リリカルなのはで百合萌え(燃え) 想いを29らませて
>>1 こちらでも乙です
そろそろ性夜、じゃねえや聖夜かぁ……そしてリインさんが空に還った時分か……
この時期になると、きっとはやてはヴィータ達とはしゃぎつつ楽しみつつもしんみりするんだろうなぁ……
魔法の呪文は1乙なの!
「簡単だよ…スレを立てるの、すごく簡単。」
「…」
「スレタイを決めて。はじめはそれだけでいいの。」
「テンプレとかコテハンとかどうでもいいから。ちゃんとスレ数を見てはっきりスレタイを決めるの」
「私…リリカルなのはで百合萌え(燃え) 想いを29らませて。29スレ目だよ」
「…1…乙…」
「うん、そう」
「…1乙…」
「うん」
「…1乙!」
「うんっ!」
「ありがとう、1!」
1乙
そして前スレ1000どこまでもはてしなくGJ!!!
これは1乙じゃなくてうんたらかんたら
>>1乙。寒くなってきたせいで朝起きるのが辛くなってきたな。
布団の温もりが・・
>>1乙
布団といえば
トリコロという4コマ漫画があってだな、それの同衾ネタを読むたびに何故か
にわ→はやて
八重→なのは
真紀子→アリサ
に変換されるんだ
「…なのは、はやてに変なことされそうになったら大声出しなさい」
「ふふ、そうするよ」
「じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい。…さて」
(パチン)
「あ、アリサちゃああああああ!!」
「早速か!」
何それ面白そう
ちょっとググってみる
>>1乙テスタロッサ
>>15 4コマ漫画と言えば落花流水という漫画があってな
主人公→なのは
先輩→フェイト
関西弁→はやて
ちびっ子先生→9歳はやて
に変換される
>>17 むしろフェイトが秋穂だろう
なのさ好きさ的にw
しかしその配役だとはやて×ちびはやてになってしまうなwww
>>18 いや、俺もそれは悩んだが
親と少しゴタゴタがあってそのせいでずっと一人だったフェイトさんに
手を差し伸べてくれたのがなのはさんだといいな と思ったから
だって身長を気にしてるはやてさんが可愛いんだもん。
「なのは、脱がすよ……」
「うん……」
「な、なのは? これ……」
「ごめんね、フェイトちゃん。 寒いから毛糸のパンツ穿いちゃった」
「あ、いや、別に良いんだけど」
「それじゃ、はいコレ」
「? 毛糸の紐?」
「フェイトちゃんにどんどん解いて行ってもらいたいんだ。 わ、私のパンツを……」
「なのは……」
「(どんどん私の恥ずかしいところが露わになって行くよぅ……)」
「(なのは、濡れてる……)」
マニアックだなw
ちょいと質問させてください。
元々カップリングの人じゃなかったので攻め受けの概念がイマイチわからないのですが
攻めというのは二人の関係を精神的にリードしている人なんですか
それとも、行為の上で相手に愛撫を施す側のことなんでしょうか?
>>22 多分両方あってる
というか攻め受けの定義って人によって曖昧だから、これが正解っていうのはないと思う
24 :
22:2009/12/21(月) 01:51:36 ID:fn9FLJZW
統一された定義なかったんですか?
無駄に考え込んでしまいましたよ。
教えてくれてありがとうです。
百合にも明確な定義はないし、深く考えることはないと思う
自分なりの解釈ぐらいは持っておくといいかも
>>26 こういうのがいるから腐女子って嫌われるんだろうなあ
SECRET AMBITIONがスバティアだったことに今更気付いた
今さっき通りかかったコンビニになのフェイ仕様の痛車が停めてあったw。
このスレの住人か?
>>29 さすがにそんな勇気は持ってないなあ、だれだその勇者
場所は神奈川県の県央部。
黒い車体のボンネットでなのはさんとフェイトさんが向かいあって、見つめ合ってた。
帰社途中だったし、会社の制服来てたから写真撮ったりする勇気は無かった・・・。
痛車もってるひとっておかねもちなイメージがある
痛車ってどうやって作ってるんだろう。そういう業者がいるのか?
>>22 どっちかというと行為の意味が強い気がする
(攻め=タチ、受け=ネコだし)
じゃないとリードされるへたれ攻め、というものがなりたたない気が
まあ自分はリバ派なのだが
二人で貪り合えばいい
なのフェイSS投下します。
時系列はStS終了後でまだ友人同士だった場合の二人です。
一応両思いのはずだけど、フェイト⇒⇒⇒←なのはでフェイトさん空回りしがち。
えらくへたれてます。格好良いフェイトさんが好きな人ごめんなさい。
それは私ことフェイト・T・ハラオウンが約一月という長期の巡行を終え、
久々になのはとヴィヴィオの待つ高町家に帰ってきた日のこと。
「ただいまー」
「おかえりっ、フェイトちゃん」
ずっと見たかった大切な友達の花のような笑顔に私も笑顔で応える。
と、小さな姿がどこにも見えないことに気づく。
「あれ、ヴィヴィオは?」
「さっき寝ちゃったよ。頑張って待ってたんだけどねー」
なのはの口調に刺はなかったが、たまの娘と過ごせる時間。
もう少し早く帰れなかったのかと悔やんでしまう。
「まあまあ、ヴィヴィオには明日ただいまって言ってあげればいいからね。
……お風呂まだでしょ?入ってきて」
「うん……」
言われるままに風呂へ向かい、少し沈んだ気分になりながら湯船に浸かる。
いくら仕事が忙しいとはいっても、どうにか後30分ぐらいなら詰められなかっただろうか……。
家庭を大事にしない夫は段々と冷たくなる妻と子の視線に
耐えかねて、ますます疎遠になるというのは局の職員の間でもよく聞く話だ。
「いやいや、通信はよく入れてるし……というか私夫じゃないしっ」
思わず口に出して否定する。
だが、夫でも本当のママでもないということは余計に帰って来づらくなってそのうち
『なのはママー、このオバちゃんだれー?』
『えっっっ!!』
『……えーと、ママのお友達で……』
「いやいやいやいやっ、ヴィヴィオはそんな子じゃありませんよっ!
…………でも、まだ小さいから……」
そんな風にマイナス思考がループしだしたところで
「フェイトちゃん入るよー」
という声とともにドアが開いてなのはがタオル一枚だけ身につけて入ってきた。
「な、なのはっ?」
「えへへ、お邪魔するね」
「ま、まだ入ってなかったの?」
「ううん。どうせ、また変なこと考えてるんじゃないかなって思ったから」
「……すごいね、なのはは。お見通しだ」
「まあ、付き合いも長いですから」
などと会話をかわしながら、軽く身体を流して湯船に入ってくる。
「10年以上、だもんね……」
「そ、ヴィヴィオのことなら明日あの子の笑顔を見たら悩みなんて吹き飛んじゃうと思うよ」
「そう、だね……」
「ということで。えいっ」
「な、なななななっ……なぬはっ!!!??」
茶目っ気混じりの掛け声とともになのはが背中から抱きついてきた。
動揺のあまり声がひっくり返る。
「にゃははっ、ヴィータちゃんみたい」
「だ、だ、だって……!」
くっついてる。
ぴったりくっつき過ぎてる。
なんかいろいろ当たってる。
「フェイトちゃん分補給ー」
あまつさえ首筋に顔をぐりぐりと埋めてきた。
お湯のせいではない熱が一気に頭に登る。
「〜〜〜〜〜〜〜」
「フェイトちゃんは相変わらず恥ずかしがりやさんだなー」
「そ、そういう問題じゃっ……首っ……き、き、きすしてる……?」
「こんなのキスって言わないよ。ちゃんとしたのは
大事な人のためにとっといたげるから、気にしない気にしない」
「……大事な、人?」
「うんっ。フェイトちゃん、どんな人を好きになるんだろうね」
湯だった頭に水を差されるような感覚がした。
大事な人も好きな人も今の私にはたくさんいる。
その誰とも違った特別―――
「なのはは……私にそんな人が出来たら寂しくない?」
「寂しいと思うよ。ヤキモチも焼いちゃうかな」
にゃはは、といつもの感じで軽く笑って付け加える。
「でもきっと、嬉しいとも思う。フェイトちゃんが幸せなら」
「なのはは心が広いね」
多分私だったら素直に祝福はできないだろう。
さんざん拗ねていじけて誰かに宥められてようやく、というさまが目に浮かぶようだ。
「いやー、実際になってみないとわからないけどね。
フェイトちゃんと付き合いたいなら私を倒してみろっ!
ってSLB撃っちゃうかもしれないし」
「あはは、エース・オブ・エース相手じゃハードル高すぎだよ」
なのはの冗談めかした声の中に少し本気を感じてホッとする。
簡単に認めるつもりはなさそうだから。
「……でも、やっぱり大丈夫だと思う。フェイトちゃんがどこにいても、
どんな時でも私のことを気にしててくれるっていうのは分かってるから」
「うん。……なのはは時々私のこと忘れてそうだよね」
「わ、忘れてるわけじゃないよ。ただ、目の前のことでいっぱいいっぱいというか……。
見守っててもらってるから頑張れるんだからね」
「ん、それなら私はずっとなのはのこと見てるよ。
なのはより大事な人なんて作れるとも作りたいとも思わない。
恋人なんか作って今以上に会えなくなるのも嫌だしね」
「うーん、私はこうやって甘えられるのはフェイトちゃんだけだから嬉しいんだけど……」
いいのかなぁと呟くなのはに心が跳ねる。
そういえば最近はよく甘えてくれるようになったかもしれない。
子供の頃はアリサに呆れ返られるほどにベタベタしていて……
墜ちて怪我をした辺りから、なのははあまり頼ってくれなくなった。
まるで地上への心残りを無くして遥か遠くへと飛んでいきたいというかのように。
(ヴィヴィオのおかげかな……)
絶対に帰ってこなければならない理由ができたから、
以前のように目を離すと消えてしまいそうな不安感はなくなっていた。
それでも、見ていると振り返って笑ってくれるのが嬉しくて目を離せないのだけれど。
「いいよ。恋人なんか欲しくない。なのは以上に大事な人じゃないと
キスしちゃいけないっていうならなのはとする。なのはとしないなら誰とも一生しない」
「…………フェイトちゃん時々凄く情熱的だよね。なのはさん照れちゃうよ」
情熱的……?あれ……私なにかおかしなことを言ったかな。
…………ん?思い返すとなのはとキスしたい、みたく聞こえるような。
したい、のかな?そうでもないような……。
なのはは私の初めての友達で、始まりをくれた神様みたいな人。
大切な大切な存在で……そんなことをするまでもなく絆は結ばれている。
―――でも、してくれたら嬉しいかな。
うん、なのはに求められたら嬉しいのかもしれない。
などと思考の海に潜っている間になのはは決断したようだ。
「うーん、よしっ、決めた」
と言って身を乗り出すと私の唇に軽く触れる。唇で。
そして
「やっぱり私がもらうことにするね」
にこりと綺麗な笑みを浮かべた。
(え、え、ええっ!?)
もう声を出すことすら出来ずにその笑顔に見とれる。
どうしてこの子は私が迷っている間にあっさりと決めてしまうのだろう。
もらうって私がなのはのお嫁さんになるの?
いや、なのはは女の人だから私が婿で……ってそれも違う。
支離滅裂に考えながらも一応マルチタスクでなのはに
受け答えしているようだが、CPUが暴走していてなんだかよく分からない。
髪を洗ってもらっている間も乾かしてもらっている間も混乱したまま時が過ぎる。
それが分かっているのかなのはは時折くすくす笑っている。なんか余裕があってずるい。
「それじゃ、一緒に寝よ。フェイトちゃん」
「え、あ……はい」
「ごめんねー、ヴィヴィオ。今日は端で寝てね」
三人が余裕で眠れるベッドの上でヴィヴィオはすでに夢の中だ。
なのははいつも通りの位置のヴィヴィオを端に寄せて私に真ん中で眠るように促してくる。
ヴィヴィオが落ちないように気にしながらも横になると、
なのはは私に抱きつくようにして隣に転がった。
あれ……?夫婦の営みを子供の隣でするなんてことはないよね?
今日は眠るだけなのかな。
というかもしかして、もらうのは唇だけ?
……でも、キスはしてもいいのかな。お願いしたらまたしてくれるのかな。
「な、なのっ……は」
意を決して声をかけようとしたら、なのははすやすやと眠っていた。
どうみても狸寝入りではない昔から変わらないあどけない寝顔。
脱力する。……でも
――こうやって甘えられるのはフェイトちゃんだけ――
だから、なのかな。
こうして穏やかに眠っていられるのは私がそばにいるからなのかな。
その後もしばらくどうでもいいような思考がぐるぐる頭を回るけれどそこに不安はなかった。
やっぱりすごいな、なのはは……。なんて思いながら眠りについた。
近づいてきた柔らかで暖かな存在を抱きしめる。
なのは、かな……寝ぼけた頭で力を込めた。
「うーん、フェイトママー。ちょっとくるしいよー」
なのはのものではない声に目を開くとオッドアイの少女が困ったように見つめていた。
「……え、あっ、ごめん。ヴィヴィオ」
起こしに来てくれたところを捕まえてしまったようだ。慌てて力を抜く。
「おはよう。フェイトママ」
「うん、おはよう。あと、ただいま。昨日はごめんね」
「おかえりなさい。きょうはあそべるんだよね?」
「うんっ、たっくさん遊ぼうね」
「えへへっ」
本当に何を悩んでいたのだろう私は。
ヴィヴィオの笑顔はくだらない悩みなど吹き飛ばしてしまった。
もちろん親としてはこの笑顔を消さないように努力をしていかなければならないけれど。
……この子、だんだんなのはに似てきてるしね。
辛くても我慢するのが当たり前、人に弱さを見せないのが当たり前となってしまったら寂しい。
「フェイトママ、かおあかいよ?おねつあるの?」
「えっ?大丈夫、だと思う……」
「むりしたらだめだよ?」
「ありがとう、ヴィヴィオ。大丈夫だよ」
多分なのはのことを考えて顔が赤くなってしまったのだろう。
心配をかけてしまって申し訳なく思っているとその原因がやってきた。
「あっ、フェイトちゃん起きたんだ」
「な、な、なのはっ」
「あー、えっと……おはよう、フェイトちゃん」
「うん……おはよう」
少し戸惑ったような挨拶に昨夜のことが夢でないと分かって顔が熱くなる。
そんな私を見て、なのははいたずらっ子の笑みを浮かべると熱を帯びた頬に口づけてきた。
「あー、いいなー。ヴィヴィオにもしてー」
「はいはい」
仕方ないなーと笑って同じようにするなのは。
あれ、私……子供と同じ扱い?
じゃないよね。一瞬でよく分からなかったけれど、昨日のは……口、だったし。
その後、なのはとヴィヴィオと過ごした休暇中は幸せだったけれど特に進展はなかった。
結局なのははどういうつもりでキスしたんだろう、と再び旅立つ前に少し不安になったところで
「フェイトちゃん、大好きだよ」
とまた唇を奪われた。やっぱりなんだかずるいと思う。
それでも嬉しくて仕方ない自分が度し難いけれど、
私にはなのはが必要でなのはも私を必要としてくれているのだろう。
次の休暇もまたしてくれるのかな……それともこちらから反撃した方がいいのかな、
なんて考えるのも幸せで、またなのはのところへ帰りたいと思うのだった。
終わりです。
うーん、初めて書いたけどフェイトさんいじるのが楽しすぎてキャラが崩れたかも。
これはフェイトさんじゃなくてふぇいとさんだと思ってください。すみません。
OCNまた規制か
>>44 初めて・・だと・・・
GJ
>>44 ふぇいとさんかわいいよふぇいとさん
なのはさんの心情が気になるところですねw
GJ
>>44 フェイトさんが帰ってくる度に、なのはさんのリードで少しずつ進展していくんですね分かります
>>44 なんといういじらしいw
2828してしまった、GJ!
>>44 フェイトさんかわいいよフェイトさん
フェイトさんは恥ずかしがりやで大好きとかあまり言えないけど
天然で爆弾発言してなのはを真っ赤にさせるんですね分かります。
『酷い歴史改変』
「バインド!?」
「受けてみて! これが私の全力全開!」
「くっ、バインドが解けない!」
ちゅっ
「え?」
「ずっとこうしたかったんだ……」
ちゅっちゅっちゅっちゅっ
「え、ちょっと、やめっ、やめてよ君っ」
「君じゃないよ、なのはだよ」
「なの、は……」
「うんっ」
「なのは……だめぇ」
「フェイトちゃんは、イヤ?」
「どうなんだろう……良くわからないよ」
「ごめんね、フェイトちゃんがイヤでも全部貰っちゃうから」
「なのは……ああああああああああっ!」
―10年後―
「その時に友達を飛ばしていきなり恋人になったんだよね」
「うん」
「あの時、なのはに初めてを奪われたんだよね……。 凄い必殺技だった……」
「四十八手全部試したもんねぇ」
「おかげで今はなのは無しでは生きていけなくなったよ」
「私もだよフェイトちゃん……。 ね、今日も……」
「うん。 好きだよ、なのは」
「フェイトちゃん……」
歴史改変、かぁ…
槌「邪魔…すんなよ…(性的な意味で)」
魔「ヴィータ…ちゃん…」
槌「あとちょっとで、(最近なのはに興味を持っていた)はやてが私の元へ帰ってくるんだ…」
魔「(あれ、なんか誤解してる?)」
槌「あとちょっとなんだから…邪魔すんなぁぁあwせdrftgyふじこ!」
魔「(違うなの。誤解なの。はやてちゃんと仲良くすることで、フェイトちゃんにヤキモチ焼かせて
みたかっただけなの。あ、でもヤキモチ焼くヴィータちゃんも可愛いなのうへへへへへ。)」
>>51 四十八手全部知ってる小学3年生とか嫌すぎるだろww
いいぞもっとやr(ry
クリスマスなのはママはヴィヴィオとユーノと過ごしてるんだろうなw
先生みたいな子供の頃からの知り合いに美人が多い男に限って
社会に出て出会った地味な同僚とくっついてるのがよくあるパターン
「はやて、休みだって。 今はやりの新型インフルエンザをもろにもらっちゃったみたい」
「大変だね、はやてちゃん……」
「はやても大変だけどね、すずか」
「?」
「なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは、なのは……」
「フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん、フェイトちゃん……」
ちゅっちゅっ、ちゅぱ、くちゅ、くちゅ、ぢゅるるる、ぬちゅ、ずぢゅるぢゅる……
「……あの年中病気、何とかならないの?」
「不治の病だから何ともならないと思うよ……」
「頼んでここに病院を建てて貰おうかしら……」
「お医者様でも草津の湯でも治せないと思うな……」
すずか「アリサちゃん、いっそ開き直って私たちもイチャつこうか?」
すずかはこう言うか、心の中ではイチャつきたくとも言い出せない、って感じだと思うんだ
>>58 そして、娘のことが気になってしかたがない子離れできないフェイトママと
そんなフェイトちゃんの様子に我が子ながらちょっと焼きもちを焼いてしまう
なのはママですね、分かります
覇王様には間違ってお酒を飲んでスバルやティアナやノーヴェの胸で眠るという大事な役目がですね
さて、ついにクリスマスイヴですよ
今年の二人はどんなキャッキャウフフを見せてくれるのでしょうか
ヴィヴィオにはおもちゃを。
フェイトさんには夜のスキンシップをプレゼントする、なのサンタさん。
ヴィヴィオにはおもちゃを。
フェイトさんには大人のおもちゃと栄養ドリンクを。
喜ぶ娘と張り切るママという構図。
>>60 漫画のA'sでもそうだし、どうみても開き直ってる
むしろ踏み出せないのはアリサじゃないか
ママがサンタにキスをしたじゃないのか。
フェイトはリアルで寝ているヴィヴィオの寝室に忍び込みそうだ
「なのはママ、すごいこと教えてあげる!」
「なぁに?ヴィヴィオ。嬉しそうだね」
「あのね、あのね、サンタクロースってね――フェイトママだったんだよ!!」
「フェイトちゃん……」
「ご、ごめんなのは……。 次はもっと上手くやるから……!」
次?ヴィヴィオにはもうばれたから、つまり次の子か。
「ううん……違うの、フェイトちゃん」
「えっ、えっ……な、なのは?」
「あのね、フェイトちゃんのサンタコス、私も見たいの」
スバティア投下してみる
「ティーアー! あーさーだーよー! おーきーてー!」
「ううん……もう朝? うう……」
「おはようティア! 知ってる? あのね、今日はね、クリスマスって言ってね」
「んー? ああ、なのはさんから聞いてるわよ。たしかなのはさん達の世界の行事なのよね」
「うんうん、そうなんだよ! 今日は恋人同士が一緒に過ごす特別な」
「あーはいはい、わかったから、さっさと支度しなさい」
「……え?」
「だから一緒にどこか行こう、って言うんでしょ。ちゃんとプランは練ってあるんでしょうね」
「えー、あー、えーと、あるようなないような」
「なによ、あんたから誘ってきたんだから、ちゃんとエスコートしなさいよ」
「あー、えっと、だ、だいじょうぶ! あたしについて来て!」
「あら、言うじゃない。言っておくけど、適当なことしたら承知しないわよ? 『恋人同士で過ごす特別な日』なんだから」
「う……じゃ、じゃあまず最初はこれから!」
「って、こ、こらっ! んっ……」
「えへへ、おはようのキス、してみました。やっぱり朝はこれだよね」
「もう、いきなりなにするのよ!」
「う〜、だ、だめだった、かな?」
「だ、だめじゃないけど……でもちょっとずるいわね」
「ティア、厳しいよお」
「あら、これでも甘いほうだと思うけど?」
「う〜ん、が、頑張る」
「ん、頑張ってね。期待してるわ」
「ええええ、き、期待って、ティアのえっち……」
「なに妄想してんのよこのエロスバル!」
微笑ましいなw
GJ!
74 :
455:2009/12/25(金) 00:10:29 ID:fgN4H0+N
なんとも初々しいカップル
GJ!
クリスマスなので復帰してちょっと八神家ものを投下。
八神はやての執務室にはミッドチルダでは見慣れないカレンダーがある。
第97管理外世界の太陽暦―いわゆる日本のものだ。
毎年向こうの年の瀬に帰郷するさいに調達している。
のだが、今年のそれには12月24と25日に赤色の走り書きを大きく黒で×印が上書きされていた。
「やっぱ、ずれこんだなあ」
「そうですね…」
と嘆息するのはこの部屋の主とその融合機である。
「今年は思いがけない事件が多かったですから」
リインが今年の業務を思い出す。
犯罪や事件はあのJS事件以降も減る様子はあまりなかった。
それでもこの2日だけは海鳴の町に帰りたかった。
「今年でついに記録もストップやなあ」
「あはは…」
リインは愛想笑いしかできない。
自分の主はこの2日を空けるためにいつもの三倍働いていた。
普段から人の三倍働いているくせに―
他の八神家のメンバーも同様で、
「皆がこの2日に揃って休む」ために尽力していた。
前年まではどうにかしてきた。
しかし、今年はその2日どうしてもはやてだけは管理局につめねばならなかったのだ。
そこまで大行事ではない。
雪が積もった街を見渡せる丘に行き、
翠屋で毎年同じデコレーションのケーキをオーダーして食べるだけのこと。
小さいことだが、八神家にとってとても大事な儀式だったのだ。
「まあいつかは無理な時がくるとは思うてたし」
なかば空元気のような笑いを浮かべるはやて。
「もうええ、ってことなのかもな」
今はもう会えないあの子なら言いそうなことだ。
―主、私ならもう大丈夫ですから―
「い、今からでも誰か代わってくれる人を探して…」
リインは諦めきれずに提案してみるが、
「リイン、もう決まったことなんや。管理職がわがまま言うたらあかん」
もはや揺るがない主にたしなめられてしまう。
「はやてちゃん…」
「さ、休憩終わり!仕事するでー」
そういって机に戻る主の背中はいつもより小さく見えた。
日本時間12月24日、夜
「んー、休憩ー」
みんな出払った管理局の自室で書類整理をしていたはやては軽くのびをした。
「…外はもう夜か」
コーヒーを飲みながらそんなことにいまさら気づく。
今日は待機ながら忙しかった。いや、忙しくしたのだ。
何かを考える時間がこないように。
忘れたいように。
「意外と未練たらたらやな、私」
一人ごちる。
彼女がいないことと言うか、一年のうちで彼女のことだけを想っていい日が過ぎ去ることが。
今からそのへんのお菓子屋へなぐさみにケーキでも買ってこようか。
そんな考えを張り巡らしていると、唐突にドアを叩く音が聞こえた。
「はやてちゃん、いる?」
「なのはちゃん?」
声は小学校からの親友だった。
「お疲れ様」
そういって入ってくる親友。
ああ、彼女は大体ここでの教導が多かったな。
「なのはちゃんも、ご苦労様」
と笑うと、彼女が何か包みを持っているのに気づく。
おそらくはこんな時間に現れた理由だろう。
「はやてちゃんにお届けものです」
おどけてその包みをデスクにおくなのは。
それは、よく見た包装紙。
「翠屋のケーキ…?」
「さっきエイミィさん経由で送られてきたんだけど。
はやてちゃんにって」
まさか…
はやる気持ちを抑えつつ、包みを開ける。
「あ…」
そこには今年諦めたはずのものの一つ。
十字架の飴細工と羽の形をした焦げ茶色のクッキーが乗ったシンプルなケーキが1ホール。
「…ずっと忘れなかったんだね、あの人のこと」
「どう…して?」
ここに?と言うより先に近くにメッセージカードがついてるのが目に入った。
そこには、
「今年はこられなかったようですが、毎年の大事な催しだったかと思い、勝手に作っちゃいました。
ご不要でしたら娘に持たせて返品してください。めりーくりすます。
翠屋一同」
まずい。
なのはが近くにいなかったら年甲斐もなく泣いていたかもしれない。
それくらい、嬉しかった。
直接ではないけど、彼女のことを覚えてくれている人がいてくれたことを。
そんな想いにふけっているはやての心を読んだようになのはは切り出す。
「それじゃ、私帰るね」
踵を返し、退室しようとするなのはにはやてが慌てて声をかける。
「なのはちゃん」
「ん?」
「このケーキ、一緒に食べてくれへん?」
一人でワンホールは多すぎる。
それに、自分の想いを持ってきてくれたなのはへの感謝もある。
そんな感情からだったが、
「魅力的なお誘いだけど…」
なのはは苦笑して、
「それははやてちゃんたちの思い出だと思うから。
私はもらえないよ」
と断られた。
「ほうか…」
多少残念に思う。
「それにね」
ドアを開けながら笑ってなのはは言う。
「きっと足りなくなるよ?」
そういって去るなのはの後ろから大人数の足音が聞こえる。
みな、聞き慣れた音だ。
自分のために急いで仕事を片付けてきたのだろう。
不安だ。
これから家族の顔を見て泣いてしまわないだろうか。
けど、はやてはその前にすることがあった。
「なのはちゃん!」
立ち去る背中に声をかける。
「ありがとう!」
精一杯今年の臨時サンタに感謝の気持ちを伝える。
なのはは振り向くと、
「メリークリスマス、はやてちゃん」
と笑った。
さて、これから大変だぞ八神はやて。
みんなにプレゼントを渡し、料理をふるまいケーキをつままないとならない。
その間は一杯笑って。
そして報告するんだ。
「リインフォース、今年もみんな一緒やからな」
PSP版の情報が出る度いてもたってもいられなくなった。
百合っぽくないのは勘弁。
>>81 起き抜けにあたたかくて素敵なお話をありがとうございました
これで仕事納めも頑張れるわ
クリスマスSS GJです。
スバティアの初々しさと暖かい八神家で
年始年始を越せる。
クリスマスの夜に仕事で遅くなったスバルを寒空の下で待つティアナ。
仕事を終えて大急ぎでティアナの元に駆けつけるスバル。
そして冷えきったティアナの身体をぎゅっと抱き締めて温めてあげるスバル。
心も身体もポカポカになって、恥ずかしそうに控えめに笑うティアナ。
透き通った星空を眺めながら手を繋いで家路に着く二人。
そんなスバティアが好きです。
「はぁ……疲れた。 もう布団に潜って寝よ……」
「やっほ〜、ティア! 先に布団に潜ってるよ♪」
「……はいはい。 私が入るんだから、もっと端に寄った寄った」
「うんっ。 ……ねえ、ティア?」
「何よ?」
「昔のティアなら私を追い出したりしてたと思うんだけど、最近はそうしないんだね」
「だって、あんたを追い出したところで食い下がって来るでしょ? 余計な体力を使いたくないのよ、今の私は」
「それでもいいよ。 ティアと一緒に寝れるなら!」
「ストップ。 一緒に入ることは許したけど、抱き付いて来るのは禁止」
「じゃあ、せめてお休みのチュウを……」
「余計イヤよ!」
「えー……」
「じゃあね、お休み!」
「ティア〜……。 ふえぇ……ティアが冷たい〜……」
「……はぁ。 手くらいだったら繋いでもいいわよ」
「本当!?」
「その代わり早く寝なさいよ!」
「は〜い♪」
「全く……」
「えへへ〜♪」
「(…………意外と手が温かいわね、こいつ……)」
たまらんぬ
>>44 規制されててずっと書けなかったんで遅レスだけど
すごくよかったです。
天然っぽいなのはさんがかわいかった。
初めて書いたとのことだけど
また書いてください。
88 :
44:2009/12/26(土) 10:12:46 ID:q8g2h0Oy
レスくれた方々どうもです。
>>36-43の続き投下します。
なのはさんの心情も微妙に混じえてみつつ。…どうにも変な人になってしまいましたが。
ふぇいとさんはへたれてます。
あれから数カ月。
なのはは時々キスをしてくれるようになったけれど、やっぱり進展はなかった。
今の状況に不満なんてない。でもこのままずっと受身でいいのかな、と少し思う。
―――よし、次の休暇の時にちゃんと告白しよう。
と決心して高町家に帰宅したある日のこと。
ヴィヴィオが寝付いたあとで、艦で終わらせられなかった仕事を片付ける。
なのはの入れてくれたキャラメルミルクを飲みながら。
うん、美味しい。
私の好みに合わせてくれていて、心まで暖まる感じがする。
緊張して仕事がはかどらないと困ると、
あまりこの後のことは考えないようにしつつ残務を処理していった。
「んんーっ」
仕事を終えて軽く伸びをすると
「あっ、終わった?」
背中側で教導の資料を読んでいたなのはが声をかけてきた。
「うん。……えっと、なのはさん、お話があるんですが……」
「どうしたの?改まって」
なのはの前に立って話を切り出そうとする。妙に緊張する。
口調やきっと赤くなっている顔で特に悪い話ではないと分かっているのだろう。
なのははなんだか楽しそうだ。
89 :
44:2009/12/26(土) 10:13:19 ID:q8g2h0Oy
大丈夫。大丈夫だ。
この子も私を好きでいてくれるのだし、嫌がられたりはしない……はずだ。
と自分に言い聞かせながら一つ息をついて切り出す。
「な、なのは……私と友達じゃなくて恋人になって欲しい」
「えっ、いやだよ」
orz
誇張抜きでこんな姿勢になった。
『いやだよ……いやだよ……いやだよ……』
頭の中でエコーがかかる。
断られた。しかも即答だった。
私……なにか勘違いしていた?なのはにとっては遊び……な訳無い。
分からないなら聞けばいい、と顔をあげるとなのははしゃがみこんでこちらを見ていた。
苦笑気味の表情。嫌悪や不快の色はない、いつもの明るくて優しい目に安心する。
「どうして、嫌なのかな」
「だって、フェイトちゃんは大事なお友達だもん。友達やめたくないよ。
フェイトちゃんはやめたいの?」
「…………そういう訳じゃないけど」
どうやらなのはは恋人になるという部分ではなくて、
友達じゃなくなるという部分に反応したようだ。確かにそう考えると私も嫌かもしれない。
「フェイトちゃんは恋人になってどうしたいのかな。
私は今のままでもフェイトちゃんになら拒んだりしないのに」
「えっと……その……き、キスとか……」
「うん、いいよ」
あっさりと頷いて目を閉じる。
相変わらず迷わないしなんだか軽いけれど……少し頬が紅潮している。
(と、いうか……わ、私から?)
どう見てもキスを待つ体勢だ。
90 :
44:2009/12/26(土) 10:13:47 ID:q8g2h0Oy
それに気づいた途端心臓がひどくうるさく鳴り出した。
あまり待たせるわけにはいかないと思い切って顔を近づけていく。
そして――唇を触れ合わせて静止した。
柔らかい
なのはの感触以外なにも分からないまま時間の感覚が消える。
「はぁ……えへへ、ちょっと甘いね」
キャラメルミルクの味だ。としばらく経って顔を離して笑うなのはに
言葉を返そうとしたが、頭がくらっときてそのままもたれかかった。
「ふぇ、フェイトちゃん?どうしたの?」
「……い、息するの……忘れてた……」
「ああもう……深呼吸、深呼吸」
背中をさすってくれるなのはにもたれかかったまま酸素を取り入れる。
なのはの匂いがする。
落ち着いて、それでいてドキドキする大好きな匂い。
呼吸が整ってもまだ少し酸欠気味にボーッとしている私をなのはは膝枕してくれた。
髪に触れてくれる手がとても優しい。
なのはには私の弱いところも情けないところも沢山見られてしまっている。
今更頑張って告白なんてしなくてもきっと許してくれる。
それでも―――
「なのは……好きだよ」
「……知ってるよ」
そう言いながらも今日一番の嬉しそうな笑顔を見せてくれた。
うん、始めからこう言えばよかった。
想いを伝えれば喜んでくれるとわかっていたから告白したかったんだ。
ただ君に笑って欲しかっただけだったんだ。
91 :
44:2009/12/26(土) 10:14:07 ID:q8g2h0Oy
終わりです。
続けるつもりはなかったんですが、ふとネタが思い浮かんだんで書いてみました。
へたれ王子頑張るの巻。
つまらない
つまらない
>>91 息を忘れるふぇいとさんに吐血した、GJ!
それにしても2回目でアンチがわくとはたいしたものだ
アンチがわくのは実力の証、これからも頑張ってくださいね
orz
に激しく和んだww
GJ
てかvividのフェイトさんの服は何故にあんなセクシーのばっかなんだ?趣向が変わってきたのかな。
来月が楽しみだ。どうやらなのフェイ、スバティア、キャロルーが見れるみたいだな
Vividでルーテシアが用意した施設ですが、
あれは無駄につり橋効果を煽るトラップダンジョンです。是非カップルでどうぞ。
*おおっと!にくたいげんごだ!*
*おおっと!くちうつしだ!*
*ベッドの なかに いる!*
>>91あますぎる
糖尿病になったらどうしてくれるんだwwwww
>>97ほら、フェイトさんはきっとなのはさんを誘惑したいんだよww
>>98 ニンジャになれば裸が一番強くなるんですね、わかりますwwwwww
>「えっ、いやだよ」
ナチュラルというか気負いのないなのはさんに萌えたwww
恋人になってもそれ以上にこの二人には大事な友達でいてほしいな
GJでした
ノ (*・ヮ・)) なのはたべたいな
>>91 なのはさんはあまーーい香りがしそうだw
GJ
フェイトさんはへたれ攻めだけど、ときどき暴走して鬼畜攻めになるタイプだと思う
>>104 ・キスマーク
・ささやかなミミズ腫れ
・ささやかな火傷
・ささやかな歯型
この前、シャマル先生に全身くまなく診察してもらったなの。
そしたらそれ以降、なんだかよそよそしいなの。
フェイトさんの笑みに吹いてしまうwww
なんか得意げそうにみえるwwwww
フェイトそんwwwww
フェイトそん、何か裸エプロンしてるみたいに見えるなw
なのはさんがディ○ドー持ってるように見えた
なのはさん胸大きくなったなぁ
>>111 (・∀・)*\ < フェイトちゃんとの夜の営みの成果なの!
ViVidの夢がひろがりんぐ過ぎる感じはどうかと思う
いいぞ、もっとやれ
自重しないvividが好きだ
なのはさんちでのフェイトさんの登場率が多すぎると思うんだJK
旦那ポジ確定だと思うんだ
「フェイトちゃん、新しい車の乗り心地はどう?」
「うん、なかなか良いよ」
「ワゴンタイプの車だと運転しづらくない?」
「大丈夫だよ。 私の反応速度、なのはだって分かってるでしょ?」
「にゃはは、痛いほどに。
それにしても……」
「ん?」
「本当に広いね、この車。 座席を倒したら寝れるんだよね?」
「うん…………試してみる?」
「え……何でこんなところで停めるの?」
「この車だったら、前みたいに窮屈しなくてもいいんだよ?」
「やぁ……フェイトちゃん、まだお昼前だよ?」
「時間なんて関係ないよ。 私は四六時中、なのはの事が大好きなんだから」
「もう、フェイトちゃんのばかぁ……」
「うん、私はなのはバカだよ……」
「あん……」
「ママ達の迎えが遅い!」
「高町さん、抑えてっ!」
フェイトそん、そのためにワゴン車にしたんですねw
GJ
スレ住民に聞きたいんだけど
登場人物としてエリオが出てきちゃうのはNG?
ちょっとくらいならアリ
あくまでも百合から出ずにフェイトさんの母性を感じさせるような小道具(表現悪いなw)ならおkじゃないかと…
ギン姉のドリルを突っ込まれた状態でなら、登場させておk。
『かんぱーい!!』
年末も近付き、今日は私――ティアナ・ランスターの仕事納めの日。
そこに駆けつけたのは私の訓練校以来のパートナー、スバル。
2人揃って酌み交わすのはお酒。
私達は時間が経つにつれてどんどん羽目を外して行き……。
「ろ〜したのよスバリュ〜、私のお酒が飲めにゃいっていうにょ〜?」
「ティア〜眠いよぉ〜」
スバルが寝そうにしているのを、私が一方的に絡み酒で起こしにかかり、スバルが眠い目を擦りながら私にお酌をする。
そんなグダグダの雰囲気の中、私はついに愚痴まで言い始める。
正直この時話した内容は覚えていない。
いないけれどろくでもない、我ながら取り留めのない話をしていたと思う。
そんなこんなで飲み始めて2時間くらい経った頃かな。
私がこの話をスバルにしたのは。
「……って感じで、私にさぁ〜結婚相手でも見つけろって言ってくるのよ、そいつが!」
「そうなんだ……」
「家庭を安定させた方が仕事に取り組める〜とかさ〜、余計なお世話よねぇ全く!」
「ティア、落ち着いて……」
くだを巻く私に、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるスバル。
私は何だかスバルが可愛く思えちゃって。
「……ねぇ〜、スバル?」
「どうしたの、ティア」
「私が男で、あんたがお嫁さんだったらいいのにねぇ……」
「…………え?」
そんな普段は言わないような、血迷った事を言っていた。
「そしたら私も仕事に打ち込めるのになぁ〜なんて?」
「ティア、冗談は……」
「割と本気で言ってるのよ、私は?」
「……っ! 困るよ、ティア……!」
スバルが小声で何か言っているけど良くわからない。
私も大分酔っ払ったみたいね。
だって、ほら。
「ティア……」
スバルとキスをする幻を見るなんて、私は相当酔ってしまっているようだ。
幻なら。 夢なら。
スバルを受け入れるのも悪くないのかもしれない。
「スバル……ん……もっとぉ……」
ぽわぽわとした意識の中、私は体に感じる違和感を無視して眠りについた。
……翌日、目を覚めました私は違和感の正体にすぐに気が付いた。
「何で私、裸なのよ……」
それと、体の節々が痛い。
布団の隣には、何故か裸のスバル。
もしかして、昨日の夢は……。
「全て、本当にあった事?」
サッと血の気が引いた音。
嘘であって欲しいと起こしたスバルは……。
「ティア、おはよ……」
もじもじと女に目覚めたようなリアクション。
私はスバルの旦那になる決心を固めた……!
今月のコンプエースそんなに凄いことになっているのか?!
ヴィータ→なのは⇔ふぇいと←シグナム
こんな感じのなのヴィSS投下します。
戦技教導隊に加わってしばらく経った辺りのヴィータ視点。
あまり百合っぽくはないかもしれません。
ああ、いてーなぁ
医務室に向かいながら独りごちる。
模擬戦でいいのをくらって結構なダメージを受けちまった。
新人共が成長してるのはまあ嬉しいんだが、
教官としては痛いツラなんか見せられないのがめんどくせぇ。
別に今の仕事は嫌いじゃねーけど、なんで受けちまったんだかなぁ。あたしは。
とか考えながら歩いていたら足元がふらついてよろけた。
――転ぶっ
一瞬身構えたけど肩を支えられて事なきを得た。
振り返ってみると、あたしをここへ呼び寄せた張本人――高町何とか、もといなのはが立っていた。
「大丈夫、ヴィータちゃん?」
「なんでもねーよ、こんくらい」
心配そうに声をかけてくるなのはに強がってみせる。
こいつには弱いところを見せたくない。と足を踏み出すと抱え上げられた。
「な、なにすんだっ。てめー!」
「無理しないの。前にはやてちゃんにもしてもらってたじゃない」
「は、はやては特別なんだよっ!降ろせ!」
「えー、私のことも守ってくれるって言ってたのになぁ」
ゆりかご内部でのことを言ってやがる。
アイゼンに残っていたあの時の記録映像を確認したときには
みんなに優しいような妙に暖かいような目で見られた。
――はやてのことも……なのはのことも守れねぇんだ!――
鉄槌の騎士ヴィータ一生の不覚。
必死だったとはいえ口に出すんじゃなかった。
126 :
44:2009/12/28(月) 23:24:10 ID:rFnIqZfF
「……おまえなんか、はやてのおまけだ。おまけ」
「うんうん、おまけでも大事なんだよね」
まったく気にした様子もなくそのまま歩き出す。
溜息をつく。なんでこいつはこうもマイペースなんだか。
そりゃまあ、大事なものの中に入ってなくもねーし、守ってやりたいとも思ってるけどよ。
……あたしははやての騎士で、なのはには雷光の騎士がついてんじゃねぇか。
あたしのことなんか心配すんな。
「はあ、あんまり愛想振りまいてばかりだと旦那が泣くんじゃねーか?」
「旦那って………………フェイトちゃん?泣いたりはしないんじゃないかな」
泣くだろ。というかその間は何だ。
のの字を書いていじけている執務官の姿が瞼に浮かんだ。
「なのはだってシグナムがフェイトにこんな風にしてたら嫌だろ」
「うーん……」
少し考えるなのはだったがくすりと笑みを浮かべた。
「なんか、楽しそうだよね」
歩いてたらずっこけてる。やっぱりこいつ変だ。
怪我してなければの話だけどね、と付け加えるなのはに思わずつっこむ。
「いやいやいやっ、こういう場合浮気とかの心配するもんじゃねぇの?」
「えっ、それはないよ。だってフェイトちゃん私のこと大好きだもん」
「すげー自信だな……」
まあ、あいつ見てたらそうなるか。
誰にでも優しいけど、基本的になのはのことしか目に入ってないもんな。
どこにいてもなのはなのはで時々うちの将が落ち込んでる。
「あっ、そうだ。ヴィータちゃん今度のお休み予定ある?」
「ん……いや、特には……」
「私とヴィヴィオ海鳴に帰るんだけど、一緒にどうかなって思って」
「んーー」
考え込む。はやては仕事だし、じーちゃんたちにも会いたいから嫌じゃない。
巡航中の執務官が真・ソニックフォームで斬りかかってこなけりゃいいんだけどなぁ。
普段温厚な奴ほど怒らせると怖い。
127 :
44:2009/12/28(月) 23:24:31 ID:rFnIqZfF
「ヴィータちゃんが一緒ならヴィヴィオにゲートボールで遊ばせてあげられるんだけどな」
「……仕方ねぇなー。そういうことなら一緒に行ってやるよ」
どこでもできる競技だがこっちの世界にはないし、
日本でも年頃の女が子連れで老人の集団に混ざっては行きづらい。
ヴィヴィオに教えてやればあたしも時々こっちで遊べるかもしれないな、と同意した。
「うんっ、ありがと」
ああ……だからそんなふうに笑うなっての。
あたしじゃなかったら勘違いしてるかもしれないだろ、まったく。
フェイトも大変だよな。
それから海鳴に帰って過ごした休暇は……まあ、楽しかったよ。ほんとに。
あたしは大人に変身しないといけなかったし、ヴィヴィオは虹彩異色を
隠さないとならなくて……周りを騙してる感じが少し心苦しかったけどな。
自宅に帰って楽しかったこと嬉しかったことをはやてに色々話すと
「あははー、なんやなのはちゃんのことばっかりやな」
と凄く楽しそうに言われた。
あいつが自分勝手に色々連れ回すからだよ、
と反論するけどやっぱりはやてはずっとにこにこしていた。
夜ははやての隣で寝た。
あったかくて優しいはやて。
夜天の騎士に温もりをくれた初めての主。
ずっと傍に居たい。
でも――あいつが抱えてくれた時とは違う感覚。
きっと、この気持ちには気づいたらいけないんだろうと封じる。
雷光が星しか見ていないように星もまた雷光に目を奪われていると分かっているから。
128 :
44:2009/12/28(月) 23:25:16 ID:rFnIqZfF
ちなみに事件が思いの他あっさりと片付いて帰宅した執務官は
誰もいない高町家に居るのが寂しくて、シグナムに模擬戦を付き合わせていたらしい。
「全く、仕方のない奴だな。テスタロッサは」
なんて言いながらもいそいそと出かけて行ってボロボロになって帰ってきたそうな。
やたらと満足気な表情だったようだ。
いくらバトルマニアでも、それでいいのか……夜天の将?
129 :
44:2009/12/28(月) 23:26:00 ID:rFnIqZfF
終わりです。
どうしてこうなった……。
姐さんに「テスタロッサ……」と言わせたかっただけなのに、いつの間にかなのヴィに。
とりあえずネタが思い浮かんだら今スレは44で書くんで、つまらなかったらNGに入れといてください。
ここの表現が謎、とかなら指摘してもらった方がありがたいんですが、なのはさんの心情は正直よくわかりません。
対ディエチあたりの迷いのない燃えなのはさんのつもりなので萌えるといわれて困惑気味だったり。
vividの今月号のラスト、
なのはさんが車を運転するフェイトさんに飲み物渡してるとこなんか
もう完全に夫婦のオーラが見えましたw
131 :
名無しさん@秘密の花園:2009/12/29(火) 03:17:44 ID:IthGQ4FR
>>129 GJ!
なのヴィ大好物なんで出来たらまた書いてください!
しかしこれでなのはさんがヴィータを意図的に誘ってたりしたら個人的にかなり美味しい展開ですW
GJ!
なのヴィの距離感は好きだが一方通行にしかなりそうにないと悲しいな
甘くないのがちと残念だ
心情がわからないというのはそれはそれで正解かなと思います。掴み所が無いと感じさせるところもなのはさんの性格だと思うので
私は、なのはさんの普段の性格は「優しく正義感の強い超絶前向きな天然(?)」みたいな感じに捉らえてます。惚れた相手は苦労しそうなタイプ。
そんな自分の感覚では、なのはさんらしく書けてたと思いますよ
それと、44氏はもっと自信を持つべき
また書いてくださいねー
噂のvividのツーショット見てたら、ヴィヴィオの居ぬ間に
台所で口では言えない様なイチャつきをするなのフェイの妄想が浮かんできた・・・。
口で言えないなら書けばいいじゃない
>>130 む。そんなシーンがあったか。見直してくる
>>133 聖「自主トレ行ってきまーす」
雷「いってらっしゃい」
魔「いってらっしゃい」
………バタン
雷「なのはー!!」
魔「フェイトちゃ」
ガチャ
聖「忘れ物しちゃった」
雷「あらあら」
魔「うっかりさんね」
聖「もう一度行ってきまーす」
雷「いってらっしゃい」
魔「いってらっしゃい」
………バタン
雷「なのはー!!」
魔「フェイトちゃ」
ガチャ
聖「やっぱりトイレ行っておこっと」
雷「あらまあ」
魔「やあねえ、もう」
聖「今度こそいってきまーす」
フェイトママが居るときの、「だるまさんが転んだ」鉄板。しかしママたち手ゴワス。
しかしvividの若奥様二人はいつも一緒にいて一体何をしてるんだろう
vividではいつも料理してるけどw
何ってナn(ry
イチャついてるんだろう、ひたすら
なのフェイ同人は3日目?
ヴィヴィとアインのもあるかなぁ
141 :
44:2009/12/30(水) 09:26:15 ID:DU7jg5wO
自信を持つように言ってくれるのもありがたいのですが、
妄想のまま暴走するとこんな感じになりそうです。
なのふぇい変態Ver
食卓の準備を大体終えて辺りを見回す。
んっと、あとはパンが焼けるのを待つだけかな。
オーブンの方へ目を向けると
「フェイトちゃん♪」
背後からなのはが抱きついてきた。
「ん、はぁ……だ、駄目だよ。なのは……」
軽く耳を舐められて吐息が漏れる。
「どうして……?こんなに濡れてるのに」
「ひぁっ、だっ、駄目だって……」
スカートの中に手を入れられるとくちゅりと音が鳴った。
「嘘ばっかり。こんなエッチな格好で誘って……ずっと待ってたんでしょ」
「や、ああっ……うそじゃ、な……もうすぐ、ヴィヴィオが……」
「ふふっ、フェイトちゃんえっちだからちゃんとおねだりしたら、すぐにいかせてあげられるのに」
耳元で囁かれる。
なのはは体をまさぐりながらも一番弱いところには触れてくれない。
「ふぁあっ、な、なのはがこうしたくせ……に……あっ、はあっ、お、おねが―――」
チーン
オーブンの音が鳴る。
「はい、時間切れ」
「ひ、ひどいよ……なのは……」
体は疼いているけど、もうヴィヴィオが帰ってくる時間だ。
少し涙目になりながらもミトンを付けた。
おわり→ViVid?に続く
一応原作を重視してるつもりなので、自分を戒めておかないと。
自重してるはずなのにうちのなぬはさんとふぇいとさんは変なことを言い出すので困ります。
142 :
44:2009/12/30(水) 09:27:03 ID:DU7jg5wO
ついでに超自重Ver
食卓の準備を大体終えて辺りを見回す。
んっと、あとはパンが焼けるのを待つだけかな。
オーブンの方へ目を向けると
「フェイトちゃん、もう終わった?」
なのはが声をかけてきた。
「うん、あとは待つだけ。なのはは?」
「私も今はすることないかな。……フェイトちゃん」
名前を呼ぶとなのはは何かを期待するようにじっと見つめてきた。
「う、うん……なのは」
なのはを抱きよせてそっと唇に触れる。
甘くて柔らかな感触に鼓動が高鳴る。
「ん……にゃはは、フェイトちゃん顔真っ赤だよ」
「な、なのはだって……」
そう言いながらももう一度顔を寄せていくと
チーン
オーブンの音が鳴る。
「……残念、時間切れだ」
「そうだね……」
もっとこうしていたかったけど、もうヴィヴィオが帰ってくる時間だ。
頬を上気させたままミトンを付けた。
おわり→ViVidに続く
変態っぷりを晒した後だとなんとも白々しいですが、
なのはさんとフェイトさんはこんな感じなんじゃないかなぁと思ってます。
うわぁえろすGJ!
なのはさんが攻めかと思えば誘い受けか
むしろ自重せずにガンガンいこうぜ
こうなったらヴィヴィオに見られながら...
ヴィヴィオ「ママ達ね、すごい仲良しでね、朝ご飯作るときもキスばっかしてるんだよ」
はやて「へえ、もっと詳しく聞かせてくれへん?」
はwwwwやwwwwてwwww
ヴィヴィオ「クロノおじさまとエイミィおばさまみたく仲がいいよ。
でもね、フェイトママがおでかけしてるときはね。ヴィータおねえちゃんが来るんだ。
フェイトママもシグナムおねえちゃんとよくあってるみたいだし、ヴィヴィオよくわかんない」
はやて「へえ、もっと詳しく聞かせてくれへん?」
ヴィヴィオ「はやておばちゃん、なんか怖い」
寝取られて泣き寝入りなる狸寝入りと…
なあにまだシャマル先生とかリインUとかアギト・・・は微妙だけどカリムさんとかいろいろいるよ!
ヴィヴィオ「なのはママとフェイトママがお出かけしてるときは、シャマルおばちゃんが来てくれるんだよ
でもシャマルおばちゃんがしてくれる遊びってヴィヴィオ好きじゃないの。
あ、この遊びのことは他の人には内緒だった。
だからはやておばちゃんも内緒にしてね。とくにママ達には内緒なんだって。」
はやて「へえ、もっと詳しく聞かせてくれへん?この泥棒猫」
教会
はやて「えらい話を聞いてもうた。カリムに相談せな。…誰かと話しとる」
エイミィ「カリムちゃん、ごめん。でも私はやっぱりクロノのことを愛してるの。それは今でもかわらない。」
カリム「そうだったわね。でも、いいの。わかってたから。でも伝えたかった。クロノに貴女を紹介されたあのときからずっと好きだった…」
エイミィ「カリムちゃん、本当にごめんね」
カリム「いいのよ。最初っからわかっていたもの。それにクロノは私の親友だから、貴女が彼にどれだけ愛されてるかも知ってる。ただ伝えずに入られなかっただけ。
誤らなければいけないのは私の方、私の我侭を許してね」
カリム「はやて…」
はやて「ごめんな。立ち聞きする気はなかったんや」
カリム「かなわないことが最初からわかってて、それでも諦められない恋ってつらいよね」
はやて宅
はやて「衝撃の展開に相談ができんかったわ。台所ん方で声がする」
アギト「だめだよー。シグナムに悪いよ」
リインII「シグナムは気にしたりしませんよ。さあ、観念して食べさせなさい」
はやて「あんたらもそういうかんけいだったんか…」
アギト・リインII「そういう関係…?」
はやて「みなまでいわんでええわ。お邪魔虫は風呂は言って寝る。今日は疲れた」
ベッドにて
はやて「いいんや。誰にも愛されなくたって、わたしにはセクハラがある」
管理局
クロノ「局内でのセクハラ問題の解決のためにオーリス・レジアス君に働いてもらうことになった」
フェイト「お兄ちゃん、それ私がやるはずの仕事だったのに」
クロノ「おまえが担当すると、あの問題児に対して甘くなるからな。セクハラは重大な犯罪だ。厳格に対処しないと」
フェイト「…エイミィ義姉さんがお尻なでられたからって」
クロノ「おまえだって、なのはの胸がもまれるのは嫌だとか、なのはと一緒のベッドにエロ狸が紛れ込んでて信じられないとか、
キャロにまで手を出して信じられないとか、ヴィヴィオには近寄らせないとか、いつも言ってたじゃないか」
フェイト「…たまにはお灸も必要よね」
コミケでヴィヴィオ×アインの本ゲットして妄想が止まらないぜー
エロじゃなくてほのぼの?
だったら欲しいよおおおおお
もうあるのかよw単行本出たらもっと増えるかね
今月のVで覇王様にベタ惚れなヴィヴィオを見てるとニヤニヤが止まらない
お前らあけおめ
今年も本編を応援しつつ百合妄想頑張っていこう
あけおめだぜ
全てのカプに幸あれー
あけおめー
リリカルリリーは永遠に不滅なの
さて、あけおめ早速やけど、なのフェイ姫初めの●REC準備せなあかんな。
ヴィヴィオに妹できるで
もう終わったらしいよ。
フェイトスレでフェイトそんが言ってた
ViVidであとどれくらいなのフェイ妄想を膨らませられるのだろうか
問題は娘タイプのほうが未来ってことだ・・・
どうせ矛盾とか出るだろうが
あけおめ。
唐突だが、ティアナは初詣に気合いれて晴れ着を着ていくと思うんだ。
そして、スバルにからかわれつつ褒められてツンデレすると。
>>150 いくらはやてでも「泥棒猫」は言わんと思うが
エイミィとカリムって何かあったか・・?
>>164 最初、クロノで書いてたけど、板に合わせて変えた。
そろそろなのフェイは姫始めを済ませている頃か
>>164 おおっと、そいつは野暮ってモンだぜ
本編で絡みがなくとも意思力で補うのが正しい紳士だ
『今からなのフェイシグシャマスバティア姫始め鑑賞会始めるでー。あ、代金は要らんから。
代わりに乳揉ませてや』
なんで俺は男なのだorz
Force見てないんだけど百合要素は全くないの?
>>169 ほぼないねー。
主人公が男で登場人物同士の関わりがまだ薄いし。
百合分薄いのをvividやメガミで補ってる感じだよな
羽根突きで負けて、なのはに墨で顔に×を描かれて
「なのはに…汚されちゃった…(はぁと」とニヤけた9歳の冬。
なのは「フェイトちゃんに・・ry」
で二人ともアリサに突っ込まれるんじゃないか
すずか「アリサちゃん私も汚し「あんたは負けっこないでしょうが!」」
新年早々突っ込みで忙しそうだ
>>172をアリサちゃんで再生するのもまた一興やね
176 :
44:2010/01/04(月) 00:10:35 ID:hRANi+X2
はやて視点のはやて×すずかSS投下します。
とらハから夜の一族設定を引っ張ってきているので、
すずかに発情期なんかないやい、と拒否反応がある人は回避してください。
「あー、久しぶりやなぁ」
海鳴の地に降り立って、懐かしい空気を吸い込む。
海の潮と森の緑の混じり合った優しい風を感じながら歩き出した。
巨大な月村邸の前に立ってチャイムを押す。
「はやてちゃん、いらっしゃい。久しぶりー」
「お久しぶりですぅ。はやてちゃん」
すずかちゃんとファリンさんが満面の笑みで出迎えてくれた。
「どうも、お久しぶりです。すずかちゃん、ますます美人さんになって。
ファリンさんは相変わらずのべっぴんさんや」
「あはは、ありがとう。はやてちゃんはなんか凛々しくなったというか……威厳出てきたね」
「それ、褒め言葉なんやろか?」
「当たり前だよ。格好いいよ。とりあえず、中へどうぞ」
すずかちゃんに先導されて部屋にお邪魔する。
ファリンさんのドジは治っていないらしい、
ひっくり返りそうになる彼女を手助けしながらお茶の準備をしてもらった。
「やっぱりみんな忙しいんだよね」
「せやな、結局予定空いたんは私だけや」
たまたまできた休日。
うちの子らやなのはちゃんフェイトちゃんも連れてきたかったけど、
忙しうてそうそう予定が空くはずもなく。リィンもメンテで来られんかった。
「でも、はやてちゃんに会えて嬉しいよ」
「ありがとうな。私もすずかちゃんとファリンさんに会えて嬉しいよ。
アリサちゃんも忙しいんよね」
「うん、卒論に加えて家業の方も手伝ってるから大変みたい。最近は私も滅多に会えないんだ」
「そかそか。まあ、しゃーないな。でも、すずかちゃんだって卒論大変やろ。
ええんかな、こうして遊んでもらってて」
「もちろん。たまにしか遊べないお友達がせっかく来てくれたんだもん。
……なんだか、当たり前に遊べてた昔が嘘みたいだよね」
「うん……でも、私らみんなどこにいても友達やからな。
寂しいことなんてない、と思う」
「そうだね。……あっ、そういえばこの前凄く面白い本見つけてね――」
と読書家のすずかちゃんに本を勧めてもらったり、にゃんこたちと遊んだりしながら楽しく過ごした。
やっぱり、懐かしいな。
今はこっちの本をゆっくり読んでる暇なんてほとんどないし。
すずかちゃんと出会ったあの図書館にもまた行けたらええんやけど。
177 :
44:2010/01/04(月) 00:11:10 ID:hRANi+X2
「はー、相変わらず大きいベッドやねぇ」
夜になってすずかちゃんと一緒に寝ようと寝室へ入って感嘆する。
広いベッドは私も慣れてる方やけど、こんなん一般家庭にゴロゴロ置いてあるもんやない。
「うーん、まあ、そうだよね。というか、この屋敷自体が二人だと広すぎるかな」
月村家の財産だからそうそう始末するわけにもいかないんだけど、と
少し寂しそうになるすずかちゃん。
姉夫婦もお付きのメイドもドイツに行ってしもうて、こんな広いお屋敷で二人っきり。あとはにゃんこたち。
八神家はここまで広くないけど、家族が二人だけになったら寂しくて仕方ないやろな……。
「まあまあ、今日は私もいるからな」
「うんっ、一緒に寝よ」
とベッドに潜り込んでいくすずかちゃんの後に続いてお邪魔した。
そして、暗がりの中見つめ合って会話をする。
「えへへ、いくつになってもお泊りは楽しいね」
「そやね。何やワクワクする感じやな。
普段は外に泊まるときでもたいてい仕事やから余計にな」
「……お仕事大変なんだよね」
「んー、それなりにな」
「危ないこと……してない?」
「してない、ワケやないけど……なのはちゃんやフェイトちゃんに比べたら断然マシや。
もっと前線に出てみんなを守るためにこの命使いたいけど、適正ってもんがあるわな」
「だ、ダメだよっ!はやてちゃんの命ははやてちゃんが幸せになるために使わなきゃ」
「……ありがとうな。でもな、私はこうして生きてるのが幸せなんよ。
沢山の人を傷つけて、それで得たこの命。贖罪の意味もあるけど、私はこうやって生きたいんや」
「うん……でも、私ははやてちゃんが傷ついたら泣いちゃうよ。
それはちゃんと覚えておいてね」
「うんっ、ありがとう……」
少し泣きそうになる。
この子や他のあったかい人達を悲しみから守りたくて今の道を選んだ。
闇の書事件で犯した罪を考えると自己犠牲の精神で仕事に臨みたくなる。
でもそれはきっと間違ってる。
私が悲しんだり苦しんだりすれば泣いてくれる人たちが沢山居る。
だから、皆を悲しみから守りたいなら自分のことも守らんとな。
そうやって話しながらそろそろ寝ようかと目を閉じると、
すずかちゃんが少し苦しげな吐息を漏らす。
「すずかちゃん……?体調悪いんか?」
「ご、ごめん、はやてちゃん。ファリン呼んできてくれないかな?
その……あれ、来ちゃって……」
あれ――すずかちゃんの生理は私らとは少し違う。
子を為すためのメカニズムには違いないけど、エッチがしたくてたまらんようになるらしい。
普段はメイドさんに手伝ってもらって解消してるらしいけど……。
この優しい友達を放っておきたくない。
178 :
44:2010/01/04(月) 00:11:45 ID:hRANi+X2
「なあ、すずかちゃん。私がやったらダメかな?」
「はやて、ちゃん。嫌じゃないの?」
「嫌なわけない。嫌やったらさっさとファリンさんに任せてるよ」
「ごめ、ん。お願い、してもいいかな……」
「ええよ……普段はどうしてもらってるんかな?」
「そ、そのっ、あそこをお口でいじってもらって……」
「了解や」
すずかちゃんのネグリジェをまくりあげて下着に触れる。
もうそこはぐっしょりと濡れていて履いている意味をなしていない。
さっさと脱がしてしまおう。
「んくっ、ちろ、れる……」
秘所に口を近づけて舌で撫でていく。
普段のセクハラでこんなことはしないから甘酸っぱい蜜の味に少し戸惑いながら。
「ふぁ、ああっ、はやてちゃんっ、きもちいっ……もっとしてっ」
清楚ないつものすずかちゃんからは考えられないような色香が漂う。
求められるままに舌の動きを速めていく。
「は、ああっ、あああっ……はやてちゃんっ……あ、ああっ、ふぁっ……」
舌の動きに合わせてとくんとくんと溢れる蜜をなめとる。
そして、クリトリスを思いっきり吸い上げた。
「ひぃあっ、ああっ、ふぁああああぁぁ――」
絶叫のような喘ぎとともにびくびくと体を跳ねさせて、すずかちゃんはくてっとベッドに横たわる。
そのまま、すぅすぅと寝息を立てだした。
ベッドには愛液が垂れ落ちていてこのまま寝かせておくんはまずいな、と
ファリンさんを呼んで後始末をしてもらった。
それから、私は別室にすずかちゃんを運んで一緒に寝た。
翌朝すずかちゃんは物凄く気恥しそうにしていた。
でも、こんなことでどうにかなるほど私らの友情はやわやない、と思いたい。
少しぎこちない会話を交わしながらも、もう休暇は終わる。
後は石田センセと翠屋さんに挨拶したら発たんとな、
と月村邸を後にしようとしたらすずかちゃんが抱きついてきた。
「はやてちゃんっ……」
「な、なに?」
「あのっ、そのっ、ありがとね……凄く嬉しかった」
「……どういたしまして、や」
うん、この子の役に立ててよかった。
罪の意識は消えなくてもこうして大切な人が喜んでくれるのが嬉しくて、
それがきっと私の生き方やから……このままずっと歩んでいこう。
179 :
44:2010/01/04(月) 00:12:12 ID:hRANi+X2
終わりです。
スレでのはやての扱いが悪すぎて泣けてきたので書いてみました。
セクハラ大王はネタとしてはおいしいけど、
本来は心優しく正義感の強い夜天の主のはず、という主張を込めて。
でも、恋愛的にはなかなか他キャラと絡めづらかったので小細工を弄してしまいました。
この程度ならエロはなくても良かったかなぁ、
と思いつつも百合的には完全に恋愛要素排除はよくないのかな?と一応入れてこんな感じに。
続けて
>>88-90の続き
糖度は下がって微エロが入りました。
でも、やっぱりヘタレるふぇいとさん。
180 :
44:2010/01/04(月) 00:12:48 ID:hRANi+X2
「あれ、なのはー?」
帰宅しても玄関先に顔を出さないなのはを呼びながら部屋の中に入っていく。
…………いた。
リビングのソファに座ったまま眠ってしまっている。
遅くなっちゃったもんね。待たせてごめん。
もうお風呂は済ませているようでパジャマ姿で髪も結んでいない。
執務官服の上着を脱いでから、一度起こそうか
このままベッドに運ぼうかと考えながらも近くへ寄っていく。
寝顔、かわいいな……。
と眺めていると軽く開いた艶やかな唇に目を奪われる。
あれから何度も自分からキスしようと試みてみたけれど、
深い空色の瞳で見つめられると身動きが取れなくなってしまって結局出来ずにいた。
見ているとなのはの方からしてくれるからさほど問題はない。
――でも、もっと伝えたかった。
好きで、好きで仕方が無いのだと。
なのはにはもう全部知られてしまっているとしても。
今、なら……出来るかな。
まぶたが閉ざされている今なら。
卑怯者と心のどこかで囁く声があったがもう止まれなかった。
ソファに膝をついて背もたれに手を乗せる。
そして顔を寄せていってぷるんとした柔らかな唇を奪った。
(なの、は……)
心のなかで名を呼びながら時々角度を変えて唇を触れ合わせる。
心臓が激しく打ち鳴って少ししてから顔を離して息をついた。
「もう、いいのかな……?」
パチリと目を開けてなのはが言った。
「な、なのはっ…………起きてたの?」
「あんなにされたら起きるよ」
「……ごめん」
「ちゃんと寝る前にフェイトちゃんに会いたかったから、
起こしてくれたのはいいんだけど……もう、いいのかな?」
「…………まだ、してもいいかな」
「うん……」
と頷くなのはに口付ける。
眠っていた時より遥かに緊張して、そして嬉しい。
もっと深く繋がりたい。と舌を挿し込んでいく。
なのはは一瞬驚いたように体を強ばらせて―――力を抜く。
「ん、ふ……なのは……」
「んんっ、は、ぁ……フェイト……ちゃん……」
時折名を呼び合いながらも舌を絡めあう。
あれ……?なんか……。
181 :
44:2010/01/04(月) 00:13:13 ID:hRANi+X2
「……フェイトちゃん?」
顔を離して曇った表情になる私を不思議そうに見てくる。
「…………なのは、もしかして……慣れてる?」
と呟くように問いかけると
「い、いふぁいれふ……」
ムギュッと強めに頬をつねられた。
「なーんでそんなこと言うかなぁ、この口は」
怒ってる。
にこにこと笑っているが怒気が放たれている。
「……だって……なんか上手だし……」
さっきのキス。ぎこちなくしか舌を動かせない
私に反して、なのはは優しくほぐすようにちろちろと舐め上げてきた。
やたらと器用に動く舌から導き出された推論に少し落ち込んでいると、なのはは指折り数え始めた。
「……フェイトちゃんで10人目くらいかな」
がーん……がーん……がーん……
い、いつの間にそんなに……ずっと一緒にいたのに気付かなかった……
どうして私にはしてくれなかったんだろう……
「って言ったら嫌いになるのかな?」
「そ、そんなわけないっ……なれる訳無い、けど……ちょっと寂しいよ。
私にはなのはしかいないのに……」
「……なのはさんだってちょっと寂しいよ。こんなことフェイトちゃんにしか許さないのに」
後にも先にもね。と言うなのはに安堵しつつ変に誤解をしたことを謝る。
「ごめん……。でも、どうしたらそんなふうに上手く出来るんだろう」
尋ねてみると、上手いのかなぁ、と困ったように軽く頬をかくなのは。
「私が上手いんじゃなくて、フェイトちゃん緊張しすぎなんじゃないかな。
する時ガチガチだしちょっと震えてるでしょ」
「それは……緊張するよ。好きな人とこんなことしてたら。
なのははいつも平然としすぎだと思う。なんだか私の方ばかり好きみたいだ……」
「……そんなことない」
ポツリと呟いて私の頬を両手で包んでから更に続ける。
「そんなことないよ。この綺麗な瞳と優しい心を持った貴女でなければ、
求めに応じることも自分から求めることもしない。……好きだよ、フェイトちゃん。本当に」
―――機能停止。
いつもの軽い言い方ではない、友達の延長とはまた少し違った意味の好き。
真っ直ぐな目線に拘束されて動けない。
そして、なのはは頬に当てた手を首に回して自分の方へ引き寄せた。
「んむっ……ん、んんっ……な、なのっ――んぅっ」
唇を塞がれ舌を吸われる。
息をつく間も与えないような激しいキス。
少し苦しい、けど……なのはに求められているのが嬉しくて気が狂いそうになる。
そうやって少し長いキスが続いた後に舌がなのはの歯にあたって――
「――んんっ!」
ビクリと体が震える。
あれ……これって……
混乱しながらも愛液がとろとろと流れだすのを感じた。
182 :
44:2010/01/04(月) 00:13:38 ID:hRANi+X2
「ふぇいと、ちゃん……?」
様子がおかしい私に気づいたなのはが心配そうな声をあげる。
「また……酸欠になっちゃったのかな。……ごめんね」
「ち、違う、けど……」
顔を合わすことが出来ずになのはの肩口に顔を埋める。
「?……大丈夫?」
疑問符を浮かべながらも背や髪を撫でてくるなのはの手が耳に触れて
「ひゃぅっ……」
変な高い声が出た。
体が敏感になりすぎてしまっている。
ああ、そういうことなのかな……となのはは呟くと私の髪をかきあげて耳を食んだ。
「ふぁっ、なのは……なの、はぁ……」
抵抗も反撃も出来ずにただ名前を呼んでなのはにしがみつく。
「フェイトちゃん、可愛い……」
耳元で熱くてとろけるような甘い声。
その声に誘われて柔らかな舌でなぞられて……また、あっさりと絶頂を迎えてしまった。
(ぅぅ〜〜)
どうしたらいいんだろう。
今はあまり力が入らなくてなのはに抱きしめてもらっている状態。
これ以上何かするつもりはなさそうで安心して身を預けていられるのは嬉しい。
けど、あんな恥ずかしい有様を見られてこれからどうしたらいいんだろう。
「……えっと、フェイトちゃん、体辛かったり苦しかったりはしない?」
「…………平気」
「うん、よかった。それなら……お風呂入ってきた方がいいんじゃないかな。
……その、ちょっとぬるぬるしてこれ冷えたら風邪ひきそう……」
慌ててなのはの上から飛び退くとパジャマの布地がない部分、
腿の上、要は私が乗っていた辺りは愛液がなすりつけられて、濡れ光っている。
と、なのはは指先でそれをすくうと口に含んだ。
「こんな味なんだ……」
「な、なななな、なのはっっ!」
「凄く濡れてるみたいだし、直接フェイトちゃんの舐めた方がいいのかな?」
「ないない、そんなことないですっ。お風呂入ってきます!」
そんなことされたら恥ずかしさのあまり死んでしまいそうだ。
ブンブンと頭を振って急いでお風呂の方へ向かった。
服を脱いでぐしょ濡れになったストッキングを手に呆然とする。
どうしよう……これ……
キスだけでなんでこんなに……
ますます緊張する材料が増えてしまったようだ。
だけど、なのはにも感じて欲しいからそうも言ってられない。
もっと頑張らないと。
お風呂からあがると洗おうと思っていた例の物が消えていた。
パジャマを持ってきてくれたときになのはが洗ってしまったらしい。
洗濯なんていつもの仕事だし、善意でやってくれてるのは分かってるよ。
あんな風になった下着を厭わず洗ってくれることに愛も感じるよ。
でも、少し泣きたくなるのはどうしてだろう……。
183 :
44:2010/01/04(月) 00:14:15 ID:hRANi+X2
終わりです。
当初の予定としては、
フェイトさんが攻めてひたすらなのはさんとちゅっちゅラブラブする話。
だったのに…あれ?どうしてなのはさんが攻めてるんでしょうね。不思議です。
両作ともにGJ!
エロス度が上がっているだと…?
真面目な部隊長に吹いてしまった私は相当毒されているw
フェイトそんがヘタレすぎて攻めきれないとこんな感じになるのか
なのはさんが実にエロくていい
今更気付いたけどC77の商品「なのは&フェイト&ヴィヴィオ 高町一家のあったか岩盤浴シーツ 」
高町一家にフェイトそんが混じっている・・・だと・・・
夏コミのドラマCDSide-Nでもフェイトそんと合流するトラックが
「高町一家集合」だったしもうそういうことでいいんじゃないでしょうか
とっとと結婚すればいいのに。
同性婚が認められてない野蛮な国じゃないだろうし。
そういえば美由紀姉に浮いた話がないのは、エイミィ(かクロノ、またはその両方)のことが好きで
クロノとエイミィが結婚しちゃったあとも思いを振り切れてないせいかと思ってたんだけど
公式設定でブラコンだったのか。残念。
なのフェイはもはや公式ネタだな
中の人も認めてるどころかそっち推奨っぽいし
文字通り運命の人だしな。
映画のCMの「少女は「運命」とであう」って二つの意味がかかってるのか?
不純な気持ちでなのはさんに迫ったら、
ピンクの光で天に召されるというのが男性チームでの定説ですが、実は少し間違っています。
実際には、ピンクの光より先に金の稲妻が飛んでくるそうです。ええ、何キロ離れていても一瞬で。
「汚れた手でなのはに触るなあwせdrftgyふじこ!」
慰めのキスもえっちいキスもいいなぁ
禿萌え
>>192 サウンドステージMによると、フェイトは「ユーノを応援してた(九歳時)」んだけど
ユーノとなのはは、そういうものが関係ない幼馴染とお互いを思ってて、「応援されても友達でしかないし」って感じで
20くらいでやっとクロノとフェイトも二人の関係に気付いた感じらしい。
つまり、フェイトは自分の気持ちが恋愛的なものとは、ストライカーズ時点で思ってないことになる。(サウンドステージのお風呂の話とか、無自覚にはあるくさい)。
また、当初の予定では、機動六課の宿舎の部屋割は、フェイトはエリキャロと一緒のつもりだったらしいが、
どういうわけか、なのはと一緒の部屋になってしまった。
エリキャロの遠慮のせいでないのは確かなので、 なのはさん の希望と思われる。
自分の気持ちに無自覚なまま、なのはさんに誘われるまま同棲&同衾するフェイトさんは天然すぎるぜ。
何の疑問ももってないんだろうなー。
はっきりと告白されたらどうなるんだろう?
なのはさんは魔性の人。
わざとその状況を楽しんでたりするんだろうか?
>>197 >エリキャロの遠慮のせいでないのは確かなので、 なのはさん の希望と思われる。
フェイトとエリキャロを自分の希望優先で引き離すようなことはしないだろjk
なのはさんが魔性の人てw
髪を洗ってあげてる間フェイトそんがドキドキしてるのを楽しんでたりするのか
むしろ、なのはさんの方が無自覚に思えるけどな。で、部屋割りは狸の所為だと思っていたが。
「同じ部屋でええか?」「うん、フェイトちゃんのこと大好きだからいいよ」「ちょ…なのは…」
「ベッド一つでええか?」「うん、フェイトちゃんのこと大好きだからいいよ」「(そんな、あっさりと…)」
「ほなそういうことで。フェイトちゃんもええやろ?なのはちゃんのこと大好きなんやし?」「わわわ私はそのあwせdrftgyふじこ」
ここでまた狸かよ・・・部隊長根回し流石すぎるだろ・・・
> なのはさんが魔性の人てw
> 髪を洗ってあげてる間フェイトそんがドキドキしてるのを楽しんでたりするのか
ありえなくもない話だ・・・
フェイトさんは無自覚であんな服で寝てた訳だが。
あれはなのはさんも計算外だろうか?
無自覚に誘惑し合い無自覚に惹かれ合って無自覚に二人だけの空間を作り出す
>>192 そこは、その…あれだ、三人のためを思ってのことでもあるんだよ。
フェイトとエリキャロの距離感問題とか考えると、保護者と同室はまずいと。
実際、あとでその予定だったって話を聞かされたときに、エリオとキャロの反応も
「公私混同の特別扱いで申し訳ないから別部屋でよかったです」って趣旨のこと言ってるし。
ヴィヴィオへの態度も厳しいなのはママと甘甘フェイトパパらすぃし。
だとすると、「公私混同ななのフェイ同室」もフェイトからって可能性もある……。
よくないと思いつつも、欲望に負けて天然フェイトの誘惑にのっちゃう、なのはさん。
>>192じゃなくて
>>198ですた。ごめんなさい。
フェイト「最近、ユーノ君とはどうなの?進展あった?」
なのは「だからフェイトちゃん、いつも言ってるようにユーノ君とはただの友達なんだってば」
はやて「ユーノ君かわいそうやな」
フェイト「うん。なのは鈍いから」
ユーノ「なのはも可哀想に」
なのは「うん、一番鈍いのはフェイトちゃんなの」
今月のvividで気になったんだけど
冒頭のフェイトがなのはとヴィヴィオを見送るシーン。
二人が家を出ているって事はフェイトはあの家に「一人」で残ったってことなのかな?
仮にだとしたらフェイトがその後仕事とかで外出する時、戸締りのための
鍵が必要になると思うんだが。
だとするとフェイトはなのはの家の鍵持ちというスバらしい展開が!
一方、単に留守をあずかるにせよ家主のいない家とは、やはり強固な
信頼があるということ!
まぁこの仮説はアイナさんの存在があった場合一蹴されるが
地球的なカギがあるとしたら
なのフェイの信頼関係でカギ渡してないはずないだろ
>>206 Vivid1話を思い出せ
なのはもヴィヴィオもいない家にフェイトが当たり前のように入って料理してるぞ
フェイトの家の鍵も当然。本当単身赴任のパパだな。
なのはは通い妻か・・狸から「一緒に住めばいいやん」とか言われてそう
一瞬はやてがなのはと一緒に暮らそうといってるように見えた。
まだ俺の中ではやなのの時代は終わってないな。
>>209 長期任務の場合は埃とか積もらないように掃除にいってるだろうね
そんで、ふと、フェイトさんのベッドに目が行って
いけない考えになって枕に顔を埋めてみるけど
実はフェイトさんがミッドに帰ってくるときは高町家に入り浸りなので
フェイトさんの匂いがあまりしなくて余計に寂しくなるなのはさんとか萌える
>>212 しかし歳時記だと「うちの子になっちゃえば?」
というヴィヴィオの提案に苦笑いしてたなフェイト。
あれは「子」という表現に対しての「さすがにちょっと…」
という解釈でいいんかな?
夏コミCDやシーツでは家族的表現になってるから基準が難しいな。
そもそも関係が曖昧だよな。仲良し家族ってのは分かってるけど。
フェイトそんは遠慮しがちですからホイホイ気軽になりますとも言えない性格のような
>>212 フェイトの部屋がある、というのはそれはそれで寂しい気もする
二人で一つの部屋を使ってるわけじゃないのか
熟年夫婦になると、いつも一緒だと逆に
単身赴任状態だっけ?
寝室は寝室で別にあるんだよたぶん
川の字か
>>212 「子は親の鏡」とはよく言ったものだなぁ
>>218 書斎と思えば何の違和感も無い>フェイトの部屋
台湾人か韓国人の類じゃね?
それか聖王と覇王で陛下の陛と一緒の緒を合わせて作った字で、
結婚で王家合併したいって気持ちを表してるとか。
ヴィヴィオの猛烈アタックは唐突すぎて不自然で笑ってしまうなw
語尾に「ッ!」付けすぎでちょっと落ち着けと言いたくなる
ルー子のキャラ崩壊でキャロとのカプに新風が吹くか
寝室はヴィヴィオの教育上別々にしてる
でも、どちらかのベッドに潜り込むから意味無しw
キャロにはエリオが居るし、あのコンビはなのユーと違って簡単に崩せそうにないと思う。
公式的には期待でけいないんじゃね?
それでも、ルー子とキャロがエリオを争うより
ルー子とエリオがキャロを取り合う方が
百合的には美味しい
藤間せんせいなら、藤間せんせいなら、なんとかしてくれるに違いないw
あ、自分もエリキャロ自体は好きだよw
あるとしたら、ルー子がエリキャロまとめてゲット
ルー子×(エリオ×キャロ)みたいな形になっちゃうんじゃないかな
エリオvsルー子な展開も想像しづらい気がする。
まあ公式でどうなろうとここのみんなは勝手に妄想するんですけどね。
自分はなのフェイとスバティアがガチすぎて他に多くは臨まないかなあ
エリキャロの二人で幸せになってくれればフェイトそんもきっと喜ぶよ
俺もエリキャロで幸せになるんじゃないかと。俺もなのフェイ、スバティアがあれば良いって思ってる
ルーのキャラ崩壊っていうか崩壊してたの母のほうじゃないか?
ViVidはヴィヴィオとアインがいちゃいちゃしてればそれで良いよw
ルーの場合キャラ崩壊と言うよりあれが素なんじゃないかと思ってる
スカ陣営のところにいたときは1期のフェイトのようにしていたとか
234 :
44:2010/01/07(木) 22:52:35 ID:DcBTID5r
>>180-182の続き、というか翌日のSS投下します。
フェイトさんがオーバーヒート気味で壊れそうだったので、ほのぼの系で。
最後にちょこっとだけエロ。
フェイトさんはヘタレというか…攻められ好きになってしまいました。
「朝だよっ、おっきろー」
「……んー、あと5分……」
元気ななのはの声に半分眠ったまま返事をする。
腕の中ではヴィヴィオがすうすうと眠っている。
あったかい……眠い……
『おはようのキスしないと起きないのかな?』
微睡んでいると念話で話しかけられた。
……おはようのきす?
「――お、起きます起きます」
一気に昨夜の出来事が思い起こされて覚醒する。
慌てて身を起こした。
「おはよう、フェイトちゃん」
「お、おはよう、なのは」
「ヴィヴィオも起きなさい」
「……ふにゃ……おはよー……」
なのはに揺り起こされたヴィヴィオは目をこすりながらゆっくりと起き上がる。
「はい、おはよう」
「おはよう、ヴィヴィオ」
「あっ、フェイトママおかえりー」
「うん、ただいま」
私の存在に気づいて抱きついてきたヴィヴィオの頭を撫でる。
今日はなのはは仕事で私とヴィヴィオは一緒にお休み。
どうやって過ごそうかなんて話しながらヴィヴィオと一緒に朝の支度をする。
なのはと話すときに時々フリーズする私をヴィヴィオは不思議そうに見てくるけれど、
別に喧嘩をしているわけではないと分かっているのだろう、特に何も聞いてはこなかった。
そして二人でなのはのお見送り。
「ママ、いってらっしゃい」
可愛らしく頬にぷちゅっとキスされてなのははにこにこしている。
そして立ち上がると
「フェイトちゃんは?」
わ、私もするの?
また少し緊張しながらヴィヴィオがしたのと逆の頬に口づけた。
「ありがとっ。……じゃあヴィヴィオ、フェイトちゃんのこと頼むね」
「はい、たのまれました」
「えっ、逆でしょ……?」
「「あってまーす」」
と声を揃える二人。そして、手を振りながらなのはは出かけて行った。
235 :
44:2010/01/07(木) 22:53:06 ID:DcBTID5r
私、大人ですよ?とヴィヴィオの方を見やると
「フェイトママ、なのはママがいないとさみしくて
ないちゃうから、ヴィヴィオがついててあげるのです」
「な、泣いたりなんかしませんよ!?」
寂しいけど。
というか、どうして私を振り回すところまでなのはに似るんだろう。
昼ごろに二人で聖王教会の庭へと入っていく。ここでアルフと待ち合わせ。
「フェイトー、フェイトっ、フェイトっ……久しぶりっ」
私の姿が見えた瞬間、駆けて飛びついてきたアルフを受け止める。
「アルフ、久しぶりっ」
「フェイト、今幸せだよねっ」
「うん、会えて嬉しいよ」
「あたしもだよ。でも、そうじゃなくてさ。なんかいいことあっただろー」
「あ、うん……あったかな」
精神リンクで分かったのかな。
色々あったけど、特に昨日のなのはの言葉……は胸に閉まっておこう。
こんなところで顔が真赤になっても困る。
「うんうんっ、よかった。……あっと、ヴィヴィオ放っといてごめんよ」
「いえいえ、ひさびさのさいかいですから。どうもこんにちは」
私から降りて謝るアルフにヴィヴィオはぺこりと頭を下げた。
「こんにちは。はぁ、いつもながら行儀のいい出来た子だねぇ」
「なのはは躾が厳しいから……」
「そのぶんフェイトママがあまいからちょうどいいんじゃないかな」
「そんなに甘いかな……?」
「甘いね」「げきあまだよ」
普通だと思うのに……。
そのまま庭で三人で遊ぶ。
私は眺めているだけのことが多いけど、幸せだなと思う。
あとはなのはがいれば……ってすぐにこういう事考えるから今朝みたいなこと言われるんだ。
しばらくして遊び疲れたのかヴィヴィオは眠そうにうとうとし始めた。
この子を膝枕してアルフも子犬形態になってみんなで日向ぼっこ。
少し日が陰ってきてそろそろ帰ろうかと考えたところでなのはから通信が入る。
「やっほー、フェイトちゃん」
「うん、どうしたの?」
「多分時間通りに帰れるよって連絡と……あとは顔が見たかったから」
「な、なのっ……」
明け透けな物言いに言葉を失いかけてこほんと咳払いをして気を取り直す。
「私たちこれから晩御飯の買い物して帰るけど、なにか食べたいものあるかな?」
「んーと、フェイトちゃんの愛情込めてくれれば何でもいいよ」
「……それは放っといても勝手に入ります」
「にゃはは、ありがとう。それじゃ、また後でね」
「うん、頑張って」
通信を切るとアルフが嬉しそうによじ登ってきた。
「フェイト、よかったねっ」
236 :
44:2010/01/07(木) 22:53:32 ID:DcBTID5r
「え、なにが?」
『長年の想いがようやく届いたみたいじゃないか』
寝ているヴィヴィオを気にしたのか念話に切り替えて話しかけてくる。
『長年の想い……?ようやく……?』
『ずっと好きだったんだろ、なのはのこと』
『それはもちろん。前から友達だったしね』
『…………まさか自分では気づいてなかったのかい?』
どうしてうちのご主人様は自分のこととなると
こうも鈍いのかね、とため息をついてから続ける。
『まあ、フェイトにとってなのはは特別すぎたから逆に分からなかったのかもね……。
あんたの好きは普通の友達の好きじゃなかっただろ』
確かに普通の友達にキスされてあんな風に嬉しくなったりはしない。
でも、恋愛感情なのかと聞かれるとそれだけでもなくて、なのははなのはだから好きだとしか……。
そうだね。アルフの言うとおり特別すぎたから、自分の気持ちが良く分からなかったのかな。
なのははどうだったんだろう。後で聞いてみようかな。
夜になってヴィヴィオに絵本を読んで寝かしつける。
「じはよめるけどフェイトママのこえだいすきだから、おねがい」
とせがまれたのでベッドで隣に横になって読み始めて、
小一時間ほど経ったところで寝息が聞こえだしたから移動する。
「なのはー、ヴィヴィオもう寝たよ」
別室で仕事をしていたなのはの背中に声をかけた。
「お疲れさま、フェイトちゃん」
「ここにいたらお邪魔かな?」
「ううん、普通の会話ぐらいならできるよ」
普通の会話
「私の声ってどんな風に聞こえるんだろう?」
「ん?いい声だと思うよ。私は好き」
「ありがとうございます……」
会話終了。
と油断してたら続きが来た。
「普段の穏やかで優しい声も好きだし、戦いの時の凛々しい声も好きだし、
慌てた時のちょっと高くて可愛い声も好きだし……」
と滔々と連ねていってふと気づいたように、
ああでも一番好きなのは――
「私の名前を宝物みたく大事そうに呼んでくれる声かな」
しまった……聞くんじゃなかった……。
嬉しいけど、物凄く嬉しいけど……声を出せなくなってしまった。
なのはは振り向くと無言のまま顔を赤くしている私を見てくすっと笑う。
「名前、呼んでくれるかな」
「…………なの、は」
「うん、フェイトちゃん」
237 :
44:2010/01/07(木) 22:53:54 ID:DcBTID5r
頷いて本当に嬉しそうに笑ってくれる。
こうして始まるのが友達だと教えてもらって、友達として過ごしてきたけれど、
きっとずっと前から……多分出会った頃からずっと惹かれていた。
この優しくて真っ直ぐな瞳に。
なのはの仕事が終わって二人並んでソファに座る。
アルフとの話で気づいたことを説明して
「―――というわけで、ずっと友達とは違う意味でも好きだったみたいです」
「はぁ、そうなんですか……」
「はい。なのははどうなのかな」
「うーん…………私も似たような感じだけど、友達としての絆が一番大事だったから
フェイトちゃんに好きな人ができても、それはそれでいいのかなって」
「今でも……?」
「もう駄目です。他の誰にも渡してあげないからね」
「うん。なのは……キス、して欲しいな」
「えっ……あ、はい……」
あれ、珍しい。なのはが赤面してる。
不思議に思いながらもゆっくりと顔が近づいて触れるだけのキスをする。
閉じていた目を開くとやっぱりなのはは……
「どうして照れてるの?」
「……にゃはは、なんでだろ」
なんか、可愛いな……照れ笑いを浮かべるなのはの頬に手を当てて
「ん……」
結構自然に口づけられた。
数回ちゅっちゅと唇を触れ合わせてから舌を滑り込ませていく。
「ちゅ……んく、ふ……ちろ……」
「んぅ、は……フェイトちゃん……ちゅ……」
じゃれ合うように互いの舌を舐めさする。
気持ちいいしなんだか楽しい、けど……なのはに昨日の私みたいになる様子はない。
どうすればいいのかな……
と逡巡している間に
「はぁ……フェイトちゃん、好きだよ……」
「っっ」
なのはは熱っぽい吐息を漏らすと首筋を指先で軽くなぞってきた。
ぞくんと震えが走る。
そして、なのはのキスが私に合わせた受身ではなくなる。
「んっ、く……れろ……」
「は……んあっ、んんっ……」
あ、駄目だ……これ……
なのはにされると体がおかしくなる
「ん、ひぁっ、なのはっ……」
名を呼んだ瞬間に大きく体が跳ねた。
いってるのに
びくびくと体が震えているのに
なのはは止めてくれなくて
唇を塞いだまま耳を撫でてくる
238 :
44:2010/01/07(木) 22:54:15 ID:DcBTID5r
感じすぎて少し辛いのに
どうしようもなく幸せのまま
意識が途切れかかる
「……フェイトちゃん?」
「…………ん、なの、は?」
「大丈夫、かな?」
「……なんとか」
ほっと溜息をつくとなのはは私に抱きついてくる。
「やりすぎた?」
「……キスだけだから……どうなんだろ」
正確には首筋や耳への愛撫も混ざっていたけど。
「んー、他のことは出来そうにないね」
「やっぱり、したいのかな……?」
「……とりあえず、このすべすべのお肌を堪能して我慢しまーす」
と私の首筋にスリスリと頬ずりをし始めた。
正直なところ、これだけでも少し体が反応してしまっているから、
本格的にいろんなことをされたらどうなるのか少し怖い、けど……
「我慢出来なかったらしていいよ。なのはにしてもらうのは幸せだから」
……あれ?固まった。
なのははピタっと動きを止める。
「なのは?」
声をかけて顔を覗き込むと耳まで真っ赤になっていた。
「……どうして照れるのかな?」
「ふぇ、フェイトちゃんが恥ずかしいこと言うからじゃないかな」
いつもは自分のほうがよほど恥ずかしいこと言ってるのに……。
言葉にして求められるのが苦手なのかな?
意識して言葉にするのは私も恥ずかしいから諸刃の剣だけど、また今度言ってみようかな。
ということはとりあえず置いといて。
今は目の前の愛しい人を抱きしめよう。
239 :
44:2010/01/07(木) 22:54:36 ID:DcBTID5r
終わりです。
フェイトさんに攻めさせるのを諦めたら、誘い受けの技能を覚えたようです。
うちのふぇいとさんはなのはさんに攻められるのが大好きなんだ、という感じに…どうしよう、この人。
まあ、何にせよようやくなのはさんが素直にデレてくれてよかったです。
どっちも無自覚に一票ということでこの話。
恋というより『なのは枠』『フェイトちゃん枠』で別格の好きなんじゃないかなぁと。
やべぇニヤニヤがとまんねぇ…俺きもいww
GJ!!
今更コンプエース読んだのだが、あまりにニヤついて周囲に変な目で見られたような気がするw
俺きめぇwww
>>239 GJ
誰かコーヒー豆持ってきてくれw
大怪我して入院したスバルを見舞いに行くティアナ。
ネガティブ思考になったスバルにお説教した後に、
「待ってるから」と声を掛けて拳を突き出して、コツンと合わせて部屋を出て行く。
場面変わって、どっかの海辺。
何故か眼鏡を掛けたティアナが海辺に立ってるスバルに「好きです」と大声で告白。
笑顔で応えるスバルに抱きついて「バカ・・・」と呟く。
正月中にこんな訳分からん夢を見た俺は、スバティア病かもしれん・・・。
こういう所でスバルは男前
来週の銀河英雄伝説は…
「妹を寝取られたでござるの巻」
「お義姉さまと呼ばれたでござるの巻」
「妹x4追加オーダーキタでござるの巻」
中の人の劇場版インタビューより
「フェイトちゃんはあんなになのはのことが好きなのに、なんでこんなに敵意がむき出しなんだろう」
「あんなに立ち向かってくるけど、そのうちなのはのことが大好きになるんだよ」
なのはさんさすがです
ナカジマ家×ティアナというのもなかなか・・・
集団お見合い
ティアナ(幻)×ギンガ
ティアナ(幻)×チンク
ティアナ(幻)×ディエチ
ティアナ(実)×スバル
ティアナ(幻)×ノーヴェ
ティアナ(幻)×ウエンディ
聖ナカジマ女学園に入ったティアナが、上級生の"エトワール"ギンガさまと、
ルームメイトの"キマシタワー"スバルちゃんとの間で揺れながらも成長していくんですね。
ちなみに俺は渚玉から百合ヲタになりました。
>>246 輪姦かよ!
家族=姉妹の一人ということで、姉妹入会の儀式を行おうとするギン姉&ナンバーズ
ティアナを逃がそうとするスバルと姉妹達との戦いが始まる
しかしこれからのvivid、ティアナとウェンディ、なのはさんとディエチの絡みが見られんのは少し残念だな
うう、もっと燃料をくれ…
>>250 マニアックすぎるカラみだろそれwww
多分次号でまた覇王様がデレてくれるに違いない
ウェンディはライバル心、ディエチは尊敬心と大分ベクトルは違うけど意識してるよね
しかし両方ツンデレのカプとは新しすぎる
N2Rも旅行に行かなかったのは残念だな
NTRって何?
寝取られ
声優アニメディアとアニメディア読んでたらユーノの扱いに吹いたw
NHK総合にフェイトそんの中の人が出てるぞ
何か来る予感
ヴィヴィオってフェイトのことをママとして見れなくなりつつあるんだっけ?
ってことは十年後くらいに母子対決が来るのかな。
「フェイトさんをママと思ったことなんてない。なのはママになんか負けないもん」
「少し頭冷やそうか」
V見る限りその設定はたぶん死にました
ヴィヴィオには二人のママに愛されて育って欲しいものだ
なのフェイやらアリすずやらはやヴィーの妄想ばかりしている百合ヲタ腐男子ユーノ・・・。
げんしけん読んでたら、そういうのはアリかなと思った。
それだとさすがにユーノがかわいそすぐるので
エイミィ一筋なクロノ君一筋なけなげな男の子ってことでいいじゃないか。
ふらーり、薔薇の咲き誇る無限書庫も良いですな、いやまて
年もあけたところで、微妙な時間帯に軽く賑やかしを投下させてくださいな
ヤマもオチもイミも無いです、お気をつけ下さい
百合のような気がしない事もない程度です、お気をつけ下さい
エロくないです、妄想でカバーして下さい
『斧と湖の素敵な関係、もしくはバールのような物』
新暦も80年が近づこうという或る日、フェイト・T・ハラオウン執務官は
零下50度の氷雪地獄、ベルカ自治領北部で樹木の数を数える任務に就いていた。
「砂糖と塩を間違えただけなんだけどなぁ……」
誰の、何をとは語るまい。
日がな一日数を数える毎日の中で、ふと、コペルニクス的な転回が頭を過ぎる。
―― 全部切り倒してしまえば数えなくて済む、薪も確保できるし。
かくして、今日もフェイト・T・ハラオウン執務官は樹を切る、斧で無遠慮に。
古代のベルカ人が決死の思いで緑化に努めたベルカ自治領北部で、容赦なく。
そんな折、ついうっかり愛用の斧こと、黒光りする長くて先が太くなっている凶器、
最近人生について考えるバルディッシュ・アサルトがすっぽ抜けて飛んでいってしまった。
指先の感覚が無くなっている事を失念していた失態であった。
零下50度である、無駄に丈夫な執務官は、友人の八神たぬき特別捜査官あたりに、
実は金星人の血をひいとるんやないか、などと常々疑われている、少なくともUMA。
飛んでいった先に拾いに赴けば、割れた氷とたゆたっている水面、湖。
「今までありがとう、バルディッシュ」
目を閉じれば、幼い頃からの思い出が目蓋に浮かぶ。
厳しくも優しかった教師、フカフカした青い毛皮の狼、遺影となった母親、
波打ち際を走るバルディッシュと自分、あはは待ってよ、追いついてごらん。
「フェイト……容赦なく過去を捏造するのはやめなさい」
目蓋を開けば、目の前の湖から何か生えていた。
黒だか紫だか、よく考えたらギンガと色がカブッているワカメのような髪をした女性、
私を呼ぶなら大魔道士とでも呼びなさい、プレシア母さんこと、湖のアレな女神である。
きっと、極大消滅呪文とか使える。
そんな湖の女神様、たぶん復讐とか怨念は、水に濡れたワカメや睫毛などを凍らせて、
ただでさえ紫の唇をより紫色に、歯の根をガチガチと言わせながら語った言葉は例の如く。
「省略するわよ……寒いんだから」
少なくとも、金星人の血筋は父方のようであった。
「で、フェイト……あなたが落としたのはこの金のバルディッシュ、それとも」
「あ、その金色の三角形のやつです」
凍てついた風が空気を凍らせる。
もはや氷の塊と化した魔道師のマントはたなびく事も無く、
露出していた湖面には薄く氷が張りはじめている。
「……はい、ボッシュート」
踵を返してじゃぶじゃぶと、氷を割りながら湖中へと帰る湖の女神様。
地味に笑顔がこぼれているのは、外よりも水中の方が暖かいからであろうか。
「ま、待って母さん、嘘じゃない、嘘じゃないよ母さああああぁぁぁん」
無情な産みの親への言葉は届くはずもなく、張り詰める湖面のみが面影を残し、
雪に閉ざされたベルカ自治領北部に、春は遠かった。
『ていく2』
バルディッシュを失ったフェイト・T・ハラオウン執務官。
それでもめげずに今日も樹木の伐採に精を出す。
2本、3本と景気良く樹木を伐採しているうち、気が抜けた瞬間でもあったのだろうか、
汚物は焼却だ式殲滅型自動伐採マシーン「高町なのは」を、ついうっかり湖に叩き込んでしまった。
なのはー、などと叫んだところでもう遅い。
ザンバーで葬らんされた次元犯罪者もかくやという勢いで叩き込まれた高町なのは、
警察に通報されかねないほど巨大な水柱をあげて、湖中へと沈んでいった。
そんな湖から、二人ほどの首根っこを捕まえた湖のタヌキ様が競りあがってくる。
「女神様や、女神様!」
なるほど、動物界脊椎動物門脊椎動物亜門哺乳綱ネコ目ネコ亜目イヌ上科イヌ科タヌキ属
あたりを守護する神霊なのであろう、察するに、実にありがたいお姿である。
そんな女神様の左右の御手には、それぞれよく似た危なそうなモノがぶら下がっていた。
「暴言暴力暴飲暴食暴悪暴威暴利暴虐暴走暴挙暴風暴雨!! 畏怖せヨ虫ケラどもッ!!」
「ああっ、以前円卓の姫士ネタが誰も理解できなかったからって、天丼してるのッ」
誰が見ても高町なのはその人である。
「さて、フェイトちゃんが落としたのは、この無差別に頭を冷やす暴君なのはちゃんか、
それともこっちの、カートリッジ激発中毒の聖騎士なのに胸があるなのはちゃんかな」
「違うよ、容姿端麗眉目秀麗才色兼備品行方正成績優秀質実剛健(長すぎるために省略)で、
夜は下になって責められるのが大好きな、内面完全ネコの高町なのはだよ?」
迷いの無い返答であった、恐るべき滑舌と肺活量であった。
なんか女神様と二人の高町なのはが、氷の上に正座で聞かされていた。
「それで昨日の夜なんか宿舎でね」
一時間が経過した頃、ようやくに話が一区切りついたと言う。
「ごめんなぁ、そのなのはちゃんは、ちょっと心当たり無いわぁ」
「愛が、愛が痛いのおおぉがぼぼごぼごぶ……」
二人の首根っこを掴んだまま、湖中へと戻る女神様、一目散に。
逃げたわけではない、当初の戦略目的を達成し主導的に後退しているだけである。
「なのは!? なのはああああぁぁぁぁ……」
氷の張り始めた湖面に、悲しげな叫びだけが鳴り響いていた。
『ていく3』
もはや何もかもを前略し、ついうっかりギンガを湖に落としたフェイトさん。
そんなギンガ・ナカジマの首根っこをひっつかんで、湖の中から女神様があらわれる。
氷結した水滴に眼鏡が凍る、白衣の姿はマリエル・アテンザ精密技術官。
「で、フェイトさんが落としたのは、この千鳥転輪方式、中距離支援型ギンガ・ナカジマですか、
それともこの蛇腹関節、サイクロンロケットエンジン搭載型ギンガ・ナカジマですか?」
「違うよ、私が落としたのはドリルパイルバンクシステムver,1.13搭載型ギンガ・ナカジマだよ」
迷いの無い返答を受けて、女神様の眼鏡が光る。
「あら正直ですね、正直な貴女には全部のギンガ・ナカジマを」
「ちょ、ちょっと待って、ドリルパイルバンクって何ですか、いつの間に私の身体はそんな事にッ」
かくして陸士108部隊の戦力が、微妙に増強されたと言う。
科学の発展には犠牲がつきものとは言え、めでたくもあり、めでたくもなし。
『おまけ』
聖王教会裏手の藪の中、今日も聖王陛下は青き狼と一緒に樵の真似事に興じていた。
その手には一台の機械、混合燃料が内燃機関を稼動させ、力強い響きが森林にこだまする。
最軽量と名高いG2000T、枝打ちなどに使われるトップハンドルの小型チェーンソーである。
特徴としては、小さく、正直G37シリーズならともかく、こんな小型で何をするのかという代物。
大方の予想通りガイドバーがへし折れて、飛び散る刃と細かい破片、先端部スプロケットノーズ。
惨事の現場になりかねないその危機を、逞しい背中が受け止めて、弾く。
咄嗟に人間形態へと転身した狼、ベルカの守護獣の名に恥じない、素晴らしい働きぶりである。
大事無いと笑うザフィーラの声を受け、いろいろと反省をふまえて、一旦帰還、
続いて聖王教会の樵小屋から持ち出してきたのは、やたら大きなオレンジ色の機械。
ベルカスチール社製品、大型チェーンソー往年の名機、80番台の最新型後継機MS880、
刃は無骨な404ラピッド、しかもガイドバー長は最長の150cmを装備している。
それを横に使った、主に縦切りにしか利用されない巨大な内燃機関で、あろう事か横に薙ぎ払う。
当然の如く重量に負け、刃筋と軸線の歪みがチェーンソー刃を樹木に食い込ませ、止める。
生じたキックバックが反動が、複雑化させた運動エネルギーのベクトルに制御の手が離れて、
ああっと、ヴィヴィオくんふっとんだー!
だがしかし、その中空へと投げ出された小柄な身体を、優しく受け止める浅黒い両手が有る。
そう、ベルカが誇るS.G.G.K(すーぱーぐれーとがーでぃあんきし)ザフィーラに違いない。
湖面の淵、水際で踏みとどまった逞しい肉体に、背後から狼耳で幼女な湖の女神が声をかけた。
「旦那ー、たまには何か落としてくれないと、話が進まないんだけど」
物言わぬ背中が、諦めろと語っていた。
何本かの木材と、伐採に対する補助金で、二人にはそこそこの稼ぎになったと言う。
(終)
あとがきー
そもそもの発端になった砂糖と塩は、リンディ・ハラオウン噴水事件とか呼ばれているそうです
GJw
いつも面白いんだけど、元ネタ(あるのかわからないが)とか全くわからん
全くわからんって言うのが、イソップレベルでわからないのか
それともそれはわかって当たり前だからカウントしt内の川カラン
フェイトさんとギン姉が同じ話に出ていると言うだけで嬉しいぜ。
やっぱ、自給すべきか……。
リンディさんが潮を吹いたと聞いて(ry
ザフィがいつもさりげなく出てくるなw
>272
期待するぜ?
やっと規制解除された
>>139のゲーム面白いんだけど
状況説明だけでセリフがないのが惜しかった
>>274 期待されてしまった。
何かお題有ればリハビリがてら書いてみる。
>>275 セリフ……セリフか……。
構造上付けることは簡単なんだけど、中身用意するのががが
>>268 S.G.G.KではなくG.S.G.K だと断固として主張する!!
ぶっちゃけ続編は・・・ゲフンゲフン
それはともかく、
「例え上になっても受け受けで全体重を私に預けて上目遣いななのはも勿論可愛いんだ」
という山彦が遥か北の大地で聞こえたそうな
>>231 作者が書き間違えたのでない限りはしゃいでたのは間違いなくルーテシア
服装と髪のサイドに結んでるリボンで見分けられる
ルーテシアは元々ああゆう娘だったんだよ。
お母さんと暮らしていろんな意味で開放されたんよ。。
>>279 それを本スレで言ったらSSXでは昔のままだったじゃん、と突っ込まれて怒られた
SSXとvividにも多少の空白はあるし、その間に変わったんじゃないか
282 :
44:2010/01/13(水) 23:14:41 ID:ob/3N+HJ
スバティア、に見せかけたティアナ視点のなのフェイSS投下します。
本日はエロなしで。
「んんーっ、と」
お風呂上りに伸びをする。
今日も仕事は大変だったけど、最近は本当に充実してる。
フェイトさんの傍で執務官の仕事を学んで憧れの仕事に向かって前に進めている実感がある。
気を抜きながら水分を補給していると通信が入った。
ああ、いつものあいつだ。と思いながら受信する。
「ティア、お疲れっ。元気ー?」
「元気よ、元気。そんなにしょっちゅう連絡してこなくても大丈夫だから」
にぱっと笑って手を振ってくるスバルにいつものようにそっけなく返す。
「えー、でもティアの顔見ないと落ち着かないよー」
「はいはい、もう充分でしょ。そろそろ切るわよ」
「うー、ティア冷たいよー。愛が足りないよー。あたしはこんなに大好きなのに」
「うっさい!簡単に好きとか言うな!」
と言いながら通信を切った。
ったく……あいつはいつもいつもどうしてああも恥ずかしげもなく真っ直ぐに言えるんだか。
「あれ……なのはさん?」
デスクワーク中に入った珍しい人からの通信を慌てて受ける。
「ティアナ、久しぶり。元気だったかな?」
「はい。お久しぶりです、なのはさん。元気にやってます」
「うん、よかった。……えーとね、その……スバルに用事があってちょっと連絡したんだけど、
その時に『ティアが冷たいんですよー』って泣きつかれちゃって……」
あああっ、あいつはー!なのはさんに何言ってんだ!
「喧嘩してるわけじゃないんだよね?」
「は、はいっ。当たり前です。ただ、ちょっと突き放しておかないと
スバルがベタベタくっついてくるんで……」
「ん、前のままの感じかな。嫌いになったわけじゃないんだね」
「はい。……どうしてあいつは大好きだよとか平気で言っちゃうんでしょうね」
優しい声音と表情に誘われるようにぽろっと愚痴をこぼしてしまった。
「それだけティアナのことが好きなんだよ。はたから見てると微笑ましくていいのにな」
「……でも、好きとかって大事な言葉だから軽々しく言うのは良くない気がするんですよね」
「うーん……そうかな。……そうかもしれないね」
「ええ、言ったら駄目だとも思わないんですけど……あっ、すみません。
仕事があるのでこれで失礼してもよろしいでしょうか?」
別の通信が入ったから雑談はこれまで。残念だけどなのはさんとの通信はもう切らないと。
「うん、忙しいところごめんね。じゃあ、また今度」
とそんなやりとりがあってから数日が経過した。
スバルには叱っておいたけど、やっぱり態度を改めるつもりはなさそうだった。
でも、少し変化したことがあって――
「フェイト執務官、なにかお悩み事でも?」
パネルに触れる手は淀みなく動いているけれど、時折溜息をつくフェイトさんに問いかける。
「えっ……ああ、うん。仕事とは全然関係ないよ。ごめんね、ティアナ」
「仕事以外でも私たちは一心同体だと思っていますし。
話しづらいことなら無理には聞きませんけど……とりあえずお昼にして息抜きしませんか?」
「ん、そうしようか」
肯定を受けてランチをフェイトさんの部屋に運ぶ。
もし、なにか話したいことがあるなら食堂ではない方がいいだろうと。
「えっとね……最近なのはが少し冷たいような気がするんだ……」
食事を取り始めてから数分経って、覚悟を決めたようにフェイトさんが話し始める。
283 :
44:2010/01/13(水) 23:15:18 ID:ob/3N+HJ
「えっ?ケンカでもされたんですか?珍しいですね」
「喧嘩はしてないよ。今まで通り優しいことは優しいし……」
「……それならどうして?」
「い、今までね……あの、その……よく言ってくれた言葉があるんだけど……
ここのところ全然言ってくれなくなって……」
うわっ、何この可愛い生き物。上官に対してついつい失礼な考えを抱いてしまった。
いつもの仕事モードとはうって変わってもじもじと恥ずかしげになる執務官殿を眺める。
…………って、なんか最近こんな会話をしたような。
「あっ、あああああっ!そ、それ、多分私のせいです。ごめんなさいっ」
「……えっ?あっ、ティアナは綺麗だもんね……そっか、そうなんだ……なのは、嘘つくの嫌いだもんね」
「違いますっ!」
なのはさんが心変わりしたとでも思っているらしく、
深海へと沈んでいくように落ち込むこの人に急いで説明する。
どうしてこんなに自信がないんだろう。
そんな風にあなたに綺麗だなんて言われても全然嬉しくありませんよ!
と思いながらなのはさんとのやり取りを教えると安堵した表情になる。
その後、聞き出したなのはさんの言葉は案の定『好き』とか『可愛い』とかそんなことだったらしい。
なのはさん……あなたスバルと同じ人種だったんですね。
……普段好き好き光線を発してるのはフェイトさんの方なのに。
まさか、あたしも周りから見たらこんな感じじゃないわよね……。
「そっか、ティアナもたまには素直に言葉にしてあげればいいのに」
「だ、だって恥ずかしいじゃないですか!?」
「その気持はわかるし、言わなくてもきっとスバルには伝わってると思うけど、
でも……やっぱり言ってもらえたら嬉しいと思うんだ」
「……うう、そうですかね」
そして夜が来て、毎度の通信連絡。
「ティアー、元気そうだね。うんうんっ、良かった。嬉しいよ」
「そ、そう……あ、あたしも……」
なんて言えばいいんだろう。
『可愛いスバルが元気そうで嬉しいわ』と言う自分を思い浮かべたらぞわっと鳥肌が立った。
「ん?どったの?」
「……あんたのバカみたいに脳天気な顔見たらほっとしたわよ!」
「あははー、あたしの顔見て元気になったんだ」
「うっさいっ、もう切るわよ!」
とブチッと通信を切った。
すみません、フェイトさん。これがあたしの限界です。
心のなかで詫びながら次の日を迎えると、我らが執務官殿には幸せオーラが漂っていた。
きっと、なのはさんに色々と言ってもらったんだろうな。
あたしもスバルの幸せそうな顔は見たいからなんとか頑張って、とは思うけど
途轍もなく恥ずかしくて勇気がいる。感情のままに言葉に出来る人がちょっと羨ましくなった。
いつか、ちゃんと言える日が来るんだろうか。
『スバル、大好きよ』
あー、やっぱ駄目だ。考えるだけでゾワゾワする。
他の人にはこんな風にはならないのに。
『なのはさん、大好きです』『フェイトさん、大好きです』
この辺りなら言える。多分。
……まあ、あいつだけ特別扱いなんだってことで今は許してもらおう。
284 :
44:2010/01/13(水) 23:15:51 ID:ob/3N+HJ
終わりです。
蛇足ですが、フェイトさんとなのはさんのやりとりはきっとこう。
「な、なのはっ、私のことどう思ってるのかな?」
「えっ?す……えーと……」
反射的に答えそうになったけど踏みとどまる。
うーん、大事な言葉を軽々しく言うのは良くないんだよね。
どう答えればいいのかな……。
「お願いだから、本当の気持ちを言って欲しい」
「……好きだよ。大好きだよ、フェイトちゃん」
「なのはっ。私も、だよ。私も大好きだよ」
「フェイトちゃんっ」
「ティアナから話は聞いたけど……あのね、そうやって
言ってくれるのは凄く嬉しいから、出来れば言って欲しいな」
「うん、分かった。これからもたくさん言うね。好きだよって、フェイトちゃん愛してるよって」
「なのは///」
ツンデレ化しようとしても一週間と持ちそうにないなのはさんでした。
285 :
44:2010/01/13(水) 23:16:48 ID:ob/3N+HJ
続けて小ネタを二つほど。まずは、なのは×チンク。
百合と言っていいのか分かりませんが、なのはさんに甘えるチンク姉。
本編での互いの呼び名が違ったらすみません。
「チンクちゃん、久しぶりだねー」
妹たちに会いに聖王教会へと訪ねた帰りの庭先。
ポンと肩を叩かれて振り返るとヴィヴィオの母君、なのはさんが立っていた。
「ああ、なのはさん。お久しぶりです。
……しかし、何時もながらその呼び名は如何なものかと思います」
「えーと、嫌だったかな?」
「そういう訳ではありませんが、妹たちは呼び捨てでなぜ姉の私だけちゃん付けなのかと」
「何でだろ……?うーん、チンクちゃんが可愛いからかな?」
と言ってニコニコと笑いながらなのはさんが私を抱きしめる。
「ななっ!?」
突然の行為にわたわたと手足を動かす私だったが……
あれ?なんだ……?
ふにょっと豊かな胸に顔を埋める格好になって動く気がなくなる。
何だろう?この落ち着く感覚は……
「ん?チンクちゃんおねむなのかな?」
「そう、かもしれません……」
確かに少し眠いのかもしれない。
心地よい感触に身を委ねているうちに呟きが漏れていた。
「…………ははうえ」
ああ、母親がいたらこんな感じなのだろうか。
だがこの人は私の母ではない。おかしなことを言ってしまった。
「お母さんみたく思えるのかな?……んー、このままお昼寝でもしようか」
「こんな形でも私はもう大人です。母に甘える年頃ではありませんし……」
「うん、いつもは立派で優しいお姉さんだよね。
でも……だからこそたまには甘えるのもいいんじゃないかな」
「そう、ですか……?」
「そうだよ」
何か言葉を返そうと思ったが、穏やかな心音を聞いているうちに眠気がましていく。
この小さな体は何かと不便なことも多いが……こうして抱いてもらえるのなら、悪くないな……
でも、妹たちにも……この温もりを教えてやりたいな……
と思いながらもあっさりと眠りに引き込まれていった。
終わりです。
最近、数の子たちがやたらと可愛いから書きたいなぁと思いながらも、
どうも自分が書くと恋愛にはならなくて…ちょっとでも燃料になればと。
286 :
44:2010/01/13(水) 23:17:31 ID:ob/3N+HJ
最後にもう一つの小ネタ。
ありがちな話ですがはやてが髪を伸ばし始めた理由を妄想。
はやて→なのは+フェイトな感じで。
――昔からこうだけど、伸ばしても似合うんじゃないかな――
軽く髪を梳かれながら言われた。
向こうからしたら何気ない言葉と何気ない行為。
とくんと鼓動が大きく跳ねた、こっちの気持ちなんか全く知らん旧くからの友達の言葉。
やっぱり髪の長い娘が好きなんかな。
長くて綺麗な髪の彼女の無二の親友の姿が思い浮かんだ。
恋人とは違っても運命的な絆で結ばれた二人。
二人の間に入っていける気はせんから想いを伝えるんも諦めてたけど……
首から下げた大切なあの子の形見を手のひらに握りこむ。
この髪があの子くらいにまで伸びたら言ってみよう。
幸運の追い風、祝福のエール、リインフォース――どうか、私に勇気を貸してな。
終わりです。
初代リインぐらいまで髪を伸ばしたはやては凄く可愛いんだろうなと言うことで。
でもセミロングも捨てがたい…そろそろ部隊長のターンこないかなぁ。
>>281 ヴィヴィオたちとあったら昔のままの振る舞い。
でも見抜かれてるって展開かも
GJ!
相変わらずラブラブななのフェイに萌え
なのは×チンクとは新しい
ナンバーズだとディエチ以外考えたことなかったな
だがいいぞもっと(ry
乙女な部隊長も可愛いよ
>>281 SSXが出た頃に「みなぎってきたw」とか言ってたし
ドクターから学んだという設定にすれば大抵のオーバースキルは許されるわけだから
これからはぶっ飛んだ発言をする便利キャラに路線変更していくんだろうか?
という話題は既に出ていた、ここまで変わるとは誰も予想してなかったがw
おい今やってる某「守る強さを知るRPG」にえらいなのはネタが仕込まれていたぞ!
パーティキャラの一人の中の人がはやての中の人なんだが、戦闘で・・・
『リーンフォース!』(本当に叫びます)『全 力 全 開!』(本当にry)
『星屑の破者(ブレイクシュート)!』『B・アサルト!』(notバルディッシュ)
そしてとあるシーンで「少し、頭冷やそうか♪」
ついでに妙にヒロインに対してスキンシップでお触りしたがるキャラときたもんだ。
以前からネタの仕込には余念のないシリーズだったが・・・ここまでくるとは・・・
いいぞもっとや(ry
うぅ、ハードの壁が…
すっかりネタキャラ・突っ込みキャラ・セクハラキャラになってしまった上に、
今度出るフィギュアが酷評されてしまっている部隊長だが、
もっとメインヒロインとして扱われてもいいと思うんだ。
はやヴィーとか、はやヴィーとか、はやヴィーとか。
ヴィータが好きだけど、本能が大人の体を欲してしまうはやて。
そんなはやてのセクハライフを、申し訳ない気持ちで黙認する永遠の幼女・ヴィータ。
槌「私が大人の体だったら…はやてを…満足させてあげられるのに…」
侍「主の評判を落とさぬためにも…我らが肉体を差し出さねば!(ガバッ)」
医「ん…なんかね、もう私達だけじゃ飽き足らないみたいよ、はやてちゃん。」
盾「をんをん」
主のために、搾乳源の確保に奔走する守護騎士たち。映画2ndはこうですかわかりません。
はやヴィだとこんなのしか思いつかない
はやて「あー、ヴィータ。ご飯粒くっついとるでー」
ぺろっと顔を舐めて直接とってあげる部隊長。
以後、食事中口元をご飯粒だらけにする副隊長の姿がありましたとさ。
でも、融合器ーズに笑われたので止めました。
>>295 セクハラキャラが本命の相手にはセクハラが出来ないって良くあるよね。
聖さまとかじゅんじゅんとか。
キャロ「なのはさん、相談があるんです」
なのは「キャロ、どうしたの?」
キャロ「あの、最近はやて部隊長が胸をもんでくるんです」
なのは「ああ、はやてちゃんが」
キャロ「フェイトさんやエリオ君にはこんなこと相談できないし
…それにしたとしたら、フェイトさんはきっとものすごく怒ってくれるけど
ここは冷静に対応してくれる人がいいと思うんです」。助けてください、なのはさん
なのは「いいじゃない、減るもんじゃなし」
キャロ「へ?」
なのは「わたしもフェイトちゃんもはやてちゃんに揉まれて育ったんだよ。気にしない気にしない」
キャロ「そんな!」
はやて「おう二人して何をやっとるんや?」
キャロ(ビクッ)
なのは「あー、はやてちゃん。キャロがねー、胸をもまれるのが嫌なんだって。色気づいちゃって思春期よね」
はやて「キャロ、胸は嫌か」
キャロ「…は、はい。嫌です。」
はやて「そうかー、嫌かー。じゃ、他のこと教えたげるから、あとでうちの部屋に来るとええよ」
キャロ「え、遠慮しておきます
はやて「来るとええよ?」
キャロ「は、はい」
数日後
フェイト&エリオ「きゃろー、なんで、なんで」
はやて「死んでまうなんてなー。なんか悩みでもあったんかな」
なのは「相談してくれればよかったのにね」
フェイト「き、きっと私のせいだー。私がここに来るのをもっと反対しておけば」
なのは「それは違うよ、フェイトちゃん。フェイトちゃんがそんなことを言ったらきっと天国のキャロも悲しむよ」
エリオ「そうですよ。フェイトさんが悪いわけありませんよ」
フェイト「そう、かな」
なのは&エリオ「そうだ/ですよ」
>>298 ちょw
後味悪すぎw
せめて注意書きしろよ
すまん、注意書きって発想はなかった。
一応ハッピーエンドだけど前編とつなげると後味悪いので中尉
数年後
はやて「うん、ヴィヴィオの胸もいい感じに膨らみかけてきとるな。ちょっとおばちゃんに触らしてみ」
ヴィヴィオ「え、や、怖い」
なのは「はーやーてー?うちの子に何をやってるのかな?凄く頭冷やそうか」
はやて「ただのスキンシップヤンか!昔は寛容やったのに」
フェイト「あのときはどっちもこどもだったから。大人になってまで子供に手を出す人とは思わなかった」
これ以降、管理局におけるセクハラは激減したと言う
いやいやいやwハッピーエンドかこれwキャロww
アイナさんが好きなのは俺だけでいい
なのはとアイナさんがいちゃつくのを見たいけど、なのはが浮気するとこは想像できないなー
そもそも浮気だと思うことが間違いだと何故気付かないッ
イチャイチャさせたいならいくらでもさせろ
俺が見ていてやるから、さあ早く!早くしろ!!
なのアイとか新しいとおもうが、なのフェイ前提だったら泣く
なのアイと聞いて
なぜかフェイト⇔なのは⇔アインハルト⇔ヴィヴィオというフリーダムな状況が
脳裏に浮かんだ脳内お花畑野郎は俺だけの方が世の中の為になるだろう…
熟れた体を持て余したアイナが、フェイトが帰ってこなくて寂しいなのはを誘惑
肉体関係に溺れる二人をヴィヴィオが目撃
フェイトに告げ口してしまってド修羅場に
いかん、昼ドラ展開しか思い浮かばんw
フェイトは浮気されたら身を引きそう
アイナさんはあれだ
ヴィヴィオの世話だけだったのが料理やら洗濯やらとだんだん増えていって、
いつのまにか高町家で暮らすのが当たり前になり、そのうちなのはさんの夜の世話まで…
アイナ「計画通り」
アイナ「なのはさんのお胸かわいい ちゅ」(フェイトさんと間接キスフェイトさんと間接キスフェイトさんと(ry)
何か玄鉄絢の短編みたいだなw
アイナさんは寮のマドンナ。…ではなく間女。
こんにちは、八神はやてです。
人間は年をとると、だんだん落ち着いてきます。
だけど世の中にはそれが当てはまらない人たちがいます。
そう、金髪です。
「えっ、も、もう一回言ってもらってもええかな……」
「あのね、なのはとカップル喫茶に行くつもりなんだ」
「カップル喫茶いうんは……カップルっていう名前の喫茶店のことやね?」
「そうじゃないよ。カップルで行って色々楽しむ場所だよ……えへえへへ」
「な、なぁ、フェイトちゃん。そういうのはカップルが行く場所じゃないん?」
「うん。だから、なのはと私で行くんだ」
「ちょっ、ちょい待ちぃ。いつ二人はカップルになったん!」
「私は心の中でいつもなのはと結婚してるよ」
「いや、それは心の中やろ!」
「それにな、ママたちがそんな所行ったら、ヴィヴィオの教育上良くないやろ!」
「大丈夫だよ。ヴィヴィオも一緒に行きたいって言ってたし」
「そうなんか、それならええか……ってええぇ!?」
翌日、何も知らないなのはちゃんは金髪2人と共にカップル喫茶へ。
入るなり、そこにいた男がなのはちゃんををいやらしい目で見たと、
金髪2人がキレてそこにいた男たちを全員病院送りにしたそうです。
ですがその男たちは、全員が反管理局テロリストだったみたいで、
金髪2人はお咎めどころか、感謝状をもらっていました。
風の噂では、テロリストがそこにいることを事前になのはちゃんは知っていたとか。
怖いので詮索するのはやめにします。
お、ひさしぶり
カップル喫茶ってことは彼女or彼氏と一緒にいるのに
なのはのことをいやらしい目で見たのか
駄目だろ
あ、実際に見たとは書いてないんだな
金髪がそう言ったってだけで。
カリムとかがはやてを狙っているわけか
俺が始めて買ったなのは関連の同人はカリはやだったぜ。
鯵?
鯵イイヨー
ところで、中の人つながりで見た紅白で
坂本冬美?さんの「また君に恋してる」が激しく
フェイトソングでとても良い。
まだ君を好きになれるってやつか。
あれは良い曲だ
321 :
44:2010/01/20(水) 01:40:16 ID:BMNL+Xhx
>>234-238の続き、だけどなのはさん視点のSS投下します。
割りと長くて9レスぐらい使います。
フェイトさんは…すみません。やっぱりおかしな人に。しかも酔っぱらい。
最後にエロのようなものがある気がします。
「たらいまー、なのはー」
「うわっ、なんでこんなになるまで……」
シャーリーに肩を支えてもらいながら帰ってきたフェイトちゃん。
顔が真っ赤で呂律がまわっていない、どう見ても
酔っ払っている彼女が出迎えた私を見るなり抱きついてきた。
今日は久々のフェイトちゃん帰宅日。
その前に任務終了の打ち上げがあるとは聞いていたけど、普段はこんなふうになったりはしない。
熱い体を抱きとめながらシャーリーの方を見やる。
「えーと、どこから聞きつけてきたのか飲み会に八神さん家の方々が乗り込んできまして。
……ガンガンお酒を注がれて……それで」
「はあ、仕方ないなぁ。ごめんねシャーリー、迷惑かけて」
「いえいえっ!私は止めないといけなかったんですけど……」
「いやー、無理でしょ。ありがと、ちゃんと送り届けてくれて」
阻止しようとしたら先に潰されるのがオチだしね。
酔ってても無事に帰ってきてくれてよかった。
「えーと、はい。それじゃ、あとはお任せしていいですか?」
「うん。もう遅いしシャーリーも泊まっていく?」
「ありがたいんですけど、今日はこれで失礼します。馬に蹴られたくないですしね♪」
「あはは……じゃあ気をつけて帰ってね。おやすみ、シャーリー」
茶目っ気たっぷりにウインクするシャーリーに微妙に乾いた笑い声をあげながら手を振った。
「はーい、おやすみなさい」
「うう〜、なのは、なのは。好きだよ、なのは」
「うんうん、私も大好きだよ。フェイトちゃん」
抱きついたまま全く離れないフェイトちゃんの頭を軽く撫でて宥めるように言う。
「ほんろに?」
「うん、ほんとだよ。すっごく好きだよ、フェイトちゃん」
「なのは……!」
私が答えるとフェイトちゃんは放すどころかますます強く抱きしめてくる。
嬉しいし可愛いなと思うけどこのままだと爆睡→二日酔いコース直行だ。なんとかしないと。
「とりあえず、着替えてお水飲も?」
「うん……」
頷きながらも離れないフェイトちゃんを引きずるようにして部屋の中へと入っていく。
ヴィヴィオがもう寝ていてよかった。親のこんな姿を見せるのは教育上よろしくない。
……いや、反面教師になるかな?
なんて考えながらもリビングへと辿りついてソファに座らせる。
お水汲んでこないとなーと、台所へ向かおうとするけどやっぱり離れない。
どうしよう、この困ったさんは。
「フェイトちゃん、放してくれないとお水飲めないよ」
「……水よりなのはがいい」
「あー……それじゃ、おとなしく待ってたら口移しで飲ませてあげようか?」
あ、おとなしくなった。
私から手を放すと膝に手を置いてお行儀よく座る。
よし、今のうちだ。
コップと水差しを用意して戻ると、フェイトちゃんはさっきの姿勢のまま全く動いていなかった。
そんなにして欲しいのかな、健気さに笑みがこぼれてしまう。
テーブルの上にトレイを載せてコップに水を注ぐ。
「えっと……それじゃ、飲ませるよ」
うんうんと頷くフェイトちゃんを見て口に水を含む。
「ん……」
身をかがめながら、軽くおとがいを反らせて待つフェイトちゃんの頬に手を触れて唇を重ねる。
322 :
44:2010/01/20(水) 01:40:42 ID:BMNL+Xhx
キスも久しぶりだな。大好きなフェイトちゃんの感触だ。お酒くさいのが難点だけど。
と思いつつも少しずつ水を送り込んでいく。
「んく、んっ、んっ……」
一滴も零すまいと懸命に飲み込んでいく姿が本当に可愛い。
私と違ってあまり言葉にすることはないけど、この子の行動を見てると愛されてるなーとつくづく実感する。
「ん、あとは自分で飲んでね」
コップ半分程飲ませたところで告げた。
ずっとこうしててもいいんだけど、自分のペースで飲んだ方がいい。
「はい……」
少し寂しそうな顔になりながらもフェイトちゃんは言うとおりに水を飲み始める。
さて、どうしようかな。
疲れてるだろうしお風呂に入った方がいいんだろうけど、
こんな状態で浴室に入るのは危ない。着替えたらもう寝かせちゃおうか。
「もう、飲めません……」
んくんくと頑張って飲んでいたフェイトちゃんがそう言ってきた。
「うん、それじゃお着替えしましょうか」
「……着替え、させて」
「…………んー、分かりました」
酔うとこんなに甘えるんだ。
ヴィヴィオ辺りなら自分でしなさいと厳しくするところだけど、
まあ、普段はこんなこと絶対言わないしたまにはいいかなと了承した。
そして二人でフェイトちゃんの部屋に移動して着替えを用意する。
テキパキと脱がせていってパジャマを着せようとすると――
「なのは……そんなに私の体、魅力ないのかな?」
泣きそうな顔で言われた。
「えっ?凄く綺麗だよ」
何を言ってるんだろと首をかしげながらも感じたままの言葉を返した。
スラリと伸びた手足に大きくて形の良い胸。白磁器のような滑らかで白い肌が火照って赤みを帯びている。
これで魅力がなかったら世の中の大半の人が魅力ないことになっちゃうんじゃないかな?
「な、なら、どうして何もしてくれないんだろう」
ん?……ああ、着替えたいんじゃなくて誘ってるつもりだったんだ。
どうしよう。フェイトちゃんが本気で迫ってるなら乗るんだけど……
「そういう事は飲んでない時にしてほしいな」
「お酒でも入ってなきゃこんなこと出来ないよ……」
「それなら無理することないのに。大体……」
と言いながらフェイトちゃんの綺麗な金の髪を梳きながら、首筋をつっとなぞると
それだけでビクっと体を震わせる。慣れるどころかどんどん敏感になっていってるみたいだった。
壊してしまいそうで触れるのも少しためらうほどに。
「フェイトちゃんはしたいの?」
「そう、でもないんだけど……なのはに我慢してほしくない」
やっぱり。……我慢する、なんて言うんじゃなかったかな。
したいって言えばきっと拒否出来ないことが分かっていたからぼかしてはみたけど。
そりゃね、好きな人の体に触れたいともエッチで可愛いところを見たいとも思うよ。でも
「無理に我慢してるわけじゃないよ。私はこうしてるだけでも幸せだから」
ぎゅっと抱きしめて言う。
「うん……」
「フェイトちゃんに魅力がないなんて思った事もない。無理していつもと
違うことしなくても、ずっと側にいるから、ずっと好きでいるから……自然にしてようよ」
「うん、なのは。でも、それなら……なのはも我慢はしないで」
「うん、フェイトちゃん」
と言って軽く口づけて身を離す。
フェイトちゃんは大分酔いが冷めているらしく着替えは恥ずかしがって自分でした。
それから、寝支度を整えてベッドに潜り込むとすぐに眠ってしまった。
323 :
44:2010/01/20(水) 01:41:08 ID:BMNL+Xhx
ベッドの横に座り込んで薄明かりの下その寝顔を眺める。
無理なんてしないで普通にしてていいのにな。
頑張らないと愛されなくなるんじゃないかって心配になっちゃうのかな。
昔から一生懸命で優しくて他の人を気遣う子だったけど、
きっとフェイトちゃんがここまで心配性になったのって私のせいだよね。
私が無茶して怪我してそれでも好き勝手にやるから、いつか置いて
いかれるんじゃないかって不安で心配で仕方なくなっちゃったんだよね……?
ごめんね。フェイトちゃん、ごめん。
こんなこと言ったら気にするから謝ることも出来ないけど、
その代わり絶対に置いていったりしないから。
それに私がフェイトちゃんを嫌いになれるはずもない。
あなたは悪魔じみた正義感の持ち主なんて言われちゃった私が、
他の人の手を振り払ってでも、最善の選択を振り払ってでも求めた初めての人なんだから。
あの時だって、クアットロの映し出したモニターの中に
苦戦してるあなたの姿があれば、表情を変えずにはいられなかったよ。
信じてるから助けに飛んでいったりはしなかっただろうけどね。
「知らないんだろうな……」
ポツリと呟いて掛け布団の上に乗っているフェイトちゃんの手を握る。
こうしているだけで私がどれだけ幸せなのか。
無理をさせちゃうくらいなら、前のままのお友達でいた方がよかったのかもしれないね。
なんて言ったら泣いちゃいそうだからこれもやっぱり言えないかな。
意味もないしね。もう恋人としてのあなたも手放す気はないんだから。
今までとは少し二人の関係が変わってすれ違うことも
あるだろうけど、私がこの手を放さなければ大丈夫だって自信はある。
だからもっと安心してて欲しいな、フェイトちゃん。
そして翌朝。私はフェイトちゃんに合わせて休暇を取っていたけどヴィヴィオは学校だ。
ヴィヴィオが学校へ向かう時刻になってもフェイトちゃんはぐっすり眠っている。
一度起こしてみようか。と軽く声をかけてみるとゆっくりと起き上がった。
「んー、あさ……?」
「起きられるかな?ヴィヴィオがもう出る時間なんだけど」
「あっ、うん」
フェイトちゃんは返事をするといそいそと起きだして玄関先へ向かった。
少し眠そうだけど、体調は悪くなさそうかな。
「ヴィヴィオー、ごめんね。寝坊しちゃって」
「おつとめごくろーさまです。おかえり、フェイトママ」
「はい、任務終了。ただいま帰りました」
敬礼しあって笑いあう二人。なんとも微笑ましい光景だ。
「あはっ、それじゃ行ってくるね。かえってきたらあそぼーねー」
「うん、楽しみにしてる。いってらっしゃい」
「フェイトママおつかれなのに起こしちゃってよかったの?」
ヴィヴィオと手を繋いで学校へと向かう途中でそう聞かれた。
「うん、無理に起こしたわけじゃないしね。
それに、起こさないとヴィヴィオのこと放ったらかしにしたーって落ち込んじゃうよ」
「気ぐろーのたえないしんぱいしょーだもんねー」
「うんうん」
「ママと足してはんぶんこしたらちょうどよさそうなのに」
「こら、ママのことなんだと思ってるのかなー?」
「えへへ、お気らくさん」
「当たりです……」
悩みが全くないわけじゃないけど、悩むよりもまず行動。
考えてる暇があったらその間に何かする。
それでなんとかなると、なんとかしてみせると思ってるお気楽思考。
悩んで迷ってようやく行動に移すフェイトちゃんとは真逆なんだろうね。
324 :
44:2010/01/20(水) 01:41:31 ID:BMNL+Xhx
そしてヴィヴィオを送り届けると真っ直ぐ家へと帰った。
玄関のドアを開くと正座をしたフェイトちゃんがいた。……正座?
「何してるのかな?」
三つ指でお出迎えと言う雰囲気ではないから聞いてみる。
「ご、ごめんなさい。ご迷惑をおかけしまして」
昨夜のことを思い出したらしく、座したまま頭を下げるフェイトちゃん。
「んー、私は変なフェイトちゃんが面白かったからいいんだけど、
シャーリーにはお礼言っといた方がいいよ」
「変……。シャーリー?」
「憶えてないのかな?送ってきてくれたんだよ」
「えっと、帰りは確か……はやてとシグナムとシャマル先生とシャーリーでタクシーに乗ってたような……」
「それでシャーリーが玄関先まで肩貸して連れてきてくれたみたい」
もしかして、はやてちゃんたちも外に居たのかな?顔出してくれればよかったのに。
「そうだったんだ……なのはに抱きついたのは憶えてるけど……」
「そうそう。フェイトちゃんがなのはなのはーって言ってる間に帰っちゃって」
「あう……気づかなかった。悪いことしたな……」
「まあ、とにかく私は怒ってないから立って立って」
「はい」
「おはよう、フェイトちゃん」
「あ……おはよう、なのは」
「んっ……ちょっとお酒の匂いがするね。まだ寝ててもいいよ」
軽く伸びをして唇を重ねると少しだけアルコールの香りが鼻腔を掠めた。
「ううん、もう目は覚めてるから……お風呂入ろうかな」
「そうだね。昨日は入れなかったし」
お風呂の準備をしようと部屋の中へ入っていく途中で声を掛けられて振り返る。
「な、なのは……昨日の記憶ちょっと曖昧なんだけど……あれは夢じゃないのかな?」
「何が?」
「その……昨日言ってくれた言葉」
「……なんて言ったのかな?夢でも夢じゃなくても、
フェイトちゃんが嬉しいなら本当にしてあげられるかもしれないよ」
昨日のことならいくつか候補は浮かんだけど、夢の中の言葉までは責任持てない。
「ずっと側にいて、ずっと好きでいてくれるって……」
「ああうん、それは夢じゃないよ。無理なんかしなくても
そのままのフェイトちゃんが大好きだから……嘘にはしない。約束」
言いながら左手の小指を差し出すと
「うんっ、約束。私もずっと好きでいる」
嬉しそうにフェイトちゃんは右手の小指を絡めてくる。
指切りなんて子どもっぽいかもしれないけど、
幼なじみなんだし二人でいるときくらいはこんなのもいいんじゃないかと思う。
それに形式はどうあれ誓いは果たす。嘘つきにはなりたくない。
そして、フェイトちゃんはお風呂から上がって朝食を取るとシャーリーにメールを送る。
数分後にシャーリーから通信が入った。
「おはようございます。お元気ですかー?」
「おはよう、元気だよ。昨日は迷惑かけてごめんね」
「いいえ、私はたいしたことしてませんし。……えーと、それでなのはさんとは上手くいきましたか?」
「?……元々仲良しだよ?なのは、優しいし」
「…………あれ?」
フェイトちゃんとシャーリー、互いに疑問符を浮かべながら首をかしげている。
「あっ、シャーリー、ちなみに私も聞いてるからね」
通信に映るようにひょこっと顔を出して言う。
「え、ええ……それは分かってますけど……あれ?フェイトさん昨日の記憶なかったりします?」
「憶えてるところと憶えてないところとあって……なにか言ったのかな?」
「……そうですか。それじゃ、あとのことははやてさんに聞いてください。
325 :
44:2010/01/20(水) 01:41:55 ID:BMNL+Xhx
なのはさんからの連絡を欲しがってましたから」
なんだろね、とフェイトちゃんと顔を見合わせながらも
シャーリーに別れを告げて、そのままはやてちゃんに連絡を入れる。
「お二人さんおはよう。夕べはお熱かったようで。今日もラブラブですか?」
画面に映し出されたはやてちゃんは妙に楽しげにニマ〜っと笑っている。
「?おはよう、はやてちゃん。まあ、ラブラブといえばそうなんだけど、いつも通りだよ。
さっきシャーリーも変なこと言ってたんだけど、昨日何があったの?」
「はやて、おはよう。あの……私昨日のことあんまり覚えてなくて。
飲み会で何言ったんだろ?」
「あー、ベロンベロンやったもんなー。裸アタック作戦不発かー」
「えっ、あれはやてちゃんの入れ知恵なの?」
道理でフェイトちゃんっぽくない行動だと思った。
「…………やったん!?なんでそれでいつも通りなんよ」
「なんでって……んー、酔ってたからかな」
裸を見るのは初めてではないとか誘っているとは思わなかったとか
理由はいくつかあるけど、最上位と思われる理由だけを言っておく。
「えーと、まあラブラブには違いないんよね?」
「うん、仲良しさんだよ」
「ほんならええんかな……まあ、なにかあれば微力ながら相談に乗りますんで」
「それなら、上官である八神二佐からのアルコールハラスメントを回避する方法を……」
「いややなー、私らの仲やんか。そんな上官やなんて気にすることないのに」
よし、言質取った。とフェイトちゃんの肩に手を置く。
「フェイトちゃん、次からはしっかり断るんだよ」
「うん、なのは」
「えええ〜〜、ちょっとくらい付きおうてー。ほら、ちゃんとシャマルに体調管理させとるし」
「昨日はほっとけば二日酔いになってたと思うけど……」
「いやいや、なのはちゃんなら放っとかんやろという計算も込みや。
まあ、フェイトちゃんがおもろすぎてちとばかしやりすぎたなーと思わんでもないんやけど」
「人で遊ばないでよ……」
「ごめんなー。ああそや、なのはちゃんにプレゼントがあったんよ。昨日のフェイトちゃんの記録映像。
これを見れば二人の仲が深まること間違いなし!……と思うんやけど
……なのはちゃん、フェイトちゃんのこと好きなんよね?」
「もちろん。大好きだよ」
茶化した台詞の最後に、真剣な表情と声で尋ねるはやてちゃんにありのままの気持ちをしっかりと答える。
「どのくらいかな?」
「いや、言葉にするのは……難しいんじゃ」
「まあまあ、そこを頑張って」
好きの程度を言葉にしろと言われても……命に代えても守りたいかけがえのない人。
は駄目だよね。置いていったらフェイトちゃん泣いちゃうし。ずっと側にいるって約束したんだし。
ジーッと隣にいる子の宝石のような綺麗な赤い瞳を見つめながら考える。
見ているとだんだんとフェイトちゃんの頬が赤く染まっていく。
一体いつになったら慣れるんだろう。息が止まる前に答えを出さないと。
「…………うーん……生涯をともにしたいくらい。でいいのかな」
「な、なのはっ……」
「おーっ、プロポーズですか」
はやてちゃんはパチパチと拍手をしながら嬉しそうに笑う。
「ん?そうなのかな。あっ、でもはやてちゃんとも一生お友達でいたいよ」
「おおきにな、私もや。でもそんなオチいらんて。……まあ、ラブラブなんはよう分かりました。
下手に口出さんでも大丈夫そうやね。映像の方はメールで送っとくんでお好きにしてな」
「うん。お酒は程々にね。私もちょっとくらいなら付き合うけど」
「ん、楽しみにしとるよ。やっぱ飲むなら友達とがええもんな。じゃ、また今度」
軽く手を振って笑いながらはやてちゃんは通信を切った。
「はやてちゃん、お偉いさんとのお付き合いがあるから大変なのかな」
友達以外と飲む機会が多いからハメを外しちゃうのかな。と思いながらフェイトちゃんの顔を見る。
「だろうね。今度またみんなで集まって遊びたいな。酔い潰されるのは困るけど」
「うん。とりあえず、映像見てみよっか」
「ちょっと怖いけど……見ないのも気になるかな」
326 :
44:2010/01/20(水) 01:42:22 ID:BMNL+Xhx
そして、メールで送られてきた記録映像をリビングの画面に映し出す。
本局の一室にテーブルや椅子が並べてある。料理は残り少なく、そこここで片付けをしているようだ。
「これは……はやてたちが来て一時間ぐらい経ったところかな?もうお開きにするところで」
このあたりからあまり記憶がないんだけど、というフェイトちゃんの言葉を聞きながら画面を見る。
「元気か、テスタロッサ」
シグナムさんがやってきて、辺りの様子を確認していたフェイトちゃんに声をかけた。
「はい、シグナム。元気でやってます」
「それは何より。まあ、こういう席で無粋な話はなしだ。とりあえず呑め」
フェイトちゃんの隣の席に腰掛けると、ドンと一升瓶を取り出して升になみなみと注ぐ。
「あのー、私あまり日本酒は……」
こっちではわりと貴重なお酒でもフェイトちゃんの好みではない。
一応口をつけつつも少し困った顔になる。
「何だとっ!私の酌が受けられんというのか!?」
「や、そういう訳じゃ……シグナム、酔ってます?」
「誰が酔っぱらいだ!駄目親父だ!」
「まあまあ、シグナム。フェイトちゃんにはこっちの方がええんやないかな」
シグナムさんの逆隣に陣取ってスッとグラスを差し出すはやてちゃん。
「はやて……あ、うん。美味しいね。これ」
助かった、という表情とともに嬉しそうに飲むフェイトちゃん。
そして、見た――主従が上手くいったとばかりに目を見合わせるのを。
一時停止
「フェイトちゃんっ!!」
「は、はいっ!」
「罠でしょーがっ、どう見ても!」
「え、あ……お、美味しかったよ?」
「わかるよっ、この可愛い顔見れば!」
びしっと画面を指さして言うとフェイトちゃんは顔を赤らめる。
「あ、ありがと」
「褒めてるんじゃありません。……これ、口当たりがよくて度数の高いお酒でしょ」
「そうなのかな」
「バルディッシュはなにしてたの?」
寡黙なデバイスではあるけど、主人に変調をきたすようなものを黙って受け入れるはずがない。
「あっ、この前にシャーリーに預けてあって……はやてが聞きたいことがあるって言ってたかな」
計算尽くですか……。
「飲み会とか無防備になりやすいときは絶対に手放さないこと!」
「はい」
「……一応叱ってるんだけど、どうして嬉しそうなのかな?」
「え、えっと……愛を感じるな、と」
「はぁ……」
とりあえず、溜息しかつけない。
この子よく今まで無事でいられたなぁ……。
再生
おいしいねーと言いながらフェイトちゃんはグラスを空けていく。
徐々に目にもやがかかってきている気がする。
「ほんでなー、なのはちゃ――」
世間話をしながらお酒を勧めていたはやてちゃんが、頃合を見計らったように話しかけると
「なのは!?」
ガタッと椅子から立ち上がるとキョロキョロと辺りを見回して
「いないよ……?」
悲しそうな瞳ではやてちゃんの方を見る。
「あーうん、なのはちゃんの話をしようと思っただけやから」
「そっか……いないんだ……」
「そんなに会いたいん?」
327 :
44:2010/01/20(水) 01:42:47 ID:BMNL+Xhx
「会いたいよー。だってもう36日も会ってないんだよ……?
なのはー、なのはー」
テーブルに突っ伏しながら泣きそうな声で私の名を連呼するフェイトちゃん。
一時停止
「ねえ、もう見るのやめよう」
「えっ、私は見たいよ。いやなら、フェイトちゃんは他のことしてても……」
「これ見られるの恥ずかしいよ」
「うーん、やっぱり見たいな。ほら、キスしてあげるから我慢我慢」
顔を真っ赤にするフェイトちゃんにちゅっと軽く口づける。
「うー、キスで何でも言うこと聞くと思ってるんじゃ……」
「まあ大体のことは。いやなのかな?」
「……もう一回」
拗ねたようにねだられるままもう一度口づけた。
再生
「帰ってなのはちゃんに会ったら、いっちゃいちゃしまくるんやろ?」
「まくる、のかなぁ。私じゃ、きっとだめなんだ……。
このままだと愛想つかされちゃうよ……」
「まさか……それはありえんやろ。なのはちゃんに他に好きな人がいるわけやあるまいし」
「そうだけど、私はなのはを満足させてあげられない。
シャマルせんせー、私は病気なんでしょうか……」
「えっ、わ、私っ?……どうしたのかな、フェイトちゃん」
はやてちゃんの隣に居たシャマル先生が突然声を掛けられて驚いたようだ。
って、お開きになったにしても全然人が居ないと思ったらシャマル先生、小さく結界張ってるよ。
……お疲れさまです。
「私……なのはにキスしかさせてあげられなくて……」
うわあ。何相談してるんだろ、この子。
「「「えっ?」」」
フェイトちゃんの言葉に、その場に居た三者同時に固まる。少し離れたところに居たシャーリーも固まってる。
結界内にいるのは五人だけみたい。まあ、この面々なら知られてもさほど問題は……ない、かなぁ?
「…………ちょ、ちょい待ち。あんたらお付き合い、というかなのはちゃんが
『恋人みたいな感じになったよー』って言うてから一年以上経って一緒にも暮らしてるんやろ?」
最初に動き出したはやてちゃんが慌てたように問いかけるとフェイトちゃんはコクンと頷く。
「なのはちゃんあれでガード固いし、フェイトちゃんは真っ赤になって黙るしで、
ロクに聞けんかったけど当然夜は組んずほつれつやと思うとったんに」
物凄く意外そうに聞くはやてちゃんに首を横に振るフェイトちゃん。
当然、なんだ……。
「フェイトちゃんはなのはちゃんに何かされるのが嫌なのかな?」
優しく問いかけるシャマル先生に同じく首を振るフェイトちゃん。
「なのはに耳触られたり、キスされたりするだけでわけわかんなくなっちゃって……。
もっと、いろんなことしたいみたいなのに、私のせいでなのはを我慢させちゃってるんです」
「うーん……」
シャマル先生は少し考えこんでからフェイトちゃんの耳に触れると
「?」
フェイトちゃんはきょとんとした顔でシャマル先生を見る。
「うん、分かった。病気ね」
「や、やっぱり。おかしいんですか?私の体」
「なのはちゃん好き好き病よ。好きな人に触れられてそうなっちゃうのはおかしいことじゃないわ。
気にすることはないんじゃないかしら。なのはちゃんは不満そうなの?」
「そうでもないんですけど……」
「なのはちゃん、ほんまにしたいことは我慢する方やないからなー。私も気にすることないと思うよ」
「し、したくないのかな?」
「いやいや、精神的な繋がりがあれば満足するたちやし……そんだけ大事に思っとんのやろ」
「そうかな……そうだよね……」
「むしろテスタロッサ、お前の方からすればいいではないか」
328 :
44:2010/01/20(水) 01:43:15 ID:BMNL+Xhx
フェイトちゃんの残したお酒を飲みつつ、シグナムさんが横目で口元に笑みを浮かべながら言う。
「わ、私から?」
「そやなー。というかなのはちゃんが攻めやったんか。身長的には逆かと思っとったな。
まあ、性格考えればそれもありかー。あの子、突撃思考やもんな」
はやてちゃんは納得顔で頷いている。
……最近はましになったんじゃないかなーと思ってるんだけど……突撃思考。
「うーん、私から……」
フェイトちゃんは何となくしっくり来ないという表情で考え込んでいる。
「フェイトちゃん、なのはちゃんにしてほしいんかな?」
「……うん、そうかな。なのはの好きなようにして欲しい。我慢させたくない」
「なるほど。それなら……そのナイスなばでーを使わん手はないな。
脱いでなのはちゃんを誘ってみればええんやないかな。
目の前にその大きな乳があれば、何はさておきとりあえず揉むやろ」
「主はやての基準で考えるのはどうかと思いますが……」
「でも、好きな人の裸が目の前にあったらやっぱりそうなるんじゃないかしら」
「なのは、興味あるのかな……触ってくれたことないし」
「……一度も?」
呆然とした表情で聞くはやてちゃんにフェイトちゃんが頷く。
「なあ、シャマル。病気なんはなのはちゃんの方なんやないかな?」
「うーん、どうかしら。脱いで駄目なら一度問診した方がいいかもしれないわね」
すみませんね……病気で。
フェイトちゃんが悩むくらいなら問診受けた方がいいのかな……。
「まあ、胸に興味なくても他のとこ触ってくれるかもしれんしな。
裸で迫ってみよか。さ、景気付けにもっと飲もかー」
「うん……」
言われるままにグラスを空けていくフェイトちゃんを映しながら映像が終わる。
うーん、反応に困るなー。
軽く頬をかきながらフェイトちゃんを見やると、湯気が出そうなくらい顔が真っ赤っかになっていた。
とりあえず、シャマル先生がしていたように耳に手を伸ばして触れてみる。
「ひぁっ……!な、なのは?」
ビクっと体を跳ねさせて戸惑ったように名を呼ぶフェイトちゃん。
「私だから、なんだ?そんなふうになっちゃうの」
「そ、そうだよっ」
「そうなんだ。……私もね、こういうことして満足できるのは
フェイトちゃんしかいないから、愛想尽かすことなんてないよ」
「なのはっ……!」
フェイトちゃんは感極まったように私にしがみついてくる。
抱き合ってるときにむにゅっと当たる豊かな膨らみも気にならないわけじゃないんだけど、
それ以上に私のことで表情をコロコロ変えるこの子が愛しくて仕方ないからすぐに体を求める気にはなれなくて。
病気なのかな。もっと体に触れた方がいいのかもしれない、けど
「ん、はむ……ちろ……」
いつものように耳を食んで舌を這わせた。
「ふぁっ、あっ、ああっ……なのはっ……」
これだけでいつもより高い声で私の名前を呼んでくれるのが嬉しくて、
耳元で声を聞いていたくてこんな感じに始めてしまう。
「フェイトちゃん、気持ちいいのかな……?」
腕の中でふるふると震えている子に答えのわかりきった問いを囁く。
「うん……気持ち、いいよ。なの、は……」
恥ずかしそうに小さく答える声に応じてそのまま続ける。
耳を食わえたまま髪や首筋を撫でていくと快感をこらえるように
フェイトちゃんのしがみつく力が強くなっていく。
イケなくて少し辛くなってきたのか嬌声に涙声が混じったところで
――カリッと軽く耳を噛んだ。
「や……は、ああッ――――!」
ビクンと大きく跳ねさせる体を逃さないように捉えて唇を重ねた。
329 :
44:2010/01/20(水) 01:43:41 ID:BMNL+Xhx
そしてそのまま、くたっとフェイトちゃんの力が抜けるまでキスを続けた。
……うーん、どうして服も脱がさないうちに終わらせちゃうんだろ。
これだとまたフェイトちゃん悩んじゃうかな?
「ご、ごめん……なのは、また……」
息も絶え絶えに謝ってくるフェイトちゃん。
快感で融けた瞳に別の涙が浮かんでいるみたいだった。
「えっ、あー、私はしたいことしてるからいいんだけど……」
「したいこと出来てる?」
「うん、フェイトちゃんの可愛いところ見せてもらったから満足です」
「そ、そっか……」
「フェイトちゃんは?」
「うん……気持ちよかった……」
やっぱり恥ずかしそうに告げてくるフェイトちゃんを抱きしめる。
もっとエッチなことをしたとしても、他の人だったら絶対にこんな幸せな気持ちにはなれない。
フェイトちゃんも同じなはずなのにどうして自覚してくれないんだろう。
まあこの気持ちはゆっくり分けあっていけばいいのかな。
恋人としてはまだまだ始まったばかりなんだから。
330 :
44:2010/01/20(水) 01:44:12 ID:BMNL+Xhx
終わりです。
なんだか色々とおかしな感じですが、姐さんにテスタロッサと
言わせられたので割りと満足だったり、すみません。
えろいのぅ
GJなんだぜ
GJ!
直接的にエロくないのにいちゃいちゃ、いいなあ
これはこれで、ある意味なのはさん変態だよなと思ったw
続きがあったら楽しみにしてるぜ
>>330 GJ!十分エロいしそれ以上に甘々過ぎてニヤニヤしてしまうw
GJ!
このスレ代わるがわる特定の職人さんが頑張る印象あるなw
前スレでも一人で10本くらい投下してくれた人いたよね
>>319 あぁ、そういえばそうですね
普通に焼酎のCMソングとしてしか見てなかったけど今度からCMのたびにニヤニヤしてしまいそうだ
もうすぐ劇場版だがその前に明日ゲームが発売だな
基本格ゲーだから多くは期待できんだろうが、はやて×リインTとかでなんかあるといいな
エンディングで当然のようにいちゃつくなのフェでありました。
はやてとリインTは期待して良い。
明日来る予定。何か大ダメージを受けるEDってある?
PSPシール欲しいけど、そんなの貼ったら持ち歩けなくなるwww
PSPやった
リインT大勝利
PSP、リインTとはやてがお揃いのセーター着てるとか、もう早くこの二人は幸せになるべき
特にリインTシナリオのラストバトル前とかはもう神。主に百合的な意味で
シグナムルートだったかで作中で公式呼称がI(アインス)になってたけど、前からだっけ?
とりあえず劇場版の報告
フェレットの存在価値は殆ど無し。クロノ君も特になし
ついでに、背中が温かいから云々の台詞も無かったwwwwww
>>343 I 存在中には II が存在しないから、そういう呼び方はしてない。
第二次世界大戦が勃発するまでは、第一次世界大戦は単に「世界大戦」という呼称だったし
2世3世が生まれてない時点じゃ誰もルパンを「ルパン1世」とは呼ばないでしょ
うーむゲームは買いなんだろうか、百合的な意味で
アクション系のゲームは苦手だから買わないんだが
SRPGとかで1本出してくれないかな
なのは編は最後フェイトと風呂入ってたりとか
黒なのはは個人的に好きだが、黒フェイトは僕っ子。
映画見てきた。良かった。DVDになるかな
BDにならないと困る
余計なシーンも無くなってたし最高だった
マテリアル連中の情報を見た時は雷刃→なのは、星光→フェイトとか
マテリアル×オリジナルなんて倒錯的な妄想に飛びそうになったけど
皆揃ってすぐ出番終了なんだよね
新宿の舞台挨拶にて、うろ覚えだけど
フェイトの中の人「なのはとフェイトがラブラブになるまでの二人の馴れ初めを堪能して下さい!」
なのはの中の人「なのはは最初からずっとフェイトちゃんのこと大好きだったんだよ!」
>>351 2人共自重……いや、もっとやれwwwww
もうこの二人はwwwさすがだw
映画見てきた
とにかく素晴らしいの一言
バトルも動きまくりで熱かったしこのスレ的にも
なのはとフェイトの絆を全面に押し出してて神としか言いようがない
もう一回くらい見に行くかも、BDも出たら絶対買う
長時間電車に揺られて県外まで見に行く計画を実行する時が来たのか・・・?
もうどこの初々しいカップルかと
百合以外の部分が駄目駄目だと聞いたんだが、そこんとこどうなんだろう。
百合が増強されてるのは嬉しいけど、その代わりにクロノ君が淫獣にされてたりしたらやだな
ユーノの人間時が増えてると聞いて不安だったんだが。
素晴らしかった。泣くつもりなかったけど、目が潤んだ
PSPはシグ×リインで夫婦だった。
百合が増強されてるとは思わない
お姫様抱っこないし、他にも細かいとこがさりげなくカット
百合以外の部分が駄目だとは思わない
バトルシーンはさすがにテレビ版より迫力あるし、
映画としてはなのはファンなら楽しめる出来
>>358 クロノがなのはにデレるシーンはなくなった
ユーノも淫獣っぽいシーンはない
ここら辺は安心して良い
>>361 >クロノがなのはにデレるシーンはなくなった
そんなシーンあったっけ。
素で覚えてないや。
なのはをダシにエイミィといちゃついてるのなら覚えてるけど。
>映画としてはなのはファンなら楽しめる出来
東京行くときに見てみるかな。
ネタバレしない程度に書くけど
まずバトルは文句なしに熱かった
TV版では予算とスケジュールが許さなかったんだろうけど
映画版では「本当はこう動かしたかったんだ!」という
スタッフの声が聞こえて来そうなほどの作画だった
日常シーンはだいぶ削られてたけど尺を考えればしょうがない
クロノ君とユーノ君も出番は少なかったけど適度に活躍はしていた
特にユーノ君の空気の読みっぷりとナイスアシストには感動した
なのフェイの恋のキューピットと言っていいくらい
>>362 一期はまだいろいろとゲーム版引き摺ってたから、なのはに微笑まれて軽く赤くなったりしてたっけ>クロノ
アリすずの出番はどうやったん?
あるけど多いとは言えない
>>366 そうか残念…まあ映画だから尺の関係でそうなるわな
>>368 今でこそ「フェイト→→→なのは」な二人ですが、なのははずっと「フェイト←←←なのは」だったんだよっ!
二人のコメントを統合したらこうなった
なんという片思いの物語
そう思って無印を思い返すと本当にそうだったな
なのはが自分を拒絶する「寂しげな眼をした少女」と仲良くなりたくて奮闘する話だった
今でこそ「なのは←←←フェイト」な二人ですが、なのははずっと「なのは→→→フェイト」だったんだよっ!
こうでしょ?
同じやん
今でこそ「なのは←→フェイト」な二人ですが、リリカルなのははずっと「なのは→フェイト」だったんだよっ!
こうだな
つまりなのはの恋が成就するまでの物語か
なのはさんが一人の幼女を落とすまでの話と言い換えてもいい
幼女を落としたと思ったら王子様でした
なのはさんの千里眼半端ない
先見の明といえばスバルもあるぞ
ダブりの先輩→かけがえのないパートナー→家族、にまで登りつめたからな
最近長女(候補)に続いて長男(候補)もできたし
それに比べてヴィヴィオたちは駄目だなー
はじめっから大物狙いかよ
なにがどう駄目なのかは解らんが
ヴィヴィオ達はようやくお互いを認識し合った所なので、まだまだ
これからだろう
何か事件を乗り越えて「良きライバル」から「親友」になるのかも
しれないし
コミックス巻末の原作者コメで「長期シリーズ」になるって言ってたから、
今後の展開を見ない事には何ともな
身寄りのない少女→魔導師→歩くマップ兵器兼セクハラ大魔神
闇の書さんの先見の明もなかなか。
前世(もどき)からの因縁ありでお互いに古代ベルカの王か
確かに初期段階からスペック高いな
>>368 >>351うろ覚えでちょい疑っちゃったがスマン
実際はそれ以上だったようで…w素晴らしい
成長してどんどんカッコよくなるフェイト見て
なのははほんとドキドキしたろうなぁ…と改めて思う
>>383 それはフェイトも同じだろうな
成長してどんどん綺麗になるなのはを見て
フェイトは本当にドキドキしてたと思う
ヴィ「最初の最初から両思いだったら入り込む隙間なんてねえじゃねえか!」
は「ヴィータは私が居るから大丈夫や」
どんどんかっこよくなるフェイトさん
どんどんきれいになるなのはさん
じゃあはやては?
真面目な話、百合的な面を抜きにしても
なのはとフェイトの物語ってある意味無印で描き切ってる面があるからなぁ
あとはひたすらイチャイチャしてるだけだからなw
原作者のお墨付きだからなw
夫婦で娘の恋を見守るのか
>>387 どんどん(胸を揉む)技術をつけていくはやてさん
恋愛で一番盛り上がるポイントって、好きになってから告白までだと思うよ。
告白しちゃえば、後は周りが呆れるまでイチャイチャ。
結婚でもして子供が出来ちゃったら子供育てつつイチャイチャ。
そんなものだと思うけど。
>>395 その点フェイトさんは決めるとき決めてくれるから、告白も情熱的で(外野が)盛り上がりそうだ
なのは「フェイトちゃん、話って何?」
フェイト「あ、あの・・・なのは・・・あのね・・・・」
なのは「うん?」
アリサ(そもそもちゃんと付き合ってるかも曖昧なんだから・・・!)
すずか(フェイトちゃん、ここは頑張って!)
はやて(なのはちゃん撃ち落としたれ!)
フェイト「・・・狭い世界で君しかいない!他の名前が出てこない!」
なのは「フェイトちゃん・・・!」 ズギューン
アリすずはや(フェイトちゃん・・・!) ズギューン
今まで出しつくされたネタの上にさっきまで何を聞いてたか丸わかりですねはい
なのは「?駄目だよ、エリオやキャロのこと忘れたら。
それにフェイトちゃんの世界はそんなに狭くないはずだよ?出会った頃とは違うんだから」
なのはさんはストレートじゃない告白には気づかない鈍感さだと思ってる。
他の人には充分ストレートでも通じない気がする。
告白ってS1の最終話ですんでなかったっけ?
話ぶった切る上に亀だがBoAは非常に良質な燃料だな。
個人的にツボなちょっとしたシグ←ヴィまで見れるとは思わなかった。
ゲームはマテリアル同士の絡みとかも見たかった
アホの子と厨二病王に振り回される苦労人殲滅者さんとか
>>387 酒飲める年齢でも未成年に間違われるロリっぽさ
どんどん年経ても敢えて変わらない事こそが主の魅力さ
幼い顔立ちな年上の主を子供の頃のようにお姫様だっこする騎士とか超胸キュンやん?
>>387 どんどん大人になる
性犯罪者的意味でもたぬき的意味でも
>>395 まだ幼い小学生でのイチャイチャ
色々成長してくる中学生でのイチャイチャ
なのはに事故あってからのイチャイチャ
同棲生活始まってからのしっとりイチャイチャ
子供が出来てからの川の字&こっそりイチャイチャ
単身赴任の「あなた早く帰って来てね」遠距離イチャイチャ
…etc
なのフェでざっと思いつくだけでもこれだけシチュある
告白後も素敵なイチャイチャは無限大!
パンフレット裏のVividの漫画
ヴィヴィオの紹介が「なのはさんフェイトさんの娘さんであるヴィヴィオ」(原文まま)
ヴィヴィオもなのフェイを我が家のママ達と呼んでるし
ヴィヴィオの嫁候補もいるみたいだし過去も未来も現在も高町一家はバラ色だね
あと映画視聴二回目で貰えるポートレートがなのはがフェイトに抱きついてる絵だった
うpきぼう
>>407 公式の劇場来場者特典にサンプルがあるよ
にわかで申し訳ないのだけど
Sts放映している頃のアニメ雑誌(だと思う)に
なのフェイの生活スケジュールみたいのが載ってたみたいなんだけど
雑誌の名前と何年の何月号か判る人がいたらおしえてもらえまいか?
スケジュール…アニメディアかメガミだと思う
ってかそれくらいしか見てなかったから、たださすがに何年何月号かまでは覚えてない
なのはが国民的アイドル並の忙しさだなw
一応訓練プランと言う名目があるとはいえ
3時間も二人っきりだと・・・?
けしからん
なのフェイラブラブ杉ワロタw
SSでよく見る寝起きの悪いフェイトは公式設定だったのか?w
フェイトって夜型っぽいしな
417 :
409:2010/01/25(月) 21:13:44 ID:rzcN4ORr
>>411 おお、わざわざありがとうございます。
思っていたより細かいですね。
願わくは、ヴィヴィオ登場後のスケジュールが見たかったな
見た記憶があるけど、すっかり忘れてた
風呂が同じ時間でニヤニヤ
441見せてもらいましたありがとー! 409もthx!
ヴィヴィオとアインの関係ってなのフェイの焼き直しみたいになるのかと思ってたら
アインハルト 13歳、ヴィヴィオ 8歳と知って何か燃え上がってきた
年下のヴィヴィオをお姉さんらしくリードしようとするアインとか
無邪気なヴィヴィオの魅力にやられちゃうアインとか
擬似姉妹みたいなアイヴィヴィとか
あの子は聖王でライバル、だけど・・・好き!みたいなアインとか
妄想が止まらなくなってきた
>>421 ヴィヴィオはViVidで10歳とはっきり言われてて、St.ヒルデは初等部5年中等部2年らしいから、
ヴィヴィオ10歳アインハルト12歳じゃないか?
まあ歳の差あることに変わりはないけど。良いよね歳の差
>>406 そのポートレポートは全国で全て同じものなの?
同じですよ
映画の公式でサンプル見れるよ
>>421しかしヴィヴィオとアインってどっちが嫁なんだろう。
どっちが嫁になるかを爽やかにスポーツ格闘技で決めるお話なんだろう
スポーツ格闘技はスポーツ格闘技でもベッドの上の格闘技なんですねわかります
最近、話題のマーシャル・アーツ・コミュニケーションというヤツだな。
>>426 婿といえば、なのはに出てくる婿さんってみんな、
嫁の尻に敷かれてる様な気がする。
フェイトさんしかりティアナしかり・・・。
そしてその陰で、着々とご主人様(女王様)路線を行く部隊長。
やはり入婿は立場が弱い
アインも家族描写ないから高町家入りするのかな
ティアナは「少し頭冷やそうか」のあたりで駄目亭主と言われてた気が
inこのスレでの話ね
ちなみにスバルは駄目亭主を後押しして余計駄目にさせる駄目嫁と
ティアがダメ亭主かどうかはともかくあの時のスバルの行動は確かにダメ女房の典型例だったなぁ
いやダメ女房というか亭主をダメにするタイプと言うべきか
それはそれでカップリングとして傍から見る分には萌えるんだけどねw
まぁ、若い二人だからそういう過ちはしょうがないさ。
しかし、あの一連の"頭冷やそうか"事件は結婚式のスピーチのいいネタになるよね。
上司代表でなのはさんやシグナムが嬉々としながら話す姿が・・・。
まあお姑さんに「頭冷や」されて夫婦として一歩も二歩も成長したので結果オーライですねw
あれを披露宴のスピーチでやられるのもある種の羞恥プレイかとw
まあ序列から言えば部隊長の所へ話を持っていくのが筋だけどね、さて何を暴露されるやら
部隊長「高町一等空尉が戦闘技術を育て、フェイト・T・ハラオウン執務官が執務官として育て、
そして私が乳を育て、今ではこんなに立派になりました」
全員が胸に視線を集める羞恥プレイで
それ普通は言った方が恥ずかしいと思うんだけどはやてちゃんならみんな納得しそう
ついでに「あたしの方が揉んでます!」とか張り合って自己主張するスバルもセットでw
さっき車運転してて、反対車線から派手な車が走ってくると思ったら
なのは痛車だったw
こんなド田舎でも見れるとは・・・・なのはさん素敵です
おぱんちゅ号は有名だけどまだ見た事ないぜ
コミケ当日の会場付近なら見れたりするんだろうか
PSPのなのはゲーム
いつだったか見た制服姿のなのフェが手を繋いでいるのとかしたい
だけど限定版を買うと金がギリギリに
誰か限定版と通常版の違い教えて
ラジオを聞いていて、唐突になのはさんが赤ちゃんになってしまった時を妄想してしまったぞ
赤ちゃんじゃないけど
某同人誌で
昔のなのはのおねしょ写真を見て萌えるフェイトちゃんが萌えたw
フェイトっておねしょしたことあるのか?アリシアじゃなくて。
泣きながらリニスに謝ったりして、リニスに頭撫でられたりしたのかな
アルフならばおねしょをしてそうだな
My wish My loveゲット
フェイトさん愛されすぎわろた
SS投下します。
なのはとフェイトとおねしょネタ。
あえて、エロくはしませんでした。
夢を見た。
なのはと二人で遊ぶ、楽しい夢。
夢中で遊んで、気が付くと夕闇が迫っていた。
ひとときのお別れ。
明日になればまた会えるのに、
なんだかとても悲しくて泣いてしまった。
なのはが優しく拭ってくれるけど
涙は次から次へとあふれて、止まらなくて……
そこで、目が覚めた。
目の前には、なのはの寝顔。
ドキドキして見回すと、そこはなのはの部屋。
そっか、昨日はなのはの家にお泊まりしたんだっけ。
ベッドに入ってからも、二人でお喋りして、
すごく楽しかったのに、何故、あんな夢を見たのだろう?
そこで下半身の違和感に気付いた。
下着がつめたくて、おしりにはりついている感じ。
ハッとして、そっと掛け布団をまくると、
わたしの寝ていたあたりの布団が冷たく湿っていた。
おねしょ、しちゃったんだ……
どうしよう。
なのはに、汚い子だって、きらわれちゃう……
頭の中がぐるぐるになって
さっきの夢みたいに涙があふれてきて……
「フェイトちゃん? どうしたの?」
気がついたら、わたしの泣き声で目を覚ましたなのはに、
優しく抱きしめられていた。
「あ、なのは、だめ、触っちゃ……」
下半身が濡れたままのわたしは、
なのはを汚してしまわないように
身体を離そうとしたけど
なのはは離してくれなくて
もみ合いになった拍子に
なのはの手がわたしのお尻のあたりをかすめてしまった。
「あ!?」
布団がまくりあげられ
わたしの恥ずかしい印が露わになってしまう。
なのはの叱声を覚悟して身を縮めたけど
かけられたのは謝罪の言葉。
「ごめんね、フェイトちゃん。おトイレ我慢したのに、
寝る前に、一杯話し込んじゃって、行けなかったんだね」
「そんな、なのはは、悪くないよ。ごめん、なさい」
声を詰まらせながら、謝るわたしを、なのははもう一度抱きしめてくれた。
「や、なのはまで汚れちゃうから、はなして」
「そんなこと気にしないで。大丈夫だから、もう泣かないで」
「でも、なのはのお布団も汚しちゃった」
「いいから。そうだ、フェイトちゃん、これからお話しすること
二人だけの秘密にしてくれる?
「え? うん、なのはが秘密にしてって言うなら、誰にも話さないよ」
「あのね、わたしも小学生になってからも何度かおねしょしたことがあるの」
「そうなんだ」
「だから、このお布団にもおもらししたことがあるんだけど
フェイトちゃんは、なのはのおしっこ汚いからもう一緒に寝てくれないかな?」
「え、そんなことないよ。わたし、なのはのおしっこだったら
汚いとか思わないよ。本当だよ」
「うん、ありがとう。わたしも一緒。
フェイトちゃんのおしっこ汚いとか思わないから
だから、気にしなくていいんだよ」
「! ありがとう、なのは」
「えへへ、これは、アリサちゃんとすずかちゃんにも
話したことないんだから、二人だけの内緒だよ」
「うん、わかった。わたし、絶対にいわないよ」
「じゃあ、おしり冷たいままだと風邪引いちゃうから着替えようか」
それから、お家の人に気付かれないようにお風呂場に連れていってくれて、
恥ずかしがるわたしを無視して下半身を綺麗にしてくれて、
自分の下着をかしてくれた。
そればかりか、桃子さん(おかあさん)には、
わたしではなく自分がおもらししたのだと申告して、かばってくれた。
だめだなー。また、なのはに守られちゃった。
本当は、わたしがなのはを守りたいのに。
でも、この一件で、ますます、なのはのことが好きになった
そんな、わたし、フェイト・テスタロッサでした。
(おしまい)
GJ!
おねしょネタktkr
なのはさん漢前やのぅ
なるほど
この恩を覚えていたフェイトさんは、後に大怪我して自力でトイレに行けなくなったなのはさんの尿瓶係をせっせと務めたわけですね
「は、恥ずかしいよ〜フェイトちゃん」
「大丈夫だよなのは、ちっとも恥ずかしくなんてない」
「そ、それに汚いし」
「大丈夫だよなのは、ちっとも汚くなんてない」
「そ、それに、えとえと……」
「脱がすよ」
「ふぇ〜、だ、ダメえっ」(←動けないから抵抗できない)
「さ、おもいっきり出して」(←悪気なし)
「あ〜ん、なんでフェイトちゃんちょっと楽しそうなのぉっ!? あ、やだ、やだやだ出ちゃうよぉ」
「ハァハァ……なのは……ハァハァ……」(←なんかわかんないけど興奮してる)
うん、疲れてんな
寝よう
ヴィータは未だにおねしょしてそうな気がする・・・。
本人は必死に隠してるけど、はやてだけはとっくに気付いてるという。
劇場版見て、やっぱり「君」呼びの時のフェイトかっこいいなぁってあらためて思った
何て言うか潜在的な男らしさというか、かっこよさみたいなのを持ってるとこがフェイトの魅力でもあるんだなと再認識
無自覚で初対面の女の子のことは「君」で呼んでドキドキさせて
なのはさんに頭冷やされたりすればいいのに
453 :
448:2010/01/27(水) 01:12:18 ID:edv85lUU
>>449 ありがとう
読む分にはフェイなのでもいけるんだけど
一期スキーなので、自分で書くとどうしてもなのフェイになってしまうみたいw
>>450 イイネ
あの時期はフェイトはつきっきりみたいだったから
シモのお世話とか、きせかえとか、お食事あーんとかやってるだろうねw
>あの時期はフェイトはつきっきりみたいだったから
>シモのお世話とか
なのは「フェイトちゃん、ヘルパーさん呼んでくれる」
フェイト「なのは、トイレに行きたいのなら私が世話するよ。」
なのは「……」
フェイト「大丈夫…なのはのだもん、兵器だよ」
なのは「…違うの。フェイトちゃんだから見られると恥ずかしいの。ごめんね」
フェイト「///」
フェイト「こっちこそごめんね」
ヘルパーさんとなのはが去ったあと
フェイト「なのはがウンチするところ見たかったのな」
たしかに「歩く兵器」のようなもんだがw
・・・あれ、誰かに頭冷やされそうだ
なんという変態
しかしもはや定番ネタか
ラジオ聴いたとき、なのはさんが赤ちゃんプレイでフェイトさんに甘えてる図が浮かんだのは俺だけでいい
小っちゃい頃お母さんにあんまり甘えられなかったんじゃないかとか
なのはさんはストレス多いはずなのに平気そうな顔してるなぁとか
いろいろ考えてたら、プライベートで時々プツンと行きそうだなと思ってしまった
フェイトさんも同じだけど、なんとなく耐性がありそう
A’s漫画のアリサレポートを見る限りフェイトには割と甘えてるんじゃなかろうか
不屈のエースオブエースにだって甘えたい時があるんです
ヴィヴィオがお泊まりでいない時にだけ、箍が外れて赤ちゃんプレイを要求するなのはさん
「抱っこ」とか言ってフェイトさんに甘えまくるなのはさん
たまらんな
コミックスでまとめて読もうと思って我慢して、ついにvividの一巻を買って読んだわけだが…
なのはさんとフェイトさんの変わらぬイチャツキぶりを見られればいいなと思って読み始めたのに
どうして自分は「はじめまして」のシーンを何度も読み返しているのだろう…?あれ〜
で、聖王様と覇王様はどっちが嫁なんだ?
ベッドの上の戦いで決まるさ
覇王様にはフェイトさんと同じ匂いを感じるよ
ヘタレ攻め的な
>>446-448を見て思い浮かんだネタ。edv85lUUさんGJです。
いまだになのフェイとフェイなのの違いがよく分からないけど、
フェイトちゃんになのはちゃんを守らせてみました。
おこたはあったかいなー。
まだ馴染みのないものも多いけど、日本の文化で
最も素晴らしいものの一つに挙げられるんじゃないかなー。
となのはの隣でぬくぬく暖まっていると私となのはの携帯に同時にメールが入った。
あ、はやてからだ。
シグナム、ヴィータと一緒に高町家近くに来てるから遊べないかな?
という内容だった。
「はやてから?」
「うん。そっちもだよね。……OKで返していい?」
もちろん、とこっくりと頷くと、なのははメールを送り返す。
速いなー。私もそれなりには慣れてきたけど、本当になのはは機械の扱いに長けている。
と、やっぱりぬくぬくとしながらぼんやりしているとチャイムが鳴った。
なのはは即座に迎えに行く。
私も行った方がいいのかな、でもなのはの家だし……と考えているうちにはやて達がやってきた。
「フェイトちゃん、えっらいボーっとしとるなー」
「あー、うん。おこたがあったかくて……」
はやてに半分眠った感じで言葉を返した。きっと、この暖かさは魔法でも生み出せない……。
「情けないぞ、テスタロッサ。騎士たる者、いつ如何なる時でも主を守るべく毅然としておらねばならん」
「シグナムだって風呂入ってるときはボケーッとしてんじゃねーかよ」
「なっ、そんなことはないぞ!?」
「にゃはは、というかフェイトちゃんに主なんていないから気を抜いててもいいんじゃないかな」
「…………」
シグナムとヴィータのやりとりを軽く否定したなのはの言葉に辺りに沈黙が落ちた。
私に同情の目が集まった気がする。
「わ、私はなのはを守るよ!?」
「うん、ありがとー」
い、一応騎士のつもりだよ。と慌てて言った私の言葉をやっぱりなのはは軽く流す。
頼り、ないのかな……そうだよね……私は守られてばかりだもんね。
「あー、それではここいらで羽根つき大会を催しますかー」
「ええ、やはり子どもは風の子。外で遊ぶのが良いかと思います」
突然言い出したはやてに当然のごとく賛同するシグナム。
「え〜〜、このメンバーじゃ私絶対勝てないよ〜」
魔導師としての実力ならそうそう負けることのないなのはだけど、
普段の運動神経は……まあ、言うのもはばかれる感じなのでちょっと泣き声になる。
「まあまあ、そこらもちゃんと考えとるよ。私もまだ足の状態良くないしな。
なのはちゃんとフェイトちゃん、シグナムとヴィータのペアでタッグマッチや」
それなら、と了承したなのはとともに表に出る。
「ふん、手加減はせんからな」
「ええ、シグナム。全力でお願いします」
「なのは、あたしもだからな」
「ふええ〜〜、手加減してよー」
四者四様に言葉を交わして羽根つきを開始する。
とにかく私が前に立って出来る限り羽を拾おう、と数回ラリーを続けていると
「あっ!」
なのはが足を躓かせて前のめりに転びそうになる。
助けないと!
魔法で倒れる速度を落としつつなのはの下に体を滑り込ませた。
「……はあ。ふやっ……ご、ごめんね。フェイトちゃん、大丈夫?」
「うん、私は平気だよ。……あ、でも羽が」
「そんなのどうでもいいよ。ありがとう、フェイトちゃん」
なのははにっこりと笑いながら私の頬に口づけた。
「……相変わらず、ラブラブやなぁ」
「まだ、この時代の世事には疎いのですが、街中のかっぷるという輩よりはよほど幸せそうに見えます」
「はやてー、あたし達も幸せだよなー」
「おー、八神ファミリーかてラブラブっぷりでは負けへんでー」
ヴィータがはやてに嬉しそうに抱きついていたけど、
私はなのはのことしか考えられなくなっていた…………らぶらぶ?
仲良しってことだよね?うん、大事な友達だもんね。
ほっぺにキスされて凄く嬉しいのも、ドキドキするのも初めてできた大切な友達だからだよね?
よく分からないけど幸せだからいいかな、とおこたより暖かいぬくもりを感じた冬の日でした。
ひとまず終わりです。
精神的にはなのはちゃんが守って肉体的にはフェイトちゃんが守っていただろう幼少期。
どうして、なのはさんは飛んでなくてもあんなに強くなってしまったんでしょうね。…格好いいけど。
…………おねしょネタでうっかりおむつプレイとか書きそうになったのは内緒です。
ついでに
>>321-329の続きで、ただいちゃつかせてるだけなSSを投下します。
いつになったらこのおっぱいさん達は揉みあってくれるんだろうと思いつつも、
せっかくなのはさんが変態認定を受けたのでまた遠回り。
エロは一応あるみたいです。
「フェイトちゃんの手、綺麗だよね」
寝る前に隣り合ってテレビを見ている時にふと思ったことを言う。
「えっ、あ、ありがと……」
繋いでいた手を持ち上げて、目の前まで持ってくるとまじまじと眺める。
細くて長い指。魔法を使っているからとはいえ、こんな華奢な手でよく大剣を振り回せるなぁと思う。
見ているうちに吸い寄せられるように口づけていた。
「なのはっ……!?」
慌てたようなフェイトちゃんの声を聞きながら、唇で手の甲をなぞる。
すべすべだなーと感触を楽しんでいると
「ま、ま、待って、なのは……!」
必死な声で止められたから口を離してフェイトちゃんの方を見る。
「嫌だったかな?」
「そ、そうじゃないけど、こ、呼吸整えさせて」
と言うと胸を押さえながら深呼吸を始めた。
ドキドキして息苦しくなったみたい。
相変わらずだなーこの子はと笑みを浮かべながら髪を撫でる。
しばらくして大分落ち着いたフェイトちゃんが不思議そうな顔で言う。
「なんか……なのは、結構私のこと好きだよね」
「……結構?」
この期に及んで何を言ってるのかな、この子は。
ふにっと軽く頬をつまみながら言い直しを要求する。
「ち、違いました。凄く愛されてると思います」
「はい、よろしいです」
手を放して互いに目を見合わせながらクスッと笑う。
「うん、嬉しいな。私もね、凄く好きだよ」
「そ、そーですか……」
ニコッと屈託なく笑いながら言われてちょっと目が泳ぐ。
この子の言い方は心が込もりすぎてて時々やけに照れる。
それが分かっているのかフェイトちゃんは楽しそうに見てくる。
普段は私が主導権握ってることが多いけど、こっちが弱ると余裕が出ちゃうんだよね……。
照れた顔を隠すようにまた手に口づけた。
目を閉じて肌の滑らかさに集中する。
「ぁっ……!」
手を少し持ち替えたときにフェイトちゃんの口から高い声が上がった。
口をつけたまま顔を見ると少し潤んだ瞳を思いっきり逸らされた。
恥ずかしいんだろうけど、なのはさんちょっと寂しいよ……。
もしかして手も感じるのかな……。
試しに指先で手のひらをくすぐるようにしてみるとピクンと体を跳ねさせた。
「……くすぐったいよ、なのは」
「くすぐったいだけ?」
「そ、そうじゃないけど……」
やっぱり、気持いいんだ。
そうと分かればこのまま続けてみよう。
ペロッと舐めてみる。味は……あんまりしないかな。微妙に甘いような。
手を撫でながら舌を這わせていく。時々フェイトちゃんの様子を見ながら。
息は出来てるみたいだけど、浅く荒い。
何かを堪えるように空いた左手でソファを握りしめている。
くすぐったいのと気持いいのとどっちが大きいのかな……。
「な、なのは……なんで手ばっかり……」
指の付け根あたりを丁寧に舐めていると声を掛けられた。
手への愛撫を止めずにフェイトちゃんの問いに答える。
「今日は……フェイトちゃんの手を愛したい気分なんです」
「っっ……!!……は……ぁ……」
私が言うとフェイトちゃんはぶるっと体を震わせて涙声でねだる。
「なの、は……お願い、いつもみたいに……」
「うん……」
頷いて手を握ったまま肩に触れるととさっと倒れるフェイトちゃん。
「……力、入んない……」
「フェイトちゃんほんと感じやすくて可愛いよね……。好きだよ……フェイトちゃん」
「なのはぁ……んっ……」
唇を重ねるとフェイトちゃんはビクンと体を痙攣させる。
舌を吸い上げて絡めようとするけどまともに舌を動かせないようだ。
本当に力が入らないみたい。
ちょっと加減した方がいいかな、と首筋に顔を埋めて鼻先を擦りつけるようにしながら舐めていく。
「ん、ふぁ……」
「もっと、声聞かせて欲しいな……」
「はずか、しいよ……」
「名前を呼んでくれればいいから……」
「んぅ……なのは……なのはっ……」
懸命に名を呼んでくれるフェイトちゃんだったけど、
すぐに声も出せないようにくったりと力を失ってしまった。
……大丈夫、かな。
呼吸音は聞こえるから大丈夫だと思うけど、一度離れて様子を見ようとするとギュッとしがみつかれた。
「や、だ……まだ……離れ、たくない」
途切れ途切れに求める声のままに抱きしめる。
あんまり可愛いこと言われるとまた変なスイッチ入っちゃいそうだよ。
でも、今日はもう無理そうだからこれで我慢しよう。
ひとまず終わりです。
続けてこの話のフェイトさん視点……空回りしすぎてギャグ調に。
今はなのはと隣り合ってテレビを見ている。
手を繋いで側にいるだけで幸せだし、内容について話すのも楽しいよ。
でも、隣にいる子が気になってテレビどころじゃありません。
ペンギンかわいいねー、なんて言ってくるから頷いてるし
確かに可愛いとも思うけど、なのはの方がずっと可愛い。
せっかく二人っきりなんだからイチャイチャしたいな……。
なのはがテレビを見たいなら邪魔はできないけど、CMに入ったらキスとか……してみても大丈夫かな。
どうやって声をかけたらいいんだろ……いまだにキスをするタイミングがよく分からない。
きっと常にしたいのがいけないんだよね……。
とりあえず、CMに入ったら名前を呼んでみよう。
よし、今――
「フェイトちゃんの手、綺麗だよね」
「えっ、あ、ありがと……」
出端をくじかれた上に突然褒められてドキッしたけど、ひとまずお礼を言っておく。
なのはは私の手を持ち上げてじっと見つめている。
嬉しいけど……私はなのはの暖かくて可愛い手のほうがずっと好きだよ。
と思ってるのに言葉にならない。言ったら喜んでくれるかな……言ってみよう。
そんなふうに考えているうちに手に口づけられた。
「なのはっ……!?」
ててて手にキスって!?な、なんか気恥ずかしくてたまりませんよっ!?
なのははそんなこっちの気持ちになんか全く気づかずに柔らかな唇で手に触れている。
うう……頭に血が上って鼓動がうるさくて息が苦しくなってきた……。
「ま、ま、待って、なのは……!」
「嫌だったかな?」
「そ、そうじゃないけど、こ、呼吸整えさせて」
嫌なわけないけどちょっと間をおかないとまた酸欠になりそうだった。
情けなく思いながらも深呼吸していると、
なのはは仕方ないなー、フェイトちゃんはという感じで優しく笑って髪を撫でてくれる。
何と言うか……こういう時のなのははとてつもなく甘い。
元々誰にでも優しいけど、へこたれている人には後で頑張れるように励ますタイプだと思う。
なのに私にはむしろ頑張るなと言わんばかりにダダ甘だ。
「なんか……なのは、結構私のこと好きだよね」
二人でいるときの恋人モードに入ったなのはへの感想を言ってみると、不服そうに頬をつままれた。
「……結構?」
しまった。ちょっと意外に思う程に愛情を注がれている、ということを伝えたかったのに
うっかり変な言い回しをしてしまった。怒ってはいなさそうだからよかったけど、早くちゃんと言わないと。
「ち、違いました。凄く愛されてると思います」
「はい、よろしいです」
今度は適切な言葉を言えたようだ。
なのはの笑顔と茶目っ気混じりの言葉に力みが抜けて笑みがこぼれる。
「うん、嬉しいな。私もね、凄く好きだよ」
「そ、そーですか……」
心のままに思い浮かんだことをそのまま告げるとなのはは照れだした。
どうしよう……なのは可愛いよ。可愛すぎるよ。
このまま見ているのもいいけど、キスしちゃってもいいんだよね?
顔を寄せていこうとしてる間になのはは私の手に口づけた。
……どうして戦闘時の速度をなのはに対して発揮できないんだろう。
さっきよりはましになったけど、やっぱり手にキスされるの恥ずかしいよ……。
嬉しいけど……。
そうやって、なのはにされるがままに任せていると、
「ぁっ……!」
ゾクンと快感が走って思わず声が漏れた。
気づかれた、かな。こっちを見てくるなのはから慌てて目を逸らすと手のひらをなぞってくる。
くすぐったい、けどこのゾクゾクする感じって……
「……くすぐったいよ、なのは」
「くすぐったいだけ?」
感じていることを悟られたくなくて言ってみたけど、なのはには通じなかった。
「そ、そうじゃないけど……」
だけ、とは言えなかったことでなのはは私の手を愛撫し始めた。
気持ちいい……どうしよう、手だけでこんなに感じてたら変な人だと思われちゃうよ……。
声をださないようにとなのはにされてる感覚をどうにか逃そうとソファを握り締める。
「な、なのは……なんで手ばっかり……」
しばらく経ってもずっと私の手を舐めたりさすったりするなのは。
そろそろ、色んな意味で限界が近いから声をかけた。
「今日は……フェイトちゃんの手を愛したい気分なんです」
「っっ……!……は……ぁ……」
あう、軽くいっちゃった……。
なのはに愛されてると思うだけでおかしくなる。
「なの、は……お願い、いつもみたいに……」
「うん……」
私の求めに応じてくれるなのはだったけど……
「……力、入んない……」
手への長い愛撫で限界を越えていたのか、顔を近づけてくるなのはに押し倒されるように後ろに倒れた。
「フェイトちゃんほんと感じやすくて可愛いよね……。好きだよ……フェイトちゃん」
駄目だ……。いつもの明るい声ではない艷めいたなのはの声と熱を帯びた眼差しに捕らわれる。
そうやって言ってくれて嬉しい、よ。泣きたいくらい嬉しくてどうしていいか分からない。
「なのはぁ……んっ……」
そして、待ちに待っていた唇へのキスを受けて体が制御できなくなる。
ガクガクと震えてなのはの動きに応えることもできない。
触れ方は優しいけど、体を押さえつけられるようにして口腔を舐られると犯されているような気分になる。
……なのにどうしてこんなに嬉しいんだろう。
「ん、ふぁ……」
少しして、なのはは首筋を舐めだした。
敏感になりすぎた体はこれだけでも快楽に感じてしまう。
「もっと、声聞かせて欲しいな……」
なのはが聞きたいならもっと聞かせたいのに……私は……
「はずか、しいよ……」
「名前を呼んでくれればいいから……」
「んぅ……なのは……なのはっ……」
名前を呼ぶことしかできなくて、反応を返せなくなるまでそのままでいた。
ぽーと力を抜いていると大好きなぬくもりが去っていきそうになって必死に引き止める。
「や、だ……まだ……離れ、たくない」
うう、情けない……。
と思いながらも、もっとくっついていたくてなのはに側にいて欲しくてねだっていた。
でもなのはが抱きしめてくれたから……他のことはどうでもよくなって、ただひたすら幸せだった。
今日はこれで終わりです。
手にキスなんて王子モードのフェイトさんがしそうですが、
このフェイトさんはそんな格好いいことできません。
書けば書くほど変な人になっていきますね、この人達は…。
って名前入れるの忘れてた。
すみません。44でした。
>>472 GJ!9歳時の格好良さはどこにいったフェイトさんw
こんな状態のフェイトさんを前にして思い止まれるなのはさんの、鋼の理性と深すぎる愛情に萌える
今まで読んできたどのなのはさんともフェイトさんとも違うんだけど、何でかとっても「二人らしい」んだよな
なのはさんはMOVIE 1st ドラマCDside-nでフェイトちゃんとの出会いを惚気ながら
ヴィヴィオとアイン(といって言ってはないけど)との出会いを予言していた
「大丈夫だよ、大事な人と出会ったらちゃんと気付くから」と
ふと思いついた会話ネタ
「なのはママ、なのはママ!」
「なぁに?ヴィヴィオ」
「なのはママとフェイトママ、闘ったらどっちが勝ちますか?」
「うーん、そうだねぇ……。100戦やって、わたしの100勝、かな」
「おー、フェイトママも強いんだよね?そんなにいつでも勝てるの?」
「勝てるんだよ。だってね……フェイトママは、なのはママと闘えないから」
「あー……」
「フェイトママはこう言うんじゃないかな?『なのはを守る為に強くなったのに、その力でなのはを傷つけるなんて、したくないよ』って」
「うーん。でもでも、それじゃあなのはママは?なのはママもフェイトママ大好きなんだよね?フェイトママと闘えるの?」
「闘えるよ。だってね……なのはママは、フェイトママが大好きだけど、同時にフェイトママをいじめるのも大好きなんだ」
「!?」
「いじめられて、涙目になって……でも愛されてるって分かってるから嬉しそうにしちゃって。ほんと、可愛い旦那さまなんだから……」
「えと、大人の世界は奥が深いんだね……」
>>476 PSPのゲームで、フェイトさんで遊んでると何故かなのはさんに苦戦しまくり
なのはさんで遊んでると何故かフェイトさんへのトドメを必ずSLBにしてしまう
こう言う心理だったのか、納得した
逆にフェイトさん使ってなのはさんと戦うとバリバリ攻めるようになる私は異端ですかそうですか。
ほぼ一回はバインド→バスター喰らうけどね
>>472 GJ!
44さんが創作するなのフェイは自分が妄想するなのフェイに近いので大好物です
SLB食らうよりも、「フェイトちゃんなんてキライ」って言われて、
放置プレイされる方がダメージが大きそう。
SLBはフェイトさんに対するご褒美です
俺がフェイトでやると、マテリアルなのはに虐められるんだが・・
殲滅者さん×フェイトとな
ヤンデレ星光さんが浮かぶのは何故
非殺傷設定SLBは愛の証。墜ちてからフェイトさんが模擬戦に付き合ってくれなくて、
実は寂しがってるなのはさんとかちょっと物足りなく感じるフェイトさんとか想像すると萌える
マテリアル三人もいいな。雷刃がアホの子みたいだし。
>>485フェイトでやるとなんか操作下手で、やたらSLBっぽいのを星光から食らうんだ
あれも愛の形だったのか
487 :
44:2010/01/30(土) 01:35:49 ID:mGN5BJ9G
>>468-471の続きを投下します。
ちょっとヤンデレ表現があるので苦手な人は要注意。
まあ、最後にはいつもの感じになってます。
エロは徐々に進行中。
あれ、なんだろ?
部屋の中に見慣れない機械が置いてある。
なになに、表面には『バーチャル恋愛ゲーム』と書いてある。
説明書を読んでみると、どうやら仮想空間に入り込んで恋愛ゲームを楽しめるらしい。
攻略可能キャラは……フェイトちゃん、はやてちゃん、ヴィータちゃん、シグナムさん……etc。
ふーん、ちょっとやってみようかな。
ポチっとな。ボタンを押すと仮想空間が広がって攻略キャラ選択を要求された。
やっぱりフェイトちゃんだよね。
……現実ではとっくに攻略済みなんだけど、全員恋愛関係はない状態で開始するみたい。
見た目や言動、触感までもがリアルで実際に側にフェイトちゃんがいるように感じる。よく出来てるなー。
と思いつつも、なんとなーく、特にアクションも起こさず進めて行ったらお友達エンドで終わってしまった。
あれ……?最初にキスをするって選択を選ばないといけなかったのかな?
やり直しかー。
うーん、ちょっと気分転換にティアナでも攻略してみようかな。
サクサク進めていって、SLBを教えるときに彼女に対して全力全開で撃ってみたら何故か惚れられていた。
ん?まあいいか。とりあえず告白を受けてお付き合いすることになった。
「なのはさんとこうなれるなんて夢みたいです」
「ありがとう。私も嬉しいよ、ティアナ」
「なのはさん……」
目を潤ませて寄り添ってくるティアナを抱きしめようとしたら、
彼女は何かに気づいたように私の後ろを見て驚く。
「……あれ?フェイトちゃん」
振り向いてみるとフェイトちゃんが立っていた。
どうしてこんなところに?これティアナルートだよね?
俯いていてその表情はよく分からない。
「なのは……」
暗い声だった。
「どうしたの?なにかあったの?」
その声に他の何もかもを忘れて、慌ててフェイトちゃんの方へと駆け寄っていく。
「ごめん、ね……」
目の前まで来たときに謝られて、顔を覗き込もうとしたら胸にトンという衝撃が走った。
見下ろすと心臓の辺りからナイフの柄が生えていた。
え……?刺された、の?
理解出来ないことが起こってフェイトちゃんの顔を見る。
目に光はなく表情は消えていた。
「他の、人に取られるくらいなら……ごめん……私もすぐに逝くから」
平坦な声が耳をすり抜けていく。
嫉妬のあまり、なのかな……。
フェイトちゃんも死ぬつもりなのかな……。
置いて、いかないって約束……した。
あまり力の入らない手でズルッとナイフを抜き取るとフェイトちゃんを抱き寄せる。
そして、フェイトちゃんの背中側から心臓へ向かってナイフを滑り込ませた。
「あ……なの、は……」
無表情だった顔に幸福そうな笑みが浮かぶ。
「一緒に逝こう……?フェイトちゃん」
「うん、なのは」
抱き合ったままズルズルと地べたに座り込んだ。
そして意識が暗転する。
488 :
44:2010/01/30(土) 01:36:25 ID:mGN5BJ9G
目を開くとすぐ目の前にフェイトちゃんがいた。
「うわっ!?」
「っ……ご、ごめんね。驚かせちゃったかな」
ん?いつものフェイトちゃんだ。
辺りを見回してみるとバーチャルなんたらは見当たらない。……なんだ、夢か。
夢ではゲーム内の出来事だったけど、フェイトちゃんが現れた辺りからすっかり忘れていた。
思いっきり安堵の溜息をつく。
「は〜〜〜〜、よかったー……あっ、ごめんね。なんか変な夢見ちゃって」
「夢?」
悪夢から覚めた安心感からか、首を傾げるフェイトちゃんに何も考えずに夢の内容をそのまま話してしまった。
「……酷いよ、なのは」
「ごめんね、フェイトちゃんがそんなことするわけ無いのにね」
「それはともかく……浮気するなんて……」
「あーいやその、夢の中の話ですから」
「私は……夢の中でだってなのは一筋だよ」
あ、まずい。本気で悲しんでる。
潜在的に浮気願望があると思っちゃったのかな。
ゲームとはいっても実在の人物だし……。
「……ごめんなさい。お詫びに何でも言うこと聞きますから許してください」
「浮気は、駄目だよ……?」
「はい。でも、現実ではそんなこと考えたことすらないから……他にないのかな?」
浮気しないなんて当然のことだし、まだフェイトちゃんの瞳から悲しみが消えていない。
「……キス」
「ん……」
好きだよ、って心を込めて唇を重ねた。
「うん……許してあげる」
「ありがと。本当にフェイトちゃん以外とどうにかなろう、なんて考えた事ないからね。
浮気したら夢の中みたいに刺されたって構わないぐらい大好きだから」
「私がなのはを刺せるわけないけど……他の誰にも渡したくない。死神にだって」
ギューッとしがみつくように抱きついてきた。ちょっと震えてる……?
「うん……」
頷いてしっかりと抱き返す。
髪からシャンプーの香りがする。
ああそうか、お風呂から上がるのを待ってるうちに眠っちゃったんだ。
そうやってしばらく抱き合っているうちに……。
どうしよう、したくなってきちゃった。
……節操がないって怒られるかな。
「フェイトちゃん、エッチしよ?」
「え……えっ?」
「フェイトちゃんが欲しいな……」
聞き間違えかと戸惑ったようなフェイトちゃんの瞳を真剣に見つめながら言う。
「……うん」
同意してくれたフェイトちゃんの手を引いてフェイトちゃんの部屋に向かう。
ベッドの上に乗るとゆっくりと押し倒すようにしてフェイトちゃんの上に覆いかぶさった。
「な、なんかいつもと違うね……」
「うん、キスだけじゃ収まんないかも……怖い?」
「……いいよ、して」
フェイトちゃんがあんなことになる夢なんか見ちゃったからかな。
いつものイチャイチャやじゃれ合いじゃなくて、本気でこの子を自分のものにしておきたくなっていた。
ジッとフェイトちゃんの目を見る。
綺麗な瞳。穏やかな光の灯った大好きな瞳。もう夢の中でもあんな暗い瞳は見たくない。
「なのは……」
呼ぶ声に誘われるように口づけた。
舌を伸ばしてピチャピチャと音を立てながら絡めあう。
キスを楽しむ余裕がないことが自分でもはっきりわかる。
フェイトちゃんの舌を舐めてさすってちょっとだけ噛んで息が苦しくなるまで続けた。
489 :
44:2010/01/30(土) 01:37:04 ID:mGN5BJ9G
「はぁ……」
顔を離すとフェイトちゃんは胸が上下するくらいに荒い息をついている。少し目に涙を浮かべて。
苦しげな姿に我に返った。
何を、してるんだ……私は。
「あ……ごめん」
「……ん……平気。これくらいされた方が愛されてる感じするかも」
「…………うん、愛してるよ。フェイトちゃん」
愛の言葉を囁くにしてはきっと陰鬱な表情と声になってしまっている。
ちょっと泣きそうだった。
「なの、は……?」
「だから、フェイトちゃんが本当に傷つくようなことはしない。浮気なんて絶対しない。
……変な夢見ちゃって、ごめん」
夢を見たことそのものよりも、浮気をしても何とも思わなかったことと、
それを平気で話して傷つけてしまった無神経さに嫌気がさしてもう一度謝る。
「あ……その、私の方こそ……ただの夢なのに。もう気にしないで」
「うん……」
頷いて大きく息を吐いて仕切り直す。
今度こそちゃんと愛そうと再び唇を重ねた。
大事な人との行為なんだから独りよがりにならないようにしないと。
優しくすることを意識しながらフェイトちゃんの唇を愛撫する。
そして、キャミソールの上から胸に触れた。
「んんっ……!?」
驚いたようにビクっと震えるフェイトちゃんの様子を気にしながらもムニムニと揉んでいく。
大きいな……。
手に収まりきらないほどの柔らかなかたまり。
「んっ、ふ……は、ああ……」
くぐもった喘ぎ声を聞きながら弾力を楽しむ。
硬くなった先端を軽くひねると
「ふ……ヤアあ、は―――」
フェイトちゃんはビクンと体を跳ねさせた。
また顔を離して呼吸が落ち着くのを待つ。
「……なの、は……胸に興味あったんだ……」
「そりゃーありますよ。……好きな人の体だもん」
「う、うん……」
「と、いうわけで……」
言いながらキャミソールの紐をするりとおろしていく。
「っっ……!」
ぷるんと胸を露出されてフェイトちゃんは恥ずかしそうにギュッと目を閉じる。
……本当に恥ずかしがりやさんだなぁ、この子は。裸を見た回数は二桁じゃ足りないだろうに。
一人だけ脱がされてるから恥ずかしいのかな、と自分のパジャマの前ボタンも外しておく。
「フェイトちゃん、本当におっきいよね……揉みがいがあると言うか何と言うか。
ちょっと、はやてちゃんの気持ちがわかるかも」
フェイトちゃんのお腹の上に座るようにして、両手で揉みしだきながら言う。
面白いように形を変える柔らかさと熱くて吸いついてくるような肌の感触。
特別に好きな人じゃなくても揉みたくなっても仕方ないのかな。
「んぅ……は……だ、駄目だからね。他の人にこんなふうにしたら。
……私ならいくらでもしていいから」
「はい」
お言葉に甘えて、とフェイトちゃんの反応を見ながら、強弱を変えて両手を動かしていく。
手に伝わる感触にも飽きることはないし、熱っぽい吐息を漏らしながら
体を震わせるフェイトちゃんの姿を見ているのも楽しくてそのまま続ける。
「な、なのは……そんなにジッと見ないで」
「何で?フェイトちゃんのこと見たいよ」
「こんな、時……変な、顔してそうだし……」
思わず笑みがこぼれてしまう。何言ってんのかな、この子は。
490 :
44:2010/01/30(土) 01:37:52 ID:mGN5BJ9G
「……綺麗だよ」
潤んだ瞳と上気した頬。
切なげな表情を浮かべる顔は普段よりも更に綺麗だと思う。
「あう……」
「フェイトちゃんが変だったらこういう時の顔見せられる人いないんじゃないかな。
私は、フェイトちゃんより綺麗な子なんて見たこと無いのに」
「にゃ、にゃぬ……」
何をと問おうとしたのか、私の名前を呼ぼうとしたのか、意味不明な言語を発してフェイトちゃんは言葉を失った。
かっわいーなぁ、この子……と目を白黒させるフェイトちゃんを眺めているうちに喋れるようになったらしい。
……残念。
「そんな大げさな……」
「少なくとも私は本気だけど」
大げさに聞こえるかもしれないけど、実際そう見えてるんだから仕方ないよね?
と真っ直ぐに見つめる。
「うう……ど、どうして今更……口説かれてるのかな……」
手のひらから伝わってくる鼓動が激しく打ち鳴っていて大丈夫かな、と思いながらも
止める気にはなれずに耳元に顔を近づけながら囁く。
「どうしてだろね。でも、今まで言わなかっただけでずっとそう思ってたよ……」
そして、そのままはむっと耳を食わえる。
「ひゃぅんっ……」
耳を舐めながら充血して硬く尖った乳首をクリクリと指で転がす。
「やっ、ああっ!!ひあっ、あああっ!!」
体を寄せて唇で愛撫してる時の方が反応がいい。
ビクビクと震える体を押さえつけるようにしながら胸に触れる。
どんな顔してるのか見えないのが残念だけど、嬌声を上げるフェイトちゃんに夢中になって続ける。
「ひぁっ、なのはっ……あ、ヤはあぁっ―――――!!」
フェイトちゃんは私にしがみついて一際高い声を上げるとくてっと力を失った。
……しまった。やりすぎた。
「大丈夫?」
「……う、ん……」
頷くのがやっとのフェイトちゃんの隣に横になって抱きついておく。
今日はもうちょい先に進もうかと思ってたんだけど仕方ないか。
まあ、ゆっくり行きましょう。
死が二人を別つまで。この先ずっと、おばあちゃんになるまで一緒にいるつもりなんだから。
491 :
44:2010/01/30(土) 01:38:36 ID:mGN5BJ9G
終わりです。
一応補足しておくと、なのはさんが浮気を何とも思わなかったのは、
そんなこと構ってられないくらいにフェイトさんが病んだのがショックだったからだと思います。
で、フェイトさんの方も夢をみただけなら不可抗力だからそこまで悲しまなかったはず。
自分の中ではなのはさんは優しいSでフェイトさんはSLB受けて喜んじゃうようなドMなので、
非殺傷レベルの愛のあるいぢめはあっても本当に痛めつけることはない感じです。
フェイトさんも攻撃的で格好良くなる時はあるはずなんですが…どうにも↓の印象が強いせいか書けません。
「全力全開!機動六課で最後の模擬戦!(同室なのにフェイトさんにだけ何故か教えていない)」
「聞いてませんよ!?(おろおろしてるのになのはさんが振り向くとなんだか嬉しそうになる)」
あと、寝室の川の字ベッドの他にフェイトさんの部屋にもベッドがあるという設定で。
用途は……フェイトママがお疲れでちょっと横になる時用だよ、と性王様には説明してあります。
休みの日でも早起きはしてみるもんだな…
早朝からこんな甘々SSが読めるとは三文の得どころかプライスレスな満足感でした、GJ!
GJ!
えっちいのは大好きです
>>何故か惚れられていた
吹いたw
GJ!
>>何故か惚れられていた。
なのはさんの魔力光がピンク色なのは、つまりそういうことです。
GJ!だが夢とはいえ浮気は複雑だ
劇場版とViVidは百合成分高めで良いな〜
久々になのティアというかティアなのというか
漁ってたらやっぱいいわーこの二人って感じになった
張り詰めた糸みたいな関係になるのがとてもいい
劇場版見てきた
良かったわ
なのティアはシリアスな話が多いよね
猫ティアナがなのはさんに飼われるSSには萌えた
劇場版って評判悪いの?
百合好き以外で良かったって言う人をあまり見掛けない…
回想シーンとか号泣だったんだが
なのはさんとフェイトさんの物語に集約してたからね。
色々と名台詞も省かれてたし。
ノベル版を読んでるから補完出来てるのもあるけど、俺はまとまっていて良かったと思う
>>500 男キャラの出番がほとんどなかったからNL好きにとっては残念だから、とか?
お姫さま抱っことかなかったのは確かに残念だったけど。
もう一回見に行くつもりだけど、多分また泣くな。
百合フィルターを抜きにしても、作画も話のテンポもいいし
戦闘やストーリーは熱いしで普通に楽しめた
俺の周りではそんな意見多数だよ(奴らは別に百合オタではない)
アニメ映画評論みたいなサイトでもべた褒めだったし
評判悪いってことはないような
>男キャラの出番がほとんどなかったからNL好きにとっては残念だから、とか?
その論理だと、桜乃ファンにとって残念→庭球王子は駄作になるぞ
あれと比較する意味が分からない
あれとはファン層も登場キャラの男女比も真逆だろwww
むしろ悪評の方こそほとんど見かけないが>劇場版
せいぜい作画が部分部分はともかく全体でみると劇場版レベルじゃないとかその程度で
アニメ映画板のスレとかでも概ね好評だったけど
なのティアはなのはさんが唯一「ティアナ」と呼び捨てで違和感がないのが好きで
そこら辺で似たもの同士なお互いへの踏み込み方が深くなりすぎる気がしてシリアスになるのかも
あと呼び捨てと言えばヴィヴィオだが
こっちはヴィヴィオが聖王モードでガン攻めのイメージなので、シリアスでも張りつめてる感があんまない
ヴィヴィなのは唯一なのはさん攻めが想像できん
>>508 なのはさんは年下とか部下達は大抵呼び捨てだぞ?
エリオもキャロもスバルもギンガも
いや、カプ相手的な意味で
どうも「ちゃん」付けだとなのはさん優位に感じてしまう
自分の中でなのはさんカプはフェイト、ヴィータ、ティアナ、ヴィヴィオがガチガチな印象なんだ
はいはい、なのハーレムね
メガミ漫画が鬱ってマジ?
最近買ってないから油断してた
なのハーレムってよく見るのに他のキャラのハーレムってあんまり見ないよな。主人公だからなのか。
まあハーレム自体、楽しいのは書いてる人とそのキャラ至上くらいだしもともと少ないんだろうけど
節操なく何種類もカプ考えられまくってるのはフェイトも変わらんと思うが
回りくどい言い方してないで、フェイト至上の私はなのハーレムが嫌いですってはっきり言ったらどうだ?
ハーレム持ちなら他にいるけどな。
はやてとかはやてとかはやてとか、あとナカジマ…
あれは誰にとってのハーレムなんだろ?ギン姉か?パラダイス銀河なのか?
ギン姉はマジでシスタープリンセス状態だからな
今時ギャルゲーでもあんなに可愛い妹達に囲まれてるハーレム状態見た事ないぜ…
次女の婿までいるからな
>>519 スバルは四女じゃなかったっけ?
ギンガ、チンク、ディエチ、スバル、ノーウ゛ェ、ウェンディ
ナンバーズって教会とナカジマ家に別れたが、なにが基準なんだ。
さすがに全員ナカジマ家に押し掛けるのは気がひけるからとか?ディエチってスバルより年上だったのか?
いや、そもそもナンバーズって何歳だ?
>>521 さっきクワットロがちっちゃいことは気にするなって言ってた
なのハーレム最高や!!
なのはが愛されてばそれでええんや!!
なのフェイもシグフェイもフェイはやもギンフェイも大好き!
フェイトちゃんが色んなキャラとくっつくのはいいけど、なのははフェイトちゃんだけを見てないとヤダヤダ!
なのハーレムは最悪!
フェイトちゃんを軽く扱うな!!
触れずに戦えるチンク姉は、触れられることに凄く弱いのれす。
ちょっとしたスキンシップで「ひゃぅ」とか「ぁふん」とか鳴くのれす。
「姉ならば…触れずに戦(わないともだ)える!」
上手いwチンクはスバル辺りによくスキンシップされてそう
スバルもギンガも笑顔ですんごいセクハラしそうだ。
その結果が成長したティアナ。
すごいセクハラと言うと朝起きたらバイブが尻穴に入ってて
「ギンガさん、何でお知りにバイブ入れてるんですか!」といったら
スバルが「そうだよギン姉。そこは穴が違うよ」と言って
バイブを引っこ抜いたあと……、あろうことか
「入れるのはこっちだよ」とあそこに突っ込みなおしたんですよ。洗いもしないで!
即座に病院にいってシャマル先生に消毒してもらいました。
>>529 こうですか?わかりません!
尻穴とかエロパロでやれよ
セクハラされると、胸が膨らむだけでなく背も伸びるのか-?
などと、ティアナを見ていて思ったチンク。
なのはのバリアジャケットがあまりに露出少なめなので
こっそり下着なしフォームをプログラムしておくはやてさん。
そんなものを人目にさらさせんと直属上司権限でシャーリーにプログラム変更させて、
「なのははロングスカートが似合うね。なのは可愛いよなのは」
とエクシードモードにドキドキなフェイトさん。
ドラ○もんを見て、お風呂覗いたり
スカートめくったり出来るデバイスを開発し始める部隊長とシャーリー。
試作品のモニターに志願するフェイトさんとスバル。
>>536 そんなデバイスを使わなくたっていつでも見られるじゃないですか
あえて覗き見することに意義を見いだすのかw
温泉は…覗いてこそ意味があると思わないかい…?
ってだいぶ昔どっかの王子様が澄んだ瞳で言ってた
コソコソ……
「あ、フェイトちゃん!覗いてないで一緒にお風呂」
「違うっ!」
「え、ええっ!?」
「そこは『きゃ〜!フェイトちゃんのエッチ!』って言いながら風呂桶をこっちに投げつけるのがお約束でしょ!」
「え……『きゃーフェイトちゃんエッチ』?」
「違う!もうちょっと力強く投げて!」
「で、でも危ないよフェイトちゃん……。この桶、結構堅いし」
「いいから投げる!」
「『きゃ〜!フェイトちゃんのエッチ!』」
パコーン!
「なのは……GJ!」
パタン
「フェ、フェイトちゃん!?」
「う、うーん……あれ?ここは……」
「気が付いた、フェイトちゃん?」
「なのは……!? な、なんでなのはも私も裸なの!?」
「やだ、フェイトちゃん。さっきまであんなに激しかったのに、覚えてないの?」
「……そんな記憶があったような、無かったような……」
「酷い!フェイトちゃん……ぐすっ」
「あ、あうあ!? 泣かないでなのは……?」
「……ふふっ、あははははっ!」
「な、なのは……?」
「こんなお約束な手に引っかかるなんて、フェイトちゃん可愛い♪」
「ま、まさか!」
「気絶してる人がそんな事出来るわけ無いよね?」
「やられた……!なのはもなかなかやるね」
「にゃはは……は、はくちゅん!」
「!?」
「にゃは……ずっと裸で待ってたから、ちょっと湯冷めしちゃったみたい……」
「……温めてあげようか?」
「う、うん……お願い」
「それじゃ……」
「きゃ〜!フェイトちゃんのエッチ!」
「えっ!?」
「ふふ……面白いね」
「な〜の〜は〜!」
「いいよ、来て……フェイトちゃん」
>>539 何このバカップル。一生やってrやってて下さいお願いします。
今月のvivid、あれだけ激しい訓練を受けた上に、夜には
教導官の個人指導まで待ち受けてるなんてフェイトさんは大変だな。
>>537 最近マンネリになってきたから新たなプレイを模索中だったんですね、わかります!
翌朝に筋肉痛で苦しむヴィヴィアイと筋肉痛と腰痛で苦しむフェイトか
vividで体力的になのはさん>フェイトさんと証明されてしまったからな。
もう、深夜になのはさんに迫られてぐったりとしてるフェイトさんしか思い浮かばないぜ。
なのはさんの体力が上がったのはきっと、毎晩のようにフェイトさんに求められたからだろうな
教導隊は体力付くだろうけどなのはさんは未だに球技とかは苦手でいてほしい・・・
王子様属性があるからきっと大丈夫・・・ですよねフェイトさん・・・
なのハーレムなss投下しろや
Forceの作画ポイントみたいなのでどことなく王子様っぽい感じとか言われてたからきっとこっちでは・・・
決めるべき時に決めるからこその王子様
なのはさんが望んだタイミングは外さないのがフェイトさん
敵対していた時から名前を呼ばれれば即参上です
劇場版のフィルムっていいものなんだろうか
プレシアママンとかアルフとかいい感じすぎるので何もなくても3回は見に行くつもりだったけど
流石に3回分でフェレットモードのスクライアさん単体とかジュエルシードのシーンが当たったら残念すぎるし
あと、バーコードが読めないorz
誰だ、あんな黒くなくて小さいバーコードを採用したエネルギー会社社員は…
>>550 バーコードは自分はスキャンして拡大してから読みこんだな
フィルムは記念みたいなもんだからね。価値は人によるっしょ
何にせよ欲しいならお早めに。もう無くなってきてる所もあるみたいだし
ハズレが怖いなら無難にポートレートでもいいんじゃない?こっちは絶対なのフェイだから
d
元からアリすずはレアだから当たりを気にしないで行ってみる
原本のままじゃ読み込めないからしかたないけどコピーありって特典の意味薄いな
553 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/02(火) 11:57:42 ID:oxC4oft3
なのはがSLB放つ時にDBのセルの台詞を言う同人あったけどサークル名教えてくれない?
「・・・ティア? まだ起きてる?」
「なに? 起きてるわよ」
「流石に今晩は冷えるね」
「そうね。もう雨じゃなくて雪になってるんじゃない?」
「凄いね、歌みたいだね・・・雨は夜更け過ぎに♪」
「何よそれ。いいから早く寝なさい」
「・・・ねぇ、今からティアのお布団に行ってもいい?」
「はぁ? 何よいきなり・・・」
「だって、一人じゃ寒いし寂しいじゃん?」
「・・・・・・」
「お願い!!」
「・・・変なことしたら叩き出すわよ?」
「大丈夫、しないしない♪」
「・・・なら、いいけど」
「やった♪」
「えへへ、ティアの身体、あったくてぬくぬく〜♪」
「ちょっと、もっと端に行きなさいよ。私が布団からはみ出るでしょ・・・」
「だったら、ティアがもっと私にくっつけばいいじゃん。あったかくて幸せだよ♪」
「い、いやよ・・・」
「・・・もしかして照れてる?」
「っ?!」
「あは♪ よく見たら耳たぶが真っ赤になってる♪」
「う、うっさい!!」
「・・・ねぇ、キスしよっか?」
「なっ?!」
「ティア、可愛い・・・大好き・・・」
「ちょっ、スバル、やめ・・・」
「んっ・・・」
「んっ、んん・・・」
「んはぁ・・・甘いね♪」
「バ、バカ・・・」
「ふふふ、これからもずっと一緒に幸せでいようね♪」
寒さにやられて書いてみた。すまん。
明日は節分だな。高町家も豆まきするのかな。一緒に恵方巻きとか食べたり
バインドで作ったフェイトちゃん巻きを美味しく頂くなのはさん
フェイト(なのはやヴィヴィオに豆なんてぶつけられない!ここは私が鬼役に)
そして鬼は外って言われて
何を言われるか判ってたはずなのに予想外に傷ついて泣きしちゃうフェイトさん
ヴィヴィオに精神的に慰めてもらって夜になのはさんに性的な意味で慰めてもらう
まで妄想した
ViVidでへたれっぷりに拍車がかかってるフェイトさんだけど、流石にその程度で泣くほど子供じゃないと思う
でもちょっとだけ寂しがっていて
「もう、鬼はいないよ。フェイトちゃんは私達の福だから早く中に入ってきて」
となのはさんに慰められてるところまでは楽に妄想できる
情けない自分を変えようと頑張るフェイトさん
フェイトちゃんはへタレが一番なの。
私がフォローしてあげるの。
たぶんvividとforseの間でフェイトさんに何か起こったんだな
「フェイトちゃん、私の食べてる反対側から恵方巻を食べたら、それは既に恵方巻じゃないよ?」
>>566 「私にとってはなのはのいる方角がいつでも恵方だよ!」
その後はベッドでかぶりつき
双頭恵方巻だと?
>>570 上の口も下の口も双頭恵方巻。
食べ終わると口の周りがベタベタです。
ヴィヴィオ「ママ達うざい すごいうざい わたしはママたちみたいにはならない」
アインハルト(ガーン)
ヴィヴィオ「女の子同士であんなことやこんなことまでっ
変だと思いませんかっ」
アインハルト「たっ、試してみれ…ば…分かるんじゃないでしょうか」
なのは「いーい、アインハルト? 女の子同士は全然変じゃないの。ね、フェイトちゃん?」
フェイト「うん。大切なのはお互いが好きって言う気持ちだから。だから諦めないで真っ直ぐに。
きっと、ヴィヴィオもいつか応えてくれる。……私がそうだったから」
アインハルト「女の子同士であんなことやこんなことまでっ
変・・・じゃないでしょうか」
ヴィヴィオ「家でママがいつもやってるから大丈夫だよっ」
個人的なイメージだけど
575の方がしっくりくるねw
ヴィヴィオがなのはに反抗するようになったら
それはそれでドラマなんだろうけど
ヴィヴィオが反抗期を迎えたらフェイトママはおろおろしそうだなw
なのはママはどっしり構えて対応するだろうけど
なのはさんは周りの人に動揺してる姿を極力見せてないだけなんだ。
ヴィヴィオが反抗期になんてなったら、きっと心の内では動揺しまくりさ。
それに気づいてあげてそっと抱きしめるのがフェイトさんの役目だよ。
でも、ヴィヴィオの反抗期ってちょっとだけ痛いの我慢した所為で来ない気がするんだ。
ヴィヴィオの反抗期はJS事件の時に終わりました
580 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/04(木) 23:43:42 ID:32l8flqO
反抗期な中学生ヴィヴィオ「一晩中くんずほぐれつしたママたちの下着と一緒に、私の服を洗わないでって言ったでしょ!」
一方、ツンデレという名の反抗期を迎えるヴィータとティアナ。
>>582 昔はツンデレでしたが今はどう見てもデレデレです。
しかし、vividかなりいいね。なのはとヴィヴィオが入ってきた際のフェイトそんが「ドキッ」ですよ
なのはさんがお風呂に入ってくるだけでドキドキしちゃうなんて
フェイトさんはなのはさんとキスもまだなんじゃないか・・・とか考えてしまう
もしくは、ヴィヴィオがいるのに・・・って状況に興奮してる可能性も(ry
パンフ漫画ネタで悪いが藤真さんの漫画でヴィヴィオは
「なのは、フェイトの娘」ってかかれてるんだよねw
に対して長谷川さんの漫画では「それぞれ子供が〜」と語っている。
それぞれの作者のスタンスの違いなのか、都築さんのさじ加減だったのか…
好きなほうで楽しめというメッセージか?w
そこはやっぱり絵的な都合もあるんじゃないか?
ヴィヴィオが二人の娘でもエリキャロはなのはの子ではないから一纏めにするわけにもいかんし。
某我が師の師は師も同然じゃないが我が母の嫁は母も同然ということで皆家族でいいじゃんと思わんでもない
関係ないけど今月のViVidでなのフェイのジャージが色違いのお揃い
>>587 ホントだ。ジャージ色違いのペアだった。
人類皆姉妹
>>589 いい言葉だな…しかしなのはさんとフェイトさんは夫婦
異論は認めない。
「婦婦」と書いて「ふーふ」と読むのが正しい
プリンス&プリンセスだろ。
傍目には夫婦でも実際には何もなかったり
バカンス中の部屋割り、子どもたちはみんな一緒でなのフェイは二人部屋だといいな
「二人っきりの夜は久しぶりだね。フェイトちゃん」
「うん、なのは」
(嬉しいな、なのはと二人でいられるなんて)
「フェイトちゃん、疲れてないかな?」
「疲れてないよっ。元気元気、ものすごく元気だよ!」
(どきどき、どきどき…)
「そっか、それならトレーニング行こっか。まだちょっと足りなくて」
「……はい」
ヘロヘロになりながらもなのはさんと一晩中一緒にいられて幸せなフェイトさんを妄想した
ViVidが続く限り妄想材料には事欠きそうにない
アイヴィヴィ、スバティア、ルーキャロも旅行中はありそうだし
コロナとリオ・・・
>>594 当然その部屋にベットは一つしかないんだろ
居眠りするフェイトさんを愛しげに見つめるなのはさんがいいね>びびっど
このスレいつも心を一つにしてるよな俺たち。
皆さんが百合スレを見ることがあったら、思い出してください。
百合に萌える心に、種族はありますか・・・?
昼のなのフェイ
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「フェイトちゃん、もうバテちゃったの?」
「そ、そんな事無い!まだまだ行けるよ!」
「じゃあ、トレーニング継続ね?(ニコリ)」
「はい……」
夜のなのフェイ
『はぁっ…はぁっ…はぁっ…』
「なのは、もうへばっちゃった?」
「そんな事……んぁうっ///」
「なのはは相変わらず良い声で鳴くよね。ん……ちゅっ」
「んっ…んふぅ……、ふぇいとちゃぁ……ぃやぁんっ///」
「感度が良いからかな?それにしても凄いね……ここからなのはのエッチなのがどんどん溢れてくるよ」
「にゃ…あはぁん!ひゃぁ……あぁん!あはっ……はぁっ///」
「指がネトネト……ん、美味し……」
「らめ……ぇ、ふぇ…とちゃ……ひぃんっ///」
「もっと……もっと感じて?私もなのはを感じるから……」
「ん……わたしもっ、好きぃっ!フェイトちゃん、もっとなのはのこと強く抱いてぇっ!」
「なのはっ!壊れるくらい強く抱くから!だからなのはもっ!」
「んっ……!うれし……フェイトちゃぁん!」
「なのはぁっ!」
翌朝のなのフェイ
(強くし過ぎて、腰が痛い……///)
>>600 GJと言うしかない
俺…悪くないよな?なのはさんとフェイトさんが婦婦なんだからしかたないよな?
「はぁ…私、整体師じゃないんだけどねぇ。またクラールヴィントが腰痛警報を…しかも何組も来るって…」
そりゃなのはさん体力つくよな。ほぼ毎晩激しい運動してるんだから
フェイト「なのはの腰は私が育てた!
>>596 ベッドは二つ
でも、なのはさんがフェイトさんのベッドに潜り込んでいくなり
ダブルベッドよりシングルの方が密着できるもんなw
609 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/07(日) 07:46:38 ID:NGZB140z
偶然出張先が被った二人がホテルにて
「部屋はツインでよろしいでしょうか」
「えっと……(ダブルって言いたいけど)」
「シングルで」
「な、なのはちゃん!」
流れぶった切っちゃうんですが、PSPのマテリアル三姉妹?に萌えたのでちょっとしたSSもどき投下します。※世界観とかキャラ無視してるので注意
「星光!マリオやろうよ!」
「いいですよ」
「我もやろう」
「君はダメだ!すぐ泡になるから邪魔なだけじゃないか!」
「人の分までキノコ取る貴様に言われたくないわ!」
「雷刃、滑子もいれてあげて下さい。」
「誰が滑子だ!」
「星光がそう言うなら…じゃあ僕はキノピオ!」
「この愚物が!青いキノピオ我のだ!」
「喧嘩するなら私は止めますよ」
「しょうがないな…僕は黄色のキノピオでいいよ」
「分かりやすい奴だな」
「私はマリオですね」
テレッテテレッテン♪
「なんだあの敵!う〇こ投げてくるぞ!」
「我あいつ嫌だ!倒してこい!」
「いってらっしゃい」
「あれ?
ぎゃぁぁあああ!!」
デゥンデゥンデゥン
あーお
「星光!なぜ我を投げた!我死んだぞ!しかも前回やったやつが自機無駄使いしたからもうこの面終わるまで復活できない!」
「まあ特攻の天命ですよね」
「我特攻!?そのために混ぜてくれたの!?」
「さあ雷刃。二人で行きましょう、あの空へ」
「うん。星光とならきっと大丈夫!」
「もう嫌だこの二人ぃぃい!」
百合あんま関係なかったorz
マテリアルもいいじゃないか
というか雷さんがいいキャラしてるからな。アホの子だけど
今更ながら映画のパンフ読んだ
好きなこと=なのは
流石です水樹さんw
新参で申し訳ないが奈々さんはいつからフェイなの推奨してんの?三期から?
1期からだったと思う
フェイなの第一人者って言われたことあるくらい昔からだった気が
>>615-616 thx
百合なのか友情的な意味でなのかww
ネタだけどゆかりんは百合ん百合んとか言ってたし、意味分かってるんだね
なのはちゃんとフェイトちゃんがラブラブなんだよ!
ってゆかりんのラジオでの叫びはあまりにも有名
二期DVD特典のこれも有名だよね
ゆ「どうして照れてるの?」
奈「…なのはのことが好きだからです///
なのはと話すときは恋する乙女モードでちょっと声が高くなる///」
でもこの辺りまではなのははみんなのことが好きだから、恋も応援する的なスタンスだったのに
三期に入ったぐらいから悪い虫(淫獣)が寄り付かないように監視するようになった
何があったwいいぞもっとやry
流れを切って申し訳ないが、ssっぽいものを投下
時系列は中学生から六課設立までの間
なのはと肌を重ね終わり幸福な気だるさを満喫している時に、私の腕枕に頭を乗せてる彼女は呟いた。
「私と……フェイトちゃんの子供…………………欲しいな………」
私となのはの子供。それは私も何度か考えた事があることだ。
考えるたびに同じ結論が出てしまう。その望みは叶えられないと。
私となのはは同性だ。二人でどんなに愛を紡ぎあっても子供が出来ることは一生ない。
私たちはこんなにもお互いを想い、支え、愛し合っているのに!
どれだけ多く愛を誓い、愛を囁き、愛を捧げあっても何も創りだせない。
それは悔しくて悔しくて堪らない。
ただ単にお互いが同じ性別だっただけなのに。
異性間で恋愛をしている人が妬ましく思える。
その気になれば、一夜で新しい生命を生み出すことが出来るなんて。
私たち二人には生涯をかけても出来やしないことなのに。
男として造らなかったプレシア母さんすらも憎みそうになる。
ミッドの科学技術を使えば同性間でも子供を産み出すことが出来る。
けれど、ミッドでも同性愛は白眼視される。
同性間で産むには煩わしい書類が必要なうえに論理委員会等を通らないといけない。
その過程でマスコミが情報を掴むだろう。
私たち二人は割と有名人だ。私となのは………ひいては産まれてくる子供さえも奇異の目に晒されるだろう。
それは辛い、なのはも私もそれ以上に子供が。
いっそのこと子供を産んだらすぐに無人の世界に移り住むか?
それはダメだ。
私もなのはも皆の幸せを護りたいという気持ちは嘘ではない。
移住したらその気持ちに嘘を吐いてしまう。
何より私となのはしか居ない世界というのは子供にとって幸せなのか?
答は否。人間は群れを成さないと生きられない社会的な生き物だ。
プレシア母さんから離れてからの生活は、たくさんの驚きと輝きに満ちたものであった。
それまでの私は、アルフも居たけれど心のどこかで孤独感に蝕まれてたというのを海鳴ではよく感じた。
人と接しないのは確かに楽だが、あんな寂しい気持ちを私の子供にまでさせたくない。
人と触れ合う嬉しさを知って育って欲しい。
いつもどおりの結論が出た。
心苦しいが答をなのはに伝える。
「なのは……ごめん、私たちには子供を産むことは出来ないよ」
「……ぇ、声に出てた私」
「うん、私がなのはの声を聞き漏らすわけないよ」
「あはは、ごめんねフェイトちゃん、困らせるつもりは無かったんだけどな」
「大丈夫だよなのは、私もなのはとの子供は欲しいよ」
だから、そんなに悲しい目をしないで。
「だけどダメなんだ。なのはとの子供は産めないよ、産むわけにはいかないよ」
「フェイトちゃん………フェイトちゃんってさ長期任務が多いから、きちんと繋ぎ留めとく消えない絆みたいなのが欲しいな〜なんて、思っただけだからそこまで気にしなくてもいいよ。」
「大丈夫だよ、必ず戻ってくるから」
「にゃはは、それなら良いんだけれど」
「私としてはなのはの方が心配なのだけれど………」
その後は、お互いが自然に眠りにつくまで他愛の無いことを喋りとおした。
起きた後に思い返してみるとやはり、子供の話をしている時だけなのはは寂しそうな瞳をしてた。
私を繋ぎ留める絆……それは欲しい理由の一つに過ぎないだろう。
けれど、私はそれを指摘しなかった。
なのはだって私との間に子供なんて無理なことを最初から承知している。
気にするだけ辛くなるだけだ。なのはの云うとおり子供の件は気にしないことにした。
気にしないことにした………いくらそう自分に言い聞かせても心の奥底では「子供…………………欲しいな………」という呟きが木霊し続けた。
その木霊はオッドアイのあの子が私となのはをママと呼ぶ日まで、響き続けた。
GJだけど…フェイトさんを失って暴走するなのはさん書いた人?もしそうならあれはせつなくも、すげー良かったから続きを…別の書き手さんならゴメン。
623 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/07(日) 22:54:09 ID:zOSiyEOx
>>621 gj
暗い気がするがなんか斬新で悪くはないな
>>609 ちゃん付けで呼ぶのって…
相手ははやてか?
すずかは出張先はかぶらんよなw
>>621GJ!なんか切なかった・・
こういうしんみりするのも良いな
>>620 しんみりしたが言わせてくれ
旦那様(フェイトさん)の赤ちゃん欲しがる新妻なのはさんに、どうしようもないくらい萌えたんだぜ!
>>621 GJ!切ないが、なぜか甘い気がするのはなぜだ
Sts時では色々あって願いがかなってたことに気がつかなかったフェイトそんが
休暇かなんかで一息ついたときになのはさんに言われて気づくところまで妄想した
「ねぇフェイトちゃん」
「なに、なのは」
「願い、かなっちゃったね」
「え、なのはの……あぁ、本当だ」
「もしかしてフェイトちゃん忘れてたの?」
>>621 GJ!切ないが、なぜか甘い気がするのはなぜだ
Sts時では色々あって願いがかなってたことに気がつかなかったフェイトそんが
休暇かなんかで一息ついたときになのはさんに言われて気づくところまで妄想した
「ねぇフェイトちゃん」
「なに、なのは」
「願い、かなっちゃったね」
「え、なのはの……あぁ、本当だ」
「もしかしてフェイトちゃん忘れてたの?」
「わ、忘れてないよ!忘れるわけないよ!ただちょっと、なのはに言われるまで気がつかなくて」
「えー、フェイトちゃんひどーい(棒読み)」
「だってあまりにも自然だったから」
「ヴィヴィオが私たちの間にいるのが?」
「うん」
「ねぇフェイトちゃん」
「なに、なのは」
「これからもよろしくね」
「―――こ、こちらこそ宜しくお願いします!」
「あはは、フェイトちゃん顔真っ赤だよ〜」
「なのはが(可愛い笑顔で)嬉しいこというからだよ」
「ねぇフェイトちゃん」
「うん、なのは」
(ちゅ)
「えへへ」
「ふふ」
途中で投稿しちまって申し訳ない!
>>629 いいじゃない
なのはさんが中の人っぽく見えるのは気のせいか
631 :
621です:2010/02/08(月) 23:10:26 ID:qVOl0fwk
予想以上の反響に驚きと感謝
申し訳ないが
>>622のいってる人物とは違う、むしろそのssの詳細を教えて欲しい
以下
>>629のを読んで妄想してみた
気がつけば、私たち二人の手を握る小さな手があった。
それは私たちがどうしても握りたかった手だ。
ずっと諦めていた、私となのはの子供の手だ。
その子の手のぬくもり、燦々とした笑顔、汚れのない心、全てが愛しい。
ヴィヴィオは思わず周りの人に自慢したくなるほどの可愛い可愛い愛娘だ。
そんなヴィヴィオのためにも私はなのはと正式に結婚することにした。
なのはは泣いて喜んでくれた。私も感慨極まり一緒に泣いた。
それから数日してから私はあることに気づいた。結婚すれば当然起こるある変化を。
暖かな休日、なのはの家のソファーに私は座っていた。
隣にはなのは、その膝にはヴィヴィオが居た。ヴィヴィオは正確には私となのはの膝の上で無邪気に寝ていた。
なのはは幸せを堪能するようにヴィヴィオの髪を梳いていた。
ずっと続いて欲しい幸福な時間。前から疑問に思ってたことを口にした。
「なのは、私たちが結婚したら名前どうなるのかな?」
「名前って、どういうこと?」
「なのは・ハラオウンになるのか高町フェイトになるのかどっちなんだろうって思ったんだ」
「なのは・ハラオウン?高町フェイト?」
「うん。職場では旧姓使うだろうけどさ、やっぱり名字変えるでしょ」
「そこまで考えたこと無かったよ。フェイトちゃんと結婚できると思うと頭がそこまで回らなくて………」
「書類を書くときに気づいたんだよ。なのははどう思う?」
なのはに意見を求めたが実を云うと、私の中ではもう結論が出てる。
ただ、なのはが良い意見を出したらそれに従おうと思って訊いてみた。
「私はなのは・ハラオウンの方が良いかな。やっぱり私も女の子だし、好きな人の名字になるのは夢だったからね」
「女の子って私も女の子だったよ。それにその歳で女の子だなんて………」
「フェイトちゃん何か云った」
「何も云ってないよ!断じて何も云ってないよ!」
「それじゃ、なのは・ハラオウンで決まりなのかな?」
「でも、姓を変えるといろいろ面倒だよね」
「それはフェイトちゃんの場合でも一緒でしょ。私は面倒でも一向に構わないよ」
「ヴィヴィオの負担が………」
「あ、そっか。ヴィヴィオは高町の姓だもんね」
「だから私が姓を変えた方が良いと思うんだよ」
「う〜ん残念。私もハラオウンの名字に成りたかったな〜」
「私一人が変えた方がいろいろ楽だしね」
案外あっさりと私が高町家に入る事が決まった。
この会話の間にもヴィヴィオは可愛らしい寝顔を披露していた。
同性同士の結婚………大丈夫、私ならどんな事があっても家族を幸せに出来る。
辛い事から逃げるのはもう止めよう。今が幸福なら胸を張って生きていけるさ。
高町フェイト
なのは・ハラオウン
あぁどちらも素晴らしい響きだ。
これだけで、ご飯3杯はいける――。
そしてご飯とか打ったらお腹が空いてきた。
こんな時間になんだが、カリカリに焼いた餃子が喰いたい。
高町ヴィヴィオ・テスタロッサ・ハラオウン
「それでも…これからも…テスタロッサと呼ばせてくれ…」というお侍が約1名。
婿養子だな。フェイト・T・高町は語呂悪いか・・。
今のフェイトのテスタロッサってどんな扱い?ミドルネーム?
ヨーロッパではよくある二重姓では?
637 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/09(火) 01:20:45 ID:/Iluw3st
テスタロッサという戒めの心
なのは・T・ハラオウン(T=高町)で良いんじゃね?
高町なのは
高町フェイト
高町ヴィヴィオ
語呂が良いのでこれでおk
なのはって髪下ろすと桃子さんにクリソツだから
桃子さんの後ろ姿を見て間違えて抱きつくフェイトを妄想した
そのまま二人はゴールした
桃子・T・ハラオウンの誕生である
申し訳ないが、誰か
>>621にあのフェイトさんを失って暴走するなのはさんのSSの詳細をうまく伝えてくれないか?
俺にはうまく伝えてあげられない…すまない。
>>641 すまん。俺も文章が稚拙すぎて。
俺があの言っても良さは伝わらないと思うんだ。
保管庫見ればいいんじゃないの?
何スレ目にあったやつか教えてくれ
28か27じゃなかったっけ?
>>644 27か28だったと思う
まだ途中だったけど誰かが「こんな鬱な話やめろ」みたいなこと言ってそこで止まってる
>>645-646 28の後半にあったやつか
ざっと読んでみたが、かなり鬱な内容なんだな
できれば完結してからじっくり読み直してみたい
でも実際フェイトさん失ったらなのはさんはああなるだろうな…だから切ないし、止めてほしかったんだが、かえって完結させてほしいとも思う。
壊れないまでもすぐ後追うことになるかも。怪我とか病とか。
病は気からは違うかもだけど、何かしら異常は出そう
>>647 それどこにあった?
頑張って検索しても自分には見つけられなかったorz
>>650 前スレの727から始まってるやつだと思うが
もしみんなの言ってるやつと違ってたらすまん
"恋人を失う"ってのとはちょっと違うけど、
最近、別の相手に片想い中の相手に片想いって妄想が止まらない。
ユーノに片想いしてるなのはさんを応援しつつも、胸の奥ではなのはさんに片想いしてるフェイトさんみたいな。
ユーノに片想い(爆笑)
巣から出てくるなよ、臭ぇからwww
フェイト「絶対になのははユーノには渡しません(笑)」
過剰反応ウザイ
相手が女性なら反応したのに
訓練されたなのフェイ信者なら
ここで淫獣の話はご法度だってことぐらい分かる
なのユーの線なんてほとんど消えたも同然なんだからここは一つ寛容にだな
百合スレなんだから
主要キャラクターのなのはが男に惚れてるとか書くのは
配慮があってしかるべきだと思うがな
フェイトの片思いがメインなら、なのはの相手を明言する必要ないし
荒らし目的の煽りでもなければ絶対にここで出さないネタだよな
そんな物に触った事については反省してる
彼との可能性はゼロに近いから過剰反応しなくても。なんか存在さえ四期は怪しいんだから
まあ落ち着くんだ
1期からなのユーの影にびくびくしてる自分としては
過剰反応してしまう気持ちも分からないでもない
それと、ユーノの出番まで奪うことはないと思うんだけど
そこのところ皆はどうなのよ
ぶっちゃけるとユーノはキャラクターとしてどうでもいい
出番が減ろうが増えようがふーんって感じ
アウトオブ眼中
663 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/09(火) 22:29:33 ID:ahQ9oh1U
……心狭いんだなぁ、百合好きの連中って。ユーノ君いい子じゃん!
ユーノはフェレットでペットだと思ってる
それにしても劇場版でのあのポーズには笑ってしまう
>>661 出番といっても
戦闘での盾役は元六課フォワード陣がいるし
無限書庫の調べ者だってヴィヴィオとか数の子教会組がいるし
旧作のキャラクターだからという理由で無理に出番を作る方が不自然なんじゃいか?
男女カップリング嗜好に配慮してるって説もあるけど
クロノは完全にフラグへしおっても問題なかったんだし
ユーノも誰かサブキャラか新キャラとくっつければ
丸く収まるとおもうんだけどね
キャラが嫌いなんじゃなくて彼を食い物にしてる一部の厨が嫌いなだけ
クロノに見殺しにされかけたフェイトちゃんを
助けにいく手伝いをしてくれたんだぜ・・・
何という仲人
彼自身は良い人だな、確かに。でもここで彼の話をしても無駄じゃないか?
話題にして歓迎される場所じゃないでしょ、ここ。ユーノ談義より百合の話したい
だな、総合スレならともかくここは百合スレだ。
だからここはひとつ星光→フェイト⇔なのはの話でもしようぜ。
フェイトを苦しみから救おうとした行為自体は同じなのに、
全く正反対の事をしてるんだよな、星光となのはさんって。
そこに雷刃→星光が加われば俺得
百合厨は心が狭いww
余裕のかけらもねぇのな(笑
大道ユーなのでいいじゃねーかwww
きっとフェイトはいい子だから祝福してくれるw
ちょっとはフェイトをみならえ不細工レズどもww
リアルで恋人作ってから発言しろwww
こういう輩にはダシに使われ、主役連中のまともなファンには嫌われる…
考えてみると哀れな男だな
余裕か、確かにないな
次々投下される公式燃料に踊りまくりで追っかけるのに必死だし
今度のイベントでも大量のなのフェイ本を買いまくらないといけないし
忙しすぎて幸せだよ
まあ頑張れよ。きっとそのうちいいことあるさ
リアルに恋人できたりしてな
触るな
Silent Bibleは今日発売だったっけ?
これを聴くためだけにPSPを起動させる日々がやっと終わるよ。
そろそろこのスレにマテリアル関係の話が出てきてもおかしくない頃合だな
まだ一つもなかったよな?あって見落としてたらすまん
出番が多い訳じゃなかったからなマテリアルは。
雷刃かわいいよ雷刃
なんかあれだな
その、フェイなのフェイみてそんなに恋人っていいものなのかと思って、星光を意識し始めて恋に落ちるけど、得意のドジで空回りしまくるけど、星光はちゃんと気づいてるとか
読んでみたいよね
フェイト×ユーノがレネット×ココットに脳内変換される俺に死角は無かった
田村ゆかり×水橋かおりで百合って何かあったっけ?
すまん、リロードし忘れてて話題変わってるのに気付かなかったorz
自分の中の雷刃ちゃんは星光さんがいると素直な子供みたいな感じになる。
星光さんが作ったご飯を雷刃ちゃんはうまい言いながら食べて、その後、口が汚れてしまって自分で拭くんだけど、まだ汚れていて星光さんが舐めt(ry)拭いてあげるとか妄想した。
で、なんか居ずらい滑子が八神家に「我が直々に泊まりにきてやったのだ。感謝せい」とか言って転がりこんで(ry)
ウフフ、おっちょこちょいなゆのさんも素敵よ
>>683 編集乙です
久々にフェイト・テスタロッサのいない世界を読み返してたら、また泣いてしまった…
>>683編集乙
雷刃と滑子は料理ダメだろうなきっと。
滑子はたぶん上手く野菜切れなくて「おのれ、塵芥ぁぁ!」とか叫んでそう。
>>685 ありがとうございます
時間のあるときに編集していきますわ
>>683 編集乙です。
お星さまネタ読んで軽く鬱だぜ・・
編集乙っす
塵芥王ははやてにツンデレだといい
>>684 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
あの人の書く話は個人的に好きだった
久々に34ちゃんの話が
長期投下すげえ頑張ってたよね
>>666 >食い物にしてる一部の厨が嫌いなだけ
同属嫌悪ですね、わかります
話題変わってるのに蒸し返す痛い子はSLBなの!
694 :
44:2010/02/11(木) 07:20:45 ID:YGrhqATL
星光→フェイト⇔なのはだとこんな感じですかね。
フェイトVS星光の殲滅者の時に百合要素を放り込んだSS投下します。
視線の先にはなのはによく似た顔立ちの、それでいてなのはとは全く違う雰囲気を纏った少女がいる。
少し会話を交わし、再び書の中で眠りにつけと言う彼女を拒絶した。
だが、彼女は言葉を止めなかった。
「以前、あなたが私の中で見た夢は有り得ない世界、決して起こり得ない幸せな過去。
……ですが、あなたが心の奥底で眠らせている望みを映し出した世界ではありません」
「何を……?」
闇の書の中で揺蕩っていた夢。
プレシア母さんとアリシア姉さん、リニス、アルフとともに穏やかに過ごす世界。
偽物であってもこのままでいられたらどれほど幸せかと切望してしまいそうな世界だった。
それ以外の望み?……いや、惑わされるな。
「私は夢の世界になんて興味ない。
なのはがくれた想いを貫く力を手にこの先の未来を切り開いていくんだ!」
バルディッシュを構え、真っ直ぐに彼女を見つめる。
が、彼女は一瞬目を伏せただけで意に介した風もなく言葉を続ける。
「高町なのは……あなたにとっては初めての友。それ以上の大切な存在。
彼女がこの先もあなたと共に過ごしていってくれるという保証がどこに……?」
「っっ!?」
「今は互いに子供で、狭い世界で生きているあなた達は側にいられる。
けれど、この先広がっていく世界で紡いでいく絆の方が大切になるとは思わないのですか?」
「それ、は……」
そんなことはない!とそう叫びたいのに言葉にならない。
今は互いに大切な友達で、私はきっと一生なのはのことが大切だと思う。
けれど、なのはは?……分からない。ずっと友達でいる方法なんて知らない。
「高町なのは。彼女もいずれ恋をするでしょう。そして、その隣に肩を並べて立つのは
あなたではなく、あなたとの時間など恋人に奪われてしまう。友とはそういったとても不確かで弱い絆なのです」
「あ……あぁ……」
「もう、眠りなさい。彼女と共に過ごす永遠を私の中で――」
「駄目だよっ!フェイトちゃん!」
「ぁ……なの、は……?」
通信で届いたなのはの顔と声。これだけで心に勇気が灯る。
「夢の中の永遠なんてっ!そんなのっ、駄目だよ!!
私はこれから先、ずっとフェイトちゃんと一緒にいたい。
たとえ何があっても、どんなことがあっても!」
「なのはっ……!」
「何があったって、フェイトちゃんが困ったら絶対に助けにいくよ!
フェイトちゃんを寂しがらせたりしないから……私のことも独りに、しないでよ……」
「うんっ。大丈夫。私は、なのはを守るよ。この先ずっと。
どんな強敵からでも……孤独の闇からでも!」
涙を浮かべながら訴えるなのはを励ますように力強く応えた。
負けない、負けはしない!なのはを守るための闘いなら!
決意とともになのはによく似た彼女を見やると、少し寂し気に笑っていた。
「……オリジナル。いや、高町なのはのことをどう思っていますか?」
「友達、だ。大事な。……何があっても守りたい大切な人だ」
「ふふっ、そうですか。では、闘うとしましょう。互いの望みを叶えるために!」
戦闘を終え、その姿が消えかかっているなのはに似た少女がそっと口にする。
「いつか、気づくのでしょうね……オリジナルが少し羨ましい……」
意味深な言葉を残しながら彼女は消えていった。
何に、気づくというのだろう。
なんとなくもう答えは分かっているような気はした。
695 :
44:2010/02/11(木) 07:21:26 ID:YGrhqATL
「も〜〜、駄目なんだからね、フェイトちゃん。夢の世界になんて行ったりしたら」
闇の欠片事件が終わって、高町家の浴室でなのはが私の髪を洗いながらお小言を言う。
「はい、ごめんなさい」
「永遠なんてないけど、変わっていくから楽しいことだってきっとあるんだし。
……大人になったフェイトちゃんにも会いたいな」
「そうだね。私も成長したなのはの姿を見たいな」
「私はあんまり変わらないかもだけど。特に固定砲台な感じなところとか」
「ど、どうだろう……?でも、内面は変わってない方が嬉しいよ」
「にゃははっ、そうかな?あと、大人になっても一緒にお風呂入ろうねー」
と笑いながら背中側から抱きついてきた。
「なのは!?……わ、わわっ!?」
「あ、危ないっ」
ガラン、ゴロゴロ
混乱して立ち上がろうとしたのか振り向こうとしたのか、
あたふたした私はズベッと風呂椅子から滑り落ちてしまった。
あれ……痛くない。それに背中側に柔らかいものがあたっている。
状況を確かめたいけど、シャンプーのせいで目を開けられないからよく分からない。
「なのはー、どうしたのー?なんか大きな音がしたけど」
「お、お姉ちゃん!?」
「……お邪魔しましたー」
転んだ時の声と音を聞いて美由希さんが顔を出したようだけど、すぐにドアを閉めてしまった。
お邪魔?
「ふええー!?何でっ?助けてよー」
「もしかして……私、なのはを下敷きにしてる?」
「うん、そんな感じ」
「ご、ごめんっ!どっか痛くしてない!?あの、その、目を開けられなくて」
「大丈夫だよー。ちょっと体起こすからジッとしててね」
言われた通りに身を任せて起こしてもらった。
床のタイルがちょっと冷たい。
ペタペタと手探りで風呂椅子を探る。…………どこ?
「あー、椅子ならあっちに転がってるから取ってくるね」
ああ、ゴロゴロいってたのは椅子が転がっていく音だったんだ。
「はい、ここにあるからね。座れるかな。先に洗い流しちゃった方がいい?」
「ううん、大丈夫だよ」
私の手を引いて椅子のありかを教えてくれたなのはにこう答えた。
手探りに椅子の位置をきちんと確認してから座る。
「ごめんね、驚かせちゃって。もうさっきみたいなことはしないから」
引き続き、髪を洗ってくれるなのはがこう言い出した。
「あっ、ううん。びっくりはしたけど、嫌じゃなかったから……その……遠慮はしないでほしいな」
「うんっ、ありがとう。フェイトちゃん」
嬉しそうな声が聞こえてまた抱きつかれるかな?
と身構えていたけど、そうはならなかった。
……どうしてこんなに寂しいんだろ。なのはは私を気遣ってしないのだろうに。
「……なのはにも、いつか……恋人が出来るんだよね」
「うーん、なんかピンと来ないなー。今が充実しているので。
恋人なんか作ってフェイトちゃんとこうしていられる時間が減るのも嫌だしねー」
「う、うん」
「私の偽者さんとの会話、あの後全部聞いたけど……友達は弱い絆なんかじゃないよ。
恋人と違って、本人同士が切ろうと思わない限りきっと切れない」
「ん……私はなのはとずっと友達でいたい。絆を切ろうなんて一生思わないよ」
「うんっ、私も!」
私はこの先もきっと迷ったり悩んだりすることもあるだろう。
けれど、そんな時にはなのはが手を引いて導いてくれる。
この手のぬくもりを忘れないようにこの先もずっと歩んでいこう。
696 :
44:2010/02/11(木) 07:21:52 ID:YGrhqATL
終わりです。
終わってみるといつもの感じのただのなのフェイになっていました。
そして、戦闘なんて書けないのですっ飛ばしました。orz
>>696 GJ!
良かったです。
美由希さん、空気読み杉www
>>694 GJ!
マテリアルを出すとまた別の良さがあった
「星の光が見たい?」
「うん」
私がそう頼むと、リニスは困ったように自分の髪をクシャと掻き上げて、
「夜に外出するのはあまり褒められた事ではありませんが……」
「あ、ご、ごめんなさい」
そんな反応を返されて、私は申し訳ない気持ちになって来る。
またリニスに迷惑をかけたのかと……きっと、母さんみたいに。
……その時、ふと。
私の頭に添えられる、優しい手。
「……ですが、フェイトがここまで何かをしたいと言うのも珍しいですから」
ポカンとする私を覗き込む、優しい瞳。
「行きましょう。何かあったら私が責任取ります」
「あ……ありがとうリニス!」
それが嬉しくて、頭に添えられたリニスの手を、私の両手で捕まえて握り締める。
「アルフも連れて来るね!」
「はいはい。でも、慌てて転んでケガなどしてはダメですからね?」
「はーい!」
駆け出す私の後ろ姿を、温かい眼差しで見つめるリニス。
私がアルフを連れて来たところで、施錠をして外へと。
「フェイトは星が好きなんですか?」
「うん、大好き!」
リニスに問われ、私は全力で返事を返す。
「だってね、暗いのに明るいから!」
「暗いのに明るい、ですか……」
不思議そうな顔をされる、けど私は本当にそう感じたから。
「暗い夜をこんなに照らしてくれてるから、だから私は大好きなんだ」
「月ではダメなのですか?」
そっと月を指差される。
私は首を横に振って、
「月も好きだけど、私は星が一番好きなんだ。だってこんなに空を沢山埋め尽くしてる!」
「わかるようなわからないような……ですが、フェイトが言うならきっとそうなんでしょうね」
「そうだよ!きっとそう!アルフもそう思うよね?」
「うん、そう思う〜」
「あ……でも、星に手が届かないのは残念かな」
「あたしが大きくなったら取ってやるよっ!」
「ふふ、その時はよろしくね、アルフ」
私とアルフがはしゃぐ横で、
「私も……いずれ星となって、あなたを見守れる日が来るのでしょうか?」
そんな呟きが聞こえた気がした。
それから数年後。
「なのは……」
「フェイトちゃん……」
私は“星”に出逢う。
静かな夜に 二人きりの秘密の星座を そっと描こう
だって ほら
こんなにも夜空が 温かくて綺麗
701 :
28-727:2010/02/11(木) 11:15:11 ID:LHoJQvPi
リハビリSSでした。
拙くてすいません。
>>701 GJ!
出会う前から既に運命は決していたのか
ところで、こんなのを思いついてしまったんだが
なのは→はやて→すずか→アリサ→フェイト→なのは……(以下エンドレス)
>>700GJ!リニスの良さを確認した。
ところで前テレビでやってたんだが、女性が言われてキュンとする言葉第一位は「君に逢えて良かった」らしい。
これはフェイトが言ってそう
多分日常的にさらっと言ってそうだな
なのはさんから言ったらフェイトさんは泣いてしまいそうだ
Φ月Δ日
週初めから山のような仕事と上司からの嫌みの豪雨にあった。先週は休みもあってないようなもんやったし、そろそろストレスもピークや。
実際仕事中に目眩がし、流石にこれはまずいとリラクゼーションルームに。
ちょうど居合わせたシグナムに生乳枕をしてもらい、一時間程横になった。
それにしても相変わらずシグナムのおっぱいは神や。
大きいのに全く垂れてへんし、最高の形を保っとる。
美乳かつ巨乳……最高のおっぱいやッ!!
横になっている間眠ることも忘れて揉んだり埋まったりしとったのに、不思議とストレスは吹き飛んどった。
今度はシャマルも呼んで顔を挟んでもら
ヴィータ「はやて、何書いてるの?」
はやて「んー、日記や日記」
たまにははやての事も思い出してください(´・ω・`)
母嫁、姉嫁、嫁、妹嫁、おまけに姉嫁の嫁と嫁だらけの日常を謳歌してるよな>>はやて
SSM4とかは何かもう素敵生活すぎて変なニヤニヤが止まらなかった……
でもはやてさん、リインTを失ったのは痛いなーとゲーム版を見て今更ながら思う。
どれだけ絶対的に好かれてるんですか
はやてって未亡人属性かな
リインに操をたてるはやてか
リインTを想い続けるはやてもそれはそれでいいな…
個人的イメージになっちまうけど、
はやヴィはかしましほのぼの母娘、
はやシャマは常々おどけ役やら何やら苦労人的なんだけど、ちっとやそっとじゃ動じないのほほん姉妹、
はやシグは普段は乳揉みコントをやらかしてるけど、締めるとこでは締める二枚目半主従
……だと思ってる
共通項は……苦笑い混じりっつーか、どっかで婦妻漫才チックになりそうな感じ?
でも、はやリインTは、悲恋だからかロマンチックな雰囲気一色で、そこに何だか惹かれるんだよな……
715 :
621:2010/02/13(土) 00:28:59 ID:rL/GI8MD
前スレのなのはが病むssの続きを考えたが挫折した
とりあえず、フェイトが病む作品を書いてみた、無駄に長いです
私は自分の家のソファに座ってる。
手は握り締めたままだ。
なのはと私とヴィヴィオの三人家族の家だ。
けれど、最近は私しかこの家に居ない。
ヴィヴィオははやての家に泊まってる。ここ数日ずっとだ。
なのはは………なのはは…………なのはは……………。
「はぁ、はぁ、はぁ…………」
私は息を乱しながら辺りを見回した。
時は深夜で、私はいつものベットで寝ていた。
隣にはヴィヴィオが寝てる。ヴィヴィオを挟んで向かい側にはなのはも居る。
なのはは不安に瞳を揺らしながら私を診ていた。
「フェイトちゃん、またあの夢なの?」
「うん、ごめんねなのは。寝言がうるさくて起こしちゃった?」
「そんな事無いよ。だいたいあんな苦しそうなフェイトちゃんをほっとける分けないよ」
「ごめんねなのは…………」
「だから別に気にしなくて良いよ。それよりもあの夢なの?」
「うん。なのはがどうしてだか居なくて、私がずっと家で独りだったんだ」
「大丈夫だよフェイトちゃん。私はフェイトちゃんを置いてなんか行かないよ」
「でも………でも、すごく怖かったんだ。本当になのはがいなくなった様な気がして」
「私はいつだって傍にいてあげるから大丈夫。心配しないでフェイトちゃん」
なのははヴィヴィオを起こさないよう慎重に体と手を前に出して、私の手を優しく包み込んでくれた。
あまりのことに涙がこみ上げてきた。嬉しかった。
「本当になのはは私を置いてどこかに行かないよね」
「私はフェイトちゃんを置いてけぼりになんかしないよ」
「本当だね、絶対だよ、約束だよ」
「約束するよ。私高町なのははフェイトちゃんを置いてどこかに行きません」
「約束破ったら?」
「う〜ん、フェイトちゃんと絶交」
「それじゃぁ私もすごく辛いよ。私そんな事されたら生きていく自信ないよ」
「にゃはは、それもそうだね。だけど私にとって一番辛い事って考えたらそれだったの」
「私にとっても一番辛いからその罰は無し」
「そっか〜、では針千本ってとこでどうかな?」
「それなら良いかな」
私となのはは指きりをした後、再び眠りについた。
またあの夢を見たならば、夢の中のなのはに針千本を飲まそう。
716 :
715の続き:2010/02/13(土) 00:29:56 ID:rL/GI8MD
気がついたらソファで寝てたようだ。
どうせ寝るならベットの方が良いだろうと思い、ふらつく足取りでベットに行った。
ベットにまで辿りつくと、なのはが使ってた枕に顔をうずくまらせた。
わずかながらなのはの残り香がした。
鼻腔でなのはを感じていたら、なのはと抱き合った夜の様な気がした。
握り締めたままの手を眼前にまで持ってきた。
すぐ傍になのはが居る様な気がして安心した。
今日はなのはも私もお休みだ。
特に用事も無く家族三人でお昼ごはんを食べてるとヴィヴィオが話し始めた。
「フェイトママー、なのはママー、この後買い物に行こうよ」
ヴィヴィオは出会った頃よりも随分と大きくなっている。
こんな台詞もそのうち「一晩中くんずほぐれつしたママたちの下着と一緒に、私の服を洗わないでって言ったでしょ!」 になるかもしれないと思うと涙が溢れそうだ。
内心いつ親離れしだすかとてつもなく不安だ。
もしそんな事なったら、私……私………。
「フェイトママどうしたの?悲しそうにわたしの事を見てるけど………」
「えっ、あっとー……なんでもないよ、別に何でも。それで何を買いに行くの?」
「う〜んっとね、何でも良いの。ただママたちと出かけたかっただけなの」
反抗期の事を考えるのは止そう。ヴィヴィオが甘えてくれる今を存分に楽しもう。うん、それが良い。
「私としてはフェイトちゃんが良いって云うなら」
「私もなのはが良いって云うなら、なんだけど………」
私となのははお互い困ったように顔を見合わせた。
途端になのはは軽やかに笑い出した。
「にゃはは、私もフェイトちゃんも一緒に出かけて良いってさ」
「ありがとうママたち!」
それから身お昼ごはんを食べ終えると、車を街に走り出させた。
車で移動している時にも会話は途切れなかった。
「ヴィヴィオは街に着いたらどこに行きたい?」
私の隣に座っているなのはがヴィヴィオに行き先を尋ねた。
「う〜ん、わたしはデパートに行って服を見たいかな」
「デパートで服………」
「なのは何かあったの?」
運転に集中しつつも私はなのはに問いかけてみた。
デパートに服を買いに行くのはそんなにマズイ事なのかな?
ヴィヴィオも前ほど小さくないからお洒落の一つや二つしたい年頃だろう。
そんなことを云ってみたら、なのはがジト目で私の言葉に返事をした。
「フェイトちゃん、いつもの事反省してないね」
「えっ、いつもって?」
「フェイトちゃんってさ、いつもヴィヴィオとデパートに行くと服何着も買っちゃうでしょ」
「そっそうかな。そんなに買ってるつもりじゃないんだけど………」
「は〜〜」
なのはは私の言葉に大きくため息を吐いた。
私なにかおかしな事を云ったかな?
「だって、ある服ある服全部ヴィヴィオに似合いそうだもん。
まぁヴィヴィオに似合わない服の方がすごくすごく少ないけどね。
親としてはいつもの服とは違う服を着て、いつもとは変わった可愛いヴィヴィオが見たいと思うよ普通は。
結論を云うとさまざまなバリエーションの可愛いヴィヴィオが観たいって事かな。」
「フェイトちゃん………後で少し、頭冷やそっか」
「なんでそうなるのなのは!?悪いのはヴィヴィオの悪魔的な可愛さだよ」
「フェイトママ………少し頭冷やした方が良いよ」
「ヴィヴィオまで!?私何かマズイこと云った!?」
はっ!これが噂に聞く反抗期かっ。
そんな風にいろいろと先行き不透明なままに街に着いてしまった。
717 :
612:2010/02/13(土) 00:31:40 ID:rL/GI8MD
嫌だと云う人がいなければ、そのうち続きを投下します
お目汚し失礼しました
w
病むってギャグ的な意味でかよwだがそれがいいw
GJ
初々しい家族だなw
『もしもし、なのなの!』
「あ、な、なのはっ!?」
『あのね、フェイトちゃん。ちょっと困った事になっちゃったの……』
「どうしたの!?いま直ぐそっちに」
『来なくても大丈夫だけど、ちょっと教え子を傷つけちゃって、慰謝料を払わないといけなくなっちゃったの……。
今から言う口座にちょっとお金を振り込んでくれないかな?』
「うんっ!うんっ!今すぐ払うよ!」
「……で、フェイトちゃんは振り込んじゃった訳なんだ……へぇ……」
「だ、だってなのはが困ってると思ったら、居てもたっても居られなくて……」
「う……嬉しいけどっ、そんなの詐欺に決まってるでしょう!はやてちゃんからも何とか言ってあげて!」
「それはあれやな……なのなの詐欺や!」
「な、なのなの詐欺……?」
「せや。なのはちゃんを愛する人ほどハマりやすいと言われとる。
そして迎える末路は……」
「ま、末路は……?」
「なの破産。家計の崩壊や」
「そ……そんな……」
「でも大丈夫。そんなに心配なら、なのはちゃんを手元から離さんようにしとけばええ」
「え、ええっ……なのはを!?」
「なのはちゃんをずっと、片時も手元から離さんようにしておけば、例え詐欺の電話が掛かって来ても本人が近くにおるから大丈夫っちゅう理屈や!」
「で、でも、それだとなのはが……っ!」
「……私なら大丈夫だよ」
「なのは……」
「フェイトちゃんさえ嫌じゃなかったら、ずっと私の事を抱き締めていてくれていてもいいんだよ?」
「な、なのは……」
「だって、なのははフェイトちゃんの事、大好きなんだから……」
「なのはっ!(抱)」
「……で、実際は詐欺じゃなくて本当になのはちゃんの声やった、と」
「協力ありがとうね、はやてちゃん」
「全く……とんでもない悪女やね」
「にゃはは、私はフェイトちゃんの為なら悪女にだってなれるんだよ?」
「おー、こわ。フェイトちゃんが聞いたらなんて言うやろね?」
「もう、はやてちゃん……それとはい、報酬」
「おおきに。ところでフェイトちゃんから振り込んで貰ったお金は……」
「それもはやてちゃんにあげるよ。今の私はフェイトちゃんとラブラブ出来て上機嫌だから♪」
「……フェイ倒産せんように気を付けてや」
「忠告ありがと。それじゃ、今からフェイトちゃんとデートしてきます♪」
「明日の仕事に響かんようになー」
「は〜い♪」
「…………シグナム〜、シャマル〜、ちょぉ胸で泣かせて〜(泣)」
フェイトさんって嫉妬深そうだよね
でもそれを相手に知られたくないから我慢して我慢して爆発しそう
俺は逆にあんまりしないイメージ。寂しくはなるけど嫉妬はしない感じ。
逆にどうせ私なんかじゃ・・とか言ってネガティブスパイラルにはまるような
>>721 そしてそれを最愛の妻であるなのはさんに向けて爆発させて
ご、ごめんねなのは、私……
フェイトちゃんのバカ……///
となる婦婦なSSなどステキですよね書き手のみなさま
友達、友達か…どうして自分にはいつもそれ?と目の前で眠っているなのはを見てはやては思う。
自分にはいつもそう…フェイトと接するときとは違う、顔には見えないけどどこか違う。
まあ自分と出会う前からこの2人は仲良しだったらしいし。
顔を近づけていくとなのはが軽く寝言を呟いた。
「ふぇ…いと……ちゃ…」
「っ!?」
眠りながらもその名前を聞かされ、はやては身体全体を震わされると顔を近づけていく。
「そか……どんなときも…フェイトちゃんか」
そしてまだ誰にも奪われたことのないであろう唇に唇を重ねた。
「あっ……ん」
柔らかい、なのはの唇はとても柔らかくて蜜のようにとても甘い味がする。
このときばかりはなのはと一体になった気がした。
なのはのファーストキスの相手が自分…その余韻に浸りながら満足そうに顔を上げる、が。
「ふぇい…と……ちゃ…?んっ」
余韻は一発で吹き飛ぶ、呆然としながらもフェイトだと思ったのか嬉しそうに微笑みながら安心するように眠り続けている。
「フェイトちゃんやない……私はフェイトちゃんやないっ!」
今度は強く押し付けるように口付けした、そしてパジャマのボタンに手をかけていく。
自分だってフェイトに負けないくらい好きだ、その気持ちを行動で伝えるように。
しかし、瞼を閉じて口付けしてしたいたはやては気づかない、すっとなのはが目を開けたことに。
なのはは最初何事かと思った…頭がほわーんとしている。
が、目の前に自分の唇が塞がれて、胸ボタンが外されていることに気づくと――。
「…!?ん、んんっ!!――」
慌てて離そうと暴れてきた手を強引に押さえつける。
「だ、駄目だよ――」
「私は、私はな、前からなのはちゃんとなこういうことをな――」
はやての肩をつかみ押し戻そうとするなのはに問いかける。
「なのはちゃんは私のことをどう思ってるん?」
「…な、仲の良いお友達だよ?」
「そやから私が望んでるのはそういうのやなくてな〜」
首筋や頬などにキスするとなのはが悲鳴を上げてきた。
「や、やだっ!!はやてちゃんもう――」
「大好きなんや!私はな――」
「やめてっ駄目だよ!」
渾身の力で突き放されはやては尻餅をつく。
「はあ…はあ…っ…はっ!ごめんねはやてちゃん、痛い箇所はない?…あはは、はやてちゃん少し疲れてるだね」
なのははにっこりと微笑んできた。
「え?」
「私のことヴィータちゃんとでも間違えたのかな?お寝ぼけるさんだねはやてちゃんにゃはは」
「……」
その言葉に絶句した後、泣きたくなるが…我慢する。
「………ああ、もうええ」
言葉を言い捨てると、会話を切り上げるように自分の布団のスペースに戻ろうとする。
さっきの出来事を忘れたように笑顔を戻したなのはが語り始めた。
「あ、明日はバレンタインだし、私フェイトちゃんとユーノ君にチョコを作ろうと思うんだ、はやてちゃんも誰かにあげるの?」
「え……あ、ああそうやな、シャマルにでも習って…(私の分はないんか?最初から期待はしとらんやったけど)」
と、そのとき金髪の美人が部屋に戻ってくる。
「ごめん、キャロのことで遅くなって!先に寝てた……ってなのは!?」
なのはのパジャマ姿が乱れているのに気づいた様子。
「んっ?ああ、なんでもないよ、ね?」
その笑顔は、はやてには見せたことのない笑顔…。
「はやて?」
それにため息をつくと諦めたように言葉を合わせる。
「そ、そうや、なのはちゃん(またお熱いいちゃいちゃを見せ付ける気なんか?)」
「そう…なんだ、じゃあ寝ようか」
2人の様子が少しおかしかったが特に気にした様子のないフェイトちゃんだった。
この2人の三角関係好きなんで。
三角関係は見てて辛いな
でも読んでしまう不思議
>>724 GJ…なんだが、最初にカプ表記お願いします
ふらーり、はやて濃度が上がっている最中に、かるく小話を投下させてくださいな
とりたててヤマもオチもイミもありません、お気をつけ下さい
どこか遠い所でユーノ君が活躍していますが無害です、スルーしてください
フェイなの前提ですがなのはさん出てきません、いつもの事ですね
しかしG.S.G.K ……ぬぅ、やはり黄金期の方に支持があったか、不覚
千鳥転輪とサイクロンロケット搭載型ギンガ・ナカジマに深い意味はなかったのですが、
とりあえずガンタンクとゲッター3を連想してもらえば近いイメージかと思われます
しかし、それが最後のギンガ・ナカジマだとは思えない
いつかまた、マリエル技術官のデータベースから新たなギンガ・ナカジマが生まれた時、
私たちはいったいどのようにして立ち向かえば良いのだろうか……
(これまでのあらすじ)
ロイス教授が死んだ。
考古学界で彼の知己であったユーノ・スクライア司書長は遺言に従って、
葬儀へと集まった彼の六人の友人たちに、
ミッドチルダ東部に伝わる「七人みさき」にまつわる様々な伝承の講義をはじめる。
時を同じくして、時化ていた海原より襲い来る無数のミッドチルダ平家の怨霊。
誰かが叫ぶ「アントク様お許しを!」
ロイス教授の残した深き者という言葉は何を意味するのか、アントク様とは、
はたして窓の外に何が見えたのか、様々な陰謀と謎のうずまく混乱の只中、
今、渦中にベルカ式耳無し芳一の霊魂が光臨する。
『或る捜査官の諦観』
それはともかくとして、八神家である。
鉄槌の騎士がのほほんと炬燵に丸くなっているところに、家主が蜜柑篭を盛ってあらわれる。
蜜柑キターとばかりに微笑む家族に、母親狸が心温めながら炬燵へと足を入れてみれば、怪音。
どごすぎあ、
などと何処から音を出しているのかわからない打撃音とともに、炬燵から這い出てくるのは
金色の妖怪、八神家の座敷女こと、フェイト・T・ハラオウン執務官であった。
「……そうか、もうフェイトちゃんが生えてくる季節なんか」
「はやて、間違ってるから、妖怪に季節感を感じるのは間違ってるから」
ぴしぴしと蜜柑篭に手を伸ばす怪異の魔の手を避けながら、慣れた手つきで蜜柑の皮を剥ぎ、
なんやな、フェイトちゃん入っとるのに、炬燵に違和感無かったんとか聞いてみれば、答え。
「いや、炬燵の中に誰か居るのは、いつもの事だしさ」
「ヴィータ、そんな日常に慣れたらあかん」
10%の確率でヴィヴィオとザフィーラが潜っていると語る、ヴィータ統計。
「つーか、フェイトちゃんも、なんで炬燵に潜っとるんよ」
「え、だってそこに炬燵あったから」
何を聞いているのだろう、などと心底に意外そうな表情からの返答に、家主が頷く。
「そんなら仕方ないなー」
「はやて、納得しちゃ駄目だ」
益体も無い会話を繋げながら、3人で、うち2人は物の怪と狸ではあるが、
気がつけば蜜柑篭も空になり、追加の蜜柑を所望する修羅が不穏な空気を醸しだしていた。
「じゃ、フェイトちゃん行ってらっしゃい」
「あ、ついでに茶も頼む、急須で」
「交渉の余地すら無いしッ」
そのままに炬燵ごと這って行こうとする化生の目論見が、炬燵の足をしっかりと握っている
2人の腕力に阻害されて、ずるべたと炬燵から這い出てしまう形に結実する。
「炬燵ごと移動しようとすんな」
「見え見えや、行動パターンが」
「非道い、こたつむりは殻が無くなると死んでしまうんだよ!?」
新種の妖怪にジョブチェンジしていたらしい、いつの間にか。
「墓碑銘は、不死身の女ここに眠るでええなー」
「生涯に幾人かの生命を救った、ってのも捨て難いな」
「真面目に考えないで、私の墓碑銘」
びしぃ、と虚空にツッコミを入れながら渋々と、蜜柑確保に台所へと向かう執務官。
そのまま各種を揃えて持ってきたその姿に、炬燵の2人が驚異的なユニゾンで声を出す。
「「砂糖はいらん」」
潤んだ瞳で上目遣いの驚愕に、例を挙げるとすれば、高町なのはなら顔面を蒼白にしながら
「砂糖大好き!」などと言ってしまうほどの破壊力を誇るほどの凶悪な上目遣いを避け、
砂糖壷を金色の危険物から手の届かない位置へと移送する、具体的には天板の反対側、
そんな身に染み付いた慣れた風情が醸し出されている、はやての背中が煤けきっていた。
そのままに再び、蜜柑を消費する仕事へと没頭する3人。
「フェイトちゃんもなぁ、ウチの炬燵やのうて、なのはちゃんにでも潜っとればええやん」
「いや、最近のなのはって、なんか新型のデバイスのテスターを引き受けたとかで、
毎日毎日、朝も早くから楽しそうに武装隊の教導に出かけていくんだもの」
「なんつうか、教導隊のスケジュールって、ほんまフリーダムよなぁ」
「まあ、伊達や酔狂じゃ公認の犯罪者とか呼ばれねえわな」
鉄槌の騎士ヴィータ、最近、教導隊の良心という二つ名が定着している。
「てか、新型ってどんなだ? あたしのとこには話来てなかったけど」
そのままに、聞きなれない単語に興が乗ったのか、蜜柑の房を分けながら話を掘り下げる良心。
「研無デバイスらしいんだけど」
「研無デバイスだって!?」
「何ぃ、知っとるんかヴィータ!?」
驚愕が、古代ベルカの秘拳を現代に受け継ぐものがとか言い出しそうな驚愕が、
即座に炬燵の上に解説者空間を作り上げ、宇宙の法則が乱れて揺らぐ。
「ああ、ストレージデバイスはAIがある分扱いやすいし、
素人から玄人まで幅広く使われている魔導師の基本武器
対して研無デバイスは見た目なんかはストレージとほとんど変わらねぇが、
あえてAIを載せない分硬度と重量をかなり増加させて
撃つより破壊を目的とした玄人好みのあつかいにくすぎるデバイス
使いこなせねぇと鈍らデバイスより弱いただの鉄屑みてぇなもんだってのに」
「ヴィータ、それはただの鈍器や」
巨大な金槌を作らなかっただけ、技術部にも常識と言うものが残っていたらしい。
「もうすぐ、桜の季節だねぇ」
「ああ、冬も終わりだ」
「いや2人とも、現実から目ぇそらさんといて」
偶さか、揺らいだ空気に梅の香が乗っていた。
(余談:今日のわんこ)
八神家の冷蔵庫を勝手に漁る金色の座敷童こと高町ヴィヴィオ、
今日も今日とて青き狼をモフりながら、まったりとする昼下がり。
そんなヴィヴィオライダー形態のAパーツを、見つめて立ち尽くす姿がひとつ。
碧銀の髪を二つに括り、虹彩異色の瞳も相まって人目を惹きつける、小柄な少女。
昨今に座敷童の知己となった覇王の後継、アインハルト・ストラトスである。
その身にDNAにと受け継がれた、覇王イングヴァルトの妄執ともつかぬ情景が、
最後のゆりかごの聖王、オリヴィエ聖王女との数少ない交流の思い出が蘇る。
―ええそうですよ、どうせ私は毛皮をモフるぐらいしか娯楽の無いぼっち王女ですよ、
ええいこのリア充がッ、死ねばいいのに虹の向こうで! 爆発しろ派手に!!
―オリヴィエ、待ってくださいオリヴィエエエェェ!!
回想終了。
「……またしても、またしても私は毛皮に負けるのですかッ!?」
「よくわからないけど、アインハルトさんもモフる?」
煩悶としている少女の様子を見かねてか、熟練のモフり師が首もとの場所を空ける。
促されるままにモフる人影が2つ、場所は空けても毛皮から離れないあたり業が深い。
そんな折、このまま首を抜いてやろうかと、殺気を滲ませていた覇王の動きが止まる。
「これは……良い毛皮ですね」
青き狼ザフィーラ、後世の歴史書に稀代のジゴロと書かれる日常であった。
(終)
あとがきー
アインハルトとシグナムって、何か似てるよねとか思う今日このごろ
GJ!
八神家の炬燵は素敵がいっぱい詰まっているのか…
GJ!ちょっくら八神家の炬燵に不法侵入してくる!
>>736 シグナム、ヴィータ、ザフィーラの鉄壁防御陣を突破できるのか?
シャマルさんを忘れるな
バレンタインをこのままスルーする気か!?
ヴィータが赤面しながらなのはさんにチョコレートを渡す場面を妄想している内に休日が終わってしまった
なんてことだ
はやヴィしか見えない俺に死角はなかった
>>741 つまりいつももらう側じゃなくてあげる側にまわりたい、はやてにもらう側になってほしいと思って
張り切ってしまうヴィータちゃんと言うわけですね分かります
狸「明日はみんな外泊か。家に帰ってくるのは私とヴィータだけやな。」
侍「そのようで。」
狸「ほしたらみんな、箸置いて!ひとぉーつ、八神家ぇ かくーん。『家に二人っきりの夜は』」
全「『家に二人っきりの夜は』」
狸「『寂しいので同じベッドで寝ること(犬除く)』」
全「『寂しいので同じベッドで寝ること(犬除く)』…え?」
犬「をんをん。」
狸「家訓にしたからね。みんな、守ってよ。」
全「…(様々な組み合わせを想像している)」
槌「んー、まあ家訓ならしょうがねえな。規則は守らないとな(ドキドキ)」
フェイトちゃん、初めてのバレンタインの夜
フェイト「なのはのくれたチョコ美味しい」
フェイト「なのはも、今頃食べてくれてるかな。頑張って作ったんだ」
フェイト「あ、クロノお兄ちゃん。紙袋にいっぱいのチョコ、すごいね」
クロノ「重くってしょうがないよ。お返しも大変だしね」
エイミィ「あ、このチョコとこのチョコ貰うね。○○って食べてみたかったんだ。いつも売り切れでさー」
リンディ「わたしは、これとこれとこれとこれ」
フェイト「なんでみんな、クロノが貰ってきたチョコ食べてるの……?」
クロノ「もぐもぐ…なんでって…フェイトはいらないのか」
フェイト「バレンタインチョコって、そういうものなの?なのはも、わたしが、あげたチョコを、家族みんなで…」
クロノ「フェイト…?」
翌日学校で
フェイト「なのは、なのはがくれたチョコ、美味しかったよ。なのははどうだった??」
なのは「え、う、うん、美味しかったよ。(塩と砂糖を入れ間違えてたけど)」
フェイト「(いいよどんだ、いいよどんだ、いいよどんだ)」
なのは「フェイトちゃん?」
落ちが思いつかない。
フェイトさんがかわいすぎるw
747 :
44:2010/02/14(日) 23:09:19 ID:z0UGZ4TC
ViVid辺りのVD小ネタ集投下します。7レスぐらい使います。
八神家・ヴィヴィアイ・なのフェイの順で。
八神家はザッフィー視点なので雄が苦手な人はご注意を。
◆八神家
今日は家族のほとんどが休日で家にいるが、主は会食で夜までお帰りにならない。
……散歩にでも出掛けるか。家族に一声掛けておこうとリビングに顔を出す。
「ヴィータちゃん、これバレンタインの贈り物ですー」
「おおー、チョコか。ありがとよ、リイン」
「はい、どういたしましてです♪」
人間サイズになったリインフォースUがヴィータに頭を撫でられてにへーっと笑っている。
ヴィータも随分と柔らかい笑顔を浮かべるようになった。
これも我らが主が賜れた幸せの証であるな。
ここは二人にしておこうと、てふてふと肉球で床を踏みしめながら移動する。
「シグナムー、ほれチョコやるよ」
「む?ああ、頂くとするか」
縁側で茶をすすっていたシグナムにやはり人間サイズのアギトがそっぽを向きながらも小さな箱を渡していた。
シグナムは箱を横に置くとレヴァンティンの整備を始める。
「……そんだけかよー」
「ん、何がだ?」
「いや、チョコもらったんだからもうちょいなんかあっても……」
「…………??戦闘後の疲労回復にでも役立たせて貰おう」
「もーいいよっ!この戦バカロード!」
「なっ!?」
叫んで部屋の中へ駆け込んでいくアギトを見送って、何が悪かったのだ……と呟くシグナム。
アギトはヴィータ達のところへ行ったらしくリインと言い合いを始めたが、
ヴィータに宥められて三人で仲良く笑い合っている声が聞こえ始めた。
鈍感で不器用な将の、日頃はピンと伸びた背が少し丸まって煤けて見えた。
そして、皆が揃った夕餉の後。
「じゃあ、みんなー。デザートに私からのバレンタインチョコあげよかー」
と主がチョコレートケーキを切り分けて皆にお配りになられた。
ヴィータとシャマル、融合騎達はわーいと素直に喜び、シグナムは静かにだが幸せそうに礼を述べる。
「ザフィーラも食べてなー」
「は、有り難く頂きます」
「テーブルの方がええかな?」
「いえ、私はここで」
主のお気遣いに感謝しながらも、この姿のほうが落ち着くと断って床に皿を置いて頂いた。
流石は我らの主、見た目からして非常に美味しそうなケーキである。味が楽しみだ。
と考えていたらその隣にもう一皿置かれた。……崩れているわけではないが、少し失敗したのだろうか。
そこはかとなく危険な香りがする。鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅ぐとその予感は確信に変わった。
だが、主の御厚意を無にする訳にはいかん。――いざっ
748 :
44:2010/02/14(日) 23:09:59 ID:z0UGZ4TC
う゛っ!!
ほぼ同時に食卓の方からも、呻き声が聞こえた。
「……シャマル、お前が作ったのか」
「ええ〜、どうして分かったの〜〜」
「分からないわけねーだろ……」
料理の下手な湖の騎士の仕業だったらしい。皆のところにも配られていたのか。
劇薬のような味がする物体を主が食されることは
守護獣として阻止したいところだが、これでも懸命に作った物なのだろう。
邪魔をしては主も喜ぶまい。と、溜息をつきながらも食らいつく。
そして、ミルクで痺れた舌を回復させると、主の作られた方のケーキをはぐはぐと犬食いする。……狼だが。
きっと材料は同じなはずなのにどうしてこうも違うのか。
「主はやての腕は年々上達していかれますね。とても美味しいです。
……シャマルはケーキ作りなどと冒険するのは止めておけ」
「あー、シグナムひどーい」
「あははー、シャマルも頑張っとるんやけどな。
もうちょい基本に忠実に作ろなー」
「あーん、はやてちゃんまでー」
「基本は大事だ。教導でも基礎をガッチガチに固めることが大事だからな」
「なのはさんの教えですねー」
「あ、あいつは関係ねーよ」
「なのはさん……明日はお休みじゃないんだよね?」
「おお、いつも通りに出勤だ」
「なら姉御、あたしの分のチョコ渡しといてね」
「リインのもお願いしますですー」
「私の分もなー。フェイトちゃんとヴィヴィオのもあるよー」
「あっ、私も」
「いいけど、12個もか……」
軽く溜息をつくヴィータであったが嫌そうには聞こえない。
我ら守護騎士にこのような平穏な日々が訪れるとは、主に出会うまで思ったことなどなかった。
この先もずっと、主とその大切な人達を守る騎士であろう。
◆ヴィヴィオとアインハルト
St.ヒルデ魔法学院の校門前に立ち、登校中の生徒の中からお目当ての人の姿を探す。
――いたっ。碧銀の髪に紺と青の虹彩異色。
とても綺麗な立ち居振る舞いの上品な歩き方。
……私の周りにいる人だとちょっとフェイトママに似た感じかも。
テテッと駆け寄っていって話しかける。
「アインハルトさん、ごきげんよう」
「ごきげんよう、ヴィヴィオさん。……私を待っていたのですか?」
「はいっ、ちょっとお渡ししたい物がありまして」
隣に並んで歩きながらカバンの中から紙袋を取り出す。
「私の母の出身世界のことはお話しましたっけ?」
「ええ……確か第97管理外世界、とか」
749 :
44:2010/02/14(日) 23:10:28 ID:z0UGZ4TC
「はい。その世界に、2月14日には好きな人にチョコレートを贈るという風習がありまして、
これチョコレートなんですがアインハルトさんにお渡ししたいなーと」
と言いながらチョコを差し出すとアインハルトさんはピタっと固まった。
「す、すきな……ひと、ですか?」
「あっ、えっと……へ、変な意味じゃなくてですねっ!?敬意とか憧れとかその……」
ワタワタと手を振りながら慌てて弁解する。
「え、ええ、分かってます。……ありがとうございます」
少し顔を赤くしながらアインハルトさんはチョコレートを受け取ってくれた。
よかったー、と胸をなでおろす。
それからはずっとほかほかした気分で過ごした。
夕方のトレーニングを終え、部屋で宿題をやっているとママから通信が入る。
「ヴィヴィオー、お客さんだよー」
誰だろ、と思いながら玄関先へと向かうとアインハルトさんが立っていた。
えっ!?ど、どうしたんだろう!?
「い、いらっしゃれりっ……」
あう、動揺しすぎて舌が回らない。
「あっははー、落ち着きなさい」
アインハルトさんの横に立っていたママが背中を撫でてくれる。
ちょっと深呼吸しよう。
すぅーはぁー
「……いらっしゃいませ、アインハルトさん」
「突然お邪魔してすみません。……あの、これをお渡ししようと」
言いながら取り出したものは細長い箱。
薄い緑の包装紙で包まれ、銀のリボンがシンプルに結ばれている。
「も、もしかしてチョコでしょうか?」
「はい。ヴィヴィオさんに頂いたチョコレートとても美味しかったです。
お礼も兼ねて……あと、これからもよろしくお願いします。という感じで」
「は、はいっ!こちらこそよろしくお願いします!!」
はっしとチョコレートごと両手でアインハルトさんの手を握る。
「……あっ、なのはさんにもお渡ししたいのですが」
アインハルトさんがこっそりこの場から離脱しようとしていたママを呼び止めた。
「え、あ、ありがとね。いい子いい子」
ママはチョコを受け取るとアインハルトさんの頭をなでなでする。
「あ……」
「ママっ、失礼だよ。そんな」
「ええー、駄目かな?」
「い、いえっ、私は子供ですし嫌じゃありませんから」
「うんっ、いい子だねー。アインハルトちゃん」
うー、なんかどっちに妬いていいのかわかんない。
「もー、ママは誰にでもベタベタし過ぎだと思います。
私には結構厳しいのに……」
「そりゃー、我が子にはしっかり育って欲しいから教育面では厳しくしますよ。
でも、ヴィヴィオがチョコくれたときにはほっぺにチューしたじゃない」
あわわっ、アインハルトさんの前でなんてことを!?
嬉しかったよ?嬉しかったけど、凄くマザコンみたいに思われるんじゃ……。
「いつもじゃないんですよ!?この母はちょっとスキンシップが過剰と言いますか!あのっ!」
「ふふっ、親子仲がいいのはとても微笑ましいことだと思います」
750 :
44:2010/02/14(日) 23:10:56 ID:z0UGZ4TC
「そうだよねー」
なんでこんなに意気投合してるんだろ……性格は真逆っぽいのに。
でも、なのはママとフェイトママも結構違うよね。
と考えていたらエプロンをしたフェイトママが部屋の中からやってきた。
「あ……アインハルト。いらっしゃい」
「はい、お邪魔しています」
「どうしたの?フェイトちゃん」
「ご飯できたから呼びにきたんだけど……」
玄関先で長いこと何をしてるのかな?と不思議そうになのはママを見ている。
「それなら、私はこれで失礼します。フェイトさんもチョコレートよかったら受け取ってください」
「ありがとう。アインハルトも晩ご飯一緒にどうかな?」
「ええと……お邪魔では」
「そんなことありませんっ!!」
「そうだねー。たくさん作ってあるし、アインハルトちゃんが大丈夫なら食べていって欲しいな」
「あの、それではご馳走になります」
とアインハルトさんは頭を下げる。
やっぱり、いちいち動作が綺麗と言うか品がいいと言うか……ついつい見とれてしまう。
「アインハルトさん、食べ方も綺麗ですよね」
隣で食事をとっているアインハルトさんを見て感想を漏らす。
「えっ、そ、そうでしょうか……」
「はいっ、格闘技以外でも色々と見習わなきゃです」
「ですが……ヴィヴィオさんもお行儀が悪いわけではありませんし、
元気なところがいいところだと思いますので……」
「あ、ありがとうございますっ……」
アインハルトさんに褒められた!なんだか凄く照れる……。
ちょっと俯いてから視線を上げるとママ達は楽しそうに私達を見ていた。
念話でなにか話してそうな予感。
聞きたいような聞きたくないような……あんまり考えないようにしとこ。
楽しい食卓だし、最後の方はフェイトママだけで作っていたみたいだけど、
ママ達二人で作った食事は本当に美味しいから味が分からなくなったらもったいない。
それから、食事を終えて少し休んだ後にアインハルトさんと手合わせなんかしちゃったりして、
こんなに幸せでいいのかな?と思うくらいに楽しい一日が過ぎていった。
アインハルトさんが帰るときは寂しかったけど、その後もフェイトママに甘えられたし大満足。
……やっぱり私マザコンなのかな。
でもでもっ、ママは二人とも大好きだし……親離れはいつかしないといけないんだろうけど、
他の事も頑張るからもう少しだけこのままでいたいな、と思う高町ヴィヴィオでした。
◆なのフェイ
「あ、あのっ、なのは……これ」
航行任務が終了してお昼ごろに帰宅したフェイトちゃん。
着替えを終えると妙に緊張した面持ちで、綺麗にラッピングされた箱を私に差し出してきた。
なんだかよく分からないけどひとまず受け取って聞く。
751 :
44:2010/02/14(日) 23:11:26 ID:z0UGZ4TC
「ん?何かな?」
「ちょ、チョコ……」
「…………おみやげ?」
「………………なのは、今日がなんの日だか忘れてる?」
「忘れるわけないじゃない。フェイトちゃんが帰ってくる日なのに」
自信満々に答えた私だったけど違ったらしい。
ちょっと嬉しそうでいて困ったような複雑な表情をされた。……はて?
まずい。何かの記念日だったかな……。頭に手をやって考え込む。
誕生日なら一月ちょっと先だし、今日は……2月14日……2月14日……2月14日?
「―――あっ!?ご、ごめん、すっかり忘れてた」
「いいよ……忙しいんだし、こっちにはない習慣だもんね……」
いや、怒ってはいないんだろうけどそんな寂しげに言われましても……。
「えっとえっと……ちょ、ちょっと待ってて!」
とりあえず、急いで台所へ向かった。
板チョコを手に戻ってきた私を見て、フェイトちゃんの周りにどよ〜んとした空気が漂う。
いやいや、いくら私でもこれで済ませる気はありませんよ?
ソファに座っているフェイトちゃんの目の前に立って一欠けチョコを食わえる。
そして、口づけてチョコを渡した。
「ん……ごめんね。ちゃんとしたのは後で作るから、今はこれで……」
「……これでいい。から、もっと食べたいな……」
と言うとフェイトちゃんは私を抱きよせて唇を求める。
「ちゅ、んっ……フェイトちゃん」
「んくっ、れる……なのは、美味しいよ……」
チョコの味がしなくなっても、フェイトちゃんは嬉しそうに私の口腔を味わっていた。
……喜んでくれたのはいいけど、バレンタインデーを忘れていたなんて喫茶翠屋の娘にあるまじき失態だ。
やっぱちゃんと作らないと。あと、ホワイトデーにも気合入れて作ろう。
と心の片隅で考えながら、少しの間イチャイチャとキスをしていた。
どうしようかな……チョコを作りたいけど、フェイトちゃんと過ごす時間を優先すべきか。
それとトレーニングもしなきゃだし仕事もしたい、と時間配分に迷っていると宅配便が届いた。
中身を見てみると故郷の家族や友人からのチョコだった。
―――よしっ、チョコを作ろう!
今から作っても数日遅れになっちゃうけど、こっちの家族以外にも
大切な人はたくさんいるんだし、できるだけ早く、そして想いを込めて届けよう。
急いで買い物に行ってチョコを作り始める。
フェイトちゃんはリビングで本を読みながらもこちらが気になっているらしく、
時々振り向くと目が合ってにこーと笑う。……うう、可愛いよぅ。
ごめんね、せっかく帰ってきたのに私が不甲斐ないせいで構ってあげられなくて。
どうにかこうにか大量のチョコを作り終えて、チョコをくれた人達に
お礼とお詫びのメールを送るとアリサちゃんから即座に電話がかかってきた。
「あっ、アリサちゃんひさし―――」
「なのはあんた何やってんのよ!このおバカ!ド忘れしてただけなの!?
の〜てんきな声出してるけどまたなんか無茶やったりしてんじゃないでしょうね!?」
「だ、だいじょ――」
「あんたの大丈夫はアテになんないのよ!!!」
この調子でほとんど口をはさむ機会もなく、10分ほど怒鳴りつけるように
まくし立てられた。はいといいえとごめんなさいぐらいしかまともに言った記憶がない。
752 :
44:2010/02/14(日) 23:12:07 ID:z0UGZ4TC
その後に、フェイトちゃんと代わるように言われて携帯を渡す。
私の時よりトーンダウンしてるけど、やはりちょっと怒ったような声が聞こえる。
当日になるまで完全に忘れていたことで、相当心配を掛けてしまったようだ。
「……アリサ、心配してたよ」
「うん。ごめんね、フェイトちゃんまで怒られてたよね」
「あんまり甘やかさないでちゃんと叱れって言われたけど、
二人でいるときは甘えて欲しいかな……」
優しいなぁ、フェイトちゃんは。
バレンタインを忘れていた、なんて愛想を尽かしてもおかしくないのに。
「ありがとう、フェイトちゃん。……それじゃ、ちょっと甘えてもいいかな?」
「は、はい」
ソファに座っているフェイトちゃんの膝に乗ってぎゅーと抱きつく。
あー、落ち着くなー。ヴィヴィオを抱っこするのとは違った安心感がある。
……なんかフェイトちゃんの胸の鼓動が凄いことになってるけど、
エッチなことしてる時間なんてないからそんなに緊張しなくてもいいのに。
フェイトちゃんの後ろ髪をかき上げて首筋を吸ってキスマークを付けておく。
「なな、なのは!?」
「夜になったら愛しあおうねー。予約っ♪」
「そ、そんなのなくても、なのはならいつでも好きにしていいのに!?」
………………危ない。理性を吹っ飛ばされるところだった。
今はしないから安心してていいよって宣言しただけのつもりだったのに。
まだ早い。ヴィヴィオが帰る前に晩ご飯の支度を始めなきゃだし、
今の内にやっておかないといけない事が他にも―――
「嫌だったわけじゃないんだよ?でも、そんなところだと私からも見えないし、
せっかくなのはの付けてくれた印なんだから出来れば後で見たいな、なんて……」
全力全開で理性を稼働させる。
誘ってるのかな?いや、違うよね。どう考えても素で言ってる。
それに、誘われたとしても今は駄目だ。後で、後で……と念仏のように頭の中で繰り返す。
「……夜ね。夜になったら他の人には見えなくて、フェイトちゃんには見えるところに付けるから」
「う、うんっ」
はぁ……激務の疲れが飛んでったのと引き換えに、違う精神力が尽きそうだった。
幸せな疲れだからいいんだけど……と思いながらフェイトちゃんにもたれかかっていた。
753 :
44:2010/02/14(日) 23:13:52 ID:z0UGZ4TC
終わりです。
ちなみに、ヴィータは12個のチョコを渡した日に21個(7×3)のチョコを貰ってます。
アインハルトは人付き合いの苦手なフェイトさんのイメージですね。
>>745 勝手に続き考えました。気に障ったらすみません。
フェイト「昨日ね、クロノが貰ってきたチョコをみんなで分けてたんだけど……もしかしてなのはも」
なのは「そんな訳ないよ。大切な人から貰ったチョコはちゃんと自分で食べるものなんだよ。
もちろん、フェイトちゃんのは全部食べたからね」
フェイト「なのはっ……私もなのはから貰ったチョコは全部自分で食べるよ。これからもずっと」
なのは「うんっ、私も!」
アリサ「……なんであの二人はあんなバカップルみたいな会話してんのよ」
すずか「あはは、仲良しさんだねー。
でも、私だってアリサちゃんから貰ったチョコは大事に食べるんだからね」
アリサ「そ、そーですか///」
なのは「いーい?チョコを口にくわえて迫ればアインハルトもきっとイチコロだよ」
ヴィヴィオ「本当に大丈夫かなあ・・」
なのは「大丈夫!フェイトちゃんだってこれでイチコロだったから!」
文章がヘタクソでスルーした
757 :
745:2010/02/15(月) 00:44:30 ID:VcL+FyC6
>>753 >勝手に続き考えました。気に障ったらすみません。
いえいえ、全く。
落ちが思いつかないと書いたのはこちらですし。
というか、
>>745でクロノにもチョコを食べさせちゃったけど、クロノって甘いもの苦手だったんだ。
>>753を踏まえてミスの誤魔化し。
フェイト「え、私、塩と砂糖を間違えてたんだ。なのはごめんね。」
なのは「ううん。フェイトちゃんのくれたチョコだもん。」
フェイト「そういえば甘いもの嫌いなクロノもエイミィのチョコだけはちゃんと食べてたな。…ありがとう、なのは///」
>>754 pixivのあれの話?>なのは「大丈夫!フェイトちゃんだってこれでイチコロだったから!」
はやなのマダー
なのはやはなのハーレムの一部
フェイはやはなのフェイからの浮気
なのはさんがなんぼ浮気してもかまわん
いやむしろ浮気するといい
そしてフェイトさんにお仕置きされてほしい!
とことんお仕置きされてほしい!
書き手のみなさんもそう思いますよね!
と煽ってみる
762 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/15(月) 07:43:09 ID:E50fjZQ3
素晴らしいなのフェイでした!バレンタインデー万歳!!
なのはさんは好きだけどここのなのは房きめぇw
なのはスキーを装った荒らしにしか見えないが
釣られてこういう奴↑がでてくる
やばそうな発言は荒らしじゃなくてもスルー
なのはさんが口に含んだチョコをフェイトさんにキスして口移しでハッピーバレンタインという
ベタなネタしか思い浮かばない俺は負け組ですかそうですか。
>>766 安心しろ
浴槽いっぱいのチョコの中で戯れてるなのフェイを想像してた俺がいる
フェイトそんは女子からいっぱいチョコ貰いそう
なのはさんは気が気じゃないだろうな
たまにアリすずも思い出して下さい
とろとろに溶かしたチョコを身体に塗って舐め合うというプレイで、
大人の階段をまた一つ昇るスバルとティアナ。
チョコといえばコンビニで売ってる105円のどうぶつチョコビスケットは美味い。
>>768 なのは「少しチョコごと頭冷やそうか・・・(フェイトちゃん、モテモテだね♪)」
はやて「なのはちゃんなのはちゃん、本音と建前が逆になっとる」
>>753 遅くなったけどGJ!
どこも甘々だな、たまらん
家族と一緒でない食事はいつもテキトー
+チョコ貰いすぎ
+律儀に全部食う
2月中旬〜下旬の将はとてもチョコ臭い。
しかし完璧なベルカ式オーラルケア技術により、虫歯とは無縁の将
将かわいいよ将
775 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/17(水) 02:39:45 ID:v7Aff/rQ
なのはとヴィヴィオはユーノと一緒だぞ?
ヴィヴィオは一人部屋でなのはとユーノは寝室で一緒に寝てるwww
おまえらほんと、二次元のレズに逃げてるのな(笑)
ブサイクだから夢見てるのな(笑)
まぁ現実世界でおまえら相手にする
やつらなんていないもんなwww
とりあえず痩せろwwwwwwww
>>773 そして、豆狸さんの毒牙にかかると
はやて「ん?なんやシグナム甘い匂いがするなー」
シグナム「ああ、その……チョコレートを食べまして」
はやて「ちょうど、甘いもんが欲しかったんよー(ちゅっ)」
シグナム「あ、あるじ///」
>>775 自己紹介乙
がんばれ、生きてりゃいいことあるよ。
>>776 自分のあげたチョコレートが原因だと知っておいて・・・!
豆狸、恐ろしい子!
>>774 ベルカ式オーラルケア技術で爆笑したwwwどんなのだよw
>>779 「ベルカ式オーラルケア技術ってなんや?」とはやては尋ねた。
はやての頭の中では、ディープキスや相手の口に指を入れて、指の腹で歯をこする等色々な妄想が走り回っているのであった。
だが、シグナムが取り出したものはただの歯ブラシであった。
がkkりするはやて
「主はやて、お口をおあけください。ケアして差し上げます」
「こ、これはこれで…!」
マニアックなはやてであった。
781 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/17(水) 18:48:23 ID:jpFml+G3
>>779 俺はヴィータのラケーテンフォルムで削るのかと思った
PSPなのはのDL配信がやばすぎるぞ。
準備号と第1号揃えるとなのはとフェイトでキャッキャウフウフだぞ。
カスタムテーマも相合い傘なんだぞ。何故話題にあがらん。
>>782 ゲームのほうのスレは凄い盛り上がってるな
バイブレのボイスとかもろえっちボイスだったし
>>782 いかんせん、ゲームで遊ぶと言ってもソフト入れてコントローラー
振り回す事しかできない古いタイプのゲーマーなのでな
DL配信とかさっぱり解らんのだ
どうすればテスタロッサを我がPSPに召喚できるのか・・・
携帯ゲーソフトかな
>>775 お前こそ、ユーノきゅん(笑)という感情移入(爆笑)要員をでっち上げて二次元の俺嫁妄想に逃げ込んでるクズにしか見えんのだが…
>>782 スレチ気味だが配信期限ある?
先週PSP無くして買い直すか迷ってる
>>790 まず探せよ
どこかに忘れて来て行方不明とかでないなら
いやもう完全に紛失か盗難、残念ながら
自己解決した。準備号だけ5月末まで
よくここにはユーなの粘着野郎がいるようだが。
いっそユーノがこんなポジションだったらむしろいたほうがいい感じなのにとか。
ユーノ「なのはは優しい子だよ。だからフェイトは心を開いたんだ。二人は離れちゃいけない」
つまりは俺たちの代弁者。訓練された百合萌え。ただし漏れなく声がマダオ化します。
>>793 ユーノはすでにその域の悟り開いてるように見えるがな
つか、はやてと同じくなのフェ見てニヨニヨしてそうw
エリオが幼女化するわけですね
ユーノがひだまりスケッチの宮ちゃんに見えてしょうがない。
でっていう
ところで、はやては15歳から色々と成長しなかった子らしいが、なのはさんに吸収されてしまったんじゃないだろうか……
むしろフェイトさんじゃないか?
なのはさんは身長伸びたし貧乳から巨乳ヘと進化を遂げたからな
あの成長っぷりにはわけがありそうだぜ
相方に毎日揉まれたから?
フェイトさんの愛の結果
当然フェイトさんのもなのはの愛の結晶
>>796 そうやって敵軍の変態仮面を自分の親と間違えた連合の二等兵がいたよな
804 :
44:2010/02/18(木) 23:10:01 ID:PHDLTTtB
なのフェイ小ネタSS投下します。
二回目の執務官試験に失敗した時のフェイトちゃん。
また……落ちてしまった……。
二度目の不合格通知を受け取って呆然と立ち尽くす。
どうしよう。なのはに顔を合わせづらい。でも、顔を見ないのは不安で仕方ない。
ひとまず、不合格だったことと今日もお見舞いに行くことをメールで伝える。
『待ってるね』
返事は簡潔だった。
これだけだとなのはがどう感じているのか分からないけれど、
今日も無事でいてくれたのだと会えるのだと思うだけで心が落ち着いた。
「フェイトちゃん、来てくれてありがとう」
ノックをして病室に入っていくとニコッと笑顔を浮かべてなのはが迎えてくれた。
まだ、歩くことすら容易ではないからベッドの上に座っているけど、
体調は悪くなさそうでホッとする。
「うん。……試験、駄目だった」
一応口頭でも報告しておくと、なのはがおいでおいでという感じに
手招きしたからすぐ側に寄っていく。すると、ギュッと頭を抱きかかえられた。
あたたかい。
なのはの心音が聞こえる。
この大切な女の子が生きていると実感しただけで涙が零れた。
「ごめんね。私のせいで集中できなかったんだよね」
「違うよ。私の力が足りなかったから……」
「なのはは大丈夫だから。心配して付いてなくても元気でいるから。
フェイトちゃんは自分のやりたい事に専念してほしいな」
「でも、なのはに会いたいよ……」
執務官になって古代遺物の関わる事件を早期解決すること。
そして、哀しみを少しでも減らすことが私の夢。
その夢も……なのはがいてくれなければ色褪せてしまう。
なのはが墜ちたと聞いた時の、この目で医療機器によって
生命を繋いでいるなのはを見た時の、足元が崩れて行くような絶望感。
このぬくもりを失えば、生きる意味すら見失ってしまいそうだった。
「それなら、私から会いに行く。
次の試験の時までに立って歩いて飛びまわれる元の高町なのはに戻ってるよ」
「うん。私も次は絶対に合格する」
「執務官試験を三度目で通るのは大変だって聞いてるけど、大丈夫かな?」
「それでも、なのはのリハビリよりはきっと楽だよ」
「そうかな?それじゃ、約束」
「うん、約束」
805 :
44:2010/02/18(木) 23:10:41 ID:PHDLTTtB
なのはに抱きしめられたままはっきりと言葉にした。
なのはは約束したことは全力で叶えようと頑張る子だから、
きっと半年後にある試験の時には元気いっぱいな姿を見せてくれる。
私も頑張ろう。なのはに負けないように、なのはがまた飛べるようになった時に守れるように。
それから、数カ月。
なのはは言ったとおりに飛べるようになるまで回復した。
私も執務官になれて約束を破らずに済んで一安心。
と、思っていたのになのはは怪我したことなど忘れてしまったかのように
前線へと飛び込んで行くから、心配で心配で仕方がない。
人が傷つくのは嫌いで、自分が傷つくのは厭わないところは美点だと思うけど、
……もう少しこっちの身にもなって欲しい。
なのはがいないと生きていけない。って伝えればいいのかな?
でも、そんなこと言ったら頼りなく思われそうだし……
とりあえず、無茶をしないようにずっとなのはを見守っていこう。
友達、だから。かけがえのない大切な人だから。
806 :
44:2010/02/18(木) 23:11:09 ID:PHDLTTtB
終わりです。
なのはちゃんにとってフェイトちゃんは無二の親友で大切な人だけど、
フェイトちゃんにとってなのはちゃんはアイデンティティーそのものに近いんだろうな、と。
>>757 >いえいえ、全く。
ども、安心しました。レス遅れてすみません。
他にほぼ書きあがってる話があって後はエロだけだから
10分ぐらいでサクッと書いて、その時にレスしようと思ってたら全然進まず…。
幼少期はピュアフェイトちゃんがなのはちゃんに調ky、もとい色々とフォローされたり
教わったりしてベタ惚れになったんだろうなと思うと妄想が膨らんで仕方ないですな。
>>806 GJ!
確かにフェイトはなのはさんが育てたようなもんだからなぁ
>>806 結構前に俺が書こうとして挫折した内容だった件www
これが文才の差か…
とにかくGJ!
完成させられなかったものが見れたみたいで嬉しいわ
GJ
映画で改めて思ったけどフェイトってほんとプレシアそっくりだね
執務官試験落ちるのも必然の流れというか、事故直後のフェイトの心情は可哀そう過ぎて想像したくない
>>809 そうそう!
以前フェイトがお星様やつがあったけど俺は逆な方がしっくり来ると思った
まぁこのネタは許せる人とそうじゃない人が分かれるが・・・
>>806 GJ!
フェイトちゃんは私が育てたの
>>810 そうかなぁ?俺は逆に、フェイトさんは幼少時から大事な人を失う痛みを知ってるから
あそこまで自分を見失ってしまう事はないんじゃないかと思ってる
それより(自分の怪我という事件はあっても)特に周りの人達には大過なく
過ごしてきたなのはさんの方が、何かあった時崩れてしまうんじゃないかな
やっぱ血繋がってるしなプレシアと
その時になったら行くとこまで行くんじゃなかろうか
>>811 なのはさんは、士郎さんの件があるから寂しくても我慢する癖がついたんだよ
似た流れを見た気がしたので探してきた
859 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! [sage] 投稿日:2010/02/15(月) 23:14:27 ID:HX/Rj3VM
また全然関係ないんだけど、プレシアとフェイトってよく似てるよね。
一途過ぎて周りが見えなくなるところがそっくり。
何かのきっかけでフェイトがプレシアと同じ道に堕ちてしまう気がして夜も眠れないです。
├861 心の支えであるなのはさんがずっとそばにいるので安心です
├863 美的センスは遺伝だな
│└871 フェイトが魔法少女アラサーになったらあの服着こなすのか..それはそれで。
├865 なのはさんが途中で死んでたらやばかったかもな
│ 流石に三期あたりだと大切な人が多すぎて平気だと思うが
└867 なのはが死んだらやばいかもしれないけど、どうやったら死ぬんだってレベルなので……
一応一度は死にかけてるんだけど
なのはがどうやったら死ぬかだと?そんなの簡単なことじゃないか。
フェイトさんがベッドの上で何度だって逝かせて
ぬ?最近やってるゲームのせいか、全力全開という名の死の宣告が狸さんの
声で聞こえたようn
まぁ、内面的にどこか似てるところはあるんだろうな
それよりも、外見的にもプレシアママンとフェイトさんの顔立ちって似てると思った
とゆーか髪のボサボサ具合というか、撥ね癖がそっくり
ついでに体形と衣装センスもそっくり
一途で周りが見えなくなりがちなとこもそ(ry
やっぱ母娘だよ
肌の露出が多いのも母親譲りだしな
探せば以外とあるもんだ
ということはいつまでもフェイトさんは若々しいままなんですね?
アリシアも似てるんだろうけど、奇麗系なアリシアって想像出来ないな
やっと映画行けるよ…
受験は辛かった
50過ぎたらあんな感じになるのか
その頃もなのはさんとイチャイチャしてそうだな
なのはさんも桃子さん似で老化の心配はないし、はやても15歳で成長止まったし、
すずかも何か老化しなそうだな
問題はアリサか
優しい母モードのプレシアとフェイトとが似てるかと聞かれるとやや微妙
ところでアリシアの父親って一体誰なのおっと誰かきたようだ…
今や沈滞化した百合界を救うのがなのフェイなんだ!
なのはさんとフェイトさんは結婚というかプロポーズとかはしないんかな?
今の関係が崩れるのが怖いからとか、幸せになりすぎると逆に落ちた時に怖いとか
お互いに思ってて、あえて今の距離感を保ってたりするのかな。
してないだろう
そんな気があるのかすら分からない
きっと、その内なのはさんが待ちきれなくなるじゃなかろうか
聖王ヴィヴィオ様のアルターを見た
これはなのはママには見せられないな
>>823 友達が一緒だから堪えた
家に帰ってきたら涙出てきた…
>>830 次は一人で行くといいよ
我慢なんてしなくていいんだ
後30分で上映か……
待ちきれないな
>>829 公式に4期時点で考えるなら
・今の親友関係で満足してる
・拒絶されるのが怖くて言い出せない
・二人とも有名人だから、周囲への影響が心配
・実はしてるけど、まだ二人だけのひ・み・つ
管理局世界って先進世界のはずなのに、なんで同性婚がありえないものみたいな扱いなんだろう。
834 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/20(土) 03:26:40 ID:dPTYD2Bk
同姓婚なんてどこもありえんだろw
子供出来ない、将来暗雲wwワロス
公式的には同性結婚は有りも無しも言及されたこと自体がないんで
単に二次創作する作家さんの作劇上の都合では?
シリアス話にするなら障害があった方が燃えるしねw
逆にイチャラブさせるだけなら、そのへんすっとばして新婚生活もありかと
>>834 つオランダ
どこでもありえないそうです(笑)
つーかVIVIdだとフェイトそんは半同棲してるの?
我が家同然に出入りして寝泊まりしているけど
してるみたいだね
平日も休日も一緒に暮らしてるみたいだし、ViVidはフェイトさんどんだけなのはさん好きなんだよw
って描写が多くてとてもよろしい
通い妻というやつか
>>828 そういう直接描写はないが・・・stsでは部隊指揮官同士なのに相部屋、キングサイズのベッドで同衾。vividでは半同棲で髪を洗ってあげる→ドキッとか同性に対する反応ではない。
stsやvividのなのはさん若しくはフェイトそんの性別を反転させて想像してみろ。放送NG、コミックの誌面には載せられんぞ。
後、管理局の世界で同性婚はそれほどタブー視されないのでは?
地球では子供どうするよって話になるけど、人造生命技術がかなり進んでて違法でもないから大した障害にならないと思われ。
拡大解釈すると事実上公式でケコーンさせてるようなもんだよねw
まさかコミックで『同姓婚しました』って言うわけにもいかないから
上手くヴィヴィオ使って家族にしちゃったように見える。
フェイトがプレシアと寿司食ってる夢を見た
「さあ、フェイト。今日はお腹いっぱいガリを食べていいわよ」
「ありがとう。母さん」
>>840 「二人の子供か。……えええええ?」ってのがあったから女同士が子供持つのはまずないっぽい。
いまだに珍しいだけじゃないかな?
>>832の4パターンを書いてみた
とある休日。私となのはは今話題のホラー映画を観に行ってきた。
なのははそれが大変怖かったらしくて、その後はずっと私から離れないようにしていた。
夜になるとベットの中で私を前の方から抱きついてきた。
「なのは……いつまで私にくっついてるの?」
「だって怖かったもん」
「なのはが観たいって云ったんじゃないか」
「フェイトちゃんは私が傍に居るのが嫌………?」
なのはは凄く不安そうに瞳を滲ませて私の顔を窺った。
私はその不安を拭うために、なのはを優しく包み込むように抱きしめた。
「そんなこと有り得ないよ。私はなのはと一緒が良いよ」
「本当に………?」
「本当だよ。どうして私があの映画を観てもあまり怖がってないんだと思う?」
「………………私よりも怖がりではないから?」
「違うよなのは。私はね………なのはがずっと傍に居てくれたから安心したんだよ」
「フェイトちゃん………」
なのはの声から震えが消え去った。どうやら安心したようだ。
「フェイトちゃん、私達ずっと親友のままでいようね」
「急に何を言うのなのは。そんな事当たり前だよ」
明日も休日だ。何をしてなのはと過ごすか今から楽しみだ。
抱き合ったまま夜を越えた。
とある休日。私となのはは今話題のホラー映画を観に行ってきた。
なのははそれが大変怖かったらしくて、その後はずっと私から離れないようにしていた。
夜になるとベットの中で私を前の方から抱きついてきた。
「なのは……いつまで私にくっついてるの?」
「だって怖かったもん」
「なのはが観たいって云ったんじゃないか」
「フェイトちゃんは私が傍に居るのが嫌………?」
嫌なはずが無い。なのはが離れていったら私は耐えられないのに。
私はなのはを離さないために、なのはを痛がらないように腕の力を加減をして抱きしめた。
「私は嬉しかったよ。なのはが私から離れないのが」
「フェイトちゃん………本当に迷惑ではなかった?」
「迷惑なわけないよ。私はあの映画を観ている時に嬉しいことがあったんだ」
「あの映画を観ていたら嬉しいことが?」
「なのはは怖がって私の手を握ってくれたでしょ」
「だ………だって怖かったんだもん」
なのはは焦ったようだ。この様子なら私の胸の高鳴りに気づかないだろう。
「フェイトちゃん、私達ずっと親友のままでいようね」
「………急に何を言うのなのは。そんな事当たり前だよ」
嘘を吐いて申し訳ないと思う。でも本当の事は云えない。親友以上が良い。恋人が良い。あなたの全てが欲しい。
そんな私の気持ちに気づいても、私から離れませんか?いつも一緒にいてくれますか?傍で微笑んでられますか?
とある休日。私となのはは今話題のホラー映画を観に行ってきた。
なのははそれが大変怖かったらしくて、その後はずっと私から離れないようにしていた。
夜になるとベットの中で私を前の方から抱きついてきた。
「なのは……いつまで私にくっついてるの?」
「だって怖かったもん」
「なのはが観たいって云ったんじゃないか」
「フェイトちゃんは私が傍に居るのが嫌………?」
なのはは不安そうに私の顔を窺った。
心が痛い。でも云わねばならない、なのはだって分かってるのだから。
「決して嫌なわけではないんだ、むしろ嬉しいぐらいだよ。………………でも」
「………でも?」
「あんまりくっついてると変な噂が出てくるよ」
「そんなに私はフェイトちゃんに対してスキンシップ過剰かな?」
「私はいいけど。噂が出てきて一番傷つくのはヴィヴィオだよ」
「そうだね………私達はいいけどヴィヴィオや今まで支えてくれた人たちに迷惑だね」
なのはの声はとても寂しいものであった。私だって寂しい。
「フェイトちゃん、私達ずっと親友のままでいようね」
「急に何を言うのなのは。そんな事当たり前だよ」
私達は互いに愛しあってる。けれど、皆に迷惑がかかるから親友のままでいる。
なのはは私に抱きついてた腕を放した。
とある休日。私となのはは今話題のホラー映画を観に行ってきた。
なのははそれが大変怖かったらしくて、その後はずっと私から離れないようにしていた。
夜になるとベットの中で私を前の方から抱きついてきた。素肌同士なのでなのはの温もりが直に伝わる。
「なのは……いつまで私にくっついてるの?」
「だって怖かったもん」
「なのはが観たいって云ったんじゃないか」
「フェイトちゃんは私が傍に居るのが嫌………?」
なのはは凄く不安そうに瞳を潤ませて私の顔を窺った。
不安そうななのはも可愛らしいが一刻も早くなのはの疑いが見当はずれだと教えたい。
「こんな可愛いなのはがずっと一緒で嫌な人なんて、次元世界の何所にもいないよ」
「にゃはは、フェイトちゃん言いすぎだよ」
「私としてこんな可愛い恋人がいるんだぞって自慢したいぐらいだよ」
「ダメだよフェイトちゃん。周りに云ったら」
「勿論それはわかってるけどさ、周りになのはが私のだって云いたいんだよ」
「私だってフェイトちゃんというと〜っても可愛い恋人がいるって自慢したいけどさ………」
いろいろ面倒事が起こるから私となのはの関係は隠したままだ。
「フェイトちゃん、明日も休みだね」
「急に何を言うのなのは。そんな事当たり前だよ」
明日も休日、ヴィヴィオははやての家に居る………。
私達の夜はこれからが本番だ。
>>848 GJ!
どれもありそうだな
なのはさんがホラー映画を恐れるのだろうかということを除けばw
>>846 女同士で子作りってのはこっちの技術ですら不可能じゃないしなぁ
あれはいつの間に作りやがった!?って驚きの方が強そう
友達だろうと夫婦だろうとあの二人がラブラブなのは周知の事実だし、
本人同士も特に書類上の婚姻にはこだわらないんじゃないかね
エリキャロがフェイトさんとの同居断ったのも空気読みまくった感じするし
建前「子供は子供なりにやってみたいことがあるんです」
本音(なのはさんとの生活のお邪魔はできませんよ)
>>846 そりゃ今まで
どっちかのお腹が大きくなってる姿も見たことない
子供産んだという話も聞いたこと無い
そのうえヴィヴィオは確か8か9だったよな?
ミッドでは何歳ぐらいで子供産むのが普通かは知らんが
8か9だと小学生で子供産んでることになる訳で
能力さえ有れば小学生でも働かせる世界とはいえ子供産んだのは流石に驚くだろう
>>846 視聴者視点だろ
日常描写に関しては、いきなり日本(視聴者)の常識をすっ飛ばして斜め上な事すると色物扱いされる
そういう意味での予防線でもあるかと
>>841のようにもとれるし二人がデキてる?またまたwと逃げる事もできる上手い位置にいるよなあ
>>848 面白いwGJ
>>849 GJ
なのはさんに抱きつかれてもキョドらないだと…
このフェイトそんからはニセモノの臭いがプンプンするぜェーッ!
>>851 ヴィヴィオは当時五歳
Vividで九歳
子供が命を掛けて戦ってるぐらいだからミッドじゃなんでもあり
そもそも都築の一連の作品は、どれも既存の家族関係とかに価値を置いてないように見えるからなあ
なのはの家族とか一見まともそうだが、普通じゃねえしw
まあ、だからこそ百合カップルに子供ができるとかの神展開が迎えられたんじゃね?
と自分は思ってるよw
八神家もナカジマ家も月九ドラマみたいな設定だよなぁ。
そういやナカジマ家って誰が家事してんだろ?
父ちゃん?姉ちゃん?娘?娘婿?
>>859 確か前売り券についてたドラマCDでスバルがその辺の事を話してたような・・・
今ちょっと聴き直す暇ないんで詳しい人たのむ
ギンガとディエチ、そこに時々チンクが入るんじゃなかったっけ
そいや、スバルはミッド地上勤務なのになんで一人暮らししてるんだろ?
やっぱり、てぃあといちゃいちゃするためか?w
なのポやってたら、
リインが「主との子供が欲しいです(意訳)」って言ってて吹いたw
だれかはやて×リイン(アインス)書いてくれないかな
>>846 でもな、マウスの実験じゃ雄なしで誕生した個体は寿命3割↑という驚きの結果が出たんだ
この手の人工的な種はSFだって虚弱とか設定付けるのに、まさかリアルが大勝利とは思わなんだ
しかも傷付いてく一方と思われてた遺伝子も、同種が交配した時にある程度互いに修復してた事が判明
ここでのキモはX3個とY1個のうち2個がペアになるって事だ
つまり…
867 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/20(土) 20:50:21 ID:/t2xkSz2
前に、フェイトが病気になって治療方法が見つかるまでと・・・
クロノにコールドスリープされて眠りにつき、なのはも後を追って
コールドスリープし、二人揃って目覚めたがのがウン十年後
皆死んでいたが、二人で生きていくと言うSSをさがしているのだが
百合スレだったか、個人サイトであったか・・分かったら教えてくれ
何スレ目かまでは覚えてないけど
>>1のまとめwikiにあるよ
>>867 まとめwikiにあるよ
フェイト・テスタロッサのいない世界ってタイトル
かぶったスマンw
>>863 なのは「フェイトちゃん大好きーっ!」
フェイト「なのはっ(どきどき)」
という幻聴が聞こえてきますた。ああ、もうラブラブですな
>>867じゃないけど気になったから読んでみたら涙が止まらなくなった…
そして明るいやつを読みたい気分
なのはさんとフェイトさん。
初デートが遊園地で、初キスは夕暮れ時の観覧車の中。
狸さんとヴィータ。
初デートが図書館でのお散歩で、初キスは帰り道に狸さんがちょっとしたおふざけで。
スバルとティアナ。
初デートが街での買い物で、初キスは海辺で夜景を見ながら。
シャッハ「(あら?告解室に誰かいる…)」
キイ…バタン
????「妹を…溺愛していました。でも、その妹に恋人ができました」
シャッハ「…」
????「寂しさにくれていたら…そしたら事態が急変しました。妹成分が…充填されました」
シャッハ「?」
????「妹が1抜けたと思ったら4追加ですよ?ひとつ屋根の下で暮らす血の繋がらない可愛い妹、がいきなり4人追加ですよ?」
シャッハ「はあ…」
????「そしたら興奮が止まらなくなって…傍でいちゃついてる元祖妹のカプを見ていたらこっちも興奮してきて、
よーし、じゃあお姉ちゃんも新たな妹とキャッキャウフフしちゃうぞぉしかも日替わりだって気分になってきて…」
シャッハ「…」
????「とにかく毎日、興奮が止まりません。胸はドキドキするし鼻血は出るし、ドリルは唸るし…」
シャッハ「えーっと…どうなさりたいのかわかりませんが、ひとまず鼻血を拭いてくださいまし、ミス・ギンガ」
銀河「えぇ?なぜバレたし?(ノ∀\*)」
銀河はこういうキャラだろjk
瀬隠「(あ、告解室に誰かいる…。まいったな、私しかいないや…)」
キイ…バタン
瀬隠「えーっと、告白どーぞ。」
銀河「ぼうけんのしょ5は美味しく頂きました(*´∀`)」
瀬隠「?」
銀河「ぼうけんのしょ9は美味しく頂きました(*´∀`)」
瀬隠「??」
銀河「ぼうけんのしょ10は美味しく頂きました(*´∀`)」
瀬隠「え…」
銀河「ぼうけんのしょ11は美味しく頂きました(*´∀`)」
瀬隠「ちょ…」
銀河「♪デロデロデロデロ デデン デンデンデ デーンデデン♪」
ギン姉無双w
しかしアレだね、はやてといいギンガといい、家主系お母さんキャラは、家族全員つまみ食い済みなイメージがあるのは何故だ
なんとなくシャマルも八神家全員つまみ食い済みなイメージw
879 :
44:2010/02/21(日) 23:53:56 ID:5nKmYOMj
>>487-490の続きを投下します。無駄に長くて13レスぐらい使います。
なのハーレム+姐さんハーレムな感じの謎話。なのフェイはいつも通りですが。
何故かレイハさんが壊れてます。他にもネタ色が強め。
エロは……最後にお茶を濁す程度にあります。
このシリーズも長くなってきたのであらすじ。
StS後に高町家で暮らすなのはさんとフェイトさんとヴィヴィオ。
一緒に暮らしていくうちに、なのフェイが恋人同士に。
なのはさんが攻めでいちゃラブしているだけのお話。
「おい、なのはー」
教導官室で本日のデータまとめをしていたら、ヴィータちゃんが入ってきた。
あれ、ヴィータちゃんさっき上がったのに。
「ヴィータちゃん、どうしたの?」
「今日シグナム達が模擬戦やってるってのは聞いてるか?」
「うん、フェイトちゃんから聞いてるよ」
フェイトちゃんとシグナムさんが一緒に魔法の訓練をしているらしい。
休日なのにね……。
「今アギトから連絡あってよー。うちのバカ将がひっさびさにテスタロッサに
構ってもらえるのが嬉しくて仕方ないらしくってな。もうへろへろなのに全然止める気ねーんだと」
やれやれと肩をすくめるヴィータちゃんに頷きながら答える。
「シグナムさんほんとフェイトちゃんと闘うの好きだもんねー」
「で、いい加減怪我でもしそうだからどうにかしてくれって泣きつかれたから、
これから迎えに行くんだけどよ。お前も来ねーか?」
「あー、うん。そうだねー。これ片付けなきゃならないから先に行っててもらえるかな?」
私も止めに行った方がいいんだろうけど、仕事を放り出すわけにもいかない。
あと、30分ぐらいはかかっちゃうかな。
「仕方ねーなー。手伝ってやらぁ」
「ありがとー、ヴィータちゃん」
ヴィータちゃんはぶっきらぼうだけど優しいなーと感謝の気持ちを込めて頭をなでこなでこする。
「撫でんなっ。手伝ってやんねーぞっ」
「にゃっははー、ごめんねー。ついつい」
撫でやすいところに頭があるものだから、とうっかり言いそうになって思いとどまる。
言ったら本気で手伝ってもらえなくなりそうだ。
「しっかしまー、うまくいってんだよな?テスタロッサとは」
仕事を終えて帰宅の準備をしながらヴィータちゃんと話す。
「んー、まあね。お互い恋人なんかいたことなかったから手探りだけど、なんとか」
「おめーら、昔っから親友だか恋人だかわかんねー感じだったじゃねーか」
「そうかなー。まあ、そうかもしれないけど、色々と前とは違うんですよ」
「そういうもんかね」
「ヴィータちゃんは好きな人いないの?」
「ゲホッ!い、いきなりなんだっ!?……んなもんいるわきゃねーだろ。
あたしははやての騎士で、はやてや他の家族とずっと一緒にいるんだからな」
私の言葉に驚いて咳き込むヴィータちゃんだったけど、
気を取り直すように息をついて誇らしげにえへんと胸を張る。
こういう仕草見てると、とても年上だとは思えないからつい可愛がっちゃうんだよね。
880 :
44:2010/02/21(日) 23:54:28 ID:5nKmYOMj
「そっかぁ。でも、私とフェイトちゃんも先に家族に
なったようなものだから切っ掛け次第かも。八神家のみんなもラブラブだもんね」
「ラブラブってなぁ……まー、いいけどよ。あたしははやてやみんなが幸せならそれでいーんだ。
恋人だのなんだのって面倒そうじゃねーか」
「うーん、そうだね。私が無神経だからフェイトちゃんには色々苦労かけちゃってるかな」
心配性なフェイトちゃんには、きっと今までとは違う気苦労をかけてしまっている。
出来るだけ不安を消そうとはしているけど、私がこんなだからなかなか上手くいかない。
「…………おい、なのは」
「ん?」
少し間を置いて、随分と真剣な声音で話し掛けてきたヴィータちゃんを見つめ返す。
「確かにお前は人の言うこと聞かねーし、嫌んなるくらい前向きだし、
いつでも元気だ平気だって神経ねーような面してっけどな」
「うん、いつもごめんね」
「……無理はすんじゃねーぞ。人に心配かけたくないからって溜め込むな。
あたしも愚痴ぐらいなら聞いてやるから」
「…………にゃははっ、ヴィータちゃんやっさしーなぁ」
少し不器用だけど真っ直ぐな優しさにちょっと涙が出そうになって頭を撫でて誤魔化す。
「だから撫でるなーっ」
「うんうん、今日のお仕事はもう終わりっ!さあ、お迎えに行きましょうかっ!」
「手ー繋ぐんじゃねーっ!!ちったぁ、人の言うこと聞けーー!!!」
ヴィータちゃんの怒鳴り声を心地よく思いながら、小さな手を引いて外へ出る。
もうヴィヴィオよりも小さく感じる暖かな手。
私は『嫌になるくらい前向き』だから本気で振り払われない限り放したりしないよ。
ヴィータちゃんも私をお友達だと思ってくれてるんだって考えちゃうから。
だから、フェイトちゃんのことも大丈夫。落ち込むことがあっても
こうして暖かな人達が力をくれるから、この先何があっても手放したりはしない。
「おーい、迎えに来たぞー」
本局の訓練室の扉をぞんざいに声をかけながら開けるヴィータちゃん。
「あっ、姉御〜〜〜〜」
アギトがヴィータちゃんの姿を見るなり、救いの神が来たとばかりに飛んできた。
ちょっと涙目だった。中の様子を見るとそれも頷ける。
二人ともバリアジャケットはボロボロでゼイゼイ言いながら寝転がっていた。
「シグナム、帰るぞ」
「む、まだだ……まだ、闘える」
「ええ、まだ決着は着いていません」
無理やり体を起こすシグナムさんとフェイトちゃん。
ほんとよくやるなぁ……。とりあえず、怪我はなさそうだからよかったけど。
ヴィータちゃんと軽く目を合わせてから二人に話しかける。
「フェイトちゃん、それ以上やるなら私が相手になるよ。……レイジングハート、お願い」
『Standby Ready.Set up』
「シグナムはあたしとだ。グラーフアイゼン!」
『Anfang』
それぞれにバリアジャケットと騎士甲冑を身に纏う。
「なのはっ!?」
「抵抗するなら、無理矢理にでも連れて帰るからね」
881 :
44:2010/02/21(日) 23:55:01 ID:5nKmYOMj
『Knockout by buster』
『いやいや、ちょっと待って。……それは最後の手段』
『OK, Boss』
「何でデュランダル!?」
念話でやりとりしていたのに思わず声に出して突っ込んでしまった。
「なにやってんだよ、なのは……」
そんな私を呆れたように横目に眺めてから、ヴィータちゃんはシグナムさんにアイゼンを突きつける。
「おい、シグナム。あたしにぶっ潰されて明日までおねんねと、
はやての美味しいご飯食べてあったかいお風呂でぬくぬくしてから眠るのと、どっちがいいか選べ!」
「むむっ……」
流石に今の状態だとヴィータちゃんに勝てないと分かっているだろうに、
ちょっと闘いたそうなシグナムさんを見てアギトが涙声で話しかける。
「シグナムー、今日はもういいだろ。
旦那といいあんたといい、どうしてあたしのロードはこう無茶するんだよー」
「……すまん、アギト。今日はこれで終わりにするか。テスタロッサもいいか?」
「はい、またの機会に」
とりあえず、戦闘意欲が消えたお二方は軽くシャワーを浴びるとのこと。
アギトはシグナムさんについて行って私はヴィータちゃんと二人で休憩室の長椅子に座って待つ。
「はー、どうしてあーも闘うのが好きなんだかなー」
「フェイトちゃんなんて普段は温厚そのものって感じなのにね……」
「いつもは大人しい奴ほどきれると怖いらしいしなぁ。ストレスがたまってんのかね」
「私のせいかな……」
「それもあるかもしんねーけど、あいつが本当に安らげるのはなのはの側にいるときだけだろ。
むしろ、お前が離れていった時の方がこえーよ」
「ああ、そうかも。ヴィータちゃんよく見てるねー。やっぱ教官向き♪」
「へんっ、いい加減無駄に付き合いも長げーからな。
お前は自分のことになると妙に鈍くなりすぎなんだよ」
「そうなのかなー。……あっ、シグナムさん。お早いですね」
休憩室に移動してから5分程度しか経っていないのに、
髪をおろしたシグナムさんがタオルとアギトを肩に乗せて部屋に入ってきた。
「ああ、どうせうちに帰ってからも風呂に入るからな」
「そうですかー。フェイトちゃんも早くすませればいいのにな……」
「全くだ」
「……おいおい、好きな奴に会うからそれなりに身支度整えてんだろ」
呆れ返った調子のヴィータちゃんの言葉に、
私とシグナムさんはおおっと二人してぽんと手を打つ。
「そっちの剣バカはともかく、なんでなのはまで分かんねーんだよ」
「誰が剣バカだ」
「おめーだおめー。このバカ将。アギトに心配かけやがって」
「姉御ー、今日はほんっとにありがとう!
あっ、なのはさんにまでお手数おかけしてすみません」
「いえいえ、うちのフェイトちゃんもご迷惑をおかけしましたから」
「む……」
アギトがヴィータちゃんの方に移動してよしよしと撫でられているのを見て、
何も言えなくなるシグナムさん。ちょっと羨ましそうに見えるかも。
ロードはシグナムさんだけど、ヴィータちゃんには素直に懐いてるんだよね。
882 :
44:2010/02/21(日) 23:55:32 ID:5nKmYOMj
「じゃあ、あとはフェイトちゃんだけだから、八神さんちのみなさんはもう帰ります?」
待たせるのも悪いなと主にシグナムさんに向けて声をかけた。
「いや、急ぎではないしな。テスタロッサに挨拶してから帰るとしよう」
首を横に振ってシグナムさんは私の隣に腰掛けた。
特に汗臭くもないしいい匂いがすると思う。
フェイトちゃんもこれくらいで充分なんじゃないかなぁ。
汗の匂いがしてもフェイトちゃんなら嫌だとは思わないし。
「まだ決着が着いてないってことでしたけど、どうだったんですか?今日の対戦は」
「ふっ、私がテスタロッサに遅れをとるわけがなかろう。
私の方が優勢だったからこそ向こうも止めなかったのだ」
「めっちゃギリギリの勝ちだったじゃねーかよー」
「にゃははっ。でも、シグナムさん相変わらず強いですね」
「闘いは日々の研鑽が物を言うからな。デスクワークも多い執務官に負けるわけにはいかん。
お前も今度一緒にどうだ?」
「いえいえっ、私は遠慮しておきます」
はいと言えば今すぐにでも訓練室に連行しそうなシグナムさんに、
血闘はごめんです。と慌てて両手の掌を前に出して拒否した。
「まーだ、懲りてねーのか。なのは、下手に褒めんな。付け上がるから」
「姉御っ、もっと言ってやって!」
「くっ、お前ら……」
ヴィータちゃんとアギトの共同戦線にたじたじのシグナムさんを楽しく眺める。
うちの家族とは全然違う感じだけど、仲良しさんでいいな。
「フェイトちゃん、お疲れー」
「なのは……ヴィータとアギトも心配かけちゃって、ごめんなさい」
部屋に入ってきたフェイトちゃんは私の顔を見て一瞬明るい表情を浮かべたけど、
すぐに申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた。
「ああ、気にすんな。どっかの将にこの素直さを見習わせたいもんだぜ」
「そーだそーだ。見習え、シグナム」
「しかしだな……剣の腕を鈍らせるわけにもいかん」
「物には限度ってもんがあんだろーが」
「シグナムさんもフェイトちゃんも周りに心配かけない程度でお願いします」
「はい」
「うむ……とは言っても、やはり高町教導官とも闘いたいと思うのだが」
「「全然懲りてねー」」
ヴィータちゃんとアギトがはあ〜〜と深い溜息をつく。
「シグナム、あまり無理は言わないでください。
シグナムとなのはだと、それこそ見ている方が怖い闘いになりますから」
フェイトちゃんがシグナムさんの隣に腰掛けながら困り顔で制止する。
「私も一度戦闘に入っちゃうと全力全開でやっちゃいますから……あとが怖いです」
「ふん、それこそが決闘の醍醐味ではないか。貴様も好きなのだろう?正直になれ」
逃げ場を塞ぐようにガシッと私の肩を抱く。
力、強いですよ……シグナムさん。
正直になれと言われても、とりあえず逃げたいのが正直なところです。
「やめとけー、シグナム。テスタロッサがヤキモチ焼いてんぞ」
ヴィータちゃんに言われてフェイトちゃんを見ると、確かにちょっと拗ねたような顔をしている。
883 :
44:2010/02/21(日) 23:55:58 ID:5nKmYOMj
「大丈夫だよー、フェイトちゃん。
こんなこと言ってるけど、シグナムさんフェイトちゃんのこと大好きだから」
「なぁっ!?」
大事なライバル取ったりしないよと声をかけるとシグナムさんが驚いたように声を上げた。
ちょっと顔赤くなってるかな?
「いやいや、違うだろ……」
「えっ、好きですよね?」
「むう……戦技を磨き合う良き友ではあるが、おかしな物言いをするな」
肩に触れていた手で私の頭を掴むとグリグリと振り回すように撫でる。
やっぱ力強いー、目ー回るー。
「ふやや〜、照れ隠しはやめてください〜」
「誰も照れてなどおらんっ」
どう見ても大好きじゃないですかー。素直に言えばいいのに。
「……まー、こいつが相手じゃテスタロッサも大変だな」
「ああうん。でも、こういうところもなのはの良いところだと思うから」
「えーと……」
何の話かどなたか教えていただけないでしょうか、とまだちょっとくらくらする頭で辺りを見回すけど、
シグナムさんは首を傾げるしフェイトちゃんヴィータちゃんは溜息をつくだけ。
そして、アギトと目が合っておずおずと言葉にする。
「なのはさんがフェイトさん以外の人にくっつかれてるから、妬いてるんじゃないかと……」
「……ああっ、なるほど。でも、気にすることないんじゃないかな。
別にそういうつもりは全然ないんだし、私がフェイトちゃん大好きなのは言うまでもないし」
「そうだな。戦友として肩を抱くことなど気にするな。
私はこんな怪獣相手に色恋沙汰になるお前のような物好きではない」
「それはそれでひどいですよー♪シグナムさん、フェイトちゃんの肩を
抱けばいいんじゃないでしょうか?ほら、今日も闘ったんだし健闘を讃える感じで」
「言われて改めてすることでもないと思うが、まあいいだろう」
とシグナムさんは逆隣のフェイトちゃんの肩をぐっと抱き寄せた。
「……やっぱ、大変だな。テスタロッサ」
「うん……」
「同情するっす……」
「ありがとう……」
シグナムさんに抱えられたまま、何故か慰められてるフェイトちゃん。
「お前はその……ヤキモチとかそういうのねーのか?」
「うーん……フェイトちゃんが嫌なら嫌なんだけど、フェイトちゃんもシグナムさん好きだよね?」
「それはね。なのはとは意味が違うけど」
「うん。それが分かってるから、仲良くしてるのはいいことなんじゃないかなーと……おかしいのかな」
「おかしいような正しいような。テスタロッサもちっとはこの自信を分けてもらった方がいいのかもなー」
「そうだね……」
「ふっ、まあ互いに足りないところを補っているいいコンビではあるのだろう。
これからも仲良くな。さて、そろそろ帰るか」
両サイドの私達の頭を軽く撫でるとシグナムさんは立ち上がった。
「あ、私はもう少し休んで行きます」
「情けないぞ、テスタロッサ。そんなにへばったのか」
「全力のトレーニングは久々でしたし……疲れたまま運転して事故でも起こしたら大変ですから」
そういう事なら仕方ないかと部屋を出て行く三人を見送ってから、
互いの間にあった空白を詰めてフェイトちゃんの顔を見つめる。
884 :
44:2010/02/21(日) 23:56:27 ID:5nKmYOMj
確かにまだちょっと疲労が残ってる感じかな。
「体、大丈夫?」
「うん、念のために休んでるだけだから問題ないよ。……ごめんね、心配かけて」
「お互いさまですけどね。膝枕でもしてあげようか?」
「えっと……それも嬉しいけど……」
言いながらフェイトちゃんは顔を近づけてきた。
場所が場所だけど、ちょっとくらいならいいかなと目を閉じて口づけを受け入れる。
「ん……なのは……」
フェイトちゃんは熱い息をつきながらギュッと私を抱きしめて何度も口づけてくる。
あれ……なんか珍しく積極的だな……。
「ま、待って……フェイトちゃん、ここじゃ……」
「自信が、欲しいんだ……なのはがこういう事許してくれるのは私だけだって」
「そんなの当たり前だけど……」
もしかして思ってた以上にヤキモチ焼いてたのかな。
こんなふうに言われると断りづらい。やけに真剣だからドキドキするし。
どうしよう……と考えていたらガチャッとドアが開いた。
ピキッと空気の凍る音が聞こえた気がした。
さっき出ていった三人が私達を見て固まっている。
フェイトちゃんもすぐ間近に顔を近づけたまま固まった。
「……仲良くしろとは言ったが、時と場所を考えろ」
「あー、あははー、すみません」
困った奴らだ、という顔をするシグナムさんに無理やり笑って言葉を返した。
硬直しているフェイトちゃんを緩やかに押しのけながら。
『レイジングハート、人が来たなら教えてよー』
『Don't worry』
いやまあ、私はさほど気にならないけど……
ようやく事態を把握し始めたらしいフェイトちゃんは、徐々に顔を赤くしつつまだ動けずにいる。
「まー、いい土産話にはなるか。はやても安心するだろ」
ヴィータちゃんがニマッと笑いながらアギトに目配せする。
「うっす、マイスターに画像添えてメール送っときやす!」
「いやいやいや待ってくださいっ」
『フェイトちゃんが泣いちゃうかもだから、勘弁してくださいっ!』
急いで三人に向けて念話を飛ばす。
私からしたならまだいいんだけど、絶対フェイトちゃん後で気にするし。
『と言われてもなー。はやて、喜ぶぞー。お前らが仲良くしてると』
『うむ、主はやては常日頃お前達のことを気にかけておられるからな』
『それなら後でこっそり、こっそり見せてくださいっ!』
「仕方ねーなー。気ーつけろよ。あたしら以外に見られるとちと面倒だからな」
「はい、気をつけます。フェイトちゃんも……」
「はい……」
まだ呆然としているフェイトちゃんはほぼ反射で答える。
「では、我らは荷物を取りに来ただけなのでな。これで失礼する」
椅子に置いてあった手荷物を持って八神家のみなさんは帰っていった。
「は〜〜、それじゃ、そろそろ私達も帰ろ」
「うん……」
精神的なダメージの大きいフェイトちゃんの手を引いて駐車場に向かった。
885 :
44:2010/02/21(日) 23:56:58 ID:5nKmYOMj
車に乗ってもまだ心ここにあらずな状態だ。
「フェイトちゃん、大丈夫?」
「……うん。ごめん、なのは。迷惑かけて」
「私は平気だよ。気にしない気にしない」
フェイトちゃんのほっぺにちゅっと口づけた。
「なのはっ……」
「ねっ、大丈夫だから。私はフェイトちゃんが元気でいてくれた方が嬉しいな」
「うんっ」
ようやくニコッと笑ってくれた。
心配性だったり、恥ずかしがり屋さんだったりでいろんな表情を
見せてくれるところが好きだけど、こうして笑っている顔が一番好きだと思う。
私がこの笑顔を本当に消してしまうようなことをするはずがないのに、
自信を持てないのは……やっぱり私のせいなんだよね。
かといって、変に人と距離を置くのも私らしくないし……
フェイトちゃんの前でだけ距離を置くのも疚しい気持ちがあるみたいだし……恋人って難しい。
「フェイトママのたたかってるとこ見たかったなー。
カッコいいよね、たたかってる時のフェイトママ」
一家団欒の食事中。今日の出来事を話していたら、ヴィヴィオがこう言い出した。
あの二人の闘いはちょっと過激だから教育に良くないような、と思いつつも同意する。
「そうだねー、戦闘の時は格好いいよねー」
「ありがとう……でも、闘ってない時はそんなに格好悪いですか?」
「………………か、かわいいよっ!?ねっ、ママ?」
「う、うんっ、凄く可愛いと思う」
「ありがとう……」
褒めているのに落ち込み気味なフェイトちゃんを見て、私とヴィヴィオはクスッと笑う。
こういう反応するから子供にまで可愛がられちゃうんだよ、フェイトちゃん。
食事が終わって少ししてからみんなでお風呂。
湯船に浸かると気持ちよさそうには〜と息をつくフェイトちゃんを見て、
疲れてるのかなーとその肩に触れてみる。
「な、なのはっ!?」
『子供の前で何をっ!?』
『……子供の前でおかしなことはしません。フェイトちゃんはエッチだなー』
「…………」
フェイトちゃんは顔を真っ赤にさせて湯船の湯に口まで潜った。
「どうしたのー?」
「んー?フェイトママの体に結構疲れが溜まってるなーって」
触った感じだと大分筋肉が張って硬くなっている。
一晩休んだだけでは回復しそうにないレベルだ。
「あー、いつも忙しいし今日ははげしかったみたいだもんねー」
「というわけで、お風呂から上がったらマッサージね」
「はい、お願いします……」
「ヴィヴィオもやるー」
「そうだねー、見せておこうか。高町式マッサージ術」
「えっ、あ、アレですか……?」
「はいアレです。フェイトちゃんに拒否権はありません」
「うう……」
886 :
44:2010/02/21(日) 23:57:21 ID:5nKmYOMj
既に半泣きのフェイトちゃんに不思議そうなヴィヴィオだったけど、
すぐに実地で教えてもらえると分かっているからワクワクした様子になる。
「お、お手柔らかにお願いします」
フェイトちゃんは寝室のベッドにうつ伏せに横になると怯えた声を出す。
「それじゃ最初はヴィヴィオに軽くやってもらおうか。
背中から肩にかけてさすってあげて」
「はーい」
うんしょ、うんしょと言いながらフェイトちゃんの背を撫でていく。
肉体的にはさほど効果はないだろうけど緊張を解すには充分だ。
「フェイトママー、これでいいー?」
「うん、気持いいよー。ありがとう、ヴィヴィオー」
「えへへー」
しばしの間その光景を眺める。
ここで終わらせた方が精神衛生上はいいかなー。
でも、やっぱ体の疲労もとらないとね。
「……それじゃ、ヴィヴィオ交代」
私が言うとフェイトちゃんは身を硬くした。
「フェイトママ、怖がってない?」
「ちょっと痛いからねー。でも、効果は抜群なんだよ」
「そうなんだー」
ヴィヴィオと入れ替わってフェイトちゃんの腰の上に座る。
そして―――
ゴキャッ
「にゃがッ!!」
メキッ、バキッ
「んにゃッ!!にゃぁッッ―――」
「な、なんか人体からありえないような音がしてるんですけど……大丈夫なのでしょうか、お母さま」
恐る恐る声をかけてきたヴィヴィオに手を止めずに答える。
※以降、何かが破壊されるような音と呻き声がバックグラウンドで流れています。
「うん、大丈夫。ちゃんとお医者さんに教わってるから。
溜まった疲労を取るにはこれが一番。でも、見よう見まねでやるのは絶っっ対駄目だよ」
「いえす、まむ!」
「ヴィヴィオも最近、格闘技頑張ってるけど無茶したらこれやることになっちゃうからね」
「無茶などいたしませんですっ!」
「よし、いい子だ」
実家が剣術道場をやっている関係で知り合ったお医者さんから学んだマッサージ術。
これを施すと、とんでもなく痛いのに終わったあとはとても体が軽くなる。
ただ疲労を取るだけなら、シャマル先生辺りに治療魔法を頼むのもありだけど、
家でできるしお仕置きにもなるしで何かと便利である。
ヴィヴィオの私を見る目に怯えが走ってるけど、強い子だから大丈夫だよね?
ブラスター3の全力全開SLBよりは痛くないよ……多分。
「フェイトママー、大丈夫ー?」
マッサージを終えてぐったりしているフェイトちゃんに心配そうに声をかけるヴィヴィオ。
「うん……楽になりました……」
887 :
44:2010/02/21(日) 23:57:50 ID:5nKmYOMj
「ほら、さっきみたいに背中に触ってごらん?」
「……あー、柔らかくなってる。すごいねー」
いたわるようにフェイトちゃんの背に触れたヴィヴィオが
すっかり解れた背筋を感じとって感動した、という顔をする。
「凄いでしょー」
「ヴィヴィオもできるようになるかなー?」
「きちんと学べば出来るだろうけど、子供のうちはマッサージに頼ったりしない方がいいからね。
まずはゆっくり体を作っていきなさい」
「はーい」
いい返事をするヴィヴィオの頭をぽむぽむと撫でる。
いささか子供には刺激が強いかとも思ったけど、私にどんどん似てきていると
評されているヴィヴィオだけに、無茶をしないよう時々こうして釘を差しておかないと。
「……あれ、フェイトちゃん寝ちゃったかな?」
うつ伏せで枕に顔を埋めているフェイトちゃんから規則正しい寝息が聞こえる気がした。
「寝ちゃったねー。かわいいねー」
「そうだね……」
そっと髪を撫でてみる。疲れ、取れたのかな……。
そうしていると、ヴィヴィオがジーッと私の顔を覗き込んでいることに気づく。
「どうしたの?」
「なんだか、とってもとっても優しい目をしているのです……」
「あっははっ、そうかなー?」
「ヴィヴィオさんにも優しくしてくださーい♪」
「するよーっ。ヴィヴィオのことも大好きだからねー」
膝の上に飛び乗ってきたヴィヴィオをギューッと抱きかかえる。
「えっへへー、ヴィヴィオもママたちのこと大好きだよー」
「うんっ、ありがとー」
そうしてじゃれ合っているうちに愛娘はすうすうと
寝息をたてだしたから、フェイトちゃんの隣に寝かせておく。
あったかくて気持ちよさそうだなー、二人とも。
隣に横たわって一緒に寝たい誘惑に駆られるけど、まだようやく21時を回ったところだ。
トレーニングしてから教導メニューの作成をしようかな、と寝室の照明を落として部屋を出た。
もう日付も変わろうという時刻。
作業デスクの椅子に腰掛けてモニターで新人達の
動きをチェックしていると、静かな足音が聞こえて振り返る。
「あれ、フェイトちゃん起きてきたんだ」
「うん。お陰さまですっかり体が軽くなりました。今日は色々迷惑かけてごめんね」
「私はフェイトちゃんのためにすることを、迷惑だなんて思った事ないよ」
「えっ、あ、ありがとうございます」
「……あー、でも、迷惑だって言った方が無茶な戦闘はしなくなるのかなー」
「すみませんです……」
「にゃはは、まあ体に負担をかけない程度なら好きなようにしてください」
とまたモニターの方へ目を向けた。
「はい。……なのは、今忙しいかな?」
「ううん。そろそろ寝ようかなーと思ってたぐらい」
「あの、その……ちょっと抱きしめてもよろしいでしょうか?」
「いいよー。何でかしこまってるのかなー?」
888 :
44:2010/02/21(日) 23:58:20 ID:5nKmYOMj
「や、なんか緊張して……」
そう言いながらそっと背中側から抱きしめてくる。
どうしてそんなに緊張するのかな。私はこうしてると凄く落ち着くのに。
「また、自信無くなっちゃった?」
「今はあるよ。ただね、なのはが好きで……
好きすぎて、時々どうしたらいいのかよく分からなくなるんだ」
「あー……えーと……」
もーっ、恥ずかしいなぁ。この子の言うことはっ。
とりあえずもう仕事どころじゃないのでモニターを消した。
「なのは……好きだよ……」
「……うん、私も好きだよ。あの……フェイトちゃんは私が他の人と仲良くしてるの、辛いのかな?」
「辛いわけじゃないよ。素直に人に優しく出来るのがなのはの好きなところの一つだから。
私は、二人でいるときにこうして恋人としてのなのはを感じられれば、それでいい」
「ん、ありがとう……」
「でも、ちょっとヤキモチは焼いちゃうかもしれないから……それはごめんね」
「謝ることないよ。大切な人が自分の気持を抑えるのは辛いもの」
「それ、私がそのままなのはに言いたい言葉だよ……」
「そうかな?私は本当にしたいことは抑えてないつもりなんだけど。
今はフェイトちゃんと恋人同士でしかできないこと、したいな」
「あう……はい。私も、したいです」
「ん……ちゅむ……」
「あん……なのは……」
ベッドの上に座って口づけから入る。
唇を唇ではむはむと愛撫するとちょっと
くすぐったそうにしながらもフェイトちゃんは目尻を下げる。
嬉しそうだな……私も嬉しいけど、この子は私からキスすると本当に嬉しそうな顔をしてくれる。
「フェイトちゃん……ん、れる……」
舌を挿し入れていくと既にフェイトちゃんの口の中は熱くなっていた。
「ん、んぁ……なの、は……」
途切れ途切れに漏らす吐息と声に段々と昂奮していって、いつの間にかフェイトちゃんを押し倒していた。
……何でいつもこうなってるんだろ?
少しだけ疑問が頭をかすめるけど、そんなことはどうでもよくて、
フェイトちゃんを悦ばせたくて、この子を愛したくてそのまま続ける。
「フェイトちゃん……好きだよ……」
「なのはぁ……私も……好き。好きだよ……」
なんだかもう泣きそうな声になっているフェイトちゃん。
身を起こしてその顔を見ると瞳は蕩けきっていて、私が離れて少し寂しそうだった。
ほんと可愛いな……この子。
「外でするのは止めておこうね。
こんな可愛いフェイトちゃん、他の人には見せたくないよ」
軽く頬を撫でながら言うとフェイトちゃんはポケッと惚けた顔をして動きを止めた。
あれ……?もしかして外でしたいのかな……?
真・ソニックフォームはあんな恥ずかしい形態だし、露出趣味が……?
うーん、困ったな。下手なことすると執務官に犯罪行為をさせることにもなっちゃうし……。
「………………なのは、独占欲あるんだ」
「えっっっ??あっ、それはもちろん。絶対やだよ、フェイトちゃんが他の人とこんなことしたら」
889 :
44:2010/02/22(月) 00:01:00 ID:5nKmYOMj
ごめん、フェイトちゃん。変なこと考えて。
「そっか……そうだよね。ヤキモチ焼かれないからそんな感じしなかったな……」
「独占欲は、あるよ。でも、フェイトちゃんに愛されてる自信があるから、
満たされちゃって表に出てこないだけなんじゃないかな」
「うん……」
「あんまり私の独占欲が強かったらフェイトちゃんきっと大変だよ。
私以外の人見ちゃやだーって言ったらどうするの?」
「え、あ……嬉しい、かも……」
……あー、この子ならそうなのかな。
もしも私が望めば何もかもを捧げてしまいそうなところがある。
この瞳に映し出されるのが私だけ、というのは
甘美な響きにも思えるけれど、私はそんな歪んだ幸せは欲しくない。
「ん、でもね、フェイトちゃんにはたくさんの人を
幸せにする力と心があるんだからちゃんと使ってほしい。
エリオやキャロを抱きしめちゃ駄目って言ったら困るでしょ」
「そう、だね……あの子達もまだ子供だし。
他にも抱きしめて愛情を注いであげたい子はたくさんいるし……」
「うん、だから私はフェイトちゃんを独り占めしたりしないよ。
ありのままのフェイトちゃんが欲しいから。
……普通の独占欲の持ち主よりずっと欲ばりなのかもね、私は」
「そうなのかな?……でも……うん、好きになったのがなのはでよかったな」
「苦労もかけると思うけど」
「なのはのためにする苦労なら、それも幸せだよ。
でも今は……なのはのことだけ考えてていいんだよね?」
「うん、その方が嬉しいな……」
「それなら……」
――続きをして欲しいな、と目で訴えかける
フェイトちゃんに引き寄せられるようにして唇を重ねた。
「フェイトちゃん、どうされたいのかな……?」
……どこがいい?耳とか好きだよね」
囁きながら耳をチロっと舐めてみる。
「ひぁあっ……や、ちがっ……」
「違うの?」
「こえ……なのはの、声好き……優しくて、甘いの」
「……耳元で聞きたいの?」
私の声が優しく響いてるといいなと思いながらも聞いてみるとコクコクと頷く。
「あと……息が、熱くて……なのはも、なのはも感じてるのかなって……」
「うん、フェイトちゃんが可愛くて凄くドキドキしてる……」
「なのは……どうしよう、どうしてこんなに好きなんだろう……」
昂ぶる感情を持て余すように背中に回された腕に力が込もる。
「どうしてなのかな……?でも、嬉しい。好きだよ、フェイトちゃん……愛してるよ」
「っっ」
ふるっと体を震わせるフェイトちゃんの顔を見るとはらはらと涙を流していた。
え、ええっ!?
「ど、どうしたのっ?だ、大丈夫?」
「ご、ごめん。うれしくて……」
「そっか……ん……」
890 :
44:2010/02/22(月) 00:01:20 ID:5nKmYOMj
目元に口づけて涙を舐めとっていく。
しょっぱい、けどなんか嬉しいな。
「なのは……わたしも、あい、してるよ……」
「うん、うんっ!」
恥ずかしがり屋さんのこの子が、ちゃんと言葉にしてくれたと思っただけで私の目からも涙が零れた。
愛しさのままにぐりぐりとフェイトちゃんのうなじに顔を埋めて徐々に下へと向かっていく。
そして、胸へとたどり着いてはむっと先端を食わえる。
「ひあっ、や、ああっ」
「ん、んくっ」
舌先でコロコロと舐め転がしながらフェイトちゃんの反応を確かめる。
面白いようにビクビクと体を跳ねさせる自分を恥じるようにしながらも、
こちらから目を離せないようで顔を見ると目が合った。
「ふぁっ、なのはっっ……すごいえっちな、顔してる……」
「えっちなことしてるんだもん……」
「その顔……見せちゃ、やだ。他のだれにも見せないで……」
「大丈夫だよ……恋人としての私は全部フェイトちゃんにあげるから」
「うんっ、うれしっ……んぅっ」
私の頭を抱きかかえるフェイトちゃんの嬌声を聞きながら夢中になって胸を吸い上げる。
「ふぇいと、ちゃんっ……ん、んんっ!」
「ふあっ、ひゃ、あああっっ、ぁああぁあ―――」
ビクンっと大きく断続的に体を震わせるとフェイトちゃんから反応が返ってこなくなる。
愛撫を止めてそのまま豊かな膨らみに顔を埋める。
いつも通り、だけど愛してる人が、こんなにも愛してくれる子が
感じてくれてたのだと思うだけで心が満たされる。
しばらくの間、ぎゅぅっといとおしいぬくもりを抱きしめていた。
891 :
44:2010/02/22(月) 00:01:58 ID:5nKmYOMj
終わりです。
なのフェイがラブラブすぎてエロが進まず…。
そして、姐さんがなのはさん以上に恋愛方面激ニブな設定になりました。
GJ!!
ああもうラブラブすぎるな!
毎回イチャイチャしすぎて進まないとか、喜んでいいのか悲しんでいいのかw
そして姐さんかわいいよ姐さん
GJ!
多分に萌えた
あなたの書く話は好きです
GJでいっす
GJです!
同じく44さんのファンです。続き楽しみにしてます。
なのフェイがラブラブ過ぎて生きるのが辛い…
GJでした、次もお待ちしてます。
○○だから生きるのが辛い
って元ネタ何?
青い花読んでたらあーちゃんがなのはさん、ふみちゃんがフェイトさんに見えてきた。
ヘタレで泣き虫なフェイトさんに「フェイトちゃんはすぐ泣くんだから」と手を差し伸べるなのはさん。
>>900 それだとフェイトさんがお漏らししたことに…
>>899 違和感は……ない!ビジュアル的にも性格的にも。
フェイトさん眼鏡かけてくれないかな。似合いそう。
浪人中のフェイトさんは何でもやりそうだからな
試験合格でなのはさんを喜ばせるために眼鏡くらいかけてたかもしれん
「ふぇー、フェイトちゃん、どうしたの? 勉強のしすぎで視力下がっちゃったとか?」
「あ、これね」
つい、と眼鏡のフレームを額に上げる。
「伊達眼鏡なんだけど、なんか集中力が上がる気がして」
「そっか〜。なんだか、雰囲気が変わって、ちょっとドキドキしちゃったよ」
「え?」
頬を染めたなのはの一言がフェイトの自制心を揺さぶる。
「試験勉強、がんばってね」
ちゅっ
なのはとしては激励のつもりの頬への軽い口付けだったが
出張と試験勉強でご無沙汰だったフェイトの自制心を崩すには
充分以上の刺激になってしまった。
「な、なのは〜」
気が付くとなのはは床に組み伏せられていた。
「にゃ〜。フェイトちゃん、だめだよ、試験まで一週間切ってるのに」
「うぅ〜」
「終わったら一杯してあげるから」
「ほんとう?」
「ホント、ホント! だから、お勉強しよ」
フェイトの勉強の邪魔にならないようにと必死に説得するなのは。
「そのときは、私が上になってもいい?」
「う、うん、いいよ。フェイトちゃんの好きなようにしていいから」
「やった〜♪ なのはを(性的な意味で)喜ばせるためにがんばるよ!」
こうですか?
眼鏡ほとんど関係ないな。
フレームの形はお好みで想像してください。
>>904 ザマス眼鏡で「教えて!フェイトせんせい」を妄想した
逝って来る
先月のvivid読んだ
なのフェイがお揃いのジャージなのに周りもいつもの事みたいな顔しててわろた
9歳フェイトだと一日中照れてそうだ
9歳時に親友はお揃いの格好をするものだと教え込まれている可能性もw
BJですら19歳時には色々と共通点がある始末だし
中学生になった時に、二人ともツインテから1つくくりになったのは感動した
「名前を呼んで……私は未来のフェイトちゃんのお嫁さんのなのはだよ!」
「なのは……」
「あなた……」
「なのは……!」
「旦那様……!」
「あの……私のフェイトって名前、ちゃんと呼んでもらいたいんだけど……」
「ご、ごめんフェイトちゃん! つい気持ちが高ぶっちゃって……」
夫婦間でも使うよ
どちらかというと三人称な気はするけど
「奥様!」
「旦那様!」
「ヴィヴィオお嬢様ー!!」
シグナムに御主人様と呼ばせて遊ぶ部隊長
母の日にメイド服を着てはやての帰りを待つヴィータ
なるほど。
八神家ではそういうプレイが流行りか。
>>908 1つくくりはお揃いじゃなくてフェイトが先だね。A'sの後にはツインテやめてるよ
>>917 二人ともA'sのラストで初めての1つくくりじゃなかったっけ??
自分の記憶違いかな…w
多分
>>917はA'sコミックスでのことを言ってるんじゃないかな。
コミックスでは闇の書事件後、正式にそれぞれの部署に配置されたなのは達が
初めて局の制服を着るシーンがあって、そこではすでにフェイトは1つくくりに
なっていた。なのははツインテのままだったよ。
フェイトさんは小学生の頃から。その頃のなのはさんはツインテール
なのはさんは事故の時まではツインテール。髪型が変わった時期は不明
フェイトさんの髪型の話題はA`sの漫画版にあった筈
>>919-920 漫画版か!ありがとう
正直こたつのシーンしか覚えてないや
そして結婚おめでとうw
抱き締めたいなあ、なのは!
雷刃に見えた。なぜだ…
926 :
44:2010/02/24(水) 00:14:12 ID:oBCLyC0q
なのフェイ、眼鏡を掛けるフェイトちゃんな小ネタです。
今、私は執務官試験に向かって猛勉強中だ。
次こそは……これ以上なのはや他の見守ってくれている人達に
心配をかけるわけにはいかない。
日本のことわざでも三度目の正直というじゃないか、きっと大丈夫だ。
二度あることは三度あるとか仏の顔も三度とか、
マイナス方面の語句がちらつくけれど、後者は
―試験に受からなくても私はフェイトちゃんが大好きだよ―
となのはに頭をなでなでしてもらいながら消してもらった。
うん、なのはがいてくれるなら何も怖くはない。
ひどい痛みに耐えて、リハビリをこなしたなのはに負けずに私も頑張ろう。
眼鏡をくいっと上げて問題集が表示されているモニターを凝視した。
回想――
「フェイトちゃん、お姉ちゃんが言ってたんだけどね。
眼鏡をしてると勉強に集中出来るんだって。だから、集中出来なかったらこれつけてね」
なのはが眼鏡を手にしながらこう言った。
「でも私、目は悪くないよ?」
「うん。度は入ってないから、お守りぐらいに思ってくれると」
「そういうことなら、ありがとう」
「うんっ。……眼鏡ちゃん、フェイトちゃんのことよろしくね」
私が手を差し出すとなのはは眼鏡にちゅっと口づけて手渡してきた。
……眼鏡が羨ましい。これをしたら逆に集中出来ないような。
でも、嬉しいな。なのはに会いたくなったらこれを掛けて勉強しよう。
それから――家で勉強するときは常に眼鏡を掛けるようになっていた。
終わりです。レスのお礼も兼ねて。
駄文しか書けませんが喜んでもらえているようで嬉しいです。
>>921-922 なのフェイのように末永くお幸せに
>>926 GJ!
なのはさんから貰ったものなら、フェイトさんずっと大事に掛けてそうだな
>>926 眼鏡にまで軽く嫉妬するフェイトさん可愛いなwGJ
vで百合分が補充されると思うと今からwktk
君がくれた奇跡を聴きながらなのフェイ妄想して待つ
「ねぇ、なのははお姉さんがいるよね?」
「うん。でもどうして?」
「いや、お姉さんってどんな感じなのかなって思って」
「んー、優しいよ。すっごく優しい」
「そっか……」
「どうかしたの、フェイトちゃん」
「へ?いや、な、なんでもない!」
「むぅ…隠し事? 悲しいなぁ…」
「ち、違うよ! なのはに隠し事なんてしない!」
「じゃあなに考えてたの?」
「そ、それは…」
「教えて、フェイトちゃん」
「…変な子だって思わない?」
「思わないよ」
「ほ、本当に?」
「信じてよ」
「じゃあ……言うね?」
「うん」
「なのはがもし私のお姉ちゃんだったら……って考えてたんだ」
「私がフェイトちゃんの?」
「お姉ちゃん」
「!?」
「どうしたの?」
「も、もう一回!」
「へ? なにが?」
「ちゃんと私の目をまっすぐ見て呼んでみて!」
「…お姉ちゃん?」
「もう一回!」
「なのはお姉ちゃん」
「グハッ!」
「だ、大丈夫!?」
「お姉ちゃん鼻血出てるけど平気!」
「平気なの!?」
「平気平気! だから今日はうちに泊まっていきなよ」
「う、うん…」
「一緒にお風呂入ろ? お姉ちゃんが髪洗ってあげる」
「ありがと。でも鼻血がすごいことになってるから止めよう?」
たまにはなのはさんの暴走も見てみたい
>>932 GJ!
最後妙に冷静なフェイトさんに吹いたw
暴走なのはさんいいな
ところでそろそろ次のスレタイを考える季節じゃないかと思うんだが
次はとうとう30か・・・
>>933 ほんとだな
どうしてだろう・・・その数字に妙な悲しさを覚える
30代でもラブラブ
そろそろ美由希×なのはが流行っていいとおもう
フェイト以外とのカプに過剰反応する奴がいるからやめれw
百合なら問題ないでしょ
なのはのおっぱいでぱふぱふ
>>937-938 いるよね、特定の条件や組み合わせが駄目だって言われるのを
〜(…以外)全部への批判に転換しちゃう人って…
そんなことよりアリすずが今こそ必要だと思う
アリサってなのフェイとか他人の恋路には凄くお節介だけど、
自分の事になるとヘタレて何も出来なくなるようなイメージがある。
そして、そんなヘタレも部分も含めてアリサが好きなすずか。
次スレタイトル案
毎朝の30(味噌)汁を 私のために
お母様方って凄いな
アインハルトはお母さんが2人も居ることを疑問に思わないのか
疑問に思う奴は所詮その程度って事さ
覇王様ともなればママが二人いる事の意味くらい分かっている
ViVidは毎回毎回神だな〜
回想シーンでちゅ〜がくせい時代のママずもやってくれないかなw
アインの前世って男だしヴィヴィオの事意識してもおかしくないよな
覇王の記憶を受け継いだアインが
覇王にとって聖王女がどんなに大切な存在だったかヴィヴィオに説明するんだけど
その聖王女のクローンが目の前にいるのに告白だとわかってないんだろうかこの子は
だって別物だし
アインは聖王女じゃないヴィヴィオさんと一緒にいたいわけで
今回、ViVidで初めてキリッとしたフェイトさんを見た気がする
>>943 無知こそ至福の喜びというが、そうらしいな。
ありきたりなスレタイしか思い浮かばんなぁ
30年後も一緒なの
孤独のう30深い青に染めてく
長すぎるしょw
き30死ね、僕は飛ぶ
(君は死ね、僕は飛ぶ)
君に捧げるこのみ30
テンプレも変えないといけないねー
>>1 TV三期に続いて、四期は漫画連載で展開
劇場版も好評公開中の熱血魔法バトルアクションアニメ、
魔法少女リリカルなのはシリーズの百合スレです。
四期アニメ化を希望しつつ、さあ気合入れて妄想していこう!
>>2 ◆コミック連載誌
角川書店 娘TYPE「魔法戦記リリカルなのはForce」
角川書店 コンプエース「魔法少女リリカルなのはViVid」
学研 メガミマガジン「魔法少女リリカルなのはMovie 1st The Comics」
こんな感じでどうかね?
き30光の天使
「君は光の天使」
>>956 概ねいいと思うが
「漫画連載で展開中」の「バトルアクション"アニメ"」と読めてしまうので違和感がありまする
なのは30九歳
(なのはさん じゅうきゅうさい)
……あれ、なんか窓がピンク色に光っ
957に一票
>>957 ならば、「バトルアクション"アニメ"」→「バトルアクション"シリーズ"」
という妥協案でいいと思う
957なら女神と書いて天使と読まないと
30って言ったらリインの身長だな
私の恋人は30cm?
そういや、リィン×はやてってあんまみないな。
>>963 リイン×はやて、はあるじゃまいか、PSPで。
U×はやて、は少ないかもしれんが
シグはや
シャマはや
ヴィーはや
辺りはメジャーだと勝手に思ってたけど……
シグナム=シャマル
|
ヴィータ→はやて→リインT
のイメージ
シグシャマの間に生まれた娘がヴィータとな!?
んではやてとアインスの間に生まれた娘がツヴァイと
ところで、ヴィータとノーヴェとアギトって、
赤毛・ボーイッシュ・お姉ちゃん大好きなシスコン
てな意味で同系統だと思うんですがどうでしょう
アギトのお姉ちゃんって誰になるの?
ヴィータとシグナムかな、後者に対してはツンデレっぽいイメージだけど
メガミ漫画のなのはさんが語るフェイトさんの第一印象があいかわらずひとめぼれすぎて
スレタイ。君に送る30の言葉
なのは「フェイトちゃん。私の好きなと所30個言って?」
フェイト「30個?」
なのは「うん!」
フェイト「たったの30個だけでいいの?」
なのは「たったの?」
フェイト「30個だけじゃ足りないよ。100万回だって言うよ?愛してるって」
とかいうやりとりがあったら死んでもいい
そんな感じのネタは考えたことがあるなぁ
就寝前にベッドの中で
「なのはは、私のどこが好きなのかな?」
「聞きたいの?全部言ったら一晩かかっても足りないけど」
「そ、そっか。……私は、全部言ったら今まで一緒に過ごしてきた時間分ぐらいかかるかな」
「くすっ、きっとその間にお互いもっと好きなところが増えちゃうね」
「そうだね」
「今日はもう寝よっか」
「うん。おやすみ、なのは」
「おやすみ、フェイトちゃん」
このくらいなら友達のままでも言ってそうな二人
スレタイどうしますかね。とりあえずまとめ
・30代でもラブラブ
・毎朝の30(味噌)汁を 私のために
・30年後も一緒なの
・孤独のう30深い青に染めてく
・き30死ね、僕は飛ぶ
・君に捧げるこのみ30
・き30光の天使
・き30光の女神
・なのは30九歳
・私の恋人は30cm
・君に送る30の言葉
君に送る30の言葉
がいいと思った
自分は
き30光の女神
に一票
君に送る30の言葉、に1票
孤独のう30深い青に染めてく
で
き30光の天使
に1票
君に送る30の言葉かな
き30は光の女神 に一票
君に贈る〜の言葉 は良いけども50でも100でもいい気がするので
き30光の天使 がいいな
フェイトさんの声が聞こえてきそう
なのは30なな歳
君に送る30の言葉、に一票
>>982に同意
今までのスレタイのつけ方にのっとりたいなあ、と思う
言葉のかわりに入ってるのは全部分かりづらくない?
それより、そろそろ次スレ立てんとw
行ってくる
乙
乙です!
乙、なんだが
『き30は』が『貴様は』に読めてしまって、若本ボイスのなのはさんが脳内再生されてしまったwどうしてくれるw
若本といえば・・・
「いいか、高町」
「…はいっ!」
「おまえとテスタロッサは一人一人では単なる火だが」
「火」
「二人合わされば炎となる」
「炎」
「炎となった『なのフェイ』は、無敵だっ!!」
コーチそれは字面的にシグナムとアギトに言ってあげて
あの日胸に宿った永遠の炎
まっすぐに受け止める
貴様は光の天使
ほんとに、悪かった
俺が悪かったよorz
次スレの扉開いてく〜
>>998 「いくよ、フェイトちゃん!」
「うん、なのは!」
「これが私の全力全開!スターライトーーー」
「疾風迅雷!プラズマザンバー」
「せーの!」
「「ブレイカーーーー!!!」」
気にすんなー。おもろいから
夫婦の共同作業で嫌なことは忘れるといい
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