1 :
名無しさん@3周年:
挫折したらこのスレを見て、やる気をとりもどしましょう。
3 :
名無しさん@3周年:2006/05/05(金) 06:49:46
4 :
アキレスの踵:2006/05/06(土) 16:13:42
最初にわたしの考えを言っておくが、外国語の勉強は気力が続いているうちにやったほうがいい。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざ通りだ。君たちは村上春樹のエッセイ「やがて哀しき外国語」
を読んだことがあるか。知らない人のために言っておくと、外国語学習を批判している本じゃない。
題名はそういう意味じゃない。詳細は読んでもらうしかないが、わたしは著者の言っていることに
しみじみ共感したんだ。
ある年齢を過ぎると、不規則動詞の変化など覚える気力がなくなる。こんなことをしていていいの
だろうか、という疑問がふつふつと湧き上がってくるんだ。もっと地に足をつけたことをやらな
きゃいけないような脅迫観念に襲われる。村上春樹の本も、ある年齢に達した村上氏のそういう
心情をつづったものだ。
彼はわたしとよく似たタイプだと思ったな。高校生の頃、世界史に熱中して外国語に関心を持った
経緯もそっくりだ。違うのは、村上氏が企業に就職しなかったため、サラリーマンなら覚えねばな
らない知識(例えば企業会計)とは無縁でいられたことかな。もう何カ国語ができるという奴の話
を聞いても、感心できなくなった自分に気がついた。村上氏のエッセイを読んで思ったのはそうい
うことだ。