1 :
考える名無しさん:
まだ読了ってなかったな、ソフィー
幼女が読むべきメコスジの本
4 :
1:2006/04/28(金) 00:53:50
>>1 まとめ乙!
あんた凄いな!!内容をまとめた努力もさることながら、
サイトのデザインも、見やすくて、かつ、センスいい。
6 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 13:00:08
7 :
考える名無しさん:2006/04/28(金) 15:41:31
ここ何年かで中世哲学の解説書増えたな〜
9 :
初心者:2006/05/01(月) 11:05:38
まとめスレ見てみたんですけど、
哲学の入門書ってなんかみんな同じような表紙なんですね。
10 :
考える名無しさん:2006/05/06(土) 23:30:41
別に表紙ってわけじゃないんじゃない
11 :
考える名無しさん:2006/05/07(日) 03:33:20
12 :
考える名無しさん:2006/05/07(日) 21:57:43
スレ違いかもしれんが、違うスレでスルーされてしまったので…
「運命」について書かれたオススメの本はありませんか?
1週間、カキコが無かったですね。
14 :
考える名無しさん:2006/05/17(水) 23:35:45
age
15 :
考える名無しさん:2006/05/17(水) 23:38:45
大森荘蔵の「流れとよどみ」
知識ではなく、思索がわかる
16 :
考える名無しさん:2006/05/17(水) 23:51:44
>>15 レスサンクス。一週間待ったかいがあった…
あと「ニーチェ」
「マルクス」
「ハイデガー」
「ケインズ」の本を読みたいのですが何から入ったら良いでしょう?
中公「世界の名著」、ウィトゲンシュタインの巻。
18 :
考える名無しさん:2006/05/18(木) 00:55:45
>>16 ニーチェは、永井均と竹田青磁の入門書から。二人の違いが面白い。
マルクスは、文句なしに、広松渉の「今こそマルクスを読み返す」
マルクスと直接関係ないが、広松の「新哲学入門」と「哲学入門一歩前」は、マルクスを応用した広松哲学の入門書。
ハイデッガーは、講談社現代新書の入門書と竹田青磁の入門書(題名忘れてごめんなさい)
その後で木田元のハイデッガー。現象学もおさえといたほうがいい。
現象学は、谷徹、木田元、(やや異端の)竹田青嗣の入門書がいい。
竹田青磁は地雷。読むだけ時間の無駄。
20 :
考える名無しさん:2006/05/18(木) 11:30:16
いきなりニーチェの「悲劇の誕生」とかはきついですか?
21 :
考える名無しさん:2006/05/18(木) 19:23:35
・いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』講談社
・岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』岩波ジュニア新書
・矢代梓『年表で読む二十世紀思想史』講談社学術文庫
3冊ともギアがニュートラルな本なので。あっさり薄味系。
どこかへ連れてってくれるカーナビではなく、ただのGPSというか。
この3冊の後、右に行くもよし、左に行くもよし、
前に進むもよし、後ろに戻るもよし。
いっそ降りて、「分かりやすい」「生き生き」系の文芸評論家先生方の
示す方向へ付いていくもよし。
22 :
考える名無しさん:2006/05/18(木) 19:27:15
気楽なレベルからはいるために
堀川哲「エピソードで読む西洋哲学史」
23 :
考える名無しさん:2006/05/18(木) 22:52:42
堀川哲って何者?
24 :
考える名無しさん:2006/05/19(金) 14:03:51
法政大学出身でいまは札幌大学の教授。
社会思想史が専攻らしい。
PHP新書で哲学始めたくないよなぁw
26 :
考える名無しさん:2006/05/19(金) 14:20:26
いいじゃん別になんでも。
昔はレグルス文庫にもいい本があったww
自己啓発本エセ哲学ウザー
ニュートラルな本がいいんだろうけど、
「ハマる→抜け出る」の繰り返しで分かっていくことがある。
ハマりやすい本は、何かに批判的な本だったりするから、
始める人に本を薦めるって難しい。
30 :
考える名無しさん:2006/05/19(金) 23:40:13
新書レベルのケインズ入門なら、どれでもいいが、新しいほうがいい。
ケインズの分かりやすいく本格的要約として、
サムエルルソンの「経済学」がいい。
専門家以外なら、これ一冊で経済学の知識はオーケーなくらい。
すごく分かりやすいが分厚いので、忍耐・根性が必要。
どうしても厳しいなら、小室直樹の入門書がおすすめ。
ケインズなら山形浩生のHPに、
クルーグマンによる『一般理論』の解説や要約がある。
一冊読むんだったら、本人の、
中公クラシックス『貨幣改革論 若き日の信条』が絶対にいい。
解説もついてるし、経済学者の本より、むしろ敷居が低くスルッと読ませるお人だよ。
チョコボール向井 「哲学」
竹田青磁なんか詰まらんもん読んでる暇あったらこれ読んどけ
青磁はあかん(青磁自身に興味がある人以外は)。
今はウィキぺディアやらアマゾンやら情報源は手元にあるんだから、
興味を持った思想家がいるのなら、
原著を直に読む方が絶対に面白いし、時間と金の節約になるし。
34 :
考える名無しさん:2006/05/20(土) 12:47:41
でも、外国からの輸送量、外国語を学ぶ手間を考えると、
和訳から入るでしょう、普通は。
ここにだって、哲学を始めるのにあたって
いきなり原著を講読した奴なんていないだろう。
原著ってそういう意味で言ってるのではないのでは?
36 :
考える名無しさん:2006/05/20(土) 12:59:10
37 :
考える名無しさん:2006/05/20(土) 15:49:10
初心者ですがプラトンの饗宴の序説が難しく感じて仕方がありません
本論に入ると結構マイルドな文章だと思えるのですが
そんな私には哲学は向いていないのでしょうか?
むいてない
サッカーをやりなさい
39 :
考える名無しさん:2006/05/21(日) 21:22:48
で、プラトンって入門向きなの?
40 :
考える名無しさん:2006/05/22(月) 10:57:50
プラトンなんて2ちゃんみたいなものだ。
高校生です。
哲学の教科書を読み、作者つながりでカントの自我論を読んでみたのですがさっぱりでした。
最初はこんなもんですかね?
それとも、私の読解力がないだけですか?
哲学は無理だからあきらめてサッカー選手になりなさい
大丈夫。分からなくなったら、
この本は自分に分かるように出来てないんだな。
本が悪いのさと思って、ほっとけばいい。
百回読めばそのうちわかる
45 :
考える名無しさん:2006/06/02(金) 20:42:36
皆さんは哲学事典をお持ちですか?
僕は哲学の何たるやすらわからないような輩なので当然持っていませんが、
今から哲学書を読み漁っていくならやはり事典は必要かなと・・・。
哲学事典と言ったらやっぱり岩波哲学・思想事典がデフォですか?
アマゾンで見ていくとこれが一番無難そうに見えますが・・・。
46 :
冥王星 ◆tbh4pAM0HI :2006/06/03(土) 01:32:12
先日、田島正樹の「読む哲学事典」を買ってきて読みました。
47 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 01:41:40
あの〜 最近哲学に興味がでてきて、論理哲学論考よんだら面白くて、わかりやすくて。
つぎに読むとしたらなにがいいですか?
48 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 01:47:15
読みたい本を読んだら?
まあ、歴史の本でも読んで、哲学者の生きた時代を考えるのも良いかも。
意外と西洋思想の歴史が浅いことが分かったりする。
>>45 >岩波哲学・思想事典がデフォですか?
まあそうですね。しかし事典なんてものは
結局頼りにならないですよ。
用語解説も分かった気になるだけだし。
50 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 02:19:10
>>48うへ そうなんですか。読みたい本・・・。カントの批判哲学(でしたっけ)
これは何かを批判している哲学なんですか?ちょっとタイトルが気になるから、カントよんでみようかな
純粋理性批判のことかい?
これは純粋にかつ理性的に批判をしようじゃあないかということだよ。
まぁこの一行でカントの言いたいことは終わってしまうんだけどね
52 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 07:35:02
>>49 やぱーり、岩波哲学・思想事典がデフォなんでつね。
>>46 プルートさん
どうでした?面白かったでつか?
53 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 09:48:47
>>51なるほど。面白そうですね。あとドイツ観念論って良く聞くんですが、カントもこれなんですか?観念論とドイツ観念論ってちがうんですか?
54 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 10:01:57
>>53 純粋理性批判は岩波の事典を片手に読むか、解説本を先に読むかした方がいいよ。
独観念論は他の人にパス。
55 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 12:06:54
>>54今 本屋行ったら純粋理性批判なかったorz
かわりに 永遠の平和のためにと辞書かってきました。
56 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 12:12:49
>>55 その辞書というのは、岩波哲学・思想事典のことでつか?
>>53 >独観念論
カント→フィヒテ・シェリング→ヘーゲルの一連の流れのこと
基本はカントの「人間は現象だけを認識できて物自体は認識できない」
という命題に対する議論。
58 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 18:17:00
>>56講談社の現代哲学用語しかなかったですorz
>>57ほうほう。興味しんしんw
原典を読みなさい
>>58 黒崎の純理を読むでも読んでみたらどうかな。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062581922/ ここでの評判は知らないけれど。
一般的にカントの訳は宇都宮訳が最高峰とされてるけれど、あんまりにも高いから
平凡社ライブラリの原祐訳でいいと思う。
あと、カントいきなり読んでもわけわかんないと思う。
さすがにスコラ神学がとか、聖書がとかまで言うつもりはないけれど、ちゃんと理解したいなら
デカルト・ライプニッツ・ヒュームが何を議論していたかは知っておいた方がいいじゃないかな。
その当時の科学のレベルも分かると思う。
例えば物質は延長が分析的で、重さは総合的とか、今の感覚じゃ意味不明だし。
デカルト見ると、重さは物質に必須の項目じゃないと考えられてたことがわかる。
デカルトは哲学原理、ライプニッツは単子論・形而上学叙説、ヒュームは人間知性研究が各人の哲学の全体を見渡せる。
スピノザはちょっと異質な存在だし難しいから、保留しててもいいかも。
61 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 20:53:10
62 :
考える名無しさん:2006/06/03(土) 22:51:39
>>60ありがd さっそくかってきました。
永遠の平和のためには以外に簡単にすっきりまとまってて、世界連邦の基礎的意義がわかりました。
カントの純粋理性批判も今よんでます。わかりやすいし、おもしろいです。
ただ悟性などいくつかわからない概念が・・。辞書で調べても抽象的なのでなかなか概念がつかめなくて苦戦中です。
ヘーゲルの入門書でおすすめのものを教えてください。
64 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 02:03:44
『純粋理性批判』
65 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 10:33:53
永遠平和のためにの難易度を5とすると純粋理性批判はいくつくらいになりますか?
もし良かったら他にも難易度をチャートかしたりしてもらえたら有り難いです
人それぞれだと思いますが・・・
意味ねえよバーカ
67 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 11:24:02
>>65 カント「永遠平和のために」を難易度5とすると
「純粋理性批判」は翻訳書にもよるが難易度50から100です。
68 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 11:26:25
カント「永遠平和のために」を難易度5とすると
「純粋理性批判」の原書は難易度2、英訳は難易度3です。
69 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 13:32:33
>>65 プロレゴメナが分量の少なさもあって難易度25〜50だからそっちから読むのが吉
「純粋理性批判」を読む前に、適当な哲学史の本の近代の項を一通り読んでからにしたら?
カントは近代哲学の分水嶺だから、史的な流れから敷衍したものを
読んでおくと理解しやすいかと。
71 :
考える名無しさん :2006/06/04(日) 20:49:40
じゃあ、せめてこの前買ってきた事典や国語辞典などで、
理性,認識,行為,経験やその他多くの哲学用語やその周辺の一般語をひきまくって、
それをノートに殴り書きするか事(辞)典に付箋紙を貼るかして、
文中においてそれら用語にあたったときは参照するようにすれば、あるいは初っ端でも深い理解を得られるかもよ。
勿論、
>>70の言うことは理に適っており、もれはそれもお勧めするが。
少なくとも、
>>61の指摘することに起因する誤謬は、これによって避けられる・・・かも。
皆さん、どーでつか?
72 :
考える名無しさん:2006/06/04(日) 23:44:13
>>70>>71なるほど。論理哲学論考はすっと入ってきたんですが、カントの純粋理性批判入門書をよんで、それ以前の哲学史 その時代の科学や文化 背景などさまざまなことを包括的にしらないと厳しいですね^^;
また哲学は他の学問とどうやら学問形態が違いそうですね。まだ良くわかりませんが、他の学問のような新しい現象の真理を追究していくのではなく、今ある理論などの土台を変えていくように感じます。
あとは概念が難しいのばかりです。
概念を考えていたら、概念は人間が外界を認識したものを、体系化(?)したものなのに、なぜその体系化が正でありそれを元に考えなければいけないのか・・・。
もともとは概念なんて5感で知りえたものを・・・。
5感以外の感覚があったらまた違う外界の情報を取り入れ新たな概念が・・・。
そうなると今の科学の根拠は・・・。
いろいろ疑問がでてきました。もう頭がおかしくなりそうです。。
73 :
ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2006/06/05(月) 01:16:29
そでつね。例えば、数学なんかだと、
過去の研究は定理などを綺麗に切り抜いて論拠として貼り付けることができるけど、
哲学でそれをやると意味不明なことになってしまふw
哲学は、これまた数学に例えるなら、公理から再構築するようなものですかねぇ。私見ですが。
74 :
考える名無しさん:2006/06/05(月) 01:18:45
>>73 はたしてそうかな?
その考えにこそとらわれているんじゃないのかな?
75 :
考える名無しさん:2006/06/05(月) 01:32:37
73です。
付け加えると、
数学は他の数学の分野に跨いで公理を共有しえるが、
哲学ではそうはいかない。下手をすると同じ分野でも共有し得ないと思う。
勿論、論理を展開していくにあたって、
考え方やものの捉え方は先達から継承している部分も多々あるんですけど。
76 :
考える名無しさん:2006/06/05(月) 01:34:04
>>74 じゃあ、反論や反例を示してぇ〜。
今日はもう寝るけどzzzz
木田元さんの反哲学史出てないのね。
結構よく出来た本だと思ったけれど。
78 :
考える名無しさん:2006/06/07(水) 12:00:02
あげ
79 :
考える名無しさん:2006/06/17(土) 07:48:12
『現代哲学の主潮流』(全5巻)
本って高くね?格差社会だな。
81 :
考える名無しさん:2006/08/02(水) 02:07:15
おれが最初に読んだ哲学書がニコマコス倫理学なわけだが
82 :
考える名無しさん:2006/08/22(火) 08:55:22
としょかん!
83 :
考える名無しさん:2006/08/22(火) 10:42:47
>>1 ジョン・スチュアート・ミルの自由論をお勧めします。
その後でイギリスの啓蒙時代の哲学。そこから先のギリシャ古典に進むのも
後の近代哲学に進むのも語勝手に。
84 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 13:57:14
純粋理性批判、存在と時間を読むとしたら
どこの出版社がいいですか?
>>84 翻訳?原版?初心者スレで原著きくとはおもえないけど
↓「存在と時間」スレからコピペ
394 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2005/07/16(土) 22:53:15
現在、新刊書店で手に入るのは、以下の4種類。
岩波文庫・全3巻/桑木務訳
この中では一番古い訳。何故か「ですます調」で訳してある。
ルビを多用したりして、文章は柔らかいが、かえって不自然な感じも。
あまりお勧めできない。
ちくま学芸文庫・全2巻/細谷貞雄訳
もとは理想社「ハイデッガー選集」に収録されていたものの文庫化。
日本語としては一番読みやすい。初心者にもお勧めしやすい。
創文社・ハイデッガー全集 第2巻/辻村公一訳
もとは河出書房新社「世界の大思想」シリーズに収録されていたものの
改訳版。タイトルは『有と時』で、唯一『存在と時間』というタイトルを
採用していない邦訳。道元の思想に引っかけてそのように訳しているらしいが、
そのために評判は良くない。全集版の訳語もそれで統一させてしまったので、
余計に良くない。値段も高い。文体は、超直訳。日本語としての読みやすさよりも、
原文に忠実な訳文を目指している。素人にはお勧めできない。
中公クラシックス・全3巻/原祐・渡邊二郎訳
もとは中公「世界の名著」シリーズに収録されていたものの、改訳版。
最も最近に刊行されたもので、訳注なども、最新の研究成果を反映している。
内容的には非常に信頼できるが、日本語としては、ちくま版より固い。
3冊揃えると、意外と値が張る。
86 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 16:50:27
87 :
考える名無しさん:2006/08/27(日) 17:06:57
おしゃれ手帖 がいいと思う
88 :
考える名無しさん:2006/08/28(月) 00:44:05
既出かもだけど、「ヨーロッパ思想入門」 (岩波ジュニア新書)
いいらしいよ。 読んでないけど ・・・
デカルトとスピノザとライプニッツをとにかく読んで読んで
理解しえたと思ったらカント、ドイツ観念論読んで読んで
理解しえたと思ったらフッサールとかベルクソンとかマルクスとかフロイトとか読んで読んで
してりゃいいんじゃねーの
90 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 01:43:03
英米はスルーですか?
92 :
考える名無しさん:2006/09/23(土) 15:58:51
まずは、プラトン、アリストテレス、デカルト、ロック、ヒューム、カント、フッセル、メルロ=ポンティ、ダメット、パトナム、デリダ、ローティを読んで、
余裕があれば、フレーゲ、ラッセル、ヴィトゲンシュタイン、クワイン、グッドマン、デイヴィドソン、クリプキ、ルイスを読んで、
さらに余裕があれば、スピノザ、ライプニッツ、ハイデガー、レヴィナスを読む。
日本人のを読みたい場合は、大森荘蔵、永井 均、野矢茂樹、中島義道、一ノ瀬正樹、入不二基義、冨田恭彦、飯田 隆を読んで、
余裕があれば、松永澄夫、野本和幸、三浦俊彦、細川亮一を読む。
なぜスピノザやライプニッツやハイデガーをそんなに遠くに置くの?
94 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 13:30:35
むしろ英米系に偏った2段目を遠くに置け
95 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 14:27:07
数理哲学の入門書でお勧めの本ってないですか?
96 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 16:13:39
軽いのがよければ
野矢茂樹『無限論の教室』(講談社現代新書)
とか。本格派でいきたければ
飯田隆 編『知の教科書 論理の哲学』(講談社選書メチエ)
に数学の哲学の章がいくつか。
97 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 17:10:37
>>96 ありがとうございます。
「無限論の教室」は以前に読んだので、もう一方のほうを
読んでみようと思います。
98 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 19:12:50
ソーカルワッショイ
99 :
考える名無しさん:2006/09/28(木) 20:52:38
>>99 そこはどっちかってーと科学関係のが面白いだろうし、哲学史はソクラテス以前しかのってないからなぁ。
多分専門の人からしてみれば、単純にしすぎてて誤解の余地が多いと感じてる人も多いだろうし。
いわゆるクオリアあたりの問題については野矢茂樹の「哲学の謎」が読みやすいし面白く読めると思う。
それが気に入れば、哲学の謎に対する野矢茂樹なりの答えが入ってる「哲学・航海日誌」がいいかな。
若干難しいけれど。
あとは新書でも漁ってください
>>95 飯田 隆の『リーディングス −数学の哲学 ゲーデル以降−』とS・F・バーガーの『数学の哲学』
あとは入門じゃないけど、村田 全の『数学と哲学との間』
103 :
考える名無しさん:2006/10/26(木) 02:48:24
相談受け付けます
104 :
考える名無しさん:2006/10/27(金) 13:56:31
大森荘蔵『流れとよどみ』買った。
おれ低学歴だけど解りやすいな
105 :
考える名無しさん:2006/11/21(火) 01:17:44
age
106 :
考える名無しさん:2006/12/06(水) 18:16:01
哲学のエッセンスシリーズはどうなんでしょうか
思想家ごとに書かれてある本なんですが。知っている方いたら教えてください
>>106 良い本もあれば悪い本もある。たとえば、ヘーゲルはいらん。
デイヴィドソンは、むしろそのシリーズのでしか概観できない。
講談社の現代思想の冒険者達のが、内容は充実したのが多いと思う(ドゥルーズの糞本もあるが)。
まー、入門者向けの本は新書で幾らでもあるから、好きなの読めばいいんちゃうの。
哲学のエッセンスシリーズは基本的に短すぎるので、どうせ満足できるものは
期待できないし、まとめようとしすぎて議論が抽象的なのが多い。
あとは、その哲学者の一側面だけについての内容だったり。アリストテレスやスピノザとかがそう。
さらっと読む分にはいいんじゃないかとは思うよ。
『デイヴィドソン』も一側面だよ。
あと『ヘーゲル』はむしろ安いシュルツェ本だと思えば。
ヘーゲルに関わる限りでのだけど。
109 :
考える名無しさん:2006/12/07(木) 02:07:02
ソフィーの世界ってどうなんすか
>>107 > デイヴィドソンは、むしろそのシリーズのでしか概観できない。
エヴニン『デイヴィドソン』とあわせて読んだほうがいいと思う
エヴニンのは、その本からステップアップする感じじゃない?
あれはいい本だね
>>106 超独断的評価。
カント :カント哲学の外枠をきっちり描いていてなかなかよい入門書。
ニーチェ :悪くないけど、ニーチェは他にもいい本があるので影が薄い。
プラトン :黴臭く、説教臭い。
ハイデガー :中身が薄い。
デカルト :斎藤氏の癖の強い文章についていけるなら…
ライプニッツ :議論の展開が苦しい。
ベルクソン :中身が薄い。
ドゥルーズ :中身が薄い。ブックガイドとしてなら。
レヴィナス :中身が薄い。「繁殖性」についての議論は挑戦的だったが。
アウグスティヌス :面白い。大穴かも。
フッサール :これはこれで面白いが、フッサールの入門になるかどうかは微妙。
デイヴィドソン :面白い。このシリーズの中の白眉。
ヘーゲル :糞。こんなの読むくらいならまだ西研の方がマシ。
クリプキ :悪くはないが、クリプキなら「パラドクス」を直接読んだ方が…
マルクス :マルクスならほかにもいい本あるし…
アリストテレス :入門にしては議論が細かいような…この哲学者の入門は難しいのか。
メルロポンティ :『知覚の現象学』直接読んだ方が…熊野氏好きなら。
道元 :きれいにまとまっているのはいいが、ややおとなしいか。
サルトル :著者の絶筆ということを考えると、冷静に評価できない。すまん。
フーコー :意外と盲点を突いた本。
ウィトゲンシュタイン:一点突破。かなり個性的。
スピノザ :同著者の講談社現代新書の補完的な本。2冊あわせて読むべし。
デリダ :後期デリダ入門になるかと思ったら、その部分は意外と薄かった。残念。
西田幾多郎 :永井節炸裂。相変わらず面白い。
115 :
考える名無しさん:2006/12/17(日) 15:45:05
伊勢田哲治「擬似科学と科学の哲学」名古屋大学出版会
哲学の知識は不要、理科系の知識も、そこそこで十分、面白いです。
ショーペンハウアーのスレがないんだな
>>115 >理科系の知識も、そこそこで十分
じゃあだめだ。
題名だけで購入を判断するのは難しいよね。
118 :
考える名無しさん:2006/12/18(月) 03:08:29
マルクスで入門にぴったりの本ありますか?
119 :
考える名無しさん:2006/12/26(火) 06:36:47
age
120 :
考える名無しさん:2007/01/03(水) 22:24:27
哲学を知りたいと思い
『西洋哲学史 近代から現代へ』
を読み始めたけど、
理解できないならまだしも文章の意味が分からない
まさに 日本語でおkて感じ
俺には哲学は向いてないのでしょうか
121 :
考える名無しさん:2007/01/03(水) 22:55:10
他はほとんど賛成だが、
>デイヴィドソン:面白い。このシリーズの中の白眉。
だけは、とんでもない!
あれはあまりにひどい。
デイヴィドソンなら、ぜひともエヴニンの『デイヴィドソン』を。
分析哲学はそれまでの哲学と違って明晰だ、と日本の分析哲学者が書いていたが、
デイヴィドソンの本を読むとそんなことはないということが分かる。
分析哲学自体が(論理学や数学を難しいと感じる者にとって)難しいものだとしても、
デイヴィドソンの本はもっと簡単な表現にできると思う。
123 :
考える名無しさん:2007/01/05(金) 18:12:13
>>121 >>デイヴィドソン:面白い。このシリーズの中の白眉。
>
>だけは、とんでもない!
>あれはあまりにひどい。
あの本のどこがどうひどいのか、説明してよ。
俺はいい本だと思ったのだが。
>>122 それなら君がもっと簡単な表現に書き換えて、このスレに貼ーれー ディヴィッドソン
>>124 デイヴィドソンにならできるという意味だ。
126 :
考える名無しさん:2007/01/11(木) 01:24:36
『運命』というものが昔から今までいったいどのように哲学の中で捉えられ
研究されてきたかということについて書いてある文献を探しているのですが
英語もしくは日本語でそのような文献をご存知の方がいれば教えてください。
御願いします。
「偶然性と運命」木田元。
読んでないから歴史的考察があるかどうかは分からない。おそらくハイデガー寄り。
それでいえぱ
九鬼周造の『偶然性の問題』から、
運命論を考えることもできるだろう。
129 :
126:2007/01/11(木) 11:54:18
木田元の偶然性と運命発見しました。読み易そうで何よりです。九鬼周造も今から見てみます。
やはりこの辺りの話はドイツやらの哲学者が主立っているので英語文献を探すのは難しいのでしょうか?
130 :
考える名無しさん:2007/01/11(木) 16:42:02
初心者には「イソップ物語」が一番じゃ
131 :
考える名無しさん:2007/01/17(水) 19:36:54
デイヴィドソンがフランス現代思想風にアレンジされて、
まるで「ラディカルな思想家」みたいなものに仕立てあげられているから、
じゃない?
デリダに近づけられてるしね。
それを言ったら、「アウグスティヌス」も
メルロポンティ・フーコー・レヴィナス・フロイト風味。
でもどっちも確かに面白い。
134 :
考える名無しさん:2007/01/17(水) 22:16:38
栗本慎一郎『パンツをはいたサル』が絶品です。
栗慎や小室直樹なんて厨房が読む本だろ。
>>131 それは単におまいが「フランス現代思想」にアレルギーがあるだけじゃね。
俺はこの手の入門書は切り口を鮮やかに提示することが勝負どころだから、森本氏のあの本は秀逸だと思っている。
デリダが出てこようがどうかは関係がない。
「816」崎谷博征(さきたに・ひろゆき) SNSI研究員 の 新刊 『グズな大脳思考 デキる内臓思考』 を紹介します。
浅薄な「合理主義的思考」に代わる新しい思考法は、現実の生活にも大いに役立つ思考法です。2006.12.24
副島隆彦が文末に加筆しました。2006・12・26
http://snsi-j.jp/boyakif/wd200612.html#2401 この日本の土人の知識人階級の人間たちには、この「ネイティヴズム 対 ビヘイビアリズム」という、
ヨーロッパ近代思想の土台 ( 基礎、岩盤、インフラ、基本枠組み)が分かっていない。この基本の
土台のところの、思想用語は、今、日本全国で、合計500人も理解していない。この国は、その程度
の土人の国なのです。そのくせに、高度情報社会で、高度技術大国だとまだ、勝手に信じ込んでいる。
もうすぐ同じ東アジア土人国である、中国にも、韓国にも追い抜かれるだろう。
日本の全国の大学知識人のうちの、社会学・政治学・政治思想あるいは「哲学」などの 専攻 の大学
教授たちであっても、この Nativism (ネイティブズム、人間の知能の生来決定主義)と、Behaviorism
(ビヘイビアリズム、人間は学習で知能が増す主義 ジョン・ロック主義) の巨大な対立軸のことを
知らない。かすかにも知らない。本当だよ。彼らと話してみるとよい。だから副島隆彦の本を自ら進んで
読んで、粗(あら)っぽくでも、西欧の近代学問の枠組みを知った君たちは、日本の国内水準は、軽く
抜いたのだ。
(中略)
私の書いた主著の『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社プラスアルファ文庫刊、
2000年)をしっかり読んで震えるような感動を味わった者たちだけが、共有できる、日本における
世界政治思想理解の、素朴な基本段階の、初歩ではあるか、荒削りの世界水準に、何とか到達している
段階だ。
この思想勉強の作業が出来ていない者が、いくら、この学問道場に近寄ってきても、どうせ、土人
(原住民とも言う)だから、何も分からない。 分からないものは、分からない。分かったふりさえ
も出来はしない。私に、堂々と対論を申し込む人間もいない。臆病者どもの、卑屈な人間たちだ。
138 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 10:25:59
>「フランス現代思想」にアレルギーがある
それは当然の前提だと思っていた。
俺は「フランス現代思想」という字面を見ただけでも、
馬鹿馬鹿しさが込み上げてくる。
フランス現代思想は哲学じゃないよ・・・ってパリ大学の教授が言ってた。
フランス現代思想はユダヤ人中心の学問分野だからな。
フランスではむしろアクィナスの流れのカトリック哲学のほうがメインらしい。
神学顕在なのか。スコラでは神学=哲学だったしな。
ドイツではバルトやティリッヒのプロテスタントの流れが残ってそうだな。
>>138 >それは当然の前提だと思っていた。
>俺は「フランス現代思想」という字面を見ただけでも、
>馬鹿馬鹿しさが込み上げてくる。
お前ぜんぜん読んだことないだろ。
デリダのフッサールやハイデガー論
ドゥルーズのニーチェ論やベルクソン論
フーコーの「言葉と物」等々
すべて超一流の哲学的業績。
>>139 ドゥルーズは哲学じゃねーの? ソース不明の釣り乙。
>>140 フーコーもドゥルーズもユダヤ人じゃない。
デリダはユダヤ人だが、それ言ったら、フッサールも
ウィトゲンシュタインもユダヤ人。
フランスの大学では”フランス現代思想”なんか相手にしてませんが、なにか?
144 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:17:22
>>143 だからなんだよ。外国から見たときの呼び方の問題だろ?
フーコーやドゥルーズやデリダたちの論集は
フランスで続々と出版されてるし、読まれている。
フランスの大学では哲学で扱う外延は広い。
145 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:21:12
フランス現代思想ってのは日本におけるフェミニズム運動みたいなものだって言うね
146 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:33:27
フラ厨痛すぎw
欧米の哲学者の守備範囲はかなり広い。外交方針、社会福祉政策、税体系などについても
具体的な論評・提言を行っている。
148 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:46:43
>>145 日本の出版社に洗脳されている人間からはそうは見えない。
「フーコーやドゥルーズやデリダたちの論集はフランスで続々と出版されてる」
と言われて、ぽーっとなっちゃう。
149 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:53:49
>>148 「言われる」んじゃなくて自分で調べて知ってることだよ。
アマゾンfrなどで検索すれば簡単に分かることだ。
出版されてることと、哲学界で受容されていることは独立ですよ、おばかさん
だからムキにならずに軽く流しとけってw
152 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 12:59:26
>>150 おまえのいう「哲学界」が狭いんだな。すごくね。
「フランス現代思想」に対して好意的なフランスの哲学者って一人でもいるのか?
154 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 13:04:09
「フランス現代思想」が痛いのは
「フランス」の名を冠することによって
フランスの主流であるかのように装ってることだな。
くだらない宣伝戦略だ。
ここで彰とソーカルの登場ですよ。
156 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 13:13:06
>>154 ドイツ観念論とか、英米哲学とか、近代日本思想とか、
地域名と結び付いたそういう括りはどこにでもあるだろ。
157 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 13:22:08
そう、そのどこにでも括りを利用して彼らは「主流」を偽装するのだ。
158 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 13:31:45
>>153 >「フランス現代思想」に対して好意的なフランスの哲学者
ドゥルーズやデリダが哲学者なんだから、そういう問いは意味をなさないよ。
159 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 14:41:18
ハイネの「ドイツ古典哲学の本質」が初心者向けの良書
哲学よりも軍事を勉強した方がいい。
161 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 16:30:52
なんで
>>142 フーコーをコレージュ・ド・フランスの教授に任命したレーモン・アロンはユダヤ人。
というかコレージュ・ド・フランスは一時期はユダヤ人の巣窟だった。
コレージュ・ド・フランスは元々スコラ学の強いパリ・ソルボンヌ大とは対照的。
163 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 22:04:27
>お前ぜんぜん読んだことないだろ。
>デリダのフッサールやハイデガー論
>ドゥルーズのニーチェ論やベルクソン論
>フーコーの「言葉と物」等々
>すべて超一流の哲学的業績。
『声と現象』は読んだが、 肝心の議論の細部を隠喩対立で誤魔化していて、腹が立った。
ドゥルーズのニーチェ論は、ニーチェ自身に比べて、ベルクソン論はベルクソン自身に比べて、
比較にならないほど全然つまらなかった。読むにたえない代物というほかはない。
『言葉と物』は思想史としては意味があるのかもしれないが、あれのどこが哲学なのか?
一昔前の、ベルクソンやメルロー・ポンティは確かに哲学者で、一定の哲学的意義があると思うが、
これらの人々は、日本で言えば「文芸評論家」のようなジャンルに入るのではないだろうか?
ライプニッツやカントを読むときのような哲学的な興奮がまったく引き起こされない。
164 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 22:04:53
>>162 だからと言って、
>フランス現代思想はユダヤ人中心の学問分野だ
なんてことは言えないよな。
165 :
考える名無しさん:2007/01/19(金) 22:08:21
>>163 >ライプニッツやカントを読むときのような哲学的な興奮
>がまったく引き起こされない。
だったら、ライプニッツやカントだけ読んでいればいいじゃん。
ついでにドイツ観念論とかも嫌いな口だろ。
いずれにしても哲学観が狭過ぎなんだよ。
>>164 というか西洋近代哲学自体、ユダヤ人がかなり重要なポジションを占めてるのは事実。
ヘーゲルはユダヤ人ではないもののフリーメーソンだし、ニーチェを最初に評価したのは
左派ユダヤ人、スピノザ・マルクス・フロイト・フッサール・レヴィナス・デリダはユダヤ人。
「フランス現代思想家」が哲学者として認められていないという事実を直視できない人がいるようですね・・・
168 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:05:28
>>165 とんでもない。ドイツ観念論、大好き!(シェリングはまだ殆ど読んでいないが)。
それから、ハイデガーの特に中世の古典の解読の講義なんかも、とても好きだ。
もちろん、分析哲学の成果も非常に重要だと思う。
例えば『名指しと必然性』の議論なんかアリストテレスと同じくらい興奮できる。
西洋哲学史の中で全然つまらないと感じたものは、これまでのところ、ない。
ここ数十年の「フランス現代思想」だけだ。あれだけは、むしろ不愉快になる。
真面目に、真正面から、地道に哲学をすることの本当の面白さを知らない連中が、
悪戯に大言壮語を撒き散らす戯言の集まりにすぎない。
169 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:05:34
>>167 その前にお前のいう「フランス現代思想家」って誰のことだよ。
170 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:08:31
>>168 >ここ数十年の「フランス現代思想」だけだ。あれだけは、むしろ不愉快になる。
>真面目に、真正面から、地道に哲学をすることの本当の面白さを知らない連中が、
>悪戯に大言壮語を撒き散らす戯言の集まりにすぎない。
こういうのって具体的に何のこと言ってるのかよく分からないな。
ソーカルとかの受け売り?
171 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:35:43
「ソーカル」はよつぽどトラウマみたいだなw
172 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:40:12
フランス現代思想だけ読んでそれが哲学だと思ってると不幸だから
そのへん初心者は気を付けよう!
って結論でこのスレ的にはもうよくね?
173 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 12:51:35
フランス現代思想を理解できないやつのルサンチマンだろ。要するに。
理解というか・・・あまりにもバカらしい言説だということが
白日の下に晒されただけですな。
>>174 理解できてないからそう思うわけでしょ。
で、2ちゃんで憂さ晴らし。
きちんと理解している人は他にいくらでもいるし
ドゥルーズのような古典的な哲学者もいるわけだし
フランス現代思想でひとくくりにして叩いてる時点で
もうこいつ分かってないなって感じなんだけどね。
まぁ俺もスルーすればいいわけだが。
176 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 13:29:11
単に、言っている通りのことをその通りに言っているだけだ。
また、ソーカルは哲学者でないから関係ない。
177 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 13:38:26
かつてポワンカレやブルバキの国であったフランスに
かくも無惨な蒙昧主義がはびこるようになった原因は
何か。(『散文精神』241ページ)
178 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/01/20(土) 19:49:13
別にいいじゃん。
179 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 20:00:25
いや、よくはないだろ。冷たいやつだな。
180 :
考える名無しさん:2007/01/20(土) 20:04:30
ほっとけよ。こいつは昔からそうだった。
あの時だって(ry
181 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/01/21(日) 16:11:30
182 :
考える名無しさん:2007/01/23(火) 22:33:47
『散文精神』って富岡勝のだよね?
かつてあの浅田彰を世に出したあの富岡勝がね。
(大澤も宮台も、田川健三も永井均も・・・、
みんな富岡さんのお陰で世に出たんだよ)
大全とかフレーゲ著作集とかもだっけ。
184 :
考える名無しさん:2007/01/24(水) 20:14:27
守備範囲が広いね。
185 :
考える名無しさん:2007/01/27(土) 16:26:20
どーでもいいですよ。
と。
186 :
考える名無しさん:2007/02/11(日) 10:55:14
東洋哲学を総合的に知る入門書でいいのはありますか
日本、中国、インドあたり分かれていても構いません
安いのがあればそっちの方がいいです
宗教と不可分なところがあるから先ずそっちの入門書読むといいかも
儒教道教も宗教だ
森三樹三郎「中国思想史」(レグルス文庫)
中村元「インド思想史」(岩波全書)
アマゾンの知の欺瞞のレヴューとか見ると
何でフランス現代思想をあんなにヒステリックになって批判するんだろうかと思う
哲学やってるんだったら批判するにしてもあんなに単純に考えないと思うんだけど
ポモに関わる奴はクズばかり、ってことだろ。
じゃなくてポモ批判に関わる奴らがクズばかりなんだろ
いや、ポモ擁護する奴がクズばかりなのではないかな
そもそもポモを擁護してる奴なんていないって。
だいたい「ポモ」なんて言葉存在しないもの。
板のあちこちで突発するこの見苦しい流れを普通にうざいと思ってたけど、
「自演」の高度な使い方なのかな、って最近は考えるようになって
結構腑に落ちた。
ネットって難しいね。
そうだね、君みたいな人を見ると、人間キターって思えるよ。
196 :
考える名無しさん:2007/02/23(金) 21:27:53
人生相談板から来ました。
哲学って難しいね。特にこの板はあの本を嫁とか
初心者にとっては難しすぎる
人生相談板なんか哲学板からみたら人生相談にしか
見えないだろうけど、生きることについてとか
専門的な視点抜きで話してるから少しはわかりやすいなぁ。
チラ裏スマソ
197 :
考える名無しさん:2007/02/23(金) 21:51:02
>>193 いや言葉はあるだろw
ポモなんか擁護するやつがもはやいないというのは正しい。
と同時に
>>191にもうなずける。
結局、正解は
>>190ってことか。
>>197 「ポモ」なんて言葉存在しない。
誰の言葉かいってみろや。
せいぜい2ちゃん用語だろ。
理解しながらそんな言葉存在しないと言い張るこのバカは何とかならんのか。
「ポモ」という語は山形浩生の考案という説が
まことしやかに流布されているけれども
実際は英語圏でも使われてるので間違い
>>200 存在するとしても、ま、俗語としてね。
公の場で使ったら、即馬鹿扱いされるだろうよ。
撤退につぐ撤退を続けている201君に
次はどのような恥が待っているのか?
1 「ポモ」なんて言葉存在しないもの。
2 せいぜい2ちゃん用語だろ。
3 存在するとしても、ま、俗語としてね。 ←いまここ
4 ?
204 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/02/28(水) 23:49:22
4 相対主義に対する脊髄反射的な反応を理解することができない。
文系内部からの各学問分野の相対主義に対する過剰反応とも思える攻撃と、
アニメ、キャラクター小説、コンピューター・ゲーム、漫画を選好する者によるいわゆる萌え(性的萌えと非性的萌えの両方)に対する過剰反応とも思える攻撃
(あるいは非性的萌えを生じる者による性的萌えを生じる者への攻撃)は重なっているという印象がある。
どちらも、同質なものの一部=異常を切り捨て、自ら=正常の延命を企てているんですよ。
しかし残念ながら、外部からみればどちらも異常であることに変わりないので、その企ては失敗に終わることになりました(過去形?)。
しかし、あの「ポストモダーンなんて時代遅れ」(実際には、「ポストモダーン」を「ポモ」と省略してくる)という種類の言明はどうにかならないか。
これは、「80年代的」という表現にも言えるが、少なくとも1980年代に中学校を卒業していない年代の人(わたしもそのうちの1人)があたかもその年代を経験したかのように発言するというのはいったいどういうことだ。
調子に乗るんじゃない。
205 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/02/28(水) 23:52:54
というわけで相対主義について熟知している態度を持っている人が多いようなので、その不可能性についてここで書いてくれないか。
(「相対主義は自己論駁的である」という、論理学を理解しないわたしでも思いついた反論は無効らしいですよ。それとは別の難点があるということだが……)
206 :
考える名無しさん:2007/03/01(木) 00:22:24
そのような経緯で、現在はドット絵の芸術からポリゴン技術などの技術へ移行しています。
どういうものであれ観賞物の地位を獲得していると思うのです。とても綺麗な絵ですし、
なんせ町全体が芸術で溢れるということもあります。
いい加減スレ違いを認識すべき
しかもなんか変なのが来ちゃったし。
210 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/03/01(木) 11:52:46
>>210 初心者が知りたいと思うものとは、かけ離れている。
ひとことでいうとオナニーHP
212 :
虚構世界内存在 ◆vWilh8Qklc :2007/03/01(木) 16:20:33
>>211 ちゃんと読んだのか。
新書だって『図解雑学 哲学』だって含まれている。
213 :
考える名無しさん:2007/03/02(金) 00:09:44
214 :
考える名無しさん:2007/03/04(日) 04:24:35
age
215 :
考える名無しさん:2007/03/16(金) 13:44:34
「喪男の哲学史」って哲学板ではどのように評価されてますか?
自分は哲学初心者なので楽しく読んでますけど。
香山リカ氏の書評をみたが、いわばオタク的教養がなければつらい本っぽい。
でもそういう本ってそれがあるひとにはたまらないんだろうたぶん。
まあ「おたく化された哲学史」ってのもおもろいよな。
私もそのような比喩の示唆するものを見届けたいのである。
217 :
考える名無しさん:2007/03/23(金) 10:30:45
似非哲学か
思うんだけど、初心者はあまり哲学の本とか読むべきではないんじゃないかな。
哲学史を順に追ってくにはどんな本が良いですか
つ岩波新書の「西洋哲学史」
でも哲学史ものってはっきり言って、かなり読むの苦痛じゃないかな。
あまりにも重要なところをまとめすぎてて、一文一文が飛躍しすぎてて理解が覚束ないだろうし、
逆に表面をさらりとなぞるようなものは面白くもなんともない。
歴史順に、重要な文献を読んでいくほうがいいと思うのだけれど。
もちろん、哲学史という流れでこそ見えてくるものがあるのは事実だけど。
Russelの西洋哲学史とかどうだろう。
洋書なら同じくらいの厚さだとか、或いはもっと厚いような本だとかも
たくさんあるし。
どういう理由か評判悪いけど、この本への批判の中には
到底正当な批判だと思えないような(というか読まずに批判しているとしか思えないような)
批判も多いらしい。
本当はもっと別の本のほうがきちんとしてるんだろうけどね。
>>222 初学者には何を選んで読めば良いのか分かんないじゃん。
225 :
考える名無しさん:2007/04/09(月) 16:59:09
普通にデカルトかプラトンやろ
あのさ、おれも君たちの大嫌いな在日だが。在日3世。
別に嫌われようが何されようがこっちはどうでもいいよw
日本という国における「楽して稼げる職業」は在日・帰化人が握ってるし(笑)
脱税もしまくりで、相続税も免除なのよw。闇口座も仮名で作り放題w。
世代を経るにしたがって金が増えてく寸法さw。パチンコ、サラ金、日本の長者番付にのってるのは在日なんだよw。
金あるから在日でも日本人女とやりまくり。さらにはレイプしても全然バレないw
あと数年で日本の参政権も取得できるし(爆) 既得権益最高!
俺達はもうお前達みたいに毎日毎日職業とか将来とか金の心配なんかしなくていいんだよw
バックに朝鮮総連や創価学会がついてるし、働かなくても行政から月20万の金入ってくるしねw
今俺達が考えてるのはもっと大きいこと。
いかにしてこの日本という国をボコボコにいじめ抜いてやるか、ってこと。
つまり、日本の中に、俺たち朝鮮人、韓国人の血を増やして在日を増やす。
んで日本人を少数派にしてその日本人をいじめたおす。んでこの国を乗っ取る。
今はもうその最終段階に入ってるわけ。
平和ボケした危機感ゼロのお間抜け日本人は気づいてないがw
例えば韓流ブーム。あれは在日が作ったって知ってる?
あれだけ大規模なブームを作れるくらい、もう日本の中で在日の力は最強なんだよ。
自分達を地獄に導いてるとも知らずに毎日毎日テレビで韓国をヨイショしてくれる日本人w
韓流ブームのお陰で在日や韓国人へのマイナスイメージがプラスイメージになった。
そして日本人が韓国人や在日と結婚する数も圧倒的に多くなった。
つまりもうあと30年で日本は完全に在日主体の社会になるよ。
たった100万人に満たない在日に使われる1億人の日本人w お前ら糞日本人に一生地獄の生活を見せてやるよw
どう?ムカムカする?(爆)
でもせいぜい今みたいに2ちゃんで数十人ぐらいがチョン死ねって言うぐらいだろうね(爆)
227 :
考える名無しさん:2007/04/09(月) 20:28:50
ひまなのか?
228 :
考える名無しさん:2007/04/10(火) 09:34:05
>どう?ムカムカする?
別に
229 :
考える名無しさん:2007/04/10(火) 10:37:07
230 :
考える名無しさん:2007/04/11(水) 21:38:58
中島義道読めばいいじゃんじゃんじゃん。
中島は勘違いした読者が多いので功罪あい半ば。
それは中島の責任なのか。
勘違いした読者が多くなるか少なくなるかってのは
本の書き方によって決まることだからね
図書館でソフィーの世界を借りてきたけど、読むのが辛いよ
人並みに読書はする人間だけど、受け付けない
帰りに本屋で自分を知るための哲学入門っていう本を立ち読みしてたら
時間を忘れて読みふけってしまったので購入してきた
235 :
考える名無しさん:2007/04/22(日) 22:55:29
竹田のか
竹田は登り詰めなくても捨て去るハシゴのようなものとしてある
ヤスパースのか
最初の頃は有名な哲学者の書いた、いわゆる名著に手を出さずに入門書や概説書・副読本を読んでいたほうがいいですか?
それとも平行して読むべき?
>>239 本気でやりたいなら、天才でない限り大学に行くしかない。
アウグスティヌスについて学ぶのにいい本はどれですか?
242 :
考える名無しさん:2007/05/11(金) 22:05:31 0
本を読むのは好きなのですが、
哲学は難解で自分の頭のレベルでは読むのは無理だ、と
端から手に取ることのなかった哲学入門者です。
以前、違う板ですが2ちゃんねるで、野矢茂樹氏の『無限論の教室』が
面白いという評判を聞きまして、本書を購入。
解らないところはありつつも、なんとか読み進めてみたところ、これが評判どおり面白かった。
読了後は、哲学にというよりも、この著者の書いた本に興味があったので、調べてみると、
『「論理哲学論考」を読む』がいいということで、題名もウィトゲンシュタインという名前もかっこいいし、
「語りえぬものについては,沈黙せねばならない」という言葉もなにやらかっこいいという
不純な動機で購入したのですが、難しそうだったので、ちょっとこれは後回しにして、
『哲学・航海日誌』→『心と他者』を先に読みました。
で、いよいよ『「論理哲学論考」〜』に行こうかと思っているのですが、
これを読み終えたら、次は何を読もうか決めかねているのです。
たった3冊ですが、とっかかりとして読んだ本から哲学そのものに興味が出てきました。
理解するのに時間がかかるし、何度か読み直すこともある残念な頭の自分でも
がんばれば興味深く読める野矢氏の著作以外の本を教えてください。
243 :
考える名無しさん:2007/05/11(金) 22:28:58 0
おk
私としては、
永井均『これがニーチェだ』講談社現代新書
中島義道『悪について』岩波新書
が面白かったです。
244 :
考える名無しさん:2007/05/11(金) 22:42:25 0
カントの純粋理性批判を丁寧に読めば、現代思想が分かるなんて言ってたお前らは嘘つきだ。
趣味で読んでる俺には、カントは理解できてもメルロー・ポンテーとかマイケル・ポランニーなんて簡単に理解なんてできない。
>>242 余計な差し出口かもしれないけど、ある意味野矢さんの最大の論敵である
大森荘蔵とかはどうですかね。
あるいは、『無限論の教室』のような「数学の哲学」方面だと
金子さんの『ダメットにたどりつくまで』なんかが、野矢さんの議論の
源泉を知るには参考になるかも。
>>243 ニーチェは、名前とたまに格言だけはかろうじて耳にする機会があり、興味があります。
永井均と中島義道はこのスレに来て初めて知りましたが、
それぞれタイトルがとても面白そうなので、自分の中の”読む予定リスト”に加えさせてもらいます。
>>245 いつか、野矢さんがどのように執筆当時の思考に至ったか、
その道すじを辿ってみたいと、この人の本を読みながら何度か思っていたので、
(特に、大森荘蔵は野矢さんの本にこの人の論理を基に議論を
展開させるかたちで、何度も登場したのを覚えています。)
このように解りやすく紹介してもらえると、とてもに参考になります。
いい機会なので、「論理哲学論考を読む」を読んでから
お二方の回答を参考にじっくり考えたいと思います。
ありがとうございました。
247 :
考えるヒント:2007/05/12(土) 00:50:51 0
A(大した人)
柄谷行人 定本1〜5
蓮實重彦 映画狂人シリーズ
岩田規久男 経済学を学ぶ
飯田隆 言語哲学大全
深谷賢治 数学者の視点
山本義隆 重力と力学的世界
B(才能ある人)
橋本治 わからないという方法
浅田彰 二十世紀文化の臨界
大澤真幸 文明の内なる衝突
宮崎哲弥 新世紀の美徳
山形浩生 新教養主義宣言
若島正 乱視読者シリーズ
佐藤優 国家の罠
C(まじめに読んでおいても損はしないという人)
宮台真司 終わりなき日常を生きろ
稲葉振一郎 経済学という教養
岡田暁生 西洋音楽史
戸田山和久 知識の哲学
梅田望夫 ウェブ進化論
橘玲 臆病者のための株入門
D(ネタとして読んでおいても損はしないという人)
柳下毅一郎 興行師たちの映画史
町山智宏 USAカニバケツ
中原昌也 エーガ界に捧ぐ
E(読まなくていい人)
A浩紀 形骸化するポストモダン
F田和也 悪の減量術
U田樹 下流思考
248 :
考える名無しさん:2007/05/12(土) 00:54:42 0
(ある意味、中島の根底は病巣の肯定。)
までも、皆、病気なんだけどね。www
大学行かないと理解出来ないってレスで疑問に思ったんだけど、何がわかれば理解したことになるんですか?
それと、私もオススメの本を教えて欲しいのですが、プラトンの本でオススメを教えて下さい。
プラトンについて書かれた本なのか
プラトンが書いた本なのか
プラトンが書いた本で、出来れば和訳されているのでお願いします。外国語がわからないので(´・ω・`)
252 :
考える名無しさん:2007/06/09(土) 09:29:13 0
弁明と饗宴とゴルギアスは手に入りやすいからすぐ読めるお
パルメニデスとティマイオスを薦める人もおおいお
>>249 「理解」というのをどういう風に捉えるのかによる
大学行って原書にあたってテキストクリティックを
時間かけてやれば、「おお」と分かるときもある
いわゆる世間一般の、通俗的な理解でいいのなら、
本を読んで内容を理解できればそれでいいかと。
あと、数学をやっておくことをお薦めします。
プラトンは岩波文庫で多数翻訳が出版されてます。
最初なら『ソクラテスの弁明』とか『饗宴』とか。
いきなり『国家』読むのもアリかと。
イデア説ならパイドンがコンパクトだな
まあ文庫に入ってるのはいずれ全部読めと
皆さんに謝らないといけないことがあります・・・プラトンの本で読んだことのあるタイトルを挙げていませんでしたorz
ごめんなさい。
>>252 弁明と饗宴は読んだので、手に入りやすいゴルギアスを読んでみます。ありがとうございました。
>>253 例えばなんですが、ダンテの神曲なんかは講義形式のもので、原書を使っているものがありますが、それでも世間一般的なレベルでしか理解出来ないんでしょうか?
それと、もしかして数学は大学レベルの複素数ですか?国家は読んだことがないので読んでみようと思います。ありがとうございました。
>>254 イデア論が何か?よくわからない素人なんで、パイドン読んでみようと思いました。ありがとうございました。
>例えばなんですが、ダンテの神曲なんかは講義形式のもので、原書を使って
>いるものがありますが、それでも世間一般的なレベルでしか理解出来ないん
>でしょうか?
その人次第だと思う。大学の授業っていうのは、教授や講師のスタイルにも
よるけれど、受身で漠然と講義に出席してるだけじゃダメなわけで、
積極的に理解しようという姿勢でいないと、世間一般の理解さえできない
かもしれない。せっかく原書を読んでいるんだったら、原書を読むことで
得られるメリットをよく考えて、自分の理解に資するようにすればいいかと。
>数学は大学レベルの複素数ですか
教養課程で習うくらいのものでいいかと。もちろん色々手を出すのもアリ。
>>256 なるほど。理解しようという気持ちと、原書を読むことが大事なんですね。
数学は教養課程レベルで助かりました(´;ω;`)色々とありがとうございました。
学問(サイエンス)というのは、世界性の別名であって、世界基準での思考の体系のことである。冷酷な事実からなる組み立てである。
その点、日本の理科系は世界基準で数学ができるから、少なくともテクノロジー(技術)やアプライド・サイエンス(生産技術)の場面
では、世界レベルに到達しているからたいしたものである。数学は、もう一つの世界言語である。彼ら日本の秀才達のことを、英語では
エンジニアとかテクニシャンというのである。彼らはけっしてサイエンティストとは呼ばれない。エンジニアやテクニシャンは理科系の
学者集団の中でも、下層の方に位置づけられている技術職人たちのことである。たとえば、ハーヴァード大学では、「サイエンティスト」
と呼ばれる一流学者達の層以外に、この上に、たった十二人だけ「フィロソファー(哲学者)」と呼ばれる人々がいる。私はこの事実を
以前ハーヴァード大学公衆衛生学準教授であった柳沢幸雄氏(現在、東京大学工学部教授)から、直接聞いた。柳沢氏は、「自分は
テクニシャンのレベルであった」そうだ。日本には「哲学者(フィロソファー)」をどと名乗る文学部哲学科の馬鹿教授が何百人かいる
だろうが、日本には、フィロソファーなど誰一人として、存在しないのである。馬鹿も休み休み言え。そもそもフィロソフィー
(知への愛)は、神学の下女(はしため)の位置にある。そして、大きくは、サイエンス(学問)=「自然界の事実を冷酷に、法則性
として記述すること」の体系と一千年にわたって戦い続けてきたのである。数学も、実はサイエンスの仲間ではなく、フィロソフィー
と出自がよく似ていて、神学の下女の方である。それにたいしてサイエンティストは、ガリレオ・ガリレイやアイザック・ニュートン
や、チャールズ・ダーウィンの例に見られるごとく「冷酷な諸事実からなる体系」としてしか世界を理解しない。だから今でも神の体系
(神学)と争い続けているのである。未だに、神学と近代学問(サイエンス)の戦いには、決着がついていない。この神学なるものの
大きさは東アジアの一種族である日本人にはとうてい分からない。別に自ら卑下して言っているのではい。学問の巨大な対立概念は、
実は神学なのだ、とはっきり言っているだけだ。サイエンティスト(科学者という言葉は私は嫌いである)からすれば「確実に事実証明
されないことは分からない。世界が予め神によって造られたという考えを自分は認めない。自分は、はっきりと分かったことだけを、
分かったこととして認めるだけだ」という態度をとる。もとよりサイエンスは、物理学、化学、生物学、などの自然学である。これ以外に
、ソシアル・サイエンス(社会科学?)として経済学、社会学、政治学、サイコロジー(心理学?)がある。しかし、これらが果たして、
サイエンスとして自立したか否か、今でも分からないのである。経済学だけが、かろうじて60%ほど、冷酷なサイエンスとして成功
している。あとは、全て大失敗らしい。だから今でも政治学者と政治評論家の区別や優劣がつかないのだ。これ以外に下等学問としての
人文がある。この人文というのはヒューマニティーズの日本語訳である。ヒューマニティーズとは、「人間、および記録された文学に
関わる事。という意味である。だから人文は、簡単に言えば現在で言う文学(部)の事である。他には歴史学があり、その内容である
古文書解説や石碑の文の解説などを行うことだ。これらは、学問としては下等学問である。これと、サイエンス(学問)の区別を
つけなければならない。これが、日本人にはできていない。すべてごちゃまぜなのが日本の大学制度である。これは国家的学問犯罪と
呼んでもいい。大欠陥学問観と呼んでもよい。このヒューマニティーズとサイエンスの区別がついてる日本知識人自体が、ほとんど
いない。すべてごちゃまぜである。さらには「文学部哲学科」や「文学部心理学科」などという恐るべき学問分類を行って恥だと
思っていない。あるいは「人文科学」などという奇怪な言葉を、すべての教育機関が使っている。人文が科学(サイエンス)のわけが
ないではないか。こういう大きな事実と凍りつくような事実について、もっと明確な本を書いて警報をならしたいのだが、私自身が
きちんとした世界基準の学問を学べなかったせいもあって、もう何年も作業に取りかかれなくて困っている(最近、私のしつこい
主張の影響だろう「人文科学が使われなくなった)。
副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上)」P321〜325
260 :
考える名無しさん:2007/06/11(月) 11:07:44 0
コピペ反対運動展開中
261 :
考える名無しさん:2007/06/11(月) 16:39:44 O
ソクラテスの著作が読みたいです。
263 :
考える名無しさん:2007/06/11(月) 18:45:55 0
バスケがしたいです。
俺は262じゃないからね。
俺は「氏ね」などという言葉は使わないから。
それと258と259ぬ文は非常に大事な文章だ。
この文章を見ない振りして消し去ろうとするマヌケが
出てくる事は非常に残念なことです。
そんな大事な文章なら金庫にでもしまっとけ
266 :
考える名無しさん:2007/06/11(月) 23:06:28 O
サモハン・キンポー
副島隆彦って頭悪いな
269 :
考える名無しさん:2007/06/13(水) 10:58:02 0
>>242 野矢さんの真の論敵である(という意味での)永井均がおすすめ。
野矢さんの『哲学の謎』と、永井さんの『私・今・そして神』を、対比して読むと、
哲学の奥の奥へ、自然と入って行けますよ。
もし対立の意味が理解できてしまったら、もう抜けられない。
270 :
考える名無しさん:2007/06/14(木) 00:40:56 0
>>269が言ってるような新書を含む概説的な哲学書と、いわゆる「古典」を
どういうバランスで読むかっていうのが、初学者のころの悩みどころかな。
「いや、とにかく古典的な著作を読むしかない」と言いたがる人はたくさん
居て、じつは俺もそう思うんだけど、実際にはいきなり『イデーン』とか
『存在と時間』とか読み始めても、挫折する人の方が多いよね。たぶん。
大学受験生が大学への数学やるようなものか
手堅く入門書から段階を追っていくよりも
自分はいきなり「古典を読め」派だな
最初で100パーセント理解できないのは
当然として、それを挫折だと思わないように
することが大切かな。
新書などの解説書って、公平な記述です、って顔して
けっこう「著者の読み方」が反映されていて
最初から読むとその延長線上で古典を読んでしまう危険がある
入門書の著者の傾向なんて、実物とか他のコンテンツをクロスチェックしていくうちに気付くだろ
気付かなかったらそれまでの頭だったってこった
参考になるものはどんどん使えば良いよ
要は「疑い持ちつつクロスチェック」だ
274 :
考える名無しさん:2007/06/14(木) 23:17:22 0
野矢さんの『哲学の謎』も永井さんの『私・今・そして神』も、
(特に後者は)入門書でも解説書でもない。
ただ単に、哲学そのものがなされている本。
そういう意味で「古典」とまったく変わらない。
また、個人的には、両方とも、少なくとも『イデーン』よりは優れていると思う。
275 :
考える名無しさん:2007/06/15(金) 01:06:09 0
入門書からでもいいと思うけど
>>272さんが言うような問題もたしかにある。
別に哲学の本に限らないけど、著者に批判的な視点を持つ姿勢、せめて著者と距離をとる姿勢を忘れずに、ってところだ。
276 :
考える名無しさん:2007/06/15(金) 08:06:27 0
入門書など読む必要はない。
なまの哲学が直接なされている本を読むべきだ。そして自ら考え抜く。
上の野矢や永井の本もいいし、たとえばプラトンの『テアイテトス』などでもいい。
古くても新しくても、そんなことは関係ない。
だいたいオマエら、何を知りたくて、何について考えたくて
哲学書なんか読んでるの?
単なるカッコつけですか?
279 :
考える名無しさん:2007/06/15(金) 17:20:15 0
>>277 哲学が強いる頭の使い方が気持ちいいから
280 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 00:37:56 0
俺も入門書と古典の区別なんて無意味だと思うね。
特定の哲学書をただ「正しく理解する」ために哲学をやるのでなければね。
もし入門書が公平な記述でなくて、著者の考え方が強く出ているなら、
それもまた独立の考え方を述べた哲学書とみなして、独立に考えるべき題材にすればいいだけだ。
その延長線上で「古典」を読んでしまうことなど、危険でもなんでもない。
もしそんなことが危険なら、古典の延長線上で解説書を読んでしまうことだって同じく「危険」だ。
281 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 00:40:16 0
バカうぜー
この前プラトンの本で質問した者ですが、プラトンの本を読み終わったので、次はまだ読んだことのない、ニーチェの本を読もうと思うのですが、ニーチェの書いたもので、和訳された本でオススメを教えて下さい。
プラトンの本を読み終わった!?
>>282 まずは自伝『この人を見よ』を勧める。
次に、読みやすい『アンチクリスト』を勧める。
芸術に興味があるなら『悲劇の誕生』もよいかも。
>>283 はい。ここで薦められた本です。
>>284 『この人を見よ』読んでみようと思うのですが、どなたが和訳されたものがいいんでしょうか?
286 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 00:57:06 0
新潮文庫の西尾訳
287 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 11:05:39 0
岩波文庫の手塚訳もよい。
絶版らしいが講談社文庫の川原訳もとてもよい。
現在入手可能なものの中では安倍訳は駄目だ。
288 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 11:24:48 0
>>285 プラトンの本をあっさり読めるなんて頭がいいね。
だったら哲学書を読むために外国語を勉強するのも一つの方法だな。
少しでも原典の言語をかじっておくと翻訳を深く読めるようになる。
薄い文法書を一冊仕上げるだけでもだいぶ違うよ。
>>286 >>287 西尾さんと手塚(図書館ならあるのかな…ないなら古本屋さんで)でざっと比較してみて、読み易い方を読もうと思います。安倍さんのは3000円もするので、買わなくて良かったです(´・ω・`)
>>288 いえいえ、そんなことないです。私の場合は読み物として読んでるようなもので、皆さんより理解している・出来た量は遥かに少ないと思うし、私はああいった機械的な文章を読むのが好きなだけなんです。
少しでも誤って言葉を訳してしまうと、全てが破綻してしまいそうなので、和訳を読んでいたのですが、和訳にしても、人によってイメージががらりと変わるので、外国語が苦手な私が読むと、全くの別物になりそうです。
でも、確により深く理解するには、原書を読んだ方が良さそうですね。ひらがな・カタカナ・漢字ならいいんですが、数字とか英語のような文字は全くダメなんです(´;ω;`)
皆さんレスありがとうございます。
わたしだったらニーチェなら、
まず『曙光』をすすめるな。つぎに『ツァラ』→『彼岸・系譜』。
むりして最初からいっしょうけんめい読まないで、適当に
ぱらぱらめくってアフォリズムを楽しめばよい。ちくま文庫。
気にいった文章、かっこいいと思った文章には◯印でもつけていく。わからんのは「?」とか付けとく。
二度目に読むときに楽しい。ついでにラロシュフコーとかも読むとよいと思う。
291 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 18:19:55 0
>わたしだったらニーチェなら、
>まず『曙光』をすすめるな。つぎに『ツァラ』→『彼岸・系譜』。
いい趣味だね。
俺なら、つぎには『悦ばしき知識』(『華やぐ知恵』)で、→『彼岸』だけどね。
あと、渡邊二郎の作ったアンソロジーもいいよ。
渡邊の解説類は一切読まないで、ニーチェの言葉だけ読んでいけば、だけど。
292 :
考える名無しさん:2007/06/18(月) 01:08:59 O
入門書もなにも介さずにカント・実践理性批判を読み分析論終わったところでダウン。
…初めから原典読むのは間違いなのか。
アホはアホリズム好きだよなあ
いきなり原典読んでもオッケーなのとそうでないのとあるでしょ
そんなの当たり前
295 :
考える名無しさん:2007/06/19(火) 13:04:26 0
ソクラテスの対話編はいきなり読んでもOK
あとデカルトの方法序説とかパスカルのパンセも
296 :
考える名無しさん:2007/07/18(水) 07:34:12 O
最近復刊した河出のワイド版世界の大思想ってソフトカバーかな?
図書館で借りて読んだけどソフトカバーだよ
298 :
考える名無しさん:2007/07/18(水) 09:55:16 O
>>297 296
サンクス。だったら買お。ソフトカバーじゃないと寝て読む気しないから。
価格が5000円代なのがきついけどきっとすぐ絶版になりそうだしね。
299 :
考える名無しさん:2007/07/25(水) 06:46:33 0
哲学の本」とい題名の著書がありましたが、著者は誰なのですか?
デカルトはみんなフランス語で読んでるの?英訳読む意味あるかな?
301 :
考える名無しさん:2007/07/25(水) 09:17:39 0
デカルトの英訳はあまり読む意味がないと思う。
302 :
考える名無しさん:2007/07/27(金) 15:57:30 O
>>11の入門書の中で特に読みやすくオススメのものはありますか?
ありすぎてどれを読めばいいか迷い中です。
303 :
考える名無しさん:2007/07/27(金) 22:26:39 0
『岩波講座 倫理學』岩波書店
>>300-301 『省察』と『哲学原理』はモトがラテン語なので、仏訳読むのはあまり意味無し
という意見もあるわけですが・・・
305 :
考える名無しさん:2007/07/28(土) 08:08:25 0
デカルトの方法序説は元々ラテン語の読めない庶民のためにフランス語で
わかりやすく書かれたものだから、デカルトの意図に従うなら日本人は日本語で読むべきだろう。
306 :
考える名無しさん:2007/07/28(土) 12:31:39 0
デスカルテスが訳した邦訳があればの話じゃない?
307 :
考える名無しさん:2007/09/01(土) 01:11:03 0
うーむ
308 :
考える名無しさん:2007/09/30(日) 02:04:57 0
そうかね
そうだお
私は、日本知識人として、己を失うまい、と心に決めている。己の立っているこの貧困なる知識の土俵が、
どんなに、東アジアの一種族としての劣悪なるものであるとしても、それは構わない、と腹を据えてきた。
しかし、嘘はつくまい、と念じきた。
この土俵と劣等な知識環境の中にあっても、知ったかぶりの高踏知識遊戯―即ち、やたらと気まじめぶった
学者の論文のこと。この知識環境で友人たちさえ読んでくれないような難解な文章を書くこと―はすまい、
決めてきた。日本の文科系の大学講師たちのほとんどは、アホである。
彼らの知識は外国に持ち出して、全く通用しない。言語の壁を横に置いたとしても。この書き方を、私は
これからもやめない。どんなに嫌われようが、煙たがられようが、やめない。
副島隆彦「日本の秘密」P43
カントを理解したいなら何から読み始めるのがいいでしょうか?
312 :
考える名無しさん:2007/10/11(木) 00:14:39 0
カントの何を、というのが問題になります。
カントの全て、となると大変すぎるので。
とりあえず、代表作は「純粋理性批判」です。
岩波文庫に入ってますが、とても難しく読破するのは困難だと思います。
ムリヤリ読み切ってもなんのことやら、ということもあり得ます。
幸い、入門書がいくつもあるので適当に新書でも講談社メチエでも読んでみればいいかも。
外人が書いた入門書の翻訳も法政大学から出てるし。
フランスの「新哲学派」といわれる人たちにものすごく興味があるのですが
入門書らしきものが一冊も見つかりません。何かありましたらご紹介ください。
314 :
考える名無しさん:2007/10/11(木) 00:58:46 0
>>313 >フランスの「新哲学派」といわれる人たちにものすごく興味がある
なんで興味もったの?
くだらないから全く読む必要ないよ
>>310 「それはもう語られてしまったこと」なんだが
「すでに語られた文字群になんの意味があるか」書いてみ?
(判ってるだろうが「コピペをする意味」じゃないぞ)
すでに語られてしまった文言はオマエの落書き以下だと言ってるわけだが
この意味判るかな?
>>311 『プロレゴーメナ』と
『人倫の形而上学の基礎づけ(道徳形而上学原論)』が
カントの著作では導入としてよくお勧めされるな。
前者は『純粋理性批判』の要点をカント自身がまとめたような著作、
後者は『実践理性批判』の土台となる実践哲学の根本問題を扱った著作。
中公クラシックスにはこの二つの著作が収まっていてちょうどよい。
『世界の名著』での野田又夫によるカント概説がついていれば最高だったが。
なんでテアイテトスがほとんど出てないんだ
あれほど初学者向けの作品もないぞ
変な術語も形而上学も出てこない、純粋な知識の探求
318 :
考える名無しさん:2007/10/17(水) 23:46:34 0
>>316 じゃあ古本屋で世界の名著を探した方がいいな
319 :
考える名無しさん:2007/11/07(水) 12:37:51 O
age
『EV.Cafe』が良いんでね?
321 :
考える名無しさん:2007/11/09(金) 23:29:58 0
デリダ、ドゥルーズの入門書でおすすめってありますか?
それと何から読んでいったら理解しやすいですかね?
よかったら教えてください。
322 :
考える名無しさん:2007/11/15(木) 01:52:21 0
あげ
323 :
考える名無しさん:2007/11/18(日) 19:24:45 0
キリスト教が少しでも理解できるなら、シモーヌ・ヴェーユもいいかも。
324 :
考える名無しさん:2007/11/25(日) 19:15:36 0
真理論について体系的に概観できるような本ありますか?
最新の議論まで知りたいのですが。
何冊かに分けて紹介してもらってもいいです。お願いします。
>>324 古いけどReadのThinking about Logicがよかった(初歩からだけど)
後はHandbook of Philosophical Logic(Blackwell)の該当章が最近のいいガイドだと思う
326 :
324:2007/11/27(火) 21:24:11 0
>>325 ありがとうございます。さっそく探してみます。
327 :
考える名無しさん:2007/12/11(火) 01:32:30 0
328 :
考える名無しさん:2007/12/21(金) 11:11:19 O
人間はなぜスポーツをするのか、なぜボールを蹴るのか
について哲学的に考察した本ってないですか?
高橋陽一著 『キャプテン翼』 集英社 1981
哲学書よりスポーツ史とかの本探した方が良いんでは
「ホモ・ルーデンス」とか読んでみれば?
そもそもスポーツ競技は戦闘訓練からはじまってんじゃないの
神事とかもありそう
334 :
328:2007/12/22(土) 12:16:30 O
記憶違いかもしれませんが、たしかパスカルはテニスを
人間が死や自分の惨めさを忘れるための暇潰しと斬ってた覚えがあります。
こういう感じでスポーツやゲームについて考察したり斬ったりしてる本を探してるんです。
となるとやっぱりホイジンガじゃないの
うむ。ほもるーでんすを読んでみて。そろそろ品切れになっちゃうよ。
337 :
考える名無しさん:2007/12/25(火) 00:20:59 0
おれは初心者だが、このスレ読んで、哲学の初心者が
読むべき本なんてどういう切り口なのか、
ますますわからなくなったし、どこまで逝けば満足なのか
もわからなくなった。
まずは、カントやら、デカルトなど、偉人の原典(日本語訳)を読むというのには
賛成だな。たとえわからなくても、本物を見て本物を元にして考える
ということが一番重要じゃないかと思うし
中間に媒介を挟めば挟むほど真意から遠ざかりそうだし。
というわけで、一冊一冊、まあ、少しずつたくさん手を出しすぎず
理解して進むべきだな
それこそ最終的には、ラテン語とか、原典をすらすらその言葉
で読めて理解できれば理想なのだろうが なかなか難しいので
時間と余裕があれば外国語の文法でも軽く勉強する
読むべき本としては、ごちゃごちゃ考えず、
>>1にある20位までを読めばとりあえず、
哲学の入門はマスターしたことになるでしょ
ただ、哲学の勉強会みたいなのがあって、指導者があれば一番いいんだけど
ないし、独学しかねえ・・
338 :
考える名無しさん:2007/12/25(火) 01:57:49 O
哲学やる目的ってのは自分の哲学を構築することなんだから
原典読みこなす必要はないと思うな
極端な話、つまみ食いでも問題なし
各々の関心に応じて読んで考えればいいだけのこと
つまみ食いとか天才以外無理だろ
原典資料集っていう教科書知ってる?俺はあれをガイドにして読み進めていったけど。
あっ、読む本に迷う人は哲学史の概説書をガイドにして読めばいいのでは?ということね
342 :
考える名無しさん:2007/12/29(土) 20:50:00 O
専門家が書いた論理学の入門書でおすすめありませんか?
343 :
考える名無しさん:2007/12/30(日) 08:03:27 O
誰殺されたなよ?実名を知らせてくれ
344 :
考える名無しさん:2007/12/30(日) 08:07:52 O
>>342 野矢さんの『論理学』か戸田さんの『論理学をつくる』
がいいよ。
345 :
考える名無しさん:2008/01/01(火) 00:22:11 0
カッシーラー「人間」
これおすすめ。
346 :
考える名無しさん:2008/01/10(木) 23:49:23 0
デリダを読みたいんですが何から読むのがおすすめですか?
この前図書館に『十四歳からの哲学』って本があったから
試しに借りてみてまだチラッとしか呼んでないんだけど
哲学マニア的にはどうよ?哲学のきっかけには良い本だと思うけど..
349 :
考える名無しさん:2008/01/20(日) 19:37:19 0
おまえが良い本と思うのがおまえにとって良い本
ただそれだけでわかった気にはなるな
350 :
考える名無しさん:2008/01/20(日) 22:46:20 O
最初は哲学が何であるかすら分からないと思うから、自分で気に入った読みやすい本を読んでればいいと思う。
そのうち自分の人生を変えるような人と出会えるはず。その人はきっと君と同じ悩みを持ってる人だろう。
そこまでいったらある意味他人の考えなんて知らなくとも自分で哲学できるようになるし、逆に哲学から抜けだせなくなる。
哲学の世界に入る入らないは君の自由だが、入ってしまったら普通の人生の楽しみが出来なくなる。
何も考えてなかったあの頃に戻りたい。
351 :
考える名無しさん:2008/01/27(日) 10:01:42 O
スポンヴィルの哲学エッセイなんてどうだろう?
>>321 構造と力。この人の文章は実は異常に分かりやすい。
354 :
考える名無しさん:2008/02/03(日) 13:42:48 0
以前、このスレで本を紹介してもらいたくてこう書き込んだ。
"中島義道と近い過去をもち、
考え方も近いであろう私は何の本を読んだらいいですか。"
答えは
"あの類の人種は本を読まないほうがいい"
だった。なぜこんな回答なのかわからなかった。
そしていろいろ事情あって本を読みまくった。
今になってなんとなくわかった気がするが不安なので
答えあわせをしてほしい。
ますます現実離れして社会不適合者に近づくから
この類の人種は本を読まないほうがいい。
これであってるか。
現象学の入門でお勧め
356 :
考える名無しさん:2008/02/03(日) 22:08:44 O
>>345 読む本によるだろ。
古典西洋詩集読みまくれ。
357 :
考える名無しさん:2008/02/03(日) 22:22:11 0
358 :
考える名無しさん:2008/02/03(日) 22:36:24 0
竹田青嗣を認めるかどうかで、そいつが時代遅れの老人か、
そうでない本物かが分かる。
今の時代カビの生えたテクストによる権威付けを誰が必要としてると思う?
竹田って「カビの生えたテクストによる権威」に縋って、
その「わかりやすい」注釈で頭の弱い学生相手に商売してる奴だろ。
そんなものを「本物」と崇め奉っているバカ相手の本はやめといた方がいいよ。
入門は竹田でいいんだよ
いうまでも入門の段階にいなきゃ
>>354 あなたみたいな人は読むなと言われても読まざるをえないし万一読まなくたって居心地悪いままなんじゃないかな。
試しにスマナサーラって人の仏教本を読んでみては?納得いかないことも多いけど居心地悪さや恐怖心を多少減らすことが出来た。哲学的な欲求にも答えてくれると思う。
>>359 そういや竹田は自己流の名著の解釈だけで、オリジナルの自説はまるで出さないよな。
名著の仰々しいコピペで終わっているというか。
そんなにアカデミズムを否定するなら、梅原猛の修士論文(田中美知太郎に「小説」とののしられた
代物)のような引用のない文章をかけばいいのに。
竹田厨はスレタイ嫁
364 :
354:2008/02/05(火) 12:43:59 0
ソフィスト(特にプロタゴラス)を勉強したいんだがいい本ありますか?
ぱらぱら程度にしか載ってないから不完全燃焼だ
何でそんなに竹田を嫌う奴がいるんだろ
初心者がとりあえず読むのって名著の解説でいいじゃねえか
竹田現象学とか変な名前ついてるけどオリジナルティ特にないし
学生があの解釈でレポート書いても特に文句でないだろ
竹田厨みたいにいつまでも竹田を崇めてなきゃいいと思うけどなあ
とにかくひたすら竹田の話を続ける奴が竹田厨
アンチももちろん竹田厨。366も俺も竹田厨
>>365 田中美知太郎「ソフィスト」講談社学術文庫
納富信留「ソフィストとは誰か?」人文書院
俺「ソフィストとは俺だ」俺出版
>>370 きみにとって「哲学」とはなんなのか。
大学の教師になって、哲学を商売の種にするのか。
どうなのか。
中島義道「観念的生活」文藝春秋2007年11月30日
このエッセイを読んでから、哲学を勉強しなさい。
>>366 でも学者で竹田のいうことを真に受けてる阿呆がたまにいるんだよ・・・・。
社会学とか教育学にそういうのがいたりするんだけど。
そういや学生時代、小室直樹の本を引用して教育社会学の先生にレポートを出したら、「こんな
詐欺師の本をレポートの題材に使うな」と激怒されたことがある。
>>373 そういうの、もっと具体的に書いてよ
竹田とか小室って、
早稲田とか東工大でゼミやってる奴だよね?
お前は、どこの大学でそういうこと言われたの?
あと、その学生時代って学部?院?
376 :
考える名無しさん:2008/02/13(水) 11:16:03 0
『エチカとは何か』がお勧め
いくらアンチが叩いたって、竹田を必要とする
人間がいるから竹田の本が売れているんだろう。
難しいことを難しく言うなんて誰でもできる。
竹田よりすぐれた(まともな?)「竹田」が出てくれば
竹田なんて必要とされなくなるんだからさ。
嫉妬まじりで叩くなんてみっともないと思う。
すみません、岩波哲学・思想事典について教えてください。購入を検討してるんですが、この本は岩波流に偏った(イデオロギ的に)ところが多いことはありませんか?今更、左がかった言説は勘弁ってところです。
>>378 私は、日本思想史が専門ですが、執筆者人をそもそも、間違ってる人がいます。
こんな人に、こんな項目書かせていいのか?と疑いたくなる記述があります。
>>378 哲学を学ぶ人は持っていたほうが良いよ。気に入らない記述というのはいくらでもあるけど事典だから仕方ない。
たしか、ベーコンの人物紹介の結びを「愚かな哲人」としている人がいたと思う。ユートピア物語を書いたからという理由だったかな。
382 :
378:2008/02/17(日) 00:57:48 0
>> all
ご親切にレスありがとうございます。ひとまず図書館で利用して、古本屋あたります。
383 :
考える名無しさん:2008/02/29(金) 06:29:05 O
ギリシア悲劇を読もうと考えてる初心者なのですが
ちくま文庫のギリシア悲劇1〜4(アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス)と
同じくちくまのギリシア悲劇1〜2(アリストファネス)とだったら
どちらがオススメでしょうか?
こっちは読みにくい、とかありますか?
そういや学生時代、小室直樹の本を引用して教育社会学の先生にレポートを出したら、「こんな
詐欺師の本をレポートの題材に使うな」と激怒されたことがある。
っておいw。そもそも教育社会学なるものが(ry
385 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 00:48:23 0
堵愚慧螺簸轡って?
浅田彰「構造と力―記号論を超えて」
内田樹「寝ながら学べる構造主義」
大澤真幸「戦後の思想空間」
竹田青嗣「哲学ってなんだ―自分と社会を知る」
永井均「<子ども>のための哲学」
野矢茂樹「哲学の謎」
木田元「現代の哲学」
388 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 03:39:58 O
初心者はまず哲学史を2、3冊読むべき。
そうすれば浅田のような輩が論外であることは分かる。
390 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 10:17:58 0
ちょっとスレのテーマを変えて、
おまいらの日本語の勉強になった哲学書(訳本も含む)って何かある?
2字熟語でこんな便利な漢字あったんだ〜。って表現がテンコ盛りのやつとか。
>>390 大森荘蔵『流れとよどみ』。
こんなにすっきりとした日本語で哲学を語ることができたのかという驚きの意味で。
392 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 14:22:00 0
哲学史でお勧めの本何かありませんか?
哲学史は、東京大学出版会からでてる、
「哲学原典資料集」
これを参考にして、岩波文庫とかの翻訳よんでいくのが一番早いと思う
394 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 19:42:59 0
岩波新書 「西洋哲学史」 熊野 純彦
もわりかし、正確。
竹田とか浅田みたいなアクの強いのは最初は避けたほうがいい
竹田ゼミや近畿大学にいくならいいけどw
395 :
考える名無しさん:2008/03/01(土) 19:55:21 0
原著購読用の入門書みたいなのってないかな
ドイツ語か英語しかできないんんだけど
文学だと原文対応の日本語の研究本とかあるじゃないですか
むしろ哲学科で原著を読むのってどういう指導受けながら読むの?
というか、哲学は独学不可能な気がしてきた
オックスフォードからでてなかったけ
現代英語/原語、になってるやつ
希、羅、仏、独、他のシリーズ
うちの大学にある
初心者がぶち当たるのは語学だよなー
翻訳がわかりにくいときは原文でどうなってるか逆翻訳するとわかることが多いな。
oxford classical texts(よく知らん)
loeb classical library(希英、ラ英)
I Tatti Renaissance Library(ラ英かな。見たことないけど。)
アマゾンや紀伊国屋で検索すると出てくる。
対訳じゃなくても邦訳を買って、原書と読み比べればいいと思うが。研究者が多い哲学者から読んでいけば?
カントとかプラトンとか
400 :
考える名無しさん:2008/03/04(火) 19:21:45 0
88 :考える名無しさん:2008/02/24(日) 03:21:42 0
知の手マンじゃな?
89 :そうでつ:2008/02/24(日) 12:41:36 0
.n:n nn
nf||| | | |^!n
f|.| | ∩ ∩|..| |.|
|: :: ! } {! ::: :|
ヽ ,イ__ヽ :イ
,r' `ヽ、
,i" ゙;
!.(-=・=-)(-=・=-)
401 :
考える名無しさん:2008/03/07(金) 00:47:26 0
哲学今から勉強しようと思ってるんだけど一番の入門書はなんですか?
高校や大学の教科書とか
現代思想の遭難者たち
404 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 06:12:14 0
仏教を学ぶには何がおすすめでしょうか?
405 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 06:20:57 O
自分の家の仏教。と寺の勧めるものとか宗派の開祖の書いたもの。自分の宗派が嫌いであれば自分の好きな宗派。辿れば繋がっているから親戚の家にでもいってなるべく古い人に聞け。それから一番自分の助けになる宗派と寺はわかっておけ
>>405 哲学としての仏教もそういう風に学ぶんですか?
タイの人が学ぶような「色」「心」「色心不相応行」と三つに分ける仏教です。
407 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 06:49:19 O
仏教もひとつのところから出来ている。つまり統合すればやはりまとまるものだ。日本仏教も「色」と「心」は識による働きで違いはない。単に心は核だという意味に他ならないのではないか。
408 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 06:53:26 O
科学でいうところの有機質という意味でそれが意識に置き換えられ分岐しているという意味だ。タイの仏教も密教であっても行き着くところは識に終始する。あとはただそれが世界との繋がりを説明する時に分化して学説になるだけのことよ。
タイなどの南伝系上座部仏教に受けつがれた原始仏教、つまり大乗や密教成立以前の、ブッダ自身が弟子に語った
教えを学びたいということでしょ。どのくらいの予備知識を持たれてるかによるけれど、例えばそのへんのオーソリティの
中村元先生の入門書を読んでから、筑摩書房『原始仏教』や岩波の中村訳仏典を読んだりしてもいい。
もっと本格的学びたいのなら、その、最初にブッダの弟子によって編纂されたパーリ語訳原典にあたる。
筑摩書房『原始仏典』だった。最初に編纂された仏典も春秋社などから『原始仏典』というタイトルのシリーズになってる。
中部経典、長部経典とかいうやつ。それが仏教の原典中の原典。
411 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 07:06:34 O
本は読まない体質なので手短にいいます。文献というものは内に入るものであり仏教は外に向けて意思が向くものです。ですから仏教は文献よりも耳で習うものであると思うのです。
412 :
構造構造:2008/03/08(土) 07:12:33 O
症例症例
413 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 07:15:50 O
嘘だよ
414 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 07:21:38 O
生物にはまだ暴力界というものが存在するのでやはり仏教哲学にも重要な役割というものができますな
415 :
考える名無しさん:2008/03/08(土) 23:51:46 0
カントの純粋理性批判はその入門書を読んでからでも、
神学などの知識がないと読めない?
プラトン、アリストテレスの哲学(論理学、イデア論とか)の概要と
ロック、ヒューム、バークリ、スピノザ、ライプニッツあたりの名前を知っていればとりあえずOKだと思う。
精読して論文を書くにはカント以前の哲学の諸問題を全て理解しなきゃいけないだろうけどね。
岩波の篠田訳でも平凡社ライブラリ版でもいいからとにかく読んでみるべし。
417 :
考える名無しさん:2008/03/09(日) 05:25:47 0
>>415 「読める」ってのがどういうのを言うかによると思うが、
一般的に言って西洋哲学書を読むにあたりキリスト教神学の知識がないのは
相当なハンデだね。
聖書を1回は通読して、必要に応じて開いてみたりしてはどうかと思う。
>>404 仏教って言っても多岐にわたるからおすすめは一概には言えない。
一般的には釈尊の生涯から入る人は多いね。NHKライブラリーから出てる前田 専学「ブッダを語る」
出来事や歴史などを知るなら、ナツメ社から出てる「図解雑学シリーズ 仏教」
419 :
考える名無しさん:2008/03/09(日) 09:30:02 0
小泉義之の『デカルト=哲学のすすめ』(講談社現代新書)を読んでいる。
これは哲学関連の本として今まで読んだ中で一番おもしろいと思った。
哲学ってこんなにスリリングな学問だったんだな。
>>404 日本仏教なら
末木文美士 [『日本仏教史』(新潮文庫)
421 :
考える名無しさん:2008/03/10(月) 04:42:12 0
哲学入門の本で、センター試験の【倫理】にも役に立つオススメの本があれば、
教えてください。宜しくお願い致します。
>>404 岩波新書の渡辺照宏「仏教」「日本の仏教」。
あとは「仏教の思想」というのが全12巻で角川ソフィア文庫から出てるから読んでみて。
いずれも一流の仏教学者が初学者にも読めるように配慮して著した本で、到達点もそれなりになる。
1冊あたり数百円だから少しずつ買えば経済的負担も軽くなるし。おすすめデス
423 :
考える名無しさん:2008/03/12(水) 13:23:48 O
424 :
考える名無しさん:2008/03/12(水) 13:26:21 0
>>373 小室直樹の経歴自体は半端じゃないけどな。結局大学には職は得れなかったけど。
426 :
考える名無しさん:2008/03/12(水) 15:07:23 O
>>419 俺も新書読んで面白かったから同じ人の書いた「兵士デカルト」も読んでみたけどこっちは難しくてよくわからんかった。
フッサールの「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」
読みやすくて面白かったよ。
分析哲学の、基本的な全体像をつかむのにいい本ありますか?
英語か日本語。できるだけ日本語がいいです。
名古屋の戸田山先生の本は読みました。
431 :
考える名無しさん:2008/03/14(金) 02:01:53 0
>>421 倫理の教科書か予備校テキストが一番いいぞ
おれは代ゼミで気分転換にとった倫理の授業から哲学にはまったけど
受験は予備校が最高だって
塾バイトやってるけどセンター倫理ってあんまり
哲学とは関係ない。
あえていえば哲学史の本で、
岩波から出ている、西洋哲学史。
熊野純彦っていう東大のおっさんが書いた本。
うすいし、ちゃんとした研究者の書いた本だから、損はしない。
だけど受験対策なら、教科書やセンター対策と銘打ってる参考書で
たいした労力かけずに9割楽勝だぞ。
変に図解雑学みたいなの読んでも時間の無駄。
ジュニア新書あたりにも良書がけっこうあるよね。ヨーロッパ思想入門とか。
>>430 飯田隆の言語哲学大全がスタンダード、だけどライカンの言語哲学入門が一冊でいい
心の哲学は金杉武司がうまくまとめているとは思うけど、クレインの本がいいかも
科学哲学は戸田山の科学哲学の冒険と伊勢田哲治の疑似科学と科学の哲学
戸田山の知識の哲学もおさえておくといい
>>434 付け加えで、飯田隆編集の哲学の歴史11巻とやはり飯田隆編集の論理学の哲学もおさえるといい
もちろん古典論理と様相論理は別口で勉強しておいた方がいいかも
古典論理は戸田山のでもいいけど、英語が読めるならShoenfield
様相論理はHughes&Cresswellがスタンダードだったけど、最近はどうなってるの?
フレーゲ著作集を読んでいくのも基礎力がつく
437 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 11:42:07 O
論理哲学論考の解説本でわかりやすいものってありませんか?1ページ読むのにかなり時間を要してしまうので何かサポート的なものがあればよいのですが…
438 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 13:07:32 O
440 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 13:29:48 O
中川八洋「正統の哲学 異端の思想」
初心者はまずこれを読み、正統の哲学とは何かを知ろう
その後リストにある正統の哲学書を読めば良い
哲学書は一日2ページぐらいの速度で読むのがいいよ
443 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 17:38:06 0
>>437 『論考』は読むのに半年かかった。
俺の場合は、『論考』を読んでから、野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』
(哲学書房)と飯田隆『ウィトゲンシュタイン 言語の限界』(講談社)を読んだ。
だいぶ前に永井均『ウィトゲンシュタイン入門』(ちくま新書)を読んでたけど、今回読む助け
にはならなかった。
とある論理力を鍛える本を探しています
トレーニング1からはじまって各問の最初に 何がまずいか? とありその下に日常会話が、さらにその下ではその英訳が載ってるという代物です
レベル的に高くなく、記号とかはつかわないものだったと思います
スレチかもしれませんがタイトルを知っていたら教えてください
446 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 20:10:12 0
437です。みなさんレスありがとうございます。やはりそれなりに時間を要するものなんですね。
とりあえず上にある本借りつつ気長に頑張ってみます。ありがとうございました。
447 :
考える名無しさん:2008/03/16(日) 23:52:45 O
448 :
考える名無しさん:2008/03/17(月) 02:14:23 0
サヨク乙って、まともに哲学やってる人間が
>>440 をまともに受け取ってプラクチスするとは思えんが。
450 :
考える名無しさん:2008/03/18(火) 09:05:10 0
451 :
考える名無しさん:2008/03/22(土) 11:18:27 0
そーなの
少し哲学をかじってみたいのですが、
まとめサイトにあるソフィーの世界から入れば良いのでしょうか?
個人的にはカントの純粋理性批判が興味あるのですが非常に難解なため初心者に
オススメしないという話を聞いたのでどうすればいいのかな、と迷ってしまって…。
よろしければどなたかご教示お願いいたします。
ラッセルの「哲学入門」て本があったけど、
哲学初心者にはどうでしょうか?
哲学入門にいいですか?
>>452 個人的には微妙。
>>453 どういう哲学に入門したいのかにもよるだろうけど、良さげ。
ただ、あくまでラッセルの考えですからね。
>>454 現象学に興味があるのですが・・・
ラッセルの考えの入門書として読んでみます。
456 :
考える名無しさん:2008/03/23(日) 20:33:32 O
>>452 カントならちくま新書から出てる石川文康のカント入門がオススメ。
哲学って面白いなと思わせる本だった。
457 :
考える名無しさん:2008/03/23(日) 20:35:46 O
現象学なら木田元
>>455 ラッセルは現象学大嫌いだから、
そっち方面は全く期待できない(っていうか罵詈雑言の山)んで
読むのならそのつもりで。
現象学は講談社現代新書のやつが良さげ。
木田元の「現象学」読んだときはちょっと難しいと思った。
>>459 興味あるんなら知ってると思うが谷徹の『これが現象学』は新書サイズの名著
名著読んで現象学が分かるわけでもないけど
竹田現象学読んだほうがいいって
↑それだけはありえない
哲学学をやりたいんだったら竹田以外の本を読め
哲学の悩んだ問題に対する考え方を学びたいんなら
竹田現象学を読め
↑それだけはありえない
竹田現象学は単なる疑似宗教
現象学入門したい人は、
はじめに読んでいくのとすれば、
木田元「現象学」
谷徹「これが現象学だ」
「ブリタニカ草稿」
「デカルト的省察」
「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」
このあたりから読んでいけばOK?
哲学の勉強するのに哲学事典が欲しいのですが、
けっこう値段の高いものが多いので、
「岩波哲学・思想事典」 広松 渉と
「現象学事典」
のどちらか買いたいと思うんですが、
現象学事典は現象学の用語しかのってないのですか、
それともプラトンとかカントとか哲学用語で重要なものは一応のってるのでしょうか?
470 :
考える名無しさん:2008/04/02(水) 11:18:47 O
前者の方が範囲が全然広いでしょ。後者のにも基本事項は載ってるだろうけど。
岩波の14000円のやつが鉄板。内容的にもこれが最新で項目も多いし。
平凡社とかのは今読むとイマイチ。
でも趣味で哲学書を読むぐらいだったら、「哲学小事典」プラス現代哲学に関する
用語集(中山元「思考の用語辞典」今村仁司「現代思想を読む辞典」とか)でも
いいんじゃないの?
欲をいえば倫理学辞典も手元にあるといいけど。
ネットが使えるんだったらオンラインの辞典とかでも良いんじゃない?
海外ならともかく日本のWikipediaの記事はダメだと思う。
スタンフォード哲学百科辞典とか
インターネット哲学百科事典とか。
wikipediaは駄目だと思う。
475 :
考える名無しさん:2008/04/03(木) 01:02:02 0
哲学を、西洋の思想
(政治学とか、政治思想とか、経済学とか、経済思想とか、社会学とか、心理学とか……)
を束ねる、西洋の論理体系の背骨として学びたいなら
「反哲学史」木田元
「西洋哲学史」熊野純彦
「普遍論争」山内志郎
「ヘーゲル『精神現象学』入門」長谷川宏
「ハイデガーの思想」木田元
の順でどんどん読み進めていく
自己鍛錬として学びたいなら
「流れとよどみ」大森荘蔵
「いきなりはじめる浄土真宗・はじめたばかりの浄土真宗」内田樹・釈徹宗
をじっくり読む
476 :
考える名無しさん:2008/04/03(木) 01:21:53 0
内田などは小利口に見える低脳であって2冊も目を通せば
離れるべきである。
>長谷川宏
ありえない
たしかに学術的には長谷川はない。
でも竹田よりは100倍マシ。
竹田読むと、哲学の本質が分かっちまうから
哲学家としては本を売るために哲学学をしてもらいたいから
竹田は読んでもらいたくないんだろうな
さいですか
>>479 ×竹田読むと、哲学の本質が分かっちまうから
○竹田読むと、哲学の本質が分かった気になっちまう
(ので自分で勉強しなくなる)から
竹田は学術的に参照する価値は皆無。
ただ趣味で哲学書を読む人は書き方が明快だからわかりやすいよね。
竹田は人間学とかそういう意味では良い本を書くけど、勢いで物事を大仰に
言ってるところがあるから、到底「哲学的」とは言いがたい。
>>479 >哲学家としては本を売るために哲学学
それは竹田自身のことだろ。
哲学関係の書籍で最近まともに売れてるのなんて中島義道や竹田青嗣、西研、
池田晶子ぐらいのもんで、90s以降は専門的な学術書は全然売れんように
なってる。
竹田は学術論文の実績は皆無だし、本当に大衆相手の「チンドン屋稼業」に
明け暮れてきたんだって思う。
哲学する竹田・中島>>>>>世界で参照されることのない日本の哲学研究者(笑)
たしかに竹田が学術論文や文学で参照された例は聞かない。
竹田を参照した時点で、学術論文と見做されなくなるだろうな。
486 :
考える名無しさん:2008/04/04(金) 00:41:18 O
既出かもしれませんが、哲学史の本をひとつだけ買うとしたら、みなさんは何がオススメですか?
喪男の哲学史
488 :
考える名無しさん:2008/04/04(金) 00:43:41 0
木田元「反哲学史」
489 :
考える名無しさん:2008/04/07(月) 09:33:46 0
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』
今なら岩波新書の熊野だな。
自分で質問して自分だ答えるとかw
492 :
考える名無しさん:2008/04/14(月) 21:13:59 0
哲学を、西洋の思想
(政治学とか、政治思想とか、経済学とか、経済思想とか、社会学とか、心理学とか……)
を束ねる、西洋の論理体系の背骨として学びたいなら
「反哲学史」木田元
「西洋哲学史」熊野純彦
「普遍論争」山内志郎
「ヘーゲル『精神現象学』入門」長谷川宏
「ハイデガーの思想」木田元
の順でどんどん読み進めていく
自己鍛錬として学びたいなら
「流れとよどみ」大森荘蔵
「いきなりはじめる浄土真宗・はじめたばかりの浄土真宗」内田樹・釈徹宗
をじっくり読む
>>475 何故、日本人ばかり?
493 :
考える名無しさん:2008/04/14(月) 21:42:59 O
>>492 横レス。やっぱり日本人の本の方が圧倒的に読みやすいからじゃないかな。
494 :
考える名無しさん:2008/04/15(火) 00:23:20 0
頭の中で色々とモヤモヤ考えている事を
体系化したいのですが、何から手をつければいいかわかりません
何かヒントになる書籍はありませんか?
495 :
考える名無しさん:2008/04/15(火) 00:24:40 0
池田晶子「事象そのものへ!」
497 :
考える名無しさん:2008/04/15(火) 00:53:48 0
ああ、そんなことより質問だった
「大森荘蔵の思想」への批判を探しているのですが、ないですかね?
498 :
考える名無しさん:2008/04/15(火) 01:05:02 0
497です
すいません野家先生が編集した有名な奴は持っているんですがそれ以外でいい本、ないですかね?
直前のレスとは関係ないが、最近の哲板は変な宣伝板と化してきているような気がする
まあ自演し放題な場所だからしかたないが…
500 :
考える名無しさん:2008/04/24(木) 23:06:22 0
自分で質問して、自分で答えるのは基本戦略だよな
しょせんは2ちゃん
まずはちくま学芸文庫の「存在と時間」を読みましょう。
「冤罪と痴漢」は既読です。
503 :
考える名無しさん:2008/05/08(木) 07:05:19 0
哲学の〈声〉
デリダのオースティン批判論駁
スタンレー・カヴェル
中川 雄一 訳
税込価格 : \3,990 (本体
内容説明
日本では知られざる米国の大哲学者の全貌。哲学と人間の生との密接な関わり
を明らかにし、デリダのオースティン批判に徹底的に論駁。
池田清彦の科学哲学の冒険はわかりやすいし面白かったな。特に時間と言葉との関係のプラトンの説のとこが刺激的だった。
哲学とは外れる気もするが「分類という思考」は面白かった>池田清彦
>>504 池田清彦は『構造主義科学論の冒険』じゃないの?
『科学哲学の冒険』は戸田山和久でしょ。
504
>>506 そうだった。サンクス。
現象のみが実在するっていう立場は仏教に近いなと思った。
>>505 その本は知らなんだよ。
池田大作先生の「人間革命」
509 :
考える名無しさん:2008/06/15(日) 22:18:38 O
構造と力は物凄く分かりやすい文章
510 :
考える名無しさん:2008/06/16(月) 20:27:04 O
>>426 この人はかなり変わってるよね。ウィーン留学の体験記も面白かった。
511 :
考える名無しさん:2008/06/19(木) 23:40:00 O
ヘーゲル関係なら許萬元の本が素晴らしい
512 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 10:37:23 0
初心者なんだが、カントの純粋理性批判から読んでも大丈夫か?
513 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 11:10:21 0
それはおやめになったほうがよろしいかと思います。
しかしショウペンハウエルは自分自身すべてわかりやすく、単純に
ということを心がけていますからわかりやすいです。
その上、かれはカントを徹底的に研究した人でありますから
間接的に、いや、直接カント批判もしている関係上、
純粋理性批判の真の意味を把握するためにも有効です。
ショウペンハウエルみたいな基地外の本を読むなんぞ時間は無駄
素直にカントを読めばよろしい。
分からなかったら、解説書を読めばよろしい。
515 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 12:32:08 0
>>512 初心者の段階で買うのは賛成。
山の高さに絶望するが買った以上読まないともったいない気になる。
だからできるだけ値段の高い方を買うべきだろう。
516 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 12:48:16 0
レスありがとう。
哲学科の大学一年生なんだが、入学してからまともに哲学書読んでないんだ。
取り合えず西田幾多郎の善の研究を読んでみたんだが、ウヒョーとかアヒョーとかなった。
文字を目で追うだけでなく、理解しようと努力したんだが、全部読み終えても全然理解した気がしないんだが、
こんな感じでどんどん読んでっていいのかな?
初心者は三回ぐらい熟読して初めて
少し分かったなという感触が得られる程度。
解説なんかも含めてどんどん読んでって、
理解の核を作っていくしかない。
>>516 カントの純理を1回読んでキュンとくるものが無い人が、若い貴重な時間を哲学で浪費するのは見るに忍びない。
転学科できるなら、法律、経済、心理学等、他の学科に行ったほうがいいと老婆心で言っておく。
519 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 14:16:03 0
>>516 哲学者で現・大阪大学長の鷲田清一氏は、
「学部生はまずとにかく哲学史上の有名な古典と格闘するべき。」と言ってるな。
(『哲学個人授業』より)
やはり哲学者の故・大森荘蔵氏は、アリストテレス専攻の学生に向かって
哲学書の読み方を次のように言った。
「まずアリストテレスの中に入って厳密に読んでいくのです。
そして、そこにおもしろい問題が発見できなければ、アリストテレスなど捨ててしまうのです。」
(中島義道『哲学の道場』より)
>>516 うーーん。まあ、わからなくても読めるのなら続けてみればいいんじゃないか?
多読は確かに慣れと理解の助けになるし、解説書は初心者にはわかりやすくて
いいかもしれないが、どちらもそればかりでは哲学者オタクとか文献通になるだけ
だと思う。しいて言えば哲学への興味を維持することがより重要かも。
一年なら、バイトとか旅行して世界を知ることも重要だと思うよ。自分の意見
をもてることが哲学者にも社会人にも求められることだからね。本やニュース
しか情報源がないと、他人の意見しかもたない人間になる。
521 :
520:2008/08/09(土) 14:41:30 0
>>516 人生経験が重要なんだ。西田の善の研究、偶然私も最近読み返してるんだが、
人生経験を積んだから読みやすくなった節もある。それでもいまだに完読して
いないんだけどw。
本当に理解するというのは著者の人生経験を理解するということだから、
自分の人生経験も上げていかないと理解は難しいと思う。
この板にもDQNがたくさんいて、挙げればきりがないが、例えば伏蔵は
社会経験が少ないのに労働だの政治だのグローバリゼーションだのを
語っているから、現実と乖離している発言が多くて、社会経験のある大人
からみれば冗談を言っているようにしか聞こえないの。
>521
何!?
伏蔵のレスは冗談ではないと言ってるのか?
523 :
考える名無しさん:2008/08/09(土) 18:15:31 0
>>517 父親も同じような事を言ってた。
「脳味噌が筋肉痛になるまで読め」と。
脳味噌が筋肉になるまで読んでみる。
>>518 ありがとう、でも哲学やりたいんだ。
第一希望で入ったし、父親もその大学の哲学科卒業生で、受かった事を喜んでくれてるんだ。
あと、カントはこれから読むんだ。牛ンと来ることを願っておくよ。
>>519 買ってきてしまったし、取り合えずカントをやってみるよ。
>>520 主体性や自分の主張とかはあまりないんだけど、
天の邪鬼で反抗期だから、
周りの友達や、ニュースや、2chで書かれてる事とは逆のことをしてバランスを取りたくなるんだ。
2chの反中や反韓の反応を見てると「中国イヤッホォー!!韓国ヒャッホーイ!!」って叫びだすんだ。
目立ちたがり屋だから、少数派に入りたがるんです。
旅行もやってみたいと思います。割と引きこもりがちで、せっかく大学入ったんだから、自分の領域を広げたいので。
>>523 了解。
西田さんは、もう一回りしてからもう一度読むことにするよ。
取り合えず、夏休み中に純粋理性批判熟読してみる。
アドバイスありがとうございました。
524 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 00:15:12 0
西田の他の本はみんな難しいけど『善の研究』ってぜんぜん簡単じゃない?
むしろ、こんな簡単なことでいいのか?というところが多い感じがするが。
525 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 00:24:21 0
10代理系が読んでいないと恥ずかしい哲学新書
竹田青嗣『ニーチェ入門』 竹田青嗣『プラトン入門』 竹田青嗣『現象学入門』
竹田青嗣『ハイデガー入門』 竹田青嗣『自分を知るための哲学入門』 竹田青嗣『現代思想の冒険』
中島義道『哲学の道場』 中島義道『カントの人間学』 永井均『翔太と猫のインサイトの夏休み』
永井均『これがニーチェだ』 永井均『私、今、そして神』 永井均『ウィトゲンシュタイン入門』
小泉義之『デカルト=哲学のすすめ』 谷徹『これが現象学だ』 石川文康『カント入門』
鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた』 上野修『スピノザの世界』
フランソワ ジュリアン『道徳を基礎づける―孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ』
的場昭弘『超訳『資本論』』 的場昭弘『ネオ共産主義論』 適菜収『キリスト教は邪教です!』
納富信留『哲学者の誕生 ソクラテスをめぐる人々』 熊野純彦『レヴィナス入門』
古東哲明『ハイデガー=存在神秘の哲学』 橋爪大三郎『はじめての構造主義』
内田樹『寝ながら学べる構造主義』 内田樹『現代思想のパフォーマンス』 中山元『フーコー入門』
本田透『喪男の哲学史』 野矢茂樹『哲学の謎』 入不二基義『哲学の誤読』
加藤尚武『現代倫理学入門』 高橋 昌一郎『ゲーデルの哲学』 高橋 昌一郎『理性の限界』
野矢茂樹『無限論の教室』 勢古浩爾『思想なんかいらない生活』
526 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 00:54:12 0
>>525 そんなエントロピーの大きな書き込みしてて恥ずかしくないの?
525のが本棚にズラッと並んでたら間違いなく馬鹿にされるだろうな
でもそういうやつほんとにいそう
>>527 あんたからは、ロクに理解できていないハードカバー本を本棚にズラリと並べて
悦に浸ってる臭いがする。
529 :
527:2008/08/10(日) 02:54:35 0
たしかにそれもやだなあ
>>525はオリジナルのアウラ無きこの時代に読むべき良く選ばれた質のいい
シミュラークルたちだ。頭ごなしに否定するやつはいまだに教条訓詁学主義を
抜けられないカビの生えた近代主義者であり、デリダとかカントなんか原著で
読んでてもタコツボの外では鼻で笑われるだけだと気付かない度阿呆者
>>531 それにしても、竹田青嗣、勢古浩爾、本田透、適菜収
あたりは論外でしょ。滅茶苦茶。
アンチセコ厨必至w
535 :
525:2008/08/10(日) 12:18:39 0
つうか否定するなら手前らが代案(スタンダード)を出せよ。
私の全体構成力があってこそこれほどの稠密かつ体系的なラインナップを
用意できたのだからね。
出せんのだろう?
スパは哲学板にまで来てなにやってんだ
いや、例えば
>>532のを外すだけでだいぶよくなるんじゃね?
10代理系ならこんなもんだろ
20代文系なら恥ずかしすぎるが
せめて10代理系でも読める本にすりゃよかったのに
540 :
考える名無しさん:2008/08/10(日) 17:47:34 0
10代理系が読むべき本は他にいっぱいある
哲学の本は数冊で十分
ソクラテス『ソクラテスの弁明/クリトン』(岩波文庫)
デカルト『方法序説』(岩波文庫)
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア新書)
なにこの勘違い平行棒
高橋 昌一郎「ゲーデルの哲学」は、結構Gödelに関する
珍しいことも書いてあるから、Gödelと関わりが深い人で
持ってる人も多いと思う。
「理性の限界」はどうかしらんが、俺はあまり欲しくないな。
谷徹「これが現象学だ」も眺めただけだが良い本だと思った。
竹田青嗣の本は糞なので買ってはいけません。
橋爪の本は高校の頃買ったが、今思えば構造主義入門にしても
もっとマトモな本を買うべきだったかな。
G.ムーナンの「ソシュール」って本を買った気がする。
野矢茂樹「無限論の教室」は意味不明な本。不完全性定理について書いてるけど
マトモな解説じゃない。こんなもん読むならウィトゲンシュタイン全集の数学論でも読むべき。
>>516 論理学ができないで哲学をやろうとすると、
西田幾多郎やショウペンハウエルや
>>521や伏蔵のような醜態を晒すことになる。
それはまた非論理的な物言いですなあ
西田幾多郎やショウペンハウエルのような醜態って、
創作活動(小説)の幅を広げるため哲学を勉強しようと思い立ち
一応ぐぐってみたら以下のアドバイスを拾ったんですが
その他読んでおいたらいいお、みたいなものががありましたら
教えていただけると嬉しいです。
>創作のための哲学でしたら、プラトンを一通りやってから、
ソクラテス以前の哲学者たちや、
プロティノスなどのネオ・プラトニズムに進むことをお勧めします。
キリスト教の異端であるグノーシス思想などは、
実際に様々な小説や物語文学のインスピレーション源にもなっており、
現代において物語を創作する場合には必須であると考えます。
547 :
考える名無しさん:2008/08/24(日) 23:30:12 O
>>546 関曠野の「ハムレットの方へ」。この本でシェイクスピアの偉大さを知った。
>>546 2chで意見を聞こうとする時点で、才能がないとおもをれる。
いや哲学者の知人とかが居なかったら2chで聞くしかないだろ。
550 :
考える名無しさん:2008/08/25(月) 23:51:47 0
>>546 三浦俊彦(特に『虚構世界の存在論』と『多宇宙と輪廻転生』) ◎
バートランド・ラッセル ○
ジョン・サール
ギルバート・ライル
テレンス・パーソンズ
ピーター・ヴァン・インワーゲン
ニコラス・ウォルターストーフ
アルヴィン・プランティンガ
ジョン・ウッズ
ジョン・ハインツ
ソール・クリプキ
デイヴィド・カプラン
キース・ドネラン
デイヴィド・ルイス
ロバート・スタルネイカー ◎
グレゴリー・カリー
ケンドル・ウォルトン
ロバート・ハウエル
551 :
考える名無しさん:2008/08/26(火) 02:30:35 O
有名どころは誰かがあげてくれるだろうから、あえて哲学書かと突っ込まれそうな本を上げてみます。
マキャヴェリ「君主論」 クラウゼヴィッツ「戦争論」
ラ・ロシュフコー「箴言集」
ウンコ臭いオッサンどもは無人島か北朝鮮に強制送還して強制労働させればいい。
あるいは斧でミンチにしてトイレに流す。
553 :
考える名無しさん:2008/08/26(火) 20:50:38 0
「現代フランス哲学の冒険者たち1−オサーン:ウンコ臭いとは何だろうか?−」
「現代フランス哲学の冒険者たち2−
>>552:ウンコ臭いなんて存在するのだろうか?−」
「現代フランス哲学の冒険者たち3−ロンパリダ:ウンコ臭いの脱構築−」
>>551 孫子とか君主論・戦争論って面白いの?
俺のお勧めは以下のルートだな。
ハムレット(幽霊、復讐について読むと面白い)→
共産党宣言(人間が好きになる。本当の意味での平等万歳)→
ツァラトゥストラ(真の友情、優しさ、素直さへの探究心)
ちなみに俺の経験上だと、近代の哲学を理解した後にそれまでつまらん
妄言に見えたプラトン周辺時代の哲学が面白く読めるようになった。
近代哲学者の名言の元ネタの人物とか発見できて、こっちがオリジナル
かと驚いたこともあったし、近哲の分かりやすいのから始めるのがお勧めだよ。
ただ未だにハイデガーに興味が沸かない。
存在と時間読んだ人で誰か内容を紹介してくれ
555 :
551:2008/08/26(火) 22:30:30 O
>>554 孫子も読みましたけど、わたし的にはその三つだと君主論が1番でした。
ただ、あなたが人間を愛しているなら、不快に感じるかもしれませんよ。
例えば、「他者からいい人間と思われないといけないが、決していい人間であってはならない」といった記述がずらずら並んでるから。
君主論に興味があれば、先にチェーザレ・ボルジアを調べてみるといいです(マキャヴェリが理想の君主としていた人物です)。もしボルジアを、「なんて冷酷非道な人物だ」と感じるのでしたら、君主論は読まないほうがいいです。
その場合は、戦争論をオススメします。ページ数多いので読むのかなり大変ですけどね。
共産党宣言ってそんな面白いかな。
私が読んだときはあまり面白いと感じなかった。
逆にプラトンの対話篇は高校の頃図書室で読んで
かなり面白いと思った。アリストテレスは読むの大変そうで
しかもあまり面白そうだと思わなかったけど。
557 :
554:2008/08/26(火) 23:54:45 0
>>551 ありがとう。俺は思い切りなれるのなら"不快"も楽しさの一つだと思うし、
不快人物伝として君主論読んでみようかな。
戦争論は昔戦争ゲームに嵌っていたときに少しだけ読んでたけど、長すぎて飽きちゃった。
558 :
551:2008/08/27(水) 22:49:20 O
>>557 どういたしまして。
戦争論はわたしも読むのしんどかったです…読み終わるまで間開けながら三年かかりました。長すぎます…クラウゼヴィッツはかなりヒマな人だったのでは…
小説に興味があれば、アラン・シリトーって人の「長距離走者の孤独」(長距離ランナーの孤独って表記の場合もあります)てゆ〜小説が、短編ですけど深かったですよ。
559 :
考える名無しさん:2008/09/01(月) 22:51:18 0
深い(笑)
「深い」という言葉を使う奴には気をつけろ、
深いものはなにもない、ってのは大森荘蔵だったかな。
561 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 03:21:48 0
愛と認識との出発を今日読み終えました
倉田百三をとても身近に感じました
暖かい本でした。
ここまで自分の感性に訴えてきた本は初めてで
生易しい感動ではありませんが、それだけに今も悶々としています
よろしければみなさんの意見を聞かせてください
562 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 07:39:22 0
563 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 10:45:44 0
辞書
564 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 11:10:18 O
ありきたりだけど
プラトンの本どれか1冊
デカルト『省察』
ヒューム『人性論』
この3冊が西洋哲学の基本中の基本じゃないかなぁ。
ヒューム入れるのはおもしろいんだけど『人生論』は初心者にはちと長い
ので入れるなら『人間知性研究』の方がよろしいのでは
566 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 16:36:33 O
デカルトが方法序説でなくて省察なのはなぜ?
ラテン語の勉強?
プラトンは国家かメノンかなあ
「純理」「精神現象学」「存在と時間」これだけでオッケー
568 :
考える名無しさん:2008/09/02(火) 20:29:50 0
>>564 ラッセルが『哲学の諸問題』(邦題『哲学入門』)の巻末で
初学者に薦めていた本のラインナップに似ているな。
確か、
プラトン『国家』
デカルト『省察』
スピノザ『エチカ』
ライプニッツ『モナドロジー』
バークリ『ハイラスとフィロナスの三つの対話』
ヒューム『人間知性研究』
カント『プロレゴーメナ』
だったか。
実にいいラインナップだと思う。
「哲学入門」も結構良いよね。
いわゆる認識論への入門書としては。
>ハイラスとフィロナスの三つの対話
これ最近和訳されたね
高校時代倫理を全く勉強しなかったんですが
倫理の教科書代わりになるような本ってないでしょうか?
体系的なのだったら、アンネマリー・ピーパー、倫理学入門かな
高校の倫理ってのは思想史みたいな感じなので。
つっても格言とか有名な文句とかを覚えたりするだけで
あんまり価値は無いけど。
カント以後の認識の問題からいまの脱構築主義あたりまでの思想の入門書ってありますか?
哲学の歴史っていう12巻くらい出てる書はあまりよくありませんか?
574 :
考える名無しさん:2008/09/03(水) 14:36:34 O
>>573 中公の『哲学の歴史』シリーズは、今までの思想史関連の書の中で一番分かりやすく、解説豊かなのは間違いない。
ただしいかんせんボリュームがけっこうあるので初心者が手を出すとけっこう挫折するかもしれないね。
玉石混淆
「哲学の歴史」ってあと数年は本屋の本棚に残ってるかな。
意外と早く版元品切れ重版未定なんてことになりやしないかと
ちょっと不安なんだけど。
「哲学の歴史」一冊買ってみたいんだけど(全部は高くて買えない)
どれかおすすめありますか。
だからあれは哲学史の通史の本じゃないから、自分の好きなジャンルのやつを
買えばよろしい。
でもあれは図書館で借りれば十分な内容だと思う。
579 :
考える名無しさん:2008/09/03(水) 23:27:50 0
『実在論と理性』
『理性・真理・歴史』
『心・身体・世界 −三つ撚りの綱/自然な実在論−』
『事実/価値二分法の崩壊』
『存在論抜きの倫理』
『君はいまどうして夢を見ていないと言えるのか −哲学的懐疑論の意義−』
『哲学入門』
『論理的原子論の哲学』
「外部世界はいかにして知られうるか」
「表示について」
>>577 第11巻
ただし「VIII エピステモロジー」とコラム「ジャン・カヴァイエス」を読む必要はまったくない。
読むと読む前よりもバカになってしまうので止めておいたほうがよい。
出隆 『哲学以前』
どんな中卒バカでも解る平易な単語!文体!
超オススメ!
初心者が読む哲学の本なんかより
上級者が読んだ地雷本を教えて欲しい。
582 :
考える名無しさん:2008/09/04(木) 00:03:47 0
>>582 じゃあベルクソン、デリダ、ドゥルーズ、アルチュセール、フーコー、
レヴィ・ストロース、バタイユ、クロソウスキー、メルロ=ポンティ
サルトルあたりはみんな糞ですか?
ちょ、
>>579すげーレスだなw
一種のジョークとしては面白いがw
フランス人はポストモダンとかモダンとかに関わらず全て嫌いかw
ジャン・カヴァイエスってのはラムゼイとかベルナイスとかと同じ
正真正銘の論理学者で、分析哲学の本にフランス人が
ポアンカレ以降ほとんど出てこないのは
カヴァイエスやエルブランなんかが夭折したからなんだけどな。
べつにフランス哲学シンパではないが
>>579みたいな偏見を撒散らす馬鹿は
徹底的に叩き潰したい衝動に駆られるな。
フランス現代哲学の邦訳書が地雷原なのは事実だな
今、高校生です。
哲学本を読み始めようと思うのですが
高校生の私でもとにかく分かりやすい本を教えてください。
588 :
考える名無しさん:2008/09/08(月) 23:15:02 0
>>587 >高校生の私でもとにかく分かりやすい本を教えてください。
おまえがバカかどうかによるだろ!
1.近代的、現代的な哲学に興味がある。
まず「言語哲学大全」全四巻を少なくとも三巻まで読む。
2.デカルト以来の伝統的な哲学に興味がある
ラッセルの「哲学入門」を読んで、それから
その巻末に載っている本(
>>568)を読む。
590 :
考える名無しさん:2008/09/08(月) 23:56:50 0
592 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 20:24:56 0
>>590のような分かりやすい罠をいまだに仕掛ける人がいるとは!
593 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 20:36:23 0
594 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 22:15:49 0
ラヴジョイの思想史の本は面白いよ。
人間にとって「観念」とは何かを考えるのに参考になる。
595 :
ラプラスの至高状態者 ◆daemontaDA :2008/09/09(火) 22:32:31 0
チョムスキー辺りも分かりやすいけど、僕が好きな哲学の分類じゃないね。
倫理の教科書
597 :
考える名無しさん:2008/09/09(火) 22:41:44 O
>>587 栗本慎一郎のパンツをはいたサル。わかりやすいしとにかく刺激的。
木田元の反哲学入門
599 :
考える名無しさん:2008/09/10(水) 03:59:14 0
600 :
考える名無しさん:2008/09/10(水) 19:03:25 0
トマス・ネーゲルの『哲学ってどんなこと?―とっても短い哲学入門』
これなら薄いし、予備知識なしでも読みやすいはず。
601 :
考える名無しさん:2008/09/10(水) 23:20:38 0
602 :
考える名無しさん:2008/09/11(木) 10:19:07 0
漢字ばっかりだな
『プリンキピア・アテマティカ』ホワイトヘッド、ラッセル
あてまてぃか(笑)
606 :
考える名無しさん:2008/09/12(金) 00:36:39 0
レヴィ=ストロースの単行本(ハードカバー)で、これ一冊読んでおけば
基本はOKというのはありますか? やっぱり『構造人類学』ですか?
ハードカバーの本、あんまりたくさん揃えられないので…。
西哲叢書シリーズ
悲しき熱帯じゃね?
レヴィ・ストロースの本なら何でも読みたいって人には
最初の一冊として良いだろうけど、
あれを読んだらレヴィ・ストロースの思想の基本はOKってことにはならないと思う。
レヴィ=ストロースの主要な著作に挙げられるものとして、
・悲しき熱帯
・構造人類学
・野生の思考
・今日のトーテミズム
の他には何かありませんか?
613 :
考える名無しさん:2008/09/19(金) 19:23:56 0
615 :
考える名無しさん:2008/10/15(水) 09:31:07 0
617 :
考える名無しさん:2008/10/15(水) 09:58:28 0
んなもん図書館にもねーよ
618 :
考える名無しさん:2008/11/19(水) 12:00:59 0
西哲叢書ってどんな叢書?
書目の一覧とか分かんないかな?
>>619 6, 14, 22, 23, 26, 27, 29, 31 は欠番なのかな?
本来は誰が誰について書く予定だったのか気になる。
哲学初心者ですが、哲学の謎を読みました。
どうも自分には合わなかったみたいです・・・どれも「考えてもしょうがなくね?」と思ってしまうようなことばかりで・・・
これは俺が哲学に向いてないという事なんでしょうか・・・創造のネタ探しという不純な動機のせいでしょうか汗
622 :
考える名無しさん:2008/11/22(土) 11:02:16 0
>>621 多分、あなたには向いてないんだと思う。
哲学ってのは、マトモな精神だったら考えても仕方が無いようなことを
ひたすらに考え続ける営為だから。
ただ、向いてないってのは別に悪いことじゃなくて、
世俗的に幸せに生きるためだったら、
かえって哲学に向いてない方が幸福なのだと思う。
哲学にはまると、世間的に見て不幸な人生になることが多いから…
623 :
考える名無しさん:2008/11/22(土) 11:13:24 0
哲学が「哲学の謎」みたいな歴史感覚ゼロの本に代表されるのも考えものだけれどね。
ハイデガーとか読めば哲学史自体の面白さもあるし、向かないと即断する前に、もっといろいろなスタイルの哲学に触れてほしいとは思うけれど。
初心者はソフィーの世界は絶対読んどけ
625 :
考える名無しさん:2008/11/30(日) 20:03:23 0
ソフィー半分くらい読んでイライラしてやめちゃった。
頭が悪い奴は読んでも理解できないよw<ソフィー
627 :
考える名無しさん:2008/11/30(日) 20:11:01 0
理解?単純に話の作り方にムカついたというか、イラっとしたから辞めた。
あれは中学生向けだから理解は簡単なんでしょ。
あれの理解を簡単と言ってる時点で、理解力の無さを露呈してるようなもんだな
一見、物語風に書いてるけど、あれは中学生でも読む気にさせるための飴だよ
中身はすごく深淵
ソフィーが良いんだったら
ぽっぺん先生シリーズでも良い気がする。
630 :
考える名無しさん:2008/11/30(日) 22:35:37 0
一見、物語風に書いてるけど、あれは中学生でも読む気にさせるための飴だよ
そんなの誰でもわかんだろwww 読んだ瞬間違和感マックスじゃねえかw
631 :
考える名無しさん:2008/12/01(月) 09:11:00 0
ソフィーを読んで広末はニーチェに目覚めた。
理解は最後までソフィーどまりだったが。
広末ってどの広末?
633 :
考える名無しさん:2008/12/01(月) 18:12:17 O
広末奈緒に決まってるだろ
広末涼子かと・・
635 :
考える名無しさん:2008/12/01(月) 22:28:47 0
>>621 「哲学の謎」は糞本ですよ。
ついでに「ソフィーの世界」も。
637 :
考える名無しさん:2008/12/02(火) 00:06:44 0
池田晶子「考える人」
638 :
考える名無しさん:2008/12/02(火) 04:35:22 0
『西洋思想のあゆみ―ロゴスの諸相』ってどう?
有斐閣Sシリーズの。
著者は岩田 靖夫、柏原 啓一 、坂口 ふみ、野家 啓一
>>638 15年前の東北大のスタッフだな。
現代哲学の解説に関しては、かなり偏りがあるとは思うけど、悪い本ではないよ
640 :
考える名無しさん:2008/12/02(火) 09:25:59 0
>>638 なつかしい。うちの大学の哲学の先生が
東北大出身で教科書で使ってた。
学部生当時は難しいところもあったけど
そころの教科書とは違って
楽しく読んだ記憶がある。
おすすめです。
641 :
638:2008/12/02(火) 13:20:21 0
642 :
考える名無しさん:2008/12/07(日) 20:45:46 0
644 :
考える名無しさん:2008/12/08(月) 21:47:55 0
>>643 命題論理から様相論理までを理解していれば、哲学初心者でも分かる。
645 :
考える名無しさん:2008/12/09(火) 00:15:19 0
>>644 一応、読めるかどうかは別にして、初心者におすすめか?
>>644 >命題論理から様相論理までを理解していれば
それが哲学初心者かよ
>>631 広末はニーチェ厨なのか。いやになるな。
>>647 チンピラに違法薬物を投与されて犯されまくっていたから仕方がない。
問題はニーチェをどのように読んでいたかだが……。
649 :
考える名無しさん:2008/12/16(火) 11:42:59 0
>>648 いやなことがあった時はニーチェを読むと気分が落ち着くそうだ。
ソクラテスの本がいいそうな、、、。
それはプラトンの本のことを言ってるのか?
ソクラテスに関する研究書とかは明らかに違うだろうし。
いやいや、上の広末についてです。
ソクラテスの本が好きらしいが、それは無いよなと坪内ユウゾウに突っ込まれてた。
653 :
考える名無しさん:2009/01/01(木) 20:14:46 0
ソクラテスは本書いてないもんな。
654 :
考える名無しさん:2009/01/02(金) 19:47:44 0
ウンベルト・エーコ「論文作法」。哲学の本ではないが、参考になる。
655 :
考える名無しさん:2009/01/16(金) 22:09:31 0
数学勉強してて公理がどうのこうのっていうのに興味を持ったんですが
お勧めってありますか?
656 :
↑:2009/01/19(月) 19:26:26 0
数学板で聞けアホ。
初心者が一通り読んだあと次に読むべき哲学の本が必要
基礎的な哲学書を何度も読むことが大事だけど、結局は哲学史に多く触れてしまうものばかり
それがすんだらひとつひとつの題材について、深く掘り下げられている書物が重要になってくる
唯物論や唯心論
これからは
吉本隆明の「言語にとって美とは何か」で「存在と無」とか、
哲学に興味を持ったんですが、読むなら古代ギリシア哲学?からが良いと思い、
プラトンの「国家」から読んでみようと思っているんですが入門書として大丈夫でしょうか?
>>658 饗宴とかソクラテスの弁明あたりからの方が手頃な気が
>>660 スコトゥス『存在の一義性』はよほど中世哲学に関心があるんでもないんなら、避けたほうが無難。
フレーゲ以下、現代のものは、よほど強い関心があるんでもない限り、全部読む必要はない
>>661 早いレスありがとうございます。
スコトゥスやフレーゲ以下は後回しに
読めたら、というくらいに考えておこうと思います。
>>660 『ソクラテス以前の人々の断片集』は、岩波の5分冊のやつは通読できないと思うから、
廣川洋一の『ソクラテス以前の哲学者』という本を読めば十分。
ホッブズの『リヴァイアサン』は哲学徒的には第一部だけでいい。悪魔学を論じている第四部は
読む必要なし。
『モナドロージー』を読むなら河野与一訳『単子論』で。
カントは美学に強い関心があるんでもなければ、『実践理性批判』か『純粋理性批判』を。
ショーペンハウアーは読みたければ読めばいいけど、別に読まなくてもいい。
それよりかはシェリングの『人間的自由の本質』のほうが重要。
『資本論』はマルクス自身が執筆した第一巻だけでもいい。
ニーチェはアフォリズム形式の『悦ばしき智恵』よりも、論文形式の『道徳の系譜』のほうが
読みやすいかもしれない
664 :
考える名無しさん:2009/01/24(土) 09:28:25 0
良レスにてage
情報工学専門の高専生です。
情報に関連した哲学書は何があるのでしょうか?
西垣通さんの本を2冊程度よみ、哲学的な情報に興味を持ちました。
そういう観点だったら情報のシャノンエントロピーとかそういうことを
ちゃんと勉強したら良いんじゃないの。
哲学者は、熱力学はほとんど何も知らないのに
適当にエントロピー増大の法則がどうのこうのとか
宇宙の熱死がうんたらかんたらとかでまかせを言う人が多いから。
667 :
665:2009/01/24(土) 23:42:30 0
>>663 詳しいアドバイスありがとうございます。
訳や内容的な良し悪しなどは、
自分みたいな初心者にはお手上げなんで本当に助かります。
669 :
考える名無しさん:2009/02/01(日) 22:40:32 O
センター試験で失敗して哲学思想科の受験を諦めましたが、勉強はしたいので、高校倫理を理解した程度の人間に適した哲学思想書があれば紹介してください。
よろしくお願いします。
>>669 フランス系の美学や芸術論はすごいぞ。図書館に行きなさい。
671 :
考える名無しさん:2009/02/01(日) 22:53:00 O
きれいな子だな
672 :
考える名無しさん:2009/02/01(日) 23:58:26 0
医師です。
医療・生命倫理方面の勉強をしたいのですが、哲学系は全くの初心者です。
この分野で古典あるいは基礎てきな良哲学書があれば、ご紹介をお願いいたします。
673 :
考える名無しさん :2009/02/02(月) 00:09:27 0
>>672 『存在論抜きの倫理』ヒラリー・パトナム著
『悪について』中島義道 著
ここら辺から入ると、面白いのではないでしょうか。
東大21世紀COE「死生学の構築」の成果をまとめた『死生学』シリーズ
>>672 まずは記号論理と様相論理をマスターして、それからは自ら考えよ!
さすれば道は開かれん。
うむ。
>>673が挙げた『悪について』などは、論理学ができないアホが書いたものだから読んでも混乱するか、騙されるだけ。
676 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 09:58:48 0
>>672 立岩真也『私的所有論』は私的所有、自己決定の観点から生命倫理の
広範な問題を論じている。
高城和義『パーソンズ 医療社会学の構想』
はパーソンズの医療社会学の平易な解説書。医療や生命
倫理を考える上でパーソンズの理論は参考になる。
エーリッヒ・フロムも分かりやすいよ
678 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 11:34:05 0
哲学書ではないが、佐藤勝「獄中記」。拘置所での読書。かなり、哲学書
も差し入れられていて、佐藤氏の意見もあり参考になる。ポパーをコケに
しているところが面白い。
679 :
あいも変わらずきのっぴ:2009/02/02(月) 11:47:59 O
前に戻ったな。今日は山に登って収穫があったからいいや。山には何もなかったけど(下が会社)民家の人と話せたから。まあ家にいて整理するか
680 :
し:2009/02/02(月) 12:01:10 O
おまえがこれでいいと思っていてもおまえの寿命はすごいスピードで縮んでいるんだ。よく考えろ。前に財閥であった通り遠くにいるとわからなくて愛がなくなり後がなくなる。俺は何もしてやれないけどがんばれ。わかるな!?
スレ違いのレスで荒らすなよ
682 :
し:2009/02/02(月) 12:08:26 O
心がそれるのはおかしいんだ。心がそれてこちらに伝わらないということは何かある。向こうでロックされてるのかもな頑張れ。一番最良なことをして生活して直すべきを考えろ
683 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 12:19:42 O
財閥では黒くなった女が黒い皮膚の上に白い服を着て日傘を挿してあるいている像がよく浮かぶ。皮膚がただれて最後に誰がきて「こないでー」と叫ぶやつだ。最後のところはみせられないようだ
682
何いってるかわからんねんけど
685 :
し:2009/02/02(月) 17:34:04 O
さて社会から出て次の行動であるが今日の得られたものは海だけだ。海から次にいくわけだが本当は鹿児島までいって2週間くらいすごしてから東へ行きたいところだが……
もしかして、佐藤勝「獄中記」の転載?
687 :
>>669:2009/02/02(月) 20:10:37 O
>>670 お返事ありがとうございました。
とりあえず、図書館の貸禁コーナーで「フランスの思想家」の棚を見てきます。
688 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 20:20:54 O
奥州金貸しには女がいない。同時に遠州灘金貸し空っ風にも女がいない。派生して九州宗像系の一人にも女を末派にも女がいなくなっている
689 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 20:25:57 O
清水次郎長との接点は江戸の皆殺しと遠州 川
690 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:05:05 0
691 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:09:27 O
全部入れんな。まだまて。待ってろ。
692 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:37:22 0
>>669 池田晶子「考える人」
哲学を学ぼうとする人の必読書
693 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:41:15 0
>>675 まずは論理学を学べとかいう奴はアホが多いな。
694 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:41:42 O
前九年合戦後三年の役。首切るからおかしいんだ全部。
695 :
朝倉:2009/02/02(月) 21:45:59 O
それからかんがるー代引きはやんねーぞ。0‥1の0‥9だろ。その前が0‥一番の0‥2越前だけど。越後はわからん
696 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 21:48:13 0
論理学は好きな奴は好きなんだろうけれど、
ふつうは退屈と感じるんじゃね。
初心者が読むべき哲学の本じゃねえよな。
697 :
考える名無しさん:2009/02/02(月) 23:56:56 0
浅田彰「構造と力」「逃走論」を読んでとても面白かったのでこれから色々な哲学・思想の本を読みたいと思い、色々調べたのですが
この次に何を読めばいいか迷っています。
ドゥルーズ=ガタリのアンチ・オイディプスが種本という話を聞いたので買ってきたのですが難易度的にどうでしょうか?
いきなり次に読んでもなんとか読みこなせるレベルなのかわからずちょっと戸惑っています。
698 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 00:05:35 0
>>679 そんな糞本読むな。
池田晶子の「14歳からの哲学」でも読みなさい。
699 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 00:08:56 0
>>697 たぶんいきなりアンチ・オイディプスは無理かと。
ドゥルーズに興味があるなら、
『記号と事件─1972‐1990年の対話』 (河出文庫)
から入るのがおすすめ。
701 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 10:57:03 0
意味の論理学ってどうなの?
文庫本で新訳が出てからは読みやすくなった。
703 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 17:14:14 0
今年高校に入学する者です。
哲学に興味があって以前池田晶子さんの14歳からの哲学を読んだのですが
それっきり他の哲学に関する本には何も触れていません。
なにか手頃な哲学書があれば紹介をお願いしたいです。
704 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 17:17:52 0
>>703 永井均『これがニーチェだ』(講談社現代新書)
705 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 20:39:53 0
>>703 永井均「翔太と猫のインサイトの夏休み」
706 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 20:47:37 0
>>679 「構造と力」読んだんなら、そこに載ってる興味のある哲学書を好きな順に読んでいけばいいのでは。
デリダでもフーコーでもなんでも。アンチ・オイディプス読んで「なんじゃこりゃーわけワカメ」となる経験もアリだと思うよ。
もう買ってしまってるし
709 :
考える名無しさん:2009/02/03(火) 22:05:15 0
西洋哲学を読むにあたって、旧約・新約聖書やギリシア神話などは、
やはり教養というか前提として読んでおくべきでしょうか?
他にそういった下地になりそうな物(シェイクスピアとか?)が
あれば、教えていただきたいです。
711 :
考える名無しさん:2009/02/04(水) 03:20:31 O
950 名前:考える名無しさん 投稿日:2006/12/05(火) 00:06:31
イリガライによれば、
物理学において固体の力学が進展し、流体力学が遅れているのは、物理学の男性性にあるという。固体は硬い男性器を想像させるので男性的だが、流体は経血や膣からの分泌液を想起させるので女性的であり、それゆえ軽視され、乱流理論が発達しないのだという。
なんでイリガライはそう思うようになっちゃったんだろう?
967 名前:考える名無しさん 投稿日:2006/12/05(火) 09:01:47
ラカン
このようにして、勃起性の器官は、それ自身としてではなく、また心像としてでもなく、欲求された
心像に欠けている部分として、快の享受を象徴することになる。また、それゆえ、この器官は、記
号表現の欠如の機能、つまり(−1)に対する言表されたものの係数によってそれが修復する、
快の享受の、前に述べられた意味作用の√1と比肩しうるのである。
ギョエエエエエエエエエエエエエエエ!!!
713 :
考える名無しさん:2009/02/04(水) 10:00:23 0
>>710 宗教の知識は必須。特に旧約・新約は読んでないと、西洋哲学のかなりの部分が理解できなくなる。
神話の知識もあったほうがいいけど、これは必須ではない気もする。
他にはホメロスとゲーテはおそらく必須で、その他諸々の古典文学の知識もあったほうがいいけど、これは
言い出すとキリが無くなりそう。
あとは語学の基礎。とりあえず、単語を見て何語のどういう品詞か分かる程度は必要だと思う。
たとえば「現存在[Dasein]」みたいな書かれ方を見た時に、「Dasein」「Da」「Sein」とかが分からないときつい。
>>714 レスありがとうございます。
聖書は必須ですよね。
古典文学はやっぱりギリシアとドイツ重視でしょうか。
語学は、教科書的なものを買って来た方が良さそうですね。
目的の書物から遠のいていく…けど頑張ります。
さらにお手数かけますが、
聖書、神話、ホメロス、ゲーテ、ドイツ語の教科書などで
おすすめの書籍を挙げていただけたら幸いです。
>>715 自分は、哲学に全く縁のない大学に通っていますが、
趣味のために生きているようなものなので、
いっそう本格的にやりたいと思っています。
駄目だったらカルチャーセンターにでも通うかもしれません(笑)。
>>716 古典ギリシャ語
ラテン語
この2つは抑えておけ。
教科書の類は、そもそも日本に少ないのでどれでも大差無い。
聖書:新共同訳で旧訳・新訳を抑える。
ギリシャ神話:ブルフィンチくらいでOK。
ホメロス:オデュッセイアとイリアス、訳はどれでもよろしい。
シェイクスピア:何でもいいから文庫を一通り読んでおくこと。
>>717 ありがとうございます、
古典ギリシャ語とラテン語は想定外でした。
身につくか分かりませんが頑張りたいと思います。
書籍の方もアドバイスして頂いたものを当たってみます。
>>710 論理学もやっとけ。たいていの哲学科の必修科目に入ってる
どんどんハードルが上がり、結局全てを断念する
>>710であった。
>>719 論理学は、哲学をやる上で必要じゃないのかと、
漠然とですが、前から気になっていました。
何を読めばいいでしょうか?
>>720 一年以内に全部読めと言われたら、
そうなるかもしれませんが、気長にやっていくつもりです(笑)。
723 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 07:14:40 0
自由意志を否定する内容の本を読みたいです
初心者でも読めるもので何かありますかね?
724 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 08:07:55 0
間違えた
自由意志を否定する内容じゃなくて決定論に関する本でお願いします
725 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 09:12:47 0
>>724 自由意志について−全体論的な観点から−/モートン・ホワイト/法政大学出版局
あなたは自由ですか?−決定論の哲学−/テッド・ホンデリック/法政大学出版局
▽次点
原因と結果の迷宮/一ノ瀬正樹/勁草書房
原因と理由の迷宮−「なぜならば」の哲学−/一ノ瀬正樹/勁草書房
行動を説明する−因果の世界における理由−/フレッド・ドレツキ/勁草書房
自由は進化する/ダニエル・C・デネット/NTT出版
726 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 11:18:40 O
歎異抄
727 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 11:58:04 0
>>725 この手のテクストを読んでる奴は
哲学の範囲が狭く、哲学史をあまり知らない。
というか、底辺大で哲学やってる奴の臭いがするな。
>>725みたいなのは、
>>728が言うとおり視野が狭い奴のレスだと思う。
730 :
産業廃棄物以前処理協会:2009/02/07(土) 12:57:35 0
論理学に基づく分析哲学以外は哲学ではない。
ゴミ虫、クソ虫の類の思想開陳は無用。
分析哲学以外の自称哲学は蒙昧主義、空語主義の成れの果てである。
>>730 底辺大学キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
733 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 13:16:38 0
>>725 そんなのまで翻訳あるんだ。
海外の現代哲学の本の日本語訳のデータベースって
どこかにないのか?
>>725フルボッコw
まあ初心者スレ向きのラインナップじゃないのは確かだな。新書とかでいいのがあればいいんだけど
735 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 13:23:48 0
現代哲学の本の日本語訳って原書よりも高くて、
なおかつ日本語で普通の文章が書けないやつが翻訳してたりするから、
何言ってんだかちんぷんかんぷんの場合がある。
それで一冊4000円だったりする。w
736 :
724:2009/02/07(土) 13:49:02 0
>>725 ありがとうございます!
>>725さんを批判してる方たちのお勧めもお聞きしたいです
お願いします
737 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 15:13:08 0
>>736 永井均『私・今・そして神 開闢の哲学』(講談社現代新書)
野矢茂樹『哲学の謎』(講談社現代新書)
中島義道『哲学の教科書』(講談社学術文庫)
>>724 自由意志を否定しない決定論ってあるのか?
あるけど。クワインとかはそういう立場だったかと。
自由っていうのはあくまで自分の意志に従って行動できることであって、
その自分の意志を持つようになったことに自体に必然的理由があっても
不自由だとはならないから。
つうか
>>728>>729は流石にネタじゃないの。
本気で言っているとは思えない。
ネタっていうか英米系の哲学に反感持ってる人なんじゃないの?
>>728はある意味あたってると言えなくもないし、まあ気持ちはわかる気がしないでもない。
>>724さんは最初だけでも偏ることなくいろんな本を読んでみるのがいいと思うよ。
もし「この手のテクストしか読んでない奴は」
だったらまだ理解出来るけど、
「この手のテクストを読んでる奴は」とか書いてるからなあ。
英米の大学は哲学的には最底辺、とか言い出しそうな気がする。
実際は、幾ら何でも日本の大学より底辺に位置することは無いんだけどね。
一ノ瀬は生え抜きの東大教授で分析系ではなく
ロック、ヒューム等古典経験論が専門の学者だがなー
氏の著作を底辺大と切って捨てる
>>729はさぞやすばらしい経歴をお持ちなんだろうなあ(棒)
>>743 729だが。
そういう意味で書いたんじゃない、一ノ瀬さんを否定してるんじゃないぜ?
いきなり狭い範囲の本を持ち出す態度が、底辺大臭を漂わせてる、
ということを書いたんだ。
745 :
724:2009/02/07(土) 20:27:58 0
みなさんありがとうございます
教えていただいた中から何冊か読んでみようと思います
決定論スレでご忠告いただいた方もありがとうございます
決定論に関する本を紹介してくれって質問だから
或る程度狭い内容になっても仕方ないんじゃないの。
747 :
考える名無しさん:2009/02/07(土) 21:28:17 0
今やこの板自体に底辺大臭が(ry
>>748 『フィロソフィー・ジム』の改題だね。確か青山拓央さんも勧めてた。
それはそうとリンク先の著者紹介のところ、
>英国王立哲学学会発行の一般読者向け哲学雑誌Thinkの編集者でもある。
が気になった。
一般読者向け哲学雑誌!!
これについてご存知の方います?
>>748 新しいのが出てたのかい!
読まずに放置してたw
>>722 亀レスですみません、ありがとうございます。
読んでみようと思います。
752 :
考える名無しさん:2009/02/08(日) 02:10:11 0
ワラタ
>>753 どうも有り難うございます。
ビジネス関係で同名の雑誌がありますがあれとは関係なさそうですね。。。
日本でもこういう一般向けの哲学雑誌があればいいのになあと日頃思っていたのでちょっと羨ましいですね。
英国での売れ行きがちょっと気になります。。。
仏教思想に興味があるのですが、分かりやすく解説されたものがあれば教えてください
756 :
考える名無しさん:2009/02/11(水) 21:29:18 0
末木文美士「日本仏教史」新潮文庫
759 :
考える名無しさん:2009/02/12(木) 02:48:21 0
著者は頭のいい人で、わかりやすいのはまちがいないよ。
760 :
吉田メロウ:2009/02/12(木) 03:11:03 O
哲学をやりたいなら、本を読むより、自分で課題にぶち当たって解決策を模索するプ
ロセスをまず踏んだ方がいい。本来テツガクは強く生きぬく為の術であって、行動の
理だ。哲学を最初に始めた人間の前に文字があったか?ないね。哲学史を体験のない
人間に詰め込む愚の理由がここにある。つまりだ、知ることは震えるような身体を貫
く感動の中にしかないというわけだ。書物を読むことは、その追憶と疑問を呈するこ
とのみに意味がある。つまり考えるということが血肉になるということはそういうこ
とだって事だよ。
(´-`;)y‐゜
761 :
考える名無しさん:2009/02/12(木) 15:39:07 0
>>755 内田樹・釈徹宗著『いきなりはじめる浄土真宗」(本願寺出版社)
フランス現代思想と仏教思想が同じまな板の上で論じられていておもしろい。
それでいて初心者にも仏教の本質がわかる。
>>760 それはマイ哲学への道だ。
そんなことだからいつまで経ってもポンツクなんだよ。
論理学をやれバカもん。
763 :
考える名無しさん:2009/02/12(木) 17:49:27 0
俺はどっちかと言うと
>>760みたいな考えに共感するな。
論理学みたいなものでさえ、本を読んだり、
与えられた問題を解いたりするだけの奴は、
ふつうつまらん研究しかできないよ。
経験と知識は車の両輪でしょう。
経験は大事だが、個人の経験なんてたかが知れてる。
同じ経験をしても、十分な知識があるのとないのとでは、
着眼点も解釈も変わってくる。
歴史に名を残す哲学者の大半は、たいした個人的経験なんてしてない
ソクラテスが、ほとんど街から出てないからな
>>760にさらにツッコミを入れるなら、
>哲学を最初に始めた人間の前に文字があったか?ないね。
まさにここに異を唱えたのがデリダだったわけだ。
デリダ(笑)
はい、デリダ来たよ。
デリダ来たよ。
ドゥルーズとラカンを加えてズッコケ三人組のできあがり、と。
もしも座標系が一つしか、あるいは、二つしかなければ、解決策はない。
・・・アインシュタインの解は、三人の人物=行為者を用いることである。
一人は列車の中にいて、一人は線路脇にいる。
そして、三人目は著者[発話者]ないしはその代理人で、あとの二人が送り返してきたコード化された観察結果を重ね合わせようとするのである。
というか本格的な西洋哲学が生まれたのは
ソクラテスより少し前くらいだとされるのが普通だから、
そうすると文字は普通にあった時代だよね。
>>767 まあ、彼はペロポネソス戦争に従軍してるからな。
平和な時代に暮らしてる我々に比べれば、十分様々な経験をしてるといえる。
そういえば、デカルトとウィトゲンシュタインも従軍経験があるな
ベルグソンも戦争中色んな所を飛び回ってたみたいね
戦争中に飛び回ってたってだけなら、アリストテレスやフッサールだって
じゃ俺だって・・・
敵中横断クセノフォンは哲学者に入りますか
行くゆくは原典に挑戦するつもりなんですけど、
哲学って、主に何語で書かれてますか?
>>780 ギリシャ語:プラトン・アリストテレス・プロティノスなど
ラテン語:アウグスティヌス・中世哲学の多く、デカルト(方法序説はフランス語)、スピノザ、ライプニッツなど
フランス語:デカルト、ライプニッツ、ルソー、ベルクソンなど
ドイツ語:カント、ヘーゲル、それ以降のドイツの哲学者
英語:ロック、ヒュームなど
>>781 冗長なイメージのフランス語でも
案外書かれてるんですね。
勉強になりました、ありがとうございます。
哲学は英語だけが極端に強くないのがイイ
むしろ英語圏て異端?
日本語圏のほうが百倍くらい異端なので気にしなくて良いです
そもそも日本語圏に西洋哲学は存在しない
787 :
考える名無しさん:2009/02/24(火) 20:52:17 0
日本語圏に分析哲学は存在する。
それ以外のものは今や哲学でなくなったので、やはり日本語圏に哲学は存在する。
分哲信者を装った分哲アンチと見せかけた分哲信者乙!
>>788 装っているつもりはなく、
真っ直ぐに分析信者だと思っている。
790 :
考える名無しさん:2009/02/27(金) 20:06:18 0
個々の問題について、みんなと考えたい、というのなら分析哲学がいいと
おもうよ。個人的にはこれが世界的な主流だと思う。若い人はそれを念頭
にいろいろ選択するのをおすすめする。哲学史は哲学の母体だから、メジ
ャーにかかわらず勉強するのは当然だけどね。
791 :
考える名無しさん:2009/03/02(月) 21:43:50 0
分析哲学ならラッセルの『哲学入門』(ちくま学芸文庫)が読みやすいかも。
ラッセルの哲学入門は分析哲学というよりも
古典的な認識論が主だけどね。
ラッセルオリジナルの主張も入ってるけど。
哲学史から入ろうと思って、
ラッセルの『西洋哲学史』を購入予定なんですが、
はじめて哲学読む人でも理解できそうですか?
あと、哲学史以外の入門ルートってどんなのがありますか?
794 :
考える名無しさん:2009/03/03(火) 02:38:40 0
>はじめて哲学読む人でも理解できそうですか?
たぶん
ただ二巻はほとんどが中世神学の時代の話だから
読んでて飽きるかも。
>>793 初めて読むならもっと軽い新書みたいなものからの方がよくない?
熊野純彦の『西洋哲学史』はそんなに読みやすくはないけど、少なくともラッセルよりは
楽に読み通せる。
薄いものから厚いものへステップアップしていくのが一番学びやすいと思うけど。
哲学史以外から入るなら、自分の興味のあるテーマの哲学書を探すのが無難かと。
「時間」の哲学、「視覚」の哲学、「言語」の哲学etc
・・・関係の関係の関係・・みたいなこと言われたら、わけわかめになるw
ラッセルの言う「関係」ってのは内包的なものなんだっけ、
それともその関係を満たすものの外延のほうを言ってるんだっけ。
それともラッセルはそんな区別は考えてないんだっけ。
799 :
考える名無しさん:2009/03/03(火) 17:07:48 0
ある日いつもの時間にカントが散歩に出てこないので、
周囲の人々はなにかあったのかと騒ぎになった。
実はその日、カントはルソーの『エミール』に読みふけってしまい、
いつもの散歩を忘れてしまったのであった。
カントはルソーに関し、『美と崇高の感情に関する観察』への覚書にて
「わたしの誤りをルソーが正してくれた。
目をくらます優越感は消えうせ、
わたしは人間を尊敬することを学ぶ」と述べている。
っていうのをウィキペディアで見てよさそうだなと思ったんですが、
哲学初心者の僕でも大丈夫ですかね?
>>795,796
ありがとうございます。
一度チャレンジしてみて挫折したら、
新書とか当たってみます。
803 :
考える名無しさん:2009/03/04(水) 09:38:37 0
804 :
考える名無しさん:2009/03/04(水) 17:32:02 0
>>801いや理解出来ますかねという意味で書きました
805 :
考える名無しさん:2009/03/04(水) 18:43:18 0
たかが本一冊読むのに、自分にそれが理解できるかどうかってことを、
2ちゃんねるで、おまいのことを何も知らない奴らに尋ねるのか?
頭、大丈夫か?w
806 :
考える名無しさん:2009/03/04(水) 18:53:55 0
>>804 うん、どっちの本のこと言ってるの?ルソー?カント?
ルソーの方は分量が多いけど、語り口は平易だから根気さえあれば読めるよ。
カントの方は短いけど哲学とか美学の語り口に慣れてないと読むのはちょっと大変。
しかも岩波から出てる文庫は絶版で、たとえ手に入れたとしても中身は旧字体だから読みにくい。
たぶんハードカバーの「カント全集」の『前批判論集』の中のどれかには新訳が収録
されてるはずだけど、高い(6千円くらい)から図書館で手に入るといいね。
日本の糞哲学者の本だけは読むな。レベル低いから。
ただ東浩紀だけは例外だけど。
808 :
考える名無しさん:2009/03/04(水) 20:02:25 0
>>805君の言ってることは間違ってないけど
そこまで言う必要性はないと思う。
809 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 00:37:31 0
哲学の世界で発せられた問いに対応するように編まれた哲学本
の手引書みたいなのってありますか?
問1をはじめに問うたのはこの人で、こういう答えをだした。他にこの問いに答えたのはこんな本でこんな論。最新の論はこれ。
問2・・・
問3・・・
みたいなのです。
810 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 00:38:27 0
ageわすれ
日本に本当の哲学者なんて居ませんよw
今じゃ他分野の連中の方が余程レベル高いしw
外国語もロクに読めない奴が、日本のエセ哲学者(知の輸入業者)の
著書を有難がって読んでる様ほど滑稽なものはないですw
812 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 05:24:41 0
>>809 ライカン『言語哲学−入門から中級まで−』
813 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 15:11:32 0
>>812 ありがとうございます!
レビューを見て興味がわきました。
言語哲学って言語の起源とかも扱うのでしょうか?
西洋哲学(東洋も網羅していればそれに越したことはない)
全般でも
>>809のような構成の本をご存知でしたら、教えてください。
814 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 15:52:03 0
>>805 このスレ自体何も知らないやつに、初心者という条件だけで
本を薦めていると思う。
そこには初心者でもこれくらいなら理解できるだろうという
予想もふくまれているだろうし。
このスレ自体ナンセンスというなら何も言わないが。
それでも
>>806のように答え方はあったと思うんだけどな。
>>813 中村雄二郎『問題群ー哲学の贈りもの』
マーティン・コーエン『哲学101問』
とか?
でも哲学の場合、問題(たとえば「ものが見えるとはどういうことか?」)よりも
それにまつわる概念(「認識」「主観」「知覚」「もの」「表象」「視覚」etc)の
方を問題にする傾向があるから、ちょっとでも詳しく知りたくなれば結局は概念の方へ
導かれることになると思うけどね。
816 :
考える名無しさん:2009/03/05(木) 21:19:09 0
↑ご親切にありがとうございます。
流派の系統?みたいなのが知りたかったんだと思います。
主な流れとそれらの枝葉の傍流と・・・で、結局今はその系統の最後のあたりの後継者たちは、どこまで来て今何を問題にしてる。。。みたいな。
このレス気になる
>>799 カントは何の本を読んだの?
あー、すまな。
書いてるんえ
ラッセルの『哲学史』は初心者が一度、通読したくらいで全てを
吸収出来るような量の内容じゃないが、初心者でも読めるし、
手元にあれば必要に応じて読み返して、昔は分からなかった
ことが分かったり。
ルソーの章も興味深く読めるし。
821 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 16:01:55 0
>>818確か名前はエミールだったと思います。
詳細はwikiで
822 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 16:04:49 0
ラッセルの哲学史の偏りは誰も指摘せんの?
ハイデガーについては完全無視で何にも書いてないんよ。初学者が読むべき本ではないと思うよ
824 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 19:25:14 0
>>823 1個人の哲学史に偏りがあるのは当然だし、初学者と言っても何の知識も
ないわけじゃない。とは言え、ラッセルの哲学史はカントまで読めば十分かな。
ああ、それはあるね。連合国側の視点だから。分析厨なら気に
しないだろ。アインシュタインも苦手っぽい。
ハイデッガーはラッセルと同時代人、
というかラッセルより二十歳近く年下だったんだけど。
やたらラッセルは長生きしたから何か錯覚があるのかもしれないけど。
ウィトゲンシュタインについて全く触れていないのが
何もおかしくないのと同じことで、それを偏っているとは言わない。
(というか個人的には、最後を現象学のフッサールとハイデガーとかで
締めくくる哲学史のほうが「偏っている」と思うけどね)。
そもそも第三巻は20Cの哲学について網羅的であることなど意図していないし。
確かラッセル自身が似た趣旨のことを書いてなかったかな?
まあ違う意味での偏りは確かにあるけど、何がその哲学者の思想で
何がラッセル自身の考えかは分かるように書いてあるし、
初学者も当然その区別を読み取れて然るべきだと思うけど。
いや、分哲(とくに論理実証主義)でハイデガーはナンセンス、哲学ではなく詩だと評価されてたこともあって
意図的に外したんだろ。「存在と時間」から20年くらい経って書かれた西洋哲学史の本で
ハイデガーに全く触れないのは、当時としても偏ってると言われてもしょうがない。
今初学者が読む本としてはなおさら。
ニーチェに反論するのにブッダの教えを引き合いに出したり。
ラッセルの性格からして、キリストでは駄目らしい。
ヘーゲルやマルクスには触れてるが、ディルタイやフッサールは
ラッセルにとって歴史じゃないしな。
ナチ思想に近親性のあるベルグソンは一生懸命に批判してる。
ベルグソンは疑似ダーウィニズム的な世界観だからだな。
ってか本職が哲学史じゃないんだからそこは大目に見ても良いし、
それが逆に初学者向きになってるんじゃないの?
831 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:03:55 0
その本って、そもそも真面目に哲学史を書こうとしたものではなく、
いわば有名哲学者四方山話として書かれたものだろ? 別の本か?
832 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:12:49 0
おまえら下らないネタでよくそんなに熱くなれるよなぁ
ほんと関心するわ
833 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:24:49 0
誰も熱くなんてなってるように見えないよ。
そういうこと言ってみたい年頃なんだろうけれど、
状況を選んで言わないと阿呆まるだしだぞw
834 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:28:07 0
>>831 ラッセルにとっては余技でも
ラッセル自身が古典ギリシア語とラテン語にも精通した知の巨人だからな
イギリス人なのに「資本論」をドイツ語で読んでたという話だし
835 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:31:36 0
余技かどうかとか、教養があったかどうかが問題じゃなくて、
「哲学史」と「哲学者四方山話」って別ジャンルだろ。
836 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:33:20 O
ハイデガーなんざ500年もすれば忘れられる程度
837 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:34:07 0
んなことはない
永遠に名を残す
838 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:48:02 0
>>835 ジャンルとしては哲学史。
よもやま話は含まれてるけどね。
839 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:52:47 0
>>838 やっぱり別の本なのかな?
哲学史の本で、ある哲学者の説を紹介するとき
筆者のその説への反論なんて書かないだろ?
さらに「何で彼が大哲学者と評価されているのか
私にはまったくわからない」なってことも書かないだろ?
俺が読んだ本は、主にそういう話だったが。
840 :
考える名無しさん:2009/03/07(土) 23:55:04 0
四方山話じゃないにしても、
哲学史を題材にして自分の考えを語っている本であって、
哲学史の本ではないと思うんだが。
「哲学史」って概念を狭く考えすぎてるかな。
>>839 >哲学史の本で、ある哲学者の説を紹介するとき
>筆者のその説への反論なんて書かないだろ?
俺歴史学だけど書くよ。
というか書かない風潮なのかもしれんけど、
それっておかしくないか?
842 :
考える名無しさん:2009/03/08(日) 00:19:12 0
ラッセル流の西洋哲学史なんだからそういう風に読めばいいんじゃね。
教科書的な物だけが初学者向けとは限らない。
悟り切ったワシが言うには、哲学ってのは生きた人間がやるもんじゃからのぅ。
>>837 こんな電波がいたという笑いもの的位置としては名を残すだろうな。
>>843 そんなもんどの学問でも、学問に限らず何でもそうだろ。
もともとアメリカのどっかの大学での
低学年向けの講義だったと思うけど。
そりゃ哲学の先生だったら講義で自分の考えくらいは
表明する人も普通に居るんじゃないの。
ラッセルが生涯で最も長い期間最も多くの情熱を注いだ仕事は、数学の研究でも哲学の研究でもなく核廃絶運動
だからラッセルは「平和運動家」とみるのが正しいw
客観性を装うことこそある種の欺瞞だしな。著者の視点や主張が入らないプレーンな哲学史なんてそもそもあり得ない。
だから自己主張をはっきり見える形で打ち出すことは誠実であるとも言える。
市民向けの公開講座みたいなものだったらしいよ
849 :
考える名無しさん:2009/03/08(日) 20:52:45 0
850 :
考える名無しさん:2009/03/08(日) 21:03:16 0
おまえら下らないネタでよくそんなに熱くなれるよなぁ
ほんと関心するわ
851 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 05:34:27 O
>>844 その人間をディオゲネスは昼間にランプを灯して探したのじゃ!
分かるかのぅ。
852 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 05:58:53 0
訳の分からない気取りで、わざと難解そうな文章を書く人は、どうせみんなから捨てられる。
このことは、肝に銘じておいたほうがよい。自分の仲間うちからも捨てられる。 日本の知識
業界は、長く1920年代からの、昭和初期の新カント学派と呼ばれる、「ドイツ哲学の学者達」の
悪弊に始まって、やたらと難解な文章を書くことが、偉い事だとだという巨大な思い違いをしている。
この病気は今でもなかなか治らない。本当は自分の頭が良く無いだけのくせに、そのことが周りに
バレたくないばっかりに、やたらと、象徴語と、ドイツ式観念語
(本当は禅用語を無理やり当てはめただけ。観念とか本質とか根本とか意識とか。約500語)
を使いたがる。 読んでいる方はいやになる。 だから、最後には捨てる。
私は、そういう、本来学者になるべきではないのに、学者になっている人たちの、どうしようもない
下手くそで、難解なだけの論文を、30代のこと付き合いでたくさん読んだから、
このことが、よく分かる。エリート銀行員か、官僚にでもなれば良かったのに。
こんなに自分に向かないことで苦しんで、しかも、こんな下手な誰も説得できないような文章を、
苦しみながら書いてると、あとあと大変だろうな。どうせ誰も読んで分かることは無いのだから。
50歳ぐらいで自分に絶望するのではないか、と、ひそかに、同情した学者の卵たちを私は
たくさん見かけた。
当たり前のことを、はっきりと書くことができない。 やたらとこねくり回して、それが
「するどい批評になっていなければいけない」と、勝手に思い込む。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P35〜36
853 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 05:59:33 0
日本では、学問(サイエンス)というのは、欧米世界で評判を取った一流学者たちの仕事を、国内に紹介するというか、
泥棒というか、勝手に代理店を開くというか、華々しく輸入するというか、そういうことに過ぎない。これは今でもそうだ。
(中略)
アメリカでは「この本を私は、翻訳して出版しました」というのは、絶対に学問業績にならないのだそうだ。履歴書の作品
欄に、書いてはないらない。「絶対に書くな」と何人かのアメリカ人の友人に、私は忠告された。「いや、そう言っても、
この本を訳すのは大変だったのだ。日本では、翻訳するだけでも大変な業績になる。翻訳書が1冊あるだけで、学者だ。と
威張ってるのがたくさんいる」と私が、反論しても、絶対に聞き入れてくれない「恥ずかしいことだから、
止めろ」としつこく言われた。翻訳は研究業績にはならないのだ。「それはインフォマート(現地人の情報提供者)の仕事で
あって、学者の仕事とは、認められないのだ」と、強く言われた。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P36〜40
854 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 06:00:17 0
人は人生の年月の中で、五年、十年単位で、自分の考えが変わってゆく。その変わってゆく自分を、しっかりと
記録しつづけることだ。あのときは、ああ考えて、ああ信じていたが、今では、このように変わって、こう
考えている、と書くこと。なるべく正直に書くことだ。自分に向かってきちんと文字で書いて確認してゆく
作業をすることである。それが、知識、思想、学問なのだ。人間は年を重ねるにつれて考えが変わってゆく
生き物だから、それでいい。それが成長するということなのだ。だから知識、思想、学問というのは、何か
新しい知識を西欧やアメリカから持ち込んで、自分勝手に改造、変造して日本語で適当に売りさばくこと、
なのではない。
今の私は、このように考えている。だから私は、吉本の、「転向とは、人間が成長してゆくことだ」と
書いた転向論としての吉本の思想観を、今でも受け継いでいることになる。
昔の吉本はやっぱり偉かった。
副島隆彦「日本の秘密」P122
本人、乙。
ナポレオンとゲーテの会談でこの「人間」が話題になった。
ウィトゲンシュタインも感激すると「この人は人間だ!」って
叫んだとさ。
856 :
↑:2009/03/09(月) 20:15:44 0
この人痴漢です
857 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 22:30:25 O
858 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 22:56:38 O
>>856 貴様みたいな昼行灯は掃いて捨てる程いる。
しかし生きた人間は少ない。違うか?
859 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 22:59:13 O
事実無根の中傷を浴びせると名誉毀損で訴えられちゃうぞ?
860 :
考える名無しさん:2009/03/09(月) 23:48:47 O
>>856 実は俺に痴漢されたくてヌレヌレなんじゃないの?
861 :
考える名無しさん:2009/03/10(火) 03:21:59 0
>>854 >吉本の、「転向とは、人間が成長してゆくことだ」と
ああ、俺も同じようなこと言ってたっけな。最後の辺りの池田の文章にも
似たくだりがあった。懲りないことも大事だがなぁ。
862 :
考える名無しさん:2009/03/10(火) 05:15:50 0
863 :
考える名無しさん:2009/03/10(火) 13:14:23 O
俺は痴漢じゃないって何度言ったら!
864 :
考える名無しさん:2009/03/10(火) 13:18:48 O
すぐいこうとする
うるさいって。
人がその生涯に於いて一点の矛盾も許されないなら、人は
成長することすら出来ないであろう。
ナポレオンの名言がヒントになったんだったかな。
>自己肯定文系くん
いいから論理学やれって。
867 :
考える名無しさん:2009/03/11(水) 01:32:30 O
文系か理系かの二文法を真に受けてるままで論理学が理解出来る
とも思えんがな。
868 :
考える名無しさん:2009/03/11(水) 01:35:12 O
間違い、二分法な?
タイミング良く釣れる椰子だな。論理学ってのは理系っぽい
哲学のことなんだろうな。
869 :
考える名無しさん:2009/03/11(水) 03:03:18 0
ちゃんと哲学のはなししよーよー
>>793 歴史から入るより
現象学でも科哲でも分析でもなんでもいいし
カントでもウィトゲンシュタインでもだれでもいいから
考え方に魅了されたほうが
哲学自体に興味持てるようになる気がするよ
870 :
考える名無しさん:2009/03/18(水) 16:47:15 0
それは言えてる。
テーマ別に入っていくのもアリ。
「愛」についてなら、それを中心に、
「幸福」についてなら、それを中心に、
という具合に。
872 :
考える名無しさん:2009/03/19(木) 00:14:01 0
哲学入門は、
池田晶子「考える人」
永井均「翔太と猫のインサイトの夏休み」
この2冊で決まりだと思うな。
では読むべきではない理由と代案をお願いします
875 :
考える名無しさん:2009/03/19(木) 09:43:19 0
後者だけでいいと思うよ。
876 :
考える名無しさん:2009/03/19(木) 09:44:39 O
これだから。優しいなあ。横目で見られるんだけど。
877 :
考える名無しさん:2009/03/19(木) 13:47:53 0
>>874 【理由】
論理学のできないゴミ虫、クソ虫の類のマイ哲学が開陳されているだけだから。
【代案】
『虚構世界の存在論』
『可能世界の哲学−「存在」と「自己」を考える−』
『論理学入門−推論のセンスとテクニックのために−』
『ゼロからの論証』
『多宇宙と輪廻転生』
『認識論を社会化する』
『疑似科学と科学の哲学』
『生命倫理学と功利主義』
『動物からの倫理学入門』
『実在論と理性』
『理性・真理・歴史 −内在的実在論の展開−』
『表象と実在』
『心・身体・世界 −三つ撚りの綱・自然な実在論−』
『事実/価値二分法の崩壊』
『存在論抜きの倫理』
878 :
考える名無しさん:2009/03/19(木) 20:08:56 0
ちっとも初心者向きじゃないやん。
「多宇宙と輪廻転生」とか、真面目に初心者に薦めてるなら
頭おかしいとしか言いようがない。まあ読まずに
著書を検索して列挙してるだけなんだろうけど。
あと三浦を論理学が得意な人だとは
あまり思わないほうが良いと思う。まあ日本には
(哲学系の)バリバリの論理学者みたいな人がほとんど居ないから
相対的に評価が高くなるのかもしれないけど。
>>880 いいから論理学やって出直して来いってアホ文系が。
883 :
考える名無しさん:2009/03/20(金) 15:05:11 0
論理学、論理学って言ってるやつ、ろくに論理学なんて知らないに決まってるから、笑える。
本当に論理学のエキスパートだったら、もっと笑うが。
884 :
考える名無しさん:2009/03/20(金) 15:13:15 0
よく、ポストモダンは権力や「気」に吸い寄せられていく、みたいこと言われるけど、
なんでも分かってますみたい顔しつづけた末に、そういう初歩的なとこに「驚嘆」とか
言っていいと思っちゃうとこが詐欺レベルのアホだよな。
織り込んでいろいろやってたんじゃないのかい。まあ、田中が間抜けってのは見えてたかいいけど、
浅田も同レベルならなんか落ち込むわ。猛獣狩りだからこそ頭使う価値があるんじゃないのかな。
猛獣の偉大さとか勘弁してくれw
885 :
880:2009/03/20(金) 21:30:43 0
886 :
考える名無しさん:2009/03/21(土) 08:59:46 0
田中って誰まぁそれはともかく猛獣よりも昆虫のほうが偉大であることは確定的に明らか
887 :
考える名無しさん:2009/03/21(土) 20:23:20 0
ときどきのぞくけど、哲学のスレッド、落ち込んでるね
888 :
考える名無しさん:2009/03/22(日) 18:57:46 0
確かに。
馬鹿率が異様に高くなってしまったな。
でも、各種の馬鹿が一望できるという利点はあるのでは?
889 :
考える名無しさん:2009/03/22(日) 23:34:07 0
馬鹿が馬鹿を一望して何が楽しいんだ?
馬鹿の考えることはやっぱりよく分からない
890 :
考える名無しさん:2009/03/23(月) 01:19:00 0
すいません。ニーチェの氷上英広訳である「ツァラトゥストラ」の本の
最初の章の最後辺りに、「私は不可能を願っているのだ・・・
愚かさが賢さと・・・ようにと」という箇所がありますが、
どうしても想い出せません。誰かその箇所を書いてください。
スレ違い
関係ない質問書くな
892 :
890 ◆0Caf9KQhx. :2009/03/23(月) 05:15:14 0
質問スレにろくなものがないので、ここに書きました。
もう中川八洋の本を読めば良いよ
『正統の哲学 異端の思想』をな
895 :
考える名無しさん:2009/03/23(月) 19:55:30 O
カーネギー読め
896 :
考える名無しさん:2009/03/24(火) 01:12:08 O
まあた人生哲学厨か
897 :
考える名無しさん:2009/03/24(火) 01:57:51 0
野球が好きならアメリカのあの態度に腹は立たないのかな?
他のスポーツ敵視してる野球しか見ない奴はそれでも大リーグを崇拝するのか
ドーピングを軽視してるみたいだけど筋力アップにおいてあれ程極端にアドヴァンテージを得られるものは無いよ
大リーグは自分ら基準で厳しい(笑)ドーピング検査で薬やり放題でレベルが高いなんて一概に言えないからね
あれで堂々と他のドーピング検査より厳しいとか言う論理を信じること自体が毒されてるよw
俺はサッカーも好きだし他のスポーツも見るがあそこまで非協力的で実力が証明されていないのに偉そうにふんぞり返ってる国があるスポーツは見たことが無い
日本の盛り上がりを誇張する報道はやり過ぎで滑稽に映るところも確かにある。
でもWBCを必死に盛り上げようとしてる姿には感動する。
こういうことを言えば反感を覚える奴もいると思うが大会のシステムや価値や面白さは公正に評価すれば見るに値しないと言わざるを得ない。
それでもアメリカのスタジアムに日本語の広告が多数あったり、TVで必死に盛り上げようとする姿、選手の協力的な姿勢はもっと評価されてもいいと思う。
サッカーなんかはヨーロッパのリーグをリスペクトする気持ちは分かるがどうしてもMLBを見てファンになる奴の気持ちが分からない
そういう奴に限って必死に頑張ってるJリーグとかを嘲笑ったりできるんだろうけどね
野球が好きならもっとプロ野球を評価してMLBなど見ないようにするべき
NHKも国の方針としてMLBなんて放映しないほうがいい
あんな自分らでローカルスポーツ作って永遠に引きこもって国内でワールドシリーズなんて言い張る気持ち悪い国に金を落とす必要は無い
客寄せに偏った野球版大阪プロレスじゃん ハングリー精神のドラマなんて完全に作り物だろ?
898 :
考える名無しさん:2009/03/25(水) 11:16:38 0
>>895で思い出したことがある。
数学科出身でパラドックスや真理論の本を執筆しているにもかかわらず、ある本の結論部分でカーネギーを引用して寒い人生論を展開している人物がいる。
899 :
考える名無しさん:2009/03/25(水) 13:51:23 O
>>897 わが国のITはユーザに使用法を十分説明する時間がありません。
このため、初心者がベテランに疑問についてたずねる光景を目にすることがあります。
しかし本来は事故(情報漏えいなど)が発生した場合の責任は、
接続業者、サーバ運営者、システムを開発したエンジニアにあります。
メーカあるいは購入店にたずねるべきです。
利用者の仕事は自治(掲示板の秩序を守ること)です。助言を行ってはなりません。
素人が専門技術に言及するのは「親切」ではありません。「無責任」です。
海外のプロフェッショナルは、「私の仕事ではない」と答えるはずです。
分析哲学限定とことわってあるからそれは良いんじゃないの。
だったら「現代の分析哲学」という題にすべき。
905 :
考える名無しさん:2009/04/12(日) 21:38:39 0
>>901 あんなブックガイドなんの役に立つのかな。
作者は全部読んでいるのかな。
読んでるなら、何かコメントつけないと。
結構ダブってて「言語哲学大全」が二度も三度も出てきたりしてるね。
二度書くなら当然二度読んでるんだろうな。
じゃなかったら詐欺だな。
「素手での議論」の方が重要だよ
哲学って本当の勉強馬鹿だよ。何にも役にたたねーよこれ
まあ一般的な役には立たないよね
哲学やって金儲けしたいとかそういう動機だったら止めといた方が良い
だから勉強馬鹿だとか言うのは良く意味が分からんけど
高校では倫理ぐらいしかやってないので、哲学史をもう少し押さえてから
いろんな人の本を読みたいんですが、何か良い本ありますか?
「西洋哲学史」(熊野純彦)とヨーロッパ思想入門ぐらいでいいのかな。
木田元「反哲学史」とか
>>913 反哲学史の反っていうのが何か気になるんですがw
それってそんなにいいんですか?
ちなみに、熊野純彦の西洋哲学史に関してはどうですか?
熊野の西洋哲学史は良書だった気がする
たぶん絶版だけど
吉田夏彦『論理と哲学の世界』新潮社、1977
は分析哲学の入門としてはわかりやすくていいよ
図書館などで探してみて
917 :
考える名無しさん:2009/05/24(日) 00:12:46 0
カント「実践理性批判」
そんなに難しくなく、読むと視野が広がり、見栄を張りあう生活のくだらなさが見えてくる。
大事なのは道徳であり、ボランティアに喜びを見出す生き方の起源は
おそらくカントだろう。
いや、アリストテレスの『政治学』だろう
919 :
考える名無しさん:2009/05/24(日) 00:49:57 0
いや、永井均の「〈子ども〉のための哲学」だろう
だれかまとめて
自分でやれ
哲学をはじめてみたいんだけど、どこから手をつければいいのかがわからない。
まずは哲学史を学んでで全体を俯瞰してみたほうがいいの?
何かいい良書はないでしょうか?
924 :
考える名無しさん:2009/06/12(金) 23:30:55 0
>>922 まず、池田晶子の「考える人」を読んでください。
925 :
考える名無しさん:2009/06/12(金) 23:35:31 O
ほれいいから急げ
926 :
考える名無しさん:2009/06/13(土) 00:38:52 0
ソフィーの世界
927 :
考える名無しさん:2009/06/13(土) 00:44:39 0
馬鹿者が何を読もうが知ったことではない
哲学史でおすすめの本教えていただけませんか。
反哲学史とかってどう?
初心者だったら西洋哲学史(講談社学術文庫)とか良いような
読んだことある人いる?
930 :
考える名無しさん:2009/06/18(木) 21:39:39 0
「反哲学史」はわかりやすい哲学史の本。読んで後悔することはなさそう。
とくに、ソクラテスとドイツ観念論・19世紀哲学が充実している。
はじめての人にはやはり「ソフィーの世界」がよい。
はじめから通読する必要はない。
ストーリーは無視して、興味がある章を読んでいけばよい。
わかりやすくて勉強した気がしない、という人は、次に熊野「西洋哲学史(上)(下)」
(岩波文庫)を読めばよい。
931 :
考える名無しさん:2009/06/18(木) 22:30:12 0
>>930 つまらない本、初心者に薦めるもんだな。
哲学を入門するのに、哲学史はどうでもいい。必要を感じたら、その〈自分の必要〉に応じて
自分に向いた本を探せばよい。いきなり原典にあたってもかまわない。とりあえず
プラトン、アリストテレス、デカルト、ヘーゲル、ニーチェなどを読みなさい。
入門書でお薦めなのは、永井均の「翔太と猫のインサイトの夏休み」
932 :
wwwwwwwwww:2009/06/18(木) 22:39:32 0
このスレ9割以上が自演だろ?見てすぐわかる。
同じ本名がなんどもでてて、それを聞いた質問者がそういうコメントにノーリアクションw
だいたいスレ自体のテーマが一貫してるんだから質問者が別人なら前レスチェックしてるだろうに。
それに、
>哲学をはじめてみたいんだけど、どこから手をつければいいのかがわからない。
の種の質問に対して特定の本をするっと勧めているのが笑える。おまえは本屋の店員かw?
例えば担任の先生とかだったら、まず哲学はじめたいという思いの裏を聞き出して、
それに関係する書籍を勧めるだろ。本人の興味が向いてるとこに合わせるのが大事。
933 :
考える名無しさん:2009/06/18(木) 22:47:54 0
934 :
考える名無しさん:2009/06/18(木) 22:48:20 0
誰が何の目的で、そんな自演をするのですか。
935 :
考える名無しさん:2009/06/18(木) 22:55:38 0
>>932 こんな場所で、担任の先生のような対応を期待する方がどうかしてる。
初恋が担任の先生だったんだろ
>>930 熊野のは岩波文庫じゃなくて岩波新書では?
文庫化されてたっけ?
938 :
考える名無しさん:2009/06/19(金) 22:11:52 0
岩波新書だね。
自演はないと思うなあ。
とりあえず「哲学的な何か、あと科学とか」を勧めておこう。
広く浅くで詳しい内容は載ってないから大して勉強にはならん。
でもその分わかりやすいし、コミカルな表現で書かれてるから興味持つ切欠くらいには丁度いい。
>>939 >「哲学的な何か、あと科学とか」
宣伝厨また出たか
この本はこの板ではスレまで立てて宣伝してた奴がいた
941 :
考える名無しさん:2009/06/21(日) 11:54:15 0
NHK出版の「シリーズ・哲学のエッセンス」は初心者向けだな。
100ページ程度の厚さで有名な哲学者をわかりやすく解説している。
あれは初心者じゃなくとも便利
>>941 しかし当たり外れが大きい。
一番の外れはヘーg(ry
944 :
考える名無しさん:2009/06/22(月) 19:21:13 0
ヘーゲルの哲学入門読んだんだけど次何読めばいいだろう?
945 :
考える名無しさん:2009/06/22(月) 21:26:31 0
947 :
考える名無しさん:2009/06/26(金) 23:50:38 0
>>946 哲学から脱出する道が書かれている哲学書だから。
哲学から脱出してもアホになるだけでしょ
949 :
考える名無しさん:2009/06/26(金) 23:58:26 0
池田を読めば、アホと自覚できたアホになれる。
これがソクラテスの言う「無知の知」
向上心のないアホは、たとえ自覚があってもただのアホだよ
951 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:05:01 0
「向上心」とはなんですか。
向上心があることと向上心があると思っていることを、どのように区別できるのですか。
「無知の知」ってのは出発点であって、ゴールではない。
自分がアホであることを開き直っているヤツはクズだ
953 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:25:29 0
>>952 あなたは何をしているのですか。
哲学を勉強すればアホでなくなるとでも思っているのでしょうか。
954 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:33:20 O
この世は出発点とゴールが同じ世の中だわな。
955 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:42:36 O
生成の無意味な円環
そうなんだよね。登っただけ降りなきゃならないし、得ただけ失わねばならないし。
んで、最後にいくつくところには何をしてようと自然とたどり着くんで、本質的に目標や希望を失うわけだ。
これは翻せば自由になることでもある。
956 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:50:09 O
大体、目標への憧れの矢は、目標の破壊を目指して飛んでいくものなんで、
そもそも、目標というのは、自由を奪う枷であり、憎しみの対象でもあるのではないか?
目標への到達の追求は、裏を返せば目標喪失の追求である。
957 :
考える名無しさん:2009/06/27(土) 00:57:59 0
内田樹の『先生はえらい』。
この本、おもしろいですよ。
池田晶子は私の先生でした。
反哲学史は普通に面白かった
何か『自省録』読んでたら哲学の先生に渋いな〜って言われた
・・渋いか?
買ったときに付けて貰うカバーを外でつけてないってw
「中世の秋」と「君主論」読んでたら担任に「すげえの読んでるな」と言われた高校時代
いまや平均以下の社会人ですがね
好みの問題。普通なんてない。
反哲学入門おもれええええ
反哲学史も普通によかった。
哲学がはじめてだったけど、あやふやながらも形而上学ってものを理解できた
大学で情報工学を専攻してまして
ジョン・サールの中国語の部屋
チューリングテスト、強いAI弱いAIあたりに
興味を持ったんですが、
何かわかりやすい本はないでしょうか?
心の哲学に関してならサールがMiNDっていう教科書を書いてて
日本語訳も出てるよ。ただ
>>966のトピック自体が全部載ってるかは知らない。
>>967 ありがとうございます。
目次を見た限りでは、知りたい内容を扱っているかどうか
分かりませんでしたが、とりあえず読んでみようと思います。
970 :
966:2009/07/15(水) 20:25:21 0
反哲学史とかヨーロッパ思想入門よんだんですが
次に読むべきお勧めの本とかってありませんか?
一応「反哲学史」の続きというかそれに続く時代の話になってる「現代の哲学」とか
あるいは読んだ本の中でひっかかりを感じた学者の本を読んでみるとか
似たような質問次から次と現われるもんだな。
過去ログを読むということを知らんのか。
>>973 そんなことばっかりいってるから過疎ってるんだろうが
過疎ることになにか問題があるのでしょうか。
読む哲学事典ってどうですか?
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公務員試験対策で使った
萌える☆哲学入門はお勧め。
萌えは無いが、予備知識としてはいいと思うぜ
羊頭狗肉
理系だから知らないけど、公務員試験対策に哲学も必要なのか?
教養で「思想」が一問出てた、十数年前
今はどうなんだか