなる。D

>>465あめ玉
ん。これいいね。幼さも上手に幼くてかわいらしい。飴玉っていう着眼点がいい。C+じゃ甘い?

507名前はいらない:2006/02/11(土) 16:36:37 ID:X/WOLnYN
>>527
『海水をコップで一杯…』あたりから
少し詩の中心がずれたような気もしましたが、あらためて見てみると
『海の水をコップですくうような毎日なのに、人は繰り返しそれを続けている』
という意味でとらえられました。
忘れてしまうもの、残らないもの、そういう人生の寂しさや空しさ、というか、
残るものの無い、意味の無い人生の無情さを歌っているのでしょうか。
D+
あと一息、なにかぐっとくるものが欲しいです。
頑張ってください。

>>531
握り締めたカイロは、愛しい人でしょうか。
寒い世界の中で、手を握り合って、暖めあってきた人。
『気が付けばカイロだって温もりを失っていた』という一文から、
愛しい人との別れを感じさせます。
どうして愛しい人の傍にいることが出来なかったのか、
なにもない世界で、なにもない箱の中でなにがあったのか。
想像を掻き立てられる詩だと思います。
D+
伝えたいものを一つに絞った方が良い詩が書けるのではないかと思います。
窓や雪、箱など、さまざまな描写が中途半端になっているため、
核心的なものが見えてきません。
頑張ってください。
508名前はいらない:2006/02/11(土) 16:38:02 ID:X/WOLnYN
>>533
一見支離滅裂な、言葉遊びのような詩。
それゆえにリズム感があり、とてもノリやすい詩でした。
『相棒は二人 野良ネコのタオルと貪欲なツタ 仲良く絡んでる』のように、
カラフルな絵を連想させるようなこのテの詩は、
好き嫌いや上手い下手がかなり分かれるかと思いますが、
それに挑戦した533さんはチャレンジャーですね。
さて、肝心の中身ですが、突飛した比喩と言葉のセンスのため、
たんなる言葉遊びで終わってしまっているような気がします。
溢れてくる言葉をただ繋げるか、それとも、磨いて紡いでいくか…。

とても鮮やかに、色の着いたセンスが見えます。
言葉を楽しむ一方で、さらに高等なものに仕上げてみてください。

>>534
甘酸っぱい青春の詩ですね。
言葉遣いから、絵本のような可愛らしい情景を想像させられます。
『ボク』の、なんとなく頼りないような、良い意味でのもどかしさ、
じれったさを感じる詩です。最後の『忘れちゃった から』で
今までのイメージをくつがえすようなひんやりとした印象を持ちます。
そういうものを狙っての言葉なら、成功といえるでしょう。
C+
いまいち、伝えたいものがわかりませんでした。
もし風景や情景を示す詩で終わらせるなら、時刻や季節、
それらを想像させる色などを織り込んでみても良かったのではないでしょうか。
頑張ってください。
509名前はいらない:2006/02/11(土) 16:39:00 ID:X/WOLnYN
>>535
恋の後、出会った頃の回想にふける一人の男。
その恋心を、とても素直に、まっすぐ歌っていると思います。
まるで軽い小説の中の一文のような心象文。
受け取りやすく、簡単に吸収でき、読み手に優しい作品だと思います。
D+
ただ、題名と詩がミスマッチな気がします。
いまいち『失恋の後』という感じがしません。
題名の事を考えるなら、少し『出会い』を前面に出しすぎた気もします。

>>552
心がたくさん寄り添うことで、幸せが生まれる。
人と人とのふれあいの仲での幸せを歌ったものでしょうか。
『寄り添って』の表現がとても可愛らしく、好印象を持ちました。
読む人によっては、かなり好まれるものではないかと思います。
毛糸のような、クレパスで描いた絵のような、あたたかな雰囲気ですね。
一言で伝えたいことを簡潔に述べる。
詩の世界ではとても大切な事だと思います。
C−
言葉が短すぎて、機械的なものしか伝わってこないような気がします。
基本は出来ているようなので、もっといろいろな言葉を使ってみてください。
頑張ってください。
510名前はいらない:2006/02/11(土) 16:39:40 ID:X/WOLnYN
>>558
落下感を覚える詩です。
高いところから、暗い底へと、吸い込まれるように、音もなく…。
絶妙な場所で韻を踏んでいて、声にするととても心地いい詩になります。
全体的に暗いのは、この詩を作ったときに憂鬱だったからでしょうか。
メランコリーな感じというか、怠惰な気持ちが伝わってきます。

のっぺりとした、ある意味では心地のいい作品です。
ただ、波がないため人の心を捉えるには少し足りないかもしれません。
気が向いたら、思いっきり明るい作品を書いてみるのもいいでしょう。
頑張ってください。

>>563
何を伝えたいのでしょう。
何度も読み返してしまいました。
読んでいるうちに、伝わってくる悲しみ、楽天、怒り、驚き…。
けれども笑い飛ばしたくなるような、乾いた詩のような気がします。
オリジナリティたっぷりの、独特な作品でした。
D−
個性的過ぎて周りの人が入っていけないかもしれません。
いろいろごった煮になっているような気がするので、
もう少し自分の中で整理してみてはいかがでしょうか。
頑張ってください。
511名前はいらない:2006/02/11(土) 16:40:43 ID:X/WOLnYN
>>566
帰りたいのに帰れない、戻れない、進むしかない。
わずかな失望と、わずかな希望を感じました。
『そこに行きたくて / そこに帰りたくって /
でも / ココが何処かもわからなくって / ソコが何処かもわからなくって 』
この感覚は誰もが一度は感じたことがあると思います。
どうしようもなくなった時、前に進むしかないのだということを言いたいのでしょうか。
C+
かなりいい出来だと思います。
最後の『それが分かって 一歩ずつ/私は 歩き始めた』を
もう少し工夫してみたら、さらによくなると思います。
最後で読み手にぐっとこさせる工夫をしてみてください。

>>568
愛しい人との最後の瞬間でしょうか。
今までの想いが崩れ去るのを認めたくない、そんな気持ちが伝わってきます。
こんなことになってしまったことへの後悔、そして驚き。
『叩きつけたくなるような狂おしい想いをあなたは知らない』
この一文から、想いの強さが読み取れます。素敵な表現ですね。
C−
言葉のセンス、心情の描写、とてもいいセンスを持っていると思います。
恋愛だけでなく、他の詩も読んでみたいです。
512やさしいあくま:2006/02/11(土) 16:46:58 ID:e7X6e/zd
>>466求めるもの
意味深にしたいなら、そのこと自体に具体性がないと、何のことを言っているのかが伝わらない。
それを読者が考えるのは少々疲れる。
最後の2行がいいですね。D

>>468日記/大沼ユミ
まずは見なおして言葉の整理をしよう。
「あなたの思いが〜」も「〜だったでしょうね」も「〜繋いでいくからね」も言ってるだけで白々しさが残る。
ここで大事なのは、日記を読んだものの心情や心の動き。そう思い起させた心情が省略されているからだ。
何か感じたこと、そこにリアルさがなければ苦労した人への同情も感情がなく、読み手は共感を得られない。
説明がされていないが(説明するもんでもないけど)直で読む限り、敗戦後の「一面焼け野原」の状態とこの日記は一緒だったことになるが、そこに設定の甘さを感じるし、1945年から付けていた日記が、膨大な量であることもかんがえなくちゃならない。
いかに簡素で考えのない詩かがわかる。
それから、何度となく読んだことのある設定(死んだ祖母の日記)にも、ありがちなものから抜け出すには何が足りないか考えよう。D−−
513名前はいらない:2006/02/11(土) 16:57:18 ID:21vjXQtf

もたれ掛かった椅子が鳴る
ああこれは わたしの重みの音だ
肌に触れる床が震える
ああそれは あなたの動作の響きだ

今もわたしの感覚は何かを感じ取り 体中を情報が駆け巡る 
そしてわたしは存在するものを認知する

ああ 私は生きている  
514やさしいあくま:2006/02/11(土) 16:59:06 ID:Aq824C8P
>>507-511
ちょっとまて!レス番おかしいぞ。
本スレのとこと誤爆してまいか?
515名前はいらない:2006/02/11(土) 17:05:09 ID:1bOHhYg3
いやきっと予知能r(ry
516名前はいらない:2006/02/11(土) 17:09:39 ID:WVrdA+oF
>>507-511 誤爆してますね。せっかくだから、あっちにもっていきますね。
517:2006/02/11(土) 17:11:25 ID:HLw0uz08
上京

生まれた場所から
初めて 上京
荷物を詰める手がほんの少し震えてた
いつかはくるって
思ってたけど
あの日の自分が憧れたあの場所
いざとなるとどうして

離れた場所へ
旅立つ時 思い出は全て
白黒になる
忘れちゃ意味ない
今までの時間を 胸の奥で奥で

汚れた教室 腐りかけの木も
なんとなく寂しそう
楽しかった 少年時代も
みんなこの町のおかげだよ
さあ立ち上がって
片手には高価な券
嗚呼時間が早く流れる場所へ
518やさしいあくま:2006/02/11(土) 17:16:03 ID:Aq824C8P
>>469
展開が小さいです。
夢のなかの焦りや、今の焦りの描写は丁寧にかかないと読み手は入っていけないと思います。D−

>>471
ややぎこちないですが、思いを料理して食べるとう発想がいいですね。
「ほほ笑みを添えて/分かち合って」には作者の意図が直接的に出てしまっていて余計に思える。D

>>472 街の音
いいところついてるだけに惜しい作品。
街を紹介する(書く)なら、特色を描かないと、どこの街も同じに見えてしまう。
この街ならではって物が一行でも欲しかった。
流れが悪くない、が、最終行が不要。標語っぽくまとめられてはいるが、ここで物凄く惜しいなと思った。
街の流れから、、「僕」個人を街の一部としてとらえていったほうがよかったと思う。D
519やさしいあくま:2006/02/11(土) 17:29:32 ID:Aq824C8P
>>473 真夏の恋のエピローグ
久々詩らしいものを読みました。評価しづらいのが本音。僕でよければですが。
雰囲気はなかなか。ちょっとだけクサさの残る言葉選びが多々あって気になるが、昔っぽさがハマってぎゃくにいいかもしれない。
自然な流れと展開にこなれた感あり。C

>>479 もう、殺さなくていい
僕は「(自分を)殺して生きてる」と読んだんだけどどうかな。
「生きる必要のない国で」は「生きる必要はない」というあやふやな意志の安易なこじつけ。その自然な「こじつけ」が人間らしいと思いました。
最終連は何を言わんとして書いたのかわからなかった。「ちぐはぐな記憶」ここをもう少し掘り下げて書いてもよかったんジャマイカと。D+
520やさしいあくま:2006/02/11(土) 17:56:27 ID:Aq824C8P
あ、うぃすぱさん呼び捨てしてしまって後免。

>>517上京 /中さん
光るといえる表現がなかった。なんというか、普通。表現に磨きをかけて。
上京する気持ちの揺れ動きという部分に焦点をあてて、クライマックスを際立たせるための話運びに気を使ったらどうかな。このままだと起伏がなさすぎて物足りない。D
521名前はいらない:2006/02/11(土) 18:04:23 ID:9SY4sxvu
>423 >425 >426 >428 >429
>430 >431 >433 >437-438 >442
>446 >449 >450 >455 >498
>499 >502 >503 >504 >513
未評価 20





522あらこ:2006/02/11(土) 18:08:14 ID:tGxDXlFB
>>497さん
空を題材に、まさかそうとられるとは思っていませんでした。
どこでそう感じられたのでしょうか。
題名でしょうか?天高く〜の表記からでしょうか?
私としては空を題材に用いたつもりはまったくもってございません。
お空の彼方へ、は、最後の死刑とかけたつもりです。もはや遠くへ行ってしまえばいい。
天高く〜は花束を欲しがる人々の欲深さをあらわしたつもりです。
書きたかったものは負け犬の遠吠え、愛憎表裏一体。
好意をもたれてるからといって何でもかんでも許されるとおもってるんじゃねえ、と、ある時おもったので書いたまでです。
私の表現のまずさを差し引いてもいくらなんでもこの批評はお粗末に感じます。
時間がなかったのでしょうか。
なにはともあれ私なんかのために時間を割いてくださりありがとうございました。

523やさしいあくま:2006/02/11(土) 18:15:01 ID:Aq824C8P
>>496アンダーさん
 >490じゃなくて>489
>>498の>489は>488。どこまでかは知らないが番号ズレてる。

524やさしいあくま:2006/02/11(土) 18:22:56 ID:OqOlxmVl
>>433-455までの作品については何ヵ月も前で投稿者がすでに見てないと思うので、希望者だけ評価希望の書込をしてください。
僕でよければ評価します。
525  ◆UnderDv67M :2006/02/11(土) 18:26:01 ID:WRmAH5BG
>>506 これが伸びたら参加者が(特に評価人)離散し正式な本スレの進行の妨げになるだろうがボケ!! テメーなに裏切ってんだ

レス番がズレてるってぇ〜?そのくらいお前らで整頓しろ このスレで初めて評価してやったんだからツベコベ言わずに感謝しろ
526ナツ:2006/02/11(土) 19:21:47 ID:jn3+5ut9
>>495さん
批評ありがとうございました。
その通りです。
推鼓せず勢いだけで投稿してしまったので
何を言いたいのかわからない文ですね
スレ汚しすみませんでした…
『コーヒーとオリオン座の夜』
このところ欠落の日々が続き
何となく満たされぬまま
あと何分かで今日という日も終わろうとしている
無理矢理ヘッドホンで流し込んだガサツな音楽は
僕のがらんどうな部分を埋めてはくれなくて
ふと気付けばカーテンの隙間から青白い光 僕を照らしている
カーテンを目一杯開けれてみれば
冬の空気で 鋭利に浮かんだ満月
寒々とした窓に張り付いているのは ひしめく星達
鋭い月の光と相俟って 今宵の空は途方もないギラギラの電飾
僕は眼を細める
こんな夜 眠るのが勿体なくて
無気力な朝に不意打ちされるのも嫌で
僕はベランダに飛び出した

手には眠気覚しのコーヒー
湯気が黒い虚空を揺らめかす
ふと見上げれば 賑やかな星々の中に
僕が唯一知ってる星座
他の星押し退けて僕の眼に映る 頗る鮮やか
昔 誰かが教えてくれたような
ほんの少しだけ
幸せだった頃の遠い遠い記憶を彷徨う

冷たい夜風が現実を連れ戻す
今見ている星座はあの頃と少しも変わってないのに、只、僕だけが──
カップの中に星が映って 夜空と相似形
湿っぽい自分に苦笑いして
あの星座も浮かんでいる小さな夜を
一気に飲み干したのだった
528NIRVANA:2006/02/11(土) 20:37:31 ID:93x7py9K
メアリー

一つの自由 求めて
一つの世界 汚して
一つの希望 殺して
一つの女神 写して

深い眠りに 誘われて
深い愛に 踊らされてる
ふとしたときに 流れる
不協和音が 愛しく

Say メアリー
君に 会いたい
Say メアリー
不思議な感情 いつでも
Say メアリー
胸の中で
Say メアリー
不思議な愛情 いつでも




まだ、続きますが長いからやめます。

これは曲も存在して、ライヴでもやりたいのですが、詩的におかしくはないでしょうか?

評価お願いしやす
529やさしいあくま:2006/02/11(土) 20:56:54 ID:OqOlxmVl
>>526
まぁまぁあと500の余興だと思えばいいじゃない。
530やさしいあくま:2006/02/11(土) 21:20:48 ID:OqOlxmVl
>>527 コーヒーとオリオン座の夜
関係ないが、がらんどうって単語を物凄く久し振りに見た。
ひとつひとつ丁寧な描写で仕上げています。そのため思ってることがストレートに伝わる。
変わらないものと変わりゆくもの、夜空をテーマにしたありきたりなテーマだが、心情を描写にのせてしっかりと息を吹き込まれている。コーヒーを織り交ぜたセンスもいい。C
僕はこの描写で〇と思うよ。特に足りないものもないと思うけど、課題が欲しいなら表現力に力を入れるとか。
主観を突くなら、「鋭利に浮かんだ満月/鋭い月の光」近接する所に似たような表現。鋭利に浮かんだを一般的にとらえるなら満月じゃなく三日月のイメージになるけど。
531名前はいらない:2006/02/11(土) 21:27:30 ID:5QX9tMuY
「2択はつらいよ」

裏の裏って表じゃね?
それってやばくね?
裏の裏の裏って裏だし。
だから馬鹿に負ける。
532名前はいらない:2006/02/11(土) 21:38:23 ID:DPcfnhvn
>>530
>>527の評価及びアドバイスありがとうございます。
最初三日月にしようかと思ってたんですが、冬の澄んだ空気で輪郭がくっきりしている満月を描きたかったんで、
というか、三日月じゃ人を照らす程光らないかなーと思い…
とにかくありがとうございました。
533やさしいあくま:2006/02/11(土) 22:13:13 ID:OqOlxmVl
>>5312択はつらいよ
ギャンブラーなのか人生観なのかはたまた別モノなのか、面白さはそこら辺を書いて出ると思うな。
2択の情況が不足して面白みを欠いている。短さがアダになってD。
534やさしいあくま:2006/02/11(土) 22:29:19 ID:OqOlxmVl
>>523
長くてもいいから最後まで書いてくれないと半端なものに評価できない。
535名前はいらない:2006/02/12(日) 01:23:36 ID:vDSEDp6K
すべての願いが叶うなら
ぼくは最後に何を願うだろう?

ぼくは最後に死を願うような気がする。
536名前はいらない:2006/02/12(日) 05:20:04 ID:Z+I+fh1l
>>528
作詞なんてこんなもんだろって思って書いてない?
それっぽい言葉を並べただけ、みたいな。
全体的に薄っぺらな印象しかないです。
詞の世界に入れない。
CDに入ってたら迷わず飛ばします。
というのが、評価というか俺の感想。
他の人はどう思うか知らんけどね。
537ひらり:2006/02/12(日) 08:12:30 ID:+3pJVTb0
世界は僕等に難解なパズルをなげかけてくる
それを解こうともがき続ける僕等はあまりにも勇敢でそれでいて滑稽だ

538ひらり:2006/02/12(日) 08:14:39 ID:+3pJVTb0
大人達に手をひかれて子供等はゆく
総てをゆだね、頼り、泣き叫ぶ
かたい殻で守られた世界
羽をひろげることを知りはしない
だがいつかその手すら離されることにだれも気付いてはいないのだろう


539名前はいらない:2006/02/12(日) 08:39:37 ID:7JRU7hXP
愛するものの
いる地での死は
なんと恐ろしい

愛するものの
いない地での死は
なんと愛しい
540NIRVANA:2006/02/12(日) 16:26:16 ID:jqikAZ/I
>>536

評価サンキューです。
その意見を参考に手直ししたいと思うよ。
ありがとう!
541名前はいらない:2006/02/12(日) 18:09:38 ID:jqikAZ/I
Girl

春めく季節が時を刻む 月食があざ笑う季節です
君に逢える

流れる水のような
綺麗な君に捧げよう
弾けるようなバラードを

か弱き世界が時をはめ込む 感触が濡れ出す時間です
君に逢える

きらめく星空のような
素敵な君に捧げよう
変速気味のバラードを

君の笑顔が消えないように 僕は何度も話しかけるだろう

君の笑顔が大好きだから 僕は何度も笑うだろう

ねえ お願いだから 笑顔を忘れないで
542名前はいらない:2006/02/12(日) 19:10:15 ID:KWawcI7U
俺らの中では心だけが先走りしていた。でもそれだ
でよかった。何気ないこと、それが俺らのなかで「夏の
出来事」として刻まれていく。今考えればちっぽけなこと。
心はそんなことでさえも吸収したいかのような成長の過程
にあった。「新鮮」を欲しがっていた。心が激しくうごめいている。
全ての感情が一気に放たれそうだった。
543やさしいあくま・DX番:2006/02/12(日) 20:38:58 ID:onLAuw+a
>>541 Girl
ずいぶん乙女な男ですね。
構成は考えてるけど、舞台ができてない。未熟。
「春/月食/感触〜時間です。星空」場所と時間帯どれもイメージがバラバラでまとまらず、とりあえず思い浮かんだ響きで集めたようになってる。
まず、どんなイメージにしたいのかを絵にするつもりで頭に思い描いてから言葉にしよう。
個々の単語もどれだけイメージできてるかいさか不安。
「月食があざわらう季節」の「嘲笑う」とした意図は?
「感触が濡れだす時間」の感触の使い方もおかしい。
2、4連共一貫性がないように思えるのは、二人イメージしてしまうからだ。
それぞれのイメージの君にバラードを捧げる気になる。
はっきり言ってしまって申し訳ないが、内容は自己陶酔型で中身が薄い。D

544JK ◆SUICIDElww :2006/02/13(月) 00:33:29 ID:J0LgYwS2
>>524
>>436の者です、評価宜しくお願いします。

尚、HNトリップが変りましたが本人です。
545やさしいあくま:2006/02/13(月) 03:06:29 ID:KDTGlQKg
>>544
>>437-438
テーマが明確でない。
何を主張し、どんな内容を伝えたいのか、主題をドンと置いた上で話の根を広げないと、詩っぽい雰囲気だけ作ってる感じで、どっから何がつながっているのか分からない。
目先の表現にとらわれてて伝えるべき所を見失っています。
たくさんの雰囲気ある言葉を使うより、ひとつのことをじっくり書き上げられるようになってください。
具体的に言うなら、紅葉をこんなところをベースに俺、お前の関係がどうで、どうなって行くのかが全部あやふやです。無念。D−
546名前はいらない:2006/02/13(月) 09:20:47 ID:zSSLm66+
涙を枯らしたわけではない

傷を増やしたわけではない

なのに…体が、蝕まれる

私の願いは空へ昇り

砕け散る

季節が消えぬように

雨が降る

夜が終わり

また、朝がくる
547やさしいあくま・DX番:2006/02/13(月) 09:32:03 ID:KDTGlQKg
ところで。
1000まで過疎地の留守番するけど、僕はタイトルないものは評価しない方針です、とあらかじめ言っておこう。
548死んじまいな:2006/02/13(月) 09:46:22 ID:BQbWIJ+o
死んじまいな
死んで生まれ変わって出直して来な
一人で死ぬ強さくらい身につけなよ

愛ゆえに
慈悲ゆえに
お前を殴る

お前はそんなに腰抜けかい
お前はそんなに腑抜けになったかい

鼻血でも出して転がりな
お前みたいな奴は
自分の血を流さないと何も分かりはしない。

お前みたいな奴は。
…俺みたいな奴はよ。
549名前はいらない:2006/02/13(月) 15:06:21 ID:oW+M8pYG
ずっくり割れた褐色の胸元に
真っ白いエリを立てながら若い男が通り過ぎる
「イチジクのような酸っぱさだ」
ひた、ひた とやわらかい硝水が意識のなかに浸入していくのを聴きながら
雪解け 路上の水たまりに寝転んで
感じている
ただの円形天体望遠鏡となってしまったこの身へと。
まあるい世界に寝転んで 一滴の朝露がシダの枯葉から
ぼう、と垂れてくるのをじっと待っていると
もう どうしようもなく哀しくなって
虚しくなって
いまにも形を成そうとしている死んだ魚のあの幼骸に向かって
「おいで おいで」と声をあげ
褐色の肌 透明なピアス ビロードの体毛
僕自身の純粋な部分だけをしきつめ
ただただ人の形になるようにと
果てなく願うばかりなのでございます。
550名前はいらない:2006/02/13(月) 15:09:15 ID:oW+M8pYG
>>549タイトル忘れた「S―エス―」です、すいません
551名前はいらない:2006/02/13(月) 18:29:37 ID:1HHfvgB2
東京

何を恨めばいいのやら
この街の一つを憎むことなど
出来ないのでしょう
愛しているものと入り乱れてしまっているから
もう区別することは出来ないの
あなたがあたしを愛したときでさえ
その眼は濁って この街に犯されていた
純潔など皆無
あたしの眼だってきっと濁ってるわ
552JK ◆SUICIDElww :2006/02/13(月) 18:34:16 ID:J0LgYwS2
>>545
どうもです。
まだまだ素人な者で、友人に見せるのは恥かしいし、
こうやって評価頂くと、とても参考になり有り難いです。
一応テーマは、秋から春へって事でした。
今後、少し成長してからまた投下しますその時は、また評価お願いします。
553大沼ユミ:2006/02/13(月) 19:38:39 ID:i7eleUBn
桜の花びらが舞い散る 通ひ路にて 風をきつて、 自転車を こぎつつ
走らせる 束髪くずしの
女学生
554やさしいあくま・DX番:2006/02/14(火) 00:10:11 ID:ehNBS+1t
>>548「死んじまいな」
「愛ゆえに慈悲ゆえに」(2連)書かれてはいるけど、なりゆきが依然つかめないままとても一方的に思えます。
思い起させるだけの土台づくりを行なって欲しい。D

>>549「S−エス−」
1、2行のイメージはとてもシュールだ。文脈には気をつけてください。唐突な言葉が出るたびに読み手は立ち止まってしまいます。
最後の行「〜ございます」は急に口調がかわったのでなんだ?と思ってしまった。統一したほうがいい。
不思議な世界。理解できない人は多いだろう。
前半もそうだが、「死んだ魚」について内容的にどう生かしたいのかがいまひとつ。全体もバラバラしてる。
「天体望遠鏡になってしまった僕」は脱力した僕が星ばかり眺めている気持ちを表すのにいい表現だと思った。
判定が難しいので感性にうったえてD+
あと題名ちょっとわかんなかったな。プロっぽい気がしないでもない。
555やさしいあくま・DX番:2006/02/14(火) 00:14:25 ID:bGWrlBgC
>>551 「東京」
シメにもう一言欲しい。けど、無駄がない。
街の一部、とか真新しさが目を引いた。肯定的にとらえた視点がいい。C−

>>552 JKさん
こちらこそ。いつもいれるとも限らないですか、できる範囲で見ます。
556名前はいらない:2006/02/14(火) 00:38:51 ID:VhvGdT5s
人生

大人になるのが早すぎて
子供の心捨てきれなくて
だからこんな小さな事でくよくよ
してしまうんだね‥
なにも気にせず
思ったまま行動できたら
明日は今日より楽しいはずなのに
557やさしいあくま・DX番:2006/02/14(火) 00:54:51 ID:ehNBS+1t
>>556「人生」
3行目、「こんな小さな事〜」とかくなら、「こんな」はどんななのかを表現してください。
ネガティブだけに起伏がないのかもしれないが、どこかに着目して考え(主張)を押し出さないと、有りがちで何もインパクトがないのは忘れられる。D

558絶望の街:2006/02/14(火) 08:33:52 ID:W0tqYNZ3
クルミ割り人形になぞらえたシケた女達
異物感 焦燥 飴玉のような空気感
金土日と続く人間サマの夜の惰性のカタマリ
そんな街をぶらつき俺は ただ

モザイクだらけの言葉のたまスィ
嘘か 空白か 勝負の抜け殻か
男と女とごっちゃになって
天然嗜好のこの世ならざる夢を俺は ただ

絶望諦念シンドローム 絶望諦念シンドローム

何者にも邪魔されず 何者にも何も与えず 
絶望諦念シンドローム

おっかぁ、俺は街で何やってんだ?
559名前はいらない:2006/02/14(火) 22:34:25 ID:lY5wUkJR
「ビター」

すさんでる
すさんでいる

白い吐息をもらせば
むなしく浮かび消えてく

空回り
この町にたたずめば淋しい誰かに会える
通じ合える事なんて
そんなウザイこと求めてない
穴を埋めるだけ

すさんでる
すさんでいる

タバコの煙で深呼吸
あたしの心ふれさせはしない
『片想い』
朝 昇降口で靴を履き替えるとき
あの女の気配で過呼吸
理科室に続く廊下を歩いているとき
あの女の気配で過呼吸
隣のクラスの前を通るとき
あの女の気配で過呼吸

僕の身体はいつも酸素過多で痺れて
頭の中には あの女が巣喰っている
それ故に
僕の思考はあの女でがんじがらめ
もう駄目かもしれないどうにかなってしまうかもしれない

──月の見えない澱んだ夜
真四角な小部屋で独り浸るは
あの女と融け合う 芳醇で甘美な夢
僕の白濁は 闇に散る──

あの女の存在は確実且つ急速に
僕の中で肥大していく
はち切れそうだ はち切れてしまいそうだ

廊下の向こうにあの女の後ろ姿
距離のもどかしさ
ぬらぬらした願望を掻き乱す
僕を疼かせるのはあの夜の徒(あだ)夢
あぁ 僕は

今すぐにでも僕は

目の前のあの女を喰い散らかしてしまいたいのに!
561名前はいらない:2006/02/15(水) 08:36:33 ID:ZjVA+6kp
  壁

前を向こう
上でも下でもなく
前を向こう
そこにはきっと
壁があるはずだ

壁を登ろう
逃げずに立ち止まらず
壁を登ろう
そこにもきっと
壁があるはずだ

壁を登ろう
一つ一つしっかりと
壁を登ろう
そこにもやはり
壁があるはずだ

下を向こう
いくつか壁を登って
下を向こう
そこには長い
道があるはずだ

思えば遠くへ来たもんだ
562名前はいらない:2006/02/15(水) 10:19:15 ID:Nf3o6kQG
>>560
過呼吸の材料をひとつに絞って書いた方がすっきりするようです。
あと感情的な自分と書く自分との距離がないので、
妄想事にしかみえませんでした。スマソ E+
>>561
エピソ−ドから抜き出した要素や自分の意見なんかが入っていると
よいかもです。スマソ E+
563名前はいらない:2006/02/15(水) 10:27:06 ID:ZjVA+6kp
>>562
深みを出すために最後の一行で
頑是無い歌を引用しているのですが、まだまだだったようですね。
日本語の勉強からやり直すことにします。
564大沼ユミ:2006/02/15(水) 12:25:48 ID:5VjgbBaV
[別れ]

どうしても 行くの彼女は そう言い 口をつぐむ 東京へ行って歌手になって 成功したいと、満開に咲く桜の樹下で最後の Kissを交わす
565名前はいらない:2006/02/15(水) 13:22:13 ID:jLOzTdFY
>>562
>>560の評価ありがとうございます。
厳しいっすねぇ(笑)テーマはまさしく自己完結的な妄想だったのでその辺は汲んでもらえて良かったと思います。
566名前はいらない:2006/02/15(水) 14:32:10 ID:WeZULez8
ペイント

汚れた街を綺麗にするためには
また塗り潰していくしかないの
素人でもわかるわ 下手くそな画家ね

白い部分なんてもう一つもないわ
キャンパスはもうただのゴミ
567名前はいらない:2006/02/15(水) 16:12:24 ID:Nf3o6kQG
>>563
思えば〜 の一行はもちろんよかったです。
そのためにも 前行で最後の言葉に集約されるものが
あったらすばらしいものになったと、ぼくはおもいます。
568名前はいらない:2006/02/15(水) 16:28:23 ID:Nf3o6kQG
穢れた街を綺麗にするわ
また塗りつぶしていくしかない
素人でもわかるそんなこと
>>566
ぼくの力量なくてすみません。
勝手ながらちょっと改作させていただきました。
こんなかんじになればDくらいにはいくのではないでしょうか。
それ以上はぼくにもわかりません。

穢れた街を綺麗にするわ
また塗りつぶしていくしかない
素人でもわかるそんなこと

もう街には白いとこないね
キャンパスはもうただのゴミ
でもまた綺麗にするわ

わたしは下手くそな画家ね
素人でもわかるそんなこと

作者の訴えたい意図がはずれてしまってたらごめんなさい。
569名前はいらない:2006/02/15(水) 16:43:48 ID:Nf3o6kQG
>>564 すばらしい情景だと思いました。
「わたし」を書かない描写で「わたし」の存在を感じさせてくれました。
C
570名前はいらない:2006/02/15(水) 16:44:37 ID:GAcGxeYl
何かの冗談ですか。。
571残近線:2006/02/15(水) 18:17:18 ID:9lAZHXRo

 時計が止まっているんだね

 始まってさえいなかった

 きっとそのまま終わるんだろう

 いずれ消え行く衝動に

 それでもこの身をまかせたいんだ

 この世の全てが無意味なら

 それはとても誠実じゃないか
572名前はいらない:2006/02/15(水) 18:35:13 ID:VYNus0Qr
書きかけの唄

お気に入りのギター
気付けば傷が付いて垢が付いて
でもまだ 必死で光ってる。
僕の指からギターに繋がる意識
僕は気付けば君への唄を歌っていた。

僕が歌うと必ず君の唄になってしまう
僕は君の唄しか歌えない
誰かの単純なラブソング
でも 君だけの特別な唄

僕は君に笑ってほしいだけ
僕は君のそばで歌いたいだけ
出来るだけ優しギターで
出来るだけ必死に声が
震わした空気は 君に届いたかい?

僕にはできない 
君の耳にはきっと届いた。
問題は君に聞いてもらうこと。
届くだけじゃだめなんだ。

だけど僕はまだギターを持ち続ける
歌い続けてやる
だから聞いてほしい
君の唄しか 歌えない僕の
生きる意味がなくならないように

おねがいします
573than-kin-sane:2006/02/15(水) 18:36:33 ID:GAcGxeYl
oh mama,i will let you know that i am gay.
574572:2006/02/15(水) 18:36:59 ID:VYNus0Qr
わかりにくいですが、
最後の ''おねがいします''  は  ''評価おねがいします''
っという意味で、詩とはかんけいありません。
すみません。   改めて、評価おねがいします。
575名前はいらない:2006/02/15(水) 18:54:24 ID:rASP21mG
聴き飽きた唄
今でも聴いてるよ
意味等関係無い
自分の愚かさ鳴らす鐘
聞こえないようにしてるだけ
576大沼ユミ:2006/02/15(水) 19:38:29 ID:5VjgbBaV
>569
評価ありがとうございました
m(__)m
577ロストン ◆1wA.hCni0A :2006/02/16(木) 00:34:09 ID:9jiXnesp
『恋人』
この僕たちの小さな世界の中で
わずかに許された自由
その制度の元に
僕は君を利用しようとした
さくらんぼのような唇を
カラスの濡れ羽のような髪を
僕はそんなちっぽけな檻に閉じ込めようとした
形のない君の存在を
形で表すようなことをしてはいけなかったのに
雄と雌の関係でさえ
超えてしまえばよかったのに
最後に残ったのは
学生服の淡い残像と
頬を伝う汗だった

578名前はいらない:2006/02/16(木) 03:39:24 ID:L/Q2BCGX
「私生活」

二時寝 六時起き 
ハイハイ綺麗ですね 屑っぽい朝日には渾身のブラインド
土管並みの閉塞感で閉めたつもりになったのに
逃げを許さぬ 義務感かなかな 泣きながら関節にぶち込むオイル
ルンルンな猫はいいな な? な!咥えたオーバートースト消し炭 ぺっ
あーあ 芳醇な苦味 こりゃ猫行き優先切符
プラスチックな空箱 餌箱に似合わん人間様の餌
さあ 遠慮しねえで食えって あれ こりゃ燻製か
カピッたミイラ猫 「合掌w」
家の手前抜けりゃ駅ですよ 最高 勝者な立地条件
ん? 路駐は違法ですよって蹴り入れる 聖人はこうよ
よし 善な行為っぽい あはっ!

…ああ もう駅はすぐそこですね

飛んだ 飛んだ 想定外精神
あなたは通わぬ? プラットホーム
今日の利用者数万人
あなたの隣の経済新聞 美しいほどに逆さまですよ

(評価 お願いします)
579やさしいあくま:2006/02/16(木) 22:09:45 ID:SRTQvzlB
大漁評価GO!
580やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 22:17:49 ID:SRTQvzlB
>>558「絶望の街」
ぶらつくだけじゃなく、この街をどう生きて、何を感じて、どんな夢を描いたか、ここらへんにハッキリと感じられるものが欲しい。
「シンドローム」に辿り着くまで、絶望感にもう一押し足りません。街や人の外観だけじゃなく、何か深いものに絶望して。
「言葉のたまスィ/嘘/空白/勝負の脱け殻」ここに興味を持たせる言葉を選んで遊ぶと面白くなると思います。夜の色彩的雰囲気などあってもよかったかな。D

581やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 22:29:04 ID:SRTQvzlB
>>561「壁」
人生を乗り越えることや困難を壁という比喩を使って表現する人は多い。だがこの詩は違う。比喩として使われていない。
前を向いても壁、登っても壁、壁、壁。下を向けば長い道、そして無意味に思える長い道を振り返り、長かった、と。それだけだ。
隠された暗喩でもないこの壁の役割とは、この道程をひたすら歩いた経緯、意味とは。そういうものがない。
意味のないことに見えて、詩の中の言葉や行動には、何かしら意味や意志があるもの。
たとえば壁をひとつ登ったときの心の動き、2つめを登ったときは一つ目とそれほど変わらなくとも10登ったときは違うだろう。
登ったときの心の動きなり、ラストに入れる壁の観念的なものなり、何かがなければただの出来事。見事にからです。無念。D−
582やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 22:43:54 ID:ooD4BBCZ
>>559「ビター」
イメージできる描写に乏しい。
「穴を埋める」と「あたしの心ふれさせはしない」が矛盾してる(と読み手は受け取ります)。
最後の行には決意を感じさせる運びはない。ふれさせないけど、ふれてほしいと言ってるようには受け取れる。
もう少し意識を確認させるものがないとわかりづらい。D

>>560「片想い」
過呼吸という強いイメージの言葉が目をひいた。使いこなすにはそれなりの強いイメージが必要だろう。そこら辺読んでて一息足りないと思いました。
3連。幻想的なものの、影絵を切り取ったような美しさが足りない。ある意味見せ所なのだから、印象に残す美しさを丁寧に描写しましょう。
構成はちゃんとできてる。D+
583名前はいらない:2006/02/16(木) 22:52:48 ID:j5mQX49r
「指輪」

僕を縛るソレは 間違いなく僕が買ったもの
幸せだった頃の かすかな面影

輝くソレも 目を近付ければ
細かな汚れに 犯されている

僕だってそうだろう 光る日々はもう過ぎていて
あとは外されるのを 待っているだけ

僕を縛るソレは 一種の呪いのように
外れず 重みとなって 意地悪く光る

無理に取ろうとすれば
指が痛み 余計に食い込む

いつだってこうだろう なおさらしがみつくのだろう
本当は怖くて 離れたくないのだろう

ある日 君の指に 輝くソレを見た
光は共鳴して 僕の痛みも少し和らぐ

いじわるな光さえ 美しく見えた

誰だってそうだろう だれかの誇りで居たくて
泣きながら抱きついて すまし顔で輝くよ

笑って泣いている 僕の大切なソレのように
584やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 22:54:04 ID:pam+rGFd
>>562さん、出張乙です。

>>564「別れ」/大沼ユミ
いつも思うんですが、あなたの詩には心情か足りません。情景描写も内容もありきたり。めてひとつひとつの言葉を丁寧に拾ってく作業をしよう。
課題は、詩を書いたら「それはどんなだったか」と思う部分をプラスしてみる。
厳しいが無機質すぎて感動できない。D

>>566「ペイント」
汚れた街に嫌悪する。比喩は一連で十分。わりと有りがちな比喩をひっぱりすぎると、内容が小さく見えてしまう逆効果が。
後半は街を普遍的にとらえていったほうが、街の奥行が増す。
近距離と遠距離(引き)とで両方書くとどんな効果がでるか試してみるといい。D
585やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 22:59:45 ID:ooD4BBCZ
>>571 残近線は名前?
始めの3行は行動の「一歩」を踏み出せない臆病な部分。
「衝動/それは」の具体性に欠け、疑問が残ったままでは話は進みません。その結果はラスト2行に表われてる。
意味が不明瞭なまま全体が機能しないで終わってる。無念。D−
586やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 23:08:50 ID:SRTQvzlB
>>574 はい了解。
>>572 書きかけの詩
以前、まったく同じタイトルの詩をセン5で見た。というのはさておき、
ギターから傷などの細部、そして対比、指から意識へ。出だし好調です。
2連で「僕が歌うと必ず君の唄になってしまう」は光る。
2行目はしつこくて不要に感じつつも、「誰かの〜な唄」はなかなかよいと思いました。
4連で不意に出てきた、「僕にはできない」。「?」が引きづられたまま、4連目すべてが理解不能。
よかったんだけど、4連ですべてつまづいた。流れを整理して、場面転換に気をつけてください。他がうまかっただけにおしい!僕の読解力のなさか。期待を込めて。おまけC−
587やさしいあくま・DX番:2006/02/16(木) 23:19:44 ID:SRTQvzlB
>>570「恋人」/ロストンさん
ポエム大会ではどうも。僕でよければ評価します。
「形のない君の存在を〜してはいけなかったのに」のリアルさがなく浮いてしまったか。
「形のない君の 存在」なのか「形のない  君の存在」なのか、どっちつかずで誤解をまねいている。
ハッキリと「付き合ってる」と言えない関係を無理に境界づけて失敗したのかな。憶測でしか理解できない。
大雑把な概念の多さがかさばった。D

>>578「私生活」
ブッ壊れ具合が気持ちイイ。どんな?って聞かれても、よまなきゃワカンネってくらいに。
語感、流れがいい。評価お願いしますって、低姿勢のギャップがまたくすぐられる。感想でごめんよ。
ストーリーC− キャラクターB センスC− 笑度C+で総合C+
588名前はいらない:2006/02/16(木) 23:57:46 ID:gv4K5/+r
「おにいちゃん」

おにいちゃん どこいくの?
おにいちゃん さっかーぼーる ぼくもほしい
おにいちゃん じゅーす ちょうだい

せなか おっきい
かんじ も かける
はやく はしれる

ぼくは おにいちゃんになりたかった
ままは ぼくをぼくに うんで
おにいちゃん を おにいちゃんに うんだんだろう?

そうなんだ
そうなんだ
ぼくは おにいちゃんが だいすきなんだ
589ロストン ◆1wA.hCni0A :2006/02/17(金) 00:05:48 ID:G9iAh44V
>>587
どうも、こんばんは。
評価ありがとうございました。
これは単純な青春時代の恋心を表現してみました。
私の表現不足でどうも独り善がりな作品になってしまったみたいです。
適切な指摘、ありがとうございました。
精進しますね。
590名前はいらない:2006/02/17(金) 00:41:51 ID:1Y60/zDr
>>423
評価待ちです。
お願いします
591かげや:2006/02/17(金) 00:51:43 ID:n4h7JOmd
詩は初心者で下手ですが評価お願いします!!

「絵の具遊び」

遠く彼方から眺める色彩
何だかとても新鮮でキレイ

ボクとキミの世界が混ざると
どんな色が現れるんだろう

怖いけど楽しみ
そんな絵の具遊び
592大沼ユミ:2006/02/17(金) 01:27:23 ID:ZOpw1OTS
>584
ご指摘、ありがとうございました もう一度、一から やり直してみますm(__)m
593六花:2006/02/17(金) 03:44:57 ID:IoRAyA0n
『切望』

あなたの頬を流れ行く河は熱く
私の胸を浸す冷たい雨を救った

『神様がいるならば
なぜお前が幸せになれない』
うつろな目であなた唄った

とてもあたたかかったのに
一人で生きて行けって
言われた気がした

あなたがいればそれでいいって
わかってほしかったのに

何度でも甘い涙
溶かし合いたかったのに
594名前はいらない:2006/02/17(金) 09:40:35 ID:+a+xfaGa
>>546

タイトル忘れ
「鬱」 です
595572:2006/02/17(金) 23:05:46 ID:s5iF8ixR
>>586
評価ありがとうございます。 これほどいい評価を得たのは初めてです。
僕にはできない   からのくだりは  「僕の気持ちは君には届くかもしれないけど、
君に考えてもらうこと、理解してもらうこと、君に振り向いてもらうことはきっとできないのだろう」
ってことを表現したかったんです。
で、そこから 「でもまだ歌い続けるよ」って所につなげたかったのですが。
もっといい表現を探そうと思います、流れに合うような。

細かいアドバイス、本当にありがとうございました。
596やさしいあくま・DX留守番:2006/02/17(金) 23:17:43 ID:yBAq7SWm
>>583 「指輪」
これは>>572と同じ技法(っていうかな)使ってる。しかもうまい。
結婚指輪とは直接かかれていないが、結婚の契約的役割を指輪に照射して内面を描いている良い作品。
面白いのは「ソレ」の使い方。「縛るソレ/輝くソレ/縛るソレ/輝くソレ」ラストでは「大切なソレ」となってる。気持ちのゆれ動きとともに指輪の見方が少しづつ変化する所。
その効果で「ソレ」が、何度も出てきても不思議としつこく感じないのであーる。
プチドラマもいい。C+
読み応えありました。これくらいの作品が常に出てると評価も飽きないんだけどな。
597やさしいあくま・DX留守番:2006/02/17(金) 23:32:46 ID:yBAq7SWm
>>588 「おにいちゃん」
ウン。かわいいね。でもかわいいだけじゃだめなんです。
ぼくも あにき だいすきです。D

>>423「スモッグ警報」
あー、実はコレ前に読んで飛ばしたんだった。頭で理解しないといけないの面倒だなって。失礼。
感想。一回読んでもわかんなかった。
読みといたキーはこれだけ→
挫折のカーテンを    )
この角部屋から抜け出そう)
後悔全部産業廃棄して  )
なんらかで挫折を抱いて部屋に閉じこもってる。後悔?を捨てて部屋を出るのだが、事故で昇華。
光化学スモッグ警報をものともしない(そんなすごいもんでもないけど)で出るって所に事故じゃなく自殺意識がほんのり表われているのだが、後悔を捨てるという前向きな思考にちょっとあわない。
この詩ほとんどが抽象的表現で構成されていて本当に読みづらい。読者に伝えることをまず最優先させてください。
全部をゴテゴテ飾るより、書くところは書くっていうメリハリをつけないと、作品に生きてこないんだよね。
でないと暗号解読してるみたいで疲れる。すでに疲労困憊です。
そしていいと思える表現もなかった。無念。D−
598やさしいあくま・DX留守番:2006/02/17(金) 23:41:31 ID:yBAq7SWm
>>591「絵の具遊び」/かげやさん
絵の具遊びっていうのがよかったかな。素直なかわいさがある。
ありそうなのに独自性が感じられるのは良いところ。D+

>>593「切望」/六花さん
「私」にとっての「あなた」は大切な人。二人の気持ちには温度差があった。その微妙な感覚はちっちゃいことだけど、相手の気付かないところで感じた「あなた」に対する願いそのもの。テーマはいいよ。
2連、「神様が〜なれない」に説得力が足りないと思いました。
1連の表現は少しありふれてる。D
Dでも良いほうのD。僕のつけるDは結構ピンキリです。
599やさしいあくま・DX留守番:2006/02/17(金) 23:48:45 ID:yBAq7SWm
>>594了解!
>>546 「欝」
「雨が降り/夜が終わり/朝が来る」の流れは、前進する気持ちの表れではない。あくまでも、天候が変わったり、一日が終わることを傍観しているにすぎない。ここに鬱病らしさが表われているのだが、それがなんとも救いのない詩に仕上げている。
エピソードや「私の願い」に具体性がない簡素な作品。欝の無気力な部分だけを書いてる。D

600やさしいあくま・DX留守番:2006/02/18(土) 00:01:58 ID:70qHbYgV
なんか投稿増えてきた???
あくまで過疎板に迷いこんだ浮かばれない作品を減らそうとやってるだけなんで、あんま増えてくるとひとりで回せないな;
601やさしいあくま・DX留守番:2006/02/18(土) 00:04:13 ID:z5xImu34
>>595
なるほどね。そこそこ面白かったです。
期待する所じゃないけど、まじめに評価してるからお礼言われるのはやっぱいいですね。
リアルに好印象じゃないか。とオモタ。またきてください。ノシ
602かげや:2006/02/18(土) 00:55:23 ID:flgHIqsS
>>598
わざわざ評価していただきありがとうございます!!
無駄な物を付けないようにしてたら、
詩かどうか微妙な位短くなりすぎてしまいました。
今後は無駄な物が付かずに長い詩をつくれるように頑張ります!!
603六花:2006/02/18(土) 02:44:59 ID:Au7Z1VA4
>>593
やさしいあくまさん、評価ありがとうございます。
すごくためになるご指摘でしたm(__)m
604名前はいらない:2006/02/18(土) 07:41:06 ID:aoU2wVfd
>>597
ちょっと評価があっさりしててびっくりしましたW
本スレではCをもらえたけど 、また人によって違うんですね
可愛さというより幼い頃のマジの詩でした
605名前はいらない:2006/02/18(土) 09:56:59 ID:Bypkfsyz
「無題」

嗚呼 夜が明けた
僕等の街を 彼は真っ赤に染めて
息を潜め泣いた 指折り数えた 始発の朝
嗚呼 きっと君は
僕等の事を 忘れるだろう
髪を撫でながら笑う 君の仕草は 絶対忘れないよ

木製の不恰好な椅子に座り
少し温かい 缶コーヒーが 僕を慰める
振り返れば 思い出だけが渦を巻いて
ただ僕は 遠ざかる君に手を振った




606やさしいあくま・DXで留守番:2006/02/18(土) 09:58:35 ID:70qHbYgV
おはようございます。
>>604
やっぱりそう思った;?
実はマイナス面がひとつもなかったんです。文も丁寧だし、流れも悪くない。子供の目線で書くと自然に文章は丁寧になるよね。
ごたごたした詩を書きすぎたときは見習って試してみるといいなと思いました。僕もそれやった時、脳内がリフレッシュされてスッキリしました。
評価は人によってイイと思うツボが違うのでCでもいいと思う。
にーちゃん愛されてていいね。フフ
607名前はいらない:2006/02/18(土) 11:38:09 ID:aoU2wVfd
>>604
わざわざ返事まで書いてくれてありがとう
読んでくれただけでも嬉しいのに
色々、勉強になります
きっと頭いいんでしょうね!
あっ、ちなみに兄は一度も自分を振り返る事のない人だったんです
今も家族と喧嘩して出ていってから、会うことは少ないです…
って長いし、短文だと重くみえるのでやめときます笑
でわ
608やさしいあくま・DX番:2006/02/18(土) 12:15:36 ID:lZjl9R/h
>>607
えっ頭は普通・・・(ボソ
評価はやってみるとそんなに難しくないよ。評価人の新人は叩かれる傾向にあるのは仕方ないとして。
兄弟だけでも仲良ければいいよ。
僕も雑談失礼。
609やさしいあくま・DX番:2006/02/18(土) 12:35:18 ID:lZjl9R/h
>>605「無題」
駅とは別れをイメージせるのに割りとありがちであるが、わざとらしく駅とかかずに「始発の朝/木製の椅子/缶コーヒー/遠ざかる君に手を〜」で読者にイメージさせてる。
「指折り数える」には待遠しいというニュアンスがあると思うのは僕だけかな・・。
2連目を注意深く読むと、疑問が浮かびます。1連で「僕等」といったので、旅立ったのは「君」だと思ったんですが、2連目だと「僕」だけになり、「椅子に座り」、「手を振った」のは「僕」で、旅立ったのは僕ということになります。
ちょと推理小説みたいになってきました。僕が駅に残されたほうなら、椅子に座って手を振るのは不自然だし、かといって、車内に木製の椅子(座席)にするにも時代を考えなくちゃならない。
なんとなく田舎の雰囲気はうかがえました。・・・この件は後で教えてください。
「少し暖かいコーヒー」というのが良いね。寒さや時間経過をそれとなく伝えてる。
このまま評価しますが、不満なら再評価を希望してください。
ありきたりな舞台をうまい描写でカバーしている。君と僕等(僕)の関係がもう少し分かると、僕等と僕をわけたときに読者はついてこれるハズ。 D
610名前はいらない:2006/02/18(土) 15:11:24 ID:AgCUWJB6
詩中心のブログやってます。
アドバイスお願い致します〜m(_ _)m

http://blog.drecom.jp/under_sky/
611名前はいらない:2006/02/18(土) 15:13:42 ID:6eY4Z+oy
>>610
モラトリアムからの脱却を図ることです。
「好きな本」に詩集がないのにも「?」。総じてE。
612名前はいらない:2006/02/18(土) 15:31:15 ID:AgCUWJB6
なるほど( ;´・ω・`)
ありがとうございました〜m(_ _)m
613名前はいらない:2006/02/18(土) 15:31:15 ID:6eY4Z+oy
人の話聞いてないね。
614名前はいらない:2006/02/18(土) 15:32:54 ID:6eY4Z+oy
はい。
615名前はいらない:2006/02/18(土) 15:50:01 ID:t/01ihAq
詩ってさ、自分に酔ってないと書けないよね
でも、その酔った自分を「バッカじゃないの寒すぎるよ自分!」
っていう凄く冷めたで見られるようになった時初めて
人に見せられる詩を書けるようになると思う
616名前はいらない:2006/02/18(土) 16:57:39 ID:1QPqOxFe
「体操」
西に行く為にサボテンよ、散れ。
インディゴブルーが似合う女がもうすぐ
市民になるんだ。
昔、兄さんがレインボウと
少し火曜日の真面目さを
本当はそう、蓮根でも
何でもいい気はしていたんだけど
とりあえず、混ぜたいからあげるよ、って
苦しそうに小さく羽ばたいた
私はきっと、間違わないように見ていたんだけど。
要するに
空に信じられるのは、やめなよ
あと、ドレーピングも
ラヴリー、のヴ、みたいに。
黄緑!
あのこは間違っていなかったんだ
糞みたいな群青の向こうに鮒を見たって
だから私はXを連打する。

オウ、イエア
嬉しくなって目の中で、跳ねた。

黒澤さんという地元の
黒犬飼ってて
背は真ん中ぐらいだったひと
メイアイって叫んだ?
セニョリータオブ懸垂。
Xをいっぱい押すことはクエスト
夫人の夢のなかにちょっと二人で
あるいは懸垂で。
617やさしいあくま:2006/02/18(土) 16:58:06 ID:z5xImu34
それで?
618616:2006/02/18(土) 17:05:43 ID:1QPqOxFe
sage忘れました。すいません。
619名前はいらない:2006/02/18(土) 17:26:03 ID:6gEgMCca
ここ読むと才能がないやつだけしか詩書くことにに興味ないとさえ思えるな
こんなもんなんかな。
620名前はいらない:2006/02/18(土) 20:17:26 ID:AgCUWJB6 BE:242070454-
っていうか何様?
621名前はいらない:2006/02/18(土) 20:42:32 ID:ailvM3N2
>>620
詩板で宣伝行為をするよーな
常識のない奴が言う言葉じゃーないわなwww
622名前はいらない:2006/02/18(土) 21:11:24 ID:jrkVy9ZN
>>620
馴れ合いたいだけなら、御自分のBlogで、賛同者を募った方が有意義ですよ。
類は友を呼ぶ、とも言うし。少なくとも、私は誠意を持って答えました。
先ずは自意識の変革に努めるべきだ。メタンガスを放つ「青春」の集積物なんて、
今時、よっぽどの馬鹿しか喜んでくれませんよ。精進するがいい、マヌケ。
623やさしいあくま・DXの留守番:2006/02/18(土) 21:17:10 ID:70qHbYgV
>>617>>615宛てです。
>>615の詩は僕が評価するので即席で作って今日中に投稿すること。
624名前はいらない:2006/02/18(土) 21:35:17 ID:ksse0da+
「接吻(くちづけ)白書」
二人が始めて接吻したのは 忘れもしない去年の夏祭り
顔を赤らめて慌てふためいて やたらと君はふるえてばかり
そのあと二人で暮らすようになって 小さな下宿で接吻したね
接吻の最中 君は幸せそうに笑いだすので白けてばかり
そんな君との接吻白書は 誰もが羨む愛を作った
女は顔じゃないねと僕が言えば 君は笑ってふくれて泣いた

君はふるさとの先生に決まって 就職決まらぬ僕を気にしてた
くちびる重ねたら君はすがりついて 離れたくないと涙をこぼした
学生最後の夜を祝って お酒を飲んで接吻したね
迎えに来なけりゃおまわりさん呼ぶぞと 君は精一杯強がり言ってた
そんな君との接吻白書は 誰もが羨む愛を作った
一日も早く君を迎えに行くから お嫁になんか行くなと指きり
一日も早く君を迎えに行くから お嫁になんか行くなと指きり
625名前はいらない:2006/02/18(土) 21:47:46 ID:ncmlUlp8
「せつない思い」

寂しいとき あなたがそばに居ると安心する

楽しいとき あなたがもっと楽しませてくれる

それでも私は悲しかった 
626かげや:2006/02/18(土) 22:02:03 ID:CuSyBvOX
<<591を評価していただいたかげやです。
また評価していただければ幸いです。

「共通点」

遠い遠い地

静まる密室
水飛沫だけが奏でてくれる夜

キミも同じことしてるかな
温まりながら冷める身体
一人じゃないボクは独りになってる

いつもと同じことしてる
今日のキミは少し近い
涙少し減ってくれる
627615:2006/02/18(土) 22:20:09 ID:t/01ihAq
>>623やさしいあくまさん

私の詩はいつもあなたに拾われます。
私の今までの詩は
>>412ピアノC+
一つ前の本スレの900薔薇C
あと現行本スレの119、こどものおやつも私です。
IDがこのスレ>>615と同じですから。
駄作ですが宜しければ辛口評価して下さい。

私は詩集を読んだ事は殆どないですし
聞いた事があるのも誰でも知ってる谷川俊太郎位です。
ここに投稿したもの以外ろくに詩を書いたこともないド素人です。
>>615はそんな無知な素人がただ垂れ流した独り言なんです。
気に障ったならすみませんでした。
628名前はいらない:2006/02/18(土) 22:28:30 ID:6DioCJWF
    「さみしいこうふ ゆううつ せいほうけい ふうこいしみさ」



    テレビで今日の運勢死ね新しい出会いが工場で勤務してるのにねー
    だろこのうん30代後半のおばちゃんと出会っても恋の予感より今
    日のテレビ局は何もわかって玄関を出ても憂鬱日常生活の残骸ゴミ
    捨て電車にのるけど帰りた中吊り広告に目を向ける女子高生の股間
    にハァ谷崎潤一郎も言ってました何を何も生きた掻いた恋したして
    ない本当は何も考えてませンてへ?焼酎100年の孤独ガルシアマ
    ルスは本当に偉大な作家だったとは思わな23歳で童貞って素敵?
    いやそんなこと聞かれても今日の天気は雨関係なタイムカードウィ
    ーンウィーンガチャンガチャンプレスたまに股間もプレウィーンウ
    ィーンガチャン小澤はオペラに向いてなウィーンウィーンガチャン
    鉄工場車の部品ネジ頭のネジ誰かつけかえウィーンウィーン昼食は
    サンドイッチハムカまずいサラダ食いた同僚と話す話題に困生きて
    るの?君は生きて?朝見た占いが当たるなら新しい出会い風俗でも
    ウィーンウィーンプレス一緒に手をプレスしてもらえば少しは楽し
    い気分になるかウィーンウィーンプレス自分の顔面をプレタイムカ
    ード帰宅夜街頭何をした?何も。生きた書いた恋し風俗街呼び込み
    素敵なハゲ誘われるままにレイカちゃ一時間2万円ウィーンウィー
    ンプレスドアを開けると吐き気がウィーンウィーンウィーンウィー
    ここは職場じゃないウィはじめましてレイカで誰も聞いてない大佛
    ですと名乗騎乗ちょまやめマウントポジション猪木の真似警察口を
    塞キスは素敵な感触本当嘘嘘レイぷりんが食べたい子供の頃は夢が
    赤レンジャーになりたいって幼稚園の卒業文レイぷりんが食べたい
    母ちゃんは離婚した親の仕送りなんて微々たる腰が曲がっているチ
    ンコは左曲ウィーンゥィーン仕事のくせやめて?やめないうぃーん
    仕事のくせ中出口ありがとうございました新しい出会いなんて2万
    円家に帰っても一人ウィーンウィーン将来ってウィーンウィーンう
629ウタビト:2006/02/18(土) 22:53:45 ID:XgoR5Sp7

追いかけても
追いかけても
君には届かない

手を伸ばしても
どれだけ遠くに走っても
君には届かない
まるで鬼ごっこをしてるように
君には届かない

だから僕は君を眺めていることにした
630名前はいらない:2006/02/19(日) 00:15:52 ID:3z5O+PFO
「夕日」  

夕日がぐんぐん進んできて
手足がもがれて
目をつぶっている

後ろのほうまで
夕日が転がっていって
みんなころころ転がっている
楽しそうに夕日につまづいている
631名前はいらない:2006/02/19(日) 01:02:57 ID:xRu1gbdM
ここは自由批評のようなので、批評、というような大仰なものは書けるような
立場ではありませんが、書かせて頂きます。
>>624
D+
情景のはっきりした詩。しかしかえってそのはっきりしすぎた所が、
修飾の少ない潔い文体を、やや味気ないものにしてしまっているような気がします。
読み手の感情に訴えかける方向を目指すなら、やや含みをもたせる、ぼかすなど
した方が、より甘酸っぱい青春の恋愛を豊かに表現できるかもしれません。
ラスト3行目の「そんな君との接吻白書は 誰もが羨む愛を作った」はいらないかも
しれません。ラスト2行のリフレインは効果的。

>>625
D
うーん。目を通して「それで?」となってしまう。引っかかりが弱い。
3行詩は難しいです。この作品は3行目にその引っかかりを持ってきたようですが
その引っ掛かりがあまりにも詩歌において使い古されてきたもの
(恋愛における、満たされているはずなのに満たされない・・・みたいな感情)なので
どうにも、素通りされてしまう作品になってしまう。
この「せつない思い」を主題にするには、読み手の想像がかきたてられるような
バックにあるものが見えてこないと難しいかもしれない。
632名前はいらない:2006/02/19(日) 01:32:08 ID:xRu1gbdM
>>626
D+
「温まりながら冷める身体
 一人じゃないボクは独りになってる」
この2行の呼応する関係(温まり-冷める、一人-独り)は主題に則った
表現として詩歌の基本を抑えていて、この作品の中盤をとても座りのよいものに
していると思う。
ただラスト1行「涙少し減ってくれる」の「涙」にかかる助詞をあえて省いたのは
あまり効果がないかもしれない。こういった技法はラストよりもやや前に持ってきて
ラストはきっぱりと、きっちりと締めるほうが作品に芯が通ると思う。

>>628
C
個人的に自分と作風が合い通じるものがあって好きなのですが、いくつか気になった点を。
名詞多働の作品ですが、その羅列のなかにもある程度リズムを持たせる事を
意識すると、もっと作品自体が引き締まってくると思う。
あと、固有名詞の与えるパワーが弱い。せっかく固有名詞を用いるところは
もっと意外性のあるものを選択したほうがいいと思う。
こういった作風のものはところどころで見せる「突拍子のなさ」が大切。
抑えるとこは抑えて、出すとこは出す。バランスを意識すべし。
633自らのサイトから投下:2006/02/19(日) 09:57:27 ID:89xAIUre
《無題》

音楽が聞こえる
貴方の頭の中で作りだす詩が愛おしくて仕方がないの
気付けば音楽終わりそうだし
チョコを一欠けらにぎりしめて貴方の詩をずっと待ってるから

甘い甘い偽善な香りに酔わされる前に

どうか早くあたしをその手で引き上げて
『あぁ心地良い』
上にあがれば 後は浮かぶだけなんです
『愛おしい』

空中がピンク色のパラダイス


…………あ
音楽が終わった

現実に戻される5秒前。


評価お願いします
634名前はいらない:2006/02/19(日) 11:08:36 ID:OLSDmhlI

君が疲れて、しょげているなら
瞳に涙があふれているなら、僕がすべてふいてあげる
君のそばにいるんだ、辛い時だって
友達が近くにいなくても
荒れた海にかかる橋のように
僕が体を横たえるから
 
君がうちのめされ
道で立ちすくんでいて
ひどい夕暮れになったら
慰めてあげるよ
君の代わりになる
暗闇が襲い
痛みでたまらないなら
荒れた海にかかる橋のように
僕が体を横たえるから
 
銀の少女よ、出航するんだ
ついに君が輝く時が来た
夢がすべて実現するんだ
その輝きを見てご覧
もし友達が必要になったら
僕が後ろから船を漕いでついていこう
荒れた海にかかる橋のように
君の心に安らぎを与えよう
635ちょこみるく ◆24rBuqlWN2 :2006/02/19(日) 13:40:33 ID:bwVbg4re
【創作】

自分の思考を肯定しようとする本能的欲求と
絶えず自分の思考を狂気だと否定する理性。
情念と理性が常にお互いを打ち消しあい、
私という人間が耐え切れず壊れていく。

作っては消し、消しては作る。
そして作った先から狂気だと頭の中で囁くものがいる。
一体どっちが狂気なのだかわからない。

吐き出す思考はもちろんまともとは言い難い。
しかし、それを片っ端から否定する思考もやはり狂気。
破壊的欲望と理性を気取ったニヒリズム。
絶えず打ち消しあっている二つの狂気が私を壊す。
636名前はいらない:2006/02/19(日) 14:11:53 ID:+Ej/8VmG
ゆきどけ


まるで違う場所みたい
無くなってしまえば少し寂しい
冷えた蛇口が鉛色に光れば
この世は少し低くなる

いつまでもツートンカラー
白く染まったカーブミラー

遥か遠くの頂きに
昨日の名残を感じてる
知らない道ではないけれど
全然べつの道のような

このままリヤデフォッガー
曲がってしまったガードレール

野良猫が歩けば思い出す
凍った雲には別れを言おう
渡り鳥が夜空を切り裂けば
誰かがドアをノックする

雪がとけたらあの橋へいこう
今度は僕が誘うから
637名前はいらない:2006/02/19(日) 14:21:56 ID:pFHGseU3
「リスカ」

僕の手首からは
血が流れる
日に日に増えてく

親からもらった
その体に...

気付いてもらえない
僕にとっては
これが生きてる証なんだよ

誰か気付いてよ
638かげや:2006/02/19(日) 14:59:18 ID:dgiLUHrc
>>632
評価していただきありがとうございます。
>>「温まりながら冷める身体
 一人じゃないボクは独りになってる」
この2行の呼応する関係(温まり-冷める、一人-独り)は主題に則った
表現として詩歌の基本を抑えていて、この作品の中盤をとても座りのよいものに
していると思う。

そうなんですか。
そういう表現方法、全然意識してなかったです。
何となく頭に浮かび上がったって感じでした。

最後の締め方は確かに甘かったですね。
これからは気をつけます。

それで、今後の参考のために・・・
もしよろしければ、この詩の背景に何が浮かび上がったか教えてくれませんか?
背景はありますが、結構抽象的な表現だったのでもしかしたら
読み手には違う背景が浮かび上がるんじゃないかなって思ったもので・・・
お願いします!!
639名前はいらない:2006/02/19(日) 15:09:53 ID:vmpG3pfL
なにかある

でかい地球をこんなに
無駄にして
1%も使えず消えてしまうのだ

目と耳で感じたこと
それだけで生きてきた
嗚呼 まだまだ 感じたことのない
感動がこの世界に落ちてるはず

いじめとかじゃなく
人殺しじゃなく
騙すわけでもない
他に何かある 感じること必ずある

周りにあわせて 無駄に笑ってる
周りにあわせてて あいづちだけしてる
あれをすれば ダサいとか
あれをすれば 格好いいだとか
平凡な人間は決めつけてきた

けじめとかじゃなく
わがままでもなく
騙すわけでもない
他に何かある 感じること
640名前はいらない:2006/02/19(日) 15:33:10 ID:UBEhnbRS
639
良い!!
641名前はいらない:2006/02/19(日) 15:49:46 ID:vmpG3pfL
>>640ありがとん( ゚д゚ )
642名前はいらない:2006/02/19(日) 21:12:46 ID:wNMvFBtR
「価値が色褪せても」

気付くと
冷たい灰色の風が
胸に響いていた
「好き」
の言葉
もう言えない
言っちゃあいけない

誰にもない宝物は
あると思い込めない
甘い匂いのする花のような
二人だけの世界を
あきらめる

小雨
一枚の絵のような
風景が霞む
胸の痛みと憎しみを
もやもやした気持ちが
とかしていく
643名前はいらない:2006/02/19(日) 21:13:37 ID:wNMvFBtR
雫から光へ

ゴールが霧で覆われた道
今ここが
永続するのなら
溜息をそっと

モノは
そして人々の笑顔は?

もう「なんだっていいんだ」

何度も心の門を叩く
冷たい灰色の風が吹く
644名前はいらない:2006/02/19(日) 21:15:32 ID:wNMvFBtR
改行の問題が起きたので、詩を二つに分けました。
評価お願いします。
645名前はいらない:2006/02/19(日) 21:27:17 ID:hAtqcgTK
七夕

空に広がる大河に
いつから人は
願いを求めるようになったのだろう

それが絵空事だったとしても

短冊には毎年零れる程の願い事と
それを信じる人で溢れかえるのだろう

そんな事を思いながら
今年も星に願いを込めている
646名前はいらない:2006/02/19(日) 21:57:24 ID:R8DXYXLZ
言葉は
とても深くて軽いもの
一つの言葉で人を活かしも殺しもする
時には人を八つ裂きにすることさえ容易いもの
一度流してしまえば二度と戻ってこない
そう川の水のように
とても悲しくも美しくて不思議なもの


あぁ
なんて事だ
僕の心は君によってズタズタに切り裂かれてしまった…ボロきれになってしまった
どうしてくれるんだい
僕の心をこんなにしてくれて

呪ってやる

何て
この僕が言うはず無いじゃないか

だから

僕を許しておくれ






(実は全部英語ですが打つのが面倒臭いんで翻訳の方にしました)
647名前はいらない:2006/02/19(日) 22:12:13 ID:ccTgDFm8
『最高にダメなドラキュラさん』

午後1時、万年床から起き出す
カーテンを開けると甘ったるい光がさしこみ、ダルさに拍車をかける
どうやら俺は吸血鬼になったようだ
欲しいのは朝食ではなく、心を満たしてくれる何か

外が暗くなると頻繁に外に出る
人通りの少ない道を好んで歩き、ひたすら空想にふける
どうやら俺は吸血鬼になったようだ
闇は俺を優しく包み、世界と俺を同化させてくれる


光は嫌いだ
見たくない事が見えてしまうから
愛が嫌いだ
愛と憎しみは表裏一体だから

しかし、本当に必要なのは光であり愛であるのだと
俺の中の俺が言った
決して孤高の一匹狼ではなく、逃げているだけの負け犬なのだと
俺の中の俺が言った

するといつも、俺の中の俺は、俺の中の吸血鬼に血を吸われて消えてしまうのだ
たぶん、心の奥に引っ付いる黒くて粘っこい何かは俺の残骸だろう


午前2時、万年床に入る
ひたすらマイナスに向かった一日に終わりを告げ、長い眠りにつく

どうやら俺は吸血鬼になったようだ
648名前はいらない:2006/02/19(日) 23:58:08 ID:YCnFJLJX
暗くなり始める町の中
カレの腕にひっつき歩いて
きれいな袋を片手に持って
嬉しそうな顔してるね。
何を買ってもらったの?
何かいいことでもあったの?
今のあなたは、何がそんなに嬉しいの?

こう、目で私に語りかけた
ガラスに映る、私の姿をしたピエロ

ピエロがよりそうとなりのヒトは
私が化けた、ピエロの私。
649647:2006/02/19(日) 23:58:42 ID:ccTgDFm8
訂正:引っ付いる→引っ付いている
650超鳥 ◆EafmCoLzWA :2006/02/20(月) 00:15:08 ID:78iyUnZy
芸術なんてものは所詮いつかは枯渇するわけで

それでもオレのフェイバリットはいつまでも尽きないわけで
651632:2006/02/20(月) 16:30:10 ID:iY8r8FMO
>>かげやさん
そうですね。
私個人の勝手に抱いたイメージですが、遠距離恋愛の心情の詩と感じました。
まだ遠距離恋愛期間の短いカップルを想像しました。
652かげや:2006/02/20(月) 21:30:09 ID:iF9Hnlv4
>>651
答えていただきありがとうございます!!

やっぱり読み手にはそう伝わりますよね・・・
これ、高校の修学旅行のホテルで夜にシャワーを浴びてるときに
考えたものなんです。

「好きな人が同じ学年の違うクラスで普段から共通点が少ない・・・
各部屋が就寝時間近くでシャワーを浴びてるとき・・・
意味なく下らない事だけど、ちょっとした共通点があるような気がして、
ほんの少しだけ嬉しい気がした・・・」
なんて、物凄い私情的な詩でした。
絶対伝わるわけないですよね(笑)
遠距離恋愛か、エロ系にとられるような気がしてたんです(笑)
やっぱり詩っていうのは難しいですよね・・・
キレイな表現で、読み手に伝わるように、しかも独自性で・・・
ホント、プロの詩人って凄い域の人達なんですね。





653つるひ:2006/02/20(月) 21:46:37 ID:tdlO+Mwu
『重症』

咳が止まらない

喉が痛くて、肺が苦しい

立っていられないくらいそれは重くて

意識が遠のきながら、溢れる涙を拭う

死ぬのってこういうときかなぁって

少しだけおもったりしたけど

まだあなたが居る


まだ死ねない


***
失礼しました〜
654チョコミント:2006/02/20(月) 21:56:28 ID:56aPMMSy
『色』

灰色の世界

真っ黒な大人

色を添えるのは

紅い血だけか?


あの古い空

いつか見た色

思い出しては

マホロバに泣く
655チョコミント:2006/02/20(月) 21:58:04 ID:56aPMMSy
『色』

灰色の世界

真っ黒な大人

色を添えるのは

紅い血だけか?


あの古い空

いつか見た色

思い出しては

マホロバに泣く
656651:2006/02/20(月) 22:14:19 ID:iY8r8FMO
>>かげやさん
>キレイな表現で、読み手に伝わるように、しかも独自性で・・・
ホント、プロの詩人って凄い域の人達なんですね。

キレイな表現も、読み手への伝わりも、作者がそれを求めるなら必要かも
しれないけれど、それがなくても私はいいと思う。
だって本当に読み手に情景や状況を伝えたいだけなら、あえて「詩」という
形式にせずに「文章」にすればいいだけなのだから。
でもかげやさんは創作の形式に「詩」を選択したわけだから、詩でなければ
できない事、詩であるからこそ活きることを見いだし創作して行かなければ
せっかくの詩の意義がなくなってしまいます。
詩、というのはいちばん難しい文学表現かもしれません。
なにしろノールール、なんでもあり、作者が「これは詩だ」といえば詩になる。
だからこそ、文章やその他の表現では活かしきれない心情や情景を、詩で描くべきなのだと
私は思っています。
独自性は必要。
キレイで上手い、けどちっとも面白くない詩が、世の中にはゴロゴロしています。
ある意味、飛び抜けた独自性さえあれば、技法も、修辞性もなくても
「すごい!」と思わせるものが作れるのかも知れません。
お互いがんばりましょう!
657やさしいあくま:2006/02/20(月) 23:12:18 ID:hOAhbpQI
評価人サン乙!
しかし投稿増えましたね;ドキー!
658やさしいあくま・DX番です:2006/02/21(火) 23:12:52 ID:PxJZo+lS
さて、できるかぎり評価していきます。12時迄に終わるといいな。
659やさしいあくま・DX番です:2006/02/21(火) 23:23:11 ID:PxJZo+lS
>>616「体操」
ごめん苦手分野です。
ある程度の方向性がないと読者は「?」となる。伝わるように書くのか、それとも断片的にとらえたものをリズム、語感重視で奔放に書いて遊んだほうが面白い。
文字で遊ぶのと、意味をまるで分からなくさせるのは違う気が。
うーん。あんまりいいこと言えないし、評価もしにくい。
感じたままで良いならD。

>>接吻白書
出来事を綴っただけに感じる。
「誰もが羨む関係を作った」は主観ではなく、あくまで自分のなかでまとめてしまったもの。
直で書かれると、なんだか興醒めしてしまう。反復の効果もあまりない気ガス。D

660やさしいあくま・DX番です:2006/02/21(火) 23:36:17 ID:PxJZo+lS
>>627
僕は615の発言は自分だけでなく他人の詩も馬鹿にしてると感じました。
少なくとも僕は人の作品を評価するとき敬意を払ってるつもりです。だから評を書くときは罵倒したり否定したりしないように言葉遣いに気をつけてる。
卑下してるのかもしれないが、評価させる作品に駄作です、と自分で言ってしまうのは失礼だと思う。
君は>>412や>119(本スレ)みたいな詩を書けるのに、自分の作品に否定的なのは残念です。
まぁ、こういうのは多々あることだと思って気にはしないので、投稿はいつでもどうぞ。僕が毎回評価するとは限らないいけど。
書きたいと思う欲求、やっぱそれは好きなんじゃないかなと思う。どっか照れ臭いだけで。
と、都合のいい方にひっぱってみる。
661やさしいあくま・DX番です:2006/02/21(火) 23:55:50 ID:T4jVw4ek
>>629虹/ウタビトさん
改行もカッコもないですが、虹はタイトルですよね。
シンプルで面白い。最後の一行が効いてる。D+かC−か。C−!

>>630 夕日
表現がなんかプロっぽくて面白いと思ったんですが、「手足がもがれて/つまづいてる」とか飛躍しすぎて読み解けませんでした。ウム。すいません。

>>635 創作/ちょこみるくさん
これだけの題材で話を推し進めるなら、もうちょっと早い段階で話を煮詰めていかないと、読者は途中から飽きはじめてしまうと思います。
壊れていく(1連)、私を壊す(3連)、3連目のほうには状態ではなく、結果を書いて欲しいとも思いました。D+
662やさしいあくま・DX番です:2006/02/21(火) 23:58:51 ID:T4jVw4ek
>>636 ゆきどけ
主観が所々ぶれている。正直、どういう詩なんだろうと思った。
読み手に何を感じさせたいのか、作者の意図をどう読ませるのか、伝えることを大事にしてください。D−
663やさしいあくま・DX番です:2006/02/22(水) 00:01:50 ID:T4jVw4ek
>>637 リスカ
「生きている証人/気付いてもらえない」この辺りを深くとらえてください。
語り足りなさは読み手に伝わりにくいと思ってください。ギリギリD


664やさしいあくま・DX番です:2006/02/22(水) 00:12:19 ID:h1X0drjt
>>639 なにかある←立て続けて悪いんですが、コレタイトルですよね。
1連、普通は「1%も使えず消えてしまうのだ」ではなくて、使いきる方をイメージするのだが、「使えず」とするのなら、それがなんなのかを具体的に示したほうがいいと思います。
使えず消えるのは物質的なものなのか、観念的なものなのかハッキリさせたい所。
感じることの予感がわくわくさせます。身近な秩序に嫌悪する言葉が出てくるが、焦点はそこではない。全体をひっぱってる「何かがある」この言葉が秩序めいた部分を逆にユーモラスに描いている。D++かC−あたり。
665やさしいあくま・DX番です:2006/02/22(水) 00:21:29 ID:ge2VjRxO
>>642-643
1連の「好き」で出てくるタイミングがうまいと思いました。(小雨 も)
後半(643)から主題を見失ってる感じに見えます。男か女か、主語は一度も出てこないけど、男の視点だと感じた。(ので以下、彼とする)そこから彼の行方が気になりました。
というのも642では彼の内面的な所。そこから外れて、内容がひとり歩きしてる。
ゴール道永続「モノは〜人々のは?」この言葉はどうして出てたんだろうと思った矢先に主人公の唐突な言葉。違和感を感じる。

内面的な心の世界をじっくり書き上げるとよかったと思う。途中まではよかった。マイナス面が目立って。D
666やさしいあくま・DX番です:2006/02/22(水) 00:24:19 ID:ge2VjRxO
>>645 七夕
そういわれると不思議な現象ですね。多くの人が星々に願いをかけてる。
きれいにまとまった詩です。人によっては普通(D)と思う人もいるでしょうが、4連目で自分に視点を戻すところがうまいなと思いました。C

667やさしいあくま・DX番です:2006/02/22(水) 00:29:03 ID:h1X0drjt
>>647 「最高にダメなドラキュラさん」
1連目の入り方がいいですね。ただ、2連と最終連の「どうやら俺は吸血鬼になったようだ」は、頭に残る言葉なだけに、2度3度の説明は不要かな、と思いました。
最終連には吸血鬼っぽい言葉が欲しいとおもいました。タイトルはひょうきんすぎる。
5連の表現は好きです。D+
668やさしいあくま・DX番です。:2006/02/22(水) 00:35:07 ID:ge2VjRxO
>>653「重傷」/つるひ
最後の2行を言うために作られた気がするのは、内容が薄いからだろう。
こう簡単にかかれてしまうと、表現したいものとは裏腹に軽く見られてしまう。
2行のために安易に重傷をくっつけて極限の状態を作っただけなんじゃないか、と、作品を通り越してそんなことを考えてしまう。D−
669615:2006/02/22(水) 01:32:04 ID:Q6EUQSy7
>>660やさしいあくまさん
やっと反応を貰えた!
何を言われるのか気になって夜も眠れなかったお!

私は元々卑屈で皮肉屋なので
よく考えもせず人を貶す様なことを言ってしまうのです。('A`) 反省
自分の作品を卑下するのも結局自信がないからです。
でももうそういう汚い真似は辞めて堂々と言います。
本スレ298も私なので是非読んでね?
670トム:2006/02/22(水) 12:17:49 ID:pz2iyYbd
>>667
やさしいあくまさん評価ありがとうございます。
たしかに「どうやら俺は吸血鬼になったようだ」はしつこいですね。

タイトルはインパクトを狙ったつもりでしたが、
逆に全体を薄くしてしまったのでしょうね。
671隣の半魚人:2006/02/22(水) 23:32:09 ID:KcjQ5PRp
一人になると奥からこみあげてくるよ 出たい 逃げたい 知らないうちに涙がでてる いい加減この手離して?あなたのせいで泣いてる 離してくれたなら、変われる
672名前はいらない:2006/02/23(木) 00:35:49 ID:Lq/VDbym
僕が僕であるため僕は僕になる 僕が僕を征し僕の僕を僕へと変えていく そして僕が僕に形成され滅びゆく僕から僕を拭い去る 僕は僕を為し亦僕の為し得ぬ僕を僕に投げ掛ける 僕が僕であるための僕と僕の僕だけの日々に
673黒胡椒:2006/02/23(木) 01:51:24 ID:hvXDkaoa
645七夕のものです。やさしいあくまさん、評価ありがとうございます。世の中不思議な事が多いですね。考えるときりがないし 答えもでませんが、色々考えてみるのがなかなか好きみたいです。
また書きますのでよろしくお願いします。
674神秘のチューナー:2006/02/23(木) 02:04:28 ID:70ALNbTD
DNA:



蒼を泳いで目を覚ます
蒼に産まれて目を閉じる

綾に連なる鎖の波が
遥かな時の蒼を繋ぐ

あなたの時を孕ませて
私の碧で目を覚ます
あなたと私の糸を紡いだ
碧に抱かれた小さなあなた

重なる記憶を編み上げた
私の中の母なる海よ



675上っ面(1/2):2006/02/23(木) 02:12:08 ID:g2py8lmL
改行にひっかかってしまったので2つにわけました。
初投稿です。評価の程、よろしくお願いします。



「上っ面」

ある日私は小さな罪を犯した
小さな衝撃
それまで自分はまじめだと思ってた
私は罪をつぐなおうとして
クラスでいじめられていた彼女と付き合った
結果としてクラスから私もいじめられたけど
それは罪に対する罰だと思って耐えた
676上っ面(2/2):2006/02/23(木) 02:13:23 ID:g2py8lmL
ある日のこと彼女をいじめていたクラスメイトが
彼女を仲間に加わるように呼んだ
彼女は私を横目で見ながらすんなりついていった
その時の私の感情

しょせんクラスメイトは私の選んだ人達ではないんだから
気が合わなくてあたりまえ

自分も周りももう信用できなくなった
それから人とは上っ面だけのお付き合い

何十年と時間がたち
ある日友人達に小さな罪をうちあけた
するとみんなやっていたという

小さな罪に対する長い罰
上っ面な生活
もう時間は帰ってこない
いまだに自分も周りも信用できない
あの時自分がまじめだなんてなぜ思っていたんだろう

既にあの時から上っ面な生活をしていたのだ
677名前はいらない:2006/02/23(木) 20:12:21 ID:6dvg58/r
「袖をまくって」

誰も尋ねはしなかったから
理由なんて忘れちゃったわ
終わりにしたいからでも
分かって欲しいからでも
流行っているからでもない
私は ただ 切るの

この前のラインと
きれいに平行させるのが
今日の課題
新しい直線から流れ出る意味を
洗面台よ
今度も優しく受け止めて

包帯巻くかわりに
蛇口でも付けたら
もう切らなくても済むかしら
みんなの前で栓をひねって
ほーらこんなに赤いのよって
そしたら私は笑えるかしら
678名前はいらない:2006/02/23(木) 20:20:38 ID:VDh7pm1G
Re:蜂蜜

声が枯れるまで唄い明かした
夜明けに眺める朝焼けが微妙に眩しくて
目をそらした視線の先には
朝日より眩しい君の笑顔
優しい風に乗って
どこからか歌が聞こえる―

街を撫で下ろす白い風
フライング気味な郵便屋さんを追い越して
君に届けよ恋のメロディー
悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で歌っておくれ


月が沈むまで唄い明かした
夜空に散りばむ星たちが微妙に眩しくて
目を瞑った瞳の奥には
暗闇にひとつ輝く君の後姿
優しい歌を歌おう
君にも聴こえるかな―

街を撫で下ろす不協和音
音漏れのしないイヤホンを通して
君に届けよ恋のメロディー
悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で歌っておくれ

悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で伝えておくれ
679名前はいらない:2006/02/23(木) 20:21:24 ID:VDh7pm1G
Re:蜂蜜

声が枯れるまで唄い明かした
夜明けに眺める朝焼けが微妙に眩しくて
目をそらした視線の先には
朝日より眩しい君の笑顔
優しい風に乗って
どこからか歌が聞こえる―

街を撫で下ろす白い風
フライング気味な郵便屋さんを追い越して
君に届けよ恋のメロディー
悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で歌っておくれ


月が沈むまで唄い明かした
夜空に散りばむ星たちが微妙に眩しくて
目を瞑った瞳の奥には
暗闇にひとつ輝く君の後姿
優しい歌を歌おう
君にも聴こえるかな―

街を撫で下ろす不協和音
音漏れのしないイヤホンを通して
君に届けよ恋のメロディー
悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で歌っておくれ

悲しいニュースばかり繰り返すテレビ
蜂蜜より甘い声で伝えておくれ
680名前はいらない:2006/02/23(木) 20:23:47 ID:VDh7pm1G
>>678-679
間違いました。すいません。
681やさしいあくま・DX番:2006/02/24(金) 00:10:36 ID:+CWIalDK
>>669
いいよ。時間あったら。
682やさしいあくま。DX番:2006/02/24(金) 22:52:09 ID:AXoFImTD
僕でよければ評価いきます。
683やさしいあくま。DX番:2006/02/24(金) 22:59:07 ID:+CWIalDK
>>654色/チョコミント
前半、どこかで聞いたようなありきたり感。色で世界を表現することってけっこうありふれてるよ。
どれも表現として使うには中途半端です。心に残るような、これぞっていう表現を書いてください。D
それはそうと、君うまそうだね。
684やさしいあくま。DX番:2006/02/24(金) 23:06:36 ID:+CWIalDK
>>671?/隣の半魚人さん
個人的にタイトル重要視してるんで、ないときはマイナスから入ってしまうのはご容赦ください。
なんだか言葉足りないなぁと思いましたが、「いい加減この手離して?」で、あぁ孤独を擬人化したのか、と思えました。
しかけのある短い詩。擬人に気が付かないとひとりよがりの強い詩にみえるってトコロが面白い。
あと頼むから改行してください。脳内が破裂します。D+


685やさしいあくま。DX番:2006/02/24(金) 23:11:45 ID:+CWIalDK
>>672
面白そうだなーと思って読みました。
このタイプは芯となる主張やメッセージがしっかりしてないと、なんだこんなものか、と思ってしまう。
「投げ掛ける」に具体性の欠如。
「僕だけの日々に」の終わり方もインパクトをつかんだ文体に反比例したつまらなさを余計に際立てている。
強い主張、主題を与えて。D
686やさしいあくま。DX番:2006/02/24(金) 23:25:27 ID:+CWIalDK
>>673 黒胡椒さん またきてください。

>>674 DNA/神秘のチューナー
生命の誕生、と自らの体内を描いた穏やかな詩でした。
碧はなんの暗喩だったんだろう。
「あなたの時を孕ませて」
この孕ませてって言う言葉がドンと来ました。
『「あなた」と「私」の糸を紡いだ』の「あなた」、と生まれた小さな「あなた」は別物だと思うんですが、混同してしまいます。
前のあなたと小さなあなたを同一視すると父親じゃないかぎり「糸を紡いだ」は不自然に感じるし、あなた=あなた というのもおかしいような。母子の事を書いたのかもしれないなぁと、いろんな受け取り方ができてしまううので、難しいところ。
産まれたことだけしじゃなく、喜びなりなにか感情的なものを聞かせてほしいと思いました。D

687やさしいあくま・DX番:2006/02/24(金) 23:36:09 ID:AXoFImTD
>>675-676上っ面
説明的なところがたくさんあってややぎこちない読後感でした。
説明的にならずにもっと簡潔に書けると思います。
文面上、若いなぁと思ったので、「何十年」に疑問を感じました。十何年ならまぁ昔って言ってもまだ若いんだろうなって印象を受ける。ので誤字かと思いました。
誤字でなければ的外れですが、加齢にともなう言葉遣いの演出も大事だと思います。D
688やさしいあくま・DX番:2006/02/24(金) 23:48:34 ID:+CWIalDK
 >>677 袖をまくって
 意味もなく暗い。すくなくともその行動には意味があるはずなんだけど、リスカの様子ばかりを書き連ねられても真意がハッキリしない。
 考えることができない状態を表したいのか。その意図はないようにみえる。
 「皆の前で〜赤いのよ」の描写では、その行動が何なのかという見え隠れする思考の役割までは果たしていないように思う。
 「流れでる意味を受けとめて」も思わせ振りなだけで、暗喩を入れるなどしなければ機能しないと思う。
上辺の言葉より、中身(真意)を芯に置かないと、カラッポになってしまう。
後はもっと言葉に出せないくらいムズムズした気持ちをだしてほしいと思いました。D
689やさしいあくま・DX番:2006/02/24(金) 23:55:55 ID:AXoFImTD
休憩。

あ、誤字発見。
>>688
×中身(真意)に芯を置かないと
〇中身(真意)に軸を置かないと
でした。
あと誰か凹ませてたらごめん。
気をつけてはいるんだけど、最近評価辛口かもしれないと思いはじめてる不安。
僕の評価に何か意見などあれば言ってください。
690やさしいあくま・DX番:2006/02/25(土) 00:11:28 ID:dR+tp1Mq
休憩中。
もしかしたらこのまま寝るかも。

あ、そうだ。コテハンのススメについて。
評価したことのあるコテについてですが、次評価するときに同じ名前を見付けると、名無しの詩より先に見てしまう。
他のスレで見たときも、注目することが多い。
あ、この人いい詩書いてたな、とか、また評価したときに、総合的に何が足りないかとか、どういった偏りの傾向があるのかとかを指摘できる。記憶に残る範疇でだけど。
チョコミントさんと黒胡椒さんと六花さんは本スレでも投稿してました。
六花さんの「柔らかい檻の中で」はうっすらと印象に残る作品でぼくはC+くらいと思った。
あ〜眠くなってきた。また明日かも。
691677:2006/02/25(土) 00:17:30 ID:g7X7mPLh
677です。
そうなんです、真意なんてそもそも無くて、ただ書いた、という詩なんです。
素晴らしく的確な批評だと思いました。
ちょっと凹みはしましたが。
精進します。
やさしいあくまさん、ありがとうございました。
692名前はいらない:2006/02/25(土) 01:25:26 ID:DERcQu9B
「まちぼうけ」
切れて赤くなった指先
風を受けては震えてた
あなたがいなくなった帰り道
大地は剥き出して暗闇が包み込んだ

凍えても太陽は照らし出した日
裸足でも死にかけても
あなたが帰ってくることを願った
それは花のように儚い夢
いつになっても私は待つばかり
きっとこの命絶えるまで
693黒胡椒:2006/02/25(土) 01:49:02 ID:Mp+Yoarm
頭にぽっと生まれた詩です。評価よろしくお願いします。

ハローベイビー

ゴロゴロと空がぐずりだしたら 早くミルクをあげて!
さっきまであんなに機嫌良かったのに もう一面灰色に染まってしまって。
あなたが泣くとたくさんの人が迷惑するのよ、そして傘で顔を隠してしまうの。

かわいいベイビー
気まぐれでお天気やさんの困ったベイビー

でもね、泣きやんだ後のあなたの七色の笑顔に みんなが笑みをこぼすのよ。
694名前はいらない:2006/02/25(土) 02:53:19 ID:2+Do/16g
笑ってても
泣いてても
感じわるくても
あなたは帰ってくるから

この毎日がある
695名前はいらない:2006/02/25(土) 03:02:14 ID:6gW40hgi
よろしくお願いします
『黄金虫』
ほらまた泣いてる
ほらまた陰ってる

四角い丸い大きな部屋に
白い小さなあぶく

沈んだ船の中で眠っていた
何も知らずに
ただ無邪気でいれば良かった

捲ったかさぶたの下には
琥珀のこがね虫

どうして忘れられる
悲しみも安らぎも

何1つない世界でずっと
夢だけ見ていられる

それは誰を満たしてくれる
何を探しているの
何も見つからなくても良かった

銀色の空の下で見たのは
幻想のこがね虫
モノクロ世界の中に
小さな大きなこがね虫
696名前はいらない:2006/02/25(土) 06:55:52 ID:76CKttXL
 簒奪されし者
 
ああ、窓の外には白刃の光り、街を焼く炎と断末魔に彩られた恐ろしい影。
私は恐れます。
罪を犯すものとして恐れます。
いつしかこの罪を、罪という名の私を、白刃が刈り取りに来るのです。
恐ろしい。
私は畏怖します。
恐怖します。
泣き叫びます。
そんな私に憐憫の欠片すら持たない簒奪者は、私を切り裂き、私のはらわたをズタズタにして、
その中から、私の大切な罪を奪っていくのです。
全ては幻想です。私の病んだ心が作り出した、幻の筈なのです。
ですが・・・物憂げに、窓の夕日を眺めていると、地平線の向こうに影が見えるのです。
私の方に向かいくる影が・・・。
影は、揺らめき燃える夕日に白刃を煌かせながら、地を震わす蹄の音を響かせ、私のほうへ・・・。

助けてください。
誰か、私を救いだして。
神よ、
隣人よ、
世に生きる人よ、
助けてください。
出来れば代わってください。
あなた方も皆、罪を犯したものなのだから・・・。

697名前はいらない:2006/02/25(土) 06:57:40 ID:76CKttXL
696》の続き

でも、助けを求めて、はたと気づくのです。
私の周りには誰もいないのです。
私しかいないのです。皆、刈り取られてしまったのです。

ああ、もう逃げることは出来ないのですね。
恐れおののいて潜んでいても、
もうここには私しかいないのだから、だから私の前に立っているんですね。
飢えた目で、私を見下ろしているのですね
だから、私に白刃を突きたてているんですね。
それで、私のはらわたを切り裂いているのですね。

ああ、もう震える事にも飽きました。もう恐れることにも退屈しました。
だから、私の罪をあげます。
いま貴方が私のはらわたからつかみ出したその罪を、熟すまで丁寧に、丁寧に、育てた罪を貴方にあげます。
大事にしてください。
飾るでも、貪るでもいい、とにかく大事にしてください。
それは私だから、私という人間が存在した証だから・・・。
698名前はいらない:2006/02/25(土) 07:30:38 ID:lkIoISLp
ここの>>1はセンスあるね
699675-676上っ面:2006/02/25(土) 08:16:35 ID:agBvAKv/
>>687やさしいあくま・DX番さん
評価ありがとうございました。
どうしても説明的になってしまいます。
それに何十年というのはご指摘どおりに誤字で十何年です。
おはずかしいです(ノ∀‘)
精進しようと思います。
700かげや:2006/02/25(土) 11:40:28 ID:60C5QJfA
また評価お願いします!

「月」

時の流れに流されて
大空は黒く染まっている

ボクも流されて
いつもの道を辿っている

風邪のように流れる坂道
照らし出す光

見詰めた満月は
何かが欠けている

この間までキミも
見詰めてたんだね

いつか見た三日月や月食の方が
今よりもずっとキレイで明るかったよ
701かげや:2006/02/25(土) 23:49:03 ID:ZDqGWEWN
すみません。
「風邪」は「風」の間違いです。
702名前はいらない:2006/02/26(日) 02:31:31 ID:fRKhRrUF
ほしのひかりが
強くなる
壁紙のような空に
こえをだしてわらう
あはは
あはは
まるい殻にくっついて
まわされる
わたし
北極星と
偶然のコントラスト
なまのこころで
汗のひかるなまの手を
無限の方向へのばす
703やさしいあくま:2006/02/26(日) 15:31:16 ID:QnYkdmFs
>>678 Re:蜂蜜
一見いいようにも見えるが、主人公が唄ってたり、君がいなかったり、君に唄ってくれと言ったり。
主人公と君の関係が希薄で立場的なものがつかめない。
「きこえるかな/伝えておくれ」とか「唄っておくれ」とか曖昧な表現が多いので、目的がはっきりしない。
主人公は君にたいして何を求めているのか、焦点を決めてほしい。D
704やさしいあくま:2006/02/26(日) 15:36:39 ID:Ay2dYrqV
>>692「まちぼうけ」

おしい。ラスト一行は省略して余韻を持たせたらよかったと思う。
この一言は、自分で言ってしまうとあからさまな結果を教えることになってしまって不要でした。
表現に磨きをけて。D~D+
705やさしいあくま:2006/02/26(日) 15:38:15 ID:Ay2dYrqV
>>694
日記から詩に昇華してません。E+

706やさしいあくま:2006/02/26(日) 15:43:52 ID:QnYkdmFs
>>695 「黄金虫」

文脈がときどき変です。つながりません。
読者にも話の流れがわかるような書き方をして。
2、3連のイメージが4連の黄金虫につながりにくいし、イメージのつながらなさが全体に影響を与えていて、何の話か、何を伝えたかったのか、黄金虫の比喩は?と、疑問と違和感をいっぱいにしてます。D−
707名前はいらない:2006/02/26(日) 16:46:28 ID:hQ1roBfZ
708名前はいらない:2006/02/26(日) 17:40:48 ID:lEyZ8nRa
「力不足な男」

雨が降ってるから今日は泣いて帰ろう
涙が目に浮かんでも雨が隠してくれる
瞳が赤いのは夕焼けがごまかしてくれる

思いきり泣いたら眠ろう
あの人を幸せに出来なかった自分を恥じて
思い眠ったら走ろう
明日の朝自分が成長してたら
きっとこの恋は諦められる
自分に言い聞かせるために
709名前はいらない:2006/02/26(日) 17:42:23 ID:lEyZ8nRa
ごめんなさい!「思い眠ったら」の思いのあとに「っきり」をつけてよんで下さい!
710名前はいらない:2006/02/26(日) 17:45:52 ID:AdT+Rof3


骨が・・・突き抜ける

俺の喉を突き破る

その屍は、まるで俺だ

俺は屍とかした

不自然な雨

冷たい風

聞こえてくるのは、無造作な俺の声
711やさしいあくま:2006/02/26(日) 18:01:36 ID:VZ64ttr2
>>708 「力不足な男」
なんだか女の子みたいな男ですね。乙女っていうか;男のリアルさに欠ける。
「あの人を幸せにできなかった自分」←これだけでこの詩の原因部分を説明するのは簡単ですよね。この所をもっと具体的に書いたら作品にも主人公の内面にも入っていけると思います。
最後3行は根拠なく、都合よくしてるだけのようです。辛口失礼。D
712やさしいあくま:2006/02/26(日) 19:27:54 ID:QnYkdmFs
>>710 「骨」

「その屍はまるで俺だ」
前文の喉から骨が突き出る様をその屍につなげるのは無理がある。
すべての語句に意味がない、伝えたいこともない、詩って言う雰囲気だけ。
なぜ骨なのか、なぜ突き破られたのか、それは自分なのか、他者なのか、またそうした行動の意味は、
なぜ屍なのか、なぜ雨が不自然なのか無造作な声とはどんな声なのか、またそれは何を言わんとしていたのか一人称だったのに聞こえてくるだけ客観的にしたのはなぜなのかetcetcetce
ツッコミどころが満載だ。無念D−
713名前はいらない:2006/02/26(日) 19:30:03 ID:AdT+Rof3
それは一つのアンダースローされた蒼ざめた世界

私はそこで、おにぎりを食べておりました

すると空から灰のような物が降ってくるのです

それは 星です  死んだ星がアンダースローの世界をゆっくり

ゆっくり流れていたのです

きがつけばもう朝  私の生きていけぬ世界

アンダースローされた世界は今日も  穏やかです  
71419 ◆gwnULb/9mw :2006/02/26(日) 20:11:19 ID:SsU641Rr
ナンセンスゾーンで凍ってる瞳
いつか見たビデオ
蝋燭の火が燃えている
短いって。そんなことはない
長いから小さく切って摘んだだけ
渇きから飢えへ。飢えへ飢えへと包まれたほしぞら
715カレナ:2006/02/26(日) 21:00:53 ID:oXP9/iy0
人生に一番必要な物ってなんだろう?
考えたってわからない、そんな疑問。
でもその疑問の答えは、どこにもない。
答えがわかるのは、たぶんあなたが一番幸せになった時。
けれどその「答え」に気づく人は、たぶんいない。
今こうやって書き込みをしている人たちも、
「答え」を見つけたかもしれないし、見つけてないかもしれない。
私も、その「答え」を見つけたかもしれない。
本当のところ、なにもわからない。それが人生。
716692:2006/02/26(日) 21:41:30 ID:Ilxu3/FZ
>>704
評価ありがとうございました。全然判定は悪いのに「おしい」と言われたのが嬉しくてやる気がでました。
次はCを狙えるように頑張ります。
717名前はいらない:2006/02/26(日) 21:55:31 ID:R52heQDy
君の声が耳に届く
目をつむり君の声一色
頭の中は君ばかり

懐かしい声
愛おしい声
でも、遠くなちゃった
手を伸ばしても
君にはもう届かない

でも、本音を素直に伝えられた
がんばったね

君の声と言葉
とっても温かかった
涙は頬をしたしたと流れていく

時は過ぎるのはあっというまで
君の声は耳に微かに残るだけ

でも、今は作り笑顔じゃないよ
笑顔だよ

前に進まなくちゃ
718名前はいらない:2006/02/26(日) 22:12:22 ID:AdT+Rof3
 月


                
 今宵月はいよよ愁(かな)しく、                  
 養父の疑惑に瞳を瞠(みは)る。
 秒刻(とき)は銀波を砂漠に流し
 老男の耳朶(じだ)は螢光をともす。
 
 ああ忘られた運河の岸堤
 胸に残つた戦車の地音
 銹(さ)びつく鑵の煙草とりいで
 月は懶(ものう)く喫つてゐる。
 それのめぐりを七人の天女は
 趾頭舞踊しつづけてゐるが、
 汚辱に浸る月の心に
 
 なんの慰愛もあたへはしない。
 遠にちらばる星と星よ!
 おまへの双手を月は待つてる
719名前はいらない:2006/02/26(日) 22:22:07 ID:c7DhsX32
僕はまさしく 僕であり

どうみたって僕であり 僕の見る鏡には必ず僕が映るわけです

だから僕が僕だから きみが僕に憧れる必要はないんですよ
720名前はいらない:2006/02/26(日) 22:27:58 ID:XRm5hB71
「森での話」
子グマはいつか魚を捕れるようになり、母グマはいつか生きるチカラを与えて離れて行く。
でもでも子グマは必死に探す、初めて感じた愛をすぐ傍にいたはずの安心を。
母グマは離れます、子グマが強く生きれるように。子グマは必死探します、すぐ傍の幸せを。“愛”という幸せを。
721Y:2006/02/26(日) 22:36:43 ID:UbJ12L01
戦場

足音を潜めて
ここまで歩いてきたけど
えらい人の言うことに従ってきたけど
迷彩服を着てみても 隠れない所もある
嗚呼爆撃機
大量にやってきて
兵隊を撃ち殺した
あれが僕だったら
あれが僕だったら
水と食料と空気
わずかばかりの武器
それさえくれりゃあ
自分のストーリーつくるよ
陰で銃口がこちらをみている
探そうか 探そうか
動かなきゃ死ぬだけ
嗚呼爆撃機
大量にやってきて 兵隊を撃ち殺した
あれが僕だったら
あれが僕だったら

殺したくない 死なせたくない
早く死にたくない
戦争はない方がいい
嗚呼爆撃機
大量にやってきて 兵隊を撃ち殺した
あれが僕だったらな
722名前はいらない:2006/02/26(日) 22:50:14 ID:9aQhmp2f
幸せ

あなたの価値観や哲学さえも
あたしは愛する覚悟があるわ
理念や宗教全部含めて
あたしはあなたと一体化するの

そしてあたしの世界が消えて
あなたと共に築く未来

あたしが思う 理想の形
こんな話をあなたにすれば
「俺が愛したお前でいいよ」
笑いながら言ってくれたんです

あたしは幸せです

ちなみに男ですw
評価よろしく
723695:2006/02/27(月) 00:05:51 ID:JvgqMOpY
>>706
遅くなりました。評価ありがとうございます。
『黄金虫』は今の混沌とした自分の心境などを書いた詩です。
黄金虫は自分の心の中で金色に輝く、希望や夢、挑戦など前向きで尊い気持ちなどの象徴として使いました。
過去を見て進む事ができず、失敗を恐れ自分の殻に閉じこもりたがっている自分に、昔思い描いた夢がちらついている…そんな詩を書いたつもりでした。

今読むと詩の独り善がり加減が目立っていてお恥ずかしいのですが…。

文脈のおかしさ、つながりのなさ、自分以外の人への伝わりにくさ、…これらの課題を頭にしっかり入れ、少しでも向上できるよう頑張りたいと思います。

丁寧で分かりやすく、納得のいくご指摘本当にありがとうございました。
724名前はいらない:2006/02/27(月) 00:06:26 ID:HbYr/Ujo
「夜」

まっくらくらの
くらやみです

ぼくもあの娘も
まっくらです

北も南も
まっくらで

黒か白かも
わかりません

みんなみんな
まっくらです

みんなみんな
おんなじです

それはやさしい
くらやみです
725名前はいらない:2006/02/27(月) 00:15:23 ID:xeOKXYnb
>>724
なんか良いね
あれだね、誰かに似てる感じ
え〜〜〜と誰だっけ・・・・

726名前はいらない:2006/02/27(月) 07:07:18 ID:5J3DlTxv
>>724
ひらがなだけ使うのはたしかに厨っぽいとおもってみてたが
不思議な言い回しがいいよな
でも最後の二行が嫌い
727名前はいらない:2006/02/27(月) 09:29:14 ID:8neOAKDj
過ぎ去った日常は
白昼夢の幻想のようでうつらうつら漂う
気怠い現実の綺麗な偶像のようだった

いま此処に生きて
ふと気がつくと
知らず知らずのうちに俺の足はズタズタだった

美しい過去
夢をみる暇さえあったあの頃
日常にせわしく追い立てられる俺は
いま見えてる地平線にたどりつけるだろうかもし時間を逆上れるならば
あのとき苦労をしただろう
そうすればこんな俺はいない
こんな場所にはいない
728:2006/03/01(水) 00:04:17 ID:psEH2bPp
1つの箱。人間の目の前に立ちはだかる大きな1つの箱。
ふたは開いているのに見下ろすことさえできない。
ただ1つこの箱だけは無限であった。永遠であった。
いきなり飛び出してくるのは大きな壁やかたい石。
そいつには気をつけろ。トゲをもっている。毒がある。
舞い降りるようにおちてくるはふわふわのマシュマロ。
食べれば小さな天使が現れる。
人生はその繰り返し。
そして、いつの日にかあらわれるであろう。
箱と同じ高さの階段が。それを登りきるのだ。みんな必ず登りきる。
その階段だけはみんな同じ。しかし、平坦な道かいばらの道かそれは
自分で確かめるんだな。まぁ、登ればわかるさ。
そして、階段を登りきったときもちろんはこの中身が分かるわけだ。
最後には何が入っていると思う?それで、君の最後が決まる。
最高のエンディングか最低のエンディングか。
オレには、羽がある。お前らにはないものが。オレだったら1発で
次に何がでてくるのかが見分けることが出来る。
よけることだってできる。
だけど、君達は違う。苦しむ運命なんだ。
だけど、それを乗り越えたときにつかんだ幸せが
どれだけうれしいものなのかオレには理解できない。
この先、一生味わうことなんてない。
生きるということの本当の意味を知ることが出来る唯一の動物
神様もおもしろいものつくったよな。
うらやましいよ。

評価のほうお願いします。
729やさしいあくま:2006/03/01(水) 00:43:45 ID:OJju+6JD
お礼くださいました皆さん丁寧にありがとうこざいました。
時間がないので頭のなかにスコーンと入ってきたものだけ評価します。未評価しまた後で。
>>724 「夜」
深読みしてよいものか迷います。でも読んだままを受け入れちゃえと言うわけで

暗闇という何も見えない空間を、人以外に北、南、白、黒、というわりと大きな視点で見ている。
実はこの北南、白黒という部分が何か深読みしたくなる要因なんですが。地理的なこと、人種的なこと、そんなことを考えさせられました。
誰の夜にも暗闇は訪れる。さまざまな枠を越えて。
独特の雰囲気が伝わる。漢字とひらがなの分量が言い感じ。
読んだままをうけいれるならC+
深読みすると、スケールを感じて凄いと思わされるB−
730カレナ:2006/03/01(水) 01:09:19 ID:86vZzQ1x
幸せって何?
巨万の富を手に入れる事?
一番好きな人と結婚すること?
友達と一緒でいられること?
・・・それとも、生きていること?
幸せは一人一人違う。
だからこそ、生きているって面白い。
生きているから、幸せが味わえる。
この何気ない日常の中にも
幸せはいっぱい隠れてるんじゃないかな。
731名前はいらない:2006/03/01(水) 01:12:59 ID:rMEQnzaI
「丑三つ時に」

夜中の二時に君と外に出たら
公園のベンチに座って煙草でも吸おうか
煙が目に染みたら
怖がりな君を愛しくだきしめようか

苦し紛れの丑三つ時には
君が隣りにいればいい少し話をすれば夜が光るよ
二人が煙に包まれたら死という境遇の狭間で揺れる人も
二人には寄り付かない煙草の煙が嫌いなんだ
何時になっても街灯の光りやまず
君の横顔照らすよ
揺れる灯は二人のものもう行こうか
時夜中の二時十一分
732名前はいらない:2006/03/01(水) 04:31:29 ID:aaaRJ3cW
初です
評価お願いします


【コトバ】/あお

小難しい詞を書き列ねた名言集よりも
単純明快だけど深い意味もないようなあなたの言葉だけが
いつまでもいつまでも僕の心に残っている

僕にとって大切なのは

誰かが言った賢い一言じゃなく
あなたが言ったただの本音

飾られたものじゃなく
剥き出しの方言混じり


いつかの

あなたのコトバが僕を救い
あなたのコトバが僕を作った
733名前はいらない:2006/03/01(水) 05:10:53 ID:WsALklAA
樹海
僕は目をつむり、自分の内に取戻しに往く
幼年の頃に見た汚れ無きモノクロの母の笑顔を・・・
一日目、鮮やかな茸や派手な柄の蛇が明らかな危険を警告してる。真っ暗闇の樹海の中
二日目、静まりかえるその中で狩りに慣れた獣たちが、確実な危険を匂わせている。薄暗い闇の樹海の中
三日目開けた道からあの頃の、愛しきあの頃の香りが微風に乗り、僕の脳髄を刺激する。確かな安全と安らぎをもって。
あそこに立っているのは母である。鮮やかな色彩をもった母である。
母はてを振っている。こんなにも汚れてしまったけれど、僕だとわかるのかい?
明日には辿りつけるだろう。そう思い、僕は目を開けた。雨はすっかりやんだらしい。
734名前はいらない:2006/03/01(水) 15:48:56 ID:H1oC5ps1
「人生」

寝る前に作った 自前の地図に
確かな場所を探し出した
そこに行けば何かがあるらしい
あるはずなんだ

日が昇る前に 旅の荷物まとめ
玄関のドアは開き始めた
希望の一歩を踏み出したらしい
踏み出せるんだ

作り笑いで別れも告げた
すべき事はした 君の写真も持った
――――忘れ物? そんな物ある訳ない!
あるはずないんだ
あってはいけないんだ

日の昇る頃に 街は動き出す
人コミに飲まれ始めた
そこには自分がいるらしい
そう思うんだ
735名前はいらない:2006/03/01(水) 15:49:34 ID:H1oC5ps1
(続き)

日が高い頃に ふと足を止める
周りには誰もいなくなった
自前の地図がおかしいらしい
信じたくないんだ

半泣きで孤独を嘆いた
希望はもうない 写真は廃れた
――――後悔? そんなものある訳ない!
あるはずないんだ
あってはいけないんだ

夕焼けが輝く頃に 確かな場所へと辿り着く
目の前には宝があった
夢と現実が入れ替わったように
信じられないんだ

全てを賭けて辿り着いた
荷物はもうない 中身は何だ?
――――何もない? そんな事ある訳ない!
何かあるはずなんだ
なくちゃいけないんだ

自分が本当に欲しかったのは――



評価の方よろしくお願いします。
736名前はいらない:2006/03/01(水) 17:59:42 ID:A9qiEmJK
>>727
737名前はいらない:2006/03/01(水) 18:40:34 ID:2xHQqwp+
「第二周波数帯」
幾千の記号が連なる海中で
私は泳ぐあなたを見る
その海に織り成す幾千もの波は
平穏に優しく揺れる青い波
獰猛に激しく揺れる赤い波
波はあなたを傷つける
あなたは波にのめりこむ

私は小さな船を浮かべる
板でできた小さな船を
番号つきの小さな板で
あなたが来るのを待っている

そして私はこの海に
文字で作った釣竿をつるす

あなたがかかるのを見ている
あなたが溺れるのを見ている
あなたが沈むのを見ている

あなたが消えるのを見ている
黙ったままで笑いながら

幾千の記号が連なる海中で
私は文字の釣竿をつるして
あなたが来るのを待っている
738やさしいあくま:2006/03/02(木) 00:24:00 ID:4HyMBoLN
>>696
丁寧な文章が訳文みたい。これは計算してのことかな。
ちょっとこれ評価難しいかも。
舞台はおそらく戦時中。中心となるのは「罪」という意識。
窓の外では、白刃がちらつき、街は焼かれ、誰かが殺される恐怖。罪はそれを止められない者としての罪、それを恐れる自分の罪。
やがて自分の命も奪いにくるだろうという緊張と不安感、こうなるだろうという思いを「幻想」と書いている。幻想には幻想であってほしいという願いさえ感じ取れる。
しかし、この情況はただの幻想ではないと、「窓の外」は訴えている。警告している。しかしなすすべがないのだ。
極限の精神状態をよく表してます。これ、プロの詩じゃないかな。罪は命のことでもあるよね。
戦争を知らない今の人がこれを書けたらすごいよ。
>>697
あ、つづきがあったんだね。ウーン。後半はとってつけたようでちょっと退屈。
739やさしいあくま:2006/03/02(木) 00:30:20 ID:4HyMBoLN
>>700  月/かげやさん
誤字了解!
1連目はメッセージとしても情景としてもいまひとつです。
雲の流れが早いって事かな。時を使ったのって。でも映像的にはいいです。
空、自分、その道を行くところに光、また空に戻って満月。
「みつめた満月は 何かが欠けてる」見せ場、ヤマ場の使い方がよくかけています。
「キミ」の存在がもう少し出てくるとよかったかな。
6連は4連で予感させてるだけに先が読めてしまう。すこしがっかり。
良くも悪くもシンプルです。D++

今日は限界です。また明日。
740かげや:2006/03/02(木) 01:07:52 ID:tVxO9F9l
>>739
やさしいあくまさん、評価ありがとうございます!!
やっぱり1連目と6連目失敗ですか...
書き終わった後に、ヤバイって思ってたんですよw

「見詰めた満月」の所は自信あったんで褒めていただき嬉しいですw

今までD+、D+、D++って,どうしてもCになれないです...
何かが欠けてるんでしょうか...
741やさしいあくま:2006/03/02(木) 22:18:16 ID:3YW4gTLp
こんばんは。ぼちぼち評価はじめたいと思います。
申し訳ないがタイトルないのはスルーさせていただきます。たまに評価するかもしれませんが。
742やさしいあくま:2006/03/02(木) 22:28:26 ID:4HyMBoLN
>>718 「月」
これは誰の詩?
浮気してる養父とそれを知ってる妻の様子ですかね。評価できません。

>>719 Dです。

>>720「森での話」
4行目の「すぐ傍の幸せを」これは、母親の思いを汲み取っているのか、それとも子グマは成長できないでいる、ということをまんま書いているのか、どっちつかずです。
言葉を変えただけの反復が多く、また表現不足であります。
成り行きや話の着地の仕方をよく考えるといいでしょう。D

743やさしいあくま・DX番です:2006/03/02(木) 23:03:43 ID:4HyMBoLN
PCが途中で切れたりするので、一個ずつあげてきます。
>>730
ごめん。これ系の詩五万と見てます。しかも揃って同じ事を言っている。
ある意味、「幸せは日常にある」と悟りを開いているのに作りが簡素です。
小中学生でこれを書いたらすごいねと言えるけど。
想起させるだけの何か、か、ラスト2行の「何気ない日常」に焦点をあてて、深く書くといい。
その中で何か自分らしい意見なりを入れないと、「その他大勢」の分類から離れられないと思います。D
744やさしいあくま・DX番ですよ:2006/03/02(木) 23:12:30 ID:Djrk0/DC
>>721「戦場」
とくに感じるものがなかった。D
質問受け付けます。

>>722「幸せ」
オイ男かwなんか全部合わせられても困る、と感想を入れつつ評価に入る。
シメと中身が単純だと思います。
「あたしは愛する覚悟があるわ」に1、3行の主観だけでは説得力がない。安易に書かないで、読者をうならせるだけの構築をしてください。D
745旬 ◆/2qAba9tJk :2006/03/02(木) 23:14:41 ID:IfH9TUdW
「カフカ」
目が覚めたら私は私じゃないかもしれない。
虫になるかもしれないし、
私が大嫌いなカエルになっちゃうかもしれない。
それはとても恐いこと。
きっと苦しかったり悲しかったりするんだろうな。

それでも私は眠るよ。
恐いと、
苦しいと、
分かっているのに。
私は眠ります。
布団の中で
この怖い想像が消えるようにと、
ただただ羊を数えながら。

なんで私は眠るんだろう。
多分、人が夜に眠ることは当たり前だから。
私は異端者にはなりたくない。
仲間はずれは怖い。

異端者にならないために、
異端者になるかもしれない危険を冒してまで、
私は眠ります。

私は眠る。

目が覚めると私は何かに変身をしてしまってるかもしれない。
それはとても哀しいこと。
寂しいからと涙を流そうとしても、
涙を流せる生物じゃないかもしれないね。
746やさしいあくま・DX番ですよ:2006/03/02(木) 23:19:42 ID:4HyMBoLN
>>721「戦場」
とくに感じるものがなかった。D
質問受け付けます。

>>731「丑三つ時に」

うーーーーーーーーーん。目立っていい表現も美しいと思える情景もなかった。
夜中の2時に彼女を連れ出しタバコをフカしてる。それだけのようにしか見えなかった。
何故夜中の2時なのか、恐がりな彼女を連れ出すのか、短時間で帰っていったのか。
話の中心となるものがない。まずここからだろう。D−
747やさしいあくま・DX番ですよ:2006/03/02(木) 23:24:42 ID:3YW4gTLp
>>721「戦場」
とくに感じるものがなかった。D
質問受け付けます。

>>732「コトバ」/あおさん
中心となる「コトバ」に説得力がないです。
どんだけすごいです。って言われても、それがなんなのか分からなければ、読み手は置いていかれます。そこを具体的な言葉や情況で表現して。
「名言でも賢くもないただの本音」この着眼点はいいです。おまけしてD+
748やさしいあくま・DX番ですよ:2006/03/02(木) 23:30:44 ID:Djrk0/DC
>>721「戦場」
とくに感じるものがなかった。D
質問受け付けます。

>>734「人生」
誤字は脳内変換して読みます。
−−−−(忘れ物/後悔の)以下2行のついていけない感じの強引な部分が、主人公はおかしい人なのかとちょっとした疑惑を抱いてしまう。
「すべてを賭けて」と言い切るには情熱が伝わってこない。こういう伝わるって部分が少ないかな。
「自分が本当に欲しかったもの」この目的を最初から主題としてかかげて欲しかった。
あとは、バンプのグングニルっぽいですね。と言っておこう。D
749やさしいあくま・DX番ですよ:2006/03/02(木) 23:38:46 ID:Djrk0/DC
>>737 第二周波数帯
タイトルの意味がよくわからなかった。
周波数の赤と青の元ネタがなんなのかある程度までしか読みとおせないなぁ。
泳ぐあなたとは何者だろう。
もしかして海中はネット(2ちゃん=第二)のことかもしれないな。板とか番号とかがヒントだ。
前半が周波数で後半を文字にしたのには何か意味があるの?
 読み解けると「わたし」という存在が面白いw難解でした。
「あなた」は誰が読んでも「あなた」ですね。恐ろしい釣り師だ。釣り師というより、蟻地獄のように感じた。C
750やさしいあくま・DX番です:2006/03/02(木) 23:59:04 ID:Djrk0/DC
>>740 かげやさん
内容と表現力かな。かげやさんには文章がおかしいとか、文脈がつながらないとか、基本的なミスはあまりない。
>>700月 は映像的によかったが、美しいといえる描写まではいかなかった。そして内容(ストーリー)が面白いと言えるまでに至っていない。
>>591絵の具遊び も>>700もよくみるとありがちな内容といえる。
AB貰ってるのはテーマからして違うと思います。
C作品があったとして、どう推敲してもCはCゾーンにしかなれない場合がある。
ここまでしか出せないという限界がテーマに出る。
本当に美しいとか、感動するとか、そういったものはやはり選ぶ主題、視点が異なる。のかもよw
ABをたくさん読んでるわけじゃないからわかんないがね。
751名前はいらない:2006/03/02(木) 23:59:04 ID:xqiPGZgO
『街角』
あの日出会えなかった愛情辛辣なジョーク
街のあちこちに散らばってしまって
僕が両手いっぱい広げて
不恰好に拾い集めた所で
誰一人救えない
誰一人困らない

空っぽな街角
752名前はいらない:2006/03/03(金) 00:31:24 ID:A1kT/DD3
【20才の決意表明】
大人になるのだから凛とした強さを持とう。
自立するのだから然るべき責任を持とう。
社会に出るのだからそれに見合う覚悟を持とう。
だけど・・・
魅力的な人間でありたいから、少しの弱さと多くの笑顔を持とう。
753名前はいらない:2006/03/03(金) 00:50:08 ID:D86Wf2BT
「嗜虐湖」
漕いだボートはどこへ行く
寄せて返す重い水から
軽い飛沫が指に触れ
この神経を痺れさす

どこまで漕ぐのか訊ねると
目の前の君は悲しく笑う
水面が揺れる
僕の鼓動と

君を、もっと漕ぐことができたなら
水底から、君の足を掴むことができたなら


ボートは沖へと流れ着き
漕ぐ手を止めて、君にキスをする
君はまた、悲しく笑うんだろう
そして僕は、水面になる
754名前はいらない:2006/03/03(金) 01:27:23 ID:yiwN0fbI
「うねり」

唸りにも似たいびき
睡眠地獄の夜明けには
螺旋の階段降り切って
目玉焼きを掻きこむ私
朝焼けに見惚れた少女
を気取ってみても無駄
神様の言葉を繰り返す
神様の言葉を繰り返す
「しゃけとばしめじ門外漢」
睡眠地獄のゆうべには
黒髪振りみだした私が
ひどくデジャヴに悩まされている
755名前はいらない:2006/03/03(金) 01:34:58 ID:iTh0D3Sm
『愛』


懐く子猫は
かわいい子猫
かわいい子猫は
撫でてあげるの

甘いお菓子は
素敵なお菓子
素敵なお菓子は
大事に食べるわ

歌わぬカナリア
悪いカナリア
悪いカナリア
殺してしまえ

撫でてあげるの
殺したカナリア
殺したカナリア
大事に食べるわ
756名前はいらない:2006/03/03(金) 11:57:30 ID:ua9qz4Zb
『音の無い森』

今日も静かに揺れる、森は私と共に
後ろからそっと抱き締められた
暗く深い夜に

迷子にならないように
愛をちぎって道しるべ
でも気づけば森の奥
知らない場所でひとりぼっち

今なら小鳥でさえも
私から全てを奪えるの

雲が月を隠すように
水面を揺らす風のように
私の心やさしく傷つける
守り続けたものさえも
少しずつ磨り減って

もう寒さも感じない
温もりなんて忘れたから


757あらたん:2006/03/03(金) 13:13:52 ID:tvnx/Yp5
君といった初詣
なんで恋愛成就のお守りを
買うのをやめようといったかわかる?

なんかお守りが
君とずっといるのを想像すると
嫉妬しちゃったんだよ
758名前はいらない:2006/03/03(金) 15:39:42 ID:/qz1Fidv
やさしい悪魔さんへ

>>702です
評価ありがとうこざいました!
初めての投稿で(おまけでも)D+というのは自分としては嬉しいです。
もっと上を目指しますのでいつかまた評価をお願いいたします
759名前はいらない:2006/03/03(金) 16:50:07 ID:A1kT/DD3
【追憶の樹海】
僕は目をつむり、自分の内に取戻しに往く
幼年の頃に見た汚れ無きモノクロの母の笑顔を・・・

一日目、鮮やかな茸や派手な柄の蛇が明らかな危険を感知させる。真っ暗闇の樹海の中

二日目、静まりかえるその中で狩りに慣れた獣たちが、確実な危険を匂わせている。薄暗い闇の樹海の中

三日目開けた道からあの頃の、愛しきあの頃の香りが微風に乗り、僕の脳髄を刺激する。確かな安全と安らぎをもって。

あそこに立っているのは母である。鮮やかな色彩をもった母である。
母は手を振っている。こんなにも、、こんなにも汚れてしまったけれど、僕だとわかるのかい?

明日には辿りつけるだろう。そう思い、僕は目を開けた。追憶の樹海は思いのほか深く、そして僕をひどく狼狽させていた。
760名前はいらない:2006/03/03(金) 17:15:51 ID:A1kT/DD3
【一同。整列】

IT関連で一財産築いた彼は去年の暮れに癌で苦しんで死んだ。

結婚するんだって幸せそうに電話掛けて来た彼女は今年の冬に交通事故であっけなく死んだ。

今日も明日も数多の命が枯れて、新たな命が咲く。

僕は待ち続けてきた。その順番に。前の人を後ろから抜かさなかったし、後ろの人に前を譲ることもしなかった。

生き続ける事に疑問を持ち、何も成し遂げなかった僕は今日、苦しむことなく自ら命を断つ。並ばなくてすむ地獄行きの整理券を持って。
761やさしいあくま・DX番:2006/03/03(金) 23:21:51 ID:LY0Z2ezv
こんばんは!755までできてるので超特急で行きます。
762やさしいあくま・DX番:2006/03/03(金) 23:40:08 ID:LY0Z2ezv
>>745「カフカ」/旬さん
実際、変身したのはグレゴリーだけど、タイトルは作者名のカフカでいいのかな。でもまぁ世間ではカフカ=変身で成立してるからあまりつっこむ所じゃないのかな。
さて、カフカの変身をモチーフに眠れない夜を描いた作品。
恐い想像の原因ってなんなのだろう。
恐い苦しいとわかっているのに眠る」のはなぜだろう。
元の恐怖(なぜ変身という思付に至ったか)が分からないけど、恐怖が消えるように羊を数える。眠らない人は異端者。と「異端者/仲間外れ」には排他的な意味合いで強調しているんだけど、なぜそこまで入れ込むのかを読者に伝えていない。
4連目はつまらない。単なる言葉遊びで言ってる内容は深いものがあるわけじゃない。
モチーフに変身を入れたけど、中身がカラッポです。また変身だけがひとり歩きしてる。モチーフのイメージに頼りすぎないで。思付をズラズラ書くまえに、頭のなかでそれなりの主題や方向性を考えて。
眠れない夜の妄想なら、妄想を。変身なら、自分は何とかかわっていて、変身はなんの比喩として機能させたいのか等を具体的に。D
763やさしいあくま・DX番:2006/03/04(土) 00:05:09 ID:n9fDlAwl
>>751「街角」
 「愛情辛辣なジョーク」が生かせてない。そもそも「辛辣なジョーク」に出会えなかったって言うのは?何の比喩ですか。
 また「出会えなかった/拾い集めたところで」で矛盾が生まれるんですが、実際は拾い集めるとか行動的には何も果たしていないし。
散らばるとか、「拾い集めたところで誰も救えない。」とか本当にその通りですが。何が言いたいの?
詩っぽくしてるだけでどこにも意味が見当らない。ナンセンス。無念です。D−−
764やさしいあくま・DX番:2006/03/04(土) 00:10:55 ID:2Y9j5hCi
>>752「決意表明」
決意表明に「凛とした/魅力的な」なんていう主観はいりません。
「20才の」にしては言っていること「強さ/覚悟/少しの弱さ」が幼い。
「少しの弱さ」などは決意の内に入らないし、「魅力的な人間になりたいから→少しの弱さを」って言うのはおかしな話。
言ってることがコドモ。ハッキリとした意志を持つべき。D−
765やさしいあくま・DX番:2006/03/04(土) 00:19:48 ID:2Y9j5hCi
>>753「嗜虐湖」
まずタイトルが内容に触れていない。タイトルが内容を先導するにも、内容がついてきていないと思います。
3連目の日本語が変です。イメージが出来上がってるのに中身がない詩。一字一句の言葉や行動にもちゃんと意味を与えてください。でないと詩から感じ取れるものがなくなってしまいます。
ボートを漕いでいるだけで、何をしたいのか、どういった方向性に行きたいのか、全部不明。先日もイメージだけで方向性のない詩をみかけた。無念。D−

766リアス:2006/03/04(土) 00:25:22 ID:E3WQQecs
「ブルー列車」
夜の風を切って走るブルー列車
どこまでも続く果てしない道を
ただひたすらに走り続ける
夜を超えて・・・
767かげや:2006/03/04(土) 00:30:58 ID:5WJ+qesi
>>750
表現力と内容ですか・・・
一番難しいところですね。
いつも恋愛の詩ばかりなので違うテーマをつくってみました。
評価お願いします!↓
768かげや:2006/03/04(土) 00:33:14 ID:5WJ+qesi
<     >


「この料理材料は良いんだけどね...」

たった一つの狭い世界で
新鮮味を感じれずに
器までムダにした
面白みも無い空虚へ頼んで
つくり直させた

回転しても何も変らない器が
少ししてから目の前に並んだ
次は目の前で器に料理が盛られるらしい
後から無理矢理補っても
何も面白みが無い


769かげや(続き):2006/03/04(土) 00:34:10 ID:5WJ+qesi
「日本は味よりも見た目を楽しむんだってね...」

初めの印象にその後まで委ねるということ
まあ印象が悪いよりは全然良いと思う
さっきよりも少しはマシな空虚へ
充分だと答えた

我先に突き付けてくる誘惑の香り
器と料理による絶妙な色彩
虚しさもこの際静寂の音と考えておこう
ご丁寧に飾られた箸で
飢えた口へと華を運ぶ


「味が感じられないよ...」
「いえ、当店自慢の一品でございます。」
「味が無いと何の意味も無いよ...」
「いえ、当店自慢の一品でございます。」


「味を付けたいけど、もう覚えてないよ...」


<味覚障害>
  ↑ 
 これがタイトルです。
770名前はいらない:2006/03/04(土) 00:36:26 ID:WeaiRdYw
「絶恋」


沈黙に飼われる二人

重力を慕う涙

それでも僕は君の笑顔を望む

これからはそれが見られないとしても
771true blue:2006/03/04(土) 01:09:39 ID:P7nz/qj6
どんな気分だ? 悲しくても涙がでないのは?
どんな気分だ? 世界に自分しか存在しないように感じるのは?
確かに君の言い分は正しい でももう少し僕のそばにいてほしかった
君が言った”自分の価値観”の意味がまだわからないんだ
君は僕を半殺しにした 生きてるんじゃなく 生かされている
殺してくれ とどめをくれよ
ドラッグじゃなく 君の愛でもなく
君を嫌う理由をくれないか
772名前はいらない:2006/03/04(土) 01:10:31 ID:qaRUWcXa
季節はずれの雪が降る厠
またがる白い便器、木造の壁。裸電球。
男はうんこをひりだす。
しんしんと冷える山村の
農家の屋根に雪は降りつむ
うんこ うんこ うんこ・・・。
男がうんこをひりだす。
固まる直腸便を長くひりだす。
肛門を通る痛みとぬくもり。
はあと白いため息
湯気たちのぼる、一振りのうんこ
続けてどちどちと、柔かなうんこが後を追う
収縮を繰り返す男の菊門。
その周囲に山男のひげのような毛。
毛に絡みつく茶色のうんこ
厠の格子窓の外
雪はあたりに降りしきる
格子窓から逃げたうんこの臭気
雪と混ざって降り積もる
うんこ うんこ うんこ
男は冷たい尻をなで
便器をながめて侘びを知る
山盛りのうんこ
白い落とし紙が便器に降り積もる
773味噌汁 ◆0cKNG4jwc. :2006/03/04(土) 01:29:18 ID:JogUoH93
挑戦させて頂きます!評価よろしくお願いします!

『春』


ねぇ、外は良い天気だよ。いつまで部屋に閉じこもっているつもり?

このままじゃ、何も変わらないんだよ。

窓を開けて、
澄んだ空気に触れて、空を見上げてみようよ。


今日も快晴。


暖かい日差し、

心地良い春の空気、

君のカラダで感じて、受けとめて。

きっと、何かが変わるハズだから。
774名前はいらない:2006/03/04(土) 01:34:20 ID:89f3DT+p
「罪色のケーキ」

今日はあなたの誕生日
おめでとう?
私の中で終える一生

この世界に赤を灯す蝋燭は無い
響き渡るのは自分の声だけ

ケーキはやたら甘くて美味しくてしょっぱくて苦くて

左手に刻む反省と後悔は
日に日に多く 日に日に深く
ああけれど、あなたの苦しみには到底及ばない

今日はあなたの誕生日
おめでとう?
私の中で終えた一生

775及川:2006/03/04(土) 12:26:47 ID:DX334II7
最高呪文のMP

今、指先が頬に触れそうになった
それだけで、呪文の発動条件がみたされたね
君の顔が発動範囲さ
唇から始まり、耳まで紅くなる呪文
紫陽花とよんでる呪文さ
この呪文を使うMPはまだ残ってる
今はまだ、なくなりそうにないようだ
776及川:2006/03/04(土) 12:33:56 ID:DX334II7
六月のランデブー

君は、雨が降ったから会えないねと言った時
僕は窓から誘うんだ
四角い場所から君をさらいに来るって
君と最後に会う約束を告げた

君が、傘はささないのって聞いたから
君の涙から逃げないなんて言っちゃった

私は濡れたくないから
貴方の涙から逃げちゃおうって傘をさす

涙が、僕等の足跡を消していった
歩いた形跡などないように、何も残さず流れていった
777名前はいらない:2006/03/04(土) 15:24:46 ID:ImoiNh5n
[ひとつ屋根の下]

凍える冬の気温一度
雪の降らない太陽の出た日は
素敵な午後になり やらわかな夢を見るでしょう

目覚めた先に無音があるなら
私は絶対悲しくなって 涙をだらしなく流します
歌っても踊っても 
一人でいる空間は華やかではないもので
太陽が低くなる頃 
あたりが変な色になってしまったら
もっともっと寂しくなって 
食べたくもないお菓子を食べ続けたりして

目覚めた先に笑顔があって
ふんわりとした体温があるなら
私は楽しくてありがたくて心が広くなって
だからこそ泣いてもきっと華やかで
美しい夕日に染まった街を
きれいだねと言い合いながら
おいしいお茶をすすって
最後にはやっぱり笑うのです

私には私の感情が
あなたにはあなたの感情が
それぞれ全く違うもの
だけどとっても大切で
優しくて 切なくて でも
一緒にいたいと思う
その心が家族なのでしょう
778名前はいらない:2006/03/04(土) 15:41:51 ID:wWadvEn8
この冷たい手握るのは 誰?
暗闇に包まれた光ひとつ無い場所で
孤独だと感じていたの 指先に残る暖かさ
哀しみも弱ささえも掻き消せるような気がした

遠いこの場所 
昔彼方と手を繋いで歩いた道
茜色だった海
春になれば桜が舞ってたの・・・―――――――

今はもう “みんな凍ってしまった”
時間が止まってしまったかのように
あの愛しい過去は夕闇と共に過ぎ去ってしまった
ここにいるよ
叫んでも何所からも返って来ない
手を温めようとしたけれど しもやけ 治らない
白い息 そっと潜めて 別れを待ってる
__________________________
評価お願いします
779名前はいらない:2006/03/04(土) 15:43:10 ID:wWadvEn8
↑題は「手を伸ばした先に・・・」です。
780やさしいあくま・DX番:2006/03/05(日) 00:02:14 ID:E+c9qg3p
昨日の続きです。
>>754 「うねり」
何を言っているかわからない行、156789、10、11、12。
投下前に人に伝わるかどうか考えて少しでも推敲してください。 D−
781やさしいあくま・DX番:2006/03/05(日) 00:09:55 ID:yhLjdagT

>>754 「愛」
自分主義っスね。自分に都合のいいものだけかわいがる。カナリアを鳴かすことくらいわがままで無意味で無機質な殺生。
死んだから飴玉と同じように(ここがポイント)食べてる。
そこに愛しいとか愛情とかいう感情は生まれたのか。タイトルの「愛」についてもう少し考えられた内容が欲しい。ラスト無機質すぎた。隠された気持ちなんかがわかるといいと思いました。 D
782やさしいあくま・DX番:2006/03/05(日) 00:15:23 ID:yhLjdagT
>>770絶恋
ストーリーになる前の、ドラマの予告編タイプの詩。中身を教えずに上澄みだけ掬って客にだしてる。
ドラマなら、「わからないけど面白そう/何が始まるの?」詩として見れば、それだけか、と。いっぱいあるよこういう詩。これで完成型になったものを見たことないが。
核心にも触れないまま、何にもわからない読者は置き去り。これぞってものを書いて。D
783やさしいあくま・DX番:2006/03/05(日) 01:12:53 ID:eXgM7h3l
>>768味覚障害/かげや
あーーーーーーー…っ!
内容表現共にだめだ。D。特に2連、4行目なんて危険信号を発してもうSOSだ。
チャレンジ精神は買うよ。いろんな技術は使って使ってモノにして。書き慣れない感じも出てる。一日後で読み返すのも客観的に見るコツ。
余計だが、料理材料とは普通言わない。食材の方がスマートです。素人(フィクション)っぽさが出てしまう。
784かげや:2006/03/05(日) 01:48:31 ID:eRJkHvxO
>>783
>>768 >>769 評価どうも何ですが...
あの〜この詩を「本当の食べ物の話」って受け取りましたか?
「料理」は例えだったんですけど...実際には何も食べてはいないですし...
そのため、料理名とかは関係ないから、
料理名を想像させるような言葉は一切入れなかったですし...
「料理材料」は「この料理の材料は良いんだけどね...」って意味で、
「食材」じゃあ「ホントの食べ物」っぽくなるんでこういう風にしました。
後、2連の4行目は主人公が空虚(面白みのない店員(面白みのない社会の例え))に、
不満をもってる危険性を出そうとしてたんで、
そういう風に受け止めてもらったほうが俺的には良かったんですけど...
とにかくこれは何重の罠を貼ってある詩(素人が偉そうな事言ってすみません...)
って感じに作ってあるんで
「ただの食べ物の話」って感じに評価をされたのなら、
全体で何のことを例えてるのかと考えながら、
もう一度評価していただければ幸いです。
くりかえし、素人が生意気な事を言ってすみません!!
785名前はいらない:2006/03/05(日) 02:25:24 ID:ceWLoEX8
>>784

詩に解説付けて
再評価してもらって
それに何の意味が?

ちなみに俺が評価付けても D
空虚 の使い方が安易
内容に興味がもてなかった

やさしいあくま・DX番 氏に感謝し
また投稿すればいいよ
786名前はいらない:2006/03/05(日) 02:36:56 ID:hl8w8R/Y
暗い部屋で眠れない
夜明けはまだまだ先みたい
目をしっかり瞑って
これ以上ないってぐらい暗闇の中にいるのにね

真昼の歌をずっと待ってる
真っ黒な夜に
徐々に蜂蜜色の光がグサリと射し込んでくる様は
きっととても素敵な眺めでしょうね

今は綺麗な夜明け思い浮かべて
目を瞑って眠らなきゃ
綺麗な綺麗なハニーイエローの光

まだまだ夜明けは先みたい!
きらきらの夜明けを待ってるから
暗い部屋でとても楽しみにしているの
787名前はいらない:2006/03/05(日) 02:53:10 ID:O31DOfy2
「2ちゃんねる」
馴れ合い 傷の舐め合い
弱いものの吹きだまり
私は今片足を突っ込んで
その中に入ろうとしてる
顔も分からない人の言葉に癒された
私を理解しようとしてくれた
顔も分からない人たちは
みんな同じように苦しんでる
788名前はいらない:2006/03/05(日) 05:08:10 ID:aP7zFkY5
759〜とばされてんのあるので評価お願いします
789阿呆烏:2006/03/05(日) 06:20:04 ID:EnyGnn/q
おれの冷えた一日の外で人の笑いがある
それを為す一片の寄与も許されぬ来歴を
喜びながら厭々偽り今おれは盲目を得た
おれの前には既に決定がなされた事柄が
そのかなしい計画の侭に心許ない未来の
雨に濡れそびた風景を着々と築いている
それをぶち壊す事もできずおれは困却する
人がおれの荒廃の外にいることに困却する
重たい雲が動かない 今宵もおれの視野は暗い
790かげや:2006/03/05(日) 11:53:03 ID:6zcBtkma
>>785
もう正直に>>768 >>769の詩の意味言うよ。
これはあんたらの事批判した詩だよ?気づかなかった?
そりゃあ自分に都合の悪い事書かれりゃあ、
興味ないって正面向かずに逃げるだろうけどさ。

<料理>は「社会」または「社会に生きる人間」、「異性」
下手すりゃあ「この掲示板の詩」って考えても良いよ。
「外側の飾りばかりが良くっても中身がない」って考えてあまり<料理>の中身に触れなかった主人公。
ちなみに「後から無理矢理補っても面白みがない」は>>785の一連目みたいな事。(同じ考え方)
初めの印象が大事でそれで評価する。
少しでも自分の狭い脳(世界)に分かる限りの良い印象が来れば、
もう良い考え方で評価。
次々と良い所を発見、評価。(普段なら気づかない)<6連目の所>
そして、見た目に華があり中身もある本物が登場する。
でもいざ「中身」に触れても今まで批判的に見すぎて「中身」を覚えてない。感じれない。

これは「表面上を無意識に少しでも中身に関連付けて評価に入れてしまう人(自分の感性で評価する人)」
を批判した詩。オレの詩をここまで読みきって評価したならマジでニートよりも評論家とか行けるかも知れない。

人それぞれ感性が違う。
だから興味が持てないのは良いけど、それを評価に入れてどうするの?





791かげや:2006/03/05(日) 11:56:08 ID:6zcBtkma
自分に関係なければ正面を良く見ずに「ダメ」ってすぐ評価するの?
技術、全体の繋がりは感性関係なく評価出来るだろうけど。
まあ素人の詩をこんなに沢山読んで評価するのは大変だし、お疲れ様だけど、もっと真剣に見てみたら?
投稿してる方も評価する方もこんな掲示板なんかで交流し合ってどうだろうとは思うようになってきたよ。
プロ真剣に目指してる方は出版社の人とかもっとお偉いさんと向きあって評価してもらってるだろうし、
この掲示板はただの「お遊び、自己消化、偉そうに批判しての自己満足」程度じゃあないの?
もっと気軽に初心で詩を受け止めてみたら?
オレは高2で詩は趣味でしかやってないからこんな事言えるのかもしれないけど。
まあ今まで評価してくれた人ありがとう。以上


792名前はいらない:2006/03/05(日) 11:58:57 ID:4LpbrhIU
>>791
その中に何が詰まっていたとしても
伝えられなかった君の負け。D-
793名前はいらない:2006/03/05(日) 13:03:36 ID:omebCgLo
これが中二病ってやつか?
794名前はいらない:2006/03/05(日) 17:46:31 ID:EZI0kV0o
「日本酒が好きなあの子」


こんにゃくみたいだって
おでんを食べる 君の手を笑った
ふわふわで 早く食べないと溶けてしまうよ
なんて

それで君が 泣いたから
困ったように 僕は笑って
それから 泣いた

涙味のおでんは それなりに
忘れられないんだろうな なんて
また 泣いて



「今年のお芋も おいしいですよ」 って
送らないメールが 3通溜まった
795体温計が嫌いだ:2006/03/05(日) 21:12:02 ID:ncFDH9ZE
体育のマラソンが嫌で熱を計ると
35.8度しか表示しない

これじゃお熱があるよとママに
誤魔化しても学校を休めない

なのに遠足の時は
37.8度を表示してくれる

大人になってもそうだった

サボリたい日に休めなくて
肝心な時に熱が出て

そういう法則なんだと諦める
体温計なんて 大嫌いだ!!
796名前はいらない:2006/03/06(月) 00:34:45 ID:zrInr0kP
32:名前はいらない :2006/03/05(日) 04:40:06 ID:aP7zFkY5 [sage]
【暗盲病】

月が割れれば古ぼけた時計は左回りに時を刻み出す。腐り果てた体はかつての鮮度を取り戻す。

深い闇の希望を溺愛してしまった私は自らを侮蔑しながらもあの甘美さが忘れられない。すでに半身はそれに抱かれる事を享受している。

悲しく、憎く、汚ぞましい程、光を引き裂いた後の快楽が私を虜にする。私の大罪は許され、人の罪は葉巻片手に容赦なく死刑と断罪する。

これは病なのだ。病むベくして病んだ不治の病。恐ろしい病。真に恐ろしいのはこの病が私に余りあるほど褒美しか与えぬこと。

さあ今日も始めよう。幕が下がり月がその姿を露出したのを合図として。ああ、今日はすごい。全てを食われていく。あはは、痛みがまるでない。純正な暗盲病患者は月を割ったなりくすくすと笑い始める。
797「信ずる」:2006/03/06(月) 02:46:59 ID:K6ucPvTr
「信ずる」(1)

世界を変える事は到底無理だが
ここぞというときに
唯の一撃で相手を打ちのめす

そんな言葉が自分の中に存在すると信じたい

例えばそれを見つける為に
自らの腕の一つを切り落とす夢想をする
傷口からザラザラと幾つかの言葉がこぼれ落ちそうな気がするも
同時に自分の体からは、そんな言葉は見つからないだろうなという予感

ふと暗澹たる気分になる

ゾウは動物で
アリは虫で
魚は陸に上がっては生きられず
人は水中で呼吸が出来ない

そして世の中には生まれつきというものが確かにある
798「信ずる」(続き):2006/03/06(月) 02:48:05 ID:K6ucPvTr
「信ずる」(続き)

何故か自分には授けられなかった
それがぼんやりと意識されてから
逃げる事もできず一方的に殴打されている感覚
そして反撃を許されない

ずるいじゃないか、卑怯じゃないか
俺だって人の心を揺さぶりたい、衝撃を与えたい、意識されたい
いやもちろん冷静な部分では解っている
自分は恐らく才能ある人の良き理解者になる位が精一杯だろうと
しかしでもそれは凄く悔しい事じゃないか

だから自分の身体の中に
力強い言葉が埋もれていると信じたい
それは簡単には見つけ出せず取り出せないが
唯の一撃で相手を打ちのめす程の
力ある言葉である、と

つまりこれは

己の
信仰の

799名前はいらない:2006/03/06(月) 22:06:54 ID:TrViP6Kk

『大丈夫』

「ここからまた走らなきゃならないなら俺はここで蹲ったままでいい」
どうしてあたしはあの時
あなたに「大丈夫」って言えなかったんだろう
あなたの疲れた背中を押してあげる事ができなかった
おいてけぼりにしちゃったね

辛いくせに涙を見せないあなたは弱い
寂しいのに弱音を吐かないあなたは弱い

ねぇどうしてあたしはあの時
あなたに「大丈夫」って言えなかったんだろう
もし言えていたのなら
あなたは今でも側に居てくれたかな
笑ってくれたかな
許してくれたかな

生きていてくれたかな


今度はあたしがおいてけぼり
ねぇ「大丈夫」って言って
800名前はいらない:2006/03/06(月) 22:28:52 ID:VppzYs8f
深い緑の海に立ち尽くして
闇を孕んだ風に引き裂かれ
君の笑顔
透明な目
全てを忘れ塵になりたい

悪魔のような僕の黒い手が君の全てを壊す前に

陽に焼ける草木よ
その焔で僕を焦がして
悲しみに狂う心を殺して
溜め息の中で生きてきた僕の想いは
君の全てに阻まれて
醜く倒れ鈍く光るだけ

歩む足も溶けてしまったのに
この手は何も掴めないのに
僕に見えるのは
君の笑顔だけ
801やさしいあくまDX番:2006/03/06(月) 23:32:05 ID:HedFkfkp
こんばんは。僕でよければ評価していきます。
802やさしいあくま・DX番:2006/03/06(月) 23:33:49 ID:92WCkzwy
787まで評価できてますが、時間内に終わらないない予感です。
803名前はいらない:2006/03/06(月) 23:40:54 ID:C4FEPbWA
月に照らされた女の顔が銀色にひかる
暗闇に紅く染まった両手を差し出して
ニタニタと笑いかけてくる月に向かって泣き叫ぶと
それにあわせるかのように 腹の中で胎児が踊る
踊る 踊る 胎児が踊る
恐ろしい母親の胎内で
畸形の胎児が
狂ったように踊っている
804やさしいあくま・DX番:2006/03/06(月) 23:47:05 ID:92WCkzwy
>>756 「音の無い森」  (ちょっと長くなります)
一読目は普通かなって思った。評価してみると違う。独特の語感があって、雰囲気に調和しています。
「森」は孤独の暗喩であろう。「後からそっと抱き締められた」や全体には恐怖感はない。むしろ最初から一緒にいた、と思わせるほど静かな描写で入り込んでいる。
しかし、始めから孤独だったわけじゃない(2連)気丈さを保つ道標は愛。ちぎってしまってはなくなるのは必須。だが、そうしなければ孤独に飲み込まれてしまうのだが、気付けば戻れない所まで来ている。
3連の小鳥は、ヘンゼルとグレーテルに出てきたちぎったパンをついばんだ小鳥の引用がうまい。
ちぎった愛は戻るための一本の綱といえるが、その命運を自ら投げ出してしまっているようにも見える絶妙な表現で、中盤からラストへ移行する段階を見事に踏んでいる。

805やさしいあくま・DX番:2006/03/06(月) 23:55:57 ID:AKH5Yn8p
>>756(続き)
4連「雲が月を〜傷つける」には、繊細さ、残り2行には厳しさ。ラストの感情のマヒするまでを修辞をうまく使って表現している。
構成、展開がきちんととれてる。独創的とまでは言えないが、はっきりとしたイメージを伝えられる描写力もある。
垂れ流し作品が多い中で、しつかりとした技術を見せ付けた。ちょっと誉めすぎか?高評かをしばらくみてないせいかもな。
また違うテーマの詩を読ませてほしい。C+
806やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:14:46 ID:t+l8i2Fw
>>759「追憶の樹海」
>>733を推敲したものですね。733では解説つけなかったんで、読み手と作者でどの程度までリンクできるかに焦点をあててみよう。
自分の内を取り戻すために記憶を辿る。その先に母という存在を求めて。
1、2日目には入り込む危険性をじわりと書いているが、その危険性についての背景はかかれていません。三日目、「あの頃」の記憶には安全と安らぎがあった。
これに注目してみると、危険性を通り越したこの妙な安心感は、「今」が安全でも安らぐ場所にいないという言葉の裏返しである。
5連目の「あそこに立っている」の「あそこ」という場面の使い方が安易である。ある意味、最大の見せ場とも言える追憶の母の登場なのに、母以外を簡素に書いてしまってもったいない。
感動を伝えるには「開けた場所」から立つ母の位置、情景には丁寧さが必要です。「鮮やかな色彩」もまた安易だ。
6連の「明日には辿り着けるだろう」ここに説明不足を感じる。
一読して読者は読み取れるだろうか。
主題がぼやけて輪郭しか読み取れないのは、追憶の分量に対して、前後一連ずつの内容の短さ、主人公である「僕」が、客観的な感じで描かれていて、どこか他人ごとのようだ。
807やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:24:01 ID:mspevFuA
>>759「追憶の樹海」つづき

「内を取り戻す」という主人公の内面を主題にかかげておきながら、母のイメージだけに頼り、自己の内面にほとんど触れていない。
母に合えば自分を取り戻すことができるのか、という疑問や期待も描かれていない。
母は原点に戻るという意味に何があるのかというのが1行目に不足。最終行、「追憶の樹海〜」以降は説明的で表面的なのが残念です。
もっと内面や、母に再会することで自分に何を求めているのか、「僕」と向き合うなら、主人公の考えを深く突き詰めて欲しい。D
808やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:30:42 ID:mspevFuA
>>760「一同。整列」
題名と4連目がちょっと面白いが、全体的になんかタンパクな感じ。
3連目の対比に、「命が枯れて」があって、「新たな命が咲く」が前連にないのが不自然で、5連の方向性を3連で見抜けてしまう。
5連の展開が急で、結果を急いでしまった感じ。
「地獄行きの整理券」はちょっと古いです。
成り行きや、読者を納得させるだけの理由作りにも気を使って。D
809やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:32:53 ID:t+l8i2Fw
>>766「ブルー列車」/リアスさん
列車が走ってるって印象だけですね。申し訳ない。情景゛描写に力を。D−
810やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:37:25 ID:mspevFuA
>>772 タイトル付けてください。
はいうんこ。うんこ詩をまともに評価する気分じゃないです。
だけど、情景とうんこの描写力はあるね。うんだけど。どこか淋しい感じがするのは雪のせいですね。うんこだけど。うんこだけどD+
あほらしくなってくんなー。うんこでD+かぁ。
みんなー!うんこに負けずにがんばれ!
811やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:41:58 ID:mspevFuA
>>773 「春」/味噌汁さん
やさしい感じの詩ですね。春は何か新しいよかんのする季節です。
「何かが変わる」はちょつと春に頼りすぎている気も。だけど他力本願が好きじゃない自分の主観が入ってるからかも。
僕は好きだけど、普通っちゃ普通か。いいほうのD

812やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:45:22 ID:mspevFuA
>>774「罪色のケーキ」
最初と最後の結びがいいね。
誕生日に終焉を迎えた恋。
ケーキの味は終わりの恋の味。苦々しいね。
4連目には一見、具体性がないが、「私」が犯した過ちを語るには足りてる。あからさまに言わない表現がうまい。D++
813やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:47:04 ID:9DYHQsjH
>>775「最高呪文のMP」
これ笑わせようとして書いてるのかなー。違ってたら後免。ひとりよがりで面白かった。D

814やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:50:57 ID:9DYHQsjH
>>776「6月のランデブー」 /及川さん

2連で笑った。梅雨時の二人の様子をちょっとメルヘンにユーモラスに描いてる。
「涙」の理由がわからなかったかな。雨のことだけではないと思うが。
なんとなくってだけで、二人の方向性が見えなかった。でも面白みがある。書きなおしたらいい詩になると思う。D

815名前はいらない:2006/03/07(火) 00:52:49 ID:TiVrfrsX
評価の最中すみません。
>>786です。
タイトル付けてませんでした。
「夜明け待ち」でお願いします。
816やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 00:55:20 ID:9DYHQsjH
>>777「ひとつ屋根の下」

キリ番おめでとう。作者独特の流れで書き綴ってる。
2連目の「無音」の意味が定まらず、そこだけ伝えきれていない。あとは読みやすく、天気の使い方も面白い。
内容は恋人の進行形。こう思ったことがあるんだろうなっていう自然な幸せが見えます。4連のシメもいい感じ。D+
817名前はいらない:2006/03/07(火) 01:17:45 ID:zk3EQHMi
【終末の悪夢】


その少年の感情を読み取るのは酷く難儀だ。なにせ表情がない。ただ彼が畏れているのはわかる。体の震えまでは抑えられないんだね。


少年は母からどろどろに熔けた鉛の愛を強行され、父からはぼろぼろに破れた麻の優しさを強要させられた。


生気の無い目は硝子よりも透き通っている。目が合えばまるで、高貴な剣で心臓を一突きにされているよう。


温もりの無い手は真冬の氷柱よりも冷たい。手を握ればそのまま、氷に抱かれ永久の眠りに堕ちそう。


何故震えているんだい?

終末の世に見た少年の笑顔は私を狂気させ、激しく躍動する生の波動を掻き乱して止まない。
818やさしいあくま・DX番:2006/03/07(火) 01:34:33 ID:mspevFuA
>>787 「2ちゃんねる」
5、6行、7、8行で視点がズレでいます。
「片足を突っ込んで入ろうとしている」の表記は、行っちゃいけないと思わせる技でもあるけど、前2行はどちらかというと2ちゃんらしい毒々しさより、寂しい感じが出てる。
あ、イヤ視点はズレてないか、「片足突っ込んで」が変なんだ。「苦しんでる」って見方はめずらしいね。D
819787:2006/03/07(火) 02:54:14 ID:gbwjG6DF
>>818
評価ありがとうございます。
まだ今みたいに2ちゃんにどっぷりつかる前で、心のどっかでこんなとこに行ってはダメだと思ってた時期に書いたので、「片足」になりました。
今はそんなことみじんも思いませんがw
どっぷり両足つかってますw
また投稿したら評価お願いします。
820名前はいらない:2006/03/07(火) 03:43:07 ID:B6Z8JQTq
題「とある冬の日」

水に映った景色が揺れる 静かな真冬の夕暮れどき
果てしなく続く道の途中で 今ならいえるよ
「おまえの口臭くてやっとれん」
821名前はいらない:2006/03/07(火) 03:57:28 ID:zk3EQHMi
【ピラミッド】

この器はいつ満たされるのだろう。いろいろな事を覚える度に広がる。深くなる。

どれくらい?と聞かれても困るんだ。実体化できぬ物を相対的にとらえ、現実世界の単位で表すことは酷く難しい。

それを満たすために人々は今日も従事する。器の大きい物に従う。そいつでさえ自分よりそれが大きい物に従事しているのさ。天高く聳える矛盾と虚構のピラミッド。

登りきれるだろうか?その感覚が間違ってんだよ。綺麗な三角形じゃない。遥か上は深く雲が罹り見えないが、きっといつまでも登る仕組みになってるんだ。

だからやめようと思う。器が大きくなり過ぎて、渇望が体を蝕む前に。

でも足は止まらない。止まったら足が腐るから。そのように仕組まれてる。気がついたときには絶望。その時は唯、一度だけでも頂きにいる自分を想像した、この俺自身を激しく悔やむんだ。
822名前はいらない:2006/03/07(火) 04:08:13 ID:B6Z8JQTq
題「名も無き朝]

夢の続きを もう少しだけみせてくれよ
名も無き朝はもうはじまっちまったのか?
物凄いスピードで過ぎていく日々
立ち止まってる暇はない
名も無き朝にくちづけしようぜ
でも一つだけ約束してほしいんだ
毎日30分間丁寧に歯をみがくことを
823名前はいらない:2006/03/07(火) 04:36:09 ID:B6Z8JQTq
題「世界の秘密」

行き先はどこで ここはどこ?
ねえ、先生、僕の質問に答えてよ
もう悪いことしないからさあ
最近頭がいっぱいなんだ
ねえ、先生、僕の質問に答えてよ
これからいいこになるからさあ
世界の秘密を教えてよ
ねえ、先生、いくらなんでも臭すぎるっしょ
824名前はいらない:2006/03/07(火) 05:02:50 ID:zk3EQHMi
【それは幸せ】


今日も目が覚め、眩し過ぎる朝陽と共につまらない一日が始まったら、それは幸せ。

今日も昼飯のお釣りでタバコを買ってぷは〜ってうまいと思えたら、それは幸せ。

今日も疲れて帰って、歯磨きながら夜のサッカー番組見れたら、それは幸せ。

そんなの普通じゃん!?
うん。それは幸せ。

んで、横に君が居たらもっと幸せ。でも欲張ると良いこと無いからテレビ終わったなら、また明日朝早いんでおやすみ。って。

それは幸せ。僕の幸せ。。
825味噌汁 ◆0cKNG4jwc. :2006/03/07(火) 08:59:01 ID:fY7DB0np

773です。忙しい中、評価有難うございました!!
やさしい感じがすると言って頂き、光栄ですm(__)m
これからも、勉強しますね!
826名前はいらない:2006/03/07(火) 12:19:12 ID:0HNMGxRh
やさしいあくま・DX番さん、ありがとう
827名前はいらない:2006/03/07(火) 21:29:41 ID:vZTmiK7e



たらいの中の紅の湖 削いだ刃の鈍い光 

傷だらけの腕

私は 涙枯れた砂

風に乗って 遠くへ行くわ

群青の海 神々の山

嗚呼 そんなに悪くはなかったと

声を殺して泣くでしょう

一輪の花の愛しさに

顔をうずめて泣くでしょう

そうして少し雨が降る

今日もどこかに雨が降る

828やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:09:12 ID:mspevFuA
ハーイこんばんは。797までできてます。
とうとう800まで来たか〜。このスレもあと200の命ですね。
タイトルなしはいつもどうり評価しない方向でいきます。それでは。
829やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:12:31 ID:mspevFuA
その前に
かげやさん、768の再評価はしません。

830やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:17:40 ID:mspevFuA
>>786「夜明待ち」
不眠症の詩って感じはないね。むしろ夜が明けるのを楽しみにしてる。暁鐘がまちどおしいね。
4連の一行目は、まだまだ先っていうそれまでの流れを反復していて、不要に思えます。
あまり同じ語句を使い回さないほうがくどくないと思います。D
831やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:23:35 ID:mspevFuA
>>789      /阿呆鳥さん
疎外感。当たり前の社会への順応を全うできない主人公の内面をじっくりと丁寧に描いている。非常にネガティブな作品。
こういう詩はどうしても視野が狭くなりがちだが、自分だけでなく、外の世界の様子を入れることで、自分という存在をより一層疎外させている。
ある意味表現のスタンスを広く撮っているところが評価したポイント。D+
832やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:31:57 ID:t+l8i2Fw
>>794「日本酒が好きなあの子」
1連目から2連目が飛躍しているのだが、普段どおりに平静を装っていたけど、たまらず泣いてしまった様子が伺える。
スペースの置きや、ゆったりした独特の語り方がいい持ち味となっている。
「君」が泣いた理由もわからないが、2人の微妙に離れた関係が、最後の連によく出ている。
評価はD+だけど、僕の感性で評を入れるならC−にしたい。
他とちょっと違う味のある詩だと思う。
833やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:34:53 ID:t+l8i2Fw
>>795「体温計が嫌いだ」
なんか子供みたいな大人ですね。
肝心な時に限ってっていうのはありますね。
期待は最大の裏切りであり、諦めこそ最小の許しだ。
あまりコメント出せなくて申し訳ない。D

834やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:43:38 ID:9DYHQsjH
>>796「暗盲病」
うわー!キタ!タイトルは造語かな。1連目過去に戻る(思い出す)という描写がすごい。
侮蔑しながらも快楽に委ねてしまう腑甲斐なさ。
目を見張るのは、2〜4連の特に4連目。快楽を表も裏も突き詰めて書ききっている所。
作者の意図ではない気がするが、「月がその姿を露出」に、僕は不思議なエロスを感じた。
女性らしい官能的な美がある。読み終えてドッキリしました。DXの評価では初めてのB!
おめでとう!
835やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:49:05 ID:9DYHQsjH
>>797-798「信ずる」
後半まで来るとわかってきました。
表現する人の壁ですね。僕も評価人をやっていて、他人の才能を羨ましいと思ったことがある。
僕はというと、才能の有る無しに辿り着けるまでの努力もそこそこなので、どこかに限界を感じたら恐いなと思う。
この詩にはひたすら共感してしまった。C+〜B−微妙です。
836やさしいあくま。DX番:2006/03/07(火) 23:53:41 ID:mspevFuA
>>819 僕も今じゃそんなことみじんも思いませんねw

>>825-826 どういたしまして。
お礼をいただけることはめったにないのでやる気が出ます。3人ともありがとうノシ
837名前はいらない:2006/03/07(火) 23:58:02 ID:bEmW1cfr
ちょっと失礼します。「手」お題はポエム大会ですよ。コンペでなく。あくまさん、
お早めに投稿しなおして下さい。
838名前はいらない:2006/03/08(水) 09:16:01 ID:2YM/5JH9
【水憶】


僕はその瞬間、祖父の言葉を思い出した。ずっとずっと記憶の泥砂に埋もれていた言葉。


極限状態の水の中ではね、沈む者と浮かぶ者の両者が存在する。もし溺れたら前者には生き残る余地はなく、後者は絶対に死なない。水が選別するんだ。



離さないように手を握り合った時知った本当の絶望。無力感。僕には浮力。友には重力。一つの空間に共存する、相いれぬ力。


人類は海から生まれた。その時は選ばれた。海底には沈んで逝った数多の種たち。その泥砂は友を受け入れる事を拒みはしない。サラ、、サララ


あの夏、友と僕は同じ人を愛した。友には何をとっても勝てはしない。絶対的な差。大蛇のとぐろのように渦巻く深い嫉妬。

初めての勝利。負けたら死というルール


僕は海から上がり、地上の蒸し暑さで生を実感した時、誓った。二度と海には入らない。次には僕に重力が働く。
839やさしいあくま・DX番:2006/03/08(水) 10:26:15 ID:rI0ICz3E
>>837
こんなところまでありがとう。
初めての誤爆…恥ずかしいっスね;
でもさっき見たら手遅れでした。進行早いですね。一日で集まってしまう。
代わりに卵書いてきました。
840797-798:2006/03/08(水) 18:01:14 ID:rrNAROk3
「やさしいあくま。DX番」様、評価の方ありがとうございます。
初めて詩を投下するにあたり、いくつかスレッドを見ておりましたが
端的にいえばあなたが居られたから、ここに決めました。

そして、評価内容の「共感してしまった」との言葉に
最近の出来事では一番、調子に乗った心持ちになっております。

月並みですが
これだけの数の詩を評価するのは、ひどく大変な事だと思いますので
頑張り過ぎない様に気をつけて下さい。

841 ◆notePDkbPQ :2006/03/08(水) 23:42:05 ID:ZR31a1vp
「風邪」

今日は風邪の病み上がり
仕事に行くが ああ だるい・・・ 

「もう、元気になりました?大丈夫ですか?」
おうよ、まだ駄目だ 39度も出たよ

あれ、菓子が置いてある
--お見舞いね--
ありがとうね

しんどい しんどい 飯食いにいけねえ・・・ 
  ゴトン 
「はい、栄養ドリンク せめてこれでもね、飲んでくださいよ」  
おお、ずいぶんとやさしいんだねえ

 ゴホ、ゴホ、ゴホ
「おい、うつすな 帰れかえれ」
うん、じゃあ お言葉に甘えまして、帰らせていただきます

・・・ 明日も、甘えていいか?
842やさしいあくま・DX番:2006/03/08(水) 23:46:23 ID:rI0ICz3E
>>840さん
ありがとうございます。
気持ちの高ぶりが有頂天に達しました。
797-798は、ほとんど感想になってしまって申し訳ない。文章力、構築が見事でした。
843やさしいあくま・DX番:2006/03/08(水) 23:50:23 ID:OG5o8Bln
>>799「大丈夫」
話の流れはわかるんだけど、「大丈夫」って言葉は励まされたほうが言うんじゃないかな。励ましで大丈夫って言ったんだろうか。
1連の「押してあげることができなかった」は、なぜそうできなかったのか、という段階を踏まないと、流れが不自然になってしまう。D

844やさしいあくま・DX番:2006/03/08(水) 23:55:02 ID:rI0ICz3E
>>803
タイトルないけど気になったので。
腹の中で胎児が踊るというどぎついインパクトの表現が目を引きます。
しかし、生かせていないというか、言葉足らずで、内容が伝わり切らない。
「泣き叫ぶ/恐ろしい母親/胎児」これだけで読み取れるものは少ない。ストーリーをいかして。D

845774:2006/03/08(水) 23:58:29 ID:ZwhrDV/q
「やさしいあくま・DX番」様
評価ありがとうございました。
>774は中絶について書いたのですが、やっぱりなかなか、
自分が思ったように伝わらないものですね。
自分の脳内だけで完結すると「他人からどう捉えられるか」というのがおろそかになってしまい・・。
勉強になりました。
逆にそれを匂わせる言葉で評価をいただいて、なんとも複雑です(笑)
大量の詩を評価するのは大変だと思いますが、これからもがんばってください!
草葉の陰から応援させていただきます。
846やさしいあくま・DX番:2006/03/09(木) 00:02:42 ID:wWo6W4cr
>>817「週末の悪夢」
うーん。内容がいまひとつだな。キャラに頼りすぎている。
1連は少年の主観。2連は原因ともなる、少年の家族のことであるが、震えてるという理由に直結しているものではない。
3連も少年の主観。4連もやはり少年の冷たさについてで、ラスト2連の「終末」はただ言葉をもってきただけのように感じて、なぜ終末にしたのか、必要性は、などと考えると、世界観が構築できていないと見てしまう。
「少年」という存在の雰囲気をまわりだけ作ったように感じた。
「私」という語り手も、少年が何に恐れているのかも、少年の笑顔を作り出した意味も、どんな意図につながっているのかが全然わからない。D−
847やさしいあくま・DX番:2006/03/09(木) 00:05:10 ID:wWo6W4cr
>>820 「とある冬の日」
まともな流れで落とす作戦か。「」が前文につながってるとは言い難い。
「景色」がめずらしく大雑把だと思いました。D。

848やさしいあくま・DX番:2006/03/09(木) 00:12:05 ID:v9Ug+nSp
>>845さん
どうもこんばんは。
実は中絶の詩だとは思ってませんでした。てっきり浮気かなーと思ってた。それでケーキだったのか。ちょと泣ける。
応援ありがとうございます。ここ、良スレになってきたね。
849やさしいあくま・DX番:2006/03/09(木) 00:52:32 ID:v9Ug+nSp
>>821「ピラミッド」
前に読んだ頂点をめざしてはしらを登る虫達の絵本に似てる。内容が濃かったから、どっちかっていうと大人向けだと思った。似てはいるけど、形態が違いますね。
さて評価。5連、「だからやめようと思う」と、6連の「でも足は止まらない」の運びがスムーズでない。
前半の「器」は、ピラミッドに進むのに必要な要因として挙げられており、また観念的なものとして描いている。
 矛盾と虚構のピラミッドは、野心家達の象徴だ。
「いつまでも登る仕組み」は正直ここで言ってしまってよかったかなって感じがある。言ってしまうと、
登る動機を足止めして登ろうという気持ちに不自然さが出てしまうと思う(6連)
5連「器が〜」は安易。「渇望」は先に述べた、足止めのせいで、渇望その他に魅力的であるという理由作りが必要になってくる。
最後の連は、こうなるとわかっているのに行ってしまうという引き付けられる様子を書いているが、
ここでもやはり「悔やむんだ」というためらわせる言葉が使われており、具体的な動機の位置付けが欲しいところだが、僕の考えがすべて本人に合ってるとは言い難いので、一意見として聞いていただければと思う。C

読んだままは受け入れられるけど、評価にコメント出すとなると、厳しくもなるしとても難解な詩でした。それだけ濃い内容だった。
850やさしいあくまDX番:2006/03/09(木) 00:55:23 ID:v9Ug+nSp
>>822「世界の秘密」
口臭とか臭いとか歯磨きとかをやたら気にする人ですね。
全体的に明確さが足りないと思う。D
851やさしいあくまDX番:2006/03/09(木) 00:56:44 ID:v9Ug+nSp
>>824「それは幸せ」
ストレートな気持ちが読み手に届く。ひかえめな幸せですね。おまけのD+
852やさしいあくまDX番:2006/03/09(木) 01:05:31 ID:v9Ug+nSp
>>877「虹」

洗面器でなく、たらい・・か。言葉のチョイスがめずらしいな・・。
バスタブを選ばずにたらいという小さな器にしたわけは、傷だらけのうでが語ってる。死ぬ気などないのだ。
狭い水のなかに感じられる紅になればいい。それは模擬的で、臆病なのか、行為を実感するためなのか。
答えは次にくる空想という逃げ。逃げるというのが答えだ。
作者がどこまで意図しているかはわからないが、主人公は妄想に行ったまま思いと情景を流した。
叙情詩としてはどれだけの思いなのかという重さが伝わりきれない。たしかに1、2行の行為自体は重いのだが、心ここに非ず的な表現をまかせるには少し内容が足りないと思う。D
853やさしいあくまDX番:2006/03/09(木) 01:07:08 ID:x4GgSZkC
>>877じゃなくて虹は>>827 でした。
854やさしいあくまDX番:2006/03/09(木) 01:14:14 ID:x4GgSZkC
>>837「水憶」

出だしは意外性のある言葉とタイミングで読み手を引き寄せた。
後半が前半に比べ未熟ではあるが、前半の面白さが引きずります。
「絶対的」には納得させるだけの具体性がありません。
「勝利」という言葉には優越感が隠されている。「負けたら死というルール」はここだけ子供っぽいかなと思った。
後半は説明(展開)を急いでいるように見受けられるところがいくつか。でもシメとして、「次には僕に重力が働く」ここに、恐怖しているところと、罪の意識を感じている所がO。技アリです。C−
855あらこ:2006/03/09(木) 02:58:07 ID:/NvTOze0
ふざけた物言いの若人より




ふざけていますのね
試していますのね
太陽の御子よ
私を無視するだなんて
どれだけ闇を見せ付けようが
あなたはあなたに代わりは無く
血を肉をどれだけ切り裂こうが
私が私に生まれた以上私以外のなにものでもないように
私が私の御霊に生まれた以上どれだけ嫌悪しようが私から逃れることなどできないように
私が次の世でも名前と形の違う私に生まれるしか術はないように
あなたはあなたにしか過ぎず、あなた以外のなにものにもなれないのです
戯れてらっしゃるのですね
尊き御子よ
あなたの価値を決めるのは
あなた自身ではないことなど、当に気づいてらっしゃるのでしょうよ





お忙しいところ申し訳ございません。
やさしいあくまさん、あなたにはこれをどう読み取っていただけるのか
好奇心に負けてしまい投稿してしまいました。
気が向いた時に一言で結構です。
宜しくお願いいたします。
856名前はいらない:2006/03/09(木) 04:33:47 ID:98ZTuSl0
838、821、796の暗盲病、ピラミッド、水憶を書いた者です。やさしい悪魔DXさん、丁寧な評価ありがとう。

暗盲病は現実逃避からの妄想にどっぷりつかってしまった女性が主題。

ピラミッドは今の社会の仕組みを自分なりに書いた物です。

水憶についてあなたが子供っぽいと評価してくれたのは私にとっては嬉しい。自分にコンプレックスをを持つ主人公は自分の中では十代という設定。
詩のどこかにその幼さを表現の形としてあらわしたかった。自分も十代なんで。。

付け足しは蛇足ですね。たくさんの詩を評価するのは大変でしょうけど、頑張って下さい!
857名前はいらない:2006/03/09(木) 05:36:19 ID:98ZTuSl0
【本当の代価】

貴方が肉の笛を一吹きしたなり私は地にはいつくばり、汚物をも舐める。屈辱は貴方の嗜好。隷属は私の覚悟。

貴方が肉の鞭を一振りしたなり私は咆哮しながら天に向かって、自ら頭を強打する。羞恥は貴方の嗜好。痛みは私の覚悟。

そうして街が朝の眩しさにうつつを吐かし始めたら、私の左手には一週間を買うだけの隷属の代価が握られている。


需要と供給。汚れた私にも資本主義は例外なく作用する。


曲がり角のパン屋で一番安い10$の冷えたパンを買う。隣に居た小綺麗な少年がおやつにと言って45$の焼きたてのパンを買う。


パン屋のよく磨かれた窓に写った自分の顔が視界に入る。決して汚れて疲れきった自分の顔に驚いたのではない。


今、この瞬間、私はなんて目で少年を見ているのだろう。

少年と目が合う。

変わり果てた我が内面は次の瞬間になにを間違えたのか・・・造り出されたいびつな笑顔に、二度目の戦慄が背中を足速に通り過ぎた。
858名前はいらない:2006/03/09(木) 07:23:12 ID:l2flZ5BL




面白く ねえよ
そんなこと
楽しめ ねえよ
そんなこと
なんのために 宇宙はできたの
思い出作りここからでて行く

解放
解放
解放
解放
解放

自ら作った
だせえ体が 汗ばんでる
解放
解放
解放
解放
解放
解放
開放!
859名前はいらない:2006/03/09(木) 09:38:59 ID:l2flZ5BL
天国


時計の針が スケジュールを決める

電池残量はあと少し
ギリギリまで時を刻む
天国から徒歩3秒
余命も3秒
手には一万円札

タクシーも止まらない
天国! 天国 天国 天の国 天国 天国天の国

金じゃいけないとこがある
この世で手に入れたものはデタラメだ
靴下はいても 足は臭いまま
おい 俺の骨粉々にしてくれ
海に流してもいいぜ
天国への切符は
天 天 天
天気はどうだい?
寝不足じゃないか
幻じゃないか?
860やさしいあくま・千までDXの留守番します:2006/03/10(金) 00:27:46 ID:Monw5m0N
>>856
うっわ〜!急にLV高くなったと思ったら、3作書いてたんですね。しかも10代なのにすごいよ。
蛇足なんてとんでもない。投稿者が解説を嫌う方向にあるので、評価側から見た場合、どうしても答えあわせをする機会が少ないんですよ。
実際読み違えても、評価してもらっといてなかなか指摘できないという悪循環があるので。
暗盲病だけ、読み違いしてました。過去の話を語ってるのかと思ってました。妄想だったのか。
名無しなのがもったいないっスね。コテだったらファンができると思う。
861やさしいあくま:2006/03/10(金) 00:50:35 ID:cpPKyo6J
859までできてるんだけどさっきPCもぷチって切れて今日はもう眠いのでまた明日‥。
862名前はいらない:2006/03/10(金) 01:07:02 ID:Fg9tIjqM
「生人形」

病的に同じ道を行きかう人形
大きな棺桶にぎゅうぎゅう押し込められ
あふれ出した、それでも少数派の彼らは
ただただ彷徨い
懐に残ったりんごを貪り続ける

りんごが無くなった彼らは
再び新しい棺桶を探し
自らその中に飛び込んで行く

陽の光を嫌い
十字架を投げ捨て
ああ、それでも何故吸血鬼になれぬのか

棺桶の息苦しさと戦いながら
やがて彼もまた

病的に同じ道を行きかう人形
863名前はいらない:2006/03/10(金) 22:56:32 ID:sd2wzTP/
『青空』
今日は青空なにしてる?
そんなに青くなっちゃって昨日は青空何してた?
僕は青空みつめてた
夕暮れ時はどこいくの? 夜は真っ黒どこにいる?
明日は君にあえるかなあ
864名前はいらない:2006/03/10(金) 23:26:37 ID:sd2wzTP/
『でかい腹』
でっかい腹がへばりつく
君のほっぺにへばりつく
遠慮も知らずにずかずかとでっかい腹がへばりつく
君のほっぺはまっかっか
行き交う人の笑い声
でっかい腹は汗まみれ
テレビ局が取材にきたよ
でっかい腹はおおはしゃぎ有名な腹になれるかな
人気の腹になれるかな
もう少しだけ君のほっぺにひっついてるね
もう少しだけ頼らせて
だからお願い息をしてよ
865やさしいあくまDX番:2006/03/10(金) 23:30:14 ID:cpPKyo6J
こんばんは。859までできているので、残りは気のむくままに評価していきます。

>>841「風邪」 /notePDkbPQさん

いいね。和みますね。
うまいと思ったのは言葉(セリフ)の使い分けで、性別、関係まで分かること。菓子の見舞いって変化に本人への好意を感じるし、「おい、うつすな、帰れかえれ」と言った人の立場(多分上司だね)や、言葉の裏返しには大人のやさしい気遣いが伺えます。
「明日も甘えていいか?」いや、今日だけだと思うよw
あっさりCもらってってください。
866やさしいあくまDX番:2006/03/10(金) 23:40:37 ID:cpPKyo6J
こんばんは。859までできているので、残りは気のむくままに評価していきます。

>>855 「ふざけた物言いの若人より」/あらこさん
むむ。挑戦状ですね。でも買い被りすぎです。見たままの評価しかできないのであまり期待しないでください。
さて評価。独特の口調がハマっていて面白い。5行目〜12行目の8行に渡る、「わたしがわたしに〜」「あなたはあなたに〜」。
しつこい、回りくどいというよりは、じっくり読み手に諭しているように思うのは、この述べ方がしっかり身になっているからだと思います。
この手法をよく見かけるが、実際モノにしている人は少なく、言葉遊びで終わっていることが多いのだが、この詩は方向をぶらさずに内容を吹き込んでいる所に落ち着きを感じる。
ちょっと誉めすぎだな。
ラスト2行に言いたいことが詰まってるのだが、気になるのは内容、話の中心となる「あなた」と「わたし」の関係だ。

867やさしいあくまDX番:2006/03/10(金) 23:51:18 ID:cpPKyo6J
こんばんは。859までできているので、残りは気のむくままに評価していきます。

>>855つづき
「太陽の御子/私を無視/闇を見せ付ける」読み違いがあると思うが、2通りの見解が出てきました。
ひとつは「私」は太陽のことで、太陽から隠れ、閉じこもっているのが「あなた」なんじゃないかと見た。これで話を進めると、11行目の「わたし」が少し人間っぽいが、わたし=太陽だとすると、この高貴な物言いがちっとも不思議じゃない。
「あなた」を「太陽の御子」としたのが面白いところで、擬似的とはいえ、母子感という目線が生まれる。
もうひとつは、太陽と深読みするとタイトルが変で、タイトル通り若人よりあなたへっていうメッセージかな。へたに深読みせず読んだままを受け入れる方もありますね。
でもタイトルで遊んでみたって気もするな。C
868名前はいらない:2006/03/10(金) 23:53:37 ID:sd2wzTP/
『猫物語』 三匹の猫が 古ぼけた瓦の屋根の上で ご機嫌な太陽の光を浴びて のそのそと目を覚ましたところです
三匹の猫は 毎日同じ場所へ出掛けます
みじたくをすませた三匹の猫 いつもの場所へ のそのそと歩き始めます
嬉しそうな 三匹の猫 いつもの場所へ にこにこと歩き始めます
世界が今日終わることも知らずに
869やさしいあくま:2006/03/10(金) 23:53:49 ID:aaB/MyOQ
あ。消し忘れて大変なことに・・・;ウザス。スマン。
870やさしいあくま:2006/03/11(土) 00:10:04 ID:/VjXK3J5
>>857「本当の代価」
小説の一部のようでした。断片的な表現がひとつもない。
「羞恥」の使い方だけ間違ってる気が。
貴方と私の関係が恋人でなかったことに意外性が。彼女の本質が資本主義に委ねられているのは当然の成り行きか、それとも自らがおとしめたのか。
3、4連がなくて、1、2連がもし恋人同士であったなら、「わたしは汚れた」などとは言わなかっただろう。
そんな彼女の「日常」にあらわれた少年。彼女は自分と対比してみてしまったに違いない。身を削って買ったパンより高いおやつを買ってる少年は、きっと世の中に厳しさがあることも知らない。
だから無垢で汚れなくいられるのだが、そこに羨みと嫉妬の目を隠せなかったのだろう。
 少年はまともな世界の入り口(かかわり)のような隠喩をもっており、そこかから逸脱していた彼女には、突然引き戻されることができない。
まともなかかわりを思い出せないことに戸惑いを憶えただろう。
「二度目の戦慄」。この出来事は自分の本質こそがそうさせている絶望的な原因なのだと悟ったからに違いない。(と、断定はできないんだけど;)
流れや内容に凄味を感じる。奥深く納得できる心理に、迷宮的なストーリーの仕上がり。うまい。C+
871やさしいあくま:2006/03/11(土) 00:14:23 ID:/VjXK3J5
>>859「天国」
勢いはある。ナンセンスものかな。
どういってどう終わるのか、話の組みたてもして。D
872やさしいあくまDX番:2006/03/11(土) 00:41:24 ID:/VjXK3J5
>>862「生人形」
社会的なものかな。逸脱してるからどこが現実の入り口か考えてみたけど、ないですね。
ただ行動派何か訴えてるものがある。
皆同じ生活をして同じ見える人たち。大きな棺桶は人とか、常識の枠といったところだろう。
林檎が象徴するものはなにか。金かな。心かな。わかりませんでした。何か大事なものっぽいことだけ感じた。
3連はまったくわからなかった。失礼。D
873やさしいあくまDX番:2006/03/11(土) 00:47:09 ID:wdu+maj/
>>863「青空」
自然な成り行きですね。Cと思ったけど実際はD+
あとは金子みすずでないことを祈る。
874やさしいあくまDX番:2006/03/11(土) 00:49:36 ID:vvqKrFiD
>>864「でかい腹」
語感がいいのだが、7行目だけ流れが止まる。
ラストの方向性はそれて゜よかったのか疑問。最終行を生かせる構築をしてください。D
875やさしいあくまDX番:2006/03/11(土) 00:52:29 ID:vvqKrFiD
>>868猫物語
うーーーーん。悩むなぁ。なんとアドバイスしてよいものか。
なにも知らない3匹の猫たちはいつも通りに生活する。ふむ。何かもう一押し物語性が欲しいです。D
876名前はいらない:2006/03/11(土) 01:51:28 ID:H3dE6/gq
870やさしい悪魔DXさんまたまた的確な評価ありがとう。水憶の時といい自分の表現したかったことが伝わっていて感激です!


今回の【本当の代価】の登場人物は売春婦と貴方(売春婦の客)と少年です。資本主義で位置付けるならそれぞれ、下層、上流、中流といったとこです。

私(売春婦)は生きるために体を売るにあたって、屈辱的な隷属が金を得るための代価と考えていた。が、実は違う。

【本当の代価】はパン屋での少年に向けた目である。そんな目を、よく磨かれたパン屋の窓ガラスで客観的に初めて見ることにより、変わり果てた自分の内面に驚愕する。といった内容。

体を売れば汚れるという単純な主題ですが、僕はそのシンプルな人間というものにとてつもない深みを感じるのです。
877名前はいらない:2006/03/11(土) 04:19:16 ID:HAYcsdxQ
>>872やさしいあくまさん、>>862評価ありがとうございました。
んー。やっぱり自分の詩は上手く伝えられない。未熟です・・・。
一応、一連の「人形」→働く人(社会人)、棺桶→仕事(社会のレール) みたいにイメージして作ったのですが
だからあふれ出した彼ら、っていうのはいわゆるその道から外れた人→NEET(引きこもり)、って感じで。
「りんご」は大事なもの、っぽいことを感じてくれるようにあえて特定できなくしたんですが。
財産とか、大切な人とか、大事なものって人によって違うよな、って思って。これもダメでした。分かりにくくさせるだけで。
で3連は「棺桶」にかけて、棺桶の中に押し込められても苦痛を感じない存在→吸血鬼
と、引きこもりをいろいろ掛け合わせたつもりだったのですが・・・出直してきます。
評価は大変でしょうが、これからもがんばってください!
本当に参考になりました。ありがとうございました。
878自己満乙:2006/03/11(土) 08:41:57 ID:GRwwno0x
「トラウマ」
俺は過去に背負ってる
いや、
今も背負ってる
下半身が馬で
上半身が虎。



すごいだろ
http://2.mbsp.jp/05zd065/
879 ◆notePDkbPQ :2006/03/11(土) 09:26:05 ID:ZC5lLlJq
>>865 やさしいあくまさん、841の評価ありがとうございました。大量評価お疲れ様です。
読みにくいとの指摘を以前他のスレでいただきまして、書きなおしたものです。
C評価嬉しいです。そして、つっこみ、ありがとうございます。実際に病み上がりは
こんな感じだったので、そのまま書いてみました。
880名前はいらない:2006/03/11(土) 10:20:42 ID:V0HbcNnU
A reason why I wanna be with you

君の心 僕の心
互いのペースはどれくらいだろう
あなたの思考 私の思想
カチリとはまった瞬間は最高

君と時間を重ねてゆくたび
偶然というものの価値を知る
あなたと時間を重ねてゆくたび
必然だったぬくもりはさめてゆく

だけど
当たり前のことが 二人の間を少しずつ埋めていく
ただそれだけのことが 二人を自然と引きあわせている

必要以上に疑う気持ちは要らない
二人の未来なんて誰にもわからない
“So baby…,I can't live without you….”
…なんて口には出せない

それは多分 ややこしいようでシンプルな気持ちのせいだよ
A reason why I wanna be with you….


一言…お互いに想い合っているということを強調したかったので、
最初は日本語だった部分を“So baby…”に変えてみました。
よろしくお願いします。
881名前はいらない:2006/03/11(土) 11:17:16 ID:kRDAQFRU
俺は ほんと 何やってんだ
人恋しさを 酒のんで 落とす

夢の中で 裸になり
知らんぷりした君に こんにちは
君に会うのが 堪えられなく
午前3時にめがさめる

やるっきゃない やるっきゃない
お前を抱きしめてやるぜ ベイビー

やるっきゃない やるっきゃない
お前を抱きしめてやるぜ ベイビー
882名前はいらない:2006/03/11(土) 11:18:49 ID:kRDAQFRU
俺は ほんと 何やってんだ
人恋しさを 酒のんで 落とす

夢の中で 裸になり
知らんぷりした君に こんにちは
君に会うのが 堪えられなくて
午前3時にめがさめる

やるっきゃない やるっきゃない
お前を抱きしめてやるぜ ベイビー

やるっきゃない やるっきゃない
お前を抱きしめてやるぜ ベイビー
883名前はいらない:2006/03/11(土) 11:22:52 ID:V0HbcNnU
>>881>>882
いいですね。切なさとやるせなさがよく伝わってきて、素敵な
気分になりましたよ。彼女のこと、ぎゅってしてあげてくださいね(^-^)/
884名前はいらない:2006/03/11(土) 11:54:21 ID:V0HbcNnU
僕らは世界を愛してる

風のうつろいに身を任せたなら
僕らどこまで行けるのかなあ
雲が泳ぐのなら空を見上げて
陽が照らすのなら影と走って
僕らどこまで行けるのかなあ

土や草花の馨にさそわれて
僕らまるで獣のように
土や草花の馨にさそわれて
僕らまるで獣のように
瞳とじたなら闇へととけて

夜の静けさに身を任せたなら
僕らどこまで行けるのかなあ
星が見えるのなら空を仰いで
月が照らすのなら影と歩いて
僕らどこまで行けるのかなあ

川の流れのきこえるほうへ
僕らまるで蛍のように
川の流れのきこえるほうへ
僕らまるで蛍のように
飛びまわるのなら光のもとで


一言…だんだん暖かくなり、自然を愛でるのによい季節となって
きましたので、この詩を置かせていただきます。どうぞ評価を
お願いしますね。
885名前はいらない:2006/03/11(土) 12:05:13 ID:MWdXASny
逢いたい時に
あなたはいない
今夜も月が
そばにいるだけ
心の中に
山と積まれた
叫びは誰が聞くのか
886名前はいらない:2006/03/11(土) 12:10:31 ID:MWdXASny
すみません書き忘れました。>>885の評価お願いします。
887やさしいあくま:2006/03/11(土) 21:33:45 ID:wdu+maj/
本スレのこ、ありがとうね。
888あらこ:2006/03/11(土) 22:28:47 ID:eEtwnEj5
>>やさしいあくまさん
評価有難うございました。いいえ、買被りだ何て、そんな。
別のところの某評価人の方にキリスト批判だと批評され、それでは意図と全く逆なので
驚いて悲しくて切なくて、救いを求めるような心境でこちらにも投稿させていただきました。
お手を煩わせました。申し訳ございません。
太陽の深読みも考えてもいなかったので新鮮な思いでした。
私としては、
自殺しようとしている「あなた」を
必死こいて説得している「私」という情景が書きたかったものの全てです。
なので「私」は「あなた」を持ち上げて太陽の御子といいました。
まさか賢いあなたにこの程度のことわかりきってるんでしょうふざけてるんでしょう、
というスタイルで真理を説いて説教しています。
題名の若人は後付で小娘が生意気言ってしまったという
自身への嘲りからそうなりました。
回りくどい言い回しにしたのは必死さと説教臭さを匂わすため
読み取っていただけてとても嬉しいです。
ありがとうございました。
どんな酷評でも内に温かみを感じ取れるやさしいあくまさんの評価が私は好きです。

889DRY:2006/03/11(土) 23:05:15 ID:v+Rt4bZk
>>888
気になったもので一言。

>私が私の御霊に生まれた以上

自分に御をつけるのは間違ってます。

>あなたはあなたにしか過ぎず

過ぎずという言葉を使うと対象を卑小化します。
とりあえず日本語としての問題点を挙げましたが、作品から意図を読み取るのは困難だと思いました。
890あらこ:2006/03/11(土) 23:19:16 ID:eEtwnEj5
そうですか。
ご指摘どうもありがとうございます。
御霊はたしかにその通りです。反論の余地もありません。

>>あなたはあなたにしか過ぎず〜
これには異論が。
私は基本的にあんまりにもわからずやなあなたに苛つきも覚えていますので
ここではあえて少し見下げた言い方をしました。

あなたがそう感じたというのであればそれも真実なのでございましょう。

891名前はいらない:2006/03/12(日) 02:05:52 ID:B02LJ10a
「卒業」

昨日も今日も今となっては懐かしき思い出
ありふれた日々 当たり前だった日常
必然だった全て 会えない寂しさ
些細な気遣い 些細な思い出
思い出すたび 胸つまる

なくしたとき初めて気付いた日々の大切さ
なくしたとき初めて気付いた愛おしさ

もう戻ることはできないけれど
思い出 寂しさ胸に抱き
これから始まる新しい道 歩こうと
今まで出会ったすべてのものに
ありがとう
892名前はいらない:2006/03/12(日) 21:36:23 ID:QRuSzZJx
思い出


長い時間生きてきて肌色のひきだし
思い出がたくさん詰まってるよ
子供の頃の一年の思い出は
リュックサックでも足りないや
大人になった今では紙袋で十分だ

なんだあ思い出減ってきてるよ
天国への土産がこれじゃあ足りないよ

思い出を作るため
生きてるんだろ
誰も持ってない
僕だけの思い出
893 http://ameblo.jp/jukinzoku/:2006/03/12(日) 22:23:44 ID:D7ypf996
桜が空を彩り、涙が頬を滴り、夢が別れを促し、未来が出会いを誘う季節。
卒業。

桜と涙を縫い合わせ、夢と未来を炊き込んだ歌がここぞと売り捌かれる季節。
卒業。

催事意識に運ばれて、感極まる陶酔感に便乗した人々が、
あらゆる思い出を美化しては肩を叩き合っていた。
最後まで言葉が通じなかった教育者たちへの怒りを共有していたはずの仲間たちが、
他人よりも遠い存在に変わった。

戦いはむしろ、卒業してから待っていた。

同窓会で昔話が垂れ流される。
垂れ流されるがそこまでだ。
俺たちは傷ついたと泣いただろう。
俺たちは苦しいんだと叫んだだろう。
同窓会で楽しそうにあの日を語る。
楽しそうに語っている。
その教育は間違っていると訴えただろう。
そのやり方はおかしいと詰め寄っただろう。
894 http://ameblo.jp/jukinzoku/:2006/03/12(日) 22:24:45 ID:D7ypf996
全ては美化されて楽しかった思い出。

あの時のあれは俺たちが間違っていたのかと聞けば、
よく覚えていないよと薄ら笑う。
あの時のあれは今になってみても教育者側の不手際だったと言えば、
あいかわらずだなあと酒を勧める。

過ぎたことはもういいよと嫌な顔をする。
あの教師が校長をしている学校に、
息子を通わせているんだと嬉しそうに、
手放しの感慨に浸る。

なんのことはない。
ただ。
自分がしたいことを五月蝿く注意する奴らが鬱陶しかっただけ。
教育がどうと、教師とは如何と、決して許せないと拳握ったのも、
ただ。
あの程度の規則を守ることもできない自分を理論武装で守りたかっただけ。

あの教育の継続の結果が現状に繋がっていることになど留意しない。
そりゃあ、そうだ。
もう、あの人たちはお前を五月蝿く注意などしないから。
それだけなのだ。
何かを考えて反抗したのではなく、怒られることに脊髄反射した。
それだけなのだ。
怒られるかどうかが基準だっただけで、教師のイデオロギィや方法など、
どうでも良かったのだ。
895 http://ameblo.jp/jukinzoku/:2006/03/12(日) 22:26:10 ID:D7ypf996
記憶を美化したというのは間違い。
最初から。
ちょっとした教師とのいざこざもまた。
楽しい記憶。
だったのだ。だったのだ。だったのだ。

卒業して懐かしがって、派手な服装で母校に遊びに行く。
泣いて叫んで、訴えて詰め寄った母校に満面の笑みで遊びに行く。
母校に寄生する教師たちは、派手な服装もバイクで乗りつけたことも、
もはや自分たちに直接関わりないと踏んで、注意もせず満面の笑みで迎える。

お前は問題児だったなぁ。
あの頃は俺も若かったっすよ。

その一言を吐いては悦に入る。

問題児はまだいる。
そこにいる。
いやむしろ。
ここにいる。

いったいどちらが問題児なのか。

その疑問を口にする度、催事が一つ消し飛んだ。
その疑問を口にする度、同級生が一人消し飛んだ。

卒業。
それでもモノ考えないモノにはなりたくない。
卒業。
それでもあの記憶をウソだと捏造したくはない。

「卒業〜別れ路を歩き去る友たちへ〜」
896名前はいらない:2006/03/12(日) 23:17:50 ID:516EuMVb
「弱者の矛盾」

ジーザス!

助けて頼むよ困ってる

明日には赤ん坊が生まれるんだ

血で燃える炎が迫ってくる

パチパチ、パチパチ、

足下で奏でるレクイエム!

ジーザス、
ジーザスクライスト


「主よ、我らの滅亡の危機を救ってくださって感謝いたします」


そんなことは関係ない

起きなかったことなど知る由もない

今この時よ!

踏み付けられた手にかかる熱い命を退けてくれ

897続き:2006/03/12(日) 23:20:26 ID:516EuMVb

ジーザス!


なぜあなたは私を救わないのか


起きなかったことなど知る由もない

神のみぞ知る
神の溝知る


ああ…


898名前はいらない:2006/03/13(月) 00:49:29 ID:cflpQE+R
>>878
あ〜すげ D
>>880
英語入れんな D
>>881‐882
頑張れよ C
>>884
センスけどクドイ(残念ながら Bやる
>>885
上手い AAA
>>891
素質あり C
>>892
やるじゃん B
>>895−893
長く語ってそれだけかい D
>>896−897
誤変換か 自慰詩 E

ここも掃除おしまい
899やさしいあくま:2006/03/13(月) 11:01:33 ID:lwLJXM0m
>>898
見事な転身おめでとう。
そして乙。
評価人はこうして生まれ
そこに価値を見いだす。
自分の評価基準があり、人の客観的な評価基準がある。
一定の基準を抜けれる詩は、最終的に読み手の感性に訴えることができる。
読み手の感性に届かない詩はそれまで、と言えるだろう。
だから批評なんてしょせん主観だろ、とか感性で評価するな、とか評価人はいろいろ言われるんだけど、ある意味、技術や技法、展開構成その他は大雑把に言えば主観であって、そこから先は感性であると思うんだよね。
それは評価する側の感性に委ねられるんだけど、結局、表現が凄いな隠喩が凄いなって思っても、誰かの印象に残るとか、誰かの感性に届くとかはまた別の話なんだ。
主観で見る基本的なことが出来てて、尚且つ人の感性に届く詩が他人が見る作品として昇華しきれてると思う。(A、B作品)
だから人によって評価が違うこともある。自分でB!って思ったとしても。
出来ればやさしいあくまさんに評価して戴きたいです。評価よりアドバイス等が欲しいので。↓
『ちくわぶ』
腹は減ったが 冷蔵庫にはちくわぶしかない
ていうかちくわぶしか買ってない このところずっと
金はあるんだけどね

いつものように ちくわぶかじる
歯形をまじまじ眺めていたら ついに気付いてしまった
ちくわぶは穴が通ってる
当たり前すぎて 気付いてなかったみたい 今まで

ちくわぶの穴から
隣の家の窓を覗いてみる
まあるくくり抜かれるとこだけ ぼくのもの
ちくわぶの中で微笑むお隣りさんの可愛い娘も 今だけぼくのもの
これからの日課にしよう そうしよう

明日もちくわぶ あさってもちくわぶ
一年後も多分 ちくわぶかじる
金はあるんだけどね

無理やりこじつけるとするならば
ほんのささやかな ぼくの生への反抗
あるいは食べていくために働くことへの…
や〜めたやめた
「ぼくはちくわぶが好き」 これ以上の理由なんかいらないや
なんて考えてたら いつの間にか
ちくわぶの穴はあの娘が閉めたカーテンで塞がれていた
金はあるんだけどね…
なんでちくわぶなのかって?
そりゃあやっぱり きりたんぽよりちくわぶだろ?
901名前はいらない:2006/03/13(月) 14:19:12 ID:sT8bKPNB
無題
人々が詠む悲しみ、怒り、喜びの歌を聴くたびに
私はここに生きていていいのかと嘆くしかない。
902名前はいらない:2006/03/13(月) 15:41:51 ID:klBg/5+4
一人の夜〜悲しみの底で〜

悲しいことばかり
おきて涙流す
吹かずに生きてけば
体はびしょぬれで
風邪を引いてしまう

外へでてみれば
緊急車の山で 逃げ場のないことに
僕は気づくんだ


涙は綺麗なものだから
流せと人は言うけど
本当に涙が綺麗なら心にしまっていたいのだ


涙流す 夜は誰のそばに
いればいいんだ?
誰も助けてくれない一人の夜
903名前はいらない:2006/03/13(月) 22:12:37 ID:cflpQE+R
>>900
カマドウマくん 駄目なもんは駄目なんだ
センスのない奴は何をやっても無駄だよ
では真面目に再度評価しようじゃないかい!!!!!!!!!
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ
ちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶちくわぶ

嫌なるだろ。だからZなのさ 

904名前はいらない:2006/03/13(月) 22:32:23 ID:G9q9rkRD
アンダバさんよ、だからさ、別に評価してもらいたくて投稿してるわけじゃなくて、才能ないなりきに切磋琢磨しようとしてるわけよ
それをあなたにとやかく言われる筋合いはないわけよ
あなたは好き嫌いのみでものを言ってるみたいだから、こっちも主観で言わせてもらうが、正直あなたの作品は独り善がりな主張にしか読めないんだよね
言いたいこと言ったからレスはいいよもう。
905名前はいらない:2006/03/14(火) 01:26:55 ID:pgB+DHBd
「傍から見た風景」

毎日石を積み上げ高く登ろうとする者
こんなに高く積み上がったよ と奢る者
うまく石を積み上げる事ができない と嘆く者
どれもみな 高みに手を伸ばしたまま足場を崩し死ぬ

目標を高く持つ人間は
不満の器が大きい人間だ
どんなに搾取しても 満ちることはない
目標を全く持たない人間は
生きてすらいない

満たされた人間は存在できない世界
今日もまた 全ての人間は懸命に石を積み上げる
滑稽な地獄の風景を毎日見ている
906名前はいらない:2006/03/14(火) 01:58:56 ID:jW/gYZCv
>>904
どこ宛に発信してるの?
アンダバさんが書いてるわけないじゃん。
才能ある人って標的になりやすいのは本当だね。
907名前はいらない:2006/03/14(火) 07:31:25 ID:uuLK4FyQ
【やみむし】


あなたが月を、私が影を。夜が二人を二人にし、祈りが焚火を包み込む。慈愛が大地を潤して、光りが闇を赦したら、安堵が息を吹き返す。


眠りが二人を分かつ頃、迷い込むのは闇虫か。羽音は夜風に心地よく。それは旧き罪人か。神が与えしその姿。懐かしむのは千年昔。

それでも今夜で赦される。聖者の剣は鞘の中。闇虫焚火に焼かれ逝く。来世に待つのは福音か。

まだ来ぬ明日に夢を見る。
908やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 10:01:29 ID:aiOUN4Mt
昼間で時間開いたんで、手が空いたら後で書き込みます。じゃまた後で。
909やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:05:00 ID:r51P4Xbd
>>879
いー職場だね。仕事って環境大事ですね。本スレ乙です。
910やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:15:36 ID:r51P4Xbd
>>888あらこさん
受け取り方なんて人それぞれだからいんじゃないかな。
ある意味読み手の状態によって何通りも読み取れる詩は面白いと思う。作者の意図通りでなくとも。そこが暗喩のいいところでもあるし。
僕もなるほどね〜と関心することだってあるし、伝わんないときは未熟なのかとへこむこともある。
いい方向に転がったときだけ受け入れたかったりするものだが。占いみたいにさ。
読み違うこともあるけど、作品が手から離れたら読み手に任せていいと思う。不発だったら再評価。
911やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:26:11 ID:r51P4Xbd
>>877
必要ないかもしれないが。
連想できる単語を増すことと、内容がどういった方向にいくのか伝えることかな。
イメージする適性。例えば「かじる」には食べる、消費する、すり減らす、満たすみたいなイメージ。この場合は何か求めているって貪欲さがでていたので、「満たす」だけ省いた読取りになりました。
 あとは「林檎がなくなったら新しい棺桶を探す」意味とか。1、2連は「彼ら」という目線。4連で「彼」個人に目線を移すには唐突すぎで、その前の連(3)で段階を踏むのがスムーズにいってないのでそこを訂正するといいだろう。
注目(強調)させるのに「彼ら」と「彼」はちょっと違う行動をしている、というのが出せると伝わりやすかったんじゃないかと思います。
全体を見てから、固体にうつすのはいいですね。
912やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:40:01 ID:aiOUN4Mt
>>900「ちくわぶ」
フフフ。少しシュールな作品です。
3連の「まあるくくり抜かれるとこだけぼくのもの」が面白い。
2連のちくわぶの穴、「ついに」っていう発見はちょっといまさらって思うが。
ちくわぶを食べる理由なんて主人公が単に好きなだけなのだが、極端なこと言ったり、隣のあの子をのぞくのに変に理由付けたり、隠したりするあたりが人間らしい。そこに毎日の小さな不安や退屈もかいまみえるね。
カーテンでささやかな恋が否定されてる。
 「金はあるんだけどね×3」思い通りになることばかりじゃないっていう言い方を替えたプチ皮肉。
ちくわぶだけは手に残ってw
人間味があって、日常的で面白かった。僕は好きです。D+
913やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:41:46 ID:aiOUN4Mt
>>901 無題
悲観だけ伝わる。詠むって書くと、歌は詩のことにも聞こえますね。D
914やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 11:49:40 ID:aiOUN4Mt
>>902「一人の夜〜悲しみの底で〜」

「吹かずに」は悲しみを吹き飛ばさずにってことだろうか。あ、涙を「拭かずに」だね。脳内変換しとこう。
ほかは緊急車の山って何だろうな・・・。傾斜の山かな。
情況はなんとなくわかる。なんとなく。
うって変わって3連目はいいね。「〜本当に涙が綺麗なら心にしまっていたいのだ」が特に。
4連。「誰のそばにいればいいんだ?」が稚い。素直な恋しさをだしてよかったんじゃないかと思います。
3連だけよくて、1、2、4連が未熟です。プラマイゼロD
915やさしいあくまDXバン:2006/03/14(火) 12:01:55 ID:Prun/5N7
>>880 A reason〜略

全体的にありふれてる、かな。割りと今まででも語り継がれてた内容で、真新しさや、君僕、ででてきても個人の感じ方で目を引く表現はなかった。
しいて言えば「カチリとはまった瞬間は〜」くらいかな。
2連は3行目までアゲて。アゲて、アゲてって来てるのに、4行でサガってるのに違和感を感じる。
全体的に幸せムードなので、「こんなこともあるけど」程度にオトしたほうがよかったかもですね。
3連には心をつかむだけの説得力、印象に欠ける。
4連の「疑う」って単語にふってわいた疑問点。2行目が否定的で不要に思えます。
感想。ずいぶん照れ屋な男なので若い印象。D
916やさしいあくまDXバン:2006/03/14(火) 12:07:48 ID:r51P4Xbd
>>881
「君に会うのが堪えられなく」だと、会ってるのが嫌だって意味になるのだが。会いたい気持ちが抑えられないって言いたかったんだとしたら間違ってる。
会えない気持ちを紛らわすも、抑えられない思いが、夜中に目覚めさる。
衝動的な部分がもっと出せたらよかったと思う。D

917やさしいあくまDXバン:2006/03/14(火) 12:12:46 ID:r51P4Xbd
>>884「僕らは世界を愛してる」
ん、いいね。やわらかな印象。
情景描写が常に「僕ら」と共にあって、サラサラと流れているようだ。
少年の目線で、リフレインが効果的。
1〜3を4Rでシメているのも巧み。C
918やさしいあくまDXバン:2006/03/14(火) 12:17:21 ID:r51P4Xbd
>>885 はCですね。
>>891 「卒業」
 卒業という舞台をストレートな表現で綴っています。
しかし無難といえる。個人的な目線というよりは、誰もが通じるための目線で当たり障りなく書いてる。
悪い所はまったくないが、光るといえる表現がないのが惜しい。
土台はできてる。表現に磨きをかけて。D+
919やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 12:23:15 ID:Prun/5N7
>>892「思い出」

んー、言いたいことがバラバラしてますね。主張したことも十分てない。一度考えて整理して。
「思い出を作るため生きてるんだろ」ここだけ?人称。自分に語りかけるには、前連が邪魔してるし、言ってることも不自然だ。
土産が足りないってことを言いたいのか、思い出を作るために生きてるってことを言いたいのか、誰ももってない僕だけの思い出のことを語りたいのか、欲張らずにテーマを絞って、ひとつのことを丁寧に書くといいと思う。D
920やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 12:25:18 ID:aiOUN4Mt
>>893-894はC+批評文が長くなってしまったので、終わりそうにないので後回しにします。スマン
921やさしいあくま・DX番:2006/03/14(火) 12:28:32 ID:Prun/5N7
>>896 「弱者の矛盾」
何をいわんとしているのかがつかめない。
「明日産まれる赤ん坊/起きなかったことなど/踏み付けられた手にかかる熱い命を/救わない」これだけで読み取れる内容はないと思う。D
922名前はいらない:2006/03/14(火) 15:39:57 ID:B6RT2c2n
ありがとうございます>>914緊急車の山は
パトカーや救急車をイメージしました
外へでても 事件や犯罪がたくさんある
よって逃げ場がないということでした
923名前はいらない:2006/03/14(火) 16:13:19 ID:7dyf+tU3
評価は苦手。感想しかかけない。
あくまで自分の好みなので厳しかったらごめん。

>>900
「ちくわぶ」
妙に好き。
第2連が一番好きだけど金はあるんだけどね」がいい感じにちからが抜けてていい。
切羽詰った詩より伝わるものがある。
あとは言葉選びかな。C+

>>902
「一人の夜〜悲しみの底で〜 」
うまい!ってわけじゃないけどすごく共感。
飾りすぎてなくいいと思う。
最後の一行が蛇足…かな。
D+

>>905
「傍から見た風景」
比喩を使ってるのはわかるし意味もわかるんだけど
伝えたいことが斬新じゃなく感じる。
でも言葉選びはいいかも。
C-

>>907
「やみむし」
言葉を気にしすぎているように感じる。
綺麗で難しい言葉がいいってわけではない。
924名前はいらない:2006/03/14(火) 16:14:48 ID:7dyf+tU3
ごめん上の長くかきすぎた。。
あと>>905>>907の評価したから。
925名前はいらない:2006/03/14(火) 16:16:06 ID:7dyf+tU3
『滞留』

張り巡らされた毛細血管
締め上げられた内臓たち
壊死寸前に響く慟哭
軋んで自らを掻きむしる身体

叩き込まれた生きる法
終わらせる術は極秘事項
社会の奥深くへ封印
終わりを熱望する者の悲鳴

明日を夢見ろとは酷な宣告
この世にしがみつくことの障害
その先にあるのは絶望
夢と現実の谷間へと落下

カーペット一面のガラクタたち
空っぽになったおもちゃ箱
片付けを知らない子供たち
空の箱をまさぐっては涙
926名前はいらない:2006/03/14(火) 16:36:20 ID:ZjPdqEnM
【夜の影】
あなたの此処が好きとは言えない
あなたの何処が好きかを言えない
あなたを創るスベテが好きで
あなたを囲むスベテが好きで…

あなたのものにはなりたくないけど
私のものにしておきたくて
あなたを信じることはなくても
あなたを疑うこともなくて


会えない時間は寂しくないけど
会えなくなるとは思ってなかった
927カマドウマ ◆a76ZcoQAMM :2006/03/14(火) 19:45:29 ID:kHAV1JwR
>>912やさしいあくまさんと>>923さん、評価と解釈ありがとうございました。
今回は色々な方に評価して戴いてしまいましたが、各人それぞれに解釈が違っていたりして、自分では意図してなかった部分などに気付かされたりして興味深かったです。
928名前はいらない:2006/03/14(火) 20:58:48 ID:uuLK4FyQ
【霊安室】


この部屋に時計が無いのはあなたにとって時間が意味の無い物になってしまったからなのかな。

箱買いなんかしないあなたの横にハイライトのカートンが置いてあるのは、これから長い旅に出るからなのかな。


八月なのに霊安室の空気は湿っていて、線香と死臭が混ざり合い私は暈をおぼえていた。あなたは眠っているのではなく、そこに安置されている。

現実はいつも残酷だから。あなたの優しさが痛すぎて最期に目を見て話せなかったね。

過ぎ去りし過去が灰になり飛ばされぬよう、私がしっかり握っているから。あなたはゆっくり眠ってください。


聞こえてきたのは祭囃子。今年も村ではあなたが好きな夏祭りがはじまるようです。
929やさしいあくまDX番:2006/03/14(火) 23:59:14 ID:Prun/5N7
今日読み込みに時間かかりすぎ_| ̄|〇
時間なくなってきました。


>>923評価乙!
930やさしいあくまDX番:2006/03/15(水) 00:08:05 ID:GuvGbCg6
>>925
ハギレよく端的な書かれた言葉だけど内容はどうかな。
1連、危機感はあるが「何の」がない。2連、断片的に、死から目をそらしながらも生き抜いているが解放を求めてる声。3連、「障害」を簡単に書いてしまったのが残念。重要箇所だと思うのだが、説明がなくてもいいのか。「夢/現実」の差。
5連は単独だといいと思うのだが、1〜3につながらない。一行一行に語感とキレはあるけど、全体的に主体がないように感じます。D+
931やさしいあくまDX番:2006/03/15(水) 00:16:58 ID:GuvGbCg6
>>925「停留」
>>926 「夜の影」
若いなー。1、2行の対比は意味が真逆になり矛盾すると思う。2行目「何処が好きか言えない」は意味が2通りあって、「好きか分からない」って方の意味合いが強い気がした。
また二人の関係がよくわからず、読者としては一歩距離を置いた所でしかみられない。
もっと割って入ったものを書いていいと思う。D
932やさしいあくま:2006/03/15(水) 00:54:57 ID:ZDMt+gcg
あ、>>912に誤字。
×毎日の小さな不安や退屈
〇毎日の小さな不満や退屈
でした。
>>927カマドウマさんかぁ。(実はあまり知らないけど
そんなに言われると解釈が合っていたのか気になるな・・;
セン5は未評価たまるからレビューされずに一発で終わるからなぁ。評価人が常に不足してるからしょうがないんだけど。
僕もいろんな人から評価聞きたいと思います。
933名前はいらない:2006/03/15(水) 01:37:20 ID:OjWhlPmP
優しさとはなんであろうか。
人をどこまで受け入れるものなのか。
何を間違いとして、なにを正しいと諭してくれるのか。
全ての悪徳が、歪つが許されざるものならば、
どれだけの人間が裁かれるのだろうか。
そしてこの自分の罪はどれほどのものか。
許されざる、薄汚れたこの心は、
誰に打ち解ければいいだろう。

あるいはずっと一人でいるのだろう、
あるいは誰にも相手されないのだろう、
寂しかろう、辛かろう、誰とも通わないだろう、
何がこの世の苦しみで、幸福であるのか、
何もわからないでいるのだ。
934カマドウマ ◆a76ZcoQAMM :2006/03/15(水) 02:14:27 ID:Jvngtj07
>>932
名無しで投稿してるからやっぱり知名度低いのか…orz
一応、アピールのために、自己紹介も兼ねて…
このスレで以前あくまさんに評価して戴いたのは>>527と、
本スレでは今のひとつ前の『或る朝』(B+戴きました。どうもでした)です。
他にもちまちま投稿してます
今度からはコテどんどん出していこうと思います(^ω^)
スレ汚しスマソでした。
評価頑張って下さい!
935職人のうた:2006/03/15(水) 04:09:02 ID:GyBdRGWv
少年が一年遅れの卒業式に行ったんだってさ。
負け組なんて言われてさ、言い返せなくてただ下を向いてた。
中年のオヤジが年下の店長に怒られたんだってさ。
だからあなたは駄目なんだって言われて、ひたすら謝ってたんだってさ。
引きこもりの息子を持つ主婦が夕方、近所に行ったんだってさ。
近所の奥さんは家の子は勉強ができないって笑っていたのを主婦は聞くだけだったって。
夕やけ小やけ、街に流れる。夕やけ小やけ今日も流れる。
むかし、男に裏切られた女が夜の街へ向かっていく。
水割りもうまくなったけど今じゃ楽な恋愛しかしないんだってさ。
頭のいい人が『オレは勝ち組』って言ってたんだってさ。
外車に高そうなコートにマンションと輝かせて街をのし歩く。
ひとつ、ひとつ積み重なって。
ひとつ、ひとつ街は流れる。
勇気と言えば聞えはいい。…悪あがきと言えばそれは悲しい。
考えなければ楽になる。悟りを開けば意味は無くなる。
それでも、街へ向かう。
ひとつひとつ積み重なって
街は流れて、石は削れて光ってく。
小さくなりながらも光ってく。
ひとつひとつ積み重なって。
ひとつひとつ削られて。
痛みながらも街へ行く。
936名前はいらない:2006/03/16(木) 23:52:23 ID:O505BjAE
「四面楚歌」

お前は何処に行く?

北には永久凍土が広がる不毛の地
南には砂漠が広がる熱帯地獄
東にはただただ大きな海が広がり
西には人の姿をした鬼が棲む

いっそこの場所で首を括ればどうだろう?

それは実に甘美で艶やかな響きだったが
それでも歩みを止めることは出来ず

機械と成り果てた体を引き摺り
この地獄を彷徨い続ける
937名前はいらない:2006/03/17(金) 05:33:11 ID:8zmDBTNm
【SOS】

目に見えないほどの細胞が集まり、俺をここまで苦しめるなら一気に全てを停止させるしかない。

いくつもその方法を知っているよ。お前らが記憶してたり、発想させるから。

どっちなんだよ?実行しようとすればお前らは恐怖を与える。

ひどく研ぎ澄まされた感性の楯と剣は今の世の中じゃあっという間に錆びてボロボロ。

俺達は正しいよな?じゃあなんでこんなに苦しい。

誰でもいい。物理攻撃じゃびくともしない、俺の心を君の最高の言葉の剣で一突きにし、そのまま全身を引き裂いてくれ。


そしたら信じるよ。
神がいるってね。
938やさしいあくまDX版:2006/03/18(土) 10:51:58 ID:YoIYKwAX
おはございます。先送りしてしまった>>893-894の評価します。遅くなってすいませんでした。すんごいな長いから。

 人は思い出にするとき、あぁだったこうだった、と語り合ったことも忘れて、いいとこチョイスして美化する傾向がある。
 それは最後をケチつけて飾りたくない無意識の美意識なのだが、どんなに啀み合っていたもの同士も、これが最後となると許しあって別れの寂しさをしのぶ、とうのを前提に置いた話である。
 しかし、主人公はそういう思考回路を持ち合わせておらず、白々しくうつっただろう。美化することよりも、過ごしてきた過程のほうが何倍も重かったのである。
 一見、正論で固められているように思うが、実際、正論かどうかは関係なく(議論するべくもない)、誰もが感じる事を、感じない主人公の温度差が作り出した正論。
 注目するのは、友達ではなく、「仲間」と表現したところ。その前には「怒りを共有していたはずの」と書かれている。
(何か共有することで仲間意識を持つ)人間心理にあり、否定や肯定を共感することにより生まれる一体感を「仲間」という括りに結びつけるものであるのだが、↓
939やさしいあくまDX版:2006/03/18(土) 11:18:09 ID:9vGJRNTX

 この仲間であるという、友達の枠から外れた誤った感じ方にあり(悪く言えば子供っぽい)、卒業という場面に感動しえない時点で、
 仲間ではなくなっている、という疎外感を抱いたというのだ。
 それは大人になっても変わらなかった。
 やはり共有していたはずの思い出も否定されてるようにしか映らず、焦りを感じ昔話にこだわるのだが、過ぎた話をくどくどされては嫌な顔されるのも必死。
 やがて自分のなかで、その違いをまとめ、無理遣り納得させようとする違和感がよくでている。矛盾したまま受け入れる。同化しようとする。
 「その疑問を〜消し飛んだ」だけ不明。
 考えるのが欝になってきた。〇| ̄|_
 あったこと、美化したこと、美化は(なかったことではない)が、(なくなった)と誤変換される、感情その他の前後するまどろっこしさ(適切でなくてごめん)を過不足なくよく書けてると思います。↓
940やさしいあくまDX版:2006/03/18(土) 11:29:41 ID:utFUqkTi

 たしかに長いですが、「何とも言えない感情」を細かく書いてる。
 ラストは無理遣り同化してまとまろうとする行動(共有することに戻ろうとする方向性を見失わない自然な流れ)に対し、最終連はジレンマだと思うが、否定する意志に偏ってる。
 どちらかを選ぶか、矛盾を矛盾としてまとめるかだと思います。
表面的なこと、一般的なこと、自己の内面をかなり細かいところまで照射してる。主人公の人間性がしっかりある。詩という形態をとらなくとも小説でいけるんじゃないかと思った。  C+
941やさしいあくまDX番:2006/03/18(土) 23:23:44 ID:9vGJRNTX
>>934
覚えてる!或る朝って確かオエってはいたら母親と弟だったって詩じゃなかったかな。
コーヒーはタイトルも中身も好きだった。
結構印象に残ってます。
942やさしいあくまDX番:2006/03/18(土) 23:38:33 ID:YoIYKwAX
>>907「やみむし」
世界観がかききれていません。闇虫、聖者の剣の役割はなんだったのか。
「罪人/懐かしむのは〜/今夜で赦される」が漠然としてて、飾り立てただけのように見えてしまう。形だけ作らずに設定その他に核を入れて。D
943カマドウマ ◆a76ZcoQAMM :2006/03/18(土) 23:49:38 ID:cDUWer4P
>>941スルーされたかとオモタ(笑)
や〜、覚えててくれてちょっぴり嬉しい(´ω`。)ホロリ
過度の馴れ合いは避けたいが、やっぱり喜びは隠せないのだった
944名前はいらない:2006/03/19(日) 06:19:18 ID:QGbYx1fy
愛とは
親が我が子に持つ感覚

愛とは
恋人同士を惹き合わせる何か

愛とは
人を殺す動機

愛とは
燃え盛る戦火の中で、手負い敵兵をも救う道徳

愛とは
自らを犠牲にする理由

愛とは
餓死に怯える少年がパンを盗んだ罪への赦し つづく↓
945名前はいらない:2006/03/19(日) 06:26:03 ID:QGbYx1fy
愛とは
人間が人間であるための道標

愛とは
誰かが誰かのために流した涙

愛とは
悪を断固として拒絶する法

愛とは
死者に花を手向ける時間
愛とは
人それぞれ。見えないが誰もがその存在を認めて疑わない。

愛とは、、

続けて欲しい。

あなたにとっての


愛とは?
946名前はいらない:2006/03/19(日) 06:27:23 ID:QGbYx1fy
↑題名は【愛とは】です。評価よろしくですm(_ _)m
947やさしいあくまDX番:2006/03/19(日) 10:52:47 ID:Fr6CsvhE
おはございます。
 さて、あと50くらいでこのスレもいよいよ終わりですね。970まで投稿受け付けます。その後は評価、スレについての話合いなどでいいでしょうか。
 次スレは立てません。1000まで行ったら本スレに移動してください。
 途中で容量オーバーした場合も、本スレに投下しなおしてください。よろしくお願いします。
948やさしいあくまDX番:2006/03/19(日) 11:04:56 ID:VaEHA2QE
>>935 /職人のうた
1〜10までが負け組、11、12行だけ勝ち組にしたのは、ごく一部しか成功してないっいてう人生観ですね。
 9行目の読点が間違っている気がする。
 「勇気といえば〜意味はなくなる」に「何の」が抜けてる。前の文にかかるような、接続させる文を入れて。
 街を川の流れに見立てて、うまく調和させてます。
 「それでも街へ向かう/街へ行く」の街の魅力として、石(人)は積み重なって転がりながら削れてひかる、痛みながらも街というものに惹かれて。と抜かりなく描いてます。
一読して、これいいな、と思いました。客観的な目が落ち着いています。C
 
949やさしいあくまDX番:2006/03/19(日) 11:30:30 ID:VaEHA2QE
>>936「四面楚歌」
 4連、「甘美で艶やかな響き」←こういう表現をするときは、それに負けないくらいの魅力を書けないといけない。
 2連でこの世の地獄を東西南北にわけてかいてはいるが、「お前」の今いる場所について書かなければ、なぜ北も南も地獄なのに今いる場所からさらに選びすすまなきゃならないのかという疑問にぶつかる。
 また「機械と成り果てる」(5)余計に説明不足、情報不足を感じてしまう。
 八方ふさがりなら「元」を書いて欲しい。情況設定オンリーでは成り立たない。D 
950やさしいあくまDX番:2006/03/19(日) 11:39:15 ID:Fr6CsvhE
>>937「SOS」
 「目に見えないほどの」と「細胞」(細胞はもともと目に見えるものじゃない)は二重表現だと思われ。
 2、3連は他人任せで見せ付けてる、という印象を受けました。
 5連でフイに俺からおれ達に移行してる。
 うーーーーん。なんだかな〜。何とも言えないんだけど、考えが子供っぽいです。
 他人のせいにしたり、正しいといったり。大仰なセリフが多く、上からの物言いも引く。苦しいと言ってる割に中身がないです。
中身が伴わない苦しみは、語られても言ってるだけ、にしか聞こえない。
 その根底は?と聞かれたら、この詩から答えることは出来ないだろう。そういうものが不足している。
 表現を作る前に土台をしっかり立てないとただのはりぼて。無念D−
951やさしいあくまDX番:2006/03/19(日) 11:44:35 ID:Fr6CsvhE
>>944-946「愛とは」
 2連、「何か」ですますのはもったいない気がします。
 >945 2連と4連4行目は異議ありなんだが、個人の観念なので、次に進もう。
 ラスト「続けて欲しい」ってちょっと安易です。
いつもより落ち着いて掛けてると思います。やはり内容(話がどう着地するかっていう点)に力不足を感じる。もう一息です。D
952やさしいあくま:2006/03/19(日) 11:49:37 ID:Fr6CsvhE
【次スレは立てません】
 
 1000まで行ったら本スレに移動してください。
 投稿は970まで受け付けます。残りは評価、再評価希望、質問や話し合いに使います。
 オーバーしたら本スレに投下しなおしてください。よろしくお願いします。
953名前はいらない:2006/03/19(日) 16:18:31 ID:JoQO8W2t
          「子どもたちが笑う」

子どもたちが 笑っている
見つめるその先には 無残なるバッタの姿
羽をもがれ 足をちぎられ 
バタバタと もがき苦しんでいる
子どもたちが 笑っている
少しずつ 少しずつ バッタの生を奪っていき
少しずつ 少しずつ 近づいていくバッタの死を眺めながら
子どもたちが 笑っている
954やさしいあくま:2006/03/19(日) 20:45:38 ID:Fr6CsvhE
>>953 「子どもたちが笑う」

 無垢な子供は残酷なことを残酷だと教えられるまでその行為に気づかない。子供たちはバッタの羽をむしるという行為を遊びととらえて笑う。
 うーん残酷だね。でもそれだけ。
 残酷だって事は伝わったけど、その裏に何を思わせたいのかがわからない、というより真意がない気がする。
 この、子供たち・行為を通して作者が何を言いたいのか、がないです。途中で話が終わってしまった。何か作者なりの思いや何かを突き詰めて。D
955名前はいらない:2006/03/19(日) 21:36:28 ID:QGbYx1fy
【ライン】

息続け 生き続け 生まれてきたのは人選ミスだと

ただあがき 息切らし 赤子の頃は幸せだったと

夢は無く 悪夢見る それでも生きろとあなたがいうから

従おう いつか報われるという偽善を、信じたふりをしながら

だから入り混むな その線を越えた瞬間 私が私でなくなり 本当の私になってしまうから
956ゆー:2006/03/19(日) 21:50:27 ID:MiwuqlnC
嘘でもないよ
本当の幸せはここにある
あなたがいて
やっと分かった

泣いて
笑って
最後はお別れ

サヨウナラ

終わると知って
始まりだけを夢見てた
精一杯頑張った後にも
きっとあなたはいないから

生まれ変わったら
もう一度会おう
あの子もいない
夢の世界で
957名前はいらない:2006/03/19(日) 21:59:02 ID:tVAA9i5k
周りを見れるようになったとき
自分が子供だと気付いた

優しさが今わかった

存在の大きさも今わかった

あの半年の思い出が断片的によみがえって

一人に耐えられなくて

またよりかかってしまう

こころのなかでごめんてつぶやいても

何も戻らない

変わらない

雫が流れるだけ
958名前はいらない:2006/03/20(月) 02:42:28 ID:B+qZEBf4
【時計への憎悪】

時計の秒針はいつもよりも強く時を刻んでいる。その不快な音は嫌でも私に時の有限さを意識させる。

死は時に秒針を追い越しその存在を呈したと思えば、時に速さを緩め不気味に待機する。私はその動向を見逃さぬよう感性を研ぎ澄ます。

母の眼は不意に生にピントを合わせ、呼吸は乱れ、私の手を痛みすら覚える程強く握る。これがこんなにも痩せた人間の握力か?と余計な方向に思考は独り突っ走る。

母の視線は時計の方へ。銀色のフレームでとてもシンプルな時計。何かを確認した母の眼は安堵と諦めのどちらともとれる色。

そんな眼をしたら死にさらわれちゃうよ
だから、、
ピーーー
鳴り響く機械音。張り詰めて均等に拡散していた空気の密度は、さらに重さを増し重心を下方に移す。

私はなぜか深い敗北感を感じる。死についていけなかった隙だらけの自分。

時計の秒針はいつも通り軽快に時を刻んでいる。悲しみの時は無限に続くよといわんばかりに。
959名前はいらない:2006/03/20(月) 02:49:07 ID:KH+9iiTS
言葉というものは
降り積もる雪に似ているところがあって、
いろんな色の汚れたモノたち、―例えば
猫の死骸とか
生ゴミとか
腐敗した木屑とか
不自然に衛生的な建物とか
自分自身とか
誰かを想ったりする心とか
誰かを憎んだりする心とか
そういうモノ全てを
白く染め上げてしまいます。
まぶしい位の、真っ白に。

そしてそれを見た人達みんなが
口をそろえて「キレイだね」って
言うんです。
960名前はいらない:2006/03/20(月) 03:39:30 ID:q5XcJOZa
すべての現実を受け止めた時理解できるだろう
あなたは生産をしていない子供ですよ
961やさしいあくまDXも最後かな:2006/03/20(月) 23:47:33 ID:DHBXk9vJ
いつも通りタイトルないのは評価しない方向で行きます。

>>955「ライン」
 発音すると語感が悪いところがある。(息続け 生き続け)
 「夢はなく/悪夢見る」もリズム悪し。
 4行目と5行目の矛盾。「入り込むな」と一線引いているけど、「従おう」と、相手に自分を委ねているところ。
 5連、「本当の私になってしまう」の「本当の私」がまったく想像つかない。どんな私が潜んでいるのか、どんな危うさがあるのか、
伏線をうまく使うなりしないと、読む側はついていけない。D
962やさしいあくまDXも最後かな:2006/03/21(火) 00:06:33 ID:3h2Kc1S5
>>958「時計への憎悪」
 うまいなぁ表現が。でも3連、なんで時計を見たんだろう。
 「何かを確認した」は、死を確認したととれなくはないが、行動が差すものはなんだろう。その場にいる人間が、時計の秒針の音を気にしても、死に直面した人間もそうであるとは思いがたいし。
 それにしても淡々と話が進みすぎて、「私」という人間が無機質に感じるのは、極限に直面した感情というものがあまり書かれていないからだと思う。
 研ぎ澄まされた神経(秒針の音)とはまた別にさ。
 でもそのせいで第5連の「そんな目をしたら〜よ」が初めて表す感情として際立ってはいる、が。
 4連の母の視線が移ったとき、見ていた相手も同じものを見てしまうという、本能的な行動の描写は、時計のフレームなどの外観で見て取れる。ここに技アリ。
 5連の表現には目をみはるものがある。「張り詰めて均等に拡散していた空気の密度」は身動きできない緊張を表していて、「さらに重さを増し重心を下方に移す」は事実の実感としての重みが伝わる。
 2連はツウ好み。シメもいい感じだし、主人公のまだ大人になりきれていない10代の幼さ(でもそんなに幼くはない)もよく出ていると思います。
 直面した悲しみを感じさせるには少したんたんとしすぎていたか。もっと底をさらってもいいと思う。最初に述べた時計の疑問が引きずって評価し低い。C〜C+
963やさしいあくまDX番:2006/03/21(火) 00:08:38 ID:uHMVxgR3
誤字。×評価し低い
   〇評価は低い
カッコワリ!!
964やさしいあくまDX番:2006/03/21(火) 00:14:54 ID:uHMVxgR3
>>959 タイトルないけど気になったので評価。
 ちょと面白い。汚れたモノ達を白く染め上げるって発想。
 上辺の言葉で真意を隠してしまうって事かな。それで上辺だけ誉められるっていう。
 確信がつかめないけど、そういう風に感じた。
 「降り積もる雪に似ている」はどう読み取ったらいいのか、それとも直球で白く染めあげるにかかっていいのか。
 感性で評をいれるならC−
 作者の意図を汲み取りにくい点を指摘するならD+
 気になる作品です。
965名前はいらない:2006/03/21(火) 02:26:35 ID:xmLN/ZHN
【ニュース】

スーツ姿の饒舌が
世界の暗さと
命の軽さと
人間の愚かさを
旬の話題で検証してゆく

殺人 放火 詐欺 汚職
繰り返し聞いて
心の鍛錬
他人の不幸への免疫は
そうして容易に育める
ああ なんと効果的な教育番組か

それにしても
さんざん嫌な話を聞かせておいて
「ではごきげんよう」とは
何事なのか
966名前はいらない:2006/03/21(火) 03:24:32 ID:1cr273Cv
>>772の、うんこ詩を書いた者です。
批評、ありがとうございました。
967名前はいらない:2006/03/21(火) 18:35:13 ID:1k0thSeT
煙は上へ上とゆっくり上る。
もっとはやく上がってくれ・・・・
絡むような気体はじれったく上へいく。
多少いらいらしながらも、くだらないことだなと少し苦笑する。
いつまでもいつまでもここにいたい。
でも前へ行きたい。そんな思いが煙のもどかしさを欲させる。
968名前はいらない:2006/03/21(火) 19:59:11 ID:ZZDQZUa0
「真冬の雨」

ほんの少し疲れたのか
きっと何処か壊れたのだ
揺れる雨に錆付く身か
知らず空は曇ったのだ

そっと何処か空しくなって
そしてもっと悲しくなって
それでやっと家に帰って
こんなにも笑顔が暖かいなんて
969名前はいらない:2006/03/21(火) 21:09:23 ID:6ZQigipZ
>948
ありがとうございました。
勇気といえば〜のところは生きるということを書きたかったです。削られることを悟れば、生きるということを悟れば意味はないように見える人もいますし何が正解だとかそうゆう観点ではなくて。
でもなんだかんだ言って削られて光っていく、毎日同じことの繰り返す姿はひとりひとりが職人と言えるんじゃないかな?って思って書きました。
だとすれば街というのは宝石箱でもあり、削られていく場所でもある、いいか悪いかというのは別にして傍観者として書いてみました。
970ルク:2006/03/21(火) 22:12:33 ID:96FSNdAr
【主よ】

嗚呼、主よ

何故答えてはくれないのか

薔薇を散らし
聖水を飲み干し

手を合わせ
床に頭を擦りつけ

嗚呼、何故

何故私を憎むのか

赤い涙を流しても
黒い心を剥ぎ取っても

私だけを憎むのか

十字架に心を寄せ

この身を貴方に捧げよう

嗚呼、私だけの

聖なる主よ
971名前はいらない:2006/03/21(火) 23:14:04 ID:xmLN/ZHN
>>966
うんこの詩、良かった。
俺の評価ではC+。
972名前はいらない:2006/03/21(火) 23:14:53 ID:pbtmGkAC
>>933
気持ちだけで空転感が強く、
語るべき具体的な内容もない。
言葉のつなぎがおかしいのもマイナスで逆効果。
もっと人に読まれるということを考えよう。E
973 ◆OPBYKkBBNQ :2006/03/22(水) 10:53:16 ID:bFH/LveR
おじゃましますよ、と。

鍵盤さ〜ん!
いらっしゃいましたらこちらまで〜。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1128734135/551

よろしく〜。
974デラックス・やさしいあくま:2006/03/22(水) 11:33:46 ID:JYjb7XBZ
>>965「ニュース」
 ニュースという事実の垂れ流しを、黒い観点からみている。
 「他人の不幸への免疫」は(慣れ)。不幸も毎日見ていれば、かわいそうだと思う感情よりも、日常的、あるいは、そういう世界が「普通」に存在することを肯定してしまうことを、「効果的な教育番組」と皮肉っているものである。
 3連はそんなブラックな面に入り込ませておいて、当たり前で気づけない矛盾した不思議さをダイレクトにツッコミ入れてるところが評価できる。
 なんて真面目に書いたが、実は3連、笑えた。笑う所じゃなかったらひどい奴だとおもってくれ。
 テーマか若干狭く思える。D+

>>966 正直レスもらうとは思ってなかった。失礼)こちらこそありがとうございました。
>>967 丁寧にありがとうございます。あともう少しでここも上がりですね。
975デラックス・やさしいあくま:2006/03/22(水) 11:39:14 ID:aHAnZKep
>>968 「真冬の雨」
 余計かもしれませんが、1行目は「ほんの少し疲れたか」でいいと思います。
 4行目「知らず」はちょっと欠けた表現。
 「壊れた」と「錆付く身」をもう少しカケてみると面白かったかも。タイトル真冬になってますが、文中にも真冬らしい寒さだとかそういったものが使われているとよかったと思います。
 短いだけにさわりだけ書いていて情報不足。D
976やさしいあくまDX番:2006/03/22(水) 12:05:51 ID:aHAnZKep
>>970「主よ」/ルクさん
 信仰の一方通行な面を見ました。
 僕は無宗教なので偏りがあるかもしれませんが、祈っても捧げても見に降り掛かる不幸は変わらないと思います。
 それでも主を慕う姿は儚げにも哀れにもうつる。(僕は哀れに思う方ですが)
 ストーリーにもう一息欲しいかな。これを土台に新しい目線で何か展開するといいと思いました。D
977やさしいあくまDX番:2006/03/22(水) 12:27:14 ID:aHAnZKep
>>972
乙です。

 さて。970切りましたね。400あたりから僕が評価始めたんでしたっけ。
 皆さんマナーもよく、あまり荒れずに評価を進めることができました。返事もかなり貰えて良スレでした。
 ある意味半分このスレをのっとってしまったわけですが、ほとんどを評価していけたので投稿者にとっては評価基準がぶれなくてよかったのかもしれないね。
 困ったのは、ぼくの批評文がだんだん長くなって行ったことかな。
 良いことなんだろうけど、ひとつ評価出すのに時間がかかりすぎてしまい、評価の遅れが出てしまいました。お詫び申し上げます。
 実はプライベートな時間を結構消費して疲れたので、本スレではできる範囲でのんびり評価していきたいと思います。
 みなさんありがとうございました。
 それでは、雑談していきますか。もし過去の作品で再評価あれば、できる範囲で評価していきたいと思いますんで申し出てください。
978名前はいらない:2006/03/22(水) 16:14:57 ID:9Zg7XSfi
928が未評価っぽいのでよろしく。
979やさしいあくまDX留守番:2006/03/22(水) 19:34:04 ID:G6SpymyI
>>978
ごめん。評価したつもりでいました。
>>928「霊安室」
 うーーーん(悩)1、2連を殺してしまうのでタイトルは霊安室じゃないほうが良かったと思います。
 内容がつかめないと言うよりは、中身が希薄。後半、悼む気持ちはあるけど、上滑りで、その気持ちのもっとずっと奥まで入って欲しい。
 4連は大雑把な説明になっている。自分の中で小さくまとまってしまってる感じ。
 最終行も話か早く進みすぎて、人が死んでるのにサバサバしすぎてる感。1〜3まではOKでした。D
 
980名前はいらない:2006/03/22(水) 21:33:23 ID:ahc2CMY3
君はどこへ行くのでしょう
981やさしいあくま:2006/03/23(木) 02:03:20 ID:zX7m4gjr
どこでしょうね
982名前はいらない:2006/03/23(木) 06:09:52 ID:MZLnD3FN
【陰】

陰の中に、僕はいるよ

深緑の湿った苔も、ひんやり冷えた御影石も、最初は苦手だったけど、今ではそれがお気に入りなんだ。

陰の中に、僕はいるよ

日向はとても美しいよ。本音を言うとね、その中で逞しく生きる数多の命が羨ましいんだ。でも今はいいんだ。しばらく戻らないってみんなには言っておいたから。

陰の中に、僕はいるよ

ここの命たちは種や性を気にしないだって。迎えに行ったりはしないけど、来るものを拒みもしない。

日向の世界に疲れたって思ったら
いつでも休みに来るといい

陰の中に、僕 ら はいるよ
983名前はいらない:2006/03/23(木) 19:42:24 ID:/ARPFE/m
>>965です。
たまたまここ見つけて、何も考えず貼ってみたのですが、
D+(=光るもの無し)とのことで、ちょっとへこんでます・・・
まあ、そんなもんかぁ・・・
文面ではそれほど否定的でない感じだったので、それが救いかな。
3連は笑ってもらえて良かった。
デラックス・やさしいあくまさん、評価ありがとうございました。
お疲れ様です。
984やさしいあくま・DX番:2006/03/23(木) 23:24:24 ID:zX7m4gjr
>>983
おっ!わざわざどうも!
スレの5段階主旨に従っているので、Dは平均点です。あまり気に病むことはない。
 D+は平均よりちょっといいってくらいです。通知表で言うと、3ですね。5がAで4がBCだと僕は思ってる。
 厳しいというよりは上の段階が細かく分けられているってことかな。
 このスレはオーバーしたらなくなるので本スレにどうぞ。
985名前はいらない:2006/03/24(金) 01:26:18 ID:Ad5HIycm
>>972は正直自作自演だったんですが、まぁこんなところかなというつもりで
詩なんて思いつきで書くもんじゃねぇなと反省しました
986名前はいらない:2006/03/24(金) 05:13:23 ID:FF3Mc/60
本スレで晒したものの改訂版です。

「桜」

なによ
こっちを見ないでよ
そんな目で見て
私がどんな気持ちになるか
知らないんでしょ
そんなに見るから
私は薄紅色に染まるのよ

やめてよ
そんなに私を褒めないで
無責任にそんな事言って
私がどんな気分になるか
知らないんでしょ
そんなに褒めるから
私は花弁を開いてゆくのよ
987続きです:2006/03/24(金) 05:15:29 ID:FF3Mc/60
あぁ
私が色付く度
花を開く度
人間たちは増えてゆく
あぁ
そんな笑顔を私に向けるから
私 照れてしまって
散って行くのよ

まぁ そんな寂しそうな顔して
しょうがないわね

また
来年会いましょう
988名前はいらない:2006/03/24(金) 18:05:04 ID:FF3Mc/60
たまにはageてもいいですか
989やさしいあくま DX:2006/03/24(金) 23:59:02 ID:jTTer+AO
>>988
はい!
>>985
詩なんて思い付きかもよw
スルーすると虚しさが漂うので評価します。
990やさしいあくま DX:2006/03/25(土) 00:24:52 ID:8bo1QK4l
>>933
 6〜8行にある「自分の罪」を主張できる構築を練ってください。
 前の文は広〜い意味で、「裁かれる悪徳/歪」と言っているが、自分に焦点をあてたときに、罪自体が大まかなものになってしまい、読み手はしては、核心に触れない悩みを相談されているよあなもの。
 「自分の罪/許されざる/薄汚れた心」内容に具体性を欠いては、遠い国のお話のようになってしまう。
 2連はそれまでの主題がズレて、違う方向に言ってしまっている。むしろ何が言いたいのかわからなくさせる。
 1連は一人称だったのに、2連は2人称ともとれない書き連ね方に違和感を感じる。
 メリハリが欲しいです。常にミドルレンジで描いているので、間合いをとったり、懐に入れる近さ、、じゃ、意味わかんないね。内面まで書いたりしてみて。
 主題(書きたいもの)をまずドンと置いて。D
991やさしいあくま DX:2006/03/25(土) 00:26:48 ID:rc3IeDhm
というか、自分の作品をちゃんと客観的に受け取れているので(少なくとも間違った評価はしてないとオモ)レベルアップは早いかもよ。
992やさしいあくま DX:2006/03/25(土) 00:35:01 ID:rc3IeDhm
>>986 「桜」
 2連「花弁を開いてゆくのよ」でエロスを感じた。スマン;
 否定しながら受け入れてる、ひねくれた素直さがちょっといじらしいw
 3連で隠喩じゃなく、普通に桜、本人の詩を書いてるんだと思った。
 照れて散る、だと不自然な流れ。盛り上がりを中止したようで中途半端かな。色付くたび、花開くたび、のあとは気持ちもピークに(満開に)達してから散ってほしい。
 4連は盛り上がりに欠ける。全体的に印象が薄いので、内容にもう一押し、二押し欲しいです。D
993名前はいらない
八月の少女は
僕のゆめまぼろしで
今ではそれはわかっている
太陽に届くような
眩い笑顔さえ
ゆめまぼろしとわかっている

僕達の幸せは
脆い硝子細工で
本当はそれをわかっていた
この手で触れ得ぬような
余りに美しい
硝子細工とわかっていた


題「ゆめまぼろし」です。
とっさに思いついたものですが評価お願いします。