御真言集 第六

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1名無しさん@京都板じゃないよ
超マターリ行きましょう。
2名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/18 08:04
……弐ゲット…
3北海大将智:04/01/18 10:00
 スレが本来のラインからなるだけずれないよう気をつけたいものです。
ねがわくば諸師を初めとするコテハンの皆様等で盛り上がるとよいのですが…
 
4名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/18 10:57
真言の意味は?
真言って仏の名を表してるの?
それだけでない真言も有りそうだし、真言の功徳は?
教えて下さい
初歩の質問ですいません
5北海大将智:04/01/18 12:19
 真言はインドの言語であるサンスクリット語(梵語)のmantraの
漢訳語です。真言宗は法身(覚りそのものの佛)である大日如来の
言説であり、また諸尊の内証本誓(覚りに至る上での誓い)を説法
する言説でもあります。
 あらゆる諸尊には真言があり。また一つの尊格には複数の真言が
あります。その尊格を讃える内容の真言もあればその尊格の三昧
(内なる深い瞑想)を表すものもあります。
 功徳としてはその尊格の位置づけや真言の内容により異なりますが
インドではウ゛ェ−ダの時代から神聖は言語の持つ音声の絶対的は力
というものの信仰があり、その歴史的信仰が佛教に取り入れられ、また
釈尊の教えを繰り返し唱えるころで覚りに近付く修行法が融合し、現在
の真言をとなえるという信仰方法ができました。また真言の、密教の歴史
を釈尊の時代の防護咒(パーリッタ)に求めることもできます。防護咒は
森林の毒虫や毒蛇から逃れるために修行者がとなえることを釈尊が認めた
呪文です。
64:04/01/18 13:15
北海大将智 氏お答え有難うございました、
深い意味があるのですね
もっと勉強します
7名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/18 13:45
真言密教を語る時、本来のラインを何処に置くかは
難しい部分ではないでしょうか?

全てを含む。は、受け入れられませんか?
8名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/18 15:23
会奉行さんは、こないのかな。
わりと中庸で、幅広かったと思うのだが。
きっと、全てを含んでも受け入れるのでは。
9北海大将智:04/01/18 18:01
 7さん たしかに難しいラインではありますが、宗祖や諸先学、諸先達
により伝えられるところが本来のラインではないでしょうか。
 掲示板という文字による世界ではやはり典拠のしっかりした情報を
許される範囲(この範囲か以前カキコしました)で質問に答えたり
議論するというのが本来のラインではないでしょうか。
 2ちゃんねるではもっと混沌した状況を好む方が多いのがなかなか
難しい問題ですが笑
10名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/18 20:45
北海大将智師
難しい問題ですが笑
余裕ですね。
11眞海:04/01/18 21:03
北海大将智さんへ。
>>5の処で
「真言はインドの言語であるサンスクリット語(梵語)…」

と有ります。悪気で突っ込むつもりでは無いのですが、印度哲学の本で読んだ
中に、サンスクリット語は神聖言語であり聖職者以外は使用できなかった。
(一般には話せる者は居なかった。)と書いてありました。
更に、
「インドではウ゛ェ−ダの時代から神聖は言語の持つ音声の絶対的は力
というものの信仰があり、」

と書かれて居ますよね。その信仰とは一般信者レベルの事ですか?それとも
聖職者レベルのものだったのですか?
北海さんは真言宗の僧侶でしたよね?(間違っていたらすみません)
真言宗のサンスクリット語に関する認識はどの様な形なのでしょうか?

挑戦的な書き込みをしたつもりは有りません。その様に取られないで下さい。
127:04/01/18 22:24
北海大将智さん
ご回答ありがとう御座います。各々見解が多々あって混沌としていても、
良い意見はお手本にし、そうでない書き込みは、又、反面教師となりうると
私たちは解釈しています。どうぞ意見の衝突はあってもこのスレがマターリ
進んで、憎しみ合う事なきように念じたいところです。
13北海大将智:04/01/18 23:44
 7さんのいうとおりですね。前スレや前前スレなどでは私も熱くなりすぎていたの
で会奉行師を見習いマターリ行きたいと思います。
 11眞海さん ウ゛ェ−ダの時代、佛教以前の時代のサンスクリット語
は完全にバラモン階級の言葉でありカースト制度のなかでは高い位置にある
バラモンが専門にあつかい儀式を行うという状態でした。釈尊の時代以降の
サンスクリットはやや俗語が入ったサンスクリットで、現在までのこる佛教
経典の梵本はこの後の時代のやや俗語のはいったサンスクリットで書かれている
ようです。さらに俗語化したのがパーリー語です。釈尊はサンスクリットだけでなく
様々な言語で説法されたようです。
 真言宗の真言や経典はインドから中国をえて日本に伝わったものです。
その時代の経過や伝承の中で真言は元のサンスクリットの発音からは多少
異なったものにはなっていますが、現在ではもとのサンスクリット語に直し、
漢訳の儀軌や、サンスクリット語の比較的忠実な訳であるチベット語の経典
との照らしあわせにより元の意味を研究することがかなり進んでいます。
 佛教はカースト制度のような差別を否定しており真言密教もまたしかりです。
どなたが信仰心から真言をおとなえしてもよいのですが、ただ真言には
一般の方がとなえても問題のない真言と問題のある真言があるのも事実です。
 薬に薬局でどなたでもかえる薬と、医者にしか使いこなすことのできない
劇薬があるのと同じようなものとお考え下さい。
14:04/01/19 11:30
さすが北海氏の説明はわかりやすいですね
薬に薬局でどなたでもかえる薬と、医者にしか使いこなすことのできない
劇薬があるのと同じようなものとお考え下さい
このレスみて、すごくわかりやすかった

で、また質問なのですが
弁天様の真言の
音薬秘密法
真言・・・おん さらさばちえい そばか                  
・鎮護秘密法
真言・・・たにやた おん まかだいばふちら きゃちぼか かしったえい そばか
この二つは、どういう時に使うものなのですか
おんそらそばていえいそわか
と、また違ったものですよね


15ランボー:04/01/19 16:48
北海大将智師はじめ、多数の方々おこしいただき、有難うございます。
ホストのランボーでございます。
僭越ながら、このスレを立てさせていただきました。
真言は信仰する上でのアイテム、キーワードと解釈しております。
無用に枠組みを作ることなく、気楽に書きこんでいただけたらと思います。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
北海大将智師にもお気に入っていただいたごようす、にぎやかになる事を希望して、ご挨拶といたします。
                                                          合掌
167:04/01/19 17:26
あはは〜おもしろい。

仲良く逝きましょう。
17名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/19 18:20
前スレのスレ立て人です。
やはり僧侶の方が立てたほうが良かったかな?
最初から雰囲気が違いますね。
頑張ってください。
18前スレのスレ立て人:04/01/19 19:25
実は前々スレの後半で
「一般人が五鈷杵を持つことは許されるか?」の質問をした者です。
もちろん修法とか、そういった事ではなく、
少しでも仏様の智恵に与りたいと思うのですが・・・
北海様のご見解は「医師の資格が無い者がメスを振るうようなもの」
会奉行様のご見解は「拝むぶんには問題無い」との事でした。
ランボー様のご意見も伺いたく、再度質問させてください。
19名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/19 20:04
前スレの貼り付け忘れているよ。
20名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/19 20:27
21ランボー:04/01/19 20:34
>>20
有難う。
22ランボー:04/01/19 20:46
>>18
> 実は前々スレの後半で
> 「一般人が五鈷杵を持つことは許されるか?」の質問をした者です。
> もちろん修法とか、そういった事ではなく、
> 少しでも仏様の智恵に与りたいと思うのですが・・・

とても良い事だと思います。
以前、自分が長期修行に入った時に、霊的に危ない人全員に三鈷杵、五鈷杵を持たせました。
勿論護摩でパワーを入れてから使わせました。
悪霊が近ずいてくるのが分るような霊感のある人たちでしたから、むやみにふりまわすことはありません。
必要に応じて五鈷杵等で退散させました。修行の間全員無事でした。
貴方の場合、そのような必要は無いでしょうが、お不動様の真言をお唱えする時に、右手に握ると、とても
良いようです。この場合数珠で数を数えれませんので、時間を決めてお唱えします。
答えは、持って良い、使って良いです。
23眞海:04/01/19 23:31
>>13北海大将智さんへ。
丁寧な回答をして戴き感謝します。
能く理解出来ました。書き口も小気味良く、しかも興味をそそる内容で驚きました。
ご迷惑でなければ、また質問にお答え頂けると幸いです。宜しくお願いします。
24会奉行:04/01/20 00:14
遅ればせながら着座します!
25名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/20 00:55
お帰りなさいませ。
2618:04/01/20 01:42
ランボー様、ご回答有難うございます。
前々スレでも書いて、しつこいようなのですが
巷では金剛杵は実際に売られています(2〜3万円程度)
ただ、実際に手にしようという勇気がありません。
恐怖心というか、とにかく過去の悪業がこの身と心に一度に降りかかるような気がしまして・・・
また自分だけならまだしも、家族や知人にまで影響が及ぶんじゃないかと・・・
>13で北海師が
「薬に薬局でどなたでもかえる薬と、医者にしか使いこなすことのできない
劇薬があるのと同じようなものとお考え下さい。」のお言葉が気になります。
また、スレ本題から外れて恐縮なのですが・・・
一般人にはあり得ない事だと思いますが、
金剛杵を持つことによって、ヨーガでいうところの「チャクラ」が回転するといったことはあるのでしょうか?
「素人がチャクラの気に触れるととんでもない事になる」と良く聞きます。
密教と全く関係が無い訳ではないと思うのですが。
27会奉行:04/01/20 01:56
>>26
ビジネス社から出ている矢山利彦著『気の人間学』『続・気の人間学』に金剛杵について面白い事が書いてありますよ。著者は密教の研究家であり、種智院大学で講演もしたことのある医師です。
真面目な人の本なので読んでみたら如何ですか?
2818:04/01/20 02:09
会奉行様
有難うございます。
以前もお答えいただいたのですが、しつこいようなのですが、どう思われますか?
29名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/20 08:53
ここですか?真言宗系オカルトマニアの集う新スレは。
30名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/20 11:26
18はしつこい。
持っても良いと言う意見と、持つべきでないと言う意見が有り、参考資料を提示してるんだから
あとはご自分で判断されよ。

31諸氏の方々質問:04/01/20 15:56
北海、会奉行、ランボー氏の方に質問です。
真言を毎日108遍諸仏7神と光明真言など・・を唱えてますが、
その何時も唱えてる時に使用している念珠を譲って欲しいと云う方が
いらしゃるんですが、私の使用している念珠を他人に譲渡しても良いの
でしょうか?
32ランボー:04/01/20 19:11
>>31
念珠は特に自分の波動が入るもの、生涯の連れ合いなど、親密な関係や、師弟のような絶対信頼の
間柄ですと、納得できますが、念珠を譲渡した相手と将来仲たがいでもして、釘でも打たれたら、どう
なるか、よく考える必要が有ると思います。
33ランボー:04/01/20 19:46
995 名前:976[] 投稿日:04/01/20 00:19 さん。
葬儀の可否を判断してお寺さんの誠意を判断するのでしたら、それなりの説明はしますが、貴方の下記の考えは
非常に今後問題が生じる恐れがあるように思われます。

ついこの間、後輩のお姉さんが亡くなり弔問に行って来ました。その時のお導師さんの
お勤めの早いのにビックリして、「本当にきちんとされているのかな」と疑問に思っていました。
その日の晩、数年前に購入した本なのですが、葬儀式の進行例が載っているのを思い出して開いた
のですが・・・
お坊さんがしないのなら私がして挙げたい気持ちなのです。

亡くなられた方が貴方の婚約者であるのならその気持ちは分りますが、そうでないなら、危険を自ら招く事を考え
実行することは、なんでもヤレヤレと言っているランボーでも、考えてしまいます。
先ず、引導をすると言う事は、亡者を自分の弟子として灌頂し、この者は自分の大切な弟子です。どうぞ、仏様の
御慈悲をもって、極楽浄土に行けるよう、お取り計らいをお願いします。と仏様に手渡しすることなのです。
導師を務めて葬儀を行うには、導師に仏様に通じる力が必要になります。その力は、僧侶になる修行をした後も
ひたすら研鑽してやっと得られるものです。巷には、そのような力の無い僧侶が蔓延し、せっせと不成仏霊が生み
だされているのが現実です。弘法大師が生きていらした時と比べると、膨大な不成仏霊が生まれてしまいました。
その、苦しみを持った不成仏霊のストレスがこの三次元の世界に影響し、常識では考えられないような犯罪や事
件が起きています。
もし、貴方が今の宗教的レベルで引導を書き物どおりしても、仏様は動いてもらえず、全てが貴方の肩に重くのし
かかります。死んだ人に同情することすら、危ない世界だという事が一般には理解されていません。
貴方は、この人のために、人生をささげ迷いの道を歩み続けれるのであれば、くわしくお教えしましょう。
全てのリスクは、自分が負わなくてはならないということを、かみしめて。
34北海大将智:04/01/20 22:28
 14ー4さん 弁財天の真言なんですが
オン ソラソバチエイ ソワカ (大日経真言蔵品)
ノウマク ソラサンテイ マカデイビエイ ソワカ (金剛頂最勝王経)
が在家の方が信仰の中でおとなえするのに適した真言です。  
 弁財天は梵語ではサラスバティーといい真言中のソラソバチエイ、ソラサンテイ
はこのサラスバティーのことで、マカデイビエイは大天女のこととなります。
 このほかにノウマク サマンダボダナンソラソバテイエイ ソワカという真言
も在家の方がとなえるのによいと思います。ノウマクサマンダボダナンはあまねく諸尊
という意味です。私が真言の訳をカキコすると越法とカキコで叱るかたがいるので
回りくどいカキコで申し訳ないです汗
 修法に関する真言は板状では詳しいことはお教えできません。面受で阿闍梨に精神とともに伝授を受けなければ使い方
を誤りかねない劇薬だからです。弁財天の起原等に関してでしたら調べられる限り
はカキコしますよ。
 23 眞海さん 私のような浅学のものでよければ答えられるかぎりは答えますよ。
 18さん 金剛杵を持って在家の方が修法のまねごとをすることは医師免許のないものが
メスを振るうようなものですが、信仰対象として仏壇に飾り拝むのでしたら問題はないと
思いますよ。
35名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/20 22:40
>>27
矢山利彦医師のHPに金剛杵が販売されているのをみて
この前驚きました。でも密教の研究家だったんですね。
それならなんとなく納得・・・でも販売は...どうかと...
36オンランソワカ:04/01/20 23:16
はじめまして。
八大龍王の真言か竜王の真言をしっておられる方はおられますでしょうか?
また、山形の大山 善寶寺のご祈祷のときにとなえる真言もお聞きしたいの
ですがよろしくお願いしますm(__)m
3718改め金剛杵:04/01/20 23:53
>35さん
HP見てきました。うーんかなり微妙・・・
38前スレ976:04/01/21 00:16
ランボーさん。
御忠告有難う御座います。 そうですね。確かに婚約者では無いので、そこまでの
気持ちが入っているか?と聞かれたら考えてしまいますね。ただ、ランボーさんが
おっしゃられる様に、
「巷には、そのような力の無い僧侶が蔓延し、せっせと不成仏霊が生みだされている
のが現実です。弘法大師が生きていらした時と比べると、膨大な不成仏霊が生まれて
しまいました。その、苦しみを持った不成仏霊のストレスがこの三次元の世界に影響
し、常識では考えられないような犯罪や事件が起きています。」
 私も上記の事が気に成っていました。 始めは祈祷や祈願、お祓いに関心を持ち修
験の行や勉強を師に付いてしていたのですが、数年前から(双葉社の本を購入したこ
ろから)親戚や知人関係の葬儀に参列する度、導師の取り組む姿勢に疑問を擁く様に
なったのです。修験の師はあまり葬儀関係には関心がない様です。「生きている内に
成仏しなくてどうするのだ」と言い、多くを語ろうとしないのです。私は修験の修行
もまだまだなのですが、僧侶の修行に気持ちが向いています。ランボーさんの処では
修行をさせて戴けるのでしょうか?
39名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/21 00:33
>36さんへ
前スレのコピペですが
887 名前: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日: 04/01/09 13:51
オン メイギャシャニエイソワカ

896 名前: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日: 04/01/09 21:53
難陀龍王【台密】 ナマ(ク)サマンダ ギダナン メイガ シャニエイ ソワカ
八大竜王【台密】 ナマ(ク)サマンダ ボダナン メイガ アチャエイ ソワカ
40光琳:04/01/21 02:06
北海師って意外とお若い???
41眞海:04/01/21 07:18
平成十六年一月二十一日 初大師 南無大師遍照金剛 
42ランボー:04/01/21 08:05
新しい  御真言集 第六   http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1074377264/
43会奉行:04/01/21 08:19
>>金剛杵さん
阿字観の大家で著書を多数書いている、山崎師から聞いたんですが、矢山さんの作った独鈷杵を、日本で心療内科という分野を始めて創った先生が持ってたそうです。
山崎師が何で独鈷を持ってるんですか?
と尋ねると、その先生も密教に相当詳しかったらしく密教談議が盛り上がったそうですが、傍にいた看護士さんが????で、ビックリして思いっきり引いてたそうです(w
まぁ金剛杵を持ったからといって業が吹き出すとかいった道理はありませんが、私や北海師はそれを使って他人に加持をしたり、宗教行為を行うことを恐れるのです。
44会奉行:04/01/21 08:22
>>31
尊敬する僧侶の持つ念珠とかは非常に有り難い感じがして魅力的なんですよね。
譲ってくれと頼まれるからには>>31さんは相当な尊敬を受けていることとお察しします。
相手の方はどうしても>>31さんの念珠が良いのでしょうが、念珠は仏様と同じですから、自分の念珠は死ぬまで大事にした方が良いのではないかと思います。
私は白檀の念珠を愛用してますが、自分が死んだら棺桶に入れてもらうつもりです。
その他、本装束というオール水晶の物や石や銀が入っていて燃え残る材質の念珠は大事にしてくれそうな子や孫にあげようと思っています。
45 :04/01/21 09:52
>>38
なぜ不成仏霊(またはふらふらしている無縁仏)に対して
なぜ神仏が基本的に放置プレイをしているか自分なりに研究されることをお勧めします。
(縁なき赤の他人の供養はほどほどにするのがよろし。身内は面倒見るべきだが・・・。)
46名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/21 11:21
>>43
矢山さんの作った独鈷杵を、日本で心療内科という分野を始めて創った先生が持ってたそうです.

この人は池見○次郎先生のことですか?
47会奉行:04/01/21 12:17
>>46
名前までは知りません。
しかし、私が話を聞いた時はその先生は既に亡くなっていたようです。
48金剛杵:04/01/21 13:21
会奉行様
有難うございます。
他人に加持などと大それた事は全く考えてません。
迷いがあるということは、まだまだ修行が足りないようですw
49:04/01/21 16:28
北海氏
大変書き込みずらい質問をしたみたいで申し訳ございませんでした
しかし、書き込みされた事は大変わかりやすく
とてもありがたい知識となりました在家にふさわしい真言をおとなえしたいと思います
これからも宜しくお願いします
50ランボー:04/01/21 19:26
>>38
> 「巷には、そのような力の無い僧侶が蔓延し、せっせと不成仏霊が生みだされている
> のが現実です。弘法大師が生きていらした時と比べると、膨大な不成仏霊が生まれて
> しまいました。その、苦しみを持った不成仏霊のストレスがこの三次元の世界に影響
> し、常識では考えられないような犯罪や事件が起きています。」
>  私も上記の事が気に成っていました。 始めは祈祷や祈願、お祓いに関心を持ち修
> 験の行や勉強を師に付いてしていたのですが、数年前から(双葉社の本を購入したこ
> ろから)親戚や知人関係の葬儀に参列する度、導師の取り組む姿勢に疑問を擁く様に
> なったのです。修験の師はあまり葬儀関係には関心がない様です。「生きている内に
> 成仏しなくてどうするのだ」と言い、多くを語ろうとしないのです。私は修験の修行
> もまだまだなのですが、僧侶の修行に気持ちが向いています。ランボーさんの処では
> 修行をさせて戴けるのでしょうか?
もちろん、修行を望む者にはそれなりのアドバイスをしていますが、人により目標が違います。
貴方の場合は、私と似た動機があり、(私の場合体が弱かった)気持ちはとても良く理解できます。
頼れる宗教家に遭遇できなくて、それなら自分が出来るようになろうとこの道に入りました。
なにぶんにも、掲示板ですから深く書くことはできませんが、ものの順序として、何を目標にしているのか、
歳はいくつくらいで、生活はどうしているのか、出家する覚悟があるのかなど、概略を知らせて頂けないと
判断がつきません。
まず、得度をするのか、が最初に考えなくてはいけないことかもしれません。
相互理解を有る程度できたら、どこかの場所で会うことになります。貴方が何処に住んでいるか、また私が
何処に居るかも分らないでしょう。ここの性格上書き込むわけに行きません。それらを考えて答えを出して
下さい。
51名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/21 20:13
質問があります。
大金剛輪陀羅尼がありますが、一般在家が唱えても良いのでしょうか?
またこの陀羅尼の功徳をお教えください。
52名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/21 20:51
質問なのですが、真言で例えば光明真言の中の、
大日如来様のお名前の日本読みのベイロシャノウは、
サンスクリット語ではヴァィロチャナーと発音するそうですが、
真言て、日本読みで唱えるのと原語の発音で読むのとどちらでもよいのでしょうか?
自分自身、原語の方がなんとなく本物みたいでしっくりくるのですが・・・
どうぞ教えてくださいませんか?
ここのスレットのレベルの高さには恐縮しております。
53名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/21 21:05
 51<<
この陀羅尼は全ての行の最後に唱えます。
それはこれが輔弼的な要素を持つ陀羅尼だからです。
ようするに経や真言を間違えてたり抜かしてしまった
りしたのを補足する陀羅尼なのです。
 あと他の効果もあったと思いますが、他の方もっと
詳しいこと知られたらお教えください。
54金剛杵:04/01/21 21:54
>52さんへ
私も同じ事を考えた事がありました。
でも正しいサンスクリット語の発音が分からないですし・・・
ほんの少しでもサンスクリット語(単語)の勉強にはなりますね。
光明真言はいろんな意味で勉強になりました。(金剛界五仏のインド名を知ったのもこの御真言からでした)
今は、日本人だから日本語読みでいいのではないかと。
お経も漢文だけど、響きというか、音程というか、うまく言葉にならないのですが
日本語読みでも伝わってくるような気がします。それに「力」のような何かを感じます。
無論、お坊様の読経ですが・・・
>>51
基本的に誦しても問題ありません。>>53さんがお答えになってますが、
大金剛輪陀羅尼は「補闕分の真言」とも云われまして、経の読み間違いなど
の勤行の粗相を補う意味合いがあります。

>>52
> ベイロシャノウ
ちなみに、台密では「ビロシャナ」と読みます。
どこの発音(中天音・南天音)を基本にしているかということ、
さらに中国を経て借音で標記されるようになった段階で音訛がでた等
様々な要素がありますので、縁あって伝を受けたかたちで誦されれば
それで問題ないと思われますよ。
(微細な音の差異よりは、祈りの純粋さ・強さが肝要)
56名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/22 11:00
>金剛杵さん
どうもありがとうございました。
同じ考えをしたとのこで、親近感がわきました。
先日本屋で、真言宗のお経という本で、日本語とサンスクリット語と二つ
載っている本がありました。
また、興味がでてきましたので、購入しようと思います。
またご指導宜しくお願いします。

>52さん
アドバイスありがとうございます。
やはり、縁が大事ですね。
御法楽はやはり聞いていても、自分で唱えていても心地のよいものがいいですね。
特に光明真言はリズムや音程?、コブシがお寺によってが違うように思うのですが・。

57名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/22 14:19
上の返事>55さんにでした。
申し訳ありません。
もう一つ質問なのですが・
自分でサンスクリット語の方が、しっくりくる場合は
サンスクリット語で唱えても構わないでしょうか?
ちなみに、サンスクリット語で唱えている方いらっしゃいますか?

10数年前に、真如苑の勤行に触れる機会があったのですが、
その勤行の真言にサンスクリット語がありました。
確か、「パナティヤーター シクハーパタム サマーティヤーミー」のような・・?
あそこの、開祖は醍醐派の僧侶から、真如苑を興されたようなので・・
真言宗でも、原語で唱えている方おられるんでしょうか?
>>57
あれは梵語ではなくて、パーリ語の三帰依です。
タイだったかスリランカだったかの上座部の寺から
仏舎利を貰った記念でパーリ語の勤行を挿入したそうです。
よって、醍醐派の勤行ではあのようなことはしません。

真如苑の教義は教祖家族崇拝の上、各宗派切り貼りですから、
感心しません。真言読誦の節回しも妙です。
(スレ違いなので、この件はここまで)

サンスクリットに還梵できないものもあるかと思いますし、
正確な梵音は難しいので、伝授を受けた形でなさるのが
ベストだとは思いますが・・・師僧におたづねあれ。
(梵語の音を書いた梵字・真言の本は児玉師のものはじめ、
 禅宗の方が調べた「真言陀羅尼」など多数あるので、
 興味があればご参照)
59名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/22 17:34
>58さん
ありがとうございます。
大変参考になりました。
書物もお教えいただきまして、恐縮です。
さっそく、尋ねてみます。
本当にここのスレは、ありがたいです。
60名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/22 20:12
僧の方に質問です。
仏眼仏母真言、一字金輪真言は、
一般の方でも唱えてよいものでしょうか?
>>60
勤行儀に入っていることが少なくないでしょう。>仏眼仏母、一字金輪
おつとめの経本に載っているものは、基本的に差し支えありません。
62名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/22 20:57
諸師の方にお伺いしたい事があります。
稲谷祐宣の著書に、光明真言を唱える際は、五輪世界、器界観(補足;口伝の印あり印の後に金剛合掌あり。初心者は金剛合掌にて)を
感じその後に唱えるべしと記載されているのですが、この器界観とは、どういう意味ですか?
63名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 01:19
念珠を譲って良いのか質問した者です。
ランボー氏、会奉行氏、ありがとうございました。
やはり念珠を譲るのは、控えるべきの様ですね。
もう一つ参考までに質問したいのですが、良く念珠をお寺に
納めて炊いて貰うとお伺うのですが、何故なのですか?
何かご利益があるのですか?
64北海大将智:04/01/23 01:24
 62さん 器界観は本尊の処住の器世界を観想することです。分かりやすく
いえば自らの菩提心(佛心)を観ずる上で、自らを含めた世界(伝統的インドの
世界観である須弥山)をその展開の場としてイメージすることです。詳しくは
面受で伝授でなければ伝えられない事相に関することですが、佛教を含めたインド
の基本的な世界観である須弥山について調べるとかなり面白いですよ。
6562です:04/01/23 04:06
北海師、ありがとうございます。
器界観と云うのは、僧の言う道場観の事ですか?
そう云う道場観みたいなものを、在家が行って良いものなのですか?
66名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 04:55
↑いぢわるを言わないように。
67名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 10:51
涅槃に導くものに非ず
>>55
>(微細な音の差異よりは、祈りの純粋さ・強さが肝要)
そうやって逃げるんだよなクソ坊主は
69ランボー:04/01/23 11:33
>>68
逃げるんではないと思います。
私も、重箱の隅をつつくような事より、大きな深い祈りの心が大切と心得ます。
私も毎日トイレにかよう、クソ坊主です。
70名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 11:48
>>68はただの煽り。相手にしては駄目。
71ランボー:04/01/23 12:20
第二十二章因縁解脱行
真言をどのように使ってお参りするか、一例として因縁解脱行を紹介します。
 私のところでは、霊障に悩まされたり、何をやってもうまくゆかない人や、病弱の人に解脱行をやってもらってい
ます。霊障に弱かった小学校に通う子供もこの解脱行をしてから、悪霊に悩まされることもなく、元気に勉強に遊
びにと楽しい毎日を過ごしています。学校での、いろいろな発表や作品も札幌市規模の大賞にはいったり、何かと
学校の人気者になっています。もちろん、大人の方も大勢されており、中にはC型肝炎も正常な人と同じようなデ
ーターとなり、体もとても調子が良いと、嬉しい報告をもらっています。仕事の面でも、とても順調で対人関係もす
こぶるよろしいとの報告もあります。自分が変わることによって、周りも良く変わり、することなすことが、良くなって
ゆくのです。その行の一例を紹介しましょう。注意事項については、御真言集第六 を見てください。
灯明、線香(1本立てる)の準備が出来たら、りんを2打し初に入る。次の前の終わりに、りんを1打する。
  因縁解脱不動明王自加持法 その1
初 檀前普礼
オンサラバ タタギャタ ハンナ
マンナ ノウ キャロミ
次 我昔所造諸悪業 (がしゃく しょぞう しょあくごう)
皆由無始貪瞋痴 (かいゆ むし とん じん ち)  
従身語意之所生 (じゅうしん ごいし しょしょう)
一切我今皆懺悔 (いっさい がこん かい さんげ)
また逃げてるよ
これだから嫌だなぁクソ坊主は
73ランボー:04/01/23 12:21
因縁解脱不動明王自加持法 その2
次 密厳院発露懴悔の文
我等懺悔す無始よりこのかた妄想にまとわれて衆罪をつくる。身口意の業つねに顛倒してあやまって無量不善
の業を犯す。珍財を樫悋して施を行ぜず。意に任せて放逸にして戒を持せず。屡々忿を起して忍辱ならず。多く懈
怠を生じて精進ならず。心意散乱して坐禅せず。実相に違背して慧を修せず。恒に是の如くの六度の行を退して
還って流転三途の業をつくる。名を比丘に假かって伽藍を穢し。形を沙門に比して信施を受く。受くる所の戒本は
忘れて持せず。学すべき律儀は廃して好むことなし。諸仏の厭悪し給う所を慙じず。菩薩の苦悩する所を畏れず。
遊戯笑語して徒に年を送り。諂誑詐偽して空しく日を過ぐ。善友に随はずして痴人に親しみ。善根を勤めずして悪
行を営む。利養を得んと欲して自徳を讃じ名聞を求めんと欲して他罪を毀る。勝徳の者を見ては嫉妬をいだき。
卑賎の人をみては僑慢の生ず。富饒の所を聞いては希望を起し貧乏の類を聞いては常に厭離す。故に殺し誤っ
て殺す有情の命。顕はに取り密かに取る他人の財。触れても触れずしても非梵の行を犯ず。口四意三互に相続
し。仏を観念する時は攀縁を発し。経を読誦する時は文句を錯る。若し善根を作せば有相に住し。還って輪廻生死
の因と成る。行住座臥知ると知らざると犯す所の是の如くの無量の罪。今三宝に対して皆発露し奉る。慈悲哀愍し
て消除せしめたまい。乃至法界の諸の衆生。三業所作の是の如くの罪。我皆懺悔す。更に亦その報いを受けしめ
ざれ。
  南無 慚愧 懺悔 無量 所犯罪 (三返)
7462です:04/01/23 14:43
66さん、これは、いじわるな質問じゃなく器界観と道場観が、
イコールなのか?道場観なら如来拳印で在家者は使えものなのですが、
この観なら金合なので使っていいのか知りたいだけなのです。もし光明真言の
観想が道場観なら一般に言う道場観は金合で行っても良いと言う事になると云う事は
其々の諸仏の道場観を行い諸仏の真言を唱えれば良いのではと思い聞いたまでです。
道場観

・初めに器界を観想…器界観
・器界の上(須弥山の頂)に宮殿宝楼閣を観想…楼閣観
・宮殿宝楼閣の中に諸尊(次第によっては本尊のみ)を観想…曼荼羅観

道場観=器界観+楼閣観+曼荼羅観
(器界観と楼閣観は次第によっては省略)
76名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 16:11
>詳しくは面受で伝授でなければ伝えられない・・・云々とあって、
北海師のスタンスを知っていれば、聞くまでも無い事。

色んな人が居るところです。少し配慮をしたまえと言う意味です。
まぁ在家の方でも瞑想法・成就法をやりたいと思うのは当然。
>>62氏は近場の 密教をちゃんと学んでる坊さんに次第作ってもらうのが一番。
78北海大将智:04/01/23 18:24
 なにはともあれ、まずは数息観から始め、月輪観、阿字観と観想のトレーニングを
すすめなければ道場観は砂上の楼閣になるので、興味があるかたは在家向けに阿字観
道場を開いているお寺に問い合わせて下さい。さらに進みたければ、師僧を探し得度をし
(阿字観などの道場に通うようになれば縁もできますよ)四度加行を受ければ
阿闍梨から色々教えて頂けます。
 在家の方が道場観をするのはいいのかというより正しく法を授からないと道場観
が道場観にならないんですよ。
 道場観をなんとなくやるよりは数息観から始める方がより深い瑜伽を得られます。
六大無礙にして常に瑜伽なりです。そして阿字観などは在家の方にも行う機会をもうけている
お寺も多いので知りたければ宗務所などに問い合わせれば教えてもらえますよ。
79 :04/01/23 18:24
 ランボー様にお伺いしたいことがあります。
かつてあなたは神社信仰と仏法をするのは二心ある、
今、仏様から神社を見ると曇って見えない、ってなことを
どこかの版でかいてたのを覚えてます。
 しかし、私は代々、神社神道も信仰してますし先祖供養などでは
仏法のお世話になってます。それに、日蓮宗などの行者さまの中には
今でも神道の神々、つまり天照皇太神や八幡神さまとコンタクトとることの
できる人がいます。かつて八幡さまは八幡大菩薩と呼ばれてましたし、
 そもそも大日如来などは仏法や神道の枠を超えた次元の存在であるのではないですか?宇宙の根源的な真理を示していると密教ではあるのですが。
 このような状態であっても神祇と仏尊をともに崇拝するのは宜しくない、と
いえるのですか?
80ランボー:04/01/23 18:55
以前書き込んだものをもう一度見てみましょう。
神社とのかかわり
 日本の多くの家庭では、仏壇と神棚の両方祀ってあるが、外国ではそのようなことは無く、他国の人からは、
奇異な目で見られています。
 神社のルーツを辿ることは繁雑になり過ぎるので、大まかに考えてみます。
 古代人にとって、太陽の神など、自然神崇拝は、農業と結び付いていた生活をしていたため、何よりも必要な
信仰だった。この太陽の神の信仰は、将来 天照 として信仰されるのであるが、記紀(天皇の勅命によって編纂
された、公認の歴史書であるが、当時の権力者によって都合よく書き換えられることは、想像に易い)にあるように、
皇室の祖神でもなく女神でもない。神道が仏教の外、陰陽道や儒教などが影響を及ぼし壱千数百年もの長きに
わたって、仏と融合してきた神仏習合という関係にあった。
 平成三年の事でした。愛染明王という体が赤く手が六本おもちの明王様がおりられて「そなた、神社の天照とい
う神は誰だか知っているか?」と問われ、答えられないのを見て「あるとき、熱心に修行している神官に大日如来
が、私のことを天照と呼びなさい。と言って降りたのだ。その時から神社との拘わりができ、他の仏も行き来した。
しかし明治維新の時、神仏分離令と廃仏毀釈により本家本元の寺や仏像が壊され、そこにいれなくなり、全ての
仏は寺に戻った。それ以後全く神社とは拘わりがなくなった。」と教えていただいた。また「私は今から一万四十七
年前に不動明王から誘われ曼荼羅(仏族)に加わった。不動は、カリスマ性に長けてるからなー」とおっしゃって
戻られました。
 怨霊を鎮魂の目的で、神社を建立しお祀りした神社は多い。NHK教育テレビにもよく出演されている哲学者の
梅原猛さんも、「聖徳太子・菅原道真(学問の天神)平将門(たいらのまさかど・など類い希なる怨霊で映画帝都
大戦で知れ渡る)などを祀る数多くの怨霊鎮魂の神社がある。」と読売新聞の 地霊鎮魂京都物語という欄で述
べられたりしています。当時 将門の乱 がおきた時、神護寺の不動明王が、怨敵調伏の為に関東に出陣した。
その不動明王が、成田山新勝寺の、本尊不動尊です。

81ランボー:04/01/23 18:59
神仏分離令発布から百年以上たった今、神社とは全く拘わり無くなったのに、巷の習慣で神社のお札をお祀りし
たり、初詣でをしたり、お払いをしたり、結婚式をしたりするが、仏教徒は考えなくてはいけない。明治維新の廃仏
毀釈をしたとき、伊勢神宮の入り口には、僧侶不浄な者につき立ち入るな!と看板をたて当時天皇を生き神とした
政ごとをし、仏を虐待し打ち壊しにより寺院の数を一割ほどにまで減らした。また、政策の為に神社を統廃合し、
祭神を記紀に合わせる為圧力をかけ神社本来の在り方をも大きく改悪をした明治政府は大きな過ちを犯した。
 明治政府の政策のため寺院は極減し、人々は神社に移り今となっては明治維新以前は仏教徒だったことも知
らない神徒も多い。
仏教徒として、その神社のお札を祀ることは、二股信仰となり、たいへん好ましくない。仏教徒の神棚には、無病
息災や商売繁盛・福徳円満などを願って、不動明王(お札含)や毘沙門天王というかたがたをお祀りするべきであ
る。
 余談ではあるが、山奥などの辺鄙な所にあった神社には、明治政府の力も及ばず仏教の神がいまだ祀られて
おり、そこには仏も行けるのである。
と仏様よりお聞きしたのです。
宇宙の根源  さー、貴方ならどう証明しますか。本などの受け入れでなく自分の考えで。
82名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 20:34
横レスだけどなんか答えになってないっぽいよ。
最後に問いかけられても困ってしまうな。ウ〜ン…。
83名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 22:13
>76、色んな人が居るところです。
横スレだけど、色んな人がいるから判らないからカキコしている人が
いるんだろう。制約を付けるなら初めから中途半端に答えなければいいし質問したければ
すればいい。
845555:04/01/23 22:32
>>81ランボーさんこんばんは
そもそも宇宙に根源などあるのでしょうか?
85金剛杵:04/01/23 22:36
こういう質問をするのは五鈷杵と同じなので気が引けるのですが
ある観想法があったとしてそれには印の結び方や真言が記されているとします。
伝授を受けてない者がそれを行うと何か悪い事があるのでしょうか?
86名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/23 22:46
>>83
空気を読めって言ってるんですよ。
子供みたいな事いってんじゃないよ。な〜んて書くと荒れちゃうんだろうな。

スルーしてね、スルー。
8762です:04/01/24 00:45
>72さんへ
すいませんね。私としては、75さんの様に
道場観=器界観+楼閣観+曼荼羅観と説明されると理解出来るのですが
器界観と云うのは、独立した観想法、真言を唱える時に観想する三昧耶形の
様な観想で記載されている書物でも光明真言のみに記載されていたので僧が
行う道場観と同じなのか質問したまででそれにあの書物の光明真言の唱え方は、
在家者にはダメなのか確かめたかっただけ(だったら何故販売しているのか?疑問なのだが)なのですが、どうも文才がなく
理解して貰えなかった質問みたいですね。迷惑をおかけしました。


88名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/24 02:19
最近、大蔵経は、サイトで拾えるんですね。
高麗版ですが↓
ttp://211.46.71.250:8088/condsearch/

他にもありましたが、ブックマークしていなかったもので。
89名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/24 06:53
>>88
そのURLでは行けなかったんだけど、
もっとくわしい情報おしえて。
ちなみに、大正蔵ならCBETAに行けば
1~55巻と85巻、それに卍続蔵のちょっとしたものが拾えるよ。
中国語フォント(Big5)が必要だけど。
90ランボー:04/01/24 07:37
>>84
> >>81ランボーさんこんばんは
> そもそも宇宙に根源などあるのでしょうか?

私の接していただいた大日如来は、人間のレベルまで目線を下げてお話いただいていましたので、宇宙の根源
という雰囲気は感じませんでした。桁違いに光り輝く気高い方という感じでした。
私は、今の人間としての自分が満足すればよく、それ以上を望むものでは有りません。
もし、ブラックホールが崩壊したらとか、核戦争で地球が壊れたらとか、その時宇宙の根源である大日如来は
どうなるのか、他の仏さんは、自分たちの霊体は、なんてことは考えないタイプですので、神社のことも、言われ
た通り、ああそうなんですねと、素直に受け止めています。
だから、答えにならない答えしか書けないのです。それに、社会的通念とかけ離れている部分は、自分は納得
しても、公には言えないというものがあるのです。前のスレで、大問題になると言われた方もいらっやいましたが。
91ランボー:04/01/24 08:52
>>84
私は、どうしたら幸せな人生を送るかを目標に今まで修行してきました。
学者ではありませんので、細かい事を云々するより、今何をする事が人生で大切か、限りある人生の
時間をいかに有効に利用するかが、私にとっての課題なのです。
密教の手法をブラックボックスとしてとらえ、どう利用していくと合理的結果に繋がるかを考えやってきました。
その結果、真言などの起源や謂れを奥深く追求するよりも、一回でも多く真言を唱えたり、理趣経を読誦する
事が大切です。限りある人生のじかんですから。そして、密教を経験する、すなわち、体解大道が大切と心得
ます。そして、経験していくと、宗教の常識とずれが生じてきます。
それは、時代の背景が原因だったり、そのお経や書き物を書いた人の感性だったりします。
超法罪もその一つです。理趣経を在家が読んではいけないとか、最澄に渡さなかったくらいだから云々と反対
する人が多いのも驚かされます。なぜなら、私の周りで、理趣経や護身法を在家のひとがやって変な現象が
現れた事は一回もなく、五鈷を持つ事もしかりです。仏に接しようと努力している者に仏が仇するわけが有りま
せん。宗派教団の利益を守るための企業秘密と考えます。
92名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/24 16:16
密教の手法をブラックボックスと理趣経や護身法を在家の人がやって・・云々
とは、矛盾してないか?
ブラックボックスて解釈を間違ってたら悪いけど要は、
三昧耶形モードなどの肝心な観想を隠すて事だろう。
要は超法罪並びに伝授なしでは、ダメといってる人と同じじゃないか?
それに護身法をちゃんとしょうとするなら三昧耶形モード的観想が無ければ成立しない。
ランボー氏が云ってる事に矛盾がないかい?
それとも物まねでも護身法は成立すると言うのか?
まさか前回ランボー氏がカキコした本から引っ張りだしてカキコした事が
三昧耶形モード的観想なんて云うんじゃないよね。
私は思うのだが、私がランボー氏の思ってるブラックボックスをカキコする
事によってランボー氏の言う超法罪並びに伝授なしでは、ダメといってる人に対して
初めて説得あるカキコになる思う。でないと得度だけ受けて僧になりオカルトに
走った新教僧と思われても仕方ないと思うよ。
最後に護身法を在家が行いランボー氏云う物まねをして観想を理解してなかった
霊媒体質の者が襲われた例は、何例も私は知っている。多分このカキコの住人にも
居ると思うよ。
93名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/24 16:43
>数息観から始め、月輪観、阿字観と観想のトレーニングを
すすめなければ道場観は砂上の楼閣になるので・・云々。
素朴な疑問なんですが、何故ですか?
トレーニングをしないといけないなら真言も唱える時のその諸尊を
浮かべたり梵字を浮かべたりしますよね。でもそう簡単には、浮かびませんよね。
では、数息観から始め月輪観、阿字観と観想のトレーニングしないとダメなんじゃないですか?
でも僧に、訳も解らなくとも唱えてればいいんだと云われました。
62さんは、なんでしたけ何とか観を真似てれば自ずとそこに仏が現れてくるのではないのですか?
それが、密教じゃないのですか?
94 :04/01/24 17:38
そもそも『4度建て』が煩雑だから高級で上級の経験者向きで、
『阿字観』の構成がシンプルだから簡単で初心者向きだ、
などという発想をしている事自体が、
その方の実践者としてのレベルを露呈しているといえるでしょうね(w

むしろ、構成が複雑で煩雑であるものをやった後でこそ、
阿字観のようなシンプルな構成の観法が生きてくるのですが、
ただ単に住職資格をとるために形式的に4度をこなしていっただけで、
実際にはなんの実践経験も積んでいない諸師がたにはその辺の消息が
とんとご理解できていないようですね。
95 :04/01/24 20:44
>>92
>霊媒体質の者が襲われた例は、何例も私は知っている。多分このカキコの住人にも
>居ると思うよ。
具体例キボンヌ!襲われるって言うのがよく判らないッス。
96名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/25 01:29
信じ様が信じまいがいいんだけど、
HPや○研の本なんかで護身法を見てその解説のままお墓や霊的場所て
云う所で印をしていたんだけど、ある時墓に行って印をして帰ると体がだるくなり
その夜変な夢を見たんだけど、別に疲れているんだと思い無視していたんだけど
どうもやたらと疲れて仕方なくて二〜三日したらまた夢の中に知らない人が表れてこちらを睨んでいて目が醒めたら汗でぶっしょりで、
怖くなりあるお払いで有名な地元のお寺に駆け込んだらそこのお坊さんに云われたのは、お墓の霊が付いて来てその霊の云うには、
「喧嘩を売られた」と云っていると云われ仔細を話したら全然護身法の解釈が違うそりゃ怒るわなぁ〜と云われ下手に護身法をしない様にと注意されたよ。
9788:04/01/25 01:33
>>89
hを頭に付けたらいけますよ。
他にもどこかの研究者のサイトでZIPファイルで自由にダウンロードできるところがありました。
一応落としたので、ブックマークは、その時しませんでした。
大蔵経というのは、買うと高いですし、一般人では、手が出せません。

>大正蔵ならCBETAに行けば

ありがとう。
98 :04/01/25 04:25
>>96
わしも霊感体質だから信じないことは無いですが護身法だけで霊に喧嘩売ることは無いはずですが?
護身法以外に結界張ったか九字切ったんじゃない?それだと怒りを買う可能性は高い。

>お墓や霊的場所て云う所で印をしていたんだけど、
何の為にしていたかが問題ですが、先祖供養の為にお経や念仏を唱えると
無縁仏が供養してほしくて憑くことはありますが、それを防ぐために護身法をするのなら
いいけどそれ以外に使い道ってある?まさかとは思うけど・・・。
99ランボー:04/01/25 09:39
>>98 護身法だけで霊に喧嘩売ることは無いはずですが? とのご意見に対して、私も同感です。
美味しい料理を作る道具包丁も使い方をあやまれば凶器となります。
そのようなことが、あってはいけないから包丁狩りをするわけにはいかないでしょう。
何でもきちんと自分の責任において使い行動するのは、社会の常識です。
また、体の具合が悪くて包丁を持てない状態の人に、強制的に持たすことも無いでしょうし、自分でもその
ような時加減するのが普通です。

>お墓や霊的場所て云う所で印をしていたんだけど、
何の為にしていたかが問題ですが、先祖供養の為にお経や念仏を唱えると
無縁仏が供養してほしくて憑くことはありますが、云々

とありますが、その場合の心構えを間違うと、この方の言っているように大変なことになることもあります。
そこで、一例ですが、心構えを考えてみたいと思います。
読経したり、真言を唱えたり、作法をしたりする時の注意事項です。
それらの事をすると、自分に関りの霊が動く事があります。そのような時は、読経の始めにそれらの霊に対して具
体的に次のように声を出して言いましょう。
これから仏様にお参りをするので、あなた方(霊)も一緒にお参りしませんか。
と自分の行動を伝え、そして。
私には引導する力量がありませんので、あなた方も自らの行として、仏様を一緒にお参りして下さい。
と言います。先祖はその御ほうびに成仏に近づくし、自分は仏徳や法力を頂けるのです。
100名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/25 13:14
GT−R(グレート タントリスト ランボー)
101名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/25 13:50
>>96
>「喧嘩を売られた」と云っていると云われ仔細を話したら
>全然護身法の解釈が違うそりゃ怒るわなぁ〜と云われ下手に護身法をしない様にと注意されたよ。

その「全然違う護身法の解釈」てどんな解釈だったんですか?
詳細キボンヌ、てかここで参考までにその概略をカキコしてもらえませんか?
102ランボー:04/01/25 14:16
今日は大元帥明王の縁日、大元帥明王護摩法会を終えた。不動明王部主での護摩は、期待を裏切らない、
寺内も参詣者も浄化され、至極の幸せを感じる。
加持物の時、ウン タリタホリ アビシャロキャ ウンハッタ を108回参詣者と繰り返す。
真言の極み。
皆の心は大元帥明王と一つになる。そこには、悩みも葛藤もない、異次元を感じる幸せなひと時だ。
無心に真言を唱えるすばらしさ、密教は実行しかないようだ。
10379:04/01/25 21:29
ランボーさん、有り難うございました。
では、ここで重要な疑問を一つ、八幡大明神の存在です。
日蓮宗や空海などにも大きな影響を与えた神様ですが、この神
は八幡大菩薩とよばれるように仏法にもおおきな影響を与えました。
 では今この神様は仏法の世界においてはどのような存在なんですか?
お願いします。
104ランボー:04/01/25 21:36
一九九四年十一月 新聞の広告欄に「薔薇の素顔」という映画の宣伝広告が載っていた。この映画が1月25日
BS-Hi で薔薇の名前という名で再放送していた。サブタイトルに「私の中の 他人 は殺人者かもしれない」とあっ
た。解説には、「心の中に、いくつもの人格を持ち、違う人格が次々と姿をあらわす。しかし、その分裂に気付かな
い者もいる。この症状を多重人格という。」と・・・この広告を見たとき、以前ある本でアメリカの精神学者が「ある精
神病の患者は十二人の人の真似をし、朝は芸術家の真似をし、昼は政治家の真似そして夕方になると途方もな
い暴れ者となる。しかし毎日一定ではなく、日によって、違うことがある。しかもその真似は真にせまっており、どん
な役者でも真似ができるレベルではない。人が入れ替わっているようだ。これは正に複数の人格を持っているよう
だ。」と言っており、またこの学者は「精神分裂症」と診断している。
 此のような症状を学者や医者は精神分裂症というが、それを治す術を持たない。私は精神分裂症と呼ばず、憑
依現象と呼ぶ。なぜなら本人でない人格を現している時、除霊をすると、たちどころに元の人格に戻る。此のメカニ
ズムは、この患者に霊が入り本人の心は、おなかのほうに押し下げられ、この人の体は入った霊に支配される。
その状態を本人は朧げながらしか分からず、自分はおなかの方にいて上の方で何かやっているのだなあ、と言う
ぐらいの自覚しかない。だから、いろいろな人の霊が入れ替わり立ち代わりはいると、多重人格精神分裂症と言う
ことになる。この症状になる者は、そう多くはないが、いずれも、高度の霊感の持ち主である。テレビなどで、霊能
者が突然声も語り方も変わってしまうことがあるが、それとおなじである。ただ違うことは、霊能者等の場合は、話
終わると霊は離れてゆき元の人格に戻るが、患者の場合なかなか抜けず、抜けても又はいられる。これを繰り返
すと間違いなく寿命が縮まる。この患者を治すには除霊をすると共に、本人にも霊的に強くなるため、特殊なトレ
ーニングが必要なのです。
105ランボー:04/01/25 21:37
一九九四年十一月 新聞の広告欄に「薔薇の素顔」という映画の宣伝広告が載っていた。この映画が1月25日
BS-Hi で薔薇の名前という名で再放送していた。サブタイトルに「私の中の 他人 は殺人者かもしれない」とあっ
た。解説には、「心の中に、いくつもの人格を持ち、違う人格が次々と姿をあらわす。しかし、その分裂に気付かな
い者もいる。この症状を多重人格という。」と・・・この広告を見たとき、以前ある本でアメリカの精神学者が「ある精
神病の患者は十二人の人の真似をし、朝は芸術家の真似をし、昼は政治家の真似そして夕方になると途方もな
い暴れ者となる。しかし毎日一定ではなく、日によって、違うことがある。しかもその真似は真にせまっており、どん
な役者でも真似ができるレベルではない。人が入れ替わっているようだ。これは正に複数の人格を持っているよう
だ。」と言っており、またこの学者は「精神分裂症」と診断している。
 此のような症状を学者や医者は精神分裂症というが、それを治す術を持たない。私は精神分裂症と呼ばず、憑
依現象と呼ぶ。なぜなら本人でない人格を現している時、除霊をすると、たちどころに元の人格に戻る。此のメカニ
ズムは、この患者に霊が入り本人の心は、おなかのほうに押し下げられ、この人の体は入った霊に支配される。
その状態を本人は朧げながらしか分からず、自分はおなかの方にいて上の方で何かやっているのだなあ、と言う
ぐらいの自覚しかない。だから、いろいろな人の霊が入れ替わり立ち代わりはいると、多重人格精神分裂症と言う
ことになる。この症状になる者は、そう多くはないが、いずれも、高度の霊感の持ち主である。テレビなどで、霊能
者が突然声も語り方も変わってしまうことがあるが、それとおなじである。ただ違うことは、霊能者等の場合は、話
終わると霊は離れてゆき元の人格に戻るが、患者の場合なかなか抜けず、抜けても又はいられる。これを繰り返
すと間違いなく寿命が縮まる。この患者を治すには除霊をすると共に、本人にも霊的に強くなるため、特殊なトレ
ーニングが必要なのです。
106ランボー:04/01/25 21:46
>>103
八幡大明神は、自分は拝んでいませんので分りません。
私が文献を調べて書くのであれば、貴方が調べたのと似たような答えと(失礼、貴方の方が詳しいかもしれません)
思われますし、自信が無い事を書くことは出来ません。
詳しい方がおられると思いますので、聞いてみたらいかがですか。

お詫び  手違いで同じものを2回書き込みまして申し訳ありません。
1075555:04/01/25 21:50
>この患者を治すには除霊をすると共に、本人にも霊的に強くなるため、特殊なトレ
ーニングが必要なのです。

個人個人によって内容に違いはあると思いますが、具体的にはどういったトレーニングをするのですか?

自分は精神分裂症ではありませんが、子供の頃から頭部に関係した事故が多かったり、病気が多かったりします。



108ランボー:04/01/25 22:07

>>107 具体的にはどういったトレーニングをするのですか?

下記に書き込んだお参りをするのも良い事と思います。なれましたら、般若心経の代わりに理趣経を入れると
良いと思います。
理趣経については、内容の解釈は私はブラックボックスで良いと思います。私のところでは全員ブラックボックス
にしてお参りしていますが、大きなご利益をいただいています。
その段階が済むと、護身法に進みます。最後は十八道を目標にしています。真剣にすると確実に法力がつきます。
下記の続きも順次書きます。

>>71
>>73
因縁解脱不動明王自加持法>>107

1095555:04/01/25 22:37
>>108
ランボーさん、ありがとうございます。

まだ理趣経は唱えたことはないですが、参考のために声明のCDを買おうと
思います。
また、何かありましたらよろしくお願いします。
110ランボー:04/01/25 22:47
>>108
理趣経を読経する機会が有るときに、>>99後半に書かれていることを念頭に、貴方の怪我や事故を起こした
霊がいるかそれとなく探るのも手ですね。そして、一緒に理趣経をあげれたら、へたな僧侶に頼むより効果が
あると思います。
いずれにしても、相手は見えませんので細心の注意をして、どうしてもその霊をどうにかしなければならない時
の作戦です。
1115555:04/01/26 13:00
>>73因縁解脱不動明王自加持法、
で読み方が分りませんので教えていただけますか?

衆罪、無量不善、珍財、樫悋、屡々忿、恒に、假かって、戒本、慙じず、畏れず
諂誑詐偽、随はずして、毀る、卑賎、僑慢,讃じ,口四意三互、錯る、

112名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/26 14:01
ランボーよ。
必ず見つけ出してやる。覚悟しておけ。
113112:04/01/26 14:58
そして法論で論破してやる。
114名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/26 16:36
>112
僧侶の方ですか?
>>111
横レスが。老婆心迄。
衆罪    しゅざい
無量不善  むりょうふぜん
珍財    ちんざい
樫悋    けんりん
屡々忿恚  しばしばふんね
恒に    つねに
假って   かって 
戒本    かいほん
慙じず   はじず
畏れず   おそれず
諂誑詐偽  てんのうそぎ
随はずして したがわずして
毀る    そしる
卑賎    ひせん
僑慢    きょうまん
讃じ    さんじ
口四意三互 くしいさん、たがい(に)
錯る    あやまる
>>115 訂正
(誤)横レスが。
(正)横レスですが。
1175555:04/01/26 18:06
>>115
ありがとうございます。
118ランボー:04/01/26 19:39
>>115
丁寧なる解説、有難うございます。
119ランボー:04/01/26 19:42
>>112
そんなに、魅力を感じてくれているんですね。
なんか、名前つけなさいよ。
昔は、貧困で名前を付けれない人がいたようだけれど、まさかあんたもそうじゃないよね。
120ランボー:04/01/26 19:45
  南無 慚愧 懺悔 無量 所犯罪 (三返)
因縁解脱不動明王自加持法 その3
次 発願
ししん ほつがん ゆいがん だいにち
至心発願 唯願大日
ほんぞんしょうしゃ ふどうみょうおう
本尊聖者 不動明王
しだい はちだい しょだい ふんぬ
四大八大 諸大忿怒
げんねん ほんぜ かいらい しゅうかい
還念本誓 皆来集会
どうしんかじ ご じ じゅしゃ
同心加持 護持受者
「氏名・・・ 当病平癒(祈願事項を入れる、無病息災、商売繁盛、因縁解脱など)」
(抜く・病気の人は自分の名前と病の名前に平癒を付けて言う)
しょうじょふしょう しんごん ほうらく
消除不祥 真言法楽
くんにゅうごたい ぞうちょうふくじゅ
熏入五体 増長福寿
ごうじゅけらく むへん ぜんがん
恒受快楽 無辺善願
けつじょうじょうじゅないしほうかい
決定成就 乃至法界
びょうどうりやく
平等利益
121名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/27 09:19
122ランボー:04/01/27 16:22
因縁解脱不動明王自加持法 その4
次 道場観 (お不動様の姿を思いうかべて)
「自分の氏 名」の心月輪の中にウン字あり、黒色(こくしき)の風輪(ふうりん)となる。ラン字の智火
(ちか)を吹き起して月輪(がちりん)に覆(おおう)う所の煩悩業障皆(ぼんのうごっしょう) 悉(ことご
とく)く 焼き尽(つく)して円明(えんみょう)の大月輪(だいがちりん)となる。その中にカン字あり,変じ
て利剣(りけん)となる 。利剣(りけん)変(へん)じて大日大聖不動明王となる。身青黒色(しんしょう
こくしき)にして大忿怒形(だいふんぬけい)なり、大磐石(だいばんじゃく)に住(じゅう)して、半跏坐
(はんかざ)す、火性三昧(かしょうざんまい)なり、頂(いただき)に七沙髻(しっしゃけい)あり、左に
一つの辨髮(べんぱつ)を垂(た)れ、額(ひたいに)に水波(すいは)の皺(しわ)あり、右手に利剣
(りけん)、左手に羂索(けんさく)を持(じ)す、遍身(へんしん)に火焔(かえん)を出し、あまねく法界
(ほっかい)に遍(へん)じ、悉(ことごと)く自他の罪障を焼尽(しょうじん)す、四大明王、八大童子等、
前後左右に囲繞(いにょう)せり、之(これ)に依(よ)って「自分の氏名」の無明煩悩無始(むみょうぼん
のうむし)の罪障(ざいしょう)悉(ことごと)く消滅して「当病平癒」し、福恵増長(ふくえぞうちょう)す。
オンボッケン( 七反 )
1235555:04/01/27 19:27
今日、近所の友人が逝きました。
ここ数年で知ってる人が若くして3名程・・・。
病気、事故が多くて、この地域が古戦場であったりするのも関係していると、
ある霊能者の方は言われています。
自分でもここの地域性や空気が重いのは昔から感じているのですが・・
1245555:04/01/27 19:29
↑レスちがいですがごめんなさい。
125ランボー:04/01/28 06:43
>>123
その友人に同情してはいけません。もちろん葬儀の時に真言や読経その他一切の宗教的所作は厳禁です。
やると、憑依されます。通常のお寺、神社では取れません。十分ご注意を。
貴方が持ち家でなければ引越しを奨めます。冗談ではありません。
126ランボー:04/01/28 07:16
>>123
私なら、古戦場の跡地であるなら、たとえ持ち家であっても引越しします。
神戸の奥に用事が有るとき、震災の灘地区を通らないで、山の裏側の道を遠くても行きます。
大量の霊には修行をたくさんしても、かなうはずがありません。
もっとも、法力の無い僧侶や神官は霊の側から見たら、助けてもらえる力が無いから、頼って
こないので、無事でいれるのです。

>>124 ↑レスちがい  ではありません。15の趣旨で私がたてました。真言は話の核ではありますが。
>>15
> 北海大将智師はじめ、多数の方々おこしいただき、有難うございます。
> ホストのランボーでございます。
> 僭越ながら、このスレを立てさせていただきました。
> 真言は信仰する上でのアイテム、キーワードと解釈しております。
> 無用に枠組みを作ることなく、気楽に書きこんでいただけたらと思います。
> 今後とも、宜しくお願い申し上げます。
> 北海大将智師にもお気に入っていただいたごようす、にぎやかになる事を希望して、ご挨拶といたします。
>                                                           合掌
127名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 12:02
原爆が落ちた広島、長崎、大空襲でホロコーストされた東京などの都市は大丈夫でしょうか?
皆、爆殺、焼死等で殺されたわけで、かなり怨みが残ってると思いますが。
128名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 13:15
悪霊とか自縛霊とか先祖霊とか色々言ってるけど
これらの霊っていうのは、そんなに生きている人間に影響を及ぼすものなの?
人間の意志というか意識っていうのは、そんなに弱いの?
実体を持たない(生物学的に)霊が物理的・生物学的な肉体にどういう手法を使って影響を及ぼすものなの?
よく霊が見えるとか霊視ができるとか言う人がいるけど、霊は自分を見せようとしてるの?
また、霊がそれができない時、色々な事故や災いに姿・形を変えるわけ?
霊が、もしそれができるのなら人間以上の力持ってることでしょ?それじゃ人間は太刀打ちできないよね?
人間以上の力は人間が考えるかぎり(自分だけかもしれませんが)もっと崇高であり清らかなものだと思うんだけど・・・
密教で(密教に限らず)除霊とか霊視とかする人がいるけど、結局その霊と次元的に同じなんじゃないかな?
力と力のぶつかり合いでしょ?力の使い方が霊と違うだけでしょ。
密教の法力とか他宗教(例えば西洋魔術の召喚魔法)はそんな為にあるのかな?
仏教には有名な「中観・唯識論」という哲学があるけど、これで霊を証明できるのかな?
密教も中観・唯識論を当然引き継いでいるのだからなんとか解明できるんじゃないかな?
言いたいことは分かるんだけど(現実世界に即応した仏教、それが「密教」。現世利益は成仏への最上の方便。)
力ってそんなものなのかなぁ・・・
129名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 15:12
>>128
うろ覚えの話だけど、成仏した霊はその魂の成長度合いによってそれぞれの
霊界に行き、そこで新たな「生」を送ることになるが、
まれに強い恨みや、憎しみや、悲しみを持ったまま現世での生を終えた者が
現世から離れることを認めず、念として現世に留まる。
その念に感応しやすい人がいて、感応するとその念がその人の言動に影響を与える。
で、感応した人はそれが自分の意思なのか、ほかの何かなのかは判別しがたい。
このあたりの仕組みを把握していれば、自分の意思でないものを排除できるだろうが、
なんせ電波と言われる世界なので明瞭な説明が納得されがたい。
130名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 15:56
住民に質問
>ホストのランボーでございます。
ホストだからと云ってオカルトモードに走るのはいかがかなものなのか?
と云う事は立てた者勝か?
そうなら北海師の難しいラインではありますが、宗祖や諸先学、諸先達
により伝えられるところが本来のラインでの真言スレを立てても良いのかなぁ〜。
住人の方はどう思います。
131真言坊主:04/01/28 16:05
>>128
あなたの言っていることは正しい。大賛成!
ここのスレ、ずーっとロムってたけど、
あなたのような方がいて安心しました。
霊や魔を見たり感じたりするのは
いわゆる遍計所執性を捉えたにすぎない。
でも、見える人には見える。
妄想であっても見えるものはしょーがない。
でも、いつまでもそれにビビっていれば、
いつまでも見えるし、怖いまんま。
私も子供のころはオバケはこわかったし、
幽霊のようなものをちょくちょく見たけど、
仏教に興味を持って、その勉強をしているうちに、
仏教って霊やら魔やらとかとは全くかけ離れた
思想であることがわかった。そうすると、
もう霊なんか見ないし、感じない。怖くもない。
古戦場だろうが墓場だろうがなんともない。
密教は魔の存在を説くけど、
あれはあくまでも方便であって、
己の煩悩を象徴化させたものにすぎない。
つまり、自己の正覚を象徴化させた印契・真言・観想をもって、
自己の煩悩を象徴化させた魔を降伏するっていう手法だ。
背景にある唯識・中観の哲学を学ばずして、
密教経典の表層だけを見ると、
たいへんな誤解を生じる。
それに、最近は脳の研究が進んできて、
人間が霊を見る現象というのは、
完全ではないけど、科学的に解明されつつある。
その研究成果をみると、驚くほど
唯識の思想に一致している。
132名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 16:23
お聞きしたい事があります。この世には生まれつき運のいい人と悪い人がいますよね。そしてなぜか運のいい人は
運が強い生年月日に生まれています。運の悪い人は、その逆です。不思議だけど。それらは、前世のカルマや徳積みの違い
によるものだと聞きました。でも先祖が悪い行いをしただとか先祖がひどい死に方をしたというのは、自分のカルマや徳積み
とは関係ないですよね。もし自分が前世でたくさんの徳を積みいい生年月日で生まれたとしても、先祖がロクな死に方をした
人がいたら、取り憑かれて運が悪くなっちゃったりするんですか?
あともう一つあるんですけど、運がもともと悪いのに、毎日読経することで、悪い霊がよってきてますます運が悪くなっちゃう
なんてことあったりするんでしょうか。
私、今までお墓の前とか通る時に怖いからわざと頭の中で般若心経を唱えたりしてたんですけど、それってまずかったんですかね。
今、すごく心配なんです。へんなのが取り憑いたりしてないか。ずーっとここ何ヶ月か肩が重くて重くてしょうがないんです。
だからすごく不安で。どうなんでしょうか。どうかおしえてください。
?舍学もいれてね
>>132
そんなものは存在しません
でも気にしてる間は存在します
あなたの脳味噌の中に
136名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 16:41
脳味噌の中に幽霊は存在するの?
137名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 17:18
そう。過去の記憶から幽霊のイメージを
現出させる。側頭葉をいじると、
出てくるらしい。
138ランボー:04/01/28 19:27
>>132
> この世には生まれつき運のいい人と悪い人がいるのは?
A 貴方の言うように前世のカルマや徳積みの違いは前世のカルマや徳積みの違いではないかと思います。
>でも先祖が悪い行いをしただとか先祖がひどい死に方をしたというのは、自分のカルマや徳積みとは関係ないです
よね。もし自分が前世でたくさんの徳を積みいい生年月日で生まれたとしても、先祖が悪い死に方をした人がいたら、
取り憑かれて運が悪くなっちゃったりするんですか?
A この母親を自分で選んで入るのです。この時点で因縁は同じようなレベルと考えられます。
> あともう一つあるんですけど、運がもともと悪いのに、毎日読経することで、悪い霊がよってきてますます運が悪く
なっちゃう なんてことあったりするんでしょうか。
A 霊の周りには救ってくれる人がいなくて苦しんでいたら、貴方が読経することでこの人に訴えれば救ってもらえる
かもしれないと考え寄ってくるのです。
> 私、今までお墓の前とか通る時に怖いからわざと頭の中で般若心経を唱えたりしてたんですけど、それってまず
かったんですかね。
A 上記の理由でまずいと思います。私はそういう所は、知らん振りして仏教の事も考えず通過します。もしその霊た
ちに心をもってゆくと、やくざに目線が合って、眼付けたと言いがかりをつけられるのとにています。
> 今、すごく心配なんです。へんなのが取り憑いたりしてないか。ずーっとここ何ヶ月か肩が重くて重くてしょうがない
んです。 だからすごく不安で。どうなんでしょうか。どうかおしえてください。
A 憑依されている可能性が大きいですね。読経したり、真言を唱えたり、作法をしたりする時の注意事項です。
それらの事をすると、自分に関りの霊が動く事があります。そのような時は、読経の始めにそれらの霊に対して具体
的に次のように声を出して言いましょう。
これから仏様にお参りをするので、あなた方(霊)も一緒にお参りしませんか。
と自分の行動を伝え、そして。
私には引導する力量がありませんので、あなた方も自らの行として、仏様を一緒にお参りして下さい。
と言います。先祖はその御ほうびに成仏に近づくし、自分は仏徳や法力を頂けるのです。

139ランボー:04/01/28 19:35
霊体とクォーク 
前章の説明で、私達の体も原子の分野で見ると、隙間だらけで、これから説明するクォーク(素粒子)は、原子核の
中を自由に通り抜ける、非常に小さなものなのです。この小さなものを見つけるため、世界各国の学者が研究をして
おり、日本でも、ハイレベルの研究がされており、茨城県の筑波山の麓にある、高エネルギー物理学研究所では、
クォークの発見のため、「トリスタン」という世界に誇れる衝突型加速器が活躍しており、日本が、六種目の素粒子で
あるトップ・クォークを発見するのではないかと期待していましたが、一九九四年四月二十三日の読売新聞にジュネ
ーブ二十二日発のニュースとして、米イリノイ州のフェルミ国立加速器研究所が発見、十個の現象を確認したと報じ
られました。ボトム、チャーム、ストレンジ、アップ、ダウンの五つのクォークは既に発見されており、今回発見された
クォークは、トップ・クォークとよばれ最も質量があり、科学史にのこる大成果である。
 このクォークが霊体をつかさどり、念の力や気功のパワーもその働きと思える。ならば、潜水艦の中からテレパシ
ーが離れた所に届くのも肯けるのである。また、小さな粒子でも、一直線に沢山並んだとき、原子をも動かすことが
できるのです。
140ランボー:04/01/28 19:36
テレキネシスやテレポーテイションもこれらのはたらきによると言えるのである。また霊がミシとかガリなどと音をた
てたり(家がやたらにきしみ音をたてたりするのは、物理的原因を除けば、霊のしわざによる。)テレビの映像(とく
に一チャンネル・二チャンネル・三チャンネル)を乱したり、レコードなどの音に入ったり、風も無いのにローソクの
火をゆらしたり(小さくポッポポッポと火がゆれるのは、先祖が喜んでいるが、大きくゆれて黒い煙りがでるのは不
吉の現れで注意をしなくてはいけない。)する。微細なエネルギーの分野では、スカラー波なるものが話題になっ
ているが、これも未だ計測ができ得ないものです。一対の平行線に逆位相の電流を流すと、其処に出来るエネル
ギーはどこにいったの、という事からはじまる理論の数式は東大の研究室のホームページに出ていますので数学
の好きな方はそちらを見ていただくとして、私たちの五感で感じ取れないものは多々ある。日々私たちを楽しませて
くれたり、情報を与えてくれるテレビ電波も江戸時代以前の人には信じ難いものであった。科学という鎧で武装して
世の中を見るのではなく、長い長い年月の進化を脳の奥に刻んだ歴史と言う眼鏡で見ようとすれば、おぼろげなが
ら見えてくるものがあるのではないだろうか。ネアンデルタール人が、あの最古の昔、人の霊を感じその尊厳を死者
に対する献花という形で表しているのに、現代の人の中には、その尊厳を無視するだけでなく、肉親の葬儀でありな
がら、今日は塾の日だからと、通夜にも出さず、塾に行かす。死の尊厳を教えるいい機会を親の手で葬るのは、嘆
かわしい事だと思います。
141名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 19:48
>>132
マッサージ逝け
142名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 20:58
>>132
ハリ治療院にでも逝け
143名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 21:24
132さん。
私もあまり良い生年月日では無いですよ。私は小さい頃「僕は生れ付き運が悪いな〜!」なんて思っていたりしましたが、
中学生の終り頃だったか高校生の初めの頃だったか、その頃に気が付いた事がありました。運の良い人って割と先読みの
出来る気の強い人だと言う事です。運の良い人も悪い人も基本的には大差は無いです。ただ人よりも一歩前へ出ようとする
(色々な意味で)気の強い人が、弱い人から見ると運が良く見えるのでは無いかな〜!と私は思いますよ。
 ちなみにそんな事が分かってからは私は武道を始めて気を強くする様に努力して、今は割と運が良い方の種族に属して
いる様に思っています。 ただやはり生年月日の良し悪しは、チャンスの廻りに多少影響が有る様に、少々感じますね。
でもそんな事でウジウジしていられないでしょ?
 
144名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 21:33
143の続き
それから先祖の霊云々と言って居ますが、もし仮にあなたが亡くなったとしましょう。あなたには孫もひ孫も居たとして
あなたが悪い事をして死んだからと言って、孫やひ孫に憑依して運を悪くしてやろうと考えますか? 逆ですよね!何と
かして守ってやろうと思いませんか? しかし因縁だけは苗字を相続した様に受け継いでしまう事も在るようですね。
でも人間には「努力する」と言う前向きな力が在る事を認識しましょうよ!確かに努力だけではどうにも成らない事も有り
ますが、それでも気を強くして望めば必ず好転します。「自分は運が悪いから…」悪いですが、この様に思っている以上は
運気は好転しませんよ!
>>毎日読経することで、悪い霊がよってきて・・・
そんな事言ったらお坊さんはどうすれば良いのですか?毎日何度もお唱えするのですよ!「一般人と僧侶では違うよ!」と
おっしゃいますか? 確かに修行を積んで何かを掴んでいるのとそうでないと言う意味ではそうかも知れませんが、僧侶も
人間ですし、あなたも人間ですよね?(まさか宇宙人か以外のもの?)同じ人間が、スタンスは違えども同じ般若心経をお
唱えするのです。まずい筈がありません。 >>悪い霊がよってきてますます運が悪くなっちゃう… 何で悪い霊と断定する
のですか? あなたが至心に祈りを奉げていれば悪い霊どころか神仏すらあなたに随喜する筈です。 もっと気を強く持ち
ましょう。 お墓の前を通る時は何も考えずにさっさと通り過ぎてしまいましょう。 
>>今、すごく心配なんです。へんなのが取り憑いたりしてないか。
あなたには何も取り憑いていませんよ!へんなのはあなたですよ!(ごめんなさい冗談です。)肩が重いのは神経の使い過
ぎ、考え過ぎですよ! 気を強く高められるように努力した方が徳ですよ。 徳積みの事を言って居ますが、前世の徳も大切
ですが今世の徳積みはどうなっていますか? 他人の靴が散らばっているのをだまって直すのも、相手がしなくてもこちら
から大きな声で挨拶をするのも立派な徳積みです。 リラックスを心掛けながらも頑張って下さい。応援しています。
 ちなみに私は真言宗の僧侶です。
145名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 21:39
143&144
グッドジョブ!あなたは正論です。でもここには真言宗とは
かけ離れたオカルトマニアがウヨウヨしてますので、反論誹謗
など結構すごいことになるでしょう。でも頑張って!応援してます。
このスレのオカルトマニアを打ちのめしてください。
146名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 21:44
143です。
ランボーさんとかぶっちゃいましたね。私の方は飛ばして貰っていいです。
147名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 21:57
らんらんらんらんらん
ばんばんばんばんばん

いつも笑いそうになってしまう。
148143:04/01/28 22:38
>>145さん。
ごめんなさい。私はランボーさんのおっしゃっている事も一理有ると思って居ます。ただし全く同じスタンスでは無いと言うだけです。
私は私なりに行を積み、教相を学び、今のスタイルに成っているのです。また北海師のスタンスも真言僧として素晴らしいと考えています。
この言い回しはどっち付かずとは大いに違います。私はどちらかと言えば北海師に近いと自分では思いますが、ランボーさんのやり方にも
一理有ると思っています。問題は受け取る側ではないですかね。尋ねている側の答えは始めから出て居る様に思えますよ。132さん以外の
方々も。ただ後押しをして貰いたいだけ、同じ様な意見が聞きたいだけの様にも取れるものが多くないですか? 私は僧侶ですし、もう
一面は武道家でも有ります。盾と矛は止めようとも交えるような事は考える余地は有りませんよ。145さんは素直で良い人かも知れませんが、
『このスレのオカルトマニアを打ちのめしてください』この様なカキコミには返って激しく反感を覚えます。私はあなたに対して手加減無し
で正拳突き叩き込みますが宜しいですか?
149名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 22:43
どうぞ。
150名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/28 23:03
>>132
私からも一言申し上げます。

御先祖に大往生遂げた方がいようと、不幸にも早くまた苦痛に満ちた死を遂げた方がいようと
その家系に生まれた人には、それらの方全てを心から供養する義務があります。
それをする事で自らの因縁も少しずつ解かれていくのだと思います。
人間はその宿命や因縁によって誕生日時が異なり、運命に強弱などありますが、善行を行い
他人に恨まれる様なことをしないない生き方を代々していくことで、いい日にち時間に子孫を
生むことが出来ると思います。他の人を人間扱いせず、苦しめ恨まれるような事をしていると、
必ず自分や子孫がもっと酷い目に遭います。逆に先祖を子孫自ら供養し、異性関係も
適当なものに保ち、他の人を外見や金銭で人を判断せず、心で人とお付き合いしてますと、
自然とよい縁に恵まれたり、段々平穏に暮らしていける感があります。

以上のような心構えで不動真言 光明真言等を唱え、さらに自らの心身を清めたり強めるとともに、
先祖の往生を願えってさえいれば、変な霊に取り付かれることも少なく、神仏の加護を強く感じられる出来事があったりします。
般若心経を読むに至るという不思議な縁を通して、お互い修行してまいりましょう。
151北海大将智:04/01/28 23:39
93ー94さん 在家のかたが観法に興味を持った場合、阿字観は体験できる道場が多い
のと面受が大事であるという真言僧としてあたりまえの立ち場からカキコしたら話が違う方向に進んでしまい、すこし疲労を感じたので
しばらくカキコしてなかったのですがまたカキコしますね。
阿字観で阿字本不生を体現できればそれも即身成仏に他ならないという
「阿字観用心口決」記述も知った上でせっかく体験できる道場があるから
すすめたんですけどね… 私はさらにシンプルで深い自己の清浄心と向き合える
月輪観の方が好みなんですが…。面受で法を受けることの意義は前レス等をご参考
にしてください。
131真言坊主さん 私もかなり近い体験をしています笑。
 結局は唯識説を学習すればアーラヤ識に蓄積された業が霊魂
の実態でありそれそのものは業であるから実像として人間界に現れる
ことは考えにくいんですよね。というより常に業の結果による行いが
次の現象として現れ、それがまた新たな業になりという認識のみが此の世界
の実相であるととらえるのが唯識説ですからね。密教ではこの世界に智慧が遍満
していることを煩悩により気付けないが故に智慧が識になっていて、それを智慧に
かえることが観法の目的であったりするわけですが…。
 話は変わりますが大師の『吽字義』などで一切諸法損減不可得という言葉が論じられ
ますがホ―キング博士によれば宇宙のエネルギーの総量は常に一定らしいですね。
152名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 00:05
このあたりで御真言を
阿弥陀如来陀羅尼(十甘露呪)サンスクリット読み
ナモ ラトナ トラヤーヤ
ナマ アーリヤ-アミターバヤ タターギャタヤ アラハテイ サムヤクサムブッダヤ タディヤター
オーム アムリテ
アムリト ドゥバヴェ
アムリタ サムバヴェ
アムリタ ガラベ
アムリタ シッデ
アムリタ テージェ
アムリタ ヴィキラーンテ
アムリタ ヴィキラーンタ・ガーミネ
アムリタ ガガナ・キルティ・カレー
アムリタ ドゥムドゥビ・スヴァレ
サルヴァタ-サーダネ サルバ-カルマ-クレーシャ-クシャヤム-カレー スヴァーハー。
特に最後の部分「サルバ-カルマ-クレーシャ-クシャヤム-カレー スヴァーハー」。
阿弥陀如来の功徳がいっぱいの御真言です。
153ランボー:04/01/29 00:05
因縁解脱不動明王自加持法 その5
次 普供養 三力
オン アボキャ ホジャマニハンドマ バジレイ
タタギャタ ビロキテイ サンマンダ
ハラサラ ウン
いがくどくりき    にょらいかじりき
以我功徳力      如来加持力
ぎゅういほうかいりき ふくよにじゅう
及以法界力      普供養而住

次 不動根本 火界の呪 三反
ノウマク サラバ タタギャテイ ビャク  
サラバ ボッケイビャク サラバ タタラ 
タ センダマ カロシャダ ケンギャ
キギャ キサラバビキナン ウンタラ 
タ カンマン
154 :04/01/29 01:23
>>127
空襲で死んだ人の心境って「アメリカ憎し許さん」か「助けてくれー」
とどっちが優勢だと思われますか?
落ち武者だと「おのれ宿敵○○め〜」でかなり恨み辛みが強いと思いますけど
空襲での死亡者と古戦場の落ち武者とでは成仏のしやすさは違うと思うんですが
127さんはどう考えておられますか?

>>128
>これらの霊っていうのは、そんなに生きている人間に影響を及ぼすものなの?
>人間の意志というか意識っていうのは、そんなに弱いの?
これは個人差があります。霊感体質(霊能者ではない)と一般人では影響の受け方が違います。
簡単な見分け方は手相を見て仏眼か十字線があるかどうかですが・・・。

密教系僧侶や修験道系の行者でも同じ修行をしても個人差があって霊感体質の方に比べて
一般体質の方は理解の深さに違いがあるようですね。知り合いの真言宗僧侶の方も
同じ僧侶同士でも個人の素質(体質)の差による違いがあるとはっきり言っておられます。

まあ強がり言ったところで魔なんか生臭坊主じゃ歯が立ちませんよ。
(法力があって神仏の加護がある人は別だけど、向こうもどうでもいいレベルの人間は
相手にしませんが・・・。)
ちなみにワシは魔や怨霊が相手の場合は逃げます。20代のとき肝試し行って死ぬかと思ったよ。
それ以来二度と肝試しには行かないと決めています。
155名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 02:01
霊が自分とは違う生身を持った人間の意識に入り込むの?
それとも脳神経を操作して意識というスクリーンに違ったビジョンを映すの?
同じく視床下部を刺激させてホルモン出させて、自律神経をあやつるわけ?
そして体調不良、果ては肉体的・精神的な病変を引き起こさせるの?
そんなことができるんだったら、そのやり方どこで覚えたんだろ?
霊は肉体が無い以上前五識は無いと思うんだけど。
何度も言うようだけど、霊視とか除霊が出来るのと、霊が起こすいろんな現象って次元的に同じでしょう。
阿頼耶識ってユングとかの心理学で「集団的無意識」とかって言われてるけど
阿頼耶識に薫習された業によって今の自分(肉体・精神・器世間)という識を創り出しているのなら
霊の、それってどんなのだろう?
霊が自分以外の他人の識を操作できるの?
そうだとしたら霊ではなくて「神」に近い存在でしょう?
156 :04/01/29 05:05
>>155
ワシは「唯識論」を取らず神道で言う「一霊四魂」に近い概念で考えるので
唯識論で説明する人の考えは別途たずねてください。

>霊が自分とは違う生身を持った人間の意識に入り込むの?
意識に入るというよりも、生きている人間の体が霊にとっての「取り付く島」状態だと
思います。いわば生身の位牌。本来なら死後に赴くところ(霊界?)に行かない場合は位牌に取り付いて
居なければいけないのにルール違反で位牌よりもラクチンな生きている人間に取り付く事があるようです。

私自身の体験で実際にご先祖さん4,5人に一ヶ月近く体に入られていたことがあります。
覚醒状態で自分の意識がしっかりしている状態であれば普通に動けますし違和感もありません。
しかし疲れているときや睡眠時など意識のレベルが低いときは取り付いている霊の
影響が出ます。
>霊が自分以外の他人の識を操作できるの?
霊の力が強力で取り付いている人間の活動レベルが低いときは出来ると思います。

また竜神さんに怒られて2週間ほど帰神状態だったこともありますが
神様や仏様と人霊はまったくレベルが違います。また心身に与える影響もまったく違います。
帰神されるときは頭頂部のチャクラから入ってこられますが人霊はここからは入れません。
首の(以下自粛
157ランボー:04/01/29 08:12
>>156
車にたとえて考えると、容易に理解できます。
自動車は自分の肉体。
運転手は自分の心。
他人の心がジャックしようとして、運転席に乗り込んできて、ハンドルの奪い合いが起きている。
それが156さんの霊的体験と言えると思います。
車が古くなって使用できなくなり、ドライバーが車を捨てて降りた時が死と言えます。
新しい車を手に入れて運転席に乗り込んだら、輪廻であり、誕生ということになります。
霊障はアーラヤ識に蓄積された業が霊魂の実態でありという説明は現象との間に大きな矛盾
があり、説得力に欠ける論であることは、言うまでも有りません。
158真言坊主:04/01/29 10:54
>>156>>157は、全く>>155の言っていることを理解していない。
というか、理解する以前の問題のように思える。
どうやら、両者の間には「バカの壁」が存在するようだ。
159北海大将智:04/01/29 11:42
 まあ何はともあれアーラヤ識縁起を否定するとさらに、その先の識大
から智慧への展開(不空三蔵系金剛頂経系の思想、さらには弘法大師の即身成仏義に説かれる)
否定されることになるわけで、逆説的にいえばもはや真言宗でいう成仏の方法や思想の半分
以上を否定することになりかねない気がするのですが…  阿字本不生義も個(肉体)と
霊という対立的にとらえる以上覚れないということになる気がしますね。
まあまた実践経験云々いうんでしょうが笑 
 江戸末期の真言宗の名僧であり、両部神道の一流派である雲流神道の大成者である
慈雲尊者飲光は著作の中で「末世の弟子たるもの、八祖の大志に達せず
どうもすれば奇妙不思議を唱えだして邪命養身の者多し」と述べられていますね。
 
 

 
 
160 :04/01/29 12:26
>>158、159
はいはい、ご批判はまったく持って結構ですが肝心の155への返答はなしですか?
それとも考え中ですか?
161名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 13:02
155で〜す☆
べつに霊とか霊現象とか除霊・霊視とかを完全否定してるわけじゃないんで。
そういったことは密教とか、精神世界を修行して行くうちの通過点なのでしょう。
ただ法力とか西洋で言う魔術はそういった事だけにあるんじゃ無いって思うんだけど・・・
162ランボー:04/01/29 13:04
はいはい、ご批判はまったく持って結構ですが肝心の書き込みは、昔の人が書いた(説いた)ものの
写しで、貴方さまの経験で会得したものは又も無く、学者先生にはかないません。はい!
163ランボー:04/01/29 13:06
>>161
貴方の言っている事はよく分ります。
偉い先生のお答えを期待しております。
164名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 13:40
ランボーさんは体験外の事は認めないタチですか?
165名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 13:44
再び155で〜す。
ランボー僧侶、クォークとか素粒子物理学にも精通されてるみたいだけど
クォークが霊体を司るっていうのはどうかなぁ
べつにクォークだけが基本粒子じゃないし(クォークはハドロン族、電子・ニュートリノ等はレプトン族)
それに今の宇宙を構成してる核子のクォークはU・Dクォークでしょ
B・Tクォークは第3世代でしょ?
Tクォークが発見されなかったのは、あまりにeVが大きかったわけで
シンクロ・サイクロトロンで加速するっていたって霊体加速させるの?何十兆x何十兆eVで?
かわいそうだよそれって・・・
それにそんなエネルギー体この通常空間に存在できないよ。すぐ崩壊するし
それに存在時間もプランク時間程度でしょ?
もうひとつ。宇宙には「力」っていうものがありますよね?四つほど・・・
166ランボー:04/01/29 14:18
>>164
書物などに書かれているものと、自分の体験に異差が生じた場合、自分の体験したものをとります。
たとえばになるか?ですが、私は大日如来は剣をお持ちだと理解していますが、書物だけの知識の
人は、たぶん NO と言うでしょう。

>>165
別に難しい意味でクオークを使っているわけではなく、あの頃書いたものを貼り付けただけで、原子
より小さなもの、その時代に認識されている小さなもの、これから先に発見されるかも知れない小さな
物と言う意味で使っているので、それ以上の大意はありません。そう考えると、テレビの1〜3cHに霊の
影響が現れやすい事も理解しやすいし、IC等に影響(真空管では霊のエネルギーの大きさでは太刀打
ち出来ないのか現れない)する事もうなずける。
だけどさ、加速器に霊体を入れたら、どうなるんだろうかね?ふきんしんかな。
まあ、気ままな理屈やで体験が好きな人間ですよ。
そう、一つ 刀などで切られて死んだ霊は触られるのが嫌がります。すごく痛いんだって。
167名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 14:29
155で〜す
ランボー僧侶さんへ。
何度も言うようですけど、自分は霊とかの存在を否定してるわけではありませんので。
168真言坊主:04/01/29 14:54
>>162
ランボーさん、怒っちゃったみたいですね。
そんな投げやりな発言はちょっとランボーさんらしくないですよ。
私は書物から得た知識だけを披瀝しているわけではなくて、
先人の経験を書物から得て、それと自分の経験とを照らしあわせて
述べただけです。
ただ、経験主義の人によくみられる傾向ですけど、
学問的所見で反論すると、逆ギレしちゃうんですよね。
私のオヤジもランボーさんのようなタイプで、
実践型の人間なんですけど、宗教や信仰に関することを
話していると、怒っちゃうんですよ。
なんか自分そのものを否定されたように思ってしまうんでしょうね。
それだけ一生懸命やってる証拠なんですけど。
169真言坊主:04/01/29 14:55
(続き)
でも、ランボーさんも先人の書物からよく引用しているじゃないですか。
自分の知識を披瀝するのはよくって、
人からの知識に耳を傾けないってのはどうかと思います。
それに知識を得ることも修行といっしょで、
たいへんな努力をともないます。
少なくとも私自身は修行の一環として
文献を読んでいます。それも経験の一つです。
ま、偏りすぎはよくない、っていうことで、矛をおさめてもらいませんか。
私も少し議論に熱くなってしまったことを反省します。
北海さんが慈雲を引用されていましたので、私もそれにならって
一つ引用させていただきますと、
「事相を知らざるの教相者、三世相続すれば断見と成る。
教相を知らざるの事相者、三世相続すれば常見と成る」
という言葉がありますが、ちょうど我々はこの断常二見に
堕しているんです。どっちもどっちということです。
あと、私の「バカの壁」というのに怒ったのでしたら、
あやまります。ただ養老孟司の本からとっただけで、
多少は皮肉をこめていましたが、
怒らすつもりはありませんでした。
ごめんなさい。
170ランボー:04/01/29 15:26
>>167
分っています、ご安心下さい。
でなかったら、何も書きません。
霊を感じるレベルは人それぞれのレベルがあると認識しております。
かってブラウン管をにぎわせた霊能者とも私は違います。人それぞれ差があって良いと思います。
でなければ、熱く意見を交えることなど無くなってつまらない世の中になります。

>>168
貴方に対して書いたのではなかったのですが、誤解を受ける書き方をしてごめんなさい。
ご意見参考になりました。
霊感のあるものにとって、生きている人と同じように霊界の方々と交流するものですから、
学問を超越した感覚の中で生きていますので、他から見たら不思議でしょうね。
171名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/29 15:42
>>152
その御真言はどのようなときに上げたらよいのでしょうか。
ご本尊が阿弥陀如来じゃない場合でも上げてよいものなのでしょうか。
回向にも効果的ですか?
172 :04/01/29 16:35
で、155への回答はないままでっか?
173会奉行:04/01/29 16:42
北海師も真言坊主師も慈雲尊者をご存知なんですね。嬉しいな〜。
私は尊者を尊敬しておりますもので。
私たち真言宗の如法衣の現在の形は尊者が制定されたんですよ。
そういえば、去年二百回忌を迎えましたね。
174真言坊主:04/01/29 17:51
>>172
私に対して言われてます?
だとしたら、>>155の誤読じゃないかと思いますけど。
155さんは霊魂の存在を肯定する>>154の発言に対して
疑問的反論を試みたものと私は解しましたけど、違いますか?
あと、霊魂が見えるという現象に対する唯識説の立場からの解釈は、
私のみたところ、155さんは十分に把握していると思われます。
ですから、あえて私が説明するというのは贅言かと思います。
175真言坊主:04/01/29 18:18
>>会奉行さん
先の引用は『曼荼羅随聞記』からなんですけど、
実は慈雲も「古徳の説」から引用したものなんです。
そのもとの出典が何かご存じですか?
もしご存じでしたらお教えください。
176 :04/01/29 18:31
>>174
いや、別に答える気がないというならそれはそれで良いんじゃないですか?
ただし
>霊や魔を見たり感じたりするのは
>いわゆる遍計所執性を捉えたにすぎない。
>でも、見える人には見える。

>密教は魔の存在を説くけど、
>あれはあくまでも方便であって、
>己の煩悩を象徴化させたものにすぎない。
と言っておられるわけですから唯識の理論で説明してあげるのが親切ではないかと思っただけですよ。
(ちなみに唯識を説明方法としてワシは取らないだけで否定してないけど?)
ワシのカキコでは唯識を使った説明はないんですが真言坊主さんと北海大将智さんが
唯識を切り出してきたんですが・・・。

まあご随意に。
177あぼーん:あぼーん
あぼーん
178会奉行:04/01/29 19:51
>>175 真言坊主師
何の本からなんでしょうね?
ちょっとわかりません。
確かあの本は広本が六巻、略本が二巻で『秘蔵記』や『菩提心論』『九会密記』?からの引用があったはずですが・・・。
尊者は神道や漢籍にも詳しく、『神儒偶談』では、
あの時代に「欧羅巴(ヨーロッパ)」「亜墨利加(アメリカ)」などの語が出てくる程の博学ですので、出典をみつけるのは大変ですね。
179真言坊主:04/01/29 22:35
>>178
レスありがとうございます。
そうですか、わかりませんか。
けっこう印象的な文句なので、
ぜひ知りたいところだったのですが……。
しかたないですね。ぼちぼち探すことにします。
もし発見できたなら、このスレでご報告します。
180北海大将智:04/01/29 23:41
 会奉行師、実は私、昔、大学で慈雲流の悉曇を習っているんですよ。
最初は慈雲流の独特の朴訥としたたたずまいに違和感を感じましたが
習ううちに愛着がわきましたね〜。私も174の真言僧さんの見解と
同じです。私は過去スレで唯識説によって霊を考えるべきではないかという
意見を書きましたし五識から五智への展開と関連づけて前前あたりの
この真言版でカキコいたしました。いわゆる霊験談として私のひいじいさんの
話を前スレでカキコしたんですがね…。
171さん 阿弥陀如来根本陀羅尼はご本尊が阿弥陀如来でなくともとなえてよい
どころか毎日でも本尊関係なくおとなえしたいすばらしい陀羅尼ですよ。光明真言もとなえると
さらによいですよ。回向という意味では前にでた大金剛輪陀羅尼には回向の意味も
あるのでこの三つを組みあわせてとなえるのもよいのではないでしょうか。 
181名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/30 01:07
北海先生、ご指導有難うございます。大変に有難い御真言のようです。

阿弥陀如来陀羅尼(十甘露呪)日本語読み
のうぼう あらたんのう たらやや のうまく ありやあみたばや たたぎゃたやあらかてい
さんみゃくさんぼだや たにやた
おん あみりてい あみりとどばんべい あみりたさんばいべい あみりたぎゃらべい
あみりたしっでい あみりたていせい あみりたびきらんてい あみりたびきらんだぎゃみねい
あみりたぎゃぎゃのうきちきゃれい あみりたどんどびそばれい
さらばらたさだねい さらばきゃらまきれいしゃきしゃようきゃれい そわか。

光明真言
おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん。

大金剛輪陀羅尼
のうまく しっちりや じびきゃなん さらば たたぎゃたなん
あん びらじ びらじ まかしゃきゃら
ばじり さたさた さらていさらてい たらいたらい びだまに さんばじゃに
たらまち しっだぎりや たらん そわか。

合掌
182名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/30 01:33
勤行の時に仏眼仏母や大金剛輪陀羅尼を多めに唱える
(100回とか)はいかがなものでしょう?
ダメというわけではないのはわかっているのですが、
心願成就と先亡回向という2つの意味において、
あまり意味がないのか(3or7回で十分なのか)
あるいは多く唱えた方がよい効果があるのか?
183名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/30 03:05
小金剛輪陀羅尼て大金剛輪陀羅尼の小呪ですか?
184名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/30 03:29
ランホーてばクォークを自分で体験したんだ。スゲー。
俺は学者ノ書いた本でしかクォークなんてしらなかったよ。
185会奉行:04/01/30 08:16
>>179 真言坊主師
ぼちぼち見つけたら是非お願いします。
186会奉行:04/01/30 08:17
>>180 北海師
慈雲流を習ってたんですか。
慈雲流は筆の使い方が独特で味がありますが、相当練習しないと下手な物真似にしかならなくて難しいですよね。
はじめは澄禅流から入ったほうが習得しやすいかもしれません。
慈雲尊者の悉曇は、私が高野山に行くことになった因縁の一つでもあるんです。
187 :04/01/30 11:06
>>184
>クォークを自分で体験したんだ。
体験?て意味不明。クオークは物質が存在するところすべてにある。
法論で論破まだー?チンチン(AA略
188171:04/01/30 17:38
>>180
ありがとうございます。
早速、朝夕の勤行に使わせていただきます。

>>181
そっくりそのままコピーさせていただきました。
ありがとうございます。
189(^з^):04/01/30 18:34
190名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/31 03:07
181さん、大金剛輪呪補足ながら・・「さらば」は、要らないはずです。
ご確認を。それとも宗派の違い?
大金剛輪陀羅尼
のうまくしっちりやじびきゃなん たたぎゃたなん
あん びらじ びらじ まかしゃきゃら
ばじり さたさた さらていさらてい たらいたらい びだまに さんばじゃに
たらまち しっだぎりや たらん そわか。
191181:04/01/31 04:10
>190さんへ
ご指摘ありがとうございます。
自分の持ってる資料には確かに「さらば(sarva)」とあります。
どうも典拠経典が数種あるようで、上記の陀羅尼は「阿シュク如来念誦供養法・不空訳(大正蔵19巻23頁上)」です。
指摘を受けてネットで検索してみたんですが、他に
「佛説大輪金剛總持陀羅尼經(大正蔵21巻)というのがあるんですが
この経典には確かに「さらば」の記述はありませんね・・・
>51さんの
この陀羅尼は全ての行の最後に唱えます。
それはこれが輔弼的な要素を持つ陀羅尼だからです。
ようするに経や真言を間違えてたり抜かしてしまった
りしたのを補足する陀羅尼なのです。
>53さんの
大金剛輪陀羅尼は「補闕分の真言」とも云われまして、経の読み間違いなど
の勤行の粗相を補う意味合いがあります。

と言われてるので、さすがに間違いがあってはいけないので・・・。諸先生方、ご教示お願い致します。

余談ですが「しゃきゃら(輪)」はサンスクリット読みで「チャクラ」と読むようです。
192ランボー:04/01/31 08:21
>>191
大金剛輪陀羅尼の さらば は高野派で習得した中にはありません。
その、無いと言う根拠は分りません。
193眞海:04/01/31 09:16
>>181さん。
私の記憶違いでなければ、「さらば」が付くのは三憲流だったと思うのですが・・・

北海さんご無沙汰しております。私前に醍醐寺で文化講座と言うのに行った事が有るのですが、前回は
御室派総本山仁和寺の門跡さん・堀 智範門跡がいらした講座に偶然参加したのです。その講座の内容
が『慈雲尊者への思い』と言うものでした。非常に面白い内容でしたよ。皆さんが慈雲尊者のお話をさ
れていたので思い出しました。そのお話の中で一箇所色々な意味で気になった箇所が有りました。それ
は『尊者が十五歳に成るまでは、(地獄や極楽など、あんなものは本当に有るものでは無い。あれは人を
騙すものだから信じたらあかん)と言っていたそうですが、十五歳に成って四度加行を受けた時に電撃の
走る体験を十八道中の道場観の処で受けた、と仁和寺門跡は話されていました。それは道場観の処で一
生懸命拝んでいると素晴らしい霊感に遭い頭から足の先まで汗びっしょりになった。』と言うのです。
そこに終始するつもりは在りませんが、戒律などで知られている方のお話にしては、その様な経験もされ
ての上での尊者だったのだな、と、どちらか一方だけではイカンのだなとあらためて思ったしだいです。
久しぶりにカキコしましたので、挨拶がてらご一報までに…
194眞海:04/01/31 09:17
すみません>>191さんの間違いです。
195真言坊主:04/01/31 12:04
大金剛輪の真言に二様あること、
私も言われてみて、はじめて気が付きました。
で、おもしろそうなので、ちょっと調べてみたんですけど、
金剛界のお次第は不空訳の「蓮華部心軌」にもとづいているんですけど、
その中に大金剛輪は入っておらず、他の儀軌から補ったもののようです。
これを説くのは、「阿シュク軌」「チリ三昧耶経」「軍荼利軌」等なんですが、
「阿シュク軌」「チリ三昧耶経」には「サラバ」の句があり、
「軍荼利軌」にはその句は入っていません。
こんにち我々が使っているところの金剛界のお次第は
益信の「八巻次第」にもとづくところが大きくて、
その中には大金剛輪の典拠は「軍荼利軌に拠る」って書いてあります。
したがって、一般には「サラバ」の句なしで唱えることが多いようです。
なお、三憲では「サラバ」の句を用いるとのこと、
おそらくは「阿シュク軌」に拠ったものと推察されますが、
その根拠は未詳です。さらなる教示を待ちたいところです。
ちなみに「タタギャタナン」(如来)の句は、
梵文では「tathagatanam」で、属格の複数形なので、
その前に「sarva」(一切)の句が冠されるのも肯けます。
別につけても間違いではないと思います。
196名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/31 13:53
よければワールドメイトへいらっしゃいませんか?
今ならエンゼル会員40%OFFですけど。
どうですか?
>>195
>>192
天台だと「さらば」が入ってますね。
以前から気にはなっていたんですが、なるほど。
198(^з^):04/01/31 16:23
199名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/31 20:08
天台おすすめ
真言もおすすめ
200修行者:04/01/31 20:22
ノウボウ アキャシャ キャラバヤ オンアリキャマリボリソワカ
とりあえず 我の守護尊 虚空蔵菩薩さんで200ゲッツ!
201名無しさん@京都板じゃないよ:04/01/31 22:55
500ゲッツ6本イキマシタァ〜
202北海大将智:04/01/31 23:44
 182さん 真言は3、7なども奇数回が基本ですが、納得するまでとなえて結構
だと思います。私の恩師は一流伝授で阿闍梨に護身法の真言も心ゆくまでいくらでもとなえ
なさいといわれて、最初は奇妙なことをいう阿闍梨だと思ったがその後、様々な経典や儀軌を
勉強するうちに意味がよくわかったといわれていました。私も時間が許されるときは
修法の本尊の真言を次第で指定されているより多く本尊と一体感が得られるまで唱えます。
 真言はその真言そのものに自らがなるまでとなえるのが大事なんだと恩師に教えていただいたん
ですよ。(大日経系ですと多くの儀軌で成就するまでとなえ修法するように書かれていますね) 
186会奉行師 たしかに慈雲流はなかなか形になりにくくかなり苦労しました。
前期と後期の講義の途中まで十八章建立で、その後に光明真言などを習いましたが
子供の頃から書道をやっている友人でさえかなり苦労っしていましたね〜。
私はいまだに勉強中です。その教えてくれた先生が来る日も来る日も阿字の一字を
慈雲流を教えて頂いた先生に書かされたといっていました。すべての音声だけでなく
悉曇の基本も阿字にあるのだとおしえていただきました。
193 眞海師 貴重な尊者の話をありがとうございます。私は目に見えない
神仏の力、加持力を否定しているわけではないんですよ汗 祈願の法要で本尊と一体
となって拝めた時の、体に震え震えが来るような感じというか熱いものが込み上げてくる
ような感じはなんともいえないものですよね。ですが加持力による霊験と霊や霊界の
話には線引きをするべきだと思うんですよ。すべては六大からなる大日如来のもとに
帰結するわけですが…。
195真言坊主師 貴重なカキコありがとうございます。わたしも自分の流派(大伝法院流)の
次第ではサラバがはいっていないのでそれが当たり前だと思ってました。
203眞海:04/02/01 01:49
>>202
はい。北海さんの考え方に私も実感で同意です。
204会奉行:04/02/01 09:42
慈雲尊者の若い頃の話しが出てますね。
ついでなので面白いエピソードを一つ紹介します。
尊者は少年時代、兄と儒学、特に朱子学を学んでおり(儒教は当時、幕府の官学でした)、僧侶と仏法が嫌いだったと自ら記しています(当時儒者と国学者は仏教排撃が盛んでした)。
さらに
「性、肉を嗜み酒を好む。親眷の中一人の我を愛する者なし。悉く言ふ、他日無頼の年少ならんと(原・漢文)」
当時、肉食の忌まれた時代に肉を食べ、酒を飲んでいた不良少年だったんです。
しかも出家したのが十三歳ですから、それ以下の頃の話しです。
205会奉行:04/02/01 10:00
出家してからも十年程仏教を学んでから還俗して、仏教を攻撃してやろうと考えていたそうです。
こんな信仰心のかけらも無かった尊者に一大契機を与えたのが、先に眞海さんが紹介した十八道正行の如意輪観音の道場観の神秘体験です。
これらのエピソードは全て『慈雲尊者全集』第十一巻・P.480〜481に全て書いてあります。
十善戒、正法律の大家である尊者が、元・不良少年だったとは以外ですし面白いですね。
皆さん法話のネタにでもして下さい w
206名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/01 10:14
教えて戴きたい事が有ります。

本を読んでいる中に「秘密潅頂」「許可灌頂」と記載されているのですが、傳法灌頂
とは違うのですか?本には詳しくは書いて有りません。
207真言坊主:04/02/01 10:20
若かりし頃、無頼の徒であった偉人というのはよくあると思いますよ。
龍樹は出家前に王の後宮にしのびこんで宮女をことごとくレイプして
懐妊させましたし、パウロは改宗前にはキリスト教徒を排撃してずいぶんと
むごいことをやっています。
まるで、若い頃の無頼は偉人となるための必要条件みたいなところがあります。
少し前に五木寛之が朝日新聞で、人格者について書いていましたが、
やはり同じようなことを言ってましたね。
ま、だからといって成人式に大酒飲んで暴れ回るのを
寛容しようというわけではありませんが。
208名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/01 17:18
聖天スレでも質問しましたが、
仏眼仏母真言は唱えるが、一字金輪真言は唱えない
尊格は聖天様以外にありますか?
教えてください。
>>208
確かに。
聖天尊でも、大般若法要なんかだと一字金輪をお唱えしますね。
通常の勤行では確かにお唱えしませんし、
聖天尊の場合、声明も胎蔵界供、胎蔵界立ての
場合が多いのですが、なぜでしよう?
(一字金輪−金剛界というつながり?)
210名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/01 21:46
206です。
検索にかけたら出ました。失礼しました。
211金剛杵:04/02/01 22:23
質問があります。
金剛界九会曼荼羅
インドでは九会という思想は無くそれぞれ独立した曼荼羅だそうですが
九会の儀軌とか思想をご教示いただければ有難いです。
212北海大将智:04/02/01 23:03
 206さん 灌頂には五種類あり第一が曼荼羅供作法、第二が結縁灌頂、
第三が受明灌頂(これが別名許可灌頂)、第四が伝法灌頂、第五が以心灌頂になります。
在家のかたが受けることができるのが結縁灌頂までで弘法大師も多くの方に曼荼羅の
諸尊との仏縁を結んでいます。第三の受明灌頂が弟子位で受ける灌頂でまたの名を
学法灌頂ともいいます。
第四の伝法灌頂が我々真言宗の僧侶が真言法相承の師位を得る灌頂です。
いわゆる四度加行の後に僧侶の受ける灌頂はこの灌頂のことです。
第五の以心灌頂が別名秘密灌頂で得瑜伽の阿闍梨が器量のすぐれる
受者に行うものです。残念ながら私の宗派では現在行われていません。
213光琳:04/02/02 00:54
真言宗と関係あるかどうわ分からないのですが、
オススメな地獄絵図とかがあるお寺とか知りたいのですが・・・
214ランボー:04/02/02 10:09
節分ですね。
忙しくて、忙しくて、書き込みが出来ない。
星祭やっていないお寺は気楽でしょうね。
え! 真言寺でやらないところあるんですか?

鬼は内、福は内!  頑張ろう。
215名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/02 12:55
もうちょっとおもしろいネタくれ
216名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/02 18:52
>>209
では、大勢至菩薩、大随求菩薩など、
金剛界の菩薩ではない場合は、
一字金輪真言は唱えるのですか?
217真言坊主:04/02/02 21:23
>>211
九会をそのものをズバリ説いた儀軌はありませんが、
いちおう本拠は『真実摂経』(初会の金剛頂経)
ということになっています。
そのことについて、少々くわしく述べているのは
信日『金剛界曼荼羅鈔』
杲宝『秘蔵記私鈔』などがあります。
簡単にさらっと説明しているのは
松長有慶『密教』(岩波新書)などがあります。
ただし、なぜ「九会」なのか、
その根拠は不明です。
恵果和尚に聞いてみないとわかりません。
218名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/02 21:25
ちょっとお聞きしたいのですが、真言坊主さんは
どちらの派ですか?
219名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/02 23:02
砂掛け坊主じゃねーだろうな?
金だけ取ったら砂掛けられちゃうの、
賽賎撒きやみたく、
亜哺クサで冗談じゃねーゃ
220名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/02 23:18
206です。
北海大将智さん有難う御座います。お答え頂けるとは思って居なかったので
ちょっとびっくりしました。
詳しい解説本当に有難う御座います。すみません。もう一歩踏み込んで質問
させて下さい。 真言宗の僧侶の方は一人前に成るのに四つも灌頂を受けな
ければ成らないのですか? 素人考えですが、修行期間もお金も一人前の僧
侶に成るのには、ずいぶん懸かりそうですね…。 
221北海大将智:04/02/03 00:29
220ー206さん 現在の四度加行後の伝法灌頂では四つをひとまとめに行うので
大丈夫なんですよ。投華得佛で御縁を結んだ後、金胎の秘印と真言と大日如来
からなる血脈を授かります。これ以上詳しいことはいえないんですが…。
 昔に比べ、修行期間が短縮された現在でも得度、四度加行、灌頂まで
授かるのは二年越しですね。
211さん 217真言坊主師がすでにカキコしていますが、蛇足ながら…。
那須政隆博士の『両界曼荼羅講伝』には九会が如何にして構成されたかには
古来より二説があり、一説には理趣会、隆三世羯磨会、隆三世三昧耶会が
如何に取り入れられたか説くことなく恵果阿闍梨が経軌によって加えたという
説と、第七理趣会は十八会指帰等に説かれる十八会中の第六会より来ていて
第八、第九の両会は初会の第二品の隆三世羯磨会及び、隆三世会三昧耶会より
来ているという説があり、宋代に施護が漢訳した三十巻の『金剛頂経』のうちの
金剛会品中の六曼荼羅と、第二品の隆三世品中の十曼荼羅の内の隆三世羯摩会
及び隆三世三昧耶会の二曼荼羅の合わせて八会に一印会を因果に二つにわけ
二会として九会にしたということらしいです。ようするに施護が十八会
からなる『金剛頂経』の全部を三十巻に漢訳する前の時代に不空三蔵により
漢訳されたのが『金剛頂一切如来真実摂大乗現証大教王経』等であり、此の段階
では九会の曼荼羅を説く経典の全てが完全な形で漢訳されちたわけではないのですが
施護の前の唐代に恵果阿闍梨とその弟子により現在の九会の曼荼羅は形づくられた
とされています。
222檀家:04/02/03 03:19
素朴と云うか初心者の様な質問ですが、
年始の挨拶にジョウゴさんから衣の代わりにと
タスキの様な物を頂ましたが、そのタスキみたいな物は
衣の代わりになるのでしょうか?
もし衣の代わりになるなら手入れや使い方に作法があるのでしょうか?
ジョウゴさんは何も気にせず首から掛けてたら勤行の際に諸仏が擁護して
くれると云うのですがそんなありがたい物なら余計に気になって・・どうなんでしょうか?。
223 :04/02/03 07:38
>>222
先生!ジョウゴさんの意味がわかりません!
首からかけるのは結袈裟のことですか?それとも半袈裟?丸袈裟?
http://www.tctv.ne.jp/members/tobifudo/HandS/mono/kesa/kesa.html
224ランボー:04/02/03 08:31
さあ!  今日は 節分 。

護摩を焚き、 星祭をしませう。

護摩は、真言の特徴! 大切に次世代にも伝えよう。

鬼は内、福は内!

時間が無いので、これでおしまい。
225金剛杵:04/02/03 08:36
北海氏お答え有難うございます。
う〜ん、超ムズカシイですw
中国独特の思想かなって単純に思ったんですが、かなり複雑ですね。
向上門、向下門と言われるのも儀軌のようなものがあるのでしょうか?
>>221
『北海大将智 』 激しくワロタ
227名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/03 23:45
すいません、おじゃまします。そろそろ御真言のお時間です。
ここで最も功徳の高いと言われる真言、
仏頂尊勝陀羅尼を御伝授願います。
過去スレに頭の方だけ少し出てきましたが、今回はフルでお願いいたします。
全部覚えて先祖の供養に役立てたいと存じますゆえ。
228名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/03 23:55
ランボーさん、高野派ならジョウゴて意味判るでしょう?
ちゃんと222さんの質問を答えてあげてよ・・高野の僧が
それとも知らないのかなぁ〜。

229名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/03 23:56
【超賎人の籠担ぎは】
小銭をやればホイホイホイホイ調子良く籠を運ぶ、
少し疲れるとブーブー言って泣き出して速度が遅くなる。

また小銭をやる。するとまたホイホイホイホイ調子良く籠を運ぶ、
また、少し疲れるとブーブー言って泣き出して速度が遅くなる。

また小銭をやる。するとまたホイホイホイホイ調子良く籠を運ぶ、
また、少し疲れるとブーブー言って泣き出して速度が遅くなる。

〜〜〜以下繰り返し、


230檀家:04/02/04 00:10
223さん、ありがとうございます。
ジョウゴと云う意味は、判りませんが皆(寺の僧や檀家)が
そう呼ぶのでそう呼んでます。ホームページを見た限りでは
頂いたのは輪袈裟です。あの輪袈裟は、仏壇や諸神諸仏の勤行の際に
掛けていいものですか?
231名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 00:16
>>221
北海大将智さん。度々のご返答有難う御座います。
短縮されているとは言え、灌頂を得るまでの修行は楽な道のりでは無いので
しょうから、やっぱりお坊さんてすごいと思います。
232名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 00:31
231は、206-220です。
233名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 02:58
「おん、ばざら、たらく、かん」
祖母から魔よけのまじないの言葉だと教えられたのですが
この真言を知ってたら教えて下さい。
何の真言ですか?

234ランボー:04/02/04 12:26
>>228
> ランボーさん、高野派ならジョウゴて意味判るでしょう?
> ちゃんと222さんの質問を答えてあげてよ・・高野の僧が
> それとも知らないのかなぁ〜。
高野派の全ての僧侶が知っている事ではありません。ほんの一部の者しか知らないのです。
なぜなら、高野山の山内だけのしきたりだからです。
自分の認識が浅く、間違いがあったらと思い控えておりましたが、それを踏まえてお聞き下さい。

>>223
> >>222
> 先生!ジョウゴさんの意味がわかりません!
A 先ず、ジョウゴさんの意味ですが、あくまでも山内のしきたりの上に有る階層表現である事を認識して頂き
  話を進めていきます。
  山内の寺の住職になると、院家(いんげ)と呼ばれます。
  その院家の経験を積んでゆき、勧学院(山内にある)で学会(がくえ)を修しやがて明神(大師明神)さんを
  自分の寺にお迎えして1年間お参りをしてお返しします。お迎えする時に、山内の明神さんの横に有る建物
  で夜問答をします。詳しい所作は山外の者には明らかにされていませんが、2年ほど経過したら上綱(じょう
  ご)と言う位を授かります。この明神さんに参加できるのは、年に名と記憶しています。それぞれを、左学頭
  (ひだりがくとう)、右学頭と呼ぶようです。
  その後、法印(ほういん)という位を経て70歳位の制限が有るのかも知れませんが、前官(ぜんがん)という
  位になります。皆は親しみを込めて、上綱さんとかさんを付けて呼んでいます。

235ランボー:04/02/04 12:26
>>222
> 年始の挨拶にジョウゴさんから衣の代わりにとタスキの様な物を頂ましたが、そのタスキみたいな物は
> 衣の代わりになるのでしょうか?もし衣の代わりになるなら手入れや使い方に作法があるのでしょうか?
> ジョウゴさんは何も気にせず首から掛けてたら勤行の際に諸仏が擁護してくれると云うのですがそんな
> ありがたい物なら余計に気になって・・どうなんでしょうか?。
A 上記の説明の上綱(ジョウゴ)さんから頂いたものは、基本的には衣でないことはお分かりと解釈します
  が、方便で衣の代わりとおっしゃったと解釈します。形状から、輪袈裟ですね。と書いた後に次の書き込みが
  目に入りました。仏壇や諸神諸仏の勤行の際に掛けても、もちろん良い事です。簡単にいうと、輪袈裟を着け
  る事で、正装と思うと言うことです。手入れは特にありませんが、床の上に直に置いたり、粗末になるような事
  をしないように心がければ良いと思います。誤って床に落とした時は、埃を払い、その後注意してあつかえば
  良いと思います。


236191:04/02/04 13:19
諸先生方、ご回答をいただきまして有難うございます
>190さんへ
伝承に従い
大金剛輪陀羅尼
のうまくしっちりやじびきゃなん たたぎゃたなん
あん びらじ びらじ まかしゃきゃら
ばじり さたさた さらていさらてい たらいたらい びだまに さんばじゃに
たらまち しっだぎりや たらん そわか。
で、行きましょう。
237ランボー:04/02/04 17:37
>>228
> ランボーさん、高野派ならジョウゴて意味判るでしょう?
> ちゃんと222さんの質問を答えてあげてよ・・高野の僧が
> それとも知らないのかなぁ〜。

あやしい!
どうして ジョウゴて意味 が高野派だけのものと分るの?
匿名だけど、超 あやしいーーーーー。
試したとしたら、超 汚い!!!!!!!!!
238名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 18:24
>>233 >おん ばざら たらく かん

「おん ばざら たまく かん」なら知ってますよ。これは金剛法輪(輪宝)の真言で
既出の大金剛輪陀羅尼と意味合いはよく似ております。
輪宝は転輪聖王(てんりんじょうおう)の武器で、王には向かうものは悉く粉砕して
しまう性質があります。
そのことから魔除けの効力があるのは肯けます。
239名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 18:39
南無妙法蓮華経
240名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 18:52
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経





241ランボー:04/02/04 19:16
>>240
本(お経)の題名だけ唱えても、効果は無いと思うよ。
題名だけでは、内容が分らないもん!
般若心経 般若心経 般若心経 とか
般若理趣経 般若理趣経 般若理趣経 とか
光明真言 光明真言 光明真言 とか言ってるのと同じでしょう?
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー南無ランボー
243名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 19:28
>239>240
ランボー氏、手厳しい
でも確かに失礼な書き込みですね
244ランボー:04/02/04 19:39
>>242
私に帰依しても、なんの御利益もないよ。
あるとしたら、口が悪くなるだけですよ、師匠に似て。
245名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/04 20:26
質問です。
仏閣に出向いたりすると、
眠くはないのですが、あくびがやたらと出ます。
時には、自然と涙が出てくる時もあります。
これって、私だけかと思っていたら、先日、同じ境遇の方がいました。
このような現象ご存知ですか?
どうか、教えてください。
246ランボー:04/02/04 21:20
>>245
不成仏霊の影響と思われます。
霊供養の時など、憑依されやすい人は、大いびきで寝込むことも、まれではありません。
供養の時は眠たくなった人には寝てもらう事にしています。
生きている人の体を使って、寝る事をするようです。
もし、りちぎにお寺さんがお参りしているのに、自分が寝ては失礼になると言って我慢されると
私のところで眠りをしようとします。そうなると、お経が進まなくなります。(体験済み)
そこで誰かに寝てもらうのです。
成仏出来ない状態の霊は、暗くて寒くて眠れない処にいます。
供養によって眠る事が出来るようになり、そのうち眠る必要がないところまで成仏してゆくと、
そのような現象を起こさなくなります。
貴方の場合、眠ろうとアプローチされたんですね。
247245:04/02/04 22:17
ランボーさん ご返信ありがとうございます。
しかし、明らかに自分自身喜びに満ちている感じがするのですが・・
私は、霊能力とかはありませんが その時、気持ちがすっきりしております。
不成仏霊の影響と思われるそうですが、
仏閣もそうですし、神社もそうですし、家の神棚をお参りしている時もそうなのですが
それでも、不成仏霊の影響なのでしょうか?
涙がでるのも、なんだかわからないけど嬉しい感じがして出るのですが
それでも、不成仏霊の影響なのでしょうか?
まったく、そういうことは思ってもいなかったので、
ランボーさんのお言葉で少し戸惑っています。
ちなみに、申し上げたのですがあくびが出ても全く眠くありません。


248ランボー:04/02/04 22:44
>>247
なるほど、そうですか。
そこの仏様などにふれた貴方と一緒にきていた霊が喜んでいたのかもしれません。
貴方の体を私が説明した程侵略していなかったと表現すれば良いのでしょうか。
その霊が背後霊か、憑依霊か分りませんが、前者の可能性が強いように思われます。
いずれにしても、付いて来た霊の霊格が上がったと考えられます。
あくびは、貴方がしたのではなく、させられたと思います。
じかに会うと聞くことができるのですが。
今度、同じような事が起きた時、貴方は私の背後霊ですか? と聞くと、鳥肌とかゾクゾクしたら
返事はイエスです。その時は、見守ってくれて有難う と感謝の言葉を口に出して言って下さい。
良い守護霊とその霊は育ってゆくと思います。
自分に強い守護霊がいることは、人生にとって、大切なことです。
249245:04/02/04 22:59
ランボーさん 感動的なあたたかいお言葉ありがとうございました。
今度は、御伺いしてみます。
なんだか、とても身近に感じました。
本当にありがとうございます。
ちなみに私は天部の神様をお祀りして毎日真言を唱えております。
明日からのお参りが楽しみになりました。
ありがとうございました。
250お経好き:04/02/05 00:13
質問があります。
ある願をかけて、とあるダラニを十万回唱えたら、最後ごろに、眉間の奥が少しだけ溶けて(?)何かが下がった感じがありました。これっていいことでしょうか?
一応、こちらとしては、そう、とらえてはいますが…。
ご教示願えれば幸いです。
251名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 01:27
>250
アジュナー・チャクラ
252233です:04/02/05 02:16
238さん、ありがとうございました。
これで安心して唱えられます。
祖母も子供の頃にお坊さんに教えて貰い何の真言かも知らず
教えてくれたので感謝します。
253ランボー:04/02/05 06:52
>>250
> 質問があります。
> ある願をかけて、とあるダラニを十万回唱えたら、最後ごろに、眉間の奥が少しだけ溶けて(?)何かが下がった
感じがありました。これっていいことでしょうか?
> 一応、こちらとしては、そう、とらえてはいますが…。
> ご教示願えれば幸いです。

とても良い事と思います。251さんが教えてくれたように、額のところのチャクラが仏様のパワーを感じ取ったので
すね。
それは、とりもなおさず、貴方の修行に対して、仏様が降りてきてくださったからです。
理屈はどうあれ、体験すると納得できるものです。
今後も、仏様のパワーを感じた時に同じ感覚になることでしょう。
とても励みになります。
254名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 11:30
仏頂尊勝陀羅尼を何とぞ。
255名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 12:49
ランボーがんばれ。
256名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 12:51
とうとうランボースレ化しちまった。
257名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 12:59
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
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258名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 16:19
イケグチエカンってどーよ。
259名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 16:51
>254さん
Usnisa vijaya dharani

Namo bhagavate trairokya-prativisistaya buddhaya bhagavate tad-yata.

om.

visodhaya visodhaya samasama-samantabhasa-spharana-gati-gahana-svabhava-visuddhe.

abhisincatuman sugatavara-bacanamrtabhisekair maha-mantra padair ahara ahara.

ayuhsamdharani sodhaya sodhaya, gagana-visuddhe usnisa-vijaya visuddhe,
sahasra-rasmi-samcodite sarva-tathagatavalokani sat-paramitaparipurani,
sarva-tathagata hrdyadhistanadhisthite maha-mudre vajra-kaya-samhatana-visuddhe,
sarvavarana-bhaya-durgati-parivisuddhe,

pratini-vartaya ayuh-suddhe samayadhisthite mani mani mahamani.

tathata-bhuta-koti-parisuddhe, visphuta-buddhi-suddhe jaya jaya vijaya smara smara.

sarva-buddhadhisthana-suddhe vajri vajragarbhe vajram bhavatu mama sariram.
sarva-sattvanam ca, kaya-parivisuddhe.

sarva-gati-parisuddhe sarva-tathagatagatas ca me samasvasayantu,
sarva-tathagata-samasvasadhisthite, budhaya budhaya, vibudhaya vibudhaya, bodhaya bodhaya,
vibodhaya vibodhaya.
samanta-parisuddhe, sarva-tathagata-hrdyadhisthanadhisthita-mahamudre.

svaha.
260ランボー:04/02/05 16:59
>>254
因縁解脱不動明王自加持法 その6
次 不動真言 千反 (好きなだけ、時間を決めて真言をお唱えしてもよい)

次 佛眼佛母大呪 五反
ノウボウ バギャバト ウシュニシャ 
オンロロ ソボロ ジンバラ チシュタ 
シッタ ロシャニ サラバアラタ 
サダニエイ ソワカ

次 般若心経
注 次の陀羅尼は読みやすいようリズミカルに区切って読んでください。
261ランボー:04/02/05 17:01
因縁解脱不動明王自加持法 その7
次 佛頂尊勝陀羅尼(ふっていそんしたらんじ)すごく功徳の有る陀羅尼
のうぼばぎゃばてい たれいろきゃはらちびししゅだや ぼだやばぎゃばてい たにゃたおん びしゅだやびしゅだや
 あさんまさんま さんまんだばばさそわらんだぎゃちぎゃかのうそわはんばびしゅでい あびしんじゃとまん 
そぎゃたばらばしゃのうあみりたびせいけい まかまんたらはだい あからあから あゆさんだらに しゅだやしゅ
だや ぎゃぎゃのうびしゅでい うしゅにしゃびじゃやびしゅでい さかさらあらしめいさんそじてい さらばたたぎゃた
 ばろきゃに しゃたはらみたはりほらに さらばたたぎゃたきりだや ぢしゅたのうぢしゅちていまかぼだれい ばざ
らきゃやそうかたのう びしゅでい さらばばらだばやどらぎゃちはりびしゅでい はらちにばりたや あゆしゅでい
さんまやじしゅちてい まにまにまかまに たたたぼたくちはりしゅでい びそほたぼぢしゅでい じゃやじゃやびじゃ
やびじゃや さんまらさんまら さらばぼだぢしゅちたしゅでい ばじりばざらぎゃらべい ばざらんばばとまま(自行
の場合行者の名を入れる)しゃりらん さらばさとばなんしゃきゃやはりびしゅでい さらばぎゃちはりしゅでい さら
ばたたぎゃたしっしゃめい さんましんばさえんとう さらばたたぎゃたさんましんばさぢしゅちてい ぼうぢや
ぼうぢやびぼうぢやびぼうぢや ぼうだやぼうだやびぼうだやびぼうだや さんまんだはりしゅでい さらばたた
ぎゃたきりだや ぢしゅたのうぢしゅちていまかぼだれいそわか 
262259:04/02/05 17:15
>259
補足
サンスクリット語の発音表記フォントが無い為、あくまで簡易表記です。
>261
ランボー師、有難うございます。
263ランボー:04/02/05 17:40
>>259
フォントが無いといえども、素晴らしいです。
264ランボー:04/02/05 17:56
因縁解脱不動明王自加持法
以上がお参りの基本です。何回も繰り返しすることが大切です。
このお参りを行うには、必ず開眼した不動明王像等が必要です。そして、信頼できる力をもった指導者も。指導者
がいなくてできない人は、通信教育でもできますのでお問い合わせ下さい。行というのは 繰り返し続ける事によっ
て、力がついてゆきます。そして仏様に自分の心が通じやすくなるのです。そのうえ自分が気のつかない危険が
迫ったとき仏様は危険を知らせて下さったり、救って下さります。
 こんなことをするだけて、悪因縁が消滅するはずがないと思われる方は、礼拝行(正座した状態で体を前に倒し
額を床につけ、手は耳の横に手のひらを上にして延べる。次に直立し手は合掌する。この動作一回に解脱行で使
った普礼真言を一回唱える・五体投地礼)を毎回二十一づつして、その後に解脱行のセットで毎日一座をし、千座
続けてから、効果が無いときに否定するとよい。私も昔素直に、「南無大師遍照金剛」という弘法大師の行徳に感
謝する言葉を言えなかったが、礼拝行をしてから素直になれたのです。この素直さが仏様の慈悲のエネルギーを
自分に取り入れるためのキーポイントとなるのです。そしてその慈悲を感じた時感謝することが、次の慈悲をいた
だく基礎となるのです。
 信仰でお救いいただくには、感謝で始まり感謝で終わるのです。初めの感謝は生きて仏様に手を合わすことが
できる感謝です。素直になることは、自分の浅薄な知識や経験の上にある自我を調伏することです。
265名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 19:26
ランボーさんですら古戦場などは避けて通るのですか?
普通、守護神とかが守って頂けるはずではないんですか?
266ランボー:04/02/05 19:30
>>249
> ランボーさん 感動的なあたたかいお言葉ありがとうございました。
> 今度は、御伺いしてみます。
> なんだか、とても身近に感じました。
> 本当にありがとうございます。
> ちなみに私は天部の神様をお祀りして毎日真言を唱えております。
> 明日からのお参りが楽しみになりました。
> ありがとうございました。

佛頂尊勝陀羅尼(ふっていそんしたらんじ)すごく功徳の有る陀羅尼 は天部の神様にもとても喜んでいただけま
す。私は毎朝 神供(12天さんに塗香、お米、切花(しきびの葉をきざんだもの)、お水、それにお粥を供養)に
使わせていただいています。お参りが始まると、自分の周りに12天さんがぐるりと取り巻き、供養を受けて下さい
ます。とても感動します。
267名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/05 19:32
 241<<意味はないと思うよ。
んなことないだろ、南無妙法蓮華経は真言宗を学んだ日蓮が
最後に霊験を感じ発したマントラでもあるんですよ、題目だけ
唱えても霊に対する効果があったことなど法華行者や在家のなか
でも証明されてるし。
268ランボー:04/02/05 19:48
>>265
> ランボーさんですら古戦場などは避けて通るのですか?
> 普通、守護神とかが守って頂けるはずではないんですか?

そうです。特に日が経っていない震災等の霊はもろに来ます。
供養を欲して寄って来る霊には仏様(私の守護霊はお不動様です、霊によく言われます、なぜ背中に火を燃やし
ているのだ、火事になるぞと。)は寛大です。見つかると、自宅まで来てしまいます。隠れて逃げても駄目
なようです。霊界の道しるべは波動です。自分の波動を記憶されたら、何処に居ても見つかります。
特に、神戸や奥尻島の震災の場所は強烈です。そして人数が多すぎます。個人の法力では太刀打ち出来ません
供養が済む前に、自分の気のバッテリーがあがってしまいます。それは死を意味します。
霊界からは、この僧侶等に縋ると助けてもらえるか分るのです。
法力が有るか無いかを調べる踏み絵にそういうところに入る事でできそうですね。
それと、霊感の有る人が狙われます。自分の苦しみを生きている人に伝えてもらい、供養を依頼する為に。
神戸などから見たら、広島や長崎の被爆地の霊の方がまだ危険が少ないのです。東京もそうです。
しかし、青山あたりは歴史的にもうなずけると思いますが、問題が起き易いです。依頼されて除霊、結界に
行った事があります。
269ランボー:04/02/05 19:54
>>267
>  241<<意味はないと思うよ。
> んなことないだろ、南無妙法蓮華経は真言宗を学んだ日蓮が
> 最後に霊験を感じ発したマントラでもあるんですよ、題目だけ
> 唱えても霊に対する効果があったことなど法華行者や在家のなか
> でも証明されてるし。

そこまで、言いたくなかったけれど、効いていると思っている力は、それをしていた人の念の力です。
物事に集中してると、思いもよらない力が出るもんです。
これ以上言うことは出来ません。
270お経好き:04/02/05 22:47
>>ランボー様、261様

お答えいただきありがとうございました。
仏様の感応だということなので安心しました。これからも、できるだけ唱えていこうとおもっております。

なお、私の唱えたダラニは、「観世音菩薩姥ダラニ」というものです。
また、これを紹介していた僧侶は、このダラニの霊験につき「10万回の繰り返しの中で溶け出していく業」と書いておりました。
だから、先の感応で少しは、業が軽くなったのかな、と思っております。

まだまだ質問があるのですが、時間の関係で次の機会にさせてください。その時は、宜しくお願いします
271ランボーさまさまさんまんたさま:04/02/06 01:14
佛頂尊勝陀羅尼のフルアップ誠に
あーびら、いや、あーりがとう ございました。
ご先祖さまのご供養に毎日唱えさせていただきます。
きっと先祖方は皆喜ぶことと存じます。
このご恩、生涯忘れませぬ。
衷心より感謝いたします。
272ランボー:04/02/06 06:57
>>270
いつでもどうぞ。分る事であればお答えします。
私の寺は他のお寺と違い、檀家信者が全国(一部アジア)に居ます。
その為出張の時は返事が遅れますので、ご了承ください。


>>271
佛頂尊勝陀羅尼を一緒にお唱えしましょうと先祖に言ってあげてください。
それを言わないと、自分の肩にかかる恐れがあります。
273ランボー:04/02/06 08:36
>>271
あんた、まじめに書いたかい?
書き込むと、まじめに見てくれる人がいるから、いいんだけれど。
274名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/06 09:26
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
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南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
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南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
祈、ランボー調伏
275名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/06 09:56
ランボーファイト!!!
276249:04/02/06 10:16
ランボーさん本当に本当にありがとうございます。
佛頂尊勝陀羅尼を本日より唱えさせていただきました。
ネットで探したら ありましたのでそれをプリントアウトしてみました。
私は、毎日 ご本尊さまにお参りしてから
その後、神棚の天部の神様(聖天様)にお参りさせていただいております。
この「佛頂尊勝陀羅尼」という真言は勤行中 どの場所で唱えるのが
よろしいのでしょうか?
そして、どのような気持ちでお唱えするのがいいのでしょうか?

ちなみに前回ランボーさんのご返信で
『お参りが始まると、自分の周りに12天さんがぐるりと取り巻き、供養を受けて下さい
ます。とても感動します。』とありました。
私も今朝から、ランボー様には及びませんが、
真言を唱えながらランボー様のお言葉を参考に
イメージを描いてお参りさせていただきました。
なんだか、気持ちがすっきりして安心する感じです。
私もランボー様のような師匠とご縁があればいいのですがと思います。

質問ばかりで申し訳ありません。
ランボー様のお陰で本当に勉強になります。
本当にいつもありがとうございます。ご苦労様です。
277271:04/02/06 14:38
すみません。>>271 レスは書き出しを少し軽くしようと思ってふざけてしまいました。
しかし締めくくりの部分は本心です。
法の世界に悪ふざけは禁物と反省しております。申し訳ありません。
278ランボー:04/02/06 14:59
>>277
私をからかう者が前スレに沢山居たものですから。
気にしないで下さい。
279ランボー:04/02/06 20:44
>>276
> この「佛頂尊勝陀羅尼」という真言は勤行中 どの場所で唱えるのがよろしいのでしょうか?
A 般若心経、観音経や理趣経等のメインになるお経の次が良いのではと思います。

> そして、どのような気持ちでお唱えするのがいいのでしょうか?
A 勿論その時お参りする主なる尊をイメージすることは、とても良い事です。真言の時もその真言の尊を
  イメージして唱え下さい。大きな力となって、返ってきます。その充実感はやったものしか分らないでしょう。
  それは、とりもなおさず密教の原点です。

> 真言を唱えながらランボー様のお言葉を参考にイメージを描いてお参りさせていただきました。
> なんだか、気持ちがすっきりして安心する感じです。
A その感覚を是非伸ばして下さい。言葉を贈ります。自分の行(学問ではない)が進んで行くと、理解も変ります。
  霊界は想念の世界

> 私もランボー様のような師匠とご縁があればいいのですがと思います。
A 私は修行を望む者にはそれなりのアドバイスをしていますが、人により目標が違います。
  貴方の場合は、私と似た動機があり、それはすなおに仏に向えて、仏の大きな愛が何となく感じ取れる。
  その気持ちはとても良く理解できます。 私は頼るに値する宗教家に遭遇できなくて、それなら自分が出来る
  ようになろうとこの道に入りました。 なにぶんにも、掲示板ですから深く書くことはできませんが、ものの順序
  として、相互理解を有る程度でき、半年後、1年後にも今の湧き上がる情熱と仏様に対する信心の心が続いて
  いて、私の事がきになるのであれば、貴方の住む飛行場に出向く事はやぶさかではありません。
  勿論、自費で行きます。その時はまたお声がけ下さい。ここのスレ以外にも現れる事がありますので、ここが
  無くなっても大丈夫です。私は以前にもカキコしたとうり、去年還暦を向えた初老の背丈の低い僧侶です。
280ランボー殿へ:04/02/07 02:36
>学問ではない,霊界は想念の世界
・・賛成。されど良く言えば貴殿の観想は、貴殿一代の天才過ぎる観想法で
凡人には、得がたい観想法なり。悪く言えば魔道で両刃の剣なり。
公共の場でカキコするなら責任を持って三昧耶形の手順カキコしてそれに
見合った経験談を記載すべくである。

281ランボー:04/02/07 09:21
>>280
なななかの、奥義を極めた方と拝察いたします。
確かに私の法を魔道で使うことはでき、人に触れずして霊界に導く事は可能です。
しかし、この世の中で有る程度の力を持って大衆の軌跡をを良い方に変えようとするものには、例え三次元
てきであれ、人を消滅させる力があることは(国家を含めて)周知の事実と考えます。
ようは、その力を持っているものが、使ってはいけない方の力をいかにセーブするかにあると思います。
私としては、自分の周りであまり指導することなくさせて良かったものを書き込んでおり、公共の場でカキコを
充分意識しています。ただ、学問だけで経験の無いものが、自分の短い物差しで計り、どうのこうのと言われた
事は過去に沢山ありました。ぼれに便乗して私を攻撃してきたものも多々あります。それに対して、もう一つの
刃を使わないように配慮したことは、お察ししている事と思います。
しかしながら、今の日本の宗教は堕落し、本山と言われるところの長でさえ、成仏出来ていない事実にあぜんと
しました。それで、このスレ第4、第5に経験の一部を書き込み反応を見てきました。
私の手法は小学生にも出来る方法で、自分もほとんどそのようなやりかたで加行も求聞持もその他の行も
やってきました。そんな過程を経てきたものですから、何かと難しい言葉で武装する諸師には専門大学の
掲示板ではないんだからと、容易な言葉で書き続けてきました。
仏様に会い、コンタクトがとれるようになったら、私の書いたようなことは誰でも出来るようになります。
現に、女子中学生が、祈祷し顔負けの除霊を何のためらいも無くしてしまうような力が付いてしまいました。
貴殿の それに見合った経験談を記載すべくである。 とに充分合致しているものと、考えています。
282金剛杵:04/02/07 10:06
ランボーさんへ
灌頂を受けてない全くの素人在家でも
本に載っている観想法や護身法を見よう見まねで行ったならば
その危険度は別にして、効果は(言い方が良くないかもしれませんが)ゼロでは無いという事でしょうか?
>281の内容を読みましたが、素人でも、ある方法でそういった力が程度の差はあれ身につけることが出来るとの事。
五鈷杵の件もランボー師をはじめ諸先生方にご回答いただきましたが
私はマイナスの効果(自分に)が現れるのでは?と常に思ってしまいます。
また、そういった力というもの自体は善悪の区別無く、使う側によって変わるものなのでしょうか?
よく言う「善悪諸刃の剣」というものなのでしょうか?
283名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/07 13:14
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
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南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経
祈、ランボー調伏
284ランボー:04/02/07 14:12
>>282  ランボーさんへ
> 灌頂を受けてない全くの素人在家でも本に載っている観想法や護身法を見よう見まねで行ったならば
> その危険度は別にして、効果は(言い方が良くないかもしれませんが)ゼロでは無いという事でしょうか?
A その通りです。力はつきます。しかし、師匠がいないので最善の方法で出来るか分りません。
  しかしながら、師匠の技量にもよりますれば、師匠に仕えることだけが最善ということは言えないと思います。
  在家でも、もちろん出家のために加行(僧侶となる為のプログラムされた修行)を行うものも同じで、その修行
  の次第、すなわちプログラムから何を見出すか。その根底に秘められたノウハウをいかに引き出して修行に
  利用するかが決めてとなり、他のスレで加行をし灌頂を受けた僧侶も在家も変らないレベル との書き込みが
  ありましたが、そういうレベルの僧侶も沢山居ます。次の質問にも関連すると思いますが、在家の程度の良い
  レベルの僧侶が、密教の全ての所作をしても、とくに弊害は起こりません。効果が出なかっただけです。
  在家と変らない結果と考えられます。しかし、けぎょう灌頂などの一連のシステムを作って統制しなければ、
  教団としての仕組みを守ることが出来なくなります。
  そこで、越法罪とかいって、マインドコントロールして、規律を守らせるのです。

> 素人でも、ある方法でそういった力が程度の差はあれ身につけることが出来るとの事。五鈷杵の件もランボー
> 師をはじめ諸先生方にご回答いただきましたが私はマイナスの効果(自分に)が現れるのでは?と常に思っ
> てしまいます。
A ただ、師匠無しで在家の者が加行に近い事まで修したなら、まったくリスクが無いとは言えないと考えます。
  それは、自分と関わりのある霊が助けを求めて貴方にアプローチする可能性があるからです。それで、私は
  理趣経などあげる時の心構えと方法を書いたのです。師匠が(力があればですが)いれば助けてくれる。

285ランボー:04/02/07 14:13
> また、そういった力というもの自体は善悪の区別無く、使う側によって変わるものなのでしょうか?
> よく言う「善悪諸刃の剣」というものなのでしょうか?
A 私は前かその前のスレに霊界で起きる事柄はサイエンスと書いています。太陽が出て植物を育てるのも
  八甲田山のように、雪が降って人の命を奪うのも、ともにこれサイエンスです。
  そういう仕組みを利用して、霊界の各尊と積極的に交流していこうという手法を駆使してお参りする術を持って
  居るのが、密教です。冥府魔道を行く自分であると書いたのは、自然(サイエンス)には人情が無く、その摂理
  に反すれば、命をも持っていかれる。それに加え、おびただしい戦で死んだ者達や、災害で死んだ者達を供養
  して廻り、供養の時に何度血なまぐささを感じながらお参りしたか、数知れず怨霊などの横車を押す者達との
  戦い、まさに冥府魔道で生きています。しかし、ここでは片は刃しか書き込んでいませんので、ご安心下さい。

286ランボー:04/02/07 14:19
>>284
訂正
9行目終わりころから

在家の程度の良い レベルの僧侶が、を

在家の信仰程度の良い人が、  に訂正します。
287ランボー:04/02/07 14:22
>>284
ごめんなさい。
訂正の訂正です。

在家の程度の良いレベルの僧侶が、  を

在家の程度のレベルの僧侶が、  に訂正します
288ランボー:04/02/07 14:24
>>283
祈、ランボー調伏 でなくて、  祝 ランボー発展  でしょう。間違わないでね!

本当に調伏したいなら、本心を込めてやってごらん。分るから。
289ランボー:04/02/07 14:40
>>282
貴方が、自分もしくは人の難儀を救いたくて使うときは、仏様がおおえんして下さいます。
ただし、先にその仏様の真言をお唱えしてから使う場合です。
憎しみで使う場合は、貴方自身の力しか出ません。
290名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/07 17:16
ランボーさん、業解脱に力のある真言はありませんか?
291名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/07 20:55
ラン坊さんの霊眼には大日如来は剣をもってるのですか、
前に剣をもった弘法大師がまつれられてる寺があり他の仏尊
からヒンシュクかってた、と言ってましたが、仏さまの世界
で剣を持つってことはどゆいう意味合いなんですか?
292名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/07 21:01
ここはとても勉強になりますね。
いつも色々と参考にさせてもらってます。
これからも色々と神仏に関する幅広い分野でおしえてください。
応援しています。
293名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/07 23:34
ランボー師は凄い修行をしたと書いてたけど
今は2ch三昧ですか?

法力落ちるんじゃないの?
294ランボー:04/02/08 07:47
>>290
> ランボーさん、業解脱に力のある真言はありませんか?
A 解脱陀羅尼というのは、無いようです。
  簡単に解脱できるようであれば、著名な宗教家も苦労しなかったと思います。
  どの真言を選んだら良いかと考えると、少し長い真言ですが 佛頂尊勝陀羅尼 がよろしいかと思います。
295ランボー:04/02/08 08:04
>>291
> ラン坊さんの霊眼には大日如来は剣をもってるのですか、
A そうです。皆に見せていない姿を大日如来に見せて頂きました。
  儀軌にはたぶん無いと思います。となれば、儀軌は100%書かれた物でないという事がいえます。
  それを書いた時の歴史社会的事情や書いて人の能力により、私は100%信じてはいません。

> 前に剣をもった弘法大師がまつれられてる寺があり他の仏尊からヒンシュクかってた、と言ってま
> したが、仏さまの世界で剣を持つってことはどゆいう意味合いなんですか?
A 私は仏様が剣を持っているお姿を見て、何の不思議も感じず、受け入れてきました。
  悪霊達を懲らしめる為に、武器があるとやり易いからと思っていました。除霊を私がする時も、五鈷の中心
  の刃を刀くらいに伸ばし、九字を切っています。剣の形は重宝です。火器では念が届かないから使わない
  でしょう。少なくとも有史以来の人間の霊には持てないレベルのようです。それ以上のことは分りません。
296ランボー:04/02/08 08:09
>>292
> ここはとても勉強になりますね。いつも色々と参考にさせてもらってます。
> これからも色々と神仏に関する幅広い分野でおしえてください。
> 応援しています。
A 応援ありがとうございます。


>>293
> ランボー師は凄い修行をしたと書いてたけど今は2ch三昧ですか?
> 法力落ちるんじゃないの?
A 2ch三昧と言われても、私がそれ以外に何をしているか、ご存じないでしょう。
  となると2ch三昧と言えるでしょうか。
  法力が落ちるとマジ貴方考えていますか。もし考えているとしたら、
  どういう理由から出たか、是非教えてください。
>>296
激しくワロタ
298名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 11:08
>>290
業解脱には「一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼」が真言密教では最も効験があると
思います。
真言というのは大なり小なり<解脱>ということを、どの真言でもテーマとしていると言
えると思います。
しかしストレートに業障消滅、罪業消滅を目的とした真言というと限られてきます。
この陀羅尼は日本で昔から広く信仰・読誦されてきたかなりポピュラーな陀羅尼でもあ
ります。
299名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 12:37
ランボー必死だな
300眞海:04/02/08 14:38
久ぶりにカキコしてみます。

「一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼」意味を簡単に翻訳すると、全ての如来の全身舎利の功徳を集めた陀羅尼となります。
真言宗豊山派総本山長谷寺に現存している上記の陀羅尼経に大略ですが物語が付されています。それを紹介してみましょう。

ある時、仏がマガダ国に居られた時、一人のバラモンが自宅に於いて仏を供養したいと申し出た。そこで仏がそのバラモンの
家に出向かれる途中、豊かな庭園があった。そこには古い塔が草むらに倒れていた。仏は塔を起こし周りの草をむしり詣出ら
れたところ、塔から光明が溢れ出し、『善哉!善哉!』(善きかな!善きかな!或は、よしよし!)と言う声が響いた。仏は
塔を礼拝し右に三度廻り、着ていた上衣を脱いで塔の上を覆い、涙を流されながらこう言った。「この塔は大全身舎利の集め
られた如来の宝塔である。(長いので中を抜く)八万四千の法門は全てこの中に納まっている。もし、善男善女人でこの様な
塔を作りこの呪を書いて安置すれば、それはたちまち七宝の塔となる。もし悪人が死んで地獄に落ちようとする時、子孫が死
者の名を呼び、この呪を七反唱えればその者は即座に極楽に至るであろう。』また、『衆生が罪の報いにより百病に懸かった
時、この呪を二十一反唱えれば、百病は速やかに消滅し、寿命は延び、限りない福徳を得るであろう。』    つづく
301眞海:04/02/08 15:10
つづき

また、『惜しみと貪りの業によって貧困となり衣食に不自由する者は、山に入って持ち主の無い花を取り、
朽ちた香木を用いて焼香し、礼拝供養を奉げ、塔の周りを七反廻って、心から悔い改めれば、呪の功徳と
塔の功徳によって速やかに富裕となり、七宝が雨の如く降り込むであろう・……』と、

余談ですが、宝篋印塔の四角の処には阿しゅく・宝生・阿弥陀・不空成就如来の四佛の種字を彫る。これは
塔内に安置した宝篋印陀羅尼と塔自体を大日如来と現し、五佛を形成する。この形態は真言密教の教理から
見ると、金剛界三十七尊の中核をなしているのです。

以上です。皆さん、どう感じられましたか?考えには上限が有ります。感じ取ることには上限は有りません。
感じ取った上で考えてみましょう。
302野村マサキチ:04/02/08 15:20
http://www.ryoko-art.co.jp/tenran/rashoumon/1.JPG

ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしようもん)の下で雨やみを待っていた。
 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々
303ランボー:04/02/08 15:57
>>298
業解脱には「一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼」が真言密教では最も効験があると 思います。
貴方のご意見はわかりました。しかし、貴方の言うようにストレートに業障消滅、罪業消滅を目的とした
真言だと、言い換えればこれが最高に効くんだというふうにとれますが。そう言っていなければ私の早
とちりです。ご勘弁を。

>>300
眞海さんは、この呪を二十一反唱えれば、百病は速やかに消滅し、寿命は延び、限りない福徳を得る
であろう。』 と紹介され、考えてみましょう。となげかけられていますが、ご自分や周りの、知ると知らざ
るとに係らず作った罪の病、百病が速やかに消滅し、寿命が延びたのを体験したり、目撃していますか?
裏付けの無い話は上限はありません。何とでも表現出来ると言えます。私は、そう感じました。

余談ですが、自分の心境としては、宝篋印陀羅尼と早陀羅尼佛頂尊勝陀羅尼は波動が合わなく、自分の
目次から外しています。


304ランボー:04/02/08 16:02
>>299
> ランボー必死だな
あんた、程度低いな!
でも、ここの住民に しった しった されて鍛えられ、法力も増大したようだ。
有難うね!
明日から、長期出張でネットが出来ないと思う。
乱暴が影を消すから、また好きな事書けるね。
よかったね。
305名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 16:57
観音経はなぜ、真言宗でも唱えるのでしょうか?
弘法大師は観音経(妙法蓮華経)に関しての主張はあるのでしょうか?
306マカラギャ:04/02/08 18:30
>>305
あなたのをレス見る限りでは、レベルが高いとは思えませんが?

まぁー2ch住人には、その低レベルが受け入れられているんだろう。

これからも2ch三昧で法力増幅させて下さい。w
307 :04/02/08 19:11
>>マカラギャ
>あなたのをレス見る限りでは、レベルが高いとは思えませんが?
305は質問しているのに何を煽ってるんだ?
308名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 19:41
304の間違いでしょ?
309名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 19:54
お手数ですが前掲の「一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼」をアップしてもらえれば
幸いに存じますが。
真言を・・・ですね。訳ではなくて。
310マカラギャ:04/02/08 22:41
間違えた
>>304へのレスです。
311ランボー:04/02/08 23:08
>>310
> 間違えた

> >>305
> あなたのをレス見る限りでは、レベルが高いとは思えませんが?
> まぁー2ch住人には、その低レベルが受け入れられているんだろう。
> これからも2ch三昧で法力増幅させて下さい。w

間違えないでくださいよ。皆にレベルを合わせるのは難しいんだから。
これからも2ch三昧で法力増幅させて下さい。w  トホーーー!地獄にホトケですね。
明日、早いから  おやすみなさーーーい。
312名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/08 23:17
忙しいと言いながら
どうしても気になるみたいですな。
またには住人レベルに合わせない高度な話も聞きたいものです。

その方が簡単なんでしょ。w
313眞海:04/02/08 23:22
>>303ランボーさんこんばんは。
早速の返答?有難う御座います。私の表現力の無さに少々落胆の色を隠せません。
私はなにも実際にやってみて感想を聞かせて欲しいと書いたつもりは無いのですが、
先にも書いたとおり正しく受け取られて居ないようです。290−298さんを中心に、
他の方にも、300ー301のカキコを読んで貰ってどう思われたか、だったつもりでした。
誤解を招いてしまいましたね。すみません。

ランボーさん。ちなみに、ただ真言二十一反では無く、『この様な塔を作りこの呪を
書いて安置すれば、それはたちまち七宝の塔となる。』と前提はなっていましたし、
そう書きましたよね!
 私には2歳半に成る甥が居ますが、超未熟児でしかも股関節脱臼で生まれた子供がい
 ます。医者には「立てる様に成れるかどうか分からない。ましてや走る事など…」と
 言われて居ました。私は私としての誠心誠意に於いて修法を試みました。流石に塔を
 建立する事は出来ませんでしたが、それでも出来る事をと思い…
確証が無いので修法の効果かどうかは判断出来ませんが、今現在、その甥っ子は100%
の回復では無いにしても走り廻って居ます。代わりにかどうか、これもまた判断に困り
ますが、私の股関節の調子があまり良くないですね。
断って於きますが、私は霊能者では有りません。霊感は多少有ると思います。しかし加
持感応と言う事です。オカルトチックって言うのは私はどうも…

あまり身内の事や誤解を招きそうな事は書きたく無かったのですが…
314北海大将智:04/02/09 00:03
 みなさま、お久しぶりで最近、多忙でカキコできずにいまして金剛界九会曼荼羅
の話が途中になっていましたがリクがあったらまた話の続きを解説しますね。
 300眞海さん おひさしぶりです。阿弥陀如来根本陀羅尼、佛頂尊勝陀羅尼、
秘密宝筐印陀羅尼は通称三陀羅尼ともいわれ古くから功徳のある陀羅尼として読誦
されてきましたね。一切罪障を生滅するという功徳が説かれている真言としては
ポピュラーな真言である光明真言がありますね〜。あと覚りを獲得する真言としては
五相成身観が、真言と観想と印という三密からなる修法ではありますが『金剛頂一切
如来真実摂大乗現証大教王経』に説かれています。即身成仏を説く真言密教ですが。、
弘法大師の『即身成仏義』に「三密加持すれば速疾に現る」とあるように現世で覚り
を獲得する(解脱する)には真言をとなえるだけ(口密)では難しいのではないでしょうか。
 私は豊山派ですが豊山派では三密の加持がそろわなくては加持力が充分に発揮されないと
されています。(現存の報恩講の門答の資料等に記載がある)
 305さん 弘法大師は妙法蓮華経にかんして『法華経開題』『法華経釈』『法華経密号』
などの著作を残しており密教の曼荼羅思想からすれば法華経もまたその曼荼羅に中に収めること
ができるという思想です。『秘密曼荼羅十住心論』『秘蔵宝鑰』などで説かれる十住心思想
では『法華経』を根本経典とする天台宗(日本天台は密教が入るが中国天台は『法華経』と禅)
の位置づけを第八住心として位置づけています。第九が華厳宗で、第十が真言密教となります。
 ちなみに豊山などの新義真言宗では報恩講という教相立ての法要で「如来壽量品」もよみますよ。
315名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 00:56
北海先生様っ、お久しぶりですぅ!!
316名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 03:16
一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼(不空訳 大正蔵巻19 711頁下、713頁下)
Namas try-adhvikanam sarva-tathagatanam
ノウナク シッチリヤ ジビキャナン サラバタタギャタナン
Om bhuvi-bhavana-vari vacari vacatai, suru suru, dhara dhara,
オン ボビ バンバダバリ バシャリ バシャタイ ソロソロ ダラダラ
sarva-tathagata-dhatu-dari, padmam bhavati, jaya-vari, mudri, smara,
サラバ タタギャタ ダトダリ ハンドマ バンバチ ジャヤバリ サンマラ
tathagata-dharma-cakra-pravarttana-vajri,
タタギャタ ダラマシャキャラ ハラバリタノウ バザラ
budhi-manda-lamkaralam-krte,sarva-tathagata-dhisthite.
ボウヂ マンダ リョウギャラリョウギリテイ サラバ タタギャタ ジシュチテイ
bodhaya bodhaya bodhi bodhi budhaya budhaya, sambodhani sambodhaya.
ボウダヤボウダヤ ボウジボウジ ボウジャボウジャ サンボウダニ サンボウジャヤ
cala cala calantu sarvavaranani.
シャラシャラ シャラント サラババラダニ
sarva-papa-vigate, huru huru, sarva-soka-vigate,
サラバハンバビギャテイ コロコロ サラバシュキャビギャテイ
sarva-tathagata-hrdaya-vajrani, sambhara sambhara,
サラバタタギャタキリダヤバザラニ サンバラサンバラ
sarva-tathagata-guhya-dharani, mudri, buddhe, subuddhe,
サラバタタギャタグキヤダランジ ボジリ ボデイ ソボデイ
sarva-tathagata-dhisthina-dhatu-garbhe svaha. samayadhisthite svaha.
サラバタタギャタジシュチタ ダト ギャラベイ ソワカ。サンマヤジシュチテイ ソワカ。
sarva-tathagata-hrdya-dhatu-mudri, svaha.
サラバタタギャタキリダヤ ダト ボダリ ソワカ。
supratisthita-stupe tathagatadhisthite, huru huru, hum hum,svaha.
ソハラチシュチタ サトベイ タタギャタ コロコロ ウンウン ソワカ。
Om sarva-tathagata-usnisa-dhatu-mudrani,
オン サラバタタギャタウシュニシャ ダト ボダラニ
sarva-tathagatanam sadhatu-vibhusita-dhisthite, hum hum, svaha.
サラバタタギャタンサダトビホシタジシュチテイ ウンウン ソワカ。
317名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 03:32
>316
前回同様
サンスクリット語の発音表記フォントが無い為、あくまで簡易表記です。
*追加訂正:(mudri→ボダリ)
sarva-tathagata-dhatu-dari, padmam bhavati, jaya-vari, mudri, smara,
サラバ タタギャタ ダトダリ ハンドマ バンバチ ジャヤバリ ボダリ サンマラ

318名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 07:14
↑これでいいんですか?少し違う気もしますが・・・。
319名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 11:27
これは本から写したのでしょうか。わたしはうろ憶えですけど細かいところ少し違う気がします。
ランボーさんのご見解をお待ちします。
他にこうだという方があればアップお願いします。
320名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 12:02
321名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 18:43
こちらのスレには本職の方もおられるようなので、ご教授ください。

以前、坂口安吾氏の「戦後文章論」という一文のなかで、「倶舎論にかけては
天下に及ぶ者なしと実にハッキリと定評のある倶舎論学者」で「真言宗の某派の
管長の長老」という方が紹介されていましたが、この方が誰で、倶舎論に関して
学校の講義以外で何らかの書物を著しておられるかどうかご存じの方がいらっ
しゃらないでしょうか。
坂口安吾氏は東洋大学インド哲学科を1930年に卒業していますのでその頃の
方なのだろうとは思いますが。

私が興味をひかれるのは「実に何でもない日常の言葉で、正確にハッキリと説明
しきってしまう」という部分で、私のような学のない人間にはぴったりかと思いまして。

どなたかよろしくお願いします。
323名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 19:46
>>314
そうなんですか。わかりました。
あと、「教相立て」とはどういうものでしょうか?
324名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/09 23:15
高野山寒かったー><。
325名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 00:11
  
326名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 00:12
http://www2.ezbbs.net/31/mksutra/
ここの掲示板で正宗のヘナチョコボーズが他宗とネット法論したいだとよ。
誰か相手してやったら?
327名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 16:09
宗論は
どちらが勝っても
釈迦の恥。
328名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 16:19
@ヘエー
ランボーさんって60歳なんだ。そしたら大先輩ですね。
329名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 16:20
Aへー Bへー Cへー Dへー
330名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 16:21
Eへー
331名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 16:51
ランボーさんのメインのスレはここという認識でよろしいでしょうか?
332名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 19:09
質問なんですけど、
よく僧の方が棒で壇の上で動かしながら、
軍荼利明王の御真言を唱えるんですけど、
軍荼利明王を祀っているところでもないところでも
なぜそうするのでしょうか?
333名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 20:28
またまた教える奴おんのやろなぁー
334名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 20:49
>316
追加訂正
supratisthita-stupe tathagatadhisthite, huru huru, hum hum,svaha.
ソハラチシュチタ サトベイ タタギャタジシュチテイ コロコロ ウンウン ソワカ。

dhisthiteの部分(アディシュタ「加持」)、文献にはtathagataと連続して記されています。
vajri、「バザラ」とありましたが、発音的には「バジリ」が正しいのでしょうか?
manda-lamkaralam-krteの部分は実際は「-」の記号無く、連続して記されています。
manda(道場)、lamkara(荘厳)

細かい部分が違うとの事、ご指摘いただければ幸いです。
335眞海:04/02/10 22:43
北海さん。お久しぶりです。

お互い忙しい身の上、身体の調子を整えて精進しましょう。もう少し手すきになってきたら
ゆっくりカキコします。それまで今しばらく…

真言坊主さん。会奉行さん。お元気ですか?
336名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/10 22:45
四部大将の御真言、どなたか教えてください
337北海大将智:04/02/10 23:05
315さん 皆様おひさしぶりです。どうしても話がこ難しくなりがちな愚僧
のわたくしですがよろしくです。 
323さん 法要には事相立てと教相立てがあり、年回忌のご法事や祈願の
法要は事相立てになります。対して教相立ては宗祖や派祖の学業の徳、いわゆる
法恩に感謝し教理的な内容の問答などを含めた内容になります。
332さん 軍荼利明王の御真言で洒水器にはいった水を加持し清浄なものに
してその水で道場内(本堂内)を清浄な空間に変えるために行うんですよ。
 その起原としては釈尊が隆誕された時に甘露の法雨が地上に降り注いだという
佛伝があり、それにもとづくという説があります。
 私の宗派(豊山)の読み方では 『一切如来心秘密全身舎利宝筺印陀羅尼』は
以下のようになります。
 ノウマクシッチリヤジビキャナン サラバタタギャタナン オンボビハンバ
ダバリバシャリバシャタイソロソロダラダラ サラバタタギャタ ダドダリ
ハンドマバンバラジャヤバリ ボダリサンマラタタギャタ ダラマシャキャラ
ハラバリタノウ バジリボウジマンダリョウギャラリョウキリテイ 
サラバタタギャタ ジシュチテイ ボウダヤボウダヤ ボウジボウジ ボウジャ
ボウジャ サンボウダニ サンボウダヤ シャラシャラシャランド サラババラダニ
サラバハンバビギャテイ コロコロ サラバシュキャビギャテイ サラバタタギャタ
キリダヤバサラニ サンバラサンバラ サラバタタギャタ グキャダランヂ
ボヂリボデイソボテイ サラバタタギャタ ヂシュチタドダドギャラベイソワカ
サンマヤヂシュチテイソワカ サラバタタギャタ キリダヤダドボダリソワカ
ソハラチシュタソトベイ タタギャタジシュチテイ コロコロウンウンソワカ
オンサラバタタギャタ ウシャニシャ ダドボダラニ サラバタタギャタン 
サダドビボウシタ ヂシュチテイ ウンウンソワカ
これはあくまで大伝法院流の読み方なので高野山などとは違う読み方の箇所があるかも
しれません。

338名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/11 04:26
>337
禿有(ハゲシクアリガトウ)
339323:04/02/11 16:39
>>337
ありがとうございます。
340名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/11 19:06
>北海大将智

お答え有難うございます、そのときでも
それでは軍荼利明王の御真言知っているからといって唱えるのは
一般の方は控えたほうがよろしいとおもいますね。
341名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/11 19:53
では「佛頂尊勝・・・」と「一切如来心秘密・・・」と「阿弥陀根本・・・」の三陀羅尼は
なぜ昔からセットにされているのでしょうか?
342北海大将智:04/02/11 23:11
 340さん そうですね。僧侶が声をかけて一緒に光明真言やご本尊様
の真言をおとなえしましょうというとき以外は法要中となえないのがエチケット
ですね。
341さん 『密教大辞典』では三陀羅尼がなぜセットにされるかまでは記述
がないので、それぞれの陀羅尼の関係儀軌などを調べないとなぜセットかまで
は解らないようです。調べてみますね〜。
343341:04/02/11 23:50
お手数かけてホントすいません。
口訣を書くな
345名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/11 23:58
>口訣を書くな
・・てそんな口訣(観想法)て云う程大した事を書いてないし
ただ説明してるだけで目くじらを立てる事でもあるまいし。
346名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/12 00:50
誰も口訣なんて書いてないですよね
347金剛杵:04/02/12 13:15
昨日近所のお寺で「火渡り秘法」がありました。
かなり以前に一度だけ参加させていただきました。
ほとんどの方が渡り終えられた後でしたが、正直とても熱かった(熱いなんてものじゃあないです)
山伏さんは印を結びながら真言を唱えて、まだ赤々としている灰を踏みしめて渡られていました。
今年は残念ながら参加できなかったのですが地元の新聞でも大きく取り上げられていました。
真言のお寺だと思うのですが、お大師さまの伝説が伝わっているそうです。
山伏さん(修験道)の資格はどこで取られるのでしょうか?
諸先生方のお寺でもこういった行事はありますか?
348名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/12 15:22
初歩の初歩の質問ですいません。
ここんのカキコを拝見すると真言を唱える際は、心のその諸仏叉は梵字
を浮かべて唱えなさいと云う事ですが、そこで質問ですが、光明真言
並びに諸神通用真言そしてここで話の出た大金剛輪は、心の何を浮かべて
唱えるのですか?
349348です。、:04/02/12 15:25
訂正
・心のその諸仏叉は梵字→心の中にその諸仏叉は梵字
・心の何を浮かべて 唱えるのですか?→心の中に何を浮かべて唱えるのですか?

350真言坊主:04/02/13 07:16
>>335
眞海さん
遅レスすいませんでした。
わたしは元気ですよー。
351北海大将智:04/02/13 23:30
 真言坊主師お久しぶりです。眞海師ご挨拶を忘れて失礼しました。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが気をつけたいものですね。会奉行師はお忙しいようですね。
お元気でしょうか?
 さてさて341さん 三陀羅尼についてなんですが、宝筺印陀羅尼とその功徳を説く経典には不空訳の『一切如来心秘密全身舎利宝筺印陀羅尼経』等があり、弘法大師
が請来した経典や儀軌を記した三十帖策子にも記述が見られます。
 佛頂尊勝陀羅尼は現在、用いられている陀羅尼は善無畏訳の『尊勝瑜伽法』上のもので不空三蔵筆と伝えられているものが仁和寺に、また法隆寺にも推古天皇以前の請来の
ものと伝えられるものが現存しているんですが現行の善無畏訳のものとは多少ことなるようです。此の陀羅尼もまた三十帖策子に注尊勝陀羅尼一帖という記述がみられます。
 阿弥陀如来根本陀羅尼は現在、読誦されているものは不空訳『無量壽如来修観行供養儀軌』に説かれているものでやはりこの『三十帖策子』に記述がみられます。
 以上のことから現行の三陀羅尼にかんしては不空と善無畏の両方の法流をついでいる恵果和尚以降に現在の三陀羅尼がそろったことになります。現行の三陀羅尼がそろったのは
恵果以降であり、三十帖策子の記述から弘法大師の時点で三陀羅尼として読誦されていた可能性がうかがえるのですが、それが「なぜこの三つが選ばれたのか?」ということ
にかんしては決定的なことはわかりませんでした汗 ごめんなさい。
 347金剛杵さん 火渡りというと高雄山が有名ですね。修験道の参加に関しては雑誌『大法輪』でも参加者を募集する広告をよくみますよ。
 348さん 在家のかたに御教えできる観想としては光明真言や大金剛輪陀羅尼は信仰されている縁のある尊格、もしくは光明真言は大日如来、大金剛輪陀羅尼は大輪明王
のお姿を想うとよいのではないかとおもいます。諸神通用真言は縁のある天部、権現などを思い浮かべるとよろしいでしょう。

  
352空海:04/02/14 10:21
北海さん
お久しぶりです。
三陀羅尼の件ですが、
経軌それぞれの内容には接点はないと思います。
私の推測ですが、普段よく読まれていた陀羅尼が
いくつかあって、そのうちにこの三つだけが
生き残ってセットになったんじゃないでしょうか?
というのも、この三陀羅尼の名が文献上にあらわれてくるのが
比較的後の時代だからなんですよ。
管見では宥快の「朝暮例時作法」が初見のようです。
ただし、これより以前に存在した可能性も、もちろんあります。
しかしながら恵果・空海にまで遡ることは
ちょっと無理じゃないかなあと思います。
あと、「例時作法」といえば、忘れてはならないのが天台宗です。
確か私の記憶にまちがいがなければ
「天台宗全書」の中に例時作法の注釈書が入っていたと思います。
ちなみに大正蔵経77所収の「例時作法」の中には
三陀羅尼は入っていませんでした。
私の少ない手持ちの資料で言えることはこのくらいです。
さらなる教示を待ちたいところです。
353真言坊主:04/02/14 10:24
>>352
すいません、名前まちがえました。
昨日、弥勒菩薩スレで遊んでいて、
それが残ったままでした(笑)
354341:04/02/14 17:31
北海大将智さん。 真言坊主さん。
お忙しいところご解答、誠にありがとうございます。
大変参考になりました。
355北海大将智:04/02/14 23:29
352ー353真言坊主師 宥快の「朝暮礼時作法」ということは室町時代ですね。
やはり多くの修法や陀羅尼がそうであるようにいわゆる三陀羅尼も功徳のあるもの
が淘汰の結果常用として残ったものなんでしょうね〜。弥勒スレものぞいてみようかな笑
356北海大将智:04/02/14 23:37
 真言坊主師 弥勒スレおもしろすぎて涙でました〜。基礎佛教の知識がないと
笑えない気もしますが汗
357真言坊主:04/02/15 00:02
北海さん、こんばんわ。
弥勒スレ、神社仏閣版では赤丸急上昇中ですよ。
みんなの合作ってところが、またいいですよね。
358384です:04/02/15 01:17
北海氏ありがとうございました。すいませんが、大金剛輪陀羅尼の大輪明王
のお姿てどんな明王でしょうか?残念ながらお姿を知りません。
もし教えて貰えるなら種字と三昧耶形を教えて貰えますか?
ヒョットして三昧耶形は、法輪ですか?
359名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/15 22:56
ランボーさんはホントに出張らしい・・・
360北海大将智:04/02/15 23:36
358ー384さん 大輪明王の種字はウン字で三昧耶系は輪です。
姿は火髪金綿冠を着し、右の輪を高く挙げ、左肘を左膝にのせて独股杵
を持ち左膝を立て蓮華に座す姿です。しかし在家の方は観想にとらわれずに
信仰している尊格を思って真言や経をおとなえするほうが集中できるのでは
ないでしょうか。信仰している尊格にここち良く勤行できることを祈っていますね。
361名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 14:58
発菩提心真言,三昧耶戒真言は寺院へ参拝するときに唱えたほうがよろしいでしょうか?
そして、それは宗派関係なく唱えますか?
唱える箇所はどの時でしょうか?
362名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 15:47
三陀羅尼それぞれの意味というか内容が知りたいのですが
お時間のお許しになる時で結構ですので
御教示願えませんでせうか。
何卒宜しくお願い致します。
真言宗の僧の方が多いですね。
天台宗の僧の方も来られれば、
非常に多彩な議論、知識が展開されて盛り上がると思います。
天台宗の僧の方は見ていらっしゃるでしょうか?
364名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 16:43
>361
おん ぼうじしった ぼだはだやみ と、 おん さんまや さとばん ですね。
寺院へ参拝の時は私は唱える必要はないと思いますが。自分で唱えたいと思ったら唱えればよろしいのではないでしょうか。
僧侶の方ならば、毎日仏前で唱えた方が望ましいご真言です。
宗派は密教以外は唱えないのでは?密教ならどこでも唱えると思います。つまり真言と天台の両系ですね。
このご真言は成仏の意志確認というか「これから行なう祈願は成仏のために行なうのです。それ以外の欲のために行なうのではありません。」という意味で唱えると思っています。
ですから唱える場所はお経(開経偈)の前に置けばよいのではないかと考えます。

>362
三陀羅尼の意味は上に出ています。
365名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 16:50
理趣経を覚えたいのですが、ふりがなを付いているもの、どなたかUPしてくれませんか。
音のファイルもあれば嬉しいのですが。
本来は、CDなどを買うべきと解かってはいるのですが・・・。
366名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 19:00
>>365
ふりがな付きは>http://travel.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/977900651/l50 の222あたりから
音声はどこだったか・・・?
367名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 20:23
>>364
>このご真言は成仏の意志確認というか「これから行なう祈願は成仏のために行なうのです。
>それ以外の欲のために行なうのではありません。」という意味で唱えると思っています。

それでは願掛けするための参拝はできないのでは?
僧侶の方解説お願いします。
368名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 21:21
>>367
まあ真言ってのは、成仏における身口意の三密の内の口に相当する。
本来、口に真言を唱え、手には印契を結んで、頭の中にマンダラをイメージすることで成仏できると
言われている訳で、、まあこの成仏ってのは、その真言が言う所の諸菩薩、諸明王、諸如来と一体化する
ことを意味するのと同時に、各々の菩薩、明王、如来の中心である大日如来の一切智智を得て、
一切の苦から離れるという意味でもあるから、、
願をかけたとして、その願いがかなえられない状況が「苦」であるのならば、御利益はあるんでしょう。
ただこれが願いが叶うというのとは必ずしも同じ意味ではない訳で、その願い自体がどうでもよくなっちゃう
ことで「苦」が無くなってしまうとも言える訳でございまして。
それじゃあ唱えちゃいけないのかと言うと、これはそんなことは無い訳でして、、
たくさんお唱えしてください。
>368
菩提心という表現からするとずれてくるのでは?
発菩提心真言,三昧耶戒真言は願掛け参拝でも唱える人は多いですけど。
(大抵の勤行儀にあります)
僧、一般人と違いが出てくるのでしょうかな。
370名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 23:00
発菩提心真言,三昧耶戒真言は、願掛けであろうが勤行であろうが唱えて
結構ですよ。発菩提心真言,三昧耶戒真言を唱えると言うのは、簡単に説明すると己が、
大日如来叉は金剛サッタとなると云う事で、勤行は、大日如来(金剛サッタ)となった己が行うと云うお勤めの事であり
願掛けは、大日如来(金剛サッタ)となった己が、諸仏諸天を動かすと云うか使役と
云えばいいのか吾身(大日如来叉は金剛サッタ)の弟子となし願いを叶えて貰うと云う事なので唱えて良いものですよ。
少しややこしいですかね。説明解ります?
371名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/17 23:30
>>369
まあ発菩提心真言、「おん ぼうじ しった ぼだはだやみ」ってのは、
意味からいうと「菩提心を我発起す」ってな感じだから、そのまんまなんですわな。
菩提心というのは、悟りを求める心という意味だから。
「金ホシイな〜、金持ちになりたいな〜」と思って「おん ぼうじ しった ぼだはだやみ」言っても、あんまり
悟ろうとはしていませんわな〜。
ただし、これはあくまでも狭い解釈であって、もしかしたら「金ホシイ」という気持ちも悟りを開こうとしている
心の動きやもしれん訳でして、、
372金剛杵:04/02/18 03:00
素朴(低レベル?)な質問で申し訳ありませんが・・・
真言はそれ自体成就している言葉、というか世界というか、実在というか・・・
真言を唱えたらそうなるのか?
「発菩提心真言」、真言の力が菩提心を生起させるのか、
唱えたから菩提心が生起するのか?
真に、唱えた真言が成就する時?は、その真言と一体なのでしょうか?
真言の「そわか(スヴァーハー)」の「スヴァー」は自性って意味がありますよね?(浄三業真言にもありますね)
それ自体成就(完成?)している言葉と己が唱える言葉を一致させることはできるのでしょうか?
その言葉・身体・心がすべて一体になったモノ?世界?力?を大日如来というのでしょうか?
>371さんが仰ったように、「金欲しい」という考え・意識で真言を唱えても・・・
それならそのまま「金欲しい・金、我が手元にあり!」と言えばよいと思うのですが・・・
罰当たりな言い方、屁理屈かもしれませんが、
唱えるだけで誰でも煩悩の状態から菩提心という崇高な心が人間の心に現れるのか、
何も考えずただ一心に真言を唱えればよいのか・・・




373名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 03:03
真言は真言亡国といって国が滅ぶらしい。もしあなたが真言を唱え続けるなら
必ず生活に支障をきたし、大変なことになるだろう。
374金剛杵:04/02/18 03:20
>373
日蓮上人の他宗排斥ですか?
同じ仏教徒であるならば仲良くしましょう。
お経はみな「仏説」ですよ。
「空海説大日経」・「最澄説法華経」・「親鸞説阿弥陀経」・「道元説金剛般若経」
なんてお経無いでしょう?
密教が起こった六世紀頃?インドに「真言亡国」なんて考えあったのでしょうか?
375名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 03:51
真言亡国がほんとなら真っ先に真言宗自体が消滅してるはず。
中国に於いて密教が滅んだように…。
今だに命脈を保っていることから亡国の教えとは言えないでしょう。
>>373
「真言亡国」の意味が違うような・・・
天変地異・国難の時に、真言の祈祷をやっても験がなかっただろう、
ということらし。
あと、日蓮上人の置かれた時代状況も考えないと。
先行する平安仏教(真言・天台)やさらに古い律宗を抑え、
また、新興の武家層に浸透した禅や厭世的な風潮を背景に伸びていた
念仏宗を敵視した(敵視して切り込まないと地盤の無かった)
結果であって、今となっては好戦的姿勢は好ましくないかと。
法華専持の意味が大変偏狭になって望ましくないと思いますよ。

日蓮の先師である最澄も「古師に誤りあらば、新師新たむべし」
と言っていますし。日蓮のテキストを冷静に読む心がないと、
某新興宗教のような薄っぺらな法華経理解に堕ちます。
>>375
中国の場合、三武一宗の法難のように、政治的な理由から
積極的廃仏が何回もあったから、ちょっと特殊でしょうけどね。
(日本の場合、叡山焼討、石山本願寺攻めと明治のドンガラくらいか?)
発菩提心真言,三昧耶戒真言に関する参拝時に唱えるかどうか?や
真言の力が菩提心を生起させるのか、
唱えたから菩提心が生起するのか?
といった諸疑問は、北海大将智師、眞海師の
解説待ちでしょうな。
379名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 14:39
説明して下さっている箇所
>>300 >一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼の翻訳
しか見つけられなかったのですが、前スレで既出だったのでしょうか。
検索してみたのですが、意味にまで触れている所を見つける事ができませんでした。
たいへん功徳がある陀羅尼だと知れば、ぜひともお唱えしたく
唱えるのならば、意味も知りたくなってしまいまして。

諸師の方々、度々で恐縮ですが
お時間が許される時で結構ですので ご説明頂きたくお願い申し上げます。
380名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 14:40
↑は>>362です、申し訳ありません。
381名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 16:22
真言宗僧侶に質問します。

南無大師遍照金剛 普賢行願
皆令満足 一切衆生 平等利益

というように願文があるのですが。
どういう時に唱えるのでしょうか?
それとどのような意味なのでしょうか?
>>381
そういう気分な時

意味は書いてある通り
383名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 18:17
>>381
南無大師遍照金剛  弘法大師の無塵荘厳の光輝く姿に帰命します
普賢行願        菩提心を発起し行を修すという願いが
皆令満足        全ての人々に行き渡り
一切衆生        一切の衆生に
平等利益        この加持が行き届きますように

こんな感じじゃね?
384名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 18:40
>>381
いやそのようなことはないだろ。

>>383
言葉からそうでしょうけど、
僧の方から見れば、
もっと深い意味があるのかも。
真言宗の僧の方は唱えるのかな?
>>383
なんで大師の金剛名まで訳すかな
386名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 18:53
真言坊主はクソ坊主。
387名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 19:07
>>383
ずいぶんと雑な訳だな。
その訳のとおりに書き下しできるかな。
僧侶が解説するまで置いて置いたほうが。。。。
389名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 23:17
一切如来心秘密全身舎利宝筐印陀羅尼
ノウマクシッチリヤジビキャナン サラバタタギャタナン(三世の一切の如来に帰命したてまつる。)

オン(オーム。)

ボビハンバダバリバシャリバシャタイソロソロダラダラ サラバタタギャタ ダドダリ
ハンドマバンバチジャヤバリ ボダリサンマラタタギャタ ダラマシャキャラ ハラバリタノウ
バジリボウジマンダリョウキャラリョウキリテイ サラバタタギャタ ジシュチテイ 
ボウダヤボウダヤ ボウジボウジ ボウジャ ボウジャ サンボウダニ サンボウダヤ 
シャラシャラシャランド サラババラダニ サラバハンバビギャテイ コロコロ サラバ
シュキャビギャテイ サラバタタギャタキリダヤバサラニ サンバラサンバラ サラバ
タタギャタ グキャダランヂ ボヂリ
(地上におけるものの中で最勝なるものよ、演説をなし、もろもろの演説をなすが故に、
聞け、聞け、憶持せよ、憶持せよ、一切如来の遺骨を持するものよ、憶念せよ、如来の
法輪を転ずることよ、金剛菩提道場の荘厳によって荘厳せられたるものよ、一切如来に
より加持せられたるものよ、覚らしめよ、覚らしめよ、覚よ覚よ、覚れ覚れ、正覚ある
ものよ、正覚のために努めよ、努めよ、努力せしめよ、一切の障碍と一切の罪垢とを除
去するものよ、速やかに、速やかに、一切の憂いを除くものよ、一切如来の心よ、もろ
もろの金剛よ、心を専注せよ、心を専注せよ、一切如来の秘密陀羅尼印を有するものよ。)
390名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 23:20

ボテイソボテイ サラバタタギャタ ヂシュチタドダドギャラベイソワカ サンマヤ
ヂシュチテイソワカ サラバタタギャタ キリダヤダドボダリソワカ ソハラチシュタ
ソトベイ タタギャタジシュチテイ コロコロウンウンソワカ
(覚智よ、善覚智よ、一切如来に加持せられた遺骨を蔵するものよ、成就あれ、本誓に
よって加持せられたるものよ、成就あれ、一切如来の心たる遺骨の標識を有するものよ、
成就あれ、妙住せる卒塔婆において如来に加持せられたるものにおいて、速やかに、
速やかに、フーン、フーン、悟りよ成就あれ。)

オンサラバタタギャタ ウシャニシャ ダドボダラニ サラバタタギャタン
サダドビボウシタ ヂシュチテイ ウンウンソワカ
(オーム、一切如来の肉髷の遺骨の標識よ、一切如来の分身たる遺骨によって飾られ、
かつ加持せられたるものよ、フーンフーン、悟りよ成就あれ。)

391名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/18 23:22
↑手元のプリントを写しました。
何かの本のコピーですが何の本か確かめる術は現在のところございません。
392ヴァジュラ:04/02/18 23:48
365さん 理趣経を覚えたいとの事ですが 悪いことは言いません 独りで練習するのは およしなさい 必ず変な読み癖が、ついてしまいます 悪い事は言いません どこかの寺で 朝勤などに 参拝して教えて頂くのが良いと思います
393名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 05:26
Usnisa-vijaya-dharani 仏頂尊勝陀羅尼

1:Namo bhagavate trairokya-prativisistaya buddhaya bhagavate
過去・現在・未来に於いて、最も勝れたる仏陀世尊に帰命し奉る。

2:tad-yata Om
即ち、オーム

3:visodhaya visodhaya samasama-samantabhasa-spharana-gati-gahana-svabhava-visuddhe
甚平等にして地獄まで普く照らすを自性とする清浄尊よ、除き除きて、浄化したまえ。

4:abhisincatuman sugatavara-bacan amrt abhisekair maha-mantra padair ahara ahara
我に灌頂したまえ。善逝(仏陀)の妙言説である甘露灌頂の大真言句を以て、導き到らしたまえ。

5:ayuhsamdharani sodhaya sodhaya, gagana-visuddhe usnisa-vijaya visuddhe,
sahasra-rasmi-samcodite sarva-tathagatavalokani sat-paramitaparipurani,
sarva-tathagata hrdyadhistanadhisthite maha-mudre vajra-kaya-samhatana-visuddhe,
sarvavarana-bhaya-durgati-parivisuddhe,

無量寿尊よ、清め給え、清め給え。虚空遍浄尊よ、仏頂最勝遍浄尊よ、
衆生を驚覚させる千光明尊よ、一切如来の仰ぎ見る尊よ、六波羅蜜の行を完成せし尊よ。
一切如来の心真言の加持力によって加持される尊よ。広く衆生の成仏を計る尊よ。金剛身に集成されたる遍浄尊よ。
一切の惑障・怖畏・悪趣を浄化する尊よ。
394名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 05:28
6:pratini-vartaya ayuh-suddhe samayadhisthite mani mani mahamani,

転迷開悟せしめたまえ。慧命清浄尊よ。宝珠中の宝珠尊よ。大宝珠尊よ。

7:tathata-bhuta-koti-parisuddhe, visphuta-buddhi-suddhe jaya jaya vijaya smara smara,

真如実際に遍浄なる尊よ、開敷せる仏智による清浄尊よ、撃て撃て、催け催け。憶持憶念したまえ。

8:sarva-buddhadhisthana-suddhe vajri vajragarbhe vajram bhavatu mama sariram,
sarva-sattvanam ca, kaya-parivisuddhe,

一切仏智に加持される清浄尊よ。金剛尊よ。金剛蔵尊よ。我等と
一切衆生の身体を金剛身たらしめたまえ。身体極清浄尊よ。

9:sarva-gati-parisuddhe sarva-tathagatagatas ca me samasvasayantu,
sarva-tathagata-samasvasadhisthite, budhaya budhaya, vibudhaya vibudhaya, bodhaya bodhaya,
vibodhaya vibodhaya,
samanta-parisuddhe, sarva-tathagata-hrdyadhisthanadhisthita-mahamudre,

一切生趣を全く清浄ならしむる尊よ、我が身を極清浄ならしめ給え。
一切如来は我を激励したまえ。一切如来に激励護持されたる尊よ、成覚したまえ、成覚したまえ
みそなわしたまえ、みそなわしたまえ、成覚せしめたまえ、成覚せしめたまえ、成仏せしめたまえ
普遍清浄尊よ、一切如来の心真言の加持力によって加持せされ、広く衆生の成仏を計る尊よ。

10:svaha.

成就あれ。
395名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 06:09
>393, >394
完全に本からのコピペです・・・

他の御真言でも既出の単語がありますね
maha-mudre マカボダレイ maha-mudra マカボダラ
mani マニ
pratini-vartaya ハラチニバリタ →pra-varttaya ハラバリタヤ

光明真言にありますね。

sat-paramita シャタ・ハラミタ prajnna-paramita ハンニャ・ハラミタ
hrdyadhistanaの、hrdyaキリダヤ、prajnna-paramita-hrdya-sutram→プラジュニャー・パーラーミタ・フリダヤ・スートラ
 
般若心経です。

visuddhe ビシュデイ(清浄)→ヴィシュッダ○○○○
sahasra サハスラ→サハスラーラ○○○○ってありますね(千1000=インドでは無限を表す言葉らしい)

あらためて、自分も勉強になりました。←殆ど自己満足、慢心せぬよう努めます・・・

追伸
北海大将智様、>337の宝筐印陀羅尼、ありがとうございました。
396名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 07:43

397名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 10:15
すいません求聞持法の
「ノウボウ、アキャシャギャラバヤオン、アリキャ、マリボリ、ソワカ」
を音声で聞ける方法ありませんでしょうか?CDとかテープで。
調べてみたのですがわかりませんでした。
398名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 10:48

399徳川家康:04/02/19 11:28

 キリシタン虐殺万歳!!
400名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 13:26
392 のヴァジュラさん。365です。ありがとうございます。ご忠告に従います。
401362:04/02/19 14:06
>>389->>395
大変解り易く書いて頂き有難うございました。
意味を噛み締めながらお唱えしようと思います。

心より感謝いたします。(合掌)
402名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/19 15:20
祈願や勤行をするとき、
本尊の真言を唱える前に
大日如来真言を真言宗では良く唱えますが。
唱える真言は、胎蔵界、金剛界両方の真言の
オン アビラウンケン バザラダドバン
でしょうか?例外の場合があるのでしょうか?
真言宗以外ではどうなのでしょうか
教えてください。
勤行の仕立によっては、胎蔵界だけ、金剛界だけということもある。
どちらかといえば、胎蔵界だけ、という方が多いかな。
404密教僧:04/02/20 08:28
405名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/20 16:19
シャ!
406名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/20 18:13
早陀羅尼についての質問。
@どんなときに唱えるんですか?
A普通の梵語とは違うような感じがしますけど、
あれは何語ですか?
B経本では赤く×してあるけど、あれはなぜ?
Cこの陀羅尼が出ているお経は何?典拠は?
Dこの陀羅尼について書かれている書物はありますか?
以上の質問、わかる方がおられたら教えてください。
407名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/20 21:01
密教最強
408名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/20 22:25
台密は?
409会奉行:04/02/21 08:00
皆様お久しぶりです。>>406 さん
数時間、何度も悩んだのですが書き込む事ができません・・・・・。
と言うのも、恐らく高野山真言宗の全僧侶の中でも、知っている人は皆無と思われる秘伝があるんです。
もしかしたら宗内では、私以外誰も知らないないかもしれません。
私は僧侶の仲間にさえこれを語った事はなく秘している程で、潅頂を受けているとか、越三昧耶などとは次元の違う話なんです。
何故ならこれは仏説ではないからです。
ある名前を出すと何故これを唱えるようになったか推測できるのですが・・・・。
どこまで漏洩してよいやら・・・・。

410名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 09:56
真言宗の人ここ多いいね
>>406
@葬儀中にウンコしたくなってさっさと済ませたいとき
A@の状態で尊勝陀羅尼を唱えるとああなりました
412名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 11:18
>>395
それ著作権法に違反してますよ
理解した上でやってるのですか?
413ヴァジュラ:04/02/21 12:55
早陀羅尼について この陀羅尼は 高野山にたいへんに功徳が強い為、秘伝として伝わるもので はっきりとした 典拠は不明です 主に僧侶の墓参時に唱えます もし他宗の方が経本を開かれても 解らないように×を付けていると言われております
414406:04/02/21 12:55
>>409
おおよその見当はつきました。
ありがとうございました。
415406:04/02/21 12:58
レスありがとうございました。
でも、あの×はかえって目立ちますよね。
416406:04/02/21 12:59
415は413へのレスです。
417会奉行:04/02/21 13:15
>>406
@
院内講という集まりでも唱えるところがあります。
A
あれは○○○の言葉です。従ってサンスクリット学者でも絶対に和訳は不可能です。
B
赤い×は>>413の他にも意味があります。×が印刷されていない経本があれば、必ず自分で朱色の×を書き込まなければなりません。
詳しい意味については沙汰を受けましたが、2ちゃんでは書けません。
C
典拠は経典には絶対ありません。
D
私が知る限りニ冊ありますが、道縁がなければ巡りあわないような本です。
しかも、仏教書ではありません。
@Bは高野山内でも知られている事です。
418名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 16:50
>会奉行師

新義系の真言宗では、法華経の如来壽量品を唱えるようですが。
古義系の真言宗でも観音経以外の法華経唱えますか?

あと、真言宗では薬王菩薩は祀っていますか?
真言宗での薬王菩薩の御真言お願いします。
419名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 22:41
>>417
お答えありがとうございました。
沙汰をお受けしたそうですが、
ということは師伝ということになりますね。
まだまだ高野にはおもしろそうな伝が残っているのですね。
420名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 22:50
台密の方が厳しいのでは?
421名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/21 23:50

422会奉行:04/02/22 08:34
>>418 さん
寿量品を唱えているお寺は高野山真言宗ではあまりないと思います。
ただし古儀でも醍醐派とかは唱えるかもしれません。修験の経本で寿量品が載っているのを見たことがあります。
寿量品は、方便品と普門品とならんで有名なので、その地方の習いで唱えるお寺もあるでしょうね。
ただ、高野山では普門品以外は常用ではありません。
薬王菩薩は高雄山が有名ですが他の真言宗寺院ではあまり聞かないですね。
高野山の中院流で「薬王息災護摩」という修法もありますが、修している寺院があればなかなか珍しいです。
423会奉行:04/02/22 08:35
薬王菩薩神呪(大正蔵・9巻58頁中)
アニマニマネイママネイシレイシャリテイシャミヤシャビタイ
センテイモクテイモクタビシャビアイシャビソウビシャビシャエイアキシャエイアギニセンテイシャビ
ダラニアロキャバサイハシャビシャニネビテイアベンタラネイビテイアタンダハレイシュタイウクレイ
ムクレイアラレイハラレイシュギャシアサンマサンビボッダビキリジリテイダルマハリシテイソウギャチリクシャネイ
バシャバシャシュタイマンタラマンタラシャヤタウロタウロタキョウシャリヤアキシャラアキシャヤタヤ
アバロアマニャナタヤ。
424会奉行:04/02/22 08:45
以上は法華経陀羅尼品で名高い六番神呪ですが、詳しくは日蓮宗の僧侶が専門家ですから教えを乞わねばなりません。
真言宗バージョンの真言は、手元の資料を探しましたが載ってませんので解りませんでした。
スイマセン。
425会奉行:04/02/22 08:55
>>419
そうです。結構意外な話が伝説や古老の口伝で伝わっています。
だからお年寄りは大事にしなければいけませんね。w
しかし、異説や誤りもあるかと思います。
その原因は個々人の勝手な推測や早合点、聞き間違い、などが独り歩きした結果と思います。
密教では口伝を大事にするあまり、間違っていてもそれはそれで、全て正しいんだ!!
とする風潮がありますので偽物が出ても仕方がありません。
そのかわり古い説も同じく生きており、うまい具合に滅びないようになってます。
早陀羅尼の正体まではみなさんご存知ないようですが・・・・。
426名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 10:11
>>425
ちょっと喋り杉じゃないのかな。
ほんまの秘伝だったら、
レスは控えるべきだと思うけど。
漏れは早陀羅尼の正体は知らんけど、
最極秘伝と称するものが、フタを開けてみたら
外道の法だった、なんてことはよくあること。
最近は大学で加行なんかやったり、
密教を学問的に研究されるようになったために
クリーンな部分ばかりが出ているけど、
少し前までの伝授の聞書なんかを見れば、
けっこうエゲつないものが伝えられていたようだよ。
応永の大成で立川のものは大方消されたっていわれるけど、
それでも、残っているものは多い。
ホンマに効果があって、秘匿しなきゃならんのだったら、
ヘタに興味をそそるような書き方はよしたほうがいいと思う。
でも、漏れ自身の考えとしては、
そんなに大層なことじゃないと思う。
伝承の過程でオーバーに言っているだけのことだと思う。
漏れも伝授のときに、大げさに秘匿を奨励した口伝を受けたことがあるけど、
今思えば、たいしたことはなかったように思う。
427名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 10:43
単に誤解を招くおそれがあるから秘匿してきただけ
(何かに効果がある、神秘的な力を有してる、などという誤解です)

まあ逆に招いちゃってる感もありますが
428名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 11:57
うん
429418:04/02/22 12:58
会奉行師、解説ありがとうございます。
430名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 17:39
>ちょっと喋り杉じゃないのかな。
同意。興味だけ持たせて答えをキッチリカキコする気がないならその事には
触れない方が良い。在家者が自らその事に興味を持ち自ら誤った認識を持ちその誤った
まま真言を唱え様とする人が必ず現れる。もし僧として正しいかどうかは解らないがその
様な人を作らないために覚悟をして正しい内容を記載すべきである。
それが出来ないなら記載すべきでない。
431名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 18:49
>>会奉行師

>>361,>>381,>>402に関してはどうでしょうか?
432会奉行:04/02/22 19:48
いくら興味を持たれても事相について全てを公開できないのと同じと考えます。
また、秘すべき内容が存在するというだけで、内容については何も記していませんので、誤った認識をする人もいないでしょう。
護身法に秘説がいくつかあったり、光明真言の一明六印の出所に秘説があるのを皆が知っているようなもので、専門書で読み噛ったので教えてくれ!!
といわれてもその核までは誰も記せないのと同じですよ。
質問があったのでさしつかえない範囲で解説しただけです。
あとは
「明師に従ってすべからく審問すべし」
の世界だと思惟します。
433会奉行:04/02/22 20:12
>>431
三昧耶戒と発菩提心真言ですが、真言宗を信仰のベースにするなら、何処へ参っても自由に唱えて良いでしょう。
しかし、浄土真宗などでは真言を唱えませんので注意が必要かも知れません。
大日如来の真言は金胎両方唱えれば宜しいです。
その他はあとに続く皆さんのレスと大差ありません。
434名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 21:04
教えていただきたいのですが・・・
龍神様の御真言はどちらが よろしいのでしょうか?

「オン メイギャシャニ エイ ソワカ」

「ノウマク サンマンダボタナン メイギャシャニ エイ ソワカ」


435名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 22:07
>>432
それはまさに>>427
逆効果にも程がある
内容がないから誤解が生まれるんだよ
そういう場合は知りませんでいいの
ここでいうなら華麗にスルーって奴
べつにいいじゃない。
漏れは会奉行氏に感謝してるよ。
437名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/22 23:33
>>435
情報がないから誤解したくてもできない。
伝法潅頂みたく素人には全くの謎。
そんな事に喰いつくなら>>434になんで答えてやらないのですか?
>>435
あなたの話こそ内容がないので

さ み し い です。

あなたこそ>華麗にスルーしなはれ。
>>435-438はウンコにたかるハエの前足に着いた雑菌みたいなもんだな
440名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/23 01:08
>>439
下品な話。0点
大小便時 当願衆生 [益+蜀]除煩悩 滅除罪法
442北海大将智:04/02/23 22:55
 遅くなるましたが378さん「発菩提心真言」を如何にとらえるべきか、現世利益
を肯定するのにどういうことか?なんですが『大日経住心品』と『理趣経』の大欲思想が
キーワードになるといえるのではないでしょうか。衆生は本来、覚りに至る菩提心を
有しているが客塵煩悩におおわれているので覚ることができないのです。
 その塵を落とそう、落とそうとするのが顕教であるとすれば、その塵を塵でなくするのが
密教であるといえるでしょう。理趣教における「大楽思想」は人の欲望を本来ないものである
ととらえようとらえようとする顕教に対し、欲があるものはあるが、個が個の欲を満たそう
とする欲は、いわば小欲で多くの衆生を救うという大欲こそが本来の欲であると捉えます。
 つまり心が塵にまみれているほどその塵を本来の大欲に変化できれば多くの衆生を救済
できるということなんです。
 分かりやすくまとめれば、現世利益をとおして佛教の教えに入り、自らの本来有うする
菩提心に気付き信仰を深め衆生を救済する菩薩の道に入っていくということなんです。
 また『住心品』には「菩提心を因とし大悲を根とし方便を究竟とする。」といういわゆる
三句の法門があります。結果として自らの菩提心が展開し菩薩の道を求められるのならば
入り口は、欲であってもよいというおおらかで、現実肯定的な法門が密教なんですよ。
 みなさんの、わたしの菩提心(ほとけこころ)が養われますように
「オン ボウジシッタ ボダハダヤミ」合掌
 
443信 繁:04/02/24 08:48
質問いたします。
真言の功徳というものは何回くらい唱えれば目に見えて実感できるものなのでしょうか?
お教えください。
実際に私は何々の真言を何回唱えたところこういう現象があったという例がもしあればなお
有り難いですが、無くても結構です。
どなたでも結構ですのでぜひご回答をお願い申し上げます。
ちなみに私は迷える在家の信仰者です。
444名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/24 16:04
弘法大師がよいお手本だと思います。
一例として、虚空蔵菩薩の求聞持法(百万返)。

その昔、弘法大師は真偽のはっきりしない御真言をお唱えしていたそうですね。
その御真言の功徳は、いまの貴方以上に疑わしかったに違いないと思います。
しかしながら、もしかしたら何の意味も無かったのに
弘法大師は大いなる成果をあげられたそうですね。
あれほど、論理的に説明をする方が、御真言に関しては「不思議」との
見解です。

一ついえるのは、まさに一心であったから、遂げる事が出来たと思います。
回数では無く、精神をいかに不動にするかではないでしょうか?
お唱えして行く内に、だんだん不安になって
余計に迷ってしまうのは「信」の差でもありましょうし、
自分の弱さに気づくチャンスでもあるとは思います。

ただ、間違って心で一心になってしまうと危険です。
十善戒など、戒律と照らし合わせて、ベースがまっすぐであるよう
心がけてはいかがでしょうか?
また、光明真言が非常に功徳が甚大であると伝えられております。

弘法大師に関して、自分の迷いの闇を払う目的は、衆生を救う事が
最終の目標にあったのでしょう。
利他の精神が無い状態での御真言に成果があった話は聞いた事がありません。
どうしても利他の気持ちが起こせない人は
阿含経の修行法をしている方が良いのかも知れません。
445名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/24 18:44
>北海大将智師、会奉行師

なるほど、願掛け参拝においても唱えるほうがよろしいのですね。
天台宗でも同様でしょうね。密教がありますから。

あと大日如来真言ですが、胎蔵界金剛界一緒の御真言を
唱えるのが一般的ですか?
それぞれ別個に唱える場合はどのようなときがありますか?
一般の方はそれらはあまり気にしないほうがよろしいでしょうか?
446名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/24 21:15
五大虚空蔵菩薩に関して詳しく教えてください。
御真言は虚空蔵菩薩御真言でしょうか?
447度々なのですが・・:04/02/24 21:23
教えていただきたいのですが・・・
龍神様の御真言はどちらが よろしいのでしょうか?

「オン メイギャシャニ エイ ソワカ」

「ノウマク サンマンダボタナン メイギャシャニ エイ ソワカ」


448名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/24 21:32
>>447
「オン メイギャシャニ エイ ソワカ」
で紹介されいるところがあります。
449名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/24 21:48
>>446
ばん うん たらく きりく あく

と四国のお寺に書いてありました。
450名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 02:16
447さん、
宗派の違いと云うか真言の唱え方の違いです。
オンもノウマクサンマンダボタナンも帰命と云う意味で
どちらも正解です。貴方が信心している龍神さんの奉安寺院の真言を
唱えて下さい。

451金剛杵:04/02/25 02:39
>372で御真言について質問したものです
>444様の仰る様に理解すればよろしいでしょうか?
452名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 10:06
448さん
450さん
ご回答ありがとうございました。
教科書通りですと、オン から始まるのが多いかと思うのですが、
最近 ノウマク サンマンダボタナンから始まる 龍神様の御真言を
お伺いするご縁をいただきまして、疑問に思い質問させていただきました。
453名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 13:23
勢至菩薩の御真言は
オン サンザンザン サク ソワカ、
オン サンザン サク ソワカ
どちらでしょうか?
それぞれ違いがあるものでしょうか?
454名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 15:53
神道の神に真言はあるのでしょうか
仏教に取り入れられてる神もいますね
スサノオの尊ってよく神社に奉られてますが,真言があるのでしょうか
455名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 18:09
 >>454
 学研のブックエソテリカシリーズの「印と真言の本」
に結構出てた。最近でましたが、その中でスサノオではないですが
「牛頭天王」の印と真言出てました。
 >>447、448,449あと龍神様の真言って初めて聞きました。
それは弁天様とか神仏の眷属ではなく龍神様そのもの祭神、本尊として
の真言ですか?
456454:04/02/25 18:21
牛頭天王の真言は、オン ハラレイキャ ゴヅデイバ セイガン ズイキ エンメイ ソワカ
でよいでしょうか?
その本はもっていませんので、、。
他の方の書き込みの件ですが,弁才天の眷属の竜神と竜神そのものの真言は違うのでしょうか
出来れば、真言教えていただけると嬉しいです
457名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 18:45
虚空蔵菩薩御真言は、
オン バザラ アラタンノウ オン タラク ソワカ
ですよね。
金剛法菩薩は
オン バザラ アラタンノウ オン 

両菩薩は、同体と認識されるらしいのですが、
虚空蔵菩薩のほうはさらに、
如意宝珠の御真言が加わるということでしょうか?
解説お願いします。
458名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 19:04
>457
ちょっと待った
虚空蔵菩薩の灌頂名は「金剛宝(ヴァジュラ・ラトナ)」でしょ?
459名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 20:08
>447さんへ
前スレのコピペですが
887 名前: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日: 04/01/09 13:51
オン メイギャシャニエイソワカ

896 名前: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日: 04/01/09 21:53
難陀龍王【台密】 ナマ(ク)サマンダ ギダナン メイガ シャニエイ ソワカ
八大竜王【台密】 ナマ(ク)サマンダ ボダナン メイガ アチャエイ ソワカ


460名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/25 23:36
      /⌒\
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      ノ゚ー゚!
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>>451
別に真言自体に意味があるわけではなく
三密行自体に意味があるわけではなく
根本にある哲理の実践(瑜伽)として、インド人っぽく瞑想してるだけです

もちろん瑜伽ですから
理屈を知らない方でもそれなりの精神的な潤いはもたらしてくれるでしょうが
(日頃の乱雑な生活から抜けだし頭を休められるという意味でです)
功徳だのご利益だのという言葉はそぐわないです

>>444
>弘法大師に関して、自分の迷いの闇を払う目的は、衆生を救う事が最終の目標にあったのでしょう。
はむしろ逆でしょう
自分の迷いの闇を払うために衆生を救済するんです
いや、自分の迷い≒衆生の迷い、と言った方がいいか
この世に一人でも悟れていない衆生がいれば、大師もまた悟れていないんです
悟りを得るための叡智はとうに有した如来達もそうです
しょっちゅう菩薩として救済にやってくるのはそのためです
大師が涅槃ではなく入定されたのもそれがためです(もちろん理論上でですよ)
462名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 00:53
真言は不思議なり‥
一字に千理を‥
463尊勝佛母的梵文種子字:04/02/26 01:09

請問, 您知道佛頂尊勝佛母的梵文種子字嗎?
Lama Seamus
[email protected]
464名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 10:13
↑本当に中国?からでしょうか?

465名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 10:23
アドレスにtwってあるのは台湾のことじゃないの?
でも、2ちゃんでどうやって梵字を表記せっちゅーんじゃ。
ローマナイズのことか?
466名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 10:26
您‧嗎の文字をどうやって出したのかと思っていたら、
なんと、2ちゃんでもBig5が使えたんだね。
467信 繁:04/02/26 10:45
ランボーさんはどうされましたかな?
468名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 11:22
せっかく来なくなったんだから、わざわざ呼ぶなよ。
469444:04/02/26 11:25
>>461
>功徳だのご利益だのという言葉はそぐわないです

あなたがこの言葉に対してどのような我があるかわかりませんが
現世利益(げんぜりやく)とは、自利利他の同時性を表現したもので
ありますし、御真言にそういう効果があれば、別にそのように
表現をしてもいいと思いましたがどうでしょうか。

それと、御真言の言葉。
言葉を発音するとは、不思議なものですよ。
たとえば、「おやおや」という日本語。

意味がないハズなのに。不思議な言葉の重みがあります。
だから言葉の意味合いよりは、重み深みという方で不思議さがあります。
言葉使いを変えるだけで、いらいらしなくなりますもの。

虚空蔵菩薩の御真言は特に不思議。
たくさん唱えると、頭が痛くなりますもの。
なにか人間の脳を刺激する不思議な言葉ですね。そう言霊。
470444:04/02/26 11:55
>>461
私の「迷いの闇」と違う意味だと思います。
せっかくですか、現世利益の関係で、意見をまとめました。
私たちの意見をあわせましょう!(貴方の意味合いの場合)

・自分の迷いの闇を払うために衆生を救済する。      【自→他】
・衆生を救済するために、自分の迷いの闇を払おうとする。 【他→自】

      ※どちらかが先かは鶏は卵が先かどっちだの話だと思います。

また、「自心の迷いの闇」は別の意味で申してます。
大日如来に気づく事が出来ない原因としての心の闇(雲)はいわば無知です。
弘法大師は晴れていると思います。(気づいておられたから)

あと「悟り」という言葉は定義が曖昧です。
なにをもって悟りとするかは難しいので、大師が申さなかったように
本当の悟ったとか悟れてないとかのお話しは、分かりませんが。
あなたの「悟り」の基準ならば、そうかも知れませんね。
471444:04/02/26 12:01
大師が申さなかった  …おバカなのは、温かい目で見てください。
472名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 14:55
曖昧なんじゃなく解らないから逃げてるだけなんだけどな
473名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 16:33
脳膜 失地〜 湿地〜 
474信 繁:04/02/26 17:35
真言多読によって特異な体験をされた方はいませんか?
475名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 18:50
>>474
散念珠中に念珠の玉が浅草のレビューに見えたことがあると
うちのじいちゃんが言ってた
http://www.silverhotel.co.jp/AsakusaReview/
476名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 19:13
>>475
漏れは加行中の廟参のとき、
バスガイド研修生のお姉ちゃんたちとすれちがいざまに、
その香水の臭いを吸入してしまい、
あまりもの淫靡な香りに失神しそうになったゾ!
あ、これは真言多読とは関係ないでした。
477信 繁:04/02/26 20:08
(~o~)あははははは
478名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/26 21:36
脳膜 参万蛇戊多難 銘脚者尼 叡 楚和歌
479444:04/02/26 22:33
>>472
なにをもって「悟り」と表現するか。
空海という名前に行き着いた凄さを私は知りまして
いかに「悟り」という言葉に縛られいたかがよく分かりました。
どなたか、大師が何歳の頃にこの名前に行き着いたのか教えて下さい。

我々のレベルからしたら、それは「悟り」というでしょうが
釈尊すら、大日如来に比べると無明の辺域と
大日如来を説明してしまう程、遥か上を見ておられたようです。
逆に弘法大師が悟りを開いたと言うのなら、
言っている事が矛盾してしまうのです。
480信 繁:04/02/27 22:35
真言は明呪とも言うそうですけど、これは智慧を得る事ができるって意味ですね。
真言を多く唱えて智慧が得られるんですかねえ?
不思議ですねえ。
脳の血流が良くなるのかな。
481名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 00:35
>>480
狭い部屋の中に閉じこもって
真言をブツブツ何万遍も唱えていれば、
とうぜん頭がパーになってきます。
そのうち脳内麻薬が分泌されて、
ちょっとおかしなことが起こることもあります。
482北海大将智:04/02/28 00:51
 真言というか聖なる言葉の持つ力というものは、佛教以前のウ゛ェーダの時代から
インドでは信じられていた概念です。真言をとなえその三昧(深い瞑想状態)に達し
その真言の意味する覚りの世界そのものと同化するということが密教の密教たる所以
であり、その三昧により得られた諸仏の加持力を以って衆生を救済するわけです。
 
480信繁さん 真言を多くとなえて智慧を得るというというより真言そのものと
同化するという瞑想体験により智慧の世界(六大からなる大日如来、いいかえれば
この宇宙)と同化するということが覚りを得るということなんです。真言をとなえる
だけでなく印と観想も真言そのものの意味する三昧にはいるには重要なんですが…。
 
 覚りを得るためには真言をおとなえするだけでなくその三昧に入るための禅定が大切
で、もっとも基礎的な数息観だけでも自己が認識する体の感覚がうすれ呼吸と意識だけ
のみ認知できる瞑想状態にうまくはまると体験できます。ちょっとした肩こりや筋肉痛
はこの数息観でとれるので時間があるとき私はしてますよ。

 それから覚りの話が色々と出ていますが、『即身成仏義』、『阿字観用心口決』、
『秘蔵宝鑰』などの弘法大師の著作から教学的には弘法大師は覚りを得る方法と論拠
を把握しており実践されたとしています。大師の入定信仰や弥勒下生信仰との関連として
大師が読誦経典とされた『理趣経』の百字の偈には菩薩の無住所涅槃(覚りを得てもそこ
住し続けるのではなくその覚りの智慧を以って衆生を救済する)が説かれています。
483金剛杵:04/02/28 02:02
北海大将智様
屁理屈のようで申し訳ないのですが
御真言を唱えることで禅定に入ることができるのか
禅定に入った状態?だからこそ御真言と一体になるるのか?
印を結ぶから・・・(繰り返しですねw)
ある経典に「身語意業金剛」という内容がありますが、それと同じ事と解してよろしいでしょうか?
484名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 16:16
北海大将智氏
>真言を多くとなえて智慧を得るというというより真言そのものと
同化するという瞑想体験により智慧の世界(六大からなる大日如来、いいかえれば
この宇宙)と同化するということが覚りを得るということなんです。真言をとなえる
だけでなく印と観想も真言そのものの意味する三昧にはいるには重要なんですが…。
と云う事は、北海大将智さんが日頃在家の方におしゃってる仏を浮かべて真言を唱えなさい
と云う事は無意味と言う事ですね。だって在家者は印と観想も真言そのものの意味なんて誰も
教えてくれないと云うか・・すいません。解らなくなってきた。疑問の意味解ります。
485名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 16:21
Rが来なくなって平和になった。
>>485
出張から帰って来たら知ら・・どうだろう。
487信 繁:04/02/28 18:31
↑まあまあそうおしゃらずに。
488信 繁:04/02/28 18:34
訂正 おっしゃらずに。

ところで皆様G社から出ている「印と真言」の本に目を通されましたか?
ご感想を一言どうぞ。
489名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 18:56
>>488
中高生向けの大衆本で、かつ掲載の真言と印契に偏りがある。
490名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 19:55
>>453,>>457の質問にはまだ回答がありませんね。
491金剛杵:04/02/28 20:08
>信繁様
もう何年も前にG社のその手の本は読みました
G社既刊の某雑誌から派生した本だけあって、特殊な能力を求めんが為の内容ですね
はっきり言って本来の目標からは程遠いのでは?
十八道次第の印相もありましたが、
行者荘厳法以降は印を結んだことも、御真言を唱えたこともありません。(本には載っていますが、今も知りません)
っていうか素人には手が出せないことがすぐに分かりましたから・・・
492名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 20:38
>>489「偏りがある」
ってどういうことですか?
493素人:04/02/28 20:48
>>488
自分の信仰する仏様の印が載っているので、良かった。
でも、細かい所とかは、流派による違いや本当の部分は、ぼやかしてあるだろうから鵜呑みには出来ない。
G本で、価格共にあれならいいのは、ないかな。
494名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/28 22:17
これみて中高生は、一生懸命印を結んで、真言唱えるんだろうな。
内容は受験か友達か恋愛かどれかだろうけど。
障碍はあるのかな?
495北海大将智:04/02/28 22:37
  483金剛杵さん 普段から数息観をはじめとする月輪観や阿字観を修する
ことにより真言をとなえた時に真言の三摩地に入りやすくなるというと解って
もらえるでしょうか。またこれらの密教の禅定(観法)には観想もともないます。
 しかし在家が真言をおとなえするだけでは意味がないのかという484さんの
質問に関していえることは「意味がある」と言い切ることができます。
 真言宗の僧侶は真言をとなえ印を結び佛の加持力をいただき衆生を救済すること
が責任としてあるのでより確実な方法を修行し学ぶ必要があるわけです。
 しかし在家の方がそこまではできないが信仰として本尊を思い真言をとなえること
を無視するほど佛は器量が狭いわけでも真言自体が功徳がないわけでもありません。
 ただより確実な方法になるほどその使い方を誤るおそれが出るため面受で阿闍梨から
直接に法を授かる必要がでるのですよ。
496北海大将智:04/02/28 22:43
453さん 勢至菩薩の真言は私の宗派の常用経典では
オン サンザンザンサク ソワカ となっています。
457さんの質問に関しては調べときますね。
497名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/29 01:08
北海大将智氏
>493の様な方・・自分の信仰する仏様の印が載っているので、良かった。
この事に関して北海大将智氏は、どう思うのですか?
北海大将智さんが言う確実な方法印と真言、在家者が唱えたい真言にその尊の印
だけを組んでその真言を唱える事は、確実な方法とし功徳があるものなのですか?
多分今話題になってる話の本を購入する方は良くも悪くもそれを知りたい者が
多く僧としての見解を聞きたい方が多いと思うのですが・・。

498493:04/02/29 01:55
>>497
??
別段自分で修法の真似事をしてるわけではないですよ。
普段は、大僧正クラスの方に祈って頂いていて、自分の家にあるお札に対して祈る時、気持ちを込めるためですから。
499497:04/02/29 02:07
493さん、すいません。貴方の事に対して言ったのではなく良い機会なので
一例としてあげただけで、誰も修法の真似事をしてると云う事じゃなく
多分日頃真言だけを唱えてる方があの本を見る事により何時もは手を合わせて(金剛合掌)いた者が
真言の本尊の印を組み唱える方々がいると思うのですが・・その事について質問をしたつもりですが
気を悪くなさったのでしたら申し訳ございません。
500493:04/02/29 02:27
497さん
そういう事でしたらお気になさらないで下さい。
ただ印を組んだ方が、本尊を身近に感じられるもので。

こちらも強い感じで、書き込んでしまいましたね。

>多分日頃真言だけを唱えてる方・・・

それは、興味ありますね。
聖天信者の林屋氏も何かの折、印を組んでおられたとか・・どうなんでしょう。
501名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/29 03:28
     /⌒\
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      ノ゚ー゚!
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502信繁:04/02/29 11:15
↑不動明王スレで聞いても判らないですか?
503453:04/02/29 13:08
>北海大将智さん

勢至菩薩の御真言、教えていただきありがとうございます。


504名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/29 13:42
505名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/29 15:24
真言宗の僧侶って、
何故長髪なんですか?
506金剛杵:04/02/29 15:40
>北海大将智様
ご回答有難うございます。
日常の生活のなかで、
ほんの少しでもそういった心の場所が作れるよう努力します。
507名無しさん@京都板じゃないよ:04/02/29 19:25
>>505
それは真宗だっぺ?
508名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/01 00:33
509名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/01 19:37
おん さんぜんぜんさく
おん さんざんさく
おん さんざんざんさく

もう(@Д@)y━・~~ 散々 
510名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/01 20:32
>>507
いや、テレビでやってました。
真宗はわかりますが真言宗も長髪可能でした。でも真宗ほどの
長髪のかたはおらんでしょう、せいぜい角刈り程度が多いと思います。
511名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/01 21:06
>>510
知らなかったです。
512名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 00:26
便乗の質問
何故お坊さんは、髪を剃るのかなぁ〜?
理由があるのかぁ〜?
理由があるなら何故真宗は、長髪なの?
513名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 01:07
真宗はニュータイプの仏教なのでは?
514名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 05:31
坊主にするのは、飾りを捨てるってのが主な理由だろうが、お地蔵さん以外の仏様はみんな長髪だね。
仏様が長髪なら戒律とかで決まってるわけではないかも。
たんなる古代インドの修行者の習慣なんじゃないかな?
515信繁:04/03/02 11:58
髪を剃るのは衛生のためだろうと思います。
昔は伝染病はとても恐いものでしたから、衛生面に特に気を使ったのではないでしょうか。
516名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 12:03
>>515
だとしたら、坊さん以外の人も剃るでしょう?
517名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 12:11
大智度論四十九

我れ頭を剃りて染衣を著(き)、鉢を持して乞食す。
此れは是れ驕慢を破するの法なり。
518名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 12:17
お釈迦様は出家した時に髪を剃ったようだけど、悟る前の苦行中の像を見ると既に髪が長いね。
悟って仏になれば髪を伸ばしてもいいのかと思ったけど関係なさそうだね。
519金剛杵:04/03/02 12:30
剃ってたほうが頭によく空気(風)が当たって
いつもスッキリするから・・・なんて勝手な理由w
520名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 12:33
インドは熱いからねえ。
でも、それじゃ直射日光にやられるんじゃないか?
521名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 13:16
直射日光でやられることが、1つの異次元体験なんですよw
522名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 22:14
523名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/02 22:57
坊主頭は僧侶の一番の特長なのに根拠はあまりはっきりしていないね。
仏様は何故長髪なのか気になる。
524信繁:04/03/03 09:59
>516
>だとしたら、坊さん以外の人も剃るでしょう?

仏教勃興期は坊さん以外の人はそういう智慧が無かったのでは。


525名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/03 10:11
>>524
まさか!それはあまりにも在家者をみくびりすぎ。
当時のバラモンはその時代における知識階級ですよ。
医学的知識に長けていたことも、ヴェーダを読めばわかること。
526名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/03 19:55
↑バラモンは頭を剃っていましたか?
527名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/03 22:33
バラモンは有髪でしょ。
528名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/03 22:37
ふと思ったんだけど、
>>515はユダヤ教の割礼と混同してない?
5294→2住心:04/03/04 00:48
>>523
髪の毛は煩悩の塊であると思います。
坊さんは威儀(衣など、かっこう)を正す事のは大切です。
心の乱れにつながりますから。
髪を伸ばすなら、髪型までただしくしないと!
例えば、髪を正すのにどれだけ無駄な時間を要するでしょうか?
別の例として、禿げてきた坊さんが、髪の毛で隠そうとがんばっている
姿にいったい何の仏道でしょうか?

また、修行をするに際して、なにかと邪魔になります。
ですから、髪に比重を置く女性が剃髪する時は
覚悟が半端ないので、その分、まじめに思います。

仏様は一切の煩悩を離れているので、髪が生えるのは自然の摂理で
囚われず、特に剃る必要は無いとおもいます。
530名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/04 01:28
>坊さんは威儀(衣など、かっこう)を正す事のは大切です。
>心の乱れにつながりますから。
心の乱れを防ぐために威儀を正すと言う事ですが、少し納得しがたいですね。
何故かと云うと日本の坊さんは威儀を正す事ばかりで悪い言い方をすれば
見栄えばかりを気にしてる様で、例えば袈裟などがその一例であり袈裟は、本来お墓や子供のオシメなど
の切り端人がいらなくなった布,即ち糞のように捨てられたボロ布をつなぎ合わせて作ったところから
糞掃衣(ふんぞうえ)とも言います。本来は威儀など正す必用のない事を求めるために
僧になるのではないのですか?何故髪を伸ばすのが煩悩なのか?
解らないのですが・・何事も捕らわれない心を重きにおくなら伸び放題でいいのではと思うのですが・・謎です。

531名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/04 02:04
明確な理由が経典にあれば直ぐわかるのにね。
修行中のお釈迦様の絵を見ると髪は伸びてるよ…。
5324→2住心:04/03/04 02:52
>日本の坊さんは威儀を正す事ばかり

正論ですね。 
ただ、坊さん云々ではなくて、威儀というか
身なりをきちっとしてない、だらしない人は、良くありません。

衣に関してですが、当時は僧侶によるお葬式はありませんでした。
自分の為に綺麗な袈裟を着る必要は無いかも知れませんが
人の為になら(葬式)、別にいいと思います。
良いというより、葬式をあげてもらう側としては
やはり威儀を正して、清潔にしてもらいたいのが本音に思います。
程度は難しいところです。

>何故髪を伸ばすのが煩悩なのか?

伸ばすというより、髪の毛自体が煩悩の本だと思うのです。
確かにひとり修行するならば、いちいち気にする事はありません。
しかし集団になる時は、問題が出ます。
○○くんの寝癖がどうしても気になるとか。
他の人の修行の妨げになる可能性も!周りのためにも。。。

例えば、いつも臭い人がいたら、修行に身が入らない。
それなら、沐浴でもすべきだとか。
集団で修行をするなら、ある程度制限が必要に思います。

個人的には髪がボサボサしているよりは、すっきりしていた方が
身が引き締まります。
仏様のように捕らわれないなら、髪を伸ばしても良いと思います。
5334→2住心:04/03/04 03:08
もちろん、個人の思うところなので、時代の背景、土地柄、心境の変化など
さまざまな要因があると思います。
534信繁:04/03/04 09:36
G社の「印と真言」の本に般若心経の印が載っていますね。
これはこの通りで間違いありませんか?
使ってもよろしいでしょうか?
535名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/04 22:23
バラモンは頭の後ろに少し残して残りは剃髪です。
ポニーテールの小さいのがスキンヘッドについてる感じ。
536名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/05 02:01
なんか往生際が悪いかんじ。
そんなもん剃ってしまえと小一時間…。
537眞海:04/03/06 01:48
またまた久しぶりにカキコしてみます。

有髪・剃髪で盛り上がって居ますね。いつ頃からか?に関しては私も正確な回答は持ち合わせ
て居ないため言及を避けますが、髪の毛は切っても切っても伸びてくることから、煩悩と擬せ
られています。彼の煩悩も消しても消しても湧き出てくるからです。それと、地蔵菩薩のスタ
ンスこそが僧侶の在るべき姿だとも言われて居ます。>>532で4→2住心さんの言う通り、自ら
も、他人からも気に成るからですね。
私も上記を踏まえた上、他の人が坊主頭を見た時に、一瞬ちょっと違う空気を感じて心が整う
感覚が受けられる共想って居ますがどうでしょう? 先日、本山の行事に出仕した時に、女性
の行者さんがいらしてて、綺麗に纏めている方、高級スナックのママさんの様な方、きちんと
剃髪された方、三者三様で面白かったです。始めはどんな気持ちで出仕しているのかと思いま
したが、それぞれの気持ちの表れなのだなあ〜と逆に納得して見ていました。

つづく
 
538眞海:04/03/06 01:49
つづき
衣帯(衣・袈裟)は、確かに糞掃衣と申しますが、本人の修行の為の物で在るなら、それでも
良いでしょう。これも>>532で4→2住心さんが書いている通り、例えば葬儀式や法事でお勤
めをして戴くのに、こ汚い衣で来られたら参列者は元より施主にしてみれば、おおいに迷惑な
話ですね。一休禅師の話でこんな話が有ります。
『法事を頼まれたので普段から着ている衣のまま施主のお宅を尋ねてみると、家の玄関先で門
 前払いを食らわされた。よ〜しっ!とばかりに寺に戻り、今着ている衣の上にもう一枚豪華
 な衣を羽織って、もう一度尋ねてみた。今度は丁寧に居間に通され、法事を済ました。帰り
 際に贅沢なご馳走を用意されたので、「これは私に出された物では無い様だ」と言って一休
 禅師は、羽織っていた豪華な衣をお膳の前に置いた…。』
と、まあ本当の真の意味合いが理解されていないと、昔も今もこんな具合です。もう一つ言え
るのは檀家の見栄です。檀家にとって自分の所の寺の住職は誇りと思っている方にしてみれば
よその寺の住職より綺麗なものを着て貰いたい。と、言う所が有るようですよ!私は真言宗で
すが、友人は浄土宗の僧侶で、煌びやかな衣を着るのは極楽浄土を感じて戴く為。と、言って
いました。
皆さんでしたらどの様にお考えになりますか?

真言坊主さん。高野山スレには行かれない方が宜しいのでは?あなた様の純粋さが穢れてしま
いそうです。気持ちは痛いほど分かりますが…

北海さんも、会奉行さんもお忙しそうですね。
539真言坊主:04/03/07 10:04
>>538
ご忠告ありがとうございます。
540北海大将智:04/03/08 22:16
 眞海師、真言坊主師おひさしぶりです。最近いそがしくてカキコできずに
いました。釈尊が出家する時に髪を剃髪したのは当時のカースト制度と関係
があるという話を聞いたことがありますよ。いわゆる当時のインドのカースト
制度の世界(世間)から出家(出世間)するときに剃髪したのは、自らの元の
カーストとの決別をしめすらしいです。当時のカーストの最下層の人たちは剃髪
だった人が少なからずいたらしく、出家者はもとのカーストを捨てるため剃髪した
らしいです。服や髪型とカーストは密接に関係していてかなりカーストごとに許される
格好が決まっていたらしいです。
 菩薩が髪が長い場合が少なからずあるのは在家の時の、釈尊、つまりシッタルダ王子の
ときの姿を模しているかららしいです。ちなみに如来の螺髪(パンチパーマのような髪型)
はインドの理想的な王である転輪聖王の持つ身体的特徴をもとに加えられたものだった記憶
があります。いずれにせよ、坊主頭に自分でするのになれると髪があったころの面度くささが
バカらしくなりますけどね笑
541名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/09 01:54
北海師は新儀でしたよね。そこで質問なんですが、例えば大日如来の胎臓界『あびらうんきゃん』と『あびらうんけん』と
同じ東密なのに何故古儀と新儀では真言の発音が違うのですか?
台密と東密なら宗派の違いで解るのですが、同じ東密同士で何故ですか?
叉他の真言で違う発音がありますか?
542北海大将智:04/03/09 22:14
 私は豊山派なので、古い言い方でいえば新義真言宗豊山派になるわけですが、
新義真言宗は真言宗の中興の祖、興教大師覚鑁の流れを組んでいます。新義に対して
の「古義」は新義から高野山や東寺などに対していう言葉で、古義の方では自ら
古義とはいわないのですが、この古義、新義の違いは真言宗の学問上の法身説法に
関しての「大日経疏」の見解の違いによるもので、それとはまた別に修法などの作法
上の流れ、いわゆる法脈の問題があります。豊山派は「大伝法院流」という覚鑁の
体系化した流れによるものです。真言の読み癖の違いは、この法脈の違いによるもので
弘法大師の入定の後に、その弟子により野沢流と広沢流の大きく分けて二つの流れが
師から弟子に伝えられる間にできました。それらの真言宗の根本となる法流、事相の流れ
でも野沢根本十二流といわれるように十二あり、現在ではさらに細分化しております。
 『おん あびらうんきゃん」と「おん あびらうんけん」の読み癖の違いも弘法大師から
の千二百あまりの時の中で生じたもので「何故か?」というのを的確には説明しにくいんですよ汗
 真言の読み癖の違いでは光明真言、不動明王慈救能咒、愛染明王咒、地蔵菩薩真言など
が真言中ののばす場所が異なったりします。あと豊山派では錫杖経に節をつけてとおとなえ
しますが、他の派では素読のはずです。あと「理趣経」の切々経という独特の読み方をするのは
新義だけで、これは興教大師が亡くなられたときの葬儀で棺桶の中からおとなえする声がして
そのさいの唱え方を伝えたものという話を聞いたことがあります。
543真言坊主:04/03/10 09:57
北海さん
お久しぶりです。
新義では「あびらうんきゃん」って言うのですか。
今まで全く知りませんでした。
同じ真言宗なのに、流派が違うだけで
知らないことがたくさんあるんですね。
ところで、ご説明の中で、一点だけ不審に思ったところがあります。
切々経は新義独自とのことですが、
私の記憶では、音曲をつけずに読誦することを切々経と言ったと思います。
したがって、古義でも普段の読誦するやりかたを切々経と称しています。
三段目までの「時」の字を発音しないということも、
覚鑁上人の故事にならって、古義においても
やはりそのように読誦しています。
544名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/10 11:27
小野と広沢で
「野沢十二流」な
545名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/10 11:32
三段目までの「時」は発しますな。
それ以降は唱えず。
546名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/10 18:11
真言宗の長髪の僧侶は、
新義真言宗においての話では?
547真言坊主:04/03/10 18:20
>>543
書き間違えスマソ。

>>545
ご指摘ありがとう。
548眞海:04/03/11 00:45
こんばんは。
私も中院ですので真言坊主さんに同じですが、本当のところは三憲で行をしていま
すので、違う処も多少有りますね。錫杖経に節の件、醍醐も慧印法要の時は節付き
でお唱えします。豊山派(新義)に共通を見出す事が出来るのは、覚鑁さんも頼瑜僧
正も醍醐で修行修学した記録が残って居る事からも頷けるのではないでしょうか。

声明に関しては新義とはガラリと違いますね。双方共に綺麗に思います。三憲の場
合は、南山進流で唱えますので高野山の中院と一緒です。ただ中院の方のほうが、
少々高音域の感じがします。醍醐の唱え方が低いという人も居ますけど…

手前は醍醐派です。ですがお付き合いをさせて戴いているお寺さんの殆どが高野派
の為、作法は中院でやっています。伝流の事を知っているのは友人に新義派と豊山
派の人がいるためです。

他スレでは結構な言い方をする方も居るようですが、お二方は醍醐、だめですか?
549真言坊主:04/03/11 09:59
>>548
以前、他のスレで醍醐派は真言宗ではない、傍流だ、
などという意見が出ていたことがありまして、
私はそれに反論したことがあります(無記名で)。
現在の宗務上のことは知りませんが、
法流の上では三宝院は中院と兄弟分の関係ですから、
傍流というのは暴論だと思います。
ただ、醍醐系の流派は呪術性が濃厚なのは確かで、
そこに胡散臭さを感じることは確かにあります。
でも、中院も少し前まではかなり胡散臭い伝授が行われておりまして、
近年になって、高野山が総本山になったり、大学が建てられたり、
といったことから、アヤシイ呪術を排除するようになったものと
考えられます。やはりそこは小野の一派ですから、
もとは三宝院に負けず劣らずのあやしさを持っています。
私個人としては、法流・流派のどれが良くってどれが良くない、
という考えはありません。
というか、そもそも事相はちょっと苦手なんですよ。
職業上、避けて通れませんが。
550北海大将智:04/03/11 11:51
 543眞海師 興教大師の故事にならって高野でも切々経でよむとの
話は、知りませんでした汗 おはずかしい汗 ただ知らないついでで
お聞きしたいのですが、切々で読む場合、豊山では「時」の字以外にも
読まない字や低い音で唱える箇所、「一」の字を読まない箇所等、読み癖
がかなりあるのですが、中院ではどうなんですか?
 眞海師、真言坊主師、理源大師の法流を傍流というのは無智なだけだと
思いますよ。問題は法流ではなく近年、醍醐で修行を受けた後に怪しげな
新興宗教を開いたものが出たことだと思います。「法」を授かりながら、
その「法」を正しく理解しなかったものがでたのは法流の問題ではなく、
本人がいかに、行を受けた後に弘法大師の著作に触れてその思想背景を
学び事相と教相の両輪のバランスをとらなかったかが問題だと思いますよ。
551真言坊主:04/03/12 09:11
北海さん
高野山での理趣経の読み癖については、
「栂尾祥雲遺稿集」第1巻に収録されている
「理趣経聞書」の中にちょっとした解説があります。
これによると、高野の中においても、宝門と寿門とで
読み方に違いが過去にはあったようです。
そのほか、読経・声明の読み癖とその由来については、
現在では入手するのは難しいですが、
葦原寂照の「魚山タイ芥集要覧」が最もくわしいです。
私のひそかなネタ本です。古書肆で見かけたら、
すぐに購入するとイイですよ。
すでにご存じでしたら、でしゃばったことを言ってすいませんでした。

もし、新義の読み癖について書かれた書物があれば、
ぜひお教えください。
552名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/12 15:19
真言っていつからあったの?
553名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/12 21:28
真言に著作権ってあるのですか?
554名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/12 22:58
>>552
一説*には紀元前20世紀、30世紀の頃からあったと言われています。それもインドではなく現在のイラクにおいて。

Ranajit Pal, 佐藤任訳『仏教メソポタミア起源説』東方出版 1995.

>>553
仮に著作権者を特定出来たとしても、既に消滅しています。
555名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/12 23:50
>>553
著作権は著者が死んでから50年間保護されるよ。
>>549
胡散臭い伝授って例えば昔はどんなのがあったんですか?
女性器に風指を当てて般若仏母の心真言を100辺呪ずるとたちまちに勃起した
遊びにきてね〜♪

●●密教、修験道等の加持祈祷、行法●●
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1079122712/l50
558真言坊主:04/03/13 08:45
>>555
調伏法、陰陽五行説との混淆、道教の護符や気息を利用したもの、など。
この類の行法について書かれた書物には、大抵はじめに
「この法を口外すれば地獄に堕ちる」といった意味の
おどし文句が書かれている。
普通に入手できる文献の中にも、
さがせばこの手のものはけっこう出てきますよ。
>>554
ありがとうございます
>>555
なるほど、著作権は消滅しているのですね
★★★★★最強の集中力養成法・2★★★★★
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/body/1077050225/546

これって本当ですか?
虚空蔵菩薩求聞持聡明法なんですけど、
危険ですか?
561名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/13 16:22
いいんじゃないの〜。勝手にしてトリップすれば。
世間では、それを○チ○イと呼ぶけどね。
まぁ〜人生もトリップするだろうけど。
素人が手を出すもんじゃないけどこの国は、自由な国だからね。
求聞持法なら四国の太龍寺逝けば色んな話聞けるよ
最近でも大師と同じ方法で修する人がいる
>>561
わかりました。やめます。
>>562
ちょっとそこまでできません
565名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/13 19:02
>>558
随分アヤシそうですね。
古い本には陰陽道の影響とか濃厚なのがあるみたいですね。
だけどそれって最近まで伝授なんてしてたんですか?
っていうかそんな正系でない伝授のできる人って山伏以外にいたんでしょうか?
現代では古い資料の中だけの話と思ってました。
566名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/13 19:55
>>561
僕はあえてやってみます。
普通の人生ってなんか嫌。キ○ガ○も嫌だけど
567北海大将智:04/03/14 00:03
 551真言坊主師 新義の読み癖というか豊山の読み癖は宗務書でだしている
「二箇法要法則」の理趣経のところに記号が書かれていてその読み方を大学の
法儀の授業や四度加行で伝授されるんですよ。あと切々経での理趣経が収録されている
音源は少ないですね汗 調聲での理趣経が収録されているものは声明の人間国宝で
あられた青木融光大僧正のものなどがあります。豊山内の声明研究の会が自主制作した
cdがあるんですが店頭では入手できないし…。声明に関しては「新義真言声明集成」が
ありますね。「魚山タイ荼宗要覧」は声明の研究会の友人と神田の古本屋に行った時に
教えてもらいました。もってませんが汗

 552さん、554さんのメソポタミヤ起原説は初耳でかなり気になりますね。
勝又俊教博士の書物では佛教における咒としての真言の起原については、「パーリッタ」
防護咒とよばれる、修行者が森林に入るさいに毒蛇から身を守るためにとなえた佛教以前
の呪文が起源ではないかとしていますね。はじめ釈尊はこれらの防護咒が佛教以前のバラモン
教などの関連だったため禁止したが、後に認めたと伝わっています。さらに「聖なる言葉」の
もつ超絶的な力にかんしてはウ゛ェーダにも説かれる古代インドからの伝統であり、
それが佛教教団内で一分例外的に認められたのを始まりとすれば釈尊の活躍した起源前
五百年ごろまでさかのぼることになります。
 565さん平安末期から鎌倉の時代には陰明師や山伏、念仏者といった人たちが
高野山や比叡山には多く出入りしていたらしいので、現在からみると奇異な印象をうけますが
昔は混沌としていたし、それらが現在のように整理されたのは明治以降のヨーロッパ的な
佛教学の導入と、それらの原始佛教重視と「ヒンズー化された佛教」が密教という不当な密教観
を否定するために弘法大師の教学や両部の大経が研究しなおされた影響が事相面にも及ぼされた
ということと戦中の敵国への調伏という行為への反省からだと思います。
568真言坊主:04/03/14 00:25
>>565
アヤシイ、アヤシクナイ、の判断基準って
時代によってずいぶんと変化しますよね。
ですから、今ではあたりまえにアヤシイものでも、
ちょっと前では全然アヤシイとは思われてなかったものもあるんです。
ひょっとすると、越三昧耶が強調されるのは、
そのことを見越してのことかもしれません。
569真言坊主:04/03/14 00:43
>>567
北海さん
今当たり前に唱えられている読経の節なんかは
わかっていて当たり前と思われているので、
あまり記録されることがないですよね。
でも、これは後のことを考えると、きちんと
記録しておくべきなんでしょうねえ。
そういった意味で、青木僧正のCDは貴重ですね。
私も知人を介してぜひ入手してみたいと思います。
570名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/14 01:51
北海大将智師、阿字観教室に行きたいのですが、新義、古義やはり
経験の感じ方は違うのでしょうか?私は、大阪なのですが関西で、
教室を開いている所を教えて貰えないでしょうか?
金剛峰寺
572名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/14 16:40
虚空蔵菩薩、五大虚空蔵菩薩
573名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/14 18:49
僕も関西なんだが、確かに金剛峯寺でしているけど片道2時間半
は、遠いしね。阿字観をしたいんだけど関西の近郊ではナカナカ無いので
僕も知りたいだけど機会がないんで知りませんか?。
5745555:04/03/14 21:58
般若心経の写経はしていますが、理趣経100字のげを写経しようと思います。
どんぞ
576名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/15 09:24
            ___ ___   /⌒ヽ
ここ通りますよ ───  __  ̄ ̄  / ´_ゝ`)
                ────= |    /
        ̄ ̄___ ̄ ̄ ̄ ̄── .| //
      ̄ ̄ ̄ ̄  ───__ ̄///
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄──  U          ゴォォォォォォ


577名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/15 19:12
どうぞ。お通りください。
578名無しさん@京都板じゃないよ :04/03/15 22:30
 (,,゚Д゚)∩ 大威徳明王様の真言教えてください。
579北海大将智:04/03/15 22:51
 569真言坊主師 たしかに普段の読み方である「切々経」にかんしては
前にカキコした声明研究会のものぐらいですね汗 青木大僧正のものは
色々出ていまして、もしかしたら私が知らないだけで「調聲」ではなく
「切々経」の理趣経の音源もあるかもしれないのでアマゾンあたりで検索
して持て下さい。うるおぼえでは昔、青木先生の「切々経」の音源をどこかで
聞いたような記憶もあるのですが…。ほかには「大般若法則」などがあります。「大般若法則」
に関しては石井聖巳大僧正のものもありますよ.青木先生の聲明はどれも
すばらしいのですが、個人的には豊山に伝わるお唱えのしかたの「錫杖経」
がすばらしく救われる気持ちになりますね〜。
 570さん573さん関西方面では、私も高野山のいくつかのお寺か、醍醐寺
で阿字観道場があるのを知っているのみです汗。ただ思いきって関西は高野山派の
お寺が多いので高野山の宗務所にメールか電話で問い合わせれば教えて頂ける
と思いますよ。関東ですと豊山派では護国寺の宗務所で定期的にやってますし、
成田山でもやっています。
 578さん 大威徳明王真言は「オン シチリキャラロハ ウンケンソワカ」です。
580真言坊主:04/03/16 10:04
北海さん
ご教示ありがとうございました。
ところで、「調声」という言葉、私は知らなくって
あわてて辞書で調べたところなんですが、
どうやら理趣経の長音のことらしいですね。
そこでおたずねしたいのですが、豊山では理趣経を長音で読むことが
よくあるのですか?ちなみに、高野では年に一度の不断経のとき
だけだったと思います(まちがっていましたら、どなたかお教えください)。
地方では長音は全く読まれることはないですね。
581名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 10:45
釈迦如来の御利益は何でしょうか?
582名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 13:04
日光、月光菩薩の御真言を教えてください。
583ほうかい:04/03/16 13:04
>>570 573
阿字観ですが教室ではなく日頃解放していない本堂で静かに出来るお寺は堺市にあります。
高野山金剛峰寺から購入いただいた本尊で、住職が指導してくれます。
重職に確認を取りますのでご興味があれば、メールください。
584名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 13:24
阿字観道場、京都でありますか?
585名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 13:35
おまえら 人に聞く前に自分で調べろよ。ガキじゃあるまいし・・
586hana:04/03/16 13:39
http://plaza.rakuten.co.jp/hanatogairai/
うちのHPだよ!遊びに着てね!

メアドは[email protected]だよ!
587名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 13:44
>>585
調べてから聞くのは、普通。
但し調べて出て来なかったので聞いているだけ。

この姿勢に問題ありますか?
調べ方が悪いと言われれば、それまでですが。

もしかして、そんな簡単な事もせずに聞いていると思われているのですか?
588578:04/03/16 15:09
ありがとうございます。できれば大呪の方も教えていただきたいのですが・・・
589名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 15:09
思います。
590名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 15:27
それは、あなたの主観ですよね。
具体的にどうであるというのは、推測の域を出ませんよね。

思う事は勝ってですが、もう少し気を配られたらどうですか?
2CHでこんな事を言うのも変ですが。
591名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/16 15:29
本文:勝って
修正:勝手

あんまり本題とはずれるので、荒らしてしまうのでやめます。
592名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/17 17:35
三部総呪
593名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/17 21:13
>>588
大威徳明王大呪
「オン キリク シュチリ ビキリタダノウ ウン サラバシャトクロン ノウシャヤ サタンバヤ サタンバヤ
ソハタ ソハタ ソワカ」
「オーン フリーヒ シュトリー 種々な面貌を持つものよ フーン 一切の怨敵を破壊せよ降伏せよ 降伏
せよ 粉砕せよ 粉砕せよ スヴァーハー」
>>590
だったらアンタも客観的に述べだら?(w
どんな調べ方してどんな結果だったの? 具体的だうぞ〜!
カキコからは単なる教えてチャンと取られても仕方ないと思うよ〜
595名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:08
>>594
そんなに目くじらたてんでもいいじゃないの。
見た限り、590さんの聞き方は謙虚だったし、
怒るほどのもんじゃないと思う。
あなたのレスのほうがケンカ売ってるようで
歓迎されるものではないと思うけど。
596名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:21


つーか、どのレスが590のレスかが、オレには解らん。

どの質問が謙虚に感じたの?
597名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:24
>>594
もう少し気を配られたらどうですか?

              以上

あなたに、とり合うつもりは、ありません。
後は、ご自由にどうぞ。

>>595
気にする必要は、ありませんよ。
598名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:33
金剛軍荼利真言
「ノウボウ アラタンノウ タラヤーヤ ノウマク センダ マカバザラ クロウダヤ オン コロ コロ チシュタ
チシュタ バンダ バンダ カナ カナ アミリテイ ウン ハッタ ソワカ」
「三宝に帰命す 猛威なる大金剛忿怒尊に帰命す オーン フル フル 起て 起て 縛せ 縛せ 殺せ
殺せ 甘露尊よ フーン パット スヴァーハー」

殺せ殺せ(`Д´)

って、、、、
599名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:34
イラク戦争時反対世論が実に9割、そして今度の選挙では、 民度の高い英断を
世界中に見せ付けたスペイン国民を称えて、 その素晴らしい国歌を堪能しましょう!
【国歌】___________________________
スペイン(ラテン系ののりがGOOD!)
http://www.st.rim.or.jp/~jr1maf/spain_forum/spain07.htm
イタリア(サッカーなどでファン多し、ラテン系)
http://www.diana.dti.ne.jp/~june1/etc/italy.mid
ロシア(最近、ソ連時代のものにメロディーだけ戻した、ファンが多い)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1079456310.mid
トルコ(なかなか迫力のある曲、威厳系メロディー。)
http://chiba.cool.ne.jp/angel07/clip/himno/euro/turkey.mid
シリア(誰にも知られていないが、威厳があって且つ旋律がグッド、国歌用メロディーとしてはNO.1?)
http://chiba.cool.ne.jp/angel07/clip/himno/asia/syria.mid
フランス(有名な ラ・マルセイエーズ)
http://chiba.cool.ne.jp/angel07/clip/himno/euro/france.mid
韓国(優しいメロディーでしゅ。隣の国と比べてくださいでしゅ。ループさせてみて!) 
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sound/midi/korea.mid
イスラエル
国歌としては異色で物悲しく美しい短調の曲。上手いMIDIが見つからないので残念略。
_____________________________以上◎ベストセレクション
アメリカ、ニュージランド、コロンビア、インドなど                   
_____________________________以上○そこそこクラス
イラン、イラク、アフガン、北朝鮮、アルゼンチン、イギリス・・・・・
その他多くの国のは、下手な交響曲という感じで、メロディー的には、 
かわりばえがしないものが実に多い。
_____________________________以下、ξ糞レベルξ

日本(間延びした軍国系旋律のスキマから、軍靴の音がはっきり聞こえる)
http://www.worldfolksong.com/anthem/midi/anthem/japan1.mid
中国(これは聞くに耐えん。耳に残るオウムソング系)
http://www7.plala.or.jp/machikun/chinaa.mid
600名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 00:36
>>597
大人だね〜。エライ
601名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 05:14
明王の御真言は厳しい内容が多いですね(特に大呪)
打ち砕けとか暴悪大忿怒とか、破壊による救済の象徴ですね。
>>598の大呪、その文字を見るだけで・・・
軍荼利明王の御真言には「甘露軍荼利」と「金剛軍荼利」があるみたいですが
この二つの違いは何なのでしょうか?
602名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 05:47
>>534
私の所属は修験道系ですが般若心経は独鈷の印を使ってます。般若心経は印を組むと集中がまっていいですよ。本には慧刃印が出てますが独鈷印が集中できていいと思います。
603会奉行:04/03/18 06:35
青木融光僧正の話が出ていますね。
豊山の声明のCDは高野山大学の図書館にあったように思います。
あと数年前山内の友人の住む寺で、題名は忘れましたが、豊山派の僧侶が沢山(100人?)集まって大般若とか声明ライブをした凄いビデオをみました。
老僧のソロが渋くてイケてました。
604名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 09:57
千僧音曼荼羅のビデオでは?
605仕事厨:04/03/18 10:37
曼荼羅茶漬けはうまかったです。
金剛峯寺のHPに全国の阿字観実修寺院の一覧ありますよ。
607会奉行:04/03/18 12:51
>>604
あっ!それです。
608名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 17:33
>>606
ありがとう。 しかし京都市内が無いです。
同じ京都でも、京都府の方ですからね。(W
大阪の方に足を伸ばすか、自分でもうちょっと調べてみます。

教える人の問題もありますし。
609名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/18 18:57
>会奉行師

弘法大師をはじめ祖師を祀っているお堂に
参拝等する場合、お経、御真言などの唱える次第を教えてください。
610真言坊主:04/03/18 19:48
>>603
会奉行さん
ありがとうございます。今度大学で試聴してみようと思います。
でも、なんですね、真海さんのお話によりますと、
声明はどうやら南山よりも新義のほうが美しいようですね。
会奉行さんもやはりそのように感じられましたか?
私は新義の声明は聴いたことがないのでわからないのですが、
南山進流のそれはちょっとおとなしいような気がしますね。
なかでも高野節はつまらない。まったく声明って感じがしないですね。
お大師さん入定の地ということで、
ハデにしないようにする、というのがタテマエですけど……
ただし、中曲の流通分と合殺のところだけは別です。
あそこだけは高野節のほうが美しい、メロディーがイイですね。
611会奉行:04/03/19 00:12
>>609
次第は特に決まっているわけではありませんので、任意ですね。
高野山の奥之院御廟前で、行中の僧侶は
1.理趣経 一巻
2.弥勒菩薩真言 オンバイタレイヤソワカ
二十一遍
3.南無大師遍照金剛
二十一遍

というようなお参りをします。
普段は皆さん色々自由にお唱えしていますよ。
612会奉行:04/03/19 00:14
>>610 真言坊主師
大学のパソコンで検索するとヒットすると思います。一巻から複数巻あったように思います。間違ってたらゴメンナサイ。
南山進流と新義と比べると、新義は都会風な感じがします。京都で洗練されたなって感じです。
進流は地味というか暗いというかイモいというか・・・・「山奥の田舎で守ってきました。そのかわり古いよ!」って感じですね。良く言えば重みがある。
あと、私も高野節は嫌いです。あれは感動しませんし情感も湧きませんね。
613会奉行:04/03/19 00:18
中曲の合殺は、光が挿すというか、光がキラキラと舞って散華したように降ってくるイメージが湧きます。
非常に気持ち良い曲ですよね。
それと、中曲で「善哉善哉・・・」の次からを作曲したのは「住吉明神」だそうです。『声明類集』中の56丁左に書いてあります。
住吉の神様は文殊の讃にも故事がありますね。和歌の神様だから芸術的なのが好きなのかもしれません。
慎ムヘシ仰グヘシ・・・・。

614名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/19 00:51
素朴な疑問を・・お供え物は、どの位御上げしておけば良いのですか?
それとあるお坊さんから天部の方は、自ら行をしていて戒律を守っているので
人間世界の夕方は寝てると云うか禅定に入ってるので食べ物は口にしない
ので夕方の御上げしても意味がないので朝だけでいいと云われました。
そうなのでしょうか?夕方にお供えしても意味はないのですか?
615名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/19 15:13
>>会奉行師

ありがとうございます。
一般の方だと理趣経のところは
般若心経ということになりますか。
あと気になるのは、
弘法大師の祀っているところで
弥勒菩薩の御真言を唱えるのはなぜでしょうか?
弘法大師の母との関係でしょうか?
御真言は高野山真言宗では、
オンバイタレイヤソワカ
と発音するのですか。新義系などでは「バイ」のところを「マイ」となっていますね。
616北海大将智:04/03/20 00:28
 最近、忙しくてカキコできない日が多いのですが、その間に色々とカキコが
されてますね。会奉行師久しぶりです。うれしいな〜。
 580真言坊主師 調音の理趣経、調聲とか中曲ともいいますが…。普段となえる
ことは少ないですね。御影供二箇法要という奠供、唄、散華、対揚、唱礼、
前讃(四智梵語、大日讃、東方讃)、理趣経(調聲)、後讃(四智漢語、心畧漢語
、西方讃)、後唱礼、回向からなる法要でとなえます。
 職集だけでもかなりの人数がいるのでなかなか行うのが困難ですが、学生の時に
豊山では本山での研修や大学の授業でいやというほどやるので、ある程度は調聲も
となえられる人が多いですね〜。
 593さん598さん 明王の御真言中の調伏や殺すというのは、あくまでその対象
は「煩悩」ですので…。だいたい煩悩の象徴としての天部の神々が明王に調伏されるという
外教起源の明王に外教の神が調伏され佛教の教化されるという複雑な背景を大抵の明王
は持ちますね。
 会奉行師、真言坊主師、「千僧曼荼羅」の話が出ていますね〜♪ あの法要は弘法大師の
1150年ご恩忌の年に豊山派で行った法要で、現代音楽家、和楽器奏者、和太鼓奏者らと
声明のコラボレーションで、今、みてもかなりおもしろいですよ。とくに「対揚」が一番
楽器演奏と噛み合っていてとてもスピチュアルです。あと今では豊山に伝わる般若心経に
あわせた太鼓と大人数による読経部分は鳥肌がたちます。ただ残念なのがビデオなどになっている
んですが現在はどうやら廃盤ですし宗派内での流通のみだったらしく真言宗系の大学図書館ぐらいで
しか一般の方には見れないのです泣 再発希望です。あ〜明日、お彼岸の中日なのに
もう十二時半〜泣 おやすみなさい。
617真言坊主:04/03/20 01:08
>>616
北海さん
お忙しいところレスありがとうございました。
「調声」というのは、中曲のことでしたか。
中曲は南山でもよくやります。
わたしのいう長音というのは、
またちょっと節が違うんですよ。
ま、でも音曲ある読経のことを広く調声というのでしょうね。

ところで、「千僧曼荼羅」というのはずいぶんとおもしろそうですね。
そんなにすごいのであれば、もっと宣伝して
再発行してもらわなくてはなりませんねえ。
「千僧曼荼羅」は、DVDで発売されてますよ。
4800円です。アマゾンで買えます。
619会奉行:04/03/20 08:01
>>615
弥勒の真言を唱えるのは、高野山の弥勒信仰からでしょうね。
弥勒下生の時は弘法大師が再び現れるといわれ、その時には自分も一緒に生まれ変わりたいと願い、奥之院周辺には無数の墓があります。
弥勒菩薩の真言を
「オンバイタレイヤソワカ」
と唱えるのは高野山の読み癖です。
本来なら
「オンマイトレイヤソワカ」
ですね。
毘沙門天の真言も
「オンバイシラマンダヤソワカ」
と唱えるところを高野山では
「オンベイシラマンダヤソワカ」
と唱えます。
620会奉行:04/03/20 08:05
>>616 北海師
私があのビデオを最初に知ったのは、随分昔にみうらじゅんがテレビで紹介したのを見たときです。
初めて高野山で見たのは今から5、6年前になります。
しかしDVDになっているのは知りませんでしたね。欲しいな〜。
621真言坊主:04/03/20 12:49
>>618
ありがとうございます。でも、私はDVDのデッキ持ってないんですよね。残念。

>>619
会奉行さん
横レス申し訳ありません。奥の院で弥勒真言を唱えるのは、
おそらくは「御遺告」の次の記述にもとづくものだと思いますよ。
「吾れ閉眼の後、必ずまさに兜率陀天に往生して、
弥勒慈尊の御前に侍るべし。五十六億余の後に
必ず慈尊の御共に下生し祗候して、吾が先跡を問うべし」
ま、でも今日では「御遺告」は偽作と考えられてますから、
この文章は高野山における弥勒信仰が端緒となって
作られた可能性がないこともありません。したがって、
会奉行さんのいうのも一理あるかもしれませんね。
622会奉行:04/03/21 08:15
>>621 真言坊主師
やはり『御遺告』でしたか。なにかの本で読んだのですが原典が見つかりませんでした。
偽書といえば『般若心経秘鍵』も偽書の疑いがあるようですね。
623真言坊主:04/03/21 08:59
>>622
会奉行さん
私が見た範囲でのことですが、
「秘鍵」を明確に偽書であると主張した研究はまだなかったように思いますが、
もしかすると、冒頭の「それ仏法はるかにあらず」云云のくだりが、
明曠の「般若心経疏」と類似していることを指摘する論考(鈴木宗奕)のことでしょうか?
でも、あれは「秘鍵」が「明曠疏」に依拠して作成されていることを指摘したまでで、
偽書とまでは言ってなかったと思います。
ただ、最近の研究状況はわからないので、単に私が知らないだけかもしれません。
もし、そのような論考が発表されていて、それについておわかりでしたら
ぜひご教示ください。
624会奉行:04/03/21 09:48
>>623 真言坊主師
たしか大学のN先生が言ってたんですが、ラストの上表文に
「干時に弘仁九年の春天下大疫す」
とありますが、実際には弘仁九年の春に天下が大疫したような事件の記録は存在しないんだそうです。
私が思うに、これは完全な偽書というのではなく、大師著述によるオリジナルがあり、後世書き加えられた箇所があると考えるのが妥当なのではないか?
と思います。
『即身成仏義』も異本が数点ありますしね。この問題に触れた論文が出てるなら読んでみたいですよね。
625名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/21 13:26
>>会奉行師

毘沙門天の御真言は、
信貴山の方でも「ベイ」の発音ですね。
626名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/21 15:01
真言宗僧侶に質問。
真言宗御室派は古義、新義どちらでしょうか?
あまり聞かないので。
あと、なぜ真言宗は僧侶に長髪も可なんでしょうか?
627名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/21 15:23
古義


すべての宗派で、「可」でしょ。
剃髪義務のある宗派なんてあるの?
628名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/21 15:41
>>627
それは、>>517よりそれなりの理由がないと。
629名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/21 18:57
>会奉行さん

祖師をおまつりしているところでは、
光明真言はとなえないのですか?
各自それぞれ任意でやっているとのことですが。
630真言坊主:04/03/21 20:20
>>624
会奉行さん
「秘鍵」末尾の上表文、あれははじめっから付いていたものではなくて
あとから付けられたものなんですよ。ですから、あの上表文のあることが
「秘鍵」の偽撰説の根拠にはならないです。

次に「即身成仏義」ですが、これには異本と称されるものが5,6本ありまして、
今日ではすべてが偽撰とみなされています。ただし、このなかには
理具・加持・顕得の三種即身成仏が説かれているものがありまして、
これは真言宗ではかなり重宝されている考え方なので、
偽撰ではあってもけっこう大事にされている方だと思います。
ちなみに、正本の「即身成仏義」が偽撰であるとする意見は、
ずいぶん昔に島地大等という人が発表していまして、
その当時は真言宗内において大きな議論を巻き起こしたのですが、
単純な考え違いをしているところもあって、今日では支持されていません。
ただし、島地師の考察には傾聴すべき点も多くって、いまだきちんと
反論されていないところも多々あります。
最近では大久保良峻という天台の学者が
「即身成仏義」の真偽について言及しています。
ま、私が見たところでは真偽いずれにしても、
決定打は今のところないと思います。
ぜんぜん話がかみあってないよ(トホホ
632北海大将智:04/03/21 22:27
 なにやら教理話になってますね〜。『般若心経秘鍵』の上表文中
の弘仁九年の大疫の真偽に関しては古くは日蓮が『報恩鈔』で指摘
していますんね。現在では上表文は偽作であり『般若心経秘鍵』の
成立は上表文中の弘仁九年ではなく承和元年説が通説になっています
が、これは弘法大師の弟子の道昌によって東大寺で開演された記録が
あり、これによるものですね。この辺に関しては勝又俊教博士の
大蔵出版仏典講座32『秘蔵宝鑰 般若心経秘鍵』読むとくわしいです
ので、みなさん読んでみてください。
 『即身成仏義』や『秘蔵宝鑰』の真偽に関しては。台密の大成者である
五大院安然が時代が近いのに大師の著作として扱っていないという点と、
『御請来目録』と『三十帖策子』を比較したときに録外の経典の引証文が
あることから色々な学者がいろいろいってますが、私は付け加えられたところ
がある可能性はあるにせよ真作だと信じてます。
633真言坊主:04/03/21 22:51
>>632
北海さん
たしかに、安然は「即身成仏義」を空海の著作として扱っていませんね。
島地師の偽撰説の根拠もそれだったように記憶しています。
でも、「秘蔵宝鑰」に関しては安然は空海のものとして扱っていたように思います。
「真言宗教時義」で空海の大日経の解釈を批判したところで、
やり玉にあげているのが秘蔵宝鑰だったと思いますけど。
634北海大将智:04/03/22 00:17
 真言坊主師 近年の研究では米田弘仁師という研究者が印佛研四十四号
で「空海の録外請来経軌について」という論文で『即身成仏義』の制作者
問題に述べてますね。ここで問題になるのは『金剛頂一字頂輪王一切時処念珠
成仏儀軌』の請来したのは本当はだれかという問題で『秘蔵宝鑰』にも
『即身成仏義』にもこの『一字頂輪王一切時処儀軌』の引用がありなおかつ
『三十帖策子』に記述がないということで、安然の『即身成仏義』の扱いをふまえて
『時処儀軌』が弘法大師の請来か疑問視してます。この論文読み直したらたしかに
『宝鑰』は通常『一時頂輪王一切処儀軌』の取意の文があるが似た文は他の儀軌にも
あるため『宝鑰』が大師の著作であることは疑問視しずらいとなってます。
 安然も大師の著作としていますね.私の記憶違いでした。おはずかしい汗
そういえば安然は弘法大師の『秘密曼荼羅十住心論』での『守護国界主陀羅尼経』
の位置付けににも苦言を述べていますね。これは印佛研の39巻の水上文義師という
研究者の論文です。
635名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/22 00:21
諸師の方々、カキコに対しての答えをお答えする事は諸師の方々の
御自由とは思いますが、少し難しい教義論にはしり本来の諸師方の在家者の
素朴な疑問に答える術から631さんの意見の様に少し離れ過ぎてませんか?
例えば在家信者が思う素朴な質問534,614,などの質問は余りにも馬鹿げた質問ですか?。
まだお答えになってらしゃいませんよね。この様な質問をお答えを貰えないなら初心者は
このスレでは、質問は出来ません。そう云う初心者や日常的な質問はダメと云う事でしょうか?
どうも難しい話でついていけません残念です。
636北海大将智:04/03/22 00:27
 あ〜それから髪の毛の問題なんですが修行中は剃髪です。真言宗
でも四度加行中、女子にかんしては短髪で可のとこも在ったと思い
ますが豊山派は四度加行、灌頂は剃髪です。ただし灌頂後は任意という
だけで女性以外で「長髪」というほど長い髪の僧侶は灌頂終わった大学生
もしくは兼業の僧侶の方で坊主頭だとまずい営業などの職業のつかれている
方など以外はいないと思いますが…。このへんは他の宗派も同じ感じではない
のでしょうか?浄土真宗が髪長いのは歴史的な背景があってで別の話ですし…
637真言坊主:04/03/22 00:43
>>635
申し訳ありません。
話題が専門的な方向に向かってしまった原因は、私にあると自覚してます。
少し頭を冷やしてきます。
638名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/22 00:46
>>635僧侶の方々の厚く濃い議論も珍しく、そうそう拝見できる機会もなかなかありませんので、
是非見守って頂きたいものです。

一段落してからの質問でよいのでは?
639真言坊主:04/03/22 00:48
>>634
北海さん
ご指摘の論考、私も読んでみます。
でも、この手の話題はちょっとスレ違いのようなので、
このへんでひかえることとしましょう。
640名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/22 01:10
ありゃりゃ残念。
641会奉行:04/03/22 08:24
あっ話に乗り遅れたw
やはり聞いたり教わったことは自分で文献を探して確認しなければなりませんね。
>>625
信貴山は信貴山真言宗ですが、以前は高野山真言宗だったんですよ。作法も殆ど高野山のやり方で通用するんです。
僧侶も高野山あがりが沢山います。
642会奉行:04/03/22 08:25
>>629
先に記した次第は高野山で修行中の僧侶が奥之院に参拝する時の次第です。
この際、光明真言は唱えません(御廟横の骨堂では唱えますが)。
643名無しさん@京都板じゃないよ :04/03/22 11:30
(,,゚Д゚)∩ 効果がは判り易い御真言はどういうものか教えてください。
644名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/22 13:23
とりあえず、未回答の質問のレス番を以下に上げておきます。
一応整理しておくほうがよいので。


>>171,>>216,>>446,>>457,>>581,>>582
皆さん他に見かけましたら、書き込んでください。
645北海大将智:04/03/22 13:25
まだ答えていなかった601さんの質問 軍荼利明王の御真言には「甘露軍荼利」と「金剛軍荼利」があるみたいですが
この二つの違いは何なのでしょうか?
 経典や儀軌によって諸説あるんですが、現図胎蔵曼荼羅蘇悉地院の金剛軍荼利が佛部に配当される甘露軍荼利にあたり
ややこしいのですが、あとは蓮華部にあたるのが胎蔵曼荼羅観音院の聖観自在に侍する蓮華軍荼利
金剛手院の金剛サッタに侍するのが金剛軍荼利になります。わかりやすく書けば
以下のようになります。真言は甘露軍荼利明王の小咒「オン アミリテイ ウンハッタ」
を加持香水等で常用します。ほかにも結界にかんする真言がありますがこれは甘露軍荼利
の真言か金剛軍荼利の真言か次第と儀軌くらべないとわかりませんね汗

胎蔵曼荼羅 佛部→甘露軍荼利
      蓮華部→蓮華軍荼利
      金剛部→金剛軍荼利
646名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/23 00:50
北海様、ありがとうございます。
蓮華軍荼利は知りませんでした。
胎蔵曼荼羅の思想になっているのですね。
観自在菩薩に侍するということは、明王が蓮華の徳を護っているということですか?
647名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/24 10:45
あ=げ
648名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/24 18:58
>>会奉行師

慈尊院でも弘法大師の母の廟で弥勒菩薩の真言唱えますね。


>>北海師

新義真言宗でも弥勒菩薩の真言を唱えますか?
6494→2住心:04/03/24 20:16
446 :名無しさん@京都板じゃないよ :04/02/24 21:15
五大虚空蔵菩薩に関して詳しく教えてください。
御真言は虚空蔵菩薩御真言でしょうか?

バン ウン タラク キリク アク
   
が五大虚空蔵菩薩の御真言だと思います。

密教辞典によれば、

金剛界五智如来が各々の宝部の三昧に入って福智成就を施す相
つまり、五智如来の変化相

また、虚空蔵菩薩が身に備えている五智を開いた相。

地、水、火、風、空に行き渡る虚空蔵菩薩かなと思ったのですが
私の中では大日如来と一緒。。。わたしごときには、さっぱりです。
その境地になってみなければ、なんのことなのか分からないのかな。。。
650名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/25 02:40
お坊さん、すいませんが塗香で甘くて清涼感のある塗香ありませんか?
または、お寺で使ってるお薦めの塗香ありませんか?
とりあえず高価なのを買えば
652仕事厨 ◆XDqT.hNXog :04/03/25 21:51
私は僧侶では有りませんが、使用している塗香が割と甘く香るので一応書きます。
松栄堂の特撰塗香と言うものです。1000円程度だったと思います。

もし他に良い塗香をご存知の方、教えてください。
653650です。:04/03/26 00:04
652さん、ありがとうございます。
実は、私もその塗香を使わして貰ってます。
塗香は、色々個性があるみたいで松栄堂の特撰塗香は、粉が細かくて確かに清涼感が
あり甘味が花的な甘さなので、どうも香りが禅宗的な香りの様な気がしてもっと密教的な甘味が
欲しいのです。塗香なんで何でも良いのではと云われたらそうなんですが、
私としては、もっと甘い伽羅の様な甘さの塗香が欲しいのです。
塗香に伽羅的な香りを求めるのは、無理なのかも・・。
色々探したのですが、この伽羅的な密教的な甘味がないのです。
良くあるのは、カレー臭的な香りが多くてお坊さんでこの伽羅的な香りご存知ないでしょうか?
そうそう仕事厨 さんは、確か聖天さんとご縁がある方でしたよね。
参考までに私が探した中に関西の聖天さん(宝山寺の僧が使ってる香)で
使ってる塗香がありましたよ。宝山寺の寺社内にある和光殿で¥2000で販売してました。
松栄堂よりは粉は荒いですが、塗香の中にはカヤらしき物(木くずポイ感じ)も混ざっていて
独特な香りでした。興味があるなら問い合わせてみて下さい。
654名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/26 00:17
中国人をわざと見逃して、尖閣上陸させた小泉の悪辣。

対外危機を煽り、民心を掌握するために、さらに小泉の信条である
対米隷属、対米売国を説得的にするために、ついにこういうことをしやがった。
本当にやり方の汚い奴です。国民操縦術がずば抜けている。

スピーカーたるマスゴミを、完全に奴に押さえられている上、
領土問題という事の性質上、煽られるのはやむを得ないと思いますが、
国民の皆さん、なるべく冷静に善処をお願いします!
でないと、本当の大悪魔売国奴による操縦の思うつぼです!!

【参考】対米売国奴・小泉によってブチ殺された日本人外交官の死体画像6枚
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0312/031204-7.html
*この投稿はHDDに保存して、頭に叩き込んでください*
↑ シナ畜・中狂のイヌ
656仕事厨 ◆XDqT.hNXog :04/03/26 01:21
650さん、それはそれは良い情報を有難うございます。問い合わせてみます。

お探し物が見つかると良いですね。やはり僧侶の方々が詳しいかも知れませんね。
657名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/26 08:14
宗教家は黙ってるのかよ

週刊文春発禁の本当の理由?
週刊文春3月25日号記事「NY郊外でついに狂牛病発症か」
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/136.html

ここに90年代の米国のニクコプーンの作り方が載ってる
肉骨粉と副産物のレシピ
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/133.html

吉野家の言い分
http://www.yoshinoya-dc.com/safety/index.html
658北海大将智:04/03/27 13:50
 646さん この三部への軍荼利明王の配当はちなみに「摂無礙経」によるもので
す。この尊格の位置付け的には各部の智慧の働きが正しく働くように結護するための
尊格という感じです。
 649 4→2住心さん 五大虚空蔵菩薩の場合の五大は、地、水、火、風、空から
なる五大ではなく、その真言が バン(金剛界大日如来)ウン(阿シュク如来)
タラク(宝生如来)キリク(阿弥陀如来)アク(不空成就如来)の五如来の種字
に配当できます。この五如来が虚空に編満するがごとくの福徳と智慧を持って衆生
を救済するために「虚空蔵菩薩」のになっている状態が「五大虚空蔵菩薩」です。
です。
659北海大将智:04/03/27 17:30
 648さん 豊山派の総本山長谷寺には弘法大師を祀った御影堂がありますが
とくに弥勒菩薩の真言をとなえるということはなかったと思います。
 弘法大師を祀った御影堂の他に、興教大師をまつったお堂もあり、朝の勤行
では「密厳院発露懺悔の文」を興教大師におとなえしますよ。
660名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/27 18:55
>>北海師

なるほど、豊山派ではそうなんですか。
661名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/28 15:40
>>397
> すいません求聞持法の
> 「ノウボウ、アキャシャギャラバヤオン、アリキャ、マリボリ、ソワカ」
> を音声で聞ける方法ありませんでしょうか?CDとかテープで。
> 調べてみたのですがわかりませんでした。

古いのですが、東映の映画がビデオになっています。
空海 というタイトルです。テープで/19,800.します。
DVDは有るかわかりません。
662眞海:04/03/28 16:38
北海さん。真言坊主さん。会奉行さん。ご無沙汰して居ります。
やっとパソコンの前に座る事が出来ました。皆さんのお言葉に感謝します。
私は皆さん程に博学では無いので、たまに付いて行けなく成る事が有り、恥
ずかしく思う事が有ります。真言坊主さんの言う通り醍醐は教相家も居ます
が事相の色が強いですね。私もその一人で教4:事6です。でも、それでは
いか〜ん!と僅かな時間を見付けては勉強をし直して居ます。私に分かる事
はカキコさせて戴きますが、勉強もさせて下さい。皆さん、今後共宜しくです。
663北海師さんへ:04/03/29 04:18
三密観と阿字観の浄三業の違いは何ですか?
三密観と護身法の特に浄三業は、イコールに思えて迷走してます。
観想に関する事なので答えれる限りで結構です。
参考までに私は、護身法は、伝授を受けましたが三密観は教えて貰った
(教義並び観想の仕方を口頭では)のですが実践はまだ経験がありません。
6644→2住心:04/03/30 20:07
>>658 北海大将智 さん。 

有難うございました。
五智如来は大日如来を五大の立場から見た表現だと思っておりました(汗)
先ほど、密教辞典をよく調べてみたところ
9識で説明されておりました。
識で場合訳をして説明されているようですね。
はっきりいってわたしには難しすぎます。。。
少しずつ勉強します。
665加行中:04/03/31 07:20
皆様初めまして。。このスレは、参考にそして勉強にをさせて頂いています。
私、現在、加行中であります。先日の月曜日に十八道の結願をしまして、
現在、お寺の行事のため、一週間のおやすみ中です。
来週の月曜から金剛界の行に入ります。
普段は携帯からこのスレを見させて頂いておりますが、
今、自宅の方に戻ってきていますのPCから見ています。
携帯では、何かとみにくい部分がありますので、pcから見るとやはり勉強になります。
666名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/31 16:38
加行中でも結構緩やかなんですね。納得。
667名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/31 18:15
665さんは専門道場ではなくて、どこかのお寺でマンツーマン指導なんじゃない? だから休みがもらえるんでしょ?
668加行中:04/03/31 18:38
はい。真別処等ではなく、院内加行です。
669名無しさん@京都板じゃないよ:04/03/31 20:00
ガンガレぇー
670加行中:04/04/01 08:31
今日、お寺に戻ることになりました。
なぜかテレビは取り上げられてますけど、携帯は取り上げられてないので、
このスレを携帯からまったりと見ます。w
ホント駆け出し初心者の私には、皆さんの議論は勉強になります。

しかし、一人で加行するのは気楽な面もありますが、
競い合ったり励まし合ったりすることがないので、
その面では辛い部分もあります。
真別処での行を最初は希望していましたが、
1月に面接に行ったときに、真別処の本田和上(和上ってあってるかな?)さんから、
僕の肩にあった刺青を取らないと、行はここでは無理だと言われてしまいました。
費用的、時間的問題もあって、すぐに刺青を取ると言うことが出来なかったため、
お世話になっている寺のご好意により、院内での行を選択することになりました。
行に入る前に、刺青除去のレーザーを当てたのですが、
2ヶ月に一度しかレーザーを当てれないために、
次は金剛界が終わったときに、またお暇をいただき、レーザーを当てに行きます。

とりあえず、2chでこのようなスレを発見できて、とてもラッキーでした。
皆さんには感謝です。^-^

671名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/01 13:09
もうすぐ、花まつりの時期ですね。
花まつりに関しての作法など教えてくださいませんか。
672名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/01 19:19
>671
四月八日だっけ?
有名なお寺なら、もうやっているけどね。
673北海大将智:04/04/01 22:15
 ここのところ忙しくていカキコができずに、私あての質問への返答が
遅れたことをお詫びいたします。
 663さん 阿字観に関しては伝えにより次第がことなるので「阿字観の浄三業」
が663さんの受けた伝授ではどのように次第の中で組まれているのかにより答え
方が変わってきてしまうのですが、「三金観」と「護身法の浄三業」に関してはネット
上なので喩え話をふまえて説明させていただけば三金観菩提心〈覚りに至る善なる心〉)
の種字であるウン字を観ずることにより、煩悩におおわれている我々衆生も本来は
菩提心を有する菩薩であること(金剛サッタであること)を自覚し、護身法の浄三業
では煩悩に覆われているがゆえに本来、清浄なる佛の身・口・意の三密と同じ活動が
三業になっていることを三密加持により清め、三部被甲護身では身・口・意の活動を
それぞれ佛部・蓮華部・金剛部に配当し加持することにより自らが三密の活動を
行えるようになるわけです。つまり「業」を作らない状態であり加持力により衆生
を救済できる状態に自らを加持するわけですが、三金観が種をまき浄三業で芽をだし
三部被甲護身で実を育て果実がたわわに実るといっ感じでしょうか…。いいかえれば
三金観では護身法により加持する対称を明確に自覚することといえるかもしれません。
664 4→2住心さん 金剛界五如来と五智の展開は以下のようになります。
 前五識(眼・耳・鼻・舌・身・意)→成所作地(北方 不空成就如来)
 第六意識→妙観察智(西方 阿弥陀如来)
 第七末那識→平等性智(南方 宝生如来)
 第八阿頼耶識→大円鏡智(北方 阿シュク如来)
 第九菴摩羅識→北界体性智(中央 大日如来)
唯識系の思想と五智の配当は「金剛頂一切如来真実摂大教王経」などを訳出した
不空三蔵(不空三蔵の孫弟子が弘法大師)の思想の特徴の一つなんですよ。
674663です:04/04/02 03:27
>北海師さん
ネット上で書きにくい中ありがとございます。
漠然とおしゃりたい事が掴めそうです。今一度深く考えてみます。
そこで今一度教えて頂きたいもですが、ウンの種字は、菩提心。
では、キリクの種字は?。
675名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/03 09:25
>>671
正式には、仏生会、潅仏会とかの呼称ですよね。
宗派によって呼び方違うのでしょうけど。
由来や作法など解説希望。
6764→2住心:04/04/04 18:36
>>673
北海大将智 さん 感謝でございます。

五識でイメージが掴めませんでしたが、
不空成就仏が釈迦仏と同体とお聞きしまして、
応化身の釈迦と考えると、しっくり来ました。
図々しい限りですが、そのような不空三蔵の教学を知りたい場合、
お奨めの書など、ありますでしょうか?
677初心者:04/04/05 01:44
質問なんですが、良く諸師達は仏を思って真言を唱えたりとか
自分は仏と思いなさいと云いますがこの仏は、
大日如来叉は観音様それともよくこのカキコに出てくる金剛サッタて云う仏様
ですか?どの仏様ですか?
678会奉行:04/04/05 02:00
>>677 初心者さん
不動明王を拝む時は不動明王と一体と観想しますし、観音様なら観音と一体と観想します。
ですから対象によって異なります。
一つに決まってるわけではありません。
679初心者:04/04/05 16:35
ありがとうございます会奉行師。
そうなると拝む仏をイメージすれば良いわけですね。
では秘仏と云われるお姿を現さない仏様や光明真言などは、大日如来を
イメージするのでしょうか?
680北海大将智:04/04/05 22:46
667→663さん 「hum」ウンという種字で象徴される尊格や語義には
菩提心や金剛サッタなどがあります。不空三蔵の『理趣経』の解釈書である
『理趣経疏』にはウン字が「因」の義であり悟りの因となるのが菩提心である
ことが説かれています。また金剛サッタは菩提心そのものを尊格化した普賢菩薩
が大日如来により灌頂を受け五股杵を授かったときの名前でもあります。
 また弘法大師は「吽字義」という書物を書かれておりここでも非常に多くの
意味が「ウン」の一字にはあると説かれています。「ウン」の一字を「h,a,u,m」
の四字にわけて解釈しh字は一切諸法因不可徳、a字の一字は一切諸法本不生不化徳
u字は一切諸法損減不可徳、m字は一切諸法吾我不可徳であり「因(菩提心)、根
(同体大悲)、究竟(方便活動)」の『大日経』にとかれるいわゆる三句の法門
の帰入するところであると説かれています。
 さて「キリク」という種字に関してもっとも代表的な尊格としては阿弥陀如来が
あげられると思います。また阿弥陀如来が衆生を救済するために姿を変えた尊格にも
種字が「キリク」のものが少なくありません。千手観音や如意輪観音、大威徳明王
んどがあげられます。胎蔵曼荼羅上の蓮華部の尊格の種字としての「キリク」と
しては「自性清浄」の意義があるといえるでしょう。金剛界曼荼羅では「妙観察智」の
意義で衆生を救済する活動の徳を表すといえるでしょう。「キリク」にかんしては
興教大師覚鑁に「五輪九字秘密釈」がありますが、私は弘法大師の著作中心で勉強
しているので読んでません汗
681北海大将智:04/04/05 23:06
 676 4→2住心さん 解りやすい入門書として五智五佛に関しては
松長有慶先生の「密教」岩波新書179がありますよ。さらに詳しい内容
でしたら金岡秀友先生の「密教の哲学」講談社学術文庫884があります。

会奉行師おひさしぶりです。そうそう675さん お花祭りは他には「降誕会」
「浴仏会」「竜華会」ともいいます。「花祭り」の名称は明治時代より浄土宗で
もちいた名称で今は一番ポピュラーですね。誕生佛を花御堂にかざって甘茶をかけて
祝うという感じで、法要を行うときの次第もお寺によるのではないでしょうか。
 私のお寺では本堂前に花御堂を飾り、参拝客や檀家さんに釈尊の降誕の仏伝の小冊子
をくばったり甘茶をふるまったり、昔の農村では豊作を祝うため行ったリ、虫よけ
に畑にまいたり、甘茶で擦った墨で習字をすると字がうまくなるといった話をのどかに
するという感じですね。会奉行師、高野山ではどんな感じでしょうか?
ともいいますね。
682会奉行:04/04/06 01:24
>>679 初心者さん
参拝した寺院の仏様が秘仏だと、姿は解りませんが名前は公表しているので解ると思います。あとはイメージするしかありませんね。
ですから、各種仏様は一体どんな姿をしているのかを、本などで図像を勉強すると観想しやすくなり、信仰が深まります。
あと、光明真言は大日如来ですね。
683会奉行:04/04/06 01:26
>>681北海師
高野山では結構地味です(w
地方寺院では結構盛大にやる所もあるようですね。
願わくは「降誕会」がクリスマスくらい一般に浸透して欲しいなと思います。仏教徒はクリスチャンより圧倒的に多いのにクリスマスに負けている事が残念です。
ちなみに私は甘茶が好きです w
684名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/06 18:39
大勝金剛って大日如来なんですよね?
同じなのですか?普通のとあまりにも違う
また、真言は大日如来と同じなのでしょうか?
教えて下さい、お願いします
685675:04/04/06 18:53
>北海師、会奉行師

この機会にせめてこのスレに来ている人が、
花祭りの日に寺院へいって浸透いくいいきっかけになればよいと思います。
因みに私は、甘茶をかけるときに、釈迦如来の御真言を唱えながらしますが。
本来はどうなのでしょうか?
686名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/07 00:01
無言
687名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/08 19:55
 「オン摩訶伽嘘尼法ソワカ」ってなんと読むのですか?
あと何の真言ですか?お願いします。
688名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/09 00:03

おそらく
オン マカキャロニキャ ソワカ
十一面観世音菩薩
かと思うけど

ちょっと漢字間違ってないか?
689初心者:04/04/09 02:25
会奉行さん、ありがとうございました。
>光明真言は大日如来ですね。
この大日如来は、両部界のどちらの大日如来ですか?
それと越法の罪と三昧耶の功徳とはどう云う意味で何と読むのですか?

690687:04/04/09 12:58
>>688
ありがとう御座いました。豊川稲荷様を拝む時にあげる真言です。
十一面さまでしたか、でもこの真言は「白山権現呪」ですよね、これらの
意味合いはわかりますか?
>豊川稲荷様を拝む時にあげる真言です

??
そんな御真言どこに書いてあるのですか?
少なくとも赤坂では「オンシラバッタニリウンソワカ」ですが・・

692690さんへ:04/04/10 03:06
白山権現とは、白山三所権現の事でしょうか?
豊川稲荷様との関わりは知りませんがもしそうなら
行者の泰澄が白山の最高峰の御前峰、大汝峰、剣が峰の三峰に登頂し其々十一面観音、
阿弥陀、聖観音を感得したとされ白山とは、深い関わりを持って本地仏とされてます。
693北海大将智:04/04/11 00:00
 お花祭りも終わり、桜も散る行くこのごろイラクの人質問題に心を痛める
北海大将智です。
 さて684さん「大勝金剛」とはまた難しい尊格の質問ですね〜汗
この尊格は「瑜伽経」の一切如来大勝金剛心瑜伽成就品と一切如来大勝金剛頂
最勝真実大三昧耶品第八に説かれる尊格です。大勝金剛=大日如来いうより大日
如来から身を現じた尊格で、金剛サッタが身を変じた明王であり愛染明王の一徳
を表した尊格でもあります。また佛の頂きを尊格化した大仏頂でもあります。
 大日如来(全ての仏・菩薩の本源)
        ↓
金剛サッタ(大日如来の教えを受ける代表的菩薩)
        ↓
愛染明王(煩悩即菩提という密教の大楽思想の三昧の
(ヨーガ状態)の金剛サッタを明王形で表した尊格)
        ↓

大勝金剛(愛染明王の一徳を表す)
 真言はオン マカ バザラシュニシャ ウンタラクキリアク ウン です。 
 685ー675さん 甘茶をかけながら釈迦如来真言をとなえるのは
問題ないというよりかなり丁寧でよろしいのではないでしょうか。特に真言宗
系の寺院では…。南無釈迦牟尼世尊でもよいでしょうね。
 689ー初心者さん 光明真言は古来、金剛界の五仏の五智を説くとされているので
金剛界大日如来をイメージするとよいのではないでしょうか。
 越法(おっぽう)の罪は本来、顔と顔をあわせて心から心に伝えなくてはならない真言宗の教え
特に事相(修法などの作法)の教えをむやみやたらに一般の人に教える罪です。
 三昧耶(さんまや)はサンスクリット語のsamayaの音写で大日如来の過去、現在、未来にわたる三世
渡る説法の宗教的な時間観念であり、一切の衆生を救うという仏菩薩の誓願の意味でもあります。

 
694690:04/04/11 00:35
 >>691
そのダキニ真天真言の前に唱えるそうです。
 >>692
そのとうりで永平寺の土地神が白山妙理権現の本地が十一面さま
なので唱えるらしいです。
 ダキニ様つながりで「大黒天」真言ではと思ったりもします。
その「唱えるそうです」「唱えるらしいです」って
一体どなたがおっしゃってるんですか?
696名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/11 06:46
伝聞は放置
697684:04/04/11 12:27
北海大将智殿、お答えいただき有難うございます
勝鬘院・愛染堂でお札をいただいたのですがお札に大勝金剛と記されていたので
今まで知らない尊格でしたので助かりました
これから、教えていただいた真言をおとなえします
ありがとうございました勉強になります
698690:04/04/11 15:58
 >>695
妙厳寺関連の書籍の中に「豊川荼桔尼真天祈祷法」
ってのがあり、そこに記されてました。
オン・バーサラタタ・ドシャコクって何の真言ですか?
700名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/13 00:36
拍掌の時に唱う真言に似ているが‥
はて?
なんの真言なのかは‥
>>700
そうなんですよ、それが何の御真言何だか・・・。よろしくお願いします。
702名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/13 03:32
それはどこからみつけた真言なのですか?
703675:04/04/13 19:10
>北海師

問題ないようなんですね。
密教系以外では、宝号で唱えたほうがよろしいということですね。
704名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/13 19:40
>684さん
勝鬘院では、確か大勝金剛は塔で祀られていますね。

>北海大将智さん
>金剛サッタが身を変じた明王であり愛染明王の一徳
>を表した尊格でもあります

その一徳とは何でしょうか?
金剛サッタは普賢菩薩と同じと考えてよろしいでしょうか?
705名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/14 19:06
>>699
金剛鈴を鳴らす奴に似てます。別物かな?

時間を作り出したのは、大日如来いわゆる未顕現勢力ですね?
三世は大日如来を抜きにはありえないと。
不変、常住などすべて大日如来の勢力のおかげだと。
我があるゆえに、大日如来と。
大日如来ゆえに生きていられると。
だから、王冠被っておられると。
だけど、我々は王冠で遊び放題ですね?そりゃ苦しむわけだ。
706北海大将智:04/04/15 23:13
699さん なんの真言か私にはわかりません汗 703ー675参拝した時はその宗派の法式に従うのがよろしいでしょう。
704さん 大勝金剛は広沢流では愛染明王と同体とするから「煩悩即菩提」醍醐流では大仏頂尊と同体とするため「最尊最勝」の徳となります。
金剛サッタは大日如来に灌頂を受け金剛杵を授かった普賢菩薩と考えて下さい。
705さん 「時間を作り出したのは、大日如来いわゆる未顕勢力ですね?」違うと思います。まず第一に、仏教では絶対的な世界の想像主、いわゆる「一神教的な神」の存在は認めません。
 まずビッグバンにより宇宙が始まり、宇宙が広がり続けるがゆえに時間があるわけですが、ビックバン以前は、なにががあったのでしょうか?仏教では「縁起の法」を説きますが、因果の
結果は、新たなる因果の因となるわけで、結局のところ本質的な結果はいくらさかのぼっても求めることができません。弘法大師は「吽字義」のなかで「一切諸法因不可得」と説かれています。
 このかぎりなくさかのぼることのできる「因果」の法を真言密教では「阿字本不生」といいます。
阿字によって象徴的に表される大日如来の智慧は本来因から生まれるのではなく過去・現在・未来へと流れる時間の流れの中で常に存在するということです。時間を作ったのが大日如来
なのではなく因果の連続としての果てしない時間の流れの中でのあらゆる現象に含まれる智慧を総体として象徴的に尊格とすると法身の大日如来となるわけです。ゆえに菩薩が誓願を立て修業
し如来となった報身としての如来(阿弥陀如来、宝生如来、阿シュク如来、不空成就如来など)は菩薩から如来になるという決まった時間的期間の中での菩薩から如来(智慧そのもの)への経過
としてみれば大日如来の恒久たる時間の智慧の中での出来事であるわけです。
図にすると 【大日如来の三昧耶≧諸仏菩薩の三昧耶】
もしくは【諸仏菩薩の三昧耶の総体=大日如来の三昧耶】となります。
707北海大将智:04/04/15 23:15
 それから「王冠」、正確ではなく宝冠と表現することが普通なんですが…。これも前述したように「想像主」、あなたの言葉でいう「未顕現勢力」としての「勢力」
の象徴としての「王冠」の意味は全くないです。この宝冠は報身として一尊で表された時の大日如来。すなわち一切義成就菩薩が法身大日如来(曼荼羅の総体としての諸仏菩薩)に
授かった五相成身観により報身の大日如来となり灌頂を受けたときに、その頂きに五仏の智慧を具足する明かしとして授かるわけです。つまり智慧の象徴であり、あなたのいう「勢力」の
ニュアンスとな遠いと思われます。さらにいえば我々を含む衆生やあらゆる自然物は羯摩曼荼羅であり、いいかえれば我々も大日如来の一部なんです。絶対者と自己という対立概念でとらえる
限り、それが真言密教の世界の理解から遠ざかることは弘法大師の著作である『秘蔵宝鑰』の第九住心での「極不の問答」として引証される『釈摩訶衍論』の記述を参照して下さい。
檀信徒のお勤め(豊山派)はどこで入手できるのでしょうか。
うちのお寺住職いないので聞く機会がなかなかないので。
あと、お代はいくらくらいなのでしょうか。

(有)豊山に問い合わせても返事がないので困っております
709704:04/04/16 19:11
>北海大将智さん

解説ありがとうございます
710名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/16 22:02
明日土曜日。テレビ朝日10:20〜の『五木寛之の百寺巡礼』は高野山を放送します。
711北海大将智:04/04/17 23:10
 708さん それは困りましたね〜汗 今、あらためて壇信徒のお勤めみたんですが
単価は書いていないんですよ。まとめて注文するし支払いなどの管理は私がやっている
わけではないのでちょっと単価がわかりません。住職がいないということは兼務寺なんで
しょうか?本寺の方に聞いてみてはいかがでしょう。ある程度の数は常備しているお寺が
多いので、入手できるかもしれません。(有)豊山であつかっている書物が前はネット上
で買えた記憶があるんですが、改めて宗務所のホムペみたらリンク先としてはなくなって
ますね汗。
709ー704どういたしまして。
712705:04/04/19 15:41
>>706
北海大将智さん 私の大日如来に対するアプローチを聞いて下さいませ。
漠然としたものですけど未顕現勢力という、
我々に働いている絶大な力があって
その結果で我々に三業があるというか、許されていると思うのです。

>ビックバン以前は、なにががあったのでしょうか?

こういう思考が出来る事自体が未顕現勢力の結果であって、
その力を霊格化しまして「大日如来」に許されていると表現しました。

霊格化というのは、我をもってしまうからこそ、生み出せるもので
本不生の境地から離れた分別の、執着の世界に住んでいる者にとって、
未顕現勢力を「法爾自然」の道理と素直に受け止める
あるがままに受け止めるのは不可能と思うから、分かりやすいように
人格的に表現したと思うのです。
違う言い方では、意味を求めれるからこそ、我なのだと。
創造主としとした方が人は理解を示しやすいと思います。

例えば、ある力があって、法爾自然のなのだ。あるがままなんだ
とは凡夫は心の底からは思えなくて、
我が少ない人は、
「与えられた、許された」と人格的に思ってしまうと思うのです。
(我があるのにそうすら思わないのは、増上慢に思います)

それは、原因結果とか二極で考えてしまう。分別のせいだと思いました。
原因結果や生死、増減、浄不浄、勝敗、有無、、、
二極を排する事が無ければ、本不生にはなりません。
713705:04/04/19 15:42
一切諸法因不可得であるのは、法爾の道理に対して、そこに分別の世界から
理解を求めても不可能な事だと理解してます。
どこかで、読みましたが、弘法大師の話で「宇宙などはその気になれば
量る事ができるかもしれないが、自心は計り知れない」と。
この辺に、大日如来と本質的には同体であるとの重要なヒントを思います。
(六大において本質的には同体は方便?)
理法に則って与えられた体は未顕現勢力と密接なかかわりがあると考えると
「この身このままで成仏せずにいつ成仏するのか?」
とのお大師様の言葉にはっとしてしまいます。

もし、霊体があるとしても、三業で生み出されたものと思い。
五大の性質は有していないと思います。
人の体ならば、五大を有していると思います。
ですから大日如来と同化するチャンスが人にはあると思うのです。
それならば、釈尊が神々や様々な霊から、崇められたというのを
とても納得できます。

ですが、釈尊ですら、未顕現勢力と分別で比較をしますと次元が遥かに
違う事になってしまい。
従来の諸仏の考えですら次元が遥かに違うと思うのです
714705:04/04/19 15:44
>「王冠」、正確ではなく宝冠と表現することが普通なんですが

がーん。勉強なりました♪
その宝冠は、智慧の象徴なのですね。
それならば、思ったとおりです。
我々は未顕現勢力により、智慧が与えられていますが、煩悩により
智慧→知恵に陥れる「自分勝手な遊び」をしているのではと。
未顕現勢力の上に成り立つので、すべてに仏性があると思います。
715705:04/04/19 16:09
>絶対者と自己という対立概念でとらえる

密教では悟りを如実知自心と端的に表現されてますが
未顕現勢力なるものが体では無く、自心の底に
障りなく、染まらなく備えられていると思ってます。

未顕現勢力の考えはイスラム教も含む事が出来ると思いませんか?
ただし、あちらには解脱の考えがほとんどなさそうですが。
密教はだからこそ、顕教とは次元が違うのだと思います。

脱線しますが、北海大将智さんは仏教大学の出身でしょうか?
716名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/19 16:22
どうも705さんと北海師の話は難しくて分かりにくいのですが、
どうも705さんと北海師とは、仏性があると云う事だけが同じなのですが
根本的考えが違うみたいですね。北海師は、未顕現勢力により智慧が与えられているんじゃ
なくて自ら人は大日如来の智慧があると云っているのではないのですか?
北海師は、大日如来=人、大日如来の智慧=人の智慧故に仏性があり大日如来なのだよと。
705さんは、絶対者=大日如来、大日如来の智慧は、大日如来より与えられる物で
故に大日如来>人、大日如来から与えられた智慧により仏性がある。と云ってる様に思うのですが
解釈が間違ってたらすいません。なんせ初心者なもので。
717名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/19 17:17
蓮華手、マーマキーという尊格は
どのような尊格なのでしょうか?
教えてください。
718708:04/04/19 18:19
>>711

北海大将智さん、ありがとうございました。

私も以前豊山のホムペで販売物のページがあったような
きがしたのですが、もういちど各所をトライしてみます。
719北海大将智:04/04/19 23:24
 705さん なかなか面白い意見ありがとうございます。最初はこの方は
第二の某氏のような方だとどうしようかと思っていたんですが、なかなか
勉強をされて、それを自分なりの解釈を試みようとされているというのが
伝わり面白いです。以前にもカキコしましたが私は某T大学の卒業生で、今
も教学が好きで本を読むようにしているだけで、どこぞの先生ではありません
が、それなりに基礎学は学んだつもりです。
そうそう「ビックバン以前にはなにががあったんでしょうか?」は
              ↓
    「ビックバン以前はなにがあったんでしょうか?」と打つ
つもりがまちがえました。「なにかがあったんでしょうか?」ではないんですよ汗
つまり「縁起の法」は求めても求めても,その因を求め尽くすことはできないと
いいたかったんです。おそらくビックバン以前にもビックバンが起こる原因がなに
なにかしらあったであろうと思うんですよ。
  密教では悟りを如実知自心と端的に表現されてますが
  未顕現勢力なるものが体では無く、自心の底に
  障りなく、染まらなく備えられていると思ってます。
「如実知自心」は『大日経』住心品に説かれる悟りの段階の一つなんですが、
この「心」は『菩提心』であり、また一切智智(覚りという智慧)は菩提心
を求めること、具体的には、いわゆる三句の法門「菩提心を因とし、大悲を根
とし方便を究竟とする」という修道的実践を通して「如実知自心」、つまり自らが
菩提心そのものとなるという悟りに到達するわけなんですが、『金剛頂大教王経』
の唯識系の思想もあることをお話したいと思います。
720北海大将智:04/04/19 23:39
 『金剛頂大教王経』系の五智と五佛の展開の関係については以前カキコ
したんですが、
  未顕現勢力なるものが体では無く、自心の底に
  障りなく、染まらなく備えられていると思ってます。
 705さん、あなたはもし直感的に上記のことをとらえられているとした
らすごいんです。705さんのいう「未顕現勢力」は五智のうちの大日如来
の悟り「法界体性智」となる第九菴摩羅識の特徴を述べてるんですよ。
 煩悩に染まらない清浄は「識大」いいかえれば心作用であり、悪郷とならない
善業であるこの「第九菴摩羅識」を密教の三密加持により(『金剛頂経』でいう
「五相成身観」など)「法界大性智」と展開させ大日如来との合一という瑜伽行に
より悟りを獲得する方法もあるんですよ。
 705さんがいってる「未顕現勢力」は衆生秘密によって我々凡夫から大日如来
という尊格を見つめた時の見え方かもしれませんね〜。
721北海大将智:04/04/20 00:13
 720 悪郷→悪業
あと705さんの意見が面白いのは、この「第九菴摩羅識」、いいかえれば
「自性清浄心」、衆生本有のけがれていない深層意識なんですが、まあ
「月輪観」では月輪に象徴化して観法する訳なんですが、以前仏教のおける
「アートマン」いいかえれば「霊魂」の否定の話したんですが、この「自性清浄心」
という心は大乗仏教の中で一度、釈尊の時代に否定された「アートマン」という観念
が「唯識思想」から「如来蔵思想」、「本覚思想」と思想が変化発展するうちに形
を変えて出てきた「アートマン」に他ならないという説を述べる学者もいるんですよ。
ただ私は「霊」という言葉にかんして如来蔵思想が中国に導入されたさいに「真如」を
理解する上で、中国で佛教導入以前の道教的な「霊」の観念が混同されて入ってしまって
いるから使いたくないんですが…
705さんはかなり勘がするどい方のようなのでぜひ良い本(良い学者の正しい密教の本)
を読んで欲しいな。色々紹介しますよ。
 
 716さん 私はついつい話をややこしくしてしまう癖があり申し訳ないです。
弘法大師の『即身成仏義』によれば我々、衆生も佛も同じ地、水、火、風、空、識という六大
の要素からなりたっているんですが、我々衆生は本来、佛と同じ身、口、意の活動を行うはずが
後から本来清浄は心に煩悩がまとわりついて身、口、意の三業をつくることになってしまうんです。
ですから佛と同じ、三密の活動(印を結び、真言をとなえ、観想をするヨーガの活動)により佛の六大
と衆生の六大が結びついて佛の力を借りて衆生を救済したり(具体的には護摩や加持)、大日如来
との合一という即身成仏をも可能になるんとされているんです。
 【佛>人】の状態を【佛=人】を理想(覚りの到達点)として三密行により【佛≧人】の状態を作り
限りなく【佛=人】に近付こうというのが密教であるといえるかもしれません。
717さん 今日はもう遅いので近日中にカキコします。
718ー708さん あまり力になれず申し訳ないです汗
722705:04/04/20 19:49
>>719
北海大将智さん 結構なお言葉を頂戴しましたが、私はたいした事
ありません。仏教大学で学んだ事がなく、変わった方に教えを頂いたので
密教の教義はちらほらです。
教義から外れる考えに対して、指摘をいただけたら幸いです。

私は弘法大師を非常に信用しています。(一部しか知りませんが)
なるべく作者の主観が入っていなく、客観的に努めたものが読みたく思います。
お奨めの書がありましたら、紹介して欲しいです!
弘法大師は、柔軟な見かたをされている気がするので、尊敬してます。

「自性清浄心」についてですが、未顕現勢力が人のどの辺に「顕著」に働いて
いるかと考えますと、不可思議な心の奥しか考えらませんでした。。。
幽霊はいるかいないかと論議してしまう表層意識の見地からは
当てにならないし、釈尊がこの世が夢、幻だという発言を考慮しますと
密教の如実知自心がなるほど、と思った次第です。
723金剛杵:04/04/20 20:47
ランボーさんの姿を見ないのが少し心配なのですが・・・
北海様がビッグバンに触れらていましたが
私見で恐縮ですが、曼荼羅と宇宙物理学は密接な関係があると思います。
話はかわりますが
唯識でいう四識が四智に転ずる
これが生身で成す事を即身成仏というものでしょうか
やる事成す事悪行ばかり
喜怒哀楽に心は揺れて
自分と他を歴然と区別し
自分が創った世界を映す鏡に自分自身を重ねて同道巡り
総てをありのままに映す大円鏡にもはや自分(自我)は存在しないのか
その答えを密教に求めるのは間違いでしょうか?
724名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/20 23:32
悲しいけど間違いなんですね。
725会奉行:04/04/21 00:14
お久しぶりです。
なかなかハイレベルな形而上学な会話になってますね。
>>金剛杵さん
私は、自我を滅したところには「本当の我」があるのではないかと思いますよ。
726会奉行:04/04/21 12:12
>>689 初心者さん
>>693 北海師
胎蔵界の大日でも良いみたいですよ。
中院流の「光明真言息災護摩」では本尊が胎蔵界の大日如来です。
諸尊通用次第の「光明真言法」も本尊は胎蔵界の大日です。
『中院流諸尊通用次第撮要』という本の「光明真言法」の解説に
「○○印は金剛界智なり。明は胎蔵五字明両部不二・事理不二の義なり。
○○印は五峯各一光を放つ。各具五智の義思う可し。手足指の端ごとに光明あり。
したがって百光遍照と名づく。故に胎大日を以て本尊とするなり。この印明を以て八寒・八熱の地獄を照すなり」
とありました。

727705:04/04/21 13:33
>>716さん 
絶対者=大日如来についてですが、
「=」となるのは、我を伴った見方しかできない場合だと思います。
未顕現勢力に対して、理解をしようとするなら、霊格化をした方が
わかりやすいと思います。

ですから、無我の境地をあきらめるなら、空の観察をあきらめるなら
絶対者=大日如来となると思います。
しかし、仏教では基本的に、諦めないと思います。
これならば、イスラム教(主と奴隷の関係)が納得できます。

私達は、我をもって話しているので、霊格化して考えるのが適すると思い
>大日如来より与えられる
と表現しました。未顕現勢力→霊格化→大日如来

しかし、最終目的は、霊格化しないと理解できない、我執の目を
霊格化しないで理解を出来るように昇華するのが密教に思います。
また、それが空の観察に他ならないと思います。
728705:04/04/21 13:46
>>723 金剛杵さん はじめまして
>曼荼羅と宇宙物理学は密接な関係があると思います。

私も似ていると思います。
例えば、量子力学のお話は、間違ってなさそうですが、
森羅万象の波動性を観察者である人間は、
理論通り見ることが出来ている人はいないと思います。

頭では、原子の構造を理論的に知っていても
人の目ではそれとおり、見ることが出来ないと思います。

密教の曼荼羅は、それに似ていて、根本の世界観を示しながら
密教では「科学者のしない事」をしているのだと思います。
それは、理論通りに見れるようにすることだと考えてます。

科学者が「はい。今日から原子の構造を見れる特訓をしましょう」とは
聞いた事がありませんし。方法を知りません。

ところで、実際の世界観は、量子力学の見方の方が空の世界観に
「近い」のではないかと。弘法大師をみてそう思います。
ランボー様、護身神法スレに質問が、載っています。ご回答をお願いします。
>>723
>>728
>曼荼羅と宇宙物理学は密接な関係がある
具体的にどのあたりに関係がある、似ていると思われているのでしょうか?
731金剛杵:04/04/22 13:44
>>730
あくまでも私見ですので
それと勝手に自分で思い込んでるだけかもしれませんが
ある部分は言わないほうがいいのかも
とりあえず唯識とは非常に関係があると思います
>>705さんの仰るように
量子力学と空の世界観は驚くほどに似ていますね
特にハイゼンベルクの不確定性原理とか
無であり有であり、刹那であり常住であり・・・
732名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/22 19:24
こんにちは、質問させてください
別の板で質問したのですが明確なお答えがいただけなかったので
同じ明王系の札を別の寺院で1つずつ頂いて帰りました
奉るとしたら、同じ寺院ではないけど、同じ神なら重ねて奉ってもよいですか?
最適な奉り方、アドバイスください、お願いします
>>733
丁寧の度合いとしては
・各々の御札毎に、灯明・香・水(三具足あるいは五具足)・供物・花
・横に並べてお祀りして、具足類・供物・水は一組
・スペースがなければ重ねてお祀りして(同上)
という感じではないでしょうか。
同じ尊格ごとという点にはに拘らなくてもいいかも知れません。
で、小生もわからんのですが、肝心の重ね方は
前:如来−菩薩−後:明王の順?
(天部は別にした方がいいです)
あるいは
日頃もっともよくお参りしているお寺が前?
重ねて祀ったことがないので、神棚の一宮型の場合を
参考に考えるとこういう感じかと。
どなたか、補完を・・・m(_ _)m
734名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/22 22:34
>>732
どのようなお札ですか?
>>733
神道では猿田彦を祭る場合のみ一番前。そうでなければ、オオミカミ→
一宮→地区の総社→鎮守→個人的信仰の神社の順になる。
とすると、格が同じ神仏のお札なら、その神社仏閣の格の順となる。個人的
にどちらの神社仏閣をより信仰しているかにもよるだろうが、何故、同じ格の
神仏のお札を違うところから授かってきたんだろう?
736734:04/04/22 23:45
>>736
有り難うございます。
神道の場合、神宮大麻 → 惣社・一宮 → 鎮守 → その他 ですよね。
猿田彦さまはご案内・先導の神ということで別格なんでしょうか?
(稲荷は別というのもありますね)
> 何故、同じ格の
推測ですが、東京であれば、成田山、深川、目黒を全部
お参りして、御札を受けてきた=全部不動尊、という感じでは?
ありそうな話でありますが。
観音、薬師、なんかでもありそうですね。>同じ尊格
>>736
猿田彦は出雲から、伊勢にオオミカミを先導したことで、土地、方角、除方災の神だからです。
稲荷は豊川のようにダキニ天、つまり天部の神ということになるので、基本的には後方、つまり
自らの信仰の対象となります。
稲荷の場合はその祭神が何なの、しっかり検討してください。例えば岐阜のお千代ボ稲荷は
祭神は野弧なので、近寄らないほうが無難です。
738名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/23 15:24
皆さん助言有難うございます
2つとも不動尊のお札で、旅行で立ち寄って違うお寺で貰ってきました
勢いというのか
家に帰り、同じ不動尊だけど重ねていいのか、一つずつのほうが良いの
悩み、また、1つずつなら大変??カモと思いここで助言を頂こうとした次第です
旅先というのがミソで、特に今後参ってお気に入りというレベルでなく
悩んでいます
739705:04/04/24 00:36
>>730
私が似ていると感じているのは、
胎蔵界の見かたを変えると金剛界ということと、
量子力学の波動性と見る事、と別の見方をすることが非常に似通っている
と思うのです。
曼荼羅が表裏一体、不二が前提です。

>>731 金剛杵さんにも考えていただきたいのですが
弘法大師の「空海」という名前。
世間で言われる「そらとうみ」という意味に思われますか?

私は、「五大に響き有り」という言葉を聞きまして、
実はそういう意味で作られた名前ではないと考えさせられました。
弘法大師のささやかな、覚者の証明にすら思えてしまいます。
もし未顕現勢力に響きありなら。。。弘法大師の底が見えません。
740734:04/04/24 01:24
>>739
御札を受けてきて1年以上経っている+継続的に信心してないのであれば
焚き上げて、日頃信心の不動尊だけにするのも手。
両方とも旅先の御札だと・・・重ねてしまってはいかがでしょうか。
741名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/24 07:11
自分も伺いたいのだが、二つの御札を祀る場合、菩薩と明王では
どちらが向かって右になるのか?
>>731
>無であり有であり、刹那であり常住であり・・・
これのどのあたりが空なんでしょうか?
743北海大将智:04/04/25 00:34
 ここの所多忙で返事おくれました汗。717さん 蓮華手菩薩(梵Padomapanih)
は観自在菩薩の異名です.『大日経』なんかで蓮華手菩薩という名前で出てきますが
『大日経疏』巻一での解説で観自在菩薩の異名であることがのべられています。
726会奉行師 貴重な情報ありがとうございます。「光明真言」の五智や五部への配当
は様々な先学により述べられていますがやはり「儀軌」によるところを重視すべきなんで
しょうね〜。
 705さん おすすめの書物としては、まず仏教の思想の流れを把握するという意味
において一番のおすすめは春秋社から出ていた『講座大乗仏教』が内容が濃いのですが、
現在は廃刊となっていることなどから、大法輪閣の「仏教とはなにか」という大○大学
の公式テキストはいかがでしょうか?705さんには物足りないかも知れませんが三宗
四派の大学のテキストなので偏りは少ないです。岩波新書の渡辺照宏師の「お経の本」
佛教」「日本の仏教」もわるくはないのですが著作者の考えがダイレクトすぎるきらいが
あります汗
あとは講談社学術文庫の884の『密教の哲学』金岡秀友氏の著作や、大蔵出版の仏典講座
32『秘蔵宝鑰 般若心経秘鍵』勝又俊教博士も弘法大師の著作を原型をいかに崩さないように
現代語訳しているかということから考えると勝又博士の本が一番な気がします。
744北海大将智:04/04/25 00:42
 
739ー705さん 私は物理学は全くわかりませんが、少し気になったので解説させて
いただきますと、
  胎蔵界の見かたを変えると金剛界ということと、
  量子力学の波動性と見る事、と別の見方をすることが非常に似通っている
  と思うのです。
  曼荼羅が表裏一体、不二が前提です。
とありますが、「金剛界九会曼荼羅」と「胎蔵生曼荼羅」の関係についてなんですが、
弘法大師の著作である『秘密曼荼羅十住心論』を読むと「胎蔵生曼荼羅」の四佛から出生
するところの四菩薩が『理趣釈経』『理趣経』で説かれている金剛界系の菩薩であることが
述べられており、『金剛界九会曼荼羅』中の「理趣会」に『理趣経』は相当することから
考えますと『金剛界九会曼荼羅』中に『胎蔵生曼荼羅』を含むといえるのですが、
この二つの法界は『金剛界九会曼荼羅』≧『胎蔵生曼荼羅』という関係にあるんです。
 しかし弘法大師は『金胎不ニ』という青龍寺系の密教を恵果和尚から引き継いでおり
まして、上記の金胎の関係を意識しながらあえて『金胎不ニ』を説いているという説を
となえる学者もいることをカキコしときます。
 741さん 荘厳の例としましては向かって
  ●      ●      ●
  菩      如      明
  薩      来      王
となります。中尊としては如来、明王、菩薩のいずれがくるかはお寺の
場合ですと本尊として伝わっている尊格ということで一概にはいえない
ですが、向かって右手が左手より上の尊格になるようにするのが一般的です。
 ちなみにこの業界では「向かって」ではなく「本尊から見て」右、左という
言い方をしますね。
745名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/25 01:30
「向かって」と「本尊から見て」では、全く逆になるんですが‥

仏教の世界では「本尊から見て右」のほうが「本尊から見て左」より
上座と言うことでヨロシイですか?
○  ○  ○
2  1  3
菩  如  明
薩  来  王

こうなるのかな
746名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/25 01:48
>>738
そのお札には何と書いてありますか?
747738:04/04/25 02:48
>>745、746
ありがとう御座います、如意輪観音と不動尊の御札です。
748名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/25 02:54
>>747
というより書いてある文言を教えてください。
749738:04/04/25 05:13
 >>748
不動尊が「御札、成田山新勝寺、[御礼]」
如意輪観音様がこちらは日蓮宗の御札で「鬼文字」みたいなものが書かれており
一番上に赤文字で十界曼荼羅が書かれ、その下に「奉・秘妙五段・祈祷之?」
とあり、右に「先祖回向」左側に「家内安全」と書かれてます。
750名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/25 10:34
>>749
それでしたら、特に三具足や水等を供えたりする必要もなく、清浄な所(掃除してある所)に普通においておけば良いと思います。
つまり特別に祀る必要はないと思います。
神棚があるなら神棚の脇に置いておいてもいいですし。
>>731
ハイゼンベルクあたりの量子力学はむしろ西洋やインドなら数論派あたりの唯心論っぽくない?
無我論までいってるとは思えない。
752北海大将智:04/04/25 21:34
 745さん 745のカキコの図は向かってでの荘厳では図のとおりです。
ただこの業界では本尊から見てというのは、具体的には仏壇の荘厳では
「右不動、左弘法」といういいかたをしたりします。この荘厳を向かっての
図にすると
図(向かっての図)
 ●         ●        ●
 不         大        弘
 動         日        法
 明         如        大
 王         来        師
となります。ちなみに真言宗では、仏壇の本尊は縁のある曼荼羅上の本尊なら
どの尊格でも可となっています。(天部は除く)
753名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/25 23:16
 >>752
向かってということはこちらから見て(拝むほうからみて)「左不動、
右弘法」ってことですよね?
 また、仏壇の本尊のことですが、天部以外OKということは明王部の尊
をご本尊にしてもいいわけですよね、他のスレみると明王部は仏壇内に祀らない
方がよい、とみるのですが、もし仏壇内に祀るというのであれば明王部で回向等
(供養)が可能と考えてよろしいのでしょうか?
754705:04/04/26 19:28
>>743-744 北海大将智さん
早速の返信ありがとうございます。おすすめに甘えまして
是非とも読みたく思います。

量子力学のお話ですが、ある事象に対して粒子としての見かたをするのでは
なくて、波の性質として観察するとかなんとかと言った話だそうです。
「似ている」と申したのは、一つの事に対して、別次元の見かたをしている
それが、金剛界と胎蔵界の関係に似ていると感じました。
 そこで、

>この二つの法界は『金剛界九会曼荼羅』≧『胎蔵生曼荼羅』
>という関係にあるんです。

という同次元で考察するのを聞きまして、なるほどと思う気持ちと
あることを逆に考えていたのに気づいて、良いことを聞けました。
ありがとうございます。
755北海大将智:04/04/27 01:27
753さん 
  向かってということはこちらから見て(拝むほうからみて)「左不動、
  右弘法」ってことですよね?
 そういうことです。あと仏壇の中に「明王」を祀らないということにかんして
なんですが、むしろ通常、中尊として大日如来の像、本尊からみて右に不動明王
左に弘法大師の小型の掛け軸を荘厳するのがポピュラーな真言宗の仏壇の荘厳の仕方
ですよ。ちなみに弘法大師の変わりに愛染明王を飾る地方もあるようです。
(関東では一般的ではないんですが、これが派の違いなのか地域差なのかはわかりません汗)
 明王は衆生の煩悩を破り、清浄にする尊格なのでよりよい成仏という意味で仏壇に
祀るようになったのでしょう。ただ大元帥明王など明王部の中でも荒ぶる尊格がいらっしゃいます
ので菩提寺の住職とご相談されるとよいと思います。
 754ー705さん
  量子力学のお話ですが、ある事象に対して粒子としての見かたをするのでは
  なくて、波の性質として観察するとかなんとかと言った話だそうです。
  「似ている」と申したのは、一つの事に対して、別次元の見かたをしている
  それが、金剛界と胎蔵界の関係に似ていると感じました。
 おもしろいですね〜。この粒子としてではなく波の性質としてとらえるという量子力学
なんですが密教の五大思想(弘法大師の六大思想)がこの考え方に極めて近いですね。
どうしても地、水、火、風、空、識という六大を、我々は元素的な、自然科学的な思想と混同
しがちなんですが、実はそうではなくてこの世界の様々な働きの背後にある大日如来の智慧の働き
こそが六大なんですよ。例えば「水」も元素的な「水」ではなく水が汚れを落とすように、衆生の
煩悩が清浄なものに変わるという智慧の働きが「水大」の本質なんですよ。
756753:04/04/27 04:39
北海大将智さま
有難う御座います、では仏壇の中の明王に現世利益を望むのはやはり避けるべきでしょうか。
757北海大将智:04/04/28 23:20
 753さん 仏壇、そして位牌の歴史から考えてみましょう。
位牌が仏教の中に取り入れられるのは大体、鎌倉時代ぐらいなんです。
 位階はもともと中国の儒教や道教で先祖霊を祀るために作られたもの
が起源であるといわれています。また日本の神道の先祖霊を祀る風習が
日本でも位牌がうけいれられる背景にはあったといえるでしょう。
 鎌倉時代などの書物には、宋代には中国仏教には取り入れられており
この時代、つまり鎌倉時代には禅宗の僧侶が日本にこの風習を持ち込んだこと
がうかがえます。そして庶民の中で一般的になるのは江戸時代以降のことなんです。
 しかしこの江戸時代以降においてもあくまで仏壇は先祖をみじかに供養するための
ものでした。核家族化により先祖供養という意識がうすれつつある現代の日本
ですが、やはり仏壇というものの役割、初物をそなえたり毎日の健康を先祖に報告する
ということを忘れてはいけないのでしょうか。
 「現世利益」は衆生が仏道に入るきっかけであり、そこから信仰に目覚めていくという
意味では重要なんですが、やはり縁のある寺院に参拝したり、祈願をたのんだりすると
いうことで身近にお寺を感じていただきたいです。そして日々のことを仏壇の御先祖に
報告するということがよろしいと思います。仏壇の諸尊はあくまで先祖の供養ととらえて
いただきたいです。
 お寺での参拝や祈願が成就いたしましたらお仏壇やお墓の御先祖にご報告し諸仏や御先祖
に感謝するということで心を養っていただけたらと思います。佛様ご御先祖様に
お供えをして心を養うのが「供養」なんですよ。
758753:04/04/28 23:59
 >>北海さま
有難う御座いました。
759名無しさん@京都板じゃないよ:04/04/29 02:05
北海氏、散念誦についてお伺いしたいのですが・・。
本尊並ぶに卍に御縁のある諸天諸仏を各108返を唱えているのですが、
その中の一つ仏様愛染明王の真言なのですが、この真言は普通は大呪を
お唱えしますが、これを108返唱える事に時間がかかりるので、根本一字心呪
叉は、三昧耶一字呪の変えて唱えたいと思うのですが、変えて唱えても良いのでしょうか?
叉変えて良いならどちらを唱えれば良いのでしょうか?それとも大呪で108返から21返に回数を変えて
大呪を唱える方が良いのでしょうか?
760北海大将智:04/04/29 23:05
 759さん 私が一つだけいえることは759さんが阿闍梨から対面で
伝授された修法を守って下さいということです。
 もしくは一八道念珠法のような修法かさらに簡素な草々念珠法を修法する
のがよろしいのではないでしょうか。たしかに法流によって散念珠の数はかなり
隔たりが在るんですが汗(伝法院流は比較的少ないです。醍醐の法脈とかと比べると…)
761 :04/05/04 01:11
 
762?k?C?a°?《?q:04/05/05 01:33
age
763北海大将智:04/05/07 21:21
 このままだとこのスレ消えちゃいますね汗 みなさんどうしたんでしょうか?
764真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/07 21:39
>>763
北海さん
おひさしぶりです。私はしばらく宗教板で爆裂していました。
あそこはずいぶんと熱いですね。
ここもずーっとロムってましたが、
最近ちょっとさびしいですね。
ランボーさんも帰ってきてるみたいだけど、
もうこられないみたいですね。
765名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/07 21:47
最近密教に興味をもち本を読んでいるんですが
弘法大師は吽という梵字をつくりだしたんでしょうか?
なぜ吽と言う文字に色々な意味を見出したのでしょうか?
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000115502
これはどうなんでしょうか?
767真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/07 22:42
>>765
すっかり過疎化してしまったこのスレですが、
せっかくのご質問なので私が答えを試みてみます。

梵字というのは弘法大師が作ったものじゃなくて、
古代インドにおいて実際に使われていた文字です。
で、吽字にいろいろな意味があることについては、
弘法大師が発見したというわけではなく、
お経やその解説書のなかに、すでにいろいろと書かれていることです。
弘法大師はそれらの諸説をまとめ、さらに独創的な解釈を加味して
書いたのが「吽字義」という書物です。
その当時の日本においては梵字というものがそれほど伝わって
いなかったので、読んだ人はかなりびっくりしたと思います。
なんたって、漢字とは文字の形体も機能も全然違ったのですから。
ちなみに、この「吽字義」には、梵字の中にいろいろな意味が
含められているということだけではなく、
梵字には不思議な力が具わっていること、
そしてその力が具わっている理由についても書かれています。
768765:04/05/07 22:59
>真言坊主さん
ありがとうございます。
サンスクリット語と梵字としったんは違うものなのでしょうか?
769名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 01:04
だって、ここのスレて、教義的には、難しい専門的過ぎる話を好んでするのに、
知りたい在家ができる拝み方や印などの作法は最終的には伝授しかダメて云われてしまうので
何も聞く事がない。本音を言えば皆そこの話を聞きたいんじゃないかなぁ。
770名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 01:37
>>769
ああ、分かってくれると思うけど
誰ももったいぶったりしてる訳じゃないんだよ。
でも、本当にそれなりの理由があることだから、
なんとか、良い師と縁を結んで在家でも可能な伝授受けておくれよ。
771名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 01:46
やはり仏様の前で授からないとだめだよ。
教えるとしても文章じゃ無理でしょ。
772名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 02:06
>良い師と縁を結んで在家でも可能な伝授受けておくれよ

具体的にどんなパターンが想定されますか?
失礼ながら、とても非現実的な空論に聞こえるのですが・・・
773名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 02:28
去年あたり、護身法なら在家にも授けてるところがあるっていう話題がこのスレで上がってた気がする。
774名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 02:42
>教えるとしても文章じゃ無理でしょ。
どうなんでしょうか?最近の書物(まだ諸先徳者などの伝授本ならまだしも)と、
呼べない本などにが可笑しな観想が記載されてる中、僧としてただ“あの様な本は、まやかし”だと
愚痴や批判してて良いのでしょうか?
無闇に法を説くのも越法の罪なれど求められて拒むのも越法の罪では?。
775名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 02:49
求めれば与えられるんじゃない?
ただし対面で。
776名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 03:21
>>772

えーと、普通に密教寺院調べて、まずはいくつかめぼしい所に出向いて、
まずは、一番良さそうなところの行事に参加して様子見る。
そこの坊さんと相性が良さそうなら、具体的な講義とかに参加する。
駄目なら、別なところに。ただ、あまり完璧を求めすぎても駄目。
自分の現状を差し置いて、自分に縁のある寺や坊さんに完璧を求めるのは、仏道とは合わないから。
そして、2〜3年通ったったら、在家のまま得度とかすれば、
本山の主催する行事に参加できるようになったりもする。
この辺りは、古義系新義系で、結構違いがあるから、自分で調べてね。
出家じゃなくても、時間かけて選ぶほうがいいね。お見合いみたいなもんだから。
西日本だと、そんな苦労せずに善良なお寺に出会いやすいかも。

まあ、ある程度、自己努力が必要ですよ。
特に、密教の場合は、自分の師を探す過程が、大事な修行になるので。
777名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 03:35
>>774 求められて拒むのも越法の罪

771は私ではないですが、代わりにお答えします。

顕教と密教で得られえる成果は同じだけど、そういう部分はまったく違うのですよ。
文字だけじゃ絶対に伝わらんのです。文字だけで伝えては駄目なのです。
これは、特権意識維持のためじゃなくて、
伝授者、授法者、将来密教と縁を持つ者、それ以外の衆生
--すべての衆生にとって一番安全かつ責任あるやり方なんですよ。

で、お釈迦様は、教えを隠すことはしなかったとかそういう話があったとしても
それは、それを説かれた文脈の中で有効なことであって、
密教には当てはまらないので、ここは誤解してはいけません。

密教の場合は、それを理解できる準備が整わないと、伝授できないんです。

で、この話に違和感を覚えた人は、別に顕教で修行すればいいのだと思います。
何故なら、よほどのことがない限り、非常に安全ですから。
それに、顕教やその瞑想であっても、普通の人は、十分満足できる結果が得られるはずです。
密教に入る場合でも、むしろ、顕教やその瞑想に習熟した人の方が、
習得率も安全性も完成度も速いです。
778名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 03:39
訂正
>>習得率も安全性も完成度も速いです。

習得率も安全性も完成度も「高い」です。
779真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/08 09:33
>>774
若し実の如く説かば小機は疑いを致し、
謗を生じて、定めて一闡提無間の人と為らん。
是の故に応化の如来は秘して談ぜず、
伝法の菩薩は置いて論ぜず。(秘蔵宝鑰)

真言法をおおっぴらに説かない理由はこれでしょう。
2ちゃんで事相について語るのは私は控えています。
求められて拒むのも越法罪という論は成り立たないと思います。
事実、最澄さんに対して空海さんはこのように言って
法の授与を拒んでいます。

秘蔵の奥旨は文を得ることを貴しとせず。
唯心を以て心い伝うるに在り。文は是れ糟粕、
文は是れ瓦礫なり。糟粕瓦礫を受くれば則ち粋実至実を失う。
真を捨てて偽を拾うは愚人の法なり。(性霊集)

真に真言法を求めるならば、2ちゃんなんかで済まそうなんて
気はおこさずに、自ら師をさがして入門するのがよいでしょう。
ただし教相に関して議論するぶんには問題ないと思います。
780真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/08 09:39
>>768
いっしょですよ。
ただし、サンスクリットは言語として、
梵字・悉曇は文字としての名称ではないかと思います。
梵字と悉曇との違いは称呼の時代的変遷かと思いますが、
私はくわしいことはわかりません。
北海さんならわかると思いますから、
お急ぎでなければ気長に待ってみてください。
ちなみに、初心者向けの入門スレが宗教板にありますから、
そちらで尋ねてみるのも手じゃないかと思います。
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1071582534/l50
781名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 09:48
前の人が引用してる性霊集で思い出したけど
現代の伝統仏教のあり方を否定している人なんかにも
お大師さん全集読んで欲しいかも。
782名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 16:37
>教相に関して議論するぶんには問題ないと・・云々
問題あり。事相がダメで教相は良いと云う理屈が解らない。
事相がついていってないのに頭でかっちになり解った気でいる。
簡単な例;ウン字についての回答・・ウン字が「因」の義であり悟りの因となるのが菩提心である
ことが説かれています。「因」の義であり悟りの因となるのが菩提心である・・こんな専門的言葉で
在家や読んでる人が理解できるのか?。この因自体色々な意味がある。在家者が勝ってに誤った理解
をする事もある。だから事相と教相は両車輪なり。事相もダメなら教相もダメなのである。
教相を行なう際は事相も必要なのである。
783名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 16:58
>密教の場合は、それを理解できる準備が整わないと、伝授できないんです。
それは、昔の昔の話と今の時代の話を一緒にするのは可笑しいよ。
今のお坊さんに理解出来る準備なんて出来てないと思うけど。
酒は飲むは、お姉さん遊びはするは、お金で僧の階級を買うは、まだ印でも知って護身法をしたいて人の方が
準備が出来てると思うけど。
784真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/08 17:16
>>782
それじゃおたずねする。
事相と教相とは車の両輪、鳥の双翼。
事相を秘匿するならば教相もしかりと。
この論理でゆけば、伝法は一切不可となる。
その反対に教相を公開するならば事相も公開してしかりと。
この論理でゆけば上掲の宝鑰と性霊集の文言に抵触する。
事相教相は同一にして公開も秘匿も同時にすべし
というのであれば、真言密教の進退はままならないのじゃないですか。
あなたはいったいどのように伝法が行われ、
どのように修法するのが理想というのでしょう?
ぜひお考えをお聞かせください。

要するに私がいいたいのは、事相に関しては、節度をもって
必要以上のことを得意になってしゃべるのはよくないということ。
特に気をつけたいのは、多くの人が知らないことだからといって、
必要以上に秘匿を強調したり、出し惜しみをしたりすること。
あるいはそれとは全く反対に伝授で口外を禁止されていることを
現代ではそんなことは言ってられないと称して必要以上に公開すること。
ただし、事相と教相との区分を明確につけるのは困難。
だから、結局はこの節度というのは個人個人の良心にかかっている。
マニュアル化することは危険であるし、不可能に近いと思う。
785金剛杵:04/05/08 17:44
急に白熱してきましたね
dat落ちしないですみます
786名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 22:21
>>773
四天王寺なら5/3の灌頂儀式に三年出席すれば、護身法を授けてくれるそうです。
金額は、トータルで九万円(一回三万円)だそうです。
他にもあるようでかど、ちゃんとした寺院では、ないようです・・・・
787786:04/05/08 22:24
×他にもあるようでかど

○他にもあるようですけど

すみませんでした。
788786:04/05/08 22:30
あと、京都の聖護院もお経の講習会を一年受講すると、護身法を授けて頂けるらしいです。
ただ、平日の晩19時から21時の講習は地元の人じゃないと難しいですね・・・
789名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/08 22:56
貴殿の云ってる事は、逆を返せば
教相に関しては、節度をもって必要以上の事を得意になってしゃべるのは良く無いという事であり
事相に関しては、必要以下以前のカキコだと思うよ。印がダメなら金合で、護身法の真言を唱える事も可能だし
観想に関しては、ウン字の話まで持ち出すならウン=菩提心=金剛サッタ=金剛五鈷まで説明してこそ節度をもって(正統)と
云えると思うよ。貴殿は、2chだからこそ事相がダメだと云うの前提なのだから
>事相と教相との区分を明確につけるのは困難。
困難が、故に専門的教義を2ちゃんだから“こそ”得意になってカキコする必要はないでは?。

790金剛杵:04/05/08 23:08
僧侶さん同士で白熱しておられますが
実践部門(事相)を秘密、口頭伝授する理由は
在家素人から見れば、
やはり人を超えた力のようなものがあるから
また、不心得の者がそれを悪用した時の被害?が相当なものになるから
と、推察するのですが、いかがでしょうか。
791金剛杵:04/05/08 23:19
連投ですみません
そもそも、不心得者に密教の力(法力)が使えるとは思えないのですが。
超能力のソレとは次元が違うと思います。それとも過程の内に身につくものなのか・・・
今まで疑問に思っていたのですが
よく巷の呪術の本とかで、「○○尊による縁切り修法」だとか色々ありますが
これらは正当な密教の修法なのでしょうか?
これらの修法も即身成仏への方便なのでしょうか?
素人の自分からみれば、十八道とか五相成身観とかのほうが正当な修法に思えるのですが
792眞海:04/05/08 23:50
金剛杵さん。
あなた本当に素人なの?

>よく巷の呪術の本とかで・・・これらは正当な密教の修法なのでしょうか?

正当な密教と言うよりは、修験道や陰陽道・古神道・道教などの修法だね。
ちょっとおしえて!十八道とか五相成身観とか何で調べたの?内要も知ってるの?
何か凄いね。たまにビックリする事カキコする在家さん居るもんね。


久しぶりにカキコ。
793金剛杵:04/05/09 00:06
>>792眞海様
欲と業に塗れた一般素人です
在家という言葉を使うのもおこがましいかもしれません。
修法とかは本に堂々と載ってます。特に某オカルト科学系の雑誌には印相も御真言もいっしょに・・・
十八道も印相や御真言も載ってましたが、素人に理解出来るはずもありませんでした
この道御専門の僧侶さんの方々はこの事をどう思われますか?
この議論からいけば完全に越法ですよね
794北海大将智:04/05/09 00:45
なんだか盛り上がってきましたがよい方向に向かうことを期待しています。

765さん サンスクリット語と梵字としったんは違うものなのでしょうか?
 
真言坊主師が解説されていますが補足ということで、サンスクリット語はインド
における言語の一つです。インドでは階級、地域により多くの言語がありその中でも
バラモン階級に用いられていた言語がこのサンスクリット語です。釈尊入滅後に弟子
たちにより、その教えを正しく伝えるため経典の編纂が行われたのですがその時にこの
サンスクリット語が経典を記述するさいの言語として採択され、以降ほとんどの経典
がサンスクリット語で書かれることになります。(南伝仏教で用いられるパーリ語はサンスクリット
語から作られた言語です。)さて悉曇はこのサンスクリット語のsiddhamの音写語です。
sidahamはもともと成就したものの意味です。シッダマートリカ文字という書体が
中国に入ったさいに墨と筆や刷毛で書かれるようになり今の悉曇の原型ができました。
悉曇は文字、音韻、文法に関する言語学の総称で日本では用いられていますが
梵語は特に文法を意味する場合に、悉曇は書体・字母の意味で中国では用いられました。
 ちなみに梵語は梵天から授かった言葉という意味のブラフマーナに由来します。
インド土着の信仰における創造神としての梵天(ブラフマン)に梵語、いいかえれば
サンスクリット語は起源が求められるんですよ。
 真言坊主師、金剛杵さん、眞海師あらためましてお久しぶりです。
791〜792 よくオカルト系の本に純密の真言行者ではないかたが修法を記載されて
いることが少なくないのですが頭が痛いです。即身成仏に関してはやはり大日経にもとずく
阿字観(阿字観用心口決には阿字観により本不生を悟ることができれば即身成仏であると記述されている。)
もしくは五相成身観などの修禅、もしくは『大日経』の三句の法門、いわく「菩提心を因とし、大悲を根
とし、方便を究竟とする。」という真言法による衆生救済考えられます。
795真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 00:57
>>789
吽字の話題を出したのは私ではないですよ。
それと、「弘法大師がなぜ吽字にいろいろな意味があるのを
見いだしたのでしょうか」との質問もあったので、
この質問をされた方は『吽字義』のことをいっているんだなあ、
と思って、私は弘法大師が独自に見いだしたわけではない、
ということを述べただけです。この質問の文脈では別に吽字の字義の
説明までする必要はないでしょう?
それと、私は公開・非公開の区分は個人個人がすべきである、
その判断基準は個人の良心による、ということを言っているのであって、
私は自分の基準を人におしつけようというわけじゃあありません。
だから、これまでに印相についての話題が出ても、
私は「そんなことはしゃべっちゃいかん」などと一言も言ったことはないです。
その人は自分の良識の範囲でしゃべっているわけですから。
ただ、おもしろ半分でやるのはよくない、と言っただけです。
最後に、事相を語ることも不可、教相を語ることも不可、というならば
台密は全く語れませんよ。台密の事相は法華円教の教理によって
裏付けられていますから。ま、東密にしても同じことですが。
それと、秘匿する必要性がしばしば主張されるのは
安易に誹謗されることを防ぐということもありますが、
加持力の効果が薄れるということも、やはりあったからだと思いますよ。
ま、そもそも加持力の効果なんてありえないというのであれば、
もちろんその秘匿の必要性もなくなるのでしょうが。
796北海大将智:04/05/09 00:59
 金剛杵さん 一八道までのってるんですか…汗。というか一八道の
基本をなす印と真言(さらに観想までのってるんでしょうか汗)だけでは
修法として成立しないんですが…。面受の問題だけでなく細かい佛器や仏具
の作法もあるし…。いずれにせよ車も運転方法を文章化して、それを読んだと
しても決して安全に人を乗せたりできないのと一緒で、衆生救済のためには
阿闍梨から面受で授かり、繰り返し繰り返し修法を行うという加行を受ける
ことでしか、その精神と法は授かることができないと思います。
 
797名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/09 01:14
北海さん一八道の観想記載されてますよ。
今、こんな感じなんで聞きやすいので、初心者的質問をします。
本不生てどう云う意味ですか?
798真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 01:19
>>793金剛杵さん
>>796北海大将智さん
十八道くらいのものならば、まだよしとしなくちゃならんでしょうね。
真言法の中には積極的に他者に危害を与えるものもあるじゃないですか。
そんなものまでをおおっぴらに載せているものもありますよ。
効果のあるなしに関係なく、かけられた人が精神的被害をこうむるには
違いありませんから。こういうものは良心以前の問題でやるべきじゃないし、
公開すべきじゃない。要するに、すべてを公開してもいいってことになると、
十八道のようなものと降伏法のような危険度の高いものとを
いっしょくたにしてしまうようなことが起こるんですよね。
そうなると大変なことになりますから、
だから越法罪なんてことが強調されるのでしょう。
あ、これって、すでに金剛杵さんが>>790で指摘していたことですね。
799眞海:04/05/09 01:59
きつい言い方かもしれませんが、小さい子供に業者用の良く切れる刃物を持たせる様な
ものですね。逆な言い方をするならば、講か修験の会に入って貰って一歩踏み込んで修学
して戴きたい。良い物(凄いもの)というものは間違いなく諸刃の剣で在る事をしっかり身
に付けて戴いた方が色々な意味で安全(本人の為にも、周りの人の為にも)だし、真剣に
成らざるを得ないですよ。真言坊主さんも北海さんも適当に答えている訳ではない事が
良く分かる様になりますしね。某氏が去られてからは最良スレになりましたから在家の
皆さんも真言密教信望者の方々も自分の気持ちばかりをぶつけるのではなくて、教師の
方々が、何を伝え様としているのかを能く考えてみて欲しいです。噛み付くのでは無く、
分からなければ何度でも噛み砕いて貰えば良いのですから。それから領域だけは守って
戴きたい。そうして密教は三国伝道してきたのだから。
800名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/09 02:49
774の云う通りだ。自分達で道筋を立てる訳でもなく批判や愚痴を言ってばかりだ。
同じ僧同士で、知識のひけらかしばかり。チャント797さんの質問答えてあげなよ。
北海師の質問だから遠慮してるのかな?
講か修験の会に入って貰って一歩踏み込んで修学して戴きたい・・だったらこのスレ不要じゃん。
801真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 03:52
>>800
これが知識のひけらかしとうつりますか。
知識のひけらかしってのは、ふつうこんなふうにはされない。
もっとわけのわからない専門用語が出てきますよ。
ここで議論されている事相の公開と非公開との問題というのは
弘法大師の頃から議論されてきた大問題なんですよ。
このことは事相と教相との区分、
すなわち、何をもって事相とみなすか、という問題、
さらには顕教と密教との区分、
すなわち何をもって密教とみなすか、という問題にもかかわる、
重要な問題なんです。
こういったことを議論しているところへ、しかも匿名で
「知識のひけらかし」なんて言われると、ちょっと残念ですね。
それと、前から疑問に思っていたんですけれど、
このスレに僧侶が参加すると、
その人は必ず回答者にならなくてはいけないのですか?
ときどき、「***の質問に答えてやれ」ってレスを見ますが、
ちょっと納得できない。それにそもそもここのスレって
質問スレじゃないじゃないですか。
自由に真言に関することについて発言していいスレなんじゃないのですか?
私はもっといろんな人が、いろんな立場から発言したほうが
おもしろいと思う。在家も出家も霊能者も学者も好事家も、
同じ目線で話し合える場ってなかなかないじゃない。
ここが2ちゃんの醍醐味でないのかなあ。
だから、発言の内容を強制・拘束・限定したり、
回答を強要したり、指図したりするのには断固反対する!
それと、「オレは在家だから」って卑屈になる必要なんかない。
だいたい、ここにいる坊さんで、在家の人を見下している人がいますか?
前の金剛杵さんだって、在家の立場からいい意見を出していたじゃない。
これが、2ちゃんのおもしろいところ。
そんな卑屈にならずに、もっと会話を楽しみましょ!
802名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/09 03:53
不要には思えないよ
803真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 03:59
ひとつ言い忘れたけど、
自由といってもそこは当然、良識の範囲でのこと。
最近また2ちゃねらで逮捕者が出たみたいだし、
人の気分を害するようなことはやめましょ。
804802:04/05/09 05:57
>>802>>800へのレス。
805北海大将智:04/05/09 11:39
797さん
北海さん一八道の観想記載されてますよ。
今、こんな感じなんで聞きやすいので、初心者的質問をします。
本不生てどう云う意味ですか?

観想まで記載されているんですか汗 僧侶や研究者向けの専門書
でも一般の書店で売られている書物では印、真言、観想の三密の
うち観想が省いてあったり面受で伝授を受けなければならないよう
になっていたり普通するんですがオカルト系の本は本当に困りますね。
 衆生救済云々よりは好事家の消費目的重視ですもんね。やはりポスト
モダン以降の現代では背景哲学よりも表面的な利益にしか目がいかない
のでしょうか…。
 さてさて「本不生」なんですが、どうしても教理の話になると専門用語
を使わないと、そのニュアンスがずれる恐れがあるので使ってしまうのです
が指摘いただければいままでどうり分かりやすく解説します。何度かに渡って
専門用語が分からない場合は指摘してくれれば解説するとカキコしてきましたが
あらためて…。
806北海大将智:04/05/09 11:40
  さてさて「本不生」なんですが、どうしても教理の話になると専門用語
を使わないと、そのニュアンスがずれる恐れがあるので使ってしまうのです
が指摘いただければいままでどうり分かりやすく解説します。何度かに渡って
専門用語が分からない場合は指摘してくれれば解説するとカキコしてきましたが
あらためて…。
 仏教の基本的な考え方の一つに「縁起」があります。たとえば人が生きる上で
逃れることのできない苦に四苦があります。四苦とは「生・老・病・死」つまり
年をとり、病気になり、やがて死をむかえるという限りある命に生まれたという
苦しみであり、これらの原因としては無明(煩悩に心が覆われていて道理を悟れない)
でありこの苦と無明の関係を十二の因果関係で観じるのが十二縁起です。この縁起
の法がさらに後の時代には業感縁起、アーラヤ識縁起、如来蔵縁起、法界縁起、六大縁起
などの縁起の法則の思想として発展しました。「本不生」は阿字本不生縁起であり密教
経典である『大毘廬遮那佛神変加持経』通称『大日経』で説かれる「縁起の法」です。
この「阿字本不生縁起」の面白い点は原因と結果という関係でとらえられる縁起の法を
連続としてとらえる点にあります。つまり結果の原因は、べつの結果であるということです。
 例え話としては私には父母がいて、さらに父母には父母(わたしからみて祖父母)いてという
ようにさかのぼっていくと果てしなくさかのぼれるわけです。人の前は進化論的には猿であった
ろうしその猿は、さらに原始的な哺乳類であったろうし、さらにさらにこの宇宙はビックバンから
始まったのでしょうが、そのビックバンの前はおそらくビックバンの原因となる何かがあったのでは
ないでしょうか。人にはこの世界の、宇宙の本当の意味での始まりを求められない、しかしこの宇宙
はたえず変化しながら存在しているわけです。「一切諸法因不可徳」という言葉が「吽字義」では説かれる
わけですが上記のことが「一切諸法因不可徳」であり「本不生」とはこういうことです。そしてこの
過去、現在、未来に渡って因果の法を超えて宇宙にある智慧を尊格化すると法身大日如来となるわけです。
 「阿字観」はこの果てしない因果の道理を超えた智慧の世界を象徴的に阿字であらわし一体となる瞑想法
であります。
807ランボー:04/05/09 13:37
自由な書き込みが多くて、微笑ましい広場ですね。チョッと矛盾も感じますが。
たとえば、某氏が去られてからは最良スレになりましたから と言って次に 在家の 皆さんも真言密教信望者の
方々も自分の気持ちばかりをぶつけるのではなくて、教師の 方々が、何を伝え様としているのかを能く考えてみ
て欲しいです。 と今書き込まれていることを否定している。だから、ここを見るのが止められないのです。
TVのほんこわクラブも終わったし、少し熱を入れて見なくては。
小さい子供に業者用の良く切れる刃物を持たせる様な 事をして刃物の恐さを教えないと、鉛筆ひとつ削れない
大人になるかもね。
呼び水をありがとう。
808真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 15:49
>>807
ランボーさん
おひさしぶりです。
ずいぶんと長い欠席(2ちゃんの)でしたね。
また、おおいに議論しましょう。
809ランボー:04/05/09 17:22
>>808
お久しぶりです。
明日からまた早朝の飛行機で出かけます。
落ち着いたら、書き込みします。
では、また。
810名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/09 17:37
>>795
>>加持力の効果が薄れるということも、やはりあったからだと思いますよ。

この部分の解釈は坊さんによってわかれますね。
これは、必ずしも宗派で分かれるのではなくて、
その人が密教を理解するときにベースとなる顕教にあたる内容が
唯識系なのか中観系なのか本覚系なのか・・・などなど・・・によって
それぞれの立場で、だいたいある一定の結論を持つ傾向にあるようです。

ちなみに、私は、効果が薄れる云々は、まったく関係ないと思います。
慎重に一定の手続きを経て密教と縁を持ち、
慎重に一定の手続きを踏んで(もちろん、形式だけじゃなくて、機根など含めて)
慎重にしかるべき手続きを経れば、
結果として、誰にでも、本来のしかるべき結果が出ると思います。

蛇足ですが、ご存知のとおり、密教経典や注釈書を眺めれば、
「唯識」・「中観」・「昔で言うところの三論宗で修めるべき多くの基礎」を
ある程度きちんと知ってないと、理解できないものが多いです。
お大師さんの著作物も、お大師さんの思想的立場がはっきり示されている場合でも、
仏教内のそれ以外のさまざまな立場を理解してなければ
とても理解できないような語句、概念、論理展開などたくさんあります。
ですから、私は、本来的には単なる知識に過ぎないことでも、
対面でなければ伝わりにくいことは、情報としても書かない方針にしてます。
これは、あくまで、私個人の方針に過ぎませんけどね。
811810:04/05/09 17:57
私の本音としては、戦後に複数の宗教団体の暴走さえなければ、
しかるべき判断でしかるべき程度の密教の公開もあってもよいと思ってます。
ですが、残念ながら、「戦後に複数の宗教団体の暴走」がありました。
その要因のひとつは、
「宗教を持たない場合でも人間として自然にごく普通の宗教的感覚を備える宗教/仏教文化が失われたこと」
ですが、それをフォローするだけのものも現在の社会にはありません。

また、もうひとつ、
仏教に興味を持つ人が、必ずしも、仏教で得られないものを仏教に期待しているという面も
ことを難しくしていると思います(ここ20年前に頻発している複数の事件)。

確かに、現代にあわせることも必要であるという発想は大事だと思いますが、
しかし、結局、現在、密教の信者であられる方々は、それぞれの試練や苦悩を経て、
密教と縁を結ばれているので、
開かれている開かれていないという問題ではなくて、
仏教や密教を求める者が、仏教や密教に縁を持つためには、どうすればいいのかについて、
不可思議なことに期待せずに、考え、行動することが、大切だと思います。

仏さんは、仏教者、非仏教者を区別したりしませんし、誰かだけをひいきしたりはしないです。
だからこそ、各個人が背負っているものにめげずに、しかるべき手続きをとろうとするところに、
仏さんは喜んで、仏や仏教や密教と縁を結べるような手助けをしてくださることもあるかと思います。
812真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 18:39
>>810
あなたは>>789さんではないですよね?
789さんには申し訳ないけど、文章が全然違う。
私とは以前別スレで会話したことがあるのじゃないですか?
ま、それはさておき……

公開することによって加持力の効果が薄れる、というのは
私はそれほど深い意味で言ったのではありません。
よく伝授のときに出てくる話にあるじゃないですか。
仏教のことを全くしらない人が間違った真言を唱えて
治病に効果をあげているところへ、ある坊さんが訪れてきて
その真言の間違いを指摘する、するとそれまで効果のあったものが
全く効き目がなくなってしまう……このたぐいのことです。
私は呪術的効果というのはやはり機密性と何らかの関係があるのじゃ
ないかと考えています。丑三つ参りにしても、
昼の日中に人前でやったって効果はない。人を避けて隠れてやるからこそ
効果が出てくるのじゃないでしょうか。
いや、真言法と丑三つ参りとを比較するなんて不敬ですが、
どうも、道教系の文献を読んでいると、そんな気がするんです。
たしか、長部和雄の本の中に密教経典に説かれている非公開とする要素が
道教のそれに由来することを指摘したものがあったと思います。
道蔵のなかには、けっこう「これを公開すると地獄に堕ちる」といった
ニュアンスが出てくるんですよ。
813810:04/05/09 21:44
>>812
わざわざどうも。私は789さんじゃないです。
もしかしたらインターネットのどこかか、あるいは、この板での知り合いかもしれないです。
それどころか、リアルでの知人なら、笑えます。ほんと笑える。
その可能性がすごーく大ですが、その場合は、互いの通常の状況で
それを間違いなく確認できる方法で、お願いします(互いに「あじゃり」とはいえ、厳密な意味では非成仏者なので)。

で、812さんの本文について。
ええと、20%位同意です。で、残りの80%は、812さんを否定しているのではなくて、
すごく説明が微妙です。対面だとはっきり理解しあえるでしょう。
もちろん、812さんが私の考えに共感するかどうかは別ですし、どちらの考えが妥当かは、状況によるかもです。

私は、非密教徒の間で交わされている密教の議論について、色んな思いがあります。
もちろん、必ずしもすべては否定しません。
ですが、仏教の密教としてごく普通の手続きを経ることで仏教の密教と縁を持つことで、
かなり良い成果を得られるだろうなと思うような機根を持つ人が、たまーにいます。
もちろん、見下してそういうことを思っているのではなくて、もったいないなーということです。
具体的には、「あじゃり」の誰がその人のことを心配するにしても、最終的に、その人が、仏教の密教と縁を持つには、
ぎりぎり超えるべき何らかの障害があるゆえに、それ以上、どうにもできないという歯がゆい状況という感じです。
もちろん、私も、たいしたことない修行者です。でも、たいしたことない私でも、
その人が、その手続きをとるという心的態度を示せば、
必ずや、すばらしい「あじゃり」になるのに、ともったいないなーという感じにつきるのです
(私の経験からのみでなく、さまざまな先達の遺したものを踏まえたうえでの見解です)。

ここで書いたことは、ちょっと話がそれてますが、812さんの言わんとしてる方向性で書いたつもりです。
まあ、もし、わかりにくかったら、ごめんなさい。
とりあえず、よろしくです。
814810:04/05/09 21:54
>>812

誤解が生じる可能性があるので、
「道教」、「道蔵」のことは、書かないほうがいいと思います。
理由は、(即身)成仏道において、そして、(即身)成仏においては、
しかるべき手続きを経て灌頂を受けた者が、
しかるべきことを、しかるべき手続きを経ながら、智恵と方便の行に励むことで、
しかるべき結果が、ごく当たり前に、成就するからです。
その過程において、私たち、仏教の密教徒にとっては、しかるべき王道以外は、
考慮すべき対象ではありませんから--というのが私の考えです。
815名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/09 22:29
816眞海:04/05/09 22:35
ランボーさん。
相変わらずですね。でもお元気そうで何よりです。

>小さい子供に・・・
承知の上でカキコされて居るとは思いますが、良し悪しの本意的(根本的)な判断が
出来ていない、面受されて居なければ理解し得ないと言う意味ですよ。
ランボーさんと話すと自分の未熟さを実感させられて、とても有り難いです。

本怖クラブ妹が良く見ていて私に能く話してくれました。いろんな解説者(霊能者)が
出ていて面白かったそうじゃないですか。本物なんですかその霊能者って・・・?
817真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 23:07
>>813
ごていねいなレスありがとうございました。
要するに、密教の修法を知って暴走するような輩がいないのであれば、
公開しても問題ない、加持の効果は公開・非公開に関係なく、
修法する本人の機根と精進しだいということですね。
成仏を目的とする修法のばあいは、私もこの考えに異論はありません。
やはり、問題は現世利益を目的とした修法のばあいでしょうねえ。
いわゆる呪術と称されるものです。
わたしが>>795で「加持力の効果が薄れる」と言ったのも、
この現世利益を目的とする修法のばあいに関してのことです。
即身成仏の観行に日々精進される方からすれば、このような修法は
忌避すべきものかもしれませんが、一般に密教といえば、
注目されるのはやはりこのたぐいのものです。
このことは空海さんの時代においても同じであったことは多くの
資料の語るところです。応永の大成のごとく邪法はすべて切り捨てる
ということは現代においては無理かと思いますから、
このようなものをいかに対処していくかということは、
今後の真言宗の大きな課題でしょうねえ。
ところで、話をちょっともとにもどしまして、
>>810のなかで、唯識系か中観系か本覚系かで考えが異なる云々とのことを
言われてましたが、そのお考え、もちょっと具体的に教えていただけませんか?
唯識系と中観系との二つだけで結構ですから。
修法する行者のベースとなる哲学的思考によって
加持力の現れ方に差が出てくるという考えには
ちょっと興味があります。
818真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 23:22
>>814
道教に関してですが、ずいぶんと悪い印象を持たれているようですね。
かつては道教・陰陽道といえば、密教の邪流にさかんに利用されたために
道教や陰陽道そのものが淫祠邪教のごとくみられた時代もありますが、
最近ではかなり研究が進んできて、そのような見方はされなくなっています。
私が道蔵を読んでいるのは、道教の方術などを実践するためではなく、
純粋に宗教学としての観点から勉強しているだけです。
この方面を勉強すると、ものすごく漢訳経典の理解が深まりますよ。
それに、空海さんの『三教指帰』には道教に関する記述もありますし、
そのほかにも『御遺告』の最後のほうなんかは
陰陽道の知識ぬきにその内容を理解することはできません。
あと、即身成仏という成仏のありかた、
これは私の推測なんですが、老荘思想と深いかかわりがあると思いますよ。
ちなみに道蔵の中には『老子』『荘子』『列子』なども入ってますから、
そんなに毛嫌いしないでください。
819真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 23:29
>>816
眞海さん
こんばんわ。本怖クラブってテレビ番組ですか?
それにランボーさんが出ていたのですか?
だったら見たかったなー!
もう終わっちゃったのかな。
820810:04/05/09 23:36
>>817
>>この現世利益を目的とする修法のばあいに関してのことです。

釈迦に説法で申し訳ありません。
確かに、世俗利益と色んな本尊との対応関係はありましょう。
ですけどね、たとえ、現世利益であっても、我々「あじゃり」が考えるべきものは、
来場者や依頼者の長期的な幸せを考えた上でのそれです。
であるならば、密教業者は、日本密教の根本本尊を主体に考えるべきだと思います。
そうすれば、自ずと答えは出るはずです。偉そうな言い方でしたら申し訳ありません。
あなたが灌頂を受けた「あじゃり」であるならば、上の説明だけでわかるはずです。
821810:04/05/09 23:48
>>唯識系か中観系か本覚系かで

これ、微妙なんですよね。はは。
ここで言える範囲内の私の見解としては、
「加持力の差」ではなくて、注意点が異なってくるということです。
何系でも、それぞれは必ずお経との関係があります。
となると、そのお経がどういう存在を対象にどういう背景でどういう理由で書かれたかの
違いがあります。事実としての違いです。場合によっては、学ぶ順番が絡むことがありますが、それはここでは省きます。
最終的に、何系の立場を、仮にor最終的に取るにせよ、
それぞれの系統の元になっている経典の上記の背景をきちんと理解すれば
無難かつ正当な実践方法や対処方法が理解されるはずですし、
そうすれば、多少諸説で違いがある場合でも、
各祖師の書かれた注釈書に登場する各系統の思想や概念などを
その注釈書の妥当な文脈で理解できると思います。

まあ、ただ、それぞれ宗派で微妙に違う点は、
各自の宗派の見解と矛盾しない、自分勝手じゃない範囲内で、
納得して、実践すればいいと思います。
そのためには、しかるべき各伝授と各口伝などが必要だと思います。
ご自分の授かった伝授と口伝について、実践しながら何度も熟慮を重ねる必要があります。
とか、偉そうにいってますが、これは一般論ですから、ははは。

>>818
見下したり毛嫌いしてるわけではありません。

伝統系でも、本山によって、そっち系統の扱いは異なるのは事実です。
私の系列では、現世利益に関しても、長期的視野を重んじます。
各人考え方は違うでしょうが、私は伝授内容とその理由に納得しているので、
事実として、それでいいと考えているわけです。
必要性の問題として、どの伝統密教諸本山にも共通する
ノーマルな伝授とその口伝の実践で、間違いなく、事足りると思います。
もちろん、すべきことを地道にしていかなければなりません。
822真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/09 23:53
>>820
ずいぶんと阿闍梨のあるべき姿について固定的な見方をされてるんですね。
私はそんなに殊勝な阿闍梨ではありませんし、
そのような固定的な見方をしようとも思いません。
個人が固定的な見方をして、その尺度で物事を判断し、
人にそれを強要するというのは危険ですよ。
それが進んでいくと、自分の考え方に異なる者を排除しようとする。
いわゆる原理主義というやつですよ。
思うに、これは真言密教のもつ曼荼羅思想とは大いに異なる。
823810:04/05/10 00:00
>>817

連続書き込みすいません。

ああ、基本的に、私は、
現実的には、いままでの伝授のあり方が最も全衆生にとって
結果的に良いものだと考えています。

機根云々も、結局、しかるべき手続きを経ようと決断して、
それを実際に実行することによって、
それこそ現実に、師匠、寺院、密教、その諸仏諸菩薩と正式に縁を結ぶことになるのです。
ですから、正式に縁を結ばない限りは、仏教の密教の長期的に妥当な本当の成果は、
世間・出世間のどちらにおいても、出ないと考えます。
在家さんであっても、対在家さんに用意されているしかるべき手続きを経て、
しかるべき手続きを逸脱しないでしかるべき動機を保って実践すれば、
しかるべき結果はでますが、在家の場合は、出世間の修行に徹して、
その成果が日常生活で自然に出る形で、世俗に貢献すべきだと思います。
824810:04/05/10 00:03
>>822

ええと、それは、結局、各宗派の見解の違いですよ。
当然、あなたに強制はできません。
ただ、何度もいいますが、ここでは、あなたと完全に意見が一致することはないでしょう。
ですが、対面で話せば、共感はできなくても、ああそういう背景でねというのはわかるかと思います。
互いに、ここでは、なんでも話せるわけではないというのをなんとかご了解を。
825真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 00:11
>>824
了解しました。
文章で、しかも第三者の見ている掲示板で
意思の疎通をするというのは難しいものですね。
826810:04/05/10 01:05
んー、ただ、ひとつ言えることは、
伝統本山系は、純密以外(外部修験道者)への対応の許容度の違いはあるけど、
基本的に、伝統本山が所属内部者に伝授するのは、純密だけなんだけどね。
くどいけど、対応の違いはあるけど、
「伝統本山が所属者に正式伝授するのは、純密だけ」です。
これは間違いないです。
827名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/10 02:30
視野が狭窄っぽいね。ま、一つの意見として参考になりますけど・・・。
828810:04/05/10 02:39
>>827

わかるよ。おっしゃることは。でも、しょうがないんだよー。
もちろん、もっと上手な表現はあるかもしれないけど
事実としては、上に書いたことに、嘘偽りはないからさ。
優劣とかじゃなくてね、密教戒の関係もあるからさ。
密教は、自由裁量の部分と、そうじゃない部分が、結構はっきりしてるのよ。

あとはね、こういう事情を知った上で、
自分が無理なく進める道を選べばいいと思うんだよね。

真面目な修験者さんもいるけどね、
尊重はすることはできても、各本山の基本伝授内容に照らし合わせれば、
正式な伝統各本山の正式な修行者であると認められることは、やっぱり、少ないと思うんだよ。

個人的にいい人とか、いっぱいいるだろうけどね、
そういうのと、法脈の相承論を、ごっちゃにしちゃまずいんだよ。
いい人だから全員に伝授すべきだとは、やっぱりならないんだよ。

悪意がある決まりや手続きじゃないから、同意はできなくても、理解してくださいな。
829ランボー:04/05/10 05:26
いやいや 相変わらずのランボーです。
少し早く目が覚めましたので覗いたらにぎやかですね。
帰宅して24時間たたないうちに、又出発です。
刃物で自分を痛めることも有るでしょうが、今流行の自己責任と私は考えています。
決まりや手続きは分りますが、得度も加行も灌頂もしていなかった時、巷の本でお参りをして充分な効果が出た
事も事実です。自分で自覚できる法力も、結界も見えました。
ただ、全ての人が同じようになることは無いと思います。
私はラフな考え方で生きるようにしていますので、諸師のようにそれを知らせる事によって災いがその人に起きたら
なんてことは無責任に思うでしょうが考えません。ただ、真剣に取り組もうとしている人には自分も真剣になります。
ある教団で習った九字を私に向って切ってきた人がいました。私を悪魔と言って。私にはまったく何も感じない九字
でしたが、そろそろ終わらせる為に、その人に向って右手をかざしました。1分も経たないうちにその場に崩れ落ち
苦しいから止めてくれと懇願しました。そのような履き違えている例もあるので諸師の云われている事もうなずけ
ます。私は密教であれ、道教であれ、自然の摂理に当てはまっている事をした場合効果が有ると思います。
宗門の決まりや手続などは、極論ですが宗門の利益のために有ると思っています。
私は密教に拘らず、どの宗教の手法でも効果の有る手法は取り入れています。
TVの事は、稲垣五郎の出ていたもので、退屈しのぎに見ていただけのことです。其処に出ていた霊能者がどの
程度力があるか分りませんが、あの人たちから見れば、そう見えるんだなーと思っているだけです。
830真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 08:52
>>829
>刃物で自分を傷めることもある

自行のばあいは当然、自己責任でしょう。
ただ問題は利他行として現世利益の修法を行ったばあいでしょうねえ。
人を傷つけてしまえば(多くは精神的に)、
その責任を取るのはたいへんです。
831名無しさん@京都板じゃないよ :04/05/10 10:56
梵字を学ぶのにお勧めの書籍を教えてくださいな。
832名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/10 12:01
黒仏様こと秘仏の六時明王様の真言の和訳を教えてください
典拠不明の仏様だけに真言も大元帥明王のように意味不明なのでしょうか
833真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 21:59
おや、すっかりレスが止んでしまったようですね。
じゃ、ここで私が再び議論をむしかえすとしますか。
これまでの意見をまとめると、
810さん、ランボーさんは、
真言法は公開・非公開にかかわらず、能力があって、なおかつ
努力する者が行えば、しかるべき効果が現れる、という意見で一致してますね。
では、なぜ真言法を秘匿(非公開)するのか、というその理由については、
810さんは、いたずらに修法を行い暴走する者を未然に防ぐため、
ランボーさんは教団に利益をもたらすため(教団の権威を高めるため?)、
という意見を出されています。

それに対して私は修法を非公開とするのは加持力の効果に影響するから、
という意見を出しています。たしかに、
教団の権威を高めるため、未灌頂者の暴走を防ぐために秘匿したということも
あったと思います。しかしながら、どうもそれだけではないように思います。
修法内容を秘匿することによって加持力の効果が増大する、
逆にいえば、修法内容すべてを公開すれば加持力の効果はなくなる、
と私は確信はないけれども、そのように考えています。
すなわち、加持力の効果と機密性とは因果関係にあるとする意見です。
そして、この非公開による加持力の効果というのは、
インドにももちろんあったのかもしれませんが(確証はありませんが)、
その多くは中国において培われたものじゃないかと考えています。
その根拠は、『抱朴子』(三、四世紀の成立)をはじめとする道教の文献には
随所に秘して伝承すべきことが説かれているからです。
また、その文章表現も密教経典のそれに類似しています。
なお、ここでいう非公開・秘匿・機密性というのは、
修法内容を隠すこと、ということが中心となりますが、
そのほかにも、印契を隠すこと、伝承を公開しないこと、
真言を訳さないこと、といったこととも関係しています。
以上、識者・諸賢の意見を請う。
834名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/10 22:24
こんばんは。
個人的な考えを書き込んでみます。
なぜ真言法を非公開にするのかという事については、順序立てて教わらなければ、理解し体得するのが難しいからではないでしょうか。
伝授を受けずに、単に印契や次第のみを行じても間違った方向に行ってしまうからだと思います。
正確に体得させる為に、出家得度した者だけに伝授されてきたのではないかと思います。

道教の影響云々については、私はもしかしたら逆ではないかと思っています。
なぜならチベット密教でも日本と同様に修法内容を秘匿する伝統を持っているからです。
ですからインドの伝統だと思います。
ヒンドゥーのタントラでも修法内容は秘伝ですし。

道教の文献と文章表現が似ている事については、ある意味当然ではないかと。
密教の経典を訳す際に、道教の用語が使われたり参考にされたりしたからです。
密教経典を訳出した不空三蔵等は道教に造詣が深かったようですしね。
密教も道教もお互いに影響しあっていたのは確かだとは思います。
835真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 22:32
>>834
なるほど、忠実に伝承するために
閉鎖的にしたというわけですね。
では、加持力の効果との因果関係は
どのように思われます?
836真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 22:40
>>834
密教→道教
という流れは当然あったでしょう。
教団としての道教が成立するのが北魏のころ。
道教経典の編纂は唐代以降ですからね。
ただし、道教といっても『抱朴子』をはじめとする
神仙道はかなり古いですよ。三国時代ですからね。
この時代に密教経典でめぼしいものはないんじゃないですか?
道教の定義はさまざまな意見があって難しいのですが、
私のいう道教とは、いちおう神仙道を指しています。
837会奉行:04/05/10 22:43
なんだか凄い事になってますね w
各人様々な理屈はあるでしょうが、私は弘法大師の既に言われるように、秘すべきは秘すという姿勢に追従します。
何故なら印信の血脈を見るまでもなく、私は弘法大師の弟子だからです。
また、経典に説かれてあるように、越三昧耶の罪を恐れます。
弘法大師をはじめ、先徳達のしてきたように秘密性はこれを保持すべきだと思います。
現代の常識から鑑みて密教の秘密性がどんなに時代に合わない不条理なものであったとしてもそんな事は関係ありません。
それが信仰というものだと考えますよ。
838真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 22:44
>>836の訂正
×三国時代
○西晋
839名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/10 22:54
>>835
加持力の効果の関係ですが、伝授を受けずに効果が出たなどというのは、おそらく単なる「念」か、霊能的なものだと私は思っています。

密教の加持力は、力を込めて念じるような類いの物ではないし、その人に霊が憑いてその結果効果がでるようなものでもないと思っているからです。
その辺り誤解している人が多いように思います。

修法内容を公開すれば加持の効果がなくなるような、そんな曖昧な物でもないと私は思っています。(スイマセン)
ただ、真言や次第、印契を掲示板や本で知っても、そんなものは何の効果も意味もないとは思いますが。
たとえるなら、ピアニストがピアノを弾いている所をみたり、弾き方や楽譜をみても、なかなかピアニストのようには弾けないようなものです。
やはり基礎からの練習が必要不可欠ですし、習ったほうが早いですしね。
ちょっと喩えが下手だったかな・・。
840真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 22:55
>>837
そうですね。信仰のある方はダイレクトに信ずることができます。
その点、私は不信心で、猜疑心が強いため、何か根拠がほしいのです。
どうも、私は信仰というのがわからない。
確かに弘法大師も「信心」ということを言われていますが、
どうも、我々が使う「信仰」という言葉と同じようには思えない。
我々が使う「信仰」というのは、キリスト教によるもので、
盲目的追従を強いられるような気がします。
どうも、それとは違うような気がするのですが。いかがですか?
それと、私がこれほど公開・非公開についてこだわるのは、
このところ公開すべしとする意見が多いように感じたからなんです。
私はどうもそこにこれまでに伝えられてきた大切なものが
失われてしまうような危険性を感ぜざるをえないんですね。
841真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/10 23:07
>>839
>修法内容を公開すれば加持の効果がなくなるような、そんな曖昧な物でもない

そうですか。そうかもしれませんね。
私は呪術一般と真言法とを同じレベルで考えていたので(失礼)、
そこにまちがいがあるのかもしれませんね。
真言法にも純密のものと雑密のものとがありますから、
やはりこれは区別しなくてはなりませんねえ。
842北海大将智:04/05/10 23:53
 あたかも真言坊主師がパネリストとなって「真言法における加持力について考える」
というシンポジウムを見ているようですね。
 ここのところ多忙で興味深く読んではいたのですが、現在の論議のことに関しては
カキコできずにおりました。
 やはり私は弘法大師の弟子である以上大師の『三昧耶戒ノ序』でいうところに従うべき
であろうと思います。信仰と信心は840真言坊主師のいうようにニュアンスが「
異なりますね。『三昧耶戒序』では信心の内容として『釈摩訶衍論』の十種の信をあげられて
います。その十種の第一義は澄浄であり心を清らかにすることが信心であると思います。
 弘法大師は『菩提信論』における三種菩提心にあらためて「信心」を付け加えられて
四種菩提心説を『三昧耶戒序』では説かれている。修法において護身法で自らの菩提心を
何故観じるのでしょうか。三金観においてもしかりです。しかるべき道筋をとおり自らの
心を見つめる準備ができてから面受で阿闍梨から心から心に伝えられてこそ「菩提を求める
心を持つ者」つまり菩薩として衆生を救済できるのではないでしょうか。
 私の宗門では三密の加持がそろわなければ即身成仏は成り立たないという考え方です。
印・真言・観想という表面的な三密だけではなくもっと深い意味での三密がそろわなければ
加持力は生まれないと思いますし、そのためには修法を行う者の菩薩としての自覚が重要
だと思います。
843会奉行:04/05/11 00:23
>>840 真言坊主師
信仰の問題に根拠を見出だすのは難しいですねえ。
一応経典に説かれるからと、出典は見つかりますが、何故それが説かれるのかと根拠を見つけるのは困難です。
三密加持すれば速疾に顕るのか?
とか思っても、それは信じるしかないわけです。
それなりの理屈は経典や論書に見つけても、根拠がないと信じられないのは現代人としては無理もないことかもしれませんが・・・・。
844会奉行:04/05/11 00:26
私は自分で得心できる日が来るまでは、キリスト教的な盲目的追従もアリではないかと思います。
最近、私が尊敬する台湾の李登輝前総統が書いた
『「武士道」解題』(小学館)
という本を読みました。その中で李閣下はかつて、なぜマリアは処女にしてイエスを産んだか? なぜイエスがはりつけにされ生き返ったのか?
と五年の間悩んだそうです。そして、これら納得いかないことでも、信じることが即ち信仰であり、信仰とは理性ではないのだと悟ったそうです。
結局、信仰は何処まで行っても「信」だと思いますよ。
845真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 00:37
>>842
その『三昧耶戒序』の四種心なんですが、
あれ、どうも私はしっくりこないんですよね。
なんだかとってつけたような感じがして。
三種菩提心だけじゃ物足りなかったんですかね。
で、その十信ってのは出典が『釈摩訶衍論』じゃないですか。
あまりにもそのまんまなんで、むりやりねじ込んだ感じがします。
846真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 00:56
>>844
会奉行さんはずいぶんとおもしろい方ですね。
尊敬する人物は慈雲尊者に李登輝ですか。
いや、悪い意味じゃないですよ。
で、李氏の信仰観ですが、
キリスト教ではよくある解釈だと思います。
聖書をリアルに読むと矛盾だらけで、納得できない。
だから、書かれていることを批判的に読むようなことをしないで
そのものをありのままに受け止める、ってやつですよね。
でも、私は違います。聖書にみられる矛盾には
何らかの背景があって、矛盾をきたしているもの捉えて
読み進めていきます。こんなことをいうと
敬虔なキリスト教徒にしかられるでしょうが。
と、いうのもですね。信仰というのは
持とうとして持てるものではないからです。
信仰しろ、信じろ、ってムチでしばかれたって
持てないものは持てない。
それこそ、幼少のころから洗脳されたのであれば、
ダイレクトに信ずることができる。
あるいは強烈な神秘体験(パウロのような)や
宗教体験を得た人なら信ずることができる。
しかし、宗教を否定的に捉えた学校教育を受けてきた人間が
そのような強烈な体験抜きに、盲目的にはいそうですか、って
そのまま信ずることなんかできないんですよ。
(つづく)
847真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 00:57
(つづき)
じゃ、信じられない者は仕方ない、最後の審判に地獄にいくしかないのか、
神の救済は得られないのか、ってことになるのですが、
どうもそうじゃないようです。キリストが十字架に懸かったのは、
その信仰のもてない人々(その多くはユダヤ人以外の異邦人)
のために自らの身を犠牲にして、神の救済が施されるようにした、
と私は読んでいます。キリストはしばしば律法を否定していますから。
要するに、一神教のキリスト教でさえ、
不信心の者が救われるための道を用意しているわけです。
何を言おうとしたのかわけがわからなくなってきましたが、
私は自己の信仰については現在模索中です。
848名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/11 01:17
また一般の質問は、ないがしろですか?
真言坊主さん貴方自身の矛盾や探究心は、立派ですが、831さんや832さんが、
質問しているのに、貴方は、『おや、すっかりレスが止んでしまったようですね。
』と云いながら自分達の好きな専門話を始める。こんな事だから『知識のひけらかし』と
云われるのですよ。それでいて片方では、解らない事は私達に聞いて下さいですか?
可笑しな話ですね。無視されるから在家者がこのスレにいなくなり質問もなくなり
過疎化スレになりかけたのですよ。自分達のカキコの矛盾を良く考えて下さい。
849名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/11 01:24
全ての質問に答えてもらえると思ってはいけない。
質問スレじゃないんだから。
850名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/11 01:41
確かにそうだが、僧と在家者とのコミニケーションのスレだった様な気がする。
今のスレの在りように疑問。
在家だけど書き込み役に立ってるけど。

あっ、怒らすつもりで書いてる訳じゃない。
852真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 09:04
>>848
831と832に答えないわけは、
831に関しては、以前同じような質問に答えたことがあるので、
即レスするのに気が引けたということもある。
832はたぶん六字経法のことだと思うけど、
これはいわゆる降伏法で、これに答えるのは
私の良心が許さないから。
831には答えてもいいのだけれど、
おそらくこの方はググることや他スレをのぞくこともされていないようだし、
このような安易な質問にはいちいち答える必要はないと思う。
たとえば、図書館で何冊か手にしてみたけど、
どれが良いものなのかわからなかった、とか
某氏と某氏との本があるけれど、どういった点では
だれのものが良く書かれているのか、とかいった質問であるなら
答えがいもある。気軽に初心者としての質問がしたいのであれば、
寺社仏閣板の質問スレや宗教板の質問箱でするのが道理と思う。
853真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 09:09
>>848
>>850
僧と在家者とのコミュニケーションって……
在家者の辞書がわりに僧がいちいち調べて答えるのが
コミュニケーションですか?
ここに会話が成立していますか?
私には都合よく利用しようとしているだけに思えてならない。
それにこのスレが過疎化していたのは、
私が来る以前ですよ。
私が来て議論しだしたために過疎化したわけじゃない。
あと、私は「わからないことは私たちにお聞きください」なんて
一言も言ったおぼえはない。
854北海大将智:04/05/11 11:02
853真言坊主師 おっしゃることはよく分かりますが質問に解説しだしたのは
私あたりでしてできる限りは答えるつもりです。
 831さん 大法輪閣『真言・梵字の基礎知識』1680円『梵字でみる密教』1890円
がおすすめです。前者は基礎知識編として、後者は書いてみたいと思われる方
にはよろしいでしょう。
 832さん 六字明王はたしかに調伏法の本尊として修法が昔はおこなわれていたのですが
この尊格は本来、そんなに分からない尊格ではないのですよ。『荘厳實経』では如意輪観自在菩薩
の真言である オン(帰命)マニ(宝珠)ハンドマ(蓮華)ウンという六字大明
を特に尊格化したのが六字明王であり如意輪観音の変化身と考えられるわけです。
真言も上記の如意輪観自在菩薩の真言と一緒です。
 
 それから真言坊主師、弘法大師の四種菩提心説の成立の影響としては『守護国界主
陀羅尼経』があるという説を小野塚博士が述べられています。
 『釈摩訶衍論』にかんしては、確かにその成立は竜猛菩薩造ではないにしろ(現在では
『菩提心論』も不空もしくは不空以降といわれている)その内容、『大乗起心論』の注釈書
でありながら華厳の思想の影響がみられること、「本覚思想」がみられること、これらの重要
な要素に注意しなくては大師教学の真意は分からないのではないでしょうか。
 ちなみに『密教学研究』において米田弘仁師が当時の唐における『釈摩訶衍論』は
入唐中の弘法大師と交流のあった般若三蔵、交流した可能性のある華厳の澄観、師である
恵果和尚(恵果の著作は残っていないため間接的な資料から)らが引証している点から
論書として多く用いられていた可能性が強く、弘法大師は恵果和尚からその思想の影響
をうけて多く『釈摩訶衍論』を用いているようです。
 
855在家:04/05/11 13:46
>>854
できる限り答えると言うお心は有り難いです。また、見解の異なる僧侶の論議も
読む勉強になっていますので、気兼ねせずどうぞ。

自由に意見を述べられる事こそ掲示板の利点では無いでしょうか。
856名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/11 15:25
>在家者の辞書がわりに僧がいちいち調べて答えるのが、コミュニケーションですか?
私は、それで良いとと思うよ。それが僧と在家のコミュニケーションでしょう。
それ以外に在家に何を求めるの? 辞書代わりまたは、都合よく利用されましょうよ。
それも一つの私達の菩薩行ですよ。
857名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/11 15:46
ま、質問に答えてくれるのはありがたいのは確かだが、
「答えるべきだ」という底の抜けた甘ったれた考えは、はぁ?だな。
858会奉行:04/05/11 17:08
>>831
智山派の児玉義隆師の本が全てお勧めです。題名は忘れたので検索してみて下さい。
>>832
六字明王の真言の和訳についてですが、「オン、ギャーチーギャー・・・カンジュウカンジュウ、タチバチ、ソワカ」の事を尋ねているのでしょうが、私は資料がないので和訳については解りません。

私の場合、質問してもレスが無い場合は、最近はいつもスレを読んでいないため、単なる見落としか、調べ中。又は何らかの事情で回答不能とお考え下さいませ。

859会奉行:04/05/11 17:10
>>846 真言坊主師
李閣下の信仰観は、五年間様々な教会をまわり歩いても納得行かなかった末のものですから、キリスト者の一般的な考えではなく氏独自のものです。
それと、支那のように共産国家の教育に毒されれば信仰心は持てないでしょうね。支那人はチベットの僧侶を仏像を重りに虐殺したり、て平気ですし。
教育による影響は大きいでしょうね。
なんか事相の秘匿の話題からは少しズレましたが・・・・。
860真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 17:56
>>848
北海大将智さんや会奉行さん、そして856さんも
ご質問には積極的に答えるということに賛同されているようですし、
スレの方向性を限定せずに、幅広くいくということで
勘弁していただけないですか?
聞きたくない専門的な話が続いていたとしても、
それと平行して別の会話を行うということも可能だと思います。
私のような頭でっかちのたわごとはスルーしていただいて、
憚ることなくご自分の議論をなさってください。
もちろん、私も興味のある質問が出てきたときには
喜んで参加させていただきます。
ということで、仲直りしていただけませんか?
861真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 18:10
>>854
北海大将智さん
いつも丁寧な回答をされて、感心しております。
私にはとても真似のできないことです。ほんとうに頭がさがります。

四種心の出典が『守護経』ということは知りませんでした。
自分でも調べてみたいと思います。
ただ、『戒序』って序文ですよね。大師の書く序文にしては
ちょっと……って感じなんですよね。

『釈論』そのものに対しては、私はそんなに否定的には見ていません。
もちろん偽書ではありますが、あの破天荒な内容はけっこう好きです。
米田氏の論文は私も読みました。その信憑性についてはともかく、
従来の通説であった戒明相承説とは別の可能性を提示したという点では
おもしろいと思います。
862真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 18:17
>>859
会奉行さん
李氏は大陸出身なんですか。
だったら、かなり苦労されたことでしょうねえ。
私はつねづね、文化大革命時に自分が大陸にいたならば、
自分の宗教を貫くことができただろうか、
あるいは大戦中の日本に生きていたとして
赤紙が来たときに兵役を拒否できただろうか、と自問しています。
弾圧に耐え抜いた先人たちの強さには
学ばされるところが多いです。
863会奉行:04/05/11 19:28
>>862 真言坊主師
いえ、李登輝前総統は大陸ではなく台湾出身(本省人)の元日本人です。
今の京都大学出身で、志願して日本軍に入隊しており、陸軍少尉でもありました。
勿論日本語ペラペラです。
真の日本人という感じです。
仏教、哲学、基督教、武士道等々、底知れぬ博学です。
垂加神道の山崎闇斉や三輪執斉、熊沢蕃山などの名前が著書に出てきた時には、この本を台湾人が書いたのかっ!と驚きました。
また、本人は靖国神社へ参拝したがっております。
当然、大の親日家のため、昔から中国には思いっきり睨まれています。

864真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/11 20:30
>>863
そうですか。全く知識がありませんでした。
おはずかしい。
865北海大将智:04/05/11 23:26
 832さん 私の解説は上記のとおり『荘厳實経』によるもので858の会奉行師の
解説の真言は『六字神咒経』によるものです。後者んも資料は私も持っていないため
よくわかりません汗
 854 訂正があります汗 真言坊主師ごめんなさい。四種菩提心思想の『守護経』と
『菩提心論』の影響については勝又俊教博士の「弘法大師の菩提心観とその思想的源流」
よいう論文でした。小野塚博士も『守護経』の研究を『大日経』との成立問題を中心に同時期
に行っており記憶が混同していました。
>>854さん(TдT) アリガトウ
867真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/12 18:36
>>865
勝又氏の『密教の日本的展開』ですね?
この本は私も所持しております。
ご教示ありがとうございました。
868北海大将智:04/05/12 22:54
 867真言坊主師そうです。ただこの論文は『密教の日本的展開』として
出版される前に学会で発表されており、その同時期の同じ学会に小野塚博士
が守護経の論文をかいており混同してました。
 そういえば道教の話題がかなりでていましたね〜。今月号の月刊大法輪閣は
儒教、道教の特集で今日購入したので読むのが楽しみです。
 善無畏三蔵は道教の術者と宮中で奇瑞を競ったらしいですし、一行禅師は
密教、天台だけではなく天文に精通したことが有名ですがかなり道教も修めていた
らしいですね〜。そういえば『釈摩訶衍論』のも道教の護符のようなものが登場
するし。仏教が中国に流入した時代にはかなり儒教、道教が根付いており最初期の
経典の訳出者は漢訳するさいにかなり道教も用語や概念を用いて訳出せざる負えなかった
ことは確かですよね。いまではそれらの時代の訳は古訳として、後の玄浄による新訳や
羅汁の旧訳と区別して読まれるわけですが…。
869真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/12 23:23
>>868
『釈論』の鬼文字と道教の護符との関連性は
たしか望月信亨氏や石井公成氏が指摘していましたね。
これらの論文が発表されたときはまだ道教の研究が
それほど進んでいなくて、わけのわからないものを
なんでも道教のものにしてしまう傾向があったのじゃないでしょうか。
石井氏なんかは今ではかなり違った意見をお持ちなんじゃないかなあと
想像しています。今後の研究の展開が楽しみなところですね。
870金剛杵:04/05/13 00:50
某オカルト雑誌に載っている、越法と思われる内容について
十八道行法
1.行者荘厳法
2.結界法
3.荘厳道場法
4.勧請法
5.結護法
6.供養法
それぞれ、印・真言が掲載(具体的には良くないと思うので個別の名称は遠慮します)
胎蔵・金剛界行法
1.上堂行願分
2.三昧耶戒分
・・・etc(正直言って在家(まして素人)に理解できるはずもない)
護摩行法
○○段・・・(具体的名称は避けたほうがいいのでしょうか。)
その他
息災、増益、調伏、敬愛の護摩法
はっきり言って、この本、真言の僧侶さんが読まれたら、不愉快になる事間違いないと思います。
久々にこの本を手に取りましたが、密教って超能力者になる教えではないと思います。
それと、図書館にあった大辞典には観想も載ってました。「想へ、我が○○の・・・」という具合に。
871真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/13 01:58
>>870
「図書館にあった大辞典」というのは、
『密教大辞典』のことですか?
この中には印相・真言・観想すべて出ていますし、口伝も出ています。
この辞典が編纂された当時、はたしてここまで書いて良いのだろうか?
ということがさかんに議論され、何度も議論された結果、
最終的に書くという方針に決まったそうです。
そのころは密教といえば、釈尊の仏教とはかけはなれた
ある種異端ともみられる風潮もあって、
なんとかそのような風潮をかえたいという思いが
編纂者のなかにあったのかもしれません。
決して中途半端な気持ちで書かれたものではないのです。
編纂にかかわった人間はすべて当時における最高の密教学者で、
その内容たるやすばらしいものです。
この辞典はたしかに越三昧耶であるかもしれません。
しかしながら、その罪をすべて贖うだけの、
それに値するだけの労力が費やされたものです。
今後、この辞典を越えるものが作られるということは、決してありえません。
私はこの辞典の作成に費やされた先師のかけがえのない功績に対して、
深く感謝の意を念ずる者の一人です。
872名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/13 15:10
馬頭観音に関して詳しい解説お願いします。
他のスレを見ると観音ではないとされていたり、
良縁成就の功徳があるとか述べられていますが。
873名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/13 16:07
心経の最後の唱える回向と回向方便は、別の文なのでしょうか?
回向方便とは、どう云う時に使う回向文ですか?
出来ましたらこの回向方便の回向文を教え下さい。
結願文と回向は、意味的には、同じ事だと云う方が居るのですが、
同じなのでしょうか?
874名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/13 23:52
前回カキコされていた大金剛輪呪ですが、小金剛輪呪は、この大金剛輪の小呪と
考えていいのでしょうか?そして叉効果は同じものですか?大金剛輪呪は長いのでこの真言を
大金剛輪の代わりに唱えたいのですがどうですか?
875真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/14 10:30
>>872
『馬頭観音念誦儀軌』下に曰く「我が大慈大悲の馬口は、
本願深重なるが故に。一切衆生を化すること、専ら諸尊に勝れたり。
大慈によるが故に生死に著せず、大悲によるが故に涅槃に住せず。
常に無明のもろもろの境界の中に住して、種々のもろもろの悪趣を断尽し、
六道四生の生老病死の苦を滅尽す。又よくタン食滅尽して事を取る。
近く喩うに、羸飢の馬、草を食して他念なきがごとし。
此の本願力の故に十方刹土に身を現ぜざることあることなし。」

『大日経疏』巻十に曰く「馬頭菩薩(中略)
この菩薩は是れ蓮華部の明王なり。」

『無量寿儀軌』に曰く「馬頭観自在菩薩の印を結ぶ。
(中略)即ち馬頭明王の真言を誦ず。」

『青頸観音儀軌』に曰く「この法を作さば、
大悲観音、化して馬頭明王と為る。
行人を加被して、速やかに成仏ならしむ。」
876真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/14 10:38
>>893
般若心経には回向の句はありません。
読経の最後に唱える「ガンニシクドク……」
っていう文句のことですか?
これは『法華経』譬喩品の一節です。
一方、回向方便というのは
九方便と五悔という礼仏法の中の一説です。
九方便と五悔とは両部の大経から抜粋されたもので、
大きな法要に用いられるものです。
普段の勤行には用いません。
877真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/14 10:43
>>874
あなたは伝授を受けてますか?
小金剛輪はたしかに大金剛輪の小呪のようなものですけど、
修法の中で用いられるときには、その用途は違います。
大金剛輪といってもそんなに長いものではないのですから、
唱えたいのであれば、横着せずに、大金剛輪を唱えたほうが
良いと思います。
878真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/14 10:51
>>876の訂正
失礼。回向方便(九方便の最後)は普段の勤行では
唱えることはほとんどありませんが、
至心回向(五悔の最後)は結構唱えるところが多いです。
ちなみに、九方便は胎蔵法、五悔は金剛界法です。
879北海大将智:04/05/14 23:48
 872さん 875で真言坊主師が馬頭観音に関する経典、儀軌の記述をカキコ
されていますが、蛇足で…
 馬頭観音 梵Hayaguliva
真言 ノウマク サマンダボダナン キャダヤバンジャ ソワタヤ ソワカ
あまねく諸尊に帰命す タン食したまえ 砕きたまえ 揣破したまえ スヴァハー
(タンは口に敢という字なんですがうまくでません汗)
 梵名は「駿馬の首をもつもの」の意味で、この尊格はインド神話に起源が求められ
ウ゛ィシュヌ神の第十八番目の化身とされます。(ヒンズー教ウ゛ィシュヌ派では釈尊
もウ゛ィシュヌ神のavatara権化の一つとしてとらえるんですが…)
『大日経疏』によれば転輪聖王(インドにおける理想の王)の宝馬は、いつどこでも休む
ことなく疾駆するように身命を惜しまず衆生を救済する菩薩の大いなる精進力に喩える。
菩薩のなかにあって観音は衆生を救う気持ちが大きく、特に馬頭観音はその気持ちが
強いとされます。蓮華部のなかで特異な忿怒形をしているのは、衆生を救う大悲心が
煩悩を断ち切る働きを強調するからとされています。民間信仰では畜生道をとくに救済
するとされ広く信仰され家畜、特に馬の安全を祈り追福を供養することがあります。
これは『摩訶止観巻二』に六道を能く教化する尊格に六観音を配当して畜生道に馬頭観音
が配当されるからとされており、経典儀軌にはみられないようです。
また修験道の「馬加持」などの信仰などもあります。

 今日は空海と弘法大師展にようやく時間がとれていってきたんですが運慶、快慶の作の諸像
には圧巻でした〜。弘法大師の自筆の書やさまざまな曼荼羅、充実した展示でした〜。
880名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 05:07
真言坊主さん、ご回答有難うございます。
そうですか〜小金剛輪呪は、伝授がいる真言ですか?!。
何かの書物で小呪だと記載されてましたので、
気楽に普通の小呪だと思ってたのお伺いした次第です。
頑張って大金剛輪を唱えれる様努力してみます。
881真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/15 12:44
>>880
小金剛輪の真言を誦ずることじたいに伝授がいるというわけではありません。
大金剛輪の代わりに小金剛輪を唱えたいといわれたので、
もしかしたら未灌頂の方ではないかな、と思っただけです。
もし、未灌頂というのでしたら、大金剛輪を唱えるような状況に
遭遇するということはまずないと思うのですが……
違っていたら、申し訳ありません。
で、代用の件ですが、たしかに『大妙経』の記述によれば、
大金剛輪は大呪、小金剛輪は小呪という意味にとれるますし、
実運なんかはそうだと明確に言っています。
しかし、大金剛輪の代用に小金剛輪を代用するというのは、
ちょっと聞いたことがありません。
これは北海さん、会奉行さんのご意見を
待ちたいところですね。
882名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 18:39
>未灌頂というのでしたら、大金剛輪を唱えるような状況に
遭遇するということはまずないと思うのですが……
880さんじゃないのですが、便乗質問をさせて貰います。
まずこの未灌頂の灌頂とは、どう云う意味ですか?
結縁灌頂も灌頂ですよね。この結縁を受けてたら唱えても良いと云う事ですか?
何故この質問をするかと云うと、真言坊主さんが言うのには、灌頂を受けないと
大金剛輪を唱えるような状況に、遭遇するということはまずないと思うのですが……
との事ですが、大金剛輪呪は、在家のお経に記載されてますし在家でも唱えて下さいと
カキコされて様な気がするのですが、在家が唱える事がない真言なのですか?。
883名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 19:18

大と小を間違ったんじゃないの?
884名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 19:54
>真言坊主さん
>北海大将智さん

馬頭観音は明王の姿にもなるということですか?
基本の姿は菩薩ということで?
あと、質問ですが、馬頭観音の御真言は、
オン アミリト ドハンバ ウン パッタ
とありますが、>>879の御真言とどちらが一般的に唱えるのでしょうか?
885名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 19:55
越三昧とか在家 出家って現代社会においてどうなんだろうね
出家しててもテレビもPCもあって在家と変わらない生活してる人多いし、坊主はサービス業程度で。
昔の一般人は教育も満足に受けられなかったから口伝じゃないと間違って理解されたり字すら読めなかっただろうけど
ましてや真言宗の教え。
今ではメディアも発達して一般人の知的レベル(精神的なレベルじゃなく)は上がったけど逆に僧侶は還俗した気がする
886名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 20:05
>884
別名 馬頭明王
真言のソワタヤとかウン ハッタでもわかるとおり菩薩では無く明王の態をなされた仏尊だと思いますよ
887真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/15 22:20
>>882
未灌頂といえば、普通は伝法灌頂を受けていない人のことをいいます。
伝法灌頂は加行を済ませておかなくては受けることができません。
加行では、真言密教の基本的な修法の伝授を受けます。
大金剛輪の真言というのは、読経の中で読誦することもありますが、
その多くは修法の中で用いられます。
修法というのは、在家が行えるものもないことはないですが、
その多くは加行中に特訓(?)するものがベースになっています。
というわけで、私は未灌頂の人が大金剛輪の真言を唱える状況に遭遇することは
まずない、と言ったのです。
在家のお経に大金剛輪の真言が掲載されているとのことですが、
高野山真言宗から発行されている『在家勤行次第』には入っていません。
ま、在家が大金剛輪を唱えてはいけないということを聞いたことはありませんので、
唱えてもかまわないとは思いますが、私が加行の伝授を受けたときに、
大金剛輪はまちがえないように慎重に、回数も誤らないように、
と念をおされたという記憶があるので、
よっぽどの必要性がないのであれば、無理に唱えなくてもよいのじゃないかなあ、
というのが私の個人的意見です。
888真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/15 22:29
>>885
越三昧耶の罪を恐れない人には仏罰も及ばないでしょう。
越三昧耶の罪を恐れるのであれば、やはり加行・灌頂を済ましておくべきでしょう。
クソ坊主であろうがなんであろうが、越三昧耶の罪を恐れる者であれば、
已灌頂者はその罪科をいちおう回避したということになる。
越三昧耶の罪を恐れる者でありながら未灌頂のままで修法を行うというのであれば
その人は堕獄の結果が身にふりかかるのを覚悟でやらなくてはならんでしょうねえ。
>>887
大金剛輪陀羅尼ですが、ハ明王部・天部奉安の寺院の勤行なんかだと、
補闕分真言として読むこと(一遍乃至三遍)は決して少なくないと思いますが・・・
890真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/15 22:52
>>889
そうですか。だとすると、私の認識不足でした。
明王・天部の諸尊は在纏ですから、
そこは慎重を期して補闕の真言を唱えるのでしょうねえ。
891真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/15 22:56
>>884
北海さんの示した真言は『大日経』および大日経系の儀軌に
あげられている真言です。いま一つの「オンアミリト」云々のほうは
『八字文殊儀軌』にあげられている真言で、普通はこっちを唱えます。
でも、北海さんが前者のみを出したということは、
その真言を唱えるところもあるのでしょう。
892名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/15 23:24
真言坊主のレス読んだら何故?念仏系、日蓮系の教祖が出てきて民に、その法が広まったか解った。
あれは越三昧耶だからダメこれは灌頂を受けてないからダメ
修行や伝法灌頂を否定するわけでないけど
法華経の[御仏は人が仏を想い恋い慕うようになった時どこにでも誰にでも姿現し法を説く]という教えの方がわかりやすいし
実際そういうものだと思う
高野山の宿坊もサーロインステーキ焼いて参拝客に出してるのもどうかと思うわ
893889:04/05/15 23:46
>>890 真言坊主さま
いえいえ。889の補足と蛇足を。
大金剛輪陀羅尼ですが、当然、印は結ばず、虚心合掌なり金剛合掌なりで誦するだけですね。
で、実際、大金剛輪陀羅尼を小咒で置き換えるというのはどうなんでしょう?
一字金輪なんかですと、「ナマクサマンダボダナン」を省く場合もありますが・・・
あと上に関連して、蛇足ですが、大金剛輪陀羅尼と一字金輪、
    大金剛輪 一字金輪
菩薩  −    ○
明王  ○    ○
天部  ○    −(法要によっては−/○)
という感じを受けますが、なんででしょうね?
金胎の別というか、修法・法要の立て方ひとつというだけで、
上のような別はないのでしょうかね・・・・
894889:04/05/15 23:53
893の補足。具体的な例ですが、
某天部奉安寺院の場合、通常の勤行では、大金剛輪陀羅尼 ○ 一字金輪 −
大般若法要(ここが味噌なんでしょうが)では、、大金剛輪陀羅尼 − 一字金輪 ○。
895889:04/05/16 00:04
あと、スレの話題に適当かどうかわかりませんが、
「在家で密教」の可能性としては、修験系の修行なんでしょうか。
修験の灌頂や加行のシステムをよく知りませんので、軽々なことはいえませんが、
かつての富士講などの在家の行者をみていると、純密ではありませんが法を修していますね。

越三昧耶と教化、情報公開のご時世との兼ね合い・・・難しい問題ですね。
>>892 さんの云いたいこともわかりますが、難しい観想・所作を伴う修法は、やはり、
それなりの鍛錬をしない(指導者の下で)と勤まりませんし、妙なことをすると
無意味以上に拙い場合も・・・(禅定なんかで考えると解りやすいかも)。
一方で、法を惜しむようなことがあってはこれも問題で・・・。
何か、よい解決はないものでしょうかね?
高野山の僧侶と、大師教会の教師、あれはどういうものなんですかね?
前者は明らかに出家・已灌頂ですが、後者は・・・?
897北海大将智:04/05/16 00:26
 880〜882 大金剛輪陀羅尼及び小金剛輪陀羅尼にかんしては豊山派
から出している「壇信徒のおつとめ」には収録されていません。本山長谷寺
で使用される「長谷寺勤行次第」(在家の方も購入できたはず)にはのっています。
あとの常用経典や作法集にものっていますがは完全に豊山派の僧侶向けですね。
 しかし私の個人的な意見としては大金剛輪陀羅尼や一字金輪咒を勤行のなかで
おとなえしたいという在家のかたはおとなえしてもよろしいのではないでしょうか。
 そうそう作法集や供養法など次第の中に修法として印、観想をともなう記述も当然
ありますが、私の宗派の常用経典は読誦用の諸真言の中に大金剛輪陀羅尼が入って
いますし、真言も大輪明王の真言としておとなえするのなら問題はないのではない
でしょうか。供養法や引導法の後にとなえるというのとは違うわけですから…。
 891 真言坊主師 通常あまりとなえる真言ではないのと私は教理よりの人間なの
で胎蔵曼荼羅に関する資料から真言はカキコしました。それから888のカキコうまい
こというな〜と笑ってしまいました。
 892さん 真言宗は菩提心を大切にします。明恵という華厳と真言を兼学した
僧侶の『摧邪輪』という書物をご存じでしょうか?
 それから問題は「なぜ駄目か?」ということの道理が大事なんです。885さんの
いうような誤解のおそれは、知的レベルによる誤解ではなく心の持ち方の問題なんです。
 真言宗の僧侶は道場に入堂するときに自らを金剛サッタであると観想します。自らを
金剛サッタとしてとらえ三業を清浄にし御仏の三密と重ねあわせるからこそ多くの衆生
を救済する加持力が生まれるんです。個人が個人の願望を成就したいなら一心に御仏に
すがればよいのではないでしょうか。きっと気持ちが御仏に通じれば成就するでしょう。
私たち僧侶は自分ではなく衆生を救済しなくてはならないからそこに多くの道理が生ま
れるんです。
898北海大将智:04/05/16 00:35
 補足としてあと大金剛輪陀羅尼についてなんですが在家の方がお仏壇に先祖の供養
として勤行をしてより深い供養のためにというのも問題ないと思います。
 ってあ〜889さんちゃんと自分で補足説明されてますね。
ちなみに豊山派の大般若法則では大金剛輪咒、一字金輪咒ともにとなえる次第です。
 
899名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/16 00:40
889じゃないのですが、私も知りたいのですが、
北海師、実際、大金剛輪陀羅尼を小咒で置き換えるというのはどうなんでしょう?
900真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 00:42
>>892
なかなか正鵠を得てると思います。
私は日蓮さんのことはほとんど知らないので
えらそうなことはいえないのですが、
密教の呪術性を法華経のなかから抽出して、
それを民衆レベルからはじめて国家にまで敷衍させようとすると
日蓮さんのような方針になるような気がします。
そういえば、ある先生がこんなことを言ったことがあります。
法華経に対する信仰を、智のタイプと日蓮のタイプとに分けるとすると、
空海さんのそれはおそらく日蓮のタイプだろう、って。
901真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 00:57
>>895
私も越三昧耶だ在家だ出家だなどと言ってますが、
そういえば、高野の中院流ってのは醍醐の流れなんです。
高野は今でこそ総本山などといってお高い感じがしますけど、
もともとは修験の流れも汲んで、けっこう民衆よりなんですよね。
なんたって、醍醐系の始祖である聖宝の得意なのは
憑きもの落としだったそうですから。そういうところからみると、
越三昧耶のハードルを高くしたのは宗団の権威かもしれません。
902名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/16 01:13
今の僧のあり方も問題なんだと思う
タイランドなんて未だに仏教僧は庶民から尊敬されてるし、タイの航空会社では仏教僧に対する待遇はファーストクラスの上
そのかわり出家僧はホテルに宿泊してはいけない(贅沢行為)など法律でも清貧を求められてる
清貧に暮らして社会から尊敬されてるからこそ逆に航空会社も特別待遇にするんだと思う
誰とは言えないけど檀家まわりには安い日本車 夜には外車に乗り換えて夜の町に消える坊主なんて尊敬できないよ
903真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 01:30
>>902
でしょうね。そのうち、私も含めて
クソ坊主は淘汰されるでしょう。
ってなところで、お大師さんが還俗した僧侶を見て
作った詩をちょっと引用。

昔日は頭を剃りて今は髪を長くす
出家の二種の心、これ重なれり
紅花・緑実は一株の物
君見よ、春秋の顔色、同じからんことを
世理無常にして、人、かくのごとし
心縁、動ぜざれば大道に通ぜん
長江の万里、以って相答す
しかりといえども身を処くこと虚空のごとし
904889:04/05/16 02:17
(真言坊主さま)
>>900
日蓮宗のご祈祷の作法は、どうみても密教の薫陶を受けてますし、日蓮が密教を
学んだ可能性は結構大きいようです。教化の態度等で、真言宗を反面教師にした(失礼)
可能性はありますね。
>>901
> 越三昧耶のハードルを高くしたのは宗団の権威かもしれません。
そういう側面もあるかもしれませんね。
醍醐でも、修験方面からは、派内の出家者との待遇差別に疑義の声がありますし。
>>903
まぁ、そうおっしゃらんと。
伝教大師が大乗の菩薩戒のみのこし、小乗戒を捨てたのは、
今日的には間違いだったのでしょうかね?
905889:04/05/16 02:34
(北海師侍史)
>>897
自行と利他の行−僧と俗の弁別、大変勉強になります。
仏と一体になる=浄三業・三密・・ですが、自行として行う場合、あるいは自宅等での
普段の先祖回向の場合を考えたとき、在家者(かなりちゃんとやろうとしている場合)
にはどこまで授けられますか?

> 長谷寺で使用される「長谷寺勤行次第」にはのっています。
蛇足ですが、長谷寺のご本尊は・・・?

> 供養法や引導法の後にとなえる
これは已達の方でないとできませんね。

>>898
> ちなみに豊山派の大般若法則では大金剛輪咒、一字金輪咒ともにとなえる次第です。
これも勉強になります。私の与するところの天台の某寺では、
>>894 のように、大金剛輪陀羅尼を省くので。どういう差があるのか。
本尊に由来するのか、何なのか・・・(考)
蛇足。自分のカキコの番号ですが、>>893(ヤクザ)の次が>>894(薬師)と
読めるのが、なんかおかしくて。結縁灌頂で薬師佛を頂いたもので(W
906889:04/05/16 02:35
>>902
> タイランドなんて未だに仏教僧は庶民から尊敬されてるし
はそのとおりですが、
> タイの航空会社では仏教僧に対する待遇はファーストクラスの上
ですが、聞くところ、さまざまな小乗戒を満たす
(食事のタイミングや女性との同席等々)上での配慮と聞きました。
ちょっと余談。
907真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 08:35
889さんは天台の方ですか?
これまではかなり東密にかたよっていましたので、
ぜひ台密の立場からのご意見をお願いします。
908889:04/05/16 13:11
>>905の補足。
長谷寺の件、西国札所ですから、観音様なのは確かだとして(合ってますよね?)
十一面様だったか、正観音様だったか、如意輪様だったか・・
前者なら、何らかの天部を別徳として奉安して、その本地としてお祀りしている
可能性もありかな、と思ったので。言葉足らずですみません。

>>907
何のお役に立つやら判りませんが、たまさかお邪魔させて頂きます。
909真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 17:21
889さん
さっそくのことで申し訳ないのですが、以前このスレで
大金剛輪陀羅尼のカキコがありまして、そのときに
>>181「のうまく しっちりや じびきゃなん さらば たたぎゃたなん」
とかかれていたのです。
東密では普通「さらば」の句のないものを読誦するので、
それが発端となってずいぶんと議論になりまして、
そのときにどなたかが台密では「さらば」の句を入れるということを
書かれていたのですが、それは本当ですか?
天台の方に実際におたずねする機会がないもので、
いちおう確認させていただきたいのです。
910889:04/05/16 19:13
>>909
大金剛輪陀羅尼の句の件ですが、手許の次第、或いは『梵文真言鈔』をみても
 ナマ(ク)シチリヤ ジビキャナン サルバ タタギャタナン・・・
となっていて、タタギャタ(如来)の前に サルバ(一切)の字句があります。
参考まで、『真言陀羅尼』の大金剛輪陀羅尼の項(関連項も)もみますと、
『阿シュク如来念誦供養法』(大正蔵経19巻17頁)には、上のサルバつきの
ものが所収されているようです。
東密・台密(中天・南天音)で読みの違うものは少なくない(ナマ/ノウマクなど)
ですが、これだけ重要なもので字句が違うもの(修飾句とはいえ)は、
他にありますかね?
911889:04/05/16 19:36
(補足)
>>909にあった以前の話、拝見しました。>>181 >>190 >>195 周辺の流れですね。
>>197 で「天台ではサラバあり」との指摘がありますが、私の知る限りそうですね。
あと、>>191 をみると、どうも181さんと私で同じものをみていますね。
『佛説大輪金剛總持陀羅尼經』(大正蔵21巻)(サラバなしの方)は手許にないので
未見ですが。
>>193 の東密の三憲流はサルバつきか?との指摘を読んで思い出したのですが、
うろ覚えですが、東密でも醍醐系だったかの人が、サラバありで誦したのを
聞いたような、聞かなかったような・・・

>>195 (真言坊主さん)の
> 「阿シュク軌」「チリ三昧耶経」には「サラバ」の句があり、
> 「軍荼利軌」にはその句は入っていません。
> 我々が使っているところの金剛界のお次第は益信の「八巻次第」にもとづく
> ところが大きくて、その中には大金剛輪の典拠は「軍荼利軌に拠る」って
> 書いてあります。したがって、一般には「サラバ」の句なしで唱えることが
> 多いようです。
は明快ですね。
天台は胎蔵界(蘇悉地の略法とみる)を重視することがおおいので、
その逆ということでしょうかね。
912889:04/05/16 19:54
>>183>>874
> 小金剛輪陀羅尼て大金剛輪陀羅尼の小呪ですか?
(代用となりますか?)
はどうなんでしょう。
とりあえず、大輪明王の小咒としては 
 オン バサラ シャキャラ ウン
 オン バサラ シャキャラ ウン ジャ ウン バン コ
があって、後者が小金剛輪陀羅尼ともいわれる訳ですが。
(件の大金剛輪陀羅尼が大輪明王の身咒とれている)

あくまで直感的な私見ですが、補闕文真言の代用としては、
小金剛輪咒は適さないような気がしますが・・どうなんでしょう。
>>877(=補闕分として読むなら大金剛輪咒でいくべき)
>>881(=小咒代用の話は聞いたことがない)
は同意見です。
913北海大将智:04/05/16 20:43
 899さん 補闕分のためにならやはり大金剛輪陀羅尼でしょう。もし大輪明
の真言として諸尊の真言のなかの一つとしてとなえるなどの場合は小咒もありかと
思いますが…。私も代用になるという話はきいたことがありません。『密教大辞典』
にはその功徳は小、大ともに功徳は変わらないとの記述がありますが。修法での場合
はまったく違う印や所作をともないますし、補缺分のためにとなえるということでも
大金剛輪陀羅尼かと…。功徳は変わらないと代用できるはこの世界では別次元の話
ですからね…。
 905ー889さん 豊山派の総本山奈良の長谷寺のご本尊様は十一面観自在菩薩
です。この観音様は光背をいれておよそ十一メートルあまりあり木彫の仏像としては
日本最大のはずです。両脇には難陀竜王と雨宝童子がまつられています。
 この十一面観音は長谷式といわれる錫杖を持ったお姿をしております。
ちなみに「わらしべ長者」はこの長谷の観音さまにお願いをした男の話なんですよ。
 905ー889師 こちらこそ貴重な台密の情報を得る機会ありがとうございます。
普段の先祖回向でしたら「壇信徒のおつとめ」をおわたしいたします。さらに
深く求められるのでしたらまず得度ではないでしょうか。
 結縁灌頂では薬師とのことですが、東密ではだいたいどの派でも江戸時代初めから
灌頂での投華得仏は大日如来と縁を結ぶことになっているんですよ。縁を結べない者が
いないようにとの配慮かららしいいんですが汗(弘法大師の故事によるところもあるの
でしょうが)台密では華の落ちた所の尊格とちゃんと縁を結ぶのですね〜。
 
914真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 20:49
台密では「サラバ(サルバ)」の句を入れるというのは
やはり本当だったのですね。
それと、台密では胎蔵界立、東密では金剛界立で次第を作るというのは
よくあることだと思います。たしか護摩の次第もそうだったように記憶してます。
やっぱり台密は一行禅師以来の『大日経』重視なんですね。
915真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/16 21:00
そうそう、結縁灌頂のことですが、
北海さんも言われているように、
台密ではきちんと投華の尊と結縁するそうですね。
やっぱりそうでなくっちゃいけません!
本山の方がこのスレを見ていたら、ぜひ考えてほしいな〜。
そのような灌頂をやってくれるのだったら、私は喜んで参加するんですけどね。
でも、実際問題もしそれをやるとするならば、
投華の花を確認する役の僧はかなり曼荼羅にくわしくなくてはなりませんねえ。
即座にこの尊はだれそれだ、って言えなきゃなりませんから。
916名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/17 00:33
餓鬼に花落ちたらどうなの?W
917889:04/05/17 04:25
>>913 (北海師御許)
> 諸尊の真言のなかの一つとしてとなえるなどの場合は小咒もありかと思いますが
> 私も代用になるという話はきいたことがありません。
ですね。やっぱり。

> 豊山派の総本山奈良の長谷寺のご本尊様は十一面観自在菩薩です。
十一面様でしたか。(観音様まではあっていてホッ)
大きな御像ですね。そういえば、密門ではありませんが、曹洞宗の東京青山の長谷寺も
十一面様で、戦災被災前の御像は大和と鎌倉の長谷寺の同木だったという伝承が・・・
今、思い出しました。
余談ですが、十一面様の成立は正観音より早いとの説もあるようで、まさに普門示現を
かたちにした御姿ですね。

>「わらしべ長者」はこの長谷の観音さまにお願いをした男の話なんですよ。
面白いお話、どうも。今度大和路に赴いたときは、是非、長者にあやかるべく(笑)
お参りさせて頂きます。

> さらに深く求められるのでしたらまず得度ではないでしょうか。
で、在家の得度なんですが、現在天台開宗1200年の流れで、総登山・総受戒を呼びかけ、
また、宗務の側では発心会なる得度の前段のようなものを提案しているんですが、
はてさて、在家者にどこまで法を授けてもいいのか、迷いどころで。
例えば護身法などは、在纏位の尊の御信心をしている人に乞われた場合、どうしたものか。
厳密にいえば×でしょうが・・・

> 東密ではだいたいどの派でも江戸時代初めから灌頂での投華得仏は大日如来と縁を結ぶ
> ことになっているんですよ。縁を結べない者がいないようにとの配慮かららしい
> いんですが汗(弘法大師の故事によるところもあるのでしょうが)
高野山だと投華のあと、ガサガサ音がして華の位置を直しているようだ、
との一部情報を聞き及んでいましたが(笑)、そうだったんですね。
918889:04/05/17 04:26
(真言坊主さま)
>>915
ちなみに叡山の在家の結縁灌頂の敷曼陀羅は、簡略化してありますね。
東密・台密ともにこれら便法は、>>916の書き込みのような事態を避けるための
措置なんでしょうね。実際、昔は夜叉鬼神の類を得佛してしまった場合、
縁なし?とされたとも聞きますし・・・(これもうろ覚え、不確実。すみません)
919名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/17 16:57
越三昧耶の話題が出ておりますが、

十善戒の不綺語について
着飾った言葉を使ってはいけないとありますが、
「言うべき時でない時に言うこと」という意味合いもあります。

また、般若心経秘鍵に
「賢者の説黙は機をまち人をまつ」云々とありますように(あってる??)
機根が備わって無い人に教えるのが、罪深い事だと思うのです。
アーナンダは、多聞により迷われたそうですから。
まあ、後世の事を考えれば、アーナンダだったからこそ、迷えても悟りを開ける
貴重な存在であったと私は思ってしまいますが。

そう考えれば、今の真言宗のシステムは一部か、大部分かにおいて
かなりの罪を作っていると思います。
その罪は、不良坊さんの出現に現れていると思います。
まあ、慈雲尊者は素晴らしいですよ。
920真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/17 18:32
>>918
はっっ!簡略化した敷曼荼羅でふと思ったのですが、
天台宗の灌頂で使う曼荼羅って
まさか東寺曼荼羅(広義の現図曼荼羅)ではないですよね?
金剛界は九会ではなくて、成身会一会の曼荼羅ですか?
921真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/17 18:39
>>919
機根論はかつての真言宗学ではさかんに議論されたところですが、
近年では全くといってよいほど論じられることはないですね。
だいたい上根か下根か、なんて簡単に客観的判断はできないですし、
さらには極端なはなし、差別問題にも発展しかねません。
ただ、僧侶全般のモラルが低下していることは確か。
そのうち、だんだんと淘汰されていって、
ホンモノが残るということになるんじゃないでしょうか。
そうして、慈雲さんのような中興とか称されるすごい人が
出てくるのじゃないでしょうかねえ。
922名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/17 19:03
>真言坊主さま
横レスながら、東寺の結縁灌頂では当たった各尊を授けていましたよ。
但し、宣伝の文では「秘密の印を阿闍梨さまが授け云々」とあったのに
授けて貰えなかったです。なんででせう。(他の人も格別には無かったようで)
一応私は釈尊でした。
尤もちらっと目隠しの下から覗いたら、各尊の名号の書かれたものが
敷曼荼羅の脇に積まれてたよーなー…これ以上はヤバそなので略。
923真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/17 19:10
>>922
そうですか!じゃ今度私も機会があれば東寺で結縁灌頂を受けてみようと思います。
でも、これは高野山はちょっと気合いをいれにゃなりませんねえ。
北海さんは弘法大師の故事にならっているといわれてましたが、
弘法大師が行った灌頂ではきちんと仏との結縁をやっていたのですから、
怠慢といわれてもしょうがないですよね。
924名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/17 19:11
>>921
>だいたい上根か下根か、なんて簡単に客観的判断はできないですし

きっと、これを見抜くのが本当の師匠と弟子の関係だと思うのです。
理想論ですが、こういう関係が多ければ多いほど
良い循環が生まれると思います。
論じられないのは、もうすでに衰退が起きている証拠かもしれません。

よーし、私が中興の祖を目指すゾー!
目指せ生死解脱!!!目指せ戒定慧!!!
925名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/17 19:15
>真言坊主さん
>北海大将智さん


馬頭観音は観音菩薩だけど明王ということですか。
すこしわかりにくいです。
馬頭観音の御真言は、天台系と真言宗系違いの差が大きいのですが、
どの真言が通常こう唱えるのでしょうか?
926真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/17 19:18
>>924
すばらしい!がんばってください!って他人事じゃないですよね。
私もがんばらにゃいけません。
ところで、機根の優劣は緊密な師弟関係の間で見極められる、
というご意見は説得力ありますね。
たしか……『大日経疏』の具縁品疏のなかに阿闍梨の十三徳と
弟子の素質について述べられているところがあったような……
あれはまさにそういうことだったのですね。
いまさらながらに、気づかされました。
927真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/17 19:38
>>925
馬頭観音は、観音さんの教令輪身なんですよ。
教令輪身ってのは、仏法になかなか教導されない人に対して、
やさしい仏さんや菩薩さんが忿怒尊となって現れるもののことを言います。
五大明王や八大明王ってのはみんなその教令輪身なんです。
馬頭観音は正しくは馬頭金剛明王というのですが、
そのもとの姿が観音さんなので、
「馬頭観音」といわれるようになったのかもしれません。
>>875に私が示しました『青頸観音儀軌』の文は
そのことを言ったものです。
ちなみに『秘蔵記』という古い書物があるのですが、
このなかには次のような記述があります。

馬頭。無量寿の忿怒。自性輪は観音なり。

天台宗と真言宗とで馬頭の真言がちがうことについては、
私はわかりませんが、以前北海さんが>>879に真言をあげられていましたが、
これが大日経系の儀軌に示されたもので、もしかすると
天台では大日経を重視しますから、こちらの真言を唱えるのかもしれません。
幸運にも、最近天台の方がこのスレにいらしゃっておられますので、
そのうち何かレスをいただけると思います。
>>927
ちょっと遠出中。馬頭観音の件は後日・・・
>>920
一会だったような記憶が・・・
929889:04/05/18 02:39
遅くなりました。またすぐ出ますが、ちょっとだけ。(忙しぃ)
手許の書物(件の真言鈔やら)をぱぱっと見ましたが、
(1)オン アミリト ドハバ ウンハッタ(パッタとも)
   帰命 甘露を  生ずる 破壊(叱咤)
(『真言陀羅尼』によると聖賀野[糸乞]哩縛大威怒王念誦儀軌 大正蔵20巻p.165)
           ※カヤキリバ/ハヤグリヴァ=馬頭の意:ヴィシュヌの化身とも。
※上記『真言陀羅尼』によると、さらに(1)の変形的に
 ノウマクサマンダボダナン アミリト ドハバ ウンハッタ ソワカ の型もあるよう。
(2)オン カンウン キャダヤ バンジャ ソワタヤ ソワカ
   帰命      瞰食し給え打砕し給え破壊し給え
(3)オン クランダリ マンダマンダ ウンハッタ
   帰命       縛  縛   破壊
の三種が上がっていますね。(2)(3)の典拠はいまのところ不明ということで(汗)
但し、(2)は>>879 北海師カキコの 
 ノウマクサマンダボダナン キャダヤバンジャ ソワタヤ ソワカ 
と内容的には重なりますが。
ちなみに、個人的には(1)のものしか誦したことがありませんが・・・
尊格については、皆さんのカキコの通りということで。
変化観音[六観音]の内の忿怒相(獅子無畏観音):馬頭観音=馬頭明王(大持力明王)
畜生道の主宰・守護、煩悩を食い尽くす=滅罪、畜類供養・・・
という感じでしょうか。                                                                                          
930889:04/05/18 02:42
>>929 の訂正
(誤)大持力明王
(正)大力持明王
931名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/18 03:03
大金剛輪陀羅尼の読みなのですが、お坊さん叉は派によって異なると以前記載されて
ましたが、確かにその様です。私のある寺で聞いた際には、
『のうまくしっちりやじびきゃなん・さらば ・たたぎゃたなん・・』と唱えてらしゃいました。
そこでお伺いしたい。高野山並びに豊山は、下記の内どの様に区切って唱えてらしゃるのでしょうか?
また天台は、真言の発音が異なると聞きました。参考までに東密とはどの様に異なるのでしょうか?
@『のうまくしっちりやじびきゃなん・さらば ・たたぎゃたなん・・』
A『のうまく・しっちりやじびきゃなん・さらば ・たたぎゃたなん・・』
B『のうまく・しっちりや・じびきゃなん・さらば ・たたぎゃたなん・・』
>>931
「さるば」が入っている東密の派とお見受けしますが、どちらの派でしょう?
天台系ですと、ノウマク → ナマ(ナマク)
       ジリ   → シリ
       ギリヤ  → ギレイ
という感じに読みが変わることが多いかと思います。
区切り方、読み癖は結構千差万別っぽいですが・・・
933真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/18 11:28
>>929
馬頭の真言もいろいろあるんですね。
みなさんの挙げたものにちょっと付け足してまとめるとこうなりますか。
@オン アミリト ドハンバ ウンハッタ(ソワカ)
Aノウマクサンマンダボダナン アミリト ドハンバ ウンハッタ ソワカ
Bノウマクサンマンダボダナン キャダヤ バンジャ ソワタヤ ソワカ
Cノウマクサンマンダボダナン カン ウン キャダヤ バンジャ ソワタヤ ソワカ
Dオン カン ウン キャダヤ バンジャ ソワタヤ ソワカ
Eオン クランダリ マンダマンダ ウンハッタ

@は『八字文殊儀軌』所掲で、普通唱えるやつですね。
Aは帰命の「オン」を「ノウマクサンマンダボダナン」に変えたもの。
Bは『大日経』密印品(大正18,27頁a)および四部儀軌の所掲で、北海さんのあげたもの。
Cは『青龍寺儀軌』所掲のもの(大正18,153頁c)で、
おそらくこれは『大日経』普通真言蔵品に「ノウマクサンマンダボダナン
ウン キャダ バンジャ ソワタヤ ソワカ」(大正18,14頁b)
とあるものから派生したものでしょう。
これが馬頭観音の根本真言といわれるもののようです。
Dは889さんのあげたもので、これはCの帰命の句を「オン」に変えたものでしょう。
Eは『蘇悉地経』にモウモウケイ(マーマキー)の真言として
出てくるものですが(大正18,607頁c,638頁c)、
私はこれが馬頭の真言とされている例を見つけることはできませんでした。
推測ですが、マーマキーは仏蓮金三部の部母となる尊ですから、
蓮華部の部主である馬頭と混同したのではないでしょうか。
『秘蔵記』には「蓮華部(馬頭観音を主と為す)、
金剛部(忙摩鶏を母と為す)」とあります。

は〜ちかれた。
934名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/18 13:12
>>926
菩提心は計り知れないですね。
あなたは、他が為に意見をしているつもりが
自分の為になっているという不思議がそこにあるのですね。

あなたの気づかない心の底では、何を最終目標にしておられるのか
何を求めておられるのでしょうね。
私も中興の祖になるという志よりも
自分のもっとも深い感情に気づく事が出来るように精進精進。
935889:04/05/18 17:58
>>933 真言坊主さま
> は〜ちかれた。
お疲れさまです。
それにしても、十七・十八の御縁日(東京の浅草寺駒形堂の馬頭観音はなぜか十九)
に馬頭観音の真言の話になるとは、これの機縁ですかね?
で、諸真言ですが、前掲の Eは私も見たことがなかったんですが、件の岩田教順師
(真盛派の方?)の真言抄に拠るもので。この集成は「諸尊法」の儀軌から選られて
いますから、まめに調べればわかるかも・・時間があれば。
(出典がないのがいたい)
> Eは『蘇悉地経』にモウモウケイ(マーマキー)の真言として
> 出てくるものですが(大正18,607頁c,638頁c)、
> 私はこれが馬頭の真言とされている例を見つけることはできませんでした。
> 推測ですが、マーマキーは仏蓮金三部の部母となる尊ですから、
> 蓮華部の部主である馬頭と混同したのではないでしょうか。
> 『秘蔵記』には「蓮華部(馬頭観音を主と為す)、
> 金剛部(忙摩鶏を母と為す)」とあります。
ううむ。なるほど。折を見て、ちょっと調べてみます。
936名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/18 18:46
>923真言坊主さま
でも東寺の結縁灌頂は百年に3度ぐらいの割合でしか
してくれないんです。
東寺創建記念の百年目ごとと、高祖大師の50年ごとの御遠忌の記念で
するだけらしいので。数年前に創建記念のは終わってしまいましたから
近いのは大師の御遠忌記念だけでしょう。ですから次回は2035年頃…
大分先の話になろうかと。
その代わり、一般人には入るのが難しい灌頂院で授けてくれます。
937名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/18 18:55
馬頭観音の解説ありがとうございます。
938名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/18 19:05
889さん
他諸師の様にあなたも天台風なハンドルネームを付けては如何ですかね?
939真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/18 21:00
>>936
そうですか……じゃダメですね。_| ̄|○
灌頂院で、ってのはすんごい魅力的なのに……
こうなったら比叡山の結縁灌頂に行くしかない!
889さん、情報お願いします!
940真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/18 21:05
>>932
>>181-195あたりを一度ご覧ください。
941金剛杵:04/05/18 22:08
次スレ
どうされます?
942真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/18 22:58
>>941
もう立てます?
今回は私がかなりスレを消費してしまいましたので、
私が立てようと思っているのですが、
まだちょっと早いんじゃないですか?
943北海大将智:04/05/18 23:25
923-真言坊主師
北海さんは弘法大師の故事にならっているといわれてましたが、
弘法大師が行った灌頂ではきちんと仏との結縁をやっていたのですから、
怠慢といわれてもしょうがないですよね。

 弘法大師が行った灌頂はたしかにあらゆる縁ある衆生に、それこそ
伝教大師最澄も含めて諸尊と仏縁を結んでいるのだからおっしゃること
ももっともです。たてまえとしては弘法大師が唐で恵果和尚から両部の灌頂
を授かったときなんど投華しても大日如来に落ちたという故事の追体験として
の大日如来との縁を結ぶとカキコすればよかったんですが一般のかたには誤解
を招きかねませんでしたね汗

919さん おっしゃることは痛いほどわかります。現在、豊山派ではこの問題
への対応策として宗門の大学の卒業後。もしくは卒業前などに本山での一年間の
研修ができる施設を建設中です。結局、大学の授業や四度加行、本山での短期の
研修を複数回行うなどしても僧侶の自覚というのはなかなか養われないんですよね。
人によりますが…。

931さん 豊山での読み方としては複数の僧侶でとなえる場合は
ノウマクシッチリヤジビキャナン(ここまで経頭がとなえ)タタギャタナン
アンビラジビラジ…と職集が続きます。ちなみにサラバの語は入りません。

真言坊主師889師、私は普段、馬頭観音の真言をとなえることが少ないので
よい勉強になりました。合掌

 
944金剛杵:04/05/19 00:18
>>942真言坊主様
次スレ、宜しくお願い致します。
前スレは私が立てたせいか、あまり良くなかったみたいなので・・・
追伸
密教大辞典の件
正直驚きました。あの辞典の制作には相当深い経緯があったんですね
改めて合掌。
945名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/19 17:37
馬頭観音はもともとの姿が観音菩薩で、
同じく観音菩薩がもとの姿の軍荼利明王と同様に、
「甘露」のことばが御真言に入っていますね。
946名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/19 18:10
先週、漫画雑誌(コミックバンチ)を読んでいたら、
「オン マリシエイ ソワカ」というのが出てきました。
これってどういう意味なんですか?

あと、いくつもの真言がかかれているウェブサイトを見つけました。
「オン アビラウンケン」
「オン キリキリウンバッタ」
これはどういう意味なのでしょうか?
947@坊さまじゃないよ:04/05/19 19:00
「御真言集 第七」 立てました。
よろしゅう。
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1084960746/l50
週末まで忙しいので、失礼してちょっとだけ。
>>983
うむむ。考えてみます
(ご指摘の番号のように983(悔やみ−悔い(汗))の無いように)。

>>939
一般の結縁灌頂なら、毎年6月(5月だったか?)東塔の灌頂堂で
やっていたように記憶してますが。
叡山のHPに書いてないかな・・・って、今見たら6月の各週末でした。
簡単ですが、とりあえず。

>>946
オン マリシエイ ソワカ=摩利支天尊の御真言。陽炎の神格。
厄難や敵から逃げおおせるように祈られる場合多。古の武人の尊崇多し。
オン アビラウンケン  =胎蔵界大日如来の御真言。密教の教主。
オン キリキリウンバッタ=(何か句が抜けてませんか?)
※越三昧耶にはならない程度にて。
949真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/19 19:50
>>947
スレ立て乙でした。
私も立てようと思って過去スレと関連スレを用意していましたので、
いちおう貼り付けておきました。
他スレとの交換交流もしやすく、活性化にもなると思いましたので。
950真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/19 19:52
>>948
ぜひ、かっこいいコテハンをつけてください。
私からもお願いします。

結縁灌頂の情報、ありがとうございました。
6月はちょっと難しいのですが、
日程の都合がつけば、受けてみたいと思います。
951真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/19 20:07
>>948
言い忘れ。
983(クヤミ)じゃないですよ。
938ですよ。ってことは……
クミヤ→クミヤウ→グミヤウ(弘明)
僧祐の『弘明集』にちなむ縁起のいい番号じゃないですか!
ちと強引だったか……
952北海大将智:04/05/19 23:37
 945さん 曼荼羅上の蓮華部は阿弥陀如来、またの名前が
無量壽如来の智慧の世界でして、不死の霊薬を意味するアミリタ
(甘露)の語が真言に入っているのはこの阿弥陀如来の徳の一つ
である甘露をもって衆生救済をする尊格だからなんですよ。
 阿弥陀如来根本陀羅尼は別名十甘露咒ともいうんです。
釈迦尊が生まれたとき、この甘露の法雨が地上にふりあらゆる
花々が咲き乱れあらゆる生き物が祝福したといわれています。
953名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/20 00:01
在家なんですが、結縁灌頂(真言で受けて叉天台で受けても)て、何回も受けていいのですか?
それと比叡のHPを見せて貰いましたが、法会を受講して受けれると云う事ですか?
叉受ける際に、私は真言宗なんですが、真言のお念珠や袈裟を持って行っていいのですか?
954889:04/05/20 00:17
>>951 真言坊主さま
おお。バタバタしていて誤読、粗相仕りました。
コテハンの件、一畳弛緩院とか円呑坊とか
くだらんのを考えてしまい、まさに麁言の山・・・


955真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/20 00:27
>>954
一畳弛緩院と円呑坊って、一乗止観院と円頓坊の変換ですか?
889さんのマジメなレスとはあまりにもかけ離れていたもので、
思わず吹き出してしまいましたよ。
でも、そういえば、北海さんもすんごいマジメなレスするわりには
コテハンはけっこう軽いですもんね。
956889:04/05/20 00:33
>>953
行きがかり上、応えねば・・・不完全ですが、以下の通り。
> 何回も受けていいのですか?
基本的には結縁灌頂は一度でいいはずですが、どうも、複数回受けている人も相当
いるようですし、また、多数の仏と縁を結ぶのは結構、と称している向きもあり・・・
(袈裟に階級章のように色の帯(受けた回数を示す紐)を沢山つけた人も少なからず)
聞き及ぶところ、20回(だったか?)受けると、記念で輪袈裟(半袈裟ではなく)
が出るとのこと。坂本のお出入りの商家の人なんかで、長年まめに参加している方
もいるようで。
> 真言のお念珠や袈裟を持って行っていいのですか?
これはどうしたものか・・・天台の数珠は平珠の母珠一つのものですが。
ちょっと、結縁灌頂の係(連絡先、HPに書いてあったのではなかったかと)
に訊いてみて下さい。判断しかねます。
(個人的には差し支えないような気もしますが、為念)
> 法会を受講して受けれる
灌頂も法会ではありますが・・・
結構、長い時間かかりますよ。得佛の他、御十念も受けますし。
たしか、事前に法話と精進一食が付きますし(うろ覚えですが)
ちなみに、今年は延暦寺会館(宿坊的施設)が改築中なので、便悪し。
957会奉行:04/05/20 00:33
私は、一畳弛緩院っていう脱力系なところが面白くて好きですね w
958真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/20 00:35
>>953
比叡山のHPというのはこれ↓ですね?
http://www.hieizan.or.jp/enryakuji/jcont/event/index.html
結縁灌頂は何回受けても大丈夫だと思いますよ。
私は伝法灌頂を受けましたが、今度結縁灌頂を受けようと思っています。
959889:04/05/20 00:36
>>955 真言坊主さま
「一畳・・」の方は、昔、誤変換で本当に出たパターン。
「円呑・・」の方は、丸飲み、鵜呑みの意味で(笑)
さて、もうちょっとマシなのは無いものか・・・
ということで、落ちます。
960889:04/05/20 00:42
>>957
落ちようと思ったところに、会奉行さまのご意見拝受。
その脱力系で行きますかねぇ・・・

余談ですが「一上司姦淫」などという、物凄い誤変換もありました(爆)
さすがにこれは、何ぼ何でも許し難し。昔のFEPって・・・
961会奉行:04/05/20 00:47
>>953
私は四度加行の前に結縁潅頂は受けておくべきだと考えて、金胎合わせて三、四回受けました。
962会奉行:04/05/20 00:53
>>889さん
姦淫はチョット・・・・(爆
なにか良いのはないですかね?
スレ上で公募しますか? w
963真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/20 00:56
わたしは一畳弛緩院に一票ですね。
タタミの上で弛緩している姿を想像して
激ワラでした。
964真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/20 01:00
ちょっと反省。
止観ってそういえば、天台の重要な教えでした。
965889:04/05/20 01:45
忙しいのですが、気になって来てしまいました。
>>964 真言坊主師(←真言「坊主」師って、唐「招提」寺みたいな感じ・・)
お気になさらず。言い出しっぺは拙者ですので(汗)
何か、脱力・ずっこけ系に行ってしまい、北海師のような様子のいい
字面にならず・・・
あと、「一年三膳」とか(笑)・・・ひ、ひもじい。
今度こそ、落ちます。また明日・・・
(次は次スレか?)
966名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/20 19:54
一字金輪呪なのですが、
修験のかたは、仏眼仏母呪を唱えないで、
一字金輪呪だけを唱えますね。
理由は何なのでしょうか?
あと仏眼仏母は菩薩ですよね。
967名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/20 23:57
稲荷で有名なダキニ天や聖天さんや毘沙門天は、世天?。
地居天とは、どう違うのですか?。
968真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/21 08:48
>>966
へぇ〜そうなんですか。ここに修験の行者さんっているのかな?
醍醐派の人ならわかるかな?

>>967
『秘蔵記』に曰く「五類諸天(天は謂く、自在、光無辺の義なり)、
上界天(色界および無色界)、虚空天(夜摩天已上の四天)、
地居天(四天王天、トウ利天)、遊虚空天(日・月・星辰)、
地下天(龍・阿修羅および閻魔王等。あるひと難じて云く、
日月等を天と称するは然るべし。龍等を天と称するは如何。
答えて云く、おのおの分に随って光自在あるが故に天と称す)」
969名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/21 17:24
真言密教と法華経の話が出てたけど空海も最初は法華経をあまり重要な教典とはみなしてなかったけど晩年は認めだしたし
日蓮も日蓮の感得した大曼陀羅で脇侍に法華経典には出てこない愛染、不動両明王が梵字で描かれてるし
前から法華大曼陀羅に両明王が梵字で描かれてるの前から不思議に思ってたんだけど
日蓮が天台僧だった名残りなんだろうか?
それとも切り離そうとしても切り離せない関係だったのか?
970名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/21 18:32
>969
それは日蓮が密教僧だった頃に愛染明王・不動明王を感得していたので
個人的に日蓮自身の結縁の仏尊だったのが直接の理由。
今でも日蓮直筆の感得を伝える文書が存在していて
日輪の中を馬に乗って走る異形の愛染(獅子冠をつけてない)
と梵字で書かれたウン・タキ呪、感得の日時の記されたもの
月輪中に髪を逆立てて、持物は剣と絹索で丁字型(蔵王権現のような
感じの姿と思ってください)、その前に木と官服姿の男が座っている
という姿と梵字の一字呪、感得日時を記したものという物です。
但し、不動に関しては密教の法華曼荼羅にも出てくるので
それが元でないか、の説もある。
もう一つ付け加えれば、初期の日蓮の曼荼羅には大日如来の種字を
記したものが存在するようです。
971名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/21 18:34
あ、月輪中の仏尊は不動明王の事です。
972名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/21 18:54
>970
初めて聞きました
面白いですね 初期の曼陀羅に大日如来の種字まで登場してたなんて。
ありがとうございました
973Nana:04/05/21 19:36
質問いいですか?
真言って副作用ありますか?
974真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/22 00:11
>>973
副作用って、ちょっと理解しにくいんですけど、
たとえば、どのような状態になることを言ってるのですか?
975北海大将智:04/05/22 00:49
 955真言坊主師 たしかにそうかも知れません笑 ちなみに私本人は北海な
感じ(演歌とか?)でも大将な感じ(アニキな感じ?)でもないです笑 
 889師、私も一畳弛緩院がなんとなくいいと思います。数息観をしていてよい
禅定の状態に入れると首から下の力が抜けてそれこそ弛緩って感じに成るんですよね〜。
 肩こりとか治ったことあるし。寝て一畳起きて半畳なんていいますしね。
966さん 仏眼仏母尊は胎蔵生曼荼羅中の遍知院に描かれる尊格で大日如来の智慧を
諸仏を生み出す母として尊格化したものです。つまり菩薩です。
970さん 私も前から不動明王と愛染明王の種字が画かれていることに疑問を
もっていたんですがそういうことなんですか…。とくに愛染明王は金剛頂経系の
経典と儀軌にのみ登場する尊格で疑問に思っていたんですよ。
973ーNanaさん 誤った使用方法と本人の心のもちかたによってはあります。
976会奉行:04/05/22 01:11
日蓮のマンダラは面白いですよね。
前から思ってたんですが、不動と愛染の種字の間にある題目が、久遠実常をも象徴するなら、密教の目から見たら大日三尊に見えてきます。



あと私も一畳弛緩院に一票!
977ランボー:04/05/22 08:40
>>973  > 真言って副作用ありますか?

私は、無いと言う立場です。越法と思われるとの御旗を立てて、自然の摂理である真言や印を一部の私物化にする事
に抵抗を感じています。さんざんやってきましたが。切れる刃物に副作用はというのと似ていると思います。
本で覚えた護身法のランボー(ありがたくも専用の掲示板を立てていただいたが、今行方不明)としては、副作用無し
です。道理はありますので、よく心得て使わなくてはいけないと思います。
978名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 09:42
ガルーダの御真言を唱えてたら、
晩に蛇が逃げていく夢を見たんですが・・・
少々、金運に影響した感じでした。
これって副作用?
979名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 10:16
>978
蛇はお金をもたらすとか縁起がイイっていうけど、その金運がが逃げちゃったって事?
980真言坊主 ◆WU311ujDWk :04/05/22 11:48
ランボーさんお帰りなさい。
さっそくですが、越三昧耶というのは一部の人間が真言法を私物化するために
作ったとのことですね?たしかにそのようなものもないことはないです。
しかし、そればかりではないということも事実です。なぜなら、
越三昧耶というのはご存じのこととは思いますが、そもそも経典の中に
説かれているものだからなんですよ。たとえば、『金剛頂経』の中に
「もし三摩耶法を破壊すれば、地獄に入って出離の期あることなし。
云何んが名づけて破三摩耶と為せん。謂わく、凡夫あり、
ただよく受けて修行することあたわざることあり。もし求法の人、
未だ五種の灌頂法を受けざれば、まさにこの瑜伽法を与授すべからず」
とあるんですね。このほかにも挙げだしたらきりがありません。
お大師さんだって『秘蔵宝鑰』の中に引用しているじゃありませんか。
要するにですね、後の宗団の人間が宗団の利益のために越三摩耶というのを
作っただけなのであったならば、私もこんなにこだわらないんですよ。
でも経典の中に書かれていたらしょうがないじゃないですか。
やめれ、って書いてあるのですから、ここは素直に随わなくてはならないのじゃないですか?
それとも、経典の意に背いてまでも越三摩耶を犯す意味がありますか?

あと、真言に副作用はないとのことですが、
Nanaさんのいう副作用というのが具体的にどういうことかわからなくちゃ、
そう単純には結論づけられないと思いますよ。
たとえば、商売繁盛をお不動さんに祈って、その真言の効果が出たとする、
あまりにも繁盛しすぎてその金をめぐっていろんな人がよってきて、
最終的には不幸になってしまう、ということを言ってるのかもしれない。
あるいは不動の真言を唱えて効果が現れた分、
その福徳がどこかから差っ引かれてしまう、
ということを言ってるのかもしれない。
いろいろなケースが考えられるのじゃあないですか?
だから私は上で副作用とは具体的にどのような状態のことを言ってるのか
Nanaさんにおたずねしておいたのですよ。まずはその返事を待ってから
答えを出したほうがいいのじゃないでしょうか。
981ランボー:04/05/22 14:12
>>980
そもそも経典はどういう過程をへてできたのでしょうね。
仏様が経典をどこかに置いておいて、有る時誰かが発見して広まったのなら、まー納得できますが。
貴方の云われている事は、それらが縁を起こし、結果良くない事も起きたら副作用と取れないこともないと言っているよ
うに私には感じますが、私がひねくれているのでしょうか。
自分は副作用は広く同じような良くない結果が出てくることを云うのではないかと考えています。
たとえが的確ではないかもしれませんが、抗がん剤により頭髪が抜け落ちるとか。  ああ、僧侶は喜ぶかも知れませ
んね。 いやーまいった。
982889=一畳弛緩院:04/05/22 15:40
みなさまの投票頂戴の結果、↑にしました。苦情が来た場合、再検討します(笑)。
>>981
ランボー様、教化に熱心な方は「越三昧耶」の問題には必ず直面する訳ですが、
拙者も前に書きましたように、現状、ここまでいろいろなメディアに情報が出ている
状況で、何でもかんでも「隠すべし」はいろいろな意味で危険かとも思っています。
ただ、それら断片的情報(護身法にしても、口伝の部分を要しましたでしょ?)で、
見よう見まねの自己流をやってしまう方(また、それで事足れりと勘違いすること)が
危ないと思いますので、その意味で「越三昧耶」は有効かとも思います。
ただ、全員に得度授戒加行をさせる訳にもいきませんし・・・
どんな境涯の人に、何をどこまで、という問題はひとまとめにはできないものの、
真剣に考える必要はあろうかと思います。
(そこで、私は修験に解を求めようと思ったのですが・・・)
あと、>>980 の真言坊主さんの「質問中の「副作用」の意味は要確認」
はもっともかと。祟りのようなことを怖れているのか、何なのか・・・という。
レスは、その回答を待ってからでも遅くないかも、と。
とりあえず、あまり皮肉なことを仰られず(失礼 m(_ _)m)マターリと参りましょうよ。
983名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 16:02
今の新興宗教というか霊感商法やってる教団自体が越三摩耶の結果のような気がする。
そんな人達に方を伝授したのはいったい誰?
素人より玄人の方が罪深いんじゃないでしょうか?
現にダキニ法や立川流呪いの法なんて数々の左道を生み出していったのは密教よ。
984名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 16:11
>>ランボー師
本で覚えた護身法とはどういった意味ですか?

>>一畳弛緩院師
> そこで、私は修験に解を求めようと思ったのですが・・・

私も同様の事を考えていました。
やはり師僧から越法罪の事を聞いている以上、出家得度していないと伝授できませんから・・。
985一畳弛緩院:04/05/22 16:14
>>966
ボロンの汎用性(と言っていいのか)の高さですかねぇ。
若干、理屈をこねれば、
仏眼仏母(=胎蔵界大日が、金剛界の月輪三昧に顕れたもの)と
金輪仏頂(=金剛界大日が、胎蔵界の日輪三昧に顕れたもの)は対とされますので、
修法の立て方(胎蔵界立てか、金剛界立てか)に依るということでは?
>>975 北海師 
仏母ですが、如来舌とか仏頂と同じ感じで、如来に準じて扱いませんか?

>>933(亀レス)
確かに「オン クランダリ マンダマンダ・・」の咒は、
忙莽鶏(金剛部部母)の真言と同じでした。
インデックスの種字が違えて書いてありましたから、
誤記ではないようですが・・・うむむ。

>>969
> 日蓮が天台僧だった名残りなんだろうか?
それもあるでしょうし、日蓮上人が真言密教を学ばれた、という推理もあるようです。
>>970 さんが興味深い書き込みをなさっているので、そちらを。
>>976 会奉行様
> 不動と愛染の種字の間にある題目が、久遠実常をも象徴するなら、
> 密教の目から見たら大日三尊に見えてきます。
たしかに。

>>978
迦楼羅に追われて逃げていくのであれば、魔物の所化かも知れず(笑)
いい方に考えましょう。
財運に欠けるところがあれば、改めて弁才天や毘沙門天を祈るという手も。
>>983
> 今の新興宗教というか霊感商法やってる教団自体が越三摩耶の結果のような気がする。
名前は出しませんが、密教系の新興宗教では、教化にノルマを課し、それに連動して
法(?)を授け、それを経ないで真言を人に教えることを「越三昧耶」と称するようで。
こうなると、越三昧耶の悪用というか、法を秘匿することで、人を煽るというか・・・

> 現にダキニ法や立川流呪いの法なんて数々の左道を生み出していったのは密教よ。
荼天の法や立川流が即外道なのではなく、その周辺・俗流が問題だった訳で。
密教が、踏み外すと、「密教ごっこ」や「咒法ごっこ」に堕する危険性は、確かに
常に認識しておく必要がありますが・・・
987ランボー:04/05/22 18:00
>>984>>ランボー師 本で覚えた護身法とはどういった意味ですか?
以前から議論になっていることですが、自分は本で護身法をマスターしたと言ったら、喧々諤々となりました。
その根底の私の考えは下記にも見られますが、このレス最初から読まれることをお勧めします。
>>91 > 私は、どうしたら幸せな人生を送るかを目標に今まで修行してきました。
> 学者ではありませんので、細かい事を云々するより、今何をする事が人生で大切か、限りある人生の
> 時間をいかに有効に利用するかが、私にとっての課題なのです。
> 密教の手法をブラックボックスとしてとらえ、どう利用していくと合理的結果に繋がるかを考えやってきました。
> その結果、真言などの起源や謂れを奥深く追求するよりも、一回でも多く真言を唱えたり、理趣経を読誦する
> 事が大切です。限りある人生のじかんですから。そして、密教を経験する、すなわち、体解大道が大切と心得
> ます。そして、経験していくと、宗教の常識とずれが生じてきます。
> それは、時代の背景が原因だったり、そのお経や書き物を書いた人の感性だったりします。
> 超法罪もその一つです。理趣経を在家が読んではいけないとか、最澄に渡さなかったくらいだから云々と反対
> する人が多いのも驚かされます。なぜなら、私の周りで、理趣経や護身法を在家のひとがやって変な現象が
> 現れた事は一回もなく、五鈷を持つ事もしかりです。仏に接しようと努力している者に仏が仇するわけが有りま
> せん。宗派教団の利益を守るための企業秘密と考えます。
988名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 18:04
阿○宗なんて、どれだけお金かかるの?って感じだし
@ゴンの柴灯護摩供、行ったけどBGMで大河ドラマみたいな曲流したり
密教的な儀式って絶好のお金儲けの装置になってるような気がする
あそこまでデカいと山火事w
煙が蠢く瞬間をとって龍神が現れたとか
神々が感応してそんなこともあるかもしれないけど
僧侶としてわざわざ宣伝材料にしなくてもいいと思う
989ランボー:04/05/22 18:14
>>988
ここで、その宗派が出るのは、珍しいね。
焚き火の時に全国からそれを頼って不成仏霊が沢山集まって、町の温度が3℃も下がるって聞いたことが有る。
その後、行き様の無いそれらの霊がいろいろな宗教団体の礼拝施設などにささりこんできて、大変な目にあうとか。
秋田の小田師が訴訟していたとも聞いたことが有るな。
ただ、少しレス違いの感じはあるようだね。
京都に住んでるけど別に℃下がらないよ
むしろ夏場に下げてもらうとありがたい。
☆祭りと称する類は怪しい
地元ではあの宗教は囲碁のTVスポンサーやってたりする

宜保さんブームのときは、すかさず守護霊本、先祖供養本、今も健康食材漢方etc
宗教というより企業。
マーケティング部がありそう
もう何十年も前に印と真言を組み合わせた超能力開発本を出したのも、この教祖のような気がする
麻原が真似た教祖。
991970:04/05/22 19:21
会奉行さま、確かに日蓮上人がそれを意図していたとすれば
実にあの曼荼羅も興味深いものとなりますが、日蓮上人自身は
密教批判の中で「釈尊は実際父母がいるけれど、大日如来には
父母がいない(即ち、釈尊は実体のある仏だが大日如来はそうでない
故に久遠実成の釈尊に劣る)」という発言をしたほどですのでどんなでしょうか。
その割には日蓮の教義は多く密教のものを取り入れていると思うのですが。
金剛界の愛染、仮に不動を胎蔵界、中央の題目を宝塔として
釈迦・多宝を更に金剛・胎蔵の大日に当てると金胎不二の大日に
両部の教令輪身が配当されている…なんていうのはまー無いんじゃないかと。

あと日蓮繋がりですが、以前信貴山で結縁灌頂を受けに行ったときに
髭題目書いた笈摺着て受けに来た人見ました。あと念仏を大書した笈摺の人も。
この人たち、自分所の教義気にならなかったんでしょうか…
七面山って今は日蓮宗の山だけど元は密教の山だったみたい
関係ないのかな??
あと四国の名刹で真言宗の寺なのに法華経にしか登場してないはずの大通智勝如来を本尊にしてる寺もある
どんな修法されるんだろ?
それと何で真言宗他って法華経の普門品25だけはあげるの?
現世利益の高いお経だから?
七面は修験では?
そうそう修験 役の行者ゆかりの山。
今でも七面で山伏、見かける。
995金剛杵:04/05/22 20:04
このスレもそろそろラストですね
追伸
ランボー様、お久しぶりです。
〆をお願いします。
997名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 21:14
願以此功徳
998名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 21:17
普及於一切
999名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 21:29
我等與衆生
1000名無しさん@京都板じゃないよ:04/05/22 21:29
皆共成佛道




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