◎国産冒険小説はお好き?◎

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1名無しのオプ
昔…シミタツ節に酔いしれた男達よ!国産限定で冒険小説を語ろうよ
佐々木譲・稲見一良なんて話題にもあがらないじゃん!オレは悔しい
2名無しのオプ:04/06/24 22:49 ID:3rut64GR
即死スレ2げと
3名無しのオプ:04/06/24 22:51 ID:du/sSIcI
いいぞ>>1
シミタツ最高!
41:04/06/24 22:52 ID:Uo+HV1C3
やっぱり即死?やっぱりな…
5名無しのオプ:04/06/24 22:53 ID:Uo+HV1C3
3様!ありがとう
6名無しのオプ:04/06/24 23:17 ID:RmahuDin
重複につき削除依頼するように
7名無しのオプ:04/06/24 23:52 ID:IXZLXCzw
完全な重複ではなく分家スレとでもいうべきだが、
でもやっぱり分家するほどの需要がない。
情報散逸は避けるべきだと思うから↓に統合しろ。

★冒険小説・ハードボイルド総合スレッド★
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1067853107/
81:04/06/25 12:35 ID:ASJ9Q0PB
どうもそちらのスレは国産は評判わるかったから…
福井の成功で新規の読者の国産の冒険小説の需要増えるかと思うし…
でもこの分野のベテランは福井晴敏とかだと物足りないかと…
だからこれからの方にみなさんベテランさんがいろいろ紹介してあげてほしいし
オレも情報ほしいので
9名無しのオプ:04/06/25 19:17 ID:goeExT/d
大藪春彦「餓狼の弾痕」
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/965731888/
【バイオレンス】西村寿行【ハードロマン】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082548457/
【ひょっとして】逢坂 剛【マイナー?】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1040216288/
真保裕一 Part2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1063869409/
福井晴敏ってお気に入りなんですが…【先任伍長】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082196325/

関連スレってこんなもんか。

一般書籍板まで範囲を広げれば

船戸与一
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1015462056/
北方謙三スレッド その二
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1052173982/
景山民夫はなぜ死んだのか?
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/997646319/

があるな。
101:04/06/25 23:17 ID:ASJ9Q0PB
ミステリー好きって自分の好きな作家命って感じで
普通小説の読者より思い入れ過多だよね
特に冒険・スパイ小説好きはそのへん顕著!
でも2ちゃんには本格好きは多いけど冒険小説好きは少ないんだね〜
11名無しのオプ:04/06/26 08:32 ID:TbA9rGWG
>>9
こんなのもあるよ。
【毒猿 スレッドU】 大沢在昌
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1069418133/l50
【コルトレーン】原りょう3【コルトレーン】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1084178896/l50

逆にスレあってもいいなあ、と思うのは上記の志水辰夫のほか
佐々木譲、藤田宜永、稲見一良、白川道、生島治郎、打海文三あたり。
ミス板にスレ無い他の作家も含めて、まとめて1スレくらい多めに
見ようよ。

121:04/06/26 15:27 ID:2Jvm7kIU
11さんのあげてた作家はオレの好きなのばっかりです
なかでも白川の『海は涸わいていた』は泣けた
稲見一良はエッセイなんかも最高だったな〜もっと生きて欲しかった…『セントメリーのリボン』『猟犬探偵』…もう何度読み直したことか
13名無しのオプ:04/06/26 16:41 ID:UpB5pemY
ははきぎほうせい・・<逃亡>がおすすめ。B級戦犯の元軍曹が敗戦直後の日本中
を逃げ回る話なんだけど。寝食を忘れて読むとはこの事か。
14名無しのオプ:04/06/26 16:56 ID:megImUjy
>>8>>10>>12を読む限りでは、1さんは冒険・ハードボイルド・スパイ小説を
あまり区別していないようだな。(区別せよと言ってるわけではない)
だったらこんなスレも紹介しておく

【CIA】エスピオナージュ総合スレッド【SIS】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1087541189/

稲見さんは俺も大好き。

>>11
本格系作家スレの多さを考えると、日本の冒険ハードボイルド系ということで
1つくらいスレがあってもいいかもね。需要の多寡やスレが伸びるかどうかは
別だけど。
151:04/06/26 18:13 ID:2Jvm7kIU
そうですね
謀略・スパイ・コンゲーム系…なんかも含めて大きな意味で冒険小説かなと
ハードボイルド作品だと冒険小説との境界線はなんか曖昧です
原はあんまり好きでなくて
白川は好き
大沢在昌だと作品によって好きみたいな
でも特に区別する気もないけど
16名無しのオプ:04/06/28 22:48 ID:8XiI+g4J
えーと、鳴海章は入れてもらえるんでしょうか?
「雨の暗殺者」カッパノベルスが出てました。
これってシリーズものなんですかね?
17名無しのオプ:04/06/29 01:01 ID:Z+yD0Fk5
鳴海章もデビューした時は今までの国産にない派手なタイプで好きだったな〜そのあと何作か読んだけどスケールダウンして読まなくなっちゃった
福井晴敏が今日爆笑の番組でてたね
冒険小説ブームくるかな?でも最近は船戸・シミタツ・佐々木譲あたりがいまいちこじんまりとしちまって…
生きのいい新人はいますか?
18名無しのオプ:04/06/29 19:30 ID:c/qjtIjm
新人じゃないけど、今野敏、樋口明雄、西村健あたりにもっと頑張って欲しい。
後、風間一輝が亡くなったのが実に惜しまれる。「男たちは北へ」なんて
実に清涼感のある冒険小説だったし、こんなの書き続けて欲しかったと思う。
19名無しのオプ:04/06/30 12:25 ID:AxMtYe8x
ごめん、打海はありました。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1036863436/

あと東直己とかも読んだこと無いけどかなり評判良いですね。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/986129048/

シミタツが好きなんだけど、「良かった!」というのは覚えていても
ストーリーがどうしても思い出せないものが多い。
どうしてなんだろう・・・
20名無しのオプ:04/06/30 15:21 ID:TuZcC7Sw
>>19
いわゆる志水節ってやつがストーリーより印象的だからなあ
21名無しのオプ:04/06/30 17:46 ID:nSO4mgH/
佐々木譲はみなさんどうですか?
おれはやっぱり『ベルリン飛行指令』が一番!
好きな場面を今まで何度よんだことか
22名無しのオプ:04/06/30 23:44 ID:F+NPuXDp
>>21 佐々木譲のは戊辰戦争後の北海道を部隊にしたヤツが好きだな。
   後、「犬どもの栄光」も好き。

23名無しのオプ:04/07/03 15:03 ID:2Uz7AE6r
麻生幾って読んだことないんだけどどうですか?『宣戦布告』読んでみたいんだけど…どの作家のどんな作品に似てますか?
24名無しのオプ:04/07/03 16:43 ID:cmB4oxfB
シミタツのスレッドがないのはおかしい!
25名無しのオプ:04/07/04 14:03 ID:znGvCR9+
24さんは志水のどの作品が好き?
26名無しのオプ:04/07/04 15:14 ID:WIAz5bJX
>25
24さんではないが(w
・行きずりの街
・背いて故郷
・飢えて狼
あたりがマイベスト3かなあ。
「いまひとたびの」あたりからあまり読まなくなった気がする。
ちなみに公式HP。
http://www9.plala.or.jp/shimizu-tatsuo/
2719:04/07/04 20:13 ID:scN3JHE5
漏れも24さんではないが
・あした蜉蝣の旅
・行きずりの街
・背いて故郷
・帰りなん、いざ
・花ならアザミ
あたりがマイベスト5かなあw
たしかに「いまひとたびの」あたりから読まなくなったのも同じ。


先に書いたとおり、ほとんどストーリー覚えてないがw
28名無しのオプ:04/07/04 23:04 ID:FaxoBlK1
>>23
「宣戦布告」だいぶ前に読んだけど……
普段この手のは読まないからかもしれないが、なんか読みにくかった。
文体が小説向きでない感じ。

似ている作家は思いつかないが、爽快感は得られないような。
福井晴敏などには似ていない気がする。
29名無しのオプ:04/07/04 23:47 ID:znGvCR9+
<<28
ありがとう!まぁとりあえず読んでみます
30名無しのオプ:04/07/05 11:41 ID:a1el1j9E
>>23
28さんのいうとおり、冒険小説的な爽快感はほとんどない。
あえていうなら、スラプスティックな要素の強い戦争パロディ。
人によって笑い飛ばしながら読めるか、イライラしながら読むことに
なるか、反応が分かれるところだろう。
31名無しのオプ:04/07/06 01:33 ID:uWZ7zbGQ
宣戦布告
上巻終わったけど…つまんなくはないが冒険小説じゃないすね
とりあえず下巻よんじゃいます
クーデターをテーマにした作品でオススメありませんか?
32名無しのオプ:04/07/06 02:12 ID:DCWoA5QV
佐々木譲の三部作の悼尾を飾る「ストックホルムの密使」は
国産冒険小説の金字塔だと思う。
ただし「ベルリン」「エトロフ」はあるのに「ストックホルム」は
絶版のようで新潮社は何考えてるんでしょうか?
 
33名無しのオプ:04/07/06 08:00 ID:Wmahsvvi
>>32
同じ新潮ででている「ワシントン封印工作」ってどうなんでしょう?
時系列的には三部作よりは前の話みたいですが・・・
34名無しのオプ:04/07/06 08:25 ID:uWZ7zbGQ
『ワシントン封印工作』は三部作とは関係ないですよ
でも大戦三部作が好きな人なら楽しめます
オレは三部作の次にに好きな作品です
35名無しのオプ:04/07/07 01:08 ID:IZFDpxMq
昔『エトロフ発緊急電』をNHKがドラマ化したの見た人いますか?地味な演出だったけどなかなかよかったな〜
ビデオ化されてないんでしょうか?
あと冒険小説で映像化されたのでよかったのありませんか?
36名無しのオプ:04/07/07 17:01 ID:YbjoKQfC
>>35
ビデオ化されてまっせ。
http://www.nhk-sw.co.jp/view/10569.html
37名無しのオプ:04/07/12 04:08 ID:TXUcdbQv
風間一輝は『今夜も木枯らし』『漂泊者』『海鳴りに訊け』もいい
絶版が多いが
38名無しのオプ:04/07/12 11:18 ID:OnjB9zaD
森村誠一の『星の陣』ってどうですか?
あらすじ読むと冒険小説のようなんですが…
39名無しのオプ:04/07/12 18:41 ID:NQB3WbJF
垣根涼介『ワイルド・ソウル』読みました。
いい頃の船戸与一を彷彿とさせる、チカラでぐいぐい読ませる作品で、
久々に国産冒険小説が元気だった頃を思い出しました。
個人的には、スケールは小さいけど『ヒートアイランド』の方が
まとまりあって好きだけどね。これからが楽しみな作家です。
40名無しのオプ:04/07/12 19:50 ID:mnJnmK3x
>>38 面白いよ。死に場所を求めて、暴力団に戦争を挑む爺ぃ達が
   無茶苦茶カッコいい。
41名無しのオプ:04/07/12 20:32 ID:P6iy4DgC
>>9>>11>>14>>19
このひとを忘れないであげてください。(´;ω;`)
楡周平
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1068693814/

>>28
麻生幾はZEROのほうが面白かったなあ。
>>39
垣根涼介も3賞受賞で乗りに乗ってる作家なはずなのにスレすらないんだよねここ。
42名無しのオプ:04/07/12 21:01 ID:OnjB9zaD
冒険小説を好きなやつはやっぱり2ちゃんには少ないんだろうね…
本格だと『こんな○○作家まで!?』なんて思うスレあってすごくのびてる…
唯一福井晴敏はスレ重ねてるけど
やっぱり福井はヲタの臭いあるしさ〜
43名無しのオプ:04/07/12 21:32 ID:4SAANEba
最近フランス書院文庫までもがアニメ臭くなったからなあ。
福井なんとかの忘却のイージスだか復讐のイージスだって
どうせパトレイバー2だか押しイ守るの影響だろ?

ちがう?
44名無しのオプ:04/07/13 03:18 ID:z9CzLB44
確かに2ちゃんと冒険小説はそぐわないなw
45名無しのオプ:04/07/13 09:33 ID:v8JI/Q/j
福井晴敏はつまんなくはないが
美少女戦士がでてきたり
テレパシーが通じちゃったり
ガンダム・エヴァンゲリオンの臭いがする
46名無しのオプ:04/07/13 22:06 ID:v8JI/Q/j
40さん
『星の陣』読んでます
もうすぐ下巻ですが面白い!他にも森村誠一はいいのありそうなんで手を広げてみます
冒険小説ってちょっと畑が違う作家が書いたいいのものありますよね
景山民夫とか
4740:04/07/13 23:48 ID:LRC88qZv
>>45 美少女戦士つーと森雅裕の「感傷戦士」「漂泊戦士」は面白かった。
 
>>46  森村誠一は「黒い墜落機」もお薦め  後「星の陣」と似た様な市井の
    人間が暴力団に挑むって話を何作か書いてるよ。続編の「星の旗」
    「星の町」「致死連盟」「君に白い羽根を返せ」とか
    
48名無しのオプ:04/07/15 01:48 ID:u+D9aXgs
笹本稜平はどうですか?作風は誰ににてますか?
49名無しのオプ:04/07/17 04:38 ID:/9n/lLWQ
『国境』黒川博行を推す
50名無しのオプ:04/07/30 09:28 ID:c2u+OSak
やっぱりこのスレタイだとのびない…
51名無しのオプ:04/07/30 09:31 ID:esky0amp
冒険小説ってクリスティのくらいしか読んだことないね。
52名無しのオプ:04/07/30 11:49 ID:c2u+OSak
クリスティ?ん?
と釣られてみる
53名無しのオプ:04/07/30 12:07 ID:J2ccno7q
国内冒険小説だと柘植久慶わりと好きかねえ。
作者は好きじゃないけど。

国内の自称傭兵の中では(文章力が)抜きん出ている感じ。

主人公がドライなのが好印象。
ただ情景描写は今一歩。

海外の小説家と比べると、J・C・ポロック辺りには(描写やスケールで)
負けるが、クリンシィ・シリーズなんかよりは上に感じる。
54名無しのオプ:04/08/11 23:30 ID:PU3eMQQ7
約20年ぶりに「飢えて狼」再読してみた。
といってもストーリーは完璧に忘れていたので、ある意味初読と同じともいえたが、

・・・

デビュー作でこれか。やっぱシミタツはすごい。素直に感動した。
55名無しのオプ:04/08/12 00:15 ID:a4iXrqM4
オレは『いまひとたびの』を何度目かの再読
冒険小説とはいえないもだけどシミタツ節が一番炸裂してると思う
これと稲見一良の『セントメリーのリボン』がオレの再読したくなる二大短編
56名無しのオプ:04/08/12 00:19 ID:zaMWJW7e
私も稲見好き。
野暮なことを言うようだけど、猟犬探偵って猟犬探しだけで
生活が成り立つとは思えないんだけど……

ハードボイルドに生活はいらねえ
57名無しのオプ:04/08/12 10:50 ID:a4iXrqM4
でも狩猟の時猟犬はよくいなくなるらしいよ
オレが子供の時にオヤジが飼っていたアイリッシュセッターのジョンは猟の最中にいなくなって
地元の猟友会にも依頼したり探したけどみつかんなかった
でも商売にはならんよね
58名無しのオプ:04/08/12 20:48 ID:zaMWJW7e
>>57
リアル猟犬探偵キター
へえ、そういうものなのか。意外と隙間で役に立つ職業なのかも。
59名無しのオプ:04/08/13 23:23 ID:6Bsvj/lL
文体で読ませる(酔わせる)作家じゃないけど
「冒険小説」なら谷甲州を挙げてみる
自身、キリマンジャロ等高峰登山を敢行したリアル派
ブ厚いが文庫落ちしてる「凍樹の森」をまずイチオシ
自分のフィールドの山を舞台にした「遥かなり神々の座」も

後、かなりふるーい作品だけど
山田正紀の「火神を盗め」 これ日本最強の冒険小説だと思う
主人公はなんとダメリーマン4人組み!彼らがどんな活躍をするか・・・



60名無しのオプ:04/08/14 23:02 ID:66bb0y4w
>>57
ってか、そう言うのまじやめてほしい。
飼い主は犬が猛獣であると認識すべき。
6140:04/08/15 00:51 ID:GxcEFs0S
>>59 自分は「火神を盗め」「謀殺のチェスゲーム」「崑崙遊撃隊」の3作は
    何度読んだか分からない位好き。
   山田正紀って最近は推理モノしか書いてない気がするんで、また冒険モノ
   書いて欲しいな・・ 「天動説」やら「風の七人」みたいな時代伝奇風
   でもいいからさ・・
6259:04/08/15 13:29 ID:oGqPFG7M
おー同志発見

あと「贋作ゲーム」とかもう一度読みたいたいんだけど見つからない・・・
SF/ファンタジーだけど「宝石泥棒」は冒険小説としても凄いとおもー
6340:04/08/15 21:51 ID:j6R+y+yZ
>>59 「贋作ゲーム」「宝石泥棒」は近所のブックオフで見かけたけど、
    冒険モノじゃないな、と思ってスルーしてた・・勿体無い事を・・
   他にも「七面鳥危機一発」はもろ山田流ルパン三世で軽く読めたし、
     (最期が悲壮感バリバリだけど)
     「殺人契約 殺し屋貴志」も格好良いんだか悪いんだか分からん
      殺し屋が新鮮。
      
64名無しのオプ:04/08/15 22:18 ID:qvMaYTTJ
谷甲州はSFでも寒さと山と男たちを描かせたら日本一。
ミステリの人も気が向いたら「航空宇宙軍史」読んでみてください。
65名無しのオプ:04/08/15 22:40 ID:TPQ3Rt9q
ベルリン飛行指令、エトロフ発緊急電、ストックホルムの密使(佐々木譲)
ダックコール、セントメリーのリボン、男は旗、猟犬探偵(稲見一良)
遥かなり神々の座(谷甲州)、神々の山嶺(夢枕獏)・・・良かったッス
6654だが:04/09/03 15:25 ID:FYbbCqgU
シミタツの「裂けて海峡」新潮社から文庫新刊で再版おめ。
これも久々に再読してみるかな。
67名無しのオプ:04/09/03 20:55 ID:nZtvO4G3
「裂けて海峡」もいいね。
久々に文庫本(昭61・講談社)
ひっばりだしてみたら、
活字が小さくて目が疲れる(w

天に星。
地に憎悪。
南溟。八月。わたしの死。
68名無しのオプ:04/09/03 23:16 ID:B7dLEeve
シミタツはこれから新潮文庫に移っていくんですかね?
「裂けて〜」などの初期作品は手に入りづらくなってるから、
ありがたいことだね。
69名無しのオプ:04/09/05 00:25 ID:7psj27qv
山田正紀の冒険小説、復刊きぼんぬ… 火神なんか今なら映画に出来そうだけどなあ。
あと、矢作俊彦も絶版多過ぎ。海から来たサムライはマジ必読だと思うんだが。一般書籍板のスレ貼っとく。
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1091527063/l50#tag136
7040:04/09/06 00:43 ID:Pcaq5JiM
>>69 「謀殺のチェスゲーム」は映画化の企画が持ち上がったみたいだけどね、 
    かなり昔。

    特命隊活躍モノなら革命真っ最中のロシアにはみ出し部隊が殴りこむ
    「ロマノフ王朝の秘宝」も面白かった。 でも「海から来たサムライ」
    ももう1回読みたくなってきた・・
71名無しのオプ:04/09/06 01:01 ID:yUfdwxpw
>>70
内容は「殺戮のチェスゲーム」とは相当違うの?
72名無しのオプ:04/09/06 02:02 ID:s5vqJem+
「症例A」で有名になった多島斗志之も、こういう小説が本当はメインなんだけどな…
「CIA桂離宮作戦(徳間文庫)」、「密約幻書(講談社文庫)」、「金塊船消ゆ(講談社文庫)」
などなど。中古書店で見かけたらぜひ買い
他の作家に比べて文章は淡々としているけど(変に読者を狙って盛り上げようとしていないところが)読みやすくて好き
73名無しのオプ:04/09/14 22:57:48 ID:jF2DcbDC
>>71 まるっきり違うよ!! 
74名無しのオプ:04/09/30 15:54:10 ID:pYbXEijW
誰かシミタツのサイン会逝く香具師いますか?

詳しくはこちらでし。
ttp://www9.plala.or.jp/shimizu-tatsuo/mail-p1.html#sign1
7574:04/10/03 10:27:16 ID:UqfhGzLA
ぜんぜん、反応がない・・・orz
翌日のノリリンサイン会は大盛況って感じなんだけどな。

ちなみにあっち書き込んだのも漏れ。
ノリリンとシミタツは好きな作家の双璧。
76名無しのオプ:04/10/16 09:21:23 ID:ykhkXsLo
亀ですが、シミタツサイン会行って来ました。
なんか、淡々とサインしてたのが印象的でした。
「ラストドリーム」久々のシミタツでしたが、良かった。なんかちょっと泣けました。
ただ、ミステリー的要素は微塵もありません。
もう昔のようなバリバリのハードボイルドは読めないのかと思って、再度涙。
77名無しのオプ:04/10/16 22:48:57 ID:NSuISbJx
高嶋哲夫って全くあがってないがどうよ、スピカを読んだけどかなり面白かった
同系統のホワイトアウトや亡国のイージスのように感動こそしないが十分楽しめる
新作のM8ってのも気になる、今月は五・六百円の文庫本すら買うのがためらわれる財政状況なので
来月にでも買うかな
78板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/15 04:19:42 ID:iEE1oDaz
猛き箱舟と山猫の夏がベストだと思う。最近だと笹本綾平にちょっと期待してます。
79板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/15 20:48:55 ID:mNEpeBim
>>78 最近読み始めたけど香納諒一もなかなか。 
80板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/15 20:49:20 ID:pLQd+aeo
「猛き箱船」よりおもしろい小説はこの世にはないと思います。
81板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/17 01:04:17 ID:qg4/hCeP
船戸はあの頃、神がかっていたからねぇ
重厚長大の先駆けだったけど分厚いし、面白いという稀有な存在だった
日本人を主役にしながらあそこまでスケールの大きい冒険小説を書けたのが凄い
82板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/18 00:34:00 ID:lqwuml1p
佐々木譲の新潮文庫モノって全部絶版なの? もう刷ってない?
83板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/18 04:32:39 ID:fEtowhWI
ベルリンとエトロフ売ってるの最近見たよ。ストックホルムはもう絶版だよ。
84板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/24 02:05:14 ID:WEc2kc7j
門田泰明の「黒豹シリーズ」好きな香具師いるか?

……いやっ、わかってるっ!!あれがデタラメでバカバカしい事くらいっ!!

でもそこがいいんだよっ!!全7巻にも及ぶ「黒豹ラッシュダンシング」なんて

完 全 に 破 綻 し て い る が

そこが素晴らしいっ!!

密かに好きな香具師いるだろ?
85板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/24 04:24:04 ID:UQ7FbtIx
特にありません
86板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/24 14:59:24 ID:95+/VRP9
>>84
           я ・・・...

           `□' ドドドド...
            "
           .____
           j…ト ドドドド..
           .TT
            _____
          ヽ|・ャ・|ノ ドドドド・・・
            ゙r-r'
          .__
          ヽ|・∀・|ノ
           |__| ┣¨┣¨┣¨┣¨・・・
           く ゝ
 
      ._________  ハァハァ
      |             |  
  \  |  ●  ヽー/  ●  |  / 呼んだ? 
    \|      ∨      |/
87板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/24 21:05:05 ID:7ZJsF6El
>>84 結構読んだと思うけど、加速度的に馬鹿馬鹿しくなっていったので
   「黒豹夢想剣」位から読んでない。
     
88板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 04:20:05 ID:r+eSEf0A
ブックオフでよく見かけるのでちょっと手に取ってみたら、カバー折り返しの
著者からひとこと、みたいなコーナーで
「なんとかかんとかはホントは何連発なんだけど、敢えて今回は何とか連発の
モデルを登場させてみました。
そういえばこないだ、作家仲間と射撃を楽しむための海外旅行に行って……」
といった主旨の分を読んで、すぐに本棚に戻しました。

後日、近所の図書館に行った折り、
「あれ?この人、朝日新聞でミステリの書評なんか良くやってるよな」
と思い、中条ナントカ氏の本を手に取ってみたところ……

めんどくさいのでこの辺でやめます。
私にとって黒豹への道はまだまだ長いようです。
89板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/27 18:49:55 ID:jSx6XAW3
楡さんの無限連鎖面白かったよ
90板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/27 20:44:38 ID:FVw6d5E+
黒豹の話はこっちで。
「矢月秀作・横溝美晶・松岡弘一・その他B級活劇総合」
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1010196828/l50
91名無しのオプ:04/12/18 10:06:47 ID:Gd2q/OHT
真保裕一のは冒険小説ではないですか?
92名無しのオプ:04/12/18 10:34:09 ID:chBjOikw
田中光二の冒険小説は20年以上付き合っています。
初期の「白熱」「大追走」などのカーアクション。
80年代はホラー、SF、冒険小説と作品ごとに
味付けが変わる「エクソシスト探偵」シリーズ。
90年代は「処刑捜査官」シリーズ?
その他に、王道を行くブラジル探検物、アフリカ冒険物、
海洋冒険物、ヒロイックファイタジー等夢中になって読みました。

作品が多いわりに、人気がないのか本が手に入れにくいのが
欠点です。もっと人気でないかな。

93名無しのオプ:04/12/18 22:40:47 ID:r2qcBeU6
>>92 「南十字戦線」「国家殺し」とか傭兵モノが面白かった。
    好きな作家だから架空戦記は書いて欲しくないな〜と思ってたんだが
    食う為には仕方ないのかな・・
94名無しのオプ:04/12/19 00:46:43 ID:Wg2NBiU1
>>93
架空戦記ものだけは読んでいません。
あれって面白いのかな?
9593:04/12/19 08:49:12 ID:1pgvFfcw
>>94 いろんな作家が書いてるからね・・ 需要はあるんだろうけど、読む気
    にはなれない。
    
96名無しのオプ:05/01/10 17:58:27 ID:9x4bZ/ut
「冒険小説」という言葉の定義が今ひとつわからない。
97名無しのオプ:05/01/10 18:20:31 ID:rsX3oaJK
冒険する小説
98名無しのオプ:05/01/10 18:52:54 ID:zFkGqN9v
>>96
北上次郎「冒険小説の時代」でも読んで、深く思索しましょう(w
品切れなので、古本屋か図書館へ・・・。
99名無しのオプ:05/01/11 18:27:43 ID:1nOEXnkq
>>35
『ストックホルムの密使』も、同じようなキャストでドラマ化されてましたね。
100名無しのオプ:05/01/11 18:45:49 ID:y02e5rnu
栄光の23get
101名無しのオプ:05/01/11 21:19:01 ID:aicy5rEX
>99
ドラマの終盤は磯田憲兵曹長(演・秋野太作)が主役を喰っちゃったけどね。
102名無しのオプ:05/01/22 21:07:43 ID:zTbyiHHT
『無音潜航』 池上司著 角川書店

ハラハラドキドキで、時には涙腺も緩み、とても熱く読めました。
お勧めです。

ttp://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200302000428
103名無しのオプ:05/01/22 21:25:49 ID:39g/sY3C
森詠なんてどうだ?
第1回日本冒険小説協会感謝感激大長編賞とかいうのを取った(何これ?)
「燃える波濤」なんか素直にはまったが(これ完結しているんだろうか)
ちょっと出来不出来があるかもしれない。他には「さらばアフリカの女王」なんてのも
いいけど、「日本朝鮮戦争」なんて長いだけで中身はスカスカだったような・・・
104ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/14 22:42:33 ID:P/9XLFOQ
>>99
ケニー斉藤(エトロフ)と森四郎(ストックホルム)は、永澤俊矢で同じだったよね。
それはいいんだけど、毒猿役までやるなよ!>永澤
最近、なんか有名な女性タレントと結婚しなかったっけ?
105ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/15 21:27:11 ID:h0zvtWzU
>>104 麻生祐未
>>102
池上司は(・∀・)イイね。
下に書いた2冊もお勧め。
人物描写がちょっとあっさりしてるのが物足りないけど、
とりあげるテーマが渋くて面白いし、ディテールの描き込みは
読んでいて惹きこまれる。
映像化しやすいネタだと思うので映画化に期待。

『雷撃深度一九・五』
 伊58潜水艦と米重巡インディアナポリスの雷撃戦
 史実には無い人物が物語を面白くしてる。

『八月十五日の開戦』
 北千島に侵攻したソ連軍と対峙した、日本軍守備隊の絶望的な戦車戦
107ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/27 20:23:38 ID:37cppnAf
『グリズリー』 笹本稜平・著 徳間書店

孤高のテロリスト、アメリカに宣戦布告!
読み応えのある一冊。

ttp://www.tokuma.jp/info/000065.html
冒険小説スレとしては笹本稜平は、
天空への回廊の方が薦めやすい気がする。
クリフハンガーなんぞよりも遥かに面白い
神子清 『われレイテに死せず』

戦記なんだけど、本当に事実なのか疑いたくなるほど面白い。
110名無しのオプ:05/03/13 11:32:50 ID:MUt11JRo
第6回 大藪春彦賞 受賞作
『太平洋の薔薇 上下』 笹本稜平・著 中央公論新社

“海の男たち”のその言動は、とてもクールだ。
どんな困難な状況においても、絶対にあきらめず、
果敢に挑戦していくその姿勢に胸を打たれるものがある。

ジャック・ヒギンズの『脱出航路』を思い出した。

ttp://4120034240_a.hirobiro.net/
111名無しのオプ:05/03/14 02:56:31 ID:EXZr4oFW
>92

遅レスですが、田中光二の大ファンです。「白熱」とか「ビッグ・チェイス」
などはカー・アクション小説として今でも色あせないですね。アマゾンを
舞台にした「アマゾン・チェイス」「黄金狩」なんかもテンポ良く読める良作
だし、紀行物の「アマゾン漂流」も素晴らしいです。初期・中期の作品は特に
人物や風景などの描写が巧いなと思わせるものがあり、かつ読みやすくエンター
ティンメントに徹していると思います。最近は仮想戦争モノとか軽いハードボイルド
ばかりで残念ですが。もっと大きく語られても良い人だと思うんですけどね。
112名無しのオプ:05/03/14 20:14:10 ID:3SUktYlM
ひょっとして稲見作品ってもう絶版すか?違うよな
113名無しのオプ:2005/04/09(土) 21:18:02 ID:F5EuyU4B
>>112 「ソー ザップ」「ダックコール」辺りはブックオフで良く見かけるん
     だけどね。
114名無しのオプ:2005/04/11(月) 00:57:48 ID:Pk/dBO8p
藤田宜永の「鋼鉄の騎士」はどうよ?
俺好きなんだけど^^
佐々木譲の三部作もスケールがでかくていいなぁ♪
115名無しのオプ:2005/04/11(月) 02:04:43 ID:okH2x2mW
>>114 佐々木譲は一連の戊辰戦争の後日談モノが好きだな。
   読む度に五稜郭行きたくなって困るけどw
  
 
   
    
116名無しのオプ:2005/04/28(木) 00:09:52 ID:U0oanjks
田中光二は渇いた文体の男の冒険小説も良いですが、
後半暴走気味の処刑捜査官シリーズも好きです。
光文社文庫で次から次へと書き下ろしを出しているようですが
最新刊は本屋に在るけど、過去の作品が殆ど手に入りません。
ファンとしては、悲しいです。
117名無しのオプ:2005/04/28(木) 22:10:45 ID:3uxU3vlf
風間一輝を忘れちゃいけねえ
118名無しのオプ:2005/05/01(日) 18:18:44 ID:5HJgjwWV
>116

田中先生の過去の作品はブックオフとかいけば簡単に手に入るよ。
処刑捜査官とか殺し屋カラスシリーズ一作目読んでみたけど、あまりに
状況説明・うんちくが長すぎて、全く面白くない。初期〜中期くらいまでの
作品を知るものにとっては才能が枯渇したといううのは嘘ではないと思う。

過去の作品はほんとにイイよ。白熱、ビッグ・ランとかのカーアクションも傑作揃い
だし、異星の人、我が赴くは蒼の大地?とかエデンの戦士?とかのSFも素晴らしい。
最近の作品は酷いね、ほんとに・・・
119名無しのオプ:2005/05/01(日) 23:53:25 ID:G7u75/2K
>>118 田中光二は「架空戦記モノ」に手出した頃、
   「食う為かも知れないけど、こんなモン書き出したら終わりだな・・」と
   思って読むの止めた。 自分はSFはあまり読まなかったけど、
   「爆発の臨界」とか「黄金の血」とかサム・タツノが主役の一連の
    傭兵モノは好きだった。
>>117 傑作揃いだけど、特に「男たちは北へ」「されど卑しき道を」
    の2作を遺してくれた事に感謝。著名人の訃報聞いて暫く
    落ち込んだなんてのはこの人位。
120117:2005/05/03(火) 10:53:19 ID:upxzQmCg
>>119
風間一輝に関して同感です。自分は『海鳴りに訊け』がもっとも好きです。
いま手に入るのは『男たち』と『海鳴り』だけみたいです……。
121名無しのオプ:2005/05/09(月) 18:16:07 ID:rbBP020f
まだ名前が出てないところでは伴野朗の初期作品もお薦めだよ。
五十万年の死角、33時間、九頭の龍、ハリマオ、必殺者、蒋介石の黄金など
いずれも面白い。
122名無しのオプ:2005/05/09(月) 18:22:25 ID:r/GElKnM
>>121 初期だと「謀略回廊」もいいね。

123名無しのオプ:2005/05/10(火) 21:53:13 ID:TLm17Dvn
船戸なら「砂のクロニクル」もいいと思うけど。
124名無しのオプ:2005/06/25(土) 19:15:34 ID:P3Ol+PfN
田中光二は昔のカーアクションが面白かった。
セリカ2000GTが出ていた小説は最高でした。
白熱かビックチェイスか忘れたけど。
あんな小説書ける作家は、今はいないのでしょうか?
125名無しのオプ:2005/06/26(日) 02:20:43 ID:DpyUGtOm
行きずりの街はいいよね。
雅子との再会したときのくだりのシミタツ節、何回も読んだ。
砂クロはハジが序章で革命への想いを吐露するところが好き。
後、箱舟のシャリシャリするとこ・・・
福井はデビューからずっと好きなんだが、最近は流石に読んでるのが
恥ずかしい作家だよな。ローズダスト出たら読むけど。
126名無しのオプ:2005/06/26(日) 03:39:55 ID:tNbz2UZd
>>124
それはビッグチェイスだったかな?白熱もハードボイルドで最高ですね。
彼は20年位前までは非常にコクのあるというか、その文章の上手さに
惚れ惚れしたけど、近年はウンチクを説明してあるだけの味もそっけも
ない文章になってしまい、残念だ。どうしてこれだけ作風が変わるのか
理解できん。昔の彼の作品はSFも含め最高なんだけど・・
127名無しのオプ:2005/09/07(水) 08:39:48 ID:rFLEd3FF
藤田の鋼鉄の騎士の続編まだかな〜
もうそろそろ10年だよね
あの頃、新潮ミステリー倶楽部は国産冒険の宝庫だったね
128名無しのオプ:2005/09/07(水) 12:52:01 ID:m5FgbM90
長い事探してた「銀輪の覇者」がやっと入手出来てかなり嬉しい。
129名無しのオプ:2005/09/14(水) 22:00:50 ID:P/tjQxDb
船戸与一の、スレッドはどこか?
130名無しのオプ:2005/09/27(火) 02:04:35 ID:sO3zL3En
ありません
131名無しのオプ:2005/10/03(月) 19:39:16 ID:reuIgI8S
●『蝶舞う館』船戸与一              10月下旬発売
 ベトナム戦争が解決しえなかった矛盾とは?
 ベトナム戦争終結後30年の現在も続く民族抗争。少数民族モンタニャールが共
 産党の圧制に抵抗し立ち上がる。被抑圧者の悲劇をベトナムを舞台に綴る渾身の
 長編小説。
132名無しのオプ:2005/10/18(火) 05:18:38 ID:6SNbkkA5
国産ですか・・…………………………

やっぱり、佐々木譲さんですかねぇ
でもごめん、WWU三部作しか読んでないです。
三部作のなかでは、一番「ストックホルムの密使」なんだよ、俺の中じゃ

佐々木先生って、男が戦う「動機」ってのを表現するのがとってもうまい。だから
共感しやすい。

そらたしかに
飛びたいだけ、国家から逃げたいだけ、母親代わりの人のため、っていうきわめて個人的
で単純な動機だけど、それだけになんか素直に感情移入しやすいな。


誰とはいわないが、「アラスカの原野を買い占めて猟をする」ためだけに
与党議員やヤクザ拷問して廻るだけの国産冒険小説には辟易してるんだ
133名無しのオプ:2005/10/18(火) 11:40:17 ID:92hFwMRi
>誰とはいわないが、「アラスカの原野を買い占めて猟をする」ためだけに
>与党議員やヤクザ拷問して廻るだけの国産冒険小説には辟易してるんだ

そんな特殊な設定の話が辟易するほどたくさんあるとは思えんが
134名無しのオプ:2005/10/28(金) 14:23:15 ID:vHVRkWor
>>131
出てるはずの『蝶舞う館』が売ってない。
そういえば『夢は荒れ地を』『三都物語』あたりも発売から1ヶ月待った後
取り寄せてもらったんだった。
確か同じその本屋で『金門島流離譚』や『降臨の群れ』は平積みされてたから
もうちょっと待つか・・・
135名無しのオプ:2005/11/01(火) 15:44:02 ID:st8Kfz72
熊谷達也をハードボイルドだと解釈してもいいですか?
136名無しのオプ:2005/11/04(金) 16:23:30 ID:7SgL7VMf
冒険小説というかスパイ小説かもしれんが落合信彦の
初期の作品。サクサク読めて意外と面白い。「ザ・スクープ」
とか「謀略者たち」とか。トンデモ本も結構書いてるけどね。
137名無しのオプ:2005/12/08(木) 02:47:36 ID:LTfYqpNi
しばらくご無沙汰だった西村健の新作「劫火」が楽しみ。
 
138名無しのオプ:2006/01/18(水) 23:32:58 ID:QsNCOauL
「海鳴りに訊け」読了。
これで風間一輝をコンプリート。
いやー、どの作品も味わいが濃くて素晴らしかった。
亡くなった作者に礼を言いたい気分だな。
このスレで存在を知ったんで、住人にも感謝。
139名無しのオプ:2006/01/19(木) 00:58:19 ID:8TaBqrns
>>138
おつかれさま
私も去年コンプリートしました
その中でベストは「今夜は木枯らし」
次点が「男たちは北へ」でしたが138さんはどうでしょう
140名無しのオプ:2006/01/19(木) 02:12:33 ID:iST0B9zS
>96-98
俺持ってるよ。貸そうか?
141138:2006/01/19(木) 22:26:49 ID:YiGnbUNr
>>139
全作好き、といいたいところですw
恥ずかしながら、冒険小説についてはズブの素人なので
一作読むごとに感動を新たにした次第。

あえて言うなら、ベストはやはり「男たちは北へ」かな。
男の友情、絆が真っ直ぐに描かれていて、そこが逆に新鮮でした。
自分が旅行好きということもあり、美しいラストシーンには涙。
次点は「海鳴り」。
理由は、まだ余韻が残っているからw
142名無しのオプ:2006/01/23(月) 01:48:15 ID:lb9mqoWA
自分は初心者でこの分野はあまり読んだことないんですが、
亡国のイージスとホワイトアウトの描写が大好きです。
新宿鮫と毒猿はちょっと軽い、
私が殺した少女とそして夜は甦るはストーリーがなかなか気に入りました。
行きずりの街と砂のクロニクルはいまいちでした。
こんな僕にお薦めの冒険小説はありますか?
143名無しのオプ:2006/01/25(水) 16:47:00 ID:PonRF1+V
>>142 笹本稜平「天空への回廊」「太平洋の薔薇」「極点飛行」
   樋口明雄「 狼は冥らない」「墓標の森」辺りがお勧め。
144名無しのオプ:2006/02/02(木) 23:25:38 ID:dvg4UJda
奪取読め
145名無しのオプ:2006/02/03(金) 02:40:30 ID:tGmsBKZg
>>16
04/06/28の書き込みにレスしてみたり。
鳴海章、大好きだぞ。
航空サスペンスをあんまし書かなくなって
最近はイマイチかなー、と思ってたけど、
一連のスナイパー物のシリーズが面白い!

『冬の狙撃手』
『死の谷の狙撃手』
『雨の暗殺者』
『第四の射手』
『バディソウル』

「なんとかシリーズ」って書いてないからシリーズものと分かりにくい。
シリーズを通して出てくる特定の「主人公」がいないからねえ。
(『バディソウル』 の裏表紙には“スナイパー・シリーズ”って書いてある)
上記5冊はシリーズものなので、上から順番にどうぞ。
『バディソウル』のみ、外伝的な位置づけかな。

最初『冬の狙撃手』読んだ時は「え、これで終わり?」と
ちょっと拍子抜けしたけど、シリーズが続いて面白くなってまいりました!
狙撃場面の詳細な描写、緊迫した戦闘場面がカッコイイぞ!
巨大な陰謀に立ち向かう彼らの運命やいかに?
だんだん敵のスケールがでかくなって、まだ完結してないから続きが楽しみ。
146名無しのオプ:2006/02/12(日) 07:22:20 ID:7+MOsbLO
鋼鉄の騎士 読んでる間はとても楽しい
廃墟の騎士はいつになったら出ることやら
147名無しのオプ:2006/02/12(日) 08:23:22 ID:Q7ZZqLxW
>>146
最初はあの厚さに尻込みしたけどねw
まさに、巻置く能わず、って感じ。
148名無しのオプ:2006/02/22(水) 18:13:09 ID:IJWO2vmF
笹本稜平の「天空への回廊」読んでみたけどいまいちだったなぁ
同じ山岳ものでも谷甲州の方が全然おもしろかった
149名無しのオプ:2006/03/08(水) 21:11:21 ID:BM9w/VEX
笹本稜平「太平洋の薔薇」(光文社文庫) 3/14発売 告知age
150名無しのオプ:2006/03/25(土) 03:10:38 ID:uOgzr2Z3
鋼鉄の騎士はサイコーだね
続編は単行本まで手を出さないで我慢してるんだけど・・・

連載読んでる人、もう佳境には入ったのかな?
151名無しのオプ:2006/03/25(土) 22:51:53 ID:k9hWsbTA
国産ハードボイルド・冒険小説界がまた活況をとりもどす事はないんですかね。
やっぱり、80年代の北方、90年代の大沢のように大ブレークするような作家か記念碑的傑作がでないとダメかな。
まだ掘り尽されていない鉱脈がこの分野にはあるはず。
152名無しのオプ:2006/03/26(日) 22:27:25 ID:UK8OHyaH
福井がね〜
期待してたんだがね〜
笹本もね〜
悪くはないんだがね〜
新潮ミステリー倶楽部の頃は凄かったけどね〜
153名無しのオプ:2006/03/27(月) 02:40:30 ID:5JrabvmY
山田正紀はもう冒険モノ書かないのかな・・・
154名無しのオプ:2006/03/27(月) 23:11:01 ID:Cvgi9lZQ
早春の賦は冒険要素もある
155名無しのオプ:2006/03/30(木) 00:57:34 ID:Vx7IVrcR
船戸の猛き箱舟よかったな
文章は技巧じゃないというのがよくわかる
156名無しのオプ:2006/03/32(土) 18:26:52 ID:dRrZ44xE
おもろい
157名無しのオプ:2006/03/32(土) 21:49:16 ID:tj02Q2vj
無理
158名無しのオプ:2006/03/32(土) 22:41:24 ID:cNV2L7UX
太平洋の薔薇はスゴカッタ…
159名無しのオプ:2006/04/09(日) 23:10:04 ID:2BXOegbN
個人的に笹本は何となく全盛期の森詠とダブる気がする。
160名無しのオプ:2006/04/11(火) 16:27:16 ID:gw8ALH46
知らない間に稲見一良のセントメリーのリボンが復刊していた。
かなりマイナーだがすこぶる傑作短編集です。知らない人がいたら
だまされたおもて読んでちょ
161名無しのオプ:2006/04/11(火) 19:25:40 ID:aUWY5/qa
樋口明雄を忘れてはいまいか?
162名無しのオプ:2006/04/11(火) 21:21:05 ID:65aECuRQ
163名無しのオプ:2006/04/18(火) 15:53:27 ID:lYdU0aBz
>>160
猟犬探偵もだしてほしいな〜
164名無しのオプ:2006/04/25(火) 15:37:14 ID:YWKm4C+e
太平洋の薔薇読了
嵐の航海はかなりの迫力だが、多視点で進行する事件があまりサプライズも
ないから面白いんだが、まあこんなものかと思ってたら後半100ページの
これでもかの泣かせの演出にわかっているがおもいっきりやられました。
良かったー!やっぱりこんなストレートなのが読みたいよなって典型でした
ただ、一番最後の台詞のメッセージがこの人物なのか?ってのがちょっと醒めた
でも間違いなく国産冒険小説の歴史に残る傑作
165名無しのオプ:2006/04/26(水) 00:28:58 ID:U+fgIwkC
船戸与一を続けて読んだ。砂、蝦夷、虹、降臨、非合法、夢、蟹食い。
ゲップが出た。虹の谷の五月が一番だったかな
こねスレに五條瑛が出てこないが、結構面白いと思うが、如何?
166名無しのオプ:2006/04/26(水) 02:41:18 ID:kQckfvXs
船戸と言えば蝶舞う館もイマイチだったな
全盛期が神過ぎただけにどうしても見劣りしてしまう
五條瑛は俺も好きだけどオタ臭のせいで読んでることを公言しづらいw
167名無しのオプ:2006/04/26(水) 11:29:52 ID:2LsqVAxx
船戸は山猫か箱舟かな〜
五條はなんんか読んでるのが恥ずかしいってイメージが
168名無しのオプ:2006/04/26(水) 12:02:00 ID:L5UzzPIx
砂のクロニクルが好きだが
169名無しのオプ:2006/04/26(水) 12:11:23 ID:oNAD/JS8
船戸は「蛮族ども」も捨てがたいよな。
170名無しのオプ:2006/04/26(水) 23:42:36 ID:2LsqVAxx
完成度は砂クロだとおもうよ〜
171名無しのオプ:2006/04/28(金) 03:30:02 ID:pmq8vlG2
やはり猛き(ry
172名無しのオプ:2006/04/28(金) 03:33:32 ID:8+JNLDbM
砂クロは個人的にはあんまだった。
173名無しのオプ:2006/04/29(土) 00:46:15 ID:7/5sDAxM
砂クロだめか〜
参考までにどんなのすき?
174名無しのオプ:2006/05/08(月) 04:21:39 ID:4Ta0JVt7
やはり猛き(ry
175名無しのオプ:2006/05/08(月) 20:00:30 ID:6czoHYs1
>>173
こーいうとこに書き込むなら「山猫の夏」と答える、かな。
でも、内心は「猛き箱舟」www
176名無しのオプ:2006/05/08(月) 21:43:51 ID:aiA1BsWl
>>175
分かる気はする。作者も気に入ったのか
「蝦夷地別件」で劣化コピーをやらかしてくれましたw
177名無しのオプ:2006/05/10(水) 00:36:51 ID:8r//NDbM
蝦夷地別件は虹谷の前哨戦で砂クロまでの総決算とフォローしてみる。
わりに自分は好きよ。毎回これだけの長大な傑作を書いてきたからしょうがないよ
やっぱり。一人の作家でこれだけ多様なネタでかいてきたのはやはり流石
でしょう。箱舟はやっぱり主人公への感情移入度かな。シャヒーナも船戸らしくない
印象深いヒロインだしね
178名無しのオプ:2006/05/10(水) 06:13:32 ID:vmt89vdN
蝦夷地は悪くないと思うんだけど冗長だわな
179名無しのオプ:2006/05/16(火) 23:49:03 ID:j0svHxLW
蝦夷地、プロットは最高だが、たしかに冗長・・・
やはり猛き(ry
180名無しのオプ:2006/05/29(月) 02:30:36 ID:ZfqlTVEf
田中光二の初期のヤツ。イイ!
181名無しのオプ:2006/05/29(月) 04:39:35 ID:mDFtvaPz
これから『伝説なき地』読もうかと思ってるんだが、みんなの評価は?
182名無しのオプ:2006/05/29(月) 04:54:29 ID:HIhlLQVz
>>181
オヌヌメ
超おもしろい
これから読んだら読み終わるまで寝れなくなるよ
バラバ、カッコヨス
183名無しのオプ:2006/05/31(水) 05:48:06 ID:4gfd1dvq
>>181
読むべき
184名無しのオプ:2006/06/23(金) 03:02:37 ID:K7zOeARW
お兄さんも読んでみるかね
185名無しのオプ:2006/07/06(木) 07:31:11 ID:/J9D9uCV
あげ
186名無しのオプ:2006/07/21(金) 11:15:05 ID:Q+rD5Evx
風間一輝の「男たちは北へ」「地図のない街」を読んだ
どっちも人間臭くて面白い
187名無しのオプ:2006/07/29(土) 18:26:17 ID:N9IkuBRG
退屈な夜に登場人物と共に真夜中の都会を駆け抜けるとか蠢くっぽいのでお薦めは?
走らなあかん夜明けまで・なぜかけんかの強すぎるのが味方になって興ざめ
不夜城・馳はこれだけよかった
黄金を抱いて跳べ・一回だけだとわかりにくいが読めば読むほど味がでてくる。
188名無しのオプ:2006/07/29(土) 19:35:14 ID:zIMds7Jf
>>187
風間一輝「今夜も木枯らし」 佐々木譲「新宿のありふれた夜」
どちらも派手さはないがじっくりと読ませてくれる佳作
189名無しのオプ:2006/08/01(火) 18:03:57 ID:b3cJQfDV
せっかく答えたのにレスない188が不憫。
190187:2006/08/01(火) 21:35:40 ID:KcAQwpf6
風間さんって死んでるんですね・・・・
新宿は映画でみたけどいまいち。佐々木さんは戦争秘話3部作が面白かった
黒川さんの疫病神面白いですかね?
191名無しのオプ:2006/08/03(木) 00:31:56 ID:o5XZOHUg
西村寿行の死神シリーズは冒険小説でいいのかな
192名無しのオプ:2006/08/10(木) 15:51:53 ID:7W0xH7TI
来月は稲見一良の猟犬探偵が再刊されるぞ。
何それー?な人はとりあえず最近復刊されたセントメリーのリボンを読め!
とにかくすごいぞ!泣け!
193名無しのオプ:2006/08/13(日) 20:48:12 ID:a0tW5rKU
>>187
小川竜生「心優しき野獣」
194名無しのオプ:2006/08/16(水) 07:45:19 ID:GHt72fek
「蝦夷地別件」は間違いが多い。
って聞いたんだけどマジ?
195名無しのオプ:2006/08/20(日) 13:56:48 ID:CYMeksBk
>>191

少なくとも恋愛小説の部類じゃないわなw
ハードバイオレンスとかっていうのかね。
196名無しのオプ:2006/08/23(水) 18:04:23 ID:h7vKE6Bf
>>194
単行本の初版発行後に指摘があって訂正分が挟み込まれて、重版分からは直ってる筈
当然、文庫本も訂正版
どこがどう訂正されたのかは俺は知らん
197名無しのオプ:2006/09/19(火) 15:23:33 ID:Txu0yz89
船戸与一って物語の構成力は凄いと思うけど、文章が致命的に下手じゃない?
198名無しのオプ:2006/09/24(日) 21:17:10 ID:ZV1129O0
そんなことないよ
199名無しのオプ:2006/10/14(土) 21:04:54 ID:zCoDkol5
若手のハードボイルド作家を紹介してください
200名無しのオプ:2006/10/18(水) 19:30:11 ID:+1C/xIX5
太平洋の薔薇面白かった。
亡国のイージスほどではないけど。
201名無しのオプ:2006/12/07(木) 19:20:23 ID:IEom2nRO
樋口明雄「クライム」

前半がだるいんだけど、後半、山登りに入ってからは本当に面白い。
202名無しのオプ:2006/12/08(金) 14:03:58 ID:vbPujzhe
鳴海章の「撃つ」
これ最強。
203名無しのオプ:2006/12/10(日) 20:41:06 ID:vk0GN5iC
麻生幾の「瀕死のライオン」

特殊作戦群が超人杉!
204名無しのオプ:2006/12/12(火) 11:51:15 ID:F+bq/FXa
イージス、ローレライ、ホワイトアウト、太平洋の薔薇が好きな俺にお勧めの作品は?
205名無しのオプ:2006/12/12(火) 21:01:09 ID:OTXY+MID
>>204
ワイルドソウル
206名無しのオプ:2006/12/13(水) 17:22:50 ID:jb84S75d
>>204
ミッドナイトイーグル
207名無しのオプ:2006/12/13(水) 23:54:22 ID:nPLd7ETT
>>206
映画化決定
208名無しのオプ:2006/12/17(日) 02:21:15 ID:uTdjM47k
田中光二の「白熱」
国産カーアクション小説の白眉
209名無しのオプ:2006/12/18(月) 14:19:04 ID:yBSN9LJY
そういえば田中光二ってどうしちゃったの?
「爆発の臨界」とか、なかなか良かったのに。
210名無しのオプ:2006/12/19(火) 22:34:32 ID:mk8WXTPc
いっとき架空戦記とかも書いてたな、田中光二。
でも考えてみたら、あの人ももう結構な歳じゃないかなぁ。
211名無しのオプ:2006/12/19(火) 22:42:00 ID:mk8WXTPc
矢作俊彦&司城志朗の冒険小説三部作を挙げた人はいるかな?
漏れは中でも『ブロードウェイの戦車』がいっち好きだが
212204:2006/12/21(木) 13:48:24 ID:N00FIy6G
>>205>>206
レスありがとうございます。
さっそく両作とも読ませていただきました。
まずミッドナイトイーグルはストーリー自体はとても面白いですが、
過去に関する部分の描写が弱いと感じました。
カメラマンとして何を考えてきたか、娘を死なせてしまってからどう苦しんできたかの描写が弱い。
あと好みの問題かも知れませんが場面ごとの描写も淡々としていて迫力が伝わってこなかった。
その点ワイルドソウルは過去に関する部分がとても厚く、文体も迫力があって文句無しに傑作でした。
213名無しのオプ:2006/12/25(月) 00:46:35 ID:9FYdA8cr
夢枕さんの神々の山嶺と谷甲州さんの遥かなり神々の座ならどっちがお勧めですか?
214名無しのオプ:2006/12/25(月) 09:47:02 ID:8mV36ja9
谷甲州さん
215名無しのオプ:2006/12/28(木) 01:19:08 ID:VBAKUtIR
>>204
笹本なら「極点飛行」も是非。

>>211 
どれも同じ位好きだが、あえて一番をと云われたら
「海から来たサムライ」かな。
216名無しのオプ:2006/12/30(土) 20:11:29 ID:cc4LZQi2
>210
生活が苦しいらしいよ。
子供が難病とか、海の学校とかいう私小説に書いてあった。
217名無しのオプ:2006/12/31(日) 14:54:46 ID:QXJRA08r
田中光二は最近時代小説書いてるね。
少し冒険小説っぽい雰囲気のヤツとか。
218名無しのオプ:2007/01/01(月) 04:38:49 ID:FfoTBMIt
「白熱」、久々に読みてーと思ってブックオフ行ったら無かった。
「秘宝狩り」を100円で買ったけど結構良い。
でも、こんな小説売れないんだろうな。
219名無しのオプ:2007/01/03(水) 19:12:42 ID:mih7SMHq
昨年では建倉圭介の「デッドライン」が拾いもんだったな。
直前に真保裕一「栄光なき凱旋」を読んでただけにw
220名無しのオプ:2007/01/16(火) 20:29:57 ID:cdwab7Qr
各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、「笹本稜平」作品投票中。

締切りは、平成19年1月19日(金)、〜12:00まで。1人1票でよろしくご参加を。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1154275629/l50

投票したい作品を<<作品名>>のように<< >>括って投票するのがローカル・ルールになってます。
221名無しのオプ:2007/01/25(木) 01:57:50 ID:6CHhKC0u
「銀輪の覇者」面白かったけど、最後は蛇足だろ・・・

222名無しのオプ:2007/03/03(土) 23:11:53 ID:qiZbH77R
>ミッドナイトイーグル

結構よかった。
223名無しのオプ:2007/03/04(日) 13:46:36 ID:t9w9386G
佐々木譲がブックレビューに出たらしいな
今夜再放送観よう
224名無しのオプ:2007/03/07(水) 01:11:40 ID:rSbA9ttY
佐々木譲は五稜郭モノが最高。また書いてくれないかな。
225名無しのオプ:2007/03/07(水) 21:00:11 ID:XilQfGM9
熊谷達也「氷結の森」
とても面白い冒険小説ですが、「マタギ三部作」を真に受けて
「邂逅の森」みたいなのを期待してると裏切られるので要注意。
タイグーク萌え
226名無しのオプ:2007/03/08(木) 00:27:57 ID:AdM9nVuK
 
227名無しのオプ:2007/04/08(日) 21:31:06 ID:wKv1iszX
今日の朝日新聞の書評にも載ってたが、
志水辰夫「行きずりの街」が売れているw
228名無しのオプ:2007/04/09(月) 00:06:19 ID:94P/PAgL
なぜw付きなの…

買おうと思ってるけど、ちょい不安
229227:2007/04/09(月) 01:01:33 ID:imDOEfB0
>>228
あっ、ごめん。
『1991年度「このミステリーがすごい!」第1位・・・』
って帯を見てて、
こんな帯で売れるのかと思いながら書いてたもんだから。
もちろん、オススメの作品ですよ。


230名無しのオプ:2007/04/12(木) 12:28:17 ID:EH45cVBc
「行きずりの街」は不滅の傑作。良いものは古くならない
このミス1位取った当時も結構売れてるはずだけど
ってか、新しい世代の読者が出てきて、それでまた売れてるんだろうなあ
231名無しのオプ:2007/04/14(土) 01:26:44 ID:12rol4fv
「行きずりの街」はたまたま先週再々読したばかりだった
志水作品では一番好きだな
国産冒険小説3作挙げるなら必ず入れる

帯一つで名作が世に広まるならいいことだ
売り方も大事だね
232名無しのオプ:2007/04/21(土) 23:27:43 ID:XEYQLTl/
船戸与一の新刊でてたね。「風の払暁」「事変の夜」の2冊セット
を買ってきたが、取り合えず積んどく。
233名無しのオプ:2007/04/23(月) 22:52:46 ID:uxcOzJxk
雅子の店で再会するシーンは何度読んでもいい
でも後半はちょとプロットがごちゃごちゃしずぎ
234名無しのオプ:2007/04/23(月) 23:19:24 ID:uxcOzJxk
ちなみに新潮ミステリー倶楽部で出てた作品は冒険小説の傑作の宝庫
個人的には鋼鉄の騎士はおもしろいよー(廃墟の騎士はまだか)
235名無しのオプ:2007/04/27(金) 01:20:51 ID:/7MtGQ4+
>>234
中でも「軍艦島に進路を取れ」「火天風神」「白公館の少女」
「ホワイトアウト」「闇の楽園」は再読に耐える作品だと思う。
236名無しのオプ:2007/04/27(金) 20:32:48 ID:5APP9tWV
新潮ミステリー倶楽部もいつの間にか新作リリース止まっちゃったんだよね。
もったいないなあ。
執筆予定陣の未発表作品は、結局、幻で終わっちゃうのか。
まあ、ほんとに書いてたんなら、他所から出すんだろうけど・・・

ハヤカワ・ミステリワールドはまだ細々と続いているが、こっちも先細り傾向だし・・・
237名無しのオプ:2007/05/07(月) 22:15:27 ID:6EpMwCTp
「白熱」読んでましたよ!
ずいぶん前なのでストーリーも殆ど憶えていませんが
文庫がぼろぼろのなるまで読みました。
今は絶版、ですよね..
238名無しのオプ:2007/05/09(水) 15:32:03 ID:8v4izZU1
新潮ミステリーは鋼鉄の騎士や蝦夷地別件、リヴィエラを撃てあたりが
スケールの大きな感じですきだった
最近、小粒(普通の作家に比べると長編)な作品が多かった舟戸与一の
満州国演義がちょっと傑作ぽい。しかもまだ完結してない。手を出そうか
思案中・・・ 
読んだ人いる?
239名無しのオプ:2007/05/09(水) 16:23:22 ID:8v4izZU1
船戸与一だった
240名無しのオプ:2007/05/22(火) 01:10:19 ID:FegGmpUx
新潮ミステリーだと「軍艦島に進路をとれ」「白公館の少女」も
なかなか面白かった。
241名無しのオプ:2007/05/29(火) 01:01:11 ID:m9gXzvT9
僕は鰯っておもろい?
242名無しのオプ:2007/05/29(火) 15:34:23 ID:RymAYBGV
佐々木のエトロフ発緊急電がよかったな。
243名無しのオプ:2007/06/02(土) 18:18:32 ID:SpoP2LqY
『俺は鰯』な
244名無しのオプ:2007/06/04(月) 04:55:05 ID:Fber/z6X
『俺は鯖』
245名無しのオプ:2007/06/05(火) 18:18:03 ID:xAynyoSd
『俺は鮫』by鮫島警部
246名無しのオプ:2007/06/07(木) 03:08:01 ID:/GMLZEW5
『廃墟の騎士』って、連載は終ったの?
単行本はまだ先かなあ〜?
247名無しのオプ:2007/06/28(木) 13:58:47 ID:KJtk40va
今、書店に行ってみたら、『海から来たサムライ』が復刊されていて驚いた。
タイトルは『サムライ・ノングラーダ』に改題されてたけど。
折れは前のタイトルのが夢があって好きだったな。
何はともあれ、今まで読みたくても読めなかった香具師に、これを機会にぜひお薦めしたい。
名作が復刊されるのはいいことだ。
長らく絶版になってる矢作・司城コンビの他の2タイトルも、ぜひ復刊させて欲しい。
248名無しのオプ:2007/06/28(木) 17:41:02 ID:oVgfk9Jy
復刊つうか、かなり手が入ってるみたいだが。
249名無しのオプ:2007/06/28(木) 20:38:49 ID:KJtk40va
えっ、そうなの。迂闊だった。
買って読んでみよう。
手を入れたのはやはり司城かな?
250名無しのオプ:2007/07/22(日) 21:03:00 ID:TfnS7cP/
たしかに、白熱はブックオフの105円コーナーでも見つからない。
角川ハルキ先生、復刊お願いします。
251名無しのオプ:2007/08/23(木) 04:31:51 ID:fQHqcB3t
あげとく
252名無しのオプ:2007/08/31(金) 03:14:49 ID:eiv6Dccp
廃墟の騎士は連載終った?
いつ、単行本になるかな〜
253名無しのオプ:2007/09/02(日) 00:20:34 ID:QmhY5i8E
>>247
「サムライノングラータ」って、谷口ジローと矢作が組んで
連載したマンガのタイトルだよ。
ということは、改題加筆修正は矢作俊彦じゃないの?
254名無しのオプ:2007/09/16(日) 03:33:36 ID:PFFqukSE
上げとくか
255名無しのオプ:2007/10/12(金) 15:29:11 ID:/n8VYZU4
廃墟の騎士はどうなったのかな?
256名無しのオプ:2007/11/04(日) 16:01:34 ID:PISVcKy4
あげとく
257名無しのオプ:2007/11/04(日) 18:37:47 ID:XrWytSIN
『行きずりの街』って結構前に水谷豊さん主演でドラマ化してなかったかな。覚えてる人います?あまり冒険小説的なイメージが残ってないんだが…
258名無しのオプ:2007/11/04(日) 21:49:30 ID:CFzQYSf7
>>257
やってたよ
悪い出来じゃなかった
259名無しのオプ:2007/11/15(木) 14:38:41 ID:UplTOMDw
そうかなあ〜
安い2時間ドラマって感じになってしまってたような・・・
260名無しのオプ:2007/11/15(木) 14:42:16 ID:IJKukyak
自分も観た
ヒロイン役の藤谷美紀はハマり役だったと思うが
一度は彼の故郷に行ったのに出ていったという設定に改変したのは
マイナスだったな
261名無しのオプ:2007/11/27(火) 07:08:41 ID:RdjAQpR0
廃墟の騎士、単行本マダー?
262名無しのオプ:2007/11/27(火) 20:15:56 ID:u47G0G8i
太平洋の薔薇おもしろかった!
263名無しのオプ:2007/12/09(日) 17:36:19 ID:4sCeZ061
ミッドナイトイーグル読んだ。
あの終り方はちょっと意外だった。
まあまあ面白かった。


今から映画見てみる。
264名無しのオプ:2007/12/10(月) 02:33:09 ID:R6qGgzbY
映画もなかなか面白かった
265名無しのオプ:2007/12/19(水) 11:14:09 ID:OrjdrnC3
90年代にゃあ船戸・シミタツが消えて本格が栄えてる21世紀は想像してなかったなあ
冒険小説ですらないが、GRRマーティンの「氷と炎の歌」が全盛期船戸与一っぽいと思っているのは漏れだけかい
266名無しのオプ:2007/12/27(木) 14:05:17 ID:DtlIYbKA
深夜ふたたび買った。
オモロイかな?
267名無しのオプ:2007/12/27(木) 15:08:29 ID:Jlqj3UJT
スマンが、正直、シミタツでは中の下
268名無しのオプ:2007/12/27(木) 18:06:47 ID:HhcgosbY
西村健は評価低いの?脱出はなかなか良かったが。
269名無しのオプ:2007/12/29(土) 01:28:50 ID:RYmMdm4p
test
270名無しのオプ:2007/12/29(土) 01:46:50 ID:RYmMdm4p
>>268
低くはないと思う。ただ個人的に「劫火」は面白かったけどちょっと
ゴテゴテし過ぎてたと思う。西村自身「『脱出』を超えてみせる!」
って感じで意気込んでたのは確かに伝わってくるんだけど、読んでて
「こいつをここまで掘り下げる必要ないよな・・」と思う登場人物が
何人か居た。
271名無しのオプ:2008/01/02(水) 00:38:25 ID:PzLPt+vq
福井晴敏の『川の深さは』を読んで冒険小説に興味をもった初心者なのですが、『川の深さは』のような、女を命を賭けて守りぬく男が描かれた冒険小説があったら教えてください。
272名無しのオプ:2008/01/04(金) 15:30:36 ID:Zw9ftSfu
>>271
そんなに内容を限定せずに色々読んでみたら?
福井晴敏はガンダムチックと言うか、ヤマトチックというか
いかにもアニメの影響があるようですが、そこさえ我慢できれば
他の作品も面白いですよ。
私のお勧めは亡国のイージス。映画を先に見てたら面白さ1/4ですが。
273名無しのオプ:2008/01/04(金) 20:32:00 ID:pniJiNS6
船戸与一の「群狼の舞」が出てたけど、これって一連のシリーズの3巻目で、
今夏には4巻目が出るらしい。1冊づつでは話が完結してないの?
誰か読んだ人教えてちょうだい。
274名無しのオプ:2008/01/04(金) 23:02:04 ID:iP1h0j2B
>>273
全く完結してないよ
275名無しのオプ:2008/01/05(土) 12:41:32 ID:GWaa+KwL
おお、タイムリーな話題。
丁度、自分も、風の払暁(満州国演義1)を年末から年始にかけて読んだんだが‥‥
今回はえらく時間がかかってしまった。
これまでの船戸作品は夜更かししてもグイグイ読み進められる吸引力があったんだが、
なんか今回はキツかった。

単に自分が、満州の話に興味が持てないだけかも知れないけどね。

疲れたので、(2)以降は、少し間を置いてから読むことにするよ。
276名無しのオプ:2008/01/06(日) 16:30:07 ID:GLEswfeO
佐々木譲がこのミス1位なんだね。
なんとなく嬉しい。
277名無しのオプ:2008/01/07(月) 12:23:26 ID:hVTG2+0L
>>275
俺は少し間をおくとストーリーを忘れると思って、
全巻出てから読み始めようと考えてる。
278名無しのオプ:2008/01/22(火) 15:10:20 ID:3FwM9Cvv
「半島を出よ」を読み始めました。
ひさびさに面白そうな期待がします。
実はこの作者の作品読むのも初めて。
これは冒険小説だよね?
279名無しのオプ:2008/01/25(金) 18:02:17 ID:5pTdVMLU
>>278
地雷を踏んだな
280名無しのオプ:2008/02/19(火) 14:29:41 ID:i6l6w3zS
ほしゅあげ
281名無しのオプ:2008/02/28(木) 00:57:11 ID:XarQERSA
全然名前が出てこんが、若い諸君も生島 治郎の「黄土の奔流」は読んどけよ。

こんな本の存在自体知らん者もいるかもしれんが、わしゃ、30年前に読んで感激したぞ。
282名無しのオプ:2008/03/09(日) 10:48:00 ID:Qnr/xA3s
猛き箱舟・ワイルドソウル・エトロフ発緊急電が好きな俺に、
ここ2〜3年で出たお勧め本を教えてちょうだい。
283名無しのオプ:2008/03/10(月) 01:07:34 ID:xXroENlF
最近文庫に落ちた建倉のデッドラインや笹倉の太平洋の薔薇あたりは?
船戸は他も読んでるの?最近のは微妙なのが多いけど満州国演義は超傑作
かも(現在3巻まで以後続刊だから)
ちょと古いのでは藤田宜永の鋼鉄の騎士が超お奨め
284名無しのオプ:2008/03/10(月) 01:09:45 ID:xXroENlF
後、打海文三のハルビン・カフェ。とにかく傑作
285名無しのオプ:2008/03/10(月) 01:40:10 ID:JbEtqr2L
おぉ、レスがあった。
デッドラインと太平洋の薔薇は既に読んだので、
鋼鉄の騎士とハルビン・カフェを読んでみる。
船戸の新刊は全部出揃ってからにするつもり。
286名無しのオプ:2008/03/11(火) 19:32:48 ID:TnBNkiX4
福井が出てきたときは冒険小説復活か?と期待したんだけどねえ

俺のお奨めは去年光文社から復刊された稲見一良の諸作だろうねえ
ハヤカワのダック・コールが最高だけど猟犬探偵もセント・メリーもね
光文社の文庫は最近良い仕事多いな
287名無しのオプ:2008/03/23(日) 03:01:40 ID:XxFUuScu
廃墟の騎士マダー
288名無しのオプ:2008/03/24(月) 18:52:32 ID:+b65rNdv
東野圭吾の『天空の蜂』は良いよ。
289名無しのオプ:2008/03/25(火) 10:55:28 ID:AY0ioNK4
>>288
「天空の蜂」は冒険小説じゃないだろ?
こんなところまできて宣伝するな。クソ野郎が。
ほんと東野ヲタは節操がないな。まじでムカツク。
290名無しのオプ:2008/03/25(火) 18:32:22 ID:28BXPyt1
『天空の蜂』は違いましたか。すみませんでした。
ちなみに東野圭吾の作品は3冊しか読んでないので
特にオタという訳ではありませんよ。
291名無しのオプ:2008/03/27(木) 01:39:18 ID:+1MS4nXZ
『天空の蜂』は東野作品群の中では冒険小説的要素が強いかも
俺は全然面白いとは思わなかったが、あながちスレ違いでもない

>>289がなぜ、そこまでキレてるのかが意味分からん
カルシウム不足してるんだろうかw

>>290
別に謝る必要なんてないよ
気にするな
292名無しのオプ:2008/03/27(木) 04:44:16 ID:eug7ONL6
この板の住人には売れてる小説家に対して妙に敵愾心燃やす奴がいるからね
本好きで評論家もどきの奴にはそういうのが多いけど
293名無しのオプ:2008/04/01(火) 21:19:13 ID:kV9ZDWIB
289ってキチガイ?
294名無しのオプ:2008/04/02(水) 01:09:52 ID:NPkBJ9K9
今更ながら、アマゾンで評判が高かった「太平洋の薔薇」を読了

ついさっき感想を入力して、念の為履歴を見たら
>>164さんと見事に感想が一致してて苦笑
ホントですよね・・・なんであんな最後で締めくくるよ???

あと、これはどうしても気になったんだけど
ラストであんなに賞賛されるほどキャプテン柚木はテロリストと戦ったと言えるかな?
対テロリストではなく、航海上の信じられない困難と戦って勝利したと言うなら分かるけど
だって、アレはテロリスト側があっけなく自爆したようなモンだからなぁ
295名無しのオプ:2008/04/02(水) 20:28:33 ID:7NYEVReM
バラし過ぎ
296名無しのオプ:2008/04/03(木) 13:14:03 ID:sBgdomsY
若い頃読んでいたシミタツを再読しています。初期作品は安心して読めるので。若い頃はシミタツ節ばかりに目を奪われていましたが、今は物語そのものを楽しめるようになりました。
297名無しのオプ:2008/04/03(木) 13:19:43 ID:2Y2wI+pl
それは自分と逆でうらやましいですね。

自分は、プロットやストーリー展開ばかり気になって

「ここで死んじゃうのかよ!ひでぇ!」

「これで逃げちゃうんだ、すげぇ!」

とか言ってたけど、今は文体とかも楽しめるようになったというか…
298名無しのオプ:2008/04/03(木) 13:20:36 ID:mnO1t4Yy
>>296
20年くらい経つと、ねw
いつのまにか主人公の年齢を追い越している自分がいる。
299名無しのオプ:2008/04/03(木) 13:52:04 ID:sBgdomsY
そうなんですよねw
シミタツ、船戸、憧れの男達…
今は平凡なオヤヂとして、楽しめる歳になりました。反面、保守的になり、最近の作家はいまひとつ触手が伸びないんです。すみません、スレタイと逸れてしまいました。
300名無しのオプ:2008/04/03(木) 14:15:39 ID:Qfgx5EF5
>>299 なんか俺がいると思った。
301名無しのオプ:2008/04/21(月) 15:06:15 ID:euz4PoJH
最近の新刊でおすすめ、ある?
302名無しのオプ:2008/05/13(火) 14:02:02 ID:D98IBtj6
『夜にその名を呼べば』は復刊だけど、面白いかな
303名無しのオプ:2008/05/19(月) 01:51:44 ID:/SFRezhY
>>302
たしかにオモロいけど、時代設定がちょっと古いよね〜!
バリバリ東西冷戦下の話だからね。
304名無しのオプ:2008/05/28(水) 12:36:13 ID:ikOixT9H
あげとく
305名無しのオプ:2008/06/08(日) 18:28:22 ID:82WvjVee
4年も続いているとは長寿スレですね。
否定的な意見が多いが、田中光二の白熱に1票。
久々に読みたいという意見があるが、私も同意します。
短くてきっちり決めてくれる優良エンターテイメントと言ったとこでしょうか。
80年代の秘境探検物、SFも結構面白かった。
306名無しのオプ:2008/06/23(月) 11:41:27 ID:HM3ACVZo
「砂のクロニクル」なんて今はもう読破するパワーが無いです。
307名無しのオプ:2008/06/26(木) 05:11:04 ID:t38fHvOk
大いなる逃亡・爆発の臨界などのポリティカルフィクションや、男の塩・失われたものの伝説、日高律シリーズが印象深いです。
今思うに、僕は田中光二に大きな借りがあるw
308名無しのオプ:2008/06/30(月) 21:33:34 ID:YWpB5zQu
よく読め。田中光二の白熱は否定されていない。
全会一致の名作と思われる。
否定されているのは処刑捜査官とか、架空戦記だろ。

でも処刑捜査官結構好きです。
馬鹿馬鹿しいけど。
309名無しのオプ:2008/07/03(木) 00:02:20 ID:4yWJk3zR
佐々木譲のベルリン、エトロフ、ストックホルムの三部作はオススメだよ。
310名無しのオプ:2008/07/17(木) 14:01:27 ID:9bBj3hrI
>>309 ではないが、佐々木譲のベルリン・エトロフ・ストックホルムが良かったので、第二次大戦前後の
シンガポールを舞台にした「昭南島に蘭ありや」→「総督と呼ばれた男」も読んでみた。
時代描写・ストーリーとも印象深く面白かった。特に昭南島はお薦め。
311名無しのオプ:2008/07/22(火) 14:58:07 ID:sV1MPJMh
あげ
312名無しのオプ:2008/08/03(日) 17:08:04 ID:c2ctXL6q
田中光二は、主人公がいて、頼りになる仲間数人、曲者、
ヒロインが出てきて、裏切りがあって、軽くどんでん返しがあって、
という感じの作品を何冊かよんだ。
俺にとって此れこそ冒険小説だ。
313名無しのオプ:2008/09/11(木) 01:00:55 ID:/wfnYc1B
二村エイジシリーズはどうですかね〜?
314名無しのオプ:2008/09/11(木) 07:55:20 ID:yj8VoSHI
二村タソは面白い、が冒険小説とは趣が異なるという気がする
315名無しのオプ:2008/09/11(木) 08:17:32 ID:vEJZXDOh
このものブログ、読んできた。
作品もだけど、ブログも既視感ありありなんだね。
自分のブログくらい自分らしい書き方すればいいのに、どこにでも転がっているオレ女。
今後、作品で一皮剥けることは期待できそうもないのかもな。
316名無しのオプ:2008/09/19(金) 20:42:49 ID:n/HLpQ9M
笹本も佐々木もすっかり警察小説しか書かなくなったな。
317名無しのオプ:2008/09/20(土) 19:18:57 ID:mif305L/
佐々木はだいぶ前から歴史モノが多くなってきてたけどね
終戦三部作を書いただけでおkだな
笹本は時流にのって書いてるのか書かされてるのか、そういう印象
ただ既作も水準はクリアしてるし貴重な存在ながら、どこか弱いというか
読者の80年台、90年台思い出補正には厳しい評価、一般読者には売れない
辛い位置だったしなあ
318名無しのオプ:2008/09/20(土) 22:09:32 ID:QlgrZV8P
樋口明雄や西村健辺りにここらでガツン!と来て欲しいんだが・・ ここ最近読んだ新作の国産冒険小説が渡辺裕之の「傭兵代理店」だけと云うのはあまりに寂しい。
319名無しのオプ:2008/11/07(金) 20:52:12 ID:yCq3Hkn3
楡周平はもう冒険小説書かないのかね?
320名無しのオプ:2008/11/07(金) 22:55:05 ID:wQ4X3k0k
>>1
稲見一良の作品って冒険小説か? 三冊読んだだけで言うのもなんだが。
321名無しのオプ:2009/02/08(日) 20:38:26 ID:MZ6uoYHl
age
322名無しのオプ:2009/02/19(木) 20:33:02 ID:ccK66IeZ
北辰群盗伝が文庫で新刊
323名無しのオプ:2009/02/21(土) 18:28:42 ID:ny454a1U
船戸与一なんかが出てくる前はSF作家が冒険小説の
中心だった印象がある。
田中光二、平井和正、山田正紀あたり。
小松左京、光瀬龍も結構良い冒険小説を書いている。
過去の作品を読みたいがなかなか手に入らない。
前に書き込みあった気がするがハルキ文庫にがんばって欲しい。
20年ぶり?くらい「神狩り」読んだが今でも十分通用すると思う。
324名無しのオプ:2009/02/21(土) 21:21:45 ID:L4jyQi37
山田正紀の「火神を盗め」「ツングース特命隊」なんかは今読んでも面白いね。
「火神を盗め」は背景の世界情勢が少々古いかも知れないが、舞台を中東あたりに置き換えれば、
今でも充分通用する内容。
325名無しのオプ:2009/02/23(月) 19:57:36 ID:P1yxLeQZ
「謀殺のチェスゲーム」も古さを感じさせず面白い。後、福井の「川の深さは」読んだ時に何と無く「謀殺〜」みたいだなと思った。
326名無しのオプ:2009/02/24(火) 00:00:58 ID:uL5MmD7Y
エンタメなんてどれも同じ
誰が書いてもテレビドラマの脚本みたいな、ありきたりなモノしか書けない


なんせ文学性のかけらもないですから
327名無しのオプ:2009/02/24(火) 11:59:06 ID:Pm6ay4qn
国産冒険小説の最高峰は「八墓村」ですよ?ダメですか?そうですか。
328名無しのオプ:2009/03/06(金) 02:42:38 ID:uFRscqoF
廃墟の騎士マダー

鋼鉄の騎士は俺が大学入学した年に読んだんだが・・・
329名無しのオプ:2009/03/24(火) 21:01:15 ID:BcsYhVy3
age
330名無しのオプ:2009/04/05(日) 18:41:27 ID:iiOxa4Vn
一応、貼っとくぜ。

第27回日本冒険小説協会大賞

日本軍

1. 約束の地(樋口明雄)
2. 新世界より(貴志祐介)
3. 黒の狩人(大沢在昌)
4. ジョーカーゲーム(柳 広司)
5. 弥勒世(馳 星周)
6. おそろし(宮部みゆき)
7. テンペスト(池上永一)
8. 血の冠(香納諒一)
9. 出星前夜(飯嶋和一)
10. 悪魔は天使の胸の中に(柴田哲孝)

外国軍

1. チャイルド44(トム・ロブ・スミス)
2. 深海のYrr(フランク・シェッツィング)
3. フロスト気質(R・D・ウィングフィールド)
4. 聞いてないとは言わせない(ジェームズ・リーズナー)
5. ブルーヘブン(C・J・ボックス)
6. ワィルドファイア(ネルソン・デミル)
7. 審判(ディック・フランシス)
8. 20世紀の幽霊たち(ジョー・ヒル)
9. スリーピングドール(ジェフリー・ディーヴァー)
10. ホット・キッド(エルモア・レナード)
331名無しのオプ:2009/04/13(月) 11:07:29 ID:yo3nuHFx
船戸与一は?
332名無しのオプ:2009/04/13(月) 12:30:27 ID:fYTp3UT+
ここんとこ満州演義にかかりっきりだから。
しかも完結もしてないし、対象外でしょう。
333名無しのオプ:2009/04/15(水) 16:43:58 ID:SCL2bS6E
劫火が大賞取って以来、信用できません
334名無しのオプ:2009/04/18(土) 05:24:19 ID:mBzyzuAn
西村健は脱出で猿が車運転するとこまで読んで
窓から投げ捨てた
335名無しのオプ:2009/04/21(火) 08:32:40 ID:4IZ9qQt9
age
336名無しのオプ:2009/04/21(火) 14:28:34 ID:vA64/Yfq
>>333
同じく
337名無しのオプ:2009/04/22(水) 11:06:33 ID:276DE9lr
>>334
それはもったいないな
あの猿(一ヶ月前まで野生)は、あのあとロープウェイに閉じ込められた主人公が
「お前はロープを伝って、上の管理小屋へ行き、反転スイッチを押してきてくれ」
と頼まれて、しっかり作業をこなしたんだぜ。普通の人間でもどのスイッチとかわからないだろうに
338名無しのオプ:2009/04/24(金) 07:50:33 ID:DaP+FFFk
クリント・イーストウッドのダーティファイターって映画観たんだが
オランウータンが清掃車を運転するシーンがあったぜ
339名無しのオプ:2009/04/26(日) 17:34:21 ID:/yNpvd7q
「男たちは北へ」が最強!!
340名無しのオプ:2009/05/31(日) 01:57:48 ID:1KQZbXU8
>>339
同意!
これ読んで、自転車買った。
341名無しのオプ:2009/06/01(月) 15:48:04 ID:dTPAQiuQ
オレはシミタツの行きずりの街を読んでローバーミニを買おうと決心した
342名無しのオプ:2009/06/02(火) 07:28:23 ID:zDG+rs4y
343名無しのオプ:2009/06/20(土) 02:43:33 ID:KAUw8EmD
国産で女性が主人公の冒険小説ってありますかage
344名無しのオプ:2009/06/22(月) 14:10:59 ID:WtKZT8DZ
「男たちは北へ」読み終えた
ラストで思わずもらい泣き
若いっていいよなあ >ヒッチハイクの少年
345名無しのオプ:2009/06/23(火) 01:24:00 ID:kvpS1S2d
自転車つながりで、「銀輪の覇者」もよかった。
「遥かなるセントラルパーク」を読んだときと近い感動をした。
自転車モノはロードムービー風味とゴールへのサスペンス
ライバル心と友情(仲間意識?)がでてくることが多いので、
良作が多いとおもいます。
346名無しのオプ:2009/06/24(水) 00:01:41 ID:7M/NEczi
テロパラ、カディス、私が殺した少女、白熱、大追跡、アッシュ、神狩り、奪取、
KSP、らしゃらしゃ、ぐしゃぐしゃ、はしゃはしゃ、ヨウレの冒険、ラゴス、ころぼっくる、
イージス、新宿鮫、山猫、行きずりの街、復活の日、日本沈没、ワイルドソウル、
クラッシャージョー、君よ憤怒の河を渡れ、魔笛、犬笛、峠、峠に住む鬼、不夜城、
夏風ライダー、むーみん、人狼、悪霊の女王、マルドゥック、妖星伝、姿三四郎、
梟の城、風神の門、

どこまで冒険小説か微妙だが、思いつくままあげてみた。
347名無しのオプ:2009/06/24(水) 20:27:29 ID:YLzBwJEc
>>343
佐々木譲「駿女」、結構いいと思う。
348名無しのオプ:2009/06/25(木) 22:11:12 ID:zw9TvHV4
文庫版バディソウル読んだ。航空機の描写は必要なかった気がする。
それより解説を読んで、これがシリーズ物だということに驚いた。
わざわざシリーズ物じゃなさそうな物を選んだのに……。
一般小説はシリーズ物かどうか分かりにくいな。
よく知らないジャンルだから今後何を読んでいいか分からん。
349343:2009/06/26(金) 01:52:19 ID:0wR3fSzU
>>346,>>347
ありがとうございます。
すこしずつ読んでみます。
350名無しのオプ:2009/06/26(金) 11:25:35 ID:6xo1JNwM

>>346のチョイスは、どうみても>>343への解答じゃないだろw
351名無しのオプ:2009/06/27(土) 00:21:53 ID:DAA1+2Bv
ムーミンは原作トーベヤンソン、国産じゃないぞ。
良質冒険小説ではあるが。
個人的にはテロパラ、最高です。
352名無しのオプ:2009/06/27(土) 00:41:56 ID:k+IrnWQA
>>350
そ、そうなんですかー

でも読んでみます。
353名無しのオプ:2009/06/28(日) 12:28:39 ID:A7EuXZpR
イラン情勢が不安な昨今、船戸与一の「砂のクロニクル」を読んでおくとニュースが楽しくなる
354名無しのオプ:2009/06/28(日) 16:51:15 ID:O0drp7It
346の最初の3作、テロパラ、カディス、私が殺した少女は直木賞受賞作、
だからって事も無いが、万人に進められる名作と思います。
俺はこの中じゃ地味だけど、私が殺した少女が好きだな。

佐々木譲のエトロフ、ワシントン、ストックホルム3部作だっけ?
新潮文庫が復刊してくれました。俺の予想では売れないので今回一回限り、
急いで手に入れるべし。
355名無しのオプ:2009/06/28(日) 20:56:02 ID:cUd5JehQ
香納諒一はどう?
ちょくちょく見かけるんだけど
オススメなんかある?
356名無しのオプ:2009/06/29(月) 22:32:17 ID:F5czRoLt
>>355
どの作品もそこそこ面白い。でも、どれが代表作?と言われると...
冒険小説でいうとKSPじゃないかな。
357名無しのオプ:2009/06/30(火) 01:04:25 ID:0eWAycpD
>>355
10作以上読んだがどちらかといえば昔の作品の方好みには合った
ノワールも警察小説も入ってるが好きな順に
『幻の女』
『時よ夜の海に瞑れ』
『ただ去るが如く』
『贄の夜会』

短編は読んだ時は「上手い」と思ったが今になると印象に残っていない
358名無しのオプ:2009/06/30(火) 01:57:47 ID:hOBYmpRk
>>356>>357
今日古本屋行って「梟の拳」買ってきたんだ
あまりの盛り上がらなさに投げた、んで一緒に買ってきた「黄金の島」読んでる

「幻の女」「ただ去るが如く」は置いてあったはずだから
また買いに走ります、本当にありがとう
359名無しのオプ:2009/07/14(火) 15:14:54 ID:o01vyYU5
「砂のクロニクル」読了。読み始めるととまらなくて、一気に読んだ。
まあまあ面白かったな。
続いて「男たちは北へ」を読んでる途中。このスレは参考になりますな。
360名無しのオプ:2009/07/16(木) 22:21:30 ID:XFxA+OhG
>>359
「男たち〜」読了したら続編の「片雲流れて」も是非。
「男たち〜」とは少し毛色が違うけど、読後感は同じ位爽やかなので。
361名無しのオプ:2009/07/17(金) 01:04:06 ID:jbmG6ZG9
拳銃無宿とか面白いらしいね
362名無しのオプ:2009/07/17(金) 01:07:31 ID:jbmG6ZG9
とにかく文章が下手で興ざめだよ国産は
生硬というかなんというか
北方とか船戸とか読むに耐えない
363名無しのオプ:2009/07/17(金) 02:37:47 ID:RU5pl6Lr
そういや小峯がハードカバーで新作出してたな。

デビュー作の「デコイ」が「熱意のみ、推敲無視」の酷い出来だったんで
正直まいったが、後の「ズロチ」はそこら辺反省したのかまとまりの良い
ガンアクションに仕上がってて安心した。

しかし今回の新作は値段が値段なんでブックオフまで待つとしよう。
364名無しのオプ:2009/07/17(金) 08:00:56 ID:pyUc7y+W
>>362
原書で読む派?
365名無しのオプ:2009/07/17(金) 13:13:44 ID:jT9YWyue
文章の下手さを指摘する文章は推敲した方がいい
366名無しのオプ:2009/07/17(金) 13:19:45 ID:jPfIWIkR
>>362が文章上手いと思う作家を挙げて下さい。
367名無しのオプ:2009/07/22(水) 14:25:11 ID:GF3BMkhV
山田悠介、田口ランディ、松岡 佑子(ハリーポッターの翻訳者)
368名無しのオプ:2009/07/23(木) 17:36:12 ID:U2olRZ8H
山田悠介だとリアル鬼ごっこが単行本時、誤字ありまくりだわ、文章変だわで
読み始めた時はイライラしたが、段々とその迫力にひきこまれた
文庫版では誤字修正、文章も推敲してキレイになってたが迫力がなくなってた
再読ということを差し引いても
369名無しのオプ:2009/07/25(土) 23:09:54 ID:it9zvSTm
こんな過疎スレで釣ることないだろ。
370名無しのオプ:2009/07/29(水) 01:50:54 ID:e/o4yENa
「山猫の夏」読了。分厚いんだが、読み始めるとあっというまだった。
こういう本読んでると、作中の食べ物を食べてみたくなる。
銃器については全然わかんないんだけどな。
371名無しのオプ:2009/07/30(木) 20:21:42 ID:5YoN3553
東郷隆、頼むから「定吉七番」シリーズ再開してくれ・・・・
372名無しのオプ:2009/08/07(金) 22:41:24 ID:9BtFOaX5
test
373にゃいすらいふ:2009/08/08(土) 20:23:19 ID:s6kX6kfk
船戸南米3部作の1つ
「伝説なき地」
も読んでみてください

 
374名無しのオプ:2009/08/08(土) 21:08:11 ID:WReGIZ8v
船戸は長いんだよw
375名無しのオプ:2009/08/09(日) 09:13:13 ID:cjmnjK4W
読み始めると全然長く感じないし、
残りページが少なくなってくると寂しくなる
癖があるから、合わない人は早めに切り上げたほうが良いかも
376名無しのオプ:2009/08/09(日) 15:14:57 ID:l1DDFkFv
>>374
そんなあなたに西村健
377名無しのオプ:2009/08/11(火) 00:37:10 ID:N4gaVTec
「サムライ・ノングラータ」は、面白くてあっという間に読み終えてしまった。
ここでいいのかわからんが、高野和明の「グレイヴディッガー」もよかったな。

西村健といやあ劫火シリーズ読んだが、食い物がうまそうだった。
378名無しのオプ:2009/08/12(水) 13:19:19 ID:4gMybtlj
食い物の話を延々とする傾向あるけど、池波正太郎きどってるのかな
西村はとにかく無駄な文章が多い印象あるな。レシピだらだら書いたり、爆弾製造法
官僚・囚人の生活。
あと、同じ状況を違う人物で書くのは他の作家もよくやるけど、こいつは多すぎ
ただの銃撃戦を4人も5人のの視点で書く。しかも、そのページ初登場でその節で死ぬ
雑魚を2人とか混ぜたりして
379名無しのオプ:2009/08/13(木) 23:50:32 ID:ttD1tyBg
クラッシャージョー
油断して読んだせいか、完全にはまった。
十代の頃の俺に読ませたい。
急に復刊してるようだが、作者が死んだ訳じゃないよね?
380名無しのオプ:2009/08/14(金) 16:51:42 ID:xJTrt1m0
作者が気に入らない部分に手を入れて、完全版として復刊しているようだ。
381名無しのオプ:2009/08/14(金) 20:04:54 ID:BMOmZ9JZ
『山猫の夏』  船戸与一
最初に読んだのが『山猫』だったせいか強烈な印象を残した。
その他『神話の果て』『伝説なき地』、『夜のオデッセイア』、『蟹喰い猿フーガ』がおもしろかった。
382名無しのオプ:2009/08/16(日) 05:07:49 ID:vAW5irvp
しみたつ、しみたつ
383名無しのオプ:2009/08/16(日) 08:49:52 ID:L51vjUcU
佐々木譲の「三部作」は「エトロフ」「ベルリン」「ストックホルム」じゃね?
384名無しのオプ:2009/08/16(日) 11:32:20 ID:NZwc2s8A
警官ものから入ったから、どうもそういうイメージがついてしまった。
ここでも「エトロフ」とか人気そうだし、そっから読んでみるかな。
385名無しのオプ:2009/08/16(日) 11:48:24 ID:3584Ck14
返せ北方領土
386名無しのオプ:2009/08/18(火) 01:59:53 ID:HkMNaL+F
船戸与一末期癌らしいな
387名無しのオプ:2009/08/20(木) 00:31:48 ID:02CS01z3
佐々木譲は一連の「北海道ウェスタン」が一番好きだな。

>>379
「クラッシャージョウ」といえば「テクノロジーにはテクニックだ!」
の台詞が忘れられん。どの話で出た台詞か忘れたがw

388名無しのオプ:2009/08/26(水) 16:39:45 ID:RmB4gurq
男たちは北へ、面白かった。
つい自転車板とか旅版とかで、自転車旅行のスレ探したわいな
389名無しのオプ:2009/08/27(木) 23:30:22 ID:4h/VItJt
笹本稜平「マングースの尻尾」
何となく森詠っぽいけど面白かった。

>>388
続編の「片雲流れて」も面白いのでよろしく。
390名無しのオプ:2009/09/03(木) 06:41:02 ID:cnctA9Um
「行きずりの街」って評価されてるん?
おっさんの妄想力全開って感じで俺は最後まで乗れなかった。
冒険小説というわりに主人公激弱いし。
391名無しのオプ:2009/09/03(木) 07:17:00 ID:ADqZ6x6A
>>390
「行きずりの街」は、まあ強いていうなら、ハードボイルドだが、
ファンの間でも賛否は別れるところ。

シミタツの冒険小説なら、「飢えて狼」「裂けて海峡」「背いて故郷」あたりを読んでほしい。
392名無しのオプ:2009/09/03(木) 13:45:57 ID:mfn/LfKG
「深夜ふたたび」なんてのもありましたな 
393名無しのオプ:2009/09/03(木) 18:22:01 ID:7JfQuu39
「あっちが上海」とかのドタバタ活劇も捨てがたいな。
良い意味でも悪い意味でもハードボイルドしか書けない人だと
思ってたから、読む前は心配だったけど杞憂に終わって良かった。

394名無しのオプ:2009/09/10(木) 20:36:45 ID:ehvo8Hru
矢作俊彦+司城史朗の新作が、いよいよ10月発売!
これまでの3作が素晴らしかっただけに、期待大!
よくぞ復活してくれました。
待ちに待っていたのは、俺だけじゃないはずだ。
395名無しのオプ:2009/09/10(木) 20:50:54 ID:ewoaYR5d
>>394
俺も待ってた。どこの出版社から?
396名無しのオプ:2009/09/10(木) 22:24:58 ID:S/VixOTV
>>394
ミステリ・マガジンにこの間まで連載してたやつかな
ということでハヤカワから出るんじゃね?
397名無しのオプ:2009/09/11(金) 18:59:11 ID:vX/Fnizw
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html

「犬なら普通のこと」
大金を巡るクライムアクションらしいが、なんにせよこのコンビ復活って
事で目出度い。ちなみに発売日が俺の誕生日で驚いた。
398名無しのオプ:2009/09/11(金) 22:46:06 ID:z2+EKgLr
>>397
悪党パーカーへのオマージュらしいな
399名無しのオプ:2009/09/18(金) 01:11:52 ID:CVHeHYSJ
あっさり目の終わり方だったが、山田正紀の「謀殺のチェスゲーム」面白かった。
この人の本は、昭和ミステリ秘宝とかタイトルのついたのを
読んだきりだったからなあ。
400名無しのオプ:2009/09/19(土) 20:14:57 ID:xOFxO8/k
>>399
それはもったいない。
「火神を盗め」「謀殺の弾丸特急」とかも読んでみて。

昔はよく書いてたんだけど、最近、冒険小説書かなくなっちゃったなあ。
肩の力が良い具合に抜けていて結構すきなんだよな、山田正紀の冒険小説。
401名無しのオプ:2009/09/21(月) 22:40:07 ID:xYBWSSHX
>>399
「崑崙遊撃隊」「天動説」「風の七人」「50億ドルの遺産」辺りも是非。
402名無しのオプ:2009/09/23(水) 20:18:31 ID:j71tnmau
なぜ景山民夫の「虎口からの脱出」が今まであげられていないのだろう?
もしかして今入手困難なの?
403名無しのオプ:2009/09/23(水) 21:52:18 ID:gIeHLOWt
>>402
特に語ろうって人がいなかっただけでは。
本も別に入手困難じゃないし。
404名無しのオプ:2009/09/23(水) 23:05:23 ID:utZ2sDNY
>>355
かなり遅レスだが刑事モノの短編集「刹那の街角」
腐れ縁コンビが活躍する「ヨコハマ・ベイ・ブルース」
殺し屋兄弟がスパイ戦に巻き込まれる「さらば狩人」
元自衛官が犯罪組織に挑む「デイブレイク」もオススメ。
405名無しのオプ:2009/09/24(木) 01:10:59 ID:Et7pccsL
>>402 ずいぶん昔に読んだきり、すっかり忘れてた。
デューセンバーグだっけ、それで三人で逃げるんだよな。
406名無しのオプ:2009/09/25(金) 23:21:26 ID:LRgY5Fp4
「天空への回廊」読了。
面白かったけど「敵組織の名前がマヌケ」なのは気になったw
407名無しのオプ :2009/10/06(火) 12:23:43 ID:5UerlNcP
廃墟の騎士単行本まだー?
408名無しのオプ:2009/10/16(金) 17:55:57 ID:YzNWOdHN
【映画】来年俳優デビュー25年目を迎える仲村トオルが主演!志水辰夫のベストセラー小説『行きずりの街』映画化決定!
1 : ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2009/10/16(金) 17:14:39 ID:???0
仲村トオル「行きずりの街」で恩返し誓う

 作家志水辰夫氏(72)のベストセラー小説「行きずりの街」(阪本順治監督)が映画化されることが
15日、分かった。来年俳優デビュー25年目を迎える仲村トオル(44)が主演する。
製作はデビュー作「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズを手掛けたプロダクション。
恩返しを誓いながら、葛藤(かっとう)に苦しむ主人公に挑む。
小西真奈美(30)がヒロインを演じる。東映配給で来秋公開。
409名無しのオプ:2009/10/16(金) 20:26:36 ID:lo5FwJeP
仲村トオルとハードボイルドはあまり相性良くなさそうな気がするがな。

風間一輝「されど卑しき道を」、黒川博行「迅雷」とこいつ主演で映像化
してるものの、正直出来は「頑張りが感じられるもののイマイチ」
どちらも原作は無茶苦茶好きなんだが・・・
410名無しのオプ:2009/10/16(金) 20:42:02 ID:Hr9IptFd
行きずりの街って、はるか昔、水谷豊でTVの2時間ドラマでやったような記憶がある。
映画にしちゃ地味なチョイスだなあ。売れたからなんだろうけど・・・
シミタツなら「裂けて海峡」や「散る花もあり」のが映画的だと思うんだが。
「飢えて狼」や「背いて故郷」は時代背景がもろ冷戦だから、仕方ないとしても。
411名無しのオプ:2009/10/16(金) 22:01:28 ID:Bo8kXoMz
「男たちは北へ」か「地図のない街」を映画化してくれよ。
映像で見たらカッコいいと思うよ。
412名無しのオプ:2009/10/16(金) 22:08:08 ID:YzNWOdHN
NHK金曜ドラマ 行列48時間

原作者のことば…藤田宜永
 拙著『喜の行列 悲の行列』(毎日新聞社刊)がNHKで連ドラになる。どんな風に展開していくのか、作者自身、愉しみです。
413名無しのオプ:2009/10/17(土) 22:02:39 ID:qswnUBDw
>>409
仲村トオルといえば、「新宿純愛物語」があるじゃないか。
414名無しのオプ:2009/10/18(日) 12:39:20 ID:d8wg1Rum
主題かも仲村トオルが歌うのかな
415名無しのオプ:2009/10/22(木) 12:14:08 ID:TBw3s86H
「犬なら普通のこと」の予定が版元のサイトから消えている‥‥‥
ただの発売延期ならいいが、まさか、お蔵入りじゃないよね。
矢作はお蔵入りが多いから心配だ‥‥
せっかく楽しみにしてたのに‥‥‥0TL
416名無しのオプ:2009/10/22(木) 15:21:15 ID:jLS67rIO
>>415
お蔵入りだったら、ミステリマガジン購読者が勝ち組になるなw
417名無しのオプ:2009/10/23(金) 18:39:37 ID:wqPwzLyp
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html

10/31発売になってる。なんで遅れたんだろ。
418名無しのオプ:2009/10/23(金) 18:55:48 ID:s+tscI8Z
良かった。
杞憂だったか。
419名無しのオプ:2009/10/25(日) 20:59:32 ID:M/ZAURTR
420名無しのオプ:2009/10/26(月) 09:16:29 ID:uh+rqQeY
なるほど、サンクス。

そうなのか、連載とは全く別物に・・・
連載読んでなかったから、それもまた残念なような・・・
どうせなら両方のバージョンで読み比べたかった。
421名無しのオプ:2009/12/21(月) 16:42:47 ID:9FXXOd/l
>>400
冒険小説は頭が悪くないと書き辛いんですよ。
422そういえば:2009/12/22(火) 22:31:02 ID:vrzDVTFB
最近は冷戦の終焉&高度情報化社会の所為で
冒険小説が衰退してるそうなんですが……本当なんですかね?
423名無しのオプ:2009/12/22(火) 23:08:57 ID:2Tt6luYM
まぁ、現代を舞台にするのは難しいだろうね
424名無しのオプ:2009/12/22(火) 23:18:41 ID:vrzDVTFB
>>423
そう――ですか? 俺はあんまりそうは思わないんですけど。
425名無しのオプ:2009/12/23(水) 00:02:42 ID:HP5QZB1W
冷戦云々は船戸与一も言ってたな
426名無しのオプ:2009/12/23(水) 08:26:03 ID:sQ2GyO0Y
単なる言い訳。
テロ組織やら北朝鮮やら敵はいくらでもいる。

427名無しのオプ:2009/12/23(水) 10:09:08 ID:kjBcxFMK
テロ組織や北朝鮮を題材に採った冒険小説は当時からもあったよ。
ただ、東西の緊張がなくなったことで、題材が減ったという現象はある。
特に欧米型の冒険小説は、ソ連を仮想敵国にしたものが多かったから、
その辺の書き手は激減した。
見え易く分りやすい敵が設定しづらくなったって事だね。
時代の変化についていけない作家は他に題材を見つけるしかなかったが、
その辺で作家の力量も問われることになったと思う。

船戸みたいに世界中の紛争を題材に採り勝負できる作家はあくまで少数派。
特に欧米の作家たちは、少数民族の紛争とか、東アジアの緊張とか
当時から興味がなかったんだろうな。
428名無しのオプ:2009/12/23(水) 15:23:49 ID:QrSyBm07
航空冒険小説なら鳴海章だけど、故人だと高野裕美子も読んだな。
艦載機パイロットあがりの作家、スティーブン・クーンツ作品の翻訳で知られてたけど、作家としては急逝されるまでの10年に満たない活動期間だった。
「マリン・スノー」はよかった。泣けた。

スカイアクションを手掛ける女流作家という珍しい存在の割には、急逝されたこともあってかあんまり注目されないのが寂しい。
429名無しのオプ:2009/12/23(水) 19:04:21 ID:hdLHSBVR
>>428
航空モノなら福本和也もな。
高校の頃「所詮おっさん向けだろw」と高くくってたら
結構面白かった。
430名無しのオプ:2009/12/23(水) 19:22:58 ID:naCeHYpB
>>427
今ならさしずめアフリカへ進出する中華系企業の悪行と闘うって事で
御願い出来ませんかね? あと冷戦終結後の欧米でも冒険小説の題材として
扱える事例はまだまだ存在してるんじゃ無いかと思うんですが。
431名無しのオプ:2009/12/23(水) 20:26:54 ID:hdLHSBVR
>>430
確か中華系悪徳企業はカッスラーでやってたな。
432名無しのオプ:2009/12/23(水) 21:45:30 ID:naCeHYpB
>>431
マダガスカルで韓国の企業が悪事を働いたので国民一同に非難された事例は
国産冒険小説の題材にいかがでしょうか。
全く悪役にするのが不味いんなら良心的な朝鮮企業を出せば良いんだし。

そういや名古屋周辺の地域って冒険小説の舞台に為った事って在りましたっけ?
433名無しのオプ:2009/12/24(木) 00:36:04 ID:Y+UItoND
>>432
別に気にもした事なかったが、「定吉七番」の
「ゴールドういろう」の悪党は名古屋が根城じゃなかったか。

434名無しのオプ:2009/12/24(木) 16:08:52 ID:fZpK4Zze
>>433
それだけですか……何か寂れて逝く地方の実態を見せ付けられるようで嫌ですね。
435名無しのオプ:2009/12/25(金) 15:07:09 ID:shHf2Xg2
多島斗志之が失踪したらしい。
436名無しのオプ:2009/12/25(金) 15:15:32 ID:M6K74JtO
俺も他のスレでついさっき知った。
無事でいて欲しい。
437名無しのオプ:2009/12/26(土) 22:32:25 ID:avp9aCkT
この辺で冒険小説初心者への指針として
冒険小説の魅力について詳しく語っても良いと思うんですよ。

皆さんは其のあたりを如何思っていますか?
438名無しのオプ:2009/12/28(月) 21:23:42 ID:ZN0fKpaN
>>399-401
最近でも「イリュミナシオン―君よ、非情の河を下れ―」や
二十年近く前の作品の初単行本化作品「白の協奏曲」など
冒険小説を発表してるようですが……
439 【大凶】 【591円】 :2010/01/01(金) 15:14:19 ID:/kNa+pi1
国産冒険小説の輝しき未来を願ってスレッド保守します。
440名無しのオプ:2010/01/01(金) 16:45:21 ID:f+fBjbhQ
おせち噴いた
441名無しのオプ:2010/01/02(土) 16:16:02 ID:iY736Mbt
だから>>437のネタ振りについてはいったい? 何か皆さんの気に障る事でもあったのかと。
442名無しのオプ:2010/01/02(土) 17:01:16 ID:K55xcGSK
語りたいなら語ってもいいけど、初心者がこのスレを指針とするかは大変疑問だし、
海野十三と横田順彌の押川春浪モノぐらいしか読まない俺には語ることもできない

あれ、俺が初心者か?
語っていただけば読ませていただきますが、いざ何か読みたいと思いついたらググって案内サイトを探すと思う
そんな感じで
443名無しのオプ:2010/01/03(日) 00:23:49 ID:AU+jnb3t
クラッシャージョーは、番外編といえる映画のノベライズ
「虹色の地獄」が最高です。映画より面白い。
シリーズ中では死んでる人が登場したり、完全にシリーズ物から
切り離されたせいか、早川文庫での復刊に含まれてません。
ブクオフならソノラマ文庫が手に入ると思います。
シリーズ物では早川の最近の物は読んでいないけど、ソノラマ時代は
「人面魔獣の挑戦」がよかった、と言うか怖かった。
444名無しのオプ:2010/01/03(日) 10:56:49 ID:1pj+P+gy
取りあえず今現在の日本内で冒険小説の題材にふさわしい事例は何か御座いますかね。

>>443
クラッシャージョウは果して純然たる冒険小説と言えるんだろうか……
445名無しのオプ:2010/01/03(日) 21:05:51 ID:6bl3b9qW
リアルで?
年末年始にコックと乗客が相次いで失踪した豪華客船でどうですか
446名無しのオプ:2010/01/03(日) 23:57:56 ID:8SwG+MFW
>>445
其れ以外にも参考に為りそうなネタ振りです。

442 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 19:55:22 ID:vw5mRrhg0
パチンコ屋にやってきた無口な男、
遊ぶでもなくただジッと台を見つめている
気味悪く思った店員が話しかけると、ただ一言、「釘師を呼ンでくれ」と告げる
釘師は美女
よくわからないがパチンコ勝負になる
釘師の女、挑発的に性器をちらつかせながら台調整
男は無言で見つめる
男が玉を撃つと全ての玉が同じルートを通って当たりに吸い込まれていく
(ヘビのイメージ画)
「な、なンでなの〜〜ッ!」
「道はあンたが教えてくれたンだ」
説明なし
ガバッ ビィ〜ン !
おもむろに衆人の見守る前でレイプ開始
あっけに取られる人々には一瞥もくれず謎の古びた釘を女に握らせて去る
こンな感じだろうかッ

443 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 21:24:02 ID:raCNiiDQ0
やがて現在のパチンコ業界に悪影響を与えている
コングロマリットや暴力団や某国の刺客共と
パチンコ関係無しな死闘を繰り広げると云ういつもの小池スタイルに……

444 :名無しんぼ@お腹いっぱい:2009/06/13(土) 21:35:42 ID:SHlA7fsO0
なぜかパチンコグループの社長が妙な拳法の使い手な上にナチスの生き残りなンですね、わかります
447名無しのオプ:2010/01/04(月) 13:37:37 ID:VK8f0C+D
個人的にはクラッシャージョーは王道の冒険小説と思いますよ。

このスレでは出てきませんが、私のお勧めは半村良。
妖星伝、産霊山秘録、石の血脈
後は伝説シリーズも当たり外れありますがお勧め。

半村良の後に、夢枕獏とか菊池秀行とか出てきて、
伝奇(伝記)小説とかいう、訳判らん分類になってしまったのが悔やまれる。
448名無しのオプ:2010/01/08(金) 19:49:31 ID:WclsKeXU
夢枕とか菊池とはテイスト違うが、「伝奇小説」は昔からあったよな。
「風雲将棋谷」「髑髏検校」とかの所謂"時代伝奇小説"って括りだが。
449名無しのオプ:2010/01/08(金) 20:07:21 ID:r2UgnADN
夢枕とか菊池とは「伝奇アクション」だね
450そういえば国産冒険小説では:2010/01/09(土) 15:35:54 ID:kQQYe5kE
日本の地下はあんまり冒険しないんですかね。
東京の地下貯水施設なんて打って付けだと思うんですが……

451名無しのオプ:2010/01/10(日) 01:03:17 ID:k7VCFJe3
パトレイバーだな
452名無しのオプ:2010/01/10(日) 09:00:06 ID:+oWHn/Nc
G線上の魔王
453名無しのオプ:2010/01/11(月) 10:36:08 ID:h0aRbQKr
>>450
地下貯水施設というのはカムフラージュで実は弾道ミサイルのh
454名無しのオプ:2010/01/16(土) 01:44:59 ID:pNLFq5hB
直木賞に佐々木譲氏、父子受賞の白石一文氏〜

ちなみに逢坂剛が「カディスの赤い星」で獲ったのは86年
勝手に一組と思ってる逢坂・船戸とのトリオで最後だったとは。
455名無しのオプ:2010/01/16(土) 12:21:13 ID:tgptYv52
俺はトリオというイメージだと、逢坂・船戸・北方になるがな。
456名無しのオプ:2010/01/16(土) 12:50:53 ID:F/yvdFZM
佐々木はちょっと格が落ちるよね
一旦直木賞とはおさらばしてたしこのまま取れてなくても別に不思議はない
むしろシミタツが未受賞の方が・・・
457名無しのオプ:2010/01/16(土) 23:26:27 ID:UmbbP/oL
白石一文といえば、父親の白石一郎が描いてた「黒い炎の戦士」は
「山田風太郎」+「半村良」な感じのSF時代活劇だったが、息子は
その手の話は書いてないっぽいな。
458名無しのオプ:2010/01/17(日) 21:53:04 ID:WLivQd7m
白石一文は超ド直球の「人生とは」みたいな作品を書いてる人だよ
459名無しのオプ:2010/01/17(日) 22:08:36 ID:FzRw0Jo+
>>458
そういうのはいいや・・・
460名無しのオプ:2010/01/18(月) 10:45:09 ID:lFD9KUHW
>>457
「黒い炎の戦士」って完結したのかな?
ノベルスで読んでて面白かったんだけど、5巻あたりで中断してて、
続刊を心待ちにしてたんだけど、そのうち忘れてしまった‥‥
461457:2010/01/18(月) 19:24:27 ID:ZxyfdDUH
>>460
結局5巻で中断したまんま。これといい、「ウェスタン武芸帳」といい
「大菩薩峠の要塞」といい、俺の好きな冒険小説は未完が多い・・・
462名無しのオプ:2010/01/20(水) 19:26:22 ID:Sqlceh5D
>>461
冒険は終わらないから魅力的なんですよ。
463名無しのオプ:2010/02/07(日) 14:18:43 ID:PcPwMvSu
久し振りに保守します。
464名無しのオプ:2010/02/08(月) 14:57:16 ID:09x4V7Om
冒険者だな
465名無しのオプ:2010/02/12(金) 22:33:03 ID:G3jxH2wz
最近、古本屋で生島治郎の文庫をまとめて購入。
今まで「黄土の奔流」「死ぬときは独り」位しか読んだ事無いから楽しみ。
466名無しのオプ:2010/02/13(土) 16:48:36 ID:Y2VVFNYB
誰か船戸よりおもしろい本しらないか。
467名無しのオプ:2010/02/14(日) 18:24:14 ID:1BC/Nnsl
逢坂の百舌シリーズは
船戸が好きな自分も楽しめた。

冒険小説とはちょっと分野が違うかもしれないけど
468名無しのオプ:2010/02/24(水) 19:06:30 ID:p6wbuq1F
佐々木譲の過去の作品が復刊してるのがうれしい。
直木賞ではなく、このミスの影響みたいだが。
読んだこと無い、「鉄騎兵、跳んだ」「振り返れば地平線」
あたりまで復刊してほしい。
469名無しのオプ:2010/02/24(水) 20:43:49 ID:i9M4EbfN
近所の本屋でもうざいぐらいに平積みされてるわ
でも、ほとんどの人が「警察小説」の人と思ってそう、今野と同じ状態で

あと、箒木蓬生って冒険小説っぽいの書いてるけど、どうなの?
閉鎖病棟しか読んだことないや
470名無しのオプ:2010/02/24(水) 22:48:14 ID:leMEiTYt
三たびの海峡とか面白いよ
471名無しのオプ:2010/02/25(木) 20:38:49 ID:WDxvvhmT
サンクス
ドンピシャでそれが本屋に置いてたわ
明日にでも寄ってみる

でも
昨日から猛き箱舟読み出したから、読むのは先になってしまいそうだ
472名無しのオプ:2010/02/27(土) 18:23:58 ID:0fKVYtEq
>>471
「逃亡」もお薦め。
473名無しのオプ:2010/02/28(日) 02:17:19 ID:lstl/LqH
逃亡すげぇ分厚いな
ついでに国銅も買ってみた

猛き箱舟まだ100pぐらいだけどおもしろい
ガス暖房機最強には痺れた、こんな風に書く人初めて見た
474名無しのオプ:2010/02/28(日) 10:55:12 ID:/9Gl6c1Q
>>471>>473
>猛き箱船

何故福田和也は船戸与一に低い評価を下したんだろう……
475名無しのオプ:2010/03/03(水) 22:23:56 ID:9AYu8ZkL
>>473
指数関数的に後半になればなるほど面白くなります
476名無しのオプ:2010/03/04(木) 15:07:44 ID:Vhp7Nxky
>>474
福田は鬱陶しいが猛き箱船と蝦夷地別件はコレおんなじ話じゃねーかってのは同意。
両作品とも好きなんだけど、言われてもしょうがないなと
477名無しのオプ:2010/03/04(木) 18:36:32 ID:jU/NjMo2
新聞に書いてたが佐々木譲は昔、船戸に「君は歴史観が浅い」と
云われたらしい。
478名無しのオプ:2010/03/06(土) 09:06:22 ID:5TSKI4nE
今やってる週刊ブックレビューに佐々木譲が出演してますが…皆さんは見てますか?
479名無しのオプ:2010/03/08(月) 19:34:16 ID:b4jUj7Mp
以前から何となく気になってた日下圭介の「黄金機関車を狙え」
良く出来た冒険ミステリーだったのでかなり満足。

通常、冒険小説書いてるイメージがない人の作品でこういった「掘出し物」
見つけると妙に嬉しくなる。
480名無しのオプ:2010/03/08(月) 19:42:34 ID:E7KvtbnL
>>479
あの頃の新潮ミステリー倶楽部は宝の山だったな
481名無しのオプ:2010/03/08(月) 20:39:57 ID:RMuPjqFn
>>480
講談社やハヤカワもそれに対抗して書下ろしのミステリー叢書のレーベルを出していた。
それが、結果的に作家の競争心を煽って、クォリティを高める良い方向にいっていたと思う。
482名無しのオプ:2010/03/08(月) 21:07:47 ID:b4jUj7Mp
「シートンの毛皮」「上海発奪回指令」「地図のない町」
「片雲流れて」「アリスの消えた日」「狩人たちの海」
「銀輪の覇者」「犬なら普通のこと」・・
ハヤカワは流石のラインナップって感じだったな。
でも講談社ってどんなのあったっけ?
ノベルズやら文庫は結構読んだと思うけど、ハードカバーで
読んだのって「猿丸幻視行」と「RED」位しか覚えてないw
483名無しのオプ:2010/03/09(火) 12:38:41 ID:KhOkpSw2
講談社の方は『講談社推理特別書下ろし』っていうレーベルね。
船戸与一の「伝説なき地」とか、島田荘司「異邦の騎士」「暗闇坂の人喰いの木」とか、東野圭吾「眠りの森」とか‥‥
他にも、多島斗志之や志水辰夫や井上淳の小粒だけれど名作といっていい作品が結構あったよ。
船戸は新潮の方でも「蝦夷地別件」をリリースしてたね。

ちなみに同レーベルで、井沢元彦のリリースした書下ろしは「義経幻殺録」で、「猿丸幻視行」じゃあない。
「猿丸幻視行」は乱歩賞受賞したデビュー作。
「RED」っていうのはよく知らない。

今でも続いてるのは「ハヤカワミステリーワールド」だけ?
実にもったいない。
484久し振りに保守あげします。:2010/03/13(土) 10:17:58 ID:+SyTkcC4
そもそも「冒険小説」というのは一体どういう物を指してるんですかね?
485482:2010/03/15(月) 19:17:39 ID:KY5LgHd1
ようやく書き込める・・・

>>483
俺の説明不足だわ。 「講談社推理特別書き下ろし」って冠が背表紙に
付いたヤツは知ってるけどそれを読んだ事がないと云いたかった。
「猿丸〜」も「RED」も特に冠なしのハードカバー。
ちなみに「RED」は著者が今野敏で
「日米の密約にはみ出し刑事と自衛隊の情報部員のコンビが挑む話」
だったと思う。

486名無しのオプ:2010/03/20(土) 20:06:14 ID:GPtutvHu
国産冒険小説は海外のそれと比べると今一つショボく思えるのは何故だろう。
487名無しのオプ:2010/03/20(土) 22:13:42 ID:PRJaLold
>>486
そういう先入観持って読むからだろ。
そもそも比較してどうすんだ。
488名無しのオプ:2010/03/21(日) 02:59:01 ID:91Wn04EE
久々にこのスレ最初から見たが逢坂剛のイベリア半島シリーズ出てないね?
佐々木譲の三部作好きな人なら楽しめると思うのだが。
489名無しのオプ:2010/03/24(水) 12:24:11 ID:EhcKuruO
企業推理小説で知られる作家の清水一行(しみずいっこう)さん(本名・和幸=かずゆき)が15日に死去した。79歳。
1966年、証券業界の内幕を描いた「小説兜町(しま)」でデビュー。
 新幹線の騒音公害に反対する犯人と、捜査の動きを追ったサスペンス「動脈列島」(74年)で日本推理作家協会賞を受けた。代表作に「虚業集団」「重役室」などがある。

(2010年3月23日13時31分 読売新聞)
490名無しのオプ:2010/03/24(水) 14:48:23 ID:C2z3X+jr
「動脈列島」は面白かったな
映画も原作も
それしか読んでないけど
491名無しのオプ:2010/04/10(土) 01:31:39 ID:XhQ7h8jQ
国産だと、やはり船戸がズバ抜けてるな。次点は、俺の好みで逢坂。
馳もかなり好きだけど、冒険小説って括りじゃない・・・よな?
あと、最近アツい作家はだれかな?大藪賞を適当に買ってるが、なかなか・・・。
492名無しのオプ:2010/04/10(土) 02:12:54 ID:L5eEpwmt
俺はシミタツと逢坂が不動のツートップ
大藪賞もここ二年くらい軟化してきたというか・・・
493名無しのオプ:2010/04/12(月) 03:16:28 ID:Uc+bOMIn
ハルビンカフェが評判よかったから読んでいたのですが、一向に盛り上がらないので途中で読むのやめちゃいました。
プロットはかなり興味をそそられる感じなのに、惜しい作品でした。私にとっては。
494名無しのオプ
垣根涼介は作品を出す度に
スケールダウンしていくのにガッカリ。
福井晴敏はガンオタだと気が付きブクオフ行き。
次の時代の担い手がいない気がする。
このスレに上がってる作家の中で、最近一番多く読んでいるのは
佐々木譲だし。