ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第2.2章
1 :
なまえ_____かえす日 :
2006/01/28(土) 20:46:50 ID:jWQyw8uh
2 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/28(土) 21:31:30 ID:KZtFWe38
おつです。 スタジオジブリにより映画製作中。 3巻がベースになるようですね。
3 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/29(日) 03:49:21 ID:2omx/sgE
乙。 どうせなら影との戦いを映画化してくれれば良かったのに。
冒険ものとして見るなら、やっぱり影との戦いだよなあ。
5 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/29(日) 07:28:31 ID:z9nxgoET
このスレは何としてでも1000到達して3章に持って行きたい 1スレすら985で落ちてるし
ゲドやアレンの声はきちんとしたベテラン声優を使って欲しい。 有名でも下手糞な俳優は願い下げ。
7 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/29(日) 17:59:10 ID:z9nxgoET
息子殿下のブログで プロ声優じゃない人がやると公表済み
映画にはテハヌー出るらしいしね。「少女」で。 息子の中にも原作クラッシャーの遺伝子は健在か。 まあ3巻女っ気ないししょうがないのかな・・・ 映画は映画できちんと面白いもの作ってくれればいいけどな
少年文庫で出ないかな〜高いよ
10 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/30(月) 19:25:25 ID:kfwSQNiD
映画化決定したことだし 今回は楽勝だろ と思いきや 今回もスレ消滅の危険との戦いになりそうだ
と、とにかく20レスだろ! ほしゅ。 ゲドの人種が気になるところ。 竜に手を差し伸べてるのはアレンかな
という話だ。 実際どうなってるのか知らないけど。 ルグィンのファンタジー評論「夜の言葉」持ってる人いるかな。 ゲド3巻はルグィンいわく「もっとも出来が悪かった」巻らしい。 成長(1巻)と結婚(2巻)は経験したけど、 死は未経験だったからなんだそうで。
それはまた・・・ 3巻の死の表現には衝撃を受けたな。 かなり恐ろしくて、寝る前に悶々としてたのを覚えてる。
3巻まで読んだが 1,2は面白かった でも3はいまいちよくわからんかった
16 :
なまえ_____かえす日 :2006/01/31(火) 10:16:26 ID:3NSzjTDA
オール白人の映画だったら最高だなw やあゲド はさすがにやらないだろうけど
>>14 「3部作の中で一番完成度は低いが一番気に入っている」って書いてるよ
18 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/01(水) 10:39:51 ID:2efIRie3
即死回避上げ
>>13 図書館で読んだ。そんなことかいてた希ガス
最近のファンタジー批判が面白かったな。
ハリポタとかぼろ糞にいいそうだ。
スレが即死しまくりなのかよ? 勘違い書き込みでも歓迎だな。
ゴローが魔法はただの戦争の道具にはしたくない と書いていたそうだが、それもグインのファンタジー理念に沿う のかもしれない。
世界中の原作ファンから非難されまくりにならなければよいが・・
ていうか岩波は「夜の言葉」をさっさと復刊しなさい。 あれを読んだらファンタジー観ががらっと変わっちまったよ。
25 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/01(水) 18:34:04 ID:OL8Ve6v0
>>20 せめてジブリの宣伝が始まれば 峠は越えるだろうけど
それまでは油断出来ないな
26 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/01(水) 18:34:34 ID:F0h+FHcS
昔のスレ見られないんで、 即死しなかった過去スレでどんな話してたのか知ってる人はおせーてください
んだば。 「あの男をいっしょに連れてくなんて、なさらないでしょう?」彼はきいた。 「そりゃ、あの男次第だ。」ハイタカは答えた。
あのメンヘル染師はたいがいトラウマになった。 特に影絵ふうの絵がね……w
今日ナウシカやるけど、ゲドの宣伝入るかな?
はいらなかったあよ
SFとラノベと児童書3つの板にスレが立つってのもなんだかなぁ
なんで? 有名な作品ならままあることで。 指輪にナルニアなんかだともっと立ってるし。(得ろ派炉なんかにもね〜w)
三巻読んだ。 大賢人ゲドのもとで働きたい。
35 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/11(土) 03:46:14 ID:XKWBcIxK
立つこと自体は悪くないんよ 存続出来れば 公開されれば嫌でも嫌でも祭りだがな・・・
ジブリの監督日誌読んできた。テルーがヒロインになってるんだね。 2月下旬には予告編がかかるらしい。 日誌読んでる限りでは面白そうなんだけど・・・お手並み拝見。
テルー=テハヌーがヒロインということは竜の娘であることを明確にする必要があり とするとテハヌーも旅についていって竜と出会う可能性があるわけだ。
38 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/14(火) 09:12:15 ID:H5E7XM3P
大賢人・ゲド役に、菅原文太
39 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/14(火) 09:28:56 ID:LAh4HjIk
アレンにV6の岡田君キター!!!!!!!!!!!!!!
まあキャスティングはどうでもいいや…… ジブリだから下手な仕事はないだろうし 問題はやっぱりヘタレ風味になりそうなシナリオ
でも、劣化激しい下り坂の親父殿より 周囲も全力サポートしているだろう息子の方が 期待してみようかなという気にはなる
期待というか様子見だな。 ファンの声とは裏腹に親父に作らせてももうダメなのは同意。 まあ息子のブログ読んでる限り、どうもオツムの暖かそうな人に見えるので むしろあんまり製作に深入りしてないことを期待。
なんか、アレンで一巻やる気なのか? どうもなぁ、メディアが変われば別物になるのはわかる。 けど、ゲドだけは妙なモンにしてほしくない。 せめてアニメーションとしてまっとうな出来になりますように。
漏れは逆にシナリオはしっかりしてると予想(というか宮崎父作品はシナリオがない) 心配してるのは、やっぱり動く絵として宮崎父作品と同程度の水準に達しているかということ シナリオだけ同人誌で読んでればいいや。。。てな作品になってたらガクブル
岡田のセクシーボイスでアレンが動くなら、もうそれだけで良い…
違う。って感じだけが大きくなっていく。 ストーリー改変される、とかいう問題じゃなく。 ゲドの、デザインと声の組みあわせ。狙ってる所がズレてないか? アレンの声がジャニタレって……いや、演技の質はわからんよ。ただ、 タレントのファンが喜ぶような華やかさの対極にある役じゃないか。 影に追われてのはアレンらしいけど、ゲドがいる。 では、自分と向き合う孤独な旅はどこへ? 冒険する少年と、介添えのオールド・ワイズマン? そんな、甘い。 なぁ、考えすぎだよな、勘違いだよな。
47 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/15(水) 21:38:53 ID:9DGT5kXD
広島弁で喋るゲドもいいなあ わしゃあ、この大賢人ちゅうんが今までなっちなかんで、いっとうくだらんと思うちょるんよお
ロークには9人長がいるがそれぞれに重要な役割がある。これも全部俳優にするんだろうか。
モノリスが円形に9本立ってて、発言中は赤ランプがつくわけだ
>>40 過去ジブリのタレント声優で「下手な仕事じゃなかった」のがあれば教えて欲しい
ラピュタの時はまだちゃんと声優使ってたから、寺田に関しては今のタレント起用とは
全く違う理由での起用なんで例外ってことで
>50 同じく「ラピュタ」の初井言栄。これも同じ作品だから例外かな。 個人的には声優以外の起用で成功していたのは「ラピュタ」で、以後は失敗だと思ってる。
美輪あきひろはスゲェと思ったよ、加藤治子も流石だし。あの辺は声優食ってた。 石田ゆりこ、キムあたりはゴミだけれども。
美輪は美輪以外のなにものでもないと思ったが。 あと有名なタレントや俳優だと顔がちらついて鬱陶し過ぎ。
>あと有名なタレントや俳優だと顔がちらついて鬱陶し過ぎ。 っていう人よく見るけど、 有名な声優だと他のキャラクターの顔がちらついて鬱陶し過ぎ。 とか、ないわけ? 前にもどっかで聞いたんだけど回答もらえなかった。
美輪は確かに凄かった。あのレベルなら全員タレントで良いのよ。
声優に関しては興味ないからわからん。覚える気ないし。>54 つか、そんなに声の使い分け出来ないものなのか、プロの声優って。 聞いててヘタレすぎなければ、本職でもタレントでもどちらでもいいよ。
>>54 顔を良く知ってる俳優に比べればはるかに少ない。山寺なんかは顔の露出がタレント並
なので、CM見ても顔が思い浮かぶが、実際に彼の吹き替え映画を見ると、あまりに芸達者
なのでそれも吹き飛ばされてしまう。また、良い声優は声の微妙な変化や
しゃべりかたで別人のように感じることがあるが、声優の経験の少ない
俳優は声だけではなく、顔の表情や体の動きも加えて演技することに慣れているためか、
微妙な声のニュアンスにおいてはやはり劣っていると思うことが多い。
声優も今時のアニメに適応してしまうと、作画面の手抜きっぷりを カバーするような演技巧者になってしまう。 それはジブリの求める声ではない。
それは声もふくめて過剰な演技をしたがる俳優についても同じことが言えるはず。 実際には声に特徴がありすぎる俳優タレントを選んでいることも多々。
60 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/17(金) 01:33:57 ID:TfHnueJd
声優オタキモ過ぎw
61 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/17(金) 02:21:34 ID:JbQV+ZT0
62 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/19(日) 14:41:07 ID:qIRSeC+c
このスレでは猫の恩返しを見たやつは少ないだろうが ルーン王子役の山田孝之にすれば良かったのにな
てかさ。 ジブリは、声とか演技とかストーリーなんてどうでもいいんだよ。 絵だけ見てもらえればいいって、考えてるんだよ。
うわ、日テレで予告版やってたけど テナーまで出てるし影の話題やってる 1〜3までの話題をごちゃ混ぜか もう駄目だ
1〜4巻までじゃない?
とりあえず6時の分からだけでも見て取れたのは、 ゲドがテナーと夜出会ってる 旅は最初はゲド一人→途中でアレンと出会う 原作にあったホートタウンの商売女らしいのが出てくる アレンの左頬に途中からでっかい傷のようなものがある テルーの左半分はブラックジャックみたいになってる
>アレンの左頬に途中からでっかい傷のようなものがある それ、傷っつーか単なる汚れじゃない? アニメで負傷を表すお約束表現みたいな。
ぜんぜん綺麗じゃんテルーの顔、と思ったけど肌の色が違ったのか 3〜4巻やるっていっといてテルーやテナーやゲドの悩みは全部なしですか それってすでに4巻じゃないじゃん
アニメ版順調に崩壊しているようですね
>>67 影にひっかかれた時の傷と見るのが自然だな。
一巻の焼き直し説が正しいなら。
にしても、なんかアレンとテルーがキャラかぶるんじゃね?
傷をなめあう主人公カップルてイヤだな。
傷に関しては、私もアレかとおもってたが、もう一度見なおしてみたらアレンに首輪がついてたので 途中、奴隷にされたときに殴られてついた傷と考えたほうが妥当かもしれない。
シュナの旅みたいな 結局名前だけ借りたウリジナルストーリーか。
予告を見る限りでは、原作3巻の出だしの部分のみのようで 最初一人旅に出たゲドがテナーに会いに行く 途中でアレンと出会い宝剣の由来などを話してるうちに 道中をともにするようになる。 ホートタウンにて船をおり、ゲドと町にゆき商売女と話す。 (その結果、あるヤク中の魔法使いのことを教わり、彼に 接触してるときに襲われたのであろう) アレンは奴隷としてつかまってしまい、頬に傷を負い、首輪で拘束される。 冒頭の出だしは違うが、それなりに原作に沿ってるように見える。 しかし、テナーがどこで関わってくるのかがさっぱりわからん。
最後、テナーじゃなくテルー=テハヌーの間違い。
ロークにおさまる大賢人ゲド、長どもの引き留めを無視して旅立つゲドは見られないのか。 つまんねーな。
ロークの九賢人のゴタゴタっぷりを楽しみにしていたのに…orz
>>73 3巻ベースにして、1と3〜5の物語を詰めた?って印象受けたなぁ。
(5も入ってるのか?と思ったのは、テハヌーがお年頃だったからなんだが)
そうなるとジプリのトップにある竜って、3巻のヤツとは限らなくなってきたような…
一体何時間くらいの映画になっているんだろう…
そしてコレを見たら、女史は何と思うのだろう…
ドラマ版は、見てお怒りになったそうなんだが…
80 :
なまえ_____かえす日 :2006/02/26(日) 12:03:18 ID:YxUAqK4M
ゴメン後一つ気になった事。 大賢者の名前、ゲドってはっきり明記されてたって事は… ハイタカは…?ねぇハイタカは…?
確かに「ゲド戦記」ってタイトルはまずいよな。 アニメの内容は3巻以降が中心で、ゲドが主人公じゃないみたいだから、 原作読んでない人にしてみれば、タイトルが脇役の「本名」っていう 訳の分からないことになる。
アレンから見たゲド。 つまり壊れていく親父の話ってのはどう?
「ゲド戦記−−大賢人の末路」 ってか。
84 :
報告の長w :2006/03/01(水) 22:25:41 ID:0tloVJvB
初歩的な質問だけど、呼び名と真の名の対応って 呼び名 真の名 アルハ テナー テルー テハヌー ハイタカ ゲド アレン レバンネン でいいですかね?名前を奪われたあとにつけられた、「アルハ」の位置付けがいまいちよくわからん。
テナーはもともと「真の名」が機能しないカルガド人。 なので、アルハは「ダライ=ラマ」のような継承名。 テナーがゴントで使っていた時の名前「ゴハ」も、支配されない為の 通り名ではなく、単にテナーであることを知られない為の偽名。
カルガド人に「真の名」って概念あるの? アルハというのは大巫女としての名前で、呼び名と真の名っていうんじゃないと思ってたけど。 テナーっていうのは大巫女が生まれ変わって、生まれたところでつけられた名前で だから生まれ変わりとして彼女が発見さられたら、その名前はいらない名前になるのでは。
88 :
87 :2006/03/02(木) 00:33:25 ID:FC7zRJkQ
ごめん。リロードしなかったらレスかぶってた。 あと「発見さられたら」→「発見されたら」でした。
とすると、「テナー」って真の名じゃないのか。 あと真の名はそれぞれの個体に産まれつき備わっていて それを魔法使いやまじないババアが見つけ出してるだけなのか と思っていたが、人種によって異なるとすれば、そうでもないのか。
>>87 2部でゲドが教えられたわけでもないのにアルハのことを「テナー」って言ってたので
てっきりあれは真の名を発見しそれを読んだとばかり思っていた。
日本人に洗礼名がないように、西洋人に幼名がないように、 カルガド人には真の名ってないんじゃないのかなぁ。 繰り返しになるけど、「真の名」っていう概念がカルガドには存在しないんだと思うんだよ。
なるほど。ただ、たとえば動物自身には真の名という概念はないけど、真の名は存在する。 だから、概念の有無と真の名の有無というのは異なるものであり、たとえ概念を持たなくても カルガド人にもに”真の名”は実存してはいるのではないか?と思っていた。5巻あたりに その辺いろいろ書いてたようなので、また読みなおしてみようと思う。
93 :
報告の長w :2006/03/02(木) 16:17:39 ID:OCetjo0w
前回、内容を書き忘れてしもうた。一応追記しておくのでな──
†【ゲド戦記の部屋】
プロジェクト・ゲド(PROJECT−GED)内容一覧。
http://www.asahi-net.or.jp/~HS2T-TKG/index.html 【真の名を語る】……入室する時に門番との駆け引き。
【長の名を語る】……退室する時に門番との駆け引き。
【朝・昼・夜】……背景・文字・音楽が時間によって変化。
【占い】……作品の内容に因んだ光の占いと影の占い。
【スロット】……ファンタジックなスロットゲーム。
【謎解き】……賢者の証・竜の勲章・全き者の印を獲得する。
【のろいのランプ】……好奇心に負けてさわってしまうと…。
【クイズ】……初級・中級・上級・最上級の問題が30問以上。
【マニア度チェック】……Yes、Noだけでマニア度を診断。
【お宝探し】……様々な場所に散らばっている宝を発見する。
【対話】……登場人物との会話システム。オタクも参加。
【まじないの修行】……術の修行。失敗すると化け物が…。
【美術館】……作品の映像化に挑戦。
【リレー小説】……「ケト戦記」謎の10人目の長を探す物語。
【アチュアンの迷宮】……墓所の地下を探検するRPG。
【ホーゲンの旅路(β)】……未知の大地を冒険するRPG。
【ドラゴンカードで勝負】……ヒスイとゲーム。殴る機能付。
【アースシー珍品発掘隊】……4つの珍品を発掘するゲーム。
【賢人語翻訳機】……通常の文章を賢人達の言葉遣いに変換。
【竜王語変換器】……通常の文章を竜達の言葉に変換。
【オジオンの一日】……リアルタイムのシミュレーション。
【空想の部屋】……もしも〜が〜だったら、というシリーズ。
【賢人の目】……あなたの詳細情報を賢人が教える。
【愚者賢人との不毛な雑談】……幻の老人との会話システム。
しかし全ては謎。
>>93 一般サイト晒すなよ。
わざわざ追記もイラネ
みんなわざとスルーしているのが分からないのか?
>>94 たぶん、管理人があちこちにマルチで宣伝しているんだとおも
サイトでかなりはしゃいでいたからな…
報告の長wって空気の読めないロートルオヤジの悪寒。
テナー=真の名(ハード語圏視点…魔法使いが存在するので 別に「呼び名」をつけなければ危険) =「名前」(カルガド帝国視点…そもそも魔法使いが(一応) 存在しないので、普通に日常生活で使う。 危険だとか力があるとかの外伝P448のような 意識そのものがない) 根本が同じで考え方が違うだけじゃないかなーと。 (名前の付け方も異なってるようだけど) 私もカルガド人には(ハード語圏で言うところの)「真の名」がある、 と思う派。(カルガド人にとっては単なる「名前」) > 「ゴハ」も、支配されない為の > 通り名ではなく、単にテナーであることを知られない為の偽名。 ハード語圏では、呼び名をつけることが常識だから、 単になりゆき上ついただけのものじゃないかと思ってた。
作品中では魔法が社会的な力でなく物理的な力として作用してるし、 カルガド人もハード語圏人も同じ生物種なので、 おそらく魔法はカルガド人にも物理的な力として効くだろう。 言い換えるとカルガド人にも「名前の掟」は働く。 もっと言い換えるとカルガド人にも「まことの名」はあるはず。
>>97 真の名はある程度の年齢に達したときにまじない師または魔法使いが
本人の中から見つけ出して彼or彼女に知らせるものだから、うまれたときから
そう呼ばれていた「テナー」はハード語圏の意味合いでも真の名ではないんじゃないの?
「真の名」はその存在の本質を現すもの 子供が真の名を貰えないのは、まだ自我が確立されていないからかもしれない。 真の名を与えられた人間は、以降、それが自分の根幹であり本質と見なす。 だから、真の名を握られると、根幹を押さえつけられたと認識できる。 逆に、カルガド人は名前に本質を求めていないから、名前では魔法が掛けられないか または魔力を持った人間が存在しなかった為に、名を知られただけでは実害はなかったのかも。 ところで、テナーは、自分の本質を、アルハになる前の「テナー」にあると認識したのでは? だから、テナーが彼女の真の名になったと思うんだが。
私は真の名というのは人間一人一人にあらかじめ備わっているものだと思っていた。 この場合、真の名は魔法使いなどに発見してもらう以外にはわからない。本人にすらわからない。 したがって魔法使いがいないカルガドで真の名を知ることは不可能ではないだろうか? という疑問が出てくる。 一方もし、>>自分の本質を〜テナーが彼女の真の名になった、 の部分が妥当なのだとしたら、ハード語圏の少年少女もある程度の年齢になれば 自然に自分で真の名を発見できるはずではないだろうか?という疑問も出てくる。
>自然に自分で真の名を発見できるはずではないだろうか?という疑問も出てくる。 ハード語圏の人間にとっては魔法使いに儀式で授けられるものこそ真の名、という文化の元で育ってるから 発見したりはできないんじゃないかな。それこそ自分の本質なんて判ろうと思っても簡単にわかるものじゃないし。 でもアイリアンみたいにこれは違う、とか偶然通名と同じ立ったりする奴もいるかもしれない。 レバンネンとかわざわざ名前明かして王になってるのはどういう意味があるんだろう。 判るような判らんような。真の名は信頼してる人間にしか明かさない、ってところから万民に信頼してほしい からこそ公表したのかな
>>100 もう1つ疑問なのは、テナーという名前は産まれたといきから
家族につけられた名前であるという点。カルガド人が本質を現す
名前を見つけてつけたわけではないだろうから、それなりに恣意的に
つけられた名前がテナーであると考えられる。もしこれが
モリーとかだったら、彼女自身は「モリー」を真の名と認識
したのだろうか?
それともやはりテナーという名前を真の名として認識するようになったのだろうか?
もし、存在の本質を表すものならば、もとから1つしか存在しないはずだが
”たまたま偶然”テナーという真の名と同じ名前をつけられたのだろうか?
>>102 なるほど そうすると、ハード語圏の人は皆文化的背景のために
自己暗示がかかっており、自分の真の名を見つけ出すことができない、
ということになるわけだろうか。
105 :
97 :2006/03/03(金) 23:06:14 ID:W3PP3sSR
>>99 それはあくまでもハード語圏において、魔法使いがいて、
魔法が肯定的に活用されているということが前提の話で、
カルガド人の名前(=ハード語圏から見た「真の名」に相当するもの)
が、つけられる過程とはまた別なのでは?と思ってる。
それが
>>97 で言った↓ね。
> 根本が同じで考え方が違うだけじゃないかなーと。
> (名前の付け方も異なってるようだけど)
逆に、ハード語圏では魔法があるからこそ名づけの際に
いちいち魔法に縛られなければならないというか。
この辺の魔法の力に縛られる云々っていうのは5巻にいくらか
描写があったと思うんだけど、外伝以外全部借りパクされてて
今は確認デキネ('A`)中途半端でゴメン
補足。
カルガドには魔法は全く無い、と言いたいわけではないです。
アズバーの例もあるし。
ずっと悪しきもの、忌むべきものとして厳格に遠ざけられていたというだけで。
カルガド人の「名前」と「名前の掟」に関しては
>>98 と同意見。
>>105 では、カルガド人が名前をつける過程はどうなっているのか?
というのが
>>103 の疑問につながるわけです。つまりカルガド人の
両親はテナーという名前をどうやって見つけたのか?
もし
>>ハード語圏では魔法があるからこそ名づけの際に
いちいち魔法に縛られなければならないというか。
だとすれば逆に、魔法にしばられなければ、真の名はあっさりと見つかるということなのか。
「モリー」だったら「モリー」になるんじゃないかな、と思うんだけどな。 テナーは「アルハ」としての役割と離れたところに自分自身の本質があった。 だからこそ「アルハ」以前の名前であったテヌーという名前を真の名だとゲドは見た。 真の名と存在は密接にかかわりあってるけど真の名だけが先に来るものじゃないと思う
>>AAF+L0Uy の意見を読んでいると、ハード語圏だけでなく、アースシー世界ではまず「真の名」ありきとして語っているのでは? どうやら、そこが自分の考えとは違うようだ。 物質や生物など、アースシーに存在するモノたちは、太古の言葉で本質を語られているけれど 人間達の「真の名」は、人間というか、魔法使いによって後付けされたもののはず。 つまり、竜から離れた人間達が新たに名付けている「真の名」は、本来の自然の世界からは 切り離された存在で、人間達は、人間(=魔法使い)によって人間の魔法に縛られ支配される 存在に成り下がってしまっていると5巻では説いていたと記憶している。 そういった、魔法という力のある人間たちの支配から解き放たれていたのが、実はカルガド人の 方だったというどんでん返しがあったはず。 そして、テルーは、自分という存在の価値が、「テルー」と呼ばれていた幼少期にあったと 思うから、そこに自分の「真の名」(正確にはハード語圏の意味合いとは違う)を見い出した のだと思う。
自己認識による「まことの名」の設定か。 AIの誕生みたいだな。 いや、知性の誕生そのものか。
>>110 そうなると石や草木の「まことの名」というのも、後づけというか近似物というか仮のものってわけだ。
というのもそれらは自己を自己と認識できないのだからハード文化圏的な「まことの名」を設定しようがない。
ハード文化圏でいう「まことの名」というのはそのものの存在のエッセンス、本質だと考えられてきたが、
実はエッセンスを誘導、抽出するための触媒のようなものなのかもしれない。
112 :
111 :2006/03/04(土) 02:02:54 ID:lFGnqJMG
ぼんやりTVでキャイーンを見ていたらゲドの予告が入って驚いた。 テルーもゲドも、普通に美形っぽくてなんだかな。 小説では土着の土臭さというかエキゾチックな感じを受けていたので その辺にはやや違和感が 歌はきれいだったな。これはこれで楽しみに待とう。
4月に岩波からソフトカバー版でるのは既出?
>>111 違うだろう
>石や草木の「まことの名」は竜達も用いる太古の言葉
セゴイが名付けた言葉達だ。
一方、人間達の「まことの名」は人間達が名付けたのも
この違いが大きいと思う。
予告映像みてブッとんだ。 あのバカ息子よ、原作を汚さないでくれ・・・・。
>>116 どっちに転んでも原作クラッシャーであることは変わりないし、
まともな作品は期待できないことは皆分かりきっていることさ…。
ラノベ板のゲドスレが今丁度そういう流れなのでよかったらどうぞ。
ゲド戦記を映像化なんて無理なのは最初からわかっていたことだろ
ああああテルーが… ゲドとアレンはギリギリアウトにしても、テルーは絶対違うー どっちかってーとやっぱアイリアンに近そう。 アニメのゲド、顔に傷あった??
映像化は無理でも漫画化なら出来る候補が一人いるぞ。 夜麻みゆき女史だ
ググってみたけど絵柄がイメージじゃないな 岩明均とかにやってほしい
堤抄子 言ってみただけ。でも各キャラクターの衣装とか考えてかいてくれそう
ゲド戦記の漫画化って難しいだろうな。 絵やコマ割りなんかがよく描けるとかではなくて、 本当に「物語」が描ける人じゃないと。原作付きとはいえ。 つーかゲドに限った話じゃないけどさ…。
辺境警備はいい雰囲気出てたと思う 指輪やナルニアやゲド、妖女サイベルなんかの古きよきファンタジーの
岩明均は合ってるかもね シンプルかつ重厚な雰囲気も上手く掴んでくれそう ブーイング覚悟で敢えて三浦健太郎を挙げてみる 十数年に渡って一つの世界観を緻密に描き続けられる人だし 人物、特に女の子の描き方(絵だけでなく)も上手い わかりやすいエロやスプラッタを排除した三浦で読んでみたい気がする
谷口ジローはどうよ
諸星大二郎でも見てみたいけど、内容が違う方向に行ってしまいそうだ。
つか、 単純に宮崎駿の漫画でいいよもう
>>129 いい…かも。 あんとく様!お許しを!!
パヤオの「漫画」ならいいかも。 ナウシカはもちろんのこと、テグジュペリの文庫本の表紙もすげーよかったし。 というか、あの予告を観た時点で即死だったんでなーんか現実逃避しちゃうんだよなぁ。 でも映画館でチラシもらったし前売りも買う。 文句言いながらもやっぱ『ゲド』ってだけで初日に観に行ってしまいそうな自分ガイル…… ……そして(ry なんだろうなぁ…… 取り敢えず寝る前に『影との戦い』読もうっと。 あと『外伝』ってかなりおもろいよな。 自分的には『アースシーの風』より、何というか初心な気分で楽しめたよ。 もっとああいうの読みたいなぁ。
>>117 の本や、今出てるソフトカバーのゲド戦記がありますよね。
昔からあるハードカバーのものと中身は全く同じですか?
図書館で借りたのが1986年の14版です。
買いたいのですが、差別用語とかで言葉が替えられたりしてないかが気になります。
134 :
133 :2006/03/08(水) 20:22:27 ID:J0CtaiUX
×14版 ○14刷 です
どのバージョンかわすれたがソフトカバーを以前借りたら真砂子の後書きがなかった。
>>135 ありがとうございます。
そっくりそのままコンパクトになった
というわけではなさそうですね。
>136 見逃したので乙>136 ゲドに傷ないように見えるけど。 そのエピソード自体をアレンが背負うのかな
なんで最愛の作品の映画化に、こんなに苦悩しなければならないんだ。 ああ観たくないけど観に行くんだろうな。何の罰ゲームだ、何の因果だ。 …と、この位諦めておけばもしかすると「思ってたより良かった」と言えるかも。
>>137 自分では未確認だけど、旧い版での4巻の「カレシン!」が最近の版では
「カレシンよ!」に変更されているらしいというレスをどこかで見たよ。
私もロストした1〜5巻を買いなおそうとは考えているんだけど、
そんな感じで4巻のみならず他の巻にもちょくちょく変更点があったら
ちょっと嫌だな…と思って躊躇している。
外伝だけ英語でナントカ読んでオジオンの師匠の話は泣いたなあ… で、日本語で読んだら一番良かったとこ、思ってたのと訳が全然違ってた。。 今でも、色々考えたけど納得いかない。 訳が、違うと思うことってないですか?? みゃくらくなしだわー
>>140 確認して来ました。
確かに「カレシンよ!」になってた>ソフトカバー版
あの昔からあるハードカバーの最近の刷は近くの本屋に
ないので確認できず。
ハードカバーまで中身がちょこちょこ変わってたら嫌だな。
ソフトカバーが変わってるならハードカバーで揃えても良いと思ってるのに。
143 :
142 :2006/03/09(木) 17:32:50 ID:mWUcqVjj
ソフトカバーの物語コレクションの「帰還」です
4巻は初版と後のほうの版で変更点がちょくちょくあるはず。 あとがきに書いてあるよ
>>144 1〜3巻はどの刷を買っても大丈夫ですか?
>少年と竜の絵と「シュナの旅」というキーワードによって、 >それまでいっこうに形をなさなかった膨大な積み重ねが、 >一気に、ある方向を目指して形になっていきました。 >そして、たちまちの内に、1枚のプロットが書き上がりました。 >それが、ひとりの少年が国を出て旅をし、偉大な魔法使い、 >そして少女と出会うことで変わっていくという、 >現在のストーリーの原型になるプロットだったのです。 さすがは天才ゴローさんです。 でも自分のオリジナルな作品でやって下さい。 とりあえず映画ゲドへのわずかな望みも無くなりました。 本当にありがとうございました。
>>146 なんじゃこりゃ。ゲドをコケにしとるのか!?
この書き方だと、まるでゲドを知らないんじゃないか?この人。
もしかして原作読んでない?>宮崎息子
シュナを映画化すればいいじゃねえかよ
原作の読者だったんではじめはアドバイザーみたいにして参加してたって新聞かなんかで読んだ覚えがあるから 読んではいると思うけど……。 それにしても、ねえ……。
学生の頃から好きで読み込んではいるということだけど>原作 テルーのビジュアルとか捕らえられるアレンとか なにか彷彿とさせられると思ったらシュナの旅か・・・ なるほど・・・あれも向こう側の話といえば言えるか・・・ こりゃ、シュナに乗っ取られるな・・・
シュナ自体が「ゲド」の影響下で描かれたものだからな… ナウシカと言い、千と千尋といい、ジブリの根幹に流れてきた 「ゲド戦記」がこんな形で映画化されるとは…いろんな意味で 勿体ないと思ってしまうよ…
監督日誌のアレ見て以来むしろシュナベースのゲド戦記仕立てに見えてきた・・・
要するにシュナがメインで、ゲドは単なる道具っと・・・
ル=グウィン女史の胸中やいかに これも「原作とは無関係」発言されるかな
このスレはすぐに落ちるの?
156 明日また聞いとくれ
158 :
なまえ_____かえす日 :2006/03/17(金) 20:13:28 ID:5FuGkBil
>>152 逆
今後は
ハヤオ作品はゲドのパクリ と言わせないための映画化
ハードカバー買ってこようと思って店行ったらなかった 先月見たときはあったのにな 売れちゃったか返品されたか
160 :
なまえ_____かえす日 :2006/03/17(金) 22:37:07 ID:RfspnYEh
グウィンの公式声明はないの
161 :
無名草子さん :2006/03/18(土) 00:53:28 ID:WgcO6ws3
162 :
なまえ_____かえす日 :2006/03/18(土) 16:55:26 ID:c6bh1xUb
誰もいない・・・ 邪神さま召喚するならいまのうち l^丶 | '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ すとらま ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, , `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J /^l ,―-y'"'~"゙´ | それ すたばてぃ うがふなぐる ふたぐん ヽ ´ ∀ ` ゙': ミ .,/) 、/) いあ いあ ゙, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ (( ミ ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`'; '; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ (/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u
ハードカバーのW巻見てきた 2004年以降の刷は「カレシンよ!」になってる模様orz 変わった境目は何年だろう
シュナ戦記
165 :
なまえ_____かえす日 :2006/03/21(火) 02:08:09 ID:tjQj0yxP
>163 2000年5月25日 第10刷から改版 とあとがきと奥付にあるでよ
さげわすれた。すまん
>>165 そうですか
ありがとうございます
それ以前に発行されたものがほしい
図書館で借りて読んだ時に感じた感動がそのままほしい
亀だが
>>139 あなたは私ですか
全く同じ心境…
見るんだろうけど、その後飲みに行っちゃいそうです
「地の骨」とかなら見れる映画になりそうなのに ゲドも指輪やナルニアみたいに喰われるんだろな 俺にできるのは見に行かないことだけ
>>167 図書館に行ったらあるのでは?
確か一巻でダニーだった頃に自分のことオラとか言ってたのが
ハードカバーでオレになってた気がする。
でも個人的にはオレになってくれてホッとしたってゆーか
オラじゃ…ねぇ。
とにかくアレン×テルーとか同人誌が出そうですっごい嫌。
アレンにはセセラクがいるんだー!
放置されて雑草のように育ってるから「オラ」なんだろうなと思って読んでた 父親も「ごしゃごしゃぬかしてないで」とか、かなり乱暴な言葉遣いを してる集落で育ったんだなと思った。ダニーとその周りだけか? 全巻ちょっとずつ訳が変わっていってるのか
巻ごとに雰囲気がかなり違うからね
173 :
なまえ_____かえす日 :2006/04/03(月) 18:03:04 ID:saubOHI8
色々な意味で 瀬田さん生きてたらな〜
>>173 それは皆の願いだね。
瀬田貞二氏の弟子の斉藤さんは生きてるしそれで我慢するしか
一巻ずつ映画にして欲しかったな。 そしたら、違和感あってもまだ喜べたのに。 別の作品になっちゃってる感じする。
既に別の作品です
177 :
なまえ_____かえす日 :2006/04/14(金) 23:11:55 ID:pBUfc/Af
予告見た。 …なんかなぁ。
ソフトカバーは何であんな色なんだろ。 アースシーといえば海、ブルーの表紙の方が良かったんじゃないかな。
179 :
◆GacHAPiUUE :2006/04/14(金) 23:54:53 ID:qgc9UkBN
予告見たぞ。 いいじゃんか。原作とは違うけど。 重要なのは原作に忠実なことではなく、重要なのだとすれば原作のエッセンスが重要なのだ。
原作のエッセンスがないことが問題なのだと思ったが
あの短い予告だけで >原作のエッセンスがない と言い切るのもなんだかなぁ… どうみても3巻の序盤の寄せ集め予告じゃないか?
183 :
◆GacHAPiUUE :2006/04/16(日) 07:37:07 ID:HllPSppR
>>182 ここで出さなかったらもう一生涯テルーちゃんにあえないぞ
影におわれてるのがアレンで、アレンは自分の影と対決 テルーはたぶん最後に竜になって去っていく、 それを見守るゲド、そんなとこだな。
>>184 そんなところだろうな。
どっちにしろゲドの凄さを映像化するのは無理だったって話だ
結局、かっこいいゲドには会えるの?会えないの? アレンは主役ってタマじゃねーだろ。
とりあえずゲドがヒゲ面なのが嫌だった。
あとなんで、テナーが金髪なんだろ。一瞬様式の長かと思った。
>>183 でもあれはテルーじゃないよ。
宮崎駿の「シュナの旅」って本のヒロイン「テア」に赤アザつけただけ。
ちなみに、主人公シュナのビジュアルがアニメ版のアレンそのまま。
188 :
sqge :2006/04/16(日) 21:03:09 ID:m26psReY
予告編をTVで見た。 ウサギ、クモ役の声優さんの名前が出てた。 ウサギなんて雑魚キャラだし、クモを出すなら、オーム・デンバー出せよ! いったい、宮崎ジュニアはどんな風に原作を加工したんでしょうか? 1巻から4巻までのストーリーをごちゃ混ぜにした感じだけど、何だか期待外れな気が・・・
あー、でもあの歌は好きだな。 心を何にたとえよう、というやつ。ちょっと沁みた。
190 :
なまえ_____かえす日 :2006/04/16(日) 22:20:54 ID:rdcgHAYV
テナーがハウルだと一瞬思った...
>>188 カントリー・ロードが頭のなかでながれたよ。
オーム・デンバー
怒っているとこ、ごめんね。
「影との戦い」を初めて読みました。面白かったです。 かなりドキドキしながら、ところどころ泣いてしまった。 「指輪」や「はてしない物語」が好きでしたが、泣いたことは無かった。 やはり作者が女性だからかもしれません。 映画化をきっかけに読み始めたけど、ジブリよりも萩尾望都(現代)の絵をイメージしてしまいました…。 早く続きも読みたいです。 質問なのですが、大賢人ネマールが連れていたオスキルのカラスって 見ただけで分かるのでしょうか?カラスはオスキルにしかいないの? カラスが呟いた「テレノン ウスバク オレク」の意味は?(テレノンは後で出てくるけど) ネマールはゲドと対面した時既にゲドの影や自分の運命を予見していた風だったけど 何故わざわざヒスイにゲドの案内をさせたのでしょうか。
「オスキルのカラス」とは「大阪のたこやき」のようなものではないか。 でなけりゃきっとペットになれるほど賢いカラスとして オスキル産カラスはアースシー全土で有名だったのだろう。 「テレノン ウスバク オレク」 古の言葉で「テレノンに気をつけよ」とか「テレノンが見えます」とか 「こいつテレノンでヤバイことになりますぜ、へっへっへ」とかそんな感じじゃないの? たぶんちゃんとした訳はない。 ルグィンは「闇の左手」ではカルハイド語の辞書を作ったり 「オールウェイズ・カミングホーム」では用語解説をつけた民俗誌までやったりしたけど、 アースシー三部作では雰囲気のぴったりした言葉を適当にひねり出していたらしいから。 >ネマール >何故わざわざ 知恵を帯びるにつれ選べる道が限られてくるという記述がどっかにある。 小手先を弄してゲドを影から守ることはさらに危険だということもネマール大賢人は予見したのだろう。
オジオンは多くの技に通じながら魔法を使うのを極力さけ、雨をよけるような簡単なことすらしませんでしたねえ。
195 :
192 :2006/04/18(火) 17:39:40 ID:cBofKXUw
おおお!丁寧にありがとうございます。 辞書まで作っていたなんて、ルグィンもやはり言語に精通というかこだわりがあったのですね。 これから続きを読んできます。
なんせ第一次大戦フランドルの塹壕のなかでエルフ語を妄想していたという 変態作家トールキンを師とあがめる人ですから。 もっともダンセイニとトルストイとディケンズと米SFパルプマガジンのほうが骨肉と化しているらしい。
>>196 トールキンは傍から見ると変態だが作品を読むと天才に変貌するタイプだよな
世界的作家なんて変態が多いよ 凡人には突き抜けた作品は書けんからね。
ヘンリーダーガーとか
それは真性の変態かと。萌えな人達には神かもしれないが。
というか今更闇の左手読んだんだがやはり女史は神だった
詳しく!
ヒゲなー。ヒゲいらないよなぁ。 アレンが影に追われてるってのもなぁ。 テルー出したいならやっぱり5部作にすりゃいいんだよ。 なんで無理して一本にするわけ?だったら作らないほうがマシ。 …でも正直あの歌聴いたときは感動して背中がぞわっとした。 泣きそうになった。 私が生きてる間にゲド戦記が注目を浴びることなんてないと思っていたし。 やっぱりどんな形になったとしても「ゲド戦記」が大好きなんだよね。 認めないって言いつつ、関連本とか買い漁ってしまうんだろうなぁ。
>>203 俺の場合思春期の頃に読んで最大レベルの衝撃を受けた本だからな。
これからの人生ゲド戦記無しで生きろって言われたら無理だよ
ゲド戦記ならぬヒゲ戦記
ユパ戦記
シュナ戦記 もうゴローたんがゲド愛してないこと明白だし(泣く
あの歌なんだけど、どうもしっくりこない >心を何に例えよう >鷹のようなこの心 って、もう例えてんじゃん!
だから、例えたんだろ。
ああ、こういう歌ジブリの人好きそうだわなー、という感じではあった。
ハウルの倍賞の歌はそんなんあったっけ、ってくらい 存在感なかったけど、これはけっこう認知されそう。 歌でタカタカ言ってるとこみると ゲドはちゃんとハイタカの名で呼ばれそうだと思える。
ギロロ戦記
>>204 私もそう。中学生で読んで、心が締め付けられたりドキドキしたり
した本に出会ったのは初めてだった。
あれから何年も経ったけど、何年かに一度必ず読みたくなってしまう。
本棚に並べとくのが夢だった。
まぁ、大人になった今、一応夢は叶ったわけだが。
>>211 予告編のテロップには「ゲド」となっていたけど…
なんとなくアニメ版の「タカ」は影に追われているアレンのことのような気がする。
ゲドは狂言回しっぽいもんな
かっこいいゲドは見れないってことでFA? そんな殺生な・・・
>>213 俺は更に自暴自棄になってるところを母さんが
「あんたは1巻のゲドだ」
って言ってくれたんだよな。
その所為もあって本気でゲド戦記無しじゃ生きられない。俺の半身
最近、ようやく全巻読み終わりました。
続けて2回も読んでしまった。すごく面白かった。
もっと若い時に読みたかったなあと思う作品でした。
今は今でいろいろ考えられていいのだけど、
その時々にいろんな感じ方ができる物語だと思うので
>>204 さんはじめ、自分の人生にゲド戦記を重ねて生きてきた
っていう方々がすごくうらやましいです。
ところで、ちょっと不思議だったのですが、
ゲドは1巻では背がスラリと高いというように書いてあったと思うのですが、
3巻以降では背が低いとなってますよね。あれはどうしてなのでしょう。
年をとった男性の背というのは…
でも。4巻以降読むと、ゲドも40代後半もしくは50代って雰囲気で、 腰の曲がった男って感じじゃない。 鎌持って戦うわ、セックルでハッスルするわ・・・ いや、3巻読んだ感じだと、60以上の枯れたじーさんって感じなんだけどね。
それは現代人の寿命に対する発想で 人生50年の人たちからすれば、60代でももう老境だろうと。
少年期は背の高い方だったけど、単にそれ以上伸びなかっただけなんじゃ?
くくりの魔法というのがございましたね。 おそらく性的エネルギーを魔法に振り向けているのでしょう。女性の大魔法使いがでないのもそういうことでしょうし。 魔法の力を失った時点で性的エネルギーが通常の肉体的力として機能するようになったのでした そりゃ強盗もやっつけるしテナーも満足しますよ
女性の大魔法使いが出ないのはロークが女人禁制だったからでは?
>女性の大魔法使いがでないのもそういうことでしょうし。 女性の性的エネルギーは魔法に変換できないということか? そんな作中にない設定持ってこられてもな
>>224 まずは1〜5巻、そして外伝を読み直せ。
話はそれからだ。
>>224 今時女性の性欲が弱い等と思っているお目出度いお人なのでした
性欲っつうか射精エネルギーってことじゃねえか
っつうか女性のオーガズムって一般的には男のそれをはるかにしのぐんじゃなかったっけ。 その制御のできなさが、制度化されてない魔術の担い手がたいてい女性であるのに関係してくるはず。 十本ハンノキのまじない師のババアとか。
制度化されてる男の魔法が性的な禁忌とともにあるんだよね
そもそもル・グウィンの場合 肉体的な性かジェンダーかをまず述べないとお話にならないわけで
夕闇迫る雲の上、いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと悲しかろう 音も途絶えた風の中、空を掴んだその翼 休めることはできなくて 心を何にたとえよう 鷹のようなこの心 心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている 花はきっと切なかろう 色も霞んだ雨の中 薄桃色の花びらを 愛でてくれる手もなくて 心を何にたとえよう 花のようなこの心 心を何にたとえよう 雨に打たれるせつなさを 人影途絶えた野の道を 私とともに歩んでる あなたもきっと寂しかろう 虫のささやく草原を ともに道行く人だけど 絶えて物言うことのなく 心を何にたとえよう 一人道行くこの心 心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを
なんかちまちまとウザいところを突いてくる歌詞だな ジブリ内じゃ癒しブームがまだ流行ってんのか
心象風景を二元論を題材に短く簡潔強烈に纏めることも出来んのか・・・
>>235 心に闇抱えてると、それをはっきり突かれる詩に
拒絶反応示すようだよ。いや、キミのことを言ってるわけじゃないんだよ。
誰でも心に闇はあるものだよ。
242 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/03(水) 01:46:36 ID:mWzbS9+8
どうも、ハリポタで魔法観を育てた自分にとって ゲド戦記の「魔法」はよくわからないし、ものすごく弱々しく感じる。 二巻、前半を飛ばして「ゲド」「ハイタカ」の文字が出るまでは飛ばしたし、 正直なんでこれほど人気なのかわからないというのが正直な感想。。 引きが感じられない、というか・・ 自分の読解力が弱いんだろうか・・・ 誰か、どこが良いのか教えてくれ・・・
無理して分かることはないというか・・・ 流行りもの(予定)だからって無理に参加しなくても。 ゲドの魔法は、手の込んだ段取りの必要な、ある意味弱々しいものだから ファーストフードのような出来合いの魔法に慣れてしまった舌には 薄味に感じられるのだろうな。読解力の問題というより感覚が麻痺してるんだと とりあえず飛ばさずに完読できるようになって欲しい。話はそれからだ
ゲームやRPGの影響下にある最近のファンタジー小説の魔法は 魔法がもつ幻想性、怪奇性、神秘性を欠く。 そのかわり、わかりやすさと派手派手しさによって彩られている。 そっちのほうが分かりやすくてうけるだろうし、それはそれでかまわないんだけど、ねえ。
>>242 本当に正しいことはいつの時代も弱々しいんだよ。
つーか指輪でガンダルフが魔法をむやみやたらに使わなかった理由を説明してる側面もあるからなあ。
その辺の事情やら何やらを考慮しないときついような。
ハリポタからこの世界に入った人にはきついだろうが・・・
気軽な魔法に慣れてた自分は、ゲドで初めて気軽じゃない魔法(の体系)に出会ってものすごく衝撃を受けたけどなあ。 ゲドの魔法には凄みがあったし、恐かった。 子供の頃はなんでかわからなかったけど、今考えるとゲドの世界での魔法が、コントロールできるかわからない力を利用しようとすることだからだという気がする。 失敗するとどうなるかわからないし、うまくいったように見えても思わぬ副作用を招くかもしれない。 気軽な魔法だと、失敗するってことは単にその魔法が使えなくて何も起こらないってことだし、成功する時は100%思い通りの効果を発揮する。 だから魔法というものに恐怖とか凄みとかがない。単なる道具なんだよね。 それはそれでいいと思うし、気軽な魔法も好きだけど。
>本当に正しいことはいつの時代も弱々しいんだよ。 ゲドまだ未読なんだけど(昔消防のときに読んで、とっつきにくくて1巻途中で挫折) この言葉に反応しました。 スーザン・クーパーの光と闇の戦いシリーズでも同じこと言ってた。 もう一回挑戦してみよう>ゲド
なんとなくだけど、影との戦いよりもこわれた腕輪のがとっつきやすいんじゃないかと思う。 魔法、あんまり関係ないし、主人公(魔法は使わない)の魔法観がそういう手軽な魔法系だしね。 あと地下洞窟とか迷宮とか隠された宝とか、普通にわくわくするし。
ハリポタの魔法って「のび太にとってのドラえもんの道具」と一緒だからなー 試練を経さえすれば使い放題、いいことずくめで均衡なにそれ?って感じ。 ハリポタ一巻のラストなんかハリーの個人的な復讐に魔法使ってたもんなw 萎え萎えw モンティパイソン好きの俺としては、 あそこは陰湿にクククとイギリス人笑いするところだったのかと今でも悩んでしまう。 しかしドラえもんは違う。 ちゃんと毎回のび太が均衡を破ってしまい、 しっぺ返しを受けてオチがつくところはゲド戦記と通じていると言えよう。
250 :
249 :2006/05/03(水) 06:19:02 ID:GJ4v0RLQ
で、そこから影の追跡に移らないところがのび太のダメなところである。 ただし映画版ドラえもんののび太はその限りでない。
>249
まあまあ、あれは子どもが誰でも抱く「自分って本当はこの親の子じゃなくて
由緒ありげな家の捨て子だったんじゃ!?」っていう妄想を補完した話だから>ハリポタ
子どもっぽいのがあの話の良さでもあり、悪さでもあるから
いいことづくめの軽さだけを責めるのも大人気ないとオモ。
ハリポタ?モンティパイソン好きから見れば鼻で笑っちゃいますよみたいな
既に権威が確立された他ブランドの名前による攻撃はかっこ悪い。
>>248 んじゃこわれた腕輪から行ってみるかな。
ハリポタなどの魔法は、個人に帰属するものだと思う。 というか、その個人の資質や能力によって生み出されるものなんだよね。 いわば、超能力。ファンタジーに置き換えたと考えれば分かり易い。 一方、ゲドの魔法は個人ではなく、世界に満ちあふれるエネルギーのようなもの。 いわば、借り物の力で、その借り物をどれだけ引き出せるかが個人の能力による。 指輪の魔法はもうちょっと神話風で、魔法を使える人々は言わば神(人外) 己の力で好きなだけ使えるが、使えば、世界にどれだけ影響を与えるのか、神の視点で 考えなければならない。 それぞれ、どの設定も面白いと思うが、魔法の仕組み(世界の仕組み)まで きちんと構成したグインのゲドには、やっぱりSF作家としての面影があると思う。
SF作家として見た場合のグウィンは、SF的道具や世界設定はドラマを描くための 方便にすぎず、したがって人間のドラマを描くのに必要なくなったらほったらかしにしてる って印象があるな。 指輪はその逆で、先に設定ありき、設定こそが命みたいな印象を持つ。このへんは 男性と女性のものの考え方の違いにもあい通じるものがあるように思われる。
254 :
242 :2006/05/03(水) 14:53:08 ID:mWzbS9+8
レス感謝! 魔法にもいろいろあるんだな・・ 安っぽいといわれると実際そうなんだろうね・・主人公が魔法力ありすぎってところもある ゲドの魔法は、人間ってものの比喩として捉えられたらなかなか説得力あるみたい。 テーマはすごく好きだから、時間かけて読み進めてみるよ
iisureda
>>254 ハリポタとゲドの違いを認識できるようになった時
真の魔法使いへの扉が与えられるのかもしれないね
(扉を開くには別の何かが必要で大変だけど)
実際、村のまじない師のばあちゃんとかハリポタ的感覚で魔法使ってたよな。 あとローク学院の下級生たち。
中学生でゲドを読んでしまった自分としてはどうしても ハリポタの世界に入り込めない。 うすっぺらくて嘘くさくてイライラする。 だからこそ子供のための本であり読書初心者のための本なんだと思うけど。
>>257 その延長線として4巻を捉えるとフェミニズム云々っての抜きで楽しめると思う。
ハリポタ的感覚で魔法を使う連中に真なる魔法使いが魔法無しで立ち向かう話
なんかこのスレって
>>249 とか
>>258 みたいな勘違い選民意識持ってる人が
いるのがウザイな。
喪前の自分語りはどうでもいいっての。
でもドラえもんの分析、スキだな。
そーだ、「オズの魔法使い」シリーズも気軽な魔法の部類だな。 均衡という思想はなかった。夢のかなう思い通りの、 自分の自分による自分のための魔法。 ナルニアもけっこうその色が濃い気もするなあー ときどき浮遊感というか愉楽本位の場面があって。 どっちがどう、ではなく。ゲドの世界での肌にざらつく現実感て、 なによりの特徴だと思う。シビアなファンタジー。
>>260 自分は世界をよりよく知っていると驕る者はやがて自らの影に
追いかけ回されることになるのです。放っておきましょう。
人間の脳細胞の電気・化学反応で消費されるエネルギーは、電力換算でミリワット程度。 魔法とやらは、このミリワット単位の電力を何らかの物理作用に変換しているとしましょう。 テレパシーが何らかの電磁波通信(もしくはニュートリノ等の素粒子通信)だと仮定しても、ミリワット程度ではお話にならない。この程度の電力ではケータイ電話も作動しません。 あと、テレキネシス等の重力場制御に類似する行為は「精神エネルギー」では説明できません。魔法は超能力と一緒、ファンタジーの産物です。
>>264 ハイニッシュ・ユニバースなら説明できるんじゃないか?
そもそも仮定が間違ってる話をもちだされてもなあ
>>263 そうですね。
自分も肝に銘じたいと思います。
>>264 アシモフが同じような考察で魔法やテレキネシス、テレパシーを否定してたんだけど
ダンシモンズはそれを知ってか知らずか、「ナノテク」を利用して時空間ジャンプまで
可能にしていた。なんだっていいんだよ。結局。
んでアースシーの世界の魔法が「弱い」っていうのはどうも違うような気がする。
5冊に外伝まで読んだ印象では逆でアースシーではあまりにも魔法への依存度が高いように思えるんだが。
世界の存立そのものまで魔法に依存してるが上の魔法欠如による「崩壊」。だからこその
ハイタカの物語があるんだろうと。それに比べてハリポタ世界の「魔法」の弱いこと。ただ派手なだけ、
物理的なエネルギーだけで世界に対してまったく影響を与えていないような印象が強いんだけど。
フィクションと実際の世界の話をごっちゃにしてる。 アシモフのフィクションの世界に住んでいるRダニールはテレパシー使えるじゃん
そもそもSFの世界で「テレパシー」を可能にしてしまうと それ以外の科学的設定が全部御破算になっちまう、気をつけろ!
だからーハリポタはファンタジーじゃなくて英国寄宿舎小説なんだってばー
というかこれからの時期、あの精神的ブラクラクラスの映画版のCMが流れ出すんだよな・・・? テレビ見れないじゃないか! 現段階でのブラクラCMはブラックジャックだか・・・
児童書板にまでガチャが
わたしはすべてに存在すると同時にどこにも存在しない。
276 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/08(月) 05:16:33 ID:hRpK+LmC
>>249 ドラエモン自体がのびたの影だろ。
簡単に駄目だしすんなよ。
追跡という形はかなりものごとを単純化させたスタイルだぞ
というより毎輪常に追跡と闘争がどらえもんでは繰り広げられてる
とりあえず、三ツ矢サイダーでものんで落ち着こう
>ドラエモン自体がのびたの影だろ。 思わずワロタ 確かに。 のびたは結局影を統合することができたんだろうか……
そして全てのドラえもんが、現在の青ではなく、本来の色である「赤」に塗られる日まで連続的に決起する。
3大ファンタジーだから読んでみようかと思ったけど やけに難しそうだなぁ。 しょうがない、英国寄宿舎学校小説でも読むか。
>>280 難しくはないが、奥が深い。
まずは「影との戦い」読んでみろ
>>280 抽象的なものを大量に並べて全体を構成するって手法に慣れないうちは難解。
それに慣れると快感、だな。
とりあえず英国寄宿学校小説はやめておけ。
同じ寄宿舎ものなら「飛ぶ教室」が面白いよ
>>280 まず読んでみていけそうだったら進めてみたら。
個人的には「光の六つのしるし」がオススメだ。>違うファンタジー
テハヌー出して欲しくなかった。しかも歌ってる orz でも、出すにあたって、火傷痕を縮小したのはもっと許せん。 あれは何つうか、聖者の標だぞー!
小説と映像ではインパクトの与え方が全然違う上に、 もともとル・グウィンも児童書として直最適な表現は避け 隠喩を用いていたわけだし。 1-3巻のスタンスで描くなら、あまりに直最適な描写にはしないのが 妥当だろう。
私はなにか、テハヌーやテルーの悩みや苦しみを無視された気になるよ、あのアニメの予告を見ると
287 :
280 :2006/05/10(水) 19:05:26 ID:/O2WucCa
>>286 正面切ってメンヘルをテーマにしちまったもんだから、
「悩みや苦しみってつらいよね大事だよねちゃんと考えなくちゃいけないことだよね、ね、ね?」
と押し付けられてる気分ではあるな。
パヤオはそのへんのごまかしがうまかったなあ……
289 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/10(水) 19:56:44 ID:7O1a08wy
ゲドの第二スレは 何度も立っては消えてきたんだ この機会に念願の3スレ目に到達するんだ
でもなー、龍になってとんでっちゃうのはどうかなーとも思うのよねー
それだけ、違う種の中で一人生きるのは大変って事かと思ってた。 翼が生えたらパーッと飛んでっちゃう位に。 人と龍って、そんなに仲良さそうじゃないというか、 基本的に龍は人の事などどうでも良さげ?
荒唐無稽破天荒
翼があるならそれを広げられないのは苦痛だろうなあ、とか あのさきテハヌーにも新しい世界が開けるんだからゴントでうだうだする必要ないし
テハヌーの描写って、どこか人間離れしているって書き方を ずっとされてきていたキャラだしね。 子供の頃から、「けもののような仕草」とか、けもの(動物)的な書き方をされてた。 だから、捕われて、大切にはされているものの、野生の本能を失わない動物と同じように 帰りたかったんだろうな、って納得できたけどね。 その点、あまりにも人間臭くて、なんで?って思ったのがトンボの方だったなぁ。
まだ5巻が出る前、4巻読んだ時点ではテハヌーが大賢人になるのでは って雰囲気だった気がするんだけど、最終的には答えも何もなかったよね。 「ゴントの女」ってのも未だによくわかんないんだよなー。 テハヌーが何考えてんのかも分からんかったし。 竜寄りの人間がいるなら人間寄りの竜もいるってことなのかなぁ。 そういう奴は人間に変身できたりするってことなんかなぁ。
>>296 元々竜と人はおなじモノでお互い選んでヒトとなり、竜となった。
お互いに欠けているものがあり、お互いに得意とするものもある。
「竜」とは呼ばれていても、ヒトと同じ姿であってもおかしくはない。
ただヒトではない、という認識でアースシーそのものを支える力である
名前の秘密たる魔法の力で「竜化」しているだけなのだと。
ハイタカが「鷹化」したため、ヒトである心を失ったように、
竜人たちは「竜化」したため、ヒトとしての心も姿も失い、
またこれはヒトにも言えるのだろう。
テハヌーたちのように「始まりのヒト」の形がアースシー世界に唐突に
現出したのはおそらく、「垣根」が崩れつつある証左なのだろうと。
初歩的な質問だけど、ゲドのシノプシスにあるCobってクモのことでいいの? Cobを辞書でひいてみてもクモまたはそれに類する意味がでてこなかったもので。 もしそうなら、どうしてCob→クモという名前になったのだろう?。
影との戦い、1時すぎて読み始めて、さっき終わった…一番最後の影との戦いは結構あっけないのですね。 映画の歌は金子みすゞを思わせて、ちょっと鬱…
そうかな?ハリポタ的な派手さはないけど、影をも己のものにするってあのラストは うおおおーーーーー!!と叫びたくなったが。
スペクタクル大戦争映画と狩猟/狙撃ものの違いだな>クライマックス ゲド1巻は狩猟もの。3巻もそうだな。 どうでもいいけど、「ジャッカルの日」「山猫は眠らない」「スターリングラード」など 映画のほうでは「狙撃ものにはハズレがない」という言葉がある。 ジブリ「ゲド」はもうこの点を外しただけでもうダメ
>>300 影と同時にお互いの名を叫ぶとこなんか、うぉぉー!ってなった。
あと、ヘグが好きだったので、いなくなる時は悲しかった。
…1巻でも良いのが出来たと思うのにな、ジブリ「ゲド」
3巻にしたのは、テナーとテハヌー出したかっただけじゃないかとw
「影との戦い」から「さいはての島へ」まで面白くて一気読み、 「帰還」でモチベーションをざっくり削り切られました。 そんな自分は「アースシーの風」と「外伝」読むべきでしょうか。
アニメージュの監督インタビューみたけど、ああこれは鈴木敏夫の映画なのだな、という感じ。 監督本人は思い入れない感じで。思い入れがあれば傑作になるとはかぎらないけどさ。
webで、読んだんだけど、ゲドに思い入れがあるのは、ゴロ監より、親のハヤオたんじゃなかった?枕元において、しょっちゅう読んでたみたいな。 宮崎氏は原作者に許可取りにイギリス行ったんでしょ? なのになんで、映画は最果て以降がメインになるかな? なんで? 影との闘いって最重要プロローグでしょ。
>>300 私最初アレ読んだとき「なにそれ、ありがち」って思ったんだよね
ゲームでもアニメでも自分の闇と一緒になる、ってよくあるじゃん
でも『闇の左手』よんでからまた読み返したとき長い旅の果てにこそようやく
影と一つになれたのだと納得した。
うまくいえないけど
>よくあるじゃん まあゲドのほうがたいていのゲームやアニメより古かったりするわけだけどな
どっちが先じゃなくて物語でそういう展開を持ってくるのが考え方としてありがちなんでは 似た展開であっても全てがゲドに影響されてるわけじゃないんだからさ ま、そんなこと関係なしに「影との戦い」での描き方は好きだけど
>>307 そうなんだよな。
指輪やナルニアもそうだが「使い古されたネタ」等の発言は
古典には当てはまらないのにな。
むしろ、原点だったりすることに気づかない奴が多過ぎる。
ゲドよりさらに古い古典小説や神話にはもう一人の自分との対立、 というテーマが結構あるんじゃないか? ジキルとハイドだって、そのアレンジみたいなもんでしょ。
>>310 17世紀以前の古典や神話小説ではない…んじゃないかな?
18世紀からそれっぽい存在は出てくるが(ゾラ、アラン・ポーやドスト等)
大概が、もう一つの自分に触れることは=破滅への道か退ける話だと思う。
己の影(暗部)を否定せず、受け入れて「まったき」者になったのはゲドが
はじまりのような気がする。
(もっともそれほど本を読んでいる訳じゃないので知ってる範囲で)
ゲドが児童書に留まらず、作家や各方面の人々(学者関係でもファンが多い)
に人気が高いのも、その後の作品にさまざまな影響を与えたのも、ゲドの持つ
哲学的な面があるからだと思う。
>>311 もう一人の自分、と言うほど具体化されてはいないけれど、人間の中にある理性と本能の二項対立の図式ってのは
結構古くから西洋哲学には存在してると思う。
んでその二項対立はかなりの部分、キリスト教神学における人間本性の中の善と悪(原罪)の問題から来てると思うので、
構造自体はそんなに新しくはない気がする。
ただ、その文脈では100%否とされがちな影の部分を受け入れるって点では確かに新しいよね。
ユングの心理学をとりいれ、自分の影の自己を自覚して同一化せよって主題では ユング心理学が出た当時のヘルマンヘッセのデミヤンというのがあると聞いたことはある。
読んだ?
>>306 光は闇の左手
ふたつはひとつ
ってことなんだよな。わかるまでが凄く難しい
心の裏側に追いつくまでに、海域の果てまでの旅が必要だったのか。 人の心とは、かくも広大なものなのか
深海の底じゃなくてよかったってとこだな
>>297 テハヌーが最後飛んでっちゃうのがどうにも納得いかなかったんだ。
「始まりの人」って正しいとは思うけど、飛んでいくってことはようするに
テハヌーもアイリアンも竜でいたいんじゃないかと。
あれ以降テハヌーはテナーたちの元には会いにこないのかと思うと、結局
二人を置いて自由を選んだわけだよね。
なんか、竜になってしがらみから抜け出す姿が家出少女や家族を捨てて
フラリとどこかへ行ってしまうオッサンのような感じがするんだよ。
欧米的に考えると、真の名を得る→成人って事よね? あちらは、成人したら奨学金で進学するなり自活するなり、 とりあえず自立するのが普通みたいだから、 竜になって飛んでっても、そりゃもう会えないのは寂しいだろうけれど テナー達が「捨てられた」とは感じないのかもね。
図書館利用者なんだけど、1巻より4巻が凄まじくボロボロ、5巻と外伝なんて綺麗なもんだ。 4巻読んでファン離脱した人が多いんだろうかと、ちょっとだけ思ってしまったよ。
>>322 5巻と外伝が出たのは昨年。
4巻はたしか10年近く前。3巻より前は30年近く前。
さ、さくねん?
あれ?違いましたっけ? 最近時間の感覚が・・・
326 :
280 :2006/05/15(月) 17:36:05 ID:MfbXxVud
全巻完読致しました。 少年から老人にいたる間の外伝、もっと出して欲しいというのが ゲド初心者の気持ちです。
>>326 乙華麗!
楽しく読んでもらえたようで何より。
>>306-319 アンデルセンの学者と影の童話が直接的に影響してるらしいけどね。
詳しくは「夜の言葉」の再刊を待て!
>>326 読破おめでとう。
その気持ちよくわかるよ、もっとゲドの話を読みたくなるよね
今、さいはてを読み直しているんだが… 「ファンドールの黒い井戸に蓋をし」とか 初めてオームエンバーやカレシンに出会った時の話が読みたかったなぁ。
ハイタカが大賢人として名を知られるに至る活躍は知りたいと思ったな。 そこんとこシリーズにすればいくらでも話は膨らむのだろうけど。 作者のやりたいのはそういうことじゃなかったんだなあ・・・
1巻と2巻のあいだにあったはずの「ゲドのいさおし」をまったく書かないという どえらい飛躍をやってるからな>作者
女史はすでに80歳を超えてる。 たぶんにもう語られることはないだろう…。
アニメが憤死させない事を祈るよ…
今のゲドも勿論好きなんだけど、純然たる冒険ものとしての
ゲドを読んでみたかったなあ。
>>330-331 の話とか。
「腕輪」も、もっとゲド視点で話を展開して欲しかったと
最初に読んだ時は不満に感じたし。
文学的評価は後発作品の方が高いんだろうけど、
ゲドの冒険譚としてはやっぱり「影との戦い」が一番好きだ。
そういう意味で、アニメ化するならば1巻、妥協しても2巻がベストだと思ったのにな・・・
パヤが素直に炉全開で2巻やっときゃよかったんだ
あー、それがよかったな。 なんか結局
パンダコパンダみたいになっちゃう2巻 あーそれはそれで見てみたいぞ
確かに2巻は女っけ満開だw 個人的には5巻のセセラクも、ぱやお好みの良い女に思える
テナーは少女時代から熟女まで 全部パヤオ好みだろう
2巻のテナーはよかったが、4,5巻のテナーはただの愚痴こぼしor世話焼きババアだ。
とても温かな流れでいいなあここは。
熟女テナーにも禿しく燃えた折れは少数派?
深窓の巫女さんが腕輪を運ぶ伝説の女になり、 でも伝説になった次の瞬間からは、ただの異邦人として たくましく生きぬくんだよな。凄い女だよ>テナー
4巻のテナーは更年期だったんだよきっと。 今まで我慢できていたほんのささいなことにいらいら苛々イライラ
テナーの成長していく間の話も欲しかった。 今時の量産作家なら、きっと書いたろうなぁ。
あんな思いして故郷から出てきたのに 結局望むものをうまく手に入れられたわけじゃない ってもがなんか切なくもリアルだった あとテナーでさえあんなに悩んだりするんだから、って勇気付けられた
>>349 自分もそれ思った。
あと、迷いイラつき、時には怒りながらもとりあえず進んでゆこうとする逞しさとか
けっしてテルーの手を離さなかったところとか、こんな母さんが欲しいとさえ思った。
児童室で物語コレクション版の2〜5巻+外伝を借りたら、司書のおねいさんが 「そのシリーズを読まれるのでしたら、最初の巻もありますよ〜。」 と笑顔で古びたハードカバーの1巻を持ってきてくれたので借りました。 面白かったよ、ありがd。
貴様にはシフグレソルというものがないのか>ガチャ
・シフグレソル 惑星ゲセンの文明全般における、社会的権威に関する重要な原理。 威信、面子、地位、矜持といったもの。翻訳不能。影という古語から来ている。 特に注意を要すること・・・人に忠告を与えることは大変な侮辱に当たるらしい。
どうせ映像で観るなら、2巻の墓所で「ゲドの魔法のドレスを着て、闇の中に浮かび上がるテナー」が見たかった。 パニくるアルハ様w あと腕輪を持ち帰り、皆に歓迎される所とか。 2巻好きなんだけどなあ… まあ自分の脳内で空想した方が無難ですねw 本当にありがとうございました。
数年前に1巻読んだときはそこまで興味が湧かなかったんだけど ここ数日で外伝抜かして全部読んだら、なんだかすごく面白かった。
外伝も良いっすよ。どの話も好き。
高校のころ3巻まで読破して、一ヶ月もたたないうちに4巻が出た。 それを知って勢い込んで本屋に注文した4巻を読んだら、まあ色々とショックで 以来4巻だけは、5年くらい開くことができなかった。 しかし、4巻ショックを乗り越えたとき、ゲドは自分にとってかけがえの無いシリーズになった。
「何を見たい?」
「何が見せられる?」
>>355 俺も二巻好きだよ。
362 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/19(金) 06:43:44 ID:DSwUgR16
2巻の雰囲気好きだなあ
自分も2巻の雰囲気好きだ。 アルハたちのいる神殿のどっか淀んでる感じとか、洞窟の迷宮とか、恐いと思いながらもどこか惹かれるところがある。 あと洞窟から脱出しようとするところで、初めて明かりで洞窟内が照らされるシーンにとても想像力を刺激された。 今思うとあの洞窟はアルハの象徴でもあったのかもしれないなあ。
やー それについちゃルグィンはかなり意識的だろうな
366 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/20(土) 08:46:13 ID:m++qPGBM
でもさ、2巻だと、暗闇ばっかりで映画化は難しかったんだろ? 2巻は俺も好きだけど映画となるとな…。 あと個人的には1巻〜3巻がかなり好きだ 2巻は他のファンタジー作品は比にならない位、 想像しながら読むのが楽しかったしかなり引き込まれた アルハもかわいかったしな…
アニメには青闇という、便利なものがあってな…
コシル見てみたかったw
2巻はモノクロの実写で見たいな。
二巻ならサーで女教師萌えが狙えた
儀式はちょっと恐いかもしれないけど、アルハ様の舞は見てみたい。
372 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/20(土) 18:55:37 ID:Edxl0ail
中学のころ(一回り以上昔)初めて読んだが 2巻は読むのがとても苦痛だった、なんか退屈だったんよ んでそれがトラウマで 2巻は持ってはいるがいまだに読まないでいるんだが スレ読んでたら読みたくなってきた 実際、先週3巻読み直してみたら、自分の記憶とずいぶん違ってて びっくりしたしね 今読み返したら2巻もすごく面白いのかも
ある意味二巻がもっとも息詰まる感じだ。 俺が閉所恐怖症なだけだが。
374 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/20(土) 19:12:10 ID:Edxl0ail
そうそう、俺の記憶の中では 二巻はずっど、息詰まる話がなんの抑揚も無く淡々と続いてゆく 感じが耐えがたかった気がする ただ、ゲドの話の中での重要度NO1ってかんじはした
375 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/20(土) 20:46:11 ID:8r5OvU3s
2巻は緊張感があったよな。 あの件は、ゲドが大賢人になるための重要な部分だしな
というより、3巻以降のアースシー全てに関わってくるよね>2巻
そうそう。「腕輪」は、ゲドが成し遂げた偉業を挙げれば必ず出てくる項目だもんね。 元々はエルファーランがしてたんだっけ?
外伝的な話もっと読みたかったな。 地と骨とかカワウソとか凄く好き。ゲドの世界を知ってるからこそ純粋に 楽しめるっていうのか、こういう教科書に載らない人々がいたから今があるんだ ってかなり面白い。 歴史小説読むみたいな感じだね。
カワウソみたいな話が、本編が完結してから来ると、 「やられた!」って思うよね。
何気にカワウソは明らかに自分より強大な相手に ぎりぎりの戦いを切り抜けてて、もうそれは読んでいて 痛々しいほどで。 それに比べてクダンの「強敵」は強大な力を持っているのに それゆえなのか、自身の敵を過剰評価してしまう「謙虚さ」がある。 結局そのために自らを亡ぼす。 謙虚さは別の謙虚さを引き出すものですな
洞窟で全ての明かりを消して暗闇を体験するって林間学校でやったことがあるんだけど、 本当に暗くて目を開けても閉じてもまったく同じで、自分の手も目も前に立ってる人も見えない。 あんまり暗いんで感覚が微妙に誤作動を起こすのか、ありもしない岩の輪郭とかがうっすら見えてるような 錯覚が起きるんだけど、手探りしてみてももちろんそんなものはない。 なんで2巻読んだ時、あんな暗闇に閉じ込められたら自分なら気が狂いそうになるんじゃないかと思ったなあ。
383 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/21(日) 18:06:56 ID:zv2KdtiI
>>380 謙虚さが別の謙虚を引き出すってまんま「地の骨」じゃんw
>>377 そうそう、エルファーランのものだったんだよな。
ところで、「ゲド戦記」って流石世界三大ファンタジーなだけあって
歴史が細かくて深いけど、それってファンとして
外伝の「アースシー解説」とか読んで理解するべき?
なんかめんどくさいんだけど
>>382 映画に関しては観てみないとまだどうとも言えないよなぁ
あの実写ドラマよりは幾分よくなるとは思うんだが
外伝はアースシー世界の魔法の遍歴とか感じられて面白い 387がいうように語られざる歴史、そのなかで生きる人たち 自分の中ではどうも5巻が受容できないんだよなー セセラクとか「それなんてラノベ?」見たいな
385 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/21(日) 18:20:26 ID:zv2KdtiI
>>320 俺も同意見。
「ゴントの女」としてその後ハブナーに関わらないの?
とか思う。
>>382 シノプスにある、
海で風を呼ぼうとしたら真の名を忘れて魔法が使えなくなり
時を同じくしてドラゴンが現れる冒頭部は結構よさげに思える。
予告のアレンが原作どおりに?奴隷になったとき首輪つけられたり
最後に真の名を知られたアレンがクモの所でとらわれの身となり、
それを救うためにテルーとゲドが一緒にかけつけるあたり、アレンはヒーローじゃなく
とらわれのお姫様、ヒロイン的な位置付けだな。
シノプスじゃなく シノプシス
388 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/21(日) 19:09:26 ID:zv2KdtiI
>>384 同感。セセラクはあんまり好きになれん。
人種差別の問題を取り上げるために無理に出した感が否めない
>>382 それだけ見た感じではそこまでひどくもないとは思うけどなあ。
ただ、テナーとテルーが出張っちゃってるのは違和感あるね、やっぱり。
ヒロインいないと厳しいってのはわからなくもないけど。
>>384 5巻は、世界観を纏めるためにはあまりにも尺が短すぎたと思った。
恐らく、女史は自分が元気なうちに簡潔させたかったんだろうけど。
セセクラの話も、せっかく異文化コミュニケーションを取り入れるんだったら
レバンネンとの話で「壊れた腕輪」ぐらいの分量があってもよかったかも。
または、トンボみたいな外伝のように、一つの独立させた物語にするとか。
とにかく最終巻には、アースシーの過去と現在と未来を全部ぶち込んで
駆け足で種明かしされてしまったような勿体なさを感じている。
391 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/22(月) 00:29:29 ID:O0KxNKDs
246 名前:可愛い奥様 メェル:sage 投稿日:2006/05/21(日) 11:12:42 ID:k/QqFqd1
>>245 消防の頃からずっとショート〜ミディアムで30を迎え最後のチャンスだと
髪伸ばしはじめたけど。
お団子、アレンジヘア、最初は全然出来なかったけど、
なんとか形になるようになってきた。
お団子もゴムとUピン一個で出来るようになったよ。軽くパーマかけたからだけど。
247 名前:可愛い奥様 メェル:sage 投稿日:2006/05/21(日) 11:13:15 ID:k/QqFqd1
なんか「けど」ばっかだ。
248 名前:可愛い奥様 投稿日:2006/05/21(日) 11:18:56 ID:KB9YGn9W
「けど」の先制攻撃!!
勇者は5のダメージ。
249 名前:可愛い奥様 メェル:sage 投稿日:2006/05/21(日) 11:58:48 ID:Lk8htFCs
けど戦記
392 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/22(月) 13:43:48 ID:FeIlMb+w
セセラクとレバンネンの話は確かに惜しかったな
4,5巻は、1〜3からだいぶ時間が経っていることもあって、
作者自身書きたいことも変わったんじゃないだろうか
って思うんだよな。
1〜3と同じ形で続けようとしたのが間違いだったのかも
>>383 解説は読む必要なし
>>392 エアの創造全文だけは読んだほうがいいと思うんだ。
それ以外はまあ暇があったら?
とりあえず1、2、3は必読 ↓ 気に入ったら短編集「風の十二方位」のプロト・アースシー短篇群 ↓ ルグィンがゲドをどういうふうに書いたのか知りたくなってきたら再刊された「夜の言葉」 ↓ 4、5、外伝は読みたけりゃ読めば〜って感じだな。
>>392 アースシーでむりやりオルシニアをやろうとしたような感じもする。
>>393 とりあえずエアの創造は読んでみたけど
他のところは読んでも理解できない
>>396 理解できないって言われてもなあ・・・。
そういえば女史って作品のテーマを前面に押し出さない作風(3巻まで)
と前面に押し出す作風(4巻以降)があるけどこの差はなんなんだ?
老害
ツンデレスク
いつでもテーマはけっこう前面にでてるが それが女性関係だと過剰反応起こす奴がいるだけ TVゲームの主人公が女だったら嫌だ、とかそんなかんじ
>>397 作者の年齢。
齢を重ねるごとにファンタジー的なものから遠のいたのでは。
やっぱり歳をとると、書きたいこととか伝えたいこととか、
あと表現の仕方も変わってくるんじゃないか?
もともとル=グィンは時代の問題を意図的に取り込んできた。 1巻:アメリカにおける人種差別の問題 2巻:女性の解放 3巻:ドラッグやモラルの廃退 メインテーマではなく、ファンタジーにファンデーションされてはいるが これらの問題をストーリーの下敷きに必ず置いてきた。 それが、4巻ではファンタジーの粉飾がさらに薄まってリアルになっている。 しかし、当時のアメリカが抱えてた人々の心がすさみ、児童虐待などに向かう 荒廃した時代の問題を取り込む姿勢は昔から変っていないと思う。
>>394 外伝のカワウソ物語は読む価値あるぜ。
あれこそアースシーの黎明だ。
いーよなーアースシーにおけ魔法の遍歴 あれに人間が迷いながらそれでも必死に天命を尽くすもんなんだな、って思ってみたりして
>>人間が迷いながらそれでも必死に天命を尽くすもんなんだな、って そうだな、良友や恩師に恵まれたゲドと違ってカワウソは孤独だからな。 そんな孤独の中で自分が何を成すべきか、ひとりで考え、迷い やっとの思いで後に学園ができる島(名前忘れた)にたどり着いた時は感動した。 おれにとっちゃカワウソはゲド以上のヒーロー。
しかもそれほど魔法の才もなく、というか性質がまったく別のものなんだろう。 主に大地や生き物に根ざした力が根本にあるような。 あとカワウソが孤独か?というとそうでもないと。 あの、かわいそうなアニエブもいる、手の人々もいる、それに遠くにあっても 思うだけでいつでも心を通わせるモエサシもいる、 迷いながら惑いながら道をたどるのが人生なんだが、ゲドは惑うほうが多く カワウソは迷うほうが多かったのだろう
1〜3巻が好きで好きで好き過ぎて 何から話せばよいやら分からん俺だが とりあえず一つだけ言っとく ノコギリソウ萌え
髪チリチリの黒人だがな。
ていうか、アーキペラゴの人達ってラテン系ぽいよね
>>410 うん、俺もそういうイメージ。
俺もノコギリソウ萌え。
413 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/29(月) 16:52:47 ID:T8f4ZPC1
アレンかっこいいね!!
>>413 アレンってかっこいいか?ただのボンボンってイメージだけど。
1巻と2巻のゲドの方がよっぽどかっこいいと思うけど。
セセラクが好き。歩く筒のお姿が…というのは冗談でw 最初は政略結婚の道具というかお人形として登場したのが、 筒がとれたら叶姉妹だわ、ガッツで言葉は覚えるわ、 身体張ってレバンネンかばうわと、実は過激ないい女。 そのでかい尻でレバンネンを敷いてしまえ。ゴーゴー!
>>414 アレンは人間臭くて好きだな。カッコよくはないが凡人なりに
頑張ってて好感持てる。
テナーに説教されるところが笑える
4巻が好き。 テルーと人々の触れ合いが好きだし、 力を失い自信をなくしたゲドが誇りを取り戻していくのもいい。 3巻で言ってた様に今まで学ばなかったものを学び 本当の意味での賢者になったんじゃないだろうか。
4巻は童貞喪失の話・・・テハヌーはありえないキャラ で一番心に残るけどね
>>419 「どんな賢人でも教えられない神秘をゲドに教えた」
だっけか。
厨房の自分は、妙にどきどきした覚えがある。
さっさと自分の食器を自分で片付ける元大賢人を
ほほえましく思った記憶もあるな。
4巻では、二人が雪に閉ざされた家では「断絶した時間をつむぎあう」 (だっけ?)ように語りあい、 春になって畑が忙しくなると話す暇さえなくなり、 「そんな暮らしは水を汲み上げてはあけ、汲み上げてはあけするようで、 ならば毎日はきらきらと落下する水だった」(だっけ?) …こういうことにあこがれたなあ。 松谷みよ子の「モモちゃん」にも、赤ちゃんのモモちゃんの日々を、 「こうしてまいにち、あさがきて、ひるがきて、ばんになりました。 あしたがやってきて、きょうになり、きのうのほうへ、いきました。」 と描写してて、なんというか、めまぐるしくて無心で、でも悠大な時のうねりが この日々にきっと充足感を与えてるんだろうなと思わされる、心地よい感じ。 宮澤賢治の「ポラーノの広場」にも似たものを感じる。 ゲドとテナーの、正面を向いた、力強くも安らぎに満ちた、きらきらとまばゆい日々…。 ゲドの人生はそれまでは「輝かし」かったかもしれないけど「まばゆ」くはなかったと思った。 この充足したふいんきが、5巻にもあったから、読んだ時嬉しかった。 4巻当時、20代前半だった自分はとにかく「ここではないどこかへ行きたい病」で、 ぬるい消極的な自分と対極にある、こんな「日々」にとても憧れてた。 今はだいぶ遠いとこにきたと感じるくらい育児に必死だけど日々まばゆい。
424 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/31(水) 20:09:14 ID:VDCjVqaG
>>50-51 >寺田に関しては今のタレント起用とは全く違う理由での起用なんで例外ってことで
>同じく「ラピュタ」の初井言栄。これも同じ作品だから例外かな
この辺詳しく聞きたいです
どんな理由なんですか?
演技力を無視して話題づくりのためだけにするキャスティングではないということでしょう
426 :
なまえ_____かえす日 :2006/05/31(水) 22:38:44 ID:EEnfmCBq
かっこいいよ。ジブリのアレンは・・・。性格とかはだめだけどね
>>426 頼む・・・映画については、映画板かSF板のゲドスレに逝ってくれ。
折角原作についてのみ話せる唯一の板なんだから。
>>427 時期的にチョロチョロ話題上がるのも止む無しと思うが。
俺もあの映画は無かった事にしておきたいけど・・・。
追記 「汲み上げてはきらきらと落下する水」(しかし徒労ではなく肯定されたもの) …は、黄泉での「たったコップ一杯分残った水を 乾いた砂の上にあけなくてはならなかった」に漂う とてつもない徒労感・喪失感と対になっていそう。 と思う私は422 423も語って〜
そういうのは子育て経験ありの既婚者にしかわからんだろうなー
4巻のゲドは、カレシンが来なかったらテナーを突き飛ばしてたんだろうか?
>>431 多分突き飛ばして自分も落ちてた(落とされた?)だろうな・・・。
あれが現代社会の病理そのものだと思うとぞっとするよ
現実には大して違わないことが繰り返し起きているんだからなぁ しかも竜や王様なんて来てくれないし
自分は今でも4巻はゲドの喪失感に圧倒されてしまう。 テナーとの穏やかな日々は、再生の営みとして読んでて癒される一方で、 不幸にならない為に必死に幸せだと思い込もうとしているようで痛々しい。 片方の翼をもがれた年老いた鷹に、鶏と生きていく以外の選択肢が 与えられないなんて残酷だ、望むなら死なせてやれよ、という思いを捨てきれない。 5巻を読むとまた違ってくるんだけどね。 テナーは都合良く独り身だったけど、もし旦那が生きてて彼女と添い遂げられなかったら ゲドはテナー以外の女から与えられるエサを食ってたかね?
ジブリでCMの予告に まるでここ重要 「命を大切にしないやつなんて大嫌いだ」 なんてテルーが言ってしまってる件について いきなり影がアレンにつきまとってる件について 影の生い立ち(?)についての不安 ・・・・・・・・・ほんとに大丈夫? むしろ「原作とは無関係」と言ってくれると楽になれると思ってる自分
436 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/02(金) 20:29:47 ID:e3o3xDd4
原作とは無関係だから、もう映画のことは忘れろよ
映画のほうはジブリ映画として楽しむよ 原作とは全然別物と考える
>434 平穏さが痛々しい、という見方もあるんだな。 こんどその視点で読み返してみる。
440 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/06(火) 01:36:15 ID:n6NMP/8N
ジブリでやるらしいから読んだけど児童書にしては難しくないか?長いし。 ハリポタとは同じ括りに入れるなよ!って感じだね。 ところで二巻三巻での主観がゲドじゃないのは飽きなくて良いね。
>>440 ついでに言うと四巻五巻の主観もゲドじゃないんだこれが。
ハリポタよりは少し年齢層高めにはなるかもしれんが、 子供にこそ読んで欲しいとも思う。
俺も小4に初めて読んで以来、現在まで何十回読み返したか分からない。 まさに一生ものの本。
昔図書館で全巻まとめて借りてきて読んだなあ。
現代社会を生きる子供には絶対に読んでもらいたい一冊だよな。 いや、読んで欲しい児童書なんて書き並べるときりがないんだがOTL
子供に限らず大人を自称する輩にも是非読んでいただきたい
やはり一巻がいいなあ。 カラスノエンドウの弟を見て「自分は貧相な人間だ」と思うゲドがいい。 一番輝いてるのはやはり「ヒスイ何するものぞ!」と坂を登っていくゲド。 一巻のゲドは色々歪んでて飽きない。 ・・・ジブリじゃ絶対描けない主人公タイプだよw
子供の頃、一巻で山羊が寄ってくるところが怖かったなあ。 妙なリアリティがあって。
ヘグが可愛いんだよなあ。あれだけはジブリに描いて欲しかったw
でもしんぢゃうよ。 オタクかわいいよオタク・・・
オタクって、小型のイタチとかフェレットみたいな感じなのかな? ローク生まれのヘグにオスキルの雪は堪えただろうな。
一巻読んだけど、なんか、あらすじみたいな話だと思った。あと物語が急ぎすぎてる感じがした。その辺はどう考えてますか?
ラノベなら3巻分ぐらいの内容だよなw
3巻ぐらいまで、特に1巻は 伝説を記録したもののような、結構ドライな感じも受けるよね。 4巻はそういう「伝説」から放り出されたようなビックリ感。
あの、飾りや余計なものを削ぎ落としたような文体がすごく好きなんだが。 荒々しさと疾走感、影と光り、そして神話に生きる人物の物語といった雰囲気が ストレートに伝わってくるというか。 昔はあんな文章運びの児童文学は結構あったんだけどな。 サトクリフなども同じような印象を受けたっけ。どちらも大好きだ。
端的に言って叙事詩なんだよな。指輪物語もそう。 巷に溢れてる自称叙事詩とはちょっと違う。
457 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/07(水) 09:52:22 ID:icIXBR0k
1巻が一番ええ 次2巻
無駄にあおらないあの感じ好き。 でも指輪は世界を描いてる、ゲドは人を描いてる そんな風に私は感じます。 ところで映画の話題は嫌われてるようですが 上の方の435とかに書いてあるあの宣伝文句を見て一つ・・ ゲド戦記での命・・いえ、死への意識ってどう思われます? ゲド全体を通して死の世界のお話がかなり重要だと思うんですけど その世界への恐れは多分に感じられますが、生命の大切さとか死の拒否反応とは ちょっと違うと思うんですが。 そもそもあの死の世界観は何か元になったのとかあるのかしらん?
ゲド戦記の根底にあるのは、全ては自然のままに、というような アニミズム的な思想観のような気がします。 現前する私たちの生も大切にしなければならない自然であり、 そして死もまた私たちが大切にするべき自然の一部・・・というような。 人類学者だった女史の両親がネイティブアメリカンに関する著書を 出している事から推察するに、いわゆるインディオの思想に触れる機会の多かった 女史が、それを物語の中に取り入れたんじゃないかな、と。
ル・グィン女史には東洋思想、 特に荘子(墨子だっけ?)が影響を与えてるのも有名な話だよね。
映画がやるというのでミーハー根性で一巻読んだけど良かった。
女性に混沌とした生命の根源的な力を象徴させて、男性の知識や権力と対立させてる所は
老荘思想を思い起こさせるかな・・・と勝手に思ってました。
無垢な物に真理がある、っていうのもトンボに通じるかも。
死はどうだろう。
生の延長として受け入れるべきもの、として描かれているように思います。
作中で多くの登場人物が死を迎えますが、自然死であれ変死であれ、あっさりしてますなw
あまり過剰な意味付けはせずに、他の生き物同様あるがままでいいよ、という感じでしょうか。
まだ激しく消化不良な気がするので、読み返してみます。
>>461 3巻までなら勢いで読めるよ、きっとw
映画で手にとってくれる人が増えると嬉しいね。
ゲドを初めて読んだ時は絶対に老荘思想の話に違いないって思ったからなあ
老荘思想なんて思いもよらなかった10歳の日々
ゲドの死って、人生の一部っつーか、世界の延長戦っぽいよね。 仏教とかにも似てる? アニミズムっぽい気もしますの 以前江戸期位までの日本人は欧米に比べて死への恐怖感が薄かったっていうのを 見たことがあるが、それに通ずるような気がする。 ネイティブアメリカン思想、要チェックだ。 ついでに老荘思想か・・読んでみるか。敷居高くない?
3巻読むと、死によって自然と一体になり永遠に循環する、と言ってる気もするな。
「死者は朽ちることなくよみがえり、永遠に果てることはないだろう」
これはやっぱりインディオの世界観なのかな?
とすると、死の国にいる影ってなんなんだろう。
あの死霊達はあそこで何やってるんだろ・・・
>>465 敷居は高くないと思う。
ハードカバーから文庫・新書までいろいろあるから、
自分に合ったのが選べるんじゃないかな。
一気に読もうとせず、飽きたら間を空けて読むのがコツだ。
中国の思想書の翻訳モノを読もうと思う場合、 まず立ち読みで必ず内容を確認する必要があるよ。 図書館でもいいね。なぜかってーと、訳者や内容への編纂に 時代時代の要請や雰囲気が必ず含まれるから。 正に「自分にあった」解説書を選ばないと不幸な出会いになるだろう。 不自然に感じるかもしれない。当時の思想者が考えた思想を必ずしも 正確に伝えてないんじゃないか?と。 でも、これが正しい中国の思想書の読み方なんだ。ホントだぞ。
>>466 5巻まで読んだ?
最後まで読めば、死の世界とは何だったのかが明かされるよ。
471 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/10(土) 03:41:35 ID:UrYW7Rsy
陰と陽だな。でも影もの他にいろいろ読むと、いろいろな生き方あるな。 ダークハーフとか魔法使いの弟子とかでの影と比べるのも面白いね。 ダンセニーのほうは、ゲドの解決法に近いかな。 安全地帯に篭るのも、龍の爪の下に逃げるのも、太古の力のテを借りるのも それぞれの生き方なんだよなあ。
5巻は結構好きなんだけど、ただあの石垣ってよくわからないんだよなぁ。
頭では理解できるけど、感覚としてわからないというか・・・
人(竜もいるけど)の力で作ったり壊したり、ってのがどうにもピンとこない。
もちろん伏線がきれいに張られてるから、破綻や矛盾はないんだけど
物語というより、設定の枠組みの面白さに目がいっちゃうんだよね。
>>470 買う勇気はないけど、レンタルなら一度見てみたいorz
映画化を機に読んでみたいという人がまわりに でてきたので2、3人に貸したが、 ピンとこないとかどうも入り込めないとか 評判はいまひとつ 悲しい
もしも貸した人が 今風の冒険活劇ファンタジーやラノベを好きな人達だったら 残念ながら、ゲドの作風にあわない可能性は高いと思う。
475 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/10(土) 14:56:22 ID:UrYW7Rsy
ドラマみたいなトークと漫画みたいなアクションがないからね。
まぁ好みなんて人それぞれでいいじゃないか。 映画化で何人かでも気に入ってくれる人がいれば良いさ。 自分の周りじゃ「ゲド戦記」のゲの字も出ねーーーYO!!
そういう人に、「映画は面白かったけど(ry」と言われたら きっと腹辰
まあ、間違い無くそういい出す人間出るだろうな。指輪なんかもそうだった。 ナルニアは映画の評判があんまりよくなくて、映画から入った人からも 原作の方が面白いじゃねーかなんて意見もあったようだが。
ジブリだったら、一般の人は余程酷い出来でない限り満足しそうだしな。 でも他人の趣味に合わせる気はないし、他人に自分の趣味を押し付ける気にもならね。 敢えて言うなら「ゲド戦記」=ジブリ になるのが嫌かな。
でも、ソフトカバーになって手に入りやすくなったのは評価できる。 高校生のころに図書館で借りて読んだんだけど、 ハードカバーは高かったから買いにくかった。
ソフトカバーで全巻初読みした俺が来ましたよ。 四巻以降の物語が収束していく流れはなんだか切なかったな…… 色んなものが整理されて、落ち着くべき場所に落ち着いていくんだけど、それゆえに。 ラストシーン、綺麗だった。 テナーとテハヌーの実質最後の会話で泣きそうになったわけだが、竜って死ぬのかね?
でも映画の所為で ゲド戦記=駄作 ってほざくアホが湧き出てきそうなのが怖いところ
いつかは死ぬだろうけれど、人より遥かに長生きではないかと
>>482 もう出ている。
映画スレでは、あんな下らんフェミ小説を原作に云々と喚き散らす奴までいる。
(書き込みを読めば、受け売りで自分では読んでいないのが一目瞭然だったけど)
発表前からこれだけネガティブにやられたら、少なくとも2chでは原作叩きが
起きる可能性もありかも。(ハウルの時は原作叩きはあったのかな?)
まぁ、映画の「ゲド戦記」は原作とは関係ないから放っておこう。
2chの叩きなんてスレの華じゃん。 ゲドも注目されるようななったんだなぁ・・・と感慨深かったけど。 もちろん反論するのもいいけど、あくまで冷静にお願いしたい。 腹立つのはわかるが、脳味噌スポンジとか言うなよw
リローd・・・485ごぬんね・・・orz
>>484 映画スレには元からあるスレとジブリ信者がマンセーするための自称作品スレがある
だから作品スレで原作叩きがはじまったのは仕方ない
結局どっちも映画への批判がスレの主流なってるけどねw
ただ、作品スレでの信者の言動「アンチはあっちのスレ行け。ここは作品スレだ」は読んでて苦笑するしかない
まぁ原作叩いてるのはジブリ狂信者だからたいしたことにはならないでしょ
叩かれてるのを見るのは残念だけど
まあ映画見る事が原作に触れるきっかけになってくれれば嬉しいかな。
指輪にしたって映画見てる人に比べれば原作読んでる人少ないだろうし、特に日本ではその差はものすごいだろうし。
>>488 お前、向こうでもゲド原作叩きはジブリ儲の連中だって書き込んでた奴だろう。
書いてる内容が全く一緒だw
ちなみに作品スレの流れを読めば、原作を知らない上にゴロー憎しで最初から
ゲドはダメだと決めつけている連中が原作を腐しはじめている。
ジブリ信者は(いるともほとんど思えないが)「ジブリだから期待している」な
書き込みが主流で、期待している連中は誰も原作を叩いてなんかいないだろーが。
そもそも、原作未読で映画は「クソ!」と叫ぶような奴の内の何人が わざわざ原作を読んでみようと思うだろう? 原作を知ってもらうためには、ある程度ゲドの映画は興行的には成功 して欲しいと思うけどな。 あと、自分の経験からすると、先に「ネバーエンディング」を見てから 本を読んだせいか、映画も原作もどちらも好きだ。中身はすっぱりと 切り離して考えられるし。 ただ、原作から入った人があの映画を嫌うのもよく分かる。 ゲドも新規の人にはそんな風に受け入れられたらいいなと思っている。
あーわかるなその感じ。 自分もはてしない物語、映画は映画で好きなんだ。 ゲドも、原作から離れるのはもうしょうがないとして それはそれで作品として成功して欲しいと思ってる。 ハウルみたいになったら目も当てられないもの。
スレチだが、ハウルは知り合いから「映画見るな」ってアドバイスされたなw 原作の赤毛娘が大好きなので、あれは有難かったw
ハウルの映画はどうとも思わなかったが、原作は最高に面白かったな。 続編のアブダラはさらにさらに面白かった。 ゲドは最初、1〜3巻までと思い込んでいたとこもあって 老年時の展開には戸惑っていたけど 年取ってくると4巻以降ってなんだかすごーくしっくりくるんだよな。 普通のおばさん(まあ偉いおばさんではあるが)として生きる テナーが好きだ。
5巻出てたのか・・・買って来よう
さきに外伝よめ
四巻については好き嫌い分かれそうだけど、 老境に入った英雄を描写する事で、良い意味で「ゲド戦記」に深みが増したような気がする。
確かにW巻はゲドの栄光よりもテナーとの関係を書いてるよね。 外伝面白いのかな??今X巻読み中。
>493 >ハウルみたいになったら目も当てられないもの って、どういう意味?
>>499 外伝はいいよ。「俺のゲド戦記が戻ってきた!」って感じだ。
>>500 「作品」として成功するということと、
興行的な成功をおさめるということは違うってことかな?
ハウルの原作は未読だけど、そういうことならわかる。
502 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/13(火) 19:49:11 ID:e2lJBJIP
ハウルは原作よんでねーけど、 普通に映画うんこ。 なんつーか声優がうんこ。 結局何が言いたいのかもさっぱりわからん。 千と千尋はそこそこおもしろく見れるが、 ハウルはハァそれで?で終わった。
ハウルも千と千尋ももののけも意味不明。パヤオは作画監督だけやってろ
原作を読め、話はそれからだ。 こないだから「夜の言葉」読んでるんですが、 どうもロークの学院のごたごただとか男性優位主義だとかは SF論壇の政治的なごたごたをモチーフにしているように感じられました。 他に読まれた方はどうお感じになられらっしゃまれましたか?
すぐにアレゴリに還元するのイクナイ ってアーシュラが言ってた
そういや、そうだ(w でも、あの最初のコラム読んでちょっと納得した。 自分もSFマガジンだとかいろいろで読むSF論壇のゴタゴタとかと ロークの賢人(?)のゴタゴタがなんか重なってしまっていたから。
ルグィンによる最新の評論が読みたいんだな 特に9・11後の
…えーっとS-Fマガジンでなんか読んだような?? ごめん、思い出せない。
509 :
501 :2006/06/14(水) 09:39:13 ID:FQm7TeDI
>>504 ハウルの原作についてではなく、あくまでジブリのアニメ作品
単体としてどうだったか、ってこと。だから原作の未読既読は
勘定に入れるべきではないと思ったわけ。
で、ジブリのゲド戦記が(別物なのは分かりきっているから)
独立したアニメ作品としてよく出来ていれば御の字だ、
ハウルのようにカワイソスなことにならなきゃいいが…ってこと。
(以上、俺の捉えてる
>>493 の意味)
510 :
493 :2006/06/14(水) 14:24:44 ID:b2vzRAY2
興行的にハウルが成功したのかどうかは知らないし意味のないことだけど、 「(ハウルのように)原作跡形も無く破壊された上に 映画作品としても成功とは程遠い出来になったら涙も出ないよ」 てくらいの意味で。 >501-502で十分。 ルグィンスレなのに既読前提の意見ですみませんでした。
ハウルは先にアニメを見た。 後半3分の1は、「戦争」「空襲」「沼地の魔女の変貌」 の三つの要素で、物語が過不足なく、伏線回収したとは思えず、 すっきりしない終わり方だった。 まるで、連載続いている漫画の映画化で、 途中でエンディングを迎えるための力業みたいな感じだった。 それで、あとで、原作を読んで驚愕。 「動く城」を映像化した以外は似ても似つかない。 老婆になった少女は、CVのせいで設定が生きていない。 宮崎監督得意の落ちものアニメ、高所恐怖症の人を脅迫するテクは健在だった。いいところはそれだけ。 ストーリーは、原作>>>超えられない壁>>>>映画だったと思う。
512 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/15(木) 00:50:02 ID:+mRl+vzG
まあ文字は人に想像を強要するからな。 いろいろ膨らむ。 アニメ、まあ実写でもいいけど、映像としてみると、 やはりそれで固定してしまうから、 映画は映画ですばらしいってのはあるが、 原作よりはるかにいいというのはそうないんじゃねやっぱ
513 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/15(木) 03:22:43 ID:Mmv/N0UM
本国のファンは映画化にやんといってる?
アニメ系のフォーラムしか見つけられなかったけど、7〜8割は期待のコメントかな。 映画のスクリプトやら、鈴木Pのインタビュー、親子の確執等々の情報は こっちと大差なく伝わってるみたいだ。 原作好きだという人も多いが、不安より期待のコメントが多かった。 ハウルを挙げて心配してる人もいたが、多くは見てから判断する、という感じで冷静だな。 初監督でも、ジブリのブランド力への信頼が厚い感じ。 テルーの歌は評判いいね、否定的な意見は見つからない。 歌詞まではわかってないと思うけど。 人種的なキャラの相違については、やはり多くで話題にはなっているが・・・ ・ジブリキャラっていつもこうだ ・これは日本人向けに作られてるからじゃねーの? ・そもそもアニメの日本人自体、日本人に見えないぞ という、擁護?レスが付いていてワロタ・・・いや、泣いた。 ルグィンの感想が楽しみだ、と言ってる人もいたが、激しく同意だw
>>514 2chじゃどこのスレも7〜8割ガッカリなのにえらい違うのね
どこのフォーラム?アドよろ
>>515 2はネガティブな意見で盛り上がるのが基本だからね。
2じゃ、叩きばかりが横行して、まともな話し合いもで出来ない事が多い。
自分も、ブログに書かれたジブリに関する記事を、ロボットで拾い上げるリンク集(日本)
をよく覗いているけど、否定的な意見は3割程度。
残りは「ジブリだから期待している、楽しみ」という意見が多い。
原作ファンも、否定よりも「これでゲドの名が知られることが嬉しい」って意見もある。
逆に否定的なのはアニメにやたら詳しい、アニメファンが中心だと感じた。
もうアニメの話はどうでもいいよ。別のスレでやってくれ。
確かにアニメの話は隔離スレの方がいいと思うけど、 原作の話振っても、ほとんどレス付かない現状では致し方なしとも思う。 ま、これだけでは何なんで。 4巻って、結構好意的な意見が多いんだな。 自分は、3人が細々と積み上げてきたものが 最後近く一瞬で崩れそうになるのが衝撃だった。 あとテナーがテルーにワンピースを作ってあげるところの 二人のやりとりが印象に残ってる。 正義と真実では不十分。愛でも空白を埋めきれない。 このもどかしさ、わかる気がするなぁ。 テナーを思って「服きれい」というテルーが泣ける。
テルーはかわいいね。 子供が持つ独特のなでなでしたくなるかわいさ。 自分子供居ないけど、テルーには絶対幸せになって欲しいみたいな親心が 生まれたよ。 大きくなったテルーにはなんかしっくりこないんだけど。
そうだ!4巻で思い出したけど、コケばばとテナーが男と女について 色々話したくだり、何度読んでも意味が分からなかったんだよね。 5巻読んでも分からなかったんだ。 でも、カワウソ読んでやっと分かった。 外伝はいいなぁ。ファンブックのような感じ。 ゲド戦記みたいなあの雰囲気って今の本じゃなかなかないよね。 あーゆう重いのが読みたいんだけど。ベルセルクくらいか。
522 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/16(金) 05:02:41 ID:zmLYIR2D
ベルセルクはこの手の話によくあるようにどんどん終わりがわからなくなってるからな。 まあおもろいけど。 ゲドはただそこに在れることを喜びとする話だから、 重さの質がだいぶ違うくね。
ソフトカバーで買うかハードカバーで買うか悩んでるのですが、 内容は完全に同じなのでしょうか?
ソフトカバーは訳者のあとがきというか解説というかそれがなかったと思う。
1巻:個人 2巻:人間関係(男女関係) 3巻:世界(生と死) 4巻:現実 5巻:・・・なんだろう・・・未来でもないし・・・ 外伝:世界(アースシー) 何か間違い指摘してくれ
一応「夜の言葉」では 1:成熟 2:愛 3:死 という言葉を使ってルグィンが説明してた。
愛なのか…。 ところで新聞広告で、婦人之友という雑誌の7月号で 夫婦をテーマにした対談があるらしいのを見たが、 清水真砂子さんの名前があった。 読んだ方いらしたら感想などヨロ
愛じゃなくてセックス/性だったかもしれん すまん
性、だとおもう。 日本語で言うセックスではなく 男と女という2つの種の関係、のような意味で。
>527 おおう!セイン・カミュさんの写真だけ見て、みーはーだなぁと思ってすっ飛ばしてた。 今チェックしたら、平野文さんもいるではないか。 用事を済ませたら読む。 わたしの感想は・・・あんまりあてにならないと思う・・・多分。 ありがとね。
完全にチラシの裏でスマソだけど マザーが夜の言葉買ってきた
この一週間で3巻まで一気読みした。 さて賛否両論の4巻は読むべきか読まぬべきか・・・。
賛否両論だからこそ読むべきだ
534 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/18(日) 19:20:01 ID:aYh86zKr
>>532 ゲド戦記の何に萌えたかで意見が変わる。
キャラ萌えした!=読むな
世界観萌えした!=読め
映画の試写会当たったよ。 一足先にどんなものだか確かめてくる。 さて、ひととおり読み返して予習しとこう。
>>534 キャラ萌えしたし世界観萌えもしたが、4巻面白かったよ。
特にある程度年齢が上になってから読むと味わい深い。
既婚者にオススメw
メンへルな人にもオススメだな<4巻
試写会のチケット欲しい人いません? 会場は北海道(札幌市教育文化会館)、7月8日(土)のです。アサヒ飲料で当たりました。 めちゃくちゃ行きたいけどどうしても行くことができないので…(´・ω・`)
どうしても行け
541 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/19(月) 23:01:38 ID:VDNhv2lg
>>539 2チャン初心者ですか?
あちこちマルチで書き込んでるようだが、
こんなところでまともなチケのやり取りができるとでも?
オクに出すか、ファンサイトに書き込んでこいや
すまそ…上げてしまった…orz
べつにageてもかまわんよ
小さいころこの本大好きだったんだが内容わすれちまった。 映画化される前に買ってまた読んだ方がいいかな?
映画は原作とは完全に別ものになった。 ただし原作キャラだけは再利用しているので、 映画キャラのイメージが原作に貼りつくのが嫌なら今のうちに読んでおいたほうがいいかも。
>>538 あ、やっぱメンヘラ向けなんだ。
どうりで自分4巻好きなわけだ。
なんとなく気になってた作品なので、映画化されるのを機会に読んでみました。 正直、1〜4巻は苦しかったけど、5巻は作品の世界が一気に花開いた感じで かなり面白かった。これから外伝読みます。
人 (__) オナニー糞映画 \(__)/ ( ・∀・ )
映画の話題は映画作品板やアニメ関連の板あたりで…
ただ原作の話はほとんど出尽くしてるから 映画の話がでるのも仕方ないとは思うが。
>>534 若いテナーもいいけど
熟年テナーも悪くないよなぁと
ハァハァしてた俺の立場はどうなる
>>550 映画の話は良い要素が無いからな
原作板で話をしだしたら絶望感がつのるだけだからだろ・・・
基本に原作ありきで映画と絡めた話なら 十分許容範囲だと思うけどな。 まあ、大方ぼやきになってしまうとこがアレだけども 今一巻から読み直しているけれどやっぱり面白いな。 ものすごく隅々まで設定まみれなのに退屈じゃなくて、 スッと入ってくる流れ。文章がとても好きだ。
新シリーズのギフトはおもしろいのん?
ゲド戦記、続編でないかなぁ。 むり?
いっそ、アンマキャ方式で… いやもう、クトゥルー方式でも…
「オスキルの影」 魚臭い北国の港町オスキルに降りたった若者ゲドは テレノン宮殿にて名状しがたいものを目撃してしまい、 宇宙的恐怖にとらわれる……
そう言えば子供の頃、太古の石の霊に宇宙的な恐怖を感じたなあ。 石の精とか石の精霊とかならそうでもなかったんだろうけど、 霊、しかも太古のって表現が異様に恐ろしかった。
>>555 全部繋がってるんだよ。
オールウェイズカミングホーム、
なつかしく謎めいて、そして、今度のギフトといい。
そこにはみんな居るんだ。安心して読み漁るがよい
セヴァイヤヴァイ
561 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/29(木) 19:54:07 ID:+a/vAF/f
今日一巻から三巻まで読み終わった。すごく面白くて奥も深かったんだけど、 ひとつ迷ってる事がある。残り三冊(帰還、アースシーの風、外伝)を読むか どうかだ。と言うのもこの三冊は前の三巻までと比べて結構賛否両論あるからだ。 基本的に当初は三部作の予定だったし、ここで読むのやめてもいいかなとも思う。
読みたくなったら読めばいいのさ
本の方はいつでも待っててくれるさ ・・・でも外伝は面白いぞw
564 :
561 :2006/06/29(木) 20:26:52 ID:+a/vAF/f
>563 「本の方はいつでも待っててくれる」か・・・ 良い事言った!6日で3冊一気に読破して、ちょっと疲れてるから、 少し間を置いて、また読んでみるか。 でも本当にこの小説、読んでるうちに映像が頭の中にぶわーっと沸いて来るん だよな。本当に良い小説だったよ、うん。
夜の言葉を読み終わったら読み返そうかな・・・。 女史が何をイメージしながら書いたのか再発見出来そうだ
>564 来年読んでもいいんだよ。(そう言っちゃいけない人なんだったらごめん。)
「本の方はいつでも待っててくれるさ」 ゲドならそれもいえるだろうけど、全ての本に通用するとは限らない。 「いつか読もう」と思っていたら、いつの間にか図書館でしか手にとれなくなった 本のなんと多いこと 。・゚・(ノД`)・゚・。
569 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/01(土) 22:25:53 ID:47A+COSm
571 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/02(日) 01:54:35 ID:OG8Rg8st
ハウルは漏れの中じゃ最低だな。 いいところがまったくない。 話に起伏がなくて、だらだらと続いてる感じしかしなかった。 そんな漏れはナウシカ、豚、もののけが好きだお
まあスレ違いだけど、他の流れをぶったぎったわけでもないからいいか。 俺は豚、魔女、ラピュタ、もののけ、千尋には甲乙つけがたいくらい好きだな。続いてトトロ。 なんだかんだ言ってジブリ映画と共に育ってきたから、いまさら否定できないくらい自分の中に根付いてるんだよなあ。 多少のノスタルジーを伴っているのかもしれないけどね。 ゲドのアニメにも多大な期待をしてるよ。 原作は小学生以来十数年、自分にとってかけがえの無い作品だが、 それとこれとは別として、一ジブリ好きとして考えればアニメはすごい楽しみだ。 2ちゃんでジブリ好きだと堂々と言うのは少し勇気がいるなw なんだかんだで実況ではすげー盛り上がるから、ぶつくさ文句言いながらも好きな人は多いのかもしれないけど。
>>570 くりらじ・・・業者の宣伝だろw
ページ下のほうに纏める前のらじの音声あるぞ
聴いても本当に観て評する資格あるのかって内容だけどw
まぁ下馬評通りで終わると思うよ
作品の骨組みである脚本と演出に素人いるとキツイ
背景とかの画質が良いだろうだけにね
ゲド・ジブリ両者とも好きだがあの抜擢は勘弁して欲しかった
そんな俺はナウシカ ラピュタ トトロ好き
やっぱ駿だね駿
コンビニで主題歌流れてるけど 歌手の声は少女っぽくも母性的。悪くない。 そうしてある種のジブリヒロインのステロタイプには合った声ではあるんだけど、 歌い方とか歌詞が全然ダメ。 まったくパンチのない、空気みたいにカスカスな、なんか生活に疲れた感じの、 最近流行りの和テイスト歌謡としてもかなり薄味の、 まあ一言で言えば「映画見に行こ」と思わせる気がまったくなさげな歌だなあ……と 原作ファンとしてはケチをつけるためにだけでも一度は見ておくつもりだった。 だけど、なんかもうこんなどうでもよさげな歌を主題歌として出してくるようじゃ、 原作ファンがどうとか関係なく普通にスルーしていい映画なんじゃないかと感じました。
すがわらぶんたたぶんたの顔が浮かんじゃってジャマだよ ああ、嫌だ。
俺は逆にこのアニメにはある程度成功して欲しい。 でないと、原作が貶められる可能性も高いからな。 映画が成功すれば、原作を読む奴もかなり出てくるが(指輪etc) 映画が失敗すると、原作まで敬遠される可能性も高い。 とにかくこの映画ではそれなりに人気を博して、ファンが原作へとシフトしてくれればそれでいい。 ゴロー第二弾は完膚なきまで失敗してくれて構わんがw
ヒント:指輪とかはエンタメとして成立してるから成功した ヒント:女史の作品をエンタメに改良することは出来る?
完成前までは見に行くつもりだったんだが、なんか萎えた。 ジブリに興味ないし、絵と音楽が良い別作品なら自分にとっては意味がない。 ル・グィンがコメント出すだろうから、そのためだけにレンタルはする・・・かも。
指輪の時もそうだったけど、映画から入ってくる新規読者は 映画のイメージ第一で、映画版との齟齬に不満を持つ場合が多いよ。 比較的原作に忠実だった指輪でさえそうなのに、ゲドは原作と完全に別物。 映画版のファンからは敬遠どころか叩きの対象になるのは必定だろう。 どっちにしろ映画を見た人間からは貶められるなら、 その害は少ない方がいいからヒットは不要だな。
「映画が暗すぎるのは原作の所為」とか言われるんじゃないかと鬱だ
原作から遠く離れるのは覚悟しているけど ゲドが影を自分の身の内に抱き込んだ、その1巻の話がなかったことに されそうで、それは不安がある。 影を放ったのはアレン、ゲドはとにかく強い魔法使いの大賢人。 予告等見てるとそういう感じになりそうかなあと。 タイトルのタイトルたる所以を残して欲しいものだ。 まあ、そのへんは原作厨の願いであるけど、 原作とは別にして映画そのものとして楽しめれば御の字だと思ってる。
582 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/03(月) 01:17:54 ID:th9X9tNx
アレン戦記だったらよかったんじゃね?
覚悟してたけど不憫だな・・・ 219 名無しさん名無しさん sage 2006/07/03(月) 01:56:06 ゲドってジブリの原点回帰で作るって言ってなかったっけ? それが物語が破綻してて普通の客じゃ理解が難しいなんてもう問題外だな・・・ 演出も素人だからショボイから、結局古っぽいパヤオ絵柄とキレイな背景が特徴かw 220 名無しさん名無しさん sage New! 2006/07/03(月) 02:07:31 大体素人が物語を掌握しているんだから救いようがない。せめてコンテぐらいは 別の人に切らせるべきだったろうに。伏線の張り方とか登場人物の過去の処理 (特プロットに絡ませにくいもの)とかはそれこそ経験がないと無理だしな。 なんか真の名とかアースシーの設定すら理解しにくいらしく、××が実は××というのも いきなり前振りもなく明かしているらしい。もう地獄に堕ちろって感じ。 221 名無しさん名無しさん sage New! 2006/07/03(月) 02:16:23 時流に乗って世界三大ファンタジーの一つの映画化にしゃしゃり出て、出来たものはオリジナル。 原作者から声かけてきた事とはいうものの、なんか食い散らかしちゃったって印象。 例え面白かったとしてもね。 それともル・グウィンもこう言うのかな? 「宮崎アニメの中では出来が悪くても、私の原作より全然素晴らしい」って。
神さま 時を去年の夏にもどしてください
このスレ、根暗ばっかりだな
何か事を為すより、受け入れる事の方が難しい。 3巻でゲドが言ってなかったけか・・・・・orz ああそうだ、今日ギフト買いに行こう。
映画見る前にひととおり読み返そうと思ってるんだけど、 数年ぶりに読み返してみるとずいぶん感じ方が変わっていて驚いた。 以前はとにかく1巻が好きで、4巻は衝撃、2,3巻は面白く読んだものの 多少退屈だったりアレンのゲドへの鬱屈がもどかしかったりしたんだけど。 到底受け入れられない、と思った4巻でさえ時間の重みが胸に響いて なんとも面白いな。
ゲド戦記は 年を重ねれば重ねた分だけまた違った読み方が出来るというか 一生物の本だと思っているよ。
お前ら冷静に考えろ、仮に1巻を映画にしてもアレを映像にしてしまったら 暴走したDQNが世界中を旅して後始末つけるだけのB級エンタメに成り下がるぞ。 影の享受とかそういう観念的なものが映像化の過程で完全に欠落するから途方も無いクズに成り下がると思って間違いない
まあ鈴木ジブリがやってたらそうなったろうな
要するにかなり力のある人でないと完璧な映像化は難しいと。 で、実際そんな人はいない、と。
仮にハヤオがやっても完全に別物になるだけだと思う。
かなり力のある人はかえって原作読むと映像化に尻込みしそう。 これは難しい、と。 で考え無しが映像化。
それはもしかして目の前の現実でわありませんか
>>581 他スレから
もうね、あほかと。最後の一行。
>■ とにかく驚かされた「ゲド戦記」もどきの物語だが,「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンを松本零士風の美女にし,
>ゴラムを宮崎駿風の美少女にしたと言えば分かってくれるだろうか.本来クモは男性で,「帰還」に出てくるテルーは
>本作ではオーム・エンバーたち竜族に相当する役割.更にアレンは父王を殺すは人格分離するは,ウサギはクロト
>ワになっているは,テナーが出てくるは,確かにホート・タウンの台詞や話の流れの一部は「さいはての島へ」から
>引用されているものの,「ゲド戦記」の薫りはそれだけ.あとの物語は「さいはての島へ」とはまったく違う.
>さすがに「ネバーエンディング・ストーリー」まで 180度解釈を変えていないが匂いは近い.
>これでル=グウィンが怒らないのかと思ったぐらいだ.
>更にエンディング・クレジットが流れた時に愕然とさせられたのが「原案:シュナの旅」.確かにねと嘆息が漏れた
598 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/04(火) 09:39:06 ID:9rD4RuQl
>>597 それマジ?
アーシュラ婆さんにそれメールして送ったらsi-fi版以上に激怒するんじゃない?
>>599 それイイ!!!
原案「ゲド戦記」なら分かるが、駿がゲド戦記へのオマージュで描いた「シュナの旅」って・・・
ちなみにsi-fi版ってドラマ映画のことだっけ?
あれなら輸入して観たけど、ジブリの情報集めてる限り、たぶんあのドラマ映画の方が原作に近い。
というかジブリのは別物。。アレンが父王殺すって何よ。王はいないんじゃないのか?と。
ついでにソース貼っておきます。
映画板?だと、ジブリ映画としての側面からこき下ろされてるだけで
ゲド戦記としての側面からは語ってくれる人いなかったから、反応があってすごい嬉しい。
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20060702
父王ってのは、エンラッド公国の王のことだろ。 父殺しって古今東西悲劇で終わることが多いテーマなのに、 そんな業背負わされたアレンの行く末が気になる。 それとブログのコピペ晒しは程ほどにな。 メール攻撃なんかしなくても、ルグィンは相当の評価するだろうし 映画のことでこれ以上迷惑かけんな。 と、マジレス。
むぅ・・・本当に父王殺してしまうのか? 未遂じゃなくて。 信じられない改変だな。
>>601 まあ、そこんところで「影」の登場って事なんだろうけど。
アレンは魔法使いでもないのに、どうやって影を具現化したのかが今ひとつ分からん。
それにしても、ゲドのかっこいいところは見ることができるのか?
父親殺しは、多分未遂。
それと、
>>597 のブログの感想はネット上で上がっている試写会感想の中でもアンチの先鋒だから。
他のプログは絶賛から微妙まであるが、ここまで徹底的に叩いているのはほとんど見かけない。
でも他のブログ、 >個人的な要望というか期待の気持ちも沸いてきています。 >このまま「ゲド戦記」の全部を映画化してほしかったり、 とか明らかに原作読んでないような発言とかしてたりするよ
もう30ぐらいはブログで感想が上がってる。 原作を読んでいない人の方が評価は高めな傾向か。 それでも微妙…という声が大きくなっているのは確かだな。
>更にエンディング・クレジットが流れた時に愕然とさせられたのが「原案:シュナの旅」.確かにねと嘆息が漏れた これは当然だろう。ジブリにも一握りの良識はあったようだ。 おかしいのはどうしてこの作品のタイトルに「ゲド戦記」の文字があるのか?ということ。 原案が「シュナの旅」でタイトルが「ゲド戦記」で中身がオリジナルって、 そこらへんの子供が考えてもおかしいだろ
本当はタイトル「シュナの旅」、原案「ゲド戦記」にすればよかったんだけど それやったら素人監督の作品だからヒットは望めないかもしれない。 タイトルは「ゲド戦記」にしておけば中身が別物でも 世界中の原作ファンが興味を持つ・・・。
個人的に気になるのは、真の名と普段の名を区別しているか? 竜と目を合わせるか?竜は竜の言葉で喋るのか?
とりあえず、「ハイタカ(ゲド)」となっているね。 アレンもテナーもテルーも竜と通じ合ったシーンのある人たちだし、 竜とは、結構あっさり目を合わせることもあるかも。 本来、竜は簡単に目を合わせたり、心を許すべきでない強い生き物なのだという 前提がうまく示せるかどうかが肝かな。 ジブリのブログ、興味を持って読んでいたけど、 監督や制作日誌がシュナの旅について触れたのは数えるほどだったと思うんだけどなあ。
真の名と通り名は出てくるが、唐突に出てきて説明が少ないので 原作読んでないとわかりにくいらしいな
>>610 >>611 ということは、本編中では大部分において、ゲドは「ハイタカ」
と呼ばれているのだろうか。もしそうならゲド戦記を見にいったのに、
最後のほうになるまで”ゲド”が出てこないことになるわけだ。
説明不足なのか・・・ありそうなのは、テナーと面会したときに お互いが真の名で呼び合って会話する、って感じかな。 映画、原作未読の人と見に行く予定なのであとで感想聞いてみよう。 上の方で4巻のあとは外伝がいいってあったので外伝。実は初読。 しくじった。もっと前に読んでおくんだった。ものすごく面白い。 「カワウソ」なんて、1巻以上にヒロイックファンタジーだね。 若い魔法の、花開いていく明るさが心地いい。
公式サイトではいちおう「作画参考:シュナの旅」になってるな。
原作があるのに原案が別にある、というのは奇妙な状態だな。 駿自身が手をつけたならわざわざ併記する必要もなかったのかもしれないけど。 シュナの旅こそゲドに着想を得ている物語だから、 便宜上?とは言えなんか割り切れない響き。
>>610 >>612 しばらく「ハイタカ」となってて、後からいつのまにか「ハイタカ(ゲド)」となってたらしいから(もしかしたら逆かも)
観てみるまで何ともいえない・・・
とりあえず製作スタッフがゲド戦記に疎そうということだけは言えるかも
http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/ >今すべてが終わってみると、誤解を恐れずにいうならば、
>いったい自分は何を作ったんだろう?と思わざるえません。
>加えて、今初めてある種の恐怖を感じています。
>この映画「ゲド戦記」を自分の中で総括ができるのは、
>ずっとずっと先になりそうです。
監督が自分の製作しているものを把握してないし
>私は確かに監督という役割を務めましたが、
>それは映画「ゲド戦記」を作る上でのひとつの役割にすぎません。
>作ったのは、社内社外を問わずスタッフみんなであり、
>私はその中のひとりにすぎません。
>あらためて、そのことを皆さんにお伝えしたいです。
失敗したときの責任転嫁・・・?
監督日誌からも熱意が感じられないしなあ・・・周りに流されただけ、ってイメージがひしひしとしてくる。
映画見に行くの怖いなぁ
>>618 ずーっとゲドと表記されていて、2chでは実写の「やあ、ゲド」の再来なるんじゃ?みたいに言われてたよ。
アレン「影に追われて危ない所でした。ありがとう。僕はアレン。貴方は?」
ゲド 「私の名はゲド」
ってなるんじゃないかって。
で、ハイタカ(ゲド)に直されたのは最近だよ。1、2ヶ月以内。
宮崎駿がハウル作ってる頃から下準備始めたって話だが、ゴロー達がマジメにやってたのは烈しく疑問。
一事が万事と考えたら、その程度の姿勢で作ったんだろうなぁ・・・
熱意はあったし、真面目に作ってたとは思うんだ。 姿勢そのものを疑う気はないけど、それで作品が面白いかとか きちんとできてるかっていうと別の話なわけで。
熱意はあったが経験が無かった
真面目には作ったと思うな。 ただ、その真面目さ故に、面白い作品にはならなかったんだと思う。
そりゃまじめには作るでしょ、責任負ってるし。 ただ、真面目なのかと熱意がこもっているのかは別。
それにしても、何でル・グィンは今ごろになってアニメ化の話を持ち出したのかねぇ。 やはり自作を映像化してみたいと思うものなんだろか。 ジブリは「千と千尋」で目に留まったのかもしれないけど、TVドラマでできなかったことを 託したかったのかなぁ。
アニメ化を望んだというより アメリカ資本のハリウッド的な映画化を嫌がって だったら、アジア人に託そうって思ったんじゃないかな。 しかも、「もののけ」や「千と千尋」を見れば ゲド戦記と近しいものを感じ取れただろうし (駿氏がそもそもゲドファンだしな) もしも駿氏が実写の監督だったら実写になってたと思うよ。
映画化するのは初監督でアニメにど素人の息子。 責任をとると言いながら完成するまで作業も見ず、どう責任をとるのか答えられない父親。 原作がありながら「原案:シュナの旅」 これでぶち切れないとおかしい。
今日見たゲド戦記の雑誌広告にコピーが。 「父さえいなければ、生きられると思った」 監督本人の問題投影されすぎだナ。 別のものとして楽しむ覚悟はできているものの、やっぱり胸が痛い。
>>628 そのコピー、監督本人の個人的感情だとしたら何様のつもりだよ。
父親がいたから美術館館長だの数十億の映画の監督になれたんだろうに。
ゴロー本人の投影とかゴローが作る以上勝手だと思うが、
とりあえず俺は「原案:シュナ」でぶち切れた
>>627
宮崎親子の確執なんて宣伝用に大げさに言われてるだけだろ。 親子でプロ意識の強い同じ職業に就いたら、意見の食い違いやらで 一時的に険悪にならない方がおかしい。 この映画、終わり方が気になるんだよな・・・ アレン、ゲド、テルーがどうなってしまうのか。 原作の切り貼り+オリジナル設定を上手く消化できてるのか。
ラスト、ゲドはテナーのもとにかえっていくのかな。 力は失うんだろうか。アレンとテルーは? これだけの濃い要素詰め込んで面白くならなければ嘘。 だけどこれだけ詰め込んでエンターテインメントに昇華できてたら神だなあ。 テルーは火傷の場所が右から左に移ってるね。 予告見る限りだと左手使ってるシーンがないみたい。 ここは原作同様片手が不自由なのかな。 テナーはブルネットが良かったけど 明るい色になったのは「クモ」とかぶるからだろか。 クモが女性になったことを、原作者はどう受け止めるかが気になったりはする。 試写会近づいてなんか落ち着きなくなってる自分。 楽しみ半分不安半分
楽しみが残ってる人間はよほど客観的に見れてないんだろうなw どう考えても駄作になると思うけど 金出してストレス貰いにいく気しないからTV放映されたら不出来を確認することにするよ
俺は楽しみというより、怖いもの見たさでいく 日本人として原作者に申し訳なく感じる・・・
>>633 クモは映画の中でも「男」だよ。
多分、美輪明宏の逆バージョンをイメージしての声だと思う。
そうなんですか。ありがとう。>636 田中裕子が当てるというからてっきり。
638 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/06(木) 02:52:07 ID:OB0R6/fD
あああageちゃったorz
>>636 どう見ても「女」です。
あれを男と呼ぶならアレンは王女w
「何巻をやりますか? 僕はプロデューサーの決定に従います。」
じゃあ5巻で。 テハヌーとレバンネンを軸にアイリアンやアズバー、セセラクを絡めて、 竜と人、生と死について、それぞれの選択の重みを描いて下さい。 世界観を伝える説明的な台詞は、ハンノキを使って必要最少限に。 ゴントの部分は省いてもいいので、ゲドは回想シーンなどで効果的に出して下さい。 よろすく。
1巻でいいよ。 一番失敗が少ないだろうし。
パヤオもノリノリになるに違いない2巻だろ
2巻は激しく地味だが、作りようによっては面白いかもなぁ。
だめだそりゃ…
648 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/06(木) 19:11:28 ID:TqxFQadi
1巻が面白いと思うのは、 まだまだ未開のまま想像を好きなだけ膨らませることができるから。 跡になればなるほど世界が縮まってゆく。 アニメ化するなら4巻あたりのが楽だったんじゃないかね
>>641 どうせガセだろうが、
ジブリゲド製作の仕組みをうまく表したネタだな
読んだ。 いったいなんなんだこいつらは…… この映画はパヤオのあきらめと鈴木の薄汚なさとゴローのどうでもよさで出来てるのか
概ねそんなとこ
もういっそ「ゲド戦記」という名前は、ジブリにあげてしまえばいいんだよ。 で、もっとましな内容に合った邦題つけて再刊行すればいい。
654 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/07(金) 07:42:37 ID:a+GIC8eB
「何巻をやりますか? 僕はプロデューサーの決定に従います。」 ↑ここだけ抜き出すのはちょっと・・・と思うけど
>>654 >その時点ではまだ、何巻を映画化するかの決定はしていなかったんですが、彼の態度はハッキリしていました。
>
> 「何巻をやりますか? 僕はプロデューサーの決定に従います。」と。
こうですか?わかりません><
>>654 抜き出さずに全部読んでもゴローの主体性のなさはまったく変わらないと思うけど。
ていうか、全部鈴木Pの御意向通りなのね
「もともとやりたかったんです」「描かせてみたんです」「僕が好きな〜のイメージをはめ込んでみたり」
もうね、おまえが監督しろって感じだな。
ついでにこんなインタビューも。
インスパイヤまで人の指示ですよ。
ttp://www.lawson.co.jp/loppi/pick_up/ged/miyazaki.html > --歌詞は吾朗監督によるものなんですよね?
> 「そうなんです(照)。“詞は吾朗くんが書くんだよ”って、プロデューサーの鈴木さんから“これが参考になる”と、
萩原朔太郎の詩集が渡されたんですね。で、なるほど、と書いたんです」
ここまで正直に経緯を白状しなくてもいいのにね 萎えるよ
それより作品のテーマが原作とま っ た く関係ないことの方が気になる。 「今まっとうに生きるとはどういうことか」って何ですか? 「見えない何かを求めるのではなく、見えている今を大切にしよう」 霧が濃くて、ポスターが見えない・・・
アシュケー
ゴローをルグィンに会わせなかった本当の理由がよくわかるわ。 鈴木+ゴローで会見したらこの構造がモロバレだもんな。 やっぱりルグィン婆さんは体よく騙されたんだよ……
>>659 「見えぬものこそ。」のキャッチコピー考えた人が気の毒すぎるw
「あなたのゲド戦記がついにアニメ化されましたね。 世界中の人たちが原作者のあなたに賛辞を送っていますよ」 「賛辞など要らんよ」 ル・グインは吐き捨てるように言った。 ル・グインが引退したゲドに、ジブリがハブナーの王侯貴族に 思えてしかたない・・・そして涙でモニタが霞んで仕方ない・・・
>「見えない何かを求めるのではなく、見えている今を大切にしよう」 なにこれ?
試写見てきました。 大分ガックリしているので自分の目で見て確かめたい方は読まないが吉かと。 まちがいなく、この映画は「ゲド戦記」ではなかった。 でも、「シュナの旅」でさえない。あれは、一体何。 ゲドを刻んだパーツを並べたアレは、何。 ジブリのブログは結構こまめに見ていて、長く付き合ううちに それなりに好感も覚えていたから、決してけなす気で行ったわけでは なかったのは本当。でも驚いた。 まさかハウル以上の失望が待っているとは思わなかった。 ハウルは音楽が印象的で絵がきれいだったし、今思えばそれなりに楽しめた。 そして、ゲドと比べればはるかにプロの仕事だった。 原作と映画切り離して見るとかそういう問題じゃない。多分。 お願いですから、これをルグィン女史に見せないでください。 本当に恥ずかしい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。 ・・・とりあえず、冒頭以外ワトホートから一歩も出ません。
原作を長年慕ってきただけに、ここまでの改変は非常に遺憾と言わざるを得ない・・・ もうタイトル変えて欲しいよ
>>665 >冒頭以外ワトホートから一歩も出ません
嘘だろw そんなのありえねぇw さいはての島行かないわけねぇべw
な、そうだろ? え・・・なあおい!なんとか言えよっ!おい!おい!?
ここは笑う場面なんだろうか・・・。 あまりのことに引きつるだけで笑うことすら出来んのだが
669 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/08(土) 01:16:34 ID:OpVHTa32
アース"シー"なのに、冒頭以外、海が無いよ、海が。
>>666 ジブリがタイトルを変更するってのは、どういうケースが考えられるだろう……
権利とか法律とかうといんで詳しい方よろしく
…戦車が出てきた時点でなんか嫌な予感はしてたんだがそうか。
とりあえずもう一年待ってやるから作り直してほしい いやマジで
673 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/08(土) 01:27:28 ID:kyp6j17U
>>665 忌憚無きご意見真にありがとうございます。
ゲド戦記のまとめ
・監督は全くの素人
・しかも世襲による物
・電通と博報堂の提携による金の匂いがプンプンする作品
・しかもアサヒ飲料がタイアップしてさらにカオス
・さらに公平がモットーの新聞社が「応援」している
・作画期間は約8ヶ月(20分のテレビアニメでも、
それなりのクオリティを維持しようと思ったら最低2〜3ヶ月は必要)
・試写会の評判は最悪
・試写組の方によると原作ファンは見ないほうが良いとの事
・宣伝の為の挿入歌は500円で販売し、歴代ジブリのシングル売り上げNo、1を記録
ウンまあ、なんというか痛いよ。痛いし辛い。 これアレンじゃない、ゲドじゃない、テルーじゃないテナーじゃない、 何よりアースシーじゃない。そんな感じ のどぼとけ見当たらなかったけど一人称とか、セリフから察するに >636の言うとおりクモは男(・・・???)はっきりしたシーンはなかったけど
もうなんつーか観るにしても痛いの確認しに行くだけだから、 ネタバレとかまったく気にならない こんなジブリ映画はじめて
見るつもりなかったけど、逆にどこまで惨いか見てみたくなってきた。
>>664 >「見えない何かを求めるのではなく、見えている今を大切にしよう」
>657にある、ゴロー氏の興味深いインタビューの一節です。
先生!俺の読んだ「ゲド戦記」には、こんな事書いてありませんでしたorz
試写会の感想を見ているが、原作読んでいる人間が少ない。原作の ゲド戦記が、”日本”では一部を除いてマイナーな作品であるということか。 まぁ実際読んでみると、あまり面白い作品とは言えないからしかたがないか。
ワトホートから出ないって事は、テナーとテハヌーもワトホートに住んでるの? 宣伝で出た、はてみ丸は?
やべ・・・ 既にモニターが涙でかすんで見えないよ・・・
まさかゲド戦記が消費される対象になるとは思いもしなかった 改変しすぎで原作を無視してるし 左翼が権力保持に走るとろくな事が無いというのは歴史が死ぬほど証明してるよな 近藤が早世してしまったのが本当に惜しいよ
昨日の売売の夕刊に ミズ・ル=グウィンとの交渉のために餌鰤が持っていったというラフ・スケッチが載っていた 一枚は息子の書いたもので、ポスターの原型 で もう一枚の、父親の書いたスケッチなんだけど (「原作の第3巻に出てくる港町ホート・タウンの風景」なるキャプションあり) ミズ・ル=グインが騙されてしまうのも無理はない こういうのを見せ金というのだね
>>671 戦車って何さ・・・w 詳細希望。
まさか巨神兵とか出てこないよな?
>>665 原作ファンだけど、話が改変されてるという話は聞いていたから
>冒頭以外ワトホートから一歩も出ません。
辺りはどうでもいいんだが。
(アレンとテルーが同い年ぐらいという設定で、既にそれぐらいじゃ驚かない)
原作と切り離して、映画として面白いかどうかが俺にとっては重要だった。
面白い映画なら、原作を読んでみよう!という期待感に繋がるからな。
しかし、ネガティブな感想は、ゲドに対して悪いイメージを抱かせるし
なにより、原作を読もうという気持ちさえ起こさせなくなる。それが残念だ。
こうなったら原作を先に読んでから、映画を見る事を周りに勧めた方が良さそうだな…
>>683 トレイラー2の中でアレン玉子がとっつかまった場面の直前に
出てくるのが戦車じゃないんなら、あれはなんだ?山羊だとでも?
>>684 原作にしても、一般的観点からすれば、エンターテインメントとして
よく出来ているとは言い難いので、仮に映画が面白ければ面白いほどに
映画とのギャップによって原作がつまらなく見えると思う。映画がそれほど
面白くはなかったが、それでも興味を示した人間くらいが読むのでちょうどよいと思われる。
試写会行くのが怖い…
1巻は映画化しやすかっただろうにな 影の意味 名前の持つ力 ハイタカが起こした事件とか 全部分かる上に話としてもかなり完成したものなのに 自分は1巻読み終わった後3巻ちょっと読んだけど 予告見た限りでは時間がずらされてる気がした なんであんなにねじったんだか
ル=グウィンが内容を完全に捏造されてることに対してブチ切れて、 ジブリを訴え出て上映差し止めになると言う神シナリオを今から期待してる。
上映差し止めまでは行かなくても、それが話題になって 原作に興味を持ってくれる人が多くなるといいな。
そうそう。 アニメが糞でも、原作が売れて、原作の面白さを知る人が一人でも増えればいいさ。 と、ハウルで叩きのめされたD・W・ジョーンズファンの一人として言ってみる。
ゴローの心境としては、 中学生の時の初恋の女を、大人になって億万長者になってから 金を積んでモノにして、グチャグチャに破壊しまくってしまって、 ふとベッドで傍らに横たわるその爛れた女を見て、 「俺は何をやってきたのだろう・・・」とひどく虚しくなる、 ってところかな。
694 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/08(土) 14:52:56 ID:s5wZBjcg
トチ狂った馬鹿息子がお膳立ての上で呆けているとしか思えません。 あーあ、パヤオも最後に来てドツボにはまったか・・・。
>>693 全然違うだろ
ゴロー自体はゲドには何の思い入れもない
おそらく鈴木pも
思い入れあったら、もっと熱意感じられるしね
>>692 あれは未訳の作品が訳されたという点で意味があった
細田が降りた時点で潰れてればもっと良かったけどな
プロデューサーが偉くなりすぎて 字振りが傾くのか
そうか、ワトホートから出ないのか・・・
セリダーに行く途中で何でゴントに寄るんだよ、逆方向じゃないか!!
と思ってたけど、甘過ぎたか。
>>686 あれは奴隷輸送車だろうw
引き篭もりのゲド…
ワトホートに引き篭もるゲド
「テナー、わたしはね、行けと命じられたところに行くんだ。ただしワトホートからは出ないけど」
テナーは最初からテナーとしか呼ばれないのだろうか? もっとも魔法がきかないので真の名を呼ばれても問題ないという 記述が原作にあったように記憶はしているので問題はないのではあろうが。
>>703 「魔法が効かない」云々の記述は原作にもないような。
ただただガルガド人は真の名しか持たない、というだけだったような。
んでなんでそれで支障がないのか?ということだけど、
もしかしららだけど、ガルガド人はアーキペラゴ人全体の中でも
竜人に近いので、よほどの力出ない限り有効ではない、
もしくは真の名の在り様がかなり違う、ということでは?
>ワトホートから出ない それは、パヤヲのイメージボードがワトホートのしかなかったからか
確かあの地域は魔法って概念が無いから同時に名前を隠すって習慣もないってだけだったような
ル=グウィンの試写を見た後の激怒具合が今から目に浮かぶ様だw
>>704 5巻の最後の方にあった気がする>魔法について
>>707 英語吹き替え版では、それなりに原作と沿うように、
脚本が書き換えられていたりしてwww
>>704 ハードカバー5巻のp166に、テナーの名前は真の名前ではあるが、太古の言葉ではないので
彼女に魔法の力をもたらすことはなく、したがって彼女は自分の名前を一度として隠したことがないと書いているよ。
>>710 矛盾するね。「真の名前」なのに「太古の言葉」ではないというのは。
アイリアンみたいに「真の名前」が二つあるのでは
テナーの「真の名」はいわゆる「本名」で、 カルカド人は分割のときに「太古の言葉=魔法」を捨てているから ゲドたちの考える「真の名=太古の言葉」は持っていないかと。
それについては以前、
>>85 以降でも議論されている。
でもテナー、4巻では魔法かけられてたよね。 あれは真の名とは関係ないのかな。
>>714 4巻のあの魔法は間違った魔法(間違っているが故に強力な悪質なもの)だからなあ・・・
>>707 誰か若くていきのいいやつを婆のいけにえに
つまりこの映画自身も真の名は隠されていると。 素晴しい、さすがジブリだ。
呼び名:ゲド戦記 真の名:シュナの旅 だ、そうです
嫌な真の名だよ
>>719 「シュナの旅」ですらないらしいよ。
「世襲戦記〜悟朗のたび〜」
↓ちょっと、これ 975 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2006/07/09(日) 20:34:29 ID:UNSjolKQ *ネタバレ含む 終盤「命のために」とかぬかして封印されていた魔法の剣を 引き抜く訳だけど、あの剣自体に何か特別な力や能力でもあるわけ? 台詞とあの状況で抜かれる以上、自分に対する魔法(心臓ニギニギ)を無効化したり 魔法を強制的に封印でもするのかと思ったら、単純に魔法使いブッた斬る武器に過ぎなかったし… あそこまで溜めといてそりゃねえだろと思ったんだが原作はどうなのよ?
・ホートタウンから1歩もでない ・魔法使いでもなアレンが魔法の剣を使って魔法を無効化 ・説明もなくテルーがドラゴンに 原作がこんな話だと思われたら困る
ちょいとまった。 もしやゲド、全然活躍無しですか?
>>724 最大の見せ場が杖が光るだけみたいですよ
あとは前半にウンチクを語るだけとか
>>724 「偉そうな台詞をはくけど活躍しません」という感想読んだ>ゲド
アレンは人格崩壊して意味不明だそうな。
あまり魔法を使わないというのがゲド戦記のお約束だから その辺は守ってるんだな。
>>725 3巻のゲドの魔法はそんなもん。
それでアレンが不信感を抱く。
(一巻のゲドがオジオンに魔法を見せてくれないと拗ねたのと同じ)
後は竜と話すシーンと、扉を閉める所ぐらいだろう>活躍
>>728 177 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2006/07/09(日) 22:54:13 ID:UNSjolKQ
しょうがないんで感想拾ってきたぜ。
試写会見てきた。
絵にしてもスクリプトにしても、全体的に各部から上がってきた初稿を
一切リテイクなしにスルーでまとめたらこんな感じになるかな、という印象。
まぁ新人ゴローの秀作と考えれば予想通りか。
途中席を立つまでつまらなくはないけど、最後まで見ても公開済みの主題歌くらいしか刺さる物はない。
100点満点中50点って感じか。
ただし原作ファンが「ゲド戦記」として見ると不満爆発だろう。
当然の如くバラバラに解体された原作は、再構築というより、必然性もなくツギハギされて何だかキメラの様。
死者の国への旅はなく、クモの城で終局を迎える舞台構成は、良くも悪くもオヤジさんが長靴をはいた猫から繰り返してきた
ボーイミーツガール作品群の踏襲で、原作3巻の持つ広大かつ荒涼とした空気感は微塵もない。
べらべらと饒舌な大賢人は、あまり意味のない場面で魔法を使うわりに、使うべき場面では使わない為、
単なる親切な語りたがり親父に堕し、カルカドの元白き巫女は何故か「魔女」扱い。
呪われた運命を背負った少女も、すっかり癒えた顔のヤケドに比例して流行のツンデレガールに大変身。
たいした痛みも持たない少女も最後には、唐突に原作を原作を思い出したのか、何の前振りもなくドラゴラム。
初見の人は驚いたんじゃないかな?
そんな連中に紛れ、主役に抜擢されたアレン君も、なんというか本当に「劣化版1巻のゲド」としか言いようのない有様。
とにかく"薄い"。
まぁ、ある程度覚悟していた事と、それほど思い入れのない3〜4巻がベースのおかげで正気を失わずに済んだけど、
原作信者の人は精神安定剤持参の上、自己責任で!
グイン「ジブリ・・・あんたら、あたしの本の何を読んできたの?」 ジブリ版ゲド戦記、観るか、死ね! (Read or Die!)
原作厨は見ない方がいいな。 俺は気に入ったが。
後半に王の剣(セリアドの剣ですか)が出てくるんですけど 原作ではこのアイテムは特別な力が宿っていたりするんですか?
うわ、ヤバイ泣きそう・・・ ジブリでゲドって話を最初聞いた時の驚きと喜びは一体・・・ たしかパヤオは昔、他の誰かが作るぐらいなら俺が作るとルグィンに掛け合ったんだよね? そのパヤオにとって、一番最悪な相手が最悪な物を作ったって事ですか?! 原作キャラすら切り刻んだのなら、残るのは一体何?
735 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/10(月) 08:06:39 ID:cdbl0vSz
ドラゴラムワロスwwwwwwwwwwww
テルーがドラゴラむるならセセラクも出せー ボーイミーツガールの相手が違うっての
737 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/10(月) 09:53:26 ID:YD8tugAP
>>733 何らかの力が宿っている可能性はありますが、RPG的な特別な力は出てきません。
原作でもアレンがクモを倒そうとして使いますが、普通に脳天を直撃してます。
敵を倒す力というより、使う人を選ぶ力という印象を受けました。
ちなみに原作では世界の異変を感じたエンラッドの王が、大賢人への使者として
息子を送る際この伝説の剣を託したという、親子の絆が伝わるエピソードになっていただけに、
映画での父王暗殺は、個人的に衝撃でした。
>映画での父王暗殺は、個人的に衝撃でした。 あれは吾郎がパヤオをジブリから追い出すと言う事の暗喩だと思ワレ。
確か原作では、死の国に通じる穴を塞ごうと集中して無防備なゲドにクモが攻撃を仕掛け、 アレンはそれを止めようとクモに切り掛かって行ったので、救うための剣が抜けたんだよね。 映画はどう解釈されてるのかwktk
>>739 気にするところが間違っているな。そんなレベルでどうこう言う
レベルじゃない。まあ、見て激怒するんだな。そんなのは
わかっているはずなのに見たおまえが悪い。
ゲド戦記と名乗らなければ、ゲド戦記にインスパイアされた
ジブリらしいお話だったなあ、とみんな満足したかもしれないのに
なw まあ、不満はあるが俺は気に入っているから別に
いいんだが。
741 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/10(月) 12:19:39 ID:YzoMNxVM
未来少年コナンの時の宮崎駿発言 ――原作との兼ね合いはどんなふうにお考えでしたか。 宮崎 原作との関わりについては、僕は、尊重しなけれ ばならないほど完成度が高い作品なら漫画映画にはしない ほうがいいんじゃないか。むしろ、原作は漫画映画の発想 の引き金と考えるほうがいいんじゃないかと思ってるんで す。企画は単なる器と考えて、その器に何を盛るかは、こ っちの領分だと。 ――で、あの原作なら、話を変えてもいいだろうと? 宮崎 ええ、勝手に判断して。原作を変えるについては、 NHK側に、原作者との兼ね合いで不安があったらしいけ ど、僕は、変えてもいいというのを条件にして引き受けま したから。
>739 3巻でアレンが剣を抜いたのはもっと前、訪れたオーム・エンバーから ゲドを守ろうとした時か何かじゃなかったかと
原作を初めて読んだとき、ゲドの外見をリトルトリー見たいな感じかと思った。 リトルトリーという題名の本があって、ゲドをその本の表紙のリトルトリーの外見と重ねてしまった。 小説ジェロニモの作者の子供時代の話。
映画ゲド、フード取ったら短髪でちょっとびっくり
短髪もアレだがゲドがヒゲ面なのが駄目だ。 さらに駄目なのは、鈴木プロデューサーが「アーキペラゴの男たちのほとんどはひげがないか、 あってもごくまばらにしか生えていない」という設定を承知していながらそれでは駄目だと、 わざと原作設定を無視したこと。 ほかにも、テーマが使い古されてるだの、主要人物が有色人種なのは・・・だのと そこまで原作にダメだしするくらいなら、ルグィンの申し入れを断ってくれてればよかったのに。
特に意味のない改変多いね。 テルーの火傷が左にあるのも、テナーが明るい髪色なのも、 ゲドにヒゲがあるのも。 最たるものは父殺しだけど。
明らかに「父さえいなければ〜」のコピーを作る為、 鈴木の入れ知恵で捻じ込んだ感が丸見えだよな・・・。
一言で言うとこうか? 「あ〜あ、やっちゃった」
や ら れ た どっちかというと↑
映画にするならゲドとテナーの若い頃の話にしてほしかったな ゲド戦記なんだし テナーって金髪でいいんじゃないの?
原作では黒髪と描写があるし、ほとんどの読者は黒髪をイメージしていたわけで。
ルグィンはテナーがブルネットであることを意識的に書いてるよ。
映画ゲド戦記だめなの? 今4巻まで読み終わったんだが ブランク後の4巻はやっぱ戸惑い覚えるな・・・・・・。 ハイタカのイメージがまるで壊れちゃったし、個人的には三巻の伏線は はてみ号がだまって待っていてくれる方が良かった。 まるでバカなフェミニスト臭がしないだけ良かったけど、 こういう展開を望んだのは作者だけだったんじゃないだろうか。 ゲドの英雄譚は全て閉じて、見るだけで楽しかったゲドが、面影を残すだけのつまらない石ころになってしまったような。 そんな展開は誰も望んでなかったんじゃないだろうか。ファンはゲドが喪われたことを悲しんだんじゃないだろうか。 テナーがゲドといっしょになるのは良かったけどね。
755 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/11(火) 07:13:27 ID:V+M09eRs
4巻の評価が、一般人と真のファンタジー読みであるル=グウィン信者との 分かれ道です。君はまだハリポタを読んでる年齢なんだよ。 お子ちゃまにはまだ早かったかもしれないけれど、オトナになればきっと 分かるよ。
魔法使いが強大な魔法を自在に使って大活躍!な展開を期待する読み手は遅くとも2巻で脱落じゃないかね。 閉じ込められた迷宮の扉を開けることすらできないんだから。 「そのくらい魔法で吹き飛ばせよー。爽快感ねぇなー」 てな感じで
ファンタジーとして見た場合、ゲド4巻は、その大半が、たとえばゴントを実在する他の国 の名前にかえてもあまり問題ないような作品になっていたのが残念だ。
4巻は4巻なりに面白いし好きだけど、
>>753 の言いたい事はよくわかる。
4巻は中年主婦としてのテナー視点で話が進むから、青年ゲドのように
今何かを必死に積み上げようとしている人には同調し辛いのが正直な所でない?
自分が4巻で気になるのは、まるでテナーがゲドの帰りを待っていたかのように
旦那が死んで子供たちが独立してるのは、都合が良すぎると感じる点と、
ゲドが家庭的な幸せを手に入れる為に全てを失わなければならなかったのは、
(テナーに較べて)不公平に思える点。
リアルな世界観だけに気になってしまうんよ。
ゲドはテナーと共に暮らすのが一番幸せだったとは思うけど、
ほ〜らゲド、何もかも失った代わりにテナーを用意しておいたから癒されなさいね、
と、初めから言われてるような居心地の悪さを覚える。
もっと他の選択肢があっても良かったんじゃないかな・・・って。
>>758 テナーが独身じゃなかったら、外伝に出てくるような農家のおばさんと
普通に結婚していただけじゃいだろうか。
ル=グインもようやく、16年経って3巻までに自分が描いたものが
どういったものか気づいたってことだよな。
大した理由もなく、なぜか男しかなれない魔法使い。時代の違いは
あるにしても、男性優位主義に盲目的に従っていたと思われても
仕方がない。
ちなみに俺は2巻が一番好きな男性ね。既婚だし。念のため。
どっちかというと俺はテナーが普通に農家のおばさんに なっていたことの方がショックだったけれどな。それも 自分の選択で。いろんな可能性の中から選んだってのが。 もちろん、名誉指向とか何かをなす必要があるのかとか 考え始めると、個人の選択にいいも悪いもない、と思ったが それでも。 まあ、俺も若いときに読んだテナーのイメージから逃れ られていないっていう点では、ゲドに違和感あるって 人と大差ないのかも。
>758 二人が時期良く一人身どうしになっていたことに関しては、 これだけ時間を経て、老境にさしかかった年にならないと 2巻のふたりが一緒になれないということにむしろ生々しさを感じたな。 映画化を機に通しで読み返してみたけど、 以前4巻に感じていた嫌悪が一種の親しみにすら変わっていて驚いた。 加齢とか、テナーが魔法にかかるシーンのようなグロ的なものに 以前より耐性がついたせいで、踏み込んで読めるようになったのかもしれない。 外伝のまえがきを読んで、3巻までと4巻の間に感じた深い溝に解を得た気分でスッキリ。 4巻は、「現在」。そして過去が広がって外伝があり、現在が動き、5巻が生まれたんだなあと。 通して読んでみると5巻の開放感、風が吹き抜けていく爽快な感覚がすばらしいと思った。 ああ、これでおわりなんだなと思える。やっぱり、この作品はすごい。大好きだ。
俺が4巻5巻で学んだのは、 「セックスは歳とってからでもできる、 でも力を得るには若い時じゃないとできない」 だな。愛を育むのは年金生活になってからでも遅くはないってことw
本編で語られる、力を得る為の節制や修行全てが、 外伝のカワウソでひっくり返る「やられた」感が好き。
今思うと、やっぱり4巻はあれで正解なんだと思うし、 むしろあれでこそゲド戦記だとも思えるようになったよ。
訳者の清水真砂子さんは4巻を一番読んで欲しいらしいしな
>>758 >テナーに較べて)不公平
もしゲドが力を使い果たさずに3巻が終わっていたらロークに戻ったと思う。
力がなくなったからゴントに戻ろうと思ったわけだよ。
しかも、テナーが無意識に自分を待っていてくれているだろうと驕っている。
ゲドは結構傲慢でわがままな人だよ。
不公平かな?あれくらいなきゃ考えが変わったりしないよ。
テナーが魔女にならずに普通に暮らしたいと思うのはあの時代なら普通。
そもそもゲドを救ってくれる王子様のように思っていたわけだし。
(実際は違って、テナーは他の誰かを探そうと思ったわけね)
要するに、ゲドもテナーもそこらへんに居る普通の人間なわけ。
成したことは大きいことかもしれないけど。
よりよい方向に向かおうとあがく、普通の人なんだよ。
そういうとこ好きだな。
>>766 分かる。
ゲド4巻を読む上で、ファンの反応が分かれるのはこのゲドを英雄として親しむか、
一個の人間として親しむかの違いが大きいんだと思うな。
おそらくル・グィンも、最初の3巻は一つの英雄譚として描くつもりだったが
(それでも人間臭い所はかなりあったが)4巻以降は人として描く事を選んだ、
しかも英雄という表舞台から降りた人間として。
その辺りの着眼点は非常に面白いと思った。
自分が作り上げた英雄のその後の惨めさや老境をじっくり描く作品なんて、児童文学
やファンタジーにはなかなか無いからね。
768 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/12(水) 01:36:38 ID:KfX6qlK+
小学生の頃呼んだきりだが、 英雄を書いてるようには感じなかったぞ。 主人公にしちゃぼろぼろだなと子供ながらにおもってた。 一個人うんちゃらとかなんてとてもじゃないが発想してなかったが。 まあでも一巻が一番印象に残ってるな。 自分を見つめるということがよくわかったのが一巻だった。 ほかも内容覚えてるけどあんま印象ないな。 2巻のテナーだっけか助けたとこまでだ
1〜3巻まではゲドっていう魔法使いの神話を読んでるって感じ 4巻からは人間賛歌のものがたり。愛のものがたり・・・
で、映画は何巻の話なの?
ゲドのキャラと文化を移植した東映動画版『長靴をはいた猫』みたいな感じ
長猫は名作。
>>767 どちらかというと
ル・グウィン自身がかつてのべていたファンタジーか、ファンタジーでなくなるかの違いだと思う。
ナルニアンだけどゲド初挑戦。 1巻は対峙する場面とかすごくよかった。2巻もわくわくした。 3巻、大賢人といえどもひとつの価値観に染まってるんだなと思った。 そこが人間らしい所なのかもしれないけど。っていうか皮肉も含めて正直ですね。 映画の予告ばっかり見せられたせいだろうけど、人の心が空っぽとか魔法を信じない人が増えてるとかいうテーマはチョト甘酸っぱい ところで4巻はそんなに凄いの?
775 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/12(水) 21:31:56 ID:gYoCG4Ka
そりゃ傑作ファンタジーかと思ってよんだら、かなり偏ったタイプの フェミ小説だったワケだからな>4巻
>774 ウンまあ色々 感性が若いと受け付けない部分もあるかも でも4巻を乗り越えて外伝、5巻(←この順番で読むのが良い)と通しで読むと 得がたい爽快感が待っている。かもしれない。
4巻の鬱屈さが5巻で爽やかな風に昇華されたような…
778 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/12(水) 21:59:10 ID:KPXRz2hL
>>766 3巻の時点(力を失う以前)に、ゴントに帰る事を決意してる。
力を完全に失わなくても、ゴントに帰ったと思う。
そのときに、テナーに会いたいとも言ってたけど、
766の言うように傲慢だともわがままとも思わんかったな。
むしろ、ゲドはテナーのことを大切に思ってるんだと感じた。
まあ4巻はスターウォーズのエピソード4「帝国の逆襲」だと思って読め ちなみに僕は「帝国の逆襲」が一番好きです
>>778 3巻のゲドは既にこの闘いで自分の力を全て失うことをわかってたと思う。
力が残っていたらロークに戻っただろうね。
でもテナーが待っててくれるとは思ってなかったんじゃないかな。
オジオンとテナーと故郷としてのゴント・・・まとめて想いを寄せていたように感じた。
自分はあの場面で、ゲドがそれほど深刻に受け止めているように見えない(一応書かれてるけど)ことに
違和感を感じていたので、4巻のゲドの傷ついた様子が却って人間味があって納得したなぁ。
自分の人生が終わるかもしれない、全ての力もなくすかもしれない そんなときに思う人がテナーだというのは 2巻のボーイミーツガールを目撃した読者としては嬉しかったな。
4巻は黄昏流星群
4巻は5巻のための幕間劇、あるいは大いなる助走。 つーか全巻読み終えると、4巻がまるごと5巻の伏線になってるからすごい。 ゲドのヘタレ爺化もテナーの更年期ヒス婆化も、アースシーの世代交代の象徴として、 評判の悪いフェミ臭も、アースシーが変わりはじめていることの具体例として読める。 (え?最後の書?なんですかそれ) しかしさんざん既出だろうけど、5巻の前に外伝の「トンボ」だけは必読だな。
そうだ。 トンボで思い出したけど、以前「チーズのお金」について話題になってたよね。 あのころ外伝未読だったんでよく読んでなかったんだけど、結論は出てたんだっけ。 今回初めて外伝読んだんだけどやっぱり??と思ったので訊いてみます
ここでは4巻の評判が悪いようだが俺は好き。 そして人気の高そうな「トンボ」が実は一番苦手だ… (まるで少女マンガみたいで好かん)
4巻の全てはオジオンの 「何もかもが変わってしまった!」 に集約されてると思うんだが。 俺たちのゲド戦記は変わったってことじゃないの?
>>783 5巻ありきでの4巻ってのはまとめて読んだ人の意見な気がするなぁ。
4巻が「最後の書」って銘打って作者本人も当時最後のつもりで出したわけで、
そういう5巻は無いものと思われていた時代に4巻を読んだ人間にとっては
4巻だけでも充分ゲドの物語は完結しているんだよね。
4巻が出てない時代に3巻までを読んだ人間にとっては 3巻までで充分(ry
>>788 同意。
正直ゲド戦記としてでなく書いてほしかったという気分は結構ある。
中学の頃3巻まで読んで夢中になって、高校の頃に出た4巻にショックを受けちゃった口なので。
今読むと多分違うのかもしれないけどね。あんまりショックだったんで、1回しか読んだ覚えがないしw
4以後は家庭劇で描く題材だと思った どうしてアースシーを舞台にしなくてはいけないんだろう 黒澤の乱と同じだ やってることは橋田壽賀子のTVドラマと変わらないものを 富士山にわけのわからん城を建てて白兵戦したり ど派手な衣装とメイクで豪華絢爛にしたりと 労力の無駄としか思えなかった
4、5巻はもうグダグダ 5巻なんて半部はおばちゃんのグチだし ゲドは2巻まででOK
ゲド戦記って西洋より日本のほうが受けいられやすい内容だよなって思った。 すくなくとも普通のアメリカ人が書いたとはとても思えない。 作者の経歴をみてなるほど、と納得したが。
はいここで経歴カモーン! ↓
795 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/13(木) 21:54:53 ID:/HL9M0sL
1967年生まれ 信州大学農学部森林工学科卒業 株式会社森緑地設計事務所入社 1998年 株式会社マンマユート団初代社長 三鷹の森ジブリ美術館総合デザインを手がける 2001年 三鷹の森ジブリ美術館館長 2001年 徳間記念アニメーション文化財団常務理事(〜2004年) 2006年 ゲド戦記発表大評判となる
ちゃうねん
映画板のスレにさくさくこっちのアドレスが貼られてるなあ。 まあ、小説を語りたい人が来る分にはいいのか。
あんまり向こうでスレ違いな話は引きずらない方が良さそうだな
いや、見てるだけだけど。 あんまり引っ張ると原作厨言われるでな。 なんだか熱い展開に。 意外に映画の波及力はあるのかなあ
800 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/14(金) 01:31:42 ID:EVM9Xb7w
原作厨以前に
>431 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sage 投稿日:2006/07/14(金) 00:03:39 ID:b3u24edb
>
>>421 >人間の目が突然真っ黒な空洞になってカメラが超高速でその中に吸い込まれたり、
>人間の腕が飛んでその断面図が大写しになったり、
>女が突然白目になって老婆化→目玉のなくなった骸骨のような化け物になってどアップ
>
>これらはただの恐怖じゃなく人を不快にさせる
>ここで席を立った大人もちらほら。子どもを抱いた人も出て行った。
>まず大人だけで見てから連れてくか判断することをおすすめする。
都合の悪い評価を流そうとしているようにしか見えないが…映画の出来が悪いのは原作の出来が悪いからという話題になっていきそうな予感。
別に関係ないだろ。 TVドラマの出来が悪いから原作糞とか言われたか?
いや、あんまりなことだけど、ほんとにその通りなんだよ。>800 原作が悪いからというか、元から映画に向いてないとは言われてたな。 試写見て1週間近く経つけど あんなにひどかったのは幻だったんじゃないかとさえ思えてくる。 幻だったら良かったな。
明日試写会行ってくる 映画の内容よりも客の反応の方が楽しみな自分が悲しいorz
気持ちをしっかりもつのだよ。冗談でなく。 レポよろしく。
>>800 そのコピペ元に関してはどんだけバカ親なんだよとしか感じねーけどな。
ジブリ=チビッコにも安心って、どんな現状認識能力だ?
この原作は「指輪物語」や「ナルニア国物語」のように欧米では非常に人気があるそうですが、 主人公が一体誰なのかわからないような中途半端で山場の少ないダラダラとした進行が目立ちます。 原作に詳しいような一部の層からは拍手が起こっていたので、もしかしたら原作には忠実なのかもしれませんが、 読んでいないのでそこは分かりません。 そう考えると、原作がつまらないだけなのかもしれません。。 いのちを大切に というテーマはくどいほど出てくるのですが、せっかくの広い世界なのに話の展開やスケールが小さい。 ナウシカやラピュタの持つスケールにはとても敵いません。 今後の吾朗監督には期待ですが、ゲド戦記の続編には期待できないでしょう。
>>806 ほぼ全部が突っ込みどころでどう突っ込んでいいのかわからん
カルガドの名も無き者たちに仕える喰らわれし者、巫女アルハ、 白き人テナーが、汚らわしい男などとセックスするはずがない・・・ そう信じていた時期が、私にもありました。 by 魔法使い(♂) 56歳 無職 ゴンド在住
809 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/14(金) 06:17:31 ID:GXu4JYlu
そりゃないべ。 どうだれが考えてもゴローが悪いって分かるべ。
>>806 頼むから、原作のかけらも残っていないような糞で、原作を評価しないでくれ。
まずは嫁。
ってこういうことをずーっといい続けなきゃならんって事を、我々に教えようとしてくれてるんだな。
トンクス
賢者は説くに及ばず、愚者には説いても無駄だとか・・・
テナーがオジオンの元で魔法を学んで清らかな体で自分を待っていて くれるだろうと期待していたゲドが、テナーが既に祖母になっている 現実を知った時の衝撃について、私たちは語る術を持たない・・・・
考えすぎでしょ
ただの呪い女ではなく、魔法使いとして、周囲からも尊敬されて そこそこの暮らしはしている…というか、していて欲しいとは思ったかも。 その実態は、異国なまりの抜けないおばさんの呪い女。
呪い女って・・・
818 :
817 :2006/07/14(金) 20:03:15 ID:nkoncyv+
814じゃなかった。813でした。
>>815 それっぽいことが4巻に書かれていたね。
テナーが結婚したと聞かされた時、ゲドは怒ったらしいし。
どころで婆さんって言われるが、4巻のテナーは40歳。
ハリウッドには40歳でもいけてる女優はゴロゴロ転がっているんだよな。
中年だとは思うが、婆さんではないだろう。
これから原作ファンはジブリの素人映画という影に脅かされていくんだろうな かわいそうに・・・ クワバラクワバラ
ジブリが、『空飛び猫』を一話三十分弱の連作またはオムニバスでアニメ化 駿は総監修・兼・一話だけ監督を務めるが 後継者となるべき新人監督を養成するのが今回のポイント (もれ聞こえてきた話では各話ヴァラエティに富んで ジブリらしからぬ面白さがある、とか) …なんて夢を見た 目が覚めて悲しかった
涙
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/15(土) 07:20:33 ID:LMbKCvG+
早くグウィンにブチ切れて欲しい
ていうか、なぜルグィンはいまだに沈黙しているのか?
1:英語字幕は改変され可能な限り原作に沿うよう工作がされてるのでまだ許容範囲と思っている。 2:金で黙らされている 3:契約でジブリの検閲を経たコメント以外できな 4:まだ完成したことをしらされていない 5:怒りに震えて言葉にならない
1は絵がすでにあんなのだから難しい 2、5はルグィンの性格上ありえない 3か4だな おそらく3じゃないかと 制作前も制作中も、ジブリ(実質的に鈴木P)を通してしか ルグィンのコメントは伝わっていない
806が書いたようなレビューがヤフーに上がってるなあ。ひどい。 原作知ったような振りをしてるのは問題外として 映画のあまりのひどさを原作のせいにしたい人は今後も増えるかもしれないな。
いま見てきた あれ、ひどいな。原作が悪いのかもしれませんがって・・・はっきり いいきってるのがある意味すごいわ。
ttp://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiSynopsis.html を訳してみた。
これがルグィンが知ってる全情報なのか……
近ごろ、スタジオジブリと宮崎吾郎氏が彼らの最新作「ゲド戦記」のシノプシスを送ってきました。
「ゲド戦記」は2006年7月に日本公開予定です。シノプシスの訳文を私のサイトに掲載していいか、
と問い合わせたところ、ありがたくお許しを頂きました。
すべての質問はスタジオジブリあてにお願いします。私あてではなく。
私はこの映画についてはこのシノプシス以上のことは知らないからです。
当然ながら、私は映画を見るまではこれについて論じるつもりはありません。
830 :
829 :2006/07/15(土) 09:34:09 ID:fis2Y5+H
荒れた海、帆船がうねりに突きあげられている。 船長は風使いに海を鎮めるように命じるが、風使いは海と風の真の名をどうしても思い出せない。 突然、2匹の竜が暗雲から現れる。竜たちは互いに食いつきあい争っている。 西海域の果てに棲む竜たちが人間の住む東の大洋に現れたり、またお互いに食い合うなど、 竜としては考えられないことだ。世界の均衡が崩壊しつつある。 ゲドは旅をしている。世界を乱す悪の手がかりを求めているのだ。 かつて激しく傲岸な羊飼いの少年だったゲドは、今は成熟した男であり、 もっとも偉大な魔法使い「大賢人」と呼ばれている。 旅にあいだにゲドはエンラッドの王子アレンと会う。この若者は「影」に追われている。 世界の均衡を破壊し人々を狂気に追いやっている恐るべき力が、やはりアレンにも迫っている。 影から逃げ、自分自身の内なる闇と対決できないアレンは、ゲドの若いころにとてもよく似ている。 二人は谷を下り、山を過ぎ、たくさんの荒れた家々を通って旅をする。 どこを通っても、農夫たちは畑を捨ててしまっている。二人は首府ホートタウンに着く。 通りは人であふれているが、職人たちは彼らの技を忘れ、売られている品々はまがいもので、 奴隷たちが市に並び、裏通りはハジア中毒者でいっぱいだ。 人々はあちこちと急ぎ歩いているが、何のためにそうしているのか解っていないようだ。 彼らの目は夢か、死か、どこかの別世界だけに据えられている。
831 :
829 :2006/07/15(土) 09:36:18 ID:fis2Y5+H
旅の途中、二人はゲドの古い知人テナーのところに避難する。 少女のころ、テナーはアチュアンの闇の墓所を守る巫女だった。 エレス・アクベのこわれた腕輪をゲドが元通りにしたとき、 テナーはゲドによって光あふれる自由な外界に連れ出されたのである。 テナーの家にはもうひとり、顔に火傷あとのあるテルーという少女が住んでいた。 両親に捨てられたテルーは、内なる闇を持ち時々絶望にかられるアレンを避けている。 アレンは畑で働き、自然に触れながら日々を過ごす。 ゲドはアレンに宇宙のすべての被造物がいかにして均衡を保っているかを教え、アレンを導く。 テルーはしだいにアレンに心を開くようになる。 しかしいまだにアレンの影に対するおびえは大きくなりつづけ、影に追われる悪夢がアレンを悩ます。 ゲドはコブという魔法使いを見つけだす。コブは生の世界と死の世界のあいだの扉を開いてしまい、 それが世界の均衡が崩れるきっかけとなったのだ。かつて「ハブナーのコブ」と呼ばれたこの男は、 パルンが残したペルニッシュの呪文を使い、金さえ払えばどんな死者でも呼び出した。 ゲドは若いころ、ゲドの師を呼び出したコブに怒り、 泣き叫びあらがうコブを力ずくで死者の地へと連れて行き、 コブを恐怖の底へ突き落としたことがあった。そうしてコブは悔い改めると誓い、西海域へと去った。 しかし実は、コブはゲドに対する復讐を誓っていたのだった。 凶暴な「もうひとりの自分」を押さえられないのではないかと恐れていたアレンは、 テナーの家から逃げ出す。影から逃げ、気絶したアレンはコブの城にいた。 コブは永遠の命を得るために生の世界と死の世界のあいだの扉を開く。 そうして邪魔をするゲドを殺そうと計画する。 眼前にせまった影におびえるアレンはハジアを与えられて正気を失い、 ついに彼の真の名前をコブに教えてしまい、囚われの身となる。 ゲドとテルーはアレンを呼びもどすために命を危険にさらす。 そのおかげでアレンは永遠の命への誘惑に打ち勝ち、魔法で鍛えられた剣を抜いて、コブと対決する。
>>827-828 「原作に詳しい人にぜひ聞いてみたいです」って書いてあるから
単にそもそも「ゲド戦記」がどういう話なのか知らないだけだと思う。
「あなたの見た映画が『ゲド戦記』と共通しているところは人名と地名だけですよ」
って誰か教えてあげて
834 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 13:06:36 ID:WrPK4Uba
>>833 いや、確かにその通りのつくりだよ。
本当に、ただその通り。その文章を読めば映画観る必要ないくらい、その通り。
ちなみに映画ではコブの役名がクモになってたな。
それで内容的には間違ってない っていうか、その文章+ラストのドラゴラムで全て まぁ、原作に比べて、遙かに「狭い」わな
クモは原作から存在する名前だが、Cobがどうしてクモになるのかわからん 辞書をみてもクモという単語に辿りつかない。理由わかる人がいたら 教えてほしい。
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/15(土) 13:48:55 ID:LMbKCvG+
>587 :名無シネマ@上映中 :2006/07/15(土) 12:38:32 ID:BGYtJOel >すべては駿の連投が出来ない事から始まった >病気で入院手術したから(腫瘍ができたらしい) >その後美術館長とか短編やりつつリハビリ >その間のリリーフとして話題性がある息子作品を登板させた >って日テレの奴が言ってた
838 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 13:58:30 ID:eQLKcErf
839 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 13:59:55 ID:eQLKcErf
ああ、ごめんそういうことか。 ハイタカと同じじゃないのかな。訳者が適切な日本語に言い換えたみたいな。
訳者による意訳ってことですかね。ちなみに
http://dic.livedoor.com/search?kind=1&key=cob&type=0 Cob
1 ((米))トウモロコシの穂軸(corncob);それで作ったパイプ(corncob pipe)
corn on the cob
穂軸のついたまま蒸したり焼いたりしてバターをつけたトウモロコシ.
2 雄の白鳥.
3 (短脚で強健な)コッブ種の馬;((米))足を高く上げすぎる馬.
4 ((英))粘土にわらを混ぜた壁土.
5 ((英))(石炭などの)丸いかたまり, 丸形パン.
6 セイヨウハシバミ(の実)(cobnut).
841 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 14:03:49 ID:eQLKcErf
ちょいと調べたら、クモの糸がcobwebだった
あ、なるほど そっちのほうなのか。あと、 [cob(クモ)は古英語?torcoppe (?tor毒+coppe頭)が中英で短縮された] なのに、cobでは載ってないんだな。
843 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 14:09:51 ID:eQLKcErf
これは清水さんの意図というより、原作者の意図かもね。 クモのイメージのある音を当てはめたってことで。 訳を当てはめるときに原作者に意図を聞いたかもしれないし。
ハイタカて英語じゃどうなってんの?
845 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 19:54:44 ID:eQLKcErf
スペルホーク?って言ってた 綴りはわかんね
spparowhawk だったきがする 洋書もってるんだが探すのがめんどい 上野動物園にもハイタカはいたぞ まぁ小さめの鷹だったな
847 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 20:02:11 ID:eQLKcErf
それだ!
>sparrow hawk 【鳥】ハイタカ; マダラハヤブサ おお。
1巻でゲドがハヤブサになったのは、まさに名前の通りってことか!
850 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 22:48:43 ID:FfV8FUiA
マダラハヤブサになってオジオンの元へ飛んでいくゲドかっこよす
試写行きました。 原作とは完全に別物と割り切って観ていましたが、映画としての完成度もちょっと…。 説教めいた台詞が随所に出てきますが、作品の軸がブレまくってるので、心に響かない。 つか、台詞だけでテーマ(のようなもの)を説明しようとし過ぎ。 どうしようか迷ってる人は、いっそ観ないほうが幸せかも。
名前のとおりハヤブサに変化ってかっこいい>ゲド
あのハヤブサへの変身の場面は絵にしても映えそうだなぁ。 蛇足だが ハイタカ→タカ目タカ科 ハヤブサ→タカ目ハヤブサ科 ブリテンの魔法使いマーリンも、Merlinのスペルの方だとハヤブサ科のコチョウゲンボウだよな
映画観る前に小説を読もうかと思ってたけど…このスレみてると後にした方がいいような気がしてきた。
その流れの人の感想を聞いてみたい気はする 映画見たあとだと本を読む気がなくなる心配があるらしいけど。
856 :
854 :2006/07/17(月) 00:12:57 ID:qmbzXmNv
>>855 多分俺だと参考にならないと思います。メジャー映画好きの何も考えないタイプなんでw
とりあえず小説は我慢して観ますが、単純にエンターティメントとして楽しめたかどうか程度の
報告になるかと…。
>>848 sparrowってスズメじゃん! 直訳するとスズメタカ?
調べたら、けっこう小さな鳥なんだね。オスが体長29-34cm、翼の幅が59-64cm
メスのほうが少しでかくて、35-41cm:67-80cm
まぁ原作自体、難解だし。 ◇4人中1人から「このレビューが役に立った」という評価を得ています。◇ そもそも原作が日本の大衆向け、子供向けではないです。 原作自体ファンタジー小説に通じてないと理解できそうに無い独特の描写の ゲド戦記を逃げずにここまで頑張って作った、という点を評価したいです。 原作通りに出来てます。これなら世界中の原作ファンは文句言わないだろう非常に堅実な仕事です。 初監督という事もあり父と違って演出で暴走できなかったのでしょうし、 皆が言うほど悪いとは思いません。 欧米での評価は違ってくるかもしれませんので日本の興行だけで全てを語る事はできない。
原作通り(失禁
釣りにしてもすげーw 欧米での評価はたぶん宇宙ヤバイと思いますよ
861 :
これは笑った :2006/07/17(月) 09:38:05 ID:2dyvwiZT
最高の傑作だと思った 投稿者:jsjsjs1224さん 投稿日時:2006/07/16 17:35:46 ◇27人中3人から「このレビューが役に立った」という評価を得ています。◇ ジブリの最高傑作だと思った ラピュタに匹敵する出来
862 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/17(月) 10:00:48 ID:S1cAAWMx
なんか工作員は☆1つのガチンコ感想の中で☆4つつけて 明らかに浮いてるから この映画がつまらないのは原作に忠実に作ったから ということにしたいみたいだね。(実際は原作改悪しまくり)
ラピュタに匹敵って・・・
864 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/17(月) 11:46:12 ID:S1cAAWMx
ロングバージョンの予告を映画館で見た。 ・アレン声低すぎて絵と合っていない。セリフ棒読み。表情怖い。 ・ゲドが解説要員。「命とは〜である」なんて全部セリフで説明しちゃ駄目だろ。 ・テナーがただのおばさん。ゲドとの過去を全部セリフで(ry ・背景が手抜き。美術も劣化している? マジで地雷ぽ。
865 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/17(月) 13:09:59 ID:CiiM4rFT
>>864 美術劣化なんてもんじゃなかったよ。
どうしたんだよってくらいに今までと比べて描けてない。
いや正確に言うと描いてはいるんだが本質を捉えていない。
声もアレンは下手糞だし全然イメージとも合ってないし
ゲドはもはやゲドである必要性すらなくなってたし
テナーは歌だけ歌ってろ。
本当に原作を読んだのかと。好きで作ったのかと。
本質を見抜くだけのスキルをお持ち? プロの方ですか?
吾朗じゃね? アイツも最初のブログでテナーとテルー間違えてたし。 というのはさておきテナーが時折、口先だけで自分の過去を語るのとか、見てて嫌だったな。 オレは原作読んでるから良いが、未読の人の為に回想シーン入れるくらいしてやればいいのに。
868 :
864 :2006/07/17(月) 15:09:53 ID:S1cAAWMx
テルーの背景の夕日なんて色ぬっとけて感じのやっつけぶり>予告 予告から推察するに アレンは少年犯罪の加害者。ゲドはかつて不良で今は教師。 いかにアレンが更生するかという話。 このテーマなら山田洋二監督で見たかった。
早く公開終わってほしい・・・
ゴロちゃんに監督任せるこんな世の中じゃ
えーと >871 ポイズン。
ゴロちゃんシオドーラ・クローバーの「イシ」から読み直せ。 話はそれからだ!!
ネイティブアメリカンの研究していた、
アーシュラのかーちゃんは何年生まれくらいだったの?
>>873
映画板だかSF板だかで言っていたけど 女史が映画まだ見てないというのはガチなんだろーか。 >830-831のシノプシスでは、確かにアレンが父を刺すシーンには 触れられていないし・・・現地試写で初めて知ったりしたら憤死しまいか
ハウルのときも原作者が観たのは けっこう遅れてだそうだから…
翻訳するのに時間がかかるだろ
ル・グウィンが父殺しで激怒するだろう、というのはどういう根拠?
何にせよ、ル・グウィンがコメント出すとすれば米での公開後だろうしな。 日本での評判とかは早めに耳に届くかもしれないけど。 いきなり試写は身体に毒なので、関係者止めてくr・・・
>>878 父殺しという余計な設定でレバンネンが原作とまったく無関係に内向化。
レバンネンとコンビを組むゲドがその煽りを喰らって原作とまったく無関係に饒舌化。
この改変によりまた別のテーマを打ち出せていればまだマシだったが、
結局はなんかよくわからない生焼けのかき揚げみたいな状態に。
作品のテーマと主人公のキャラクターについて、
過剰なまでに自覚的なルグィンが激怒しないほうがおかしい。
882 :
881 :2006/07/18(火) 09:53:33 ID:V/02q0k1
あとそういう重大な改変がシノプシス
>>829-831 でまったく触れられていなかった。
ルグィンがこのシノプシスでオーケーを出したあとジブリ側からは何の情報提供もなかったわけで、
つまりルグィンにすれば鈴木に騙されたあげく、後出し設定で妙な改変をされたことになる。
改変したもん勝ち・・・よくありそうな話だな
ジョーンズみたいに意外に、凄く気に入ってくれるかも知れないヨ!
>>883 一般的な改変の域を超えている。設定を流用した二次創作というのが適当
>>884 全盛期の駿が作ってたらそうだったかもね
>>881 882を読むと、父親殺しという事件を加えたことそれ自体に激怒するようにもとれるが、
そもそもアレンが影に追われているという状況自体がかなりの改変な
わけで、それを引き起こすのが魔法と関係なければなんらかの事件がある
と考えるほうが妥当に思える。
映画がそれをうまく描けていないことに立腹するならわかるが、それとは別に
、父親殺し”それ自体”に短絡的に激怒すると決めつけるのは個人的には疑問だな。
>>886 >>影に追われているという状況
を
影に追われ、国を追われているという状況
に訂正。
てか。なんでここまで改変する必要があったんだ? スクリプト下手すぎだろ。
>>886 父殺しをしても、原作アレンの人間性や作品のテーマがぶれてなければ問題ないんだろうけどね
そんなのは無理だけど
ただでさえ原作の扱いに神経質な面を見せてきたルグィンが 後出しでこんなことになっているのを見たら 激怒すると思うのはそんなに不自然でないと思うけど。 アレンは多島海そのものを統べる王になるべき人物であるのに 父殺しのような罪を負わせること自体かなりの無理があると思う。 平和を統べる王の成り立ちがあがないきれない、自分勝手な罪では。 せめてその殺しが別の物語としてでも「うまく機能していれば」 なんとか納得する材料もあったかもしれないけど、もう徹底的に無意味。 王子の重責に耐え切れず、影に追われてただ逃げ出すだけで十分だったんじゃないの。 どっちにしろへたれの駄目王子なんだから。
だよね
>>889 ル・グウィンであれば、すでにシノプシスの段階で出ている、影に追われているアレンと
いう状況からして、アレンが清廉潔白な身でありつづけるとは思わないだろうし、
ゲドと同等かそれ以上の拭い去れない過失を負っている可能性だって思いつくんじゃないだろうか。
少なくとも原作のアレンのままを期待してるとは思わないな。
うーん、でも結構覚悟していってもショックを受ける出来だから。 設定を変えてるだけじゃなくて精神性から何から。 小説として出力されてるものを味わってるだけの読者でさえそうなんだから わが身の血肉から物語を搾り出した作者にしてみたら、と思うんだ。 覚悟をしてるなら(和らぎはしても)ショックを受けないと思うほうが不自然じゃない? 暗い廊下に倒れた王の腰を探って、剣を奪い持ち去るところなんて ただの物盗り、強盗殺人。普通に胸が悪くなる。
トレーラーを見ただけだけど・・・アレンというキャラのイメージが 原作とはかけはなれてるよな、どうみても
「ラジオの時間」という映画を思い出した この映画そのものはアレなんだが、原作者の二次創作に対する姿勢というか 描写の浅薄な作品なら映像化によって原作者にも嬉しい発見があるかもしれんが ゲド戦記のような作品の原作者は、作り上げた自己内部の作品イメージを大切にするような気がする
ジブリに頼んだ以上はルグィンも「嬉しい発見」を期待してたんでしょう。 ジブリは原作クラッシャーと言われながらも、そういうのをきちんと供給してきたから。 問題は完成品が「ゲド戦記」じゃなくなってったってこと
>>874 1897-1980 研究者だったのは父ちゃんのアルフレッド・クローバー
かたやネイティブアメリカンに負い目を持ってた親
かたや実家が飛行機会社だったから戦争に行かずにすんだ負い目を持った親
なんかこう、通じるものがあってうまくいくんじゃないかなって・・・
今となっては私のただの妄想でした。
↓皆でこれ英訳して、ル・グインにメールしないか? ゲドより 本当の自分を探す旅に出たい、などという言葉を良く聞く 若い頃、よく使う言葉の一つだろう。 でも、考えてみて欲しい。本当の自分とは、君自身ではないか。 君が旅するべき場所は、いまの君から一番近くて、 そして一番遥か遠いところ。そう、君自身の中へなのだ。 魔法だのまやかしだので、救ったふりはできる。 でも、本当に君を救えるのは、君だけなのだ。 自分で前に進め。 魔法を期待する人には、魔法は決してかからない。 自分の足で立ち上がれ。 ゆっくりと羽ばたいてこそ、遠くまで行ける。 さぁ、羽ばたけ。 (読売新聞は、おおすじゲドの意見に賛成です。)
メールしてどうなるの? どうにもならんでしょ。 もう耐えるしかないんだよ。 じっと身体を丸めて、嵐が行き過ぎるのを耐え忍ぶしか。
>>898 そんな事しても迷惑にしかならんだろ・・・どっか米のファンサイトの掲示板にでも貼ってくれw
ル・グインも自分の作品を売った時点で最悪の結果についても覚悟はしてると思う。
それが嫌なら原作改変しないように契約するとか、いっそ契約しないこともできたわけだし。
ショックを受けたとしても、そんなにヤワな人じゃないと思うがなぁ。
原作ファンとしては映画見たル・グインがドラゴラムでもして火吐いてくれた方が溜飲が下がるけどさ。
だけどそんな酷い出来なのか…。
902 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/18(火) 18:39:43 ID:W8ImGejZ
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/07/18(火) 18:41:45 ID:W8ImGejZ
演出技術的なことはわかりませんが、「あの」ハウルにくらべても 決して面白いものとは思えませんでした。 特にキャラクターの改変がひどく、しかも逆効果です。 主人公のアレンは明白に「エヴァンゲリオン」の碇シンジを思い起こさせ、 こういう言い方はなんですが「いまさら」感が否めません。 原作のアレンは未熟で性急ですが素直な少年であり、 ゲドの半ば無言の教えに触れて成長してゆく頼もしさがあります。 しかし映画では、アレンを教え導くゲドはあまりに多弁。 こんなにべらべらしゃべる大賢人とウジウジした王子のコンビなど、 何の魅力があるんでしょうか。 アースシー多島海世界の広がり、竜とテルーの関係、異国の巫女 だったテナーの前半生がまるで描けていないことを脇に置いても、 この主要登場人物二人のキャラクター改変だけで この映画は本当につまらないものとなってしまいました。 初めてアニメ化のニュースを聞いたとき、 「あのワトホートの雑踏や漂海民の夏至の火祭りが ジブリアニメで観られるのか!」と興奮していたことが 実に情けなく思いだされます。本当に情けない。 1ファンとしてル=グィンに謝りたいくらい情けないです。
>>889 >アレンは多島海そのものを統べる王になるべき人物であるのに
>父殺しのような罪を負わせること自体かなりの無理があると思う。
ル・グィンのどの神話や伝承について知識を持つ人間なら、その部分にはあまり違和感は感じないんじゃないかな。
「英雄が罪を犯して国を追われ、彷徨い苦難の末に、真の英雄へと変貌する」
のが、英雄譚の基本形の一つだから。
フレイザーの『金枝篇』では次世代の(息子)王による「王殺し」の伝統も指摘されてるし、もともと原作3巻のアレンも、
指輪のアラゴルンと同じく、苦難を乗り越えることで王としての権威を獲得する貴種流離譚を地のままいってるわけだし。
そんな伝統的なネタに乗っ取って再構築されたのが映画のアレンだと思うけどな。
(それが現代人にとって説得力を持つかどうかは別物だけどね)
この場合、金枝篇はこじつけでしょ。 「父親を殺したアレンは国王になりました。めでたしめでたし」 という話で観客は納得するのかよ。
>ル・グインも自分の作品を売った時点で最悪の結果についても覚悟はしてると思う。 ル・グウィンおばちゃんは覚悟してないだろw 実写ドラマのときもロード・オブ・ザ・リングの脚本のフィリッパ・ボウエンスが 脚本書くからってOK出したら、冗談みたいなデキになっちゃって、 途中でいくら文句言っても聞いてもらえなかったのにさ。 で、ドラマが気にくわねーと、さんざん文句たれてるわけだ。 また同じことするね。 いかに日本人がバカか力説してくれるよ。
>>902-903 俺の投稿のなにが ('A`)うわあ・・・・・か知らないが、
おまえそれあっちこっちに貼りすぎだからw
>>906 文句垂れてる分にはいいんだが、(いやよくないけど)
おそらくこれでルグィン存命中の作品映像化の目はなくなった。
>904 英雄譚ならそれでいいと思うよ。 「うまく機能していれば」いい。(良くもないけど) 父親強盗殺人で手に入れたえものの剣を抜いて悪者やっつけました。ただそれだけ。 父を刺すに至る葛藤もなければ、乗り越えるほどの苦難も描かれてない 英雄譚じゃないものコレ。
ここはゲド戦記を語るスレ。 名前が偶然同じ映画をとやかく言うのはやめようぜ。
>>910 そだね。
次スレはトップに「本の話題限定」って入れとくのがよさげ。
映画の話題できるスレのリンクもあると親切。
映画見終わった後、みんなで冷静に両作品の比較検討するのはアリかなあ、とか思ったり。
とはいえ、まだ映画見てない人が大半な状況では、それも出来ないケド。
>>904 オイディプス・ヘラクレス
神話時代からの定型パターンですね。
とはいえゲド戦記(特に四巻)の根底には英雄否定の要素が含まれている気がして
ならんのですが。まぁその意味では現在の女史が映画をどう受け止めるか、というのは非常に興味深い。
・・・まぁ三巻までのゲドには英雄的要素も多分に詰まっており、
個人的にはその英雄らしさが四巻辺りのゲドよりも好ましくも思うんですけど(苦笑)
映画の話もいいけれど、あくまでも原作読んだ上で語って欲しい。 SF板にまで、原作未読厨が湧いているからさ。
>>910 気持ち分からなくもないが臭いものには蓋しとけ感がしなくもない
映画見た上で原作ファンならではの考察や検証するのは別に構わないと私は思うけど
映画の話が書かれるのはどうせ夏のひと時だけなんだし
個人的には女史が映画観てなんてコメント出すか興味深い
>>913 私は四巻のゲドも好きです。
元々1巻に心酔して、それこそ崇め奉ってたんですが(痛い人)、
長いブランクを経て読んだ「帰還」はなぜか胸に迫りました。
登場人物全員が大切な何かを喪失していて、それでも絆を繋いで生きていく姿に、ぐっときました。
…自分が単に年食っただけなんじゃろか(笑)
読者の成長に合わせて読み方が変化するのでしょうかね。
立っても立っても即死していたスレッドが900の大台。 次スレどれくらいにしときましょうか。 微妙に映画公開時期に重なりそうだから早めの950くらいどうだろ
>>915 臭いものには蓋をするのが大人のやることです
修正してやるっ
921 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/20(木) 00:36:41 ID:2z/Bwwxu
ルグウィンばあちゃんってまだ生きてるの?
このスレ最初の方から読み返すと 情報開示に一喜一憂する住人の姿がまっさらで泣けてくるね
愚痴りたくもなりますよ。 傷心で無口な筈の少女が、なんだか偽善的なお説教してるだもん。 テルーちゃんは さくせん:いのちをだいじに なんて言わないー(T_T)
今回5巻読み返してたらいくつか笑いどころがあってツボに入った。 テハヌーが会議で竜への通訳をしてもらえたらいいな、的な流れになって おもむろに立ち上がって「伝えましょう。」着席。一堂一瞬ポカーン・・・とか イルカ号に搭乗するセセラクの様子に、見ている皆が恋をした。 そのあとテナーがレバンネンに対して「皆あなたに立ち向かいますよ!」 なところとか 今までの巻にない、ちょっとした遊びの呼吸がある感じ。 ハンノキの気持ちの良い性質とか、セセラクの勇ましさとか、 5巻は全体に明るくて、装丁のような明るい海の色が見えるようで とても楽しい。
ゲド原作は何度も読み返してるんだけど 実は一番涙を流してしまったのは5巻の終盤だった 今思うとなんでだろう?情緒不安定だったのか 5巻は確かに魅力的なキャラクターが多いな 個人的に様式の長が好きなので、その辺読んでて楽しかった記憶蟻
926 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/20(木) 01:46:33 ID:hp2Iz42X
>>921 生きてるどころか、「西の果ての物語」という新しいシリーズまで始めている
元気じゃのう
1巻の「ギフト」面白かった
>強すぎる力“ギフト”を持つ者として、目を父に封印された少年オレック。 >“西のはて”を舞台に、少年の葛藤と成長を描く、著者の新たな代表作。 これか。もしかしてゲド戦記と世界を共有してるのかな? 一遍読んで見よう。
ブレイブストーリー見てきた。 ワタルがもう1人の自分と戦ってて、アレ?ゲドじゃんと思って興ざめ。 というか映画の予告が最初に出た時点でイライラして集中出来なかったよ。 予告で全部映画の目玉を出しちゃってるね。 つらすぎる。 一等最初に父刺すシーンもってくんなよぉ!
予告見た限りじゃICOかと思った
ブレイブとゲドがかぶってるってどっかのスレでもみたな〜 だが子供向けにしあがってるっていう意味ではブレイブのほうが まだいいんじゃないかと
まあ「もう一人の自分と戦う」なんてのは今更「ゲドの影響」なんて言えんわな。 ブレイブで宮部女史が直接影響受けてるのはむしろTVゲームだろうね。
>>923 「げんさくをだいじにしないやつなんか だいっきらいだ!」
933 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/20(木) 16:40:03 ID:2z/Bwwxu
「外道戦記」
>>923 テルーが澄んだ声で朗々と歌い上げるなんて有り得ないし。
命を大切にしない奴なんて大っ嫌いだ! ・・・ゲド戦記でこんな事言う奴はいねーだろorz ゲドですら「だが、死なら与えられようぞ」のお人だぞ。 アレンなんざ斬りまくってるし。誰だよこのテルーもどきは・・・
>935 もどきですらない。別人。
そうなんだよな。 テルーは歌わない。語るんだ。 「命を大切にしない奴・・・」のセリフ、ゲドの世界に沿わないだけじゃなくて 映画の流れとしても不自然で、とってつけたような印象を受ける使われ方してた。 どうにかこのへんから「命を大切に」を言わせたい魂胆が見え見えで萎えたわ
均衡の話したいのか「命を大切に」の話したいのかはっきりしろ!って感じ。 プロデューサーに押しつけられた原作の枠の中に 自分なりの伝えたいことを盛り込んで行ったらああなっちゃったんだろうな。
グチはいいから、
>>927 にアースシー世界との共有というよりも
オールウェイズ〜に近い風俗だがもっと現代的だ、と答えてあげて欲しい。
どうせ「命を大切に」だったらさあ、もっと自由にオリジナルな脚色をしたらよかったんだよ。 ゲド戦記6巻組にもう1巻付けくわえるくらいの意気込みでさ。
なるほどな。 「ギフト」まだ読んでないのよ。どうも。
中途半端に原作の設定を挿入してるからタチが悪いんだよね。 それも思いつきでやってる感じ。 あげく「原作がつまらないのかもしれませんが…」なんて感想書かれて…もう…
ジブリの絵で、ヒスイとゲトの対決を見たかった。これはガチ。 何気に一巻の中では一番の人間関係ドロドロの生々しい場面だと思う。 「こいつ、姿変えに手ぇ出してやんの(プゲラ」のヒスイが好きなんだ。 「魔法を使っての決闘は厳しく戒められているぞ!」のカラスノエンドウも。 そして丘を登っていくにつれて力がみなぎっていくゲド。 ヒスイも誰も今日の舞台の道具に過ぎないんだ。俺TUEEEEEE! あの異様な盛り上がりをジブリなら表現できたはずだ。なぜしない・・・ 気の抜けた炭酸みたいな「命を大切に」とか、やめてくれよ。
そりゃアサヒ飲料(含・三ツ矢サイダー)協賛ですもの by同業他社
>>927 だが情報どうもです。そうか「ギフト」は現代物に近いのか。
アースシーの「西のはて」が舞台なのかと思ってしまった・・・。
映画の宣伝文句の 「見えぬものこそ」ってどういう意味なんだ?
本当に大切なものは、目には見えないものなんだよ…って感じの意味かな?
宣伝文句なら 「お前の名にかけて誓え!」 にしてほしかったw そして「読売新聞はゲド戦記を応援します」に続く・・・
意図は受け入れられないが、実際作中で言いたいのは 「見えない何かじゃなくて、今見えるものが真実」みたいな感じで、 それと正反対の言葉をコピーにしたとの事。 ???????
カラスノエンドウの妹に萌えたかった・・・
ノコギリソウは印象に残ってんだがもうひとり弟いたよな? ノコギリソウはゲドの初恋の相手ってことでガチか?
952 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/21(金) 15:07:08 ID:MH4kSrSc
命を大切にしない奴なんて大っ嫌いだ! え〜こんなセリフあるの?
>>951 うん、カラスノエンドウには弟いたよね。
…セレット様はどうよw
>>952 CMで、テルーのようなものが散々叫んでるよ。
見た事無い?
>>949 「自分たちの頭が変になっている」ってことを表すキャッチコピーなんじゃないでしょうか
犯行に使われたのはゲドのようなもの
ゲドの出身の村の名前て「十本ハンノキ」だよね 5巻のハンノキとは関係ないのか、それともそこに何か作者の意図があるのか
>>953 セレットはガチでエロかったが・・・最期が酷すぎたなぁw
ゲドがケストに自分の本名を教えるシーンを見たかったよ。
事実上の告白だろうw
そういえばそうだな。 あんまりピンと来なかったなぁ>ハンノキ ところで次スレは980でいいのかな?
「ハンノキ」には特別な意図はないんじゃないかなぁ・・。 「バラ」って名前の女性が多いのと同じようなもので。
語呂とか響きがいいのを名前に使ったんじゃないかな?
>>943 ホント、1巻を普通にひねらずに映画化してくれただけで充分面白かったと
思うよ。
まあ地味っちゃあ地味だけど。そもそもゲドは地味なお話なのだし。
人気が出たら2巻…てなれば良かったのに。
それはジブリの所為じゃないから仕方ないべ
メディアの特質が全然違うものを、 普通にひねらずに映画化、なんて、無理だよ。 そんなことやって面白かった映画あるか?
子連れ狼はかなり忠実に映画化してたが結構おもしろかったな。
テナーパツキンなの?原作の挿絵から黒髪のイメージですた
挿絵どころか本文に黒髪と書いてあります。
966 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/21(金) 23:43:33 ID:GQ/ehU5l
心ヲナニに例えよう〜♪
>>964 原作じゃ黒髪だけど、カルガド人だから金髪でも別にかまわないとは思う
969 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/21(金) 23:59:24 ID:k58ifG8g
ルグウィンのコメント待ち
テナーが金髪でも大した問題じゃないけど、 テルーのやけどが全然グロくなくて、良い声で歌っているのは問題だとオモ。
原作テルーの見た目がグロくて、声がうまく出ないのは たとえ後天的にせよ、やっぱり竜の特徴っていうかそういうものの 象徴として描かれてるんだろうかって思ってから 単なる傷跡みたいな扱いされるのは個人的に納得できん
>>945 や、あんま”現代”って感じじゃないね。
家族主義が「ブリーディング」に繋がったり、
家庭内工業以前のような表現も多いので、「近代」のようなイメージか。
いままでの「ファンタジー」の時代背景では与えられなかった世界観ではある。
だからテルーは大山のぶ代にすればよかったんだよ。
>971 テルーのシュウシュウとかすれたような声と 火の生き物である竜とは通じるイメージがあるものね。
704 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/09(日) 21:39:27 ID:Fy1FiEuQ 過疎ってるのでチラ裏 ハウルの時は一応試写会いっぱい応募して当たって2回見て 「・・・まあ金払ったわけでもないしな」とその後映画関連は脳内スルー。 今回のは事前情報だけで酷すぎて試写会応募する気にもならん・・・ 今更だけどジョーンズさんって本当にあの映画に文句なかったのかなー ル・グイン女史はムカついたらドラマの時みたくハッキリクッキリ 文句言いそうだなー(むしろ言って欲しい・・・) 705 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/11(火) 00:28:50 ID:6sGqpDQg ジョーンズの作品や作品の登場人物から判断するに、 あのおばあちゃんはかなり人間が出来てらっしゃるからな。 腹の底でなに考えてるかとか見当もつかん。 ル・グインはそのへんまじめそうだよな。 707 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2006/07/17(月) 02:41:24 ID:u0fjKMRv 安易に国籍で判断するのもナニだけど、 アメリカ人とイギリス人の違いかな? アメリカ人は、どっか潔癖で、まじめで、直情な感じ。言うべきことは言う、とか。 イギリス人は、ニヤニヤしてそう
>>974 何をしたくってそれを何度も貼付けているのかわからんが
作家として、自分の作品に対する態度の違いもあると思う。
それから ジョーンズは基本が児童作家で子供を楽しませるために
ル・グインは大人も対象とした作品を書いている、メッセージ性の強さとかね。
977 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/22(土) 02:10:17 ID:Y9ZXVy+l
>>971 広く人に見られる映画で、ヒロインがグロテスクな印象を与えるのもどうかと・・・。
まぁテルーをヒロインに持ってくるのはどうか、って事なのかもしれませんけど。
テルーはね、確かに原作に忠実に書くと、ジブリの夏休み映画に登場させ らんないからね。でもさ、声とか、何より彼女の性格や言動は、原作どおり に出来るだろ。 いや、それ以前に、テルーが出てくる時代を舞台にせんでも、十分いけると思うし、 なにより、アレンとテルー、年はなれてなかったか?
原作テイストだと、テルーはジブリのヒロインにはなり得ないし、 ヒロインのいないジブリ映画もないってことじゃないかな。 テルーがダメなら、オリキャラ出してたかも。 次スレ、挑戦してみます。
981 :
980 :2006/07/22(土) 17:45:37 ID:/82s+nj/
駄目でしたorz どなたかお願いします。
そこでノコギリソウたんですよ。
そうか。アスタリスク以降は2に入れたほうがよかったんだね。 スマソ
>>981 だったら素直に2巻を映画化すればいいじゃないか。
最強のツンデレ美少女、テナーが出てくるのに。
墓地じゃなくって、古代の神殿でも舞台にしてさ。
どんまい>984 乙
987 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/22(土) 19:33:08 ID:r6weunEQ
巻を連ねてるものをピンで映画化しようというのが、そもそも間違いな訳で しかも一般的な配役に原作キャラを無理矢理当てはめるから、齟齬もでる訳で 挙句に素人監督を血縁のネームヴァリュー当てこんで起用してる訳で 面白かったらそれこそ奇跡だ
でも、それでも見に行こうと思っている自分がいる。 だって、中学のとき読んで、こんなすげー話し、映画化されねーかな! とか思ってたし。もしかしたら、自分は面白いと思えるかも知れないし。 だめなら、脳内スルーでなかったことにすれば良いし。
989 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/22(土) 20:13:53 ID:sN3Jvoq4
話ぶったぎってすいません。 映画のゲド戦記は何巻を映画化したものなんですか? 教えてください。
>989 3巻をベースに 4・5巻からも設定を拾ってきつつ それらをトンカチで砕いて適当に並べなおした感じです
読んだことないんだけど6冊セット欲しくなって来た…
>>990 それに「シュナの旅」をまぶしてあることをお忘れなく。
993 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/22(土) 23:44:28 ID:KXxgDtmy
3巻をベースに1から5巻までのネタを詰め込んで原形をとどめていません
キャラまで改変だしな。 原作の臭い的なものすらないし。
>>989 >>990 >>992-994 に加えて。
よく映画紹介として書かれる文章がありますが、その中では
「世界の均衡が崩れつつあった。ゲドは、災いの源を探る」
までしか3巻の内容と合致しません。
996 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/23(日) 07:54:00 ID:bqLUq6k/
実写ドラマ「ゲド-戦いのはじまり-」(DVD)が 今年の8月4日に発売されるそうでそっちに期待。
いやそれ原作者怒らせたやつだから期待も何も
そのドラマ版の密林レビュー、へんなのが湧いてるな
片方を貶めるためにもう片方を持ち上げるのはよくある手法だけど どっちもダメな事もあるって認めた方がいいと思う… というか、映像化は何年後になるか分からないけど、指輪の時のように いつかは実写で、原作への愛情いっぱいの監督がメガホンをとってくれる 事を信じて待つよ
ゲット1000記
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