カントだよ全員集合!

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1考える名無しさん
トランスクリティーク?その前にカント読んでなきゃ
話にならないって!てゆか、カント・スレがないのはおかしい!
2考える名無しさん:01/09/20 20:23
カント哲学をある程度分かってるやつ、この板に居るのか?
時間スレとか宇宙スレとかを見てると疑わしいぞ。
3考える名無しさん:01/09/20 20:24
とりあえず統整的理念ってなに?
4考える名無しさん:01/09/20 20:35
シラネーヨ
5考える名無しさん:01/09/20 20:35
じゃ書くなバカ
6考える名無しさん:01/09/20 20:38
♪ババン、バ、バンバンバン〜歯ぁ磨けよ

♪ババン、バ、バンバンバン〜純粋理性批判読めよ。



また来週〜
-----------------------------------終了-----------------------------------
7考える名無しさん:01/09/20 20:41
キミ、いつも終了って書きたがるね!
8考える名無しさん:01/09/20 20:42
カントに詳しい人に質問。
3次元の空間・及び時間はカントでは「直観のアプリオリな形式」
として与えられる。
すると、相対性理論の時空間は今のカント主義者はどうとらえるの?
数式によって与えられる「曲がった空間」なるものが
アプリオリに認められるとは到底思えないんだけど。
9考える名無しさん:01/09/20 20:45
よくわかんねーけど相対性理論的世界は人間の
感性の能力を超えてるってことじゃないすか?つまり知覚不可。
10考える名無しさん:01/09/20 20:53
>>8
相対性理論の時空間は、理論上の問題だというんじゃないかな。
11考える名無しさん:01/09/20 20:58
だから2001年宇宙の旅ではあんな表現しかできなかった(笑)
128:01/09/20 20:59
でもカントって、「アプリオリな直観の形式としての空間」によって
ニュートン力学の根拠をある程度正当化しようとしたんでしょ?
相対性理論はカント哲学によって根本的に正当化し得ないということ?
13考える名無しさん:01/09/20 21:01
ていうか、カント自体がニュートンを誤解していた。
14考える名無しさん:01/09/20 21:01
>>12
根拠の部分を直観的にとらえられることと、
根本的な根拠から理論化していく中で、結果として理論を
正当化できるかどうかの問題は違うんじゃないかな?
15考える名無しさん:01/09/20 21:31
ニュートン力学の正当化ではないんじゃないの?
影響を受けてはいるだろうけど・・・カントの言いたいのは
あくまでも主体(人間)の感性なり悟性の、形式の条件=限界では?
16(゚д゚):01/09/20 22:10
>>15
まさしく、論点はそこですね。
アプリオリな「直観の」形式、なんですから。
カントが生きていた当時、認識の条件づけをするために、
その材料としてニュートン力学があった(しかなかった)わけですからね。
17悲しみ ◆7P44pfbg :01/09/20 22:21
物理学ではありません。
カントは形而上学の話をしていたんだから。
だからアインシュタインとかニュートンなんて
場違いです。
それは悟性のはたらきに過ぎないと思います。
そういう研究ならカントは支持したでしょう。
でもそれはカントの研究とは関係がないと思うよ。

でも、こんな話哲学とは何の関係もないよ。
こんな話虚栄心でしかないから。
18考える名無しさん:01/09/20 22:23
>>17
悲しみさん、ホンキかネタか知りませんが、真面目に議論している
人たちに本当に迷惑です。ご自身が立てたスレッドで議論してください。
このスレの主題に関係ないのは、あなたの哲学です。
19悲しみ ◆7P44pfbg :01/09/20 22:33
>>18
読書感想文として何か書きたかったんです。

「カントが何を考えたか」を私たちが勝手に解釈

なんて哲学からは遠いと思うけど。

カントという人と一対一で向き合うのは意味があるかもしれません。
権威主義かもしれないけれど、権威主義を確かめる意味でも。
私にはそのくらいの意味しか今は見いだせません。
日本は絶望してるよ。
2018:01/09/20 22:37
>>19
わかりませんか?
あなたは哲学的真実を知っているかもしれませんが、
ここであなたの議論をするのは、それに関係無く迷惑だということが!
あなたにとって私たちのありかたが虚栄心であろうが、私たちは
私たちが感じている、大切な問題について、ただ話をしているのです。
その邪魔をすることが、本当に哲学をする態度だと言えますか?
21考える名無しさん:01/09/20 22:38
悲しみさんは天然です。むやみにエサを与えないでください。
22考える名無しさん:01/09/20 22:39
天然だろうと迷惑なものは迷惑だよな
2318:01/09/20 22:41
>>21 申し訳ない、と言っておきます。
>>22 本当にその通りです。
24考える名無しさん:01/09/20 22:51
なんなの?悲しみさんて。新たなコテハン?
25考える名無しさん:01/09/20 23:08
>>24
哲学とは何かスレ参照。ここの1=悲しみ=マリー
2624:01/09/20 23:20
いやいや、1は俺なんだよ(笑)。
27考える名無しさん:01/09/20 23:25
>>26
25の「ここの」は、「そこの」にするとわかりやすいですね。
2825:01/09/20 23:27
哲学とは何かスレの1=憎しみ=哲学に対する安易な態度スレの1=悲しみ=マリー
29:01/09/20 23:30
了解。しかしなんだよ、憎しみとか悲しみとか(笑)。
30考える名無しさん:01/09/20 23:34
>>29
論点そらしの天才?です。
31考える名無しさん:01/09/21 00:48
悲しみさんってカントのニーチェ的誤解を体現してますね。
人間学と認識論の峻別をしてほしい。
32無知ですいません。:01/09/21 00:53
>カントのニーチェ的誤解

一般的な述語なのですか?
それとも、ニーチェの著作の中に、
彼のカントへの言及において、
そのようなものが頻繁に見られるのでしょうか?
具体的な指摘をいただければ幸いです。
33考える名無しさん:01/09/21 00:54
俺もわからん。ニーチェ的誤解・・・
34考える名無しさん:01/09/21 00:57
悲しみさんってカントのニーチェ的誤解を体現してますね。
人間学と認識論の峻別をしてほしい。
35考える名無しさん:01/09/21 00:58
それはもういいから。
36よろこび:01/09/21 00:58
カントってみんなに誤解されてますよね。
ニーチェは知らないがたしかユングが、
「自分の言う元型はカントの純粋悟性概念に相当する」
みたいなことをいってた(笑)よく言うよ
37考える名無しさん:01/09/21 01:04
わりに論理的にかかれてあるし・・・積極的に誤読する
余地は少ないと思うのだが。カラヤンともなると無理やりに
自分にひきつけて読むみたいだけど(笑)。
38考える名無しさん:01/09/21 01:55
「商品−貨幣−資本」はヘーゲル哲学の経済的形態。
商品と貨幣の交換が第三項としての資本(剰余価値)を
析出するという弁証法的関係。
いわば商品と貨幣の対立は資本において止揚される。
対してカントは止揚を認めない。
それは彼のアンチノミー論が示している。
だから、カント哲学にあるのは「資本(第三項)なき
商品−貨幣関係」である。
まさに、柄谷が資本批判のマルクスとカントをトランスコーディング
するゆえんだろう。
39考える名無しさん:01/09/21 13:42
超素人の意見で申し訳ないけど、
カントのアンティノミー論と、ヘーゲルの弁証法は、扱う対象が違うんじゃ
ないのかな。アンティノミー論は、いわゆる物自体と現象世界との関係を
取り扱ってるのに対し、弁証法は、現象世界の様々な現れ相互の関係を
取り扱うように見えた(反論あるかも)。
だから、カントとヘーゲルを並べて、どちらが正しくどちらが間違っている
という議論は、あまり意味があるとは思えない。
40考える名無しさん:01/09/21 15:05
そこがカラヤンの読みの豪快さ(ワラ
41考える名無しさん:01/09/21 15:55
>>36
カントやハイデガ−は基本的に一つの形式を示したわけですから、
それに様々な内容を当てはめて何かを語る人たちが後を断たず、
その中にはアホらしいものもある、ということでしょう。

柄谷は何でもむりやり読み替えちゃいますよね。
それが面白ければいいんだ、と思ってるんでしょう。
42考える名無しさん:01/09/21 16:38
実際カラヤンのカントは面白く為になるね。
みんなでカラヤン(ないし帝王カラヤン)という言い方を広めよう。
もう一方のお方はアサヤンで。
43考える名無しさん:01/09/22 01:12
アキラはやはりアキラでイイ!
44考える名無しさん:01/09/23 15:21
だから統整的理念ってなんだよ
45考える名無しさん:01/09/23 15:33
46考える名無しさん:01/09/23 15:36
>>45
怪しいからやめとく★
47  :01/09/23 15:56
>>46
ある意味で正しい♪
 
.
48考える名無しさん:01/09/23 19:41
>44
カラヤンによれば、「現実を批判する根拠を与える理想」のことだって。
トラクリにそう書いてあるよ。
49考える名無しさん:01/09/23 23:23
カント辞典13000円? たっけー
50考える名無しさん:01/09/23 23:28
構成的理念との対比でとらえること
51お約束:01/09/23 23:55
じゃ、構成的理念ってなに?
52考える名無しさん:01/09/25 21:14
純粋理性批判ってだれが訳したのがオススメ?
53考える名無しさん:01/09/25 21:22
天野
54考える名無しさん:01/09/25 22:10
篠田読んでるけど乗り換えたほうがいいかな
55考える名無しさん:01/09/25 22:14
篠田:がんばって解説的に訳しているけれど、ときどきがんばりすぎておかしくなっている。
   あるいは日本語が、原語とてらさないとそうはよめないぞ、というところがある。
天野:日本語はやや古いが、過剰すぎず、適度な訳。

少なくとも、天野訳を手元においておくと、篠田訳でわからないところ・おかしいところが訂正できていいかも。

最近出た有福訳は未チェック。
56考える名無しさん:01/09/25 22:20
岩波を選んだ俺がバカだった。まあどうせ読みにくいんだろうな。

第一版 第二版てのもよくわからんのですが。日本語訳は第二版?
岩波は第二版の序文が付いてたから第二版か。構想力についての
記述が両者でガラリと変わっていると聞いた・・・。
57考える名無しさん:01/09/25 22:38
>>56
岩波文庫訳、読みにくいのはたしかだけれど、篠田氏は訳注など
がんばっているのはたしかなので、無駄ではないと思います。

日本語訳のみならず、各国語訳、基本は第二版になっていると思います。
重要なところだけ訳注などで指摘されていたりいなかったり。
5857:01/09/25 22:40
>>56
失礼。
篠田訳も、天野訳も、第一版の重要なところは一番最後に補遺としてついていたはずです。
59考える名無しさん:01/09/25 22:45
よくわかりました。秋の夜長に頑張って読んでみます。
60考える名無しさん:01/09/25 23:07
だから構成的理念ってなんだよ。
61考える名無しさん:01/09/27 17:54
答えるまであげるぞ
62ポピィ:01/09/27 19:25
天野訳って、講談社学術文庫?
もう本屋じゃ売ってないクマ。
古本でもいいので欲しいクマ。
63ななし:01/09/27 19:26
たとえば、「自由であれ」という至上命令があるとする。
これはこのままでは統整的理念である。
それは動機のレベルに働きかけはするが、その結果については問わない。
それに対し、構成的理念は、「自由であれ」という目的を達成するための
具体的なビジョンをかかげる。
つまり、原因レベルで働くか(統整的理念)、結果レベルで働くか(構成的理念)
の違いではないの。
64考える名無しさん:01/09/27 19:31
>>62
オマエ「あれ欲しい、これ読みたい」ばっかじゃん。史ね。
65考える名無しさん:01/09/27 19:33
で? カラヤンは統整的であれ!って言ってるわけ?
66ポピィ:01/09/28 01:58
>>64
うるさいクマ。
これが俺の哲板利用法なんだクマ。
ブックガイドとして活用してるんだクマ。
67ななし:01/09/28 09:08
>>65
「自由であれ」という至上命題を、かりに「統整的」にではなく、
「構成的」にもちいるのであれば、すなわち結果レベルで規定しようと
するならば、それはたちまち「自由」とは反するものになってしまう。
それゆえに、統整的理念は、それについて積極的に規定できるものではなく、
ある対象についてその理念にしたがっているか、反しているかという
判断(カント的な意味での批判=吟味)においてしかないような在りかたをする
ものである。
68ななし:01/09/28 09:40
>>65
それと柄谷が統整的理念を唱えるかというと、
やはり、構成的理念の悪しき活用例であるスターリン主義に
たいする反省がそこにあるんだと思う。
それは理想を実現するために理想とはいちばん遠いことをやった。
(大量虐殺=スターリンが権力の座にいる間に数十万人の身内が粛清された)。
69考える名無しさん:01/09/28 10:11
へぇー、ずいぶん簡単な話だあね。
70考える名無しさん:01/09/28 10:32
分かりやすい説明ありがとう。
71考える名無しさん:01/09/28 10:41
何か間違っているような気がするが・・・
72考える名無しさん:01/09/28 10:43
>>66
勝手に活用してろよ。一々報告すんなっつってんの。
デブのくせにクマクマうるせんだよ!
73ななし:01/09/28 12:07
>>69-71
簡略にまとめるときの常として、どこか大味で取りこぼしのあるような
感じになるのは否めないから、あくまでもそれは本論を読むうえでの
手がかり、ヒントとしてもらうということで。
74考える名無しさん:01/09/28 12:28
>>72
バカ発見!
75考える名無しさん:01/09/28 12:40
74=baka
76考える名無しさん:01/09/28 13:14
>>75
引っ掛かってやんの、ぷぷぷ・・・
77考える名無しさん:01/09/28 20:56
>>68
スターリン主義って、統制的理念の悪しき活用例とあるけど、そもそも
理念の名に値するものなのだろうか。
それに、スターリン時代の虐殺の事例って、理念レベルの問題に
還元できないんじゃないかな。
78gu_min:01/09/28 21:38
あなたにとってカントとは?
簡単に説明してください!
79ななし:01/09/28 23:57
>>77
わたしはスターリン主義が「構成的理念」の悪しき活用例といいましたが、
「構成的理念」とは、簡単にいえば、具体的に掲げられた共通目標です。
いくらスターリンが独裁的だからといえ、自分のサジ加減ひとつで
処刑をするわけにはいきませんから、そこには何らかの根拠がなければ
なりませんが、スターリンの時代は「共産主義にとって害になるから」とさえ
いえば、みな納得するしかなかった。それに対して疑うことさえする者がなかったし、
また疑いを口にできる雰囲気ではなかった。
そうして、多くの人々が黙って処刑されていった。
それが、(構成的理念としての)理想を実現するために(統整的理念としての)
理想から一番遠いことをやった、ということの意味です。
80考える名無しさん:01/09/29 00:33
でもある程度結果も考えなきゃまずくない?
81ななし:01/09/29 01:06
>>80
結果を考える(批判=吟味する)のは当然必要です。
しかし、その結果を理念としてあらかじめ規定し、
強制するのならば問題だと思います。
82考える名無しさん:01/09/30 19:38
構成的理念は、厳密には赤い白馬と同様の形容矛盾でしょう。
ひとつの比喩として79のようにいうことはできるね。
83考える名無しさん:01/09/30 20:42
「スターリニ主義」は構成的理念で「NAM」は統制的理念なの?
84考える名無しさん:01/10/01 06:19
『純粋理性批判』を読んでみたいのですが
誰の訳が一番読みやすいのでしょうか。
前に岩波文庫版を少し立ち読みしてみたら
少し読み辛かったような記憶があります。

ちなみに現在本屋で買えるものは、だいたいこの3つのようです。
1岩波文庫 篠田 英雄訳
2岩波書店「カント全集」 有福 孝岳訳
3理想社  「カント全集」 原 佑訳
85ななし:01/10/01 06:33
>>83
そう理解していいと思う。
しかし、NAMも「統整的理念」をどう原理化すべきか、については
とても苦心してるように見える。それはどうしても「構成的」に働くものに
転化してしまうという条件性から逃れられないから。

>>79がまた示唆するのは、現在話題になっているイスラムの問題だと思います。
それは、人が統整的理念によって自分の行動を規定するのではなく、
「構成的理念」(=ジハード)によって人が規定されてしまったときにどうなるか
を示していると思います。
そうした観点から見なければ、われわれは、なぜ彼らが捨て身で
旅客機をビルに突っ込ませることが出来るかを理解できない。
そもそもイスラムがアメリカ相手(いまや「世界」相手と同義)に戦うこと
自体が総じて「捨て身」的であり、それは太平洋戦争におけるわが国と同様、
「構成的理念」が人を規定してしまうことの恐ろしさを教示しているのだと思う。
86考える名無しさん:01/10/01 06:52
>>85
後半、そういいきれるかなあ。
(まず、イスラム全体と、原理主義ぐらいはわけてね)

イスラム原理主義も、
例えば(タリバンがしていると報道されているように)
その原理に基づいて女性の教育をやめるといったことをすれば、
実践を構成する理念として用いているということになるだろうけれど、
資本主義の浸透が人間性を破壊しているという批判をもたらす原理として
批判の原理として用いられている場合は、
それは統制的理念であるといえることになるでしょう?
87比ヤング作戦本部突撃部長:01/10/01 06:54
統整?統制的理念ってregulativなIdeeでいいのかな。
要はいかなる超越論的・否定神学的概念も
経験的な実体化側面とは切り離せないってことでしょ。
たんなる記号が物象化し、人間の共同幻想を規定するってのは
デリダ論で東たんのいう表象作用の「幽霊」的側面なわけ。
これをカラヤンがどう解決しているのか、みものだよね。
88考える名無しさん:01/10/01 06:57
>>87
分かってない概念を無理に使わなくていいから。
一行目はあっているけど。
89比ヤング作戦本部突撃部長:01/10/01 07:16
ハァ?????
俺は偉大な比ヤングの突撃体長だぜ?
90考える名無しさん:01/10/01 11:54
NAMって本当に統制的なの?
ある理念が統制的であるか構成的であるかを決定づける確証というのは実はど
こにもないのでは?
91考える名無しさん:01/10/01 12:06
カントスレなのだが・・・
92考える名無しさん:01/10/01 15:55
ここまでのレスを読んでいると、「統整的理念」って、ソクラテスの
ダイモンのようなものなのか、と思えてくる。
ソクラテスのダイモンは、「〜せよ」と積極的に命令はしないが、
間違った道にはまりそうになったときに「〜するな」と警告していた
という。
93考える名無しさん:01/10/01 16:39
「〜するな」も構成的理念でわ・・・?
94法学部:01/10/01 18:32
哲学に興味のある法学部ですが初歩の質問です。
大雑把ですが、カントは物自体に我々が解釈を与えている、
と考えてよろしいのでしょうか?
でアプリオリとは経験より先にという事らしいですが
それはデカルト的な我〜〜〜の事なんですか?
そうであったら、カントは合理論者ではないでしょうか?
95考える名無しさん:01/10/01 18:40
先験的とはいかなる経験にも左右されないという事だょ。
96法学部:01/10/01 21:11
もしかして確認はできないが確実に存在するとかですかねぇー
97考える名無しさん:01/10/01 21:17
>>94
一言で言えば、解釈が分かれる問題です。
本人もゆれています。
98考える名無しさん:01/10/01 22:09
物自体とは自分の顔のようなものです。
自分の顔を鏡や写真などを使わずに、直接見た人は
いませんね。
だから、自分の顔は経験論的には存在しませんね。
直接目に見えるものしか経験論者はその存在を
承認しませんからね。
しかし、自分の顔は存在しないと言い切る人も
いませんね。もちろん精神に病をもつ人は
自分の顔は存在しないと嘆くかもしれない。
しかし、普通は自分の顔は確かに存在していると
皆思っていますね。
誰も自分の顔を直接見たことがないにも関わらず。
物自体もそれと同じ存在様式をしていると考えれば、
物自体は特に不可解なものではなくなるでしょう。
99はああああああああ:01/10/01 22:18
カンとってナニ?
100法学部:01/10/02 00:16
>>98
おおおよく分かりました。
でも物自体というと現象学、と少し似てるって事でしょうかね?
現象学については全くの無知なのですが。。。
101考える名無しさん:01/10/02 00:20
似てるっつうか・・フッサールもデカルトに限らず
カントからも影響受けてるでしょう、そりゃ。
102考える名無しさん:01/10/02 04:19
>98
比喩的な話として面白いが誤解を与え易い説明だと思う。

>だから、自分の顔は経験論的には存在しませんね。
>直接目に見えるものしか経験論者はその存在を
>承認しませんからね。

この説明もあたかもカントが経験論者と同様の仕方で物自体の認識を否定しているかのような誤解を与える。
103考える名無しさん:01/10/03 22:57
論理実証主義者たちなどは、ア・プリオリな総合的命題を否定し,
すべての命題は、ア・プリオリで分析的なものと
ア・ポステリオリで総合的なもののいずれかに分類されるとしていますが、
やはり、ア・プリオリな総合判断は無理なのでしょうか?
104考える名無しさん:01/10/04 09:57
>>103
カントは、数学の命題はアプリオリな総合的命題であると主張している
けれど、論理実証主義者は、数学命題もアポステリオリとしている
ということなのかな。教えてください。
105考える名無しさん:01/10/04 16:03
カントはユークリッド幾何学をア・プリオリな総合命題としていたけど、
しかし20世紀初頭の数理学で、
幾何学も分析判断であると言われるようになります。
論理実証主義者たちはそれを前提にして、
ア・プリオリな総合的命題を否定しています。
106考える名無しさん:01/10/04 16:08
(分析判断はア・プリオリ)
107考える名無しさん:01/10/04 17:04
>>105
ご教示ありがとうございます。
ところで、カントが数学命題を総合的命題としたのは、それがたんなる
概念の分析でなく、直観において示されなければならないことを前提に
していたと記憶していますが、数理学の世界では、カント的な「直観」
というのはどういう扱いになっているのでしょうか。
また、幾何学については言及がありましたが、代数学についてはどう
なんでしょうか。教えて君ですみませんが。
108考える名無しさん:01/10/05 18:45
カントの言葉の

 「あなたの行為の格率が、あなたの意思によってあたかも普遍的な自然法則となるかのように行為せよ。」

の言葉の意味が分かりません。特に、「格率」「自然法則」が良く分からないです。ご教授願います。
109ほらよ:01/10/06 06:15
110考える名無しさん:01/10/08 01:42
で、岩波の新訳ってどうよ?
しばらくすると文庫版も入れ替わるんだろうし。
良くないなら今のうちに篠田訳買っておかないと。
111考える名無しさん:01/10/08 23:20
age
112考える名無しさん:01/10/09 02:42
カントのいう「自由」は、「自然状態」のことと言えないか。
だとしたら、理論知と経験知との分裂も解消できるが。
113考える名無しさん:01/10/09 02:47
意味不明。
要パラフレーズ。
114考える名無し:01/10/09 03:41
カントは、因果的決定性と人間の自由意志との関係性の問題について、
それらが現象界と物自体界とにそれぞれ対応するものとし、どちらも
両立するものと認めたうえで、この両者の分裂は神の理念のもとに包摂
されるとした。

ここで、われわれは、カントのいう「神」を(スピノザ的に)「自然」と
読みかえてみよう。
そのとき、因果的必然性は、自然科学に明示されるとおり「自然」に従う
ものであるのは疑問をまたないが、と同時に、人間の自由意志もまた
自然に反するものではないのである。
カントの提唱する定言命法、「自由であれ」を、「自然であれ」と読み
かえたとしても、そこには何の矛盾も生じない。それゆえに可能である。
そのとき「自由」とは「自然状態になる自由」を意味し、また、それは
人間が自然状態を実現するための権利を解放することを意味するのである。
115考える名無しさん:01/10/09 03:44
社会契約論的文脈における用語である「自然状態」と
おかしな接合になるので却下。
116考える名無しさん:01/10/09 03:46
本性の意味でのnaturaと、天然の意味でのnaturaを
反省なく、言葉が同じであるというだけで一緒くたにしてしまっている。
117考える名無し:01/10/09 03:49
>>115
どういうこと? ホッブスかい。
自然はスピノザの「自然」だよ。
118考える名無しさん:01/10/09 03:51
>>117
ルソーでもそうだけどね。
スピノザにおける自然て、
「自然状態になる自由」
なんていうことが可能なようなものなの?
119すけすけパンティ:01/10/09 03:53
自然状態における自由→ロック的自然法的発想だな

自然状態なんて存在したためしはねぇ。

みんな史ね
120考える名無し:01/10/09 03:59
それが定言命法ということだから。
つまり、われわれが自由でありうるのは、「自然であれ」という
定言命法にしたがったときのみ可能であるということ。
自然をめざすことだけが「自由」を獲得する唯一の方法である。
121すけすけパンティ:01/10/09 04:01
>>120
アホ。カントが自然と自由を同一視してたなんて解釈ははじめて聞いたな。
だれがいってんのよ?
122考える名無しさん:01/10/09 04:02
>>119
>みんな史ね

晒させていただきます。
123考える名無しさん:01/10/09 04:02
自然の定義が曖昧で、あまり意味の無い言い換えをしているようにしか思えないんだけど。
.
124考える名無し:01/10/09 04:03
>>121
カントがいってるんじゃないよ。
おれが言ってるの。
125すけすけパンティ:01/10/09 04:05
必然と自由はカントは分けてるぜ。
基本じゃん?自由は道徳的法則にしたがった場合にのみ
獲得されるんだぜ。
自然=必然は純粋理性の領分だろ。
126考える名無しさん:01/10/09 04:09
むしろ正確には、カント的な区分を、スピノザを介したと称して
実体としての同一性に回帰させてしまっては、カントを持ち込む意味が
全然なくなってしまうと思うのれす。
127すけすけパンティ:01/10/09 04:09
>>124
じゃお前のテーゼ証明してみ。
128考える名無し:01/10/09 04:10
>>125
カントは勿論そうだけど、いまはそこから展開した議論をしてるんだよ。
まるでカントが神のような言い方だな。
だから、おれが自然というとき、それは現象と物自体を統一するような
ものを指してるんだよ。
129すけすけパンティ:01/10/09 04:11
>現象と物自体を統一する
意味不明>>128
130考える名無し:01/10/09 04:13
>>127
>>114で言っている。
定言命法「自然であれ」
おれはカントを読み替えたまでだよ。
131考える名無しさん:01/10/09 04:13
>>128
>おれが自然というとき、それは現象と物自体を統一するようなものを指してるんだよ。

なんだ。シェリングじゃん。とほほ。
132考える名無し:01/10/09 04:14
>>129
視点としての統一。
133すけすけパンティ:01/10/09 04:14
>>130
読み替えじゃなく概念の置き換え。
カテゴリーミステイク。
134すけすけパンティ:01/10/09 04:16
>>132
視点は統一されない。なぜなら視点に対する意識にも視点が存在し、
・・・以下これが続くので、視点は統覚されない。
135考える名無し:01/10/09 04:17
>>126
おれにとって、また哲学にとって、
理論的な知と実践的な知をどう統合するかが問題なのだから、
それはカントからみるのが最適だと思った。
136すけすけパンティ:01/10/09 04:18
我思うゆえに我あり

我思わないゆえに我存しないを我思う

ゆえに我あり

ということを我思うゆえに我あり

・・・・・・・・

意識・視点は統一出来ねぇ
137考える名無し:01/10/09 04:19
>>134
むしろそっちの方が焦点は絞られるよ。
138考える名無しさん:01/10/09 04:19
>>135
でも、スピノザ的に、あらかじめ成立している統一を持ってきても何の意味もないと思うんだが。
139考える名無し:01/10/09 04:20
すけパンはもういいです。
140すけすけパンティ:01/10/09 04:22
あっ、そう、じゃおいとま。
141考える名無し:01/10/09 04:23
>>138
何のための意味がないって言うの?
142考える名無し:01/10/09 04:23
すけパン失礼。悪気はないよ。
かみ合わなかっただけだから。
143考える名無しさん:01/10/09 04:24
ああ、それで、説得をあきらめて挫折する程度の思いつきか。
144考える名無しさん:01/10/09 04:27
>>141
理論知と、実践知の分裂が問題であったはず。
その分裂は、もちろん、理論において与えられている。
(そもそも最初から分裂など存在しないとする理論ではなく)
その分裂を与えている理論としてカントを選んだ。

そうであるはずなのに

今度は、分裂を存在しないものとするスピノザを持ってくる。
それで問題が解決されたとするのであれば、
カントを最初の出発点として選んだ意味がない。
145考える名無しさん:01/10/14 02:54
仏教が2000年前にすでに悟った個性という幻想を西欧はいまだに追い求めて
いる、みたいなことを言ったのってカントだっけ?
146考える名無しさん:01/10/14 03:15
個性?
147考える名無しさん:01/10/16 16:12
純粋理性批判、上巻は読んだけど中巻に進む気がしねえ〜(岩波文庫)。
アンチノミー論って中巻? じゃ、読まなきゃなんない? だりぃ。
148考える名無しさん:01/10/16 16:12
講談社学術文庫から坂部恵の『カント』出たね。昔の本だけど。
149たろ:01/10/16 20:37
アンチノミーと現象と物自体の区別って、
どういうふうに繋がっているのですか?
150考える名無しさん:01/10/16 23:36
現象と物自体の区別はわかるがアンチノミーはよくわからん。
中巻読まねば・・・めんどくせ〜。読み始めると面白いんだろうけどね。
151mimesis:01/10/17 00:32
勿論直截『中巻』を読むのが一番よいのでしょうが、
初学者向きの解説書としてお薦めなのが、
石川文康『カント入門』ちくま新書。
第3章が「迷宮からの脱出 第1アンチノミーの解決」。
第一アンチノミーは次の2つの命題からなる。
 テーゼ:世界は時間・空間的に有限である。
 アンチテーゼ:世界は時間・空間的に無限である。
どちらも偽であることが証明され、時間・空間が客観的に存在する
という暗黙の前堤に問題があることが浮き彫りにされる。時間・
空間は感性の形式であり、現象のみに適応されることが確認される。
そのことは『上巻』ですでに述べられているのだけれど、カントの
もともとの発想の順序としては、どうもアンチノミーのほうが先
らしい。「世界」というのは感性的経験の対象ではなくて、物自体、
「超越論的対象=X」。
以上石川氏の本を手元においていいかげんにまとめてみただけなので、
自分で読んでみてくださいね。
152考える名無しさん:01/10/17 00:39
てことはアンチノミー論って上巻の復習(証明)?
ますます読む気なくすな〜
153mimesis:01/10/17 01:00
>>152私なんかがいっても説得力ないかも知れないけれど、
アンチノミーはおもしろいんだってばさ。
ちなみに石川氏はカントの裁判モデルを重視していて、
二つの対立する立場があったときにその間(第三の立場)に
立って解決を探る裁判官的発想をカントの思考法に見ている。
いわゆる合理論と経験論の間に立つ超越論という図式。
そのような図式が端的にあらわれるのがアンチノミーなわけ。
これは余談になるけど、柄谷行人はその第三の立場は裁判官などという
「実体的」にある立場なのではなくて、合理論から経験論を討つ姿勢と
経験論から合理論を討つ姿勢があるだけなのであって、
それがトランスクリティークなのだみないなことを書いてた気がする。
ということで、このスレの1さんがいってることもわかるんじゃない?
154考える名無しさん:01/10/17 01:01
えー?弁証法とは違うの?
155mimesis:01/10/17 01:26
ワイン旨〜。
弁証法をヘーゲルの弁証法と同じと捉えてるとしたら、違うといえる。
カントがつかうDialektikは、普通は「弁証論」って訳されてるね。
『純粋理性批判』に「超越論的弁証論」ってあるでしょ。
ヘーゲルの弁証法とは違って、カントのいう弁証論は「仮象の論理学」。
乱暴に言うと見せ掛けの論理学。悟性の諸原理を経験の範囲を
超えて使用することを批判するのが「超越論的弁証論」の課題。
未来の形而上學のための準備作業が『純粋理性批判』の狙いだとする
ならば、行き過ぎた合理論を批判する『中巻』のアンチノミーは最重要箇所。
とにかくDialekticってことばは茫漠としてて、
哲学者ごとに意味が違うからややこしい。
とにかくワイン旨〜。
156考える名無しさん:01/10/17 02:39
ワインか・・・いいな。チーズ食いたい。
157たろ:01/10/17 06:43
テーゼとアンチテーゼは合理論と経験論に対応してるの?
じゃあ、どちらも偽ってことはない。
カントはやっぱりあかんと。
158考える名無しさん:01/10/17 21:39
age
159choco:01/10/18 04:11
イデア最高!
160考える名無しさん:01/10/19 09:08
【構成的 konstitutives / 統整的 regulatives 原理 Prinzip】
 (『純粋理性批判』など)
経験的対象は、認識をまってはじめて構成されるものであり、
このように経験を可能にする原理を〈構成的原理〉と言い、
〈純粋悟性の原則〉のうち、数学的な、量に関する〈直観の公理〉と、
質に関する〈知覚の予料〉がそうであり、
これらに従って、〈規定的判断力〉が働く。
これに対して、経験における多様なものに統一を与え、
また、経験の範囲を拡張する際の原理を〈統整的原理〉と言い、
物自体へと導く〈純粋悟性の原則〉のうち、
力学的な、関係に関する〈経験の類推〉と、
様相に関する〈経験的思惟一般の公準〉や、
また、絶対的全体性へと導く〈先験的理念〉、
すなわち〈我〉〈世界〉〈神〉がそうであり、
これらに従って、〈反省的判断力〉が働く。
〈物自体〉や〈絶対的全体性〉がアプリオリに認識されうるものではないが、
統整的原理が誤って構成的に用いられると〈先験的仮象〉が生じてしまう。
161考える名無しさん:01/10/19 10:03
>>160
なつかしい(ワラ
162考える名無しさん:01/10/19 10:23
>>160
このスレの前のほうで、カラヤンがらみでこの問題の議論があったけど、
それとはうまくかみ合わないんじゃないかなあ。
具体的に掲げられた共通目標(for ex.スターリン主義)が構成的理念?
163考える名無しさん:01/10/19 12:38
あげ
164mimesis:01/10/19 23:29
>>150さん、『中巻』読んでますか?
私自身も『中巻』に目を通さずカキコしてたのだけれど、
自分で「第一アンチノミー」を読んでみると、>>151
私のカキコミに問題ありなのに気づきました。8行目の
「どちらも偽であることが証明され、」という部分。
これは石川文康教授著『カント入門』の83頁、
「ところで、第一アンチノミーの場合、テーゼもアンチ
テーゼもともに偽であった。」という箇所をもとにして
いるのだけれど、「証明され」としたのはまずかった。

 第一アンチノミーのテーゼとアンチテーゼのそれぞれに
附せられている「証明」(岩波文庫の103頁見てね)は、
それぞれの命題が「正しい」ことを証明している。
165mimesis:01/10/19 23:30
(続き)
例えば、テーゼ「世界は時間的な始まりをもち、また
空間的にも限界を有する。」の前半部分の証明の末尾は
「従ってまた世界の始まりは、世界の現実的存在の必然的
条件であるということになる、−−これが証明されるべき
第一のことであった。」でテーゼの正しいことを証明して
いる。
 ちょっと混乱しやすいのが、この証明が帰謬法(¬¬A→A)
を使っていること。テーゼでいえば、証明は「仮に世界は
時間的な始まりをもたないと想定してみよう」で始まっている。
 その「仮定」から不合理が帰結する。故に「仮定」は偽であり、
テーゼの真であることが証明される。

 何だか私>>151-155で最もらしく書いていましたが、
『純粋理性批判』そのものを読んでみると、(当然なのですが)
自分が理解していないことが、判然として来ます。
私自身、初学者なのです。反省。 (#+_+)

 しかし、私ごときが言うのもなんですが、石川教授の
叙述にも問題なしとしないという気がしてきました。
 う〜ん、どうなのでしょう?
 所詮2次文献の問題なので、あまりこだわっても仕方
ないかもしれませんが、どなたか御教示していただけると
幸いです。
166考える名無しさん:01/10/19 23:56
>>162
ある特定の集団がリヴァイアサン的に一個の人格として
成り立っている場合で考えてみてくれ。
167考える名無しさん:01/10/20 02:44
>ミメーシスさん
まだ中巻読んでないっす。休憩中。やだなあ、でも難しそうだなあ。
論理学?っぽいところって、上巻でも半分、ナナメ読みなんすよねえ(オイ)。
いやあ、先験的分析論はムズかった。ま、でも頑張ります、これから(^0^)
168考える名無しさん:01/10/21 16:53
>>165
>石川教授の
>叙述にも問題なしとしないという気がしてきました。
具体的にはどのあたりでしょう?
169mimesis:01/10/22 02:35
>>167 頑張ってね。ていうか私自身が、入門書ばっかり読んでないで、
原典読まないとね。
『中巻』は序文の「理性が斥けることもできず、さりとてまた答えることも
でいないような問題に悩まされるという運命」が扱われてる箇所。その意味でも
『中巻』は『純粋理性批判』の中核。ちょっと「ナナメ読み」して見ると、
15頁に<transzendental>(先験的)と<transzendent>(超越的)の区別が
述べられていたりする。むむ、重要って感じするでしょ。

>>168 165の発言はとりあえず撤回します。すいません。
なにかひっかかるところがあるのは確かなのだけれど、
それが私の理解不足のせいである気がしてきました。
撤回ついでに、石川教授にはもう一冊カントの入門書があるので紹介。

『カントはこう考えた 人はなぜ「なぜ」と問うのか』筑摩書房、1998。
170考える名無しさん:01/10/29 18:34
カントって雨の日も散歩したの?
171考える名無しさん:01/10/29 19:09
あ〜読まなきゃ中巻・・
172考える名無しさん:01/10/31 23:58
今度、レジュメでカントの担当になりました。
本当はルター希望だったのに・・。
でも確かカントの母親ってルター派ピエチシズムの深い信仰者だったとか。
多少繋がりはあるのですが・・
はぁ、カントはまとめるの大変そう。

といううわけで、さっきからずっとカントの本読んでます。
頭痛い。
173考える名無しさん:01/11/01 03:44
>>172
なんか大ざっぱなゼミだな(w
174考える名無しさん:01/11/01 16:40
>>173
いえ、ゼミじゃなくて高校の倫理の授業なんです
175考える名無しさん:01/11/01 21:35
>>174
hahaha
176考える名無しさん:01/11/05 03:50
高校生もいるんだねこの板
177考える名無しさん:01/11/05 19:18
教育実習のことじゃないの?
178考える名無しさん:01/11/05 21:43
いえ、高校生ですけれど。
179倫理の天才:01/11/05 22:18

・・・と、高校の時いわれたのは遥か昔。
高校の時はカントの「結果より動機が大事」なんてぜんぜん納得
できなかったなあ。
「国際連盟の提唱者」なんてわかり易いところから、理論に逆上って
いくように辿ってみてはどうかな。

「感性」「悟性」「理性」を
「感じる」「考える」「判断する」とまとめると間違いかな? 誰
教えて。
180カントについて、高校生に説明する場合かな?:01/11/05 22:46
>「感性」「悟性」「理性」を
>「感じる」「考える」「判断する」とまとめると間違いかな?

感性は、まあOKだと思うが、
「悟性」「理性」を
「考える」「判断する」
は、かなりマズイと思う。

それに「感性」ではなく、
「直観」が悟性、理性と並べられないと。
経験によらない直観(純粋直観)も論じられるわけだし。

あと直観を「直感」という、よくわかんない言葉と混同されることにも
もちろん注意を払っておかないとね。
181悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/05 22:52
カントは結果より動機が大事なんていってるんですか?
私と一緒ですね。
私はまた気付いたら有名な哲学者を同じことを考えていました。
カントを読んでカントを理解しようとする人は一生カントとは
無関係だと思いませんか?
カントは一人の人間だし、あなたも一人の人間です。
どうして何かにすがりつくのですか?
こういうこと当たり前の誠実なことを言う私が「病気」で、
キチガイのように狂信してる人間が「正常」だなんて、
おかしな話ですね。
182考える名無しさん:01/11/05 22:58
悲しみさん、どうして突然現れて煽るの?
183悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/05 23:02
>>182
そんなことしていません。
私はカントに興味があります。
ただの虚栄心だけど。
「カントを読んでいます。」なんて私には絶望的な
気分なんです。
184考える名無しさん:01/11/05 23:19
たのむから、自分の哲学の主張は
自分のスレだけでやって。
それには、誰も文句いわないから。
185考える名無しさん:01/11/06 00:03
なんだ?悲しみ?
煽りじゃなくて本気で言ってるような・・・
186168:01/11/06 00:09
その問題について考えざるを得ない人が哲学やるんだから
「カントを読んでいます」って聞かされたら確かに絶望的な気分かもね。
だってカントにホントにはまるひとは、カントにはまらざるを得ないからはまってるんだもん。
けど何か貴方のレスを読んでいると妙な気持ちなんだよ。
別にカントは偉くないよ。カントにはまることも偉くないよ。
ただそこには好みがあるだけ。
カントは偉くない。少なくともそれを考えざるを得ない状況にいたったことは別に偉くない。
偉い人に自己を重ねて価値体系ピラミッドの中の勝者になることはカントの哲学を好きなことと
何か別の話だと思う。
187凡人:01/11/06 06:50
いやいや、そう簡単にカントに自分を投影するできるっつうのは
少女趣味にも程があるぞ、181よ
もともと、合理論者といって、神ではないが、哲学的実体を信じていた人が
そんなものはねぇ-っう経験論の嵐にぶちあたり、
その過程で、狂いそうになりながら自らを相対化するとともに、
経験論と合理論両方を相対化する批判書を渾身で書いたこと。
そんなこと、てめ-みたいな平和ボケ野郎にわかるわけね-だろうが、ゴルア
虚栄心だかなんだかしらねぇが、カント萌え風情ならそうらしく、
謙虚に教え請えや 逆にイラつかせるっうのはどういう了見や
188考える名無しさん:01/11/06 19:24
>>179
>「感性」「悟性」「理性」を
>「感じる」「考える」「判断する」とまとめると間違いかな?

「感じる」「判断する」「推論する」ではどう?
189悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/06 21:30
カントをいつも正面から見ている人は、
カントの顔をみることができるかもしれないけど、
その印象はまさに
「ひとそれぞれ」です。
だけど、カントの内面こそ、「カント」なんです。
カントの言葉を聞いてから、カントを解釈するなんて、もう
そこには何もありません。言葉の残骸、カントの外見だけ。
他者を崇拝するなんて虚しいと思います。
そういう人は一方では他者を憎んでいると思います。
そんな風に思います。
(これは私の雑談です。)
190悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/06 21:36
だから本気で
「西洋の哲学書を読むと言うことが本当に誠実なのか」
を考えたら面白いと思うけど、そういうことを言う人は哲学科では
疎まれるのですか?
けれど、哲学をやっている人が「疎まれる」なんてことを恐れていたら、
何もできないと思います。
191悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/06 21:38
>>187
どうしてあなたはカントの苦労を(あなたがそれを知っていると仮定しても)
だしに私を馬鹿にするのですか?
カントの話なんて関係ありません。
192168:01/11/06 23:23
うーん、「その気持ちは分かる」って言うとものすごく気持ち悪いけれどそう言おう。
>悲しみさん
哲学をやっている人は疎まれる疎まれないに関わらず、
その様なことを考えざるを得ないからやってるんだと思う。
193考える名無しさん:01/11/07 00:12
「ひとそれぞれ」がそれぞれな印象をもとうが
ひとそれぞれの「内面」がどうだろうが
「顔」(者自体)はある、って
カントはいってるんだよ
てめエとは正反対なの
なにが内面じゃ 死ね
194考える名無しさん:01/11/07 00:54
悲しみさんは>>189において
>他者を崇拝するなんて虚しいと思います。
という結論を導くために顔の比喩をお使いになって
おられますが、その際用いられた「カント」という名前は、
不要なものであると思われます。
であってみれば、あなたの書き込みはこの「カント」スレに
関連性が薄いといわざるを得ないのではないでしょうか?
そのような哲学者一般を論じるスレは他にもございますので、
それを念頭においた上で書き込みするようにお願いいたします。
195考える名無しさん:01/11/07 01:34
つ〜か、カントの著作の内容も
ろくにしらず
カントのスレに来て煽るやつは
基地外以外の何物でもないので
みなさん、完全無視ということでよろしいですね?
カント、その他哲学者一般、哲学科を批判したければ
自分のスレで好きなだけやればよい。
こういうのは、つけあがりますから
今後話題にしないようにしましょう。
196考える名無しさん:01/11/07 02:49
あげ
197悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/07 18:48
安易に哲学をしている人からはすぐに安易な言葉が出てきます。
「関係ない」
カントは「関係あるもの」をすべて疑い、のぞいていったんです。
「一切に関係のないもの」をカントは目指したんだと思います。
私の話が「カントと関係ない」という人こそ、ただ西洋人を崇拝してるだけの
狂信者の可能性があると思います。

「知らない」
カントを読まないとカントが分からないと思ってる人は、
カントの言ってることを何も理解していません。

こういう人はそもそも何も考えていません。
ただカントの言葉を「解釈」してるだけ。
そういう人はただ他人を馬鹿にしたいだけです。
198悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/07 18:51
これが結果として私の感想だったのに、
どうして私に怒るんですか?
カントのうわさ話や、カントの言ったことを言葉の上でだけで
復唱することをしないからですか?
「煽ってる」なんて言う人はどうかしてます。
199mimesis:01/11/07 20:52
>>198
例えばですよ、悲しみさん。
>西洋人を崇拝してるだけの
>狂信者の可能性があると思います。(>>197
この文ですが、「狂信者」ということばはいかにも強すぎて
「煽り」と言わざるを得ないと思います。
「西欧人を崇拝しいるだけの/可能性があると思います。」
これで十分意味が通じると思います。
「狂信者」ということばは御使用為さらない方が
賢明なのではないでしょうか?
200考える名無しさん:01/11/07 21:51
文部省は「読書感想文」を禁止しましょう 今その弊害に直面しております
著者の「内面」を読み取り、「自分の考え」を書く、などとという難題を
初学者に求めてはいけません
一行目の頭に「私は、」と書いたまま、じっと原稿用紙を見つめることに
民主教育は何を求めたのでしょう
訓詁学に徹するべきではなかったでしょうか
201考える名無しさん:01/11/08 03:44
>>199
相手にするな。
するなら、悲しみのスレで。
>>188
話しを戻そう

理性が推論とは、ちとくるしい。(広義ならば、あるいは・・)
他との比較なら
アプリオリな原理体系(理論理性)というのは?
202考える名無しさん:01/11/09 20:43
推論っていうのはカントでは三段論法のこと。
これには二つの方向があって、
一つは、<大前提>→<小前提>→<結論>と進み、
もう一つは、<結論>→<小前提>→<大前提>と進む。
カントが重視するのは後者の方。
つまり前提をさかのぼって行って、究極の前提を得ようとする。
この究極の前提が「アプリオリな原理」。

前提を遡る仕方には三つあるから、究極の前提も三つある。
これが「魂」「世界」「神」と呼ばれる三つの理念だと思われ。
203悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/09 21:25
カントが本当に、
「カントでは」なんて言い方を認めると思いますか?
カントが言ったことは、
「私はこう思います。ぜひあなたに誉めていただきたい」
ということなんですね。
カントの言葉を「解釈」することは絶対に誤りだと思います。
それは不誠実だし、カントとは何の関係もないどころか、
カントを侮辱してると感じます。
それともカントを解釈するひとが後をたたないのは、
カント自身がただの虚栄心の塊だからですか?
204悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/09 21:29
あなたがカントを解釈することは認められてるみたいだけど、
あなたがカントを解釈することを解釈するというような行為は
どうして嫌われるのですか?
条件の系列を遡ることが哲学は得意なのではありませんか?
ためしにそういう行為があっても面白いと思いませんか?
カントを解釈するという行為自体を不定に遡ること。
205悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/09 21:31
カントを読んでる人は何かいやな人です。
まったく遡りません。
206悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/09 21:41
私が言いたいのは、こういうことです。
>カントが重視するのは後者の方。
もし本当にカントを「知っている」のなら、
「なぜカントがそれを重視したのか?」
を知らなければならないと思います。
そしてそれを本当に知っているのなら、
安易に、「カントは〜と考えた」なんて言えないと思います。
もしカントが間違っているというのなら、
「どうしてカントは間違ったのか?」を考えなければならないし、
「どんな基準からカントが間違ってると判断できるのか?」も
考えなければならないと思います。
こういったすべてのことをカント自身は考えたと思います。
その上での言葉なのだから、
「カントでは〜」なんてことは絶対に言ってはいけないと思います。
207悲しみ ◆7P44pfbg :01/11/09 21:46
カントを相対化して、勝手にカントを批評するなんてことは、
人間を物として扱うこと。死者だからそんなことを安易にしてるのかも
しれないけど。
もちろんただの「読書」なら別にいいけれど。
208考える名無しさん:01/11/09 22:33
>>202
それじゃ、わざわざカントと区別をつける
必要もないのでは?
ただの論理学における推論とかわらんでしょう。
209考える名無しさん:01/11/10 01:38
普通の理性・・・推論を行うだけ
「純粋理性」・・・推論の先に「究極の前提」を求める(理性の欲求)
210考える名無しさん:01/11/10 01:49
>>203
>カントの言葉を「解釈」することは絶対に誤りだと思います。
カントの言葉を「理解」しようとすることはどう?
211考える名無しさん:01/11/16 06:03
カント研究者の湯浅正彦はどうよ
212考える名無しさん:01/11/17 00:31
カントって結局何がいいたかったの?
213:01/11/17 00:39
>結局何がいいたかったの?

いつ何時のカントだよ。
その時々に拠ると思うぞ、って当たり前か(ワラ
214森の妖精さん:01/11/17 00:43
カントでニャリとしてしまうんだな。。なぜか。
215考える名無しさん:01/11/17 00:46
>>212『純粋理性批判』に書いてある様なことを言いたかったんじゃないの。
216考える名無しさん:01/11/17 10:17
アンチノミー論(純粋理性批判の中巻)読むの面倒くさくなったので
いきなり判断力批判読むことにした。
217考える名無しさん:01/11/23 11:15
age
218考える名無しさん:01/11/23 12:59
牧野英二はどうよ
219makorin:01/12/01 07:30
カントの記念碑についてご存知の方、
情報をお願いします。

http://bbs3.otd.co.jp/305503/bbs_plain
220考える名無しさん:01/12/01 10:31
石川氏のカント入門は面白い
221マルチポスト:01/12/01 14:22
感性のアプリオリな形式としての空間時間ってのは分かるんですが、
悟性の純粋カテゴリー(分量・性質・関係・様態)ってのは本当なの?
アリストテレスのカテゴリーをカントは批判しているけど、このカントの
カテゴリーを批判している人はいるの?
222考える名無しさん:01/12/02 02:29
だーもう!あげ
223考える名無しさん:01/12/05 11:49
答えてくれ〜
224考える名無しさん:01/12/05 11:55
>>221 ヘーゲルが批判してるよ。
225考える名無しさん:01/12/05 14:32
悟性的カテゴリーは内的事象には妥当しないとベルクソンは言ってる。
226考える名無しさん:01/12/05 23:23
>>224
ヘーゲルのどの著書かわかります?よかったら教えて〜
>>225
内的事象スか。じゃ、いいか。僕は物自体に向かうときの
経験のあり方に興味があるので・・・でもベルクソンが
どこで言っているのか教えてもらえると助かります。
227考える名無しさん:01/12/05 23:47
>226
『意識に直接与えられているものについての試論』。
『時間と自由』というタイトルで邦訳が出ている。
岩波文庫で新訳が出たが、白水社から出ている訳の方が読みやすい。
岩波のは意味が判らん。
ちなみに、客観と認識の関係なら『物質と記憶』が面白い。
面白いっていうかすごい。読んでくれ。
228考える名無しさん:01/12/06 00:15
ヘーゲルのカテゴリーについては、キルケゴールが更に批判してますね。

明日、私のレジュメ発表の日だ・・
模試も近いので忙しいのに、ここ数日カントばかり読んでます
しかも自分は世界史選択なのに。報われ無いなぁ・・
229考える名無しさん:01/12/06 01:46
純理を理解する為のお勧め入門書とかってない?
岩波のを読んでるんだけど上巻の後半からワケ分からん。(統覚がどうとかいうとこ)
色んな用語があるんだけど、どこに違いがあるのか分からんヤツがたくさんある。
230227:01/12/06 02:20
>229
ベルクソン講義録の三巻。
231考える名無しさん:01/12/07 02:21
『物質と記憶』って簡単?読みたいが時間が・・・鬱だ。

ヘーゲルによるカント・カテゴリー批判と、
キルケゴールによるヘーゲル・カテゴリー批判について
教えてくれ〜。228は高校生?くやしい・・・

岩波の上巻に統覚がどうとか出てきたっけ?パラパラ。
あ、ありますね。P177「つまり私は、直感において与えられた
多様な表象を一個の意識において結合することによってのみ、
これらの表象における意識の同一性そのものを表象できるのである。」
用語については、下巻の索引をうまく利用すれば・・・
232考える名無しさん:01/12/07 02:26
cuntとkantの発音の違いを教えて呉れ。
233考える名無しさん:01/12/07 14:04
age
234考える名無しさん:01/12/08 14:19
あげ
235考える名無しさん:01/12/08 14:48
>>231
高校生がレジュメ発表なんかするか・・?
236考える名無しさん:01/12/08 15:29
>>235
たしか、上のほうに高校生がいたと思うんだが。
237考える名無しさん:01/12/08 23:42

                         _へ
                    へ_,,,ー ̄  |
          へ       (   _,,, i~7 |
         ( レ⌒)     | | 」 レ'  |
      |\_/  /へ_    | _ _  ー, )
      \_./| |/   \   | | 」 |/ /
        /  /| |~ヽ ヽ く_,,,ーー~~\
       / /| |ノ ノ | |_  | ) | /_,,,ー,
       | |  |   /  / /\`〜 ~~  ,,,,ー’
       \\ノ  く  / /  ~~ ',| √| ノ_,,,ー〜i
        \_∧」 / / (〜' ̄  ~~_,,,ーー〜'
            _/ /   `ーフ ) ̄    ) )_
           ∠-''~     ∠/     //( ノ
                         く\_ー-' '~~~7
             へ    く~7_へ  く_,, ┌二、~
        /7 ∠、 \  _> _/   <ニ, ~ ∠,,へ
        | /   !  | (__//~) _,,,,-'  _,〜、)
        | |    i  |   く ̄ /  \_/~~_  _
        ! レノ  |  !    フ∠へ .  /フ ( (_,,,,\\
        \_ノ  ノ /    (_,,ノ  ∠っ レー' ┌` )/
            / /    へ_/\くニニ┐ 「 ̄| レフ
           ノ /    |   /| | __ | レっ | く
          ノ/      | |~~ | ノ \_,、 「 //\\_/|
         ノ/        | |_ノ )   J |∠ノ  \ ノ
                  (__,,ー~~   \ノ      `V
238考える名無しさん:01/12/10 16:50
高校生です。
倫理の時間にレジュメ発表しますよ、うちの学校。
239238:01/12/10 18:45
>>231

独学なので申し訳ないのですが、弁証法を成立させるためには、
何を矛盾かをはっきりさせる必要がありますよね?
その際にこの判断をするのが悟性で、
次に何が否定を含んだ統合かを判断するのが理性的思惟だとヘーゲルは言うんですが
カントのいう理性は認識能力、論証、直観までですけど、ヘーゲルのいう理性は
そういうものを遙かに越えて、無限の力、無限の形式、素材etc...ですから
こういう理性の思惟の中では矛盾や否定が発生しないので、
弁証法の実現が可能だとヘーゲルは言っていたと思います
(うろ覚えですみません)
240考える名無しさん:01/12/10 18:51
>>239
文章の意味がワカンナイ・・・
241238:01/12/10 19:19
>>240
やっぱり?
書いてる途中で自分でも説明しにくいなぁ、って思った。
誰か説明能力のある人説明してあげてください。
242考える名無しさん:01/12/11 00:36
「誰か説明能力のある人」「説明してあげてください。」

生意気な高校生だな、オイ
243考える名無しさん:01/12/11 19:00
>>242
貴方が説明能力無いからそう思うんだろうね・・

数日前、新聞にカント先生のチーズの話が載ってましたね。今更?
カントって食べ物関係の逸話が多いですよね。
料理法批判を書けと薦められたこともあるらしいし。
244考える名無しさん:01/12/11 22:19
>>243
おまえ、高校生?なに煽ってんだよ殺すぞガキ。お前は説明能力(w
あんのか?ああん?つうか「カント先生」とか言ってんじゃねーよ(w
さむい。シネ。「今更?」(プ
245考える名無しさん:01/12/12 00:33
244って・・
ウザイ上に哀れで可哀相。
君に哲学はムリ。逝ってよし。
246考える名無しさん:01/12/12 02:21
>>245
ハハ。いいから、てめーは説明能力(プ あんのかって
訊いてんの。答えろよ。もしかして「カント先生」とか
言うことが哲学?(w。「逝ってよし」とか下品なこと言ってると
カント先生に怒られるヨ? 俺が哲学ムリ(なんじゃそら)かどうかは
別に訊いてないって。くだらねー煽りする暇で何かおもしれーこと書けよ。
なにがチーズだバカ。お前こそ哲学ムリじゃん(藁。つうか、お前いくつ?
かなりおっさん臭えな。まいいや。俺は慇懃無礼な高校生を正しく指導
したかっただけだし。どーぞ、カント先生の話でも続けてくださいな。
247考える名無しさん:01/12/12 02:27
>>246
彼をあまり苛めないで下さいよ。
彼の将来の夢は『カントにおける料理法批判の構想』という
本を出すことなんだから。ね?
248考える名無しさん:01/12/12 02:34
読んでみたいぜ、「カントによる料理法批判の構想」。(w
カントのエプロン姿・・クッ・・笑える。

カント「新しいスパイスつかってみたんだけど」
客「え、味しないんですけど・・。」
君「スパイス自体の味が、わかると思ってるのかね?」
客「・・・」
249考える名無しさん:01/12/12 02:35
>>247
え、なに、そうなの?過去ログ読んでねーから知らんかった。
ワハハ。ネタでも面白い。がんばれよー。カント先生も天国で
大喜び!いやーでもマジで面白いかも。料理法批判。
250考える名無しさん:01/12/12 02:35
>>248
間違えた。(w
訂正
君→カント
251考える名無しさん:01/12/12 02:43
ここは一発>>245のためにみんなで
『カントにおける料理法批判の構想』を手伝ってやろうぜw
本の帯には・・・・・・
『ついに果たされることのなかった料理法批判 カントの構想
したであろう新たな軌跡を、第一線で活躍する著者が万感の
思いで思索を紡ぎだす。超越論的チーズから誤謬推理における
ワインの味覚。現象学から分析哲学、果てはラカンまでを援用
しつつ独自の思考。現代のカント像がここ甦る!』
252251:01/12/12 02:46
少し文が抜けて変になっちまったスマソwww
253考える名無しさん:01/12/12 02:49
新しい趣向だな。
254考える名無しさん:01/12/12 02:51
超越論的チーズはワラタ。スパイス自体ってのもイイ!
255考える名無しさん:01/12/15 22:26
>>248

でも、カントって手料理好きだったんでしょ。
友達に振る舞ってたらしいよ。
256考える名無しさん:01/12/15 23:25
やな工房・・
257考える名無しさん:01/12/22 06:36
あげ
258考える名無しさん:02/01/14 04:43
A版とB版の違いは、ハイデッガーのいうようなものなのか?
259考える名無しさん:02/01/14 18:17
うお〜このスレ、ひさびさ。春休みは、もう一度純粋理性批判読んで
実践理性批判と判断力批判読むぞゴルァ!
260考える名無しさん:02/01/16 23:21
カントの道徳という定義が宗教としてしか読めない俺は逝ってよしですか?
261考える名無しさん:02/02/08 16:10
262考える名無しさん:02/03/19 03:58
age
263考える名無しさん:02/03/19 04:16
>>262
あがったねぇ(w
264考える名無しさん:02/03/25 13:54
カントって一番わかりやすい哲学者。
俺が一番難しいと感じたのはクリヴィヌかな
265考える名無しさん:02/03/25 19:25
>>264
分かったつもりになってるだけなんじゃネーノ?
266考える名無しさん:02/04/08 18:11
北岡武司の「カントと形而上学」読んだ人いる?
267考える名無しさん:02/04/09 14:19
>>264
エマニュエル・クリヴィヌって指揮者がいるな。
エマニュエルにかけただけちゃうんかと。。。
268考える名無しさん:02/04/09 15:25
所詮、エマニュエル坊やさ。
269考える名無しさん:02/04/10 01:20
 カントってさ、純粋理性批判とか、一応、ざっと流れる
感じで、読んだりしたけどさ、全部とらえてる人っている?
あとカントの危険性ってない?そんな感じなんだけど、どう?
270東秀樹:02/04/10 02:10
いい上げっぷりだ。
271おおよそ:02/04/16 22:28
>>260
カントにとって、道徳は限りなく宗教に近い。
そして哲学は限りなく道徳から遠い。
272考える名無しさん:02/04/20 02:25
ってか、2chデビュー当初(数日前か)
par-ex板で弄りすぎた(汗
conf..ttp://www.google.com/search?q=666+%83L%83%8A%83X%83g%8B%B3&hl=ja&lr=
273考える名無しさん:02/04/20 02:27
「ろいてんのこらーる」に、強烈な違和感。
しかも、当人たちは、気付いていないというのが、救いようがない。
274考える名無しさん:02/04/20 03:09
228 プラトン アリストテレス デカルト スピノザ ライプニッツ
くらいは先に読んでる?
275考える名無しさん:02/04/20 03:11
さぁ・・
ただ、エッセンスには触れてるっぽい。
特にプラトンに(苦藁
..朋友の多くが感染した(藁
276ハイエクマンセー:02/04/29 14:28
「政治の復権」は、たしかに、必要ではある。
ただ、短期的にはともかく、全てを抱え込みすぎると・・という懸念あり。
<政治の「一極化」ならびに情報リソースの非対称性とが、計画主義を想起させて・・
277考える名無しさん:02/05/10 01:53
いらねーだろw>政治の復権
278考える名無しさん:02/05/13 23:15
>情報リソースの非対称性
何がいいたい?
279考える名無しさん:02/05/31 05:34
自律の可能性を強調していたような
280考える名無しさん:02/05/31 05:35
そして、当為と必然の峻別を
281考える名無しさん:02/05/31 05:42
なんでまた、そうまでせねばならなかったのでしょうかね?
282KRV前書き:02/05/31 05:50
>>281
信の領域を確保するため。
283お久しぶりです:02/05/31 05:52
prudenceの地平 と?
284考える名無しさん:02/05/31 05:55
能力と意欲を備えているならば・・・
285考える名無しさん:02/05/31 05:56
他者の利害にも配慮しつつ、愉しんでみては?
先人の努力のおかげで、環境も整備されていることだし。
286邦訳を選びのも大変:02/06/01 00:46
純粋理性批判 岩波文庫 篠田英雄訳の邦訳は評判が悪いの?
上記の著書の邦訳を読むことはタブーですか?
287竹脇ムーガ:02/06/01 02:57
288考える名無しさん:02/06/05 11:26
>>286
ハラタスク(原祐)訳、買えyo!理想社の全集版で!
A版B版が並行して載ってるから使いやすいyo!
篠田版は持ち歩きしやすいから復習用にするのがベスト!
でも結局原書が必要なんだけどね!
スミスのコメンタリーも翻訳出たんだから一緒に買おうyo!
行路社だよ。
289考える名無しさん:02/06/13 06:30
ところで…。
自然科学史の概説読んでたんですがね、
アインシュタインの相対性理論のところで
「この理論により時間と空間が純粋悟性概念ではなく相対的な現象であることが判明」
とか書いてあるんですよ。ガカーリ。
290考える名無しさん:02/06/13 12:57
>>289 それは完全な誤解です(何度もくりかえされてきた)。
カントの時間と空間は、純粋な感性の形式(そこで感性が認識の質料を
受けとめるための枠組み)として定義されており、認識の外にある
物理的な世界の属性ではありません。
また相対論で時空にゆがみが生じるとされる理由は、ニュートン力学の
ように宇宙のどこでも均質の時間と空間の座標系を前提に運動を記述する
のでなく、まず光速度普遍の原理を置き、個々の重力場を前提にした上で、
時空の座標系は物質と運動に対して相対的、という見方をするからです。
291考える名無しさん:02/06/14 01:02

「時空の座標系」が「物質と運動に対して相対的」というのは
「現象」(物自体でなく)として観測されたわけですよね?

すると、やはり「時間・空間」は「現象」を主観において構成する「純粋な感性の形式」ではなく
なんらかの「純粋な感性の形式」の「対象」であるところの「現象」であるということにならないでしょうか?

ニュートン力学との見方の相違であつにとどまらず時間空間の相対性は
実際の現象として観測されているのではないでしょうか?(タイムマシン理論など)
292考える名無しさん:02/06/14 01:24
タイトラ読め
293考える名無しさん:02/06/14 01:26
は? タイムトラベルですか?
294考える名無しさん:02/06/14 01:28
青山氏ですか。なるほど。どうも。
295考える名無しさん:02/06/14 01:28
それはそうとせっかくのカントスレ、ここでも説明してほしー。
296考える名無しさん:02/06/14 01:29
いいかげん著書を勧めた類のカキコは本人だ
とかいうのやめよーぜよ。
297290:02/06/15 23:39
>>291 前のカキコから全然見てませんでした。>>292以降は私じゃないです。
 
 >光速度普遍の原理を置き、個々の重力場を前提にした上で、
 時空の座標系は物質と運動に対して相対的、という見方をする

これは相対論の話です。アインシュタインの時空はもちろん客観的な宇宙
(カント的な言い方では「現象」)のモデルです。
これに対して、カントの時間と空間は、あくまで感性形式、あるいは
主観的な認識の条件であって、認識内容( >「純粋な感性の形式」の「対象」
であるところの「現象」)ではないと思います。
298考える名無しさん:02/06/16 03:34
カント後ろ!後ろ!
299考える名無しさん:02/06/16 06:03
時間空間は一方では現象の一部でありながら
一方では感性形式/認識の条件としても措定されるということでしょうか?

相対性理論の時間空間は、単に「理論的にこういうことになる」ということにとどまらず(ニュートン的宇宙観との見方の違いであるにとどまらず)、
例えば重力の強いところでは実際に時間の流れが遅くなるという「現象」が科学的に測定される、
超高速度で移動すれば、周りの空間の時間の流れを追い越すことができる。
このように時間の流れも空間のありかたも均質ではない。
だとしても、そのことは
時間空間が感性の形式であるということを揺るがせはしない、ということですね?
300290:02/06/16 10:14
>>299 そうです。物理学の時間と空間はあくまで現象を客観的に記述する
尺度であり、相対論や最近の宇宙物理学によればその尺度そのものが多様
であるわけですが、カントの時間と空間は認識の条件であり、現象の尺度
ではないからです。ただし、カントが自分の認識経験だけでなく、ニュー
トン力学における時間と空間を念頭において、認識の条件としての時間・
空間を考えたことはまちがいないわけですから、“はたして本当に時間・
空間という概念のみによって、われわれの認識の条件を十分に規定したこ
とになるのか”という問いは正当だと私は思います(私もそう思っています)。
301マリーアントワネット:02/06/16 12:23
>>300
カントが措定した時間、空間をもとに物理学が
構築されているだけです。
カントはニュートンなどただの物理屋としか思っていません。
302マリーアントワネット:02/06/16 12:25
どうして長い文章を書くのですか?
私はいつも短い文章で本質をつけます。
「難しい風」の人はただの虚栄心で十分です。
カントを「難しい風」にしている人たち、
カントを形骸化させ、その言葉が浸透するのをさまたげている
人たちを見るのはいつでも残念です。
303マリーアントワネット:02/06/16 12:28
たしかに、現代の物理学がその根底条件であるはずの
時間と空間を勝手に相対化して何の自己矛盾も感じないで
いる様子は嘲笑に値すると感じます。
304マリーアントワネット:02/06/16 12:30
“はたして本当に時間・ 空間という概念のみによって、われわれの認識の条件を十分に規定したこ とになるのか”
これは問いではありません。
ただの不安でしかありません。
カントに反論し、カント以上のドグマを築くことができる人間だけが
この問いを発するのを許されます。
305290:02/06/16 19:55
>>301->>304 無内容かつ十分長い。逝キタマヘキミ
306台所唐人 ◆SS8u5Q9Q :02/06/20 23:21
このスレを読んで
その昔じぇんじぇん理解できなかった純理に、
もう一度挑戦してみようかという
ささやかな野心が芽生えてきました。
みなさんありがとう。
307考える名無しさん:02/06/28 23:10
あげ
308考える名無しさん:02/06/29 00:00
>>303
ニュートン力学のような古典物理は、
現代物理学の相対論や量子論のように、
相対的な時間と空間を根底としてないので、
現実の観測結果と一致しません。

>>304
問う以前にドグマのお告げが来るらしい、こなければ負けらしい、
貴方の脳味噌はどこでもドアか神の国にでも繋がっているでしょうか?

単純に盲目に信じる事で救われるのは、
宗教だけで十分です。
309ちょっと寄ってみたんだけど:02/06/29 02:13
うう、ダメ議論だ・・・
310考える名無しさん:02/07/05 04:47
>>308 相対的な時間と空間を根底としてないので、
現実の観測結果と一致しません

ここが問題なのですよね。現実には空間のゆがみも時間の流れの速度差も観測されるという…
311全集がよい:02/07/12 04:38
純理のムチャクチャな記述に対して
皆さんはどう論理の流れを
整えましたか?
312考える名無しさん:02/07/12 05:14
このスレ自体が東の「バラバラ」議論みたい、ってゆーか、
東のアポリアがこういうケースで露呈すんね。
柄谷はスターリンの失敗の反省とか踏まえてると思う、
ヘーゲルは柄谷の論旨では「筋違い」と看做されてると思う。
ってゆーか弁証法云々はフランクフルトに任せるのが筋。
科学系に引っ張るのは、それこそ東的逃避。
柄谷はカントを「誤読」してんじゃなくて「ツールとして使ってる」んだと思う。
それを「誤り」と看做すことこそがデリダに反してる。
313考える名無しさん:02/07/18 16:19
ぼくは河出書房「世界の大思想」シリーズの
高峯一愚訳の『純理』(このスレではまだ一度も出てきていないもよう)を図書館から借りてきた.
注が多いから読みやすいかなと思ったら,全然そうでもなかった.
まいったなあ,やっぱ別のにしよーかな.
原祐のがいいとか書いてあるけど,どうなの?
314コギャル&中高生:02/07/18 16:19
http://go.iclub.to/ddiooc/

お役立ちリンク集
必ず役立ちます

コギャルとH出来るサイトはここ
ヌキヌキ部屋へ直行便

http://kado7.ug.to/wowo/

http://kado7.ug.to/wowo/-a.htm
315考える名無しさん:02/07/18 17:34
ねえ,誰か「『純粋理性批判』を読むスレ」やってくれない?

第二版序文でつまづいた厨房
316考える名無しさん:02/07/18 18:08
ここでやる?岩波文庫上巻だけ読んで止まっている厨房
317考える名無しさん:02/07/18 19:00
上に同じ
はい、もちろん厨房です。
318イヴァン(313==315):02/07/18 19:52
>>316
よし,やってみよう.
ただし,我々厨房にできることは,疑問を提出することだけである.
厨房が無理に精読しようとしたりすると,
ハイデガー『存在と時間』を読むスレみたいに,途中で終わってしまう.
(もちろん彼らは厨房ではないが)
だから,我々厨房は疑問を提出して,心ある識者からの回答を待つばかりである.
もしくは,厨房同士教えあって,わけがわからなくなったら,
そこを疑問点として提出するのも良い.

俺は,第一版序文についてはほぼ理解した.
次に,これから第二版序文を読んで疑問点をまとめるので,
心ある方はこれに答えて頂きたい.
319考える名無しさん:02/07/18 20:03
高峰訳はいいよ
320考える名無しさん:02/07/18 21:07
>>1がカントン包茎ってほんとうですか?
321イヴァン:02/07/18 21:45
第二版序文読み返したら,意外と簡単だった.
うむ,質問する必要もなし.明日は緒言を読もう.
322考える名無しさん:02/07/20 01:04
>>イヴァン
『存在と時間』スレはかなり続いた部類では。
323考える名無しさん:02/07/25 00:03
カントの自我論関係で入門書を読みたいのですが、ちくま新書のでいいのでしょうか?
324考える名無しさん:02/07/25 02:00
カントのいう道徳法則がいまいち理解できない。
カントにとって善いとされることは定言命法だよね、でも実際に
条件付けが全くない善い行為って存在する?
325考える名無しさん:02/07/25 04:14
>>324
神の命令。
定言命法はあたかも神から発せられたかのように
受け取られねばならない、とか言ってなかったかな。
326?@BH:02/07/25 05:19
>カントにとって善いとされることは定言命法だよね、でも実際に
>条件付けが全くない善い行為って存在する?

ここがちょっちヤヤコシとこやけど、定言命法をみてみるとわかるように、
「君の格率が普遍的法則となることを、当の格率によって君が同時に意欲しうるような、
 そういう格率にしたがってのみ行為せよ。」
と、直接「善い行為」を規定しているのではなく、
Maxime(格率)ちゅーのに媒介させとるんがポイントやな。
327考える名無しさん:02/07/29 19:00
ちょと質問。
二つ餌の山を与えられたロバが
どっち食べるか迷って餓死するっていう寓話があったよね?
カントがどこで引いてるか覚えてたら教えて下さい。
328考える名無しさん:02/08/01 17:59
定言命法の議論って、普遍的なものを意欲する「理性」こそが自己と
他者をつなぐ、っていう考えだと見ていいでしょうか?
329考える名無しさん:02/08/01 18:10
核率が普遍的法則である以上は自己と他者をつなぐという役割はあるかもしれないが、
カントのそもそもの議論は「われわれは何を意志することができるか」だよね。
330考える名無しさん:02/08/01 19:14
カントにいわゆる「他者」はないんじゃないかねえ。
個別性は感性的なものによって確保されるだけで、
実際は理性的存在者しか問題にしない。
「われわれは何を意志することができるか」って言う場合の「われわれ」って
端的に理性的存在者一般でしょ?
331考える名無しさん:02/08/01 19:25
>>330
「理性的存在者」にはたしかに自己と他者という視点は含まれていないね。
自己と普遍的法則が、あたかも自己と神の言葉との契約のように結ばれる
関係。
332考える名無しさん:02/08/10 15:24
あげてみる
333考える名無しさん:02/08/11 08:09
age
334考える名無しさん:02/08/18 00:02
335考える名無しさん:02/08/29 13:29
shitarabaとかjbbsって鯖の都合ですぐ潰されるから
居着く気にはなれん。
336age:02/09/06 22:04
337考える名無しさん:02/09/09 13:13
カントの本でかっといた方がいいのは何?
とりあえず、純粋理性批判・実践理性批判・道徳の形而上学が欲しいのですが・・
どこの出版社or訳者がいいの?
338考える名無しさん:02/09/09 18:21
『純粋理性批判』高峯一愚訳、河出書房、世界の大思想10
→ 新刊では手に入らないけど、古本屋めぐりすれば意外と
安く簡単に見つかります。岩波文庫の訳で読んではいけません。

『実践理性批判』宇都宮芳明訳、以文社 or 伊古田・坂部訳、岩波新全集
→ どちらも少々値が張りますが、ちゃんと読みたいのなら
少々の出費は覚悟しましょう。これも岩波文庫で読んではいけません。
宇都宮訳は『判断力批判』『道徳の形而上学の基礎づけ』どちらも優れた訳です。

『道徳の形而上学』中央公論社・世界の名著「カント」所収
→最近でた岩波新全集版よりも安くて使い易いです。

339考える名無しさん:02/09/09 18:31
個人的には、高峯訳がすき。この訳と天野訳には世話になった。
たぶん岩波の全集が一番いいんだろうけど
340考える名無しさん:02/09/10 16:31
サンクス ところで、岩波文庫の訳ってそんなにひどいの?
341考える名無しさん:02/09/10 16:37
岩波文庫、決してわるくない。
柄谷さんも篠田訳を参照していなかったか?
342考える名無しさん:02/09/10 16:54
批評空間の討議で、篠田訳に頼ってた柄谷が、
黒崎に誤訳つっこまれてたの、
読まなかったの?
343考える名無しさん:02/09/10 17:24
高峯訳が何よりもいいのは、
他が2〜3分冊になってるのに対し、
全部が一冊に収まってること。
分冊になると意外と読みづらくなる。
344考える名無しさん:02/09/10 20:25
>>339
全集はまだ完結していませんよね。
有福孝岳は今年退官なので遅くないうちに続きがでるでしょう。
ただ『純粋理性批判』原文の意味不明さをそのまま日本語に移した感じで、
注釈も詳しいので、お手軽に読める類の翻訳ではないかもしれません。
345考える名無しさん:02/09/10 20:45
>>342
読んでねえなあ。どこだよ。言ってみろ。
346考える名無しさん:02/09/11 01:43
カントはダメ。ムズイ。
347考える名無しさん:02/09/12 00:24
んなことねー。いまドゥルーズ読んでるがワケワカンネー。
348 :02/09/12 11:59
Cunt?
349:02/09/12 18:32
明日カントについてテストあるんすけどカントについてまとめろって聞かれたら何を書けばよいのでしょう
350考える名無しさん:02/09/12 19:07
とりあえずコペルニクス的転換について
351考える名無しさん:02/09/12 19:59
そだね、どんな教科書にも載ってることだから
丸暗記して、説明できるようにしておくといい
352o:02/09/12 20:02
ドゥルーズのカントの批判哲学 って薄っぺらなほんがある。
これの結論を丸暗記。
353マリーアントワネット:02/09/12 22:29
>>352
いけません
354考える名無しさん:02/09/12 22:47
>>353
何気にワラタ
355考える名無しさん:02/09/15 23:14
カントの3批判を読みたいのですけど、
理想社全集、岩波文庫、岩波全集の何れが読みやすいですか?
356考える名無しさん:02/09/15 23:28
>>355
講談社学術文庫版
357考える名無しさん:02/09/15 23:29
>>355
『純粋理性批判』に関して言えば、定評があるのは講談社学術文庫の
天野ていゆう訳。
岩波文庫版は、かなり誤訳ありだけど、読みやすさ、手に入れやすさ
で言うと、これしかないのかも。
高坂訳もいいらしい。
理想社版は、原書を脇においてよむなら役に立つけど、日本語意味
不明。
岩波全集版については、ノーコメント。
358考える名無しさん:02/09/15 23:32
>>357
×高坂→○高峯 デシタ
359名無しさん:02/09/15 23:32
漏れ、学生のときに純粋理性批判の講読の授業取ったことあるけど、
何だよあの文章は? 1nに文が1つか2つかしかねーよ。
どの関係代名詞がどれにかかってんだか、分からなくなることがよくあった。
言いたいことをきっちり全部言おうとしたら、ああなっちゃうのかなー。

でも、個人的な意見を言わせてもらえば、やっぱりカントの哲学は
哲学の基本だと思う。カント以前の哲学はカントに収束して、
カント以後の哲学の流れはカントを源とする、という気がするなあ。

カントの哲学に触れようとするならば、プロレゴメナから入るのがいいと思う。
世界の名著シリーズに入っているけど、今は絶版らしい。

エラソーなこと申しまして、失礼いたしました。
360359:02/09/15 23:35
>>357
日本語で通読するならば、タカミネイチグ訳がいいかなあ。
タカミネ氏は、日本語も達者だと思うよ。比較的。
361考える名無しさん:02/09/16 19:38
プロレゴメナより、いきなり純理がいいと思うな俺は。いろんな訳を同時並行に読むのもテ。
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363考える名無しさん:02/09/18 14:10
age
364考える名無しさん:02/09/18 14:50
高峯一愚の『純粋理性批判』はどうよ?
分かりやすくて入門用にはいい本だと思うけど。

ところで高峯一愚って名前、本名なの?
なんか、高い峯=カントに挑む一人の愚者
という意味のペンネームかとずっと思ってたんだけど。
365考える名無しさん:02/09/18 14:51
間違えた
『純粋理性批判入門』ね
366考える名無しさん:02/09/19 00:50
>>364
たかみねいちぐ
そのまんま読めばいいんですね。
367考える名無しさん:02/09/21 03:14
「一愚」ってなんて謙虚な名前なんだろう、、、
なんだか好感がもてますね。
本当にバカだったらシャレにならないが。
368 :02/10/13 18:19
哲学でアカポスゲットしたい人はカントを専門にすれば安泰です
369考える名無しさん:02/10/13 20:35
>>368
現在の状況をみて言ってるんなら、
カントをやってるひとは、早々にカント離れるようなひとだから、
就職口もあるわけで。
370考える名無しさん:02/10/13 21:01
>>369
ワラタ
371考える名無しさん:02/10/13 22:32
「個別表象での図式」の有り様を誰か教えて。
372考える名無しさん:02/10/24 15:29
このスレはカントに詳しい方が多いようですので、ご質問させて下さい。
私は素人なのですが、カント通の方と哲学と関係のない板で「カントの道徳法則」について議論になりました。

例:「友人が殺人鬼に追われていて、匿ってくれと頼まれたのに、「嘘をついてはならない」という道徳法則に従って、追ってきた殺人鬼に友人の居場所を教える」のは、正しいだろうか?
(ソースはhttp://www.ne.jp/asahi/village/good/kant.html

通:「友人が殺人鬼に追われていて、匿ってくれと頼まれた」場合には、「嘘をついてでも守ってあげること」が道徳的法則の命じる内容であることも当然あるでしょう。
私:「嘘をつく」<「友人を守る」という価値判断はどういう理由で正当化されるのでしょうか?
「友人を守る」というのは確かに友人にとっては利益になるでしょうが、「嘘をつく」という不道徳に優越する利益だと「道徳的法則」から証明することは不可能ではないでしょうか?
むしろ、「嘘をつく」=神に対する犯罪 「殺人鬼に友人の居場所を教える」=友人(所詮は人間)に対する裏切り と考えれば、嘘をつかない事の方が優先される(おそらくカントもそう考えるであろう)とも言えそうです。
しかも、直接友人を殺すのは殺人鬼ですから、「殺人鬼が悪いのであって、自分は悪くない」という論法も可能だと思われます。

通:道徳的法則の根本にあるのは、愛(=最高善)の原理です。「嘘をついてはならない」ということも、これに合致する範囲でのみ、尊重されるにすぎません。
「嘘をつかないことが、人を傷つけることになる」ような場合には、道徳的法則からは、「嘘をつく」べきであると判断されることになります。
「神を信じる」ということは、「隣人を愛する」ことにほかなりません。むしろ、「友人を裏切ること」が神に対する犯罪となるのです。

私としては納得がいかないため、哲学が専門の皆さんに教えて頂こうと思い、書き込みをいたしました。
参考文献など(カントの著作、解説書)ありましたら、ご紹介頂けると幸いです。よろしくお願いします。m(__)m
373考える名無しさん:02/10/24 15:33
まだツインタワーが立っていたころ、
NYで知人に「俺はカントが好きだ」といったら
タイムズズクエアの風俗店に連れて行かれた。
374考える名無しさん:02/10/24 15:55
>>373
そりゃアンタの発音が悪い。Kantとcuntはちゃんと発音しわけようね。
375考える名無しさん:02/10/24 16:16
>>372
答えになっておりませんが、

友人の生命の安全よりも、自分が道徳的に正しくありたいというエゴを優先させる
行為は、ひどく利己的であって、そもそも道徳的であるとはいえないのでは?
376考える名無しさん:02/10/24 16:24
確かに 答えになってない
カントと絡めてよ そういう意見はいらないです
377375:02/10/24 16:33
>>376
まあ、そう言うなって。カントを離れて考えてみることによって、逆にカント
の理論の当否について、より適切に考察することができるような気もするし。

上記の殺人鬼の例が示しているのは、道徳的であることは、所与の静的なルール
に従うことによっては達成されないということを示しているのではないのかな。
すなわち、どのような道徳的規則の閉じた体系を構築しても、その規則に従って
いながら直観的に不道徳的と感じられるような行為が存在するということの
事例なのでは?
378考える名無しさん:02/10/24 17:16
>>377
結局カントはダメってこと?
379考える名無しさん:02/10/24 17:59
結局カントはマンコってこと
380考える名無しさん:02/10/24 18:01
「嘘を付くことは不道徳的である」などとカントは言ってるの?
381考える名無しさん:02/10/24 18:18
http://www.ne.jp/asahi/village/good/kant.html

「友人が殺人鬼に追われていて、匿ってくれと頼まれたのに、「嘘をついてはならない」という道徳法則に従って、
追ってきた殺人鬼に友人の居場所を教える」のは、正しいだろうか?

カントは正しいと言う。
確かに『聖書』は「偽証するな」と命じているが、それはそんなにまでして守らなければならない「絶対的」な規則なのだろうか?
また、『聖書』の「殺すな(見殺しにするな)」という命令に反しないのだろうか?
382 :02/10/24 18:30
>>381
>カントは正しいと言う。

それは、カント自身が殺人鬼の例を持ち出してそう言ってるの?
それとも、カントが書いていることから推測すればそうなるはずだということ?
383考える名無しさん:02/10/24 18:44
「黙秘」すればいいじゃん
384考える名無しさん:02/10/24 22:14
>>382
自分で勝手に誤解してイイ気になってるオメデタイやつ。
カントって、そんなに馬鹿じゃないよ。
もっとも、誤解されるような哲学をつくるカントにも責任はあるけど。


385考える名無しさん:02/10/24 22:22
カントの実践理性批判にその内容がそのまま書いてあるとしたら、
まず、そのページを教えてほしい。(俺も哲厨)
少なくともその前後の文脈から考えて、その真意を知りたい。
386考える名無しさん:02/10/24 23:51
ホントに知りたいなら自分で探せ
387考える名無しさん:02/10/25 00:02
『道徳形而上学原論』『実践理性批判』には
殺人鬼などは引き合いには出されていない。
定言命法を知りたいならまず『原論』いっとこう
388考える名無しさん:02/10/25 02:51
sage
389考える名無しさん:02/10/25 10:41
まあ、カントの道徳律って、常識的な判断を外れたむちゃくちゃな義務を要求するケースも多いから、昔から批判が絶えない分野だろうね。
殺人鬼の場合は、386氏みたいに突っ放すか(少なくとも嘘はついていない)、人殺しはいけないと体を張って(それこそカントの道徳律を持ち出して)説教するか?

「理性的存在者を手段としてのみ扱っちゃいけない」(だったっけ)という理念は確かに崇高だろうけど、具体的な場に下ろしてくるといろいろ面倒がでてくるよね。
390考える名無しさん:02/10/25 12:38
その通りに殺人鬼と認定されているなら
殺人鬼=非理性的存在=非人間 であるのだから
これを殺害するも嘘をつくも、お咎め無し
という解釈が正解だったような・・・
391考える名無しさん:02/10/25 21:06
カントの「道徳律」って、よく読むと、結局、ほとんど「良心」なんだよね。
だから、固定されたルールの束がどこかにあるわけじゃない。
そこがわからないと誤解しちゃって、「カントは非常識な変人なんだ」ということで片付けちゃう。
だけど、カントは、実際に行為するときの指針は、常識で十分だと思っていたんだ。
何しろ、ルソーの「エミール」の影響を強く受けていたからね。
392考える名無しさん:02/10/26 02:20
sage
393考える名無しさん:02/10/26 23:42
sage
394考える名無しさん:02/10/28 05:08
おまえら、どうしてカントの嘘論文の話にならないのですか?
>>372の設定で、殺人者に答えざるをえない場合でも嘘をつく権利は
ない、ってはっきり書いてますよ。
もちろんそれが何を意味するか解釈論文がいろいろ出てますが。
395考える名無しさん:02/10/28 20:24
>>394
はっきり書いてあるというのは、
カントのどの著作の何ページですか?
本当にはっきり書いてあるのなら、
それが何を意味するかなど、
問題になるはずがありませんけど。
396考える名無しさん:02/10/28 20:35
395はバカか?
397考える名無しさん:02/10/28 20:39
馬鹿に違いないな。
398考える名無しさん:02/10/28 20:43
バカにバカと言われたらどうしようもないな・・・
399考える名無しさん:02/10/28 23:48
バカとしか回答できないようなやつは、
無視するしかないんだよね。
400考える名無しさん:02/10/28 23:51
「読んだというのなら、そのページに書いてあることが
わかるでしょう!?いってみなさい!」  大江健三郎の母
401考える名無しさん:02/10/29 00:11
無視するという結論しか出せないやつは
馬鹿にするしかないんだよね。
402考える名無しさん:02/10/29 00:16
「それ以降、私は本を読んだと言うだけのために読む
 というようなことのないよう心掛けた」大江健三郎
403394:02/10/29 03:45
>>395
だから「カントの嘘論文」って私ははっきり書いてるでしょうに。
嘘論文の存在すら知らないんだったらぐぐってくださいな。
404考える名無しさん:02/10/31 01:44
>>395
確かに、はっきり書いてあります。
著作名は、「利他的な動機に基づいて仮定された嘘をつく権利について」です。
これは、1797年にカントが書いた小論文。
「嘘をついてはならないという道徳原理を無条件で常に適用した場合、
社会生活は成り立たなくなってしまう」というカント哲学への批判に対して
書かれた論文なので、カントの主張については、疑う余地はない。
「正当化できる嘘など存在しない。」というのがカントの主張だ。

405教えて。:02/10/31 01:54
アドルフの人がらみの話題ですね。

デリダはこの点に関してカントを支持していますよね(「言葉に乗って」)
嘘に関してスピノザはカントと陣営を異にするようですが(「国家論」)、
くろうとのご意見を、さ、どうぞ。

嘘をつきうる以上、ばやいによってはついてもいい?
406考える名無しさん:02/10/31 02:02
395はただの低レベルな煽りか、それとも
厳密にテクストから引用しろって言ってるのかわからんが…

後者だとしたら、以下マジレス。
きょーびカントの著作集がいくつかある状況だし、
ドイツでの版もいくつかあるじゃないすか。
どれかひとつを挙げても、他の人が分からん場合がある。
だから必要最低限でいいと思いますぜ。
ここは、論文作法が要求されてる場じゃないし、も少しくだけた場でもいいかと。
407考える名無しさん:02/10/31 02:03
365以外はね
408考える名無しさん:02/10/31 02:06
そう書いてあるとしたら恐らくその時カントはボケてたか、
ラリッてたんじゃないの?(w  その小論文以外で、特に
主著でその例を挙げていないということはどう見ても不自然では?
それとも「実践理性批判」もその様に読めるんだろうか?
409考える名無しさん:02/10/31 02:11
なんともカントも・・・
410考える名無しさん:02/10/31 02:13
>>404
この場合の嘘の定義は何ですか?
411考える名無しさん:02/10/31 04:45
>>408
なぜこの例がこの論文(1799年だと思います)以前に見られないかというと、
1797年に他の哲学者がカントを批判する目的で考案した例だからです。
1799年のカントは耄碌していたと主張するカント研究者もいますが(w
主著と整合的になるように解釈しようとする研究者もいます。

>>410
「嘘」とは定義上、「真実と異る内容を*不正に*述べること」である、
だから人を助けるために真実と異なることを述べるのは嘘ではない。
・・・という方針は通じません。この論文でカントは
 単なる「意図的に真実と異なる発言を他人に対してすること」という嘘の定義に、
 「他者に対して害をなさねば嘘にはならない」という条件を付け加える必要はない
 (法律家が行う定義ではこの条件が要請されるとはいえ)。
と書いています。アカデミー版VIII巻の426ページ。
412:02/10/31 09:30
我々が道徳的と善称するところのきわめて卓越せる善の条件をなすものは、
 行為から期待される結果ではなく、法則自体の表象にほかならない、
 なおかかる法則は、
 それが意志の規定根拠であるかぎり言うまでもなく
 理性的存在者においてのみ生じるのである。

またこの卓越せる善は、
 法則の表象に従って行動するところの人格そのもののうちに現在しているのであるから、
 今更行為の結果をあてにする必要は無いのである。

と書いてありますな(w    岩波文庫「道徳形而上学原論」篠田英雄訳 40Pあたり
定言命法への論証で既に終わってますが・・・
つーか、原論の最初のあたり、第一章に書かれてありますよ?

カントは言うでしょうね、「私に嘘をつけと言う者は、私を手段として見ている」
俺は尊敬できませんな、嘘をつくこと(w

ついで、>372 そういうのを弁証論って言うんじゃなかったっけ?
「我々の理性を経験の対象に適用するにとどめないで、
 経験の限界を超えて理性の拡張を敢えてすると、弁証論的命題が生じる」 
とも言ってますが?カントさんスゴイね(w

辞書から引用
【弁証論】 神学で、キリスト教などの啓示された真理や事実を擁護し立証する議論。
413:02/10/31 09:43
最初の文  道徳的善と称する    ですね(w
スンマセン
414考える名無しさん:02/10/31 09:46
>>412
あなた、辞書引き間違えています。
ははは。
415:02/10/31 09:48
【弁証法】 (ドイツDialektikの訳語)原語はもと、対話・弁論の術を意味し、
ソクラテス、プラトンでは真の認識に至る方法とみなされたが、
アリストテレスでは詭弁とみなされ、カントも仮象の論理とみなした。
ヘーゲル哲学では、思惟の発展、またはその理論。思惟は矛盾を通して発展し、
その発展の中で矛盾が止揚されるとし、正・反・合の三段階を経るという。
すなわち、形式論理の抽象的、一面的な言明(正)を、
それに対立・矛盾する否定言明(反)によって否定し
、さらに両者を総合する第三の高次の言明(合)に至ろうとする思惟の運動様式。
マルクスでは、これを社会・歴史の発展の論理として、
唯物論の土壌の上で展開した。⇒弁証法的唯物論。

あなたの辞書は?
416考える名無しさん:02/10/31 09:53
>>412
何の辞書か知らないですが、俺の簡易辞書ではこう書いてます。

辞書から引用
【弁証】弁論によって証明すること。

普通「弁証論」というのは、神学とかキリスト教とか関係ないと思うし、
カントも神学やキリスト教をその論理の骨子として特に述べてはいないと思うんですが。
417:02/10/31 09:53
弁証論、(dialektisch) 弁証法、(dialektik)
418:02/10/31 09:59
篠田さんが訳まちがってんのか?
もしくは、同じ言葉なのか?
俺の辞書がクサってんのか?

わかんない、どうなんだろうね?
ドイチュできるひと解説よろしうお願いします。
419:02/10/31 10:19
あ、ちなみにこの辞書で
「弁証」ひくと
1.論弁により、ある事柄を論証し、または、非証すること。
2.対象をいっきょに認識する直観に対して、
論理的に比較し考えながら少しずつ対象の認識に至る操作。

ん〜2の意味で、弁証法、と考えた方がいいのかな?
神学、キリストに絡めて考えてたんだけど、ん〜
どうなんだろ(w.
420考える名無しさん:02/10/31 10:24
dialektischはDialektikの形容詞形みたいなもんじゃないの?
カントもヘーゲルも同じ言葉を用いてるけど、それぞれ異なった意味を与えているという整理でいいのでは?
421:02/10/31 19:06
だから、その整理をするために
それぞれの意味が知りたいんだけど・・・
弁証法、(Dialektik)≒弁証論、(dialektisch)で、カントはどういう意味で使ってるの?

カントは、行為の結果は意志から生じた結果にすぎないと言う。
行為の結果から論証すること。→弁証法(弁証論)ってこと?
で、仮象の論理だといいたいの?
(道徳的価値は意志の規定原理のなか以外には見いだせ得ない)と言ってるし。

ヘーゲルの弁証法は俺の辞書のままって事でいいの?(w

ちなみに「仮象」をひくと
(ドイツScheinの訳語)
1.仮の姿。客観的実在性を欠いた幻。
2.実在そのままではなく、その似姿としてあると考えられた対象。
ついでに「論理」
1.議論・思考・推理などを進めて行く筋道。思考の法則・形式。論証の仕方。
2.物事の中にある道理。また、事物間の法則的なつながり。
.

422考える名無しさん:02/11/01 00:09
>>395
岩波のカント全集第13巻の256ページに、
はっきりと書かれていますよ!
423考える名無しさん:02/11/01 00:19
もっと現実的な場合で考えると、たとえば、
ナチス占領下のオランダで、ユダヤ人たちを守るために、
ユダヤ人狩りにきたナチス軍人に嘘をついて追い払うことは、
正しい行為だと思う。
しかし、カントは、絶対に認めないだろう。
正直に答えてユダヤ人をナチスに渡し、強制収容所送りにする道を、
カントなら選択するに違いない。
なにしろ、「正直であること」という原則については、例外を全く認めないのだから。
しかし、もっと自分の良心に対して正直であるべきだ、とカントに言ってやりたい。
424考える名無しさん:02/11/01 00:44
↑そうでしょうか?
まず、ナチス軍人に嘘をつかず、かつユダヤ人を狩らせない工夫を
するという試みがなされるべきで、それにくらべれば、嘘で
のりきれたとして、それはあくまで次善のこと。つまり道徳的に
問題はあったということ。
425考える名無しさん:02/11/01 00:58
>>422
因みに何て論文ですか?怒らんでね(w   (近くの図書館にない)
426考える名無しさん:02/11/01 04:23
>>424
>まず、ナチス軍人に嘘をつかず、かつユダヤ人を狩らせない工夫を
するという試みがなされるべきで

それでは、あなたなら、実際にどうするのですか?

ナチス占領化のオランダで、
一般市民は、全く無力な存在です。
そのような試み(地下活動など)は、
実際に存在しましたが、
ほとんど効果がなかったのが現実なのですよ。

ほかにとるべき有効な手段が存在しない以上、
道徳的に問題はないでしょう。
427考える名無しさん:02/11/01 04:34
>>425
「人間愛から嘘をつく権利と称されるものについて」
428考える名無しさん:02/11/01 04:38
>>394, >>404, >>411で言及されてる論文ですね。
429考える名無しさん:02/11/01 05:21
やはり、カントがボケてたって可能性もあるんだろうね。
道徳形而上学や実践理性批判でも理論的にそういうことを言っているというのならば、
別だけど。
430考える名無しさん:02/11/01 06:44
>>429
あはは、頭悪いね。

「嘘をついてはいけない」というのが道徳的な命法であれば、
彼の体系的には、自動的に「無条件で適用される」ということになるわけだ。
431414:02/11/01 06:52
>>412
>【弁証論】 神学で、キリスト教などの啓示された真理や事実を擁護し立証する議論。

これ、どこから引いてきたの?
【弁神論】の説明でしょ、これ。
それで引き違えちゃう?と突っ込んだわけ。
ヨーロッパ系の言葉なら、theodicee、theodicy。

弁証論がDialektikなのは、それでOK。
432:02/11/01 07:25
神正論(ドイツTheodizeeの訳語)
世の中に悪や禍があるために神の存在を疑う議論に対して、
神が正しく義であると主張する議論。ストア派やライプニッツが代表的。弁神論。神義論。

.国語大辞典(新装版)小学館 1988. から引用
新装版なのに、古いなぁ(w
でも、このときって少なくとも弁証論と弁神論は区別されてたわけだよね?
と思ってさ
俺が持ってる岩波文庫の原論って
最後の改訳が1976なんだよねぇ、これまた古い。
433:02/11/01 07:37
ああ、1988の時点では弁証法と弁証論と弁神論が 区別されてた
ってこと。

うーむ、時代遅れの辞書の弊害か・・・(w
434414:02/11/01 07:42
ん、412の引用が「国語大辞典」なの?
じゃあ、その項目を書いた人が勘違いしたか良く知らなかったか
編集のミスか、で、その時点の問題だと思うけれど。
435414:02/11/01 07:49
ごめん、書いた後で、気づいた。

たしかに、神の存在擁護の論に「弁証論」という訳も当てる場合があるね。
(このあたり、宗派によって違うから面倒なんだけど。
護教論とか今はする方が多いのじゃないかなあ)
これ、でも、原語は全然違っていて、
apologeticsです。
theodicyとも、また別。
436414:02/11/01 07:51
で、まとめると、
カントとヘーゲルの弁証論・弁証法は基本的に同じ原語を指している。
内容が違うから訳が違う、というケース。

キリスト教の弁証論と、カントの弁証論は、違う原語なのに
同じ訳語になってしまって、混乱させられてこまるなぁもう、というケース。
437考える名無しさん:02/11/01 09:13
>>430
普通、殺人鬼から友を匿うのは道徳的だろう。
「嘘をついてはいけない」というのも「道徳的命法」であるとして、
その緊急時において、プライオリティーは前者にあるはず。
それを、カントが後者を選択したのはどういう必然性があるんだろう?
やはりボケてたんじゃないのかな?
438:02/11/01 09:24
ふむふむ、勉強になりました ありがと〜
439考える名無しさん:02/11/01 09:36
カントは確か、「自由に従うことが義務である」とか言ったんだっけ?
そうだったとして、ここでの「道徳」に従うのは逆に「非道徳的」なんじゃ
ないのかな?その場合、フィヒテとかシェリングみたいになってしまうんじゃないの?
純理で言った物自体が実理では自由になっているわけで「道徳」というのも
飽くまで「仮象」でなかったっけ?(俺も大分忘れてるんで、間違ってるかも・・)
440考える名無しさん:02/11/01 12:49
哲学用語を調べる時は哲学辞典のほうがいいよ。
441考える名無しさん:02/11/01 13:11
>>437
カントによれば、
「嘘をついてはならない」という原則は、
社会を成立させるための大前提となるもの
でるから、他のどんな道徳よりも優先されることになる。
カントの道徳観って、「人を守ってあげる」という積極的な行為には価値を認めず、
「人を害してはならない」という
消極的な行為で満足するものではないかな。

442伯爵:02/11/01 13:24
>441
カント本人は「人を守ってあげる」という行為に価値を認めてないわけではない
あくまで「人を害してはならない」が優先されるというだけで
その範囲内(嘘をついてはならない)の中ではできる限り友を守らねばならない

カントが言うには「嘘をつく」行為と「友が害される」結果に因果関係がないことがその理由だと言う

しかしある解説者がこう言ってたよ
カントはそう言いながらも
そのようなケースに遭遇するならば彼は嘘をつくだろう
443考える名無しさん:02/11/01 13:59
ちんこ ちんこ ちんこ

やーい やーい カントは童貞
444 ◆kelobi3ito :02/11/01 14:32
444
445考える名無しさん:02/11/01 19:34
>>426
>ナチス占領化のオランダで、
>一般市民は、全く無力な存在です。
>そのような試み(地下活動など)は、
>実際に存在しましたが、
>ほとんど効果がなかったのが現実なのですよ。

それは知っていますよ。オランダに限りません。
しかしそれは嘘をつくことの「罪深さ」をとても
減らすとはいえ、ゼロにはしない。不条理? 人に嘘を
つくという「罪」を犯させるような時代状況は不条理です。
嘘をついた人もひどいことになってしまう、ということも
たくさんあったでしょう。

嘘をつくことは原則として悪徳、ということを否定する論拠には
なりません。
446考える名無しさん:02/11/05 03:57
カントなら何と言ったか、という解釈としては>>445のほうが正しいね。

>>426
> ほかにとるべき有効な手段が存在しない以上、
> 道徳的に問題はないでしょう。
道徳は偶然的・経験的な要因からは独立した純粋な形式に根拠を
持つので、「ほかにとるべき有効な手段が存在しない」という偶然的・
経験的な言い訳は「道徳的な問題」を帳消しにしてはくれない。
447考える名無しさん:02/11/08 17:09
「永遠平和のために」でカントが何が言いたいか理解できない…
解かる人教えてもらえません?
448考える名無しさん:02/11/08 18:34
>>447
第2章第3確定条項についてシェレールが『歓待のユートピア』の中で
面白い読解をしているよ。
449考える名無しさん :02/11/19 16:54
で、みなさんはそんなカントに納得できているんですか?
450考える名無しさん:02/11/19 17:41
カントって本当に認識における合理論と経験論を真に統合できてるんですか?

疑問であります。
451考える名無しさん:02/11/19 17:43
天上の星と我が内なる道徳律ってキザったらしく聞こえるのは

私だけでしょうか。。。
452今V観:02/11/19 20:08
>>451

そこだけ抜き出して強調してれば、な。

でも、純粋理性の、理論的側面と実践的側面とを考え抜いて、
あそこまで体系化したとき、そんな感慨が出てくるのも、
あながち気取ってるってんじゃなくて、本心からそう思ったんだとしても、
不思議は無いと思うな。
やはり「驚き」があったんだと思うよ。
453考える名無しさん:02/11/19 20:45
体系かあ、体系化好きだねえ。学者らしい。アリストテレスもヘーゲルも。
454考える名無しさん:02/11/19 20:48
ハイデガーはカントの体系化の試みは失敗したとか言ってるけど、本当?
455考える名無しさん:02/11/19 20:49
梵我一如ってやつですか。そうゆう感慨に本心でなれればすばらしいですね。
なにも哲学者じゃなくとも・・・・。いや、嫌味じゃなくね。
そこまでいかなくて死んでいく人間のなんと多いことか。
456考える名無しさん:02/11/19 20:57
おれも認識におけるカントの答え方は???という感じ。
デカルトもロックも死人にくちなしだから。あれで本当に統合、体系化
できてるか?よしんばできていたとしても答えになってるか?
合理論にこだわる人も経験論にこだわる人もあれじゃ納得はしないと思う。
457素衛つながり:02/12/08 01:06
>>454
『純粋理性批判』と『実践理性批判』を架橋すべきはずの
『判断力批判』で、結局体系化に失敗したってのは、ハイデガーだけでなく
ヘーゲルも言っているよ。
458457:02/12/08 01:08
フィヒテスレで書き込んだときの名前が残ってしまった。
鬱出死脳…
459  :02/12/08 01:44
19世後半〜20世紀前半に興った新カント学派はやはり時代遅れだったのかな?
460考える名無しさん:02/12/08 04:07
カラヤンいわく、カントは経験論から合理論を批判し、
合理論から経験論を批判した。ま、都合のいい香具師なわけだ(w
461考える名無しさん:02/12/08 06:02
誰が?カラヤンが?
462考える名無しさん:02/12/08 22:40
not only カラヤン but also カント
463考える名無しさん:02/12/30 00:28
カントの「物自体」って、凄く分かり易い考え方だ。感動した。
後世の人間には「物自体」という考えを批判した者もいるらしいが、
彼らはきっと、洞察力が不足していたのだろう。
464(・ω・):02/12/30 00:59
カントの説明では経験論も合理論も納得しない、かぁ。
そうかも。でもカントが「それなりの」説明をした結果、
取り合えずそこは出来上がった「ことにして」その上での
議論をしているのが現代なのではなかろうか?と言って見るテスト。
465考える名無しさん:02/12/31 16:17
age
466考える名無しさん:02/12/31 16:23
というか結局、カント以上のことは人間には
考えられないのではないかとされているのでは?
といってみるテスト。
467:02/12/31 16:29
私は不可知だと思ってます。知らないがニューサイエンスなるもので人類の
現在地を超越的にまた実存的に空想してみれるのも面白そう。

応答の答えはは私に福という事でよろしいですか?
468:02/12/31 16:36
居ますか?
帰りますが応答お願いします。
469:02/12/31 16:39
逝って良し!と言ってくれますか?
470RAMだっちゃ:02/12/31 16:48
逝ってよし!カントはあくまでも理性的に物事を考えた。
スウェーデンボリ的神秘主義は最終的に物自体に乗り越えられるのだ
471考える名無しさん:03/01/03 10:33
現在カント勉強してるよage
472考える名無しさん:03/01/03 10:59
牧野英二『カントを読む』(岩波セミナーブックス)―近刊
バカなオレの最後の望みとなるだろう。
473考える名無しさん:03/01/03 14:18
入門書禁止
474考える名無しさん:03/01/06 12:52
カントのスレが盛り上がらない哲学板って…。
475考える名無しさん:03/01/08 01:42
強制される右翼も左翼も逝ってよしってこと?
476山崎渉:03/01/08 19:07
(^^)
477(・ω・):03/01/09 02:55
いいぢゃないか。これで。
478考える名無しさん:03/01/09 13:13
あ======盛り上げたい、カントスレ。
479考える名無しさん:03/01/13 21:03
いいのを発見した!!
http://homepage1.nifty.com/office-ebara/kant.htm


これからは↑を中心にやるってのはどうだ?





と言いつつ俺は語らない・・
480479:03/01/13 21:08
↑これアソシエ21じゃん・・今気が付いた。
481考える名無しさん:03/01/13 21:11
カントが基本だ、カントが・・・

アソシエ21会員より
482山崎渉:03/01/18 09:39
(^^)
483(・ω・):03/01/18 23:10
山崎渉ってナニ?
484考える名無しさん:03/01/22 05:32
このスレのびねーな:(・ω・)
485考える名無しさん:03/01/23 02:55
カントのケツマンコage
486議長:03/01/23 05:14
それではみなさん、「理想社のカント全集の訳が最も良い」に決定
ということでよろしいですね。
487考える名無しさん:03/01/23 12:30
ダメ
488考える名無しさん:03/01/23 22:05
趣味判断の主観的普遍性についての認識判断の場合の客観的普遍性とは何か

誰か説明できまつ?
489な、なびょ〜ん。:03/01/23 22:45
>488

熟語でヤるから、ややこしんじゃい!

要は、主観を認識するには、客観が無ければ出来ない!

って事!


じゃないのか・・
490考える名無しさん:03/01/23 22:56
そうかな? ちょっとぶっちゃけすぎじゃないかな。
491考える名無しさん:03/01/23 23:36
社会的コードによって異なる、つまり普遍的ではない

ってことでいいんじゃないの?タデ喰う虫もなんたらだし。
492考える名無しさん:03/01/24 19:51
カントの「非社交的社交性」ってやつを調べたいんですが、
どの文献にあたればいいか、ご存知の方教えてくださいませんか。
出来れば初心者でも取り組めそうなやつで。
493考える名無しさん:03/01/24 20:00
>>492
啓蒙とはなにかあたりかな
494考える名無しさん:03/01/24 21:07
非社交的社交性(ungesellige Geselligkeit)

論文「世界公民的見地における一般史の構想(Idee zu einer allgemeinen
Geschichte in weltbürgerlicher Absicht)」(1784)に出てくる言葉
(同論文の第4命題)

まずはこれを読む:

岩波文庫版『啓蒙とは何か 他四篇』
「世界公民的見地における一般史の構想」

岩波書店版の『カント全集』なら、第14巻: 歴史哲学論集
「世界市民的見地における普遍史の理念」

理想社版の『カント全集』なら、第13巻: 歴史哲学論集
「世界市民的意図における普遍史のための理念」
495考える名無しさん:03/01/24 23:10
漏れも興味ある。一言で言うとなんなの?語義矛盾みたいだけど。
496考える名無しさん:03/01/25 01:25
> 漏れも興味ある。一言で言うとなんなの?語義矛盾みたいだけど。

だから、読めって。と言いたいところだけど、カントはこんな風に言ってる。

「第四命題:≪その[=人間の]あらゆる素質の発展をもたらすために自然が用い
る手段は、社会における人間たちの敵対心であり、それはこの敵対心というものが
結局は社会の法則的秩序の原因となるかぎりにおいてである≫ 私がここで敵対心と
いうのは、人間たちの≪非社交的社交性≫、すなわち、社会に加わろうとする人間
たちの傾向であり、この傾向は、社会をつねに分断しようとする根本的対立関係と
結びついている。」

要するに、人間誰でも自分が一番かわいいんだが、それでも独りっきりでいること
はできず、集まっては対立し、別れてはまた集まるということを始終やっている。
こういう矛盾した心情と敵対関係とがあるおかげで、人間同士は虚栄心や競争心や
支配欲や所有欲を媒介に――しばしば当人たちの意図や意志とは反する形で――結
果的には文化的な状態へと移行していく。これを「非社交的社交性」と呼んで
るわけだ。

ヘーゲルの理性の狡知とか、フロイトの昇華の考え方にも通じるものがある。
497495:03/01/25 01:27
わかりやすいね。でも、なんか男根的だなあ。
フェミニストに読ませたい。
498考える名無しさん:03/01/25 01:33
「男根的」の反対ってなんていうの?関係ないけど。
499考える名無しさん:03/01/25 01:56
女陰的?
500考える名無しさん:03/01/25 01:57
500
501考える名無しさん:03/01/26 22:18
全員集合!(怒)
502考える名無しさん:03/01/26 23:31
>>496
お陰様で、やっとこのスレの水準が上がりました(w
503考える名無しさん:03/01/27 02:14
自演っぽくてイヤーン
504考える名無しさん:03/01/27 04:53
>>494
村上淳一が、それについて、ジンメルなども取り上げながら
論じている文献がある。
505 :03/01/30 20:50
本当かどうかは知らないが・・。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1026211223/l50
458 :吾輩は名無しである :03/01/30 13:06
>>435
カント『純粋理性批判』は石川文康訳で刊行計画進行中のようですよ
楽しみです
506考える名無しさん:03/02/02 11:05
誰か私のためにレポート書いてくださ〜い
507考える名無しさん:03/02/02 12:49
あけまして
おめでとう
ございます
m(__)m
508考える名無しさん:03/02/02 12:59
羊の年おめでとうございます。
509考える名無しさん:03/02/02 13:22
>>507 508
遅っ
510あぼーん:あぼーん
あぼーん
511考える名無しさん:03/02/02 17:45
カラヤンがカントは非ユークリッド幾何学を視野に入れていたと
トランスクリティークで書いていますが
512漏れのヴァカ(涙):03/02/02 20:16
無性にスイートポテト食べたくなって
冷蔵庫にさつまいもあったから作ってみた。
今焼いてるとこ。
あ〜何やってるんだろ漏れ。明日の『存在と時間』の
論述テストの準備やらないかんのに。
!!いい香りが漂ってきた!
紅茶入れよ〜っと。
513考える名無しさん:03/02/02 20:51
スイートポテトって簡単?俺もお菓子作りに興味あるんだけど
なんか難しそうで手がでない。せっかくオーヴンもあるのになあ。
514漏れのヴァカ(涙):03/02/04 00:28
>>513
簡単だよ。昨夜とか量ったりせずに適当に作ったけど
(゚д゚)ウマーですた。参考までに漏れ流作り方書いときます。
1:サツマイモの皮をむいてゆでる。
2:ゆであがったら汁を捨て、鍋の中でつぶして砂糖とバターを
  加えて混ぜる(漏れはバニラエセーンスも入れてみた)。
3:好きな形に丸めて(漏れは一個一個を2センチくらいのミニサツマイモにした)
  オーブンシートを敷いたオーブンで10〜15分焼く。
4:完成。(゚д゚)ウマー

こんなことしてるからテストがあんなことに・・。
漏れのヴァカ(笑)!

515考える名無しさん:03/02/04 02:11
なるほど簡単だ。明日さっそく作ってみよう。
報告します。テストは、たぶん、大丈夫でしょう(適当でゴメン)
516考える名無しさん:03/02/04 03:40
映画「ヘドウィグアンドアングリーインチ」で、
主人公ハンセルが大学に在学中に「カントよ!ここは無常の世界だ!」
ってロック哲学で演説をしたらしい。映画では触れてないけど、
誰かハンセルに変わって上記の題名で演説ができますか?
517考える名無しさん:03/02/05 07:07
好きなカタチに丸めたら、表面に卵黄を塗るのを忘れずにな!

旨そうな焦げ目ができるぞ。
518考える名無しさん:03/02/05 15:34
すみません、材料は買い込んだのですが、
結局つくりませんでした。来週くらいに試そうかな。
ネットでも調べたら、イモの皮をカップ代わりにするという
テもあるそうな。お菓子作りは奥が深い…
519漏れのヴァカ(涙):03/02/06 21:22
いやいや謝ることではないよ518さん。
また暇なときに渡来してみてくだされ。
哲学同様お菓子作りも奥が深いんですなぁ
520666:03/02/08 22:40
やっとカントスレが見つかった
だいぶ前だが
「趣味判断の主観的普遍性についての認識判断の場合の客観的普遍性とは何か」の答え
簡単に言うとだな〜、この花が美しいと思うでしょ。これが趣味判断。で、その判断は原初飽くまでもせいぜい主観的普遍性しかもたないわけだ。
この、主観的にしか普遍的でない認識判断が、いったい客観的普遍的なものでもあると言えるのか。つまりこの花を他の人万人も美しいと思う客観的根拠はあるのか。
それが示されないと、美学は成立しないわけなので、カントは一所懸命「共通感覚」とかいう器官を持ち出して証明しようとしたわけよ。
私はこの議論は失敗だったと思うので、第三批判は目的論的判断のところしか読まない。
しかし、

521考える名無しさん:03/02/08 23:16
カラヤンは趣味判断を含む一切の判断の普遍性の根拠にこそ
未来の他者(=物自体。いつかは反証するであろうもの)を立てている。
522666:03/02/09 10:02
>521それはカントの「共通感覚論」をネタにしているよ。ゲーテも。
523考える名無しさん:03/02/09 14:08
>>522
なんか違うような気がするけど
524考える名無しさん:03/02/09 15:40
てゆーか
>>520
>「共通感覚」とかいう器官

共通感覚って器官かよ。
感覚器官みたいな。
525ニョねずみ:03/02/09 18:05
共通感覚は、構想力(Einbildungskraft)と無規定なものとしての悟性の一致
であり、普遍性(美学的普遍性)はその一致の結果。
「自由に働く構想力が悟性を喚びさまし、こうして悟性が概念を用いずに構想力
と規則にかなった遊びを始る」のであり、これは客観的妥当性のもとでの特定の
悟性の概念に従うものではない。
柄谷は共通感覚を共同主観性の一般性の問題とみなし、普遍性を成立させる他者
性の問題へと突き抜けていく。
一方ドゥルーズはカントの共通感覚の意義を認めつつ、しかしやはり柄谷と近い
地点でカントの共通感覚の仮定的な役割を問題視し、内在的産出の問題として捉
え直してゆく。
この両者の分岐は、哲学史的ドラマとして面白いが、その後の両者の思想の展開
を見る時、ことの重大さを再認識するニョ。
526よりとも:03/02/09 18:33
倫理学の課題とは何か教えてください
527666:03/02/09 22:11
>525 共通感覚論は他者性を可能にするので、政治哲学にも展開するよね。ハンナ・アーレントもそうじゃなかったっけ?あれ?
>526 例えば、人間の自由意志と倫理的法則が一致するための普遍的・究極的な基盤をどこに求めるか、とか。もっと詳しく書いてもいいかな?
528考える名無しさん:03/02/09 23:36
>共通感覚論は他者性を可能にするので

そんなものは他者とは言わない。
529考える名無しさん:03/02/09 23:46
Es ist gut.
530Sophia ◆M6R0eWkIpk :03/02/11 17:20
どなたか教えてください(^v^)
カントの「客観性の問題」で
取り上げられてる a priori categories って何?(priori 辞書引いたけどわかんない)
あとここでの主観って何?

マルクス思想の中に科学的マルクス思想と人間的?humanisticマルクス思想
ってあるけど、humanisticマルクス思想って具体的に何?

あと、「自分で調べろ!!」とかいわないでほしいです。
今、緊急に他の教科Theologyの勉強をしなくてはいけなくて、急いでいるんです。
531Sophia ◆M6R0eWkIpk :03/02/11 17:22
無知でごめんなさい
532ぴかぁ〜:03/02/11 17:23
>無知でごめんなさい

かわいい〜♪
533考える名無しさん:03/02/11 21:06
Sophia さん、はじめまして。

>>530
> カントの「客観性の問題」で
> 取り上げられてる a priori categories って何?
> (priori 辞書引いたけどわかんない)
> あとここでの主観って何?

「カントの『客観性の問題』」とは何でしょうね? 私の知るかぎり、カントにそういう著作や論文は
ないので、『純粋理性批判』などに代表される彼の認識論のことだ、と考えてお答えします。(おそら
く theology の課題か何かでこの言葉が出てきた、ということなのだと推測しますが)

まず a priori から:
priori ではなく a priori で調べてみてください。たいていの辞書なら出てくるはずです。ラテン語から
の外来語で、研究社の『新英和大辞典』では "from what is before" の意味だと説明されています。
「(〜に)先立って、(〜に)先立った」ということです。そこから「先天的な、先験的な、生得的な」
などの訳語も出てくるわけですが、ことカントに関していえば、どちらかというと誤解を招きかねないので、
そのまま「アプリオリな」(あるいは「ア・プリオリな」)と訳したほうがよいでしょう。
(以前は「先験的」と訳されることも多かったのですが...)

なぜ「先天的」などの訳語がよくないかから話しますと、理由は簡単。カントの「アプリオリ」は「〜に時
間的に先立つ」という意味をもたないからです。カントはいろんな説明の仕方をしていますが、「経験に対
して(権利的に)先立つ」の意味だと考えておけば、大過ないでしょう。これをさらに言いかえると、例え
ば、「ある命題(文)を正しいものとして主張する根拠(権利)が経験に由来しない」ということです。
(このため、a priori の逆 a posteriori は、経験的(empirical)と同義になります)
534533:03/02/11 21:07
これでもまだわかりにくいと思うので、カント自身の言葉を聞いてみましょう。初めに断わっておくと、
これはアプリオリでないものの例です。

「例えば、自分の家の土台を掘り崩した人について、『その家が倒壊することをその人はアプリオリに知り
得た、言いかえれば、実際に家が倒壊するという経験を待たずとも知り得た』などと言われる。だが、まっ
たくアプリオリにこのことを知り得たということはありえない。というのも、『物体が重さをもつ』とか
『それゆえにもし支柱が取り去られれば、その物体は落下する』とかいうことはやはり前もって経験によっ
て知られていたのでなければならないからだ。だから私たちは今後、アプリオリな認識という場合、あれこ
れの経験に依存しないという意味ではなく、まったく一切の経験に依存せずに生じる認識の意味に理解する」
(『純粋理性批判』第2版序論)

では、アプリオリな認識というものがあるとすると、どんなものがそれにあたるのでしょうか? カントは、
「すべての変化はその原因をもつ」とか「すべての物体は広がり(延長)をもつ」などを「アプリオリな文
(命題)」の例としてあげています(厳密にいうと、後者は「分析的命題」の例ですが...)。

だいたいアプリオリという言葉の意味合いはわかっていただけたでしょうか?
535533:03/02/11 21:08
次に categories について:

これにも範疇という訳語がありますが、カテゴリーとそのまま訳すこともあります。カント自身述べている
ように、この言葉はアリストテレスから来ています。また、「純粋悟性概念」という言い方で呼ぶこともあ
ります。これが何かということを一言で説明するのは難しいので、まずはカントの認識論についてごく大雑
把に述べておきましょう。

カントは基本的に認識(の客観的妥当性)の問題を、その認識が表現される「命題」ないし「判断」の問題
に置きかえて考えます。例えば、世界には始まりがあるかどうかという認識の問題が「世界には始まりがあ
る」という命題・判断・思考の妥当性の問題に還元されるわけです。どこに違いがあるのか? 前者の場合、
世界の始まりという対象(客観)から始めなければならず、まずこの対象の本質や性格を確定しなければな
らないわけですが、後者の場合、いきなり対象に向かうのではなく、そもそもこのような形式の命題が主張
しうるための条件は何かという――カントの考えによれば――認識する主観の側の条件を考察しなければな
らない、という違いです。

このような意図からカントは、判断の本質的構造としての12個の「悟性の論理的機能」を取り出し、そこか
ら同じく12個のカテゴリーを導き出します。最初に大きく4種類(量、質、関係、様相)に分かれ、それぞれ
がさらに3つに分かれるため、3×4=12です。
536533:03/02/11 21:09
細かい話は飛ばしますが、カントによると、このカテゴリーは「経験の可能性のアプリオリな条件」あるいは
「可能な経験における思考の条件」であるとされます。この場合、経験とは(人間にとって唯一)認識可能な
対象の領域のことです。経験の「可能性のアプリオリな条件」というのですから、経験というものがおよそ可
能であるためには、その条件として必ずカテゴリーが必要になる、しかも、アプリオリな条件として必要にな
る、ということになります。言いかえれば、人間が経験にもとづく認識を行なっている際、つねにその判断の
中でカテゴリーというものが機能しているし、そうでなければ認識は行なわれない、ということです。

また逆に、カテゴリーが関係するのは経験だけであるとされます。カテゴリーは主観が認識(判断)を行なう
ための条件なのですが、その認識とは経験にだけかかわるもので、経験の対象となりえないものは認識の対象
とはなりえない、というのがカントの言い分です。

ちょっと混乱するかもしれないので付け加えます。「アプリオリ=経験に依存しない」、「カテゴリー=経験
の可能性のアプリオリな条件」というと、なんか矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そうではあ
りません。人間の認識一般は経験の領域に限定されるというのがカントの結論だとしても、この結論自身は
――カントによれば――経験に依存しない形で論証できるからです。カント自身が「アプリオリなカテゴリー」
という言い方をするかどうかはあまり自信ないのですけど、テーマとなっている a priori categories で念頭
におかれているのは、おおよそ上のような話だと思います。(「主観」については、上の説明でついでに触れま
した。わかりやすく言うと、認識を行なっている人間のことです)
537533:03/02/11 21:10
>>530
> マルクス思想の中に科学的マルクス思想と人間的?humanisticマルクス思想
> ってあるけど、humanisticマルクス思想って具体的に何?

こういう分け方がいいのかどうかわかりません。が、こういう風な図式で話をする人が念頭においている「科
学的マルクス主義」というのは、マルクス、エンゲルスの社会主義的思想(特にエンゲルスのいう「科学的社
会主義」)を踏まえつつ、特にレーニンらによって(その後の資本主義の展開を視野に入れつつ、また政治理
論的側面での具体化によって)理論的にも(とりわけロシア革命の「成功」という事実によって)実践的にも
「発展」させられたいわゆるマルクス・レーニン主義(ロシア・マルクス主義)のことだと考えていいでしょ
う。もうちょっとネガティヴな書き方をすれば、いわゆる「ゴリゴリの」マルクス主義という奴です。(それ
がどういうものであるかはともかくとして)
538533:03/02/11 21:10
humanistic なマルクス主義という言い方も、humanistic と scientific を対立させるという曖昧な二分法に
依拠しているわけですね。サルトルは、実存主義は人間主義(ヒューマニズム)だと言っていた時期があり、
その後、マルクス主義にも加担したので、こういうマルクス主義と実存主義の接近の試みがそう呼ばれている
のでしょう。詳しくは知りませんが、サルトルが当初マルクス主義を批判していたときの論拠は、マルクス主
義があまりにも決定論的である、人間の主体性や自由が軽視されているということだったと記憶しています
(決定論は Sophia さんの定番のテーマでしたね)。

だから、理論的には非決定論的に、実践的にはより個人の自由を尊重せよ、というようなことだったのではな
いかと思います(が、自信ないので、あまり鵜呑みにしないでください)。

もう一つ、チェコでの改革派が唱えたキャッチフレーズに「人間の顔をしたマルクス主義」というのがありま
した。これが思想的にどのような内実をもっていたのか、そもそも思想と呼べるほどのものを伴っていたのか
はまったく知りません。が、要するに、こういうものから作られたイメージが humanistic なマルクス主義と
いうものなのでしょう。
539考える名無しさん:03/02/11 21:11
     ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´∀`)/<先生!こんなのがありました!
 _ / /   /   \___________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
http://saitama.gasuki.com/hiroyuki/
540考える名無しさん:03/02/11 23:34
>漏れのヴァカ(涙)

かわいい〜♪
541考える名無しさん:03/02/15 20:15
定言命令は情報に左右されない。いくら情報を集めても命令は変わらない。

応報刑といえばカントとヘーゲルだが、ヘーゲルは刑罰は悪に対する悪反動である
といい、それは丁度ブーメランのように自己の行為が自己に返ってくるのだという
説明を読んだことがあるが、違うのではないか。
暗闇にブーメランを投げると上から爆弾が降って来るというのが正しいと思う。
刑罰は自己ではなく他者により下されるのだ。
542考える名無しさん:03/02/15 23:02
ショーペンハウエルってゴミだよね。
みんな読まないほうがよいですよ(w
543考える名無しさん:03/02/15 23:38
オイオイ、とうとうカントスレにも進出かい?
君はホントにショーペンハウエルが好きなんだね(w
このスレの住人に迷惑はかけるなよ(w
544考える名無しさん:03/02/16 00:46
ショーペンハウエルってゴミだよぷく(w。
みんな読まないほうがよいですよぷ(www

545考える名無しさん:03/02/16 02:29
ここの人シュタイナーの自由の哲学って読んだ事ある?
カントの様な批判的観念論は、知覚器官に対しては
素朴実在論的に対応しているので、元々首尾一貫して
いないと言ってる。
546考える名無しさん:03/02/16 03:36
>知覚器官に対しては素朴実在論的に対応しているので
どこらへんが?、どのように?
547考える名無しさん:03/03/01 23:21
下がりすぎって感じって感ズィって感じ
って感ズィって感じって感ズィって感じ
548山崎渉:03/03/13 13:06
(^^)
549考える名無しさん:03/03/14 20:03
age
550考える名無しさん:03/03/15 05:14
純粋理性批判の感性論で、空間と時間が直観形式であることの証明の構造・あり方自身は、カントの[直観/悟性]認識理論で、いかにして説明解説されるか?
551考える名無しさん:03/03/15 05:26
「空間と時間が直観形式であることの証明の構造・あり方自身」を
なぜ「説明解説」しなければならないのか? 
それは「純粋理性批判の感性論」の前提であり定義であって、
それを疑うなら、「純粋理性批判の感性論」自体が成り立たない。
552550:03/03/15 05:46
カントの認識理論は循環するからだ。
認識が認識を対象とするアプリオリな学は、その要請を拒むことはできない。
カントは完結しない開かれた体系を正しく超越論的に、世界に提示した。
だが、本当に成り立たないか?
553考える名無しさん:03/03/15 05:57
「カントの認識理論は循環する」? カントの超越論的演繹の手続きは
循環論法ではない。なにがいいたいのか?
それに「循環」論は説明の破綻とみなされるのが普通だ。
554550:03/03/15 06:11
その通りだよ。だから、問題にしている。
555103:03/03/15 10:43
もしもその命題を構成している表現の意味を分析しただけで
真であることが判明するようなものであれば分析命題(恒真命題)。
もしも意味を分析するだけでなく、さらに事実について
経験的に確かめなければ真偽の判定ができないならば、総合命題(事実命題)。
と定義したなら、

数学や論理学は、(アプリオリな)分析判断に分類されることになりますが、
その場合、カントのアプリオリな総合判断と言われる判断形式は、
(アプリオリな)分析判断に分類されはするももの、
判断形式自身は成り立つのでしょうか?
それとも(アプリオリな)分析判断にも分類できず、
判断形式自身が成り立たないことになるのでしょうか?

カントの悟性による客観的認識は、物自体でなく現象に対して成り立ち、
その認識内容は、現象にアプリオリな判断形式(カテゴリー)による
秩序を与えることによって成り立ちます。
なのでカントのアプリオリな判断形式による判断が、分析判断であっても、
客観性が成り立つかどうかは別として、その認識は成り立つと考えます。

それに加え、その判断形式(が現象に与える秩序)が独創的に発明されるものでなく、
個々に対し普遍的に主観の中で発見できるものであれば、
(現象に対して成り立つ)認識の客観性が成り立つと考えます。
556白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/03/15 10:48
カントいわく「物自体」を知ることは出来ない。
答え。カントの哲学「自体」を知ることは出来ない。

でも、僕はカント、けっこう好きです。正直者だね。
557吾輩は名無しである:03/03/15 17:34
【質問】

どうして先験的とかじゃなくて アプリオリ と表記するんですか

イマニュルちゃんの研究者の拘りですか?
558Sophia:03/03/15 17:41
>空間と時間が直観形式であること
ラッセルも哲学問題集?でそんな事言ってた。
559考える名無しさん:03/03/15 17:53
>>557
その昔、transzendental を「先験的」と訳してきたカント邦訳の歴史がある
(いまは「超越論的」と訳す)ために、混乱するから。
ちなみに「アプリオリ」ぐらい、少しでも哲学かじった人にとっては、常識だよ。
「先験的」とか「先天的」とかに訳すほうがむしろ変。
「イマニュルちゃんの研究者の拘り」とかいってケチつけるまえに勉強しよう。
560考える名無しさん:03/03/15 17:56
>>556
純粋理性批判は偉大な書物なのでぜひ理解できるようになりたい。
しかしカント自身が純粋理性批判というかそこでの問題を完全には
理解していなかったというのはほぼ確からしい。
561考える名無しさん:03/03/15 18:17
序文二で躓いてますが、先に本文を読んじゃっても
支障はないでしょうか?
562考える名無しさん:03/03/15 18:34
つまり人間の理性ちゅうのは、ビーカーに付いてる
目盛の様な物で、悟性はそれに注がれる水を理性の
約束事である水量として認識する事が出来るだけで、
水自体を知る事は出来ないと?

でも実際目盛を超したらビーカーから水自体が溢れる
のは真実じゃないのかな。

水量は水自体と矛盾する事はなく、その一面だと思う
んだがな。

俺大体理性と悟性ごっちゃになってるかな。
感性を悟性で認識に変換して理性と比較するの?
563吾輩は名無しである:03/03/15 19:18
>>559

ありがd

564考える名無しさん:03/03/16 04:55
カントの言ってることを誤解しないようにしておきましょう。

彼の考えでは、おおざっぱにいうと「 認識 = 感性 + 悟性 」です。

感性というのは時間と空間のことですから、「物自体」、つまり、感性的に
(=感官によって)とらえられないようなもの、というのは、「いつ・どこ
に」あるということがまったく言えないようなもの、のこと。

そういう「物自体」が存在するということ、少なくとも、思考の対象として
はありうるということ、このことをカントはまったく否定しません。

ただ、このような「物自体」は「認識の対象ではない」と言ってるのです。
(厳密に言えば、「(我々人間の)認識の対象ではない」ですが)

なぜなら、認識(=感性+悟性)の対象とは、感性を経たものでなければ
ならず、定義上、物自体ではありえないからです。

ここにはまったく深遠な問題はないのです。
565考える名無しさん:03/03/16 09:47
カントの認識の分類は、感性(直感)、悟性、理性ですね。時間と空間は感性
的直感のア・プリオリな形式ですね。時間と空間とは客観的に存在するのでは
なく、自分の感性(感性的直感)の形式であるということですね。
566考える名無しさん:03/03/16 10:11
>>559
>その昔、transzendental を「先験的」と訳してきたカント邦訳の歴史がある
>(いまは「超越論的」と訳す)ために、混乱するから。
>ちなみに「アプリオリ」ぐらい、少しでも哲学かじった人にとっては、常識だよ。
>「先験的」とか「先天的」とかに訳すほうがむしろ変。
>「イマニュルちゃんの研究者の拘り」とかいってケチつけるまえに勉強しよう。

アンタが一番馬鹿っぽくてステキ。
567559:03/03/16 16:50
>>566
なんだよそれ。もう来ないよ。勝手にやってろ
568考える名無しさん:03/03/17 01:48
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=topics&board=1835217&sid=1835217&type=r
哲学の役割再び
思考と事実
倫理学とはなんだろう
哲学の誕生
ギリシア哲学の広場
カントとデカルト
ヘーゲル哲学の現代における意義とは
ニーチェ
現代思想を考えるトピックです
ベルグソン
フッサール現象学
ラカン〜愛と死をみつめて
ジル・ドゥルーズ
解釈学って何でしょう
発生的認識論
分析哲学とは何だ
ウィトゲンシュタインってどういう人
西田哲学と西洋哲学の関連性について
科学哲学について
時間とはなんでしょう?
新・進化論を検証しましょう
生殖医療とバイオエシックス
優生学的思想について
クローン人間は倫理上許されるのか?
社会主義は滅んだのか?
●パワーポリティクス
「唯識」を語ろう!
創造論
569考える名無しさん:03/03/17 21:39
ポールストラザンの本でカントの伝記初めて
見た。







泣けた。
570考える名無しさん:03/03/18 01:35
331 :名無しさん :03/03/18 01:02
感性について**** カント哲学をから---

 まず外的世界(物自体)と意識との接点は感性 である。
 感性が感性として外的世界と接点を持ち得 るためには条件が必要。

 しかし、それは先天的に人間に与えられているのでなければ普遍性
を持ち得ないはずだ。そのようなものとしてカントが考えたもの、
それが「直観の形式」としての ->「時間と空間」 だ。

「時間・空間」は、通常常識的には人間の意識 とは無関係に、
人間の外部にそれ自体が存在する何ものかであると考えるたく
もなる。とりわけニュートンの(古典)力学から、物体の運動と
存在の場として、物体そのものの側に属するものとして描かれ、
[絶対時間・絶対空間]のイメージが描きたくなる。

しかしそれが一つの仮定であることは、すでにアインシュタイ
ンの相対性理論においても 証明されている。
 また溯って、中世キリスト教最大の思想家、アウグスチヌス氏
が論じた[時間論]においても、本当の時間は、単に天体の運動など
ではなく、人間の心の働きであることが説かれている らしい。

332 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :03/03/18 01:09
331みたいは蘊蓄は一見博学にみえるがなんら実効性を伴わない
人文学系の妄想です、みないように有害です。

ニュートンもアインシュタインもボーアもオイラーも
哲学の思想などに大きく影響受けるようなバカではありません(w
人文学の考えは取るに足らない存在です(w


331 を書いたのだけど、自称理系の方に怒られてしまった・・・
571考える名無しさん:03/03/18 11:20
ZETAに哲学・思想板が出来ました
http://zeta.ns.tc/kiba/philosophy/index.html


Zeta BBS
http://zeta.ns.tc/
572考える名無しさん:03/03/22 23:33
形而上学と称して、自分の認識を外から規定、また規定して、
自分自身を雁字搦めにし、結局最後には気が狂ってしまった。
573考える名無しさん:03/03/22 23:34
哲学は結局二枚舌の奴が生き残るんだけど、
カントは真面目すぎたんだろうな。
574考える名無しさん:03/03/23 15:41
気が狂ったんじゃない。老人性痴呆だったろ?
575考える名無しさん:03/03/23 20:54
電波系になったらしいよ。痴呆じゃない。
576考える名無しさん:03/03/26 01:07
毎朝5時に起きると、老人性痴呆 になるの?
577考える名無しさん:03/03/27 02:50
何に付けて几帳面な性格で、健康マニアでもあり、
それは反面電波を受信する予兆でもあったらしい。
578やっと2冊目:03/04/02 18:14
カント全集 5 純粋理性批判
カント著; 岩波書店; 5800円; 4-00-092345-5
579考える名無しさん:03/04/02 22:50
>>578
(゚Д゚)ホスィ
580考える名無しさん:03/04/02 23:14
トラクリ・カント編読みました。面白かった。
581考える名無しさん:03/04/02 23:58
今日「カンカモ」買いますた
582考える名無しさん:03/04/03 00:16
>>572
詳細。
583考える名無しさん:03/04/03 20:05
カントとカモノハシ 上
ウンベルト・エーコ著; 岩波書店; 3200円; 4-00-022430-1
584考える名無しさん:03/04/04 23:32
>>582
その「詳細」のせいだ。
585考える名無しさん:03/04/12 04:56
何が?
586プロジェクトK:03/04/17 00:15
岩波文庫で全部揃えた。一通り読んだ。
あまりわからなかったけど、読み応えがあった。
感動した。涙が出た。
何度も読んでみようと思った。2chに来た。
カントスレがあった。クリックした。
篠田訳ぼろカスだった。明日図書館行こうと思った。
587山崎渉:03/04/17 09:27
(^^)
588 :03/04/17 17:42
なんでこんなに下がってんの。よって揚げ。
589考える名無しさん:03/04/18 13:32
嘘ついたらいけないんだってさ
590山崎渉:03/04/20 04:37
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
591考える名無しさん:03/04/22 13:07
>>583
エーコがレイコフについて書いてるらしいが、ほんとか。
目次見ただけじゃ解らんかったが……(見落とし?)
592考える名無しさん:03/04/23 02:17
カントは、なぜ理想を至上の道徳律のよすがとしたのか?
593考える名無しさん:03/04/25 22:14
カント全集 5 純粋理性批判 はやめとけ。
594考える名無しさん:03/04/25 22:18
http://www.hkbu.edu.hk/~ppp/cpr/toc.html
ノーマン・ケンプ・スミスの訳が一番わかりやすですよ。

日本語訳は読むだけ時間の無駄じゃないですか。
ま、ドイツ語で読むときの訳本として使うぐらいですか。
もちろん、ドイツ語で読むのが一番です。
595T:03/04/26 00:10
純粋理性批判を読んで涙が出たというのは、
独特なセンスでもって読んでおられますね。
ところで、ぼく自身は篠田訳は利用したことないけど、
別に翻訳は何でもいいんじゃないですか。
他の訳書に比べて篠田訳に誤訳があまりに多い
というわけではないし。
思うにちゃんと全体を検討してそれぞれの訳書を
評価している人はほとんどいないと思います。
ぼく自身は高峯訳をよく参照しますが、
ともかく最終的には原典で読んで、しかも
自分で考え解釈しないといけないと思います。
最新の有福訳も評価はかんばしくないですが、
それほどに否定されるものでもないと思います。
(否定する人はきっと訳書の内容以外の要素を込めて
否定してます。)

Kemp Smithの英訳は伝統的なものですが、
しばしば解釈書によって誤訳を指摘されているので、
ひょっとしたら新しいケンブリッジのもので
よいのかも。

結論は、専門家はいろいろ参照して、
専門家でない人は愛着を持ったものでよい、
というところかな。
まぁ、なんでもいいでしょう。
596考える名無しさん:03/04/26 22:46
篠田訳で純粋理性批判を読んだことしかないですが、
おもしろかった・・・。わかりやすかったし。
でもカント全集の訳のほうが断然いいらしいですね。
全集っていくらするんだろう。お金貯めて買おうかな。
ドイツ語はまだ初級なので、ちょっと苦しいっす。
597考える名無しさん:03/04/28 23:16
>篠田訳で純粋理性批判
露骨な誤訳が多いよね。たとえば、第一巻147頁
「これらの範囲の〜意味するわけである」無茶苦茶訳してある。
高峯訳はそこまでひどくはない。

Kemp Smithの英訳は解釈して訳している。誤訳といういうのはかわいそう。

全集は図書館で借りてみたら? とても読めたもんじゃないよ。
598考える名無しさん:03/04/28 23:36
>>597 原文
Das Erkenntnis aus einer dieser Sph?ren wegnehmen, hei?t,
sie in eine der ?brigen setzen,
und dagegen sie in eine Sph?re setzen, hei?t,
sie aus den ?brigen wegnehmen.

sieは全部 Erkenntnisをさすんだけど、それが分からないような人が
全巻を訳したんだ。信じられないことだが。日本にはそれほど人材がなかったんだ。
Erkenntnisの冠詞にDasを使っておきながら、それをうけるのにsieを使ったカントも人が悪いけどね。

なお、前後の原文は、
http://gutenberg.spiegel.de/kant/krvb/krvb026.htm
カントは名詞の性の区別がいい加減だったんだ。
この3を読めば分かるようにErkenntnisには色んな冠詞がついてる。
599考える名無しさん:03/04/29 02:52
岩波文庫。
「これらの範囲の一つから、その範囲を占めている認識を取り除くことは、
この範囲を残りの二範囲のどれか一つに入れることを意味する。これに反し
て二つの範囲を残りの一つの範囲に入れることは、これらの範囲から、それ
ぞれ範囲を占めているところの認識を取り除くことを意味するわけである。」
岩波の全集。
「これらの圏域の一つから認識を取り除くことは、他の圏域の一つのうちに
その認識を置き入れることを意味する。それに対して、認識を一つの圏域に
置き入れることは、その認識を他の圏域から取り除くことを意味する。」
Cambridge
"To remove the cognition from one of these spheres means to place it
in one of the others, and to place it in one sphere, on the contrary,
means to remove it from the others."
600考える名無しさん:03/04/29 19:17
>>597-599
とても丁寧な解説、極めて有益でした。
どうもありがとう。お疲れさまです。
601考える名無しさん:03/04/29 19:25
岩波文庫のもっとはっきりした誤訳。上巻151頁 105の段落に
「この統一を一般的に表現したものが即ち純粋悟性概念である」

高峯訳
「この機能は一般的にいえば、純粋悟性概念と呼ばれているのである」

このあたりの原文 Dieselbe Funktion,...
....Einheit, welche, allgemein ausgedr?ckt, der reine Verstandesbegriff hei?t.
welcheの先行詞をEinheitだと思うことは可能だが、意味からは、Dieselbe Funktion。

文脈から意味をとれない人が、しばしば文法に頼って訳そうとする。
岩波文庫の「純粋理性批判」にはこの手の誤訳が多いようだ。
こんなものを直しもせずに売っている岩波という会社はいい会社じゃないですよね。
602考える名無しさん:03/04/29 19:27
ガビーン・・・ショック
603考える名無しさん:03/04/29 19:36
高峯訳も、B104に出てくる
Synthesis auf Begriffe zu bringen
には手こずっている。

篠田は「綜合を概念にする」「綜合を概念に形成する」
高峯は「総合を概念たらしめる」

せっかく総合したのに概念に戻してしまうのは解せない。
このaufはnachと同じ意味で使われていると解すべきだろう。

そして、このBegriffeこそ、総合に統一をもたらす概念であり、
純粋悟性概念なのである。

だから、ここは
「いくつかの概念に従って総合をもたらす」あるいは、
「いくつかの概念に従って総合する」ぐらいか。
604考える名無しさん:03/04/30 00:09
>>601
しかし、norman kemp smithの訳は、
and this unity, in its most general expression,
we entitle the pure concept of the understanding.
となっている。ならば、高峯の間違い?
605考える名無しさん:03/05/03 17:11
うわー、英語で読むとわかりやすい(w
the pure concept of the understanding(w
606考える名無しさん:03/05/03 21:05
>>596

十兵衛君を思い出した。
彼はテレ朝いったのかな?
607596:03/05/03 23:05
>>606
誰それ?
608考える名無しさん:03/05/10 19:12
§16 「統覚の統一」とは
統覚が統一されること?
それとも
統覚が何かを統一すること?
609考える名無しさん:03/05/10 20:07
要素知覚をまとめあげるんじゃないの?

610考える名無しさん:03/05/10 21:55
ちっとも全員集合しないスレはここですか?
611考える名無しさん:03/05/11 19:05
統覚が要素知覚を統一するのね。
612考える名無しさん:03/05/11 21:45
「普遍的な自己意識」
って何のことだろうね。特定の人の自己意識の反対のこと?
613考える名無しさん:03/05/11 21:48
http://www.ff.iij4u.or.jp/~yyuji/library/kant/deduktion16.html
ここの訳は、どの本のよりも読みやすいよ。でも、
「普遍的な自己意識」って何かは、分からない。
614考える名無しさん:03/05/14 17:10
カント自筆のエロ画像があるらしいのですが誰かしりませんか?
615考える名無しさん:03/05/14 17:18
>>614
意味なくageるんじゃねえよ
カス
616考える名無しさん:03/05/14 18:24
>>608

「意識の統一は統一の意識である」 という表現がありますね。
つまり、意識の統一性は対象の統一を成り立たせる可能性の条件だ
とカントはいうわけです。
その意識の統一性を超越論的統覚と呼びます。
ここで注意しなくてはいけないのは、統覚の統一性が対象に統一性を
無媒介的に付与する能力だとカントは明言してはいません。
そうであれば、彼の超越論的感性論はなくてもいいわけですから。
これがきっかけとなり、彼以降のドイツ観念論者は
感性論を捨てて認識能力の一元化(理性化)を図るわけです。
617考える名無しさん:03/05/21 22:06
岩波文庫151頁第一段落
「それだから多様なものの綜合における統一は、綜合という概念によって、必然的になるのである」

Unter diesem Begriffe wird also die Einheit in der Synthesis des Mannigfaltigen notwendig.
の訳です。
Unter diesem Begriffe(この概念)が何をさすか、篠田は綜合だと。高峯も純粋総合だと。
しかし、それでは同語反復になるように思うし、何ともすっきり来ません。

そこで、この概念をこの段落の最初の文の「純粋悟性概念」だととると、すっきりくるし分かりやすいのではないですか。
「したがって、純粋悟性概念のもとでは、多様なものの総合における統一は必然的である」

どうでしょう。
618カントの間違い:03/05/21 22:15
カントのアンチノミーの一つ。
---------------------------------------------
仮に世界は時間的な始まりをもつとしよう.
そうすると与えられたどんな時点をとってみても,
それまでに無窮の時間が経過している,従ってま
た世界における物の相続継起する状態の無限の系
列が過ぎ去ったことになる.しかし系列の無限と
いうことは,継時的綜合によっては決して完結さ
れ得ないことを意味する.故に過ぎ去った無限の
世界系列は不可能であり,したがってまた世界の
始まりは,世界の現実存在の必然的条件であると
いうことになる。
---------------------------------------------
この論証は、例え1秒間でもその間に無限の
時間系列が経過しているので、全然「論証」に
なってないことは明らかだ。
一秒でも1cm でも無限の濃度を持っているのだから。
619山崎渉:03/05/21 22:20
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
620考える名無しさん:03/05/21 22:20
>>619
ふぅ〜
621山崎渉:03/05/22 00:41
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
622考える名無しさん:03/05/25 16:39
岩波文庫 161頁 最後

「これに反して我々はかかる概念と対象との関係を無視して、
分量のカテゴリーを、認識がそれ自体と一致するために
従わねばならぬ論理的規則として使用するのである」

篠田さんは、カテゴリーを単なる論理的規則にしてしまった。
カントはカテゴリーは論理的規則じゃないと言ってたと思うが、
どうなってるんだ。
623考える名無しさん:03/05/25 16:49
>>622
das Verfahren mit ihnen [wird] unter allgemeine logische Regeln
der Ubereinstimmung der Erkenntnis mit sich selbst gebracht.
とwirdを補って読むのではないのか。
当然、主語は、das Verfahrenだと思うが、違うのか。
624 :03/05/25 18:33
>>618
なるほど。それも一理あるけれど、
一秒も1cmも等価のものとする実数=数直線のもとでの
濃度という観点から継時的総合を切るのは違う気がする。
625考える名無しさん:03/05/26 21:35
>調べてみると分かったのだが,岩波文庫版戦争論 篠田英雄訳は
>あまりよろしくない本だということが分かった。

>どうもこの本は,クラウゼヴィッツの義弟の手によって,
>原著者の基本思想に反する改訂が行われたVom kriegeを
>翻訳して作られたらしい。

>その上,訳者の篠田英雄はあまり良い訳者とは言えず,
>他の翻訳した本も,ろくでもない翻訳をされた本が多いとのこと。

「篠田英雄は」で検索すると、こんなのが出た。
626T:03/05/26 22:58
しかし、悲しいことに625は全部噂か風評。
自分でチェックしてない。
627考える名無しさん:03/05/26 23:18
cunt
628考える名無しさん:03/05/26 23:20
よい名だ、悪魔となづけよう
629考える名無しさん:03/05/27 00:36
確かに篠田訳には問題があるけど、他の翻訳にはない優れた所がある。
私は篠田訳には随分助けられた。
岩波文庫が新訳を出さないのには理由がある。
部分的な修正はあってもいいが、岩波も篠田訳には恩義を感じているんだろう。
630山崎渉:03/05/28 15:05
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
631考える名無しさん:03/05/28 20:43
良スレが落ちるところだったぜ…。
山崎ってage荒らしなのか?
632考える名無しさん:03/05/29 03:07
>他の翻訳にはない優れた所がある。
それは言える。自分の解釈をはっきりさせたことと、
当時として出来る範囲の口語化をしていることが、彼の功績だろう。
633考える名無しさん:03/05/29 03:10
「悟性との結合」というのがよく出てくるが、
これはどういう意味か。
634考える名無しさん:03/05/29 03:11
ショーペンハウアーの「カント哲学批判」を読まずしてカント哲学
を語ることなかれ。
635考える名無しさん:03/05/29 03:56
ショーペンハウアーの「カント哲学批判」を読んでカント哲学
を語った気になることなかれ。
636考える名無しさん:03/05/30 15:49
「表象」
というのがよく分からん。
今の言葉で言うと何なの。
637_:03/05/30 15:50
638考える名無しさん:03/05/30 16:44
>>636
非常に広い意味を持つ言葉です。以上
639考える名無しさん:03/05/30 23:36
「表象」に対応する今の言葉はないのか。
640考える名無しさん:03/05/30 23:42
イメージ、観念、想起など。
知覚対象を欠く。
結局バシッとは言いづらいようだけど・・
641考える名無しさん:03/05/31 14:25
『純粋理性批判』ドイツ語のテキストはここ。一本版。
http://www.ibiblio.org/gutenberg/etext04/8ikc210.txt
とその圧縮版
http://www.ibiblio.org/gutenberg/etext04/8ikc210.zip
ただし、ミスタイプがある。

642考える名無しさん:03/05/31 15:20
思い描くあらゆることが表象といえるわけか。
643考える名無しさん:03/05/31 18:01
ケンプ・スミスの訳は賛否両論ですが、最近はケンブリッジ出版からガイヤーと
ウッドの訳が出て、英語圏ではそっちを使う人が多くなってきています。
解説が丁寧で、索引もしっかりして、訳の議論の分かれる部分には註がついているので
非常に便利です。
644考える名無しさん:03/06/01 22:13
岩波182頁
「・・・ような悟性は、我々にはまったく考えようがないのである」

ケンプ・スミス
we cannot form the least conception of
any other possible understanding

原文
er sich sogar von einem anderen moglichen Verstande...
sich nicht den mindesten Begriff machen kann.

このerはweと訳してよいか。

高峯
「人間の悟性は・・・理解することはできないのである」
645syoukou:03/06/02 00:55
学術文庫の天野訳は、問題外ですか?
646哲学少品集第382 :03/06/02 05:24
ショーペンハウアースレッドに晴天の日のカントの死をなげくショーペンハウアー
の死いや詩が載ってます。
647考える名無しさん:03/06/02 06:43
純粋理性批判によりと、因果律は純粋悟性概念の一つですが、もし動物
が因果律を認識していたら、動物は悟性を持たないのですから、因果律
が純粋悟性概念というのは間違いではないでしょうか?
648考える名無しさん:03/06/02 13:52
カント=ベートーヴェン
ショーペンハウアー=シューベルト
649考える名無しさん:03/06/02 14:04
>>645
それって旧岩波訳。
俺はふだんそれを持ち歩いているよ
650考える名無しさん:03/06/02 14:43
つか施政者(支配者)の造語じゃねーかよ
651考える名無しさん:03/06/02 16:05
誤爆
652考える名無しさん:03/06/02 23:51
岩波文庫186頁
「そこで上記の命題[20]は、純粋悟性概念の演繹の手始めということになるのである。

高峯
「であるから前節に掲げた命題によって、純粋悟性概念の演繹の第一歩がなされたのであって」

どちらも、§20が演繹の始まりだといっている。
では、それまでは何だったんだ。
これって絶対におかしいと思うな。
653考える名無しさん:03/06/03 02:00
カテゴリーの演繹つまり証明とは、
それを可能にする統覚の統一を明らかにすることなのか。
654考える名無しさん:03/06/04 01:17
>>647
人間の認識能力を離れた場所に近代科学の厳密性を保証し得る
因果律は存在し得ないということを言っているわけです。
当然、ヒュームの因果律批判を受けてます。

>>652
訳はそれでいい。
「第一歩がなされた」ということは、演繹論の純粋悟性概念の証明は
2つのステップを要するといってるわけです。
その意味合い、位置づけを巡っては未だに議論が分かれています。
基本的には、S19までは直観一般(動物も含む)と悟性、
S20以降は感性的(人間)直観と悟性との関係
を証明するという形で捉えれば良いでしょう。
S24にでてくるsynthesis intellectualis とsynthesis speciosa
という区別がそれに相当します。

>>653
違います。そうであればS17で終わってる。
655考える名無しさん:03/06/04 01:35
>>654
カントのコペルニクス的転回をどう捉えればいいのでしょう?
人によって解釈がまちまちなようなんですが、解釈の分類はできるんでしょうか?
656考える名無しさん:03/06/04 01:54
普通は、認識が対象の性質に依存すると考えられていたのを
「主観が構成する」と逆転したのを指すのではないの?
657考える名無しさん:03/06/04 07:54
>>654
ヒュームは因果律についての当時新しい指摘は勿論知ってるが、カントのカ
テゴリーについてもっと簡単に書けないの?明確に分かってないんじゃないの?
658T:03/06/05 21:57
654の方は、ヘンリッヒのBeweisstrukturという
有名な論文(それ以降の(B版)演繹論解釈は
基本的にこれを踏まえている)の指摘に
(多分)もとづいた意見であって、
なにも難しい話をしてるわけではありません。
それに対し、もっと簡単に書けないの?というのは
ちょっと酷な意見です。
(ともかく、簡単に書けるなら書いてほしいものです)
659考える名無しさん:03/06/07 22:57
654は参考になりました。

ところで、そのあとに突然、Apprehensionが出てきますが、
これとそれまでの議論との関係は何でしょう。
660考える名無しさん:03/06/09 18:20
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html

489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。

ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。

ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)    
661 :03/06/10 10:59
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html

263 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/02/13 13:06 ID:8IjuyxoA
262続き
被盗聴・盗撮者の様子を盗撮カメラで窺い知っているのをいいことに、
例えば被害者が風呂上りのときなどにちょうど生放送が行われていた場合、
しかも渡りに船といわんばかりに被害者がその番組を見ていたり聞いていたりすると
出演者たちがテレビ・ラジオのオンエアでその被盗聴者の個人情報を
(カメラ・音声から窺い知れるもの。あらかじめ知識として得ていた被盗聴者の欠点 
・羞恥に触れることなど)を手を変え人を代え、タイミングを見計らいほのめかしては、
それに対して被盗聴者が狼狽したり、怒ったり、騒ぎ出したりしたら大成功!
そのヒットの程を盗聴・盗撮によって確認次第、
なんと臨時収入のお手当てがあるというのです。
(それに類する書き込みをこの一連のスレッドでも確認しました。)

ある日のテレビ生放送番組
A「なぁ、Bよ、体格がガッチリしてる女ってどお?」
B「そりゃ選ぶ余地ってもんがあるときゃなーんか嫌だけど、
でも顔次第ってーのもアリだよな」
A「じゃあ、ガッチリあんど顔がゴリゴリだったらってぇ、 
まんまそれじゃゴリラじゃん!」
B「オェーッ!、絶対やだー」
A「しかも頭にタイル巻いていたりして。オェーッ!」
B「しかも今お風呂上りなのぉーなーんて、気持ちワリー」
A「目がぁ、目が腐るぅ」
B「ウォー、○○子(私の名前)」
・・と、オーバーアクションで目蓋をを擦りつづけるA      
その側で乱暴なゴリラのマネのような素振りをしているB・・ 
(”猿”を使った物造りが異常に多かったのはどうもこの私への 
仄めかしの為のようなのです。何も疑うこともなくメディアの情報を 
消費している方たちに、申し訳ない思いがします。)   
662考える名無しさん:03/06/17 23:10
今日手に入る純粋理性批判で解りやすい訳は誰ですか
663考える名無しさん:03/06/19 16:28
あげ
664考える名無しさん:03/06/19 16:29
さげ
665考える名無しさん:03/06/21 00:43
>607

士農田氏の甥
666666:03/06/22 08:10
age
667考える名無しさん:03/06/22 21:50
公務員試験の問題で、カントが自由貿易を勧めようとしたかどうか聞かれたのですが、
カントは自由貿易を勧めましたか?
668考える名無しさん:03/06/22 22:55
プロレゴメナ読んだよ。
669考える名無しさん:03/06/23 07:51
>>668
感想は?
670考える名無しさん:03/06/24 22:23
カントってロックの労働所有論を批判しましたよね?
じゃあカントは所有の正当化理由を何としているんでしょうか?
どなたか教えてください。
671考える名無しさん:03/06/25 15:25
そもそも 新カント学派って、なんなんですか?

大学のレポ書かなくちゃなんないんだけど、なんに手をつけたらよいやら〜〜
672考える名無しさん:03/06/25 15:27
sage
673考える名無しさん:03/06/25 15:32
>>671
うるせー滓
674連続体:03/06/25 15:44
>>671
マッハ哲学

新カント学派、エルンスト・マッハ(Mach,1838-1916)を中心とする経験批判論学派、
フッサール(Husserl,1859-1938)を中心とする現象学派、
ヴィトゲンシュタイン(Wittgenstein,1889-1951)を基礎とする論理実証主義・分析哲学
など
675考える名無しさん:03/06/25 21:10
>>1

それを言うならカントじゃなくてコントだろ?
8時だよ、全員集合!
676考える名無しさん:03/07/03 06:45
有福孝岳の『純粋理性批判』の解説本が出るというのは本当か?
出るなら『純粋理性批判』(下)を訳した後かな。
ちょうど解説本を出す時期と、岩波文庫の訳の差し換えの時期とを同期させるとか。
677考える名無しさん:03/07/03 12:08
NHK出版の哲学のエッセンスシリーズのカントはどう?
678考える名無しさん:03/07/03 17:20
新カント派
(マールブルク派)
コーエン
(バーデン派)
ヴィンデルバンド
リッケルト
679考える名無しさん:03/07/03 22:56
有福訳ってどうなの?
680考える名無しさん:03/07/08 22:03
石川「カント入門」ちくま新書を読めば
カント哲学が分かったことになりますね?
681考える名無しさん:03/07/08 22:05
解ったような感じになっとけ
682あぼーん:あぼーん
あぼーん
683高2男:03/07/10 23:48
哲学関係の本自体まったく読んだことないんだけどカントは何か面白そうです。
カントの哲学って簡単にいうと、感性と悟性が合一して初めて客観的認識が可能である、ってことなんですか?

ちなみに純粋理性批判を立ち読みしたけど難しそうなので入門書をまずは読みたいと思います。
倫理の先生に聞いたのですが岩崎武雄という人の「カント」っていう本が基本書でわかりやすいって言ってました。
684考える名無しさん:03/07/10 23:53
入門書はヤメロ。普通に純粋理性批判を読め。
ムズイならプロレゴメナ。高二ってのが嘘っぽいけど(w
685考える名無しさん:03/07/11 00:12
カントの書簡集、岩波の全集から出たね。
686考える名無しさん:03/07/11 00:19
>>684
いや、本当っぽい
薦められた本もいかにも高校倫理教師のチョイスだ
漏れも「人類の知的遺産」シリーズを高校の時薦められた
687考える名無しさん:03/07/14 13:51
「純粋理性批判」岩波文庫第一巻208ページ(やっとここまで来ました)
「この演繹の要約」は、どうですか。

高峯のここの訳もどうかと思います。
まずもって、二人の訳は全然違っています。

それどころか、二人共に、
これまでの議論との整合性が無いような気がします。

どちらかが合っているのでしょうか、どちらも間違っているのでしょうか。
688山崎 渉:03/07/15 12:27

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
689考える名無しさん:03/07/15 18:25
汝あげるべし
690考える名無しさん:03/07/15 18:30
>>689
前々から疑問だったんですけど、超越論というのは、人間は人間の認識フィルターを通してしか認識できないから、
物自体に関しては認識し得ないという考えですよね。
でもその考え自体が人間の認識なんじゃないかと思います。
つまり、人間の認識以外は認識しようがないから、超越論は不可能
なのではないかと思うのですがどうでしょうか?

この通りなら、この世界は数学で成り立っているということになってしまいます。
これは重大な局面ですが、どうでしょうか?(文系の徒)
691考える名無しさん:03/07/15 18:47
抽象観念>690
692考える名無しさん:03/07/15 18:52
ナル帆ド
693考える名無しさん:03/07/15 18:54
>>690
「超越論」という論はないよ。
「超越論的〜」ならいろいろあるけど。

それはいいとして、
>超越論というのは、人間は人間の認識フィルターを通してしか認識できないから、
>物自体に関しては認識し得ないという考えですよね。
これは、ちょっと偏った理解だと思うよ。
694あぼーん:あぼーん
あぼーん
695考える名無しさん:03/07/16 05:34
誰か漏れのかわりにレポート書いてください・・・
悟性と理性って違うの?
モウダメポ・・・
69611:03/07/16 07:11
         「ごせい」
デカルト>悟性VS意志(判断と行為の能力)
スピノザ>真理を理解する能力で、討議 討論。理性より上
カント >実在的世界の諸対象の関係を理解する能力 
     理性は 義務 道徳感情 理性が上
697考える名無しさん:03/07/16 07:20
>>696
>スピノザ>真理を理解する能力で、討議 討論。理性より上
スピノザの場合、理性より上なのは直感知(scientia intuitiva)ですよ
69811:03/07/16 07:36
素人が見栄張ると すぐつっこまれちゃいますね。
調子のってすみません。     ということで
その 間 では ダメですか?
699考える名無しさん:03/07/16 08:17
カントの悟性(Verstand )とは、大まかに言って、感性的な直感を
概念によって認識・把握する能力。
その際には、対象それ自体を認識することは出来ないから、従来の「知性」
ではなく「悟性」という訳語を当てる。
理性(Vernunft)とは、「道理」に基づいて「推論」する能力。

きわめて大雑把だけど、カントにおける悟性と理性の違いについては
だいたいのイメージはつかめるでしょ?>695
700考える名無しさん:03/07/16 08:20
>>698
そもそもカントの概念区分をスピノザに適用することには無理があるよ。
701695:03/07/16 08:34
696さん>ありがとう ございます 大変解りやすかったです。
     何とか いけそうです。アリガト
697 699さん>初めて聞きました。すこし 意味が解りません
       でも アリガト
702io:03/07/16 09:41
大学のレポート書いてるんだけど・・・・・酩酊状態とカントの「人間的自由」とを関連ずけて論述せよ(800〜2000字)・・・・素人なのでわかりません。詳しいヒト助けて下さい。
703考える名無しさん:03/07/16 09:46
>>702
授業出てりゃそんな短いレポートさっさと書けるだろ、いい加減にしろ。
704考える名無しさん:03/07/16 12:27
ゴミがうごめく廃虚
705999:03/07/16 13:08
授業なんてうざくて出てられるか!死ね703
706考える名無しさん:03/07/16 13:22
さてカントのいう人間的自由とはなんであるか。
それは、著書を見たところこれこれであると推測される。
さて酩酊状態とは、これこれであると推測されるから。
その両者を比べてみると云々かんぬん。
人間的自由と酩酊状態を定義仮定しないと始まらんな。


707考える名無しさん:03/07/16 13:34
      ζ
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■■■  ∵   (●  ●)∴│
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  |    _||||||||| | 授業なんてうざくて出てられるか!
   \ / \_/ ./   \
     \__∪/
708考える名無しさん:03/07/16 14:01
      ζ
    / ̄ ̄ ̄ ̄\
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   \ / \_/ ./   \
     \__∪/

709オッカム:03/07/16 14:19
>>702
ヒント
 刑法のテキストあるいは事典を開いて「原因において自由な行為」
という語を調べたまえ。
 先生が君に何を書かせようとしているのか、君に何が課せられている
のかが判明しよう。
710???:03/07/16 14:27
711考える名無しさん:03/07/16 15:12
やっぱジサクジエンだと盛り上がらないなw
712考える名無しさん:03/07/16 15:26
>>702
坂部恵の「カント」あたりを読め
713あぼーん:あぼーん
あぼーん
714考える名無しさん:03/07/16 19:16
>>709
いいヒント。おらでもわかった。
715考える名無しさん:03/07/29 12:45
カントは読んどけ
716ぷぷぷっ:03/07/29 12:56
      ζ
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 ■■■■√ === )
■■■■√ 彡    ミ )
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  .(6-------◯⌒つ|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |    _||||||||| | 授業なんてうざくて出てられるか!
   \ / \_/ ./   \
     \__∪/
717考える名無しさん:03/07/29 13:02



         ノ σ ヽ 尿道    ★貴方の見たい娘がイッパイ(^0^)★無修正★




718考える名無しさん:03/08/09 14:23
純粋理性批判は、邦訳だけで読むなら
誰の翻訳がいいんですか?
719考える名無しさん:03/08/16 23:32
日本で最高のカント研究者は、坂部恵だろうか。
720考える名無しさん:03/08/17 02:08
日本で最悪のカント研究者は、中島義道だろうか。
721考える名無しさん:03/08/17 02:08
日本で最悪のカントン研究者は、中島義道だろうか。
722考える名無しさん:03/08/17 03:46
包茎?
723考える名無しさん:03/08/17 03:48
仮性です
724考える名無しさん:03/08/17 03:50
神聖です。
725考える名無しさん:03/08/17 04:07
やばぁでぇ ヴァみです。
726考える名無しさん:03/08/17 04:08
ヴぁっっっジ デーーーーーーーーーーーす!!!。
727考える名無しさん:03/08/17 04:10
くぅぁけいないね。
728考える名無しさん:03/08/17 04:11
はーひぃふーへーふぉー
729考える名無しさん:03/08/21 03:16
ここにカントの「純粋理性批判」の最初の方の訳があるよ。
http://www.geocities.jp/hgonzaemon/index.html

今の言葉で訳してあるから、分かったような気にはなるんじゃないか。
730 ◆mCf//IeSLI :03/08/23 18:45
sinseidetu
731 :03/08/25 15:32
岩城見一ってどうよ。
732考える名無しさん:03/09/01 02:01
先験的と先天的の違いはなに?解答キボンヌ
733考える名無しさん:03/09/01 02:22
ア・プリオリとは対象に関する規定です。
対して先天的とは、対象を認識する、その認識の仕方に関わるものです。

カントが純粋理性批判で挙げている例に沿って書いてみると、
幾何学における空間、時間という規定は先験的表象なのではなく、
先天的な経験の対象に過ぎない。幾何学的表象が、経験に全く由来しない
という認識が、先験的認識とよばれるものである、というわけです。

734モリジムソン:03/09/01 16:21
「先天的にして、かつ経験構成のための原理をなすべきもの」

という一文が分かり易いんじゃないかな
735考える名無しさん:03/09/02 02:22
According to Jean-François Lyotard, the `fundamental task' of Romantic
art was to bear `expressive witness to the inexpressible.' It was
through the figure of the sublime, Lyotard says, that Romanticism
expressed the limits of its own powers of expression, and also faced
the simultaneously terrifying and exhilarating prospect of that which
lay beyond its grasp. For Romanticism, the sublime was - as the word
itself suggests (sub-limen: up to + limit, threshold) - a figure of
the limit. And in Lyotard, as in other key contemporary or
`postmodern' thinkers, the sublime returns as a name for the
dizzying moment in which the limits of thought and representation
are encountered. This course focuses on the ways in which the
question of the sublime connects Romanticism and postmodernism
in a shared concern with the aesthetics and politics of `presentation'
(Lyotard). Taking as its main Romantic reference point
Immanuel Kant's account of the sublime in his Critique of Judgement
(1790), the course examines the ways in which postmodern theory
reconfigures the Romantic sublime in debates around textuality, the
avant-garde, history, politics, ideology and `late capitalism'.

736ロザリオス:03/09/02 02:31
なんだかんだいってもカントはでかい。わたしも柄谷の影響で呼んだが、
今は柄谷のことなんか忘れてしまうほどだ。もう「純理」を通過してない
ものは、文学だろうが、芸術だろうが、社会理論だろうが、相手に出来ない。
737モリジムソン:03/09/02 23:16
カントの超越論的主体性の哲学、という本を読んだがイマイチだった。
読了したひとの感想を聞いてみたい。
738考える名無しさん:03/09/03 17:38
今、純粋理性批判(岩波の中巻)読んでるんですけど・・・。
なんだかあやふやな状態です。はっきり言ってこのまま読んでも
「知ったか」レベルになりそう。
なんかの本で「純理は解らなくても、挑戦するのが大事」とか書いてたけど
やっぱ読む前に、なんかカントの研究書読めばよかったのか?
まあ、このまま読みますけど。
読了後、このスレを初めからみて、それでも疑問のあるところ
あったら、質問してもいいですか?
一応当方大学生、哲学科の者じゃないので、哲学の知識は「知ったか」レベルです・・・。
739モリジムソン:03/09/03 18:03
>>238
カントは誰にも分かり易く論じようと努力しているのだが、
そのために、かえって哲学用語が厳密でない場合が多く、
初学者を混乱させてしまっているところがある。

逐一原文と照らし合わせてマーキングしていけば大分理解しやすく
なると思いますよ。独語が読めない場合は、入門書や注釈本を
併読するとも一つの方法です。

それと、純理は2回、3回と読み直して初めて把握できる哲学書です。
全体と部分の構成をノートしてみるのもいいかもしれません。
740モリジムソン:03/09/03 18:04
あ、>>738ですね
741考える名無しさん:03/09/03 18:07
>>739
ありがとうございます!!
とりあえず純理よんでから、入門書、注釈本を乱読して、
もう一度挑戦します。
742ごめんなさい。。。ビッグバン宇宙論は間違いでした。:03/09/03 19:21
科学者よ、恥を知れ!!!
ビッグバン宇宙論は完全に間違いだった!
科学の原則を無視した、デタラメのインチキ理論だったのだ。
そして、そのビッグバン宇宙論の世界的な浸透は
アメリカ、ユダヤ・キリスト教勢力による世界支配のための思想戦略なのだ!
また、ビッグバン宇宙論の思想によって戦争が起こり、
貧富の差がひらき、終末的な絶望感が世界に蔓延しているのだ。
ビッグバン宇宙論は世界の平和を揺るがす、悪の元凶となっているのだ。
ビッグバン宇宙論とは、
「宇宙は『無』からビッグバン(大爆発)によって誕生した」という理論である。
この理論は、ユダヤ・キリスト教の創造神話(神が天地を創造した)そのものである。
ビッグバン宇宙論の実態は、科学理論ではなく宗教思想なのである。
「真空」には時間も空間も存在していて『無』ではない。
『無』は文字通り、存在するものではないのだ。だから、
『無』は科学的に証明できるものではない。
そして、『無からの誕生』も科学で証明できるものではないのだ。
だから、ビッグバン宇宙論が仮説である可能性は、0%なのだ。
ビッグバン論は完全に間違いであり、宇宙は時間も空間も無限なのである。
ビッグバン宇宙論が科学の正統であるという思想を、世界中の人々に
浸透させる戦略が成功したことにより、ユダヤ・キリスト教勢力の
世界における優位性が確立されていったのだ。(20世紀に)
そして、その思想的支配の最たるものが、アメリカやイギリスによる
イラク戦争なのだ。
ビッグバン宇宙論の浸透により、世界中に終末思想(世界の終わり)が蔓延してしまっている。
そのことにより、自己中心的、せつな的、短絡的な考え方が社会に広がっている。
科学的に間違っているビッグバン宇宙論から脱却しなければならない。
そして、宇宙は無限だということを理解しなければならない。
人間は本当の宇宙観、世界観を構築し、新しい時代に進んでいかなければならないのだ。
ビッグバン宇宙論が世界を支配している限り、平和な世界にはならないのだ。
そのことを科学者は重く受けとめるべきである。
さらばビッグバン宇宙論!!!!!!!!!!!!!!!!!!
743考える名無しさん:03/09/11 03:05
カントを現行の日本語訳で読むのは、ちょっと不可能じゃないかな。
英語訳なら可能かも。

実際、カント自身、哲学用語に厳密でないのは事実で、それなのに、日本語訳は
厳密なんだよ。最新の岩波のは一番厳密じゃないかな。
744考える名無しさん:03/09/11 09:31
じゃあ、長谷川宏に訳してもらおう。
745考える名無しさん:03/09/15 18:00
今日、岩波の純粋理性批判読み終わりました。
はっきり言って「知ったか」レベルに到達したかどうかも怪しいです。
とりあえず「カント入門」買ってきたので、これを読んで理解を少しでも
深めます
746暗唱する名無しさん:03/09/15 19:56
>743
カント自身厳密じゃないならどうやってカントを理解すればいいのか。
日本語訳で読んで分かったような気になるだけではいけないのか。
だってカント主義者になって哲学を放棄するよりは
日本語訳で読んでも分かったような気になって
自分の哲学を続けていけばいいんじゃないのか?
違うのか??????
747暗唱する名無しさん:03/09/15 19:59
いけねえ、つい語り得ぬものを語ってしまった・・・
自粛します。。。。ごみんね。。。
748セツカチピンチヤン:03/09/18 17:44
講談社の天野訳を復刊させましょう。

イマヌエル・カント著/天野貞祐訳「純粋理性批判 1〜4」
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12845
749考える名無しさん:03/09/19 17:11
もう一個のカントスレ落ちましたね
750考える名無しさん:03/09/24 03:47
age
751考える名無しさん:03/09/24 04:33
DSM-IV批判
752超越論的いかりや長介:03/09/24 05:05
だみだこりゃ!
753考える名無しさん:03/09/24 15:04
>>751
「脳病試論」をベースに議論するのですか?
754天野訳復刊させようよ〜:03/09/24 15:05
講談社の天野訳を復刊させましょう。

イマヌエル・カント著/天野貞祐訳「純粋理性批判 1〜4」
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12845


755考える名無しさん:03/10/01 19:54
工業高校卒の僕にでも「純粋理性批判」読む資格ありますか?
いま、「啓蒙について」読んでます。
それほど難しいとは思えないのですが。
756考える名無しさん:03/10/01 19:56
>>755
まず『プロレゴメナ』読むと良いと思う。
カント自身による入門書だよ。
757考える名無しさん:03/10/01 20:11
それって岩波の奴ですよね?
ありがとうございます、読んでみます。
758考える名無しさん:03/10/23 22:43
あげ〜〜〜。
759考える名無しさん:03/10/23 23:35
>>670
実践理性の要請じゃないっけ?
自分が持ってるものを自分のものとして扱うために想定されなければならないものだろ?所有権ってさ。
間違ってたらごめんな。
760おしえておしえて:03/11/05 17:17

突然の横レスでスマソ。
哲学板の俊英の皆様、一つおしえてください。

これ↓はカントのなんていう著作の中に書いてあるのですか?どんな意味なのですか?


「いついかなる時も人間の中にある人間性を単なる手段としてではなく目的として扱うべきである」
761考える名無しさん:03/11/05 17:46
検索すれば一発なんだが
762考える名無しさん:03/11/06 07:20
良スレあげ。
763考える名無しさん:03/11/08 04:21
>>760
『道徳形而上学原論』(人倫の形而上学の基礎づけ)じゃなかったっけ?
例えば自分の利益のための「手段」として他人の人間性を利用しちゃいけ
なくって、人のために、つまり人を「目的」として扱わなければならない、み
たいな、そんな感じかな。
764考える名無しさん:03/11/15 08:48
>>735って何の文章?
なんか、ポストモダニズムとロマン主義の接点とか、ポストモダニズムが
ロマン主義を再構成するとかそういうことについて、このcourseは(カントの
『判断力批判』をロマン主義の典拠として扱いつつ)考えますよ、みたいな
こと書いてあるけど、どっかの大学の履修案内かなんか?
765考える名無しさん:03/11/15 08:55
あっ「崇高 sublime」っていうキータームを抜かして書いちゃった。まあいいか
766考える名無しさん:03/11/16 15:57
リオタールのカント崇高論講義だろう
767考える名無しさん:03/11/17 14:04
カントの「時間空間は人間の感性の中にある」という説は、
現代ではすたれた説なの?

だって、ビッグバンとかだって、人間の側の錯誤ということに
なっちゃうじゃないか。
768考える名無しさん:03/11/18 12:24
>>763
そこ、「手段として《のみ》」じゃなかった?

そのことばの持つ意味は大きい。
769考える名無しさん:03/11/18 12:36
>>767
「時間空間は人間の感性の中にある」なんてカントは言ってない。
「時間空間は人間の感性の必要条件=形式」とか言ってるはず。
ビッグバンが有ったにしても無かったにしても
ニュートン物理学にしても相対論にしても量子論にしても
成り立つものだろ。
人間の「認識」を問題としているわけだから。
770考える名無しさん:03/11/18 14:19
(形式としての)時間空間は、人間の側からの現実への付加物であって、
現実の中に実在しているわけではない、とカントは言ってるわけでしょう。

それにしては、物理学はばかにうまくいってると思いませんか?
(物理学の応用可能性は目をみはるものがある)
そこが非常に不思議なところです。
771考える名無しさん:03/11/18 14:59
認識は出来ないとしても「実在しない」という根拠自体もないから、決定できない。
それを、「実在しない」と言い切ってしまえば「ドイツ観念論」になってしまう。
カントは「ドイツ観念論者」じゃないよ。
どっちかといえば、「認識出来ないが実在しないはずはない」派だったんでなかったっけ?
772考える名無しさん:03/11/29 23:15
さんざん議論されているとは思いますが、岩波文庫の『純粋理性批判』の
訳はあまりよくないんですよね?原佑という人が訳している理想社のカント全集
の『純粋理性批判』を借りてきたのですが、まだこの方が読みやすいですか?
773考える名無しさん:03/11/30 23:06
カントについての事柄が上手くまとまっていると思う。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A5%AB%A5%F3%A5%C8&kind=jn&mode=0
774考える名無しさん:03/11/30 23:44
ぜんぜんおもんない
775考える名無しさん:03/12/03 05:19
カントの著作を英語で書いてあるサイトってありますか?
あればどなたか教えてください。
776考える名無しさん:03/12/03 05:22
カント『純粋理性批判』を読みませんか?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1068346442/24
777考える名無しさん:03/12/03 05:23
英語は知らない
778775:03/12/03 05:28
779775:03/12/03 05:29
>>776
サンクス。俺には無理ですが。
780考える名無しさん:03/12/03 06:26
「天野貞祐全集」を全部読むのだ。わすは読まされた。
781考える名無しさん:03/12/03 18:29
ドイツ語で嫁!
782考える名無しさん:03/12/03 21:37
783775:03/12/03 23:48
>>782
多謝!!!!!!!!!!
784考える名無しさん:03/12/04 02:36
>>63
うーん統整的理念なんて実際あり得るんだろうか。
「自由であろう」と欲する時、必ず自由に対する
何らかのイメージを持っていないだろうか。何にも
無い物に欲求を起こせるだろうか。
785考える名無しさん:03/12/04 02:44
>>770
物理学は人間の時間空間概念の定規を使って自然を
計るやり方の事だよ。実際それ以外の事が世界で起きて
いたとしても、我々には分からないんだ。
786考える名無しさん:03/12/05 16:26
ドイツ語版天野貞祐全集
787考える名無しさん:03/12/06 00:57
>>748
投票したよ。まだ26票かよ・・・。三批判書を再読したいんだけど、
岩波文庫版がそろってるし、またこれ使うしかないかなあ(欝
788考える名無しさん:03/12/06 01:09
天野訳もってるけどムズイな〜。
789考える名無しさん:03/12/08 07:31
790考える名無しさん:03/12/12 13:08
仕事が忙しすぎて、年内に純粋理性批判読破の計画が
崩れていく・・・。いや、言い訳だな。すまん。
791考える名無しさん:03/12/12 18:24
(゚д゚) ハァ?
792考える名無しさん:03/12/12 21:37
(゚д゚) ハァ。
793考える名無しさん:03/12/12 22:46
>>791>>792
まあ、そう言うな。カント研究者にはこういう人多いんだよ。
なんかこう「やらなきゃ」、「正しいことをしなきゃ」っていうスタンスの人。

好きなことだけやってりゃいいと思う人には理解し辛い心理だよな。
794考える名無しさん:03/12/12 23:39
つか>>792は790だろう
795考える名無しさん:03/12/12 23:56
義務
796考える名無しさん:03/12/13 00:05
>>793
お遊びとプロの差だな
797考える名無しさん:03/12/13 00:26
>>796
ワロタ
798考える名無しさん:03/12/13 00:45
>>796
全然おもんない
799注目の新刊:03/12/14 08:16
存在と自我 カント超越論的哲学からのメッセージ
著者: 湯浅 正彦著
本体価格: \5,500
出版:勁草書房
サイズ:A5判 / 285,5p
ISBN:4-326-10151-2
発行年月:2003.12
■内容説明
カントは自らの思索を首尾よく一貫して完遂しえたであろうか。
カント哲学の主要テーゼである「超越論的観念論」と、それを根拠づける
「超越論的演繹」を精査する。
■著者紹介
1956年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
現在、立正大学文学部助教授。編著書に「現代カント研究6」など。
800考える名無しさん:03/12/14 20:53
(゚д゚) ハァ?
801考える名無しさん:03/12/15 13:12
たけえよ
802考える名無しさん:03/12/15 21:11
(゚д゚) ハァ。
803考える名無しさん:03/12/17 03:12
>>793,795哲学はプロとしてやっていくには、義務感なくしてはやっていけないでしょうね。

それにしても、ハードバックの本は高い。
804考える名無しさん:03/12/17 04:23
純粋理性批判って英語でどう書くの?
critic to pure reason?
critic for pure reason?
critic of pure reason?
critic with pure reason?
805考える名無しさん:03/12/17 05:34
>>804
普通に3でわ?
806考える名無しさん:03/12/17 21:07
義務感なしでカントの哲学が理解できるわけない。
あんなもんスラスラ読める奴がこの世にいるのか?
807考える名無しさん:03/12/17 21:12
>>806
埴谷雄高
808考える名無しさん:03/12/17 22:06
>>806
お遊びとプロの差だな
809考える名無しさん:03/12/17 22:22
埴谷ほどの妄想力のある人間に対して、カントならなんて言うのだろう?
まさか、「観念うぜー!」か?
810考える名無しさん:03/12/18 02:34
カントは妄想系電波に弱いよ
スウェーデンボルグ論とかあるし
811考える名無しさん:03/12/18 03:30
カント自身も妄想の激しい人だったと思うぞ
彼の哲学はその裏返しで、あっちの世界から自分を連れ戻すためのものでもある
812考える名無しさん:03/12/19 22:29
おまえらカント読んでないと見た
813考える名無しさん:03/12/20 00:54
電波系カントは坂部恵以来の常識
814考える名無しさん:03/12/20 20:02
「常識」しか知らないと見た
815考える名無しさん:03/12/25 17:09
崇高がよくわからない。
自然を崇高だと感じる人間の精神が崇高?
816考える名無しさん:03/12/25 21:27
mama-!
817考える名無しさん:03/12/30 08:25
>>804
Critique of Pure Reason
818考える名無しさん:04/01/03 20:55
(゚д゚) ハァ?
819考える名無しさん:04/01/07 18:24

「経験と理性について」

という課題を出された大学生です。
哲学無知の私には無理難題なレポート課題です。
カントのことを言ってるのだろうと予想してこの板にきました。

皆さんならどんなレポートを書くでしょうか?(800字以内です)
ご教授ください、よろしくお願いします。
820考える名無しさん:04/01/07 19:26
ぷっ
821考える名無しさん:04/01/07 19:48
カントはよく勉強しとカントね。
822勝利宣言閣下:04/01/07 19:54
また勝利宣言してしまったヘラヘラ
823考える名無しさん:04/01/07 20:02
いろんな板で見るけど、2ちゃんでレポート聞く人って、ある意味すごいな。
824819:04/01/08 20:31
哲学板の皆さんって親切ですよね。
おながいしますおながいしますおながいしまs
825819:04/01/09 16:58
お頼み申すお頼み申すお頼みも薄

。・゚・(ノД`)・゚・。
826考える名無しさん:04/01/09 19:07
(゚д゚) ハァ?
827考える名無しさん:04/01/09 22:41
>「経験と理性について」

本当にカントでいいのか?
多分だけど、「経験に由来しない理性は存立し得ない」っていう話をして、
「デカルト的認識主体」を数学的認識主体として以外に使用することが理性の誤用であることを示せば良いのではないか。
自信無いな。
あとはぴかぁにでも聞いてよ。こういうの好きそうだし。

ただ、俺的にはそこに、「モデル形成においても宗教的価値観が影響を与える」可能性についても論じて欲しいが、多くは望まない。

しかし、敢えて言わせていただければ、良いレポートと言うのは授業において使用された語を矛盾なくつなぎ合わせることが重要であるので、
誰かにノートを借り、単語をピックアップして意味を調べ語をつなぎ合わせるのだ。

その際の概念設計は、君自身の御魂によって行うか、上に書いた奴使えばいい。がんがれ。
ところで君大学生?
828考える名無しさん:04/01/09 22:42
>良いレポートと言うのは授業において使用された語を矛盾なくつなぎ合わせることが重要であるので、
>誰かにノートを借り、単語をピックアップして意味を調べ語をつなぎ合わせるのだ。

ぴかぁ〜じゃあるまいし・・
829考える名無しさん:04/01/09 22:45
>>828

評価するのが、講義を行った人であるなら当然だろう?
レポートなんだし。
830819:04/01/10 22:28
>>827
あ、ありがとうございます!
>、「経験に由来しない理性は存立し得ない」っていう話をして、
>「デカルト的認識主体」を数学的認識主体として以外に使用することが
>理性の誤用であることを示せば良いのではないか。

この部分、ためになります。
さっそく本を読んで勉強したいと思います。
ちなみに私は財務会計ばっかりを学んでて哲学ナンジャラホイの大学生です。。。
831819:04/01/10 22:28
レポート書いたら概略を書きこみたいと思いますー
832考える名無しさん:04/01/11 00:32
>、「経験に由来しない理性は存立し得ない」っていう話をして、
>「デカルト的認識主体」を数学的認識主体として以外に使用することが
>理性の誤用であることを示せば良いのではないか。

わけわからん
833考える名無しさん:04/01/11 07:20
>>832

純理を再度、嫁。それとも教えて君ですか?
834考える名無しさん:04/01/11 21:20
経験に由来しない理性は存立し得ない

これ正しいの?純粋理性って経験に由来すんの?
835考える名無しさん:04/01/11 22:28
>>834

だから、純粋理性批判なんだろ?
もちろん「純粋理性」は経験に由来しないが、時空間という内観の純粋形式に縛られた人間には持ち得ない。
だから、そういった、「経験に由来しない理性」のようなデカルト的認識主体は数学以外で使用すると、間違いの元になるということ。

実践理性って言葉はご存知ですか?
836考える名無しさん:04/01/12 00:55
ま、批判ってのは吟味という意味に近いんだけどね。
純粋理性を持つのは絶対者=神のみとされてたはず。
細かい突っ込みをいれると、内観の純粋形式は時空間じゃなくて時間ね。
「数学的認識主体」ってカントの言葉?岩波文庫版しか読んでないんだけど。
837考える名無しさん:04/01/16 21:03
プロレゴメナって世界の名著と岩波とどちらの訳がよいのでしょうか?
838考える名無しさん:04/01/16 21:04
岩波は岩波でも、最近のは良くないってさ。
839考える名無しさん:04/01/16 22:32
カントって童貞だったんだね。
俺と一緒だ。
840考える名無しさん:04/01/17 00:51
え、カント童貞だったの?
841考える名無しさん:04/01/18 13:53
カントの第三アンチノミーの証明の意味がわかりません(´Д`;)

>しかし自然法則の主旨は、ア・プリオリに十分に規定された原則がなければ
>何ものも生起しない、ということである。それだから一切の原因性は自然法
>則に従ってのみ可能であるという命題は、この命題の無制限な普遍性を主張
>すると、自己矛盾に陥いることになる。
ttp://www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/gallery/ANTINOMIE/exhibition/antinomie/kant3.html

自由がないと過程すると、原因を辿るとまた原因の無限循環に行き着くのは分るんですが、
自然法則はアプリオリな理由がなきゃ生起しないので、無制限な普遍性で矛盾するつーのが
漏れの頭では理解できないです(つД`;)
誰かわかるひといますか?
842考える名無しさん:04/01/18 14:01
841はなにも悪くないと思う。
カントがバカなだけだな。
843考える名無しさん:04/01/18 15:48
841=842がバカなだけだな。
844841:04/01/18 22:22
いや、違うのですが(´Д`;)
馬鹿なのはたしかですが
845考える名無しさん:04/01/19 00:46
>>819
カントとか、フッサールとかで書けばいいんでない。
ただ、もっと他の哲学者の意見も出した方が良いと思う。
ヒュームは出しておいた方がいいな。
とにかく、出せるものは出した方が優秀だと思われ!!
846考える名無しさん:04/01/19 01:21
>>841
「正命題は、自然的因果性を括弧に入れて行為を見ることであり、反対命題
は人々が自由だと思うことを括弧に入れて行為の因果性を見ることだ。だか
らそれらは両立するのである」  「トランスクリティーク」柄谷行人
847考える名無しさん:04/01/19 01:24
両立したらアンチノミーじゃないじゃん。
848考える名無しさん:04/01/26 02:05
ふい〜、純粋理性批判の上巻を今読み終えた。
講談社学術文庫の天野訳と時々読み比べてみたけど、
篠田訳も悪くないと思われ。天野訳は確かに読みやすいんだけど…

849あぼーん:あぼーん
あぼーん
850考える名無しさん:04/01/28 18:50
>>848
> 篠田訳も悪くないと思われ。
悪いよ!
> 天野訳は確かに読みやすいんだけど…
読みにくいよ!
851837:04/01/30 16:14
>>838
刊行中の全集はまずいということですね。
ありがとうございます。
本屋で見かけた岩波文庫のほうを買おうかと思います。
ただ気になるのは篠田氏の純理の訳は評判よくないですね。
以前にどこかで「本人もわかってないで訳してる」って言われてましたし。
プロレゴメナは大丈夫なのだろうか。
852考える名無しさん:04/01/30 17:05
実際に読んだ人の発言が全然無いのがなんともすがすがしい風景ですな。
853あぼーん:あぼーん
あぼーん
854考える名無しさん:04/01/30 19:34
クリティカル・シンキング
855考える名無しさん:04/01/30 21:06
一応、篠田訳は天野訳の後に出たわけだし…
天野訳は手に入れるのも難しいんじゃない?
「アプリオリ」は最後まで「先験的」だったりするし読みにくい。
856考える名無しさん:04/01/30 22:18
>>851
>「本人もわかってないで訳してる」って

篠田訳にケチつける声も多いが、
あのカントの文章を全部分かって訳したら、
それはそれですごいと思う。
857考える名無しさん:04/01/30 22:38
そういう意味でケチつけてるわけでもないと思う。
alsを全部「〜として」と訳して繋げて文章をダラダラ長くしてたりとか。
858♪◇7P44pfbg :04/01/31 13:04
エヘヘ
みーチュけた!
859考える名無しさん:04/01/31 13:55
エヘヘ
ばれチャった!
860考える名無しさん:04/02/03 14:48
カントの道徳法則の思想について、人間の行為の具体例を使って説明し
それについてあなたの意見を述べよ
861考える名無しさん:04/02/03 21:09
まずお前が述べよ
862考える名無しさん:04/02/03 23:55
分からないから困ってます。
倫理学の試験が急遽持ち込み不可になってさ。
困ったことに論述試験が3時間連続。
明日は2限が国際法論述、3限に倫理学論述、4限にアメリカの成立の論述試験が。
全部持ち込み不可だから、文章をコンパクトにまとめにゃ頭に入らんし。
863考える名無しさん:04/02/03 23:58
かんとにおける道徳法則は、まずその基礎は定言名法たる絶対規範
であることにある。
これはそれ以前の思想における道徳の根拠を一切許さないの謂であり、
より法学的には絶対報復律が帰結される
   つづく
864考える名無しさん:04/02/04 04:19
どなかかカントの道徳法則の思想と人間の行為の具体例を使って説明してあるURLを
持ってる人がいれば教えてほしいです。お願いします。
865考える名無しさん:04/02/04 21:12
実践理性批判読めばいいのかな。俺純理しか読んでない
866考える名無しさん:04/02/06 09:51
自分で分からなければ、潔く単位を落とせ
ただ、それだけの話
867たかちゃん:04/02/08 13:51
俺も某大学の浅井先生から経験と理性について試験レポートが出てます。上の方にいた人と間違いなく大学は同じです。ちなみに馬鹿大・・・
ですけど、カントは経験と理性について説いてません。感性と悟性と理性です。だからカントとの関連性はほとんど無さそうです・・・
868考える名無しさん:04/02/08 18:31
寝ちまった。今からがんばろーっと
869考える名無しさん:04/02/17 23:19
純粋理性批判読んでます。やっと超越論的Xの話になりました。
ていうか岩波文庫の中巻の62ページ目

「思惟する者としてのかかる『私』或は『彼』或は『それ(物)』によって
表象されるのは、思考〔作用〕の先験的主観即ちXでしかない」

ここ以外にXって出てくるんですか?
870考える名無しさん:04/02/21 15:40
「カントと形而上学・物自体と自由をめぐって」を買ったが
もう意味わかんね。意味わかっても、読む気力なし。
871考える名無しさん:04/02/21 15:42
>>870
カント読んだほうがいいんじゃない?
872考える名無しさん:04/02/21 17:25
誰の本だそりゃ?
873870:04/02/21 19:18
>>871-872
これでつ。「人間が自由であることの意味」にひかれて買ったのですが
ど素人には退屈すぎて、むりぽ。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4790708780.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4790708780
874考える名無しさん:04/02/22 01:12
知らんなあ……俺も、どうせわからないならカントそのものを読んだほうがいいと思う。
875考える名無しさん:04/03/02 22:28
ジジェクスレが盛り上がってます。柄谷の指摘どおり、
物自体の説明はアンチノミーから始めた方が良かったかもしれない。
物自体を消すと分かりやすい観念論になるわけだし。上巻しか読まない人もいるかもしれないしw
876考える名無しさん:04/03/04 12:12
この板、アホスレばっか
877考える名無しさん:04/03/05 11:33
ケルナーのカントってどうよ?結構好きだが。
878考える名無しさん:04/03/05 11:35
この板、アホレスばっか
879考える名無しさん:04/03/05 11:50
困ったカント !!
880考える名無しさん:04/03/05 12:53
若きカントの力学観−『活力測定考』を理解
松山 壽一 著
北樹出版
2004年03月
4-89384-928-X
2,900円 (税抜)
881考える名無しさん:04/03/08 00:02
『純粋理性批判』読了。下巻、先験的方法論から急に
つまんなくなった。実践的哲学ということで道徳に向かわざるを得ない
というのはわかるけど、神と来世って言われてもなぁ…。
次『実践理性批判』読むけど、下巻の続きみたいなもんでしょうか。
882考える名無しさん:04/03/08 00:06
俺、『実践理性批判』なら読んだけど、
『純粋理性批判』の中と下を読んでないから答えられない。

じゃあ書くなよ!!
883考える名無しさん:04/03/08 04:24
>>878
まともに読んでたら2chやってる余裕なんかない。
884考える名無しさん:04/03/12 23:46
サドがカントの真実である理由を分かり易く説明してください。
885考える名無しさん:04/03/13 12:24
実践理性批判読んでます。急ぎたいところなんだけど、ゆっくり読まないと駄目だねこりゃ。
886あぼーん:あぼーん
あぼーん
887考える名無しさん:04/03/13 12:53
>>886
やだ。
888考える名無しさん:04/03/13 13:31
『カント哲学の特性』
藤田 昇吾著 晃洋書房刊 ¥2,900
889考える名無しさん:04/03/13 22:53
実践理性批判、今週末は半分(第一章・第一篇)までしか
読めないな〜。しかし、道徳的法則の客観的実在性が証明できないのに、
自由の能力の客観的実在性は証明されてもいいんだろうか。

自殺批判もちょっとキツイなぁ。。。漏れはたぶんいつか自殺するしw
890考える名無しさん:04/03/14 03:06
カントを入門書無しで理解しろ、って言う人の意図が理解不能。

「純粋理性批判」・・・これ、入門書なきゃ絶対わかんないだろ・・・。
いきなり入門書無しで理解できた人ってホント〜〜にいるのか???
891考える名無しさん:04/03/14 03:33
>>890
埴谷雄高は読めたのでは?
892考える名無しさん:04/03/14 10:22
俺は一回目(予備知識ゼロ)は「つうか悟性ってなに?」って
感じだったけど、要は情報処理能力みたいなもんかな〜とか
適当な解釈でとりあえずは読んだ。大きくは間違っていなかったと思う。
入門書等の予備知識があると確かに楽なんだけど、その解釈を追随して
わかった気になってしまう、つまり自分なりの発見ができにくい。
893考える名無しさん:04/03/14 10:44
>>892
いきなりカント相手に自分なりの発見が出来るなんて
あなたは凄い人ですね
894考える名無しさん:04/03/14 10:51
>>893
純理の前にプロレゴメナ読んだらいいよ。
895考える名無しさん:04/03/14 10:58
それより、カントが純理を出したときの状況を考えればわかるけど、
その当時読んだ人はほとんど読みが間違っていて、歴史的に研究されて
ゆく過程で段々理解が深まっていった。それを考えるなら直接読んで
発見や理解を主張することがどういうことかわかると思う。
例えば、ジャン・ラクロワのカント入門では、フランスのカント研究が
1960年台までかなり杜撰だったことを指摘している。これはカントの
生きていた頃から200年経っているわけだけど。そんなもんだ。
896考える名無しさん:04/03/14 11:02
>>895
直接読んで理解し、いろいろ発見するのは、いいことだよ。そこで理解
される内容が、カント研究者の解釈から見れば間違っているとしてもね。
897考える名無しさん:04/03/14 11:09
柄谷行人『トランスクリティーク』を読んでから純理を読んだけど
やっぱり柄谷の視点の追従といった読み方に、どうしてもなっちゃったね。
「猿でもわかる」的な入門書なんかを読む暇で原典にいきなりぶつかるほうが、
理解するしないはさておき、勉強になるかと。
898考える名無しさん:04/03/14 11:10
>>896
発見という言葉が誤解を招いていると思う。
899895:04/03/14 11:12
>>896
いや直接読むのは当然でしょ?
900考える名無しさん:04/03/14 11:15
>>897
柄谷の視点も、読み通させるためのガイドくらいには役に立ったということですね。
読み通した際に、柄谷パースペクティヴからはみ出る部分やずれる部分などは
見出されませんでしたか?

901ビューティー少年:04/03/14 11:15
本屋でカント著の本を買いました。
このスレッドを参考に読みます。
902895:04/03/14 11:19
>入門書なんかを読む暇で原典にいきなりぶつかるほうが、
>理解するしないはさておき、勉強になるかと。

結局俺の言いたいことはこういうことに関係するけど、原典だけ読んで云々って
聞こえはいいけど、有り得ないっていいたい。だったらなぜ未だにこれだけの
カント研究者がいるわけ?直接原典読むだけで足りないからでしょ?
903考える名無しさん:04/03/14 11:20
>>897
柄谷をガイドにしてカントを読むんなら悪くないのかもしれないが、
ゲーデルを読むのだったら薦められん。(w
904考える名無しさん:04/03/14 11:27
自分なりの「発見」ってことでいいんじゃないのかな。
そりゃ哲学史的な「発見」なんて簡単にできるわけないしw
読んでても「あ、入門書に書いてある通りだ」ってことで
理解したと思い込んじゃうのは一番よくないから。

>>900
フムフムとか言いながら線を引くところは、大体柄谷が重要視していた
ところになっちゃうんですよね。統整的理念のところとか。こういうのは
あんまりよくないんですが。柄谷の視点からずれるというより、
柄谷がうまくカントを自分に引きつけて読んでるな〜というのは感じました
905考える名無しさん:04/03/14 11:27
長い高度な伝統を背負って200年以上前にドイツ語で書かれた思弁的学問著作に
何らかのガイドなしにいきなり取り組もうなんて、正気とは思えん。
906考える名無しさん:04/03/14 11:32
>>902
原典だけ読みましょう、と言ってるのではなく、
入門書を先に読んでしまうと、読み進めるのは楽だけど、
先入観ができてしまうことによって自分なりの読み方が阻害されるという
マイナス面もあるんじゃないかなということが言いたいのです。
晴天の日曜日にこんな下らないことで熱くならないでw 
俺は今から実践理性批判を読み進めま〜す。
907考える名無しさん:04/03/14 11:35
一つだけ確かなのは、一冊や二冊の入門書で楽に読み進めて理解できたと思えるほど
「純粋理性批判」は簡単な内容ではないということかな。
908895:04/03/14 11:50
>>906
もう一つだけ。
>先入観ができてしまうことによって自分なりの読み方が阻害されるという
>マイナス面もあるんじゃないかなということが言いたいのです。

そんなこと無い。先入観くらい疑えないなら、そもそもその程度だったと
いうことでしょう。これは自分の問題でしょ?長くそして色々と読んでいると、
「自分の理解」なんて何回も覆えされるわけで。
>読み進めるのは楽だけど
楽じゃないよ。入門書や論文なんていくらでもあるわけで。その都度整合性を持った
主張はどれか確認していかなければならない。
そもそも「先入観」なんて問題ではないよ。色々読んだらいやでもそのおかしさに
気付くから。
>晴天の日曜日にこんな下らないことで熱くならないでw
カント、ましてや哲学なんてやめておけって。「晴天の日曜日」がそんなに気になるなら。
デートなんかするほうが10倍楽しいのは認めるから。 
909考える名無しさん:04/03/14 13:51
デ〜トがある〜から〜♪(金の粒という納豆の歌)
910考える名無しさん:04/03/19 01:14
カントスレがこんなに下がっちゃ駄目
911考える名無しさん:04/03/21 04:25
そうか
912考える名無しさん:04/03/21 13:10
2ちゃんの哲学板だしな・・・。もっと専門的なカントの話をしている
掲示板があったら教えてほしい(いっぱいあるはず)。
913考える名無しさん:04/03/21 13:33
>>912
専門的な議論はじぶんで仕掛けていかないとダメですよ。
そのうち分かる人が付いてきます。
914考える名無しさん:04/03/21 13:42
なかなか、いいこと言うね・・・
915考える名無しさん:04/03/21 16:52
うむ
916考える名無しさん:04/03/21 18:13
いいから別の掲示板教えろよテメーラ(クッチャクッチャ
917考える名無しさん:04/03/23 06:12
こんにちは。
今日、バイク板でこんな発言をしている人がいたのですが意味がわかりません。
>60 名前: 774RR Mail: sage 投稿日: 04/03/22 21:16 ID: j+nA78VE

>>>56
>絶対善というものをまずカントで理解しろ。
>と追加で言って去ります

どうも話の流れから見て、この人はボランティアは絶対善であると
言いたいようなんですが、そんなものだったんですか絶対善って。
カントは、絶対善とはどういうものだと言っているのですか?
というか、絶対善について本当にカントは何か言ってたんですか?


918考える名無しさん:04/03/23 06:26
たんなるハッタリですな。カントは「絶対善」なんてことは言いません
919考える名無しさん:04/03/23 06:35
回答ありがとうございます。
そうなんですか。「絶対善」なんて言わなかったんですか。
ネット検索したり、こちらの板でもカントスレをいくつか見て、
「絶対善」で検索してもなしのつぶてだったので、ひょっとして
とは思いましたが…
920考える名無しさん:04/03/23 21:37
岩波文庫版では「最高善」です。徳と幸福が綜合されたものです。
das hoechste Gute だから「絶対善」はやっぱおかしいかな。
921考える名無しさん:04/03/26 19:40
『実践理性批判』読了。どーもやっぱ神だの心の不死だのいうところは
うさんくさいw。思弁的には統制的理念(仮言的)だったのが道徳の話になると
構成的理念(定言的)になるのはいかがなものか。まいいや。

次、『判断力批判』行きま〜す。
922考える名無しさん:04/03/27 18:27
洪水はわが魂に及びって、この世で一番かっこいいタイトルじゃないか?
923考える名無しさん:04/03/28 12:49
カントの自我論
中島義道
2300円
日本評論社
4月上旬
ISBN4-535-56212-1

「カントと共に哲学する」著者による、本物の哲学的自我論を骨の髄まで味わう本。
924考える名無しさん:04/03/30 14:35
純粋理性批判を半年かかってやっと読み終わりました。
実践理性批判の方は道徳関連だと聞いていますが、"判断力批判"はどんなことを論じているのでしょうか。
925考える名無しさん:04/03/30 21:43
美学(感性学)の最重要文献です。
926ビューティー少年:04/03/30 21:45
感性学って何ですか?
927考える名無しさん:04/03/30 21:49
近代的体系が価値を失ったポストモダンな今、カントなんてw
928考える名無しさん:04/03/30 21:52
近代は近代でいいじゃないか。
929考える名無しさん:04/03/30 21:56
流行を妄信する奴は、クズ。
930考える名無しさん:04/03/30 23:11
今度からポストモダンって言うときはちょっとでいいから照れようね。
931考える名無しさん:04/03/31 13:55
デカルト
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1080705411/

こちらもどうぞよろしく。
932考える名無しさん:04/04/05 02:04
糞カントスレばかりが上がっている
933考える名無しさん:04/04/07 01:39
つうかカントが難しいのは、造語の定義がなんだっけか忘れちゃう所だな。
概念自体は全く難しい事はない。カント造語辞典みたいなのがあれば良い
のにな。後フィヒテも。
934考える名無しさん:04/04/11 13:34
★ 宇都宮芳明訳『純粋理性批判』が遂に刊行!! ★

このスレでこれまで指摘されてきたように、
従来の岩波文庫訳や全集版の訳は様々な問題が
あったが、この宇都宮訳は『純理』訳の決定版
となるでしょう。
.....................................................................
『純粋理性批判 上』
I.カント著 以文社刊 ¥8,500(税込:¥8,925)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02431045&aid=ex
.....................................................................
『純粋理性批判 下』
I.カント著 以文社刊 ¥8,500(税込:¥8,925)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?bibid=02431046&aid=ex
.....................................................................
935考える名無しさん:04/04/11 13:36
高!!
936考える名無しさん:04/04/11 13:39
文庫で十分
937考える名無しさん:04/04/11 13:44
文庫はだめだろ!!(岩波のほうね)
アマノ訳は(・∀・)イイ!!
938考える名無しさん:04/04/11 13:45
たしかにこの値段の高さはちょっとひどいかも・・・
大学の学部生には買えまへんがな。
新訳なら文庫版で安く出して欲しかった。
939考える名無しさん:04/04/11 13:46
カントはよく純粋悟性とか純粋理性とかいう風に、純粋ってよく使うけど
なんとなくイメージとしてはわかるけど、具体的にどのような定義なのかと
考えるとこの純粋ってわかりにくい。誰か教えて下さい。
940考える名無しさん:04/04/11 13:46
>>937
アマノ訳は古杉。戦前の訳だろ。
941考える名無しさん:04/04/11 14:25
岩波文庫の純理は読みやすいから1ヶ月で読めたよ。
942考える名無しさん:04/04/13 21:57
良くも悪くも直訳だよね<岩波文庫 
もう少しこなれた日本語にしてくれたほうがいいとは思う。
でも読み比べたけど、天野訳よりは使える。
岩波の全集版は悪くないんじゃなかったっけ?
943考える名無しさん:04/04/13 22:09
カントン?
包茎の種類でしょ
944考える名無しさん:04/04/13 23:53
もう新学期始まってますよ
945考える名無しさん:04/04/14 00:30
岩波しか、文庫ででてるのないですよね。純理。
946考える名無しさん:04/04/14 13:12
講談社学術文庫で天野訳が出ていますが入手不可です。
漏れは図書館で借りて読みました。
947考える名無しさん:04/04/14 16:22
>>946
それはね、ただいま復刊リクエスト中なんだけど、なかなか票が集まらない。
よかったら、投票してみて。

>748 名前:セツカチピンチヤン 投稿日:03/09/18 17:44
講談社の天野訳を復刊させましょう。

イマヌエル・カント著/天野貞祐訳「純粋理性批判 1〜4」
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12845
948考える名無しさん:04/04/15 03:48
道徳性の逆説 カントにおける最高善の可能性
シリーズ名
:西洋思想叢書
著者/訳者名
:倉本香/著
出版社名
:晃洋書房
発行年月
:2004年04月
ISBNコード
:4-7710-1486-8
ページ・サイズ
:214,7P 22c
販売価格
: 2,940円 (税込)
949考える名無しさん:04/04/16 04:41
天野訳も篠田訳も持っててどっちも読んだけど、天野訳が読みやすいって
本気で言ってるのだろうか。篠田訳の方がよっぽど読みやすいと思うけど・・・

950考える名無しさん:04/04/16 04:47
>>344
>ただ『純粋理性批判』原文の意味不明さをそのまま日本語に移した感じで、
原文のぐだぐださが翻訳にも現れているという意味なら、それはいい翻訳でなかろうか?
951考える名無しさん:04/04/17 01:34
>>950
これこれ、それは岩波の全集のことを指してるじゃないか。たどるの疲れたぞ。

このスレでは
・『純粋理性批判』高峯一愚訳、河出書房、世界の大思想10
がとりあえず評判良さそうですね。
952950:04/04/17 01:38
>これこれ、それは岩波の全集のことを指してるじゃないか。たどるの疲れたぞ。
何か、変なこといったか?
953考える名無しさん:04/04/17 01:42
岩波文庫の篠田訳はいいと思うけど。
954考える名無しさん:04/04/17 01:51
>>951
それもよくないよ
955考える名無しさん:04/04/17 01:55
実は良い訳って一つもないのかよ!
どれも良い訳で選べないとかじゃねーのかよ!
956考える名無しさん:04/04/17 02:12
>>955
だから>>934の宇都宮訳が決定版だって。
957考える名無しさん:04/04/17 02:32
だから篠田訳でいいんだってw
958考える名無しさん:04/04/17 02:43
篠田訳は誤訳の宝庫
過去スレみれ
959考える名無しさん:04/04/17 02:50
2ちゃんねるすげーなw
960考える名無しさん:04/04/17 09:27
おまいら、良いとか悪いとか言う時にはちゃんと理由を言ふ!
961考える名無しさん:04/04/17 10:14
ていうか、ろくな翻訳ない、これじゃカントがわかる分けない
とカント学者はいってますが。
962考える名無しさん:04/04/17 10:20
>>961 誰? 脳内妄想?
963考える名無しさん:04/04/17 10:25
ドイツ人はうるさい
964考える名無しさん:04/04/17 10:30
>>961
俺もなんかでそのこと読んだことある。
同じカント学者かどうかはしらないけど。
965考える名無しさん:04/04/17 10:33
>>961
こういう香具師に限って翻訳の大変さが分かってねーんだよな
966考える名無しさん:04/04/18 00:20
岩波の全集>宇都宮とかいう奴>>>>高峯一愚>>篠田の岩波文庫>>>>>>>>>>>>>天野

ここで議論するレヴェルなら篠田で十分だと思う。みんな持ってるしねw
967考える名無しさん:04/04/18 00:30
理想社全集は
968考える名無しさん:04/04/18 00:48
士農田の利点は安いことだ。
969考える名無しさん:04/04/18 09:14
【Immanuel】カントだよ全員集合!2【Kant】
970考える名無しさん:04/04/18 09:58
イマヌエル・カント part2
でいいだろ。
971考える名無しさん:04/04/18 10:47
【 html化されたこのスレを読んでいる君へ 】

おい、君。そう、君だよ。
「このスレおもろいから見てみ」「2ちゃんの歴史に残る名スレだぜ」とか言われてホイホイと
このhtml化されたスレを見にきた、君のことだ。
どうだ?このスレおもしれーだろ。
でもな、君はこのスレを読むだけで、参加することはできねーんだよ。
可愛そうにな、プププ。
俺は今、ライブでこのスレに参加してる。
すっげー貴重な経験したよ。この先いつまでも自慢できる。
まあ、君みたいな出遅れ君は、html化されたこのスレを指くわえて眺めてろってこった。
972考える名無しさん:04/04/18 18:41
菅とってーといつも無職の友人思い出す。
何かと言うと哲学持ち出して煙に巻く。
973考える名無しさん:04/04/18 20:38
>>970
ダサい
974THE グル:04/04/18 20:39
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ていせつ〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
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975考える名無しさん:04/04/19 12:16
ぜんぜんおもんない
976考える名無しさん:04/04/21 17:04
次スレ頼むよ
977考える名無しさん:04/04/22 16:02
テスト
978考える名無しさん