1 :
吾輩は名無しである :
03/04/16 01:04 まるで電波受信の悪いテレビジョンのようだ。
絵画でいえばスーラということですか。 となると印象派ですか。
余計なお世話だ。死ね。
4 :
吾輩は名無しである :03/04/16 01:11
そうそう、解析度が低くて映りの悪い十年前のテレビにも例えられるね。
「解析度」?
1=4
7 :
吾輩は名無しである :03/04/16 01:26
テレビ嫌いの蓮實の文体をテレビに例える悪意あるレトリックですね。
8 :
吾輩は名無しである :03/04/16 09:26
夏目漱石に興味があったので、この人の漱石論に手を出して見たが、 その読みづらいことにびっくり。途中で挫折。
9 :
吾輩は名無しである :03/04/16 09:28
お前が頭悪いだけだろ。死ね。
10 :
吾輩は名無しである :03/04/16 10:23
そういえば「反=日本語論」は、今読むと ほのぼの家族エッセイにしか思えないよなw 当時はあの文体とか指摘していることとかが 日本では衝撃的だったのかも知れないが。
11 :
ディコンストラクション :03/04/16 10:54
物語を戦略的に模倣し、その円滑な進行をいやが上にも煽り立ててみせること。 紋切り型をそれと意識しつつまことしやかに演じてみせること。 制度の倒錯に戦略的に加担し、制度の内部に侵入してその儀式的な機能を模倣すること。 そしてそれを意図的に反覆すること。 そのすべてを戦略的に捏造された諦念をもってやってのけること。 そのあげくのはてにはじめて、物語の説話的持続が切断される瞬間、 紋切型がおのれを廃棄する瞬間、制度の≪外≫が立ち現れる瞬間がかいま見られる。 けれども、そのような瞬間はまなざしよりもすばやく過ぎ去ってしまい、 そのあとにはまたしても退屈な紋切型の堆積がひろがるばかりだろう。 By 彰
12 :
吾輩は名無しである :03/04/16 11:00
>>11 蓮實文体の模倣をすると悲惨なこと
(>退屈な紋切型の堆積)になるということですね彰さん。
その悲惨さを蓮實自身がテーマにしているのですよね。(凡庸)
13 :
吾輩は名無しである :03/04/16 11:02
>>12 蓮実に入れ揚げてる批評家や小説家の悲惨なことといったらないね
戦略的な三島ってとこか
14 :
吾輩は名無しである :03/04/16 11:03
しかし浅田彰は短文にまとめるのが上手いな
アキラ〜! マフラーの結び方おしえて〜!
16 :
吾輩は名無しである :03/04/16 12:57
文章が下手というだけの話だろ。
17 :
吾輩は名無しである :03/04/16 13:35
18 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:16
アキラッチョはけっこう文章うまいっしょ。
19 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:37
蓮實重彦の映画論は美しい。 それがいま、燃えるような黄昏色の函に包まれた一冊の本としてある。 それを、銀色の表紙をもつバルトの本、 同じように死の影をおび反動的な美しさをたたえた写真論とならべて、 書架に収めることにしよう。 それが、冷たい墓のようなバルトの本の傍で、 無限の時間をかけて――あるいは零秒で――静かに燃え尽きるに任せよう。 ふたたび By 彰
確かにアキラックスの、あるイシューに関する 纏め方の手際の良さには舌を巻く。 アホの俺でも、彼の本読んで頭良くなりたくて ついついアキラの本買っちゃうもの。 ちょっとあれは真似できないねぇー 不思議なのは、あのくらい機械的な整理屋さんの 仕事なのに、他に追随者が現れてこないことなんだな。 ほかに個性臭い、ショボい批評家なら腐るほどいるのに。 あれも一種のブライテストな個性なんだろうな。
21 :
吾輩は名無しである :03/04/16 18:34
>>17 もちろん蓮実のことだよ。
あれを文体と考えることが間違いなんだ。
東大の卒業式だか入学式だかでした話が本になっているが、
あんなものを聞かされて、誰も何も言わなかったのか?
22 :
吾輩は名無しである :03/04/16 18:43
>>21 スノッブなやつらには受けてたけど、普通の学生にはほとんど理解不能でした。
だって、書き言葉で講演するんだから。
23 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:17
普通の学生=スノッブ
24 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:18
おれその時の新聞(たぶん)全部スクラップにしてある。
25 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:35
蓮見の映像論って、まさか狂人日記のことではないよね? あれって、まったく内容がなくて、読んでて恥ずかしくなってくるよ。 あんなのをありがたく読んでいるやつっているの? ほんと蓮實は読者(田舎者)を馬鹿にしているとおもう。
26 :
オールドファッション :03/04/16 20:01
多分、彼にとっては格好よく書けているかどうかといったスタイルが 重要なのであって、何が言いたいかは二の次ってことではなでしょう か。おそらく、彼に言いたいことはとくにないと思う。
浅田って暴力温泉芸者の映画評も褒めちぎっていたよね
狂人日記は蓮実日記だから。で映像論とかは『映像の詩学』という本が あるよ。
29 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:11
浅田って淀川レベルじゃん。
30 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:12
淀川以上の「批評家」って誰?
31 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:14
淀川って試写会で居眠りしてるのに、その映画の批評できる 優れものです。
淀川以上は、山田宏一、かな?
33 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:18
やつらのは個人的な感想どまり。
34 :
吾輩は名無しである :03/04/17 00:37
ハスミage
36 :
吾輩は名無しである :03/04/17 17:37
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
38 :
吾輩は名無しである :03/04/20 12:20
蓮實の本を読んで頭が良くなると、 3や9のような知的な一行レスができるようになります。
39 :
吾輩は名無しである :03/04/20 12:29
うっせー貴様。死ね。
40 :
吾輩は名無しである :03/04/20 12:33
知的だ…
41 :
吾輩は名無しである :03/04/20 12:36
映像の詩学を買いました。 で、読んでみたのですが、、、。 何か自分に酔ってるような感じを受けました。
42 :
吾輩は名無しである :03/04/20 15:58
でもフロベールってそんなにいいの?だれか教えて あと陥没地帯みんなどう読んでるの?
>>25 でも「許されざる者」(イーストウッドの方)の映画評は面白かったよ。
本文中で執拗に「〜は許されない」ってやってるのが笑えた。
その時、もしかして結構ユーモアのある人かもって思ったのです。
抜粋しようと思ったんだけど本が行方不明。たしか一行目っからカマしてた気も。
漏れの思い違いかなぁ…。
。.・゚蓮實先生お誕生日おめでとうございま〜すо゚';*~';・,゚ο。゚`。о〇○
45 :
吾輩は名無しである :03/05/06 07:27
蓮實重彦は身長190センチがすべてだ。
○○なのだが、××なのだし、むしろ、△△ということではなく、□□なのだ。 シャンタル、いや、ヘレンよ・・・
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
48 :
吾輩は名無しである :03/06/03 23:55
↓蓮
49 :
吾輩は名無しである :03/06/03 23:57
>8 たしかに読みづらいね。この漱石論の説明を教授から聞いた事がある。蓮實は言葉遊びをしているだけだと!要は純粋に漱石を見ろということを蓮實は言いたいだけらしい…
51 :
吾輩は名無しである :03/06/04 10:02
老人にしてはでかいが190はない。せいぜい180ちょっと。
52 :
吾輩は名無しである :03/06/04 10:58
おすぎ
はやりもの
っていうか、蓮實って本業である学者としての評価はどうなの?
あんたが高校の頃フランス語にケチつけてたんじゃねーのか?
何が最悪って、名字が。
昔書いてたプロ野球評論が面白かった。
この間サッカーについてもどこかで語っていたぞ
59 :
吾輩は名無しである :03/06/30 15:46
蓮実の映画狂人シリーズは、映像論とかじゃなくて、 彼のアジりかたが面白いんだよ。 この映画を観ていない奴は「21世紀」を口にする権利はない とか言うんだから。
>>59 映画 誘惑のエクリチュール の頃から、
そんなことばっかり書き散らかしてますが。
61 :
吾輩は名無しである :03/07/11 01:35
文学板の新世紀は、このスレから始まる
すばるで金大中のことを賞賛してたが、結局ノーベル平和賞を金で買ったことが判明しました。
63 :
吾輩は名無しである :03/07/12 20:34
滑稽なほどの俗物だね。。 こいつとこいつの読者は
64 :
吾輩は名無しである :03/07/12 20:46
はったりとパリの代理店みたいなもんだもんねー。
65 :
吾輩は名無しである :03/07/13 00:53
おもしろい。ただそれだけだ。
66 :
吾輩は名無しである :03/07/13 00:55
おもしろい、時期もあった。 テーマ主義が蔓延しているときね。 いまは、その逆。
フォード>ルノワール>小津>ゴダール>ホークスかヒッチコックかラングかロッセリーニかグリフィスか溝口か山中かマキノあたり みたいな順番か、彼は。
「テーマ主義が蔓延しているとき」があったという認識ってどうなの?
69 :
吾輩は名無しである :03/07/13 06:06
停年もむかえたことだし、 いいかげん「フローベール論」 まとめて欲しいなり
70 :
吾輩は名無しである :03/07/13 06:07
ちがうや 「ボヴァリー夫人論」
71 :
吾輩は名無しである :03/07/14 07:17
蓮実重彦の文体って、一言でいってキモイです 本人的にはナルシスティックなんだろうけれど。。。
73 :
吾輩は名無しである :03/07/17 11:41
「本人的にはナルシスティック」?
75 :
吾輩は名無しである :03/07/17 14:30
蓮実がやろうとしていることは、文章そのものを映画化しようとする、途方もない敗北必至の試み としてあるので… などとぶちかましてみるテスト
書くことが何も無くなった人間の自虐的な身振り
77 :
吾輩は名無しである :03/07/17 22:45
>>74 「本人的にはナルシスティック」って言い方が「なにをいいたいの」かわからない、
と言いたいのがわからないのか?
本人がナルシスティックたることを狙っているって言いたいわけ?
いったい何のために?
「ナルシスティックである」ことって肯定的な価値なの?
それに「ナルシスティックである」とはあくまで他人の評価なわけだ。
お前こそなにがいいたいの?w
全くわけわからん。
陥没乳首はどうよ?
本人的にはナルシスティックなんじゃないの?
80 :
吾輩は名無しである :03/07/18 01:10
蓮実(190センチ)より背が低い奴に、蓮実を批判する資格はない。
81 :
吾輩は名無しである :03/07/18 01:35
陥没乳首はどうよ?ってどうよ?
82 :
吾輩は名無しである :03/07/18 01:47
83 :
吾輩は名無しである :03/07/18 03:49
>>77 全然
あいかわらず意味がわかんないよ
君の文章 言いたいこと
84 :
吾輩は名無しである :03/07/18 03:51
なんかたぶんスンゲー馬鹿だと思う 77
85 :
吾輩は名無しである :03/07/18 04:26
本人的には自分自身に浸っている 本人的には自分のイメージに酔いしれている 本人的には自分のナルシズムに浸っている・・・ こういうのが大体「本人的にはナルシスティックなんだろう」 という文章の意味にあたるだろうな。
86 :
吾輩は名無しである :03/07/18 04:33
そして77の馬鹿言い草を検討してみよう >本人がナルシスティックたることを狙っているって言いたいわけ? >いったい何のために? >「ナルシスティックである」ことって肯定的な価値なの? なんでどこに「本人がナルシスティックであることを狙う」 とかいう解釈が前の文から出てくるの?w 狙ってるというよりも、もっと無自覚的にナルシズムを他人に拡散してる という感じになるだろう 「ナルシスティックであること」が肯定的な価値であるかどうかは 文脈によっていつも異なるだろうが、この場合は 否定的な意味で批判してるんだろうな
87 :
吾輩は名無しである :03/07/18 04:36
>それに「ナルシスティックである」とはあくまで他人の評価なわけだ。 これも全然違うだろw ナルシズムであることに無自覚である、というのが他人から指摘される こともあれば、自分で自覚的にそうであることもある なんでどこが「あくまでも他人の評価である」とか断言できるのか その短絡できる驚異の脳細胞が不思議というか 信じがたい馬鹿だと思うなw<77
>>83-87 多重書き込みでしか自分の意見を補強できない人間は哀れを誘う。
それに酷い粘着的な臭いがするよ、こいつ。
「本人的に」という言い方は「本人」の意志が入っているんだからお前の
>>85 の言い草は、
>本人がナルシスティックたることを狙っているって言いたいわけ?
>いったい何のために?
>「ナルシスティックである」ことって肯定的な価値なの?
という問いには何の反論にもなってない。
それに「もっと無自覚的にナルシズムを他人に拡散してる」というのは「本人的には」という意味から大分外れてきているのだが。
最初の立論からして間違っているんだから、それをいくら糊塗しても無駄だよ。
89 :
吾輩は名無しである :03/07/18 12:56
>88 馬鹿粘着再び登場だw 基本的にこのような異常者臭のする相手には真面目に考えていないから これからもずっと散漫にテキトーに(多重にわたるとはそういうこと) レスさせてもらう 「本人的にナルシズム」という言い方は普通だったらこのように流通するだろうて <自分ではいい気になってる積りであるのだが> だからもちろんそこには本人の意志も入ってると同時に 無自覚的なブラインドの側面も両方混じってるということになる
90 :
吾輩は名無しである :03/07/18 12:58
88の文章力じゃあしかし 2ちゃん以外には何処にでも出て行けない 顔出しできない 悲惨で醜悪な相貌なのだろうて。。。 しかし私は全く同情はしないが。。藁
91 :
吾輩は名無しである :03/07/18 13:06
インターネットの闇。。。。
通りすがりの俺からすれば、君達みんな「あいつ勘違いしてるよね」
と陰口叩かれてそうだけどな。特に
>>90 の女の方
93 :
吾輩は名無しである :03/07/18 13:14
……三点リーダーの変わりに……句点使う癖……やめた方が良い……バカ丸出しだから……
93の三点リーダーも頭よさそうにはみえない
95 :
吾輩は名無しである :03/07/18 13:19
ここはなんでこんなに必死に言い合ってるんでしょうか? インターネットの闇ですね
96 :
吾輩は名無しである :03/07/18 13:23
93では単に90が71の自演だと指摘したかっただけ。 通りがかりにはわからんか。
ここってこんなに馬鹿の巣窟だったんですねw 飯くって帰ってきたら思わぬ多重債務者どもの(絶望的) 展開に吃驚w
ちなみに71じゃあありませぬ(藁
100 :
吾輩は名無しである :03/07/18 16:31
バカはいなくなれ
>>87 馬鹿だなお前w
>それに「ナルシスティックである」とはあくまで他人の評価なわけだ。
>これも全然違うだろw
>ナルシズムであることに無自覚である、というのが他人から指摘される
>こともあれば、自分で自覚的にそうであることもある
こういう風な解釈自体が、「他人の主観」って枠組みの中にあるもんだろw
つまり他人の評価であるということは当たり前、かつ前提なんだよバーカw
そこを指摘してるってことがわからない?てか知傷?w
102 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:44
>>89 通用しねーよバーカwてめーが文盲なだけだww
本人的にはナルシスティックっていう言葉自体が日本語にさえなってねーから
仕方ねーけどなw
自分が馬鹿ってコトに気付いたかい?かわいそうにw
104 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:46
106 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:47
もういいよ。87が馬鹿だってことは見るやつが見ればわかるよ。 ほっといてやれ。
107 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:49
>>106 も馬鹿だってことは見るやつが見ればわかるよ。
ほっといてやれ。
108 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:51
>>107 かわいそうなヒキコモリだな、、
がんばって社会復帰しなよ。。
109 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:52
>>108 は、かわいそうなヒキコモリだな、、
がんばって社会復帰しなよ。。
110 :
吾輩は名無しである :03/07/19 09:57
なんだ厨房か、、
111 :
吾輩は名無しである :03/07/19 10:00
>自分ではいい気になってる積りであるのだが >もちろんそこには本人の意志も入ってる な〜んだ、やっぱりお前の解釈だと俺の言う通り「本人がナルシスティックたることを狙っている」ということになるじゃねえか。 で、何のために蓮實は「ナルシスティック」になろうとしてるわけ? それに自分から「いい気になってる積り」になりたい人間なんかいるわけ? 自分に浸りたいから? 他人にそう見てもらいたいとか? 全くワケがわからねえよ。 俺の理解力の識閾を超えているよ。 俺が読んだ蓮實の著作は「ナルシシズム」から最も遠く離れたもののはずだったが。 どうして「ナルシシズム」なんてレッテルを貼られているのか? まさか「文体がキモイと自分が感じたから」なんて話じゃないよな。
>蓮の著作は「ナルシシズム」から最も遠く離れたもののはずだったが 「滑稽さ」を志向するってことか? いや、『反=日本語論』読み返してるところだからさ。
「滑稽さを曖昧に許すのではなく、それを滑稽さとしてうけ入れ、 その表情にゆっくり時間をかけて馴れ親しみ、遂にはそれを全的に「肯定」すること。 かけがえもなく貴重なものは、この遭遇それ自体であろう。」 「滑稽さの彼岸に」〜「歓待の掟」の流れは泣けるんだよ。 「その表情にゆっくり時間をかけて馴れ親し」むヒマの無い、 あるいはそうする必要のない人間には理解し難いだろうけどさ。
115 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:18
>>112 >俺が読んだ蓮實の著作は「ナルシシズム」から最も遠く離れたもののはずだったが。
それは単純に君の誤読だよ
しかも結構たちの悪い誤読だと思う
116 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:19
pu-(w
あの文体だって相当に戦略的なんだと思うけど。
>>115 は誤読っていうか本の読み方がちょっと浅すぎるよ
118 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:44
表層批評宣言の冒頭で、バルトの「表徴の帝国」を自分の訳で引用してる ところあるけど、いかにも蓮實的文章で面白い。
つ〜かね、こいつ具体的な内容に関しては全く言及できないよ。 賭けてもいい。 何せ「文体がキモイと自分が感じた」、それだけでモノ言ってるから。
120 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:47
>本人的にはナルシスティックなんだろうけれど。。。 誰かこれを逐語訳してくれないか。 ナルシストであることを演じていると言うことかな。 もしくは、自己陶酔的に振る舞っているのだと、そのような自惚れに過ぎないものなのだと自分が 誤解されるように振る舞っているという、ことかな。 それがキモイのか。
121 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:50
122 :
吾輩は名無しである :03/07/20 00:50
そんな「難解な文体」か? 確かに句点・句読点までが長いから、肺活量の少ない人にはつらいかもしれんが。 「凡庸な芸術家」とか、あの分厚い本が一気に読める感じで書かれてたし、 「漱石論」とか活劇風なテンポの良さだったけど。
何で理解できない蓮實の文章に腹を立ててしまうのかを徹底的に思考した方が自身の為になると思うが。
蓮實氏の授業を受けたことがあるが、 とても紳士だった。
125 :
吾輩は名無しである :03/07/20 02:38
結論はこの一言に尽きるねw 1 :吾輩は名無しである :03/04/16 01:04 まるで電波受信の悪いテレビジョンのようだ。
その映りの悪い受像器から貞子がでてくるところが素敵なわけ。わかる?
127 :
吾輩は名無しである :03/07/20 03:30
「物語批判序説」を、最近読み返してる途中だけど、やはり「鋭い」と思う。 「U」のプルーストを扱った部分での、物語を語る権利なんて視点は、 階級社会のフランスや戦前の日本を知ってる人(昭和11年生まれだし)ならではだし、 かつ、育ちということもあるんでしょう。 公家の末裔みたいな浅田彰とは、その辺でも話が合いそうだ。 「凡庸な芸術家」は、「物語批判序説」や「表層批評宣言」あたりの理念を 実践して見せたというところでしょう。 「小説から遠く離れて」もそうだよね。 蓮實の場合、文学を扱った書物の方が、エッセンスが詰まってて、 面白いかも。
↑ばーか、おまえ何にもわかってないよ。 このまぬけ。もう一度読み直せ。くずやろう。
129 :
吾輩は名無しである :03/07/20 06:38
成人でIQ85もあれば普通に暮らせるし、本もなんとか読めるんじゃないか。 よく知らんけど
>>129 おまえのIQも低劣だろ。
最近の蓮實先生の文章(文庫解説や雑誌の映画評にて拝読)は、 ひとつのセンテンスが短くなり構文も簡潔になったようで、 読みやすくはあるけれど少々残念です。
133 :
吾輩は名無しである :03/07/21 00:10
>>121 =
>>71 わかりやすい典型的な馬鹿だな。。あんたの人並みの読解力で逐語訳してくれよw
ヒキコモリ文盲さんよw
通りすがりだが
>>133 君はどこの厨房だ? 猿なみの煽りをするんじゃない。
反論があるんなら堂々と論陣を張れ。作品名を具体的にひいて
自分で解析し批評してみせればいいだろう、相手がぐうの音も出ないように。
猿並みとヒキコモリ文盲の典型的馬鹿が、喧嘩してどーするよ?
135 :
吾輩は名無しである :03/07/21 00:17
>>134 いや、あんた。。スレの流れをちゃんと読んで見れ。。
136 :
吾輩は名無しである :03/07/21 00:18
つ〜かね、こいつ具体的な内容に関しては全く言及できないよ。 賭けてもいい。 何せ「文体がキモイと自分が感じた」、それだけでモノ言ってるから。
138 :
吾輩は名無しである :03/07/21 03:02
なにしてんの??
141 :
吾輩は名無しである :03/07/21 10:14
荒れてきて、スレ伸びたなあ… 蓮實って今ではもう過去の人なのかもしれないけど、 一応70年代とか80年代は影響力を持っていたわけでしょ? 批判されるべき点は多々あると思うけど、 それも含めて一度誰かがしっかり検討するべきだと思うんだけど。 そんな本出してももはや「商売」にならないのか…
142 :
吾輩は名無しである :03/07/21 13:41
ここはもはや キチガイの自作自演スレに堕落してる と見たなw
143 :
吾輩は名無しである :03/07/21 13:43
>141 70年代に蓮実が影響力あったなんていう事実はまずないな 80年代および90年代の人だね (東大総長時代を含む)
144 :
吾輩は名無しである :03/07/22 12:38
90年代はむしろ蓮実が目に見えて影響力を落とした時期じゃない? アカデミックな領域では違うのかもしれないけど。 文学なら『絶対文藝時評宣言』までの人だと思うのだが。
145 :
吾輩は名無しである :03/07/22 12:58
がくちょーやめて暇になったから また暴れ出すでしょ。
146 :
吾輩は名無しである :03/07/22 15:14
>>143 うわえうわわああああえ
あなたは犬に食われてください
by重彦
147 :
吾輩は名無しである :03/07/22 16:35
146ってキチガイ?w
重彦はキチガイなんかじゃありません!
149 :
吾輩は名無しである :03/07/22 17:08
偽重彦だろう?w
150(σ・∀・)σ ゲッツ!!
151 :
吾輩は名無しである :03/07/23 23:27
重彦は犬に食われろってよく言うよね 講義中も口癖だった
ドラマだのロマンだのは犬にでもくれてやれ
153 :
もう10余年にもなるが :03/07/24 01:37
重臣くんって何やってんの? 音楽ってるとか、早稲田いってたとかきいたけど
蓮實氏曰く・・・
「 ―― インターネットの世界だってそうでしょう。
真の結論ではないけれど、とりあえず小さな結論めいた
ことをいってみて、それに対して、様々な小さな結論めいた
反応があり、人々は小さな話を四方八方に振りまいていく。
この近代の部分を忘れてしまってはいけない。―― 」
(『「知」的放蕩論序説』02年・河出書房)
と、いうわけで、そこんとこ忘れることなく蓮實氏について
語り明かそう。
映画評論家 蓮實重彦 【4】
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1058979696/l50
155 :
吾輩は名無しである :03/07/24 03:45
近代???
おお、なかなかわかっとるな、しげひこ!
157 :
吾輩は名無しである :03/07/24 13:57
私の身長は185です。 80年代は190ありましたが。
158 :
吾輩は名無しである :03/07/24 14:17
君の良心は、どうやら無数の舌があるようだ 人間、衣服を剥ぎ取れば、おまえのように、あわれな裸の 二本足の動物にすぎぬ BY康夫
蓮実の論理からすると、2chっていうのは、 「言葉の独走による衝突を数多く経験することで終わりそびれるしかない物語」 「驚きの構造化されがたい衝突」 「均質化した共同体的な想像力を揺るがす行為としてのコミュニケーション」 などの点で、蓮実曰くの「戦略的な倒錯」にかなり近いものを持っていると いうことになっちゃったりします。
160 :
吾輩は名無しである :03/07/31 11:26
しかし、せめてスレタイくらいは正式な漢字表記が出来なかったものかね
大滝秀治がハスミンに「つまらん!お前の言う事はつまらん!」と言うCMを 作ってくれないものか。
(^^)
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
ボヴァリー婦人論は出すのか、出さないのか。 でも発表されたとしても、読みたいような、読みたくないような。
あげとけ
「バルトを読んだことのない女子学生など張り倒すしかないでしょう」 『知的放蕩論』
なんもやる気がせんときにハスミン読むと元気になる―― こういう女性はいませんか? できれば若くて可愛くてセックスが上手な♀
なんもやる気がせんときにゲンイチロウ読むと鼻毛が2本伸びてくる―― こういう女性はいませんか? できれば若くて可愛くてセックスが上手な♀
道重を読んでも元気にはなれないよ。
170 :
吾輩は名無しである :03/09/13 13:33
その後、現代にいたるまで、日本の批評界は さまざまな才能を生みだしてきた。機知あふ れるレトリックで際だった花田清輝。イギリ ス文学に造詣が深く、批評も創作もほとんど 区別のない独特の文体で書いた吉田健一。長 いこと文芸時評で健筆をふるった平野謙。夏 目漱石論から出発し、日本近代の社会と文学 について幅広く論じてきた江藤淳。思想家と してわかい知識人に絶大な影響力をもった吉 本隆明。フランス現代思想の影響下に出発し、 個性的な文体で文壇に衝撃をあたえた蓮実(はすみ)重彦。 立場も方法もそれぞれことなる批評家たちだ が、いずれも現代日本文学の全体像を考える 際に欠かせない存在である。 マイクロソフト・エンカルタ百科事典より ちなみに独立して辞典に載ってるのはこの中では吉田健一と吉本隆明
何故、柄谷の名前がないのか? 吉田健一が独立して載っているのに、何故江藤淳が載っていないのか?
ていうか小林秀雄は?
174 :
吾輩は名無しである :03/09/21 09:32
『陥没地帯』は面白かつた。語り手を含めた人物関係のチャート図を作 りたくなつたけど、それをしたら物語に屈した事になるのか。 『オペラ・オペラシオネル』もよかつた。『陥没地帯』よりシンプルで 読み易いかも。スパイ小説だし(笑)。 読み易いといへば『小説から遠く離れて』も相だつた。後半はなんかこ じつけがましく感じたけど、大変興味深く読めた。 蓮實重彦の長いセンテンスは慣れればどうといふこともないと思ふが。 今にしてみれば幸せな読書体験だつたなあ(遠い目)。
175 :
名無し物書き@推敲中? :03/09/21 17:51
「小説から遠く〜」 読み終えたときこの本に出会わなかった人生を考えて怖くなった記憶がある。
「ドカベン39巻」 読み終えたときこの本に出会わなかった人生を考えて怖くなった記憶がある。
「図解 家庭の医学」 読み終えたときこの本に出会わなかった人生を考えて怖くなった記憶がある。
何ごともなかったように、というのが倒錯者にふさわしい唯一の姿勢だ。(表層批評宣言)
若い頃は 白いスーツでツイストを踊っていたと伝え聞く
180 :
吾輩は名無しである :03/09/29 20:19
>>179 まじ? がたいはいいもんね。
おれの勝手なイメージでは、
講義中に生徒に本読まして、蓮実が木刀肩にかついでトントンしながら机の間巡回して、
「おめーら、おい、表層読めよ表層。紙の上から一歩も出るんじゃねえぞ。わかってんだろうなコラ、あ?」
ってな感じなんだよね。
181 :
吾輩は名無しである :03/09/29 21:17
「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」って良い本ですか?
182 :
吾輩は名無しである :03/09/29 23:36
>>181 読んだことない。けど蓮実はだいたい論旨貫徹してるから落胆はないと思われ。
183 :
吾輩は名無しである :03/09/29 23:58
宮沢喜一と蓮実ってなんかダブるんだよな、イメージが
ウケんかったか……。会心の出来だと思ってたんだがな……
185 :
吾輩は名無しである :03/09/30 00:23
滝に打たれた方がいいね
平凡社ライブラリーの雪舟の本を本屋でパラパラめくっていたら蓮實重康の論文が・・・・
187 :
吾輩は名無しである :03/09/30 12:31
「蓮實重彦」 難解な文章で知られる前東大学長。 「ルビッチの映画は面白いよ」という一文も、彼にかかれば 「“ルビッチ”と低く呟きながら、この快楽を享受する権利を行使しようではないか」と変貌する。
>>187 なかなか上手いけど、欲を言えば同じ内容であと三行くらい増やしたいな。
189 :
吾輩は名無しである :03/09/30 13:00
みんな山形浩生は好き?
191 :
吾輩は名無しである :03/10/06 11:51
|⊂⊃;,、 |・∀・) ダレモイナイ…オドルナラ、イマノウチ! |⊂ノ |`J ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (・∀・∩) カッパッパ♪ 【( ⊃ #) ルンパッパ♪ し'し' ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (∩・∀・) カッパキザクラ♪ (# ⊂ )】 カッパッパ♪ `J`J ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (・∀・,,,) ポンピリピン♪ ((⊂#((⊂)】 ノンジャッタ♪ し'し' カパァー... ♪ ,,;⊂⊃;,、 ♪ (,,,-∀-) チョーット♪ ((と__つつ)) イーキモチー♪
192 :
吾輩は名無しである :03/10/06 20:04
19歳で「哲学者になる」などといいだした奴は、足を蹴飛ばすか、 顔面殴るか、どちらかしなければだめですよ」(知的放蕩論p60)
教科書問題の唯一の問題は、新しい歴史教科書をつくる会の 人々の顔がどうも暗いという一点に尽きると思う(同p43)
アマゾンで新刊調べたら養老孟司との対談・講演集ってのがあったわけ。 買ってみたら蓮實の講演ってのが東大出版会のやつのもろダブリでやんの。 対談のキレもいまいちだし、高校生向きの脚注はウザイし、誤植は目立つしでいいことなし。 ただ一つ傑作だったのが、巻末の自社広告で、蓮實の著作として『没落地帯』ってのが掲げられていたこと。 ん? と思ってアマゾンを調べようと思ったら「砂丘が云々」...。 やってくれるわ、哲学書房。
陥没乳首は読んだが……わからん……俺じゃわからん。しかしあの通り の文体だったので読み心地がえがった。しかし……わからん。
オペラはぜんぜんダメだよ 蓮實ともあろうものが、あえて薄っぺらいのを書こうとしたのかね 奈美悦子乳首の時の緊張感はどこへ行ったんだ、つー感じ。
いずれにしても小説について蓮実の主張はただ一点、物語の崩壊のはずなのだ。 おれはその観点で読んでるんだが。オペラも読んでみるか。
198 :
吾輩は名無しである :03/10/07 00:50
表層の言葉遊びなんてとっくに行き詰ってるだろ。 ポストモダンの文脈で言えば物語も崩壊したんだろうけど。。。
199 :
吾輩は名無しである :03/10/07 00:57
>>200 あの一族が再生産をやめたんだぜ?
これ以上の贅沢もあるまい
饗宴<1>が絶版らしーんだがね。なにやっとるかね出版社はね。
頽廃しきっている日本文化の象徴だな。はすみしげひこは。
204 :
吾輩は名無しである :03/10/27 03:31
後退しきっている禿頭はいやらしさの象徴だな。cf.中曽根康治
205 :
吾輩は名無しである :03/10/27 03:37
ミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ |ミ彡 は・す・み???
ハスミとかってどこで髪切ってるの?
207 :
吾輩は名無しである :03/10/27 17:35
すごいいい文章だ。快いリズム。1/f波長。雑念が消え休息の脳波。
いまの蓮實の文章には『表層批評宣言』のような粘りは見られないね。 老い。それもまたよし。
>>208 元々、文体というか文章の構造というか、全般的に
政治的な「もったいぶった」感じがたっぷりだったから、
はまり役な気もするな。意外な感じは微塵もしない。
211 :
吾輩は名無しである :03/11/11 00:58
東大総長退官したら、『草枕』をソフト・ポルノで映画化するという話は どうなったんだろう? 小説の次はいよいよ映画監督で実作に挑戦か、と期待していたんだが。
212 :
吾輩は名無しである :03/11/11 07:01
蓮実の書くものなんて、高校生のうちに卒業しろ 遅くとも大学卒業までには卒業しろ と、俺は思うんだが。
213 :
吾輩は名無しである :03/11/11 11:36
ぜんぜん、もりあがりまへんな。人気なし。加古の人?
>>213 実は「シンセミア」についての文章読んで俺もそう思った
バルト・シンポジウムで何か喋るらしいね。
シンポジウムよりもバルトのデッサンが楽しみじゃ。
218 :
吾輩は名無しである :03/11/16 18:07
>>216 駒場でやるほうですよね。
もっと詳しいことがわかったら教えてください。
>>181 「フーコー・ドゥルーズ・デリダ」は面白かった。
創作的エッセイとして読むべきだろうがね。
>>174 「陥没地帯」は作者名を外しても秀逸な作品だった。
柄谷と蓮實を足して2で割るとちょうど良いのだが。
しかし、ハスミの文体はどうしても生理的に拒否反応が出てしまう。
220 :
吾輩は名無しである :03/11/16 19:06
今やってる連載はどうですか?
蓮画像ってなんですか?
バルト・シンポジウム行った奴はいないのかよ。 どうせお前らフランス語できないんだろう! と、言ってみる。
フローベールの文体も読みにくい
224 :
吾輩は名無しである :03/12/24 22:41
226 :
もし蓮實が衰退スレに書き込んだら :03/12/25 21:11
文学が衰退したかどうかをここで説話論的に安易に語ってしまうことが 文学における重要な問題だというわけではなく、また文学の衰退を 社会現象の中で捉える事がさらに重要だというわけでも勿論なく、 様々な文学が様々な次元において衰退も興隆もしていると、ことさらに ここで述べてしまうこともまた凡庸な物語の風景に収まってしまうのであれば、 これらすべての言説には何らの「愚鈍さ」も「事件」もないのであって、 いわば事件性のない説話論的磁場の中にからめとられてしまっているのが 我々の「今ここ」におけるいたって「凡庸な」状況であるのだが、さて、 事件性なき事件という逆説的表現をあえてここで言ってのけることもまた 凡庸な物語の「風景」の中に予定調和的に配置されてしまうのであり、 そうした言説自体がとりたてて事件となるわけのものでもあるまい。 それでは説話論的磁場を回避する「愚鈍さ」や「事件」はどこにあるのか? しかしながら、この「どこに?」という場所を問うこと自体が既にして 物語であってみれば、むしろそれは場所ならぬ場所としての「陥没地帯」 とでも名づけておくべき不可能性なトポスであろうし、そして/あるいは、 表層において饗宴すべきオペラシオネルなオペラ劇場なのであると、 とりあえず言い放っておくことは、説話論的配置の罠にかからないための ひとつの愚鈍なエクリチュールだとしても罪悪になるわけではなかろう。
↑はもちろんシャレですから スルーしといてくださいよ
>>226 模倣だとしたら、かなりの精度に達していますね。もしかしてたんなるコピペ?
226は創作ですよ。書きなぐったんでミス多し。 15行目「不可能性なトポス→不可能なトポス」という単純な誤字のほか 8行目の「我々」という言葉も蓮實らしくないしね。ま、遊びなんで。 で、こういうような文を書く人をどう思いますか? @理解できないので殴りたくなる A理解はできるが殴りたくなる Bよく理解できてかっこいいと思う C理解できないけど何となくかっこいいと思う B関心がないので何とも思わない
D関心がないので何とも思わない またミスったw
>>229 始めて壁に投げつけた本だった。蓮実は話が長いらしいんだけど、
入学式の時おばあちゃんが来てた学生がいて、話が長くておばあちゃんが
途中で倒れないか心配だったと書いてる人いた。1時間しゃべったらしい・・・
あの有名な入学式のやつね・・・ おばあちゃんに同情したい。
芸達者な人っているもんだな・・・
古本で探してる「凡庸な芸術家の肖像」が見つからない…
236 :
吾輩は名無しである :04/02/05 19:06
映画板のスレの方が面白いな。
映画板の蓮實すれ見ると、 東京の人はいいなあ、と思う。
240 :
吾輩は名無しである :04/02/28 02:00
蓮實は映画評論家だからね。
蓮實重彦について、みなのども、 語りあうのだ!!
『ボヴァリー夫人論』 が待ち遠しい。 同時執筆だったらしい 『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』 は全部読んじまったい。
『ボヴァリー夫人論』 が待ち遠しい。 同時執筆だったらしい 『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』 は全部読んじまったい。
わわっ、ゴメン。
『反=日本語論』は読んだ?
読んでない。 っていうかマクシム論だけで 充分だなあ。
後藤明生の言葉を 借りるなら、 《一本の木によって森を把握する》 ということだろう。
補遺 星をちらりと見ることが―― 網膜の外側を (そこは内側よりも弱い光線を感じやすいのだ) 星の方へ向けて横目で見ることが、 星をはっきり見ることになる、―― 星の輝きがいちばんよくわかるのだ。 その輝きは眼を星に《十分に》 真正面に向けるにつれてぼんやりしてゆく。 そりゃああとの場合には 実際たくさん光線が眼に入るさ。 が前の場合にはもっと安全な感受能力があるのだ。 過度の深さは考えを惑わし力を弱める。 あまり長く、一心に、あるいはまともに、 じっと見ていれば、金星だって大空から 消えて見えなくなるかもしれんよ。 《参考文献》 エドガー・ポー『モルグ街の殺人事件』p.30
249 :
吾輩は名無しである :04/03/13 23:58
テレビで初めてみたよ、けっこうふつうのおっさんだね。
話の内容が普通だった。 本当に面白い部分は編集されてんだろうけど。 スマップだし。
251 :
蓮実は嫌いじゃない :04/03/14 06:44
蓮実に関して思うこと。 1,今月号のユリイカで首に巻いてるマフラー(?)のようなものは何なのか。 欲しくてたまらない。 2,なぜなかなか教授にならなかったのか?松浦寿輝が表象に32才で助教授として 就任したときも、師である蓮実は助教授だった。 3,孫はいるのだろうか?こんなおじいちゃんだったら幸せだと思う。 誰か知ってる人いたら教えて。
1. 『ユリイカ』って雑誌? 編集者に聴けばわかるかも。 2. ポストに興味がないから。 3. 知らねー。 直(=じか)に会ってはなしがしたい。
253 :
ウサギウサギ :04/03/14 11:51
>>252 青土社から出てる雑誌です。
今月号は「論文作法」の特集なのですが、そこで蓮実さんが誰かと対談してて、
写真が載ってます。
青土社か。 Aクラス。 対談相手は?
ポストに興味ないわけない 東大の総長までやってるのに
『中央公論』バックナンバーによると 選出投票は観るのもイヤだったと インタビューで述べているよ。
>>226 いまさらですがウマスギ。宇宙ヤバイを蓮実節で語ってください。
○ × われわれ 我々 まだまだじゃな。 ホッホッホッ。
○ われわれ × 我々 修正。
260 :
ウサギウサギ :04/03/14 17:43
>>254 ブックデザイナーの鈴木なんとか。
スキンヘッドの人。
知らん。
262 :
吾輩は名無しである :04/03/14 18:43
蓮實は小説家だからね。
いや、 ヤツは映画批評家だ。
264 :
吾輩は名無しである :04/03/16 12:31
蓮實は元東大総長だからね。
265 :
吾輩は名無しである :04/03/16 13:56
あの文体はどう考えても虚栄だろう。 ああする必然性を教えてほしいもんだ。
267 :
吾輩は名無しである :04/03/16 14:58
凡庸さの群を前にして冷めてしまうしかない「蓮實的感性」が かろうじてエクリチュールに熱を帯びさせる手立てとして ああした晦渋な文体を操ることでしかそれを見出せないとすれば そしてまたぞうした絶望を皮肉へと転嫁させることなくして 書くことができないとでもいいたげな身振りを演じることが その感性にとって必然性に似たものを持ってしまうとすれば、 非「蓮實的感性」にとってそれがっただの「虚栄」に見えようとも それが魂の唯物論的擁護のために必要だったと、 今日の日記には書いておくことにしてみちゃったりなんかして。
268 :
吾輩は名無しである :04/03/16 15:05
勘弁してくれよ
269 :
ウサギウサギ :04/03/16 16:13
270 :
吾輩は名無しである :04/03/16 16:20
>>267 蓮実調だけんど、
「ああした」というような言葉は蓮実は使わない気がする
>>265 必然性なんてあるわけないジャン(w
蓮実は冗談でやってんだよ、最初から。
渡部とか金井みたいに真似する香具師が出て来てみんな真に受けちゃったけどさ、
本人はあくまで冗談のつもりなんよ。
最近はもうあんなのあまり書いてないんじゃない?知らんけど。
272 :
吾輩は名無しである :04/03/16 22:26
いやぁ蓮實の小説って面白いねぇ。 こりゃ並の小説家じゃ太刀打ちできんわ。 ほんま、批評より小説のほうがええんちゃう?
273 :
吾輩は名無しである :04/03/16 22:43
161 :吾輩は名無しである :04/03/11 19:56 『オペラ』はダメダメだよ。 『陥没地帯』ではあれほど丁寧に作りこんでいたのに なんで『オペラ』ではあんなにつめが甘い作品を書いちゃったのか。 168 :吾輩は名無しである :04/03/14 18:36 『陥没』より『オペラ』はツメが甘いのはそうかもしれん。 しかし『オペラ』は何よりエロティックでいいじゃん。 『陥没』では「批評家が書いた小説」臭があったが。 171 :161 :04/03/15 08:39 >168 エロティック…『オペラ』はなんつーかその手の映画意識してますよーてのが出すぎで あとなんでもかんでも反復すりゃいいってもんでもないでしょ? と思ったのだが。 175 :吾輩は名無しである :04/03/15 22:25 『陥没』も『オペラ』も反復の手法を駆使したヌーヴォーロマンじゃない? 『陥没』は「物語」に自覚的なメタフィクションでもあったんだろうけど 『オペラ』は「反復」よりも「横揺れ」と「徒労」に身をまかせてるか。。。 あ、三枝『思いがけず風の蝶』を思い出してしまった。 178 :吾輩は名無しである :04/03/16 22:28 >175 オペラに徒労はない サラーっと流れてっちゃうよ。 これ退屈じゃないからダメなんだよ。
274 :
吾輩は名無しである :04/03/16 22:44
別スレより273に引用したが、 さて『陥没』と『オペラ』どっちがいいのか?
『オペラ』って絶版なの?読みたいな
>>271 蓮實くんは小学校の頃からああいう文体でしたよ。
先生は作文とかの評価に困っていたようです。
277 :
吾輩は名無しである :04/03/18 22:27
『陥没』と『オペラ』どっちもいいよ。 なぜだれもハスミンに文学賞をあげないのだろうか?
文学賞って必要?
279 :
吾輩は名無しである :04/03/19 00:06
文学賞を与える→売れる→文庫化早くなる→ブックオフに出る→100円棚に並ぶ
280 :
吾輩は名無しである :04/03/19 00:13
100円で買ったものを→絶版になるまで待つ→ヤフオクに出す→イクシオン入札 →値段吊り上げ操作→3000円台に跳ね上がる→イクシオン3500円で落札→儲かる
>>280 絶版になった本でも売れるとは限らんのよ、これが。
で大量の在庫の山。あぼーんw
282 :
吾輩は名無しである :04/03/19 02:15
>>274 『陥没』の方がいいと思う。
てゆーか個人的に蓮実ん中で(批評とかも含めて)一番好き。
283 :
吾輩は名無しである :04/03/19 11:12
フランス思想はフランス語ともともとの難しさの壁がある →その両面をよく分かった上でわざと難しく書く →難しいものが分かる=頭がいいと思っているバカがほめる →分からないバカは黙るしかない 簡単に書いてレベルを落とせとは言わないが、普通に 分かりやすく書くのが人間として当然だと思うぞ それで駄目なものはどうせ駄目なわけで
バカにもかろうじてわかるように計算しつくして書いて るだろうが、ハスミは。 「あー、分かる、俺、これ分かる。難しい文章だけど分かる。 ついでに、なんでこんな迂遠な書き方してるのかも分かる」 って有頂天にさせてくれるんだよ。「教師根性」で。 で、「まさか、俺の文体、真似ようとか思ってないよな?」 っていってるんだよ。 しかしイカレて真似ちまったのが俺だよ文句あるか。 あのエクリチュールは、明らかに「大衆消費で要求される芸」(『凡庸さについてお話させていただきます』)
285 :
吾輩は名無しである :04/03/19 22:40
おれも「陥没」のほうが好きだな。 「オペラ」は、なんか、主人公の男がカッコよさすぎ。 「陥没」では、言葉の<反復>という操作を通じて、 表象されたものの領域に物語が固着してしまうのを 回避しようと試みてはいたが、「オペラ」では、そうした 言説の側でなされる<反復>という契機が、その<反復> を通じていつの間にか表象されたものの側に転位し――付録解説、芳川泰久
芳川の蓮實や金井に対する褒め方はヘンチクリンだ。 褒めるのが先にありきだ。
287 :
吾輩は名無しである :04/03/28 22:26
新刊どう?
288 :
吾輩は名無しである :04/03/29 04:20
ハスミたんてうんこするの?
289 :
吾輩は名無しである :04/03/29 10:28
蓮實の文体って空疎なだよね
290 :
吾輩は名無しである :04/03/29 10:51
ものすごく生気が薄くなってきたかんじがする。 あんがい、吉本より先に…
新刊読んでみた。 草野進との「対談」を初めて読んだが終始タジタジなのが笑えた。 それにしても最近の人文書って傍注・脚注・後注多すぎ。
>>290 最近元気ないのかあ。。。頑張ってほしいな。
蓮實みたいな存在は一人くらいいたほうが面白い。
二人以上はいらないと思うけど。
293 :
吾輩は名無しである :04/04/25 22:29
蓮實さん、また小説書いてくださいよ。
今出てる正統的なスポーツ批判序説を読んだ人いますか?
正式には『スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護』だった。
296 :
吾輩は名無しである :04/04/28 22:25
『スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護』ちらりと立ち読み。 サッカーを語ってるのは意外だったです。
>>291 草野進を知らない人がいることに、みな驚いていると思うよ
いつだったか、村上龍との対談でサッカーを語っていたな。 「カズはゴール前にボールが落ちると必ず決めますね。でもミドルが決まらない」
300 :
吾輩は名無しである :04/04/28 23:14
蓮実ってあのひとでしょ?文學界で阿部と映画対談していた。 自分の好みが絶対てな感じで話すし、美男好きっぷりがキモかった
301 :
吾輩は名無しである :04/04/28 23:23
草野進のスポーツ批評っていけてるの?
26日の日経新聞のオピニオン欄面白かったぞ。 ハスミンマンセー。
303 :
吾輩は名無しである :04/04/29 00:27
この人ってなんか物言いが強引じゃないですか? 以前、なんかで、この映画の素晴らしさが分からない輩など 犬に喰われてしまえw みたいなこといってて、なんなんだこの人は、とおもった記憶があります。
ハスミンは近鉄の岩隈がお好みなんだね。 岩隈は彰も好きそう。
305 :
吾輩は名無しである :04/04/29 01:52
たとえば、そうたとえばの話ではあるのだが、 さきほどTVで実況中継されていた日本代表とチェコ代表の試合を見て フェリーニを想起したのは説話論的磁場にしたがってのことではなく もちろん説話論的磁場にあらがってのことでもないのだが 小野伸二がワンタッチパスでスペースにパスを流すときに サッカーフィールド全体をキャメラのロングショットでとらえつつも キャメラは小野選手の右足にズームインしてゆかざるをえないのであって そこからボールがネドヴェドに渡ってGK楢崎のファインセーブを映しつつも ボールに関係の無いところで小野選手がどういうポジショニングをとっているかを キャメラフレームの外で映していることもありうるのであって いわば説話論的磁場の外で演じられている事件がそこにあるのであろう。
阿部との映画対談、読んだんだけど、オーストラリアもの(の映画)はだめだ っていう固定観念があるみたいで、わたしも「なんなんだこの人は」って思った。 (ただの差別・偏見みたいだし) 村上春樹の小説を「あらすじで言えば猫と奥さんを探してるだけ」だからつまらない と言ってたのを読んだこともあって、全然説得力なくてずっこけたよ。
307 :
吾輩は名無しである :04/04/29 05:43
'⌒ヽ , ヘ ̄ノヘ. / そうだよne |》《ノノ从))〉 ,ノ从!゚ ヮ゚ノ!) \ きっとそうなんだよ ' ⊂)Å!つ く/_|j〉 し'フ
308 :
吾輩は名無しである :04/04/29 06:01
>>306 あえてそんな乱暴な物言いをしてるだけですよ。
ハスミのような「乱暴な物言いをしてる」批評家がいたほうが面白いよね。
乱暴な物言いによって人々に対して反感とともに刺激をかき立てる そういう高度なレトリックを、蓮實ほど周到かつ狡猾に駆使できる 人間はそういない。
>>310 たしかにそれはいえる。
2ちゃんねるでもそういう高度な煽りなら出会ってみたい、、、
いや、やっぱり怖いから遠慮しとくかなぁ。
あのぅ、いまさらですが、スレッドタイトルの名前そのものが 違っとるんですけどぉ。。。 蓮(テンが2つあるシンニュウ)、実ではなくて實だし 彦も立の部分がバッテンだし……ワープロで出せない文字多すぎ。 蓮實氏って本の装丁にはあまり関心ないのかなぁ。 本の内容は面白くても、装丁が面白くないのが多い気がします。
このおっさん、実物を見たらスタイルが悪くてがっかりした。 洋なしみたいなデプッとした体型ですごくかっこ悪かった。
おっさんだからしょうがない。
316 :
吾輩は名無しである :04/05/02 23:23
そう、意外とでかくない。 180そこそこ。
317 :
吾輩は名無しである :04/05/05 01:13
180もあんの?
318 :
吾輩は名無しである :04/05/05 06:48
この人が書いたフランス語教本っていいの? 先日某古本市で10年くらい前の「広告批評」を買ったんだが、その中で 橋本治と文化人類学の船曳建夫が対談してて、船曳が絶賛してた。 当時、蓮実は教養学部長だった。当時の蓮実派閥も気になるなあ・・・
319 :
吾輩は名無しである :04/05/07 13:57
散文をパクルのが上手い人だよね しかも日本にないフランスものをねw ゴダールのカット割りを意識して散文を組み合わせた感じ 蓮見の文章で酔えるヤシは素人 まだ寺山の初期短歌のほうが秀逸w
320 :
吾輩は名無しである :04/05/07 16:12
つーか、あの文章って文体的には非常に簡単なものかと。 「、」で区切りながら、てにをはだけをあわせていけば、 案外簡単に書ける。 むしろ、個性的な語彙集に見るべきものが多い。
321 :
吾輩は名無しである :04/05/08 14:10
322 :
吾輩は名無しである :04/05/08 17:37
見た目も文章も鰻っぽい人だよなぁ
禿同 植物だと茄子っぽい?
182って書いてあるよ、福武文庫のヤスケンのあとがきに
325 :
吾輩は名無しである :04/05/13 07:53
ハスミン最良の著作は『批評 あるいは仮死の祭典』・・・ 間 違 い な い!
326 :
吾輩は名無しである :04/05/13 10:00
「スポーツ批評宣言・・・」を読んだ。 野球に対する論考はさすがにシャープだと思ったが サカオタとしてサッカーに対しては「?」だったな。 「運動の擁護」を標榜するのなら、今やフィジカルお化けと化した 中田を持ち上げるのかが分からない。あの硬いボールタッチや とてもスマートとは言えない周囲を見回すときの首を振る動作や 弛緩したクロスボールの軌道や MFとして致命的なボールを持ったときの判断の遅さなどを見れば 「動物化」などとは口が裂けても言えないと思うんだけどな。 まあ、カーンに対して「カーンはまた必ず失敗する。」と言っていて 最近この法則が発動していたのにはさすがと思うが。
327 :
吾輩は名無しである :04/05/13 12:03
>>3178 15年くらい前に聞いた話。
「教養部の鬼」として恐れられていて、
受講者の1割くらいしか単位取れなかったとか。
「18才ならこのくらいのことを喋ってもらわなくては困る」という方針でつくられた教科書だそうです。
本人以外に使っていた教師がいたかどうかが知りたいです。
実際に授業受けた人の話とか。
>>329 友達(早稲田の学生)が、彼の友達(東大の学生)が、そう言っていたと言ってました。
出版社は、朝日出版だったような記憶が。
「はじめに」のところで、「フランス語を簡単に勉強しようなんて思うな、おまえら苦労しろ」みたいな主旨が書いてありました。
普通の語学教科書の体裁でした。
なにぶん学生時代の記憶。
でも江藤淳との対談「オールドファッション」でも似たような話をしてたんで、
きっとそんな感じだったんじゃないかな?
>>318 ,
>>327 『フランス語の余白に』 INTRODUCTION
◆この書物は、日本の大学の教養課程でフランス語をはじめて学ぶ人びとを
対象とした教科書である。ただし、その人びとを容易にフランス語へと導く目的で
編まれてはいない。だからといってとりわけ難解な書物でもはないが、楽しいもの
でないことだけは確実である。◆それがフランス語であれ何であれ、一つの外国語
がやさしくしかも楽しくおぼえられることは絶対にありえない。また大学でフランス語の
単位の取得を課せられた者の全員が、フランス語の達人になる必要も毛頭ない。
適当に単位がとれさえすれば、ほとんどの人間にとってはそれで充分である。
◆この教科書のとりあえずの目的は、適当に単位がとれれば充分である人びと
にとって、フランス語とのさして遠からぬ時期の起こるだろう訣別を曖昧なもの
とはせず、自分とは無縁なものと断じ、心おきなくそれから遠ざかりうるための
直接の契機となることである。但し、フランス語から遠ざかるのであれば、せめて、
英語で外国人との派手な喧嘩を演じうる程度の語学力だけは、各自、手に入れて
おいていただきたい。われわれが外国語を学ぶ唯一の目的は、日本語を母国語
とはしていない人びとと喧嘩することである。大学生たるもの、国際親善などという
美辞麗句に、間違ってもだまされてはならぬ。◆にもかかわらずフランス語との
訣別を容認しない人びと、または教師の制度的特権によって彼らを訣別させまいと
する人びとにとって、この教科書はその利用価値をまったく欠いているわけではない。
そればかりか、他の類書には見られない新たな趣向がこらされている。視覚的、
あるいは聴覚的にフランス語へと接近するのではなく、もっぱら手を動かして、
つまり書くことによって肉体的にそれを同化すべく作られているのだ。
◆そのために、各課の冒頭に短いテキストが置かれている。これは正しい発音で 読まれ意味を正しく解釈される必要のない文章である。そうされてもいっこうに さしつかえないが、利用者諸君は、これらの文章ただ盲滅法に書き写し、ついには 原典を見ずに全文がすらすら書き綴れるようになってほしい。 ・・・・・省略・・・・・ しかし、その際も、知性よりは、肉体化された手の動きの反復を活用すること。 繰り返すが、この書物の特徴は、視覚だの聴覚だのを経由することなく、直接、 肉体を駆使すべく作られていることにある。◆以上のような理由から、事態を 視覚的に把握させるための図式はほとんど使われていない。イタリック、または ゴシックによる特徴的な細部の強調も極力避けられている。それを行なうのは、 この肉体的な書物の活用者である各人の手である。 ・・・・・省略・・・・・ 外国語の習得に必要とされるのは、自分では知らないはずのこのとがふとわかって しまうという特殊な能力である。この能力は、自分では知っているはずのことが ふとわからなくなってしまうといういま一つの能力とともに、もっとも重要なことがら である。日本語を語り、聞き、書き、読む場合にも発揮されるべきこの二重の資質を 欠落させた人間は、決して言葉を肉体化することはできない。
最期のパラグラフは文学論語ってるみたいだね
『フランス語の余白に』のカセットテープの吹込みは、夫人のマリー=シャンタル蓮見さん。
>>331-332 素晴らしい。
面白い。
ありがとう。
しかし、一貫性あるよなあ。
著作から教育という職業までピンと一本スジが通っているもんなあ。
著作として出版されないかな。
全集にでも全編収録してほしい。
もちろんCD付で。
(最初の省略箇所) それが厄介だというのなら、この部分は、授業でとりあげる必要はない。あるいは、 その作業を夏休みなどの長い休暇に行なってもよい。いすれにせよ、訳すことよりは、 これを暗記して書けるようにすることが重要である。◆もちろん、この部分にかぎらず、 他の例文を正しく発音したいという意志は尊重されてもよい。その場合には、あたかも 自分がフランス人になったように美しく読もうとする必要はない。美しく読んでも いっこうにかまわないが、それよりも、明瞭に発音すること。速く読もうとするよりは、 むしろ、自分のなまりに誇りを持ちつつ、はっきり発音すべく心がけること。◆五つの 母音に馴れている現代の日本人にとって、半母音(→U-10)、鼻母音(→U-10)を含めて 二十近くあるフランス語の母音を完全にマスターする事は至難の業である。また、 どう努力してもできない人が、教師にも学生にも確実に存在する。それはむしろ 自然な事なのだ。それ故、あまり神経質になる必要はない。◆発音と綴字の読み方を 混同しないこと。綴字の読み方は、努力すれば誰にでもおぼえられる。それを、自分に あった音で口にすればよい。それができないのは、おぼえる意志がないか、不注意で あるかのどちらかである。従って、この種の困難は、個人的に孤独に解消されうる 種類のものだ。 (次の省略箇所) ◆予習するという善意の持ち主のために、文法説明をかなり詳しく書きそえた。但し、 編者にとってはじめての試みでもあり、かつ編者の非力も加わって、そこに間違いが まぎれこんでいることもおおいにありうる。その折には、担当教官は涼しい顔でその誤りを 指摘し、より適切な説明を加えてくださればそれでよい。説明、例文の欠落についても 同様の処置をとられたい。◆巻末に二種類の練習問題がそえられている。いちおう、 そらぞれの課に対応してはいるが、その課で学んだ知識のみで解決しうるものとは限らない。
前回、省略した箇所を追加しました。
(次の省略箇所)とした部分に「文法説明をかなり詳しく書きそえた」とありますが、
これは大学の授業で用いられるテキストとしては詳しいということで、初学者が
この一冊でのみでフランス語を独習するのは厳しいように思います。
また、文章を盲滅法に書き写すという学習法に関しては、『反=日本語論』の中の
「仕掛けのない手品」という文章に興味深い記述があります。
>>335 329に出版社へのリンクが貼ってあるので、今でも購入できるのではないでしょうか?
>>326 正直、サッカーについては全然駄目だけど、ビエリを醜い選手といえる点で、
ギリギリ認めてもいい。
>>336-337 たしかに省略部分は面白くないね。最初に省略したのは正解。
しかしラディカルだな、ハスミって人は。
>>325 ひそかに同意。この本はまだ本棚にとってある。
>>326 これも同意だなあ。footballについてはまだまだ.
折れは、 批評あるいは仮死の祭典 凡庸な芸術家の肖像 の2冊以外を、売り飛ばしてしまいました。
「反=日本語論」も名著だと思うよ。
佐渡のようなゾケサ達が、海にゾロゾロ入っていく ・・・… ニョロニョロ?
344 :
吾輩は名無しである :04/07/04 15:37
こんな連載があったんですね。見逃していた。 蓮實重彦 「赤」の誘惑―「フィクション」をめぐる進行中の作業のためのノート 季刊『考える人』新潮社 2002年冬号 (補遺)1〜6(完) 2003年春、夏、秋、冬、2004年春、夏
345 :
吾輩は名無しである :04/07/04 15:41
はすたんは春たんが嫌いなのら
346 :
吾輩は名無しである :04/07/04 15:51
347 :
吾輩は名無しである :04/08/01 19:04
>>347 「陥没地帯」は、確かに面白く読めたんだけど、
文体の面白さから言えば、ぶっ飛びの
「表層批評宣言」の冒頭程のことはないかなぁと。
結局、
>>340 で挙げた2冊が資料的価値とともに
読み返しに足る本となりました。
(実は、反=日本語論は迷ったのだが、勢いで売った。)
349 :
吾輩は名無しである :04/08/02 01:25
「英語のたくらみ、フランス語のたわむれ」の、野崎歓の言葉によるとこうなる。 「蓮実重彦先生が突如、あの荘重なる文体で登場し人々を呆然とさせ始めていた」
同業者同士で「先生、先生」言い合う奴は信用する気にならない。
351 :
吾輩は名無しである :04/08/03 00:08
>>350 ほんとになんか教えてもらったんなら、それは「先生」でいいんじゃない。
医者なんかが先生と呼び合うのはどうかと思うが。
ついでにいうと、アホ医者がテレビで「……の時には、お医者さまに看てもらってください」
と語っていた。
蓮実の文体ってスカスカのカスカスだ。
>>351 先生呼ばわりは因習の権化みたいな言い方だと思うから、
よほどの恩師とかでないかぎり、使うのは反対だな。
ちょっとなんか教えただけで「先生」とか呼ばれたら、 ほんと頼むから人前ではやめてくれって思うよ。
わ〜ったよ、「チェンチェイ」ならOKだろ。
356 :
吾輩は名無しである :04/08/05 00:04
しかし、考えてみれば、おそらくは野崎は蓮実の授業を受け 心酔した時期もあったんじゃないの。 そうであれば、「先生」をつけるのがむしろ自然で、蓮実と呼び捨てにはできまいし、 さらにいうなら呼び捨ては未熟な傲慢ともなろう。
>>356 呼び捨ては論外だとしても、単に「さん」づけで済む話じゃないのか?
358 :
吾輩は名無しである :04/08/05 00:20
いやいや、それは個人の自由だろう。 実際に、生徒と先生の関係があったのであれば、それは「先生」とつけて非難される理由は 微塵もない。その、教わった人に対し、多少なりと尊敬の念があればなおさらだ。 他人からとやかくいわれることはない。 そして、そもそも、350は、野崎が蓮実から、どの程度影響をうけたかをご存知なのだろうか? もちろん、おれも、そんなことは知らんが、しかし、知らない限りは、「先生」とつけたことを 非難するのは甚だフェアーではない。いかにも不誠実な発言である。
中学や高校の教員が生徒に「先生」と呼ばれるのはまだしも、同業者で むやみに「先生」という呼び方をするのは封建的で最悪だと思うんだが まあ、そういう人がいるのは仕方ないか。
360 :
吾輩は名無しである :04/08/05 00:36
素直な感情から「先生」とつけたくなることはままあるだろう。 とりわけ、その人から、かえがたい学問を伝授されたのであれば。 それを、具体的事情も考察することなしに、いっぱ一からげに 「封建的」とかたづけるとは……、なんとも貧困な頭だなあー
>>360 私は「先生」と呼ぶことが必ずしも敬称や尊称にならないということを
「先生」から教えられた。人によってはそう呼ばれることを露骨に嫌う
人もいる。世間では政治家とか医者とか弁護士とか利権の温床になっている
世界の人達に対して「先生」が濫用されているわけだから、言葉に敏感な
人はその辺を考慮してより慎重に使い分けるだろうね。
実際「さん」付けの方が普遍的な通用性があるし、よりリベラルに響くことは
事実なのだから。
362 :
吾輩は名無しである :04/08/05 01:32
蓮実、野崎の場合はまぁいいか、ってことで片付いてんだから、いいだろ。
ようはケースバイケースなのに、
>>350 が思いつきであほなカキコしたってことで。
>>350 のカキコは一定の真理を含んでいるように思えるけどな。
たんにあほな書き込みとも言えないよ。
>>363 文章自体は確かに、って思うけど、
このスレにあのタイミングで書いても意味無し。
ようするに、蓮実と野崎の関係に言及して論破されてるわけだし。
つーか、350みたいな見方が一般的。 349に引用されてる文章、それ自体でも恥ずかしいしね。 もし私的に先生だとしても、それはそれで身内っぽいわけで、 そういう相手のことを自著で「先生」とかいって持ち上げるのは、 まあ、美意識の問題だからなんともいえないけど、ちょっと こっぱずかしいんじゃないの、と思う。ま、感覚の差だろうけど。 それにつけても、362までの反応を見る限り、 「先生先生呼ばれて、喜んでるなよ、ぷ」という意見は、かなり 頭脳労働者の方々を刺激するのだなー、という感想を持った。
366 :
吾輩は名無しである :04/08/05 03:00
一般性とか美意識とか職業別とかを急に持ち出して、 しかも都合よくぼやかして誤魔化すなんてしないで、 普通に話せないのかな。 先生先生ってのが悪しき風潮に強く結びついてるのは確か、 だけどそれだってケースバイケースだろ、って言うのはそんなにおかしいかな?
おいおい相手にすんなよw 「頭脳労働者の方々」とかコンプレックス丸出し馬鹿なんだから。
368 :
吾輩は名無しである :04/08/05 12:31
あの本、生協で立ち読みしてみたけど、なにも「先生」といってもちあげてるわけでもないよ。 野崎は、そこまでばかでないよ。 350よ、世の中にはいろんなケースがあるって知ろう! 一般化馬鹿になるなよ
しつこい
なんでこんなんで盛り上がるんだ。
私はその人を常に先生と呼んでいた。
372 :
吾輩は名無しである :04/08/18 23:42
373 :
吾輩は名無しである :04/08/18 23:46
>>372 高けえーんだよ。文字がでかいし。こんなもん文庫で出せよ。
374 :
吾輩は名無しである :04/08/20 18:18
>>373 そんなに部数がさばけるわけじゃないから、
文庫じゃ採算が合わないな。
375 :
吾輩は名無しである :04/08/20 19:39
この人の文体がスカスカかどうかは意見の別れるところだろうが、 この人の頭髪がスカスカなのは確かだ。 バーコードにして何とか隠してはいるけどね。
376 :
吾輩は名無しである :04/08/22 16:59
頭髪はたしかにスカスカ。 文体はやっぱりネバネバでしょ。
317 :吾輩は名無しである :04/08/20 18:59 ダウナー大学がそれを読むものに苦痛と別種の退屈さの印象を与えずにはいないのは、 それが単なる個人に過ぎないものの日常を語り手が何者かでありうるかのごとく 語ってしまう昨今に氾濫する「透明的な文体」の退屈さと同質なのであり、しかし その退屈さはそのような作者の語り手の矮小さへの無自覚に発するものでなく、 また語ることのなさをただ連ねることで新たな道を開いたと考える錯誤に発するものでもなく、 事件以前の何者でもない語り手の「何者でもなさ」を熟知するものの、何者かであるかの言説を 徹底的に迂回しながらの「透明的」退屈さの積極的な模倣に他ならない。 いまだ何者でもない彼に内面を語る自由など作者は当然与えようとするはずが無い。 そしてそのような模倣を行ってしまうことの胡散臭さは作者をして大麻という隠れ蓑(口実)の下に、 読み進めることに苦痛を伴わせる文体による隠蔽を選ばせずにはおかない。 そして「彼」は言う。 シカシソウシタ過去二俺ハ帰リタイワケデハナイ。 このただ一度日常を相対化して眺める「俺」とは誰か。 これは、語ることを持たずして無邪気に小説と称するマガイ物を撒き散らすものどもへの 痛烈無比にして婉曲無比なる遊戯的告発であると考える。
つまらん
379 :
吾輩は名無しである :04/08/25 18:03
377はつまらなくはないな。 その説話論的磁場を際どく回避している点において かろうじて2ちゃんねる的レス足り得ている。
>379 同意。377はなかなか、巧い。
↑377に引用されている文、の意味。
つまらんものはつまらん。
そろそろまた小説を書くのではないか?
384 :
吾輩は名無しである :04/08/31 19:53
今後の出版予定 『ジョン・フォード論』〈アメリカ太平洋研究叢書8〉(東京大学出版会) 『映画シナリオ集』(筑摩書房)
386 :
吾輩は名無しである :04/10/21 00:11:16
書店に行ったらウェルベックの「闘争領域の拡大」があったから買ってきた。 浅田彰はこのあたりの作家もまめにチェックしてるみたいだが蓮實は読んでるのだろうか。 あんまり興味を示しそうにないが。
388 :
吾輩は名無しである :04/11/08 23:41:19
蓮實はもう文学に関心をなくしたのだ。
390 :
吾輩は名無しである :04/11/24 14:46:07
まぁ、誰も模倣しないだろうな、あの文体は 伝統的な形而上学や形式論理でしかモノ考えられないやつが 必然的に陥る論理矛盾を周到に避けつつ、 むしろ、あえてそうした論理矛盾に乗り上げて問いの継続が 不可能になるような戦略が蓮実の文体なのであって、 いまは山形程度が浅田程度と戯れているのだから、蓮実文体の 効力さえも向け場がないといったところだ。 もっとも蓮実文体まねているだけで、考えている「つもり」、 ポストモダンも知ってる「つもり」の、阿呆がときおりいるし、 蓮実文体の形骸性だけを批判している雑魚が多いから、こう言う んだけどね。ま、文体論だけで、芸術論と哲学を統合しよう という馬鹿が文壇にもいるほどだからな。たかが知れている。 もっとも文体論以前に、なにも考えてないという。で、蓮実文体 が登場した経緯と、こんにち性はどうなのだ? たんなる蓮実 のCMスレか?
? みんなマネしてるじゃん。
つまらんものはつまらん。 馬鹿が「巧い」という程度のものに面白いのがあった試しはない。
誰でも蓮実重彦の文体を巡る物語について語ろうと思えば語れるのだし、 ましてやスレはとうに始まっているのだ。今、さほど遠からぬある時代に 生まれた説話論的掲示板に無償のレスを書き込もうとする者は、そう呟く。 ならば中村光夫、というまんざら知らぬわけでもない名を口にして その物語とほど良く折り合いをつけることもたやすいのだし、 とりあえずのはじまりとして選びとられた主題が、中村光夫の、 批評文と同じ文体を用いて、老齢により不意に視界に 浮上した尿失禁の愚鈍な不意打ちと、ほどよく折り合いをつけるための 駅トイレの希薄な利用ぶりについて語っている、あの途方もない小説に ついてであって、なぜいけないか。下手糞w 蓮見文体を特徴づけるのは語彙で、 「運動の忘却ぶりを醜く露呈し」てな語彙を「豊かな性体験を 性器の露呈と取り違えることのように醜い」(うろ覚え)てな風にも 使ってしまう。これはどう見てもギャグな訳で。 限定された「貧しい」語彙を使いまわしてる。 学生運動からの影響を語っているが、それはもっぱらアジビラに ありそうな生硬な言葉を文脈に関係なくアイロニカルに使い倒す、 って感じで出てると思う。スノビズムには自分を笑う姿勢が必須なわけで。 つまり半分ギャグまじりだと。
巧い
とはいえまい
しかしまあ、そんなことはどうでもいいのだ。 むしろ蓮實のスタイルは花田清輝の脈を継ぐものかもしれないのだ。
397 :
吾輩は名無しである :05/01/03 16:57:54
はいはいスガさんしつこいですよ 文体はともかく、内容が糞じゃん。
確かに花田清輝はレトリックだけで内容はクソ公式主義だな。
しかし、まあ内容のことなどどうでもいいのだ。
ねえ、何で?
402 :
吾輩は名無しである :05/01/05 16:18:24
↑あ、浅田だ。
ヴェンダース論と東浩紀の萌え要素を読み取る云々とかってのは同じだな。 映画狂ってたんに映画オタクだし。 あと映画評論より対談の方がいいな。
405 :
吾輩は名無しである :05/01/07 00:26:12
?x7d53;絓 ?絓 「糸圭」の字が、この板では数値文字参照で出せないのか?
407 :
吾輩は名無しである :05/01/16 02:28:46
409 :
吾輩は名無しである :05/01/16 15:53:22
410 :
吾輩は名無しである :05/01/16 17:10:04
ハスミといえばあの顔の長さ(わらじのような顔)、そしてエバタケンスケ以上に 神秘に満ちた九一分けだろう
411 :
吾輩は名無しである :05/01/17 09:28:26
馬鹿だから、ゴダール程度にお熱なんでしょうね。
412 :
吾輩は名無しである :05/01/28 14:41:16
本人は頭がいい。 でも信者が馬鹿で失笑してしまいますw
表象文化論なんざ、無惨なものですよ。
414 :
吾輩は名無しである :05/01/28 21:06:15
ハスミンが学長最後の年に卒業したなあ。 法学部の教授たちは皆して蓮見を馬鹿扱いしていてちょっと可哀想だった。 「陥没地帯」のつまらなさはある意味凄いと思う。
>>414 どんな風に馬鹿にされてたの。入学式の話が長い、とか?
極めて単純明快な話をかくも分かり難く話すってのもある意味 才能だろうな。難しい話を分かり易く解説出来るのを「頭が良い」 基準にするならやはり蓮見センセイはその対極にいる人って事 でしょ。
いや、複雑な話だよ。 蓮實はあんな風でなければ言ったりできないことを言ってる。 よく読めば教師的にわかりやすく書いてあるんだし。
城殿智行みたいなエピゴーネンが真似ると目も当てられないが。
419 :
414 :05/01/29 14:08:34
>>415 いや、それって別に馬鹿にしてないだろw
存在そのものを馬鹿にしてたかんじ。「あれが学長じゃねえ」みたいな。
文学部蔑視の傾向はもともとあるし、自分も影響受けてないとは言い難いんだけど。
そもそも法学部の教授がなんぼのもんじゃいという感じではある。
421 :
吾輩は名無しである :05/01/29 14:20:23
どこの大学でも法学部の教授は他学部を馬鹿にしてるだろ。 理系は微妙だが。
東大法学部なんて言ったら高慢に決まってるだろ
でも法学なんて、国家に仕えて勲章もらうだけじゃん くだらん
424 :
吾輩は名無しである :05/01/29 14:36:28
蓮実は法学部の連中にバカにされてるのは自覚してるわけで。 その屈折こそ文学なのですよ。
425 :
吾輩は名無しである :05/01/29 15:38:46
ふしぎなこいは おんなのすがたをして こんやあたり おとずれるさ あいだがらは とおいけど おまえとは おーけー いますぐ
蓮実っちも人のことさんざバカにしてるんだから、たまにはバカにされても いいんじゃないか。いや、そういう問題じゃないんだがね。
蓮實の本で、 『表層批評宣言』(ちくま文庫)とか『物語批判序説』(中公文庫)とか 『夏目漱石論』(福武文庫)とか『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』(河出文庫)では、 標題の扉(または中扉)裏の空白頁に小さく“a Chadou”って記されてるよね。 (“a”にはアクセント記号がつくけどここでは表示できない) あれ、何の意味? フランス語知らないので仏和辞典引いたけど、“Chadou”って載ってなかった。
>>427 名前でしょ。シャンタルのことじゃないの? Chadouはニックネームだと思う。
「シャンタルへ」ということ。
へえ、Chantalの愛称がChadouになるわけ? フランス語って無茶な変化するね。 それとも“...dou”が日本語の「〜ちゃん」「〜公」に当るのかな。
RobertがBobってのもよく考えると変だし、愛称はそんなもの。
柄谷行人が著書の献辞に「まさっちへ」とか書いてたら、ヒクよな。 (亡妻・冥王まさ子のことね)
それが蓮實重彦の文体ということなのだろう
いやフランス語と日本語の差だろ。蓮實も日本語ではそんな献辞はよう書くまい。
いや、日本語の本にフランス語の献辞を載せるスタイルのことです
蓮實は、献辞はさておき本文では、原語やカタカナ外来語を普通以上に避けるけどね。 特に構造主義以降の術語(ジャーゴン)は、なるべく訳語で置換してカタカナのまま出さない。
いわゆる蓮實文体を露骨に駆使していたのは、だいたい84年ぐらいまででしょうか? そのあとリュミエール、表象文化論創設、東大総長と続きますが、 しだいに平明な文体に戻っています。
『知性のために』か『齟齬の誘惑』だっけ? あれに載ってた総長演説も依然として蓮實節だったけど。
論の運びはそうかもしれませんが、だいぶフラットですよ
そりゃ耳で聞かせる演説だからでは?
>>439 逆に言ったら、口頭ですらあんな文体を貫くかよって感心(?)した。
最近作の「赤の誘惑」だって紛れもないハスミ調だったし。
>>440 蓮實節の基本的な調子は、初期から後期まで一貫しているけれども
『表層批評宣言』のときのような意図的にアクロバティックな文体で
蓮實節を誇示するような書き方はもうしなくなっていると思うよ。
感情による文体と理性による文体。 蓮見さんのは後者だな。
>>441 『物語批判序説』(初出1982・初刊1985)とか『凡庸な芸術家の肖像』とか、
既に平明でそんなアクロバティックでもなかったでしょ。初期の『反=日本語論』だって。
『表層批評宣言』が誇示の極致ってか、あまりに特例なのでは。
あ、映画批評の方は知らんよ。
444 :
吾輩は名無しである :05/01/31 14:16:56
眠くなるスレだね
>>443 『仮死』『表層批評宣言』は蓮實重彦の批評実践の頂点をなすものだから
特例として片づけるわけにもいかないだろう。
あの頃の文体は本当にヤバイ。無内容な韜晦のスレスレ。
あれが「蓮實重彦の批評実践の頂点」かぁ? 同意できない。『物語批評宣言』の方がいい。 『批評 あるいは仮死の祭典』の文体だって『表層批評宣言』ほど捏ねくってない。
間違った。 『物語批評宣言』→『物語批判序説』 『マスカルチャー批評宣言I物語の時代』(冬樹社・1985)と混ざった。
>>446 確かに『物語批判,,,』や『凡庸な芸術家...』は蓮實の円熟期の主著
という感じだけれど、同時代的に最もインパクトがあったのは
『仮死の祭典』や『表層批評宣言』でしょう。
『仮死』はインタヴューの体裁をとっているから、
文体実践っぽくは見えないかもしれないが、
フランス現代思想がある程度輸入された現在から細部を読むと
不必要にねじれて韜晦じみた奇妙な文章が沢山見つかる。
これらの著書で蓮實重彦の異様な文体のイメージが定着した
ということは言えるでしょう。
>>448 なら「頂点」ではなく「始点」とか「開示」とか言ったらよかったね。
>>449 いや、あの文体実践が蓮實の批評の核心をなす、と見るなら、「頂点」とも言えるでしょう。
その辺評価が分かれることは分かるけどね。
「核心」は「頂点」とは異なるはず。 始点乃至原点を「頂点」と見做すのなら、あとは下るばっかりってことになるぞ。
んー、文体実践の過激さという点で、頂点はあの著書であり あとは下るだけ、ってことです。
むしろ洗煉されていったと見られるけどね。
おとなしくなった、柔和化した、とも言えましょう。良し悪しはおいて。
『小説から遠く離れて』(『小説論=批評論』1982)を見ても、 批判の筆鋒は穏和になるどころか一層辛辣だが。
えっーと、先から文体の過激さと言っているのは、 批判の内容の辛辣さじゃなくて、例のアクロバティックな文体実践 のことを言っているので、誤解なきよう。 辛口の筆鋒はいまでも健在ですね。
内容と離れて文体だけ過激なのがいいのか。 文体だけで言ったら、『陥没地帯』(1979→1986)を評価すべきことになる筈。 蓮實の小説がいいのか?
陥没地帯は普通に名作だと思うが。
えーっ。名作……。
>>459 あの小説がつまらないって思うのは勝手だけど、別に
好きな人が居たってよかろ?阿部和重とか嫌い?
陥没は名作 しかし阿部和重とは比べるな
462 :
吾輩は名無しである :05/01/31 20:04:34
普通に名作ってのはなんぼなんでもありえないな…>陥没 ある層に受けるというのは分かるが。
蓮實は何かのインタヴューで、陥没かオペラで芥川賞とる予定だったと言ってたな
>>461 「アメリカの夜」辺りを指したつもり。
方向性であって比較しようって気はないよ。
>>462 じゃあまぁ「一部に受ける名作」でいいよ。俺は好き。
ところで、話を戻すと、蓮實節の文体では 『表層批評宣言』以上に『陥没地帯』が極北にあるってのは、認めていいのか?
468 :
吾輩は名無しである :05/02/05 10:40:43
陥没で芥川狙ったなんて悪い冗談でしかないな。 所詮批評家の限界を晒したに過ぎない>陥没 小説として水準に達していない以上、文体を論議するのは無意味では? あらゆる意味で「表層」こそ極北(て何だ?)だろう。
>>468 あらゆる意味で?
いや、『表層批評宣言』より『物語批判序説』とかの方がいいって。
文体以外を問題にするなら猶さら。
文体(の過激さ)だけ重視する
>>450 みたいな観点を取れば、
評価すべきは『表層』以上に『陥没地帯』になるはずだし。
470 :
吾輩は名無しである :05/02/05 11:19:43
「陥没」は文体を(もそれ以外も)語ることが無意味で それは措くとして、文体で語るなら、評価すべきは「表層」という話ではないかと。
小説として不出来なものでも、文体を論ずることはできるでしょ。何で無意味なの?
そもそも「陥没」は小説というジャンルを担ってかかれたものとみなさざるをえないから、
蓮實の著作のなかではやはり例外的な扱いをすべきで
「表層」等の批評作品と単純に一緒には出来ない。
ジャンルが異なるとエクリチュールの効果や流通経路がまったく異なってくる。
実際「陥没」なんて同時代的にはほとんど読まれた(反響があった)ことがなかった作品。
それはさて置いても、「「陥没」は文体を(もそれ以外も)語ることが無意味」
という
>>470 の意見に同意する。「表層」と比べるのも的外れ。
>>472 は結局、小説だからとしか言ってない。小説だと何が異なるのか。
一般に、蓮實に限らず誰の書いた小説であれ、内容と別に文体批評はできるはずだが?
『陥没』が文体から評価できぬのなら、『表層』だって、 文体のみを理由に他より高く評価するのは無意味では。 いま読むと『表層批評宣言』はそんなによくない。 再読しても面白いのは他の著書。
475 :
吾輩は名無しである :05/02/06 12:44:04
>>473 >小説だと何が異なるのか
同じ文体でも、蓮實重彦という批評家が、本業の批評として書いた文章のなかに
出てくる場合と、小説として書いた文章のなかに出てくる場合とでは、
意味付けや受容ないし解釈のされ方が変わってくることぐらい分からないかな。
『表層』が凄いのは、あの文体が同時代的に及ぼした影響力でしょ。
いま読んでどこまで意義のある書物なのかは確かに疑問ではあるけれども。
>>475 >意味付けや受容ないし解釈のされ方が変わってくることぐらい分からないかな。
どう「変わってくる」のか、そこが聞きたいな。そこが肝心でしょ。
他の人たちへの影響力云々よりも、450とかは自分が読んでどうかって話をしてたはずだし。
477 :
吾輩は名無しである :05/02/06 13:39:25
>>469 に聴きたいのだが、
「『表層批評宣言』より『物語批判序説』とかの方がいい」とすると、
何が評価軸になっているのだろうか。
どういう点で『物語』の方がいいと言っているのか?
文体でないなら内容、テーマの面白さだろ。
>>448 も「円熟期の主著」と言ってる。
蓮實流に言うなら、テーマと文体は切り離し得ない。
蓮實は作品ごとに異なる映画を意識した文体にしたとか言ってなかった? 出典失念。 ま、蓮實の意識では、テーマと別に文体は変化させられるわけだ。服の着替みたいに。 でも変化つけても結局どれも蓮實節なのは如何ともし難い。 その意味では文体は肉体みたいなもんで脱ぎ捨てられないところもある。
483 :
吾輩は名無しである :2005/03/22(火) 03:00:23
漱石を評価してはいない。
484 :
吾輩は名無しである :2005/03/22(火) 11:52:59
485 :
吾輩は名無しである :2005/03/22(火) 22:00:02
表層批評宣言読んだんだけどまじわかんねー 20ページで投げた
485は正直者だな
誰か蓮実フィルタの逆バージョンを開発してやれ
488 :
吾輩は名無しである :2005/03/23(水) 01:28:55
>>485 「それはあなたが馬鹿だからです」by蓮実。。。。。これ実話(小谷野による)
蓮實は正直者だな
490 :
吾輩は名無しである :2005/03/23(水) 01:32:22
>>488 小谷野はその蓮実の発言はイヤラしいって見てるでしょ
蓮実をバカにしてるんだろ
単に比較文学と表象が仲悪いからだろう。
419 名前: 吾輩は名無しである [sage] 投稿日: 2005/03/26(土) 20:27:06 前から思ってたんだけどさ、『批評あるいは仮死の祭典』って 誤 植 多 す ぎ ま せ ん か ? あの文体アンド言葉づかいだけでも読みにくいのに ・てにをは、がのにをが明らかにおかしい箇所がある ・「もの」が「のも」になってる箇所がある ・括弧が閉じてない箇所がある ・誤植じゃないけど存在者といえばよさそうなところを あるものと書いてる。有ると或るどっちなんだよー(涙 好きな本だけになおさら残念なんだよね。 1974年に第一刷発行で漏れがブクオフでゲットしたのが 1994年の第七刷なんだけど、せりか書房! 2 0 年 間 何 や っ て た ん で す か ?
494 :
吾輩は名無しである :2005/04/14(木) 22:44:25
ああいう文章を書くハスミはアホ。賢いつもりのアホしか読まない。内容も 重箱の隅をつつくようなくだらないことを文体でこねこねしてるだけだったりする(藁)
久しぶりにレスが、と思ったらそれですか…
496 :
吾輩は名無しである :2005/04/15(金) 00:25:08
読みにくいよな。日本語訳みたいな文体。
497 :
吾輩は名無しである :2005/04/15(金) 00:33:47
俺は読みやすいけどな。 一度フランス語に訳してから日本語に逆輸入してるから。
498 :
吾輩は名無しである :2005/05/02(月) 16:34:10
从o゚ー゚从<それはキミたちがバカだからだとゆいたいです。
四方田犬彦は蓮實の映画評論を、グルメ記事に堕している、と評している。 確かに、蓮實はソムリエがワインを評論するときのような修辞を使いたがる。 フランス文学ばっかし読んでるとああゆう文体になってしまうのだろうか。
500 :
ルネ :2005/05/12(木) 15:54:49
ちょっと、テスト。
501 :
ルネ :2005/05/12(木) 16:02:00
「ああゆう文体」かあー。 司法用語使うよね(笑)
502 :
吾輩は名無しである :2005/05/15(日) 12:00:26
どなたか知りませんか?
http://www.villagecenter.co.jp/book2/ippan/koitten.html この斎藤美奈子の紹介文の中で「第一評論集『妊娠小説』(筑摩書房)で、【中略】
蓮實重彦氏、富岡多恵子氏をはじめとする作家、評論家から大絶賛を受けた。」と
あるのですが、蓮實氏の大絶賛の文章なんて見当たりません。
当時、朝日新聞で連載していた文芸時評において、丸谷才一を批判する中で、『妊
娠小説』を取り上げて誉めているのですが、あれをもって大絶賛と言うには過大広
告のような気がしており、他に大絶賛の書評なるものがどこかに書かれているに違
いないと探しております。
503 :
吾輩は名無しである :2005/05/15(日) 12:39:17
>>502 出版社の広告なんて所詮そんなものでしょ。もうちと大人になれば?
504 :
吾輩は名無しである :2005/05/15(日) 22:24:44
太田出版から創刊された総合誌『at』の編集長が郷雅之さんだと知ったのですが、 郷さんにはぜひとも十数年振りに蓮實氏に原稿を依頼して欲しいものだ。(例えば、 第V期「批評空間」の休刊のために終了した映画時評を復活させてもらえないだろ うか。)
>>504 それは良い提案だな。
Invitationの映画レビューも何故か先月と今月号には
載ってなかったし。
506 :
吾輩は名無しである :2005/07/06(水) 01:02:18
ウホウホ
道重
今ここに保守されようとしているのはある名付けがたい不自由をめぐるスレッドである。
>>508 これもおまいさんだろw
61_ 吾輩は名無しである吾輩は名無しである 2005/08/07(日) 20:22:09
物質的恍惚保守
うわ〜見抜かれてた。こわいよ〜w すみません、保守もほどほどにします。 やりすぎると保守荒らしになりかねませんので。
作家論集なんて読む気しないなあ。
513 :
吾輩は名無しである :2005/08/30(火) 23:54:06
小川紳介の『圧殺の森』を論じたトークは面白かったなぁ 私はアテネフランセの小川紳介特集の記録で読んだんだけど 素材的にペダンチックになりようがない作品について 飄々とユーモラスに語り切る話芸に感心しました
二三年前か、東大駒場で小森陽一・松浦寿輝・荻野アンナとやった小シンポでも 蓮實重彦だけ圧倒的に冴えた話藝を見せてくれたなあ。 荻野アンナの寒いギャグには居たたまれない気がしただけに、よけいに。
516 :
吾輩は名無しである :2005/08/31(水) 00:49:16
>>514 だけど
こっちは単行本になってるよ
『小川紳介を語る、あるドキュメンタリー作家の軌跡』(フィルムアート社1992)
古本でしか手に入らないと思うけど
コアな蓮實話藝ファンの人は読む価値があります
故淀川長治の悪魔的トークも入ってるんでお得かも
517 :
吾輩は名無しである :2005/08/31(水) 00:49:50
映画は興味無いな。
519 :
吾輩は名無しである :2005/08/31(水) 00:55:32
>>514 >荻野アンナの寒いギャグには居たたまれない気がしただけに、よけいに。
>>513 ですがつい最近私もまったく同じ思いをしました
エビスの日仏会館ホールで行われた外大の国際シンポジウムで
なぜか荻野アンナがパネラーに入っててそれはもう暴虐のかぎりを・・
ある意味この人は凄い、と危うく洗脳されるところでした
困ったことに、その荻野に湧く客が存在するから、一層その場から消えたくなるのよね。
>>519 わたしもいった。落語の「じゅげむじゅげむ…」を
Je t'aime, je t'aime...とかってやってたよね。
寒いことおびただしかった。
関係ないけどあそこで一番よかったのって
比較文学の西成彦だった気がします。
始めに意表を衝く突拍子もない断言。そのあと例示とともに説明。 そこに揶揄や嘲弄を籠めて聞く者を興がらせながら、 時にまた愚劣な疑問の提出を封殺する突き放した断言。 蓮實のトークは、文章の時と一緒だな。
524 :
519 :2005/08/31(水) 01:51:06
>関係ないけどあそこで一番よかったのって >比較文学の西成彦だった気がします。 同感 これまで白面の秀才みたいなイメージで敬遠してたんですが 知的な勝谷誠彦みないな出で立ちで意表突かれました 短すぎる持ち時間だったけど存在感ありましたよね
525 :
519 :2005/08/31(水) 01:54:58
賢明な皆様におかれましては既にお気づきのことと思いますが 西成彦と西谷修をとりちがえました 逝って参ります
>>525 まちがえてるっぽいなと思ったw
西谷が優秀なのはもちろんですよ。彼はたくさん書いているし
わりとよく顔をさらしているのでそれはわかってました。
西成彦は、名前は知っていたのだけど、著作は未読だったので
あそこで多和田葉子とコンラッドを比較して論じた手つきが
なかなか見事だと感心した次第です。
あとラキス・プロギディスだったか、フランスからきた人、
あれが現代文化・現代文学への不満(要するにグチ)を
6つのパラドックスとかなんとかもっともらしいことをいって
並べ立てていて、無能なのが一目でわかった。
文学理論が発展しているのに大衆の文学の趣味は向上せず
ダヴィンチコードみたいな馬鹿本が売れてるとか。
べつに大衆の啓蒙のために文学理論があるわけじゃないしw
527 :
519 :2005/08/31(水) 21:08:39
>西成彦は、名前は知っていたのだけど、著作は未読だったので >あそこで多和田葉子とコンラッドを比較して論じた手つきが >なかなか見事だと感心した次第です。 同意 惜しむらくは時間配分の設計ミスでしょう (これはもとよりコーディネーター側の責任に帰せられるべきだとは思いますが) 用意したぺーぺーはすべて読み上げる、これは当然の権利です しかし気の弱い私は、他の参加者の表情がじょじょに険しくなっていくのを ハラハラしながら見守っておりました
528 :
吾輩は名無しである :2005/08/31(水) 21:12:04
西成彦は東欧文学畑の人でしょ。
蓮實重彦について話して下さい。
530 :
吾輩は名無しである :2005/09/09(金) 00:13:11
蓮實の話芸がなんか魅力的に映るっていうのは芋だな あんなの浅薄なハッタリかましてるだけじゃん。
10日ロムって初カキコ乙
蓮實の最盛期の批評では、これを褒めろ!これを貶せ! という命令が、効率よく繰り出された
(いい意味での)愚鈍さに恵まれた文体
蓮実重彦の場合、 (家柄)父親が東大教授で、学歴もカンペキに見えるが、 浪人、留年その他、学歴・経歴に「汚点」があるのだろうか?
学会に所属しない語学屋だったこと
学会に属さないことはむしろ誇り得ることでは。
537 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 11:30:13
538 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 11:30:54
卒論提出のとき若気のイタリーで指導共感を怒らせてしまったこと
540 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 11:42:20
>>539 学問に貢献してないだけだろ。
素人相手に駄本などを書いて商売してる大学教師にこの手の連中が多い。
>>540 いや。学術論文も書いてるし、岩波の『文学』でフローベール特集を担当したし。
542 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 11:55:02
>>541 じゃあ、なおさら学会に入らない理由がわからんな。
東大総長までした人間が。
学会費ケチってるのかよ。
544 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 12:05:40
つーか、はすみってある時期執拗に文学が制度として働くことに警鐘をならした人だし。自らが制度のなかに取り込まれることをよしとしなかったんじゃないですか?と言ってみる。
545 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 12:09:43
>>543 果たしてそうかな?学会にも大学にも属さす、
学問活動するのは事実上困難だぞ。
著作活動旺盛(だった)蓮實自身はいいとして、
学会入るか入らないかは単なる個人の趣味だろ。
>>536 のように、学会に入らないことを誇るとすれば、それはそれで幼稚。
独立不羈を気取りたいのだろうが。
>>544 だとしたらなぜ総長なぞ勤め上げたんだよ。
547 :
544 :2005/10/18(火) 12:19:25
うーん、僕は本人じゃないから分かりかねますが、教育の現場にいることと、自らの思考が制度化するということは別だから、あるいは別でありうると判断したからじゃないですか?
>>545 とかく目高は群れたがる(by平林たい子)
>>546 教師であること(その延長としての総長職)と、学者・研究者であることとは、
別だと思ってるのでは。
550 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 15:55:45
大学では最初のアカデミー・フランセーズ日本人会員だとなにげに 言ってたよ あと、サドの澁澤龍彦の翻訳文文体で「明るい部屋」を映画版にすると あの映画呼び込み文ができあがるみたいだよ(これはおれの意見だが)
551 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 16:04:30
19見たが、彰氏も同じ感想らしい。。。 ちなみにおれは法学部だったが法学部は幼稚杉なんで蓮実専制の方 聴いていた。 今でも確信しているよ 東大法学部は馬鹿の巣窟だと。
552 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 21:17:18
>551 それは藻前の周辺限定だら? 類は友呼ぶというしw 感性鈍感はいるが 頭はイイよ、うまく逝き抜く悪知恵はとめどなく働く。 ハスミンは映画鼎談の喋りなんか読むと、元々は学者肌じゃないよな気がする。 だからあんな文体だったり?w
最近どうでもいい話ばかりだな
554 :
田中邦え :2005/10/19(水) 22:32:41
>つーか、はすみってある時期執拗に文学が制度として働くことに警鐘をならした人だし。自らが制度のなかに取り込まれることをよしとしなかったんじゃないですか?と言ってみる。 この場合の「制度」って、別に学会云々の話じゃないんじゃないの? それは雑誌において働く場合もあるだろうし。
蓮實はフランスの学会には配慮しているよ。 ようするに日本の人文学会は、擬制にすぎないのですよ。 人間関係の情実があまりにも優先する。
556 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 23:20:38
>頭はイイよ、うまく逝き抜く悪知恵はとめどなく働く。 それは真実の生ではない。
557 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 23:27:20
>>556 では、真実の生というヤツをひとつ、ぜひ御講義いただきたい。
558 :
吾輩は名無しである :2005/10/19(水) 23:28:49
おっと、 「文学を嫁」は禁じ手で、おながいすますw
560 :
吾輩は名無しである :2005/10/20(木) 02:14:40
557、558 才能なさそ むりぼ
文学を婿
蓮實重彦は花田清輝に似てる。しかし、まあ、そんなことはどうでもいいのだが。
565 :
吾輩は名無しである :2005/11/19(土) 01:35:25
566 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 21:02:18
つかれた
567 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 21:31:09
口に収まりきらないDの精液が、Mの白い喉元をミミズの様に這いずり落ちていった。 まで読んだ。
568 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 11:36:47
蓮實の映画評論自体は一つの作品だろうが、 それを無批判に真似してる奴が多すぎる。
いつの時代の話だw そのへんを読み始めた大学生くらいか
570 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 11:47:02
今でも少しは残ってるよ。
571 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 11:53:43
「蓮實はむしろ斜見、斜から見るだけ 変化球しか投げないから、最初は凄いと思わせるが、結局、直球が投げられない 本人もその限界を自覚している」 真幸たんがずばり本質をついてるよ。
572 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 11:54:51
小谷野も、「評論家としてはともかく学者としては問題がある」って言い切ってたね。
573 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 12:40:31
「なんで大学の先生の話はこんなに難しいんですか」 「あなたがバカだからです」 ある意味、蓮實の最大の名言(迷言?)かも。
574 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 12:56:22
まあ文学部教授という時点で(特に東大では)馬鹿にされ続けてきたわけで
いろいろとルサンチマンもあるのではないかと。
>>573 これってそれこそ小谷野でも言いそうだね。
575 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 13:00:12
その文学部教授が総長になったのが東大の凄さだとオレなんかは思うけどね。 (オレは東大生じゃない)
576 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 13:14:13
俺は当時東大法学部在籍中だったけど そりゃあ酷い言われようだったよ 法学部内では
受験の価値観から抜けられない法学部にもバカが多い
578 :
吾輩は名無しである :2005/12/09(金) 14:04:33
で、そのバカが官僚になる、と。
奥さんの写真Upきぼん
356 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 17:49:48
便殿の間の件もそうだし、あと監視カメラの設置とか、
蓮実政権下で繰り広げられた悪行三昧について、知らねー奴等多くね?
マジで引くっって。それでも蓮見を擁護するか?
357 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/01(日) 10:11:06
蓮實最大の悪行は、団塊オヤジの定年延長ですよ
358 :「知らねー奴等多くね?」って言われても・・ :2006/01/02(月) 13:37:05
>>356 蓮実政権下で繰り広げられた悪行三昧について、私は知りません。
具体的に、どのような事柄が行われていたのか、知りたいな。
印刷媒体でそれらについて触れてるのを見たことが無いので、私は知りませんでしたよ。
ネットでは、スガ秀実が東大寮廃寮について批判してるのは見たことありますが。
359 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/02(月) 16:06:30
東大生でも学習院生でも(神戸大生でも)ないから学校行政なんかどうでもいいし。
活字になったものが読んで面白ければ、むしろ凡庸な正義派より捻くれた悪党を歓迎する。
581 :
ミカロン5さい ◆jRmFc4fTS6 :2006/01/04(水) 20:30:03
というわけである。それ自体を説明することの無意味さを自覚しながら、 あえて試みる理由は、うんたらたーかんまん話の要点は、わたくしの知的遊戯における ナルシシズムに正当な理由はないという理由を般若原見た新業、彼岸にいたれば悲願、 鍋てこの世はこともなし。とて、それを言ってはおしまいなので、言わないまま続けるのでR。
582 :
名無し募集中。。。 :2006/01/04(水) 20:30:52
,' "''::、_ ,' ,,..-──ー::、.., ヽ ,' ,,..-‐'''""| ̄ ̄ ̄`"ヽ'''''''''''ー-::、 ,.-'''" ''i" l_,-ヽ ヽ ,' .-'" ●;;::.;ノ ̄'''ヽ●;;::;:;)'''ヽ;;::..;;.-"'''-::、. ,'`i l ゙!,..-'゙ ゙. ゙. ,' .-'"ヽ,.''" ̄"'''ヽ●;;::.;ヽ ノ;;::..; ゙. ,' `"''ー::、 |、_ノ─ー‐'^ ̄ ,,.-‐i" | ゙ ,';;●ヾヽ ;;::●.;:.ヾ ,..-''" ̄'''ヽ●;;|ノ `''、 .゙.i'"゙i‐┬‐┬'''i"_, ,,' | ,'.r'"⌒ヾヽ ,.''" ̄'''ヽ●;;::.ヽノ'ヽ ゙"'ー、 ,,..‐" ゙. |;●,r'"⌒ヾ,.''" ̄''''ヽ ●;;ヽ;;::..;;:: )●') "'''────''" 丶 |:"`ヽ;;::●..;| ;;::●;:;;..|;;::..;; |''" ̄'''ヽノ ゙. ':、●ヽ 人__ 丿;;:;_丿●;;::;;: ゙. ゙. "''::、;i'".゙、;;::.●.`Y ::^"`ヽ;;::..;;;:. ゙. ゙. "'''ー::、 ..| ● ;.),r'''"⌒゙.ヾ゙. ゙. "'''''ー-::、, ソ;;::..;;:.● ノ゙. ゙. ""'''''ー::、 ,.-‐'''" ,'. . ゙. ━ 回 ━ ゙. ゙. ━|___|━<'●,| ┌― - '"-ゞ,●> ━┼━ | | | ̄ ━┼━ | ヽ.\{_. ━┼━ .| \\/.. ━┼━ | \_ヽ ━┼━ | ヽ ━┼━ .|
583 :
ミカロン5さい ◆jRmFc4fTS6 :2006/01/04(水) 20:32:46
なあに それ
584 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 17:04:47
ハスミとその信者の自慰行為が日本の映画とプロ野球を抹殺した。 本質と向き合う事無く、絵面、上っ面だけを舐めた独善的な印象批評に終始、 テーマ主義の軽視とやらで、脚本への言及を巧妙に回避した為、 映画は、一部のヲタのオシャレな知的玩具と成り下がり、 映画〜ドラマの土台である脚本を読む力、描く力は壊滅状態。 やっと鑑賞本数が百本を超えた位の社会経験の少ない学生や 映画の好みで己のセンスを誇示したい〜黒澤なんて…小馬鹿にしたい! 高等遊民気取りには、その挑発的な視点やフレーズは魅力的だろうが、 実社会に出て、汗を流して、働く事のしんどさ、ほんの少しは世の中の事が分かり始めると その魅力も色褪せ、薄っぺらさ、お気楽さには嫌悪感さえ抱くだろう。 学者は、所詮、世間知らず。高所に韜晦し、愛するモノだけに囲まれて 衒学的に物事の好き嫌いを語って暮らせる身分は羨ましい限りだが、 もう、バカ殿様のお戯れには付き合ってられないんだよ! CMやPVがお似合いの先走りすぎたユダヤの映像作家や 大戦後、生まれながらの骨董品を量産し続けた世捨て人を必要以上に持ち上げ、 体育祭の予行演習で生徒を罵倒し変態性欲を発散する田舎教師みたいな助監督、 "退屈さこそ映画の本質"みたいな逆説を そのまま鵜呑みにした 徹底的につまんない愛弟子達を甘やかし、いたずらに長嶋茂雄を神格化した ハスミと その取巻き達こそ、日本の国民的娯楽を二つとも 腐乱させ、抹殺した張本人だと言わざるをえない! さらに極論すれば、本意では無かったにしろ、日本のアカデミズムの最高権威に 登りつめる課程において、これらの行為が、成された事を考えれば、 血税を啜りながらの、その権威を振りかざしての悪行三昧、断じて許し難し! 同様に、長年に渡り血税を啜り続け、お気楽な公務員生活を満喫、 バブルにウハウハ、広告代理店への天下りを自慢気に語り、未だに映画界に たかり続ける元都庁職員・自称映画評論家長田いくお と同じ穴のムジナ。 ハスミの方が弁が立ち、影響力が大きかった為、更にタチが悪かったと言わざるをえない!
585 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 19:08:58
蓮実重彦先生は、いつ頃、ロジャー・エンジェル(Roger Angell)を知ったのか? Roger Angell は、雑誌ニューヨーカーの編集者、作家、批評家として活躍、 特に、ベースボール・エッセイストとして名高く、 No one writes better about baseball ...anyone write better about anything! Were Roger Angell a pitcher, this would be his perfect game! Angell's Book is ... hitting 60 HR , Batting .350 , 120 RBI's , stealing 90 bases... とまで評された人物。 1982年位から草野進名義で書かれた一連の野球評論 (女言葉で語られる、そのナルシスティックな文体は、彼の本質に絶妙にマッチ、 映画評等も全部、草野名義の平易な文体で書き直して頂きたいものだ) が、ロジャー・エンジェルにインスパイアされての産物なのは明白で、 様々なフレーズはおろか、エッセイ丸ごとパクリなんて事もされていた。 勿論、軽妙洒脱、時には壮大な叙事詩の様に、暖かく、時には辛辣に、 達意の文章で、ベースボールの素晴らしさを謳いあげたエンジェルに比べ、 ひとりよがりに単なる好き嫌いを小難しくネチネチとオカマの腐った様な 蓮実の文章は糞と言わざるをえない! ロジャー・エンジェル氏は、短編小説の名手、映画評論家としても高名だか、 ゴダールの『勝手にしやがれ』を最も早い時期にレビューし、 アメリカ映画界に紹介した人でもある。 さて、蓮実先生は、いつ頃、このロジャー・エンジェルを知ったのか? このスレには、実際、蓮実先生と交流のある人もいそうなので、 ロジャー・エンジェルが蓮実重彦に与えた影響について論考を まとめてくれる人があれば、ぜひとも! 評論家デビューの絶好のチャンス!売り出すなら今だぜ! おっと!このネタふりの口利き料は十両(利益の10%)だぜ!
586 :
吾輩は名無しである :2006/03/12(日) 14:48:20
皇紀二六六六年二月二六日を寿ぎ、暇にまかせて、決起し、 二週間待った。しかしっ!返って来たのは、 やはり、無知に開き直った罵声と、ヲタめいて斜に構えた軽口ばかり。 ハスミ一味と信者の頭の悪さ、芸の無さ、心身の卑しさ、醜さ、表現力の貧し さは痛いほど判ったし、 マス掻きハスミ一味が、わざと不出来な脚本で、戦略的にwつまんない映画モドキで 日本の映画を腐らせて来た事もゲロはいてたしw も〜いいか? 独りよがりで自己陶酔、ややこしい修飾ばかりで中身カラッポなマス掻き廃人 ハスミ先生がツバをつけ、取巻きがしゃぶりつき、信者たちが食い荒らした分野〜 日本文学〜文芸批評〜日本映画〜"軽便"哲学〜プロ野球〜等々は、 周辺部/外野は悪ハシャギで賑わうが、中身はカラッポに空洞化、陳腐化 →腐食、「ハスミ化」する。 と結論だしてよかですか?
587 :
吾輩は名無しである :2006/05/25(木) 00:09:15
はい
588 :
吾輩は名無しである :2006/06/03(土) 10:09:39
「…宮本恒靖がいいセンターバックだとは思えない。中沢祐二のほうがすぐれている。」日経新聞記事から
じっさい今の代表では、試合中、ゴール前などのロングボール処理はすべて 中沢祐二の仕事になっている。ボンバーヘッドというくらだから当たり前なのだが、 そのさいDFのポジショニングは常にボール際=中沢と、その下でルーズボール処理班 が待機している、といった格好にならざるをえない。そういう視点をDFの要所 と捕らえるならば、センターバック中沢という案は誰しもが当然考える布陣だろう。 ただし、そういう局面では、DFはすでに「攻め込まれたあと」という失敗によって 配置を取り繕うのであり、この点において中沢センターバック案は決して優れて いるとはいえないだろう。たしかに中沢祐二はDFのスペシャリストだが局面において の活躍のみで判断しているとすれば、これは間違っているといわざるをえないだろう。
590 :
吾輩は名無しである :2006/06/08(木) 21:17:00
ナウでヤングな暴力温泉芸者に相手して貰って良かったなw お金の為なら、痴呆ビチ糞垂れ流し爺の妄言も聞いてやるんだよw 世界のサッカーを舐めるなよ! 94年のW杯では、自殺点を入れた選手が帰国するなり射殺された。 「国民的行事」とやらの、長嶋監督胴上げ興業がプロ野球を腐らせた年だ。 金と権力にすがって他球団から軒並み主力選手を強奪、飼い殺し、 勝てない方が奇跡!の戦力を持ちながら、一度も自力で優勝できなかった 生まれながらの痴呆老人(でも身体だけはケダモノ並み!) 今では、真性の廃疾者(でも回復力はケダモノ並み!) が、ノコノコ、五輪の代表監督に名乗りをあげる様な 甘〜い世界じゃねえんだよw アマ主体の豪州に、二度も負けながら、 「金と同じだから銅メダル」wなんて言い訳吐いたキヨシや、 取り巻きのマスゴミなぞ、焼き討ちだけじゃすまないぞw まったく、自己愛と強欲〜権威欲、頭の中身はシゲオ並みだな!ハスミってw も〜いい加減うざいので、蓮実のマス掻き汁にたかる信者と一緒に、 戦時下のクロアチアに送り込んでやるから覚悟しろw
591 :
吾輩は名無しである :2006/06/09(金) 02:30:46
>>むしろ凡庸な正義派より捻くれた悪党を歓迎する。 東大って 法学部にもこーゆーのがけっこう多いんだよね。 根本がヴァカなんだよ 凡庸な正義派の方が恐ろしく頭のいい悪よりずっと上だってことに 気がつきたくない人たち。 村上くん、きみは「プロ中のプロ」というよりも「カス中のカス」 なんだがね。
592 :
吾輩は名無しである :2006/06/09(金) 09:18:44
「もし彼らが自己を探求する場合に 〜中略〜 普遍的な自己に突き当たるだろう」 ――こういうことは蹴球に熱狂するイギリス人の力ではとてもできない活動だ。 T・S・エリオット
>凡庸な正義派の方が恐ろしく頭のいい悪よりずっと上だってことに >気がつきたくない人たち。 「上」ってなあに?w
595 :
吾輩は名無しである :2006/07/09(日) 14:08:09
モーホー作家
>>1 言いえて妙である。巧い立て方だ
597 :
吾輩は名無しである :2006/08/06(日) 02:23:25
このジジイの文体は渋いけど 顔がややださい。
鬚剃ってから老けて見えるのよね。
599 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 13:19:02
『ゴダール革命』読んだ人いるかい?
600 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 15:59:29
みほみほーコミケから帰ったら連絡ちょうだいね
601 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 21:10:52
文体の渋味が生かされてないのは顔のほうだろ。
602 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/12(土) 21:15:35
文体の渋味というものから遠く離れているだろうに。 むしろ正統的なあまりにも正統的なつまらない文体だよ。
603 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/12(土) 21:22:59
蓮實重彦『ゴダール革命』は斜め読みしかしてないが、 そこでちらっと語られていることを読めば、 蓮實もゴダールも田舎臭いということがよくわかる。
映画ってのがそもそも田舎臭いのでは?
605 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 21:54:42
ゴダールの映画そのものではなく蓮實のゴダール評でゴダールを理解したつもりになっているバカ。
十分助けになると思うがな。 それに「映画そのもの」なんて存在しないってこともわからないバカ=605。
607 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:22:36
映画を見ないで映画の批評だけで 映画を理解したつもりになってるって意味でしょ?
608 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/12(土) 22:30:49
>>604 そうだ。映画という装置そのものが田舎臭い。
他人から夢の話を聞かされるほど退屈なものはない。
映画とは、その退屈さを甘美さのオブラートで包み隠したもの、
これである。
609 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:34:38
みほみほいますか? みほみほの文章が読みたくて読みたくて仕方がない
くだらん名無し自演までやらかして、ご苦労なこった。
611 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:39:36
テッテ的に田舎臭い=映画。 だからこそ、面白いんだが。 ハスミやらが小難しい文体を使って小難しい西欧のテツガクなんかを ひっぱりつつ映画について語ったから、映画ってすごい!って 勘違いしているやつらが多い。 ハスミンやゴダールは映画について超真剣だが、それはたまたま映画 だっただけってくらいに思っておいたほうが平静だと思います。
612 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:43:07
日本は世界の田舎だからな。
映画の話なんざ、映画板でやっとくれ。 蓮實の批評は面白く読むけど、映画は見ないんだ。
614 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:47:05
えー!? 日本の問題じゃないよー。どこの国でも映画は映画だよー。 映画館があって(屋外でもいいが)、映写機があって、スクリーンが あって、客席があって、そしてもちろんフィルムと映写技師がいれば どの国だろうと映画は映画なのだがこんなに舞台装置が必要なのは やっぱ田舎臭いなw
615 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/12(土) 22:48:17
蓮實だけでなくバルトもドゥルーズもそうだろうが、 映画について言葉でまだるっこしく語ることは、 映画から遠く離れてゆくことは当然の刑罰であってね。
616 :
吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 22:55:05
映画ってのはハスミバルトドゥルズらに発見されたものではなく、もっともっと 昔からあったものなのです。でもハスミバルトドゥルズはそれぞれに それぞれのやり方で映画を発見したんでしょうが。 そういえばフーコーって映画についてまとまったなにかを書いていた のでしょうか? 浅学ですまぬ。
617 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/12(土) 23:24:40
>>616 フーコーはおそらく書いてないね。
絵画(ベラスケス、マグリット)については書いてるが。
そんじゃあな。
619 :
吾輩は名無しである :2006/08/13(日) 21:30:55
なんだ このスレでも自演してやがるw
コテハンの名無し自演てこと?
622 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 15:50:45
映画はりっぱな文化じゃん。だから田舎臭くはない。
623 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 15:59:07
映画=田舎者というシェーマは田舎者の感性だろ
624 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 18:10:52
映画館は都市にある。農村にはない。
625 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 18:35:23
映画=田舎かどうかは不明だが、映画=都会でもないな。田舎にもあるしな。 大した芸術じゃないことはたしかだ。 ほぼ娯楽ですよ、娯楽。
626 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 19:59:06
映画こそ教養であり芸術であり文化だろ。
映画の話なんか映画板でやってくれ。 ここは文学板。 蓮實の書いたものでも、映画批評だけは読まない。 興味無いんだよね。
628 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 20:43:48
>>627 >映画板でやってくれ。
ほう、じゃあ、君が読んだ映画以外の批評についてヒトコト、どうぞ。
文学板っぽいのをいっちょう頼むぜ。
629 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 20:47:40
映画を勝手に深読みする面白さはあるだろう。 なんとでもいえるからいい商売=映画評論
630 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:03:58
>>622-624 >>626 >映画はりっぱな文化じゃん。だから田舎臭くはない。
>映画=田舎者というシェーマは田舎者の感性だろ
>映画館は都市にある。農村にはない。
>映画こそ教養であり芸術であり文化だろ。
上の意見をまとめさせてもらった。
映画は田舎臭い、俺様はそう言ったが、
映画が文化ではないとは言ってない。
そして、きみたちの常識的なシェーマ、
すなわち「都市VS農村」があたかも、
「文化VS自然」であるかのような視点こそ、
あまりにも凡庸なものだな。
農村と文化は対立しないんだよ。
なんも言ってないのと同じ言葉遊びやね。
632 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:24:43
文化を日本語で考えてるから、君たちは理解できないんだよ。 カルチャーとして考えてみれば俺様の言ってる意味がわかるはずだ。
633 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 21:28:54
誰も「都市VS農村」=「文化VS自然」などと言ってないしね。 ただの凡庸な独り相撲だな。オナニーレベル。
634 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:37:16
>>633 それじゃあ、君は俺様の意見に反論がないわけだ。
すなわち、
蓮實およびヌーヴェルヴァーグおよびヌーヴォーロマンが
田舎臭く、土の匂いがするってことに。
>>632 おまえに適切さと言葉を選ぶ才能が欠けてるだけ
636 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 21:39:51
>>624 前提が狂ってるからね。
誘導尋問にしてももうちょっと考えたほうがいいよw
637 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:40:44
634に付言しよう。 つまりは農村文化的ということだ。
638 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 21:47:59
都市こそ文化だろ
A=Bの論拠を書く気がないなら逃げと思われても仕方ない。
640 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:52:57
>>635 むしろ欠如してるのは君のほうで
俺様のほうはといえば過剰なんだよw
>>636 いや俺様は遥か先まで考えすぎる性質でねw
君には俺様の後姿がかすんで見えないだろうが。
>>638 むしろ農村こそ文化なんだよ。
641 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/14(月) 21:55:09
>>639 農村=文化の論拠か?
文化、すなわちカルチャーの語源はカルティベイトだ。
辞書をくってみな。そこに「農耕する」という言葉が出てくるはずだ。
642 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 22:06:37
>>641 語源はちょっと強引かな。別の話になっちゃう。
農村にも文化はあるし都会にも文化はあるし漁村にも文化はあるしエスキモーにも
文化はあるよ。
>映画は田舎臭い、俺様はそう言ったが、
ここんところをネタでもいいからkwsk
「田舎臭い」という言葉を言い換えると?
643 :
吾輩は名無しである :2006/08/14(月) 22:39:02
ヌーベルバーグは土臭いというよりも汗臭い。
644 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 00:28:03
>>627 >蓮實の書いたものでも、映画批評だけは読まない。興味無いんだよね。
まったく同意なれど、それはお前のワガママというものw
ちなみにゴダールはどっかで「映画と文化は不倶戴天の敵である」と言ってましたw
>>645 ほんと、ひねくれたオジサンですね、ゴダールってw
647 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 01:12:18
小津だよ、やっぱり小津。 小津見てないやつとは話せない。 どんなに本を読んでいようとも、小津を見ていないやつは ダメ。
いまどきそんなこという人いませんよ
649 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 01:39:16
成瀬だよ、やっぱり成瀬。 成瀬見てないやつとは話せない。 どんなに本を読んでいようとも、成瀬見てないやつは ダメ。
じゃ次は溝口で
溝口だよ、やっぱり溝口。 溝口見てないやつとは話せない。 どんなに本を読んでいようとも、溝口見てないやつは ダメ。
ハスミだよ、やっぱりハスミ。 ハスミ読んでないやつとは話せない。 どんなに映画を見てようとも、ハスミ読んでないやつは ダメ。
いや、山中貞雄だろ。
北野はあんまり言いたくないな。
>>644 まったく同意ならば、一人のわがままではないわけだよ。
映画の話なんざ、映画板に行ってやってきな。
656 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 02:13:40
でもおまえ、トリュフォーとか見てないだろ? ゴダール見てもトリュフォー見てないとダメだよ。 あと、ホークスとフォード。 ビデオで見るって? バカ、ビデオで見ても映画を見たことにならないんだよ。 おまえダメ、ぜんぜん。 ハスミ読んで勉強しろよ。
タネールとかドワイヨンが良いな。 トリュフォーよりもロメール。 ホークスとフォードっていうなら ペキンパーとかイーストウッドとか 誰でもいいけどね。 ハスミの映画批評でやってることは自分でも扇動家といってるけど、 結局、本読んで勉強するなんてことじゃなく 1本でも多く映画見た方がいいってだけです
映画見る前に、本読んで勉強しといた方がいいんでないかい。
659 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 07:39:27
>1本でも多く映画見た方がいいってだけです ハスミとかの本を読まなくても?
660 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 12:21:00
>>658 >本読んで勉強しといた方がいいんでないかい。
なんのために? それに何を読んでくの?
誰かが上で「映画史が伽藍のように」とかって言ってたけど、
「映画史」ってそもそもあるのか? どんななんだ? あやしいぜ、なんか。
「撮影・映写技術史」ならあるだろうが、「映画史」ってどんなもんなんだろう
ねえ。ウソくせ。
美術>>>音楽>演劇>ダンス>>>文学>>>>>映画>>漫画 かな。
?映画史は普通にあるんじゃないの? 歴史って個人的なもんでしょ 蓮實に限らず、自分が気づかなかった、自分と違う映画の見方を知るのは純粋に楽しいと思うけど 質の良し悪しはもちろんあるけど
663 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 14:17:33
age
>歴史って個人的なもんでしょ ハア? ナニイッテンノ。 個人的歴史(personal history)なんてのは、「履歴書」に過ぎない。
665 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 17:49:09
>歴史って個人的なもんでしょ 人によって見方が違うってことですよね >自分と違う映画の見方を知るのは純粋に楽しいと そうだがハスミの傲慢倣岸な映画評や、「この映画を見ていないと映画 なんてわからない」などという言い回しは好きになれないな
666 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 18:07:31
はすみは性格が問題
667 :
吾輩は名無しである :2006/08/15(火) 18:30:32
August 15, 2006 お月様のピエロ? 最近、ちくま文庫から出た「フーコー・コレクション3 言説・表象」のなかにフーコーのドゥルーズ論「劇場としての哲学」も入っている。翻訳は蓮実重彦によるものだ。これは以前ドゥルーズのフーコー論と合わせて単行本として小沢書店から出版されていたものでもある。 浅田彰は学生時代、蓮実にこの論考の誤訳訂正リストを送りつけた経験があると述べている(「天使が通る」文庫版P131)。 実際、私などがざっと目を通してみても明らかな誤訳が散見され、特に最後の方の見得のところで「お月様のピエロ」という奇異な訳があった。今回のちくま文庫版ではもちろん「月に憑かれたピエロ」と訂正されている。
しかし蓮實は自撰年譜(何についてたか忘れた)にも「浅田彰に誤訳を指摘される」と明記してるね。 この人もそこだけはマトモだと思った。
670 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 21:03:01
そんなことをいちいち年譜に書くってへんじゃないか? かえってやらしいな。 しかし、「月に憑かれたピエロ」を訳し間違えるとは、ハスミの教養も たかが知れてるな。もしくは雑な仕事をしている証だ。
671 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 21:39:07
>>668 >浅田彰は学生時代、蓮実にこの論考の誤訳訂正リストを送りつけた経験があると
この話は浅田の優秀さを喧伝するものだと思っていたが、
ハスミの低優秀さを示すものだったんだw
ふつうに日本語で読んでも明らかにおかしかったから、
原文に当たってみたんだろう。
>この人もそこだけはマトモだと思った。
痘痕も笑窪。
信者乙。
672 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 22:49:58
>>671 「低優秀さ」って何だよ
そんな日本語ねーよw
>>672 >そんな日本語ねーよw
俺がさっき作ったんだよw
ハスミン先生に敬意を表して、造語までしてあえて直接的な表現を
避けたんじゃないか。
それくらい悟れよ。
674 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 23:02:31
>>673 くだらん負け惜しみ乙。
蓮實を馬鹿にしてるくせに
わざわざ蓮實の名前を持ち出さないと自分を正当化できないのが痛いなw
はすみって造語で直接的な表現を避ける人だっけ?
>>674 >くだらん負け惜しみ
どこが負け惜しみなんだよw 造語だって言ってるだろ?
>蓮實の名前を持ち出さないと
ハスミンのスレだからハスミンの名前を出すわさ。それに俺は
ハスミンについて書いたんだから。
信者の癖に頭悪いやつだなあ。
お前はほんとにハスミン読めてんのか?pupupu
677 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/16(水) 23:26:25
>>642 もちろん、農村以外にもにも文化はある。
重要なのは、文化の「原型」が農耕にあるってことだな。
だから、田舎は都会の対立概念と見るのは一面的であり、
都会が文化的だという通念は表面的なものといえるだろう。
「映画は田舎臭い」というディスクールは、つまり、
映画は「原型的な文化」だという意味を孕むんだよ。
映画にも遊牧的なイメージがあるとしても、
農耕的で定住的な「原型」ゆえってことだろうな。
678 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/16(水) 23:27:42
>>645 >ちなみにゴダールはどっかで「映画と文化は不倶戴天の敵である」と言ってましたw
ゴダールより俺様の視点のほうがクールだってことだろうなw
679 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 23:32:29
>>676 ほら来た。
自分の気に食わないレスをすぐに信者と決めつける。
ろくにものも考えられない低脳の証拠だなw
で、お前の発言のどこが蓮實にかかってるわけ?
あわててくだらん言い訳を書き込んだだけだろwww
「これは文化的だ!」みたいな表現って、日本語以外にあるのかな。 日本語ドクトクの表現のような気もし枡。
681 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/16(水) 23:36:19
>>676 >>679 おまえら仲がいいなw
ところで、70年代の蓮實ってのは、仏現代思想、すなわち、
バルトやドゥルーズ、フーコーなんかの紹介者でしかなかったんだろうな。
682 :
679 :2006/08/16(水) 23:37:05
>>679 >で、お前の発言のどこが蓮實にかかってるわけ?
俺の
>>671 の書き込みに、
「ハスミの低優秀さを示すものだったんだw」
と書いてあるだろう? お前、真実の馬鹿か?
683 :
679 :2006/08/16(水) 23:41:22
>>681 >おまえら仲がいいなw
おう、自作自演だからなw
>紹介者でしかなかったんだろうな。
前スレでもそんな話になっていたな。実際そんなもんだったじゃないか?
それで悪いとは言わないが。
浅田とハスミンとの関係っていうのはどんなもんなんだろう?
上に誤訳についての話題が書かれていたが。
684 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 23:46:52
>>682 は?オマエ真実の馬鹿?
「負け惜しみ」っつってんだから
>>673 のレスの事を言ってるに決まってんだろ。
「造語までしてあえて直接的な表現を避けた」っつーことのどこが
蓮實にちなんでるんだよ?
「文化=高尚」というイメージ強過ぎとおもわr。
686 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/16(水) 23:51:38
>>683 不思議な人間だなw
しかし自筆年譜で浅田からの誤訳指摘を書き入れる以上に、
我々にロカンタンのような生理的欲求を催させるのは
自筆年譜を書くことそれ自体だろうなw
蓮實の場合は特にだが。
>>684 >蓮實にちなんでるんだよ?
うーん、なんか勘違いしてない? 俺はハスミにちなんでいるなんて言ってないよw
「敬意を表して」とは書いたけど、造語をすることがハスミンの言動の何かに
かけているとか、そーゆーつもりはまったくないし、書いた覚えもない。
「ハスミの低優秀さ」とはその前の「浅田の優秀さ」という言い回しに「かけて」
はいるが。ただの言葉の遊びだよ。
なんか疲れてきたw
688 :
吾輩は名無しである :2006/08/16(水) 23:55:28
しかし柄谷も自撰年譜めいたものを書いてるが浅田も書いてたっけ?
689 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/16(水) 23:55:57
>>685 まあ高尚と言ってるわけじゃないが、
都市が文化的で、農村が自然的だという暗黙の既成イメージが
結構無意識にまで忍び込んでると思うな。
690 :
吾輩は名無しである :2006/08/17(木) 00:00:15
>>687 は?だから蓮實に敬意を表すのになんで「造語までしてあえて直接的表現を避けた」のか聞いてんだよ。
ただの言い訳で適当なこと言っただけだろどーせ。
>>686 >不思議な人間だなw
まあ、暇なんだな。
>自筆年譜を書くことそれ自体だろうなw
舌なめずりしながら書いてそうだな。
作家ならまだしも、自筆年譜を書く評論家というのははじめて聞いたような
気がする。ぜひ読んでみたい。
>>690 しつこいねえ、君もw
>だから蓮實に敬意を表すのになんで
「ハスミの馬鹿さ」って書くよりも「ハスミの低優秀さ」って書くほうが
直接的表現じゃないだろ? しかも前の「浅田の優秀さ」とかかっている
んだから、読むほうは「これは半分言葉遊びなんだな」って思うわけじゃないですか、
ふつー。もちろん、ハスミに熱烈に恋している人には通じないかも
しれない、つまり、「低優秀さ」だけでも十分に敬意を表していない
罵詈雑言のひとつと思われるかもしれないけれどもそれはまあ人
それぞれだし誤読の自由はあるんだから別にいいですよはいはいっとw
もう、この話題やめ。超疲れるw
693 :
吾輩は名無しである :2006/08/17(木) 00:22:12
>都市が文化的で、農村が自然的だという暗黙の既成イメージ たしかにそれはあるね。 そもそも「文化」と「自然」が対立するものなのか?という問いもある し、そもそも「自然」とは何か?という問いもある。 「nature」を「自然」と訳したのは福沢諭吉だっただろうか? 「自然」(じねん)とは「あるがまま」のことであるが、農村は 決してあるがままではない。少なくともあるがままを志向してはいない。 むしろ最大限に自然を加工しようとしているんだよね。 「文化」という言葉と対立するのは「自然」ではなく、「野生」という 言葉のような気がする。 レヴィ=ストロース先生につっこまれそう。
柄谷臭い
695 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/17(木) 22:19:26
>>691 自筆年譜どこで見たかな。俺様の記憶が正しければ、
『反日本語論』だったような気がするが。
696 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/17(木) 22:24:28
>>693 「ネイチャー(Nature)」は「本姓」と訳されることも多いな。
特に哲学では。
レヴィ=ストロースならそりゃつっこんでくるだろうw
野生にも「近親相姦の禁止」などの文化はあると。
しかし、蓮實からは「野生」を感じないな。
697 :
693 :2006/08/17(木) 22:35:29
「Nature」の訳し方って微妙だよね。ここらあたりつっこむとけっこう 面白いんだが、スレチガイだから略。 野生の思考ねw 川田順造の「無文字社会の神話」なんかも。 >しかし、蓮實からは「野生」を感じないな。 同じ仏文ならむしろ奥本大三郎の文章なんかに知性と野生の 芳醇な混交を感じるな。
698 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/18(金) 22:09:27
おっと「本姓」じゃなくて「本性」だったなw 奥本大三郎ってのは読んだことないな。>697 蓮實は東大の松浦や小林とはどういう関係なんだろうな。 詳しい人はいるかい?
699 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 23:11:48
>>698 >奥本大三郎ってのは読んだことないな。
奥本大三郎は東大出のフランス文学者。「虫の宇宙誌」はじめ虫
関係の随筆やファーブル昆虫記の全訳が知られているけど、文
学についての読み物もなかなかですよ。いわゆる「現代文学」は
まったくでてきませんがw
なんといっても、文章がいい。ときどき漱石を思わせます。
旅行記もいいです。
大き目の図書館ならあると思います。
お暇なときにどうぞ。
700 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 05:27:47
700get? Vシネに目が眩んで
701 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 05:28:21
誰がVシネを畏れているか
702 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 19:58:17
ろまんぽるのに目が暗んで
703 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 22:30:18
「芳醇な」とかいかにも馬鹿が使いそうな形容詞だね。
704 :
吾輩は名無しである :2006/08/20(日) 18:48:02
んなーこたあんの?
705 :
吾輩は名無しである :2006/08/21(月) 21:56:29
ないよな
706 :
吾輩は名無しである :2006/08/22(火) 00:04:50
>>1 「蓮実」と書いた手紙は、読んでもらえないぞ。「蓮實」だから
707 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/22(火) 22:09:06
>>699 ファーブル昆虫記の翻訳者か。知性と野生が結びつくのも頷けるな。
ところで蓮實はペットとか飼ってないのかな。
まあペットは野生とはいえないがね。
708 :
吾輩は名無しである :2006/08/22(火) 23:18:53
>知性と野生が結びつくのも頷けるな。 左様。しかも奥本は「読んでいるときは楽しくあるが、読み終わったら すっかりと忘れられてしまうような文章を書きたい」とのたまうから 一筋縄ではいかない。どこぞの「俺が俺が」の評論家とはわけが違う。 得意の虫もの旅ものもよいが、『壊れた壷』、『読書百遍』などの書物を題材にした 随想なども甘露玉露。 >ところで蓮實はペットとか飼ってないのかな。 狆あたりが似合いかな。顔が狆に似ている。 >まあペットは野生とはいえないがね。 野生じゃないね。家畜だ。しかし家畜を指し、「ワンチャン」などと よぶ輩、そも家畜なり。
709 :
708 :2006/08/22(火) 23:29:00
「すっかりと忘れられてしまう」ではなく「何が書いてあったのかを 思い出せないような」だったかもしれない。 いずれにせよ、紐解く価値あり。
710 :
文学板最強コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/23(水) 22:06:47
>>708 甘露玉露といわれたら気になるなw
漱石にも通じるとのことなんだが、
弟子筋の内田百閧ニかああいう風なのも悪くないな。
狆とは確かに違うかw
711 :
吾輩は名無しである :2006/08/24(木) 07:31:12
>甘露玉露といわれたら気になるなw 手元にあったらひとふしでも紹介するんだけど、なんせ奥本についてはすべて 図書館で借りているので残念。っていうか、なかなか書店に並ばないんだよね。 一部の固定ファン向けに1刷で終了、なのかなあ。 >漱石にも通じるとのことなんだが、 『壊れた壷』の正岡子規についての文章はよかったよ。 >内田百閧ニかああいう風なのも悪くないな。 よいね。夢か現かの夢が頭ではなくて体から出ているようなところ がいいな。たたずまいが色川武大につながるような。 >狆とは確かに違うかw 狆先生にはとても書けないでしょうね。教養や自尊心が邪魔をして。 奥本大三郎、内田百閨A色川武大らは狆先生とは対極に位置する作家だな。 「恥」がある。狆先生は恥知らずとは言わぬが、読んでいるこっちが赤面 することが多い。 「美文家」といえようw たたずまいがグルメ作家の山本益博につながるようなw これ、けっこうアタリじゃない?w
712 :
夏限定コテハン軽井沢敬一郎 :2006/08/25(金) 20:23:35
色川武大とはまたクロっぽい名前を出すねえ。 狆を読んで赤面することもあるまいにw 山本益博か、これまた知らないな。 狆はグルメについては書いてないかな?
色川武大もいいですよね、うん。 >狆を読んで赤面することもあるまいにw いや、「よくもここまでぬけぬけと」と赤面すること多いぞ。とくに映画 のことになると臆面もなく自意識をさらけだすし。 >山本益博か、これまた知らないな。 これは知らずともよい作家…というか売文家。グルメ作家の走りというか、パシリ だな。彼がミシュランがどうの、だれそれのシェフのどの料理がこうのと 薀蓄をタレながらだらだらと締りのない文章でほめている姿、まるっと 映画について語るハスミンと重なるな。ヒゲだしなw おフランスだしw >狆はグルメについては書いてないかな? あの手合い、ラーメンあたりの「庶民的」な食べものをわざとほめたりしてるかも しれんな。
714 :
軽井沢敬一郎 :2006/08/27(日) 01:29:05
>>713 というか、赤面するぐらいなら読まなきゃいいじゃん、と思うわけよ。
俺様よりしっかり読んでそうだw
しかしなんであんなに映画が好きなのかね。
>ラーメンあたりの「庶民的」な食べものをわざとほめたりしてるかも
さもありなんw 野球について語るのもそんなノリがあるか。
ただサッカーをヒゲ狆には語って欲しくはないな。
色川武大も内田百閧熕Hについて書いてるが、日影丈吉も森茉莉もいて、
やはりグルメといえばフランス。言うまでもなくワインの国でもある。
おフランスにはもちろんサヴァランもいる。
柄谷ならともかく、ヒゲ狆は食について語らないのか語れないのか。
715 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 02:09:29
>>714 >というか、赤面するぐらいなら読まなきゃいいじゃん、と思うわけよ。
そんなにマメに読んでいるわけじゃないよ。いっときまとめてぞろぞろ
と読んでみたが。どうしてこうも「ハスミハスミ」と小うるさいかと。
>しかしなんであんなに映画が好きなのかね。
なんでかね。根が貧しいか、気取ってるか、どっちかだろうな。
ふつー、映画なんてまともに相手しない。するなら美術だろう。
美術じゃなくて、映画というところがなw またそれをまともに
受け取るやつらがいる。
美術よりも「使いやすい」、「言いやすい」というのはあるだろうと
思う。つまり、「突っ込まれにくい」ってこと。
立ち位置としてはサブカルの神様ってとこかな。
>野球について語るのもそんなノリがあるか。
映画について語るのも、同じ調子なんだろう。映画を使っている
だけだと思うよ、真には。しかし、ハスミが真剣に映画を…まあ、
いいや。
>ヒゲ狆は食について語らないのか語れないのか。
それこそ山本と間違えられるからじゃないか? もしくは、表現能力
の問題か。しゃあしゃあと語ればいいのにね、狆殿下w
柄谷の「薬グルメ」とかも読んでみたいところだ。
716 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 18:10:00
この人自分で理解できてないこと書こうとして失敗してるね
717 :
軽井沢敬一郎 :2006/08/28(月) 21:55:24
奥本大三郎『壊れた壷』を図書館から借りてきた。 目次に内田百閧フ名前があったよ。 それからグルメについての文章もあるようだ。 適当に書き込んできたが、結構いい嗅覚してるかなw
718 :
軽井沢敬一郎 :2006/08/28(月) 21:57:12
蓮實はもう小説は書かないのかね。 中村光夫のようにもっと両刀使いでいけばいいのにな。
719 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 23:26:26
>>717 >適当に書き込んできたが、結構いい嗅覚してるかなw
たいしたもんだよw。実は君のカキコを読んであまりの偶然に
驚いていたんだw。
ともあれ、『壊れた壷』、楽しんでいただければ幸いなり。
721 :
軽井沢敬一郎 :2006/08/31(木) 23:34:13
>>719 久々に知らない作家を教えられたよ。
終末にでも少し読んでみるかな。
>>720 島田清次郎は確か別のスレで出てきたんじゃないのか。
確かに変な作家だが。
722 :
吾輩は名無しである :2006/09/01(金) 07:52:30
>>721 >終末にでも少し読んでみるかな。
のんびり茶菓子ながら、というのがいいですよ。
僕は本丸の「ファーブル昆虫記」に挑戦(っていうほどでもないか)
しようと思っています。
723 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 19:45:57
興味ねえよ 仏文バカの典型じゃん
何をいまさらトチ狂ったことを
三週間ぶりにわざわざ上げて「興味ねえよ」ってw
726 :
吾輩は名無しである :2006/11/22(水) 20:37:25
もう用済み
★PR★青 土 社 の 新 刊★
http://www.seidosha.co.jp/ 『表象の奈落――フィクションと思考の動体視力』
蓮實重彦:著 46判上製376頁 定価2,520円 ISBN4-7917-6308-4
不可能性を超えて、事件を炸裂させる〈力〉。バルト、ドゥルーズ、デリダ、
フーコー、そしてフローベール。「批評」は他者の言説の中でまどろむ記号に
触れ、それを目覚めさせることから始まる。読むことで潜在的なものは顕在化
し、その覚醒によって他者の言説は誰のものでもない言説へと変容する。待望
の「批評」論集。
丹生谷貴志が『天皇と倒錯』で蓮實重彦論を書いてたな。 「反復の時代」において、「何も書くことがないという事態の中で発動された苦しげな無償の饒舌の試み」だったのだと。 それが「人を小馬鹿にした厭味な饒舌体」のように映ると。 なにはともあれ80年代の人だよな。
729 :
吾輩は名無しである :2006/12/05(火) 17:55:32
アゲまんこ
うーん今でも充分面白いと思うけど 終わったことにしたいベタな人がたくさんいるって感じ。
蓮實重彦インタビュー──リアルタイム批評のすすめ
http://www.flowerwild.net/2006/12/2006-12-04_102306.php ——ところで、先生はジョン・フォード論とフロベール論とは別に、「フィクション」を
主題にした書物を執筆されるおつもりだとのことですが、これについてお聞かせ願え
ませんでしょうか。
蓮實:これは、先週、最終原稿を渡したところです。一部、『考える人』という季刊誌
に連載していたもので、それに3章書き足して、ほかの章も全面的に書き直して、
『「赤」の誘惑』という本として来年の2月か3月に出ると思います。その原型になった
ものは、4年前に北京で催されたパリ第8大学、北京大学、東大の共同シンポジウムで
発表したものです。
sage
新潮社から出すのは『「赤」の誘惑』が初めて?
『オペラオペラシオネル』を古本屋でゲット。 500円。つまらなそうだが読んでみる。
別に、小説はいいよ。
立派な人だとつくづく思う。好きではないけど。
『映像の詩学』を読んでみた あまりにくだらないので一章読むのが限界だった。
蓮實の文体は、読者を選ぶよね。
http://d.hatena.ne.jp/PreBuddha/20070408 >実際、「フィクション」を特徴づけるものが「赤」である必然性が本書から読み取れない。
>蓮實重彦の恣意性によって選ばれたテクストが、「赤」を際立たせていることは証明されているが、では、「赤」以外の色が「フィクション」の主題論的あるいは説話論的な言説として成立しないと断定できるかと問わねなるまい。
そんなマジメに読んではだいなしやがな。
『夏目漱石論』や「トンデモ本になってしまった『大江健三郎論』」と同じく、
冗談みたいに恣意的に選択された記号(「赤」)をテマティックに引き出してくる手つきに、
まさかそんなことがと怪しみつつ、偶然とは信じられぬほど意表を突いた一致を前に
唖然とする感じをたのしむべきものでしょ、蓮實のは。
>偶然とは信じられぬほど意表を突いた一致を前に >唖然とする感じをたのしむ その通りだけれども、そのどんでん返しを楽しむには、 まずは真面目に読んで >「フィクション」を特徴づけるものが「赤」である必然性 を説得するレベルがないと駄目なのよ。 最初から、フィクションをフィクショナルに語るのを誇示されては 単純に白けちゃう。
>「フィクション」を特徴づけるものが「赤」である必然性 「フィクション」ではなく、 既往の「フィクション論」を特徴づけるものが「赤」であることは、 十分に例示されて説得力がある。そこに必然性など別に要らない。 夏目漱石が「横たわる漱石」であることは十分な例挙で説得力があったが、 そのことに必然性は無かっただろ。偶然とは信じられぬ程の偶然なのであって、 それを必然化すればトンデモになる。
本気で反論するのが馬鹿馬鹿しい
蓮實に?
>>740 のリンク先に
>「批評」は所詮、原テキストを超えることはできない。
>批評はテクストを超えることは決してできない
とあるけれど、こういうことを書く者は「書評」なんてしても無駄なんじゃないか。
「原テキスト」「テクスト」「超える」じゃあどうしようもない。
「所詮」ってのも「書評」を書きながら「卑屈」でしかないし。
746 :
自分の莫迦さを認めな! :2007/05/03(木) 14:23:07
結局、みなさん、蓮実重彦が難しすぎて、手が出せないのを、 蓮実のせいにして、自分の莫迦さ加減を認めたくないだけですね。
747 :
完璧な阿呆どもよ :2007/05/03(木) 18:23:43
そう、この最低の惑星の住人たちは全員、ネコも杓子もすべて完璧な阿呆ときているからね。 蓮実も阿呆なら、その蓮実の文体について、能書き垂れている連中も完璧な阿呆ときている。 ただ前者は自分が阿呆なのを知っているが、後者は気付かないでいようと、内心はらはらどきどき しながら、匿名性の影に隠れて、莫迦百言をのたまっておるのじゃよ。
748 :
二重にバカだね :2007/05/03(木) 18:26:14
蓮実の文体についてブー垂れるなら、自分で蓮実と同じ質量の書物を書いてみやがれってんだ。 それができない連中には批判の資格がないというのがわからないのだから、二重にバカだね。
749 :
吾輩は名無しである :2007/05/03(木) 18:27:36
なにを突然吠えてんの? 拾い食いで頭に虫でも湧いたか?
750 :
吾輩は名無しである :2007/05/03(木) 18:37:20
蓮實の文体が空虚であるという感覚は、作品から精神を遠ざけ、 何かしら超越的な次元へと知性を遠ざけるのではない。 批評は精神の自殺を要請するものではない。 というのは、批評とは、あくまで作品の精神に即して語られねばならないからだ。 批評に逃げ場は無い。この時、批評は、作品世界を凝視し、 見つめ直す際の積極的なモメントとして働く。 或いはこうも言えるだろう。 批評とは、作品から絶えず精神を汲み取り、 不断に新たな倫理を更新する媒体として機能する、と。 無論この媒体にとって忘れられてはならないことは、 倫理の更新がついに終わりを知らないということである。 彼にはこれが出来ていない。
>>750 いったい何をいいたいのか
自分の中で整理してから出直せ。頭がバカだと
文章が不明瞭になる。
明晰な頭脳ほど、難しいことを平易な文章で
中学生にでも理解できるように書き表わすことができる。
>>750 蓮實のこと云々する前におまえの日本語をもうちょっと何とかしろ。
ガイジンか?
俺の仮説によると蓮實好きの80パーセントは80年代に二十歳そこそこだった今は40歳代の連中。 80年代前半ぐらいまでが難しい文学的ないいまわしがまだ若者に希求力があった最後の時代。 それ以降は難しいことでも軽く簡単な言葉遣いで語るのが支配的な価値観になっている。 そうはいっても難解で詩的な言葉を好む人種というのは何割かはでてくるので、現在の若者でも100人に一人ぐらいは蓮實にかぶれるのが出てくる。
難解でもなければ詩的でもない。 単に映画が見られてないだけだろう。
蓮實の文みたいな普通の感性なら難解で詩的なレトリックを使った文章と感じるところを 「難解でも詩的でもない」と逆説を断定的にいいたがるのが、ハスミ虫の特徴だね。
>>755 「普通の感性」とか「難解で詩的なレトリック」なんて
いい加減で曖昧な言葉使ってテキトーに何かを説明できた気になりやがって、
人を小馬鹿にできるところとかサイコーだよ。
わかんねーなら黙ってろよ、クズは
757 :
吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 14:37:08
わかんねーなら黙ってろよ、クズは
758 :
吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 16:43:22
何ついて話したいんだ?
おハスの文体がまるで電波受信の悪いテレビジョンのようであることについて話したいのです。
760 :
C ◆7sqafLs07s :2007/06/10(日) 18:40:23
単純に 「普通の感性なら〜」という表現のだるさ、不毛さと 「わかんねーなら」は同質だと思う。 もう少し言葉をぶつけあって欲しい。意味のある形で。
Cもたまにはいいことを言う。
762 :
吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 19:16:18
いや、曖昧な表現でいいんだよ。新時代だもん。素で
763 :
吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 19:19:06
曖昧でいいとしても、ナンセンスだけどね、蓮美のは。まぁ、今読んだらおもしろいのかな。昔は一冊読んだけどつまらなかった。
764 :
吾輩は名無しである :2007/06/10(日) 19:59:12
難解でも詩的でもないと思うが? むしろ平明だろう? 嫌味なまでに。 平明かつ明晰な言葉でもってあのリズムで書くところが一種の芸でもあるわけでさ あれを難解だの詩的だの言う人は現代詩なんて読んだことがないんだろうな。 たぶんマラルメとかヴァレリーあたりすら読んだことないんじゃないか?
まだ知恵足らずの逃亡癖野郎こと760なんかまだ生きてたんだw うけるwwwww
766 :
C ◆7sqafLs07s :2007/06/12(火) 16:03:36
「まだ」知恵足らずの逃亡癖野郎こと760なんか「まだ」生きてたんだw 素晴らしい文章能力ですね。
だまれ
>>764 文系バカはすぐそうやって自分の素養の高さを示そうとして世間知らずを露呈するな。
なにがろくに現代詩を読んでないだよ、「詩的」っていうことばが一般的にどういうニュアンスで使われてるかも考えられないんだね。
なにがヴァレリーだよ仏文かぶれが。
この手の古式ゆかしいおフランス野郎にはハスミがお似合いなんだろうな
>>768 ただ自分には「難しすぎてわかりません」と正直におっしゃいw
そして黙っていればよろしい。
あなたのような脳みそスカスカなバカにはそうする他ない。
770 :
C ◆7sqafLs07s :2007/06/22(金) 01:37:20
わかるかわからないかは難解さと直接的な関係を持たないように思うけどね。 あまりにも単純すぎて意味がわからないということもよくあることだ。 たとえば音符一つの正当な価値なんて誰にもわからないでしょ。 無数に並んだ音符(曲)の価値もまた正当には評価しづらいんだけどもさ。 むしろ「わからないのはおまえが馬鹿だから」という思考自体が大きな問題なんじゃないの? 文学というジャンルにおいては殊更に。
文脈無視した意味不明な自分語りに回答の必要なし。
772 :
C ◆7sqafLs07s :2007/06/22(金) 22:49:22
何処に自分を書いたのかよくわからないが 意見を書くということはつまり自分の一部を語るということなんだね。
いいからだまれ
774 :
C ◆7sqafLs07s :2007/06/23(土) 01:29:29
ああ君は 「まだ」知恵足らずの逃亡癖野郎こと760なんか「まだ」生きてたんだw という素晴らしい日本語を書いた人か。
775 :
文学板でこんにちは ◆OaFq.uJSBc :2007/06/23(土) 02:56:53
蓮実スレが熱い
776 :
吾輩は名無しである :2007/06/26(火) 16:33:23
今 蓮実先生はどこかで講義持ってるの?
777 :
吾輩は名無しである :2007/06/26(火) 17:26:47
難しいことを平明に書くことができたら、それに越したことはないだろうが、 平明に書いてしまったら、最早、同じものではなくなってしまう類の文章もあるかも 知れないね。 むしろ安易な”要約”が、偽りの”わかりやすさ”を流通させ、それだけでわかった気に なって、事態を見えなくさせてしまうことの危険があることも、頭の片隅にでも入れておかなければならない、と 思うようにしている。 ただ気になる点があるとすれば、晦渋な文体とは言うものの、それは形容詞の多用によってもたらされており、 形容詞が、一定の共同体内の者たちの間で通用する言葉(つまりイメージの交換に相応する)である点を考慮すれば、 蓮實重彦が回避したがっている共同体内でのイメージの交換なり翻訳なり流通に、蓮實自身の言説が意図せざる結果として、 貢献してしまっているのではないかと思われることである。
778 :
吾輩は名無しである :2007/06/26(火) 17:52:13
おおせのとおり蓮實の文章には芸がなく、イミフな形容詞多用もそれが 何事かに奉仕しているとはまったく思えないわけだが、観念というものを 描いてみせることはとても難しいことだし、一介の評論家風情の文章に 精密さやらある種の生命感やらを期待するのは酷だとおもわれ。 評論家なんてこんなもんでしょ。クロード・シモンやジョイスじゃないんだからさw
そういうおまえは何様だっつの
780 :
吾輩は名無しである :2007/06/26(火) 23:16:49
>>573 蓮實重彦は、文学部教授ではなく、教養学部教授だった。
教養学部長から副学長そして26代総長に。
法学部こそ他学部の教授から馬鹿にされているのでは?
とくに研究所の教授の中には、法学部教授なんて判例にコメントしてる
だけしか能のない事務処理屋と揶揄して憚らなかった人もいる。
大して業績のない人間がうようよ存在しているし。
国際的な舞台で活躍できる人材がそもそもいない。
あと、蓮實は法学部には冷淡だったことも関係しているのかもしれない。
法学部だけではないが、いずれにせよ蓮實が特に贔屓にしていたのは、理学部
のとりわけ物理学科や付属研究所だった。
東大に外部アドバイザーとしてMITの利根川進を招聘したり、色々やったりもしている。
結構、総長時代は冒険やっているんだよね。
そのときの副学長で蓮實とはまるっき考えの違う法学部の教授が、
利根川進と広中平祐の前で学力がうんたらとか言ったら、二人もあっけにとられて
ゲラゲラ笑い出されて大恥をかいたこともあった。蓮實と御両人とは馬が合ったようで、
その副学長だけが間抜けな醜態をさらしたとさ。
781 :
吾輩は名無しである :2007/07/04(水) 00:14:10
蓮実にいちゃもんつけてたのは、法学部(本郷)が推してた候補がズタボロで破れた ことも起因している。特にポストモダン大嫌いな「正義大好き人間」井上達夫あたりが 騒いだんじゃないのかなあ? でも蓮実が最も基礎科学重視の色を前面に出した総長だった。 蓮実は常々18、19で役人になりたいなんて言ってる奴にろくな奴はいないと言っている。 もっと寄り道というかグレることも知にとって必要なんだ、と。 この考えにほとんどの学部長・研究科長は同意するんだけど、お家事情のためか法学部だけが 真逆。どうしてもソリが合わない。
サッカーとラグビーには口出ししないでくれ。それだけ。
フローベール論上梓はまだか。
上梓したら本当に凡庸だったのがバレる
既に紀要などには一部発表してきたわけで、充分冴えた分析だったが。
786 :
& ◆GOi2IF.MI. :2007/09/02(日) 15:54:33
いや論理的に間違いだらけでお話にならなかったんだが。
難しいことを平明に書くことができたら、それは素晴らしいことで 書いた人の優秀さを証明するものでもある。 どんなに難しいことでも、平明に書こうと心掛ければ、自然に自分の脳が 整理されるのかもしれないね。 「易しく表現すること」は、安易な要約や偽りのわかりやすさとは 全く次元が違う。例えて言えば、自分の昏い脳内の思考が「他人の眼にも 正しく見えるように」スポットライトをあてるといえばいいだろうか。。 個人の脳裡では、表現したいと思う核心部分の回りで様々な付随する脳内パルスが 常に飛び交い交錯している。それは多彩な思念やイメージや感情等々を孕み、 当人にとってはいかにも捨て難く感じられもする。 そこでつい、己れの恣意のままにそれら諸々をひきずったままの文体で 押し通したい欲望にかられる、他人(読者)の迷惑をも顧みず。 …読者様は神様である! 愚文を「読んでいただく」という基本ができていないハスミン
790 :
吾輩は名無しである :2007/09/02(日) 23:48:19
>>787 >>788 >…読者様は神様である!
こういうことを言っている馬鹿だからこそ、
>>777 がほとんどネタで、
『闘争のエチカ』の下手なパロディでしかない、
ということに気付かないw
基本ができていないというのは、君のようなやつのことと言うのだよw>777
791 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/03(月) 00:12:47
文章を簡単に書けとか言うアホみたいな宣言をする奴を見るたびに 廃刊に追い込まれた俳句雑誌のことを考えるよ。 俳句が誰にでも出来るもの(平易なもの)になってしまったせいで 俳句という文学運動そのものが衰退したとみな嘆いている。 やはり、読む奴だって鍛えなきゃダメなんだよ。
黙れ
793 :
790 :2007/09/03(月) 00:19:33
俺も基本ができてないなwww
>>790 の最後の一行は本当はこうだwww
×基本ができていないというのは、君のようなやつのことと言うのだよw>777
○基本ができていないというのは、君のようなやつのことを言うのだよw>787
あまり素敵な文体じゃないよなw
>>791 「文章を簡単に書け」というのを読んで「誰にでもできるものにしろ」
と書いてあると思う馬鹿。簡単に見えるとこまで書き上げるのが難しいんだボケ。
簡単じゃない、わりと複雑なことを一般的な文章で書けというのは酷だろうな。 それはそれとして、文章の巧いヘタで言うと、巧いほうではないな。 単純に文才の問題だと思う。
797 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/03(月) 23:05:22
そりゃ語尾にボケつけりゃ何か意味を持つようになると思ってるような 人の精神世界を描くにはとにかくボケボケ書けばいいんだから簡単だけど そうじゃないものをこそ書きたくなるわけだからね。 ああ忘れた。ボケ。
最後の「ボケ」しか頭に残らないんだから、それは本は読めないよなあ。
>>797 ボケにはレス内容としての意味は持たせてないよ。ただの罵倒。
800 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/04(火) 00:25:00
意味のない言葉を使うことを君は冗長だといいたかったのではないのかね? 頭が悪いと自分で自分を否定してしまうんですよ。
黙れ
>>801 俺(799)が書いたように見えるじゃないか。ぷんぷん。
>>800 レス内容と関連した意味は持たせてないけど、
「cは相変わらずバカだな」という感想としての意味は持たせてます。
こんなこと説明させんなよ。
804 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/05(水) 09:00:24
感想としての意味 だってさ。言語感覚の貧しさたるや。
805 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/05(水) 09:09:09
難しい(わけでもないけど、蓮実の場合……)文章を読めないだけじゃなく そんな自分の言語的貧困を棚にあげて 挙句の果てには「読者様(つまり自分様)は神」だってさ。 このようなこっぱずかしい人間の言語感覚とはやはりこっぱずかしいものだったという結論。
いいから黙ってろ
>>805 ごめん、レスに対する君の読解の仕方がアホだという感想しか言ってないつもりだったんだが、
蓮実の文についての話だと君は思っていたのですね。
まあそりゃあ確かに、君はアホだという感想で引っ張るのはスレ違い。申し訳なかったワン。
808 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/06(木) 02:41:45
感想としての意味とかいう用語法 のおかしさを指摘されたので 「語尾にワンとかつけて本気じゃないよ的にカモフラージュ」 してみました、という演技をはじめたようですね。 しかしそれもまたアホ臭いというか。
「アホ臭い」でなんか言った気になってるレス。 数個前のレスによると「頭が悪いと自分で自分を否定してしまう」らしいが、あれは正しいよね。
だから黙れってのにわっかんねー糞だ、ったく。
黙って書いてるからなあ。
812 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/06(木) 12:53:49
なんか論理的思考が出来ない人のようですな。 僕が書いたのは >語尾にボケつけりゃ ですが ここで必死なアホ君は >「アホ臭い」でなんか言った気に アホ臭いという言葉を使えばアホ臭いということを言っているのであって(当たり前ですが) 語尾に何かつけておけば構造を複雑に出来ると思ってるような白痴的用語法とは違うわけですな。 更に >意味のない言葉を使うことを君は冗長だといいたかったのではないのかね? というのは >ボケにはレス内容としての意味は持たせてないよ。ただの罵倒。 に対する反論であって、それは >難しいことを平明に書くことができたら、それは素晴らしいこと という文章に照らしてみてどうなのか?ということを含んでいるのに対し 僕に対するイチャモンはただの言葉尻を捉えたアホ臭い粘着に過ぎない。 結論としては「もう少し勉強しましょうね、自分を神だとか言う前に」ということですかね。
か、神? 妄想人間はどっからどういう単語を持ってくるか予想つかないな。
死ねよ、田原w
815 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/07(金) 02:12:39
>>787 >…読者様は神様である!
について妄想人間という批判がつけられましたよ。
蓮實に即した話を。
保守
Cって何でこんなに偉そうなの? 書いてること薄っぺらいのに
薄っぺらだから深さありげに虚勢を張るのさ。それが表層の機能なのです。
820 :
吾輩は名無しである :2008/02/05(火) 15:55:10
, v、ヘM 'リ"ノンミ/ソMv、 ソVvミ ヘ/Wv彡vV/ ミ∠ミ:: ミミ ハスミン命 蓮實虫_ ミ::: ミ 二__, --、r'"___、 ヾ ト、::ヽ ミレ'"~ ,-,、 ! ! ' '" ̄ .ノ \ヾ:、 K/ー'~ ^~_/ ヽミ:ー‐‐'" ヽ i. !〉 ー― '"( o ⊂! ' ヽ ∪ Y i ∪ ,.:: :二Uニ:::.、. l i .! :r' エ┴┴'ーダ ∪ !Kl .i、 . ヾ=、__./ ト= ヽ. :、∪ ゙ - ―- ,; ∪ ,! \. :. .: ノ ヽ ヽ. . .イ . `i、 、::.. ...:::ノ ,∧
821 :
吾輩は名無しである :2008/02/07(木) 18:01:05
C ◆7sqafLs07s は、よく戯曲スレにも書いてるけど ハスミンは映画好きで 論評の対象になってるのも ドキュメンタリー映画より劇映画のほうが多いのに 文芸評論家として戯曲をあまり語らないし 映画評論家としてシナリオをあまり語らないのは なぜだと思いますか?
蓮實は「評論家」ではありません。 「批評家」のことを何も知らない人には説明のしようがありません。
え、「大学の人」でしょ。
824 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 07:37:56
じゃ、
>>821 の「評論」のことを「批評」と置換して再質問
825 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 07:38:56
wikiなんて得体の知れない奴が何でも書ける場所ですよ
827 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 08:23:12
しかし、おかしなこと書いたら 削除されるし、 批評家っていう肩書きはあんまり定着してないよ 批評の業界以外では
>>824 >ドキュメンタリー映画より劇映画のほうが多いのに
蓮實のスタンスでは、映画はすべてある種のドキュメンタリーなので
そういった区分はないのかもしれません。
たとえば、昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭では審査員をしたり、
小川紳介に対する言及も少なくない。
文学批評の側面から言えば、
仏文専攻で、いわゆる表象系wですからね。
文学ならば、書かれたテクスト、映画ならば、スクリーンに写る映像を重視してるわけで、
戯曲もシナリオも彼にとっては二次的なものなんでしょう。
著作を読んでいれば明らかですが、 ご本人が「批評」という言葉にとりわけ意味を込めて使っているからです。
830 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 09:20:12
劇作家とは構造を作る人=神 映画は歴史が浅いから、神はまだ出てきてない 小説の批評を応用できるのは、演出(監督)の領域 劇作にはまた別の方法が必要になるけど そこまでやる気はないってことか?
831 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 20:57:42
>>825 wikiを妄信する人ってやっぱりいるんだなぁ。
832 :
吾輩は名無しである :2008/02/08(金) 21:40:42
妄信って・・・ 職業名としては、評論家のほうが、普通だし 当人の意識が「俺がやってるのは評論じゃなく批評だ」と思ってても 職業名というのは自称より俗称のほうが流通するんだよ wikiだけじゃなく、蓮實や柄谷を「文芸批評家」と 紹介してるマスメディアのほうが少ないと思うぞ。 文芸誌のような専門的な場所を除いては
833 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 11:49:41
>>832 いや評論家云々の話ではなくて、wikiに書いてあるから正しいと思う態度に
ついて妄信って言ったんだけれど、ほんとうにwikiは間違いもいっぱい書いて
あるから気をつけたほうがいいよ。
こいつだの柄谷だのをわざわざ評論家っていうことで 悪意があるなら別だが、 普通に読んでないって宣言してるわけで、 マスの言うことなんか無関係。
835 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 14:11:55
>蓮實のスタンスでは、映画はすべてある種のドキュメンタリーなので こういうキリのないことをしゃあしゃあと言ってのけるところが ハスミの困った坊やなところだなあ。
ぶっちゃけ映画は、そこに人間が映っていることそれ自体が気持ち悪い。 どれだけ楽しんで観てはいても必ずこころの中の、「ああ、馬鹿が居る」 というこの感覚は、拭えない。
いや別に嫌いじゃないんだけどね、映画。 でもどこか、馬鹿にはしている。とりわけ所謂の、映画好きたちを。 それ自体が既に大量の情報である人間そのものを使った表現なんぞ、 ことの初めからこころざしが、低すぎはしないかと。
要するに俺は、“ポップさ”ってやつが嫌いなんだと思う。 例えそれが缶や漫画の様なものであれ、意識の片隅にでも大衆の在るものが、 俺は嫌いみたい。
まぁ実際には、アレらに対し俺が否定的なのは何もそういった理由から ではなくって、いわゆる現代なんちゃらのその、“ト書き”必須っつうか、 禅問答じみたところが好きじゃない訳だが。 快楽。
841 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 17:12:50
わかるきもするが、そういう禅問答みたいなのはもう終わっているような…。 「○○を指し示している」みたいなのは。 そもさせっぱ映画が語られる(書かれる)こともずいぶん少なくなったようにも 思える。 スレ違いだけど、四方田犬彦の映画論(評?)はどうなんだろうか?
842 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 17:13:04
評論⊃批評だろ 野球選手をスポーツ選手といっちゃいけないの?
843 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 17:19:49
難しいことをいうやつが現れたぞ!
844 :
吾輩は名無しである :2008/02/09(土) 17:33:28
逆だな
>>842 批評は、評しさえすればいいけど
評論は、評して論じなくちゃいけない
印象批評って言葉もあるように
女の子評論家が、好き嫌い感覚や子宮感覚でスイーツ(笑)なんていうのでも
批評になるけど
評論は論理的な真偽も問われる。
よって批評⊃評論、かつ評論>批評だろ
だから、批評家のほうが馬鹿にした言い方なんで
悪意があるのはこっちの呼称だろ?
で、四方田はいかがなのでしょうか。
846 :
吾輩は名無しである :2008/04/28(月) 04:12:16
誰よりも滑稽な存在ハスミ
847 :
吾輩は名無しである :2008/04/28(月) 08:26:33
さすが文学板、蓮實スレも凄まじく低レベルだなw
849 :
吾輩は名無しである :2008/04/28(月) 21:26:54
850 :
吾輩は名無しである :2008/04/28(月) 22:23:42
蓮實が上目線から自己防衛してる様が最高に恥ずかしいんだよ
851 :
吾輩は名無しである :2008/05/01(木) 17:49:09
中条省平ってハブられてるの? 入門書的なほんばっか書いてるとバカにされるんか?