だと思う
2
そうかぁ?
日本の伝統衣食住、経済は一流、政治は2流(宗男離党)、マナーは3流
政治は6流だよ
「うけつがれるもの」だろ?文化って。
それを考えると女子供の身だしなみやマナーの乱れはとても「文化的」とは
思えないのだが。大体治安だって悪くなる一方だし、人の表情も「不可解な柔らかい笑顔で包む」
とそう呼ばれたものから人をはねつける無表情に変わっている。
「食」に関してもコンビ二食や外食の増加で自分の母親の味を手取り足取り受け継ぐ人間なんて少数だろう。
その母親でさえも自分で梅干ラッキョウもつけてない奴がほとんどじゃないのか?
伝統の「衣」といわれる和服だって「こうすべき」の決まりに走ってほとんど日用着用から離れた。
「晴れ着」とかいわれてる奴は残っているけどあれはほんとに「儀式用」でそもそも自分ひとりで着付けさえ出来ない。
「住」のどこが文化的?
こぎれいなバラックが増えてるだけじゃねぇか。
>7
きついですねえ・・・。おおむねその通りですが。
食についてですが、我が家ではぬか漬け・梅干をつくっておりますがさすが
に今では味噌・納豆・醤油・どぶろく(内緒)まではつくっておりません。
昔祖父が死んだ時に梅干に黴が生えたのを見た母から「縁者が死ぬと梅干に
黴が生える。」と教えてもらった事がありますが、自家製で無くなればこう
いった伝承も途絶えがちになるでしょうね。
宮本常一先生がどぶろくの味で主婦の事が分かるという様な事を仰っておら
れましたが、寂しい気がします。
ただ地元民と結びついて来た民俗芸能など、楽観視出来るものもある筈です。
悲観的になるよりもまず伝えようとする事が大切かと。
朝日新聞東京本社発砲事件
告
われわれは日本人である。
日本にうまれ 日本にすみ 日本の自然風土を母とし日本の伝統を父としてきた。
われわれの先祖は みなそうであった。
われわれも われわれの後輩も そうでなければならない。
ところが 戦後四十一年間 この日本が否定されつづけてきた。
占領軍政いらい 日本人が日本の文化伝統を破壊するという悪しき風潮が、世の隅隅にまでいきわたっている。
およそ人一人殺せば死刑となる。
まして日本民族全体を滅亡させようとする者に いかなる大罰を与えるべきか。
極刑以外にない。
われわれは日本国内外にうごめく反日分子を処刑するために結成された実行部隊である。
一月二十四日の朝日新聞社への行動はその一歩である。
これまで反日思想を育成してきたマスコミには厳罰を加えなければならない。
特に 朝日は悪質である。
彼らを助ける者も同罪である。
以後われわれの最後の一人が死ぬまで この活動は続くであろう。
日本人のあるかぎり われわれは日本のどこにでもいる。
全国の同志は われわれの後に続き 内外の反日分子を一掃せよ。
二千六百四十七年 一月二十四日
日本民族独立義勇軍 別動
赤報隊 一同
>>8 分かってるんですけどね。
きちんと「受け継がれ」の中で育った人はいいですよ。
うちなんか「サヨク」なんですから。子供のころから「赤旗」「朝日」の二本立てなんですから。
ため息出ちゃいますよ。真っ赤に染まった親の代で家業の四代目の金太郎飴を潰しちゃったんですから。
まして9みたいなの書かれた日には脱力しちゃいます。
少なくとも自分の中で大事にすべきものは分かっていますがこれから先の「社会的なデザイン」は
一向に見えてきてないんですよね。いわゆる「伝統」に関しても「古き良き」だけで
本質から離れたところに胡坐をかいていて誰も異議をさしはさめない奴もある。
そこら辺がなんとも。
少なくとも自然や「伝統」におんぶするだけじゃない「美しさ」のある世界に近づければいいんですが。
少なくとも人の立ち居振る舞いだけでも。
>10
成る程。そういう環境下でお育ちになられた訳ですか。しかしそういった場
合周囲の人間に聞いて回ったり行事に参加したりと色々とやり様があるので
は無いかと。お互い刹那的な快楽だけで無く、後代に誇れる様に生きて参り
ましょう。(大袈裟ですかね。)
>>11 いやいや。大げさではないです。
自分がどのようにここにいるかという事は時間や血だけではない複雑微妙な連続性の中です。
すべてが必ず何がしかの形で影響を及ぼしあいながら受け継がれていくわけですから。
ただ本当に残念なのは「祭り」や「儀式」を持っていないということ。
たとえばヶコーンでさえもが形に迷うところであるということはなんともナサケナイ。
葬式だってお任せパックにお願いされて滞りなくなんとなくの釈然としない「型」に
のっとってやるであろうというその予測です。
自分が初代だと思うにはいろいろありすぎてかといって商業原理に組み込まれるのも面白くない。
まぁ、なんとかやっていこうとは思っております。
本を見ながら梅干ラッキョウをつけるのはなんだかナサケナイと思いつつ
これでいいんだと言い聞かせております。
13 :
天之御名無主:02/03/15 23:42
何を持って順位付けしてんだよ?
14 :
天之御名無主:02/03/15 23:47
学問板に順位や良し悪しなどの価値判断を持ち出したらイカンのでは??
「価値からの自由」って学問の大原則でしょ。
倫理学とかは別かもしれないけど。
どうして人は自国の文化が世界一だと思いたくなるのか?なら学問チックだけど。
15 :
天之御名無主:02/03/15 23:50
なにげにいいスレかも。
みんな自制心持ってるし。
16 :
天之御名無主:02/03/16 00:17
世界一であろうと努力した時代は確かにあった。
今は昔
幾時代かがありまして 今宵ここでの一盛り
17 :
天之御名無主:02/03/16 12:48
18 :
天之御名無主:02/03/16 15:17
日本文明、とかすごいこと言い出したの、
みなしごハンチントンかと思ってたら
それより十年も前に梅棹タダオが言ってた。
「日本の伝統」「愛国」がどうとか言い出すのかな。
言い出すのは勝手だけどさ、自分のアイコクを人に押しつけないで欲しいよな。
いや、君がそうだと言う訳じゃないけど、非国民認定を勝手にする馬鹿が多いんで。
>>10
他の民族より優れているとかっていうよりも
なにが人間にとって大切なのか気付くこと
ができる国なんですよ、日本は。
>22
少なくとも特定の職業に対する蔑視は(皆無では無いにせよ)余り無いのでは。
とにかく職人魂というものに敬意を払って来た国です。
日本の文化が世界一だ、と思いたいならお思いになればよろしい。
結構なことではないですか。
世界中の全ての民族がそのようなことを思い、かつ、他の民族が
そう思うことを否定しないのであれば、それはすばらしいことだ
と思います。このスレが、他の民族の文化を否定する流れになら
ないことを祈ります。
世界に愛と平和を。
25 :
天之御名無主:02/03/19 00:47
「日本で生まれて良かった」とははっきり思う。それだけ。
>>25 北朝鮮に生まれても
「自国に生まれて良かった」と言う人はいる
27 :
天之御名無主:02/03/19 01:11
>>26 そりゃそうだよ。主観を述べただけだもん。
>>27 主観を越えられないのですか。では、
民族・地域の優劣の比較は禁止
それは学問ではありません。
という言葉の意味を考えたことはありますか?
29 :
天之御名無主:02/03/19 01:30
>>28 それは、
「民族・地域の優劣の比較は禁止」というのは学問ではありません
っていう言葉?それとも
学問ではなくなっちゃうから、「民族・地域の優劣の比較」は禁止
っていう言葉?その記述、ちょっと曖昧なんだけど。
>>29 実は漏れもよくわかんないんだよね。
寝よっと。
サヨクがどう言おうと、ドキュソが増えようと、
日本人でよかっただ。そのことは心底神に感謝する。
32 :
天之御名無主:02/08/16 03:17
神ながら言挙げせぬ国という事で、日本は神様がしたいようになさる
国だと聞いた。
神様から見れば青人草はいかにも小さく取るに足りないもと思う。
愚かな私は神意がどう働かれるかに全く無知だが、
せめて取るに足らない青人草の一筋であったとしても
どうか私たちをお忘れにならないようにと祈るばかりだ。
33 :
天之御名無主:02/08/16 19:39
34 :
天之御名無主:02/08/16 20:58
地球の至宝たる日本国土(湖・池・川・水際・山・野・原・里山・田・畑)を不必要に、しかも執拗に破壊している日本人は嫌いです。
…武士道って何?
真の武士はわざわざ隣国をおとしめたりするかなあ
36 :
名無しさん@1周年:02/08/16 21:23
きたない事は嫌い・フェアーな立場が美しい。って事が、この時代に残っている武士道じゃないの?
いまは主従関係薄いし。
37 :
天之御名無主:02/08/16 22:03
>>35 なるほど、世界には武士と言うべき国が少ないのも宜為るかな。
38 :
天之御名無主:02/08/16 22:11
「グルジアにも武士道があります」
と言われた。
39 :
天之御名無主:02/08/16 22:32
武士的な人は武士と言えるし、
その社会的規範と武士道が類似していれば武士道があると言ってもいいだろう。
まあ社会的規範なんかどの民族でも似通ったもんだから、
特徴を抽出してから比較しないといけないけど。
40 :
天之御名無主:02/08/16 22:35
西洋にも騎士道なる言葉があるが。
41 :
天之御名無主:02/08/16 22:39
>>40 で、何か?
類似しているところもあるし、異なった点もある。
スレタイトルからすると
「武士道が上に決まってんじゃん」
と言わなくてはいけない気もするが、さすがにそんなことは言わん。
42 :
天之御名無主:02/08/16 22:47
「潔さ」と「死んでお詫び」とか「死を以って報ゆ」ってのは違うと思う。
どんなにみっともなくても、生きていく。これ。
一死大罪を謝すなんて、責任逃れの逃げ口上。
生きて、命を全うしてしてこそだよな。
>>42 たぶんそれ、なんだかんだ言って江戸時代が平和だったからだと思う。
「どんなにみっともなくても、生きてい」かなければならない程、
問題がなかったから、恥が過度に強調されたんじゃないかな。
恥を負っても成功させるより、失敗したら消える方が上に見られたとか。
だから「潔く」が美徳になった・・・どでしょね?
減点評価の土台?
日本の文化の中では「謙譲」がもっとも好きだな。
もっとも野性離れした精神だと思う。
その気になれば地球ごと破壊できる人間にとって持つべき感情の一つ。
隣国はめちゃめちゃ日本をおとしいれてるが・・・(嫌がらせとも言う)
今話題なのは、韓国の圧力により国際水路機関が「日本海」の名称を削除かな。
併合以前から「日本海」は西洋の地図で既に使われとったのだがなー
「日本海」は「東海」になってしまうんだな。あーあ。
関係ないからsage
46 :
天之御名無主:02/08/17 03:33
まあ韓国(朝鮮は蔑視的言葉なので避けてやっている)に名誉心を求めるのは無理というものでしょう。
・・・あ、言っちゃった。いや、メンツは重視しますよ彼らも。ハイ。
でも、大抵の国は(文化は基本的に優劣の比較が出来ないという点を容れるにしても)
「世界一」と言ってもいい文化を持っているものだけど、
かの国にそれはあるのかね。見た目どうも無さそうなんだが・・・
誰か韓人の知り合いがいる人彼らの主張を聞いといてくれんかね。
(まあだから日本を貶めようとしてるんだろうけど。剣道は韓国起源だとか)
いつのまにか韓国スレに。
>>46 韓国人留学生の知り合いがいるんだけど、ハン板とかで問題になっていることについて
まったく関心を持っていないことに驚かされました。彼自身は、日本は謝罪しると主張する
やつらがうざいといっておりました。
48 :
天之御名無主:02/08/17 07:40
それを公の場で言えるかどうかはまた問題だけどな。
でもまあ、韓国スレ化しても変なのを招くだけなので、
上の方からてきとうに話題を引っ張ってくるなりすべし。
ちなみに韓話題を引っ張ると、
www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/index.html
とかみてみるとよろし。
49 :
天之御名無主:02/08/17 14:16
>真の武士はわざわざ隣国をおとしめたりするかなあ
ここの連中は武士ではないからね。2ちゃんねらーは
現代のエタ非人
あぼーん
51 :
武士のための生態学講座:02/08/17 15:22
みなさんいいですか?
これが
>>49「現代のエタ非人」の行動の一例です。
近年の研究では見捨てられた分野ですが、試料には事欠きませんから、
期末のレポートの材料としては手頃ですね。
漆塗りとか、日本刀、和紙の技術とかすごいね
漆塗りはプラスチックに代わる物として
研究されているみたいだし、
日本刀の技術は世界中の料理人の包丁とか、ゴルフのクラブに
生かされているんだってね。
この間NHKで見た。
もうちょっと日本の文化、巧みの技を民放で放送して欲しいなー。
左翼とかが妨害するんだろうか。
あ、彼の国は日本刀も俺の国起源にしてるのか・・・。
53 :
天之御名無主:02/08/18 00:45
でも日本の職人文化はマジで世界一だと思う。
比せるのはドイツのマイスターくらいしか無いと思うけど、
あっちは適用する技能の枠が狭いし。
日本の「技術を極める」文化、職人芸を尊ぶ文化は遠慮なく誇りたい。
大抵の文化では技工人は知識人より数段下、
場合によっては卑しい仕事である所もあるからな。
日本のように職人が尊敬の対象になる文化ってあんま無い。
そして日本には尊敬に値する職人達がいる。
花火とか見てると素直にすごいと思える。
外国から来る人々には日本の職人芸を毎度のごとく見せつけてやりたいものよ。
(その内彼の国が花火もウリナ…ゲフッゲフッ、俺の国とか言い出すかと思うと…鬱だ)
日本は結果よりも経過って感じだね。
>>54 どういう意味?
経過があって結果があるんだろ。経過が根付き、文化っていう結果に
なるんじゃないのかな。
半島には経過も結果もないから、起源の捏造だけー
つーか朝鮮ネタはやめれ。そんなのと比べて「世界一」とかいうのは本望ではないだろ。
江戸の文化で一番驚かされるのは、職人の技術というものが
一部の特権階級のものではなく、庶民のレベルにまで浸透していた事だ。
刀剣の鍔・拵えに始まって印籠、煙草入れ、櫛、かんざし、煙管、根付、
現在博物館で見る事ができる物を見ても、その精密さと繊細さ、そして
主題の奇抜さなども間違いなく世界に誇れる物だろう。
けど気になるのは、そういった職人技をどれだけ伝えていけるだろう
は思っている。
根付をストラップにつけるのはアリなのかな。
59 :
天之御名無主:02/08/19 00:22
でも実際、日本より外国での評価の方が高いというのが何とも・・・
日本では博物館とかに入りづらいというのがあるのが一因だろうなぁ。
皆、旅行の時くらいでないとあーいう所に行こうとはしないし、
入館料は高いし・・・
行っても騒々しいオバンや学生ばかりで鬱になる罠。
>>57 別に比べてはいませんが、何か?
いややめれと言うのには賛成だけどさ。
60 :
天之御名無主:02/08/19 00:28
「梅干しと日本刀」って本読んで、日本を見直したっす。
つーか日本人って日本の良さってわかんなくね?
黒澤映画しかり北野武にしても宮崎駿や手塚治虫にしても
海外で評価されてからやっと日本人はもてはやすわけだ。。。
>61
浮世絵にしてもそんな感じだったな。
梱包に使う新聞紙みたいな感覚で輸出用の陶器の保護に
使っていたのを見て収集を始めた外国人もいたと聞く。
刺青(正式には彫物と言うらしいが)も明治政府が野蛮な風習として
根絶したがったのだが、華麗な色彩と技巧に惚れ込んだ某国高官が
こっそり自分に彫物をさせて本国へ帰ったという逸話もあり。
日本の大衆文化というのもなかなかに立派だなぁ。
よくぞ日本に生まれけり。俺はこの国好きだよ。
63 :
天之御名無主:02/08/19 01:34
おまいら文化発信しる!
てゆーか誰かマスコミ業界に入って影響力持って下さい。
64 :
天之御名無主:02/08/19 17:00
扇子使っててふとさ、こりゃ凄い発明だなオイ、
と思ったんだけど。これどこ起源なのかな?
扇じゃなくてさ、扇子。
やっぱシナなのかなぁ。
すっごく日本的なものに思えるんだけど。
どなたか教えてたもれ。
あぼーん
67 :
天之御名無主:02/08/19 23:57
をを。
やはりメイド・イン・ジャパンであったか。良き哉。
1:コンパクトにするという発想
2:宮廷・王宮風の王朝文化の香りがする優雅さ
3:けばけばしく華美にしない質素さ
4:開いたときに中の美を垣間見せるというこだわり
等の点に日本の美点を感じた。
2・3については・・・外国の扇はケバイですし。
それに宮廷文化というのもなかなかに育っていないと思います。
一方日本の宮廷恋愛小説が出る環境は、大分成熟していた。
4は、江戸っ子の粋にもつながるね。足袋とか着物の裏側を飾るこだわりに。
世界が驚く技術を「こんなの大衆文化だよ」と切って捨てるところが良くも
悪くも「日本」なんでしょうね。黒澤映画なんて文芸大作傾向の当時からす
れば毒にも薬にもならんモノと評されてたらしい。
携帯電話にインターネット機能付けて、次は何をするか世界が注目していたら
コンパクト化(薄型化)した日本人に拍手を贈りたい。
そう言えば手塚治虫もPTAに有害だとつるしあげを食らったか。
そして評価される頃にはその分野が勢いをなくしているような。
そしてまた別の新しいものを生み出し続けるという意味では
日本人は本来享楽的なのかもしれないな、と思うよ。
ああ、そういえば、浮世絵の人も
彼の国人ってことになったようだな。
デジタルな物は大きくするのは簡単だが、
小さくするのは技術がいるからね。
日本人はすぐ小さくしようと考えるね。そこが技術の元?
あと、仕事の中に遊びを見つけるのも得意と思う。そこが職人の元?
日本には技術しか売るものないな〜。
>70
その技術というものこそ文明のキモだと思うよ。
何かを作ろうと思う心と工夫しようとする心と共に技術があり、
文明と文化の重要な基礎となり得る。
技術は人間の持つ偉大な力だ。卑下する事はないよ。
72 :
天之御名無主:02/08/20 01:39
73 :
天之御名無主:02/08/20 03:45
75 :
天之御名無主:02/08/20 10:55
いや技術は最重要事項だ。
漏れはこれから国造りを始める、
東ティモールやアフガンの人々に言いたい。
おまえら資源に頼るなと。
エネルギー資源にも資材資源にも観光資源にも頼るなと。
頼るべきは人だと。
まず目標は識字率100%だと。
そのうち英語にして言ってやるつもりです。
これぞ日本の神髄で、
昔「日本に学べ!」とか言ってたところはどこも分かってない。
(人的資源という言い方もあるが、女体という資源に頼るヴァカどもを封じるため避けました。)
76 :
天之御名無主:02/08/20 11:09
いや、「頼るべきは人」というのは万国共通だけどな。
人が機能しなくなったら社会が機能しなくなるわけで。
今がそうだけど。
こういうときは新たなシステムとかで心機を一転させなくては。
「資源に頼るな」が神髄。
77 :
天之御名無主:02/08/21 14:05
武士道なんて日本のたった10%の人間の文化でしょ?
話に残り90%入れてやってよ。
ウリナラマンセー!
江戸以降日本は二度死んだ。
文明開化と、敗戦とで精神的にも文化的にも二度、
「日本」は失われた。
だがその度に変容を繰り返しながら前へ進み、
姿を変えて存在し続けた。それが今に至り平成と呼ばれる。
平成が世界に誇るものはものは何だろう?
と言った時に、否定的な感想を残すのは簡単だ。だがそれではいけない。
愛でる心が執着を生み、執着が欲を生み、欲が文化を作る。
一人一人が何かを愛でるようになれば、その中の何かが大化けする
かもしれないよ。それこそ世界を仰天させるようなものにね。
>75
そう言えば、赤ちゃんのおくるみの事を今もアフガンと呼んでいるな。
今は疲弊しているアフガンにも、文化の土壌がある。
技術は言ってみれば種のようなものだ。
植えられた土地と肥料に見合った成長の仕方というものがあるだろう。
日本の技術がその種の一粒になれればいいな。
80 :
天之御名無主:02/08/22 01:25
>>77 んな話は目下しとらんのだが・・・阿羅屍?
それはそうと、武士道=武家階級の文化、というのはイタく短絡的な発想だな。
>>79 まったく。とりあえず種まきに協力に行かなくてはな。
>80
がんがれ。
その土地その土地に生活している人があなたの存在に
力づけられるように微力だが祈っているよ。
82 :
天之御名無主:02/08/22 07:24
>>80 関係ないなんて言わないけど、農民に武士道が入っているとはそんなに思えないけど。
83 :
天之御名無主:02/08/22 08:01
まあ技術指導・供与は純然たる外交行動の一環なわけですが。
それでも現場の人間の熱意は素晴らしいとは思うね。
>>82 江戸期にずいぶん町人層が武士の真似したからねえ。
まあ武士道が支配階級の論理であって、武士道を押しつけられる側の弱者のことなんか
なーんも考えていないのはしょうがなかろ
84 :
天之御名無主:02/08/22 09:22
残り90%の人間は「村社会」とか「共同体」っていった言葉の方が
自分にはシックリくるんだけど。
あぼーん
あぼーん
古い日本文化を後世に伝えてる人はえらいとは思うけどね。
今の日本文化が世界イチな訳ではないし。
つうか文化比較をしてどこが優れてる、劣ってるとか言うのは無意味でしょう。
88 :
天之御名無主:02/08/22 22:11
>>87 ああもう。
誰もどこの文化が劣ってるなんて言ってないだろ今の流れでは。
(注:チョンネタ除く)
優劣は基本的に言えないなんてみんな分かってるし、
アラシの元になるから避けてたのに。
まあこのスレタイじゃしゃーないのかもしれんが。
89 :
天之御名無主:02/08/22 22:12
>>87 ああもう。
誰もどこの文化が劣ってるなんて言ってないだろ今の流れでは。
(注:チョンネタ除く)
優劣は基本的に言えないなんてみんな分かってるし、
アラシの元になるから避けてたのに。
まあこのスレタイじゃしゃーないのかもしれんが。
あぼーん
年号という概念も文化の中に含まれるんだろうか?
年号というのもなかなか面白いな。
「明治生まれ」「激動の昭和史」「大正デモクラシー」
と、年号の名前だけである程度の想像ができる。
それに時代の節目節目にまるで服を着替えるように、
国にあだ名をつけているみたいだ。
92 :
天之御名無主:02/08/23 00:27
いや日本は時代に名前を付けようがないのよ。
はっきりとした境がある時代がない。
変わっているように見えても、続いてる政体があったからな。
他の所ははっきりと断絶があるから命名が出来る。
だが日本は節になっているところで分けてあだ名を付けているわけだ。
93 :
天之御名無主:02/08/23 01:23
このスレ面白いです。
今年になって、突然伝統芸能に目覚めて、
能、狂言、歌舞伎、雅楽、舞楽、京舞、と見たり聴いたりして
いますが、これらは見ていて重みがすごいですね。
人が一生をかけているだけあって、日本の宝もの。
こういう伝統芸能も日本の文化の柱のひとつですから、
子供や女子高生が能の地謡を口ずさんだり、
駅のコンコースで祇園小唄の振り付けを練習したり、
そういう風景があると、伝統芸能が日常の文化っぽく
なりますね。
それには、
学校で習わせたりするのも必要ですが、ともかく新作を輩出
することが必要に思われます。
いろはに邦楽は面白いとオモタ
95 :
天之御名無主:02/08/23 01:56
いわゆる「伝統芸能」は、実社会の変化が早すぎて、
ついていけなかったからなぁ。ちょっと解離しすぎたな。
やはり亜流といわれてもいいから何か新しい流れが起きないと。
でも小学校の音楽の授業から民謡まで無くなりつつある時代だからなぁ・・・
昔の流れを再興して軌道に乗せるというのは無理かもしれん。
>>93がんがれ。
96 :
天之御名無主:02/08/23 02:14
75=80=95等だけど、アフガンとかには来年の夏○○に合格してたら行くとして、
やっぱ日本人はもっと外国に出ていくべきですな。
いや「若者はどんどん世界にでろ!」とか言ってるんじゃなくて、
むしろ老人方の話。
国のためでもあちらの人々の未来のためでも新たな青春を得るためでも
何でもいいけど、年金暮らしの生活に甘んじないで欲しい。
彼らが身に付けてきた職能を死蔵してはならないと思う。
石原慎太郎がいってるけど、老いてこそ冒険、だ。
背負うものが(かなり)無くなってからこそ冒険に出て欲しい。
今後この国がどうなるにしろ、世界に日本を刻みつけておけるし、
若い国家と強い絆ができる。
ついでに少数の若者が多数の老人を支えねばならないという状況も回避(w。
上の世代の者が立派な姿を見せれば、下の世代にも波及するだろう。
政府には是非とも有志を募ってもらいたい。これぞ外交。
・・・無理か。じゃ有志で。
97 :
天之御名無主:02/08/23 15:36
>93
激同。常々浪曲は日本のロックだと思っている。
CD屋の片隅で埃をかぶりがちなのを寂しく思うよ。
音楽の時間にでも鑑賞曲として流してくれたら楽しそうでいい。
伝統は重要だな。引き継いでこその伝統、その歴史だ。
だがもっと進化したいなら、伝統のくびきを断ち切るときに
もう来ているようにも思う。
花道を駆け抜け舞台を回し、大見得を切ったあの工夫を見せてくれ。
ワクワクさせてくれ、ときめかせて見せろ。
ただ、派手な舞台衣装と質素にしぼんだ話を見せて若年層にアピール
だのと言うのだけはやめて欲しいところだ。
傾きのはらわたをぶちまけてみせる事ができるのは、もう本流には
無理なのかもしれない。
その魂を継いだ傍流の誕生をひそかに待ち望んでみる。
秘すれば花、というように、いいものは隠していてもその匂いでわかる。
吉田兄弟のように新しい世代が伝統芸能に興味を持つとっかかりが
増えてくれたら嬉しい。
98 :
天之御名無主:02/08/23 23:15
浪曲はたしかにロックだが、宮沢賢治や中原中也とかの詩はかなりロックだぞ。
ツェッペリンが指輪物語に影響受けたみたいに、誰か賢治の世界をロックオペラにしる。曲調はハードかつメロディアスなやつきぼん。それにつけても賢治に限らず本物の天才は死後理解される宿命?ニコラ・テスラとかあげればキリがないですが。
99 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/23 23:35
民俗芸能ももっととりあげて欲しい。廃れたものの多さを知る度に文化庁の存在意
義を疑いたくなる。
歌舞伎を世界に紹介するのはいいとして、ほとんどの日本人が関わって来たのがも
っと別のものである以上、そちらも尊重してもらいたい。
ゴゼの技も地鎮盲僧の技もどうなる事やら。
100 :
スタンバイOK代打:02/08/23 23:56
100?
101 :
天之御名無主:02/08/24 01:15
>>99 今思ったんだけど、この辺に民俗学の存在意義と使命があるのかもしれない。
宮沢賢治のオペラ化は東北民謡を素材でお願いします
103 :
みうらじゅん:02/08/24 07:26
仏像と芭蕉とサントウカはロックです。
文化はもともと能動的な『欲』なのだと思う。
「したい」「したい」と飢えたように思い、見境なく自分の持つ
全部で構築していくものだ。
その欲が絶えた時がその文化の死なのではないか。
受身の欲しかなくなった文化、または見る人の絶えた芸能は
は、遠からず文字の中にしか存在しなくなるのだろう。
標本箱の中の蝶のように、往時の姿をとどめて文化はそこで凍りつく。
だが、寂しいがそれでいいと思う。
また必要とされる時が来たなら、その記録の中からそれは
見出され、違う形を取って生き続ける。
やはり寂しいが、それでいいのだと思う。
言葉足らずだが、つれづれに書いてみた。乱文スマソ。
三味線は偉大だと思った。7月の猿之助の里見八犬伝の間合いに
杵屋なんとかさん(そのときが初めての歌舞伎見物だったので失念)が
花道で弾いていたが、ボレロのような土壇場の転調には戦慄しました。
>>104さんに同感。
ゆえに、新作が必要かと。
ウリナラマンセー!
そうやってね、伝統芸能のために頑張っているところを、
40代の主婦にストーキングされりゃあね、
そりゃ80b以上離れてくれって言いたくもなりますよ。
108 :
天之御名無主:02/08/24 20:49
>>105 まあそれは偉大な人がまだ残っているという点で喜ばしきこと。普遍的な偉大さだと思うけど、
だからこそ地球のクラシックでございと天狗になっている(失礼)えうろぱ人共にぶつけてやりたいですな。
いや認めると思うけどさ彼等も。でもクラシックとして歴史に刻みつけられるかはまた別な話。
でもこれもやはり、舶来信仰でCLASSICばかり尊がる吾等の悪癖のせいだとおもうけどな。
日本の文化って具体的に何でしょうか。
思想、理念のようなものではなくて、具体的なものに
限定させてください。
1.伝統芸能編
・能、狂言
・歌舞伎(長唄、清元とかも)
・文楽(人形浄瑠璃)
・雅楽、舞楽
・日本舞踊、京舞
・各地に伝わる祭り
2.神社仏閣編
・神社
・仏教美術:建築物、彫刻、絵画などなど
(日本政府が指定する国宝の半分以上はこれではないかしら)
・茶(禅に関係すると思って)
3.ものつくり編
・刀、よろい
・城
・彫金などの工芸
・浮世絵
他に何かあったら教えてくれ。
>109
オタク、アニメ、マンガ、クロサワ、ゲイシャ、サムライ、フジヤマ
111 :
天之御名無主:02/08/26 08:56
>109
民具・民家
料理
が抜けてる。
あと
「制度」は十分具体的なものだと思う。
112 :
天之御名無主:02/08/26 09:11
113 :
天之御名無主:02/08/26 09:21
うっさいハゲ
>>109 なんかどれも、当時の一般大衆には到底手の届きそうにもなさそうなものばかりだね。
伝統芸能は変に権威付けするから嫌い。
一般人まで先生とか師匠とか言わせてる。
その上何を言ってるのか分からない古くさい話をチンタラみせられてもおもしろくない。
またそれを勉強が足りないとか年をとれば分かるとか言われたら若い奴は見ないよ。
自分たちがお客さんに見てもらう側だと思ってなさそうな偉そうな雰囲気がイヤ。
なんて反論的に書いてみた。
レスありがとう。ご指摘のように、確かに
アニメと料理は、追加すべきですね。
>>109の質問の主旨が不明確ですみません。
日本の文化として世界に誇れるもの、が主旨だと思うので、
やはりそれなりのプロ的なものでなくてはと思います。
>>115さんも言っているように、伝統芸能はもっと近代的な
方法論を考えなくてはいけないと思われます。
少なくとも「年をとれば分かる」というのは、中年の私から
みれば、絶対に間違っていると思う。
本人は進歩していると思っているかもしれないが、
相当の能力を、中年以降はなくしているから、もっと
若いうちにどんどん伝えなくてはと思いますよ。
あのー、文学は?
>>117さん、レスありがとう。
そうですね。
俳句、川柳
短歌、狂歌
詩
小説
戯曲
エッセイ
も考慮しなくてはならないですね。
>>118 エッセイは あえて随筆と書きましょう。
>>119さん。
あなたの言うとおりです。
失礼しました。
他には、日本が誇れる文化ってないですかね。
小さい頃、ばあちゃんに小言で言われたな。
「お天道さんが見ておるよ」とな。
その時はまるでバカにしていたんだが、
今思うとばあちゃんに申し訳ない事をしたと思うよ。
常に変わらない人間の良心、人をやモノを尊ぶ心、
それが「天道」なんだと教わったんだと今では思える。
万民の別なくおのおのの腹の中にある「天道」に背かないように
生きろと教えていた、というのは非常に好きだ。
俺にとっての「日本なるもの」はそうした自分以外へ向ける
形のない尊敬の心だと考えている。
>>121さん、
すばらしいレスありがとう。
その心の元になっているのは、仏教か儒教なのでしょうね。
それも、日本人に根付くようになった独特のもの。
これも日本の文化だと思います。
さて、93に書いたように具体的なものに限定した日本の文化って、
大体こんなものなのでしょうか。
・焼き物(陶磁器など)忘れてました。
・
>>111さんのいうように、建物も、城、神社、寺に限定せずに、
合掌造のような家もありますね。
123 :
天之御名無主:02/09/02 00:56
伝統芸能の「観光化」と「芸術化」は両方とも嫌い。
素朴さがなくなったら伝統芸能ではない。
「観光化」「芸術化」しないように保存して欲しい。
金にならないから無理か。
124 :
天之御名無主:02/09/02 01:15
>123
そうだな。
文字として残っているものなら撮影して保存している市町村もある。
だが芸能、技能はなくしたら戻らない。
口伝えの手まり歌やお手玉歌は代表的なものしか残らないが
それぞれの地方によって全く違う歌が伝わっている事もある。
ヨーロッパのピクエのように、なくしたらそれっきりだと
保存することにもう少し躍起になってくれてもいいように思う。
125 :
天之御名無主:02/09/02 02:15
126 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/02 07:23
>124
私も祖母や両親に手まり歌やお手玉歌を必死で聞きまくりました。皆さんも
地元の童歌をお集めになられては?楽しいですよ。
それと意外に聞かされていなかった妖怪などの話が聞けたりもする。
127 :
天之御名無主:02/09/02 07:58
>121
そういう話は何度聞いても好きさ。
でもやっぱり、それだけで満足できないから
御天道様の下知る小部屋を探索してへとへとに疲弊する。
そしてまた
>>121に出会う。くりかえすくりかえす。
>>126さん、いい話ですね。
童謡、民謡といった素朴な音楽も、
日本の文化ですね。
形のある日本の誇る文化って、
大体こんなところでしょうか。
129 :
天之御名無主:02/09/03 01:41
「日本の文化は世界一」ってすると、論理的に「世界のどの国の文化も世界一」
になりません??世界で歴史上、日本だけしか国がない場合は、一番になれても、
そうじゃないしね。一番である理由を挙げて、それを他の国にも認めてもらおうとすれば、
日本も他の国の主張を認めないと、いけなくなるのではないですか??
お互いに認めあうという前提だと一番がいっぱいになるし、独善的だと誰も一番って
認めてくれないでしょ。
一番であると国内で言ってるウチはイイかもしれないけど、他の国に認めてもらおうとすれば、
相手の国の言い分も聞かないといけないしね。絶対的評価が出来ないようなこうした価値判断は
一番だらけになると思うのですが・・・・世界一ってことは世界中に認められないといけないからね〜
独善的にはなれないですよね。認めてもらえないのなら、一人よがりですしね。
順番ってのは本来絶対的な基準が必要だと思うのですが・・・・文化の絶対性って無いでしょ?
130 :
天之御名無主:02/09/03 02:32
江戸時代、職人は皆庶民、つまり一般大衆だよ。
その中で極めて高い技能を持った職人達は名字帯刀を許されたり(武士になれた)、
皇族お抱え職人となったりした。
日教組の階級史観教育によって勘違いしてる人は多いと思うが、
昔から日本は階級差があれども決して絶対のものではなく、
諸外国と比較すれば大変緩やかなものだったしね。
日本では上から下まで技術者に対する理解や尊敬が強くある国だったんだよ。
なにせ縄文時代からだから。四大文明が起こる前、縄文土器のレベルは世界一だからね。
文化の優劣はつけなくてもいいけど比較は必要だよ。
世界と比較して日本を見る事は今の教育では貶める方向でしかなされていないが、
きちんと比較してみると日本の文化はとんでもなく独自性があり、しかもレベルが高い事に驚くよ。
さらにそれが一部の者たちだけの物ではなく、庶民性が高いというのがまた凄い。
左翼どもの教育にはもうウンザリだな。
131 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/03 07:37
>129
勿論そんな事はみんな分かった上で言ってるに決まってるじゃありませんか(藁)。
その上で何かを、という事で。
>>130さんの言うように、日本の誇る文化には、
技術の高さ(国民全体のレベルという意味で)という背景が
ありますね。
まったく同意です。ゆえに
>>93以降、形のあるもの、もの
に限定して日本の文化を探したいと思ってきた次第です。
133 :
天之御名無主:02/09/03 13:22
まあだんだん低くなってるけどな。技術。
それにしてもあのフリーターという連中を擁護する輩共は、
憲法が定める国民の義務に「勤労」があることについてどう思っているんだろうか。
自称「護憲派」と人がカブっているんだが・・・
まあ大抵のフリーターは日本文化を支えられるくらいになるための修行に耐えられるとも思えんが(偏見)
この際日本国民でなくとも日本を受け継いでくれるならいいんだけど・・・板違いsage
sage損ねた・・・鬱だ、回線切って以下略
>>131 >勿論そんな事はみんな分かった上で言ってるに決まってるじゃありませんか(藁)。
スレ読んでもわかってるような気がしないけど・・・・わかってる人もいてるってことですね。
>>1 それ言っちゃうと、王将とかファミレスとか逝った時点で他の国の食文化
を選んじまったわけだろ。ちょっと無理がある。
まあ認めあったらいいんだよ。美味いモンは美味い。
あぼーん
あぼーん
139 :
天之御名無主:02/09/03 19:28
>129
「けど」って言葉が好きだね、君。
議論は相手を言い負かすことじゃない。納得させることだ。
俺は日本のみが一番と言いたくてレスしたんじゃない。
不当に貶められがちな日本文化を擁護したかった、それだけだ。
言葉足らずかもしれないが、分かってもらえたら嬉しい。
>>136さんの言うように、世界一でなくて、
誇れる文化であれば、それでよいと思う。
技術と文化を考えると、日本刀の技術はすごい。
この流れの最後に、独断だが日本海軍の艦艇と
軍用機が位置づけられると思う。
個々の艦艇の出来のよさと、機動部隊という運用の発明。
戦後の技術もすばらしいが、日本独自の誇れる文化
としての技術は、何があるだろうか。
142 :
天之御名無主:02/09/04 20:50
『みんなが世界一』というのは言うまでもなく矛盾している。
当然世界一はひとつでなければならない。
そもそも優劣をつけない比較などありえないだろう。
日本と朝鮮を比較したとき、どちらも世界一などと言うことは絶対に
できないように。
日本が好きなら堂々と日本の文化は世界一だと主張すればいい。
139みたいな偽善愛国者は嫌いだ。
>>140 装飾品加工技術はどうでしょう?
古代のピアスや、古墳から発見される冠の装飾や、
鞘に施した精細な彫金・・・
失われた、もしくは失われそうな
技術が多いですが(汗)。
>142
なるほど。
ここのレスの名が「日本の文化は世界一」という事で、
そういう趣旨で俺が発言したのだと思っているなら
確かに言葉が足りなかったようだ。
なら「ほむべきかな日本」とでも呼ぶべきか。
日本は奢る必要はない。ただ自国を誇ればいい。
そしてその中から学ぶべきものは学べばいい。
新芽を吹かないものは巨木でも枯れる。そういう事だ。
他国に俺を褒めろと声高に言うつもりは毛頭ないよ。
手放しで褒められると馬鹿にされているみたいで気味が悪い。
ここをこうするともっとよくなるよ、と言われた方がずっとましだ。
どこの誰がどこが世界一と思っても、それを強制されるつもりも
なければするべきだとも思わない。
それこそ自分の欲する事を成すといい。俺もそうする。
ただ、この国にもっと楽しい事が増えればなぁ、と日々思っている。
あぼーん
147 :
Name_Not_Found:02/09/04 22:15
明石散人の読みすぎ
まとめてみました。
1.伝統芸能編
・能、狂言
・歌舞伎(長唄、清元など含む)
・文楽(人形浄瑠璃)
・雅楽、舞楽
・日本舞踊、京舞
・お座敷芸
・各地に伝わる祭り、踊り
2.神社仏閣編
・神社
・仏教美術:建築物、彫刻、絵画など
・茶
(続く)
(続き)
3.ものつくり編
・刀剣、鎧・兜
・城郭
・海軍艦艇、軍用機
・彫金などの工芸、装飾品(簪)
・浮世絵
・書画、絵巻
・器、壺(○○焼)
・料理、和菓子
・香
・合掌造のような家
・鬼瓦
・襖絵などの屋内装飾
・家具
・風鈴、燈籠、提灯
・紙細工:折り紙
・人形
・歌留多、双六
・和服(織、染、縫)、帯、草履
・菊、盆栽
4.無形編
・アニメ
・俳句、川柳、短歌、狂歌、詩、小説、戯曲、随筆
・童謡、民謡
・各種武道
・性風俗
150 :
天之御名無主:02/09/05 01:34
>>142 ずいぶんと単純な世界に生きておいでで。お幸せなことです、うらやましいですなぁ。
151 :
天之御名無主:02/09/05 01:37
どうせ日本文化はみんな「ウリナラ起源ニダ!」なんだろ
152 :
天之御名無主:02/09/05 14:41
我ガ皇国ハ万世一系ノ天皇陛下ヲ戴イテ居ル。コノ一事ノミヲ以ツテシテモ我ガ皇国
ノ文化ガ世界ニ冠タルモノデアルコトノ疑ヒヲ挟ム余地ハ無キ也。
天皇陛下万歳!
フフフ確かに技術は優れている。
だが所詮二番目だ。
なに〜!
一番は誰なんだ!
(右手の親指で自分を指す)
フフフフ
このやろ〜
あっ!
あいつ、どこ行きやがった!
ズバット参上
ズバット解決
怪傑ズバット!!!
現代で「日本の伝統芸能」といわれているものの多くは室町時代に広まった、
庶民文化が源流となっているが、それはともかくどんな文化も権威化してしまったら硬直し、
未来はないとか真面目なことを言ってみるテスト。
160 :
天之御名無主:02/09/05 16:03
コロッケ五円之助
161 :
天之御名無主:02/09/06 00:26
コロッケって何語が元なんだろう?
162 :
なまえをいれてください:02/09/06 00:39
肉や玉葱を形を整えて衣をつけて揚げた「クロケット」という料理が、
民間に広く伝わりイモでできた「コロッケ」になったらしい。
その他、肉に同じく衣をつけて揚げた「カトレット」が
「豚カツ」になって同じく広く分布した。
この豚カツを卵とじにして丼飯の上に乗せろという客の要求に
応えて作られたのがカツ丼。
その他「ハッシュドビーフ」(ハヤシライス)や
カレーやラーメン、他にも色々あるだろうけど思いつくのはこれくらいか。
日本の生活に入って「和製洋食」として染み込んだものも結構あるね。
西洋料理の料理書など流行した事もあるようだ。
>>159 甘いな、縄文文化こそが日本・・・いや、銀河宇宙の最高峰である。
見よ、燃え上るような火炎土器を!
岡本太郎も言っている!芸術は爆発だと
土偶を見よ!宇宙人ないしは古代の地母神を幻視し象った
ものに相違あるまい。現代の芸術および宗教等は
たんなる抜け殻もしくはコピーにすぎない。
いや、と言われても。俺の発言との関連性が掴めんのだが。
>>155の方がいいと思うよ。
165 :
天之御名無主:02/09/06 01:56
ガンダムやら何やらのアニメ番組って何百年かしたら
神話っぽく語られるのかなと思うてみたり
166 :
天之御名無主:02/09/06 02:15
>165
第○○代宮崎駿襲名披露があるんだと思うよ。
167 :
天之御名無主:02/09/06 14:27
>>165 既に神話な罠。
作品中でも神話化してるしなinターンA
あぼーん
169 :
天之御名無主:02/09/07 00:49
>159
一旦伝統になってしまったら守る事が存在の意味になるように感じる。
目下興味深いのは、今ワイドショーで話題の伝統芸人が
出奔して新団体でも作ってみたら面白いだろうなぁ。
伝統芸能は、政府に禁止令を出されても、何かの形で
表現し続ける事はできるかな?
江戸幕府が始まって以来、歌舞伎が何度もモデルチェンジして
次に進み続けたみたいにさ。
170 :
天之御名無主:02/09/07 02:01
>>169 いやね、その時は伝統芸能じゃなかったわけよ。
171 :
名無しにして頂戴:02/09/07 14:16
172 :
天之御名無主:02/09/08 22:18
俳句・短歌などは凄いと思う
たったあれだけの字数の中にものすごい世界観がある
小さくするのは日本人の特徴でもあるが
文章まで短くするとは…
173 :
天之御名無主:02/09/08 22:56
>>172 世界最短の定型詩ですね。
三十一文字の中に枕詞・掛詞・縁語などの技能を駆使し、
俳句ならば季語を読み込む。
どうでもいいけど最近の詩はどれも自由詩ばかりで馬鹿みたいですな。
BAEとか。
174 :
天之御名無主:02/09/09 02:06
でも和歌満載という点が、平安文学等を訳しにくくしている一因かも。
175 :
天之御名無主:02/09/09 03:32
日本語という特異な言語に、この国の文化の秘密が有るのでは。
会話の場合、他の言語に比べて、同一時間で伝えられる情報量
が極めて少ない。よって主語はもちろん、目的語まで省略する
ことがある。
他の言語なら成立しない会話構成でも、雰囲気で了承しあっ
てる。 (洋楽の訳文を見た時や、洋画の脚本を見た時に、
会話の情報量の多さにびっくりした。)
他国人にとっては、さぞ不思議で・不気味なのではなかろうか。
少しの情報で多くを感じ取ったり、また発想を膨らませるたり、
雰囲気で整合性を判断したり。
日本語で会話しているだけで、精神的な遊びをしているようで。
176 :
(゚д゚)ウマー ◆UMAAVXik :02/09/09 14:56
和歌は深くってエエと思うけどナァ。
裏の裏まで読まんとならんし。
文学はこんな物の方がエエと思うんだよ。
以心伝心、みなまでいうな、くるしゅうない
そういえばあれさ、なんていうかそんなかんじだったようなものかもしれなくない?ナニとはいわないけど
またオナニースレか。
179 :
天之御名無主:02/09/09 18:04
落語・講談はさっぱり無視されてんなぁ。
大衆文化では歌舞伎よりこっちのが好きなんだけどなぁ…
しかし新作落語はなんかあんまり面白くないのが致命的。
コントや漫才(これもかなり日本的か)とは違うしな。
180 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/09 18:21
>179
漫才もいいが、万歳も伝えたい。
181 :
天之御名無主:02/09/10 00:47
マンセー
182 :
天之御名無主:02/09/12 01:05
「かなし」という単語を「愛し」とも「哀し」という二つの意味を
持たせて使うのも、日本語にある種広がりを持たせているのかも。
その場である句に対して返歌ができる事も歌人のたしなみか。
日本語は言葉遊びなどをして言葉と戯れが容易な気もする。
日本語自体が一番の文化なんだろうか。
183 :
天之御名無主:02/09/12 01:20
日本語は言語学的に(?)「線文字b」とかと似ているらしく。
マヤ文明とかの古ーい言語体系。そんなのを聞くとなんだか妙に楽しい
気分になったり。
「梅干しと日本人」面白いですね。昔読んだ。
比較文化論て興味あります。ていうかとりあえず日本好き。
曖昧な言語文化である日本語を補完するには
漢文が欠かせないと思うが現在の日本ではこ
の二重構造が崩壊しているため、より曖昧な
表現が跋扈しているのは「哀しい(愛しい)」。
186 :
天之御名無主:02/09/14 23:04
いや正直日本語が曖昧だという言説をとる香具師は暗愚呂搾尊どもに毒されていると思うね。
187 :
天之御名無主:02/09/14 23:28
ユダヤでもアングロサクソンの陰謀でもなんでもいいが
たしかに英語にも曖昧な言いまわしはある罠
188 :
天之御名無主:02/09/14 23:29
暗愚呂搾尊にチと吹き出した。新たな神誕生の瞬間を目撃した。
アチラさんに「場の雰囲気」「空気を読む」って言い回しあったろうか?
「〜な気がする」「気配」なんていう目に見えない「気」なんてものが
慣用句として使われているのも日本語、いや、東洋圏の興味深い
ところでもある。
189 :
天之御名無主:02/09/15 00:02
「気」はスターウォーズ語で「フォース」だ罠
190 :
天之御名無主:02/09/15 00:23
文法体系は明らかに日本語の方が複雑だし、厳密な表現が可能。
同時に曖昧な表現も可能。幅が広い。まあ主語が省略されがち、というのは大きいが(平安人の文にはまいる)。
文脈で分かれとはかなり思う。theを付け忘れただけで頓珍漢なことを言っていると見なすのは止めないかね連中。状況から明らかだろ!
向こうさんは、文法が単純→表現がはっきりしがち、というだけの話だ、と思う。
191 :
天之御名無主:02/09/15 00:29
昔、誰か芸人さんが
「アイムオレンジジュース」
と航空乗務員に頼んだら、
「いいえ、あなたはオレンジジュースではありません」
と返されたという話をちょっと思い出した。
あっちにしてみれば、カタコトのような事を言う妙な奴らだ、
と思われているのかもしれない。
192 :
天之御名無主:02/09/15 00:42
というかな、
「日本語は述語が文末にきてその修飾語も先に来る。日本語は結論を後回しにする曖昧な言語だ」
なんていうヴァカ論を見るたびに思うんだよ。
てめーらマジ暗愚呂搾尊どもに毒されすぎだと。
「日本語は相手の話を最後まで聞くように組み立てられる」と言えると思う。
・・・まあだから人の話を聞かん奴が横行していろいろ崩壊してるんだがな。
正直、
>>191の話に見られるように、相手の話を理解しようとする姿勢に欠けてると思います連中。
193 :
天之御名無主:02/09/15 00:45
言の葉には意思が込められている。単なる記号の羅列じゃないのだ。
意思を読みとろうとしない香具師等イッテヨシ。
194 :
天之御名無主:02/09/15 03:37
ふむ。
次は食文化など語ってみますか?
195 :
天之御名無主:02/09/15 04:24
中学3年の英語の授業の時、先生が
「英語に挫折する個所のひとつにbe動詞がある。
日本語には強調されない概念だし、訳文にも書く必要が
無いけれど、あえて『存在する』という訳語を入れて考
えてみよう。
英語が不得意な人でも、そうすれば文法・構文上の疑問が
解けるはずだ。」
英語が不得意だった私にとって、ヒントになる講義だった。
中国語にもbe動詞的な「是」という単語があるらしい。
常に「…として存在する」と動詞で状況表現する日本語以外の言語。
よっぽどでないとそこまで踏み込んで表現しない日本語。
言語から文化・概念の違いに考えがめぐった、少年時代の
思い出話。
「稲作と焼き畑の民俗誌」から来ました!焼き畑批判とかどう思いますか??
日本の貴重な伝統食や儀礼食が根こそぎ消滅していったのは焼き畑の消滅と重なって
いるのは明確であります !焼き畑が全てにおいてイイとは言わないけど、
ジャガイモやトウモロコシが日本に入ってきたからの定着なんかもやはり
焼き畑などの技術が関わってるだろうし、輪作や肥料の知恵なんかも重要だと思う。
あれだけの急斜面で農耕して行くにはかなりの技術と知恵がないと無理です!
これは日本だけに限ったことではないから、日本が焼き畑農耕一番だとは思わないけど・・・
とにかく、言葉や芸能だ工業だとか言う前に、日本が一番と思うなら、我々多くの
一般市民が築き上げてきた農業や漁業などの生業系の文化や、それらをどうやって
加工してどう食べていたかという、食の文化!料亭の和食じゃなくて、一般の
家で食べてきた食文化ですが・・・例えばあく抜きの方法とか、保存食とか等々
も論じてもらいたい!ついでに衣食住の衣と住も。
どれだけ布をを大切にしてきたかや、生業などと結びついてどんなすごい知恵が
家にはあったのかなども語らないといけないのではないでしょうか!
ほんの数世代前までの我々の生活をもっと見つめ直して、そこから日本文化の
すばらしさを語ろうではないですか!!!
芸術などの文化も、普通の生活文化が基本になってるわけで、そこがわからないと
芸術なども本質はわからないでしょ?? 工芸にしても、刀鍛冶もイイけど
野鍛冶の文化も語らないと文化のすごさはわからないのではないでしょうか!
夜中に乱文ですいません・・・・
197 :
天之御名無主:02/09/15 05:17
おちけつ
落ち着きました(笑)
>>194でも出てる食文化などからいきますか。
ではまず主食について。米か一般的に主食になったのは戦後のことで、
戦前、人口比率の多くを占めていた農民が年間に自家用に出来た米の量は
計算すると、年間の主食料の半分か3分の1です。
(くわしい計算は『日本人は何を食べてきたか』神崎宣武 大月書店を見てね)
と言うことは、主食は(米+雑穀)の雑炊などと言うことになります。
ここで素晴らしいのが、米に何を混ぜて食べていくかという知恵です!・・・
とここまで書きましたが・・・みんなこんな話は嫌いかな〜〜??
軽くネタをふったら、熱心に語って下さる方が来られてとても嬉しい。
そうよな、懐石だ精進だ粋だ通だとお上品なのもいいがよ、
一般の家庭の中で食べられてきたものこそが、食文化よな。
ということで雀の囀りを聞きつつ落ちます。
200 :
天之御名無主:02/09/15 07:01
ずばっと200
201 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/15 09:21
90代以上からは粟や稗を食べていたという話が、50代以上からは麦飯を
食べていたという話が聞けます。
焼畑も昔は多かったようで、焼山という地名の所は大抵が行っていた。大正
時代までは多かったようですね。
これらに漬物がつき、たまに魚がついた。季節のものは変動が激しかったで
すが、思われているほど自然の幸が食べられていた訳でも無かった様です。
焼畑以外方法はない、もしくは最大の生産性を生む農法なら
黙ってても当事者が色々工夫すると思うよ。
焼畑より便利な方法があるのでそっちに移っただけなんじゃないか?
農協をあまり侮っちゃいけない。
伝統芸能としての農業の存続を危ぶむのなら、トラクターとコンバインを
捨てて千歯こきと唐箕を復活させる事になるが、あれは、疲れる。
民間の食文化か。ハレの日の食事の内容とか聞いたら結構愉快だったな。
おせちがお重の中に入ってない地方とか、食事にまつわるまじないめいたキマリとか。
普通に流通している本だけだとそういう資料集めが少し難しいね。
203 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/15 13:55
ところで「千歯こき」を使っていたという話をご存じの方、いらっしゃいま
せんか。どうも私が聞いた限りでは昭和一桁の頃までは使われていた様なの
ですが。
それにしても牛馬を中心に昭和の間に日本の農業はえらく変わりましたね。
>>202 別に焼き畑が良いと言ってるのではなくてね、伝統芸能だのや伝統文化だの
言ってる割りに、こういった話題が無いので指摘しただけでございますです(^^;
その言う意図で書いたって、注意書きしないと行けないようなスレだったとは・・・
私が軽率でした・・・・反省〜〜!
>>202 ちなみに本から引用したのは、数字にある程度の客観性をもたすためです。
思いつきで書いたんじゃないんんだよ〜ってことです(^^;
自分のここ5年ほどの調査から食生活を引用してもイイけど恥ずかしいでしょ(^^;
匿名なんでゴメンね♪
206 :
天之御名無主:02/09/15 23:12
食文化と言えば味覚が発達している人は
日本人が世界で三位でしたっけ。
一位はさすがに何でも喰う中国、
次がフランスだったと思います。
和食は結構いいらしい。
>>206さん、どういう基準で順位付けしたのか、
もし知っていたらお教えください。
こういう異文化のものをどうやったら公平に
比較できるのか、ちょっとわからないので。
順位付けしている時点で比較も何もないと
209 :
天之御名無主:02/09/16 02:20
>>208 比較なしで順位付けって出来るんですか???教えて下さい!
比較するにしても、基準がないと比較出来ないのでは???
絶対評価と相対評価について言ってるのかな???
すごくモヤモヤしてしまうので、あなたの考えを聞かせてくらはい。
日本の文化が最高かどうか疑問だが
漏れは日本に生まれたことを天に感謝する。
ねがわくばまた日本に生まれたいが、また戦争してるとヤだな。
ただ世界にむけては「日本よいとこ一度はおいで」
なんてやらんほうがいい。
「日本は発展のかわりに多大の犠牲をだし住みづらいとこ」
とのイメージの定着をキボンヌ。
211 :
天之御名無主:02/09/16 14:28
>>210 そういう君は外国にも行かんのでしょうな。
212 :
天之御名無主:02/09/16 14:47
歌舞け歌舞け!アヒャヒャヒャヒャ
∩∧∧∧
/■V■\( ゜∀゜)∩ ∧_∧_∧ +‘ .、*+
( ゜∀ ∀゜∧_∧_∧ ∀゜<゜∀゜>*+☆‘ .、*+
⊂ o ( ゜∀ ∀゜) o.つ.、*+
\ \ ⊂o . o / / / .、*+
(_) | | | | (__)_) .、*+
..┌(__)__)__(゜∀゜) .、*+
>>209 一番二番を決めるスレではないでしょう、ってこと
>213
同感。
比較するにしても「文化」という言葉だけでは裾野が広すぎるよ。
文化なんてのは極論すれば全て「無駄な事」だよ。
俺は日本文化の髄を流れるその「無駄な事」に心血を注ぐ
ものの正体を、民神板なら学問的に解いてくれるのかと思って
このレスを見ている。私見だがな。
文化は無駄ではないね。
無駄の議論を経済で見るなら、赤字、負債
満載の企業活動よりはるかに無駄でないね。
人が簡単にまねできないことには価値があるから、
そこに対価を払うので、それはなんであってもOK。
簡単にまねのできないことが、歴史的に見て
数億人の単位で自分ひとり、となると、
文楽の人形使いであっても、狂言師であっても、
無駄ではなく貴重(人間国宝はそう)。
文楽と狂言とオペラと仏教画とフランス料理を
比較しようとは誰も思わないはずなのに、
マクロな文化という言葉にすると比較したくなる。
文楽と狂言とオペラと仏教画とフランス料理の
価値をなんらかのひとつの評価関数上で比較できるなら、
それは学問になると思われる。
や、文化を「遊び」、「無駄」とするのはく問題なかろう。
他の動物と比べてみれば分かる
>215
すまない、誤解させたかな。
「無駄な事」という表現したが、それは「無益な事」と言った訳ではない。
俺は人の作り出す文化というものが大好きだよ。
意思に溢れ、驚きに満ちている。
単に合理的な生活を望むなら、獣のように天の禄を食むだけでいいだろう。
だが人間はそうしなかった。もっともっとと先を望んで創造を繰り返した。
農業も文化であり、経済もまた文化だ。そしてこの2ちゃんねるもだ。
何百年か後に2chのログを残す事ができたなら、その時代の学者に
大きく興味を寄せられるだろうと思っている。
話がそれたが、価値基準を数値にする事は多分できないよ。
それはおのおのの主観だからね。
数値で語る事ができる文化は、恐らく成長を止めた文化だけだ。
ただ、検証をするためには確定された情報がいる。
難しいところだな。
スレ汚しスマン。
218 :
天之御名無主:02/09/17 01:16
文化が成長を止める頃には確定した情報が滅び去っている罠が待っているからな。
219 :
天之御名無主:02/09/17 02:46
2ちゃんねるのログよりも新聞のほうが価値あるよ。
未来人から見て、2ちゃんのログを見ても文明の再構成はできないが、
新聞からなら確実にできる。
引き篭りを高く評価しすぎ。ネットに来ないで黙々と
朝から晩までインテリジェントに働いている人々がいるから
世の中が成り立っているんだぜ。そうして彼等の吐き出す文章量こそ
本当はすさまじいものだ。ファッション雑誌一冊とってもそうだろ?
220 :
天之御名無主:02/09/17 10:25
>>219 それもどうかと思うぞ。
2ちゃんねるのログは多岐にわたるだろ、
映画音楽漫画にスポーツそれからアルバイトファショーンその他諸々まで。
AAとかだって資料になると思うし。
写真がないのはきついが。
2chのログは、いわゆる1次資料だが、うそだらけで
後世の学者にとって最悪の資料になるだろうね。
かといって新聞などの公式資料にはないdeepで確かな情報も
ある。
情報処理の方法が今のままだと、2chの情報は後世の
史料にはならないね。確かなものをピックアップする手段がない。
しかし捨てるには惜しい。
どうすりゃいいのだ、と未来の民俗学者に言われそう。
222 :
天之御名無主:02/09/17 23:15
平安時代の盛り場の与太話がいいものも悪いものも全部
ひっくるめて今に残っているという感じだろうかな。
その時代の温度と言うものを文字で感じられるのは
非常に興味深い事だと思われ。
どう扱われるんだろうなぁ、実際。面白がる人は確実にいると思う。
223 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/17 23:43
「今昔物語集」の完全版みたいなものでは。蛇の切り身を魚と偽って売って
いた女の話なんてマ○ドナルドのミミズバーガーのノリでしょう。
鮨に反吐を混ぜて売っていた女の話もありましたが・・・普通分かる。
224 :
天之御名無主:02/09/18 02:54
あと50年もしたら全ての人の日常会話の全てを記録する
仕組みができていたりするかもしれないね。それこそ最強。
>>224、それは可能だと思う。
ゆえに重要なのは、検索の方法なのですよ。
どうすれば、ある興味のある点について、
過去の事実を網羅的にピックアップして、
それをまた体系的にまとめられるか。
226 :
天之御名無主:02/09/18 23:49
>225
そうなると、人間が神の視点を手に入れる事になるか。
コンピュータと対話しながら情報を検索するシステムが
できないとそれらを把握するのは不可能に近いな。
百科事典のネット内共有のようなものなんだろうか?
それとも多機能データベースか。
あぼーん
228 :
天之御名無主:02/09/19 23:13
>>226さん。ウエアラブルコンピュータといって、
常時身に着けているのです。それにはカメラもマイクもGPSも
ついているから、自分が何を見たか、聞いたか、どこにいたか、
が全て記録される。
ただし、データベースが画像から加速度情報まで多岐にわたる。
そこから、なんらかの特定の情報を切り出す(これがとても
むつかしい)ことができれば、いろいろなことがわかると思われる。
ただし、それにはそういう処理するためのコンピュータの能力が、
いまの10の6乗くらいほしいかな。
ハードディスクなら、100GBが、100ペタバイト。。。
229 :
天之御名無主:02/09/21 21:58
今日は中秋の名月ですね。
月見って言うのもなんか(中国にもありそうだけど)独特だなぁ。
花見も。
230 :
猛スピードワゴン@財団:02/09/22 00:19
日本の文化はセカイイチぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃー!
あぼーん
232 :
天之御名無主:02/09/22 04:17
単独性では世界一
シンプル、コンパクト。住宅事情の事もあるがよくできてるなぁ、って
感心するものもあるよ。
特に江戸期に広く使用された印籠なんかを見ていると、
手の届かないお手本を見ているようで嬉しく悲しい。
悔しいなぁ。何を食べてどんな生活をしたらたら、持つと
体温を感じる気さえする細工に嫉妬する。
くやしい。くやしいなぁ。くやしいよ。
そんなものがまだ現存すすのが嬉しくて辛い。
今は材料をよく攪拌して文化が発酵してきた頃なんじゃないだろうか。
昨今の和風小物再起の噂を聞くと思う事がある。
彫刻の刻まれた小さな石くれや木と樹脂と貝殻でできたピルケースを
金よりも貴重な物として扱う、その理由は何だ。
それを生んだ手とそれらを欲した欲の根源は何だ。
天を飛ぶもの地から生えるもの、言葉を持たない無数の存在、
それらのモノをカタチにしたその理由は一体何だ。
もっと無駄に粋なものを見てみたい。
まだこの国と狂いたいんだ。
これから先、全く新しい和服が出るかもしれないな。
ワンピース気分で着れる日が来たらとてもいいな。
234 :
天之御名無主:02/09/25 22:51
>>233さん、読みづらいけどあなたの気持ちに賛成ですよ。
「昨今の和風小物再起のうわさ」ってどういうことですか。
「全く新しい和服」、これは私も考えていました。
和服でないと成立しない日本の文化が実は非常に多い。
伝統芸能の日本舞踊、京舞、能の仕舞、をまねようと
思っても、和服でないとむつかしい、ゆえにこういう文化が
閉鎖的なまま。
日常着る服、これはとても大切だと思いますよ。
235 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/25 23:05
暇な時は日常でも和服を着ていますが・・・着慣れると苦でも無いで
すよ。労働着なら柳田國男・宮本常一先生の仰っておられた通り筒袖
に細袴、地下足袋が一番か。
236 :
天之御名無主:02/09/26 00:35
結論。
「日本の文化は世界一日本的」
久しぶりに来ました!
今、みんながイメージで持ってる和服って、そんなに庶民は着てなかったでしょ?
>>235でもでてますが、ながぎ、たっつけ、こしきり、じゅばん、地方により名称は色々
ですが。
江戸時代までは農業などの第一次産業従事者が大半を占めていたんだから、そのあたりの人の
生活をもっと考えないと。ここのに来てる人達のイメージの日本文化って
貴族や武家、町人文化だけじゃないですか!一番多かった農民などの生活や文化に
目をつぶるんですか!ま〜農民などについても網野さんのなんかによって大分イメージは
かわりましたけどもね〜。でもやっぱ一般的な人々の文化を大事にして欲しいな〜まさかみんな
平泉澄さんみたいなことは言わないと思うし(^^;
238 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/26 12:23
>237
宮本常一先生や黒田日出男先生の著書がいいかもしれません。「日本庶民生
活資料集成」は高いのが難。
239 :
天之御名無主:02/09/26 14:31
唯一、日本独自の文化ったら、カプセルホテル位じゃないか?
マジで。
240 :
山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/26 18:17
その国の文化を代表するものは必ずある。そして大抵の場合似たような
ものが他国にもある。by呉智英
241 :
天之御名無主:02/09/26 22:17
起源が日本じゃないとすれば、
やっぱ独自なのは寿司かな?
漬物の親戚みたいのが、日本では一気に握りずしや散らし寿司、
押し寿司までに発展したわけだし。
>>234 >
>>233さん、読みづらいけどあなたの気持ちに賛成ですよ。
>「昨今の和風小物再起のうわさ」ってどういうことですか
自分の文章からそこはかとなく匂う頭の悪さに
読み直すと顔から火が出ます。読みにくい文章で申し訳ない。
そうですね。
和風文化復調の兆し、とでも言いますか。
Tシャツの柄やアクセサリーなど、町をそぞろ歩いていても
最近よく目に付くようになってきたように思います。
その様子を見ていると、洋服と和服が融合した新しい
日本服がそろそろ出てきてもいいのではないか、と思って
ああいう事を書いてみました。
気持ちの赴くままに綴ってしまい、お恥ずかしい。
243 :
天之御名無主:02/09/27 00:23
>>239 (゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
>>240 同じ種族なんだから同じにカテゴライズできるものがあるのは当然でしょ。
「独自」「個別」ってそういうレベルで言ってるんじゃないだろう。
>243
239に対するレスでしたが。あまり態度が悪いと話が成立しません。
>>242さん、確かに音楽の世界では、
日本の文化を取り戻そうとしてますね。
誰かしかけないかな、服装。。。
休日に出かけるカジュアルな服装でかつ、
女の子ならそれで祇園小唄を舞っても似合う、
男なら仕舞を舞うことができる、
そんな服装がほしいね。
扇子は手放せないね。
東儀秀樹とかは思いっきり西洋音楽してるけどなー
でも、あれでプラスチックの5000円の篳篥を
買いに来る人がえらく増えたって言ってました。
お三味線も若い人がやることに対する抵抗感は
かなりなくなってきているのでは。
248 :
天之御名無主:02/10/06 15:38
日本の楽器ではないけど、10年程前 ニ胡(胡弓) をやって
みたいと思い楽器屋で見たら、廉価品クラスで4万〜8万ぐらいだった。
高いからやめた。
先頃、楽器屋で見たら 1万8千〜4万ぐらいになってた。
需要が伸びてきたのかなあ。古楽器を弾けるって何となく
かっこいいし、安くなったのでやってみようか。
あぼーん
あぼーん
251 :
天之御名無主:02/10/07 02:18
>248
いいんじゃないか?
大事なのは楽器と一緒に歌う事、とも聞く。
俺も口三味線から習ってみるかなぁ。
日本軍は世界1
富士山は世界1
といっておれば、日本では上手くいきます。
韓国では
タイハンミテーは世界1で上手くいきます。
世界では馬鹿にされます。
あぼーん
上のほうで武士道云々の発言してるひとたち、
新渡戸稲造の『武士道』くらい読んでください。
日本語訳でいいので。
日本の噴火は世界一
256 :
天之御名無主:02/11/16 17:41
【「わがテレビ体験」大江健三郎、「群像」、昭三十六年三月号】
結婚式をあげて深夜に戻つてきた、そしてテレビ装置をなにげなく気にとめた、
スウィッチをいれる、画像があらわれる。
そして三十分後、ぼくは新婦をほうっておいて、感動のあまりに涙を流していた。
それは東山千栄子氏の主演する北鮮送還のものがたりだった、
ある日ふいに老いた美しい朝鮮の婦人が白い朝鮮服にみをかためてしまう、
そして息子の家族に自分だけ朝鮮にかえることを申し出る……。
このときぼくは、ああ、なんと酷い話だ、と思ったり、
自分には帰るべき朝鮮がない、なぜなら日本人だから、というような
とりとめないことを考えるうちに感情の平衡をうしなったのであった。
257 :
天之御名無主:02/11/16 18:09
,,-‐''""''ー--,_
/ し く ||
::::::::::::::::::::::::::: | 激 . ||
:::::::::::::::::::::::::::::::::: | + 者 + ||
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | . 忍 ,ノ"" "|| :::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ,/""" .!|| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::
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/ ) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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258 :
天之御名無主:02/11/16 21:57
日本文化は説明が足りなすぎ。現代には通用しない。
ただし、身体的文化は単純でよい。
259 :
山野野衾 ◆W7NDQJtGoM :02/11/16 21:59
>258
仕草の事ですか?それなら現在に至るまでいくつも論文が書かれている
だけあってかなり複雑ですが。大袈裟では無いだけですよ。
260 :
天之御名無主:02/11/16 23:47
なんで文化が世界一なのに経済は衰退してるの?
特出した指導者が出ないからと臭いモノには蓋して見なかったことにする文化があるから.
あぼーん
263 :
天之御名無主:02/11/19 03:21
あぼーん
文化が世界一になると滅ぶんだよ。。歴史が証明している。
エジプト・メソポタミア・インダス・ギリシャ・ローマ・・・・etc
267 :
天之御名無主:02/11/19 21:48
あとはアトランティスとかムーとか
マヤ文明とか
ケルト民族とか
ソロモン王の頃のユダヤとか
ラピュタ(笑)とかか?
268 :
天之御名無主:02/11/20 02:44
日本文化の独自性とは、神道や村社会のような旧石器時代的文化を
残しながら発展してきたことだ
その独自性を作ったのは自然の豊かさと大陸からの絶妙な距離。
豊かで発展する必要のない日本を、中国文明が多すぎず少なすぎず
伝わったから今の日本がある。
もし日本が大陸からもっと離れていたら、アボリジニー等のように
未発展のままであったし、近すぎていたら中国に侵略され
中華文化圏の一部になっていただろう
269 :
天之御名無主:02/11/20 06:37
>>268 神道のような多神教宗教が発展した社会に
あるのは世界的に見ても珍しいらしいね、そういえば。
>神道や村社会のような旧石器時代的文化
神道が旧石器時代的文化?どこが?
271 :
天之御名無主:02/11/20 11:57
>>270 多神宗教はだいたい文明が発展するにつれ淘汰されるからねえ…
そう言う意味だろ、
>>268の言いたい事ってのは。
272 :
天之御名無主:02/11/20 18:08
お前ら、
西洋の一神教史観に毒されてるぞ。
多・汎神教やシャーマニズムや
自然崇拝が
一神教に劣るなどもはや迷信だろう。
自然破壊をもたらし先住民を迫害し戦争を撒き散らしてきたユダヤ・キリスト教なんぞむしろいらない。
多神教マンセー!
274 :
名無史さん:02/11/20 18:25
宗教の進化論的説明をいっているようだが何十年まえの教科書を
使っているんだい?
275 :
天之御名無主 :02/11/20 18:28
神社とお寺の両方に行って、それぞれおはらいとお経を受けるのが、世界的に珍しい、
渡来人と倭人の共同成立国ならではの
277 :
天之御名無主:02/11/20 20:24
結婚式は教会で
278 :
天之御名無主:02/11/21 22:00
神前式だったよ。日本人だもん。
日本人なら人前式です。。。。
神前式なんて明治のでっちあげ。
280 :
天之御名無主:02/11/21 23:30
縄文文化万歳!ギャートルズ再放送ぎぼんぬ
281 :
天之御名無主:02/11/21 23:57
>>276 >渡来人と倭人の共同成立国ならではの
神道の成立自体が仏教など渡来文化の影響ってのをなぜに除外視するの?
柳田でさえ、外来文化の影響をとりのぞいた日本独自の文化を示すのに苦労したというのに。
正直、勘違いしている人が多いが、神道は日本固有の文化ではあるが、外来文化の影響なくして神道は成立しないことを忘れちゃいかんと思う。
282 :
天之御名無主:02/11/22 00:15
他国と戦争したり侵略するには、
一神教の方が遙かに優れているという話
283 :
天之御名無主:02/11/22 02:25
>>279 神社や、神道があるから別に良いんじゃないの?
284 :
天之御名無主:02/11/22 03:07
てゆーか、調べた。
昔の伝統の「人前式」をやるのはもはや難しいと思われ。
286 :
天之御名無主:02/11/22 04:20
日本の文化は日本一
有名なコテハン
山野野衾
yah
ほかいるか・・・?
288 :
天之御名無主:02/11/22 07:48
渡来人がくる前の古代日本の
アイヌや隼人や沖縄の原住民などの
結婚式はどうだったんだろう。
やぱーり人前式?
独自の文化を持っているのにあまり大事にしていないよね。
職人さんとか、技術とか後継者がいないって所もあるらしい。
いい国だと思うんだけど、歴史とか伝えていない事が多すぎてちょっとムカツク。
調べれば分かる事なんだけど、国がどうゆう経緯で成り立って来たのかを子供達に
伝えることも大事なのでは?
290 :
天之御名無主:02/11/22 22:58
>>282 だから天皇教をでっちあげたんじゃないか。
あぼーん
292 :
天之御名無主:02/11/23 21:33
>国がどうゆう経緯で成り立って来たのかを子供達に伝えることも大事なのでは?
学校で習う程度&歴史小説とかで充分じゃない?
学校の歴史授業が暗記中心で面白くないという批判なら同意するが。
293 :
天之御名無主:02/11/23 23:41
インターネットなどで情報はありあまっているから、
量はたしかに充分だがゴミも多い。
その中の何が正しいのか
などを俺たち大人が子供たちにきちんと教えてやれてるかは疑問だ。
俺自身が本当の正しい事を知らないだけかも知れないが
きっと誰にもわからない。
真実の歴史なんてない。
書かれ残され伝えられた歴史は
全て時の勝者の物であり
一方的な物に過ぎないのだから。
古事記も日本書紀も時の勝者のものであり一時的な物。。。
そんなもの、子供達に教えられないね。
(^^)
296 :
天之御名無主:03/01/14 03:42
hosyu
297 :
天之御名無主:03/01/23 17:55
みんなこれまで作られてきた文化のことをメインに語っているようだけれど、
現在作られつつある文化についてはどうだろ?
ここなんかも立派な文化になる可能性を秘めているのでは?
ここ=2ch
2ちゃんは立派なサブカルチャーだと思われ。
良くも悪くも。
300 :
天之御名無主:03/01/24 00:49
301 :
天之御名無主:03/01/24 00:49
fff
302 :
天之御名無主:03/01/25 11:21
ウリナラマンセー!!!
303 :
天之御名無主:03/01/25 16:02
着物を通じ温故知新=スロークロジング
304 :
天之御名無主:03/01/25 20:02
305 :
天之御名無主:03/04/15 20:18
age
306 :
天之御名無主:03/05/02 01:27
以前はなかなかいい議論の場だったので、とりあえずage
307 :
天之御名無主:03/05/02 14:04
age
あぼーん
どんなに外国人から馬鹿にされても
どんなに反省をももとめられても
日本に生まれたことを感謝シル。
310 :
天之御名無主:03/05/13 20:55
「近代、日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。この驚異的発展には
他の国と異なる何ものかがなくてはならぬ。果たせるかな、この国、3千年の
歴史がそれであった。この永い歴史を通じて、一系の天皇を戴いたという比類なき
国体を有することが、日本をして今日あらしめたのである。私はいつも世界上の
どこか一カ所位、このような尊い国がなくてはならぬと考えていた。
何故なら世界の未来は進むだけ進み、その間幾度びも争いは繰り返され、
最後に戦に疲れる時が来る。その時人類は必ず誠の平和を求めて世界的盟主を
あげねばならぬ時がくる。この世界盟主なるものは、武力や金の力ではなく、
凡ゆる国の歴史を抜き越えた最も古く又尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化は
アジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰日本に立ち戻らねばならぬ。
吾々は神に感謝する。天が吾々に日本という尊い国を作って置いてくれた事を」
アルバート・アインシュタイン
>>306 この板って議論ができる住人が居なくなっちゃったんですかねえ? (。´Д⊂)゜。
312 :
天之御名無主:03/05/13 23:43
>>310 たしかアインシュタインは1955年に死んだはず。
すると最も発達した時代を知らない事になるね・・・
まあ知ったところで喜ぶのか悲しむのか分からないけど。
313 :
天之御名無主:03/05/18 00:26
今の子供は愛国心が足りないです。
というと違う意味にとられてしまいそうで怖いのですが、
この国独特の文化や風土に、もう少し関心と興味を持って欲しい。
日本にしかない、この空気というか、雰囲気。
とても愛しく、尊い、素晴らしいものだと思います。
そういうのが今の学生にも通じたら…と、まわりの友達を見てて思います。
や、要するに「日本っていいよねー」と話したいだけですが。
以上、リア厨の戯言でした。
日本にあるものは全部日本独特だと思う私はいってよしですか
315 :
天之御名無主:03/05/18 09:09
>すると最も発達した時代を知らない事になるね・・・
>まあ知ったところで喜ぶのか悲しむのか分からないけど。
それが「今」か?
そりゃ過去に比べたら最高かも知れんが、これから更に発達するだろうから、
そんなこと言ってたらキリがねぇよ。
316 :
天之御名無主:03/05/18 10:15
http://www.maruden-net.co.jp/7/7_2001/7_0112/7_011225.htm >河内主任研究員は、生年月日が判明している日本人男性約9000人と
>女性約3400人のデータを調査。
>その結果、1910年から49年の間に生まれた男性の頭の横幅が急速に広くなるなど、
>短頭化現象が進行。その変化は、過去数百年間の十倍以上の速さだったという。
>ところが、50年以降に生まれた男性と60年以降の女性では変化のスピードが遅くなり、
>70年代以降は短頭化がストップした。”(以上)
近年、日本人が急速に短頭化している原因が分からなかったが、短頭化が
始まるのが日韓併合の1910年と一致するところから、その悪因が
在日韓国朝鮮人の帰化や混血などに因るものだと分かってきた。
あぼーん
>>318 クリックしたらアフォに金が渡るのでひっかからないように
320 :
天之御名無主:03/05/18 19:38
世界一はウリナラと決まっとるw
ウリナラ=我が国
だから極自然な結論ではあるな
エロゲは日本が世界一!
あぼーん
日本の文化は日本一
325 :
天之御名無主:03/06/13 11:36
日本の文化ってほとんど輸入品だからねえ、
ある意味最低でもあり、
ある意味最高でもある
日本の文化は世界一。
327 :
天之御名無主:03/06/15 20:49
同性愛は古くからある日本文化。すばらしい奥行き!!!
茶道、華道、書道、柔道、剣道、合気道、空手道、、、、そして衆道。
日本には男同士でセックスする伝統がありますた♪
稚児、男色、陰間、御釜エトセトラ♪
女同士も当然あったよ♪大奥とか♪
同性愛は日本文化。日本文化を尊重できない非国民売国奴は死ね!
328 :
天之御名無主:03/06/18 00:00
あぼーん
不倫は文化だ
331 :
天之御名無主:03/06/18 18:14
>>276 タイではムスリムかつ仏教徒の文化なんてのもいるし、中国では道教と儒教と仏教をどれも信者だって社会いる。
あぼーん
333 :
天之御名無主:03/07/10 11:14
埴輪が出土した地域はね、、、ほかの地域はどうなんだか。
あぼーん
336 :
天之御名無主:03/07/10 11:39
>埴輪が出土した地域はね、、、ほかの地域はどうなんだか。
そんなこといったら、北欧でバイキングの遺物が無かった地域はバイキングがいなかった
ことになるし、ギリシャ国内で彫刻が掘り出されない地域はギリシャ文明にあらず
ってなるよ。
ふと思うんだ。日本が埴輪の文明を捨てないで進化したら、おもしろい国になったで
あろうと。。
かっこいい服装とかが、なんでかダサイ着物になっちまうし、刀剣も鎧も、なんか
変わっちゃうし、、聖徳太子が仏教なぞ持ち込みやがって、ダサイ仏像しか作れなく
なったし、、あ〜あ
>>336 でもさ、近畿と青森じゃぜんぜん違うでしょ。
昔から今の日本領土と同じ日本があったわけじゃないしさ、
ああ、群馬か
連続スマソ
>そんなこといったら、北欧でバイキングの遺物が無かった地域はバイキングがいなかった
北欧地域全体にバイキングがいたというのは、それもへんな話。
>ことになるし、ギリシャ国内で彫刻が掘り出されない地域はギリシャ文明にあらず
今の国境と古代文明の境は同一じゃないからねぇ。
国の文化ってのは、今の国境で考えていいだろ普通。
もうインディアンだってアメリカ人だから、アメリカの文化になってるしさ。
日本だって今の国の範囲にある文化になってるんだよ。遺跡とかもふくめて。
>近畿と青森じゃぜんぜん違うでしょ。
>昔から今の日本領土と同じ日本があったわけじゃないしさ、
だから、昔はな。いまはどっちも日本の領土だから日本の文化でいいだろ。
その文化の話するスレなんだろ?
てか、埴輪の話しするスレなくてこの日本の文化は世界一 スレに来ちまったのがどうも、、
はにわスレ建立きぼん。
>>343 日本史板じゃない?
つーか「レベルは高いよね」に対するレスだったんだが。。。
>>344 なんかおれ、おかしなレスしてたかも。。じゃあ日本史板いってくっか。
バイ
346 :
天之御名無主:03/08/24 22:12
age
347 :
天之御名無主:03/08/26 16:06
1年以上前のレスに笑えるくらいの遅レスだが、
黒澤明も宮崎駿も世界に評価される前から国内で評価高かったはずです。
日本では不思議と「巨匠は国内では不遇だった」という神話が作られ易い。
北斎も「古今に類いなき絵師」と評価されていたとか。
ただ庶民レベルの評価とアカデミズムのずれというのは確かにあるかも…
>>325 人間は神ではないのだから、無から有を作ることなんて出来ません。
人類アフリカ発祥説が正しいとすれば、
所謂四大文明ですらもその起源は輸入品に過ぎないでせう。
文化に優劣はあるべ。
優劣はないなんて言って満足しちまったらその文化は死んでる。
349 :
天之御名無主:03/08/27 10:11
>>341 同意で〜す。
楽浪郡、帯方郡は当然韓国の文化っス。
高句麗古墳壁画は中国文化。
あぼーん
>>348 >文化に優劣はあるべ。
学問的には無いんですよ。
もちろん、それぞれの文化の担い手が自分たちの文化を素晴らしいと信じるのは自由です。
私も日本の文化は素晴らしいと思ってますし。
>優劣はないなんて言って満足しちまったらその文化は死んでる。
歴史的には「自分たちの文化(民族)は世界一」と声高に主張した人たちのほうが結果的に酷い目にあってますけど。
ですので、個人的には「我々の文化は優れている」と満足してしまったほうが死に近いと感じますね。
「優劣はない」も「俺達は世界一」も一緒。
判断停止は活動力を殺す。
「学問的には」ではなく「綺麗事として」文化に優劣はない。
自然科学じゃないんだから学問的にも文化的にも価値判断の停止なんて不可能。
建て前としてじゃないの?>優劣はない
自分でそう思うのは多いに結構だと
>>351も言っとります。
「我々の文化はお前等より上だぁ!!」なんて
相手に向かって声高に主張したら如何に厄介かわかるでしょ。
学問的に論じるんでなければ、極東板にでもいけば?
しかしなー日本文化の根は韓国文化だし。
日本人が大好きな天皇家も韓半島からの渡来人だし。
固有文字のかな文字を考えたのもやっぱり渡来人・・・
なんか誇るものが無いな。鬱だ
祭りを終えた櫓の下で猛って唸る犬がいる。
鎖国を暮らした三百年、この国が無為に生きたとお言いかな。
面白そうだからもう少し吠えてみてくれ。
357 :
天之御名無主:03/11/06 22:51
>>355 え、じゃあなんであの国の人たち「日本語を強制された」とか言ってるの?
スレタイが『日本の文化は日本一』だったらセンスを感じたんだがな。
361 :
天之御名無主:03/11/17 21:10
世界一だなんて口幅ったくてあれだよ。でもね、庭園は世界一だと思うよね。
英国式庭園なんて野暮ったくって。あっち風でも野趣に富んだ良いのもあるけど
洗練度ではいわゆる和式庭園の右に出るのは世界史でも他にないよ。中国のは
仰々しくってバカみたいだしさ。昨今、世界の造園・建築デザインの現場で和の
影響とか当たり前に大きいよ。うかうかしてらんないよ。
食も凄いよね。ただ懐石は洗練の極みだと思うけど(フレンチなんてメじゃないよ)
、食道楽出来るんだったらまず中華料理が好いね。享楽的でさ。お腹一杯食べたいよ。
浮かれて書キコんどいてアレですが
やっぱこのスレッド
恥ずかしい気が…。
料理としての完成度は懐石料理が一番だ。by海原雄山
恥かしいスレッドですね。
ドイチュの科学力は世界一ィィィッ!!
てくらいに恥ずかしいな。
ゲージツの国哲学の国と自負し過ぎ。
なフランスみたいになりたくない。
肩書きは大事でないしな〜。
366 :
天之御名無主:03/11/27 14:55
和食はとても健康に良いなとは思う・・・よ。
367 :
天之御名無主:03/11/28 06:23
塩分多いからそうでもない。
何を以って和食と言えばいいのかワカランが……
懐石料理は塩分少ないんじゃない?一般的に、田舎の方は塩分多いよね。
ま、実家は田舎のくせに薄味だけど。
369 :
天之御名無主:04/01/07 22:58
370 :
天之御名無主:04/01/10 11:37
371 :
天之御名無主:04/02/01 20:35
>>358日本語とひらがな・カタカナの区別もつかないのか…
372 :
天之御名無主:04/02/01 20:38
たった200年前の江戸時代と現代がぜんぜん違うのに文化も糞もあるか!!!
日本の文化に誇りを持つことは大事だと思うんです。
日本の文化が世界一だから西洋文化はカスね。
とかいうんじゃなくて。
374 :
天之御名無主:04/04/26 22:31
どなたか日本で正月に遊ぶ
・こままわし
・凧揚げ
・かるた
について詳しく詳しく書かれたサイトを
ご存知じゃないでしょうか?
よろしくお願いします。。
375 :
天之御名無主:04/04/27 03:55
民俗資料館やかるたの博物館とか、足使ったほうが良いとおもうよ?
376 :
天之御名無主:04/04/27 17:26
>375
図書館を探したのですが
いまいち良く分からなかったので・・・
377 :
天之御名無主:04/04/27 20:29
>376
ヤフーで「かるた、 民族資料館」197件ヒット
図書館:文化人類学、社会科学、世界史、美術、民俗学etc…
2chに出てる「学問・文系」総当り
でも先ずは「知識の正しい集め方」からはじめた方が無難ですけどね。
そういうのを他人任せにするのはどうかと思いますよ?
378 :
天之御名無主:04/04/27 23:57
人任せにしたつもりはありませんが・・・
自分の求める資料に中々辿り着かなかったので
お聞きしたのです。
気を悪くされたのでしたらごめんなさい。
>>378 >>374 ,
>>376の言い回しは「教えてクン」の常套句。
曖昧な問いかけだけで、あとは全部調べてくれという態度(に見える)では人任せと言われても仕方ないな。
コマなどに対する「どんなこと」を詳しく知りたいのか、
それを調べるために自分は何をしたのかを書かないと、取り合ってくれないよ。
本当に聞きたいのなら、「自分の求める資料」を具体的に提示しなきゃダメでしょ。
コマ、凧、かるたなどと、日本文化のかなりメジャーな物なんだから、ちょっと気入れればに見つかるし。
>>375と
>>377はものすごく親切な人だよ。
380 :
天之御名無主:04/04/30 12:24
そうですね。
もっと詳しく書かねばなりませんでした。
独楽や凧揚げの始まりなどの歴史は
検索や図書館に行っても結構見つかったのですが
私が知りたい肝心の「なぜ正月の遊びとなったのか」
があまりわからなかったので・・・
きっと厄よけなどの意味があるとは思うのですが
はっきりと詳しく書かれているものが見つけられなかったんです。
381 :
天之御名無主:04/05/01 01:39
>>380 新・旧正月の由縁とか厄よけの概念・種類とか調べたり。
あと資料館や博物館の学芸員さんにアポ取りしてみるとか
民俗学は歴史と文化の複合だから、自分で糸織りのように
まとめていくしか方法がない。柳田國男(だったかな?)みたいに
ネットは横(文化)の情報に強いし紙媒体は縦(歴史)に強い。
382 :
天之御名無主:04/05/02 00:55
餅age
保守
384 :
天之御名無主:05/01/02 09:11:11
なあ、山本七平ってどうよ?
毀誉褒貶の激しい人。
スレ違いかも知れないけど、初めて海の中に立つ鳥居見たときは冗談じゃなく鳥肌が立ったよ。
よく世界遺産にあるような壮大とか豪華絢爛とかそういう類の感動じゃなくて・・・うまくいえないな。
ここの人ならわかってもらえると思うけど、こういう感情はやっぱ日本特有だと思う。
387 :
ニッカ:2005/08/31(水) 07:58:40
古い日本文化に魅力ない。
パラパラ好き。
388 :
はてはて:2005/09/12(月) 23:54:34
日本の文化って高値の花過ぎないかな〜、着物にしろ、食べもにしろ、
趣味のお茶、お花、日本舞踊、何でも普通の人には手が出ない。
文化にもいろいろあるけど、貧乏人の為の日本の文化って、
お箸ぐらいだろう、誰でもが手に入るのって。
389 :
天之御名無主:2005/09/13(火) 22:44:47
あるよ。褌だ!
341
今の国境で考えるってのは概ね同意だけど
ネイティブアメリカンの文化がアメリカの文化だと思ってる奴はいないと思うが…
侵略者である白人がその土地の文化を引き継ぐなり一部取り入れるなりして育てて行ったわけじゃないし。
やはりアメリカの文化といわれてたいていの人が想像するのは
西部劇なんかの時代からこっちだけだと思う。
391 :
天之御名無主:2005/09/14(水) 01:53:33
>>388 着物→晴れ着
食べ物→和食
お茶→庶民用の茶もあった
お花→大田道灌と山吹の話
日本舞踊→盆踊り
中世の庶民がコモ巻いて生活してたような印象持ってるだろ
392 :
503:2006/02/03(金) 17:01:21
日本
393 :
天之御名無主:2006/02/03(金) 18:13:20
どうやら、百済も日本人が建国したようだ。
応神天皇が、建国を支援したらしい。
余氏はヤマト人か・・。
それとも、帯方郡の倭人(越人)か。
研究しよう。
394 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 21:12:02
文化に優位はないでしょ。
395 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 22:01:57
クオリティ
396 :
天之御名無主:2006/02/04(土) 23:19:21
そのうち、中国語が第一言語になるぞ。
397 :
天之御名無主:2006/02/05(日) 09:49:41
中野不二夫は「日本人の物づくりは渡来人によって始まった」とか言ってたよ。
純粋な日本人というのは存在しないけど、当時の渡来人の文明は驚異的だったとか。
398 :
天之御名無主:2006/02/05(日) 10:18:01
倭人に文明を教えたのは我々韓民族ニダ。
399 :
天之御名無主:2006/03/04(土) 18:01:13
日本の文化は一言で言えば融合。あらゆる文化を受け入れ、融合し、更に発展させていくこと。
400 :
天之御名無主:2006/04/06(木) 20:21:06
c⌒っ*゚ー゚)っ
401 :
天之御名無主:2006/04/10(月) 12:51:55
日本舞踊をしています。
他、お茶 お着物の着付け お花 などを習っていました。
家庭の都合でやめてしまいましたが…。
確かに手が届かなそうですが、やりたいと思えばできるとおもいます。
お着物なんか高そうですが、ウールの生地の着物は、お値段も手ごろで、
お洗濯できますし、冬は暖かくて重宝しますよ。
手の届かない遠い存在ではなく、気軽に楽しめると良いなと思います。
402 :
天之御名無主:2006/04/15(土) 08:29:31
アメ公のいいところは、たとえ自国のチームに有利な判定でも
「あれはおかしいんちゃう?」と声をあげるところだね。
いいものはいいと認めるし。
日本人はなんか「日本のものはアカン、ダサイ」とか言ってても、
欧米が認めだしらそれを誇りに思う、てな面も多々ある。
あと「スイス村」「イギリス公園」とか税金でつくったり、
「わが町はニューヨークに似てる」とかはしゃいだり……。
403 :
天之御名無主:2006/04/16(日) 01:46:59
日本が世界に誇れる文化は
アニメと漫画です
それ以外の日本文化はクソです
世界でもっとも影響力のある日本の文化は
アニメと漫画です
日本はアニメと漫画を使って世界の子供たちを洗脳することが出来ます
日本が唯一誇っていい日本文化は
アニメと漫画です
それ以外の日本文化は所詮異国趣味です
世界に何の影響も与えません
アニメと漫画は将来必ずハリウッド映画に匹敵するくらいの影響力を持つようになるでしょう
日本はもっとアニメや漫画を大切にするべきです
経済力でも歴史でも文化でも中国には勝てません
日本から経済を奪ったら何が残るでしょうか
だから日本は文化を育てるべきです
経済先進国ではなく文化先進国、文化オンリーワン国になるべきです
その日本文化の代表にふさわしいのがアニメと漫画です
日本が唯一世界に誇れる文化がアニメと漫画なのです
日本はよりいっそうアニメ漫画に力をいれアニメ漫画大国としての知名度を上げるべきです
>>393 明治時代に紙幣になったのは神功皇后。日本最初の紙幣なのだ。
405 :
:2006/04/16(日) 03:21:10
最後のムー大陸だもんねw
その漫画とアニメだってどれほどバカにされてきたことか。
欧米で認められるとなると持ち上げられ、
儲かるとなると有象無象がよってくる。
肝心の現場「モノヅクリ」はどんどん空洞化し、衰退する一方だ。
ここ数年、スゴいアニメ大作あったか?
大ヒット作はあったけど。
所詮、マンガやアニメ、自動車なんかは単なる一過性の「誇れるもの」だからなぁ。
事実上、日本は万世一系の天皇家と歴史、食文化程度しか誇れるものがないと思う。
だけど多くの国は1つも誇れるものがないなんてザラだからあるだけマシかもね。
408 :
天之御名無主:2006/06/12(月) 21:09:27
なんでヤタガラスが三本足なんだよ。
なにを根拠に。
サッカー界に知性を求めるのは無理かもしんないけどね
一人ぐらい神話に詳しいやつ、いなかつたの?
409 :
天之御名無主:2006/06/12(月) 22:05:54
日本は恵まれているよ。
南米やオセアニア、アフリカの国にすれば、
日本人の言う事はわがままに聞こえるはず。
>408
八咫烏は中国の神話で三本足で描かれ太陽の象徴
根拠かどうか知らんが 太陽黒点は周期によっては実際に烏のような形になることがあって
その時の足は三本だそうな
411 :
天之御名無主:2006/07/09(日) 21:31:48
日本は世界第二位の先進国
米大学の世界に最もいい影響を与えている国のアンケートでGDP世界一のアメリカはワースト2だが日本は同アンケートで世界一を獲得、文化的水準も高い
412 :
天之御名無主:2006/07/09(日) 22:47:50
統制されたが故にそれが無知だったり
守られすぎた人間を産んでいる、という見方も
外国的に言ったらあると思うぞ
アメリカ大好きしすぎだしな
413 :
天之御名無主:2006/08/29(火) 00:18:40
海外に行ってはじめて日本の文化のすばらしさが分かった。
近いものって、見えるようで、ぜんぜん見えないんだよね。
人間って不思議。
一番身近にあるものほど、見えないもんなんだな。
414 :
天之御名無主:2006/08/29(火) 00:22:16
でも結局、日本人は本質が見えない民族なのかもしれない。
漫画とかそうだね。
欧米に評価されてから、やっと日本でも漫画は評価されてる。
作曲でもそうだな、現代音楽の武満徹って人だって、日本ではくそみそに言われて
、フランスが認めたとたん、日本で武満は天才!!だとか騒いでたし。
いいものが見抜けない国民性なのかな。
でも素晴らしいものは残してほしい。
天才は誹妨中傷されてもコツコツやらずにいられない。ピカソとかゴッホとか見てるとどの国の天才も同じなんだろなと思う。
日本の文化の引き出しの多さは日本人が職人好きで、マニアックな頑固者が生まれやすくて、
かつ歴史的に平和なときが多く、比較的豊かだったことに起因してる気がする。
416 :
dd:2006/09/15(金) 00:58:55
海外で評価されてなくても日本で評価されているものなんて腐るほどあるだろ。
伝統文化もポップカルチャーも。ただ相手に知られていないだけ。
例えば外国の企業は日本の独特の市場攻略ができない。なぜなら日本人は世界一の品質とサービスを要求するから。
そもそも武光徹は今でも別に日本人にそんなに評価されてないよw。海外で話題になっている人がいるのかぁ・・ってのが
ほとんどの日本人の感覚。それぞれ受ける要素が違うだけであって、別にいいものが見抜けないのでもなんでもないよ。
日本人が素晴らしいと思うものはちゃんと残っているし、変えるべきものはちゃんと変える。
保守したくば革新せよの精神こそ、日本の歴史であり伝統だ。だからこそ天皇が存在するし、古い文化と新しい文化、国内の文化と海外の文化が
両立したり融合したりする。それこそが日本の最大の強みであり、文化力でしょう。
ちなみにたまに日本の色々な起源が韓国だとか中国だとか言う輩がいるが、その割には影響力の多い文化的発展が見られない。彼らは自分たちでかなり破壊している。
朝鮮には見るべきものがあまりないし、中国は共産主義のもとで自らすさまじい破壊をしてしまった。さらに技術が渡来人により・・なんてこともいうが、
それではなぜ日本人のものづくりのほうが上なのかが説明できなくなる。
417 :
dd:2006/09/15(金) 00:59:27
要するに大陸を経由してわたってきたものは結局日本で花開くと言える。
良いものは受け入れ、悪いものは受け入れない。そして従来の日本の枠組みに合う様に応用して、最終的に日本独自のものに作り変えてしまう。
それこそがまさに日本の文化だろう。そもそも古代から存在している神道に平気で仏教やキリスト教を後付けしたり、文字が漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字と複合的
に成り立っている様子もその典型だろう。それができるからこそ、例えば天皇はずーっと続けてこれた。保守したくば革新せよである。
近代的なビルとお城や神社、寺が共存している様子は、それこそ日本文化なのである。何でもありだけど、受け継がれ守られるものもちゃんとある。素晴らしいじゃないか。
最後に現代で言うと、漫画やアニメがすでにあげられているが、俺があえてあげておきたいのが、お笑いだ。
これはyoutubeなどでも証明されているが、十分外人にも通用する。ダウンタウンの笑いなんて笑いのレベルの高い日本人にしかわからないと思いきや、
ちゃんと英訳をつければ相当通用する。というか海外のコメディなど軽く凌駕するよ。
外人の単純な笑いよりもどう考えても面白いし、実際外人も魅了される。いいものがみんな見抜けていて、日々接している。無論酷いのもあるが、トップクラスはもちろん、
平均点も日本のお笑いのほうが海外のコメディより上であろう。
418 :
天之御名無主:2006/09/15(金) 16:14:20
漫画やアニメが認められたと騒いでますが、海外のオタクに認められただけでは。
419 :
天之御名無主:2006/10/15(日) 08:53:21
文化や個人の創作がいくら認められても
日本人自体は人気出ないのかな
ますます日本人は孤立している感がある
まあ日本人は日本でやってけばいいと思うけど
420 :
天之御名無主:2006/10/15(日) 12:42:38
30歳を目前に強制されて茶道裏千家を習い始めましたが、今はその様式美と
宇宙観、生きると言うことはどういうことかを知ることが出来たことにすごく
感謝しています。
日本人は狭い国土と少ない資源の中で、一人一人が自分に出来る事を精一杯
やろうとして生きてきたように思います。着物などは直線的なデザインでリ
メイクし易く大きく作れば誰でも着られるし、江戸の町は落ちた髪の毛さえ
も買い取りかつらに使うなどごみひとつない綺麗な街だったそうですね。
そうしなければたちまち資源を使い果たしてしまうという環境が還って、日
本人を磨き上げてきたように思います。今の豊かさとは何かに気付いたとき、
これからの日本の役割は、これまでの日本の歩んできた中に見つけることが
できる気がします。
>416
日本と言う形に国が統合され天皇を頂点とする明治体制以前には、
ヤマト王朝を代表する天皇家以外にも他の王統や文化集団
(クマソ、エミシ、琉球、アイヌ)はあった。
だから、天皇をのみ日本の文化や歴史とするのは反対。
天皇が存続して来たのは、日本国内の他の王朝や文化集団を征服、
廃絶、同化させた幕府や時の権力者と血縁関係を結ぶなどして、
時勢を見抜きすり寄る努力を欠かさなかっただからだろう。
422 :
天之御名無主:2006/10/15(日) 14:00:43
>>419 いやいや、日本人はすごく憧れられて、尊敬されてるよ。
少なくとも欧米では他のアジア人との扱いがまるで別。日本人の才能ある人たちが
結構欧米で活躍してるし、彼らは日本人特有のまっすぐで大らかで、かつ
ストイックさを持ってるし、アジアでは落ち着いた礼儀正しさが憧れられてる。
た だ し、
そういう人たちは皆今の日本に見切りをつけて外国へ出て行って、自分の活躍の
場を作り上げたんだけどね。だから日本に残っているのはカスばっかり。
>>418 一月前のレスに返すのも遅いような気がするけど、ポケモンとか遊戯王などの人気も凄いよ。
攻殻なんかは海外のが評価高いくらいだし、イニシャルDとあわせて事実某映画に引用されてるし・・・。
暗号化できないからそのまま買く
じかsんじくをしはいするものが
ここにいるだからもっとじぶんの
いちばんいきたくないすれにとべ
そこからじぶんをつくりなおすn
425 :
K@理想だと!?ザレゴトだ!!:2006/10/16(月) 08:23:27
>414
いや と言うよりは回りに併せてるだけだと思う
今の日本人は自己がない
そういってる自分も日本人でしょ?
海外文化と日本文化、外国人と日本人を比べたときに
「日本」「日本人」を安易に一般化しちゃうところ、
自意識過剰な劣等感・卑屈さってたまに見るけど、
こういうのってどうかと思うけどなあ。
そう、単純に「日本」「日本人」って一括りにして一般化してしまうのは良くないね。
歴史的に見ても民族的に見ても今の日本を構成する要素はリュウキュウ、クマソ、
ヤマト、エミシ、アイヌなど様々な文化が有り、同族意識がなく、時代によっては
敵対し、お互いを貶めたりもしてきた。
「日本」「日本人」って概念自体が幕藩体制(の時代は国の単位は今の都道府県だった)を
倒した明治政府が統合して作ったもので、海外文化と日本文化、外国人と日本人を
比べたときに逆に自意識過剰な優越感・尊大さってのもたまに見るけど、
こういうのもどうかと思うな。
428 :
天之御名無主:2007/05/24(木) 15:53:55
まるっと同意
「日本人は〜」「外国なら〜」「最近の若者は〜」
ひと括りにして理解したような気分になるのはあまりにも卑小。
考えていくことの可能性を自ら乏しいものにしているのに気付かない。
スレチ失礼。
>>425 あからさまに自己とわかる自己じゃないんだよな
さりげない自己
430 :
天之御名無主:2007/05/24(木) 20:53:30
>>427 ネイションステイト国民国家の概念自体が新しいからな
431 :
天之御名無主:2007/05/28(月) 15:55:24
>>425 なけりゃ他人に併せるなんて高度な選択行動取れるかよ
433 :
天之御名無主:2007/06/03(日) 03:37:43
日本の文化は世界一?
ねーよwwwwwwwwwwww
と、劣等民族のチョンがほざいております
435 :
天之御名無主:2007/06/03(日) 13:31:52
悪いが、他国と比べられるほどの知識を持たないので、世界一と言葉にするのは憚られる。
広島の北部の舞い神楽とかは、別の地域から持ってきたもんらしいし、日本の三大ペーロン?祭ってのも、相生のは、長崎から持ってきたって話。
楽しむのは好きだけど、自慢するのはどうかな?
436 :
天之御名無主:2007/06/18(月) 20:56:18
437 :
天之御名無主:2008/02/18(月) 05:37:22
急にすまないが、扇子は、日本発祥だよ!
438 :
天之御名無主:2008/02/23(土) 22:37:09
歴史は1流、文化は2流、政治は3流、国土は4流、将来は5流
440 :
天之御名無主:2008/02/28(木) 13:55:21
441 :
天之御名無主:2008/06/05(木) 19:00:45
>>403 へ ヘ
/ハ \_/ 八
/_______}
{_____愛●国_|
|ミ/ ー―◎-◎-)
(6 (_ _) )
ノ/| .∴ ノ 3 ノ アニメと漫画は日本が世界に誇る文化だ!
ノ/ _\_____ノ__
ノ// .) 嫌 ;;;; ) `ヽ
U |__|. 韓 .,m_;;; )_/ ヽ
| | 流 ( ) ) 〉
ヽ \ | |ヘ/ /彡
シコ \.. \っ| ∈_ノ 彡
/(_ ∋.ノ ノ 丶
シコ( (__人__) )
かつてこのスレにいた良心を持った人たちの顔に
泥を塗るような書き込みはやめろ極めつけの愚か者
443 :
天之御名無主:2008/06/10(火) 21:59:46
日本の文化なんて下品すぎて相手にされてないよwwwww
日本の文化なんて下品すぎて相手にされてないよwwwww
と言いつつ、日本文化窃取に夢中なのが朝鮮クォリティーwwwww
445 :
天之御名無主:2008/08/07(木) 19:27:28
> アニメと漫画は日本が世界に誇る文化
このお決まりのフレーズは漫画やアニメばかり見て、勉強しなかった落ちこぼれ(ウヨ多)が
自己正当化のために抜かしてるのが大半です。
こういうことを堂々と言えるのは作り手側だけであり、萌えアニメでオナッてるピザや、
電車の中でジャンプ読んでる中年のオッサンが言えるセリフじゃないです。
薄っぺらい自分を誤魔化さないでね(^^
ジョジョスレじゃないのか
447 :
天之御名無主:2008/12/29(月) 17:50:51
・明治22(1889)年に来日した英国の詩人エドウィン・アーノルドは、日本の聴衆を前に次のように語った。
「あなた方の文明は隔離されたアジア的生活の落ち着いた雰囲気の中で育ってきた文明なのです。
そしてその文明は、競い合う諸国家の衝突と騒動のただ中に住む我々に対して、命を蘇らせるような安らぎと満足を授けてくれる美しい特質を育んできたのです」
「寺院や妖精じみた庭園のすいれんの花咲く池の数々のほとりで、鎌倉や日光の美しい田園風景のただ中で、長く続く荘重な杉並木のもとで、
神秘で夢見るような神社の中で、茶屋の真っ白な畳の上で、生き生きとした縁日の中で、さらにまたあなたの国のまどろむ湖のほとりや堂々たる山々のもとで、
私はこれまでにないほど、わがヨーロッパの生活の騒々しさと粗野さとから救われた気がしているのです」
この詩人が「命を蘇らせるようなやすらぎと満足を授けてくれる美しい特質」と表現したものは日本社会の至るところに存在していた。
それは日本の自然であり、人家の佇まいであり、日本人の微笑みと挙措であり、それらを作り上げた日本人の心だった。
448 :
天之御名無主:2008/12/29(月) 19:16:46
沖縄県民から見た好感度は以下の通り。
沖縄>>>>>中国>>>>>韓国>>>>>日本。
解説すると、沖縄は自分の出身地で生まれ育ったところだからもちろん一番上に位置づけられる。
次に中国だが、中国は古来から沖縄と交易があり、文化交流が盛んに行われ、中国が沖縄に与えたプラスの影響は計り知れないものがあるという点で、沖縄の恩人ともいえる国だから尊崇の念を持って2番目に位置づけられる。
さて、韓国と日本の位置づけであるが、沖縄にとって、この両国がどのような役割を果たしてきたかを考えたとき、まず沖縄と韓国は、歴史的なつながりが非常に薄いということから中国の下に位置づけられる。
そして、沖縄と日本の関係であるが、これは今更説明するまでもないことで、沖縄がかつて琉球王国であったころ、日本から琉球処分という形で日本に併合されたという歴史的事実と、第二次世界大戦における沖縄地上戦によって、
日本軍から沖縄住民が虐殺されたことと、その日本軍から沖縄住民が集団自決を迫られたという歴史的事実を鑑みたとき、沖縄県民の自分にとって、日本は憎悪の対象以外の何物でもないということになる。
また1952年に発効された、いわゆるサンフランシスコ講和条約によって沖縄は1972年5月15日まで米国施政権下に置かれ、1879年の琉球処分以来、「沖縄は日本だ」と言い続けてきた日本政府に裏切られた格好となったのも、
自分たち沖縄県民にとっては日本という国が憎しみの対象にしかならないということも併記しなければならない。
したがって、多くの沖縄県民からすれば、日本の位置づけは当然のことながら中国や韓国の下にくる。
よって沖縄県民から見た好感度は上記のように、沖縄>>>中国>>>韓国>>>日本の順になるというわけである。
449 :
天之御名無主:2008/12/29(月) 19:41:08
>>493 はぁ?日本の歴史なんて二千年前まで歴史書にすらでてこない未開文明じゃん
四大文明やギリシア、ローマのこと勉強すりゃいかに歴史の浅い(先史時代の長い)文明かがわかる。歴史は3流だよ
450 :
天之御名無主:2008/12/29(月) 21:20:34
未来へのレスはほどほどに
451 :
天之御名無主:2008/12/29(月) 21:24:09
>>448 つか沖縄人の意見なんて必要ねーからひっこんでろよ
しゃしゃり出てくんじゃねーよ
452 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 09:46:55
ギリシャもローマも退廃したが。
のんびりやってた縄文人馬鹿にしてどうする。
結局亀が勝ったようだしな。
文明は3流だが、歴史は一流だ。まだつづいています。
沖縄県民の朝鮮分子は好きなこといってるな。
453 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 10:35:29
>>452 中国文明はまだ続いてんじゃん
日本文明など大中国文明の衛星文明だ
謙虚にならねばならない
454 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 13:52:29
>>448 私、沖縄出身だけど、日本人が一番が好きだよ。
455 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 13:59:50
中国文明?・・・まだこんなこといっているやつがいたんだな。
共産党政権は中国文明のようだな。
清は満州族の国、元はモンゴル民族の国、唐も漢民族ではない。
どのように解釈すれば中国文明が続いてるんだ。
中国大陸に人間が住んでれば文明なのか?
456 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 14:39:14
文化が世界一という概念がよくわからない
457 :
天之御名無主:2008/12/30(火) 15:10:04
>>455 だからこそ半島以上に基地外なんだよなw
裏で必死にDNA掻き集めてるみたいだが、そのうち確実に火吹く。
458 :
天之御名無主:2009/08/28(金) 21:05:18
最近は日本も文化を生み出している国とは思えないな
>>454 ぶっちゃけ、沖縄の多くの人は自分たちを日本人と思っているのかいないのか?
他意はない。
>>456 どこの国でも、多かれ少なかれ我が国の文化が世界一と思っていると思う。
あとは、多かれ少なかれ外の人がどう思うかだが。
文化の独立性の基準を知ってる人いる?
中国文化と日本文化は、本流と支流とみるか独立文化とみるか。
ズームインすると独立だが、ズームアウトすると支流にみえる。
>>448,
>>454見ると、
沖縄の人たちは、自分のことを日本人ではないね。
昔侵略して来て今も同じ意識か。
まわりの国みんなほっとてないから、
琉球国できないよ。
日本人より中国人でいたい?
461 :
天之御名無主:2009/09/10(木) 01:16:22
なんでそうなんの
沖縄は本土とは同じ「民族」ではないという人もいる。それは実感なんだから仕方ないだろう。
「日本か中国か」というのは冷戦時代の「西か東か」みたいなもんで、単なる政治の問題。
463 :
天之御名無主:2009/09/10(木) 01:46:16
中国領になったら、地獄絵図だろJK
460だが、半分誤爆スマソ。
でもやぱり448、454の2人とも自分たちを日本人と思ってないのね。やや寂し。
政治の話でなくて、448は国籍的には中国人になりたかたのかと思ったから。
「俺は日本人じゃない」と言われて寂しいと感じる人もいるんだな。
俺は全く寂しくないけどな。
そんなことで沖縄人との「心の距離」が縮まったり広がったりはしないな。
目の前の人間が変わったりするわけじゃないし。
>>454にケチつけたいわけじゃないのよ。ただ「寂しく感じない人もいる」ってだけ。
466 :
465:2009/09/10(木) 05:14:27
>465
同じ日本国に住んでる日本国籍の沖縄人が、「オレは日本人じゃない。」と
思って住んでるってことは、彼らの気持ちを想像した場合に、
明るい気持ちにはならないでしょ? それを「寂しい」と言ったのです。
ここで、一度基本に戻ってみたい。
文化のランキングをつけることは不可能との結論はでているので、
どの民族の文化が「人気世界一」だと思うか? とか、
「わたしは、どの民族のこんな文化が好き」とかを、
スレ合うほうが、ずっと楽しいと思うが。いかが?
そうすると単純に民族の人口でランキングが必然的に決まりそうだが
470 :
天之御名無主:2009/09/13(日) 13:18:46
>470の「とらねこ日記」みたいな独善的で相対観の無い
この手のものは無視して、
>460自分個人がどの民族の
どんな文化のこんなところが好きかを出し合えば楽しいと思ったのだが。
言葉が足りんかった。わりい。
地球上に、踊りが日本舞踊だけだったら、すごいつまらん。
ベリー・ダンスいい。ケルト・ダンスいい。マサイ・ダンスおもしろ。
地球上に、日本酒だけだったら、すごいつまらん。
スコッチいい。老酒いい。テキーラは素敵ーら。
トルコの白濁り酒は腰が抜けるで。
地球上に、日本酒だけだったら、すごいつまらん。
スコッチいい。老酒いい。テキーラは素敵ーら。
トルコの白濁り酒は腰が抜けるで。
地球上に、紋付き袴と着物だけだったら、すごいつまらん。
スーツかっこいい。ケルトスカートおもしろい。パジャマへん。
チマチョゴリ色っぽい。アオザイ脳がゆれる。サリー深く素敵。
476 :
天之御名無主:2009/10/02(金) 23:29:04
左翼はいつも、より良き未来世界といふものを模索してゐる。
いつもより良き未来社会へ向かつて我々は進歩してゆくと考へてゐるのです。
…ところがソビエトはご承知のやうな状態になつた。
これは完全な官僚社会のみならず、その常套語を使へば、帝国主義なのです。
そして、かつて日本人が未来社会と思つたのが帝国主義になつてしまつた。
もうスターリン批判以来、日本人のソビエトに対する夢も崩れた。
では、中共はどうか。中共はどうも日本人の西洋崇拝から言ふと少し外れる処があつたんだけど、
文化大革命といふことがあつたので、ますます日本人の理想から遠くなつてしまつた。
…そこで未来社会の展望を失つたところに彼らの焦燥と彼らの一種の絶望感があることは確かなのです。
それで、より良き彼らの本当の未来社会とは何であるか。
皆さんは、「自由からの逃走」といふエーリッヒ・フロムの本などをお読みになつたことがあるだらうと思ひますが、
…いはゆる、ヒューマニテリアン・ソシャリズムですが、完全な言論自由化の社会主義といふやうな、誰が考へても
実現不可能のやうな、より良き未来に向かつて進んで行かうと、それがまあ大体の左翼型のラディカルな革命の
行動の先にある未来国であると考へて良いと思ひます。
…何も私は共産主義に対抗して生きてゐるわけではありません。
…ですけれども彼らの考へにうつかり動かされ、蝕まれていつたならば、どういふ結果になるか目に見えてゐる。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
477 :
天之御名無主:2009/10/02(金) 23:30:23
私は未来といふものはないといふ考へなのです。未来などといふことを考へるからいけない。
…我々はアメーバが触手を伸ばすやうに、闇の中を手探りで少し先の未来までは予測ができる。
或ひは来年くらゐまでは予測できるかもしれない。
しかし、人間が予測されない闇の中を進んでゆくためには、その闇の彼方にあるものを信ずるか、或ひはその闇といふものに
対決して本当に自分の現在に生きるかといふことの二つの選択を迫られてゐるといふのが私の考へ方の基本であります。
“未来に夢を賭ける”といふことは弱者のすることである。
そして、自分をプロセスとしか感じられない人間のすることであります。
…このやうな思考の中からは人間の円熟といふことも出て来なければ、人間の成熟といふ思考も絶対に出て来ない。
実は、人間は未来に向かつて成熟してゆくものではないんです。
それが人間といふ生き物の矛盾に充ちた不思議なところです。
人間といふものは“日々に生き、日々に死ぬ”以外に成熟の方法を知らないんです。
そこで、何も未来を信じない時、人間の根拠は何かといふことを考へますと、次のやうになります。
未来を信じないといふことは今日に生きることですが、刹那主義の今日に生きるのではないのであつて、
今日の私、現在の私、今日の貴方、現在の貴方といふものには、背後に過去の無限の蓄積がある。
そして、長い文化と歴史と伝統が自分のところで止まつてゐるのであるから、自分が滅びる時は全て滅びる。
つまり、自分が支へてきた文化も伝統も歴史もみんな滅びるけれども、しかし老いてゆくのではないのです。
今、私が四十歳であつても、二十歳の人間も同じ様に考へてくれば、その人間が生きてゐる限り、
その人間のところで文化は完結してゐる。
その様にして終りと終りを繋げれば、そこに初めて未来が始まるのであります。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
478 :
天之御名無主:2009/10/02(金) 23:32:46
われわれは自分が遠い遠い祖先から受け継いできた文化の集積の最後の成果であり、
これこそ自分であるといふ気持で以つて、全身に自分の歴史と伝統が籠つてゐるといふ気持を持たなければ、
今日の仕事に完全な成熟といふものを信じられないのではなからうか。
或ひは、自分一個の現実性も信じられないのではなからうか。自分は過程ではないのだ。道具ではないのだ。
自分の背中に日本を背負ひ、日本の歴史と伝統と文化の全てを背負つてゐるのだといふ気持に一人一人がなることが、
それが即ち今日の行動の本になる。
…「俺一人を見ろ!」とこれがニーチェの「この人を見よ」といふ思想の一つの核心でもありませう。
けれども、私は中学時代に「この人を見よ」といふのは「誰を見よ」といふのかと思つて先輩に聞きましたところ、
「ニーチェを見よ」といふことだと教へて貰ひ、私は世の中にこんなに自惚れの強い人間がゐるのかと驚いたことがあるのです。
しかし、今になつて考へてみると、それは自惚れではないのであります。
自分の中にすべての集積があり、それを大切にし、その魂の成熟を自分の大事な仕事にしてゆく。
しかし、そのかはり何時でも身を投げ出す覚悟で、それを毀さうとするものに対して戦ふ。
…ここにこそ現在があり、歴史があり、伝統がある。彼らの貧相な、観念的な、非現実的な未来ではないものがある。
そこに自分の行動と日々のクリエーションの根拠を持つといふことが必要です。
これは又、人間の行動の強さの源泉にもなると思ふ。といふのは人間といふものは、それは果無い生命であります。
しかし、明日死ぬと思へば今日何かできる。そして、明日がないのだと思ふからこそ、今日何かができるといふのは、
人間の全力的表現であり、さうしなければ、私は人間として生きる価値がないのだと思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
479 :
天之御名無主:2009/10/02(金) 23:33:27
本日ただ今の、これは禅にも通じますが、現在の一瞬間に全力表現を尽すことのできる民族が、その国民精神が
結果的には、本当に立派な未来を築いてゆくのだと思ひます。
しかし、その未来は何も自分の一瞬には関係ないのである。
これは、日本国民全体がそれぞれの自分の文化と伝統と歴史の自信を持つて今日を築きゆくところに、
生命を賭けてゆくところにあるのです。
特攻隊の遺書にありますやうに、私が“後世を信ずる”といふのは“未来を信ずる”といふことではないと思ふのです。
ですから、“未来を信じない”といふことは、“後世を信じない”といふこととは違ふのであります。
私は未来は信じないけれども後世は信ずる。
特攻隊の立派な気持には万分の一にも及びませんが、私ばかりでなく、若い皆さんの一人一人がさういふ気持で後輩を、
又、自分の仕事ないし日々の行動の本を律してゆかれたならば、その力たるや恐るべきものがあると思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
三島由紀夫は ,日本人に期待したのか
見切り付けたのか
481 :
天之御名無主:2009/10/26(月) 12:44:49
三島は松蔭になろーとしたんじゃまいか
482 :
天之御名無主:2009/10/27(火) 12:31:01
東京空港で、米国務長官を襲つて未遂に終つた一青年のことが報道された。
日本のあらゆる新聞がこの青年について罵詈ざんばうを浴せ、袋叩きにし、足蹴にせんばかりの勢ひであつた。
…私はテロリズムやこの青年の表白に無条件に賛成するのではない。
ただあらゆる新聞が無名の一青年をこれほど口をそろへて罵倒し、判で捺したやうな全く同じヒステリカルな
反応を示したといふことに興味を持つたのである。
左派系の新聞も中立系の新聞も右派系の新聞も同時に全く同じヒステリー症状を呈した。
かういふヒステリー症状は、ふつう何かを大いそぎで隠すときの症候行為である。
この怒り、この罵倒の下に、かれらは何を隠さうとしたのであらうか。
日本は西欧的文明国と西欧から思はれたい一心でこの百年をすごしてきたが、この無理なポーズからは何度もボロが出た。
最大のボロは第二次世界対戦で出し切つたと考へられたが、戦後の日本は工業的先進国の列に入つて、もうボロを出す
心配はなく、外国人には外務官僚を通じて茶道や華道の平和愛好文化こそ日本文化であると宣伝してゐればよかつた。
昭和三十六年、私がパリにゐたとき、たまたま日本で浅沼稲次郎の暗殺事件が起つた。
浅沼氏は右翼の十七歳の少年山口二矢によつて短剣で刺殺され、少年は直後獄中で自殺した。
このとき丁度パリのムーラン・ルージュではRevue Japonais といふ日本人のレビューが上演されてをり、
その一景に、日本の短剣の乱闘場面があつた。
在仏日本大使館は誤解をおそれて、大あわてで、その景のカットをレビュー団に勧告したのである。
誤解をおそれる、とは、ある場合は、正解をおそれるといふことの隠蔽である。
私がいつも思ひ出すのは、今から九十年前、明治九年に起つた神風連の事件で、これは今にいたるも
ファナティックな非合理な事件としてインテリの間に評判がわるく、外国人に知られなくない一種の恥と考へられてゐる。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
483 :
天之御名無主:2009/10/27(火) 12:32:07
約百名の元サムラヒの頑固な保守派のショービニストが起した叛乱であるが、彼らはあらゆる西洋的なものを憎み、
明治の新政府を西欧化の見本として敵視した。
…あらゆる西欧化に反抗した末、新政府が廃刀令を施行して、武士の魂である刀をとりあげるに及び、
すでにその地方に配置された西欧化された近代的日本軍隊の兵営を、百名が日本刀と槍のみで襲ひ、
結果は西洋製の小銃で撃ち倒され、敗残の同志は悉く切腹して果てたのである。
トインビーの「西欧とアジア」に、十九世紀のアジアにとつては、西欧化に屈服してこれを受け入れることによつて
西欧に対抗するか、これに反抗して亡びるか、二つの道しかなかつたと記されてゐる。
正にその通りで、一つの例外もない。
日本は西欧化近代化を自ら受け入れることによつて、近代的統一国家を作つたが、その際起つた
もつとも目ざましい純粋な反抗はこの神風連の乱のみであつた。
他の叛乱は、もつと政治的色彩が濃厚であり、このやうに純思想的文化的叛乱ではない。
日本の近代化が大いに讃えられ、狡猾なほどに日本の自己革新の能力が、他の怠惰なアジア民族に比して
賞讃されるかげに、いかなる犠牲が払はれたかについて、西欧人はおそらく知ることが少ない。
それについて探究することよりも、西欧人はアジア人の魂の奥底に、何か暗い不吉なものを直感して、
黄禍論を固執するはうを選ぶだらう。
しかし一民族の文化のもつとも精妙なものは、おそらくもつともおぞましいものと固く結びついてゐるのである。
エリザベス朝時代の幾多の悲劇がさうであるやうに。
……日本はその足早な、無理な近代化の歩みと共に、いつも月のやうに、その片面だけを西欧に対して
示さうと努力して来たのであつた。
そして日本の近代ほど、光りと影を等分に包含した文化の全体性をいつも犠牲に供してきた時代はなかつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
484 :
天之御名無主:2009/10/27(火) 12:34:17
私の四十年の歴史の中でも、前半の二十年は、軍国主義の下で、不自然なピューリタニズムが文化を統制し、
戦後の二十年は、平和主義の下で、あらゆる武士的なもの、激し易い日本のスペイン風な魂が抑圧されて来たのである。
そこではいつも支配者側の偽善が大衆一般にしみ込み、抑圧されたものは何ら突破口を見出さなかつた。
そして、失はれた文化の全体性が、均衛をとりもどさうとするときには、必ず非合理な、
ほとんど狂的な事件が起るのであつた。
これを人々は、火山のマグマが、割れ目から噴火するやうに、日本のナショナリズムの底流が、
関歇的に奔出するのだと見てゐる。
ところが、東京空港の一青年のやうに見易い過激行動は、この言葉で片附けられるとしても、あらゆる
国際主義的仮面の下に、ナショナリズムが左右両翼から利用され、引張り凧になつてゐることは、気づかれない。
反ヴィエトナム戦争の運動は、左翼側がこのナショナリズムに最大限に訴へ、そして成功した事例であつた。
ナショナリズムがかくも盛大に政治的に利用されてゐる結果、人々は、それが根本的には
文化の問題であることに気づかない。
九十年前、近代的武器を装備した近代的兵営へ、日本刀だけで斬り込んだ百人のサムラヒたちは、
そのやうな無謀な行動と、当然の敗北とが、或る固有の精神の存在証明として必要だ、といふことを知つてゐたのである。
これはきはめて難解な思想であるが、文化の全体性が犯されるといふ日本の近代化の中にひそむ危険の、
最初の過激な予言になつた。
われわれが現在感じてゐる日本文化の危機的状況は、当時の日本人の漠とした予感の中にあつたものの、
みごとな開花であり結実なのであつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
486 :
天之御名無主:2009/10/29(木) 21:58:37
現代日本の街並は醜すぎる
欧米化されてるからな
488 :
天之御名無主:2009/10/31(土) 13:45:32
日本文化は一番でないのは確実。
だからこそそれを求めて過去には中国文化を、現在では欧米列強の西洋白人文化を模倣・受容してきた。
何でも取り込むけど、改変を加えて絶対に同化はしないのが日本の文化
490 :
天之御名無主:2009/11/15(日) 13:01:21
しー、みんな目をそらしているんだよ
491 :
天之御名無主:2009/11/17(火) 01:44:39
【政治】民主党の支持母体、「日教組」って何?
日教組(にっきょうそ)とは、各地域の民主党系の教職員組合の総称です。
つまり、先生たちの労働組合です。
もともとは教育の成長と発展を建前にした組織ですが、テレビ以外の場では、日本の教育問題の癌細胞として頻繁に議論に挙げられます。
教育は国家の維持繁栄に最も不可欠な要素のひとつであります。
日教組はこの日本の教育を潰すために、もはや中国共産党により操られている組織なのです。
したがって、日教組は日本の国益になることは全て反対します。
具体的に分かりやすく言えば、「日本人が馬鹿でいるように」
「中国朝鮮に対して疚しい気持ちを植え付けるように」機能しているのです。
例えば、「ゆとり教育」は、日本人を無能にするという中国の政治的意図を受け、
日教組をはじめとする、いわゆる売国奴・工作員が推進させたものです。
近年復活した「学力テスト」に日教組が反対するのは、
学力テストが日本の学力を向上させる効果を持つためです。
今度、機会がありましたら、日教組の主張を聞いてみてください。
その主張は面白いほどに日本国益に逆行しています。
ちなみに、日教組は民主党の最大支持母体であり、
自治労(社会保険庁の労働組合:年金騒動の癌細胞)などの連合系や、
民団(在日韓国人の組織)等とともに民主党をバックアップしています。
もちろん民主党の最後の黒幕には中国共産党がおり、
日本のマスコミは中国共産党の思惑(利権)に陥っているため、
日本国益を害するための報道が日々あるわけです。
492 :
天之御名無主:2009/12/01(火) 17:43:27
昭和42(1967)年、イギリスの歴史家、A・J・トインビー
博士が伊勢神宮を参拝されました。清らかな五十鈴川の流れに手をひたし、
本殿前で敬虔に拝礼された後に、博士は神楽殿の休憩室で、毛筆で次のように記帳されています。
Here, in this holy place,
I feel the underlying unity of all religions.
(この聖地において、私はあらゆる宗教の根底をなす統一的なるものを感ずる。)
地球上には無数の宗教がありますが、その根底には、神に対する畏敬と感謝が共有されているのでしょう。
そびえ立つ杉の大木に囲まれた伊勢の神殿は、その畏敬と感謝とを最も純粋な形で表現していると、
博士は感得されたのではないでしょうか。
この「根底的な統一性」とは、ふたたび、糸に結ばれた「まがたま」を連想させます。
493 :
天之御名無主:2009/12/01(火) 17:45:47
「私がどうしても滅びて欲しくないひとつの民族がある。それは日本人だ。
あれほど古い文明をそのまま今に伝えている民族は他にない。
日本の近代における発展、それは大変目覚しいけれども、私にとっては不思議ではない。
日本は太古から文明を積み重ねてきたからこそ、明治になって急に欧米の文化を輸入しても発展したのだ。
どの民族もこれだけの急な発展をするだけの資格はない。しかし日本にはその資格がある。
古くから文明を積上げてきたからこそ資格があるのだ」
クローデルはこう述べた後、ぽつんと付け加えた。
「彼らは貧しい。しかし高貴である」(仏の詩人クローデル1943年秋)
クローデルは大正末から昭和の始めにかけて駐日フランス大使を務めていた。
その時の経験から彼は日本人を高貴な民族であると思ったのである。
日本人が高貴な民族であると評したのは何もクローデル一人ではない。
幕末から明治にかけて日本を訪れた欧米人は挙ってそのような感想を抱いている。
明治までの日本人は諸外国に
畏怖の念をもって一目置かれてた・・・・・・
どこで道を間違えた我が日本よ
495 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:23:09
言ひ古されたことだが、一歩日本の外に出ると、多かれ少かれ、日本人は愛国者になる。
先ごろハンブルクの港見物をしてゐたら、灰色にかすむ港口から、巨大な黒い貨物船が、船尾に日の丸の旗を
ひるがへして、威風堂々と入つて来るのを見た。私は感激措くあたはず、夢中でハンカチをふりまはしたが、
日本船からは別に応答もなく、まはりのドイツ人からうろんな目でながめられるにとどまつた。
これは実に単純な感情で、とやかう分析できるものではない。もちろん貨物船が巨大であつたことも大いに私を
満足させたのであつて、それがちつぽけな貧相な船であつたとしたら、私のハンカチのふり方も、多少内輪に
なつたことであらう。また、北ヨーロッパの陰鬱な空の下では、日の丸の鮮かさは無類であつて、日本人の
素朴な明るい心情が、そこから光りを放つてゐるやうだつた。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
496 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:27:33
それでは私もその「素朴な明るい」日本人の一人かといふと、はなはだ疑はしい。私はひねくれ者のヘソ曲りであるし、
私の心情は時折明るさから程遠い。それは私が好んでひねくれてゐるのであり、好んで心情を暗くしてゐるのである。
これにもいろいろ複雑な事情があるが、小説家が外部世界の鏡にならうとすれば、そんなにいつも「素朴で
明るい」人間であるわけには行かない。しかし異国の港にひるがへる日の丸の旗を見ると、
「ああ、おれもいざとなればあそこへ帰れるのだな」といふ安心感を持つことができる。いくらインテリぶつたつて、
いくら芸術家ぶつたつて、いくら世界苦(ヴエルトシユメルツ)にさいなまれてゐるふりをしたつて、結局、
いつかは、あの明るさ、単純さ、素朴さと清明へ帰ることができるんだな、と考へる。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
497 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:30:09
いざとなればそこへ帰れるといふ安心感は、私の思想から徹底性を失はせてゐるかもしれない。しかしそんなことは
どうでもよいことだ。私は巣を持たない鳥であるよりも、巣を持つた鳥であるはうがよい。
第一、どうあがいたところで、小説家として私の使つてゐる言葉は、日本語といふ歴然たる「巣鳥の言葉」である。
「いざとなればそこへ帰れる」といふことは、同時に、帰らない自由をも意味する。ここが大切なところだ。
帰る時期は各人の自由なのであつて、「いざとなれば帰れる」といふ安心感があればこそ、一生帰らない
日本人がゐるのもふしぎはない。
私はこの安心感を大切にするのと同じぐらゐに、帰る時期と、帰る意思の自由とを大切にする。人に言はれて
帰るのはイヤだし、まして人のマネをして帰つたり、人に気兼ねして帰るのもイヤだ。すべての「日本へ帰れ」
といふ叫びは、余計なお節介といふべきであり、私はあらゆる文化政策的な見地を嫌悪する。
日本人が「ドイツへ帰れ」と言はれたつて、はじめから無理なのであつて、どうせ帰るところは日本しかないのである。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
498 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:31:39
私は十一世紀に源氏物語のやうな小説が書かれたことを、日本人として誇りに思ふ。中世の能楽を誇りに思ふ。
それから武士道のもつとも純粋な部分を誇りに思ふ。日露戦争当時の日本軍人の高潔な心情と、今次大戦の
特攻隊を誇りに思ふ。すべての日本人の繊細優美な感受性と、勇敢な気性との、たぐひ稀な結合を誇りに思ふ。
この相反する二つのものが、かくもみごとに一つの人格に統合された民族は稀である。……しかし、右のやうな選択は、
あくまで私個人の選択であつて、日本人の誇りの内容が命令され、統一され、押しつけられることを私は好まない。
実のところ、一国の文化の特質といふものは、最善の部分にも最悪の部分にも、同じ割合であらはれるものであつて、
犯罪その他の暗黒面においてすら、この繊細な感受性と勇敢な気性との結合が、往々にして見られるのだ。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
499 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 10:33:26
われわれの誇りとするところのものの構成要素は、しばしば、われわれの恥とするところのものの構成要素と
同じなのである。きはめて自意識の強い国民である日本人が、恥と誇りとの間をヒステリックに往復するのは、
理由のないことではない。だからまた、私は、日本人の感情に溺れやすい気質、熱狂的な気質を誇りに思ふ。
決して自己に満足しないたえざる焦燥と、その焦燥に負けない楽天性とを誇りに思ふ。
日本人がノイローゼにかかりにくいことを誇りに思ふ。どこかになほ、ノーブル・サベッジ(高貴なる野蛮人)の
面影を残してゐることを誇りに思ふ。そして、たえず劣等感に責められるほどに鋭敏なその自意識を誇りに思ふ。
そしてこれらことごとくを日本人の恥と思ふ日本人がゐても、そんなことは一向に構はないのである。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
500 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:19:40
何を守るかといふことを突き詰めると、どうしても文化論にふれなければならなくなるのだが、ただ文化を守れといふ
ことでは非常にわかりにくい。文化云々といふと、おまへは文化に携つてゐるから文化文化といふ、それがおまへ自身の
金儲けにつながつてゐるからだらう――といはれるかもしれない。あるひは文化なんか守る必要はない、パチンコやつて
女を抱いてゐればいいんだといふ考へ方の人もゐるだらう。文化といつても、特殊な才能をもつた人間が特殊な文化を
作り出してゐるんだから、われわれには関係がない。必要があれば金で買へばいい、守る必要なんかない――と
考へる者もゐるだらう。しかし文化とはさういふものではない。昔流に表現すれば、一人一人の心の中にある日本精神を
守るといふことだ。太古以来純粋を保つてきた一つの文化伝統、一言語伝統を守つてきた精神を守るといふことだ。
しかし、その純粋な日本精神は、目には見えないものであり、形として示すことができないので、これを守れといつても
非常に難しい。またいはゆる日本精神といふものを日本主義と解釈して危険視する者が多いが、それはあまりにも
純粋化して考へ、精神化し過ぎてゐる。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
501 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:21:39
…だから私は、文化といふものを、そのやうには考へない。文化といふものは、目に見える、形になつた結果から
判断していいのではないかと思ふ。従つて日本精神といふものを知るためには目に見えない、形のない古くさいものと
考へずに、形あるもの、目にふれるもので、日本の精神の現れであると思へるものを並べてみろ、そしてそれを
端から端まで目を通してみろ、さうすれば自ら明らかとなる。そしてそれをどうしたら守れるか、どうやつて
守ればいいかを考へろ、といふのである。
歌舞伎、文楽なら守つてもいいが、サイケデリックや「おれは死んぢまつただ」などといふ退廃的な文化は
弾圧しなければならない――といふのは政治家の考へることだ。私はさうは考へない。古いもの必ずしも
良いものではなく、新しいもの必ずしも悪いものではない。
江戸末期の歌舞伎狂言などには、現代よりももつと退廃的なものがたくさんある。それらを引つくるめたものが
日本の文化であり、日本人の特性がよく表はれてゐるのである。
日本精神といふものの基準はここにある。しかしこれからはづれたものは違ふんだといふ基準はない。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
502 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:22:41
良いも悪いも、あるひは古からうが新しからうが、そこに現はれてゐるものが日本精神なのである。従つて
どんなに文化と関係ないと思つてゐる人でも、文化と関係ない人間はゐない。
歌謡曲であれ浪花節であれ、それらが退廃的であつても、そこには日本人の魂が入つてゐるのである。
私は文化といふものをそのやうに考へるので、文化は形をとればいいと思ふ。形といふことは行動であることもある。
特攻隊の行動をみてわれわれは立派だなと思ふ。現代青年は「カッコいい」と表現するが、アメリカ人には
「バカ・ボム」といはれるだらう。
日本人のいろいろな行動を、日本人が考へることと、西洋人の評価とはかなり違つてゐる。
彼らからみればいかにばか気たことであらうとも、日本人が立派だと思ひ、美しいと思ふことがたくさんある。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
503 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:23:34
西洋人からみてばからしいものは一切やめよう、西洋人からみて蒙昧なもの、グロテスクなもの、美しくないもの、
不道徳なものは全部やめようぢやないか――といふのが文明開化主義である。
西洋人からみて浪花節は下品であり、特攻隊はばからしいもの、切腹は野蛮である、神道は無知単純だ、と、
さういふものを全部否定していつたら、日本には何が残るか――何も残るものはない。
日本文化といふものは西洋人の目からみて進んでゐるとかおくれてゐるとか判断できるものではないのである。
従つてわれわれは明治維新以来、日本文化に進歩も何もなかつたことを知らなければならない。
西洋の後に追ひつくことが文化だと思つてきた誤りが、もうわかつてもいい頃だと思ふ。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
504 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:26:39
再び防衛問題に戻るが、この文化論から出発して“何を守るか”といふことを考へなければならない。
私はどうしても第一に、天皇陛下のことを考へる。天皇陛下のことをいふとすぐ右翼だとか何だとかいふ人が
多いが、憲法第一条に揚げてありながら、なぜ天皇陛下のことを云々してはいけないのかと反論したい。
天皇陛下を政治権力とくつ付けたところに弊害があつたのであるが、それも形として政治権力として
くつ付けたことは過去の歴史の中で何度かあつた。
しかし、天皇陛下が独裁者であつたことは一度もないのである。
それをどうして、われわれは陛下を守つてはいけないのか、陛下に忠誠を誓つてはいけないのか、私には
その点がどうしても理解できない。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
505 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:27:15
ところが陛下に忠誠を尽くすことが、民主主義を裏切り、われわれ国民が主権をもつてゐる国家を裏切るのだといふ
左翼的な考への人が多い。
しかし天皇は日本の象徴であり、われわれ日本人の歴史、太古から連続してきてゐる文化の象徴である。
さういふものに忠誠を尽くすことと同意のものであると私は考へてゐる。
なぜなら、日本文化の歴史性、統一性、全体性の象徴であり、体現者であられるのが天皇なのである。
日本文化を守ることは、天皇を守ることに帰着するのであるが、この文化の全体性をのこりなく救出し、
政治的偏見にまどはされずに、「菊と刀」の文化をすべて統一体として守るには、言論の自由を保障する政体が
必要で、共産主義政体が言論の自由を最終的に保障しないのは自明のことである。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
506 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:27:40
(中略)
間接侵略においては日本人一人一人の魂がしつかりしてゐたら、日本刀で立ち向つても負けることはないと思ふ。
もちろん小銃、機関銃、無反動砲など、普通科の近代兵器は自衛隊に整備させてゐても、私はやはり
市民武装といふ形で日本人が日本刀を一本づつ持つことが必要だと思ふ。
勿論、ほんたうに日本を守らうと思つてゐない者には持たせられないことはいふまでもないが……。
私は現在日本刀が美術品として、趣味的に扱はれてゐることに対して、甚だ残念に思つてゐる。
日本刀を美術品とか文化財として珍重するのはをかしなことで、これは人斬り包丁だ――と私は刀屋に
冗談話をするのだが、日本刀のやうに魂であると同時に殺人道具であるといふのは、世界でも稀れなものであらう。
日本刀を持ち出したのは一種の比喩であるが、私は自衛隊の武器は通常兵器でいいが、その筒先をどこに
向けるべきか、といふことこそ問題だと思ふ。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
507 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:28:04
…これに関して、一説によるとある創価学会の自衛隊員は、「私はいざといふときには上官の命令で弾は撃たない、
池田さんのおつしやつた方に向けて撃つ」といつたといふ。こんな軍隊は珍らしい軍隊で、このやうに、
いざといふときにどつちへ弾が行くのかわからないといふのでは全く困る。
再び魂の問題に戻るが、自衛隊に対しては決して偽善やきれい事であつてはならない。
自衛隊は、平和主義の軍隊であり、平和を守るための軍隊であることに違ひはないが、もつと現実に目覚めて、
一人一人高度の思想教育を行なはなければならない。
さうでなければ毛沢東の行なつてゐるあの思想教育に勝てないと思ふ。さうでなければ、日本の隣にある、
このぎりぎりの思想教育を受けた軍隊に勝つことの不可能なことを、私は痛感するのである。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
508 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:31:09
ドナルド・キーンといふアメリカ人がおもしろいことをいつてゐる。幕末に来日した外国人旅行記を読むと
「維新前の日本人はアジアでは珍しく正直で勤勉で、清潔好きで非常にいい国民である。ただ一つだけ欠点がある。
それは臆病だ」と書いてゐる。ところがそれから五、六千年後は、臆病な国民どころか大変な国民であることを
世界中に知られたわけだが、それがまたいまでは、再び臆病な日本人に完全に戻つてしまつてゐる――といふのである。
しかし鯖田豊之氏にいはせると、日本人は死を恐れる国民だといつてゐる。これはおもしろい考へ方だと思ふ。
確かにアメリカはベトナム戦争であれだけの死者を出してゐる。日本人だつたら大変な騒ぎだと思ふが、
羽田空港などで戦地に赴くアメリカ兵士の別れの場面を見てゐても、けろりとしてゐるが、日本人だつたらとても
そんな具合に淡々として戦場に行けるものではない。まづ千人針がつくられる。日の丸のたすきを掛け、涙と
歌がついて、悲壮感に溢れてくる。そのほかいろいろなものが入つてくる。それらが死のジャンプ台にならなければ、
どうにも死ねない国民なのだ。
三島由紀夫「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
509 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 11:32:36
私はインドへ行つて死の問題を考へさせられたのだが、ベナレスといふ所はヒンズー教の聖地だが、そこでは
人間が植物のやうに死んでいく。死骸がそこらにごろごろあつて、そばでそれを焼いてゐるのに平気でゐる。
これは死ねば生まれ変ると信じてゐるためで、未亡人など、自分も死んだら死んだ亭主に会へるといつて、
病気になるとお経を読んで死を待つてゐる。
このインド人のやうな植物的な死に方は、日本人にはとても真似できないだらう。
日本においては死は穢れだとされてゐることもあるが、日本人といふものは非常に死の価値を高く評価してゐる。
だから、たやすく死んでたまるかといふことで、従つて切腹で責任を果たすといふことにもなるわけだ。
私たちは、さういふ死生観にもとづいて、文化概念としての栄誉大権的な天皇の復活をはからなければ
ならないと思ふ。繰返へすやうだが、それが日本人の守るべき絶対的主体であるからだ。
三島由紀夫
「栄誉の絆でつなげ菊と刀」より
510 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 13:00:31
近代日本が西洋文明をとりいれた以上、アリの穴から堤防はくづれたのである。しかも、文明の継ぎ木が
奇妙な醜悪な和洋折衷をはやらせ、一例が応接間といふものを作り、西洋では引つ越しや旅行の留守にしか
使はない白麻のカバーをソファーにかける。私はさういふことがきらひだから、いすが西洋伝来のものである以上、
西洋の様式どほり、高価な西洋こつとうのいすにも、家ではカバーをかけない。
昔の日本には様式といふものがあり、西洋にも様式といふものがあつた。それは一つの文化が全生活を、
すみずみまでおほひつくす態様であり、そこでは、窓の形、食器の形、生活のどんな細かいものにも名前がついてゐた。
日本でも西洋でも窓の名称一つ一つが、その時代の文化の様式の色に染まつてゐた。さういふぐあひになつて、
はじめて文化の名に値するのであり、文化とは生活のすみずみまで潔癖に様式でおほひつくす力であるから、
すきや造りの一間にテレビがあつたりすることは許されないのである。
三島由紀夫
「日本への信条」より
511 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 13:00:55
私はただ、畳にすわるよりいすにかけるはうが足が楽だからいすにかけ、さうすれば、テーブルも、じゆうたんも、
窓も、天井も、何から何まで西洋式でなければ、様式の統一感に欠けるから、今のやうな生活様式を選んだのである。
それといふのも、もし、私が純日本式生活様式を選ばうとしても、十八世紀に生きてゐれば楽にできたであらうが、
二十世紀の今では、様式の不統一のぶざまさに結局は悩まされることになるからである。
私にとつては、そのやうな、折衷主義の様式的混乱をつづける日本が日本だとはどうしても思へない。
また、一例が、能やカブキのやうなあれほどみごとな様式的美学を完成した日本人が、たんぜんでいすにかけて
テレビを見て平気でゐる日本人と、同じ人種だとはどうしても思へない。
こんなことをいふと、永井荷風流の現実逃避だと思はれようが、私の心の中では、過去のみならず、未来においても、
敏感で、潔癖で、生活の細目にいたるまで様式的統一を重んじ、ことばを精錬し、しかも新しさをしりぞけない
日本および日本人のイメージがあるのである。
三島由紀夫
「日本への信条」より
512 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 13:01:18
そのためには、中途はんぱな、折衷的日本主義なんかは真つ平で、生つ粋の西洋か、生つ粋の日本を選ぶほかはないが、
生活上において、いくら生つ粋の西洋を選んでも安心な点は、肉体までは裏切れず、私はまぎれもない
日本人の顔をしてをり、まぎれもない日本語を使つてゐるのだ。つまり、私の西洋式生活は見かけであつて、
文士としての私の本質的な生活は、書斎で毎夜扱つてゐる「日本語」といふこの「生つ粋の日本」にあり、
これに比べたら、あとはみんな屁のやうなものなのである。
今さら、日本を愛するの、日本人を愛するの、といふのはキザにきこえ、愛するまでもなくことばを通じて、
われわれは日本につかまれてゐる。だから私は、日本語を大切にする。これを失つたら、日本人は魂を失ふことに
なるのである。戦後、日本語をフランス語に変へよう、などと言つた文学者があつたとは、驚くにたへたことである。
三島由紀夫
「日本への信条」より
513 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 13:01:36
低開発国の貧しい国の愛国心は、自国をむりやり世界の大国と信じ込みたがるところに生れるが、かういふ
劣等感から生れた不自然な自己過信は、個人でもよく見られる例だ。私は日本および日本人は、すでにそれを
卒業してゐると考へてゐる。ただ無言の自信をもつて、偉ぶりもしないで、ドスンと構へてゐればいいのである。
さうすれば、向うからあいさつにやつてくる。貫禄といふものは、からゐばりでつくるものではない。
そして、この文化的混乱の果てに、いつか日本は、独特の繊細鋭敏な美的感覚を働かせて、様式的統一ある文化を
造り出し、すべて美の視点から、道徳、教育、芸術、武技、競技、作法、その他をみがき上げるにちがひない。
できぬことはない。かつて日本人は一度さういふものを持つてゐたのである。
三島由紀夫
「日本への信条」より
514 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:27:14
三島:日本人はアジアでも特殊な民族で、外来文明に対する抵抗力はいちばん強いと思う。肺結核の黴菌に
対しても、清浄な空気の田舎から出てきた人は非常にかかりやすく、都会でもまれて免疫になっている人は
かかりにくいのと同じで、日本は外来文化の吹きだまりと言われているぐらいなので、抵抗力はアジアでいちばん強い。
インド人は依然としてサリーを着ている。インド人は外来文化に対して立派に抵抗している。日本人の男は
似合いもしないセビロを着、女はドレスを着ている。
皮相な観測をする外国人は、日本人は無節操で外来文化に対する抵抗力がないというが、そんなことはない。
似合わないセビロを着ていられるから抵抗力があるのだ。そういう恰好ができないということは、逆にいえば
抵抗力がないということだ。ガンジーが糸車で抵抗したのはそれを知っていたからだ。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
515 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:27:36
三島:トインビーが言っているように、東南アジアから近東地方にかけての西洋文明の侵略に抵抗しえたのは
ガンジーの糸車である。もし、たとえ小さな機械でも、あれを機械に変えていれば、堤に穴があいたように、
そこからどっと西洋文明が入って来る。そして社会が改革され、経済が改革され、西洋人が教えたとおりにやっていく。
現に東南アジア諸国は西洋をまねて革命を起こそうとしているが、日本はその点、いつもぐずらぐずらしている。
明治維新だってしようがないからやったんだ。のらりくらりで、相手を受け入れても抵抗力を失わない。
これは自信を持っていいと思う。冷蔵庫やテレビをおいても、もう一つの世界を持っていける力がある。
人生をフィクションにする力は、日本人の大きな力だ。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
516 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:28:04
三島:アメリカ人をご覧なさい。アメリカ人は六つの頃からセビロを着て、死ぬまでセビロを着なければならない。
ほかに着るものがない。人生をフィクションにする部分は一つもない。教会に行ってもプロテスタントの教会だから、
カソリックと違って飾り物やお祭があるわけでもない。
その一生は、人生のフィクションを味わうものがなにもないから、じつにさびしいものだろう。そうだから、
日本の文化に見られる人間精神の、純粋な結晶に、憧れを感じる。日本人はそれをケロっとして持っている。
自信を持っていい。
千:私もそれを考えて、ある席で言ったことがある。日本人は模倣性が強いというが、そんなことは考えなくともよい。
無意識のうちに外にいるときは洋服、畳の上にいるときは着物を着る。衣食住に関しては、外国人ができないことを
平然としてやれる。ですから、こういう機械文明の時代になっても、茶室で静かに自分の境地をさがし出すこともできる。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
517 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:28:26
編集者:(中略)お茶事は演出するもの、フィクションである。しかも、それは歌舞伎の「先代萩」とか
「菅原伝授」とか、たとえ俳優がかわっても繰り返してなんべんでもやれるというものではない。
だから一期一会……。
千:一期一会はお茶から出ているんだが、べつにお茶だけに限らなくともいいでしょう。人間はおたがいに
生活に追われているから、一日の一瞬間でも、ほんとうに心からとけあってお茶事を構成していこう、そういう
解釈でいいんじゃないですか。今日会えば二度と会えなくても満足だという真剣勝負のような気持、そういう
気魄は当然あるべきだと思う。ただ、それを押しつけては、おたがいに窮屈になってしまうけれど。
三島:最高の快楽というのはそういうもんじゃないか。
現在の一瞬間を最高に楽しむ。非常にストイックな快楽ということになりますね。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
518 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:28:51
千:瞬間瞬間をいかに満足するか。お茶を出す亭主はどういうようにすればお客さんに喜んでもらえるか、また
客のほうは、どうすれば雰囲気のなかに溶け込んで、自分というものが亭主に快く受け入れられるかという
瞬間的なふれあい、それは今言われたように、最高の快楽、和・敬・清・寂というものだろうと思う。
三島:たいへん教養のあるアメリカの婦人が、日本にきて、北鎌倉のあるお寺に行ってそこの高僧に会った。
春で庭に梅の花が咲いていた。その人は日本語ができないので、おそるおそる座敷に入って、端近に座った。
やがて和尚さんが現われてニッコリした。彼女もなにもわからないがニッコリした。その瞬間、彼女はここで
死んでもいいと思ったそうです。これまで五十何年間生きてきたけれども、自分が死んでもいいと思った瞬間は
あのときがはじめてだといっていたが、ここに道を求むる人ありという感じでした。(笑)
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
519 :
天之御名無主:2010/03/05(金) 23:32:58
三島:(中略)これは古い言葉ですが、伝統芸術というのはおしなべて「捨身飼虎」の精神がほしいと思う。
身を捨てるということは、現代ではセビロを着ること、テレビを見ること、洗濯機を使うこと、地下鉄を乗ること、
これが現代の捨身。お茶はほんとうにおそろしいものですよという位置まで高めるのが飼虎。そうしなければ
いけないと思う。いま歌舞伎や能の人のやっていることは、虎が檻から勝手に出てしまって、自分では虎を飼って
いない人が多い。そこで身を捨てないで、着物、羽織、袴をはいても、虎がいないのでは人の心をつかめない。
お客さんは檻のなかに虎がいないことを知っている。(中略)
編集者:…お茶は虎だというのは非常に大切だと思います。盲蛇におじずで、虎を猫だと思っている人が多いから、
猫じゃなくて虎だということを知らせるのは伝統を守るために必要なことでしょう。外人を茶室に入れたら、
キチッと坐らせて、猫じゃなく虎だと思わせることは非常に必要なことですね。
三島:ますますこれから必要でしょう。総理大臣までチョロチョロしている世の中で、日本の凜然たるものを
持っているのは伝統芸術だけだということになるかもしれませんね。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
520 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 12:58:51
最近東京空港で、米国務長官を襲つて未遂に終つた一青年のことが報道された。
日本のあらゆる新聞がこの青年について罵詈ざんばうを浴せ、袋叩きにし、足蹴にせんばかりの勢ひであつた。
(中略)
私はテロリズムやこの青年の表白に無条件に賛成するのではない。ただあらゆる新聞が無名の一青年をこれほど
口をそろへて罵倒し、判で捺したやうな全く同じヒステリカルな反応を示したといふことに興味を持つたのである。
左派系の新聞も中立系の新聞も右派系の新聞も同時に全く同じヒステリー症状を呈した。
かういふヒステリー症状は、ふつう何かを大いそぎで隠すときの症候行為である。この怒り、この罵倒の下に、
かれらは何を隠さうとしたのであらうか。
日本は西欧的文明国と西欧から思はれたい一心でこの百年をすごしてきたが、この無理なポーズからは何度も
ボロが出た。最大のボロは第二次世界対戦で出し切つたと考へられたが、戦後の日本は工業的先進国の列に入つて、
もうボロを出す心配はなく、外国人には外務官僚を通じて茶道や華道の平和愛好文化こそ日本文化であると
宣伝してゐればよかつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵につい
521 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 12:59:09
昭和三十六年、私がパリにゐたとき、たまたま日本で浅沼稲次郎の暗殺事件が起つた。
浅沼氏は右翼の十七歳の少年山口二矢によつて短剣で刺殺され、少年は直後獄中で自殺した。
このとき丁度パリのムーラン・ルージュではRevue Japonais といふ日本人のレビューが上演されてをり、
その一景に、日本の短剣の乱闘場面があつた。
在仏日本大使館は誤解をおそれて、大あわてで、その景のカットをレビュー団に勧告したのである。
誤解をおそれる、とは、ある場合は、正解をおそれるといふことの隠蔽である。
私がいつも思ひ出すのは、今から九十年前、明治九年に起つた神風連の事件で、これは今にいたるもファナティックな
非合理な事件としてインテリの間に評判がわるく、外国人に知られなくない一種の恥と考へられてゐる。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
522 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 12:59:49
約百名の元サムラヒの頑固な保守派のショービニストが起した叛乱であるが、彼らはあらゆる西洋的なものを憎み、
明治の新政府を西欧化の見本として敵視した。
…あらゆる西欧化に反抗した末、新政府が廃刀令を施行して、武士の魂である刀をとりあげるに及び、すでに
その地方に配置された西欧化された近代的日本軍隊の兵営を、百名が日本刀と槍のみで襲ひ、結果は西洋製の
小銃で撃ち倒され、敗残の同志は悉く切腹して果てたのである。
トインビーの「西欧とアジア」に、十九世紀のアジアにとつては、西欧化に屈服してこれを受け入れることによつて
西欧に対抗するか、これに反抗して亡びるか、二つの道しかなかつたと記されてゐる。
正にその通りで、一つの例外もない。日本は西欧化近代化を自ら受け入れることによつて、近代的統一国家を
作つたが、その際起つたもつとも目ざましい純粋な反抗はこの神風連の乱のみであつた。
他の叛乱は、もつと政治的色彩が濃厚であり、このやうに純思想的文化的叛乱ではない。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
523 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:00:08
日本の近代化が大いに讃えられ、狡猾なほどに日本の自己革新の能力が、他の怠惰なアジア民族に比して
賞讃されるかげに、いかなる犠牲が払はれたかについて、西欧人はおそらく知ることが少ない。
それについて探究することよりも、西欧人はアジア人の魂の奥底に、何か暗い不吉なものを直感して、黄禍論を
固執するはうを選ぶだらう。
しかし一民族の文化のもつとも精妙なものは、おそらくもつともおぞましいものと固く結びついてゐるのである。
エリザベス朝時代の幾多の悲劇がさうであるやうに。……日本はその足早な、無理な近代化の歩みと共に、
いつも月のやうに、その片面だけを西欧に対して示さうと努力して来たのであつた。
そして日本の近代ほど、光りと影を等分に包含した文化の全体性をいつも犠牲に供してきた時代はなかつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
524 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:00:28
私の四十年の歴史の中でも、前半の二十年は、軍国主義の下で、不自然なピューリタニズムが文化を統制し、
戦後の二十年は、平和主義の下で、あらゆる武士的なもの、激し易い日本のスペイン風な魂が抑圧されて来たのである。
そこではいつも支配者側の偽善が大衆一般にしみ込み、抑圧されたものは何ら突破口を見出さなかつた。そして、
失はれた文化の全体性が、均衛をとりもどさうとするときには、必ず非合理な、ほとんど狂的な事件が起るのであつた。
これを人々は、火山のマグマが、割れ目から噴火するやうに、日本のナショナリズムの底流が、関歇的に
奔出するのだと見てゐる。ところが、東京空港の一青年のやうに見易い過激行動は、この言葉で片附けられるとしても、
あらゆる国際主義的仮面の下に、ナショナリズムが左右両翼から利用され、引張り凧になつてゐることは、気づかれない。
反ヴィエトナム戦争の運動は、左翼側がこのナショナリズムに最大限に訴へ、そして成功した事例であつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
525 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:01:59
それはアナロジーとしてのナショナリズムだが、戦争がはじまるまで、日本国民のほとんどは、ヴィエトナムが
どこにあるかさへ知らなかつたのである。
ナショナリズムがかくも盛大に政治的に利用されてゐる結果、人々は、それが根本的には文化の問題であることに
気づかない。
九十年前、近代的武器を装備した近代的兵営へ、日本刀だけで斬り込んだ百人のサムラヒたちは、そのやうな
無謀な行動と、当然の敗北とが、或る固有の精神の存在証明として必要だ、といふことを知つてゐたのである。
これはきはめて難解な思想であるが、文化の全体性が犯されるといふ日本の近代化の中にひそむ危険の、最初の
過激な予言になつた。われわれが現在感じてゐる日本文化の危機的状況は、当時の日本人の漠とした予感の中に
あつたものの、みごとな開花であり結実なのであつた。
三島由紀夫
「日本文化の深淵について」より
526 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:05:41
庭はどこかで終る。庭には必ず果てがある。これは王者にとつては、たしかに不吉な予感である。
空間的支配の終末は、統治の終末に他ならないからだ。ヴェルサイユ宮の庭や、これに類似した庭を見るたびに、
私は日本の、王者の庭ですらはるかに規模の小さい圧縮された庭、例外的に壮大な修学院離宮ですら借景に
たよつてゐるやうな庭の持つ意味を、考へずにはゐられない。おそらく日本の庭の持つ秘密は、「終らない庭」
「果てしのない庭」の発明にあつて、それは時間の流れを庭に導入したことによるのではないか。
仙洞御所の庭にも、あの岬の石組ひとつですら、空間支配よりも時間の導入の味はひがあることは前に述べた。
それから何よりも、あの幾多の橋である。水と橋とは、日本の庭では、流れ来り流れ去るものの二つの要素で、
地上の径をゆく者は橋を渡らねばならず、水は又、橋の下をくぐつて流れなければならぬ。
三島由紀夫
「『仙洞御所』序文」より
527 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:05:59
橋は、西洋式庭園でよく使はれる庭へひろびろと展開する大階段とは、いかにも対蹠的な意味を担つてゐる。
大階段は空間を命令し押しひろげるが、橋は必ず此岸から彼岸へ渡すのであり、しかも日本の庭園の橋は、
どちらが此岸でありどちらが彼岸であるとも規定しないから、庭をめぐる時間は従つて可逆性を持つことになる。
時間がとらへられると共に、時間の不可逆性が否定されるのである。
すなはち、われわれはその橋を渡つて、未来へゆくこともでき、過去へ立ち戻ることもでき、しかも橋を央にして、
未来と過去とはいつでも交換可能なものとなるのだ。
西洋の庭にも、空間支配と空間離脱の、二つの相矛盾する傾向はあるけれど、離脱する方向は一方的であり、
憧憬は不可視のものへ向ひ、波打つバロックのリズムは、つひに到達しえないものへの憧憬を歌つて終る。
しかし日本の庭は、離脱して、又やすやすと帰つて来るのである。
三島由紀夫
「『仙洞御所』序文」より
528 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:06:19
日本の庭をめぐつて、一つの橋にさしかかるとき、われわれはこの庭を歩みながら尋めゆくものが、何だらうかと
考へるうちに、しらぬ間に足は橋を渡つてゐて、
「ああ、自分は記憶を求めてゐるのだな」
と気がつくことがある。そのとき記憶は、橋の彼方の薮かげに、たとへば一輪の萎んだ残花のやうに、きつと
身をひそめてゐるにちがひないと感じられる。
しかし、又この喜びは裏切られる。自分はたしかに庭を奥深く進んで行つて、暗い記憶に行き当る筈であつたのに、
ひとたび橋を渡ると、そこには思ひがけない明るい展望がひらけ、自分は未来へ、未知へと踏み入つてゐることに
気づくからだ。
三島由紀夫
「『仙洞御所』序文」より
529 :
天之御名無主:2010/03/06(土) 13:06:49
かうして、庭は果てしのない、決して終らない庭になる。見られた庭は、見返す庭になり、観照の庭は行動の
庭になり、又、その逆転がただちにつづく。庭にひたつて、庭を一つの道行としか感じなかつた心が、
いつのまにか、ある一点で、自分はまぎれもなく外側から庭を見てゐる存在にすぎないと気がつくのである。
われわれは音楽を体験するやうに、生を体験するやうに、日本の庭を体験することができる。
又、生をあざむかれるやうに、日本の庭にあざむかれることができる。西洋の庭は決して体験できない。それは
すでに個々人の体験の余地のない隅々まで予定され解析された一体系なのである。ヴェルサイユの庭を見れば、
幾何学上の定理の美しさを知るであらう。
三島由紀夫
「『仙洞御所』序文」より
530 :
天之御名無主:2010/03/09(火) 10:03:35
剣道は柔道とともに、体力が必要であることはむろんであるが、柔道は一見強さうな人は実際に強いけれど、
剣道は見ただけでは分らず、合せてみてはじめて非常に強かつたりする“技のおもしろさ”がある。
それにスピードと鋭さがあるので僕の性にあつてゐる。また剣道は、男性的なスポーツで、そのなかには
日本人の闘争本能をうまく洗練させた一見美的なかたちがある。
西洋にもフェンシングといふ闘争本能を美化した格技があるが、本来、人間はこの闘争本能を抑圧したりすると
ねちつこくいぢわるになるが、闘争本能は闘争本能、美的なものに対する感受性はさういふものと、それぞれ
二つながら自己のなかで伸したいといふ気持があるものです。
三島由紀夫
「文武両道」より
531 :
天之御名無主:2010/03/09(火) 10:03:54
さらに剣道には伝統といふものがある。稽古着にしたつて、いまわれわれが着てるものは、幕末の頃から
すこしも変つてゐない。また独特の礼儀作法があつて、スポーツといふよりか、何か祖先の記憶につながる――
たとへば相手の面をポーンと打つとき、その瞬間にさういふ記憶がよみがへるやうな感じがする。
これがテニスなんかだと、自分の祖先のスポーツといふ気はしない。
だから剣道ほど精神的に外来思想とうまく合はない格技はないでせう。
たとへば、共産主義とか、あるひはほかの思想でもいいが、西洋思想と剣道をうまくくつつけようとしても
うまくくつつかない。共産党員で剣道をやつてゐる者があるかも知れないが、その人は自分の中ですごい
“ギャップ”を感じることでせう。
僕は自分なりに小さい頃から日本の古典文学が非常に好きでしたし、さういふ意味で、剣道をやつてゐても
自分の思想との矛盾は感じない。
三島由紀夫
「文武両道」より
532 :
天之御名無主:2010/03/09(火) 10:04:17
戦後、インテリ層の中で、「これで新らしい時代がきたんだ、これからはなんでも頭の勝負でやるんだ……」
といふ時代があつた。その頃僕は、僕を可愛がつてくれた故岸田国士先生に「これから文武両道の時代だ……」
といつてまはりの人に笑はれたことがある。当時、先生のまはりにゐた人達にしてみれば、新らしい時代が
きたといふのに、なんで古めかしいことをいふと思つたのでせう。
元来、男は女よりバランスのくづれやすいものだと僕は思つてゐる。女は身体の真中に子宮があつて、
そのまはりにいろんな内蔵が安定してゐて、そのバランスは大地にしつかりと結びついてゐる。
男は、いつもバランスをとつてゐないと壊れやすく極めて危険な動物です。したがつてバランスをとるといふ
考へからいけば、いつも自分と反対のものを自分の中にとり入れなければいけない。(私はさういふ意味で
文武両道といふ言葉をもち出した)。
さうすると、軍人は文学を知らなければならないし、文士は武道も、といふやうになる。
実はそれが全人間的といふ姿の一つの理想である。
三島由紀夫
「文武両道」より
533 :
天之御名無主:2010/03/09(火) 10:04:39
その点、むかしの軍人は漢学の教養もあり、語学などのレベルも高かつた。私はいま二・二六事件の将校のことを
研究してゐますが、当時の将校は実に高い教養の持主が多かつたと思ふ。
末松太平といふ方の「私の昭和史」(みすず書房刊)なんかみると、実にすばらしい文章で、いまどきの
かけ出しの作家などはちよつと足元にも及ばない。
ああいふ立派な文章を書くには、よほどの教養が身につかなければ書けないものです。
また、文士も、漢学を学び武道に励むといつた工合で、全人間的ないろいろな教養を身につけてゐた。
ところが大正に入り昭和になつてくると、この傾向はだんだんやせ細つてきてバランスが崩れ片輪になつてきた。
そして大東亜戦争の頃の日本人の人間像といふものは、一見非常に立派なやうですが、実際はバラバラであつた。
近代社会の毒を受けたかたちの人間が多かつた時代です。
つまり先にいつた文武両道的な――自分に欠けたものをいつも補ひたい気持、さういふ気持がなくなつてゐたのです。
最近はさらにかういふ考へ方がなくなつてゐる。また余裕もないだらう。
三島由紀夫
「文武両道」より
534 :
天之御名無主:2010/03/09(火) 10:05:13
…しかし、僕は思ふのだが本を読むにしても本当に読む気があれば必ず読めるものだ。
とかくいまは無理をするといふことを一般に避けるやうになつてきてゐる。
そこで、またバランスのことにもどるが、一般に美といふ観点からも“バランス”は大事である。
古いギリシャ人の考へは、人間といふものは、神様がその言動や価値といふものをハカリでちやんと計つてゐて、
一人一人の人間の中の特性が、あまりきはだちすぎてゐると、神の領域にせまつてくる、として神様はピシャつと
押へる。すべての面で、このやうに一人一人の人間を神様はじつとみてゐるといふのですね。
…このやうな考へ方は、当時ポリス(都市国家)といふ小さな社会で均衡を保つた政治生活をおくる必要から
生れたものと思ふが、なかなかおもしろい考へ方です。
人間が知育偏重になれば知識だけが上がり、体育偏重になれば体力だけがぐつと上がる。――これはバランスが
くづれるもとで、神様はこのことを、蔭でみてゐて罰する。だから理想的に美しい人間像といふのは、あくまで
精神と肉体のバランスのとれた、文武両道にひいでたものでなければないといふわけです。
三島由紀夫
「文武両道」より
鍋料理って日本の文化だな
アジア中で流行してる
それぞれ特徴あるけど
オオクニヌシ、竹取物語、浦島太郎、源氏物語
空想冒険ハーレム耽美活劇を生み出し続けたその文化は
今尚、エロゲー、ギャルゲー、萌えアニメを量産しておる
上でも触れられているむかしの軍人が能く学んだとされる教養の中にも
和歌というのがあり、代表格である古今和歌集や万葉集なんぞは
口説き文句大全集だとか夜這いのハウツウ本みたいなものなのだから
二次、リアル問わずに女に媚びへつらいつつ
股間のいちもつを常に勃たせておくのが日本の文化というもの
据え膳食わぬは男の恥とも言うしな
少子化などというのは真に嘆かわしい限りだ
電気の世の中が蛍光電灯の世の中になつて、人間は影を失なひ、血色を失なつた。
蛍光灯の下では美人も幽霊のやうに見える。近代生活のビジネスに疲れ果てた幽霊の男女が、蛍光灯の下で、
あまり美味しくもなささうな色の料理を食べてゐるのは、文明の劇画である。
そこで、はうばうのレストランでは、蝋燭が用ひられだした。磨硝子(すりガラス)の円筒形のなかに蝋燭を
点したのが卓上に置かれる。すると、白い卓布の上にアット・ホームな円光がゑがかれ、そこに顔をさし出した
女は、周囲の暗い喧騒のなかから静かに浮彫のやうに浮き出して見え、ほんの一寸した微笑、ほんの一寸した
目の煌めきまでがいきいきと見える。情緒生活の照明では、今日も蝋燭に如くものはないらしい。
そこで今度は古来の提灯(ちやうちん)がかへり見られる番であらう。
三島由紀夫「蝋燭の灯」より
…私の幼年時代はむろん電気の時代だつたが、提灯はまだ生活の一部に生きてゐた。内玄関の鴨居には、家紋を
つけた大小長短の提灯が埃まみれの箱に納められてかかつてゐた。火事や変事の場合は、それらが一家の
避難所の目じるしになるのであつた。
提灯行列は軍国主義花やかなりし時代の唯一の俳句的景物であつたが、岐阜提灯のさびしさが今日では、生活の中の
季節感に残された唯一のものであらう。盆のころには、地方によつては、まだ盆灯籠が用ひられてゐるだらうが、
都会では灯籠といへば、石灯籠か回はり灯籠で、提灯との縁はうすくなつた。
「大塔宮曦鎧」といふ芝居があつて、その身替り音頭の場面には、たしか美しい抒情的な切子(きりこ)灯籠が
一役買つてゐた。切子灯籠は、歳時記を見ると、切子とも言ひ、灯籠の枠を四角の角を落とした切子形に作り、
薄い白紙で張り、灯籠の下の四辺には模様などを透し切りにした長い白紙を下げたもの、と書いてある。
江戸時代の庶民の発明した紙のシャンデリアである。
三島由紀夫「蝋燭の灯」より
僕は、天皇制といふものは、制度上の問題でもなく、皇居だけの問題でもない。日本人の奥底の血の中にある
もので、しかもみんな気付いてゐないものだと思ひます。だからどんな過激なことをいつてゐる人でも、その
心の奥をどんどん掘りかへしていくと、日本人の天皇との結びつき、つまり天皇制といふものの考へがひそんで
ゐると思ひます。我々は殆(ほと)んど無意識のうちに暮してゐますけど、心の奥底で、天皇制と国民は
連なつてゐるのだと思ひます。それを形に表はしたのが皇室なんです。
ですから皇室で一番大切なのはお祭りだと思ひます。
“お祭り”を皇室がずつと維持していただく、これが一番大切なことです。歴代の天皇が心をこめて守つて
来られた日本のお祭りを、将来にわたつて守つていただきたいと思ひます。
三島由紀夫「三島由紀夫先生を訪ねて――希望はうもん」より
Q:現代かなづかひについて
…僕は今の若い人は現代かなづかひでなければ小説など読まないと思つてゐたんですけど、かならずしも
さうではないやうです。
言葉をいぢるといふことは、言葉の魂をいぢることで、日本人の歴代を人為的にいぢるのと同じことです。
僕は大嫌ひですね。言葉を大切にしない民族は、三流ですよ。
三島由紀夫「三島由紀夫先生を訪ねて――希望はうもん」より