1 :
剣恒光:
2 :
フユヘPフ& ◆8piS4m.kw. :2005/06/01(水) 20:47:42 ID:Ir/m6Kkr
参月取(゚Д)y−┛
forget!
5 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 02:02:53 ID:NGFs4DXK
前スレの979です。994さん、貴重な話ありがとうございました。
日本刀スレは時々覗くのですが、2、3年前とは比べ物にならない位高度なレスが来ますよね。
私もこれまで名無しで結構専門的な話を書き込んでますが、それも決して無意味な事では無かったと思います。
これからも本格的なお話しお願いします。
剣サソ乙
7 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 13:20:48 ID:mnynNKDe
私も勉強になります。
蜂鳥半蔵
9 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 17:24:59 ID:RIwijvIT
剣とか槍の造りこみってどうなってるんですか?一枚?
>>9 一枚というか、素延べの剣なども有ります。
刃金、皮金、心金を組み合わせた物の方が多いような気がする。
ところで皆さん、剣術の方はどうですか?
13 :
994:2005/06/02(木) 18:12:57 ID:E0o2Qzql
>>979 ご返答ありがとうございます。
ずいぶんとなぐり書きをしてしまい失礼しました。
研ぎと打粉は深く関連があり、貴方の言う通り意味があると私もかなりの刀の好者(刀剣歴60年以上)の方に
教わり刀を拝見してきました。
今はその手の研ぎは地味過ぎて一部の方にしか好まれない様ですが、飽きないですね。
また何かありましたら書いてみて下さい。
たいした知識ではありませんが、わかる範囲でまた書きたいと思いますので。
>>12 >剣術
聞くのなら、武板のほうがよいのではない?
>>11 剣の切先の造り方がわからないんです。
■:心金
□:刃金
刀だと、こう造って、
■■■■■■■■■■
□□□□□□□□□□
斜めに切って、
/
/■■■■■■■■■
/□□□□□□□□□□
刃金を棟側に打ちのばして切っ先を造る。
□■■■■■■■■■
□□□□□□□□□□
剣だと、
□□□□□□□□□□
■■■■■■■■■■
□□□□□□□□□□
この状態からどうやって切っ先を造るのかと?
16 :
東風麿:2005/06/02(木) 19:25:56 ID:XxSlZuXc
>剣じゃないけど、
平三角槍などは、平の方に樋が掻いてあるよね。捲くったり甲伏せ
の場合は合わせ目を、そこに持ってくると目立たない様です。
元々無垢鍛えであると言う可能性を考えんのか?
18 :
東風麿:2005/06/02(木) 19:37:37 ID:XxSlZuXc
>17
もちろんそれを糞まえての事ですう。
>>15 自分が聞いた話だと、切先に心金を始めから入れない。
□□□□□□□□□□
■■■■■■■
□□□□□□□□□□
↓
□□□□□□□□
□□□■■■■■■■
□□□□□□□□
20 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 19:59:36 ID:2bMUD2o8
22 :
楠:2005/06/02(木) 21:44:16 ID:VMTlu7F7 BE:267574267-
そういえば「折り返し四方詰め」の刀ってあるのでしょうか?
24 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 23:36:35 ID:2bMUD2o8
20です。
パソコン用もあるのですが貼り方がわかりません‥
27 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/02(木) 23:58:23 ID:2bMUD2o8
>剣恒光氏
ありがとうございます
ただ今そちらに貼ることができました
見てもらえますか
>25さん
どぅも兼ではないのです。
貞や魚のような感じなのですが、下の点が無いため違うと思います。
これ一文字なのでさらにわからなく‥
28 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/03(金) 00:04:49 ID:uoy+Rjq7
一文字→ひともじ です
場所が場所なので、
一応誤解の無いように‥
うわー画像が小さくて判別しづらいですね〜。
「重」「垂」の変形のようにも見えるし、「安」の変則のようにも見える。
「〜衛門」の「衛」の字をこんな感じで略して書く刀工もいますよね。
でも少し形が違うか・・・(尾崎助隆ぐらいだしなぁ)
横合いから見せてもらいましたが、これは分かりづらい。
30 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/03(金) 09:20:15 ID:uoy+Rjq7
>>30 「兼」を欠画したもんじゃないんかな。
だれか領主に兼の諱のあるのがいて
避諱字にしていたことが考えられるけど。
32 :
29:2005/06/03(金) 11:39:14 ID:sPV0tB/y
>>30 取り直した写真というのをを拝見いたしましたが、私にも「兼」に見えますね。
(画が欠けておりますけど)
「兼」は美濃はじめ幾人もおりますが、これが兼であるとすると、
少なくとも私の見覚えのある字体にはいませんね・・・。
後銘などという可能性もありますが、それ以上はちょっと私にも分かりかねます。
あんましお役に立てませんでスイマセン;。
33 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/03(金) 11:55:10 ID:uoy+Rjq7
>31、32さん
貴重なご意見ありがとうございます。
画像が切れているということなので、ナカゴ全体を写した写真をアップしました。
http://0bbs.jp/tsurugi_s/2/#b よろしければ、再度判断の方をよろしくお願いします
22a、元重8_の鎧通しで、焼き刃はのたれ刃を焼いております
34 :
東風麿:2005/06/03(金) 13:59:51 ID:hEuRNwqe
>30
勝手なことを言います、文字だといえばそお見えなくも有りませんが、
符丁の様な物とも思えます、その場合いろはの様にかな文字でも良い訳で
すが、屋号を表す商標のような物かもしれません。
お武家が刀を質入する時、代替を貸し出したりしたとも聞きます。
わたり中元が身拵えするのに、貸し装束屋の様な者が店の所有物として
商標の様な物を刻んだのかも知れません。
刀身が上等な物でしたら、それは無いですね。
35 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/03(金) 16:18:38 ID:uoy+Rjq7
30です。
>東風麿さん
情報ありがとうございます
見たことのない字なので知りたかったのです。
実際良いものでないのは承知です。
実はビッターズで鍛鋼材として安値で落札してみた物です。
深錆や物打ちに大きな刃こぼれがあり、
確かに鍛鋼材ですが錆を落とし形を直していくうちに愛着がついてしまい、今に至ります
私は19才なので高いものを買うほど財力もなく錆身を買い、
見た目きれいに楽しむ位しかできません
今回の物もいつかしっかりした物を買う時のための勉強の一つです
情報をくれた方々に感謝です
36 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/04(土) 02:03:49 ID:sQjGTeyT
剣恒光はなんてよむの?ケンコーコーでいいのか?
37 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/04(土) 07:23:20 ID:yf3SWsvx
つるぎつねみつサンでつよ!確か・・・
>35
錆身のあるがままに保存するってのも、これからの日本刀の
一収集形態としてお勧めだと思ふ。
39 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/04(土) 17:01:13 ID:a8c9k6Fy
予測:
刀好きが昂じる→職人に弟子入りしてみる→仕事は上達しない→でも業界の事情が分かって来る→修業もそこのけでブローカーにコネを作る→
素人は職人の喋りに畏れ入ることを知る→素人が好きそうな喋りを磨く→刀の勉強会を開いて素人を集める→
敷居の高い鑑定会や刀屋に入れないヤツが来る→喋りでミスリードして物欲をあおる→物欲しそうな顔したヤツに接近して親身に話を聞くふり→
好みが分かったら良い刀紹介しますよと言って変な物売りつける。
こうして刀剣界の底辺で生きてるヤツがいますよ
>>1
白鞘ってなんであるんでしょうか?
普段あれに入れなければいけない理由ってなんですかね?
41 :
楠:2005/06/04(土) 18:40:32 ID:47v1bGhJ BE:254832285-
白鞘は別名「休め鞘」とも言い、刀の寝巻きみたいな物です。
白鞘は名前の通り無塗装の白木であり、木が呼吸できるので
湿度調整作用があり保存に適していたりします。
あと、鞘に入れて保存している時に錆が出ると、
錆が鞘に付きます。だから刀の錆を落としたとしても
鞘の錆が悪さをして、また錆びます。
そんな時は白鞘だと割る事ができるので鞘の中も掃除できますが、
拵えだと割れません。
こんな所です。
なるほど。詳しく解説していただいてありがとうございます
>>42 あとは、手入れの時に油をつけますが、これは鞘に染みていきます。
たくさんつけてしまうと、油の染みが鞘に浮かび上がります。
(まあ、そこまで行くとつけ過ぎなんですが)
この時拵えに入れていると、漆が浮き上がってヒビ割れたり剥げたりして、拵えを傷めます。
ですから、基本的に保管の時は刀と拵えを別々にしておくほうが良いとされています。
拵えの為にも、白鞘に入れておいたほうがいいでしょう。
44 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/05(日) 00:54:18 ID:rHy/Ox8O
>>39 完璧な解説だ。
修行中はあまり書き込まない方がいいと思うが・・・
誰の弟子か?わかってしまったし、後でそれが足かせにならないことを祈る。
もってまわったコテハン叩きは、最悪板でお願いします。
スレ違いだけど剣恒光サソは羨ましいなぁ
自分の好きなことが仕事で
漏れなんか今の仕事もう辞めたいよ_| ̄|○
努力もしないで自分の好きな仕事が出来ないとかほざいている香具師らが多い今日この頃。
>>39 結構居るそうですね。自分は・・・営業が出来なくて・・・・仕事辞めてこの世界に入りましたから・・・・・
あ、サラリーマン時代も2年有るのですよ・・・・
喋りを磨く必要は有りそうだ。
頭の回転遅いからな。文字になるとまだましなのだが、実社会ではもっとひどい。
>>46 全てを犠牲にするつもりが有れば、夢の世界に飛び込んでみる事も出来る。
婚約破棄され、収入はなくなり、時間もない、将来も見えない
けど、日々充実はしている。生きてる!!
この世界は余り勧めませんが。やるなら、鞘師
49 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/06(月) 09:24:03 ID:kDUNsy4d
>この世界は余り勧めませんが。
まだ修行して間もないのにそういうこと書くなよ。
せめて10年以上経ってから書くべきことだろ。
50 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/06(月) 09:52:59 ID:XrTXpXmY
刀関連の若い職人には頑張ってもらいたいなぁ。
なるべく安く工作できるように希望するけど、依頼量が少ないと其れも無理かもね。
長船博物館では、若い鍛冶屋に鍛刀の依頼はほとんど無いそうじゃないか。
どうやって食ってるんだろうな?
いまや刀の職人は、鞘も、柄巻きも、オールマイテーでないと難しいんじゃないかね。
52 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/06(月) 14:42:36 ID:aHH6aZmd
半年前、某震災で倒壊した母親の実家から日本刀が出てきた。
昔からあったらしいが、祖父が死んでからは行方不明になっていたそうだ。
んで、いらないからあげるよといわれ、もらってしまった。
銘は『平安城藤原守国』
だれか詳しいこと教えてもらえませんか?
>>49 あほか。別にそう思ったんだからいいだろ
いちいち他人の意見に文句いうなよ
>>52 藤原守国。信濃守弘包の流れといいますから、摂津(大坂)ですね。
時代は貞享頃に初代、となっています。
貞享あたりと言うことは、江戸中期、犬をかわいがっていた頃ですかねw
55 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/07(火) 01:46:16 ID:etvTDDk5
以前駐屯地に刀を売りに来たり、注文をとっていた業者がいたけど、何者だろう?
56 :
東風麿:2005/06/07(火) 02:12:00 ID:WTxfVtGl
>52
補足です、弘包は文殊系の鍛冶ですから、その流れで見ると鍛え板目
柾流れ比較的きれいに詰み、こにえ深いぐの目に砂流し掛かる出来か
尋常な直ぐ刃の出来といった感じを想像します。
貞享といえば江戸初期とは言いませんが、前期辺りが妥当かと思う。
>>56 52の書き込みから判断して
その言葉の意味はわからんと思う。
58 :
東風麿:2005/06/07(火) 12:25:23 ID:WTxfVtGl
>だれか詳しいこと教えてもらえませんか?
しもたーっ真に受けてもーたっ。どどどどどないしょ。
59 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/07(火) 13:26:02 ID:AvnEeZdZ
話変わって申し訳ないけど
折れた刀の利用法、何かないですか?
60 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/07(火) 14:32:18 ID:XSDaFAFz
>59
どの辺でポッキリと?
釣針を造ると良いよ!
すぐ錆びるけどな
15センチ間隔でポッキリと。
天田昭次作品集買ったぜ。
「この人ホントに器用だなー」と思った。
あと、制作時期・作品ごとに地鉄が全然違うのが面白い。
>制作時期・作品ごとに地鉄が全然違うのが面白い。
天田先生クラスの刀匠は、鍛え自体はそれほど変化ないと思うから作品ごとに地鉄が全然違うということはないと思う。
まぁ、研ぎによって地鉄が変わったんでしょう。
いい加減前から薬を使って地金を出すと噂で聞きましたけどね。
補足します。
もちろん、山城伝、備前伝、相州伝など鍛えは変わると思います。
67 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 01:05:28 ID:H3Dkb0Ls
たまたま、ある雑誌を読んでいたところ、自家製鉄をするとかなり安上がりと
書いていましたが、本当ですか?
すみません、こちらの住人の詳しい方に聞きたいのですが、
僕は4〜5年前に京都の国立博物館の坂本龍馬展で
陸奥守吉行を見たのですが、最近ネットで調べてみたら
龍馬の吉行は龍馬の死後、火災で消失したと書いてありました。
ということは僕が見た吉行は何だったのでしょう?
違う人の吉行?レプリカ?
知っている方がおられたら教えて頂けないでしょうか。
また、現在、陸奥守吉行の入手は困難なのでしょうか?
いくらぐらいするものなんでしょうか?
あわせて教えていただけませんか。
偽物
70 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 09:12:20 ID:HeNCLy84
>>67 炭代だけだからやすいよ。
砂鉄は自分で砂浜や川砂にある砂鉄だまりから集めてくる。
刀と違って、タタラの炭は、BBQ用の雑木炭をある程度砕くだけ。
この時期だと、アウトドア商品コーナーにキロ500-600円でうってる。
炭1:砂鉄0.8位の分量があれば、何とかなる。
ケラは20キロくらいほしいから、
100キロの炭、80キロの砂鉄があればいい。
炉を作って、10分おきくらいに、交互に蒔く。
ときどき、湯地穴からノロだしてれば、一日ちょっとでケラだしして終了。
なれると砂鉄100キロから40キロくらいのケラが出きる。
うそつけ。
刀に適する砂鉄集めようとおもったら大変だぞ。そのへんの砂鉄じゃだめ。
どこがいいか場所はいえんけど。
運搬も大変だし、お金もかかって仕方がない。
>>68 京都博物館の陸奥守吉行ですよね?
確かその刀は、坂本竜馬の刀って鞘書があったかと思うんですが、そこに一緒に
「火災に遭った」と書いてあると聞いた事があります。
実物を私は見た事がないのですが、そう鞘書されていると言う事は、その刀が
焼身って事なんでしょうかね?
火災の程度によりますが、焼けたからって刀は無くなる訳ではありません。
焼身と言って、刀としてはもうモノにはなりませんが残りはします。
正倉院の御物の中にも焼身がありますね。そういったものではないでしょうか。
>また、現在、陸奥守吉行の入手は困難なのでしょうか?
>いくらぐらいするものなんでしょうか?
困難かと言われると答えにくいですね。数は確かに多くないでしょうが・・・。
価格は一般論ですが100〜200程度だと思います。そんなに高いもんではないです。
幕末の剣客の指料としては、現実的で控えめな銘ですね。虎徹とかに比べるとw
吉行は土佐に移住しましたから、確かに地元の家にならあるでしょう。
73 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 12:59:04 ID:1wPKV0QB
>68
陸奥守吉行ならある業者で特保ついて300万というのを見た。寛文新刀の典型といえる良作だったよ
根強い人気でめったに市場にでないんだとさ
74 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 13:17:47 ID:Cyeml5zL
1つ目
「大業物」
片山家次
小反家守
右京亮勝光
進士三郎景政
手掻包永
初代兼定
直工志津兼友
初代関孫六兼元
来国次
保昌貞真
吉岡一文字助義
彦兵衛祐定
与左衛門祐定
中青江次吉
万寿荘恒次
左兵衛直次
備前長船長義
尻懸則長
青江秀次
三原正家
中堂来光包
修理亮盛光
右衛門吉次
備前長船義景
山城国了戒
伊予勝国
関和泉守国貞
初代肥後守国康
越前守助広
近江忠広
板倉言之進照包
主水正正清
一平安代
75 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 13:20:18 ID:Cyeml5zL
2つ目
なんか色々あるけど、どれが正しくて?
加州元禄兼則
堀川國安 左京亮康光
関和泉守兼定
坂倉言之進照包
堀川国廣
加州初代勝國
初代肥後守國康
二代目近江大禄忠廣
彦兵衛祐定
角津田助廣
初代和泉守國貞
圭水正正清
圭馬首安代
天正藤四郎祐定
越前守信吉
加州初代兼若
修理亮盛光
封馬守貞重
藤島文明友重
高天神兼明
二つ目というのは「懐宝剣尺(山田浅右衛門監修)」の大業物位列ですね。
前者は何でしたっけ?
いづれにしても切れ味の批評にどれが正しいと言う事もないとは思いますが・・・。
>>71 皆生温泉横の砂浜にKトラで集めに行くと結構砂鉄だまりがあるぞ・
距離にして10キロほどだし、一回200円として(燃料代)
1万円もかかってないよ。
あと、まさ土山崩してる会社からかう方法もあるけど
横田で買う方が早いかも。
昔は、斐伊川で川砂鉄集めてたんだが、日刀保が採取権利を買い占めたせいで
1g手に入らなくなった。
神奈川の海縁にイイトコがあったよね。
そこで取ってるとか?
>>71 すまん。
たしかに、自分で探すより買った方がやすかった。
今ググったらキロ210円で砂鉄売ってるんだな・・・
今度買ってみよう。
100キロ2万ちょっとなら、こっちのが良いかも。
まぁ、砂鉄は、日本各地で全部品質が異なるから、自分で探すのも良いけどね。
79 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 15:24:09 ID:Cyeml5zL
前者って象〇堂の業物表ですよね?
なぜか最上大業物に千子村正のある‥
80 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 15:36:44 ID:Cyeml5zL
ぬ、スマソ
今みてみたら、村正は末古刀最上作にだった
『栃木県の公立高校で生徒が混浴』
栃木県立共和第一高校で、2年生の課外実習の山歩きの一環として露天風呂での教師、生徒の混浴が実施された。
女子生徒の心境を考慮して混浴の露天風呂(貸し切り)への参加は希望者のみとなっていたが、実際には数名を除いてほとんど全員が混浴に参加した。
参加した生徒達には、橘健一君(17)「すごくいい思い出になった」、岬容子さん(17)「最初は恥ずかしかったけど、ふだんできないような話もできてよかった」等、好評だった。
村田校長(52)の話では、今後も継続して行う予定だが、一部から倫理上の批判もあり混浴は取り止めにする可能性もあるという(写真は記念撮影の1コマ)。
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1067142460/ 羨ましい
82 :
59:2005/06/08(水) 22:39:14 ID:fp2lTdF/
>>60 茎と区から20cmほどが残ってます。
それから先がありません。
刃はよく切れるのがついています。
83 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/08(水) 23:07:05 ID:Cyeml5zL
60です
切っ先の方は手元に残っていないのですか?
84 :
東風麿:2005/06/08(水) 23:47:10 ID:YqQRCnbB
>59
刀身が20サンチあれば、薩摩揚にしてしまうのも良いね。
うまそーっ。
85 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/09(木) 00:08:05 ID:gHQqX5TT
さぶぅ〜〜
フュー フュー フュ〜
86 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/09(木) 00:16:49 ID:NN0wWCzN
さて、そろそろ戻して
ナカゴ〜刃区の部分のみでしたら
日本刀としての役目は果たし終えましたからねぇ
大事にしていたり特別思い入れのあるものなら
供養して神棚行きだなぁ
どーでもいいならナタ行き?
もったいなくてオレは出来んが
87 :
東風麿:2005/06/09(木) 00:25:04 ID:dGi0ywkE
刀身が優れている場合、是を廃棄するに忍びず、峰側を大きくそぎ落として
先の鋭く尖った、特殊短刀に再生します。
先の方から上げるので、洒落て薩摩ageや刺牙と言います。
大変鋭く危険な物です。
そういえば昔、日本刀から作った、とかウリ文句の狩猟ナイフを見た覚えがあるのだが、
作れんかな?
ナイフ先の刃紋がどうなってたかとか、全然覚えてないが。
89 :
68:2005/06/09(木) 10:04:38 ID:/mFvFgVd
>>72殿
>>73殿
ありがとうございます。
そうか、火災にあっただけで焼失したわけではなかったんですね。
疑問が氷解しました。
やはり吉行は人気あるんですね。
いろいろ刀屋さんのHP見たり
オークション見たりしてきたんですが
一度も見当たらなかったですから。
90 :
59:2005/06/09(木) 14:42:03 ID:nCf3I/kg
>60さん、それ以降レスを下さった皆さん、ありがとうございます。
レスが間延びして済みません。
事情があって時々しか来れないのです。
本当にご親切にありがとうございます。
そこから先はありません。
知人から「どうせ売り物にならないから」ともらいました。
先の方は何か使い道があったのでしょうか、もらえませんでした。(見ていません)
薩摩揚げとは初めて聞きました。
工作することは難しいかも知れませんが、そういうやり方もあると言うことで納得しました。
91 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 01:35:10 ID:zPF1hTJS
知り合いの外国人の要望なのですが、
東京で打つところを見れるところがありますでしょうか?
よろしくお願いします。
92 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 03:50:34 ID:vvEIvroM
そぅいえば最近、剣恒光さん来ませんねぇ
こなくていいよ、あんなクズ
94 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 09:00:46 ID:rAqhxup9
東風麿っていう人も毎日現れるけど何者なんですか?
ブローカーか?
95 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 12:03:19 ID:rAeANeA0
>>93 彼の該博な知識を妬んでこう言うのだろう.
それ以外の理由はまったく思いつかん.
情けない奴だ.
しょうがないよ又草だもの。
97 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 14:30:06 ID:GhcOBHBW
67です
皆さんありがとうございました。
たまたまバイク雑誌に載っていたので聞きました。
98 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 14:30:51 ID:GhcOBHBW
99 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 14:32:27 ID:GhcOBHBW
青梅 刀匠で検索してください。
革砥でみがいたら刃紋は消えてしまうでしょか。
103 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 20:00:00 ID:IbIkEb11
みなさん、レスありがとうございます。
ただ、そんなに簡単に見学させてもらえるものなのでしょうか。
事前に連絡するのは当然としても、気が散るからダメだ、とか言われないのですか?
104 :
東風麿:2005/06/10(金) 20:17:18 ID:tSpF4uqS
>91
刀鍛冶の仕事にも色々有ります、いつも派手に火花飛ばして鍛錬ばかりしては
いません。
時には墨きりや、鍛冶押し樋掻きなどの見た目は地味な作業もたくさん有ります。
数寄者には何れの作業も興味深い物ですが、派手な鍛錬が見たいのでしたら、刀工の
都合も有るでしょうから、とりあえず日刀甫に訳を説明して、都合の良い刀匠を
紹介してもらうのが良いでしょう、イキナリ訪ねるより好印象を持ってもらえます。
>104
日刀甫だと偏りませんかね。
あそこは贔屓する職人には極端に売り込むから変。
>>103 >>98氏の言うように青梅の刀匠がいいかもしれない。
とにかく地道にガンバッテル刀匠がいい、チャンスを与えてやって下さい。
107 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 21:16:27 ID:F5z2Uar+
>あそこは贔屓する職人には極端に売り込むから変。
そういうのがあったとして、それが新作刀展の受賞に表れたりする?
108 :
東風麿:2005/06/10(金) 21:22:08 ID:tSpF4uqS
そおいやあ新作刀展、パン公開始まった様だが見物に行った人レポ。
相州伝花盛りの様子を伝えてくらさい。
>>103 ふつうは注文主以外には見せたがらないものです。でも
好意で見せてくれる人はいるかも。
>107
それがズバリ貴方の言うようにあるらしい。
コンクール出品前に船無利字(今の利字はわからんが)にゴマすったり、3街のとある戦製に見てもらうと
結構影響するらしいよ。
それは昔からそういう傾向にあるとしか言いようがない・・・。
良くも悪くも、古い体質の大きな組織だから。
コンクールなんざはどうでもいいが、化粧砥ぎや薬品砥ぎを高評価するのは
いい傾向ではないなぁ、と思っています。
112 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/10(金) 23:42:37 ID:F5z2Uar+
技術的に優れていても受賞できない人、
あるいは無鑑査になれない人もいるんだろうね。
113 :
東風麿:2005/06/10(金) 23:48:53 ID:tSpF4uqS
門下から無鑑査を出しながら、本人は離婚問題で刃茶目茶な先生も居りやんす。
ようするに、異端と言う事なのでしょおか。
114 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/11(土) 00:03:07 ID:F5z2Uar+
技術的にも人間的にも
ちゃんとした(インチキしない)刀匠に
注文したいです。
誰かいないか・・・
>ちゃんとした(インチキしない)刀匠に
何処までが許容で来て何処までは許容出来ないのか
具体的に書かないと誰もレス出来ないよ
貴方の主観的な基準は貴方にしか判りません
個人的には人間的に破綻していても良い刀を作る人の物が欲しいな。
清麿とか・・・・
117 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/11(土) 01:08:14 ID:xvYZvc1a
他のレスで知ったのですが、傷物を平気で
注文主にわたす刀匠がいるみたいなので・・・
そういうひとはカンベンしてもらいたいです。
118 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/11(土) 01:11:27 ID:HfVVHoLQ
みなさん、レスありがとうございます。
紹介頂いてから、見学に行こうと思います。
ありがとうございました。
119 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/11(土) 01:59:55 ID:a9gYXI/9
>>117 他人の仕事は信用出来ないのに、如何して、他人の判断は信用出来るのか。
ウソあり、バカあり、デンパありの2Chで、助言を求めるのが、間違い。
>>117 注文打ちはそれが基本だ
それが納得出来ないなら刀屋に陳列されている物を
自分で納得の行くまで選び、探し、気に入った物を買え
>>117 注文打ちのばあい、ハギレや皮自体が浮いてる(三枚の場合峰側の割れ)ような
機能上の欠陥以外は、基本的に買い取りです。
何故良い刀が高いかというと
同じ刀を3本くらいいっぺんに作って、それを研いで傷がない物を、客に渡します。
だから、単純に何倍もの値段になる。
刀身の値段は、刀匠が決めるので、まけて貰えますが
研ぎなどは、研ぎ師が値段を付けるので、まかりません。
フォールディング日本刀 と バタフライ日本刀 なら、どっちが胸キュン?
なに言ってんだこいつ
フォールディング…つうか、折れた日本刀をフォールデイング仕様に
改造されたの見た事在るし。日本軍人さんの持ち物だった。
>>116 剣ちゃん、だいたいアル中の清麿が良い刀を作れるとはとても思えぬが・・・
清人が裏方でガンバッテくれたと、個人的には思うけどだう?
>>125 うーん、清麿は生きてるうちに代わりに銘を切ったりすると怒りそうに思える。
清人の刀は帽子などに特徴あるしね。なんか律義な感じがする、刀自体も
まぁ手に取ってみたのは二振りだけだから、そうでないのも有るのかもしれないが・・・・・
師匠、鍛えはやっときましたから、焼刃土を塗って、焼入れお願いします。
ちっ、しゃあねえな・・・ん、この焼刃土硬いぞ、酒で溶くか・・・
てな事も有ったかも知れんがw
初カキコで初心者です。
刀持ってるなんて皆さんすごいですね。
買うにしても高価ですし・・・
初心者は、いったいどうやって勉強すればいいんでしょうか?
129 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/13(月) 02:47:49 ID:qmgsduta
>128
本を読む。
いきなり鑑賞会はいかないほうがよい。
あの雰囲気がきらいという人は多い。
132 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/13(月) 16:41:20 ID:yqP+iLnX
>>128 店に行かない,先輩に相談しない,図書館で日本刀の本を少なくとも10冊
は読む.入門書を片手に毎日ネットオークション(bidders)を見ながら,最
初の1本を考える.
最初から大刀が良い,予算30万円以下にする.自分の好みがはっきりする
まで毎日オークションを眺める.
オークションの有銘等の殆どは偽銘と思うべし,鑑定書の殆どは信用するべ
からず.
そりゃ安く買う方法であって
目利きになる方法じゃないだろ。
>>128 取りあえず数を見る。
そのために鑑賞会(日刀保なら手に持って見れる)に行くなり
展示会に行くなり、知り合いが持っている刀を見せてもらうなり
、店に冷やかしに行くなり方法はいくらでもある。
勉強するのには本が無くては困るのは当然だが、実物を見ながら
(見て)本を見るのが効率的だと思う。
取りあえず25日から大阪で新作刀展があるから見に行ってきたら?
あくまでも新作刀ですが、、、
ところで、日本刀剣保存会の方はどうなってるんですか?
136 :
132:2005/06/13(月) 18:26:03 ID:yqP+iLnX
>>133 ちゃうって,とにかく刀を持つことが何よりの勉強で目利きになる近道だ.
しかし最初の1本は高い物は止した方が良い.
自分で考えることが何より重要だ.
だから店には行くない,先輩には相談しない.
137 :
東風麿:2005/06/13(月) 18:35:44 ID:jsOIj+YX
>128
悪い事言わんから、深みに嵌らん今のうちに真っ当な趣味を探して更生
しなハレや。
それでもどうしても刀が好きなら、マ、ガンガッテくらはい。ひひひ
>>134 > 取りあえず25日から大阪で新作刀展があるから見に行ってきたら?
> あくまでも新作刀ですが、、、
128ではないが大阪人として詳細キボンヌ
この手の展示会やイベントの情報って皆さんどこで入手してるんでしょか?
>>139 6/25〜7/14会期中無給
0900〜1700(入館は1630まで)
入館料¥600円(中学生以下無料※学生証を盛ってきてね)
大坂城天守閣、四階展示室
刀剣美術六月号から。
141 :
東風麿:2005/06/13(月) 20:04:23 ID:jsOIj+YX
>140
ふうん、関西は入場料とんのか、刀博は無料だ。
>>141 大坂城自体に入らなければならないですからね。
かといって、それ以外に適当な会場も無し。
長船は交通の便が悪いし。狭い。
143 :
134:2005/06/13(月) 20:15:21 ID:RnrbJmUq
>>139 剣さんに先を越されてしまった
刀剣美術のたしか3月か4月から乗ってるよ。
144 :
134:2005/06/13(月) 20:16:17 ID:RnrbJmUq
↑新作当店のことでつた
逝ってきまつ
剣ちゃんの師匠の息子(剣ちゃんの兄弟子)さんは今回どうだった?
今回もなにも毎回いいけどねw
悪いけどアチキは剣ちゃんの師匠より息子さんの彫りが好きざんすよ。
刀身とのバランスが良く、我が強くなくてすごく品がある。
剣ちゃんも教えてもらってるんでしょ?
>>145 今回は体調不良の為、出品せず。
自分も品があるとおもう。
技術はともかく、センスはなぁ・・・自信ないよ。
147 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 02:04:14 ID:ewrqTiGt
初めて刀を買おうとしている者です。
アドバイスをお願いしたいのですが、通販というのは避けるべきなのでしょうか?
地方在住ということもあり、これはという刀を実際に見ることができません。
通販でトラブルにあわれた方とか、おられますか?
子供の頃、どこの家にも刀ってあるものだと思ってたよ。
実家の床の間に、鹿の角でできた台に乗せて飾ってあって、
それが普通だと思ってたんだ・・・
>>147 無傷とあったのに、水影が映ってたので、送り返した。
151 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 10:03:19 ID:v36f/dH4
水影は焼き入れの時に自然にできちゃうことがあり、けっこう出来のいいものが
ありますよ。これだけで再刃と判断されたのじゃないとは思いますが。
152 :
150:2005/06/14(火) 10:53:47 ID:GzCn/i+4
>>151 刷り上げに水影うつってたら、やばくない?
153 :
139:2005/06/14(火) 11:22:34 ID:0pHlRlNX
>>140 詳細THX!
刃物系雑誌自体置いてるところが都会にしかないから
刀剣美術って雑誌があることすら知らなかったよorz
ナイフマガジンもすぐ売り切れるみたいでたまにしか見れない
こういう情報を期待して刀剣ニューススレ見てたけど
今回は剣氏が載せてくれたけど、載らないのが基本っぽい?
堺の刃物祭とかつい時期を忘れちゃうんだよね
154 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 14:37:28 ID:cbX3vex2
>>129,139
インターネット使えるんだから、刀剣関係の検索すれば刀屋や刀剣知識のサイトは幾らでも出てくる。
その先のリンクもいくつかあたれば、雑誌などの資料も購入できるし、どんな本を買えば勉強になるかもわかる。
ある程度本気で捜せばその道筋に情報は転がってるからその先は楽。
鑑賞会や勉強会もちょっとした規模の都会なら何処でもやってるんじゃないかね?
昔ならそこまでたどり着くのも大変だし敷居も高かったと思うけど今は楽。
155 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 19:34:58 ID:xqBCuovV
東京に刀剣の美術館があります。
156 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 20:14:56 ID:Kzeej1kl
>>147 強いて言えば、画像が細かく掲載してあるところでしょうが
あと予算はおいくらですか?
私は50万以下、白鞘の刀だったら通販もアリと思いますが。
以前、通販で40万の居合い刀を買いましたが、拵えの状態が
確認できなかったのが難点でした(写真じゃわからない)
50万の刀は鑑賞するには厳しくないか?
50万で鑑賞に堪えるのは、脇差か短刀じゃないか。
158 :
東風麿:2005/06/14(火) 20:39:40 ID:gKqGnZ9p
>175
気にしなければ、すりあげの在銘新刀なら上作クラスも狙えんじゃねえの。
159 :
東風麿:2005/06/14(火) 20:40:55 ID:gKqGnZ9p
>157
スマン間違えた、最近老眼でなあ。
160 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/14(火) 21:03:56 ID:KFjaR4Qz
>>152 やば。でも銅を赤らめてあてると消えちゃう。。。。。。
161 :
東風麿:2005/06/14(火) 21:20:40 ID:gKqGnZ9p
>160
やばすぎ。加減して追っ付ないと刃紋まで飛んじゃうよ。。。。。
162 :
楠:2005/06/14(火) 21:55:12 ID:0JuMZmx8
自分でせずにプロに頼むと吉。
焼きなおすと美術的価値は下がるそうですが、例えば切れ味ですとか、鋼の強さなどには影響はあるのでしょうか?
164 :
東風麿:2005/06/14(火) 23:42:02 ID:gKqGnZ9p
焼き直すと作品のオリジナリティが失われる、美術品としての価値サゲ
すりあげ無名の古刀、砥ぎ減り顕著で焼刃健全、再刃の可能性。
心当たりあるだろ、アンタ。
165 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/15(水) 00:39:20 ID:3/4BR7Zq
147です。レス、ありがとうございます。
高い買い物だから慎重になりますね…。
見る目はないのに、なぜか古刀に目がいくんです。
予算は120くらいまでで…。
>>165 そりゃなかなか覚悟決まっているなぁw
掘り出しモノ狙いとしか言いようがないよな・・・。
末古刀の短いものなら何とかなるかもしれないが。
120万で白鞘なら、末古刀備前の無銘辺りなら健全なのが買えるだろ
100万以上出すなら刀屋に行く方がやすくつく
168 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/15(水) 15:13:34 ID:hVzm9Zms
120万出せば新刀、新々刀で地方鍛冶の刀ならいいのがあるんじゃねぇのか。
何で古刀がいいんだ?疲れ果てた古刀より健全な新刀、新々刀の方がいいんじゃねぇの。
俺らなら新々刀の郷土刀買うな。
ネームバリューという意味で古刀を求めるならもっと高いもののほうが良いと思える。
末々の古刀なら新刀とそう変わる物ではないから、新刀でもいいような気もするな。
大坂や肥前のような新刀の質の高いところの刀工なら、安くてもなかなか良いものがあると思う。
剣ちゃんへ
「呪いの刀【村正】について」の
>>30はアチキじゃござんせんからね。
アチキはここでしか現れませんよ。
171 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/16(木) 00:53:36 ID:aVszXt/j
175
ぬ?貼れてる30は私ですが?
173 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/16(木) 07:50:39 ID:ev/cXl96
最年少で無鑑査になったのは吉原義一先生ですか?
無冠差になったらとたんに腕落ちた感じ竹刀?
176 :
東風麿:2005/06/16(木) 23:43:09 ID:shnYgOWy
無鑑査に成っちゃえば、なんでもありです。
だって無鑑査ですから。
無鑑査の先生だからって売れる時代でないし。
無鑑査刀匠の作品のどのへんがすごいのか、わかんないもん。
179 :
東風麿:2005/06/18(土) 05:29:02 ID:yiNbnM8v
朝まで根詰めて細かい拭いの仕上げしてたので疲れたY
>178
その辺のところを検証しに代々木へ逝ってきます。
東風麿さんは研ぎ師さんだったんですね。
趣味で研ぐひといるだろ。
樋について教えてください。
下半分だけ樋が入ってる刀がありますが、
これは先を重くするためなのでしょうか?
それとも、何か特別な意味があるのでしょうか?
樋を掘るのに疲れて途中で止めたんだろ。
傷隠し・・とかじゃ?
傷を隠すのに梵字や樋を入れると言うのは良くある話ですね。
もちろん、使いやすくするために重量を調節したというのもあり得る話だと思います。
傷や失敗隠しに樋を彫るなら、普通の長さの樋を彫ればいいわけですから、
バランスを調節したかったのかな、と自分は思いました。
186 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/18(土) 23:30:07 ID:eDQepEK5
薙刀直し又は長巻直しでなくて?
その方が現存の確率的にありそうだが…
187 :
東風麿:2005/06/19(日) 00:18:32 ID:qpisH+rp
ちゅうことで只今代々木から舞いもどっつた。見学に来ていたのは何処で
聞いてくるのか、外国人の方が三組ほど居られ熱心に見ておられました、
意外とブレードスミスの方かも知れません。
さて本日は無料と言う事で、金を払わず堂々と衛視の前を通過先ずは、入選作
カラ順に見ていく事にしました。
流石に入選と言えども、展示品のレベルは高く努力賞の壁は選者の好みでしょうから
麿が見て惜しいなあと言う物も有りました。
見たかった過ぎたさんの太刀は予想どうり派手な物でしたが、姿に少し無理が有る様に
感じました。同時出品の平脇差の逆丁子の方が面白かった。
相伝主流と聞いてたので、鍛えも注意してたが、総じて造りすぎの感多し
栃木の勝とうさんの地金が個人的には好きでした。
さて無鑑査の先生方は、すっかり形に成ってる派と、チャレンジ派という感じで
古座衣文さんの大長巻は存在感タプリ、御牧のセンセも地金の目立つ切り刃静写
しで、アヤスギ風の肌で?結論としてはチャレンジ派は好き放題でした。
世震度センセの、うなぎ犬風天龍は藁藁。
展示は19日までです、逝っとけ。
漫画などで居合というと、白鞘の刀を使うキャラクターが多いですが、
白鞘の状態で振り回したり斬ったりするのは、柄が壊れたりしないんでしょうか?
白鞘拵。
>>189 居合は流派にもよるが、鍔をつかったり、柄で当てたり、薙いだりと種々の技があるから、
白鞘を使うメリットは元来あまりないだろう。持ちにくいし、下緒もないし。
そういや漫画だと白鞘よく見るな。
五右衛門もそうだし、ゲッターの翔もそうだった。
>191
ありがとうございます。
何故漫画では居合=白鞘が定着したんでしょうね?
別に居合=白鞘は定着していない。
やくざ=白鞘は定着しているような気がするが
195 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/19(日) 08:31:27 ID:TMD4mhew
>>194 やくざ=白鞘…は昔の映画が影響してるのかな?、現実はきちんとした拵えを所有してる。
昔の映画っつうか、封建時代の名残でしょ。
拵のついた刀を持ち歩くわけにはいかんがなー
197 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/19(日) 10:01:06 ID:9AL1eBai
河野貞光刀匠の「石断丸」が、欲しい。
買えよ
書くのが楽だと言うのは確かに同意だw
太刀掛けについて質問します。
縦と横がありますが、これは何かそれぞれ目的があるのでしょうか?
それとも単なる好みなのでしょうか?
「東風」って、紅衛兵や日本共産党反代々木派の合言葉だったんですが、
東風磨さんは判って使ってるのかな。もしかして学生運動世代?
因みにYMOが人民服のコスプレでデビューした時も「東風」って曲出してて、
一部の左がかった世代には強くアピールする言葉みたいね。
204 :
Mrオレ:2005/06/19(日) 18:36:30 ID:mxHZbNcK
てかさ、白鞘ってかっこよくね〜か
マジほしいな〜。でもオレ金ね〜し模造刀でい〜や。
205 :
東風麿:2005/06/19(日) 20:50:43 ID:qpisH+rp
>202
ノンポリノンセクトで刀ばか、ただそれだけ、磨→麿。
>203
YMOよりどちらかと言うと官公の東風吹かば。
>204
平成劇画拵えとして、白鞘拭きうるし仕上げなんて有りか?
206 :
東風麿:2005/06/19(日) 20:56:25 ID:qpisH+rp
>201
私見ですが、縦型は甲冑と共に飾る場合よく見かけます、単独の場合は
横掛けが主流のような気がします。
>>205 いや、拭き漆した時点で白鞘じゃなくなってしまうわけで...
208 :
東風麿:2005/06/19(日) 21:07:07 ID:qpisH+rp
>207
スマン表現が悪かった、白鞘がカッコイイのなら古びて古鞘に成っては
気の毒なので、いつまでもフレッシュな状態の白鞘で居られるよう提唱
したのだ。であるから白鞘拵えとでも言うか?
東風麿さん、新作当の展示で他の送電の方々の出来はどうでしたか?
210 :
東風麿:2005/06/19(日) 21:43:01 ID:qpisH+rp
新作刀展で思い出したんですが、
そういえば杉田さんの奉納刀やってたときの研ぎでも、
片鱗すら見せてなかったですが、薬品研ぎってそんなに
横行してるんですか?
具体的にどうやるんでしょうか。
212 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/20(月) 00:42:01 ID:Rrs2R/2N
拵が正装だとすれば、白鞘というのは、刀の寝間着のようなもので、
刀を休ませて保存するためのものです。
飾り方は、横掛けが一般的です(刀剣油がたれて下にたまる為)
「石断丸」は試し斬りには、お薦めです。値段も手ごろだし、
竹がスパスパ斬れます。ただし時々オークションに出る河野貞光の樋の
入ったものはいけません。へたすると折れたり曲がったりします。
213 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/20(月) 02:19:55 ID:7v9K9wnr
石断丸ってなんですか?
214 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/20(月) 04:12:36 ID:PBE05u0H
昨日NHKでやってた刀匠の挑戦って番組糞おもろかった
俺も刀匠になりたいと思った
誰か方法教えて
216 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/20(月) 09:57:09 ID:65aKr4Ap
最初は「石斬り丸」と言ったそうですが、偽名がでたので
今は「石断丸」と言うそうです。俗名です。
http://www10.plala.or.jp/ikuhiro/page004.html ★刀匠に弟子入りするしかないようですが、名が売れるまでは
儲からないので、それまで親の援助が必要のようです。
★普通刃物を研ぐには、砥石を使いますが刀の観賞用の最高砥ぎは
砥石では限界があるので薬品を使って磨くそうです。
刀のためには決していいことではないようです。
217 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/20(月) 10:13:41 ID:65aKr4Ap
214様 再放送の情報がわかりましたら、教えてください。
>>205 刀の勉強の始めはノンポリ、ノンセクの方が良いけど、買う時は刀に関してポリシーが無いと、
その時の気分や刀屋の口車で、後から不満になる物を買ってしまう事がある。
219 :
東風麿:2005/06/20(月) 12:06:48 ID:0yVzPCSW
>218
かといって物との出会いもワンチャンス、決断を誤ると後々までも引き
ずっちゃう。
あーなんであの時逝っとけば・・・・・
石斬丸なら源氏の重宝、梶原平蔵景時が石手水で試した、髭きりの事でせう。
>>219そのワンチャンスを捕えるためにも、幅広く勉強した上で自分の好みを確立しないとね。
野球と同じでストレートを見逃して、わざわざ曲球に手を出す人もいるから。
>>214そんな番組あったの。見たかったな
>>211杉田さんどんな刀作ってましたか?前に本人からテレビに出るから見てくれって言われてたんだけど、
ハイビジョンじゃないから見てないんだよね。彼は藤代で研ぐようになってから賞をよく取るようになったね。
221 :
東風麿:2005/06/20(月) 14:45:30 ID:0yVzPCSW
>220
痴情波でもヤッテタ、周防の国分寺の古釘を以ての作だそうです。
所見は、太刀姿踏ん張り強く反り高にして、鍛え小板目よく詰み波紋
丁子焼き高く鎬に掛かり、物打ちあたり最も激しくヒタツラとなる。
と言う感じですか。
研磨は指摘の通り、九段の手になるようです、聞く所によるとずいぶん
と姿を整えるのが大変だったとか九段雀の噂ですが。
>>221地上派でもやってたんですか。見逃しました。残念。
彼の作風は物打ち辺りの焼きが高くなるのが多いですよね。
大変苦労してこれまでやって来た方なので、もっと評価されて欲しいと思います。
ただ今の作り方では限界に来ているかも。焼きと地金が両立すれば良いのだが。
223 :
201:2005/06/20(月) 20:41:11 ID:XvPEWQyw
すみません。
>>201について、どなたかお願いします。
それと追加ですが、太刀掛けというのは縦のものだけを言うのでしょうか?
太刀掛け(縦)に打刀を掛けるのはヘンなのですか?
それから、逆さにするのは、油で鞘が痛むだけの理由でしょうか?
好きにしてはいかが
太刀での正装は、太刀を一本だけ履くから、立てておく
刀での正装は、二本差すから横に置く
ちなみに、切っ先下で立てておくと、ハバキ元に力がかかり
曲げ癖がつく元だぞ。
白鞘に入れて、横に寝かせておくのが一番。
226 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/21(火) 02:25:46 ID:osg+N09H
>>202 東風の語源は「紅楼夢」のヒロインの「東風が西風を追いやる」から出ています。
本来は政治的な意味はなかったのですが、毛沢東が紅楼夢ヲタだったので共産党
大会で使うことを決め、ミサイルの名前にまでつけました。
今風に言えば、エヴァの台詞を(綾波やアスカの)台詞を使うようなものでしょう。
スレ違いすみません。
東風…岩手や青森では“やませ”と読みます。冷たく湿った海風で、梅雨時〜夏に多く発生します。
東風が多く発生すると冷夏となり、冷害の原因ですので、地元では良いイメージが有りません。
鳥羽一郎の下北漁港の歌詞にも有りますね。
スレ違いスマソ
228 :
東風麿:2005/06/21(火) 15:27:37 ID:Ala28pWK
東風麿で遊んでいいけど、雑談スレ逝ってチョ。
別にいいじゃん。
あんただけのスレじゃないんだし。
↑君だけのスレでもないからね。
231 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/21(火) 17:56:55 ID:uH6IwSAB
たま〜に 「○○県重宝刀剣認定書」
と言う物を見かけますが、
何か価値があるんでしょうか?
>>231 県の有形文化財指定です。
日刀保より価値はありますが、個人で持つとなると面倒。
都道府県に管理義務が発生するので、定期的に保管状況を調査される。
諸工作に補助が出るが、補助金を使うと、あとで売りに出したとき
補助金を返還しないと生けないので意味なし。
233 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/21(火) 21:44:06 ID:9uyFtLw/
>>232 それって有形文化財に指定した県外での保管は良いのかな?
日刀保の重要が付いて県からも指定されている刀を見たことがある。
東風麿さ〜ん、最近剣恒光さんが現れませんけど、どうしたんでしょうか?
東風麿さんは個人的にメールとかやり取りして親しいからご存知でしょ?
235 :
東風麿:2005/06/21(火) 22:54:33 ID:Ala28pWK
さあどうしたものでしょう、麿も必要以外は個人的なメールをしませんので
あまり人様の都合を詮索する気もありません。
単に忙しいだけでは?
刀剣美術板にでも書いてみなされ。
まてよ、こないだ送った毒まんじゅうで・・・・・・
236 :
。。:2005/06/22(水) 00:16:27 ID:06FOnO2j
>>232 埼玉県のは、たまに見かけるけど他県のはみたことないな。
240 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/22(水) 20:41:24 ID:DzcDQdzD
知りたいのですが、信家の鍔は本物だといくらくらいするのでしょうか?また本物かはどう知るのですか?よろしくお願いします。
241 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/22(水) 21:04:40 ID:kVQYjsp0
>>240 サイズが小さいと100〜150万円、標準的な大きさだと200〜300万円。
重要だと500万円以上。
まれに100万円以下で売りに出ていますが、
出来がよくないか、どこかに欠陥があります。
100万円以下の信家を買うのであれば、山吉兵の方が楽しめるでしょう。
真贋の見極めは、日刀保の鑑定書付のものが間違いないでしょう。
>>240 必ずしも鑑定書が正しいとは限りませんがね。
日刀保も色々と文句言われたり問題があって、最近は「あくまで自分達の見解であって
刀の真偽を鑑定するものではない」なんて言っています。
日刀保に限りませんが。鑑定に100%なんてありませんから。
現在正真とされるものでも、今後の研究で覆る可能性もあります。
多くの先達の意見を聞いて、伝来の比較的しっかりした品を買うのが確実なんですが、
それでも完全とは言い切れない、古美術とはそうしたものであるとは思います。
業者?
244 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/22(水) 23:14:05 ID:e8fwC2PR
質問なんですが、
鎧通しに数打ちの粗悪品ってあるんでしょうか?
245 :
242:2005/06/22(水) 23:41:56 ID:uG7yAKpg
>>243 これって私ですか?私は刀剣業界とは無縁ですね。もちろん愛好家ではあるのですが。
ただ祖父さんの代から愛刀家のマネゴトしてますから、業者さんの(一概に悪いとは言いませんが)
鑑定書至上の売り方には少々疑問を覚えるような思いも何度もしています。
いろんな先輩を見てゆっくり勉強するのが一番無難かなぁ・・・と。
246 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/23(木) 02:23:10 ID:2UPMQPHN
銘の鑑定できるヒト居るかな?
新党店、河内國平刀匠の良かったなあ。
248 :
東風麿:2005/06/23(木) 05:12:52 ID:ZqIbsHaE
>247
根曲がりの太刀でつか。
>244
現存品の多分ほとんどが、その性格上数打ち物でしょう。
最上品は備前の文明期、宗勝合作辺りでしょうか。
ぺけは桑名打ちもあります、本家に比べてなかごが幾分詰り気味です。
ぶっちゃけ、太刀って曲がり過ぎじゃないですか?
柄まであんなに曲がっていたら使いにくいんじゃないでしょうか?
それともちゃんと計算されているんでしょうか? 角度とかが。
太刀は馬上から切りつけることを前提としているから、
アレくらい反りがないと上手く斬れんらしいよ。
柄の反りも馬上に座した状態で抜きやすくするための
工夫だってどっかで聞いた気がする。
251 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/23(木) 07:52:28 ID:UN6ItWIH
>>249 長さがあるので、あのくらい反りがないと、鞘から抜けません。
多分それが一番重要だと思います。
馬上の使い勝手は多少はあるかもしれませんが、最も重要視とまではされてないでしょう。
太刀が主に使われた日本の古代戦闘の場合、主に相手も騎馬ですから(だから届くように長い)。
もともと刀自体にそこまで重要度がなく、射撃が主であったというのもあるでしょう。
中央アジアの騎馬民族の湾曲刀を見れば分かりますが、地上へ向けて振り下ろす
動作が最も重要視されるならば、柄は日本刀とは逆に刃の方向へ反るのが普通だと思います。
日本刀の製法でペルシャンソードは作れんものか。重心変えて柄変えて、ついでに
鞘はカイデックス、グリップは合成樹脂で。
254 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/23(木) 15:46:43 ID:wSkBJahn
241 242の方回答有り難うございます。信家の鍔は99%が偽物と聞きますが、本物を見極めるのは難しいですよね。
>252
>長さがあるので、あのくらい反りがないと、鞘から抜けません。
>多分それが一番重要だと思います。
そのとおりだと思うのですが、付け加えさせて頂きますと
正倉院にある直刀の外装を見ると、柄木の縁は垂直でなく刃側を斜めに切り組んで
あるのだそうです。この柄にはばきと鐔を付け構えると切先は自然に上を向き、
腰反りの太刀と同じような効果が出るのだそうです。
そこで、直刀時代のように拵の工夫で反りを作り出さずとも、最初から自然に
切先が上を向くように刀身を作ってしまうのが腰反りの工夫なのだという説を
展開しています。
日本の時代史第7巻 院政の展開と内乱 2002 吉川弘文館
>>253 国内では無理でしょう、アメリカ辺りならスキモノが作るかもしれませんが
ただ、日本刀の製法で作る意味があるとは思えませんが
257 :
201:2005/06/23(木) 22:52:32 ID:bFMuBisv
258 :
東風麿:2005/06/23(木) 23:08:01 ID:ZqIbsHaE
>251
宗勝クラス彫り物有りで200以上は固いね。
259 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 00:16:22 ID:02Rgg/vS
↑値段表示しないで下さい。
関係者も見てますので、、、
(´・ω・`)知らんがな
結局、太刀は殆ど使われなくなって打刀ばかりになっていったということは、
結論として、太刀よりも打刀の方が性能がいいということでよろしいのでしょうか?
262 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 09:15:18 ID:rzXpaDJL
一番硬い鉄で作った日本刀ってやつ、前テレビでやってたんですけど
この日本刀を今現在作ってる人はいないんでしょうか?
また、購入はできないんでしょうか?
刃が欠けることのない日本刀ってのは、とても魅力があると思うんですが・・・
>>261 性能云々より、戦闘形式の変化に伴って
変わっていったんだと思う。
そもそも、太刀と打刀の違いなんて、銘がどちら側に
切ってあるかの違いくらいだと思うし。
>>262 硬い鉄で作った方が刃は欠けやすくなるんでない?
粘りのある鉄なら刃がまくれるだけ済むところが、
なまじ硬すぎるとすぐにパキーンってかけると思うけど…
その番組見ていないから、
どんな風に紹介されてたのか知らんけどね
>>261 大概の道具は、後の時代の物の方が洗練されてるぞ。
指揮刀のように、装飾的要素を重視した太刀と
現場用刃物の打刀って感じ。
騎馬(太刀)と徒兵(刀)という戦術の差もある。
気になったが、鎌倉時代の男は身長150cmぐらいしか無いと言われてるけど
そんな人間が、騎馬戦で刃渡り3尺ある太刀を片手で振り回す事できるのかな?
266 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 10:27:30 ID:zHOZH5xh
>>261 戦闘法の変化が第一、第二に経済性にあったのでしょう。
打刀の起源は太刀が縮まったものではなく、短刀が伸びたものです。
これを日常携帯できるぎりぎりまで伸ばしたのでは。
接近戦での突きが少なくなり、テロに代表される不意打ちが増え、
よって「打つ」に特化した刀が必要となった、というのは私の
勝手な推論ですのであまり信用しないでくださいね。w
あらたにこういう刀を作らずとも、前時代の太刀を切断すれば
安く用意できたのでしょう。
>>265 手元の歴史の教科書によると、鎌倉時代の平均身長は157cm
一番低いのは江戸時代で155.5cm。
どちらも栄養の良い武士は、平均身長より高めと言われてる。
70代の爺さんが2.5尺の刀で軽々居合をやってるのをよく見るので
157cmの若者が3尺の刀を振り回すのは楽勝だろ。
268 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 11:11:08 ID:5LX8Iady
あくまでその身長は平均、目安であって157pもいれば165pもいる。
今だって栄養あったって無くったって個人差はあるわけだし
>>261 太刀と刀(打刀)の違いと言うより、戦闘形式の違いですからね。
両者に「性能の違い」というのは珍しい表現ですね。
時代に合わせて変遷しただけで、太刀も刀も別のものではないのですから普通そんな表現しません。
騎馬に乗って相手を突いたり切りつけたりするのが太刀です。
しかし、後の時代になると、まず騎馬が主流としては使われなくなり、
中距離戦の主役は槍になります。つまり、刀を中距離戦に対応させる
必要はなく、近距離戦用の武器でさえあればいいのです。
だから長いものは必要無くなったというだけの話です。
>>265 当時はいろんな使い方があったでしょうが、馬上でも武士は
刀を両手で持ちますよ。片手で刀を振るようになるのはもっと後世です。
272 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 13:54:28 ID:AgO3t2yz
馬上で刀を使うとは長い間のまちがいだ.
刀を振ったこともない学者のたわごとだろう.
馬に乗ったらわかるが,3尺では全く届かないぞ.
3尺の武器で戦場に出られるものか,怖くて,すぐに殺されてしまうぞえ.
騎士はまずは弓それから薙刀か槍で,刀なんか全く使わなかったと思われ.
刀の形の変遷は全く別な理由だろうが,誰も解明していないのでは?
273 :
楠:2005/06/24(金) 14:02:39 ID:Bey4mHhS
刀未使用坊か
275 :
272:2005/06/24(金) 15:46:34 ID:AgO3t2yz
>>273,274
やれやれ君たち常識で考えて見よ.
縄文時代から,いや石器時代から槍(とか矛)はあったのだよ.
飛鳥時代から戦での徒戦士(後の平武士,足軽)が何が悲しくて短い刀で,
騎士とやりあおうとするかね,竹槍でもいいから長いのを使うね.
騎士だって刀じゃ3尺あったって、徒戦士はもちろん騎士同士でもやりあえ
ない.
ただし大将は違う,指揮しかしないのなら,軍配でも指揮刀でも良いのだ.
馬上で刀を担いだ尊氏(本当は高師直とか)画像を見たことがあるだろ.
指揮官だからだよ.
刀は持ってるよ,切ってもいるよ,だからすぐわかる.
何が基本から勉強だ,笑えるぜ.
随分日本語の書き方の変な方ですな。外国の方ですか?
日本の戦闘の歴史は、縄文弥生から一直線に来たものではありません。
戦術にも隆盛や変化があり、安土桃山に長槍が栄えたのは、それまで
そいういった戦術があまり無かったからです。おっしゃるような
弥生時代からずっとそうだった訳ではないのです。
モンゴルの集団の戦術に苦戦したのはそれに慣れていなかったからです。
貴方の言うような大陸式の戦術を古来からずっとやっていたのなら、なぜ
戸惑う必要があるのですか?
時代々々に特徴があり、全てを同じ時代の感覚で図るのは単純過ぎるでしょう。
貴方の意見は主に戦国期、安土桃山期の一般的意識を昔の時代にも無理やり当てはめています。
なんでわざわざ太刀で戦争したんだろ?
(゚д゚)ウマーに乗るなら槍や弓のがいい希ガス
>>277 実際騎馬時代(平安〜室町前期)の一番の主流は弓だったようだ。
太刀はあくまで最接近して組み合ったりする際に使う。
で、その後は長槍、鉄砲の普及で騎馬自体が廃れた。
元来日本で騎馬はそんなに使いでがない。国土が狭いし、平地が少ないから。
だから騎馬武者自体が、その武装や戦い方も含めてさほど発展しなかったと
考えていいと思われる。
>>277 やーやー吾こそは、とか名乗りを上げて一騎打ちしないといけないだろ。
ルールに基づいて、戦争の最中に、宴会をしたり
的当てをしたり、歌の読み合いをしたりと、平安末期の戦は、結構のどかだぞ。
「将を射んとすれば、まず馬を射よ」との諺が示すように
騎馬時代の主流はやはり弓だったのでしょう。
しかし、当時馬は非常に重要な戦略物資であり、
傷つけずに捕獲して自分側の物にするのが重要だったはず。
また名乗りを挙げての一騎打ちが名誉ある戦いだった頃
馬を狙うのは非常に卑怯な戦法と認識されており
そういう汚れ仕事は足軽の仕事でした。
そして、平気で馬を狙うようになったのは義経が最初だとか。
前出の諺はいつごろからあるものなのでしょうか?
281 :
272ニッポン人:2005/06/24(金) 17:11:45 ID:AgO3t2yz
>>276 何か日本史をまちがって読んだのでは.
安土桃山の長槍は尾張の兵士があまりにも弱い(この伝統は太平洋戦争まで
続いた)ので信長が工夫したのであり,槍は前からあり,その前は薙刀が主
流,その前は矛.
モンゴルの戦法は集団戦と革造りの軽い鎧,一騎打ちと重い鎧の日本軍は苦
戦した.特に頑丈な鎧に対抗しての重ね厚い蛤刃の刀は斬れ味が悪いので,
重ねを薄く,しかし幅広にした鎌倉末からの南北朝体佩に変わるわけ.
どこにも馬上での刀使いの話は関連してこない.
近年の歴史学では日本ではついに騎馬軍団が存在したことも,騎馬戦が頻
繁に行われた例もないとしている.
1騎(上級武士)に対し徒兵士数名が戦国末期の最高値で,その前の時代は
数10名の徒兵士が普通であったとか(馬は非常に高価なため).
さてあなたがその騎馬武者だとする.敵(少なくとも湾刀発祥の平安時代ま
ではさかのぼれる)は長物の武器(槍,薙刀,矛)を持って押し寄せてくる
のだ.まかりまちがっても刀なんかで対抗しようとは思わないだろう.
これを常識と言う.
竹刀で薙刀や槍と試合したことがありますか?全く勝てない,相手が初段の
少女でも3段、4段の野郎がボコボコに負ける.これは常識だ.
だから命のかかった戦場で,刀を武器とする騎馬武者がいるわけはない.
これを常識的な思考と言う.
282 :
楠:2005/06/24(金) 17:24:50 ID:Bey4mHhS
だからさあ
「刀の活躍はほとんど無かった」と言うのが常識。
つまり皆が知ってる当たり前の前提。
貴方はオープンカーを見て
「屋根がない不良品」と言ってるみたいな物だよ。
個人戦と集団戦を混同する
これを短絡的思考と言う
284 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 20:00:55 ID:CVEFELHz
ンマー、落ち着こうや、皆。
結局誰も実際に戦国時代に戦やってるところ見たことないんだし、
誰が何言っても推測の域を出ん訳よ。
そんなことで揉めるよりもっと楽しい話しようや。
285 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 20:41:37 ID:w5mOIczz
>>284 下郎、僭上なり成敗致す。
即刻首を刎ねよ。
いつから「美術刀剣」「工芸刀剣」の話題に限定するようにになったの・・・
法律上、美術刀剣しか存在してはいけないことになってる
289 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/24(金) 23:53:40 ID:UjSvXmry
武用刀の議論を規制する法律など無い。
290 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 00:02:20 ID:Y+Mb3AK2
291 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 00:58:12 ID:EefSMzZ3
292 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 01:24:02 ID:WZcmHKxY
「刀工」「地鉄」「研ぎ」ばかりではなく歴史的見地から日本刀はどのように
使われてきたか論じるのもいいかと思う。
その場合、日本史板で論じるよりコチラでしょ。
ここは刃物板の日本刀スレですぜ。
だから「刃物の歴史」はどっちでスンの?
って事だよ。
実戦であまり使われることの無かったと言われている刀が、
一千年以上も作り続けられているという事が、
今更ながら凄い事の様な気がする。
ある種の工芸品になったのが、現在残るきっかけだろうな。
純然たる武具のほとんどは、鉄砲の登場とともに消えたし。
別に主力じゃなくても、刀の使いではある程度はあったって事でしょう。
鉄砲で打ち合っていたって、接近戦になったら刀を使うだろうし、
鉄砲が壊れる事もあるだろう、敵と乱戦になったら、鉄砲も長い槍も使えない。
槍が折れたら、建物の中で必要になったら?とまぁいろんな事が想像できる。
現代の軍人が、マシンガンやバズーカやミサイルで武装していても、やっぱり
拳銃やナイフも同時に携帯しているのと同じような部分はあるんじゃないかな。
本当に全く使用されていないのなら、あそこまで需要が出る事はないし、
形式的に過ぎないもの、使用されていないなら、刀そのものが
もっと簡略化されたり、略式化されたスタイルになっていると思われる。
>>281 対槍、対薙刀等に対する練習を行わない現代剣道(スポーツ)ではなく、そういう修練を積む古流なら宝蔵院等を敗った人達がわんさかいるが。
もっと勉強しようね?
本来は武器だったハズ。
でも戦場では武器としては使われず弓矢・鉄砲・槍で敵兵を討獲った。
勝ち戦→戦後の論功行賞の査定用に太刀・打刀で倒した相手の首とり。
負け戦→脇差・短刀で自決。
>>299 それはそれで極端過ぎないかなw
戦場なんだからクリーンな競技をしているのと違って、きっと
しっちゃかめっちゃかな惨状だったと思う。
どんな武器でも必ず一撃で倒せるわけではないし、攻撃入れて「一本!」で終わりでもない。
武器を落として、あるいは破損して、それでも向かってくるんだから、
泥まみれで取っ組み合って転げまわったりして、必死に相手の息の根を止めようとあちこちで
もみ合いになっていたと思う。そういう時は刀も脇差も当然使うでしょう。つか槍なんて使ってられない。
弓、鉄砲、槍が戦場で最も標準的な武器であるのは間違いない。
しかしそれらの差し合いだけで戦が終わる、と言うのはそれこそ学問的な
解釈ではないかと思えるのです。
>>300 貴方のおっしゃるとおり。実際は「鎧通し」とかもあるしね。
「刀」の武器使用を全否定するつもりはありません。
302 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 17:49:03 ID:o6ykGzLK
それら全てを超越した男の世界にあるのが「日本刀」ですよ
このスレは「日本刀について語るスレ」であって、「日本刀の使い方について語るスレ」ではなかったように
思うのだが。
>>303 >このスレは「日本刀について語るスレ」であって、「日本刀の使い方について語るスレ」ではなかったように
思うのだが。
そのとおり。
ここは「日本刀について語るスレ」であって
山城伝、備前伝、相州伝など伝法について語るスレでもなければ刀工について
語るスレでもない。
ましてや日本刀の刃紋や地鉄について語るスレでは決してない。
じゃあ日本刀の起源について語ろうか
>>305 日本で国産されるようになってからは一応、日本刀だよなぁw
しかしこれって何時ごろか判断がつくのか?有史に入った時にはもうあったっぽいんだがw
307 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 19:27:43 ID:o6ykGzLK
韓国ニダ
それは「日本刀」じゃねぇだろがヴォケ
>304
何ムキになってんだよ馬鹿
前に東風麿氏が言っていた薩摩揚げをうp
311 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 20:44:21 ID:K1LNSvem
いきなりスマソ
笹貫って刀知ってる?
くそもみそも一緒にされてる方がいますね。
話し変わって、映画「羅生門」で直刃のカタナを投げつけて
止めを刺すという場面があったのですが、あの使用方法は
一般的ではありませんよね、いくらなんでも。
314 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 21:33:30 ID:1FJihVZM
あれは、「剣」じゃなかったかと。
315 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/25(土) 22:24:53 ID:CAlVuLEl
日本で実在した名刀にはどんなものがありますか?
>>315 >名刀
もう少し質問の意図を詳しく御願いします。
美術的に名刀と言うならば、数多と有ります。国宝とかね。
伝説の有る名刀も数多有ります。
>>315 そんなもん星の数ほどあるとしか答えられませんw
刀工なんて名前の知られているだけでも1,000人を優に超えるし、
愛好家の間で「名工」と呼ばれる名人ならそれこそ100人近くいるしなぁ・・・。
伝説や物語に出てくるような「逸話つき」って事でしょうか?
そういうのも結構沢山あって、御物(天皇家の持ち物)や有名大社への奉納、
大名家への伝来と数多く残っています。その中でもある程度研究されて
時代などの裏づけのとれているものは幾らでもあるし、
もう少しご希望の質問を絞り込んでもらえると分かりやすいかとw
318 :
東風麿:2005/06/25(土) 23:28:53 ID:Cie13qfr
>310
元の姿は平脇差の様な物でしょうか、刃紋も刃先に抜けています。
最近の工作のようで、相州住廣光でなく広光銘ですね、いずれにしても
珍なる物です。
>315
色々有りますが、あなたの言う名刀の定義はなんでしょう?
伝説の名刀、あるいは実戦重視、業物などの切れ味派。国宝指定。
日本刀にはたくさんの名刀があります。
日本には多くの名刀がありますが
その殆どは韓半島から持ち出されたものだということは
よく知られた歴史的事実ですね
書いてて気分悪くなってきた。
もうしません、ゴメンなさい。
名刀と言えば「童子切安綱」かな?
頼光の酒呑童子退治に用いられた太刀で、
現存すると知った時は驚いた。
「童子切安綱」
伝説と作刀期の時代設定がかなりズレてるし、これで手呑童子斬ったなんてw
と思っていたが実物見てビックリ。
「この刀ならモノノケ、妖怪も倒せるかも」と思える。不思議な魅力を持つ刀。
325 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/26(日) 12:44:58 ID:13dh3egy
村雨でしょう。
虚構で小説の中にしか存在しない幻の名刀
327 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/26(日) 15:05:18 ID:13dh3egy
はっそう言えば村雨丸だった・・・orz
童子切安綱を見てみたいが、いつも展時期をのがしてしまう
三日月宗近もそう・・・orz
御物の公開はないんかのう
小烏丸をぜひ見てみたい。
>>328 小烏丸は八年ほど前になるかな、国立博物館で日本刀展があった時に
他の御物に交じって展示されておりました。意外と綺麗な状態で残っているんだなと
思いましたが。
この折は御物の鶯丸、鶴丸、鬼丸などの他にも丙子椒林剣、七星剣を始め、
三条宗近、童子切、大典太といった著名なものが相当数展示されていましたね。
>>329 私も見に行きました。
あれだけの刀剣が一堂に会すのは
滅多にないでしょうね。
あの時に見た安綱は感動ものでした。
331 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/26(日) 20:09:32 ID:sJOKO/xw
私も見に行きました。
沢山ありすぎて、室町末期あたりで何がナンだか判らなくなりましたよ。
1日20振り以上見ると思考が停止します。
あのカタログはプレミアがついてるみたいですよ。
332 :
東風麿:2005/06/26(日) 22:15:41 ID:ua37qdeX
確かに刀をたくさん見ると体力を消耗するのだ、魂を吸収されてると
言う人も居ました。
んなわけねえか。
麿の場合は遥か以前の武器武具展で三ヶ月や童子切、典太や大般若も
すでに記憶の彼方、でも三ヶ月は今でも印象深いな。
333 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 00:05:50 ID:t0NyHK7t
刀ってすごいよね
334 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 00:10:34 ID:cl5du25V
スパシーボ効果って奴だ。
335 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 00:18:53 ID:hhmHBhQr
なんてこッたぁ〜
東風麿のおかげで中村、桜庭が負けたじゃねぇ〜かよッ!!
336 :
東風麿:2005/06/27(月) 00:31:30 ID:OeAX7zPy
おかげと言われるほどの事もしてませんが。
・
・
てか、なんもしてねえちゅうの。
337 :
312:2005/06/27(月) 11:51:25 ID:jyy3l+Kv
339 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 13:26:46 ID:WGFibHVu
ロシア語で「ありがとう」だから
ありがたい効果でしょう。
お前らはニェートだからなw
俺はニーチェだよ
ツァラトゥストラ(ry
342 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 21:28:58 ID:mzsqA+5z
>>334 秋葉に行くと、店頭デモのスパロボを口あけて眺めているデブオタどもの事ですか?
343 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 22:51:17 ID:/THS36d5
あの10年くらい前の刀剣展は本道に凄かったですね。
関係者に訊いたら、30年に一度くらいの展示会だったそうです。
次回は2025年くらいかなあ。
解説がおかしな事になってそうな悪寒。
むしろそのころには半島が潰れてるといいんだが。
345 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/27(月) 23:30:46 ID:F9+NBDie
ってか、このところ変な方々がいるが、ここは日本刀語るスレだよな?
そぅいうのは雑談板でやってくれ
多分こういうこと書き込むのは内容からして若い人だと思うんだが、
ある程度の年齢の人が多い日本刀スレなどでその手合いのネタや雑談されても、
多分みんな理解できないよね。
という訳で日本刀の話に戻るが、ちょっとした意識調査というか、
ここに集う皆さんの意見を聞きたいのだけれど、
正宗という刀工には、ご存知の方も多かろうが、
かつては「捏造、あるいは実在しないブランドのみの刀工」という考察もありました。
皆さんは、現在「正宗」とされる存在について、どの程度まで
実在したと考えてますか?
存在せずという人も、ある程度後世のつくりあげた部分があろうかと言う人も
いらっしゃるでしょうが。
>338
「スパシーボ 亜鉛」でぐぐるとあら不思議、驚愕の事実が!
348 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 09:57:02 ID:ICh/70YN
>>346 俺は正宗は存在すると思う。日刀保も正宗極めで鑑定書を出しているんだから。
まあ好きな刀ではないけどね。
最近、教育委員会の方針で、重要な刀剣を研ぐときには
とぎ汁と補完して、炭素分析にかけてデータを取ってるから
そのうち、伝:正宗について詳しい報告が出るかもね。
この活動が始まったとたん、日刀保が、あくまでも真正を決める物じゃないとか
言い始めたのが気になる。
350 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 11:03:14 ID:WM4F3Up4
日刀保は鑑定書に正真と書かないけど
銃砲刀剣研究会(笑)は鑑定書に正真と書くよねw
正真、という言葉自体は昔からよく使う言い回しだから罪はあるまいよ。
他の会や団体でも使う言葉だし。
問題はむしろ銃以下略(笑)に・・・。
352 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 11:29:13 ID:Hc4gBT6J
資料をみるとやはり正宗は存在したと思う.
ただ当時鎌倉末期の有名刀工の2,30名にはあげられても,飛び抜けた名
工とはされていない.ご存知の通り勲章代わりに政治的にそう持ち上げたの
は信長,秀吉,三成,家康だ.
その後優れた刀工が山ほどでたから,正宗はせいぜい上位百位以内は確実位
程度と思われる.しかし未だに正宗を飛び抜けた第1等とする人がいる.
こう言う権威主義者の悪影響は甚大だと思う.
353 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 13:08:49 ID:/THz18zF
ラブレスみたいな物か
354 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 14:48:48 ID:uAEA8Oso
正宗作かどうかはともかく、石田正宗とか中務正宗、武蔵正宗といった個々の刀に関しては紛れもなく名刀。
本間薫山の説では正宗は安綱に私淑したというが、品格こそ童子切りには及ばぬが、
上記三作は鉄の強さでは全日本刀中、最高では。
355 :
東風麿:2005/06/28(火) 15:57:38 ID:Ky/yp/cU
正宗というポストの必要性は認めるが、実在は俄かに肯定したくありません。
正宗あっての貞宗も同然。
と思う。
正宗という優れた刀工がいたことを、否定する人は殆どいないんじゃないかな?ただ全ての「伝 正宗」が正真かどうかは甚だ疑問
我が敬愛する「芸州輝廣」は、現存する作刀数のあまりの少なさに、正宗や貞宗といった相州上工に化けたという話があるくらいだし…
芸州輝廣かぁ、二代目しか見たこと無いなぁ。
初代のってどこか博物館にあったっけ?
358 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 17:04:56 ID:Hc4gBT6J
>354
「鉄の強さ」って具体的にはどう言うことでしょう.
貞宗や福岡一文字と比較して説明して下さい.
粘り強いってこと
>357
大鑑見ても全て個人蔵ですね
とはいえ、かなり前の発行だから、今はどうなっているんだろう?
たしか肥後守受領前の関住時代の刀が「アメリカ帰り」という触れ込みだから
しかるべきところにあるのかも?
361 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/28(火) 23:41:56 ID:Wl5z9HdF
>359
粘り強さなんて調べようがないと思いますが?
362 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 00:20:52 ID:xz/RfsPm
バカ丸出し。実物見てから言え、ドシロウト
363 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 00:25:11 ID:dRVt70Kw
361ちっとは自分で考えろ。
こういう糞は殺してやりたい。
ホント殺したるわ。
364 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 00:25:30 ID:dRVt70Kw
361ちっとは自分で考えろ。
こういう糞は殺してやりたい。
ホント殺したるわ。
365 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 08:23:47 ID:NZvm77IK
>>361 禿同
>>362-364 シッタカ厨
刀(金属)の強度・硬度・粘り・曲げやねじりに対しての応力・切れ味なんて、見ただけで解るハズもなく。
貴氏らが見ただけで解るなら、鉄鋼メーカーや金属加工メーカーで貴重な逸材でしょう。
こんな所で遊んでないで自分を売り込みなさい。必ずや高給優遇されるwww
366 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 09:05:22 ID:xnAkL6FH
>>365 焼き刃の硬さや、地鉄の粘りに関しては、砥石をあてたり、試斬をしたりすると、
おおよそ違いがわかるようになるよ。少ないながらもそういった自分の経験則を、
時代や刀工や地域や伝法に照らし合わせて分類していくと、専門家や刀剣書が、
「これは焼き刃が硬い」とか「地鉄に粘りがある」とか、そういった表現方法を
用いる根拠らしきものに近づくことができる。そこまでいくと、今度は見た目で、
遠からずその刀の性質を判断できるようになるから、かならずしも、工業試験を
経ないと不正確である、とはいえないかもしれないよ。
367 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 11:58:05 ID:Xebdy4sV
>>358 貞宗は正宗同然だから論外として、
福岡一文字のどれ(重文、国宝の中で)との比較だ?
個別に挙げてくれ。そして見所を絞って解説したいので、
358が理解しているその一文字の鉄の特徴も挙げてくれ。
368 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 12:10:26 ID:6hMBMqsM
>>365はシッタカ厨の代表。
354で具体的に挙げられてる石田正宗の号「切り込み」の由来も知らないの?
>>365は石田正宗も見た事無いシロウトのシッタカ厨。
シッタカもここまで来ると恥ずかしい。
刀における地鉄の強さを鉄鋼一般の強度で騙るとは…
横合いから済まないが、名物正宗、と称されているほどの刀を、手にとって
仔細に見聞した人ってそんなにいるのかな?
「本に載っているから・偉い人が推すから名品」「博物館にあるから名品」というのでは
少なくとも上にあるような「知ったかぶり」とあまり変わらないように思えるのだが・・・。
自分は博物館の刀なども仕事で手にして見た経験があるが、手にとって実物見てみないと
いいかどうかは判断つかない部分もあると思います。
371 :
361:2005/06/29(水) 14:49:53 ID:Nh87Y7d9
単に地肌の良さを言ってるのなら,貞宗や福岡一文字派と大差があるとは思
えないのです.
366が模範解答と予想してました.しかしそうなると,正宗級の国宝を砥い
だことのある人か試斬に使ったことのある人(さすがにこれはいないでしょう
)しか分からない話になります.
となると,359,362,363は無形文化財級の砥師なのか?そう言う
人に取っては確かに周りはドシロウトに思えるだろうなぁ.
そうかそんなえらい人もこう言う2chに参加してるんだ.
372 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 15:30:04 ID:Shd+wuRR
大包平をくれ。
373 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 18:47:50 ID:iht4i2hs
私としては、故寒山センセが「最近の若いものの風潮に正宗は…全く嘆かわしい。」
とか書いてるのをみると、正宗抹殺論はやっぱり異端だと思うくらいですかね。
結局上ランクの刀を触ったことが無い故に、専門屋に判断は委ねるしか無いわけで。
まーナンダ
良い刀高いよ(回文)
>>373 上手いっ!
この殺伐としたスレが今非常に和んだ・・・・
>>373 シビレタ。
見事なセンスとユーモアだ。人生余裕を持ちたいね。
なんだかんだ言っても所詮強度云々なんて憶測の域、無銘の刀を○○作と鑑定するのも憶測。
試斬なんて稿や竹でしかやれない。良くて動物か魚かな?罪人重ね並べてなんて絶対不可能。
こう書けば355の言いたい事にも頷けるが、科学的に刀の各強度試験した事って有るのかなと思った。
366はもっともな意見だが科学的データーってのも知りたいと思うのは俺だけかな?
>>368貴方程の見聞の量で博識者には2ちゃんはつまらないでしょうね。きっと鋼材と玉鋼との特性や強度等の違いも熟知してる方なんですね。
>>376 >きっと鋼材と玉鋼との特性や強度
安来では、高校生バイトがそれの検査してるぞ。
378 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/29(水) 23:47:20 ID:yoMZ7G0X
偽銘を潰して無銘にしたいのですが、簡単に出来るものなのでしょうか。
刀鍛冶の方に頼めばいいのでしょうが、時間、費用はどのくらいでしょうか。
美術品ではなく、居合刀として使い潰すつもりなので
価値については気にしてません。
>>378 良い刀であれば、研師や彫金師に埋め金をして、銘消しを依頼すれば良いでしょう。
時間と費用は職人次第
居合刀として使い潰すならわざわざ金掛けて銘を消す必要が有るのかどうか?ナカゴの強度は多少なりとも落ちますし。
銘消しは大概、刀は良いが、偽銘と言う場合に行うので。
無銘なら美術刀として価値が上がるという場合が有るのです。
380 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/30(木) 01:09:39 ID:T6uVrMj8
伝正宗の8,9割は偽物と言われる。虎徹や清麿も8割以上は偽銘とか。
ところが鑑定が難しい上出来の偽銘刀も多い。
偽銘刀に使われるのは1桁も安い格下の刀だ。それなのに見分けが難しいと
はどう言う事だろう。
上の出来だけ見る場合1流刀工と2流刀工の刀に大差は無いと言う事なので
は。誰か明快な答えを頼む。
381 :
東風麿:2005/06/30(木) 04:24:11 ID:+M0XZ0n+
贋作はどんなのがあるのかな?
@故意に悪意を持って贋作した物か、Aあるいは何らかの事情が絡みそお
なってしまったのか。
天才的な贋作師の手によって一貫生産された純然たる贋作、たまたま
上出来で銘のみ改竄された物、弟子などの身内の手になる物(含、師の代作)
是を八分ものとか九分ものという。などがあります。
流れを仏陀斬って返歌球な質問なんだけど、
刀を佩くとき専用の帯ってあったんでしょうか。
てっぽーでいうところのガンベルトみたいな。
>>380 難しい問題ですね。確かに判別は難しいんですが、しかし明らかな格下の作であるなら、
現代でも見る目のある人なら判別が可能だと思います。
日本刀の場合「贋作」と言うのは基本的に偽銘の場合に限られますからね。
作風を古代の名工に似せて作る「〜写し」は、勉強の一環として、あるいは上代技術の
復活という目的から、はては注文主の希望である場合まで様々あります。
例えば能面と同じように、名品とされる作品を模写する事も日本刀の大きなスタイルの一つです。
似せて造ったものが元来大量に存在する世界、と言えると思います。
あとはその中でもデキの良いものに、故意にせよ後代の鑑定ミスにせよ、銘が入ることで偽銘は完成します。
「伝正宗」に限っては少々特別な事情もあろうかと思います。
正宗は豊臣秀吉が恩賞として珍重するようになってから、俄かに大量に
伝正宗、とする品が世に出てきた刀工であるとされています。
それまで数百年、それほどは声価の出なかった刀工が俄かに、です。
当時の名工のうち、似た作風を出せそうな名工数人が、一定の意図のもとに正宗を
量産したという疑惑はずっと言われていますね。
その最後が暗殺だったという伝説のある繁慶などは、よく疑惑に登場するようですね。
オークションスレでも話が出てたんだが結局答えてくれないんだよな>一流と二流の差
どーにも私などは、故人とは言え一流・二流というランク付けは
気が引けるんですが。
やっぱり良い物は良いと云うことでいいんじゃないでしょうか。
でも名工の会心作は、素晴らしいですけど。
日本人はランク付けや肩書き、ブランド好きだからwww
>>384 現物を見てわからない人に、文字で何を語れと。
まさか、現物より文字の方が正しいと思ってる?
388 :
380:2005/06/30(木) 11:33:23 ID:V312sO46
>381.383
お説の通りですね,質問の仕方が悪かったです.偽物でなく写しで議論をお
願いします.
1桁も安い刀工だが,本家に見まがうほど出来の良い写しを造ることも多
い,と思えるのですが.
つまり上の出来だけ見れば正宗と大差のない刀は山ほどある,と思え,つま
り正宗は1流の上出来の刀は造ったが,誰も真似ができないほど飛び抜けて
いるわけではない,と思え,にも拘らず現代で正宗のようなバカ高い刀を欲
しがる金持ちの多くは,その美術性で欲しがるのではなく,権威が好きだか
ら,自慢したいから,と思われ,美術性が好きな人は1桁以上も低い価格の
刀で十分満足できる,と思われる.
と、解説している本は無いけれど,皆さんの経験ではどう思われます?
>>388 名刀ってのは下賜された刀や、江戸時代のバイヤーが値段つり上げるために作った基準だからな。
外国のコレクターは、新刀以後は見向きもしない。
ブランドには興味ないらしいしね。
ほとんどが、幕末歴史オタがつり上げてるだけ。
どこに価値を見出すかによっても違ってくるでしょうね。
例えば磨り上げ、砥ぎを経て消耗した古刀に比べたら、
健全でうぶな新刀のほうが良いじゃないか、という意見だって一理あると思います。
>>389 外国のコレクターが新刀以後見向きもしない、と言うのはなにか根拠があるのですか?
少なくとも私の知っている海外の愛好家達は、別に新刀だからと言って嫌がりは
していないようですが。肥前刀コレクターなども著名な人がカナダにおります。
ブランドと言うなら、むしろ古刀のほうがブランドとしての影響が強い、と昨今の刀剣市場からは思えるんですが。
>>387 一流の鑑定人が現物手にとっても判別できないことを問題にしてるんだが?
392 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/30(木) 16:25:09 ID:ENtn8KS/
話の腰を折るようで申し訳ないのですが、またどこで質問したらよいか
分からなかったのでおじゃまします。
鍔の制作行程など詳しいHPはありますか?いろいろググッたのですが
自力では(ry
また現代の鍔師さんて数いらっしゃるのでしょうか?拵えの職人さんの
事もしりたくなったもので・・・。
どうか御指南。m(_"_)m
393 :
東風麿:2005/06/30(木) 17:17:15 ID:+M0XZ0n+
>391
写し物が本歌の出来を上回ったとすれば、それはもう天晴れと言う他あり
ません。
鑑定人が節穴君であれば、一層の精進が必要ですが。
>392
HPではありませんが、
工芸出版の古書で、趣味の透かし鍔小刀作り、と言う本があります。
鍛え地金から透かし鍔作りが詳細に出ています、金工鍔は他に良書が
有るかも知れません。
394 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/30(木) 19:54:43 ID:T6uVrMj8
>393
上回っているとは言っていない、差が殆ど無いと言う事だ。
鑑定人が節穴君であればと言うが、そう書いているのは寒山先生だ。
上だけ見たのではわからないものはたくさんある、とそう書いている。
>上回っているとは言っていない、差が殆ど無いと言う事だ。
凄い事じゃ無いか、それも又天晴れ
技術なんて先人の模倣から入って行くしか無いんだ
写しや本歌取りなんてのが認められるのもそれが理由
396 :
東風麿:2005/06/30(木) 20:24:33 ID:+M0XZ0n+
色々有っただけに、
換算先生が総てとは言えへんで。
>>392 鐔工のみをやっている人は少ないかも知れないけど、鐔を作っている人は多いですよ。金工とかね。
また、趣味で作っている人も多い。
東風麿師の上げた本を参項に作ってみては堂?
もし近くなら長船で鐔制作講座も有るよ。
打刀じゃなくて太刀って今でも造ってるの?
打刀しか無いのかな?
>>399 作ってますよ。新作刀展も太刀の方が多かったような気がする。
401 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/06/30(木) 23:29:07 ID:niDwTD+J
>>396 東風麿氏、「色々有っただけに」とはどういうことだ?
寒山先生は刀剣界の発展の為に自ら犠牲になったことを知らないのか?
そこまで書くなら東風麿氏、ここの住人に実名を晒したらどうだ?
おい、短刀売ってる良心的な店、教えろ
403 :
東風麿:2005/07/01(金) 00:02:14 ID:e8Y9lVES
戦後の刀剣会に尽力された事は偉大な事であり、是を認めるに吝かでは有りませんが
ただ酒席での鞘書き云々といった風聞を聞くにつけ、如何な物かと言う気持ちになっ
ちゃうんだよな。
>寒山先生は偉いですよ。
>>401 東風麿さんに同調するわけではありませんが、寒山先生は結構いいかげんな
事もいっぱいなさっていますよ。お酒の大好きな方だったようで。
先生の功績を否定するものでは決してありませんが、寒山先生の武勇伝というか、
笑い話というのは、この世界長い者なら誰でも知っている話です。
私も、寒山先生鞘書きの一品、にしては相当妙な品を審査させていただいた
事があります。(越前康継だったかなぁ・・・)何にしろ、お茶目も多かった先生のようです。
極めの鞘書きではなく、拝見しましたという意味の鞘書きがあるとか・・・
汚ねぇデブ女子高生が、ブルガリのキーリング首から下げてた
白いゴム紐でキーリングを下げてた
豚みてえな身体と顔で、服はミッキーマウスが描いてあるスウェット
一転豪華主義か?あんまりバカみたいで哀れになった
407 :
392:2005/07/01(金) 08:22:47 ID:g0lfAuBB
鍔HP教えて厨です。ありがとうございます。
制作講座いってみてぇ。自分の刀の鍔自作できたら
素敵ですよね。彫金の勉強してみようかな。
>>388 >その美術性で欲しがるのではなく,権威が好きだから,自慢したいから,
けっこういいとこ見てますね。刀の場合、宗教美術に対峙したときの人の心と
よく似ているような気がしますよ。美しく崇高な仏像に出会ったときの感動は、
ほんとうに美術鑑賞の感覚からだけ生じたとはいえませんよね。宗教的帰依が
全くなければ心静かにその美を享受することはできないでしょう。だから
バーミヤン大仏の爆破なんてことができた人も、日本刀を集めて石油をかけて
焼き払い海中に廃棄するなんて蛮行もできる人があるわけです。
刀剣の楽しみって、愛好者多数の中でも、愛好者ひとりの人間の中でも、この宗教的
と非宗教的という両極のの間でゆれうごいていて、おまえはどっちの立場なのか
といわれても弁別不可能ですよ。
私個人は新々刀が好きなんですけど、古刀に接したときにはまた別な感覚が
ありますね。
409 :
388:2005/07/01(金) 11:38:35 ID:Pcg0lTPT
寒山先生はともかく,福永酔剣先生も同じようなことを書いてますね.
日本刀鑑定必携P567「刀の勉強といえば,刀剣会にいって”当て鑑定”
をすることと誤信している人が多い.そういう人は,一生,刀を見ていても
,いざ実戦となると偽銘を攫まされる」.
つまり上の出来は大差はない写しは無名刀工でもある程度腕があればできる,
と斯界の権威者達が言ってるわけで,こんなの常識なんでしょ,ベテランの
間では?
410 :
388:2005/07/01(金) 11:53:38 ID:Pcg0lTPT
>>408
な〜るほど,ようやく私にも理解できるようになりました.
つまり刀には(1)実用性(2)付加価値があり.付加価値には(2.1)美
(2.2)ブランド性(2.3)宗教性(武士の魂とか)があると.
(1)実用性は今は全く関係なくなり,(2.3)宗教性もよほど変わった人
(例えば自分の刀さえ”お刀”なんて言う)以外は考えないでしょう.
となると刀の(2.1)美と(2.2)ブランド性のどちらを重視するか,と言
うことなのでは.
価値観が違うのだからもともと争論にはならないはずです.
多分ブランドものほど美や上の出来が非ブランドものより大差がある
と誤信している人がベテランにして多いからなのでは?
正宗への評価がその典型と思えます.
>410
>多分ブランドものほど美や上の出来が非ブランドものより大差がある
>と誤信している人がベテランにして多いからなのでは?
大差はおっしゃるようにないでしょう。熱心に違いを見つけようとする眼が
多用な解釈を生むわけです。
鑑定は本物、偽物を判別するものですから、できの良否にかかわらず
典型作が使われます。鑑定は特徴を言語化した世界ですから鑑賞とは異質です。
しかし、本物だったらなんでも同じなのかというとそうではなく、一級品と
三級品が存在するのが美術の世界。なぜこれが一級品に分類されるのか、
三級品とされるのかは言語化しにくい世界です。
これを考えることも鑑賞のプロセスとして重要では。
412 :
388:2005/07/01(金) 14:42:16 ID:Pcg0lTPT
>>411
素晴らしい,議論はこうでなくっちゃ.
し,しかし難しい論理だな,う〜む.
>鑑定は特徴を言語化した世界ですから鑑賞とは異質です。
なるほど.これをごっちゃにしてるからもめるのですね.
ややこしいんですよね,なにせ「鑑定と鑑賞」てな本があるのですが
全然区別していないのですよ.「鑑賞の基本」て本は鑑定の基本ばっ
かり書いてあります.
>一級品と 三級品が存在するのが美術の世界。なぜこれが一級品に分
>類されるのか、 三級品とされるのかは言語化しにくい世界です。
今の時代ですから映像を使えばかなり説明できると思います.審美眼
がすこしでもあれば,少し眼が出来ればわかります.絵も焼き物もそ
うです,日本刀が例外であるはずはありませんから.
まてまて、焼き物は、箱書きが9割り中1割りって言われてるぞ。
刀剣はそこまで酷くない。
無銘でも、高い奴は高い。
鑑定の場合にも出来の上手下手を論じるというケースは確かにあります。
刀工本人の作であるとわかって、さてその出来具合を見ると違いはあるわけです。
薩摩の元平のように、作刀暦が長く現存作が多く、しかもその多くが高いレベルで
安定している刀工は、やはりしっかりとした技術の持ち主だったのだと
「平均点の高い人物」と見ることが出来ます。そうでない人、バラつきのある刀工も一方ではいます。
日本刀の場合、この上にあげた「作者の技量」と「材料」で、同人作でも差が生じるでしょう。
材料とは読んで字のとおりです。良い鉄を惜しみなく使った場合と、そうでない場合が違ってきます。
刀の納品先も影響すると思います。地位の高い人物への献上であったり、
神社への奉納である場合、おのづと上作になってくるでしょう。
これは他の芸術・工芸品と同じく、市場によってそのグレードが違うのは当然だと思います。
>414
「注文打ち」でも現代の刀匠は試斬刀(実戦用)と新作刀展用の刀では材質云々
(古釘や自家製鉄を使う)という事ばかりではなく作刀方法自体違うように思うけど、、、
新刀期(水心死とか)以前の刀匠もそのような作り方していたんだろうか?
416 :
388:2005/07/01(金) 23:40:57 ID:RIvr0GxI
>>413 まてまて、焼き物は、箱書きが9割り中1割りって言われてるぞ。
まてまて〜い、411はその中1割に対し一級品とか三級品とか論じてるわ
けで。
>刀剣はそこまで酷くない。
たしかに、せいぜい2倍ですね。
>>414
この話にはまったく同意します。つまりいかに出来がよくても、無名刀工の
刀は安いわけで、無印良品が好きな私にはありがたい現状です。
417 :
東風麿:2005/07/01(金) 23:53:14 ID:e8Y9lVES
>415
日本刀の用途別の発生はその成立時期とほぼ童子であると思いmス。すでに武用
と儀杖刀を姿から見て意識的に作り分けた物が見受けられます。
材質による区別は知りませんが、明らかに身幅や長さ重ねなど、実戦を意識した
造りと、細身で典雅な姿の衛府太刀では別物だと思います。
>>378は、銘を潰して美術品として売りさばくつもりだろ。
使い潰すつもりなら、わざわざ無名にしようなんて考えん。
419 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/02(土) 04:26:38 ID:G5JhNITi
昔鍛冶屋に本気でなりたっかものです。
ド初心者なんですが日本刀勉強するのに
とか鑑定に勉強になる本初心者向けでいいの
あったら教えて下さい。
>>419 本ね・・・柴田氏の「刀剣鑑定の決め手」とかなんかいいのではないかな?
古い本は内容が古いという部分もあるから、比較的新しい本のほうがわかり易いんじゃないかと。
421 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/02(土) 10:53:21 ID:kWRz08tE
世界には、古くから”特権階級ならでは”の行為があった。
”特別な言葉遣い”、今では身近なところなら”テーブルマナー”など
大衆が行わない行動を自らに課し、大衆の前で演じることによって
大衆に”特別な存在”を印象付け、自らの地位を保ってきた。
日本の武士は、武器までも自らの特権を位置づける存在とした。
たとえば弓。西洋では照準が付き、ボーガンができ、と年月とともに
誰もが使いやすい道具へと進化していった。
ところが日本の弓は、照準もなく誰もが使いやすい道具ではない。
より正確には、使いやすい道具となることは許されなかった。
厳しい流儀・作法だけならば他の国にもある。しかし武器そのものに
使い難さを残し、それを巧みに使える存在は我々武士のみ、という
構図を維持することが、日本の武士が特権を維持する上では重要だった。
そして日本刀、これも使い難い道具であり、剣術の心得もほとんど無い兵士には
単に折れやすい刃物でしかない。この折れやすい道具をいかに巧みに使い、
これを折ることなく敵を斬ることを果たせる能力が武士を武士たらしめ、
この能力を身に付けるために心技体を磨いたのである。
我が刀、武士の魂と語るだけの業を積んでいないものに日本刀を持たせても
戦果が上がるはずも無く、この事実をもって日本刀を貶める輩も存在するが、
貶めるべきは日本刀ではなく、これを武士の魂の無き人間に持たせた人間なのである。
422 :
388:2005/07/02(土) 11:21:43 ID:/rNaPo9q
>>411
>一級品と 三級品が存在するのが美術の世界。なぜこれが一級品に分
>類されるのか、 三級品とされるのかは言語化しにくい世界です。
なぜ文章化されないのかもう少し考えて見て二つの仮説を考え付きま
した。
1.日本刀の美学的議論不足。例えばもっとも根本の、美しい刀の姿
(地肌、刃文ではなく)における共通項はなにか?をつきつめた論文を
読んだことがない。論じられるはずです。いろいろあるので、切っ先、
横手、鎬ではないことになります。部分は精密な(これが重要)直線で
構成された湾刀であること、と言う事なのだろうか?
2.審美眼のある人は少ない。例えば趣味の良いネクタイを締めている
人はせいぜい1割。美しい車は百種に1種位(審美眼があることで設計
主査になった例は稀有なため)。となると美術骨董趣味人にして審美眼
の無い人の方が多いのでは。となるとブランドに頼ることになる。
審美眼の無い人に対していかなる解説も無意味だし、ある人には不要だ
から、日本刀の美の鑑賞に関する本がない、と言う事なのだろうか?
正宗の話から色々な方向に発展しているな。
確かに刀に興味を持ってしばらくすると、正宗を否定したり、その作風を貶めたりしたくなるものだ。
しかしこのスレでどれだけの人が、正宗を実際に見ているのかな?
正宗と言っても切り込みとか中務といった国の指定品だ。
これらは無名なので、実際には誰が作ったかなど判る訳がない。ただ伝来を信用して正宗としている。
しかし実物を見れば判るが、現在金を出せば買える在野の正宗とは物が違う。
現代の刀匠で、五ヶ伝にこだわらず。
新しい製法を探究している方はいるのでしょうか?
現物を見ていれば、貞宗と比べてどうとか、増してや一文字との比較などナンセンスだ。
鑑定上は正宗と貞宗は同然とされているが、具体的に石田切り込正宗と亀甲貞宗を比較すれば、
焼き刃の強さ、激しさにおいて、亀甲は石田に及ばない。
地鉄の強さも、地景の激しさから一目瞭然、石田の方が上だ。
ここで言う焼き刃や地鉄の「強さ」とは刀剣用語だ。強いものは強い。そう覚えとけ。
正宗と一文字との比較だが、これはそれぞれ全く別の刀だ。そう覚えとけ。
一文字なら、山鳥毛と岡田斬り、日光と南泉、こういう比較をすべし。
>>423 立派なものもあるというのは、皆わかっているのではないですか?
ただ「正宗が造ったものなのかはわからない」という意見もあるという事です。
立派だからといって、正宗なる人物が作ったという証明とは別問題なのですから。
正宗個人を貶めているのでも否定しているのでもないでしょう。
実物に随分お詳しいようですが、実際に仔細な検分をされたことが?とすると色々ご意見をお伺いしたいですね。
私は国の指定品正宗は博物館などでショーケースごしにしか見た事がないので、
あまり偉そうな意見は言えないもので。(ガラス越しでは検分したとまでは言えませんからね)
>>422 >審美眼の無い人の方が多いのでは
申し訳ないですがこれは誤解も甚だしいです。鑑賞する側にも成長がありま
して、ただ美しいというだけから、どれだけの技術があるか、部分はどうか
という見方に変わったりします。同じ刀匠の作品でも国宝に近いという
最高傑作があるかと思えば、作った本人も恥しいだろうなって駄作も
あることがわかるようになったりするわけです。これをわたしは一級品
とか三級品という表現を使いました。鑑定書で刀が買えない理由がここに
あります。
そうなると、こんどはいつ頃作ったものかということが気になってきます。
そして技法の呪縛から解き放されて新しい作風に移行したりとか
見えてくるものです。つまり刀匠は器械ではなく生きた人間なのだ、わたし
と同じ人間がこういうものを作り上げたのだという人生が見えてくるから
新たな感動が生まれるのです。
>>422 一つには、同じ人の作品でも確かに上手下手はある。
ただし、それらが明確な基準によって分けられるものではないという事も理由に
挙げられるのではないでしょうか。
別に同一工の優劣以外に、刀剣全般にいえるのですが、刃文や地肌などに、
明らかにA>>Bというような、上下をつけられるものばかりではないです。
刃文では「激しく、働きが多く印象の強い」ものが良いとされるケースもあれば、
他方では「幅の狭い直刃、すこし沈み心」な刃文でも、切れ味を増すための工夫として
これまた一級品だという刀があります。
こういった部分では、趣の違うものとは比較のしようがありませんので、
同様の作風の中で良い、悪いと判別します。こういう要素が複数絡みますので、
おのづと「似たようなものとの比較」という、言葉にするのが難しい世界に入ると思えるのです。
430 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/02(土) 12:09:12 ID:wMlOQtC5
>>403 東風麿氏の「>ただ酒席での鞘書き云々といった風聞を聞くにつけ」
ただの風聞で決め付けるわけか?
>>404 >寒山先生は結構いいかげんな事もいっぱいなさっていますよ
>笑い話というのは、この世界長い者なら誰でも知っている話です。
この世界長い者なら、「いいかげんな事」をやらざる得なかった理由もご存知なはずだが、、、
東風麿氏にも言えるが、事情を知らない者が誤解を招く様な書き込みをしては非常に危険だ。
431 :
東風麿:2005/07/02(土) 15:06:46 ID:72bESyUX
>酒席での鞘書き云々といった風聞を聞くにつけ、如何な物かと言う気持ちになっ
ちゃうんだよな。
決めつけたわけじゃない、気持ちに成ると個人的な感情を掻いただけ。
432 :
東風麿:2005/07/02(土) 18:17:39 ID:72bESyUX
今度の大○、権威崇拝主義じゃないけど、重美の友成が54で出るようです、
野次馬根性でぜひ観てみたい物です。
もっとも既に売約済みの札だけかもしれませんけど。
一級品・・・の言語化
最終的には、個人の好みという事に落ち着くと思う故、無理だろうな。
434 :
388:2005/07/02(土) 20:41:14 ID:/rNaPo9q
428の言うように鑑定書だけではその刀工のどんな出来かは分からないの
で刀は買えないでしょう。見て買うすなわち審美眼がなければ、と言う主張
は分かります。ただ他の美術品と異なって刀はその美的特性が第1優先で価
格が決まってきたわけではないですから、必ずしも美的特性に惹かれて日本
刀を趣味にした者が多いわけでもないと思うのです。つまり審美眼が無い者
がこの世界に入ってもおかしくない事になります。
429や剣恒光さんの言うように比較しようの無い美もあるし、個人の好み
すなわち主観による面もあります。
ルーベンスとゴッホとシニャックを比較したとき、どれが美的に上位かは
一義的には決まりませんが、どれもが高水準の美であることは確かです。
結局人気によって価格すなわち格付けが決まってくるのでしょう。
私の学んだことは、どうやら日本刀の格付けはそれぞれの美の人気だけによ
って決まってきたのではない、と言うところが他の美術品と大きく異なる特
徴だということです。
>美の人気だけによ って決まってきたのではない、
国家公認で贋作を世に出してたからな、世界でも類を見ないだろう
某本阿弥も権力に尻尾振って沢山の偽銘を世に出した訳だ
>>435 >世界でも類を見ない
そんな者は何処でもやってる。
チャイナボーンの食器など元々、中華食器の贋作で、国家が推奨して、中華食器として、贈与された。
直ぐばれたらしいがw
何、真剣に語ってる?馬鹿じゃねーのか、オメーらwwwwwwwww
438 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/03(日) 10:59:17 ID:8kT08QWk
>>437 あたりまえだろ、真剣が趣味のスレなんだから。
440 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/03(日) 13:13:14 ID:aS6t7YVF
ボーンチャイナのことか?
牛の骨灰 (燐酸カルシウム) を含んだ『ボーンチャイナ』は、18世紀頃イギリスで
つくられるようになり、透光性の優れた乳白色のその磁器は、長い間製法が秘密に
され、当時の王室や貴族の間で珍重されていましたとさ。
442 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/03(日) 16:04:02 ID:yIRES5mk
443 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/03(日) 16:59:06 ID:3WXmIUvO
チャイナボーンの贋作→チャイナの代作 か?
17世紀に明が滅び清王朝が登場すると、輸出打撃を受けたオランダ東インド会社は
景徳鎮の代替え品としての有田をクローズアップさせ、柿右衛門や今右衛門が
世界デビューすることになりましたとさ。
銘があったのを消して、無銘にするということはありますか?
引っ越すと、登録証の住所変更届けださないといけないの?
>>444 鑑定結果が銘と違うと、偽銘と言われて市場の価値が無くなります。
そこで、無銘ならそれなりの刀として通用する、売れるものだから銘を削ってしまう
という悪習が昔からありますね。
しかし鑑定とは絶対に正しいと言うものではありません。所詮その識者の見解に過ぎないので、
偽名と言われたのでスグ削りました、というのはとても危険です。
戦後現代の愛刀家でも、在銘の非常にできの良かった刀を、どこかで銘が違うと
言われたので削ってしまったという話が何件かあります。
多くの方が、「せっかくの正真の銘を・・・」と残念がったというケースです。
刀剣博物館の新春名刀展見に行きたいんだけど遠くて行けない・・・
源清麿と吉光の短刀見たいのに
>>445 住所の変更届が必要です。でもやってるやつはいないと思う。
>>449 オレやってるよ…。
なんかあってから困るの嫌だし。
452 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 00:30:12 ID:ynOxmCYT
横あいからすんませんが、
ビッ○ーズで錆びた短刀買ったら登録証ついてなかった‥
数打ちだと思われるが、何気に焼き入れもしっかり入っているため登録審査はなんとかなりそうだが
どんな理由で審査持ってきゃいーねん‥
このまま見つかり捕まるのも何だしなぁ
どなたか良い案はないですかね?
454 :
東風麿:2005/07/05(火) 00:43:26 ID:5cqkD1FS
>452
イキナリ審査はありません、警察に発見届けを出しに逝くのが先です。
「古墳を暴いたら出てきた」とか言っとけば?
ま、家の倉庫あさっていたら親父ぐらいの時代と思われる箱に
入っておりました、とでも。
どうしたっつわれても親父はもう死んでいるから知るかとでも言っとけ(祖父でもいいか)。
>>455 それは別の罪にならんかw
私有地内に古墳があれば無問題
奈良県なんかでは倉庫として使っているお宅もあるそうな
>>457 終戦後に法律が変わって、戦後に発見した遺跡、遺物は
個人で所有が禁じられてるから、庭から発掘された物は募集になる
459 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 13:01:18 ID:2KJ16a/B
要するに新しく登録するには自宅で発見された以外の理由はだめと言うこと
なのでしょうか?
それともそれは建前で,警察は申告すれば必ず受け付けてくれるのでしょう
か?
460 :
楠:2005/07/05(火) 13:08:58 ID:THRLMkIt
倉庫を掃除してたら出てきた。とでも言えば大丈夫らしい。
警察もいちいち調べる訳じゃ無いから、スプリング刀でも無いかぎり大丈夫。
461 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 14:29:46 ID:ynOxmCYT
452です
親父も祖父も生きているので倉庫&蔵の理由が無理なんです…
祖父が亡くなれば蔵を開けることになるんだろうががピンピンしてるので当分それはないかと
蔵を開けて発見としたいが、それまで無許可はさすがに捕まりそう
ヤマタノオロチの尻尾から
463 :
東風麿:2005/07/05(火) 17:13:19 ID:5cqkD1FS
>460
うちは現場確認と称して、発見場所の確認と撮影に来ました。そのばで
発見状況を届出用紙に記載して警察官に渡して、審査案内が来たのは暫く
たってから、その間現物は一時預かりで持ってかれた。
実は窓明けしちゃったのが良くなかったみたいで、現状提示が基本らしい。
地域によって対応が違うようですが。
464 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 19:18:07 ID:2KJ16a/B
>>463
ぐえええ,それでは青空骨董市とかネットオークションで買った(た
だしかなり前なので買った相手はわからないとかとぼける)物は,そ
う言ったら100%だめなのか.
それにしては年に数10本も登録できる業者はどうやっているのだろ
う?
逆に業者だからだろう
蔵の中の物を処分頼まれた、建物壊す業者が屋根裏から見つけた等々
やりようはいくらでもあるかと思われる
>>464 登録証の付いていない刀剣類の売買自体が違法らしいですからね。
いいかげん、改善して欲しい物だ。
登録とれないから切断・・・・と言う刀が可哀想で。
横手はどうやって切ったらいいんですか?
468 :
楠:2005/07/05(火) 21:50:58 ID:3bt/UuDu
>>467 普通に研いだり削ったりする。
>>463 私の師匠は大丈夫だったみたい。
職業柄かもしれませんので一般人にはきついかも。
県によって厳しいところと緩やかなところがあるです。
県というか担当者によりけりなんじゃないかな
471 :
東風麿:2005/07/05(火) 22:22:45 ID:5cqkD1FS
>467
三つ頭の位置を決めたら、厚手のマスキングテープ貼って刃艶でスリスリ知れ
表裏ピタリと揃った横手が切れるべさ。
472 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 23:28:36 ID:MUuq22za
東風麿氏、故寒山先生に対し変なこと書くなら刀博に出入りしなければいいでしょうよ。
473 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/05(火) 23:41:17 ID:r/E1s1nP
> それにしては年に数10本も登録できる業者はどうやっているのだろう?
未登録の刀剣が10〜20振りまとまったら、適当な海外の知り合いに送って、
日本宛に送り返してもらう。それを国際郵便局で、まとめて「登録審査」でOK!
持ち出しはノーチェックだし、警察への発見届けも不要なので、国際郵便局の
月に一度の登録審査日は、いつも業者で大賑わいだよ〜ん。
474 :
東風麿:2005/07/06(水) 00:11:20 ID:8rBfGFOI
>472
寒山先生嫌いな訳じゃないんだけど。
言葉の綾で、つい軽口が過ぎたようです。決して寒山センセを全否定する物では
ありませんが、あなたの気に触ったのならごめんしてな。
なるべく逝かない様にしますが、新作刀展の無料公開だけは逝かせてチョ。
475 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/06(水) 13:15:09 ID:2FH/w5zA
>>473
な〜るほど,これは真似が出来るなぁ,合法的だし.
海外に行くとき,ホテル気付で非登録刀を送っておく.
帰りに現地で買ったとかいって税関へ.....パチパチパチ.
久々に覗いたら
>>359以降にワロタ
>>376氏
科学的に研究やら強度や切れ味などの裏付けは必要だと思う。
1918年から東京帝大で科学的な強度調査が行なわれましたが、自分には詳細を見つける事が出来ませんでした。
科学的な調査やデータを否定的な素人さんを多数見受けましたが、自分の師匠も科学的なデータとお偉い先生方の鑑定結果を比べてみたいと話してた事がありました。
余談ですが、刀と同じ製法で包丁を作った事が有りますが、見た目と切れ味や強度は違う場合が多々有ります。
その時見た目や研ぎに惑わされるなと教わりました。
477 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/07(木) 12:32:01 ID:xfYMTGNv
関孫六兼元は焼き刃のない場所でも他の刀を削ると言われますが、
本当に有り得るのでしょうか?
さっそく実験してみるから、大至急「兼元」の正真刀を私に送ってください。
結果は追ってご報告いたします。
480 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/08(金) 19:42:18 ID:tq/zJOxm
>>477 本当にそんなに硬かったらすぐ折れそうだな。>まご六
玉鋼って鉄の色以外に色が付いてますけど、あれって何ですか?
青とか紫と金色やら。綺麗なんですが気になって
教えてエロぃ人
483 :
楠:2005/07/08(金) 22:25:25 ID:4RvMtD1u
>>483 アニャ、そうなのか。
その方が納得できるが。
チタンだと言われて・・こんなにチタン分が多かったらあかんのではないかと、疑問だったのだ。
鍔なんかの酸化皮膜のつけかた、いわゆる錆付けの
方法を御教授ねがえませんでしょうか?
やはり秘伝なのですか?
ガンブルーみたく黒いのでなくて、赤黒・茶いろにしたいのですが。
暇があったら、手で満遍なくこねくり回すとか、
毎朝かおを洗う前に、頬擦りするとか。
趣味で鍔作りたいのですが錆つけのところがよく分からないのであります。
焼きがあがったやつにひたすら鼻あぶらでよいのでしょうか?
お茶で煮る。
タンニン酸+鉄=タンニン鉄→黒→ウマー
489 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 21:17:41 ID:X0IWscbG
おそらく造ってカコイイけど名前ショボーン
名前の以来は?
490 :
東風麿:2005/07/09(土) 21:26:13 ID:9A2QWMI8
恐ろしき物、おそるらく、おそらく、と教わったで。
島田義助に発し、清麿系も写してます。
新作展でも時折見受けますが、上手と下手がはっきり出るようです。
491 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 21:35:30 ID:rIloMgMq
>>485 秘伝というか、赤土、砒素、硫酸銅、硫黄、灰などを使います。
本当の錆付けですよ。
詳しくは自分で探しましょう。
492 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 21:37:01 ID:rIloMgMq
↑
忘れていた。炭火も必要です。あと、根気。
丸一日あれば立派な錆付けが出来ます。
東風麿 氏 感謝です。
おそらく造の使用上の利点とは?
あつかましいですが画像ないですか?
探してみたけど字ばかり。。。
現代鍔ですら、三ヶ月かけてさびを付けるというのに・・・
その即席錆び付けなら610HP塗って、放置したあとに、コンロで焼けばOK
>>491、は素人が本で聞きかじったとしか思えない情報だな
495 :
楠:2005/07/09(土) 22:08:58 ID:JdUOLe5b
錆つけをしている人の話では、十年は試行錯誤したらしい事と
本に書いてある事は八割は嘘だそうです。。。
ここで聞いてできるようなら皆プロですよ。
あと放置して錆らかす時に、布でこすったりするなど
時たま手を加えながらでないと
錆が浸透して形が崩れる事があるそうです。
496 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 22:13:19 ID:l/U0uc/B
あれ?おそらく造りって
おそらくこんな造りの刀は他にはないだろう
っていうのがおそらく造りじゃないの?
ショボーン(´・ω・`)
498 :
東風麿:2005/07/09(土) 22:37:30 ID:9A2QWMI8
東風麿氏 大感謝! カコイイ! 鼻血でました!
馬手差し。。。右手差し??
500 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 23:11:43 ID:l/U0uc/B
どっかで、同田貫のおそらく造りの脇差を見かけましたが、
同田貫もおそらく造りをつくるなら、やはり東風麿氏のいう通り
おそらく造りは実戦を考慮しての造り込みなんでしょうかね?
501 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 23:14:06 ID:l/U0uc/B
どこかで同田貫のおそらく造りの脇差をみかけましたが
同田貫もおそらく造りをつくると言うことは東風麿氏のおっしゃる通り
おそらく造りとは実戦を考慮しての造り込みなんでしょうかね?
502 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 23:16:01 ID:l/U0uc/B
ぬ、500-501と、かぶってしまった…失礼
エラーって出たので失敗かと思い…
503 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 23:25:41 ID:4D3BaGBx
実用本位なら横手なしでもいいんじゃん?
504 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/09(土) 23:38:41 ID:l/U0uc/B
今更の疑問なんですが
横手ってなんのためにあるんですかね?
確かに,横手って何のためにあるのかよくわからんな.
薙刀みたいに無い方が地刃は見やすいと思うんだけど?
つーか,大昔から横手は切られていたのかなぁ?
506 :
東風麿:2005/07/09(土) 23:53:29 ID:9A2QWMI8
横手がないと鎬造りの切っ先が造形できません。
先幅が自然減衰していけば、菖蒲造りですが。
直刀切刃では必然的に出来ますから、発生はかなり古いです。
507 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/10(日) 00:05:13 ID:rIloMgMq
>>494 491です。本で調べて自分で薬品をそろえ(これが難しかった)実践
しました。
2枚挑戦しましたが、最初のころは失敗ばかりで(色落ち、色味)数回
試行錯誤してからは、一日で染められるようになりました。
しかし、青味はなかなか出ません。
古い透かし鍔ですが拵えに付けています。自分で染めてそれなりに納得
がいったものなので愛着、一入です。
508 :
名前なカッター:2005/07/10(日) 00:28:45 ID:OBI3oHgn
よく、昭和初期の百人切り論争で「日本刀はチャチなしろもの」
とかって声を時々聞くけど、実際はどうよ?
模造刀でも頭殴られりゃ死ぬよ。
>>506 >横手がないと鎬造りの切っ先が造形できません。
理屈はそうなんだけど、今の研ぎは二次元(平面)的なんだよね。
二次元(平面)的とは、刃艶でスリスリして横手があるように見せてるだけ。
(今の研ぎ師ではあまりにも高度な技術の為、三次元的に横手を立てられないと言う事)
だから、横手がないと鎬造りの切っ先が造形できないってことはないのだよ。
うまく誤魔化してるだけだで、拭ってみればわかると思うよ。
511 :
東風麿:2005/07/10(日) 01:09:45 ID:gsO8LB9R
確かに大切っ先の物などは、全体のバランスを観て横手の位置を決めていますが
通常の切っ先では、それらしく横手が立つて松。
何よりも横手上は、化粧の無いスッピンが拝める大切な場所ですから・・・
>>508 なにかと比較してって事なら、何と比較しているのか分からないとな。
例えば「槍と比較して〜」とか言う具合に。ま、槍はさらに使い勝手の限定的な武器ですが。
>>508 3人斬ったら血糊で・・・
ってのは論外としても目釘(生鉄、二本目釘もあるが)や柄の構造は著しく
チャチい気がする。
>>513 3人に囲まれて勝ち抜ける人の方が少ないから
切れ味を気にする必要ない。
516 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/10(日) 09:50:44 ID:0nx5DnHW
>>511 だから、中,小切先でも流してあるが結構あるのよ。
あんまりよく見てないんかいな。
今度鑑賞する時に確かめて味噌。
>>508 日本刀は標準化された兵器ではないから議論がなりたたない。
武器には違いないけどね。
>>513 柄や目釘がチャチぃのは事実だけれど、現存している記録で判断すると、
いわゆる糸巻きの打刀拵えは、実戦ではあまり使われていないみたいだ。
砂をすり込んだ布を柄に巻いたりしたようなので、当時の人たちがそれなりに工夫したでしょう。
信長だったかは、滑らないよう荒縄を巻いていた、なんて話もあるな
2mもある刀を作らせて腰に下げていた、なんて話も聞くが
こういう無駄とも思える試行錯誤と工夫を昔の人はしてたんだろうね
武板では酷評される人の本だと思ったけど、
日本刀は、その存在が精神性に向けられたので
実戦的武器としての機能に進歩が見られなかった。
みたいな事が書いてあったように記憶している。
茎の造りや柄の構造とか、実戦的に使用するとしたら
脆弱な部分の改良がなされて無い。
もし、実戦的武器として日本刀の拵を作るなら、
茎はフルタングにして目釘も2本以上付けるのではあるまいか。
上と下が繋がって無いな
実戦を想定するなら、目釘等で過度の衝撃を逃がしてくれる構造の方が上だろう
衝撃が逃げず折れたり、曲がったりするより
拵えが壊れったり目釘が折れてもても刀身が無事なら、布でも縄でも巻きつけて使う事が出来る
>521
そういう考えも有るかと思うが、白兵戦中に柄部分が壊れたらそれで終わりだろう。
>>523 工夫なんて幾らでもされているよ。
目釘一つとっても、複数の目釘をつけたり、控え目釘を効果的に配置するのに
随分試行錯誤した跡が、中心から伝わる。
柄も良くある拵えの形から、くりぬいたものに入れる形、
中心に直接皮を巻いたり、いろんな創意がされた。
実際目釘でない、固定されたというはめ込みの柄を使った事があるが、
衝撃が酷すぎて柄の意味がなかった。
糸巻きの形というのは、その結果、ある程度の耐久度と使用感、あるいは材料費なども
考慮されるだろうが、最も妥当性があるという「進化の形」といっていいだろう。
進化していない、というのはちょっと極端な意見ではなかろうか。
>524
刀身部分の折れ曲がりは、使用方法や構造上の問題があるから省いて、柄のみに絞って考えてみる。
個別に工夫がされていたのは確かだが、それが標準になっていないのでは仕方が無いだろう。
銃で言えば先込め式が後装式・カートリッジ式に変化した様に、実用的な事は標準として広まるはずだ。
糸巻き型の柄は妥当な形だとは思うが、最低限の機能しか与えられていないと思う。
実際関東軍の統計でも、柄損傷が多く出ているのは知っているだろう。
だから、糸巻き型は「見栄え」の方向に進化したとしか思えない。
日本刀を主武器にする事は過去も現在も考えられないから、打刀拵は有りだろう。
しかし武器として使う時、柄の損傷で殺られるのはゴメンだから、俺個人としてはどうにかしたい訳で
先の書き込みに有った某氏の記述に首肯した訳。。
ところで。衝撃が酷いって、何をしたの?
西洋刀剣には刀身・柄一体型のが各種有るけど、確かに、手が痺れるとか聞いた事は有る。
拵えの実用的な変化として、変化し、標準的に広がった、
結果が、糸巻き柄であるという事じゃないですか?
勿論、そっから先の工夫もあったろうけれど。
銃の例えが出ているが、先込め式→後装式・カートリッジ式というのは
一体柄→目釘式柄とたとえる事もできる訳で、他の武器のどの段階に例えるのかは話次第です。
二重の目釘というのは時代が下がると、一般的によく行われていたやり方で、
剣術を白兵によく用いた幕末などではむしろ標準ではなかったか、と想定されますが、
ある部分では
>>525氏の危惧するような事態にあまりならなかった、と想像したが良かろう。
使ってもいない現代人の空想なんぞより、当時実際に使っていた人たちの知恵のほうが、有効であったろうから。
>>525 柄の損傷ったって中心が余程短くない限り、縦に亀裂が入る程度で
折れて半分になっちゃったりしないからw即死に繋がったりはしないと思うよ
で、関東軍の統計ってのは成瀬が言った事だと思うんだけど、
柄が壊れ易いってのは、「新しい軍刀柄を厳選されていない朴の木で量産した」
「伝来の刀の中心が短すぎた」etc
といった不備から発生した件が大半を占めてると思う。
だからこれの改善案として彼が色々言ってたことってのは、兵器として必須条件である量産可能で低価格
という条件下のもので当時の状況の話なんだから、これを絶対視するのは早計かと思う。
刀本日ふ戰
あ、大丸いくの素で忘れてた…。
530 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/10(日) 20:16:02 ID:EfWKdwow
「ものうち」で切ると、衝撃が少ないんでないだろうか??・・・剣道での体験だけど。
さび付けの話の秘伝が聞きたいよ >507
>>525 >俺個人としてはどうにかしたい訳で
すればいいんじゃ無いか?イヤマジデ
刀匠に弟子入りして上のフルタングの日本刀を作るなり
米国等に移住して自分なりに試行錯誤をしてみるのもいい
あちらでは、日本刀作り(チョット違うが)の専門学校もあるそうだ
趣味の範疇でもパートタイムのナイフメーカーが多く居るがその人達のように
自分の理想を追うのも又よろしいかと
>ところで。衝撃が酷いって、何をしたの?
すえものの試斬じゃ無いか?フツーニ
532 :
東風麿:2005/07/11(月) 02:37:16 ID:0Kfbtpxm
フルタングの日本刀、有るじゃないか。
毛抜き形太刀ではいかんのか?
533 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/11(月) 12:06:51 ID:5rN5rZHD
貫頭大刀もフルタングだべ。
直刀だけどw
環頭太刀は、木の柄巻いてその上に荒縄を巻く。
∴ナローです。
日本刀の基本構造は、上古よりかわってない。
環頭、蕨手の頃は柄に直接縄を巻いたり、布を巻いたりしたような
柄もありますよ。現存してます。むしろそっちが多いのではないかな?
装飾、拵えというのも随分豪華なものにしか付いていなかっただろうし・・・。
毛抜形太刀ってあの形状の柄に紐とか革で覆って(ぐるぐる巻きにしたり)いたんだろーか?
537 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 14:33:40 ID:yOrvUVQk
鞘塗りの塵地、梨地塗りってどうやっているんでつか?
538 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 15:23:12 ID:/oKssy6T
昔は手袋をつけて戦わなかったの?
ある程度の衝撃は手袋で緩和されると思うけど?
そうすれば、柄の造りは、衝撃吸収性から強度の方にシフトできそうだが。
539 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 15:57:13 ID:qdmvNtqx
540 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 18:18:17 ID:l3d3GFlE
折れた日本刀ってどこに売ってるんですか?
登録しなくても銃刀法違反にならないくらい短く折れている日本刀が欲しいのですが。
ボルタック
>>538 刀の操法は繊細なもの。
厚手の手袋してたら「手の内」が定まらないのでは?
ちょっと刃筋(手許)狂うだけで刃コボレ起こしたり曲がったり折れたりする。
>>538 根本的に何か勘違いしている気がする・・・
「刀身」が受ける衝撃を柄や目釘が折れたり破損したりして逃がすので
刀身を守ることが出来る
厚手の手袋をしても、目釘や柄を強化の方向へは発展しないと思われ
545 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 20:08:29 ID:JelDYjFI
540>
ビッダーズで「刀」で検索で気合で探す
なんでも鑑定団で左行秀の紹介が
偽物ですた
判り易い偽銘だったw
549 :
東風麿:2005/07/12(火) 21:39:35 ID:LWilDR+z
新輔さん刀怖がりすぎですう、ああいう方は持つと人を斬りそうになるので
ご自分が怖いと言う事でしょうか。
刀に限らず慣れてなきゃあんなもん
初心者マークの運転手と一緒さね
552 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 22:52:48 ID:JelDYjFI
なんでも鑑定団…40年前に購入かぁ
お気に入りなら、さぞその刀について研究しただろうに…
40年前なら柴田しの言う明治以降から造られて40年たってなかったモンだろうに…錆び付けや銘も微妙やったし
40年間ニセモンと気付かなかったのだろか
それとも10年前に気付いて応募止めたんでつかね?
553 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/12(火) 23:22:03 ID:mSkVk9+5
刀の柄の進歩形は95式陸軍刀でしょう。銅からアルミの柄だ。
私の持っている木製柄の背と腹には鉄板が入れられている。
実戦を考えたら、木製柄とか竹目釘なんて怖くて頼る気になれない。
刀の茎を守るためとか、手への衝撃を減らすため、なんて理由は信じられない。
基本は非常用であった刀の手入れの容易化が理由としか考えつかない。
>>553 まぁそう信じているのならそう信じておけば良いのでは?
人にその意見を押し付けなければ
>>554 軍刀を参考にする時点でかなり偏ったモノの見方だとは思いますが・・・
良いですかね、本人がそう信じて幸せなら。
随分ここにも妙な方が顔を出すようになったものです。
若年層に興味を持つ方が増えるのは基本的には喜ばしいのですが、
専門知識がないと実害を伴う可能性のある世界だけに、いいのかなぁ、と不安もありますね。
556 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/13(水) 00:12:32 ID:2HpqgMTi
そうね
そう思ったまま逝けたんだからまだいいか
目利きとか知り合いかどうかでなく一人でも愛刀家が減ってしまうのは空しいことだが
557 :
東風麿:2005/07/13(水) 00:20:07 ID:rhoin2Rj
それにしてもいつもお元気な会長、テレビ出演のたびに感心致します。
ソロバン大学出の息子さんも、社長になっても影薄っ。
558 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/13(水) 01:00:09 ID:hFeLqKl2
無銘・程度良・居合稽古用(美術価値無視)だと
オークションで買える最低価格はいくらくらいですか?
559 :
553:2005/07/13(水) 01:38:28 ID:AMSEweIi
>>555 >軍刀を参考にする時点でかなり偏ったモノの見方だとは思いますが・・・
実用性を徹底して考え、実戦での戦陣訓を参考に改良して行ったのが軍刀な
のでは。
それを視野に入れないのは偏ったモノの見方だとは思いますが・・・
>専門知識がないと実害を伴う可能性のある世界だけに、いいのかなぁ、
>と不安もありますね。
専門知識?刀を実戦で使った知識の生存者は多分80歳以上でここの参加者
にはまずいないでしょう。
となれば、ここでの若年も老年も皆ど素人なわけで。
えっ?居合いとか抜刀ですって?やりましたけどね、あれは実戦とはまった
く程遠い世界ですよ。
柄を作ったり、柄糸も巻いたりもしていますけれど、専門知識って何なんです
か?たしかに人斬りの知識はまったくありませんが。
>>559 まぁ そう熱くなるなて
斬殺の専門知識とは言ってないのだと思うよ。
561 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/13(水) 02:02:05 ID:2HpqgMTi
そういや、万博に日本刀は出店されてへんの?
562 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/13(水) 02:35:55 ID:wF8lfCsv
無いよ
野戦では軍刀
洗濯には物干し竿
なんか数日来まったく同じパターンの書き込みを見るね。
断言口調で決め付ける→回りが呆れる→「俺は武道もやるし刀装もやるし知ってるんだよ!!」でキレる。
同じ人なんかな?まあこの人の知識経験が本当かどうかは知らんけど、最初にその知識で
しっかりとした根拠や自分の考察を書けば、納得もされるだろうに。
ちなみに自分は、刀剣、特に実用されていたものは所詮消耗品、という考え方が
当時の人に比べ現代人には欠けてはいないか?と考えている。
使ううち、どうせ大なり小なり壊れて交換修理が必要になる。だったら
作り易く、簡易に交換できる木製部品というのも保守性が高いと言えないだろうか。
刀をどう使うかも考えておかないといけないと思う。
時代劇みたいに刀同士をぶつけ合うのは論外。
非常時にはそう言うこともあるだろうが、普通は刃筋を逸らすようにするはず。
わざわざ骨を叩き斬って刃こぼれさせてもつまらんだろうし、
通常は相手の肉を切る、またとどめは突き刺す、という使い方なら木製で十分。
それに鮫革を巻くことで丈夫になるし、滑り難くもなっている。
十分に実用的だったんじゃないかなぁ。
荒試しと言うほどじゃないが、
π10センチくらいの孟宗竹を100本くらい斬ってみたが
まだ、何処にもガタが来てない。
目釘やナカゴを破損したことある奴って何人くらいいるんだろうな?
これ以上の衝撃を想定するなら、柄部破損より
刀身の曲がり折れのほうが多いような気がする。
>作り易く、簡易に交換できる木製部品というのも保守性が高いと言えないだろうか。
日本の気象、環境も考えないとね
海外のようにフルタングでもさほど錆びを気にしなくてもいい乾燥した気候と
高温多湿で雨も多い日本では分解してのメンテナンス、保管が必須だったからね
571 :
東風麿:2005/07/13(水) 23:11:40 ID:rhoin2Rj
実用とか強度なんてえのんわおっぱずして、キチット柄巻きされた肥後柄前を握った
あの感触、手の内にぴたーっと吸い付くように収まってさいこーって感じ。
軍刀って太刀なの?
刃を下にして吊すよね?
それとも別の分類?
574 :
553:2005/07/14(木) 01:34:40 ID:zD26zggV
山田浅右衛門の試し切りの時の柄は確か太い樫の木で、いくつか鉄のタガを
はめ、鉄目釘を使ったとあります。切り抜けた時には土壇場まで切り込むわ
けですからかなりの衝撃もあったでしょう。
そう言う場合でも目釘が折れたり柄が折れないような頑丈きわまる造りです。
試し斬りにあずかった刀を損傷するわけにはいかないのになぜこんな造りを
使ったのか。
この事実から刀の損傷を防ぐために先に壊れるような弱い部分、つまり木の
柄や竹目釘が考えられた、と言う説は根拠薄弱と思う。
575 :
553:2005/07/14(木) 01:50:39 ID:zD26zggV
>>566,567
戦国時代まではもし使えば鎧に当たることは普通であったろうし、江戸
末期では鎧帷子相手も珍しくない。実戦では相手の刀との絡みも当然多
い。例えば寺田屋事件の後の新撰組の刀の多くはササラの如くになった
と報告されている。
だから実戦では刀が衝撃を受ける場合が多い、と考える方が自然でしょ
う。にもかかわらずなぜ直刀時代より脆弱な構造で来たのか。
実用性が二義的に考えられていたからなのではないだろうか。
山田の試し切りでは一時的なものとして柄を作るわけだから、
柄巻きや目貫、鮫皮等は使わず、変わりに鉄目釘とか使ってんだと思ったが。
勿論日本刀の柄の脆弱性というのは皆無で根拠のないもの。とまでは言わないが、
少なくとも十分配慮して作られたものについては問題ないと思う。
というか憶測の域の話より、実際支障があった件について言及した方が具体性があってよくないか?
体験談とかなら特に聞きたい。
当初出た前提が「百人斬り」が可能かどうか?というコトだったハズ。
日本刀は百人斬るには脆弱過ぎではないか?→どこが?→目釘&柄が・・・
いつの間にか主旨変わっちゃったね。
578 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 07:14:26 ID:6fc+gLgx
日本刀本当につかうときは
カミソリ扱うみたいにして切るみたい
つまり空中で相手の肉を刺身にする感じですらっと切る
絶対鎬は削らないしガチガチぶつけたりもしないらしい
刃が欠けたり折れたり塚が壊れるから
もともと戦争では槍の補助的な武器だったらしい
それが平和な時代に護身具として発達した
槍は戦争用の道具で穂先の下に丈夫な部分が作ってあって
そこでガンガン殴ってもいいらしい
石突のコトでつか?
580 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 08:37:40 ID:6fc+gLgx
なかご?とかいうとこ
もともとは切り落とされないためのものだったが
だんだん丈夫になって殴っても折れないようになったとか
581 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 09:54:51 ID:Xc0y3rvQ
たぶん、槍のナカゴと太刀打ち部のことかと。
>>578 「らしい」のオンパレードってイイね。凄く頭わるそうに見えてw
>>575 直刀時代より脆弱な構造で来た、というのに根拠が薄いような気がします。
刀剣も、それを包む装具も、戦法の研究に並んで様々な種類が工夫されているので、
必ずしもそう決定付けられるものではないのではないでしょうか。
(もちろん、装飾目的の、実戦的でない進化も中には含まれるでしょう)
日本刀の存在というものを考えた時に、忘れてならないのは
「純粋な戦場のものではなく、少し日用品に近い部分がある」という事ではないかと。
戦場で使うばかりでなく、日常携帯し突発的に使う事もあるわけです。
現代武器に例えると、バズーカやマシンガンのように戦場でこそ(のみ?)使う武器を
槍や弓とするなら、刀は拳銃とでも言えばいいでしょうか。
日用品的に携行するのですから、武器としての破壊力を第一にというのも重要ですが、
それだけでなく持ちやすいもの、値段が安いもの、構造が簡易で手入れがしやすいものという
利便性もまた重要な要素になっていただろうと思えるのです。
585 :
553:2005/07/14(木) 14:22:41 ID:fbN5pN50
>>584 >直刀時代より脆弱な構造で来た、というのに根拠が薄いような気がします。
直刀時代なら環頭太刀(正倉院御物にもある),湾刀初期なら毛抜形太刀に
見られるように柄部は頑丈です.それがどんどん脆弱構造になるわけです.
その理由はあなたの主張がもっとも合理的だと思います.つまり
>現代武器に例えると、バズーカやマシンガンのように戦場でこそ(のみ?)
>使う武器を 槍や弓とするなら、刀は拳銃とでも言えばいいでしょうか。
その通りで要するに拳銃です,しかも本格的に使うと1回の戦闘でボロボロ
になる脆弱性があります.
そのため実用性を重んじなければならない軍刀,特に官給品である下士官刀
(95式等)は従来の日本刀とは異なり,金属製の柄,目釘,鞘を採用した
わけです.こう言う話や,574や575で書いた話はよく目にする事実で,刀を
少しでもかじったことのある者はよく知っている知識です.
だからくだくだしく説明をする必要は無く,553のように結論だけを書いたわ
けです,つまり”刀の茎を守るためとか、手への衝撃を減らすため、なんて理
由は信じられない。 基本は非常用であった刀の手入れの容易化が理由としか
考えつかない。” 手入れの容易化もあなたの主張と同じです.
しかし日本刀は美しくまた身分の象徴にも使われたことも事実です.
しかし少しでも弱点を指摘されると烈火の如く怒る「日本刀神格者」が存在
することもどうやら事実みたいです.
>本格的に使うと1回の戦闘でボロボロ
>になる脆弱性があります.
この部分を挙証してくれと言ってるのでは?
>>575で
>例えば寺田屋事件の後の新撰組の刀の多くはササラの如くになった
>と報告されている。
などと刀身の損傷についての具体的なケースを紹介しているにも係らず
柄の損傷例については言及が足りないように見受けられる。
そういった足許が覚束ない論理展開だから、
「推測を元に妄想を膨らませているだけだ」と
受け取られているように思う。
脆弱でないと主張してる側は、
>>567のように実際に使った体験を持つ者も
いるのだから、それを覆すには充分な論証が必要かと。
論点ずれるけど、軍刀って実用的?
拳銃使った方が強いだろうし、拳銃が不利な間合いだと長い軍刀よりナイフのが良さげ。
それに野戦服+軍刀ってのを見たことないかし、軍刀こそ儀礼的な物だと思うんだけど。
素人考えだから間違い指摘してくれたら有難いっす。
>>585 >1回の戦闘でボロボロ
つまり、柄の強度は今でも充分って事だろ。
通常、刀身の方が先にダメになるからね。
柄巻師の人が言うには、戦国時代の柄は、総漆塗りで固めてある。
普段持ち歩くときは、鮫皮のみ、
ちょっと出歩くときは、糸巻きらしい。
当時の物は実際に残ってるから間違いない。
>少しでもかじったことのある者はよく知っている知識です.
つまり、知ったかぶりしてみましたって事?
原著が一点しかないもんなぁ。
その理論なら、刀で100人切っても大丈夫って言う説と、似たり寄ったりだろ。
オークションのスレでもそうだが、信用してるソースと信用してないソースが
そもそも他者と違うことに気づけ。
589 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 15:36:11 ID:+YEMUTfa
567氏
軍刀が流行った時期、大戦時の日本軍の拳銃は別名「自殺拳銃」と呼ばれていました
…三発に一度は暴発するため。
軍刀が実用的?とは、揃がえですか?刀身がですか?
590 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 15:47:43 ID:SOMjo/SH
>>589 >軍刀が流行った時期、大戦時の日本軍の拳銃は別名「自殺拳銃」と呼ばれていました
>…三発に一度は暴発するため。
お前はバカか?こんなもん使っていたら戦争になるわけないだろ。
589氏、ニュースソースはなんですか?
>>553氏
おまいの主張も軍刀好きなのも十分わかった。
わかったから、まずその説の根拠として他のソースとか実験、体験談とかを出来るだけ挙げてくれ。
それ無しに主張を受け入れろったって常識的に考えて無理だろ?
そんなに柄の堅固さに拘るんだからオマイの中に何か確固たる要因があるはず。
遠慮せずに言ってみ?
>>589 俺が
>>567ですよ。
94式はしってますが、何でしょうか?
三発に一発暴発と書いてありますが、
一次ソースにはシアー剥き出しでテラヤバスとあるはずです。
撃つ撃たないの問題じゃないと思います。
ところで、軍刀が実用的?と質問がありますが、
個人的には、金具のたぐいの構造が、耐久性に乏しいように思えます。
鯉口がゆるまないのは良いですが、留め金ってよく壊れますよね。
ウチにある拵えは、ダメでした。
皮巻き自体は、寒冷地において役に立ちそうだと思いますよ。
ただ、湿気の多い本土において、その耐久性はどうでしょうか?
鉄目釘最高論も出てますが、何故長らく日本では物差しを竹で作っていたか考えると
熱膨張も考えていただきたいと思います。
唾液を含ませるとぎゅっと締まって、乾かすと簡単にはずせる竹目釘と
気温差で締まり具合の違う鉄目釘。
まぁ、好みもあるでしょうが。
軍刀と、拳銃の関係がよくわからないのですが、
竹斬ったりして刃筋の確認をしてる自分に、質問されても困ります。
ただ言えることは、敵は鎧を着ていないから、焼き入れした刃物ならなんでもいいんでね?
594 :
553:2005/07/14(木) 16:44:52 ID:fbN5pN50
>>586 >柄の損傷例については言及が足りないように見受けられる。
これも常識な話なので引用するのも気が引けるが,成瀬関次「戦ふ日本
刀」.入手は難しいのでとりあえず下記の要約を見られたし.
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/ nihontou.htm
昭和時代だけでも,抜刀の演技中に目釘が折れ,刀身が飛んで見物人の胸に
ささり死んだことが2例あるとか(抜刀術流祖中村泰三郎の本による).
個人的には山の中で寸延び短刀で太い枝を斬りつけていた所,目釘が折
れてどこかに刀身が飛んで行き行方不明となり泣いた.
茎の2倍の長さの柄を使っていた時,切り抜けできなかったら折れた.
抜刀名手567のように上手に切り抜けられた例をたくさん試してもだめなのだ.
衝撃のある場合が問題なのだ,576をもういっぺん読まれたし.
>>588 だからさ1回でだめになるような刀なら,柄部を丈夫にする必要もないだろう
が.日常の手入れが楽になるために脆弱でも簡単構造が要請されたのだろう.
>>592 おまいの主張も軍刀好きなのも十分わかった。
ありがとう,しかし軍刀はあまり好きではない.拵えの実用性は買うが美しさ
がちょっとなぁ.
>そんなに柄の堅固さに拘るんだからオマイの中に何か確固たる要因があるはず。
>遠慮せずに言ってみ?
??ぜんぶ言ったけど? もう少し具体的に突っ込んでくれ.
九四式が構造的に暴発するおそれのある欠陥があったのは有名だけど、
実際に暴発が多発したという話はあまり聞いたことが無い。そもそも、
その欠点も射撃時に起こる話じゃ無いし。
それに大多数の兵が使っていた十四年式にはそんな問題はなかったし、
将校が拳銃を抜いて戦わないといけない時点でもはや負けてるだろ。
>>594 目釘が折れて、刃先が外れた事故というのは自分も耳にした事があります。
しかし、これは打ち合いをしない現代居合でも手入れを怠れば起こる事故。
実用すると目釘が破損する、という直接の証明にはならないと思います。
「目釘がよく折れて使い物にならなかった」という記述が例えば具体的に書いてあるとか、
そういうものは、少なくとも私は見たことがありません。
軍刀の目釘(金属製)に付いてですが、武道の見地では私は居合をやる程度で
それほど練達とは言えません。しかし、刀剣鑑定では10年以上にわたって、
様々な軍刀拵えも目にしてきました。
>>593氏がちょっと触れていますが、鉄目釘は遊びが少なく、よほどサイズを合っていないと
スカスカになります。木なら心持ち太いものを押し込む事が出来ますが、金属では難しいです。
また、これはおそらく、実用の跡といえるでしょうか、目釘に衝撃がかかったのでしょう、
歪みが出ているものを見たことも幾度もあります。抜くのに大変苦労したり、
抜けなかったり・・・。鉄製の目釘が頑丈かというと、私はそこまで頑丈と思えないのです。
別に折れなくても、曲がったり歪んだりはするのですから。ガタガタと動いて止まっていない状態ですね。
ですから実用上、少なくとも目釘に関しては、私は鉄製が竹製に比べ秀でていると言えるほどの感じは受けていません。
597 :
553:2005/07/14(木) 18:40:25 ID:fbN5pN50
結局軍刀が実用的なこしらえの代表ってのは根拠ない感じするね。
柄やらを金属にしたのは大量生産するためだったりしない?
599 :
592:2005/07/14(木) 18:49:32 ID:ngB6fK19
>>594 その文献では弱いと思う。
というのも成瀬の柄損傷の統計では新作の軍刀の損傷も多数を占めてて
これには朴の木の斜め取りが原因とされている。
また中心の短いが故の損傷も含まれている。
ならこれを踏まえて堅い木で中心長ければ大丈夫なんじゃねーの?ってことになる。
現に戦国、幕末期に柄について言及しまくった文献は見たこと無い。
ということは妥協さえしなきゃ大丈夫ってことになる。
600 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/14(木) 19:08:32 ID:MUuybdBg
日本刀自体が実用的じゃないんだよ
戦じゃサブウエポンで平和な時代に
護身用として使われた
しかも大きさとか長さも決まってたらしい
今の警察の拳銃みたいな感じ
つまり進化しようがない
軍刀は軍刀で中国の民兵には効いたけど
アメリカの鉄砲バンバン打ってくる兵隊には効かなかった
>>597 上記成瀬氏は、その著書で木目釘を否定してはないし、鉄目釘を奨励もしとらんかったと思う。
他の個所ではもう少し竹目釘について論じていると記憶しているが、
この本を読んだのがだいぶ以前なので、ちょっと断言は出来かねる。
山田家のほうは人体を重ねて骨まで断ち割る実験用に、特別にこういった止め具を
考案しているだけという印象を受ける。このHPが引用している福永氏の本自体が、
「古今鍛冶備考」という山田浅右衛門の著書からさらに引用したものであるが、
私が所持するこの古今鍛冶備考によると、もう少し詳細に、通常より内穴を広く取るがゆえに
楔状に目釘を打ち、柄先をつかむ握りをするから鉄輪で固めて押さえつけて、一方向に
叩きつけて実験をするんだ、という風な書き方をしている。
むしろ一つの動きだけをする実験用に特殊な物を使ってますよ、という感じを受けた。
こういう言い方は気を悪くされるかもしれないが、HPのような書物のまた聞きの
引用の、というようなものはあまり堂々と根拠にするのはどうか、とも思う。
ダメって訳じゃないけど、それが真実、と御旗のように掲げるのは危ないだろう。
自分のように原本を見た人から見ると、違う解釈に思えるという場合もあるんで。
はい、ちょっと通りますよ
大阪の新作刀展最終日行ってまいりました
いや、眼福眼福
日頃見ない日本刀をあれだけたくさん見れて
このスレの諸兄には感謝の言葉も無いですな
専門用語などとんと覚えておらぬ無教養者ですが
無鑑査の河内先生と文化庁長官賞の松田先生の作品の前を
何度も行ったり来たりと惚れ惚れと見てまいりました
あ、そういえば長船の里の展示のチラシも置いてありましたね
また大阪でこのような展示がある際はぜひ情報の方うpよろしくお願いします
603 :
東風麿:2005/07/14(木) 19:32:13 ID:vEWVJnKy
軍刀は武家の太刀ごしらえに範を取った辺りに問題があるよね、太刀では
縁のあいだに多くの切羽を咬ませ厚手の鍔と相まって、必然的に目釘穴の位置が
下がり元寇以前の太刀なかごに先祖がえりしてる。
古風な太刀なかごの物ほど、柄周りのトラブルが多いのではと個人的には思う。
目釘穴の位置を上げ、控え穴を穿てば本来十分な強度は得られるんじゃネエノ。
またそおいった作例も有る訳だから、統計資料でその辺りの関係が解ると良いのだが。
>>597 >深い椀形鍔は
有る事は有る。が、一般的ではない。
鐔は時代が下がるごとに段々小さく成っていってますね。
実践的と言われた薩摩拵えなど脇差位の大きさですし。鍔がね
軍刀なのだが、95式は拵えの進化という物から考えると異端
丈夫さのためにアルミニュームの一体成型になったわけでなく、廉価に多量に生産する為に考案された物だと思われる。
目釘螺子は良く破損する為不人気だったそうです。
拵えの進化という点では3式が最終進化型だと思う。
日本の風土では考えられない、亜熱帯の風土に耐えられるようにされた。
米軍がベトナムで木綿製の装具が腐り落ちるので、ナイロン製に変わったように。
>>597見て思ったんだけど、両手持ちの剣で護拳付いたのってあったっけ?
華奢な刀身の片手剣にしか付いてないイメージなんだけど。
>>600 >軍刀は軍刀で中国の民兵には効いたけど
日本刀を用いた白兵戦のみで勝利したと理解してよろしいのでしょうか?
正直、初耳なので具体的なソースを教えていただけませんか?
607 :
東風麿:2005/07/14(木) 21:39:43 ID:vEWVJnKy
↑神宮徴古館の玉纒御太刀ではいかんのか?
藤木古墳の大直刀も玉纒です。
608 :
東風麿:2005/07/14(木) 21:41:20 ID:vEWVJnKy
スマン豚だ、>605
609 :
553:2005/07/14(木) 21:52:23 ID:zD26zggV
>>609 >朴の木の斜め取り
材料の少なさから、斜め取りした故に弱かったのであって、ちゃんと作られた物なら結構堅牢。
樫などで柄を造った事のある人に聞くと、硬すぎて、ナカゴとの一体感がとれず、僅かな隙間が出来、構造的に弱くなるそうです。
実戦で多用された、ながまきなどの柄はどうであろう。
>>599 >現に戦国、幕末期に柄について言及しまくった文献は見たこと無い。
「葉がくれ」の中に出ているらしい。
成瀬関次著 「随筆日本刀」のP88〜89に記載あり。
葉隠れの書をちゃんと読んでみたいのだけど、本屋で見かけるのは解説本ばかり。
>>611 「随筆日本刀」のp88〜89の引用キボン。
>>609 だから”ちゃんと”作られた従来の構造の物に対して駄目出ししてるデータで検証しないと
金属柄、金属目釘以外は×って事の証明にはならんだろうと言ってんの。
617 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/15(金) 08:27:59 ID:tfVPejsE
>>606 軍事板かなんかに行けば知ってる人がいると思う
第1次大戦かなんかで白兵戦の突撃が流行って
日本陸軍がそれを真似したとかで
相手が中国人の兵隊のときはうまくいってた
でもこれで慢心して銃剣や剣持って突撃すれば勝てる
と勘違いしたので軍がおかしいほうにいったはず
基本的に戦争の武器はいかに
安全な遠くから敵を確実にしとめるか
なので時代劇とかの敵と接線で
戦うのはたしかにかっこいいけど
戦争の効率としては悪いはず
しかも大砲が発達すると前線にいる白兵戦の兵士は
味方の砲兵が打った弾でも狙われながら戦わなくちゃ行けない
>>594 いきなり中村某の本を準拠にされたら、話題終了だな。
もう誰も何も言えないと思う。
>>617 「らしい」とか、「軍事板に行けばわかるけど」とかじゃ話にならないでしょ。
第1次大戦のブルシロフ攻勢から始まった歩兵による浸透戦術。そして、
一部または全部を模倣したフランスやドイツ。第1次大戦後にそれを徹
底的に取り入れた帝国陸軍。これらは、あなたが想像してるような戦闘で
はありませんよ。
とりあえず、なかなか良質のサイトを紹介しますから参考にされてはいかがですか?
(情報量は半端ではありませんが・・・。)
【第1次大戦】→
ttp://ww1.m78.com/
620 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/15(金) 12:16:51 ID:/ZdnJ6d5
でも、よほど特殊な状況でなければ刀剣は塹壕でも、匍匐のときでも邪魔になる。
自分は銃剣でも引っ掛けた。(鞘が)
軍刀
精神的なもの>武器・兵器として
軍刀ってあれだろ?
大量生産の安かろう悪かろうだろ?(物によるだろうが)
だからといって本式の拵えがいいとも言わないが・・・・
基本的に護身具だもんね(刀)
日本刀=鎌倉(南北朝)時代モノが最高。
いきなりコレではいつまで経っても鎌倉を超えられないよ。
これまでに発明、発見された物質や技術力を駆使して現代における最高傑作の
日本刀を作ってみて欲しい。
日本刀の作刀って制約キツ過ぎ。
伝統は伝統として残していかないとイケないけど。
現代技術の導入を全否定したヤリ方が果たして「日本刀」のため(将来性)に
なるんだろーか?
刀も刀装も・・・
玉鋼より、刃に向いてる鋼って、コストパフォーマンスや加工のしやすさを考えると
ほとんどないんだよね。
ステンを皮にするってのは良いと思うけど。
>>623 >現代における最高傑作の
「最高」の条件は何?鉄でも切れる?美術品として千年先に残す価値がある?
何人でも切れる?
前提条件の無い最高だの最強だのは、無駄に荒れるだけ
>>624 ちゃんとメンテナンスが出来れば、ステンであるメリットもほとんど無いしね
機械化、工程の簡略化でコストダウンは可能だろうが
そんな物は売り物にならない、罠(w
>>625 >623の言ってるのは美術刀剣のことダロ。
切れる刃物なら「日本刀」の前提は要らない筈だし・・・
日本刀関係の(作刀、研ぎ等)
人間国宝の選考基準って知ってる人いますか?
美の基準がどういう位置付けされているのか気になりまして。
技術力よりも派閥とコネと刀剣界での発言力じゃないの?
629 :
東風麿:2005/07/17(日) 00:53:44 ID:2RJhMxfZ
人間国宝、刀工の場合議席数2ですから、何方かに逝ってもらわないと
繰り上げ当選は無いでせう。
今は二人だけど、、、
変動するじゃんさ
そんな簡単に変動すんのか??
定員なんてないじゃん。
ちょっと前まで三人いたじゃないか?
人間国宝になるよーな方々、みなサンかなりのご高齢。
刀匠国宝もそのうち一人になっちゃうよ。
刀匠の場合
無鑑査から人間国宝の繰り上げ基準は、無鑑査になった順番です。
634 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/17(日) 13:20:47 ID:SU0UXQU1
初めてこのスレッドを読みましたが 553は素人が本と武道を少々
かじったレベルにすぎません。
きつい苦言ですが、断定的に人に自分の意見をなすりつけるのは感心しません。
若い方で日本刀に興味をもつことは喜ばしいですが、
素材、歴史、などよく研究する際には、きちんとした指導者の方も必要です。
舵敏知 さん?
「舵敏知」て誰やねん?と思って検索かけたらわかったが、
2ちゃんねる(匿名掲示板)で、わざわざ名指しして、
荒れさせるようなことは勘弁して欲しい。
舵敏知に言いたいことがあるのならば、
そっちの掲示板でケリつけるのがスジであろ。
636 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/17(日) 19:39:52 ID:GMEl/2Yf
今日、名古屋の熱田神宮で鉄を叩いて実演してたよ
日本刀ほしくなったよ
NHK見てたら、吉原兄弟が刀打ってた。
638 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 00:53:42 ID:u/CIioxA
ちと、質問なんですが
最近、短刀を入手したんです。鑢目がなく新刀期の物っぽいので数打刀だと思います
素人ですがとりあえず、焼き刃を見ようと軽く磨いでみたのですが、焼きが甘いのかくっきり刃紋がでません
正直良いものとは思えないので、サバイバルナイフや鉄パイプに打ちつけてみたのですが(極愚行)
逆にナイフに食い込み
鉄パイプを削る位硬いんです
刃づけしていなかったのですが、刃こぼれ一つありません。
日本刀ってこんなに強靭でしたっけ
ネットで手入れ具、刀袋等の小物を買える所ってどれ位ありますかね。
あっても模造刀店や品揃えの微妙な所ばかりなんで。
忙しいですし、近くにそんな刀剣店ありませんので(´・ω・`)
家の脇差(´・ω・)カワイソス
640 :
553:2005/07/19(火) 01:41:37 ID:rPg+9yeg
>>616 みな自分の知識と思考から考えを述べているだけで、読む方は参考にする時も
あるでしょうが、納得しない限り受け入れることも無いでしょうから、いかな
る証明も意味がないでしょう。
>>634 なにかだいぶ誤解をされているようですが、ネットでは文章だけで意見をなす
りつけようとしても、なすりけられるような人はいるはずがありません。
各人が意見を述べるだけでよいのです。人格攻撃でない限りどんな説でも、
断定口調でもかまわないのですのでよろしく。
適当に機械油塗っときゃOKだろ。
642 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 11:44:05 ID:73iVxFH1
刀剣油や打粉をうたなくても大丈夫ですよ。
油は錆びを呼ぶ原因にもなりますし、
打粉は化粧をはがしますから。有名な刀剣店で特に両者の手入れ
をしていない所があります。
拭い紙や上質ティッシュでぬぐうだけで手入れは問題ありません。
保管方法は桐の箱が良いでしょう。一万円以内の値段で手に入ります。
643 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 11:49:03 ID:73iVxFH1
追記
刀袋をお求めなら刀剣柴田で検索すれば通販していますよ。
なんでも鑑定団の刀剣鑑定をしている柴田さんの店舗です。
>>642 打ち粉はひかないほうが刀剣のためにいいが、
油はしたほうがいい。錆びやすいかそうでないかは刀によって違うので、
モノによってはあっという間に真っ黒になる。
そういった間違った断言をネット上で垂れ流すのは全く感心しない。なんの悪意があるのか知らないが。
>そういった間違った断言をネット上で垂れ流すのは全く感心しない。なんの悪意があるのか知らないが。
>>640へのレスとも受け取れるのが気に入りますたw
油が嫌なら、博物館ご推薦のシリコンスプレー
基本的に劣化しない。
647 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 14:39:36 ID:zxuR4yml
642に悪意があるかのような644の断言は良くない.真意をきくべし.
油ひとつでもいろいろな意見,経験がある.
645は人の尻馬に乗らず自分の意見を言ったらどうか.
金メッキしとけば完璧だよ。
649 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 16:28:46 ID:73iVxFH1
642ですが、基本的に化粧が磨耗するため打粉を引かないのは
好ましいと思います。
また油に関していえば、私見としてまず錆びがでるようなことはないと思います。
上記に挙げた刀剣店でもさびが発生したことはないようです。
一概には言えませんが、
刀身に一部錆びがある刀剣は油をひいたほうが良いとは思います。
642の文章が断言的になっているのならばお詫び申しあげます。
>>638 >焼きが甘いのかくっきり刃紋がでません
何を使って磨いたの?
人造の研磨材だとはっきりと出無いよ
>日本刀ってこんなに強靭でしたっけ
ちゃんと焼きが入っていればナタでもそれくらいは、可
651 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 19:08:29 ID:u/CIioxA
638です
650氏研石のアトランダム#1000で研ぎました
652 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/19(火) 19:54:04 ID:PU+qbjo5
>>642 >打粉は化粧をはがしますから。
どういうことですか?
ある研ぎは、研ぎ上がりはいいけど打粉を使うと地鉄がガサガサ(欠点をさらけ出る)になり、困るからそれを封じる為に
打粉を使うとヒケが入るとか悪くなるとか噂を広げたらしいと聞きましたけど。
打粉を使って手入れをしていた歴史の方が長いのだから、それなりに理由があるのでは?
>>651 刃紋は、鉄の棒で擦って描け。
>>652 研ぎが出来る人なら、化粧研ぎしてるようなもんだから
打ち粉使っても平気。
654 :
楠:2005/07/19(火) 21:47:42 ID:kQLODlTg
655 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/20(水) 01:38:03 ID:HSmMKgxE
> 刃紋は、鉄の棒で擦って描け。
確かに、部分的に潤んでしまった刃紋を、器用に磨き棒を使って修正してくれる
研ぎ師に、実際にお目にかかったことがあります。出来はなかなかでしたが、しかし、
素人がおいそれと手を出せることではないような気がします。それともうひとつ、
戦時中の海軍の短剣などは、刀身に型紙をあてて、紙ヤスリで擦り擦りして、
刃の部分を“刃紋状”に仕上げたりもしていますね。でも、そのどちらにしても、
本来の日本刀の「刃紋」ではないのは明かです。
打ち粉に関して、いろいろな見解が出ていますが、打ち粉にもかなり品質の差が
ありますから、いいかげんな打ち粉でゴシゴシやれば、化粧や拭いが取れてしまう
ことだって考えられなくもありません。ただし、昔ながらの方法で、古くなった
丁字油を、短時間で拭き取るのに打ち粉は有効ですし、上質の打ち粉を使って丁寧に
作業をすれば、経験として、目立って刀身を傷めるようなこともありませんでした。
アルコールやベンジンを使う方もいますが、使った後で、完全にそれが揮発するまで、
意外に時間がかかるようで、手入れのための油の馴染みが悪いので、個人的には、
使わなくなりました。いずれにしても、打ち粉であろうが、アルコールであろうが、
油を使わない乾拭きであろうが、あまり力をいれてゴシゴシやるのは厳禁だと思います。
打ち粉はやや技量がないとヒケに近い悪影響を及ぼす危険があり。
アルコール類はしっかりと揮発、拭き取りした後に油を引かなくてはいけない。
油は古い油はちゃんと取らなくてはいけないし、つけすぎると鞘や装具を傷める。
なんにしても、扱う人にはある程度の知識と、注意深い作業が必要だと思います。
油さえしっかり引いておけば、少なくとも悪化する事はないでしょうから、
これをまず気をつけておけば問題ないのではないでしょうか。
丁子油は定期的な入れ替えが必要なのでちょっと不便さがありますが、
工業用のオイルもCRCのように研磨剤が交じっていたり、
溶剤が交じっているものがあるので、どのみち油の成分には注意しないといけないですね。
657 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/20(水) 23:56:30 ID:nhmjjkaY
>>656 >打ち粉はやや技量がないとヒケに近い悪影響を及ぼす危険があり。
確かに手入れ(打粉の使い方や拭い方)は基本であり、技術が必要だと思いますが
ちゃんとした手入れの仕方を指導する方がいなのですかね?
よく鑑賞会時なんか見終わった後の刀の置き方が乱暴な方をお見受けしますよね。
指導がどうこうではなくて、普段からマナーが悪い人なんだろうな
659 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/21(木) 02:20:20 ID:lNWNkTrw
打ち粉の扱い方に関して。
自分は、先輩に次のように教えてもらいました。参考にでもなれば、と思います。
打ち粉の用途は、刀身の表面の古い油分や汚れを“吸着”させるものであり、
その意味では「さらし粉」でも用は足りるのだが、空気中の水分や油との結合を
を考えると、砥石の細かい粒子である打ち粉が、最も合理的なのだとか。
刀身に打ち粉をハタくときは、全体に万遍なくする必要があるが、力を入れず、
次にそれを、よく揉み解した和紙やティッシュで軽く拭き取り、紙やティッシュに
汚れを感じたり、刀身に打ち粉が残ったりした場合は、再度打ち粉をハタいて、
また拭き取るという同じ作業を2〜3回、繰り返す。あたり前なのだけど、
刀身に打ち粉をなすりつけてはダメで、あくまで、汚れや油分を吸い取らせた
打ち粉を“払い落とす”ようなイメージで拭き取るのがコツ、だそうな。
もちろん、乾拭きでも、メガネふきでも手入れはできるのですが、力を入れず、
短時間で、刀身の表面(=顕微鏡的に見れば細かい凹凸面)に生じた汚れや
空気中の水分と結合して乳化した古い油などを除去するのに“吸着剤”としての
打ち粉は有効である、ということなのだと思います。打ち粉を使った手入れは、
化粧や地が損なわれる・・・というのは、打ち粉を“研磨剤”として考えれば、
大いにありうることで、逆に、その先輩から教えてもらったことで、
手入れが十分でなくて薄錆の生じてしまった刀身は、丁字油に打ち粉を溶き、
それで丹念に拭えば、多少は落とすことができるということでした。
>>657 個人のマナーの差もあるでしょう、
また刀剣会は学校や会社のようにある程度の強制力をもった集まりではないので、
先生方も「監視しよう」と目を光らせているばかりにも行かないので、
気がつかないケースもあると思います。お互いに注意しあうのもなかなか勇気が要りますしね。
家庭での手入れに関しては、今やインターネットでも手入れ道具が入手できますので、
そういった入手をした人が、なにも知らないうちに我流で、極端な話
時代劇を参考に打ち粉をうっている、なんてこともあるかも知れません。
661 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/21(木) 11:50:53 ID:EgRD0IqY
>>657 打ち粉の打ち方、油の引き方などは日刀保やその地方支部などの鑑定会終了時
よくわかった方がされることが多いので、早々に帰らずに見せてもらうか、教えてもらえばいいと思います。
もちろん刀屋さんでも教えてくれますが、時々人によって言うこと違うから
日刀保の関係者のほうが確かかと思います。
打ち粉と油に関しては根拠のない説が流れてるのには驚くね。
というより、刀を財産視していて少しでも価値を減じたくない
という考えの人があるんじゃなかろうか。
腫れ物に触るっちゅうか。
ぞんざいに扱われるよりは腫れ物のほうがまだマシでしょ。
勝手に銘を消したり、彫ったり、まあ一例ですが刀剣社会での扱いの悪さは
なかなか酷いものがありますんで。
665 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/21(木) 21:57:45 ID:dW0Diw2S
>>662,663
う〜む,化粧研ぎのない江戸以前はもう少しラフにやっていたかも.
その頃多少のヒケなんか気にしていなかったのでは.ヒケもつきにくかった
ろうし.
普通の武士は替えの刀なんてなかったろうから,いつも拵えに入れてお城勤
めをしていたのだろう.となると打ち粉は半年に1度くらいで,油布での空
拭きを半月に1度くらい,こんな想像をするのだけれど,何か記録が残って
いるのだろうか.
666 :
639:2005/07/21(木) 23:21:18 ID:yt1SpswY
俺のせいで話を長くしてしまって申し訳ないです。
自分自身、下手に手入れらしき事をしてしまって御刀を駄目にするのはいやなんで。
刀身の状態も然程悪くないので。
すでにサビが出てしまっている状態では、
いくら拭いても無駄なのでしょうか。
サビ落としのために砥ぎなおしに出すにはちょっと余裕がないので。
うっすらとした錆でも、落ちるというところまでは行かないんじゃないかと。
(薄いなりに程度があるから、見てみないとなんともいえないが)
油はしっかり引いておくべきでしょうね。それ以上広げないためにも。
居合で一緒になるおっちゃんは、ちょっとくらいならピカールよっ。
て言うてます。まぁ居合刀のはなしですけど。
登録証の所有者変更届って詳細を入れた封書でもok?
>>671 danke
できたら葉書で出す事にするよ。
673 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 17:27:29 ID:DX+rsFfM
>>669 武道系の人はピカールや板金塗装に使うコンパウントを用いる人がいます。
さすがにピカールは使った事はないけど、切れ味落ちてきたら包丁研ぎ用の器具
を使ってたな。
刀身を器具に挟んで前後に移動させるだけ、、、
675 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 18:11:47 ID:DX+rsFfM
676 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 19:24:15 ID:OL0EszCC
お前ら、刀をそんなに粗末に扱うと祟られるぞ。てゆーか祟られろ。
677 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 21:06:24 ID:XsbmazYy
金がないならないなりに大切に扱うべきではあるね。
刀に限らず物は大切にしてね。
ていうか居合(試斬)やってる人の宿命なんよ。
ピカール使ってるって人も竹(笹)とか切っていくうちヒケ傷できるし切れ味も
落ちて往く。
ヒケの発生→錆への移行対策が必要→ピカール使用かな。
居合やってる人は大体、自分で研ぐことになってる。
素人が自分で研ぐと必要以上に研いでしまう。→刀の磨耗が著しい。
ピカールが正解かもw
679 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 22:31:28 ID:u+ISLO2k
>>676,677
刀は本来実用品なのだから、実用的に扱うのは自然でしょう。
観賞用だけに作られた刀はないわけですから、鑑賞だけとして扱う方が
邪道かも。少なくとも自分の刀までお刀なんて言うのはおかしい。
680 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 22:47:49 ID:FWUF8a4q
本来実用品とは?鑑賞するのも実用の内だろ?邪道?刀とは何か簡潔な文章で表現できるか?
681 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 23:11:29 ID:XsbmazYy
実用的に扱うにしても、職人などは道具を大切に扱いますよ。
どの世界でも道具の手入れにはそれなりにお金がかかりますよ。
682 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 23:16:32 ID:u+ISLO2k
刀は殺人用の武器です。現代では殺人技の練習の竹斬り程度に留め
ています。
大切にするのと過保護にするのとの差が分かるのは子供が大きくなってからかな
684 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 23:24:38 ID:04oS5v/D
たいした返答出来るやついないな。
685 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/22(金) 23:48:46 ID:XsbmazYy
衣食たりて礼節を知るという言葉がありますね。
ゆとりがないと、ものの扱いもそれなりなのですね。
686 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/23(土) 00:18:44 ID:dclvbfHZ
> 衣食たりて礼節を知るという言葉がありますね。
聖人もたまには間違うあるね。
衣食たりて礼節を忘れる。が正しいある。
どっちにしろ安価なものでなし、仮に居合刀でも何十万、百万とするのだから、
それなりに丁寧に扱ったほうがいいのは言うまでもない。
いかに実用品でも、私は自動車は大切に乗るし、手入れも掃除もする。同じ事。
美術的な価値「も」高い、時代も銘もある刀剣ならなおの事。
まあ、呼び方なんかどうでもいいし、見るのに一々礼をする必要なんぞ本来ないとは思う。
礼節礼節言う度合いと、その人の刀に対する扱いの上手さ、丁寧さは全く関係無い。
日刀保の先生でも、扱いの下手な人はいる。偉そうな主張より、ちゃんとした手入れ、それのみで宜しかろうと。
で結局どーなの?
日本刀と言っても美術刀剣と武術刀剣(実用刀)がある。
実用刀について「刀を粗雑に扱うなっ!」て説教している
人はピカール使うなって言ってるの?
使用する度プロの研磨師に研いで貰えって言ってるの?(いくらするんだ!)
貴重な文化財だから使っちゃー駄目って言ってるの?
一体ナニが言いたいの?
689 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/23(土) 09:00:43 ID:bk5dVhym
使うなとはいってはいないと思いますよ。
扱うにしても丁寧に扱えってことですよ。ピカールで磨くのが悪いかどうかは別にして、
短絡的にお金がかかるから素人判断などでこれで構わないという考えがいけない
と思っているのです。
車を大切に乗るのも普通の人と整備を仕事としている人とでは違うでしょう。
(別に整備工の知識を全て取得しろといっているのではない)
普通の人は車の性能その他について一部しか知識がないのですし、
刀も同じです。その人の知識、性格、経済的なこと全てひっくるめて考えて
刀の扱いが変わってきます。日刀保の先生でも下手な人もいます。
居合(試斬)をするのも構わないのですが、
性格や知識、財政的な事情他云々に応じて刀の扱いは変わってきます。
この頃は物事をよく吟味して考えているようで、深く考えていない人が
どこの世界でも増えているように感じるのです。
ものはできるだけ大切にしましょう。といっているだけです。
>使用する度プロの研磨師に研いで貰えって言ってるの?(いくらするんだ!)
いや、誰もそんなこと言ってないから(´∀`)
消耗前提の実用(居合いやら試斬やら)と言うなら
ピカールでどうこう出来る程度の傷なんぞ放置が正解
>ピカールでどうこう出来る程度の傷なんぞ放置が正解
錆びるよりピカールの方が良いよ。
夏に巻藁斬ると、ほんの数分でさびが出るが、
ピカールを使ってると、耐腐食性になるから錆びにくくなる。
とくに、寝た刃合わしてすぐは注意。
>ピカールを使ってると、耐腐食性になるから錆びにくくなる。
溶剤に灯油系の物使ってるから錆びにくくなってるだけじゃ・・・
694 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/24(日) 04:51:11 ID:t3QPjF5r
試斬は一種の実用だから、耐久消費財になるのでは?
見栄えよりも最低限の性能を長期間維持し続けることに意味があるのでは?
包丁砥ぎの器具はすごい話だけど。
695 :
674:2005/07/24(日) 21:08:15 ID:oFGhdjjm
>>694 やった本人(俺のこと)は「寝た刃合わせ」のつもり。
居合やってる人は粗雑に扱ってるつもりはないんだけど・・・・・
日本刀って高いモノだし、みんな好き者だから大事にしてるよ。
砥石で研ぐと刀身の身減りが一気に進むという事もあるしね、、、、、
いかに刀に負担(消耗)かけないようにするか、いつもその人なりに考えてるよね。
だからカートリッジ式にして使い捨てにすればいいじゃん。
切る練習したいならスプリング刀でも自作して使えばいいじゃん。
>697
まず常識を身に付けて下さい。
韓国には試斬をさせてくれる道場があると聞きましたが
料金体系はどうなっていますか?
700 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/25(月) 19:19:18 ID:ao3v1sXV
わざわざ韓国まで行ってスプリング刀やステンレス刀で試斬するの?
こんなこともあろうかとロケットペンシル式にすればいいと思うよ。
703 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/25(月) 22:43:34 ID:INBSdDSi
カーズに弟子入りしろ。
目指すは生物と鉱物の中間の存在。
夏休みなのか?
韓国は馬鹿だから嫌い
夏休みなのだ。
707 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/26(火) 15:54:24 ID:X0IB/V1I
夏と春の2chはあまり来ようという気がしないな。
たまに来てみれば日本刀スレでさえこのざまだ。
いい大人が子守をさせられるのはかなわん。
なんで長期の休みになるの湧くのかね?
普段そんなに忙しいのか?
709 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/26(火) 22:01:47 ID:c5eKunBy
・なんとなく荒シタル
・夏だから荒しちゃった
このフィーリングに違いない。80年代のノリだ。
710 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/27(水) 04:24:53 ID:3ZRG/3nS
刃艶使え。
柄木から茎を外す事が出来ないのですが、皆さんはこういった時どう解決していますか?
712 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 00:33:35 ID:8loQPdxN
質問です。
よろしくお願いします。
・打粉の使用期限とかありますか?(父が使っていたのが出てきましたが・・・)
・銅ハバキの内側の手入れはどのようにすればよいでしょうか?(綿棒も細いところまでは・・・)
・指で触った紙で刀に触れてはまずいでしょうか?(神経質すぎ?)
>>711 当て木をして、槌でたたく。
当て木は柔らかい樹の方がよいよ。
>>712 きちんとした打ち粉(内曇りの砥粉100%)なら使用期限は無いけど。
大抵の市販の打ち粉には増量剤が入って居るから、出来れば新しい物が良い。
逆に古い物は増量剤がは逝ってなくて、質の良い物も有る。
ハバキの裏。余り神経質にならなくても良いと思うが、眼鏡洗いなどに使う、超音波洗浄器などがお勧め。
そんな物、普通は持ってないか。
紙、うーん、自分はやらない。やはり指の油がついてそうで。
質の良いティッシュペーパーを使うと良いよ。
714 :
711:2005/07/28(木) 00:58:25 ID:DJF3yORa
>>713 返信有難う御座います。
失礼しますが、何処をどういった様に叩けばよろしいのでしょうか?
いろいろと調べてみたのですが、抽象的にしか書いていない事が多いもので。
お手数掛けます。
715 :
711:2005/07/28(木) 01:08:17 ID:DJF3yORa
失礼致しました。
試行錯誤の結果、何とか解決いたしました。
716 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 07:24:03 ID:vVNjfsR0
日本剣術と仏教は切っても切れない深い関わりがあるけど日本刀と仏教はまったくの無縁なのかな?
>716
刀の彫り物を調べてみ
719 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 08:38:14 ID:vVNjfsR0
>>718ごめんなさい。パソコンが無くて調べられないのです。でも寺なんかによく日本刀が保存されたりしてますよね?ってことは少なからず関わりはあるのかな…。でも刀は神前で打つから仏教じゃなく神道のイメージがあるんです。。
720 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 10:07:10 ID:AWNRmwcV
>>716 千住院とか当麻などの大和物はどうなるんだ?
神社は鉾
寺は剣とか言って、混ぜ返してみる。
日蓮宗は刀も大好きだぞ。
仏教と言うより日本の仏教だね。
明王とかは剣を手にしているし、刀身に不動明王を彫った刀もある。
神仏習合のためと思われるが、「南無八幡大菩薩」などの文字を彫った物も。
僧兵は刀や薙刀使ってたし。
ということは、九州辺りには刀身にマリアとか十字架とかイエスが
彫られている刀とか眠ってないかな?
なんて妄想をしてしまったw
724 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 11:49:49 ID:vVNjfsR0
でもやはり基本は神道ですかね?
726 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 11:59:44 ID:vVNjfsR0
マジで‥‥もう、なんか何でも有りなんですね、、
727 :
楠:2005/07/28(木) 14:02:51 ID:ZVmduXuQ
彫り物によくある
素剣や梵字(カーン)は、
不動明王に関係しています。
確か密教だったと思います。
南蛮鍔は面白いよね。
写真でしか見たことないけど、西洋の剣のナカゴ穴みたいなのが残ってるのがあった。
>>727 不動明王だけじゃなくて、武士の守り神である摩利支天尊も人気だぞ。
表にマリシエイソワカ、裏に八幡大菩薩と書かれてるのもある。
730 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 18:19:23 ID:vVNjfsR0
結局、日本刀は神道か仏教かどっちなんですかね??刀をつくるのは神前で彫刻などの装飾は仏教系で…
どっちも
なぜ分ける必要がある?そんな事は作る人、持つ人、それぞれが決めればいい事
熱田神宮は草薙の剣関係で、戦勝祈願に刀を奉納する人が多かったようだな
日本刀の形式はまだ確立されていなかったが、武器としての刀、鍛冶としての刀は
仏教が伝来し、あるいは神道が確立するより以前からわが国にあったのだから、
その都度仏教、神道の要素を道々で取り込んだ、と解釈したほうが自然でしょう。
>>730 と言うか、神藤と仏教が現在のようにハッキリ別れたのは明治以降
南無八幡大菩薩とかね。
大和伝は基本的に寺院の下で作刀してたらしい。僧兵とかね。
735 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 19:38:40 ID:vVNjfsR0
その大和伝とは何ですか?
古来の日本の刀には伝えられる地域により、作刀方法2佐が有り、特徴がハッキリしている。
備前伝、相州伝、山城伝、大和伝、美濃伝があり、五ケ伝呼ぶ
大和伝は、とちらかと言うと保守的な作りで、余り華美な物は無く武骨でしっかりした物が多い気がする。
柾目鍛えが特徴かな。
737 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/28(木) 21:11:18 ID:42fuMPdJ
作刀方法2佐(2種?)とは、具体的にどのようなつくりなのでしょうか?
>>736 >作刀方法2佐が有り
訂正
作刀方法に差があり
「差があり」でしたか。
保守的な作りというと、まくりや甲伏せ?
>>737 質実剛健で、華美に走っていない(大和伝)
主な特徴は柾目肌が主体な事。
柾目が一番頑丈だって故法華氏が言ってますがどうなんですかね?
清麻呂みたいに四方詰めだったら板目でも頑丈みたいだけど?
教えてエロい人
造り込みか、手元の資料によると本三枚または折り返し三枚
甲伏せとかまくりは、どこでもやっとるでしょう
後もう一つ質問だけど、関物で鎬地に柾目が出るのは、もと
もとが大和系だからでつか?
>740
直感的には層状から考えて刀身全体の曲がりには強そう。
でも刃部のねじれには弱そう。って感じだな。
743 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/29(金) 03:10:58 ID:fQxKHfxH
>>734って事は日本刀は神前だけじゃなく仏前でも作られてたって事ですか?
>>743 そういう面もあるし、僧侶で刀鍛冶というのもいた。有名な豊後行平の親父は僧籍。
昔の僧侶ってただ宗教家というより、多芸多才ないろんな人材がいたようだ。
戦に破れた武将の子とか、世に出る事が出来ない貴族の落胤とか、取りあえず
出家というのが現在より頻繁に出たので、いろんな人材で賑わっていたと思われる。
746 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/29(金) 13:30:51 ID:fQxKHfxH
>>745へぇ〜,,仏前でも刀を打っていたとは…意外でした。。大変、勉強になります,,,。
昔の寺院というのは自分の領地を持って
知能技能集団として政治にも関ってくる
ある意味一つの国として捉えた方がいい
748 :
東風麿:2005/07/29(金) 18:35:14 ID:6eN86qVp
刀匠は、僧籍に入って入道銘となる。
国包→用恵 忠国→休鉄 国広も山伏であったと言う。
修験道との繋がりが深いようだ。
ところで、キリシタン鍔なるものが有るが、切支丹刀は聞いたこと無い。
なかごにクルスの斬りつけ銘とか、でうすさんたまりあ銘って知りません?
749 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/29(金) 18:40:55 ID:fQxKHfxH
刀匠は、僧籍に入って入道銘になる。ってどういう意味ですか?初心者なんでもう少し分かりやすくお願いいたします。
750 :
:2005/07/29(金) 19:02:45 ID:SRVJGpLa
751 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/29(金) 19:40:23 ID:ZdxxSpkl
長曾祢興里の場合、そのまま銘に
「長曾祢興里入道虎鉄」
などと入っているが、あれは出家してるの?
>>749 刀匠の中には、幾度も銘を変えている人が少なくない。
理由は刀匠それぞれだが、その中の一つが、出家したケースであるという事だと思う。
出家といっても程度は個人で違うだろうが、「〜入道〜」なんて切ったりする。
戦国武将でも「上杉輝虎入道謙信」なんてあるでしょ。出家(入道)して謙信と名前を変えたということ。
他にも官位をもらったから名前を変えたとか、なんとなく気分で変えたとか、
名前を複数もつ刀匠は沢山いる。出世魚じゃないが、好きな刀匠銘二人、
実は同一人物なんて事が初心者にはある・・・かもしれない。
753 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/29(金) 20:18:24 ID:fQxKHfxH
う〜ん、高校生のボクには少し難しいですね…(;^_^A
中学生の僕にだって分かったのに。
755 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 08:21:20 ID:2G9J1dS2
「日本刀」の美しさを日本人で否定するやつ殆どいないよな
天皇主義者も反天皇制主義者も右翼も左翼も漫画家もセレブも叶姉妹も
日本刀を実戦的と主張する人も日本刀は実戦に向かないと主張している人も
日本刀は美しいという。コレはきっと日本刀が美しいってことじゃなくて
日本人の美の基準が日本刀なんだろうな、欧州のギリシア彫刻みたいに
日本刀をまともに鑑賞したことのない人のほうが、ほとんどなのでは
757 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 09:12:04 ID:rNFrfUS6
758 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 10:04:47 ID:ArYHSLB9
すみませんちょっと教えてください。刀のなかご尻の形は流派ごと絶対に
変わらないものなのでしょうか?上の出来は良く、銘はきれいに入ってい
るけどなかご尻が違う刀を見て「例外もあるのだろうか?」と考えてしま
います。協会の保存鑑定などではどのような見方になるのですかね?
もしこんな例があったよ、見たよ、という例があったら教えてくだい。
よろしくおねがいします。
759 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 15:10:29 ID:tFMCCK9H
↑はなぜオークションで出品してる刀っにも同じ時間に同じレスをしているのだろか!
761 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 18:18:34 ID:9HDK+a5t
マルチは仕方ないと思います。当人は必死なんですから。
許してあげたら。
>>758 古刀は結構いい加減
新刀以降は掟通りの物が多いが、例外も有る。
写し物をした時はナカゴの形状まで写したりしますし
764 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/30(土) 22:52:14 ID:fnDLRAOk
758です剣恒光さんどうもありがとうございました。
刀のなかごを見てもうぶなのか多少手が加えられている
のかイマイチ分からなかったんです、流派のなかごでは
ないし、かといってスリアゲのような加工がされているのか・・
あと他の方すみませんでした。あまり2ちゃんねるの掟を知らない
ので「オークションはどうよ?」の方にも同じ質問してし
ましました。
2ちゃんねるがどうというより、インターネット全般で
「同じ内容をあちこちに書き込む」のはあんまり喜ばれないね。
どっちかというと、批判や中傷をそうやって書きまわるのが原因だとは思うが。
「同じ質問を同系等のサイトのあちこちに書き込む」
のが嫌われるのは
答えが見つかった後、他のサイトで書いたものを収集つけない奴が多いから
というのもあるね
767 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/07/31(日) 00:56:16 ID:bryvjSbH
まぁ、明確な掟はないが
一般的に喜ばれないのは暗黙の了解となってるからかな?
なかごの加工だが、微妙な形なおしでない限り鑢目のはんだんが出来るんでない?
数打ちの叩いて整えただけのは論外だが
まあ、そのくらいでいいんじゃ?
質問です。
手入れ用の油を丁子油からシリコンオイルスプレーに変えたんですが、
このスレ的にはOKですか?
(無論砥粒は入ってない&付けてから軽く拭う)
>>769 >シリコンオイルスプレー
純粋な物なら良いが、スプレーにするために溶剤が入って居る物が多いので注意。
博物館ではスプレーは駄目という事になっているが、
白鞘なら余り問題ないと思う。
LP瓦斯などが、漆に与える影響の為
771 :
770:2005/08/01(月) 22:38:52 ID:mVUVhv1o
なるほど。
ありがとうございます。
自分、技術屋でして、植物油より鉱物系のが刃に優しいと思ってのことだったのですが、
漆までは考えが回りませんで。
勉強になります。
772 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/01(月) 22:40:16 ID:mVUVhv1o
間違えた俺769じゃん。
失礼。
口調変わりすぎw
774 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/02(火) 17:34:13 ID:kIa3eGfS
>>755 >日本刀を実戦的と主張する人も日本刀は実戦に向かないと主張している人も
>日本刀は美しいという。
その通り.
>コレはきっと日本刀が美しいってことじゃなくて日本人の美の基準が日本刀
>なんだろうな、
日本人好みの美と言うことではないかな.
ところで日本刀の美の根本はなんだろ?
横手や鎬ではない(平造りでも美しいから),地肌でもない(新々刀でも美し
いから),刃文でもない(働きもない直刃でも美しいから),結局形なのか?
「蘭の葉が枝垂れたよう」と岩崎氏は形容してましたよね。
776 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/02(火) 20:34:50 ID:prBuRZ+6
多分、魔力か何かかと・・・
>>776 研師氏
いらっしゃいませ。
これからも、よろしくです。
研師の立場からの見解、期待してます。
刀の美しさって、茶碗とか青磁とかの美しさに近いと思うス。
観てて飽きないス。
779 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/02(火) 21:51:29 ID:pIUcFN0G
日本刀は折り返し鍛錬されて異なった強度の鉄で一つの作品になってるから美しいと思う。売ってる剛材を削って作るのとは違う。自分も砂鉄を炭で溶かして玉鋼から刀を作ってみたい。
コールドスチールのなんちゃって日本刀を輸入する方法ってないですか?
ウォーレントーマスはいいのに、なんでコールドスチールはダメなんですか?
783 :
楠:2005/08/02(火) 22:44:23 ID:4GNHa0on
>>782 あれは鋼でなくてチタンですので、
模造刀とかにして輸入できますが、CSのガタナは
鋼なので違法になります。
なるほど、規制が厳しい国は嫌ですね
785 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/02(火) 22:51:00 ID:pIUcFN0G
日本刀の反りってわざとつけてるんでしょうか?それとも冷却した時に自然と刃鉄が膨張して反るのでしょうか?あの反りも美しいと思う。
冷却した時に自然と刃鉄が膨張して反る事を見越して
わざと反りをつけます。反りすぎたり足らない事もありますので
焼き入れ後に調整もします。
787 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/02(火) 23:27:52 ID:8ctlDQVw
刀の反りは研ぐときはなかなかくせ者なんだよね
帽子に近づく程難しくなる、そこが魅力なんですがね。
788 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/02(火) 23:47:18 ID:pIUcFN0G
なるほど反りをつけて仕上げるのも研ぐのも高度な技術なんですね。勉強になりました。
789 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/02(火) 23:49:51 ID:pIUcFN0G
なるほど反りをつけるのも研ぐのも高度な技術なんですね。勉強になりました。間近で見学してみたいですね。
>>789 >間近で見学
長船においで、日曜日は研師さんも来てるから。
791 :
武神:2005/08/03(水) 00:37:53 ID:R1fyL6Ny
アルファ鉄が726度でガンマー鉄になる。
焼入れ前はオーステナイトという組織
焼入れ後はガンマー鉄がアルファ鉄に戻り
マルテンサイトという硬い組織になります。
で地や鎬地には焼き刃土が厚く塗ってあって鉄組織が
トル-スタイト組織、強度はマルテンサイトほど強くないです。
そのときに冷水につけると鉄組織が膨張するから、
反りが出ると。長々すいません。
792 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 02:09:48 ID:5MYSkHhE
月山てええの?一本持ってんねんけど
でも人気はある
795 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 11:53:08 ID:uLTamvkA
日本刀の美の根本は姿で、「端正美」ではなかろうか、適切な英語はないの
でsimple,sharp,and smartの3Sではどうか。
となると現代こそ1流の美しい刀を造れる状況なのでは。写しを造る資料と
例に事欠かないし、疲れもないし、地肌だって刃文だってすごいもんだ。
よって刀の美しさが好きな人は現代刀を、ブランド好きの骨董趣味は新々刀
より古い刀を、と言うところが常識なのかな?
796 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 12:14:53 ID:1JFRxRiR
現代刀も古刀もよいが、現代刀を写しに写しても地肌のつみかたや刃中の働きの技術は出しきれるのかな?
797 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 14:14:36 ID:7zZvfbnt
>>789 >間近で見学
長船においで、日曜日は研師さんも来てるから
って、剣恒光さんは「刀剣の里」の人なの?
だ・れ・か・な・?・・・・
798 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 14:17:23 ID:PDjuL631
>>796 古刀の超1流の地肌や刃中の働き同等まで写せなくても別にどうと言う
ことはないでしょう.古刀2流程度で十分.それらは刀の美の2番3番
目の要素ですから.何よりも姿なのでは.
>>797 >刀剣の里で剣恒光と言ってもらえれば、分かる。
わお!
感激です。
会いに行きます!
そこで剣氏を陰から眺めてハアハアするオフですよ!
囲んじゃえばいいじゃん
陰からなんて陰気くさ〜
801の人が会いに行くんですか。ガクガクブルブル
805 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/03(水) 21:04:39 ID:1JFRxRiR
エロい皆様。
この刃中の働きはなんとおもわれ?
www.geocities.jp/yoiko503503/munetugu.html
>>805 おお、肥前刀ですね。足の深く入ったぐのめ(なぜ変換できない)が素晴らしいです。
勉強中の自分には全く見えないのですが。
砂流しでしょうか?
けど、油が固まったような見えますが、元から先まで、刃中に現れているという事はそれも働きなのでしょうか?
変わりがねと言うわけでも無いようですし。
教えて下さい。
と,思ったら,違ったよ.ゴメン.
809 :
四季:2005/08/03(水) 21:51:09 ID:1JFRxRiR
805です
たしかにビッ○ーズに出品中の詳細です
ちなみに業者でないのでお間違えなく
坊や過ぎる私にはさっぱり…まさか剣氏にわからないとは…(´・ω・`)
>>809 鑑賞のほうは全くの素人ですから。
けど、銘が悪いような気がする。
811 :
東風麿:2005/08/03(水) 22:50:28 ID:XecjK9Ws
>805
はだかにえ、かずのこにえ
812 :
四季:2005/08/03(水) 22:58:15 ID:1JFRxRiR
剣氏
確かにちといい加減な銘ですね。今は携帯なので見直せないで、鑢目の確認ができません…
まかさナカゴを研磨して痩せて、そぅなったとは考えられませんよね
やはり、贋物ですかね?
東風麿氏
初めて聞く働きです
ちと御教授願えないでしょうか?
813 :
東風麿:2005/08/03(水) 23:04:04 ID:XecjK9Ws
にえがこごったものとでもいうか・・・
814 :
四季:2005/08/03(水) 23:19:00 ID:1JFRxRiR
東風麿氏
…様するに説明しにくい働きだと(_ _)
美術価値としては、どないなんでしょうか?
なんか聞いてばかりで申し訳なし
なんか、あんまりキレイでない…。
816 :
東風麿:2005/08/03(水) 23:34:12 ID:XecjK9Ws
評価は低い、本来イキナリ粒粒の煮えよりも、ふんわりと、こにえや
匂いに包まれて現れる方が評価は高い。
刀姿から見てふくら枯れ重ね厚、ぐのめ揃いて谷にえずくあたり新進等
ですか。
これが、はだかにえ、かずのこにえと呼ばれる物か・・・・
始めてみた。
>東風麿氏ありがとうございます。
>四季氏
できれば、自分の刀か、オークションの刀なのか始めに書き込んでおいて欲しい。書き方がね。
818 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/04(木) 01:20:12 ID:uPup6NqX
東風麿氏
説明どうもありがとうございます
滅多にないものなので興味半分、自分的価値低めってとこです…一緒に「宗 勉先」刀匠の作が良かったのでこちらは?
という感じだったのです
剣氏
失礼。ビッ○ーズは評価低いので、まず刀だけを見て鑑定してもらいたかったんです
以後気をつけます
はじめまして、お邪魔します。
日本刀は好きだけれど、展示を見に行く程度であまり詳しくない素人です。
もしよければ、以下の刀の価値を教えて頂けないでしょうか。
1:登録証あります
長さ50.8cm 反り1.2cm 目くぎ穴1個
銘(表)津田越前守助廣 (裏)なし
柄は外され、鞘もあつらえではない安物に替えられています。
刀身は大分錆びてしまっています。
若い女でも片手で持てる重さで、おそらく高齢の方が軽く作らせたのだろうと鑑定した方が言っていたそうです(30年ちょっと前に)
銘は、検索してみたらこの人が引っかかりました。
ttp://www.n-p-s.net/meitou90.htm 2:登録証紛失(取りに行きます…)
長さ:柄から47cm 反り:測り方が判りませんでした 目くぎ穴2個
銘:摂津住祐春(津の字は合っているか自信がないです)
銘を見るときには刀身を柄から抜いてもらったのですが、長さを測ろうと思ったら抜き方が判りませんでした。
刀身は、柄の中に入っている部分は錆びていますが他は綺麗です。
ただ傷なのか製造時に失敗したのか判らないですが中程に傷があります。
祖父の家から出てきたものを譲ってもらいました。
綺麗だし趣味の写真にも使いたいので自分で持っておこうと思ったのですが、私ではまともな管理はできません。
もし価値のある刀なら手放して、売るなり預けるなり管理できそうな方の所にやるつもりです。
特に1の方はなんだかずさんな扱いすると罰が当たる刀のような気がして…
(どこにいっても包丁用の研ぎ石使うところだった私よりはましなはずです)
よろしくお願いします。
すいません訂正です、1で外されているのは柄ではなく鍔でした。柄はあります。
1は脇差しです。2も長さが1と変わらないので脇差しではないかと思います。
1、2共に重さは鞘込みで680gでした。
821 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/04(木) 22:15:10 ID:4WSE+hML
> 819裏銘を一字上げるのが津田越前守助廣の銘のきり方なので
裏に銘がないのは完全に偽物では?
822 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/05(金) 18:02:34 ID:AF6cs/FN
うぷして
写真ナシで「価値おせーて」と言われても、皆さん困るのでは・・・。
助廣の若いころ作の二尺一寸が、某銀座の刀剣屋では210万円でしたが。
824 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/06(土) 19:36:31 ID:9w6PrjrG
> 819
とにかく写真を見せてクレー。
825 :
素人:2005/08/07(日) 04:04:59 ID:CZmdeR3Z
お化粧について質問。
刃物って、普通硬い方が黒いですよね。
1.何で日本刀は逆にしてあるんですか?
2.あと、いつからそーするようになったんですか?
3.ついでに、古墳時代の直刀を研いだものがたまに博物館にありますが、それも刃は白いですけど、上古刀も刃と地を焼き分けていたんでしょうか?
上辺だけで(ひょっとすると「何か」の意図があって?)平和を唱える方々や、
左に傾いていらっしゃる方々は、マスメディアの発表に影響されて自分たちに都合の良い事しか
とりあげないと言う傾向にあるみたいですが、
ネットやその他の信頼性のある資料などで色々と調べるって事をしないのでしょうか?
もしくは調べ方を知らないだけなのかもしれません・・・。
そして、そのような方々に反論しようものなら「右翼だ」とか「右傾化」しているとかと
よく言われますが、ほんとうにそうなんでしょうか?
私自身は今の日本の流れは右傾化しているというより、
いままでの弱腰な政府と違いきちんと意見を言える正常な方向に向かっているように思います。
みなさん、思い上がりの左翼一派=マスゴミに対抗できるのは
唯一、2ちゃんねるの力です!
827 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/08(月) 00:07:51 ID:DJqN7xlx
地震がくる・・・
>>825 >刃物って、普通硬い方が黒いですよね
??
鉈でも何でも硬い方が光って、白いと思うが。
化粧研ぎはそれを協調してるだけだと。
2:今現在の化粧研ぎは江戸中期位だと思う。
3:その通りです。
>825、828
多分、一般の「軟鉄」と「鋼」を合わせた刃物のことを言っていると思われ。
普通に研ぐと、鋼部は鏡面に近くなり、光の反射に依っては黒く(暗く)見え、
軟鉄部はつや消しというか、拡散反射で白っぽく見える事を言ってるのじゃないかな?
「白い」のとらえ方が違うだけかと。
830 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/08(月) 13:24:25 ID:n2KgZjyS
>>828 >2:今現在の化粧研ぎは江戸中期位だと思う。
明治になってから本阿弥平十郎が現在の化粧研ぎを作り上げたのでは?
831 :
--:2005/08/08(月) 15:54:37 ID:idn3zqZE
先日、ひょんなことから刀を手に入れましたが
銘には「備陽長船住横山俊左衛門尉祐包作」とあるの
ですが備前長船なら知っているのですが備陽って備前の
変名か何かなのでしょうでしょうか。先輩方どうか
宜しくご教授ください。
備陽=吉備の国
日本刀の長さに就いて、かねて激しく疑問に思っていることが
ある。
二尺何寸とか三尺とか、一般的な一振りの長さって、当然当時の日本人の
体型に合わせて仕上がって来た、落ち着きどころの長さの訳でしょう?
例えば日清戦争時の日本兵の平均身長でも、150センチ有る無しってな感じ
だったんだから、それ以前の日本人は、さらに小さかったことはあっても、
大きかったことはない筈。
若し、現代の、平均身長が170センチを超えている体躯に合わせて日本刀
を誂えるなら、当然体格の向上分、長さも伸びるんじゃないかと思うんだが、
どうだろう?
俺は182センチあるんだが、二尺三寸のを持たせて貰った時、一寸短く感じた。
150センチ:二尺三寸(87.4センチ)=182センチ:x
って考え方が若し成り立つんなら、
俺の場合自分に合う長さの刀は、xの値と成る訳だよね。
150x=182×87.4
x=182×87.4÷150
=106(≒二尺八寸)
当時の一般的サイズの刀より、概ね5寸(≒20センチ)も長いことに成って
仕舞うんだが・・・。
識者の方、素人考えなんで恐縮なんですが、ご教示下さい。
定寸は時代により異なります。
戦国時代なら、自分で扱える長さ。
江戸時代になり、お上のお達しで初期には二尺八寸、最後には二尺三寸に制限されました。
体形に関係なく政治的な制限による長さだそうです。
昔教わったのは、鍔から5分離して握り、切っ先が床につかない長さが自分にあった長さ。
身長から引くことの三尺が最大長という制限も有るみたいよ。
836 :
--:2005/08/08(月) 17:23:58 ID:idn3zqZE
832さん有難うございます。日本を扶桑、大和と表記するのと
同じ感覚だという事でしょうか。その刀は幕末慶応2年の作で
「君万歳」などと隣に書いてあるので当時の長船横山祐包は
右寄り復古調の人か、もしくは注文主が倒幕派の人だったので
しょうかね。なんか歴史を感じるなぁ。
837 :
833:2005/08/08(月) 18:39:55 ID:E2m4Cida
>>834>>835 どうもありがとう御座いました。
>体形に関係なく政治的な制限による長さ
>身長から引くことの三尺
っていった制限を、お上に設けられていたとは知らなかった・・・。
早速計測したんだが・・・。
@>鍔から5分離して握り、切っ先が床につかない長さ
を測ってみたら、68センチ(≒一尺八寸)。
A>身長から引くことの三尺
私の身長182センチ(≒四尺八寸)から、三尺引くと、一尺八寸。
・・・どうでしょう、奇しくも、同じ「一尺八寸」と成りました!!!
しかし、四尺八寸の身長で、一尺八寸の刃渡りとは、一寸短いよう
な気が、どうしてもしてしまいますが・・・。
指先から鎖骨まで、という言い伝えもあるが。
839 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/08(月) 19:11:11 ID:86SG6v5t
a
1尺って30.3cmじゃないの?
だから68cm=2尺2寸4分
182cm=6尺、ゆえに3尺になると思うが...
>一寸短いような気が、どうしてもしてしまいますが・・・。
小学2年生だから。
>>84 曲尺は30.3cm、鯨尺は約38cm
刀剣は普通、曲尺ですね
>>838 それは和弓の矢の基準では?ウロオボエですが・・・
>>837 834だが
まさか真下に測ってないよな?
柄を握って腕を体側に付けると刀身は斜め前方に出る。
この状態で切っ先が床につかない長さだが。
844 :
楠:2005/08/08(月) 20:21:39 ID:li5xulLf
今、居合い用に刀を注文される方は
2尺四寸〜2尺5寸くらいが多いみたいです。
現代人は体が大きくなっているので、昔の常寸である
2尺3寸では小さいのかもしれません。
845 :
素人:2005/08/08(月) 21:32:14 ID:aprO5Dyy
>829〜830
ありがとうございました。
ご指摘のとおり、現代の刃物での見方です。
刀でも化粧のない切先は、見る角度により刃の方が白かったり黒かったり、白の捕らえ方が難しいですが。
ところで化粧研ぎしない研師って現在居られますか?
なんか、細かい刃紋なんか無視されちゃってて、無理やり白黒の境をつけられちゃってる刀を見るに如何なものかと。
>>845 大概の研師は差し込みにしてくれと頼んだら、やってくれると思うが。
差し込みで刃を冴えさせるには手間がかかるから、いやがる人も居ると聞く。
化粧伽は刃の眠い刀(村正とか)とか、焼刃にやや欠点の有る刀も鑑賞に堪えれるようにするため、一概に悪いとは思わない。
焼刃の素晴らしい刀を差し込みにしたのは自分は好きだが
質問です。
ちょっと調べてるのですが、
小刀、大小刀のサイズを教えて下さい。
とくに、大小刀の元重ねを知りたいです。
848 :
東風麿:2005/08/09(火) 00:21:33 ID:kVUBsWc+
おおこがたな、実際に見た範囲では古い物はその身幅に対して薄いと言うのが
麿の見解です。
アバウトですが、マサツネハギレあり刃長15セン厚3ミリ、出羽大乗国道
刃長25セン厚5ミリ、信濃守弘包刃長20セン厚4ミリと言う感じです。
とぎ減りも考えられますが、やはり現代物のようにゴツイ感じは有りません。
印象としては、ペタットいう感じ。
新刀初期は大振りの物が有りますが、重ね薄で短刀の代用と言うには無理が有る
ように思います。他に用途があるのかも知れませんが、わかりません。
サイズの件は、通常の拵えに付ける事が可能な刃長12→13セン幅13ミリ
なかご長6→8セン厚3ミリ以下是よりやや大きい物を大振り小刀、それ以上と
いう感じの物をおおこがたなと言いますが、決定的な数値はありません。
>東風麿氏
どうもありがとうございます。
講座の地金の種類を増やそうかと思いましてね。
850 :
東風麿:2005/08/09(火) 00:54:32 ID:kVUBsWc+
この暑いのに受講される方が居られるとは、ん・・・・・っ。
刃長は、くれぐれも十五センチ以下で願います。
推奨サイズ
刃長15センチ弱幅16ミリ厚3ミリが無難な線でしょうか。
折りたたみナイフにしてくれれば、
いつでも持ち歩いて、好きなときに鑑賞できるんですが、無理?
白鞘や桐箱は、持ち運びに不便でしょうがない。
852 :
東風麿:2005/08/09(火) 01:05:23 ID:kVUBsWc+
>851
鍛え地金を用いて、本焼の肥後の守で如何。
>849
供柄と言う手もある。
ああ、肥後の守ってありましたね。それいいなぁ…。
854 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/09(火) 16:17:13 ID:2uZb3VBI
>>849 剣恒光さん、「講座」ってHPにある「工芸製作講座」のことでしょうか?
ここに行くと剣恒光さんが指導して下さり鍔とか小刀が作れるのですか?
あと、受講料の他にかかる実費とは幾らくらいですか?
それから、夏休みの間はやはり子供と一緒に受講するのでしょうか?
もし良かったら教えて下さいませ。
>>854 そこまでへりくだって書くと
剣氏の印象が悪くなりそうで気になった
2ちゃんだしもうすこし砕けてもいいのではまいか?
856 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/09(火) 17:50:35 ID:2uZb3VBI
まいねえ
>>854 自分は、下働きなので、指導ではなく、お手伝いですね。
受講料2000円
小刀地金(刀匠が玉鋼から鍛えたもの)10k円
鐔地金(素銅)450円
(安来鋼)400円
(刀匠が玉鋼&古鉄から鍛えたもの)15000円
生徒さんは小学校4年生から、89歳の方まで。
鐔は通ってもらう事になりますね。個人差がありますが。
858 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/09(火) 18:23:13 ID:SzezAGUj
剣恒光先生、授業料払うからウメガネの仕方教えて下さいな。
私も質問です。
「刀剣の里」一度言ったことあるんですけど、
ちょっと教室にも興味あります。
鍔は(平均)どのくらいでできますか?
少し遠いところに住んでいるので。
あと剣さんの専門は何ですか?
×言った
○行った
いい加減、刀剣の里に直接問い合わせしろよ…。
えっと、質問の剣
雑談スレに移行するね。
863 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/09(火) 20:32:54 ID:6agBzhBc
現代刀を20万以下で手に入れるってオークションとか使っても
無理?短刀はなしで
難アリでよければ刀剣店でも買えると思うが?
拵え込みならオークションでも多分無理だ
刀剣屋の展示即売会に行けば、処分品みたいなカンジで売ってるよ。>20万円以下
866 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/10(水) 01:17:40 ID:dyT1ngf/
軍刀は登録所持できないのでは?
869 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/10(水) 12:57:32 ID:KcR9QKAu
870 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/10(水) 12:59:16 ID:KcR9QKAu
あぼーん
872 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/10(水) 13:40:09 ID:dyT1ngf/
874 :
弁たま皇帝:2005/08/10(水) 14:55:23 ID:bWM0CIvT
俺のうちの氏んだ爺さんが戦争中に使用していた
軍刀を持っていて戦後も磨いて
保管していたが邪魔になってコレクターに寄付したらしい。
875 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/10(水) 16:39:06 ID:rhNhmBhM
>>872 ごめん。
ビッダーズははじめから考えてなかった。
っていうか・・・
>>875 ネトオク購入も店舗購入も一長一短だからな、初心者の内は。
877 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 02:21:11 ID:M+NuhLmm
百万あれば普通の日本刀は買える?
OK
今の時期なら100万出せばかなりのものが買える。
刀匠から一から作ってもらっても十分おk
881 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 16:13:16 ID:OCiMxm4c
ところで877は百萬圓持っているのだろうか?
30代独身の社会人なら1000万円位はあるよ
883 :
872:2005/08/11(木) 18:51:06 ID:A/oLw9R3
884 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 19:36:49 ID:M+NuhLmm
てか前の方に仏教と日本刀の関係が書かれてたけど、神仏習合の歴史を持つ日本だから、刀を打つときに祭ってある神棚は仏様も祭ってるんじゃないかなと…
そりゃないと思うぞ。仏様は仏壇に納めるのが普通だろ。
886 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 20:01:27 ID:M+NuhLmm
でも祭られてる天照大神は大日如来の化身って言われてますよ。
神仏習合の名残でしょう。
今でもお寺の境内に神社(お稲荷さんとか)祀ってあることもあるし。
家庭レベルの神棚に仏様...というか仏像は置きにくいと思う。
しかし地方とかで普通の棚の上に御札(神社の)と仏像(素朴な木彫りのとか)はありそうな希ガス
888 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/11(木) 21:10:07 ID:Cbf8HVrn
昔は刀も武器のほかに神仏の化身としても崇められていたようです。
神社とかに奉納されてるでしょ。
889 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 22:49:18 ID:7TK+ZXcK
そもそも刀身に梵字や経文彫ってるし。
890 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/11(木) 22:55:09 ID:M+NuhLmm
それは刀匠が彫ったものなんですか??
>>890 >刀匠が彫ったも
刀匠が彫った物も有りますし、彫り専門の職人が彫った物も有ります。
893 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/12(金) 00:00:03 ID:KuGbeyFk
そのうち十字架やマリア像などの彫りができるかも。もしかしたらもうできてるとか、
刀身に"マリア様のこころ"の彫り物。
朝日に匂ふ山櫻花
895 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/12(金) 00:11:55 ID:Qpnn2xUK
やっぱり村正の彫り物ですな
>>893 >マリア像
見た事有り。
裏は天使が飛んでた。
鍛冶彫りはせいぜい通樋くらいでしょう。
刀身彫刻が入るとがぜん値段が高くなる。
892の好きな先生なんかに掘られたら偉い値段になってしまうと思うよ。
個人的には、美的に見ても樋以外の彫刻は必要ないと思うけど。
>>897 月山一門は彫りも巧みな人が多い。
明治月山の真の倶利迦羅龍など、見事だよ。
無鑑査の上林恒平刀匠も彫りをしてますね。
>樋以外の彫刻は必要ない
・・・・おいらの存在価値を・・・・w
899 :
楠:2005/08/12(金) 00:30:47 ID:EoPGMRBA
刀匠彫りなら関の兼信さんも巧いぞ!
尊敬する剣さん、ごめんちゃい。
そうじゃなくて居合いとか実用等にはあまりいらないんじゃないかな?ってね。
美術刀剣は彫刻が入ってなんぼの世界ってわかってるつもりです。
彫刻も元は軽くするとか、刺した後抜けやすくするとかから始まって
奉納刀剣に梵字や彫刻(倶利伽藍、独古)を入れるようになったのが始まりなんでしょ?
そういう意味では必要なくない。
ただ透かし彫りとかってほんとに必要なのかな?って時々思う。
>>900 純粋に武器としての刀には樋位でしょうね。
ただ、その刀にお守りの様な物を込めて、
不動とか、八幡様とかを入れるようになったのだと。
戦場において、その信仰の対象が、精神のよりどころになるのであれば、
それはそれで、武器としての効果があるとは言える。
欄間透かしなどは美術的要素が大だと思いますがね。
903 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/12(金) 00:46:45 ID:KuGbeyFk
たしかに…アメリカ兵が戦場に十字架の首飾りなどを持っていくのと同じかもしれませんね。
欧米だと宗教的な意味合いがな。
橋龍が政界を引退するっぽい。
日刀保の会長職はどうなるのかな?任期までは務めるの??
906 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/12(金) 14:13:11 ID:X/JrB8KH
>>アメリカ兵が戦場に十字架の首飾りなどを持っていくのと
・・・少し違うような気もするけど、まっいいか。
907 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/12(金) 15:08:17 ID:Sto8xzrf
教えてくんで恐縮ですが…
為打ち銘で、注文者の名前に「氏」とか「君」とかの敬称ってつけるのが普通?つけないのが普通?
江戸までのものだと無いほうが多いような気がするけど、現代刀の場合は大抵ついてるような気がするんですが。。。
何か決まりごとや定法があるんでしょうか?
氏、君、ってのは明治以後の風習だからね。
氏は、文字通り「氏」につく文字で本来は姓につくものじゃないし(源氏藤原氏等)
君は、長州弁で知り合いへの敬称。
ただ、今の人間で本来の姓氏が戸籍に乗ってる人はいないだろうし
使い方は適当だよ。
武術なんかやってて、免許皆伝を受けると、源太郎だの平三郎だの
氏にかんする名前が貰えたりする。
>>909 それ、普通に源氏ってかいてある。
上役を君付けし始めたのは幕末で
君と僕を使い始めたのは、明治政府。
長州藩内のお偉いさんと、明治以後に成り上がった長州藩志が
偉い人を君、成り上がり藩士が僕となのって、整合性を保っていた。
君を単に敬称とするときは、主に女性を意味する。
もしくは、天皇や藩主。
ちなみに渡辺は、嵯峨源氏。
渡辺綱に関係する。
>>910,911
おお、そうなのか。
ありがとう。為になった。自分の愛蔵品の由来が一つ分かったよ。
水心子の甥と言われる氷心子入道の小刀で、為秋葉君と言うのが有るが、(所載)
エライさんだったのかな?
913 :
907:2005/08/13(土) 00:00:42 ID:LjFvYoIP
みなさん有難うございます。
古いものでも氏や君付けがあるんですね。
でも多数派は呼び捨て(?)なんでしょうか。
実は注文打ちで作刀をお願いしまして、
為打ち銘もいれてもらう予定なので、
どんな風に入れるのがいいのかって思ったもので。
お願いしている刀匠さんは敬称無しで入れる積りのようです。
「自分のための一振り」ですかぁ。いいなぁ…。
>>913 注文打ちをお願いしてみたいと思っています。
刀の種類、長さ、予算など指定できる項目はどのようなものでしょうか?
あるいは、どのくらい刀匠さんまかせにできるものなのですか?
よかったら教えて下さい。
916 :
楠:2005/08/13(土) 01:27:18 ID:j5EMrClf
長さ、刃文、重さ、反りは注文できます。
価格については人それぞれなの、本人と相談したほうが良いと思います。
おおまかな所は注文できるよ。
もっとも、長光の乱れ写りの地にに清麿の錵乱れとか、無理な注文をされても困るだろうが。
正宗賞とれそうw
模擬刀じゃないんだからなw
にしても、注文打ちとは羨ましいなあ。
920 :
907:2005/08/13(土) 09:33:32 ID:P9n67TEn
>>915 私の場合は、刃長、重ね、反り、身幅、柄の長さ、重さを指定して、
あと、腰反り気味で小切先っていうお願いをしました。
刃紋などについては刀匠さんの得意不得意もありますし、
そもそもその刀匠さんの刃紋や鍛え肌に惚れこんでいたので
全く口出しはしませんでした。
予算は軽自動車が新車で買える程度の予算があれば拵え付きで頼める
と思います。
921 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/13(土) 11:08:13 ID:Tx8TtgPZ
>予算は軽自動車が新車で買える程度
短刀ならばそんなにしないよね?
20〜30万?・・・もっと?
922 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/13(土) 12:14:15 ID:lTCdcmf7
ぜんぜんするよー、刀匠の知名度にもよるけど短刀だって70〜80万くらい
注文なら平気でするよー
923 :
楠:2005/08/13(土) 13:46:20 ID:j5EMrClf
白鞘にすればもっと安いし
研ぎ無しの打ち下ろしにすればもっと安い。
中古になるとあっという間に3分の1
人間国宝のなら、半分くらい。
人間国宝の注文打ちで800万円くらい
無監査で400万円
名門出身の中堅クラスで、何か特長がある人のがお買得なのではないか。
実力もあって熱心に取り組んでくれる
927 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/14(日) 17:33:49 ID:GBoSfRR7
日本刀って刃に触れただけで指が切れるって本当?
その日本刀が超音波で振動していればね。
929 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/15(月) 00:14:57 ID:L2eAscZ2
927さんへそんなには切れまへん、昔の本で「梅干と日本刀」という本が
あったけどカミソリの刃の角度が当然良く切れるけど、日本刀は物に当た
るときの刃の角度がカミソリに近くなり刀身の重量が加わって切れるんだと
さ、間違ってたら御免
>>929 補足すると振って切る場合、刀の反りの為、引き切りのようになり、実際の刃角が小さくなる。
そのままさわっても、鉈ぐらいの刃角な為、そんなには切れない。
931 :
927:2005/08/15(月) 12:47:38 ID:5+xdg17l
そうなんですか。勉強になりましたありがとうございます
932 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/15(月) 13:37:50 ID:F5p/17yL
933 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/15(月) 18:49:35 ID:MPurRgUw
>>932 剣鉈と申請し,目釘穴と「はばき」がなければ日本刀とはされないそうだが.
とは言え40センチまでの剣鉈しかないが,75センチの剣鉈を造ってくれ
ないものか,両手持ち竹伐り剣鉈とか称して.
>両手持ち竹伐り剣鉈とか称して.
なぜノコギリやチェンソーではイケナイのか、を理路整然と説明出来れば作ってくれるでしょうな
75cmどころかメーターオーバーの刃物も色々作られている事ですし
935 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/15(月) 20:17:05 ID:2ix0AZoE
936 :
藁:2005/08/15(月) 20:27:17 ID:eZWiGG/W
くだらん・・・・無駄じゃ、無駄じゃ・・・
937 :
東風麿:2005/08/15(月) 22:03:12 ID:fNMWjszP
>935
この値段なら、そこそこの脇差買えちゃうわなあ。
938 :
藁:2005/08/15(月) 22:15:36 ID:eZWiGG/W
しかしこれを、ダマスカスで作ったら買ってやらん事もない。
939 :
東風麿:2005/08/15(月) 22:27:03 ID:fNMWjszP
ダマシスカスのばやいは、割り込み鍛造で本焼ではないようですな。
940 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/15(月) 22:36:21 ID:kvX8h86e
肥後守のような構造?
現代刀かぁ
943 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/16(火) 20:27:17 ID:/uyU24Wr
加藤清志と言うナイフをメイン?で作ってる刀匠がいますが
刀匠としての腕はどうなんですか?
知ってる方がいましたら教えてください。
四尺で本当に欠陥なしなら、ギネス級
945 :
市 ◆CRdmCEc.aI :2005/08/16(火) 20:52:40 ID:eS7sEUiy
神社への奉納刀がどうしてネットオークションに?
登録証の写真もないね.
まさか…盗品?
>>945 写真の白鞘を良く見ると二本打ったうちの一本だと書いてある。
948 :
市 ◆CRdmCEc.aI :2005/08/16(火) 21:11:33 ID:eS7sEUiy
じゃあ出来が良いほうは奉納して、出品してるのは余りということ?
そういえば注文をうけたときには二、三本はつくって良いほうを選ぶと
誰かか言ってたような言ってないような・・・
あれ?
…オレも、奉納刀だと説明された無銘刀もってるよ。盗品…なの??
950 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/16(火) 22:25:14 ID:KhBztP4+
そうだったら罰被りなうえに盗んだ奴許さん。
奉納刀って必ずしも市場にでるって事はないのか
952 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/16(火) 22:51:22 ID:euMTBQE8
奉納刀も市場に出ることはあるよ、うちの知り合いが奉納刀をお寺から買った
ことがあるから。お寺も本堂の改修工事なんかでお金が入用になると放出することが
あって、結構良い物が多いんだとさ。
つかあの手の刀にはほぼ確実に影打ちがあるはず。
そういったものが出回る可能性もそれなりにあるだろう。
問題は奉納されなかった刀を「奉納刀」というのかどうか。
954 :
市 ◆CRdmCEc.aI :2005/08/16(火) 23:36:14 ID:eS7sEUiy
説明みるかぎりじゃ「奉納されてた刀」みたいにとらえちゃうんだがな。
盗品だなんてありえなくないか?神社に入ってまで・・・でも仏像盗まれる事件もあるからなぁ。
上でも書いてる人も居るが
改修なんかで金が居る時は奉納された物を放出する場合も多い
何かのお礼として出す場合もある(刀剣類はメンテナンスに金と手間がかかるから)
盗品も当然あるだろう
祭りに使う火縄銃や能面なんかを盗んで行くアフォも居るからな
三尺以上でも並大抵の技量じゃできないって聞くし、
四尺って桁外れにすごいなぁ。
もっとも、置き場所がないし、手入れが大変そうだから買わないけど。
957 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 01:17:25 ID:Z+pXyTsM
神主が金に困って売ることが間々あります。
大学の連中に聞いて驚きましたが。
しっかしごつい刀だな
元幅も通常の刀の倍ぐらい
ハバキも
959 :
研ぎ師 ◆jMCZHt8jzg :2005/08/17(水) 07:55:22 ID:qS1PeQx+
斬馬刀より長いから実戦で使うことは不可能、だと思う・・・・多分
使える人は名乗り出てください
大宮の氷川神社って、
皇族が参拝する最上ランクの神社じゃなかったっけ。
お金に不自由して処分するとは思えないし、
鞘書きの「二振り作ったうちの一振り」=影打ちでしょう
961 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 11:22:36 ID:Mzj3VdKt
今手に入る古刀、新刀の剣は、たいてい寺院奉納用のものと思います。
大和ものの無名は間違いなく奉納用でしょう。少なくとも実用ではない。
これ、造ったのが63年で磨いだのが平成7年かい?
8年間も放置だった訳だ
963 :
東風麿:2005/08/17(水) 14:24:17 ID:xmS3CHVm
>961
そうでもないよ、修験道の修行者が九字を切るのに用いたり、千日回峰行の
行者が自決用に発注した。
>962
砥ぎだいいくらか知りたい物です。
964 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 15:56:26 ID:Mzj3VdKt
>>963 そういうことに用いられた(修験者用の)剣って長さはどのくらいですか?
いまよく見る剣は短刀ほどのものが多いようだけど、もっと長いのを使っていましたか?
一度で良いから振ってみたいな、一メートル越える刀。
967 :
東風麿:2005/08/17(水) 20:19:47 ID:xmS3CHVm
>964
修行中携行に便利なように、一尺以下が好まれたと思うが。
柄に三鈷杵をあしらったりしてます。
968 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 21:14:33 ID:ZRf4Q5Cj
>>960 痔元の者です。神社の処分品ではなさそうです。
氷川神社にこんな奉納刀がおさめられていたとは知りませんで
すた。いちど展覧会をしてもらいたいものですね。
>>966 おもいぞ、手入れ出来ンぞ
応援団の団旗上げ状態で、もう一人が手入れ。
マジできつい
これ、アメリカで売れば倍は硬いな。
研ぎ代以前に、
こんな仕事を受けてくれる研ぎ師がいるかどうか。
973 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/17(水) 23:18:14 ID:H4b9iSZh
寺に刀が奉納されることがあるんですか?神社なら分かるけど…
4尺のを2尺にすりあげて、超ごっつい下品な刀にするのはどうだ。
976 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:18:43 ID:TSFXOOMV
>>973 寺社が奉納を受け入れる条件は古来
1.権力者等からの奉納
2.応分の寄付金(財物の寄進)
の2つの内どちらかで、実際に奉納する物自体は、その辺の石ころでも可。
奉納された物品の処分は基本的に寺社の判断による。
良い例が、合格祈願の絵馬。
アレの料金は板切れの代金では無く、寺社への寄付金。
だが、奉納された絵馬が末永く大事に保管されるとは思えない。
刀剣も推して知るべし。
977 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:36:22 ID:UMrdivPl
>>376 日本刀ならすとも、固体には必ず強度(正確には、強度と靭性)は
存在します。しかしそれを確定するにはそのものを壊すしかない。
よって壊さずに、そのものの強度は確定できないという悲しい
ジレンマがあります。
しかしそれでも、様々な機械、構造物を設計するには強度の大小関
係を予測するしかない。予測とは科学的な衣をまとうが、結局は確定
ではなく、高度な憶測なのかもしれません。機械に組み込まれる材料
を破壊して強度を確定するのではなく、その材料と同質と見なされる
と仮定したものを試験片に加工し、研究室内で破壊しその強度を計測
しそのデータを元に、力の懸かり具合を計算し、装置を組み立ててゆ
く、これが今の科学的な手法の実態です。そのような研究分野の中
で非破壊検査法というものがあり、壊すことはできないが実物へX線な
どの特殊線源を用いたりして可視光で見えないものを見ようとしたり
する技術があります。
美術鑑定には詳しくないのですが、美術というものが合理的理由の
支持なしに精神や文化の動力学により存続しているのは理解している
つもりです。しかし、一方では詩や絵画とは違い、刀剣は武器として
合理的に機能することを期待されて作られた時期は数百年以上あったはず。
強度という壊さないと見えてこないというものをを見ようとする当時で
は非破壊検査のような鑑賞法が現代の鑑定手法につながっていると見るの
も純美術的見地と対をなす考え方ではないでしょうか。決して、私は科学
万能論者ではありませんが。
978 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 00:37:24 ID:UMrdivPl
>>376 日本刀ならすとも、固体には必ず強度(正確には、強度と靭性)は
存在します。しかしそれを確定するにはそのものを壊すしかない。
よって壊さずに、そのものの強度は確定できないという悲しい
ジレンマがあります。
しかしそれでも、様々な機械、構造物を設計するには強度の大小関
係を予測するしかない。予測とは科学的な衣をまとうが、結局は確定
ではなく、高度な憶測なのかもしれません。機械に組み込まれる材料
を破壊して強度を確定するのではなく、その材料と同質と見なされる
と仮定したものを試験片に加工し、研究室内で破壊しその強度を計測
しそのデータを元に、力の懸かり具合を計算し、装置を組み立ててゆ
く、これが今の科学的な手法の実態です。そのような研究分野の中
で非破壊検査法というものがあり、壊すことはできないが実物へX線な
どの特殊線源を用いたりして可視光で見えないものを見ようとしたり
する技術があります。
美術鑑定には詳しくないのですが、美術というものが合理的理由の
支持なしに精神や文化の動力学により存続しているのは理解している
つもりです。しかし、一方では詩や絵画とは違い、刀剣は武器として
合理的に機能することを期待されて作られた時期は数百年以上あったはず。
強度という壊さないと見えてこないというものをを見ようとする当時で
は非破壊検査のような鑑賞法が現代の鑑定手法につながっていると見るの
も純美術的見地と対をなす考え方ではないでしょうか。決して、私は科学
万能論者ではありませんが。
979 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/18(木) 13:01:38 ID:FlX6sLxO
奉納について
大まかな話しですが、
神社へは太刀、または打刀、
寺院には剣
を奉納した例が多いと聞いたことがあります。
神社で奉納された太刀などを宝物館などで見る機会はありますが
寺院で剣なり刀なりを見せてくれるところは少ないように思います。
何故でしょうか?
寺院に宝物殿があるところが少ないから。
奉納品がたくさんくるから、
宝物倉を作ったんじゃね?
元々は武器の収蔵庫を建前上、奉納品の保管施設ってコトにしてたらしい
今はグダグダだけど、昔は寺社は独立した組織で領地も持てたし権力もあった
自衛の必要があるので(この辺はお察しください)兵も持てば武器、食料も備蓄した
>>969 手入れだけで二尺弱〜の一般的な刀の何倍の時間、丁子油etcが必要ですね。
研ぎ代だけで幾ら掛かるかと思うと( ;゚Д゚)
984 :
東風麿:2005/08/18(木) 22:32:50 ID:Z/UcvnVS
>982
金光明四天王護国の寺でも、壬申乱に際して所蔵の刀剣類を出蔵してますが、
正規に戻された記録が無いうえに、損傷の為か差し替えられたもの多数有りと
言う事です。
愛媛の大山祇神社の奉納刀(武器、武具多数)。
源平の合戦の頃の実戦使用された(刃こぼれ、棟の切込み傷)大太刀、長巻き
などがあるけど当時は「戦勝のお礼」として研ぎ直しもせず
そのまま奉納が一般的な考え方だったんだろーか?
今となっては当時の状態で残していたほうが歴史的価値の面から見たら良いですね。
987 :
東風麿:2005/08/19(金) 11:29:25 ID:r/b47XCH
埋め立て中
>985
大三島、国宝の島。一度逝かねばと思うのだが坂東の地からはいささか遠し。
>986
そのダメージの状態をデーターに起こして研究したら面白ソ、近くの夏厨は
自由研究のテーマにすべ氏。
988 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/19(金) 16:26:44 ID:PtdyIhGR
大山祇神社の刀剣は展示方法は仕方ないとして保存悪すぎではないでしょうか?
パンフレットの写真などは力を入れて撮っていますが、実際に展示されている刀剣が
年々傷んでいるのではないかと心配しています。
ガラスのショーケースだけど
なんかたんなる物置みたいな感じだよね。
保存状況はあんまりよくなさそう。
990 :
名前なカッター:2005/08/19(金) 18:56:12 ID:Kq0XBrJa
油が刀身から垂れているのを見た
991 :
名前なカッター(ノ∀`):2005/08/20(土) 02:21:30 ID:s1BrleBG
あと、神社には鎧の類や馬もかなり奉納されています。
馬の場合生き物なので死んでしまい、墓になったり、鞍が残されたり、変わった例では
頭蓋骨が残されています。
スレ違いですが。
埋めよか
鉄が蒼い
冴え渡る鉄
剣を打ってたんだが、早く冷ましたかったんだ。
それで、水に突っ込んでみたら、曲がっちゃった・・・。
ただ捨てるのももったいないので、試し斬りしてみたら、
これがよく斬れるんだよね。
反った側で斬ってるとそのうち折れちゃうんだよね。獣の爪みたいなカンジで、引っかかっちゃう。
で、逆だと、スッと斬れるみたい。
だったら、良く斬れて長持ちするように、
片側にだけ刃をつけてやればいいじゃん。って。
ただ、これまでの様式美ってのもあるから、
いきなり全部を片刃にするのもなぁって思っちゃったんだ。
で、つくったのが、
いまでは『小烏丸』って呼ばれてるみたいだね。
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