1 :
♪ :
04/03/22 06:05 ID:9E3vf28R
ぽわわん
誰でも知ってる蓮實重彦
5 :
名無シネマさん :04/03/22 16:27 ID:4P5wa/59
ハスミンはなぜ年上の女性に叱りつけられることに弱いのか?
関根勤と同じ趣味?
フォードの白が翻ったからなんだつーの? 淀川長治の足元にも及ばないな、このおっちゃん。
それは本人も自覚済
>>8 ハゲ同。
しかし、
>>7 を含めた日本人のどのぐらいが淀川長治の偉大さを認識しているのだろうか?
映画好きだと自認してる人でも。
淀長さん文章だとあんまり面白くないのね。最近の映画の批評とか読むと スゴイなあとは思うけど。
淀川さんは本気で褒めてる文章とそうじゃないのが、それこそ蓮實以上に極端。
淀川さんの遺伝子はハスミンを通り越して重臣に受け継がれた
佐藤重臣とはそりゃ、懐かしい。
14 :
名無シネマさん :04/03/23 02:48 ID:mPe9G8Cp
その重臣とは違うのでは?
17 :
名無シネマさん :04/03/23 14:45 ID:kgb6OJQ8
佐藤忠男のほうが各上だろ
淀長さんの話題だけど、もう三十年以上の前の昔話。ウザイだろうから適当に処理して。 ある日の「友の会」で、淀長さんは「四重奏」を紹介された。見た人がいますかという 問いに私が挙手したら、何が面白かったですかのお尋ね。16の私は、巧くいえないで 「凧」のお話が面白かったと答えた。そう、それはよかったねと言われた。 愚かな奴がいて、「中原弓彦をどう評価されますか」の質問には全く無視。 非情ですたな。多分、「日本の喜劇人」が出た頃でしょう。 新作映画は全てケチョンケチョンですた。歌舞伎を見なさいといわれてた。 ある人が双葉さんとの関係を問うた。淀長さんは双葉さんは素敵ね、お洒落で 頭がとてもいい人。センスが抜群にいい人と言われた。 でも、双葉さんって少しだけオバカなの、何故なら、今頃会社にいれば、 送り迎えの会社の車に乗れた人なのに、今は試写の帰りのタクシー探して私と一緒に ウロウロしてるの。 オバカでしょう、でもとっても垢抜けていて好きなのと言われたっけ。 結局、私は紹介者の外配協のエライさんがアブのスジの方で、怖くなって辞めた。 「SRの会」というのもあった。淀長さんは関係ないけど、「夢想の研究」の 早稲田の故瀬戸川猛資さんなんかが俊才で、みんなトリュフォーのヒッチの インタビューの英訳をよんでいた。SRはミステリと映画の会だけど、それはそれは、 こわもての会でした。スレ違いになってしもうた。ゴメン
>>18 >スレ違いになってしもうた。ゴメン
気にしないでください。このスレの 1人語りとしてはマシな方ですよ。
ハスミンが山田洋次を「職人監督のくせに恐ろしく技術のない監督」と 酷評していたらしいのですが、それに近い文章を知っている人いる? 「映画芸術1996年度作品ベスト10発表号のロングインタヴュー」という 目撃情報もあるのですが、神保町の古本屋巡りでは見当たらなかったので、 他に知っている人がいたら、雑誌でも書籍でもいいので、教えてちょ。
山田洋次の悪口は蓮實のほとんどの著書に書かれているよ。
瀬戸川猛資って死んじゃったんだぁ。。
24 :
名無シネマさん :04/03/24 01:10 ID:mdzuZVqT
さて、ここの痛い1をヲチするか。
ここのテンプレは厳密すぎる気がする。 ネガティブ・リストでも、もう少し緩和してくれるとありがたいのだが。 当事者でないので、いいたい放題はご勘弁でお願い。
>>18 こういう会をやってた人たちって、批評残さなかったのかね?
良き趣味人ではあったのだろうが、後の世代から見るとただの談合野郎。
ハスミンは貴族貴族言われるけれど、
愚直に批評を言語化したのが良かったんだと思う。
でしょうね。皆、賢く逃げたね。食えないから。 映画は趣味という人の中には、当時だけど才人がかなりいた。 名前は出さないが、プロになった人もたくさんいる。 その方達の才能は不明なれど、キネ旬投稿とか湯布院映画祭には参加していた。 食えないし、年齢的にも厳しい。それが一番、ピュアだし立派なのだろ。 けれど、筆一本でフリーだと一時期快調でも、屍累々だ。 SRの凄いところは、そういう人材が輩出しなかったこと。
>>18 おいくつなんですか?三十年以上前に十六というと五十路かしら?
ハスミンのユリイカ読みました。昔は優秀なやつは皆、映画を目指した
と語っておられた。今は違うらしいですね。
当時は、大卒の就職したい企業(職業)1位が「映画助監督」だったというんだが?
自己語りが過ぎて、我乍ら醜悪 しばし自省
1か?w
34 :
18= :04/03/25 21:01 ID:i7ur/z7L
ちゃうちゃう。
35 :
18=29 :04/03/25 21:04 ID:i7ur/z7L
ちゃうちゃう。 繰り返しになるけど、私、しばし、ROMるよん。恥ずかしい。
ご勝手に
>>30 その時代の花形産業には優秀な人材が集まる。これはまあ、当たり前で。
知り合いの老年の映画監督の話によると、大手映画会社に就職できた時は親を始め、
周りのみんなに祝福されたとのこと。
今は単純に考えて、頭のいい人が、食えるかどうか分からない業界に食い込もう
とはしないでしょう。ただし、「それでもやってやる」という人に面白い人も
いるのは確かで。
だから、これだけ斜陽な日本映画で、海外でも話題になったりする作品が出てくる。
(そうした作品の監督には、蓮實の教え子が目立つ……これは覆いようのない事実)
優秀な人材が集まっている状態ではないが、「かろうじて集まった人の中に面白い
人がいる」という状態なんだよ、今は。
>>37 その蓮實の教え子でも東大より立教の方に圧倒的に実作者が多いという事実が自体を物語ってるな。
今日というか金曜の夕刊のキル・ビルVol.2の広告で爆笑しますた。
東大卒なら映画監督なんかなる必要ないじゃん。 財務とか自治省など、内々定を出すんでしょ。 だれが映画監督みたいな、求人もない明日もないバッチイ仕事するのん。 それ、自己破壊的人間だよ。だったら、俺ならNPOだ。世の為自分の為。
表象の院生は自己破壊的だな だからこそ内部組はほとんどいないが
>>39 「本気じゃない加減」がよく出てるね。やはり淀長になる気か?(笑)
>>43 タランティーノの21世紀は「キル・ビル」と共にはじまる
↑とかじゃないよね?
滅法面白い!21世紀型活劇がここに誕生する!
47 :
名無シネマさん :04/03/27 14:33 ID:f0y3vF3T
>>41 表象の奴らって文体が皆酷似してるよな。
あれ何とかならんの?w
48 :
名無シネマさん :04/03/27 17:34 ID:Z0VX6Y1b
ハスミンの東大の生徒で映画監督になったっていうと、中田秀夫とあと誰? 中田は「映画ゼミ」の出身らしいが、そもそもハスミンは東大で持ってたのは フランス語とか他の講座もあっただろうし、ヨモタンとかウメなんかは何なんだろ。 まあ、大学が映画監督を作るかってゆーと、本多猪四郎なんかは日大の映画関係の 学部の最初の卒業生だけど、映画監督に運良くなれたのは自分くらいだったって 言ってるね。 あと、ちょっと関係なくてスマソけど、黒澤は、山本(慶応)、谷口(早稲田)、本多 のように、大学出てる回りの人たちにコンプレックスがあって、具体的には分らないけど 野暮もおこした(態度のことらしいが)ようだね。
豊島圭介、船橋淳
50 :
名無シネマさん :04/03/27 19:55 ID:jHzdDx8m
堀潤之が来年度から関大で教えるみたいだぞ。
51 :
名無シネマさん :04/03/27 20:21 ID:b4mhNe+1
学歴と映画監督の成功性なんて、なんの接点もないだろ(爆 貧しかった昔は文化的な事業に携わるもの=高学歴みたいな 構図はあったけどね。 漫才師でもコメディアンでも東大卒でも作ったもんが全て。 映画って大学教育では教えられない分野なんじゃないかな?
52 :
名無シネマさん :04/03/27 21:38 ID:7DGVvKGM
蓮實「とにかく映画が好きで映画を撮っている! あの黄色いトラックスーツ、 あれをやったらもう許すしかないでしょう! 『Vol.2』も当然初日に駆けつけます。」
東大出て苦労してるバカがいるんだなぁ
↑ と、東大入れないバカが言ってます。
東大いかなかったけど、苦労してないからなぁ
私は東大に入学できなった。>56とは違います。 演出論や映像論は、私の時代では、早稲田や日大芸術学部が充実していた。 今でも、蓮實先生に習うより勉強になったと思う。コネとなると別ですが・・・。
蓮實はショット分析があまり得意ではないからね
ショット分析ができない方は、フェータルですよ。
センス悪いボードウェルを崩せない理由は分析技術を欠いているから。
>>57 ハスミンが講義してるのは演出論でも映像論でもないからな。
貴方に時代って何時?80年代より前?
早稲田と日芸のどっちで学んだの?
それにハスミンにコネなんてないと思うが。
学歴絡みってギスギスするからイヤさ。
63 :
名無シネマさん :04/03/28 06:16 ID:zlPY7zTl
いまさらフォード論だのボバリー夫人論だの出されても、だいたい内容は 見当がつくし、その後のリアクションも想像できちゃうんだよな。 むしろ笑っていいともにレギュラー出演した方が、社会的インパクトが あってオモシロイと思うんだがなぁ。タモソと楽しくゲームでもやってくれ。
20年くらい前に上杉清文が「蓮實重彦は少女隊に入ればいい。 女の子たちに雑じって歌って踊ればそれこそ荒唐無稽な不意打ち」 というようなことを言っていたのを思い出したね俺。
66 :
名無シネマさん :04/03/28 13:04 ID:/lrOtU1+
今ならモー娘?
>>64 蓮實がテレフォンショッキングに出たとしたら、会場の中から一人だけを当てるコーナーでは、「あなたたちはサム・ペッキンパーを知っていますか?」と質問するだろう。
そんな質問する余裕を与えることもなく、 麻木久仁子なんかと緩くゲームしてたほうがいいよな
ボケた振りして乙葉の胸に顔を埋めるのもまた良し。
糸圭秀美が思わずヽ(TДT;)ノセンセイ、それだけは カンベンしてください〜!と嘆くような、ぬるーい番組に 満面の笑顔で出演して、ハスヲタの呪縛を解いてやる ことが、ハスミに残された義務。
南仏の海で溺れるのはナシの方向で
そんなタコ八郎みたいな
ある監督が映画宣伝(フジ系)で已む無く出演した時、 次は藤田敏八で、 神代監督が入院したので見舞いに行こうぜといっていた。それでいい。 1/100は、「R.アンリコ」の映画を観た人いる?で十分だ
74 :
名無シネマさん :04/03/29 10:26 ID:PU7Wo3wz
ハスミンに「真剣10代しゃべり場」に出てほしい
「顔がデカイ奴は人間失格なの?」 皆さんのご意見どんどんお待ちしています。
>>74 「あなたたちはおバカさんですね」で終わり。
77 :
名無シネマさん :04/03/30 11:31 ID:W5guQZzO
映画評論家にゲイ多いけど ハスミンもゲイ?バイ?
おかま
そりゃシゲオミ
オミはタチ
タテバ 歩メノ 親ゴコロ
『スポーツ批評宣言 あるいは運動の擁護』 読んだ人居る?
ノ
84 :
名無シネマさん :04/04/02 20:54 ID:Dei3A4Fa
スポーツの読んだけど、この人頭の時計が80年代で 止まっちゃてるね。
その自覚があったから東大総長になったのです。
86 :
名無シネマさん :04/04/03 00:53 ID:KjkoQ7HW
こぉ〜んな風に
89 :
名無シネマさん :04/04/03 10:39 ID:7hcc9+WN
ダンテスレでのハスミンとダンテ雪事件はオモロイ。
90 :
名無シネマさん :04/04/03 10:54 ID:JDsx8GWv
91 :
名無シネマさん :04/04/03 11:04 ID:0pFAfC6a
くやしかったの?ごめんね90のぼくw
92 :
名無シネマさん :04/04/03 20:31 ID:yFlbzMSX
QVCの渡辺さん凄く綺麗
「子猫をお願い」の評、どの雑誌で読めますか? ネット上には無かったようなので、載っている雑誌、買います。
セシル・クング
ある日突然オンドゥル語で話し始めるハスミン。
ダデェモガ ジッデドゥ ハゥワードホゥクス!!
蓮實って崔洋一とか阪本順治はどういう評価なの? どうも盟友の山根貞男氏が贔屓の監督なのでコメントを避けてる気がするんだけど。 坂本はともかく、崔とか、それこそ本気で褒めてるのかな?
98 :
名無シネマさん :04/04/07 01:25 ID:H19MT6dZ
阪本は時々ほめるよ。 そういえば昔松浦寿輝の授業受けたときも例に使われていた。
99 :
97 :04/04/07 02:00 ID:mQ2Jp6zW
>>98 サンクス。うん、まあ漏れも阪本は褒めることもあるかも知れないな、と思う。
崔はどうなんだろうね?
どっかの悪意に満ちた編集者が金原ひとみと対談させて、金原をねちっこく虐めて欲しいと思う。
101 :
広島ジャンパイア事件ドキュメント :04/04/07 18:57 ID:BCy+Pdi3
今日は、敬愛する淀川長治先生の誕生日なのであります。なのであげます
『スポーツ批評宣言』 面白かったよん
そういえば韓国のレイプ殺人映画の監督の本棚に 阪本順治のDVDが幾つか並んでたよ 見てるんだね
105 :
名無シネマさん :04/04/11 20:56 ID:kfc7guk0
Invitationでバートンのビッグフィッシュ激誉め。 バートンスレにいるようなゴシックオタどもとはみてるところが違う。
106 :
名無シネマさん :04/04/11 21:21 ID:efUjhkpc
正直、私が違うと言ってるだけです。
バートン、ぬるくなったぶん「よきハリウッド映画」に近ずいてるもんな。
109 :
名無シネマさん :04/04/12 17:01 ID:+cPoG6ZE
ハスミンさんはバートン以外の最近の監督では誰を評価してますか?
>>109 質問する前にInvitationを毎号立ち読みするとか、
mube.jpに行ってみるとかしなさい。
112 :
名無シネマさん :04/04/13 00:30 ID:6/Tg0hU9
イーストウッド、お爺ちゃんなのに大丈夫なんすか?
113 :
名無シネマさん :04/04/13 00:52 ID:YkUp8gs6
イーストウッドってトリガラみたい。
116 :
名無シネマさん :04/04/17 00:17 ID:Luj0/P1A
>>学歴と映画監督の成功性なんて、なんの接点もないだろ(爆 >>漫才師でもコメディアンでも東大卒でも作ったもんが全て。 学歴で言えば、その漫才師は明治中退だから。 黒澤が学歴差別の被害者意識を持ってた事と成功例云々は関係ない。
117 :
名無シネマさん :04/04/17 23:17 ID:hIyyH3Fc
学歴は大事だよ。お金よりは大事じゃないが。
学校歴の間違いだろ 博士号は重んじられないから
119 :
名無シネマさん :04/04/18 18:03 ID:tPlbT/0G
文系は博士号取ったほうが馬鹿にされるよね。普通。
取れないやつも馬鹿にされるけどなw
121 :
名無シネマさん :04/04/19 01:29 ID:wpyoEPpJ
>>120 アカデミックな世界に行かない奴なら、普通不利になるから取らないでしょ。
>文系の博士
123 :
名無シネマさん :04/04/19 21:57 ID:z/T7CO/A
>>122 そうか? 学歴と映画って結構面白いテーマだと思うぞ。
純文学のページあたり単価で面白い分析をしたハスミンのことだから
監督の学歴とかも面白い切り口にしてくれそう。
糞面白くないです。
ハスミが東大じゃなかったら、たいして相手にされなかっただろうよ。
劣等感( ´,_ゝ`)プッ
「アメリカンアウトロー」見たけど、そんないい演出かなーと思いました 見てるうちは痛快だけど、数年たてば見たことしか覚えてないような よくある映画だと思ったくらいです
128 :
名無シネマさん :04/04/25 16:22 ID:aT/5BM9Q
キルビルVol2パンフに寄稿した文が異常にわかり易くて吃驚。
129 :
名無シネマさん :04/04/25 16:43 ID:uI8hJQeu
>>128 え、そんなの書いているの?
どんな内容?
パンフなんて買う気ないからな・・・。
ハスミンは女の暴れる映画に甘いな。 着衣が乱れると特に。
タランティーノはフェミニズム受けするだろうな。 もちろんいわゆる「フェミ」じゃなくて。
132 :
名無シネマさん :04/04/25 20:51 ID:cEOUtBPP
神保町の三省堂書店のハスミントークショー行く人いますか?
だれか写経してくれれば反=日本語
134 :
名無シネマさん :04/04/25 23:50 ID:H4vROf32
ハスミンの奥様シャンタルちゃんは変わり者だと他のスレで見たんですが どんなんですか?
135 :
名無シネマさん :04/04/25 23:56 ID:uI8hJQeu
A CHADOU
137 :
名無シネマさん :04/04/26 17:59 ID:RWNrK2CQ
今日の日経にハスミンのインタビュー ちらっとでてるよ。 『スポーツ批評宣言』についてだけど。
この人はなんでフェリーニと黒澤が嫌いなのですか?
ハスミンはフェリーニは認めてるし、 黒澤にも一定のリスペクトはしてるよ。 ただ、彼らより優れた映画監督が 他にたくさんいるというだけ。
私が本当にルノアールが好きかどうかは謎です。
ありがとうございます。 日本は黒澤より小津や溝口や成瀬。 イタリアはフェリーニよりロッセリーニやアントニオーニということですね。 それだったら納得です。 フェリーニや黒澤が嫌いなら淀川さんと話があうわけないですよね。 どうやら自分が無知なだけだったようです。
蓮實ってフェリーニを褒めてるのは知ってるけど、 アントニオーニ好きなの?
アントニオーニも認めない パゾリーニも苦手 ヘルツォークも嫌い 蓮實の趣味はもはや予想の範囲に収まってしまうんだよな 簡単に言うと映画以外のジャンルに色目使う香具師には厳しすぎる傾向がある。 ゴダールは例外。 けど蓮實は本当はゴダール嫌いなんじゃないかと思う。
>>143 >簡単に言うと映画以外のジャンルに色目使う香具師には厳しすぎる傾向がある。
そりゃ簡単すぎるな。
ジャズが大好きなイーストウッド、ロックが好きなヴェンダースやジャームィッシュ、
オペラが好きなシュミット、能や歌舞伎の好きな小津……。
いずれもそうした興味が作品にも表れている。
>>144 すくなくとも美術・文学好き監督を嫌っているのは間違いないぜ
ブレッソンの「ラルジャン」が好きなのも トルストイの原作を使いながらも 文学的なものを省き純粋なそして完璧な映画を作ったからなんでしょうね。
>>143 キューブリックスレ見ると面白いよ
なんでキュー厨ってこうry
24 :名無シネマ@上映中 :04/04/27 21:22 ID:BZ18fPQW
キューブリック映画の多くはその外にロジックを置く。
2001年の「科学」、博士の「核」mバリーリンドンの「歴史」、
など。その「外のロジック」から、新たな技術=映像=思想=映画が
生まれている。
押井には、そうしたものは微塵もない。映画内ロジックを内側に
複層化(自己模倣)しているだけだ。「ヌケ」が悪いでしょ、
押井の映画は。
たこかいな?
150 :
名無シネマさん :04/04/29 00:09 ID:AQI3MVEo
>>146 > 文学的なものを省き純粋なそして完璧な映画を作ったからなんでしょうね。
ごめん。どういう意味か良く分からないので説明してくれる?
>>145 >すくなくとも美術・文学好き監督を嫌っているのは間違いないぜ
青山もジャン・コクトーもサミュエル・フラーも小説家。
「夢二」を作った清順、画家のドキュメンタリーを作ったエリセとかは?
誰よりもビスコンティはどう考えても「美術・文学好き監督」でしょ。
漏れなりの解釈だけど……。
「知識人が、映画とは関係ない文脈(文学的・社会的・心理学的 etc……)で
褒め上げた時の評言が分かっちゃいそうな映画を作る監督」が、
嫌いなんじゃないかと……。まわりくどい表現でスマソ。
152 :
146 :04/04/29 05:06 ID:Kanqjxob
「ラルジャン」て目で見るだけで納得しちゃう。 淀長さんが映画は目で見て感じるものとおっしゃっていた。 本当に純粋な映画はそういうものだと思う。 しかもあれ恐ろしいほど完璧。 冷たくて残酷な映画なのに見た人のほとんどが傑作って言うと思う。
公開前は「金銭」って訳してました。
154 :
名無シネマさん :04/04/29 11:58 ID:FRtddzSi
まあ金をちゃんと描いた度数でいれば、「マルサの女」や「ナニワ金融道」の 方が10倍はレベル高いよな。
156 :
名無シネマさん :04/04/29 15:21 ID:nWPgjIS5
青山もジャン・コクトーもサミュエル・フラーも小説家。 …青山だけ削除しる
157 :
名無シネマさん :04/05/01 14:47 ID:Cyb5/Pz5
神保町の東京堂書店の売上べすと10の7位に ハスミンの新作本がランクイン この書店は他と違うね
158 :
名無シネマさん :04/05/01 16:09 ID:HDEIDJWi
蓮実の文章を空疎であると言う人もいれば、その空疎さの 中に高度なレトリックを見ようとする人もいる。 おそらく前者の見方の方が自然なのではないだろうか? 彼の他の分野の功績から深読みしたくなる心理がはたらく が、深読みしなければ面白く読むことができないのは事実 のように思われるし、深読みすればテレビで活躍している いわゆる映画評論家の言説も面白く読み取れるものだ。
東京堂書店マニアックだな。 しかし神田で新刊買うときは自分も東京堂で買うことが多いな。 ハスミンのサイン本とか買ったことあるし。何故か居心地がいい。
東京堂書店には無駄金落とす馬鹿が多いということだな。
161 :
名無シネマさん :04/05/02 00:26 ID:p0LvyoMp
>>158 別に深読みなんてしなくていい。
他の分野の功績なんて、どうでもよい。
他の分野に功績ある人で映画について下らないこと言う人は、山ほどいる。
乱暴に言っちゃうと、あんたが読んでも分からないだけ。
それはあんたが劣ってるというわけじゃない。人には向き・不向きがあって、
分からないものは分からないんだよ。おれにも分からないの、いっぱい、ある。
つまりさ……。
書かれてることにピンと来るか来ないかで、ピンと来る人には空疎な文章じゃない。
このスレにも「フォードの白さがどうしたってんだよ!」という人がいたが、
そういう人には空疎な文章。そうじゃなくて、フォードの白さを語ることに
とても豊かな思いがする人には内容のある文章。
そんなもんだよ。最後は理屈じゃない。
結局好き嫌いかよ。 そしたら批評家なんていらんよな。
>138 通俗的だから
何いってんの? 蓮實は通俗的な映画好きじゃん
166 :
platon-deleuze :04/05/02 11:20 ID:+5lu1A3c
蓮実重彦は朝日新聞に載った『黒澤が見せた「背中の知恵」』が面白かった。
>>164 黒澤明もフェリーニも嫌いじゃないよ、ハスミンは。
好きだって公言してるそこらへんの似非評論家よりはよっぽど見てるし、高く評価してると思うよ。
>>163 好き嫌いとはちょっと違うんだな。
むしろ価値観の問題。
思いっきり恥ずかしい言葉を使うと、
芸術の価値をどういうところに見るかだよ。
蓮實が「フォードの白さは素晴らしい」と言った時、
もし読んだ人が「フォードの白さ」を好きでなくても、
そういうところに価値を見出すのは「分かる」となれば、
それは彼にとって空疎な文章ではない。
それに嫌いなものを好きにさせるのが評論家の役割でもないし。
思ってることを素直に表現しなくてごちゃごちゃと技巧やら崇高な知識で 自らわかりにくくしているんだから、誤解されるのも自業自得だろう 教養のある奴にしかわかりませんよという文章ばかり書いていて感心できないね
>>169 それはやっぱり、あんたが蓮實の映画に関する文章が「分からない」からだよ。
漏れには「技巧やら崇高な知識やら」でわざとややこしくしてるようには読めない。
言いたいことを言うため、ニュアンスを伝えるために「必要な」文章だと納得できる。
だいたい、ある映画やら監督やらの凄さを伝えよう、自分が受けた感銘の質を
伝えようというのは、簡単なもんじゃない。
その評論家独自の「芸」が必要。
その「芸」と「価値観」は切り離せないもので、蓮實には蓮實の価値観を伝える
ためには、あの文章しかないというのが、読んでいて「分かる」わけです。
それは漏れが「教養のある奴」なんじゃなくて、映画の捉え方において、
もともと蓮實と何らかの共通するところがあるからなんだよ。だから「分かる」。
んで、別にそのことで自分がエライとも思わない(笑)
世の中には「分かる」ものと「分からない」ものがいろいろあって、
たまたま蓮實の映画に関する文章はよく「分かる」し……むしろ、素直な文章が
多いとさえ思ってしまう。この人の映画の体験の伝え方が、「分かる」。
だけど、この人の哲学書とかは、あまり読む気がしないですね。
教養とか、あんまり関係ない(映画をたくさん見てるという「教養」を除けばね)。
あんまり関係ないからこそ、前にこのスレで教養ヴァカが哲学だの何だのの
話題をした時、「映画評論家蓮實重彦」ファンは怒ったんじゃないだろうか。
それは漏れが「教養のある奴」なんじゃなくて、映画の捉え方において、 もともと蓮實と何らかの共通するところがあるからなんだよ。だから「分かる」。 んで、別にそのことで自分がエライとも思わない(笑)
172 :
170 :04/05/02 21:10 ID:le/I5z8p
>>171 茶化したいのなら、引用だけじゃなくちゃんとつっこんだらどう?
芸がないんだね。
漏れがそう書いたのは、
>>169 が「教養のある奴にしかわかりませんよという文章」
なんて書いてるからね。あんまり「分かる」と書くと、「分かるのがエライのかよ!」
と言われると思ったわけ。別に偉くも何ともない。
>>169 の言うような「教養」も関係ない。
例えば、漏れは現代詩がおおむね分からないけど、分からないから空疎だと思わないし、
分からないことによって劣ってるとは思わない。他に「分かる」ものもあるし。
そもそも「空疎かどうか」って話から始まってるんだから、
分かる、つまり、ピンと来る人には空疎ではない、としか言いようがない。
173 :
名無シネマさん :04/05/02 23:42 ID:M47BHD9b
Hasumi likes KILL BILL. What do you guys think about that?
Seems quite natural, doesn't it?
蓮實が黄色いトラックスーツを絶賛するのと、 町山あたりが(褒めてるかどうか知らんが)褒めるのとは、 意味が違う。蓮實の方が素直。
ウマに銃弾がぶちこまれるシーンに萌えただけだろ
ハスミンは映画経由で白人女萌えになったからねえ
つうか、「ぴあ」で初めて「KILL BILL」の特集見た時、 黄色いスーツの格好良さに「これは見ねば!」と思ったわけよ。 もちろん「死亡遊戯」だと分かったけど、それ抜きにして盛りあがった。 蓮實もそういう健全なミーハー感覚がまず最初にあるんだと思うよ。 「2」はタランティーノ映画最高の出来映えだし。
もともと蓮實と何らかの共通するところがあるからなんだよ。だから「分かる」。
180 :
名無シネマさん :04/05/03 14:05 ID:eZMdUspE
>>172 170と171は別人なのか?
で170と172が同じ?
名前が同じじゃ何のことか分からん。
181 :
180 :04/05/03 14:22 ID:eZMdUspE
あと162、168、170あたりの分かるという言葉は感じるとするべきだ。それは
感性の問題だ。
アンチは、蓮實の表現を支持派は平明で魅力的と感じ、批判派は空疎で無意味
と感じているという論点をちゃんとつかめ。本当に蓮見を読んだのか?
>>162 理屈は無益でないし、感性を支えてくれる効果もある。
また蓮實のように「自分が受けた感銘の質を伝えようと」努力すべきだ。
>>151 > 「夢二」を作った清順、
清純は竹久夢二は好きじゃないよ。
「女子供のみる絵」だってさ。夢二取り上げたのは注文だってさ。
まあ、どこまで本気かわからんが。
内田百間はたぶん好きなんだと思う。
ところで清順の新作について何も語ってないのかね
蓮實さんはキャプラとかペキンパーは認めてないんですか?
>>183 キャプラはどうか知らないが
ペキンパーは言わずもがな。好きだろ。
キャプラは有名すぎて、同時代のコメディ専門の映画監督あるいはホークスを持ち上げる為に戦略的に余り語らないかと。
>>184 ハスミンはキャプラはかなりはっきり嫌ってるよ。
戦略的云々ではなくて。
どこかで、キャプラのニューディール主義的ヒューマニズムには
一滴も涙がこぼれない、みたいな発言をしている。
スクリューボール・コメディーの嚆矢として、
「或る夜の出来事」の歴史的意義は認めているようだが。
ハスミンの趣味にも飽きてきた。 見る前に予想が付くんだよね。 こいつが霞ませた存在もほとんどが復権したし、 趣味抜きで残るハスミンの良さがどういうものかを そろそろ検証する時期に来ていると思う。
この人はスコセッシの作品では「アフターアワーズ」以外どれを褒めてるんですか? またコッポラは「地獄の黙示録」以外に褒めてる作品はありますか?
>見る前に予想が付くんだよね。 それこそハスミンに絡め撮られている証拠。
ありゃ、 撮られてる→取られてる どーもいけねい。
>187タッカー
「ニューヨーカーの青い鳥」をめぐってシャドゥーと喧嘩して泣いた蓮民
>>187 「映画巡礼」って本に入ってる1990年のベネチア映画祭のレポで、誰がどう見てもコンペ作品で頭一つ抜けてる「グッドフェローズ」を差し置いて「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」に金獅子賞を与えるとは云々・・って書いてたと思う。
図書館で見たっきりなので記憶が曖昧かもしれませんが。
コッポラは淀川山田鼎談で全員が「雨の中の女」を誉めてたね。 スピルバーグは勿論それなりに評価してるが コッポラとはタマが違うとよく言う。
つうか、コッポラのことはけっこう愛してると思う。 蓮實にとって、「評価してる監督」ランキングより「愛すべき監督」 ランキングで上位に行くんじゃないかな。
>>191 それをいうなら「青い鳥」(ジョージ・キューカー)の間違いでショ。「反=日本語論」を再読のこと。
196 :
名無シネマさん :04/05/07 20:33 ID:0L16W3pA
蓮實重彦責任編集の季刊『リュミエール』が無国籍映画誌として綿矢特需に沸く河出書房新社から復刊。 河出の西口徹の尽力によって実現か。 創刊号の特集は“B級映画の魂” インタビュー:リチャード・フライシャー[聞き手:蓮實重彦] インタビュー:トビー・フーパー[聞き手:黒沢清] ジョナサン・ローゼンバウム:ジョー・ダンテ論 蓮實重彦:ジョン・カーペンター論 阿部嘉昭:三池崇史論 マルコ・ミュレール:Kings of the Bs(私的B級映画史─鈴木清順からジャーロへ) 映画監督が選ぶ“my faborite Bs”:J=M・ストローブ/J=P・リモザン/ペドロ・コスタ/黒沢清/万田邦敏/青山真治 新作評 松浦寿輝:『夜よ、こんにちは』『ドリーマーズ』 常石史子/石橋今日美:オタール・イオセリアーニ映画祭 阿部和重:『スパイダーマン』『スパイダーマン2』 山根貞男:『珈琲時光』 次号の特集として“東アジアの新世代”を予告
>196 それ、マジ?
198 :
名無シネマさん :04/05/07 21:25 ID:I4nhufrn
>>196 それが事実なら、いや〜相変わらずの内容、人選ですなあ、という気も。
いつものハスミ人脈をつかって、10数年たっても変わりませんなあ。
山田宏一の不在はこれいかに?
「東アジアの新世代」でヨモダを起用、なんてありえないよね。
>>187 スコセッシはちょっと見離しかけてます。
フィックスの撮れない監督は云々と。
スコセッシはこのごろ良い作品作ってませんからね 話が変わりますが カサヴェテスについて書かれた文のなかに「グロリア」だけが紹介されてなかったのですが 蓮實さんは嫌いなのでしょうか。
>>200 グロリアに触れている文章は思い出せないが
嫌いな訳ないと思うが。
>>199 阿部ちゃんとの対談で出たんですよね、その言葉。
で、その部分なんですけど、読んでて「あれ?」って思った。
というのも蓮實氏は以前から構図にやたら凝ると審美主義的とか言って否定的でしたよね。
まあ、フィックス=構図に凝るって事でもないでしょうけど、どうなんだろ?
むしろ、スコセッシの弱点って起承転結のはっきりした構成が取れない事だと個人的には思ってるんでその辺をつつくのかなと勝手に思ってたんですけど。
「相変わらず説話論的な持続に失敗してますね、スコセッシは」てな感じで。
実際、上に挙がってた「アフター・アワーズ」や「グッドフェローズ」ってそういった弱点が目立ちにくいタイプの映画だし。
>>200 公開された年の氏のベスト10に入ってましたよ。
>>202 綺麗な整った構図、絵画的な美しいことってことではなく、
映画の基本としてのフィックスってことかと。
伊藤大輔についての文章で書いてあったと思うが
フィックスを上手く扱えない監督は移動も上手く扱えない。
って俺流解釈のしすぎかもしれないけれど。
>>202 >まあ、フィックス=構図に凝るって事でもないでしょうけど
うん。それは違うね。
例えばラォール・ウォルッシュは絶対にこれみよがしの構図を作らず、
しかもカメラは見事に据えられていた。マキノも同じく。
そういうことだよ。
梅本も表象で教えていたじゃん 堀が四方田含めて全員和解させるよ
>>196 努力は認めるし、後にも先にも「リュミエール」ほど面白く、発売日が待ち遠しい映画誌は
無かったと思っている者たちには、嘘と分かっていても・・・いや、嘘と分かっているからこそ
涙ぐましいレスだけど・・・・
蓮實氏がジョン・カーペンター論が書くとは想像できないし、
それより何より既にリュミエールでは「神話としてのB級映画」をやっているからなぁ〜
でも、次号の特集の“東アジアの新世代”のトップはチョン・ジェウンだろうね
韓国盤DVDを見たけれど、侯孝賢やエドワード・ヤンを引き合いに出したい才能だ!!!
綿矢もバンドの男との付き合いが公表されて、俗なレベルでの人気は失墜だろうね・・・
ストローブの“my faborite Bs”ワラタ
インビテでまたハスミン、タラをベタ誉め しかしウォシャウスキー兄弟と比べるというのはいかがなものか
「キル・ビル」見てアホ笑いしてるわけですか? それとも難しい顔して見てるんですか?
蓮實は気に入った映画を観てる時は相当、心奪われたアホな顔してるのではないか。
213 :
名無シネマさん :04/05/11 02:34 ID:OjFbxYnu
蓮実はブルース・リー好きだ。おまーら昔の映画芸術ちゃんと読め。蓮実は死亡遊戯もちゃんと見ているし、燃えドラなんかベストに選んでるぞ。
過去スレ情報だと蓮民はジャッキー・チェンの「蛇鶴八拳」までも見てるそうです。
ソース
216 :
名無シネマさん :04/05/11 20:50 ID:4Eymupxd
白人と結婚する男は何かあるね。 いや、何があるかはみんなが分析して欲しいんだけど。
千昌夫 出門英 川崎麻世 西川きよし 布施明 何かある?
218 :
名無シネマさん :04/05/11 23:01 ID:bvQm47ZJ
ハスミンの評価を気にするようなアメリカ映画監督なんているんですか? ハスミンを知ってるのかどうか分からんが NYタイムズとかローリングストンで評価される方が1000倍に連中も嬉しいだろう 興行ならおすぎの方が影響力あるし
この人って戦略的に黒澤を批判して小津や溝口や成瀬をもちあげたんですよね。 確かに忘れられようとしていた巨匠を認知させたのは素晴らしいことだと思いますが。 わざわざ黒澤の名前をだしてまでやることではないと思います。 反黒澤というと佐藤忠雄さんが有名ですが 現在黒澤を批判している文をみるとほとんどが蓮實さんに影響されていると思います。 小津や溝口との比較はよくみられます こういった輩を増やしたのは蓮實さんの罪なのではないでしょうか 蓮實さんのような評論家ならまだしも日本三大巨匠の現存する作品の半分も見ていなさそうな輩が 蓮實的な黒澤批判をしているのを読むと悲しくなってきます。
221 :
名無シネマさん :04/05/14 18:30 ID:ju3Cfkrx
>>220 でも、黒澤の知名度も評価も、ハスミン一派の批判とは関係なく、
国内外とはず最高の待遇受けていると思いますが。
だからこそ黒澤より凄い!ってキャッチフレーズがないと、
映画ヲタ以外の食いつきが悪くなるので、あれはあれでありだと思いますね。
むしろ、映画ヲタ相手の批評家が、未だに蓮実的な黒澤批判するほうが問題だと思います。
>>220 ハスミンの本を数冊読めば、あれは戦略だとすぐ分るはず。
「ほとんどが蓮實さんに影響されて」批判しているとすれば、それは
わざと利用してるんだろうし、わざとじゃなければバカだよね。
つまり、意地の悪い香具師か、読解力のない香具師のどっちか。
>>220 その"三大巨匠"って誰だよ。
やっぱり黒澤は入ってないのかね?
>>223 220のレスの一行目を読めば、それは小津溝口成瀬だとすぐ分るはず。
貴方はわざと質問してるんだろうし、(ry
はは、俺にも跳ね返ってくるな、この言葉w
蓮實さんは淀川長治さんのことは先生と慕っていましたが 同年代の双葉十三郎さんについてはどうなのでしょうか
>>224 いや、俺はもちろんわざとしてるんだけど、
>>220 は黒澤擁護、蓮實追従批判かと思わせといて、実際の中身は、
日本三大巨匠小津溝口成瀬はそれぞれ半分くらいは見ろよ、見てない奴は(ry
って話だよね。黒澤は出汁に使われてるだけ? (w
何か書いたのを読んだ記憶はないけど、 双葉さんならそれなりの敬意を持っているんじゃないの? ただやはり教養主義的なところや良質の映画を好むところがあるので、 淀川長治ほどの親近感はないんじゃないの?
淀川長治に近づいたのも戦略だよ
ハミンス
231 :
名無シネマさん :04/05/16 14:13 ID:gbu35jgG
>>218 Shigehiko Hasumi is almost unknown outside Japan.
By Google, you can find less than 300 web sites refer Hasumi.
Most of them are about Ozu, Mizoguchi, or Naruse.
232 :
名無シネマさん :04/05/16 15:28 ID:Zrtz1CTd
>>218 > 興行ならおすぎの方が影響力あるし
CMにハスミンが出てきて、「傑作です。絶対みなさい」とか言われたら、
興味が無くても劇場に言っちゃうだろうな。
一回ぐらいは有効じゃないでしょうか? そんなCM。
みてみたいよ。やってみりゃいいんだだれか蓮で
「蓮實です。これはただごとではない……」
こういうコマーシャルがいい 劇場からでてきたハスミンとシャンタル ハスミン「感動しましたー!」 シャンタル「ごめんくださいませー!」 もう大ヒット間違いなし。
蓮「シャドゥーどうだった?」 シ「ワタシタチノクニデハー」
シャドゥーとハスミンってまだセックスしてるの?
恋愛適齢期
最近はハスミン腰が弱っているらしいけど、 基本的にセクース頻度は多い方だよ。 浮いた話がほとんどないし。
腰痛めているのなら、 「軽井沢夫人」の高田美和みたいに騎乗位ですかね。
こいつと金井美恵子は三流の下
243 :
名無シネマさん :04/05/19 18:32 ID:VE1bfKnn
三大巨匠?伊藤、マキノ、池田だろ。 ただし、俺は現存どころかビデオ化されてる中でさえ半分も見たことないがな。 ところでよ、対談で、昔書いた伊藤の評価間違ってた、って言ってたけど、 どこがどう間違ってたの?伊藤についてどの本で言及してる?
244 :
名無シネマさん :04/05/19 22:14 ID:BTPgPh1q
「蓮實です。もし貴方がこの映画をみて詰まらないという感想を抱いたら、 私に騙されたと言わざるをえない…」
この人がほめている「ラルジャン」と「許されざる者」はとてつもない傑作だと思う。 でも黒澤とフェリーニの評価は低すぎるかな 悪くても一流の中だと思う 黒澤とフェリーニの名前だしたのも戦略なの?
246 :
名無シネマさん :04/05/20 01:29 ID:h4wKHO2A
>>245 黒澤は一流の下、って言ってたね。木下は二流の上とも。
実際、木下に関しちゃ、松竹系忘れられた巨匠の復権はされてないよね。
清水・島津・五所はまあ映画ヲタじゃ有名だけど、佐々木とか野村とかは
知らない人結構いたよ。
>>243 池田って、池田菁穂のことか?
忠臣蔵しきゃ見たことないが、一体何本残ってるんだね。
野村芳太郎は最高
249 :
名無シネマさん :04/05/20 09:13 ID:h4wKHO2A
>>248 分かっちゃいるんだろうけど、野村浩将のこと。
ハスミはイノセンスについて何か言ってないの?
あまりアニメは好きじゃないんじゃないか?
ナウシカがもっとも映画的であるという日本映画の惨状 という表現なら言ったことがあるな。
アニメについて語ったらハスミンの映画論が瓦解するからな。避けてるんだろ。
ハスミンは映画作家以外の映画史で重要な人物 たとえばバザンやラングロワと同じくらい重要なのだろうか?
サッカーに例えれば、バザンがプラティニだとすると蓮實はキング=カズってとこかな。
20年以上前、「映画芸術」の戦後日本映画百選という特集で、 ハスミンは東映動画の「白蛇伝」入れてたよ。
バザンの黒澤と溝口の比較をみるとハスミンのやってることが ガキっぽく見えるんだよね
>>257 バザンは黒澤を正当に評価しているしな
業界政治を意識する蓮實の弱いところ
弟子の映画をへんに高く評価するせいでハスミンの批評ってときどき 基準がみえなくなってしまうんだよな。 批評でもジジェクとかを評価の決まっていない作家に賭けていないと批判する 割に自分のまわりのイエスマンな批評家とほのぼのつるんじゃうし。
まあ、山根氏と同じで結構情に厚い気はする
仲間誉めの心理についても語っていたよな。 自分の体験から、ヌーベルヴァーグの事を「ああ、これがあれか」と。
ヌーベルバーグは最後には互いにぶつかってはじけた運動体だけど ハスミンの周囲は何時までたってもいい感じに纏まる共同体になっちゃってる かなぁ。居心地いいんだろうけど。
ヌーベルバーグは最後には互いにぶつかってはじけた運動体あげ
ヌーベルバーグは最後には互いにぶつかってはじけた運動体 ねえ プ
>二十一世紀がなお映画の時代たりえていることを、この作品は豊かな驚きとともに立証しているからだ。 この人の『子猫にお願い』評の最後にこう書いてあったけど、なんか、この人ってバカみたいにこの言い回しばかり。
映画が100年で死ぬかのような呪いに捕われていて 21世紀になってからはずっと目を疑いながら 言い聞かせているんだね
こいつの文体って昔から批判されてきたけど、今や完全に時代遅れの骨董品となった感じだな。 明晰な評論というより昔かたぎの文芸的修辞を使いまわすポエム。
そこがいいんじゃない!
で、思考停止と。。。
271 :
名無シネマさん :04/05/23 18:48 ID:vVqcnPVm
INVITATION でKILL BILL VOL2 のことを批評してたんだけれど、真意がよくわかりませんでした。 どなたか要約してもらえませんか?
クソタラの映画をほめてるダニ評論家は死ね
レトリックばかりなので要約しても・・・。
1と2をつづけて観たい 以上
この人って嫌われてるの?
呪われてるの。
74年のベストテンに野村芳太郎の『砂の器』は入れてたでしょうか?
入れてない
ハスミンってゴダール以外の戦後のカリスマをあまり評価しないね 黒澤やフェリーニやアントニオーニやベルイマンやタルコフスキーやパゾリーニ オリヴェイラなんかより全然上だと思うんだけど
結局ジャン・ルノワール美学が骨の髄にまで染み渡っているからじゃね?
今日は麦秋ですな (´ー`)y-・~
戦後最大のカリスマは北野武だろ?
引っこ抜かれて あなただけについて行く 今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる
中島貞夫映画祭記念トークショー 7/3(土)PM2:35〜 池袋・新文芸座 中島貞夫監督&蓮實重彦(映画評論家)
286 :
名無シネマさん :04/05/28 22:46 ID:wiBNz1PA
はすみん は すおう を とうだいで おしえていたの?
なんですかそれは?
まちがいた はすみん は すおう を りっきょうで おしえていたの?
とういうわけではありません
290 :
名無シネマさん :04/05/29 16:29 ID:4sH/AtGX
立教での映画表現論の最後の講義に出た人っています?
>>290 出たよ。
何か聞きたい事があるんですか?
292 :
名無シネマさん :04/05/29 19:39 ID:4sH/AtGX
>>291 ホントウですか!
もし覚えていらっしゃれば教えていただけると嬉しいのですが、
最終講義ということで何か今までの総括というような特別な内容
のものだったのでしょうか?
それと、その最終講義というのはいつのことなのでしょうか?
>>292 長年にわたる映画表現論の総括ではありませんでした。
今日で最後というだけで、何時もどおりの講義にしようとしてはいたみたいです。
その頃取り上げていたテーマは「スクリューボールコメディ」でした。
それの纏めをしようとしていた時に、偶々受講していた学生が製作したコメディ映画を観てくれという要望があったので
その映画を上映する事で「スクリューボールコメディ」の纏めとする事になって
受講生とハスミンとでその映画を見てその映画について少し語って終わりとなりました。
映画表現論で受講していた学生が8ミリ映画を観て欲しいと言ってきたのは久し振りみたいで少し喜んでいました。
その日は何時もは半分ぐらいしか埋まらない教室が満員になっておりました。
最後という事で、講義を聞きに来た卒業生もいたみたいです。
今は映画監督になった人も一人いました。
因みに学生が製作した8ミリ映画の題名は「クライド・ライト」です。
ハスミンは「スクリューボールコメディ」の纏めに相応しい題名のコメディ映画ということで少し微笑んでいるようでした。
講義が終ると何時ものように退出して行きました。
確か13年前の一月だったと思います。
>>293 俺は監督ではありません。
堅気の会社員です。
295 :
名無シネマさん :04/05/29 22:58 ID:4sH/AtGX
>>294 ありがとうございます。
1991年1月といえば湾岸戦争が始まったころのことなんですねェ。
ところで、「クライド・ライト」って元巨人の…
297 :
名無シネマさん :04/05/30 11:49 ID:MndCQ/lY
なるほどネェ。 それにしても洒落たタイトルですね。お見それしました。
ハスミンスレで「ちょっとイイはなし」を聞こうとは思わなかった (^ε^)
裏を返せば弟子に甘いってことだね 実際はどうせ糞映画だろ
弟子を貶してしまうと結局自分に跳ね返ってくるからどんな作品でも とりあえずは褒めておかないと仕方がない 糞映画を作らせてしまったのは本人にも責任があるんだから
表象文化論が低迷する秀才集団なのもそのせい?
表象の連中は正直… 小林君に任せてます…
小林君ヤバイじゃん 芸術音痴だし
小林君って誰?
日曜美術館のヒゲ
306 :
名無シネマさん :04/05/31 21:30 ID:114hmwtK
表象じゃないけど、中田秀夫監督がついにハリウッドデビューを 果たす。11月全米公開。
俺の好きなドワイヨンやルビッチやロバート・ベントンや内田吐夢は評価してますか?
308 :
名無シネマさん :04/06/01 23:08 ID:rRIKqrw+
(゚听)イラネ
>>307 何言ってんだ?お前。
お前さんはそれ全部ハスミン経由で知ったんだろ。
大笑いですたい
311 :
名無シネマさん :04/06/02 13:09 ID:XeruiWYd
アスキーアート地下スレ@隠れ里(本板)で、おもろいのが立ったようん。 URLは勝手に調べて。
312 :
名無シネマさん :04/06/03 00:15 ID:OSR7btkJ
>>311 めんどくさいからURLも教えろ。そういうときは。
313 :
名無シネマさん :04/06/04 20:14 ID:/0Qc27Yn
ハスミンとヨモタンの間にどんな愛憎劇があったのか、オシエテぷりーず
確執と言うほどではございませぬ。からかってるだけですよ
両方とうまくやっているのが堀
317 :
名無シネマさん :04/06/05 20:27 ID:vJXKuw01
>>294 >今は映画監督になった人も一人いました。
青山真治監督のことだと思うのですが、当時から有名だったんですか?
>講義が終ると何時ものように退出して行きました。
それから青山さんが、ある雑誌でこれで立教の授業を私はやめることになるん
ですけれども、街で遭ったりなんかしたらちょっと声でもかけていただいて、お茶
でも飲みながら映画の話をしましょうとか言って≠ニ思い出を語られてます。
これもまた「ちょっとイイはなし」なんですが覚えていらっしゃいますか?
318 :
名無シネマさん :04/06/05 23:07 ID:zSjlzcik
>>317 ハスミン先生って単なる社交辞令も普通におっしゃる方なんですね。
>>317 有名な訳ないべ。
その頃の青山真治は映画業界にも入ってないプータローだったんだから。
篠崎誠のことも思い出してあげてください
321 :
名無シネマさん :04/06/06 11:57 ID:Ob6g35FU
>>319 有名といっても立教の学生たちといったごく内輪の中でという意味です。
青山さんは在学中、映画研究会でかなりの数の8mm作品を撮っていたようだし、
もしかして最後の授業で上映したという「クライド・ライト」も映画研究会の
後輩の作品かなと思ったりも…
>>321 内輪で有名っていうか、
その頃青山真治は卒業してそんなに経ってないから、内輪で青山真治を知らない人間は居ないわな。
卒業後も映画研究会の人間使って自主映画やってたりしたし。
ただ内輪以外の立教の学生には当たり前だが有名ではなかったでしょう。おそらく。
お察しのとおり、最後の講義で上映したのは後輩の映画です。
青山真治は当時の大学映画サークル、自主映画周辺でも有名ではなかったですよ。
323 :
名無シネマさん :04/06/06 12:35 ID:Ob6g35FU
>>322 黒沢さんや塩田さんのようにPFFに入選することもなかったので(応募されて
いたかどうかも知りませんが)、映画表現論の受講生といえども一般の学生に
は知られていなくて当然ですよね。
ということは、貴方は映画研究会のOBですか?
>>320 そういえば篠崎誠って立教で教えてるんですよね?
同じ立教卒の青山は東大で教えてるけど、これはハスミンコネが働いてるってこと?
や、梅本さんでしょ。
ハスミンって川島雄三とかについて本で語ったことあります?
イーストウッドは全作品褒めてんの? 「バード」とかはどうなんだ?
今度「鉄人28号」やる冨樫森って、立教出て中原俊の助監やってたけど ハスミンの生徒かしら
>>327 「バード」に関しては、誰かとの対談で
妙に構えて撮ってしまって、イーストウッドにしては良くない、と言っているのを
読んだ記憶が・・・・
“中島貞夫は、傷の一つや二つは負っても、決して死ぬことのない鉄砲玉だ。”蓮實重彦 ↑誰か解読して。
ハスミンはなんでジョン・フォードを偉いって言ってるの?
ジョン・フォードは見れば見るほど凄いと思うようになったな
神だからなのです。
監督としてのショーン・ペンについて ハスミンは何か言ったことはありますか?
>>330 「駄作も多いけど、面白くて新しいのをたまに作るよ、この人は」
映画狂人高過ぎ
337 :
名無シネマさん :04/06/12 16:37 ID:WQeXUZpM
映画狂人の二つの体制 2分冊 各巻3,675円
338 :
名無シネマさん :04/06/12 18:16 ID:MgWQGA6P
>>330 「くノ一忍法」の人だっけ?しっかし上手いこと言うよな、ハスミン。
,.-‐''^^'''‐- ..., ; ' ' , .;' uvnuvnuvn ; ; j i ; .,, ノ ,.==- =; ハスミンに誉められたよ ( r| j. ーo 、 ,..of ': ヽT  ̄ i  ̄} ククク・・・ ': . i ! .r _ j / '; | \ 'ー-=ゝ/ 人、 \  ̄ノ -‐  ̄ ' ーイ ̄ー-- 、 ヽ | ;' ヽ
先生今日は奥さん連れて渋谷で「21グラム」観てはりましたで。
ハスミンは好きだけど、サカーについて発言はやめたほうがイイ 素人丸出し
>342 ほんまです。シネパレス、13時5分の回。 「21グラム」も面白かったで。
344 :
名無シネマさん :04/06/15 23:16 ID:3uwSX/YD
>>340 表でカメラに向かって「感動しました〜」とか言ってませんでしたか?
目を見開いて言ってたよ。
>>341 そうか? 技術面、戦略面の言及は避けていて、
・カーンは大切なところデポかをする性質
・中田はもっと厳しいポジション争いのチームでやった方がいい
と的をえている(←変換できない)発言も多いと思うが。
他の板にもハスミンネタ全般扱うスレとかあるんだから わざわざ映画板でサッカーの話題をカキコまないでほしいんだが
>>346 >と的をえている(←変換できない)発言も多いと思うが。
と、こーゆー日本語も分からない香具師が(ry
>>348 君がネタをわからない香具師なんだと思うよ
(←変換できない)に釣られるのがいるんだな、いまだに。
>>348 君は抗いがたく間抜けと罵倒せざるを得ない抜け作
大体、変換できないわけがない
353 :
名無シネマさん :04/06/17 10:06 ID:Cj01HDv0
はすみタン
はすみタンのおでこハァハァ
バーコードハゲ、ハアハア
性別や階級や年齢をとわず、誰もが朝から酒をラッパ飲みするかと思えば所かまわず拳銃を乱射し、 くわえ煙草でスポーツカーや戦車を操縦し、食卓ではコースを無視して高吟し、派手な乱闘さえ演じてみせる。 血縁の絆が緩めばたちどころに肌の色を無視した連帯が生じ、定住と放浪とがあっさり同義語と化し、でたらめが真実の親しい友となる。 辺境グルジアとフランスの首都とを嘘のように通底させてしまうイオセリアーニは、平成日本にはすぎた贅沢品として、必見!
357 :
名無シネマさん :04/06/18 00:08 ID:l1jy6GWS
358 :
名無シネマさん :04/06/18 02:13 ID:9JzRMx7s
イオセリアーニって、アテネでのレトロスペクティブは、 おそろしくがら空きだったね。
ロン・ハワードは今でも評価していますか?
360 :
名無シネマさん :04/06/18 17:27 ID:LeyBa05C
蓮実文脈の価値と蓮実の凄さ教えて下さい。 あと蓮実の弟子どもの青山真治とか阿部和重の映画評論がほとんどこじつけ臭いんですが、あれってアリなんですか? それと佐藤忠男ってこのスレでの評価はどうなんよ?
佐藤某氏は文盲と聞きましたが、面識はありません。
362 :
名無シネマさん :04/06/18 21:49 ID:fMJXr6tV
青山真治とか阿部和重の映画評論は、ナシ。
363 :
名無シネマさん :04/06/18 21:58 ID:IIR1zjEx
>>360 >蓮実文脈の価値
表層批評でありながら同時に精神分析になっており、しかも分析の対象が作家個人の
精神にとどまらず総体としての映画や文学の集合的無意識を捉えているかのように
錯覚してしまうほどに読んでいて面白く、その面白さは批評の対象である作品
そのものの面白さに肉薄しているところ。
364 :
さとうただお :04/06/18 22:02 ID:cnYCGG8h
>>361 はすみしげひこ氏はお忘れのようですが、1990年の第8回トリノ国際映画祭
の「日本の六○年代」特集のシンポジウムでご一緒しましたし、去年もニュ
ーヨークの「Yasujiro Ozu:International Perspectives」でニアミスしたではな
いですか!!
まさか。それは私に似た馬です。
366 :
さとうただお :04/06/18 23:52 ID:cnYCGG8h
どうも完全に忘れ去られているようですね。 まあそれはいいとして今度久しぶりに『映画史研究』の24号を出すので、 ご近所のよしみで日本映画史について何か書いていただけませんか? できましたら『カイエ・ジャポン』に3回ほど連載されていた「「撮影所 システム」の消長と「新しさ」の系譜」の続きをお願いします。
絶対に嫌です。
368 :
名無シネマさん :04/06/19 13:41 ID:aA/TZvXR
>>367 パッションの評はどっかでやってないんですか?
この人、よく映画館で寝てるね。
>>369 >この人、よく映画館で寝てるね。
ああ、これと同じことを言われて、淀長さんは「映画ファンがいじわるになった。愛情じゃなくて知識ばかりで映画を見るようになった」って嘆いて数十年続いた集まりをやめたのを思い出した。いや、それだけだけど。
371 :
名無シネマさん :04/06/19 20:33 ID:VSpoqcmE
映像の詩学の文庫版て単行本と比べてどうなんですか? やっぱり写真の量とか違いますか?
べつに。誘惑のエクリチュールもよろすく
373 :
名無シネマさん :04/06/20 11:29 ID:/ViHQ7qz
淀川長治って淀長と言われるのを嫌がっていたらしいね、そういえば。
>>373 有名な話だね。某出版社が「淀長節云々」って本の広告コピーに入れたら
「友達でもない人に淀長と書かれたくない」と本人がクレームつけたらしい。
心の狭いジジイだな。淀川はどうも神格化されすぎ。
アテネの映画塾ではじめて本物のヨドチョー見たけど、異様だったな。 腰が90度曲ってて、小型戦車みたいだった。
376 :
名無シネマさん :04/06/21 19:52 ID:P3vXaUSC
朝日選書の小津シンポジウムの本ってどんな内容ですか?
377 :
名無シネマさん :04/06/21 22:20 ID:zdTWByPE
やっぱ小津論の最高峰といえば筑紫哲也の「小津の魔法使い」だよな。 みんなそう思うよな。
378 :
名無シネマさん :04/06/21 22:22 ID:zdTWByPE
>>378 >内容(「MARC」データベースより)
>小津安二郎との架空の対談、
タイトルも凄いけど内容も凄そうな本ですね。
『スポーツ批評宣言』の草野=蓮實対談を彷佛させます。
畜死の脳内では、やっぱ小津は体制批判者になってんのかな。 N23でカウリスマキを呼んだら、見た友達によれば、ただの酔っ払いになってたというし、 台湾のホウシャオシェンに日本が台湾にいかにひどいことをしたかを喋ってもらおうとしたら、 あのとおりで畜死の意図とは反対の結果になってしまっていたなあ。 ホウシャオシェンの映画を見てないくせに呼んだことだけはわかったが。 それとも見てて、あれが日帝批判の映画と見えたのかもしれんが w
>>380 お前「小津の魔法使い」読んでここで報告しろ。
星比喩魔の弟弟子アームストロング小津魔から借用しますた
この人って通俗映画嫌いなの?
384 :
名無シネマさん :04/06/22 23:42 ID:Il8aKBJL
>>383 通俗映画なんて雑な分類は嫌いだと思うな。
385 :
名無シネマさん :04/06/22 23:43 ID:Il8aKBJL
小津の魔法使いの架空対談読んでみたいぞ。 誰か読んだ奴いないかな?
昔の蓮實だったらこういう本目茶苦茶に皮肉ったりしたかもしれないが もうジーサンになったから無視だろうな
387 :
名無シネマさん :04/06/23 07:38 ID:4vp9W6U9
>>386 筑紫の番組にでて、おすぎと一緒にお勧め映画を紹介したりしたら
面白い。
前号の図書新聞に韓国の恋愛映画を例にしながら その客を喜ばす貪欲さを称え、日本映画の最近の傾向を批判しつつ このところの三池崇史が批評家に擦り寄って、つまらない映画を撮り始めていると その原因を蓮実批評の影響の弊害と批判してた 名前は忘れたけれどVシネ専門家みたいな人 最近批判が強まってんの?
そろそろ知的にも肉体的にも死ぬからね
あと25年は生きますからみなさんのほうが先にお亡くなりになりますよ
今出てるintercommunicationにて青山との対談あり
394 :
名無シネマさん :04/06/27 17:55 ID:dNDOEsVh
イオセリアーニのスレはないのかしら
もう四方田のほうが上なんじゃない?
397 :
名無シネマさん :04/06/27 21:53 ID:G9C6mZzn
398 :
名無シネマさん :04/06/28 16:35 ID:1x4jsIDt
>>396 さらにさらしあげ
>>330 中島貞雄って、東映の同じ任侠ものでキャストの多くが共通している深作にくらべて評価されないのがふしぎ
「日本の仁義」なんか「仁義の墓場」「県警対組織暴力」にくらべても遜色ないどころか、俳優の演技をひきだしてるとこなんかは中島の方が感動的だった
あまり見てないのでわからないけど、出来にむらがあり杉るのかなあ
>>398 そういえば「日本の仁義」は今度の特集から落ちてるな。
400 :
名無シネマさん :04/06/28 20:49 ID:5ceGL5To
貞男といえば山根、 貞夫といえば中島、 貞雄といえば山中。
貞夫といえば渡辺
貞子といえばリング
403 :
400 :04/06/28 21:07 ID:5ceGL5To
>>401 蓮實氏の映画クイズでも、いちおう○はもらえるハズ。
ちなみに大阪では、貞夫といえば植草デス。
>>402 その前に、サダヲといえば?
>>398 > 中島貞雄って、東映の同じ任侠ものでキャストの多くが共通している
> 深作にくらべて評価されないのがふしぎ
深作よりはずっと下手でしょう?
下手だけど主人公のクズさ加減が好きだって人がファンなんじゃないのかな?
違うんですかね? (俺は良さが分からない人だから想像に過ぎないんだけど)
>>404 は懐かし邦画板の中島貞夫スレでも書いてるね。
71 :この子の名無しのお祝いに :04/06/29 01:12 ID:MVWWgUmr
>>68 いや、もっと面白いプログラムピクチャアあるでしょ。
マキノとか、健さん系任侠ものとかさ。
若大将なんか嫌いだけど、中島よりは面白いと思う…
面白いというより主人公のクズさ加減が好きというのなら分かる。
>>404 いや、深作の「仁義の墓場」もいいけど、中島の「総長の首」も最高ですよ。
個人的にはこの2本と北野武「ソナチネ」が今まで見たやくざ映画のベスト3です。
中島は本当に完成度の高さはめざしていない。
深作も破綻してるが、中島は深作以上に破綻しているところが魅力だと思う。
お祭り的にいろいろなものが盛り込まれている世界の魅力です。
マキノでも深作でもなく森崎東に近いような気がします。
408 :
404 :04/06/29 14:47 ID:y9j/Y/yq
>>407 そうっすか。
「総長の首」は大昔見たはずだけど記憶がない。
けど
>>407 の話はちょっと説得力があったので、
7/6に観に行ってみますかねえ。岡田茉莉子の「制覇」も同じ日だし。
完全にスレ違ってるな。 引っ張り過ぎなのでそろそろ懐かし邦画板の雑談スレ等に移動で。
総長の首の話だからスレ違いでもないのではないか?
首から上が元総長で首から下が加藤鷹だったらどうしますか。
412 :
名無シネマさん :04/07/02 01:21 ID:LumJK6Bp
とりあえずバスローブを着て頂く。
東京にはまだ映画狂っているんですか?
416 :
名無シネマさん :04/07/02 20:18 ID:FUgVBuUH
それどころか東京という都市そのものが消滅しかかっている。
あなたの妄想とはうらはらに東京という都市は存在するんですけどね。
Ω ΩΩ <な、なんだってー!!?
今の先生にはついていけません
420 :
名無シネマさん :04/07/03 03:53 ID:xUgFMiXK
CGに対する態度がはっきりしていないと思う
421 :
名無シネマさん :04/07/03 04:41 ID:nJdkSs+x
>>420 スピルバーグとかルーカスについては否定したよね
あとCGを肯定していたキューブリックも否定してたんだけど
ロメールがCG使って凄いものを撮ってしまったからね
しかし、ロメールのCGは他の誰とも違っていたからねえ キューとも ルーカス、スピは言うにおよばず
ロメールは聖杯伝説んときに言ってたことを貫いたかんね
>>420 よいCGとわるいCGがある、に決まってないか?
>>420 なんかのインタビュー(『環』という雑誌だったかな? ネットで読んだ)で
「正直漏れCGよくわかんね」みたいな事言ってたよ。
新しい人に任せてるみたいよ。
つうか、蓮實のスポーツ評論ってシャレだろ
>>427 矛盾してますね。せっかく前半で「野生の思考」を持ち上げても、
後半で「前衛が文壇バーでインターナショナルを歌ってる」という
意味不明な光景でレッテルを貼っている時点で玉木は負けている
映画評論と関係ないですね
中島貞夫とのトークショー聴いた人いる? いったい何の話したの?
432 :
名無しシネマさん :04/07/05 19:05 ID:AZYJP+yb
>>431 菅原通済とか鶴田浩二との手打ちの話とかだ。
434 :
432 :04/07/05 20:45 ID:Rs8RBuvY
>>434 ありがとう。
しかし話しまとめるのうまいね。
中島貞夫氏の話がこんなに面白いはずないのだけど…
436 :
名無シネマさん :04/07/08 18:22 ID:JSvu8vc3
今月の淫靡テーションで『スパイダーマン2』をどんなふうに褒めているか 楽しみ。
437 :
名無シネマさん :04/07/08 21:08 ID:I71GPFxD
『スパイダーマン2』は映画そのものが楽しみでハスミンの批評そのものはどうでもいいなあ。 つまんねえ映画のときは、そこからどれくらい突拍子も無い批評を構築するかということで ハスミンの文章読む楽しさがある。
たしかに『スパイダーマン2』を面白いって絶賛してる評を読んでも 当り前すぎて面白くない。 『スパイダーマン2』をつまらない、このような作品はダメであるという ことを論理的にきちんと説明しているものの方が刺激的。
デジタル技法とアナログ的流動感
>>437 けなし方の面白さって点では、『キネマの天地』の批評は傑作だった。
スパイダーマン2にはリオロボのパクリがある ↓ リオロボを世界で最初に誉めたのは、私ことハスミシゲヒコである ↓ 私ことハスミシゲヒコが評価しているリオロボを評価している サム・ライミはエライ ↓ サム・ライミを昔から評価しているハスミシゲヒコはエライ ↓ スパイダーマン2はたいした映画じゃなかったけど とりあえず誉めておこう
本当はス−パーガールの方が好きなんでしょ
>>441 >私ことハスミシゲヒコが評価しているリオロボを評価している
>サム・ライミはエライ
ここは微妙。
ホークスやベルイマンのパクリをする監督に対してハスミンはむしろ厳しい。
あれほどホークスを尊敬してとことんパクリ続けたカーペンターを、ハスミンはなかなか認めなかった。
つうか、ホークス好きの大林宣彦には辛辣だよな。
原田真人はバウンスはいいと言ってたね
>>443 近年のカーペンターの評価は、黒沢清や青山真治や阿部和重らに煽られ、
彼らの評価に合わせた感じがある。
447 :
名無シネマさん :04/07/10 21:03 ID:FWZ2Sr78
スパイダーマン2の電車のアレとリオロボのアレは 全然違うでしょ。 粘着性がまず違うし、音が違うし、カメラの位置も全然違う。
448 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :04/07/11 11:19 ID:KCxMJsTr
「デジタル技法というのはどこに映ってたんですか」
いくらなんでもホークスと比較するようなもんじゃないと思う スパイダーマン
>>448 それ唐突杉ると思うが、何のことだがこのスレではほぼ全員が理解するのかな。
それはそれですごいが。
>>446 前にも書いたけど、以前から時が来たら褒めたい……と思ってたフシは見られる。
他作品の夜の描写を褒める時に、わざわざ「ニューヨーク1997」を持ち出して、
作品の狙いは良いが夜がダメ、と言ったり。
「物体X」についても、ベストかワーストでタイトルを挙げてなかったっけ。
453 :
名無シネマさん :04/07/11 22:42 ID:ABymOF03
アメリカ映画の擁護と言いながら、アメリカの映画作家とのインタビューが ほとんどないんですよね。 今年だけに限ってもガス・バン・サント、ティム・バートン、サム・ライミが 来日しているんだから松浦寿輝夫人が頑張って、淫靡テーションあたりに インタビューを載っける企画を立ててほしいものです。
454 :
名無シネマさん :04/07/11 23:28 ID:SeISwGRs
夫人て誰?
456 :
453 :04/07/12 19:56 ID:a7Y7UBhu
実のところ淫靡テーションには期待するところも大きく、アンゲロプロスの インタビューに聞き手としてジャン=ミッシェル・フロドンを按配するなんて、 誰かのコネを使ってのような気がするけれど日本の雑誌としてはかなりイイ 線いってる気がする。
458 :
名無シネマさん :04/07/13 01:58 ID:QAnusxID
ゲイの息子はどうなったのだろう?
459 :
名無シネマさん :04/07/13 03:14 ID:dROnsF84
泉て誰?ピン子?
蓮實重千代って誰よ?
わたくしの曾祖父の幼名です。長じて蓮實重實と名乗りました。
>>452 オレもこの話題前にも書いたことがあるが、キチガイに噛み付かれて閉口した。
それはともかく、「ニューヨーク1997」にふれて、「ジョン・カーペンターは、
夜の映画を構想しながら、夜への映画的な戦略をまったく欠いていたとしか言いようがない」
と書いたときのカーペンターは、全く評価していなかったと思われ。
黒沢清が一人、カーペンターと呟いていたくらいで、青山や阿部カズはそれに乗っかったんだと思うけど。
ハスミのカーパンター評価アップはだから、弟子たちに日和った感じはする。
464 :
名無シネマさん :04/07/13 20:40 ID:NNnaXZyB
>>463 評価評価というけれど、ある映画作家について良いとか悪いとか本気で思っているわけでなく、
そのときどきに「面白いから」褒めたり貶したりしているだけでは?
弟子に日和る必要なんてあるわけないじゃない。
この板のダンテスレのダンテ雪事件にしてもそうだけど、たいした理由もなく監督の評価が
変わるのはいつものことであるみたいだし、それを真顔で追いかけているお前らのほうが
気持ち悪いよ。
>>463 いや、カーペンターを一貫して高く評価していたのは「リング」の脚本家の高橋洋。
黒沢清も高橋洋の影響で再評価したんではないかと思う。
キューブリックやリヴェっトも評価反転してる。
468 :
名無シネマさん :04/07/13 22:20 ID:Yz1KWBu+
オリバー・ストーンも反転したね。というか、ストーン自身が反転したんだが。 しかし、今月号のインビテーションのスパイダーマン評はいつにもまして 何が言いたいのかわからない空気文だったな。 どの程度褒めているのか見当もつかん。
あとで変節し易いように常に余白を残してる。 その手法ももう限界に来てる感じだが。
中島貞夫もどこが気に入っているのかさっぱりなんだが…
そろそろ引退してください
472 :
名無シネマさん :04/07/13 22:28 ID:Yz1KWBu+
かつてハスミは 「評論家の存在意義とは、50年後の読者にその映画を観たいと思わせること」 といったようなことを書いて淀川氏を絶賛したが、淀川氏の後継者を自認する ハスミ氏の最近の評論からそのような求心力が急速になくなっていると感じる。 上記でいう評論より、むしろ分析に近い。 一刻も早く評論のスペクタクルを思い出してもらいたい。
黒澤やキューブリックにきついのはカイエ・デュ・シネマの影響なのではないか?
>>473 いや黒澤は国内でもそれほどもてはやされてなかった。
>>464 強力な作家主義でやってきたから、その後の変節ぶりも含めて、
時間をおいて楽しめる部分があるんだよ。
>>470 中島貞夫とかはやはり70年代にリアルタイムで見てないと分からないところが
あるのでは?
>>476 俺はもう中島貞夫の良さを分かる気は全くないんだけど、
蓮實はどう言うつもりでああいう言葉を寄せて、
座談をしているのかさっぱり伝わってこない。
こういうことは珍しくないだろうか?
蓮實はいいと言っているが俺は嫌いだね、
こういうことはあっても何をいいと言っているかは理解できたが、
中島貞夫の場合は、意味不明だ…
478 :
名無シネマさん :04/07/14 20:43 ID:xtnSIhZT
>>470 蓮實氏は極度の東大信奉者のため、東大出身者にはどうしても点数が甘くなって
しまう。そのため、本来、降旗康男などは悪罵を浴びせる対象として、名前があが
るはずなのだが、仏文の先輩なのでこれまでスルーしてきている。
>>477 こういうこと≠ニいうのが2度出てきますが、何を指しているのでしょうか?
とくに2度目のこういうこと≠ヘ、意味不明だ…
>>477 ハスミ云々は別に、中島貞夫は面白いと思うよ。残念ながら、撮影所の路線内でしか撮れない
人なので、80年代以降はあんまり良くないけど・・・。
ハスミの日本映画の好みには、そんなに難しい背景は無くて、卑近な次元で、山根
や山田に吹き込まれたんだと思っていたけどね。
>>475 変節、、、あの周囲は、聖なるバカ殿と、それに振り回される従者たちの宴なのでしょう。
オレの言っていることを鵜呑みにするな、と全身で教育しているのだったりしてw
>>478 降旗さんの悪口は言ってなかったですか? 「東大信奉者」、、、結局はそうかもしれませんね。
480 :
:04/07/14 21:41 ID:L4H5vHhU
山田洋次は東大出身者だけど、ボロクソにけなされているよ。
>>477 だから今回の中島貞夫特集に寄せてる言葉は70年代に書いたことの引用なんだけど。
『映画狂人万事快調』に収録されている「不謹慎な鉄砲玉、中島貞夫」の言葉からの引用。
ハスミは70年代当時に一番熱烈に中島貞夫を擁護してたんだってば。
四方田イヌタンも東大でおまけに生徒だけど(ry
70年代日本映画を語るなら中島貞夫は絶対に外せない。深作だけでは手落ちだろ。 70年代アメリカ映画を無視して今のアメリカ映画がつかめないように、 70年代日本映画を押さえるなら中島は押さえないと。
このスレにいる人たちはみんな蓮實信者なんですか?
正確には元信者です
初信者です
487 :
名無シネマさん :04/07/14 22:32 ID:xtnSIhZT
あくまでも点数が甘くなるということで、評価が180度逆転するなんて
ことはないと思われます。
ですので、中島貞夫のことはある程度評価しているんでしょうけれども、
もし、東大卒でなかったなら牧口雄二くらいの評価に落ち着いているので
はないだろうかということです。
>>479 確かに『冬の華』か『駅』のときに一行くらい悪口があったような…
>>480 降旗康男が仏文の先輩でなく法学部出身であったなら山田洋次と同じ位に
ボロクソにけなされ、さらには東大卒でなかったなら熊井啓と同じ位に悪
罵を浴びせられたということでしょうか。
>>481 初出は1979年の東映の特集上映「中島貞夫の世界」のパンフレットです。
仰るとおり70年代はいつもベスト10の上位に選んでおりました。
>>482 ヨモタンにはいつも温かい目で見守っていますよ。
>>487 >もし、東大卒でなかったなら牧口雄二くらいの評価に落ち着いているので
はないだろうか
そうなのか?
中島と牧口の評価の差は単純に本数の差ではないかと思うんだけど。
70年代のプログラムピクチュア作家としての評価なのだから質だけでなく本数の多さが
評価のポイントになるのではないかと。
>>488 牧口さんは、余り本編を撮れなかった人ですからね。京撮の本編の本数が減った頃で、
主にTVに移るが、TVなんかハスミソは観てないだろうし・・・。
ちなみに、58年入社(鈴木則文)、59年(中島貞夫)、60年(牧口雄二)、
61年(深尾道典)だったそうで。
牧口は中島作品の助監督も多数。「大阪電撃作戦」は牧口がB班として撮った場面も多く、ほぼ共同
監督と言っていい。このあたり人生いろいろではありますが、スレ違いなので・・・。
490 :
名無シネマさん :04/07/14 23:15 ID:xtnSIhZT
>>488 中島貞夫が70年代のプログラムピクチュア作家として評価されているというのが
ホントウなのかどうか(蓮實氏は60年代の作品のほうを好んでいると思われるが)
知らないので、何とも言えないが、牧口雄二の名を出すときに本数の少なさが気に
なったのも確かです。鈴木則文でもよかったんですけど、ちょっと適当に書いてし
まいました。
>>490 ああ、そうか。中島は60年代に13本、70年代に35本、監督してるようなので
70年代が圧倒的に多く評価されてるのかとつい思ったけど
蓮實が70年代作家として評価してるのかどうかはたしかに分からないですね。
ちなみに、鈴木則文は今、見たら、60年代に8本、70年代に37本、撮ってます。
>>489 >TVなんかハスミソは観てないだろうし・・・。
漏れは鴨下信一って名前は蓮實が絶賛するまでしらんかった。
>>492 それ、山根・山田とどっちが早かった?w
>>493 そーゆー物の見方しか出来んのか(苦笑
テレビで東芝日曜劇場を偶然観て、終わった直後に電話かけまくったらしいよ。
まー、その電話を受けた相手に山根氏あたりがいたのは想像に難くないが、
別にどっちが先でもいいんじゃない?
>>494 いや、だってそうとでも考えなきゃw ハスミ絡みの話は詳しく知らなかったが、山根・山田
も鴨下、鴨下とよく言っていた時期があったけどね。
鴨下が森一生のファンなので、80年代後半には、大井の森特集のゲストに鴨下を呼んだこともあった。
もっともTVの人なので、CS(TBSチャンネル)などの再放送か、DVD化された作品を通
さない限り、再検証もしにくいが。自分も名前を知らぬうちに見ていたのかも知れぬ。
そういえば、93年に「高校教師」が映画化されたとき、鴨下がメガフォンを撮る話もあったが、
TBS管理職が多忙で流れたそうだ。95年にはオウム問題の言い訳もさせられてたね。
>>495 > TBS管理職が多忙で流れたそうだ。
そういや五社は管理職やらされるって泣いて、
TV局飛び出しそうになったんだって?
けど演出していい事になってしばらく残留。
>>495 それは残念
テレビの「高校教師」の演出は素晴らしかった
>>497 スレ違いの話が続くが、検索してみると、鴨下さんの仕事は作品数の割にはソフト化されていない。
まあTVだしな・・・CSではやっているのかもしれませんが。
「高校教師」は、第1話・2話しか撮っていなかったはず。あのドラマ、最初の繊細さが
どんどん崩れて破綻していくので見ていて辛かった。
後を継いだディレクターも、初期の端正なタッチを守ろうとしていたけど、脚本が野島だから・・・w
調べてみると、上戸彩版もこの人が一部を撮ってるね。最近はたまにシリーズドラマの冒頭や
スペシャルドラマを撮るだけで、後は舞台の演出か何かやってるみたい。
もうそのへんで。 多少関係あるとか言い出したら切りないんで。
つーかネタ切れなんでしょ
あとは死ぬのを待つばかりですか
今連載しているフィクション論が最後の本か フロベール論書かないのはヘタレだな 西部劇でモノグラフ書かないのも同様
ジョン・フォード論が読めるのはいつの日か・・
506 :
名無シネマさん :04/07/16 22:55 ID:x2rfDoBX
中田秀夫がThe Ring 2≠撮り終えた直後に、次回作OUT≠ェ決まるという ことはハリウッドの製作者サイドの評価として合格点が与えられたということか。 あとは興行的に成功すれば、次のような蓮實氏の未来予想図(ばら色の老後篇) ができあがる。 中田秀夫のハリウッドでの成功 → 恩師である蓮實氏のアメリカでの認知度が上 がる → 本格的にアメリカでの映画評論活動が始まる/ジョン・フォード論の英語 版がバカ売れ → スピルバーグとの対談でにホークスの何たるかを一から教える → スピルバーグが初の西部劇を撮る → ゴダール、イーストウッドが絶賛 → イーストウッドと知己となる/ゴダールの初めて東洋を舞台にした作品で出演とナ レーションを務める →
507 :
名無シネマさん :04/07/16 23:02 ID:NVmXdELA
時はそんなに長い間待ってくれない
508 :
506 :04/07/16 23:09 ID:x2rfDoBX
レベル低い奴の集まりだな。 偏差値低そう。
偏差値高いやつは映画なんて見るな 本でも読んでなさい
>>506 >スピルバーグとの対談でにホークスの何たるかを一から教える
ワロタ
偏差値などというものは絶対的な差異を隠微する装置に過ぎない。 by重彦
華族生まれとか。
私の母校研数学館はいまでは居酒屋和民です
516 :
名無シネマさん :04/07/17 11:34 ID:zSKFLdqT
トニー・スコットってそんなにいいか? リドリーよりはいいと思うが
518 :
名無シネマさん :04/07/18 08:02 ID:QsP0Y4rw
マッチ・スティックメンはそれなりに秀作だと思うんだが。対談で貶してたね。
520 :
名無シネマさん :04/07/18 22:43 ID:ImD2W8SW
〈三百人劇場映画講座VOL.16 社会派コメディの変遷 渋谷実と前田陽一〉 対談=小林信彦×蓮實重彦
>>513 重彦君相変わらず80年代だね。良くも悪くもだけど。
523 :
名無シネマさん :04/07/23 19:34 ID:qUhq12aV
今度は万作のこと貶してるね まだまだ健在ですねぇ モフセン・マフマルバフのことも貶してるね サミラのほうはどうなの? こちらはゴダールが絶賛したらしいんだけど
万作はずいぶん昔から評価してないよ。
サミラさんは美人ですね。
526 :
名無シネマさん :04/07/27 20:05 ID:zhQFiz5Q
カバヤ食品株式会社は、映画評論家がセレクトした洋画1作品を収録したDVDと、 ガムをセットにしたDVD付きお菓子の第二弾として「蓮實重彦シネマ館」を発売す る。もちろん蓮實重彦氏の解説映像収録、解説リーフレットも同梱している。 ラインナップは全10作品。各タイトルの詳細は以下の通り。 ●『夜までドライブ』 (40年/モノクロ) 監督:ラオール・ウォルシュ/出演:ジョージ・ラフト、アン・シェリダン、アイダ・ルピノ ●『苦い報酬』 (48年/モノクロ) 監督:エイブラハム・ポロンスキー/出演:ジョン・ガーフィールド、トーマス・ゴメス ●『生まれながらの悪女』 (50年/モノクロ) 監督:ニコラス・レイ/出演:ジョーン・フォンテーン、ロバート・ライアン ●『復讐の荒野』 (50年/モノクロ) 監督:アンソニー・マン/出演:バーバラ・スタンウィック、ウォルター・ヒューストン ●『熱い夜の疼き』 (52年/モノクロ) 監督:フリッツ・ラング/出演:バーバラ・スタンウィック、ポール・ダグラス ●『悪徳』 (55年/モノクロ) 監督:ロバート・アルドリッチ/出演:ジャック・パランス、アイダ・ルピノ ●『天はすべて許し給う』 (55年/カラー) 監督:ダグラス・サーク/出演:ジェーン・ワイマン、ロック・ハドソン ●『四十挺の拳銃』 (57年/モノクロ) 監督:サミュエル・フラー/出演:バーバラ・スタンウィック、バリー・サリヴァン ●『動機なき殺人』 (59年/モノクロ) 監督:リチャード・フライシャー/出演:ディーン・ストックウェル、オーソン・ウェルズ ●『リリス』 (64年/モノクロ) 監督:ロバート・ロッセン/出演:ウォーレン・ビーティ、ジーン・セバーグ
リュミエールのウソネタ書いたやつと同じだろ あいかわらずレベル低いな
「ランボー」とか「マッドマックス」なんてのも好きだって聞いたんだけど 本当でつか?
>>526 ワロタ
ホントだったら楽しいし、イイね(はあと)
531 :
名無シネマさん :04/07/27 23:16 ID:hp00OFBX
しかしラインナップが渋いを通り越して逝っちゃってるぞ。 かなりの映画狂で、監督を全て知っていても、作品名が出てこないのがほとんど。
533 :
名無シネマさん :04/07/29 02:15 ID:amqoEmZZ
そのラインナップだと全部持ってるのでもっとマニアックなのがいいです。
534 :
名無シネマさん :04/07/29 02:56 ID:6Nn/WXLM
ハスミンって、ゴダールと直接会ったり、話したりしているんだね。すごーい
>>526 いい年こいて、こんなウソネタ考えてるオッサンって…
>>534 又吉イエスと話したりしてるのなら、スゴーいと思うのだが・・・
フリッツ・ラングと話した淀川さんにはおよぶまい
(@u@ .:;)ノシ
「トゥルーライズ」の制作費を批判していたのに 「スパイダーマン2」の制作費はスルーですか? 今に始まったことじゃないが、かなり恣意的になってるな重彦
540 :
名無シネマさん :04/08/01 22:05 ID:gZCmM4Og
SM2ってどこにそんなにお金がかかっているのかしらん?
541 :
名無シネマさん :04/08/01 23:15 ID:Mqo1JNsn
約220億円。 『スパイダーマン2』最高です。 この作品に驚愕出来ない奴は、どんなシネフィルであろうと評価に値せず!!!
542 :
名無シネマさん :04/08/01 23:21 ID:28W8bBcg
>>540 NYの街中とびまわるシーンのCGとかドック・オクのアームとか
電車での戦いシーンのCGとかスパイダーマン・スーツとかいか
にもお金かかってそうなシーンとか普通に誰でも金かかってる
ことわかりそうなもんなのになんでそんな質問するわけ?
543 :
540 :04/08/01 23:47 ID:gZCmM4Og
>>542 うーん。CGにもそれほど新規性が感じられなかったし、ことさらお金が掛かっているようには
思えなかったのです。あとモブシーンも、セットも。ギャラがたかいってこと?
映画としてはよく出来ていましたけど。掛けたお金がどこに現れているのかはよくわかりません
でした。
>>543 手法が新しくないと金がかからないんですか?
547 :
540 :04/08/02 02:24 ID:4A5ProcC
>>544 そりゃ、CGなら特に、新規の技術じゃなければ圧倒的に費用は掛からないでしょう。
・・・なんか頭悪いやつばっかりなのかなあ。
>>547 > CGなら特に、新規の技術じゃなければ圧倒的に費用は掛からないでしょう。
恥の上塗り
550 :
名無シネマさん :04/08/02 09:57 ID:eJ8ru7Qs
具体例も挙げずによってたかって幼稚な煽り言葉を 浴びせかける連中も屑だが、 CGに目新しさはありまくるよ。 まずスパイダーマンの動きにあわせてNYの街をカメラが 縦横に移動するわけだが、 あれはもはやモーションコントロールカメラで制御するとか そういうレベルではなく、かといって全ての建築物をCGで 補っているわけでもない。
ハスミ虫ってなに?
>>552 鏡見てみな
ゴミ虫が映ってるだろ。それだよ
ハスミ虫=ゴミってこと?
目新しさはあるにせよ、それがCGである事を意識させてしまう時点で実写としては ダメぽなのじゃ!
ハスミって自分の趣味を晒してるだけだろ? 趣味の合うハスミ厨にはそれでいいんじゃないの。たぶん。
「ハスミ虫」という言葉の発明者は、多分万田邦敏監督。 要するに、蓮實原理主義者と言うかか、 「蓮實が褒めた映画を蓮實が褒めるように褒め、 蓮實が貶した映画を蓮實が貶すように貶す人々」のこと。
このスレにへばりついて斜見が○○について何て書いてるかを 必死に質問してくるやつなんかその最たる例だろうな。 斜見の「オコトバ」が出ないと安心して作品に対して白黒つけることができないという。
560 :
名無シネマさん :04/08/02 22:02 ID:eJ8ru7Qs
人間心理がわかってないな。 本物のハスミ虫とやらなら、教祖のお言葉を待つもでもない。
>>558 「蓮實光線」も万田邦敏発案じゃないか?
>>561 さすが人一倍ハゲ上がるだけのことはあるね
しかし、そういう立教周辺の連中こそが蓮実原理主義の最たるものではなかったのか。
それなりに距離をとりつつ、しかし対立はしないように・・・ぐらいじゃない。
自戒をこめて書くと、八十年代にハスミ虫であることは楽しかった。 極限嗜好のハゾリ―ニ好きの先輩とかに「映画、ホントに好きなんですか?」 と問い詰めてとまどわせたり、後輩にフラーの凄さを伝えた時の充実感は なんのかんのとかなりの自己満足をあたえてくれていた。 八十年代が終りに近づいて、リンチやクローネンバーグが 伸びてきた頃ぐらいから、あのへんな根拠のなかった自信が崩れてきたかな。 ハスミンと周囲の意見に断層も見えるようになってきたし。
私も80年代はハスミ虫で
>>566 さんのようにパゾリーニをけなしたり、フラーを持ち上げたりしました。
90年代半ばから秘宝派に転向し、アル・アダムソンやアンソニー・ドーソンの屑映画を友人に勧めて
「これキてるよね〜」とか言って楽しんでました。
その秘宝も今やただの映画広告雑誌と成り下がり、正直面白くないです。
プライドは高いくせに影響されやすい私のようなマニアを喜ばせてくれる新しいカリスマを待ち望んでいます。
ハスミ虫は 金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた
飴屋で水飴 買うてきた
水飴くらいなら、ハスミ虫でなくとも買えるのではなかろうか。
571 :
名無シネマさん :04/08/05 00:50 ID:VxcSRlNA
20・21・22日と仕事入っちゃった ダンスinシネマ行けないじゃん。。。 講演はどうでもいいけれど ずっと観たかったアデュー・フィリピーヌ が観られない。残念! 紀伊国屋あたりでDVDを待つしかない?
『映画への不実なる誘い』が書籍化されるみたいね
スチームボーイ効果か、世紀末ロンドンで蒸気たっぷりの名作 「エレファントマン」がリバイバルされるようですね。
>>566 リンチもクローネンバーグも80年代中旬には地位確立してましけどね、 普通に。
577 :
576 :04/08/07 15:06 ID:pdcL223F
>>575は誤爆です。すみません。 でも、エレファントマンのカメラはフレディ・フランシスなので、なかなか良いですよ。
579 :
名無シネマさん :04/08/14 12:13 ID:APe/tiU7
ところでお前らでも実際に「陥没地帯」を読んだことがあるやつは少ないのではないですか?
581 :
名無シネマさん :04/08/14 13:02 ID:Ph67ER5S
ほぼ方法論のみで書かれている実体のない小説という感想。 屁理屈のみで成立している物語不在の文章たち。 が、ところどころにカフカ的独白があったりして、多少目の覚める思いもする。 星三つ
582 :
名無シネマさん :04/08/14 13:08 ID:5HhMS+4b
「珈琲時光」が21世紀の小津ねえ。いい加減「21世紀の」の乱用はやめた方が。 それに「珈琲時光」程度じゃ、小津への冒涜じゃないですかい。
>>579 河出文庫で出たから手に入りやすいじゃん?
>>584 話題になってるから映画板に書きに来たんだろどーせ
今の映画を褒めるのに必ずといっていいほど過去の名匠を持ち出してくる蓮實の手法には飽き飽きですよ。 ホークスのようだとか小津だとか。 ここに文学研究者にありがちな古臭い教養主義を強く感じます。
>>578 「エレファントマン」ぐらいロードショー時にみてたけどね。で、へんなのが
出てきた、とは思った。
でも青山監督も「シネコン」で話してたが、リンチはやっぱ「ブルーベルベット」
がでかかったんじゃないか。
その前は世間的な人気はともかく、ハスミ系であろうとなかろうと
活字の世界では括弧入りの評価だった。大ヒットの「エレファントマン」も
キネ旬ではようやっとベスト10位、映画芸術ではワースト1位。
そのあたりを逆説的に勲章とみる見方もあるけど、そういう視点も
そもそも「ブルーベルベット」以降にでてきたものだしな。
クローネンバーグもジャンルファンの支持は高かったろうけど、研究書や
メイキング本がでてきたのは「裸のランチ」の時だった。
もう過去の人だよ。 まだゴダールだのオリヴェイラだの言ってるんだから。 リンチやクローネンバーグも解らないみたいだし。 まぁ一番滑稽なのはいまどき蓮實の信者になる奴だな。 レビューサイトとかで文体真似して書くのヤメレ。 哀れすぎるから。
589 :
名無シネマさん :04/08/14 23:55 ID:APe/tiU7
> レビューサイトとかで文体真似して書くのヤメレ。 まあ確かにそれはカッコわりいな。すごく。
590 :
名無シネマさん :04/08/15 00:53 ID:K2wpFuj0
松浦ナントカはそんな感じだなw 今月号のインビテーション見て松浦の文体に泣けた… あいつは文章を書く才能がないとしかいいようがないな。
>>590 芥川賞作家に一介の2ちゃんねらが噛みつくの巻ですね
592 :
名無シネマさん :04/08/15 17:16 ID:K2wpFuj0
芥川賞って、あの綿矢りさが獲った賞だっけ?w
593 :
名無シネマさん :04/08/15 17:59 ID:69vtfsCW
芥川賞なんてそんな権威あるの?文壇しか通用しないじゃん。
>>591 頭悪いやつだな。
2ちゃんねらだから噛みつくんだよ。
芥川賞を取ると次回作が売れる 印税がっぽり=金持ち=勝ち組 こういうことだろ?
596 :
名無シネマさん :04/08/15 20:09 ID:jTgIZ2h3
>508 >蓮實映画史もVOL.8で終わりか… 引き継いだれやあ、ジュンク堂!
このトークショーは書籍化しないのかな。
>>588 最近のオリヴェイラってそんなにひどいの?
「神曲」とか「カニバイシュ」のときはそれこそリンチあたりが
おもしろがって刺激うけそうな感じだったが。
599 :
名無シネマさん :04/08/16 11:43 ID:mR5PLhzk
>597 >このトークショーは書籍化しない? 初期の頃のトークショーで「いずれは書籍化する」と書店(ABC)側が言ってたよ
>>595 松浦氏の小説なんかたいして売れてない。キャラ的にタレント売りできないから売れないのよ。
「売れないけど、こういうインテリな人も担いでおこう」という思惑から賞を貰っただけ。
それにこの人は大学に勤めているから、そっちの給料があるから本人もガツガツし
てないのだろうし。後は東大の表象文化の中で出世していくだけ。
80年代は終わったのだよ。 この前、青山ブックセンターが潰れたときにそう思った。
602 :
名無シネマさん :04/08/16 13:40 ID:Xd6lAEEc
青山真治も潰れたしな。
603 :
名無シネマさん :04/08/16 15:17 ID:ycjOBI6h
おすぎ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>うんこ>>>>>>>>>>>>>カスミ
こいつの信者になる奴って馬鹿かチョソだけだろ?
チョンは四方田だろ。
>>595 > 芥川賞を取ると次回作が売れる
誰のが売れたんですか?
> 印税がっぽり=金持ち=勝ち組
> こういうことだろ?
誰の話ですか?
りさタン
(゚∀゚)
>>607 だけのことだよね。芥川賞を取った松浦寿輝の本が売れたのかどうか、
>>595 ははっきり言ってみてちょうだい
板違い
そもそも松浦寿輝は文体はともかく取り上げる映画とその評価基準は それほどハスミべったりじゃないはず。 「フェノミナ」や「ブルーベルベット」なども公開当時から評価してた。 「子猫をお願い」より「箪笥」のほうが好みらしいし。
60 :この子の名無しのお祝いに :04/08/14 16:46 ID:8bgJzp3s 「武士道」、なかなか珍品であった。 蓮実重彦、山根貞男、中島貞夫が並んで鑑賞していたのは迫力。ほかに田中眞澄らの姿も。 ここ数年、「何が彼女をさうさせたか」「姿三四郎」などが発見されたのと同じく、 ゴスフィルモフォンドに収蔵されていたが、ドイツ映画として保存されていたために ノーチェックで、ドイツ側からの指摘で気づいたと由。ロシアはだいたい調査済みで、 もうこれから新しく出てくる可能性はあまりないらしいが、国内よりはむしろ海外の方が期待できると。 京都映画祭でお披露目の後、来年のFC企画「発掘された映画たち」で上映予定とのこと。
山田宏一とは絶縁中?
615 :
名無シネマさん :04/08/21 18:49 ID:eoUoFFcX
山田宏一といえば最近『フランソワ・トリュフォーの映画誌〈山田宏一の 映画教室Vol.1〉』というのが出ていますが、昔の自作の縮小再生産(実 は蓮實氏にも少し当てはまるかもしれないのですが、)はもう結構という 感じ。 どうせならリュミエール叢書の一冊として予告されていた『トリュフォー 最後のインタビュー』を早く上梓して欲しいものです。でもやっぱり絶縁中 だから無理?
>>615 「昔の名前で出ています」という企画は出しやすいのでしょう。スロウトレインなどを
見ると、山田さんの新作や新しいDVDへの目配せには感心させられますけどね。
なにしろ、今関あきよしの「十七歳」や、「世界の中心で愛を叫ぶ」まで観ているのだから!
性格的にはシンドい人らしいけど、この人が書くとどんな映画も面白そうに見える。
だいたい、ハスミフォロワーはそもそも善し悪しを語る以前に、自分たちの美学に合わない作品は
観もしないだろうからね。あるいは、妙な文脈で批判するか。
617 :
名無シネマさん :04/08/21 21:55 ID:eoUoFFcX
>>616 そう言えば、そのスロウトレインで、山田さんは、蓮實氏が伊丹万作の『國士無双』
をこき下ろした文章を指して「映画は人を生かし、批評は映画を殺すものなのか。」
なんて、きついことを仰っておりましたなぁ。やっぱり絶縁中?
>>617 なかなか的を得てるような気がする。
その蓮實批判。
619 :
名無シネマさん :04/08/21 22:18 ID:1BBMxKJG
山田宏一さんはずっとマルセル・カルネ「天井桟敷の人々」が 大好きだった。けれども蓮爺がさんざん貶したり脅迫したり するもんだから、「長い間私のベストワンでした」と書かざるを得なくなったんです。 あれはやっぱり酷い仕打ちだったと山田宏一さんは思ってるだろうな。
なんか山田宏一って蓮實と映画の好みが似てるって思われてるけど 全然違うよね。 ゴダールよりトリュフォーのほうが好きだろうし ヴィスコンティよりもフェリーニのほうが好きだったような気がする。
蓮爺といっしょにいるとペース崩されそうでいやだな 山田さんが早死にしたら俺蓮爺をうらみますよ
623 :
名無シネマさん :04/08/21 23:28 ID:1BBMxKJG
>>620-622 山田さんは繊細で狷介な人らしいから、あまり政治力は無さそうですしね・・・。
ますます各メディアを通して映画の流通量「だけ」は増大し、方位が見定め難くなっている現在。
山田さんの視野の広さ、分け隔ての無さはいっそう凄いと思うのですよ。
新作・旧作の見どころについて、目からウロコの思いをさせられることも多いし。
山田さん以上に本数を観ているだけなら、プロアマ問わず他にも沢山いるでしょうけれど・・・。
山田マンセーなら批評家スレか新たにスレ立てしてやれやw どうせ即行dat落ちだろうけどなw
ハスミ虫=ハスミ厨
627 :
名無シネマさん :04/08/22 00:53 ID:SLGgIvfY
山田さんなどと「さん」付けで呼ぶのがキモイ。
淀長も一緒になって山田いじめやってたね…
じゃあ以降、山さんで
630 :
名無シネマさん :04/08/22 11:50 ID:z7enYzcp
じゃあかつてリュミエールで連載されていたトリュフォーインタビューは 永遠に刊行されないのか・・・。残念。
ヨン様みたいにヤマコウ様とか
ヤマコウ様は長いかな ヤコ様ではどうだろうか
>>616 >だいたい、ハスミフォロワーはそもそも善し悪しを語る以前に、自分たちの美学に合わない作品は
>観もしないだろうからね。
フォロワーが観もしないことについて、蓮實はかつて「寅さんも観ろよ、藻前ら」という文章、書いてたね。
>>633 自分がカイエ派の犬にすぎないことをカモフラージュするための
恣意的な文章をいくつか書いている。
そういった文章のうちのひとつでしょう。
>>634 こういうの読むとマンセー派もウザいが、
アンチはもっとウザいと思うようになるなあ。
カイエ派ではないだろう。 ベルイマンのことそんな好きそうじゃないし。
カイエ派の真の犬といえば梅
638 :
名無シネマさん :04/08/22 22:27 ID:cdJGt3gf
蓮實氏をカイエ派だと言うことによって何かを批判したつもりになっている人が 結構多くいますよね。 まあ作家主義=カイエ派ということでカイエ派と言ってしまうのでしょうけれども、 蓮實氏は60年代の「カイエ・デュ・シネマ」には愛着をもっていても70年代以降 のカイエにはあまり興味ないんじゃないかなぁ。 とは言うものの、今後はジャン=ミッシェル・フロドンが編集長になったことで カイエ派の伯父と呼ばれる日が来るかもしれないけれど。
YO! 蓮 爺 (カイエ派ノ伯父)
>>638 でも今でもカイエのことは由緒正しき映画雑誌とか言ってるよ。
ポジティフは嫌いなんだろうな。
黒澤やキューブリックを擁護しまくったらしいからな。
あとポジティフはバートンやホークスのことは過大評価された映画作家だとか言ってるんだよね。
ポジティフといえばブアマン
642 :
名無シネマさん :04/08/23 14:01 ID:IRk6wcMY
蓮様の講演に行った人はいないんかい?土曜だったよね?
>>638 ハスミは普通にカイエ派だろう。
なにをそんなに気負っている?
644 :
名無シネマさん :04/08/23 23:12 ID:qQG0cOcu
1902年カンヌ映画祭審査員
647 :
名無シネマさん :04/08/24 02:01 ID:zWMf4G3A
侯孝賢監督、政界に転身か?
映画「悲情城市」や最近は小津安二郎生誕100周年を記念して日本で製作した
「珈琲時光」などで知られる台湾の映画監督、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)さん(57)が
7月下旬に台北市で開設された「台湾民主学校」の校長に就任した。
学校といっても設立の中心になったのは陳水扁総統に批判的な政治家たち。
政治結社として今年12月に実施される立法委員(国会議員)選挙に候補者を立てる方針。
侯さん自身、比例区に出馬する可能性を否定していない。
その政治志向を、口さがない向きは「映画作りの限界を感じたのでは」と評する。
最近の「台湾人意識」の高まりの中で、中国大陸出身の侯さんは、今年3月の総統選挙前から
「陳総統は台湾社会の分裂をあおっている」と鋭く批判していた。 (2004/08/20)
http://www.asahi.com/offtime/movie/TKY200408200270.html
648 :
名無シネマさん :04/08/25 17:45 ID:NcWbAXPv
ハスミルクの珈琲時光の件 >あの場面は、間違いなく最終的な編集でカットされるという深い確信とともに。 本当にその通りになるとはね。 この件について、ハスミンのコメントって出てますか?
ハスミ厨は金井のババァと蓮爺と3Pでもしてろやw
650 :
名無シネマさん :04/08/26 21:59 ID:16TXPN4g
そいつの学歴が高専卒くらいだと、 東大卒・高専卒・高卒の美しい学歴トライアングル3Pとなろう
蓮實が登場当初、過激に自分の意見を主張していた時ならともかく、 なんで今さら、蓮實ヲタ対アンチって図式になるんだろうね。 漏れは「真昼の決闘」も「第三の男」も大好きだけど、 蓮實の文章は面白いし、ためになると思うぞ。山田宏一も、小林信彦も。
未だにコンプレックス引き摺ってるやつが多いってことだろう
コンプレックスって、ヲタもアンチもか。そりゃ、何だよ。 東大だから? 総長だったから? 映画評論家にコンプレックスって、馬鹿みたい。 「監督小津安二郎」の階段の件とか、読んでてワクワクして、小津を再見したくなるし、 「ハリウッド映画史講義」も、「あれも観たい、これも観たい!」って思うじゃない。 全然方向性の違う竹中労の「日本映画史縦断」読んで昔の日本映画観たくなったり、 小林信彦読んでマルクス兄弟観たくなったりするのと、同じぐらい刺激的じゃない。 妙なコンプレックスで、こんな面白い本書く人を色眼鏡で見るなんて、馬鹿げてるよ。
654 :
名無シネマさん :04/08/27 03:29 ID:m0ChIE0D
つーかマジレスしちゃうと、ヲタ臭が漂うかんじの蓮實氏のファンが 目立つってことでしょう。 蓮實ヲタVSアンチっていうレベルの構図にはなっていないとおもう。 2ちゃんでは、なにかのヲタであればそれだけで敵を作る理由としては充分です。
蓮ヲタが似合わない大学 明治大学
>>651 >>653 貴方のような大人の態度が取れればいいのでしょうけれど。今はDVDやTVで何でも見れるけれど、
日本は封切が高いし名画座も減少したし、日本人は映画体験がいびつな世代に入れ替わってきたわけで。
免疫が無いので感染しやすい、というのはあるかもしれない。自分もすでに
いびつな世代だし。
リュミエール発行当時(85〜88)がいちばんヒドかったんだろうけど、終刊後ですら
時々、学生・院生さんとかで(苦笑)、イタイ人が出てくるわけじゃない?
>>654 でも、かつての信者も多くは今はカタギになり、客観視できてると思いますけれど。
近場に映画に詳しい人がいなくて孤独な人が間違って読むと危ないかもw
それと、躁鬱的に思い込みの激しい人は感染しやすいから触っちゃダメね。
だから3P(ry
ハスミ厨はヒッキーのくせにパゾリーニは映画じゃない。 黒澤やフェリーニやベルイマンは一流の下などとほざく奴らです。 近くに来るだけで臭くなるので近くによらないようにしましょうw
↑ この煽り、17点(100点満点)
ま、でも
>>658 に書いてるような人ほんといるよね
魂を売り渡してる人は哀れだなと思う
でも、個々の監督への評価はともかく、ちょっと映画好きなら ほとんどの人が自分なりのヒエラルキーを持ってるんじゃないの? だから、真似しんぼであるのは別にすれば、気にならないけどね。 ましてや、それが評論家なら、戦略は当然あるだろうし。 その限りではハスミンが黒澤を一流の下に入れるのも理があるだろう。 個人的な感想だけど、ハスミンのこの手の物言いよりも、 キューやフェリーニすれの多くのレス方がよほど痛い。
>真似しんぼであるのは別にすれば ところが滑稽な真似しんぼをたくさん抱えているのがこの人の特徴。 本人そのものは、尊敬してるけど。
>>661 目糞鼻糞。自分だけが高みにいるような体で他スレを叩いたつもりで
悦に逝ってるだけ
>>661 のような住民のいるこのスレのほうがタチが悪いかと。
そうかな。
>>658 >>660 >>661-662 だから日本には、もはやまともな映画鑑賞の筋道が無いんだよ。TV放映・DVDは氾濫
しているけど、劇場は端的に料金が高いし、名画座は減少したし。
一方、映画祭や都市部のミニシアター・オフシアター等ではレアな作品をガンガンやっている。
(そこにハスミ尊師がお墨付きを与えてしまったりしてね)
こんな環境で映画を覚えてしまうと、シネフィルは袋小路化していくよ。さらにこの筋
道の無さゆえに、シネフィリーとは別な次元で、TVと同じ方法論の作品ほどヒットしたり、メジャー
も単館も話題作に一本かぶりしたり、という倒錯した状況が起こっているとも言える。
もちろん、こんなことを書いている自分も倒錯・袋小路化世代ですけどね・・・。
>>665 > 劇場は端的に料金が高いし
たんてき【端的】
(形動)
(1)遠回しでなく、はっきりと表すさま。
「―に言って…」「経営内容を―に表す数字」
(2)物事の結果が即座に表れるさま。たちどころに。
「寒熱に強くおそはれて命を―に失ひ/洒落本・花街鑑」
三省堂提供「大辞林 第二版」より
>>666 ×劇場は端的に料金が高いし
→○劇場は端的に「言って」料金が高いし
はいはい、こう直せばいいのでしょ?
ハスミ虫はひどいよ。w ヘルツォークやサウラやマフマルバフやパゾリーニやリンチよりも清のほうが偉大だと思ってるからね。w 清なんて二流じゃん。w 普通の映画ファンから白い目で見られてるよ。 他のスレでも金井美恵子は最も過小評価された現代の作家だとか書いてやがった。 あれはマジでキモかったねw 一番腹立ったのがオリヴェイラと溝口のスレ。 オリヴェイラのスレではオリヴェイラ見るんだったら蓮實の批評くらい読めとか書いてたね。 あと溝口のスレにもそれっぽいのがいてなんかいろんな巨匠の名前を出してあいつは認めるこいつは認めないとか書いてやがんのw なんでお前が認める必要があるの? お前はそんなに偉いのかよって思ったよ。
669 :
ぽつり・・・。 :04/08/28 00:52 ID:wdreHxyh
でも、自分の言動でいろんな人が右往左往するのは本人はすごく面白いんだろうな。
ハスミ虫の脳内ではオリヴェイラは蓮實の批評で知るものだと思っている。 これくらいの巨匠(A級)が蓮實クラス(B級)の批評家の本読まないと知ってるはずがない? 普通に読まなくても知ることはできますが? 今は情報過多の時代だよw 脳内が80年代でストップしちゃってるのかな? だとしたらひどいねw 時代遅れの中年はチンカス臭いハゲ頭を晒してればいいんだよw
そんなにハスミ虫の事が気になるのは何故?
672 :
名無シネマさん :04/08/28 01:25 ID:VistQ2+o
すいませーん、なぜ>648はスルーなんでしょう? 前スレ既出ネタですか?
−日本では、六八年に生じた一連の事態について深いルサンチマンを抱いている一部の 知識人が、七0年代の終りになって「表層」という言葉をフランスから借り受け、 映画を論じるさいに歴史意識をもつことに、巧妙な禁じ手をかけてしまった。 彼らの合い言葉は、映画は映画の内側においてのみ特権的に語られるべきである というものであった。今にして思えば、これが日本の映画評論における「存在の 耐えられない軽さ」の始まりだった。五0年代のパリの『カイエ・デュ・シネマ』の 批評家を真似て、低回趣味が戦略として援用され、アメリカのB級映画がとりあげられた。 そして小津安二郎の達観が賞賛された。こうした態度選択の根底には、六0年代 後半に声高く掲げられた、ロマン主義的な言説に対する、深い憎悪が横たわっている−
−八0年代にいたって、ヴィデオが一般的に普及し、いかなる時代の作品でも、気が 向いたときに小さなモニターの画面で見ることができるようになったとき、こうした 「表層」の言説はイデオロギー的に一時的にある支配力をもつにいたり、多くの 映画オタッキーの依拠するところとなった。めでたきかな、映画評論はついにグルメ 評論のレベルに到達したのである。だが、状況はそうした評論を、残酷にもさらに 追い越してしまった。今では求められているのはお墨付きのついた情報であって、 それ以外の何物でもない−
−ヴィデオが普及した現在、過去のフィルムについて特権的な知識を振りかざすだけ では批評にはならないことは、あきらかになっている。そしてこうした状況のなかで、 粗製濫造のホンコンムーヴィー入門書と、カルトムーヴィーのガイドブックだけが 大量に出回っている。六0年代の終りから七0年代の初めにかけて成立していた、 『映画批評』『季刊フィルム』『シネマ69』の百花繚乱にも似た状況と、八0 年代以降の『リュミエール』『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』とを比較してみると、 映画評論がいかにして閉鎖的なデカダンスへと落ちこんでいき、それとともにある種の ユーフォニア(多幸症)を身に纏うにいたったかが、よくわかる。とりわけ後者は 八0年代がアジア映画の興隆の時代として後世に記録されることを考えあわせたとき、 季節外れのフレンチ・コンプレックスの挫折の企てとして、失笑をもって記憶される ことだろう−(映画芸術 No380 1996秋号) ガイシュツでしょうがあらためて、長々とヨモタンの総括をば引用してみましたw 80年代以降、このように退廃しっぱなしなんですねw
676 :
テレヴィ好き :04/08/28 01:40 ID:wdreHxyh
Vを「ヴ」に表記したがるよね。この種の人。 別に原音に忠実なわけでもなんでもないんだけど・・・。
677 :
名無シネマさん :04/08/28 01:46 ID:wdreHxyh
>>674 > 映画オタッキーの依拠するところとなった。
ん、「オタッキー」なんて言葉を使っていたのか>よもたん
>>673 > 深い憎悪が横たわっている−
ヨモタン→ハスミンのこと? (w
> 七0年代の終りになって「表層」という言葉をフランスから借り受け、
言葉だけで中身が伴わないとでもいいたげだね。
> 六八年に生じた一連の事態について深いルサンチマンを抱いている一部の知識人が、
こりゃその通りなのかも。
ハスミンは六十八年のゴダールを脱政治化することによって救い出そうと してたもんな。四方田には我慢できないことだろう。 ただ八十年代初頭に七十年代の政治的基準による映画の評価が 耐用年数終りにきてたのも事実じゃないか? 当時出た、四方田や山口昌男も書いてた「魅せられてフリークス」あたりみると 「『イレイザーヘッド』は帝国主義国家の崩壊と、その収縮期において、 単価化された人間関係の破綻を描いたものである」なんて文章が平然と載ってて 今みると妙に刺激的な感じもするけど、あの頃は正直もういいよという 印象しか持てないとこにきてから。 映画をまくらに政治を語る、というスタイルが映画批評の顔をして まかり通ってたのを、表層批評が鈴をつけた部分はある。
>>667 頭が悪い癖に偉そうだな
>>679 確かにそういう歴史的役割があったということで
そして表層批評の耐用年数も終わりに来ているということだね
流行が過ぎ去ったと言うことに過ぎないのでは? 四方田の「日本の女優」は国、政治、女優がテーマだけど面白かったよ。 要は中身でしょ。スタイルじゃなくて。
>>679 > あの頃は正直もういいよという
確かに自縛崩壊気味だったね。
> 映画を論じるさいに歴史意識をもつことに、巧妙な禁じ手をかけてしまった。
は言い過ぎ。けど四方田は実行しているから偉いね。
683 :
名無シネマさん :04/08/28 06:20 ID:ooxN8MBa
表層批評にもうんざりしてきたけど、文芸春秋社の映画ベスト本とか の成功作趣味みたいのも、やっぱりかなり嫌だ。
>>679 ところで上記映芸の同じ号には、ハスミ・スガ秀美の対談も載っていて、こんなことを言っているのね。
期せずしてヨモタンへの回答になっているか、と思うので引用してみる。
−スガ 六九年頃には、それがどうなっているという認識の下にお書きになりましたか。
蓮實 日本のヌーヴェル・ヴァーグの同伴者的な批評家達が出てきたということですね。
佐藤重臣、佐藤忠男。しかし、戦前からの批評家は彼らとは、観ている外国映画の
数が違う。僕はその点で、戦前派の伝統に近い。いずれにしても文学者の書いた
映画批評なんて、馬鹿にしていて読まなかったですよ。花田清輝にしても映画が
一番駄目でしょう−
−スガ 何故そういうことを申し上げるかというと、お書きになられると同時に、 立教大学と東大で映画のゼミナールを始められて、蓮實さんの影響下で書き 始めた若い映画批評家が、今に至るまで蓮實さんの抑圧に対するスタンスと して、大正教養主義的なところに逃げていくというパターンが垣間見られる ような気がするんです。例えば四方田犬彦などに。 蓮實 四方田犬彦氏は大変な勉強家ですよ。しいていうなら、勉強していない部分での 勝負に弱い− −蓮實 僕は批評家を作ったというより、他のジャンルの人達が全く違う形で映画に 接近してくれたことの方が大きいと思う。その中から、実際に映画を撮る人達が 出てきたということの方が大きいと思います。 スガ 映画批評に対しては、責任をもたないということでしょうか。 蓮實 責任をもたないというより、後継者はほとんど誰もいないでしょう−
−蓮實 僕は映画について書けとは一言もいったわけではなく、むしろ何かで映画に 関わるようなまじないをかけたということはあるかもしれない・・・・・・− −だから僕は抑圧ということに関しては、全くそういう風には感じていないんです− −蓮實 僕はいま、日本の映画批評は世界的な水準で決して悪くないと思っているんですが、 一つ問題なのは、モノグラフィーを書く人が殆どいないことです。簡単な 話でいえば黒澤明論というのが、日本にいくつあるかといえばあまりないです。 −日本の映画批評が弱いのは、ジャーナリスティックな批評家はたくさん出ても、 一つの主題を一貫して追究するタイプの人があまりにも少ない。後継者というこ とではありませんが、かろうじて道を築いたといえるものはインタビューの手法で、 例えば森遊机君の『市川崑の映画たち』なんかがとても良い仕事だと思います−
−編集部 若い世代の傾向として、面白い映画を効率良く観るために、面白いとされて いるものだけを観るという名作主義に走るところがあると思うんです。同じ 監督の作品でも面白いものだけを観る。そういうことに関してはどうお思いですか。 蓮實 金を遣わない、自ら出資をしていない人が書いたものは必ず崩れますと。 ただ全体の傾向として、批評をしない人までがそれをやっている状況に関しては、 誰かがぼんといえばいいことのような気がします。もう一つは、いま自分が 何を観られずにいるか、自分に欠けている作品を補おうとする欲望の不在は 世界的だと思うんです。その時に、ある文脈を作ると、観られないものが 必ず観られるようになる。それは僕一人がやったわけではないですが、一九八0 年代からの映画批評の状況は明らかにそうなんで、レンフィルムの場合に しても、それにはいろいろな人が絡んでいて、是非観ちゃおうじゃないかと−
まともなのばっかりでつまんな〜い。
痛いハスミ虫が出てくれば面白いのになあ。
でも
>>661 は痛いねw
蓮實クラス(二流)の批評家に夢中になって優越感に浸ってるお前よりは
キューブリック(超一流)やフェリーニ(超一流)にはまってる人のほうがまだ健全だよw
>>670 特に50以上のチンカス+加齢臭のヲタヲヤジ達がひどいよなw
バカだからすぐに反応しやすい性質だしww
>>689 40前後がセーフ!と思う書き込みはやめなさい
蓮實信者はハゲが多い
>>689 50歳以上で2ちゃんの蓮實談義に興じるような痛い香具師は
世の中からは大して必要とされてないような幼稚園児だろうな。
そんな香具師と仕事したいと思わんもん
>>688 ちょっと
>>661 の弁護をすると、キューブリック・スレは知らないが、
フェリーニ・スレはときどき凄まじい厨のさばりまくり状態になるぞ。
最近はそうでもないみたいだけど……。
ただ単に好きってのじゃなくて、「前衛」とか「映像主義」とかいう
赤面ものの言葉を嬉しそうに振りかざしたり、自分の中の傑作・凡作の色分けを
さも一般論のように述べ立てたり。生煮えの芸術論(のつもり?)の宝庫。
>>690 ワロタ。
>>681 もちろんそうですね。日本で一番最初にリンチについて語ったのは四方田らしい
けど、彼のイレイザーヘッドについての小文なんかは、
俺が「魅せられてフリークス」から取り上げた文なんかと比べると
遥かに視野が広くて今読んでも全然古びていない。
佐藤重臣のもっこすアーカイブ活動なんかももっと評価されるべきだと思うし。
ただ、当時色濃くあった
政治的主張や裏目読みのできる映画が良い映画で、そうしたものを
持たない映画は語るに値しない単なるエンターテイメント、みたいな
キモいヒエラルヒーはなくなってくれてホントよかったと思うのだが。
ものによっては「この映画は俺の政治的主張と近い視点だ、凄い!」なのも
あったからね。
政治的、歴史的視点を盛り込んでいるように見えながら、実はそうしたものから
遠いところにある文章多かった。
流行ですますにはきちんと批判されるべき部分含みすぎてた。
もちろんそのあとの表層批評一本かぶりも、ヒエラルヒー作って、駄目な
エピゴーネンつくってたから同じだけどね。
>>694 ヨモタンは、いつ頃からか急速に劣化したよね。それでも時々はいいことを書くけど、初期の文章の才気にはとうてい比較できない。
>>685 > 蓮實 四方田犬彦氏は大変な勉強家ですよ。しいていうなら、勉強していない部分での勝負に弱い‐
ハスミンが、いつもヨモタンについてこの手のもってまわった言い方をしてるのは面白い。
ヨモタンは結局、初期の輝きを維持する装置なり流れなりを見つけられなかったんじゃないかと思う。ハスミンが賢く次の手をうつことを忘れていなかったのに比べると、そこが甘かったのか。あるいは時代のせいなのか。それともお友達が悪かったのか。w
ヨモタンに友達はいません
>>696 平岡ら企業爆破系新左翼連中とのおつきあいが痛いと思いますた。
698 :
名無シネマさん :04/08/28 23:28 ID:lskmdCXw
>>694 >政治的主張や裏目読みのできる映画が良い映画で、そうしたものを
>持たない映画は語るに値しない単なるエンターテイメント、みたいな
>キモいヒエラルヒーはなくなってくれてホントよかったと思うのだが。
映芸とか未だにこのノリ強くない?「ドリ−マーズ」特集も映画をダシにして
時代をノスタルジックに語る退廃的なものになってたし。
ヘルツォークの映画見に行った時にキモイハスミ虫と会ったよw なんかヴェンダースがどうのこうのって俺の友達に力説しててウザかったから トイレに呼んで殴りまくってやったよw そうしたら大と小を同時にもらしたよw 虫の死骸みたいで気持ち悪かったね。
700 :
名無シネマさん :04/08/28 23:58 ID:mhuu7whJ
ハスミ虫対便所虫どもを尻目に軽やかに
>>700 ゲットの俺こそが不死身のネ申さ
ハスミ厨はそもそもヘルツォークの映画は見に行かないだろ?
まぁ、阿呆の双葉十三郎を愛読していたとか言う 痛いゴミクズよりかはましだが。
>>702 根拠ないが、お前よりはマシな気がする。
>>694 > 日本で一番最初にリンチについて語ったのは四方田らしいけど、
コロンブスがアメリカをハケン的な戯言?
>>704 >>694 ではないが(というか、
>>694 に確認したいのだが)「シティロード」
の別冊で先物買い的に何人の評論家が未だ日本で知られてない監督を紹介していた
特集があった。そこでキン・フーや『ひなぎく』のヴェラ・ヒティロヴァーと共に
『イレイザーヘッド』の監督としてのリンチを紹介した記事があったと記憶。
執筆者名は忘れたが、もしそれを書いたのが四方田だとしたら、
あながち嘘とも言えないような……。
ところで今ここで
>>673 からの四方田引用をもとに
「表層←→政治」の二元論みたいな話になっちゃってるけど、
いまいちど、蓮實のラング論を最後の一行まで読み返したらどうだ……
なんて、言いたい気持ちにもなるのであった。
多幸症(?)のフォロワーには、絶対書けない文章だよな。
708 :
名無シネマさん :04/08/29 06:26 ID:4HM+0c63
>>703 >根拠ないが
>気がする。
そんな程度で反応している頭の悪さがばればれ。
俺のクラスには不登校でひきこもりの奴がいた。 そいつは虫みたいな顔をしていたのでみんなにいじめられていた。 ある日俺は担任にこう言われた。 「お前と同じで映画が好きらしいんだ。 説得して学校に来るように仕向けてくれないか。」 俺は仕方なく奴の家に言った。 奴の家に着き奴の部屋に入ると奴は俺にこう言った。 「先生から話は聞いてるよ。 質問するけど君はイタリアの監督では誰が好きなの?」 「え?フェリーニとパゾリーニとアントニオーニ。」 「君は映画に愛されていないねその三人は二流と三流だよ。 イタリアの作家はロッセリーニとヴィスコンティとベルトルッチが一流なんだよw 僕は映画に愛されているんだ僕を愛してくれているのは映画だけなんだ。 君は映画を見る価値がないよこの屑屑屑屑屑屑屑。」 俺は奴を殴った。 奴の失神した姿は虫の死骸のようだった。
そしていつか月日は流れ、2ちゃんねるで願望の武勇伝を
書くしか能がなくなっている老いさばらえた
>>710 がいた・・・
>>710 オマエなりに頑張ったんだろうが、あまりにも退屈でツマラン
一からやり直せ
と、ペッチャンコに潰れた
>>713 が何か言ってるw
>>711 うっせー
お前とは違うんだよこのハゲ厨年。
お前は同僚の女に馬鹿にされまくってるんだろw
>>717 このはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげはげ
ハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲ
禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ禿げ
ゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲーハーゲ
719 :
キチガイMO :04/08/29 18:25 ID:j2NcwFgx
チンカスくせぇチンカスクセェよこのスレ
721 :
キチガイMO :04/08/29 18:29 ID:j2NcwFgx
>>720 黒澤映画の台詞みたいに言いやがって
俺は糞澤も嫌いなんだよwwwwwwwwwww
>>721 発作が発症したようだが病院いけよ、池沼w
>>717 私が言うことではありませんが、あなたが余りにも可哀相で。
全部自演だろ。
725 :
キチガイMO :04/08/29 18:46 ID:j2NcwFgx
727 :
キチガイMO :04/08/29 18:53 ID:j2NcwFgx
荒れろ荒れろ〜クソスレ荒れろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここはほのぼのしたインターネットでつね。
711 名前:名無シネマさん 投稿日:04/08/29 12:17 ID:SRuZ936d
そしていつか月日は流れ、2ちゃんねるで願望の武勇伝を
書くしか能がなくなっている老いさばらえた
>>710 がいた・・・
716 名前:名無シネマさん 投稿日:04/08/29 18:12 ID:j2NcwFgx
>>711 うっせー
お前とは違うんだよこのハゲ厨年。
お前は同僚の女に馬鹿にされまくってるんだろw
図星だったんだろ。
730 :
キチガイMO :04/08/29 19:15 ID:j2NcwFgx
図星じゃねぇよ俺は現役の工業高校の生徒だぜ!!!!!!!!!!!!!!
ハスミンスレ住民がバカを放置できないとは本当に残念。 颯爽と相手しないでスルーできると思ってたのに。
>>730 そんなことはどうでもいいから一からやり直せ。
733 :
名無シネマさん :04/08/29 19:35 ID:6aSp8T0K
ハスミンスレ住民なんて基本的に馬鹿ばっかりだろ? 実社会でこんなアフォで恥ずかしい会話できないだろ? むしろ実社会でハスミの話題出すときは、例えば、2ちゃんねるとかの ハスミスレの馬鹿共が・・・て感じで揶揄されてるよね、普通。
実社会なんて知らない孤独なひきこもりが想像で無理すんな。
むしろ蓮實の話はするが、2ちゃんねるの話なんかしない、そ
れが実社会。
>>733 は典型的な2ちゃん依存過多症。
外に出て1日10人以上の人間と話をしろ。
735 :
キチガイMO :04/08/29 20:04 ID:j2NcwFgx
俺は黒澤スレ、小津スレ、ヒッチスレを荒らしたことあるが、 住人のレベルは 黒澤=ヒッチ=小津>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>カスミ まぁこれは映画人としてのレベルを表してるねw
キチガイMOさんの中の人は青森の東さんでしたか。 あいかわらずですねw
737 :
東 :04/08/29 20:14 ID:j2NcwFgx
蓮實厨の脳内 偉大さ ハスミン(この名前キモイ)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>蓮實が貶してる映画監督 まぁ真性の馬鹿だってこったなwwwwwww
738 :
694 :04/08/29 21:17 ID:qjRezwlX
>>705 その「シティロード」の記事が、四方田が書いたやつですね。
「人、それを映画と呼ぶ」に収録されています。
エレファントマン公開前の文章なので、一応四方田の書いているとおり
「リンチを日本で最初に取り上げたのが四方田」で正しいんじゃないでしょうか。
739 :
名無シネマさん :04/08/29 21:37 ID:q0wj8fVY
蓮實重彦ってアニメの評論ってやったことありますか?
>>739 吉本隆明さんとは違いますので書きません。
741 :
:04/08/29 22:04 ID:j2NcwFgx
蓮實重彦は漫画の評論したことありますか?
ありません マンガとアニメは嫌いなんです
>蓮實の話はするが、2ちゃんねるの話なんかしない、それが実社会
と2ちゃんに書き込んでいる
>>734 w
>>743 私もそんな実社会には興味はございません。
ひきこもりほどネット弁慶になるってことの典型的なスレだな
746 :
:04/08/29 22:50 ID:j2NcwFgx
ハスミンスレの人たちはやさしいなぁ。 荒らしの僕にまでちゃんとレス返してくれるし。 僕、僕泣けてきちゃった。
747 :
名無シネマさん :04/08/29 23:01 ID:4HM+0c63
アニメーションの話は宮崎駿もウォルト・ディズニーもしないくらい徹底しているのか?
NTT出版から出た最新刊には、宮崎駿の名前が出てくるが。
大岡昇平との対談で、がんばれタブチ君話題にしてる.
ナウシカをその年のベストテン7位に入れてたよね、ハッチャン
>>696 確かに四方田に友達はいないね。四方田が勝手にこの人は自分の友達だと思いこんでる人は山程いるんだろうけどね。
>>747 ディズニー以上にオリジナリティに溢れたアニメーション作家は
日本には宮崎以外にもたくさんいる、日本はアニメーション大国だってさ。
映画への不実なる誘い 国籍・演出・歴史 久々に面白かったな。
>>751 もしもあんたが実際に四方田氏か、彼の知り合いを知ってて、
そういうことを匿名で2ちゃんに書いてるなら、最低だぞ。
ハスミ虫ネタでここを荒らしてる奴よりも遙かに下。下の下。
755 :
名無シネマさん :04/08/30 02:37 ID:e4fu8yYQ
カリオストロの城は激賞してただろ。 二回続けてみた。日本映画がやらなければいけないことを全てやられている。 お手本にすべき。 とか言ってた。
>>754 なにをむきになっているのでしょう。彼は凡庸な2ちゃんねらーですよ。
757 :
:04/08/30 12:26 ID:Vx2dONlw
a
758 :
名無シネマさん :04/08/30 13:10 ID:TZq8i0Gk
清純にツィイー楽しみだ
759 :
名無シネマさん :04/08/30 21:43 ID:CzFGUnfj
未来少年コナンはやっぱり面白いよな。 その頃テレビが無かったはずのハスミンは見てないと思うけど。
760 :
名無シネマさん :04/08/30 22:01 ID:izj1IoX+
昔、お茶の水駅前の喫茶店で『おもひでぽろぽろ』はプルーストか否かという お題を吹っかけてしまったせいで、ハスミンと木村建哉に半監禁状態にされて 終電になっても帰してもらえなかったよ。怖かった。
761 :
760 :04/08/30 22:03 ID:TPj2L6Pe
まあ、そんな俺も今は一児のパパだけどな。
>>760 凄いツーショットですねw 木村建哉氏は現在は成城大にいらっしゃるようで。
>>760 >『おもひでぽろぽろ』はプルーストか否か
スマソが、詳しくプリーズ。
くだらねえお題振ってんじゃねえよ馬鹿w
>>760 しかし木村建哉はなぜあそこまでブサイクなのか。
>>760 が絶世の美男子に見えるし、背が高いだけのわたしも外見的に引き立てられる気がするのだ。
>765 おまえは文体模写の才能がない。帰れ。
>759 ハスミンがテレビを買った時の話、好き〜! どうして人は気が狂わずにいられるのか、とかなんとかー
ハスミンはあんまりテレビ見ないみたいだけど
>>769 お前、臭い。
スレのレベルが下がるので馬鹿はカキコむな。
>>771 臭いに脊髄反射してんじゃねーよ馬鹿w
言説で勝負してみろや
言説w
そう遠くない未来に消滅することを誰もが薄々感づいていながら、 そのことをあえて話題にしようともせず、刹那感だけを残したまま レスのやりとりが交わされる某巨大掲示板において、 売り言葉に買い言葉ともいうべき泥仕合が繰り広げられるのは、 良識と言われる何かを持ち得たひとであるなら、 思わず目を逸らしてしまいかねない事態であるが、 しかしそれが映画でもインターネットでも遂に感知し得ない 臭覚を巡るものであることに気づくとき、 ひとは思わず自らの手を下着の中に突っ込んで、 もう何日も湯船に浸かっていないねちゃついた睾丸の表層に 戯れた白い指の移り香を確かめ、時には軽く舐めたりもしながら、 ああそうか、この匿名の環境においても、イカ臭いという点では 誰もが逃れ得ない運命にあるのだな、と、微笑みをもらすに至るのは、 厨房ゆえだろうか。
臭い。もう21世紀なんだからやめてくれよ。
776 :
名無シネマさん :04/09/01 00:29 ID:Heb8pAuX
お前らはゴダールスレのきもユートピアな現状をどうお考えですか?
ド根性ガエル=ベルクソン カリオストロの城=フーコー あずまんが大王=デリタ あしたのジョー=ヴィトゲンシュタイン でじこ=バルト ヤマト=レヴィストロース ガソダム=ドゥルーズ クレしん=ガタリ 語ったらどうなることやら。
けっこう仮面=バタイユを忘れるな
>>777 >あずまんが大王=デリタ
デリ「タ」って何だよw Derridaだろが。
こんなとこで無知をぼーろしなくても。
∩___∩ | | ノ\ ヽ | / ●゛ ● | | | ∪ ( _●_) ミ j 彡、 |∪| | ぼーろ / ∩ノ ⊃ ヽ ( \ / _ノ | | .\ “ /__| | \ /___ /
782 :
いたみじゅうぞう :04/09/01 10:52 ID:X+tTTkq/
糞が
言説なんていう死語使うからには相当の惚け老人かヒキw
>>783 お前、臭い。
>>772 の使い方が悪いだけで「言説」は死語でも何でもない。
お前みたいなバカがいるからこのスレでは絶対使わないけどね。
お前らホント臭いな。 いいから寄るな。 臭いもの同士集まって得意の文体模写の出来でも競ってろ。 『映画への不実なる誘い 国家・演出・歴史』、二番煎じが多くて萎えた。 やたらと行間が広いし。 最近の御大、本の造りがユルすぎ。
生まれも育ちも世田谷だよ。 宇宙・日本・世田谷。
一番臭くてみっともねーのはコイツ
>>746 (ゲラゲラ
近々毒が全身を蝕み、死ぬな
>(ゲラゲラ お前も結構毒が廻ってきてるみたいだな。
>>789 お前に相応しい場所はお前の親の出身地のド田舎
793 :
名無シネマさん :04/09/02 05:17 ID:gWd2SZVk
ハスミンってネットするの?
>>793 何かのインタビューで、最近はメールも使う、と言っていたよ。
796 :
名無シネマさん :04/09/02 07:18 ID:JXpW7Ele
>>793 2ちゃんも時々やってるらしいよ。
「2ちゃんには断片的な「真実」が満ちている」ってスガに言ってた。
同時に、「でも、ありゃあいけません、匿名っていうのがね」とも言ってた。
どうして僕のこと褒めてくれなかったんですか? あんたのせいであんたのせい(ry
798 :
名無シネマさん :04/09/02 08:01 ID:WelVQyNj
>>796 え、そんなこと言ってたっけ?
ソースは?
799 :
名無シネマさん :04/09/02 08:15 ID:JXpW7Ele
>>798 スガがインタビューしてた。誌名は忘れたけど雑誌だった。
スガが専門学校板のジャナ専スレに良く書き込みしていて
2ちゃんっていうところで、こういうやりとりをしてるんですよ。
みたいに話題を振ったら、ああ、知ってる知ってる・・
みたいな流れだったとおもう。
蓮實信者はハゲが多い
ハスミンもこのクソスレをご覧になってさぞかしお嘆きになられていることでしょう
あ?
老臭、加齢臭、口臭、体臭、便臭、腐臭、腋臭、 あらゆる異臭の持ち主が集う糞スレ
ハスミは二流のゲロ
そんなものにいつまでもしつこく絡んでる奴の臭さといったらもう...。
812 :
811 :04/09/03 00:57 ID:AOr10GoO
ん? これは俺の臭いか...。
813 :
名無シネマさん :04/09/03 02:19 ID:HwrYCKgx
ここをご覧の蓮實先生へ 少なくとも僕はこういう連中とは違います。 以上
817 :
だめぽ :04/09/04 17:58 ID:3tnKCHnz
818 :
名無シネマさん :04/09/04 18:24 ID:7Xa+Y27t
>>817 「駄作でしょう」などという言葉を平気で口に出来るって、女としてどうなんだ。
俺はしょっちゅう使ってるけどさ。
819 :
◆eacld75Wvk :04/09/04 18:28 ID:02Af3rFu
eruerupi-OO
つーかホウ監督に今さら、期待してたやつなんているのか・・
821 :
名無シネマさん :04/09/04 20:07 ID:y0dzt6cR
ハウル完成してたのか
822 :
名無シネマさん :04/09/04 20:52 ID:hRrZjcyv
>>817 「5分ほど短くなって」とあるが、再編集で蓮實氏の登場シーンを復活させていれば
淫靡テーションで取り上げること間違いなし。
御自身は映画の顔してなかったんだな
>>817 >ただ、『悲情−』のころに比べて最近はねらいが狭くなっていると思う。日常の積み重ねを描き、はっきりした結論
>を見せないのは小津と同じで、素晴らしいし、評論家も高評価を下すでしょう。
宇田川幸洋は精一杯のフォローをしていますね。小津は「はっきりした結論を見せない」監督
などでは決してないのに、世間のイメージに合わせてこんなことを言ってあげている。
>>820 そんなホウ・シャオシェンに今回も出資してしまった松竹・・・。ホウ本人も映画祭の観客と
先進国のアート系映画好きしか観ない映画を撮る、いくら撮っても台湾人は観ない、日
本や欧州の出資者やシネフィルのご機嫌を取るのにもそろそろ飽きてきた!?
「麦秋」はちょっと宙ぶらりんかな。
もうね山根貞男の「加担の論理」のおかげで 表層批評は粉々でやんす
重彦禿げ過ぎ
野田高悟とともにとことん脚本を練り上げ撮る小津と 脚本を固めずイマジネーションで撮るホウ・シャオシェンとは 違い過ぎるのでは
東京物語の良さが分からんハスミはカス
ナブラチロワのファンのハスミンは今年のオリンピックをどう思ったのだろうか? 「私はテニスのナブラチロワのプレーが好きでした。何よりもまず、どこか小意地が悪そうで、テニスは自分のために存在しているというかのごとき傲慢なプレーぶりが気持ちよかった。本人が本当に意地悪か傲慢かが問題なのではありません。 多くのプレーヤー――伊達公子などがそんな一人でした――がひたすらテニスにふさわしくあろうと健気な努力をしているときに、自分が動けばテニスなどあとからついてくるとでもいいたげに、ナブラチロワは傍若無人に振る舞っていた」(蓮實『スポーツ批評宣言』)
836 :
名無シネマさん :04/09/06 00:07 ID:v98kuvyS
ハスミンって呼び名キモい。
839 :
名無シネマさん :04/09/06 00:24 ID:owwKveCX
はすみんってまぞ?
840 :
名無シネマさん :04/09/06 00:41 ID:+BD2KOfu
ハスミ氏が日本映画と日本における映画評論にある種の閉塞感を 創り出したのは事実だと思う。 本人も最近はそのことに自覚的になってきたのか、いわゆるかつての作家主義的な 評価を一部捨て去り、堰を切ったようにハリウッド映画への言及が激増している。 評論の切れ味は落ちたと思うが、俺はやはりリベットやらゴダールやらの評論よりは サム・ライミやスピルバーグのそれを読みたい。
841 :
名無シネマさん :04/09/06 00:58 ID:v98kuvyS
トニー・スコットが好きだって聞いた時は驚きますた。 「アメリカン・アウト・ロー」を褒めていたのにも驚いた。
>いわゆるかつての作家主義的な評価を一部捨て去り、 >堰を切ったようにハリウッド映画への言及が激増している。 ハァ?
もともとハスミンはただのアメリカ馬鹿のおじさん あの世代がアメリカかぶれなのは仕方ないんだろうけどね
>>840-841 トニー・スコット好きはなんとなくはわかる。同時代アメリカ映画の評価については、黒沢氏
などのセンスに影響されて、自分は少し間違えたかな? という思いもあるのでは?
立教系の人はハリウッド好きだけど、逆に表象系の若い人がおフランスかぶれでリアルタイムの
アメリカ映画を余り観なかったりするわけじゃない?
むろん、ハスミソがバカにした(言及しない)映画は観ないという論外な人間も作ってしまったし、一般観客の次
元ではメジャーも単館も話題作一本かぶりの興行に流れるばかりだし、危機感があるのでない?
>>845 >>表象系の若い人がおフランスかぶれ
おフランスって言うけど、ヌーヴェルヴァーグ系と、「アメリ」や「グランブルー」
みたいなのは全然、違うんですけどね・・
放置しる
>彼女(アイダ・ルピノ)はイギリスで生まれた女優ですが、第二次世界大戦後にちょうど赤狩りが始まり、 >ハリウッドの屋台骨が傾き始めたころに、淡々とB級映画を撮り始める。 >ゴダールは、そのことにオマージュを捧げているのです。 >そのことを見逃しますと、このゴダールの『映画史』のかなりの部分は理解できないことになってしまいます。 ゴダールはともかく、文化的なマイノリティであるアメリカ人への視点がいいんだな。 シビれます。 そういう映画は見てないんだけど、20世紀初頭からの音楽を聴いているのでむちゃくちゃ共感しちゃう。
この人に欠陥があるとすれば、作家原理主義っぽいとこかな。 おなじ人間だって素晴らしいものも作ればクソも作る。 そういうあたり前の部分を、信念なのかどうかしらんが、強引に黙殺しようと するところね。 ゴダールだって確かに素晴らしいもの作ってるけど、クソも量産してるわけでさ、 人間なんてそんなもんだよ。みんなそのへん気づいてるでしょ? でも、総長時代に教授の定年制にからんで、目の色変えて騒いでいたのを みると、どうも信念っぽいな。
「人間なんてそんなもんだよ。みんなそのへん気づいてるでしょ?」の前段と後段がどうつながっているのか、俺には理解できない。 「信念」という言葉の使い方が変。
人間なんてそんなもんだよ。
854 :
851 :04/09/08 08:05 ID:UUIjoUi4
>>852 >俺には理解できない。
そうですか。では、文責を負って説明しておきますw
例えば、ゴダールの作ったものならすべてが語るに足る作品である、それは
ゴダールが語るに足る作家だから、とでもいいたげな氏の扇動的な物言いに
多くの人が幻惑されていた時代と違い、ゴダールも語るに足らない酷い作品を
いくつも作っているという(ゴダールが人間であるならば、それはごく
あたりまえな)事実を、一部の人を除いて、冷静に受止めることができる時代に
なったね、ということです。
かつての氏の言説が戦略的なものであったのか、それとも信念に基づいた語り口
であったのか?ちょっとわかりにくくなりかけてた。それは、氏がゴダールの
語り口を最近になって少し変えてきたりしていたから。
ところが、氏の東大における教授職定年制廃止議論への関わり方をみると、
どうやら、そこにあの作家原理主義の論理と通低するものがあるらしいぞと・・
それだとちょっとこの人は人間ってものをを過信しているところがあるね、
という意味です。
蓮實はゴダールが愚作を作ってるのは認めてるけどね。 ただすずしい顔をして愚作を撮りあげてしまうのだから やはりゴダールは天才だって言ってたけどね。
>>854 「ところが〜」以降への流れがさぱりわからん
>>855 愚作→失敗作じゃないかね。じゃないと意味が分からない。
たまに思うんだが、ハスミンって実はヘルツォークもリンチにも とりたてて否定的な意見もってなかったけど、山口昌男がうざい賛美 書いてたんでヘルツォークの否定にまわり、ジジェクがさかんに とり上げるんでリンチにも距離とった、というのないかな。 ハスミン自分をどうきわだたせるかを凄く狙う人だし、方法論の違う 批評家への敵意も結構すごいから。
ヘルツォークを切り捨てたのは戦略だと本人が言っているが その二人に関しては眼中にないだろう
860 :
名無シネマさん :04/09/08 16:23 ID:sLnbMzJ/
>>858 つか、ヘルツはともかく、リンチなんて全然たいしたことないじゃん。
戦前のドイツ映画を悪くした感じ
861 :
名無シネマさん :04/09/08 22:36 ID:guAhfK6f
ファスビンダーをなぜ無視したのだ!!!!!!!!!
ジジェク?
864 :
名無シネマさん :04/09/09 00:53 ID:C8Z4f8Ox
フランケンハイマーを、いやまあいい。
もしファスビンダーみたいなのが日本にいたら、 それなりに褒めるような気がせんでもない。
867 :
名無シネマさん :04/09/09 20:20 ID:fBjfI2T3
『生活の設計』!!!!!
水野大先生>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>カスミ
やっぱり映画撮らないとね。 最近出るのには抵抗ないみたいだから、そのうち…
ご覧いただいたように、一人醜い男が出てまいりますが、それは忘れてください。
役者としての存在感は上野昂氏のほうが上。
>>859 リンチはともかくジジェクは気にしてるとおもうんだが。
気にしてると言うより問答無用で切り捨て ジジェクは映画を利用して自説を語りたいだけ
学者なんてみんなそんなもんだろ。 自説を語るのに都合悪いもんは排除。
876 :
名無シネマさん :04/09/10 17:14:31 ID:9zqLdXSX
>>875 ハスミだけが倒錯的情熱のもってしてその狭き門を突破している
878 :
名無シネマさん :04/09/10 21:34:49 ID:DzXmk+vI
小坂史子さんへ、
>>648 >>672 のために
吉武美知子さんにならって「「珈琲時光」ができるまで」というのをキネ旬に
書いてあげてください。
ハスミは単なるポモ爺。
清に武にイーストウッド? 糞監督ばかり賞賛してんじゃねーぞハゲミ!
ハスミンの弟子筋の連中けっこうジジェクに影響されてくよね。 それはそれで良いと思うけど、だめかな?
882 :
名無シネマさん :04/09/11 19:22:55 ID:i/0E0FEB
>>881 ジジェクなんか、はなしにもならん。
知の欺瞞もいいとこ
73年の世代? そんなのよりパゾリーニやファスビンダーやフェリーニのほうが偉大ですよ。 73年の世代の連中はゴダールの「映画史」には誰も引用されてなかったねw
ソーカル厨が紛れ込んでいるな。 お前、ここにいると潰されるよ。
885 :
名無シネマさん :04/09/12 01:55:48 ID:Ar1m84zu
まあ理系のまねごとしてわけのわからん論文量産するより、映画で 遊んでる方がいいよな。誰も傷付かんし
886 :
名無シネマさん :04/09/12 02:57:17 ID:QSHKbqSG
>>840 でもそれは加藤幹郎がやってるからもういいよ。
『ヴァン・ヘルシング』を観ても新しい方の『アラモ』を観ても、
聞こえてくるのはハスミンの声じゃなくて加藤さんの言葉。
京都から声を嗄らして叫んでみても、遠すぎて届いてこない。
加藤幹郎ってずいぶんDQNらしいね まあまあ好きだったのに、ショックだ。
蓮実ほどのDQNではないよ。
土曜の蓮實のトークありの「ろくでなし」満員でしたよ。
>>889 加藤って学会除名になったんだろ?
何かやらかして。
ちなみにハスミンの弟子筋はたいへんだよな
漏れもかつて映画ゼミに出ていたが、
それだけでも、ときどき糞シネフィル扱いされる。
でも漏れ自身は中原昌也の批評が好きだ。
>>523 万作批判は読んだこと歩けど、マフマルバフはどう批判してたの?
あと、マフマルバフ評ってどこかに載っていますか?
893 :
名無シネマさん :04/09/13 23:24:46 ID:+FFXgZjG
弟子の中田秀夫がベスト10に「マイ・フェア・レディ」を選んでたから驚いたけど よく見たら監督がジョージ・キューカーだった。
>>894 キューカーですか? いかにもw どこに書いてあるテンか知りませんが、いかにも
シネフィリーなベストテンなんでしょうね。
いかにもシネフィリーなベストテンなんでしょうね。
ドキュメンタリーまで作ってるロージーを入れてないのは笑った。
>>897 兼タン、まちがってるね
×暗殺の森1970ベルナルド・ベルドリッチ
○暗殺の森1970ベルナルド・ベルトルッチ
てゆーかこのページ作者が無教養なんだな 狂い咲きサンダーロード1980石井聰瓦 瓦て
ジジェクて・・・ 袋小路の好きな奴らだな。
ジジェクの黙示録
ジジェクはあれはあれでいいんでないの。 つっこみたくなるとこもあるけど、なんのかんの面白いじゃん。 いつものパターン反復すんのはハスミンも同じだし。
淀長=山田>>>>>蓮實=山根=上野=双葉>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>かいえじゃぽんの馬鹿達
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>匿名で2ちゃんねるに悪口を書いてる香具師
オーデラがキレちゃってるよw ブルマソに馬鹿って言っとけ。
Big Templeの話題は青山真治スレの方でおながいします。
909 :
名無シネマさん :04/09/18 22:04:14 ID:ioWwmV1A
スティーヴン・スピルバーグが10月31日の第17回東京国際映画祭クロージング 上映にあわせ来日。 ついにスピルバーグにホークスの何たるかを一から教えるチャンス到来ってか。
スピルバーグは今のままが良い。 下手にホークスの真似されると嫌だ。
912 :
名無シネマさん :04/09/18 23:41:20 ID:ydVFQtM7
ハスミンってトンデモ系の人でしょ
913 :
名無シネマさん :04/09/19 00:48:40 ID:G7CkEjvO
ちなみにスピルバーグとかダンテとかカーペンターとかルーカスとかバートンとかコッポラとか ハリウッド売れっ子監督で「ハスミ」の名前くらい知っている人は1人ぐらいはいるのか?
スコセッシは知ってるかもしれないな。
いるわけねぇだろ。
916 :
名無シネマさん :04/09/19 01:16:30 ID:cVR3BvqN
>>913 そういう人たちは、数え切れないほどの人とかかわりがるからねぇ
そういや、「私はアメリカ映画主義者」って言う割には、アメリカ人監督よりヨーロッパ方面の監督のインタビューばっかりのような。
>>915 スコセッシはボグダノビッチと同じく相当アカデミックな映画ヲタだよ。
当然小津は観てるだろうし、名前ぐらいは知ってる可能性はあるぜ?
>>918 いま手許に無いが、95年のTIFFのニッポンシネマクラシックで、ハスミンが音頭を取って
「世界の映画人が選ぶ日本映画・この一本」のアンケートを採ったことがある。
アメリカ人監督でアンケートに答えたのは誰だったか? スパイク・リーしか覚えていないが、
あのアンケートに答えた人は、名前ぐらいは知っているのでは?
スコセッシといえば、出演作であるアーウィン・ウィンクラーの「真実の瞬間」を少し誉 めていた記憶がある。赤狩りハリウッドの話に、スコセッシがああいう役柄で出ている、 というのは巧いな、と思った。 ウインクラーは気にいったのか、「ナイト・アンド・ザ・シティ」を観に行ったら「土曜日の封切館は ガラガラ。悪い監督ではないのに日本では観られないのか?」とかエッセイに書いていた。 この頃から日本の映画興行における話題作一本かぶり、というお寒い現状を嘆いていたね。 そして、今はもっと悪くなったわけで・・・。
921 :
名無シネマさん :04/09/19 05:25:26 ID:5937zs8z
ハスミはシャマランについての評価にはまだ明確な スタンスを打ち出さずに逃げているようだが、 ヴィレッジは流石に少しは褒めると思う。
>>917 アメリカ映画ってのは昔の話でしょ。
今は職業上観ているって感じなんじゃないの?
924 :
名無シネマさん :04/09/19 11:29:37 ID:UKqOgLZK
>>923 >職業上観ているって感じなんじゃないの?
いいかげんな2ちゃんとはいえ、こんな的外れなことを言う人は珍しい。
ヴィレッジは見てないがそれ以外は駄目だと思った
チミノはどの作品が好きなの? 「ディア・ハンター」はやっぱり嫌い?
天国の門を評価してたような
928 :
名無シネマさん :04/09/20 16:15:10 ID:plSj2BOC
今月の淫靡テーションは『マイ・ボディガード』でしたが、トニー・スコットを 何でもいいから早く褒めたくて仕方がないという姿勢が見え見えでしたな。 ふつう今月は『ジェリー』、来月『ニワトリはハダシだ』、その次が『マイ・ボディ ガード』という順番でしょ。
>>928 >>ふつう今月は『ジェリー』、来月『ニワトリはハダシだ』、その次が『マイ・ボディ
ガード』という順番
なんで?
ハスミンは森崎東って、どうなんだろ。 山根貞男とかが好きなのはよく分かるけど、ハスミンに合うのかな??
何で周防さんは撮らないのさ
べた褒めに近くない?
933 :
名無シネマさん :04/09/20 16:55:16 ID:plSj2BOC
>>929 なんで?って改めて聞かれても困るんですが、12月公開の映画を今月取り上げるの
はいくらなんでも早過ぎるだろうと。
『ジェリー』、『ニワトリはハダシだ』は蓮實氏の嗜好および雑誌発売と映画公開
の時期の兼ね合いから予想した結果ですので、それ以上の深い意味はありません。
ちなみに予想では『マイ・ボディガード』の次は『ターミナル』でした。
生きてるうちが〜党宣言は激賞してた
>>931 企画を吟味しているうちに、撮るタイミングを失ったんだよ。もう撮れんだろ?
勢いのあるうちに、本編でもTVでも何でもやれば良かったと思うけどな。
もっとも、監督としての収入(ギャラ・印税など)よりも、アメリカ行脚をネタに
した講演の方が儲かる日本映画界で、真面目に映画なんか撮る気にもならないか?
「ダンス?」のリメイク権をハリウッドにいくらで売ったのか知らないけど、いまやお膝
元のアルタミラもフジに媚び売って営業している始末だし、世知辛過ぎるよ、
日本の業界は・・・。
936 :
名無シネマさん :04/09/20 17:14:52 ID:plSj2BOC
>>935 一時期ハリウッド進出のため、英会話習ってたらしいけど。撮れんでしょうなぁ。
「Shall we ダンス?」は原作+脚本だから結構金貰ったろうね。
>>930-934 「黒木太郎」もベストテンに入れてなかったっけ?
あと、森崎版寅さんも褒めてたような。。。
>>936 高いハシゴに上げられて、外される(自分で降りれなくなる?)という恐怖の日本映画・
監督潰しのパターンにハマってしまったのさ。
日本じゃ、多少、賞を貰ったりヒットさせても、以後の実質的な扱いはたいして良くならないからね。
(むしろ、賞を貰うのを嫌がっている監督さえいる。何の役にも立たないのに荷物になるだけ)
ジャーナリズム・ファンは誉めるだけならタダだから誉めちぎるけど。周防さんに対しても誰も
責任なんかとらない。アルタミラもすっかりフジの制作会社みたいになってしまった。
カネ持ってるキー局にいいように使われてる。ウォーターボーイズもTVに買い取られちゃったし。
清水崇とか偉いよな、「呪怨」をアメリカ資本で撮ったから「オレはハリウッド監督!」
とかふんぞりかえってもいいのに、次にテレ東の深夜ドラマとかやってるし。
舞い上がらずにできることをやってくしかないってことだな。強いよな。
>>939 でも、周防氏の場合はヒットしたわけだから、
「当たる映画の撮れる監督」という認識は持たれてるでしょ。
だから、それだけでもないような。。。
アルタミラに関しちゃ、メジャー(フジ)に寄り添いつつも、
「タカダワタル的」なんてのも作るわけだから、
それなりに頑張ってるんじゃないかなあ。。。
>>940 >「当たる映画の撮れる監督」という認識は持たれてるでしょ。
その神通力ももう終わってるのでは? 撮れなくなった点に関しては、やはり本人の
責任だろうね。考え過ぎたんだよ、きっと。
>それなりに頑張ってるんじゃないかなあ。。。
ま。基本的に日本じゃ制作会社は搾取されるだけだもんな。監督は状況が悪い中で
ゴマすってでもやりたいことをやるしかない。
一方、映画界もTVのキー局が着々と買い占めてるし、つまんないTVのDがブラウン管でも銀幕でも大きな顔をしてるし、
映画・TVの状況は先進国でも最低ランクじゃないの? スレ違いだけどオワットルよ、本当に。。。
943 :
名無シネマさん :04/09/20 21:10:01 ID:sDvixvxV
>>941 > 映画・TVの状況は先進国でも最低ランクじゃないの? スレ違いだけどオワットルよ、本当に。。。
結局ハスミンもそういう状況の進展に手を貸していただけというのが悲しいよね。
944 :
名無シネマさん :04/09/21 09:44:22 ID:8yfgiytT
蓮實しげぴこVS富野由悠季 どっかでやってくんないか。
945 :
名無シネマさん :04/09/21 13:10:52 ID:S4OCVX4w
>>941 しかし、なんだかんだ言っても、「24時間、自前でテレビ番組を用意できる
国はアメリカと日本だけ」だそうだよ。他の国(社会主義国をのぞく)は、
番組の相当の割合いをアメリカ映画、ドラマや日本のアニメで埋めざるを
得ない。フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、みんなそうだ。
では、なんで日本とアメリカだけが、自前で娯楽を用意できるか
というと、経済規模の問題ももちろんあるだろうが、より根本的には
日本とアメリカだけが、「本当の意味での大衆文化」を有しているから、
だそうだ。日米以外では、大衆は、昔は貴族などの裕福な階級の文化を
拝借し、今は、日米の映画、アニメを拝借している、というわけだ。
以上、若干の私見が混じっているが、社会学者の多田道太郎の言。
日本の映画状況が、過去の日本の映画状況に比べて
産業的にかなり貧しいことは自明。
ただし、
>>941 が、どれほど他の先進国(アメリカ以外だぞ)の
テレビ・映画事情に通じているかは、
文章を読む限りは分からない。つうか、眉唾。
947 :
941 :04/09/21 14:32:58 ID:/wY/l8XW
>>945 別に自前でも出前でもいいけど、ゴミが多いからハラが立つんだよw アメリカも日本よりも
遥かにゴミが多いようだが、中堅から上の質量はまるで違うのではないか?
>>946 ああマユツバだよw ヨーロッパ諸国のソフト制作力が(少なくとも量的には)さほど
でもないのも事実だろう。
ただし、Web上の海外在住者のサイトなどを見た範囲の印象論だと、日本のいわゆる大
衆化状況にはちょっと凄いものがあるなあ、とは思う。
(まあ思うだけだがw 実地の所は現地に数ヶ月は住まないとわからんし)
948 :
名無シネマさん :04/09/21 17:40:46 ID:NDL+7TDv
日本人の愚民化に一役買ってるテレビ業界
蓮實氏はポランスキーは嫌いなのでしょうか? 弟子の人たちの中には好きな人もいるようですが。
そういえば、ハスミンって、ポーランドの映画人のことぜんぜん話さないような希ガス
953 :
名無シネマさん :04/09/22 02:22:06 ID:/lNAiBeN
ポーランド好きー
ただいま京都にいます。
>>951 昔、映芸でのベスト10に「テス」入れてたが。
956 :
名無シネマさん :04/09/22 19:44:06 ID:/fKFm7lL
>>954 本当ですか?
シンポジウムとかにも参加されないようですし、来るとしても最終日の映画文化賞
の発表のときくらいでしょう。
>>956 20日あたりから来られているようです。