リリカルなのはで百合萌え（燃え） 12歳差の想い人

三期も終焉を迎えた熱血魔法バトルアクションアニメ、
魔法少女リリカルなのはの百合スレです。
四期があることを切望しつつ、さあ気合入れて妄想していこう！


◆前スレ
リリカルなのはで百合萌え（燃え） 11才の転機
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1199377911/


◆魔法少女リリカルなのは百合スレまとめwiki
ttp://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/
◆公式サイト
ttp://www.nanoha.com/
◆NanohaWiki
ttp://nanoha.julynet.jp/

◆過去ログ
リリカルなのはで百合萌え（燃え？）
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1128305270/
魔法少女リリリカルなのはで百合萌え（燃え？）II
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1178375881/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 3rd Form
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1185552969/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 4期希望
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1188473317/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)5夫婦目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1190583469/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)娘は6歳
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1191855769/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え？)7カプ目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1193195172/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え（燃え） 嫁8人目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1194621084/
リリカルなのはで百合萌え（燃え） 結婚生活9年目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1196281848/
リリカルなのはで百合萌え（燃え） 10年来の恋人
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1198066180/

◆本編より考えられるカップリング
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×はやて
なのは×アリサ
なのは×リインフォースII
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ

なのは×レイジングハート
シグナム×なのは
シャマル×なのは
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×はやて
フェイト×ギンガ
フェイト×アルフ
フェイト×ティアナ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リィンフォース
はやて×リィンフォース�U
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リィンフォースII
シグナム×アギト
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
アギト×ルーテシア
リンディ×フェイト
リニス×フェイト

◆ナンバーズでカップリング
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード

　　　　　　　　　.,ヘ
　　　　　　 ' ´￣´ﾍﾍ 　
　　　　　　| ﾉﾉｿヽｿﾊ　　以上テンプレでした♪
　　　　　　ヾl ﾟ ヮﾟﾉ!.,|　　
　 　 　 　 ﾘ/つ（;ﾟ;;)0|
　　　　　//＼￣￣￣＼
　　　 ／/ ※ ＼＿＿＿＼
　　　＼＼※ ※ ※ ※ ※ヽ 　　
　　　　 ＼`ー──────ヽ

>>1
乙でありますなのですなの

>>1さん、乙なのですよー

>>1
乙〜

乙です。

ゲーム製作の440です。

よろしかったらしたらばの方もテンプレに入れていただけませんか？

リリカルなのは　百合ゲー製作板
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/10685/

リリカルなのはで百合萌え（燃え）避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10685/1200323173/

>>1
乙

>>1 乙

ついでに自作絵投下失礼します

ttp://upp.dip.jp/01/img/3702.jpg
保健室にて。色めんどくなった

>>１乙
>>11
朝からさっそくいいものありがとう。保存させてもらったよ

>>11
うまいな！保存した。
なのはさんの表情が好きだ
唇奪っちゃいたいような躊躇ってるような

あ、ごめ書き間違えorz
なのはさん→フェイトさんね

で、奪おうとしたら、引きずり込まれると。

>>11
ＧＪ
いいですね、保存させて頂きました。

>>11
勝手に書かせて頂きました。


保健室の扉をすっと音を立てないように、ゆっくりと後ろ手で閉めた。
そして足音を忍ばせ、間仕切りカーテンをめくり眠るなのはの横に立つ。
「なのは？」
寝ているのかな。
ここのところなのはは連日の様に仕事が入っており、
今日久しぶりに学校へ登校してきてくれたけど、
疲れがたまっていたのか、体調を崩し保健室で寝ていた。
リボンが解かれ、真っ直ぐに伸びる髪に触れて、撫で。
そのまま手で掬い梳くとさらさらと流れ零れ落ちる。
最近仕事も忙しかったよね。お疲れ様。
あどけない寝顔を晒して、眠る姿に鼓動の高鳴りを感じた。
「なのは」
もう一度名前を呼ぶ。
愛しい貴方の名前。
名前を呼ぶだけで、心が温かくなる。
そして眠り姫の様に美しい姿に吸い寄せられてしまい、
二人の間にあった距離が少しずつ縮まる。
貴方の顔にたれそうになる髪を右手で押さえ、
そのまま吸い込まれるように近づき、視界に映る顔が大きくなり……。

「フェイトちゃん？」
「な、なのふぁ！？」
あと数センチの距離でぱちりと目を開け、名前を呼び。
蒼い瞳が私の顔を覗き込む。
慌てて顔を離し、急な出来事に驚いて変な声を出してしまう。
「ひょっとして起きてた？」
ばれなかったよね？
なんとか自分を落ち着かせて会話を続ける。
「うん、さっきね、フェイトちゃんの温かい手を髪に感じて」
「そ、そうなんだ」
動揺を抑え、何事もなかったかのように振舞う。
だけど。
「ところで、今なにしようとしてたの？」
「えっ」
言葉を理解出来ず、頭が一瞬真っ白になる？
ひょっとしてばれてる？
「何をしようとしてたのかな？　教えて欲しいな」
「えっと……うん」
もう一度言葉を重ねられあっさりと余裕を失い、しどろもどろになってしまう。
「その――」
次の言葉を続けようとした瞬間。ほんの一瞬、唇に温かなものを感じた。
「なのは……？」
理解出来ず、混乱する私になのははいたずらが成功した子供のように笑い、
「フェイトちゃん」
私の名前を囁くと首に腕を回しもう一度唇を重ねた。



最近勝手に書いてばかりですいません…。
つい絵を見ると書いてしまいたくなります。

やはりなのフェイはいいな
しかしなのはさん策士ｗ

絵も文もGJ！！！！
そのまま18禁的展開へと(ry

>>1乙

>>1乙
ところで12歳差って誰だっけ？ｗ

>>11>>17
ＧＪ！
つい寝込みを襲っちゃうフェイトさん寺モエス

それから、とっとと前スレ埋めようぜｗ

前スレ>>996
スレの終わりにいいものをありがとう
今スレは自分もナンバーズの妄想を書きなぐろうと思います

前スレ１０００ＧＪ
>>1乙！

前スレ1000が神すぎて吹いた。

まあ新婚旅行だけで１、２クールもたせれるかは謎だがｗｗ

>>22
12歳差……ロリアルフ（7歳相当）×フェイト?
ヴィヴィオ×なのorフェだと14歳差だし、ギンスバは二歳差、フェイキャロは9歳差だからなぁ。
後、A'sの頃のはやて×シグorシャマもそのぐらいかな？

そこは新婚旅行という名目ではあるものの策士はやてがシグナムとヴィータを刺客として送り込んだり
シャーリーが新婚旅行生活を盗撮しようとして二人に簀巻きにされたりと半ギャグ調にすればいろいろと解決する。
それよりも新婚旅行で蜜月なはずなのにヴィヴィオの存在のおかげで甘々になり切れないちょっと寂しいフェイトパパを想像したｗｗ
でもあの二人が新婚旅行するとしたらどこ行くと思う？二人そろって相手に合わせようとする姿が目に浮かぶんだが。

海鳴公園　あの場所が二人の始まり

>>22
パラレルとか、あと
ヴィータが8歳相当だから、なのは20歳で12歳差になるな

ヴィヴィオ７歳くらい×はやて１９歳とか・・・か？＠＠

なのフェイ
アリすず
はやヴィ
シグシャマ
スバティア

うん、やっぱり夫婦はいい
鉄板で奇抜さやドロドロに欠けていてもほのぼのと温かみには代えがたい

フェイト×なのは………万年新婚夫婦
　アリサ×すずか………熟年かつ鴛鴦夫婦
　はやて×ヴィータ……姉妹百合　
シグナム×シャマル……夫がニート侍
　スバル×ティアナ……友情百合

なのヴィ
なのティア
なのアリ
ヴィヴィなの

はやすず
ギンフェイ

父シグナム母シャマル長女はやて次女ヴィータ犬ザフィーラで。
シグナムとシャマルがヤってるところを見て、興奮して
オナニーし始めたヴィータをはやてが見付けてニャンニャンな話。

読みたいです

流れ切って自作絵貼らせてもらいます
前スレでなのフェイヴィヴィのリクがあったので描いてみました。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5825.jpg.html

公式風との要望だったのでなるべく「家族」のような感じがでるように…
失礼しました。

いやそこは亡夫のリインＩに操を立てる未亡人はやてを慰めようとあの手この手でアプローチを懸けるシグシャマヴィだろ。

>>38
和やかさに惹かれて1億と2千回保存した

>>38
GJ！
癒され、そして和んだ

>>38
まさかほんとにやってくれるとは！
ＧＪ

>>38
なんというほのぼの家族
勝手に台詞つけてみるんだぜ


「フェイトちゃん、長期任務お疲れ様、肩揉んであげる」

「いいよ、なのはだって教導で疲れてるでしょ」

「私は毎日家に帰ることが出来るけど、次元航行部隊じゃそうもいかないでしょ」

「じゃあ、お言葉に甘えて、って、なのは抱きついてる」

「んー、フェイトちゃん分補給だよ、あと単身赴任で家を空けがちな旦那さんへの罰ゲーム」

「あー、なのはママずるいー、ヴィヴィオもフェイトママぎゅってするのー」


# フェイトが陸士制服だから次元航行任務は違うんじゃない？というツッコミはあえて無視の方向でｗ

なのフェイ
フェイなの
なのフェイなの
なのフェイヴィヴィ

>>44
俺がいる

なのはさんは受けだと主張してみる

なのはさんはオールマイティだと妄想してみる
攻めるときは攻めまくってて、受けるときは受ける

今までに見た事のある、ふた○りの同人誌はすべて、
なのはさんにアレが付いていた・・・

ssだけど、フェイトさんにしか生やしたことないなぁ。

なのはさんは性知識は少なそうなので受だと思う
でも性質は攻なので慣れてきたり感情が先走っちゃったら攻になると主張してみる。

つまりは、一期の対フェイト戦をトレースするわけですね。

>>49
ちょっと待ちやがれです
その小説がどこにあるか教えてくださいお願いします
フェイト→なのはですよね？

いやいやなのはがフェイトに薬かなんかではやしてなのは→フェイトって展開かも

百合棒に頼らなくてもフェイトちゃんは私のテクで即陥落なの

それが４期第一話のサブタイか

今日も今日とて甜菜です
ttp://www.uploda.org/uporg1211347.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u08288.png
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org6425.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org6426.jpg

>>52
ギンフェイでググれ。

フェイト→なのはですよ。
同時にフェイト→ギンガですけど。

>>56
二番目最高

俺は４番目だ

三番目だな

ここは「俺は1番目」という空気か？


だが3番目！

しかし１番目…内容よりもなのは達の３Ｄデータが欲しいと思った。
自作しているゲームにかなり使いたいんだが

俺は二番目だな
しかし三番目も捨てがたい

三番に一票

抱きしめてる様が好きな俺は4番だ
全部良いものけど

フェイトさん仮誕生日(その1)おめ

たまにエロパロにいい品があるから油断できない

☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第47話☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200754790/54-62

そうは言うがな、危険すぎて気が引けるのだ

入った瞬間あぼ〜んだらけでフイタがｗ

たまに百合作品があるともしかして俺が見てない期間に
もっとあったんじゃないかなと過去ログとかまとめ漁ってへこむから困る

ログ貯めてから、透明あぼーんでssを消し飛ばしていくのは爽快ですよ。
orz

唐突だけど、なのはさんは、ティアナの名前を呼び捨てなのがいいと思う
やっぱりそういう呼び捨てだと何か特別って感じがするし
ラブラブなシーンでもビシッと決まりやすい

よく考えたらWikiのタグで検索して百合作品だけ読めばいいな

>>72
なのはさんは人を呼び捨てないからな。
そういう意味では三期でそういう人物が現れたのはうれしい。
１８話の、念話を繋ぐティアナに冷たく「……ああ」と返すなのはさんマジ素敵。
ヴィヴィオのことで精いっぱいだったんだろうけど。

>>73
そうしてるｗ
たまになのティアとかなのスバとかって喜んだり。
でもだいたいが愛のあまりないえろなのがかなしいけど。

なのはさんが愛をそそぐ相手は…ねぇ？

ゲーム制作の方で告知があるので発表させて下さい。

本日０時よりＭＳＮメッセンジャーにて開発の打ち合わせを行うので
職人の方の参加をお願いします。
年齢設定についての話し合いを行います。

なおチャットの環境でコレがいいというものがあれば、９時ごろまでに
ゲーム制作専用スレのほうに書き込みお願いします。

諸注意
参加の際は判別がつくように名前を決めてください。
参加者が４人以下の場合は翌日に見送りとなります。
参加者は事前にゲーム制作用のスレに参加可の旨の記載をお願いします
疑問等もそちらにお願いします。

以上です。失礼しました。

シグシャマお願いorz

なのはさんの相手で人気なのは
フェイト、ヴィータ、ティアナでトップ3？

>>78
ヴィヴィオを忘れないで下さいよ

フェイトは確定であとはティアナかヴィータかヴィヴィオが入りそう
人気がなくても好きなＣＰを書きまくるけどな！

>>80
はやてとかアリサとか、最近ではリインIIが自分の中で人気だ。

>>80→>>78ね

すずかちゃんも忘れないで下さい。

最近人少ないね。

人というより、作家さんが減ったね

大学生は試験期間だし高校生は受験だ
ここ若いの多そうだし仕方ないな

頑張れ社会人

思い切り就活中、テスト一週間前、レポート提出明日の私がとおりま〜す

こんなとこ見てないでレポート早くやれよｗ

作家みんな、サイト作って引きこもってない・・・？
またこのスレから旅立ってブログ作ってるサイト発見したんだけどｗ

どっからいける？

エロパロスレから独立して成り立ってる時点ですごいけどな、このスレ。

リリなのサーチエンジン

>>92
独立も何も、１期の頃からこのスレあったよ。
元々ＳＳメインじゃないからね。

>>1
乙です。

誰も待っていないと思いますがフェイなのパラレル七章投下です。

一行前書き
お腹が空くと食べ物の話書きたくなるって本当なんですね。

第七章　束の間


今日は久しぶりに午後から休みを取った。働き過ぎだと皆に言われているので、驚かれはしたが快く休ませてくれた。むしろ丸一日休んだらと言われたくらい。
今日休んだのは、あの子が一緒に出かけたいと珍しくお願いしてきたからだ。

「すみません。お待たせしてしまって」
「大丈夫だよ、ソール」

駆けてきたソールに笑いかけた。

「今日はどこ行きたいの？」
「えと…その…私、出かけたことないからそういうのよく分からないので…なのはさんの知っているところに連れてってもらえると…嬉しいです…」
「それなら私じゃなくてスバル達の方が良かったんじゃない？」
「いえ…なのはさんの行くところに行ってみたいんです」

勿論、これは夜になるまでの時間稼ぎだ。夜になれば、久しぶりに喉が潤されると思うと、自然に笑みが浮かぶ。あえて今日は薬を一錠しか飲まなかった。

「そう…？じゃあ行こうか？」

少し不思議そうな顔をしたあとすぐに笑顔に戻り、なのははフェイトの手をひいて出掛けていった。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


二人は町で主にウインドウショッピングなどで時間をつぶすように遊んだ。
店はきっと私くらいの子供に合わせているのだろう、おもちゃ屋や、子供の服も店なども行った。アイスを二人で並んで食べたりもした。

そんな間に簡単に夜は訪れた。

「あの…なのはさん」
「ん、何？」
「お腹…すきませんか？」
「あ、ああ。そういえば。今日は外で食べようか？何が食べたい？」
「え、えと…よく分からないんですけど…」
「う〜ん、じゃあ普通にレストランでも行こうか？」
「はい！！」

二人はレストラン街を数分歩いて、何軒目かの洋食レストランに落ち着いた。

「これ、おいしいね。何て言うの？」
「子羊のディアボラ風です」
「あ、私のスパゲッティ食べる？」
「はい、いただきます。……これもおいしいですね」
「でしょ？初めてきた店だけど、当たりだったね」

そう言って彼女が微笑む。彼女が笑うと何故か心が躍る。不思議な気分だった。

「ちょっと……」

そう言って彼女は席を立った。トイレだろう。彼女の背に私は笑みをこぼした。
私は周りの様子を見ながら、彼女のワインに用意していた薬を入れた。誰も気づいていない。自分たちの食事に集中している。
少しして彼女が戻ってきた。

「ごめんね」
「いえ、それよりもデザートどうします？」
「え〜と、何があるの？」

嬉しそうにメニューを眺める彼女を私は横目で見ていた。

「ソールは何にしたの？」
「私はババロアです」
「う〜ん、じゃあティラミスにしようかな？」

注文してから数分後、デザートが運ばれてくる。

「おいしいね♪」
「はい」

彼女が薬の入ったワインを飲んだ。私は心の中でほくそ笑んだ。

「ソール。はい、あ〜ん」

彼女がフォークでティラミスを差し出した。

これは…。

顔が熱くなるのが分かる。

「あ〜ん」

再度言われる。私はおずおずとそれに口をつけた。

「おいしいでしょ？」
「…はい」

これは…私もやった方が良いのだろうか？
少し疑問に思いながらも、フェイトは自分のババロアをスプーンで掬った。

「はい、どうぞ」
「こういう時は、『はい、あ〜ん』ってやらなきゃ」

不満そうな彼女の顔は少し赤くなり、目からいつもの活発そうな光は抜けている。

……そうか、酔ってるのか。

そう思うと、純粋に笑みがこぼれた。

「はい、あ〜ん」

気恥ずかしくて、声が小さくなる。でも彼女は満足したらしく、あ〜んと言いながらそれを食べた。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

デザートを食べ終えて少しした後、私たちは店を出た。

「う〜、寒いねぇ」

寒さで酔いが覚めたのか、さっきの甘ったれた声ではなくなっていた。

「そうですね…」
「遅くなっちゃったし、そろそろ帰ろうか？」
「はい」

彼女が先に数歩踏み出した。そして、振り返る。と同時に崩れ落ちそうになった。

「え？何…？」

自分の身体に起きていることが理解できないのか身体を震わせている。

「大丈夫ですか！？」
「何か身体が…痺れて……それに…眠…い……」

心で喜びに満たされながら、心配そうに声をかける。彼女はすぐに私の抱えられたまま意識を手放した。

私は顔がにやけるのを抑えることが出来なかった。



続く

一行後書き
１９×９のデートを書きたかっただけなんだけどあまり出掛けないからその時の描写は出来なかったorz

お目汚し失礼しました。
ではまたﾉｼ

>>101
GJ
この話かなり好きですよ。
記憶がなくても徐々になのはに惹かれるフェイトが素敵。

アクエリアスさん、GJです。
わたしもこの話好きです。
だから、いつも待ってますよ。
続きもがんばってください。

>>101
GJ
続きがかなり楽しみです。

アクエリさん乙です
19×9のデートもいいなあ

>>93
ついこの前投下してくれた職人さんだな
こうやって飛び立っていくのか･･･
自分はサイトとここ別で書いてるけど、他にそんな人いないのかな

お気に入りに入れてるなのフェイＳＳサイトがついに３０を超えた

>>105
ﾉ

こっちに書いたのも、載っけてるけど。

>>106
詳しい話を聞かせてもらおうか。主にヒントが欲しい

>>105
自分もたまに小ネタとかここに投下するかな。

サーチエンジン使うとか作者さんのサイトのリンク集見るとかしろよ
個人サイト名を出すのは極力避けるべき

>>108
サイトの名前は出せない>>110が正解だよ

お気に入りがいくつあるとか言い出すのも間違ってるけどね

そろそろフェイトさんに襲われるヴィヴィオがあってもいいと思うんだ

>>112
まあ数は言わなくていいと思うけど、一般のサイト見ない自分からすると、
「そんなに増えたのかー」って思えた
前まではなのはの百合サイトってそこまで多くなかったからさ

ヴィヴィオに襲われるフェイトならともかくヴィヴィオが襲われるのは……
間違なく後でおはなし聞かされた後におさんぽにでかけて頭冷やされる

ヴィヴィに襲われるなのはさんとかは！！
は、鼻血が……！

>>113
フェイトがヴィヴィオを襲うとすれば、その前にヴィヴィオがなのはを襲ってる筈。

聖王様は食う前に食われました

こうなる･･･はず
ttp://bull.s11.x-beat.com/src/bull71982.jpg

>>119
このなのはさんはいい！最高だ！！

>>119
HDDぶっ壊れるまで保存した

>>119
これはいいなのフェイですな

フェイトちゃんとヴィヴィオは
フェイトちゃん→ヴィヴィオはでこちゅーまで
ヴィヴィオ→フェイトちゃんはほっぺにちゅーまで
ってきちんと躾けられているらしい

この画像がフォルダに三枚ほどあった件ｗｗ

俺のフォルダはどうなってるんだｗｗｗ
中の人のまであったしｗｗｗ

今恐ろしい事を思いついたのだが…
１２歳差というのはもしかしてはやてとカリくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ

だれかこれを…


　　　　　　フェイト
　　　　　　　↓
　　　　なのは なのは→←フェイト
　　　　　　　↓↓　↓　　　　↓　　
なのは→フェイト→←なのは
　　　　　　　↑　　　↑
　　　　なのは　　フェイト
　　　　　　　↑　　　↑
　　　　フェイト→←なのは

>>124
しかし、それは十分にありえる様な気もするんだ

俺は忍さんとなのは、とかだったらどうしようかと…若しくはノエルとか

>>125
何だその東大の試験よりも難解且つ簡単な図式はｗｗ

>>125
真ん中にいるフェイトさん大変そうだなｗ

>>125
真ん中のフェイトさんだけ異様になのはさんにモテモテだなｗ

これはスカの陰謀だ
クローンフェイト、クローンなのはを量産することによって
本物の見分けをつかなくし、二人だけのハーレムで百合を抱いて溺死しろという
壮大なプロジェクトだったんだよ！！！

>>124
残念だが十四才差だ

>>125

たくさんいるフェイトさんはプロジェクトＦの産物、たくさんいるなのはさんはブラスター4による分身。

>>129
つまりスカリエッティはなのマシン技術の開発に成功したと。

つまり極論すれば、フェイなのは永久不滅と

>>125
それをやろうと先週くらいに書いてたらレス消費長くなりそうで断念＼(＾o＾)／
需要も百合分もないけど断念したところまであげてみた、長いのやろうと思ったらサイト作るべきか……
ttp://www.uploda.org/uporg1212980.txt.html
パスはyuri

>>134
続きをお願いします。
スレ消費は多くても見てくれる人は多いと思いますよ。

続きｗｋｔｋ

これは是非続きを…


自分も妄想垂れ流す

なのは「あのね、フェイトちゃん…」
フェイト「どうしたの？」
なのは「…たまに……本当にたまになんだけど、フェイトちゃんがたくさんいればなぁ……って思うの…」
フェイト「なのは……」
なのは「お仕事なのはわかってるんだよ？でも……」
フェイト「……わたしはなのはは１人でいいと思う」
なのは「え……？」
フェイト「もちろん会えないと寂しいけど、こうして……」ギュッ
なのは「ん………」
フェイト「会えたときになのはを抱き締められることがわたしの頑張れる理由だから……」
なのは「うん……わたしもこれが幸せなのかも……」
フェイト「うん……。それに……」
なのは「それに？」
フェイト「わ、笑わない…？」
なのは「笑わないよ」
フェイト「わ、わたしがいっぱいいたら……な、なのはを独り占めできないから……///」
なのは「ふぇ、フェイトちゃん……///」


試験前になんて妄想をしているんだ自分は……orz

19歳なのはさんがどうなったのか気になる。
あれか、9歳、12歳、15歳の三人に分裂したのか。

未来になってしまうけど大人の女の色気を醸しまくりな
20代後半から30代前半なのはさんも加えてのなのハーレムなんてのを妄想したりｗ

知能が赤ちゃん並のなのはさん五人とか

フェイト「私が全部育てたい！！！育てたい育てたい育てたい！！！」
シグナム「無茶を言うな･･･私が一人育てよう」
エリオ「僕とキャロで一人預かります、保護区の人たちも協力してくれると思いますし」
カリム「聖王教会でも、一人預からせて頂きます･･･」
スバル「ウチも父さんとギン姉で育ててくれると思うから一人預かります」

高速移動砲撃魔術師
近接射出型魔術師
砲撃召喚士
砲撃騎士
近接格闘砲撃魔術師

の誕生

はやて「あかん。シグナムのは私が預かっとく」

>>134
GJだぜ！

>>138
FF5のジョブみたいだなｗ

>>137
どんな妄想してるんだｗ早く寝ろｗ

>>137
寝ろｗｗｗ
寝ないならもっと妄想しろｗ

>>90　>>93
マテ、リリなのサーチエンジンってだけでたどり着くのはいくらなんでも無理だろ……。
大海の中からどれが本物かも分からないのに一つの砂粒を探せって言ってるようなもんだぞ。
話を振ったからには、たどりつくためのヒントを頼む。

>>105　>>107　>>109
どこのサイトの方ですか？

……いや、サイトの話されるとどうしても気になるし、サイト名晒しまでいかなくても、
ググるときのヒントくらいは。

>>144
愛があれば探せる範囲だし、タイトルは変わってない場合もおおいよ
がんばれ

>>110
>作者さんのサイトのリンク集見るとかしろよ
その作者さんのサイトというのをそもそも探してるんだと思いますが。

サーチエンジンを使っても、何のヒントもなしに特定のサイトに行ける可能性は低いと思いますよ。
どこかにたどりついても正解のサイトなのか判断出来ませんし。

私もサイトの話をするならヒントは出すべきと思います。

>>145
愛があっても時間がないorz
>>105さんとかのサイトはそれこそヒントなしじゃたどりつけるはずもないですし……
ヒントお願いします。

でも特定されたくない人もいるんじゃないかなーとかおもったり

>>147
ヒントっていうか、リリなのサーチなら大体ＣＰが書いてあるから、
このスレの職人のとこだけじゃなく自分の好きなサイトいけばいいかと・・・。

いや、自分>>93じゃないというか>>105だけど、すぐわかったよ。
またこのスレから〜って行で最近始めたのかなと当たり付けたら一発だった。
リリなのサーチだと新規登録ってカテゴリ小説2、ってわかり易いし。
ちなみに自分のサイト上げるために話題出したわけではないので。
紛らわしい話振ってごめんね。

こんな時間に関わらず、こんなにレスがついたことに感動ｗｗ

>>150
探してみたらとりあえず>>90氏のおっしゃってるブログさんは発見する事が出来ました。
案外、見つかるものですね。すいませんでした。
ですがやはり150氏はじめ、>>107氏　>>109氏のサイトもぜひ覗かせて頂きたいと言う気持ちが消えません。
さすがにこればかりはヒントなしではどうともorz

>>151
いやいやいや、109ですが、普通に自分のサイトはリリなのサーチエンジンでいけます。
きっと見ていると思います。

でも携帯のほう対応してないので、
携帯のかたは見れませんがすいません。

>>152
例え見ていたとしてもヒントなしでは、109さんのサイトかどうか分からないので、
たどり着いたかどうか分からないと思いますよ。
……もしかして、過去にここでサイト名だされてしまった方ですか？
それなら確かに見ている可能性高そうですが

ここに二次創作の個人サイトが晒されたら、
俺が責任持って荒らしてやろう
そんな人も居るかも知れないですよ

管理人が宣伝しにくるならともかくSSの個人サイトとか
ここでするような話題じゃないし何回か揉めてるから
今度から>>1に注意書きでも追加したらどうだ？

それがいいな
もしサイトが荒らされたら、貴重な書き手が失われる事になりかねん
申し訳ないが、自力で探してくれとしか言えないですな

さあ、そろそろ愛しの魔法少女達を愛でようぜ

ノー
魔法少女を愛でるのは魔法少女だ
我々は見守ることしかできない

今>>157が良いこと言ったぞー

>>157
Exactly.
（その通りでございます）

>>157
つまりアリサやすずかはあきらめてくださいということだな、よくわった。

>>160
恋する女の子はみんな魔法少女なの

>>161
つまり恋する女の子はみんな恋の魔法を使えるということだな

女の子は恋をしたときから超一流のマジシャンに早変りしますから

つまり恋する乙女は美しいのだ

>>163
それなんてときめき●ゥナイト？

流れを全く読まずになのフェ

なのはが墜ちて入院して、
フェイトが執務官試験の二度目に落ちた後に

フェイトがなのはのお見舞いに来た時の一コマです



「ねぇ、フェイトちゃん、この小論文ってテスト何するの？」

「あぁ、なのは、執務官は法務も扱う仕事って知っているでしょ
　犯罪者さんも完全な悪という人は少なくて、何かしらの悲しい事態を抱えている人が多いの
　例えばプレシア母さんみたいに、我が子を失った悲しみのあまり次元犯罪に手を染めた事件
　それにどう向き合ってどう対処するかを聞かれる試験なんだ」

「ふーん、大変なんだね、じゃあフェイトちゃんは
　わたしが犯罪者さんになったらどうするのかな？」

「あっ」

「ごめんね、フェイトちゃん、変なこと聞いて
　当然厳正に裁くよね、執務官さんになるんだもんね」

「わっ、わたしはいつだってどんな時だってなのはの味方だよ
　なのはが墜ちたと時にそう決めたんだ、絶対守るって
　例えそれが執務官の職務に反することだって
　………
　ごめん、こんなんだから執務官試験落ちちゃうんだ、入院中のなのはに心配までかけて」

「うれしいな、フェイトちゃん
　フェイトちゃんが私を守るって言ってくれて
　今だって執務官試験に差し障るほど面会に来てくれる」

「違うよなのは、私が落ちたのはなのはのせいなんかじゃないよ
　単純にわたしが不勉強だっただけで、なのはが心配することじゃないんだから」
　
「ううん違わない、私がフェイトちゃんに今こうして助けられているのは確かな事実なんだ
　だから、もう二度とフェイトちゃんに心配かけない！もう絶対に墜ちないよ！
　逆に今度はフェイトちゃんを助けてあげれるよう、守ってあげれるようがんばるんだから」

「ありがとう、なのは、うれしいよ」

「それはこっちの台詞だよ、フェイトちゃん
　毎日お見舞いありがとう、本当に元気付けられているんだから」

「お互い様だね、なのは」

「そう、お互い様だよ、フェイトちゃん」



司法試験とか医者とか小論文が定番ですよねということで
きっと執務官試験にもそういう項目あるんだろうなーという妄想でした

ところで、私みたいにある程度文の切れ目で改行入れる人と
逆に文や単語は関係なく決まった文字数で改行入れる人と
二通りのやり方があると思うんですが、個人の趣味でいいのかしら？

あと、職人が去ったと嘆くより、じゃあ自分が職人になってやると奮起しようぜ
私みたいなへたれも恥を忍んで妄想をさらしているんだからさ

趣味でいいと思うよ
個人的には>>166-167のように適度に改行入れたほうが読みやすいし
テンポがいいと思う
ただ過剰な改行や「―――」「…」の多用は嫌がられることもあり

それはさておきＧＪ
なんか自分も試験頑張らんとなあ

どなたか>>134のTXファイルうｐしてもらえませんか？

>>167
どちらでもいいと思いますが、
個人的にはある程度の区切りでの改行がうれしいかな。
文字数で改行にすると、たまに句読点が行頭にあったりするし。

あ、それとGJ。
とてもよかったです。
事故時期のＳＳを読むと、
入院してたとき、なのはとフェイトの間にいくつものドラマがあったんだろうなあって、
考えてしまいますね。

事故といえばなのヴィしかない

前スレあたりから見ているんだが、ここってなのスバの需要はあんまりない？
保管庫いってもＣＰのタグが見当たらんし。

確かにここじゃああまりなのスバは見ないなぁ・・・
俺は好きだけど、そこは書く人によりけりとしか言いようがないな。
タグ自体は健全のみしかないものにＣＰ形式でタグはつけてないっぽい。
特にシグフェとか初期らへんだとよく書かれていたけど健全ばっかで
タグが付いてないのにはちょっと笑ってしまったｗ

>>169
もう消えちゃってるね
ろだを使って上げたのは長いからというだけのようだし、
誰かまとめwikiに載せてくれないかなあ


スバティア適当


「てぃ、ティア。今日も、いい……かな？」

私がベッドに入るときを見計らって、スバルが声を掛けてくる。

今日もいいかというのは、私のベッドで一緒に寝てもいいかという意味だ。

一つ間を置いてから、私は黙って首肯する。

嬉しさを表に出さないように。あくまでも嫌々、
仕方なく許してやるのだと、そう見えるように。

スバルは私の許可を得ると、安堵と不安の入り混じった表情をする。
そして、私が壁際に寄ってベッドに開けたもう1人分のスペースに
おずおずと入ってくるのだ。

これは、六課解散後の2人の進路が別れることがはっきりしてからの、
私たちの日課だった。


おかしいところとか気に入らないところ、好きなように変えていいです
誰か都筑考えてくれたり……しませんか
最近スバティア分が足りない

>>174
さいですか…ふむん。

>>173
眼鏡さんと狸さんのなのはゲープレイ日記でスバルルートを書いてるが、
前の二人より長いうえ、エロスなしorz

>>173
なのスバ最近すきになってきたんだぜ

>>177
wktkすぎ。
ティアナルートも期待してますよ！

どうも中の人です、行数制限きついよorz
>>173
タグの意味づけが分かりづらくて申し訳ありません
一般を含めたカップリングは、一人目のタグをクリックした後、絞込みで二人目のタグをクリックしてください。

一応なのはとスバルの両方のタグがついているページを見てみましたが、純粋ななのスバものはない気が、こればかりは住人しだいなのでなんとも

>>174
「なのは×フェイト」というタグは「なのは攻め、フェイト受けのエロ」という意味でタグ付けしていましたが、最近微妙かもしれないと思っています。
その上、タグ付けの基準もぶれていますし、もうちょっとジャンル分けがあったほうがいいという意見もありましたので、一度タグを全て付けなおそうと考えています。

人物に関しては
・主要人物タグ
・カップルタグ「なのはフェイト」とか
・攻めタグ、受けタグ「なのは攻め」、「フェイト受け」とか
のタグに組み替えようかと思っています。

今忙しいので暇が出来たらになりますが、それまでは申し訳ありませんが既存のタグの組み合わせで我慢してください。

>>175
そして私もtxtを取り損ねた件について
どうしましょうか？

私の希望としては、wiki の基本姿勢として完結したら掲載というスタイルですし
作者さんが完結させたのをあげてくれるのを期待しているのですが、それでよろしいでしょうか？

ちなみに、アップローダーだとファイルの寿命の問題もありますし
長くて気が引けるのでしたら、順序は逆転しますが、直接 wiki に書いてくださって
そのページの URL を書き込むというスタイルでもかまわないと考えています。

>>177
wktkして待ってます

>>179
乙彼様です。タグについて説明�dです。
なのは→スバルの順で押せば良いのですな。
住人次第ですか…折角なので、少しばかりリクエストしてみます。

　　　〃〃∩ ∧ ∧
　　　　　⊂⌒（　;´Д｀）　＜　なのスバ読みたいー！
　　　　　　 ｀ヽ_つ＿_つ　　
　　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

突発で考えてみたなのスバです。スバルが思い切りメインですが…




「スバル」

その声が耳に入ると、あたしの体は自然に反応する。
大きな期待を込めて振り返ると、その人はやっぱりそこにいた。

あたしの命を救ってくれた人。
あたしの憧れの人。
あたしにたいせつなことを教えてくれた人。

本当の全力で、あたしに向き合ってくれている人。

「どうしたの？顔、赤くなっちゃっているよ」

あ…っと、気付いた時にはもう遅い。
こういう時、あたしの体にはちょっと困っちゃう。
本当に正直なんだから、あたしの気持ちや考えが相手に知られてしまう。
それはいつものことなんだけど、特に、その人が相手のときは…
自分で自分に、もう少しだけ押えていてって言いたくなる。

「訓練、きつかった？ちょっと無理させちゃったかな…」

慌てて頬に触れているあたしに、ゆっくり近付いて来る。
最初の頃は、別の意味でドキドキしてた。
だって、あたしの一番の憧れの人が目の前にいるんだから。

でも…この頃は、そのドキドキの意味もちょっと違う。
　

その人はあたしの傍まで来ると、少しだけ腰を折ってあたしの顔を覗く。
それから…その手で、あたしの顔を包んでくれた。

「…うん…熱っぽいけど、体を壊したわけじゃないみたい」

その人は、よくこうしてくれる。
あたしの体を、優しくてあったかい手で触れてくれる。
それに…これはティアにあたしも同じだって言われるけど、目を見つめてくれる。
ティアは恥ずかしいからやめてって、あたしによく言う。

その気持ち、少しずつわかってきたかも…だって、その人にそうされちゃったら…

「――だよ？私も改めないといけないこと、自分で直したいから――」

その人の言葉が口から紡がれて、耳まで届いてくる。
じっと見つめられて、優しい顔で見守るようにされちゃって…
今はその言葉もあたしには素通り。
あったかい手と、優しい目…あたしの意識はそれに奪われちゃったまま。

ごめんなさい、なのはさん。
　

「ん？ごめんなさいって…スバル、どうかしたの？」

あ…！！
あたし、声に出しちゃってた？いけない…

そんなあたしの内心を代弁するみたいに、頬っぺたが真っ赤になる。
あー…もしかしたら、耳まで赤くなっちゃってる…
ギン姉に抱っこされた時より、ずっと赤くなってるかも…

「――ふふっ。今日はちょっとお休みしようか、スバル」

え？え？え？

あの、なのはさん。あたしが真っ赤なのはそういうことじゃなくって…！

あたしが口を開こうとしたその時……
　
　

……あはは。その時のこと…あまり、よく覚えてない。
あの時なのはさんになにか、とってもたいせつなことをしてもらった…って、
そんな感じは残っているんだけど…うーん。

こうやって、すぐに肝心なことも忘れるあたし。
もしかしたら…なにか、なのはさんの行動で頭がショートしちゃった…とか。
マリーさんに言って、やっぱりなんとかしてもらおうかな…

でも。
微かに覚えてる…

なのはさん、笑ってた。

フェイト隊長とかヴィヴィオに向けてる、優しい笑顔じゃなくって…なんだろ…
あたしだけの、特別な……うん、そんな感じ。



あたしの自惚れかな…でも、それでもいい。
あの人に――ほんの少しの時間だけでも、あたしを見てもらったから。

今日もまた、あの人と一緒の時間が来る。
でも、今日はちょっとだけ気持ちが違うかも…



　あたしのこと、見ていてくださいね。なのはさん。
　

以上です…ご期待に添えたかは微妙かもしれませんが、楽しんでもらえたら幸いです。

では、乱筆乱文失礼しました。

>>185
ｷﾀｧ(ﾟ∀ﾟ)ｧｧ( ﾟ∀)ｱｧ( ﾟ)ｧｱ( )ｧｧ(` )ｱｱ(Д｀ )ｧｱ(*´Д｀)ｱｧﾝﾊｧﾊｧ
ＧＪすぎて腰が抜けた！スバル視点イイ！
うん、もう、わかってらっしゃるなと。元気でました。明日も仕事頑張るお

>>185
なのスバ新鮮だなーＧＪ！

あとレスありがとうございます！
またきました本当に期待しないでね、またパスはyuri
ttp://www3.uploader.jp/dl/mattari/mattari_uljp00041.txt.html
※>>134より若干強化してあります、悪いほうに。
>>169に対しての１人で喋っていたり、頭おかしいんじゃね、自分。
長いな、ごめん

青く澄んだ瞳にこの胸は高鳴るよ
季節が変わってもきっと色褪せないはずだよ



この歌の歌詞でフェイなの妄想した私はかなり中毒ですね(.. )

ティアナは今流行り（なのか？）のハチクロの真山みたいだなーと思った
自分より何もかも上の人が周りにいるような人を好きになってしまったヘタレな後輩…
ティアもフェイトやヴィータを見ながらそんな気持ちを感じているんだろうか

>>188
俺はNostalgiaの歌詞が完璧フェイなのに聞こえるよ

>>189
なのティアか。
少なくとも自分の中では大流行だ。

つかなのは受けならなんでもいける。

俺はそういうの好かんなあ
一度決めたら固定で変更なしだ
なのフェイ　スバティア　アリすず　
はやヴィ　シグシャマ
カリムとシャッハもいい

>>192
はやヴィ→はやリインにしたら完璧に俺だ

>>192
一途ですね

自分はなのヴィ一筋だな

>>192
好かんといいってもどうしようもないだろ、人の好みだし

>>195
そんなに絡まなくてもいいだろ
ただ自分の考えを主張してるだけじゃないか

プロポーズ！！！

フー普通じゃないから
ェー永遠に苦悩や不安は続くかもしれないけど
イー愛しい妻と娘となら
なー何度でも
のー乗り越えていけると信じてる

だから、結婚しよう…なのは

無理ないか？ｗｗ

無理矢理すぎて自分でも笑えるよ

でも嫌いじゃないぜw

フェイトさんが一生懸命愛をこめて考えたと思うと


笑えるｗ

なー何度だって言う
のー望むものはあなただけ
ふー二人でいれば
えー笑顔でいられる
いーいつまでたっても愛してる

だから、結婚して！フェイトちゃん！

>>197

二人で歩んでいこう
永遠なんてないけれど
一歩ずつ積み重ねていこう
何があっても貴女とならきっと
乗り越えて行く事が出来るから

これでどう？

GENESIS OF AQUARIONの歌詞がフェイなの

リバシおkなのでなの×ヴィとかはや×シグとかなんでも逝ける

なにいらない
のぞむのはあなただけ
ふたりでいられればそれだけでいい
えいえんにつづくこのみちを
いつまでもとなりであるきたい

ふ-普通の毎日なんていらない
え-永遠に続かなくても構わない
い-いつも私の傍で笑っていて
な-何があっても護るから
の-乗り越えていこう


待っててなのは・・・絶対に、助けるから


劇場版
『魔法少女リリカルなのは』
黄昏の騎士

「いくよ、バルッディッシュ」

>>207
黄昏の騎士はヴィータを連想する

頭の中でなのはとフェイトは相思相愛ってなってるところに
なのヴィやシグフェイがくると、なのはとフェイトに何があったんだあああ
ってなるじゃん　>>192についての弁解

どうでもいいが、前スレ>>32のフェイトのビデオレターの続きが気になってしょうがないのは多分私だけだ

>>207
prayが自動再生されてしまうのは、もうデフォなんだろうか

>>211
あるあるｗ

ふたりでと
えいえんちかい
いつまでも
ならんでゆこう
のんびりゆこう

ふぇいなのそろそろ自重

DVDのなのはさんかっこいいよ

ついでに甜菜
聖王ヴィヴィオの攻めもいいものだ
ttp://alkn.net/gazou2/src/1201088294065.jpg

>>215
やべぇ、この絵だけでご飯3杯はいける。

ヴィヴィなのおおおおおお

ヴィヴィなの、というより反抗期でヤンキー化したヴィヴィオがママに反発してる絵に見えるのは俺だけ?

そして出張から帰ってきたフェイトにヴィヴィオが不良になっちゃった……って泣きながら縋るなのはさんまで幻視出来たんだがw

なのはさんをバインドなしで椅子に固定させるなんて
ヴィヴィオってつおい

>>210
あのフェイトさんの羞恥プレイのやつかw
俺も続き待ってるんだけどな…

>215
誰かこれでSSを書くんだ！

>>210
スマン。実は私生活が急に忙しくなってしまって、
なかなか続きが書けない日が続いているんだ。
セリフは大体書けたから後は文章だけなんだが…。

待たしてゴメン。そして待っていてくれてアリガトウ!
でも続きは二月の初めか中旬になってしまうと思う…(´・ω・`)

息抜きに書いたナノフェイヴィものは一月以内に公開できそうなんだけど…。

>>221
甜菜だから、またまとめの人に迷惑かけてしまいそうだけど、少し書いてみた。

「なのはママ」
「ヴィ、ヴィヴィオ……」
　左手そっとママの頬をなぞり、あごに手を当て、視線を合わせるように持ち上げる。
　そして、右手をポケットの中に入れ、バイブスイッチを入れる。
「んっ。いやっ……ヴィヴィオ、お願いもう辞めて……
今日はフェイトちゃんが帰ってくるの、だから……」
　耐えるように身体を震わせて、目尻に涙を浮かべる。
「嫌だよ、それになのはママだってしてほしい癖に」
　もちろん、その事は知っている、だからなんだけどね。
「なんでも言うこと聞くから」
　予想通りの答えに目を鋭く細め、唇の端を吊り上げる。
「ふーん……じゃあ。今日はそのまま、中に入れててね」
「えっ！？」
「いやなら、このまましちゃう？　フェイトままが途中で帰ってきちゃうかもしれないけど」
「それは…ヴィヴィオの言うとおりにするからお願い……フェイトちゃんには黙ってて」
　少しずつなのはママが私のものになっていくのを実感して、にっこりと笑う。
「二人だけの内緒だね、なのはママ」


フェイトが可哀想ですみません

>>218
私も実はそうみえたｗ

>>215 のオリジナル絵師さんのサイトを探して最新の画像を見ると幸せになれる

>>222
書いてくれているという事実だけで
この世の全てが敵でも待ち続けられる

>>224
どう探せばたどり着ける？

>>226
私は「聖王ヴィヴィオ×なのは」でぐぐって5P目で見つけた。

>>221
こうですか分かりません

「ねぇ、なのはママ、昨日はお楽しみだったね」

「なっ、何のことかな、ヴィヴィオ」

「わたし知っているよなのはさんが夜一人で慰めてたの。
　わたしが眠っていると思ったの？寝たフリするの大変だったんだよ」

「大人をからかうんじゃありません」

「確かに大人だよねー、寂しくて自分でシちゃうんだから」

「何もしてません！」

「あれぇー、おかしいな、昨夜は1時間も喘ぎ声が響いていたはずなんだけどなー」

「いっ、1時間もだなんてそんなにしてません、あっ」

「あははー、誘導尋問に引っかかっちゃってかわいいんだー」

「ねっ、しよっ、フェイトさんには黙っててあげるからさ
　それにわたし、なのはさんきれいだなーってずっとあこがれてたんだから」

>>228
ヴィヴィなの最高。鼻血でた。

>>228
ヴィヴィなのは実に言葉責めが似合う

あの親にしてこの子あり、だね
ヴィヴィが白と黒に染められていってる

>>227
見つけた。
ありがとう！

……けど、もともとお気に入りに入れてるサイトさんだったよorz
ってかこちらの最新画像なら過去にこのスレに貼られてた上にサイト名も出てたぜ>>224さん……

>>228
やべえ…なのはさん可愛いｗ

帰ってきたら俺のしたことで軽い祭りになっててフイタ
スレが賑わうのはいいことだな

そんで誰かプロポーズＳＳ書いて俺を満たせてくれぇ

うそこカレンダーやってみた

なのは×ヴィータ
http://usokomaker.com/calendar/?a=Maker&oo=%A4%CA%A4%CE%A4%CF%A1%DF%A5%F4%A5%A3%A1%BC%A5%BF

なのは×ティアナ
http://usokomaker.com/calendar/?a=Maker&oo=%A4%CA%A4%CE%A4%CF%A1%DF%A5%C6%A5%A3%A5%A2%A5%CA


なのはさんマジ自重ｗ

>>223
まぁ、私の迷惑を気にするよりは妄想をスレに発表してくれる方がうれしいな
その方がスレも盛り上がるし私もいろんな物を読みたいしね

しかも、今回の件は全面的に自分で自分の首を絞めたからｗ

甜菜したのも自分なら
SSを後で自分も書いている

まぁ、うまくやるんで今後ともよろしくお願いします

>>235
ヴィータにNice boat.されかけるなのはだった、が
しかし、身を挺してなのはを庇う浮気相手のティアナ！

>>237
なんという。
妄想が止まらないんだがどうすればいい。

>>235
其れ最早なのは×ヴィータの方破局してるじゃねーかw

因みに健全な恋人っぽいなのスバ
ttp://usokomaker.com/calendar/?a=Maker&oo=%A4%CA%A4%CE%A4%CF%A1%DF%A5%B9%A5%D0%A5%EB

>>239
飲み会自重ｗ
しかし割と恋人同士してるなｗ

だがその「飲み会」。あやしいな。
健全なお付き合いを装いつつ、
ヴィータを本命におき、しかしティアナと体の関係に溺れていく。

だいぶ前に千歌音ちゃん風なのはさんが投下されてたので
勝手に姫子風フェイトちゃん

やっぱ姫子とフェイトは似てると思うんだ

｢なのは。私、やっとわかったよ。なのはは天使でも女神様でもなかった
大好きな人とすれ違っただけで、言葉を交わしただけで、胸のドキドキが収まらないくらい嬉しくて。でも嫌われたらって思っただけで、夜も眠れないほど不安になって。私となにも変わらない、11歳の女の子だったんだね
でも私、そんなこと考えもしなかった。なのはが強いから、やさしいから、温かいから。ただ受け止めてもらって、甘えて、自分のことばかり
……つらくて、悲しくて、でもいっぱい我慢して。大事なものも、大好きなものも全部捨てて。なのはが一番苦しんでたのに……
私、なのはのことをずっと独りぼっちにしてたんだね。ごめんね。もう私なんかのために我慢なんかしないで。つらいこと、苦しいこと、どんなことでも私に分けて。なのはと一緒なら、なにがあったって平気。がんばれるから
お日様は、お星様があるから輝くんだよ。笑顔になれる。元気になれる。お星様が輝き方を教えてくれるから、もっともっと輝きたいってがんばれるんだ。お星様のために。私、ずっと星を照らし続ける。なのはの、なのはだけのフェイトになりたい｣

｢フェイトちゃん……｣

｢ハッピーバースディ、なのは｣

｢……フェイトちゃぁん……｣

｢好きだよ、なのは｣

｢うん……｣

｢誰の前だって言える。恥ずかしくなんかないよ、本当だよ｣

｢うん、うん……｣

｢愛してるよ、なのは｣

俺的にはフェイト＝千歌音だな
性格的にもそっちのが似てる気がする

GJ!!
なのはさんを支えてあげられるのはやっぱフェイトしかいないとおもた

>>243
分かる気がする。単純に
千歌音ちゃん＝フェイトちゃん　姫子＝なのは
というのもあるかもしれんけど。あと千歌音の一見王子的だけど、
ヘタレっぽさがあるのとかフェイトに合ってるかなあ、と個人的な考えだがｗ

でも、愛のためにオロチ全員消して真のオロチになる修羅、般若っぷりはなのはさんの方が似合う気もする

あくまでフェイト→なのはの一方通行が前提で、脳内入っちゃってるけど…
俺の中ではなのはさんは自分へ向けられてる好意（恋愛感情）に鈍くて
フェイトさんのことも親友以上に大事な存在と思ってるのに恋とは気づいてない
なのになのはさんは色んな人に好かれてる上に皆に優しく接っしてしまい
なのはさんしか見てないフェイトさんをヤキモキさせてる

そんなイメージがあったから、神無月の巫女は脳内でフェイなのに変換してたよ…
姫子が千歌音の想いに気づかずソウマと会ってるのとか見て悪い意味で悶絶してたｗ

ヴィータ｢なのはぁぁぁぁぁぁ好きだぁぁぁぁぁぁ世界で一番愛してるんだなのはぁぁぁぁぁぁ君を一目見た時から(ry｣

キンゲネタスマン
こう熱い告白があってもいいと思う
あとユーノとクロノとヴァイス氏ね

姫子＝なのは　千歌音＝フェイトね　ソウマ＝淫獣はちょっと違うかもしれんが

見た目も美形で能力的にも優れていて人としても好青年かもしれないが…でも、百合の邪魔だから失せろ

って点ではソウマ＝司書長はこれ以上なくぴったりはまる
なのはさんとフェイトそんがどっちがどっちでもこれだけは変わらないってぐらいに

見た目も能力もなのは世界では優れてるってほどじゃないし
好青年って言えるほどキャラ描写されてないしソウマと比べられる程のキャラじゃないような

いいキャラだけどむくわれない感じならヴィータ＝ソウマとか

なのは世界っていうか六課は普通以下のところにいれば宮様だろうが薔薇様だろうがなれそうなティアが
自分を普通（悪い意味で）と思い込んで落ち込む千歌音ちゃんだらけワールドだからな

スバルートおいてくよ。
wikiの人、ナイス編集サンクス。
暇があればフェイトルートの差分もやりたいな…

お互いを「ちゃん付け」「呼び捨て」という点を考えると、なのはさん＝姫子　フェイトそん＝千歌音ちゃんがしっくりくる

しかしこのスレ神無月知ってる人大杉ｗｗｗ

シャーリー｢次はいよいよご自分ですか？｣
はやて｢い、いや。できるだけとっとこ…｣
シャーリー｢やはり恥ずかしいんですね〜？ふふ｣
はやて｢…扱い如何では査定に響くかもしれへんよ？(にっこり)｣
シャーリー｢えっ…｣


さて…これからどうしようかな？

・フェイトちゃんのとこへ
・はやてちゃんのとこへ
・ヴィータちゃんのとこへ
ﾆｱ・スバルのとこへ
・八神家へ
・すぐ出勤する


｢あ、なのはさん！おはようございます！｣
｢おはよ、スバル｣
朝練をこなしてたこの子はスバル・ナカジマ。
六課フォワード陣の一人。
まっすぐで飲み込みも早い。
口には出さないけど私のお気に入りだ。
｢おはようございます｣
｢おはよう、ティアナ｣
そして、彼女のパートナーにして親友のティアナ・ランスター。
彼女も筋がいい。
六課では彼女たちを中心に任務を遂行したいと思ってるほど。
…ちょっと先走っちゃうのが二人とも難点だけど。

4月28日
｢なのはさん、あの…｣
訓練終了後、スバルが声をかけてきた。

私さえよければ補習をしてほしいのだそうだ。
｢訓練後はしっかり休むようにいったはずだけど？｣
｢戦技じゃなくてもいいんです。
その、あたしバカだからフォーメーションとか苦手で…
ティアはいつも自主練してるから聞きづらくって｣
なるほどね…
・頭を休めることも必要だよ
ﾆｱ・まあ、都合のつく限りでよければ

｢ありがとうございますっ！｣
そういってスバルは頭をさげると、全速力で帰宅していった。
まっすぐな子だなあ…

6月30日
あれから、時間の空くかぎりスバルに補習をしている。
その甲斐あってか、ティアナとの連携も日々スムーズになっている。

｢だから、ここで接近できればスバルの得意距離だから…｣
うーん。
やはりこのへんは実践で教えたいな。

・ちょっと明日のこと考えると…
ﾆｱ・短めで終わらせれば…

｢ちょっと、実技で教えようか｣
｢え！いいんですか？｣
｢今日だけね｣

スバルの成長を見たくもあるし、ね


｢そう、そこで動けばスムーズでしょ？｣
｢は、はい！｣
私たちはいつもの演習所にきていた。
私は監督でスバルがウイングロードを駆け回っている。
しかし、ほんとうに飲み込みがいい。
上からの言うことを素直に聞き、淀みなく行えるのは才能だと思う。
ん？
最近、スバルのことばかり考えてるな…
えこひいきは教える身分としては失格かな。
｢なのはさーん！うまくできました！｣
物思いにふけっているとスバルが声をかけてきた。
｢うん。じゃあ今日はここまで！
戻ってきて！｣
｢はい！｣
そうしてスバルが戻ってこようとする。

その時、

スバルは足下のウイングロードをふみはずした。

｢へっ？｣
｢スバル！｣
私が声をあげ、駆け寄ろうとする間もなくスバルは地面に落ちた。
｢いてて…｣
幸い着地直前だったので、スバルはすでに起き上がった。
でも、落ちたほうの腕を抱えている。
折れたのかも…！

｢スバル！大丈夫？｣
私がかけよると、スバルは苦笑してみせた。
｢な、なんとか…｣
｢怪我したの？！見せてみて｣
そういってわたしはスバルの腕をとろうとするが、すぐに隠してしまう。
｢だ、大丈夫ですから｣
｢だめだよ、ちゃんと見せて｣
私はちょっと強くスバルの腕をつかむ。
｢あっ…｣
隠していた部分が露わになる。
それは―

｢スバル…｣
｢……｣

そこに見えていたのは、何本ものコード。
ショートの際の火花。

｢あたし、ふつうの体じゃないんです…こんな体、なのはさんにはちょっと見られたくなかったんです｣

スバル…

・すこし考える
ﾆｱ・そんなの気にしないよ

私は、落ち込むスバルをそっと抱きしめる。
｢な、なのはさん？！｣
｢たとえふつうの人間じゃなくても、スバルはスバルじゃない｣
｢なのはさん…｣
｢医療班に見てもらおう、ね？｣
｢はい…｣
スバルは返事をすると、控えめに私の背中に手をまわしてきた。
自分の体に暖かさが広がっていく。
ああ、これは―


惚れてしまったかもしれない―


｢スバル！あんた、怪我したんだって？｣
｢うん。なのはさんの前でへましちゃった。大したことないよ｣
｢…体のことは？｣
｢あたしはあたしだから関係ないって｣
｢そう…よかったじゃない｣
｢へ？｣
｢これで告白できるでしょうが｣
｢な、なにいってんのティア！あたしがなのはさんに釣り合うはずないでしょ！｣
｢まあがんばんなさい｣
｢ティア〜！｣
｢ばか…｣

7月20日
今日はなんてことない哨戒任務。
の、はずだったんだけど…
｢これは…まずいかな？｣
スターズ分隊での任務途中、私たちはガジェットドローンに包囲された。その数は、目では数え切れないほど。
それならまだいい。
(なのは！大丈夫か？)
ヴィータちゃんから念話がくる。
(囲まれてるけど、なんとか)
そう。私はスターズ分隊より引き離されてしまっている。
そして、明らかに私のほうに数が集中している。おまけに、
(AMFか…)
魔力行使を阻害する地場に誘いこまれてしまった。
正直、飛行しているのもギリギリだ。
早く撃墜して、あの子―いや、みんなの元に向かわなければ。
この現状を打破するには…

・ライトニング隊の到着まで待つ
・ここは耐え忍ぶ
ﾆｱ ・全力全開！

念の入ったことで、私の得意レンジではない白兵戦用のドローンも多い。
魔力切れまでいけるだろうか…？
｢…距離をとりつつ一斉射、その繰り返しでいくよ！
レイジングハート！｣
『了解です。マスター』

※時間内にガジェットドローンを打ち落とせ！

time:60 残300

『全機撃墜です。マスター』
｢はあ…はあっ…｣
『マスター？』
ちょっと…疲れちゃったかな…
足下のフライヤーフィンももはや、小さくなってきている。
意識が遠くなって…きた…まずいなあ…
(なのは？なのはあ！)
ヴィータちゃんからの念話にも…反応…
そこで意識を失った私の体は高空から地上にむけて落下を始めた。

まだ…スバルに…ってなかった…


｢なのは？なのは！｣
ヴィータ副隊長がもはや念話も関係なくなのはさんを呼び続けている。
あたしもなのはさんに連絡してみたいが、ヴィータ副隊長ほど器用ではない。
｢こいつら…数が多すぎっ！｣
あたしの後ろについているティアが怒鳴る。
やっと半分ほど落とせたが、まだ余裕はない。
あたしも手当たり次第に拳をたたき込む。
けど頭からはなのはさんのことが離れない。
助けに行きたい…
そんなあたしの気持ちを見透かしたようにティアが声をかけてきた。
｢あんた、なのはさん助けに行きたいんでしょ？｣
｢そりゃ…でもここをどうにかしないと｣
正直三人でもキツイのに、あたしが抜けたらどうにもならない。
｢行きなさいよ。いって男…いや女か、あげてきなさいよ｣

｢ティア…｣
｢それに、なんも考えなしで言ってるんじゃないのよ｣
え？
するとティアのセリフが終わった直後に副隊長から念話が飛んできた。
(おめーのウイングロードはAMFの影響を受けねーんだろが)
あ…！
(さっきからなのはから応答がねーんだ。
助けにいけるのはおめーだけなんだよ)
｢でも…｣
｢早くする！こっちはどうにでもなるから！｣
あたしがぐずっていると、親友が激をとばしてくる。
(あたしもいるんだ。任せろって)
副隊長も笑いながら話す。
｢さっさと…｣
(とっとと…)

｢行きなさい！(やがれ！)｣
｢はい！｣
あたしは頼りになる上司と親友に見送られながら羽の道を走り出した。
｢なのはさん…今行きます！｣

｢マッハキャリバー、あとどれくらいかな？｣
あたしは相棒に予測を伺ってみる。
『確認されていたポイントまでおよそ1分です。
そろそろ視認できます』
遅い…間に合うか…
｢もっと速くならないの？｣
『現地到着時のことを考えると、ある程度力を温存する必要が…』
と、めずらしく相棒が言葉を切った。
｢どしたの？｣
『現時刻を持って全ての魔力を移動行使に切り替えます』
｢え、またどうして…って！｣
言われなくてもわかった。
あたしの目の前に落下していく人影が見えたからだ。
あの白いBJは一人しか心当たりがない。

｢マッハキャリバー、全速全開！｣
『了解、相棒』
その返事とともにスピードが倍加される。
だが、なのはさんが落ちるスピードが圧倒的に速い。
｢もっと、もっと速く！｣
すでにあたしのまわりは風を切るどころか衝撃を巻き起こしている。
体じゅうに石が当たって傷を作る。
だがかまうものか。
(あたしの体はそんなヤワにできてない！)
そして、
ついになのはさんを捉える。
しかし、あの落下速度ではウイングロードを走らせても重傷は免れない。
ならば―

｢あたしが受け止める！｣
それしかない。
あたしの大事な人を守るには。
｢間に合うと思う？相棒｣
あたしはこの無茶に付き合ってくれている相棒に声をかける。
すると、
『問題ありません。計算では一秒近く余裕があります』
と頼もしいお答え。
｢い、一秒って…｣
『ゼロやマイナスではありません。ですから―
気にせず走りなさい相棒』
｢上等！｣
相棒のお墨付きをもらったあたしはもはや走るだけ。
｢うおりゃあああ！｣
なのはさんの下にロードを作る。あと2メートル。
｢まにあえええ！｣
あと1メートル。
受け止める準備をする。
｢なのはさああああん！｣
0メートル


愛しい人の体は私の元にあった。
受け止める際に体の何カ所かが悲鳴をあげたがかまわない。
彼女が無事なら―
｢なのはさん、必ずあたしが守ってあげます｣
なのはさんを抱きかかえ、衝撃からガードする態勢をとる。
そして、

未だスピードを保ったあたしの体は数メートル先の岩に激突した。

｢う、ううん…｣
あれ、まだ生きてる…
それになにか暖かい…
視界はっきりしてくるにつれ、私は誰かに抱えられてることに気づく。
｢あ、なのはさん！大丈夫ですか？！｣
｢スバル！｣
私を抱き抱えながら破顔しているスバルがいた。
体を見るとところどころ、壊れ―いや、怪我をしている。
｢スバルが助けてくれたの？｣
｢えへっ、初めてこの頑丈な体に感謝しました｣
｢他のみんなは？｣
｢さっき通信があってライトニング隊の援護で殲滅完了しました。
今はこっちに向かってるところです｣
｢そう…ありがとね、スバル｣
現状を確認して、スバルに礼を述べる。
｢い、いえ、当然ですよう｣
真っ赤になって照れた。
かわいいなあ。
と、そこで私はひらめいた。
｢お礼、しなくちゃね｣
｢え？｣
きょとんとするスバルに私は首を起こして顔を近づけそのまま唇を奪う。
｢あ、あの…｣
｢これがお礼。…いやだった？｣
少し不安になって聞いてみたが
｢い、いやその…うれしい、です｣
真っ赤になってうつむき、
｢あの…もう一度…いいですか？｣
リクエストまでつけてきた。
｢うん…｣
私たちはそうやってみんなが来るまで唇を重ねていた…

彼女はまだ半人前だけれど、
ピンチには必ず駆けつけてくれる私の騎士。
これからもずっと。

THE END
※ティアナルートが解禁されました。
初日に選択肢が出現します。

はやて｢いきなりシューティングになったときはびっくりしたよ｣
シャーリー｢まあちょっとしたミニゲームですよ。
でもはやてさんすごく連射速いですね？｣
はやて｢スイカも割れるよ？｣
シャーリー｢ほんとですか？！｣
はやて｢嘘や｣
シャーリー｢……｣

ＧＪ〜

シャーリーさんもはやても
名人の映画は知ってるのかｗｗ

実はもっと長かったのを削除しまくった。

モブ｢あんた、高町教導官のお気に入りだからって生意気じゃない｣
モブ2｢あの人はあたしたちのアイドルなんだから、うろちょろすんのやめてよね｣
スバル(なのはさん…あたしはほんとになのはさんにふさわしいですか…？)
とかやりたかった。
他の局員にいじめられるスバルをティアナが助けにきたりとか…

>>267
GJです！
スバルが自分のコンプレックスを乗り越えるのがよかったです。

ところで
2ch 上で意図通りに表示できていないと思っています。

私は Jane Doe Style という 2ch ブラウザから閲覧していますが

>　　　・ちょっと明日のこと考えると…
>　ﾆｱ・短めで終わらせれば…
このように表示されていることを意図されていると思いますが、

実際には
> ・すこし考える
> ﾆｱ・そんなの気にしないよ
このように表示されています。

その原因は、Web 上には以下のようなルールがあります。
> 1. 行頭の半角スペースは、無視される。
> 2. 半角スペースを２つ以上重ねても､強制的に1つにまとめられる｡

対策としては、
・行頭には半角スペースを置かず、別の文字を置く
・連続した半角スペースの空白がほしい場合は、全角スペースなどで代用する

詳しくはこことかにあります？
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/1836/b_UNTIKU_lecture/AAcaution.html#3aac

>>269
ＧＪです！
スバなのいいな。
なのはさん受けはやはり可愛い！！

そしてティアナルートｋｔｋｒ
全裸でまってる

ティアとマッハキャリバーかっけえw 俺の中でマッハキャリバー=某博士に決定した

スバルの勇者王設定は、逆に考えれば王子フラグだった罠

>>270
うっかりしてた。
指摘どうも。
最近はPCで2CH見ないからな…

>>272
わかる人ｷﾀｰ
俺の中の名セリフなんで一度使ってみたかった。

>>274
ググったら、変な話が出てきたぜ？
確かに銘セリフですのようです

>>266
スバルルートＧＪ！
読んでるとニヤニヤが止まりません

話の流れからしてＫＹなんですがフェイなの落としてみても良いですか？
ちなみに初なんですが…

半年ロムれ

おｋ

全然いいぜ!
てかお願いします(´Д｀)

ばっちこーい！！

いいんじゃない？
愛があれば

>>277
まずメール欄に「sage」と入れよう。
それから投下おね。

あっ、メール欄だったんですね（汗）
無知でスイマセン！

では次いきます
フェイト×なのはで時系列は小学５〜６ぐらいです

sageだ

「ねぇ、なのはは何してるの？」

「あぁ、フェイトちゃんもどうかなひなたぼっこ」

星の輝きを持ったお日様が私に向かって微笑んだ

〈永―あい―遠〉

「なのは…、あのちょっとくっつき過ぎじゃないのかな？」

「むぅ…わかったよぉ」

ぷくっーと可愛いらしく頬を膨らませてなのはが寝転がっていた草原から身を起こす。少し残念と思ったのはなのはに内緒だ

「だって、フェイトちゃんみんなに人気なんだもん」

もん？どっ、どうしちゃったのかななのは？

「そりゃあフェイトちゃんは綺麗でかっこよくて運動も勉強も出来て……」

「なのは…？」

「何だか…、遠くなっちゃったなぁ…って」

本当に寂しそうになのはが呟く。ただそれだけなのに心がギュッと締め付けられる、溢れんばかりの愛情が私をつき動かす

「ふぇいとちゃん？」

だから抱きしめた、華奢で強く抱きしめたら折れそうな柔らかい身体を優しく…、この気持ちが少しでも伝わるようにと

「私はずっとなのはの側に居るよ。例えどんなに時間が経っても君の側から絶対に離れない…」

「“永遠”なんて無いんだよ？」

悲しい響きを含んだその声に心が張り裂けそうな痛みが走る。そう、“不変”なんて無いのかもしれない、時は流れ私達は成長してそれぞれの道を歩む

「なら作ればいい」

それでも変わらないものはきっとある

「フェイトちゃん…」

「愛してる…何よりも君が愛しい…」

素直にありのままの気持ちを口にすれば腕の中のなのはは頬を染めて俯いてしまう。その蒼に私を映してほしい、私に溺れて私だけを見ていて欲しい…欲望と理性が攻めぎ合いただ悪戯に時間は過ぎていく

「じゃあ証明して…」

「えっ？」

「フェイトちゃんがなのはの事を永遠に愛してくれるって…、忘れないように刻みつけて…？」

不安なのか恐怖なのか…、感情の入り交じった潤んだ瞳に私はキスで答えた

Fin…





sageについては本当に申し訳ありません…orz

イノスタの“永遠”をA'sでなのはさんが否定したのが悲しくてつい書いてしまいました

GJ

>>288
なのはさんはそんなところも素敵なんだぜ

ＧＪ
永遠を否定する9歳ってなんか嫌だなｗ

ＧＪ！！
フェイなの良いよフェイなの


まあsageとかについては順々に勉強していけば良いかと。
こうみると歌詞って思いが込められてるよな・・・
やっぱり奈々様は偉大だw

GJ
イノスタにも「二人だけの約束を　終わることのない永遠の魔法」って
歌詞があるな

連投スマヌ
エタブレと読み間違えたorz

フェイなのＧＪ！！
あと何レス使うかってのも事前に分かると
割り込みの危険も減るからいいと思うよ

>>274
スバルートGJ！
ティアナルートはいきなりFPS視点のミニゲームが入りそう
なのはさんと二人きりで人質救出の隠密任務をこなすとか…

>>269
スバルルートいいな。自分の中でなのスバの波が来た。
GJ！
ティアナルートｗｋｔｋしながらまってます

憧れ→恋人って王道だけどいいよなぁ

スバルはバッドエンドが想像しにくい
というより、したくないのかも

助けてもらった時私は誰に対しても湧かない感情を感じた
あの時はギン姉を探すことに夢中だったでも火が周り息も苦しくなってきた
でも諦めきれなかった
｢お姉ちゃん・・・お姉ちゃん｣
そして後ろにあった像が熱に耐えられず崩れてきた
私は死ぬかと思った母のところにいけるとは思ったが家族に会いたいとも思った
その時白い｢天使｣が私の前に現れたのだ
｢大丈夫？｣天使は私に微笑みかけてきた今でも忘れない
私はそれから頑張ってきたただひたすらに
掛け替えのない友人も手に入れ試験に合格しあの｢天使｣のいる所に配属となった
でも｢天使｣には恋人がいた
いい人だった
二人はいつも一緒にいてなぜか心が虚しくなった感じがした
その時から私は嫉妬という言葉を知ってしまったのだ
相手がいい人だっただけに余計に嫉妬してしまったのだ
でも私は諦めきれない・・・


チラシの裏に書いときゃよかった
続きいらねなら自重します

>>298
スバルに嫉妬は似合わんな。
でも読ませる文章なんで続きよろしく！

>>298
嫉妬スバルとか、よすぎ
いいな、大好きだ。
続き期待してる！

>>298
あ、できれば文章（地の文）のおわりには「。」をたのむ。
良い文章だから、そこだけ気になった。

時に

　　　ヴィヴィ
フェイ『なの』はや
　　　スバティア

が見てみたい

>>302
つまり

ヴィヴィなの
フェイなの
なのはや
なの←スバル・ティアナ

ということか

>>303
つまり
ヴィヴィなの
フェイなの
はやなの
スバなの
ティアなの
ということだよ、ワトソンくんｗｗｗ

なのはスレいった方がよくね？

>>305
なのはスレ？
応援スレの事か？

>>304
なのは総受けｗ
今度酒でものみかわぞうぜ

>>305
百合だからいいだろ
なんでそんなこというんだ？

はねるが始まってそれなりに時間がたったのに
キンコンしか冠番組を持ってないのは微妙だな
キンコンヒルズも面白くないし、出世できてないよな。

ごめん、誤爆です

>>307
百合だからいいってわかってるなら
いちいちかまってやるなよｗ

俺の予想では>>305はなのは総受けの仲間入りができず
ちょっと拗ねてるヴィータ

　　　　　　 　 __
　　　　,. -―/-､｀)
　　〈V〉†ﾍ=＝べﾞミ、
　　(咒){ ｛从从! }ヾ　　　　　　　　な、なんでばれたんだっ！？
　　,.ｨゝ(V ﾟ -ﾟﾉ|ﾉ/￣￣￣￣/　　い、いや違うぞ。べつにあたしはなのはのことなんて
　〈y)'　(^!!]†[jつ/　>>305　/
　 ￣￣￣￣＼/＿＿＿＿/￣　　　　

>>310
こうか

いやなんかハーレムっぽいのは百合的にアレなんじゃないかと思ったんだが

俺だけだったな、スマソ

いや、お前だけではないと思うぞ
ハーレム（或いはそれに近い状況）が苦手な人は当然いるだろう
ただ、そこらへんは個人の百合定義に関する問題だから他人に押し付けることは良くないが…
まぁ好きなものだけに萌えてればいいんじゃないかな？

確かに不自然にもてもてなのは気持ち悪いな
ユーノスレみたいで

ギャルゲは面白いけどｗ

なのフェイ目当てでアニメ見た自分としては、
エロゲみたいに相手ぽんぽん変えたりとかちょっと……

はいはい、そうだね。
自分は何が嫌いだとか、誰も聞いてないからわざわざ書き込まなくていいからね

でも>>315は流石に釣りだろｗ

ハーレムっていうか、いやハーレムも好きなんだけどな
ID:MpeixQriはなのは受けのカプが好きってことなんじゃないか

まあ>>302だけだとなのはがちやほやされる（百合的な意味で）のが見たいだけ、に見えないことも無いかもしれない
>>304があるから単純になのは受萌えなだけだろうけど
まあ基本、男絡まないカップリングは一応否定しないと言うのが無難かなぁ

>>317
釣りじゃないかとｗ

書かないだけで思ってるやつは結構いるんじゃね？
１期でなのフェイにはまった自分としては２期と３期なのフェイ目当てだったしな。

俺もそう。なのフェイ目当て。
でも、他者の好きなカプを否定する気は基本的にありません。
ユーノ絡みだけはお断りさせていただきます。
お断りさせていただきます。

ユーノは嫌いじゃないしＳＳ０３とか聞いてると
あぁ、淫獣も出番がないだけでこの１０年間の絆はあるんだなぁ
と、しみじみ実感したものなんだけどね。

それでもやっぱり出番がなさすぎて淫獣には感情移入出来ね。
というかなのユーに比べてなのフェイの絆が厚くて熱いから他を全く寄せ付けないかんじ。

淫獣などどうでもいい。

問題なのは、なのフェイなのか
フェイなのどちらなのか、だ。







どちらも大差ないよな、ラブラブだから。

SSって「なのはにはフェイトがいないとダメなんだ」「にゃはは//」のあれか
この10年で絆とか精神的距離はヴィータちゃんの方が遥かに近くなってるよな

>>324
この味は自作自演の味だぜ、鉄槌の騎士さんよお！

>>325
ＳＳ０４で受けたダメージを回復中なんだよきっと

なのヴィいいよなのヴィ

なのはさんとの友好度が　ヴィータ＞＞＞＞＞獣　ね
文句は無いはず

なのヴィもいいけどはやヴィも捨てがたい
そんな俺の最近のマイブームはカシム×はやて

まてカシムは別の人だｗ

獣だけだとザッフィーにみえるw
どっちにしろ間違ってはいないが

1期のころはアル×フェイでした
2期はヴィータ総受
3期 もうそう の はば が ひろがった

もうなのハーレムでいいわ

>>333
IDがなんかすげえ

ハーレムって聞くとなんか、なのはを男に見立てて、
周りの女キャラをはべらせてるイメージが浮かぶぜッ！

>>335
ユーノスレの自己投影と変わんないよな

>>336
なのハーレムとユーノスレとで決定的に違うのは
劇中でフラグと呼べるものがある事だとオレは思ってる。

さすがにアルトやらカリムやら無差別に迫る・迫られるなのはは引くわ。

>>337
それはないだろうｗ

フェイト・ヴィータ・ティアナ・スバル・ヴィヴィオ・アリサくらいのものだとおもってる。
たまにシグナムとかシャマルがでるけど、気にする程度じゃない。

主役と本編に出てすらないキャラとでは大きな差があるわな

>>337
それはあるかもしれん。
なのはの相手としてフェイト、ヴィータ、ヴィヴィオ、ティアナ、スバル、アリサ、はやてぐらいまでなら許容範囲
ただ、この全員がなのはを好きとなるとごちゃごちゃしてギャグに終わると、百合的には微妙だからな
基本的に一対一だったらなんでもいいや。もしくは三角関係なんて最高だよね

>>340
修羅場とか大好きです。

フェイトＶＳヴィヴィ
フェイトVSティアナ
フェイトVSはやて
フェイトVSヴィータ
フェイトVSアリサ


あれ？
フェイトさん、……自重してくれないかなあ・・・・。

>>341
これはきもい

でもホントの綺麗な百合って一期なのフェイぐらいだよな
いや八神家もか



三期の百合は俺は駄目だ
どうも美しく見えない

フェイト・T・ハーレムのが好きです

しかしクロニクルを読むと
ブラスターモードの影響を診ているシャマルになのはは頭が上がらず、
数の子のディエチはなのはに文字通り堕とされた様子

なのはさんにはきちんとフェイトさんに操を立ててもらいたい
フェイトさんにもきちんとなのはさんに操を立てていただきたい

ところでなんでフェイなのスレ立てないの？

>>343
まぁ確かに三期の百合は同人臭い部分があるっちゃある。
なのフェイ同棲なんかはその最たるもので、
他にもディエチがなのはに惹かれるとか、それは視聴者がネタとして妄想するのに
とどめれば充分な事を原作側が公言しちゃうのは狙いすぎなんじゃないかとも思う。
というか全体的に三期のなのはは"なのはさん"という偶像になってる気もする。

とはいってもやっぱり下着姿で同じベッドに眠るなのフェイはやばすぎるし
なのはさんすきすきだいすきなスバルやらティアナやらは凄く愛しいのですよ

なのハーレムは淫獣スレの自己投影とは違う場合が多いだろ
「なのは」と他キャラをくっつけるのと、淫獣を自分の代替キャラとして扱い
他キャラとくっつけるのの違い
淫獣はいうなればエロゲ主人公、薄いキャラだから自己投影にもってこいのキャラだけど
なのはさんはキャラが確立されてるからそういう対象にはなりにくい

ここまでの話を俺の脳内で取り捨て選択すると
第四期は新たな敵軍の攻撃に対する管理局と言う全編シリアスの内容で、
それぞれが戦いの中で仲間や恋人への友情や愛情を再確認して行く
百合百合作品が最高と言う結論に達した。

ていうかその内容で今SS書いてるんだけど筆が進まない。
皆！ちょっとずつだけオラにアイディアを分けてくれ！

>>350
まずはもっとｋｗｓｋ

うん、まずはもっとｋｗｓｋ
場合によっては変態仮面となってお助けできる

>>347
過疎るからじゃないかな。
個人的には、なのフェイスレとか外部板のほうでもいいからあると好きなだけ
なのフェイのよさを語るんだがｗ

【リリカルなのは】フェイト×なのは萌えスレ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1201278588/

あれだ、突然古代の遺跡だかなんだかから蘇った強い軍団が突然攻めてきて、
3期でチート状態の強さだったなのはさんが訓練中か任務中だかに大部隊に襲われて、
教え子達を逃がすために単身立ち向かって、とっ捕まったりしちゃうんだよ。
なのはさん行方不明と敵軍出現で荒れる管理局内部とか、奇しくも再び集まる六課メンバーとか、
ティアナに会えて嬉しい反面、なのはさん行方不明で不安を隠せないスバルとか、似た様な心情のティアナとか。
ヴィヴィオに「二人とも無事で必ず帰って来る」と、指きりげんまんで約束するフェイトさんとか、必死の笑顔で送り出すヴィヴィオとか。
友人や自分の家族達の事が心配だけど、任務優先で命令を出さざるを得ないはやてとか。はやてをなぐさめるリインとか。

戦場でフェイトさんがやっとなのはさんと再会したら、操られてたりとか。
訓練を重ねて得た新技をなのはさんに最初に使わなければならなくなったフェイトさんとか、
操り状態の中にあっても、フェイトさんと戦いながら涙を流すなのはさんとか。
諸々あって、自分の身体の一部を犠牲にしてなのはさんを操り状態から介抱するフェイトさんとか。

色々気になる事がありすぎて、敵に隙を見せてしまうティアナとか。そんなティアナを体を張って守るスバルとか
スバルの言葉に励まされて、コンビネーションを発揮してスバルと一緒に敵を倒すティアナとか。

なのはさんのいない穴を埋めるために無茶するヴィータとか。
無茶し過ぎて敵にやられそうになったところを助けるシグナムさんとか。
そんなヴィータを諭すシグナムさんとアギトとか。

操り状態から解放されて眠るなのはさんを医療班に渡した後、怪我を負っていながら
再び戦場に舞い戻り、鬼人の如き強さを発揮するフェイトさんとか。
敵のラスボスの予想以上の強さと、怪我の負担で大ピンチになるフェイトさんを救うピンク色の砲撃とか。

全員が協力して暴走するラスボスを倒すとか。笑顔で「ただいま、みんな」というなのはさんとか。

他にもキャロとルーテシアのコンビとかダブルブレストファイヤーとかも見たいしああああ
多すぎてまとまらないよママン！！

>>355
読みてえｗｗｗｗｗ

てかこんだけ妄想わいてるのに筆が進んでないって嘘だろう？
どこまで書いたんだ？アイディアが欲しいのは何処だ？

>>356
実際の文構築がまったくと言っていいほど出来ないんだよ。
シチュばっかり浮かんで来るんだどうしよう。
自分のボキャブラリーの貧困さにSHIT!なんかテンションが変なので今日はもう寝ます

翌朝、文書をゴミ箱に運ぶ姿が

>>354
少し複雑な気持ちです。

自分としては読みたい作品が読め、回避したい作品が回避できるまとめサイト作りを心がけてきたつもりですが、
ハーレムものが苦手な方がいらっしゃるという点に今日始めて気づかされ改めて力不足を反省しています。

なのはフェイトに関わるスレがこの百合スレと新たに立てられた「フェイト×なのは」スレの二つに分かれることは
お互いの住人のためにならないのではないのだろうかと危惧しております。

カップリングが難しい問題であることは私も理解しているつもりです。

しかしながら、SS書きの方はちゃんと先頭に注意書きを入れてくださってますし、
何より、「フェイト×なのは」のカップリングが好きな方、又、他のキャラとなのはさんのカップリングが好きな方、
そして、なのはさんハーレムものが好きな方、同じ百合を趣向するものとして決して分かり合えない仲ではない
と私は思っているのですが如何でしょうか？

俺フェイなのが一番好きだけど普通にここに残るつもり

ここなんかフェイなのばかりで、
ほかカプすきだと住みにくいからいいんじゃないかとおもう
以前そんなことないぞって否定したひといたけど、
やっぱりなのフェイばかり。
なのフェイ好きだったけど、ここみてるとわからなくなるよ。
みなきゃいいんだろうけど、良い作品があるからどうしても覗いてしまうしな。

まあとある住人の一人の戯言だけど。

王道なんだから、フェイなのが多いのは仕方ないだろうに。
フェイなのはスレがあるんだからあっちでやれ、その他はこっち、ってやってたら絶対どっちも過疎るぞ

気に入った作品にはGJ
そでなければスルーでOK

はっきり言って中の人の言う通り今までと同じでいいと思う。
ちゃんと作品のまえにカップリング表示されているから苦手だったらスルーすることは出来るし
ハーレムモノだったら事前に書いて投下すれば今まで通りで問題ないと思う。

アニメ放送が終わって、職人さんも自分のサイトを持ったり他の作品にはまったりしている今
自分達から落ちに行くのは愚かだと・・・。


ちなみに、最近は私の感覚なんだけどなのフェイより
他のカップリングの作品の方が投下されてると思うよ。
だから、もしなのフェイ以外のカプで話したいんだったら
自分が作品を投下して周りの人を巻き込む！！位の気持ちでいて欲しい。

なんかこういう隔離は疎外感があって悲しいんだが

分散するとどっちかは過疎るだろうから
住み分けは止めたほうがいい

暗いと不平を言うよりも進んで灯りをつけましょう
自分が求めている流れを作りたいのなら、それなりの努力が必要だと思うな

ただでさえ新規付きにくくて勢い落ち気味なのに
住み分けして人減らすことないんだじゃないか？

>>326
なのはさんは相当魔力を損傷してたみたいだけどヴィータってそんなだったっけ？
男とフラグが立ったとかならともかくはやヴィや八神家をダメージとか言ってるなら…

なんか本当おまいらのレス見てるとお先真っ暗だなｗ

>>355
それ偶然だけど、私が書いたＳＳの元のプロットにすごい近いｗ
キャラ多くなりすぎて、薄くなるからかなり人数しぼったけど。

例のスレを立てたやつってあれだろ
なのはスレで百合アンチしてて百合排除の応援スレとか立ててたやつ
そっちが過疎って落ちたから今度は百合の方を追い出そうとしてる
百合丸ごとだと反感買うからフェイなのだけ追い出してなの〜や〜フェを味方につけようとするやり口がこすい

>>359
いつも乙です。
スレの分割は難しい問題ですな。
らきすたの百合スレは分割化して、過疎っちゃったしね。

>>355
なのはさんファンタジーが出来るなwww。ゲーム化するときはシナリオ書いてくれｗ。

ちなみに個人的に・・・。
なのフェイ＝FF
ヴォルケンズ＝サガor聖剣シリーズ
スバティア＝ドラクエ
なイメージ。

そんで、ロマサガマンセーな自分は、
ヴォルケンズネタ＆スレを充実させるために、
流れを読まず、はやシグ片思いネタpart２を投下するさ。

結婚式の帰りに寄り道をした夜更けの公園は静寂に包まれていた。
大した灯りも無く人気も無く、空には丸い月が浮かんでいるだけ。
昼間と違って、何とも寂しくて気味の悪い雰囲気。
普通だったら私みたいな美少女が一人で居るのには不向きな場所やと思う。
だけど私は全然怖くない。
だって、私を守ってくれる立派な騎士が一緒に居ってくれてるから。
まぁ、その騎士さんはベロンベロンになって私に介抱されとるんやけど・・・。

冷えたベンチに座って買ったばかりのコーヒーを飲んでいると、目の前のトイレから人影が出てきた。
ヨロヨロとした危なっかしい足取りに、前のめりに折れ曲がった背筋。
さっきまでに比べると多少マシになったとはいえ、顔色は白く青ざめたまま。
何だか見ている私まで気持ちが悪くなりそう。
「大丈夫か、シグナム？ 少しは楽なったか？」
「すいません、主はやて・・・」
「あははは。流石の烈火の将もお酒には勝てへんな」
「申し開きの仕様もありません・・・」
「ええってええって。そこで水買うてきたから、ちょっと休んでこーか？」
落ち込むシグナムにペットボトルを渡して、隣の席を勧める。
透き通ったミネラルウォーターに少しだけ口をつけると、シグナムは座り込んで静かに俯いた。
まだ酔いが回って気持ち悪いんやろか？
それとも、やっぱり・・・。
「・・・フェイトちゃんがなのはちゃんのお嫁さんになって、ショックやったんか？」
本当の気持ちが知りたくて、小さく寂しげな背中越しに言葉を投げ掛けてみる。
微かに肩を震わせたが、シグナムは黙ったまま煉瓦の敷かれた地面を見つめている。
重い雰囲気の中、冷たい夜風が私達の間を通り過ぎて行った・・・。

「許せないんです・・・」
しばらくしてシグナムがゆっくりと口を開いた。
凛とした口調やけど、微かに声が震えている。
「テスタロッサが子供の頃からずっと、なのはに想いを寄せている事は知っていました。
　あいつはなのはと一緒にいる時が一番楽しそうな顔をしていましたから・・・｣
「確かにフェイトちゃんにとってなのはちゃん特別な存在やからね。私でも二人の間には入れんから・・・」
初めて知り合った時から二人はいつも一緒にいた。
不幸な環境で育てられて、酷い仕打ちを受けてきたフェイトちゃんにとって、
初めて友達になってくれたなのはちゃんの存在は何物にも変えられない大切なモノやと思う。
私にとって、ヴォルケンリッターのみんながとても大切な存在のように。
｢だけど、いつの間にテスタロッサの事が好きになってしまって・・・。
　私ではあいつを幸せにすることが出来ないと分かっていても、諦める事が・・・出来なくて・・・｣
嗚咽が混じって、声が途切れ途切れになっていく。
きらりと月明かりが反射する雫が地面に落ちて、黒く濡れた染みを作った。
「今日だって・・・二人の幸せそうな姿を見て、改めて自分では敵わないと分かったのに・・・。
　だから、テスタロッサとなのはを祝福しようと思ったのに・・・｣
ぽつ、ぽつ、と、降り始めの雨のように小さな滴が零れ落ちていく。
｢それなのに。負けを認めたくなくて・・・私だけ、目を反らせて・・・お酒を飲んで逃避して・・・｣
今まで見たことのないシグナムの姿。
何か声を掛けたいけど咄嗟には言葉が出てこない。
｢こうして主にまで迷惑を掛けてしまって・・・私は・・・私は・・・」
ごしごしと顔を拭うと、シグナムは吐き捨てるように呟いた。
「騎士なのに情けなくて、卑怯で、臆病な自分が・・・一番許せませんっ！」

「シグナム・・・」
居た堪れなくなって、私はシグナムを力一杯抱き寄せた。
震える肌からシグナムの体温が伝わってくる・・・。
「・・・シグナムは優しいなぁ。ちゃんと二人のこと考えてくれてたんやね」
「そんな、事、ありません・・・」
「ううん。こうやって、私にちゃんと話してくれたやん。ありがとな・・・フェイトちゃんとなのはちゃんの親友としてお礼言うわ」
子供を慰める様にシグナムの頭をゆっくりと撫でる。
そういえば小学生の頃、リインの事を思い出して私が泣くと、シグナムがこうやってくれてたっけ。
「せやけどなシグナム・・・」
一つ息を吐いて、頭の中で言葉を選ぶ。
主として、家族として・・・そして、シグナムの事が好きな一人の人間として。
少しでも支えになって挙げれるように。
「辛い時は自分の気持ちに正直になって泣いたらええんよ？」
自分の想いが伝えられない辛さや苦しさは私にもよう分かる。
だから、辛い時は逃げればええと思う。泣きたい時は泣けばええと思う。
情けないとか、卑怯だとか、そんなのは関係ない。
だって・・・。
「シグナムは女の子なんやから・・・騎士だからとかそんな風に肩肘張って、無理せんでええんよ」
「主・・・」
「ずっと辛かったなぁ・・・でも、自分の気持ちを抑えてよう頑張ったわ。ほんま、シグナムは強い子や」
「・・・ふぇ・・・うぅ・・・えっ、ぐ・・・」
私に縋りつく様にシグナムは大声を上げてまた泣き出した。
そこには子供の頃からずっと見てきた、真っ直ぐで、力強くて、凛々しい騎士の姿はなくて・・・。
まるで子供の様に小さくてか弱い一人の女の子が、私の腕の中で泣いているだけだった。

住宅街の道に入ると、煌々とした街灯が続いていた。
暗闇に慣れていたせいか、目がしぱしぱとする。
｢ったく・・・主におんぶされるなんて、騎士として失格だよな｣
｢まぁまぁ。それにしても珍しいですね。シグナムがはやてちゃんの前で寝ちゃうなんて｣
怒るヴィータを宥めると、リインは私の周りをくるくると飛び回った。
多分、珍しいシグナムの寝顔を覗き込んでいるんだろう。
｢よう眠っとるから起こさんであげてーな？｣
｢はいです！｣
｢なぁ、はやて。やっぱり、シャマル達も呼ぼうか？ シグナムのヤツ、結構重いだろ？｣
ヴィータが鞄の中から買ったばかりのケータイを取り出して、慣れない手つきで弄りはじめる。
｢ええよ。私は大丈夫やから｣
電話帳の出し方が分からず、悪戦苦闘する姿に思わず笑ってしまう。
｢だけど明日、朝早いんだろ？ なのは達が謝ってたぞ。忙しいのにわざわざ出席してくれて悪かったって｣
｢だからこそ、シャマルとザフィーラには私の分まで楽しんでもらわなアカンしな｣
親友達の気遣いの言葉に私の方が申し訳ない気持ちになる。
シャマル達ならきっと、シグナムみたいに酔い潰れたみんなの面倒をしっかりと看てくれるはず。
とりあえずはそれで堪忍してもらうしかないかな？
｢それよりごめんな。二次会で盛り上がってるのに呼び出してもーて｣
｢あたしはいいよ。丁度、スバルに無理矢理飲まされそうになってたとこだったし。あいつ、今度の模擬戦でとっちめてやる｣
｢リインも沢山食べて、お腹一杯です｣
｢そうかぁ。ご馳走が食べれて良かったなぁ｣
あははと、気を抜いて笑い合っているとズルリとシグナムがずり落ちそうになった。
私は慌てて、よいしょっと姿勢を整える。
｢しかし、こいつも罪なヤツだよな。はやてみたいな美少女が傍にいるのにさ｣
｢シグナムは鈍感ですぅ｣
｢はやても告白しちゃえばいいんだよ。多分こいつ、凄いビックリするぞ｣
｢そうです、そうです｣
シグナムが聞いて無いのをいい事に二人は口を揃えて、私を囃し立ててくる。
｢ええの。私には私の"ペース"ってもんがあるんやから。今はこれでええの｣
苦笑いをして、自分に言い聞かせるように言葉を返す。
そう・・・今はこうやって、シグナムの涙を拭いてあげれるくらいの距離でええ。
私だって、情けなくて臆病な女の子なんやから・・・。

おしまい。
長いんで誤字脱字あって読みにくかったらスマン。

ドリカムの『サンキュ』は名曲だよな。

>>354
本当に立てたのか、明らかに過疎ると思うんだけどな。


>>358
中の人いつも乙です。
CP話は確かに難しいですね、
ある程度空気読んで、他CPのことを配慮した発言をすればいいと私も思います。

>>378
GJ！シグナムせつないよシグナム。

GJ
こんなときの将のかっこよさは異常
はやてちゃんの切なさはもっと異常
GJ

キャラスレとかいろいろ見たけど、みんな仲良くやればいいのにバカみたい

百合スレではなのフェイ派がうざいとか
なのフェイをNGワードにすればいいのにｗ

ぶっちゃけ、住み分けできないならお前が出て行けといいたい

>>357
お前はオレか

>>371
お前もオレか

>>378
ごめんねニートニートと馬鹿にしてごめんねシグナム

ヴォルケンって苦い恋が多いよね……ＧＪでした。

はやて→シグナムか
やっぱりシリアス物になると姐さんはかっこいいな
GJ！！




てかこのスレも荒れだしたな
いや、荒れてるわけではないかもしれないけど、くだらない言い争いが多い
いろんなCPを認め合ってるのがここの良さだったのにちょっと残念

ホント、みんな華麗にスルーを覚えようぜw
ある程度個人の趣味、趣向は好き好きがあるはず。
嫌いなカップリング、シチュはあるだろうけどそれをイイ、
と思う人もいるわけでそこのところは寛容にいきましょうや。

個人的には新たなカップリング、切り口を見ることができる
このスレが大好きなので分割しないほうがよかったりします。

あと、他スレでココはなのフェイばかりで肩身が狭いとかかれている方。
なのフェイが多いのは仕方のないこと。
ならばなんかこう萌えるSSでも投下して啓蒙してくれるとイイかなと。
つうか目覚めさせてくれw

>>378
こんな格好いいシグナム、三期始まってから初めて見たぜ


肩身が狭いとか住みにくいとかマジで言ってる人は根本的に２ちゃんに向いてないんだろ
大体このスレ初めからなのフェイが八割占めてたし

居場所は他者の否定じゃなくて自己主張と洗脳（違う…）で手に入れようということで
その線引きで揉めることもなくはないけど

なのフェイ気に入らない奴がなのはスレで暴れる悪寒

つかなのフェイ大杉とか自重とか言ってる人はどうしてほしいわけ？
僕の好きなカプの話してくださいとか言うつもりかｗ

なのはスレで暴れてるのって毎回同じ人物っぽいし無視すればいいよ

皆落ち着くんだ…　落ち着いて自分の好きなカプの妄想に励むんだ…!

なのフェイ好きだけど
このスレのSSのお蔭でギンフェイにも目覚めたしなー
良いSS読むと洗脳されるね良い意味で

>>390
まあ自分の好みのカプがあったら少し嬉しくはなるが違うからって否定される覚えはないな

>354はスルーでいいよな？

スルーでいいと思うよ
ここやそこで防衛システムばりにフルボッコされてるけど
立つ前も立った後もいろいろ露骨過ぎる

>>392
こうですか？　分かりません＞＜






落ち着け！落ち着くのよ、ギンガ・ナカジマ！
今私がすべきことは、酔いつぶれたフェイトさんを安全確実に家まで送り届けること。
だから、横目に見える寝顔が可愛いとか、背中に何か当たってるとか、このままお持ち帰りしたいとか、そう言うことは……
あ、でも、ここからだと、私の家の方が近かったような……。
早くちゃんとした所で休ませないと、フェイトさんが風邪引いちゃいますよね。
だったら、私の家に運んだ方が良いですよね。
うん、そうです。こっちの方が断然良いです。

じゃあ、そう言うことなので、フェイトさん、今夜は私の家に泊まっていってくださいね。










？？？「ちょっと、酔い醒まそうか

各所に貼られてたけどここには何故か貼られてないので甜菜
ttp://upload.jpn.ph/img/u08847.jpg
ttp://upload.jpn.ph/img/u08848.jpg

>>398
これラブラブ洗いっ子ＭＡＤの絵を描いてる人と同じ？
なんだか似てる気がするけど

>>397
全然落ち着いてないよギンガさんｗ

スバル「なのはさんなのはさんなのはさんなのはさんなのはさんなのはさん」
ギンガ「フェイトさんフェイトさんフェイトさんフェイトさんフェイトさんフェイトさん」

ティアナ「誰かマリエル技官に連絡して、ポンコツ２名即収容」

>>401
スバルとギン姉の姉妹喧嘩の原因だなｗ

スカもスバルではなくて、フェイトにギンガをぶつけるべきだったと（ｒｙ

>>378
ＧＪ！！はやシグイエ〜イ！！！

>>397
そのまま持ち帰って寝かせるから制服のままじゃきついってことで脱がせてるときになのはさんが
迎えにきてＳＬＢを想像したｗｗｗ


…空気を読まず投下します。
随分間が空いてしまいましたが、フェイなのパラレル小説です。
最終章まで書いてしまえ！！と躍起になってたのですが、何か異様に長くなって、しかもまだ書き終わってませんorz
多分…２４章くらいまで行くと思います。すみません。

一行前書き
随分ドＳなフェイトになってしまった。

第八章　悲しい享楽


起きた瞬間、知らない天井が目に入ってきた。周りを見回しても知らない部屋が目に映る。
急いで身体を動かそうとするが、痺れて動かない。
何が起きたんだろう。
思考も鈍くなって、考えることが億劫だ。

「……起きたの？」

意識が落ちる前に最後まで一緒にいた彼女が、椅子に座っている。
紅い瞳が暗い部屋で浮いていた。

「そお…る…これ…？」

ゆっくりとした動きで彼女が近づいてくる。そして覆い被さった。

そして気づいた。

「ソール…まさ…か…」

フッと、口が笑った。

「最近…ずっと教会にいたでしょ？」
「あなた……！！」

信じたくなかった。けど、彼女から漏れ出す強大な魔力がそれを否定している。

「だから…全然飲んでなくて…」

彼女は私の言葉を無視して続ける。突き飛ばそうにも身体が動かない。聖力も錬れない。
私の服をボタンを彼女がゆっくりと外していく。

「すごい…喉乾いてるんだ」

笑った口から牙が見えた。三つほど外したところで、彼女の指が私の首筋を撫でた。

「うあっ…」

変なくすぐったさと恐怖に声が漏れる。それを聞いて彼女はますます嗜虐的な笑みを深めた。

「怖いの…？」
「ち、違っ…！！」
「そうなんだ…」

そう言って、彼女が首筋に顔を近づけた。

「嫌っ！！…いやぁっ…！！」

何も出来ない、どうなるか分からないという未知の恐怖に泣きそうになる。
だが、彼女はそのまま首筋を嘗めた。

「ひゃうっ…！」
「フフッ…涙が出てるけど？」

彼女は、私の目尻にたまった涙をそっと手で拭った。

「な、なんで…こんなことっ…！！」
「……答えると思ってるの？」

一瞬、その赤い眼に初めてあったときのような何か悲しい影が見えたような気がした。
彼女の動きが止まる。

「…ソール？」
「…何で、そんな悲しそうな目をするの？」

顔を歪ませて問うてきた。

「あなたが…悲しそうだから……」

なのはは素直にそう言った。さらに質問を続ける。

「何で…こんなことするの？」

フェイトは嘲笑った。
心では自分でも分からない感情を彼女に言い当てられたことに動揺していた。
だが、それを表に出すわけにはいかない。

「君…馬鹿じゃないの？」
「っ…！だってあなたが優しい子だって…知ってるよ？」

なのはは何故か諦めきれなかった。
彼女に心を開いて欲しかった。

でも、彼女は何も言わない。

「…最初は痛いけど、すぐ気持ち良くなるらしいから……安心してね」

彼女は話すのが億劫になったのか、そう告げた。

再度首筋に彼女が顔を近づける。


牙が、


私に食い込んだ。


「！？くあっ…！！？？」

噛みつかれた瞬間の激しい痛み。でもそれはすぐに消え、身体の奥から快感がわき上がってきた。身体が熱い。

「ふっ…！！あっ、ああっ…！！」

懸命に抗おうと押し返すがビクともしない。
数秒が何時間にも感じられた。

意識が飛びそうになったその時、彼女がようやっと顔を上げた。

「すごい…おいしかったよ……？」

本当に美味しかったように恍惚とした表情で顔を上げた彼女の口の端から、血が一筋垂れていた。

「うっ…」

それを彼女が指で掬い、嘗めるのを見て自然と涙が零れた。
もう教会には帰れない。スレイブになってしまったら吸ったバンパイアが解放しない限り絶対服従だ。

「泣かないで……」

こんな状態で笑えるはずがない。そう思いながら彼女を睨もうと目を開ける。だが彼女は私が思う以上に悲愴な顔をしていた。

何で…？

私の疑問もそのまま、彼女が私の上から降りた。私はそれを横目で見ている。
彼女が一度蝙蝠に包まれ、それが捌けると同時に彼女の姿は変わっていた。

それはあの時の……

「本当の姿はこっちなんだよ…」

そう言って背伸びをする。

「さあ…始めようかな…？」

彼女の下に六芒星の魔法陣が形成された。何かをブツブツと唱え始める。私の下にもその魔法陣が展開される。

「…フェイト」

ハッとした表情で彼女は私の方を見た。魔法陣が消える。

「……なん…で？」
「フェイト…だよね……？」

あの時、木を背にして血を流していた。私が助けた…あの人。

彼女がゆっくりと近づいてきた。

「見てたんだ…？」

フェイトは自分が迂闊だったことに気づいた。
あの時、私があの狼だと彼女は気づいていたのだ。でも、それなら何故助けたのだろう？訳が分からない。
しかし、彼女を自分のものに出来ないことは分かった。
本当の名前を知られていては、服従の呪文がかけられない。呪い返しにあうのがオチだ。
だからと言って、このまま帰す訳にもいかなくなってしまった。

「知ってたの…？あの時の狼がバンパイアだって…」

もう一度彼女に近づき、私の顔の横に両手をついて低い声で尋ねる。

「何で助けたの…？」
「だって…怪我……してたから…」
「……君は本当に馬鹿じゃないのか？戦いで怪我をする以外なにがあるっていうんだ？君の仲間を何人も殺しているのかもしれないんだぞ？」

実際、私はあの時何人もの人間を狩った。
私の剣幕に怯えたように彼女は身体を縮こませている。

……殺すしかないか…。

そうしなければ、私が教会に戻れない。…母さんの願いを、聞いてあげられない。

「本当は…君を私のものにしたかったんだけど…。名前を知られちゃ…服従もさせられないからね…」

そう言って、彼女の首に手をかけた。

「フェイ…ト……？」

力を込める。

「ぐ…あ…」

彼女が苦しそうにもがく。
私は胸の痛さに唇を噛んだ。
さっき泣いていた彼女を見たときと同じように、悲しくなった。

「ふぇ……と……」

彼女の意識が飛んだ。
もう少しで…彼女の温もりはなくなる。動かなくなる…。

私は咄嗟に手を離していた。彼女の呼吸が再開される。

「…くっ……」

どうすればいいか分からない。早くしなければ夜が明けてしまう。皆が心配する。

心配…する。彼女のことを…。

「どうすれば……」

苦しくてしょうがなかった。

でも、この苦しさがなんなのか私はまだ分かっていなかった。



続く

後書き
只今の状態はフェイト(無自覚)→なのはです。自分のものにしたくて焦ってしまったようです。うっかりやさん健在(？


今日の夜中にでももう一本投下します。

GJ

ＧＪ！！
フェイトさんのうっかりぷりに萌えたです。
吸血シーンもエロスエロス！

最低でも２４章もあるんですかw
楽しみに待たせてもらいます。
これからも頑張って下さい。

>>384
>>357
>>371
遅スレだがこんなに俺がいるとは思わなかった。

あとＧＪ！！２４章どころか章３桁でもドンと来い。

スレとレスについて

アクエリアスさん、GJです。
続き楽しみにしてますっ

吸血シーンはちょっとエロティックでした。
あと、正体が知られたときの二人がちょっとせつなくてよかったです。

アクエリアスさんGJです！！
障壁があった方が恋は燃えるってヤツですね
続きが楽しみです

>>412
エロスwww。
アカイイトもビックリだぜ！

あと皆さん、感想サンクス。
調子に乗って、part３書くつもりだけどちょっと質問。
はやてって身長何ｃｍぐらいあんの？
160は超えてるんだろうか？

設定資料とかから判断すると、150ちょっとぐらいらしい

なのはで160あるか無いかじゃないか？

フェイトやシグナムが意外と低いんだよなぁ。

サンクス。
みんな平均的なのか。
スタイルいいからモデルの人みたいなイメージしてた。

このスレってどこまでもなのフェイいがいいらないんですね。
良い作品ばかりだからよみにきてたけど、やめますね

改めて資料集読んでたら、聖王ヴィヴィオが意外にでかくてビックリ。

424 名前：名無しさん＠秘密の花園[sage] 投稿日：2008/01/26(土) 21:36:09 ID:BrmnAwO/
このスレってどこまでもなのフェイいがいいらないんですね。
良い作品ばかりだからよみにきてたけど、やめますね

スレ立てたやつが明らかにおかしいやつだし…
このスレは破棄したほうがいいかと

やべ、素で誤爆した

ID:BrmnAwO/
【リリカルなのは】フェイト×なのは萌えスレ
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1201278588/

ID:BrmnAwO/
このスレってどこまでもなのフェイいがいいらないんですね。
良い作品ばかりだからよみにきてたけど、やめますね


>>426こういう意味ですよね

いい加減スルーできないものか

>>429すみません
んじゃ、話題変えて………

年下ヴィヴィオに背を越されて尚且つヴィヴィオに攻められるなのはさん
…萌えますな

年下フェイトさんに攻められるなのはさんも素晴らしいと思うんだ

ヴィヴィオが16才の頃にはなのはさんはみそj(SLB

ここは間を取って
二人に攻められるなのはさんに萌えておこう

>>397みたいな展開で朝帰りになったらどうなるのかな

そしてその光景を隙間から目の当たりにして、衝撃を受けるヴィータ

>>430
ちょっと前に此処にも･･･此処じゃなかったわ、貼ったのは･･･

で　は
ヴィヴィオになのはを寝取られてしまったフェイトさん
なのはさんも満更ではない様でフェイトさんザックリ傷心ハートブレイク

さぁここでフェイトさんを持っていけるのは！！！

凡人　　３・５
将　　　　２・３
シャリ　７・８

右側オッズな

>>436
絶望した！　タイプ01stが候補にすら入ってなくて絶望した！

ギン姉のオッズﾄﾞｺｰ？

フェイトさんが休日なのに朝なのはとヴィヴィオに
「パパどっかつれてって〜」っと抱きつかれるパパなフェイトさん

こんな絵あったな

キャロのオッズがない時点で

>>435
これに似た感じか

ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67041.jpg

アルフの事も思い出してあげて下さい・・・。
ただ、自分は将に3000ジュエルシード出すけど。

というか、シグヴィヴィもアリかもしれない・・・。

狸どこー？ｗ

この一文忘れた

＞オッズは各自追加よろ

>>441
kwskぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！

ふたたびアクエリアスです。
予定通りフェイなのパラレル小説です。

フェイはやがめっちゃ書きたいけどネタがないorz

一行前書き
輸血用の血って洗浄とかしちゃってるから吸血鬼にとっては味気ないんじゃないかなと思います。

第九章　すれ違い



雀の声と朝日で、私は目を覚ました。

昨日と同じ天井。私はガバッとベッドから起き上がって彼女の姿を探す。

「いるわけ…ないか……」

一つ嘆息。もう一つの事実に気づき、なのはは急いで鏡を探す。それは容易に見つかった。
なのはは噛まれた傷跡を見ようとそれをのぞき込んだ。

そこにははっきりと、傷があった。

なのははその場にへたり込む。バンパイアに…なってしまったのだろうか？
答えは否だ。だって自分は鏡に映っている。聖力も…ある。ということはやはり吸血鬼ではないのだろう。
私はホッと胸をなで下ろした。だが、鏡には彼女も映っていたことを思う。不思議だ。
更にもう一つ疑問が浮かんだ。
服従させることは出来なくても吸血鬼にしてしまうことは出来たはず。そうすれば教会に戻ることも出来なくなったはずだ。
敵のバンパイア達に吸われたのだから、帰っても確実に隔離される。

何で…殺さなかったんだろう？

あの時、確実に彼女は私を殺そうとした。そうしなければ彼女のことを教会に知られてしまう。
何故途中で止めたんだろう。
一体彼女の行動理念は何なのだろう。

「こうしていても…仕方ないか……」

教会に帰るため、私はその部屋を飛び出した。だが、そこは普通のホテルだったらしい。しかも料金はすでに払われていた。何がしたいんだ。
そして、もう一つ問題があることに気づく。

ソール…フェイトのことを何て言えばいいのだろう。

彼女が行動したことについてはさておき、私はどう行動すればいいのか。やはり報告すべきだろう。
そして、元を断つべきだ。でも…。

私は朝の肌寒い外の空気にも身を震わせて、だけれどもそこで立ち止まった。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


「…どうするんだい？」
「……」

私は一度自分の館に帰った。正体がばれたことは、まだアルフにしか話していない。
何故ばれたかは、言っていないが。

「…喉、乾かないかい？」

アルフはグラスを差し出した。私はそれを無言で受け取り、大きく傾けた。
味気ない…輸血用のパックのものだろう。それでも飲まないよりはましだし、下手な血より美味しい。
でも、彼女の血に比べたら…。
私は徐に立ち上がった。

「どこに行く気だい？」
「…ちょっと血、飲んでくる」

アルフが目を見開いた。

「駄目だよ！！正体ばれちまったんだろう？もう三日も経ってるんだ。名前なんかもう知れ渡って…「いいんだ」」

アルフの言葉を遮る。

「私はそう簡単にやられないよ…」

そう言って飛び立とうとすると、腕を捕まれた。

「私も一緒に行くよ」
「…いいよ。アルフは待ってて」

アルフは不満そうな顔をするが、手を離す。

「ありがとう…」
「ちゃんと帰ってきておくれよ？」
「うん」

私は夜の空へと飛び立った。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


「そこのバンパイア、止まりなさい！！」

私が吸った人間を寝かせてやると、白い拘束条が私の行く手を阻んだ。
…来るのが早いな。
警戒が強められている。彼女がやはり言ったのだろう。本当に自分は馬鹿だなと思いながら、振り返る。

そこには蒼い色の狼と、薄い色の髪の女性が立っていた。…ザフィーラとシャマルだ。

「第六教会のものです！！素直に私達に投降するなら、危害は加えません！」
「…いやだと…言ったら？」

ザフィーラが一歩前に出た。

「……滅するだけだ」

私は笑った。

「私は純血だけど…名前を知っているのかな？」

幼い子供に問いかけるように、甘い声を出す。シャマルは、一瞬目を丸くし、私を睨んだ。

「それじゃあもしかしてあなたが、ソールちゃんを攫ったの！？」

今度はこっちが狼狽した。ソールを攫った？何故そうなるんだ？

「どうなんですか…？」
「君たちに答える義理はないよ？」

後ろから、もう一つ別の気が迫ってくる。これは…

「ラケーテンハンマー！！！」

私はそれを軽くかわす。スピードなら、誰にも負けない。苦々しく顔をしかめた彼女を見て私は微笑んだ。

「ヴィータ…。後ろからなんて卑怯じゃないの？」

ヴィータが目を見開く。そして何かを確信したらしく、真っ直ぐ私に突っ込んできた。
初対面なはずなのに名前を呼ばれたら、それはつまり…。

「お前！やっぱり…！！！……ソールはどこだ！？」
「さあね…。…今頃怖くて泣いてるかもね……」

気持ちを悟られないよう、冷静沈着、優雅、そして相手を精神的に追い詰める。それが誇り高きバンパイアの戦い方だ。

「…ふざけんなぁぁあああああ！！！！」

再び正面から、私が避けようとすると、バインドで身体を絡められる。咄嗟に無数の蝙蝠になり逃げた。

「３対１か…。流石に分が悪いね。今日はひとまず退散しよう。十分飲んだし」
「てめぇ！！逃がすか！！」
「バイバイ」

私は森の闇に紛れて逃げた。

彼女は……言わなかったのか。
何故かは分からなかったが都合が良い。まだ彼女を抱き込むチャンスはある。


ふと、彼女の泣いていた顔を思い出す。

何故か胸がきしんだ。



続く

一行後書き
今最後の戦いの章で、プレシアとアリシアを殺すか殺さないかで苦悶中。どっちもしっくりこないorz



沢山のＧＪありがとうございます！！
そんなにエロくしたつもりはなかったんですがｗｗｗ

これからはあまりお待たせしないようにこのペースで行ければと思います。

ではまた明日ﾉｼ

＞輸血用
某エロゲをやったな！

フェイトにはダークが良く似合うと感じるのは自分だけだろうか

>>445
失念してしもうたorz



代わりと言っては何だが
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67049.jpg

GJですっ
続き待ってますっ
寒いので身体に気をつけで執筆がんばってください。

フェイトさんは現在なのは分補給中

アクエリアスさん、いつもお疲れ様です(＾ω＾)ｖ
バンパイアのお話、ずっと楽しみに待ってたので２本続けて読めて
すごく嬉しい限りです。ありがとうございます☆

これからもずっと応援してますので、最近は雪も降ってきて寒くなりましたが、
お体に気をつけて頑張って下さいね(*^ーﾟ)/

なのはが私のものにならないなら
私、何もいらない

ってフェイトさんが言ってた

「私じゃダメ……ですよね……」

ってギンガさんが言ってたのはそのせいか

もしテスタロッサがカラスは白いと言ったなら、私は世界中のカラスを白く染め上げよう！！

って将が

フェイトちゃんに触れる人はそれなりの覚悟があるってことだよね？

ってなのはさんが聞いています

>>460,461
そしてその結末

ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67097.jpg

>>462の続きっぽく
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67107.jpg

フェイトさんにばかり目の行ってる将の傷の手当てをしながら複雑そうな顔をする
アギトを想像した私は破廉恥な男なのかもしれん……

>>463
将……
でも、将のそういう一途な所嫌いじゃないぜ

>>463
将の死に顔……笑ってるよ(´Д⊂

この甜菜が来ると何故か予測できたｗｗｗ

報われない将が大好きだ。

>>463
来ると思ったｗｗ俺その人のオチ大好きなんだわｗｗｗ
将はむくわれなくても諦めきれないのがいい

将はストパニだと、六条会長的キャラ。
はやブレだと、女将さん的キャラ。
セクトだと名前忘れたけど、寮で内藤ちゃんに片思いしてた人的キャラ。

つまり、ヒロインが好きだけど報われないキャラ・・・。

ストパニだとティアがもてもてだな

あの予告好きだわ

じゃあフェイトは天音かなと妄想
でもそうなるとなのはさんは……

横恋慕とか三角関係とか修羅場とか……

話を面白くする、恋愛物には欠かせない要素だが、

私はそれが嫌いだ

って

なのフェイＭＡＤ（こんなに近くで）画質修正版完成
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2146136

感動した〜

シグナムはストパニだと温暖化の人のイメージが

相方はシャマルあたりか？

じゃあ、蜜蜂がシャマルか・・・。

そういや、妄想が激しいお部屋係スバルがいたな。

ル・リム分が圧倒的に足りない

はやてが千華留様じゃないかな。
カプに絡まない辺りとか、うわなにをする(ry

>>469
旦蕗が将だと雪華をヴィータにしてヴィーシグを見てみたくなる

立ち居地だけだと大神さんなんだろうけどあんな黒さも行動力も無いからなぁ＞将

初めて名前で呼ばれたとき、ドキッとした。
嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。
名字で呼ぶのも呼ばれるのも味気無いと思っていたから、尚更。
その嬉しさの勢いに乗せて、私も名前で呼んでみた。
ぐっと距離が縮まったように感じた。
彼女は驚き、顔を赤らめ、常のように照れ隠しで怒鳴り散らした。
思えば、このときからだったのかもしれない。
いつも隣にいた、このひとつ年上のキレイな人を
誰よりも愛しいと思い、何よりも強く守りたいと思い。
そして、何としても手に入れたいと思うようになったのは――。

物語の本編前のモノローグみたいな
都筑書きたいけど時間ないぜ

吸血鬼フェイトさんの話読んで機動六課対キョンシーナンバーズが思いうかんだ俺は末期。
ギン姉やヴィヴィオは本編どおりさらわれて血を吸われてキョンシーに。
本編の数倍の強さで襲いかかる二人に六課はどうたちむかうのか？








本編の緊張感が全くないw
ぶっちゃけキョンシーみたいに歩くチンク姉を勝手に想像して萌えただけです。

>>473
俺もそのMAD好きだ。
感動系MAD作れる人は本当に羨ましい、熱血系MADしか作れない人間からすると本当に神だよ。

ごきげんよう、アクエリアスです。

なんか色んなネタが飛び交ってる中、空気読まずにフェイなのパラレル小説投下いたします。

一行前書き
こないだのがエロいと思った人に警告すると、今回はさらに５％増し(当社比)でエロイです。

第十章　無自覚



ソール――フェイト――がいなくなってから、すでに一週間が過ぎた。
私の報告を受けてソールの捜索隊まで作られているし、町の巡回も強化された。
自分で言うのも何だが、S＋ランクエクソシストが何も出来ずに帰ってきたのだから当たり前の対応だろう。
四日前、ソールを攫ったと思わしきバンパイアをシャマルさん達が見つけた。逃がしてしまったらしいけど…。

私は自室でため息をついた。血を吸われたことははやてちゃんにしか話していない。
だが、誰に吸われたかは話していなかった。

「……フェイト」

確かめるようにそっと呟く。
彼女の名前は誰にも言っていなかった。教会の皆を裏切っていることになるのかもしれない。
でも、彼女の苦しそうな、悲しそうな瞳を思い出すと、何故か言えなかった。

それと同時に、あの獲物を狙う獣のような眼を思い出す。すごく…気持ちよかった。
あんな思いができるなら、スレイブになった人がバンパイアに従うのも分かる気がする。
窓を開ける。夜空はどんよりとした雲で覆われ、微かに月の光だけが漏れだしていた。

「もう会えないのかな…」

会えても敵同士…か。
私はそのまま窓辺でうずくまると、顔を膝に埋めたまま、もう一つ嘆息した。

「……フェイト」
「……その名前を軽々しく呼ばないでほしいんだけど」

ふと答えた声に身構える。

「誰！？」

ベッドに誰かが座っている。紅い瞳が私を見つめていた。驚きで動けないでいる私に彼女が近づいた。彼女が私に合わせて屈む。

「夜に窓を開けるなんて…不用心だよ？」

それは普通の家だったらだ。ここは教会。町全体を覆っている広域結界を護るために教会には更に強い結界が張ってある。
並大抵の魔物では中に入れないし、たとえ強い魔力を持っていても、入った瞬間に見つかるはずだ。

魔力を纏っていれば…？
彼女から全く魔力を感じない。何故だ？

「私は…気功も使えるんだよ？気で魔力を覆うのって大変だからあんまりやりたくないんだけどね…。
　だから君の聖力でこの部屋に結界を張ってくれると嬉しいんだけど…」
「…何でここに来たの？」
「……結界張ってくれたら答えてあげるよ」

私は黙って聖霊円を出し、彼女の魔力が周りの結界に触れないように結界を張った。

「ありがとう…」

その瞬間。彼女の膨大な魔力が、部屋中に漂った。かなり上級のバンパイアだというのが身に染みて分かる。
だが、今はそんなことどうでもいい。

「…何で？」

私は間髪入れずに再び質問した。

「君に会いたかったから…」

頬が熱くなるのが分かる。顎を優しく掴まれて、上を向かされる。顔が近い。

「もう一度会いたくなかったら来たんだよ…？」

吐息がかかるくらい近くなって、後退ろうにも壁を背にしているので後がないことに気づく。
何でバンパイアは、こんなに話術に長けているのだろう。
でもそれは恥ずかしい科白を言われたからだけではないことに、私は気づかなかった。

「…嘘でしょ？」

その言葉に彼女はクスッと笑って立ち上がった。

「本当だよ…半分は。完璧な嘘より、少し真実を混ぜた方がより真実味が増すんだ」

こういう言葉に騙されてはいけないのだ。私は彼女から目を離さないように立ち上がって距離をとった。

「そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。君を殺したりしないから」
「何で…？」

そうだ。言いたいことが一つ一つ頭の中で再生されていく。

「何で…殺さなかったの？スレイブにしなかったの？
　そうしなければ、私は教会に戻ってあなたの名前を広めるとは思わなかったの？思ったから殺そうとしたんでしょ？」

それが一遍に口から出てきて、支離滅裂を極めた。でも、もっと言いたいことがある。

「質問は一つずつにしてくれないかな？」

彼女は苦笑した。

「私も分からないよ。何故だろうね…。強いて言えば気まぐれかな？…それに……」

不意に身体に拘束感が生まれた。手をバインドで固定されている。…全然外れない。
それに気を取られている間に彼女が私を抱き上げた。

ドサリと少し乱暴にベッドに下ろされた。これはこの間と同じだ。再び恐怖と…快楽への期待がわき上がる。

「…それに、君をスレイブにして血を不味くするのは勿体なかったから」

そう言って彼女は首筋に牙を立てた。

「くああっっ……！！」

こないだのような強い痛みはない。ただ凄まじい快楽が身体を駆けめぐる。

「いやぁあっっ…！！」

身体が跳ねる。だが、それは彼女に抑えられる。バインドが外れた。咄嗟に目をギュッと瞑り、彼女の背に腕を回して爪を立てた。
満足したのか彼女が口を離す。

「はっ…はぁっ…」

なのはは荒い呼吸を繰り返した。身体に力が入らない。目を開けるとフェイトが満足そうに笑っていた。

「ふぇい、と……」

私を抑えるためにのし掛かっていた彼女の身体が起き上がった。
力の入らない身体で、私は上体を起こした。

彼女の姿を探すと、既に窓辺に立っている。

「またね…。そうだな…今度は新月の夜にでも…」
「？」
「別に言ってもいいんだよ？でも、言わなくても良い。それは君の自由だ」
「…ちょっとまっ……！！」

言い終わる前に彼女の姿は蝙蝠に紛れて消えた。ヨロヨロと立ち上がり、窓辺に向かう。

もうそこには蝙蝠一匹いない。手持ち無沙汰になって空を見上げると、雲の切れ間から上弦の月が顔を出していた。



続く

一行後書き
なんていうか吸い逃げフェイトさん(笑)聖力とか魔力とか分けてますが実際には普通の魔法です。そんなに深く考えてません。


>>543
オレゲームとかあんまやらないんでよく分かんないです。
きっとそのゲーム作った人と感覚が似てるんでしょうか？ｗｗｗ

ではまた明日ﾉｼ

しまった>>453です。

待ってました！！
GJです

吸血鬼が輸血パックで飢えを凌ぐのは割とよくある話だよ。

それはさておきＧＪ。キス的な意味の吸血は実にいいものです。
もっと濃く！　もっと激しく！　ねっとりと！　フェイなのぉぉぉ！！！！

いいねぇ。じっくりと堕ちていくなのはさんか…
続き期待してわっふる

久しぶりに34ちゃんとピチピチに会いたいな……
最近、来ないなぁ。

GJです。
お待ちしていました。
吸血されて快感に支配される描写、とってもエロティックです。
二人の心が少しずつ重なりはじめていい感じです。
引き続き、がんばってください。
続き待ってます。

ぶっちゃけて言おう

ソールがカノギの鳥羽莉にしか見えない･･･

バンパイアフェイトさんは姿は大人？子供？
どちらもおいしいがw
子供フェイトちゃんがおとなのはさんをメロメロにするとかたまらんw

>>480
六課入隊後は憧れのあの人にべったりで
一つ年上のキレイな人をやきもきさせる訳か
つ告白シーン
「あんたがあの人を好きなのは知ってる
それでも私はあんたのことが……」
「！　ち、ちがうよっ
憧れのあの人はただの憧れで
愛してるのは一つ年上のキレイな人だけなの」
いや、漫画は本当スバティアの宝庫だった
一日一レスでもいいから都筑ください

>>489
むっはー絵ロスGJ
吸い逃げいいよもっとやれ(SLB
なのはさんは早くフェイトそんに堕ちるべき
フェイトそんを闇の底から救い出すんでもいい
そして片田舎に愛の巣を作ってHEIWAに暮らすんだ
うん、いや都筑楽しみに待ってます

ちょい止まってるな。
眼鏡さんと狸さんが進まないので暇つぶしをおいてく。

セイン｢ウェンディ、知ってる？｣
ウェンディ｢なんスか？｣
セイン｢うちら人気ないんだって｣
ウェンディ｢い、いまさらそんなこといわれても…｣
セイン｢まあ、本編での扱いも一因なんだけど、
12人もいるんで未だに顔と名前が一致しない人が多いんだってさ｣
ウェンディ｢ん〜確かに、覚えにくいっスからね｣
セイン｢そ。だからうちらでわかりやすく紹介してみようかと。
顔や性格を把握してもらえば認知度もうなぎのぼりだよ｣
ウェンディ｢それはナイスアイデアっスね！｣
セイン｢では早速、順番どおりにウーノ姉から言ってみよう！｣

ナンバー1:ウーノ

セイン｢本編ではいつもドクターのちかくにいた人だよ｣
ウェンディ｢最年長で頭もいいっス｣
セイン｢変な緑髪につかまってしまったんだよね｣
ウェンディ｢戦闘タイプじゃないスから…｣
セイン｢情報処理はゆうーのうなのに…なんちて｣
ウェンディ｢…三点｣

ナンバー2:ドゥーエ

セイン｢管理局でスパイをしてたんだよね｣
ウェンディ｢もはや犯罪者と変わらない脳味噌たちを始末したそうっス｣
セイン｢過去形か…｣
ウェンディ｢そっスね…｣
セイン｢このシリーズで数少ない死亡者だって｣
ウェンディ｢会ってみたかったスね｣
セイン｢意外とそのへんで変装して隠れてんじゃないかってチンク姉が言ってた｣
ウェンディ｢なんか湿っぽくなってきたんで次いくっスよ！｣

ナンバー3:トーレ

セイン｢ひとことでいうとでかい人だね｣
ウェンディ｢どこが？｣
セイン｢おし…ひいっ！し、身長が！有志による計測だと、180越えてるんだって！｣
ウェンディ｢まさにtallest(トーレスト)っスね｣
セイン｢誰がうまいこといえと…あとセッテともなかよしだよ｣
ウェンディ｢なにげにお嬢さま発言であの人とのカップリングもアリっス｣

ナンバー4:クアットロ

セイン｢ひとことでいうとメガネ｣
ウェンディ｢人気だんとつワーストっス。
しかし、印象は最大っス｣
セイン｢やっぱちっちゃい子いじめちゃだめだよね…｣
ウェンディ｢ちなみに有名な三倍赤い人の偽名と似ているのは、四番目に名乗った名前だからだそうっス。
これ豆知識ッスよ｣

ナンバー5:チンク

セイン｢こちらはクア姉に反して人気は上位だね｣
ウェンディ｢うちら姉妹の中でも頼れる姉ッスよ｣
セイン｢ちなみに…○薇○晶とか○華○晶とかとは別人だよ｣
ウェンディ｢いくらなんでも間違えないんじゃないッスか？｣
セイン｢実際いたんだよ、これが｣
ウェンディ｢あと、背が低いのを気にしてるので身長の話しはタブーッスよ｣
セイン｢胸もチン○姉…ぷぷっぎゃああっ！｣
ウェンディ｢どこからともなくナイフが…｣

ナンバー6:セイン

セイン｢ふっふっふっ。
ナンバーズのエースオブエースの登場だよ｣
ウェンディ｢無機物を透過できる稀少能力持ってるだけじゃないッスか。
簡単にだまされたりするし｣セイン｢うるさいなあ。あたしだけだよ？
タイマン勝負かつ魅せ場があったの｣
ウェンディ｢単に暴力シスターに追い回されただけじゃないッスか…｣
セイン｢トンファー怖いトンファー怖い…｣

ナンバー7:セッテ

セイン｢ナンバーズの体育会系その2にして仏頂面ーズその1｣
ウェンディ｢寡黙とかいっとかないと後でひどいッスよ。
彼女はピンク髪とかで覚えている人も多いかと思うッス｣
セイン｢ちなみにトーレ姉様とのカップリングは割と人気があります｣
ウェンディ｢パロメディアに収録されているネタは、
○ノサーガってゲームのコス○スって顔の似ているキャラ他が使える特殊技能ッス｣
セイン｢クア姉のときといい、なんでそんなにくわしいの…？｣

ナンバー8:オットー

セイン｢最初に一言いいたいんだけど…｣
ウェンディ｢どうぞ？｣
セイン｢ほんとにオットーコの子じゃないの？｣
ウェンディ｢二点ッス｣
セイン｢下がった！｣
ウェンディ｢ナンバーズ仏頂面ーズその2ッス｣
セイン｢今度ディードに洗浄変わってもらおう！｣
ウェンディ｢二人の仲壊すようなことは止めるッスよ｣
セイン｢うわーん！あたしもパートナー欲しいよ！
クア姉にすらディエチがいるのにー！｣
ウェンディ｢あたしがいるじゃないッスか…｣
セイン｢なんかいった？｣
ウェンディ｢なんでもないッス！はい次！｣

ナンバー9:ノーヴェ

ウェンディ｢ハチマキと仲良しッス。
え？違う？またまた〜｣
セイン｢どう見ても姉妹のじゃれあいにしか見えない…ぐはっ！｣
ウェンディ｢顔にパンチがめり込むと人って浮くんスね…｣
セイン｢いてて…わかったよ…チンク姉と激ラブだよ(棒読み)｣
ウェンディ｢短気でキレやすいってのが特徴ッス…(小声)｣

ナンバー10:ディエチ

セイン｢ナンバーズ仏頂面ーズその3｣
ウェンディ｢ファンの人には、大砲ってイメージの強い子だと思うよ｣
ウェンディ｢後ろ髪をまとめているリボンがポイント高くて隠れた人気があるッスよ｣
セイン｢でも最近やばい人と仲いいよね｣
ウェンディ｢オレンジ頭の話だと『SLB症候群』って病気らしいッス。
砲撃されるとメロメロになる恐ろしい病気ッス｣
セイン｢したらクア姉は…？｣
ウェンディ｢さっ！次いってみよー！｣

ナンバー11:ウェンディ

ウェンディ｢姉妹のムードメーカーといえばこのあたしッス！｣
セイン｢あたしらって、アホの子ツートップらしいよ…？｣
ウェンディ｢それだけ陽気ってことッスよ！(前向き)｣
セイン｢ちなみにウェンディのISは訓練次第で他の子も使えるらしいよ｣
ウェンディ｢しかし、一番乗りこなせるのはこのあたしッス！｣
セイン(ほんと、前向きだなあ)

ナンバー12:ディード

セイン｢ナンバーズ末妹にして仏頂面ーズその4｣
ウェンディ｢姉を敬わない生意気な子ッス｣
セイン｢○○○ー好きのくせに｣
ウェンディ｢しーっ！
いつかはあたしのことをお姉さまって呼ばせてやるッス
…え？未来永劫こない？
またまた…しょぼん｣

セイン｢これで全員紹介したね｣
ウェンディ｢そっすね。
あとはタイプゼロとして例の姉妹がいるッス｣
セイン｢本編ではあまり活躍できなかったけど、
好きになってくれると嬉しいな…ってなんでみんな集まってるの？｣
ウェンディ｢み、みなさん、ISは仕舞うッス！｣
セイン｢え…？多数決によりあたしらフルボッコ…？
…さいなら！｣
ウェンディ｢あ！セイン汚いッス！
あたしも…IS発動ってぎゃあああ！
ディエチ！砲撃は卑怯ッスぎぃぃぃぃあ！｣

セイン｢ふいい〜、ここまでくれば安心だねっと｣
シャッハ｢おや？あなたはこんなところで何をしているのですか｣
セイン｢ひいいいいいあ！｣
おわり

ウェンディのISについては数の子スレでちらっと議論してるの見ただけだから間違ってるかもしれない。
他も間違ってる予感だが。

メガ姐はマジで死ね
………そう思ってた時代が私にもありました

いやパロメとここの某数の子メイドネタでいまやすっかりネタキャラとして美味しいなぁと（笑）

メガ漫画見る限りではドゥーエとクワットロの姉妹愛で
ＳＳ一本かけそうな設定ではあるんだがな・・・

ドゥーエ〜姉妹に優しく敵に残酷
クワットロ〜そんなドゥーエを尊敬している

単行本はやくでないかな・・・
うろ覚えの記憶じゃなにも書けねぇよｏｒｚ

とある作品で大ダメージを受けて傷心。
今回のダメージはなのは３期終了と匹敵するくらい。

なのフェイで癒しが欲しい
なのフェイなのフェイなのフェイ

むしろなのは３期は放送されてたこと自体が心のダメージ

>>509
作品はどれだい？
おじさんに話してごらん･･･


心の傷を抉ってやる！

エロパロは最近鬱が流行だしなぁ

>>509
オマエは俺かｗ

作品としてはいいSSなんだけど、フェイトが不幸になる作品読むと俺も傷心ｗ
らぶらぶなのフェイで癒されたいわぁ。

っておあー！作品ってエロパロの方か
現在進行してるアニメか何かかと思っちまった･･･

関係ないけどクロノって本編で結構まとめ役してる所為か
なんか偉そう、いや実際偉いんだろうけど

エロパロは行ったことないなぁ。
ごめんそれとその作品はなのはじゃないんだよ…。
しかもニュー速にアンチがお通やスレまで立てやがってさ。

なので傷心で甘々なのフェイに癒しを求めてる

エロパロかと思って見に行ったら淫獣がスーパーハーレムでワロタ

エロパロは、フェイトがなのはを落とすために、全員まとめて落とすやつと、両方病んでるなのフェしか読んでないなぁ。

ニュー速開いたら、何のことかすぐ分かった。
嘘だと言ってくれorz

数の子布教gj


俺みたいに規制の人が多いのかも知れないけど
人少なくなってきたしあっちも見に行ったほうがいいのかな…

ARIAっていうアニメで、女キャラが男と結婚して最終回ってやつ？
知らないアニメだからどうって事ないけど、なのはに変換したら確かに大ダメージだなｗ

どこ行っても同じ話題じゃねーかバーローｗｗｗｗ
某ヴァルキリーみたいにとんでもない出張しそうで怖いなｗｗ

あーエロパロとのダブルパンチでなんだか胸糞悪い･･･
目を覚まさない様な甘い百合を誰か頼む
できれば将×フェイで

ARIAファン可哀想すぎる・・・

ゲーム版の内容がアレだっただけに充分、考えられたことだけどね。

個人的には結婚相手は幼馴染みの晃さんじゃないかと思ってるんだけどね。
あの二人はアリすずみたいなモンだろ？

しかしアリシアという事は我々も他人事ではない･･･
フェイトさんの姉が結婚という事は一大事だ･･･

都築真紀には色々物足りない思いを持ってるけど
まあARIAの作者に比べればマシだなぁ

少なくとも三人娘は結婚させる気なさそうだから大丈夫じゃない？

いや、なのフェイは結婚して三人で幸せ家族になるべき

結婚でも、なのフェイが結婚なら歓迎です

どっかのアリシアさんがどうなろうとなのフェイはこのスレがある限り何時までもいちゃつき続ける

なんという俺がいっぱい……

少し発作が落ち着いてきた･･･ありがとう、お前らのおかげだ･･･

褒美に数の子をあげよう、好きなようにしなさい

ノーヴェをスバルにけしかけてティアナの反応を見ろ、と？

>>526_527
を見る前の俺の頭の中

＼(^Ｏ^)／＼(^Ｏ^)／＼(^Ｏ^)／＼(^Ｏ^)／＼(^Ｏ^)／

まさかなのはスレでARIAのネタバレを見るとは思わなかったぜ・・・

自分的には社交的になっていくディードにやきもちを焼くオットーです
ノーヴェはティアとスバルを取り合いせざるをえない
意外とウェンディチン姉が誰ともくっつく事無く独身を貫きそうで
セインは教会入り･･･シャッハより騎士カリムと、関係で例えるならBASARAの上杉軍みたいなｗｗ
上位？

スカ「よーし、番号！」
ウノ「１！」
トレ「３！」
セテ「７！」
メガ「ハイ！」

「「「「「えんやーこーらやっとどっこいしょっとこーらしょ（以下略」」」」」

フェイトさんもそろそろ給料三ヶ月分の準備しないとな
ttp://zammel.kir.jp/lesles/src/1198173057297.jpg

ほうほう

巣からでてくるなよ、なのフェイ 厨
暴れるならここだけにしとけよ

なのはとフェイトが結婚しちゃうと失恋で枕を濡らす人がでるな

そこで重婚ですよ。

>>378とか>>463みたいな人だな・・・

しかし、シグナムはなのはと矛を交える内に、なにやら得体の知れない感情を抱き始めるのでした…

流れをぶった切ってしまいます、すみません
ここの職人さんたちの数多くの作品に触発されて自分でも一つ
ネタを書いてみたのですが投下させて頂いてもよろしいでしょうか？

それと、少し分量が多くなってしまったのですが
ここって連投する時の回数なり時間なりに何か制限はあるんでしょうか
初心者な質問で申し訳ないんですが、どなたか教えて下さるとありがたいです

連続投稿可能だよ
１レス＝３２行区切り
カップリングとか簡単に書けばおｋ

>>542
> ２ちゃんねる BBS.CGI - 2007/12/24 (SpeedyCGI) +BBQ +ByeSaru=ON +BBM +Rock54/54M +Samba24=20
> +Samba24=20
だから前回投稿から 20秒以内の再投稿は規制されます。

setting.txt の
timecount
timeclose
は設定されていないので、同一IPから何連投しようとも大丈夫

あとは
1レス 32行、4KB までです

あとは死亡物、ハーレム物とか特殊な奴だったら前置きお願いします

>>543-545
ありがとうございます！それでは以下一応注意書きとして

・なのフェイ。微シリアスで前半は少し暗めかもしれません
・時期は中学1〜2年生頃

では、手間取りましたが投下行きます
微妙に長いです。13レス程使用させて頂きます

声にならない声を張り上げたのは、意識が覚醒するその直前だった。
名前を呼んだつもりだったのに、それは音にならずに朝の静かな空気に
溶けて消えた。それが嫌な暗示に思えて仕方がない。
僅かに息を乱して、フェイトはベッドから体を起こす前に右手を目の前に持って来る。
今は小さく震えているその手には、目覚めるその時まで紅い血がべっとりと付いていた。
無論、夢の話だ。実際にはそんなことはなく、昨日仕事を終えて帰宅したフェイトは
そのまま床に就いたのだから。
「…夢」
そう、夢だ。
最悪の夢だった。

フェイトの調子が悪そうだ、と最初にアリサが気付いたのは朝のＨＲが終わって
一限目の準備をしていた時だった。普段から自分で人に話を振ってくるタイプではない
ことは承知の上だが、それにしても今朝の彼女は静か過ぎる。
「フェイト」
少し離れた所から声をかけてみるが、反応はない。まるで呆けたように焦点の合わない目を
宙に彷徨わせている。
「フェイトー」
先程より数歩歩み寄って再び呼びかけてみるも、結果は同じ。机の上には未だに鞄を出しっ放しだ。
むっとしてアリサはフェイトの耳を摘み上げる。
「フェイト、ちょっと聞いてんの！？」
「わ、えっ！？ア、アリサ…？」
「アリサ？じゃないわよ。もうすぐ授業始まるわよ」
言われた台詞の内容をすぐには理解出来ないフェイト。溜息混じりにアリサが鞄を指してようやく
彼女は慌てたように教科書を出し始めた。

「朝から何ぼーっとしてんのよ？」
「う、ん…その、ちょっと」
言いかけたのか、それとも初めから言うつもりがないのか。フェイトは口ごもり、続く言葉は
出て来ない。どうしたものか、とアリサが天井を仰いだところで、始業のチャイムが鳴った。

中学校に進学してから、フェイトやなのは、はやては以前と比べ益々出席できる日が減っていた。
管理局勤めにもすっかり慣れ、こなす仕事の量が増えている。また、質も駆け出しの頃より
一段も二段も上のものも多く、時には疲れてそのまま登校できたはずの半日を寝て潰してしまう
ことだってある。
だからこそ、今日のように一日丸々学生として過ごせる日々は貴重だった。休んでいた分の授業
ノートも写さないといけないし、授業ならではの先生の話も出来るだけ聞いておきたい。
けれど、それなのに今、フェイトは授業を受けている身にもかかわらず、先生の話などこれっぽっちも
聞いていなかった。耳には入っている。しかし頭がそれを理解しようとせず、まるで雑音のように
思考から追い出してしまう。
机の上に出された教科書とノートは開いてはいるものの、既にそのページは開始直後に説明が
終えられた箇所だった。手に握られていたシャーペンはいつの間にか滑り落ちていたが、フェイトの
意識はそれに気が付かない。
彼女の頭を支配しているのは他でもない、今朝の悪夢だ。日が差し込んで若干白が落ちている教室の
中にいるというのに、まだあの紅が目の前から消えてくれない。

夢に出て来たのは、なのはだった。そして自分。二人きり。
寒い世界だった。一面雪で埋め尽くされて、他には何もなく、空、あれは空だったのだろうか。
足元は白、他は灰色で染まっていた。そのせいか、目の前に立つなのはのバリアジャケット
の白もどこか霞んで見えた。

少しして、なのはがこちらを振り返って笑ってくれた。その笑顔が、いつもの彼女のものなのに
異様に胸をざわつかせて、フェイトは堪らず手を伸ばしていた。
だが、その手は届くことなく、その瞬間まで目の前にあったなのはの体は、いつの間にか
地に伏していた。
白と灰色だけの世界に鮮やかな紅が乱暴にぶちまけられる。
後はもう思い出したくもなかった。必死に彼女を抱き起こして名前を呼んだ。返ってくる声が
ないことに気付きたくなくて、何度も何度も叫んだ。
（…最悪だ）
頭を抱えて、胸の中の重苦しい空気を吐き出す。似たような夢は今までにも何度か見たことがある。
見るようになったのは、なのはが墜落事故の負傷から復帰してからだ。フェイトは実際に彼女が
堕ちたその光景を見たわけではない。けれど後から耳にしたその時の状況や、病院での彼女の負傷
具合などがピースとなって組み合わさる。勝手に脳が構築する。
最初は仕方ないものだと割り切っていた。なのはが瀕死の重傷を負ったあの事故は自分に確かな
影響を与えたことは間違いないのだし、あの頃はまた彼女が堕ちてしまうのではないかと
不安ばかり抱えていたから。
けれどもうあれから数年経った。既になのはは夢だった教導隊入りを果たし、順調に任務をこなしている。
そして体調管理も事故前とは比較にならないほど気をかけるようになった。
もうフェイトが心配するようなことはないのだ。それが分かっているからこそ、フェイトも自分の
執務官としての仕事に全力で打ち込んでいる。
後はお互いに真っ直ぐ前を向いて進んで行くだけだ。そう思えるようになった矢先だったというのに。
フェイトは斜め前の空いた席に目をやる。なのはは今日も欠席だ。
（なのは）
会いたい、と声にはせずに口だけ動かした。もちろん伝わるはずがない。
何をやっているんだろうと自嘲気味に笑おうとして、けれどそんなことすら上手く出来なかった。

「うーん。ずいぶんとまた重傷やね」
昼休み。はやて、すずかもフェイト達の教室にやって来て四人で昼食を取る。
アリサが半ば無理矢理、今日のあまりに悪い調子の理由をフェイトに吐かせ、それを聞いた
はやてが開口一番に呟いた。
「気持ちはまあ…分からんでもないけどな。でもそんなに引きずらんでも」
「うん…その、自分でも気にしすぎだとは思うんだけど……」
事故を知っている者は誰でも、フェイトと同じ思いを抱いている。だが心配し過ぎても
なのはが困るだけだ。そこまで分かっていても尚、フェイトの気分は晴れない。
「なのはちゃんは今日、お休みなんだよね…」
「ま、いればフェイトもここまで落ち込んでないわよね」
自分の心が完全に見透かされているのは長い付き合い故か。有り難いやら恥ずかしいやらで
フェイトは俯いてしまう。
「それにしても、フェイト、午後の授業どうするの？」
「どうするって…？」
今日は一日オフだと伝えていたはずなのだが。首を傾げるフェイトの考えを察し、そうじゃなくてと
アリサは続ける。
「そんな状態で授業受けてても仕方ないでしょ」
言われ、言葉を詰まらせる。つい先程受けた授業も内容をほとんど覚えていない。
「ノートは今までの分もまとめて後で写させてあげるから、保険室でも行って寝てきたら？
すっきりするわよ」
「それは、さすがに」
体調が悪いわけではない。要は、寝覚めが悪かった。ただそれだけのことだ。
それでいて授業をサボるのには抵抗がある。
「でもフェイトちゃん、顔色もそんなに良くないよ」
すずかが困ったように指摘する。本人がどう主張しようと、明らかに今のフェイトはお世辞にも
元気だとは形容出来なかった。

「まだ時間もあるし、保険室は大袈裟でも、どこかで気晴らしでもしてきたらどう？」
「まあ、それが一番やね。今のままやと、逆にフェイトちゃんの方が心配や」
友人達の提案を聞きつつ、弁当の最後の一口を呑み込んだフェイトは、とうとう観念したように
曖昧な笑みを浮かべて頷いた。

重い鉄扉を開けて、外に足を踏み出す。屋上。人がほとんど行き来することのないこの場所は
魔法や管理局関連の話を持ち出す時によく利用しているが、今日のように一人で訪れることは
珍しかった。外に出た途端、フェイトの髪は風に吹かれて靡く。空に近いこの場所では、
風が吹かない日は滅多にない。
「ここがいいかな…」
思い切り肺に空気を吸い込むと、陰鬱としていた心が少しばかり浮上した気がした。
扉の側に腰を下ろして、足を放り出す。そして、校舎の壁に背を預けて目を閉じる。
そうすると、風が一層強く感じられた。目を閉じたままでも、空の青さを想像できるほどに。
この風が、不安も悩みも連れて行ってくれればいいと思う。陳腐な発想かもしれないが、それでも
今のこの気持ちが変えられるのなら何でもよかった。
そんなことを考えながら、もう一度息を吸って、フェイトは意識が虚ろになっていくのを感じた。

「フェイト、明日も仕事なのかしら」
フェイトを見送り、少し遅れて昼食を食べ終えたアリサがぽつりと呟く。
「ううん、どないやろ。特に聞いてへんから分からんなあ」
「フェイトちゃんのこと、心配？」
すずかの問いに、少し間を置いてから頷くアリサ。
「あの調子じゃちゃんと休めてないだろうし。まったく、あんたたちは揃いも揃って無理ばっか
するんだから」
「私も？」
「そう。はやて、あんたも」
はっきりと断言され、反論しようにもその反論を考えるのにはやては若干時間を食う。

その間に、アリサの携帯が鳴った。誰からだろうと、彼女は首を傾げてすぐさまそれを
ポケットから取り出した。
「メール？」

フェイトは酷く浅い眠りに就いていた。風の音も、微かにする生徒の声も全て聞こえている。
頭の中にはぼんやりと靄がかかっていた。
しかし。
「フェイトちゃん」
一人の少女の声が、その靄を払う。
「フェイトちゃん…寝てるの？」
徐々に覚醒してきた意識を伴って、フェイトは誘われるように瞼を上げた。
ずっと顔を上に向けていたから、最初に目に飛び込んでくるのはあの青い空―――
「おはよう、フェイトちゃん」
ではなく、先程からずっと名前を呼びかけてくる少女の顔。
フェイトの視界一杯に映ったのは、なのはの笑顔だった。


「え、あれっ、なの、は、なのは！？」
「うん、なのはだよ…って、ちょっとフェイトちゃん落ち着い」
て、となのはが言い終えたのと、慌てふためいたフェイトが後ろのコンクリートの壁に頭を
ぶつけたのは、ほぼ同時だった。

後頭部がじんじんと痺れているのを感じる。どうやらたんこぶはできなかったようだが、
暫くはこの痺れが続きそうだ。フェイトは片手でぶつけた箇所をさすって思う。
「もう、いくらなんでも驚きすぎだよ」
「ごめん…今日はなのはは休みだと思ってたから」
フェイトの言葉を受けて、本当はそのつもりだったんだけど、となのはは続けた。
「管理局の仕事が思ったよりも早く終わったから、急いで来れば午後からの授業には
間に合うかなって」

実際、来てみればまだ時間的には昼休みの最中だ。これは準備にかかった時間の最短記録
が出たかもしれないと喜ぶなのはに、フェイトは眉を顰める。
「駄目だよなのは。休みはしっかり取らないと、疲れだって溜まっちゃうし」
「大丈夫。分かってるよ。無茶はしてないから」
「でも」
いつもの会話、いつものやり取り。けれどフェイトはいつものそれよりもはっきりと伝えたかった。
今朝見た夢。かつての事故。脳裏を何度も繰り返しよぎるそれらがフェイトにはたまらなく怖い。
気付けば隣に座っているなのはの方に身を乗り出していた。
なのはの視線がじっとフェイトを捉える。
「…フェイトちゃん、やっぱり何かあったの？」
思いがけないなのはの言葉に、え、とフェイトは聞き返す。
「実はね、学校に行くことにするねってアリサちゃんにメールを送ったら、返事が来たの。
フェイトちゃんの様子がおかしいから行ってあげてって。多分、屋上にいるだろうからって」
「アリサが…？」
見れば、なのはは鞄をここに持って来ていた。おそらく、教室に寄らずに直接ここに来たのだろう。
「フェイトちゃんどうしたんだろうなって急いで来てみたら、気持ち良さそうに寝てたから
安心しちゃったんだけど…でも」
言って、なのはは手を伸ばす。その手はフェイトの目の淵に触れた。
「やっぱり、フェイトちゃん、どこか辛そうだよ」
彼女は溜まっていた涙を拭ってくれたのだ。なのはの指先が濡れているのを見て
フェイトは思った。
けれど、それは苦しいからではなくて、辛いからでもなくて、ただ頭をぶつけた拍子に
出てしまっただけのものだ。
「なのは」
だから、彼女が考えているようなものではないのだと言おうとするフェイトに、なのはは
小さく頭を振る。
「うん。でも、辛そうだから。放っておきたくないよ」

不思議だった。ぐらぐらと不安定だった心は、なのはの声を聞くだけで芯が通ったように
落ち着いていく。今、自分ははここにいるのだとはっきりと感覚出来る。
「何か、あったの？」
「…う、ん」
「話、聞かせてくれる？」
「……ごめん」
フェイトは目を伏せる。彼女を困らせたくなかった。勝手に心配して、勝手に不安になって
いるだけなのに、その感情をぶつけるのは間違っている。他の誰に言えても、なのはに
だけは言えなかった。
しかし、フェイトの謝罪の言葉を聞いても、なのはは穏やかに微笑んだままだった。
「謝らなくていいんだよ。でも、もしほんの少しでも話せることがあったら、話して欲しいな」
なのはがのんびりとした口調で、決して急かさずに告げる。ほんの少しでもいい。その言葉に、
フェイトは口を開く。
「…嫌な、夢を見たんだ」
「うん」
「それで、それをずっとこんな時間まで引きずっちゃって」
「うん」
小さく打たれる相槌がフェイトの次の言葉を引っ張り出す。目線を上げてみれば、なのはがずっと
こちらを見てくれていることに気が付いた。
「ただそれだけなんだ。みんなに心配かけて、本当にごめん」
「本当にそれだけなの？」
更に何かを聞き出そうと顔を覗き込んでくるなのはに、フェイトは苦笑して本当だよと答える。
その顔を見て、つられたようになのはも笑った。
「フェイトちゃんがそう言うのなら、わたしはこれ以上はもう訊かないよ。ちょっとまだ心配だけど、
話してくれて嬉しいな」
そう言ってから、なのはは急に真顔になった。怒っているのではないのだろうが、先程よりも強い
視線にフェイトは思わずたじろぐ。

支援＆必要であれば、避難所

リリカルなのはで百合萌え（燃え）避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10685/1200323173/

「フェイトちゃん、一人で抱え込みすぎたらダメだよ」
いきなり切り出されたその台詞は、普段ならばフェイトが口煩いほどなのはに言っているものだった。
その意外さに目を丸くしたフェイトを見て、なのはは不満そうに顔を歪める。
「フェイトちゃん、今なのはには言われたくないって思ったよね」
「いや、その…少しは」
流されるままに本音を漏らしてから、さすがに正直に言い過ぎたかとフェイトは後悔する。
「酷いなあ。わたしは真面目なのに」
しかし、大袈裟に落胆してみせるなのはは、言うほど気にしてはいないようだった。
その証拠に、彼女はすぐにまた優しく微笑む。
「フェイトちゃんはわたしのことが心配だって言うけど、わたしだってフェイトちゃんのことが心配なんだよ」
その笑みには微かに困っている風が滲み出ていた。フェイトは黙ったまま、次の言葉を待つ。
「みんなが辛そうな時はすぐに分かってくれるのに、自分のことはいつも大丈夫って一言で済ませちゃうから」
なのはが体勢を変え、二人の距離が少し縮まる。
「本当は、もっとたくさん聞かせて欲しいんだよ。フェイトちゃんが感じたことも、思ったことも、
考えたことも。何でも一緒に、は無理かもしれないけれど…フェイトちゃんのこと、ずっと
近くに感じていたいから」
そう言って、またなのはは笑った。いつだってこうして彼女は笑顔を絶やさない。
けれどそれに飽きるなんてことは決してなく、魅入られるようなその表情がフェイトの内の燻る
想いを強くする。
「わがままかな」
そんなことはない。私だって同じ気持ちだ。答えたいのに、口が上手く回らない。
気持ちばかりが先走って、空回りしているように感じる。
それでも、もっと彼女の近くにいたい。その存在を感じていたい。
次の瞬間、フェイトは無意識になのはの手を取っていた。

「…フェイトちゃん、どうしたの？」
「えっ、あ、ごめん！これは、その…」
咄嗟に繋いでいた手を放し、再び距離を開けようとしたフェイトを、今度はなのはが手を取ることで
制した。
「フェイトちゃん。今考えてたこと、教えてくれる？」
「い、いま、考えてたこと？」
フェイトは混乱する。分からない。無意識の行為だったのだから、明確な目的なんてなかった。
ただなのはの近くに、もっと近くにいたいと、それだけを思って。
「……っ！」
刹那、自分の考えを理解したフェイトは顔を紅潮させた。駄目だ。これは言えない。心配してくれている
なのはに対して、こんなことを思うのはあまりに失礼だ。
「何でもないから、本当っ」
とにかくこの場から逃げ出したくなったフェイトだったが、思いの外しっかり握られている手がそれを
許してはくれない。更に、あろうことかなのははその手でフェイトの頬を包み込んだ。両の頬に手を
添えられ、フェイトは視線すら逸らすことを防がれてしまった。
「フェイトちゃん」
「う……」
逃げられない気配をひしひしと感じる。それ以上に、なのはが至近距離にいるという
事実がこれ以上ないくらいフェイトの鼓動を早める。
誤魔化さないといけないのに、なのはに見つめられている今それは不可能だ。この
状態で平然と嘘を吐けるほどフェイトは出来た人間ではない。
「…いな、って」
「え？」
零れた声がよく聞き取れなかったなのは。フェイトはごくりと唾を飲み込んで、覚悟を決める。
「なのはのこと、抱き締めたいって、思った」
周囲に誰もいないせいか、いやに声が通った。
「…え、ふぇえええっ？」
今度はなのはが顔を赤らめる番だった。一方、既に何かを振り切ったかのようなフェイトは
僅かに照れを残してはいるものの、落ち着いたトーンで話を続ける。

「駄目かな、なのは」
「えっと、ちょっと待ってっ。ううん、待ってって言うか…その、どうして、っていうのも
おかしいよね。わたしが言って欲しいってお願いしたんだし…うう」
「ごめん。嫌ならいいんだ。なのはを困らせたくはないから」
「嫌じゃないよ！それは本当！」
戸惑うなのはが、その意思だけは声を張って示した。その真っ直ぐさがフェイトには素直に嬉しい。
だが、当の彼女は暫しの間うんうんと唸って何とか気持ちを落ち着かせようとしていた。
「…うん、分かった。その、こう言うのはおかしいのかもしれないけど、フェイトちゃんが
したいなら、いいよ」
言い終えたなのははちょこんと姿勢を正す。完全に待ちの姿勢に入ったのだ。
そんななのはに、フェイトがゆっくりと手を伸ばす。恐る恐る、と形容するのが的確かもしれない。
よくよく考えてみれば「抱き締めたい」「いいよ」なんて会話の後に、その通りに実行するのは
恥ずかしいことこの上ないではないか。
無論、なのははそんなこと気にしていない。見ている人だっていない。
けれど、何より自分で自分が恥ずかしいのだ。
徐々に動きが緩慢になる。ああ、何であんなに包み隠さず本音を言ってしまったのだろう。
フェイトは開いていた手を閉じようとする。やはり、止めておこう。それがいい。
だが。
「わっ…！」
それよりも前に、痺れを切らしたなのはが自分からフェイトを抱き締めた。心臓が破裂するかと思うほど
勢いよく跳ね上がる。
「なな、なのは！何で…！」
「もー。フェイトちゃんがしてくれないからだよ。止めようとしてた？」
図星だった。考えが全て見透かされている。
「…ねえ、フェイトちゃん。抱き締めてくれる？」
なのはにそう言われて、フェイトが拒否できるはずもなく。またそうする理由も、今となってはもう
何もない。なのはがそうしているように、フェイトも腕を彼女の背に回す。
今、二人はこんなにも近くにいるのだ。

相手の心臓の音が聞こえる。仄かに鼻に届いてくるのはずっと求めていた
匂いだった。もっと近くに、と一方が手に力を込めれば、もう一方も応えるように
もっと強く抱き締め返す。
「フェイトちゃん。わたしね、今フェイトちゃんのこと、とっても近くに感じてるよ」
耳元で囁かれる声は、涙が出るくらい優しい声だった。うん、とフェイトは彼女への
精一杯の気持ちを込めて頷く。
「なのは、あたたかいね」
「にゃはは。そうかな？」
「うん。私も、感じてるよ。なのはの温度、なのはの声、なのはの匂い…」
なのはの全てを、彼女を構築するあらゆるものを全身で感じる。夢の中では
感じられなかったものだ。この手から零してしまったものを、確かにフェイトは
今感じ取っていた。
まだここにある。この手で守りたいもの。大切な人。
そして、これからもずっと。
今朝の悪夢はもうとうに薄れ、彼方へと消えていた。今のフェイトは、腕の中にいる
大切な人で満たされている。
「フェイトちゃん。今、何のこと考えてる？」
フェイトはいつまでもこうしていたいと強く願う。思うこと、考えることを言葉に乗せて
なのはに伝えることで、それは叶うのだろうか。なのはが伝えてくれるたくさんのことを
受け止めた分だけ、その願いは現実へと近付くのだろうか。
「なのはのこと、もっと強く抱き締めたい。もっと近付きたい」
「…そこまではっきり言われると、ちょっと恥ずかしいかも……」
「今更だよ」
言い出したのはなのはの方なんだから、とからかうフェイトに、なのはは不貞腐れたように
頬を膨らました。けれど、こうして笑うフェイトは本当に可愛いから、少しくらいは我慢しよう
と思う。

「…それなら。近付いて、抱き締めて、それからどうしよっか？」
開き直ったなのはがそう言って、フェイトの要望通りに動く。もう何も彼女達を止めるものはない。
「もっとだよ、なのは。今よりもっと、もっと近くで、もっと強く、私になのはを感じさせて―――」
もう二度と悪い夢なんか見ないように。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。その音を、二人は意識のどこか遠くで聞いた。


結局、気晴らしに屋上に行ったはずのフェイトと彼女の様子を見に行ったなのはが
友人達の前に戻って来たのは午後の授業が終わり、放課後下校しようかという頃合だった。
そんな長い時間、二人が何をしていたかという追求は数日に及んだが、どれだけ
質問責めをしても両者とも顔を真っ赤に染めるばかりで最後まで答えることはなかったという。

これで終了です。途中で規制されてしまった…急に中断してしまってすみませんでした
>>555の方、ありがとうございました

長編を書いてたんですが詰まってしまったので短編に逃げました
しかし、後半のいちゃいちゃを書きたかっただけだったのに気付いたらこんなに長くｗ
またこの悶々とした妄想が形になった時にはお世話になりたいと思います
どうか、こんなんでもみなさんの妄想…と言っては何ですがｗほんの少しでもそれの足しに
なればなあ、と願っとります
それでは、スレ汚し失礼しました

>>561
ＧＪでした！
しかし、一体ナニをしていたんだ二人はｗｗ

GJ以外の言葉が見つからない

15歳の頃の微妙な感覚と言うか、そんな雰囲気がまた良い。

GJです。
また次回も楽しみにしてますっ

ＧＪ
これは癒された！！

GJ！
微妙な二人の関係がすごいよかった

ＧＪ過ぎるっ
いいね、なのフェイっていいね

>>522
傷心しすぎて素晴らしいレスをスルーしてしまっていたようだ
俺は残りの可能性をそれに掛けるよ

こんな寒い日はなのはさん、フェイトさん、ヴィヴィオ
３人仲良くくっついて寝てるんだろうなぁ。

この仲良し家族め…おやすみなさい

GJ!!
なのフェエンドのユーなのフェ書いてたらなぜか鬱になってたから余計癒された!

おっと、久しぶりに来たら名前戻すの忘れてた

最近職人さんいませんよね……寂しいですorz
って思いましたが今日は豊作ですねｗｗｗ
ナンバーズもフェイなのもＧＪ！！

それでは今日もフェイなのパラレル小説投下いたします。

一行前書き
多分１５禁くらい？いや、そんなにエロくないです。今回は吸血ではなく性的な意味でエロイです。

第十一章　謎解き



それから、

私達は何度も会うようになった。

私がそれを甘んじて受け入れていることを、彼女は不思議に思っているらしい。私も最初は分からなかった。
でも、もう知ってしまった。これをなんて呼ぶか。この気持ちをなんというか。

でも、誰にも言えるわけがない。

今日も彼女が来て、私の血を吸った。それでも快楽に慣れることはない。そして彼女に慣れることもなかった。

彼女が首筋から唇を離した。

「…気持ちよかったの？」
「そんあっ…こと……！！」

口が回らない。むしろその言葉が肯定してしまっているようで、顔が赤くなった。

「そうかな…？」

そう言って彼女は、服の上から私の胸を揉み始めた。

「んっ…！？」

気持ちよさと驚きが一度に来る。

「何をっ…！？」
「ん？身体が熱いなら冷ましてあげようと思って…」

そう言いながら右手を下半身へ伸ばす。

「い、嫌っ…！！やめ、てぇ……！！」

知識では知っているが、実践がこんなに急に来るとは思わなかった。
彼女の肩をドンドンと叩くが、彼女は知らんぷりをしてそのまま私の下着の中に手を入れる。

「…濡れてるよ？」
「ち、違っ…！！」
「何が違うの？」

可愛い彼女に楽しくなってしまって、フェイトは意地悪にもそう言う。

だが、なのはは涙を流して泣いていた。

急激に頭が冷える。彼女が…なのはが泣くと胸が苦しい…。

「いや…」

彼女がおずおずと背に腕を回してきた。

「何で…嫌なの？」
「好き…」

彼女の言った意味が理解できない。

「好き……」

再度同じ言葉が繰り返された。

「誰が…？」

平静を装ったが、声がひっくり返りそうになった。

「あなたが…好き…だから…」
「好きなら…いいんじゃないの？」
「好きだから…嫌、なの…」

私は焦りを隠すように笑った。

「愛されていないから…とでも言うの？」

彼女はそれに…頷いた。
私は彼女の上から、バネがついたオモチャのように跳ね上がった。

「行かない…で…」

急いで帰ろうとするが、彼女の声が私をその場に縛り付けた。鈍い動きで立ち上がり、こちらに向かってくる彼女。
そのまま彼女は私の胸の中に飛び込んできた。

唇に温かいものが触れる。

私は驚きを隠せずに、彼女の肩をつかんで引き離す。

「じゃあね…」

俯いたまま一言いうのがやっとだった。私はそのまま飛び立った。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


自分の館に戻ってからすぐに、私は自分の部屋に引きこもった。

彼女が言った言葉。行動。全てが繋がったような気がした。
それと同時に、自分の行動も……。

いや、そんな訳ない。だって…私と彼女は……

そっと、自分の唇をなぞる。

そこはまだ彼女の温もりを覚えていた。



続く

一行後書き
今度は強姦ですかフェイトさん(笑)一番最初の単品のバンパイア小説がこの間に入るように繋げたんですが…どうですかね？



>>497
そういえば、書いてありませんね。一応特に変身する必要はないので姿は１９才です。ご指摘ありがとうございます。


次回から、謎だった部分(？)が少しずつ消化されていくはずです。…色々拾いきれなかったらすみませんorz

なぜかヴィヴィオスレより

253 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2008/01/29(火) 04:08:17 ID:NSYfnabJ
こんな感じですか？
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67300.jpg

>>571
何それ・・・楽しみすぎる

アクエリアスさんGJ！

>>578
ＧＪ
続き楽しみに待ってます

>>561
ＧＪ！モニターの前でニヤニヤしちまう俺きめぇｗｗ
>>578
なんか良い感じで切なくてＧＪ！

アクエリアスさん、GJです。
吸血シーンがとってもエロスですっ
でも、好きな気持ちがせつなくていいです

お久しぶりです。
早速ですが空気を読まずに、なのフェイ前提　大人ヴィヴィ→なのを投下させて頂きます。
５〜６レスで終わる予定。

・なのフェイ前提といいつつフェイトさんは出てきません。
・ちょこっとなのはさんが病んでる？かもしれません。
・ヴィヴィオがちょっとSかもしれません。
・大人ヴィヴィオが大好きです。
・アクエリアスさんの長編が非常に楽しみです。

余分なところもありましたが、ヴィヴィオはあくまで家族だとか苦手な要素があったらスルーしてくださいませ。

「私は、もうなのはさんの事をママだなんて思えない」


落とされた言葉は私の心に鈍い痛みを与えた。衝撃に思考がグラリと揺れる。
ふいに香った甘い匂いが鼻孔をくすぐり、漸く欠片程度の冷静さを取り戻すと、自分を組み敷いている愛娘を見ようと視線を向ける。
私の肩を押さえつけながら、今にも泣き出しそうな、苦痛と自嘲を含んだ顔で笑っているヴィヴィオ。

――どこかで。

見覚えのあるその表情の主を思い出そうとするが、押し倒された際に打ち付けた頭がズキリと痛みうまく思い出せない。
辛そうに顔を歪めるヴィヴィオに何を言ってあげればいいのか、どうすればいいのか分からずにただ、泣きそうな笑みを見続けていた。
ヴィヴィオのルビーとエメラルドのような瞳が濡れ、私に触れるだけの口付けを落としても抵抗出来ないままで居た。
一度だけではなく、何度も啄ばむ様に落とされる暖かさと雫に思考が溶かされて行くのを感じる。
けれども、心のどこかがキシリと音をあげて軋む。
彼女だけに許したその場所を奪われてしまったからだろうか？
心は罪悪感に染まっていくのに、唇だけが酷く熱い。

「なのはママが私の事を助けてくれたあの日から、私はなのはさんの事をママだと思えなくなった。……思いたくなかった」

やがてポツリと紡ぎ出された言葉に深く沈んでいこうとした思考が浮上していく。
頬に残ったヴィヴィオの暖かかった雫はゾクリとするような冷たさと共に流れ落ちた。

「でも、私はなのはママの子供だしなのはママもそれを望んでるって分かったから、必死に自分に言い聞かせてきた、でも」
「……ヴィヴィオ」

再び頬を熱く濡らす雫を止めようと頬に手を伸ばす。けれど、触れる前にヴィヴィオに捕らわれた。
ヴィヴィオは捕らえた指先に唇を寄せ、彼女の指先と一緒に床へと縫い付けられた。

「でもね。フェイトマ……フェイトさんの仕事が忙しくなってきて、なのはさんが泣いてるのを見て、
なのはさんに寂しい想いをさせるフェイトさんが許せなくなった。自分の気持ちを抑えれなくなったの」

ヴィヴィオが寂しいだろうからと、私が家に出来る限り家に居られるよう自分が頑張って働くと告げたフェイトちゃんは、
自分の仕事を日に日に増やしていた。それに伴い、家に帰ってくる事もここ数年あまり無くなってしまって……。
私達の事を大切に想ってくれているからこその行動だという事は分かる。
最初のうちは仕方の無い事だと思っていた。
帰ってこれない間も連絡は取っていたし顔も見ていた、けれど、広いベッドに一人で寝るのはどうしようもなく寂しかった。
自分の横にぽっかりと空いた空洞――いつもフェイトちゃんが寝ていた場所に身を横たえ朝を迎えた。
そこはフェイトちゃんの甘い匂いで満たされていてとても安心出来る場所だった。
けれど、夜が明け朝になる、それが何度か繰り返される頃にはフェイトちゃんの匂いは消え、私の匂いだけになってしまった。
再び沸きあがる寂しさを打ち消すよう、そこに存在しない彼女を求めても結局は虚しさが膨れるだけで、耐え切れず枕を濡らしてしまった事も一度きりではない。
ヴィヴィオに見られたら心配させてしまうだろうからと、
隠れて泣いていたのにある日見つかってしまって、「ママの事はヴィヴィオが守るからね」とどちらが親なのか分からない事を言われ抱きしめられた。

それが半年くらい前。

あの時は、単純に子供が母親の心配をする感情だと思っていた。
けれど、目の前のヴィヴィオを見る限りそうではなかったのだろう。
綺麗な瞳からはキラキラ光る水滴を幾つも零し、波打つ水辺のようにゆらゆらと揺れている。
何かを耐えるように、何かから逃れるように不安気に下げられた眉。


『……なのはが、好きなんだ』


――ああ。そういえばフェイトちゃんが私に告白してくれた時もこんな表情をしていたっけ。
家族になるとこんな所も似てしまうのだろうか？
最初に感じた懐かしさと、あの人の面影を残す愛娘に心臓がトクンと小さく音を立てた。
何かに見捨てられまいと、何かを必死で繋ぎ止めようとするこの表情は、どうしても彼女を思い出してしまう。

「私は、なのはさんが好き。大好き、愛してる。なのはさんが望むならずっと傍に居てあげるよ？
なのはさんを一人になんてさせないよ。ずっと、ずっと一緒に居てあげる。――なのはさんは？」

揺れる瞳の奥に見える、挑発的な力強い輝き。ああ……こんなところまで彼女に似てしまった。
トクン、トクン、と鼓動が早くなっていくのが分かる。
ダメ。そう思うのに止められない。

「……いよ」
「なに？」
「いいよ、ヴィヴィオの好きにして」

――もう、独りは嫌だよフェイトちゃん。

刹那、ヴィヴィオの大きな瞳が見開きやがて弧を描いた。
その瞳にすら、彼女を重ねてしまう。彼女には月が良く似合う。
……きっと、目の前のヴィヴィオにも月が良く似合うだろう。
けれど、フェイトちゃんが月なら、ヴィヴィオは夜空だ。
太陽を飲み込んで、月をその胸に抱く、夜空。

「本当にいいの？」

そう言いながら顔を近づけてくるヴィヴィオ。
私はそれにコクリと頷いた。

「愛してるよ、なのはさん……なのは」


――なのは。


ヴィヴィオの声に重なる柔らかい声。
聞き間違えようもないその声に、私の唇は自然と音を紡ぐ。
一回、十回、百回、何千、何億回と繰り返したあの言葉が。

「私も愛してる……フェイトちゃん」

自分の出した言葉を反芻し、理解するよりも前に、
互いの息を感じるほどに近くなっていたヴィヴィオの顔が歪んだ。

「……やっぱり、フェイトさんなんだ」
「ヴィヴィ」
「でも、」

ゆらゆらと、揺れていた宝石の瞳が次第に強い光を帯びていく。
妖艶な色気を伴うその光に、ゾクリと背中が粟立つ。

「すぐに私しか見えないようにしてあげるから」

――だから、覚悟してねなのはさん。
そう言って深い口付けを落としたヴィヴィオに口腔を貪られているうちに思考がゆるゆると溶けていく。
キスがうまいのもフェイトちゃんに似たのかな。

最後にそんな事を想いながら私は、ヴィヴィオの背中に腕を回した。

以上です。あと久々過ぎて忘れていました、タイトル。
上記のタイトルは「金色の光を追い求めて」です。

フェイトさんが結構かわいそうな事になってますが、この後どうなるんでしょうね？
自分で書いておいて未定です。でも続きません各自の想像に任せたいと･･。
さて、稚拙な文章でしたが楽しんで頂ければ幸いです。

他の板にまでなのフェイなんて妄想吐き出しにやってくんな、クソ厨が
巣にこもってろよな

まあ頭の中の妄想を公式と思いたくていつのまにわからなくなって、そのまま暴走する
主張したがりのおまえらじゃ、ブログに押しとどめるなんてのは無理なんだろうな
別に期待してないから、その馬鹿な妄想は狭いところで吐き出してくれよ

お前らみたいなやつがいるせいで
「なのフェイうぜー」といわれてんの知らない人間にいっても仕方ないかもしれないけどなｗ
いや、知ってるから必死なのか

自分の中じゃその妄想は当り前でも、余所では気持ち悪いことないんだぜ
それを他の板にまでもちこむのはおかしいといい加減気付け

　　 ∧＿∧　　／￣￣￣￣￣
　　（　´∀｀）＜　オマエモナー
　　（　　　　） 　＼＿＿＿＿＿
　　｜ ｜　|
　　（＿_）＿）

カルシウム不足だなｗ

またなっつかしいものをｗｗ

>>591
さあ、今すぐ続編を書く作業に戻るんだ！
ここで終わらせるのは生殺しもいいところだぞ。

>>593懐かしすぎ吹いた

>>585
読んでいて背徳感を覚えるのは何故だろう…

スバティアが足りないから自分で書こうかと思ったんだけど、ネタがない
という訳で誰かシチュを妄想してくださいませんでしょうか……

自分が戦闘機人であることを明かしたスバルが、
ティアナから人間らしさ…あんたの体だってあたしと変わらない、とか…を教えてもらう

最終決戦集結直後、戦闘機人と戦ったことを話すティアナが
恐怖心を呼び起こしてしまい、震えるティアナをスバルが（性的にも）慰めてあげる…とか

>>600
なんという素晴らしいシチュエーション

>>599
さあ、>>600がネタを提供してくれたんだから
はやくそれを文章にする作業に戻るんだ

>591
GJ！
ヴィヴィオが絡むと背徳感があって妙に興奮するｗ

スバティアと言えば昨日配達中に巡り合えてを聞いてたんだけどあれはなのフェイよりもスバティアっぽいね
特に2番のティア度はかなり高いと思う

>>591

美味しく頂きました
ヴィヴィなの大好物だw!

>>600>>601
ほら、いきなり伊勢海老もらっても料理の仕方わからないじゃないですか
せっかくのいい素材を生ゴミにしてしまうのは忍びないので、
もう少し簡単なのでお願いしますorz

>605
眠っているティアに馬乗りになって、おっぱい枕に顔を埋めるスバル

>>591
複雑な二人の気持ちが伝わってきた
フェイトさん、どうするんですか……？



スバティアは王道だけどあんまりないよね
ｗｋｔｋしてます

>>605
しかし六課解散後ティアと会う機会がなく（当然おっぱい枕もできない）
欲求不満になって「ティアのおっぱい枕がほしいー！」と
公衆の面前で叫ぶスバル
瞬く間に噂が広がり（ティアが目撃でも可）ティアに〆られるスバル

>>599
自分の中に芽生えた恋心に悩むティアナと、そんな不安定なティアナを気遣うスバルとか。
そんで最終的にツンデレからデレデレになるティアナ。

>>605
風邪で倒れたティアナを看病するスバル
ただの風邪なんだけど死ぬだのもうだめだの弱気になりまくる姿を見て
なんとなくｷｭﾝｷｭﾝきてそのままいたしてしまうとか

>>605
1話でのB級昇進試験の後。

「そういえばティア、気付いたんだけど…」
「なによ、いきなり。連携とかおかしかった？」
「うん…ティア、ちょっと胸、大きくなったかなーって」
「ばっ…！こ、この、バカスバル！！一体なに言い出すのよー！」

こんなノリならどうか

風邪で寝込んでしまったティアナをスバルが看病する。
そしてティアナが弱気になってスバルにデレる、と。
スバルに「ちゃんと側にいるから」って言われて、安心したのか眠るティアナ。
それを横で見ていたスバルも、うとうとしてきてティアナのおっぱい枕で寝ちゃう。
(戦闘機人だから何日も寝ないで行動できるとかよく分かんないです)
で、スバルが寝言で「ティアのおっぱい枕やわらかいなりぃ」って言ったのを
ちょうどお見舞いにきた口の軽い女ことシャーリーさんと他数名が扉ごしに聞いちゃって噂が広まる。
ティアナが起きるとスバルが自分の胸の上で寝ていて、ちょっとムッとするけど
寝顔可愛いなぁとか思っちゃったり。
ずっと眺めていたいけど、恥ずかしいし少し苦しいしで
泣く泣く起こすわけですね。
起きたスバルが「ちょっとおっぱいおっきくなったね」でティアナが怒って終わり

まとめるとこんな感じ、でしょうか？
シリアスなのはまず無理ですが、これなら行ける……と思わなくもないです
面白いネタたくさんありがとうございました
投下は、明日の今ぐらいか明後日の早朝になるかと思います
あんまり期待しないで待っててくださいです

>>591
素晴らしい小説をありがとう
きっとこの後フェイトさんが改心してなのはを幸せにしてくれるよね？
いや、只の妄想だけど
続きを期待してしまう

>612
これはwktkせざるを得ない。全裸で待機しております。

ミックスすんの上手いなｗ
期待してるぜ

>>612
なんというまとめ方ｗ
たのしみにまってます

>>612
あらすじでニヤニヤが止まらない

いい感じで職人さんが増えましたね！
私作品を描いたので明日うｐしますね〜

スバティア好きとしては全裸で待機せさるをえない

何か昨日からにぎわってますね〜ｗｗｗ今読んですげぇニヤニヤしてますｗｗｗ

では今日もフェイなのパラレル小説投下いたします。最近めっちゃ甘いの書きたいです…orz

>>585
ちょ…！！さりげなくそんなプレッシャーかけないでください！！


一行前書き
１９才のフェイトが苛められてたら、相当エロイと思う。常考。プレシアがどんな人か分からなくなって一期見直しました。

第十二章　予兆



「まだ…分からないの？」

目を開いた瞬間、また違う痛みが身体に走る。

「ああ゛っ…！！」
「いつまであの教会にいるつもり…？色々と内部が分かったのは良いけど、
　一番知りたいところが分からないんじゃ…意味が無いわよね？」
「は…い……」

鞭がまた撓る。それが自分に振り下ろされた。

「うあ゛っ！！」
「もう、母さん待てないのよ……分かる？」
「は…い…」
「それじゃ、頑張ってくれるわよね？あなたは私の娘だもの」

フェイトはハッと顔あげた。そして、もう一度俯く。

「はい…」
「そう。それじゃあ、行きなさい」

バインドが解かれ、私は重力のまま下に落ちた。

「分かり…ました……」

何度も聞いた母さんが去っていく音を、私は立ち上がれずに聞いていた。

「フェイト…！！大丈夫かい！？」
「うん。このくらい…すぐ治るよ」

「……大丈夫ですか…？」

もう一人、アルフの横から現れた。トーレだ。

「…大丈夫だよ」

アルフに答えたときのような優しい態度ではなく、ただ事実を述べるように答えた。

「急で悪いですが、ドクターが明日少し立ち寄ってくださると嬉しいと」
「…分かった」
「フェイト！無理したら…！！」
「無理なんか…してないよ？」
「それでは…フェイトお嬢様、明日お会いしましょう」

彼女はそのまま消えた。
私はアルフに支えて貰いながら、ようやっと立ち上がった。体中の傷から痛みが駆け巡った。

痛みや悲しみを、昔の思い出で紛らわす。
母の笑顔を、温もりを。私を優しく抱きしめて、二人で笑っていたときを。
母さんに、またあんな風に笑っていて欲しい。

もうほとんど痛みはひいていた。自己治癒力は人間よりもかなり高い。
でも、何故か私は皆よりも少し遅かった。普通ならば、この程度の怪我なら数分も経てば治るはずだ。

こんな姿を見たら、彼女はなんて……

途中で、また無意識に彼女のことを考えていたことに気づく。最後にあった日から…最近はいつもそうだ。
そういえば、あの時私は何も言わずに帰ってきてしまった。今日は一人だろうか？
それと同時に自分の思考に疑問を抱いた。何故彼女の予定のことなんか考えているのだろう。
合わせる必要はないはずだ。ただ食事をしに行っているだけなのだから。

本当に、私は彼女を食べ物だと思っているのか…？

自分自身に問いかける。その答えはすぐに殻を破って出てきそうだった。
でも、それを出してしまったら…もう後には戻れそうもない。
頭の中からそれを消すために、私は頭を振った。

私の突然の行動に、アルフは不思議そうに私の顔をのぞき込んでいた。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


いつ来ても陰気くさい部屋だ…。

私はトーレの後を歩きながらそう思った。そして一つの部屋に着く。

「ドクター。フェイトお嬢様がいらっしゃいました」

何か訳の分からない機械に向き合っていた彼が、振り向く。

「ようこそ。フェイトくん」

嫌らしい笑みを浮かべる。コイツに名前を呼ばれるのは本当に不愉快だ。

「…用は何だ……？」
「まあ、ゆっくり話そうじゃないか…？」
「面倒だ。短く話せ」

彼は呆れたように笑みを浮かべる。色々と使えなければ、こいつの頭なんて今すぐ吹き飛ばしてやりたい。

「では、簡単に」

彼は一度指を鳴らす。すると、どこからともなく数人の少女が現れた。
私は少し警戒して、気を張り詰める。

「そんなに身構えなくてもいいんだよ？…この娘達は…私の作った芸術品だ」
「……ホムンクルス達か…」

私はまだしっかりと警戒しながらも、少し余裕を持たせる。よく見れば、見知った顔も多くいた。

「いやあ、苦労したよ…最近の教会は彼らにとって有害なバンパイアを撲滅しようとしているから」
「…短く話せ」
「おっと失礼…。端的に話すとすると…私はこの娘達と…私が作ったオモチャと共に教会に攻め入る」

…何を言っているんだ？

驚きを隠したまま、私は次の言葉を待つ。

「さっき言ったように、今の…人間が世界を支配している世の中では、私の崇高なる夢が叶えにくいのだよ」

「それが…私に何の関係がある？」

彼はまた笑みをこぼす。遠回しな話し方しかできないのか。

「君は今…教会に潜入しているよね？それは何のためだい…？」

「…母さんが…同胞の封印所を突き止めさせるためだ」

純血のバンパイアはホワイトアッシュの杭を打ったくらいでは死なない。名前が分からなければただ眠るだけだ。
だが、それを放置するわけにも行かない。
だから教会には、そういうバンパイアを封印しておく場所がある。しかしそれは幹部の人間でなければ分からない場所だ。

「私達も乗り込んだ時にそれを探す。だから私達は君の手伝って欲しい。君の母上の力も貸してもらえるとありがたい。
　まあ、手伝ってもらえなくても、今度の満月の日、私は教会に攻め入るがね」

与えられた情報量に、頭が追いつかない。
とりあえずそれを整理するために、私はここを出ようと踵を返す。

「考えておく…」

一言、そう言い残して。

「…分かりました。フェイト・テスタロッサさま。でも返答は三日後までに」

ふざけて畏まるスカリエッティの様は、いつもなら更にイライラを溜めるはずだったが、私はその余裕はなかった。

「…分かった」

確か、五日後が満月だ。

私は考えを巡らせながら自分の屋敷に向かって歩き出した。



続く

一行後書き
この小説は今更ですが一期〜三期が入り交じっています。…スカってフェイトのことなんて呼ぶんでしょう？



……明日はもう少し早い時間に投下します。

GGGJ!!!!!
続き若竹して待ってます

相変わらずGJです！！
フェイトは早くなのはさんのところに行けばいいとおm（ry
いやいや、焦らず続きを待ってます！

>>591
ＧＪ
確かにフェイトさんがかわいそうな事になってるけどこういうの好きだ

>>591
このあとヴィヴィオに攻められるなのはさんが逆襲してヴィヴィオを手篭めにしてフェイトさんが帰ってくるまで可愛がってフェイトさんが帰ってくると放置プレイというエピローグシーンが

性懲りもなくまた来ちゃいました、
今度はソフトななの→フェイを描きました



4コマで。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5233.jpg.html

>>631
4コマ目のフェイトがすごくかわいいｗ

二人とも可愛いｗ

>>631
なのはには策が不似合いなようで…ｗ

何も知らずに行動してるフェイト可愛いよフェイト

うん、いくら凛々しいといえどもフェイトちゃんは女の子だから、
お姫様だっこはきついよね。
なのはをお姫様だっこするために密かに筋トレ始めたフェイトちゃんを想像して萌えた。

つ小説版

あれは良いものです

小説版のあれはBJ着てるから魔法の補助で出来たんだろうね。
流石にあれぐらいの年齢の女の子じゃお姫様抱っこは無理でしょ。

身体強化ってBJの効果の内なの？

効果の内かは知らないけど
エリオがフェイト持ち上げてたりしてたし強化する方法はありそう

身体強化と防護服は別の魔法だと思う。
防護服はフィールド系の防御魔法の一種だったと･･･
うろ覚えで申し訳ない。

魔法による補助なしでお姫様抱っこができる少女なんてすずかぐらいだろ（中の人的な意味で）

スバル、ギンガとナンバーズ一同は可能かも

コミックス見る限り
少なくともスバルは楽勝だろうな

普段は非力だけど、愛の馬鹿力で無理してでもお姫様だっこするっていいじゃない？

例えば、腕を震えさせて顔を真っ赤にして将をお姫様だっこするはやてと、
主にお姫様だっこされてあたふたする将・・・とか。

お姫様だっこの流れで最近読んだSS思い出して泣きそうになっている…
頑張ってだっこしようとするのがいい。

それいつも思うんだけど…地面に足着いてたら腕に体重かかるけど、空中だったらどこに体重かかるんだろ？

別におんぶでもいいじゃないか。
肩車だとアレだけどｗ

肩車はヴィヴィオ辺りが似合いそうだなｗ
お姫様抱っこしてもらおうとして重くて持ち上げられなかったら
気にしてダイエットとかしそう

どこだっけ…そんなイラストみた覚えがあるんだが。
フェイトさんがヴィヴィオ肩車してなのはさんが横に並んで微笑んでるイラスト…

保存し忘れて涙目

今宵も我がなのフェヴィヴィフォルダが火を噴く。

ttp://rainbow2.sakuratan.com/img/rainbow2nd30704.jpg

>>650
まさにそれｗ
ありがと〜

>>650
これはいいなのフェイヴィヴィ


身体強化魔法がどうなってるか、よく分からないけど、バリアジャケットなしでも使えるんじゃない？
2期の1話目でなのはがヴィータに挟撃されたとき、地面陥没してたけどなのは平気だったみたいだし

一方ティアナは足を挫いた

なのはさん達のバリアジャケットが強靭すぎるんじゃない？
フォワード陣のバリアジャケットは隊長陣のを参考にしていて
癖はあるけど高性能っていってたし
１話のときのはバリアジャケットなのかな？

ttp://may.2chan.net/b/src/1201699298752.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0079.jpg

ttp://may.2chan.net/b/src/1201699298752.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0079.jpg

サーセンミスりました
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0078.jpg

お知らせ

アクエリアスさんの続き
リリカルなのはで百合萌え（燃え）避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/10685/1200323173/4-13

>>657
ちょwwwwスクイズwwwww

なんかアクセス規制かかって書き込めなくなってしまいましたorz
なので今日分のパラレル小説は避難所に置いてきました。すみませんorz
っていうかnice boatｗｗｗ

感想もついあっちに書いてしまいました（滝汗）
アクエリアスさん、相変わらずGJです

>>658
お知らせして下さってありがとうございます。


>>661
いつもＧＪありがとうございます！
頑張ります！！


>>657
よく考えたらそれってフェイトが誠！？

フェイトのほうがnice boatは似合うな

しかしなのはさんの方が言葉にせまる威圧感がある

どっちも好きな自分は勝ち組

元ネタがようわからんが、はやて好きな俺としてはちょっと気分が悪い

俺も元ネタがわからんかったので、はやてが盛大に鼻血吹いてるように見えた

はやて至上主義でフェイはや好きな俺だがこれは吹いたGJ
後ろにアリすずがいるあたりリアル
そして俺は世界が嫌いじゃない

レジアススレに転がってたネタをリサイクルして擬似ヴィヴィオ×カリムで300年前の聖王教会黎明期の話
「グラシアによる福音書」を妄想したが…
元ネタから外れたら超展開で訳分かんなくなるし、さりとて忠実にいったらヴィヴィオもカリム（仮）も磔でDEAD ENDまっしぐら…
ぐはっ

何故か下着姿の状態でベッドに入れてもらえないフェイトさん
「寒いから入れてください」
って必死にお願いして、ベッドに入れてもらうんだけど、なのはさんに抱きつこうとしたら
「さわらないでよ、フェイトちゃん」
と、はね除けられてしまって泣きながら寝る

という謎の夢を見たんだが、フェイトさんは何をやらかしたんだろう……

グラシア御先祖が逆さ磔なのか、それとも吊った後落ちてぞーもつ出ちゃう
ポジションなのかが問題だ。

……大穴で電波さんな黙示をレアスキルとして会得するというのもありだな、
子孫のキャラ的に。

>>599です
ほとんど筆が進みませんでした……しかもかなり微妙なお話になってしまった
あと、なぜか3人称っぽく書いたらすごいきもいorz
とりあえず2レス分だけ投下します


朝、スバルはいつものようにティアナの目覚ましより早く起きた。
室内は窓から差し込む朝日で明るい。
スバルの寝ている２段ベッドの上段は窓より上にあるのでその光は届かないが、
下段のティアナには眩しいぐらいに降り注ぐ。ベッドから降りると、
思ったとおりティアナは朝日から逃れようと背中を丸めて壁を向いていた。
「ティ〜ア。朝だよ〜」
一応呼びかけるが、朝に弱いティアナはその程度では起きない。
スバルはティアナを仰向かせ、その体を跨いだ。
朝日に照らされティアナが輝く。ティアナはいつもキレイだけど、
この瞬間のティアナは5割増ぐらいキレイだとスバルはいつも思う。
髪を下ろしているのも一役買っている。
普段のツインテールも魅力的だが、髪を下ろすと一段と大人っぽく見えるのだ。
「時間だよ〜。訓練遅れちゃうよ〜」
呼びかけを再開、布団を引きはがした。ついでとばかりにティアナの胸を揉みしだく。
円を描くようにしてその柔らかさを堪能する。
ようやくティアナが目を覚ました。ここまで、いつものことだ。
「はぁ……。なにやってんのよバカ」
だが、ティアナの様子が少しおかしい。いつもの覇気がなく、同意もなしに
胸を揉まれているという今の状況にも怒らず、鬱陶しそうに手を払いのけるだけだ。
よくよく見れば、ティアナの頬は赤く染まり、目は潤んでる。
「てぃ、ティアもしかしてかんじ」
「くしゅん！」
スバルの声を遮りティアナがくしゃみをした。その瞬間、勝手な解釈をして
うかれて熱くなっていたスバルの頭は急速に熱を失い、凍りついた。
「はぁ、今日は何だか冷えるわね」
ティアナのその一言によって、止まっていたスバルの思考が再開する。

今日は別段いつも以上に寒いということはないのだ。
今日のティアナはやはりどこかおかしい。呼吸も少し乱れているようだ。
「ティア、ちょっとじっとしててね」
そういうとスバルはティアナの顔に自分のそれを近づけた。
額と額を合わせ体温を比べる。いささかティアナの方が熱い気がするがよくわからない。
顔色もさっきより赤くなっているし、医務室に行って診てもらうのがいいだろう。
それからのスバルの行動は早かった。一旦ベッドから降りティアナから
布団を完全に取り払うと、薄いシーツでティアナを包んでから抱き上げる。
膝下と背中に腕を回し支える、俗にいうお姫様だっこだ。
「ティア。医務室に行ってシャマル先生に診てもらおう」
スバルはティアナに自分の意図を伝え、シャマルに念話で許可を取る。
シャマルは快諾してくれた。部屋を出て、医務室へと廊下を歩く。
「降ろして……自分で歩けるから」
「だーめ」
スバルはティアナの抗議を聞き入ない。こうなったスバルを止めるのは不可能だと
長年の付き合いからよく知っているティアナは抵抗をやめ、ただ
すれ違う局員の好奇の視線に耐えきれず、自由な腕でスバルに抱きつき
その胸に顔をうずめて隠れてしまった。
ティアナには、自分にとって、この嬉しくも恥ずかしくもある時間が早く終わってほしいのか、
長く長く永遠と続いてほしいのかの判断ができなかった。

いま読み返したら訳わかんない表現とか使いまくってるorz
需要ないと思いますが、今月中に続き書きたいと思います
そのときには3人称やめて1人称にしようと思います
期待してくれていた方すみませんでした＼(^o^)／

ちょ、スバティア至上派の俺には需要ありすぎ!!!!
マジで完成版たのしみにしてます、はやくつづきよみてええええええ

>>672
どうやら俺を萌え殺すつもりのようだな

>>657
ちょｗｗなのはでスクイズかｗ
やっぱり浮気はダメだよね

スバティアGJ！
二人の性格がよく出てて萌え死んだ

王道いいね〜
スバルの焦う様子が目に浮かぶ



>>670
浮気・・・いや、フェイトさんに限ってそれはないか
逆に盛り過ぎたとかｗ

なのはさんのが誠ポジションかな。浮気は別として、色んな人とフラグ立てまくってそう
そこを病んだフェイトさんに…

むしろ公衆の面前で盛ってしまったんだろうな･･･フェイトさんが
なのはさんは自分の調教がぬるかったのかと布団の中で歯噛みしているに違いない

なのはさんは言葉様も誠さんも両方ともできる気がする

>>670
他の人に優しくしてモテモテのフェイトさんを偶然見ちゃって妬いてるとか

つまりまとめると、

フェイトさんが他の人に優しいからなのはさん嫉妬
さらに無意識だけどなのはさんが周りにフラグ立てまくり
フェイトさんが「なのははわたしのだ！」と言わんばかりに盛っちゃう
なのはさん「まだ調教が足りなかったの・・・」

そして>>670へ

>>672
スバティア需要俺もありまくりなんだぜ
冒頭だけで萌え死ねる、都築待ってます

>>672
ＧＪ！！普通に三人称でも大丈夫だと思いますよ！！
都築待ってます！！

メガミマガジンなにかあった？

>>686
何か今までのメガミマガジンの記事を全部(？)まとめた別冊付録が付いてました。
６４ページです。

>>687
買うしかないなｗ
新たなネタを発見できるかも知れん

開いたらいきなり
「ラブラブ私生活なの」「友達関係を越えた感情」
「いよいよ本格的にはじまったなのはとフェイトのラブラブ生活」「２人の愛の絆で」
とかが目に入ってきた(A'sの記事)
もっとやれw

今まで一度もメガミ買ったこと無いが
>>689
で釣られたぞ

>>689
うっそだぁ

いや、釣られて買ったが本当だった

携帯でいいから画像を
マジなら今すぐアマゾンで買うから

ってアマゾン見たら

別冊付録
なのは1期から3期までを総ざらい！オールカラー全64ページ！
完全読本
魔法少女リリカルなのはシリーズ
全力全開BOOK

と書いてますがな！疑ってすまんかった
すぐに注文させてもらった

確かにメガミのあれはすごかった
というかあっさりとああいう記事書く辺り編集者このスレというか板の住人じゃないかと疑ってしまう

さすが聖書
当然購入

久々に無印最終話を見たよ。
やはりなのフェイはいいものだとつくづく実感したものよ

学研すごいなwww。
八神家とスバティアでもやってくれｗ。

チラ裏なんだが、先週末からフェレット飼い始めたせいかちょっとユーノきゅんが好きになってしまった・・・。
アッースレってないのかな・・・。

>>697
あれを見てなのはという作品となのフェイにどっぷりハマりこんだ俺が登場
もはや神話としか言いようがない

メガミ買うぞ？
いいんだな？
よし、買う

たどたどしくなのはの名前を繰り返し呼ぶフェイトとか
ひたすら胸が一杯で涙ぐんでるなのはとかやばすぎるんだよあの二人

小説版だと二人がフェイトの部屋で休んだ後の寝起きにこのシーンが挟まれる訳だけど
この時のフェイトの「私は……君の名前も覚えてなかった……」
っていうセリフでフェイトのもどかしさが伝わってきて凄い好き。
てか小説版は裸で抱き合ってる二人とかお姫様だっことか色々おいしすぎる

サンクス。
本屋に突撃したおれがいる。

正直無印ってなんかあんま好きじゃなかった
中途半端な魔法少女ものネタとか、
高町家周辺のいかにもエロゲ臭い設定とか

でもあのシーンだけで、もうなにもかも突き抜けて大好きな作品になった
「キミの手は暖かいね」とかもうニヤニヤニヤニヤしすぎてキモス
二人には一日中ひたすら名前を呼び合ってて欲しい

>>703

しょうがないだろう元々エロゲのスピンオフ企画なんだから

作ってた人たちもまさか気が付いたらユリユリンな魔砲少女になるとは思ってなかったろう

地球の高町家はエロゲの舞台となった家庭ですから
　
そしてミッドチルダの高町家は百合の舞台となるわけです

>>694
おｋ明日買う
いつでも鼻血吹けるように鉄分補給しておくぜ

え、なに、二人は裸で抱き合った仲なんですか？！

ごきげんよう、アクエリアスです。アクセス規制は何か巻き込まれていただけのようですorz

フェイなのパラレル小説投下いたします。

さっきリアルタイムでロザバン見てたら、なのはのＣＭが流れてて全然一息つけませんでした。ＣＭも水樹ばっかｗｗｗ

一行前書き
戦闘シーンが相当好きですが、全くテンポ良く書けませんorz

第十四章　聖戦



私は自分の目を疑った。だって、その子はここにいるはずがないのだ。

「…ソール！？」

丁度教会の本部、聖王教会に赴いていたときのことだった。私は第六教会の総司教として、上層部に報告に来ていた。
その報告も終わり、自分の教会に戻ろうとしていたときだった。
すでに辺りは薄暗くなり始めているというのに、子供が一人でこちらに向かってくるのを見たのは。

「ソール！！」

私は駆けだした。どこも怪我はないようだ。服もあの時のままだ。

「八神総司教……」

見上げてくる彼女の様子が前と少し違うような気がする。だが、それを気にしている余裕はなかった。

「とりあえず中に入るで！」

そう言って手を引こうとするが、その手はつかむ前に引っ込められた。

「どないしたっ……！？」

信じたくなかった。でも、彼女が纏っているのは明らかに…。
すぐに、空の向こうから巨大な魔力の固まりが近づいてくるのにも気づいた。

これは……！？