1 :
藤田田 :
02/04/16 13:19 ID:7xCFznL8
2 :
【ニュースサイト各社の狂牛病特集】 :02/04/16 13:20 ID:7xCFznL8
3 :
【関連リンク】 :02/04/16 13:20 ID:7xCFznL8
4 :
:02/04/16 13:21 ID:wYNjscBD
5 :
【関連リンク】 :02/04/16 13:21 ID:7xCFznL8
6 :
【関連リンク】 :02/04/16 13:22 ID:7xCFznL8
7 :
【調査検討委員会の報告書】 :02/04/16 13:23 ID:7xCFznL8
8 :
【ヨーロッパ内の狂牛病関連公式ホームページ】 :02/04/16 13:23 ID:7xCFznL8
9 :
:02/04/16 13:35 ID:spEvXIIo
■(04/15)千葉の肉牛1頭は陰性 (日本経済新聞) 千葉県は15日、BSE(牛海面状脳症、狂牛病)のスクリーニング検査で11日に 疑陽性となった肉牛1頭が、国立感染症研究所(東京)での確認検査で陰性だった と発表した。 肉牛は生後22カ月の雄。
10 :
【海外の関連リンク】 :02/04/16 13:35 ID:spEvXIIo
11 :
【関連スレ】 :02/04/16 13:40 ID:spEvXIIo
12 :
【生物学板の関連スレ】 :02/04/16 13:42 ID:spEvXIIo
13 :
:02/04/16 15:06 ID:spEvXIIo
14 :
:02/04/16 16:17 ID:G0eePELs
【牛海綿状脳症】BSE検査済み証明書、偽造対策なしの自治体が半数以上
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002041200150.html 牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)検査で安全とされた肉に添付する検査
済み証明書について、管理要領などの具体的な偽造防止策を講じている自治体が半
数に満たないことが11日、厚生労働省の調べでわかった。法的根拠のないまま各
自治体が独自に発行し、産地偽装などへの悪用のおそれが指摘されているが、管理
体制の甘さが改めて浮き彫りになった。
現在市場に出回っている国産牛はすべてBSEの検査済みだが、業者や消費者の
安心を求める声を受けて検査済みを示す証明書や牛肉のパックに張るステッカーが
発行されている。法的な根拠や統一書式がないうえ、コピーが使われる例もあって、
産地偽装などに悪用される恐れが指摘されてきた。大阪市では、食肉卸会社が牛肉
を学校給食用に納入した際、「黒毛和種」の証明書をコピーして添付した例が明ら
かになった。
厚労省は「検査そのものへの信頼が失われかねない」と3月、食肉処理場のある
78自治体を対象に書面で実態調査した。回答によると、18カ所が全頭、57カ
所が業者からの申請に応じて検査済み証明書を発行していた。しかし、管理要領を
作成しているのは13カ所で、それ以外の偽造防止策を「講じている」としたのも
20カ所にとどまった。
偽造防止策の例では、公印の押印や、「特定の団体で一元管理」(滋賀県)、
「通し番号の記載」(和歌山市)、「血統登録証明書の写しの添付」(宮崎市)な
どがあった。2月末までに発行された証明書は計25万枚で、ステッカーを発行し
ているのも27カ所あった。発行者は自治体の食肉衛生検査所や保健所のほか、
荷受業者、食肉処理場など様々だ。
厚労省は「国産牛は証明書の有無にかかわらずすべて検査済み。今のところ問題
は確認していないが、悪用の懸念はある」としている。
15 :
:02/04/16 17:44 ID:NdNWZabd
▽タマネギ7500トン廃棄へ 20農協で、価格を下支え 2002/04/16 09:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0044 道農協畑作青果対策本部委員会(委員長・宮田勇JA北海道中央会会長)は
十五日、消費が冷え込んでいる二○○一年道内産タマネギの価格を下支えする
ため、約七千五百トン分の産地廃棄を決めた。産地廃棄は一九九三年以来九年ぶり。
主要産地の網走、上川、空知管内の約二十農協が対象。各農協が市町村と
協議しながら今年十月まで、焼却やたい肥化などの処分をする。九三年の廃棄量
約九千トンは下回る。
ホクレンによると、四月上旬の全国の生食用タマネギ価格は一キロ三十七円で、
前年同期の約半値。畑作青果対策本部委員会は昨年九月以降、四回に分けて
市場向けの生食用計三万トンを加工用に回す対策をしたが、価格は改善しなかった。
ホクレンなどは、消費不況による需要低迷や、牛海綿状脳症(BSE)の影響による
焼き肉などの付け合わせ野菜の消費減、中国産などに押された国内産の消費減など、
複合的な要因とみている。
ただ今後も、市場に出回る佐賀県産タマネギが豊作とされ、産地廃棄の効果は微妙。
ホクレン市場販売課は「道内産の販売がおおむね終わる五月までは、最低でも今の
価格を維持したい」としている。
16 :
:02/04/16 17:56 ID:NdNWZabd
■「地元の意地」今年度も 「ブランド牛」学校給食で提供継続
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/food/020414a.html 牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)問題で学校給食から牛肉メニューが消
える中、兵庫・三田や三重・松阪などブランド牛の産地では、生産者のプライドを
かけて、地元の学校に肉を供給してきた。今年度に入って、価格の問題もあり、回
数を減らすなど調整するところも出ている。
「三田牛」の産地、三田市には苦い経験がある。国内でBSEの牛が見つかった
約1カ月後の昨年10月6日、同市教委は公立幼稚園、小中学校38校の給食で使
う牛肉を、それまでの国内産から三田牛に限定した。生産者の顔が見え、安全性が
確認しやすいことと、給食使用をやめた際の産地のイメージダウンを考えてのこと
だった。
しかし、周辺の自治体が全面中止した中での牛肉使用に、市教委には保護者らか
ら「本当に大丈夫か」などの電話が殺到。ふだんの倍の食べ残しが発生し、弁当を
持参する子もおり、9日後、やむなく全面中止を決めた。
3学期になり、国の検査体制が充実したことから、市教委は三田牛のメニューを
復活させた。しかし、中学校の場合、1食平均費用が249円なのに対し、すき焼
きの日は333円。月に5回程度あった牛肉メニューを1、2回に減らした。
小橋貞男保健給食課長は「保護者の不安感もまだ完全には取り除かれていない」
と言う。
三重県松阪市は牛肉メニューの全面中止を経て、昨年10月22日、県内でいち
早く「松阪牛」に限定して再開した。
それまでの給食用牛肉は、1キロ当たり2200円の国内産のコマ切れ。再開後
は1キロ3600円の松阪牛の中肉にした。小学校では1食平均224円に対し、
牛肉のすき煮だと337円79銭かかった。
値段に加え、量の確保の点でも「松阪牛限定」を続けることには限界があり、3
学期からは「三重県産牛」に枠を広げた。4月以降は再び国内産に戻すつもりだっ
たが、学校給食用の牛肉偽装が発覚。市教委は「当面、県産牛の使用を続けざるを
得ない」。
山形県米沢市でも「米沢牛限定」が続く。県も12月、1食分に限って給食用の
牛肉購入代金の3分の2を助成する補正予算を組んで後押しした。
県農水産経済課は「良質な県内産牛を子どもたちに味わってもらって、安心を伝
えたかった」としている。県内の339校、約600万円の利用があったという。
17 :
:02/04/16 18:55 ID:Jf46xkJ0
18 :
:02/04/16 23:09 ID:hL9UD1AH
BSE advisers to meet in public in anti-secrecy drive
James Meikle, health correspondent
Guardian Monday April 15, 2002
http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394112,00.html Web翻訳
excite
http://www.excite.co.jp/world/url/?wb_url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394112,00.html&wb_lp=ENJA&wb_dis=3&wb_co=excitejapan infoseek
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?webin=http%3A%2F%2Fwww.guardian.co.uk%2FArchive%2FArticle%2F0%2C4273%2C4394112%2C00.html&pg=honyaku_w_out.html&to=EJ&sand=1 altavista
http://babelfish.altavista.com/tr?doit=done&lp=en_ja&tt=url&url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394112,00.html
19 :
:02/04/16 23:14 ID:hL9UD1AH
So what's your beef?
Andrew Purvis Observer
Sunday April 14, 2002 Guardian
http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4391127,00.html Web翻訳
excite
http://www.excite.co.jp/world/url/?wb_url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4391127,00.html&wb_lp=ENJA&wb_dis=3&wb_co=excitejapan infoseek
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?webin=http%3A%2F%2Fwww.guardian.co.uk%2FArchive%2FArticle%2F0%2C4273%2C4391127%2C00.html&pg=honyaku_w_out.html&to=EJ&sand=1 altavista
http://babelfish.altavista.com/tr?doit=done&lp=en_ja&tt=url&url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4391127,00.html
20 :
:02/04/16 23:16 ID:hL9UD1AH
Rise in demand for food free of meat
Felicity Lawrence, consumer affairs correspondent
Guardian Tuesday April 16, 2002
http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394737,00.html Web翻訳
excite
http://www.excite.co.jp/world/url/?wb_url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394737,00.html&wb_lp=ENJA&wb_dis=3&wb_co=excitejapan infoseek
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?webin=http%3A%2F%2Fwww.guardian.co.uk%2FArchive%2FArticle%2F0%2C4273%2C4394737%2C00.html&pg=honyaku_w_out.html&to=EJ&sand=1 altavista
http://babelfish.altavista.com/tr?doit=done&lp=en_ja&tt=url&url= http://www.guardian.co.uk/Archive/Article/0,4273,4394737,00.html
21 :
:02/04/16 23:22 ID:hL9UD1AH
22 :
:02/04/16 23:25 ID:hL9UD1AH
23 :
:02/04/17 09:56 ID:zm64uqUM
▽BSE問題 雫石町・滝沢村・玉山村を訪れ、酪農家調査−−自民党県連/岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020416-00000006-mai-l03 自民党県連(会長・鈴木俊一衆院議員)は14日、BSE(牛海綿状脳症、いわ
ゆる狂牛病)問題で打撃を受けている県内酪農家を調査した。雫石町と滝沢村、玉
山村の酪農家3軒を訪れ、国の対策が遅れている乳用種の廃用牛(高齢牛)問題な
どで意見を聞いた。
雫石町で視察を受けた酪農家、村上健一さん(54)は乳牛32頭、育成牛23
頭を飼育している。村上さんは、BSE検査で県が1次検査の段階で結果を公表す
ることに対し、酪農家の不安を訴えた。たとえ2次検査で陰性が確認されても、牛
肉のイメージダウンにつながる恐れがあるとして、最終確認まで公表を控えるよう
求めた。
また、廃用牛を出荷できない現状や、BSEが出た酪農家だけでなく産地全体に
影響が及ぶ可能性を指摘し、「酪農家の不安はかなり大きい」と訴えた。
これに対し、鈴木会長は「問題は深刻。国がつくった制度が機能していないと
感じた。一番の問題は廃用牛対策だ」と話した。【長谷川典義】(毎日新聞)
24 :
:02/04/17 09:57 ID:zm64uqUM
▽丸大食品が賃金を削減 4月から1年間(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0417/005.html 丸大食品は16日、牛海綿状脳症(BSE)の影響などで経営環境が厳しいとし
て、社員約2千人の賃金削減を初めて実施すると発表した。取締役報酬は平均
25%、管理職の給与・賞与は平均18・5%、一般職の給与・賞与は平均10%
カットする。4月から1年間実施し、1年後に業績をみて労使で検討する。同社は
年間の人件費を約18億円削減するとしている。
同社は01年3月期に46億円の経常赤字となり、02年3月期も45億円の経常
赤字の見通し。昨年8月に募った希望退職には約500人が応募した。(08:43)
25 :
:02/04/17 10:28 ID:zm64uqUM
▽高崎ハム 内部連絡が不十分 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=1705 高崎市八幡原町の「高崎ハム」(小池正義代表理事会長)が高崎市民生協など4
生協向けに出荷した、ハムとベーコンの原材料の無断変更問題では、高崎ハムの
営業と製造部門の連絡体制が十分に機能していなかったことが浮き彫りになった。
一方、生協の組合員からは高崎ハムへの批判が広がる一方で、「なぜわからな
かったのか」など生協本部への疑問も出ているという。
「高崎ハムも同じ協同組合なのに残念」「生協は安心という思いがあったが、急に
魅力がなくなった」。今月3日開かれた、生協と高崎ハムとの会合で紹介された
組合員の声だ。
「安全・健康・低価格」などをモットーに、組合員の要望を反映し誕生したのが独自
開発商品。その一つ、ロースハムとベーコンは、県産豚肉を使い、化学調味料など
添加物を使わないことで高崎ハムと高崎市民生協が合意し、製造が開始された。
それだけに、高崎ハムがロースハムを95年からメキシコ産に、ベーコンを98年
からデンマーク産に、無断で原材料を変更したことは、「地元生産者に裏切られた」
という思いが組合員には強い。
共同開発した高崎市民生協の佐藤成一理事長は「結果的には生協も組合員の
信頼を失った。問題の経緯や対応はすべて組合員にお知らせして、信頼回復に努めて
いくしかない」と頭を抱えている。
一方、高崎ハムは今月3日、調査結果と再発防止策を生協側に報告、今後の補償
協議に向けて理解を求めた。
朝日新聞社が入手した報告書にある再発防止策によると、今回の主な原因として
挙げられたのが「情報伝達の欠如」「記録保管の不備」だった。
材料を外国産に変更した後の99年5月、高崎市民生協主催の「春のつどい」では、
高崎ハムの担当者が組合員に問題のベーコンの特徴を解説、その中で県産豚を
使っていると説明していたという。
また、問題解決の過程で、当時の記録が残っていなかったために時間がかかった。
これが生協側により強い不信感を抱かせた一因でもあった。
再発防止策では▽品質管理部門の増員▽顧客との合意事項は契約書に明記する
▽各部門の伝達系統の見直しなどを対策に掲げている。
高崎ハムの清水敏見代表理事副会長は「自社の体質そのものに問題の温床が
あった。製造、営業などの部門が一体となり、一からやり直す覚悟で消費者と向き
合いたい」と話している。
26 :
:02/04/17 10:49 ID:zm64uqUM
▽4店舗で原産地偽り販売 東京都が立ち入り調査 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2002/label/news/20020416-119.html 雪印食品の偽装牛肉事件を受けて、東京都が食肉を販売している都内の
スーパーや小売店など約三千百店舗をJAS(日本農林規格)法に基づき
立ち入り調査した結果、原産地を偽って販売していた店が四店舗あることが
十五日、分かった。都は近く行政指導をする方針。
それぞれの店で
(1)長野産和牛を宮城県産仙台和牛
(2)中国産鶏肉を米国産
(3)宮崎県産豚肉を鹿児島県産
(4)カナダ産豚肉を米国産―と、
原産地の内容を偽ったシールを張ったパックが一個ずつ見つかった。
都は「偽った個数がそれぞれの店で少ないことから、シールの単純な張り間違い
などで悪質なケースではないと考えている」と話している。(了) 04/15
27 :
:02/04/17 17:06 ID:DhoQFeIl
▽不祥事企業の食品 4割が「購入しない」 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02041710.html 偽装表示で問題となった企業の食品は買わず、信頼できるものを自分で
見極めたい――。マーケティング調査を行う民間会社シーズは十六日、食品
業界の不祥事について聞いたアンケートで、こんな調査結果を明らかにした。
調査は三月下旬にインターネット上で行い、十代〜六十代までの男女、
千四百七十四人から回答を得た。
不祥事が発覚した後の買い物を複数回答で聞くと、問題になった企業の
商品を「購入しない」と答えた人は40.6%。「購入する量が減った」とする人も
29.4%と、偽装表示で信用を裏切った企業への、厳しい態度がうかがえる。
表示は「よく見てから買うようになった」が34.1%、生産者名が表示されて
いるものや、生産者から直に買うようになった人も、それぞれ19%、7.8%
いた。表示は「ムダなので見ない」は9%だった。
今後、買いたい食品では「こだわりを持って丁寧に作られた商品」が54.5%
でトップ。「詳しい表示がある」(45.9%)や「生産者の直接販売」(44.5%)も
多く、食品を買う時、自らの選択を重視する姿勢も見える。
同社は「消費者は流通の中で見えない部分への不安が多い半面、生産者の
直接販売や 店での生産者名の表示など、『顔が見える商品』に安心を感じて
いる」と見ている。
28 :
:02/04/17 17:46 ID:DhoQFeIl
▽丸紅畜産仙台営業所、偽装は113トン(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020417CCCI051717.html 総合商社、丸紅の子会社「丸紅畜産」の仙台営業所(宮城県利府町)の鶏肉偽装
問題で、偽装数量は1999年からの3年間で113トンに達したことが17日、農水省の
調べで分かった。同省は他の営業所でも同様の不正が行われた可能性があると
みている。
同省は17日午前、JAS法(農林物資規格化・品質表示適正化法)に基づき、
同社に原因究明と再発防止を求める業務改善指示を出した。
調べによると、仙台営業所では、1999年―2001年にブラジル産の鶏肉を国産と
偽って販売していた。需要の拡大する年末の欠品を防ぐため、所長が食肉加工
会社の「杉山商店」(宮城県石巻市)に偽装を指示していた。
杉山商店側は「10年前からやっていた」と説明しており、不正が長期間にわたり
続いていた疑いがある。
一方、丸紅畜産の西園仁社長は「他の営業所についても不正がなかったとは言え
ない」と回答している。同社は4月中に内部調査などをまとめ、同省に報告する予定。
29 :
:02/04/17 21:53 ID:RAPMNQFB
30 :
:02/04/17 22:02 ID:RAPMNQFB
▽4割で高齢乳牛の処理なし BSE「4頭目」を懸念(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020417KIIASA43010.htm 国内で見つかったBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛3頭がいずれも高齢の
乳牛だったことから、4頭目が出た場合の影響を懸念し食肉処理が滞っており、全
国の食肉処理場168施設の約4割に当たる72施設が3月中に高齢乳牛の処理を
しなかったことが17日、厚生労働省の調査で分かった。
2月時点の調査では高齢乳牛の処理がなかったのは80施設だった。
厚労省の担当者は「施設数でみれば多少は改善されたが、処理頭数自体はBSE
発生前と比べ依然低調な状況は変わっていない」と話している。 (04/17 20:44)
31 :
:02/04/17 22:06 ID:RAPMNQFB
▽食肉加工業者に排除命令 牛肉の原産国不当表示で(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020417KIIASA42010.htm 原産国や国内の産地表示を偽った牛肉を消費者向けに販売したとして、公正取引
委員会は17日、景品表示法違反(原産国不当表示など)で、民事再生法に基づく
経営再建中の食肉加工販売会社カワイ(高松市)に排除命令を出した。
公取委によると、同社は2001年6月から11月にかけ、大手百貨店三越や郵
便局で扱う「ゆうパック」などでカタログ通販した牛肉の詰め合わせ商品「こぱっ
く」の一部に米国産牛などを使用したのに、ラベルやカタログには香川県産、岡山
県産などと表示した。不当表示された牛肉の総量は約5トンに上るという。
同社は「商品の売り上げが急増し、欠品にしたくないためやむを得ずやった」と
弁明しているという。 (04/17 18:44)
32 :
:02/04/17 22:07 ID:RAPMNQFB
▽BSE検査せずに焼却処分 三重県、敗血症の牛(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020417KIIASA41610.htm 三重県は17日、敗血症と診断された牛1頭について、と畜場の検査員がBSE
(狂牛病)検査をせずに焼却処分していたと発表した。
仮にこの牛がBSEに感染していた場合、感染源の特定が不可能になることから
、県は「衛生上の問題はないが、BSE検査は全頭が対象となっており、適切でな
かった」と陳謝している。
県健康福祉部によると、15日に同県熊野市の熊野市営と畜場に搬入された牛4
頭のうち、1頭を検査員が敗血症と診断、焼却処分になるため、BSE検査は不要
と判断。検査しないまま焼却処分にした。同部は、検査員がBSE検査に対する認
識を欠いていたとして、今後、手順書を見直し、検査を徹底させる。(04/17 18:17)
33 :
:02/04/17 22:28 ID:RAPMNQFB
▽牛の生産履歴をHPで公開 全農広島県本部が運用へ(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020417KIIAEA20200.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)などで失った信頼を取り戻そうと、全国農業協
同組合連合会(全農)広島県本部は、牛肉の生産履歴や流通経路をホームページ(
HP)で確認できるシステムを開発、20日から運用を始める。牛の生産段階ごと
に業者がスタンプを押す「パスポート」を持たせ、消費者が購入した肉の情報を自
宅で見ることができ、同県本部は全国初の試みとしている。
HP名は「牛のパスポート」。同県本部によると、牛肉のパックに表示している
10けたの個体識別番号をHPに打ち込むと、その牛に食べさせた飼料、投薬履歴
などの生産過程と、出荷や解体の日付、流通経路が表示される。育てた農家のメッ
セージなども見ることができる。
34 :
:02/04/17 23:43 ID:RAPMNQFB
▽牛肉偽装のカワイに排除命令(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020417CCCI071717.html 高松市の食肉販売会社「カワイ」(民事再生手続き中)の牛肉偽装問題で、公正
取引委員会は17日、景品表示法違反にあたるとして、同社に訂正広告などを求める
排除命令を出した。
商品は通信販売や「ふるさと小包」などで販売されており、公取委は販売した大
手百貨店「三越」や、総務省所管の財団法人「ポスタルサービスセンター」(東京
・千代田)にも表示責任があるとして警告した。
公取委によると、カワイは2001年5-11月、牛肉を小分けした商品「こぱっく」の
原料に米国産牛肉を使用しながら、販売用カタログに「香川県産」と表示するなど
した。期間中の偽装数量は約八トンに上る。
公取委はまた、同様の不当表示があったとして、同法違反で福岡県のスーパー3
社に排除命令を、熊本県の小売業者1社に警告を出した。
35 :
:02/04/18 07:20 ID:kLVoGdND
▽食肉の不当表示で排除命令 公取委(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020417/0417sha074.htm 公正取引委員会は17日、米国産の豚肉や牛肉を国産と不当に表示して販売した
として福岡、熊本両県のスーパーなど4社に対し、景品表示法に基づく排除命令と
警告を出した。
排除命令を受けたのは、オレンジチェーン本部(福岡県三潴町)とグループ会社
のササキストア(同)、まるまつ鮮魚(同県柳川市)の3社で、七川肉舗(熊本県
松橋町)は警告。
公取委によると、オレンジチェーンとササキストアは、オレンジ柳川店(柳川市)
で13年10月から、同中島店(福岡県大和町)で11年4月から、いずれも今年
2月にかけて、パック詰めの米国産の豚肉や牛肉に国産のラベルを張るなどして
計約17トンを販売した。
また、まるまつ鮮魚は、13年10月ごろから今年2月にかけ同様に約460キロを
販売。七川肉舗も外国産の牛肉を国産として販売したが、違反が1日だけだった
ことから警告にとどまった。
各社とも不当表示については認め「売り上げを伸ばすためにやった」と話している
という。
36 :
:02/04/18 07:36 ID:kLVoGdND
▽公取委、食肉偽装で4業者に排除命令(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0417/030.html 産地を偽った肉を販売していたなどとして、公正取引委員会は17日、精肉加工
販売業者「カワイ」(高松市、民事再生法適用を申請)と、スーパー「オレンジチェー
ン本部」(福岡県三潴町)など福岡県内の3業者に対し、景品表示法違反で排除
命令を出した。カワイの商品を販売した大手百貨店の三越(東京都)などに対しても
警告し、再発防止を求めた。
公取委によると、カワイは昨年5月から11月にかけ、「香川県産」「讃岐牛」など
と表示した牛肉の詰め合わせ商品「こぱっく」などに米国産や別の国産牛を使用
していた。こぱっくは三越でカタログなどを使って売られたほか、財団法人「ポスタル
サービスセンター」(東京都)の四国地方本部などが作成したカタログに掲載され、
郵便局のふるさと小包として販売されていた。
また、オレンジチェーンなど福岡県内の3業者は、原産地を偽った牛肉や豚肉を
販売するなどしていた。99年から偽装を行っていた業者もあった。(19:44)
37 :
:02/04/18 07:40 ID:kLVoGdND
▽雪印食品元社長ら、合同捜査本部が参考人聴取(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020418ic01.htm 雪印食品(本社・東京都)が輸入牛肉を国産牛肉に偽装、業界団体から買い取り
代金を詐取したとされる事件で、兵庫県警などの合同捜査本部は17日までに、吉
田升三・元社長と、食肉事業の責任者だった桜田弘巳・元専務(いずれも辞任)か
ら参考人として事情聴取した。その結果、経営陣の刑事責任は問えないとの見方を
強めた模様で、畠山茂・元本社ミート営業調達部長(55)ら同社が懲戒解雇した
メンバーの詐欺容疑での立件に向け詰めの捜査を急いでいる。
調べでは、畠山・元部長らは、国内でBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)が発覚し
た後の昨年10月、買い取り制度を利用し、在庫がだぶついた輸入牛肉を国産牛肉
と偽り、利益を得ることを計画。本社ミート営業調達部と関西、関東両ミートセン
ターにあった計約30トンの輸入牛肉の外箱を替えたり、カットしたりして、申請
分の280トン中に紛れ込ませ、業界団体「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」
に買い取りを申請。組合が代金の一部として支払った計約1億9500万円をだま
し取った疑い。
捜査本部は畠山・元部長や、関西、関東両ミートセンター社員らから任意で事情
を聞き、指示の有無確認などのため、吉田・元社長や桜田・元専務らからも参考人
聴取。偽装の実行メンバーは「BSEやマイカル破たんの影響で在庫が増えたこと
を不安に思い、制度を悪用した」などと供述、吉田・元社長と桜田・元専務は指示
しなかったことなどを説明したとみられる。
兵庫、埼玉両県警と警視庁、北海道警は合同捜査本部を設置、2月に本社など計
約30か所を捜索し、書類など計1万2500点を押収した。雪印食品は今月26
日の臨時株主総会の決議を経て、30日に解散予定。捜査本部は経営陣の偽装指示
はなかったとみているが、さらに調べを進め、立件対象者を絞る方針。
(4月18日03:14)
38 :
真相 :02/04/18 07:42 ID:rAtraJlp
BSEの原因は新型のウィルス。 プリオンは副次的な現象。 樹立したのは英国ポートダウン研究所。 プリオン説は情報隠蔽と攪乱。 ノーベル賞はそのために利用された。 へのへのもへじのアフォはつられて騒ぐだけ。 ↑と見るのが通の見方。
39 :
:02/04/18 14:41 ID:mHgmq4Xk
▽雪印食品元社長らを参考人聴取 偽装牛肉事件(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0418/020.html 雪印食品(本社・東京)による偽装牛肉事件で、兵庫県警などの合同捜査本部は
18日までに、同社の吉田升三・前社長(58)と、桜田弘巳・前専務(61)=
いずれも辞任=から参考人として事情聴取した。2人は偽装への関与を否定した模
様だ。合同捜査本部は詐欺容疑での立件に向けて同社の前ミート営業調達部長(5
5)=懲戒解雇=らからの事情聴取を続けている。吉田前社長など旧経営陣が立件
の対象になる可能性は低いとみられる。
調べでは、前ミート営業調達部長らは、牛海綿状脳症(BSE)対策で、国が助
成して国産牛肉を買い取る制度を悪用。同部や同社の関東、関西の両ミートセンタ
ーで、本来は買い取り対象にならない輸入牛肉計約30トンを国産牛肉に偽装し、
業界団体の「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」に買い取り申請し、代金の一部
として約1億9600万円をだまし取った疑いが持たれている。
合同捜査本部は2月、雪印食品本社など約30カ所を家宅捜索し、伝票類や偽装
用ラベルなど計約1万2500点を押収した。雪印食品は26日に臨時株主総会を
開き、会社を30日に解散することを決める見通しだ。(13:40)
40 :
:02/04/19 00:18 ID:pKnbrd1D
▽BSE:新潟県、独自の検査済みシールなど廃止へ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020419k0000m040096000c.html 新潟県は18日、昨年10月から始めた食肉用のすべての牛を対象にしたBSE
(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)検査で陰性だった牛に交付する県独自の検査証
明書と、商品に添付する検査済みシールを5月31日をもって廃止する、と発表し
た。証明書とシールは「消費者の不安解消」を目的に発行されている。
県食品・流通課は、「(昨年10月に始まった)検査開始前の食肉と混ざること
による消費者の混乱は解消された」と説明している。
厚生労働省監視安全課は「検査証明書の廃止は聞いたことがない」と話している。
【牧野哲士、鳴海崇】[毎日新聞4月18日] ( 2002-04-18-20:41 )
41 :
:02/04/19 00:35 ID:pKnbrd1D
▽武部農水相 農政改革の推進強調 「族議員の関与排除」(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020418/morning/18kei001.htm 武部勤農水相は十七日、産経新聞とのインタビューで、与党内からの「辞任すべ
きだ」との声に対して「農水省改革という手術のときにメスを投げ出すわけにはい
かない。罵倒(ばとう)されてもやり抜く」と述べ、農政改革を推進するため留任し
たことを強調した。これまでの改革の過程で「省内の抵抗はあった」ことも明らか
にし、消費者に軸足を置いた農政を推進する決意を表明。また農水族議員の筋の通
らない関与をできる限り排除する意向を示した。
旧来の農水省のやり方を改め、消費者重視の農政に転換する具体案の一つとして、
食品の安全性について話し合う“リスクコミュニケーション委員会”を新たに設置
し、消費者や生産者、マスコミ関係者のほか、厚生労働省、文部科学省といった他
省庁からの参加を募り、議論を公開する考えを示した。
相次ぐ食品の不正表示問題に対応して現行では表示違反について最高五十万円の
罰金規定しかない日本農林規格(JAS)法を改正して厳罰化。最高一年以下の懲役
刑と個人では最高百万円、法人では最高一億円の罰金を科す方針を明らかにした。
改正JAS法は今国会に提出して今年夏の成立を目指すという。
一方、農水族議員と農水省との「政と官」の関係については“利権構造につなが
る政治家”と“農業に詳しい専門家集団”に分け、「有用な意見には行政職員は傾
聴すべきだが、役所もできないものはできないと言うべきだ」と発言。「断れない
場合は、大臣に上げればいい」と述べ、理屈に合わない要求は拒否する姿勢を強調
した。
また、農水省出身で農水省への影響が強く、外務省への関与が問題になった鈴木
宗男議員と近い関係にある松岡利勝衆院議員(前農水副大臣)について、「もう四回
当選しているんだから、貫禄(かんろく)がないとダメだ」などと不快感を表し、牽
制(けんせい)した。
42 :
:02/04/19 07:05 ID:pKnbrd1D
▽BSE対策で40億円の無駄 農水省、会計検査院も関心
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020419KIIAEA24200.htm 農水省が昨年秋、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として実施した国産牛肉
の一時買い取り事業で、本来不要な費用まで国が支出していたことが18日、分か
った。金額は計約40億円に達する見込みで、会計検査院も関心を示しているもよ
うだ。
一時買い取り事業は、BSEの感染牛が確認され、売れなくなった牛肉を市場か
ら隔離するとともに、在庫として抱える傘下の業者を救済する目的で、食肉業界団
体に対し国産牛肉を買い取らせる仕組み。
具体的には、1キロ当たり約330円の保管費に加え、低温保管の冷蔵肉を凍ら
せると品質が落ちる分を補う補償費として同約380円を助成。昨年12月までに
、計約1万3000トンの牛肉が買い上げられ、補償費も含め約90億円が支出さ
れていた。
しかし、昨年9月の時点では在庫量の約9割が既に冷凍された牛肉で、品質劣化
を前提にした補償分が無駄な支出とみられることが判明したという。(了)
43 :
:02/04/19 07:10 ID:pKnbrd1D
▽死亡牛の届け出義務化 与党のBSE対策法案(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0419/002.html 自民、公明、保守の与党3党による牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法案が
明らかになった。法案は、牛の死亡は都道府県知事へ届け出るよう義務づけるほか、
BSEの発生で経営困難になった流通業者や焼き肉店など飲食店への助成も盛り込
んでいる。すでに別の対策法案を提出している野党4党とも調整し、議員立法とし
て今国会に提出する。
与党案は、BSEについて、農林水産・厚生労働両相が定める基本計画に基づき、
発生の際は、国と都道府県などで緊急の危機管理対応をとる、としている。これま
で緊急対応的に行われてきた食用牛の全頭検査や、感染源とされる肉骨粉を原料と
する飼料の販売、輸入、牛への使用禁止も明記。牛の所有者は1頭ごとに生年月日
と移動履歴を記録し、耳標を付けることも義務づける。
さらに、一定の月齢以上の牛が死亡した場合には原則としてすべて、獣医師か飼
い主が都道府県知事へ届け出なければならない。知事は必要と判断した場合、家畜
防疫員による検査を命令できる。当初は24カ月以上が対象になる見込み。24カ
月未満はBSE感染が発見されていない。
BSE感染の広がりを把握するためには死亡牛の検査が不可欠と指摘されている
が、現在はほとんど実施されていない。欧州では食肉処理された牛より死亡牛から
高い頻度で感染が見つかっているため、その検査体制を整備する必要があると判断
した。
また、これまで生産者が主な対象だった経営安定化のための助成について、肉の
流通業者や飲食店などにも「必要な措置を講ずる」と定めている。(06:00)
44 :
:02/04/19 07:13 ID:pKnbrd1D
▽BSE対策の冷凍補償44億円は不要支出(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0419/001.html 牛海綿状脳症(BSE)問題で昨秋、農水省がうち出した国産牛肉の冷凍保管助
成事業をめぐり、92億円の予算の半分が、本来は必要のない支出であることが1
8日、朝日新聞社の調べで明らかになった。農水省は業者を救済するため、在庫肉
1万3千トンについて一律に「冷凍補償費」を盛り込んでいる。しかし、在庫の9
割前後がすでに冷凍済みの肉だったと見られ、補償費を出す必要はない。税金の無
駄遣いとみなされる予算額は推定約44億円。会計検査院も関心を示している。
この事業は農水省が昨年10月26日に通知した。BSE感染牛が9月に国内で
初めて確認され、広がった消費者の不安を鎮めることや、売れなくなった肉を抱え
込んだ牛肉卸売業者を救うことが目的と説明された。
食肉業界団体に在庫肉を一時的に買い取らせる仕組みで、1キロ当たり329円
の「保管費」と378円の「冷凍補償費」の計707円を助成する内容。
このうち、冷凍補償費については「低温保管の冷蔵(チルド)肉を凍らせた場合、
商品価値が落ちるので、その分を補う」とされ、昨年12月までに1万2626ト
ンが買い上げられた。
しかし、在庫肉には、冷蔵肉と、すでにマイナス20度以下で冷凍してある冷凍
肉の2通りがある。農畜産業振興事業団の資料によると、昨年9月末の時点で、推
定在庫量の9割を冷凍肉が占め、冷蔵肉は1400トン足らずにすぎなかった。
9月末の在庫比率をもとに計算すると、冷凍肉に対する補償費分は約44億円に
上る。
これに対し、農水省は(1)できるだけ多くの肉を卸売業者から提供してもらう
ためには、一律補償が必要と考えた(2)急いで市場から在庫肉を引き揚げる必要
があり、在庫肉の内訳を調べるような時間的な余裕もなかった、などと説明してい
る。
92億円のうち、これまでに業界団体に支給されたのは約30億円。残りも6月
末までに支払われることになっている。
農水省の本川一善・食肉鶏卵課長の話 会計検査院から問い合わせを受けている。
われわれとしては当時、限られた時間の中で、精いっぱいの決断をした。結果的に
「不当利益を受けた業者がいるのでは」との疑念を抱かせてしまった面はある。
すでに助成金を支給しており、今さら返せとは言えない。どう対応するかは検討中。
国民の批判があるなら、農水省が受けざるを得ない。 (03:27)
45 :
:02/04/19 07:16 ID:pKnbrd1D
▽BSE全頭検査半年「3頭目」から空白4ヵ月 農場死亡牛検査も不十分
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20020418/eve_____sya_____002.shtml BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛肉を市場に流通させないための全頭検査
開始から十八日で半年を迎えた。昨年十二月に三頭目を確認して以来、新たな感染
牛は出ていない。静けさの背後には、食肉処理場が感染危険度の高い高齢乳牛の廃
用牛を受け入れなかったり、農水省が死亡牛の検査に本腰を入れていない現状が見
えてくる。
BSEと確定した三頭は、いずれも乳の出が悪くなって食肉処理された乳牛の廃
用牛だった。
農水省が三月現在でまとめた食肉処理場の廃用牛受け入れ態勢の調査では、約七
割の三十四都府県が「不十分」「できていない」とされた。同省は二月から、廃用
牛を受け入れた処理場に一頭一万円の協力費などを払っているものの、埼玉、愛知、
長野など十二県は「受け入れに向けた方向性も見えない」とされた。
農家も「BSEが起きれば経営が困難になる」「地域への影響が大きい」と出荷
を自粛。推定五万八千頭が食肉処理されずに滞留している。
一方、感染源とされる肉骨粉を与えたと判明した十五道県の約五千百頭は、農水
省の監視下にある。先月末で、廃用になった四百六十六頭を検査したが、陽性は出
ていない。同省の担当者は「すべて検査するには二、三年はかかる」と話した。
BSE検査は厚労省の食肉衛生検査所だけでなく、農水省の家畜保健衛生所でも
行われている。しかし厚労省が全頭検査なのに対し、農水省は農場で死亡した生後
二十四カ月以上の牛が対象。検査頭数は半年間で二百三十頭にとどまっている。
欧州連合(EU)の資料によると、死亡牛は健康牛よりBSEが見つかる確率が
約十四倍高い。このため、今月初めのBSE調査検討委員会の報告書も「死亡牛の
全頭検査を早急に実施すべき」と注文した。
農水省は昨年末から「検討中」とするが、消費者団体からは「農水省は消費者重
視に軸足を移すと言うが、死亡牛の全頭検査ができないようでは信用できない」と
批判の声も上がっている。
BSEは国内で、一体何頭出るのか。吉川泰弘東大大学院農学生命科学研究科教
授が、肉骨粉の輸入量などから試算した結果は「二十六頭以下」だ。吉川教授は「
二〇一〇年ぐらいまで『過去の負の遺産』でBSEが出る可能性がある」と話す。
しかし、人に感染する変異型ヤコブ病が、日本人に出る確率を推計すれば〇・〇〇
五−〇・〇〇七人で、「ほとんどゼロに近い」と冷静な対応を呼びかけている。
46 :
:02/04/19 07:35 ID:pKnbrd1D
▽BSE検査せずに1頭を処分=敗血症と診断、焼却−三重 (時事通信)
http://news.lycos.co.jp/topics/science/epidemic.html?cat=1&d=17jijiX056 三重県の熊野市営と畜場に搬入された生後19カ月の和牛1頭が、BSE(牛海
綿状脳症、狂牛病)検査をせずに廃棄処分されていたことが17日、分かった。国
は、と畜場に運び込まれたすべての牛を検査するよう義務付けており、検査漏れが
判明したのは全国で初めて。厚生労働省は「事実関係を確認した上で、県を指導し
たい」としている。
県によると、この牛は黒毛和種の雌で、今月15日、座り込んで立てない状態の
まま、と畜場に運び込まれた。解体して検査したところ、心臓に腫りゅうができる
などしており、敗血症による多臓器不全と診断され、検査部位である延髄を採取せ
ずにその場で焼却したという。
47 :
:02/04/19 07:37 ID:pKnbrd1D
▽BSE検査せず焼却 / 県熊野保健所の検査員 敗血症の肉用牛1頭
http://www.isenp.co.jp/news/_2002/0418/news3.htm 県は十七日、熊野市営食肉処理場に搬入された敗血症の食肉用牛一頭について、
BSE(牛海綿状脳症)検査をせずに焼却処分を行ったと発表した。県熊野保健所
の女性検査員(37)が焼却する牛はBSE検査する必要はないと勘違いしたとい
う。
BSE問題を受け、国内では昨年十月十八日から、食肉処理施設に搬入されたす
べての牛を対象にBSE検査が義務づけられている。県担当課は「検査員のBSE
検査に対する基本的認識が欠けていた。誠に申し訳ない。県内の検査員に再度、徹
底し、適正な取り扱いを指示した」と話した。
県薬務食品チームによると、牛は十五日に熊野市営の食肉処理施設に搬入された
四頭の中の一頭。十九カ月の雌の黒毛和牛で、搬入された時点で立つことができず、
ひどい黄疸(おうだん)の症状なども出ていたという。
検査員はこの牛を、心臓部が細菌に侵された敗血症と診断し、食用にできないと
して焼却処分の措置を取った。その際、焼却される牛のBSE検査は不要と判断、
BSE検査用の延髄は採取しなかった。検査員は今春から熊野保健所に赴任したば
かりで、と畜検査の経験はあるが、BSE検査と合わせて実施するのはこの四月か
らが初めてだったという。
海住康之薬務食品チームマネージャーは「明確な証拠を出せと言われれば出せな
いが、欧州で見られるBSEに感染した牛はすべて三十カ月以上のため、この牛が
BSEに感染していた可能性はない」と話した。また、検査員に対する検査マニュ
アルの周知徹底などを図り、今後の防止策に努めるとしている。
48 :
:02/04/19 07:43 ID:pKnbrd1D
49 :
:02/04/19 07:56 ID:pKnbrd1D
▽牛の流通路報告義務、肉骨粉禁止明記…BSE特措法案(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020419i201.htm 自民、公明、保守の与党3党が今国会に提出するBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)
対策特別措置法案の全容が18日、明らかになった。BSEの発生を予防し、消
費者に安全な牛肉を供給する体制を作るため、狂牛病の感染源とされる肉骨粉の使
用を法律で明確に禁止したほか、牛の生産者に対して、牛の生年月日や産地、流通
の移動履歴などの情報を行政に提供するよう義務づけることが柱となっている。法
案は今国会で成立すれば、今年度中に施行される見通しだ。
法案は、BSE対策の中核となるもので、昨年9月に農水省令で禁止された肉骨
粉の使用について「肉骨粉を原料または材料とする(牛用の)飼料は販売、製造、
輸入、使用してはならない」と明記した。こうした規制に違反した業者に対しては、
BSE特別措置法の制定に合わせて、飼料安全法と家畜伝染病予防法を改正し、
罰金の最高額を現行の30万円から100万円に引き上げるほか、飼料の使用者に
も、必要に応じて立ち入り検査を実施する規定を設ける。
また、生産農家に対しては、牛の耳にバーコード付きの耳標と呼ばれる管理札を
つけて生産地や移動履歴を管理できる仕組みを作り、行政へ情報提供することを義
務づけた。
さらに、農水省と厚生労働省に対しては、BSEの発生が確認された場合の関係
省庁との連絡体制や、消費者への情報提供、BSEを発病した牛の隔離などの対応
策を盛り込んだ「基本計画」の策定を義務づけ、縦割り行政が批判される行政手法
の転換を促している。
◆BSE対策法案の要旨◆
BSE対策特別措置法案の要旨は次の通り。
第一 目的 安全な牛肉を安定的に供給する体制を確立し、国民の健康の保護、
肉用牛生産、酪農、牛肉製造等の健全な発展を図る。
第二 定義(略)
第三 国及び都道府県は、BSE発生が確認された場合、基本計画に基づき、ま
ん延防止措置を講ずる責務を有する。
第四 一、BSE発生が確認された場合の国及び都道府県が講ずべき措置に関す
る基本計画を、農相・厚労相は、定めなければならない。二―四(略)
第五 牛の肉骨粉を原料や材料とする(牛用の)飼料を販売、製造、輸入、牛に
使用してはならない。
第六 死亡した牛の届け出及び検査(略)
第七 と畜場で解体された牛の肉、内臓、血液、骨、皮はBSE検査を経なけれ
ば持ち出してはいけない。
第八 牛に関する情報の記録等 一、国は牛1頭ごとに生年月日、移動履歴等の
情報を記録、管理する体制の整備に関し、必要な措置を講ずる。二、牛の所有者は
牛1頭ごとに個体を識別するための耳標を着け、情報を記録、管理するために必要
な情報を提供しなければならない。
第九―第十三(略)
(4月19日03:08)
50 :
:02/04/19 07:59 ID:pKnbrd1D
▽農水省のBSE対策、無駄な助成50億円(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020418ic49.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策として国が始めた国産牛肉を市場から隔離
する事業で、農水省が、すでに冷凍保存されていた牛肉にまで冷凍保管によって価
値が下がる分の補てんを約束し、全体で不必要な予算が約50億円に上っていたこ
とが18日、明らかになった。買い上げを決めた牛肉の約9割がすでに冷凍済みだ
った。
この事業は、消費者の不安払拭(ふっしょく)と、食肉牛の全頭検査が始まった
昨年10月18日以後の牛肉を円滑に流通させることを目的に、全頭検査前の牛肉
を市場から隔離する事業としてスタート。その後、消費の落ち込みが回復しないこ
とから同年12月に国が買い上げて焼却することが決まった。
実際の買い上げは同省所管の特殊法人「農畜産業振興事業団」が実施主体となり、
全国農業協同組合連合会(全農)や日本ハムソーセージ工業協同組合など6つの業
界団体が全国から集めた1万2626トンの牛肉が対象となった。
同省は、最初の隔離事業の過程で、集めた牛肉を冷凍保管する際に、冷蔵の肉に
比べ価値が落ちる分として1キロあたり378円を補てんすることを決めた。しか
し、実際には全体の9割が元々冷凍された肉だったことがわかった。 (4月19日04:27)
51 :
:02/04/19 08:08 ID:pKnbrd1D
▽ BSEの不手際を反省・食料白書原案(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020419CEEI025818.html 農水省は18日、2001年度版「食料・農業・農村の動向に関する年次報告」(食料
白書)の原案を自民党に示した。本文の冒頭でBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)を
巡る不手際を反省し、「農林水産政策の軸足を消費者サイドに大きく移す」などと
消費者重視をアピールする姿勢だ。だがBSEの発生責任については、踏み込んだ
記述を避けたままだ。
昨年9月に初の感染例を確認したBSEでは、はじめ焼却処分したと発表した感
染牛が実際は肉骨粉として流通するなどの混乱があったと指摘。行政不信を招き、
食の安全に対する信頼が揺らいだと反省した。虚偽表示の続出にも触れ、食品の生
産や流通の正確な情報を把握できる新システムの普及などで、消費者の安心できる
環境を整える考えを示した。BSEの発生を防げなかった問題については、農相ら
の諮問機関である調査検討委員会が危機管理体制の欠如などを批判したことを紹介
した。ただ白書としての具体的な分析は示していない。
52 :
:02/04/19 13:19 ID:EEmx67Oe
▽BSE発生対策で農水省 地域支援に2億4千万円(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020419.html 農水省は十八日、牛海綿状脳症(BSE)が発生した場合の地域支援策を決めた。
価格低下に伴う所得補てんや地域ブランドの消費回復対策など、地域が行う自主的
な取り組みに助成する。助成の具体的な仕組みは、「発生地域への影響の大きさに
応じて対応する」(農水省畜産部)考え。予算額は二億四千万円。
BSE発生地域対策は、発生農家の経営再建を支援する「BSE対策酪農互助シ
ステム支援事業」を拡充して行う。中央酪農会議やJAなどの生産者団体が行う地
域の自主的な取り組みに対して、国が助成する仕組み。
具体的な支援の内容は、 1.全国的な価格安定対策では対応できない地域的な
価格低下への補てん 2.出荷できない農家の経営維持 3.牛肉や牛乳・乳製品
などの地域ブランドの消費回復 4.地域農産物の地場消費拡大――などの対策を
想定している。対象になる地域の範囲は、影響の状況に応じてそれぞれのケースご
とに判断する。
これまで行ってきた特別交付税措置による市町村などの自主的な取り組みに対す
る支援は、総務省に継続を求める方針。
BSEが発生した場合、農畜産物の価格低下など地域への影響が大きく、廃用牛
の出荷が滞る原因の一つになった。発生地域対策を行うことで、廃用牛の出荷を促
したい考えだ。
53 :
:02/04/19 13:30 ID:O2QF9HN9
不正をやっている全農が認証して安心できるのか?
▽全農の「安心システム」拡大 認証、産地と工場で26に(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02041906.html 生産履歴を情報開示し、国産農畜産物を有利に販売するJA全農の「安心システ
ム」の認証が増えている。今年は十八日現在で三産地、四加工場を新たに認証し、
十五産地、十一加工場の計二十六となった。全農は二〇〇二年度にさらに十程度
増やし、三十の大台突破を見込んでいる。
全農は、四日の認証部会で新潟県JA白根市の「コシヒカリ」で減農薬・減化学
肥料の栽培を進める農家集団と、農産部門で大豆生産を推進するJA佐賀みどり
(鹿島地区)を新たに認証した。今年に入ってからは、二月のJAみやぎ登米に次
ぐもので、認証産地は合計で十五産地に広がった。
作物は米が大半を占めるが、二十五日と来月の認証部会では、畜産、園芸・飲料
部門を検討することになっており、新たな産地追加も予想される。
また、持ち込まれた農畜産物を分別管理するなど加工場の認証は十一に上る。
このうち今月に入って全農パールライス東日本の千葉南総工場など四つの精米工場が
新たに認証を受けた。
同システムの認証を受けた商品は「全農安心システム」マークが張れる。生産・
流通・加工に関する情報を開示し、生産者と取引先、消費者との間で双方向のやり
取りができる。特に、〇一年秋の牛海綿状脳症(BSE)問題の発生や食肉の産地
偽装事件などが頻発する中、産地履歴が確実に追跡できる同システムの導入が、
消費者の信頼確保に注目 されている。
54 :
:02/04/19 13:42 ID:O2QF9HN9
▽ヤギ全頭検査、国に求める/県、JA要請に明言(沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/eco/20020418_1.html JAおきなわ三支店の山羊部会長らは十七日、県庁に牧野浩隆副知事を訪ね、ヤ
ギの枝肉の安全性を確実にするため、出荷する際に全頭検査体制を構築することな
どを要請した。牧野副知事は要請内容に理解を示し、「国に検査体制の確立を求め
たい」と答えた。ヤギの全頭検査について厚生労働省と調整を続けている県福祉保
健部によると、同省は予算化に難色を示しており、県の独自予算での実施を示唆し
ているという。
同問題で県が、検査体制の確立を国に要求することを明言したのは初めて。
要請したのは、JAおきなわの宜野湾、糸満、東風平支店の山羊部会長のほか、
安次富修県議、JA・市町村職員ら。
要請内容は(1)県食肉センター(大里村)のヤギと蓄施設の改善と、と蓄の再
開(2)ヤギのBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)検査体制の確立(3)ヤギの奨励
家畜への指定―。
JA糸満支店の名嘉喜清部会長は「食肉センターでと蓄が止まっていることで、
農家が大変心配している。施設の改善を早急にお願いしたい」と訴えた。
安次富県議は「(国がヤギの危険部位を焼却処分するよう求めた通達は)ヤギ農
家にも専門店にも死活問題。早めに検査結果を公表して、県が安全宣言してほしい」
と生産者、ヤギ専門店らの立場から理解を求めた。
牧野副知事は「消費者と生産者を保護することが大切だと認識している。国の通
達と施設整備は、担当部と連携して検討する」と答えた。奨励品種への指定につい
ては、ヤギの経済性に問題があるとして慎重に検討したい考えを示した。
厚生労働省の通達はと蓄されたヤギとヒツジの頭蓋(ずがい)、脊髄(せきずい)、
大・小腸の焼却を求めている。県が要請する全頭検査が実施されれば、市中に流通
する枝肉部分の安全性が保証される見通しだが、焼却処分は継続される。
55 :
:02/04/19 13:53 ID:O2QF9HN9
▽BSE全頭検査から半年 一部で受け入れ再開 '02/4/19 (中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02041909.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染の有無を調べる牛の全頭検査がスタートし
て十八日で半年が過ぎた。中国地方の各県は経産牛(廃用牛)の一時預かり施設を
拡充。受け入れを拒否していた食肉市場も一部で競りを再開するなど、流通も始ま
った。しかし、生まれた年の制限がつくなど、BSE感染前の状態には戻っていな
い。
乳牛としての役目を終え、食肉用に出荷される経産牛。広島市中央卸売市場食肉
市場(西区)では十五日、五カ月ぶりに五頭が競りに掛けられた。卸値は高値で一
キロ百四十円。「BSE発生前に比べると低水準だが、ホルスタイン種の去勢牛の
価格が一キロ百八十〜二百円の現状では、安すぎるとも言い切れない」と広島県酪
農協組合。
食肉用に回された経産牛は若い牛よりBSEへの感染確率が高いとされる。万が
一、BSE感染牛が出た場合の風評被害を恐れて生産者は出荷に二の足を踏み、流
通業者の反対もあって食肉処理場が受け入れないケースもある、という。
今回受け入れた広島は、荷受け側の「九八年一月一日以降に生まれた牛に限る」
という条件付き。国内で確認された三頭のBSE感染牛がいずれも九六年生まれだ
ったためで、県酪農協組合は「市場の動向を見ながら受け入れ拡大を求めていきた
い」としている。
広島県は三月中旬から、経産牛を一時的に飼育する牧場を大和町に設け、最大で
八十頭の受け入れが可能になった。これまで大阪府内の公社経営の食肉市場へ二百
五十頭を出荷、販売された。県畜産振興室では「経産牛の流通が停滞すると新たに
牛を導入できず、飼料代もかさみ、生産者の経営を圧迫してしまう。限界に来てい
る」としている。
山口県も、三月に大阪の食肉処理場で七十八頭を処理した。
島根県は、大阪の食肉処理場で、今月十六日までに八十一頭を処理した。さらに、
来年一月までに千三百九十四頭の経産牛が出ると見込み、全頭を食肉処理する方針。
一時保管施設は安来市など県内二カ所に計二百頭分を確保。一部で受け入れも始
まっている。県畜産振興課は「経産牛を受け入れる食肉処理施設が増え、少しずつ
雰囲気は変わってきた。できるだけ食肉処理して、販売したい」と話している。
56 :
:02/04/19 15:03 ID:/DrYLyQo
■米でヤコブ病患者? (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020419ic17.htm 【ワシントン18日=館林牧子】AP通信は18日夜、米フロリダ州に住む
22歳の英国人女性が、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)に感染した牛肉が
原因と見られる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(VCJD)を発病した疑いが
あると報じた。
同通信によると、女性は英国生まれで、英国でBSEが猛威を振るっていた
時期に英国で生活していた。 (4月19日14:29)
57 :
:02/04/19 15:12 ID:/DrYLyQo
▽BSE対策、農水省「冷凍済み」確認せず (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020419ic16.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策で全頭検査前の国産牛肉を市場から隔離す
る事業をめぐり、農水省が、すでに冷凍保存されていた牛肉の価格補てんを約束し
ていた問題で、19日午前に会見した同省の本川一善・食肉鶏卵課長は、冷凍済み
か否かをチェックしていなかったことを認め、補てんの必要がない一部の牛肉につ
いては、数量などを確認し、助成の対象から外す方針を明らかにした。補てん総額
は約49億円に上り、うち約17億円は、食肉業者に支払い済み。
同課長は、「補てんは、業者が年末の需要期に価格が上がると期待して冷凍して
いた牛肉も対象にしており、すべてが不必要な支出ではない」と説明したが、不適
切な補てんがあれば、業者に対し、返還を求める方針を示した。 (4月19日14:21)
58 :
:02/04/19 15:17 ID:/DrYLyQo
59 :
:02/04/19 15:20 ID:/DrYLyQo
60 :
:02/04/19 15:40 ID:/DrYLyQo
61 :
:02/04/19 16:59 ID:/DrYLyQo
62 :
:02/04/19 17:24 ID:VPIV5cGk
▽不要補償、返還検討へ BSE対策冷凍保管助成で農水相(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002041900844.html 牛海綿状脳症(BSE)対策で国が打ち出した牛肉の冷凍保管助成事業で、助成
金が必要以上に支払われていた問題で、武部勤農水相は19日、一部の保管肉が助
成金の対象にならないことを事実上認め、食肉業界団体などに対して返還を求める
考えを示した。閣議後の記者会見で述べた。
この事業はBSEの全頭検査前の牛肉を、食肉業界団体に一時的に買い取らせる
仕組みで、1キロ当たり329円の「保管費」と378円の「冷凍補償費」の計7
07円を助成する。在庫の9割前後が冷凍済みの肉で、本来は「冷凍補償費」の対
象にならない支出であることが朝日新聞社の調べでわかった。
武部農水相は「相当以前から凍結されたものが見受けられ、すべての保管牛肉を
助成することは必ずしも適正ではないと考えている」と語った。
さらに「正常でないものがあれば、理解をいただいてお返しいただく努力をする
ことを検討する」と話した。今後、全箱検品で凍結時期を確認していくという。
(13:20)
63 :
:02/04/19 17:45 ID:VPIV5cGk
64 :
:02/04/19 20:56 ID:pKnbrd1D
65 :
:02/04/19 21:31 ID:pKnbrd1D
《検証》全頭検査開始から半年 BSEくすぶる不安 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/food/020418d.html 牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査開始から18日で半年。牛肉の安全をめぐる
現状は。
・ためらう廃用牛出荷――酪農家
「出荷してから検査の結果が出るまでの2日間は心配で心配でたまらない」「農
協から電話があると感染の連絡でないかとビクリとする」
BSE感染牛が出た北海道の佐呂間町、猿払村の酪農家は今も、揺れる気持ちで
牛を出荷している。
「風土病ではないのだから怖がる必要はない。でも、次の感染牛が出たらという
不安は、やっぱりある」。獣医師でもある堀次郎・佐呂間町長の胸中も複雑だ。
食用処理されるすべての牛に対するBSE検査が始まって半年。検査を受けた牛
は全国で57万頭を超えた。
原因と見られる肉骨粉の輸入量などから、専門家は「30頭程度感染していても
不思議はない」と試算する。しかし昨年11月の3頭目以後、感染牛は出ていない。
「次」が出ない理由は、感染の確率が高いとみられる搾乳を終えた「廃用牛」の
出荷が滞っているためとみられる。感染牛が出た場合のダメージを恐れて、出荷を
ためらう農家は多い。農林水産省の調べでは、農家に滞留する廃用牛は昨年末で約
4万4000頭、今年2月には約5万8000頭に増えた。国は1頭4万円での買
い取りを始めたが、農水省の調査に対し25都府県の農協は、出荷に「消極的」
「自粛」と回答した。
食肉処理場も廃用牛の受け入れを避ける傾向にある。農水省の調査に「問題ない」
と答えたのは12道府県だけ。感染が見つかると一時処理場を閉鎖しなければな
らないことや、イメージの悪化などを警戒している。
専門家はさらに、処理される前に死んだ牛の大半が検査されていない現状を問題
視している。その数、年間約16万頭。欧州では死亡牛からBSEが見つかる割合
は食用牛の約30倍にのぼる。死亡牛の実態がつかめなければ、感染の全容は解明
されず、国際的な信用を失いかねない。
佐呂間町や猿払村では、廃用牛は滞らず出荷されているという。農家に「高齢牛
を抱え込む余裕はない」からだ。佐呂間町農協の工藤好美・畜産部長は「疑わしい
牛が出てもその時はその時と、今は開き直っている。むしろ痛いのは消費が回復し
ないこと。後継者不足に加え、BSEの影響で、ここ1年で町内の酪農家7戸が廃
業した」と話す。
猿払村に近い天塩町の食肉処理場は今年2月、休業の危機に陥った。採算ぎりぎ
りの経営をBSEに直撃されたのだ。地元の要望で業務は続いているが、また何か
起こって休業という事態になれば、250キロ離れた旭川市まで1頭1万円もかけ
て牛を運ばなければならなくなる。酪農地域を覆う不安はまだ晴れない。
66 :
あさひ :02/04/20 06:45 ID:q0iEinZi
亡牛の届け出義務化 与党のBSE対策法案
http://www.asahi.com/national/update/0419/002.html 自民、公明、保守の与党3党による牛海綿状脳症(BSE)対策特別措
置法案が明らかになった。法案は、牛の死亡は都道府県知事へ届け出るよ
う義務づけるほか、BSEの発生で経営困難になった流通業者や焼き肉店
など飲食店への助成も盛り込んでいる。すでに別の対策法案を提出してい
る野党4党とも調整し、議員立法として今国会に提出する。
与党案は、BSEについて、農林水産・厚生労働両相が定める基本計画
に基づき、発生の際は、国と都道府県などで緊急の危機管理対応をとる、
としている。これまで緊急対応的に行われてきた食用牛の全頭検査や、感
染源とされる肉骨粉を原料とする飼料の販売、輸入、牛への使用禁止も明
記。牛の所有者は1頭ごとに生年月日と移動履歴を記録し、耳標を付ける
ことも義務づける。
さらに、一定の月齢以上の牛が死亡した場合には原則としてすべて、獣
医師か飼い主が都道府県知事へ届け出なければならない。知事は必要と判
断した場合、家畜防疫員による検査を命令できる。当初は24カ月以上が
対象になる見込み。24カ月未満はBSE感染が発見されていない。
BSE感染の広がりを把握するためには死亡牛の検査が不可欠と指摘さ
れているが、現在はほとんど実施されていない。欧州では食肉処理された
牛より死亡牛から高い頻度で感染が見つかっているため、その検査体制を
整備する必要があると判断した。
また、これまで生産者が主な対象だった経営安定化のための助成につい
て、肉の流通業者や飲食店などにも「必要な措置を講ずる」と定めてい
る。(06:00)
67 :
:02/04/20 07:33 ID:42V6LlPA
▽連携大丈夫?農水省と厚労省が懇談会出席巡り押し問答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020419-00000214-yom-soci BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題で閉鎖性を批判されたばかりの農水省の会
議で、19日、会議への出席を求めた厚生労働省の職員が農水省側に断られ“押し
問答”となる騒ぎがあった。
両省対立の舞台となったのは「食品の表示に関する懇談会」。食品表示の信頼回
復策について、消費者や専門家の意見を聞くため、JAS法を所管する農水省総合
食料局品質課が17日に急きょ、開催を決めたもの。懇談会開始の5分前、食品衛
生法を所管する厚労省食品保健部の吉岡荘太郎企画課長が課員と2人で会場を訪れ、
会議への出席を認めるよう求めた。
これに対し、農水省側が「傍聴なら可能」と伝えたところ、吉岡課長は「17日
からお願いしている。担当課長として参加させて欲しい」と改めて要求。さらに「
食品衛生法とJAS法は、食品表示問題で重なる部分がある。政策関係者として説
明する立場にある」などと強い口調で詰め寄り、廊下で押し問答となった。
この間、他の会議から出てきた武部農相がたまたま通りかかり、けげんそうな表
情を浮かべて通り過ぎる一幕も。結局、吉岡課長は引き揚げ、課員だけが「傍聴者」
として会場に入った。
吉岡課長は「両省の連携の重要性を指摘したBSE調査検討委員会の報告を尊重
した態度とは思われない。極めて残念だ」と農水省側の対応を非難している。これ
に対して、農水省の小林裕幸品質課長は「元々傍聴者として、若い方においでにな
らないかと誘っていた。突然(懇談会メンバーとして)入れろと言われても……」
と困惑顔。西藤久三総合食料局長も、「招集されてもいない人が入ってきて発言す
るのはどうか」と厚労省側を批判している。(読売新聞)
68 :
:02/04/20 07:34 ID:42V6LlPA
<JAS法懇談会>厚労省担当課長の出席めぐり一時騒然
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020420-00000131-mai-bus_all 雪印食品の国産牛肉偽装事件など続出する食品の虚偽表示問題に対応するため、
懲役刑の導入など罰則強化したJAS(日本農林規格)法改正案を通常国会に提出
する農水省は19日、食品業界関係者や有識者の意見を聞く懇談会を開催した。と
ころが、厚生労働省の食品衛生担当課長の出席をめぐって省内の会議室は一時騒然
に。2つの役所をさえぎる大きな壁がまた顔を出した。
会議に出席するため、農水省を訪れた厚労省の吉岡荘太郎企画課長は会議開始直
前に、農水省側から「傍聴だけならどうそ」と説明されて「単なるオブザーバーで
なく、食品衛生の当事者として出席させてほしい」と不快感を示し、席をたって、
退室した。
農水省の小林裕幸品質課長は、懇談会終了後「そんなに怒らなくてもいいのに。
今回は農水省の主催する会議。すべての人を当事者として出席を認めれば、席がい
くつあっても足りない」と皮肉まじりの感想を述べた。
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題への対応に対する消費者の批判を
受けて、両省は、農水省が所管するJAS法と厚労省の食品衛生法という、食品の
安全に関する法律の一元化を目指している。今回の騒動は、BSE問題の背景にあ
る「縦割り行政と縄張り意識の弊害」からの脱却が容易ではないことを象徴してい
る。 【荒木功】(毎日新聞)
69 :
:02/04/20 07:39 ID:42V6LlPA
▽食の安全、独立委1000人・政府自民原案(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020420CEEI050919.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題の教訓を踏まえ、政府・自民党が検討して
いる食品安全を守る新独立機関の原案が明らかになった。独立委員会を内閣府に
置き、民間から委員を登用する。職員数は1000人程度で来夏にも発足させる。
新機関は食品の健康への影響を科学的に評価し、各省庁に規制を勧告する。
これに伴い、農林水産省の外局の食糧庁は廃止する方向だ。
政府は新機関設置を盛り込んだ食品安全の基本方針を定める新法案を今秋の
臨時国会に提出する。新機関は公正取引委員会のように独立した行政委員会として
内閣府に置く。BSE問題で農水省の対応が生産者の保護に偏ったとの反省を踏まえ、
農水省から独立し消費者の立場からの食の安全対策をとれるようにする。
首相が任命する新機関の委員は5人前後とし、政策は合議制で決める。委員には
民間の科学者を登用するほか、消費者団体の代表を加える案もある。委員会は
調査対象の選択など基本方針を決め、実際の調査は民間の科学者出身の専門委員が
当たる。
70 :
:02/04/20 14:35 ID:VvpCYzqv
▽買い上げ牛肉全箱検査 BSE対策で25日から農水省(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020420.html 農水省は十九日、牛海綿状脳症(BSE)対策で買い上げた牛肉の全箱検査を二
十五日に始めると発表した。「国産」などの買い上げ要件に合っているかを一年か
けて調べ、検査後に順次焼却する。
雪印食品がこの事業を悪用し、輸入牛肉を国産と偽って業界団体に買い取らせて
いた事件を受けて農水省は、一定量を抽出する方法で検査を行った。しかし、抽出
量が少ないとの批判を受け、全箱を検査することにした。
全箱検査は、保管中の牛肉を全国各地から順次、神奈川県川崎市の日本食肉流通
センターに運んで行う。農水省は当初、全箱検査には二年かかると説明していたが、
「一カ所に集めることで一年に短縮できる」(食肉鶏卵課)と説明する。
BSE対策では業界団体が、昨年十月十八日のBSE全頭検査前に処理・加工さ
れた牛肉を卸売業者から一万三千トン買い上げた。箱数にして九十二万箱に上り、
全国二百五十九カ所の倉庫に保管されている。
71 :
:02/04/20 14:36 ID:VvpCYzqv
▽罰則強化は妥当 JAS法改正で懇談会/農水省(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042005.html 農水省は十九日、JAS法改正について意見を聞く「食品表示に関する懇談会」
を開いた。消費者や業界団体の代表らが出席し、JAS法改正で検討している罰則
の強化や企業名の原則公表を「妥当」とする意見が大勢を占めた。
懇談会は、JAS調査会や同専門部会のメンバー、消費者団体の代表ら十三人が
参加。同省の西藤久三総合食料局長は、あいさつで「偽装問題が続発するなか、国
民の表示への信頼回復を第一に考えたい」と述べた。
同省はJAS法改正で違反した際の罰則に懲役刑を盛り込み、罰金の上限を法人
で一億円とすることなどを説明。食品表示で、JAS法と食品衛生法で重複する部
分があることも指摘した。
出席者は「国内の他法との整合性や海外を見ても罰則の強化は妥当」「違反した
企業名の公表は、早期に行うことが望ましい」などの意見で一致した。懇談会は二
十二日にも開く。
72 :
:02/04/20 14:54 ID:VvpCYzqv
▽「食と農の再生プラン」に具体策求める声/農水省が消費者と懇談会
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042004.html 農水省は十九日、農林水産行政に消費者の意見を反映させるため、消費者団体と
同省幹部による定例懇談会を初めて開いた。武部勤農相が、十一日に公表した「食
と農の再生プラン」などを説明。参加者からは、食品の安全性や農業などに関する
基礎的知識を学ぶ「食育」の充実・強化や、トレーサビリティー(生産履歴を追跡
する仕組み)の徹底など、再生への具体策を求める声が相次いだ。
武部農相は「消費者をパートナーと位置づけている。率直な意見を、農林水産行
政の改革に反映させたい」と述べ、消費者を重視する姿勢を強調した。
参加者は、「再生プラン」で農水省が打ち出した、農林水産行政を「消費者保護
第一」に転換する姿勢を評価した。その一方で、これまでが生産者偏重の政策だっ
た、と批判されているが、「生産者が消費者をなおざりにしてきたとは思っていな
い」など、生産者に配慮する意見もあった。
また、不審な食品表示の情報や食品表示制度に関する質問などを受け付ける「表
示一一〇番」を「県段階だけではなく、市区町村にまで広げるべき」といった提案
もあった。
今後、年二回の割合で懇談会を開き、担当者レベルの幹事会も毎月開く。
73 :
:02/04/20 16:06 ID:7kN6NSjg
▽米で初のヤコブ病患者 英国居住歴の女性(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002042000387.html 牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)が大発生した英国で生まれ育った
米フロリダ州在住の英国人女性(22)が、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病
(CJD)にかかっているらしいことが19日、明らかになった。英国での診断
結果を基に、米疾病対策センター(CDC)などが発表した。米国で変異型
CJDとみられる患者が見つかったのは初めて。
CDCなどによると、女性は12〜13歳ごろまで英国で育ち、その後は米国で
暮らしている。ごく最近、英国の病院で変異型CJDらしいとの診断を受けた後、
米国へ戻っているという。確定診断は受けておらず、詳しい病状も明らかに
されていない。
CDCや米農務省などは「BSEが発生していた80〜96年の間に英国で暮ら
したことがある米国居住者は少なくないので、こうした事態は予期していた。
この女性も英国で感染牛の脳や脊髄(せきずい)などを食べたことが原因と
見られる」としている。
CDCによると、2日現在で変異型CJDの患者は世界で125人見つかって
い て、うち117人が英国。(11:51)
74 :
:02/04/20 17:23 ID:c/FIQ6Dv
▽廃用牛の恩返し 遊休農地活用に一役(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002042000400.html 群馬県富岡市の里山にある休耕田で、4頭のホルスタインが、しの竹の
枝や葉をのんびりと食べている。牛海綿状脳症(BSE)の騒ぎで、行き場が
なくなった乳牛たちだ。
同県内では昨年11月にBSE感染牛が確認され、酪農家は「廃用牛」と
呼ばれる高齢の乳牛の処置に頭を痛めていた。窮状を知ったJAと市は、
荒廃した遊休農地に廃用牛を放つことを計画。先月から4頭を受け入れた。
牛たちは、雑草や高さ約2メートルのしの竹を押し倒して食べ、開墾に一役
買っている。農水省によると、こうした廃用牛の活用は全国でも珍しいという。
75 :
:02/04/20 18:11 ID:c/FIQ6Dv
▽県外肉骨粉の焼却開始 鹿児島から400トン搬入 菊池市(熊本日日新聞)
http://kumanichi.com/news/local/main/200204/20020420000019.htm 菊池市の廃棄物処理会社「九州産廃」(前田博憲社長)は十九日、BSE(牛海
綿状脳症、狂牛病)問題で処分が必要となった県外の肉骨粉焼却処理を始めたこと
を明らかにした。八日に鹿児島県東市来町からの搬入が始まり、これまでに約四百
トンを搬入。一日二十トンを焼却している。
同社によると、五日付で同町と焼却処理の委託契約を締結。来年三月末までに計
六百トンを処理する。同社は同県末吉町とも一年間で九百二十一トンを処理する仮
契約を済ませているが、同町が予算措置の難航で契約内容の見直しを検討している
ことから、搬入時期は未定という。
同社は県内で唯一、粉状肉骨粉の焼却が可能な溶融炉を備え、菊池市が一月に肉
骨粉を含む一般廃棄物処理の営業を許可。これまでに県内分の肉骨粉約千トンを焼
却した。
県外分については、(1)九州内の市町村との委託契約(2)処理量が焼却能力
(一日八十トン)の三割以内とする条件が付いており、同社の濱本謙司専務は「畜
産業者を支えるため、要請があれば条件の範囲内で処理に応じたい」と話している。
鹿児島県畜産課によると、同県内には肉骨粉の在庫が約一万四千トンある一方、
処分が必要な肉骨粉が一日八十トン生産されている。同県内では一日二十トンの処
理能力しかなく、九州産廃のほかに受け入れ先に決まった大分県のセメント工場を
合わせても、在庫は膨らむ状況という。
76 :
:02/04/20 18:13 ID:c/FIQ6Dv
▽県、ヤギ問題で厚労省に説明へ(沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200204201300.html#no_9 厚生労働省がBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策でヤギの危険部位の
除去を求めた通達問題で、県薬務衛生課は二十二日、厚労省監視安全課に
県内の状況説明と全頭検査の実施を要請する。同課は「BSEを疑うなら、
県民の安心のために全頭検査を実施してほしい」としている。
同課は、ヤギの腸が除去部位に指定されたことで県内の生産者などに
波紋が広がっていることや、設備上の問題で県食肉センターがヤギの
と畜をストップしている現状を説明するという。
77 :
:02/04/20 18:16 ID:c/FIQ6Dv
▽焼肉屋さかい、初の経常赤字
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020420-00000013-cnc-l21 【岐阜県】焼肉屋さかい(岐阜県各務原市)は十九日、二〇〇二年四月期決算
(単独)の業績予想で、売上高を百四十九億円から百四十億円へ、経常損益を
五百万円の黒字から五億円の赤字に修正した。経常赤字は、一九九三年の焼き肉
事業展開以降初めて。
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の影響で、予想以上に売り上げ不振が続いた
ためで、当期赤字も三億円から六億円に拡大する。このため同社では、鮮魚や
焼き鳥を使った新業態の飲食店展開などで立て直しを図る。(中日新聞)
78 :
:02/04/20 18:35 ID:c/FIQ6Dv
79 :
:02/04/20 21:50 ID:42V6LlPA
▽国家薬品監督局、牛が原料の医薬品の販売を禁止
http://j.peopledaily.com.cn/2002/04/20/jp20020420_16402.html 国家薬品監督局はこのほど、狂牛病に感染した牛が見つかっている国から輸入し
た牛や羊から抽出した成分を使用した医薬品について、5月1日までに使用と販売を
禁止することを発表し、回収を始めた。国家薬品管理局はこれらの国から輸入され
た牛や羊の骨、皮膚、粘膜、歯、血清などを原料とした医薬品は狂牛病感染の危険
があると指摘。北京市薬品監督局はすでに各医療機関や医薬品市場に使用と販売の
禁止を通達した。 「人民網日本語版」2002年4月20日
80 :
:02/04/20 21:55 ID:42V6LlPA
81 :
:02/04/20 22:03 ID:42V6LlPA
▽英独仏のBSE対策を学ぶ 道酪農協会などが視察団 2002/04/20 15:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020420&j=0044&k=200204209956 都道府県の酪農協会会員など約二十人が二十一日から、世界で最初の牛海綿状脳
症(BSE)発生国となった英国をはじめドイツ、フランスの三カ国を視察する。
道酪農協会会員など道内関係者九人も参加し、生産者の目で先進地のBSE対策を
見学する。
国内初のBSE感染牛が見つかった北海道の酪農協会が「欧州の取り組みをみる
べきだ」と全国の酪農関係者に呼び掛け、実現した。
各国で日本の農水省などに当たる役所、生産者団体、研究機関を訪問。BSE発
生時の牛肉消費の低迷状況と打開策、野菜などの風評被害の有無と対策、農家への
補償制度など、日本の酪農家が抱える問題について欧州の取り組みを聞く。二十七
日に帰国する。
82 :
:02/04/20 22:04 ID:42V6LlPA
▽米国で初のヤコブ病患者確認 英から移住の女性 2002/04/20 15:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020420&j=0044&k=200204209961 【ワシントン19日菅原淳】米疫病対策センターは十九日までに、牛海綿状脳症
(BSE)に関連した人間の病気である変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に、フ
ロリダ在住の英国人女性(22)が感染したと発表した。
米国で変異型ヤコブ病とされる患者が発見されたのは初めて。女性は数年前に英
国から移住してきた。米保健当局は、国内でBSEが確認されていないことや、潜
伏期間の長さなどから、女性は英国在住中に感染したものとみている。
同センターによると、変異型ヤコブ病に感染した患者は世界で百二十五例が確認
されており、うち英国が百十七例、フランスが六例。残りはアイルランドとイタリ
アが一例ずつとなっている。
83 :
:02/04/20 22:08 ID:42V6LlPA
▽肉骨粉焼却処理へ、セメントに再利用 八戸セメント (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/04/20020420J_11.HTM BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の感染源とされ、各地で保管されたままになっ
ている肉骨粉を八戸市のセメント工場「八戸セメント」で焼却処理し、セメント材
料として再利用することについて、青森県と同市は19日、「環境保全上、問題は
ない」として、同工場で処理することに同意した。八戸セメントは、24日以降に
も焼却を始める見通し。県内で肉骨粉を本格的に焼却処理するのは初めて。
県と八戸市の同意は、八戸セメントと結ぶ公害防止協定による。焼却原料を変更
する場合など、3者で協議をすることになっている。八戸セメントは3月末に、肉
骨粉を焼却した場合とそうでない場合の大気汚染や臭気などへの影響について
焼却試験で安全性を確認した―とする報告書を、県と八戸市に提出していた。
八戸セメントによると、肉骨粉の焼却処理は、日量約12トン。完全密封の非塩
化ビニール製の袋(約20キロ)に詰めて搬入するという。
県内の肉骨粉処理に関してはこれまで、八戸セメントと東通村のセメント工場
「三菱マテリアル青森工場」が、国に肉骨粉の「再生利用認定」を申請し認定され
ている。三菱マテリアル青森工場については、処理の開始時期は決まっていない。
県畜産課によると、肉骨粉保管量は3月末現在、約1万170トン。一日当たり
約40トンの肉骨粉が日ごとに増え続けている。 2002年04月20日土曜日
84 :
:02/04/20 22:19 ID:42V6LlPA
■書評 狂食の時代
http://www.sankei.co.jp/news/020420/0420boo010.htm ・効率優先が招いた食の荒廃 文化部 梶山龍介
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の発生、雪印の食中毒事件や食肉のラベル付け替
えと相次ぎ、日本でも食料をめぐる不安が広がっている。この本はBSEの本家で
あるイギリスのBSEだけでない農、魚、畜産、食品産業の恐るべき荒廃のリポー
トである。
例えばサケの養殖。ある最大規模の集約養殖場では四万尾以上を同じケージに入
れており、一尾につきバスタブ半分の広さしかない。犬にノミがつくように、シー
ライスが蔓延(まんえん)。野生種より六倍早く成長させるため、飼料には魚粉など
高い濃度の油分がふくまれているため、サケは下痢を繰り返し、魚肉は柔らかくな
る。ケージ内にはフンが浮かび、サケに感染症が広がる。殺菌剤、水質浄化剤、身
の色を良くする薬など数十種類の化学薬品に接しているという。
もうやめたいのだが、さらに続ける。出荷前の養殖サケは十日間絶食させられ、
一カ月間ケージからよそに移される。残留薬品の問題をクリアするためだ。それだ
けではない。養殖場からおびただしい数が逃げ出し、野生種と交雑し、遺伝子に影
響をあたえているとみられている。あぜんとする実態である。
戦後五十年以上にわたって、世界中の農、魚、畜産、食品産業は効率化、集約化
をめざし、安く大量に供給することは良いことだと、信じつづけてきた。だが、養
殖サケの例をみても単純に正しいとはいえないだろう。
他に、「正直な食べ物」をつくらない食品添加物▽農業に使われる殺虫剤が体内
に蓄積されてゆく恐怖▽化学肥料を大量投入し土壌を壊滅状態にしている事実▽成
長促進剤ともなる抗生物質の乱用がこわいスーパー細菌を生み出していること、な
どを指摘する。
圧巻は、遺伝子組み換え食品の章。アメリカなどですでに作られている遺伝子組
み換え食品が人類に幸福をもたらすか、不幸をもたらすかは、まだわからない。だ
が、科学を信じきって生産拡大に突っ走った戦後の半世紀を反省しないで、また、
わからないまま、進みつづけてよいのか、と著者は訴えるのである。
(ジョン・ハンフリース著、永井喜久子・西尾ゆう子訳/講談社・一九〇〇円)
85 :
:02/04/20 22:47 ID:42V6LlPA
86 :
:02/04/20 23:54 ID:42V6LlPA
87 :
:02/04/21 07:50 ID:dXpADS1w
▽農水省、BSE対策に2億4千万計上へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/02/20020420ib01.htm 農水省は19日までに、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の影響による牛肉の消
費量の落ち込みに対応するため、総額2億4000万円の「BSE発生地域対策」
をまとめた。BSEの牛が発見された地域の農協に補助金を出して、生産農家の収
益の低下した部分を補てんしたり、農家の経営を支援することに役立ててもらう。
2002年度予算で計上された農畜産業振興事業団向けの予算を使う。
これまで、BSEの発生した地域に対しては、BSEに感染した牛が見つかった
農家が、牛を新たに購入する資金を助成する資金として、今年度予算としてすでに
1億9900万円が計上されている。今回の対策は、こうした対策をさらに拡充す
る狙いがある。 (4月20日03:05)
88 :
:02/04/21 07:54 ID:dXpADS1w
▽BSE感染の影響で乳牛死亡補償が急増、前年度比2〜3倍−−県共済連/群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020420-00000001-mai-l10 ◇掛け金引き上げも
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染牛が見つかって以降、搾乳できな
くなって食肉用に回す「廃用牛」の出荷先が極端に細り、農家が病死するまで飼い
続けるケースが増えていることが、県農業共済組合連合会(共済連)の補償状況で
浮き彫りになった。この結果、死亡補償が急増し、県共済連の負担が増えることか
ら、今後、農家が支払う掛け金の引き上げにつながる可能性も出てきた。
牛に異常が見つかった際に、補償金を支払う県共済連の「家畜共済」には、現在、
県内の乳牛のほぼ全頭に当たる約5万頭が加入。農家の申請に基づいて、県共済連
が経済価値がなくなったため処分する「廃用」、病死などの「死亡」を牛ごとに認
定し、補償金を支払っている。
県共済連が廃用として処理した乳牛の頭数は、国内で初めて感染牛が確認された
直後の昨年10月から減少。3頭目が県内で見つかった12月以降はさらに減り、
今年1月以降はゼロと、毎月200頭を超えた昨年から極端に減った。逆に、死亡
として処理したのは、毎月300頭と昨年の2〜3倍強に達している。
県共済連は「BSE問題以降、廃用牛の受け入れ先が減少し、農家が死亡するま
で飼育せざるを得なかったり、いったん廃用の認定を受けたものの、出荷を待つま
での間に衰弱死するケースが増えている」と分析している。
家畜共済は、廃用の場合、食肉用に出荷した際の売却額を相殺して、農家に補償
金を支払う仕組みで、死亡の場合は補償金が1頭当たり数万円増加する。共済の掛
け金は、農家と農林水産省が補償内容に応じて年1回、折半して支払っている。県
共済連は「この状況が長く続けば、掛け金を上げなければならない可能性もある」
としている。【清水憲司】
(この記事にはグラフ「家畜共済の支払い対象乳牛の推移(単位・頭、県共済連
調べ)」があります)(毎日新聞)
89 :
:02/04/21 14:22 ID:Q14Q1VhV
■2002年4月21日(日) BSEで消費者に残る牛肉不信 (東奥日報)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0421/nto0421_8.html 牛肉の信頼回復を目指して国が昨年十月十八日にBSE(牛海綿状脳症、狂牛病
)の新検査を始めてから半年がすぎた。懸案となっていた廃用牛と肉骨粉の処理も
徐々に動きだし、事態は沈静化したようにも見えるが、関係者にとって気掛かりな
のは消費者の動き。食肉の不正表示事件が続いたことも響き、県農協中央会が最近
実施したアンケート結果でも、牛肉を敬遠する意見が全体の半数近くを占めている。
県内三カ所の食肉衛生検査所がBSE検査で扱った牛は、四月第一週までで八千
六十七頭に上る。いずれも感染を示す陽性反応は確認されず、今年に入ってからは
県外の感染事例もない。
県中央会は二月末から県内企業や団体、農協などの協力を得て牛肉消費に関する
アンケートを実施し、合計六百五十人から回答を得た。
その結果、BSE発生前は90%が牛肉を食べていたのに、現在も食べていると回
答した人は54%止まり。残る46%のうち9%が「もともと牛肉は食べない」、7%が
「牛以外の肉を食べる」という人たちで、30%は「安全が確認できれば食べる」と
答えた。
だが、「安全」に対する消費者の要望を満たす解決策は、行政や農業団体、流通
業界にとって難しい課題だ。BSE発生をめぐる国の不手際、農業団体や大手食肉
メーカーが名を連ねた産地詐称・不正表示事件が信頼回復の足かせになっている。
「業界には松阪牛や魚沼産コシヒカリの流通量は生産量より多いもんだというよ
うな『常識』すらあった。こうした姿勢を改めるのは当然としても、百パーセント
の安全性を求める一部の消費者とマスコミの要求を完全に満たすことは次元が違う
問題。時間の流れに任せるしかないという気がする」。流通関係者の一人は、あき
らめにも似た口調で語る。
酪畜農家の経営を圧迫していた廃用牛処理が、四月に入って津軽食肉センター(
田舎館村)で始まり、五月からは三戸食肉センター(三戸町)も受け入れる。行き
場を失っていた牛の肉骨粉は、八戸セメント(八戸市)が近く焼却処理を始める見
込みとなった。
ただし、こうした動きにも足並みの乱れがある。県内最大規模のと畜施設を備え
る十和田地区食肉処理事務組合は四月初め、廃用牛受け入れに関して荷受け側と話
し合ったが「BSEが出ても大手スーパーが入荷を続けてくれるような措置がない
以上、肉用和種でも廃牛処理は時期尚早」との声が強く、受け入れに踏み切れなか
った。
「安全」なはずの牛肉に一抹の不安を捨てきれない消費者、主産地だけにBSE
の影響に神経をとがらせる上北地区の業界−。山口真誉県畜産課長は「食肉のトレ
ーサビリティー(来歴が確認できる仕組み)づくりで信頼確保に努め、酪畜の生産
サイクルを元に戻すため関係者に要望を重ねるしかない」と見る。BSEに対する
県民の不安をぬぐい去るには、さらに時間をかける必要がありそうだ。
(BSE問題取材班)
90 :
:02/04/21 14:55 ID:aq4XOxIN
91 :
:02/04/21 21:53 ID:dXpADS1w
▽農水省また失政 BSE対策個体識別用「耳標」配布お粗末 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/04/20020421J_12.HTM BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)発生の際、牛の移動履歴を検索できるよう1月
に装着作業が始まった個体識別用の「耳標」が、岩手、福島両県の畜産農家で不足
している。農水省の見積もりと配布計画の甘さが原因で、予想を上回る需要が発生
したためだ。同省は3月末までに国内すべての飼育牛に耳標を取り付けるよう指導
し、4月から本格運用する予定だったが、急きょ装着作業期間を1カ月延長した。
東北の畜産現場からは度重なる「失政」に不満が相次いでいる。
農水省は耳標の必要枚数を「都道府県ごとに繁殖牛が産む子牛の数を見込んで算
定した」と言うが、実際は繁殖牛と、子牛を産まない肥育牛の合計頭数に一定の係
数を掛けるという大ざっぱな方法で算定。このため、実数との間にずれが生じた。
さらに頭数算定後に流通した牛もあるため、農家ごとに過不足が生じてしまった。
東北で大幅に不足したのは岩手、福島両県。東北一の乳牛飼養頭数を誇る葛巻町
を抱える岩手県では、不足枚数の集計を急いでいるが、2万―3万枚に達する見込
みだ。
「耳標を付けに行くと子牛が生まれていて、事前に把握していた頭数より増えて
いる。農家を10戸回って、4戸で足りない日もあった」と葛巻町の畜産担当者は
戸惑っている。
岩手県岩手町で畜産業を営む男性(47)の飼育牛にも、3月下旬に耳標が付け
られたが、新しく生まれた子牛の分が1枚足りなかった。その後また1頭生まれ、
24日にもう1頭生まれる予定だという。男性は「耳標がないと売れない。農水省
はいつも机上の計算で、現場の実態を分かっていない」と怒りを隠さない。
福島県でも、畜産農家への周知不足なども加わって、必要な耳標数を大幅に下回
った。随時農水省から補充されてはいるが、3月末時点での装着率は52%と低く、
今月15日時点でも82%にとどまっている。同県畜産課は「耳標の製造会社の
生産トラブルも重なり、結局届いたのは3月上旬。それからの装着作業は非常にき
つかった」と明かす。
農水省畜産技術課は「自治体によっては余っているところもあるので、配布方法
をもっと詰めればよかった。本当に困っている自治体には、今月末から再配布でき
るようにしたい」と話している。
◎家畜個体識別システム 10けたの個体識別番号とバーコードを記した耳標を国
内すべての飼育牛約450万頭の両耳に取り付け、出生地や飼育歴といった個別情
報をデータベース化する。BSE対策として、農水省が昨年11月に導入を決めた。
2002年04月21日日曜日
92 :
:02/04/22 10:48 ID:eePY+L4B
【社説】産地偽称/生産者も流通に携わろう (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2002/04/20020422s.htm#NEWS02 牛肉、鶏肉、生ガキなど農水産物の産地偽称が流通の過程で頻発している。
消費者を欺く背信行為の重大性は言うまでもないが、丹精込めて生産した農漁業
者にとってもとんでもない話だ。信用失墜による販売急減など経済的な打撃ばかり
ではない。生産意欲にかかわる精神的な衝撃も大きい。
そんな状況の中で、この苦境を乗り越えようとする農漁民の創意工夫が幾つか
報じられている。
例えば、宮城県南方町の畜産農家は、宅配を利用した牛肉の産地直売を始めた。
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)騒動に危機感を抱いたのがきっかけだった。
生産牛をいったん地元の食肉流通公社に出荷。と畜してパック詰めされた段階で
買い戻す。価格は市価の2―3割安。生産者の顔が見えるように家族の写真を印刷
した「愛情シール」も張る。
こうした方法だと、流通過程での偽称が起こらない上に、卸売業者を通さない
メリットを生かして安くできる。消費者とのコミュニケーションも十分図れる。
「おいしいと喜ぶ消費者から勇気をもらった」「BSE騒動で畜産農家は苦しい
立場にあるが、前向きにとらえる好機でもある。正真正銘の牛肉を届けたい」
こんなコメントに接すると、生産者と消費者双方の笑顔が見えるようで明るくなる。
流通の相次ぐ不祥事は企業モラルの低下に加えて、産地表示やチェック体制の
欠陥など構造的な問題にも原因がある。
業界も監督官庁もモラルの確立とシステムの改革が必要だが、この際、農漁民も
行動を起こすときだろう。生産物を出荷するだけでなく、加工・流通にもかかわる
努力が大事ではなかろうか。
既に、産地直売、地産地消、農漁家レストランなど、さまざまな試みがなされて
いる。
流通の乱れを正し消費者の信頼を取り戻すだけでなく、付加価値による収益増に
もつながる。
農漁民や組合、自治体などが協力し合って、逆境をプラスに転じるような取り組
みを期待したい。
93 :
:02/04/22 10:52 ID:eePY+L4B
▽病原タンパク質の構造解明 積み重なって頑丈に(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020422KIIASA43400.htm 体の組織に沈着して病気を起こすタンパク質「アミロイド」の一種が、ひも状の
小さなタンパク質が積み重なった頑丈な構造を持っていることを大阪大の後藤祐児
教授(生物物理学)と福井医大の内木宏延教授(病理学)のグループが突き止め、
22日、米科学誌ネイチャー・ストラクチュラル・バイオロジー(電子版)に発表した。
アミロイドには多くの型があるが、詳しい構造を解明したのは世界で初めて。
後藤教授は、アルツハイマー病やBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)などの病原
タンパク質も同様の構造と考えられるとしており、構造を破壊して沈着を防ぐ
治療法開発の手掛かりになりそうだ。 (04/22 06:00)
94 :
:02/04/22 17:22 ID:eePY+L4B
▽食の安全に注文 農水タウンミーティング/金沢 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020422.html 農水省は二十一日、「食」と「農」を語り合う会(第二回農水省版タウンミーテ
ィング)を金沢市で開いた。同省が食と農の再生プランを説明した後、食と農のあ
り方や、農林水産行政などについて宮腰光寛大臣政務官らが、消費、生産、行政、
経済界など各分野代表十三人と意見を交わした。参加者からは、食品表示や食農教
育などに対する要望が相次いだ。
会場には消費者や生産者、行政、農業団体などの関係者ら約二百八十人が集まった。
消費者代表は、食品表示偽装問題に対して「不信感が高まり、何を信じたらいい
のか分からなくなっている」「農水省は安全、安心を確保する長期展望に欠けてい
るのではないか」などと指摘した。また、食の安全性確保に関連し、地産地消運動
を推奨する声が挙がった。
給食センターに野菜を供給している石川県の農家は「行政は、地産地消をもっと
大々的に進めてほしい」と要望。
福井県の農家は、消費者の安心感につなげるために、インターネットで生産現場
の情報公開をしている事例を紹介した。
各代表からは、食農教育の充実を求める意見も多く寄せられた。酪農家は後継者
対策の必要性を訴えた。
95 :
:02/04/22 17:25 ID:eePY+L4B
▽牛のパスポート、店頭に 生産履歴で信頼関係/広島(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020422.html JA全農ひろしまは二十日から、消費者が牛の生産履歴を調べることのできる
「パスポートシステム」を本格的に始めた。成育記録など出荷する牛につけたパス
ポート情報を店頭で掲示するとともに、インターネットのホームページでも牛の
詳しい生産・流通記録が検索できる二段構えの情報公開が特色だ。
システムには県内二十六戸の農家と四十四小売店が参加。それぞれが全農ひろし
まと協定を結び、情報公開の信頼性を高めた。昨年十二月から試験を続けてきた。
パスポートに載せる情報は、飼料メーカー名、薬を与えた記録、出荷日やと畜、
解体日など。さらに全農ひろしまのホームページでは、飼料の内容や販売する店舗、
生産者の詳しい内容などを紹介している。牛肉のパックについている十けたの番
号を打ち込むと、これらの記録を見ることができる。番号は耳標の番号を活用した。
二十六店舗が参加したAコープは二十日、本格稼働を記念した半額セールをした。
広島市安芸区にあるAコープ瀬野店にも、パスポートシステムに参加した同市安佐
北区の畜産農家が肥育した牛肉が運び込まれた。
店頭にはパスポートや生産者の顔写真などを掲示し、牛肉パックには牛の番号が
かかれたシールが張られた。
買い物客は「どこでも、誰でも牛の身元を調べることができるので、安心して買
える」と話していた。
96 :
:02/04/22 17:26 ID:eePY+L4B
▽食品表示点検でマニュアル活用を 全中が偽装根絶へ呼び掛け(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042203.html 食品偽装の根絶を目指して始まったJAグループの食品表示自主点検に合わせ、
JA全中は独自に作った「地域特産加工品の品質表示マニュアル」の活用を呼びか
けている。全中は、JA担当者にあらためて食品関係法規への理解と順守を徹底さ
せていく。
マニュアルは、昨年四月に改正JAS法が施行されたのを受けて、全中とJA地
域特産加工・直売所全国連絡協議会が作った。
マニュアルは、有機食品の認証制度、品質表示基準、遺伝子組み換え食品の表示
など、改正JAS法の内容を分かりやすく紹介している。
併せて、製造物責任法(PL法)、容器包装リサイクル法なども解説。巻末には
Q&Aのコーナーを設け、表示の注意点、違反した場合の罰則規定などを盛り込ん
でいる。
どれも、加工や直売所事業に携わるJA役職員なら知っておかなければいけない
ものばかり。産直や加工事業を舞台に偽装表示が相次いだだけに、法令順守の格好
の手引書となりそうだ。
監修は、JA地域特産加工・直売所全国連絡協議会の緒方博修専任アドバイザー。
A4判、八十ページ。
価格は同協議会会員千五十円、非会員千二百六十円(共に送料込み)。申し込み
は、JA都道府県中央会へ。
97 :
:02/04/22 17:27 ID:eePY+L4B
▽梅で育てた牛肉登場 ヘルシーさ受ける/大阪(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042205.html 大阪府立食とみどりの総合技術センター(羽曳野市)が取り組んできた「大阪ウ
メビーフ」第一号が二十日、府内の食肉店に登場した。
大阪市のスーパーマーケット「食鮮館たくよ(京橋店)」では、販売開始に合わ
せ、午前中に二回の試食販売を行った。消費者の反応は上々だ。「脂っぽさがなく
さっぱりした食味と、梅の持つヘルシーなイメージがいいようだ。いろいろな問題
で低迷する食肉消費の活性化に役立てたい」と同店の大西太志精肉部主任。初日の
売れ行きは好調。今後も試食やパンフレットを配布するなど販促に力を入れていく
考えだ。
ウメビーフは、生後約十カ月の和牛や交雑種牛の餌の五分の一に、梅酒づくりで
余った梅の実を混ぜて一年半飼育。梅の実はクエン酸やオリゴ糖、適度のアルコー
ルを含み、牛には体重の増加や食欲増進、整腸効果がみられた。
同市内の酒造工場が製造工程で余った実を提供。センターは一九九九年夏から、
十頭で試験飼育を始め、現在は農家四戸で約六百頭が飼育されている。
農家と酒造会社が昨年末に発足させたウメビーフ協議会には今年三月、流通販売
業者も加わって販売態勢が整い、八頭分約二トンの発売にこぎ着けた。
98 :
:02/04/23 10:03 ID:ijfcoX2e
<透析病>アミロイド病の原因物質の構造解明 (毎日新聞)
http://news.lycos.co.jp/topics/science/epidemic.html?cat=2&d=22mainichiF0422m131 大阪大蛋白(たんぱく)質研究所の後藤祐児教授と星野大(まさる)助手らは、
血液透析患者がかかりやすい透析アミロイド病の原因物質の構造を解明し、米国の
科学誌「ネイチャー・ストラクチュラル・バイオロジー」5月号に発表する。この
物質はアミロイド線維と呼ばれ、アルツハイマー病やBSE(牛海綿状脳症、いわ
ゆる狂牛病)など、他の約20種類のアミロイド病の原因物質解明や治療にもつな
がると期待される。
腎不全に伴う血液透析患者は国内に約20万人いる。10年以上の透析患者の半
数近くが、肩や手首付近の痛みなどが出る透析アミロイド病にかかるという。原因
は、透析で除去できずに濃縮した免疫たんぱく質「β2ミクログロブリン」の構造
が変化し、線維状たんぱく質の集合体(アミロイド線維)となって関節部分に沈着
するためとされる。
後藤教授らはアミロイド線維について(1)重水素を使い、水素結合している部
分を探知する方法(2)特殊な有機溶媒による溶解(3)核磁気共鳴(NMR)測
定――などを組み合わせて解析した。その結果、たんぱく質の鎖が窓のブラインド
のように平行に並び、多数の縦糸(水素結合)でつながれた構造と分かった。極め
て強固かつ安定した構造で、容易に分解されない特徴を持つ。
共同研究者の内木宏延・福井医科大教授(病理学)は「異常なアミロイド線維の
構造に迫れたことで、その発生の予防や治療に役立つ薬の開発が期待できる」と話
している。 【大島秀利】
Nature Structual Biology
http://www.nature.com/nsb/
99 :
:02/04/23 10:08 ID:ijfcoX2e
▽静まり返る全農チキン 「まさか捜索とは」 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2002/label/news/20020422-136.html タイ産の鶏肉を国産と偽って販売していた偽装商法に二十二日、強制捜査が入った。
捜索を受けた全農チキンフーズの本社や工場は静まり返り、出入りする業者は驚きを
隠さなかった。
埼玉県戸田市の全農チキンフーズ本社には午前八時五十分、埼玉県警の捜査員
約二十人が到着。詰め掛けた報道関係者約三十人が見守る中、段ボールなどを手に
次々と社内に入った。
同社の窓にはブラインドが下ろされ、中の様子はうかがえない。玄関には「社員および
出入り業者以外の立ち入りを禁ず」と書かれた紙が張られ、時折業者のトラックが出入り
するほかはひっそりとしていた。
同社に出入りしている運送業の男性(45)は「偽装発覚以後も頻繁に出入りしている
が、特に変わったことはなかった。まさか警察が捜索に入るような事件になるとは…」と
驚いていた。
一方、全農チキンから商品を購入していた「コープネット事業連合」(さいたま市)は
偽装発覚後、全農チキンとの取引を停止している。広報担当者は「全農側の対応を
受けて、こちらとしても判断したい」とコメントした。
鹿児島県内の四工場で、実際に鶏肉の偽装をしていた「鹿児島くみあいチキンフーズ」
(鹿児島市)は同県警本部から約三百メートルしか離れていない。
午前九時前、捜査員が硬い表情を崩さないまま、同社に十五人、同じ建物にある
鹿児島県経済農協連の養鶏課に七人が段ボールを手に入った。このほか同県川内市
の工場など県内の計十九カ所を約百人態勢で家宅捜索。関係者によると、二十二日夕
まで続く見込みという。 (了) 04/22
100 :
:02/04/23 10:30 ID:ijfcoX2e
▽全産業とも「雨」「曇」−−あさひ銀総研・上半期天気図 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020422-00000003-mai-l11 あさひ銀総合研究所は、今年上半期の県内産業天気図(産業動向と見通し)を
まとめた。4〜6月期(今期)の予報は、全産業とも「雨」や「曇」で「晴」はなし。
同所は、厳しい状況が続くが、米経済の持ち直しなどを背景に「輸出・生産に
下げ止まり感が出始めている」と総括している。
一般機械は、1〜3月期(前期)に続いて今期も「雨」。生産に下げ止まり感が
出始めているが、楽観できない。
前期は「雨」だった電気機械は「曇のち雨」。一部で稼働率が上昇し、景気
底入れが近いという見方が出ている。
輸送機械は、新型小型車の販売が好調な乗用車生産で前年度を若干上回る
見込みで「曇」。トラック生産は、景気低迷のほか、安全基準や排ガス規制強化
などで需要増加要因に乏しいため、前年を若干下回りそうだ。
前期に「雨」だった鉄鋼は、民間需要の弱さに加え、公共工事も動きが少ない
ことから、今期も「雨」。
繊維は低迷が続いて「雨」。秩父織物では、主力品の布団カバーなど生地加工
製品の不振が続き、厳しい状況。
建設も大幅な落ち込みが続いて「雨」。地方公共工事の落ち込みが目立つ。
大型小売店は今期、「曇のち雨」で低調。スーパーは、BSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)の影響などから食料品で苦戦する店舗が目立つ。【加藤潔】
101 :
:02/04/23 10:32 ID:ijfcoX2e
102 :
:02/04/23 10:33 ID:ijfcoX2e
▽BSE問題中心に「食の安全」シンポ 5月に神戸で (神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/keizai/020422jc15000.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題などで揺らぐ食への信頼を取り戻すため、
国や県、消費者団体、飲食や食肉業界の代表が意見を交わすシンポジウム「食の安
全を考える」(全国生活衛生営業指導センター主催)が五月二十三日、神戸市中央
区で開かれる。
森田邦雄・厚生労働省東京検疫所長が基調講演。続いて藤井教子・全国消費生活
相談員協会理事長、田中清三・全国飲食業生活衛生同業組連合会会長、平井千代治
・全国食肉生活衛生同業組合連合会会長、川久通隆・兵庫県生活衛生課主幹がパネ
リストとなり、幅広く議論する。
一般参加も可能。申し込みは五月十七日までに
同センターTEL03・5777・0341
103 :
:02/04/23 10:39 ID:ijfcoX2e
■新たな全箱検品体制による検品の実施について
平成14年4月19日 農林水産省生産局 農畜産業振興事業団
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020422press_3.html 牛肉在庫緊急保管対策事業及び市場隔離牛肉緊急処分事業に係る検品を
新たな体制で再開することとしており、下記により公開します。
記
1.日時 平成14年4月25日(木) 13:30集合
2.場所 財団法人日本食肉流通センター(川崎市川崎区東扇島24番地)
D棟にお集まり下さい。
3.留意事項
(1) 検品作業場以外の区域には、立ち入らないようお願いします。
検品作業場のカメラ撮りは10分程度とします。
(2) 荷主及び財団法人日本食肉流通センターに対する取材は、ご遠慮下さい。
(3) 荷主名が特定出来るような報道(荷主名が特定出来るような映像の使用、
荷主名の明記等)は慎んで下さい。
(4) 現場担当者の指示にしたがって行動していただくようお願いします。
(5) なお、当日は遠藤農林水産副大臣が視察する予定となっております。
104 :
:02/04/23 10:42 ID:ijfcoX2e
■食品の表示に関する懇談会の概要について
平成14年4月22日 総合食料局品質課
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020422press_5.html 1 日時:平成14年4月19日(金)13:30〜15:50
2 場所:農林水産省 総合食料局 第1会議室
3 出席者:有馬 孝禮 東京大学大学院教授
粟生 美世 (社)栄養改善普及会リーダー
大武 勇 全国水産物商業協同組合連合会理事
齋藤久美子 関西生活者連合会理事
鈴木 肇 (社)全国中央市場青果卸売協会理事
谷 敬子 (社)全国消費生活相談員協会常務理事
徳永 瑛子 日本主婦連合会副会長兼事務局長
堀江 雅子 (財)ベターホーム協会常務理事
本間 清一 お茶の水女子大学教授(座長)
森 光國 (社)日本缶詰協会専務理事
山中 博子 全国地域婦人団体連絡協議会理事
横山 順子 主婦連合会事務局
吉田 勲 日本合板工業組合連合会副会長
事務局:西藤 久三 農林水産省総合食料局長
小林 裕幸 農林水産省総合食料局品質課長
田中 泰則 農林水産省総合食料局品質課食品表示対策室長
4 懇談会の概要
JAS法の改正を中心に、食品表示の信頼回復のための方策について検討が行われた。
主要な意見は以下のとおり。
1 JAS法の改正について
(1)表示義務違反は直ちに公表するべきである。
(2)法律改正によって表示義務違反の「公表」の規定が条文からなくなることに
懸念がある(これに対して、品質課長から、改正案では表示改善の指示を行った
場合には直ちに公表できることを説明し、出席者の理解を得た。)。
改正案では、直ちに公表できることを消費者や企業にしっかり説明してほしい。
(3)現行法の罰則が適用される前に倒産した企業もあるが、個人100万円、
法人1億円の罰金ではまだ甘い。企業は倒産することもあり得る覚悟で取り組んで
もらいたい。
(4)罰則については妥当であり、異論はない。
「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に
ついて」の公表と罰則の内容について、出席者の賛同を得た。
2 その他の主な意見
(1)表示義務違反の判断基準に曖昧なところが生じないか懸念がある。わかりやすい
判断基準のマニュアルが必要でないか。
(2)都道府県によって違反摘発の対応に差がある。県が動かない場合に、国へ消費者の
声を伝えることができるようにしてほしい。
(3)スーパーによっては与えた飼料を表示しているところもあり、農家によっては農薬の
散布状況をパソコンで管理しているところもある。生産者の教育や機器整備を支援し、
顔の見える農業を進めてほしい。
(4)スーパーの依頼で地場野菜コーナーを設置しているが、量の少ないものを並べるので
コストが高くなる。
(5)表示制度の一元化については、今後、しっかり議論してほしい。
(6)消費者は食品の表示を信じるしかないので、表示が正しいか否かは行政で確認して
欲しい。抜き打ち調査等が必要でないか。
105 :
:02/04/23 10:47 ID:ijfcoX2e
武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成14年4月19日(金) 9:33〜9:54 於:国会連絡室) ○牛肉在庫緊急保管対策事業に係る一部の報道内容について Q: 昨年秋のBSEの冷凍補償費が、税金の無駄遣いであったんではないかとい う報道があるんですが、まずこれについて大臣からの説明とですね、どう対処され ていくのかお考えをお願いします。 A:正直申し上げまして、私も詳しい実情、実態について今調査中でございます。 従いまして、今日、ここでですね、私から詳しくその背景と根拠などをですね、 申し上げることは控えたいと思います。後で担当課長からよく説明させたいと思い ます。一つ言えることは、この事業は短期間にですね、17日以前の牛肉を隔離す るという必要がありました。当初は保管するということでありまして、保管して、 いずれ落ち着いたら流通させることも考えておりましたから、買い戻し特約を付け て始めたわけでございます。しかし、2頭目、3頭目が出まして、牛肉の需要がで すね、極端に落ちてしまいました。同時に消費者、国民の皆様もBSEに対する不 安が一層積もったということで、これはもう与党のみならず、全党の皆さん方から 「焼却処分にせよ」と強い御意見が寄せられたわけでございます。私といたしまし ては、正直辛い気持ちでありましたが、やはり、念には念を入れて消費者の皆様方 の不安を払拭しなければならないということに加えて、18日つまり全頭検査以後 のですね、牛肉が円滑に流通していくということが、そうしたことで滞ってしまう ということがあってはいけませんので、牛肉の円滑な流通ということで、焼却処分 するということにしたわけでございます。従いましてこの事業というのは、本来な らばきちっとですね、事細かに詳細な点検の上でやるべきでありましょうが、それ 以上に当時の状況としては、一気にですね、市場隔離しなければならないという必 要性がありました。そんなことで、その後も雪印の事件の問題が出まして、事後に なって色々問題が出てきたことも事実であります。しかし、税金の無駄遣いをして はいけないということに加えてですね、「国民の皆様の信頼を回復するためには」 ということで、全箱検品を命じたわけでございます。しかし、それは、当初2年以 上かかるということでありまして、もっとも厳しい検品体制ということで実施せざ るを得ないということでした。また、それが御承知のように、これも専門家にきち っと相談していなかった故に、後で調べてみると、もっとも厳しいということでは なく、2番目に厳しい形でありました。これは全く私どもの手落ちと言っても過言 ではございませんし、意図的にそうやったということではないといたしましても、 このことによって信頼を失墜してはいけないということで、全箱検品体制を取るこ とを色々と工夫をさせ、しか、4月25日から実際に全箱検品体制をとるというこ とで決めていますから、そういうことでやりました。この問題につきましても、そ ういうふうにきちっとした、例えば9月10日BSE発生前であれば、通常の年は 年末の需要期に向けて、冷凍していたそうです。それから、BSE発生後、これで は売れないということで冷凍するということもありましょうし、また、この事業が 行われるということになって、急きょ冷凍したというケースもあるだろうと考えま した。いずれにいたしましも、私どもといたしましては、何故こういうことになっ ているのか、実際は全箱検品やりますから、その過程で何時冷凍したものかわかっ てきますので、事務当局には、きちっと適正にやるようにということで指示をして います。また、同時に契約もしておりますので、この契約はきちっと履行しなけれ ばならないといこともありますので、検品を進める中で、相当以前から冷凍された ものが出ていると思いますし、全ての保管業者に対して、冷凍格差を是正すること は、必ずしも適正ではないと、このように考えておりますので、対外的に不適切と 批判されることのないよう、適切な措置をきちっと講ずるように指示をしていると ころでございます。細かいことは、後で担当者に説明させます。大体私が今申し上 げたことに分けられるのではないかと思います。
106 :
:02/04/23 10:48 ID:ijfcoX2e
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年4月22日(月) 13:00〜13:06 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020422jimujikan.htm ○全農チキンフーズ(株)への強制捜査について
Q: 全農子会社に今日警察の捜査が入りましたけれども、消費者の信頼回復には
まだなかなか長い道のりという感じなのですが、改めて次官から御所見をお願いし
ます。
A: そうですね。警察が捜査に入っているということは報道以外の情報を得てお
りません。私どもとしましては、JAS法を所管しておりますので、JAS法に基
づく指示を既に3月29日に行っておりますし、農協という立場から農協法に基づ
きまして、全農に対しても4月12日に業務改善命令を出しているところでござい
ますので、その業務の改善状況を見守って行きたいというふうに思っております。
107 :
:02/04/23 10:52 ID:ijfcoX2e
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年4月22日(月) 13:00〜13:06 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020422jimujikan.htm ○食品の表示に関する懇談会について
Q: 今日この後また開かれるようですが、先週金曜日に食品表示の懇談会で、厚
生労働省との間に一応トラブルみたいなものがあったようですが、これについてど
の様な認識と評価をお持ちかお聞かせ下さい。
A: 結論から申し上げまして、今日は懇談会が1時半からだと思いますが、厚生
労働省から正式に出席要請がございまして、メンバーとして担当課長が出席なさる
と聞いております。
私は常々霞ヶ関の活力というのは積極的権限争い、これが活力の元というふうに
思っておりまして、消極的な権限争いは、これはいけませんが、省庁の枠を超えて
大いに発言をして行くというのは今の時代に合っていると思います。そういう点で、
私どもの方も、今回のBSE調査検討委員会のご報告の中で「食品表示の統一とい
うことについても検討を」という話がございましたので、今後予想されます食品衛
生法の改正作業或いは調査会にも積極的に出るということで、課長間の意思疎通は
完璧に修復をされたと考えております。
Q: 前回は、出席を拒否というか、拒んで、今回は受け入れると。それは何か経
緯はあるのでしょうか。
A: こういう話には、およそ水面上には出てこない経緯があるわけでして、それ
は法律の折衝作業なり、双方の折衝の過程での感情の問題もあります。そういった
ことが両省ともそれぞれ背景には、多くの方々の意見を背負ってるわけであります
ので、それがああした形で出たんだろうと思います。ただ、この点は、よくよく話
をすれば、この時代はやはり表示を良くしていこうと、そしてそのためには、そも
そも複雑である、入り組み合っているといわれる表示について改善しようと、しか
もそれが動くようにしようということを話し合えば必ず道が開けるわけであります
ので、そういう点では、私は省庁の垣根を越えて発言をすることに、むしろ積極論
者でございます。
108 :
:02/04/23 13:36 ID:CIJOaYV/
▽企業に法令遵守指針 食品の信頼回復へ (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020423.html 国民生活審議会の消費者政策部会は二十二日、相次ぐ食品表示の偽装事件を
踏まえ、企業が法令遵守の体制づくりを進める「自主行動基準」の指針をまとめた。
消費者との関係を再構築することを提言し、信頼の回復へ具体的な取り組みを行う
よう求めた。広く国民の意見を聞き、来春までに最終報告をする。
行動基準は企業自らがつくるもので、部会がまとめた指針はそのモデル。
▽消費者との関係(基準を設ける目的)
▽行動基準の策定や運用の体制・手続き
▽消費者対応(基準を設ける内容)――の三分野を盛り込むことが望ましいとした。
特に、消費者対応では情報開示や製品の安全、苦情処理など、具体的な方針を
盛り込む八項目を指摘。例えば、情報開示では偽装表示事件を受け「透明性の高い
チェック体制を事業者自ら取ること」を求めている。
また食品など製品の安全では、安全な物を提供する社内体制やチェック体制をどう
有効に機能させるか、欠陥情報や苦情の開示、製品回収への早い対応ができる
体制づくりが必要とした。
課題は、企業が自主的につくる基準にどう実効性をもたせるかという点。部会では
法令順守の基準づくりを進める企業の製品を、買い物時に消費者が選択することで
広げたい考えだが、それには情報開示や消費者への啓発も不可欠だ。
このため部会では、消費者保護行政を抜本的に改めるため、消費者保護基本法の
見直しの必要も強調している。
109 :
:02/04/24 07:43 ID:m0Dy6rZP
▽BSE対策対象外の冷凍牛肉補償、3団体が返還の方針(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0424/003.html 税金の無駄遣いが明らかになった農水省の牛肉冷凍保管事業で、食肉関連6団体
のうち3団体が自発的に助成金を返還する方針を23日までに固めた。武部勤農水
相は同日、牛海綿状脳症(BSE)確認前に凍結された肉は補償の対象から外すと
発表。「納税者、消費者の視点に立ち、厳正な運用を図るよう強く指示した」と、
無駄遣いへの反省を述べた。
この事業は、だぶついた在庫肉約1万3000トンについて、保存のための冷凍
で商品価値が下がることへの補填(ほてん)として「冷凍補償費」を食肉関連団体
などに支払うというもの。だが、既に冷凍してあった肉まで対象としており、会計
検査院が事情を聴いている。
農水省はこの日、「昨年9月のBSE確認後、売れないため冷凍した肉は、昨年
10月下旬の事業開始前に冷凍したものであっても補償すべきだ」と新たな見解を
示した。
それでも対象になるのは全体の5割程度でしかなく、業界に23億円の返還を求
めることになると試算。自発的な返還を求める方針だ。
6団体のうち全国農業協同組合連合会(全農)など3団体は、朝日新聞社の取材
に「農水省の意向に従う」と回答。残りの3団体は「方針がまとまっていない」と
している。関係者からは「農水省の再三の方針変更で非常に分かりづらい」との声
も上がっている。
◇全国市民オンブズマン連絡会議の大川隆司・代表幹事の話◇ 趣旨に反した支
出であれば、交付決定を取り消すなどして返還を命ずるべきだ。農水省は業界団体
や族議員の顔色をうかがい、その場しのぎの行為を繰り返してきた。ずさんな措置
は消費者だけでなく、結果として生産者の利益も損なうことになる。(06:03)
110 :
:02/04/24 07:48 ID:m0Dy6rZP
▽BSE対策冷凍牛肉、補てん対象から23億円分外す(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020423ic12.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策で全頭検査前の国産牛肉を市場から隔離す
る事業をめぐり、農水省がすでに冷凍保管されていた牛肉にまで凍結によって価値
が下がる分の補てんを決めていた問題で、同省は23日、BSEの最初の感染牛が
確認された昨年9月10日以前に冷凍されたものについては、補てんの対象から外
すと発表した。
同省の試算では、市場隔離で国が集めた約1万2000トンの牛肉のうち、約半
分が対象外になると見られ、その総額は約23億円に達する見通しだという。
(4月23日13:07)
111 :
:02/04/24 08:13 ID:m0Dy6rZP
▽全農に賠償請求へ 鶏肉偽装でコープネット 2002/04/24 02:00
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20020424KIIASA47200.html 全農チキンフーズ(埼玉県戸田市)の鶏肉偽装事件で、同社から商品を仕入れて
いた「コープネット事業連合」(さいたま市)は23日までに、鶏肉商品の販売代
金について、全農チキンフーズの母体の全国農業協同組合連合会(全農)に、
近く賠償請求する方針を決めた。
コープネットは現在、組合員に対する総額約14億円に上る代金の返還を進めて
いる。全農への具体的な請求額については各生協と協議した上で算定する。
コープネットによると、賠償請求の対象となるのは、昨年4月から今年2月にか
けて茨城、栃木、群馬、埼玉の4県(組合員約106万人)で販売された全農チキン
フーズの「無薬飼料飼育鶏」の冷凍品の代金。コープネットが各県生協の窓口と
なり、一括して全農との交渉に当たる。
112 :
:02/04/24 09:46 ID:jHRDQvRf
▽全農、4役員も辞任へ 雪印提携担当者ら 鶏肉偽装 2002/04/24 08:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020424&j=0044&k=200204243298 全国農業協同組合連合会(全農)の子会社の全農チキンフーズ(本社・埼玉県戸
田市)が外国産の鶏肉を国産と偽って販売するなどしていた問題をめぐり、全農の
副会長ら役員四人が新たに辞表を提出していたことが二十三日分かった。全農は現
在、雪印乳業(本社・東京)との包括的事業提携について協議を進めているが、辞
表を提出した役員のうち二人はこの協議の担当者。全農との提携を軸に据えた同社
の経営再建に影響が及ぶ可能性もある。
新たに辞任の意向を示しているのは、木下順一副会長、堀喬専務理事、四ノ宮孝
義専務理事、三村浩昭常務理事の四人。全農チキンフーズ問題に関する引責とみら
れ、既に大池裕会長に辞表を提出。大池会長、森口旻(あきら)副会長も辞任を表
明しており、首脳陣がそろって辞任する意向を示すという異例の事態になった。
辞任の時期については不明だが、事件の再発防止策などを含めた全農の経営見直
しに一定の道筋を付けたうえで、七月の通常総代会となる見方が有力。
ただ、全農は現在、雪印乳業との提携協議を進めている最中で、この協議を担当
しているのが堀専務と三村常務。両氏を含めた役員が辞任の意向を固めたことで、
同社との交渉の焦点となっている提携の枠組みや出資問題など、重要な判断にも影
響が出かねない。
鶏肉偽装問題をめぐっては、農水省が今月初旬、全農に対して業務改善命令を出
し、責任者の処分や再発防止体制の確立などの措置を要求。全農側で同命令に従う
改善策の検討を進めている。二十二日には埼玉県警と鹿児島県警が合同で、不正競
争防止法違反(原産地・質量など誤認させる行為)の疑いで、全農チキンフーズの
本社や同社幹部の自宅などを家宅捜索していた。
113 :
:02/04/24 10:46 ID:jHRDQvRf
■国際獣疫事務局(OIE)のBSE専門家の訪日日程について (農林水産省)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020423press_1.html 我が国の牛海綿状脳症(BSE)対策について専門家としての助言をいただくため、
国際獣疫事務局(OIE)からBSEの専門家マーク・サヴェイ教授を招聘して
おりますが、日程が定まりましたので、お知らせします。
また、同教授の出席のもと、BSEに関する国際情勢とリスク分析等について幅
広く意見交換を行うための国際シンポジウムを開催しますので、併せてお知らせし
ます。
◆マーク・サヴェイ教授の訪日日程
(5月7日(火)来日〜15日(水)離日)
5月 8日(水)、9日(木)
農林水産省及び厚生労働省から、日本におけるBSEの
発生状況と対策等について説明を聴取
10日(金) 現地視察(群馬県下)
家畜保健衛生所、と畜処理施設及び農家等を視察
11日(土) 現地視察(茨城県下)
独立行政法人農業技術研究機構 動物衛生研究所を視察
13日(月) マーク・サヴェイ教授の記者会見
場所:日本プレスセンター、16:30〜(30分程度)
14日(火) 牛海綿状脳症(BSE)に関する国際シンポジウム(別紙)
場所:京王プラザホテルエミネンスホール
時間:13:30〜16:00
参考:マーク・サヴェイ教授は、フランス食料安全衛生庁動物衛生・福祉部長で、
OIEのBSE関係科学会議のメンバーです。
114 :
:02/04/24 12:56 ID:t9ZmMY5H
▽与党、BSE法案を国会提出へ 対応マニュアル義務化(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042402.html 自民、公明、保守の与党三党は二十三日、牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置
法案を連休明けに、議員立法として国会に提出することを正式に決めた。BSE発生
時の対応マニュアルとなる「基本計画」の策定を国に義務付けた。また、畜産農家
などには耳標の装着や牛の移動履歴などの記録と情報提供、一定月齢以上の死亡
牛の届け出を義務化した。届け出が義務となる死亡牛は、農水省令で二十四カ月齢
以上とする方針だ。今後、野党四党と調整し、与野党一致での成立を目指す。
同法案には、基本計画や死亡牛の届け出などの新たな対策のほか、政府が行う
1.牛肉骨粉を原材料とする飼料の販売や牛への給与禁止 2.と畜場でのBSE
検査 3.畜産農家や関連業者の経営安定のための措置――などを法律に位置付け
た。また、飼料安全法などの関連法の改正も盛り込んだ。
新たに策定する「基本計画」には、BSEのまん延防止対策や風評被害を防止す
るための正確な情報伝達、関係府省や都道府県などの連携・協力のあり方などを盛
り込むことを明記。また、野党のBSE対策緊急措置法案は五年間の時限立法とし
ているのに対し、与党法案は期限を区切らずに恒久法として位置付けた。
と畜場以外で病気やけがで死亡した一定月齢以上の牛は、獣医師または牛の所有
者が都道府県知事に届け出ることを義務付ける。
飼料安全法の改正では、都道府県が畜産農家などに対し、飼料の使用についての
報告や立ち入り検査を行えるようにする。また、飼料の製造、輸入、販売業者などに
対し、農水省令で、帳簿に飼料の原材料や入手先などを記録することを追加。帳簿の
保存期間は現行の二年を、同省令で八年に延長する。罰金は現在最高三十万円を
最高百万円に引き上げる。
115 :
:02/04/24 14:19 ID:SPkAnj7C
▽年間補正で3カ月連続の低下=2月第3次産業活動指数(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020424-00000110-reu-bus_all [東京 24日 ロイター] 経済産業省が発表した、2月の第3次産業活動指数は
前月比‐0.4%となった。今回年間補正があり新しく季節調整がかけられたため、
昨年12月の第3次産業活動指数が前月比+0.7%から同‐0.2%に補正された。
補正後の指数では3カ月連続の低下となっている。
指数が上昇した業種では、運輸・通信業(前月比+1.6%)のうち通信業は移動
電話が好調。運輸業でも国内旅行が順調に伸びている一方、海外旅行も米テロ事件
後の落ち込みを持ち直してきていることからプラスとなった。サービス業(同+0.6%)
は個人サービス業が好調、不動産業(同+1.3%)は首都圏マンションが健闘して
いるという。その他、金融・保険業(同+0.9%)、電気・ガス・熱供給・水道業
(同+0.2%)のいずれで指数は上昇している。
一方、指数が低下した業種は卸売・小売業、飲食店(同‐1.1%)のみだった。
その背景について経済産業省幹部は、小売業では改装工事で百貨店などが振るわず、
またパソコン関連商品も不調だったこともある、と説明した。また飲食店については、
1月下旬に雪印食品による牛肉偽装が発覚したため、焼肉店での減少が続いたこと
などがあったという。
116 :
:02/04/24 23:20 ID:m0Dy6rZP
▽BSEで通達…それでも腸食べたい/ヤギ密殺増の懸念 (沖縄タイムス)
違法の意識薄く潜在化/県「指導できぬ」と困惑
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200204241300.html#no_6 「ヤギの“密殺”が増える」、そんな声が農家や消費者、行政サイドからも聞こ
え始めている。国がヤギ料理に欠かせない腸をBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)関
連で除去するよう求めたため、腸食べたさで密殺が増えるというわけだ。祝い事に
ヤギを食べる習慣がある県内では、違法にヤギをつぶしても密殺の意識は薄い。県
も「料理店は保健所を通じ腸を使わないように指導できるが、個人については打つ
手がない」と、さじを投げる。「食の安全」を求め規制を強化すれば密殺が潜在化
する―。そんな矛盾が進んでいる。
「と畜場法」で定められた食肉解体は、ヤギの場合、県が認可した六カ所(現五
カ所)の「と畜場」で行うか個人が県に届け出た上で行うことになっている。「自
家用」でも届け出なければ密殺に当たる。違反すれば三年以下の懲役または五万円
以下の罰金だ。
県によると二○○〇年、県内では一万四千四百十九頭が飼われ、と畜場で解体さ
れたのは四千五百三十一頭。自家用解体の届け出はゼロだった。自家用解体の届け
出は、最近では一九九六年に一頭あっただけだ。と畜頭数の少なさは、密殺が潜在
化していることを示す。
ヤギを販売する、ある農家は「個人に販売しているうち六割は密殺されていると
思う」「個人で買いに来る人には、と畜場を使うように勧めてはいるが、強制でき
ない」と話す。
九四年の十頭から六年後の二〇〇〇年には三十倍の三百三頭を解体した「久米島
と畜場」。役場、保健所、警察が連携し「検査を受けなければ密殺に当たることを
住民集会で機会あるごとに説明した」と担当者は言う。しかし「腸が食べられなく
なると密殺が増えるのでは」(久米島町役)との懸念もぬぐい切れないのが実情の
ようだ。
117 :
:02/04/25 10:31 ID:LabYUVV5
▽BSE影響で、焼肉ファミレス21・2%減 01年外食産業売上高
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200204/25-01.html 日本フードサービス協会が24日発表した01年度の全国の外食産業の
売上高(既存店ベース)は、前年度比3・1%減と7年連続で前年割れだった。
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)騒動の影響で焼肉ファミリー
レストランが同21・2%と大幅に減少した。
全体として客数が減少し、デフレの影響で客1人当たりの消費単価も下がった。
ただ、和風ファーストフードが吉野家ディー・アンド・シーの牛どん値下げ効果で
客数が大幅に増え、売上高も3・1%増となった。中華ファミリーレストランも
2・3%増と健闘した。 [毎日新聞4月25日]
118 :
:02/04/25 11:19 ID:xfG70ero
▽動物性タンパク飼料禁止をパンフで周知 道、農家向けに作製(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020424&j=0044&k=200204243251 国内での牛海綿状脳症(BSE)の発生後、肉骨粉など動物性タンパク質を含む
飼料を牛に与えることを禁止した、飼料安全法を広く周知するため、道農政部は、
道内の酪農・肉牛農家向けのパンフレットを作製した。
飼料安全法は、肉骨粉のほかにも多くの動物性タンパク質を飼料として与えるこ
とを禁止している。パンフレットでは、牛や豚、馬などのほ乳動物、ニワトリなど
の家きん、魚介類などごとに、禁じているものを具体的に示すとともに、ほ乳動物
の乳や家きんの卵など、与えてよいものも記した。
ペットフードや、ニワトリ、豚の飼料を牛に与えず、誤って牛が食べないように
牛舎内に置かないことも求めている。
パンフレットはA4判の折りたたみで四ページ。各支庁や農協などを通じて
約一万八千部を配布する。
119 :
:02/04/25 14:18 ID:PWvnvT7C
▽3月チェーンストア販売額は前年比−0.6%、40カ月連続減少 (ロイター)
http://news.lycos.co.jp/topics/science/epidemic.html?cat=17&d=24reutersJAPAN75137 [東京 24日 ロイター] 日本チェーンストア協会が発表した3月の全国チェーン
ストア総販売額(101社:6067店舗)は、店舗調整後で前年同月比0.6%減の
1兆1634億7104万円となり、40カ月連続のマイナスとなった。
また、2001年度の販売額は前期比4.8%減の15兆4671億0300万円と
なった。5年連続の減少。
同協会によると、3月は食料品が1.2%増、衣料品は2.1%増、日用品や医薬品
などの住関品は5.7%減だった。各地で例年にないほどの気温の上昇が見られ、
春物商材に加えて初夏物商材も活発な動きになったという。
また、2001年度は食料品が2.0%減、衣料品が7.2%減、住関品も7.2%減
となった。 同協会によると、失業率が5%台に突入したことや、米同時多発テロ、BSE、
産地虚偽表示問題などで、生活者の先行き不安を払拭できず、チェーンストアの販売
動向も依然厳しい状態が続いたという。
120 :
:02/04/25 14:22 ID:PWvnvT7C
▽農水省の「食と農を語り合う会」 4県農業関係者ら250人参加 金沢市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020424-00000003-mai-l17 農水省の「食と農を語り合う会」(第2回農水省版タウンミーティング)が金沢
市内でこのほど開かれ、北陸農政局管轄の福井、石川、富山、新潟4県の生産、消
費、流通の各分野の関係者ら約250人が参加。宮腰光寛・農水政務官が、BSE
(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で揺らいだ農政への信頼回復のため「生産
者重視から消費者に軸足を移す」と強調した。
参加者による意見交換では、富山県の酪農家が「BSE問題では、一生懸命に働
いても報われない、ということを後継者に示すことになった」と政府の対応を批判
した。
子どもの食をめぐる意見も目立ち、石川県の生協役員は「20歳代から30歳代
前半の若い世代の食生活に野菜類がほとんどない。子どものころからの食教育が大
切」と提言した。
福井県の公立小教諭も「福井市内の学校給食では生野菜が使われていない。加熱
をし過ぎる食品もある」と学校給食の現状を報告。これに対し宮腰政務官が「完全
に安全なゼロリスクでなければならないのか、否か。文部科学省などとも協力した
い」と、これからの課題として取り組む姿勢を示した。【浜本年弘】(毎日新聞)
121 :
:02/04/25 14:24 ID:PWvnvT7C
▽鹿県内の肉骨粉、熊本の産廃施設でも焼却 −「風穴」徐々に広がる
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2002/04/picup_20020425_6.htm 肉骨粉の処理問題で、鹿児島県畜産課は24日、熊本県菊池市の産業廃棄物処
理場でも1日24トンペースの焼却が8日から続いていることを明らかにした。ま
だ在庫は多いものの、セメント処理枠の拡大と合わせ、処理の“風穴”がわずかな
がら広がってきた。 鹿児島市など県内の一般廃棄物処理場4カ所での焼却も1日
20トンペースで続いており、セメント枠の30トンと合わせ、現在、1日74ト
ンの処理枠を確保。同課は、近くこれを100トンまで増やしたい考え。
熊本の産廃処理場に搬入するのは東市来町と末吉町の化製工場の分。同課は熊本
以外にも一般廃棄物処理の許可を持つ民間焼却施設での処理を検討・協議している。
セメント枠も今後さらに広がる見通しという。
同課によると、県内の肉骨粉在庫量は約2万1000トン。うち飼料や肥料に使
えず、焼却しなければならないものが約1万5000トンに及ぶ。食肉加工処理と
ともに化製処理も続いているため月4000トン以上が新たに製造されている。肉
骨粉の一部は使用が解禁され、鶏由来のチキンミールなどは流通しているが、全体
に在庫量は増加傾向にある。
同課は「各化製工場は肉骨粉保管用の倉庫を借り続けなければならず、苦しい状
況だ。焼却枠拡大のほか、引き続き、豚由来の肉骨粉の飼料への使用解禁を国に強
く要請したい」としている。(南日本新聞)
122 :
:02/04/25 16:58 ID:Z1ca2Es2
▽牛肉の全箱検査スタート 農水省、信頼回復目指す 2002/04/25 16:12
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20020425KIIAKA01310.html 農水省は25日、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への対応で失った国民の信頼
を取り戻すため、過去に買い取った牛肉の全箱検査を開始した。各地の倉庫で牛肉
を調べる従来の抽出検査の甘さを繰り返し指摘されたためで、同省は来年3月末ま
でに約91万箱すべての検査を終えたい考えだ。全箱検査は、全国259カ所の倉
庫に保管されている牛肉を川崎市内の食肉流通センターに順次送り込み、中身を点
検する。この日は遠藤武彦農水副大臣が現地を訪れ、検品作業を見守った。全箱検
査は牛肉の輸送費などが新たに必要となるため、抽出検査なら3億円余りで済む費
用が約5億円に膨らむ見通しだ。 (神戸新聞)
123 :
:02/04/25 21:51 ID:t6RqX7kr
どう変わる「食」安全のしくみ 消費者保護へ法律・制度整理の動き
http://www.asahi.com/life/food/020424a.html 「食の安全」を守るために行政のしくみや法律を変える、様々な検討が始まって
いる。きっかけは、牛海綿状脳症(BSE)や食肉偽装事件。厚生労働省と農林水
産省という二つの役所がかかわり、法律や制度が複雑に入り組んでいる食品行政を
整理し、消費者にわかりやすく、実効性のある施策を実現するにはどうしたらいい
のか。いまの動きを追った。
○新組織
食品などの人体に対する危険性を科学的に調べる「リスク評価」。これが今、食
の安全を考えるキーワードになっている。
リスク評価とは、例えばBSEのような病気が外国で発生した時に、その情報を
集めて分析し、国内でのヒトへの感染の危険性などを科学的に評価し、警告を発す
ることだ。新しい食品添加物ができた時、それを食べた生物にどんな影響が出るか
を調査することなども含まれる。これまで厚労省や農水省が中心になってやってき
たが、うまく機能していなかった。それを専門的に担い、リスク評価した内容を公
表する独立機関を作る議論が進んでいる。
こうした組織作りは、「BSE調査検討委員会」の提言に基づき、政府が進めて
いる。具体案は6月にまとまる予定だ。与党は、<内閣府の中にリスク評価をする
委員会を設ける案>や<食糧庁と食糧事務所を改組し、リスク評価と並行して食品
表示の監視もできるような組織を作る案>などを考えている。
独立した機関ならば、リスク評価に政策的な手心が加わる余地がなくなる。リス
クの評価とその対策をとる役所が分離することで、役所の責任も明確になる。
リスクが公表されれば、消費者は、それを理解したうえで食品を選択できるし、
公表された内容を専門家と協力して再検討したり、政策を点検したりもできるよう
になる。
○提言
調査検討委で消費者代表委員を務めた全国消費者団体連絡会の日和佐信子事務局
長は、科学者がリスク評価をし、その結果を公表、関係省庁に勧告する「食品安全
委員会」の設置を提唱している。旧厚生省で、ある審議会の委員をした時の経験か
ら、消費者と行政が相互に意見が言い合える関係が必要と考えるからだ。
その審議会には、科学者による専門委員会が設けられ、そこでの非公開の議論が
、ある添加物を安全と結論づけ、摂取許容量も決めた。審議会はその結論だけを提
出され、専門家ではない消費者の委員が反論する余地はなかった。
遺伝子組み換え食品の認可の時も「専門家の『安全』の判断に押し切られた」と
日和佐さんは感じた。環境への影響や、一部の企業に食糧供給を牛耳られる不安な
どはほとんど省みられなかったという。
「科学者が安全性を評価するのはいい。でも、食品として使用を認めるかどうか
は、消費者や生産者も加わって議論すべきです」
○法律
食品に関する法律は表のように、複数の法律が入り交じっている。調査検討委は
、この法体系の見直しと、消費者保護を原則にした「食品安全基本法」の制定を提
言している。
現行法の見直しも始まった。ここでもキーワードは「消費者保護」だ。
農水省は表示違反の罰則を重くするJAS法の改正を打ち出した。厚労省も食品
衛生法改正や、工場や給食施設での食中毒対策の監視強化を検討中だ。ヒトと家畜
の両方にかかわるBSEに関しては、「縦割り行政」が批判されている厚労・農水
両省の役割を明確化したBSE対策法案を与党がまとめている。
国内で食べている食べ物の6割(熱量換算)を占める輸入食品の安全確保も問題
になっている。厚労省はサンプルを抽出して残留農薬などを調べているが、全国で
268人の担当職員では検査が追いつかない。
EUは今年1月、中国産のエビから、禁止している抗生物質が見つかり、現地調
査した上で、一律に輸入を禁止した。日本ではこうした措置はとれないため、自民
党内から「検査を強化すべきだ」との声が出て、厚労省は食品衛生法改正の検討を
始めた。
124 :
:02/04/25 21:52 ID:t6RqX7kr
125 :
:02/04/25 23:42 ID:t6RqX7kr
▽狂牛病余波で、モヤシを大量不法投棄 えさとして引き取り手なし
http://www.zakzak.co.jp/top/top0425_3_14.html 千葉県警環境犯罪課などは24日、選別過程で不要となったモヤシ約3.7立方
メートル(約370キロ)を河川敷に捨てたとして、廃棄物処理法違反(産業廃棄
物の不法投棄)容疑で、木更津市瓜倉、モヤシ製造販売業、矢野光忠容疑者(63)
を逮捕した。
調べでは矢野容疑者は、自分の会社の従業員(35)に指示して24日朝、モヤ
シを袖ケ浦市坂戸市場の小櫃川河川敷に投棄させた疑い。
現場は私有地。矢野容疑者は地主から無償で借りており、昨年春からほぼ毎日捨
てていたという。「以前は牛の餌として引き取ってくれる人もいたが、狂牛病騒ぎ
で駄目になった」と供述。別の事件でたまたま近くにいた同課の捜査員らが投棄を
目撃した。 ZAKZAK 2002/04/25
126 :
:02/04/26 08:10 ID:+cFgPa+a
127 :
:02/04/26 13:37 ID:vpqm4XDR
128 :
:02/04/26 13:47 ID:vpqm4XDR
129 :
:02/04/26 13:51 ID:vpqm4XDR
▽食品表示「指示」処分が急増 表示110番へ市民が告発(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042602.html 農水省は二十五日までに、食品の品質表示基準を定めるJAS法の罰則規定の一
つである「指示」を受けたものが、二〇〇〇年の法改正以後十三件あり、うち十二
件は雪印食品による食肉偽装事件が起きた今年一月以降だったことを明らかにした。
ほとんどは、今年二月に設置した「食品表示110番」に市民が寄せた告発を含め
た情報がきっかけ。
同省は二〇〇〇年七月に、JAS法を改正し、生鮮食品の原産地表示を義務づけた。
同法に基づき同年十二月に鯨肉の水域名を誤って販売した水産小売店に対し、法
律を守るように「指示」して以降、今年二月まで、JAS法に基づく処分はなかった。
一方、都道府県知事が出した指示も十七件あり、十四件が今年二月以降に集中し
ている。(米の品質表示を除く)。
同省によるJAS法に基づく立ち入り検査は、毎年十件ほどあった。だが、違反
の事実がはっきりせず、処分にならなかったという。同省は「雪印食品の事件をきっ
かけに、食品表示110番に確実性の高い情報が寄せられ、指示までになることが
増えた」と説明している。
130 :
:02/04/26 13:55 ID:vpqm4XDR
▽牛舎の空きに“仮住まい” 独自に廃用牛預かり制度/岐阜(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042604.html もう乳牛の更新を待てない――と、岐阜県のJAおくみのは今月から管内の高鷲
村と共同で酪農家の牛舎空きスペースを利用した廃用牛の一時預かり制度を始めた。
「費用など手探りだが、酪農経営を考えれば待ったなしの状態だ」と独自の預かり
制度に踏み切った。
同村では、酪農家十九戸が成牛約四百八十頭を飼育している。ほとんどが、後継
牛を自分で確保する自家育成農家。しかし、BSE問題で、廃用牛が処理できず、
牛舎は満杯状態。今年二月時点で廃用牛は五十頭を超えた。
このためJAと村、酪農生産組合は、先月から一時預かり制度を検討。牛舎に余
裕のある農家探しなどの準備を進め、今月十六日から始めた。
JAが事務局となって、農家とJAが契約を交わした。委託農家は、一頭当たり
一カ月四千円を負担。受託農家は、十頭以内は一頭当たり一日五百円、十一頭以上
は四百円を管理代として受け取る。不足分は、JAと村が二百万円ずつ拠出した基
金で賄う。
受け入れ農家の森拓生さん(53)は、「長い間は困るが、今は十頭ほどは可能
だ」と、廃用牛三頭の世話をする。同JA高鷲支店の水口博支店長は「更新をこれ
以上遅らせるわけにはいかない。ただ、基金の財源にも限界がある」と話す。
(岐阜・おくみの)
131 :
:02/04/26 15:14 ID:ipSo5d51
<家計調査>1世帯当たりの消費支出は5年連続減少
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020426-00001030-mai-bus_all 総務省が26日発表した01年度のサラリーマン世帯の家計調査によると、1カ
月1世帯当たりの消費支出は平均33万2587円で、物価変動の影響を除く実質
で前年度比1・3%減少した。前年度割れは5年連続で、現行の調査を始めた63
年以降、最長期間を更新した。一方、実収入は同0・3%増の55万3006円で、
5年ぶりに増加した。
長引く不況で生活必需品の支出を切り詰める傾向が続き、「食料」が0・7%減、
「被服・履物」が2・9%減で、ともに11年連続の実質減。「光熱・水道」も
2・0%減で4年ぶりの減。「教育」も9・9%減で、3年ぶりに減少に転じた。
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の影響で、牛肉は22・4%減と大幅に
減少した。鶏肉は6・1%増、豚肉は6・4%増で、肉類全体では5・7%減だった。
一方、3月分調査では、消費支出は前年同月比1・2%減の35万9314円、
実収入は同4・4%増の49万4375円だった。 【尾村洋介】(毎日新聞)
132 :
:02/04/26 15:15 ID:ipSo5d51
▽BSE対策など要求へ (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#023 九州市議会議長会の第七十七回定期総会が二十五日、佐賀市であり、五月に東京
である全国市議会議長会定期総会に「BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策」「鉛
製給水管更新事業に対する財政援助」「九州における交通網などの整備充実」の三
議案を提出することを決めた。
総会には九州・沖縄の九十三市の市議会議長ら約二百人が出席。新会長に御厨義
人・佐賀市議会議長を選出、各県から提出された道路網整備や介護保険制度などに
関する二十一議案を審議した。提案三議案のほか、他の地域と提案が重複した場合
に備え「地方財政基盤確立のための税の地方への移譲」を予備議案とすることも決
めた。来年は福岡市で開催の予定。
133 :
:02/04/26 17:35 ID:2VFtFThf
■食品表示110番のフリーダイヤル化について (農林水産省総合食料局)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020426press_1.html 1 趣旨
食品表示110番については、2月15日の設置以降、本省・地方機関65カ所で
食品表示に関する情報や問い合わせを受け付けておりますが、今後、さらに多くの
消費者の方々から情報を寄せていただけるよう、独立行政法人農林水産消費
技術センターに、食品表示110番のフリーダイヤルを設置することとしましたので
お知らせします。
なお、従来の食品表示110番(別添参照)においてもこれまでどおり情報を
受け付けておりますので併せてお知らせします。
2 設置場所 独立行政法人農林水産消費技術センター
3 電話番号 0120−481−239(5月1日から利用開始)
※同時に8本の電話を受付けることが可能。
4 利用時間 平日 9:00〜17:00(12:00〜13:00除く)
5 開設期間 平成14年5月1日〜7月31日(予定)
134 :
:02/04/26 20:47 ID:+cFgPa+a
▽食品への信頼回復がカギ 政府、チェック体制確立へ (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2002/label/news/20020426-154.html 雪印食品(東京)が二十六日、商法に基づく解散を正式に決めたことで、国のB
SE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策を悪用した偽装牛肉事件は一つの区切りを迎え
た。しかし、食品表示に対する消費者の不信感は解消しないまま。信頼回復に向け
た取り組みは、まだ始まったばかりだ。
雪印食品は、BSEの発生で販売が難しくなった牛肉を実質的に国が買い上げる
制度を悪用し、対象外の外国産肉を買い取らせたほか、牛肉の産地を偽る日本農林
規格(JAS)法違反なども発覚。不安にかられていた消費者の神経を逆なでし、
雪印ブランドへの信頼を一気に失った。
さらに、食肉卸大手のスターゼンや丸紅畜産(東京)、全農チキンフーズ(埼玉
県戸田市)などのJAS法違反問題も相次いで表面化し、政府は食品の安全対策の
拡充に向けた取り組みを続けている。
農水省は既に、「不正があったら立ち直れなくなるほどの罰則が必要」(消費者
団体幹部)などとの声を受け、一年以下の懲役刑の新設を含むJAS法改正案を打
ち出した。
ただ、消費者が食品の生産過程や流通経路を確認できる体制がいつ、どこまで整
備されるかは未知数だ。実効性のある食品のチェック体制をいかに確立するのか。
今後しばらくは、政府の動向を厳しく見守る必要がある。(了) 04/26
135 :
朝まで名無しさん :02/04/26 20:55 ID:iNplY29S
136 :
:02/04/26 21:37 ID:+cFgPa+a
■日本経済新聞 特集:税をただす
(4/26)(3)「政治」の限界・利害調整型 鈍さ際経つ
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt16/20020425eimi154525.html 「税を政策に」といって経済活性化のための税制改革を検討する経済財政諮問会
議に、自民党税制調査会が「税は政治だ」といってかみついている。
・肉用牛だけ免除
18日の自民税調総会。伊吹文明元労相は「諮問会議で勝手な議論をしているが、
税を決めるのは選挙で結果責任をとる国会議員だ」と大みえを切った。
たしかに自民税調は日本の税制を実質的に決めてきた。役所などの利害対立があ
れば落としどころを示してまとめるというように、毎年の税制改正は自民税調によ
る利害調整、いわば「政治」そのものだった。
その「政治」がつくった税の一類型がある。「免税所得」と呼ばれ、いくら売っ
て利益を出しても税金がかからない特別扱いの制度を、たった1つの“商品”に限
って認めているのだ。肉用牛である。
農業を営む個人が1頭100万円未満の肉用牛を市場に出荷して得た収入は所得税や
住民税を免除される。1967年に「牛肉消費の急拡大に対応し、零細農家の畜産を奨
励する」(農水省)という名目で創設された時限的な制度だが、その後7回にわた
って期限を延長。2000年度税制改正でもたいした議論もないまま5年間の延長が決
まった。
もはや既得権になったかのような肉用牛の免税制度。農水省幹部は「自民税調の
山中貞則最高顧問が畜産族であることと無関係ではない」と解説する。
自民税調が税制改正を進めるとき、中小企業や農家、開業医など自民党の支持基
盤の利害を考えてきた面があることは否定できない。産業構造の変化や経済の国際
化を踏まえた税制はどうあるべきかといった政策論は二の次になりがちで、だから
こそ肉用牛の免税制度も続けてこられた。
137 :
:02/04/27 07:40 ID:LHMUQVtS
▽BSEにかからない牛ヤーイ、遺伝子変異探す研究(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020427i101.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)にかからない牛を探す研究に国立精神・神経セ
ンター神経研究所などが今年度から取り組む。人や羊は、遺伝子に特定の変異が
あると病原体「プリオン」に感染しない、あるいは非常に感染しにくいことが分かって
おり、牛でも同様の感染防止効果を持つ遺伝子変異が存在する可能性は高いと
考えられている。
こうした遺伝子変異を発見し、感染しない牛を品種として確立できれば、食肉処理
時に感染の有無を調べる検査は不要となり、世界的なBSE根絶にも役立つ可能性が
高い。
研究に取り組むのは、同研究所の金子清俊部長と東大の小野寺節教授ら。人や
羊と比較しながら牛の遺伝子変異の型を予想。国内の牛5000―1万頭から集めた
血液を分析して、予想通りの変異が存在するかどうかを調べる。同時に、牛型の遺
伝子を持つマウスを使って、予想した変異に本当に感染防止効果があるかどうかを
確認する。 (4月27日03:03)
138 :
:02/04/27 14:37 ID:ECozELZr
▽15道府県で受け入れ進む 廃用牛のと畜場処理状況(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042704.html 農水省は二十六日、と畜場での廃用牛の受け入れ・処理状況調査の結果(四月
二十二日現在)を発表した。「受け入れが十分、または、相当程度されている」のは
十五道府県で、前回の三月十四日現在の調査結果よりも三県増えた。一方で、
風評被害などを恐れて「受け入れていない」県は四県減ったが、依然十三県に
上っている。
廃用牛を受け入れていない県は群馬、埼玉、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、
島根、広島、香川、高知、佐賀。このうち島根と香川、佐賀は受け入れの方向は決めた。
また、廃用牛(乳用雌牛)のと畜頭数は三月が二万三千六百四十三頭で、前年
同月比6・9%減にとどまった。牛海綿状脳症(BSE)発生で落ち込んだ廃用牛の
と畜は一月以降、回復してきた。
と畜場での廃用牛の受け入れ状況で、前回調査以降に「十分または相当程度」に
改善したのは千葉、神奈川、石川、鹿児島の四県。と畜場の受け入れ能力の拡大や
受け入れ曜日の指定、計画的な処理などが要因だ。
調査は都道府県の担当者に行った。と畜場のない福井県は除いている。
139 :
:02/04/27 14:42 ID:ECozELZr
▽牛肉の支出24%減少 01年度家計調査(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02042708.html 総務省は二十六日、二〇〇一年度の家計調査(サラリーマン世帯)を発表した。
牛肉の年間支出金額は前年度に比べ24%減、生鮮野菜も平均価格が5%下がった
ため、支出金額は6%減った。
一世帯当たりの一か月平均消費支出は三十三万二千五百八十七円で、実質1・3%
減と五年連続の減少。食料は七万三千百三円で0・7%減、十一年連続となった。
実収入は、五十五万三千六円で、0・3%増と五年ぶりに増加に転じた。
部門別では年間で、牛肉の支出金額が24%減と大幅ダウン。豚肉は7%、鶏肉
は8%それぞれ増加した。米は購入数量は九十三キロと0・8%減にとどまったが、
支出金額は約三万六千円で3%減少した。
140 :
:02/04/27 23:40 ID:LHMUQVtS
▽ BSE問題 5割が「牛肉食べる回数減った」−−消費者アンケ /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020427-00000003-mai-l09 ◇情報提供充実で信頼回復へ
県畜産振興課はこのほど、県農業協同組合中央会や県食肉事業協同組合連合会
などが消費者を対象に行ったBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題に関する
アンケートの中間まとめを公表した。BSE問題の発生後、回答者の約5割が「牛肉を
食べる回数が減った」と答えている。一方、同組合などが行った食肉流通過程の
見学会に参加し、アンケートに回答したうち約6割が「牛肉の安全性が分かった」
と答え、情報提供の充実などが消費回復につながると分析している。
アンケートは2月9日から3月29日まで、県のホームページへの応募者や、3月
23日に開かれた食肉流通の見学会に参加した県民らを対象に実施した。約4万
3000件の回答が寄せられ、このうち集計を終えた605人分の回答を分析した。
牛肉を食べる回数が減った理由として、「国のBSE問題に対する対応への不信感」
「産地の偽装問題などで商品表示が信用できない」などが上位を占めた。信頼回復
には「BSEの原因判明の必要性」「牛肉の安全性をもっとPRする」ことなどが挙がった。
同課は「徹底した情報公開や、正しい情報提供を続けていけば消費者の信頼回復が
高まる」と話している。アンケートは5月下旬ごろまでにまとめる予定だ。
【鈴木玲子】(毎日新聞)
141 :
:02/04/27 23:41 ID:LHMUQVtS
▽牛の「耳標」不足 広島県内の農家出荷できず '02/4/27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02042733.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として農水省が牛への装着を進める耳標
(じひょう)が、広島県内で大幅に不足し、一部の農家が子牛を出荷できない状態に
あることが二十六日、分かった。耳標を配る家畜改良事業団は「十分な数量を送っ
た」、県は「事業団の想定数が足りない」と言い分は食い違う。出荷できない農家
は「収入減に追い打ちをかけられた」と怒っている。
誕生と同時に子牛に装着する耳標は、都道府県が提出した農家台帳などに基づき、
同事業団が必要数を計算し送付する。広島県は昨年十一月、千七百六十三戸の農家
を調べて判明した計四万三千六百七十三頭分の台帳を事業団に提出。事業団はこれ
を参考に五万七千二百六十五頭分の耳標を、各市町村や企業の牧場などに直接送付
した。
しかし、広島県酪農業協同組合によると、二月末の時点で組合加盟の二百七十戸
のうち、二百戸で耳標の不足が判明。県に追加発注を要望した。県は二月二十八日
と三月二十日の二回、事業団に追加発注したが、「費用が本年度分の事業予算枠を
超える」として、受け付けられなかった。
事業団の発送数は、成牛に、今後生まれてくる子牛の想定数を加えて算定する。
しかし、想定の出生率より広島県の出生率が高い上、十頭以下の放し飼い農家に対
しても一律十頭分の耳票を配付したことなどから、不足が生じた。不足は、今後生
まれてくる子牛用がほとんどで、県は四百六十八戸の約一万三百頭分とみている。
中には、既に生まれながら子牛に耳標が装着できず、出荷ができない農家も出て
いる。子牛五頭に装着できていない上下町の酪農業山本久さん(65)は「乳牛の子牛
は生まれてたら、すぐに売らないと価値がない。昨年の今の時期に比べて収入は、
三分の一に減った」と憤る。
県農林水産部は二十六日、不足分の一万三百頭分を追加発注。「今回は送付され
る見通しで、可能な限り早く送ってもらう」と話す。一方、事業団は「新年度に入
ったので、年度分で対応できる」としている。
耳票は、牛の産地や移動歴を表示する十ケタの識別番号とバーコードを印刷。
BSE対策として農水省が昨年度から牛への装着を始めた。
142 :
:02/04/27 23:47 ID:LHMUQVtS
▽松阪牛識別システム、個体登録作業始まる−−2歳以上を8月末完了へ /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020427-00000003-mai-l24 高級ブランド牛「松阪牛」の流通経路を消費者らが確認できる新システム導入に
向け、26日から松阪牛の個体情報登録作業が始まった。BSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)の不安解消が目的で、事業主体となる県松阪食肉公社(社長・野
呂昭彦松阪市長)の職員らが同日、松阪市の肥育農家で、鼻紋採取などの作業を行
った。
作業が行われたのは、松阪肉牛生産者の会副会長を務める同市中万町、近田経之
助さん(77)の牛舎。公社職員や市農林水産課員計7人が出向き、肥育している
6頭の鼻紋採取のほか、血統書の確認、牛と肥育者の顔写真撮影などを行った。近
田さんは「生産者にも消費者にもいいシステム。以前から望んでいました」と、登
録作業開始を喜んでいた。
公社などは、約150軒の肥育農家・業者の肥育牛約7000頭を対象に、新シ
ステムへの登録を求めており、これまでに21軒、1100頭余りの同意を得てい
る。今後、登録作業と並行して同意取り付けを進め、8月末までには出荷が近い2
歳以上の牛すべての登録を終える予定。
新システムでは、この登録を基に、牛を出荷する際、公社が「産地保証証明書」
と、店頭に並ぶ肉に張る「松阪牛保証シール」を発行し、消費者が松阪牛であるこ
とを一目で確認できるようにする。【田中功一】(毎日新聞)
143 :
:02/04/27 23:51 ID:LHMUQVtS
▽廃用牛 薬殺の動き 酪農家、BSE風評被害を懸念(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/2002/04/27/005.htm BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)に感染した牛がいずれも高齢で乳を搾れなくな
った乳牛(廃用牛)だったことから、廃用牛の出荷が滞っている問題で、経済的に
追い込まれた県内の酪農家の中に、廃用牛を畜舎で薬殺する動きが出ている。飼料
代を抑え、新たな牛に更新するための措置。県農政部は「法的には問題がない」と
はしているものの、全頭検査に廃用牛がかからず、結果としてBSEの実態が分か
らなくなる恐れがある。
北信地区のある酪農家は今年一月以降、六頭の廃用牛を獣医師に依頼して畜舎で
薬殺した。廃用牛がBSEに感染していると風評被害が出る恐れがあるため、乳が
出なくなった後も出荷せず、飼育を続けていたが、飼料代がかさみ、牛を更新する
ために決断したという。薬殺した廃用牛は業者に一頭当たり二万円を支払って、他
県の焼却施設に運んだ。この酪農家は「薬殺は自分の所だけではない。経営が厳し
い所ほどそうせざるを得ない」と話す。別の酪農家も「自分はやっていない」とし
ながらも「近くの酪農家はみんな薬殺している」と証言する。
全農県本部によると、三月末時点で県内の畜舎に滞留している廃用牛は千十七頭。
しかし、東信地方のある農協組合長は「千十七頭は農家が薬殺処理した後の数字。
本来なら流通していた廃用牛はもっと多い」と指摘、「大半の酪農家が廃用牛を
抱え切れずに薬殺していると思う」とする。
三頭目のBSEが確認された昨年十一月以降、全農県本部や卸会社などが出資す
る県内四カ所の食肉処理施設は、BSE感染牛が出る懸念から廃用牛の取り扱いを
停止したまま。酪農家は県外の処理施設に廃用牛を出荷すれば一頭当たり六―九万
円の代金が得られるが、自分の所から出た牛が感染していたと発覚することを心配
して出荷に前向きではなく、廃用牛だけが畜舎にたまっているのが実情だ。
農水省は廃用牛を一頭当たり四万円で買い上げる制度を打ち出しているが、買い
上げた牛はすべて解体されて検査に回るため、酪農家は制度利用にも前向きではな
いという。全農県本部や県農協中央会は廃用牛の食肉処理を五月から再開する方針
だが、一カ月の処理頭数は約三十頭にとどまる見通しで、廃用牛の滞留解消には時
間がかかりそうだ。
BSE感染牛はこの五カ月出ていないが、薬殺された場合は農場から連絡がない
限り検査は行われていないのが実情。農水省は「感染牛を見逃す可能性もあるので、
県に検査態勢の強化を要請したい」(畜産部衛生課)としている。
144 :
:02/04/28 07:08 ID:IMr5mAYg
▽美白成分:黄緑色の繭がメラニン色素合成抑える 埼玉県が開発
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020428k0000m040026000c.html BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の影響で、化粧品の主要な美白成分だ
った牛の胎盤(プラセンタ)が使用禁止となり、新たな美白のもととしてシルクが
注目されている。中でも、埼玉県が開発した淡い黄緑色の繭は美白能力が高く、全
国から問い合わせが相次いでいる。
美白能力は、繭に含まれるセリシンというたんぱく質によって決まる。肌の色を
黒くするメラニン色素は、人体にあるチロシナーゼという酵素によって合成される
が、セリシンはこの合成を抑える。普通の白い繭も合成の半分近くを抑制するが、
「黄緑色の繭は90%近くも抑える力がある」と同県農林総合研究センター特産支
所(同県秩父市)はいう。
繭の色は、カイコが食べた桑の葉の色が糸に溶け出したもの。もともと同県が帯
地などの高級布地用に開発した品種だった。
「美白繭」への関心は、中小の化粧品メーカーの間で高まり、関西の業者からは
トン単位の注文が入った。大手メーカーの多くは、プラセンタの代わりにビタミン
Cを使っているが、同支所は「ビタミンCは熱に弱いが、セリシンは加熱処理して
もほとんど変質しない。何より繭は自然素材なので安心して素肌に使えます」とP
Rする。 【永山悦子】 [毎日新聞4月27日] ( 2002-04-27-18:53 )
145 :
:02/04/28 07:11 ID:IMr5mAYg
▽廃用牛、13県受け入れず・農水省まとめ(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020428CCCI087627.html 食肉処理場を抱える46都道府県のうち、高齢で乳が搾れなくなった「廃用牛」の
受け入れをいまだに拒否しているところが13県に達していることが、27日までに農
水省の調査で分かった。減少傾向ではあるものの、農水省は産地に滞留する廃用牛
は3月末時点で約5万8000頭にのぼると推定している。
受け入れを拒否するのは、国内でBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染を確認し
た牛が3頭とも廃用牛だったことから、地元で感染牛が出た場合の風評被害などを
懸念しているためとみられる。廃用牛の出荷が滞れば酪農家の経営に悪影響が出る
ため、農水省は13県に対し早期に受け入れを再開するよう求める。
調査によると、県内の食肉処理場が1カ所も廃用牛を受け入れていないのは、4月
22日時点で群馬、三重、滋賀など13県。島根など3県は受け入れを再開する方向で
調整しているが、残りの10県は態度を決めていない。
146 :
:02/04/28 07:18 ID:IMr5mAYg
(04/27)BSEになりにくい牛探し・1万頭の遺伝子調査
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2002042610265bs&c=0 農林水産省や国立精神・神経センターはBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)にかか
りにくい牛を見つけるため、今夏から最大1万頭の牛の遺伝子を調査する。BSE
の病原体である異常型プリオンに感染しにくいタイプを探す。同様の遺伝子を持つ
牛の子孫を増やすことで、BSEの拡大に歯止めがかけられるとみている。
BSEは異常型プリオンが侵入し体内の正常型プリオンが次々に異常型に変わる
のが原因。感染が起こりにくい遺伝子のタイプが羊や人間では知られており、牛で
も類似の遺伝子を持つ個体が発見できるとみている。調査期間は3年程度の見通し。
調査は農水省系の農業技術研究機構動物衛生研究所や家畜改良センターのほか、
国立精神・神経センターなどが協力して実施。農水省関連施設などの飼育牛から血
液を採取して遺伝子を調べる。BSEに抵抗性を持つオスが見つかれば、精子を採
取して各地で繁殖させる。 [2002/4/27 日本経済新聞]
147 :
:02/04/28 07:23 ID:IMr5mAYg
▽BSE かかりにくい牛探せ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/science/news/K2002042602711.html 牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)にかかりにくい遺伝子をもつ牛を探す
――。こんな研究を、畜産技術協会付属動物遺伝研究所と国立精神・神経センター
などが共同で始めた。26日、東京都内で開かれたシンポジウムで発表された。
BSEの原因は、異常になったプリオンというたんぱく質。これが体内に入ると、
正常なプリオンも異常になってたまると考えられる。人や羊では正常なプリオンを
つくる遺伝子が特定の変異をしていると発症しにくいことが報告されている。
動物遺伝研究所は、世界各地の牛を対象にプリオン遺伝子に変異があるかどうか
を調査。同センター神経研究所は変異がある牛の遺伝子をマウスに組み込んで感染
への抵抗性を調べる。
金子清俊・同研究所部長は「こうした遺伝子が見つかればBSEに遺伝的に抵抗
性のある牛から牛乳や肉が生産できる可能性がある」と話す。 (04/27 10:57)
148 :
:02/04/28 14:06 ID:BIoZA0NC
▽全箱開封方式での検査始まる 国の買い取り牛肉検査(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002042503224.html 牛海綿状脳症(BSE)対策で国が買い取る国産牛肉の検査が、これまでの
抜き取り方式から全量を調べる方法に改められ、25日、川崎市川崎区の日本食肉
流通センターで検査が再開された。買い取り申請のあった約1万2000トンのうち、
約7200トン(約55万箱)は未検査のままで、農水省は今年度中に終えたいと
している。
センターの倉庫では、農畜産業振興事業団の職員が段ボール箱を開け、冷凍され
ている牛肉の脂肪の色やカットの方法などを調べた。検査後の牛肉は焼却処分される。
同省は1日30トンの検査を目標にしており、4月中はセンターだけで検査し、
1日の検査量を見極めて、ほかの施設を使うかどうか決める。
検査は2月8日から全国259カ所で始まったが、検査方法を検討するため3月
中旬から中断していた。
149 :
:02/04/28 14:34 ID:BIoZA0NC
渡辺農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成14年4月25日(木) 14:00〜14:07 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020425jimujikan.htm ○丸紅畜産の鶏肉偽装について
Q: 昨日、丸紅畜産の会見の中で、全国各地の営業所でやっていたということ
なんですけれども、社長曰く「組織的な指示はない」というふうにおしゃって、
どうもすごく不自然に思ったですけれども、それについての次官の御所見を。
A: 難しいことですね。丸紅畜産の全国各地の営業所は、あれは営業所とか、
支所のような形ですが、元々はあれはそれぞれ子会社だったから、より確かに
権限が営業所段階に降りているということは事実なんだろうけれども、じゃぁ
それがみんな揃ってそいうことをやったのかということになると、なかなか判断が
難しいですね。これからまだまだ事情が段々に分かってくると思いますから。
ここで私が「こうであったに違いない」とかですね、「こうではないはず」と
いうのは、いささか僭越だと思いますが。
150 :
:02/04/29 00:23 ID:aVoijJ1v
▽25日から全箱検査スタート−−保管牛肉の検品 新体制で (4/23)
http://www.jacom.or.jp/news02/02042506.html 昨年10月18日からのBSE全頭検査開始前の牛肉を国が買い上げて焼却する事業
(「牛肉在庫緊急保管対策事業」、「市場隔離牛肉緊急処分事業」)で、農水省は
4月25日から全箱検品体制による検品を始めた。
同事業で保管されている牛肉は1万3000トン、92万箱。これまでの抽出検品で、
品質保持期限切れや小売り用カット肉など同事業の対象外のものが一部含まれて
いることが判明している。このため全箱を検品することになったもの。川崎市の
(財)日本食肉流通センターに全国の倉庫に分散していた保管牛肉を集めて行う。
25日の検査の様子は報道陣にも公開された。
全箱検査の終了には向こう1年程度かかる見込み。なお、これまでに2600トンが
すでに焼却されている。(農業協同組合新聞)
151 :
:02/04/29 09:04 ID:aVoijJ1v
▽鼻紋採取で識別管理 / 新システム運用向け作業開始 松阪牛の個体履歴公開へ
http://www.isenp.co.jp/news/_2002/0427/newsH.htm 【松阪】牛の鼻に専用の塗料をローラーで塗り付け、和紙に素早く押し当てる。
松阪牛の誕生から出荷までの個体履歴情報をインターネット上で公開する「松阪
牛個体識別管理システム」の運用に向けた牛の鼻紋採取作業が二十六日、松阪市
中万町の肥育農家・近田経之助さん(77)宅で始まった。
祖父の代から松阪牛を肥育する近田さんは「非常に良い間違いのないシステムが
やっと始まった」と、新システムのスタートを喜んでいる。
同システムは、国が国内すべての牛の移動データをコンピューター管理する「ト
レーサビリティー(追跡可能)」と連携。国の情報に加え、肥育日数や農家情報、
鼻紋、面容写真などを上乗せ。消費者が精肉に張り付けられたシールで、個体情報
を知ることができる。農家と流通業者は登録代とシール代などを公社に支払うため、
公社の経営支援策としても注目されている。
鼻紋は人間の指紋と同じで、同一の鼻紋の牛は二頭と存在しない。牛は登記書で
ある「産地登録書」に出生地で取った鼻紋を記載しているため、今回のシステムで
は牛の“本人確認”に重要な役割を果たす。
近田さん宅には事業主体である県松阪食肉公社(社長・野呂昭彦市長)、市職員、
農協の職員七人が訪れ、採取作業に当たった。牛は鼻に汗をかきやすいため、作
業には素早さが要求されるというが、近田さん宅の六頭はいずれもおとなしく、作
業はスムーズに進んだ。
担当者は「作業が順調に進めば、六月ごろにはシール第一号の精肉が消費者に届
く」としている。システムの同意書が提出された地域から採取作業を優先し、最終
的には約七千頭の松阪牛の鼻紋を採取する。
野呂社長は「食肉公社支援のために農家からは登録料として協力を得た。シール
発刊後は食肉流通業者からも経営支援をお願いしたい」とコメントした。
152 :
:02/04/29 22:56 ID:aVoijJ1v
▽公取委、くみあいチキンに排除命令/鶏肉偽装
−鹿県経済連「再発防止を徹底」
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2002/04/picup_20020427_6.htm 鹿児島くみあいチキンフーズ(鹿児島市)と、全国農業協同組合連合会(全農)
系列の全農チキンフーズ(埼玉県戸田市)の鶏肉偽装事件で、公正取引委員会は
26日、タイや中国産の鶏肉を国産と偽り、通常飼育の鶏肉を無薬飼料飼育と偽って
販売したとして、景品表示法違反(不当表示)で、両社に再発防止策の徹底と訂正
広告などを命じる行政処分の排除命令を出した。
全農と、取引先の生活協同組合連合会コープネット事業連合(さいたま市)にも、
包装やカタログ記載で注意義務があったとして再発防止策を講じるよう警告を出した。
公取委によると両社は共同して、2001年11月ごろから同12月ごろまで、
タイや中国産の鶏肉約7・2トンを国産と表示。また遅くとも01年10月ごろから
02年1月ごろまで、通常飼料で飼育したブロイラー肉を「無薬飼料飼育」と表示
していた。いずれも、販売先はコープネットだった。
全農チキンと全農は、コープネットとの間で商品仕様を決め、くみあいチキンを
製造業者と定めていた。公取委の調査に対し両社は、無薬飼料飼育の偽装は
「01年4月から約220トン行った」と説明。公取委は立証できた期間分だけを違反
行為と認定した。
くみあいチキンの井上紘三社長と親組織の鹿児島県経済農協連の松村一夫会長は
「役職員の意識改革に努め、法令順守体制を確立し、再発防止策を徹底する」との
コメントを発表した。
同事件では、埼玉、鹿児島両県警が22日、不正競争防止法違反(原産地などを
誤認させる行為)の疑いで両社本社などを家宅捜索している。
153 :
:02/04/30 07:44 ID:T1k9/Va+
▽雪印食品:牛肉偽装元幹部ら5人、詐欺容疑で取り調べへ (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020430k0000m040108000c.html 雪印食品(本社・東京都、30日付で解散)が輸入牛肉を国産に偽装し、国のB
SE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策の買い上げ制度対象肉として申請した
事件で、兵庫・埼玉両県警と北海道警、警視庁の合同捜査本部は29日、本社営業
調達部の畠山茂・元部長(55)ら同社幹部5人を、詐欺容疑で5月前半にも取り
調べる方針を固めた。同社が買い取り申請した280トンのうち偽装分は約30トンで、
その代金の一部として約2100万円を受け取ったことが詐欺にあたると最終的に
判断した。
取り調べの対象は、畠山元部長のほか広瀬正夫・元本社デリカハム・ミート事業
本部長付部長▽杉山静夫・元同部営業グループ課長▽菅原哲明・元関西ミート
センター長▽田崎裕輔・元関東ミートセンター長=いずれも懲戒解雇。
調べでは、畠山元部長らは共謀し、昨年10月末〜11月の間、本社営業調達部
で12・6トン▽関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)で13・9トン▽関東ミートセンター
(埼玉県春日部市)で3・5トンの輸入牛肉を偽装。この30トンを業界団体「日本ハム・
ソーセージ工業協同組合」に買い上げ対象肉と偽って買い取らせ、約2100万円を
詐取した疑い。
これまでの調べで、菅原、田崎元センター長や杉山元課長らは「自分が偽装を発案
した」と認めており、合同捜査本部は、3部署の現場責任者がそれぞれ偽装を部下に
指示し、畠山元部長がこれを黙認して申請するなど、事件に深く関与したと判断。
今後、偽装の経緯などについて厳しく追及する。また、この他に偽装にかかわった
社員や社外の関係者ら十数人も立件に向け聴取を続ける方針。
事件は今年1月23日に発覚。合同捜査本部は2月2日に強制捜査に着手、本社
など全国三十数カ所を捜索した。その時は、買い取り申請したすべての牛肉280
トンについて受け取った約1億9600万円を詐欺の額としていたが、押収した伝票
類の分析や100人前後にのぼる社員の聴取などから、偽装分を約30トンと特定した。
[毎日新聞4月30日] ( 2002-04-30-03:01 )
155 :
:02/04/30 10:25 ID:x30rkQpU
▽飼料の有害物質を法的規制へ 違反者には回収命令も/農水省(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020429.html 農水省は、飼料の安全性を確保するため、残留農薬などの有害物質を飼料安全法
に基づいて法的に規制する方針を二十八日までに決めた。有害物質の基準値を省令
で定め、基準値を超える飼料の製造メーカーや輸入業者などに対して製造・販売の
禁止や回収を命令したり、罰則を科したりできるようにする。また、違反した飼料
を使った生産者の責任の明確化も検討する。
現行では基準値を局長通知で定め、行政指導してきた。このため、違反者に回収
などを命じることはできない。
法的規制によって違反者には、三年以下の懲役または三十万円以下の罰金、ある
いは、その両方を科すことができるようになる。与党が今国会への提出を予定して
いるBSE法案では、罰則の強化も盛り込まれる。
また、同省は、局長通知で定めた基準値に違反する飼料を法的規制を始める前に
発見した場合、飼料メーカーなどに製造・販売の禁止や回収を飼料安全法に基づい
て命令することも決めた。
飼料に含まれる有害物質の法的規制は、牛海綿状脳症(BSE)問題への行政対
応を検証したBSE問題調査検討委員会の報告が、1.肉骨粉の使用禁止を行政指導
にとどめたことを「重大な失政」と批判 2.食品関連法を消費者保護を基本に見直
すことを提言――していることを踏まえた。
同省は、基準値を省令で定めるに当たって、現行の局長通知の基準値の見直しも
行う。新たな基準値も設定する。
基準値の見直しには、動物実験のデータの検証などで手間がかかる。また、省令
の策定までには関係審議会での検討や世界貿易機関(WTO)への通報などの手続
きも必要だ。このため同省は、法的規制にいつ移れるかは未定だとしている。
現行の局長通知では農薬四十種、重金属など四種、かび毒一種について基準値を
定めている。同省は「基準値を超えると有害物質が食肉などに残留し、人の健康に
悪影響を与える可能性もある」(飼料課)としている。
156 :
:02/04/30 10:28 ID:x30rkQpU
▽食品安全政策会議、発足 独自の表示・認証制を /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020427-00000006-mai-hok 道産食品の安全・安心システムについて話し合う「道産食品安全政策会議」(議
長・麻田信二農政部長)が26日、発足した。
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)や雪印食品の牛肉偽装など、道内産食
品への信頼を揺るがす事件が相次いだのを受け、道産品の安全性を消費者にアピー
ルするシステム作りが狙い。委員はホクレンや道消費者協会の代表、学識経験者な
ど13人で、8月をめどに道独自の表示・認証制度など活動の推進方針を取りまと
める。
会議では、道農政部や水産林務部などの担当者が畜産品の流通経路、生産情報の
開示、認定制度について課題を説明。化学肥料や農薬の少ない農産物を対象にした
クリーン農産物制度など、道の認証制度についても説明した。
委員からは「北海道の畜産品のイメージが完全に崩れてしまったが、食品安全対
策を再構築するいい機会でもある」といった指摘や「食品の安全を保証し、消費者
に安心を与えるシステム作りを急いでほしい」といった注文が相次いだ。
【山本建】(毎日新聞)
157 :
:02/04/30 15:48 ID:crao9PaC
▽牛の移動歴「耳標」で管理 BSE対策 2002年4月29日 17:58 (四国新聞)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200204/20020429000632.htm BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)緊急対策として、国が進めている牛の個体識別
制度で、国内すべての肉用、乳用牛への個体識別番号(耳標)の取り付けが二十九
日までに、県内でもほぼ完了した。牛の出生地から小売店までの移動歴などが把握
できるシステムは、全国での取り付け作業が終わり次第、本格運用される。
県内での耳標装着作業は、県と県農協が中心となり、一月二十一日からスタート。
県畜産課によると、四月一日現在、県内で飼育されている牛約二万九千頭のうち、
九割を超える約二万六千五百頭が装着を終えた。同課は「全頭終了は秒読み段階。
牛の全頭検査と合わせ、個体識別制度が運用されれば、牛肉の安全対策も格段に
向上する」と期待を寄せている。
個体識別制度は昨年九月、国内でBSE感染牛が見つかったことを受けて、安心
で安全な牛肉を食卓に届けられる仕組みを構築しようと、農林水産省が打ち出した
「牛の全国統一データベースシステム」。
牛の両耳に取り付ける耳標は、十けたの個体独自の番号で、家畜個体識別センター
(福島)で全国の情報を管理する。伝染病発生時などには、出荷ルートの特定など、
迅速な防疫対策が取れる利点があるという。
158 :
:02/04/30 20:41 ID:T1k9/Va+
159 :
:02/05/01 09:14 ID:Eap8lNgf
▽偽装牛肉の鑑定書受領=雪印元幹部上旬にも立件−合同捜査本部 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020430-00000804-jij-soci 雪印食品(30日付で解散)の牛肉偽装事件で、兵庫県警などの合同捜査本部は
30日までに、畜産団体の専門家から牛肉の産地を鑑定した報告書を受け取り、捜
査は大詰めを迎えた。捜査本部は同社がBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の牛
肉買い取り事業を悪用し、計2億円弱をだまし取った疑いが強いと判断。畠山茂・
元ミート営業調達部長(55)=懲戒解雇=ら同社元幹部5人を中心に十数人を詐欺
容疑で5月上旬にも立件することを目指し、神戸地検との詰めの協議を進めている。
160 :
農水省がアンケート実施中! :02/05/01 10:26 ID:Eap8lNgf
■インターネットで食品表示に関するアンケートを実施 (農林水産省)
・食品表示についてご意見をお聞かせ下さい
食品の表示についてはJAS法に基づき、肉や野菜等の生鮮食品は名称及び原産
地等について、また、加工食品は名称、原材料、賞味期限及び製造業者等について
表示することが義務づけられています。
しかし、食肉の偽装表示以来、食品表示の信頼性が揺らいでいます。これを受けて
農林水産省においては、食品表示110番の開設、食肉の流通実態調査等を実施し、
食品表示の信頼性確保に努めているところです。
この調査は、食品表示の信頼の回復のために、国民の食品表示に対する声を求め、
今後の食品表示行政の検討する際の資料とするために実施します。
以下のアンケートにご協力下さい。
http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/syokuhin_hyoji.htm
161 :
今日からフリーダイヤル化!! :02/05/01 11:04 ID:Eap8lNgf
■食品表示110番のフリーダイヤル化について (農林水産省総合食料局)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020426press_1.html 1 趣旨
食品表示110番については、2月15日の設置以降、本省・地方機関65カ所で
食品表示に関する情報や問い合わせを受け付けておりますが、今後、さらに多くの
消費者の方々から情報を寄せていただけるよう、独立行政法人農林水産消費技術
センターに、食品表示110番のフリーダイヤルを設置することとしましたので お知らせ
します。
なお、従来の食品表示110番においてもこれまでどおり情報を 受け付けております
ので併せてお知らせします。
2 設置場所 独立行政法人農林水産消費技術センター
3 電話番号 0120−481−239(5月1日から利用開始)
※同時に8本の電話を受付けることが可能。
4 利用時間 平日 9:00〜17:00(12:00〜13:00除く)
5 開設期間 平成14年5月1日〜7月31日(予定)
162 :
:02/05/01 11:40 ID:pdIFr3uz
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年4月26日(金) 9:16〜9:46 於:農政クラブ)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020426daijin.htm ○雪印食品の解散について
Q: 食肉偽装事件によって、解散することになりました雪印食品が臨時株主総会
を開催するのですが、それについて何かございますか。
A: BSEの問題に端を発しまして、食品の偽装事件にまで及ぶ雪印食品の犯罪
行為が露呈したわけでありまして、このことは言語道断の動きでございまして国民
から見て許されざることであります。しかし一方、今回の事件に関与することなく
、まじめに仕事に取り組んでおられた方々が失業のやむなきに至るということは、
前にも申し上げましたけれども、その方々の心中を察しますと、辛い思いでござい
ます。今回の雪印食品の解散の決定ということについては、やはり何よりもこうい
った方々の雇用の問題について、できる限りしっかりした対応がなされるように、
私からも厚生労働大臣にお願いして参りましたし、親会社である雪印乳業に対しま
して雇用確保について十分な配慮を強く要請して参りました。現在、945名の正
社員のうち800名が3月末で退職されまして、これまでに3月以降も会社に残っ
ている方も含めて約300名の再雇用が確保されていると聞いておりますけれども、
更に、雇用の確保ということを今よりも努力しなきゃならんと思っています。とり
わけ親会社の雪印乳業にしっかりした対応を要請したいと、こう思っております。
やはりいずれにしましても、ピンチをチャンスにしていかなきゃならないとこうい
うふうに思っております。
163 :
:02/05/01 15:16 ID:9gVtBMMa
164 :
:02/05/01 15:27 ID:9gVtBMMa
▽英食品基準庁議長と会談=BSE安全で意見交換−武部農水相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020501-00000956-jij-int 【ロンドン30日時事】訪英中の武部勤農水相は30日、英政府の独立機関である
食品基準庁(FSA)のクレブス議長と会談し、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)や
食品の安全確保に向けた行政改革について意見交換した。
武部農水相は、BSE問題で農水省の対応を「重大な失政」と批判した政府の
調査検討委員会の報告も踏まえて、日本の食品行政の現状を説明。英側はBSEの
発生を許した過去の経験から、消費者利益の重視と政治から独立したリスク管理の
重要性を指摘し、生産者までさかのぼって流通過程を追跡する「トレーサビリティー
システム」の取り組みなどを説明した。 (時事通信)
165 :
:02/05/01 23:18 ID:xf2v+xDw
■買い上げ国産牛肉、対象外さらに2トン余混入 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020501i211.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策として国が実施した国産牛肉買い上げ事業
の総点検で、農水省は1日、品質保持期限が切れるなどした対象外の牛肉がさらに
約2・06トン見つかったと発表した。対象外の牛肉の総計は、15業者が申請し
た約6・8トンに達したが、業者側は名前の公表を拒み、「対象外の牛肉が混入し
たのは制度の不備が原因」などと同省の対応を逆に批判している。
同省はこの日、15業者のうち3月29日までに対象外と判明した11業者の”
言い分”も発表した。いずれの業者も会社名の公表を拒否したうえで、価値がない
品質保持期限切れや、骨付きの牛肉を混入させたことについて、「対象外との説明
が事前になかった」などと主張し、「責任と対応のまずさは当局にある」と同省を
批判する意見も目立った。しかし、自らの過失について謝罪を表明した業者は1社
もなかった。
これについて、同省食肉鶏卵課は「品質保持期限などの扱いは、実施要領とは別
に業界団体に送付した『Q&A』に明記しただけで、周知徹底は困難な状況ではあ
った」ことを認めているが、業者名については「事業の透明性を確保するため最終
的には公表したい」としている。 (5月1日19:45)
166 :
:02/05/01 23:21 ID:xf2v+xDw
167 :
:02/05/01 23:21 ID:xf2v+xDw
■BSE:買い上げ対象外の肉を申請した業者名を公表へ 農水省
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020502k0000m040035000c.html 国がBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策で買い上げた国産牛肉の中に
対象外のものが多くまじっている問題で、農水省は1日、対象外の牛肉の買い上げ
を申請した業者名を、同意がなくても1カ月後をめどに公表する方針を決めた。
同省は「社会的関心が高い事業の透明性を確保するため」としているが、各業者は
「申請ミスは農水省の説明不足が原因。倒産につながるかもしれず、死活問題だ」と
反発している。
品質保持期限が過ぎていたり、骨が付いた肉の骨部分などは買い上げ対象となら
ない。しかし、国が買い上げた国産牛肉の再検査で対象外の肉が相次いで見つかり、
1日にも新たに2・1トンを買い上げ対象から除外したと農水省が発表。買い上げから
外す保管牛肉は計6・8トン(15業者分)になった。
同省はこれまで「業者の同意を得て業者名を公表する」としていたが、方針を転換。
「1カ月かけて同意を得る努力をするが、同意がなくても、1カ月後に業者名を明らか
にする」と決めた。
業者側は同省に対する回答文書の中で、「社会的制裁であり、理不尽だ」「業者名
の公表は需要回復につながらない」などと主張している。
農水省は約1万2600トンの買い上げ牛肉のうち、4月21日までに計4388トンの
再検査を終えた。 【BSE取材班】[毎日新聞5月1日] ( 2002-05-01-19:35 )
168 :
:02/05/01 23:23 ID:xf2v+xDw
▽牛肉偽装で「カワイ」捜索 香川県警(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020501/0501sha049.htm 高松市の食品加工販売会社「カワイ」(河合政弘社長)=高松地裁で民事再生手
続き中=が昨年、香川県産の国産牛肉詰め合わせ商品に米国産の肉を使っていた事
件で、香川県警生活保安課などは1日、不正競争防止法違反(原産地などを誤認さ
せる行為)の疑いで、同社本店(同市)と同社工場(香川県国分寺町)を家宅捜索
した。
同社工場には午前9時半、捜査員約20人が段ボールを抱えて入った。従業員は
「捜索のことは聞いておらず、何も分からない」と話していた。
県警は、偽装の指示系統の特定のほか、同社の商品管理システムなどに問題が
あったとみて、押収資料の分析を急ぐ方針。
調べでは、同社は2001年6月から11月にかけて、大手百貨店三越や郵便局
などでカタログ通販した牛肉の詰め合わせ商品「国産牛こぱっく」の一部に、米国
産牛などを使用しながら、香川県産などとラベルに表示した疑い。不当表示された
牛肉は約5トンに上るという。
169 :
:02/05/01 23:32 ID:xf2v+xDw
▽牛肉偽装容疑 「カワイ」を捜索 香川県警(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0501/010.html 高松市の精肉加工販売会社「カワイ」(河合政弘社長)が輸入牛肉を国産牛肉と
偽って製造・販売したとして、香川県警は1日、同市のカワイ本店と社長宅、同県
国分寺町の工場を不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで家宅捜索し、関係
書類などを押収した。
調べでは、同社は昨年7月ごろから10月ごろにかけて、米国産輸入牛肉を加工
した包装パックに国産牛肉の表示証をはり付け、国産牛肉パックと混入して箱詰め
した商品を製造、販売した疑い。
同社をめぐっては、取引先である大手百貨店三越(本社・東京)の国産牛肉の
詰め合わせ商品に輸入牛肉を混ぜていた疑惑が2月に発覚していた。
同社は同県の業界大手で、01年3月期の売上高は約51億円。しかし、今回の
偽装発覚で経営危機に陥り、2月19日に民事再生法の適用を申請、近く再生
計画を高松地裁に提出する予定という。(11:52)
170 :
:02/05/01 23:40 ID:xf2v+xDw
▽悪徳商法、トラブル相談9718件 過去最高、被害深刻 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020501-00000003-mai-l28 「おいしすぎる話にご用心」。神戸市生活情報センターに寄せられた01年度の
消費生活相談が、前年度比1574件増の9718件と、過去最高を更新したことが
分かった。社会経験の少ない若者やつけこまれやすい高齢者の被害が特に深刻化。
インターネット、携帯電話が絡むトラブルや、不景気による内職、モニター商法などの
相談が増えている。01年度の「あの手この手」を紹介する。 【岩尾真宏】
相談件数の内訳は、苦情が7360件、問い合わせ・要望が2358件。苦情件数の
うち、若年層(30歳未満)では、キャッチセールスなどの苦情が増え、同346件増の
1873件と大幅に増加。高齢者層(60歳以上)でも、催眠商法によるふとん販売や
浄水器類の苦情など、同321件増の1565件と大幅に増加した。
一方、深刻な景気の低迷を背景に、30〜50歳代ではフリーローンや消費者金
融の苦情が急増した。
時代を反映したものとして、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)騒動や牛肉
偽装事件の影響などから、食品への相談が増加。「牛肉を食べても大丈夫か」
「牛肉を使用した食品を食べても大丈夫か」など、BSE関係の相談は51件寄せ
られた。
171 :
:02/05/01 23:52 ID:xf2v+xDw
■農水省、買い取り対象外の肉新たに2.1トン (農林水産省)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020501CCCI060101.html 農水省は1日、雪印食品の牛肉偽装事件を受けた買い取り牛肉の再検査で、品質
保持期限切れなどの理由で対象外となる肉が新たに2.1トン見つかったと発表した。
検査を終えた約4400トンのうち計6.8トンが対象外となったが、同省は「意図的な
作為はなかった」としている。
対象外の肉を申請した業者名について、農水省は「同意が得られない」として公
表せず、代わりに業者側の意見を公開。それによると、「対象外の肉が混入したの
は農水省の周知が不徹底だったため」「責任は農水省にあるのになぜ社名を公表す
るのか」などと反発する声が目立った。
同省は「約1カ月間説得を続けるが、それでも同意が得られなければ公表に踏み
切る」としている。
172 :
:02/05/02 00:06 ID:JN+xGqHk
▽牛肉偽装で「カワイ」捜索 香川県警 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020501KIIASA44300.htm 高松市の食品加工販売会社「カワイ」(河合政弘社長)=高松地裁で民事再生手
続き中=が昨年、香川県産の国産牛肉詰め合わせ商品に米国産の肉を使っていた
事件で、香川県警生活保安課などは1日、不正競争防止法違反(原産地などを誤認
させる行為)の疑いで、同社本店(同市)と同社工場(香川県国分寺町)を家宅捜索
した。
同社工場には午前9時半、捜査員約20人が段ボールを抱えて入った。従業員は
「捜索のことは聞いておらず、何も分からない」と話していた。
県警は、偽装の指示系統の特定のほか、同社の商品管理システムなどに問題が
あったとみて、押収資料の分析を急ぐ方針。 (05/01 10:27)
173 :
:02/05/02 00:08 ID:JN+xGqHk
■問題肉申請の業者公表へ 農水、牛肉買い取り事業で (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020501KIIAEA23410.htm 農水省は1日、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策で実施した牛肉の買い取り
事業で、対象外の牛肉を申請した業者名を公表すると発表した。同省はこれまで
「悪意がない」などの理由から公表を控えてきた。しかし「社会的な関心が高く、
透明性の確保が必要」(食肉鶏卵課)として、一転して公表に踏み切ることになった。
1回目の公表は6月上旬に予定しているが、業者側は反発しており、波紋を広げ
そうだ。
農水省は同時に、買い取り肉の再検査で新たに問題のある牛肉が2・1トン見つ
かり、買い取り対象外の肉が計7トンになったことも明らかにした。(05/01 19:04)
174 :
:02/05/02 16:59 ID:JN+xGqHk
学校給食の牛肉献立 都市部では遅れ目立つ/農水省調べ 福島(50%) 埼玉(49%) 東京(53%) 静岡(62%) 大阪(52%) 徳島(52%) 依然として自粛が続いている
175 :
:02/05/02 17:02 ID:JN+xGqHk
▽在庫牛肉の検査 補助対象除外、新たに368箱/農水省(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02050203.html 農水省は一日、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査が始まる前に処理した牛肉を
国が買い上げる牛肉在庫緊急保管対策事業の検査状況を発表した。三月二十五日か
ら四月二十一日までに行った検査で、条件を満たさず補助対象除外となったのは三
百六十八箱、二トンに上った。また、同省は検査状況の公表から二カ月後をめどに、
事業実施主体が買い入れた社名を公表することを明らかにした。
今回の内訳は全国食肉事業協同組合連合会分が三百二十三箱(一.五トン)、J
A全農分が三十六箱(〇.四トン)、日本ハム・ソーセージ工業協同組合分が九箱
(〇.一トン)。補助対象除外の理由は、品質保持期限切れが百七十九箱、骨付き
など形状に問題あるものが百八十八箱など。同省は「意図的な作為は認められなか
った」(食肉鶏卵課)という。
補助対象から除かれた社名の公表は、事業の透明性を高めるための措置。三月十
五日と二十九日に補助対象外となった事例については、一カ月後に公表する。
176 :
:02/05/02 17:05 ID:JN+xGqHk
▽牛の飼養増加 BSEの影響くっきり/農水省畜産統計(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02050207.html 農水省は一日、二〇〇二年二月一日現在の畜産統計を発表した。乳用牛、肉用牛、
豚、採卵鶏とも飼養戸数は減った。乳用牛と肉用牛の飼養頭数は、BSEの影響で
出荷が滞り、わずかに増えた。
乳用牛の飼養戸数は三万一千戸で、前年より3.7%減った。飼養頭数は0.1%増
の百七十二万六千頭。経産牛と未経産牛に分けると、経産牛は百十二万六千頭で
0.2%増、未経産牛は五十九万九千頭で0.2%減った。一戸あたりの飼養頭数は
前年より二頭増え、五十六頭となった。
肉用牛の飼養戸数は十万四千二百戸で、前年より5・4%減った。飼養頭数は
1.1%増の二百八十三万八千頭。このうち、肉用種(百七十一万一千頭)とホル
スタイン種(四十八万三千頭)はそれぞれ1.9%、8.8%増えたが、交雑種は
5.6%減り、六十四万三千頭となった。一戸あたりの飼養頭数は二頭増え、二十
七頭となった。
177 :
:02/05/02 20:33 ID:JN+xGqHk
▽BSEで出荷滞留 肉牛の飼育数増加 東北 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/05/20020502J_06.htm 東北農政局が1日公表した東北地方の畜産統計(2月1日現在)によると、
肉用牛の飼育頭数は前年比1.2%増の43万9000頭、乳用牛は0.8%減の
15万7600頭となった。肉用牛の飼育頭数は輸入自由化された翌年の1992年
以降減少してきたが、一転増加。農政局は「BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)による
価格低迷で畜産家が出荷を控えた上、飼育牛を処分できない状況が続いたため
ではないか」と分析している。
肉用牛の飼育頭数を県別にみると、青森5万6300頭、岩手11万5300頭、
宮城10万4500頭、秋田2万4900頭、山形3万9500頭、福島9万400頭。
前年より増加したのは青森、宮城、秋田、福島の4県。減少は岩手、山形の
2県だった。
6県の肉用牛の飼養戸数は前年比5.3%減の3万300戸、乳用牛は同4.0%
減の5010戸。BSEによる市場価格の暴落に加え、高齢化と後継者不足で小規模
畜産家の廃業が目立った。
昨年9月に国内でBSEが初確認されたのに伴い、農水省は肉用牛の検査体制を
厳格化。と畜場の処理能力が結果的に低下したため、全体的に出荷が滞ったという。
一方、豚の飼育頭数は前年比0.9%減の160万3000頭、飼育戸数は12.5%
減の1680戸。採卵鶏の飼育数は1.4%減の1808万3000羽、飼育戸数は前年
並みの360戸だった。 2002年05月02日木曜日
178 :
:02/05/02 20:40 ID:JN+xGqHk
▽牛肉偽装で「カワイ」捜索−県警 2002年5月1日 10:53
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200205/20020501000323.htm 高松市の食品加工販売会社「カワイ」(河合政弘社長)=高松地裁で民事再生手
続き中=が昨年、県産の国産牛肉詰め合わせ商品に米国産の肉を使っていた事件で、
県警生活保安課などは1日、不正競争防止法違反(原産地などを誤認させる行為)
の疑いで、同社本店(同市)と同社工場(国分寺町)を家宅捜索した。
同社工場には午前9時半、捜査員約20人が段ボールを抱えて入った。従業員は
「捜索のことは聞いておらず、何も分からない」と話していた。
県警は、偽装の指示系統の特定のほか、同社の商品管理システムなどに問題が
あったとみて、押収資料の分析を急ぐ方針。
179 :
:02/05/02 22:49 ID:JN+xGqHk
180 :
:02/05/02 23:58 ID:JN+xGqHk
▽BSE対策 経営難の畜産農家などに資金を無利子で融資 県など金利負担/鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020502-00000001-mai-l31 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策で、県は1日、国の助成費を活用して
経営困難に陥っている畜産農家や食肉卸・小売業者、焼き肉店に運営資金を貸し
付ける新たな制度に対して、農協などとともに利子負担を行い貸付金利をゼロとする
ことを決めた。今月中に融資利用者を募集する。
国の新たな制度は、BSE発生により影響を受けた畜産農家を支援する「畜産経営
安定資金」(県融資枠約29億円)と焼き肉店など事業者を対象にした「食肉処理販売
等特別資金」(同1億円)。
それぞれの融資には1・7%の貸付金利が付くが、畜産農家に対しては、県が3分の1、
農協と市町村が残りの3分2を、事業者に対しては県と市が半分ずつ負担し、無利子
融資とする。
畜産農家については、最近3カ月間の販売額と助成金などの合計額が、前年同期と
比べ2割以上減少した農家を対象として、1頭当たり肥育用牛15万円▽繁殖用雌牛
7万5000円▽乳用牛15万円――を限度に融資する。焼き肉店などには、経営維持
計画を金融機関に提出することを条件に、4000万円を限度に融資する。償還期限は
それぞれ2年以内。
また、BSE対策の緊急措置として昨年度に単年度のみで実施された融資に対しても、
2年間を限度に償還期限を延長できることにした。
利子負担による県分の債務負担は02年度〜04年度で4316万円を見込んでいる。
【桜井由紀治】(毎日新聞)
553 :朝まで名無しさん :02/05/02 21:15 ID:4AbpS4Fm
こんなところにまでニュースをコピペして荒らしてるのは狂牛病信者の仕業ですか?
◆◆【焼肉・焼き肉屋】総合スレッド・2◆◆
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/gurume/999196361/ 554 :朝まで名無しさん :02/05/02 21:38 ID:JN+xGqHk
>>553 畜産や酪農の盛んな地域では、端午の節句に鯉のぼりじゃなくて「牛のぼり」をあげるって本当?
555 :朝まで名無しさん :02/05/02 23:03 ID:di3dV+RF
165 : :02/05/01 23:18 ID:xf2v+xDw
166 : :02/05/01 23:21 ID:xf2v+xDw
167 : :02/05/01 23:21 ID:xf2v+xDw
168 : :02/05/01 23:23 ID:xf2v+xDw
169 : :02/05/01 23:32 ID:xf2v+xDw
170 : :02/05/01 23:40 ID:xf2v+xDw
171 : :02/05/01 23:52 ID:xf2v+xDw
172 : :02/05/02 00:06 ID:JN+xGqHk
173 : :02/05/02 00:08 ID:JN+xGqHk
174 : :02/05/02 16:59 ID:JN+xGqHk
175 : :02/05/02 17:02 ID:JN+xGqHk
176 : :02/05/02 17:05 ID:JN+xGqHk
177 : :02/05/02 20:33 ID:JN+xGqHk
178 : :02/05/02 20:40 ID:JN+xGqHk
179 : :02/05/02 22:49 ID:JN+xGqHk
180 : :02/05/02 23:58 ID:JN+xGqHk
182 :
:02/05/03 12:03 ID:Ry2hmCOq
▽安全な畜産物に独自のお墨付き 水俣市版ISO認定証交付
http://www.kumanichi.co.jp/usi/kiji/20020503.1.html 畜産版環境ISOの認定証を受ける右から白川さん、湯野さん、農山さん=水俣市
「畜産版環境ISO」を創設している水俣市で二日、同制度に適合した三農家
(施設)に江口隆一市長が認定証を交付した。
同ISOはBSE(牛海綿状脳症)問題などを背景に安心、安全で環境にも配慮
した食肉生産を推進することを目指し、昨年十二月に同市独自の認定制度として
創設された。
江口市長が「水俣から、安心して食べられる食肉生産のモデルとなってください」
とあいさつ。白川養鶏場の白川治さん(45)=八代市・農場は水俣市長崎=、
湯野牧場(牛)の湯野薫さん(48)=水俣市袋=、農山畜産(養豚)の農山照夫
さん(50)=水俣市長崎=にそれぞれ認定証を手渡した。
湯野さんは「今まで続けてきたことが認められてうれしい。これで安全をアピー
ルすることができる」と話していた。
畜産版環境ISOは省資源、省エネ、化学物質、廃棄物など六分野で「灯油の使
用を減らす」「ふん尿等の管理をこまめに行う」などの三十一項目の中から、農家
が五項目以上を選び宣言(肉骨粉入り飼料の不使用は必須項目)。市と同市内の
女性が参加する元気村女性会議が審査する。認証の有効期間は三年で、年に一回、
宣言事項が守られているか確認審査をし、三年に一度、更新審査がある。
熊本日日新聞2002年5月3日朝刊
183 :
:02/05/03 12:04 ID:Ry2hmCOq
▽5月3日 廃用牛出荷になおためらい(読売新聞) ・BSE検査開始から半年 エサ代かさみ、酪農家圧迫 BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)検査が昨年十月、全国一斉にスタートしてから 半年が経過した。この間、県食肉衛生検査所で検査を受けた三千八百四十七頭(先 月十九日現在)はいずれも「陰性」で、徐々に牛肉相場も回復の兆しを見せている。 しかし、国内で確認された感染牛がいずれも高齢の「廃用牛」(主に搾乳を終え た乳牛)だったことから、酪農家が廃用牛の出荷をためらい、経営が圧迫されてい る。廃用牛の出荷を見合わせている高根町清里地区を訪ねた。(木下 吏) 国道141号線沿いで酪農を営む深沢一二三さん(54)の牛舎でホルスタイン 三十三頭が飼料を黙々と食べていた。本来なら出荷しているはずの高齢牛が三、四 頭含まれているという。 昨年十月以来、廃用牛を一頭も出荷していない深沢さんは、「一頭の一か月のエ サ代は約一万円。乳の出が衰えているのに、飼い続けるのは大きな痛手。肉骨粉は 与えていないし、感染していない自信はあるが、万が一のことを考えるとためらっ てしまう」と語る。 高根町では二十八戸の酪農家が計約九百頭の牛を飼育している。このうち本来な ら出荷されていたはずの高齢牛は二、三十頭。梨北農協の高根酪農部会長を務める 深沢さんは、「清里は観光と農業が一体の地域。もし感染牛を出せば、イメージダ ウンの影響は計り知れない。しかし、出荷を引き延ばすのもそろそろ限界。話し合 った結果、連休明けには元気そうな牛から出荷していくことにした」と苦しい胸の 内を語る。 農林水産省は二月、廃用牛の買い取り制度(乳牛は四万円、肉牛は五万円)をス タートさせた。しかし、「売れば、BSE検査は必ず実施され、結果は公表される。 仕方がないかもしれないが、農家が出荷をためらう気持ちを理解して欲しい」と 深沢さんは訴える。 一方、上九一色村の富士豊茂農協は今年に入って廃用牛約六十頭を出荷した。同 農協畜産課では「『検査結果が出るまでは、胃が痛くなるほど心配』という酪農家 も多い。でも、四十八戸の酪農家で計約三千頭の牛を飼っており、無理して飼い続 けると、エサ代がかさんで経営が立ちいかなくなる」と説明する。 山梨食肉流通センター(石和町唐柏)によると、昨年十月から今年三月までの県 内の全出荷頭数は、前年同期比33・6%減の三千二百七十二頭。このうち廃用牛 は57・2%減の三百六十六頭で、昨年十二月から今年二月までは前年同月を七― 八割下回る大幅減となった。同センターの渡辺工一専務は「牛肉相場は四月に入っ てようやく通常の七、八割まで回復したが、廃用牛の問題はまだ長引きそうだ」と 話す。 県畜産課では「酪農家の不安はわかるが、廃用牛を抱えることは経営の圧迫にも つながり、流通を滞らせないためにも、国の制度を十分活用してほしい」と呼びか けている。
184 :
:02/05/03 12:12 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農林水産省・畜産部) ○事例の公表に不同意の理由 ・事業実施全体 (1) 農林水産省からの緊急、短期間の事業実施指示のため、業者の充分な現物整 理、点検の余裕がなく、意図的ではないミスを生じた業者、且つ、国の要領等に記 載されていない事項(品質保持期限)で摘発されている業者までも公表するのは理 不尽であること。 (2) 意図的でないにもかかわらず、当該業者は、補助対象外とされた場合、補助 金の返還等の指示に従うとしているのに、農林水産省が業者名を公表する根拠、必 要性はないと考えていること。 (3) 更に、業者名が公表されると、取引先業者、銀行からの取引停止等により、 当該業者が倒産する恐れがあるが、この場合、国が損害補償を行うとの説明もない こと。 ・買い入れ先会員 (1) 農水省からの緊急、短期間の事業実施指示のため、業者に十分な現物整理、 点検の余裕がなく、意図的ではないミスを生じた業者、且つ、国の要領等に記載さ れていない事項(品質保持期限)で業者までも公表するのは不条理であること。 (2) 意図的でないにもかかわらず、当該業者に於いては、補助対象外とされた場 合、補助金の返還等の指示に従うとしているのに、農水省が業者名を公表する根拠 必要性はないと考えていること。 (3) 更に、業者が公表されることにより、取引先業者・銀行からの停止等により 当該業者が倒産する恐れあるが、この場合、国が損害賠償を行うとの説明もないこ と。 ・買い入れ先業者 公表による支障多大。BSE発生以降、売上の激減。いまだ売上前年比7〜8割 の状態が続くなか、公表による打撃は流通業者として、経営続行困難の恐れ大。
185 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:15 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農林水産省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・事業実施主体
(1) 社会的関心が高い中での特定の業者名の公表は、当該企業に対し て社会
的制裁の度合いが強い論調でのマスメディアの流布がなされ、 このことによる
当該企業の信用度の欠落が多大なものとなること。
(2) 結果として重大な経営危機を招くことが危惧されること。
(3) 法的根拠を明示しないまま公表に踏み切った場合、当該企業から 行政訴
訟を含む係争が発生することが予想されること。
・買い入れ先業者
全農様に13年11月28日に買上げ申請の依頼をし、翌11月29日の昼に連
絡を受け、当日の午後4時迄に指定の営業冷蔵庫に搬入する事が条件との指示を受
けました。その時点での買上げの条件は、@営業冷蔵庫に入っている事。A10/
17以前の処理で国産牛である事でした。その為、品質保持期限等々の保管対象外
の要項がわからず、前記の2条件をクリアーしていれば良いとの認識でした。事の
経過を全農様に説明し、偽装工作等の「悪意はなかった」と農林水産省も判断し、
事業対象外商品に関しても既に事業申請を取り下げ、全農様の指示により焼却処分
も済せております。事業実施団体様のもと、忠実に行なったものが、「正直ものが
馬鹿をみる」のたとえの通り、企業名公表により、一般消費者から雪印食品(犯罪
企業)等と同等にとらえられる事は、我々零細企業にとって致命的な結果となるこ
とは必死であります。
186 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:21 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農林水産省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・事業実施主体
@ 意図的作為が認められない事例においても個別企業名が公表される と、当該
事例の冷静なる社会的評価を通り越し、不正摘発のごとく報 道され、それをその
まま信じる消費者の買い控え、各流通過程からの 返品等の風評被害にあい、当該
企業はその存続をも制されるような社 会的制裁を受ける恐れがある。
補助対象外となった当該企業の行為に比し、この社会的制裁は著し く公平を
欠き、理不尽である。
A 牛肉在庫緊急保管対策事業に対する国民の不信感は、強制隔離でな く任意隔
離で全頭検査前の国産牛肉を全部市場から隔離できたとは言 えないこと、当初の
一時保管から焼却へと大きく方針転換をしたこと、 補助対象要件等の周知徹底が
不十分な状況下で短期間に実施し補助対 象外事例を容易に生み出したことなどの
実施方法の不備にあると考え られる。
従って、当該事業に対する国民の不信感を解消するためには、当該 事業のこ
れらの不備の点を見直し是正する措置をとることが肝要であ って、個別企業名の
公表が当該事業の国民の不信感を解消することに 効果があるとは考えられない。
・買い入れ先会員
当社および当社グループが風評被害を受けることが、容易に予想されるため。
187 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:23 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農林水産省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・事業実施主体
@ 意図的作為が認められない事例においても個別企業名が公表される と、当該
事例の冷静なる社会的評価を通り越し、不正摘発のごとく報 道され、それをその
まま信じる消費者の買い控え、各流通過程からの 返品等の風評被害にあい、当該
企業はその存続をも制されるような社 会的制裁を受ける恐れがある。
補助対象外となった当該企業の行為に比し、この社会的制裁は著し く公平を
欠き、理不尽である。
A 牛肉在庫緊急保管対策事業に対する国民の不信感は、強制隔離でな く任意隔
離で全頭検査前の国産牛肉を全部市場から隔離できたとは言 えないこと、当初の
一時保管から焼却へと大きく方針転換をしたこと、 補助対象要件等の周知徹底が
不十分な状況下で短期間に実施し補助対 象外事例を容易に生み出したことなどの
実施方法の不備にあると考え られる。
従って、当該事業に対する国民の不信感を解消するためには、当該 事業のこ
れらの不備の点を見直し是正する措置をとることが肝要であ って、個別企業名の
公表が当該事業の国民の不信感を解消することに 効果があるとは考えられない。
・買い入れ先会員
弊社への影響は故意でなくとも、対象外が混入したこと自体での風評被害が予測
されること。
188 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:27 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・事業実施主体
(1) 農林水産省からの緊急、短期間の事業実施指示のため、業者の充分な現
物整理、点検の余裕がなく、意図的ではないミスを生じた業者、且つ、国の要
領等に記載されていない事項(品質保持期限)で摘発されている業者までも公
表するのは理不尽であること。
(2) 意図的でないにもかかわらず、当該業者は、補助対象外とされた場合、
補助金の返還等の指示に従うとしているのに、農林水産省が業者名を公表する
根拠、必要性はないと考えていること。
(3) 更に、業者名が公表されると、取引先業者、銀行からの取引停止等によ
り、当該業者が倒産する恐れがあるが、この場合、国が損害補償を行うとの説
明もないこと。
・買い入れ先会員
同意できない理由は次のとおり。
@ 検品の結果、補助対象除外となった「品質保持期限切れ」の現品の発生は、
本事業の取り組みに当り、要綱・要領に明記されていなかったことによる周知の
不徹底が要因であり、加えて、時間的制約の中で確認する余裕もなく混入したも
ので、業者の意図的な作為は全く無かったものと思料されます。
A そして、当該業者は「品質保持期限切れ」のものが保管対象牛肉の要件を満
たさないことを事後的に承知したにも拘わらず、対象から除外された場合、自ら
の責任において焼却処分することを確認しております。
189 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:30 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・買い入れ先会員
B さらに、マスコミュニケーションにおける最近の風潮は、BSE問 題から転
じて、偽装あるいは表示が適正でないといった違反行為をセ ンセーショナルな報
道によって国民(消費者)の不信感を煽り、これ がため食品全般にわたって消費
者の不安、不信は極度に増幅され、尋 常な状況にはないと判断されます。
C こうした背景の中で、個別業者名を公表するならば、真実は伝達さ れること
なく、欠格条件のみ針小棒大に伝えられ、脆弱な基盤しか持 たない中小企業者た
る当該業者は、単なる風評であっても、得意先か らの取引停止等により致命的な
打撃を被り、企業存亡の危機に陥る恐 れが充分に考えられます。
D 当組合においては、平成14年4月25日現在、当該事業に係る補 助金の交
付を一切受けていない上、業界全体が不振に喘いでいる現状 にあって、一層の
混乱を招くとともに、業者にとって多大なリスクを 伴う恐れのある個別業者名の
公表を、敢えて実施しようとするのは、 如何なるご存念か、全く理解できず苦しん
でおります。
・買い入れ先業者
(1) 弊社の場合、意図的な作為は全くありません。
(2) 品質保持期限の扱いについては事業説明会の資料に記載が無く、口頭
説明も無かった為、事業実施団体に問い合わせたところ「10月17日以前に
と畜された国産牛肉であればよく、2年を過ぎたものも対象となる」との回答を
頂き事業の趣旨からも10月17日以前にと畜された国産牛肉すべてを隔離、
保管するものと理解しましたし、あくまで買戻しを条件とする旨でしたので、
品質期限切れの商品を不正に買上げ請求するつもりなど毛頭ありませんでした。
(3) しかも事業申請までの時間的余裕が無く、実質的な在庫チェックは不可
能でした。
(4) さらに、マスコミュニケーションにおける最近の風潮は、BSE問題か
ら転じて、偽装あるいは表示が適正でないといった違反行為をセンセーショナ
ルな報道によって国民(消費者)の不信感を煽り、食品全般にわたって消費者
の不安、不信は極度に増幅され、尋常な 状況に無いと判断されます。
(5) こうした背景の中で、個別業者名を公表するならば、真実は伝達される
ことなく、欠格条件のみ針小棒大に伝えられ、業容の縮小に直接影響すると
ころとなり、同業他社と比較され不利な状況に置かれることは明らかであり、
最悪の場合、得意先からの取引停止等により致命的な打撃を被り、企業存亡の
危機に陥る恐れが十分に考えられます。
(6) ましてや、業界全体が不信に喘いでいる現状にあって、業界に一層の混
乱を招くとともに、弊社にとって大きなリスクを伴う業者名の公表を敢えて実
施しようとするのは、如何なるご存念か、大いなる疑念をもっております。
190 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:33 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・事業実施主体
(1) 農林水産省からの緊急、短期間の事業実施指示のため、業者の充分な現
物整理、点検の余裕がなく、意図的ではないミスを生じた業者、且つ、国の要
領等に記載されていない事項(品質保持期限)で摘発されている業者までも公
表するのは理不尽であること。
(2) 意図的でないにもかかわらず、当該業者は、補助対象外とされた場合、
補助金の返還等の指示に従うとしているのに、農林水産省が業者名を公表する
根拠、必要性はないと考えていること。
(3) 更に、業者名が公表されると、取引先業者、銀行からの取引停止等によ
り、当該業者が倒産する恐れがあるが、この場合、国が損害補償を行うとの説
明もないこと。
・買い入れ先会員
(1) 農水省からの緊急、短期間の事業実施指示のため、業者の充分な現物整
理、点検の余裕がなく、意図的ではないミスを生じた業者、且つ、国の要領等
に記載されていない事項(品質保持期限)で摘発 されている業者までも公表す
るのは理不尽であること。
(2) 意図的でないにもかかわらず、当該業者は、補助対象外とされた場合、
補助金の返還等の指示に従うとしているのに、農水省が業者名を公表する根拠、
必要性はないと考えていること。
(3) 更に、業者名が公表されると、取引先業者、銀行からの取引停止等によ
り、当該業者が倒産する恐れがあるが、この場合、国が損害補償を行うとの説
明もないこと。
・買い入れ先業者
公表されると、マスコミの一方的な表現により事実は歪曲して報道され(廃品を
隔離牛肉として納入など)そのため食肉販売の不信から、特に該当店は取引先の
停止や消費者の食肉店離れを引き起し、倒産の事態になってしまうので、あくまでも
個人名の公開は絶対に容認することが出来ない。
191 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:37 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・買い入れ先会員
同意できない理由は次のとおり。
@ 検品の結果、補助対象除外となった「品質保持期限切れ」の現品の発生は、
本事業の取り組みに当り、要綱・要領に明記されていなかったことによる周知の
不徹底が要因であり、加えて、時間的制約の中で確認する余裕もなく混入したも
ので、業者の意図的な作為は全く無か ったものと思料されます。
A そして、当該業者は「品質保持期限切れ」のものが保管対象牛肉の要件を満
たさないことを事後的に承知したにも拘わらず、対象から除外された場合、自ら
の責任において焼却処分することを確認しております。
B さらに、マスコミュニケーションにおける最近の風潮は、BSE問題から転
じて、偽装あるいは表示が適正でないといった違反行為をセンセーショナルな報
道によって国民(消費者)の不信感を煽り、これがため食品全般にわたって消費
者の不安、不信は極度に増幅され、尋常な状況にはないと判断されます。
C こうした背景の中で、個別業者名を公表するならば、真実は伝達されること
なく、欠格条件のみ針小棒大に伝えられ、脆弱な基盤しか持たない中小企業者た
る当該業者は、単なる風評であっても、得意先からの取引停止等により致命的な
打撃を被り、企業存亡の危機に陥る恐れが充分に考えられます。
D 当組合においては、平成14年4月25日現在、当該事業に係る補助金の交
付を一切受けていない上、業界全体が不振に喘いでいる現状にあって、一層の混
乱を招くとともに、業者にとって多大なリスクを伴う恐れのある個別業者名の公
表を、敢えて実施しようとするのは、如何なるご存念か、全く理解できず苦しん
でおります。
・買い入れ先業者
国、農畜産業振興事業団(以下当局という)の見解及び形態の要件に詳細な記載
がなく、10月25、26、29日の要綱、要領策定でも品質保持期間の扱いを全
く規定していない事実と、11月2日のQ&Aの発出から事業申請まで一週間足ら
ずの対応では、時間的制約の中で偶発的に混入したもので、意図的な作為は全く無
く、冷蔵庫内の量的な確認を行ったに過ぎません。
この様な事態に陥った責任と対応のまずさは当局にあるのではないか。不本意は
当然である。
192 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:40 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・買い入れ先会員
@ 当該事業の事業実施要領、事業助成実施要綱・要領(以下「要綱・ 要領」と
いう。)の規定に反する行為を意図して行った業者については、その業者名の公
表は当然のことと認識しております。
A しかしながら当該3社の、「品質保持期限切れ」「付け脂用の牛脂混入」の
現品は、本事業の取り組みに当り、時間的制約の中で作業ミス・解釈相違等によ
り偶発的に混入したもので、業者の意図的な作為は全く無く、加えて、要綱・要
領に明記されていなかったことによる周知の不徹底も要因になったものと思料さ
れます。
B そして、当該業者は対象から除外された場合、自らの責任において焼却処分
することを確約しております。
C マスコミュニケーションにおける最近の風潮は、BSE問題から転じて、偽
装あるいは表示が適正でないといった違反行為をセンセーショナルな報道によっ
て国民(消費者)の不信感を煽り、これがため食品全般にわたって消費者の不安
、不信は極度に増幅され、尋常な状況にはないと判断されます。
D こうした背景の中で、業者名を公表するならば、いかに不可抗力な状況で当
事者に非が無いと前置きして公表しても、真実は伝達されることなく、欠格条件
のみ針小棒大に伝えられ、脆弱な基盤しか持たない中小企業者たる当該業者は、
単なる風評であっても、得意先からの取引停止等により致命的な打撃を被り、企
業存亡の危機に陥る恐れが 充分に考えられますので公表には同意できません。
193 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:45 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・買い入れ先業者
@ 今回、補助対象外となった除外理由に該当することとなった要因は、
御省作成にかかる「補助対象外となった事例の概要」にも次のとおり
記載されており、当社が意図的な作為により行ったものではないこと
は明らかです。
ア 品質保持期限切れ
品質保持期限の扱いについては、d主催の説明会の資料に記載が
なく、口頭による説明もされていない。
また11月1日に農畜産振興事業団が策定して、11月2日に事
業実施主体に送付されているQ&A(品質保持期限が切れたものは
補助対象外として扱う旨記載)も送付されていない。
従って当該業者は品質保持期限の扱いについて承知していなかっ
たと認められる。
イ 形状に問題(付け脂用の牛脂が混入)
内容物の確認漏れにより外表示の重量を保管対象牛肉として申請
したものである。これは事業説明会から保管対象牛肉の入庫まで3
日と短期間であったためであると認められる。
A しかるに、個別業者名が公表された場合、意図的な作為の有無、対
象外となった数量の規模、除外理由並びに経緯にかかわらず、要綱・
要領への違反ということのみが報道され、一律に恰も意図的な作意が
あって偽装したかのごとく受け止められる風潮があります。
B 業者名が公表された場合、大型小売チェーン店、生協などでは直ち
に被公表業者に対し取引停止(納入停止)の措置を取ると仄聞してお
ります。
C そうなれば、当社の如き零細企業は忽ち資金繰りに困窮し、倒産に
至る可能性が極めて大きいといえます。
D 所轄官公署、所属団体の指導に従って行ったことであり、何ら責を
受けるべくもない事項であるのに、かかる被害を蒙ることは実に理不
尽といわざるをえません。
194 :
税金泥棒の言い分 :02/05/03 12:48 ID:Ry2hmCOq
■牛肉在庫緊急保管対策事業の補助対象外となった事例の概要(農水省・畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020501press_3.htm ○事例の公表に不同意の理由
・買い入れ先業者
○ 2001.11.8 当社の保管対象牛肉を出庫。
同日締結の契約書条項に記載されている通り、この時点では「1,
市場放出」「2,国の買い上げ」「1,2以外」の案件で、処分方法は
決定されていない。これは、あくまでも「保管」である。(第8条)
また、保管牛肉の移動、移出の禁止が記載されている(第5条)
○ 契約条項に記載されていない項目をつくりあげて、とやかくいう農
水省こそは、契約違反である。
○ BSE検査前の牛肉を市場から隔離し、国民の不安を払拭、安全確
保という国の指示に従い、検査前の牛肉をすべて出した。国民安全の
ために、とにかくすべてを出した。当然のことながら、これが「善」
であり、当時の状況からして、当冷蔵庫内に、少しでも残しておくこ
とは、消費者のためには「悪」と考えるのは当然のことである。
○ 当社は、他社のようにラベル張り替え・検査後の牛肉を出すなどの
行為はいっさい行っていない。
○ 国民の不安払拭・安全確保のために、最善を尽くした当社をマスコ
ミにさらすという農水省の姿勢に怒りを感じる。とともに、農水省の
たびかさなる不手際(数年まえの肉骨粉輸入も含む)に比較すると、
当社は、優良企業であるともいえる。
○ 2002.4.22農水省職員たちと話し合ったが当社の「善」を認めた。
○ 以上のことから、農水省の過去の不手際に対する謝罪もなく、牛肉
在庫保管対策事業の主旨の方向性がくるってきているように思える。
農水省の不透明さを正すことなく、真の国民の安全を守るわけでもな
く、ただ汚名払拭のみに集約されているのではないだろうか。
○ 日本の食料自給率の低下をみてもわかるように、国の姿勢を正さな
い限り、畜産界も壊滅してしまう。
○ 公表概要文面中に、誤りがある。
「2 説明」−−下から3行
「意図的な作為は認められない」ではなく、「農水省の手落ちにより−
−」と書くべきである。
○ どうしても公表するのならば、この文面、一文字省略することなく
お願いしたい。
195 :
:02/05/03 12:59 ID:Ry2hmCOq
▽新得の道立畜試、BSEの学術研究機関の指定を受ける 2002/05/03 09:40
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020503&j=0044&k=200205031691 【新得】十勝管内新得町の道立畜産試験場は二日までに、農水省から牛海綿状脳
症(BSE)の学術研究機関の指定を受けた。BSEの学術研究機関指定は全国で
初めて。疑似患畜の経過観察や定期検査を続け、BSEの発症過程などを解明する。
BSEと確認されると、感染牛と同じ牛舎にいて関連性が高いと見なされた牛は、
家畜伝染病予防法でと殺処分が義務付けられているが、学術研究施設の指定を受け
ると、研究目的で飼育できる。道は二月に農水省に申請していた。指定は二○○四
年四月末まで。
同畜試は、疑似患畜の歩行や行動の経過などを観察し、感染の判断材料になる
データを蓄積する。また疑似患畜がBSEを発症した場合も、飼育を継続して観察
するほか、死亡後は異常プリオンが蓄積するとされる脳の切片などを保存すること
もできる。
道は昨年十二月、国内二例目のBSE感染牛と確認された宗谷管内猿払村の酪農
家が飼育し、疑似患畜と認定された十五頭を買い取り、同畜試で飼育している。う
ち一頭は死亡したが、BSE検査は陰性だった。 北海道新聞
196 :
:02/05/03 13:01 ID:Ry2hmCOq
▽買い上げ対象外の肉を申請した業者名を公表へ 農水省
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200205/02-01.html 国がBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策で買い上げた国産牛肉の中に
対象外のものが多くまじっている問題で、農水省は1日、対象外の牛肉の買い上げ
を申請した業者名を、同意がなくても1カ月後をめどに公表する方針を決めた。同
省は「社会的関心が高い事業の透明性を確保するため」としているが、各業者は「
申請ミスは農水省の説明不足が原因。倒産につながるかもしれず、死活問題だ」と
反発している。
品質保持期限が過ぎていたり、骨が付いた肉の骨部分などは買い上げ対象となら
ない。しかし、国が買い上げた国産牛肉の再検査で対象外の肉が相次いで見つかり、
1日にも新たに2・1トンを買い上げ対象から除外したと農水省が発表。買い上げ
から外す保管牛肉は計6・8トン(15業者分)になった。
同省はこれまで「業者の同意を得て業者名を公表する」としていたが、方針を転
換。「1カ月かけて同意を得る努力をするが、同意がなくても、1カ月後に業者名
を明らかにする」と決めた。
業者側は同省に対する回答文書の中で、「社会的制裁であり、理不尽だ」「業者
名の公表は需要回復につながらない」などと主張している。
農水省は約1万2600トンの買い上げ牛肉のうち、4月21日までに計438
8トンの再検査を終えた。【BSE取材班】
(毎日新聞2002年5月2日東京朝刊から)
197 :
シンポジウム延期 :02/05/03 13:02 ID:Ry2hmCOq
■国際獣疫事務局(OIE)のBSE専門家訪日の延期について (農林水産省)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020502press_1.html 我が国の牛海綿状脳症(BSE)対策について専門家からの助言をいただくため、5
月7日〜15日の間、国際獣疫事務局(OIE)からBSEの専門家マーク・サヴェイ教
授の招聘を予定しておりましたが、都合により5月7日からの訪日を6月に延期し
たいとの連絡がありました。
このため、5月14日開催予定の「牛海綿状脳症(BSE)に関する国際シンポジウ
ム」につきましても延期することとなりました。
今後の具体的な来日日程、シンポジウムの開催日については、OIEとの調整のう
え、決まり次第、改めてお知らせいたします。
198 :
:02/05/03 13:07 ID:Ry2hmCOq
▽JAも改革を、信頼回復へ農相 BSEで緊急座談会(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020503.html 武部勤農相は、日本農業新聞主催のBSE問題や食品の安全性をテーマにした
緊急座談会で、BSE問題や食品偽装で失った食の信頼を取り戻すため、消費者に
軸足を移した農政となる「食と農の再生プラン」の実現に強い意欲を示した。また、
食肉偽装で信頼を落としたJA系統には「解体か改革か、どっちを選ぶか訴えたい」
などと述べ、協同組合主義の見直しを含む抜本的な改革を訴えた。
「食と農の再生プラン」は、農水省のBSE対応を「重大な失政」と断罪したBSE
問題調査検討委員会(農相と厚労相の私的諮問機関)の報告を受け、武部農相が
打ち出した。消費者に軸足を移した農政への大転換を表明している。
座談会で武部農相は、「農水省やJAはリフォームの段階ではなく、建て直しの
時期に来ている」と出直し的な大改革を提唱。「農村や生産者サイドに不安や混乱が
あるかもしれないが、乗り越えていかなければならない」と、生産者に理解と協力を
求めた。
また、消費者に食の安全性問題を正しく認識してもらうため、「食の安全国民会議」を
全国的に進める考えを示した。座談会には、武部勤農相のほか、BSE問題調査検討
委員会の委員長を務めた高橋正郎女子栄養大学大学院客員教授、同委員会のメンバー
で報告の起草に当たった日和佐信子全国消費者団体連絡会事務局長、全国農協
青年組織協議会の門傳英慈副会長の四氏が出席した。
199 :
:02/05/03 13:12 ID:Ry2hmCOq
▽食品安全強化へ準備室 JA全農が機構改革(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020503.html JA全農は、子会社全農チキンフーズの鶏肉偽装事件を受けて、一日付で機構改
革を行い、不祥事の再発防止と信頼回復対策に乗り出した。食品の適正な取り扱い
を強化するため「食品安全・適正表示管理体制準備室」を設けたほか、子会社を統
括する「関連事業グループ」を設置しグループ全体の経営管理体制を整備する。い
ずれも臨時機構で、八月に正式な機構を立ち上げる方針だ。
今回の機構改革は、全農チキンフーズ問題調査委員会の報告を受けて三月にまと
めた再発防止対策と、農水省の業務改善命令への対応を具体化した。
食品安全・適正表示管理体制準備室は、事業部門ごとに分散している消費者窓口
の一本化や、県本部や子会社を含めた食品管理体制の把握と適正指導のため、抜き
打ち検査などを検討する。八月に立ち上げる新機構は、役員直轄で「かなりの権限
を与える」(四ノ宮孝義専務)方向で調整する。外部から食品取り扱いの専門家も
登用する予定だ。
園芸販売部の東京、大和(神奈川)、大阪の三つの生鮮食品集配センターには、
それぞれ場長直轄の「品質表示管理グループ」を新設した。商品の品質や表示の点
検、検査を強化する。
このほか、JAの生活店舗の収支改善に向け、生活部に店舗事業経営対策室を設
置。経営不振店舗の統廃合や業態転換など指導を強化する。
今日も頑張ってねRy2hmCOq=JN+xGqHk
>200 キミもねネンチャックン
202 :
:02/05/04 22:03 ID:wNNBGm2g
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020504i312.htm 韓国が豚の口蹄疫確認
【ソウル4日=河田卓司】韓国の農林省は4日、京畿道安城市の養豚農
家で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある豚が見つ
かった件に関し、疫学検査で口蹄疫と確認されたと発表した。
日本政府は3日、韓国からの豚、牛類の肉、ハムなどの輸入を停止して
いる。
韓国では2000年3月にも口蹄疫が発生したが、今回のウイルスは当
時と同じタイプで、牛にも感染するという。 (5月4日21:37)
203 :
:02/05/04 22:34 ID:Q7bfSQnF
204 :
:02/05/04 23:02 ID:Q7bfSQnF
205 :
:02/05/05 01:33 ID:S2pGODH5
206 :
:02/05/05 11:25 ID:S2pGODH5
207 :
昼まで名無しさん :02/05/05 11:56 ID:Ev0vN5nv
ニュースを貼ってくださっている、 有志のかたがた、 いつも重宝してます。 今後もよろしく。
210 :
:02/05/05 15:37 ID:S2pGODH5
▽あか牛の履歴をHPで公開/福岡・グリーンコープ連合(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02050409.html 牛海綿状脳症(BSE)や表示偽装で広がった牛肉の不安を払しょくするため、
九州や山口の十一生協でつくるグリーンコープ連合(福岡市)は、四月から産直
牛肉である熊本県産褐毛和種(あか牛)の冷蔵肉の生産・流通履歴情報をホーム
ページ(HP)で公開している。六月からは対象商品を拡大する。
情報公開対象はスライス肉などの精肉五商品。パックに十けたの番号を印字、
組合員が同連合のHPにアクセスし、この番号を入力すれば、牛肉が食卓に届くまで
の生産・履歴情報が分かる。と畜施設、精肉の加工施設の写真も載せている。
情報を公開できる熊本県産褐毛和種の年間購入量は二百四十〜二百八十頭。
牛肉の年間供給高約十六億円の15%を占める。六月からは冷凍商品二品でも履歴
情報を公開する。この履歴情報に対し、四月十四日までの集計で二百二十五件の
検索実績があった。
同連合は、組合員の関心に応えるため、今後、段階的に対象商品を増やし、産直
牛肉全体で履歴情報を公開できる態勢を作り上げる意向だ。
グリーンコープ連合
http://www.greencoop.or.jp/
211 :
:02/05/05 16:27 ID:ajXIzlu+
狂牛病時代に何をどう食べるか
マリッサ クラウティア (著), Marissa Cloutier (原著),
デボラ ロメイン (著), Deborah S. Romaine (原著),
イブ アダムスン (著), Eve Adamson (原著),
池本 和夫 (翻訳)
価格: ¥1,400
単行本 - 319 p (2002/02/01)
ベストセラーズ ; ISBN: 4584186626 ; サイズ(cm): 18 x 13
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4584186626 内容(「MARC」データベースより)
それでもあなたは牛肉を食べるのですか!?
現場をもっともよく知る健康のプロたちが警鐘を鳴らす。
狂牛病の発症例がないアメリカからの自己批判と改革提言。
大好物の牛肉をやめたいと思っている人たちに。
212 :
:02/05/06 00:08 ID:ixxyPVR/
213 :
:02/05/06 08:47 ID:ixxyPVR/
214 :
朝まで名無しさん :02/05/06 16:34 ID:sQcw0Mjn
217 :
:02/05/06 19:49 ID:ixxyPVR/
■農水省、業者名を来月公表・買い取り対象外の牛肉申請 (日本経済新聞) 雪印食品の牛肉偽装事件を受けた買い取り牛肉の再検査で、農水省は1日、 買い取り対象外の肉を申請した業者名を公表することを決めた。同日までに判明した 15社のうち11社については6月上旬にも明らかにする。 農水省はこれまで業者側の同意を公表の条件としていたが、15社は同意しなかった。 同省は「社会的関心の高い事業の透明性を確保するため公表が必要」と判断した。 今後判明する業者に対しても、約1カ月間同意するよう説得した後、公表する。 これに対し、業者側は「対象外の肉が混入したのは農水省の説明が不十分だった ため」「社名の公表で経営に悪影響が出る」と反発している。
218 :
昼まで名無しさん :02/05/07 10:29 ID:U6fOEwVf
あがぇ
219 :
:02/05/07 13:47 ID:PZS5pWJV
■健康食品包むカプセル BSE発生で原料切り替え
「牛」「豚」やめトウモロコシに ファンケルが商品化
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne243002.htm 化粧品・健康食品大手「ファンケル」は、健康食品を包むカプセルについて、
トウモロコシのでんぷんを原料にした新型カプセルの商品化に成功した。
従来のカプセルは、牛や豚など動物から採れるゼラチンを原料にしていたが、
BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の発生で、動物を原料にした商品に対する消費者の
不安が高まっていることに対応した。
同社は、植物から採れる原料を使った健康補助食品用のカプセルの商品化に成功
したのは、世界で初めて、としている。
新型のカプセルは、トウモロコシから採れるでんぷんを黒酵母で分解してできる
水溶性のプルランという多糖類を使った。
有効成分を詰める機器の改良などで、従来のゼラチンを使ったカプセルと、ほとんど
変わらない生産性を確保したという。
5月20日から導入を始め、8月下旬をめどに、カプセルを使用している商品11品目
すべてで、新型に切り替える方針だ。 2002年4月30日 東京読売朝刊
220 :
:02/05/07 17:45 ID:tTPDhHPD
▽ゴーヤー、取扱額17%増で1位に/協同青果01年度実績(琉球新報)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2002/2002_05/020507i.html 沖縄協同青果はこのほど2001年度の青果物取り扱い実績をまとめた。
数量は最高を記録した前年をわずかに下回る8万9509トン(対前年比0・6%減)、
金額は平均単価が過去最安値の165円で推移したため同5・8%減の147億
7399万7000円となった。景気低迷や消費者の低価格志向のほか、テロや
BSE(狂牛病)の発生が青果物需要の減退にも波及したため厳しい年度となったが、
九州・山口地区全体の金額の落ち込み(同8・2%減)は下回った。
ニガウリ(ゴーヤー)の好調さが顕著で、品目別の取扱金額実績で一位の座に
躍り出た。
221 :
:02/05/08 00:35 ID:G3gfjmVg
222 :
:02/05/08 00:37 ID:G3gfjmVg
■ポーランド共和国における牛海綿状脳症(BSE)の発生について(生産局畜産部)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020507press_5.html 1 平成14年5月7日、国際獣疫事務局(OIE)から、ポーランド共和国南部
マウォポルスカ州において牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛1頭が確認された
旨の情報を得た。
2 このため、本日付けで動物検疫所に対し、同国からの牛及びめん山羊並びにそ
れら動物由来の加熱処理肉等(加熱処理肉、加熱処理臓器、肉及び臓器を原料とし
た加工品、ケーシング、精液、受精卵、未受精卵等)の輸入検疫証明書の発行を停
止する旨指示し、緊急に輸入停止措置を講じたところである。
なお、これまでに同国からの生きた牛、めん山羊、肉骨粉の輸入はない。
問い合わせ先 生産局畜産部衛生課 担当者:杉浦、伊藤
代 表:3502−8111(内線4045 、4046)
直 通:3502−8388
223 :
:02/05/08 08:15 ID:G3gfjmVg
(05/07)ポーランドでもBSE発生・農水省、輸入を禁止 農水省は7日、ポーランドでBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)に感染した牛が みつかったと発表した。国際獣疫事務局(OIE)が把握している発生国としては、 日本やスロベニアなどに続いて21番目。 農水省は同日付でポーランドからの牛肉や牛肉加工品の輸入を認めないことにした。 [2002/05/08 日本経済新聞]
224 :
:02/05/08 10:13 ID:G3gfjmVg
▽米国の対日牛肉輸出,今年は20%減の25万d見込み
http://www.e-chikusan.com/news/news.htm 牛肉輸入量が激減し,改めてBSEの影響の深さを浮き彫りにしている。
今年1〜3月の累計輸入量は9万9734d。前年同期比40%減という惨憺たる状況。
これまで右肩上がりで対日輸出を伸ばしていたカナダも,前年同期比26%減と
苦戦する。しかし,これでも輸出4大国の中では最も減少幅が小さい。
最も多いアメリカからの輸入は3月までで5万3912d,前年同期比32%減となって
いる。米国食肉輸出連合会によれば,今年の日本の牛肉輸入量は前年比25%減の50
万6000d,うちアメリカからは20%減の25万dと予測しており,これでも最悪の状態
からは20%ほど回復すると見込んでいる。1日でも早い消費者の信頼回復のため,
主婦を対象にした「愛されるビーフ」キャンペーンを実施中で,10年以上BSEの
発生がないアメリカとしては,検査体制のより一層の充実で信頼のアメリカン
ビーフを訴求していく。
225 :
:02/05/08 10:17 ID:G3gfjmVg
▽牛肉販売規制を見直し=BSEの減少背景に緩和も−英食品基準庁 【ロンドン7日時事】英食品基準庁(FSA)は7日、BSE(牛海綿状脳症、 狂牛病)の人間への感染を防止するために導入した牛肉の販売規制措置を見直す ことを明らかにした。具体的には30カ月を超える牛を食用とすることを禁ずる 規則(OTMS)を見直す。これはBSEと、人間に似た症状が表れる新型のクロ イツフェルト・ヤコブ病の関係が確認された1996年に導入された。FSAでは、 見直しには緩和する選択肢も含まれるとしており、同規則が緩和される可能性が出 てきた。 2002/05/08−07:09 時事通信
226 :
:02/05/08 12:46 ID:sybGcOIo
227 :
記事前半 :02/05/08 12:57 ID:sybGcOIo
【社説】食の安全 “顔の見える関係”一段と(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/2002/05/06/009.htm 食べ物に対する人々の関心がかつてなく高い。昨秋来のBSE(牛海綿状脳症、
狂牛病)問題をきっかけに、安全性を疑われる事実が芋づる式に明らかになった影
響だろう。
やや大げさにいえば、人類として肉食とどう向き合うのか、根源的な部分が問わ
れている。
表示のうそは食肉ばかりでなかった。しかも商社や農協系、大手を問わず行われ
ていた。生産者と消費者双方にどれほど不信感を植え付けたことか。ブランドを誇
った雪印食品が四月末、解散に追い込まれたのは象徴的である。
BSEは社会にさまざま波紋を広げている。「食の安全」を確かにする課題を考
えたい。
<おごるべからず>
食品の安全性を揺るがす事件は過去たびたび起きている。O157の集団食中毒
であり、異物混入、残留農薬や添加物、遺伝子組み換え作物などに起因するケース
だ。
BSEがこれらといくらか異なるのは、種を超えて人間に感染する可能性である。
また、もともと草食動物の牛に肉骨粉という餌を与え、いわば共食いさせてきた
飼育のありようだ。
いかに効率を追求した結果とはいえ、少なからぬ人々に違和感を抱かせる。自然
の摂理が人間のおごりを戒めたとする見方も、まんざら的外れではないと思える。
人間は生きるために、穀物や青果物を栄養にするのはもちろん、他の生き物の生
命を常にもらっている。牛や豚、鶏などの家畜は最も都合よく飼いならしてきた。
といって、“食料生産装置”であるかのごとく扱うのは許されない。BSE問題
は、人間が絶対的存在ではあり得ない点を鮮明にする。問題克服には、その自覚と
長期的な構えが何より求められる。
228 :
記事後半 :02/05/08 12:57 ID:sybGcOIo
<地道に粛々と> BSEが最初に発生した英国ではすでに百人余が死亡したという。若年層に痴ほ う症状が表れ、現段階では手の施しようがない。 ただしそれは、十八万頭にも及ぶBSE感染牛の累計や脳などを食べる習慣を踏 まえて受け止めるべきだ。日本では今のところ、感染牛は三頭にとどまる。国民一 人当たりの肉の摂取量も半分ほどである。 BSEは伝達性の疾患だ。危険要因をきちんと断ち切ることで、相当程度まで防 げると考えられる。 昨年十月に始まった出荷牛の全頭検査は市場の信頼を得つつある。牛が売買で移 動しても出生地や肥育場所が分かる“戸籍作り”も動きだした。地道な取り組みを 粛々と実行する以外にない。 ここにきて予期せぬ困った現象も浮上した。県内をはじめ各地で、いわゆる廃用 牛の処理が滞っている。高齢で乳の出なくなった乳牛は、最後は食肉に回すことで 多少とも酪農家の収入になる。それに伴い、牛の更新が進む。 ところがこれまでの国内感染牛がいずれもこの種類であることから、生産者に不 安がよぎる。もしBSEと確認されれば、産地も自分も信用が崩れると考えるため だ。やむにやまれず、獣医師に薬殺を依頼する例も見受けられる。 全頭検査はBSE発生国である以上、感染牛の潜在を前提に全力で発見する。そ れらを市場から排除し、小売店や消費者に安心のメッセージを送る目的である。水 面下に隠れてしまえば趣旨を損ねかねない。 そこまで重圧を受けている生産者の苦境を、どうしたら打開していけるか。行政 の支援はもとより、生産者と消費者の関係を無関心や不信から、共存、信頼へと転 換し、発展させなくてはならない。 一連の経緯を通じ、いや応なしに進む食料流通のグローバル化を目の当たりにし た。世界のどこで病気やトラブルが起き、いつ国内に流れ込んでくるか分からない。 <双方向の関係でこそ> 日本は往々にして後手に回る。BSE発生に際しての国の対応は最初の手違いが 後々まで尾を引く、重い教訓に満ちた事例である。 加えて食品の産地や加工の表示がたやすく偽装され、企業が目先の利益に走りが ちな一面も浮かんだ。 法規制の強化は当然である。同時に、消費者が産地や中身に従来以上の注意を払 い、生産者も常に消費者の顔を意識する“双方向”の関係づくりが重みを持つ。 消費者がブランドや規格に過度にこだわらなければ、見てくれは悪くも品質のい い国内農産物はもっと流通に乗ってくると思われる。 生産者の側も限られた耕地と労力を生かし、健康な作物を育てている実情を知っ てもらう努力が要る。 輸入品が大量に出回る現状はすぐには変わらないにせよ、最近は輸送距離やエネ ルギーをとらえ、なるべく減らす方が食の安全や環境保全にかなうという考え方が 出ている。 顔の見える範囲で作られた食べ物はそれだけ安心できる。高齢者らが重い野菜は 無理でも、インゲン豆やピーマンなどを多品種少量生産することで、スーパーの売 り場を多彩にしているのは一例である。 BSEの災いを転じて福となす役割が一人ひとりに問われている。
229 :
:02/05/08 15:34 ID:zat0KYmw
▽島根県議会がBSE問題でと畜場など視察 (山陰中央新報)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2002/05/08/05.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の影響で滞留する島根県内の廃用牛処理の実態
を把握するため、県議会農林水産委員会は七日、大田市朝山町の県食肉公社と畜場
などを視察し、処理体制の現場を調査するとともに、生産者団体代表らと意見交換
した。視察を踏まえ同委員会は今後、国、県に対するBSE施策の充実や提言など
を検討する。
視察には、島田三郎委員長ら同委員会のメンバーや県の担当者十七人が参加した。
廃用牛対策の意見交換会では、酪農家や和牛生産、肥育農家の三人の生産者代表
と、廃用牛を計画的に処理していく事業主体の全国農業協同組合連合会(全農)県
本部、県家畜商組合、東酪農農業協同組合の代表たち関係者八人が出席。
生産者代表からは「畜産振興の立場から廃用牛を出荷した後の後継牛導入への補
助を」「低迷する子牛価格への県の補助金を四月以降も継続してほしい」「BSE
検査で安全といわれる牛肉の消費がいま一歩。関係機関一丸となったPRの充実を」
などの要望、意見が出された。
島田委員長は「意見を今後、精査し、県の施策に反映できるよう努力したい」と
答えた。
意見交換会の前に行われた視察では、同公社と畜場で、牛の解体処理工程を見た
後、四月二十五日から廃用牛の受け入れを開始し、現在、十一頭が収容されている
同市波根町の廃用牛一時集約施設を見学。担当者から管理の仕方や出荷計画などの
説明を受けた。
県によると、廃用牛の処理は、全農など三団体を事業主体に、国の緊急事業を活
用し実施。県内処理は四月下旬から本格的に始まり、事業期間の来年一月末までに
千七百六十三頭の廃用牛を出荷する。県食肉公社と畜場では当面、月八十頭ペース
で廃用牛を処理、販売ルートに乗せていく。
232 :
:02/05/09 01:24 ID:JO3gh+vz
233 :
:02/05/09 01:34 ID:JO3gh+vz
▽消費支出、初の6年連続減少=01年度の全世帯家計調査−総務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020508-00000057-jij-bus_all 総務省が8日発表した2001年度の全世帯(単身世帯を除く)家計調査によると、
一世帯当たりの消費支出は30万6384円と、物価変動の影響を除いた実質で
前年度比2.1%減少した。6年連続のマイナスで、1963年から現行方式で
統計を取り始めて以来、初めて。景気低迷で消費抑制が続いていることに加え、
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)や暖冬も影響した。
項目別で減少が目立つのは、BSEで肉類の落ち込みが大きかった「食料」
(1.5%)や「被服・履物」(3.8%)で、ともに11年連続の減少。また、暖冬で
灯油の消費が減った「光熱・水道」(2.5%)は4年ぶりにマイナスとなった。
(時事通信) [5月8日17時2分更新]
234 :
:02/05/09 01:36 ID:JO3gh+vz
▽廃用牛問題 県議会委が大田市で視察 「地元で処理再開を」 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020508-00000007-mai-l32 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の影響で滞留する廃用牛問題について、
処理体制や一時集約飼養施設の状況を調べる県議会農林水産委員会(島田三郎
委員長、8人)の県内視察が7日、大田市内であった。また関係者との意見交換も
行った。
午前中、朝山町の県食肉公社と県食肉衛生検査所で処理体制などを調査した。
午後、波根町のJA石見銀山肥育センター跡地で一時集約施設の調査を行った。
同公社で行った生産者、関係団体との意見交換では、生産者代表が「昨年秋
以来、大阪でも処理されているが、手間もかかり地元での再開をしてほしい。また
全頭処理はやめてほしい」「まだ牛肉を敬遠する向きがある。再度牛肉安全PRを
した方がいい」などの声が出た。
県側は「全頭処理は国と協議しながら決めるが、厳しいとの認識を」「PRについては
さらなる方法を考える」と答え、委員会は「今日の意見などを参考にして県、国に
要望していく」とした。 【筆谷慶三】(毎日新聞)
235 :
:02/05/09 01:38 ID:JO3gh+vz
▽機密費流用事件時の次官経験者退職金、9千万円前後
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020508-00000213-yom-pol 川口外相は8日の衆院武力攻撃事態対処特別委員会で、機密費流用事件
当時の林貞行、柳井俊二、川島裕の3外務次官経験者の退職金について、
8900万―9500万円に上ったことを明らかにした。石井紘基氏(民主)の質問に
答えた。
外相は「プライバシーの問題がある」として匿名で100万円単位の額を答弁した。
読売新聞の調べによると、37・5年勤続で次官退職後に駐英大使を4・4年
務めた林氏の約9500万円が最高額で、川島氏が約9100万円、柳井氏が
約8900万円だった。
次官経験者の退職金をめぐっては、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題で
事実上、更迭された熊沢英昭・前農水次官に、早期退職者に対する上乗せ額も
含め8874万円が支払われ、批判された。
日経連の調査(2000年9月現在)では、従業員3000人以上の大企業の大卒、
勤続35年の管理・事務・技術労働者の退職金額の標準は約3000万円。不況に
苦しむ民間からは恨み節が聞かれそうだ。(読売新聞)
236 :
記事前半 :02/05/09 01:55 ID:JO3gh+vz
[クリック鳥取]BSE・特定危険部位焼却経費 県が国に負担求め対立 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020508-00000001-mai-l31 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で国が義務づけた牛の特定危険部
位の焼却経費を巡り、国と県が対立している。県は「BSE発生は国の責任」と生
産者が負担する経費を国に求めたが、国は「負担は計画していない」と拒否した。
互いに譲らず平行線をたどっているが、市況低迷に苦しむ生産者への国の失政のツ
ケ回しに、他の自治体からも悲鳴が上がっている。 【桜井由紀治】
◆投書がきっかけ
牛の頭部、せき髄などの危険部位の焼却処分は厚労省が昨年10月から、都道府
県に義務づけた。国の補助はなく、焼却経費は処理場を持つ自治体負担が多い。
しかし県内には民間の「県食肉センター」(名和町)が1カ所あるだけ。当初は
センターが施設内での焼却費用を負担していたが、燃料費増が経営を圧迫する恐れ
が出たため、1月中旬から1頭640円の実費負担を生産者に求めている。
今年2月、赤碕町の女性から「焼却は国の経費で実施すべきであり、農家負担は
納得できない」との抗議の投書が県に届いた。
県は補正予算に経費負担を盛り込むよう検討していたが、片山善博知事は、投書
を受けて2、3月の2回、農水省に焼却経費の負担を求めたが、法整備されていな
いことを理由に拒否された。
県によると、昨年10月から今年3月までの処理頭数は3630頭で負担費は計
230万円。このままでは月600頭前後の危険部位焼却に生産者負担が続く。
◆他の自治体も悲鳴
月1500頭を処理する岩手県の第三セクターは危険部位を産廃業者に委託処分
している。しかし費用負担から三セクは01年3月期、赤字決算となり、4月から
焼却・運搬費として1頭1700円を生産者負担とした。
一方、市営の処理施設を持つ阿波牛の産地・徳島市は月約700頭の処理で焼却
灰の搬出費などを含め月約70万円の経費増になった。今春、新たに焼却用の機械
を400万円で導入。秋には焼却炉も買い替えを迫られており、市担当者は「管理
者責任で市が負担してきたが、将来的には使用者負担も検討する必要がある。本当
は国が負担してくれれば助かるのだが……」と漏らす。
237 :
記事後半 :02/05/09 01:55 ID:JO3gh+vz
◆猛省を促したい 農水省生産局は「経費負担は計画しておらず、鳥取県だけに特例は認められない。 焼却施設などハード面の整備なら支援したい」と話している。 これに対して、片山知事は「金額の問題ではない。BSE発生は国の失政で招い たのだから筋を通すべき。今後も国に経費負担を強く求め、猛省を促したい」と譲 らない姿勢だ。 ◆県の姿勢、評価できる 富野暉一郎・龍谷大学教授(地方自治論)の話 本来、国の責任ですべきことを 自治体が尻ぬぐいすることはあってはならない。立場を明確に国に「ノー」という 鳥取県の姿勢は評価できる。農水省はBSE問題を反省し、苦しんでいる農家をど う救済するか真剣に考えてもらいたい。 ◆「国まかせにせず独自の販売戦略を」 大栄町の農家、前向きに 肥育農家15戸が約3000頭の牛を飼う大栄町。月平均5頭を出荷する町内の 生産者の1人の南場政彦さん(43)は「永遠に負担することになる農家の身にな って考えてほしい。国も責任を認めるなら、これ以上ツケ回しをするな、といいた い」と憤りを隠さない。 農家の多くは後継者で平均年齢も47歳と若い。しかし、BSEが発生したうえ 産地偽装問題が発覚した時には「全く先が見えない状況で、みんな前向きには なれ なかった」という。「牛を飼うのはもうやめる」と言い出す仲間まで現れた。 南場 さんらは毎週のように集まって「今、やめたら何も残らない」と深夜まで話し 合い、 脱落者を食い止めた。 枝肉価格は底値を打ってようやく上向きになってはきたが、まだ苦しい状況に変 わりない。それでも、南場さんらに前向きに取り組んでいく余裕が生まれた。「深 夜まで話し合い太いきずなができた。今は国まかせにせず、自分たちが誇りを持て るような独自の販売戦略を考えていこうとしているんです」。この言葉を聞いて、 国は何を思うだろうか。(毎日新聞)
238 :
:02/05/09 16:46 ID:QTz4npkw
▽与党、BSE法案で修正案 病名変更や期間を明記(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02050902.html 自民、公明、保守の与党三党は八日、牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法案
の修正案をまとめた。BSEを含む「伝染性海綿状脳症」という病名は、病気の特
性を正しく理解してもらうため「伝達性海綿状脳症」に改める。野党が修正を求め
ていた五年間の時限立法とする考え方は、BSE発生時の対応マニュアルとなる基
本計画に「期間」を明記することを盛り込んだ。与党はこの修正案をもとに野党と
最終調整し、与野党一致で法案の提出、成立を目指す方針だ。
BSE特措法案は四月下旬に与党三党がまとめたもの。これに対し、野党は1.
五年間の時限立法とする 2.廃用牛の国による買い上げ 3.一定月齢以上の死
亡牛全頭にBSE検査を義務化 4.畜産農家や関連業者への「助成」の明記――
を指摘し、修正を求めていた。
今回の修正は、病名変更や基本計画の期間の明記、牛肉骨粉の禁止規定の強化が
柱。
病名を「伝達性」と改めるのは、BSEが他の伝染病とは異なり、接触などで感
染、まん延する病気ではないことを明確にするため。病名を定めた家畜伝染病予防
法を改正する。
牛肉骨粉を含む飼料の禁止規定は当初、「牛の飼料に限る」としていたが、豚や
鶏用の飼料も含まれるよう、「牛に使用される恐れがある飼料」の製造・販売・輸
入を禁止する。牛肉骨粉を牛に与えることは、全面的に禁止を明記した。
ただ、野党が修正を求めていた死亡牛のBSE検査は、「必要な時」として義務
化していないため、野党は引き続き「二十四カ月齢以上は全頭義務付ける必要があ
る」と、修正を求める方向。畜産農家や関連業者に対しては「経営安定に必要な措
置を講じる」と、「助成」は明記していないため、野党は「必要な措置」の明確化
も求めていく考えだ。
239 :
:02/05/09 17:10 ID:QTz4npkw
▽全世帯消費支出、6年連続の減少・家計調査(日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020509CEEI028808.html 総務省が8日まとめた2001年度の全世帯の家計調査によると、1世帯あたり月平
均の消費支出は30万6384円となり、物価変動を除いた実質で前年度比2.1%減少した。
前年度の水準を下回るのは6年連続。食料品や教育などへの支出減少が目立った。
消費支出を費目別にみると、食料品は1.5%減って11年連続で前年度比マイナスと
なった。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)などの影響から牛肉が23.8%と大幅に減少。
(以下略)
240 :
:02/05/09 17:25 ID:QTz4npkw
■武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年5月7日(火) 8:50〜8:56 於:(衆)議員食堂)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020507daijin.htm ○英国食品基準庁クレブス議長との意見交換の内容等について
Q: 英国の食品基準庁の議長との懇談ではどのような意見交換が具体的にあった
んでしょうか。あと今後の食をめぐる議論の中でどのように生かしていけるという
ふうに大臣自身はお考えになっていますか。
A: 英国はご承知のようにBSEを経験いたしまして、2年前からFSA、食品
基準庁が設立された経験をお持ちなんで、そういったことについて、意見を聞き、
会談を行って参りました。我が国においては、昨年の9月にBSE発生が確認され
て以降、執った措置を申し上げ、4月2日の調査検討委員会の提言等を説明すると
ともに、英国における食品行政の回復、取組等について質問を行ったところであり
ます。クレブス議長からは、FSAは消費者の利益を最優先させていくこと、独立
性を確保していくこと、全ての議題をオープンにして透明性を確保していくことと
いう、三原則に基づいて業務を行っていくというようなお話しがございまして、さ
らに国民の評価を確保していくためには、社会全体の関与の下で常に政策決定して
いくのが大事だというような説明がございました。私共も今、食品安全行政の組織
等のあり方についてリスク分析に基づいて、リスク評価、リスク管理、リスクコミ
ュニケーションをどう組み合わせていくかということについて、今、検討中であり
ます。英国のタイプと我々が色々議論していくことについて、率直な意見交換を行
った次第でありまして、かなり専門的な議論がありましたので、今日は短い時間で
すからあまり詳しく申し上げられませんけれども、非常にいろんな意味で勉強にな
ったと思っております。
253 :
朝まで名無しさん :02/05/09 23:23 ID:gJdyskIX
254 :
:02/05/10 00:43 ID:cDkZczlO
255 :
あさひ :02/05/10 08:31 ID:QBVbEy0y
廃用牛専用の処理場設置へ 岩手県
http://www.asahi.com/national/update/0510/005.html 乳用や繁殖などの役目を終えた廃用牛の処分を進めるため、岩手県は全
国で初めて廃用牛専用の処理場を設ける。早ければ今月中にも稼働する。
県内には牛の処理場が1カ所あるが、もし検査で牛海綿状脳症(BSE)
という結果が出れば産地ブランドに影響が出かねないため、処分が滞って
いるのが現状。専用処理場は、処理を促すことと、万が一の場合に普通の
食肉に影響が及ばないようにする狙い。
現在国内には廃用牛が約5万8000頭(農水省推計、3月末現在)、
岩手県内には約2千頭、滞留している。廃用牛は本来なら次々と食肉処理
されるが、年齢が高く肉骨粉を食べている可能性があるため、処理場も受
け入れにくい状況。現在は休日に別枠で受け入れているが、月200〜3
00頭さばくのがやっと。
新たな専用処理場は、現在は休止中だが3月まで豚肉を処理していた江
刺市にある民間処理施設につくる。この施設は食品の総合衛生管理製造過
程(HACCP)に対応しておらず、国から処理費用の助成金が受けられ
なかった。しかし、県の陳情で、助成されるように制度改正されたため、
県が専用施設化に踏み切った。
事前に全農岩手県本部が年齢や状態を見て、発症の可能性が高そう、と
判断された牛を中心に専用処理場に送られる。解体・検査後は出荷せず
に、すべて焼却するという。(08:25)
256 :
:02/05/10 10:34 ID:mCZ3BqS+
▽偽装まん延、何となく=不正に鈍感、取締役会機能せず−雪印食品 (時事通信)
2002年5月10日(金)9時23分
http://news.lycos.co.jp/topics/science/epidemic.html?cat=1&d=10jijiX452 BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策のために設けられた牛肉買い取り制度を
悪用した雪印食品の現場では、日常的に産地を偽装することが繰り返されていた。
農水省の調査に対し、同社従業員は「善いか、悪いかと問われたなら悪いと思う。
何となくやっていた」と答えた。偽装がまん延し、従業員一人ひとりの不正に対する
感覚がまひしていた。それをチェックする取締役会も機能せず、古い日本的経営
体質が同社の破たんに結び付いた。
関西ミートセンターで豪州産牛肉を国内産の箱に詰め替えた疑惑が報じられた
今年1月下旬、農水省は同センターの全従業員から事情を聴いた。担当職員を驚か
せたのは、産地偽装が常態化していたため、いつから偽装工作が始まったのかが
各従業員によって証言が一致しなかったことだ。
257 :
:02/05/10 10:37 ID:mCZ3BqS+
▽BSEによる出荷抑制で肉用牛飼育増
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=200205099946 新潟統計情報事務所は8日、県内の畜産統計調査(2002年2月1日現在、
増減は前年同期比)を公表した。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の影響による
出荷抑制で肉用牛の飼育頭数は1万9000頭と3・3%増。1戸当たりの飼育
頭数は36・5頭で7・0%増加した。
乳用牛の飼育戸数は酪農家の高齢化や後継者不足による飼育中止などから
20戸(4・3%)減の450戸。飼育頭数は搾乳牛が減少したため全体では
1万4300頭と1・4%減ったものの、搾乳を中止した乾乳牛は廃用牛処理の
遅れから1380頭と14%増えた。
[新潟日報 05月09日(木)]( 2002-05-09-17:53 )
258 :
:02/05/10 10:46 ID:mCZ3BqS+
▽牛の耳標を広島・島根に緊急配分 '02/5/9(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn02050937.html ・家畜事業団 BSE対策で不足
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策で牛の耳に付ける耳標が広島県などで不足
している問題で、家畜改良事業団(東京都)は八日までに、広島、島根両県に緊急
配分を開始した。両県は「これで不足分は補える」と胸をなで下ろしている。
広島県は県酪農業協同組合の要請を受け、四月三十日と今月二日の二回、事業団
に対して計六百二十頭分の耳標を追加発注した。主に生後約二週間で市場に出荷さ
れる酪農牛の子牛に装着する耳標で、既に各農家に配分された。
島根県も繁殖農家が飼育する食肉牛の子牛分の不足が判明。四月二十三日、四百
頭分の耳標を緊急発注した。事業団はこの四百頭分に、三月の同県からの要望分を
含め七千頭分を一括送付した。
耳標装着は、農水省の昨年度事業で、三月末までに完了する予定だった。しかし、
耳標の配分を決める事業団が、全国一律に牛の出生率を計算した上、放し飼い農家
には十頭分を均等配付したことで、生まれてくる子牛分の不足が生じた。
事業団によると、三月末までに耳標の不足を訴えたのは、北海道、京都府、埼玉
県、滋賀県、島根県、熊本県の六道府県に上る。事業団は「今回の緊急配分で不足
は解消できるはず」とみている。
259 :
:02/05/10 10:49 ID:mCZ3BqS+
▽雪印食品5人、詐欺で逮捕(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020510it02.htm 「雪印食品」(東京都、今年4月解散)が輸入牛肉を国産牛肉に偽装していた事
件で、兵庫、埼玉両県警などの合同捜査本部は10日、業界団体に買い取り申請し
たとされる元本社ミート営業調達部長の畠山茂容疑者(55)ら当時の幹部社員5
人を、約1億9500万円の買い取り代金をだまし取ったとする詐欺容疑で逮捕、
同本社や関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)、容疑者の自宅など数か所を一斉捜
索した。
捜査本部は、相次いで判明した食品偽装の発端となった雪印食品事件の全容解明
を急ぐ。
このほか逮捕者は、元本社デリカハム・ミート事業本部長付部長の広瀬正夫(5
4)、元本社ミート営業調達部営業グループ課長の杉山静夫(51)、元関東ミー
トセンター(埼玉県春日部市)長の田崎祐輔(56)、元関西ミートセンター長の
菅原哲明(47)の4容疑者。
調べでは、畠山容疑者らは、農水省が実施したBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)
対策の買い取り制度を悪用。昨年10月末から計約30トンの輸入牛肉を国産牛肉
に偽装し、11月5日、業界団体「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」にこれを
含む計280トンの買い取りを申請。代金の一部として支払われた約1億9500
万円を詐取した疑い。
これまでの捜査では、杉山容疑者が本社分の偽装を発案。田崎、菅原両容疑者が
各ミートセンターの部下に指示するなどし、畠山容疑者は本社分の偽装について黙
認、広瀬容疑者は本社が偽装工作に使った北海道の食肉加工場に加工を依頼するな
どしたことが明らかになっている。
事件は今年1月、関西ミートセンターが、保管会社に預けていた輸入牛肉の偽装
が発覚、社内調査で3か所での偽装工作が判明した。捜査本部はこれまで吉田升三
・元社長や桜田弘巳・元専務などからも参考人として事情聴取してきた。この結果、
旧経営陣が事件に関与した可能性は低いとみているが、今後、5容疑者を追及し、
指示系統など犯行の流れをさらに詳しく調べる。 (5月10日10:45)
260 :
:02/05/10 11:01 ID:mCZ3BqS+
■牛肉偽装事件で雪印食品元部長ら5人を逮捕(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0510/003.html 雪印食品(本社・東京=4月30日付で解散)による偽装牛肉事件で、兵庫県警
と警視庁、埼玉県警、北海道警の合同捜査本部は10日、牛海綿状脳症(BSE)
対策で国が助成して国産牛肉を買い取る制度を悪用し、業界団体から約1億960
0万円をだまし取ったとして、同社の畠山茂・元ミート営業調達部長(55)ら当
時の同社社員5人を詐欺容疑で逮捕した。
調べによると、畠山元部長らは共謀して昨年10月から同11月にかけ、本社
ミート営業調達部と関西、関東の両ミートセンターの計3部門で、輸入牛肉計
約30トンを国産牛肉に偽装。他の国産牛肉とあわせた計約280トンを同11月
6日、業界団体の「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」(東京)に買い取り申請し、
今年1月、代金の一部として約1億9600万円を受け取った疑い。
捜査本部は2月上旬、雪印食品本社など三十数カ所を家宅捜索、伝票類など約
1万2500点相当を押収し、分析を進めていた。(10:51)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ ☆均質国家建設の草案・構想・青写真☆ ・独裁体制+厳戒令。 ・各地の抵抗勢力を封じ込め。有力者の隔離。 ・資産没収・再分配・安定運用・農地買いまくり・脱工業国・脱経済大国。 ・再分配は物資と住宅を均質モデル化して行う。強制大移住。新区画。 ・人民管理システムの徹底強化。IT・新薬・新法・各テクノロジ結集。 ・人民再教育・意志疎通網と専用ツール配布。一部に直接議決制導入。 ・通貨廃止・配給徹底・許認可制度の詳細化・迅速化。 ・調整と工夫の徹底。そして適正かつ広範な、くじ引きシステムの導入。 ・1−3世代で安定軌道・諸国に公開・同化促進・地球統一・人類長寿。 ъ( ゚ー^) (●´∀`●) ←人類♪ ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
262 :
:02/05/10 13:56 ID:0F84A43z
▽全世帯の消費支出、6年連続で実質減少(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0508/010.html 総務省が8日発表した01年度の全世帯の家計調査(速報)によると、1世帯
当たりの消費支出(1カ月)は30万6384円で、物価変動の影響を除いた実質で
前年度比2.1%減少し、6年連続のマイナスとなった。不況による買い控えや
低価格の輸入品の増加で、下げ幅は00年度の同0.5%減から1.6ポイント
拡大している。
項目別に見ると、牛海綿状脳症(BSE)の発生による消費者の牛肉離れで、
肉類が00年度の3.0%減から7.7%減に下落幅が拡大した。食料費全体は
1.5%減、被服・履物費は3.8%減で、それぞれ11年連続のマイナスと
なった。
同時に発表した今年3月の全世帯の消費支出は1世帯当たり32万9946円で、
実質で前年同月比1.0%減となり、2カ月連続のマイナス。前月比は季節調整値で
1.1%増で、2カ月ぶりの増加となった。(17:48)
263 :
:02/05/10 17:08 ID:0F84A43z
■サラリーマンなので…偽装抵抗できず 雪印食品元課長(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0510/023.html 沈黙が抵抗だった。でも、続かなかった。兵庫県警などの合同捜査本部に詐欺容
疑で逮捕された元雪印食品関東ミートセンター長は、埼玉県春日部市の職場で部下
の3人の元課長に偽装を持ちかけた。課長たちの反応を、同社の社内調査委は「2
人は非常に困った顔をした。1人は反対した」と報告している。1人が心境を語った。
――偽装を持ちかけられたときの対応は?
会議室で1人の課長が反対した。私ともう1人の課長は黙っていた。沈黙が1、
2分続いた。とりあえずの抵抗だったが、1人が「知ってる工場があるんで、話し
てみましょうか」と言ってしまい、こうなってしまった。
――なぜ反対しなかったのか。
サラリーマンなんでね。倫理上悪いと分かっていても……。反対するのが一番良
かったと思うが難しかった。
――センター長に対する思いは。
責任はおれが取るからと言っていたが、あれからひとこともない。もう二度と会
いたくない。なんであの時反対しなかったんだろう。
――雪印食品だけの事件だったのだろうか。
食肉業界の体質が一掃されないとまた同じようなことを繰り返す。ほかでもすご
いことをやっていたのをいっぱい知っている。警察にも言ったが、今は雪印を捜査
していると言われた。業界の中では、ホルスタインを和牛にするなどは日常茶飯事
だった。
――制度を悪用した。
最初は詐欺だという意識はなかった。警察に言われてこれは重大な詐欺事件だと
認識し直した。農水省のBSE(牛海綿状脳症)対策は後手に回り、当時はみんな
本当に困っていた。買い取りはざるみたいな制度で、なんであんなものを作ったの
かとも思う。
――今の生活は。
子供が3人いる。運転手のアルバイトを始めたが、警察に呼ばれるのでバイト先
にも迷惑をかけてしまう。もう食肉業界には勤めたくないが、今45歳。いい仕事は
ない。大学の恩師に仕事を紹介してもらっているが、食肉業界しかないと言われて
いる。今の家からは引っ越す。転勤族だから子供は慣れているけど、今回は可哀
想だと思う。
――会社の対応は。
冷たい。やれと言った上司と同じ懲戒解雇というのはおかしいと思うが、会社が
なくなり、弁護士を雇う金もない。事件にまったく関係なく解雇された従業員やパート
の人には本当に申し訳なく思う。処分は不満だが、全部受け止めることで、反省
している日々だ。
――ほかの課長は。
ミートセンターの両課長とは3、4日に1度電話でやりとりがある。仕事やり始
めたよ、とか。今はそれぞれが新しい生活を始めている。(15:27)
264 :
:02/05/10 18:45 ID:/w8YAbWd
▽独「第3次対北朝鮮牛肉支援」今月中実施へ(中央日報)
http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=nk&cont=nk0&aid=20020507194824500 ドイツが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に2回にわたって支援した牛肉は、
公正な監視手続きの下、飢えに苦しむ北朝鮮住民に正しく支給されたという判断に
より今月中にも3回目の牛肉支援に乗り出すと、最近平壌(ピョンヤン)を訪問し
たドイツ下院議員北朝鮮訪問団が7日、明らかにした。
7人で構成された同訪問団の団長、ハルトムート・コシュク議員(キリスト教社
会同盟)はこの日、ソウル・ハイヤットホテルで行った記者会見で、「一部の憂慮
とは違って、対北朝鮮支援用牛肉は軍用に転用されなかった。この事実は牛肉分配
の過程を参観した平壌駐在ドイツ大使館と国際飢餓団体職員、ドイツ記者団が確認
した」と話した。
また、コシック議員は「北朝鮮の高官らは米国と対話する準備ができていること
をほのめかした」とし、「だが、彼らは米国の対北朝鮮強硬政策を強い語調で非難
していた」と伝えた。 柳権夏(ユ・クォンハ)記者 <
[email protected] >
2002.05.07 19:48
265 :
:02/05/10 20:28 ID:cDkZczlO
266 :
:02/05/10 20:28 ID:cDkZczlO
■公取委、スターゼンに排除命令(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020510CIII160010.html 大手食肉会社のスターゼンが食肉の品質表示を偽っていた問題で、公正取引委員
会は10日、普通豚の肉を鹿児島県産の「黒豚」と称して販売したり牛肉や鶏肉につ
いても偽装表示品を販売したことが不当景品類及び不当表示防止法に違反するとし
て、同社に再発防止を命じる排除命令を出した。また店頭で偽装表示品を消費者に
販売した取引先販売店には警告を出した。
食品加工販売会社への排除命令は4月末に解散した雪印食品、丸紅畜産に続き3
社目となる。公取委によると、不当表示は牛肉、豚肉、鶏肉について2000年4月か
ら2002年1月ころまで行われた。同社の加工工場である「佐賀アウトパックセンタ
ー」から販売店に納入したこれらの肉について、実際とは異なる品質や生育地を表
示して出荷していたとしている。
267 :
:02/05/10 20:40 ID:cDkZczlO
■雪印食品元部長ら逮捕 牛肉偽装2億円詐取の容疑(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20020510/eve_____sya_____008.shtml 雪印食品(四月三十日に解散)の偽装牛肉事件で、兵庫、北海道、埼玉各道県警
と警視庁の合同捜査本部は十日、約二億円の詐欺容疑で元本社ミート営業調達部長、
畠山茂容疑者(55)=埼玉県越谷市、懲戒解雇=ら五人を逮捕し、清算法人と
して存続する同社の本社(東京都中央区)や各容疑者の自宅などを家宅捜索した。
五人は容疑を認めているという。
食品の偽装表示が社会問題化するきっかけとなり、同社を解散に追い込んだ事件
は、発覚から約三カ月半で関係者の刑事責任追及に発展した。合同捜査本部は事件
の全容解明を急ぐ。
逮捕者はほかに、元本社デリカハム・ミート事業本部長付部長、広瀬正夫(54)
=千葉市▽元本社ミート営業調達部担当課長、杉山静夫(51)=埼玉県杉戸町
▽元関西ミートセンター長、菅原哲明(47)=兵庫県三田市▽元関東ミートセン
ター長、田崎祐輔(56)=千葉県松戸市=の各容疑者(全員懲戒解雇)。
合同捜査本部は、偽装にはさらに十数人が関与したとみて任意で事情聴取し、書
類送検する方針。
調べでは、五人はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の在庫牛肉買い取り制度
で、対象外の輸入牛肉も業界団体「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」(東京)
に買い取らせようと順次共謀し、昨年十月から十一月にかけて、関西ミートセンタ
ー(兵庫県伊丹市)など三部署で計約三十トンの輸入牛肉を国産に偽装。
輸入牛肉を紛れ込ませた計約二百八十トンを業界団体に買い取らせ、今年一月に
代金の一部として約一億九千六百万円をだまし取った疑い。
偽装の動機については、合同捜査本部はBSEの影響で輸入牛肉が売れず、増大
した在庫の処分に困ったとみている。
一月二十三日に偽装が発覚した直後の記者会見で、同社は「会社ぐるみ」の犯行
を否定。偽装工作は各部署の独断と主張した。
しかし、その後の調べで買い取り申請を統括する畠山容疑者と他の容疑者は連絡
を取り合っていた疑いが浮上。合同捜査本部は共謀の上、虚偽の申請に及んだと判
断した。
4月の卸売物価指数、19か月連続で下落
日本銀行が10日発表した4月の国内卸売物価指数(95年平均=100)は94・4となり、
前年同月比で1・2%下落し、19か月連続でマイナスとなった。前月比では横ばいで、下落幅
は3か月連続で縮小したが、物価の下落傾向が続いていることを示した。
製品別では、燃料費などの変動に合わせて料金を見直す調整制度に基づいて電気、ガス料金が
4月から値下げされたため、「電力・都市ガス・水道」が前年同月比2・6%下落したほか、
コンピューター関連部品の価格下落などで「電気機器」がマイナス4・1%、自動車などの
「輸送用機器」もマイナス1・5%だった。
一方、「食料用農畜水産物」は、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の影響などで下落が続いていた
牛肉の需要が回復したことなどから前年同月比2・3%上昇し、2か月連続でプラスとなった。
(読売新聞)
[5月10日11時9分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020510-00000303-yom-bus_all
275 :
:02/05/10 22:50 ID:cDkZczlO
276 :
:02/05/11 18:11 ID:h7XiTiik
■北海道のBSE全頭検査で1頭陽性、確認検査へ (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020511i303.htm 北海道庁の「BSE対策本部」は11日、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の
安全対策のため、道内の全食肉処理場で実施中の全頭スクリーニング検査で、
陽性反応を示す牛1頭が見つかったと発表した。
牛は精密な確認検査を行うため、国の指定検査機関でもある帯広畜産大に
検体が送られており、最終的な結果が出るまで2日程度かかる見通し。
牛は10日に検査された779頭のうちの1頭。搬入先の食肉処理場で実施した、
エライザ法による2回の検査で、いずれも陽性反応を示した。同大では、ウエスタン
ブロット法と免疫組織化学検査の2つの検査が実施され、いずれかに陽性反応が
出た場合、国内4頭目のBSE感染牛と判定される。 (5月11日13:38)
277 :
:02/05/11 18:13 ID:h7XiTiik
278 :
:02/05/11 18:17 ID:Gs0ZOFjg
279 :
:02/05/11 18:23 ID:h7XiTiik
280 :
読売 :02/05/11 21:42 ID:w4rD2R5P
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020511it12.htm 4頭目のBSE感染牛か?
北海道音別(おんべつ)町で飼育された乳廃牛1頭(6歳1か月、ホル
スタイン種)が、道庁のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)対策本部による
全頭スクリーニング検査で、きわめて強い陽性反応を示していることが、
11日わかった。
BSE感染の疑いが強く、帯広畜産大で同日午前から行われている確認
検査で陽性反応が出れば、国内で4頭目のBSE感染牛となる。
国内ではこれまでに、千葉県白井市(昨年9月)、北海道猿払(さるふ
つ)村(同11月)、群馬県宮城村(同)で3頭の感染牛が見つかってい
るが、今回の音別町の牛も3頭と同様、乳廃牛で、1996年春に生まれ
たという点でも共通している。
厚生労働省などによると、この牛は、音別町の酪農家で飼育され、釧路
市内の食肉処理場に出荷。釧路保健所で10日に行われたBSEの1次検
査(エライザ法)で、強い陽性反応が出た。同処理場では、この牛の肉の
出荷を停止した。感染が確認された場合、焼却処分する。
道庁では、牛の検体を11日午前に同大に搬入。同大では、精度の高い
ウエスタンブロット法と免疫組織化学検査の2種類の確認検査が行われて
おり、同日夜にも検査結果が出る見通し。どちらかの検査で陽性反応が出
れば、厚労省は13日に専門家会議(座長・品川森一同大教授)を招集、
同会議で最終判定を下す。
国内では昨年10月から、食肉処理段階での全頭検査が始まり、今月4
日までに約65万頭が検査を受けている。
(5月11日20:38)
281 :
毎日新聞 :02/05/11 22:18 ID:w4rD2R5P
BSE:国内で4頭目の感染牛見つかる 北海道音別町
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020512k0000m040083000c.html 食肉用牛を対象にした厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛
病)の全頭検査で11日、北海道の牧場で飼育されていた乳牛が、2次検査の
ウエスタンブロット法検査で陽性と判定された。国内では4頭目、今年に入っ
て初めての感染牛となる。昨年11月末に3頭目の感染が判明して以降、酪農
家が感染の恐れの高い廃用牛の出荷を抑えたことなどから、感染牛は5カ月以
上出ていなかった。この牛の肉や内臓は出荷禁止となり、市場には出回らな
い。
厚生労働省などによると、この牛は96年に北海道音別町で飼育、出荷され
た雌のホルスタイン種(6歳)。起立不能になるなどの神経症状はなく、10
日に北海道の食肉処理場で処理された際に、BSE全頭検査の1次検査(エラ
イザ法)を受け、陽性と判定されたため、帯広畜産大で2次検査を行ってい
た。厚労省は11日深夜に専門家会議(座長・品川森一同大教授)を開き、B
SEであることを正式に確認する。
国内ではこれまで昨年9月に千葉県白井市の乳牛のBSE感染が確認された
のをはじめ、同11月に北海道猿払村と群馬県宮城村で飼育されていた乳牛の
感染が相次いで分かった。
感染牛は今回を含め4頭とも96年春に生まれた雌のホルスタイン種で、高
齢化して牛乳の生産に適さなくなった廃用牛だった。1〜3頭目には群馬県高
崎市内の同じ飼料工場から出荷された代用乳を与えられていたなどの共通点が
あった。
3頭目の確認後、全国の酪農家は新たなBSE発生で牛肉の需要が落ち込む
ことを恐れ、廃用牛出荷を控えたほか、食肉処理場も廃用牛の受け入れに難色
を示した。このため、4頭目の発見まで間隔が空いたとみられる。
今回、1次検査の結果が出ると同時に、食肉処理場は感染牛の枝肉と内臓の
流通を止め、場内を消毒した。農水省はこの牛と同じ牧場で飼われていた牛の
移動を禁止し、えさや飼育状況を調べる。 【BSE取材班】
[毎日新聞5月11日] ( 2002-05-11-22:07 )
282 :
:02/05/11 23:28 ID:h7XiTiik
■BSE、国内で4頭目 北海道・音別で見つかる(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0511/024.html 北海道音別(おんべつ)町の牧場で飼育されていた乳牛が、牛海綿状脳症(BS
E、いわゆる狂牛病)であることが11日、わかった。国内でBSEの牛が見つか
ったのは昨年11月末以来、4頭目。厚生労働省は13日に専門家会議を開き、B
SEであることを正式に確認する。
厚労省などによると、この牛は6歳1カ月のホルスタインのメスの廃用牛。7日
に起立不能などの症状を示し、10日に道内の食肉処理場にある病気の家畜専用の
施設で処理され、1次検査で陽性の結果が出た。11日に帯広畜産大学で精密な2
次検査(確認検査)をした結果、陽性であることが確認された。
昨年10月18日から始まった全頭検査では、陰性確定まで食肉は流通しないこ
とになっている。感染牛は焼却処分になり、食肉処理場は消毒される。農林水産省
はこの牛と同じ牧場で飼われていた牛の移動を禁止し、えさや飼育状況を調べる。
これまでBSEが確認された4頭はいずれも96年3〜4月に生まれた乳牛の廃
用牛で、うち3頭は北海道で飼育されていた。共通点が多く、感染ルートを探る上
での新たな手がかりになる。
厚生労働省の4日までの集計では、昨年10月以降に全頭検査を受けたのは約6
5万頭。うち75頭が1次検査で陽性になったが、11月の2頭以外は陰性が確認
されている。
285 :
:02/05/12 00:43 ID:OKYBkCwV
■BSE4頭目、飼育農家「なぜだ」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020511i114.htm 国内で5か月半ぶりに確認された4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染
牛。酪農家の間には動揺が広がるが、厚生労働省や農水省は、「市場に出回る肉の
安全性が確保されている証拠」と消費者に対し、冷静に受け止めるよう呼びかけた。
厚生労働省には11日午後10時前、「クロ」という確認検査の結果連絡が入っ
た。スクリーニング検査(1次検査)の結果が限りなく「クロ」に近い数値を示し
ていただけに、担当職員らは知らせを淡々と受けとめた。
午後10時40分から開かれた記者会見で、高谷幸・監視安全課長は、「(感染
牛は)健康牛とは別の、病畜用の処理室で処理されている」と話し、同じ日に処理
された他の牛の食肉には影響がないことを強調した。
音別町は、太平洋に面し、釧路、帯広市の間に位置する人口約3000人の農林
業の町。
感染した乳廃牛を育てた酪農家は約50頭の乳牛を飼育する中規模農家。11日
夜、自宅前で読売新聞の取材に応じ、「きょう午前、音別町農協からスクリーニン
グで陽性反応が出たと知らされた」と、言葉少なに語り、あとは「すべて農協にお
任せしてある」と口を固く閉ざした。
同農協によると、この酪農家は「普通の飼料を与えているのに、どうしてなんだ
ろう」と、唖然(あぜん)としていたという。同町の別の酪農家(50)は「まだ
まだ出るのではないか。多くの酪農家が高齢牛の出荷を控えていたが、みなそろそ
ろ限界だ」と話した。
一方、4頭の感染牛が1996年春に生まれ、うち3頭が北海道生まれだったこ
とで、農水省は、難航する感染ルート解明の手掛かりになると期待する。
過去3頭の飼料で、共通するのは、全国農業協同組合連合会(全農)の子会社の
飼料工場(群馬県高崎市)で製造された代用乳。原料にBSE発生国であるオラン
ダ産の牛の油脂が使われていた。さらに、北海道生まれの2頭に与えられた飼料は、
ホクレン系工場の製造工程で、豚や鶏用の肉骨粉が混入した可能性も指摘されてい
る。同省は週明けから調査を開始し、飼料の共通点を洗い出す。 (5月12日00:15)
286 :
:02/05/12 00:44 ID:OKYBkCwV
■病死牛含めた合理的な検査体制の早期確立が必要(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020511i113.htm 厚生労働省が行ってきた食肉牛のBSE全頭検査を受けた牛は、これまでに約6
5万頭。4頭目の感染確認で、発生率は単純に計算すれば16万頭に1頭となる。
欧州と同じ「生後30か月以上」の牛に絞れば7万頭に1頭で、欧州の「3万頭に
1頭」と比較すると、日本の汚染度は一見低いように見える。
だが国内では現在も、感染の恐れが高い高齢の廃用牛5万頭以上の出荷が滞って
おり、「7万頭に1頭」という数字は、実態を反映しているとは言い難い。
さらに問題なのは、病気やけがで死亡した牛の検査が進んでいないことだ。
欧州連合(EU)は、病死した牛をすべて調査しているが、病死牛の感染率は、
健康に見える牛の約30倍にのぼる。ところが日本では、「各地の施設の検査能力
が不足している」(農水省)こともあり、生後24か月以上の病死牛(年間7万頭)
のうち、4500頭程度の抜き取り調査を進めている。
病死牛検査の体制不備を逆手にとり、高齢の廃用牛を病気だとして安楽死させて
処理する業者が出るなど、“感染牛隠し”と見られる事態も起きている。
小野寺節・東大教授は「消費者の安全は現状の対策で確保されたが、肝心の部分
が抜け落ちている。これではどんなデータを出しても、国際的に信用されない」と
指摘する。
新たな感染牛が見つかれば、それだけ感染経路を絞り込める。病死牛を含めた合
理的な検査体制を、早期に確立する必要がある。(科学部・佐藤 俊彰)
(5月11日23:16)
287 :
:02/05/12 00:45 ID:OKYBkCwV
288 :
:02/05/12 00:46 ID:OKYBkCwV
■出荷停止で「安全」と強調=再びイメージダウン懸念の声も−北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020511-00000800-jij-soci 国内4頭目となるBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が確認された11日、
北海道庁の酪農畜産課には職員十数人が集まり、深夜まで情報収集に追われた。同
課の男性職員は「感染原因が分かっていないだけに今後も見つかる可能性はあるが、
出口(で出荷を止める体制)はしっかりしているから」と「安全」をアピールして、
比較的落ち着いた様子を見せた。
感染牛に対する一次検査で擬陽性の結果が出たとの連絡が同課に入ったのは10
日。感染牛の出荷停止措置などが行われた後、職員らは枝肉を含めて内臓などすべ
ての部位が食肉処理場内に保管されていることを確認する一方で、処理作業が再開
される週明けに備えて処理場の清掃、消毒を十分行うよう指示した。
過去に見つかった感染牛3頭のうち、2頭は北海道産。4頭目も道内で確認され
たことについて、同課の担当者は「日本全国どこでもありうる話。たまたま北海道
には牛が多いだけ」と述べた。
一方、感染牛確認の連絡を受けた北海道の農協組織関係者は「牛肉のイメージダ
ウンは避けられない」と心配な様子。しかし、「2、3頭で済むと考えてはいなか
った」と冷静に語った。 (時事通信)
289 :
:02/05/12 00:50 ID:OKYBkCwV
■BSEの牛が飼育された農場では約50頭を飼育 北海道によると、四頭目のBSE(狂牛病)の牛が生産、飼育されていた 音別町の農場では、約五十頭のホルスタインが飼育中で、現在、牛の移動を 自粛させているという。 (共同)
290 :
:02/05/12 00:53 ID:OKYBkCwV
■国内4頭目の「BSE感染牛」見つかる (TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye61329.html 国内で4頭目のBSE=狂牛病の牛が見つかりました。北海道の音別町から食用
として出荷された乳牛がBSE=狂牛病と確認されました。
厚生労働省によりますと、4頭目のBSEの牛は北海道音別町から食用として出
荷され、釧路市の食肉処理場で11日に解体されたメスのホルスタインです。
釧路保健所で簡易検査を行った結果、2回とも陽性だったため、帯広畜産大学で
ウエスタン・ブロット法という精密検査が行われた結果、陽性とわかったもので、
厚生労働省はこの牛がBSEに感染していることを確認しました。この牛の肉や内
臓は市場には出回っていません。
国内でBSEの牛が見つかったのは去年11月末以来、4頭目です。(11日 22:40)
291 :
:02/05/12 00:54 ID:OKYBkCwV
NNN24.COM
▼ 4頭目のBSE感染牛 確認<5/11 23:00>
http://www.ntv.co.jp/news/11_2230_1.html 国内で4頭目のBSE、いわゆる狂牛病の牛が確認された。厚生労働省によると新
たにBSEの感染が確認されたのは、北海道の食肉処理場で処理されたメスの乳牛
で、乳が出なくなったため、と畜されたいわゆる廃用牛だという。この牛はきのう
食肉処理されたが、BSEの感染を調べる1次検査で陽性が出た。このため、帯広
畜産大学に検体を送り確認の検査を行ったところ、BSEであることが確認された。
これで国内で感染が認められた牛の数は4頭となった。この牛の肉は市場には出
回っていないため安全性に影響はないという。
292 :
:02/05/12 00:55 ID:OKYBkCwV
293 :
:02/05/12 01:25 ID:OKYBkCwV
■BSE、二次検査で陽性 13日に確定診断、北海道の牛(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020512.html 厚生労働、農水両省は十一日、北海道で牛海綿状脳症(BSE)感染の疑いがあ
る牛が見つかったと発表した。厚労省は十三日にBSE専門家会議を開き、確定診
断する予定。感染が正式に確定されれば、国内四頭目の発生となる。感染した疑い
のある牛を飼養していた酪農家に対して北海道が十一日、同居牛を移動させないよ
う要請。感染が確定すれば、移動制限を指示する。
この牛が生まれたのは一九九六年三月二十三日だった。これまで発見された三頭
も同年三月下旬から四月上旬に生まれている。農水省は「生まれた日が極めて近い
というのは疫学上重要な情報で、この時期に何らかのものがあったのではないかと
推測される」とし、原因究明の手がかりとして注目している。
このため同省は、十二日にも担当者を現地に派遣し、給与された飼料を調べる。
また、確定診断後には、この酪農家が出荷した牛も含めて調査し、同居牛の中から
疑似患畜を特定する。
この牛は北海道音別町の酪農家が自家生産したホルスタインの雌で、六歳一カ月
(七十三カ月齢)。左前足の神経が麻痺し着地できなくなったため獣医師の診断の
上、病畜として十日に釧路市内の食肉処理場に出荷した。ただ、BSE特有の症状
ではないと判断され、同日と畜された。
しかし、と畜後のBSE一次検査(エライザ法)で「疑陽性」と判定された。十
一日に国の指定検査機関である帯広畜産大学で二次検査(ウエスタンブロット法)
を行った結果、同日午後十時に「陽性」が確認された。昨年の農水省の全国調査で
明らかになった肉骨粉を給与した牛の中には入っていなかった。
感染牛の肉は現在、食肉処理場に保管しており、感染が確定されれば焼却処分する。
消費者は冷静な対応を BSE牛発見で農水省
牛海綿状脳症(BSE)に感染した四頭目の乳用牛が発見されたことを受け農水省は、
「BSE検査で感染がないことが確認された牛肉しか出回らないようになっており、
牛肉の安全性には問題はない」として、消費者等に冷静な対応を呼びかけている。
厚生労働省は、昨年十月十八日から、と畜場に出荷される牛について牛海綿状脳症
(BSE)感染の有無を調べる検査を行っている。この全頭検査体制の下、BSE感
染牛が出荷されても検査で感染していないことが分かるまで肉は食肉処理場に保管される。
感染が判明した牛の肉は焼却処分する。感染牛の肉がと畜場から食用に回ることはない。
全頭検査では、と畜場で処理されたすべての牛の脳などを、まずエライザ法という方法で検査。
感染の疑いがある場合、さらに精密な検査をする。BSEの検査結果にかかわらず、異常プリオ
ンが蓄積する牛の脳、せき髄、目、回腸遠位部もすべて除去、焼却する体制も整えている。
これまでにエライザ法で感染の疑いが出た場合、家畜衛生保健所は出荷農家が飼養している
同居牛を監視し、牛の移動・出荷を自粛するよう要請。BSEが確定した場合には、家畜伝染
病予防法に基づいて、移動制限も行う。
昨年十一月二十一日に二頭目、十二月二日に第三頭目のBSE感染牛が確認されたが、これ
も全頭検査によって感染が分かったものだ。この二頭は食用に出回ることなく、焼却処分され
ている。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020512.html
296 :
:02/05/12 07:21 ID:OKYBkCwV
■廃用牛のと畜処理再開 岩手畜産流通センター (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/05/20020512J_04.htm BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)が発生した昨年10月以降、感染リスクが高い
として滞っていた廃用牛のと畜処理が11日、岩手県紫波町の岩手畜産流通センタ
ー(岩畜)で再開した。初回は50頭が処理されたが、廃用牛は県内に2000頭
(3月末現在)滞留しており、今後の対応が急がれる。
この日は、高齢で乳が出なくなったり、出産できなくなったりした乳牛49頭と、
肉牛1頭の計50頭をと畜処理した。県紫波食肉衛生検査所でBSE検査を受けた
後、陰性であれば食用処理か焼却処分される。
同センターでは、土曜日を廃用牛の処理日とし、5月中にあと1回、6月に3回
実施する。1日当たりの最大処理能力は100頭ほど。7月以降の処理予定はまだ
決まっていない。
県農林水産部によると、県内では現在、約2000頭の廃用牛がと畜されずに滞っ
ている。今後も増え続け、年間では約1万2000頭発生する見込みだ。餌代など
飼育コストがかさむため、生産農家から早急に処理再開を求める声が上がっていた。
県は、東北油化(本社北上市)の江刺食肉処理場でも処分を行えるよう、江刺市
に協力を求めている。 2002年05月12日日曜日
297 :
:02/05/12 07:23 ID:OKYBkCwV
■BSE:国内で4頭目の感染牛見つかる 北海道音別町
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020512k0000m040083001c.html 食肉用牛を対象にした厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の
全頭検査で11日、北海道の牧場で飼育されていた乳牛が、2次検査のウエスタン
ブロット法検査で陽性と判定された。国内では4頭目、今年に入って初めての感染
牛となる。昨年11月末に3頭目の感染が判明して以降、酪農家が感染の恐れの高
い廃用牛の出荷を抑えたことなどから、感染牛は5カ月以上出ていなかった。この
牛の肉や内臓は出荷禁止となり、市場には出回らない。
厚生労働省などによると、この牛は96年に北海道音別町で飼育、出荷された雌
のホルスタイン種(6歳)。起立不能になるなどの神経症状はなく、10日に北海
道の食肉処理場で処理された際に、BSE全頭検査の1次検査(エライザ法)を受
け、陽性と判定されたため、帯広畜産大で2次検査を行っていた。厚労省は11日
深夜に専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)を開き、BSEであることを
正式に確認する。
国内ではこれまで昨年9月に千葉県白井市の乳牛のBSE感染が確認されたのを
はじめ、同11月に北海道猿払村と群馬県宮城村で飼育されていた乳牛の感染が相
次いで分かった。
感染牛は今回を含め4頭とも96年春に生まれた雌のホルスタイン種で、高齢化
して牛乳の生産に適さなくなった廃用牛だった。1〜3頭目には群馬県高崎市内の
同じ飼料工場から出荷された代用乳を与えられていたなどの共通点があった。
3頭目の確認後、全国の酪農家は新たなBSE発生で牛肉の需要が落ち込むこと
を恐れ、廃用牛出荷を控えたほか、食肉処理場も廃用牛の受け入れに難色を示した。
このため、4頭目の発見まで間隔が空いたとみられる。
今回、1次検査の結果が出ると同時に、食肉処理場は感染牛の枝肉と内臓の流通
を止め、場内を消毒した。農水省はこの牛と同じ牧場で飼われていた牛の移動を禁
止し、えさや飼育状況を調べる。 【BSE取材班】
[毎日新聞5月12日] ( 2002-05-12-02:20 )
298 :
:02/05/12 07:26 ID:OKYBkCwV
■BSE4頭目確認 音別96年春産の雌牛 厚労省 2002/05/12 01:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020512&j=0044&k=200205119712 厚生労働省が実施している牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査で十一日、釧路管
内音別町の酪農家で生産されたホルスタイン牛がBSEに感染していることが分か
った。同省は近く「牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」(座長・品川森一帯広
畜産大教授)を開き、確定診断を行う。感染牛が確認されたのは昨年十一月、埼玉
県で検査された群馬県産の乳牛以来約五カ月半ぶりで、国内四頭目。これまでの三
頭と同じ一九九六年春生まれの乳牛で、感染源解明の手がかりとなりそうだ。
感染が確認されたのは、音別町で飼育されていた七十三カ月(六歳一カ月)のホ
ルスタインの雌牛で、十日に道内で食肉処理された七百七十九頭のうちの一頭。こ
の牛は釧路市内の食肉処理場に出荷され、釧路保健所のエライザ法による一次検査
で感染が疑われるかなり高い数値が検出された。
このため、十一日午前、国の指定検査機関である帯広畜産大に検体が運ばれ、精
度の高いウエスタンブロット法で検査が行われ、同日夜、陽性と判定された。
感染牛は焼却処分され、肉が市場に出回ることはない。
これまで確認された四頭のうち北海道産は三頭目となり、道内酪農家の衝撃は大
きい。
農水省などは感染源の解明に着手するが、過去の三頭は、群馬県の工場で製造さ
れた代用乳を共通して摂取しており、四頭目も摂取しているかどうかが焦点となり
そうだ。
299 :
:02/05/12 07:26 ID:OKYBkCwV
■食の安全確立 農家と連携を 札幌でシンポ 2002/05/12 01:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020512&j=0044&k=200205119544 牛海綿状脳症(BSE)や偽装表示問題で注目されている「食品の安全」と農業
との関係などをテーマにした「食と農のシンポジウム」(開発局など主催)が十一
日、札幌市中央区の共済ビルで開かれた。
全道から約百八十人が参加。島根県石見町で農業を通じたまちづくりを進める、
県中山間地域振興委員の寺本恵子さんが基調講演で「以前は農家が消費者の食べた
いものを知らずに独り善がりで生産していたが、両者は『命』をキーワードに語り
あわなければならない」と提言した。
引き続き、十勝管内新得町の酪農家湯浅優子さん、離農家屋を活用した都市と農
村の交流事業を行う空知管内雨竜町の民間非営利団体(NPO)法人「北海道B&
B協会」のひろたまゆみさん、アレルギー対策に取り組む札幌の医師長谷川浩さん
らがパネル討論をし、それぞれ活動内容を紹介しながら、農家と消費者がお互いを
知り信頼関係を築くべきだと訴えた。
こうした論議を踏まえてパネリストらは終了後、農業の現状に問題意識を持つ人
が交流する「食農わくわくねっとわーく北海道」を設立した。
300 :
:02/05/12 07:28 ID:OKYBkCwV
■4頭目のBSE感染牛=北海道産、全頭検査で「クロ」−5カ月半ぶり・厚労省
http://news.lycos.co.jp/topics/science/epidemic.html?cat=1&d=12jijiX782 厚生労働省が実施しているBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で11日、
北海道釧路管内音別町の廃用乳牛1頭がBSEに感染していることが確認された。
国内での感染牛の確認は昨年11月30日以来約5カ月半ぶりで、4頭目。13日
午後に開かれる同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)による最終的
な確定診断を経て、BSEと断定される見込み。この牛は焼却処分される。
国内ではこれまでに千葉県白井市と北海道宗谷管内猿払村、群馬県宮城村で乳牛
のBSE感染牛が確認されている。昨年10月18日から全国一斉に始まった全頭
検査で感染が確認されたのは今回で3頭目。農水省は感染源の特定に乗り出した。
301 :
:02/05/12 07:34 ID:OKYBkCwV
■国内4頭目のBSE、北海道で(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/news/flash/f-so-tp0-020511-20.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で11日、国内4頭目のBSE感染
牛が北海道で見つかった。厚生労働省は13日に専門家会議を開いて確定診断する。
昨年11月30日に3頭目が見つかって以来5カ月半ぶり。4頭目の発見は感染
の広がりを裏付けた。この牛の肉や内臓などは市場に出回っておらず、確定診断後
に焼却される。
厚労省によると、4頭目のBSEの牛は今月7日に歩行困難となり、9日に獣医師が
左前脚の神経まひの疑いと診断した。BSEの症状が既に出ていた可能性があり、
同省はさらに病理検査などによる確認を急ぐ。
BSE問題に絡んで雪印食品の偽装牛肉事件が今年1月に発覚。その後も食肉の
産地偽装が相次ぎ、食への信頼が揺らぐ中、感染ルートの解明があらためて急務と
なりそうだ。
4頭目も過去の3頭と同じ乳牛で、出生時期が96年3〜4月に集中。出生地も
1、2頭目と同じ北海道で、共通点が多く、農水省は餌を中心に関連の調査を急ぐ。
厚労省によると、4頭目の牛は96年3月23日に北海道音別町で生まれた6歳
1カ月のホルスタインで、同じ酪農家で飼育されている約50頭中の1頭。今月1
0日に釧路市の処理場に持ち込まれた際は起立不能の状態で、1次検査で強い陽性
反応を示し、同省による精度の高い確認検査でも陽性だった。
北海道はこの酪農家に対し、ほかの牛について実質的に移動を禁止する措置を取った。
農水省の昨年秋に実施した農家への聞き取り調査では、約5000頭の牛に肉骨粉
などが与えられていたが、今回感染が確認された牛はこの中に含まれていないという。
これまでの感染牛がいずれも高齢の乳牛だったため、乳の出が悪くなった高齢の
牛の出荷を生産者らが控える動きが続いていた。
千葉県内の乳牛が昨年9月に国内初のBSEと確認。同年11月下旬にはさらに
2頭が相次いで見つかったが、感染ルートは判明していない。3頭目の生まれは群
馬県だった。
BSEの全頭検査は昨年10月18日に始まり、これまでに約65万頭が検査を受けた。
農水、厚労両省が設置した調査検討委員会は4月、肉骨粉規制など過去の行政対
応の不備を「重大な失政」と指摘した報告書をまとめた。これを受け農水、厚労両
相が大臣報酬を返納、両省幹部らが減給や厳重注意の処分を受けた。(共同)
302 :
:02/05/12 07:36 ID:OKYBkCwV
(05/11)BSE4頭目、すべて96年春生まれ・感染源解明の手掛りか
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002051107615bs BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で厚生労働省が11日に感染を確認し
た牛は、これまでの3頭と同じ1996年春の生まれで、しかも誕生日は2週間内に集中
していた。96年は加熱処理が不十分な肉骨粉が輸入されるなどした年。これまでの
3頭は生後間もなく同じ工場製の代用乳を飲んでいたことも分かっている。この時
期に何があったのか、感染源解明の焦点になりそうだ。
厚労省によると、今回感染が確認された牛は1996年3月23日生まれ。北海道佐呂
間町で生まれた1頭目と、群馬県宮城村で生まれた3頭目はともに96年3月26日に生
まれ、北海道猿払村で生まれた2頭目もその約10日後に生まれるなど、国内で見つ
かった感染牛は96年春の2週間内に集中していた。
今回の牛は、5月7日には左前肢が着地できない状態で起立不能だったという。
獣医は出荷される前日の9日には「左前肢は(おそらく)神経マヒ」と診断していた
が、同省は「BSEを発症していたかどうか現時点では判断できない」として、
13日に開かれる専門家会議の判断に委ねる。 [2002/5/12 日本経済新聞]
303 :
:02/05/12 07:37 ID:OKYBkCwV
(5/11)BSE4頭目、既に発症の可能性も
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0&i=2002051107712bs BSE感染が確認された国内4頭目となった北海道音別町の牛は、食肉処理場に
運び込まれる前に発症した疑いが持たれている。
飼育していた酪農家から獣医に「足の具合がおかしい牛がいる」と連絡が入った
のは5月7日。出荷する前日の9日に診断した獣医は、目立った外傷もないのに左前
肢を地面に着けられず、起立不能になっていた牛に対して、診断書で「左前肢は
(おそらく)神経マヒ」と神経症状の疑いを指摘していた。
食肉衛生検査所の検査員は10日の生体検査で「病気の牛」と診断したが、BSE
とは診断していない。厚労省は「BSEを発症していたかどうか現時点では判断で
きない」として、13日に開かれる専門家会議で脳の組織の状態を見た上で最終的に
判断する。 [2002/5/12 日本経済新聞]
304 :
:02/05/12 07:39 ID:OKYBkCwV
■感染源の早期解明目指す BSE対策で農水省(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020511KIIASA42910.htm 北海道産の乳牛が11日、BSE(狂牛病)と確認されたことで、国内の感染牛
は計4頭となった。いずれも感染経路は分からないままで、今後も感染牛が増える
可能性は十分ある。このため、農水省は4頭に共通するえさの製造元や流通経路な
どを追跡することで感染源を早期に解明し、国内の汚染度合いを正確に把握したい
考えだ。
今回、約半年ぶりに感染が確認された牛も、過去に国内発見された3頭と同様に、
乳が搾れなくなった廃用牛だった。
3頭の感染牛が相次いで見つかった後、酪農家が廃用牛の出荷を手控えたり、食
肉処理場が受け入れを拒否したりしたため、廃用牛はあまり流通していなかった。
しかし、農水省が感染牛を出した農家などへの支援策を相次いで打ち出したのを
受け、3月末の食肉処理数は前年同月に近い水準まで回復。「感染牛が発見される
確率は当然、高くなった」(研究者)。
その一方で、日本がBSE汚染のない「清浄国」へ戻るには、汚染実態を把握す
ることが不可欠となるため、その条件がようやく整ったともいえる。
BSEに感染した4頭の乳牛が、何らかの形で病原体の異常プリオンを含む肉骨
粉を摂取したのは確実とみられる。消費者と生産者らの不安を解消するには、1日
も早く感染経路を突き止めることが必要条件となる。 (05/11 22:57)
305 :
:02/05/12 07:41 ID:OKYBkCwV
■4頭目のBSE、北海道で 感染の広がり裏付け(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020511KIIAKA00610.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で11日、国内4頭目のBSE感染牛
が北海道で見つかった。厚生労働省は13日に専門家会議を開いて確定診断する。
昨年11月30日に3頭目が見つかって以来5カ月半ぶり。4頭目の発見は感染の
広がりを裏付けた。この牛の肉や内臓などは市場に出回っておらず、確定診断後に
焼却される。
厚労省によると、4頭目のBSEの牛は今月7日に歩行困難となり、9日に獣医師
が左前脚の神経まひの疑いと診断した。BSEの症状が既に出ていた可能性があり、
同省はさらに病理検査などによる確認を急ぐ。BSE問題に絡んで雪印食品の偽装
牛肉事件が今年1月に発覚。その後も食肉の産地偽装が相次ぎ、食への信頼が揺ら
ぐ中、感染ルートの解明があらためて急務となりそうだ。
4頭目も過去の3頭と同じ乳牛で、出生時期が1996年3−4月に集中。出生地
も1、2頭目と同じ北海道で、共通点が多く、農水省は餌を中心に関連の調査を急ぐ。
厚労省によると、4頭目の牛は96年3月23日に北海道音別町で生まれた6歳1
カ月のホルスタインで、同じ酪農家で飼育されている約50頭の1頭。今月10日
に釧路市の処理場に持ち込まれた際は起立不能の状態で、一次検査で強い陽性反応
を示し、同省による精度の高い確認検査でも陽性だった。
北海道はこの酪農家に対し、ほかの牛について実質的に移動を禁止する措置を取った。
農水省の昨年秋に実施した農家への聞き取り調査では、約5000頭の牛に肉骨粉
などが与えられていたが、今回感染が確認された牛はこの中に含まれていないという。
306 :
:02/05/12 07:46 ID:OKYBkCwV
307 :
:02/05/12 07:57 ID:OKYBkCwV
■4頭目BSE、北海道で見つかる (スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/05/12/04.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で11日、国内4頭目のBSE感染牛
が北海道で見つかった。厚生労働省は13日に専門家会議を開いて確定診断する。昨
年11月30日に3頭目が見つかって以来、5カ月半ぶり。4頭目の発見は感染の広が
りを裏付けた。この牛の肉や内臓などは市場に出回っておらず確定診断された後、
焼却される。BSE問題に絡んで雪印食品の偽装牛肉事件が今年1月に発覚。その
後も食肉の産地偽装が相次ぎ、食への信頼が揺らぐ中、感染ルートの解明があらた
めて急務となりそうだ。
4頭目も過去の3頭と同じ乳牛で、出生も同様に1996年。生まれも1、2頭目と
同じ北海道で、共通点が多く、農水省はえさを中心に関連の調査を急ぐ。厚労省に
よると、4頭目の牛は96年3月に道内で生まれた6歳1カ月のホルスタイン。
308 :
:02/05/12 08:01 ID:OKYBkCwV
NNN24.COM
▼ BSE感染牛 国内で4頭目を確認<5/12 2:30>
http://www.ntv.co.jp/news/12_0230_1.html BSE・いわゆる狂牛病の全頭検査で、国内で4頭目の感染牛が北海道で確認され
たことがわかった。厚生労働省によると、新たにBSEの感染が確認されたのは、
北海道音別町で生まれ飼育された、6歳1ヶ月のメスの乳牛。これまでの3頭と同
様、乳の出が悪くなったため、食用に回されたいわゆる廃用牛で釧路市内の食肉処
理場で処理された。この際、BSEの感染を調べる1次検査で強い陽性を示したた
め、帯広畜産大学に検体を送り確認検査を行ったところ、BSEであることが確認
された。これで国内で感染が認められた牛の数は4頭となった。この牛の肉は市場
には一切出回っておらず今後、焼却処分される。この牛は処理場に運ばれた時に、
左前足が麻痺し起立不能の状態だった。厚生労働省ではBSE特有の神経症状であ
った可能性もあると見ているが、詳しくは13日に開かれる専門家会議で検証する方
針。一方、農水省ではほかにも感染牛がいないかどうかを確認するため、同じ農場
で飼育されたおよそ50頭の牛について出荷を見合わせるよう、農家側に要請した。
さらに、これまでに確認された4頭の感染牛は、いずれも96年の3月から4月にか
けてのわずか2週間の間に生まれていることから、同じ時期に共通のえさが使われ
た可能性があるとみて調査する方針。
312 :
:02/05/12 18:05 ID:oRQ5oh0x
316 :
:02/05/12 23:33 ID:f1Ipybmx
■北海道・音別町で国内4頭目のBSE感染牛見つかった問題
地元酪農家の間に動揺広がる
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00015780.html 北海道東部の音別町で11日、国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)に
感染した牛が見つかった問題で、地元の酪農家の間には大きな動揺が広がっている。
BSE感染した牧場へと続く道路には、12日朝、音別農協が消毒剤をまく措置を取った。
地元の酪農家は「びっくりしましたね。本当に、音別町から出るとは思ってなかった
ですね...」と、動揺を隠せない様子だった。
国内4頭目のBSE感染した牛が見つかった問題で、音別町と、その周辺の9つの農協
組合長が12日朝、釧路市内で緊急の会議を開いた。
会議は非公開で行われ、経過説明のほか、13日以降、対策本部を設置し、今後の
対応を協議することなどを確認した。
317 :
:02/05/12 23:48 ID:xEbCqWT9
確かに音別は酪農などを主産業とする小さな町だが 大塚製薬の大工場が在るのだ カロリーメイトなどの 原料に狂牛病牛の乳が使われた可能性があるだろ わざと大塚製薬の製造業を無視してるだろ ちょい昔まで医科大学も在ったのだ
319 :
:02/05/13 00:00 ID:CkuF5sOu
■BSE:4番目の感染牛は起立不能の状態 13日正式確認へ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020513k0000m040085000c.html 北海道音別町の酪農家が飼育していた乳牛が国内4番目のBSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)感染牛と判明した問題で、この牛は左前足が悪く歩行困難で、
起立不能の状態だったことが分かった。厚生労働省は13日午後に専門家会議
(座長・品川森一帯広畜産大教授)を開き、BSEであることを正式に確認する。
厚労省によると、この牛は今月7日に発病。同9日に釧路地区農業共済組合の
獣医が「左前肢(おそらく)神経まひにて着地不全 起立著しく困難」との診断書を
作成した。翌10日に釧路市内の食肉処理場で処理されたが、ほかにBSE特有の
症状は見られなかったという。 【BSE取材班】
[毎日新聞5月12日] ( 2002-05-12-21:05 )
320 :
:02/05/13 07:35 ID:CkuF5sOu
▽BSE4頭目、周辺酪農家に不安広がる (TBS)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye61354.html 北海道の牧場で飼育された乳牛が国内で4頭目となるBSE、いわゆる狂牛病と
確認されましたが、周辺の酪農家には「自分の牧場からもBSEに感染した牛が出
るのではないか」という不安が広がっています。
BSEと確認されたのは北海道東部の音別町にある牧場で飼育されたメスのホル
スタインです。BSEはエサが原因で感染するとされていますが、この酪農家は農
協の関係者に対し、北海道の農業団体が製造・販売したエサしか使っていないと話
しているということです。同じエサを使っている周辺の酪農家には、自分の牧場か
らもBSEに感染した牛が出るのではないかという不安が広がっています。
「まさか音別でこうなるとは思わなかったから」
「例えば同じメーカーのエサを食わしていた場合は必ずどっかこっかで出てくる
という可能性はある、原因がハッキリしないうちはちょっと分からないということ
ですね」(同じ地区の酪農家)
釧路では農協の組合長会議が急遽開かれ、今後の対応を協議しました。
「BSEの感染牛は、いっさい食肉流通には回らない」(北農中央会釧路支所の
柴田 浩一郎支所長)
今回も含め、国内で確認されたBSEの牛4頭はいずれも96年の春に産まれて
いて、農林水産省は感染との因果関係を調べる方針です。(13日0:01)
321 :
:02/05/13 07:37 ID:CkuF5sOu
NNN24.COM
▼ 北海道・音別町 BSE感染牛の不安広がる<5/13 2:00>
http://www.ntv.co.jp/news/13_0200_3.html 国内で4頭目のBSE、いわゆる狂牛病の牛が北海道で見つかった北海道東部の音
別町では関係者などが対応に追われた。BSEと確認されたのは、音別町の牧場で
生まれ、飼育されていた6歳1ヶ月の乳牛。釧路市内の食肉処理場に運ばれてきた
際自分では立つことのできない状態だった。釧路では周辺の9つの農協の組合長ら
が緊急に集まり、今後の対応を協議した。13日に厚生労働省で専門家会議が開かれ
た後、対策本部が設置される。
322 :
:02/05/13 07:39 ID:CkuF5sOu
323 :
:02/05/13 07:40 ID:CkuF5sOu
■BSE問題:4頭目の代用乳は過去の感染牛と同工場製 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020513k0000m040130000c.html 北海道音別町の牧場から出荷された6歳の乳牛が国内4頭目のBSE(牛海綿状
脳症、いわゆる狂牛病)と判定された問題で、この牛に与えられていた代用乳が、
過去3頭の感染牛に使われたものと同じ工場で製造されたことが12日分かった。
道農政部もこの事実を把握しており、厚生労働省の専門家会議による確定診断(1
3日)を待って、飼料の種類や育った環境など詳しい疫学調査に乗り出す。
この工場は全農の子会社の飼料メーカー「科学飼料研究所」高崎工場(群馬県高
崎市)。道内で生まれた2頭の感染牛には同工場製の「ミルフードAスーパー」が、
同県宮城村の3頭目にはやはり同工場製の「ぴゅあミルク」が与えられていた。
農水省の調査では、両者の成分はほぼ一致しているが、感染源となりうる成分の混
入は確認されていない。
代用乳は成長促進などの目的で誕生直後から与えられる粉ミルク。音別町内の別
の酪農家は10年前からミルフードAスーパーを代用乳に用いており、「町内のほ
とんどの酪農家は音別農協から飼料や代用乳を購入している。どの酪農家も同じ代
用乳を与えているはずだ」と話している。酪農家によると、同農協が扱っている代
用乳は同工場製の2銘柄だけという。
同農協によると、感染牛を出荷した同町の酪農家は農協の聞き取りに対し「農協
から購入した飼料しか与えていない。農協以外から買った飼料を配合したことはな
い」と話したという。
北海道酪農畜産課は「音別町一帯で(同じ銘柄の代用乳が)広く使われていると
聞いているが、共通していてもただちに感染源とは言えない」と話している。
【小崎学、杉山靖雄】 [毎日新聞5月13日] ( 2002-05-13-03:01 )
324 :
:02/05/13 07:42 ID:CkuF5sOu
■BSE4頭目 3頭と同じ代用乳購入(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002051300097.html 国内4頭目の牛海綿状脳症(BSE)の乳牛を出荷した北海道音別町の酪農家が、
ほかの感染牛3頭と同じ群馬県の工場で作られた代用乳を購入していたことが12
日、地元農協の調査でわかった。感染経路を特定するため、農協や道庁はこの代用
乳を含め、どのような飼料が4頭目に与えられていたかの洗い出しを進めている。
音別町農協によると、同農協が販売する飼料はすべてホクレン農業協同組合連合
会から仕入れ、4頭目を出荷した酪農家にも代用乳を納めていた。酪農家は同農協
の調査に対し、「農協から仕入れたえさしか与えていない」と答えたという。
ホクレンが取り扱う代用乳は全国農業協同組合連合会(全農)が出資する「科学
飼料研究所高崎工場」が製造したものだけで、同農協は96年春生まれの感染牛に
与えられていたかを特定するため、納入時期や量を調べている。また道庁が道内の
全農家を対象にした昨年9月の調査で、この酪農家はBSEの感染源とみられる肉
骨粉を与えていなかった。
この代用乳は、農水省の感染源調査で、BSE発生国であるオランダ産の牛の油
脂が使われていたことが分かっている。同省が3月に発表した調査の中間報告では
「現段階においては、感染源となった可能性を完全には排除できない」とされてい
る。
代用乳は脱脂粉乳や牛の油脂などを原料とし、生後1週間ぐらいからの子牛に母
乳の代わりに与えられる。国際獣疫事務局(OIE)などの研究では、1歳半ぐら
いまでにBSEの原因である異常プリオンたんぱく質を摂取すると感染の可能性が
高いとされ、代用乳と感染源との関連が焦点となっている。
ただ、牛の油脂に「感染性がみつかったことはない」(山内一也東大名誉教授)
とされ、道庁や同省は慎重に調査を進めることにしている。(03:30)
328 :
:02/05/13 08:09 ID:CkuF5sOu
■4頭目BSE、発症の可能性で厚労省が専門家会議(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020513i401.htm 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染が確認された北海道音別
(おんべつ)町の乳廃牛(6歳1か月、ホルスタイン種)は、すでにBSEを発症して
いた可能性があるとして、厚生労働省は13日に開く専門家会議(座長・品川森一
帯広畜産大教授)で、発症の可能性を検討することを決めた。発症が確認されれば、
国内で初めてのケースとなるが、判定は技術的に難しく、可能性の大小の判断に
とどまる見通しだ。
厚労省などによると、この牛は今月7日に、左前脚が着地不全の状態となり、
9日に地元の獣医師から神経まひの疑いがあると診断された。また、10日に食肉
処理場に運び込まれた際に受けた生体検査でも、神経症状が疑われていた。
さらに、この牛は、これまでの感染牛より年齢が進んでいたことから、同省は、
過去の国内感染牛と比べBSEが進行していた可能性があるとみている。
13日の専門家会議では、病原体たんぱく質「異常プリオン」を染色する「免疫
組織化学検査」や、脳の空胞(穴)を調べる「病理検査」のデータをもとに、BSE
感染の最終判定を行うが、同時に発症の有無についても検討することにした。
◆1、2頭目と同じ飼料使用◆
国内4頭目のBSE感染牛と確認された北海道音別町の乳廃牛が、北海道産の
1頭目と2頭目の感染牛と同じ複数の飼料を与えられていたことが12日、関係者の
話で分かった。
道などによると、4頭目を飼育していた同町内の酪農家は、ほぼすべての飼料を
地元農協から購入。いずれもホクレン系で、道内の酪農家が一般的に使っている
銘柄ばかりだという。
佐呂間町産の1頭目、猿払(さるふつ)村産の2頭目に与えられた飼料では、ホク
レン系の2つの配合飼料が同じで、うち1つは製造工場も一致。また、3頭目の群馬
県産を含む3頭の感染牛には、全国農業協同組合連合会(全農)の子会社の工場
(群馬県高崎市)で製造された代用乳が共通していた。 (5月13日03:06)
329 :
:02/05/13 08:11 ID:WFDO8S4p
330 :
:02/05/13 09:51 ID:6PZKYdLr
331 :
:02/05/13 10:36 ID:k702yb9T
<JQ>マクドナルド、小幅安・既存店売上高18%減も反応薄 (10時、コード2702)小幅安。一時、前週末比10円安の2950円まで下落した。 マクドナルドは10日に4月の既存店売上高が前年同月比18.4%減少したと発表し、 11日には国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が確認された。 ただ市場では「悪材料にもかかわらず、下げ幅は限定的だ」との見方が出ている。 既存店売上高の減少はBSEの影響が続いているほか、4月13日まで9割以上の 店舗でチキンマックナゲットの販売を中止したことが響いた。新光証券のアナリス ト、三溝直樹氏は「前年に比べ集客力は低下しているものの、この程度の減少は予 想の範囲内だ」と指摘。BSEの影響で前年同期に比べた既存店売上高の落ち込み は続いているが「3頭目のBSE感染牛が見つかった時もそれほど売り上げは落ち なかったため、4頭目の影響でさらに売上高の減少傾向が強まることはないだろう」 とみていた。 一方、焼き肉店「牛角」を展開するレインズ(2688)は一時、 前週末比2万3000円安の85万円まで下落している。
332 :
:02/05/13 10:36 ID:k702yb9T
最新更新時刻: 2002/05/13 10:30
<東証>吉野家ディーが小安い・BSE牛発見で個人が嫌気売り
http://markets.nikkei.co.jp/stockjp/jpnote/jpnoteCh.cfm?id=ds0i062313&date=20020513&ref=1 (9時50分、コード9861)小安くなっている。一時は前週末10日比3000円安の2
1万1000円まで売られた。11日に国内で4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感
染牛が見つかったことで、小口の嫌気売りが優勢となった。「BSEの発生報告が
最近途絶えていたことから意外感も手伝って個人投資家の嫌気売りが出た」という
声があった。下値支持水準と見られている25日移動平均(10日終値ベースで20万9
040円)に接近しており、業績に与える影響は軽微と見て押し目買いに動く投資家
もあるようだ。売り手口の上位にはドレスナー・クラインオート・ワッサースタイ
ン、Eトレード、パリバ、日興コーデなどが並ぶ。一方、買い手口ではUBSが目
立つ。
食肉卸大手のスターゼン(8043)も続落。公正取引委員会が10日、スターゼンに
景品表示法違反で訂正広告などを求める排除命令を出していることも買い手控え要
因になっているという。
333 :
日経 :02/05/13 11:38 ID:sE4S2yiK
(05/13)BSE感染牛誕生時の代用乳、過去3頭と同銘柄?
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が北海道で見つかった問
題で、この牛が生まれた1996年春に地元の音別町農協が、過去3頭の感染牛に与
えられていたものと同じ銘柄の代用乳を、町内の酪農家向けに販売していた可
能性があることが12日、関係者の話で分かった。
農水省は、13日に厚生労働省の専門家会議が正式に感染を確認し次第、4頭目
の牛の飼料と過去3頭との関連を調査する。農水省などの調査では、3頭目まで
は群馬県高崎市内のメーカー工場で製造された、成分がほぼ同一の代用乳「ミ
ルフードAスーパー」「ぴゅあミルク」のいずれかを、与えられていたことが
分かっている。 [2002/5/13 日本経済新聞]
334 :
朝まで名無しさん :02/05/13 12:47 ID:xcurBH3F
「やっと客が戻ったのに」 不安の一方、冷静さも
BSE(狂牛病)の牛が十一日、約五カ月半ぶりに見つかった。「やっと客が戻りかけたのに」
「売り上げへの影響は大きい」。焼き肉店の経営者や流通関係者らは不安を漏らしたが、「以前に
比べれば影響は少ないだろう」との冷静な反応もみられた。
東京都港区の焼き肉レストラン「昌寿」専務の工藤正弘さん(45)は「『またか』という感じ
だが、以前に比べれば慣れがあると思う。食べたい人は食べてくれるのでは」と落ち着いた様子。
渋谷区で三十七年間、焼き肉店を経営している男性(52)は「客足には確実に影響が出るだろう。
業界にとっては災害のようなもの。国がいちいち公表して騒ぎすぎるのはどうか」と不満を訴えた。
都内の大手スーパーの店長(45)は「牛肉は単価が高く利益の上がる商品だけに、売り上げへの
影響は大きい。夏場はバーベキューなど、アウトドア向けの消費も期待できたのに」と気をもんでいた。
全国消費者団体連絡会の日和佐信子事務局長は「専門家も三頭でとどまるとはみていなかった。
四頭目はある程度予想できた。感染牛の肉は市場には出ない。消費者もパニックにならないように
すべきだ」と指摘。農水省に対しては「四頭目を手掛かりに感染ルートの解明を早くしてほしい」
と求めた。
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020513-767.html
335 :
:02/05/13 15:00 ID:G5Tie54K
▽BSE4頭目、感染原因究明へ きょう専門家会議(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020513.html 牛海綿状脳症(BSE)感染の疑いがある乳牛が北海道で十一日見つかったのを
受けて農水省は十二日、給与された飼料などを調べるために担当者を現地に派遣し
た。厚生労働省が十三日に開くBSE専門家会議で国内四頭目の感染牛であること
が確定すれば、この牛を飼養していた酪農家に同居牛の移動制限を正式に指示。
原因究明のための調査や出荷した牛を含めた疑似患畜の特定などを本格的に始める。
北海道は十一日、同居牛を移動させないよう要請済みだ。酪農家の協力で給与し
ていた飼料などの調査も始めている。
感染が疑われる牛の肉は、昨年十月十八日に厚労省が始めたBSE全頭検査のマ
ニュアル通り食肉処理場に保管。厚労、農水両省は「感染が確定すれば感染牛は焼
却処分し、市場には出回らない。と畜場所の消毒も済ませた」と、全頭検査体制に
よる食肉の安全性を強調し、冷静な対応を消費者らに呼びかける。
この酪農家は、指定生乳生産者団体のホクレンに生乳を出荷しているため発生酪
農家の経営再開を支援するBSE対策酪農互助システムの対象になる。畜産物価格
の低下など周辺農家にも影響が出れば、発生地域対策も適用される。
今回見つかった牛の生年月日は一九九六年三月二十三日。これまで発見された
三頭も同年三月下旬から四月上旬に生まれており、農水省は原因究明の手がかりと
して注目している。
この牛は北海道音別町で約五十頭を飼養する酪農家が自家生産したホルスタイン
の雌で、七十三カ月齢。左前足の神経がまひしたため獣医師が診断し、病畜として
十日に釧路市内の食肉処理場に出荷した。ただ、BSE特有の症状ではないと判断、
同日と畜された。
だが、と畜後のBSE一次検査(エライザ法)で「疑陽性」と判定。十一日に帯広畜産
大学で二次検査(ウエスタンブロット法)を行った結果、同日に「陽性」が確認された。
十二日は、脳の細胞を調べる免疫組織化学的検査も行った。
336 :
:02/05/13 15:02 ID:G5Tie54K
■有機質肥料の供給ピンチ BSE余波で原料輸入がストップ(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020513.html 牛海綿状脳症(BSE)問題の余波を受け、有機質肥料の供給がピンチになって
いる。飼料とともに肥料用の骨粉類なども輸入がストップしているためだ。「有機
質肥料原料の在庫はほとんどゼロ」(大手メーカー)で、秋肥に深刻な影響が出る
のは避けられない。JA全農肥料農薬部でも「このままでは、園芸や茶産地の打撃
が大きい」と、特に蒸製骨粉の早期輸入解禁を国に強く求めている。
肥料向け骨粉類の輸入は二〇〇一年十月から禁止されている。農家らの声を受け、
農水省は一月の通達で、牛由来を含めた国内の蒸製骨粉の製造、出荷、それを使用
した複合肥料の製造、出荷を解除した。春肥向けの有機質肥料の需要に対応した措
置だ。しかし、国産は年間流通量の一割足らず。「少ない量を薄く広く使い、春肥
需要はどうにか乗り切った」(宇井勝昭日本化成肥料協会専務)。代替の魚粉など
は、飼料に優先的に回り、価格が高騰しているうえ入手も難しい。
問題は、果実の味を良くするためなどに施肥する秋肥の手当て。各メーカーの原
料在庫は底をついているのが実態だ。同協会では再三にわたって農水省に、特に使
用割合の高い蒸製骨粉・蒸発製皮革粉の輸入解禁などを要請してきた。「肉骨粉等」
の中の肉骨粉そのものは一割で、もともと肥料ではほとんど使っていなかった。
関係業界が早急な輸入解禁を求める、蒸製骨粉と皮革粉は全体の七割近くを占め
る。農水省が指摘する飼料への誤用・流用も、同協会は「骨のかけらで牛が間違っ
て食べることは考えられない」(宇井専務)という。
蒸製骨粉は、BSEの感染ルートで問題となった肉骨粉とは全く別物で、家畜の
骨を加圧蒸解し乾燥、粉砕したもの。リン酸比率が20%以上あり、有機質肥料で
は不可欠。輸入先は中国、ベトナムなどBSE非発生国。安全性確認の国際獣疫事
務局(OIE)基準を上回る一五〇度、三時間、五気圧(中国のケース)で処理さ
れている。輸入国から船で運び製品化するまで三カ月程度かかり、五月いっぱいが
手当てのタイムリミット。
337 :
:02/05/13 15:05 ID:G5Tie54K
【解説】BSE問題 4頭の誕生が同時期 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02051301.html 十一日に見つかったBSE感染を疑う牛と、これまで感染が確認された三頭の
生年月日が極めて近いことが、感染原因究明の手がかりとなりそうだ。農水省も
「同じ時期に(感染につながる)何らかのものがあったのではないか」と注目している。
感染牛三頭の感染時期を同省は生年月日から、 1.可能性が最も高いのが誕生
から一九九七年三、四月ごろ 2.次いで高いのが九八年三、四月ごろまでと推定。
この期間は、病原体である異常プリオンに汚染された可能性のあるイタリア産肉骨
粉の輸入時期と重なる。
ただ、イタリア産肉骨粉と感染牛を結ぶ経路は不明で、調査の焦点の一つとなっている。
四頭目が感染した可能性が高い時期も同省は、生年月日が近いため感染牛三頭と
同じと判断。今後、肉骨粉の給与の有無を確認するとともに、配合飼料などに混ざる
可能性がなかったかも調査する一方で、イタリア産肉骨粉の流通経路を調べ、接点を
探る考えだ。
また、感染牛三頭には同じ工場で製造された代用乳が給与されており、四頭目でも
調査の焦点だ。
進み出した廃用牛の出荷にブレーキがかからないようにすることも求められる。
今回の発生酪農家や地域の要望によっては、酪農互助システムと発生地域対策が
初めて発動される。うまく機能させることが重要だ。 (報道部・内田英憲)
338 :
:02/05/13 15:06 ID:G5Tie54K
【BSE感染原因解明の手がかり】 ○感染牛は4頭とも生年月日が近い いずれも1996年生まれで、1頭目から順に誕生月日は3月26日、4月4日、3月26日、3月23日 ○イタリア産肉骨粉に汚染の可能性 98年6月以前に輸入された肉骨粉は病原体の死滅処理が不十分 96年11月に輸入された105トンにBSE発生国の原料が使われた可能性 上記105トンの用途が不明 ○感染牛3頭には同じ代用乳を給与 今回の4頭目はこれから調査 ○感染牛3頭に給与された配合飼料に肉骨粉が混ざった可能性 今回の4頭目はこれから調査
339 :
:02/05/13 15:12 ID:G5Tie54K
340 :
:02/05/13 15:24 ID:G5Tie54K
■4頭目のBSE、北海道で 左前脚の神経まひの疑い (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020513-764.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の全頭検査で十一日、国内四頭目のBSE感染
牛が北海道で見つかった。厚生労働省は十三日に専門家会議を開いて確定診断する。
昨年十一月三十日に三頭目が見つかって以来五カ月半ぶり。四頭目の発見は感染
の広がりを裏付けた。この牛の肉や内臓などは市場に出回っておらず、確定診断後
に焼却される。
厚労省によると、四頭目のBSEの牛は今月七日に歩行困難となり、九日に獣医
師が左前脚の神経まひの疑いと診断した。BSEの症状が既に出ていた可能性があ
り、同省はさらに病理検査などによる確認を急ぐ。
BSE問題に絡んで雪印食品の偽装牛肉事件が今年一月に発覚。その後も食肉の
産地偽装が相次ぎ、食への信頼が揺らぐ中、感染ルートの解明があらためて急務と
なりそうだ。
四頭目も過去の三頭と同じ乳牛で、出生時期が一九九六年三―四月に集中。出生
地も一、二頭目と同じ北海道で、共通点が多く、農水省は餌を中心に関連の調査を
急ぐ。
厚労省によると、四頭目の牛は九六年三月二十三日に北海道音別町で生まれた六
歳一カ月のホルスタインで、同じ酪農家で飼育されている約五十頭の一頭。今月十
日に釧路市の処理場に持ち込まれた際は起立不能の状態で、一次検査で強い陽性反
応を示し、同省による精度の高い確認検査でも陽性だった。
北海道はこの酪農家に対し、ほかの牛について実質的に移動を禁止する措置を
取った。
農水省の昨年秋に実施した農家への聞き取り調査では、約五千頭の牛に肉骨粉な
どが与えられていたが、今回感染が確認された牛はこの中に含まれていないという。
これまでの感染牛がいずれも高齢の乳牛だったため、乳の出が悪くなった高齢の
牛の出荷を生産者らが控える動きが続いていた。
千葉県内の乳牛が昨年九月に国内初のBSEと確認。同年十一月下旬にはさらに
二頭が相次いで見つかったが、感染ルートは判明していない。三頭目の生まれは群
馬県だった。
BSEの全頭検査は昨年十月十八日に始まり、これまでに約六十五万頭が検査を
受けた。
農水、厚労両省が設置した調査検討委員会は四月、肉骨粉規制など過去の行政対
応の不備を「重大な失政」と指摘した報告書をまとめた。これを受け農水、厚労両
相が大臣報酬を返納、両省幹部らが減給や厳重注意の処分を受けた。
341 :
:02/05/13 15:28 ID:G5Tie54K
■感染3頭共通の代用乳、音別農協も販売 4頭目BSE 2002/05/13 10:40 【音別】釧路管内音別町の乳牛が国内4頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染と確 認された問題で、音別町農協が、この牛が生まれた1996年春に、過去3頭の感染牛 に与えられていたのと同じ銘柄の代用乳を販売していたことが12日、町内の同農協 組合員の話で分かった。酪農家は、ホクレンが販売している飼料だけを使っていた ことが分かっているが、この代用乳を使っていたかどうかは確認されていない。 農水省による過去三頭の感染源調査によると、いずれも全農系メーカーの科学飼 料研究所高崎工場(群馬県)で作られた代用乳「ミルフードAスーパー」「ぴゅあ ミルク」が与えられていたことが分かっており、道内にもホクレンを通じて広く流 通していた。 代用乳は生後七日以降、四―七週をめどに母乳の代わりに子牛に与える配合飼料。 問題の代用乳にはBSE発生国のオランダ産の動物性油脂が使用されていることが 分かっている。 また道酪農畜産課によると、道が昨年秋に行った調査で、肉骨粉などを含む飼料 を与えたか、与えた可能性の否定できない五支庁管内十九戸の農家の中に、「音別 町内のこの酪農家は入っていない」という。
342 :
:02/05/13 15:28 ID:G5Tie54K
4頭目をBSEと確定診断 厚生労働省の専門家会議 厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)専門家会議は十三日午後、 北海道で見つかった国内四頭目の牛について、BSEに感染していたと 確定診断した。 (共同)
343 :
:02/05/13 15:31 ID:G5Tie54K
■BSE4頭目 解体は病畜用ライン 組合長会議で対応協議 2002/05/13 08:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020513&j=0044&k=200205120761 【音別、釧路】釧路管内音別町で国内四頭目の牛海綿状脳症(BSE)の感染牛が
確認されて、同管内の農協組合長会(会長・石橋栄紀浜中町農協組合長)は十二日
午前、釧路市内で緊急会議を開いた。またこの牛は、八日までに獣医師から「神経
まひで着地困難」の診断を受け、釧路市内の食肉処理場で病畜用ラインで解体されて
いたことが分かった。
組合長会議は非公開で行われたが、関係者によると組合長から「感染の疑わしい
肉を市場に出さない体制は整っている。問題は風評被害で、原因を早く明確にする
必要がある」などの声が相次いだ。
BSE感染が分かった酪農家は同日、農協関係者に対し「家族も精神的に参って
いる。十三日の確定診断前に何も話すことはない」と話したという。
一方、今月上旬、この牛が牛舎内で座り込んでいるため、酪農家は釧路地区農業
共済組合の獣医師に連絡し「左前足の神経まひによる着地困難」と診断された。
酪農家の所属する音別町農協が、釧路市内の食肉処理場へ十日午前に搬入。関係
者によると、同処理場での釧路保健所の検査では発熱や中枢神経症状の異常はなく、
病畜用ラインで解体したという。
釧路支庁や釧路家畜衛生保健所は十三日、酪農家の畜舎の消毒や飼育牛の移動
制限などの防疫措置に取りかかり、感染牛の餌なども調査する。
<写真:非公開となった釧路管内農協組合長会の緊急会議>
http://www.hokkaido-np.co.jp/Photo/20020513.200205120761.jpg
344 :
:02/05/13 19:26 ID:kpcOPKAR
■BSE:感染牛の検査担当の保健所職員が自殺 北海道
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020513k0000e040085000c.html 釧路管内音別町の牧場から出荷された乳牛が国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)と確認された北海道で、感染牛の検査を担当した釧路保健所の
食肉検査係の女性職員(29)が12日に、自殺していたことが道警などの調べで
13日分かった。
道警と道などの調べでは、女性職員は10日に今回見つかった牛の生体検査に
携わった。12日に出勤する予定だったが、出勤しないため同僚が自宅に行った
ところ、自宅で自殺しているのが見つかった。
室内には「(牛の歩行が乱れていたのに)BSEと判定できなかったことに、
責任を感じている」などという内容のメモが残されていたという。
[毎日新聞5月13日] ( 2002-05-13-17:49 )
345 :
:02/05/13 19:30 ID:kpcOPKAR
■北海道のBSE感染牛を検査した女性獣医が自殺(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020513i311.htm 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染牛と確認された北海道音別町
の乳廃牛を生体検査した釧路保健所の食肉検査員の女性獣医師(29)が13日、
自殺していたことがわかった。道や道警で、自殺の動機やBSE検査との関係など
を調べている。
12日朝、女性獣医師が出勤しないため、同僚が自宅を訪ねて、女性獣医師が亡
くなっているのを発見した。
道によると、自宅に残された遺書には「獣医師として許されない行為になったこ
とに申し訳ございません」などと書かれていたという。 (5月13日18:30)
349 :
:02/05/13 20:54 ID:CkuF5sOu
■BSE4頭目 飼育農家「なぜだ」 厚労省農水省「市場の肉は安全」
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20020512_02.htm 国内で5か月半ぶりに確認された4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染
牛。酪農家の間には動揺が広がるが、厚生労働省や農水省は、「市場に出回る肉の
安全性が確保されている証拠」と消費者に対し、冷静に受け止めるよう呼びかけた。
帯広畜産大から厚生労働省に「陽性」という確認検査の結果が入ったのは11日
午後10時前。1次検査でも感染を強く疑わせる数値を示していただけに、担当職
員らは報告を淡々と受けとめた。
この後開かれた記者会見で、高谷幸・監視安全課長は、「(感染牛は)健康牛と
は別の、病畜用の処理室で処理されている」と話し、同じ日に処理された他の牛の
食肉には影響がないことを強調した。
音別町は、太平洋に面し、釧路、帯広市の間に位置する人口約3000人の農林
業の町。
感染した乳廃牛を育てた酪農家は約50頭の乳牛を飼育する中規模農家。11日
夜、自宅前で読売新聞の取材に応じ、「きょう午前、音別町農協からスクリーニン
グで陽性反応が出たと知らされた」と、言葉少なに語り、あとは「すべて農協にお
任せしてある」と口を固く閉ざした。同農協によると、この酪農家は「普通の飼料
を与えているのに、どうしてなんだろう」と、ぼう然としていたという。同町の別
の酪農家(50)は「まだまだ出るのではないか。酪農家の多くが高齢牛の出荷を
控えていたが、みなそろそろ限界だ」と話した。
一方、4頭の感染牛が1996年春に生まれ、うち3頭が北海道生まれだったこ
とで、農水省は、難航する感染ルート解明の手掛かりになると期待する。
過去3頭の飼料で、共通していたのは、全国農業協同組合連合会(全農)の子会
社の飼料工場(群馬県高崎市)で製造された代用乳(子牛に与える粉ミルク)。原
料にBSE発生国・オランダ産の牛の油脂が使われていた。さらに、北海道生まれ
の2頭に与えられた飼料は、ホクレン系工場の製造工程で、豚や鶏用の肉骨粉が混
入した可能性も指摘されている。同省は週明けから調査を開始し、飼料の共通点を
洗い出す。
●病死牛 検査体制に不備
解説 厚生労働省が行ってきたBSE全頭検査を受けた牛はこれまでに約65万
頭。4頭目の感染確認で、発生率は単純に計算すれば16万頭に1頭となる。欧州
と同じ「生後30か月以上」の牛に絞れば、7万頭に1頭で、欧州の3万頭に1頭
と比較すると、日本の汚染度は低いように見える。
だが現在も、感染の恐れが高い高齢の廃用牛5万頭以上の出荷が滞っており、
「7万頭に1頭」は実態を反映しているとは言い難い。
問題なのは、病気やけがで死んだ牛の検査が進んでいないことだ。今回の感染牛
も起立不能の症状を示しながら、獣医師はBSEと診断できなかった。臨床診断の
難しさを示すもので、病死牛の検査の重要性を裏付けている。
欧州連合(EU)は、病死牛をすべて検査し、その感染率は健康に見える牛の約
30倍に上る。ところが日本では「施設の検査能力が不足している」(農水省)こ
ともあり、生後24か月以上の病死牛(年間7万頭)のうち、4500頭程度の抜
き取り検査を進めているにすぎない。
体制の不備を逆手に、廃用牛を病気だとして安楽死させて処理する業者が出るな
ど、“感染牛隠し”と見られる事態も起きている。
小野寺節・東大教授は「消費者の安全は現状の対策で確保されたが、肝心の部分
が抜け落ちている。どんなデータを出しても、国際的に信用されない」と指摘する。
早期に合理的な検査体制を確立する必要がある。(科学部・佐藤 俊彰)
(2002年5月12日)
350 :
:02/05/13 20:56 ID:CkuF5sOu
■BSE4頭目を確定診断・専門家会議(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020513CCCI097313.html 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)牛について、厚生労働省の専門家
会議(座長、品川森一・帯広畜産大教授)は13日、この牛を最終的にBSEと確定
診断した。牛の症状からすでに発症していた疑いも持たれていたが、品川教授は
「検査結果からは分からない」と判断を見送った。
専門家会議は11日に同省の確認検査で陽性となったウエスタンブロット法の結果
のほか、免疫組織化学検査で脳の組織にBSEの病原体のたんぱく質「異常プリオ
ン」がどの程度集積していたかを分析した結果、最終的にBSEと診断した。
この牛は今月10日に食肉処理場に運び込まれる前に左前肢の具合が悪く、起立
不能となっており、獣医が「神経症状の疑いがある」と診断していた。専門家会議は
脳組織の状態を確認したが、「発症していない」と診断された3頭目の感染牛より
もBSE特有の脳のすき間(空包)が小さく、すでに発症していたとは断定できな
かったという。
351 :
:02/05/13 20:58 ID:CkuF5sOu
■釧路のBSE牛問題、検査担当の獣医師が自殺 (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020513CCCI090313.html 国内で4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)と確認された乳牛の生体検査に
当たった北海道釧路保健所の食肉検査員の女性(29)が釧路市内の自宅で首を
つって自殺していたことが13日分かった。
この食肉検査員は同保健所に勤務して4年目の獣医師。道警釧路署が詳しい
原因を調べている。
調べなどによると、検査員は10日、北海道音別町の牧場から釧路市の食肉処理場
に運び込まれた6歳1カ月の乳牛の生体検査にあたった。牛はよろめいて立つことが
できず、病畜と診断された。その後の検査でBSEの感染が確認された。
北海道庁によると、検査員は生体検査で感染を断定できなかったことを気に病む
内容の遺書を残していたという。
352 :
:02/05/13 21:28 ID:CkuF5sOu
NNN24.COM
▼ BSE検査した保健所職員 自殺<5/13 21:00>
http://www.ntv.co.jp/news/13_2100_1.html BSE、いわゆる狂牛病と確認された乳牛の生体検査にあたっていた
釧路保健所の検査員が、自殺していたことが分かった。北海道によると、
自殺したのは釧路保健所の29歳の女性職員で、きのう朝、自宅で自殺
しているのが見つかったという。
自殺した女性職員は国内4例目のBSEと確認された乳牛の生体検査に
あたっていた。
353 :
:02/05/13 21:30 ID:CkuF5sOu
354 :
:02/05/13 21:34 ID:CkuF5sOu
355 :
:02/05/13 21:42 ID:CkuF5sOu
▽食肉検査の女性が自殺=「BSEに気付かず」と遺書−北海道 (時事通信)
2002年5月13日(月)19時3分
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200205/13-01.html 国内で4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)と確認された乳牛の生体検査に
当たった北海道釧路保健所検査員の女性獣医師(29)が12日、釧路市内の自宅
で死亡していたことが13日、分かった。女性は生体検査でBSE感染を発見でき
なかったことに責任を感じるという内容の遺書を残しており、道では自殺とみている。
道などによると、女性は10日、釧路管内音別町の牧場から釧路市内の食肉処理
場に運び込まれた6歳1カ月のホルスタイン種の乳牛を、家畜伝染病予防法に基づ
き検査。よろめいてきちんと立つのが困難な状態だったことから「病畜」と診断し、
病理解剖した。牛はその後、釧路保健所に移され、1次検査でBSE疑陽性となり、
帯広畜産大での検査で陽性とされた。
356 :
:02/05/13 21:42 ID:CkuF5sOu
357 :
:02/05/13 21:47 ID:CkuF5sOu
■不安解消に全力を 渡辺党対策本部長 4頭目のBSE感染牛で談話(公明党)
http://www.komei.or.jp/komei_news/contents/2002/05/13/005.htm 全国で四頭目となるBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染牛が、北海道釧路管内
音別町で昨年十一月三十日以来約五カ月半ぶりに発見されたことについて、公明党
家畜伝染病対策本部の渡辺孝男本部長(参院議員)は十二日、次のような談話を発
表した。
◇
一、五月十一日深夜、厚生労働省は北海道で、わが国第四頭目となるBSE感染
牛が発見されたと発表した。発見されたことは残念であるが、昨年十月十八日以降
はすべての牛ついて世界一厳格なBSE検査を行っており、今回の感染牛は一切市
場に出回ることはない。このため販売されるすべての牛肉は安全である。政府は、
国民の不安解消に向け全力を挙げるべきである。
一、BSEの発生については、農林水産省の危機意識を欠いたこれまでの対応や
消費者軽視政策等に原因があり農林水産省の責任は重大である。農林水産省は、
四頭目の発生を踏まえ、改めて感染源や感染経路の解明に全力を挙げるべきである。
一、今回の新たなBSEの発生による風評被害により、牛肉消費が一段と減少す
ることがないよう最善を尽くし、感染牛の出荷農家及びその地域に対する支援や食
肉小売店、焼肉飲食店等がさらなる経営悪化に陥ることがないよう万全の措置を講
ずべきである。
一、BSEの発生や相次ぐ虚偽表示等により、食品の安全性について国民の不信
感はかつてなく高まっており、「農場から食卓」まで一貫した安全管理体制の構築
が不可欠である。そのために、食品のリスク分析・評価を行う独立した食品安全行
政機関の新設や食品安全行政・表示問題等を統括する食品安全法制定(仮称)を
早急に整備しなければならない。公明党としても食品の安全性確保を最優先課題と
して取り組んでいく決意である。
358 :
朝まで名無しさん :02/05/13 21:48 ID:AGzpfaOM
359 :
朝まで名無しさん :02/05/13 21:48 ID:AGzpfaOM
「やっと客が戻ったのに」 不安の一方、冷静さも
BSE(狂牛病)の牛が十一日、約五カ月半ぶりに見つかった。「やっと客が戻りかけたのに」
「売り上げへの影響は大きい」。焼き肉店の経営者や流通関係者らは不安を漏らしたが、「以前に
比べれば影響は少ないだろう」との冷静な反応もみられた。
東京都港区の焼き肉レストラン「昌寿」専務の工藤正弘さん(45)は「『またか』という感じ
だが、以前に比べれば慣れがあると思う。食べたい人は食べてくれるのでは」と落ち着いた様子。
渋谷区で三十七年間、焼き肉店を経営している男性(52)は「客足には確実に影響が出るだろう。
業界にとっては災害のようなもの。国がいちいち公表して騒ぎすぎるのはどうか」と不満を訴えた。
都内の大手スーパーの店長(45)は「牛肉は単価が高く利益の上がる商品だけに、売り上げへの
影響は大きい。夏場はバーベキューなど、アウトドア向けの消費も期待できたのに」と気をもんでいた。
全国消費者団体連絡会の日和佐信子事務局長は「専門家も三頭でとどまるとはみていなかった。
四頭目はある程度予想できた。感染牛の肉は市場には出ない。消費者もパニックにならないように
すべきだ」と指摘。農水省に対しては「四頭目を手掛かりに感染ルートの解明を早くしてほしい」
と求めた。
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020513-767.html
360 :
:02/05/13 22:20 ID:CkuF5sOu
■感染牛検査担当の獣医師自殺 「見逃し許されぬ」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0513/035.html 北海道音別町で育った国内4頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛の生体検査を
担当した獣医師が自殺していたことが13日、明らかになった。「(BSEである
ことを)見逃したのは、獣医師として許されない行為」といった内容のメモが残さ
れていたことなどから、道庁は「検査の判断について不必要に自分を責めたのでは
ないか」とみている。
亡くなったのは、音別町を管轄する釧路保健所に勤務する29歳の女性獣医師で、
12日に死亡していた。感染牛が10日に食肉処理場に運ばれた際に、目視などに
よる検査を担当。左前脚に神経症状があったが、BSEに特徴的な症状は見あたら
ないと判断し、牛は隔離され食肉処理された。
道庁などによると、隔離されたことで感染牛の各部位が残り、今後のBSE研究
に役立つ結果となったという。だが「病理検査に回した方がよかったと思い悩んだ
のではないか。検査は適切で、本当に残念だ」(米川雅一・道食品衛生課長)とし
ている。(22:05)
361 :
朝まで名無しさん :02/05/13 22:37 ID:QnsjThnb
362 :
:02/05/13 23:03 ID:CkuF5sOu
■農水省、「1996年春生まれ」を重視−BSE4頭目確認 2002/05/12 10:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020512&j=0044&k=200205129746 国内四頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染が確認された釧路管内音別町産のホル
スタイン雌牛は、これまで国内で確認された三頭と同じ一九九六年春の生まれだっ
た。原因調査をしている農水省も、この点を注視しており、与えられていた飼料な
ど他の三頭との共通点がほかにも見つかれば、感染の原因とルートの解明に向けて、
新たな手がかりとなる。
これまでの農水省による感染源調査では、三頭には共通して全農系の科学飼料研
究所高崎工場で作られた代用乳が使われ、この代用乳にBSE発生国のオランダ産
の動物性油脂が使用されていることが分かっている。
また、イタリアから一九九六年―九八年に輸入された肉骨粉の一部に、BSEの
病原体となる異常プリオンを効果的に消毒する加圧処理が行われていなかったこと
も判明。この肉骨粉の原料の調達先に、当時既にBSE発生国となっていたアイル
ランドなどが含まれていた。三頭に与えられていた配合飼料には肉骨粉は使われて
いないが、配合飼料を作った工場での肉骨粉混入の可能性は、否定し切れていない。
生後三十カ月を超えて高齢化し搾乳しなくなった牛は、食肉用として市場に出す
が、農家はBSE感染牛が出ることの影響を考え、出荷を手控えてきた。しかし、
こうした廃用乳牛の滞留は徐々に解消しており、今後も感染牛が見つかることが予
想される。
汚染状況を把握するための条件は整ったとの見方もでき、農水省は「四頭目にど
ういうエサをやっていたかという状況を踏まえて調査を進める」として飼料の流通
経路の追跡を急ぐ。
363 :
:02/05/13 23:25 ID:CkuF5sOu
366 :
朝まで名無しさん :02/05/13 23:44 ID:q/69H5xm
367 :
:02/05/14 02:32 ID:ESPXN8h+
■BSE牛検査の職員自殺(スポーツ報知)
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/home.htm 北海道音別町の乳牛が国内四頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)と確認された問題で、
この牛が解体される前に生体検査を担当した、釧路保健所(荒田吉彦所長)の女性職員(29)が
自殺していたことが、13日分かった。
同保健所によると、職員は12日朝、自宅で死亡しているのが見つかり、自殺をほのめかす
メモがあった。11日は同僚と一緒に仕事をし、特に変わった様子はなかったという。
職員は、10日に音別町から釧路市内の食肉処理場に運び込まれた乳牛の生体検査を担当した。
BSE4頭目の釧路保健所 女性検査員が自殺
国内四頭目の牛海綿状脳症(BSE)患畜の生体検査を担当した北海道釧路保健所
の食肉検査係の女性職員(29)が十二日、自宅で自殺していたことが十三日、
明らかになった。
BSEと断定された牛は、当初「病畜」と判定され、その後の検査で感染が確認
された。釧路支庁BSE対策本部会議後の記者会見で、事実関係を問われた同保健
所の荒田吉彦所長は「BSE感染を疑えなかった責めを感じたらしいが、目視と触
診による生体検査だけでBSEを疑うのは無理なこと。責任感が強く、重く受け止
めてしまった」と言葉を詰まらせた。
昨年十月の全頭検査スタート当初は連日、深夜におよぶ勤務が続いていたが、年
明け以降は通常勤務に戻っていたという。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02051403.html
枝肉取引は平常 BSE4頭目、買い注文も通常
牛枝肉相場の指標となる東京都中央卸売市場食肉市場では十三日、和牛、交雑種
(F1)、ホルスともに「小幅安」の取引となり、四頭目の牛海綿状脳症(BSE)
確認の影響はほとんどなかった。
この日の取引では、和牛去勢A3等級がもちあいの一キロ千三百十三円、上位等級
のA5は千九百五十円、A4千四百八十八円と先週末に比べ二百二円、百五十九円そ
れぞれ下げた。市場では「買参人も冷静で、買い注文は通常と変わらなかった」
(大動物事業部)と話している。
枝肉価格は三月後半から夏の焼き肉需要が動き始め、和牛は前年比一割安まで回復。
F1も和牛の上伸に続き、前年の半値以下から七割安まで戻している。同日は去勢
B3等級一キロが八百七十六円と、先週末比で一割安。
ホルスを含めた東京と大阪の去勢牛B2・3等級の加重平均価格は、
一キロ七百五十九円と先週末に比べ一割下げた。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02051402.html
372 :
:02/05/15 01:02 ID:vK8gRvqB
■BSE問題 4頭目の確認で、影響アンケを実施−−県食肉消費対策協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020514-00000006-mai-l20 ◇小売店の売り上げに対し
国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染牛が確認されたこと
を受け、県や消費者団体などでつくる「県食肉消費対策協議会」(木藤直光会長)
は13日までに、県内の小売店などに対し売り上げへの影響についてアンケートを
実施する方針を決めた。同協議会がBSE問題に絡む売り上げ調査を全県的に行う
のは初めてで、今月下旬までに結果をまとめて公表する。調査対象は、同協議会に
加盟する県内の小売店や食肉専門店など約500店。各店の従来の売り上げに対し
て、国内4頭目の感染牛が確認された今月11日の翌日にあたる12〜19日の8
日間で売り上げが増減したかを調べる。
今回の調査は、安全な牛肉だけしか市場に流通しない態勢が整った後、感染牛の
確認が消費者の行動に影響を及ぼすかデータを集めるのを狙いとしている。
同協議会事務局では「全頭検査態勢は消費者の意識に浸透してきたと思うが、感
染牛の確認によって客足にどのような影響が出るか調べていきたい」と話している。
【木村健二】(毎日新聞)
373 :
:02/05/15 01:04 ID:vK8gRvqB
■BSE4頭目問題 北海道・音別町の飼育牛、県内にも出荷 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020514-00000004-mai-l06 ◇県「まだ正確な頭数、公表できず」
北海道音別町の牛が国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)と確
認された問題で、同町で飼育された牛が県内にも出荷されていることが13日、県
畜産室の調査で分かった。
調査は12日から行われた。感染牛が見つかった酪農家からの出荷は確認されな
かった。同室は「同町から出荷された牛の正確な頭数は、調査中のため公表できな
い」としている。
今回確認された感染牛が、既に感染が確認された3頭と同じ業者の代用乳を使用
していた可能性がある。県は農水省の調査結果を待ち、感染牛4頭が生まれた96
年3月ごろ、同社の代用乳を使用した酪農家の調査を実施する。県によると、県内
の相当数の酪農家で、問題の代用乳が使用されているという。
同室は「4頭目の感染牛が出たことで、風評被害が広がり、廃用牛がさらに滞留
することが心配だ」と話している。県内で3月末現在、967頭の廃用牛が滞留し
ている。【永井大介】(毎日新聞)
374 :
:02/05/15 01:04 ID:vK8gRvqB
■道が立ち入り調査実施 (HTB)
http://www.htb.co.jp/news/index.html#am01 国内4頭目のBSEいわゆる狂牛病の牛が音別町で見つかった問題で釧路家畜保
健衛生所は、牛を飼育していた農場で立ち入り調査を行いました。
調査は家畜伝染病予防法に基づくもので、午前10時から家畜保健衛生所の職員ら
が、感染牛に与えられていた代用乳やエサ、それに病歴などを調べました。この農
場ではこれまでに確認された感染牛3頭と、同じメーカーの代用乳を使っていたこ
とがっています。家畜保健衛生所は、同居していた牛や、農場で生まれた牛の移動
状況も調べることにしています。一方、感染牛が解体された処理場では、感染牛の
肉が焼却処分されました。脳や脊髄などは研究のため帯広畜産大学に送られます。
375 :
:02/05/15 01:06 ID:vK8gRvqB
■需要低迷で廃用牛820頭処分へ/JA宮古支店
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020514-00000017-ryu-oki 【宮古】BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の発生に伴い、牛肉の需要低迷が続く中、
JAおきなわ宮古支店(島尻孝雄支店長)では13日、流通が不可能と判断される
廃用牛をと畜解体、焼却処分にした。同支店は宮古家畜保健衛生所(友利和博所長)
と協力し、来年1月までに820頭を目標に処分する。同衛生所は処分について、
「廃用牛の食肉を目的にした流通が停滞し、コスト増加を招いている」と説明。
肉用牛、酪農牛生産の健全化と需要安定を図ると話した。事業主体のJAが処分要望の
ある生産農家から一頭5万円で買い上げる形となる。BSE検査を実施し、宮古食肉
センターでと畜された後、焼却処分する。(琉球新報)
376 :
:02/05/15 01:07 ID:vK8gRvqB
■BSE4頭目確認で島根県が乳用牛の実績を調査 (山陰中央新報)
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2002/05/14/06.html 国内四頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が北海道音別町で見つかっ
た問題で島根県は十三日、同町から県内に導入され、現在、農家で飼養されている
乳用牛が二十八頭いることを確認した。
県の調査によると、県内の乳用牛飼養頭数約一万二千頭のうち、一九九五年以降、
音別町からの導入は二十八頭であることが分かった。ただ、牛の月齢や導入時期、
生産農家など詳細については判明していない。
BSE問題では、一、二頭目の感染牛が確認された北海道の佐呂間町と猿払村産
の乳用牛が、県内に導入された実績はあったが、感染牛とのかかわりがなかったこ
とが分かっている。
377 :
:02/05/15 01:09 ID:vK8gRvqB
■BSEで未出荷の「乾乳牛」7%増 農家数は6%減(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/2002/05/14/005.htm 農水省長野統計情報事務所が十三日まとめた今年二月一日現在の畜産統計による
と、県内の乳用牛の飼養戸数は前年同期比6%減の八百十戸、飼養頭数は2%減の
二万九千頭だった。一方、昨年九月以降のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の国内
発生で廃用牛の処理が進まず、搾乳していない「乾乳牛」の頭数は三千百頭で前年
より7%増加した。
農家の高齢化や乳価の低迷で、乳用牛の飼養戸数は四十一年連続、頭数は二十一
年連続で減少。ただ、廃用牛処理の停滞で、全体の減少頭数は昨年の九百頭から六
百頭に縮小した。
肉用牛にもBSEが影響。飼養戸数は4%減の千百戸だったが、頭数は三万九千
三百頭でほぼ前年並み。昨年十月以降に枝肉価格が暴落し、農家が出荷を延期した
ためとみられる。うち、肉用種(和牛)は二万千六百頭で3%増加した。
豚は飼養戸数が11%減の百七十戸、頭数が7%減の十万五百頭。鶏卵鶏は戸数
が五十戸、雌羽数が八十三万三千頭で、ともに前年並みだった。
378 :
:02/05/15 06:30 ID:1SnjtvlZ
▽BSE:96年生まれの牛 集中検査を示唆 武部勤農相
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020515k0000m010166000c.html 武部勤農相は14日の閣議後会見で、国内で確認された4頭のBSE(牛海綿状
脳症、いわゆる狂牛病)感染牛がいずれも96年春に生まれていることについて
「感染経路は予断を持たずに調査するが、4頭目のデータ次第では、専門家の意見
を聞き必要があれば対象牛を絞った調査も検討する」と述べ、96年生まれの牛を
集中検査する可能性も示唆した。
武部農相は、感染源は幅広く究明すると従来通りの考えを強調し、「過去に見付
かった3頭の牛のデータと共通点が多いほど、感染源究明に重要な情報となる」と
語った。これは、同日朝の自民党BSE対策本部の会合で「96年春ごろに生まれ
た6歳前後の牛に対象を絞り感染状況を集中的に検査すべきだ」との意見が相次い
だため、農水省として前向きの姿勢を示した格好。ただ、省内には「4例だけで調
査を絞り込めば、事実を見誤る危険がある」「96年生まれの牛に対する不当な風
評被害を招きかねない」と調査を特定年齢に限定する効果を疑問視する慎重論もあ
る。また検査は出荷予定のない牛まで処分することにつながるという問題も残すこ
とになる。 【荒木功】 [毎日新聞5月15日] ( 2002-05-15-01:34 )
379 :
:02/05/15 06:36 ID:1SnjtvlZ
380 :
:02/05/15 06:37 ID:1SnjtvlZ
381 :
:02/05/15 06:40 ID:1SnjtvlZ
▽飼育農家の調査に着手 BSE4頭目感染 2002/05/14 15:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020514&j=0044&k=200205142016 【音別、釧路】釧路管内音別町の酪農家で生産・飼育された乳牛が牛海綿状脳症
(BSE)と断定されたのを受け、釧路家畜保健衛生所などは十四日午前、家畜伝
染病予防法に基づき、現地調査に着手。同衛生所の職員や同町職員ら約十人が午前
九時五十五分から、酪農家の畜舎に入り、飼育牛の移動制限を指導したほか、同じ
畜舎内の牛が病気にかかっていないか目視による臨床検査や、餌の種類などについ
て事情を聴いた。
また、感染牛の枝肉など約七トンが同日午前、釧路保健所の指示で、釧路市内の
食肉処理場で焼却処分された。焼却されたのは、危険部位を含む感染牛約六百キロ
と、作業中に感染牛と接触した他の牛の不可食部位。
382 :
:02/05/15 06:43 ID:1SnjtvlZ
▽道、報奨制度の導入へ BSEの原因解明を促進 2002/05/14 01:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020514&j=0044&k=200205131640 釧路管内音別町の搾乳を終えた高齢の乳牛(乳用廃用牛)が国内四頭目の牛海綿
状脳症(BSE)感染牛に確定したのを受け、道は十三日、新たな症例を蓄積して
BSEの原因解明を促進するために、感染牛発見のための報奨制度の導入方針を明
らかにした。
磯田憲一副知事が厚生労働省の確定診断を受けた道のBSE対策本部会議で明ら
かにした。
この中で、磯田副知事は感染牛の出荷農家に対して報償制度を実施している外国
の例を引き合いに、「感染牛を出荷した生産者はBSEを発見するきっかけを作っ
たとも言える。症例が出ることが日本の畜産業を守ることになる。原因究明と感染
ルートの特定にできる限りの努力をしたい」と述べ、報償制度を新たに導入する考
えを示した。
また、食肉処理場に保管されていた四頭目の感染牛の脳などの特定危険部位や肉、
内臓などを、研究のため帯広畜産大学に提供することが報告された。
このほか、麻田信二農政部長が、感染牛と同居していた五十六頭の牛の移動を制
限し、飼料調査を始めたなどの経過を報告した。道は今後、感染牛が一歳になるま
での間に同じ飼料を食べた恐れのある牛などを疑似患畜に指定する。
383 :
:02/05/15 06:59 ID:1SnjtvlZ
384 :
:02/05/15 07:33 ID:1SnjtvlZ
385 :
:02/05/15 18:18 ID:MZ4dK31L
▽マルマンフーズに破産宣告 マイカル破たんで連鎖(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020515-00000061-kyt-kin 民事再生法に基づいて再建をめざしていた食肉加工販売のマルマンフーズ(京都市
山科区勧修寺閑林寺、資本金五千万円、丸橋満社長)が京都地裁から破産宣告を
受けていたことが十五日までに分かった。負債総額は十六億円余りとみられる。
信用調査会社によると、マルマンフーズは、主力取引先の大手スーパー、マイカルの
経営破たんに伴う約七千万円の不良債権の発生、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の
影響による売り上げの低迷などから経営が悪化し、昨年十一月に民事再生法の
適用を申請した。再生手続きを進めていたが、資金調達難から再生計画案の提出が
できなかった、という。
386 :
:02/05/15 18:20 ID:MZ4dK31L
▽防疫マニュアルを拡充へ、BSE連絡会議 (山形新聞)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20020515/0000012297.html 県の関係部局で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題を協議する県BSE対策
連絡会議の本年度初会合が14日、山形市の県建設会館で開かれ、県内の牛が陽性と
判定される最悪の事態を想定し、防疫実施マニュアルを大幅に見直すことを決めた。
今後、5部会ごとに内容を検討する。
県農林水産、健康福祉両部が3月に策定したマニュアルは、県内でと畜された牛
が「BSE陽性」と判定された場合、報道機関を通じて事実を公表するまでの手順
を盛り込んだ。しかし、BSE感染牛が見つかると、多方面で影響が予想されると
して、マニュアルを拡充して対応する。
仮にBSE確認検査で陽性と判定された場合は▽牛肉消費の低迷▽枝肉と子牛の
価格急落▽飼育農家の経営不振▽食肉に対する県民の不安―などが想定されるとし
て、防疫マニュアルに陽性確認後の手順を追加する。県内から県外出荷した個体も
対象となる。
今後は「検査・防疫」「死亡獣畜、動物性残さ適正処理」「情報提供」「生産者
関係事業者支援」「調査」の5部会でそれぞれ所管する事項について検討を重ね、
連絡会議の次回会合で報告する。
席上、北海道音別町の酪農家が飼育していたホルスタインが国内4頭目のBSE
感染牛と判定されたとの報告があった。同町から県内に導入された牛がいないかど
うか調査中。
細野武司農林水産部長は「BSE発生前と比べると、県内では枝肉価格が90%以
上まで回復しており、全般的に落ち着きを取り戻しつつあるが、廃用牛の滞留など
課題も多い。4頭で終わるのではなく、今後何年かにわたり発生するとの予測もあ
り、迅速に対応していかなければならない」と強調し、関係部局の協力を求めた。
387 :
朝まで名無しさん :02/05/15 20:17 ID:paZMe1sl
392 :
:02/05/16 00:01 ID:jvhCLJso
393 :
:02/05/16 00:14 ID:jvhCLJso
394 :
:02/05/16 00:16 ID:jvhCLJso
BSE:買い上げ牛肉の半分が品種不明
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020516k0000m040106000c.html 国がBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策事業で買い上げた国産牛肉の
うち、半分近い約6000トンの品種が判明していないことが、15日分かった。
買い上げ価格は品種ごとに6段階決められているが、農水省は不明分を平均価格で
計算して補助金を支出することにした。
同制度は当初、BSE全頭検査前の牛肉を市場から一時的に隔離するため保管す
るもので、昨年12月に全量を買い上げて焼却することに変更。今年3月に品種ご
との買い上げ価格を、最も高い雄の和牛(1キロ当たり1993円)から最も安い
雌の乳牛(同787円)まで6ランク定めた。
当初の制度では、申請書類に品種を明記せずに「国産」と書けばよかったため、
品種不明分が多くなってしまったという。同省は「当時は急いで市場隔離する必要
があり、仕方なかった」と説明している。 【BSE取材班】
[毎日新聞5月15日] ( 2002-05-15-21:26 )
395 :
:02/05/16 14:43 ID:Aht2Cdn4
■「非はないのに」関係者絶句…牛検査の女性獣医師自殺(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020515ic13.htm 「獣医師として許されない行為であったこと 申し訳ございません」。こんな走
り書きを残し、国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)と確認された牛を生
体検査した北海道・釧路保健所の女性獣医師(29)が、自らの命を絶った。関係
者はみな女性の診断に非はないと断言する。なぜ、短い人生に終止符が打たれたの
か。だれも答えを見つけられずにいる。
女性は、釧路から1800キロも離れた鹿児島県・薩摩半島の農村の出身だった。
実家は黒毛和牛など100頭以上の牛を飼育する畜産農家で、県内の高校を卒業後、
帯広畜産大に入学した。
「動物が好き。牛に囲まれて育ったので獣医を目指したい」。高校時代の担任教
諭は、希望に満ちあふれた女性の言葉を今でも覚えている。大学時代の同級生は
「朝早くから研究室に来て率先して作業に当たっていた」と、まじめな性格を振り
返る。
大学卒業後も道内にとどまり、民間の動物病院に1年半ほど勤務。3年前に道庁
に入り、釧路保健所に配属された。
処理場での仕事は、出荷された家畜の診断(生体検査)と、解体後の肉や内臓の
検査。そこへ昨年10月、牛の脳の組織を試薬で調べ、BSE感染の有無を確認す
る全頭検査が加わり、忙しさが増した。
今月10日も朝から牛の生体検査に臨み、87頭を診断した。4頭目の感染牛と
なる乳廃牛は左前脚を地に着けることができず、女性は「左前肢まひの疑い」と診
断し、外見上はBSE感染の疑いはないとして、マニュアル通り処理場に牛を回し
た。
しかし1次検査で、この牛から取った脳の組織が強い陽性を示した。同保健所で
はこれまで約1万頭を検査していたが、陽性は初めて。緊張感の中、女性は翌11
日午前4時過ぎまで、徹夜状態で報告書づくりなどに追われた。
そして同日深夜、母校の帯広畜産大で行われた確認検査の結果は「クロ」だった。
翌12日朝、女性は出勤せず、心配して自宅を訪ねた同僚が首をつっているのを
見つけた。
396 :
:02/05/16 14:59 ID:Aht2Cdn4
■BSE:厚労省が農水省に死亡牛の全頭検査早期実施を申し入れ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020514k0000m040047000c.html 厚生労働省のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)2次検査で陽性と判定された
北海道音別町の乳牛について、同省専門家会議(座長・品川森一・帯広畜産大教授)は
13日、国内で4頭目のBSEと正式に断定した。この会議では国内のBSEの実態を
把握するため、食肉処理される牛だけでなく全死亡牛を検査する必要性が指摘され、
厚労省は同日付で農林水産省に対し、死亡牛の全頭検査を早急に実施するよう
申し入れた。
非公開で行われた会議後、記者会見した品川教授は、4頭目の牛の左前足がまひ
していたこととBSEの関連について「分からない」と述べたうえ「我々には病状の全
経過を見た経験がない。分析には牛を実験感染させる必要があるが、現在の日本
では態勢が整っていない」と国のBSE研究の不備を指摘した。
4頭とも96年3〜4月生まれだった点についても「4頭だけでは何とも言いようがない。
牧場で死んだ牛など未検査のまま処分されている分についてもデータが必要」と述べた。
品川教授以外の委員からも、死亡牛の検査を求める意見が相次いだという。
現在、食肉処理される牛のすべてについてはBSE検査が行われているが、より
感染の疑いが強いとされている牧場などの死亡牛(年間約7万6000頭)は農水
省が一部を抽出して調べているだけで、全頭検査は行われていない。 【須山勉】
[毎日新聞5月13日] ( 2002-05-13-19:16 )
397 :
:02/05/16 15:11 ID:Aht2Cdn4
▽BSE問題 「感染牛確認時の態勢強化に力点」−−県連絡会議 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020515-00000003-mai-l06 今年度の第1回県BSE対策連絡会議が14日、山形市内で開かれ、県内でBS
E(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の感染牛が確認された場合の生産者支援や流
通状況の把握、公表方法などについての態勢づくりを、今後強化することなどを申
し合わせた。また県畜産室は、北海道音別町の牛が国内4頭目のBSEと確認され
たのを受け、同町から県内への出荷頭数の確認を急いでいる。
同室の調べで、同町内で飼育された牛が県内にも出荷されていることが分かって
いるが、正確な頭数などは確定していない。数日中にも調査結果をまとめ、農林水
産省の報告で感染牛が見つかった酪農家から出荷された牛がいれば処分する。
会議では、枝肉の価格が、4月現在で発覚前の97〜98%にまで回復している
ことも報告された。全国平均と比べても回復ペースは早く、県は「4頭目が確認さ
れたので動向を注意深く見守っていく必要はあるが、情勢は回復した。検査態勢や
安全PRを優先してきたが、今後はいざという時に機能できるための準備に力を入
れる」とした。
また、操業停止した酒田市の化製工場に残った約570トン(昨年10月末現在)
の肉骨粉の処理は、4月末までで、予定より約70トン少ない約299トンにとど
まっていることも報告された。【加藤隆寛】(毎日新聞)
398 :
:02/05/16 15:13 ID:Aht2Cdn4
【社説】BSE4頭目/感染源の手がかりに 2002/05/14 (神戸新聞) 国内で四頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)感染牛が北海道で見つかった。 厚生労働省が十三日開いた専門家会議で最終確認された。 三頭目の発見から五カ月半ぶりである。寝た子を起こされたような驚きがある一 方、全頭検査の実施という安全弁が効いているせいか、消費者をはじめ関係者は比 較的冷静だ。 新たなBSE牛の発生を、これまで事実上“迷宮入り”化している感染ルートの 解明に役立てたい。農水、厚労両省の汚名返上の機会でもある。 有力な手がかりは、今回の感染牛と、これまでの三頭がいずれも一九九六年春生 まれの高齢乳牛で、出生後、群馬県にある同じ工場で製造された代用乳を飲んでい た可能性があることである。 北海道音別町農協の発表で、四頭目の生産農家も過去三頭と同じ代用乳を同農協 から購入していたことが分かった。 もう一つ、今後の感染ルート解明で問題となるのは、BSEの可能性の高い廃用 牛の取り扱いである。 三頭目と四頭目でこれだけ発生に時間があいたのは、生産者や食肉市場が、高齢 の廃用牛の出荷や処理を手控えたためだ。 ひとたびBSE牛を出すと、同じ牧場で飼育されている牛の移動も禁止され、同 じ時期に生まれ、同じ飼料を食べた牛はBSE検査をした上で焼却処分される。感 染牛を処理した食肉市場も事実上、休業を余儀なくされることになる。 このため農水省は今年二月「廃用牛流通緊急促進事業」を開始し、一頭当たり四 万円の買い上げ補助や、食肉市場の休業補償を行っている。最近、廃用牛の出荷が かなり回復してきたのは、そのためである。 しかし、全国の生産者のもとには五万八千頭の廃用牛がまだ市場に出荷されず、 滞留しているといわれる。四頭目の発生がこれに拍車をかける結果になっては困り ものだ。 牧場で死亡した牛はBSE検査を受けなくてもよいため、中には廃用牛を市場に 出さないで処分する生産者もいるといわれる。しかし、こうした傾向が強まれば、 BSE感染ルート追究に大きな障害になるだろう。 BSE牛が大量に出た英国をはじめヨーロッパの事例では、BSE感染率は廃用 牛よりも牧場で死亡した牛の方が高いことが指摘されている。死亡した牛の検査体 制の確立も、これからのBSE対策の大きな課題となる。
399 :
:02/05/16 17:33 ID:Aht2Cdn4
■ご協力を!
<BSE緊急措置法成立に向けた全国署名活動(4野党共同)>
野党4党は、法的規制による汚染肉骨粉等の使用禁止と検査体制整備、経営
安定施策の推進などを実現するために、共同で「BSE緊急措置法案」を今通常
国会に提出します。そして、この緊急措置法を速やかに成立させるために、
4野党が協力して全国で国会請願署名に取り組むことにいたしました。
つきましては、BSE緊急措置法早期成立を求める全国署名活動に多くの国民
の皆さんがご協力くださいますようお願い申し上げます。
署名の呼びかけ・要項・参考資料
http://www.dpj.or.jp/seisaku/kankyo/BOX_KA0045.html
400 :
:02/05/17 07:40 ID:dR3dxFGG
BSE対策批判で熊本城に牛放置、酪農家ら書類送検へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020516i114.htm 今年1月、国の「BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)」対策を批判するメッセージ
を腹部などにペンキで書かれた牛6頭が、熊本城二の丸公園内(熊本市)に放置さ
れていた問題で、同県阿蘇地方の酪農家数人が熊本北署の調べに、「自分たちが
捨てた」と供述。同署は17日にも、動物の愛護及び管理に関する法律違反の疑いで
書類送検する。
グループの中の数人が、自分たちが抗議の意味で牛を放置したことを周囲に漏ら
していたことから、同署が事情を聞いたところ、認めたという。
牛は乳牛2頭と肉牛4頭。いずれも高齢で、1月7日早朝、「NO BSE」「小泉
HELP」などの文字を体にペンキで書かれ、公園内に放置されているのを通行人が
発見した。同日未明には県庁に「牛たちが二の丸公園ば、うようよぞろぞろ抗議の
デモばしよっですバイ」と書かれた声明文がファクスで送りつけられていた。
(5月16日23:13)
401 :
:02/05/17 07:41 ID:dR3dxFGG
四国市長会議で協議 BSE対策など39議案を可決 小松島市 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020516-00000002-mai-l36 四国4県の市長が国などへの要望を協議する今年度の「四国市長会議」が15日、
小松島市小松島町の市保健センター・ミリカホールで開かれ=写真=、4県の市長
会提案の「BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策の充実」「地方自治体の
電子情報ネットワーク化支援」など39議案を可決した。
会では主催地市長で議長役の西川政善・小松島市長が「21世紀も2年目を迎え
たが、地方交付税の削減にみられるように、行財政改革の波をもろに受けているほ
か、少子高齢化、市町村合併などさまざまな問題に直面している。四国各市が問題
解決に向けてさらに連携を深めることを祈る」とあいさつ。欠席した大田正知事の
代理として飯泉嘉門・県県民環境部長が「地方にとってこれまでにない厳しい情勢
となっている。県と市は“車輪の両輪”として連携し、県民の幸せのために働くこ
とが重要」とのあいさつを代読。この後、4月に誕生した香川県さぬき市の赤沢伸
也市長が紹介された。
「廃棄物処理施設解体への財政支援」「介護保険制度充実」など39の議案を審
議。これらを統合して10議案として可決、全国市長会に提出することとした。
また、四国市長会の役員改選も行なわれ、新会長に増田昌三・高松市長、副会長
に小池正勝・徳島市長ら3人を選出。次回は今年秋、愛媛県北条市で開催される。
【鈴木健太郎】(毎日新聞)
402 :
:02/05/17 07:50 ID:dR3dxFGG
■防疫マニュアルを拡充へ、BSE連絡会議 (山形新聞)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20020515/0000012297.html 県の関係部局で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題を協議する県BSE対策
連絡会議の本年度初会合が14日、山形市の県建設会館で開かれ、県内の牛が
陽性と判定される最悪の事態を想定し、防疫実施マニュアルを大幅に見直すことを
決めた。今後、5部会ごとに内容を検討する。
県農林水産、健康福祉両部が3月に策定したマニュアルは、県内でと畜された牛
が「BSE陽性」と判定された場合、報道機関を通じて事実を公表するまでの手順
を盛り込んだ。しかし、BSE感染牛が見つかると、多方面で影響が予想されると
して、マニュアルを拡充して対応する。
仮にBSE確認検査で陽性と判定された場合は▽牛肉消費の低迷▽枝肉と子牛の
価格急落▽飼育農家の経営不振▽食肉に対する県民の不安―などが想定されると
して、防疫マニュアルに陽性確認後の手順を追加する。県内から県外出荷した個体も
対象となる。
今後は「検査・防疫」「死亡獣畜、動物性残さ適正処理」「情報提供」「生産者
関係事業者支援」「調査」の5部会でそれぞれ所管する事項について検討を重ね、
連絡会議の次回会合で報告する。
席上、北海道音別町の酪農家が飼育していたホルスタインが国内4頭目のBSE
感染牛と判定されたとの報告があった。同町から県内に導入された牛がいないかど
うか調査中。
細野武司農林水産部長は「BSE発生前と比べると、県内では枝肉価格が90%
以上まで回復しており、全般的に落ち着きを取り戻しつつあるが、廃用牛の滞留など
課題も多い。4頭で終わるのではなく、今後何年かにわたり発生するとの予測もあり、
迅速に対応していかなければならない」と強調し、関係部局の協力を求めた。
404 :
朝まで名無しさん :02/05/17 19:58 ID:/XAdj9Xx
age
405 :
:02/05/18 03:20 ID:oBdIchVQ
連結経常利益ほぼ半減=上場企業の決算集計−新光総研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020517-00000062-jij-bus_all 上場企業の2002年3月期決算発表が中盤を迎えた。民間調査会社の新光総合
研究所が17日まとめた途中集計によると、同日までに発表を終えた金融を除く東
証一部上場企業の連結経常利益の合計は、前期比47.2%減と3期ぶりの減少と
なった。売上高合計も同1.7%減と減収に転じており、企業業績の悪化が鮮明に
なっている。
業種別で見ると、IT(情報技術)不況の直撃を受けた電機が赤字に転落するな
ど、製造業の経常利益が同64.9%減と大きく落ち込んでいる。これに対し、非
製造業は同11.0%の経常減益と、製造業に比べ小幅な減益にとどまっている。
同総研は「ITバブル崩壊、国内景気低迷に米同時多発テロ、狂牛病などの影響
が加わったため」(投資調査部)と大幅減益の要因を分析。「1970年代半ばの
第1次オイルショック時に匹敵する歴史的な落ち込み」(同)と位置付けている。
(時事通信)
406 :
:02/05/18 09:17 ID:oBdIchVQ
▽BSE生体検査、複数検査員での実施通知…厚労省(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020518i201.htm 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染が確認された北海道音別
(おんべつ)町の乳廃牛を生体検査した釧路保健所の獣医師が自殺した問題で、
厚生労働省は17日、生体検査で神経症状が疑われた場合は、複数の検査員で
判断するよう都道府県などに通知した。
生体検査は、食肉処理場に搬入された牛を生きたままの状態で病気の有無を
調べるもので、通常、獣医師が1人で担当している。生体検査の段階でのBSE
診断は、実際には極めて難しい。 (5月18日03:04)
407 :
:02/05/18 17:22 ID:S4ZUUfqU
▽食肉偽装:雪印食品元専務らを詐欺容疑で逮捕 合同捜査本部
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020518k0000e040064000c.html 雪印食品(本社・東京都、4月30日付で解散)が輸入牛肉を国産に偽装し、国の
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策の買い上げ制度対象肉として申請し
た事件で、兵庫・埼玉県警、北海道警、警視庁の合同捜査本部は18日、元本社
専務の桜田弘巳(さくらだ・ひろみ)容疑者(61)と、元常務の井上正躬(いのうえ・
まさみ)容疑者(60)を詐欺容疑で逮捕した。同事件では今月10日、元本社ミート
営業調達部の畠山茂容疑者(55)ら幹部5人が詐欺容疑で逮捕されているが、
経営陣にまで波及した。
調べでは、桜田容疑者らは畠山容疑者らと共謀、昨年10月末〜11月、本社
営業調達部で12・6トン、関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)で13・9トン、関東
ミートセンター(埼玉県春日部市)で3・5トンの輸入牛肉計30トンを国産牛肉に
偽装。これらを業界団体「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」に国産の買い上げ
対象肉と偽って買い取らせ、代金の一部として約1億9600万円を詐取した疑い。
[毎日新聞5月18日] ( 2002-05-18-16:08 )
408 :
:02/05/18 17:24 ID:S4ZUUfqU
▽96年春産の全乳牛検査 BSEで農水方針(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20020517_01.htm 農水省は17日、国内でBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)に感染した4頭の乳牛
がいずれも1996年春に生まれた共通点を持つため、同年3月と4月に生まれ、
現在も飼育されている約2万6000頭の乳牛すべてを集中検査する方針を固めた。
また、外見上、BSEの症状が出ていなくても、原因が不明で歩行困難などの診断
を受けた牛は食肉処理場に回さないことも決めた。
武部農相が同日午前の会見で明らかにした。96年春生まれの集中検査は強制で
はなく、畜産農家の協力を得て実施する方針で、早ければ来月からスタートさせる。
具体的にはまず、獣医師が農場で外見上の診断を行い、BSE特有の奇声やふら
つきなどの症状を示した牛や、原因が不明で歩行や起立が困難になった牛などを優
先的に処分し、都道府県の家畜保健衛生所で脳の組織を調べる。また健康な牛につ
いても、最終的には処分してBSE検査を行う方向で検討が進められている。
一方、BSE特有の症状でない起立困難などの症状を示した牛については、年齢
を問わず、すべて食肉処理場には回さないで家畜保健衛生所で検査することも決め
た。国内4頭目の感染牛と判明した北海道音別(おんべつ)町の乳牛がBSEの症
状を示さず、食肉処理されたことを苦に、生体検査を行った獣医師が自殺したとさ
れる問題を受けた措置と見られる。
この日の会見で、武部農相は「4頭が96年春生まれというのは感染源解明のた
めに重要な情報。同じ時期に生まれた乳牛の検査を行うことで、充実したデータが
集まる。専門家の意見を聞いた上で正式に決めたい」と話した。 (2002年5月17日)
409 :
:02/05/18 17:26 ID:S4ZUUfqU
■BSE検査に配慮求める通知 厚労省、獣医師の自殺受け(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002051800084.html 国内4頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛の生体検査を担当した北海道釧路保
健所の獣医師が自殺したことを受け、厚生労働省は17日、検査の判断に複数がか
かわるなど特定の人に重い負担がかからないような配慮を求める通知を、都道府県
などに出した。
牛の見た目の症状を調べる生体検査は、食肉衛生検査所(保健所)の獣医師が1
人であたるのが一般的。通知は「生体検査の段階でBSEを診断するのは極めて困
難」としたうえで、神経症状が疑われる場合の生体検査は複数で判断するよう配慮
を求めた。 (2002/05/18)
410 :
:02/05/18 17:27 ID:S4ZUUfqU
▽農業白書、食品の安全性やBSE前面に(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002051701632.html 01年度の「食料・農業・農村の動向に関する年次報告」(農業白書)が17日、
閣議決定された。牛海綿状脳症(BSE)が日本でも発生し、農水省の対応に「重
大な失政」との強い批判があったことを受け、BSEや食品の安全性に関する記述
を前面に押し出した。また、中国の動きについても、日本への野菜の輸出が急増
していることなどページ数を割いている。
白書は冒頭にBSEの発生や食品の虚偽表示問題についての説明を置くとともに、
4月にまとめられ、行政の対応を批判したBSE調査検討委員会報告書の要約も
巻末の資料として掲載した。ただ本文中では「反省を踏まえ」て今後の取り組みを
検討する、と書いたものの、基本的には経緯を述べるにとどまった。これについて
「隔靴掻痒(かっかそうよう)の感があるかもしれないが、(時間的制約の中では)
最大限の努力をしたつもり」(渡辺好明事務次官)と釈明している。
411 :
:02/05/18 17:39 ID:S4ZUUfqU
▽「食」の安全確保に力点 BSE報告書、異例の掲載 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020517-773.html 武部勤農相は十七日、二○○一年度の「食料・農業・農村の動向に関する年次報
告」(農業白書)を閣議に提出、了承された。国内でBSE(牛海綿状脳症、狂牛
病)の感染牛が見つかったのを受け、「食」の安全をいかに確保するかに力点を置
いたのが特徴だ。
行政のBSE対応の失敗について直接反省する記述はないが、「重大な失政」と
指弾したBSE問題に関する調査検討委員会(農相と厚生労働相の私的諮問機関)
の報告を掲載。白書としては異例の措置で、「将来の戒めとしたい」(農水省幹部)
という。
白書は、日本でもBSE発生が確認され、食の安全性に対する信頼が大きく揺ら
いだと指摘。その上で、食肉処理するすべての牛にBSE検査を実施するなど、安
全な牛肉以外は市場に出回らないシステムを確立したと強調した。
さらに、「農場から食卓まで」一貫した安全性の確保が必要とし、食品の表示制
度に対する国民の信頼回復が急務としている。
中国の世界貿易機関(WTO)加盟については、中国の恣意(しい)性が排除さ
れ、国際ルールでの対応が可能になる一方で、低賃金を武器に輸出が拡大する可能
性が高いと分析した。
農業構造改革では、稲作を中心に取り組みが遅れていると指摘。効率的で安定的
な農業経営を目指し、(1)規模拡大による生産性向上(2)加工、流通を含めた
多角化(3)経営の法人化推進―などが重要とした。
雇用情勢の悪化や職業観の変化、自然志向の高まりで近年は農業に就業する人が
増える傾向にある。このため、白書は新規就農の円滑化に向け、農業教育や研修の
充実を求めている。
公共事業の見直し機運が高まる中、注目される長崎県の国営諫早湾干拓事業など
については具体的な記述はなかった。 (了) 05/17
和牛枝肉、高値で取引・帯広で4頭目確認後初競り 北海道音別町の乳牛が、国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)と確認されて から、地元で初の「ホクレン十勝枝肉市場」が18日、帯広市で開かれた。黒毛和牛は 先月の競りより高値で取引され、関係者は「市場が冷静に反応し始めた」と胸をなで おろしている。 同市場は北海道内唯一の枝肉市場で、買い付けられた肉は大半が東京や大阪など 大消費地に出荷される。 この日の競りでは、ギフト向けの高級牛は価格が伸び悩んだ。しかし量販店向け の黒毛和種A3は平均1キロ1346円で、BSE4頭目確認前の4月末の競りよりも高く 取引された。黒毛和牛と交雑種全体の平均単価でも前回を上回った。 昨年9月のBSE発生以降、同市場では感染牛が確認されるたびに価格が下落し、 不安定な取引が続いていた。しかし4頭目でその傾向に「歯止め」がかかった。 ホクレン農業協同組合連合会畜産販売部の早川信雄考査役は「危険な肉は流通させ ないという、BSE対策への理解が深まってきた証拠」とみる。 競りに参加した札幌市の食肉業者は「消費回復には、もうひとつだが、BSEに 負けずに頑張りたい」と話していた。〔共同〕
415 :
:02/05/19 01:27 ID:vKgFXzJh
▽96年3、4月生まれ重視 BSE検査を強化/農水省(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020518.html 武部勤農相は十七日の閣議後会見で、北海道で見つかった四頭目の牛海綿状脳症
(BSE)感染牛が一九九六年三月生まれだったことを受け、九六年の三月と四月
に生まれた牛のBSE検査体制を強化することを明らかにした。現在までに国内で
見つかった感染牛が、いずれも九六年春に生まれていることを踏まえた対応。武部
農相は「感染原因の徹底究明につなげたい」としている。
家畜保健衛生所が、同時期に生まれた乳牛(約二万六千頭)の所在を把握し、
獣医師が農場段階で異常がないか生きた状態で検査する。
中枢神経症状がなくても、原因不明の起立不能や起立困難を起こしている場合、
家畜保健衛生所でと畜して検査する。このほかの種類の異常が見つかった牛も、
農家の協力が得られればと畜検査の対象とする方針。早ければ、国内のすべての
牛に耳標が装着される六月にも始める。
また、農水省が検討中の死亡牛の検査でも、九六年三月と四月に生まれた牛を
優先して検査できないかを検討。感染牛に共通して与えられた可能性がある代用
乳についても、同じものが給与された牛の追跡などを行う。
武部農相は「(感染牛の)共通点は重要な情報を含む。生産者のプライバシーに
配慮した上で行うことを検討する。専門家などの意見を聞き、慎重に対応したい」
とした。
416 :
:02/05/19 01:29 ID:vKgFXzJh
▽食の安全に力点/01年度農業白書 BSEや残留農薬問題(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020518.html 武部勤農相は十七日、二〇〇一年度の「食料・農業・農村の動向に関する年次報
告」(農業白書)を閣議に提出し、了承された。わが国で初めて確認されたBSE
を取り上げ、「食」の安全性に対する信頼が揺らいだことを強調。消費者の信頼を
回復するため、安全性の確保に取り組む決意を宣言した。また、中国からの野菜輸
入の増加に伴って農薬残留の違反が増えていることに言及した。生産資材価格引き
下げへJA系統のコスト削減も求めた。
白書は、食料、農業、農村の各課題ごとの三章で編成した。第一章の「食料の安
定供給システムの構築」では、BSEの影響や牛肉をはじめとする食品に対する消
費者の信頼回復に向けた取り組み方向を整理した。
農水省のBSE対応の失敗についての記述はないが、「重大な失政」と指弾した
「BSE問題に関する調査検討委員会」の報告を参考資料で掲載することで、「反
省の意を表した」(同省)。
また、BSEの原因究明が難航していることなどを踏まえ、食品の履歴情報の追
跡が可能となるトレーサビリティー制度の導入を強調。雪印食品の牛肉偽装事件に
端を発した食品表示問題では、表示制度の改善・強化を急ぐ考えを示した。
417 :
:02/05/19 01:45 ID:vKgFXzJh
▽松阪牛の個体登録始まる 市職員ら入力作業、来月末から保証シール発行へ /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020518-00000005-mai-l24 高級ブランド牛・松阪牛の流通経路を消費者らが確認できる新システム導入のため、
データベースへの松阪牛個体情報入力作業が、17日から松阪市役所で始まった。
新システムは、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の不安解消が目的。
事業主体となる県松阪食肉公社と、同市職員らが4月上旬から、肥育農家の同意を
取り付けながら、牛の鼻紋採取や血統書(子牛登録書)の確認、牛と肥育者の顔写真
撮影など準備作業を進めてきた。
登録の対象は、約150戸の肥育農家・業者の肥育牛約7000頭。これまでに
同市や伊勢市、小俣町、美杉村など8市町村の49戸、1934頭の同意を取り付け、
既に同市と明和町内の5戸、約150頭分の登録準備を終えている。
この日の入力作業では、同公社と市農林水産課の職員各1人が、1頭当たり10
〜15分かけて個体情報を入力した。同市などでは、出荷が近い2歳以上の牛から
優先的に入力し、6月末にも新システムをスタートさせ、出荷する際、この登録を基に、
「産地保証証明書」と、店頭に並ぶ肉に張る「松阪牛保証シール」を発行する予定。
【田中功一】(毎日新聞)
418 :
:02/05/19 07:47 ID:vKgFXzJh
■道外を含め56頭出荷 BSE発生、音別の農家 道調査で判明 2002/05/18 07:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020518&j=0044&k=200205175682 国内四頭目の牛海綿状脳症(BSE)感染牛と確認された釧路管内音別町産のホ
ルスタイン雌牛一頭について、道は十七日、これまでの調査結果を公表し、この牛
を生産した同町の酪農家が一九九五年三月以降出荷した牛は少なくとも五十六頭で、
うち十三頭が道外に出荷されたことを明らかにした。
農水省のBSE検査対応マニュアルに基づき、感染牛が出生した九六年三月の一
年前にさかのぼり、農場から移動した牛を調べた。十三頭のうち六頭は愛知県内に
移動している。道は今後も正確な出荷数と出荷先を調べ、感染牛と同じ飼料を与え
られた可能性のある牛を特定、疑似患畜の指定を急ぐ。
感染牛はこれまでに三回出産しており、道はこの三頭についても出荷したかどう
かも含め確認を急いでいる。感染牛の母牛は九七年七月に死亡しており、道は、
感染牛以外に生まれた牛についても調査中だ。
また、道は飼料調査で、四頭目の感染牛も過去三頭と同じ群馬県内にある全農系
の科学飼料研究所高崎工場製の子牛用代用乳を与えられていたことを確認した。
酪農家が購入していた肥料には肉骨粉などは含まれていなかった。
422 :
:02/05/19 13:59 ID:eZFRhgaX
▽BSE問題 “捨て牛”の農家8人書類送検、批判あるが同情の声も /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020518-00000001-mai-l43 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で国への抗議のため、熊本市の熊
本城二の丸公園に6頭の牛が放置された“捨て牛”事件で、は17日、動物愛護管
理法違反容疑で肥育農家の男性8人を書類送検した。畜産関係者には「許されない
行為」との批判がある一方、価格下落などの被害が拡大していた時期だけに「心情
的には理解できる」との同情的な声も聞かれた。【石川淳一】
県警の調べに男性らは「BSE問題への政府の対応に、抗議の意図があった」と
供述しているという。県内の畜産関係者は「BSE問題のため畜産農家は先を見通
せない状況で、限界に追い込まれた気持ちが爆発したと思う。行為は許されないが、
(司法機関には)心情も察してもらいたい」と理解を示す。
一方、県畜産農協連合会や県は事件発生後、関係団体に「軽率な運動展開は
慎むように」などと指導。県畜産課は「消費者へのイメージ低下を避けるためにも、
家畜は大切にしてほしかった。ほかにもアピールの方法はあった」と話した。
捨て牛6頭のうち、乳牛2頭を引き取った「阿蘇らくのうパーク」(西原村)には、
牛に同情して「エサ代に」などとこれまで3件計1万1000円のカンパがあった。
「人間のために生きていた牛が放置され、かわいそう」とのメッセージも寄せられた
という。
2頭には公募で「クミ」「バニラ」と愛称が付いた。担当者は「体重が増え、毛並みも
良くなった。動物の放置は残念」と述べ、一番の“被害者”に同情を寄せていた。
(毎日新聞)
423 :
:02/05/19 16:37 ID:vKgFXzJh
424 :
robart38 :02/05/19 17:31 ID:BAOqovcf
代用乳って何ですか? 代用乳って牛乳ですか? 店頭で売られている牛乳とどこか違うのでしょうか? 私の他にも代用乳について気になっている方は多いと思うのですが 一体どんなものなのか、どなたかお教え下さい。
425 :
:02/05/20 07:35 ID:gbYlmBGf
牛乳だったら代用乳なんて呼ぶわけないだろ。 Googleで調べろバカ。 要は牛肉も牛乳も避ければいいの!
427 :
:02/05/20 12:22 ID:uRhddym6
428 :
:02/05/20 12:24 ID:uRhddym6
▽BSE全頭検査室など見学会 亀岡市食肉センター(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020519-00000059-kyt-kin 京都府亀岡市三宅町の市食肉センターで十九日、亀岡牛の解体処理設備やBSE
(牛海綿状脳症、狂牛病)全頭検査用の検査室などの見学会が開かれた。
亀岡牛の生産、流通関係者や市などでつくる亀岡牛枝肉推進協議会が、亀岡牛の
安全性をPRしようと企画した。二百三十二人から見学の申し込みがあり、抽選で
選ばれた約百人が参加した。
白衣と帽子を着用した参加者たちは、昨年四月に本格稼働が始まった最新の解体
処理設備や枝肉をカットする部屋、検査室などを見学。同センターで検査を担当し
ている府福知山保健所の職員たちから「検査済みの安全な肉だけが出荷されます」
と説明を受けた。亀岡牛の焼き肉もふるまわれ、見学を終えた親子連れや夫婦が
舌鼓を打っていた。
429 :
:02/05/20 12:31 ID:uRhddym6
■菅幹事長、小泉首相の自虐発言撤回要求(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-020520-05.html 小泉純一郎首相(60)が中国・瀋陽の亡命者連行事件に関する民主党調査団の
活動を「自虐主義」と批判したことについて、同党の菅直人幹事長(55)は19
日、「『大本営が発表した以上、野党は一切批判するな』というのと同じ」と反論。
謝罪と発言の撤回を要求した。また菅氏は「不審者は入れるな」発言の阿南惟茂
駐中国大使(61)や事件当時応対した2人の副領事の国会での参考人招致も求め
ている。
19日午前のNHKの討論番組で、菅氏は、小泉首相が民主党の現地調査団が副
領事が中国武装警察と握手した事実などを発表したことについて「日本の非をあげ
つらう自虐主義」と発言したことに怒りをあらわにした。「『大本営が発表した以
上、野党は一切批判するな』というのと同じ」と反論。「首相は謝罪して発言を撤
回すべきだ」と話した。
同番組で自民党の山崎拓幹事長(65)が「『連行に同意していない』という日
本の基本的立場を後ろから鉄砲を撃っている」とさらに批判したのに対し、菅氏は
「薬害エイズ、BSE(狂牛病)も、政府はないないと言ったが、あった。外務省
任せでいいのか。『後ろから鉄砲』という言葉は取り消してほしい」と反発した。
一方、山崎氏は「自虐主義」発言について「一方的に外務省攻撃をしても始まら
ない、ということの文学的表現」と述べ、首相をかばった。安倍晋三官房副長官(
47)も同番組などで「中国のために拡声器の役割をするのはどうか」と民主党を
非難した。
「自虐主義」発言については、民主党の鳩山由紀夫代表(55)も鳥取県の講演
で「事実を確かめようとする人間に自虐だというのは、日本に尊厳を取り戻す役割
を果たしていない。正直に間違っていたと謝る勇気こそ真の勇気だ」と首相を批判
している。
また22日の衆院予算委員会で事件の集中審議が予定されているが、菅氏は、事
件直前に「不審者は入れるな」と発言した阿南駐中国大使と、総領事館の査証担当、
警備担当の両副領事の国会での参考人招致を要求した。
431 :
:02/05/21 10:53 ID:yQtlLzSM
■伊藤ハム:初の最終赤字 BSEの影響が直撃
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20020521k0000m020113000c.html 伊藤ハムが20日発表した02年3月期連結決算は、売上高は前期比2・1%減
の4656億円、営業利益は91・1%減の10億円、最終赤字は7億円になり6
1年10月以来初の最終(当期)赤字になった。焼き肉店向け牛肉の急激な売り上
げ低迷で特別損失を計上したのが大きく響き、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂
牛病)の影響をまともに受けた形だ。
特に国内でBSE感染牛が発見された昨年9月以降、急激に売り上げが低迷。
ローストビーフを中心に、お歳暮商品の売り上げが前期比約3割減の108億円に
減少。また、生肉も、鶏肉や豚肉が伸びたものの、価格や利益率が高い牛肉の落ち
込み分を補えなかった。ただ4月以降、牛肉の消費が回復してきたことから、
03年3月期は最終利益30億円を見込んでいる。 【吉田慎一】
[毎日新聞5月20日] ( 2002-05-20-21:33 )
432 :
:02/05/21 10:54 ID:h9Czrd7a
age
433 :
:02/05/21 16:11 ID:g9Js9bMV
▽24カ月齢以上の死亡牛 検査態勢整備を/農水省BSE技術検討委
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052103.html 農水省は二十日、専門家によるBSE技術検討会を開き、死亡牛の検査のあり方
などで意見を聞いた。委員からは、二十四カ月齢以上の死亡牛の全頭検査に向けて、
態勢を早く整えるよう求める意見が強く出された。ただ、死亡牛の検査対象を、
四頭のBSE感染牛と同時期に生まれに牛(一九九六年三、四月生まれ)に重点化
することは「意味がない」と否定的な意見が出た。
技術検討会で同省は、死亡牛検査頭数を増やすに当たって九六年三、四月生まれ
を優先的に対象にする考え方は示した。
また、二十四カ月齢以上の死亡牛の全頭検査開始時期について同省は、態勢整備
に二年程度かかることや、BSE対策特別措置法案をめぐる与野党調整の焦点に
なっていることなどから明言を避けた。
検査の実施期間でも委員から、BSE感染牛の発生状況を見なければ判断できな
いとの意見が出て、結論は出なかった。
434 :
:02/05/21 16:25 ID:g9Js9bMV
■牛肉離れ響き… 伊藤ハム赤字転落 営業利益91%減(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20020521_01.htm 伊藤ハムが20日発表した2002年3月期連結決算は、BSE(牛海綿状脳症
=狂牛病)問題による消費者の牛肉離れや価格の下落などで、売上高は前期比
2.1%減の4656億円、営業利益は同91.1%減の10億円となった。
さらに、輸入牛肉の評価損の計上などで36億円の特別損失を出したため、
税引き後利益は7億円の赤字(前期は17億円の黒字)に転落した。
牛肉の下半期(昨年10月―今年3月)の売上高は、前年同期に比べて35%
減った。 (2002年5月21日)
441 :
:02/05/22 01:13 ID:HQAUcKV7
▽道内の肉骨粉全量焼却整う 上磯の工場が処理開始へ 2002/05/21 01:36
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020521&j=0044&k=200205208554 渡島管内上磯町の太平洋セメント上磯工場は五月中にも、牛海綿状脳症(BSE)
対策として国が焼却を義務づけた肉骨粉の焼却を開始する。これで、道内での肉
骨粉の焼却量は一日百十四トンと、一日の製造量約百トンを上回り、昨秋から続い
ていた肉骨粉の余剰在庫状態は解消される。
同工場が受け入れるのは一日二十トン。道内ではこれまでに、四十一市町村が合
計で一日七十九トンの肉骨粉を焼却しているほか、三月下旬からは室蘭市の日鉄セ
メント室蘭工場が一日十五トンを受け入れていたが、肉骨粉の製造量に追いつかず、
在庫が増える状態が続いていた。
今秋には、胆振管内白老町の大昭和製紙白老工場が一日十三トンを受け入れる予
定で、最終的な道内の処理態勢は同百二十七トンになる。
道廃棄物対策課によると、道内の肉骨粉製造業者が現在、倉庫内や野積みで保管
している肉骨粉の余剰在庫は約九千三百トン。同課は、一日百二十七トンの焼却処
理態勢を続ければ「来年の五、六月には在庫を解消できるはず」と見ている。
農水省は昨年十月、BSEの感染原因とされた肉骨粉の焼却を義務づけた。国は
肉骨粉製造業者に対し、肉骨粉の製造や焼却施設までの運搬、焼却費用を補助して
いる。一方で道などは、肉骨粉がセメント原料として再利用が可能なため、道内の
セメント工場などに焼却受け入れを要請していた。
442 :
:02/05/22 08:11 ID:HQAUcKV7
▽農水相に要望書提出へ 猿払BSE生産農家 2002/05/22 07:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020522&j=0044&k=200205219526 【網走】国内二頭目の牛海綿状脳症(BSE)の感染牛を宗谷管内猿払村で飼い、
現在は網走管内東藻琴村に住む佐々木和美さん(45)が二十二日、国にBSE対
策を求める要望書を、妻利恵さん(38)との連名で武部勤農水相あてに郵送する。
要望は≪1≫BSE発生における疑似患畜の殺処分の即時中止≪2≫死亡牛など
のBSE検査の速やかな実施≪3≫感染ルート解明における農家(や市町村、農協
など)の協力を国が支援すること≪4≫発生における枝肉などの価格低下に対する
国のさらなる支援―の四点。
感染牛とともに多くの同居牛を犠牲にした佐々木さんは、特に「殺処分を撤回し
ないと、農家は安心して出荷できないし、暮らしていけない」と、国に改善を求め
ている。
釧路管内音別町から国内四頭目の感染牛が出た時の国や道などの対応が、「腹立
たしく」(佐々木さん)、今回、要望を出すことにしたという。佐々木さんは、道
が示した感染牛発見のための報償制度の導入方針などについても「原因解明も重要
だが、農家は研究対象のモルモットを飼っているわけではなく、報償金ほしさに患
畜を出すわけでもない」と批判し、不信感をあらわにした。
佐々木さんら家族は、二月に網走管内東藻琴村へ転居。現在、地元の酪農家のも
とで牛舎の管理を任されている。「音別町の例をみても、地元は孤立無援としか思
えず、気の毒。おれにできるのはこれぐらいしかないけれど…」と唇をかんだ。
443 :
:02/05/22 09:54 ID:A62oSx9n
▽農畜産物の消費拡大へ、Aコープ商品券購入−−JA鹿児島がBSE対策/鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020521-00000001-mai-l46 ◇給料からAコープ商品券購入−−JA鹿児島きもつき
鹿屋市のJA鹿児島きもつき(小島茂男組合長)は21日から、役職員全員が毎
月の給料の3000円分を農協系のスーパー「Aコープ」商品券購入費に充て、低
迷が続く地元農畜産物の消費拡大運動を始める。
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題に苦しむ農家の経営を支援するの
が狙い。今年度は来年2月まで10カ月間を予定、約800人が総額2400万円
分の買い物をAコープですることになる。
商品券は県経済連が発行する既存のもので、1000円券3枚。通常はAコープ
のほか、山形屋などデパートでも使えるが、今回はAコープ商品に限定。対象は、
原則としてJA高山町とJA肝付吾平町の店舗を含めた計9店の商品。
JA鹿児島きもつきの鶴田数男・購買部長は「購入商品は自由だが、できるだけ
地元産の畜産物や野菜などを買うよう全職員に協力を呼びかけています」と話して
いる。今月の給料支給は21日。【新開良一】(毎日新聞)
444 :
:02/05/22 09:56 ID:A62oSx9n
▽BSE被害、4400億円超に=3月までの7カ月−農水省推計
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020521-00000736-jij-pol 武部勤農水相は21日の衆院農林水産委員会で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)
による農家や牛肉関連業界の被害額が計4400億円超となる農水省の推計を明ら
かにした。
それによると、国内初の感染牛が確認された昨年9月から今年3月までの約7カ月に、
BSE騒動で失った収入や売上高は、農家が1681億円、肉屋やスーパーなどの食肉
販売業が1966億円、焼き肉業界が760億−930億円。合計で4407億−4577億円
だが、これには牛丼やハンバーガーなどへの影響は含まれない。
(時事通信) [5月21日21時10分更新]
445 :
:02/05/22 09:58 ID:A62oSx9n
▽釧路の飼料工場を立ち入り検査、4頭目BSE感染牛で(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020522i301.htm 国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染が確認された北海道音別(お
んべつ)町の乳廃牛をめぐり、農水省関連の肥飼料検査所は21日、この牛に与え
られていた配合飼料を製造した「ホクレンくみあい飼料」の釧路西港工場(釧路市)
を立ち入り検査した。
同工場では、感染牛に与えられていた5種類の配合飼料が製造されていた。
このうち、「ニューリード18」は、佐呂間町と猿払村で生まれた1、2頭目の感染牛
と同じ飼料。また「パワーコーンS」も2頭目と共通する。
同工場では、感染源とされる肉骨粉を鶏と豚向けの飼料に使っており、一部の
製造ラインが牛向けの飼料と重なっていた。 (5月22日03:03)
446 :
:02/05/22 10:03 ID:A62oSx9n
▽死亡した牛も全頭BSE検査へ 政府・与党方針(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002052200098.html 政府・与党は21日、食肉処理の前に死亡した牛についても、03年4月から
牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査をする方針を固めた。2歳未満の牛は感染例が
ないため対象外とし、離島や遠隔地などについては開始時期を猶予する。
専門家によると、BSEの発生率は死亡牛の方が高いとされ、検査の必要性が
指摘されていた。
自民、公明、保守の与党3党はこの日、野党にBSE対策特別措置法案を提示し、
今後、与野党で調整して今国会に提出する。
死亡牛は獣医師に都道府県知事への届け出を義務づけ、知事は牛の所有者に
BSE検査を命じる方向だ。
厚生労働省はすでに、死亡牛について農水省に早急な全頭検査を申し入れてきた。
しかし、年間7万6000頭(農水省推計)にのぼる24カ月齢以上の死亡牛すべてを
検査するには、検査期間中の冷蔵・保管施設や焼却施設の整備など課題が多く、
農水省は開始時期の明示を避けていた。 (2002/05/22)
447 :
:02/05/22 10:15 ID:A62oSx9n
▽肉用・乳用牛の農家戸数や頭数、さらに減少−−2002年・県内の飼養状況/岩手
◇BSEによる市場価格低迷の影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020521-00000003-mai-l03 02年の県内の肉用牛・乳用牛の飼養状況(2月現在)が20日、東北農政局岩手
統計事務所の調べでまとまった。最近は肉用牛、乳用牛とも減少傾向にあったが、
BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)による市場価格低迷などの影響で、牛は
飼養農家、頭数ともさらに減少した。
調査によると、肉用牛は飼養戸数が前年同期比4.3%減の1万1100戸となり、
17年連続のマイナス。飼養頭数も大規模な飼養農家を中心に、同3.1%減の
11万5300頭となり、8年連続の減少となった。
乳用牛も飼養戸数が同3.5%減の1940戸に減り、33年連続のマイナス。
飼養頭数も10年連続マイナスの6万300頭に減った。ただしBSEの影響で
高齢牛の出荷が滞留したため、わずかな減少にとどまった。
都道府県別では、肉用牛の飼養戸数が2位、頭数が3位、乳用牛の飼養頭数が
3位、頭数が5位だった。県内の産地では、肉用牛は江刺市、遠野市、大東町、雫石町、
胆沢町▽乳用牛は葛巻町、岩泉町、玉山村、岩手町、西根町――の順で多かった。
一方、豚は飼養戸数が240戸(同11・1%減)と大きく減ったものの、枝肉価格が
安定したため、肥育頭数は38万4900頭(同2%増)に増加した。 【工藤哲】(毎日新聞)
448 :
朝日 :02/05/22 10:17 ID:Rx9M8NQf
死亡した牛も全頭BSE検査へ 政府・与党方針
http://www.asahi.com/national/update/0522/001.html 政府・与党は21日、食肉処理の前に死亡した牛についても、03年4
月から牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査をする方針を固めた。2歳未満
の牛は感染例がないため対象外とし、離島や遠隔地などについては開始時
期を猶予する。
専門家によると、BSEの発生率は死亡牛の方が高いとされ、検査の必
要性が指摘されていた。
自民、公明、保守の与党3党はこの日、野党にBSE対策特別措置法案
を提示し、今後、与野党で調整して今国会に提出する。
死亡牛は獣医師に都道府県知事への届け出を義務づけ、知事は牛の所有
者にBSE検査を命じる方向だ。
厚生労働省はすでに、死亡牛について農水省に早急な全頭検査を申し入
れてきた。しかし、年間7万6000頭(農水省推計)にのぼる24カ月
齢以上の死亡牛すべてを検査するには、検査期間中の冷蔵・保管施設や焼
却施設の整備など課題が多く、農水省は開始時期の明示を避けていた。
(03:13)
449 :
読売 :02/05/22 10:25 ID:Rx9M8NQf
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020522i301.htm 釧路の飼料工場を立ち入り検査、4頭目BSE感染牛で
国内4頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染が確認された北海
道
音別(おんべつ)町の乳廃牛をめぐり、農水省関連の肥飼料検査所は
21日、この牛に与えられていた配合飼料を製造した「ホクレンくみあ
い飼料」の釧路西港工場(釧路市)を立ち入り検査した。
同工場では、感染牛に与えられていた5種類の配合飼料が製造されて
いた。このうち、「ニューリード18」は、佐呂間町と猿払村で生まれ
た
1、2頭目の感染牛と同じ飼料。また「パワーコーンS」も2頭目と
共通する。
同工場では、感染源とされる肉骨粉を鶏と豚向けの飼料に使ってお
り、一部の製造ラインが牛向けの飼料と重なっていた。 (5月22日03:03)
便利なスレだねー。維持管理してる方、ご苦労さま!
451 :
:02/05/22 13:13 ID:E8/Domo3
▽明治乳業の前期、単価下落で純利益45%減 (日経新聞)
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2002052107641 明治乳業が21日発表した2002年3月期決算は、連結純利益が20億円と前の期比
45%減少した。BSE(狂牛病・牛海綿状脳症)や食品表示偽装事件の影響を受け、
連結売上高が7139億円と0.8%増にとどまったうえ、デフレや競争激化による販売
価格の低下が業績の足を引っ張った。販管費は0.7%減少したが補いきれず、連結
営業利益が48%減の79億円に落ち込んだ。2003年3月期は市乳児業の収益力
強化や固定費削減などにより、純利益は前期比91%増の40億円を目指す。
前期の単体ベースの売上高は0.8%増の5139億円。このうち牛乳や加工乳などの
市乳事業は販売数量は前の期並みだったが、売上高は2813億円と前の期比0.2%
減少した。チーズやバターなどの乳製品は3%増収だったが、主力の市乳事業の
落ち込みをカバーしきれなかった。
452 :
:02/05/22 16:30 ID:E8/Domo3
453 :
:02/05/22 16:31 ID:E8/Domo3
454 :
:02/05/22 16:31 ID:E8/Domo3
▽BSE法案、与野党一致で提出へ(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020522.html 衆院農林水産委員会は二十一日の理事懇談会で、与党三党が提案した牛海綿状脳
症(BSE)対策特別措置法案を一部修正し、与野党一致で国会に提出することで
合意した。野党四党が主張した二十四カ月齢以上の病気やけがで死亡した牛のBS
E検査は原則、二〇〇三年四月一日から義務付ける。また、BSEを含む「伝染性
海綿状脳症」という病名は、病気の特性を正しく理解してもらうため「伝達性海綿
状脳症」に改める。各党は二十二日から、法案提出に向けた党内手続きに入り、
一週間程度で手続きを終える見通しだ。
同法案には、BSE発生時の対応マニュアルとなる基本計画を策定するほか、
1.牛肉骨粉を原材料とする飼料の販売や牛への給与禁止
2.と畜場でのBSE検査
3.畜産農家に耳標の装着や牛の移動履歴などの記録・情報提供の義務付け
4.畜産農家や関連業者の経営安定のために必要な措置――などを位置付けた。
飼料安全法などの関連法案の改正も盛り込んだ。
与野党調整の焦点だった死亡牛のBSE検査は、与党案では「必要な時」として
いたが、野党の主張を受け入れ、〇三年四月一日以降は、二十四カ月齢以上の死亡
牛全頭にBSE検査を義務付ける。ただ、離島など地理的条件などによって検査が
困難な場合は、農水省令で例外扱いする。二十四カ月齢以上の死亡牛の届け出も義
務付ける。
牛肉骨粉を含む飼料については、豚、鶏用も含めて、牛に使用される恐れがある
ものは製造、販売、輸入を禁止する。牛肉骨粉を牛に与えることは全面的に禁止する。
野党が求めた畜産農家や関連業者への経営安定の「助成」については「助成」は
明記せず、与党案のまま「必要な措置」との表現にした。
BSE法案をめぐっては、野党が二月に伝染性海綿状脳症対策緊急措置法案を国
会に提出。これを受け、与党が四月に対案を取りまとめ、与野党一致の法案として
成立できるよう野党に調整を呼びかけていた。与党案に対し、野党は死亡牛のBS
E検査の義務付けや、畜産農家や関連業者への「助成」の明記などの修正を求めて
いた。
455 :
:02/05/22 16:34 ID:E8/Domo3
▽廃用牛の滞留 3月末比で2000頭減る(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052202.html 武部勤農相は二十一日の衆院農林水産委員会で、牛乳を搾り終えた廃用牛の滞留
頭数について四月末現在で五万六千頭と、三月末に比べ二千頭減ったことを明らか
にした。牛海綿状脳症(BSE)発生後、廃用牛の滞留が減ったのは初めて。廃用牛の
滞留頭数は二月までは増加していたが、三月末は五万八千頭と横ばいとなっていた。
自民党の西川京子氏の質問に答えた。
二十四カ月齢以上の病気などで死亡した牛のBSE検査については、遠藤武彦農
水副大臣が「今年度内に検査態勢を整備し、〇三年度から検査できるようにしたい」
との見通しを示した。自由党の高橋嘉信氏の質問に答えた。
酪農家から強い要望が挙がっているBSE感染牛と同居している牛の殺処分の見
直しについて武部農相は、「国際獣疫事務局(OIE)の基準に沿って、BSE検査を
行わなくてはいけない」と述べ、見直しには否定的な考えを示した。民主党の鮫島
宗明氏、社民党の菅野哲雄氏の質問に答えた。
畜産農家、食肉流通業者や飲食店などの関連業者に対する「助成」については、
共産党の中林よし子氏が「BSE発生による損失を国が補償すべきだ」と追及したの
に対し、武部農相は「一九九六年当時の対応に違法性はなかった。国家賠償請求
に当たるものではないと認識している」と述べた。
463 :
:02/05/23 01:15 ID:eVKJKlEC
狂牛病対策会議 県内に4頭目と同時期産10頭 県調査報告「感染牛でない」/高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020522-00000006-mai-l39 国内で4頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染牛が5カ月ぶりに
北海道音別町で判明した問題を受けて、県と高知市で組織する狂牛病対策会議(議
長、山崎淳一・県農林水産部長)が21日、開かれた。この牛と同時期の96年3
〜4月に生まれた北海道産の牛が、県内にも10頭飼育されているが、県が調査し
た結果、感染牛ではないことが報告された。
県によると、感染牛は4頭とも96年春に生まれた雌のホルスタイン種で、高齢
化して牛乳の生産に適さなくなった廃用牛だった。1〜3頭目には群馬県高崎市内
の同じ飼料工場から出荷された代用乳が与えられていた。
県内の農家では廃用牛になった場合、県広域食肉センターに出荷し、処理されて
いる。96年春に生まれた10頭については、県が安全面を考慮して1頭につき4
万円まで補償する形で、県内4カ所の家畜保健衛生所に持ち込むことで、市場に流
通させないよう提案したが、現在実施しているBSE検査自体の信頼性が損なわれ
る恐れがある、などの意見が出て、結論は次回会議(23日)に持ち越された。
(毎日新聞)
464 :
:02/05/23 07:46 ID:eVKJKlEC
▽死亡牛BSE検査を原則義務付け−与党が対策特別措置法案修正 2002/05/22 13:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020522&j=0044&k=200205229907 与党三党は二十二日までに、今国会への提出準備を進めていた牛海綿状脳症(B
SE)対策特別措置法案を一部修正し、二十四カ月齢以上の病気やけがで死亡した
牛に対するBSE検査を原則二○○三年四月から義務付けることを盛り込む方針を
固めた。野党の主張を受け入れたもので、今後与野党双方での最終調整を経たうえ
で月内にも国会に提出する。
死亡牛の検査について与党案は「必要があるとき」に都道府県知事が検査を受け
ることを命じるとしていたが、野党の主張を受け入れて原則義務化することにした。
ただし、離島など地理的条件によって検査の実施が困難な場合などは例外扱いする。
同法案ではこのほか、病気やけがで牛が死んだ場合の都道府県知事への届け出の
義務化や、牛の肉骨粉を原料とするえさの販売禁止、家畜伝染予防法を改正し、病
気特性を正しく理解してもらうため、BSEを含めた「伝染性海綿状脳症」という
病名を「伝達性海綿状脳症」に改めることなどが盛り込まれている。
465 :
:02/05/23 13:53 ID:chYsZ60t
▽BSE初感染から7カ月 農家や関連業界の被害4400億円超(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020523.html 農水省は二十二日までに牛海綿状脳症(BSE)による農家や牛肉関連業界の被
害額が四千四百億円を超すことを明らかにした。
それによると、国内で初めて感染牛が確認された昨年九月から今年三月までの約
七カ月に、BSEの影響で失った収入や売上高は、農家が千六百八十一億円、食肉
店やスーパーなどの食肉販売業が千九百六十六億円、焼き肉業界が七百六十億〜
九百三十億円。合計で四千四百七億〜四千五百七十七億円だが、これには牛丼や
ハンバーガーなどへの影響は含まれていない。
農家の被害に対しては、国から子牛補給金など千二百九十三億円の補てん金が
支払われており、同省では「実際の影響額は三百八十八億円程度となる」(畜産部)
としている。
466 :
:02/05/23 13:53 ID:chYsZ60t
▽内閣府に「食品安全委員会」 食糧庁は廃止も/政府・自民党(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020523.html 政府・自民党は二十二日、食品の安全性を評価する独立機関として、内閣府内に
「食品安全委員会」を設置し、その下部に事務局的な「食品安全庁」を設置する方
向で調整に入った。食品安全庁には食品安全行政監視員を置き、農水省や厚労省に
対し、適切な政策を行っているかを監視・勧告する。これに伴い、農水省の外局に
ある食糧庁の廃止も検討する。食糧庁が担ってきた政府米の管理や生産調整の推進
などの従来の業務は、総合食料局内に米麦部を設置して対応する方向が浮上してい
る。
新設する「食品安全委員会」は、食品に含まれる化学物質や細菌などが人の健康
に 及ぼす影響を科学的に判断する「リスク評価」を専門的に行う機関。食品安全
委員会には大臣を置く。事務を担当する「食品安全庁」との関係は、国家公安委員
会と警察庁のような関係を想定している。食品安全確保の ための具体的政策を実
施する「リスク管理」は、これまで通り農水省や厚労省が行う。
自民党の「食の安全確保に関する特命委員会」は二十三日に会議を開き、こうし
た方針を確認し、政府側に提言する。政府は、六月の食品安全行政に関する関係閣
僚会議で最終判断する運びだ。
食糧庁は一九四九年に設置され、現在の職員数は約九千六百人。九五年に施行さ
れた食糧法によって、政府米の役割が備蓄米などに縮小したほか、米検査の民営化
も急ピッチで進んでおり、食糧庁や食糧事務所の業務は縮小方向にあった。
JA遠州中央の遠州森町、袋井、トンボの3支店から岡野会長(左から2人目)に
農産物(賄賂?)が贈呈された(21日、静岡県森町で)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/img/detail01020523.gif?1022126476
467 :
:02/05/23 13:55 ID:chYsZ60t
▽食品安全の新行政組織 独立性確保を/日本生協連(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052305.html 日本生協連は二十二日、食品安全性の確保のための新しい行政組織設置と法律の
制定で、見解をまとめた。
新たな食品安全の行政組織は、産業振興と分離させるよう要望。政策決定の過程
を明らかにし、他省庁への勧告権を持たせることで、独立性と透明性の確保を求め
た。組織は内閣府のもとに位置づけ、意思決定については消費者・有識者・生産者
・流通業者の代表が対等に参加する合議制で行う。農水、厚生労働省にまたがって
いる、食品添加物や農薬、飼料添加物、遺伝子組み換え食品など食品の安全性にか
かわるリスク評価機能を、新行政組織に移管し強化することを盛り込んだ。
食品安全性の確保のための新しい包括的な法律については、「消費者の健康保護
を最優先」とし、「農場から食卓まで」の一貫した食品安全の確保をはかることを
法に定めることとした。
468 :
:02/05/23 13:58 ID:chYsZ60t
▽牛肉もっと食べて 職員が月3000円商品券購入/鹿児島(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052308.html 【鹿児島きもつき】JA鹿児島きもつきは二十一日、同JA本所で役職員農産物
消費拡大運動開始式を開いた。牛海綿状脳症(BSE)などで落ち込んだ消費に対
し、JA役職員が、毎月の給与の三千円分をAコープ商品券に充てる運動を試みる。
BSE問題が起きて以来、牛肉の消費は低迷するとともに、一連の食品偽装事件
で食に対する信頼は失われ、一般農産物にも影響が及んでいる。そこで、同JAは
Aコープで販売される鹿児島県産農畜産物をJA役職員が購入し、消費拡大を目指す。
運動期間は、五月から来年二月までの十カ月間で、その間は毎月三千円分のA
コープ商品券を購入し、年間約二千四百万円の寄与をする。
469 :
:02/05/23 16:49 ID:cGWj6QUF
▽廃用牛の処理再開 県食肉公社、半年ぶりに(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/2002/05/23/005.htm 県食肉公社松本支社(松本市)で二十二日、乳の出なくなった乳牛(廃用牛)の
食肉処理が、県内では半年ぶりに再開された。
国内でBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)に感染した牛は、すべて廃用牛。このた
め、酪農家や処理施設が県産牛からBSE感染の出ることを懸念し、昨年十一月以
降、廃用牛の解体は一頭も行われなくなっていた。全農県本部が卸売業者を含め三
者を調整していた。
同日は南信酪農協(松本市)から、松本地方の三歳二カ月の廃用牛が出荷され、
同支社病蓄棟で解体処理された。県松本食肉衛生検査所によるBSE検査の結果は
陰性だった。
昨年十一月以降、処理されない廃用牛が農家に滞留。全農県本部のまとめだと、
四月末現在、県内で出荷待ちの廃用牛は推定七百五十頭に上る。
酪農家の中には「県外の処理施設へ出荷するにも手間が掛かり限界があっただけ
に、ほっとした」との声もあるが、県内の残り三つの処理施設では再開の見通しが
ついていない。滞留の解消まではまだ時間がかかりそうだ。
農水省によると、四月下旬時点で、長野を含む十三県で廃用牛の食肉処理が滞っ
ていた。
470 :
:02/05/23 16:54 ID:cGWj6QUF
▽讃岐牛の生産者情報をHPで公開へ 2002年5月22日 20:00 (四国新聞)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200205/20020522000764.htm 讃岐牛など県産和牛の消費回復を目的に、県は八月から、牛の生産者情報を
ホームページ上で情報公開する。“酪農家の顔”を消費者に知らせることで、
信頼性の向上を目指す。
二十二日、高松市内のホテルで開かれた讃岐三畜銘柄推進協議会(会長・真鍋
知事)で県が計画を示した。
計画によると、生産者情報はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として国が導入
している個体識別番号制度を活用。出生地や移動歴の把握を目的にすべての牛の
耳に取り付けた十けたの番号を、枝肉や部分肉にも引き続き添付。小売店の店頭で
消費者が確認できるようにする。
八月に開設するホームページ(HP)の名称は「GOO GYU(グー・ギュー)」。
消費者はHPを開いて購入した牛肉の番号を入力すると、生産者の氏名や顔写真、
使用中のえさの種類、飼育頭数などが表示される。生産者情報を公表するのは、
県内で生産した和牛に限る。
消費者が小売店で販売されている牛肉の情報を店頭で確認できるよう、携帯電話
からもアクセスが可能。県畜産課は「即座に情報を得られるので、消費者に安心して
購入してもらえるはず」と消費回復効果に期待を寄せている。
471 :
:02/05/23 17:00 ID:cGWj6QUF
▽「食品安全庁」を緊急提言…政府・自民党(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/02/20020523ib01.htm 政府・自民党は22日、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題を契機に検討して
いた食品安全行政に関する新組織として「食品安全庁」を創設し、科学者ら専門家
による独立した「食品安全委員会」をその上部組織に設ける案をまとめた。自民党
の「食の安全確保に関する特命委員会」が23日、緊急提言として発表する。これ
を受け、農相、厚労相らによる政府の関係閣僚会議が来月中に新組織の具体案をま
とめる。
政府・自民党案によると、新組織は内閣府の下に置き、担当大臣を任命する。
農水省や厚生労働省など複数の省庁にかかわる食品安全行政を統括する狙いだ。
また、行政組織の肥大化を防ぐため、農水省の外局である食糧庁を廃止する方針だ。
食品安全委員会は警察庁に対する国家公安委員会同様、行政に対する監視・勧告
機能を持たせる。委員は国会承認とする。
BSE問題の調査検討委員会が先月まとめた報告書では、食品行政に関連する法
律が農水省所管のJAS(日本農林規格)法と厚労省所管の食品衛生法に分かれて
いることなどから、縦割り行政の弊害が強く指摘されていた。このため、政府・自
民党は関連する7つの法律の改正などを含めた法整備も目指す。 (5月23日03:01)
472 :
:02/05/23 23:06 ID:eVKJKlEC
473 :
:02/05/23 23:12 ID:eVKJKlEC
■鹿児島産や栃木産の「松阪牛」、東京の百貨店で販売
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020523i512.htm 食肉会社「明治屋産業」(本社・福岡市)が東京・新宿の京王百貨店新宿店内に
出している精肉店で、鹿児島や栃木産の牛肉を高級ブランドの「松阪牛」と偽って
販売していたことが23日わかり、農水省は日本農林規格(JAS)法違反の疑い
で調査に乗り出した。同産業では「売り場責任者が独断で行ったもので、会社ぐる
みではない」としている。
同産業や同百貨店によると、偽装が行われたのは今年2月中旬から今月10日に
かけて。各地で食肉偽装が相次ぐ中、ブランド牛の人気が高まり、松阪牛も品薄状
態で店頭に並べる商品が足りなくなったため、売り場責任者が偽装を指示した。偽
装量については現在調査中というが、鹿児島、栃木、神戸産和牛で品質が同程度の
ものを代用していたとしている。
同百貨店に今月9日、報道機関から「松阪牛とは違う肉が混じっている」との指
摘があり、同産業の店頭から商品を撤去するとともに、民間調査機関にDNA鑑定
を依頼した。
松阪牛には、但馬(兵庫県)系の黒毛和牛のメスで格付けが上位2等級など厳し い
条件があるが、鑑定の結果、一部の検体が松阪牛にはないはずのオスだったこと が
判明。売り場責任者も会社側の調査に対し「自分の判断でやった」と認めた。
同百貨店は24日から同産業との取引を停止する。(読売新聞)
474 :
:02/05/23 23:13 ID:eVKJKlEC
■他県産を「松阪牛」と偽装=明治屋産業が百貨店売り場で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020523-00000278-jij-soci 食肉小売・卸業大手の「明治屋産業」(本社福岡市、佐藤由美社長)が、東京都
新宿区の京王百貨店の地下に出店している精肉売り場で、今年2月から5月上旬に
かけ、他県産の牛肉を三重県産の高級和牛「松阪牛」と偽って販売していたことが
23日、分かった。明治屋産業は「偽装は店長の判断で行われた」と説明している。
京王百貨店によると、5月上旬に偽装が疑われたため、松阪牛の販売を中止する
とともに民間検査機関に調査を依頼。その結果、4検体中2検体が松阪牛と認定さ
れない雄であることが判明し、偽装が発覚した。 (時事通信)
475 :
:02/05/23 23:19 ID:eVKJKlEC
■松阪牛:明治屋産業が京王・新宿店精肉売り場で偽装表示販売
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020524k0000m040145000c.html 食肉卸販売の明治屋産業(本社・福岡市)が今年2月〜今月10日まで、京王百
貨店新宿店(東京都新宿区)の精肉売り場で、松阪牛ではない牛肉を「松阪牛」と
表示して販売したことが分かった。
京王百貨店によると、ニュース番組で同売り場を調査した日本テレビから、今月
9日に「松阪牛と表示できるのは雌だけなのに、雄の肉が混じっている」と指摘が
あった。外部検査機関にDNA調査を依頼して虚偽が判明したという。
虚偽表示をしていたのは、同売り場責任者の明治屋産業社員で「松阪牛が高騰や
品薄で不足した分を、鹿児島や栃木県産などの高級肉で穴埋めした」と説明してい
るという。虚偽表示した量や販売額は調査中。
同百貨店は11日、売り場から松阪牛を撤去し、24日から明治屋産業との取引
を停止する。虚偽表示があった期間に松阪牛を購入した客には返金する。
[毎日新聞5月23日] ( 2002-05-23-22:44 )
476 :
:02/05/24 11:30 ID:zbI5yqXe
▽内閣府に勧告・監視権もつ「食品安全委」設置へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020524i401.htm 政府は23日、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題を受けて検討していた食品
安全に関する新独立機関について、内閣府の下に大学教授ら民間専門家で作る
「食品安全委員会」(仮称)を設置する方針を固めた。農水、厚生労働両省に食品の
安全基準作成、事故防止策などを求める勧告・監視権を同委員会に付与し、担当
閣僚を任命する。31日の「食品安全行政に関する関係閣僚会議」で決定、2003年
の通常国会に関連法案を提出し、同年4月の発足を目指す。
食品安全委員会は内閣府にある原子力安全委員会の組織がモデル。国家行政
組織法に基づき勧告などを行う「八条委員会」に類似した機能を持つが、三条委員会の
公正取引委員会のような行政処分はできない。
具体的な業務内容は、食品などの安全性の評価。担当閣僚が勧告・監視を行い、
勧告に従ったかどうか省庁に報告を義務付ける。
食品安全委員会は、勧告の必要性など政策決定を行う正委員会(5―10人程度)と
実際の評価にあたる専門委員会(300―400人)で構成する。正委員の人事は
透明性を高めるため、国会同意人事とする方針だ。
専門委員会は人体に危害を及ぼす食品や添加物、農薬、飼料など分野ごとに設置。
詳細な調査が必要な場合には、国立医薬品食品衛生研究所や農薬検査所などの
専門機関に委託する。
BSE感染牛が確認された際、農水、厚労両省で十分な情報交換ができなかった
反省から、両省が実施していた国内外の情報収集も食品安全委員会が一元的に行う。
調査研究で判明した危険性情報などを消費者に提供したり、消費者からヒアリング
したりすることで、「生産者重視」から「消費者重視」への政策転換を図る方針だ。
委員会の事務局は100人規模とし、初代事務局長は民間の有識者を任命する方向で
検討している。
食品安全をめぐっては、小泉首相が今年2月、農水、厚労両省に分かれていた食品
安全部門の1本化を検討する考えを表明。政府内では当初、食品安全委員会の下に
「食品安全庁」を設置する案もあったため、事務局の名称をどうするか、なお検討して
いる。 (5月24日03:03)
477 :
:02/05/24 13:49 ID:sLRKhNuR
▽全農が事業点検結果 1万7000点中表示不備40点(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020524.html JA全農は二十三日、子会社の食肉表示違反事件をきっかけに、グループ全体で
行った事業総点検の結果を発表した。約一万七千点の取扱品目を調べた結果、
食品四十点で、表示などに不備があり、直ちに改善した。
品目点検は、JAS法などに照らし、商品の表示が適正か、表示と内容が 一致して
いるかを調べた。改善 が必要な四十点の内訳 は、重量表示漏れ、表示記載の誤り、
伝票上の原産地表示不備、賞味期限の誤記など。
この中には、先に公表した「あさり水煮缶詰」のように、国産表示にもかかわらず、
外国産を原料に使っていたケースも含まれている(すでに販売・製造中止)。
原材料が表示と違う悪質なものは、これ以外なかった。
品質管理や検査態勢などの業務点検は延べ一万九千九百点、うち五百六十七点で
改善が必要と判断した。品質に対する方針、品質管理や表示の責任体制が不明確な
ケースが多かった。
総点検は、全農グループ(全国本部、三十三都府県本部、二百四十一協同会社)
の取り扱い商品・サービスで行った。
全農は、今回の点検結果を踏まえ、あらためて全職員に法令順守を徹底。全国本
部内に設置した食品安全・適正表示管理体制準備室な どを通じて事業刷新に取り
組む。
478 :
:02/05/24 14:49 ID:sLRKhNuR
▽食品安全委を提言 5〜10人の科学者らで構成(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052401.html 自民党の「食の安全確保に関する特命委員会」は二十三日、食品の安全性を評価
する独立機関として、内閣府に「食品安全委員会」(仮称)を設置することなどを
盛り込んだ提言をまとめた。
同委員会は、国会が承認した五〜十人程度の専門家や科学者で構成する。数十人
程度の「食品安全行政監視員」も置き、農水省や厚労省に対し、食品の安全を確保
する適切な政策を行っているかを監視・勧告する機能を持たせる。輸入食品の監視
では現行体制を「極めて脆弱(ぜいじゃく)」と指摘し、「思い切った体制の強化」
を求めている。
自民党は来週、与党三党で調整し、提言を政府に提出する。政府はこの提言を基
に、六月の食品安全行政に関する関係閣僚会議で、新たな行政組織と法制度のあり
方をまとめる方針だ。
提言は、1.食品安全の行政組織 2.食品衛生法などの関連法の改正 3.食
品表示制度の抜本的改善 4.消費者の信頼回復対策 5.危機管理体制の確立―
―の五項目について、改革の方向性を示した。
新設する「食品安全委員会」は、食品に含まれる化学物質や細菌などが人の健康
に及ぼす影響を科学的に判断する「リスク評価」を専門的に行う機関。食品安全確
保のための具体的政策を行う「リスク管理」は、これまで通り農水省や厚労省が担
当する。
委員会の下には、「リスク評価」に必要な事務や国内外の情報収集、食品安全行政の
監視などを行う「事務総局」(仮称)を置く。「食品安全庁」とする案もあったが最終調整で
「庁」とせずに「事務総局」とすることで決着した。農水省外局の食糧庁は「廃止も視野に
入れた思い切った改革が必要」と明記。食品衛生法など食の安全に関係する法律に
ついては、「国民の健康保護に重点を置いた体系に抜本的に見直す」ことを提起した。
479 :
:02/05/24 14:58 ID:sLRKhNuR
▽農水・厚労省が食品表示制度検討懇談会設置 (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020524CCCI026424.html 相次いだ食品表示の偽装事件を受け、農水省と厚生労働省は24日、食品の表示制
度のあり方を検討する懇談会を来月7日に開催すると発表した。現在、食品衛生法
やJAS(日本農林規格)法など複数の法律で規定している食品表示を消費者の視
点から幅広く検討、法改正を含め7月をメドに提言を行う予定。
農水省総合食料局長と厚労省食品保健部長の私的懇談会だが、景品表示法を所管
する公正取引委員会、国民生活センターを持つ内閣府も加わる参加する。
メンバーには学識者、関係団体のほか、消費者代表も加え、「BSE(牛海綿状
脳症、狂牛病)問題に関する調査検討委員会」が示した「消費者保護」の考えを優
先して検討を進める。
特に「賞味期限や品質保持期限など同じ表示項目なのに違う用語が使われていて
いて、分かりにくい」という消費者の声を反映させなど、分かりやすい制度の創設
に向けての提言を目指す。
480 :
:02/05/24 15:07 ID:sLRKhNuR
■BSE?解体禁止に 新潟の牛、生体検査で疑い(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020524i106.htm 山梨県内の食肉処理場に搬入された乳牛(ホルスタイン種、5歳5か月)が、
解体処理前の生体検査で、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の疑いもあると
診断され、食肉処理禁止処分となっていることが、24日わかった。BSEの
全頭検査で、生体検査段階で食肉処理禁止処分が出されたのは初めて。
同県などは、牛を一定の期間、経過観察する方針。
厚生労働省などに入った情報によると、この牛は1996年12月生まれで、
北海道で飼育された後、2年前から新潟県内で飼育されていた。
今月22日、山梨県内の食肉処理場に搬入され、23日に生体検査が行われた。
その際、興奮状態、知覚過敏などの臨床症状が認められ、獣医師がBSEの
疑いもあると診断。同県内の家畜衛生保健所に連絡するとともに、この牛を
食肉処理禁止処分とした。
この牛を飼育していた酪農家は、同県などに対し、「肉骨粉を使用したことはない」
と話しているという。 (5月24日14:47)
481 :
朝まで名無しさん :02/05/24 15:39 ID:5hP/ULRF
482 :
:02/05/24 15:53 ID:RY/B08Fh
■虚偽表示:明治屋産業社長 おわび会見
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020524k0000e040092000c.html 京王百貨店新宿店(東京都新宿区)で他県産の牛肉を「松阪牛」と虚偽表示して
販売した明治屋産業(福岡市)の佐藤由美社長は24日、本社で会見し「お客様に
おわびのしようもなく、調査して再発防止と信頼回復に努めたい」と陳謝した。
佐藤社長らによると、同店精肉売り場は目玉商品として松阪牛を相場の約半額で
販売しており、2月以降欠品状態が続いていた。これに悩んだ売り場店長(30)
が独自の判断で栃木県や鹿児島県産牛で穴埋めしたという。虚偽表示して販売した
量は推定約800キロ。
佐藤社長は「店長が悩んでいたことを本社で全く把握しておらず、監督不行き届き
だった」と述べ、会社ぐるみの関与は否定した。また、適正表示について店舗巡回や
勉強会などの対策は取っていたが、銘柄別の売り上げを把握するシステムがない
ため、店頭で他県産牛を松阪牛として販売しても見抜けなかったことを明らかにした。
明治屋産業は、京王百貨店以外の4店で松阪牛として販売している牛肉も外部
機関に検査を依頼した。今後、社内に調査委員会を設置して再発防止策を検討する。
[毎日新聞5月24日] ( 2002-05-24-15:37 )
483 :
:02/05/24 16:11 ID:RY/B08Fh
■牛肉偽装3カ月で800キロ 明治屋産業販売 組織的関与は否定 (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#004 地場大手食品輸入販売会社の「明治屋産業」(福岡市)が、東京都の京王百貨店
新宿店のテナントで、鹿児島県産牛肉を松阪牛と偽り販売していた問題で、同社は
二十四日午前、福岡市早良区の本社で記者会見。偽装販売の事実を認め、同店で
二月中旬から五月十日まで約三カ月間に販売された松阪牛のほぼ半数、約八百キロ
が「偽装」だったことを明らかにした。
同社によると、同店は松阪牛を目玉商品として市価の半額近い百グラム当たり
千五百―二千円で販売。BSE(牛海綿状脳症)の影響で仕入れが半減した二月
中旬以降も同価格で販売を継続し、欠品を補うために店長だった男性主任(30)が
独自の判断で他県産の牛肉を松阪牛として陳列、対面販売していたという。
記者会見した佐藤由美社長は「お客さまや取引先に迷惑をかけて申し訳ない」と
陳謝。「(偽装は)主任からの聞き取り調査で初めて分かった。正規の松阪牛の
仕入れもしていたため、本社では偽装が分からなかった」として、組織的な関与を
否定した。
主任は正規の松阪牛が欠品した場合、他県産牛肉を「松阪牛」として従業員に直接
手渡していたほか、在庫を保管する冷蔵庫内で、他県産牛肉をあらかじめ松阪牛の
保管スペースに移動させるなどしていたため、従業員も気付かなかったという。
× ×
「消費者への裏切り行為」県内スーパー
明治屋産業(福岡市)の偽装「松阪牛」販売問題で、福岡県に本部・本店を置く
主要取引先スーパーは二十四日朝から事実関係の確認や、今後の対応について
検討を始めた。
福岡県内十七店舗に同社のテナントが入居しているサンリブ(北九州市)は「あって
はならないこと。テナントの取り扱いは、明治屋産業側から事実関係の説明を受けた
上で判断する」と話した。筑豊地区に二十店舗を構えるスーパーあそう(同県嘉穂郡)
も「消費者を裏切る行為。うちの場合、関係テナントは三店舗だけだが、きちんと調査
したい」と怒りを隠さなかった。
484 :
:02/05/24 17:27 ID:kNZfZ+mx
■生体検査の乳牛にBSEの疑い、食肉処理禁止 山梨(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0524/025.html 厚生労働省に24日入った連絡によると、山梨県の食肉処理場に22日に搬入さ
れた乳牛の生体検査で、興奮、知覚過敏など牛海綿状脳症(BSE)を疑う症状が
見られたため、同県はこの牛を食肉処理禁止にした。BSEの全頭検査で、生体検
査でBSEを疑い食肉処理禁止にしたのは初めて。
この牛は新潟県から出荷された96年12月生まれの雌のホルスタイン。興奮、
接触に対する神経過敏、持続的に鼻をなめるなどの症状が見られたという。24日
午後、新潟県に移送して経過をみる。
BSEの全頭検査では脳の組織を調べる1次検査、2次検査よりも前に、獣医師
が見た目の症状を診断する生体検査をする。行動異常などBSEの疑いがある場合
は食肉処理禁止にすることになっている。(16:39)
485 :
:02/05/24 20:11 ID:jhvHEGXc
▽食品表示の全国調査、4330施設で違反見つかる(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020524i211.htm 一連の食品の虚偽表示問題を受け、各都道府県が食品工場やスーパーなど
約18万7000施設に立ち入り検査した結果、食品衛生法上の表示違反が約2%の
4330施設で見つかったことが24日、厚生労働省のまとめでわかった。
表示自体がない食品が704施設で見つかったほか、期限表示、製造加工者の
名前・所在者など部分的な記載漏れが延べ2996施設で確認された。
違反のうち、鶏肉偽装が発覚した「鹿児島くみあいチキンフーズ」と「丸紅畜産」
仙台営業所関連の計7施設が同法に基づく行政処分(営業の一部禁止)を受けた
ほか、340施設が文書で、3983施設が口頭で、それぞれ改善を指導された。
検査は、同省が4月末までに実施するよう要請していたもので、この日、最終
報告を取りまとめた。同省は「適切な表示がなされるよう、引き続き監視指導を
実施する」としている。 (5月24日19:13)
486 :
:02/05/24 20:16 ID:jhvHEGXc
▽食品不当表示:違反件数は4330件 厚労省調査結果
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020525k0000m040032000c.html 食品の不当表示が相次いだことを受け、厚生労働省が3〜4月に行った立ち入り
調査の最終結果が24日、まとまった。賞味期限や添加物の表示がないなど、食品
衛生法が定める表示違反は4330件に上り、このうち16%の704件は表示その
ものがなかった。
調査は食肉、弁当、魚介類、菓子などを製造・販売する全国の18万7116施設を
対象に行われた。内容別では(1)製造加工者及び所在地の記載不十分(889件)
(2)期限表示漏れ(861件)(3)使用・保存方法の記載漏れ(776件)の順で、
品目別では食肉(加工品を含む)が2571件と約6割を占めた。4月から表示が
義務化されたアレルギー物質(卵、そばなど)を含む食品に関する表示違反も目立った。
一方、表示のあり方を見直すため、厚労省と農林水産省は同日、「食品の表示
制度に関する懇談会」を発足させると発表した。学識経験者や消費者団体の関係者ら
20人に具体的な提言をしてもらう。初会合は来月7日の予定。 【須山勉】
[毎日新聞5月24日] ( 2002-05-24-18:49 )
487 :
:02/05/24 20:21 ID:jhvHEGXc
▽焼き肉店、4月の売上高23%減(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020524/0524kei119.htm 日本フードサービス協会が24日発表した4月の外食産業市場動向調査によると、
BSE(狂牛病)の影響で焼き肉ファミリーレストランの既存店の売上高伸び率は、
前年同月比23・0%減と低迷が続いている。
全業態の既存店ベースの売上高は、休日が前年より1日少なかったことなどから
7・1%減少。ここ5カ月前年を上回っていた客数は4・7%減と今年初めて前年
割れとなり、客単価も2・5%減と下落傾向が続いている。
新規出店を含めた全店ベースの売上高は0・5%増と微増。客数も3・9%増え
たが、客単価は3・3%減と前年同月を下回った。
488 :
:02/05/24 21:00 ID:jhvHEGXc
489 :
:02/05/24 23:53 ID:jhvHEGXc
▽BSE:生体検査で初の食肉処理禁止処分 生産農家に送り返し
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020525k0000m040096000c.html 山梨県は24日、山梨食肉流通センターに搬入された乳牛(ホルスタイン種のメ
ス、月齢65カ月)1頭に生体検査でBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の
疑いが認められたため、食肉処理を禁止したと発表した。生体検査で食肉処理禁止
処分が出たのは初めて。県は同日、この牛を出荷元の新潟県の酪農家に送り返した。
同県の家畜保健衛生所は25日にもBSE検査(エライザ法)を実施する。
山梨県畜産課によると、牛は96年12月に北海道で生まれ、2年前から新潟県
内で育てられていた。山梨食肉流通センターには22日に搬入され、23日に山梨
県食肉衛生検査所の獣医師が生体検査を実施。興奮や知覚過敏の症状が見られ、
BSEの疑いがあると診断した。症状が軽度で疑似患畜には指定していない。同県畜
産課は「消費者の安全に配慮し、万が一のことを考えた」と説明している。
新潟県畜産課は、飼育していた農家から確認を得られ次第、検査を実施。擬陽性
の場合は茨城県つくば市の動物衛生研究所に送り、さらに詳しい検査を行う。
出荷した酪農家は「肉骨粉を使用したことはない。牛は元々、暴れる性格だった」
と説明しているという。 [毎日新聞5月24日] ( 2002-05-24-20:54 )
490 :
:02/05/25 00:10 ID:grBv16wR
491 :
:02/05/25 00:18 ID:grBv16wR
▽県BSE対策会議 4頭目BSE感染牛と同時期産牛10頭を焼却処分 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020524-00000001-mai-l39 国内で4頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染牛が北海道音別町
で確認された問題で、県BSE対策会議(議長、山崎淳一・県農林水産部長)は
23日、県内で飼育されている、この牛と同時期の96年3〜4月に生まれた北海道
産の10頭の牛を焼却処分することを決めた。 【関谷徳】
県の調査では、10頭はいずれも乳牛。BSEに感染していないことを確認して
いるが、消費者の安全面を最大限考慮することにした。
会議は、この乳牛が乳を出さなくなった時に、廃用牛として処分するのか、食肉
処理して市場に流通させるのかをめぐって話し合われた。最終的には、農家が牛の
処分を決めた時点で、県が1頭につき4万円で損失補償する形で買い取り、県内
4カ所の家畜保健衛生所に持ち込んで解体、改めてBSE感染の有無を病理学的に
検査後、焼却処分することになった。検査結果は公表する予定。(毎日新聞)
492 :
:02/05/25 09:01 ID:grBv16wR
■新潟の牛はBSE陰性と判明 解体検査で(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0525/005.html 山梨県内の食肉処理場に新潟県の農場から搬入された乳牛(5歳5カ月)が、
解体処理前の生体検査段階で「牛海綿状脳症(BSE)の疑いもある」と診断された
問題で、新潟県は25日、この牛を検査した結果、陰性反応が出たと発表した。
この牛は北海道生まれで22日に処理場に運ばれたが、興奮や神経過敏などの
症状があったことから、24日に新潟に送り返された。新潟県は廃用牛であること
などから直ちに解体し検査に入るべきと判断、出荷した酪農家の同意を得て、
県中央家畜保健衛生所(西川町)で「エライザ法」と呼ばれる手法で25日未明まで
検査していた。 (07:46)
493 :
:02/05/25 12:49 ID:p5JNGKwL
(05/24)生体検査で初の疑い、解体禁止・新潟で飼育の乳牛
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2002052501274bs&c=0 山梨県の食肉処理場に運ばれた乳牛1頭が生きたまま症状を見る生体検査で、「
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の疑い」と診断されて解体禁止処分になっていた
ことが24日、分かった。知覚過敏などの神経症状が見られたという。解体前の検査
で、BSEの疑いを理由に解体禁止になったのは初めて。
この牛は5歳5カ月の雌のホルスタインで、これまで解体後の検査でBSEと診断
された4頭と同じ1996年生まれ。2年前に北海道から新潟県の酪農家に販売され、今
月22日に山梨県の処理場に出荷されたという。
食肉処理場で検査員が生体検査を実施したところ、接触に対する過敏な反応が
あったほか、頭を柵(さく)に押しつけたり、持続的に鼻をなめるなど神経症状が
見られたという。BSE特有の起立障害はなかったが、BSEの疑いと診断したという。
(05/25)BSE感染疑いの乳牛は陰性・焼却処分へ
山梨県でBSE感染の疑いから解体禁止処分になっていた乳牛は、簡易検査の結果、
感染していないことが25日分かった。飼育をしていた地元にある新潟県の中央家畜
保健衛生所が検査した。今後、焼却処分される。
問題の乳牛(ホルスタイン種、5歳5カ月)は2年前に北海道から新潟県の酪農家に
販売され、今月22日に山梨県内の食肉処理場に搬入された。同処理場での生体検査で
BSE感染の疑いが持たれたため、24日夜から新潟県の中央家畜保健衛生所で検査
していた。
494 :
:02/05/25 18:46 ID:NTojK1Ip
▽BSE:感染疑われた新潟の牛は陰性 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020525k0000e040013000c.html 新潟県は25日、生体検査でBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染が疑
われ、山梨県から食肉処理を禁止された乳牛(ホルスタインの雌、月齢65カ月)
はBSEに感染していなかったとの検査結果を発表した。
この牛は24日午後6時ごろ、新潟県西川町の中央家畜保健衛生所に運ばれ、
獣医師4人が同9時半すぎから検査(エライザ法)を始めた。25日午前2時ごろに
は、陰性と判明した。解体された牛は焼却される。
山梨県は興奮などの症状が見られたため、BSEの疑いがあると診断した。ただ、
この牛は飼育当時から気性が激しかったという。出荷時には肉骨粉を使っていない
との証明書も県から発行されていた。
飼育していた農家は「北海道で獣医が自殺することなどもあって、検査員も過敏
になっていたのかもしれない」と話している。新潟県畜産課の帷子(かたびら)功
課長は「国内で流通している牛肉を安心して食べられることが、消費者に分かって
もらえたのではないか」と語った。 【平元英治、小暮靖男】
[毎日新聞5月25日] ( 2002-05-25-10:37 )
495 :
:02/05/25 18:49 ID:NTojK1Ip
▽BSE疑惑の新潟の牛、検査で「陰性」と判定(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020525i503.htm 山梨県内にある食肉処理場での解体処理前の検査でBSE(牛海綿状脳症=
狂牛病)の疑いがあると診断された乳牛は、新潟県が24日夜から25日未明に
かけて実施したエライザ法による検査で「陰性」と判定された。検査のため解体
された牛は同日中にも焼却される。
この牛は北海道産のホルスタイン種(5歳5か月)で、22日に新潟県の酪農家
から山梨県内の食肉処理施設に搬入された。翌日の生体検査で興奮状態などの
臨床症状が認められたことから、獣医師がBSEの疑いがあると診断。生体検査
段階では初の食肉処理禁止処分になっていた。
新潟県畜産課は「一定期間、経過を観察するかを含めて議論したが、風評被害
など牛を飼育した農家の置かれる状況を考慮して、早めの検査に踏み切った」と
している。 (5月25日11:13)
496 :
:02/05/25 22:58 ID:grBv16wR
▽BSE類似症状でシカ1万5000頭を根絶 米で計画(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002052501416.html 米ウィスコンシン州が、約700平方キロの範囲にすむシカ約1万5000頭の
根絶を計画している。この地域のシカに牛海綿状脳症(BSE)に似た慢性消耗病
(CWD)が発生したためで、地元では「州内に160万頭いるシカを守るために
はやむを得ない」とする声がある一方、「これではパニックだ」と批判も出ている。
BSEとCWD、人の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)とのかかわりは
不明だが、他のシカやウシへの感染が心配されてきた。
同州では2月にCWDに感染したシカ3頭が見つかった。その後、516頭を
射殺して調べると15頭が感染していた。根絶計画は6月から実行する。CWDに
感染したシカは他州やカナダでも見つかっており、同州の試みが注目されている。
(19:06)
497 :
:02/05/25 23:56 ID:grBv16wR
高松市が職員募集要項を大幅緩和 2002年5月25日 17:55
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200205/20020525000538.htm 高松市は二〇〇二年度の職員募集要項(大卒、助産師など)を発表、二十七日か
ら六月七日まで受験申し込みを受け付ける。募集人員は六職種で、昨年より一人増
の四十七人程度。幅広く人材を確保するために受験資格の年齢制限を大幅に引き上
げ、一部職種では来年四月採用を今年十月に前倒しする。市人事課は「Uターン希
望者らも対象にできるだけ門戸を広げた。県や四国の他の三県都と比べても年齢の
上限は一番高くなっている」としている。
採用の内訳は事務二十五人(うち水道局二人)、獣医師四人、薬剤師一人、消防
十四人、助産師一人、看護師二人。年齢制限は獣医師が三十九歳(引き上げ六歳)、
事務・薬剤師・消防は二十九歳(同二歳)、助産師・看護師は三十歳(同一歳)に
緩和した。
またBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の業務増加に対応するため、獣医師の
採用候補者名簿の中から免許保有者については今年十月に採用する。十月採用予定
の助産師・看護師は、十一月以降も欠員が出た場合は名簿の中から順次繰り上げて
採用する方針。
消防の受験資格も身長、体重の基準値に「おおむね」を加え幅を持たせた。
一次試験は六月二十三日、二次は八月初旬に行う。受験申込書などは今回から市
のホームページでも入手できる。
申し込み、問い合わせは市人事課〈087(839)2144〉。
498 :
:02/05/26 02:38 ID:l3DoA0xh
▽廃用牛の出荷自粛を解除−−県公社 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020525-00000005-mai-l08 県中央食肉公社は24日、酪農家に対する廃用牛の出荷自粛要請を解除すること
を決めた。31日から毎週約30頭ずつ受け入れる。県内の廃用牛は4月末現在で
2500頭に達し、飼料代がかさんで酪農家の経営を圧迫している。公社は受け入
れ頭数を、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題の発生前と同レベルの週
100頭まで段階的に引き上げていく。
公社は同日の生産者向け説明会で明らかにし、当面は96年生まれと、北海道、
群馬県産を除いて受け入れる。公社によると、自粛期間中も約50頭を処理したが
、感染例はなかった。
自粛解除を受け、橋本昌知事は同日、遠藤武彦副農水相と県庁で会談し、廃用牛
にBSE感染が確認された場合の国費による補てん▽死亡牛の検査制度創設と広域
的な検体焼却施設の設置――などを要望した。【塚田健太】(毎日新聞)
499 :
:02/05/26 08:27 ID:l3DoA0xh
▽府が来月から組織改正 行政改革や府民参画推進のプロジェクト立ち上げ/京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020525-00000006-mai-l26 府は24日、来月1日付の組織改正の概要と、人事異動の規模について発表した。
知事公室を知事直轄組織に移行、庁内横断的な課題に対応するため、各種プロジェ
クトを立ち上げる。また、人事異動の規模は約1650人。過去10年間では、
中規模程度という。
主なプロジェクトは、行財政の構造改革を担う「新行財政改革推進プロジェクト」
や、府政への市民参画を進める「府民参画推進プロジェクト」など。また、条例
の制定を従来より効果的に進めるため、総務調整課に「法制室」を新設する。
組織改正以外の体制整備は、府民労働部に「女性政策監」を設ける。また、宇治、
京都、福知山の児童相談所に児童福祉司を1人ずつ増員するほか、DV法施行に
伴い、配偶者暴力相談支援センターに主任相談員を新設する。さらに、BSE(い
わゆる狂牛病)対策で福知山保健所に獣医師を増員、畜産課に企画主任を新設する。
人事異動では、若手や女性職員を積極登用するほか、職員研修所長などを庁外から
招くという。 【中村一成】(毎日新聞)[5月25日20時6分更新]
500 :
:02/05/26 08:56 ID:l3DoA0xh
▽BSE発生の農家が農相に要望書(読売新聞・北海道版)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#1news 国内2頭目のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染牛を宗谷支庁猿払村で飼育し
ていた佐々木和美さん(45)が25日までに、武部農相あてに、BSE発生農家で
一緒に飼育されていた牛の殺処分や移動措置を中止することなどを求める要望書
を郵送した。
感染牛と同じ場所で飼育されていた牛は家畜伝染病予防法に基づいて「疑似患畜」
として殺処分されたり、牧場から移動させられ都道府県の監視下に置かれる。
62頭の飼育牛を失った佐々木さんは「牛を一瞬にして奪われてしまうのは許し難い」
などと、疑似患畜の牛の処分や移動の即時中止を求めている。
また、今国会に提出される法案で義務づけが予定されている生後24か月以上の
疾病死牛の全頭検査の速やかな実施や、BSE発生時の牛肉価格の低下に伴う、
国のさらなる支援なども要望した。佐々木さんは、感染牛が確認された後、体調を
崩し、いったんは離農を決意した。しかし、網走近郊の東藻琴村の酪農家から誘われ
今年2月、250キロ離れた同村に移転、牧場の管理を行っている。
501 :
:02/05/26 09:34 ID:l3DoA0xh
502 :
:02/05/26 11:41 ID:l3DoA0xh
503 :
:02/05/26 16:26 ID:l3DoA0xh
▽外食産業の売上高、減少続く (TBS)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline62077.html 外食産業の売上高の減少が 続いています。既存店の売上は 1年前と比べ、
7.1%減少しました。
日本フードサービス協会が まとめた4月の外食産業市場動向 調査に
よりますと、既存店ベースの売上高は1年前と比べ 7.1%減少しました。
これはBSEの影響が続く 焼き肉の ファミリーレストランが 23%減少した
ことや、休日が去年より1日少なかったためで、既存店の売上が1年前の
実績を下回るのは 53カ月連続です。
また、全体の客数も 4.7%減少して6カ月ぶりに前年の水準を
割り込み、業態別では、ファストフードが 8.6%の減少と、売上高を
大幅に減らしています。新規店を含む全店ベースの売上高は0.5%増加、
客数も3.9%増加しましたが、客単価は3.3%減少し、低迷が続いて
います。(25日 14:55)
504 :
:02/05/26 17:10 ID:l3DoA0xh
NNN24.COM
▼ BSE疑いの牛 陰性と判明<5/25 13:30>
http://www.ntv.co.jp/news/25_1330_3.html 新潟県から山梨県に出荷された牛1頭が、BSEいわゆる狂牛病の疑いが
あるとして緊急の検査を受けたが、結局BSEではなかったことがわかった。
検査を受けたのは、北海道生まれで新潟県内で2年間飼育されていた5歳の
乳牛で、きのう、山梨県内で行われた生きている段階の検査で、神経過敏など
の症状からBSEの疑いがあるとして全国初の解体禁止処分命令が出された。
このため、牛は新潟に返され、午後9時から県の施設で緊急の検査が行われた。
結果は陰性で、結局、牛はBSEではなかったことがわかった。県は安全性が
確認できて「ほっとしている」と話している。
505 :
:02/05/26 19:39 ID:l3DoA0xh
▽鹿児島市でBSE通して食と農考えるシンポ開催 (南日本新聞)
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2002/05/picup_20020526_10.htm BSE(牛海綿状脳症)を通して、食と農のあり方を考えようというシンポジ
ウムが25日、鹿児島市の県婦人会館であり、市民ら約130人が参加した。県農
民連と県革新懇が主催。パネリストらは、BSEが国内で発生した背景に、政府の
政策の誤りがあったなどと説明した。
コープかごしまの平田優理事は「BSE問題に加え、偽装表示問題も出て消費者
の不信感は強い。法律のあり方を消費者優先に変えていくべき」と強調。JA肝付
吾平町の真戸原勲理事は「畜産の飼料を国内で自給しなくてはいけないが、政府の
取り組みは不十分」などと指摘した。
参加した畜産農家からは「肉質改善に取り組みようやく成果が出てきた矢先にB
SE問題が発生した。とても子どもに農家を継がせる気になれない」との声も出て
いた。
506 :
:02/05/26 20:22 ID:l3DoA0xh
▽BSE検査で「シロ」 関係者に安堵と怒り (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=2565 牛海綿状脳症(BSE)の疑いがあると診断され、山梨県内から急きょ県内に
送り返された乳牛は、検査で「シロ」と判定された。クロとなれば県内の牛肉消費
が再び落ち込みかねず、牛を飼育する地域にさらに深刻な影響を与えかねない
だけに、関係者は一様に安堵(あん・ど)の表情を見せた。しかし同時に、「こんな
ことを繰り返していたら畜産などやっていられない。ブランドにもかかわる」とやり
場のない怒りも交錯させた。
山梨県から新潟県畜産課にBSEの疑いがあると情報が寄せられたのは24日
午前9時。BSEとは断定できないが、音や光に敏感で性格も荒れているなどとし
て、一定期間観察したほうがいいというものだった。
しかし、県は廃用牛であることなどから、牛が県中央家畜保健衛生所(西川町)
に到着して2時間後の同日午後8時には解体処理に入り、検査を始めた。「BSE
の疑いのある牛が県内にいる」との風評被害を避ける狙いもあったようだ。
地元から搬出した牛にBSEの疑いをかけられた北蒲原郡内の自治体では、畜産
関係者を中心に怒りが収まらない。役場の総務課長は「陰性と聞いてほっとした」
としながらも、「農産物のブランドにもかかわる重大な問題だ。山梨県側でBSE
検査を行うことだってできた。牛をなぜ突き返してきたのか問い合わせることも
含め、対処を検討したい」と話す。
この自治体を管内に抱える下越家畜保健衛生所(新発田市)では、疑陽性の結果
がでた場合に備え、職員が25日未明まで自主的に待機した。職員の1人は「牛
だって人間と同じで個性がある。粗暴だとか、落ち着きがないだけでは判断できな
いのではないか。疑いをかけられた農家の人への影響も心配だ」と不満を募らせて
いた。
507 :
:02/05/27 00:51 ID:gCXTBeRK
◆廃用牛と畜を再開 県中央食肉公社が31日から条件付き(茨城新聞)
http://www.ibaraki-np.co.jp/contents/news/2002/05/25/1-1.htm 県中央食肉公社(茨城町、社長・角田芳夫副知事)は二十四日、BSE(牛海綿
状脳症、狂牛病)問題で昨年十一月以降制限していた廃用乳牛のと畜を、三十一日
から条件付きで再開することを正式に決めた。条件としては、と畜を毎週金曜日一
日とし、処理頭数は二十-三十頭。国内感染牛四頭がいずれも一九九六年三-四月生
まれであることから、同年生まれの牛は除外する。さらに県内の酪農家の牛を優先
させ、北海道産は除外する。
昨年九月の国内でのBSE問題発生以降、全国の食肉卸売市場が廃用牛のと畜を
制限。そのため、酪農家は廃用牛の処分が停滞し、飼育牛の更新ができないなど、
経営に支障が出ている。
この日、同公社は県酪連、県畜連、全農いばらきの各生産者団体や県とこの問題を
協議。国の助成制度も踏まえ、三団体の枠内での廃用牛のと畜制限解除で合意した。
同公社によると、全国三十一カ所の中央食肉卸売市場の中で、廃用牛のと畜制限を
解除するのは同公社が初めてではないかという。同公社は「単に消費地ではなく、
産地を抱える市場として先陣を切ることにした」としている。
508 :
:02/05/27 09:44 ID:gCXTBeRK
▽農相が市場やスーパー視察 現場の意見、施策に反映を(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020527KIIAEA20300.html 国内のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)発生や食品の虚偽表示問題で消費者の
不安が高まっていることを受け、武部勤農相は27日、都内の市場やスーパーを
視察した。
消費者と日常的に接する流通、外食など各種の食品産業の現場実態や考え方に
ついて、関係者と意見交換。食品の安全と消費者の安心確保に向け、農水省が
取り組んでいる施策に反映させたい考えだ。
視察場所は、大田市場(大田区)「ジャスコ南砂店」(江東区)など3個所。
武部農相は「消費者に軸足を移した行政への改革推進のため、食品産業の視察は
必要と日ごろから感じていた」としている。
509 :
:02/05/27 10:42 ID:gCXTBeRK
BSE adviser urges beef import curbs
James Meikle, health correspondent
Wednesday May 15, 2002
http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,715522,00.html web翻訳
excite
http://www.excite.co.jp/world/url/?wb_url= http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,715522,00.html&wb_lp=ENJA&wb_dis=3&wb_co=excitejapan altavista
http://babelfish.altavista.com/tr?doit=done&lp=en_ja&tt=url&url= http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,715522,00.html infoseek
http://www.infoseek.co.jp/Honyaku?webin=http%3A%2F%2Fwww.guardian.co.uk%2Fuk_news%2Fstory%2F0%2C3604%2C715522%2C00.html&pg=honyaku_w_out.html&to=EJ&sand=1
510 :
:02/05/27 10:42 ID:gCXTBeRK
511 :
:02/05/27 13:02 ID:gCXTBeRK
▽「食の安全性確保を」兵庫でタウンミーティング(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020527.html 小泉内閣の閣僚が各地に出かけ国民と直接対話するタウンミーティングが二十五
日、兵庫県淡路島の南淡町で開かれた。武部勤農相らを前に、参加者からは、食の
安全性を高める施策、地域農業が活性化する仕組みづくりを求める意見や要望が相
次いだ。
地域経済の活性化をテーマに五百八十八人が参加した。同地域は、タマネギや
レタス、畜産が盛んで専業農家が多く、地域農業について議論が集中した。
生産者を代表して、三原町の野菜農家・福永文男さんは、輸入農産物による価格
低迷に加え、淡路産タマネギの偽装表示の懸念があるなど、農家の厳しい実情を訴
え「農家はほんまもんの野菜を消費者に届けたい。取り扱い業者や出荷団体などに
法令順守の行政指導をし、検査員の配置を」と偽装農産物を防ぐ仕組みの必要性を
強調した。
武部農相は、内閣府に独立した組織を設置する動きや、農水省の食と農の再生プ
ランを説明し、「トレーサビリティー(生産履歴を追跡する仕組み)を導入して、
食の安全・安心を確保するフードシステムづくりを進める」と話した。
会場には、武部農相のほか、月原茂皓国土交通副大臣、食料・農業・農村政策審
議会の今村奈良臣会長が出席して活発に意見交換した。
512 :
:02/05/27 13:11 ID:gCXTBeRK
▽武部農相が市場やスーパー視察(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020527/0527kei079.htm 国内のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)発生や食品の虚偽表示問題で消費者の不
安が高まっていることを受け、武部勤農相は27日、都内の市場やスーパーを視察
した。
消費者と日常的に接する流通、外食など各種の食品産業の現場実態や考え方につ
いて、関係者と意見交換。食品の安全と消費者の安心確保に向け、農水省が取り組
んでいる施策に反映させたい考えだ。
視察場所は、大田市場(大田区)「ジャスコ南砂店」(江東区)など3カ所。武
部農相は「消費者に軸足を移した行政への改革推進のため、食品産業の視察は必要
と日ごろから感じていた」としている。
農水省は、食品の安全性確認のため必要な情報が消費者まで確実に届くシステム
を導入するなどとした「食と農の再生プラン」を11日に発表。6月をめどに具体
策を詰める。
スーパーの精肉売り場を視察する武部農相(左から2人目)=27日午前、東京都江東区南砂
【写真】
http://www.sankei.co.jp/news/020527/0527kei079.jpg
513 :
:02/05/27 23:34 ID:gCXTBeRK
平成14年5月27日 大臣官房地方課
「食」と「農」を語り合う会の開催について
(第3回農林水産省版タウンミーティング)
1.趣 旨
生産者と消費者の間に立った「食」と「農」のあり方、これからの農林水産行政の
あり方等、農林水産行政全般にわたり、地方の農業者、消費者等地域の様々な
方々から提起された議題について、農林水産省と消費者、農業者等地域の様々な
方々の間で率直に語っていただきます。
なお、農林水産省からは武部農林水産大臣他が出席する予定です。
2.日 時
平成14年6月29日(土) 13時〜(2時間程度)
3.場 所
国立京都国際会館
住所:京都市左京区宝ヶ池
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20020527press_3.html
514 :
:02/05/28 07:37 ID:G+XHjNRM
▽イオン、国産牛情報の端末提供を拡大(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0527/011.html 大手スーパーのイオン(旧ジャスコ)は国内産牛肉について、出荷者や牛海綿状
脳症(BSE)の検査結果などの情報を客が売り場のパソコンで知ることができる
「安心確認システム」を本格展開することを決めた。2月から大和鶴間店(神奈川
県大和市)で試験的に始めたところ、好評なため、27日に南砂店(東京都江東区)
で導入。7月上旬までにさらにジャスコ26店で始める。
タッチパネル式のパソコン端末を使い、売り場に表示してある肉の番号を入力す
れば、与えられた飼料や出荷者の連絡先といった情報を画面で見ることができる。
今のところ、パック詰めの商品は対象外で、対面販売で売られている牛肉に限ら
れているが、今秋をめどにすべての牛肉を対象にするようシステムを整備。導入す
る店舗も広げ、食肉表示への不信感を払拭して売り上げの回復につなげたい考えだ。
(18:40)
515 :
:02/05/28 10:53 ID:YnhMa/1L
▽牛肉の履歴をHPで提供へ コープこうべ 2002/05/27(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/keizai/020527jc16330.html 生活協同組合コープこうべは、出生地の様子やエサの材料など、牛肉の履歴を
ホームページ(HP)上で調べられる「トレーサビリティー(追跡可能性)システム」を
開発した。六月七日から運用を始める。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)や産地
偽装が問題となったことから、自社ブランド商品の安全性をPRする狙い。
同生協が産地などと提携し、育った環境を完全に把握しながら独自の安全基準で
生産する「フードプラン」ブランドの牛肉が対象。売り場ではそれぞれの商品の枝肉
番号を掲示しており、生協のHPでこの番号を照会すれば情報が見られる。
生まれてからの治療歴を示す「個体管理表」や「BSE検査通知書」など四種類の
証明書に加え、生後九カ月までを過ごす繁殖センター、二十八―二十九カ月まで
肥育する牧場や、育成方法を写真で説明。飼料の原料二十種類以上についても、
写真とともに紹介する。
当面は和牛が対象だが、九月末までには和牛と乳牛をかけ合わせた「F1牛」に
ついても情報を提供。同生協で扱う牛肉の約5%をカバーする。来春には「フード
プラン」ブランド外の、オーストラリアからの直送肉も対象に加える考えで、全扱い
量の約28%になる。
516 :
:02/05/28 10:57 ID:YnhMa/1L
517 :
:02/05/28 10:59 ID:YnhMa/1L
518 :
:02/05/28 13:16 ID:N3lY/zbL
▽食肉表示の3割以上が不適切 (東奥日報)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0527/nto0527_16.html 県は二十七日、日本農林規格(JAS)法にかかる食肉の表示実態調査の結果を
発表した。牛肉・豚肉・鶏肉の原産地の根拠を確認したところ、適正表示は六割を
超えたものの、「一部適正でない表示」「確認不能」が、合わせて三割以上あった。
虚偽の表示は確認されなかった。
調査は三月下旬、県内十二市町で、抽出した食肉の小売り、卸業の四十七店舗を
対象に、県と保健所、農林水産事務所の職員が行った。
店舗別の表示状況は、牛肉を販売していた四十六店舗のうち、陳列している食肉
の一部、あるいは全部に名称や原産地の表示がなかった店舗が計十店舗あった。
豚肉・鶏肉に関してもほぼ同様の傾向がみられた。
商品の原産地については、牛肉・豚肉・鶏肉、合わせて三百三十二品目を抽出。
商品のラベルや店頭価格札と、ブロック肉等を運搬した段ボール、納品書等と突き
合わせて原産地を確認した。
その結果、「納品業者から口頭で確認した」などの理由で、表示が一部適正でな
かった品目が八十三あった。伝票等の記載が無い、または段ボールや在庫がない
ため確認できなかったものも三十八品目あった。
県は一部適正でない表示があった店舗などを巡回、口頭で指導し、現在は改善
されている。今後について「業者への巡回指導を継続し、業界団体にも呼び掛け、
適正表示の浸透を図りたい」としている。
519 :
:02/05/28 18:55 ID:hVSQsJDE
▽餌同じ牛など44頭を処分へ BSE発生農家 音別 2002/05/28 15:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020528&j=0044&k=200205286382 【音別】釧路管内音別町の酪農家が飼育していた乳牛が国内四頭目の牛海綿状
脳症(BSE)と確定したのを受け、釧路家畜保健衛生所は二十八日午前、酪農家が
現在飼っている牛五十六頭のうち四十四頭を疑似患畜に指定し、搬出作業を行った。
このうち三頭は、BSEの学術研究機関になった十勝管内新得町の道立畜産試験場に
送られ、研究飼養される。
疑似患畜は、一歳になるまで感染牛と同じ農場で飼育され、同じ餌を食べていた
牛や、感染牛が生まれた前後一年間に生まれ、同じ餌を食べていた牛などが対象。
指定されると家畜伝染病予防法に基づき、解体処理後に感染の有無を調べ、焼却さ
れる。
搬出は酪農家の同意を得て、同衛生所や音別町農協の職員ら約三十人で行われた。
搬出の後、同衛生所の川西靖二所長は疑似患畜の処分について「酪農家から見直しの
声が高まっていることは国に伝えたい」と述べた。
520 :
:02/05/28 19:01 ID:hVSQsJDE
521 :
:02/05/28 19:02 ID:hVSQsJDE
▽全国初の廃用牛専用処理場 来月中旬から稼働/岩手(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020528.html 岩手県は六月中旬から、江刺市にある旧江刺食肉処理場で廃用牛の処理を始める。
処理した牛は肉骨粉にしてすべて焼却するが、牛海綿状脳症(BSE)検査を行い、
結果は公表する。廃用牛専用の処理場は全国で初めてだ。
同県内の昨年度末現在の廃用牛の滞留頭数は二千頭に達し、今年度は一万三千頭
の発生が見込まれている。県の要請を受け五月から、と畜・食肉加工施設を持つ岩手
畜産流通センター(紫波町)で、処理日を決めて廃用牛を処理しているが、同センター
だけでは処理が追いつかない状況だ。
同県は、江刺市に対し理解と協力を求めていた。同市と処理場を所有している東北
油化の理解が得られたため、来月中旬スタートをめざし準備を進めている。一日当たり
二十頭を処理する。BSE検査は、盛岡家畜保健衛生所が行う。
522 :
:02/05/28 19:04 ID:hVSQsJDE
▽02年3月期決算、ハム・ソーセージ苦戦 BSE、偽装事件響く(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052804.html 日本ハム、伊藤ハム、プリマハム、丸大食品の大手ハム・ソーセージ四社の二〇
〇二年三月期の決算(連結)が二十七日までに出そろった。牛海綿状脳症(BSE
)発生や一連の食肉偽装事件などが大きく影響し、営業損益は二社が赤字、残る二
社は営業利益を前年比10〜90%減らした。
日本ハムは、主力商品のハム・ソーセージで、BSEの影響による年末ギフトの
売れ行き不振や業務用商品の価格下落が響き、売り上げを前期に比べ1.6%落と
した。しかし、加工食品が好調だった上、食肉も牛肉の代替需要により豚肉や鶏肉
の引き合いが強まったことなどから、全体の売上高は3.8%増となった。本業の
もうけに当たる営業利益は、豚肉のセーフガード(緊急輸入制限措置)発動による
原料価格高騰などの影響で10%下回った。
伊藤ハムは、BSE発生などが響き、ハム・ソーセージ、加工食品、食肉の各部
門ともに売り上げを落とした。営業利益は、豚肉セーフガード発動や家きんペスト
による鶏肉の一時輸入停止で、原料価格の高騰などが直撃し、前期比91.1%減
となった。
プリマハムは、食肉やハム・ソーセージが売り上げを落としたものの、コンビニ
エンスストア用の総菜類や業務用商品の販売が好調な加工食品が売り上げを5.6
%伸ばした。丸大食品は、ハム・ソーセージ、食肉、加工食品の各部門とも売り上
げが下落した。
消費が大きく減退した牛肉の販売について、各社はトレーサビリティー(生産履
歴を追跡する仕組み)の確立やブランド商品の開発、販売・物流体制の統合などを
進め、販売の回復を狙う。
523 :
:02/05/28 19:07 ID:hVSQsJDE
■松阪牛偽装問題で農水省 明治屋産業本社を立ち入り検査(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02052805.html 農水省は二十七日、食肉小売・卸業の明治屋産業が三重県産「松阪牛」に偽装し
た牛肉を販売した問題で、JAS法違反の疑いで福岡市の同社本社に立ち入り検査
に入った。
立ち入り検査について武部勤農相は同日、「雪印食品の(牛肉偽装)問題が出て
から、なおかつそういうことが行われていることに本当にあぜんとした。憤りを超
えて『なぜ、こういうことを』と問いただしたくなる」と述べ、あらためて怒りを
あらわにした。
立ち入り検査は、同省九州農政局や福岡県などの職員十人が行った。
明治屋産業が二十四日発表した調査結果によると、同社は、今年二月中旬から五
月十日までの間、東京都新宿区の京王百貨店に出店していた精肉店で、鹿児島産や
栃木産などの牛肉を「松阪牛」と偽って販売した。偽装した量は推定で約八百キロ。
店長の判断で行ったと説明している。
524 :
:02/05/28 19:49 ID:hVSQsJDE
525 :
朝まで名無しさん :02/05/28 21:54 ID:1lmH8WO0
526 :
朝まで名無しさん :02/05/28 21:56 ID:1lmH8WO0
527 :
朝まで名無しさん :02/05/28 22:30 ID:dxAeyJZz
528 :
:
02/05/28 22:50 ID:G+XHjNRM ▽BSE対策、1億6627万円専決処分 農家支援や焼却炉整備−−県予算/鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020528-00000006-mai-l46 県は27日、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の緊急対策として1億6
627万円の予算専決処分をした。うち今年度分の歳出は9501万円で、補正後
のBSE対策費は9億3459万円になる。
今回の対策の内訳は、(1)生産農家などの支援=7126万円と、(2)食肉
の安全確保対策=9501万円。(1)は昨年度実施した肥育農家などへの運転資
金の無利子融資の償還期限を2年間延長する他、新たに今年度分として20億円の
新規融資枠を設けた。(2)は志布志町、知覧町、鹿屋市の食肉工場に、BSE検
査の間、枝肉や内臓などを保管する施設や、焼却炉を整備する。
専決処分を発表した富岡忠勝・農政部長は「枝肉相場や焼き肉店など関連業界の
様子を聞くと、BSE被害はかなり回復しているようだ」と話した。【吉田博治】
(毎日新聞)