893映画とポルノ映画が日本映画を駄目にした。

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911この子の名無しのお祝いに:04/08/13 00:14 ID:aXLxyjy0
>>902
問題は、それで実際に日本映画が窮地に立ったことなんだが。
学生の意見だろうが主婦の意見だろうが、間違ったことを書いたつもりはない。

客が呼べなくて矮小化し袋小路という悪循環を繰り返した事実を、
そういう煽り文句で糊塗できると思っているのは痛い。
912この子の名無しのお祝いに:04/08/13 03:13 ID:RUqi5yPP
大体阿佐谷北みたいな人間が日本映画をダメにしてるだけだと
思うよ。どんな屑でも金腹って映画界を救ってやれよ、ヲッサン。w
913この子の名無しのお祝いに:04/08/13 03:28 ID:G1EkBa10
不思議なものだな。国や行政の言論統制とやらに噛み付いてきた者が、
このスレで学生の意見を排除するという言論統制じみたことをするとは。
結局、同属嫌悪だったわけか。権力を握れない哀れな負け犬の遠吠え。
914阿佐谷北:04/08/13 15:46 ID:2WqLtt4g
>>913

ろくに経験もなく、しかも見てもいないのに意見開陳だけは一人前。
学生にありがちなことだってことさな。笑
もっともらしい歴史観に盲従する権威主義的な点も、学生にありがちな点だ。
けれども学生という分をわきまえた方がいいと思うね。

 ともかく、このスレッドを最初から読んでみな。

 学生は遠慮願いたい、これは単に俺の希望だ。
案外、君たちの意見を期待している人もいるかも(笑。まぁ、そんな人は
いないだろうが)。そんなキミたちでも観客として来てくれる分には、製作者
にとっては嬉しいことでしょう。企画を立てる際の参考にはなるかもしれないし、
まったく役に立たないわけでもない。

915この子の名無しのお祝いに:04/08/13 19:24 ID:H9U5VpFN
>>914
お前も老い先短いんだから、老いては若者に従うんだな。
お前の期待するかっての日本映画界は確実に終わってしまったのだ。
そしてお前ももうすぐ終わるのだw
俺は永遠に生きるが。
916この子の名無しのお祝いに:04/08/13 21:18 ID:XW+kfZhq
阿佐谷北には遠慮願いたい。これは単に俺の希望だ。
917この子の名無しのお祝いに:04/08/13 22:29 ID:gfy8EFru
久々に来てみたが阿佐ヶ谷北は相変わらずくだらない書き直しが多いな。
>過去のレスをよく読めと言いたいね。
蓮実一派を支持する女性行政官とか、確かに読む価値はある笑笑
918この子の名無しのお祝いに:04/08/14 02:28 ID:W5sKC+ee
>ろくに経験もなく、しかも見てもいないのに意見開陳だけは一人前
これは阿佐ヶ谷北の世間知にも言えそうだな。
特に「女性行政官」がらみで笑
919この子の名無しのお祝いに:04/08/14 02:42 ID:cZAEkXEU
ところで、そろそろ具体的な邦画論の話に戻らないか?阿佐谷北も邦画コメンテーター
のワンノブゼムにすぎないでしょ。スレの始めの方はかなり良スレだったのに
急に途中からあれまくってるよ。
920阿佐谷北:04/08/14 15:28 ID:DJu4wGO8
>>917、918

 過去のレスというのは、俺のレスに限らない。
他の人のレスも読む価値は十分あるよ。
 だが、いい点を突いてくれたと思う。
俺のレスでは、まさにこの点が肝となる箇所。俺も力を入れて書いたつもりだ。
時々読み返して、常に押さえて置いて頂きたい。

 行政が関わってくる時には、前ぶれが必ずある。ひとつの指標として女性行政官の件を
挙げたつもりだ。まぁ、取り返しのつかないことをしてくれたものだと思うが、
俺の見解に疑問を挟む人も、行政官一人が決めている訳ではないということを
知っておいてほしい。そこが大切な点だ。
 判をついた者以外に決定させて、責任を軽減する方法は日本にはよく見られる。
典型的なのが、今回の場合だ。
 流れを決めたのが女性であろうとなかろうと、行政官の影響は大きく、
かつ長い間続いてしまう。
 利害に関わる人たちは、特に注意してください。

921阿佐谷北:04/08/14 15:38 ID:DJu4wGO8
 今回の場合、なぜ女性のと断り書きが付いたのか。

 今って、女性の時代だろ?
サービスデー、機会均等法、、、、しかり。
拍子抜けしたかもしれないが、それが本当の理由。そんな程度の理由で彼女らに
引導が渡ってしまうんだよ。
 行政の世界にはそんな一面がある。

昭和の時代の映画にまつわる議論を知るものには、悲しい事態だ。
論客の多くは、死去、引退、半身不随の状態で発言も聞こえては来なくなって
しまっていた。発言の封じ込めもあったかも知れない。

 その間隙をついて動いたのが行政だったんだ。
922阿佐谷北:04/08/14 15:42 ID:DJu4wGO8
 企業としての映画会社は、女性の財布も当てにする。
エマニエル夫人でそれに目覚めた彼らが、はっきり照準を定めたという
ことだね。
 勢い、ジャンルや俳優も様変わりしてしまう。
 この狙いと、行政官(特に女性の)嗜好とが、「流れ」の後押しをしたってことだ。
923阿佐谷北:04/08/14 15:50 ID:DJu4wGO8
 勢い、ジャンルや俳優も様変わりしてしまう。
映画会社の狙いと、行政官(特に女性の行政官)の嗜好とが、
「流れ」の後押しをするってことだ。

 排除されていくジャンルやテーマは自ずと見えてくるはずだ。


924阿佐谷北:04/08/14 15:56 ID:DJu4wGO8
 今や女性が経済的なイニシアチブを取っている。
それを見込んだ商売として、映画会社は企画をするようになった。
ヒットした花と蛇もそのひとつ。
昔の、花と蛇とはターゲットが異なる。
925阿佐谷北:04/08/14 16:09 ID:DJu4wGO8
 映画業界における俳優の世代交代の機に乗じた行政の勝利とも
言えよう。外国に受けのいい作品ばかりを紹介し受けはいいかもしれないが、
日本映画そのものは駄目になってしまったよ。
 自業自得さ。
926この子の名無しのお祝いに:04/08/14 16:41 ID:g9FZdlcM
阿佐谷北って用語の理解も不完全だし、全てを他のせいに
してしまう幼稚な論理展開しかないのなw
927阿佐谷北:04/08/14 18:12 ID:DJu4wGO8
>>926

 2chにおけるレスへの批判も、いいっ放しで通用する時代は去ったん
じゃないかな。笑
928この子の名無しのお祝いに:04/08/14 18:31 ID:zMW8xhr5
1964(昭和39年)の東京五輪でテレビが爆発的に普及したという
要因を見過ごしてはならない。昭和40年以降にその効果が幾何
級数的に波及して日本国民の娯楽行動パターンに劇的な転換が
起こったのだ。もう映画は娯楽の王者ではなくなってしまった。

スレタイは間違っている。

893映画とポルノ映画ででも「日本映画界」という零細企業体(5社
〜現在は3社)を維持してきた当時の映画会社経営陣の苦肉の
策に感謝すべきだと思う。全ては今の自分達の営為を次代に引
き渡す事が出来るかどうかに職業人の手腕は問われる。

それに、米国と違い日本映画の市場性と採算分岐点の小ささが
単純に米国の市場状況と比較している>>1や阿佐谷北の視点は
抜本的にお門違い。
929阿佐谷北:04/08/14 18:55 ID:DJu4wGO8
>>阿佐谷北の視点は 抜本的にお門違い。

 これじゃ何をお門違いとしているのか分からんね。意味不明だ。
930この子の名無しのお祝いに:04/08/14 19:06 ID:zMW8xhr5
>>929
それはね。
君の頭が悪いからですよ。
931この子の名無しのお祝いに:04/08/14 19:36 ID:Yeo70TAT
>>924 その割には上映館には「上野オークラ」「浜松新映劇場」といった、
いわゆる女性とは無縁な成人館も多いのはどういう事なんだろう。
932この子の名無しのお祝いに:04/08/14 19:46 ID:JlwdF3ts
>>928
アメリカの映画界は、TVにソフトを供給するうえでも、ある程度は企画・制作の主導権を握ることで
乗り切った。アメリカのTVムービーの質の高さ、TVと映画の共存には理由がある。
(もちろん、アメリカのメディア産業は日本とはまた構造が違うので、いちがいに
 は言えないとは思いますが・・・)

一方、日本の映画産業・映画人はTVに無策だった。日本の映画人はプライドは高いが戦略は無
かった。日本では映画系の撮影所といえども、TV局の下請けに成り下がるしかなかった。
日本の映画産業は、本編においてもTVにおいてもどんどん主導権を失っていった。
いまや映画すら、多くがTVのご機嫌をうかがうことで製作されている有様だ。

さらに言えば、そのTV界においても、TV映画の外注や、スタジオドラマの制作で
それなりの仕事をしてきたP・Dの多くを、独立させたり管理職に棚上げしてきた
歴史がある。クリエイティビティのある人間は、えてして視聴率外のことをしてしまうからだ。
933この子の名無しのお祝いに:04/08/14 19:49 ID:JlwdF3ts
管理職になると数字を見なくてはならないし、また独立した以上は会社は潰せない
ので、結局はキー局にいいように使われてしまう。
現場の制作上の矛盾点は、すべて業界独特の職人的3K根性主義で隠蔽される。

こうしてTV界も、美辞麗句ばかりが得意なおべっか使いプロデューサーが多くな
り退廃した。まあこういうこったな。

ポルノや893を批判するのは間違いで、もっと深い次元で日本の映画産業には戦
略が薄かったし、映画もTVも構造的に退廃していったのではないのか?

闇雲にポルノや893を批判する>>1たちも、妙な肯定の仕方をする阿佐谷北も間
違いという点には禿同ですね。
934この子の名無しのお祝いに:04/08/14 20:13 ID:W5sKC+ee
ここは阿佐ヶ谷北が自由闊達に語るスレだということを前提によろしく
935この子の名無しのお祝いに:04/08/15 00:46 ID:KGzC75O4
> 2chにおけるレスへの批判も、いいっ放しで通用する時代は去ったん
じゃないかな。笑

どの口がそゆこと言うか。この口かー!(思いっきりつねり上げ)
936この子の名無しのお祝いに:04/08/15 01:37 ID:WBlB1bgq
>>921
>そんな程度の理由で彼女らに引導が渡ってしまうんだよ。
持ち上げといて引導渡すなよ大笑
937阿佐谷北:04/08/15 14:44 ID:bNTX4g+w
>>931

そこは、封切りじゃないでしょ。
938阿佐谷北:04/08/15 14:55 ID:bNTX4g+w
>>932 一方、日本の映画産業・映画人はTVに無策だった。

 何を言っているのかね、出なおして来いと言いたいがね。

テレビ室を設けて、テレビドラマを立ち上げ育ててきたのは、映画界の人たちだよ。
(当時、メインはあくまで映画であって本編と呼ばれていた。テレビは格下の存在にすぎなかった。)
 彼らのお陰で、昔に比べ、映像の仕事は身近にはなった。だが質の上では共倒れ状態だ。

 二時間ものドラマの育ての親は映画人だよ。
939阿佐谷北:04/08/15 15:59 ID:bNTX4g+w
>>936

 そうした手法は、行政側の組織内の運営上の問題だが、あまりにも
波及効果は大きい。
 組織内のガス抜きに過ぎないことが、このスレッドのテーマを始め、多くの問題を
引き起こしている、多くの職業人(プロ)の命までも奪ってしまうのである。
940阿佐谷北:04/08/15 16:06 ID:bNTX4g+w
>>933 こうしてTV界も、美辞麗句ばかりが得意なおべっか使いプロデューサーが多くな
り退廃した。まあこういうこったな。

 愚痴っぽいな。

 映画という世界、ここには企業戦略は無くとも 道といえるものは
あったのだ。それも今では過去形のものだが。

 テレビというものが出来た当初から免許事業で、企業組織だったのとは
違うよ。

 映画にも映像ニュースはあったが、それはテレビに取って代わられただろう?
テレビの役割はむしろこちらだよ。

941阿佐谷北:04/08/15 16:15 ID:bNTX4g+w
>>932 いまや映画すら、多くがTVのご機嫌をうかがうことで製作
されている有様だ。

 カネを出す側の企業(この場合、テレビ)のご機嫌を伺う、よくあることだよ。
だが、かつての映画人は、それに留まらなかった点を知っておいてほしい。
日本映画の黄金期以降も、彼らが生き延びた理由はそれだし、今も支持者がいる
理由はそこにある。
942阿佐谷北:04/08/15 16:20 ID:bNTX4g+w
>>933 もっと深い次元で日本の映画産業には戦略が薄かったし、映画もTVも構造的に退廃していったのではないのか?

 尤もらしい事を書いてはいるが、意味あるのかね。
産業としての戦略はあるではないか?
共同制作、パッケージビデオ、PCへの映像配信などいろいろ見受けられますよ。

ここで問題にしてきているのは、製作される作品の質だよ。
それがテレビと共倒れだと言っているのだ。
943阿佐谷北:04/08/15 16:27 ID:bNTX4g+w
 共倒れになったのは、制約の多いテレビに倣ってしまったことが
原因ではないかと思うのだ。
 それに慣らされた観客に合わせるような作品、そして自ら規制を
掛けてしまう製作者の台頭によって、映画界はこれまでの栄光の歴史すべてを
失墜させていってしまったのであろう。

944この子の名無しのお祝いに:04/08/15 16:37 ID:fh9EdeTV
阿佐谷北の言っていることは、相変わらず、テレビVS映画の素朴な二項対立史観に依
存している。それはちょっと違うのではないか? と思うのだけれど・・・。

>>938
>テレビ室を設けて、テレビドラマを立ち上げ育ててきたのは、映画界の人たちだよ。

ところで阿佐谷北は、もちろん、一般にテレビドラマと言っても、テレビ映画(主に
撮影所系のスタッフが撮る)とスタジオドラマ(主に局で育った系統の人間が作る)
はもともとは違う、ということをわかったうえで言っているんだよな?
(もっともこの区別も、フォーマットの総VTR化などで、現在は意味を為さなくなっているが)

テレビ映画・スタジオドラマ双方に映画人がどう関わったか? 手許に資料が無いけれども、
むしろ、多くの映画人たちはテレビには後手後手で、当初は本編の外に新しいスキマ仕事
ができた、脚本家やスターのバイトぐらいにしか思っていなかったのではないか?
945阿佐谷北:04/08/15 16:37 ID:bNTX4g+w
 テレビが不特定多数を相手にする故の規制を甘んじなければならないとするならば、
映画が>>1の言うように「テレビでは放送できないもの」で客を呼ぶという道
に走ったとしても、それを安易な道とは言えないであろう。
 だが、実際には、>>1の言うようにこの道を極めるまでには至らず、
ヒットを狙った為にテレビに倣う方向に進んでしまったのだ。

 俺はここに分岐点があると見ている。

 前にも提言したが、Rー30、40映画でも作る位の気合が無ければ
新作映画には見る価値は無い。
旧作のニュープリント化で温故知新の道を進むほか無くなる。

 
946阿佐谷北:04/08/15 16:38 ID:bNTX4g+w
 それから、リメイクが多いのはなぜだろうか?
分析してみて欲しいな。
俺は、見る気にはならないが。
947この子の名無しのお祝いに:04/08/15 16:39 ID:fh9EdeTV
>>944のつづき

むろん、テレビをバカにしないで取り組んだ映画人もいるよ。例えば大島渚の創造社グループや、
市川崑や木下恵介ですね。東宝テレビ部の顧問格だった千葉泰樹もそうだったという。

だが、多くの映画人の「テレビなんて・・・」という高いプライドがかえって仇となり、イイトコ
取りされて映画とテレビ共存の戦略を持ち得なかったことも否めない事実ではないか?

>二時間ものドラマの育ての親は映画人だよ。

公式に、日本最初の2時間テレフィーチュアは、77年スタートのテレビ朝日系の
土曜ワイド劇場だと言われている。当初は90分枠で、テレ朝のPが「日本でも激
突! のようなテレフィーチュアが作れないか?」と言い出して始まった。

「育ての親は映画人」というのは語弊がある。あくまで発案者はテレ朝の人間だし、各映画会社のテ
レビ部や各プロダクションに、一斉に企画・プロット提出の号令が掛かって始まった。
948この子の名無しのお祝いに:04/08/15 16:41 ID:fh9EdeTV
>>947 のつづき

残念ながらテレビ産業においては、映画人はテレビをバカにして軽く見たがゆえに、かえって下請け・
外注の位置に甘んじていくしかなかった、主導権を失っていったのが現実だよ。

>>941
それがいまや、ご機嫌伺いの範疇を越えて、企画・内容も果てしなく悪しき意味でTV的
になっているわけだよ。メジャーのラインナップを見ればわかるだろう?
出資だけでなく、テレビの人間がプロデューサーとして実際に主導している場合も珍しくないのだから。

二項対立で映画人をアジっても、テレビと対立するに値する生粋の映画人も少なくなってしまっているわけで。
二項対立図式でしか考えられない人に何を言っても無駄ではあるだろうが・・・。
949この子の名無しのお祝いに:04/08/15 18:37 ID:WYLOlUer
あのねぇ・・・・そんなことより例えが粗雑なのはわかりきっているが
あえて。

公衆電話 = 映画
携帯電話 = テレビ

でわかるでしょう?

新しいインフラが前のインフラを駆逐する。
しかし、親である前インフラは衰退するがかすかに生き残り、全部なくなる事はない。

インフラ整備の観点から行けば>>928の意見ともジョイント出来ると思うがどうか?
950この子の名無しのお祝いに:04/08/15 18:54 ID:WYLOlUer
>新しいインフラが前のインフラを駆逐する。

これは人間の営みでも同じ。
年食ってるほうが幾ら抵抗しても、最終的には若い世代に食い殺される。

いじょ。
951この子の名無しのお祝いに:04/08/15 19:30 ID:9sO5CkcI
>>949
観客の受容形態の変遷はインフラで例えられるが、
映画とテレビの違いはそれだけではないだろう。
映画からテレビへの変遷が映像表現、文化として
肯定的に捉えられるか否かが重要だ。
額縁のみを語って、画については全く語っていない。
952この子の名無しのお祝いに:04/08/15 19:33 ID:b0fdQ92N
公衆電話 機能:通話のみ = 映画
携帯電話 機能:通話/メール/I-Shot/動画撮影(一部機種)/ゲーム = テレビ

953この子の名無しのお祝いに:04/08/15 20:11 ID:XUzLqCJu
>>949-950>>952
そのハードの例えだけでは、なぜ、日本以上のTV大国であるアメリカで、映画産
業が生き残ったか? が説明できない。

劇場料金が安いとか、いろんな理由があるだろうが、結局、ソフト供給の問題に尽きるのではと思う。アメリカ
では、TVといっても、多くをハリウッド系のプロダクション・スタジオが作っているし、
ある程度は制作・企画上の主導権を保ってきたでしょう?

これは特異な出世ケースではあるけれども、スピルバーグはもともと、ユニバーサ
ルのテレフィーチュアの監督として契約していたんだぜ?
劇場用映画にもTVにも、映画系の人材の影響力を残すことに成功したんだよ。
954この子の名無しのお祝いに:04/08/15 20:14 ID:XUzLqCJu
一方、日本では、映画産業はTV局の下請けに成り下がるしか無かった。さらに去年など、
某局の人間がテレビと同じ方法論で作った「踊○大捜査線2」が大ヒットしてしまった。
ついにいまや、テレビ番組を劇場にカネ払って観に行く時代になっちゃった。彼我の差は明らかなんだよ。

>>951
>映画からテレビへの変遷が映像表現、文化として肯定的に捉えられるか否かが重要

粘着に繰り返し書くw 日本では、映画産業にトータルな戦略が無かったがために、テレビ
産業に国内映像市場(TVも映画も)の主導権をすっかり握られました。お陰で、いまや
内容的にも、劇場用映画もタダのつまらない「テレビ番組」になってしまいました。

そのテレビ界でも、マシな人材はついつい余計なことをしますので、極力棚上げしておとなしくなって貰い
ました。いまやロクな人がいません。それでも客は入ります。めでたしめでたし!? いじょ。
955阿佐谷北:04/08/15 21:24 ID:pACMzv7L
>>953 これは特異な出世ケースではあるけれども、スピルバーグはもともと、ユニバーサ
ルのテレフィーチュアの監督として契約していたんだぜ?

スピルバーグ氏を大輪の花だと言っている >>1 と同じ見解らしいが、
俺とは評価軸が違うようだ。平行線だよ。笑

>>947 公式に、日本最初の2時間テレフィーチュアは、77年スタートのテレビ朝日系の
土曜ワイド劇場だと言われている。

 そうかなのかな?
 映画界のテレビ室を設けての活動は、それ以前からあるのではないか。
この種のものでは、TBS がよく知られているよ。
二時間ものでも、(特番枠を含めたら)テレビ朝日(旧NET)以前にも
多分あるよ。

>>947 多くの映画人の「テレビなんて・・・」という高いプライドがかえって仇となり、イイトコ
取りされて映画とテレビ共存の戦略を持ち得なかったことも否めない事実ではないか?

 いいとこ取り?それは水増しの間違いだろう?
映画とテレビ、共存社会にはなったと思うね。
今や、人材の行き来はあるし、何よりも映像の仕事が一般人に身近になった。
笑い話だが、昔は撮影や取材が来ると、皆おめかしして見に出かけたものだよ。
 
956阿佐谷北:04/08/15 21:31 ID:pACMzv7L
>>944 テレビ映画・スタジオドラマ双方に映画人がどう関わったか? 手許に資料が無いけれども、
むしろ、多くの映画人たちはテレビには後手後手で、当初は本編の外に新しいスキマ仕事
ができた、脚本家やスターのバイトぐらいにしか思っていなかったのではないか?

 ということは、今ではバイト仕事ばかりになったということだよな。笑
957阿佐谷北:04/08/15 21:33 ID:pACMzv7L
 本編あっても、アルバイト。
本編がなくなれば、皆バイトだろう?
そしてバイトが「本編」を主張しだした。
見る側も、そう思い始めた。そして、カレコレ二十数年が経ってしまっ
たということなんだ。
958阿佐谷北:04/08/15 21:37 ID:pACMzv7L
>>949 新しいインフラが前のインフラを駆逐する。
しかし、親である前インフラは衰退するがかすかに生き残り、全部なくなる事はない。

 映画製作の側に、テレビというこだわりが無くなってきたのは
事実だ。
 だから、駆逐したのではなく、この事象は彼らが新しいインフラに移
行したに過ぎないよ。
 だが、質の低下は彼らも認めているのだ。この点が問題なのだ。
959阿佐谷北:04/08/15 21:40 ID:pACMzv7L
>>957 は訂正する。
  本編あってこその、アルバイト。本編がなくなれば、皆バイトだろう?
そしてバイトが「本編」を主張しだした。
見る側も、バイトの仕事が本編だと思い始めた。
撮影所の衰退とともに本編らしい本編も無くなっていった。

 そして、カレコレ二十数年が経ってしまったということなんだ。
960この子の名無しのお祝いに
>>959
例によって阿佐谷北には、異論反論質問が無いではないが、いちいちは書かないでおく。

だがこのスレだけは同意しようw  そうだよ、いまや「本編」らしい「本編」など、日本に
は無くなってしまったのですよ。悲しいことだが、これが現実なんだよね・・・。