1 :
名無し象は鼻がウナギだ! :
04/01/06 07:41
2 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/06 07:42
Adamasしゃん、ほれw
どなたか分かりませんが、新スレ立てて下さいまして、ありがとうごジャリマスルゥ〜
それにしても生成スレ<6>の命も短かったでシュネ。2か月もモタナかったのデハ。
では、前スレの最後のカキコのカット&ペーストから はじまり、はじまりぃ〜
おっはぁよ〜しゃ〜ん!Adamasだぴょ〜ん!
カキコしちゃうヨ〜ン。いっきまチュぴょ〜ン!
>>663 その「無格」ってサァ、やっぱサァ、内在格のコトじゃないかナァ。
Adamasはサァ、格に関してはサァ、次のように考えているノヨ。
つまりネ、格はデフォルトではみ〜んな内在格。
デ、構造と言う刺激を与えられることによって、構造格に「変身」するってコト。
マ、勘の良い人は分かると思うケド、
こんなところにもAdamasの「言語の進化」論が見られるってコト。
つまりダ、構造に適応変化したのが構造格じゃないカト。
マ、いずれにセヨ、θ役割にしてもサ、格にしてもサ、
あんまり種類を増やしたくないんダヨネ。(つづく)
> どなたか分かりませんが ドテ、俺にゃ、俺w
>>3 なぁ〜んだ、お助けマンは(´∀`)しゃんだったのカァ〜!
ありがとうごじゃりマスルゥ〜〜〜(ペコ〜リの2の12乗
>>664 おっ!エリーしゃんジャン。なかなかガムバッてるジャン。
オジサン、エリーしゃんにちょいとヤルジャンって思ったりしちゃったジャン。
ワケェーのはドンドンがんばってもらいたいジャン。
デ、こういった話はこさかなしゃんの18番だからサ、
こさかなしゃんの出番を待つとしてダ、
オジサンがちょいと気付いたコトだけ書いトクネ。
>つまり、
>∀x(Ax→Bx)のとき、
>1. AはBだ
>2. BがAだ
>と日本語では表現しうるのかな、と。
>>665 というコトは、上のような定式化がフォーマルな条件として考えられ、
上の1ー2の形でもダメなのは、
プラグマティックな条件(つまりrule of anything)にヒッカかっているとイウコトネ。
ヨウスルニ、こういう風なアプローチをトレバ、'A is B' の文で、
何がフォーマルな問題で何がNOTフォーマルな問題でないのかを色分けできるってコトダ。
フムフム。こういうアプローチだと、
タショーは「寂しさ」もマギレルってモンだロウカ、こさかなしゃん。(つづく)
>>667 >緻密に考えていくと、この定式化ではうまくいかなくなりそうですよ、といってみるテスト
たしかにそうだヨネ。デ、その緻密な作業をドコでやるかダ。
じぇ〜んぶフォーマルに定式化すべきカ、
それとも(いくつかは)NOTフォーマルに処理すべきか、それが問題ダ。
な〜んちゃってネ♪ ふんじゃ、みゃたぁ〜♪(おわり)
>>5 >> どなたか分かりませんが
>ドテ、俺にゃ、俺w
再度重ねてありがとうごじゃりまスルゥ〜〜〜〜
サンキュゥでごじゃりまするぅ〜 ブチュゥ〜でごじゃりまスルゥ〜
こんばんわでゴザル。セッシャAdamasでゴザル。 今晩からお仕事モードに入ったでゴザル。 ギア・チェンジをしたでゴザル。ギアはマタ〜リでゴザル。 明日の朝は、ワケあってカキコできないでゴザル。 そういうコトでゴザル。てなワケで通常営業に戻るでゴザル。 以上、業務連絡でゴザル。ちなみに今年のエトはおサルでゴザル。 んじゃ、みゃたでゴザル。(おわり)
<7>突入、おめでとうございマス!ラッキーナンバーですネ
カオモジせんせ 前スレ663
>John is a teacher. =/= A teacher is John.
>の変換の可否を見れば、変換できる場合に「無格」では話しが合わにゃい、ってことでワケワカラン♪
変換できない場合(述語名詞に主格をくっつけて前にもって来ることができない)
っていう場合がまさに「無格」だ、と三上は言ってたものデシタ。
(日本語の「ジョンは先生だ=/=先生がジョンだ(「先生」をnon-specificに
解釈した場合には「*」)」)ワタクシの書き方ではほんと、ワケワカラン♪デシタ。
identitiy statementの場合だけ、ということで。
Adamasしゃん
>>4 上記の通り、ということで一応「無格」で意図していたことはno Caseで、
defaultでもない、ということデス。これは一応、三上の受け売りということで。
しかし、議論の流れとどこまで関係あるかわかりマセンが、現象だけ
いくつかカキナゲ。「θ付与子は格を持たない」という命題については
いろんなところで反駁例が挙げられていると思いマスが、こさかなの知る範囲で。
主節の否定コピュラ文:
韓国語;主に主格、ある条件下で対格
ロシア語、フランス語;属格(生格)
日本語もデ+アルと考えると所格
従属節のコピュラ文(二次述語)
日本語;与格
韓国語:主格
ロシア語、アラビア語:具格(造格)
>>6 >デ、こういった話はこさかなしゃんの18番だからサ、
ウー、あんまし役に立たないと思いますケド。ただ一点注意。アリストテレスに
はじまる伝統論理学では、スキームをすべて「主語+述語」にしていて、
フレーゲは関数表現によって伝統論理学の表現の窮屈さから論理学を解き放った
わけですが、一方では、ドイツ言語哲学の流れで、Brentano-Martyが「判断」
という観点から別の発展をさせており、「単一判断」と「二重判断」という
区別を設けマシタ。これはある見方をすれば、フレーゲは特定の目的のために
伝統論理学のある部分を一般化すると同時に、ある部分は切り捨てている。
そこで切り捨てられた部分はある意味Brentano-Martyによって発展させられた
わけで、FOLとハ vs.ガ(言うまでもなくこれは不正確で、実際にはハ vs.ヲ、
ハ vs.ニ等)問題を考える時にはその点を留意しておいてイイと思うノデス。
その上で、FOLでの表現不可能性がHigher-Order L.で片付けられるとすれば、
「判断」といったものに依拠しなくてもよい、ということになるデショウ。
HOLではなく、restricted quantificationでももちろんいいかも。ただし
この場合にはFOLの自然な拡張、というものではないことに注意。
(「注意」って、いっぺん使ってみたかったんダー)
>>9 つまり項でないもの、θ-roleを持たないものは「無格」ってことで、いちおーまとめちゃって
いいのかにゃー(どこか不安だけどにゃ
>>4 どこが進化で適応なのかワケワカランけどにゃ、内在格が構造格に「変化する」(書き換えられる)と
ゆーのは最初になかったものが派生の途中で導入されるという点で禿しく複雑な見方でにゃ、
以前俺が言った内在格はV→Nみたいな語彙範疇レベルの関係、構造格はT/v→Dみたいな機能範疇
レベルの関係、と分けて両方認めたほうがまだおとなしいかにゃ。つまり
>構造という刺激
とゆーのは、機能範疇を介した素性照合を言わんとしたものだとゆーことにゃら、いちおー了解にゃ。
> θ役割にしてもサ、格にしてもサ、 あんまり種類を増やしたくないんダヨネ
意味概念や音韻形態の解釈レベルではたくさんあっても文句言えにゃいから、構造内に読み込まれる
プロト的・マクロ的なものをどれだけ抑えられるかって話しだにゃ。
>>7 > ブチュゥ〜でごじゃりまスルゥ〜
わ、きちゃにゃ、ぺっ、ぺっw
12 :
Adamas :04/01/07 06:22
おっはぁ〜!やっぱカキコしちゃったベ。アホのAdamasダベ。少しだけカキコすっぺ。
まずは、こさかなしゃん、いろいろとレクチャーしてくだちゃいマチテ、ありがとうごじゃりまスル。
>>11 >つまり項でないもの、θ-roleを持たないものは「無格」ってことで、いちおーまとめちゃって
>いいのかにゃー(どこか不安だけどにゃ
それだとサァ、付加詞も無格を持ったって構わないわけジャン。
ようするに、PROが空格を持つように、付加詞も無格を持つワケヨ。
そうなると、付加詞も項と同じように、
機能範疇の指定部で照合されてもエエかなとちょいと思ったりするワケヨ。
Cinqueに少しだけシンパシーを感じちゃおうカナと思っちゃっタリするワケヨ。
でも、あそこまで機能範疇をバクハツさせちゃうとなると、もちろん、
無格とヤラをドンドンサブカテゴライズさせにゃならなくナルケドニャ。 (つづく)
13 :
Adamas :04/01/07 06:24
>どこが進化で適応なのかワケワカランけどにゃ、 ははは。派生に進化を持ち込むほどAdamasはアホじゃないノダ。だから、シャレなノダ。 デダ、Adamasはにゃ、統語部門にあまりモノを持ち込みたくないのと同様、 統語計算のスタートでもあまりモノがないようにしたいワケヨ。 デ、萌えなのが、20年ほど前にハヤッた語彙範疇の機能的定義ってヤツよ。 つまり、NPがR表現になるか、代名詞になるか、照応形になるか、 変項になるかは、環境で決まるってヤツヨ。 最初はデフォルトなモノがあって、それがどこに現れるかによって、 周りの刺激を受けて変化するってヤツよ。同じことが格でも言えネェかってコトヨ。 Adamas的には、ナンカ、こういう方がイケるのヨ。 >> ブチュゥ〜でごじゃりまスルゥ〜 >わ、きちゃにゃ、ぺっ、ぺっw ふんじゃ、今度はペロペロしてあげるにゃ。 ぺ〜ろりん、ぺろ〜りん、ぺろり〜ん、ぺろりん〜 (←アホ ふんじゃ、まったねぇ〜 Cheers! (おわり)
訂正しマス。 >9 「θ付与子は格を持たない」という命題 →「θ役割を持たないNPは格を持たない」という命題 真性アフォです。スマソ。
Adamasしゃん、おはようございマス。
>>13 >最初はデフォルトなモノがあって、それがどこに現れるかによって、
>周りの刺激を受けて変化するってヤツよ。
もしES細胞を「デフォルト細胞」と言っていいなら、同じように「デフォルト格」と
言えると思いマスが、むしろarchi-Caseとか言ったほうがいいカモ。枝葉末節に関わる
ことでスマソ。
16 :
Adamas :04/01/07 17:49
>>15 こさかなしゃ〜ん、わんばんこぉ〜
Adamas@TOKYOッス。ベース・キャンプに戻ってきたッス。
お仕事が始まってまたバタバタしてきったッス。辛いッス。
でもAdamasがんばるッス。だって、Adamas@イケてるオヤジなんだモン♪
さて、レスするッス。
Adamasは、アンイに言語学と他の諸科学とのアナロジーを求めないッス。
でも、ES細胞とのアナロジーはSOKOSOKOアクセプタブル ッス。
たとえば、heやhimやhisは、√HEのようなものから派生されていると思ってるッス。
たとえば、次のようなカンジ ッス。
(1)he:√HE → TPの環境 → √HE+Nom → he
(2)him:√HE → vPの環境 → √HE+Acc → him
(3)his:√HE → DPの環境 → √HE+Gen → his
(つづく)
17 :
Adamas :04/01/07 17:50
おまけに自己レス(
>>12 )しちゃうッス、
>それだとサァ、付加詞も無格を持ったって構わないわけジャン。
>ようするに、PROが空格を持つように、付加詞も無格を持つワケヨ。
こう考えると、次の例文の{ }の中のNPは、ミ〜ンナ無格を持つと考えられるッス。
(4)John met Mary {yesterday, this morning, every day}
たしか、Larsonオジサンが、{ }の中のNPは、空のPが投射したもので、
その空のPから格をもらっているトカナントカ言ってなかったッケ。
もし、無格ミタイなものを仮定すると、
空のPのようなモノを仮定する必要がなくなるッス。
ふんじゃ、またッス。今日は「ッス口調」でしたッス。(おわり)
>>16 > (1)he:√HE → TPの環境 → √HE+Nom → he
> (2)him:√HE → vPの環境 → √HE+Acc → him
> (3)his:√HE → DPの環境 → √HE+Gen → his
つまり統語構造内で格指定を受けなければ、heとかhimとかの別は存在しえない、lexicon内にあらかじめ
それぞれが用意されているのではない、という意味で、こーゆー考え方をまさに反語彙主義と称して擁護
してきたわけにゃ、俺としては (・∀・)ニヤニヤ
格素性の指定は形態解釈を与える上でのinstructionであり、PROのnull Caseも「ゼロ音形を与えよ」という
意味だにゃ、禿しくガイシュツだけどにゃ
とゆーわけで Adamas@Anti-lexicalismにケテーイだにゃ、にゃ?
>>17 > こう考えると、次の例文の{ }の中のNPは、ミ〜ンナ無格を持つと考えられるッス。
> (4)John met Mary {yesterday, this morning, every day}
伝統文法では adverbial accusativeとかadverbial genitiveとか呼ぶように、こういった副詞的用法の
名詞句は少なくとも格変化が形態的に可視的であった頃はちゃんとした構造格をもっていたのにゃ。
わざわざ無格というsomething specialを出す意味あるにゃ?
argumentの場合、いちおー、initial mergerによってθ-marking、それ以降のre-mergerによって
feature checkingとゆー分業が成立するにゃ。対してadjunct等のnon-argumentの場合はθ-marking
はirrelevantにゃから、initial mergerによっていきなりCase checkingと考えられそうにゃ、
expletive itとかと同じようににゃ。この点に関しては、各adverbはそれをlicenseするfunctional category
のSpecに基底生成、という話しと辻褄があってるにゃ、とりあえずはにゃ
格の指定に関してですにゃが、代名詞にゃんかだと統語構造内で格が 指定されるのに対して、Johnなどの普通名詞にゃり、固有名詞にゃと いったものにゃと、統語構造内の操作で変化させられるものではにゃい。 つまり前者の形態は未指定だと言えるわけですにゃ。(ロシア語あたりにゃと 事情が少々異なるみたいですにゃが) >格素性の指定は形態解釈を与える上でのinstructionであり に禿同で、N-traceにゃんかとreflexiveにゃんかは統語操作の前では 元々同じ形をしていた、、、、にゃんて。 ちなみにΦ素性の指定は意味解釈を与える際のinstructionにゃ!と 言いたいのにゃ、私はにゃ。下手なことは言えんけどにゃ。 そろそろHN変えようかにゃ、、、
bare adverbialで気になってるのが、日本語と英語が妙に対応することだったよーん。 「昨日」とyesterdayとかはbareでつかえて、「月曜」とMondayがつかえねえとかだよーん。 なんかあるのか? he/him/hisの交替とかinflectionalなわけで、形態論上の屈折vs.派生の 区別(屈折関係は派生関係の内側に生起するとかといった昔からの観察)は 反語彙主義者しゃんたちはどーするのかビミョーにきになるだよーん。 (一貫してだよーん口調)
a. ??月曜、図書館に行った。 b. 先週の月曜、図書館に行った。 c. 昨日、図書館に行った。 裸の名詞句「月曜、monday」(範疇としてはNP)は指示機能を持たないので副詞として使えにゃい、 「先週の月曜、last monday」などいつの月曜なのかを指定できる指示表現(範疇としてはDP)とすれば 使える、そして構造格はNではにゃく、D上の素性である、ってのではどーかにゃーん (this wayはOKにゃが、wayだけではoutってとの同じにゃ、たぶんにゃ) 弱い語彙論者仮説にとっては問題にはならないってのはそのとーりにゃ。 しかし問題は、語彙論者仮説と語彙主義がそもそも無関係ってことにゃん。 屈折、派生ともに独立したsyntactic headが関与しているとして、両者の形態的orderingがあるとすれば 一種のmirror principleの現れであって、それらのheadの統語的階層関係を反映しているに過ぎない、 ってのではどーかにゃーん。 たとえば N-verbalizer-Tであって*N-T-verbalizerでないってのは、単純にTはVをselectするがNをselect しない、ってことにゃん? (屈折どうしでも V-T-Agrであって*V-Agr-Tでないってのと同じにゃ、たぶんにゃ) ま、前半はすぐに反例思いつくんだけどにゃ、にゃはは
> 一種のmirror principleの現れであって、それらのheadの統語的階層関係を反映しているに過ぎない、 > ってのではどーかにゃーん。 どこまで推し進められるか、傍観的態度でいるって漏れは逃げかもな。 ストーリーはよく分かるのだがどうして統語でそういった階層関係になってるのかが 謎ってかもな。進化に答えを求めるかもな。派生形態論はあるけど屈折形態論がない言語システムを 使ってる生き物がいるといいかもな。いないかもな。 火星探査のニュースで誰かがGiven this morphology,... って言ってたような気がした。 おお!なんだなんだ!?ってTVにむかってったら、確認する前にバラエティにチャンネルを 切り替えられた。これが漏れの人生かもな。(とりあえず、かもな口調)
24 :
Adamas :04/01/08 07:13
おはようごじゃりまするぅ〜 Adamasでごじゃりまするぅ〜
よくワカランけど、レスたくさんついてるジャン。
Adamasのまいたエサにクライついてくれてナンカうれピいジゃン。
それじゃ、レスにレスするヨン。でも、セレクト・レスポンスだピョン。
そこんとこヨロヒコだピョン。ついでに今日は、ちょいとドトーだピョン。
>とゆーわけで Adamas@Anti-lexicalismにケテーイだにゃ、にゃ?
ゲッ!勝手に反語彙論者に決められちゃったジャンw
って言うかサァ、Adamasが
>>13 でカキコしたようにサァ、
>デ、萌えなのが、20年ほど前にハヤッた語彙範疇の機能的定義ってヤツよ。
>つまり、NPがR表現になるか、代名詞になるか、照応形になるか、
>変項になるかは、環境で決まるってヤツヨ。
>最初はデフォルトなモノがあって、それがどこに現れるかによって、
>周りの刺激を受けて変化するってヤツよ。同じことが格でも言えネェかってコトヨ。
基本は語彙範疇の機能的定義にアルわけヨ。(つづく)
25 :
Adamas :04/01/08 07:14
デサァ、この時の語彙範疇ってサァ、Nだけにしか適用されないジャン。 間違ってもVには適用されないジャン。Adamasはサ、そこに萌えなのよ。 ようするに、節操があるってコトね。 ここで、Vまで取り込んで、NもVも、 とにかく語彙範疇はナニからナニまで統語環境で決まっちゃうっていうのがサ、 強い語彙論主義者ってコトよ。 つまり、Adamas流の言い方だと、強い機能的定義主義者ってコトヨ。 で、Adamasは、弱い機能的定義主義者、すなわちリョーシキのある語彙論者ってコトヨ。 (つづく)
26 :
Adamas :04/01/08 07:15
だからサ、早い話がサ、Adamasはサ、語彙主義はNにしか言えないという立場なのヨ。
語彙主義をサ、Vまで適用するとサ、もう萎え萎えなのヨ。
主要部移動をジャンジャンやってVを形成するっていうアレがダメなのヨ。
お前、そこまでシネェーと語の意味がツクれネェのカ?
って小一時間問い詰めたくなっちゃうのヨ。吉野屋でな。カレー丼食いながらな。
殺伐とした雰囲気の中でな。非対格動詞やら、能格動詞やら、他動詞やらにな。
そういうことなのヨ。
だからサ、語彙主義の出番は、
>>16 のカキコにある、
名詞の形態的変化ぐらいかと思うワケヨ。
>(1)he:√HE → TPの環境 → √HE+Nom → he
>(2)him:√HE → vPの環境 → √HE+Acc → him
>(3)his:√HE → DPの環境 → √HE+Gen → his
マ、そういう意味では、
同じファイトクラブ所属の逃走派しゃん(
>>21 )とちょいとスタンスが同じカナト。
(つづく)
27 :
Adamas :04/01/08 07:16
まとめるとサ、屈折(つまりNの形態変化)は反語彙主義(すなわち機能的定義)で処理できるケド、派生(つまりVの形態変化)は語彙論主義(すなわち反機能的定義)で処理すべき、 っていうのがAdamasの立場ってコトヨ。そういうコトヨ。 だからサァ、いわゆる"反語彙主義"の意味では、 >とゆーわけで Adamas@Anti-lexicalismにケテーイだにゃ、にゃ? とはならないってコトヨ。じゃんねんデシトゥワァ〜w (つづく)
28 :
Adamas :04/01/08 07:20
>>23 >・・・どうして統語でそういった階層関係になってるのかが謎ってかもな。
>進化に答えを求めるかもな。
それはありうるカモ。これで思い出すのが、
脳生理学で有名なマクリーンの三位一体説ネ。つまり、
(1)脳の進化は新しい脳部位の付加によっておこる
(2)新しい脳部位の付加によって新しい機能が出てくる
ってヤツ。さぁ、ドウヨ。Adamasなかなか話をいい方にもって行っているデショ。
だからナンカちょうだいよ。(つづく)
29 :
Adamas :04/01/08 07:21
とくにそこのワケェーの、ナンカくれなくてエエからサァ、 少しは頭使ってここにナニかカキコしてミロヤ。 どうだ、そこのクソボンズ!オヤジにバカにされてダマってんジャねーよ。 ちゃったぁアタマつかえよアタマ。 バッキャロー!そこのタマつかってナニしてんだよ。このボケナスが。 タマはタマでもアタマだよ。ったくヨー、頼むヨ、そこのワケェーの。 生成文法の未来はお前らにカカってんだからナ。そこんとこ忘れんナヨ。 あとなァ、あんまりボケ〜っとしてると、またオジサン政治の話しちゃうゾ。 あと、映画の話もしちゃうゾ。おう、そうだ、忘れちゃいけねぇ、 ギター談義もまた再開しちゃうゾ。今度は小学生編だ、お前ら忘れてネェだろうな! だからよう、勉強の話続けてもらいたかったら、ナニかカキコしてミヤガレ! 分かったカ!そこの口だけ達者なクソボンズ! 何キョロキョロしてんだよ。お前のコトだよ。テメェーのコトだよ。 分かったかよぉ、そこのクソボンズ!お前のことダヨ。分かったらコンビニ行って、 チュッパチャッパス買ってチュパチュパ舐めてろ!このクソボンズ!お前のことダヨ。 (つづく)
30 :
Adamas :04/01/08 07:22
おまけ:ちょいとだけギター談義 オジサンさぁ、帰省している時さぁ、 あるギター屋さんで、Headwayのギター弾かせてもらったのよ。 ウン十万するヤツだったケドよう。おじさん、腰砕けちゃったゼ。 ありゃ、最高だね。国産ギターマンセー!って思わず唸っちゃったね。 Takamineもエエけど、Headwayも最高だね。いやぁ、マジすげぇーヨ。 た・だ・し、そこそこの値のするヤツの話ダケどね。 もう、MartinだのGibsonだの言ってる時代じゃないな、コリャ。 ってなコトで、ふんじゃ、みゃた。バァ〜イ・ビィ〜♪ ぴん・ぽん・ぱん・ぽぉ〜ん♪ 業務連絡でぇ〜っす。 quasiシングルライフが終わっちゃって、 夜はファミリーサービスしないといけなくなっちゃたにゃ。 だから、7時以降のカキコはないヨ。そういうことネ。 (おわり)
読点の打ち方なんですが、 ***は、多分、「***」の意味だと思います。 という場合 ***は多分、「***」の意味だと思います。 とどっちが適当なのでしょうか?
33 :
Adamas :04/01/08 16:49
こぉ〜んばんわ。Adamasだぴょ〜ん。
>>31 ,
>>32 オイオイ、誤爆かい?やめてくれヨナ。
Adamasの足下に爆弾落とすノ。ケガしたらどうするのヨ。
あとサァ、いちおうサァ、Adamasはサァ、このスレの風紀・治安委員だからサァ、
荒らしに対してはちゃんと対処シチャウヨ。
じゃ、対処しちゃうカラネ。まずは例文再録っと。
(1)***は、多分、「***」の意味だと思います。
(2)***は多分、「***」の意味だと思います。
3つの可能な分析について考えて見ヨウネ。
1つめ:構成素の観点から
「***は」と「多分」は構成素をなしていない。
だから、もし「、」が構成素マーカーだとしたら、
(1)が正しく(2)がダメってコトになる。
2つめ:発音のし易さから
フツーに読んだ場合、「***は」と「多分」はセットにして読まれる。
だから、もし「、」がブレスマーカーだとしたら、
(2)が正しく(1)がダメとなる。 (つづく)
34 :
Adamas :04/01/08 16:50
デ、ここでおもしろいコトが見られるヨネ。 つまり、発音と構成素は一致していないというコトヨ。 たとえばサ、次の英文を見てみてヨ。 (3)John hit Mary. 構成素という点では、次のように構造化されるヨネ。 (4)[John] [hit Mary] つまりサ、[hit Mary]がVPを形成しているワケヨ。 でもサ、フツーに読むとサ、次のように読まれるヨネ。 (5)[John hit] [Mary] つまりサ、[John hit]をセットにして読むワケダ。 ようするにサ、(4)と(5)に見られるように、 構成素と発音ユニットが一致していないってコトヨ。 デ、これをどう対処するかってコトで、 Jackendoffの対応規則ミタイなのが必要になってくるワケダ。 デモ、Adamas的には、ナァ〜ンラplausibleな説明はイマダ出てないンジャないカナ。 ドウナンダロ、ソコントコ。 (つづく)
35 :
Adamas :04/01/08 16:50
ハイ、次に3つめ行ってみようカ。
3つめ:移動が関与しているとして考える
つまり、(1)と(2)は元々次のような形をしていると考えるノネ。
(6)多分 ***は 「***」の意味だと思います。
つまりダ、「多分」は文副詞で文頭に基底生成されると考えるノヨ。
そして、「***は」に主題化が適用されて文頭に移動したと考えるノヨ。
さらに、主題化マーカーとして「、」が機能していると考えるノヨ。
そう考えると、(1)が正しい主題化文の形としてチョイスされるヨネ。
ドウヨ、
>>31 のオボッチャン。もう誤爆はやめてヨネ。あぶないからサ。
あとさ、このスレ、ところどころにサ、
地雷が埋め込まれているから気を付けた方がエエよ。
って、Adamasが埋めたんダケドサ。治安維持のタメニネ。
ふんじゃ、また明日でごじゃるよ。バイナラでごじゃるよ。(おわり)
36 :
Adamas :04/01/08 18:09
Adamasだピョ〜ン。サービスカキコだピョ〜ン。
>>34 でサ、構成素と発音ユニットの不一致についてフレたジャン。
コレってサ、モロにサ、アレに困るヨネ。アレって言ったらアレよ。
レイのオトナのおもちゃヨ。えっとぉ〜、ナンだったケナァ〜、
そうそう、マルチプリン・スルメアウトとかって言うの。
どうヨ、学生のみなしゃん。コレをネタにペーパー書いてミタラ。
ホラ、オジサン言ったように、サービスカキコだったデショ。
ふんじゃ〜ネ。今日はもうコレデおわりダヨ〜ン。
PCの電源キルからネ。ぷっつぅ〜ん。はい、お〜わり。
>>31 は、誤爆にしてはTarski-Davidsonの真理理論の話に出てきそうな例だし、あらしにしては統語論と音韻論のインターフェイスあるいは対応規則に関係するし、びみょーデスネ
誤爆、あらし、って言われて、案外泣いてるカモ。
あ、もしかして「多分」ってbare NP adverb?
誤爆かはさておき、adamasさんの分析はなるほどと。
ワタクシもにゃるほどと。
Adamasさん、みなさん、どうもありがとうございました。 ご説明は大変ためになりました。ありがとうございました。 確実に、誤爆でした。以後気をつけます。 これからこう言うのはどこに書き込んで良いのか 探してみます。
>>24 > >デ、萌えなのが、20年ほど前にハヤッた語彙範疇の機能的定義ってヤツよ。
> >つまり、NPがR表現になるか、代名詞になるか、照応形になるか、
> >変項になるかは、環境で決まるってヤツヨ。
あのにゃ、それも言うなら空範疇の機能的定義にゃろ?
語彙範疇全部に一般化してしまって、たとえば
Who1 did you see Bill1?
でBillはwhoにlocally A-bar boundにゃからvariable、なんてことをいちいち認める必要はないのにゃ。
あるいは、himselfがlocally freeにゃからpronominalなんてことを認めてしまうとBT(A)自体が
意味なくなるにゃ。要するに機能的定義は名詞類の中の一部にしか働かない点ですでにアウトにゃ。
こういった機能的とゆーか、環境的定義はむしろ音韻形態的解釈を施すレベルで関わってくるもんだにゃ。
同じ移動のコピーが格の有無によって発音されたりされなかったり、とかにゃ。
>>25 > デサァ、この時の語彙範疇ってサァ、Nだけにしか適用されないジャン。
> 間違ってもVには適用されないジャン。Adamasはサ、そこに萌えなのよ。
Nに適用するのではなくて(Nという範疇を決定するのではなくて)名詞類の下位分類にゃが?
ところでこの場合の「語彙範疇」は明らかに不用意な発言でにゃ、たとえば variableにゃら
NP-traceにゃらは、N-headなのか、NPなのか、それともDかDPか、を考えていないと思われ、にゃ。
> とにかく語彙範疇はナニからナニまで統語環境で決まっちゃうっていうのがサ、
> 強い語彙論主義者ってコトよ。
以下、用語が乱れてくるにゃ。「強い語彙論主義者」はここでの議論では「強い反語彙論主義者」にゃろ。
> つまり、Adamas流の言い方だと、強い機能的定義主義者ってコトヨ。
> で、Adamasは、弱い機能的定義主義者、すなわちリョーシキのある語彙論者ってコトヨ。
そうかにゃ? なんでNについていえることがVについてはいえないのか、の理由を明記しないと、リョーシキ
どころか、反理性的だにゃ。
>>26 > だからサ、早い話がサ、Adamasはサ、語彙主義はNにしか言えないという立場なのヨ。
再び、「語彙主義」→「反語彙主義」と思われ、にゃ(以下同様)
> 語彙主義をサ、Vまで適用するとサ、もう萎え萎えなのヨ。
> 主要部移動をジャンジャンやってVを形成するっていうアレがダメなのヨ。
> お前、そこまでシネェーと語の意味がツクれネェのカ?
語の意味を作っているのではないことに注意にゃ。(さもないと生成意味論になるからにゃ)
そうではなくて、いろんな動詞の共通成分を取り出す作業は、それが語彙的であれ統語的であれ、
必要なことにゃ。それプラス、binarybranchingのような句構造の一般特性にゃら、V-v raisingの
ような統語的移動によってうまく捉えられることがあるとすれば、それは語彙的ではにゃくて
統語的成分であることを強く示唆する、というわけだにゃ。
ま、一般論として、syntaxはいずれにしても必要と認める以上、それに加えて別個のgenerative
engineを想定することにはそれなりの根拠が必要にゃ。
>>27 > まとめるとサ、屈折(つまりNの形態変化)は反語彙主義(すなわち機能的定義)で処理できるケド、派生(つまりVの形態変化)は語彙論主義(すなわち反機能的定義)で処理すべき、
ここまでボケかまされると、正面から突っ込んでいいのかどうか逡巡するわけにゃがw、Adamasしゃん、屈折
形態論と派生形態論の区別を次までに勉強しとくにゃ ┐(´ー`)┌
ネタニマジレスカコワルイと言われそうにゃがw
>>34 > 3つめ:移動が関与しているとして考える
> つまりダ、「多分」は文副詞で文頭に基底生成されると考えるノヨ。
多分は主節要素ではなくて、補文成分であることにまず注意にゃ。
46 :
Adamas :04/01/09 06:47
おはようごじゃりマスルゥ〜。Adamasでごじゃりマスルゥ〜。
遅く起きてしまってごじゃりマスルゥ〜。
もう少ししたら、もうおウチを出ないといけないでごじゃりマスルゥ〜。
ですから、エコノミカル・レスポンスさせていただきマスルゥ〜。
こさかなしゃん(
>>37 ,
>>39 )、レスありがとうごじゃりマスルゥ〜。
(おまけ:ところで、こさかなしゃんはアンプラグド・ギターもやる?)
>>38 しゃんも感想文をありがとうごじゃりマスルゥ〜。
>>31 しゃん、私のカキコはタイハンがシャレですので、
気にしないでクダチャイでゴジャルゥ〜。
またドンドンカキコしてくださいでゴジャルゥ〜。
また何か「ネタ」をフッテ下さいでゴジャルゥ〜。
顔文字しゃん、レスありがとうごじゃりマスルゥ〜。
用語をタショーアバウトに使ってシマッタでゴジャルゥ〜。
あと、タシカニ、今読み返してミルト、タイポ大杉でゴジャルゥ〜。
どっかでスイッチ壊れてしまったミタイでゴジャルゥ〜。
デ、語彙主義の話をまたブリカエスのもナンだから
別のアングルから問題を提起するでゴジャルゥ〜。
じゃ、イクでゴジャルゥ〜。 (つづく)
47 :
Adamas :04/01/09 06:48
たとえばサ、「転ぶ」「走る」「壊れる」って単語だけをAdamasが言ったとするジャン。 そうすると、みんなわサ、その単語の意味をちゃんと理解できるワケジャン。 「転ぶ」とはコレコレコウイウ意味を持ってイテ、 「走る」とはコレコレコウイウ意味を持ってイルってサ。 じゃ、なんで、その意味が分かるのかってみんなに聞きたいワケヨ。 ポイントは、文の中で「転ぶ」「走る」「壊れる」が使われているンジャナクテ、 その単語だけ、つまり単語1ヶだけを聞かれた場合の話だカラネ。 ア、もちろん、ここでは、これまでの各自の経験トカナントカはワキに置いトクとしてダヨ。 Adamasだったらサ、もうその語1ヶの中に、情報がゼェ〜ンブそろっているカラ、 デ済むワケヨ。マ、コレガ、アバウトナ言い方をすれば、語彙論主義者的答え方ヨ。 デ、顔文字しゃんだったら、どう言うノカナ。 反語彙主義者の立場ナラ、たぶん次のように言うんじゃナイカナ。ツマリだ、 「走る」という1語を聞いても、その「走る」はタダチニ、いろんなVをプロジェクトして、 そのVに √走る がジャンジャン主要部移動して「走る」の意味が分かったト。 ようするに、反語彙主義者は、単独で出されたタッタ1ヶの語の中にも、 複雑な構造と主要部移動を認めザルヲえないワケヨ。 デ、結局は、たった1ヶの語を1ヶの語と見るカ、それとも いくつかの主要部のスタックと見るカの違いだと思うノヨ、Adamasは。 デ、Adamasの感想としては、 この問題は経験的にも概念的にも決着つかないノデハ、というものナノヨ。 もう最後は、統語構造を複雑にするカ、語彙構造を複雑にするカ、 そのドチラカの問題に行き着くワケヨ。 デ、結局は、どっちをキレイにしておきたいカという美の問題になるワケヨ。 (つづく)
48 :
Adamas :04/01/09 06:49
ってなトコロでもうお時間でごじゃりマスルゥ〜。
ほいじゃ、まったネェ〜でごじゃりマスルゥ〜。バァ〜イ・ビィ〜♪でごじゃりマスルゥ〜。
おまけ:語彙主義の話、チョイト飽きちゃったナ、Adamas。
今度サ、よかったらサ、上にあげた
>>34 と
>>36 の問題について考えてミナイ?
つまり、構成素(phaseと言ってイイカモ、アバウトな言い方をすれば)と発音ユニットの
不一致について話合うってのはドウヨ?ネタフってもスルーじゃ、ネタくさらしチャウカラサ。
(おわり)
>>47 まだ基本的に理解してない部分があると思うのにゃが、それぞれの「語」は統語計算の出力に個別言語の
形態音韻解釈を与えることで得られる表現形式の一つであって、その意味では文と同じ、という点はいいかにゃ。
ではそれぞれの文を生成したりその意味を理解するのにいちいち最初から統語計算と意味計算を繰り返すのか
というと、そうではないと俺は思ってるにゃ。繰り返し使われれば使われるほど、その文の形式と意味は定型化
してしまい(この点ではusage-basedと言って差し支えないにゃ)実質的計算なしで結果だけを使用することが
できるようになるのにゃ。典型的には「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」
とか、「いらっしゃいませこんばんは。こちらでお召し上がりですか。」みたいな決まった挨拶とかにゃ。
で、そのような定型化が完全に定着し硬直化したものが「語」なのにゃ。「アケオメコトヨロ」は語化しつつ
あると言ってもいいにゃろw、ごく限られた使用範囲内ではにゃ。
俺の持論にゃが、その部分についてはいちいち実際の計算をしなくても済む、という意味で結果的には語は
統語計算における「九九」みたいなもんにゃ。「にさんがろく」とある人が言うたびに、実際に2X3の計算を
やっているのではない、しかし「にさんがろく」は2X3=6という計算が最初になければ生じ得ない表現であり、
計算能力と切り離すことのできないものなのにゃ。
語もまったく同様で、統語計算と無関係に勝手に出来上がったものではないが、その結果だけを使用する場合には
それを生み出した計算を繰り返す必要はないのにゃ。ちょうど、個体発生が系統発生を最初から繰り返す必要が
ないのと同じににゃ。
たとえば統語性の言語疾患を患う患者が単語レベルの運用については問題がない、ということがあったとすると、
それは統語計算の結果としてすでに定着化したものを使用しているに過ぎないからなのにゃ。そのような場合、
新しい文を産出したり理解したりは不自由でも、「明けまして〜」とかの定型文にゃらスラスラと言えるのでは
ないかと想像するけどにゃ。
>>48 > 構成素と発音ユニットの 不一致
そんなのは当たり前と言えば当たり前にゃ。くどいけど、その典型が語にゃ。統語構造的には
構成素をなしていなくても発音上は「一語」として表現されるということを可能にしているのが
morphological mergerだったりするわけにゃ。
でにゃ、もっとdevastatingなこというとにゃ、構成素といったってそれは結局音形化された
結果を見て勝手に決めていることに気付くべきにゃ。発音上 [ meet the boy ]と三語に分節される
からといって、どうして統語構造もそれに同型的だと言えるのか、懐疑論者の俺としては甚だ疑問にゃ。
すべての例文はPF側の出力であって、枝分かれ図で示されるような句構造はその音声出力を手掛かりに
適当に想像しているだけで、ほんとは全然違う姿をしている、という可能性はないのかにゃ?
とまあ、ネタフリするにしてもここまで過激にやってもらいたいもんにゃw
CPU:Celeron2.40GHz メモリ:512MB HDD:120GB OS:WindowsXP テレビチューナー DVDマルチドライブ (DVD-RAM/R/RW) 以上のスペックのデスクトップパソコンを無料で2台譲ります。 欲しい方居ましたら貰ってやって下さい。 副収入徹底攻略まにゅある と検索してサイトへアクセスお願いします。
おは!
>>50 > すべての例文はPF側の出力であって
その通りにゃ。意識に登るのはPFだけであって、統語や概念は直接意識界に登らせ
ることはできないとするJackendoffの仮説からすれば、文法性・容認可能性の
判断、つまり「これこれの文はなんだか変」という意識は、「これこれの文」のPF
に付属している属性ということになるにゃ。統語構造も統語計算も、概念構造も
意味計算も、そして音韻・音声計算すら意識には登ってこないのにゃ。判断の
意識に登るのは音声形式とそれに付与された<適格or逸脱>のvaluationだけなの
にゃ。他は全部ブラックボックスの中。だからこそ、例えば句構造について
あーでもないこーでもないと延々議論が続いてきてるのにゃ。
ついでに
>>49 の顔文字しゃんの書き込みに乗っかっちゃうと、イディオムとか
Jackendoffが扱ってるコロケーションとかも語彙化の一例であって、さらに
言えば、構文文法で言ってるような「構文=語彙」というのもそれに含まれるの
であって、構文文法と生成文法(例えばミニマリスト)とは反発しあうようなもの
ではないのではないかと思っているのにゃ。ていうか構文文法の方が、「構文」の
設定をしてそれでおしまい!と済ましている点で分析が甘い、かもだがにゃ。
どーでもいいけど、ギターのことはじぇんじぇん知らないアタクシはAdamasしゃんの ハンドルを見るたびに(あるいは心内音読するたびに)「俺たちひょうきん族」に出ていた アダモステを思い出すのであった。島崎がやってた。ペーッ!って言うやつ。と、こんなの書いても 知ってる人いないかもしれないけど。
いちおー知ってるけど、俺は「全員集合」派にゃったからにゃー
俺の場合は、アダマス→アマダス→アメダス→天気予報、とついついw
>>52 > 構文文法で言ってるような「構文=語彙」というのもそれに含まれるの
> であって、構文文法と生成文法(例えばミニマリスト)とは反発しあうようなもの
> ではないのではないかと思っているのにゃ。ていうか構文文法の方が、「構文」の
> 設定をしてそれでおしまい!と済ましている点で分析が甘い、かもだがにゃ。
しょのとーり、なのにゃ。語にゃり構文を意味のある単位として見るのも結構にゃが、
それは空からふってきたものではなく、それ自体が言語能力の産物でありそれが
どうやってできたのか、を考えないといけないのにゃ。usageの前にgenerationあり、
とゆーことを失念しているかのようなusage-based modelではイクナイにゃ。
55 :
Adamas :04/01/09 16:47
ワンバンコー!アメダスだピョ〜ン!もとい!アマダスだピョ〜ン!
みんな(って言っても顔文字しゃんと逃走派しゃんダケだけど)昼間ッカラがんばってるジャン。
ふんじゃ、Adamasもちょいとがんばるゾット。ちょいとドトー入るヨ?。
>>49 >まだ基本的に理解してない部分があると思うのにゃが、
>それぞれの「語」は統語計算の出力に個別言語の形態音韻解釈を与えることで
>得られる表現形式の一つであって、その意味では文と同じ、という点はいいかにゃ。
ヲイヲイ、Adamasバカにされてんジャン。コリャいかんワナ。
理解してるもナンも、そういう立場もアルってことはリカイしてるワナ。
とくに、ミニマリズムの立場をとればってコトワナ。
マ、それが正しいかどうかは全く別問題としてダ。(つづく)
56 :
Adamas :04/01/09 16:48
デ、結局顔文字しゃんは、実質的に、文=語、あるいは統語部門=語彙部門と考えているカラ、
Adamas(
>>47 )の次の問のには、
>反語彙主義者の立場ナラ、たぶん次のように言うんじゃナイカナ。ツマリだ、
>「走る」という1語を聞いても、その「走る」はタダチニ、いろんなVをプロジェクトして、
>そのVに √走る がジャンジャン主要部移動して「走る」の意味が分かったト。
>ようするに、反語彙主義者は、単独で出されたタッタ1ヶの語の中にも、
>複雑な構造と主要部移動を認めザルヲえないワケヨ。
YESとなるワケだ。もちろん、ミニマリズムの枠組みの中ではそうなるワケだ。
って言うか、そうならざるをえないワケだ。計算ウンヌンの話をマに受けてもダ。
とにかく、硬直化して計算はしてないとかナントカ言っても、
DMの精神を基本的にアクセプトしてるのであれば、
主要部移動がジャンジャン起きていると考えているワケだ。
そこを否定したら、派生もクソもなくなっちゃうまうってモノヨ。
派生派は、計算に関してナニをウンヌン言おうが、
主要部ジャンジャン移動を認めないといけないってコトヨ。
それが派生派のスタンスってモンヨ。
派生派でDM支持派で、しかもミニマリストなら、計算をどう解釈しようが、
主要部ジャンジャン移動から逃れられないってコトヨ。
デ、たとえ理論がソウ要請しているからと言って、ホンマに、
そんな主要部ジャンジャン移動が起きているノカって話になるってコトヨ。(つづく)
57 :
Adamas :04/01/09 16:49
あとサァ、
>>49 のカキコの中にサァ、何ベンとなく「計算」というコトバが出てくるジャン。
Adamasは、ちょいとココでは理由言えないケドサ、
生成文法で「計算」というコトバを使うの、ホントためらわれるのヨ。
だから、「計算」ウンヌンの議論はココではノーコメントね。ちょいとワリィーけどサ。
>>50 >でにゃ、もっとdevastatingなこというとにゃ、構成素といったってそれは
>結局音形化された結果を見て勝手に決めていることに気付くべきにゃ。
気づくもナニもウンナコタァ分かってるってコッタ(←久しぶりの「コッタ」口調
>すべての例文はPF側の出力であって、枝分かれ図で示されるような句構造は
>その音声出力を手掛かりに適当に想像しているだけで、ほんとは全然違う姿をしている、
>という可能性はないのかにゃ?
そりゃ大アリだワナ。いわゆるトップ・ダウンに文構築をしていっタラ、
それコソ、今までとは違った構成素が得られる可能性がアルワケダ。
そんなコトは分かった上で話をしているノダ(←バカボンのパパ風 (つづく)
58 :
Adamas :04/01/09 16:50
デサ、
>>48 で言いたかったのはサ、
(1)John met Mary.
ってな文でサ、マズ [met Mary] がphaseとして出来上がるワケだ。
そして、それが一端 意味解釈なり音韻解釈なりされるワケだ。
つまり、そこで一端 [met Mary] は閉じた系になるワケだ。
しかし、発音というPFのレベルになると、このphaseとは異なる
疑似phaseとも呼べる [John met] が必要になるワケダ。
デ、このphaseの不一致をどう処理するかって問題なノダ(←再度バカボンのパパ風
>とまあ、ネタフリするにしてもここまで過激にやってもらいたいもんにゃw
じゃぁ〜んネン!じぇんじぇんカゲキではないノダーw(←バカボンのパパ再登場
(つづく)
59 :
Adamas :04/01/09 16:51
>>49 ,
>>52 ,
>>54 usege-basedダケドさぁ、つまり「慣れ」というか「慣習」の問題だけどサァ、
コレって、ワタクシタチの世界にも言えネェ〜カイ?つまりサ、
ヘンチクリンな文をずっと聞いていると、それがOKになってきちゃうってヤツヨ。
ヘンチクリンな文が、「語彙化」というか、
チガウイミでの「文法化」されちゃってよくナッチャウってコトヨ。
エエノカナァ〜?って思っちゃったりするワケヨ。 (つづく)
60 :
Adamas :04/01/09 16:52
>>53 ,
>>54 ヲイヲイ、人の名前で遊ぶなヨナ(プンスカ)(一度「プンスカ」を使ってみたかったw)
あとサァ、Adamasの本名はサァ、Adamas Y. Steroidだからサァ、
そこんトコもヨロヒコよ。ったく。ちゃんと覚えてケロよ。頼むからサァ。
それとサァ、もう思いっきって情報公開しちゃうケドさぁ、Adamasってサァ、
実はこういう↓顔してんダヨ。
http://www.adamasguitars.com/models.html どう?エエ顔してるでしょう。ハハハハハ。
>いちおー知ってるけど、俺は「全員集合」派にゃったからにゃー
Adamasサァ、ひょうきん族も全員集合も両方イケるケドね。
個人的にはサ、アダモちゃんやっている時の島崎と、素の時の高田純次が好きネ。
あと、プッツンしちゃった江頭2:50ネ。この3つで決マリネ。コレ常識。
ほいじゃ、みゃったねぇ〜。今日はこれからオデカケだからもう現れないよ〜。
ふんじゃ〜ねぇ〜。バァ〜イ・ビィ〜!またアッシタァ〜!Cheers! (おわり)
横レスすんまそです。ファイトクラブには一般学生も入会できるのでしょうか。 逃走派センセ、Adamasセンセお答え願います。ドトー好きです。
>>61 入会は簡単だ。書き込むのだ。それだけだ。但し、ルールNo.1:「ファイトクラブのことは
みだりに口にするな」、ルールNo.9:「仲間内での褒めあいはするな」は鉄則だ。
No.2から8はおいおい分るだろう。ちなみにクラブの中では、ルックス的には
ブラッド・ピット=逃走派でのはあるが、思想的にはブラピ=Adamasしゃんというのは
常識となっている。一部にはAdamas=島崎と言うメンバーもいるが。
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
アンプラグド、と言えばやっぱスローハンドにゃ?
>>56 Adamasしゃんの言うのにも一理、にゃがもっとdevastatingに、syntaxのやってることって
語と語のrelation決めてるだけにゃん!ってのもありだと思いますにゃ。要するにニャローsyntaxの
やってるのはsetとsetのrelationを決めてるだけ、としてしまえば、かなり明確な形でsyntaxの
モデル化ができそうですにゃ。もちろん、現実に沿うかどうか批判にさらして修正・破棄していくことに
にゃるんでしょうがにゃ。とりあえず音声と句構造の対応関係の話題のきっかけにはなるろ?(静岡方言)
>>61 わしがそうですにゃ。さしずめ、U宮かG代かといったところ、にゃ?
ちなみにG代の身元知ってたりするにゃ、、、(´ー`)
P.S.全員集合おもしろかったですにゃ。あたしは大爆笑よりこっちが好きですた。
カーラースー♪なぜ鳴くのー?カラスの勝手でしょー♪あたしの世代の小学生は
誰もが口ずさんだはず。小学生の口ずさむ歌で、なぜかサザエさんのお下劣な替え歌が
日本全国で流行ってるみたいですね。「う○こをしようと町まで、出かけたが、紙を
忘れて、愉快なサザエさん♪」他にも水戸黄門をどんぐりころころの歌詞で歌うとふしが
合う、とか。
ええーい! そのひそひそ話、やめーい!
>>63 (w ブラピ@ルックス=逃走派、これ常識!
66 :
Adamas :04/01/10 07:36
グッ・モ〜ニィ〜ン♪Adamasだピョ〜ン。
ヲイヲイ、またワケのワカランことで盛り上がってんジャナイノ。
オジサンこういうの好きだからサ、仲間に入れさせてもらうヨ。
ったく、ショーガネェなァ。藻前ラ?。
>>62 ヲイヲイ、またAdamasコケにされてんじゃネーカヨ。
Adamasは植物じゃないんダカラヨー。頼むヨ。
Adamasはサァ、何回も言うようにサァ、本名はAdamas Y. Steroidヨ。
頼ムヨ。そこんとこ。ヨロヒコヨ。
でサァ、藻前ラん中で勘違いしてるのいると思うケドさァ、
Adamas Y. Steroidの「Y.」は「ワイ・ピリオド」じゃナイカラネ。
お願いヨ。コレはサァ、象形文字ヨ。太股にホクロがあるってコトヨ。
ホラ、見てミィ。Adamasのココ。コ〜ンナ カワイイ ホクロ アルデ ショ。
そういうコトよ。頼むヨ。そこのグゥアキィ。(つづく)
67 :
Adamas :04/01/10 07:37
>>64 おっ!K-Rodしゃんジャン。ブチュ〜してあげるワ。ブチュ〜?。
>Adamasしゃんの言うのにも一理、にゃがもっとdevastatingに、
>syntaxのやってることって語と語のrelation決めてるだけにゃん!
>ってのもありだと思いますにゃ。
デダ、問題は、語と語のナンのrelationを決めているカダ。
語順とイウ関係ならnarrow syntaxの管轄ジャナイワナ。これはMorphologyダ。
ジャ、語と語の意味の関係カ?
それなら、C-Iシステムとのインターフェイスだ。
それじゃ、一体ゼンタイ、語と語のナンの関係を決定しているノダ?
階層関係ダッテ?ふんじゃ、階層ってナニよ?
支配関係ダッテ?ふんじゃ、支配関係ってナニよ? (つづく)
68 :
Adamas :04/01/10 07:38
ホラ、ソコノクソボンズ!ちぃったぁコウいった本質的なことカンガエてミロ! ネンショウケイみてぇな文法操作考えて一人でハァハァ言ってんジャネェーヨ。 ナニか考えてここにカキコしてミヤガレ。 そしたらオジサンが、アノ、チョー難関の <虎の穴ファイトクラブ>に入会できるかチェックしてあげるワイ! ヲイ!そこのグゥアキィ!バカにされてショゲテないで、ナンカココにカキコしてミヤガレ! >とりあえず音声と句構造の対応関係の話題のきっかけにはなるろ?(静岡方言) ヲイヲイ、語尾チガウヨ。正しくは、「きっかけにはなるら〜?」ネ。 今度オジサンが、正しい静岡中部地区の方言(遠州弁)を教えてア?。ゲ?。ル?。(つづく)
69 :
Adamas :04/01/10 07:39
>全員集合おもしろかったですにゃ。あたしは大爆笑よりこっちが好きですた。 ヲイヲイ、ドリフっていったらマット体操ダヨ。コレ常識ヨ。ったく、頼むヨ。 キャンディーズのマット体操にハァハァするの、コレ小学生の常識ヨ。頼むヨ。 今ならDVD出てるカラサァ。チェックだヨ。頼むヨ。マジで。 >小学生の口ずさむ歌で、なぜかサザエさんのお下劣な替え歌が >日本全国で流行ってるみたいですね。 ヲイヲイ、お下劣歌カイ?シラネェ〜ヨ。 オジサンにお下劣歌させチャウカイ?シラネェ〜ヨ。マジで。 そう言えばヨォ〜、Adamasのムスコにヨォ〜、昨年の暮れにヨォ〜、 モノホンのジングルベルの歌を教えてやったのヨォ〜。歌詞は次のモノヨ。 ♪チ?。ポの毛ぇ〜 チン?。の毛ぇ〜 いつ生えるぅ〜 オトナになぁ〜たら すぐ生えるぅ〜 ヘイッ!♪ --- * (好きなだけ*をリピート) そしたらヨォ〜、Adamasのムスコよぉ〜、公園でヨォ〜、 大きな声でヨォ〜、コレ歌っててヨォ〜、オジサン嬉ピクなっちゃったゼ。 ったくヨォ〜、Adamasのムスコ ヤルダロ。 藻前ラもヨォ〜、Adamasのムスコ見習ってヨォ〜、ちゅわぁ〜んとヤレよナ。 ったく、頼むヨ。ソコのワケェ〜の (つづく)
70 :
Adamas :04/01/10 07:40
ふんじゃ〜な、またダヨ。今日はもう夕方まで出ないからナ。
頼むヨ、ソコのワケェ〜ノ。じゃ〜ナ?。
おまけ:
>>63 ヒソヒソ話でサァ、耳に息吹きかけられるとサァ、みんなサァ、
ヤッパサァ、イっちゃうヨナ。オジサンさぁ、子供の時のアソビでサァ、
一番好きだったのがサァ、ヒソヒソ話ナンだけどサァ、これって常識ダヨナ。
ヲイ、ソウだよナ。ソコのボンズ。 (おわり)
71 :
Adamas :04/01/10 10:02
ちょいと時間ができたカラカキコしちゃうゾっと。Adamasだゾッと。 昨日サァ、ガッコウでサァ、 <自然言語を自然言語たらしめているものはナニか>についてトークしたのヨ。 デサ、学生とサ、動物のゲンゴについていろいろディスカスしたのヨ。 デサ、イヌなんかはサ、ワリとどの国のイヌともコミュニケーションとれるみたいなんダヨネ。 詳しいことはヨーワカラネェーケドサ。 ようするに、個別ゲンゴを越えてコミュニケーションがとれるってコトよ。 マ、ジューシマツなんかは、岡*谷なんかに言わせると、 個別ゲンゴというか方言がアルみてぇーダケドサ。 イヌなんかは、ワリと国境を越えてコミュニケーションがとれるミタイなのヨ。 詳しいことはヨーワカラネェーケドサ。 もし、コレが本当ナラ、イヌなんかは「普遍ブンポウ」で話しているコトになるのカナァ。 デサ、ヒトに話をシフトするとサ、 ヒトは個別言語を通してジャナイとコミュニケーションとれないジャン。絶対に。 仮に普遍文法なるモノがあったとしても、絶対に、 普遍文法をダイレクトに用いてコミュニケーションをとることは不可能ジャン。 話をまとめるトサ、 (1)動物には確固とした個別ゲンゴがなく、且つ (2)ヒトは普遍文法をダイレクトに使うことはできない。 ってなるケド、コレって一体ゼンタイ何を意味してルンダロウネ。 ソコントコ、ドウヨ、皆のシュウ。 ふんじゃ、みゃたね。もしかしたら、今日はこれでおしまいカモヨ。Cheers!
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
結局反語彙主義についてはAdamasしゃんは直感的ににゃんとなく懐疑的、という以上のことは
言えないみたいにゃから、まあ、これ以上続けてもこっちも得るところはないにゃー。
ただ事実誤認だけ指摘しとくにゃ。
>>56 > 主要部ジャンジャン移動を認めないといけないってコトヨ。
( ゚Д゚)ハァ?
>>50 でmorphological mergerに言及したばかりなんだけどにゃ?
統語操作=主要部移動と思い込んでるにゃ? remerge以前にまずmergeがあるにゃろ。
> 派生派でDM支持派で、しかもミニマリストなら、計算をどう解釈しようが、
> 主要部ジャンジャン移動から逃れられないってコトヨ。
にゃからこれは(も)大ボケにゃ(ドテ
73 :
Adamas :04/01/10 12:39
お買い物から帰ってきたノダ。Adamas@バカボンパパなのだ。
これから大切なカキコをするノダ。ワケェーのはヨ〜ク読むノダ。
>>72 >結局反語彙主義についてはAdamasしゃんは直感的ににゃんとなく懐疑的、
>という以上のことは言えないみたいにゃから、
>まあ、これ以上続けてもこっちも得るところはないにゃー。(はやくもつづく)
74 :
Adamas :04/01/10 12:40
直感は大切なノダ。とくに言語学に関してはソウなノダ。 科学に直感は禁物なノダ。 つまりダ、言語学は科学ではないノダ。あくまでも科学<的>なノダ。 つまり、サイエンスではなくサイエンティフィックなノダ。 だから、直感は大切なノダ。 ア?。ーキー?。カのように、生成文法は科学と宣うのはモウ逝ってヨシなノダ。 ハッキリ言うと、自然言語は科学の対象になりにくいノダ。 それは、カンペキな自然物でないからなノダ。 実は、もっと根本的なコトがあるケド、ここでは教えてヤラないノダ。 言語の個体発生にセヨ、系統発生の問題にセヨ、 そのモノホンのカギはテクノロジーが握っているノダ。握り方は教えてヤラないノダ。 ア?。ーキー?。カは、生成文法のモノホンのパラダイムはこれからだと宣っているノダ。 ハッキリ言って、アホなノダ。付けるクスリがないノダ。 ミニマリズムの延長線上にパラダイス、もとい、パラダイムがアルワケがナイノダ。 40年もの間、これだけの人数で、 そこそこのアタマを持ってる人間がケンキュウをやってきて、その結果がコレなノダ。 そして、今目の前に転がっているのがソノ限界なノダ。 ナンカが間違っているノダ。 問題意識はケッシテ間違っていないノダ。 間違っているのはヤリ方なノダ。 ワケェーガキドモのやるべきコトは、新しいヤリ方を見つけるコトなノダ。 コレ以上は仕事の都合上言えないノダ。 バカボンパパの言うコトが正しいノダ。ア?。ーキー?。カはどうしようもないノダ。 そろそろワケェーのは目を覚ますノダ。これでオワリなノダ。(つづく)
75 :
Adamas :04/01/10 12:41
おまけ:
>>71 をもう少しスペルアウトするノダ。
(1)動物には個別ゲンゴがないようだ。そして、
(2)動物は普遍ブンポウでお話できるみたいだ。一方、
(3)ヒトにはレキゼンと個別ゲンゴがある。そして、
(4)ヒトは普遍文法をダイレクトに使ってお話することはできない。
コレはドウイウコトナノダ、というコトなノダ。(おわり)
>>74 なんにゃ?自分の早トチリ指摘されて逆ギレかにゃ? ( ´,_ゝ`)プッ
まずは語形成はもっぱら主要部移動によるはずだという誤解と、それに基づく間違った印象論に対する
申し開きを聴きたいもんにゃが?
> 科学に直感は禁物なノダ。
それは違うにゃろ。科学に直感はすごく重要にゃ。にゃがそれだけではダメポ、ということにゃん
科学が100%客観的なものであり、絶対真理を追究するものだ、なんてのは幼児的妄想にゃん。
78 :
Adamas :04/01/10 18:46
ハァハァハァハァ、Adamasだハァ〜
>>77 >なんにゃ?自分の早トチリ指摘されて逆ギレかにゃ? ( ´,_ゝ`)プッ
ヲイヲイ、楽しいコトしてきて帰ってきタラ、コレカイ?
ナンデAdamasが逆ギレ ジャイ?
ちなみにAdamasゴムで出来てるカラ キレることないヨ〜ン。
あとサァ、せっかく急所ハズしてやったノニ、自分でナイフ心臓に向けるコトないと思うケド。
マ、ファイトクラブ第2条「売られたケンカは買うベシ」に従って、
ケンカ買わせてもらうワ。デモ、金払ワンヨ。グワァハッハッハッハ〜
>まずは語形成はもっぱら主要部移動によるはずだという誤解と、
>それに基づく間違った印象論に対する申し開きを聴きたいもんにゃが?
「転ぶ」や「走る」や「壊れる」といった動詞が、
単独で使われる時は主要部ジャンジャン移動ナシでOK、
ってイウのでAdamasがナットクすると思うノ? ソリャ、甘いワ。
文の中で使われている時はジャンジャン移動アリで、
単独で使われている時はナシなんて、アリ?
コレを、ダブルスタンダードって言うノヨ。(つづく)
79 :
Adamas :04/01/10 18:47
って言うかサァ、顔文字しゃんのスタンスでは、 そもそもコノ手のダブルスタンダードは許されないハズヨ。 「転ぶ」や「走る」や「壊れる」がどういった環境で使われヨウト、 主要部ジャンジャン「移動」は、ドンナ形でアレ絶対必要なハズヨ。 ダッテヨ、移動が起きていようガいまいガ、細切れの主要部とのドッキングがアッテ、 はじめて各動詞はセットアップされるンダロウ。 マ、いずれにせよ、良く言ってダブルスタンダードを認めざるをえないト。 悪く言うと、語の使用環境を考えたトタン、反語彙主義は崩壊してシマウト。 マ、そういうコトヨ。 って言うかサァ、顔文字しゃんの考えているmorphological mergerとイウのを もう少し解説してクンナイカナァ。Adamasアホだからヨ〜ワカランカラサ。(つづく)
80 :
Adamas :04/01/10 18:48
>> 科学に直感は禁物なノダ。 >それは違うにゃろ。科学に直感はすごく重要にゃ。にゃがそれだけではダメポ、 >ということにゃん 科学が100%客観的なものであり、絶対真理を追究するものだ、 >なんてのは幼児的妄想にゃん。 ははは。マジレスされちゃったワ。マ、コレだけ理解してテモ、胎児的妄想ダケドナ。 ハハハハ。デダ、ちょいと物理学のハナシを見てみヨウカ。 簡単なトコロデ、ニュートン力学のf=maダ。 f=maは見るカラにシンプルだ。 そして、理想化した条件の下では、この地球上の運動を的確に捉えているワ。 デダ、f=maが正しいと誰もが認めるのはナンデダ? それは、事実を正しく捉えるバカリでなく、式そのものがシンプルでビューティフルだからダ。 ただし、そのシンプルさもビューティフルさモ条件付きで、この大気圏内という枠内での話ダ。 宇宙というマクロの世界や粒子というミクロの世界では通用しないワケダ。 つまり、<大気圏内で>という条件付きってコトダ。(つづく)
81 :
Adamas :04/01/10 18:49
つまりダ、美という直感は、範囲限定で使われるというコトダ。 デダ、ワタクシタチ生成文法家は、統語論のケンキュウゴッコをしてるワケダ。 だから、美という直感が働く範囲は統語論に限られるワケダ。 そこでダ、反語彙主義の立場をとった場合、その美の直感が働く統語論はハタシテ シンプルでビューティフルと言えるのカ、という問題にナルワケダ。 マ、美の直感というのはヒトソレゾレだけドナ。 ブサイクなモノにはどこかに問題というか欠陥があるってモンダ。 デ、問題の所在を考えると、反語彙主義にブチ当たるってワケダ。そういうワケダ。 ドウヨ。反論カモォ〜ンヨ。アシ広げて待ってるヨ〜ン。ハァハァだヨ〜ン?。 ふんじゃ、みゃったネェ〜。Cheers! (おわり)
ふにゃふにゃふにゃ。恥の上塗りカコワルーイにゃw
>>79 > って言うかサァ、顔文字しゃんの考えているmorphological mergerとイウのを
> もう少し解説してクンナイカナァ。Adamasアホだからヨ〜ワカランカラサ。
俺が勝手に考えているのではなくてにゃ、morphological mergerってのは学部生でも知ってるような
基本操作にゃ、それを採用するしない以前の基礎知識としてにゃ。初心者に便利なリンクもあるから
http://www.ling.upenn.edu/~rnoyer/dm/ 自分で勉強しとくにゃ。てか、前回は派生形態論と屈折形態論の区別も知らん様子にゃったし、
Adamasしゃん、マジでヤバいにゃ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ま、一般的に
[ X0 ... [ Y0 ...
という構造でX0、Y0二つの独立した統語的主要部を形態的に一語として具現するためには、必ず
Y0→X0の主要部移動が適用しなければならないはずだ、と勝手に思い込んでいるのがAdamasしゃんの
そもそもの間違いでにゃ、後はその誤解の上にさらに誤解を積み重ねているわけにゃ。
> 「転ぶ」や「走る」や「壊れる」といった動詞が、 単独で使われる時は主要部ジャンジャン移動ナシでOK
とかもにゃ。誰がいつそんなことを言ったのかにゃーあ?
まずこのあたりをクリアできたら相手したげるからまたおいで、なのにゃ (´∀`)σ)Д`)
>ブチュ〜してあげるワ。ブチュ〜・ カァー、( ゚д゚)、ペッペッ。キスミント噛まんといかんにゃ。 >階層関係ダッテ?ふんじゃ、階層ってナニよ? >支配関係ダッテ?ふんじゃ、支配関係ってナニよ? c-comにより今まで捉えていた構造関係にゃり、head-complementの関係といったものですにゃ。 >正しくは、「きっかけにはなるら〜?」 そうにゃった、そうにゃった。「なるらぁー?」って感じの語尾なんすよねえ。
生得スレで久しぶりに虚無しゃんがお出ましにゃ(喜
次は何ヶ月後のことにゃら。。。
しゃて、Adamasしゃんが凹んでしまって「モウコネエヨ!」とか言い出すと寂しいから追い打ち
しとくかにゃw
>>81 統語論はあくまで美しく簡潔であるはずだ、という直感てゆーか期待は大いに結構なのにゃが
> だから、美という直感が働く範囲は統語論に限られるワケダ。
ここは賛成できないにゃ。統語論以外は元来汚いものだから、汚いものは統語論に持ち込まず
たとえば語彙部門においておけ、というのがAdamasしゃんの発想ならにゃ。
そうではなくて、何についての理論も美しくなくてはならないのにゃ。
> そこでダ、反語彙主義の立場をとった場合、その美の直感が働く統語論はハタシテ
> シンプルでビューティフルと言えるのカ、という問題にナルワケダ。
これについても一度指摘したことがあるけどにゃ、出来上がる構造が複雑になっても、その構造を
作る操作自体はちっとも複雑化していない、つまり部門として統語論がやる仕事はmergeの連続
適用以外、何もない、ということをAdamasしゃんは見落としているのにゃ。
(単純な規則の繰り返しがいかに複雑な構造を生み出し得るか、ってゆーのが当初の生成の視点
であり、それは後になって考えてみるとなにも言語特有のことではなかったわけにゃ)
ここでいう語彙主義・反語彙主義の違いは統語部門への入力として、すでに出来上がった語彙範疇
(たとえば動詞)を供給するのか、その材料(たとえばsmall vとroot)を供給するのかの違いにゃ
から、反語彙主義というのは統語部門はそのままに、語彙部門内にあるものは何か、どれだけミニマルな
ものがありさえすれば、統語部門にとっては十分なのか、を考えるものなのにゃ。その意味でそれは実は、
語彙部門を見直し、より簡潔にする試みにさえなってるわけにゃ、俺の理解ではにゃ。
この辺りは坊やしゃんの見解も伺ってみたいとこだけどにゃ。
85 :
Adamas :04/01/11 07:15
おっはよぉ〜シゅワぁ〜ン!Adamasだピョロリィ〜ン。
>>82 ネェネェ、顔文字しゃん血圧アガッてネェ?もうちょいとク〜ルにイコウヨ。ク〜ルに。
いちおうサァ、紹介しとくとサァ、ファイトクラブの第3条はサァ、
「アソコはホットにアタマはク〜ルに」ナのネ。
ソウいうコトだケドサァ、ふんじゃ、レスいくネェン。
>俺が勝手に考えているのではなくてにゃ、morphological mergerって・・・
ウワッハッハッハッハ。マジレスされちゃうったワイ。
Morophological Mergerをマに受けてドウスンノ?
ふんジャ、聞くジョ。(1)が(2)になるワケだガ、
(1)[X0 ... [Y0 ...
(2)[Y0-X0 ...
どうやってナルのヨ?(つづく)
86 :
Adamas :04/01/11 07:16
タダMorophological Mergerの適用を受けた結果(2)の形になるって言ったッテ ナ〜ンモ言ってナイのとイッショヨ。 結局はX0をY0の後ろにナントカして動かさナキャいけないワケヨ。(1−2下に再録) (1)[X0 ... [Y0 ... (2)[Y0-X0 ... 移動ナンカ適用されないって言ったッテ、 移動相当のモノを考えなキャならんでショってコトヨ。 >とかもにゃ。誰がいつそんなことを言ったのかにゃーあ? 誰も口に出して言わなくテモ、そう考えザルをえないってコトヨ。 自分のアタマ使って考えれバな、ってコトヨ。 あ、チナミニ、Adamasに、「藻前、コレしらねぇ〜のか?」って通用シナイカラ。 「バカに知識は通用するケド、アホに知識は通用しない」カラサ。 コレ、チナミニ、ファイトクラブの第4条ネ。(つづく)
87 :
Adamas :04/01/11 07:17
>まずこのあたりをクリアできたら相手したげるからまたおいで、なのにゃ (´∀`)σ)Д`) 上のコトバそっくりそのママプレゼントするワ。受けトッテねぇ〜ン?。 >Adamasしゃん、マジでヤバいにゃ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 顔文字しゃんはモットヤバイワ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ダワ ミニマリズムの向こうにパラダイスがあると考えたりサ、 DMをマジで考えてるとこトカサ。 ってなコト顔文字しゃんに言ってもムダカw(つづく)
88 :
Adamas :04/01/11 07:18
>>84 >そうではなくて、何についての理論も美しくなくてはならないのにゃ。
ココハAdamasも同意ヨ。
タダ、統語論者としては、マズは統語論の衛生管理に気をかけるベキだってコトヨ。
>これについても一度指摘したことがあるけどにゃ、出来上がる構造が複雑になっても、
>その構造を作る操作自体はちっとも複雑化していない、つまり部門として統語論がやる仕事は
>mergeの連続適用以外、何もない、ということをAdamasしゃんは見落としているのにゃ。
いやぁ、見落としてナイヨ。ちゅわぁ〜んと目ヒンムイテ見てるヨ。(つづく)
89 :
Adamas :04/01/11 07:18
>しゃて、Adamasしゃんが凹んでしまって「モウコネエヨ!」とか言い出すと寂しいから >追い打ちしとくかにゃw しゃて、顔文字しゃんが凹んでしまって「モウコネエヨ!」とか言い出すと寂しいから 追い打ちしとくかにゃw >ここでいう語彙主義・反語彙主義の違いは統語部門への入力として、 >すでに出来上がった語彙範疇(たとえば動詞)を供給するのか、 >その材料(たとえばsmall vとroot)を供給するのかの違いにゃから、 ダカラサァ〜、何度も言うようにサァ〜、ソコんトコがAdamasと考えが違うノヨ。 ソンナコトは語彙のレベルでやればイイノヨ。 いちいち統語部門でヤラなくていいノヨ。 そんなコトやり出したらキリがないって言うコトヨ。 Vばかりじゃナクテ、NもAもPも(おまけにAdvも)統語論で全部解体してミテごらんヨ。 統語部門はトンデモない状態になるヨ。 たとえ、そのトンデモな状態がMergeダケで出来上がるとしてもダ。 デ、そういうトンデモない状態をアナーキーと呼ぶのヨ。 ワケのワカランのが増えてくると治安が悪くなるってコトヨ。 そして、その治安の悪さをヤクザがコントロールしたりしてワケのワカラン状態になるノヨ。 (つづく)
90 :
Adamas :04/01/11 07:19
マ、そういうコトだケド、反論カモォ〜ンヨ?。
ふんじゃ〜ね、まったピョ〜ン。
おまけ: K-Rodしゃん(
>>83 )、ショートカキコにショートレスだピョォ〜ン。
>カァー、( ゚д゚)、ペッペッ。キスミント噛まんといかんにゃ。
そう言ヤァ昨日餃子食べタワイ。ワリィ〜・ワリィ〜。
>c-comにより今まで捉えていた構造関係にゃり、head-complementの関係といったものですにゃ。
マ、そんなところだろうナ。って言うか、そのぐらいシカないんダヨネ。
>そうにゃった、そうにゃった。「なるらぁー?」って感じの語尾なんすよねえ。
オジサン、ネイティブの遠州弁スピーカーだからサァ、ちょいとウルサイヨw (おわり)
もりあがってまいりました
>>91 実況はハルのスレでも使ってくれ。ここではやらんでいい。
盛り上がっているのは見りゃわかる。
93 :
Adamas :04/01/11 17:53
ワンバンコ〜!Adamasだピョロリィ〜ン! 今日はサビカったネェ。マジでシバレタよ。 って、北海道の人とかが読んでタラ怒られちゃうカナ。 テカ、北海道の人もコノカキコ読んでる人いるのかなぁ? 2−3人はいるカナ?ブゥッハッハッハッハァ〜。 マ、よく成人式の前後が一番サブイとは言われるケド、ホント今日はサビカッタワ。 近所で冬祭りがあって行ってキタケド、もう手がカジカンジャッテたまらんカッタワ。 と、トツゼン話が変わっチャうケド、レスついてないネェ〜。サビシイねぇ。 ふんじゃ、みゃた映画談義しちゃうヨ、Adamas。エエヨネ。成人式イブだし。 正月明けに見たのは次の2本。 『ビューティフル・マインド』と『プライベート・ソルジャー』。 まず、『ビューティフル・マインド』、これエエヨ。主演はラッセル・クロウね。 この映画は100%夢野久作してるカラサ。デモ、ジツハ、実話ネ。 アッチの世界とコッチの世界をイったりキたりするのが好きな人にはグーヨ。 数学好きな人にはチョーおススメね。理由は見てのオタノシミ。(つづく)
94 :
Adamas :04/01/11 17:54
『プライベート・ソルジャー』はタイトルから察せられるように戦争モノね。
ナカナカエエヨ。地上戦の悲惨サを知るにはコレもグーね。
あと、最後のロールのところ、ココがマタエエヨ。
ロールの時に流れる音楽、コレに注目ね。「そうかぁ〜、ココでコノ音楽カァ〜」ってカンジね。
テナトコロデ、今日はコレニテオッシマイ。
じゃ〜ねぇ〜!ブワァ〜イ・ブゥィ〜!
おまけ1:
>>91 ,
>>92 盛り上がってるッテ言ってもサァ、オヤジ2人のチャットだからサァ。
ソコンとこヨロヒコヨ。しかもココは公衆便所だというコトも忘れナイでヨナ。
頼ムヨ、ソコントコ藻。
おまけ2:明日は休日だケド、チョイトお仕事入ってるカラ、たぶんカキコは1回ダケネ。
おまけ3:ワケェーのサァ、Adamasの
>>75 のカキコ(↓)ちょいと考えてみタラ。
(1)動物には個別ゲンゴがないようだ。そして、
(2)動物は普遍ブンポウでお話できるみたいだ。一方、
(3)ヒトにはレキゼンと個別ゲンゴがある。そして、
(4)ヒトは普遍文法をダイレクトに使ってお話することはできない。
なんか出テくるカモヨ?。 保証シネェーケド。(おわり)
にゃはは、今明らかになる逃走派しゃんの驚愕の真相ってやつだにゃ!(生得スレのハナシにゃ)
しゃて、だだっ子Adamasにも困りものにゃが……
>>85-86 いつまでもアフォのふり、ご苦労なこったにゃw
>結局はX0をY0の後ろにナントカして動かさナキャいけないワケヨ
( ゚Д゚)ハァ? 動かさなくても形態解釈は与えられるのにゃが、なにか?
だ・か・ら・まず勉強してからしてから発言するよーに、と注意したにゃろ。
Adamasしゃんお得意の、誤解を指摘される→あれは冗談と誤魔化す→しかしその後の発言がさらなる
誤解を自ら暴露、ってのにもそろそろ飽きてきたんだけどにゃー?
>誰も口に出して言わなくテモ、そう考えザルをえないってコトヨ。
>自分のアタマ使って考えれバな、ってコトヨ
それは貧弱なアタマで気の毒にゃ。可哀想なAdamasしゃん(は〜と
Adamasしゃんの言ってることはにゃ、たとえば wrote ってのを文中ではにゃくて、一語だけとりだして
言うことができるから wrote はsyntaxと関係なしに語彙部門ですでに出来上がっているに違いない、
ってのと同次元の単細胞的発想にゃん。
>>89 >ソンナコトは語彙のレベルでやればイイノヨ。
>いちいち統語部門でヤラなくていいノヨ。
あのにゃ、すでに統語部門という生成エンジンがあるのに、同じことを語彙レベルでいちいち繰り返すほうが
遥かにムダにゃ。単なるモデルの簡潔性を論拠にするのであれば、反語彙主義に対抗できる語彙主義は
(あり得にゃいが)syntax一切なしのモデルしかないのにゃ。
もし俺が語彙主義者にゃら、統語派生とは異なる性質、統語的には説明できない部分をもってして語彙部門の
自律性を支持し、両部門の棲み分けを考えるけどにゃ、現実には統語部門がすでにやっていることをわざわざ
語彙部門に移して言い換えてるだけとゆーのが多いのにゃ。LCSとかにゃ。
それに第一、
>Vばかりじゃナクテ、NもAもPも(おまけにAdvも)統語論で全部解体してミテごらんヨ。
>統語部門はトンデモない状態になるヨ。
という発言自体が、すでにVにゃらNにゃらの語彙範疇をprimitiveなものとして仮定してしまっているわけにゃ。
それら自体がどうやって作られたものであるかは考えないことにして、語彙部門に詰め込んでおけばよいという
思考停止状態なのにゃ。問題に気付かないフリして知らんぷり決め込み、それで理論が簡潔だなどとはカタハラ
いたいのにゃ。
さらに、どうして音声形態的出力を見て暫定的に決めているだけの語と文の区別が、そのまま生成部門の区別に 対応していると思い込めるのかも摩訶不思議なんだけどにゃ。おそらく、なにか違いがあればそれは部門の違いに 対応しているだろう、という古臭いモジュール文法観の濫用だとは思うけどにゃ、たとえば既出のpolysynthesis なんかはそのような表面的区別が無意味であることを雄弁に物語っているわけにゃ。
まあ、これは語彙主義 vs 反語彙主義とゆーよりも、語彙範疇をどっからともなくふってわいたprimitiveとして 放っておくのか、それとも句や文の生成と同様にちゃんと説明しようとするのか、の基本的姿勢の違いにゃ。 翻って、構造や構文の成立過程を問わず意味機能だけ議論しておればよい、という軽佻浮薄な機能主義と 構造と機能は別物ととらえ両者の相関を考えようとする形式主義の違いでもあるにゃ。 どっちが面白いと思うかは個人の勝手にゃから、ご自由にどーぞ、なのにゃ。
しっかし学芸会レベルのチャラチャラしたドラマばっかり作りやがって、やっぱダメだにゃ、NHKは。 新選組ものといえば、結束信二脚本・栗塚旭主演の「新選組血風録」と「燃えよ剣」、これに勝るものなしなのにゃ。
100 :
Adamas :04/01/12 07:15
おっはぁ〜だピョロリ〜ン。Adamasだピョロロ〜ン。
まずは、成人を迎えられた学生しゃん、おめでとシャ〜ン!ばちばちばち〜
エエか、つまらん大人にナンカなるんじゃないゾイ。エエ大人になるんだゾイ。
ふんじゃ、レスすっかな。よっこらショット。
えっとぉ〜、顔文字しゃんサァ、2ちゃんワードでアオってもムダよ。
Adamasにオドシきかないカラサ。ソコんとこヨロヒコよ。
アトサァ、顔文字しゃんムキになってるミタイだけど、ソレってマジ?
いや、マジでもいいんダケどね、どっちにしろ楽しいカラサ。
あ〜、デモサァ、あんまりマジになるとミットモないヨ。いちおうヒトコトね。
ガキのケンカじゃないんダカラサ(w
>( ゚Д゚)ハァ? 動かさなくても形態解釈は与えられるのにゃが、なにか?
>>95 だからサ、(1)から(2)がどう出されるカここにカキコしてみテヨ。
頼むカラサ、もったいブラズニ。
(1)[X0 ... [Y0 ...
(2)[Y0-X0 ...
まず言っとくケドさ、(1)と(2)の間には明らかな転移が見られるっテコトヨ。
デ、その転移をどんなミラクル操作で捉えられるのかココにカキコしてヨ。
頼むカラサ。ホレ、この通りm(_ _)m
とにかくサ、Adamasはサ、ほれアレでショ、だから、
Morpological Mergerのアウトプット(2)がどう出されるか知りたいのヨ。
そのプロセスが。どんな文法操作かが。そこんトコ教えてヨ。頼むヨ。(つづく)
101 :
Adamas :04/01/12 07:16
>あのにゃ、すでに統語部門という生成エンジンがあるのに、
>同じことを語彙レベルでいちいち繰り返すほうが遥かにムダにゃ。
>>96 ダカラァ〜、語彙部門に生成エンジンのようなモノが作れる可能性があるんダッタラ、
そっちに任せておけばイイノヨ。
マ、語彙部門における生成エンジンというのは、タブン、LCSの発展形だケドナ。
ようするにダ、ショートのボールをサードがとる必要なんてナイのヨ。
長島だけが選手じゃナイノヨ。
>単なるモデルの簡潔性を論拠にするのであれば、反語彙主義に対抗できる語彙主義は
>(あり得にゃいが)syntax一切なしのモデルしかないのにゃ。
>>96 マ、その一つの現れがHPSGトカダロナ。
>それら自体がどうやって作られたものであるかは考えないことにして、
>語彙部門に詰め込んでおけばよいという思考停止状態なのにゃ。
>>96 それを言うナラナ、ナンでもカンでも統語部門に持ち込むのが思考停止というモンヨ。
生ゴミと空き缶をまとめて捨てちゃうオバチャンとイッショヨ。(つづく)
102 :
Adamas :04/01/12 07:16
>・・・たとえば既出のpolysynthesisなんかはそのような表面的区別が
>無意味であることを雄弁に物語っているわけにゃ。
>>97 デモナ、polysynthesisは一語=一文/ 一文=一語とは言うモノノ、それも分析次第ヨ。
イングリッシュだってフレンチだって、分析次第ではpolysynthesisになるカモヨ。
とくに文字言語を無視すればダ。
polysynthesisが雄弁に語っているというヨリ、
その分析が雄弁に語っているという可能性も大アリヨ。
マ、ホントウニ雄弁かどうかはサテオキダ。(つづく)
103 :
Adamas :04/01/12 07:17
>まあ、これは語彙主義 vs 反語彙主義とゆーよりも、
>語彙範疇をどっからともなくふってわいたprimitiveとして放っておくのか、
>それとも句や文の生成と同様にちゃんと説明しようとするのか、
>の基本的姿勢の違いにゃ。
>>98 いやぁ、基本的な違いはないダロ。
LCSにシテモ、語彙範疇をprimitiveとは考えていないからコソ、概念構造を設定してるワケダ。
デ、問題は、ドコまでイッショに分析できるカダ。
句と文を同じに分析できるというノハ問題ないワケダ。
昔のX'理論(とそのミニマリズム版)でソコラ辺は分かるワケだ。
デ、問題は語、つまりwordだ。
wordまでイッショにしてイイのか?って問題ヨ。
マ、カゲキ派というか専制主義者は全てイッショにと考えるワケダ。極DM派がソレってコッタ。
もうちょいと言うトナ、物理の世界でも、サイズによって設定される理論が違うんダヨ。
そりゃ、超ひも理論とか統一場理論とかは全部一括処理を考えているケドナ。
デモまだそれはおとぎ話ヨ。
言語学のようなヒヨッコの学問に、超ひも理論のようなモノを今期待してもムリってコトよ。
あまりにも楽観主義ってコトヨ。分別のあるオトナに笑われるゾってコトヨ。
そういうコトヨ。(つづく)
104 :
Adamas :04/01/12 07:18
マ、頼むからサ、次レスする時は、ヒトツ、もったいぶらないデ、 Morphological Mergerのミラクル操作を具体的に教えテヨ。 (1)から(2)がどうやって出てくるからサ。 (1)[X0 ... [Y0 ... (2)[Y0-X0 ... 頼むヨ。そコンとこ、ヨロヒコよ。「自分で勉強シロ」で逃げないデネ?。 あっ、ソウソウ、ファイトクラブの第5条みんなに教えてオクネ。 第5条は「オドシはホットケ。スピッツきゃんキャン」 (↑ドッカのクニのコトみたいダナァ〜。グゥワッハッハッハァ〜。) ほいじゃぁ〜ねぇ〜!ぶっはぁふぁ〜い。さってと、出勤ダッペ。(おわり)
むにゃむにゃ。今日は食中毒で病院いったりして最悪にゃった……(いまだに気持ち悪いにゃ、うぇっぷ)
>>100-104 ガキのケンカじゃないと分かってるにゃら、ノラリクラリとアフォのフリするのはやめてホスイもんだけどにゃー
自分で勉強する気もないのに
>「自分で勉強シロ」で逃げないデネ?。
などと逃げてるようでは、ファイトクラブはヘタレクラブに改名せんといかんにゃw
ま、階層関係を線状関係に読み替えるのが音声形態解釈の一つの仕事で、その部分にはunversal narrow syntaxとは
違っていろんな個別性・多様性が入りこまざるを得ないのにゃ。
で、いまだにAdamasしゃんが誤解してるのは、たとえば X=Tense, Y=Vで
[ X [ Y ... → [ Y-X
ってのは、直接 X = -ed、Y=talk から talk-edが出る、みたいな形態論を考えてる点だにゃ。そうではなくてにゃ、
Xの環境でYはどのように具現されるか、という対応表をその言語のvocabularyが持っているという話しなのにゃ。
その対応表がそうなっているからしょーがない、のにゃ。rich→en-richにゃが、 dark→dark-enみたいなもんにゃ。
ま、「どうやって」というimplementationは人それぞれ、つきつめればこういう効果を持つ操作です、という以上の
ことは言えないのにゃ。moveが適用するとどうなるかは言えても「どうやって」moveが適用するのかは不明なまま
なのと同じだにゃ。
では問題にゃ。Case-checker/-assignerがないのに単独でhimとかsheとか、あるいはTもないのにwroteとか 言えるのはなぜにゃ? >ショートのボールをサードがとる必要なんてナイのヨ。 的外れなたとえ話の垂れ流しもヘタレクラブの得意技のよーだけどにゃ、野球のルールは最初にショートとサードの 存在を取り決めてあるのにゃ。対して、語彙部門そのものの必要性が問われている時に、最初に語彙部門ありき から話しを始めてどーなるのにゃ?典型的な論点先取りにゃ。 >LCSにシテモ、語彙範疇をprimitiveとは考えていないからコソ、概念構造を設定してるワケダ LCSは意味表示でしかにゃく、語彙範疇がどうやって定義されるかを示してはいないんだけどにゃ。 中途半端なこと言って恥じの上塗り、ってのもヘタレクラブのルールだったにゃ、にゃはは。
>問題は語、つまりwordだ。 とゆーからには、語とは何か、文や句とどこが違うのかをちゃんと分かっているわけだろにゃ。では、どーぞ、にゃ。 繰り返すにゃが、文や語は形態解釈を与えた後に暫定的に区別されているだけであってにゃ、その区別をそのまま 語彙部門や統語部門に持ち込む必要はあるのか、ってのがこちらの基本的問題意識なのにゃ。センモンテキには、 句構造の終端記号が語や形態素であるという根拠があるのか、とゆーことだけどにゃ。あるというにゃら、その議論を すればいいだけのことにゃ。「カゲキ派」どころか、DMの連中はlexicalist hypothesisをマジメに考えている だけのことでにゃ、極めてシンプルかつ理性的な話しにゃ。勝手に話し歪めて妄想膨らましているのが語彙主義者、 なにが超弦理論にゃ、聞いてあきれるにゃw (うぇっぷ)
108 :
Adamas :04/01/13 07:19
こっちも体だるいぜ。風邪気味だぜ。Adamasだぜ。
顔文字しゃん、相変わらずガキのアオリだな。通用しねぇって言っただろ。
>Xの環境でYはどのように具現されるか、という対応表をその言語のvocabularyが
>持っているという話しなのにゃ。
>その対応表がそうなっているからしょーがない、のにゃ。
そうだろ、そんなことは最初っから分かってんだよ。
Morphological Mergerって言ったって、中身はゼロなんだよ。
勉強もへったくれもねぇんだよ。アホなことヌカスんじゃねぇーよ。
ええか、よーく聞けよ。Morphological Mergerで大切なのは、
(1)から(2)をどう出すかだ。
(1)[X0 ... [Y0 ...
(2)[Y0-X0 ...
明らかに転移が見られていて、それを説明しなきゃいけないんだよ。それをな、
>( ゚Д゚)ハァ? 動かさなくても形態解釈は与えられるのにゃが、なにか?
>>95 とかなんとか言ったって意味ねぇんだよ。解釈なんてどうでもできるんだよ。
動かさずに解釈するのは、wh-in-situなんかで普通に見られるんだよ。
ここで大切なのは、どう動かしてどう解釈するかってことだよ。
ええか、物理的な線形順序の変化があるんだから、
名前がどうであれ、「移動」が必要なんだよ。
なんとかしてX0とY0をくっつけたい、けど移動と明言したくない、
で、Morphological Mergerなんていう中身ゼロの「移動操作」が提案されたんだよ。
そんなことも分からねぇで偉そうな口叩くんじゃねぇよ。(つづく)
109 :
Adamas :04/01/13 07:20
あとええか、お前のシステムでは移動させなきゃ意味ねぇんだよ。 構造が意味を作り出すんだからな。 だからな、移動がないなんて口が避けても言えねえはずなんだよ。 移動が無いと言った時点で自己矛盾なんだよ。そんなことも分からねぇのか。 あとな、お前のスタンスだと、語彙生成も統語生成も同じなんだから、 語彙生成もnarrow syntaxで行われなきゃならないんだよ。 つまり、同じように主要部ジャンジャン移動が行われなきゃならないんだよ。 それとな、1000歩ゆずって、単独の語はMorphological Mergerで作られるとするわ、 そしたらな、"Lexicon"にある一つ一つの語は既にセットアップ完了なんだよ。 だから、そいつを統語構造に放り込んでやれば、それで済むんだよ。 あとな、Adamasと議論して得るものがないなんて偉そうな口叩くんじゃねぇよ。 アホと議論するのが一番勉強になるんだよ。 大切なこと一つ教えてやるわ。ファイトクラブの第6条だ。 「ガキとバカは相手にするな」 ほいじゃ〜な。アバヨ。よく脳ミソほぐしとけ。 PS. 若い衆、しっかりやれよ。地に足の着いた勉強しろよ。(完)
なんにゃ、もう尻尾巻いて逃走かにゃw
ヘタレクラブの第6条には違反するにゃが、ガキにあと一言いっとこうかにゃ。
>>108 だからにゃ、指摘されてからそんなことは知っていたと強がるのはミットモナイってのにゃ。
> ええか、物理的な線形順序の変化があるんだから、
> 名前がどうであれ、「移動」が必要なんだよ。
上で指摘したとーり、形態論自体の解釈が違っているからそう短絡的な考えかたしかできないのにゃ。
> なんとかしてX0とY0をくっつけたい、けど移動と明言したくない、
> で、Morphological Mergerなんていう中身ゼロの「移動操作」が提案されたんだよ。
具体例でネタふってやったのに気がつかんのかにゃー?
1) John wrote a letter.
wroteという形態がどうやって出てくるか、自分の考えを言ってみてもらいたかったのにゃが、ま、
なんも考えてないというこったにゃ。可能性を大きくわけて
a) syntactic head movement
b) affix hopping (by syntactic lowering)
c) lexicalism
d) morphological merger
となるにゃが、(a)は経験的事実(NEGやAdvとの語順、do-suport等)に合わないので却下、
(b)は移動自体の定義に合わず却下、(c)は実は初期MINで考えられた方策で、LIs enters syntax
fully inflected. とゆーやつにゃが、ellipsisのデータに合わないので却下
2) John wrote a letter, but Mary will not (write a letter).
統語構造上はTとwriteは独立していなければならんからにゃ、で、(d)が唯一マトモな考え方、と
いうわけにゃ。再び、入門レベルの話しにゃが、Adamasしゃんこそ
> そんなことも分からねぇで偉そうな口叩くんじゃねぇよ
だにゃ、にゃはは。
>>109 > あとええか、お前のシステムでは移動させなきゃ意味ねぇんだよ。
> 構造が意味を作り出すんだからな。
> だからな、移動がないなんて口が避けても言えねえはずなんだよ。
> 移動が無いと言った時点で自己矛盾なんだよ。そんなことも分からねぇのか。
ここも謎だにゃ。構造に解釈を与えられるのは移動しかない、とゆー意味かにゃ?
これこそなんでもかでもcovert mvtでやろうとした昔の生成の亡霊に取り憑かれた
香具師の哀れな末路にゃ。
> あとな、お前のスタンスだと、語彙生成も統語生成も同じなんだから、
> 語彙生成もnarrow syntaxで行われなきゃならないんだよ。
> つまり、同じように主要部ジャンジャン移動が行われなきゃならないんだよ。
まだ言ってるにゃw mergeとremergeは別ものにゃ。headどうしがinitial mergeで
くっつくという可能性も見落としているしにゃ。語が統語的産物であるということと、
それがhead mvtによるということはちゃんと区別するのにゃ。まずそこでコケてる
わけにゃ、ヘタレクラブはにゃ。
> それとな、1000歩ゆずって、単独の語はMorphological Mergerで作られるとするわ、
> そしたらな、"Lexicon"にある一つ一つの語は既にセットアップ完了なんだよ。
> だから、そいつを統語構造に放り込んでやれば、それで済むんだよ。
これは上の(c)の考え方で、経験的に却下済みにゃ。
> あとな、Adamasと議論して得るものがないなんて偉そうな口叩くんじゃねぇよ。
> アホと議論するのが一番勉強になるんだよ。
アフォのふりしてるだけの香具師との議論は時間のムダだけどにゃ。ま、アフォ相手にする時は
どーゆーとこから説明してやらねばならんか、ってのを身を持って示してもらった、と
好意的に解釈しておくにゃw
112カコワルーイ ミトモナ-イ
Adamasさん、よくそこまで我慢しましたね。ご苦労様でした。
ヲイヲイ、俺はすっかり悪役かにゃー ま、しゃーないにゃ、自分の確信を偽ることはできないのにゃ、俺もAdamasしゃんもにゃ。 俺にとって看過できないことは、語彙論者仮説は語彙主義ではにゃく反語彙主義を支持するものであったという 史実(Marantz読むまで俺も皆と同様、逆を信じ込まされていたわけにゃが、こういった語彙主義者のイカサマに 対する強い憤りも俺の語彙主義嫌いの背景にあるにゃ)と、syntaxに余計なものを持ち込まないという基本 精神からしてデフォルト仮説は反語彙主義であり、語彙主義者にはそれ相応の立証責任があるからそれを果たせ、 ということだったのにゃ。ま、最終的にDMが正しいアプローチかどうかはremains to be seenにゃが、DM やってるROMしゃん達は雑音を気にせず、頑張ってホスイのにゃん。 (マダイッテルヨ、カコワルーイとかの糞レスはよそで頼むにゃ)
>>110 , 113, 114
辺りの野次馬くんたちは、Adamasしゃんがこの程度の議論で尻尾巻いて
逃げ出すほど尻の穴の小さい人だと思ってるのかにゃ?
この手のタイプの人は議論と人付き合いと分けられるタイプにゃ。
見損なうのはAdamasしゃんに失礼なのにゃ。
むしろ、議論ふっかけてやればいいにゃ。Adamasしゃんもそれを
望んでるのにゃ。(明らかに)
あたしは、2chデビューした頃は卒論が終わった頃で語彙主義とsyntax混ぜまくりの
どっちかというと語彙主義に近い論文モドキを書いたタイプですにゃ。
まあその反動で、今は反語彙主義者だけどにゃ。(´∀`)先生に
>>115 を吹き込まれたのも
関係あるかもにゃけどにゃ。
じゃ、続きどーぞですにゃ。と言いたいところですにゃが、conceptualにはどっちの立場を取るのか
というのは理論的背景が違いすぎて、話が噛み合わなさそうなので、empiricalなデータを出すか
話題変えるかしませんかにゃ?
心理スレからにゃけど、私はlocal economyに1票だったりするにゃ。
んにゃら、代名詞は語彙的ないし統語的にはどーなのか、ってのはどーにゃん? いちおーPostal以来、代名詞=D(と当時は言わなかったけど)ってのがあるにゃん。 しかしふつーDは単独で出てこにゃい、補部としてN投射を取る、ってのがあるにゃん。 すると he = [ D [NP N ]] みたいな構造をしているノカー、って話しになるにゃん。 つまり he が単独でlexical itemってことにはならないノカー、って話しにゃん。 そのあたり、k-rodしゃん的にはどーなってるのかにゃ? ま、Adamasしゃんと入れ替わるようにして虚無しゃんが再登場しているわけにゃが ……まさかにゃ、にゃははは。
おっと、 「吹き込まれた」ってのは穏やかでないにゃ。 俺は自分の考え喋ってるだけで、誰にもそれを信じろとは言ってないのにゃん。 ま、自分と違う意見の人間を排斥したがるのも語彙主義者の特徴ではあるけどにゃ。
え!Adamasセンセもう来ないの?進化論の話とか計算の話とか途中。 途中のままで「完」!?
いつもの朝刊ないですね。僕は政治の話をもう少し聞きたかったです。 いろいろ社会勉強になりましたし、そこから学問に対する姿勢を学んだような気がします。 あれだけ自己の哲学を持って生成やってるのはチョム先生のほかにAdamas先生くらいしかしりません。
びっくりしました。みなさん大人になって下さい。お願い致します。 人の揚げ足取りばかりで失って得るものなどひとつもないのですから。
小生、語彙者でも反語彙者でもないのを断ったうえで感想を述べさせていただきます。個人的にはこれまでのお二方の議論を見ていて、adamasさんに一票投じたく思います。 一つは、語の形成に統語派生と形態併合を仮定する点でadamasさんがご指摘するように二重基準の適用が見られる点。 さらに語についても、adamasさんが何度となくご指摘しているように、ルートを用いるもの(creationなど)と用いないもの(televisionなど)に違う生成方法(生成場所)を考えないといけない点で再度二重基準の適用をしている点。 不規則動詞(worteなど)は別扱いでよろしいのではないでしょうか。adamasさんは言語体系の核となるところしか議論されていなかったように見受けられるのでそこは直接関係ないのではと思います。 と言ってみるテスト。
俺も123に一票。 だが、そもそも二人の基準が違っている と吊られてみるテスト
一連の議論の整理をしようと思っていたところに123しゃんのカキコがあったので、まずそれに対する俺の考えを述べるにゃ。
別に123しゃんに議論ふっかけてるわけではないので、興味がなければ聞き流してもらってオッケーにゃ。
> 一つは、語の形成に統語派生と形態併合を仮定する点でadamasさんがご指摘するように二重基準の適用が見られる点。
Adamasがいってたdouble standardはhead mvtを使う場合と使わない場合がある、ってことにゃ
>>78 しかし実際は、統語派生(その中の一つの操作としてHM)と形態解釈(その一つの方法としてMM)はいつどんな場合でも必要だ
(統語派生の結果に形態解釈を与えるのだから)、HMばかりが統語派生ではないのに、そうだと決めつけていることがおかしい、
と俺は言ったわけにゃ。
で、語彙論を採った場合は、これらのめんどくさいことを語彙部門内で全部すましておけるからsyntax以降がすっきりして
よい、というのがAdamas論でにゃ、いやそれは語彙部門内で起こっていることをspelloutしていないだけ、よく分からない
ままにブラックボックスに放り込んでいるだけだから、対案にはなっていない、ってのが俺の見方にゃ。
> さらに語についても、adamasさんが何度となくご指摘しているように、ルートを用いるもの(creationなど)と用いないもの(televisionなど)に違う生成方法(生成場所)を考えないといけない点で再度二重基準の適用をしている点。 そうではなくてにゃ、これも前スレですでに指摘済みにゃが、DMは全ての名詞はルートが名詞化f-morphemeの環境で具現したもの、 と見ているのにゃ。で、これこそがlexicalist hypothesisの精神なのにゃ。DMのこういった見方自体が正しいかどうかは別にして、 二重基準だという批判はあたらないのにゃ。
> 不規則動詞(worteなど)は別扱いでよろしいのではないでしょうか。adamasさんは言語体系の核となるところしか議論されていなかったように見受けられるのでそこは直接関係ないのではと思います。
不規則動詞は核によってとらえる必要のない、周辺的な事項だというわけだにゃ。確かに、個々の現象にあらかじめこれは
核だこれは周辺だというラベルが付いているわけではにゃいので、 それを周辺的だと斬って捨てることで理論がきれいになる
のであればそれも一つのやりかたにゃ、一般論としてはにゃ。
にゃが、ここで大事なのは、不規則動詞はまさに語彙主義を支持するものとしてかつては理解されてきたということにゃ。
>>110 参照
いわく、統語的V-to-T移動がないのにwroteという形がでてくる以上、
1) [ John T [ often [ V=wrote a letter ]]]
wroteは最初からこの形でmergeされていることににゃる、そしてその素性照合をcovertにやればよい、ってのが初期ミニマリストが
仮定していたある種のstrong lexicalismだったわけにゃ。
そしてこれも指摘しておきたいにゃが、ある種の言語疾患では不規則動詞は問題なく使えても規則動詞は使えなくなるという症状が
あり、これは「規則動詞が統語的であるのに対し、不規則動詞は語彙的であり、これは統語性の言語疾患であるために起きる症状だ」
という議論が言語の脳科学にゃらの場でまかり通っているということもあるのにゃ。
にゃから、その不規則動詞についてのsimple basic factsすら実は語彙主義では扱えない、ということがあったとしたらこれは看過
できないことだ、と俺は思うのにゃ。たとえば、最初からwroteであると言ってしまうと
2) *John not wrote a letter.
はなぜダメなのか、あるいは110のellipsisの事実はどう扱うのか、などのreasonable doubtが生じてしまうのにゃ。
俺の不明を正してくれる人キボンヌにゃ(ぺこり
と言ってみるテストにゃ。
>HMばかりが統語派生ではないのに、そうだと決めつけていることがおかしい、 >と俺は言ったわけにゃ。 統語操作としてはHMだけではないでしょうか。MMは意味規則ではないでしょうか。問題となっていたのは統語操作の方だと思います。 >ラックボックスに放り込んでいるだけだから、対案にはなっていない、ってのが俺の見方にゃ。 adamasさんがおっしゃっていたように、LCSを改良したものが対案になるかと思います。 >>126destruction もtableも同じように生成されるというのですか。それはadamasさんだけでなく私も奇異に思えます。 >>127立場のちがいですね。 お返事ありがとうございました。
ちゃんとレスつける性分なので、すまんにゃ。無視してもらって結構にゃが。。。
>>129 > 統語操作としてはHMだけではないでしょうか。
ある統語構造を組み上げる際に必要な操作としては、まず initial merge、最初に何かと何かをくっつける操作 があるにゃ。
HMは他の移動と同様、一度くっつけたものを再度別の位置にくっつけなおす remerge なのにゃ。
1. [ T [ V ...
2. [ V-T [ tV ...
(1)はmergeだけで生じる構造、(2)はそれにV-to-T移動をかけて得られる構造、にゃ。
統語的に(2)の構造をつくらなくても、(1)をT-Vのamalgum的に形態解釈する、ってのがMMの働きの一つでにゃ、
(たとえばT[+Past]の環境下でV→wrote、みたいに)、まあ、V移動の根拠が薄弱な日本語におけるinflectionにゃら
複合動詞形成にゃらはMMによるのかにゃ、と個人的には睨んでるにゃ。
> MMは意味規則ではないでしょうか。
違うにゃ。上述のとおり、MMは意味ではにゃく形態解釈に関わるにゃ。
> adamasさんがおっしゃっていたように、LCSを改良したものが対案になるかと思います。
指摘済みにゃが、LCS自体は意味表示であって、範疇を定義したり形態解釈を指定する働きはないにゃ。
その「改良」に期待させてもらうにゃ。
> それはadamasさんだけでなく私も奇異に思えます。
「奇異に思える」のは俺も同じにゃが、それだけでは反証にならないのにゃ、残念ながらにゃ。
> >>127立場のちがいですね。
きつい言い方にゃが、経験的事実を前にして「立場のちがい」で済まそうとするのは不誠実な態度だと思うにゃ。
それはコレコレで説明可能だ、気付かぬ藻前がアフォ、とBOBやAdamasにゃら言うにゃろ。
> お返事ありがとうございました。
お粗末さんですたにゃ。
基本的に顔文字氏はにゃーにゃーうるさいので好きではないが 今回の議論に関しては、どちらかというと顔文字氏に共感かな
あーハルスレの方に書こうと思ってこっち書いちまった。スマソ
俺がにゃーにゃー言わなくなったらBOBより狂暴だぜ、え、コラ! と、言ってみるテストにゃ
HMとMM verbalizer-ルート->ルート-verbalizerに変換するにはMMはともかく移動変換の必要があるのではないでしょうか。 LCS 代案がないわけではないので五分五分でしょう。 奇異 しかし、奇異かどうかは大切かと思います。 では左様なら
顔文字先生頑張れ、いつもRomしてます
でもよー、ルートbookとかルートappleとかルートboyなんかあるのか??
>>119 不適切な言い方スマソですにゃm(_ _)m
ちょうどにゃ、(´∀`)せんせと語彙論の話をさせていただいたのが、
私が語彙論に?と思い出してた頃で、(´∀`)せんせのお話を伺った時に
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!という感覚が強かったのが鮮明で、にゃ。
ところでにゃ、MMがいいかな、と思う根拠ににゃ >T-Vのamalgum的に形態解釈する といった話でにゃ。 正直、PFにゃらLFにゃらといったinferfaceの側から行くとにゃ、 そもそもできあがった文というものがどういう形で生成されたか?という 問題は全然見えにゃいと思うのにゃ。我々は語彙というものだけを単独で 抽出できるにゃが、この知識がどこから来ているか?というのはそもそも謎でにゃ。 で、語彙レベルと統語レベルで行う操作を統一できる、そもそもその区別ってのがにゃい、 という話にゃらそっちの方が話がすっきりすると思うのにゃ。「文生成」を統一的に扱う、という 視点でいけば、にゃ。 そもそもLCSとsyntaxでやっている操作の違いにゃんて曖昧なものでにゃ、最近K山&Y本しゃん路線では LCSとsyntaxのinterfaceの問題を取り扱ってて、しまいにはLCSに統語操作をやらせる、にゃんて主張を やってたりするわけにゃ。この語彙論からの意見も語彙操作と統語操作のそもそもの根本的な違いのなさを サポートするものではないか?と思うわけにゃ。
それにV-Iの関連については過去形動詞の規則・不規則だけではにゃく、 Modalにゃんかも扱うべき項目だと思うにゃ。これなんかはおもっきし統語的 にゃと思うんだけどにゃ。これからいくとbeにゃらhaveにゃらの問題だけでも 大変にゃ。paper1枚書けちゃうのにゃ。 要するににゃ、ちょっと前に出た話題と同じで句構造にゃり語彙構造にゃり統語構造にゃりと いったinferfaceに送られる前の操作というのは、今の言語理論で仮定しているようなメカを かけ離れたような構造をしている可能性が大にゃと思いたいのにゃ。にゃから、理論が少々抽象的に なろうが、ひとまずはnarrow syntaxではとりあえずset theoriticにrelationだけを扱ってみて、 MMみたいな形態派生を考えてみる、というのは方向性としては魅力があったりするわけにゃ、私にはにゃ。
心理スレ見てきたけど、やぱ虚無しゃんおもろいにゃ。 私の乏しい読書経験からですにゃが、心理学者の中で一番鋭いよーな気がしますにゃ。 ヒーローは遅れて表れる、それがメキシコ式。 Adamasしゃん、明日あたり出番待ってますにゃ。
しゃて、どーするかにゃ
とりあえず
>>134 無視されにゃかったことに対して「ぺこり」にゃが、
> MMはともかく移動変換の必要があるのではないでしょうか。
Adamasもここでひっかかっていたにゃが、
>>105 で回答済みですにゃ
> しかし、奇異かどうかは大切かと思います。
科学に直感や主観は大事だと上で言ったような意味でにゃ。ここも大事なことにゃが、ある人がある提案を奇異と
感じるかどうかは、その人が拠って立つ理論枠やもっと一般的なその人にとっての「常識」に基づく主観的判断にゃ。
地動説もずいぶん奇異にゃったことにゃろ、当時の人にとってはにゃ。あるいは移動を奇異に感じる人もいれば、
UG自体を奇異に感じる人もいるにゃろ。しかしそうでない人もいて、それはその人が移動やUGを仮定すれば
どういうことが言えて便利なのか、を理解しているからにゃ。奇異に感じるからダメ、そこで門前払い、ではにゃくて、
奇異に感じない連中はどういうことを考えているからなのか、をまず理解して、それからそこを批判していくのが
ルールだと思うのにゃ。
まあ、俺自身は別にDMやってるわけでもなし、大して詳しくも知らんのだけどにゃ(ドテッ、その基本精神みたいな ものには共感してるのにゃ(Marantzは好かん香具師だけどにゃw) それにDM自体は日本国内ではまだまだ少数派にゃが、地道にコツコツやってる学生しゃんも確かにいるのにゃ。 たぶんここ見てると思うけどにゃ。にゃから、DMをバカにし頭ごなしに否定するような言い方は、その学生しゃん のためにも聞き捨てならんかったとゆーのもあったのにゃ、正直ゆーとにゃ。 ジョーシキ的に考えてsyntaxは単語を組み合わせて文をつくるのにゃが、ではその単語はどっから出てくるのか、という 素朴な疑問があるにゃ。あらかじめ辞書に用意されてるにゃ?みんな当然そうだと思い込んでることでも、 自分で考えて判断したい、ちょっとでも疑問があればこだわっておきたい、ってのがあるのにゃ、俺の場合はにゃ、 カコワルーイミトモナーイでもにゃ、にゃははは。
>>135 ひょっとして総合スレ3の19しゃんにゃ?
>>138 LCSとsyntaxの関係についてはこれまで何度か私見を述べたけども、いい機会なので今度また整理するにゃ。
てか、意味論スレ726のこさかなしゃんの生成意味論の解説は珠玉なのにゃ。
ところで虚無しゃんは「心理学者」ではないにゃ、たぶんにゃ(ドテッ
ストッパーがなくなりたがが外れた状態だな. 大丈夫かGG?
146 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/15 12:02
>>127 >たとえば、最初からwroteであると言ってしまうと
>2) *John not wrote a letter.
>はなぜダメなのか、あるいは110のellipsisの事実はどう扱うのか、などのreasonable doubtが生じてしまうのにゃ。
>
>俺の不明を正してくれる人キボンヌにゃ(ぺこり
HPSGの入門書でも読みなさい。あなたは議論するに価する相手と
思えないのでこれ以上は言いません。
>ところで虚無しゃんは「心理学者」ではないにゃ、たぶんにゃ(ドテッ
そうなんですか、、、_| ̄|○
LCSとsyntaxがredundantにゃと思ったきっかけは、lexical formationって
操作が単なるraisingじゃん、と思ったことに端を発するのにゃ。(遠い目
>>146 語彙論にゃとLFGでけっこう共感できる論文は見たことあるんだけどにゃ。
あなたは(´∀`)せんせを鼻であしらえる天才的HPSGerみたいですので、
是非ともお薦めの入門書を教えてプリーズなのにゃ。でもUCのsagしゃんの
syntactic theory以外で、だけどにゃ。
Adamasしゃん、一気にドトーでたたみかけるのを気長に待ってますのにゃ。
上に同感。adamasさんの語彙説にも1票投じます。
痴呆公務員です。「上」は146のことです。失礼。
私も一言申し上げさせていただきます。134氏と同様に私もなぜ、X-Y > Y-XがMMで「説明」できるのか分かりません。 ただ「そのような環境でそうなる」と言われても質問に答えたこと(説明したこと)にはならないと思います。 語の特性がそのようにさせていると主張されても誰も納得しないのではないでしょうか。 それゆえにAdamas氏や134氏が指摘するようにより一般的特性をもつHMの可能性が疑われるのではないのでしょうか。 146氏:可能であればもう一度一言でも何か書いていただけないものでしょうか。
ていうか人に頼る前に
>>110 のような事実を何とかつじつま合わせるストーリーを
もってくればいいんじゃねーのかよ。おら、ワケーもんどもよ!おめーら
つくづくヒトだのみな連中な。早いとこ寝ろ!
Adamasしゃん、ひとまずおかえりなのにゃ。 じゃ、聞きかじりの知識のLFGをちょこっと紹介なのにゃ。 LFGでは例えばlovedのような統語でprojectionを起こさないよーなものは lexiconで扱い、willのよーなprojectionを起こすものはsyntaxで扱うのにゃ。にゃから a. [IP John [I' [I will [VP like Mary]]]] b. [IP John [I' [VP loved Mary]] 極端な書き方をするとこーなるにゃ。表示の経済性によって、syntaxで反映されない構造はprojectしにゃいので bのよーな表示になるわけにゃ。こーすれば統語レベルでwillの存在は仮定できるけれども、likedはV以上のものでは ない、という事実を捉えることができるわけにゃ。じゃ、tenseの情報はどーするかというとc-structureの中に情報は 入れておいて、意味情報に突っ込む前にf-structureでTENSEの情報として反映させておくわけにゃ。 みたいな話にゃったと思うにゃ。今、手元にreferenceがにゃいので、誰か詳しい人いたら訂正してちょ、なのにゃ。 後はHPSG派の若い人たちがガンガンカキコしてくれればいいにゃ。 天岩戸の前の宴のよーなもんにゃ。じゃ、また「Adamasだぴょーん!」と 出現してくれるはずにゃ。
ふんふん♪
なんかミョーな展開だにゃ。
>>146 >あなたは議論するに価する相手と思えないのでこれ以上は言いません
と最初から逃げ口上用意してる香具師相手にレスするのもバカラスイにゃが、lexical entry肥大しまくり、lexical ruleたてまくりの
ブチャイクがどうして「説明」だと言えるのか、俺には理解できんにゃ。マジメにHPSGやってる学生しゃんをdiscourageしたく
ないので、俺の頭が悪いから理解できんだけ、とゆーことにしとくけどにゃ。
しかしまあ、別の枠組みを出すのであれば、今までのGB/MINにおけるlexicalism/anti-lexicalismの問題とは切り離してもっと
全体的に検討する必要があるにゃ。ある現象だけ見てHPSGでもやれます、とゆーのではにゃ。
たとえばMPやDMではpost-syntacticに挿入されるものは、HPSGが採ってるような厳密な語彙主義では一切存在しないものの
はずにゃが、そういったものを一つひとつ議論した上でどっちの枠組みがトータルで見て整合性があるか、といった判断が
必要にゃ。そんなことはとっくに済ましている、とゆーにゃら、↓みたいにお詫びしちゃうのにゃ>146
(´Д`;)ヾ ゴメイワクオカケシマスタ スイマセンスイマセン
∨)
((
(;´Д`) ホカノミナサマモスミマセンスミマセン
( 八)
〉 〉
ヾ
(´Д`;)、 ホントウニモウシワケアリマセン
ノノZ乙
より根源的な問題として、誰かが言ってた立場の違いってのもあるにゃ。 どのみちsyntaxは必要にゃからできるだけ多くのことをsyntaxで説明するほうがlexiconで説明するよりも優れた説明である、 lexiconを引っぱり出してくるのはsyntaxでは説明できない事柄に限定すべきだ、とゆーのが俺の見方で、これに同意しない 人とはいつまでも平行線、しゃーないのにゃ。 たとえばtransitivity alternation、自動詞用法と他動詞用法それぞれがlexiconに記載されている、とするより統語的な交替 現象である(共通のルートがどういったタイプのvとくっつくかの問題)、と見たほうが「lexiconがすっきりする」ので、 可能なら後者を採るべきだ、というのが俺の立場なんだけどにゃ、最初からそんなことはどーでもよくてlexiconジャンジャン 肥大化させて平気な人にはこんな配慮は無用だ罠ゃ。
>>150 > なぜ、X-Y > Y-XがMMで「説明」できるのか分かりません。
同じ事の繰り返しなんだけどにゃ、もうちょっと丁寧に言ってみるにゃ。
1) [ X ... [ Y ...
(1)は統語的階層構造で、線状性は未定義にゃ。これにどうやって線状性を指定するか、がその音声形態解釈の一部となる
にゃが、まずX、Yが形態的にそれぞれ独立した語になる場合、
2) a. X-Y b. Y-X
(2a)がいわゆるhead-first、(2b)がhead-lastといってるパターンにゃ。日本語は後者で、階層的により高い主要部が線形的
には後続するにゃ。
問題となっている(150しゃんらがひっかかっている)のは、XとYがくっついて一語を形成している場合で、たとえば
3) [ T ... [ V ...
で T=-ed、V=talk と考えた時、talkedはV-TになるからV-to-T移動があるとしか考えられないってことにゃろ?
しかし、厳然たる事実としてtalkedという音形はTの位置ではにゃくてVの位置に対して与えられているにゃ。
(英語ではovert V-raisingはない、とされてきたもろもろのデータ参照)
そこで考えられるのは「T=-ed、V=talk」みたいにそれぞれの主要部が別個に具体的な形態素でありそれが組み合わさって
talkedができるとゆー考え方自体が間違いで、 Vは最初からtalkedという形でsyntaxに投入されるか、あるいはVは形態解釈
未指定のまま、形態部門でTの環境下で決定されるか、のどっちかってことになるのにゃ。
>>154 Adamasさんもどこかでふられておられましたが、HPSGをはじめとするlexicalismなシステムの安定性がすでに、明らかに語彙論主義の正当性を十分示していると思われ。
157 :
captain feature :04/01/16 04:19
>>153 >俺の頭が悪いから理解できんだけ、とゆーことにしとくけどにゃ。
そうだろう。Adamasaさんが前スレで言っていたと思うが、HPSGはlexiconにfeatureを、MPはsyntaxにfeatureを設定しているだけのはなし。同じことがMPにも言えることがわからないのか、Adamasさんは本質を突いていると思我。
>>157 MPでもlexical item = feature bundle、そのfeatureの中にはsyntactically relevantなものとそうでない
ものがある、って話しにゃ。恥ずかしいからいい加減なこと書かないよーににゃ。
ずーっと問題にしてきたのは、そのlexical item = word なのか、ってことで、HPSGはそうだといい、DMは
違うといってるのにゃ。
>>156 すまんにゃが「システムの安定性」ってのをシロートに分かるように解説してくれるかにゃ?
ゴマカシなしで頼むにゃ
162 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/16 05:25
A_A / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)< 君がきれい事ばっかり言うから、 (つ ) \ ぼくが現出するのさ。 | | | \____________ (__)_)
関係ないけど、文章に詳しいみなさん、教えて下さい。 現代文の40字要約とかだと句読点が行の一番上に来てもいいって教わったんですが、字数制限ありの横書き小論文だと句読点を行の始めに持ってくるとダメなんですか? 学校が休みに入っちゃって、聞ける人がいなくて困ってます。スレ違いで不快でしょうが、なんとか教えて下さい。お願いします。
>>152 >Adamasしゃん、ひとまずおかえりなのにゃ。
>>151 は本人か?ドトーさが足りないとゆーか、勢いが感じられないとゆーか、内容が薄すぎるとゆーか、煽り方が物足りないとゆーか、adamasしゃんらしさが感じられないとゆーか、なんか違う。
165 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/16 09:41
>>163 Adamasセンセがいらっしゃったらマジレスしてくれたでしょうが(藁
Adamasセンセだったらどう答えるか興味あるところですね。
>>164 文章に色気もありませんね
駄レスすまそ、にゃ
>>159 安定したシステム動作を示し安定したシステムは高い信頼性を示すこと。Adamasさんも指摘していたように語彙基盤文法理論(GPSG/HPSG/LTAGなど)ではこれが顕著だということ。
「信頼性が高いかどうか」と「説明理論として優れているかどうか」 とは直接的関係がないと言っていいよね?
168 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/16 13:28
説明理論として優れていれば信頼はおのずと高くなるものでは。その逆はよく分からにゃいが。
>>155 >Vは最初からtalkedという形でsyntaxに投入されるか、あるいはVは形態解釈
>未指定のまま、形態部門でTの環境下で決定されるか、のどっちかってことになるのにゃ。
Adamas氏は前者を支持し、カオモジさんは後者を支持しているのですが、Adamas氏が繰り返し指摘されていたように、
後者の立場をとった場合、「形態部門でTの環境下で*どう*決定されるか」がまったくもって不明なのです。
>>105 のように
>Xの環境でYはどのように具現されるか、という対応表をその言語のvocabularyが持っているという話しなのにゃ。
>その対応表がそうなっているからしょーがない、のにゃ。
と言われても ーー つまり個々の語の特性(規則変化、不規則変化動詞など)だからと言われても ーー 説明にならないのです。
Adamas氏が主張されることはもっともだと思います。
>より根源的な問題として、誰かが言ってた立場の違いってのもあるにゃ。
そうかもしれませんね。御邪魔しました。
この際、学問的史実を確認しておくにゃ。 HPSGのlexicalismは名詞にゃら動詞にゃらが「語」の形でlexiconに記載されていると考える立場で、 Sag&Wasowも、そのような立場のルーツはChomsky 1970にある、と述べているにゃ。 これは真っ赤なウソ、完全な事実歪曲にゃ。 Chomsky 1970 のlexicalist hypothesisはどう述べていたか?
>We can enter refuse in the lexicon as an item with certain fixed selectional and strict subcategorization >features, which is FREE WITH RESPECT TO THE CATEGORIAL FEATURES [NOUN] AND [VERB]. >Fairly idiosyncratic morphological rules will determine the phonological form of refuse, destroy, etc., when >these items APPEAR IN THE NOUN POSITION. >... a great many items appear in the lexicon with fixed selectional and strict subcategorization features, but >WITH A CHOICE AS TO THE FEATURES ASSOCIATED WITH THE LEXICAL CATEGORIES NOUN, VERB, ADJECTIVE.
「lexicon内では範疇未指定のものが、生じる位置次第で、個別的な形態規則によりその名詞なりとしての音形を 決定される」←これが「語彙論者仮説」であり、DMはそれを実践するもの、なのにゃ。 もちろん、その意味での語彙論者仮説を語彙主義者が批判するのであれば結構なことにゃ。しかし、 「語彙論者仮説に依拠する語彙主義は欺瞞である」 これだけはしっかり覚えておいてホスイにゃ。
しゃて、
>>169 =150
ヘタレな書き逃げする香具師ばっかりの中で、冷静に対応してくれてぺこりにゃ。
>後者の立場をとった場合、「形態部門でTの環境下で*どう*決定されるか」がまったくもって不明なのです
同じ意味で、前者の立場をとってもまったくもって不明だと思うにゃ。
たとえば「リンゴ」という形態解釈が形態部門で決定されるとゆーとき、それはこれこれの素性バンドルに
対してこれこれの形態解釈を与えよという読み替え表、翻訳一覧のようなものが当該文法に備わっている
ことになるにゃが、では語彙部門であらかじめ「リンゴ」という名詞が作られていて、その素性構造に形態解釈も
指定ずみ、ということはそれより深い説明になっているのだろうかにゃ。そういう名詞があるんだからしょーがない、
と言ってるに過ぎず、ではそのような素性構造はどうやって出来上がるのか、まで考えるのであれば、上の
読み替え表のようなものを形態部門に用意する方策と実質、違いはないと思うのにゃ。
で、「*どう*」の部分(上の引用でいうFairly idiosyncratic morphological rules)にゃが、その読み替え
表に従い、たとえば
T[+Past]に隣接した環境では WRITE→wrote
T[-Past, 3p, sg]では WRITE→writes
のような具合にゃ。またのレスを待ってるにゃ。
>>166 しゃんにもぺこりにゃが、もしMTにゃらNLPにゃらの実用目的上の信頼性を指すのであれば、
>>167 しゃんの指摘がもっともにゃ。何についての理論なのか、をまずおさえておかにゃいと的外れな
批判をすることになるにゃ。社会言語学が句構造を解明しないからといって社会言語学を批判するアフォは
おらんよーににゃ。
ある種の実用目的だけ考えるのであれば、Adamasのような
>>109 >"Lexicon"にある一つ一つの語は既にセットアップ完了なんだよ。
>だから、そいつを統語構造に放り込んでやれば、それで済むんだよ。
という立場はまったく正当だと思うにゃ。にゃが(くどいにゃが)「語」自体はどうやって出来上がるの
か、という興味の持ち方もあっていいのではないかにゃ。そしてそのような興味の持ち主は、
「lexicon内で既にセットアップ完了」といわれても、なんも説明してもらった気分にはならないのにゃ。
HPSGの郡司しゃんもどっかで「道路工事するのに量子力学を持ち出す必要はない」みたいな発言して
いたにゃが、それぞれの理論が有用性を持つ領域というのが違うのにゃ。DMみたいなものが無用の長物で
あり、最初から単語はgivenなものとして話しを進めたほうが分かりやすい領域もある、ということは
俺も十分理解してるつもりにゃ。しかし、それでは済まされないような領域も一方ではある、ということが、
どうやらそちら側にはいつまでたっても理解してもらえんよーだにゃ、残念ながらにゃ。
しゃて、違うリングに立ったままのにらみ合いはあんまり生産的でないにゃ。 少なくともお互いの立場が違うとゆーことだけはよく分かった、とゆーことで、これ以上建設的な 提案が出ないのであれば、この件はいったんオヒラキにしたいのにゃが、どーかにゃ?>ALL Adamasと同じ団体所属の逃走派しゃん、ミョーに黙ってるにゃが、どーにゃん?
> Adamasと同じ団体所属の逃走派しゃん、ミョーに黙ってるにゃが、どーにゃん?
明日は朝から寒空のもと7時半頃から夕方4時頃まで立ちんぼしなきゃならんのにゃ。よってエネルギー保存しときたいのにゃ
>>170-172 Nominalizationは学生の時に2回は読まされたと思うにゃが2回ともXバースキーマのところが
山場にされてcategory-neutral entryのとこはかるーく飛ばされてたにゃ。しぇんぱいたちのコメントとして
destructionのときは-tionになってarrivalのときは-alになるのは語彙固有なのだからneutralといっても
実質語彙ごとに最初から出しててもかまわないんじゃというのが思う。そういうナイーブな意見も、統語と語彙の
構成的平行性がまだはっきりしていなかった当時としてはしかたなかったのかもしれないと感じるにゃ。欺瞞はチト強すぎ(w
> T[+Past]に隣接した環境では WRITE→wrote
> T[-Past, 3p, sg]では WRITE→writes
これに関連して、いわゆるHead Movementの因数分解がまだまだなのかという印象を持ったにゃ。
例によってバカ妄想だが。SAIのようなT-to-Cやhave-be Raisingのようなケースと
affix-hoppingやN-incorporationのようなケース。共に80年代はhead mvtだったけど
後者はmorphological head movementとも名づけられるようなものなのだろうかと。これを
morphological mergerに対応するのかと。顔文字しゃんがAdamasしゃんに紹介したページは
ろくに読んでないのだが(笑)、MMには構造的な制限なしかにゃ。隣接性だけ?
quicklyとかは動詞ドメインの副詞でVP/vPあたりにあると思うが、John T quickly shut the door
では、T とshutのMMは可能で John T not shut the doorでは不可能(ゆえにdo-support必須)なのかにゃ。
NEGがheadでAdvがadjunctだとするとhead movementの可能性もアリと思われるが。
ありゃ、誤字脱字が目白押しだったにゃー。
しぇんたー試験監督乙なのにゃ レスし出すとまた長くなるので、ちょっと間あけさせてもらうにゃん
This is Adamas-sensei's manifesto, a parody of
>>154 :
どのみちlexiconは必要にゃからできるだけ多くのことをlexiconで説明するほう
がsyntaxで説明するよりも優れた説明である、syntaxを引っぱり出してくるの
はlexiconでは説明できない事柄に限定すべきだ、とゆーのが俺の見方で、これに
同意しない人とはいつまでも平行線、しゃーないのにゃ。
たとえばtransitivity alternation、自動詞用法と他動詞用法それぞれ
がsyntacticに記載されている、とするより語彙的な交替現象である、と見
たほうが「syntaxがすっきりする」ので、可能なら後者を採るべきだ、
というのが俺の立場なんだけどにゃ、最初からそんなことはどーでもよく
てsyntaxジャンジャン肥大化させて平気な人にはこんな配慮は無用だ罠ゃ。
by ∀damas
180 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/17 05:56
最後に一言だけ申し上げさせて頂きます。
>>176 >後者[=affix-hoppingやN-incorporationのようなケース]はmorphological head movementとも名づけられるようなものなのだろうかと。
>これをmorphological mergerに対応するのかと。
そうだと思います。解釈やことばの使い方はどうであれそう考えざるをえないと思います。
それゆえAdamas氏の発言は至極当然で理性的なのです。
>MMには構造的な制限なしかにゃ。隣接性だけ?
構造依存しています。X-Y > Y-XのX-YではXがYをc-commandしております。これもAdamas氏のご指摘通りです。
したがいまして、Adamas氏が断言するように構造に依存するHMの関与が濃厚になるのです。
>NEGがheadでAdvがadjunctだとするとhead movementの可能性もアリと思われるが。
そのように考えるのが自然であり「MM」で考えるより奇抜さは減るでしょう。
様々の可能性を鑑みましてもAdamas氏のargumentationは説得力があると思います。
逃走派さんファイトクラブの繁栄を祈念しております。Adamas氏といっしょになって生成文法の未来を築き上げてください。
私こと**は逃走派さんとそう遠くないところに住んでおります(^_^)私は明日が「たちんぼ」です。
これを最後に。
182 :
パコちゃん :04/01/17 14:52
>>174 >にゃが(くどいにゃが)「語」自体はどうやって出来上がるの
>か、という興味の持ち方もあっていいのではないかにゃ。そしてそのような興味の持ち主は、
>「lexicon内で既にセットアップ完了」といわれても、なんも説明してもらった気分にはならないのにゃ。
だからと言って「ルートりんご」を仮定して「りんご」を派生的に(syntacticallyに)生成するのもどうかと思う。
これを説明と言われても、Adamasさんが言うように
「それのどこが説明なんだ、このボケが、そんな大人のおもちゃで遊ぶんでない!」
と言いたくなる
と言ってみるテスト。
183 :
知人の知人 :04/01/18 01:27
みなしゃん御間抜け。 A*a*a*しゃんの素顔知らな杉。 あの人は石*慎*郎を上回る人。 ガキと言われても仕方なさ杉。
>>183 特定個人と議論そのものに何の関係があるのか、といってみるテスト。
特定個人を引き合いに出すことで自論の信憑性は上がらないし、
だからといって下がりもしないよ。
ってことなので誤解なきよう。
>>174 >DMみたいなものが無用の長物で
>あり、最初から単語はgivenなものとして話しを進めたほうが分かりやすい領域もある、ということは
>俺も十分理解してるつもりにゃ。しかし、それでは済まされないような領域も一方ではある、
てか, これってAdamasしゃんがずっといってたことじゃねー. DM, syntaxのoutputとしてのmorphology, で説明できるのはほんのわずかで, 名詞化形とかそれぐらいだからDMの適用範囲はかなり限定されているといっていたよなー.
結局Adamasしゃんのいっていたことに落ちついたってゆうか, 2人とも同じことを違う面から議論していたのか?
>>184 石*が餓鬼サ*クを相手にしないのと同じ
と言ってみるテスト。
187 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/18 02:30
本論とはまったく関係ないが、石*は必要以上に共産党をおそれてるだろw
石原ってそんなに素晴らしい人なの?
189 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/18 02:40
都知事という地位にありながら、テレビ局のテロップの打ち間違えを刑事 告訴すると息巻くほど素晴らしいお人♪
190 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/18 02:41
~(°°;)))オロオロ(((;°°)~
191 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/18 02:45
素晴すいかどうかは個人の判断・主観的なもの。 この話はこれでおしまい。よし、本論にもどすぞ。 どうだ、お前らいっしょに言語学やらないか。
では言語学の話をお一つ。年寄りの戯言に少しだけお付き合いのほどを。 adamasaさんが最後の書き込みで書いていたように、地に足のついた立場がlexicalismで、 (地から足が遊離しようとも)論理的可能性を推し進めているのがanti-lexicalismなのです。 あとは好みの問題なのです。生成と認知があるようにlexicalismの立場とanti-lexicalismの立場 があっていいのです。 それはともかく、せっかく来て頂いた、希に見る才能を持ったお客さんを怒らせて帰らせてしまって本当にもったいないことをしたものです。 彼からいろいろ引き出す機会を全て失ってしまったことは大きいでしょう。
193 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/18 04:01
sed -e s/lexicon/semantics/g 179
>>191 ハル、普通の口調で書き込めるなら自分のスレでもそうしてくれよ。
みなしゃん、センター試験お疲れさまですのにゃ。寒いので風邪等こじらせませぬように、にゃ。 さて、ちょっと荒れ気味なので一言。 >どのみちsyntaxは必要にゃからできるだけ多くのことをsyntaxで説明するほうがlexiconで説明するよりも優れた説明である、 >lexiconを引っぱり出してくるのはsyntaxでは説明できない事柄に限定すべきだ、とゆーのが俺の見方 (なぜか)語彙論の方から弁護させてもらうと、こういう問題意識を持っている方というのはちゃんといてて、にゃ。 EssexのAndrew Spencerらはこの辺の細かい所の仕事をしっかりしてたりするのにゃ。にゃんせ、去年だか一昨年だかの某学会で HPSGもLFGもこの辺の話を放棄し過ぎて、なんでもかんでもlexicon!では何も問題の解決ににゃらにゃい、と一演説かまして物議 醸し出したそうにゃからにゃ。彼らの仕事ぶりには感心しちゃったのにゃ。 論客しゃんたちもいろいろコメント等おながいしますのにゃ。
風邪にはドトーが効くと言うが、だれかドトーをしくれないか。爽やかな煽りの入ったのを一つ頼む。
中村/金子/菊地『生成文法の基礎 原理とパラミターのアプローチ』研究社出版 難しくて意味わかりまへん。これよりわかりやすく、町田『生成文法がわかる本』より 詳細かつ専門的なGB理論がわかる本を教えて下さい。
それで分からないんだったら 何冊か組み合わせて嫁 ↓多分次の人が何冊か紹介してくれるはずだ
199 :
えべっさん :04/01/18 18:37
語彙主義の話しは一段落したとして、DMのMMに関して、ちょっと議論/質
問させて下さい。
>>110 >可能性を大きくわけて
>a) syntactic head movement
>b) affix hopping (by syntactic lowering)
>c) lexicalism
>d) morphological merger
というネタふりがあって、最後に
>(d)が唯一マトモな考え方、というわけにゃ。
と結ばれてますが、GBどっぷりだった中年語学教師の私としては、
そこに至る論理がそれほど自明だと思えません。
まず、(c)はオヒラキになったのでおいといて、(a)はNegやAdvと
の語順の事実に合わないから却下、とありますが、なんで、急に、
語順のことがcrucialになってくるんですか?MMみたいなものを一
旦認めちゃうと、例えば、なぜphrasal mergerがないのか、あって
もいいじゃん、となる可能性だってあるわけです。具体的には、英
語も、実はnarrow syntaxではフランス語といっしょで、wrote-
Avdだが、post syntacticに語順の調整(例えば、phrasal phonology
の要請で)Adv-wroteになる、ってことだって排除できないんでは
ないですかね。MMみたいなもん認めちったが故に、こんな心配ま
でしなきゃいけなくなっちゃうってこともあると思うんですが。
(つづく)
200 :
えべっさん :04/01/18 18:38
じゃ、V-to-Iを認めた上で、adv-wroteの語順をどう出すかという と、Koizumiを出すまでもなく、古くはEdwin Williamsがadvが X0にくっつく可能性を示唆してたことがあって、Iatridouも何かの ペーパー(多分LI)で、それにfollowしてたような記憶があります。 つまり、そもそも、advがVPのedgeにあるってこと自体単なる 仮定以外の何ものでもないじゃないですかね。もちろん、あってる かもしれませんが、いつでもそうである必然性もないように思いま す。特に、今流だと、(for John) to often dance なんて、 oftenが VPにくっついてるのか、Vにくっつてるのかって、区別しないんで すよね? 次に、(b)のaffix-hopping by syntactic loweringですが、カオモ ジ先生は、移動の定義に合わないから却下、と冷たい態度でしたが、 この定義そのものは、MPの連中が後から勝手に決めたことで、遡及 処罰みたいな感じがします。経験的なデータを出せとまでは言いま せんが、lexicalismシンパよりも、もっと似た土俵にあがっている わけですから、もう少し、丁寧な議論をお願いしたいです。 (つづく)
201 :
えべっさん :04/01/18 18:38
最後に、2) John wrote a letter, but Mary will not (write a letter). の
ellipsisの例ですが、これも、隠れた前提として、「同じ動作として解
釈されるのなら、端末記号も含めて同じ構造が省略されている」み
たいなもんがあると思いますが、これもそれ程、自明ではないかも
しれません。ちょっと、いいがかりっぽいですが、ノ, but Mary will
not do the same thingとも言えます。この[VP do the same thing]
が省略されて2)が出来たとも考えられます。もちろん、do the same
thingの意味論が必要ですが、それはどのみち必要なわけで、それが
できれば(きっとだれかがやってるでしょうが)、(2)のデータそのも
のが、V移動に関しては何にも言わないということもあり得ます。
というわけで、
>>110 >(d)が唯一マトモな考え方
というほど、それ以外の分析の可能性がお粗末とも思えません。
長々と失礼しました。
202 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/19 01:17
>>153 >たとえばMPやDMではpost-syntacticに挿入されるものは、HPSGが採ってる
>ような厳密な語彙主義では一切存在しないもののはずにゃが、そういった
>ものを一つひとつ議論した上でどっちの枠組みがトータルで見て整合性が
>あるか、といった判断が必要にゃ。
上の文章を読んで誤解する人がいるかもしれないので一応書いておきます。
post-syntacticに形成される構造と言われているものを取り扱うための
手段としては、現在のHPSGには、それを音韻論的な現象として音韻
規則で取り扱う、という方法と、linearizationの問題としてorder
domainにおいて取り扱う、という2つの方法があります。
HPSGが語彙主義を採っているという言い方がそもそもかなり不正確なのです。
確かにHPSG関係の書物にlexicalismという言葉が時々でてきますが、この
言葉は、「抽象的過ぎない分析を目指す」という程度の意味しか持っていないと
思っておけば間違いないです。
>>202 >確かにHPSG関係の書物にlexicalismという言葉が時々でてきますが、この
>言葉は、「抽象的過ぎない分析を目指す」という程度の意味しか持っていないと
>思っておけば間違いないです。
つまりHPSGは大人のオモチャでない地に足の着いた文法理論ということでコッタ!(Adamas風
>>202 >HPSGが語彙主義を採っているという言い方がそもそもかなり不正確なのです。
>「抽象的過ぎない分析を目指す」という程度の意味しか持っていない
それは少々無責任な発言ではないかにゃ? 語彙主義とは第一義的に
>>170 >名詞にゃら動詞にゃらが「語」の形でlexiconに記載されていると考える立場
のはずにゃが、そこを捨ててしまってもいいのだにゃ? すると反語彙主義と同じになるにゃが。
(そもそも「抽象的過ぎない」とはどういう判定基準なんにゃ?)
ついでに
>>192 >lexicalismの立場とanti-lexicalismの立場があっていいのです。
両方の立場から研究を進めていくべきなのはそうなのにゃが、結局は同じ生成理論内の語彙部門の構成についての
対立であり、生成と認知みたいに「言語の異なる側面を扱っているのだから両方あってよい」というわけには
いかにゃいと思うのにゃ。実際、Marantzにゃんかは、語彙主義は経験的に誤っているからダメなのであって、
理論の経済性云々は二の次、という言い方をしてるからにゃ。それが正しいかどうかは別にしてにゃ。
>>199-201 えべっさん(←大阪プロレスw)みたいにちゃんとした話しできる人にゃら、別にlexicalismもオヒラキにして
もらわんでいいのにゃ。
指摘はいちいちごもっともで、
>>110 は(てかどの議論も)ある理論的前提の上でだけ成り立つ議論であって、
それ以外の可能性も常にあるにゃ。極端な話し、前に言ったように所詮は音声出力に過ぎないものを統語構造と
はき違えているだけということもあり得るのだからにゃ。
>英語も、実はnarrow syntaxではフランス語といっしょで、wrote-Avdだが、post syntacticに語順の調整 >(例えば、phrasal phonologyの要請で)Adv-wroteになる 語順が(修正LCAが示唆するほどには)階層関係を忠実に反映してはいない、という主旨にゃら同意にゃ。 で、ここで提案されてる語順調整は随意的ではなくて必ず [ wrote [ Adv → Adv - wrote となることを 要請するものであり、いわば統語的主要部移動を義務的にundoする効果を持つにゃ。 また、形態部門内の個別的な事情によるという点では、(俺はそうは思わんにゃが)MMと同じようななもの (cf. >MMみたいなもん認めちったが故に、こんな心配までしなきゃいけなくなっちゃう) と認めておくと、「統語的移動+形態的調整」か「形態的調整だけ」かの選択になるにゃ。 ceteris paribusにゃが、後者のほうがシンプルなのでオススメ、となりはせんかにゃ。 前者を採るべき論拠があれば是非お願いするにゃ。
>V-to-Iを認めた上で、adv-wroteの語順をどう出すかというと(略)X0にくっつく可能性 これは上の語順調整とは別件になるにゃが、ではフランス語ではこのような派生方法が許されず、英語ではいつも これでなくてはならにゃい理由はなんにゃ? ってことになると思うにゃ。 これも単なる期待値にゃが、原則、syntaxはuniversal、個別言語間の多様性は形態・音韻的な部分におとしたい、 ってのがあるにゃ。その意味では「語順調整」のほうにむしろ共感できるけどにゃ。 syntactic HMがあれば V-Adv、なければAdv-V、というのがデフォルト的な見方で、これを却下する積極的な理由が ある、という議論にもっていくのがよいのではないかにゃ。
>今流だと、(for John) to often dance なんて、 oftenがVPにくっついてるのか、Vにくっつてるのかって、 >区別しないんですよね 構造として区別がない、ということではないと思うにゃ。例えばsmall v にゃり unergatives as hidden transitives という立場をとれば [vP Subj v [VP often-V ]] [vP Subj v [VP often [VP V Obj ]]] [vP often [vP Subj v [VP V Obj ]]] と、異なる句構造ができるにゃ。 で、もしえべっさんの言うように、特殊な事情で英語ではいつも[ often-V ]の形でmergeがあり、これ全体が T に移動する のだとすると、逆に移動があるから V-Adv だとされてきたケース(be, Aux)はさらに特殊な事情を想定せんといかんと いうことにはならないかにゃ? syntactic HMでまかなえる部分はそれでやるとして、そうでない部分をどうするか、 ということだと思うにゃ。
>(b)のaffix-hopping by syntactic loweringですが、カオモジ先生は、移動の定義に合わないから却下、と冷たい態度
>でしたが、この定義そのものは、MPの連中が後から勝手に決めたことで、遡及処罰みたいな感じがします。
下方移動を常に許すシステムを想定するにゃら、では昔でいうPBC違反として処理されてきたケースをどうするか、
が問題になるにゃ。「勝手に」とゆーのは経験的根拠なし、ということではないにゃ。
また逆に、affix-hoppingの時だけ特別にloweringを認めるのなら、それはなぜかという問題がすぐに出てくるにゃ。
実際、head movementはextension conditionに従っていないとかの観察から、head movementは統語的なものでは
なくPFに属するのではないかということも以前から言われてきたにゃ。
(extension自体が正しい一般化をとらえていないという見方も同時にあったにゃが)
これはすなわち、affix-hoppingを統語的なものではにゃく音声・形態的なものと見ること、その意味ではMMと同類と
見なすことにつながるにゃ。
上で逃走派しゃん
>>176 が morphological head movement = morphological merger?と言ってたのもこの意味だにゃ。
あくまで"syntactic" loweringだと考えるべき理由は? という話しにゃ。
>[VP do the same thing]が省略されて2)が出来たとも考えられます [ do it ]、[ do so ]、[ do such a thing ]、[ get involved in the same activity ]、いろいろ可能性はあるにゃ。 つまりここでの省略は(PF deletionにしろLP copyingにしろ)構造的なellipsisではにゃく、もっと語用論的なものではないか、 という意味の指摘にゃら、十分検討に値するにゃ。 そこでもともとLasnikがlexicalistをサポートするために出してきたケースにゃが、 *John was happy, and Mary will, too. が、Mary will (be happy / be so / be in such a state) みたいにならにゃいのはなぜか、ということになるのだろーにゃ。 意見お願いするにゃ。
ちょこっとだけ横レススマソですにゃ。
>>201 Hankamer & Sag (1976)のDeep anaphorとSurface anaphorの違いも考慮すべきだと
思うのにゃ。つまり、後者にゃとlinguistic antecedentはいるにゃが、前者にゃと
いらにゃい(つまり、解釈は意味・語用論的要因によるもの)。
もちろん、do the same thingはDeep anaphorの方ですにゃ。この辺はむしろ、えべっさん
をはじめGB時代を体験している方の方が詳しいと思いますにゃが。
ここのあつーい議論を編集して本に出せば、絶対に売れると確信するのは
私だけでしょうか? (^ ^;
>ここのあつーい議論を編集して本に出せば、絶対に売れると確信するのは >私だけでしょうか? (^ ^; Adamasしゃんが登場してから退場までがhotでいいな。 進化論の話あり、コンピュータの話あり、チョム批判と擁護の話あり、 政治の話あり、映画の話あり、生成内部の紛争あり、いろんなものが凝縮していていいよな。 Adamasしゃん出版社に顔きくようなことどっかで言ってなかったっけ。 誰かAdamasしゃんに声かけてみたら。著者(´∀`)とAdamasその他大勢なんて笑えるな。
『仁義なき戦いー2ちゃん生成スレ編ー』てか? いいんじゃない?
215 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/19 16:40
みなさんは、【プロレスは八百長では無い!】などと馬鹿げた事を言う人が
まだいると思いますか?「そんな基地害いるわけないだろ!w」と普通は思います
よね?が、しかし!まだそういう基地害は実在しているのが現状なんです!
プヲタはいい加減八百長だと認めろよ!part5
http://sports6.2ch.net/test/read.cgi/wres/1074427777/ ここに行けばその稀少な生き物が見られますよ〜。
(なんと既に5スレ目!www)
しかもなんと!この気持ち悪い生き物たちは「プロレスは台本のあるショー」だと
分かっていながら「八百長では無い!」と基地害としか思えないような屁理屈を繰り返して
いるのです!(しかも5スレも!w)
さあ、みなさん、今度こそ、この気持ち悪い生き物を駆逐してやりましょう!w
※コピペ推奨※
216 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/19 18:28
すれ違い
>>215 このスレはプロレスだったと…?
誰かの脚本どおりだということか。
だれかまとめて本にしてくれ。
まずはまとめサイトでも作れや
コーヒーブレイクのページはハルの脳内言語学でいこう
221 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/20 11:05
雑談が多くなったな。
ハルスレマターリと盛り上がってまつ。
Nyaa, nyaa!
224 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/22 21:59
すんません。mergerってなんですか?
あのときの活気はどこにいった?
226 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/23 09:09
ドトーどころか書き込みがなくなったな。
じゃあ貴方たちがしっかりした書き込みをしてみれば?
ドトー 懐かしい響きだ、、、
書き手がいなくなり読み手もいなくなりスレもなくなる 種田山頭火(うそ) …ということのないようにsageでかいときマス。 ついでに素朴な疑問。チョムせんせは「支配」をirreflexiveと しているのに対して、数理言語学ではreflexiveとするのは なんでダロー?
Aの人を呼んでこよう!Aの人を! もうお怒りは静まっている。 もうだいじょ〜ぶだあ〜!
何事もなかったのように「どっぴょ〜ん」とか言って出て来そうな気がスルメイカ。
漏れもなんかそんな気がスルメクサー
なんでハルのスレが盛り上がって 本元のこっちが盛り下がってますか?
234 :
(´∀`) :04/01/24 06:26
「寝るにゃー」と言ったきり虚無しゃん起きてこにゃいから、先にこっちでハナシ進めとくかにゃ。 書くだけムダかもしれんがにゃ、にゃはは。 Chomsky 1970 の語彙論者仮説が、現在理解されている意味での語彙主義とはまったく相容れないもので あったということを上で確認したわけにゃが、実際には両者を混同し、語彙論者仮説を背景にして語彙論を 展開するアフォもたくさんいるわけにゃ。 なぜこういう妙竹林なこと(個人的には生成文法史上最大の不祥事だと思うにゃ)が起きたかにゃが…… 語彙論者仮説は、派生名詞形を変形によって作る立場(変形論者仮説)への反論であったのに、反変形論= 反統語論だと短絡的にとらえ、統語的分析一般に対する反論と勘違いしてしまったんだにゃ。 当然、predicate-raisingを擁する生成意味論へのアンチテーゼという側面もあったわけにゃが。
235 :
(´∀`) :04/01/24 06:26
上で逃走派しゃん
>>176 も
>2回ともXバースキーマのところが山場にされてcategory-neutral entryのとこはかるーく飛ばされてたにゃ。
>しぇんぱいたちのコメントとしてdestructionのときは-tionになってarrivalのときは-alになるのは語彙固有な
>のだからneutralといっても実質語彙ごとに最初から出しててもかまわないんじゃという
と、笑撃の告発をしてくれたにゃが、実際、ここをアヤフヤなままにしておいたことが元凶だと思うにゃ。
逃走派しゃんには釈迦に説法にゃろが、当時の文法モデルとしては、統語部門内に基底部門(含範疇部門)と
変形部門を分けており、変形が適用する前、基底部門内の深層構造においてすでに派生名詞が与えられている、
というのが語彙論者仮説にゃった。
これは裏返せば基底部門の独立した働きを明確にし、その必要性を訴えるものであったわけにゃ。
236 :
(´∀`) :04/01/24 06:27
変形部門を強力にし過ぎることなく、さりとて語彙部門内部を情報過多にすることもなく、文法全体のバランス 向上を図る上で「範疇未指定の語彙項目が基底生成される統語的位置によって範疇を決定される」とのアイデアが、 範疇横断的な句構造の一般スキーマであるXバーの装備によって実現される、という方向への第一歩を示したのが Remarksの意義であったとも言えるにゃろ。 にもかかわらず、変形によらずとも範疇部門で統語的に扱える、という論旨のはずが、変形によらないのだから 統語論ではない、語彙的にやるしかない、という主張にすり替えられたわけにゃ。 語彙的でないならHMじゃんじゃんやるしかないはずだ、というAdamasの勘違いもここから出てきてるにゃ。
237 :
(´∀`) :04/01/24 06:27
>>171 の引用を繰り返すと
>We can enter refuse in the lexicon as an item with certain fixed selectional and strict subcategorization
>features, which is FREE WITH RESPECT TO THE CATEGORIAL FEATURES [NOUN] AND [VERB].
>Fairly idiosyncratic morphological rules will determine the phonological form of refuse, destroy, etc., when
>these items APPEAR IN THE NOUN POSITION.
DMでいう「ルート」のそれこそルーツがここにあることはもはや明らかだと思うにゃが?
238 :
(´∀`) :04/01/24 06:28
しゃて、今一般に読まれている生成の入門書や解説書で、このような語彙論者仮説の事実をちゃんと伝えている ものがあるかにゃ? >欺瞞はチト強すぎ と逃走派しゃんは言うけども、欺瞞でなければ欺瞞の被害者か単なるバカか怠慢なのにゃ>大部分の語彙論者 どっかのセンセの垂れ流す寝言や安っぽい入門書に書いてあることを鵜呑みにせず、まずはしっかり自分の目で 文献にあたり、自分の頭で考えるようにするってのが「地に足をつけた」研究のあり方ってもんにゃ。 誤った知識を刷り込まれてしまうというのは怖ろしいことにゃ。まさにチョムいわく、 Education is a system of imposed ignorance. (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
239 :
(´∀`) :04/01/24 06:28
で、こっからがさらにケッサクなのにゃが、語彙論者の中にはミニマリスト=反語彙主義として批判してるバカが あちこちにいるにゃ。この際、個人名は伏せるけどにゃ。 実際には、初期ミニマリストは語彙論を採っていたのに、にゃ。 いまさら言うまでもにゃく、ミニマリストでは範疇部門・変形部門の区別はもちろん、D構造にゃらXバーにゃらは 全部破棄され、直接lexiconからlexical itemを統語構造に投入するしかないわけにゃ。 つまり語彙的に範疇を指定しておかないと、VPもNPもへったくれもないわけにゃ、一見するとにゃ。 にもかかわらず(正しい意味での)語彙論者仮説は成立する、ってことでDMの出番となるわけだにゃ。
本来の語彙主義と一般的に考えられている語彙主義の違いは分かりましたが、 結局チョム自身が一般的な定義を否定していないところを見ると、 本来の定義はほとんど意味がないのではないでしょうか。 結局チョムがどう言ったかの問題にすぎず(←チョムスキー学の問題にすぎず)、 >「範疇未指定の語彙項目が基底生成される統語的位置によって範疇を決定される」 に違和感は依然として残ると思いますよ。 そういうことも考えると、入門書でも今一般的に使われている意味での語彙主義を紹介せざるをえないと思いますよ。 変形なしの統語操作がMMで、変形ありの統語操作がHMということになりますが、 ここで結局「変形とは何か?」という問題が出てきてしまいますね。 位置(要素)変換をともなうのが変形だとしたら、移動させないでどうやって位置(要素)変換を捉えるかという 問題が出ますよね。そこで「操作内容は分からないけどそうなってるんだから仕方がない」と言われても説明にならない・・・ というようにまた話が元にもどりますよね。
ところで今のChぉむは、自分で定義した語彙主義とやらをつまりDMを認めてるにゃ? ”ルート机”だの”ルート悲しい”だの”ルートから”だの”ルートそこ”だの”ルート切る”だの”ルート洗う ”だの認めてるにゃ?認めてにゃいなら本来の定義もなにもないにゃ。
lexicalistの定義の問題も大切かもしれね-がよ- それより生成という分野の話とチョム個人の話を分ける必要がね-か チョムがどう定義しようと生成で受け入れられなかったわけだろ, その定義が チョムの言う語彙主義が認知されなかったわけだろ, 当時は だから一般的な語彙主義の定義が流布したんだろ, ちゃうか
>>242 ( ゚Д゚)ハァ?
ワレの言うとること全然理解でけへんねんけどな。
>チョムの言う語彙主義が認知されなかったわけだろ, 当時は
>だから一般的な語彙主義の定義が流布したんだろ
おめでたい奴やな。頭の中ではもう梅の花が満開なんちゃうんか?
だいたい言語学史でけっこう売れたLinguistic Theory in Americaでも
Lexicalist Hypothesisに対してはけっこうページ割いて紹介されとるぞ。
目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが!
だいたいLexicalist Hypothesisが捻じ曲げられたのは、Sagが曲解して
引用したのを「将軍様マンセー!」の喚起の声よろしく、無批判に
受け入れた連中があまりにも多すぎたっちゅうだけのことちゃうんかい!
ダブか植物物語で脳みそ洗てから出直してこい!ボォケが!
ところでAdamasしゃん、もしこのまま、怒ったまま出てこなくなったら 印象ワルーになっちゃうのにゃ。 だいたい、「自分と同じ意見なんて嫌い。反対意見書く奴だーい好き」とか 「ファイトクラブ内では甘ったれた誉めあいはしない」とか「アホと意見の 違う奴と話をするのが一番勉強になる」と言ってた手前にゃ。 これにゃと、Adamasしゃんの毛嫌いする人たちと同じくダブルスタンダードの 道まっしぐらにゃ。 みんなマターリとフカーツ楽しみに待ってるのにゃ。 期待してまつのにゃ。じゃ、にゃ。
245 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/25 07:10
K―ROD=ハルだろ?
246 :
(´∀`) :04/01/25 07:16
>頭の中ではもう梅の花が満開なんちゃうんか?
(^Д^)ギャハ!
>>240 ハナシをごっちゃにしないで欲しいんだけどにゃ、上で延々と述べたことは、語彙主義が語彙論者仮説の誤った解釈に
基づいているということを明らかにしたまでにゃ。入門書が語彙主義を取り上げるのはもちろんOKにゃが、その歴史的
背景を誤って伝えているのはいかんにゃろ、そしてもし著者が意図的にそれをやらかしているとしたらそんな欺瞞は
許されることではないにゃろ。
チョムが実際にどう述べていたのかを知りもせず、チョムの名前だけ頼りにしていた語彙主義は笑止千万、ということにゃ。
ここまではいいかにゃ? >242の満開クンもにゃ
247 :
(´∀`) :04/01/25 07:17
で、
>>172 でも
>その意味での語彙論者仮説を語彙主義者が批判するのであれば結構なことにゃ
と言ったとおり、語彙主義の歴史的背景がいかに歪んだものであれ、現在の語彙主義の意義は否定されるべきだとは
思わんし、反語彙主義と比較検討してみることは有意義なことにゃ。
(ただし、生得スレでの虚無しゃんの発言
「もし言語学的単位が数理的に記述されるようになれば、語彙主義と反語彙主義はパラレルに語られるようなことは
なくなるであろう」にもこの際、あらかじめ注目しておくにゃ、今しばらくはそこまで議論が進まないと思うけどにゃ)
確認するにゃが
語彙主義) 語は語彙部門内にすでにあり、統語部門への入力である。
反語彙主義)語は語彙部門にはなく、統語部門の出力(が音声形態解釈を受けたもの)である。
という基本的特徴付けには同意するかにゃ?
同意するにゃら、どういう理由でそれぞれがその立場を採っているのかを、突き合わせてみたいにゃ。
248 :
(´∀`) :04/01/25 07:18
>>241 >自分で定義した語彙主義とやらをつまりDM
「つまり」が意味不明にゃがw、チョムのDMに対するスタンスは原則静観、多少理解も示している、という程度にゃ。
B.E.A.のp.10にs-selectionの概念を破棄したい事情の一つとしてDMを引用しているので、読んでみるにゃ。
ついでに、上でも言ったように
[vP v [VP V ]]
というミニマリスト的small v分析は、v=verbalizerとして見たとき、別個にVという範疇を指定している点が
redundantなのにゃ。これを取り除く上でも Vは範疇未指定のルート、として見るのが好ましいだろうにゃ。
>認めてにゃいなら本来の定義もなにもないにゃ
これは滅茶苦茶な論理にゃ。本来のチョムのアイデアは
>>171 にあるとおりで、DMはそのimplementationの
一案、両者は同一ではないにゃ。上の「つまり」が意味不明なのもこの理由によるにゃ。
で、チョムが認めていなければDMはダメ、とゆー権威主義も笑止にゃ。
249 :
(´∀`) :04/01/25 07:20
繰り返すにゃが、語彙主義の主張自体の評価と、語彙主義が語彙論者仮説に由来するという解釈の評価は 切り離さなくてはならんにゃ。 後者については語彙主義は致命的な誤解ないし許し難い欺瞞ををやらかしていた、ここまでは事実にゃ。 では前者についてはどうか、ってあたりについて話してみんかにゃ?
>ついでに、上でも言ったように >[vP v [VP V ]] >というミニマリスト的small v分析は、v=verbalizerとして見たとき、別個にVという範疇を指定している点が >redundantなのにゃ。これを取り除く上でも Vは範疇未指定のルート、として見るのが好ましいだろうにゃ。 だいいち、v=verbalizerとはふつう見なしてないでしょ。v=causer assignerみたいに見てるでしょ。 そいで、あなたのようなやり方をとると、「N」にはnominalizerが、「A」にはadectivizerが、 「D」にはprepositionizerが、「D」にはdeterminizerが必要になるでしょ。 ほとんどadamasoさんの受け売りですが、そんなことしなくても各要素にあらかじめNなりPなりのラベルをはっとけばいいでしょ。 >では前者についてはどうか、ってあたりについて話してみんかにゃ? もう語彙のはなしは終わりでいいでしょ。同じところをぐるんぐるん回ってるだけでしょ。
>>245 ハルってCPスレの人ですかにゃ?
ちゃいますにゃ。あたしゃ、匿名カキコが2,3度(しかもしょーもにゃいやつ)、
それと心理スレで別名で投稿したことが数回あるだけですにゃ。
自作自演ってやつも無様にゃからやろうと思ったことすらにゃいし、実は
未だにスレッドの立て方一つ知らん2ch初心者だったりするのにゃ。
雑談なのでサゲ。雪積もってサムー。
K-Rodのことは結構気に入ってたんだが、「引き篭もりが!」なんて言うお前さん は嫌いだ。
253 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 00:23
>>246 >チョムが実際にどう述べていたのかを知りもせず、チョムの名前だけ頼りに
>していた語彙主義は笑止千万、ということにゃ。
>ここまではいいかにゃ?
いいえ。「語彙主義」を標榜している人々(LFG・HPSG系統の人々)は、
チョムスキーという人物をあっさり軽蔑していることが多いですから、
「チョムの名前だけ頼りにしていた」という言い方は全く当たっていません。
特に、HPSGの世界というのは、自説の補強としてチョムスキーを
引用することがジョークになるような世界なんです。
ちなみに、SagとWasowは、彼らが書いた入門書のglossaryの中で、
「lexicalismという語には幾つかの意味があって云々」
というようなことを書いていた記憶があります。彼らには、lexicalism
という語を、チョムスキーと同じ意味で使おうという考えは少しもないと
思います。
254 :
(´∀`) :04/01/26 07:54
トロがギョーザ食ってたにゃ。。。
では
>>253 の言い分を検証してみるかにゃ。
Sag & Wasow の同書p.412f.より一部抜粋。
(i) Constrained-Based Architecture: Grammars are based on the notion of constraint satisfaction, rather than
transformational derivation.
(ii) Strict Lexicalism: Words, formed in accordance with an independent lexical theory (or module), are the atoms
of the syntax. Their internal structure is invisible to syntactic constraints.
These two design properties together form the basis of the constraint-based lexicalist (CBL) approach to
generative grammar.
The principles of strict lexicalism has its origin in the pioneering work of Chomsky (1970), who challenged previous
attempts to derive nominalizations from clauses via syntactic transformations.
255 :
(´∀`) :04/01/26 07:56
principles → principle
256 :
(´∀`) :04/01/26 07:57
>彼らには、lexicalismという語を、チョムスキーと同じ意味で使おうという考えは少しもない にも関わらずその彼ら流のlexicalismはChomsky 1970 に端を発する、と書いてあるにゃが?
257 :
(´∀`) :04/01/26 07:58
ちょっとキツイこと言うけどにゃ…… ウ ソ を ウ ソ で 塗 り 固 め る の も い い か げ ん に し と け や 、 う す ら ヴ ォ ケ ど も が !
258 :
(´∀`) :04/01/26 08:00
>「語彙主義」を標榜している人々(LFG・HPSG系統の人々)は、 >チョムスキーという人物をあっさり軽蔑していることが多い 人物をあっさり軽蔑しているだと? お前、HPSGやってる連中の性根がそこまで腐ってると言いたいんだな? HPSGもチョムが拓いた生成文法という研究プログラム内の一つの学派じゃないのか。 先人への批判という形であっても、その叩き台がなければ後に続くものも生まれようもないだろ。 その軽蔑してる相手に用意してもらった方法論に未練たらっしくしがみついているのはどこのどいつだ。 こういうモラルのかけらもないクサレ外道が世話になった恩も忘れて平気で親を殺したりするんだな。 言語学やるのは1億年早い、まず人間やり直せや、糞ガキが。
259 :
(´∀`) :04/01/26 08:04
……と、一度言ってみたかったテストにゃ、にゃははは。 ま、よーするににゃ、馬場プロレスをボロクソに批判する猪木信者も、力道山なき後、日本のプロレスを 大きく育てた馬場という「人物」の努力と功績は敬意をもって評価している、とゆーことにゃ。
260 :
(´∀`) :04/01/26 08:04
>>250 >v=verbalizerとはふつう見なしてないでしょ。v=causer assignerみたいに見てるでしょ
非対格動詞にもsmall vが関与するという見方もあって、わりと支持されとるにゃ。
するとすべての動詞にはsmall vの存在があり、transitive causative verbに関わるsmall vはその一つの下位タイプと
いうことも考えられるにゃ。つまりsmall vの第一義的機能は、動詞という範疇を指定することで、それに加えて、
外項を出す出さない等の情報もある、ということにゃ。
そういうふうにして少数のsmall vのタイプを与えておけば、どのタイプとmergeするか次第で得られる動詞のタイプも
導出できる、わざわざlexiconですべての動詞について「これは動詞である、他動詞である、いや非対格動詞である」などと
個別に書き込んでおく必要はなくなる、というハナシなのにゃ。
261 :
(´∀`) :04/01/26 08:05
>各要素にあらかじめNなりPなりのラベルをはっとけばいいでしょ 典型的な論点先取りだにゃ。そーゆーぬるい見方で事足りるのか、ってハナシにゃ。 少なくともDMでは、それでは説明できない言語データが丁寧に議論されてるんじゃないのかにゃ。 そういった、語彙主義に対する経験的反論を無視し、言語事実から目をそむけ、「名詞は最初から名詞なんだから しょーがない」などと寝言たれながら惰眠をむさぼっているのが語彙主義、ちょーど平和ボケしきったどこぞの アフォ国民と同じってわけにゃ。 その批判からいつまで逃げ回ってるつもりにゃ? そろそろ勇気をもって向き合ってもいい頃にゃ。 そしてできるんであれば堂々とその批判を斥けてやればいいだけのことにゃろ。
ふ━━( ´_ゝ`)━━ん にゃんか、こんなん話ばっか聞かされよると、生成がイケてるのかイケてないのかよー分からんよーなってきたわ。
263 :
(´∀`) :04/01/26 08:28
ふんふん♪ みんなで今よりもちょっとでもイケてるようにしよーじゃにゃいか、ってハナシにゃん。
264 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 11:35
>>254 なるほど、
>>253 で書いたことの後半(『SagとWasowは、. . . lexicalism
という語を、チョムスキーと同じ意味で使おうという考えは少しもないと
思います。』)は間違ってるのかもしれません。
しかし
>>253 の前半(『「チョムの名前だけ頼りにしていた」という言い方
は全く当たっていません。』)は正しいのです。別にチョムスキーを尊敬して
いないからと言って文句を言われる筋合いもありません。チョムスキーは、
言語学に大きな貢献をしたと思いますが、大きな害毒を流してもいると思います
ので、『「人物」の努力と功績は敬意をもって評価』ということも素直には
できかねるのです。
うーん、にゃんかこんな低脳くん(さん?)たちばっかという印象にゃと HPSGの印象が悪くなる一方なので(別に俺は興味がないだけで、HPSGを憎んだり はしていない。少なくとも今の所は)、ちょっと踏み込んだ議論させてにゃん。 (にゃんせ、このスレにはHPSG支持派が多いみたいですしにゃ) 語彙語彙言ってる割には、はたから見てるとHPSGはmorphologyを軽視しまくってるというか 水戸黄門様の印籠みたいな役割を果たしているようにしか見えないのにゃ。 (LFGではAckermanとかSpencerみたいな人たちがこの辺しっかり研究されてるみたいにゃが) 全ての語彙項目を階層関係化して、すべての語彙を継承関係でtypefyして、morphologyは formとの連結関係を考える、とここまではよいっすか? で、最近のはconstructionが階層化してしまって、lexiconが「ギョエー!」って状態に なってまつにゃが、これのどこが素晴らしいのか詳しい解決キボンヌですにゃ。 こーいうのを見ると、HPSGは理論が発展してるのではにゃく、単にコンピューターが発達 しただけのことにゃろ?という印象を抱かざるをえないのにゃ。 煽りじゃないので、フツーに議論&解説おながいしますにゃ。
266 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 12:06
constructionの階層とlexicon内の階層とは別物です。前者はphraseと いうタイプのサブタイプの階層、後者はwordというタイプのサブタイプの 階層です。ですから、 「最近のはconstructionが階層化してしまって、lexiconが「ギョエー!」って状態に なってまつ」 というのは誤解です。 ついでに言うと、lexiconの階層化の方はHPSGの枠内では広く支持されている 考え方ですが、constructionの階層化の方は、サグ他、目立つ何人かの人が 推進しているだけで、それほど広く支持されていないような気もします。
minimalistほんまにイケてるか?adamasしゃんじゃねーけど、minimalistはイケてねーんちゃうか? ハルスレじゃねーけどよー、お前らの発言見てると、本気になって今後の言語学考える時だと思うぜ。 まあ、余計なおせっかいならいいけどな。
268 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 16:11
言語学が近代的な意味の科学になることはあり得ないから、万事、安心なさい。
269 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 16:44
一体『科学』という言葉をどう定義したら言語学が科学でないことに なるの?
270 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 19:06
271 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 21:52
一体『近代的な意味の科学』という言葉をどう定義したら言語学が 科学でないことになるの?
>>269 観測可能な事実のみに基づいて理論を組み立てる。
273 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 22:10
K-Rod先生のお言葉は効くよねえ。。。 >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが! >目ん玉こじ開けてちゃんと目通してこんかい!引き篭もりが!
274 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 22:26
>>272 その定義なら、「血液型性格占い」だって、血液型と性格のタイプの相関
関係という観察可能な事実から成り立つ「科学」だって言えそうだけど。
そうやって「血液型性格占い」について 今のところ得られている結論は 血液型と性格の間に有意な関係は認められないとの事だ。
276 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 23:43
>>275 だが、仮に調査の結果、両者の間に有意な相関が認められた場合でも、
その相関に対する説明としては、科学的なそれと非科学的なそれが
区別されるであろう。要するに、観察可能なデータに基づくということだけ
が科学を科学たらしめる要件ではないということだ。
俺が単なる修士の平凡な学生であることをお断りしてから。
>>273 自作自演か複数かよー分からんにゃが、そこでプッツンした理由はにゃ、
単に匿名でののしり言葉をエラソーに吐き逃げ、って態度が気に食わんかった
だけのことにゃ。もし、242しゃんが学生にゃらなおさらにゃ。
例えると、プロレスでもK-1でも何でもいいにゃが、リングの試合やってる相手に向けて
観客席からライフル向けたような風に見えるわけにゃ。
まあ、「ここは2chやからええやろゴラァ」という態度も分かるけどにゃ。
ちょっと話それてる雰囲気にゃので、もう一言言わせてもらうとにゃ。 私はたまに学生さんの覚悟のなさにイライラさせられるわけにゃ。 うじうじしてるのとプライドのない学生さんは正直、気に食わんのにゃ。 我々は専門家予備軍なわけにゃ?好きなことやって暮らしたければ、過酷な 競争を戦う義務があるわけにゃ。プロ野球選手やサッカー選手が好きなだけで 勤まらんのと同じ理屈にゃ。理論的枠組みも研究領域も何でもいいのにゃ、 とにかくプロ意識を持ってやってほしいわけにゃ。正直な話、就職にあぶれたから 来ただけだろ?とか言語学やってておもしろくない!とかいう態度が許せんわけにゃ。 その代わり、しっかり研究やってる人たちに対する敬意はあるつもりなんだけどにゃ。 何人かは同意してくれる人もいると思うけどにゃ。 ま、今日はここまでにゃ。雑談、失礼しますた。
279 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/26 23:54
>>277 だからさ、このスレを読んでいる人は、大学教授や「修士の平凡な学生」
のような立派な肩書きのある人たちばかりではないんだよ。
わかる?
>>279 せめて「修士の平凡な学生」くらいの肩書きはないと
ここの議論についてくるのはキビシイ気がするが…
スレにも初心者向けから上級者向けまでいろいろあるからな
>>276 統計的に検証可能な仮説をでなければ科学とはみなされない。
つまり仮説においてもまた観察可能なデータが基盤になる。
えーとつまり経験主義ってことだな 経験主義なんだろ
経験主義にそして実証主義
284 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 00:34
>>280 だが、このスレで議論の際に、「学生」とか「先生」とかの肩書きを
躊躇なしに持ち出してくるコテハンは、我の知る限りでは、K-Rod氏
だけなんだよね。
まあ、要するに、漏れは
>>252 に同感したということなんだ。
286 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 01:00
>>283 なら、生成文法だったら、例えば、「文Aの方が文Bより容認度が
高い」というような、統計的に検証可能な命題を基盤にしているから、
科学だ、ということになる。
とても科学とはいえないようなアホ論文が多いのは確かだが、言語学は
それでもやはり科学なのだよ。
ちなみに272の定義では数学は科学ではないということになる。 そのとおりである。 数学は「前提」や「公理」といった『お約束』の上にのみ成り立っている。 ある理論が『お約束』の上で矛盾しなければ、その理論は数学としては正しいのである。 どんな奇妙な理論であっても、『お約束』に矛盾しなければよいのである。 時には非ユークリッド幾何学のように、 「ユークリッド幾何学」という『お約束』をねじ曲げてしまった上に成り立っている理論体系すらある。 つまり数学は壮大なオカルトなのである。 心理学の分野で「精神分析」というものがある。 この理論を用いれば、全ての心理現象や人間の行動を矛盾無く説明できる。 しかしそれは「精神分析」の理論の上で矛盾が無い、というだけである。 つまり精神分析はオカルトである。 言語学も気をつけなければならない。 やもすれば『お約束』の上で矛盾しないだけのオカルトとなってしまう。 言語学は科学ではない。
288 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 01:06
>言語学も気をつけなければならない。 >やもすれば『お約束』の上で矛盾しないだけのオカルトとなってしまう。 確かにそういうことをやっちゃってる言語学者はいる。でも、だからと 言って、 >言語学は科学ではない。 ということにはならない。どの分野にもバカはいる、ということに過ぎない。
289 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 01:16
雑談になると急に七氏ROMが元気になるスレはここですか?
>>288 すまない、
(このままでは)言語学は科学ではない。(と言われても仕方が無い)
と言ったつもりだったんだ。
あら、伸びてる。 日付変わったので、カキコするけどにゃ、私が肩書き、というか立場表明 するのは議論を円滑にするという目的にゃ。 俺は生成を学部4年で始めたということもあって、ここにデビューした当時は もう情けないくらい知識もへったくれもなかったわけにゃ。 そんなおばかさんなのに、先生扱いされると困っちゃうわけにゃ。HN名乗る からには、自分の立場表明みたいなものがないとそもそも議論ができなくなるわけにゃ。 よーするに俺のここでの立場は道化、というかゴマメってやつにゃ。 ちょっとでも知識があれば、俺の意見なんざバカの戯言のように感じられると 思う(時々、「おっ!」という意見もあるかもにゃけどにゃ)。 掲示板なのでうざい意見は無視すればいいにゃ。心配せんでも修士号取ったら、 ここから消えるか、匿名化するかHN変えるかするしにゃ。それに修士取ったのに 「無知」で通すわけにもいかんしにゃ。 寝よっと♪
>>292 こたえんやっちゃな〜。まあ、そこが彼の魅力でも(腹立たしいとこでも)
あるのだが。。。
287=272、いいねー。こーゆー大人の発言待ってたよ。つーか、こーゆー虚無しゃん的ってゆーか、Adamasしゃん的ってゆーか、ハル的な発言みると、言語学もちったーまだマシかなと思うわ。
>>292 博士は行くことにしたの?
終始程度じゃ言語の専門家じゃないよ。
だから、甘えがあるのは仕方がない。
でも、博士いくと(候補生になると)
じかくもてってかんじかな。
それから、あれくらいのレスで落ち込むな!
>>287 ネタにマジレスしますが、、、
ユークリッド幾何学の「お約束」をねじまげて、っていうのは
どうかにゃー 「所詮科学なんてこんなもんよ」ってことなん
だろうけど、実際にはねじ曲げている、というのはユークリッド
幾何学のほうで、特定の曲率にのみ成立するという、より一般的な
理論の中にすっぽり収まってしまうようなものなんだよにゃ。
じっさい、現実に存在しない理念的な点にゃり線にゃりを仮定
しているわけなのに、わざわざ曲率0に「ねじ曲げている」の
にゃ。
さらに、ユークリッド幾何学にのって、そこで「単純」という
ことを基準に自然の数学化を行ったガリレオガリレイのことは
いうまでもないですにゃ。ほかの数学でもよかったのに、ですにゃ。
ま、科学はオカルト、というのに反対してるわけではないで、
そこんとこよろひこ。
>K−ROD そうだ、ハルをみならえ。 最初は総すかんされ、スレごとアボーンされても (最近見ないが)いまだに居直ってるぞw
>>296 >>287 はユークリッド幾何学を『お約束』(ねじ曲げていけないもの)として話をしているので、
>>287 の文脈では話は成立しているにゃ。
>K−ろっど
でもことばは慎まないといけないにゃ。中にはほんとうに「引きこもり」の人もいるかもしれんしにゃ。
どーもタイポ多くていかんにゃ
Constrained-Based → Constraint-Based >254
>>264 ではどうしてS&W(←Smith & Wessonではないにゃ)はあんな出鱈目を書いたのか、解説してくれるかにゃ?
意図的欺瞞でないにゃら単に無知にゃった、HPSGは自分で引用している論文ひとつもマトモに読めにゃいアフォが
やってます、ってことになりゃせんかにゃ?
チョムの「大きな害毒」とやらについてもじっくりお説拝聴したいにゃん。
入門書に平気であーゆー嘘を書くにゃんて、UGと深層構造の区別もつかんくせに(w)チョム批判ゴッコやらかした
田中K彦と同レベルにゃろ、実際の話がにゃ。
こいつらこそが大きな害毒を垂れ流しているのにゃ。軽蔑すべきは、チョムの言ってることを勝手に誤解しておいて、
とりあえずチョムをけなしておけばイケてると勘違いしてるこーゆーヴァカどもにゃ。
そっちは知らんぷりで、チョムという人物を「あっさり軽蔑」できる理由をとくと聞かせてもらおーかにゃ。
ほれどーぞ、にゃ。
妙に賑やかにゃが、みんな夜更かしなのか早起きなのか、どっちにゃんw 俺時間ではもう夜か、ってとこだけどにゃ、にゃはは。
たまには早寝するかにゃ、じゃにゃ〜(ドテ
>298 だあかあらあー ユークリッドの公理公準体系がそうだいな「ねじまげ」だってこと。 他にもユークリッドは無理数を発見した研究者を処刑した、という スキャンダルも言い伝えとして残されているし。ユークリッド学派 自体が歪曲のつみあげ、っつーわけよ。そこんとこよろひこ (adamasしゃん口調
>302 ついでに・・・ 「お約束」はヒルベルトの規約主義を念頭においてのことかにゃ? そうだとすれば、論理まで「お約束」ってことはないにゃ。287はその中では 話が通っているかもしれにゃいが、これこそ論理に頼ってのこと。 っつーか、287は単なる事実誤認というだけのことにゃ。 どーでもいいネタに拘泥してしまってスマソ。
304 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 12:53
>>299 >ではどうしてS&W(←Smith & Wessonではないにゃ)はあんな出鱈目を書いたのか、解説してくれるかにゃ?
>意図的欺瞞でないにゃら単に無知にゃった、HPSGは自分で引用している論文ひとつもマトモに読めにゃいアフォが
>やってます、ってことになりゃせんかにゃ?
S&Wの言葉は出鱈目とは言えないと思います。私が「サグとワソーはチョムスキーと
同じ意味でlexicalismという語を使おうとしていない」と言ってしまったのは確かに
誤りで、出鱈目と言われても仕方ないですが。
>チョムの「大きな害毒」とやらについてもじっくりお説拝聴したいにゃん。
...
>そっちは知らんぷりで、チョムという人物を「あっさり軽蔑」できる理由をとくと聞かせてもらおーかにゃ。
>ほれどーぞ、にゃ。
これは結局GB・MPをどう評価するという問題です。私はGB・MPは理論として全く
評価できないので、ギャズダー同様、
「The field has clearly been damaged by the presence of a charismatic
leader who has led it badly.
...
I see no reason to expect it to get better. There might be a temporary
improvement when death occurs. However, if the field is such that it
can be taken over by a charismatic leader and be led by him for over
forty years, then why shouldn't that happen again?」
という感想を持つわけです。
305 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/27 14:30
顔文字氏はチョムスキー(1970)の
>We can enter refuse in the lexicon as an item with certain fixed selectional and strict subcategorization
>features, which is FREE WITH RESPECT TO THE CATEGORIAL FEATURES [NOUN] AND [VERB].
>Fairly idiosyncratic morphological rules will determine the phonological form of refuse, destroy, etc., when
>these items APPEAR IN THE NOUN POSITION.
という一節を重視されてるようですが、この一節の直後の個所に付いている注で、
チョムスキーはこう言っています。
「It is immaterial for present purposes whether a lexical entry is
regarded as a Boolean function of specified features or is to be
replaced by a set of lexical entries, each of which consists of a
set of specified features.」
ですから、たとえ
「語彙主義とは第一義的に
>>170 >名詞にゃら動詞にゃらが「語」の形でlexiconに記載されていると考える立場」
であるとしても、サグとワソーが言うとおり、その源流はチョムスキー(1970)
にあると言って構わないのです。
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
_ _ ξ ←漏れ
(´ `ヽ、 __
⊂,_と( )⊃ (__()、;.o:。
゚*・:.。
>>304 >>305 チョムスキーは軽蔑してて、引用なんかはジョークでやってるんじゃなかとですか?
それと
>>304 は、「なぜ」全く評価できないのか具体的に頼むにゃ。
もうワケ・ワカラン♪
307 :
(´∀`) :04/01/28 00:19
まったくワケ・ワカ・ラン♪にゃ
>>304 >私が「サグとワソーはチョムスキーと同じ意味でlexicalismという語を使おうとしていない」と言って
>しまったのは確かに誤りで
にゃんか、誤解が誤解を生んどるようにゃが、大事なのはチョムのlexicalist hypothesisはHPSGでいうlexicalismを
支持するものでは全然にゃい、ということにゃ。
>私はGB・MPは理論として全く評価できないので
学問的な論争と人物評価は区別せんといかんのではないかにゃ。
自分と違う説を唱えただけでその相手を軽蔑するというのは研究者のとる態度ではないにゃ。
それがHPSG流にゃら、それこそ狂信的カルト集団にゃ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
308 :
(´∀`) :04/01/28 00:20
>The field has clearly been damaged by the presence of a charismatic leader who has led it badly カリスマ扱いされているとしてもそれは本人のせいではにゃく、周りの人間のせいにゃ。 チョムへの盲信を批判することとチョム自身を批判することをゴッチャにしてしまうというのもいつものことだにゃ。 ま、 >There might be a temporary improvement when death occurs. Gazdarがどうしようもないクズ野郎だということだけはよく分かったけどにゃ。 研究者としての能力とはちゃんと分けた上で、俺はこいつを人間として徹底的に軽蔑することにするにゃ。
309 :
(´∀`) :04/01/28 00:20
では
>>305 の言い分を検証してみようかにゃ(こればっかだにゃ、やれやれ
まずその脚注がどういう文脈で出てくるかを正確にしておきたいにゃ。
>この一節の直後の個所に付いている注
ではないことをあらかじめ指摘しておくにゃが……
310 :
(´∀`) :04/01/28 00:21
Let us propose, then, as a tentative hypothesis, that a great many items appear in the lexicon with fixed selectional and strict subcategorization features, but with a choice as to the features associated with the lexical categories noun, verb, adjective. The lexical entry may specify that semantic features are in part dependent on the choice of one or another of these categorial features. This is, of course, the typical situation within the lexicon; in general, lexical entries involve certain Boolean conditions on features, expressing conditional dependencies of various sorts.11 とあり、そのfn.11が It is immaterial for present purposes whether a lexical entry is regarded as a Boolean function of specified features or is to be replaced by a set of lexical entries, each of which consists of a set of specified features. It is unclear whether these approaches to problems of range of meaning and range of function are terminological variants, or are empirically distinguishable. となっているにゃ。
311 :
(´∀`) :04/01/28 00:21
繰り返しにゃが、本文は 「選択素性や厳密下位範疇化素性のみ指定されており、範疇素性は未指定である、意味素性の一部は範疇素性に よって決まる、語彙記載が素性のブール関数を含む」 という可能性を示し、これを受けてfn.11は 「素性についてブール関数を用いるのか、用いずに個別に指定するかは当面問題ではない。意味・機能への これらのアプローチが言葉遣いの違いにすぎないのか、経験的に異なるのかは不明である。」 と述べているにゃ。 つまりにゃ、fn.11でその指定方法を問題にしているのは本文中でいう選択素性や厳密下位範疇化素性であることになる にゃろ。
312 :
(´∀`) :04/01/28 00:22
実際、同注は引き続き、たとえば book という名詞の具体的vs抽象的な意味の曖昧性をどう扱うかは、 this book, which weighs five pounds, was written in a hurry のように両者の違いを区別しない表現次第である(つまり、可能であればこういった意味素性をあからじめ個別に 指定し別個のlexical entryをたてておくわけにはいかず、ブール関数的に 具体 or 抽象 の指定を持つlexical entryが 一つだけあることになる、の意)から、上記2つのアプローチは実際、経験的に異なることになるだろう、と述べている にゃん。
313 :
(´∀`) :04/01/28 00:42
さらに
>>305 の引用部分も補っておくにゃ。
>We can enter refuse in the lexicon as an item with certain fixed selectional and strict subcategorization
>features, which is FREE WITH RESPECT TO THE CATEGORIAL FEATURES [NOUN] AND [VERB].
>Fairly idiosyncratic morphological rules will determine the phonological form of refuse, destroy, etc., when
>these items APPEAR IN THE NOUN POSITION.
の続きだけどにゃ
The fact that refuse takes a noun phrase complement or a reduced sentential complement and destroy only a
noun phrase complement, either as a noun or as a verb, is expressed by the feature structure of the "neutral"
lexical entry, as are selectional properties.
この"neutral" lexical entry ってのがルートに該当するにゃ。
名詞や動詞はこれが個々の句構造内で実現されたものなわけにゃ。
314 :
(´∀`) :04/01/28 00:46
ま、変形一辺倒からの脱却を目指すって点では、チョムのlexicalist hypothesisとHPSG的lexicalismは 似てるわけで、その点を好意的に解釈すればS&Wの上の言い方も ♪ワケ・ワカ・ラン・ワケ・デモ・ナイ・ト・イエ・ナク・モ・ナイ・ケド(以下略 にゃが、lexical entryがどういうものであるのか、については全然違う見方をしてるのにゃん。
315 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/28 05:42
>>310 categorial featuresというのは、+Nとか-Vとかいった素性のことを
指すわけですから、
>The lexical entry may specify that semantic features are in part dependent on the choice of one or another of
>these categorial features.
というのは、例えば「ルートrefuse」なら「ルートrefuse」というlexical
entry内の意味指定の部分に、「名詞として使われる場合はAという意味、
動詞として使われる場合はBという意味」というようなことが書いてある、
という意味です。こう述べた後で問題の注が出てくるのですから、この注は、
「ルートrefuse」の場合に即して言えば「名詞としてのentryと動詞と
してのentryを別々のentryにするか、boolean functionを用いて一つの
entryにするかは、immaterial for present purposesだ」と言ってる
ことになります。
Talmyの言っているような、Lexicalization Pattern だとかVerb-framed/Satellite-framedとか言うような言語間の違いもDMで説明できるのだろうか? と言ってみるテスト。
だからよー、何でもかんでもDMで説明しようなんて思うのがガキなんだよ。 DMで説明できるのは名詞化変形とかそんなもんだけなんだよ。 節操というものがねーんだよ、反語彙主義者にわよー。 と一度adamamos風に言って見たかったテスト。
318 :
Adamas :04/01/28 10:40
うっす。わしだ。Adamasだ。皆の衆、元気にしとったか?
わしはずっと原稿用紙に向かってドトーだ。今もドトーで先が見えずチカレタビー状態だ。
で、久しぶりに2ちゃん見たら、おやまぁ、欠席裁判かい。
ま、ええけどな。でも、なんだな、まだ語彙主義vs.反語彙主義の話続いてるのか。
実は、わしはどっちでもよかったのよ。話の成り行き上、語彙主義になっちゃったけどな。
って言うか、DMとかあんまり興味ないんだよな、わし。
もっと言うとな、虚無しゃんの話(cf.
>>247 )とリンクすると思うけど、
言語の処理の話とか考えると、語彙主義も反語彙主義もないと思うわ。
よー分からんけど。
(つづく)
319 :
Adamas :04/01/28 10:41
でだ、実はわしが今一番関心があるのは、言語知識と言語処理の「緊張関係」なのよ。 正直なところ、記述的妥当性と説明的妥当性の緊張関係なんかどうでもええのよ、わしには。 もっと言うとな、次の(1a)と( 1b)と( 2a)と(2 b)のダイナミックな関係にわしは一番興味あるのよ。 (1)言語知識の問題 a. 記述的妥当性 b. 説明的妥当性 (2)言語処理の問題 a. 言語理解のメカニズム b. 言語産出のメカニズム もうちょいと言うとな、一番の関心は(2b)なのよ。 ま、(2b)の問題は、もろmindの問題で(自由)意志とかの問題が絡んでくるんだけどな。 とにかく、わしは、(1a)と( 1b)と( 2a)と(2 b)の4つがうまく折り合える、 そういった文法モデルを今考えているのよ。 そう言った意味では、語彙主義とか反語彙主義とかそういった 知識オンリーの問題はどうでもええのよ。 また時間できたら顔出すわ。ほいじゃまったピョ〜ン、盲目の蓼食う虫の皆しゃん。 ばっはっはぁ〜い♪ おまけ:顔文字しゃん、メールあんがとさん。今度は紳士的にやろうにゃw (おわり)
おかえりなさい、Adamasさん。
まー論文かいてるほうが生産的だわな
322 :
Adamas :04/01/28 11:14
323 :
(´∀`) :04/01/28 11:55
性懲りもなくまた出てきたにゃ、(・∀・)ニヤニヤ
次回はどう「ちょいと関係する」すると思ってるのか説明してもらおーにゃん(無理せずマターリでいいにゃ
確か酒井氏も新書の中で(意味は違うが)語彙主義を批判してた罠ゃ。
>英語の成績(動詞の過去形のテスト)の向上に比例して、左脳の前頭前野(ブローカ野)に活動の増加が見られ
ブローカ領は統語中枢で、動詞の屈折にsyntaxが関与する、ってのはカビの生えたような古い見方にゃん。
しかしその前に、今の脳科学は理論の後追い、ヘタすりゃ観測データを理論にこじつけて解釈与えてるだけ、
ってのを忘れんよーににゃ。(この点ではMarantzの楽天主義はいかがなものか、ってわけにゃ)
にゃから(今の)脳科学レベルでの語彙主義・反語彙主義の議論はナンセンスだと俺は思ってるのにゃ。
ちと古いにゃがこっちもついで見とくにゃ
http://www.jst.go.jp/pr/report/report256/
Adamasしゃん、おかえりなのにゃ。マターリといきませうのにゃ。
Adamasしゃん、おかえりナサイ。ワタクシは今日、体調不良で ひきこもってるのデスが、Adamasしゃんの帰国は今日のハイライト デス。なんか、wasismに磨きがかかってマスネ。
326 :
Adamas :04/01/28 13:13
>性懲りもなくまた出てきたにゃ、(・∀・)ニヤニヤ
をいをい、またそれかい。人呼んどいてこれかい。
またシャバにもどるよ、こっちも暇じゃないんだから。
>次回はどう「ちょいと関係する」すると思ってるのか説明してもらおーにゃん
>(無理せずマターリでいいにゃ
ただ単に形態的な現象が絡んでるから、それで「ちょいと関係する」と言っただけ。
でも、なんだな、日本語の活用と英語の屈折が脳の同じところで反応するっていうのは、
単に動詞に反応してるだけのような気がするがな。
>しかしその前に、今の脳科学は理論の後追い、ヘタすりゃ観測データを理論にこじつけて
>解釈与えてるだけ、ってのを忘れんよーににゃ。
いや、忘れとらんよ。心配せんでええわ。
わしもこの辺りは評価はいっしょで、脳科学にはあまり期待してないわ。
ちょいとまた自分の世界に閉じこもるから、あと一言だけな。
言語知識と言語処理は、卵と鶏の関係にあると思うが、どっちにせよ、
文法理論というものは、そのどちらもバランス良くカバーすべきだと思うのよ、わしは。
って言うか、「言語知識って何よ?」って言うのが素朴な疑問としてあるのよ、わしには。
>>324 K-Rodしゃん、ただいま〜!
>>325 こさかなしゃん、ただいま〜!
wasism分かる?ちょっと入ってるかな。
でも、小*よ*の*もかなりの理想主義者だから、あんまりスカンでつ。
Adamasしゃん、レスありがとーデス。 wasismは単に口調のことだけなので、気にしないで、デス。 でも、よ*り*せんせのかいてるものを読むと、同時代の出来事のとらえかたとか、 歴史とかってナンダロ、って思いマス。 ワタクシも彼の理想主義は鼻につくけど。ついでに、今思いついた ことデスが、生成意味論をめぐってのことにも思いが及びマス。 甚だしくスレ違いになってしまいますが、以前、日本人女性は 女性であるが故に植民地朝鮮への戦争責任から逃れ、これによって ひとり当時の問題をフェアに語れる、と言ったフェミニストとぶつかった ことがありマス。そんな都合のいい話をよくもでっちあげられる ものダネ、と思いマシタが、それでも衝いている真理があって、 返り血をさけようと思ったら何でも言える、ということデス。 このことを考えると、自分は政治的にも、学問的にもニッチに 逃げ込んでるナ、と思うノデス。 …とシリアスになってみるテスト。
328 :
Adamas :04/01/28 14:41
こさかなしゃん、レスさんきゅうでつ。 *し*ん氏は、マジすごいですよ。 わしも、彼の筋金入りのポリシーには脱帽でつ。 さすがに私もあそこまでいきません。 わしは、彼の一連の書き物から、いわゆるホイッグ的歴史観というものを学びました。 今の価値観で昔を評価しても意味がないと。 よ*の*氏の理想主義についてはまた別の機会に語っちゃおうかな。 たしか、*し*ん氏はサイードはもちろんのことチョムスキーの評価もかなり高かったような。 あと、なんですね、小*氏はいわゆる漫画家だけど、思想家としてはプロ中のプロです。 我々の言語学の世界にも、よ*り*のような人が現れてくれたらいいなと思いまつ。 ま、ようするに、ソーカル事件を起こして欲しいなと。 スタンス的には虚無先生がソーカルに一番近いかなと(笑 フェミニストに関してもいろいろしゃべりたいけど、また今度ということで。 ...と私もシリアスになってみました。 さってと、本職、本職。
Adamasしゃん、お忙しいところレスありがとデス。 ソーカル事件、起こってほしいデスネ。 っつーか、記述量が増えなかったら言語学と呼びたくない、 というボーゲンをはいてみたりして。もっというと、別に言語学が 科学でもそうでなくてもいい気もスル。つーか今日はアナーキスト。 生成論は健全な科学だ(と信じたい)、しかしそれをやってる 人にIPAやFOL記号もちゃんと読めない、書けない人がいると、批判に対して 自分が所属するパラダイムの守りに入ってるようにしか見えない。 フェミニズム、といえば、それ関連(もどき)の学会で発言中に、 「あいつの発言、やめさせろ」と言われてしまったことがありマス。
330 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/28 16:09
>>323 >確か酒井氏も新書の中で(意味は違うが)語彙主義を批判してた罠ゃ。
酒井先生、「lexicalism」というのは生成文法以前の「古典言語学」の
考え方だと勘違いしてるんですよね。もっと言語学のことを知ってる人なの
かと思ってんですが。
331 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/28 19:06
ドトーが復活してる−−−−キタ−−−−−− バンザイあげ
キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!! キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!! キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!! キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!! キタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!!
あ、Adamasしゃんだ! ラビュっすよー! 一応、ファイトクラブは解散しない?
で、改め、「木更津キャットファイト同好会」を結成しない?まあ、どーでもいいけど(笑)
>>319 の問題、正直アタクシも興味津々でありマス。でも知識オンリーの問題も重要だとは
思っていマス。知識オンリー、処理オンリーそれぞれで出てきた知見がどのように折り合いが
つくのかが悩ましいところでアリマス。
チョット補足いたしマスデス。 60年代、知識系言語理論と処理系言語理論のケコーンがありました。Derivational thory of complexityデス。 でもアレは処理系の誤解・幻想ということであえなくリコーン。その後、別居状態デス。 LFGしゃんやHPSGしゃんが擦り寄ってニア同棲になってマスが、そこんとこ処理系しゃんは ホントのヨロコビを得てるのデショか。処理嬢は昔の格文法しゃんにもまだ未練がありそうデス。 男一匹、理論があってのアルゴリズムだ!実装だ!なーんてのはもうそろそろやめて もうちょっと処理嬢が接しやすいカタチを取るべきじゃないかと。ほら、アルゴリズムに 乗りやすいでしょ?と甘言を吐くような態度を取れとは言わないケド、計算とか言って ジワジワ迫るより、もちょっと直接的に迫るのが素直じゃないカナッテ、思うのデス。アハハ。
thory → theory デス。こさかなしゃん、語尾だけ変えても「のだめ」口調ダメみたいっす。
また、やらかしたようデス。たびたびスイマセン。タバコ、職場で禁止になったけど
スイマス、スイマセン。
>>334 の「計算とか言って」のところは「計算の複雑性とか言って」の
間違いデス。大きな違いでアリマシタ。
337 :
(´∀`) :04/01/29 00:37
キャットファイトだかにゃんこふぁいとだか知らんにゃが、束になってかかってきなしゃい、ってとこにゃ、にゃはは。 とりあえず広島死闘編は幕ってことで、今度は実録外伝・大阪電撃作戦でどーにゃw
338 :
(´∀`) :04/01/29 00:37
>>315 >例えば「ルートrefuse」なら「ルートrefuse」というlexical entry内の意味指定の部分に、「名詞として使われる場合は
>Aという意味、動詞として使われる場合はBという意味」というようなことが書いてある、という意味です。
ここまではまったく正しいにゃ。にゃが、
>「ルートrefuse」の場合に即して言えば「名詞としてのentryと動詞としてのentryを別々のentryにするか、boolean
>functionを用いて一つのentryにするかは、immaterial for present purposesだ」と言ってることになります。
にゃるほどそういう読み方もあるか! ってとこにゃが、それは間違った読み方だと思うにゃ。そうではなくてにゃ、
例えばルートXが名詞として具現する場合には意味A、動詞として具現する場合には意味B、ということがあったと
すると「X with A」と「X with B」の二つにするのか、「X with either A or B」の一つにするのか、って話しにゃん。
さらにいうと、名詞だろうが動詞だろうが同じ特徴、たとえば厳密下位範疇化素性+Fを持っているにゃら、
「N +F」「V +F」とせずに「X +F」ですむ、って話しにゃん。
現に引用のすぐ下に、eager to please / eagerness to pleaseとeasy to please/*easiness to pleaseの対比が
出てきてるにゃろ。
339 :
(´∀`) :04/01/29 00:38
本文中では範疇素性については中立である(つまり[+/-V][+/-N]によってブール関数的に与えておく→これが 範疇横断的なXバー理論を基底部門に装備することと連動するのは言うまでもにゃい)と言ってるのに、 脚注ではそれはimmaterialだと言ってるのだとすると、そもそもそれは脚注ですますようなことではないにゃん! ってことにならないかにゃ? も一つ注意してホスイのが「(these approaches to) problems of range of meaning and range of function」 って表現でにゃ、俺の解釈ではこれは本文中の selectional and strict subcategorization features に対応してるわけにゃが、315しゃんのだとcategorial featuresということになるにゃ。 それで意味とおってるにゃ? さらに基本的なことにゃが、この論文は名詞化のすべてが変形によるのではにゃい(逆に言えば変形によるものも ある)ということを述べているのであって、変形一切なしのHPSGの立場との相違は初めから明白なのにゃん。
340 :
(´∀`) :04/01/29 00:39
341 :
(´∀`) :04/01/29 00:41
>>330 そうなのにゃ。
ハッキシ言って、あんまし生成知らにゃい他分野の専門家に安易に生成を支持されると、かえって対立陣営に
つっこまれやすくなってありがた迷惑なとこあるにゃん。
藻前ら分かってもないのに生成だ反生成だ言ってんじゃにゃい! ってかにゃ、にゃははは。
>>340 ありがとうございます。読んでみます。
ちゃんと、認知?(Talmyは認知の本流からは外れているような気がするけど、ラネカーやレイコフよりは個人的に好き。英語は読みづらいけど)のほうにも目を向けている研究があるのでホッとした。
>>337 束も何も、喧嘩うっとるんか、こら! と、荒れてみるテスト(笑)
ていうか、テスト厨が多すぎ。ちと、ヒストリカルに振り返ってみようと思うわけだが、
Remarksが出た後、それを受けてのマジな論文はというと、Jackendoff(1975)辺りじゃなかったのか?
Redundancy Ruleの論文だ。でもって、ちろっと見返してみると、Jackendoffは、ずるがしこくも、
C('70)でのNeutral entryのを、明示化してないという理由で、見事にすりかえたのじゃ。
だが、そこらへんは、Jの責任なのかなと疑問に思うのだよ。J自身、Cが明示化してないというのを
理由に挙げてたしな。でもって、Jの当該論文、あるいは同時期の語形成関係のAronoffやその他
の研究を受けての80年代、「形態論の時代」だ。日本で開かれた国際言語学会で今は亡き
フロムキンのばあちゃんが高らかに宣言してたのを思い出すよ。語彙に関心を持ってた当時の
パイオニアたちは萌えたんじゃないのかな。でもっての、セルカークだしストラウスだしアレン
だしウイリアムズだし、並木・大石だし、影山じゃ?そこらへんの歴史を踏まえずにいきなりの
「欺瞞」は、チト、がてんがいかねえなー、デス。
344 :
(´∀`) :04/01/29 01:21
So Death Car? w
>>343 の最後に「と書いてみる、テスト」と書くのを忘れてたデス。
あ、
>>344 , 345しゃんが間に挟まったが、性懲りもなく続けると、Stowellが博士論文の
冒頭でまとめているようにRemarksのinnovationの一つにneutral lexical entryというのが
あったわけで、それは、見事に無視されつづけていたのは事実と思うのだデス。そこをどうして
突き詰めなかったかと、今から考えると、そこは実に辛い(笑)。そのような例は誰でも山ほど
あると思う。自分でシステムを作る気力・迫力がないと、結局、その時の有名論文に押し流される
というのはあると思う。
ともかく、わけーもんに期待だ。おめーはどーなんだよ?と訊くのは反則ね(笑)
348 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/29 02:06
学に堕ちてるなあ・・
>>348 ああ、言いたいことはなんとなく分るよ。だが、意図がはっきりしねえな。20行くらい使って意図を説明してくれろ。
祝!「木更津キャットファイト同好会」結成 さらなる発展を祈る ***一同
351 :
kakarityan :04/01/29 08:09
test
352 :
かかりちゃん :04/01/29 08:13
あれ、書き込めるにょろ。びっくり。クシ規制どうなっちゃったんだにょろ? 久しぶりに書くから語尾にニョロをつけるのも大変だにょろ。 語彙主義とか、何か言いたいな、と思っていたニョロけど、 いざ書き込み可能になると何をいっていいか解らないニョロ。 要はcomponentのバランスの問題ニョロね。 すいませんが眠いからもう寝ますにょろ。これからも 書き込めるといいにょろ。しばらく現れなかったら、 また規制にひっかっかっているってことですにょろ。
かかりしゃん、お帰りなさい。
354 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/29 09:52
1
生成文法っていけてるの?いかれてるの?
356 :
(´∀`) :04/01/29 10:22
お、かかりしゃんにゃ! おっ久〜
かかり vs Adamasってのも楽しみにょろ〜♪
逃走派しゃん、ちょっと調べてみたにゃが
1971年出版の「新言語学辞典」(安井編)ではlexicalist hypothesisの項目に、ほぼChomsky 1970の
主張どおりのことが書いてあって
>動詞と名詞の区別は、語彙目録の内部では取り除かれ、両者に共通な refuse(イタ)という形で記載される
と正しく解説してあるのに対し、
1992年出版の「チョムスキー理論辞典」(原口・中村編)では
>派生名詞形は変形規則によるのではなく、語彙部門で直接生成される
と、misleadingな記述になってるにゃ。
この20年ほどの間に何が起きたのか、
>>343 の時代背景と重ねてみると興味深いかもにゃー。
ま、俺も偉そうなことが言えた義理ではにゃく、長いこと語彙論者仮説を間違って理解していたし 学生しゃんにもウソしゃべってきたわけにゃ。 (´Д`;)ヾ ゴメイワクオカケシマスタ スイマセンスイマセン ∨) (( (;´Д`) ホカノミナサマモスミマセンスミマセン ( 八) 〉 〉 ヾ (´Д`;)、 ホントウニモウシワケアリマセン ノノZ乙 今からでも遅くないにゃ! 若いみんなは正しい生成文法史を語り継いでいってホスイのにゃあ〜
品詞の話が話題に上っているので、お伺いしたいのですが… 生成文法では、クロフトが提案しているような、 semantic classとpropositonal act(pragmatic function)から 類型論的な品詞のプロトタイプを規定するとかいうのは、 まったく無視されているんでしょうか? かなりうまく説明できていると思うし、 言語間の違いもきれいに説明できていると思うんですが…
√refuseみたいのが範疇未指定であったとしても、どうして、動詞の時には無標な形で、名詞の時にはrefusalという有標な形になるのか…というようなことも、Croftはきれいに説明していると思う。
360 :
Adamas :04/01/29 11:15
うっす。わしだ。気分転換にちょいとカキコすっかな。
まぁ、わしは、死に体枠組みであーだこーだ言いたかねぇから、
ちょいと根本的なところからエロエロ考えてみようかな。
おう、その前に、逃走派しゃん(
>>333 )、こちらこそラビュ〜っす!
久しぶりぶりぃ〜っす。「木更津キャットファイト同好会」の結成OKっすよ。
でも、なんで「木更津」かよう分からんけどw
>>319 の問題に興味持ってもらったから、そのことについて書きたいけど、
その前に、まず、自分のカキコ(
>>326 )に自己レスするわ。
それから
>>319 の問題について思うところを書かせてもらうわ。あらためて、
>って言うか、「言語知識って何よ?」って言うのが素朴な疑問としてあるのよ、わしには。
この問題、よ〜く考えると深いぞ。
まぁ、なんだな、わしはちょいと特殊なところでお仕事してるから、
どうしてもこの問題は付いてまわるのよ。そして、自分の中で何とかして解決したいのよ。
学生に生成文法を教えるじゃない。ある程度学生が生成文法の枠組みが分かってくると、
必ずわしに聞いてくる質問があるんだな。それが、
「センセイ!それって本当に脳の中で起きているんですか?」ってやつ。
それに対してわしは、「いや、よく分からんが、たぶん起こってない。98%起こってない」
と言うわ。つまり、学生は、生成文法を言語処理のモデルと思ってるからこんな質問するわけだ。
で、学生は、さらに質問するわ。「ふんじゃ、生成文法って何なんですか?」とな。
で、わしは答えるは、「言語知識のモデルだよ」とな。で、学生はポカ〜ンとするわけだ。
学生にしてみれば、実際に脳で起こっていないと思われるモデルって何なの?ってわけだ。
(つづく)
361 :
Adamas :04/01/29 11:16
よくチョムスキーは、「言語」という概念は抽象的で定義不可能なものだが、
「文法」は確実性の高いもので定義可能であると言うわな。そりゃよく分かるわ。
わしもそれに異論はないわ。文法があるから、わしらはしゃべれたり聞けたりするんだからな。
で、その場合の「文法」とは何かと言うと、言語知識のことだ。
で、この言語知識とは何かというと、処理とは無関係に存在している可能性があるわけだ。
そんな知識って何なの?と思っちゃうわけだ。
言語処理をするのに必要なのが言語知識なの?
言語処理で処理の対象となっているのが言語知識なの?
一体全体、言語処理で処理してるのは何なの?
それより、何より、言語知識って何なの?
って問題がうじゃうじゃ出てくるわけだ。こんなところから
>>319 の問題へとつながるわけだ。
ちょいと書き殴りのカキコになったけど、この続きはまた今度な。(つづく)
362 :
Adamas :04/01/29 11:16
をい!そこの若ぇーの!脳死状態のチューブだらけの枠組みで
大人のオモチャいじくり回してハァハァ言ってんじゃねぇー。
心臓しか動いていねぇんだぞ。そんなの相手にしてねぇで、若いのは子供つくれ!
老人の世話はもの好きなオヤジに任せとけ!
若ぇーのは、若くて可愛いネエちゃんたぶらかして元気な子供でもつくっとれ!
ま、ようするに、逃走派しゃん(
>>347 )も言ってるように、
>自分でシステムを作る気力・迫力がないと、結局、その時の有名論文に押し流される
>というのはある
とわしも思うわ。「政治力」とかネイム・バリューとかあると思うわ。
で、今こそ、有名論文・有名人に流されないだけのシステムを作る時だと思うのよ、わしは。
そのためには、気力と迫力、それとドトー力(どとーりょく)が必要だな。
>ともかく、わけーもんに期待だ。
ってことだな。
ニッポンジンならやってみろ!アメリカ野郎に大和魂見せてやれ、そこの若ぇーの!
ってこった。
注意: 上で脳死問題をネタに生成文法批判したけど、
脳死問題を軽く見ているわけじゃないから、
そこんとこ誤解なきよう、よろひこおねげぇごじゃりまする。
脳死問題は、臓器移植と絡んで、わしもエロエロ思うところがあるけど、
また何かの機会に語っちゃおうかな。
こういう雑談風のやつはハルちゃんのスレでやった方がええのかな。(つづく)
363 :
Adamas :04/01/29 11:17
おまけ:
>>334 >LFGしゃんやHPSGしゃんが擦り寄ってニア同棲になってマスが、そこんとこ処理系しゃんは
>ホントのヨロコビを得てるのデショか。
つい最近、うちんところでPh.D.の審査があって、わしもその論文読ませてもらったり、
いろいろコメントとかさせてもらったのね。
その人は企業の人で、LFGを計算機に実装させて、
翻訳ソフトやらなんやらをいろいろつくっているのね。ま、ようするにプログラマーってこと。
もうプログラムは既に商品化もされたりしてて、実行例を見る限りなかなかのもんだったなぁ。
いや、まじで、人工知能というか計算機知能というか数理言語学知能というのを感じたよ。
ま、本人も企業も「ホントのヨロコビを得てる」みたいだったよ。
ま、なんだな、プレゼン聞いてて一番喜んでたのはわしだったかなw (つづく)
364 :
Adamas :04/01/29 11:18
>>329 うっす、こさかなしゃん、レスありがとうござりまする。
わしらの世界でも、ソーカル事件起きて欲しいっす。起きたら起きたで怖いですが。
カリスマうんぬんの批判が、上の方でHPSG派の方からありましたが、
そういったものを含めていろいろ検証してほしいですな。
ま、ようするに、今はやりの<外部評価>ってやつですかね。
で、そういうことができるのは、いわゆるサイエンスライターだと思うのですね、わしは。
いろんなことに精通しているサイエンスライター。
生成文法ぐらい、いろんなところに顔をつっこんでいるのは、
やっぱサイエンスライターしか<健康診断・精神鑑定>ができないと思うんですね、わしは。
悲しいことに、日本にはそういうサイエンスライターっていないんですよね。
立*隆はちょいとアレ(みたい)だし。(つづく)
365 :
Adamas :04/01/29 11:19
あと、
>っつーか、記述量が増えなかったら言語学と呼びたくない、
>というボーゲンをはいてみたりして。
って、ぜんぜんボーゲンじゃないっすよぉ〜。
わしも言語学とはそもそもそういうもんだと思ってまつ。それと、
>「あいつの発言、やめさせろ」
のところ、こさかなしゃん、意外とやりますね。
それより、どんな発言をしたのか、そっちの方に興味がありますが(笑
>>356 >かかり vs Adamasってのも楽しみにょろ〜♪
をいをい、頼むからわしにあまりケンカさせんでくれw
わしは脳天気な平和ボケ主義者じゃないが、
無用な戦争を自分からしかける人間ではないぞ、誰かと違ってなw
しばらくお仕事のため引き籠もりまつ。
(「引き籠もり」って2ちゃんでは禁句だったっけ?)。
やっぱしドトーしちまった・・・ダミだこりゃ(いかりや長介風 (おわり)
366 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/29 11:28
>>338 >>「ルートrefuse」の場合に即して言えば「名詞としてのentryと動詞としてのentryを別々のentryにするか、boolean
>>functionを用いて一つのentryにするかは、immaterial for present purposesだ」と言ってることになります。
>
>にゃるほどそういう読み方もあるか! ってとこにゃが、それは間違った読み方だと思うにゃ。そうではなくてにゃ、
>例えばルートXが名詞として具現する場合には意味A、動詞として具現する場合には意味B、ということがあったと
>すると「X with A」と「X with B」の二つにするのか、「X with either A or B」の一つにするのか、って話しにゃん。
「X with A」と「X with B」の二つにしてしまったら、名詞として具現する場合も動詞として
具現する場合も、意味A・意味Bの両方が可能であることになってしまうじゃないですか。
ここは、私が上で言っているような解釈しかありえないと思います。
>>339 に書いてあることを考えに入れてもです。
ところで、ずいぶん前に、HPSGはlexical rule使いまくりだとかいう批判をされてたように
思いますが、HPSGの内部でも、lexical ruleを使うべきか、lexical underspecification
を使うべきかという議論は折に触れて出てきます。このあたりの問題の扱いに関する限り、
HPSGとMPの違いはあまり大きくないと思ってます。
名詞化管見かぁ。懐かしい話やのう。あれを初めて読んだ時、 脚注にKajitaとHasegawaの名が挙げられているのを見て喜んだ ワシはアホでっか?嗚呼、日本人。
>>359 >動詞の時には無標な形で、名詞の時にはrefusalという有標な形になるのか…
red > redden
tight > tighten
とかは動詞が有標ですが、Croft理論ではこれはどうなるの?
形容詞<-->動詞の場合は名詞<-->動詞の場合と違うのかな?
>>368 クロフトによると類型論的な品詞のプロトタイプは次のようにsemantic class とpragmatic functionから規定できるといっている。
a. noun = regference to an object
b. adjective = modification by a property
c. verb = predication of an action
で、a-cのようなプロトタイプのところには無標な形が現れ、
プロトタイプから外れると有標な形が出てくる。
redの場合、もちろんsemantic classはpropertyで、
modificationの時は無標な形で現れる。 ( 例 a red hat)
predicationとして使われるときは有標な形で現れる。
She reddened with anger (-enの分、有標)
refuseの例だと、semantic classはactionで、
predicationとして使われるときは無標な形で出てくるけど、
referenceとして使われるときは有標な形で現れる。
うまく説明できたかどうかわからないけど、
クロフトの類型論の本とか読むと表があってわかりやすい。
Croftの統語カテゴリーって昔に戻って意味的なんよね。 確か、Persons(1990)も煮たような立場だったような。 >a. noun = regference to an object ま、これなんて、あっという間に反例が出てくるわけだけど、 それを承知で意味的な立場なんだよな、確か。 確か、ばっかやな、わし。
>>370 意味的なものと語用論的な機能の両方から規定してるわけで、
意味だけから規定してるわけではないぜよ。
>語用論的な機能 一例挙げるとするとどんな感じの議論なの? HornがLexical pragmaticsなんてのを某学会でトークしてたなぁ、 そういえば。
>>372 ってか、生成やってる奴らだって、クロフトの類型論の本ぐらい読めよ!
adamasセンセの
>>361 にある問題(・∀・)イイ!
僕も言語知識と言語処理の関係知りたかったところです
横スレ スマソです
375 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/29 17:49
croftの話を出した人はbakerの本は読んだんですか?
376 :
かかりちゃん :04/01/29 18:53
おっし、何についてadamasさんと喧嘩すればいいにょろか? とりあえず、職場から書き込めるかテストにょろ。
377 :
かかりちゃん :04/01/29 18:54
あ、書けた。croftのcambridgeの赤本なら読んだことあるニョロケド、 専門じゃないものは頭に残らないニョロ。
てすと
ガ━━(゚Д゚;)━━ン! いつのまにか、ウチのLANからも書き込めるようになってるにゃ! 最近専用ブラウザ買ったばっかしの俺の立場は……(つд`)・゜・
別にムリにケンカしてもらわんでもいいにょろよ、かかりしゃん 最近どお? そちらの生活ぶりなど、近況知らせて欲しいにゃん ……って、ここに書けるわけない罠ゃw
381 :
(´∀`) :04/01/29 19:40
>>369 それだけ読むと循環論になってないかにゃ?
>redの場合、もちろんsemantic classはpropertyで
それは形容詞redを先に見ているからにゃろ? √REDのsemantic classはどうして分かるにゃ?
従ってある意味、
>√refuseみたいのが範疇未指定であったとしても、どうして、動詞の時には無標な形で
>>359 という問い方自体が論点先取りになってるにゃん。
382 :
(´∀`) :04/01/29 19:42
TalmyとかCroftとか、いろいろハナシの幅がでてきてたいへん結構にゃが。。。 類型論的なハナシにゃら、名詞にゃら動詞にゃらの語彙範疇がないところからまず始めないといけないのにゃ。 これはずーっと以前に一度出てきたはずにゃが、当時上智の院生にゃった谷とゆー人が「英語青年」で、 ある語彙範疇が欠落している言語とか、名詞・動詞の区別を持たない言語の存在を指摘し、語彙範疇とゆーか 品詞論が普遍文法に属するものではないことを論じているにゃ。 個別の語彙範疇として具現する以前の原型のようなものがあり、それが各個別言語ではどのような範疇として 具現するのかしないのか、なぜそうなのか、といったいわばKajita流DT的な見方をしなければならないって ハナシにゃ。 今西典子しゃんも岩波の本のどっかで引用してたけどにゃ。 で、そういったDT的見方にドンピシャなのがDMのルートだということなのにゃ。
383 :
(´∀`) :04/01/29 19:43
>>366 にゃんか文献解釈に終始してるから、これはそろそろ切り上げて先へハナシを進めたいとこにゃが。。。
>「X with A」と「X with B」の二つにしてしまったら、名詞として具現する場合も動詞として
>具現する場合も、意味A・意味Bの両方が可能であることになってしまうじゃないですか。
なんでかにゃ? 範疇素性と意味素性の対応関係があるからこそ、「X with A」・「X with B」または
「X with either A or B」と、Xの範疇を中立にしたまま書いておけることになるのにゃが?
つまり
>semantic features are in part dependent on the choice of one or another of these categorial features
であるにゃら、「N with A」・「V with B」はredundantなのにゃ。
もう一度確認してホスイのにゃが、同注では同じ「名詞」 book の意味の違いを問題にしていて、
bookが名詞と動詞でどう意味が違うかという話しはしてないにゃ。
384 :
(´∀`) :04/01/29 19:45
ま、文脈無視してその脚注だけを取り出して366しゃんのような解釈をすれば、S&Wの発言も分からなくもない、と いうことだけは了解にゃ。 しかしそーゆー解釈は、この論文は本文中では命題Pを主張しておきにゃがら、ある脚注では実はPであっても なくてもどーでもいい、と言ってるというヒジョーに不自然な解釈である、といっておかねばなるまいにゃ。 それこそ木を見て森を見ずとゆーか、本論ほったからしにして一つの脚注だけを頼りにして捻り出した珍妙な 解釈だと思うにゃが、それがHPSG流の解釈である、ってことにしちゃっていいにゃん?
385 :
Adamas :04/01/29 20:39
>おっし、何についてadamasさんと喧嘩すればいいにょろか?
>>376 >別にムリにケンカしてもらわんでもいいにょろよ、かかりしゃん
>>380 をいをい、わしは闘犬か?
何はともあれ、かかりしゃん、今後ともよろひこお願いいたしまするぅ〜 m(_ _)m
では、しばしばいにゃら。また自分の世界に引き籠もりま〜つ。
おまけ:
>>374 しゃん、サンキュゥ〜!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! かかり先生にfredしゃんまで。かかりせんせ、とりあえずお元気そうで何よりです。m(_ _)m Croft関係についての生成側の意見としてはNewmeyerがちょっと論文書いてますにゃ。 じゃ、あたしは若い学生の意見を求められるまで成り行きを見守ってますにゃ。
かかりしぇんしぇい、 Lecってことはtenure trackじゃないの? 場所が違うとシステムとかタイトルが違うのかもしれないけど。
K-rodしゃん >Newmeyerがちょっと論文 ってのを教えれ、にゃ。
389 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/30 01:08
>>383 >>「X with A」と「X with B」の二つにしてしまったら、名詞として具現する場合も動詞として
>>具現する場合も、意味A・意味Bの両方が可能であることになってしまうじゃないですか。
>なんでかにゃ? 範疇素性と意味素性の対応関係があるからこそ、「X with A」・「X with B」または
>「X with either A or B」と、Xの範疇を中立にしたまま書いておけることになるのにゃが?
顔文字さんの考えていることが全く見当が付きませんので、この議論はここで
おしまいです。(この個所の真意をチョムスキー当人に聞いてみてはいかがですか。)
>>373 機能論者の多くが、implicit/explicitに、意味semantic class と
談話(discourse pressure 語用論pragmatic function?)の間に
統語カテゴリーが派生(発生)する、といったような見方だと思うけど、
語用論のところがよくわからんのyo。
前にCroft読んだけど(RCGとかね)、その辺があんまり印象に残ってない。
で、
>語用論的な機能
一例挙げるとするとどんな感じの議論なの?
tenure制度そのものがないニョロ。ここや、近隣諸国のシステムだとprofessorって のは学部に一人くらいしかいないにょろ。あっしの仕事(一応permanent)はphdとっ た直後から働きだして4-5年くらいしてからなるものですにょろ。来年には今より 一つ上に上がって、子ニョロにオベベの一つでも買ってやりたいにょろから、 がんばって論文かくにょろ。あっしはtenure制度そのものはあんまり良いもので はないと思ってますニョロ。tenureもらったら首にならないから、何にもしない人が 多いニョロ。
adamasさんににょろ。もちろん他の人でも良いニョロ。 they/i claim that there were pictures of each others on sale みたいな、i-within-iでかってやっていた例は、associateがthereに 動くって証拠になるんでしょうかニョロ?
393 :
(´∀`) :04/01/30 02:41
にゃんかいきなりテクニカルなネタふりにゃん、かかりしゃん ひょっとしてAdamasしゃんがそんなペーパーを書いてたっけかにゃ? 当時の道具立てとしては、動かさなくてもthereとassociateがcoindexedであるだけで 補文AGRはaccessible SUBJでなくなるはずだけどにゃ、今ならどーするかってことにゃ?
かかりしぇんしぇんがphdとった国ではtenure制ですよね。今しぇんしぇが いる国と仲良しなのに。あの国は地域によってかなり違いそうだけど。 顔文字しゃんて7時就寝2時起床とかなの?
滝浦せんせ・・・
>>375 すいません。読んでません。何という本でいつ頃の出版なのでしょうか?また、生成の中では、どのような評価を受けているのでしょうか?
>>381 √REFUSEとかいう範疇未指定のものがあったとして、
それが具現化したものがrefuseとrefusalだとすると、
一方が無標でもう一方が有標であるということは説明する必要がないのでしょうか?
生成文法の中では有標性の考え方(無標のもののほうが一般的)というのは、
意味を持たないものなのでしょうか?
有標性の考え方を素直に信じるものにとっては、
ニュートラルな√なんとかというのは、ちょっと受け入れられません。
>>386 Language form and language functionにCroftに対する批判があったような気がしたのですが、そのことでしょうか?
>>372 ,390 サールの命題行為(propositional acts)に対応するというようなことが書いてあったように思います。
今、手元に本がないので確かめられません。
ただ、命題行為はreferenceとpredicationですから(間違っていたら指摘してください)、
modificationというのはCroftが付け足したものかと思います。
(これも本が今手元にないので確認できません、すいません)。
ちなみに、373の挑戦的な書き込みは僕ではありません。へたれですので、お手柔らかに。また、場違いでしたら、すぐにでも去りますので言ってください。
読み返してみたけどやっぱり浮いてる。_| ̄|○ 語尾に「にゃ」とかつけないとだめなのか?
403 :
かかりちゃん :04/01/30 08:09
>>373 *They/i claim that there seemed to [each other]/i to be misunderstandings.
みたいなのがあるニョロから、やっぱりassociateに入っているかどうかで
thereを飛び越えられるかが決まりますニョロ。indexなんてものを持たない
frameworkではassociateをthereに動かすくらいしか手が無いような
気がしますニョロけど、chomが逆に「associateは動かない」という例を出して
いたような気がするニョロ。どんなのだか思い出せないにょろけど。
>>394 アメリカではない北米のかの国はほとんどアメリカみたいな
ものにょろ。大学のシステムもアメリカに似ているし、小銭もよく似ているしにょろ。
アッシの今いる大学は地道にやって行かないと上の階級にはなれない
というカースト制度があるにょろ。さすがカースト制度の国を植民地に
しただけあるニョロ。
>>393 atoms of languageにょろ。mark baker著。出たのは2001/2年くらい
だったかな。今amazonで見てみたら原書は見当たらなかったけど(探し方が
悪いのかもしれない)、翻訳があったにょろ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000227300/ref=sr_aps_b_/249-2413876-1986727 原書が出たばかりの頃、本屋で見つけて買って読んで著者に読後の感想を
送ったニョロ。「俺が知っている中ではあの本を金出して買ったのは
お前が最初だ。少なくとも一冊売れて良かった」と言ってもらった、
名誉ある読者第一号がこの私ですにょろ。
404 :
?かかりちゃん :04/01/30 08:10
久しぶりだから(省略されました・・になっちゃったニョロ。
405 :
(´∀`) :04/01/30 10:15
>>403 すると予測としては
They claim that there seem to John to be [ pictures of each other ] on sale.
もオッケーってことにゃ? 判断はどーにゃろ。
あと記憶違いの可能性大にゃが、
They claim that it seems to each other that John is intelligent.
They claim that John seems to each other to be intelligent.
で、前者のほうがimprovedとかいうのはなかったにょろか?
同じBakerの
Lexical Categories. CUP 2003
てのもあるにょろ。こっちも今のスレの流れにカニャーリrelevantにゃん。
>>402 >読み返してみたけどやっぱり浮いてる。_| ̄|○
>語尾に「にゃ」とかつけないとだめなのか?
わらた。
別にいんじゃない?
俺みたいな書き逃げ君じゃないからどうせならコテハンにしてみたら?
その場合、HNは _| ̄|○ だな
Table of contents for Lexical categories : verbs, nouns, and adjectives / Mark C. Baker. 1. The problem of the lexical categories 2. Verbs as licensers of subjects 3. Nouns as bearers of a referential index 4. Adjectives as neither nouns nor verbs 5. Lexical categories and the nature of the grammar Appendix: Adpositions as functional categories. かわいそうな副詞しゃん。
409 :
(´∀`) :04/01/30 10:51
そのBakerは基本的にはDM同様、syntax-orientedにゃが、ルートみたいのはたてない点で反DMのようにゃ。
>>397 有標・無標はもちろん生成でも重要な概念にゃ。特にP&P初期に有標性理論が華々しく復活したにゃん。
ただ、形態的に有標・無標の別が認められるってことと、ルート論の是非とは連動しないにゃん。
> 有標性の考え方を素直に信じるものにとっては、
> ニュートラルな√なんとかというのは、ちょっと受け入れられません。
ってことにゃが、V = v + テ,N = n + (v + テ) とかいう見方をすればどうかにゃ。derived nominalといってる、
そのderivedの部分がちゃんと出ている分、チョムの元々のlexicalist hypothesisよりは分かりやすいと思うにゃが。
410 :
(´∀`) :04/01/30 11:00
♪ふんふん Atoms of Languageの目次見たら、Baking a polysynthetic languageってチャプターがあるにゃん。 ひょっとして自分がその baker であるというシャレにゃん?
>>388 >>398 LFLFにゃったりしますにゃ(ドテッ
メインの批判相手はラネカーの認知流のlexical category分析なんですけどにゃ。
でも今、NewmeyerはtypologyとGenerative Grammarとの関連の研究をやっててですにゃ、
それがOxfordから本で出版されるみたいですニャ。たぶん、そっちでも議論されるのでは、と
思われ、ですニャ。彼もなかなかアグレッシブに活動されてるlinguistですニャ。思想は
conservativeにゃが、尊敬しちゃうのニャ。
>>410 ちょっと笑いますた(・∀・)ニヤニヤ
lexical categoryは来週辺りから読もっと♪
412 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/30 11:46
>396 失礼。以前自分が読んだ論文のマニュスクリプトが Atoms of Languageとして出ていると思ったのだが、 どうやらそのマニュスクリプトとAtoms of Languageは 違うものだったらしい。ちなみに僕は後者は読んでない。 Bakerの(だったと思うが、彼のホームページにはあがってない) マニュスクリプトの基本的な主張は、統語的な範疇と談話における 指示性(referentiality)には密接な関係がある、というものだった。 DRT的な硬い意味論と結び付けようとしていて、かなりformalに できていた印象がある。もちろんBaker自身はsyntactitianなので、 意味論自体にはあまり踏み込まないようにしていたが。
>>407 自虐的だけど、407採用。
>>409 >V = v + テ,N = n + (v + テ) とかいう見方をすればどうかにゃ。
テの部分が√の中身でいいんでしょうか?
そうすると refuse→refusal の場合は√REFUSEが最初にvと結びつくことが決まっていることになりますよね。
一方summary→summrizeの場合N=n+テ, V=v+(n+テ)ということになると思いますが、この場合、√SUMMARYは最初にnと結びつくことが決まっていることになると思います。
これだと、範疇未指定といっておきながら、結局は範疇を指定していることと同じにはならないんでしょうか?的外れな議論でしたら、すいません。
>>408 BakerのLexical categoriesって非生成の人間にも読める本なんでしょうか?
Incorporationみたいに、分厚いのかな…
415 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/01/30 12:56
それが Lexical Categories でしょ。
417 :
Adamas :04/01/30 13:59
うっす。わしだ。今出先から帰ってきたわい。
それにしてもエロー書き込みがあるなぁ。
みんな関心しちゃうわ。ってか、みんな暇なの?(←失礼
ま、ええわ、とりあえず、最初の方のカキコにレスしよっと。
>>392 >adamasさんににょろ。もちろん他の人でも良いニョロ。
>they/i claim that there were pictures of each others on sale
>みたいな、i-within-iでかってやっていた例は、associateがthereに
>動くって証拠になるんでしょうかニョロ?
かかりしゃん、わしにネタふりどうもです。
>ひょっとしてAdamasしゃんがそんなペーパーを書いてたっけかにゃ?
>>393 たぶん、ちょいと関係するものを書いていた記憶があるようなないようなw
っていうか、かかりしゃん、わしがどこの誰べえかもしかしたらご存じ?
そうなら、なんかやだなぁ〜。やりにくいなぁ〜。
>当時の道具立てとしては、動かさなくてもthereとassociateがcoindexedであるだけで
>補文AGRはaccessible SUBJでなくなるはずだけどにゃ、
>>393 だから主節までaccessible SUBJを探しに行くってストーリーかな。
あとは、可能性としては、一時期はやったanophorの(節を越えた)主要部移動かな。
でも、これは、わしに言わせると、ただたんに事実に即して主要部移動させているだけで、
説明にもなんにもなってない。
>今ならどーするかってことにゃ?
>>393 で、わしにもアイデアないですね。で、逆にかかりしゃんにお聞きしたいのですが、
かかりしゃん、i-within-i conditionってどう思う?わしはi-within-i conditionっていう
conditionは存在しないと思うのね。いわゆるi-within-i conditionの効果ってのは、
もっと大きな原理というか条件の現れにすぎないと思うのね。
興味あるようでしたら後日お話しますけど。あと、この話が終わったらでいいので、
もしよかったら、わしが上でカキコした言語知識と言語処理の関係(
>>360 ,
>>361 )について、
かかりしゃんのお考えを聞かせていただけませんか。こっちの話が済んでからでOKですので。
同時並行だとわけ分からんくなるので。では、みゃた。
418 :
Adamas :04/01/30 14:00
反省文: ハルちゃんのスレみたら、わしのこと「ウゼー」って書かれてたわ。ちょいと落ち込んだわ。 見ず知らずの人に「ウゼー」って言われるのは堪えるわ。まじで _| ̄|○ 状態だわい。 しばらくテンション落としてドトーやめるわ。「ウゼー」と思われている皆しゃん、 本当にごめなんなさいです。反省します。だから許してくださいm(_ _)m
419 :
Adamas :04/01/30 14:01
と、言ってみるテスト つーか、テメエ(=ハルちゃんスレの521)何様のつもりだ、えっ? どこのガキかジジーかコムスメかババアか知らねぇがよー、 一行カキコしたぐらいでuzeeeなんて偉そうな口叩くんじゃねぇ! こっちきてuzeeeと言われるぐらいテメエも何か書いてみろ! それか、なにか、わしの思想的なところがuzeeeか? それならそれでええわ。ふんじゃ、テメエの思想とやらをここに書いてみろよ。 やれるもんなら中道右派のこのわしを転向させてみぃ。ほれ、やってみろ。 薄っぺらいヒューマニズムなら、わしが日本刀でぶった切ってやるわい。 テメエみてえな軟体動物にとやかく言われる筋合いはねぇわい。 匿名だからっていい気になってんじゃねぇ、この馬鹿野郎が!
420 :
Adamas :04/01/30 14:02
と言ってみたテスト さて、今から出張だ。来週までお留守だぴょ〜ん。
>>411 >でも今、NewmeyerはtypologyとGenerative Grammarとの関連の研究をやってて
どういう論調か分かりますか?
4,5年前に読んだNの論文のタイトルはIrrelevance of typoogy to
syntactic theoryかなんかだった。内容は、まんま。referenceは
生成スレの過去ログ探せばどっかあるはず。今はどんな議論を
してんだかなぁ。
テストと書けば、何でも許されるのかと書いてみるテスト
typoogyってのもなんかかわいくていいですが、 >typology
> みんな関心しちゃうわ こーゆーのは感心しないな。 と言っ(以下略)
>>423 typology = the science of typo
426 :
かかりちゃん :04/01/30 18:51
>っていうか、かかりしゃん、わしがどこの誰べえかもしかしたらご存じ?
あっしもバレバレにょろけど、adamasさんのほうがもっとバレバレニョロ.
>i-within-i
これは*[a picture of itself/i ]/iとかがindependent motivationになっていたにょろ。
ん、だけど[ a machin/i that fixes itself/i ]/iなんてのはいいのではないかな。もしかして
complement/adjunctでちがうのかな、ACDみたく。ACDもある意味、i-within-iにょろよね。
もっと大きな原理、ってのはちょっとどんなものだか想像できませんニョロ。
>>360-1 これはよく分かりませんニョロ.例えば何らかのconstraintがあって、それが
文法的なものなのか、言語処理に関するものなのか、ってのをどのように
決めていくのかというと、やっぱりcomponentのバランスの問題になるにょろ。
文法が言語処理の一部なのだとしたら、どうしたらsimpleな理論になるか、
と言う議論は意味が無いか、意味があっても非常に解答しにくい問題に
なるように思うニョロ。あっしはとりあえず文法の方を先にできるだけ
やっておかないとグチャグチャになっちゃうような気がするニョロ。
427 :
?かかりちゃん :04/01/30 19:03
やっぱり省略されちゃったニョロ。
>>405 They claim that there seem to John to be [ pictures of each other ] on sale.
はokだと思いますニョロ.
??They claim that it seems to each other that John is intelligent.
*They claim that John seems to each other to be intelligent.
ってな感じじゃなかったっけ?foxがminimalist syntaxに載っている論文で
The two rivals hoped that {a. ??Bill/b. someone} would hurt every
one of each other's operations.
なんてのだしてましたニョロ。ちょっと判断怪しいけど。一応デフォルメ
してありそうな感じ。事実関係は、
indefiniteとexpletive itはbindingをblockしない、expletive thereは
associateの中にあるものに対してはblockしないけど他のものには
blockerになる。でいいニョロかね。
428 :
かかりちゃん :04/01/30 19:05
省略は免れたけど、HNに?がprefixされたにょろ。
429 :
Adamas :04/01/30 20:48
うっす。わしだ。出先(ヒミツの小部屋♪)からカキコだ。
>>426 >あっしもバレバレにょろけど、adamasさんのほうがもっとバレバレニョロ.
うっそぉ〜!わしに関してはそんなことないっすよぉ〜。断じてないっすよぉ〜。
断じて・・・(しょぼ〜ん+_| ̄|○
>もしかしてcomplement/adjunctでちがうのかな、ACDみたく。
ピンポ〜ン!そうで〜っす。i-within-i conditionの環境にありながらOKなケースを下にあげまぁ〜す。
(1)[the man who saw himself] (Chomsky 1981: 229)
(2)[the woman in her car] is my sister
(3)[the boy on his bike] is graduating soon.
(4)[the cat in its bed] is mine.
(5)[the car in its parking spot] is for sale.
(6)[the mouse spinning on its wheel] is a female.
ちなみに、(2)ー(6)はマイ・フレンドの畠山しゃんのペーパー('Some Notes on the i-within-i Condition')から引用でぇ〜っす。[ ]の中にある関係節、前置詞句、分詞節はどれもadjunctとして機能してまぁ〜っす。(つづく)
430 :
Adamas :04/01/30 20:50
>>427 >indefiniteとexpletive itはbindingをblockしない
これって、indefinteとexpletive itは指示能力が弱いからかな。
それで指定主語条件みたいな効果が薄まってるのかな。
>expletive thereはassociateの中にあるものに対してはblockしないけど他のものにはblockerになる。
これは、もしかして、associateがexpletiveをreplaceすることによって、
expletiveが実質的になくなり、それでassociateに対してはblockerにならないのかな。
逆に、他のものはexpletiveをreplaceしないから、統語的にexpletiveは見えちゃってて、
それでexpletiveがblockerになってるのかな。
あと、言語知識と言語処理の件については、また別の機会にじっくりご意見伺わせていただきまする。
もう本当に来週までカキコないよ。
PS. 上の畠山しゃんのペーパーはgoogleば、ダウンロードできるよ。(おわり)
>>425 >typology = the science of typo
Slip of the Tongueってのがあるんだから、あってもよさそうだ。
SOTよりもっと複雑なプロセスだろうけど。
かかりしゃん、遅ればせながら、おかえりなしゃいー
>>392 古臭い話だけどConditions on Transformationsでも似た例があったのを思い出した〜
あ、「にょろ」が「〜」に変換された。同じPCを使ってる家族の誰かがそういう変換やってる〜、にょろ。
その個所を読んだとき、それを排除する条件としてSpecified Agent Constraintなるものがあると名づけて
一人悦に入っていたけど周りに無視されたのを思い出すにょろ。アハハっと
あとcausativeで、Mary let John take a picture of herselfみたいなのも OKにしてた論文があったような。うろ覚えですが。あれも謎のままなのだったー、デス。
434 :
かかりちゃん :04/01/31 00:53
Mary let John take a picture of herself これは知らなかったニョロ。でももしかすると Mary/i let John take a picture of her/i. でもいいかもしれないニョロ。にょろ〜。
同じ使役でも、let よりmakeとかのほうがreflexiveのacceptabilityが あがったりとかはするんでしょうか?
436 :
(´∀`) :04/01/31 01:00
ゴルア! どっかの別スレで俺に濡れ衣着せようとしている香具師がいるにゃが、とんでもないのにゃ! Adamasしゃん、俺を信じるのにゃーあ! i-within-i はreferential circularityの一種だにゃ。 >complement/adjunctでちがう たとえば [ the claim [ that it1 is false ]]1 [ the claim [ that falsifies itself1 ]]1 でも差があるのかにゃ。[ his1 critic ]1 みたいに先行詞とco-argumentである場合ってことにゃ? だとすると、picture nounについてもco-argumentでないからそもそもBTは関わってこない、というような 感じでexpletiveの例も全部対象外にするのもアリかも知れにゃい。。。 あと、以前、BTが制御するcoreferenceは前提になっているようなものに限られるってなことを言ったにゃが、 * John met [ his1 master ]1 ok John is [ his1 master ]1 のコントラストがはっきりすうようにゃら、i-w-iも同じようにcoreferenceのタイプにsensitiveなんにゃろにゃ?
>>421 これ関連の論文は割りと手に入りにくそうなとこに論文発表とかされてて、
ですニャ。本人のwebsiteに行けば、だいたい分かると思いますニャ。handoutにゃんかも
ダウンロードできたはずですニャ。
あー、生成っておもろい!
438 :
(´∀`) :04/01/31 01:02
>>413 =_| ̄|○ (←なんて読むにゃ? モウダメポ?w)
それはderived nominalのハナシにゃし、ルート自体が範疇未指定であることに変わりはないにゃろ?
ま、DMではどういうのか知らにゃいけど、俺の見方としてはルートがどういったn/vとくっつくかはsyntaxの
問題にゃし、selectionとかを満たしていさえすれば原則、どんな組み合わせもできるはずにゃ。単純には
N = n + R or n + (v + R)
V = v + R or v + (n + R)
てな感じでにゃ。それぞれ後者がderivationが関わるとされている場合だにゃ。derived nominalの場合に、どうして
lexicalist hypothesisが示唆するみたいに直接 [ n [ R ]] ではダメポか、はそのderived nominalにeventiveとゆーか
verbalな特徴がいろいろ見られるからだけどにゃ。
で、あとはそれぞれを具現するvocabulary itemがその言語にあるかどうか(これ自体が一種のcheckingないし
Jackendoff的にいえばcorrespondence)の問題になるにゃ。今思いついたにゃが、
R = DESTROYに対し
n + R = destruct、v + (n + R) = destruct、v + R = destory、 n +(v + R) = destruction
とかにゃ。
439 :
かかりちゃん :04/01/31 01:28
>[ the claim [ that it1 is false ]]1 >[ the claim [ that falsifies itself1 ]]1 >でも差があるのかにゃ。 ありそうにょろね。lebeaux/Chom/Foxはcomplement/adjunct wrt Condition C をlate mergerでやっているけど、Condition Aにも同じasymmetryがあるのなら、 late mergerではできないにょろね。いろいろと解らないことだらけにょろ。
440 :
(´∀`) :04/01/31 03:17
>>434 > Mary let John take a picture of herself
picture noun内のふるまいはどーでもよさげ、ということはおいといて、ロマンス語とパラレルに
covert restructuringみたいのがあると考えてみるのもいいかもにゃ。つまり
Mary let-take a picture of herself John
とかにゃが、そこで
>>435 > 同じ使役でも、let よりmakeとかのほうがreflexiveのacceptabilityが
> あがったりとかはするんでしょうか?
ひょっとして重要なことかも知れにゃい、とゆーのもフランス語では lesser-causative と faire-causativeで
lesser Subj V Obj / faire V Obj P Subj
みたいな差があるからだけどにゃ、435しゃんの意図を聞かせて欲しいにゃ。
laisserにゃ
>>438 _| ̄|○ でググると一番最初に出てくるのですが、
正式名称は「 く ず お れ る 男 」です。
>>442 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・ )< ほお
_| ̄ ̄||_)_ \_________
/旦|――||// /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
>>438 >どうしてlexicalist hypothesisが示唆するみたいに直接 [ n [ R ]] ではダメポか、
>はそのderived nominalにeventiveとゆーか verbalな特徴がいろいろ見られるからだけどにゃ。
上の述べ方は少し正確じゃないと思います。
derived nominal にeventiveの特徴があるのではないと思います。
sing→singerのようにeventiveじゃないderived nominalもありますから。
そうすると結局、√Rの中に+eventiveという特徴があるので、
「直接 [ n [ R ]] ではダメポ」ということになります。
(√は範疇未指定だとしたら口が裂けても+verbalとはいえませんよね)
さて、ここで、顔文字先生の
>>381 の発言が問題になります。
_| ̄|○ の発言>redの場合、もちろんsemantic classはpropertyで
(´∀`)の発言>それは形容詞redを先に見ているからにゃろ? √REDのsemantic classはどうして分かるにゃ?
√REDのsemantic classが分からないんだとしたら、
√R+eventiveというのも、同じように「どうして分かるにゃ?」ということになります。
ということでCroftの理論もなんら問題がないということになります。
>>445 相変わらず、理解不足で間違っているところもあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
生成の人と議論も楽しいな〜と思いはじめています。
447 :
(´∀`) :04/01/31 03:56
>>445 > 上の述べ方は少し正確じゃないと思います。
ある意味、確かににゃ。
> derived nominal にeventiveの特徴があるのではないと思います。
> sing→singerのようにeventiveじゃないderived nominalもありますから。
このあたりは上でも言及したRoeperらのハナシが背景にあってにゃ、
mower of the lawn はeventive
lawn-mower はnon-eventive
てな感じで -er単独で見るのではにゃく、その下の構造がどうなってるか次第なのにゃ。
その下の構造はルートだけではにゃいので
> そうすると結局、√Rの中に+eventiveという特徴があるので、
とはならず
> (√は範疇未指定だとしたら口が裂けても+verbalとはいえませんよね)
当然、それがどーした
> さて、ここで、顔文字先生の
>>381 の発言が問題になります。
どこが問題にゃ、ってことにならないかにゃー?
すまんにゃ √ ↑コレはMACではどうやって入力するんにゃ?
うーん、上ってのは何番あたりを指しているのでしょうか? それ見て、勉強しなおしてきます。 いまいち分からないのは顔文字先生のおしゃった +eventiveとか+verbalという情報がどこから出てくるのかということです。 √の中でもないとすると、「その下の構造」ってことになりますけど、 その下の構造ってなんなんだろう???と門外漢には???です。
>>435 >>440 僕もlet-使役とmake-使役と再帰代名詞の関係について知りたいです。
ある個別言語をやっているのですが(これを言うと特定されそうなので伏せます)、
get-使役とlet-使役があって、どちらも受身の意味も持つことができます。
(ここら辺は英語のhaveと同じ)。
getの方が get+NP+PPという構文で受身の意味を持つのに対して、
letの方は let+reflexive+Vあるいはlet+V+reflexiveという構文で受身をあらわします。
何故一方が過去分詞を使い、もう一方が再帰代名詞なのかということをずっと疑問に思っていたので。
>>452 もうちょっと具体的な例文を出してもらうと助かるにゃが、
> getの方が get+NP+PPという構文で受身の意味を持つのに対して、
> letの方は let+reflexive+Vあるいはlet+V+reflexiveという構文で受身をあらわします。
get+NP+PP の場合の NPは主語とは違うものに限定されるにゃ?
つまり I got myself busted by the police みたいのはダメで
I got my sister ... にゃらOKとか、あるにゃ?
>>454 ありがとうございます。だけど、ここだけだと「下の構造」ってのが分かりませんね。
自分でも探してみます。
僕は最近見始めたので、BOBさんという人を知らないのですが、
3年たっても似たようなことが議論にのぼるんですね。
まー、人が入れ替わるからなんでしょうけど。
>>456 引用の文献は
Angeliek von Hout & Thomas Roeper
Events and aspectual structure in derivational morphology.
MITWPL 32 (1998)
にゃ。
>>455 うーん、ホント特殊な言語の研究をしてるので、あんまりそこには触れたくない。
匿名だから、思い切って書き込めるんですよね、顔文字先生みたいな人を相手に。
えーとget+NP+PPに関する博士論文があったのですが、今手元にないので、
今度調べてみます。この構文で再帰代名詞がOKかどうなのかはわかりません。
ただ、こちらの方は英語のhave+NP+PPの構文とほぼ同じです。
letの方は "He never let deceive himself".に相当するような文で、
「彼は決してだまされない」というような意味になります。
これも最近博士論文が出てたなと…読んでないんですけど。
こっちの構文の方はもう少しバリエーションがあって厄介です。
ここら辺、勉強不足です。すいません。
>>458 文献紹介ありがとうございます。見てみます。
Adamasしゃんと虚無しゃんのからみもないし、BOBしゃんと虚無しゃんの 空身も記憶にないし、AdamasしゃんとBOBしゃんのからみも(以下略
>読み返してみるとBOBとAdamasは論調がよく似とるにゃー、にゃははは。 ひそかにBOBさん=Adamasさんだとずっとわたしは思ってます。
なんだよこんな時間にROMしてるのかよ
better leave it unsaid, meow
……
464>462 虚無しゃんとBOBはよくからんでたけどにゃー(遠い目……
お前らこんな時間になにやってるの。ひとつ良いこと教えてやるから早く寝ろ。 虚無しゃん+ニコチン=BOBしゃん BOBしゃん+アルコール=Adamasしゃん Adamasしゃん+ヤク=ハル
……
(´∀`) と_| ̄|○ , 藻前ら, 早く寝ろ!!!
_| ̄|ε-=≡ ≡○ このスレ怖い。この時間に、 ROMしている人がいるということは、 どれだけの人が見てるんだろ。 自分の専門のことはもう決して言うまい。
……
>>469 るせーヴォケ、俺が寝るのはだいたい午前10時頃に決まってんのにゃw
474 :
かかりちゃん :04/01/31 06:04
ルート=変換=>√ ででたにょろ。mac(こえとり)
ことえりはMAC買ったら真っ先にはずしてる罠ゃ _| ̄|○
>>434 かかりしゃんの指摘どおりで、このコンテクストでは照応形と代名詞が相補分布を
なさない模様。出所はKosterだったと思いますデス。letの例でmakeでは分りませんデス。
477 :
かかりちゃん :04/01/31 21:10
>>476 ん〜ん、もしかしてdomains & dynastiesでしょうかにょろ?
相補分布をなさない理由はいくつか考えられますニョロ。
1)そもそも代名詞と照応形は相補分布ではない。John found a snake near him(self)
2)letの補文は実はambiguousでherselfとherのときでは構造が違う。
3)picture nounがなんだか不思議な働きをしている。
4)take a picture ofというidiomがなんだか不思議な働きをしている。
3-4)に関しては
i)Mary let John see herself
ii)Mary let John see her
も同様にどちらもいいかと言うことが問題ですニョロね。ii)は良くない?
こんなのどうニョロ?
iii)Mary felt John see herself
iv)Mary felt John see her
週末だから判断を聞けないニョロ。
v)Mary considers John found of herself.
vi)Mary considers John found of her.
普通のscではvi)のほうがわるいニョロよね。
478 :
かかりちゃん :04/01/31 21:12
また切れちゃった。 この1年半くらい「こえとり」使っていたから指メモリーが「こえとり変換モード」 になっている私にょろ。
i, ii, iii, ivが全てOKにゃら、代名詞が照応形と相補分布ではにゃい、 という可能性の前にですニャ、 i, iiiがフランス語などに見られる強勢形のよーなもの、という 可能性はないんですやろか? と言ってみるテスト
480 :
かかりちゃん :04/02/01 00:29
>>479 それではその強制形が自由にいろいろなところに出てくるのを
防ぐ必要があるニョロ。*Mary said that John likes herself.で
実はherselfは強制形でオッケーなんてことにならないように
しないとならないニョロ。多くの場合では相補分布なんだしにょろ。
>>480 訂正に来たら、先にコメントされてしまいますた_| ̄|○
>*Mary said that John likes herself
herselfのprosody次第でOKになったりしないんでしょうかにゃ?
今日は「くずおれ」しゃんは登場しないのかにゃ? picture noun の場合、中にPRO subjを立てるってのもよくある手だけどにゃ。 John told a story about himself. John heard a story about him. story teller が誰か次第でanaphor/pronominalが入れ替わるという観察もありますた(遠い目……
>>482 いますけど、とりあえず
>>458 の文献も読んでないし、書き込むこともないですし…
ただ、ひとつ疑問なのは、+eventiveというような情報も持つことができない√の中身は一体どんな情報を含んでいるんだろうと…
風呂入ってますた…… 今から晩飯にゃ
>>483 underspecificationということとは違うのかな?
>John heard a story about him. うへ、これってあってんの? himselfはだめ?
>>485 underspecificationといっても
refuse = v + √R, refusal = n + (v + √R)
であって、
*refuse = n + √R
ではないということを保障するような素性なり情報が√の中で
specifyされていないと駄目だと思うんだけど。
nが√と直接結びつくことができるかどうかは、
もちろんnだけで決めることはできないわけで
√の中にそれを指定するような素性があると考えざるを得ないと思うんだけど…
と悶々と…
このレスを書き込んでいてわかったこと。素性は「そせい」では変換できず、
「すじょう」で変換した。いかに、素性という言葉を今まで使ってこなかったかが、
わかった。使ってたら、辞書登録してるもな…。生成と非生成の人間の違い。
>a. John told a story about himself. >b. John heard a story about him. (b.のジャッジメントが正しいとして)このコントラストって、 上で出てきたlet/makeのコントラストとなんとなくパラレルでは ないかな? tell ; make hear : let
[ John's story ] の意にゃらオッケーかもにゃ ただし、 *John told a story about him. は John's storyの解釈が自然にゃからダメポ
489>486
ドトーさんがいないからかにゃ、にゃんか井戸端会議みたいですにゃ。短い話ばかりで話が見えにくいですにゃ。
>>487 ちょっと確認させてほしいのにゃが
>>368 a. noun = reference to an object
b. adjective = modification by a property
c. verb = predication of an action
これはもしある言語に名詞があれば、その機能はこれこれ、という意味にゃん?
つまり、名詞・動詞の区別がないような言語については、このようなタイプ分けはどのようなことを
言うのか、言わないのか、にゃが。
>名詞・動詞の区別がないような言語 本当にどこをどう見ても区別がない言語ってあるんかな? ヌートカとかバンクーバーの辺りの言語だよね、有名なのは。 これも、実はよく見てみると区別あるよん、ってことなん じゃなかったかな。誰のペーパーだったか思い打線。。。
494 :
かかりちゃん :04/02/01 07:00
> herselfのprosody次第でOKになったりしないんでしょうかにゃ?
それはないにょろ。最近、アッシが昔やった(wh関係の)仕事の二十分
の一くらいの量のデータをprosodyでやっている人がいて、困ったも
んニョロ。せめて代案と言うからには全部とはイワンが九割くらい
説明してから発表してほしいニョロ。
pic nounのpro/PROの話にょろけど、
*Mary said that Bill secretly bought pictures of herself.
Mary said that Bill secretly bought pictures of her.
にょろから、それだけでは説明し得ないにょろ。
>>486 それはJohn heard someone telling story about him.
という意味で、と言うことニョロ。John/i heard him/i telling
story about himself/iと誰がお話ししているか、と言う違いがあって、
前者ならJohn heard a story about himself. は勿論okにょろ。
495 :
かかりちゃん :04/02/01 07:02
一部(最後の4行)カオモジ師の書き込みとダブりましたにゃ。
>>492 いま、手元に本がない(いつもこればかり、学校においてある)で不確かですが、
>>これはもしある言語に名詞があれば、その機能はこれこれ、という意味にゃん?
ではなく、
右辺のような組み合わせに対応するものを、それぞれ、
「類型論的な品詞のプロトタイプ」と呼ぶといっていたと思います。
クロフトは意味地図というのを考えていて、それと有標性の関係を見ています。
ここでは図がかけないのですが、
縦軸に pragmatic function を reference, modification, predication の順で、
横軸に semantic class を object, property, action の順で並べた図を思い浮かべてください。
そうすると、英語の場合、
>>368 のa, b ,c, のところに無標の形式が現れて、
それ以外のところは有標の形が出てきます。
プロトタイプのところに有標の形が現れて、
プロトタイプではないところに無標の形が現れるということはない。
というようなことを言っていたと思います。
動詞と名詞の区別がないといわれている言語について、
Radical construction grammarの中で詳しく考察していたように思いますが
ちょっと議論を再現できません。
うっ、うまく説明できなくてすいません。
> John/i heard him/i telling story about himself/i ここの him/i 自体はいいにょろか?
そこでいう有標性ってのも実はよく分かんにゃいんだけどにゃ、単に形態論的に より単純か複雑かってことにゃん? するとたとえば抽象名詞にゃんか、個物への指示機能は持たにゃいけど beauty - beautiful みたいに名詞形のほうが無標にゃん。 つまり、無標な名詞をあれこれ集めて、それらの意味機能をリストしている だけになってしまわにゃいのかにゃん。
500 :
かかりちゃん :04/02/01 07:14
>>497 これは痛いところをつかれましたニョロ。ダメニョロかな。
perceptual SCとしてではなく、acc gerundならいいと思ったニョロ。
hisならいいかにゃ。
John/i heard his/i telling story about himself/i with an
old tape player.
498>496 500だにゃ!
502 :
かかりちゃん :04/02/01 07:15
キリ番とったにょろ。
あっ! くっそー、かかりしゃんにもっていかれたにゃん!
>>498 有標性は、確か、形態論的な複雑さだけではなかったはずです。
活用上の制約(たとえば抽象名詞としてのbeautyは複数になれないとか)、
統語上の制約(名詞や形容詞が叙述的に使われるときはcopulaが英語では必要とか)
あとは頻度なんかもあったように思います。もっとあったかもしれないけど、
思い出せるのはこれだけ。
beautyの話は載ってたかな…
story teller と言ったので解釈が限定されたかもしれにゃいけど、たとえばstory writer でもいいにゃ。 するとジョンが自分で書いた自分のハナシを(誰か別の人が語っているのを)聞いた、という意味で John heard a story about himself (on radio / told by someone else) と言えるのではないかにゃ。
なんか、話が二つ同時進行で、大変ですよね。
507 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/01 07:40
|⊇・) < 顔文字先生は何で
>>487 の疑問に答えてあげないんだろう?
509 :
Adamas :04/02/01 14:08
うっす。おうちにバックしてきたわい。それにしても、たくさんカキコあるなぁ。 でも、正直言って、わしにとってはどうでもエエ話ばかりだけどな。 ま、それはともかく、なんだな、 束縛条件Aと束縛条件Bで盛り上がってるみたいだが、ちょいとわしも書き殴るかな。 なんか、束縛条件で盛り上がってるけど、今はfactsの確認だけしてるのかい? それとも記述言語学に目覚めてそれで盛り上がってんのかい? (↑これはこれで非常〜によろしい!←ちょいと偉そうな言い方でスマソ) でさぁ、束縛条件Aと束縛条件Bを説明するって話は「こっちに置いといて」って話かな? つーかさぁ、わしは束縛条件ネタは説明できねぇと思うんだ。 ま、そう言った意味じゃ、チョムスキーが、束縛条件は解釈規則だって言って、 (narrow)syntaxの外側に置いちゃったのには激しく同意だけどな。 でも、昔のPFみたいに、ワケ・ワカランのを全部インターフェイスに押しやるのはスカンけどな。 おう、そうだ、束縛条件の話だったな。わりぃ、わりぃ。束縛条件の話しねぇとな。 でだ、今盛り上がってる束縛条件ネタのデータ見ても分かるようにさ、 文が埋め込まれたり、ちょいと構造が複雑になったりすると、 もう束縛条件Aの効果も束縛条件Bの効果もへったくりもひったくりもしゃっくりもねぇんだよな。 もうワケ・ワカラン状態。 で、このアナーキー状態をなんとか治めようとして出てきたのが、BT-compatibilityだ。 で、こいつが、もうしょーもないやつ。風見鶏っていうかよー、八方美人なんだよな。 ほんとは究極の八方ブスなんだけどな。ようするに、後付けだ。 事実を見てaccessible SUBJを決めるわけだ。つまりdomainを広げるわけだ。 ま、なんだな、パラドキシカルな言い方だけど、<後付け>だけど<先読み>してるわけだ。 おまけに、accessible SUBJの定義に使われているi-within-i conditionが、 わしやかかりしゃんの指摘にあるように、実質無効なわけだ。 BT-compatibilityを最後に、束縛条件に関しては、 体系的な<大人のおもちゃ>はもう提案されてねぇんじゃねぇか。 わしゃ、最近のことはよう分からんけどな。 ま、なんだな、束縛条件に関しては、factsの確認と記述言語学に徹するのがbetterなのかもな。 (つづく)
510 :
Adamas :04/02/01 14:09
おう、_| ̄|○しゃん、なんかわしと考えが似てるみたいでちょいとあんたに萌えじゃぞ。
ところで_| ̄|○しゃんって、中部エリアの人でねぇ〜かい?
_| ̄|○しゃんみたいな人、中部エリアで見たことあるけど。
ま、ええわ、_| ̄|○しゃん、がんばって下されよ。
あと、なんだな、また繰り返しちゃうけどよぉ、わしに言わせると、
品詞(範疇)をsyntaxで決めてそんなに楽しいか、ってあるわな。
もっと他にやることあんだろ、ってな。
つーか、ほかにやることねぇから、品詞の決定なんかにうつつを抜かすようになったのかもな。
そうでもしねぇと統語論が自立できねぇからかな。ははは。
ま、ええわ、またアノ人とケンカになりそうだし。このぐらいにしとっかな。
ほいじゃ、みゃたな、皆の衆。今週はいろいろバタバタすっから、ちょいと静観するわ。
あ〜、仕事用のPC動かなくなっちまった・・・どないしよ。
Norton先生で治らなかったらどないしよう・・・・ほんと、どないしよ・・・
>>436 >Adamasしゃん、俺を信じるのにゃーあ!
ふんふん♪ 弁護してるところがちょいと怪しいな。ニヤニヤ
ま、顔文字しゃんには気ぃつけんとな。
あんたいつわしの背中をズブッとやるかわからんからなw (おわり)
ハル!いるなら、ホームのすれにもかきこんで。
> あ〜、仕事用のPC動かなくなっちまった・・・どないしよ。 > Norton先生で治らなかったらどないしよう・・・・ほんと、どないしよ・・・ 最悪、再インスコする前にPC板で相談だ あるいはメーカーのカスタマーサービスか
513 :
Adamas :04/02/01 18:09
>>512 しゃん
情報提供ありがとうごじゃりまする。
おかげさまで、なんとか一命をとりとめました。
どうもサンキューで〜っつ。ぺこ〜り。
さってと、一安心したところで、まる子ちゃん見よっと。
514 :
かかりちゃん :04/02/01 18:47
> Norton先生で治らなかったらどないしよう・・・・ほんと、どないしよ・・・ macに買い替えられたいニョロ。
515 :
Adamas :04/02/01 20:21
>>514 あっ、かかりしゃん、レスどうもレス(さぶっ
実は、わしもMacなのですが、
仕事用に使っているのがPerformaの古〜いやつでOSが7なんでつ。
それで、よくトラブルんです。
使ってるワープロソフトやら周辺機器(プリンターなんか)のことを考えると、
なかなか買い換えができず、ズルズルと今日まできてしまってます。
理論と違ってOSは新しい方がいいかな。
でも、Macに限っては、OS9が一番安定していたかな。
MacのOS9が生成文法のGBに相当するような。そんなことないかな。どうかな。
あと、MacのOSXはLinuxを導入して、ちょうどminimalismみたいだな。どうかな。
インターフェイスを意識して、なんかドアをドーンと開けた感じが。そんな感じしないかな。どうかな。
ふんじゃ、みゃた。今日はこれぐらいで。さよならだぴょ〜ん。
>>506 一瞬、このスレとハルスレのことかと思った。
>>510 えーと、中部ではないです。中部とはあんまり縁がないです。名古屋も生まれてこの方2度しか行ったことないですし。
そもそも、Adamas先生に見かけられるほど、発表とかしてません。大学院生です。
呼んだかにゃ? 答えるといっても、くずおれしゃんが独りで悶々としてるのをどーしろと? なんかボール投げてくれにゃ。
>nが√と直接結びつくことができるかどうかは、 >もちろんnだけで決めることはできないわけで >√の中にそれを指定するような素性があると考えざるを得ないと思うんだけど… に答えてやればよろしいかと
>>518 なんか、
>>517 の自分の書き込みのあとに、
>>518 のような書き込みがあると、
自作自演をしてるように見えてくるのですが、
>>518 の書き込みは僕ではありません。
こんなことを書くともっと怪しまれそうだけど…
>>519 ボールを投げてくれといわれても、投げるボールはありませんw
ただただ
>>487 の疑問に引っかかっているという感じです。
来週は小さな集まりで発表しなければならないので、
ちょっと
>>458 を読む暇もなさそうです。
(大物が来るのでちゃんと準備しなくては…)
> ボールを投げてくれといわれても、投げるボールはありませんw ○ < あるじゃん ○ノ|) _| ̄|゛ <し
!
○ ん?
>>521 が投げるボールをみつけたようです。
_| ̄|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_○ そう!いつまでも誰かに頼っていてはダメ!
> | 重い腰をあげて!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
人 「はうぅ…」なんて言ってる場合じゃない!
〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
<) うんうん! 胸を張って!
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
/) いや、それは張りすぎ…
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○ って、ぉぃ…
ノ⌒l_
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もうだめぽ
○| ̄|_
>√の中にそれを指定するような素性
基本的にはselectionの問題で、他のすべての場合とパラレルに扱えればいいわけにゃん。
syntaxはformal featureしか見ないわけにゃから、その点はフツーでいうVがDP/NPとmergeする事情、vがVPと
mergeする事情と変わらんにゃ。√自体も自分の補部をとる以上、(最初 Chomsky 1970で言われたように)
selection/subcategorization featureはある罠ゃ。θ-markingもそういったFFとしての扱いができるかどうかは
ちょっと前からissueになっとるけどにゃ。
で、
>>445 で singer を出したときにくずおれしゃんがイメージしてたのは singer = n + √ だったと思うのにゃが、
そうではなくてやはり -er はすでに動詞になったものにくっついて agentにゃりinstrumentにゃりの解釈を出す点は、
従来の見方と変わらんにゃ。しかし -er は何とくっつくのかとゆーと、裸の vP よりももっと上位の機能範疇の投射
(EventP とかVoicePとか名前はどーでもいいけど、event/aspect解釈に関わる香具師)である可能性があり、
それ次第で出てくる -er nominal もeventiveな解釈を持つ場合がある、という寸法だにゃ、だいたいにゃ。
>しかし -er は何とくっつくのかとゆーと、裸の vP よりももっと上位の機能範疇の投射 >(EventP とかVoicePとか名前はどーでもいいけど、event/aspect解釈に関わる香具師)である可能性があり、 singer = n+[EventP/VoiceP [XP ... [vP VP]]]+er+√ という感じでつか!?
>>525 >>√自体も自分の補部をとる以上、 selection/subcategorization featureはある罠ゃ。
つまり
√REFUSE : [ v__ ]
√APPLE : [n__ ]
というふうにどのカテゴリーを select するかという formal feature?? が
あるということになるのでしょうか?(その ff がそれぞれ v or n と merge
することで、そのffがcheckingされて消えるということですか?)
もちろん、見かけ上は範疇未指定の√があることになりますが、
最初に v or n とmergeすることが決まってるとなると、
実質、範疇が決まってることと同じになりませんかね。
相変わらず、誤解が多いかなと思いますがよろしくお願いします。
528 :
かかりちゃん :04/02/02 07:06
ところでにょろ、私はadamasさんの書き込み;
>つーかさぁ、わしは束縛条件ネタは説明できねぇと思うんだ。
>ま、そう言った意味じゃ、チョムスキーが、束縛条件は解釈規則だって言って、
>(narrow)syntaxの外側に置いちゃったのには激しく同意だけどな。
ほどには悲観的ではないニョロ。c-commandとかcomplement/adjunctの
非対称性とか、明らかに構造的な条件が関与しているのだから、
syntaxでできるところまでやらなやいと、何にも問題を解いたことに
ならなくなりますニョロ。
ところでthereのassociateが動かない、ってargumentは
*there seems to himself/i to be someone/i in in the room
cf.someone/i seems to himself/i to be in the room
みたいなのかニョロ。多分chomの例はこんなのだったように思うにょろ。
これと
>>392 の例が示していることはcontradictoryに見えるニョロ。
bindingをs-strでかけられれば、それこそ話は早いニョロけど。
529 :
Adamas :04/02/02 08:14
>>528 かかりしゃん、ぐっ・も〜にぃ〜ん♪
>ほどには悲観的ではないニョロ。c-commandとかcomplement/adjunctの
>非対称性とか、明らかに構造的な条件が関与しているのだから、・・・
うんうん、そこんとこはわしもOKよ。
ちょいと役柄上(?)カゲキに書かせてもらいまちた。
わしも、syntaxで説明できるもんはそうすべきだと思いまつ。
が、たとえば、束縛条件の絡む補部vs.付加詞の非対称性でも、
次のような困った例がありまつ。
ようするに、Lebeauxのanti-reconstructionの効果が出てないケースでつ。
(1)[which piece of evidence that John/i was asleep] was he/i willing to discuss?
(2)[which peice of evidence that John/i discovered] was he/i willing to discuss?
(1−2はWatanabe 1995からの引用:ちなみにinformantはHoward Lasnik)
あと、次のように、補部にありながらOKになるケースもありまつ。
(3)[which piece of evidence that John/i was guilty] did he/i successfully refute?
(4)[how many arguments that John's/i theory was correct] did he/i publish?
(3−4はLasnik 1998からの引用)
(つづく)
530 :
Adamas :04/02/02 08:14
だめ押しにもうワン・セットあげときまつ。 (5)[whose allegation that John/i was less than truthful] did he/i refute vehemently? (6)[whose claim that the Senator/i had violated the campaign finance regulations] did he/i dismiss as politically motivated? (5−6はKuno 1997からの引用) こんなところからも、補部vs.付加詞の非対称性に基づいて束縛条件に根拠を与えるのも どうなのかなぁ〜と思ったりしちゃいまつ。 ま、なんて言うんでしょう、 どんな語を選ぶかってのがcrucialに「文法性」を左右していると思うんですね。 で、今カッコ付きで「文法性」としたのは、裏を返せば、束縛条件の効果というのは、 ほとんどが容認可能性の問題ではないかなぁ〜とか思っちゃうんでつ。 つまり、文法(すなわち統語論)で解決(処理)できるのは、 ほぉ〜んとにチョビットじゃないかと。(つづく)
531 :
Adamas :04/02/02 08:16
それと、
>ところでthereのassociateが動かない、ってargumentは
>*there seems to himself/i to be someone/i in in the room
>cf.someone/i seems to himself/i to be in the room
>みたいなのかニョロ。多分chomの例はこんなのだったように思うにょろ。
ですが、束縛条件絡みだと、次のようなものもありまつね。
(7)*There seems to his/i father to be someone/i in the garden.
(7はBoskovicからの引用)
(8)*There are three men in the room without introducing themselves.
(8はCardinaletti 1997からの引用)
えっとぉ〜、今日は学生しゃんの研究発表会でずぅ〜っとガッコウだから、
今日はこれにておちまいでつ。さってと、出勤すっぺ。
おまけ:
かかりしゃん、誰かがどこかで、わしらのケンカを企ててるかもしれないけど、
仲良くやろーにゃw あと、また〜りいきましょうね。また〜りと。
ちょいとビジ〜になってきまちたので。
>>517 _| ̄|○ しゃん、勉強がんばれぇ〜!Croftやってるなんて貴重な人材。
なにがあってもへこたれるなぁ〜!とにかく歯を食いしばってがんばれぇ〜!(おわり)
532 :
ゼド ◆Mzg3yprLEQ :04/02/02 09:40
言語研究入門 〜生成文法を学ぶ人のために は初心者には良い感じですか?
さて、日本語で書かれた生成文法入門の良書とはなんだろう?
534 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/02 19:35
生成といってもいろんな側面があるからな〜
535 :
kakarityan :04/02/02 21:22
test
536 :
かかりちゃん :04/02/02 21:23
adamas?]≧?]?h?]?Y(1-6)?]?k????≦a?_j?_?v?_?|?]?V?[B?]±?]±?]¢?]?W?]÷?]?h?]?E?]?W?[A?_f?[[?_^?]??]?G?]?Y?]?`?]§?]… ??賠]?^?]?E?[A?](TM)????≦a?]…?]?Q?]?^?_j?_?v?_?|?[Bcomple/adjucnt asymmetry?]??】?ュa?]μ?]??[A (1-6)?]…?wΩ?]?E?]μ?]?W?eB?~?c?]?Q?]±?]Δ?]??]¢?]§?]?E?[A?]?F?]?c?]Δ?]‡?[Aadamas?]≧?]?h?]?Y?]?`?]§?]…?[A (?]Y¨?]Δ?]?h?]?G?]?)??∂?@?yO?]?Y?~?}?@?]Δ?]μ?]??]Δ?]?W?]¶?]?^?]?E?]…?]?X?]?d?[B?z??~“?]?Q?]?W?[A?]?Q?]∫ ?]¢?]≠?]¬?]?E?]?Y?怨M?]??comple/adjunct?]?Yasymmetry?](TM)?]†?]?^?]?E?]??‡?{?]μ?]?Q?]¢?]Δ ?]¢?]?m?]?Q?]¢?_j?_?v?_?|?[B ?u?Q?w∫?]?Y?怨M?]???]?kassociate?]?Y?ュq?]?Yherself?](TM)bind?]≧?]?c?]?^?]…?]?kexpletive?]?Y ?u?A?ブ?]…?e\?]?E?]?Q?]¢?]Δ?]¢?]?m?]?Q?]¢?]?Y?]?{?]?m?]?G?[Aassociate?](TM)?e\?]≠?]Δ its?]?bind?]???]´?]?^?]±?]Δ?]…?]?Q?]?B?]?劫]?M?]§?_j?_?v?_?|?[B?μ?}?]?_j?_?v?_?|?[Bs-structure?](TM) ?]†?]?c?]?J?_j?_?v?_?|?[B *Mary/j claims that there seems to its/i photographor [ some picture of herself/j ]/i to be badly taken. cf. Mary /j claims that [ some picture of herself/j ]/i seems to its/i photographor to be badly taken.
新手のあらしですか↑
538 :
かかりちゃん :04/02/02 21:30
文字化けしたにょろ。 adamasさんの(1-6)は問題ニョロ。たしかにbindingにはpragmaticな 要因とかも沢山絡んでくるニョロ。データをどう切るか、が問題になり ますにょろ。comle/adjunct asymmetryをseriousにとって、(1-6)に なんらかの言い訳をするか、(1-6)があるからそもそもそういうasymmstry 自体を怪しいと考えるかにょろ。 以下の例ではherselfがmaryにbindされるにはassociateが動かんとならない、 けどそれでもitsはbindできないにょろ。 *Mary/j claims that there seems to its/i photographor [ some picture of herself/j ]/i to be badly taken. cf. Mary /j claims that [ some picture of herself/j ]/i seems to its/i photographor to be badly taken. だからにょろ、もしassociateが動くのなら、thereにadjoinして、 branchingになるから、itsをbindできない、ってすれば一応問題は回避 できますにょろ。 Mary /j claims that [[ some picture of herself/j ]/i there] seems to its/i photographor to be badly taken.
540 :
かかりちゃん :04/02/02 21:34
失礼しました。アラシnot intendedにょろ。 日本語で書かれた入門書は詳しくないからしらないけどにょろ、 いまdavid adgerのCore Syntax (OUP)を教科書に使っているニョロ。 アッシが選んだのではないのだけど、にゃんというか、Minimalist program at its worstにょろ。何かが動くとそこに新しいfeatureを 導入していっているのでは、ただ単に「動きます」って記述しているのと 同じにょろ。若い学生さんは、これでは何やっているか解らんと 思うニョロ。
OUP=Osaka University Press
>>540 若くなくても、わからないんじゃないかな
543 :
(´∀`) :04/02/02 21:47
>>529 でAdamasがあげてるようなのは、だいぶ以前にC. Heycockがうまく扱ってたはずにゃ。
つまりにゃ、argument/adjunctの区別が問題なのではにゃく、存在前提があるかないかで問題の部分がLFで
占める位置が異なるというハナシにゃ。
単純な例でいうと、
which book did you read
に対し restricted quantificationを使うかどうかで
a. which x=book [ you read x ]
b. which x [ you read [ x book ]]
の二つのLFが得られるが、(a)はbookの存在前提がある場合(ほぼwhich of these booksに相当)、(b)はない
場合に相当するにゃ。
544 :
(´∀`) :04/02/02 21:47
すると、 [ which claim that John is guilty ] do you believe なんかでも a. [ which claim that ... ] [ you believe t ] b. [ which [ you believe [ t claim that ... ]] の二つのLFが得られ、とりわけthat ... が他のものにc-comされる可能性に違いがでてくるにゃ。 で、 >(1)[which piece of evidence that John/i was asleep] was he/i willing to discuss? これがOKなのは、discussという動詞が evidenceの前提読みを強く要求するため、 a. [ which piece of evidence CP ] [ he was wiling to discuss t ] というLFで、he がJohnをc-comしないから、ということになるにゃ。 discussではにゃく、たとえばinventみたいな存在前提のない動詞を使えば b. [ which [ he was wiiling to invent [ t piece of evidence CP ]]] みたいになって、Condition C違反になる、というような判断があったはずにゃん。
546 :
(´∀`) :04/02/02 21:53
にゃから逆にadjunctであっても、前提読みができないような環境では、reconstruction効果が出てくるわけにゃ。 ま、これさえ言っておけば、adjunctのlate mergeは全部いらなくなるかというと、そうもいかんのだけどにゃー。
547 :
(´∀`) :04/02/02 21:55
あにゃ、かかりしゃん、相づちのタイミング早すぎw
>存在前提があるかないかで問題の部分がLFで 占める位置が異なる するとにょろ、diesingのACDのお話とますます近くなりますにょろ。 最近の論文でニョロ、ACDの消えているVPはanaphorで、普通の VPdeletionと性質が異なるって主張しましたにょろ。そこいらへんとの 関係を考えてみないといけませんニョロ。heycockにはまだあったこと ないにょろけど、一度お話ししてみたいニョロ。
549 :
(´∀`) :04/02/02 22:06
>>538 >*Mary/j claims that there seems to its/i photographor [ some picture of herself/j ]/i to be badly taken.
ちょっと混乱してきたにゃが、bindingは別にして、この文自体の派生はいいにょろか?
もっと単純な例だと
There seems [ someone to be highly respected t ]
みたいな感じにょろ?
つまり *There seems [ someone to be here ]. vs. There seems [ to be someone here ]. みたいのと
比べてるんだけどにゃ。
ありゃ、本当だ、例が良くなかったニョロ。 *Mary/j claims that there seems to its/i photographor to be [ some picture of herself/j ]/i badly taken. とすべきにょろ。
551 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/03 00:27
横槍質問スマソ、
>>543 で、
> a. which x=book [ you read x ]
> b. which x [ you read [ x book ]]
(a)ではrestricted quantifierだから存在前提があって、
(b)はそうじゃないから存在前提がない、
というメカをheycockが想定しているんですか?
煽りじゃなくて、純粋にどんなメカか興味があるので
そのheycockの論文のreference、おしえてください。
わしもおすえてほすい
553 :
(´∀`) :04/02/03 00:58
ちょっと不正確な言い方してすまんにゃったが、今見たらHeycockはreferentialityの概念を主に使ってるにゃん Heycock, C. 1995. Asymmetries in reconstruction. LI 26, 4. 例文引用すると (33) a. [ which stories about Diana ] did she most object to t? b. *[ how many stories about Diana ] is she likely to invent t? (b)ではstoriesの集合の存在が前提になっていないので、LFではreconstructされ、condition C違反になる、というシナリオにゃ。 > a. which x=book [ you read x ] > b. which x [ you read [ x book ]] これはHeycockとゆーより、restricted/nonrestrictedの違いについてフツー言われていることだけどにゃ、再びHeycock を引用すると、 (44) a. how many people did she decide to hire? b. nonreferential: how many did she decide to hire [ t people ] c. referential: [ how many people ] did she decide to hire t 本日めでたく完結した意味論スレ I の最初のほうで、こさかなしゃんと combien de NP のハナシをしてたのも参照するよろし、 にゃん。
554 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/03 01:07
Heycock って、ヘタすると 「屁ぇこく」になるにゃ(すまんにゃ
で、今日はくずおれしゃんはいるんかにゃ?
顔文字先生こんばんは、いますけど… 何か、もう一方のほうの話が盛り上がってますし、 非生成の人間が邪魔するのもなんなんで、 そろそろ、僕もまた、元のROM専にもどるべきかなと 考え始めていたところなんですけど…
思えば●年前、●●言語学会夏季入門講座で、 顔文字先生が生成文法入門の1日授業をされて、 学部生ながら、参加したのを思い出します。 まったくまったくわかりませんでしたw まー今こうして、少しでも議論できるようになったのを考えると ちょっと感動してます。 人違いでしたらすいません。
にゃ、ムリにつきあってもらうのも悪いにゃから、聞き流すにゃ
>>527 >最初に v or n とmergeすることが決まってるとなると、
>実質、範疇が決まってることと同じになりませんかね
たとえば生成では「構文」などというものは存在しないと言われるにゃ。
実際にはある特定の派生を経て成立する表現形式というものがあり、その形式を得るためには必ずその手順で
派生が進行しなければならないわけにゃが、これをもってして、実質、構文が決まっていることと同じでは
ないのか、という疑問が生じるのと同じ意味でなら、くずおれしゃんの疑問ももっともだと思うにゃ。
これとは別に、上では基本となる(とされる)動詞とその派生名詞形を考えたにゃが √APPLE : [n__ ] のような単純な名詞については俺としてはもうちょっと慎重に(とゆーかラディカルに)考えたいにゃ。 つまり、個々の名詞ごとに別個の√を立てる必要はない、あるのはある特定の値を持つ素性の集合であって、 syntaxがそれらしか見えないのであれば、それ以上の弁別的な情報を√に入れておく必要はない、と思うのにゃ。 具体的にいうとにゃ(ガイシュツのような気もするにゃが) a. John loves Mary. b. Bill hates Jane. この2文はformal featureだけ見れば、全く同一なのにゃ(!)。 例えばJohn と Billを区別しなくても、これらの 文の派生はまったく同様に進行するし、MaryとJaneもそうにゃ。 ある素性群が結果的にJohnではなくBillと発音される理由はsyntaxの外側にしかないし、逆に言えば、syntaxが 両者の違いを知る必要はないということにゃ。 にゃから√JOHNとか√MARYとかがいちいちあるわけではないし、これを一般化すれば√APPLEも√ミカンも必要なし、 ということになると思うけどにゃ。
それからこれもmisleadingにゃったかも知れんにゃが、RoeperらがDMをやってるのではなく、上で俺が言ったことは Roeperらの仕事をDMと組み合わせるとどうなるか、ってことにゃ。 で、たとえば singer にゃら [NP -er [FP F [vP v √P ]]] という感じになるなろにゃ。もっともRoeperらは -er自体が機能範疇のSpecに基底生成されるAgent、とかも言ってるので、-erの取り扱い方にも諸説あるわけにゃが。
>>558 ( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
顔文字先生、よく分かりました。 Adamas先生との議論で、わからなかった点もかなりクリアーになりました。 よって立つ所はちがいますけど、今回はホント勉強になりました。 何か、ちょっと逃げるみたいでいやなんですけど、ROM専に戻ります。 参戦できるような話題がありましたら、戻ってきますし、 呼ばれましたら、できるだけ戻ってくるようにします。 今回はどうもありがとうございました。
追伸 あまり、夜更かしされませんように。 僕にとってはこの時間帯はまったく夜更かしではないんですw
>たとえば生成では「構文」などというものは存在しないと言われるにゃ。 生成でも日本人で、構文というものを前面に押し出す人もいたりする罠 cf. 英語構文
↑議論と関係のないところで水を差す典型的な厨房。厨じゃないだろうけどw
>英語構文 なにそれ?
569 :
Adamas :04/02/03 09:56
うっす。わしだ。鬱だ。来期のキョーム委員になっちまっただ。しかも任期は2年。
おまけに、この大学が大変身する時期にだ。あ〜、チョー鬱。
この鬱をドトーで蹴散らすかな。ってことで、今からAdamasドトーいきま〜っす。
>>538 >adamasさんの(1-6)は問題ニョロ。たしかにbindingにはpragmaticな
>要因とかも沢山絡んでくるニョロ。データをどう切るか、が問題になり
>ますにょろ。comle/adjunct asymmetryをseriousにとって、(1-6)に
>なんらかの言い訳をするか、(1-6)があるからそもそもそういうasymmstry
>自体を怪しいと考えるかにょろ。
わしも、そうだと思いまつね。で、ポイントは何かというと、
<ダメだと予測するのに実はOKなケースが存在すること>でつ。
具体的には、補部でありながら再構築の効果が消失している(1)と(3)-(6)のケースでつね。
下に再録(
>>529 ,
>>530 )
(1)[which piece of evidence that John/i was asleep] was he/i willing to discuss?
(3)[which piece of evidence that John/i was guilty] did he/i successfully refute?
(4)[how many arguments that John's/i theory was correct] did he/i publish?
(5)[whose allegation that John/i was less than truthful] did he/i refute vehemently?
(6)[whose claim that the Senator/i had violated the campaign finance regulations]
did he/i dismiss as politically motivated?
で、この手の<ダメだと予測するのに実はOKなケース>が、
生成文法にはウジャウジャあって、それを機能文法は叩いているわけでつね。
で、わしは、その機能文法(高見・久野・神尾)に萌えというかシンパシーを感じるのでつ。
しかも、かなぁ〜り強く。ま、このあたりのことは、
今日のドトーの終わりの方でまたネタふりさせていただきまつ。(つづく)
570 :
Adamas :04/02/03 09:57
>>538 >だからにょろ、もしassociateが動くのなら、thereにadjoinして、
>branchingになるから、itsをbindできない、ってすれば一応問題は回避できますにょろ。
>*Mary/j claims that there seems to its/i photographor
>to be [ some picture of herself/j ]/i badly taken. (←これは
>>550 にある例文)
たしかに、substitutionじゃなくてadjunctionだと考えれば、
指標 i の関係が構築できなくて、うまく上の文を排除できまつ。
が、そうすると、移動した[ some picture of herself/j ]/iが、
それの痕跡をc-commandできなくて、proper binding conditionの違反が生じてしまいまつ。
かといって、substitutionにすると、上の例を誤ってOKと予測してしまうし、
次の(1)-(2)のscope ambiguityを正しく捉えられなくなってしまいまつ。
(1)There is likely to be someone in the garden.
(2)Someone is likely to be in the garden.
つまり、theme NPを虚辞thereにadjoinさせるにせよ、substituteする(つまりreplace)
するにせよ、問題が残されるわけでつ。ま、そんなこんなで、どうも
マイ・フレンドの畠山しゃんは、
<虚辞thereのassociateはそもそもtheme NPじゃないんだ!>と言っているようですw (つづく)
571 :
Adamas :04/02/03 09:58
>>543 >>529 でAdamasがあげてるようなのは、・・・
をいをい、このスレで呼び捨てはわしとBOBしゃんだけかい。
われ、わしにケンカ売っとんのか、ゴルァ!
って言っちゃうと、またホントにケンカになっちゃうから、ちょいと口調を改めまちょうね。
以下、「ちゅちゅ口調」で行きまちゅ。
>>544 >(1)[which piece of evidence that John/i was asleep] was he/i willing to discuss?
>これがOKなのは、discussという動詞が evidenceの前提読みを強く要求するため、
とか
>discussではにゃく、たとえばinventみたいな存在前提のない動詞を使えば
で、顔文字しゃんも認めているように、どんな語が使われているかが
crucialに「文法性」に関わっていまちゅ。だからこそ、
>>530 のわしの発言
>ま、なんて言うんでしょう、
>どんな語を選ぶかってのがcrucialに「文法性」を左右していると思うんですね。
があるんでちゅ。で、それで大切なのが、続くわしの次の発言なのでちゅ。
>で、今カッコ付きで「文法性」としたのは、裏を返せば、束縛条件の効果というのは、
>ほとんどが容認可能性の問題ではないかなぁ〜とか思っちゃうんでつ。
>つまり、文法(すなわち統語論)で解決(処理)できるのは、
>ほぉ〜んとにチョビットじゃないかと。
この辺り、文法性と容認可能性の問題とか、自然言語の形式と機能の関係についてまた
議論が出てきたら、またもうちょいと突っ込んだ発言をさせてもらいまちゅ。(つづく)
572 :
Adamas :04/02/03 09:59
>>548 >存在前提があるかないかで問題の部分がLFで 占める位置が異なる
>するとにょろ、diesingのACDのお話とますます近くなりますにょろ。
>>553 >ちょっと不正確な言い方してすまんにゃったが、
>今見たらHeycockはreferentialityの概念を主に使ってるにゃん
>Heycock, C. 1995. Asymmetries in reconstruction. LI 26, 4.
この辺りの、referentialityが「文法性」に大きく関与しているってのは、
RizziのRelativized MinimalityやCinqueのTypes of A'-Dependenciesに
端を発していまちゅかね。で、もうちょいと言うと、referentialityというのは、
ほとんど(narrow)syntaxの問題ではないでちゅね。
ま、[+/-referential]なんていう「形式素性」を仮定すれば話は別でちゅけどね。ははは。
referentialityには、語の意味特性とか常識とか、そんな<ぼやぁ〜ん>としたものが
絡んでいまちゅね。ま、それをどうやって統語ということばに翻訳するのかってのが
生成文法(ミニマリズム)に課せられた課題なんでしょうかね。
ま、なんだな、「referentialityもnarrow syntaxの課題でなぁ〜い!」と言って、
束縛条件と同様に、解釈規則にポイする手もありまちゅけどね。ははは。
ま、なんて言うか、こういうreferentialityの効果というか効能を見ても、
語の持つ意味のパワーというのをわしは感じちゃいまちゅね。
そう言った意味では、わしは「語彙意味論者」かな。ははは。(つづく)
573 :
Adamas :04/02/03 10:00
さて、今日の最初の投稿に書いた、次のことでちゅけど、
>で、この手の<ダメだと予測するのに実はOKなケース>が、
>生成文法にはウジャウジャあって、それを機能文法は叩いているわけでつね。
>で、わしは、その機能文法(高見・久野・神尾)に萌えというかシンパシーを感じるのでつ。
>しかも、かなぁ〜り強く。ま、このあたりのことは、
>今日のドトーの終わりの方でまたネタふりさせていただきまつ。
ちょいとネタふりさせてもらいまちゅね。生成文法では、誰でもが知っている
Subject Islandというのがありまちゅ。
ようするに、主語からの要素摘出は許されないというものでちゅ。
で、このSubject Islandにも、<ダメだと予測するのに実はOKなケース>がありまちゅ。
次の(1)-(4)のケースでちゅ((1)-(2)と(3)-(4)がペアで、とくに(2)と(4)に注目)。
(1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged?
(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
(3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult]
(4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest]
ま、一目瞭然、主語NPからNPを抜き出すとアウトになるけど、
主語NPからPPを抜き出すのは許されまちゅ。ま、ストレートな言い方をすると、
Subject Islandは、生成文法研究者の共同幻想にすぎないかもよ、ってことでちゅ。
ま、ようするに、
>>538 のかかりしゃんのお言葉を拝借すると、
「データをどう切るか」に対してお考えをお聞かせ願いたいな、と。
そして、「なんらかの言い訳をするのか」それとも
「そもそもそういうSubject Island自体を怪しいと考えるか」にも
お考えをお聞かせ願いいたいな、と。
かかりしゃん、わしはついついドトーになってしまいまちゅが、また〜りでいいでちゅよ。
(つづく)
574 :
Adamas :04/02/03 10:06
あ〜、ドトーしたけど鬱は鬱のまんま。 世のキョーム委員をやられているセンセ方、そして来期からやられる方、 お互いがんばりませう。あ〜、キョーム委員なんて、イヤッ!(おわり) PS. かかりしゃん、大変申し訳ないのですけど、 一度マイ・フレンドの畠山しゃんにメールを出していただけませんか。 (彼のHPでアドレスは分かると思いまちゅ。) わしの方からかかりしゃんにメールを送ってもいいのですが、 もし万が一人違いだったら大変ですので。 畠山しゃんに送られたメールは、わしに転送するように彼に言っときますので。 ちょいと業務連絡があるのでちゅ。よろしくお願いいたしまちゅm(_ _)m 今日はこれにてオッシマイ♪
575 :
(´∀`) :04/02/03 18:39
「意味論 II 」の30へのレスにゃ。 30 :前スレ774 :04/02/03 17:38 ところで、生成スレで話題になって、認知スレでも引用された次の 文ですが、 a. [ which stories about Diana ] did she most object to t? b. *[ how many stories about Diana ] is she likely to invent t? bが駄目なのは、 how many stories about Diana と尋ねると、 ダイアナについて既に書かれたstoriesの中で、そのうちの幾つが という質問になるのに、storiesを目的語とする動詞inventは、 storiesがまだ書かれていないことを前提するという矛盾がある からということで宜しいのですか? ちょと違うんだけどにゃ、(b)でCondition C違反を避けてこの文がOKになるには [ how many stories about Diana ] is she likely to invent t のようにLFでも stories以下が元位置にreconstructされず、数量詞のrestrictionとしてとどまることが必要にゃ。 しかしこの構造は解釈として referential/presuppositional なものを指定するものなので、likely to invent (これからでっち上げそう)という述語の意味と矛盾するので排除されるのにゃ。矛盾しないLFは [ how many ] is she likely to invent [ t stories about Diana ] と、存在前提のない構造で、ここではCondition Cの違反が生じてしまうにゃ。 つまり(b)はCondition Cと非前提的述語のconspiracyによって、どっちに転んでもダメ、ということにゃ。 >ダイアナについて既に書かれたstoriesの中で、そのうちの幾つが >という質問になるのに、storiesを目的語とする動詞inventは、 >storiesがまだ書かれていないことを前提するという矛盾がある こう言ってしまうと、一般には how many 〜は前提、非前提の両方の読みが可能であり how many stories about Diana is John likely to invent 自体はどこもおかしくない、ということが言えなくなってしまうのでダメにゃん。
>>575 意味論スレのななしです。丁寧な説明どうも有難うございます。
>>575 を読んで自分なりに理解したことを、自分の言葉でまとめてみたの
ですが、こういうことでいいのでしょうか?
b. *[ how many stories about Diana ] is she likely to invent t?
bが容認可能ではない理由:
まず、stories about Diana が referential/presuppositional
な解釈を受けるものと考えると、統語的には問題ないが、意味的に
>ダイアナについて既に書かれたstoriesの中で、そのうちの幾つが
>という質問になるのに、storiesを目的語とする動詞inventは、
>storiesがまだ書かれていないことを前提するという矛盾がある
から駄目になり、
また、stories about Diana が nonreferential
な解釈を受けるものと考えると、意味的には問題ないが、
そのような解釈を生じさせるためにLFで再構築を受けた際に、
R-expressionであるDianaが同一指示のsheにc-commnadされてしまう
というcondition Cの違反で統語的に駄目になる。
すなわち、how many stories about Dianaをreferentialに解釈すると
意味的に矛盾が生じ、non-referentialに解釈すると統語的な違反が
生じる。従って、文bは、容認不可能である。
adamasさん、直メールしておきましたニョロ。さて、adamasさんの (1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged? (2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged? (3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult] (4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest] にょろけど、(2)(4)はstring vacuousなextrapositionがかかってから 左に行っているとも考えられますニョロ。すなわち、 (2)[NP the hood t/i] was damaged [of the car] (4)[IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest [with this kind of knife]] が良いので、そこから左に動かすニョロ。一方、(1)はp-strandしているので、 そしてextrapositionはp-strandできないので、(3)は(extraposeできない) playの目的語を左に動かしているので、ダッメになるにょろ。 まあ、それでもextraposition自体がsubject islandに従わないじゃねーかよ、 ゴルアーっ、という批判もあるかもしれないけど、とりあえずこういう切り方すれば (1-4)を一応subject islandをkeepしたまま説明できるニョロ。 ドトーのadamasさんの他のレスに関しては後ほど。ちょっと授業に いってきますにょろ。
>>577 俺もextrapositionがからんでると思ったにゃ。
たしか Fiengo - Higginbotham が昔のLAのペーパーでそんなことを言ってなかったかにゃ。
例文忘れたにゃが、Objからの抜き出しでもたとえば
Who did you tell a story about
は、「誰についてのハナシをしたのか」とゆーより「ハナシを誰についてしたのか」のような
解釈になるとかナントカカントカ、書いてあったような気がするにゃ〜。
[ tell [ a story about who ] ]を [ tell [ a story ] [ about who ] ]という具合にreanalysisする、 とかなかったっけニョロ?これは Who did you tell a story about ってな感じにP-stranding可能だけど、 Which car [NP the hood t/i] was damaged [of _] というのはあんまりよくない、という違いがありますニョロネ。 しかしこれは最終的にofだけになるのにわざわざextraposeしているのが いけないというfunctionalな理由かもしれないニョロ。
名前入れ忘れたニョロケド、誰だかは分かると思いますニョロ。
再分析って何でもありなの?
何でもあり、なら本当に文法自体が「何でもあり」になっちゃうので、 できればそんなものはないか、あっても非常に限られたcontextで おこることにしないといけないニョロ。tellの例は顔文字さんの 「ハナシを誰についてしたのか」というintuitively make senseな 解釈があるので、こういう場合にのみおこる、とするか、 ないしはtellの例もreanalysisではなくてextraposeしていると するか、どちらかでしょうニョロネ。
P-strandingなんて、ホントごく一部の言語にしか見られないんだよね。 英語で、再分析が簡単に起こるってなら、それでもいいのかもしれないけど、 ほんとに起こってるかどうかなんて、わからないから、最終手段にしたいなと。
>>584 >ごく一部の言語にしか見られない
どういう言語にしか見られないとか、にゃんか共通項とゆーか類型論的なまとまりあるにゃ?
>>585 日本英語学会だったと思うけど、そんな発表をしていた人がいると思う。
ゲルマン系の言語の中でも英語と北欧語系だけがP-strandingが可能で、
ドイツ語、オランダ語は駄目。ロマンスも駄目。semiticもslavicも駄目といっていたような気がする。
P-strandingの可能性といくつかの現象を取り上げて、関連を考察していたけど、
忘れました。スマソ。
そりゃいいこと聞いたにゃ(ぺこり にゃんとにゃくにゃが、P-strandingが P-to-Vのhead mvtとゆーかincorporationに基づくとして、 他のhead mvtの有無との関連はないのか、と思ったりしてたもんでにゃ。
ハンドアウト見たいのをgoogleで見つけたんだけど、こういうところに貼ってもいいものなんだろうか?
貼ってヨシ
"P-stranding and functional heads"でググると一発で出ます。
さて、
>その機能文法(高見・久野・神尾)に萌え
うーん、これについてはちょっとニョロ。言語に機能的側面はあるにょろ。
しかしこの諸先生方のやり方には同意できないこともあるにょろ。まあ、
細かいところはさておき、当該のcaseは顔文字師が上で言った、heycock
なんかのやり方でもできるニョロ。このpoint(
>>572 含む)についてはつめないと
いけないにょろ。
>>570 PBCそのものをやめてしまって、thereがassociateをprobeしている
と考えればsubstitutionでもいいにょろ。それでもPBCの効果はだいたい
得られるニョロケド、問題もあるニョロ。たとえば
[太郎がt/i読んだと]/j [その本を]/i [次郎が t/j 言った]
みたいな結果としてPBC違反になるやつにょろ。これを派生でやるには
ずーーっと前に出てきたMLCによるやり方(Fukui)などがあるにょろ。
いかん、もう行かないと。それではマタニョロ。
見てきますたー。 よく調べてあるにゃー。主旨はOTにゃがそれはちょっとおいといて(w)、最初のほうでヘブライ語では 「冠詞と名詞が形態的に一語になる」とあるのはDMに好都合かもにゃ。
592>590
142 :名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/04 00:59 私のテーマはminimalize the minimalist programme というわけで概念上不必要なものを全てなくしたものにしました。 具体的にはLF,PF,mergeなど。 こんなものはなくてもできるというのが私の主張。 結構、radicalでしょ。 143 :名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/04 01:02 私のテーマはminimalize the cognitive faculty というわけで概念上不必要なものを全てなくしたものにしました。 具体的にはlanguage facultyなど。 こんなものはなくてもできるというのが私の主張。 結構、radicalでしょ。 どうなんでしょう、これ。
>>592 北欧語でも定冠詞が名詞とくっつくけど、PlatzackやHolmbergやViknerがDMに転向したとは聞かないけどなw
>>578 遅くなりましたが、有難うございました。
また意味論スレに帰ります。。。
598 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/04 07:56
意味論てなんて(ry
どうしてこのスレのコテハンは語尾が異常で面白くないのかを知りたい。 いやマジメにそう思う。
>>595 接辞添加ではablautが起こるというゲルマン的特徴をもつ他にも、定冠詞つき名詞の
格変化は複雑なので、心の中では昔からDM(またはlate insertion)だったからかもしれまセン?
√bok('book')+{DEF,NOM}→bokin
√bok+{GEN}→bokar
√bok+{DEF,GEN}→bokarinnar
√bok+{PL,NOM}→baekur
√bok+{PL,DEF,NOM}→baekurnar
√bok+{PL,GEN}→boka
√bok+{PL,DEF,GEN}→bokanna
「定冠詞が...くっつく」というその定冠詞すら、私には童貞デキナイ・・・
>494 :かかりちゃん :04/02/01 07:00 >最近、アッシが昔やった(wh関係の)仕事の二十分の一くらいの量のデータをprosodyで やっている人がいて かかり先生、そのprosodic approach のペーパー、titleか何か referenceを教えて頂くことできますか?
602 :
Adamas :04/02/04 11:11
うっちゅ。わしでちゅ。今日も元気にドトーいきまちゅ。
>>577 かかりしゃん、メールありがとうでちゅ。
バレンタインデーに、わしからチョコ届くと思いまちゅが、
どうぞレロレロペロペロしてやって下さいでちゅ。
ちゃて、レスいきまちゅ。Subj. Islandの(1)-(4)の例を下に再録しまちゅ。
>(1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged?
>(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
>(3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult]
>(4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest]
(1)と(3)は、ダメと予測してダメになっているから、それはまぁいいとして、
ポイントは、ダメになるはずなのにOKになっている(2)と(4)をどうするかでちゅ。
>(2)(4)はstring vacuousなextrapositionがかかってから
>左に行っているとも考えられますニョロ。
たしかに、そうやれば、とれあえずは窮地を脱出できまちゅ。
が、「string vacuousなextraposition」というところにひっかかりまちゅ。(つづく)
603 :
Adamas :04/02/04 11:12
つまり、いわゆるvacuous movementなんか、今のシステムで認められるのか、ってことでちゅ。 vacuous movementって言うと、すぐに思い付くのが、who ate that apple?なんかのwhoでちゅね。 たしかに、vacuous movementを仮定すれば、次のような文法性を正しく捉えられまちゅ。 (1)what do you wonder who saw?(Chomsky 1986) つまり、埋め込まれたCP指定部をescape hatchに使えまちゅ。 が、今のミニマリズムでも、vacuous movementって可能なのかな、って思うのでちゅ。 つーのも、一つは、PF(A-Pシステム)にもLF(C-Iシステム)にも影響を及ぼさない文法操作は、 ミニマリズムではありえないだろ、ってことでちゅ。 あと、素性照合なんかをシリアスに考えると、 vacuous movementっていろいろ問題あるんじゃないかと。 ま、わしは、こんなことあんまり興味ないからどうでもエエんでちゅけどね。 あ、でも興味ある人やってみたら。きっと、ペーパー1本になるよ。 ほれ、もってけドロボー、若ぇ〜ガキども、でちゅ。(つづく)
604 :
Adamas :04/02/04 11:13
>>584 >P-strandingなんて、ホントごく一部の言語にしか見られないんだよね
>>587 >にゃんとにゃくにゃが、P-strandingが P-to-Vのhead mvtとゆーかincorporationに基づくとして、
>他のhead mvtの有無との関連はないのか、と思ったりしてたもんでにゃ。
P-strandingとECMは、とてもmarkedな現象でちゅ。
それと、どちらも英語に見られまちゅ。もしかしたら、
P-strandingを可能にしている原理とECMを可能にしている原理が同じかもしれまちぇん。
ECMでは、埋め込みのVが主節のInflに主要部移動していまちゅ。
もし、上の顔文字しゃんの言ってることが、かり〜に当たっているとしたら、
両方ともHead-movment constraintによって制御されているかもしれまちぇん。
てなことで、ほら学生しゃん、また論文のネタあげまちゅよ。ほら、もってけドロボー!
(つづく)
605 :
Adamas :04/02/04 11:14
>>591 >このpoint(
>>572 含む)についてはつめないといけないにょろ。
わしもそう思うでちゅ。つーか、詰めないといけませんでちゅ。
詰めるといろんなことが見えてくるでちゅ。
わしにはあんなことやこんなことが、ちょいと見えていまちゅ。
この話はまた今度でちゅ。(つづく)
606 :
Adamas :04/02/04 11:15
>>591 >
>>570 PBCそのものをやめてしまって、thereがassociateをprobeしている
>と考えればsubstitutionでもいいにょろ。
たぶんそうくるなと思ってましたでちゅ。で、この路線でやっているのが、
Boskovic (1997)やOchi (1999)でちゅ。
彼らは、このprobeアプローチで次のようなデータを分析していまちゅ。
(1)There is/*are a man and a woman in the house.
(2)There is/*are a man and five women in the house.
(3)There are /*is four men and a woman in the house.(Boskovic 1997)
が、ダメポでちゅ。probeアプローチはダメでちゅ。
いろいろワケあって、これ以上つっこんだ話はできまちぇん。ごめんなちゃいでちゅ。
てなことで、今日はこれにておちまいでちゅ。
PS.
>>600 こさかなしゃん、こさかなしゃんにもバレンタインチョコ渡したいんだけど、
無理でちゅよね。身元バレちゃうもんね。もしバレてもよかったら、
わしのボーイフレンドしゃんにメール下さいませ。つーか、99%無理でちょうか....
(おわり)
>>604 >P-strandingとECMは、とてもmarkedな現象でちゅ。
ECMがmarkedというふうにおっしゃってますが、
ECMの可能な言語とそうでない言語を取り扱ったような論文はあるんでしょうか?
興味があるもので…
608 :
Adamas :04/02/04 12:41
>>607 う〜ん、なんかで見た記憶があるのでちゅが、あ〜、忘れてしまいまちゅた〜
ごめんなちゃ〜い。きっと、ROMの誰かが教えてくれるんじゃないかな。
ROMの誰かしゃ〜ん、知ってたら
>>607 しゃんに教えてやってぇ〜
あとぉ〜、な〜んと!こさかなしゃんから直メールもらっちゃいまちたーー!!
Adamas感激♪なにはともあれ、こさかなしゃん、今後ともよろひこお願いいたちまちゅ
(ぺこ〜り
では、今日は本当にこれにてさよならでちゅ。
で、ECM=raisingということでいいのかな?そういうことでよければ、 raisingのtypologyに関してはEckman (1977)というのがある。 可能な言語とそうでない言語と言うより、どの言語でどのタイプの構文が 可能かという話だったと思う。確か、implicational relationを 立てていたな。 で、ついでなんで、よかったらどなたかにECMとraisingの関係を教えてもらい たいんだけど。ECMというのはSTOのことだけ指す?
>608 Adamasしゃんから直メールいただきマシタ(はうん こちらこそよろひこ、デス。
611 :
(´∀`) :04/02/04 15:21
>>594 ネタにマジレスすると、LP/PF不要論は今時珍しくもにゃいが、mergeをとっぱらってどういう句構造理論を考えているのか、
大いに興味あるにゃ。以前にも言ったにゃが、mergeとかagreeとかは、関係性の発見とでもいうような一般的認知機能が
言語に特定化したものだという気がするにゃ(その意味では認知が好きなメタファも無関係ではないにゃが)。
そのもっと基本的なものまで辿っていけるのなら、merge自体をgivenなものとして組み込んでおく必要はなくなるとも
思うにゃが、それとは多分違う意味で言ってそうだにゃ。
ところで×maximalize → ○maximizeにょろ、フツー
612 :
(´∀`) :04/02/04 15:22
minimalize→minimizeですたw
613 :
(´∀`) :04/02/04 15:35
>>600 キリ番げとのこさかなしゃん、
以前「これ嫁」と○智の院生しゃんにもらったMarantzのペーパーでもそのあたりが根本的な動機の一つっぽいの
にゃが、そのまんま引用すると
Something becomes nominal, then, when it merges with D.
Speakers of highly inflected languages won't find this notion too foreign - it is often the case that to
pronounce a noun, you have to put it in some particular case or other.
Or to pronounce a verb, you need to use some inflected form - there is no way to pronounce the bare
stem or root.
Such inflected forms in sense carry a syntactic tree with them.
>>607 思いっきり古臭いですが、 Kayne, R. On certain differences between French and English. LI 12
in sense → in a sense
カオモジせんせ>613 しらずにキリ番げとしてマシタ。引用のところを読んだら、すんごく合点が行くの デス、とアイスランド語を三ヶ月勉強したのに全然覚えてナイ私が強がってみマシタ。
617 :
(´∀`) :04/02/04 19:02
問題蒸し返すようにゃが。。。
>>602 >(1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged?
>(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
>(3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult]
>(4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest]
まず(2)と(4)は同じ扱いをすべきなのか、とゆーのが一点。(2)のof whichはargumentなのに対し、(4)のwith whichは
adjunctだしにゃ。
それから、主語NPの中から(extraposition経由で)取り出したという以外の派生も考えられるのではないか、とゆー点も
あるにゃ。
(4)から言うと、with whichはinstrumentにゃから、補文は
[ slicing soft bread should be easiest with this kind of knife ]
相当になっているとは考えられんかにゃ。
(2)のほうは、少々苦しいにゃが、[ of this car ]で「この車について」みたいにaboutnessを設定している表現かも
知れんにゃ。たとえば
of which car do you think the hood was damaged
だと、「どの車について〜だと思うのか」という解釈も持てるか、と思うのにゃが?
618 :
(´∀`) :04/02/04 19:04
そこで強引にECMにもっていくと、日本語の定時制補文のECM 花子は太郎を [ アフォであると ]思っている についても、英語に直訳すれば Hanako thinks of Taro [ that he is an idiot ] みたいに「太郎を」もそういった表現として主節に基底生成されるという可能性もあるにゃ。 これはずっと以前にかかりしゃんと議論したと思うけどにゃ。確かかかりしゃんは反対派にゃった?
>>618 それとにょろ、extrapositionは移動ではなくて、文末にbase-generateして
predicationみたいなもので解釈されるとも考えられるニョロ。Rochemont&
Culicoverってそうしていたと思うニョロ。それなら、string-vacuousというよりは、
ふつーの移動ニョロ。
>>618 その通り、反対派にょろ。
ECMがmarkedかどうか、ということとcross-linguisticsにECMがあるかどうか
ということがゴッチャになっているニョロケド、ある言語Aをみていて、Aの現象x
が他の言語にはない現象だからxはAにおいてもmarkedである、って推論が
成り立つニョロか?そもそもmarkedってどういう意味で使っているニョロ?
adamasさん、チョコありがとうございますニョロ。楽しみにしてますニョロ。
本当は若いおねーちゃんからもらいたいニョロ。
>>601 んーそれはチョット、あんまり良いことだと思わないので
堪忍してくださいニョロ。私もconferenceで発表聞いただけだし。
Boscovicのデータ
>>606 って本当にそうにょろかね。there is two issues here
なんて二人に一人くらいの人(linguist含む)がいうので、判断自体が
怪しいニョロケド。それと、thereだけでなくit CPでも基本的に同じ
問題があるにょろ。
i) Mary/i thinks that it is obvious that some picutres of herself/i look horrible.
ii) *Mary/i thinks that it is obvious to herself/i that some pictures of John look horrible.
McClosky(spell?)のagreeするタイプのCPもit CPでagreeしないからCPはitに
あがらないという議論もあったニョロケド、agreementとcovert raisingを
直結させる証拠もいまいちないように思うニョロ。
>>611 147 :名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/04 02:45
>>142 卒論で扱える範囲かよ。
で、なんか、おもろいもん出たの?
148 :142 :04/02/04 04:08
>>147 Yeah, I think so.
And did you guys realize that I spelled プログラム in the British way?
I don't like "program".
ネタじゃないようです。
いや、ネタだろ そんな優秀な学生がこんなところで論文晒すようなDQNなことするわけないし 無意味に英語で書いてるあたりが厨房臭ぷんぷん漂わせてる
>>618 >Hanako thinks of Taro [ that he is an idiot ]
>みたいに「太郎を」もそういった表現として主節に基底生成されるという可能性もあるにゃ。
確か、三原先生(1994)がそういう立場だったと思うんですが、この説は
要するに、問題の構文はコントロール構文であるという主張ということで
いいんでしょうか?それと三原先生は「を格」はVP主題であるというような
ことを言ってたと思うんですが、VP主題という概念は広く受け入れられている
カテゴリーなんでしょうか?
>要するに、問題の構文はコントロール構文であるという主張ということで >いいんでしょうか? でしょうニョロ。詳しいことは本人のみ知るニョロけど、 それならコントロールと同じ振る舞いすることを示さないと いけないにょろ。 >それと三原先生は「を格」はVP主題である VP主題、というのはあんまり聞いたこと無い用語ニョロ。 major subjectならぬ、major objectと呼んでいた人もいる ように思いますニョロ。記憶が確かじゃないニョロ。
625 :
(´∀`) :04/02/05 07:34
>>623 ふにゃふにゃ、三原しゃんがそう言ってたかどうかは覚えてにゃい……
ひょっとして俺が吹き込んだか、逆に吹き込まれたかどっちかかもにゃw
small pro まで含めてコントロールと呼ぶにゃら、まあ、コントロールだ罠ゃ
1) 太郎(のこと)を [ pro バカであると ] 思っている
2) ... [ [pro 妹が] 美人であると ] ...
3) ... [ [ pro 書いた論文 ] が素晴らしいと ] ...
要するにヲ格要素は補文主語自体に対応していなくても、何らかの意味でaboutnessを満たしてたらいいのにゃん。
その意味で「VP主題」と言えると思うにゃ。ちょうど、関係節の先行詞が関係節内において主題とゆーか
aboutnessを満たしている(Kuno)
[ pro バカである ] 男
[ [pro 妹が] 美人である ] 男
[ [ pro 書いた論文 ] が素晴らしい ] 男
のと同じような意味で、この場合は主節VP内でaboutnessを満たしている感じだにゃ。
626 :
(´∀`) :04/02/05 07:38
おっとかかりしゃん、毒入りチョコには気をつけるのにゃ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
最近の流行はリシンですよ
proってobligatoryにcontrolされるにょろか? 太郎が 花子/iのお兄さんを [pro/i馬鹿だと]決めつけた。 こんな解釈ないニョロ。「決める」「断定する」に VP主題があるというのも、ピンと来ないにょろ。 でも眠いから寝ますにょろ。
629 :
Adamas :04/02/05 10:29
うっす。わしだ。ガキども、今日もおじさんドトーすっぞ。
>>617 おっ、問題蒸し返しマンだ!ふんじゃ、顔文字しゃんにレスすっかな。
まず、例を下に繰り返しまちゅ。
>(1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged?
>(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
>(3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult]
>(4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest]
>(4)から言うと、with whichはinstrumentにゃから、補文は
>[ slicing soft bread should be easiest with this kind of knife ]
>相当になっているとは考えられんかにゃ。
「考えられん」ことはないが、無理してるのはミエミエでちゅ。
(4)は、「この手のナイフでフワフワパンを切ること」が
一つの意味的まとまりを持ってるのは明らかでちゅ。
つまり、問題となっている前置詞句[with this kind of knife]は、
[slicing soft bread]のslicingを修飾しているのは明らかでちゅ。
だから、[with this kind of knife]は、基底では次のようになっていると考えるのが自然でちゅ。
(1)[slicing soft bread with this kind of knife] should be easiest
つまり、Subj. Islnadの効果が出て当たり前の構造が基底ではあると考えるのが自然でちゅ。
(つづく)
630 :
Adamas :04/02/05 10:30
>>617 >(2)のほうは、少々苦しいにゃが、
>[ of this car ]で「この車について」みたいにaboutnessを設定している表現かも知れんにゃ。
>たとえばof which car do you think the hood was damagedだと、
>「どの車について〜だと思うのか」という解釈も持てるか、と思うのにゃが?
再度(2)を下に繰り返しまちゅ。
>(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
これは「少々苦しい」どころかメチャクチャ苦しいと思いまちゅ。
ほとんど苦し紛れの逃げ口上でちゅ。
フツーに(2)を読めば、「どの車のボンネットが壊れちゃったの?」
と解釈するのがあったり前でちゅ。
つまり、of which carとthe hoodの間に所有関係を見るのがあったり前でちゅ。
aboutness的読みを(2)から読みとっちゃう人は、頭のヒューズが飛んじゃってる人でちゅ。
ま、そういうことで、
>>617 の反論はちょいとナンダカナーでちゅ。
あと、なんでちゅね、トンデモない<大人のオモチャ>で窮地を脱出するのも生成の常套だけど、
トンデモない解釈で窮地を脱出するのもこれから流行るのでちょうかね。ははは。
(つづく)
631 :
Adamas :04/02/05 10:31
>>619 >それとにょろ、extrapositionは移動ではなくて、文末にbase-generateして
>predicationみたいなもので解釈されるとも考えられるニョロ。Rochemont&
>Culicoverってそうしていたと思うニョロ。それなら、string-vacuousというよりは、
>ふつーの移動ニョロ。
たしかに、そういう逃げ方もあると思いまちゅ。
つーか、ほとんどの人が、そういう風にして逃げまちゅよね。
で、これはどういうことかと言うと、言語知識のモデル(それを構築する仮説)は、
基本的に無限にデッチ上げる(まさにinventする)ことができるということでちゅ。
ここが、言語知識のモデルの強みであり、また弱みでもあると思いまちゅ。
と、まあ、こんなことを、言語処理のモデル作りと言語知識のモデル作りを考えながら、
今度マタ〜リとお話させていただければと思っておりまちゅ。
>本当は若いおねーちゃんからもらいたいニョロ。
いちおー投函は、若くて綺麗な、足首がキュッと締まったお姉チャンにお願いしまちた。
わしのラマ〜ンだ!ぐわっはっはっはっはぁ〜! (つづく)
632 :
Adamas :04/02/05 10:32
>>620 >Boscovicのデータ
>>606 って本当にそうにょろかね。there is two issues here
>なんて二人に一人くらいの人(linguist含む)がいうので、判断自体が
>怪しいニョロケド。
で、その辺りのことを、言語処理の見地から詳しく論じているのが、Schutze (1999)でちゅ。
ようするに、「言語知識のモデルじゃダメでちゅよ、
こういったのは言語処理のモデルで対処しないとね」と言っていまちゅ。
が、彼の分析もダメポでちゅ。詰めが甘いでちゅ。
ちょいとここから先は企業秘密ってことで、ごみんあそばせでちゅ。
>>620 >それと、thereだけでなくit CPでも基本的に同じ問題があるにょろ。
>i) Mary/i thinks that it is obvious that some picutres of herself/i look horrible.
>ii) *Mary/i thinks that it is obvious to herself/i that some pictures of John look horrible.
この問題も面白いというか不思議でちゅね。there構文とは違って一致を示さないのに、
there構文と同じ振る舞いを示すとは!でちゅ。
もしかしたら、虚辞であるとかないとかは全然irrelevantだったりして。 (つづく)
633 :
Adamas :04/02/05 10:32
ちゃて、ま、なんと言いまちゅか、例のSubj. Islandに関しては、
かかりしゃんと顔文字しゃんからいろいろ案が出されましたが、
個人的には、「ま、そんなやり方もあるかな」ぐらいでちゅ。
で、個人的にはどう思うかというと、基本的には、
A-over-Aの認知版みないなのが働いているのかなと思うのでちゅ(あと、語彙の選択の問題)。
つまり、(1)と(3)ではNPの中からNPが取り出されているからダメになっていて、
(2)と(4)ではそうなっていないからOKと。再度(1)-(4)を下に再録。
>(1)*Which car/i was [NP the hood of t/i] damaged?
>(2)Of which car/i was [NP the hood t/i] damaged?
>(3)*the sonata which/i [IP [NP [IP playing t/i]] is most difficult]
>(4)This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest]
で、個人的に、この辺りの問題に興味があるので、もしよろしかったら、
また明日ネタふりしまちゅ。
>>628 >proってobligatoryにcontrolされるにょろか?
もし顔文字しゃん(
>>625 )が仮定しているproがPROだとしたら、
かかりしゃんの問題も解消されるかもしれないでちゅね。
というのも、Hornstein (1999)は、obligatory controlにはA移動が関与していて、
その移動で残された痕跡がPROと言っているからでちゅ。
でも、JackendoffとCulicoverの二人組が「オメエ、そりゃ違うんじゃねえかい!」
って言ってるみたいでちゅけどね。 (つづく)
634 :
Adamas :04/02/05 10:33
おまけ1:
こさかなしゃん、、メールどうもでちゅ。こちらでお返事させていただきまちゅ。
ブツ届くの楽しみにしていまちゅ。わしの方もこれからブツを発送いたしまちゅ。
あと、ニュートン力学から相対性理論へのシフトの話、こっちでもしてちょんまげでちゅ。
わしもエロエロ語りたいことがあるので。
あと、**さんネタはまた今度。もちろん、メールで。
**さん、ほんとカタブツなんだだよなぁ〜・・・シャレも分かんないし・・・
むか〜し、彼と喫茶店で二人っきりで話しをしたことがあるんだけど、
わしのシャレが通じなくてホント苦労したわ。
おまけ2:
業務連絡。ワケあって、カキコは月〜金だけにしまちゅ。土・日はぜったいにしまちぇん。
おまけ3:
>>626 顔文字しゃん、あんたんとこにも毒入りチョコ送ったぞ。たぶん明日には届くと思うわい。
いっぱい食べてまた便所でゲーゲーやってくんろ。
つーーーーか、わしはあんたと違って毒を盛ったりせんぞ!(w)
あと、もちろん、わしの愛人25号、逃走派しゃんにもチョコ送りまちたよ〜。
もちろん、媚薬入りでちゅ。一人でハァハァしてくんちゃい。
んじゃ、みゃたぴょ〜ん、でちゅ。(おわり)
635 :
(´∀`) :04/02/05 11:11
>>629 > (4)は、「この手のナイフでフワフワパンを切ること」が
> 一つの意味的まとまりを持ってるのは明らかでちゅ。
どこが明らかでちゅかw
> (1)[slicing soft bread with this kind of knife] should be easiest
と俺の出した
a. [ slicing soft bread ] should be easiest with this kind of knife
とを比べると、ふわふわパンを切るのに一番適したナイフの種類を述べている、というのが(a)であって
この場合、比較しているのはいろんなナイフ、その中でこいつが「一番切りやすいはずだ」
should be easiest と言っていることになるのにゃ。対してアフォマツ、いやいやアダマチュ説の(1)だと、
「この種のナイフでふわふわパンを切ること」が他の何よりも易しいはずだ、ということであって、
まあ、そういうのも「「考えられん」ことはないが」あんまり自然とは思えんにゃー。
元の文(4)は「こちらがふわふわパンが一番切りやすいタイプのナイフになります」てな感じで店員が
いかにも言いそうなセリフだと思うがどーにゃ?
それに今問題になっているのは自然さはともかく(a)が可能か否かであって、可能であれば(4)はそこから
派生したと言える、つまりSubj Conの反例にはならにゃい、ということにゃ。(a)はあり得ない、と
言わないとそっちの議論は無効である点にまず注意にゃ。逆に(1)が可能であってもこっちの議論には
irrelevantである点にも注意だけどにゃ、にゃはは。
毒入りチョコのお返しは、トリインフルエンザウィルス入りの爆弾メールにゃ、ほれほれ(ウソにゃ
636 :
(´∀`) :04/02/05 11:18
>>633 > つまり、(1)と(3)ではNPの中からNPが取り出されているからダメになっていて、
> (2)と(4)ではそうなっていないからOKと。
それだけだとObj NPからのNP抜き出しがOKなのが困る罠ゃ。
ま、PPを引っぱる素性とNPを引っぱる素性が違うなんてことを言い出したら、観察を
素性で置き換えているだけになるからにゃ、まずはその
> A-over-Aの認知版みないなの
ってのをもう少し訊かせてもらおうにゃん。
637 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/05 12:41
このあいだ、近所のな○卯行ったんです。なか○。 そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。 で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、豚角煮丼、とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、豚角煮丼如きで普段来てない○か卯に来てんじゃねーよ、ボケが。 豚角煮丼だよ、豚角煮丼。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人でなか○か。おめでてーな。 よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、Jビーフやるからその席空けろと。 牛丼屋ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 Uの字テーブルの中の店員といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛ネギだくで、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、ネギだくなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、ネギだくで、だ。 お前は本当にネギだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、ネギだくって言いたいだけちゃうんかと。 牛丼通の俺から言わせてもらえば今、牛丼通の間での最新流行はやっぱり、 大盛り、これだね。 牛丼大盛りギョク。これが通の頼み方。 大盛りってのは米が多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。 で、それにギョク(玉子)。これ最強。 しかしこれを頼むと次から店員に感謝されるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前らド素人は、豚角煮丼定食でも食ってなさいってこった。
638 :
Adamas :04/02/05 12:53
>>635 これはこれは、不良オヤジからレスがついてまちゅねw
Adamas基底構造(1)と顔文字基底構造(a)を下に再録:
> (1)[slicing soft bread with this kind of knife] should be easiest
> a. [ slicing soft bread ] should be easiest with this kind of knife
結局、顔文字説だと、あれでちゅね、
基本的には
>>619 にあるRochemont & Culicoverと同じことでちゅね。
つまり、(a)の文末にあるPPはfocusとして機能していて、
その表層の位置に基底生成されているということでちゅね。
それで、その文末からCP指定部に移動していれば、主語からの移動じゃないからOKになると。
で、ポイントは、(4)の文をインフォーマントがどう解釈したかでちゅね。
はたして、雑貨屋の店員をイメージして、つまり(a)の構造をベースにして解釈したのか、
それとも、(1)の構造をベースにして解釈したのか。
わしとしては、(1)の構造をベースにして、
それで「この文はOK!」と判断してくれたのであれば嬉ちいのでちゅがね。
ちゃて、これだけはインフォーマントに聞いてみないと分かりまちぇんね。
>>636 これに関しては、明日あたりに着くチョコを食べてみてちょ。わしとちょいと考えが違うけどw
639 :
Adamas :04/02/05 12:54
>毒入りチョコのお返しは、トリインフルエンザウィルス入りの爆弾メールにゃ、ほれほれ(ウソにゃ
つーか、最近わしのところ、めちゃくちゃウィルス来てんだよな。あんたじゃねぇだろうなw
いや、まじで、誰じゃい!わしにウィルス送りつけてくるのは!!
てなことで、今日は本当にこれにておちまい。夜までビジーなのでちゅ。いや、まじ、本当に。
あと、Subj. Islandの話、これで終わりにしていいなら、明日またネタふりまちゅよ。
>>637 逃走派しゃん乙でちゅw
Subject islandの話が終わりになったら、
>>570 >>591 で話題に上がった
PBCのネタふりしていいですかにゃ?おいらはこいつを排除したいのですにゃ。
>もちろん、媚薬入りでちゅ。
媚薬と言えば、駆動静香!「ちょっと待ってよねーえ♪何て言ったのいーまー?」
いいのいいのいいの♪あかん、ラリってしまいますた。逝ってきます。
641 :
Adamas :04/02/05 14:38
>>640 K-Rodしゃん
>PBCのネタふりしていいですかにゃ?
どうじょ、どうじょ、いいでちゅよ。
つーか、わし、ちょいと忙しくなってきちゃったので静かにしてるからさ。
あと、不良オヤジ、もとい顔文字しゃんにチョコ送ったんだけどね、
実はK-Rodしゃんの分も入ってるのでちゅ。だから、顔文字しゃんからもらってね。
ということで、顔文字しゃん、わりぃけど、K-Rodしゃんに1ヶチョコ渡してくんない。
おねげぇしますだ。
あっ、そうそう、間違えて自分の渡しちゃだめでちゅよ。
そんなことしたらK-Rodしゃん泡吹いて死んじゃうから。
ちゃて、今からミーティングでちゅ。ほんじゃ、ほんとに今日はこれにてさいならでちゅ。
Adamasしゃん ワタクシもチョコを送りマシタ。工作員への暗号入りデス。
おまいら女学生ですか?
644 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/05 17:50
__ __ __ __ __ __ __ __∠__∠__∠l__ . ∠__∠__∠__∠__∠__/| ∠__∠__∠__∠__/.|_ . / / ./ / / /| | ∠__∠__∠__/ /| |/| | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |/| | / / /| ̄ ̄| |/| | | |__|__|__|__|/| | |_| ̄ ̄| ̄ ̄| |__|/| |/| | ̄ ̄| |/| | | |/| ∠__|__|__l/ /| |/| | . __ __ _| |/| | |__|/| | | | | | ̄ ̄| |/| |/ . ∠__∠__∠| ̄ ̄| |/| | | |/| |__|__|__|__|/| |/| . / / / | |/| | |__|/| | | | | | | |/| | | ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |/ .| | |/ |__|__|__|__|/| |/ |__|__|__|__|/ |__|/ | | | |__|/ |__|__|/
__ , ────── 、__ , - ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ / ;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ /,,;,,,,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,,,,,,;::::::丶 / :::::::::;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;:::::::::::::::::::ヽ i゙:::;:::::||::::::,!i:::::::::::,|i::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::゙i i゙::::|;;;;| |;;;;;| |::::::::::| |:::::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::| . i゙::::::i ''''''''''' '───' |;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::| .|:::::::|,-====-´ ゙ヽ,,,,,,,,,,,,,、 |:::::::::::::::::::| |;::::::::|,-──、 ~ニニ,,_` |:::::::::::::::::::| `ヽ、i (、i´ノ ´い,, ノ ' |;;;::::::::::::::/ なんで637=逃走派しゃんなん? . i ^~~~ー==─ ー'-+、 /^゙-、;;;;/ { ヽゝ '-'~ノ λ ''゙゙''-''-─、 /-'^" ヽ,_ ^~^ ( /`''丶、 , - /^l / /( ノ `'''''''´~ _, - ' ~ ゙i、 { / /| ̄ ̄ ̄ ̄ _,-'^¨ } {/ / ゙ー────'~ \| / ヽ \
俺も巨大AAで遊んでみますたw 上のexpletiveのケースについての一案にゃが (1) *Mary/j claims that there seems to its/i photographer to be [ some picture of herself/j ]/i badly taken. まずPesetskyにあったようにthere-associateの関係はACDを認可しにゃいので、移動があるにしてもphrasal mvtでは にゃい、と仮定してみるにゃ。そのためitsのbindingは不成立、同様に (2) a. There is likely to be someone in the garden. b. Someone is likely to be in the garden. (2a) でもwide scopeはなしにゃ。 phrasal mvtがないのだから、substitutionかadjunctionかの問題も生じず、また一般にfeature mvtがhead adjunctionだと しても、他のすべての合法的なfeature mvtがどのみちなんらかの形でPBC(だかなんだか)を満たすわけにゃから、この例 だけについて云々しなくてもいいことになるにゃ。 すると (2) Mary claims that there seem to be [ some pictures of herself ] on sale. にゃんかはassociateが動くからではにゃく、 元位置でpicture noun内の事情(PRO Subj)でOKってことになるにゃ。 ここまでにゃんか問題あるにゃ?
PesetskyのexistentialがACDを認可しない、ってのはカッナ−ッリ判断が 怪しいので有名にょろ。かなり込み入ったデータにょろからしょうがないけどにょろ。 (3) *Mary claims that Tom bought [ some pictures of herself ] はPROのcontrolが何らかのminimalityに従っているってことになるニョロネ。 んで、thereはMary...PROのbindingをblockしない。しかし、そうすると (4) *Mary claims that there seems to herself to be some picture of Janet Jackson on the web. が問題になるニョロ。
それも考えた上なのにゃ。 つまりにゃ、BTが制御するanaphor bindingは原則coargumentの関係にゃから(Reinhart - Reuland)、 (4) *Mary claims that there seems to herself to be some picture of Janet Jackson on the web. ではherselfとcoargumentであるようなbinderがない、ってことで排除してはどうかにゃ。 pix nounの場合は PRO subjが同じ picture のcoargumentにゃからOKってことでにゃ。
巨大AAで弁護してくれたからというわけではありまセーンが、蒸し返しの
Slicing soft bread should be easiest with this kind of knife
の例については顔文字しゃんに賛成の1票デスー。意味解釈上、
>>635 のとおりだと
思われるし、主語の動名詞部分が代名詞になるのも可能と思われるからデスー。
"Oh, my gaaash!! I hate slicing soft bread!" "Be nice, my sugar! Try this knife. It's
a lot easier with this." "Ah, yes, you're right, my honey! Thank you. I'll do whatever
you want." "Are you sure? Then, will you please do me hogehoge?" とかなんとかはアクセプタブル
だと思われマスシー。興味深く思ったのは、この例のwith句のような表現がどのような環境で
現れるかデスー。
a. Reading books is/would be easy/easier on this desk.
b. Riding a motorcycle is/would be dangerous in this park.
c. Playing chess is/would be a fun with you.
d. Spraying walls is/would be easy with this paint.
e. Spraying paint is/would be easy on this wall.
全部オーケーかも。でもなんとなく(c)の前後で線があるような。
インフルエンザA型に感染したよー。アハハ。皆も気をつけてねー。
650 :
(´∀`) :04/02/05 21:54
逃走派しゃん応援ありがとにゃ〜(にゃんこふぁいとクラブに内紛勃発か!w) お礼に猫インフルエンザウィルス入りのメールあげるにゃ、ほれ送信ボタンをポチっとにゃ(ウソにゃ、お大事ににゃ) しかし逃走派しゃんの例文見てるとtough文との関係は明白かもにゃ
>>633 でガイシュツですにゃが、
>>647 のminimalityをPROが守ってる所とか、
>>のcoargumentの問題を考えるとPROってやっぱ動いてるんでしょうかにゃ?
私は「動かない」に一票投じてるんですけどニャ。
>>649 の例文と
>>633 他の例文から行くと、PPはやっぱ基底生成上、
Slicing soft bread should be easiest with this kind of knife
となってるのではなかろうか?ということで(´∀`)先生においらも
一票ですニャ。thoughにしろ、passiveにしろsubjectは上がっていった
ものですからにゃ。
ついでに思い出しカキコですにゃが、P-strandingで去年の英語学会で 最近活発に活動されてるK外大のUしゃんが、英語とゲルマン系の言語の P-strandingについて発表されてマスタニャ。PPがstrong phaseって提案 にゃったですにゃが、Barriersの頃とどう違うのか、ない知恵絞って考えて ますたにゃが、よー分かってないですにゃ。
Adamasしゃん、毒入りチョコ楽しみにしてますニャ。 (´∀`)先生と心中。ってもちろんウソにゃ。 レビィー・ストロースが贈与という行為は、相手に対する脅迫という 主張をされてますたので、私は謹んでAdamasしゃんに脅迫されたままに しときますにゃガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル 今日はなぜか眠たくねぇ。おいらにしては夜更かしっす。
>651で消えてますたがcoargumentについては
>>648 のことですね。
hornsteinはPROが上がっているのはA-positionに限定してましたので、ニャ
655 :
Adamas :04/02/06 09:41
うっちゅ。わしでちゅ。今日もちょいとドトーちようかな。 ちゃて、蒸し返しの文(下に再録)でちゅが、 >(4) This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest] 言われてみると、もろにtough構文が絡んでいまちゅね。 となると、(4)のふわふわパンの文は、 Subj. Island効果消失を知るには相応しくないでちゅね。 toughの特性によって、 Subj. Island効果が未然に回避されている状態になってしまっていまちゅからね。 つまり、述部がtoughクラスのeasyであるがゆえ、 with句は最初から文末に基底生成されていることになり、 主語からの抜き出しがそもそもできない状態になってしまっているからでちゅ。 そうなると、(4)の文法性をもって、たしかに、 Subj. Island効果消失うんぬん言うことはできなくなりまちゅね。 ま、そう考えると、(4)は反例にならず、 Subj. Island効果消失をチェックするデータとしてはよくありまちぇんね。 で、たとえば、述部をtoughタイプでないものにして文法性を調べればエエのでちょうが、 そんな文ちょいと思い付かないんでちゅよね。 主語がslicing soft breadだと、述部は「やりやすい」とか「やりにくい」とか 「容易だ」とかやっぱしtough述部になってちまいまちゅ。 う〜ん、どうなんだろ、不良オヤジに一本とられたのかなw(つづく)
656 :
Adamas :04/02/06 09:42
-- 求人広告 -- 次の条件を満たすネイティブ・スピーカー求む。 (1)の文で(2)をベースに解釈してOKだと判断する人。 (1) This is the kind of knife with which/i [IP [NP [IP slicing soft bread t/i]] should be easiest] (2) [slicing soft bread with this kind of knife] should be easiest 性別年齢問わず。経歴問わず。交通費支給。月一回ギョウザ1パック支給。 な〜んちゃってね。 興味ある人、LINGUISTのBBSでネイティブ・チェックお願いしてみたら? これは半分冗談、半分マジ。(つづく)
657 :
Adamas :04/02/06 09:43
>>647 >PesetskyのexistentialがACDを認可しない、ってのはカッナ−ッリ判断が
>怪しいので有名にょろ。
次のようなデータもありまちゅよ。ちゅまり、Pesetskyオヤジが言ってるように、
存在文がACDを認可しないケースでちゅ。
*John expected there to be no one that I did electable.(Hornstein 1994)
こんなのも怪しいんでちょうか。どうなんでちょ。(つづく)
658 :
Adamas :04/02/06 09:44
>>652 >PPがstrong phaseって提案にゃったですにゃが、Barriersの頃とどう違うのか、
>ない知恵絞って考えてますたにゃが、よー分かってないですにゃ。
具体的な話は分からないけど、わしは、
phase-based approachとBarriersがどう違うのかよー分からんのでちゅ。
わしに言わせたら、ほとんど先祖返り。
ま、なんでちゅね、わしに言わせると、生成文法はGBで止めときゃよかった。
BarriersでSとS'をIPとCPにしたのが最大の失敗。
そして一気にテクニカル路線に走ったのが致命傷。
それで、economyで「計算」なんていうトンデモ概念を入れちゃったのが
「もうお前は逝ってよし」の状態。
ま、このあたりのことに関しては、チョコ食べてけろ。
ま、なんだな、このままどんどん先祖返りしてGBまで戻ればエエのにな。はははは。
つーか、「これからは記述の時代だ!」って言うんなら、やっぱ牛乳でしょ。もとい、GBでしょ。
でも、GBもダメポ。いろいろ穴ボコボコだちね。
ちゃて、ハルちゃんじゃないけど、そろそろまじめに言語学考えてみないか、お前ら!
by Adamas@ハル(←な〜んちゃってw (つづく)
659 :
Adamas :04/02/06 09:45
ちゃて、今日もまたびっくりすることがありまちた。
ぬわぁ〜んっと!K-Rodしゃんから直メールもらっちゃいまちた〜!
K-Rodしゃん、どうもでちゅ〜。
また改めてこちらから直メールさせていただきまちゅ(たぶん今日の夜)。
どうぞチョコ、ペロペロしてくだちゃい、でちゅ。
あと、ROMの皆しゃんにだけど、
チョコ、科研費で作ってるみたいだから、あんまり数ないみたいでちゅよ。
だから早いもん勝ちでちゅよ。ま、なんでちゅね、
『生成文法の献立』とかいうプロパガンダ読んでハァハァしちゃってる香具師は、
チョコ食べて少し頭冷やした方がいいでちゅね。
わしの感想としては、生成派、認知派問わず、エロんな人に読んでもらいたいでちゅね。
えっとぉ〜、今日もこれから学生しゃんの研究発表会でお出かけでちゅ。
だから、今日はこれにておちまいでちゅ。そして、明日もあさってもなちでちゅ。
「土・日は仕事やっちゃダメ!コンピュータもスイッチいれちゃダメ!条約」を
一方的に結ばされてしまったのでちゅ。んじゃ、みゃた、でちゅ。(おわり)
おまけ:
>>645 >なんで637=逃走派しゃんなん?
いや、大した意味ないでちゅ。ただ、どういうわけか、わしの脳内文法に、
「牛丼 → 逃走派しゃん」という変換規則があったからでちゅw
ところで逃走派しゃん、インフルエンザだいじょ〜び?ROMしてないで寝てなきゃだめヨ。
*John expected there to be no one that I did electable.(Hornstein 1994) この判断はおそらくこれでいいにょろ。しかし、これはECMに埋め込まれている にょろ。ACDが認可されるにはexpectのprojectionより上にno one〜が来ないと いけないニョロ。ここいらへんからは、現在執筆中の論文の内容になるので 企業秘密ニョロけど、ごまかしながら説明するニョロ。 例えばFox(2002)のextrapostiion+(右方)QRのACDの分析を考えられたいニョロ。 John [read everybook] = MERGE "that I did" => Jonn [[read everybook] that I did ] =QR=> John [[read t/i ] everybook/i that I did ] このやり方を当該の文に当てはめると、もしassociateがthereの位置に 動いているのなら、thereごと右方QRしないといけないにょろ。 しかしthereは何らかの理由で右には動けないニョロ。 *John expected to be no one electable there. だからassociateが動いていたとしても、この文は説明可能ニョロ。
661 :
Adamas :04/02/06 18:45
かかりしゃん、レスどうもでちゅ。すみません、二つほど質問させてくだちゃい。 >Jonn [[read everybook] that I did ] =QR=> で[that I did]は[VP read everybook]に付加しているのでちゅか? もしそうなら、[that I did]とeverybookの修飾・被修飾の関係はどう捉えられるのでちゅか? >John [[read t/i ] everybook/i that I did ] everybookが右方移動しているわけでちゅが、どこに移動しているのでちょうか? ちょっと、移動場所が分からないのでちゅが。 おまけ:こさかなしゃん、ブツ届きまちゅた。サァ〜ンきゅっ♪
ちょっと簡略化しすぎたにょろ。 [VP John read every book ] =QR=> [VP [VP John read <every book> ] everybook ]=merge RC=> [VP [VP John read <every book> ] everybook that I did ] というのがfoxの派生ニョロ。基本的にQPはsecond order predicate だからそれがargumentとしてとるsisterになるためにscope位置に 動く(heim&kratzer)というお話にそって、QRをVPadjunction にしていますにょろ。QRしてからRCをmergeするにょろ。
Adamasしゃんからのチョコ届きましたデスー。一気にインフルエンザから 回復しマシたデスー。「仮説をポンと立てて、その仮説からデータをダーっと 導く」って誰のことにゃー(笑:いや、レス不要デスよー)
664 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/06 19:30
チョコが何の隠喩か分かりません。 どなたか、教えてください。
665 :
Adamas :04/02/06 19:32
>>662 かかりしゃん、クイック・レスポンスありがとうでちゅ〜。説明ラジャー! でちゅ〜。
>>663 >誰のことにゃー(笑:いや、レス不要デスよー)
えっとぉ〜、それはぁ〜・・・
わしが答えたら逃走派しゃん本人に通報してくれまちゅ?
本人 降臨してくれたら、わし喜んでココで戦っちゃうけどw
ちゃて、PCの電源落としまちゅ。ぷっちゅ〜ん♪
666 :
火星からきた人 :04/02/06 19:33
くぁwせdrftgyふじこlp;@「:」 ふじこ
667 :
(´∀`) :04/02/06 20:03
>>660 元のPesetskyの例はECMではにゃく
*There will be [ everyone that there should __ ] at the party.
みたいな割と単純なものにゃが。
しかし注がついててvon Fintelの判断では be 動詞以外だと多少よくなるらしいにゃ。
[??]There arose every problem that there could.
こういう場合にはassociateのfocus解釈が強要されるため、実は外置されているのでは、
とも述べていて、にゃんとにゃくfoxともつながるかにゃ??
668 :
(´∀`) :04/02/06 20:06
毒入りチョコ、俺んとこにも届いたにゃん 礼言っとくにゃ>Adamas「さま」w K-rodしゃん、先に毒味してもらうから送り先連絡するのにゃ (さっきメールしといたにゃ、鼠インフルエンザウィルス付きだけどにゃw)
>>664 畠ハ雄ル「英語の構造と移動現象 - 生成理論とその科学性 -」鳳書房
>>668 _、_
( ,_ノ` ) 顔文字先生、ウィルス付きのメールをいただきましたが・・・
O))|E] シュッ
_、_
( ,_ノ` ) どーやら健康優良児の俺様には効かなかったようですぜ・・・
(), ボッ
σ ̄
_、_
( , ノ` ) それとだが・・・
\
(),
σ ̄
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ Adamasしゃん、チョコありがとな・・・
ついでに書きなぐりスマソですにゃが、ちょっとみなしゃんの意見聞かせていただいて いいですかにゃ? crosslinguisticに言語研究をする際にニャ、ある言語Aにaという現象が観察された 場合、それをUGと関わると言うスタンスと、いやそれはAという個別言語に特有の現象だと言う スタンスについてどう思われますかニャ?後者はFukui先生やKuroda先生辺りの立場 (functional categoryが顕在化されないetcの議論)だと思われ、なんですけどにゃ。 個人的にはUGの解明という戦略を立てている以上、前者の立場の方が妥当なような気がしますし、 「個別言語の事情」というのもある種の経済性の理念が働いた理論の立て方にゃと思うんですにゃが、 それを言い出すとUGの解明という目標に進めないよーな気がするんですニャ。 DQNな意見スマソですにゃ。ROMの人も何かあったらおながいしますにゃ(ぺこり
pseudo gappingでも、 Although there will be some students in the room, there should *(be) plenty faculty members in the next room. みたくbeって省略できないんじゃないかにょろ? Although there entered some students into the room, there didn't (arrive) any faculty member in the next room. はだいぶいいように思うニョロ。にゃんというか、beの省略がニョロ。 ペテちゃんはそこいらも確かコントロールしてやっていたと思う にょろけど。
673 :
(´∀`) :04/02/07 02:13
そこいらへんは上でやったbeと一般動詞のlexicalityの違いと関係あるのかにょろ? ところで > Although there entered some students into the room, > there didn't (arrive) any faculty member in the next room. これはほんとにいいにょろか? there entered the room some students とかにならんにゃ? K-rodしゃん、毒チョコの発送は来週になるからにゃ〜 > crosslinguisticに言語研究をする際にニャ、ある言語Aにaという現象が観察された > 場合、それをUGと関わると言うスタンスと、いやそれはAという個別言語に特有の現象だと言う > スタンスについてどう思われますかニャ?後者はFukui先生やKuroda先生辺りの立場 > (functional categoryが顕在化されないetcの議論)だと思われ、なんですけどにゃ。 前者は誰辺りの立場にゃん? (・∀・)ニヤニヤ これだけだとニャンともいえんけどにゃ、期待値としては > UGの解明という戦略を立てている以上、前者の立場の方が 面白いけど、なんでもかでもUGだと決めてかかるのもどーかにゃー。 以前の研究方法として、ある言語に現象P(ex. wh-mvt)が顕在的に観察されるにゃら、同じことが 全ての言語に少なくとも非顕在的にあると疑ってかかる、というのがあったけど、大事なのは現象 そのものというよりその背景にある基本的な仕組みにゃん。 どの言語のどんな現象を手掛かりにしてもそこに辿っていけるようなもの、みたいな感じかにゃ。
>K-rodしゃん、毒チョコの発送は来週になるからにゃ〜
ありがとごじゃます。楽しみにしておりまつです。(ぺこり
>前者は誰辺りの立場にゃん?
90年代MIT phdを取った、特にU先生やW先生にクリスしゃんあたりかにゃ。
私が話題にしたかったのは、例えば英語にはfunctional categoryがあるけど、
日本語にはない、とか英語にはΦ-素性はあるけど日本語にはない、といったむしろ
道具立ての方ですかニャ。Fukui&Sakaiのvisibility conditionをどこまで守るか?
という話ににゃると思われ、なんですにゃが。
そーいや、昔話題になった、W先生の奈良時代には日本語wh-mvtがあったという話を
UGに結びつける派がW先生の立場で、「いーや、ちょっと待て!よーく考えよー♪(Y田A子風に)」
派が(´∀`)先生と当時のシンポの司会をされてたK先生の立場だったと記憶するのですニャが。
>>673 のコメントは正にそのとーりと思うわけですニャ。しかしニャ、ある現象、分かりやすいので
functional categoryが日本語にあるかどうかの議論を例にとってみるとですにゃ、functional categoryが
引き起こすと考えられている例えば顕在的なwh-mvtが日本語にはない、そこでfunctional categoryはにゃい
のにゃ!と主張する前になぜ日本語では顕在化されていないように見えるのか疑問に持つのは大事だと
思うわけですニャ。個人的には、顕在化されていないのだけれども、どーにか利用されているはずニャ!という
立場にシンパシーを感じるわけですニャ。この発想がなければ、W先生のwh-mvtの仕事もなかったと考えれば
なおさら、ある現象がある言語に観察されれば、その現象がUGとどう絡むか?という問題は常に疑ってかかる
べきだと思うわけですニャ。
675 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/07 05:43
毒入りチョコを買いたいのですが 池袋のジュンクどうでもう買えますか?
まだ献本配布の状態だろ ちなみに俺んとこの先生はもってた(献本か?) 俺に「毒入りチョコ」進めたところを見ると俺の先生はねらーか(藁 買うなら大学生協を通すのが一番じゃね
細かい判断は外人さんに聞いてみないと分からないニョロ。 あっしは変な例文沢山の紙をもって同僚に聞きまくって、 最近いやがられている感じもするので控えたいニョロ。ところで、 >*There will be [ everyone that there should __ ] at the party. > [??]There arose every problem that there could. >実は外置されているのでは なら、 there will be everyone at the party [that there should__] は良くならないといけないってことになるにょろね。なんか、beが ないのが変な感じがするニョロ。 ACDには結構、外置するとよくなることってあるにょろ。 *Tom expects that everyone that you do comes to the meeting. Tom expects that everyone comes to the meeting that you do. (Tiedman) *Tom made everyone that you did sing. Tom made everyone sing that you did. (Baltin 1988) だからthereのextrapositionの例がもし良くならないのなら やっぱーり、beの省略に問題がアルんじゃないかと思いますニョロ。 逆にgrammaticalならやっぱりbeの有無は関係ない、って ことになりますニョロけど、必ずしもpeteちゃんの結論を 支持するものではないニョロ。
なんかちょ〜生成っぽい話ばっかで、おもしろくな〜い〜 といってみるテスト。まじでそう思うんだけど。
Aセンセにしてもらいたいものを次の中から選びなさい 1. 下ネタ 2. 映画ネタ 3. ギターネタ 4. 周辺科学ネタ 5. コテハンセンセとのバトル 6. ハルへの変身
気になるのだけど,
>>663 の「誰」とは「誰」?
Adamasしゃーん、チョコ届きますたー でも心に決めた人は別に いるからほわいとでーにはおかえしナシヨ。
683 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/07 18:10
>>679 1をきっかけとした5の最中に6が起こり、
4を語りまくったあと、おまいらがやってることは言語学じゃない
と勝利宣言して、一方てきに話を打ち切り
2、3についてマターリと語りだすAセンセ
一応、ここは生成文法すれにょろ。まあ、雑談するなら、それなりの ネタフリがないとにょろ。 アッシのところにもチョコ届いたニョロ。\5600なりにょろ。こんな 高価なものただでいただいて恐縮ニョロ。でもやっぱり、本当は若く てきれいなおねーちゃんに\5600のチョコ貰いたかったニョロ。 ちょっと今日は家族サービスで忙しいニョロ。
毒入りチョコそんなに高いの? 生協で1割引でも5000円か・・・ 借りるよりかっときたいし・・・ 節約するか。
686 :
(´∀`) :04/02/07 20:25
7. BOBに変身して(´∀`)に仇討ち
687 :
(´∀`) :04/02/07 20:26
ってのがいいにゃ、にゃははは。
>>674 > UGに結びつける派がW先生
知っててきいたのにゃん、にゃはは。
>K先生
golden waterしゃんだにゃw
にゃんかその時そんなことを話した覚えがあるにゃ。
日本語に機能範疇があるかないか、それは全ての機能範疇のことかある特定の
機能範疇か、まあ、問題いろいろあるにゃ。もう一つは機能範疇どうしの階層性が
言語によって違っている(前に出したと思うにゃが、ある言語ではNeg-Tense、
別の言語では逆、とか)ってのもやっかいにゃが。
俺の漠然とした見方は、UGは各個別文法が利用可能なオプションの一揃いを
用意していて、そん中から個別言語はテキトーに選択しているだけにゃから、
かりに日本語に機能範疇XがなくてもUGにとって問題にはならにゃい(XがUGに
属すると言える)、ということなんだけどにゃー。
習得でいうと、自分の言語でXが活性であるというpositive evidenceがなければ
子供はXを文法に取り入れにゃい、というだけのことかとも思うにゃが、まあ、
フランス語はsplit Infl(Agr-T)、英語はnonsplitってのはこんな感じだと思うにゃ。
より面白いのは例えばXがあるためにはまずYが活性でなくてはならにゃい、とか
XがなければZもない、とかいったimplicationalなもんがどっかないかにゃ、って
あたりかにゃ、よく知らんけどにゃ。
ところで2/28は都合悪いのでやっぱり郵送するにゃん、毒チョコ(業務連絡ですた)
「XがあるためにはまずYが活性でなければならない」みたいな ものにNegとTがありマセンカ?内容あまり覚えてませんけど、 Zanuttini他いろんな人がやってませんデシタ?関係あるかわかり ませんけど、日本語では(ここでの話と逆かもしれませんが) 否定や「すぎる」が主要部っぽくて、対応する副詞がないですが、 にたような構造をしているといわれる韓国語では否定については 主要部と副詞のオプションがあって、その一方で「すぎる」は 副詞しかありません。ちん毛の話では副詞があれば主要部あり、 となるでしょうけどいったん忘れ、UGには副詞かつ/または 主要部の選択枝があるとします。あ、もうバッテリが・・・えー、急ぎ働きをすると、韓国語には機能範疇Aspが不活性で、そのために機能範疇「すぎる」が availableではない、というのが一つのケーススタディになるかも、 と思ってミマシタ。
>>677 >あっしは変な例文沢山の紙をもって同僚に聞きまくって、
>最近いやがられている感じもするので控えたいニョロ。ところで、
生成なんてそんなもの。普通使わない例文ばっかり検討していて
それが正しい前提に立った理論を検証するためなのかどうか
考えてもいない。
で、ボクちゃんはどんなことをやってるのかな〜? >689
もしかして、
>>689 は
>>686 の選択肢7路線を踏んでくれるかもしれないニョロ。
ワクワクにょろ。
>あっしは変な例文沢山の紙をもって同僚に聞きまくって、 >最近いやがられている感じもするので控えたいニョロ。ところで、 これなぁ、聞かれる方は結構嫌なんだよね。(w 反対の立場を考えれば分かると思うけど、思ってるほどジャッジメント なんて簡単じゃないしな。あと素人に聞くのとプロに聞くの、それぞれ 一長一短あると思うんだけど、どうよ? >普通使わない例文 まさにこれが生成側の論点なんだから無意味な批判じゃんか (もし批判のつもりなら)。
確かに自分の論文の自分の例文の判断ならいいにょろけど、人の例文にまで 責任持ちたくないニョロね。あっしは、スコープのこととか、ambiguityの こととか、びみょーな判断が必要なので、言語学者に聞くニョロ。しかし、 言語学者でも判断がトッピョーシもない人もいるから要注意ニョロ。この間も,,, まあいいにょろ。ぼやくとボケるというにょろから。逆に言語学のこと知らな いでも非常に鋭い判断したりする人もいますニョロ。にゃんと言うか、こうい うのって、頭の切れと関係しているような気もするニョロ。 >生成なんてそんなもの。普通使わない例文ばっかり検討していて >それが正しい前提に立った理論を検証するためなのかどうか >考えてもいない。 ちゅーか、私達って、正しい前提に立った理論かどうかを検証する ためにやっているんじゃなかったっけ?
英語や日本語のようによく研究されている言語の場合、 直感やインフォーマントへの聞き取りから得られる 新しい言語事実の発見はだんだん難しくなってきているように思う。 これからの方向としては、@今までに発見された言語事実を いかに包括的に扱うことができるか、あるいはAコーパスを使って、 これまで気付かなかった言語事実(あるいは傾向)を探していくしかないと思う。
>>694 それは間違えだね。例えばこのスレだけみても
新しい言語事実はでている。それが見えないのは目を
あけていないからだろうな。
>>695 非常に高度な文法性の判断が要請されるようなのが多いだろ。
ネイティブでも迷ってしまうような、文法判断の積み重ねで、
文法理論を作って、仮説の上に仮説を重ねるようなんじゃ、
どーしょもないってこと。
697 :
Adamas :04/02/08 09:45
うっす。わしだ。Adamasだ。メス猫が外出している隙にカキコだ!
まずは誤字脱字の訂正すっぞ。
>>668 誤: 礼言っとくにゃ>Adamas「さま」w
正: 御礼申し上げますにゃ>Adamas将軍さま m(_ _)m
ま、冗談はさて置きだ、
顔文字しゃん(
>>687 )、チョコの転送、ほんとうにお手数おかけしまするぅm(_ _)m
>>682 こさかなしゃ〜ん
わしの方も、こさかなしゃんに頂いたチョコぺろぺろさせていただきまぁ〜っす。
>>684 かかりしゃん
もう届いたんですか!はやっ!日本とたった1日しか違わないなんて!
つーか、なんで*国の方が**県に届くのより早いんだよっ!をい、そこの郵便局員!
>>675 著者の勤務先の大学生協に何冊か置いてあるみたいだよ。
買ったついでに著者んとこに遊びに行ってみたら。
お茶ぐらい出してくれるかもよ。ギターのメインテナンスに忙しくなければw
あと、毒入りチョコは、第3部と「あとがき」から読んだ方がエエかもよ。
あと、なんだな、土日は怖いわ。
わしが出んようなると、Aセンセなんたらこんたらで何言われるか分からん。
ちなみに、「1. 下ネタ」だけじゃ分からんだろ、ゴルァ!
もっと下位範疇化せんかい!たとえば、・・・・・・
って、わしに専門用語書かせるんじゃない! (つづく)
698 :
Adamas :04/02/08 09:45
ちゃて、お勉強の話をしまちょうね。
ACDと動詞のタイプに関してちょいと話題になっているので、
わしもちょいとカキコすっぺ。
>>667 >しかし注がついててvon Fintelの判断では be 動詞以外だと多少
よくなるらしいにゃ。
>[??]There arose every problem that there could.
次の(1)-(2)の対比を見てくんろ。
(1) a. *There are three men in the room without introducing themselves.
b. *I do not want there to be any man in the room without introducing himself.
(Cardinaletti 1997)
(2) a. There arrived three men (last night) without identifying themselves.
b. There arrived with their own books three men from England.
(Chomsky 1995)
with(out)句内の要素のlicenseから分かるように、be動詞以外だと、
いわゆるassociateは普通より高くraiseしているのは確かだわ。
だから、be動詞以外のとき(unergativeのとき)はACDが若干よくなるのかもな。
つまり、述部がbe動詞以外の時はinfinite digress problemが生じにくくて
ちょいと文法性があがるのかもな。(つづく)
699 :
Adamas :04/02/08 09:47
>>671 >crosslinguisticに言語研究をする際にニャ、ある言語Aにaという現象が観察された場合、
>それをUGと関わると言うスタンスと、いやそれはAという個別言語に特有の現象だと言う
>スタンスについてどう思われますかニャ?
おっし、ふんじゃ、わしの意見を書くかな。
まずだ、たとえば、ドイツ人を被験者にしたある研究から、
ある特殊な遺伝子が発見されたとするわ。さて、その発見を人はどう見るかだ。
ドイツ人もアメリカ人も日本人もみ〜んな同じヒト、だから、
その遺伝子はヒトに普遍的なもの、と考えるか。
あるいは、それはドイツというお国柄のもので、
ドイツ人だけに見られるGerman-particularな遺伝子と見るか。
はたまた、それはその被験者に特有のもので、
その人だけに見られるsubject-particularな遺伝子見るか。
基本的にはこれと同じだと思うわ。
ただし、その遺伝子に相当する、
<ある言語Aに見られたaという現象>がどのようなタイプかによるわ。
わし的には、昔カキコしたが、文法性は遺伝子が決定する先天的なもんで、
容認可能性は文化やらなにやらが関わる後天的なもんよ。
だから、もし、その現象aが、真に文法性に関わるものであるのならば、
現象aの背後にある原理なり制約は、どの言語にもあると言えるだろうな。
ただし、いたずらにnull hypothesisを使うべきではない!という条件付きだ。
もうちょいと言うとな、「バカとガキにはnull hypothesisを使わせるな!」ってことよ。
今まで、バカとガキがnull hypothesisをジャンジャン使ってきたから、
ほれ見てみぃ、言語システムは何でもアリアリの状態よ。何でもアリ厨。
アリさんマークの生成ブンポーでちゅよ。
ネコがニャーと鳴くからといってイヌがニャーと鳴くわけねぇーだろ!このヴォケが!
ま、早い話が、バカとガキは理論言語学には手を出すんじゃねぇ!ってこった。
で、また、悲しいことに、ガキとバカに受けるんだ、<大人のオモチャ>が。(つづく)
700 :
Adamas :04/02/08 09:48
>>688 >「XがあるためにはまずYが活性でなければならない」みたいな
>ものにNegとTがありマセンカ?内容あまり覚えてませんけど、
>Zanuttini他いろんな人がやってませんデシタ?
ま、なんだな、チョメチョメするにはアソコが活性化しなきゃならんし、
機能範疇に限った話じゃないかもな。ぐわっはっはっはっは〜。
ま、生成文法を生物言語学と宣うなら、このぐらいのジョーク言ってみろよ、
そこのプロパガンダ汚染されてるオヤジどもよ、テメェーのことだよテメェーの。
学生の前でエッラソーな口きいてんじゃねぇよ、このアホオヤジが。
で、なにかな、Zanuttiniって、あの否定現象に関してメッチャ記述言語学していたアノ人かな。
ちょいと記憶が怪しいけど、Negより広いスコープとれるとかで、
TがCに主要部移動してるとか言ってたような。ま、そう言った意味でも、
「TがNegより広いスコープとるためには、Cが活性化していないければいけない」かもな。
(おわり)
今日はもう出ねぇ〜よ。PCいじってるの見つかったら袋だたきだからな。
明日も一日ドトーの会議でどうなるかわかねぇ〜よ。
↑荒れてるが何かあったか
↑いつものことじゃん
>>695 >>696 確かにいろんな言語事実は発掘され続けててると思う。しかし、データの
解釈の仕方というのは一つとは限らないわけで、本当にデータが正しく
解釈されているのかどうかがひじょーに気になる。
>>697 >お茶ぐらい出してくれるかもよ
砒素入りかにゃ、にゃはは。
>>698 その例だけだと、without 〜 がつくことで主語がagentiveである解釈が強要され、それがbe動詞以外では
無理なくできるってことも考えられんかにゃ?
>>699 まあ、UGと特定の文法遺伝子という考え方は直接の関係はないけどにゃ。
>文法性は遺伝子が決定する先天的なもんで、容認可能性は文化やらなにやらが関わる後天的なもんよ
文法性と容認可能性の間の線引き自体、理論に依存してしかできないのが難点にゃが、例えば現代英語では
OEと違ってovert V-raisingはダメポにゃが、これは文法性(遺伝)の問題か容認可能性(文化)の問題か、
どっちにゃん?
文化ってのを模倣の産物(memeだにゃ)だと考えると、parameter settingってのもある種文化という
感じがするにゃ。周りのみんなと同じsettingしとかないといろいろ不都合あるにゃ。にゃがそういうマネる
能力(parameter自体と値を設定する能力)は先天的なものにゃから、実際の現象について上の定義みたいに
きれいに切れるのか、疑問が残るにゃん。
たまには言語学しまひょ。 わての信じるところは1928年生まれのUPenn PhD.のJewish が中心なんですが、細かいところがよくわかりませんねん。 なにせ、寝食をともにしているわけではおまへんからな。 で、パラメーターという考え方が出て来た時は誰もがへぇー ボタンを押したわけですが、今になって回顧的に考えてみると、 初めに多くの人がプラス/マイナスの二値的に考えてしまった のが間違いの原因とちゃうやろか。あれはカオス理論的にとい うか、fuzzy logic というか、代数的に捉えるにしても、いく つかの公式から成り立っているもので、単純な二値素性で考え たらあかんのんとちゃうかな。機能範疇が云々という話も、す ぐにparameter setting の話に持っていってまうからあかんの よ。ギターでも、タッピングもスィープもアーミングも必要や んか。オメコかて、チンポ入れるだけとちゃうやんか。やっぱ り下ネタなってもた。
706 :
Adamas :04/02/08 17:45
うっす。わしだ。メス猫がマンマ作っている間にスピードカキコだ!
>>704 >砒素入りかにゃ、にゃはは。
あんないい人にそんなこと言うと今に天誅が下るぞ!
あんたがわしのオフィスに来たときはマスミ容疑者に茶入れてもらうわ。
もちろん公園で作ったカレー付き。もう頼んどいたから(←ちょいとブラックでスマソ
>その例だけだと、without 〜 がつくことで主語がagentiveである解釈が強要され、
>それがbe動詞以外では無理なくできるってことも考えられんかにゃ?
問題となっているデータを下に再録:
(1) a. *There are three men in the room without introducing themselves.
b. *I do not want there to be any man in the room without introducing himself.
(Cardinaletti 1997)
(2) a. There arrived three men (last night) without identifying themselves.
b. There arrived with their own books three men from England.
(Chomsky 1995)
つーことは、あれかな、theme NPのagentivityが高くなるから、
(2a)のthree menと(2b)のthree men from EnglandがLFでTP指定部に現れやすくなると。
それで、with(out)句内の要素を認可できると。
で、そういうロジックなら、なんで(1a,b)にも同じことが言えないかな?
つまり、(1a,b)でもwithout句があるから、
(たとえ動詞がbe動詞でも)theme NPがagentivityを持つようになると。
それで、当該のLFでTP指定部に上昇し、without句内の要素を認可すると。(つづく)
707 :
Adamas :04/02/08 17:46
>例えば現代英語ではOEと違ってovert V-raisingはダメポにゃが、 >これは文法性(遺伝)の問題か容認可能性(文化)の問題か、どっちにゃん? そういった通時的な現象、つまり言語変化は、 仮にRobertsの言うようにパラメータのリセットで捉えられるのであれば、 結局パラメータのリセットをどう考えるかだな。 パラメータ(つまりバイナリー・スイッチ)そのものは遺伝的にあると(たぶん)。 で、そのセッティングにはやっぱり刺激が必要なわけで、 その刺激を文化と言えば、言語変化は文化による結果と言えるわな。 ま、そういった意味では、言語変化は遺伝と文化の両方の問題だわな。 なんのオチもなくてスマソ。(つづく)
708 :
Adamas :04/02/08 17:47
>>705 おっ!Fredしゃん、わしあんた好きや!わしの感性に近いもの感じるわ。
で、勉強の話だけど、
>あれはカオス理論的にというか、fuzzy logic というか、代数的に捉えるにしても、
>いくつかの公式から成り立っているもので、
>単純な二値素性で考えたらあかんのんとちゃうかな。
のところ、もうちょいと解説してくんない。
ちょいとわしの性感帯くすぐるんだよね、その辺。
なにはともあれ、Fredしゃん、今後ともよろひこ。
Fredしゃん、もうちょっとチョコチョコ顔出して欲しいんだけど・・・ダメでちゅか?
おまけ;わし今からまる子ちゃん見るんだけどよぉ〜、お前らさぁ、
土曜日にやってる「ボーボボボ・ボーボボ」どうよ?
わし的にはあの不条理さがちょいといいんだけどな。
わりぃな、関係ねぇー話して。オヤジだから許してくれろ。(おわり)
以上、今日のラストカキコですた。では電源プッチュ〜ンしまぁ〜っす♪
プッチュ〜ン♪
709 :
(´∀`) :04/02/08 20:44
8. Adamas vs. Fred のシモネタキング決定戦 ってのも追加にゃ、にゃはは。 >なんで(1a,b)にも同じことが言えないかな? be はstativeにゃから、でだめにゃ? このあたりはwithout〜とたとえばin order to〜で違いがでるかも知れんにゃ。 There are three men in the room in order to block any intruders. とか、よさそうにゃん?
>>696 判断は昔から微妙なものですニョロ。今に始まったことじゃない。
仮説の上に仮説を重ねるのは科学的考察にはアッターリ前ニョロ。みそ汁で
面でも洗って出直してくるニョロ。
この対比はおもしろニョロ。
1) a. *There are three men in the room without introducing themselves.
2) a. There arrived three men (last night) without identifying themselves.
1a)に関して、
Three men are in the room without introducing themselves.
はいいニョロかね。beと同じような意味のexistではどうなんだろ。
There exist two men in the room without introducing each other.
> 判断は昔から微妙なものですニョロ。今に始まったことじゃない。 > 仮説の上に仮説を重ねるのは科学的考察にはアッターリ前ニョロ。 こういう責任転嫁じみた発言が生成食わず嫌いを生んでいるということに いい加減気づけ といってみるテスト
>>710 仮説の上に仮説を重ねるのが問題なんじゃなくて、
微妙な文法性判断に基づいた仮説の上に
微妙な文法性判断に基づいた仮説を重ねるような研究が問題だといっているだけ。
>>711-2 とんちんかんにょろね。もう少し勉強してから書いてくださいにょろ。
>>713 まぁまぁ、かかりちゃん。こういう人たちは率直に思いを述べてるので
貴重な存在だと思います。これから問題?になってくると思われるのは、
立場の違いをはっきりと理解せずに
>>711-2 のようなことを授業で教える
(吹聴する)教師かも。(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
まぁ、万が一、そういう方向に言語学が大きく傾いても、きっとまた
揺れ戻しがあると思いますが。目指してる物が違うわけだし。。。
率直な疑問に対して生成文法家は往々にして 「とんちんかんにょろ。もう少し勉強しろにょろ」としか言わない。 一度もちゃんと説明しているところを見たことが無い。
>>710 > 判断は昔から微妙なものですニョロ。今に始まったことじゃない。
でも、昔の生成文法が扱った現象は、生成文法理論についてよく知らない
素人でも、何故だろうと引き込むだけの魅力を持ったものが少なく
なかったと思うけど、最近の論文が扱う事例は、生成理論に興味の
ない人にとっては、判断が微妙すぎて、なんでそんなつまらんことを
問題にするんだよ、と思わせるものが多くねえ?
> とんちんかんにょろね。もう少し勉強してから書いてくださいにょろ。 こういう責任転嫁じみた発言が(ry といってみるテスト でもまじめな話、こんなことばっか言ってるから いつまでたってもアンチ生成の生成に対する猜疑心を払拭できないんですよ 「昔から〜」とか「科学的考察にはアッターリ前」とかいう言い回しは いい加減やめにしませんか?
718 :
(´∀`) :04/02/09 01:26
えっとにゃ、仮説検証法という方法論自体が気にくわんとゆーにゃら、科学あきらめて宗教でもやってなさい、
ってこったにゃ。そうでないにゃら、ってハナシにゃが
>>716 それは昔の生成が仮説構築の初期の段階にゃったから、誰でも一目で分かるような単純な例文だけで仕事が
できていた、それが多くの検証・反証にさらされてどんどん洗練され鋭角化されるにつれ、対案A・B間を
選ぶ上でcrucialなデータというのが非常に微妙なものになってきた、という事情を反映しているのにゃ。
にゃから、ある意味、昔の生成で歩みを止めていれば、(ちょうど今の認知みたいに?)素人の皆様にも
愛される(w)分かりやすい生成のままにゃったわけにゃが、そこにとどまることは学問的に不誠実なわけにゃ。
現実問題として、こーゆー方法論の好き嫌いだけ云々していてもしゃーないので、具体的に生成の分析を
批判して代案を出してくれたら有益な議論ができるんだけどにゃー?
何を言っているニョロか?何にも理解もしないで『批判』している 積もりになっているほうが「責任転嫁じみてる」じゃなくて責任転嫁そのもの にょろ。顔文字さんみたいに分析を批判しなさいとは言わないから、 微妙な納得のいかない判断の例文を持って来なさいニョロ。
>>718 つまり、最近の研究においては、まさに次のようなことが言えるって
ことでしょ。
>非常に高度な文法性の判断が要請されるようなのが多いだろ。
なら、この指摘に対して、次のようにやりかえすのは、ゴマカシじゃねえか
ってことなの。
>判断は昔から微妙なものですニョロ。今に始まったことじゃない。
>>720 だからその微妙な判断を持ってくるニョロ。
アホをさらすのもいい加減にするにょろ。たとえば
60年代に*がついていた例文も、後日もっと悪い例が
発見されたので??になり、もっと悪い例が*になって
ますにょろ。そういうことを無視して、「今あるデータの
焼き直しをしろ」なんてのはうすっぺらい入門書も
読めないということが丸わかりニョロ。
漏れはそれよりも仮説の上に仮説を重ねることの方に不安を感じる。 仮説が、反証は可能であっても、確実に正しいということを検証することはできない ということは仕方ないにせよ 仮説の上に仮説を重ねていては、最初の仮説が間違っていたことが判明すれば 理論はあぼーんしてしまう。 もう少し、他の仮説に依存しないような形で、理論を構築することはできないものか。 「微妙な判断」に関しては、漏れは特に関心は無いです。 分析そのものも、生成の仮説に乗っかっている限りは「正しい」ので、特に異論はないです。
だから具体的にどこがよ?
要するにだよ ここで生成に文句言ってるアンチ生成は、生成食わず嫌いなんだよ 生成の分析のどこが悪いとか言ってるわけじゃない ただ、生成のやり方を素直に飲み込めない 何か空虚な議論を積み重ねるばかりに見えて、何をやってるのか分からない 1 ÷ 1/2 が1個のものを1/2に割ってるのに何で2個になるんじゃゴルァって言いたいわけよ 例えばsmall clauseに関する一連の議論なんかは small clauseが節である、ということにどうしても納得のいかない人間 small clauseが節である、という前提に立っていない人間にとっては 全てが無意味で、馬鹿馬鹿しくて読む気にもなれない だから、ずっと、食わず嫌いだ、ということなのよ。 率直に言えばね。 でも、率直に言っても、いつも「勉強して来い」とか 「具体的に示せ」とか言われちゃうのよ。 でも1÷1/2=2のどこが具体的に分からないのか、とか聞かれても困っちゃうのよ。
おいらもよく例文判断を頼まれるんですが、中途半端に言語学の知識があると こいつはこの点について調べたいんだなとか余計なことが気になっていまいち 判断に自信が持てないし、200も300もいっぺんに持ってこられるとどんな へんてこな文でもだんだんOKになってくる。
毒チョコamazonで注文でき松た
(゚Д゚)y-~ なんだ適度に荒れてて面白かったのにもう終わりかよ
728 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 09:27
ようするに、生成文法=科学もどき、ということか?
729 :
Adamas :04/02/09 09:32
うっす。わしだ。日曜の夜中にみんなようがんばってんなぁ〜。
お前ら他にやることねぇ〜のか?ポケモンの劇場版ビデオ見るとかよぉ〜、
スピリッツをドトー読みするとかよぉ〜。ま、ひとのことはどうでもエエわ。
つーか、なんだな、上のカキコ(アンチ生成派のところ)読んでて思うのは、
お前らやっぱ理論言語学やるには38年ぐらい早いわ。厳密に言うと、38年と5ヶ月ぐらいな。
「理論」って何だか知らんだろ。「科学における議論」ってどんなか知らんだろ。
つーかよぉ、ハッキリ言ってよぉ、
お前らみたいのが出てきちゃったのはあんたらのせいじゃないのよ。
あんたらのアホセンセのせいなのよ。
でもな、あんたらの言いたいこと、わしよ〜く分かるよ(
>>722 しゃん、あんたはグッド!)。
わし、ご覧の通り、生成派だけど「アンチ」生成派だからさ(w)
ま、ええわ、とにかくな、団塊の世代がアホばっかなのよ、わしに言わせると。
団塊の世代が日本を、そして日本のブンカ系の学問をダメにしたのよ。
わしもエロ〜んなオヤジどもにオベンキョー教わってきたけどよぉ、
はっきり言ってパッとするのいなかったな、今だから言っちゃうけどよ(注参照)。
「科学」とは何かも知らないで、エッラソーに「生成文法は科学だ」と宣ったりな。
仮説演繹的思考法の「仮説」の意味も知らなければ「演繹法」の「え」の字も知らずに
「科学とは仮説演繹的思考法でやるものだ」と宣ったりな。アホかお前は!って。
おまけによぉ、チョムスキーマンセーで、
「チミチミ、思想的にはリベラルじゃないとダメだよ。リベラルじゃないとね」だとよ。
アホかお前は。リベラルって何だよ、リベラルって。小一時間問い詰めてみてぇよ、小一時間な。
反共和党・反(ネオ)コンならリベラルか?民主党シンパならリベラルか?
そうならリベラルつーのは単なる社会主義思想じゃい。
それこそ大人のオモチャじゃい!このヴォケが!
プロパガンダ鵜呑みにする前に、ちぃったぁ〜自分のアソコ使ってモノ考えろや、このヴォケ!
って、前に一度本人に向かってそれに近いことを言ったら激怒されたけどな。ははははは。
NB: 注は今日のカキコの一番最後にあるよ〜ん。 (つづく)
730 :
Adamas :04/02/09 09:33
おっ、そうだったな、生成文法と科学的な議論の話だったな。わりぃ、わりぃ、忘れておった。 つーかよぉ、仮説とか科学的議論とかナンタラコンタラとか知りたければ、 まずは毒入りチョコの第3部 「自然言語の科学哲学と科学的分析:生成理論とその科学性」を読めや。 あと、ついでだから生成派に対しても一言言っておくけどな、 『生成文法の献立』なんてゆーデンパ本はブックオフで換金して、その金でエロ本でも買っとけや。 エロ本でハァハァした方がよっぽど健康的だっちゅーの。 数学の能力が言語の能力から進化したんだってよ。アホかオメーは。 同じ将軍さまなら、わしならチョムじゃなくて麻原や金ブタやオサマやフセインについてくな。 あいつらの方がまだマシじゃい。やってることはエゲツねぇーがな。 ま、バカがバカを大量生産させるのは今年でおしまいにしような。 そのためにも若ぇーの!お前らしっかりせぇ!自分の頭でしっかりモノ考えろ! それと、エッラソーに学生にコーギしてるオヤジども、お前のことだよ! 少しは科学論なり哲学なりちゃんとベンキョーせぇや! 学生にエッラソーに講義たれるのはそれからだ! ちゃて、勉強の話だけど、それは今度しまちゅね。(つづく)
731 :
Adamas :04/02/09 09:34
意味論IIスレのこさかなしゃん >72 >にゃるほど・・・「それが現れる環境で異なる」というのは >たとえばevent argumentで考えれば、その指標は主節の知覚動詞 >のものと同じになって、それ自体はunderspecifyされている、 >と言ってもいいのかな? > しかしperceptual reportの時はそれでいいとしても、factive predicateの >場合はどうなるでしょうか? Hegarty (199x)が、factive predicateとfactive complementのCにはselectionが働いていて、 LFでC-to-V mov'tが起きていると言ってますた。ご参考までにでつ。 あっちにカキコするのは気が引けるのでこっちにカキコしますた。 おまけ1:Fredしゃ〜ん、レスつけてくんないなら、わし勝手に語っちゃうよ〜ん♪ おまけ2: 9. (´∀`)vs. 逃走派の むっつりスケベキング決定戦 つーのと 10. かかりちゃん vs. こさかなの マニアックスケベキング決定戦 つーのも 追加お願い致しまつ。審査員はわしとFredしゃんということで。以上よろひこ。(おわり) 注:一人だけ例外がおった!LSLTをレクチャーして下さったアノ先生だ! もしこのスレを見てくれていたら感謝申し上げたいw わしはあのレクチャーにほんとーに感動した!感動をありがとう!! けど、バイトづかれで半分ぐらい寝てしまったことは許してケロm(_ _)m つーか、たしかあのレクチャーは3コマ目で一番眠い時だったちゅーの!
>>730 アマゾンで「言語のレシピ」を検索したら、
「あわせて買いたい」の欄に
「情報科学のための自然言語学入門」が出てきましたがw
733 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 10:21
wなりんくだなw
Adamasしゃん>731 きゃー、ありがとデス!
735 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 15:36
テスト
736 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 16:00
生成文法をやっている人の中にも最近は 「微妙な文法性判断に基づいた仮説の上に 微妙な文法性判断に基づいた仮説を重ねるような研究」 を批判して、もっとちゃんとしたデータ収集・解析をすべきだと 提案している人がいますが、ここに来ている生成文法家たちは そういうことを知らないんですか。知らない振りをしているだけ ですか。いずれにしても情けない。
>>736 > もっとちゃんとしたデータ収集・解析
というのは、具体的にはどういう作業を指しているのか、教えてプリーズにゃん。
738 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 17:38
>>737 文法性判断以外の証拠をもっと使え、と言う人も多いわけですが、
それは置いておいて、文法性判断に限って言うなら、
Carson T. SchuetzeがThe Empirical Base of Linguisticsで
言っているような作業です。
この人、この本ならあなた方も知ってるでしょ。
739 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 19:01
738さん、簡単に具体例を挙げて論じてもらいたいにゃ。
板ちがいにょろけど、
>そうならリベラルつーのは単なる社会主義思想じゃい。
リベラルというのはもともと自分のことは自分で決めるということにょろ。
そのかわり他人の自由も尊重するニョロ。別に赤旗とらんでも、リベラルは
リベラルにょろ。よその国に自由を押し付けたり、ゲイの権利を憲法で
略奪しようとするのはリベラルではないニョロ。
>『生成文法の献立』
ってなんにょろ?amazon.co.jpで検索してもそんな本なかったニョロ。
まえにも書いたニョロケド、科学と名のつくもので「仮説の上に仮説を
積む」ことをしていないモンがあるんだったら持ってきなさいニョロ。
相対論だって何だって、仮説の集合体であり、それが実験から得られた
データに関して微妙でも正しい予測をしないのなら、どこかが間違っている
ってことにょろ。なんで「仮説の上に仮説」といって生成文法批判と
思えるのかが分からんニョロ。
>>738 はもう少しまともに議論できる
人であることを期待して書き込むボタンを押しますニョロ。
, -,:' / ̄) i{'r‐-、 `ヽ、
. _...,,o‐y ,:'- '⌒ ⌒ヽ. `ヽ' ,
(o( ,' / / 、 `ヾ. ヾ,
,:'´//7,' ,' .,' ,:' ! } i !', ':, ':, ゙:,
,' / ,' {l. ! {/ ,イ / }| !|', !. ', ', ゙,
ハ〃 ! !| | | ∠/ ,:'-ノ} /リ l ,ム. ! } |!
ハヽ、ゝ!| l | ,:',;='ィ'、'´ ,'.ノ ノ.,;lノ=、l .,' ,' ,' ノ
{ l l ', |'ヲi(_ノ.} ´ i(ノ.}゙!ノ,:',:''´
', h. ', ',゙、 ':゙゙_.ノ. ':゙_ノ〃ン
':, { ',', ':,':, 丶 ,' l .}
ヾ ':,':, ':ヾ、._ 「´/ ,' | .,' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`ヾ-、`ヽ_ `´ _,.ィリ.ノ ,' <
>>738 さん、期待してるよ!
リ';',ヾ| ` ‐┬ ´ _ノノ,'/. \___________
ヾ,、-- 、 _ | ´ノ'
f ヾ、..___ ヽ、 ー‐''
/_......_ \
742 :
Adamas :04/02/09 20:29
かかりしゃん、レスありがとうっす。 >リベラルというのはもともと自分のことは自分で決めるということにょろ。 それOKっす。でも、日本の論壇では、 フツー次の図式で「リベラル」ってことばが使われてまっす。 右:左=保守:リベラル=共和党:民主党 ちなみに、日本のリベラリストって言うと、 アホの筑*哲*とかバカの久*宏がよく挙げられまっす。 >『生成文法の献立』 >ってなんにょろ?amazon.co.jpで検索してもそんな本なかったニョロ。 これについては、直メールでお知らせさせていただきまっす。 いちおー、2ちゃんは公共デムパなので、ちょいと神経使いまっす。 さて、今からビール飲むぞっと! 今日は5時間ノンストップ・ミーティングでちかれたぞっと。 じゃ、ばいび〜だぞっと。
逆説的ですが、いつの時代も、科学上の理論(仮説)を (まがりなりにでも)基礎付けてきたのは、テクノロジーでしょう。 つまり、統計力学が熱力学を基礎付けるのではなく、 熱力学との整合性こそが統計力学を基礎付けるというようなことです。 テクノロジー(つまり我々が操作的に経験できる範囲)を超えたものは いつまでたっても、怪しい理論どまりです。 ひるがえって、言語学の仮説はどうでしょうか・・・・? 言語学理論に基づいた自動翻訳機でもできればもっと認められるでしょうが・・・・? しかし、それも計算機科学の成果というのが現状でしょうし・・・・。
まあ、物理とかの仮説と言語学の仮説じゃ、明らかに質が違うな!
>>738 その本持ってにゃいので
http://homepages.inf.ed.ac.uk/keller/papers/schuetze.pdf だけ読んだにゃが、データの収集にあたっての当たり前のような心がけ程度のことが書かれてあるだけで、
738が得意がるような生成批判はどこにもないようにゃが? てか、738はこの本自分で読んだのかにゃ?
本筋とは離れるにゃが、例文判定がどういった要因で左右されるかについて面白い引用があるにゃ。
effects of familial handedness on judgments of sentences with subjacency violations
speakers' grammaticality ratings are higher when they face a mirror while making their judgments
なんでだろーにゃ? ま、OKの判断が欲しいからといって、悪用厳禁にゃ、にゃはは。
>>738 はまだにょろか?
>>743 テクノロジーって何のことだかよくわからないニョロけど、
そのテクノロジーってのだと、宇宙物理なんかは怪しいニョロか?
アポロはニュートン物理の計算で月にいったから、ニュートンの
ほうがアインシュタインより正しいニョロか?生物学の研究を
認めさせるにはアンドロイドでも造らんといかんニョロか?
>>742 > >『生成文法の献立』
> >ってなんにょろ?amazon.co.jpで検索してもそんな本なかったニョロ。
>
> これについては、直メールでお知らせさせていただきまっす。
Bakerの訳本とちゃうにゃ?(レシピがどーしたとかあったからにゃ)
すまんが俺にも直メ(ぺこり
HN入れ忘れましたニョロ。
>>745 非文法的文を洗面所の鏡に貼って毎朝歯ブラシしながら読むと、
あら不思議ニョロ、文法的になっています、というM工大の
ジョークは本当だったニョロ?
多分、計算に慣れると、文法判断がゆるくなる、ということはある というようなことはしばしば感じる もう、ゆるゆるのがばがばです
テクノロジーってのは操作的な実験だよ。 人間が操作的に作り出したものや環境。 物理の実験はテクノロジーの成果。 アインの理論は二ユートン理論がベースでしょ。 どっちが正しいもなにも、アインの理論の大部分はニュートンの理論なんだから。 それに、アインの理論も実験でかなりサポートされてる。 でも、ニュートンの理論に比べたらまだ弱い。 だから、いまでも、アインはまちがってっるって本が出るんだよ。 しかも、相対性理論は間違ってるっていう関係の本のほうが 相対性理論の本より売れてるって話し出し。 さすがに、いまではニュートンにいちゃもんつける人はいなくなったけど 人口衛星が飛ぶまえまでは、かなりいたというよ。 生物学にかんしては、遺伝子操作も立派な実験でしょ。 アンドロイドまで作れれば、関係理論は完璧にみとめられるね。
かかりしゃん、メール着いたにゃ(はう〜ん、とこさかなしゃん風) なんでアレが献立なのかは不明のままにゃがw
752 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 21:30
AIかあ、、、て、これも見込みないでしょ? 経験的データ集めても可能な能力に対応しない、とか生成のかなり重要な仮定は納得してるんだが、例えばこの検証に数百年待ってる間、言語学者は分析という名の無駄なおしゃべりをしてる、てことになってしまうの?
753 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 21:47
言語学者がしてることはむだなおしゃべり...っと......%(メモメモ)
754 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 22:29
>>740 >なんで「仮説の上に仮説」といって生成文法批判と思えるのかが分からんニョロ。
仮説の検証の仕方がいい加減すぎる人が多い、と言っているのです。シュッツェ
自身も(私も)生成文法家で、生成文法一般を否定しているのではありませんが、
実際目に余る人が(特に日本人に)多いと思います。
>>745 >データの収集にあたっての当たり前のような心がけ程度のことが書かれてあるだけで、
>738が得意がるような生成批判はどこにもないようにゃが?
数多くのネイティブスピーカーを相手に、実験心理学者にも負けないくらいのきちん
とした方法論をもって調査をしろ、とシュッツェは言っているのだと思います。(時々
手に取ってみるぐらいで、通読はしていません。)それは当たり前の心がけなのかも
しれませんが、そういうことができている生成文法家は殆ど存在しません。
755 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 22:37
「いい加減」の実例を挙げてみよう(仮名可)。 先生方の話が具体的(過ぎてシロートには分からん)なのに、道場破りの方はどれも抽象的(よけいシロートには判断不能)で、噛み合わないっちゃない。
>テクノロジーってのは操作的な実験だよ。 にゃんだそれ?なんだか電気が流れている機械を使わないと 「操作的な実験」にならないようなことが書いてあるニョロけど、 それなら心理学の実験はどうすれば良いニョロ?例えば 右耳と左耳から別の単語を同時に聞いてどちらが理解しやすいか、 なんてのは「操作的な実験」ではないにょろか?それとちょっとずつ 構造の違う文の文法性の判断は「操作的な実験」ではないにょろか? 本が売れるかどうかと、理論の正しさをゴッチャにしている ところもすごいが、じゃあ生物の成長を研究している人は 実際に「操作的な実験」で機械を成長させないと本が売れない、 ってことで良いニョロか?
HN忘れがちニョロ。
>>754 「仮説の上の仮説嫌い」が「仮説の検証がいい加減」にかわっている
にょろ。
アッシには、
1)太郎が驚いたことに急いで車を直した。
2)太郎が急いで驚いたことに車を直した。
では2)のほうが悪いニョロ。日本語のネイティブとして頭の中に
蓄積されている文法大系がこういう判断を可能にする(仮説)
と思われるニョロけど、なんで「のネイティブスピーカーを相手に、
実験心理学者にも負けないくらいのきちん とした方法論をもって調査をしろ」
とおこられる筋合いがあるのかを説明していただきたいチュセヨ。
ああ、「仮説の上の仮説嫌い」は多分漏れが少し前に言ったことで
>>754 は「仮説の検証がいい加減」の方が気になってんだろ
もっとも、別にそこは論点がすり替わったところで、どうということもないが
と、いうのも、漏れが「仮説の上の仮説嫌い」と言ったのも
結局は「仮説の検証がいい加減」に思われるので、
仮説が根っこから根腐れしそうで怖い、ってことだからな
>結局は「仮説の検証がいい加減」に思われるので、 だからその具体例を出せばいい、ってんだこの野 (以下略
760 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 23:04
つーか「実験心理学」のモデルにしても相当デリケートな問題を含んでると思うが。 どんな科学にしろ、人間としての認識論バイアスを基に仮説組み立てるわけだから、常に自己反省は必要だけど、あんまり手足縛ってもにゃ?
相対性理論が間違ってるって書いても売れてしまうほど 反対意見が根強くのこってるってことでしょ(専門家は意に介さないでしょうけどw)。 右耳と左耳から別の単語を同時に聞いてどちらが理解しやすいか もちろん実験だよ。 でも、理解しやすいかってとこ、すごく主観的だね。 当然それだけの、基礎付けしかされないわけだよ。 構造の違う文の文法性の判断 ってだれが判断するの? きちんとしたモデルも規則もないところで判断ってなに? そもそも、そのモデル自体がたいした基礎付けされてないんじゃないの? 物理学の仮説はふつう実験に裏づけられているよ。 もちろん、程度はあるけどね。 言語学の仮説も、もちろん実験によって基礎付けないとね。 そもそも、論理的でもなく、実験による検証も不能なものは、仮説ではないでしょ。
>>760 やはりそこに仮説の検証の厳格さを要求してしまうのは
漏れがMで縛り好きだからなのだろうか
具体的に言わんと批判にも何にもならないから具体例を出せ、
というのに、のらりくらりで具体例を出さないから困るニョロ。
どうしてそれくらいのことが分からないか、にょろ。
>>762 は
>>756-7 へのレスになっていないことはお気づき?
>ってだれが判断するの?
nativeにょろ。
>>757 を読んでくださいニョロ。データを分析して
たてるのがモデル/規則/理論なのであって、モデル/規則/理論は
データを判断するためにあるのではないにょろ。アホをいうのも
いい加減にするにょろ。どこの世界にモデルが判断する科学が
あるニョロか?もちろん、きちんとした理論は予測をして
観察者が何をみればいいか、を教えてくれるニョロ。それが
君たちの嫌いなビミョーな判断に合致すればいいにょろ。
765 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 23:23
物理学の「超ひも理論」なんてのは、検証する機械が作れないものだから、「美しい理論こそ真理」と言っちゃってるが、言語現象には一番当てはまらない考え方では?
日本語のネイティブとして頭の中に 蓄積されている文法大系がこういう判断を可能にする(仮説) そもそも、文法体系ってなに? 頭の中に蓄積されてるってどういう意味で? ここらへん、きちんと、厳密に定義されてるの(純粋に質問)? そうじゃないなら、 なんでも文法体系ジャンw 人間の考えることは頭の中に蓄積されているもの−−−1 だとしたら 日本語ネイティブが判断したものはすべて、 「日本語のネイティブとして頭の中に 蓄積されている文法大系がこういう判断を可能にする」 1そのままじゃん。
(゚Д゚)ノ < ほんじゃ先生、動詞が格を付与する、というのは検証されているんですか?
>ここらへん、きちんと、厳密に定義されてるの(純粋に質問)? また性懲りもないにょろ。それを厳密に定義しようとしているのが 生成文法ニョロ。入門書の最初の20ページでいいから読むニョロ。
>>768 文法体系の定義はともかく、その体系が「頭の中に蓄積されている」仕方
については、明確に定義もしくは説明されている入門書は見たことないぞ。
そんなのがあるんだったら教えてちょんまげ。
>>769 よく
>>768 を読むニョロ。「頭の中に蓄積されている仕方」を
解明しようとしているのが生成文法ニョロ。いわゆる記述的妥当性にょろ。
771 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 23:48
入門書の話題、ちょっと前にもあった。
>>532-533 , 540
日本語であまりいのがない、て話も前に、、、知ってたら、改めて教えて!毒チョコの前著は?
つまり、いいかげんな文法体系が何となく頭のなかにあって、 そのような、よくわからないものに基づいて判断しちゃているんでしょ。 つまり、だれかが判断するとしか言ってないじゃん。
773 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 23:54
>具体的に言わんと批判にも何にもならないから具体例を出せ、 >というのに、のらりくらりで具体例を出さないから困るニョロ。 >どうしてそれくらいのことが分からないか、にょろ。 あなたは、以前、どこかで、Hojiさんの所は、Hojiさんと文法性の判断が 合うなら(院生として)行ってもいいんじゃないかとか言ってましたが、 私も同意見です。Hojiさんのグループの文法性の判断にときどき疑問を感じます。 これなんか、よい具体例かもしれません。仲間内で文法性の判断をしていないで、 適当にかき集めた被験者に客観的に判断をしてもらわない限り、(そして、 そのような「実験」の結果をきちんと論文に記さない限り、)事実認定の 妥当性を検証した事にはならないのです。
774 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/09 23:55
仮説とよぶにはちっと勇気がいるね
775 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 00:17
「文法性の判断」とは人によって「合う」「合わない」のレベルで決定されるものですか?それだと余計、その辺のシロートに聞くとブレが大きくなりそうでは? 「私がネイティブだから私には分かる」てのもいささか不安だが、統計の信頼性を上げるための母集団の確保のコストは、視聴率買収騒動で報じられたように、等比級数的に増大する。 (意図的に非文を生成する)文学テクストの分析でもない限り、国語審議会とか放送で使う/使わない程度の基準ではダメ? もっとも私は「英語の構文を介さないと出てこないような日本語」の分析には意味を感じないけど(コンピュータ言語への応用てことか?)
776 :
さっきの俺 :04/02/10 00:20
773さん、気持ちはわからんでもないが、それは言いすぎだと 思うにゃ。実験音声学をやっている友人も同じことをいうにゃが、 多数の判断が個人の判断に優る、というのは、生成文法が 言語知識の解明を目指すという目標を認める以上、間違いにゃ。 言語知識はあくまで個人の脳内に実在している体系にゃから、 仮に人間が一人しかいなくても原理的に解明可能なものにゃのにゃ。 さらに、理科系的実験(?)を個人の内省より優れていると 思ってしまうのも、おかしいにゃ。とはいえ、なるべく多くの 母語話者のローバストなデータを集めるほうが、いいに決まっては いるにゃ。そういう研究が、より反証可能な理論を提出できれば、 自然と変な研究は消えていくはずのものにゃ。つまり、データの とり方を実験かどうかで批判するより、より反証可能な 理論を自分で作るほうが早いにゃ。
777 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 00:32
つまり、だれでもがマイ文法体系を持ってると言うことでしょ。 独り善がりのマイ学問だねW
ここにサッキからへんてこりんな「批判」を書いている人たち、
あなたたちが何を専門に勉強しているのか知りませんが、
なぜ生成文法の基本的な問題設定や方法論も理解しないで、
批判できると考えていますかニョロ?あなたたちが「x言語学」
てのをやっていたとして、「x言語学」が何を目的としているのか、
を理解せず、馬鹿なことを言い出す人(例えば
>>772 や
>>777 のように)
がいたら、あなたたちは「私が間違っていました」って言うニョロか?
あなたたちは「何言語学」をやっているのか教えてくださいニョロ。
その分野ではこういう論法が通じるのですかニョロ?
(゚Д゚)y-~ だせぇな いい加減、2ch暦長いんだから 下等な煽りに釣られて必死になってんじゃねーよ
780 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:00
不特定多数に聴き取り調査って、生成はいつから社会科学に? (でもね、『科学の終焉』て本で、チョムさんは「社会科学」のお仲間に入れられてた。 「社会思想家」て訳でもなかろうが。権威を否定するあなたが言語学では権威であるというパラドクスをどう思うか?と聞かれて、「そんなことはない。私は常に少数派だ」と声を鋭くして答えたとか。 言語学と物理学はなぜ違うかって話をしてた。人間には人間として生まれた認識論的バイアスがあるから、認識できる真理の性質に限界がある、という哲学的なお話。これだって反証可能とはいえない。 理論の前に思想があるのは大抵の分野で当然で、前提を受け入れるか受け入れないかは各人の趣味の問題、かな。) )
生成の問題せっていはイイとおもいます。 でも、方法論は...イクナイのでは?
783 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:13
>>776 >言語知識はあくまで個人の脳内に実在している体系にゃから、
>仮に人間が一人しかいなくても原理的に解明可能なものにゃのにゃ。
水素原子の性質を解明しようとする場合、原理的には一つの水素原子の
ことだけを調査すればよいはずですが、計測には誤差が付き物なので、
多数の水素原子を調査するなり、一つの水素原子を複数回調査するなり
する(そしてその結果を統計的に処理する)必要があります。
文法の研究の場合も同様です。そういうわけで、
>>780 も誤解です。
他人による追試も行われます。
785 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:19
>「文法性の判断」とは人によって「合う」「合わない」のレベルで決定されるものですか? >それだと余計、その辺のシロートに聞くとブレが大きくなりそうでは? 生成文法の目標は、言語学者の頭の中にある文法の構造を解明することではなく、 その辺のシロートの頭の中にある文法の構造を解明することです。また、 言語学者は、文法性の判断をする際に、色々と余計なことを考えてしまい がちです。だから、やっぱりシロートに聞くべきだと思います。 >「私がネイティブだから私には分かる」てのもいささか不安だが、統計の信頼性を上げるための母集団の確保の >コストは、視聴率買収騒動で報じられたように、等比級数的に増大する。 被験者は数十人で良いのです。今の生成文法の論文には、その程度のことを しているものも稀なのです。
>>783 analogyがおかしいニョロ。ある特定の水素原子の性質を調べるのに
測定には誤差がつきものなのはその通りニョロ。文法性のはんだんも
そうにょろ。我々ができる判断というのはあくまでacceptableかどうか、
であって、それはpragmatic/semantic/昨日飲み過ぎた/syntacticにおかしい、
などの理由にも左右されるニョロ。だから判断にも誤差はつきものにょろ。
だから可能な限りsyntaxでないnoiseをなくす努力をすればいいにょろ。
別にたくさんの話者を連れてこなくていいニョロ。
水素原子の話では、だからといって他の水素原子の性質を調べるのは
筋違いニョロ。もともとある特定の水素原子の性質が知りたいのに、
他の個体を調べても仕方ないからニョロ。(まあ、普通、原子の別々の
個体は性質を同じくするだろうけど)
で、実際のところnoiseは除去できてんの?
788 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:35
そのシンタックスはだれが決めたの? それに基づいてノイズをはじくんでしょ。 事前にどこからもってきてるの?
789 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:37
>>786 >だから可能な限りsyntaxでないnoiseをなくす努力をすればいいにょろ。
syntaxを研究している場合にはそういう努力も必要です。しかし、
>別にたくさんの話者を連れてこなくていいニョロ。
とんでもない。
多数の話者を調査対象にした方が、当てになるデータが得られるに
決まっています。「私の判断はこうだ」と言われても、「この人は自分の
理論にとって都合がいいようなデータを自分で(無意識のうちに)でっち
あげてるだけなんじゃないか」という疑念が残ります。多数の話者の
判断が一致している、ということを数字で示すことができて初めて客観的な
事実認定ができたことになる、と考えます。
だから、普遍文法を調べるのに、何故、特定の個人の言語直観を 調べるだけでいいの? 文法判断に個人差があるとしたら、それは 普遍文法からの誤差だから、大勢の人間を調べなければその誤差 の部分は確定できないんじゃないの?
方法論がはたんしてまつね。
792 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:44
付け加えると、観測をする際、ノイズを完全に除去することができるなら ともかく、ノイズというのは大抵の場合残るものです。言語学のような 分野では特にそうです。そういう場合に「真理」に到達するためには 統計的なデータ処理が必要です。当たり前のことだと思うんですが。
793 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 01:49
ノイズを除去する基準、規則、モデルがあるなら それがどこからきたか、根拠は何かが問題になる。 そのような基準、規則、モデルをいま作ってるのなら、統計などの方法論が必要となる。 ということかな?
794 :
(´∀`) :04/02/10 01:55
>>785 > 生成文法の目標は、言語学者の頭の中にある文法の構造を解明することではなく、
> その辺のシロートの頭の中にある文法の構造を解明することです。また、
> 言語学者は、文法性の判断をする際に、色々と余計なことを考えてしまい
> がちです。だから、やっぱりシロートに聞くべきだと思います。
言語学者もその辺のシロートもネイティブであることは同じにゃ。言語学者だけ特別に
変な脳内文法を持っているわけでもなかろうににゃ。
ま、専門家は避けてシロートに訊くべきだとゆーのは上のSchutzeの本でも主張されて
いるみたいにゃが、しかし
Schutze ... concludes that the available experimental evidence is not sufficient
to establish systematic differences between the judgments of linguists and native
speakers
ともあるにゃ。
ま、この辺りはかつての「他山の石」スレでもやったにゃが、正直、その例文が何を確かめる
ためのものか、その背景にどのようなことがあるのか、を知ってる専門家と知らないシロート
では、それぞれ一長一短あるにゃ。にゃが専門家の判断はバイアスかかっているから一切
信用できん、とゆーのもどうかと思うにゃ。
それにある論文である判断に基づきある仮説が出され(都合よく)検証されていたとしても、
それは必ず他の研究者、とりわけその仮説を覆したい論敵によってチェックされてるにゃ。
そこまで含めての研究と見なせば、最初の仮説を誰がどのような偏った判断で出したとしても
結局はバランスのとれたところに落ち着くのではないかにゃ。むしろそういうチェックが
常に入るからこそ、これだけ取り扱う例文が増えてきたということでもあるにゃ。
かかりしゃんや顔文字しゃん以外でカキコしてるヤシもコテハンにしる!
>>795 とりあえず、おまいのコテハンは「通りすがり」で決まりだな。
797 :
さっきの俺 :04/02/10 02:05
とにかく、神ではないおいらたちには、直接 言語知識にアクセスする手段は無いにゃ。 個人の内省も小説・新聞などからのコーパスも 自然な発話の記録も「実験」もすべて言語知識を 間接的に反映しているものでしかないにゃ。このことは 「文法論II」(梶田優、大修館) に書いてあるから、読んでない人は読むと いいにゃ。あと、「生成文法の軌跡」も必読にゃ。 古いと思わず読んでみると、必ず得するにゃ。だまされた と思ってやってみるにゃ。
798 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 02:10
だからこそ、方法論が重要になる。 (方法論をつねに意識しておかないとおかしなことになる)
799 :
さっきの俺 :04/02/10 02:10
あと、単行本化はされてないにゃが、「生成文法の思考法」 (梶田優、「英語青年」で連載)も必読にゃ。科学の方法論 が生成文法でどのように実現しているか、また、他の先進科学 にはない生成文法特有の思考法とはなにかが、正確に書いてあるにゃ。 コピーしても読む価値があるにゃ。絶対おすすめにゃ。
ああ。これがこのスレのコテでもいいのですが、 漏れは生成のことはまったくわからないままヲチしてるのでした。
801 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 02:25
実現してるとはとてもいえないでしょw>2つ上
(゚Д゚)y-~ おい、藻前ら!!漏れはもう眠いから今日は寝るぞ 藻前らも年度末だからって、あんまし夜更かしして風邪引くなよ!!
803 :
さっきの俺 :04/02/10 02:37
801さん、もし時間があったら「軌跡」か「思考法」を ちらっとでも見てみることをお勧めするにゃ。で、 その感想を聞かせてほしいにゃ。ちなみに、おいらは徹夜にゃ。
804 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 02:38
おやすみ。 こっちもねむいからねよっと。
あのぅ、素朴な疑問なのですが
生成の先生方は、生成が仮説に仮説を積み重ねている、という点については
否定しないわけですよね。
そして、それは科学的な方法論としては妥当である、と。
それはいいと思うんですけど、その場合、
>>722 に書かれてるような
> 仮説の上に仮説を重ねていては、最初の仮説が間違っていたことが判明すれば
> 理論はあぼーんしてしまう。
とかいう点について、不安とかを感じることとかいうのは、ないのでしょうか。
例えば、あくまで仮定の話ですが
かつて深層構造が意味を決定すると標榜した生成意味論が解釈意味論に敗れてあぼーんしたように、
将来、仮に生成理論が他の句構造理論とかに敗れて、言語学史に
「20世紀言語学は生成文法を中心に発展したが句構造文法に敗れて現在は事実上、消滅した」
とか書かれてしまっても、それは科学の発展の過程上、やむをえないことだ
という覚悟の元でやっておられるのでしょうか。
くだらない疑問だとお思いかもしれませんが、
初学者の私にとっては、そこに非常に不安を感じてしまうのですが
ということで、書き込んで寝ます
>>797 > とにかく、神ではないおいらたちには、直接
> 言語知識にアクセスする手段は無いにゃ。
> 個人の内省も小説・新聞などからのコーパスも
> 自然な発話の記録も「実験」もすべて言語知識を
> 間接的に反映しているものでしかないにゃ。
俺も同じことを何度か言ったにゃが、このへんはまったくそのとーりで、
例文(=所詮はPF出力)判定自体がどの程度competenceにゃりI-languageにゃりと
深く関わっているのか、正確に反映しているのか、を示すものは何もないわけだにゃ。
>>801 チミがどの程度生成を理解してるのか興味あるとこだにゃ (・∀・)ニヤニヤ
>>805 なんでそれが不安なのかよく分からんにゃが、自分がやってることが絶対正しいなどという態度は
そもそも科学と無縁なのにゃ。
生成を叩き台にして生成より優れた言語理論がでてくるのであれば、それこそ生成の本望ではないかにゃ。
にゃんかここしばらくの名無ししゃんの書き込み見て思うにゃが、小学校のお勉強と学術研究の区別が
まったくできていないようなリアル厨房・工房多くないかにゃ?
たとえば中学校の教科書に書いてあることも絶対の真理ではなく、暫定的に受け入れられているだけの
ものであり、いつでも覆される可能性はある、ってことは分かってるにゃ?
先人が全部やってくれた研究成果を正しいものとして記憶するだけでよい、そんなものが学問だと思ってる
のにゃらとんでもないことにゃ。自分で問題見つけ、自分の頭使って考えるのが基本中の基本にゃ。
100%の保証が付いてないと不安でやれません、なんていうのにゃら学問の道を選ぶべきではないし、
世の中にそんなものは滅多にないけどにゃ。
>>805 漏れは、生成派ではないが、そんなことは、科学的研究というか、
学問に携わってる者であれば、誰もが持つべき覚悟だと思うぞ。
同時に、自分のやっていることに対して、かなりの程度の確信が
なければ、研究なんぞやっていけん。
このジレンマの緊張感の中にあってこそ、よい研究ができるのでは
ないのかな。
寝るといいながらまだ起きておりますが…
> なんでそれが不安なのかよく分からんにゃが、自分がやってることが絶対正しいなどという態度は
> そもそも科学と無縁なのにゃ。
これは、その通りだと思うんです。まったく納得のできることです。
一方では、
>>808 さんの言う
> 同時に、自分のやっていることに対して、かなりの程度の確信が
> なければ、研究なんぞやっていけん。
というのも、実に納得できる。そしてまた
> 先人が全部やってくれた研究成果を正しいものとして記憶するだけでよい、そんなものが学問だと思ってる
> のにゃらとんでもないことにゃ。
と、思うからこそ、生成が、自分の進むべき道であるのかどうか、どうにも「確信」を持つことができない。
ごたごた言う前に、取り合えず勉強して、その上で判断すればいいだろって話なんでしょうが
しかし、全然、信じていない方法を、とりあえずこの人たちはこう考えるんだ、と割り切って
延々と勉強し続けるのは、苦痛です。
先生方は、生成文法を始めたとき、
これが自分の研究すべき文法だ、という確信を持っておられましたか?
それとも、「あん、生成?ホントかよ」ぐらいの懐疑を持っていましたか?
それとも、そういうことは、あまり考えなかった?
今度こそ寝ます
/ .:::| / :::| | ...:::::| /u ::::| i ノ (  ̄ ̄⌒゙゙^――/ ::::::::| /_,, ⌒ u . _ ::::::::::::\ / \\゙.l | / ::// ̄● ̄ ̄/ ::::::::\ ウダウダ言ってないで、一冊でも入門書読めや! |● ::::::| . | | / :::: / :::::::::://u :::::::\ /i,.\_:::::::| u::::: / :::::::::// :::::::::\ / \( (\|. ::::::. // ̄) ) :::::::::\ / u ) )_ ^ ^  ̄ ̄ ,,、( ( i し./ :::::::::::::\ / / /__,,____,/ ̄ \ ))u ノ ( ::::::::::::::::::::\ / ヽ |.. | /└└└└\../\((\ '~ヽ :::::::::::::::::/ \ ) し ∨.|llllllllllllllllllllllllllllllll∨lllll| ) / / :::::::::::::::::/ \⌒ | |.|llllllllllll;/⌒/⌒ 〕 ::u::::::::::::::::/ | | |.|lllllllll; ./ . . | ::::::::::::::::::::/ .| | |.|llllll|′ / . | u .| :::::::::::/ .| | |.|llll| | .∧〔 / u:::::::::::::| ヽ}.∧lll | ../ / / :::::::::::::::::\ i/| \┌┌┌┌┌ /. / /::: :::::::::::::::::i ( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄| i/::::::::::: u i
かかりちゃんは最初の頃は懐疑的だったと昔どこかに書いてた ような気がするが。。。
>>810 一冊読んだくらいの感想じゃないの?
多分、まともな入門書にめぐり合わなかったら、
>>809 みたいに懐疑的になる
明日は休日だから挫折してもいいわけだな
認知を勉強している低能学生より愛を込めて ってか?
それだったら、「挫折禁止」ではなく「逝ってヨシ」だろう そっちの方が嬉しいけど
>>809 >延々と勉強し続けるのは、苦痛です。
だったらやめればいいのにゃw 小学生のお勉強ではない、といったにゃろ。
それとも可哀想に誰かに無理やりやらされてんのかにゃ?
(授業で習ってる程度にゃら「やってる」うちに入らんにゃ)
確信とかなんとか、まるでいったん生成(でもなんでも)やり始めたら一生
続けなくてはいけないみたいな口振りにゃが、面白いうちはやる、面白く
なくなったらさっさとやめる、というぐらいの軽やかさでいいにゃん。
最初から面白くない場合は? でもやらないと生成やってる人からは馬鹿にされるんだよなぁ 「ろくに知りもしないくせに」みたいな
最初からってのは、やる前から面白くない場合かにゃ? そんなのは単なる食わず嫌いにゃが、それもアリにゃろ。 自由にすればいいにゃん。やめとけ、やめとけ、にゃw 問題はそういう連中が生成を批判したがるってことで、 そこはキッチリ叩いておくにゃ。
どこいらへんまでカオモジ先生や他の人たちが答えてくれたか。 上でhojiさんのことが言われていたけど、あっしもhojiさんとは 判断があわないことがある。でもだからといってhojiさんはダメ、 なんて安易な結論に達するのは馬場の16文キックに自ら突進して行って 起き上がれなくなっちゃうくらいおかしいニョロ。 問題はなぜhojiさんとアッシでは判断が違うのか、ということにょろ。 例えばspanishとitalianを比べて、「二つの言語にはA、B、Cという違いがある。 一見したところ関係のない違いのようだけど、実はXという一つの深いところにある 違いからA、B、Cは全て導き出される。」という結論を出したとするニョロ。 これは生成文法の世界では意義のある貢献ニョロ。Hojiさんと アッシではspanishとitalianほど違わないけど、微妙にinternalizeしている 文法が違うニョロ。その違いをどのように考えるか、が大切ニョロ。 文法性の平均値を求める、なんて方法ではそういう本来ならば UGに間して知見を与えてくれるような現象をみすみす台無しにしている ようなものにょろ。 それからnoiseは消せないニョロ。理論を構築していって、どのように 考えれば全体的にsimpleな説明ができるか、を考えるしか無いにょろ。
それにしてもやる前から面白くない、ってよくそんなことが あり得るな。
822 :
Adamas :04/02/10 09:14
うっす。わしだ。それにしてもすんげぇ〜カキコ。
わしも順番に従ってつれづれなるままにレスしてくぞ。
ちゃて、今からドトーすっからな。お前ら覚悟しとけーよ。
>>744 >まあ、物理とかの仮説と言語学の仮説じゃ、明らかに質が違うな!
どう違うか言ってみろよ。
明らかに違うのはな、観察から観測へのプロセスがあるかないかなんだよ。
つまり数値化のプロセスの有無なんだよ。
方法論うんぬんの話はここが発端なんだよ。これについては後で詳述、たぶん。
>>750 >だから、いまでも、アインはまちがってっるって本が出るんだよ。
特筆すべきは、光速一定のところだな。
アインシュタインの世界モデルでは時空は相対的なもの。
でも、唯一絶対的なものがあり、それが光速。
けど、この光速が実は一定じゃないんだな。
でも、ちゃんと相対性理論は「使える」んだよな。
>>751 >なんでアレが献立なのかは不明のままにゃがw
ははは。なんとなく発音が似てんだろ。
「こ*だて」と「く*だて」。ごみん。林やぺーみたいだな。
>>754 >シュッツェ自身も(私も)生成文法家で、
>生成文法一般を否定しているのではありませんが、
おっ、わしとなんかスタンス似てるじゃん。ちょいとあんたには〜とマーク。(つづく)
823 :
Adamas :04/02/10 09:15
>>758 >というのも、漏れが「仮説の上の仮説嫌い」と言ったのも
>結局は「仮説の検証がいい加減」に思われるので、
>仮説が根っこから根腐れしそうで怖い、ってことだからな
検証に必要な試金石がないってことだな。
つまり、どんな研磨にも耐えられるダイヤになるものがないってことだ。
で、ここでいうダイヤというのは、いわゆる公理だ。axiomだ。
で、生成は、45年間づーっと公理を見つけてきたわけだ。今でもな。
そういった意味では、年がら年中インフラ整備しているわけだ。
年末になったら道路掘り起こしているのといっしょだ。
ま、そういった意味では、「根っこ」そのものがまだないわけだ。
まだ種だけ。「根腐れ」の心配も何もないわけだ。ははははは。
>>760 >どんな科学にしろ、人間としての認識論バイアスを基に仮説組み立てるわけだから、
そういうこった。生成派は2次元メガネをかけてんだよ。
だから文という1次元の代物を幾何学調に2次元化することができんだよ。
それで、その2次元の世界でモノを見るのが好きなのよ。
おぅ、そう言えば昔、等位構造を分析する時に3次元メガネをかけたっけな。
けど、頭クラクラしてすぐにとっちゃったな。ははははは。(つづく)
824 :
Adamas :04/02/10 09:15
>>762 >きちんとしたモデルも規則もないところで判断ってなに?
>そもそも、そのモデル自体がたいした基礎付けされてないんじゃないの?
>物理学の仮説はふつう実験に裏づけられているよ。
>もちろん、程度はあるけどね。
>言語学の仮説も、もちろん実験によって基礎付けないとね。
>そもそも、論理的でもなく、実験による検証も不能なものは、仮説ではないでしょ。
たしかに「基礎付け」はされてないわな。
つまり公理になるものがまだ出揃ってないわ。
そんな状態で楼閣を造ってるわけだ。砂上の楼閣ってやつか。
よーするに、1階と2階をまだちゃんと使ってないのに、
もう上の方では72階とか73階とかつくっちゃってるわけだ。
で、ぐらぐらしてるわだ。でも、それはしゃーないわ。
基礎固めは、これからもずーっと行われるし、
この基礎固めこそが永遠のテーマだからな。
つまりだ、72階だとか73階だとかゆー<大人のオモチャ>なんかどーでもええのよ。
とくにわしにはな。ははははは。
ま、わしは平屋のどっしりした日本家屋が好きだな。総檜作り。いいねぇ〜!
ぐわっはっはっはぁ〜 (つづく)
825 :
Adamas :04/02/10 09:16
それと、実験だけどな、今の生成にそれ求めても無理よ。 今の生成の仮説はどれも定性的なもの。定量的なもんなんてない。 定性的な仮説に対する実験なんてほとんど不可能。 とくに工学的な実験といったら、定量的な仮説・モデルに対して行われるもの。 だからな、実験うんぬんの話はお門違い。 ま、そういった意味でも、実験による仮説の検証が必要なのであれば、 仮説の「書き方」そのものを変えろってこった。 それが、本当の生成(そして理論言語学)のパラダイムシフトってこった。 こんなこと、なんかの本の「あとがき」に書いてなかったけw(つづく)
826 :
Adamas :04/02/10 09:19
>>766 >そもそも、文法体系ってなに?
>頭の中に蓄積されてるってどういう意味で?
あんた、なかなかいいとこついてるな。
わしが前にカキコしたように、結局それは
「言語知識とはなんぞや?」という問題なんだよ。
もっと言うと、「オフラインの知識とはなんぞや?」
「処理というオンラインのプロセスにとって、スタティックな知識ってなんぞや?」
という問題よ。
この問題を真面目に考えると必ず理論言語学にブレークスルーが訪れるわ。
これ、わしが保証する。なんなら、興味あるやつ、
直接わしのオフィスに来て議論してやってもいいぞ(←半分冗談、半分本気
おまけ:そう言えば逃走派しゃん、
以前紹介してもらったDerivational Theory of Complexityだけど、
あれはprocessingの中でもcomprehensionがメインだよね。
わしが興味のあるproductionは皆無に等しいよね。
ま、それも時代的に仕方がないのかな。
つーのも、あの時代、行動心理学つまりS-Rモデル全盛の時代だったしね。
>>771 >入門書の話題、ちょっと前にもあった。
>>532-533 , 540
>日本語であまりいのがない、て話も前に、、、
>知ってたら、改めて教えて!毒チョコの前著は?
いいに決まってんだろ!つまらんことぬかすな!
ちなみに「ファンレター」よーけもらってるみたいで、
オナゴには必ず返事書いてるみたいだぞ、聞いたところによると。(つづく)
827 :
Adamas :04/02/10 09:20
>>774 >仮説とよぶにはちっと勇気がいるね
アホ、仮説だから勇気もって言えるんだよ。
「おれの言うことに間違いがあるかもしれないけど、とりあえずしゃべってみるよ」
って言うのに勇気なんかいるか、このヴォケが!
>>776 >言語知識はあくまで個人の脳内に実在している体系にゃから、
>仮に人間が一人しかいなくても原理的に解明可能なものにゃのにゃ。
ま、原理的にはな。同じことが普遍文法の解明にも言えるわけだ。
数日前に、「ドイツ人の遺伝子」の例でも触れたように、
そこからどこまで一般化できるか、一般化しちゃっていいか、という問題があるわけだ。
ようするに、ある種のnull hypothesisの適用をどこまで許せるかって問題だ。
この手の問題は奥深いわ。まじ、奥ふけぇ〜よ。
>>780 >言語学と物理学はなぜ違うかって話をしてた。
>人間には人間として生まれた認識論的バイアスがあるから、
>認識できる真理の性質に限界がある、という哲学的なお話。
ま、前にも書いたけどな、わしらの脳ミソがキ*タマの隣にぶら下がっていたら
モノホンの真理にたどり着くことができるかもな。
ちなみにわしのキン*マには脳ミソが詰まっとるぞ。
だからあんたらとは物の考え方が違うのだ。ははははは。
ついでに言っちゃうと、わしの頭ん中は精子くんでいっぱいなのだ。ははははは。(つづく)
828 :
Adamas :04/02/10 09:21
>>785 >生成文法の目標は、言語学者の頭の中にある文法の構造を解明することではなく、
>その辺のシロートの頭の中にある文法の構造を解明することです。
「言語学者」「シロート」うんぬんじゃなくて、
研究のターゲットは「言語直感」じゃなくて「言語直観」だっちゅーの!
>また、言語学者は、文法性の判断をする際に、色々と余計なことを考えてしまい
>がちです。だから、やっぱりシロートに聞くべきだと思います。
そうはイカのキンタ*っていうもんよ。
Duhemのtheory-dependenceとかtheory-ladennessって聞いたことねぇか。
ま、なんだったら、毒チョコのpp.321-325をかじってみぃ。ちったぁ目が覚めるからさ。
ま、あの人わし以上に毒舌がキツイから
ちょいと毒が効きすぎて脳がシビレちゃうかもしんねぇけどな。ははははは。
>>797 >あと、「生成文法の軌跡」も必読にゃ。
>古いと思わず読んでみると、必ず得するにゃ。だまされた
>と思ってやってみるにゃ。
わりぃけど、どこがエエかわしには分からんかったけどな。
わりぃが、わしにはぬるすぎて眠くなっちまったわい。
>>799 >あと、単行本化はされてないにゃが、「生成文法の思考法」
>(梶田優、「英語青年」で連載)も必読にゃ。
わりぃけど、あれのどこが必読じゃい。
あんな悪文読まされて平気なのはアカヒの読者ぐらいだろ。
あんたみたいなのが若ぇ有能な香具師をダメにしてしまうんだよ。(つづく)
829 :
Adamas :04/02/10 09:23
>>807 >生成を叩き台にして生成より優れた言語理論がでてくるのであれば、
>それこそ生成の本望ではないかにゃ。
そういうことよ。
生成は、前にもカキコしたように、立派な錬金術なのよ。
もっと一生懸命がんばれば化学になれるのよ。
ただ、やり方を間違えるとイカサマ錬金術のまんま。そろそろ試される時だな。
若ぇの!がんばって化学に昇格させてみやがれ!
つーかさぁ、Mr. マリックみたいに、マジックでもほとんど芸術しちゃってるのあるじゃん。
生成もあんな感じで終わるのもアリかな、とかなんとか最近思っちゃったりして、わし。
>>809 >先生方は、生成文法を始めたとき、
>これが自分の研究すべき文法だ、という確信を持っておられましたか?
わしは最初はそう思っておった。
いかんせん、まだその頃は股間にはキン*マしかなかったからのぅ〜
>それとも、「あん、生成?ホントかよ」ぐらいの懐疑を持っていましたか?
キ*タマの隣に脳ミソが来てからかのぅ〜
「あん、生成?ホントかよ」と思いはじめたのは〜
>それとも、そういうことは、あまり考えなかった?
今じゃ、キンタ*の中身がぜ〜んぶ脳ミソになっちまって、それからじゃい、
いっつも「あん、生成?ホントかよ」と考えるようになったのは。
わし、ボケてきたかのぅ〜 (つづく)
830 :
Adamas :04/02/10 09:25
>>817 >確信とかなんとか、まるでいったん生成(でもなんでも)やり始めたら一生
>続けなくてはいけないみたいな口振りにゃが、面白いうちはやる、面白く
>なくなったらさっさとやめる、というぐらいの軽やかさでいいにゃん。
顔文字しゃん、あんたたまにはエエこと言うじゃん。その通りよ。
たかが生成、たかが学問よ。生成やるのに大切なのは「軽やかさ」よ。
チョムのペーパーとにらめっこしてるようじゃいつまでたってもガキのまんま。
「軽やかさ」、これいいねぇ。軽薄短小じゃないと生成やってけんぞ。
ちなみにわしは軽薄短小の鏡みたいな人間だけどな。ぐわっはっはっはっは〜
(おわり)
831 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 10:24
>>809 >先生方は、生成文法を始めたとき、
>これが自分の研究すべき文法だ、という確信を持っておられましたか?
>それとも、「あん、生成?ホントかよ」ぐらいの懐疑を持っていましたか?
私は、変形文法を学習し始めた一番最初のころ、「生成文法というのは
面白い研究分野になりうる分野だが、今の生成文法は論外だ」
と感じました。その段階で、「私が理論言語学を何とかしてやる」という
つもりでこの分野の研究者になることを決めました。
その後、非変形系の生成文法を学習して、「今既にそこそこいい線行ってる人が
いるんだな」と思うようになり、更に、変形文法をやってる人も馬鹿ばかりでは
ないんだと思うようになって、現在に至ってます。
832 :
さっきの俺 :04/02/10 10:27
>>828 なるほど、「思考法」は読む人を選ぶというわけだにゃ。
あれが理解できなくても言語学研究はできるからいいようなものの、
もったいない話にゃ。
adamasさん、乙 朝からアルコールはよくないがw
834 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/10 11:08
定性的なものは実験で直接確かめにくいけど、 だからこそ 推論の論理性がその仮説の妥当性がをあたえるんじゃないの? にもかかわらずあいまいな仮説を あいまいな推論で判断していっているのでは? これでは、なんでもありになっちゃうでしょ。
Aセンセも言ってるように仮説の書き方をかえろってことだろ?
これか↓
>>825 それと、実験だけどな、今の生成にそれ求めても無理よ。
今の生成の仮説はどれも定性的なもの。定量的なもんなんてない。
定性的な仮説に対する実験なんてほとんど不可能。
とくに工学的な実験といったら、定量的な仮説・モデルに対して行われるもの。
だからな、実験うんぬんの話はお門違い。
ま、そういった意味でも、実験による仮説の検証が必要なのであれば、
仮説の「書き方」そのものを変えろってこった。
それが、本当の生成(そして理論言語学)のパラダイムシフトってこった。
こんなこと、なんかの本の「あとがき」に書いてなかったけw(つづく)
ひやー、怒濤の書き込みで今朝のことなのに遅レスすまそデス。
>>822 >でも、ちゃんと相対性理論は「使える」んだよな。
の一文に萠。ある慣性系A内を等速直線運動する慣性系Bのなかの運動を、Aから
観測する時も、光速度に比して極めて小さい、日常経験するような速度ではニュウトン力学は
「使える」んだよな。
>>882 「生成文法のく*だてを」をアマゾンで検索しても
「あわせて読みたい」の欄に
「情報科学のための自然言語学入門」が出てくるのだがw…
言語学者は錬金術師...っと......%(メモメモ)
それにしてもあのドトーの力はどこから出てくるのか。。。何かやってるとか。。。
(゚Д゚)y-~ < チョコレートの食いすぎだらう
842 :
さっきの俺 :04/02/10 16:40
ところで、Adamasしゃんに質問にゃ。「思考法」を「悪文」と 評価している以上、「思考法」に目を通したことは少なくとも あるばはずにゃ。ちがうかにゃ?それでにゃ、Adamasしゃんは 「思考法」を読んで,そこに何が書かれているのか知っているのかにゃ? それとも、「悪文」なので1段落読んでやめたので, 何が書いてあるか知らないのかにゃ? 単純な質問にゃ。ぜひ教えて欲しいにゃ。
ふんふん♪
確か逃走派しゃんは梶田センセのファンにゃったから、いよいよにゃんこふぁいとクラブに亀裂だにゃ、(・∀・)ニヤニヤ
>>830 >顔文字しゃん、あんたたまにはエエこと言うじゃん。
「たまには」? をいこら、「いつも」の間違いにゃろ、にゃはは。
しかし「かろやかさ」と軽薄短小は違うのにゃ。喩えるにゃら御大リッチーのフィンガリングワークは
かろやかにゃが軽薄短小ではないにゃ。逆にインベーはバカテク満載にゃが軽薄かもにゃ。
ちなみにジミー・ペイジは最小のテクニックで最大の効果、とミニマリズム路線だにゃ。
テクニック少なめ、そんかわりミストーン多めって、それが味ってもんにゃ。
誰にもマネできないビミョーなヘタさ加減が神業だにゃ、にゃははは。
844 :
Adamas :04/02/10 18:59
うっす。わしだ。つーか、今日はちかれたよ。まじで。ふ〜っ
レス付いてるからちょいとカキコすっかな。
>>837 こさかなしゃん、レスさ〜んきゅっ!
>>842 さっきの俺しゃん、レスどうもでちゅ。
えー、ずっと昔のことになりまちゅけど、3分の1ぐらいまで読んだ記憶がありまちゅ。
内容はたしか、知識と運用の区別とか生成の目的とかそんな話じゃなかったでちゅかね。
あと、変形の話もあったような気がしまちゅ。
とにかく、読みにくかったというのが第一印象でちた。
書いてあることがなかなか頭に入ってこないというのが心に残っていまちゅ。
わしのパーサーの検査されてると思ったぐらいでちゅw
せっかくいいこと書いてあるのに、もう少し、
いやも〜っと分かり易く書けないかなぁと思いまちゅた。
ま、個人的には、ズブの素人さんが読むのではなく、ある程度生成が分かった人が、
生成に関する<教養>を深めるために読むぐらいがエエのではと思っていまちゅ。
以上、わしの読書感想文でちた。
つーか、今ガッコウから帰ってきたらよぉ〜、まさに!
梶田センセの体感もとい退官論文集がドカーン!と
わしのベンキョー机に載っかってるじゃあ〜りませんか!
ある先生が「Adamasこれ読んでベンキョーせえ!」ってわしに送ってくれたのでちゅ。
やいやい、や〜な感じ。それにしてもブ厚いこと。鍋敷きにちょうどエエわ。うそうそ!
(つづく)
845 :
Adamas :04/02/10 19:00
>>843 >確か逃走派しゃんは梶田センセのファンにゃったから、
>いよいよにゃんこふぁいとクラブに亀裂だにゃ、(・∀・)ニヤニヤ
ゲッ!そうなの!そりゃ知らんかったわ。
いそいでわしも梶田ファンクラブに入らなきゃ。
退官鍋敷き、もとい退官論文集もちゃんと持ってるし、大丈夫だよね、ね、ね・・・w
顔文字しゃん、K-Rodしゃんからメールきたわい。毒チョコ届いたって。
ホント、お手数おかけしますたm(_ _)m
郵送料、書留で送るわな。もちろん炭疽菌付きでw
あと、顔文字しゃん、あんたほんとロックつーかギターリストのことよく知ってるな。
英語学会の渋谷陽一だな。ははははは。これからアンタのことヨーチャンと呼ばせてもらうわ。
ヨーチャン♪ ヨ〜チャン♪ ヨーチュワァ〜ン♪ ヨ〜チュワーン♪(以下省略
ちなみに、わしもジミーのあのヘタウマなところに萌えだったな。
ちゃて、今日はこれにておちまいでちゅ。
わしが寝ている間、またみんなで盛り上がってケロ。
最近、朝起きるの楽しみだわい。がっはっはっはっはっは〜。
頼むから<軽やかに>そして爽やかに、しかも適度な潤いをもって荒れてくんろ。
がっはっはっはっはぁ〜
PS. K-Rodしゃん、あとからお返事のメール出すぴょ〜ん♪ (おわり)
> 郵送料、書留で送るわな。 ちっちっちっ、気遣いはナシにゃ > 英語学会の渋谷陽一だな。 「土曜日の若いこだま」世代だからにゃ、俺はw ついでに岩谷宏とかの名前出すと逃走派しゃんが出てきそうにゃが
847 :
Adamas :04/02/10 19:34
>ちっちっちっ、気遣いはナシにゃ ほいじゃ、炭疽菌だけ送るわ。毒チョコにふりかけて食べてくんろw ま、そいじゃ、お言葉に甘えて気遣いはあげないということでm(_ _)m >「土曜日の若いこだま」世代だからにゃ、俺はw ちなみにわしは鶴光のオールナイトニッポン世代じゃい。 ごみん、もう引っ込むわ。ふんじゃ、みゃた。
>「処理というオンラインのプロセスにとって、スタティックな知識ってなんぞや?」 >という問題よ。 ここのところをadamasさんがどう思ってるか、もう少し聞かせてほしいな。 認知心理学3言語の7章統語解析のところに透明性の仮説の説明があるんだ けど、そこに次みたいなことが書いてあるんだけどこれが納得いかなくて。 理論的には、言葉の理解は言葉の構造そのものとは無関係に成立することが できる。しかし、もしこれが正しいとすれば、いくら「文法」を研究しても 「われわれが言葉を理解できるのはなぜか?」という疑問に答えられないと いうことになる。ゆえに、ここでは解析器と文法は「透明(transparent)」 な関係になると考える立場をとって考察を進めてみる(Berwick & Weinberg, 1984を参照)
>しかし、もしこれが正しいとすれば、いくら「文法」を研究しても >「われわれが言葉を理解できるのはなぜか?」という疑問に答えられないと >いうことになる。 個人的には、この「しかし」ってのに納得いかなくて。だって、 「理論的には、言葉の理解は言葉の構造そのものとは無関係に 成立することができる。」なら、それでいいじゃんて感じがする んだよね。自分たちの研究が無駄になるかもしれないから透明性の 仮説を設定しましょうって言われてもね。まあ、理論的に可能とは いえ、言葉の理解は言葉の構造そのものとは無関係に成立する確率 はかなり低いんじゃないかという気がするが。 言語運用には言語能力だけじゃなくてワーキングメモリーみたいな 言語外の要因も絡んでくるから、言語運用と言語能力は分けて研究 すべきだっていうのはある程度納得いくんだけど、じゃあ言語能力は 言語運用に具体的にどうかかわっているんだろうか?そこら辺を聞かせて いただいたらありがたいなと思うんですが。上で書いてある書き込みの 感じでは、「思考法」にはこれに関連したことが書いてあるんですかね? もしそうならよんでみようかなと。
850 :
さっきの俺 :04/02/11 01:57
Adamasしゃん、レス多謝。つまり「内容」に不満があるわけではない のにゃな?おいらの考えでは、「思考法」は、まじめに経験科学の 方法と生成文法の方法との関係を考えたい香具師にとっては「必読」なの にゃ。「非専門家でも寝転がって読める」という「売れ線」を捨てて、 複雑な内容を正確かつ簡潔に伝えようとした結果あのような文章になった のにゃろう。おいら的に言えば、「簡潔」で「的確」な文章だが、 一切「遊び」が無い文章、ということになるかにゃ。確か「文法論II」 に対しても同様の批判があったと聞いているにゃ。(本人も意識している はずにゃ。)
さてとにょろ。格の隣接条件の話でもするニョロか。 stowellのadjacencyは確かに記述的ニョロ。しかし彼の話のミソは NPはVにadjacentでないといけないけど、PPにはそういう requirementがない、ということにょろ。 1)John trusted [ him ]. 2)John depended too much [ on it ]. 予防線を張っておくと、2)にheavyNPshiftがかかっている、 ってのはちょっと納得いかないにょろ。 560円分だけチョコ食べたニョロ。
1)John trusted [ him ] =>1)*John trusted too much [ him ]
>>851 先日、塾で 「この〜のミソは〜」っていったら、生徒にものすごく笑われました。
∧_∧
( ゚_・゚) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( )< ひまなんだよ!!
| | | \_______
(__)_)
>>854 そうらしいです。ものすごく、古臭く聞こえるらしいw
$B!!!!(B $B%N"^!4(B $B!!!!(B(*$B!-(I_$B&((I_(B)$B!!!c$^$8$+$K$g$m!)(B $B!!!J%N!!!!!!(B $B!K(B $B!!!!(B''$B!C(B''$B!C!-(B $B!!!!(B $B#m!!#m(B
↑新手の荒らしか?
ノ⌒ヾ (*´゚Θ゚) <悪いよ (ノ ) ''|''|´ m m
ノ⌒ヾ (*´゚Θ゚) <荒らしじゃなくてAA張りのしっぱいにょろ。 (ノ ) ''|''|´ m m
860 :
Adamas :04/02/11 08:21
うっす。わしだ。朝起きてもつまんねぇ〜の。荒れてねぇ〜じゃん。
をいをい、頼みまちゅよ皆のしゅうw ちゃて、ちょいとカキコしまちゅかね。
>>848 ,
>>849 368しゃん、レスどうもでちゅ。う〜ん、引用のところだけ見ても
何を言いたいのか今ひとつピンとこないんでちゅよね。
「言葉の理解」つーのがprocessingにおけるcomprehensionのことを指しているのか、
「言葉の構造」つーのがsyntaxのみを指しているのか、
「文法」にわざわざカッコがついているのはナンデヤロとか、
「われわれが言葉を理解できるのはなぜか?」という問いは文字通り受け取っていいのかとか、
「透明(transparent)」つーのはパーサとグラマーを同一視することなのか、などなど。
ま、いろいろありまちゅが、368しゃんの次のところに答える形でちょいとカキコしまちゅ。
>>849 >言語運用には言語能力だけじゃなくてワーキングメモリーみたいな
>言語外の要因も絡んでくるから、言語運用と言語能力は分けて研究
>すべきだっていうのはある程度納得いくんだけど、じゃあ言語能力は
>言語運用に具体的にどうかかわっているんだろうか?そこら辺を聞かせて
>いただいたらありがたいなと思うんですが。
ただし、この話は深いというか難しいから、まずは入り口だけということで。
それから、他の人のレスを見ながらみんなでいっしょに
>>848 ,
>>849 の問題を考えていきまちぇんか。(つづく)
861 :
Adamas :04/02/11 08:22
まずはworking memoryをきっかけにネタふりしながらカキコしまちゅね。 わしがアホチョムのペーパーで「working memory」ということばを見て最初に思った感想は、 「なんだコイツ、とうとうここまで逝っちゃったか」なのね。 つーのは、まずわしは、チョムの「経済性」とか「局所性」とか「計算量」とかいう、 オンラインの概念にカチーンときたのよ。 「われ、言語知識のモデルっつーオフラインのスタティックなもんに、 こんなオンラインのダイナミックな概念入れてエエんかい!ゴルァ!」とね。 ま、この辺りは毒チョコの後ろの方をかじってケロ。 で、この「経済性」「局所性」「計算量」の次にきたのが「ワーキングメモリ」よ。 working memoryということばを言葉を聞いて、わしの頭に直ぐによぎったのがPSモデルよ。 ちなみにPhrase Structureモデルじゃないよw 心理学つーか人工知能で出てくるProduction Systemモデルのことよ。 ま、ようするに、直列処理型計算機に実装しやすいモデルよ。 早い話が、行動主義心理学のS-R連合のモデルって言ってもエエかな。 つまり、モデルのプログラムが「if ..., then ~」というproduction ruleからできてるわけよ。 「**したら、%%しろ」とね。具体的には、「ハダカを見たら、ボ*キしろ」とね。ははは。 で、このPSモデルの要になっているのがworking memoryよ。 つまり、"if ..., then ~"というproduction ruleからなるproduction memoryと working memoryが共同作業する中で、 interpreterが実際にcommandを実行するか決めるわけだ。 で、このPSモデルつーのが、まさに今のミニマリズムなんだよな。 つまり、この道一本主義で、局所的で、先を見ず、 自分の足下だけを見て一歩一歩着実に前に進むというやつね。(つづく)
862 :
Adamas :04/02/11 08:22
で、今のミニマリズムを見てると、PSモデルをモデルにしてるのかなと思うわけよ。 (でも実は、ミニマリズムには意外なところにPDPモデルが使われているのだ! ヒントはわしと顔文字しゃんとのケンカなのだー!ま、それは今度ふれるとして) そうなると、「はは〜、それでチョムはワーキングメモリなんか持ち出してきたんだな」 って思ちゃうわけよ。 でも言っとくけど、PSモデルはもう完全に過去の遺物。今はPDPモデルの時代。 ま、そういうことで、 ワーキングメモリがミニマリズムに出てきたのは、わし的にはよー分かると。 もっと言うと、PSモデルのproduction memoryに相当するのがCHL(言語知識)で、 working memoryはそのまんまworking memoryで、 interpreterはinterfaceに相当するのかなと思うのよ。 つーのは、production memoryには実際の計算式(if ..., then ~)が書かれているわけだし、 文の出力を実質的に行っているのはinterfaceだからさ。 ま、とりあえず、今日はこのぐらいってことで。メス猫がこっちに睨みきかしてるからさ。 この続きはみなしゃんのレスを見てからにしまちぇんか、368しゃん。 あと、間違ったこと書いていたらどんどん修正お願いいたしまちゅ。 とくに心理学と人工知能に強い香具師。たのむわ。 (つづく)
863 :
Adamas :04/02/11 08:26
ついでだから、言語知識と言語処理の関係に関する チョムのカキコを下にカット&ペーストしときまちゅね。 To avoid what has been a continuing misunderstanding, it is perhaps worth while to reiterate that a generative grammar is not a model for a speaker or hearer. It attempts to characterize in the most neutral possible terms the knowledge of the language that provides the basis of actual use of language by a speaker-hearer. When we speak of a grammar generating a sentence with a certain structural description, we mean simply that the grammar assigns this structural description to the sentence. When we say that a sentence has a certain derivation with respect to a particular generative grammar, we say nothing about how the speaker or hearer might proceed, in some practical or efficient manner, to construct such a derivation. These questions belong to the theory of language use to the theory of performance. (Chomsky 1965: 9) (つづく)
864 :
Adamas :04/02/11 08:32
わりぃ、わりぃ、子猫がモデムのコンセント抜いてしまって送信不通になってしまってたわい。 で、話を続けるとな、 わし的には、上のパッセージの次の部分(1)と >It attempts to characterize in the mostneutral possible terms the knowledge of the language that >provides the basis of actual use of languageby a speaker-hearer. -- (1) 次の部分(2)に齟齬を感じるのよ。 >Whenwe say that a sentence has a certain derivation with respect to a particular generative grammar, >we say nothing about how the speaker or hearer might proceed, in some practical or efficient manner, >to construct such a derivation. -- (2) つまり、(1)では、言語知識が言語処理のベースになっていると言いながら、 (2)では、言語処理にはノーコメント我関せずと言ってるわけだ。 もうちょいと言うと、(1)では、言語知識が言語処理のベースになっていると言ってるけど、 「ベース」って何なの?と思うわけだ、わしは。 言語処理で処理の対象になっているのが言語知識なのか?と思うわけだ、わしは。 言語処理のシステムを書く際に必要なプログラミング言語に相当するのが言語知識なのか? と思うわけだ、わしは。 で、小一時間、チョムをココに連れてきて問い詰めてみたいわけよ、わしはな。小一時間な。 できれば場所を吉野屋に移してカレー丼食いながらな。わしと二人でサシでなw(つづく)
865 :
Adamas :04/02/11 08:33
おまけ:
>>850 >おいらの考えでは、「思考法」は、まじめに経験科学の
>方法と生成文法の方法との関係を考えたい香具師にとっては「必読」なの
>にゃ。
わしの考えでは、「毒チョコ」は、コーフンしながら経験科学の
方法と生成文法の方法との関係を考えたい香具師にとっては必読なの
にゃ。(w)
>>851 >560円分だけチョコ食べたニョロ。
どうもでちゅ。あと5000円分残っていまちゅが、ゆっくりペロペロしてケロ。
ふんじゃ、みゃったぴょ〜ん♪
今日は建国記念の日だ。ニッポンお誕生日おめでとう!(←わしはウヨかw
(おわり)
866 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 11:14
自然言語のクラスは特定されたの? 正則言語より大きく文脈自由より小さいんでしょ? だったら、文脈自由に制限つけて(エクスバーなどの) とにかく、現在の理論(のいちぶ)にたいする コア言語(理論が完全になり立つ部分言語)を定義できるんじゃないの?フォーマルに。 とにかく、判例がでてきたら、規則の拡張というのでは、なんでもありでしょ? それとも、もうできてるの?
867 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 11:16
一回まとめなさいってこと。
Aさんはかゆいところに手が届きますな。 計算量、経済性などのオンラインコンセプト。 そこなんですよ、まさにそこ。 もっとかいてー!
869 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 12:56
都知事に言語学の必要を訴えるとしたら、何と言いますか? 生成の人は、理系の基礎科学みたいなもので、役に立つ/立たないの話は卑しいと思うかもしれませんが、政治力なさ過ぎ。大学で言語学はどのように残っていくのか。英文科や言語学科としてではなく、Aセンセのように工学系の中でやっていくのが正しい?
870 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 16:01
ハルがゆうように コンピュータ(情報)と脳(生物、物理)の分野に場所がうっていくのでは? そこらで増えるポストのぶんへっていくのでは?
>都知事に言語学の必要を訴えるとしたら、何と言いますか? とりあえず、「生成文法=チョムスキー=サヨ」という「偏見」を取り除く ために、Adamasを連れていく。
結局、都立大学の英語・英文がほとんどなくなるとか、国文が完全に消失するとか、独文・仏文は2外でしかのこらないとかいう噂はどーなったの?
事実だろ。
じ、事実なの…言語学もーだめじゃん
875 :
Adamas :04/02/11 18:12
うっす。わしだ。ちょいとカキコすっぺ。
>>869 >都知事に言語学の必要を訴えるとしたら、何と言いますか?
今度、「都立大」の学長に西澤潤一がなるそう、つーかなりそうだな。エエこっちゃ。
ちなみにわしは西澤のおっさんに萌えなのよ。
わけあって3回ぐらい講演会聴いたことあるけど、そのときの印象がまずいい。
ある時、フロアーにいるヴァカ学生が
「科学が地球をダメにしている。だから科学をアボーンすべきだ」とアホ発言をしたわい。
それに対して、西澤のおっさんは、
「地球はたしかに科学によって傷ついたかもしれないが、
その傷ついた地球を直すのも科学の力だ」と言ってたわ。
そのとーりよ。それが大人の発言つーもんよ。
ま、サヨと自然愛護団体とウーマンリブちゃんは3点セットだけどな、わし的には。はははは。
あ、でもワンちゃんとオネエチャンは大好きよ。だってわしオヤジだもぉ〜ん♪
あと、西澤のおっさんの教育論にも萌えだ。
何冊か本を出しているが、産経新聞の「主張」でも骨太の地に足の着いたいい発言をしとる。
将来センセになろうとか、親になる予定のある香具師は読んどけ!
ま、産経とのリンクから分かるように、西澤のおっさんも石原のおっさんもわしもアレだ。
ぐわっはっはっはっは〜!アレはエエなぁ〜、アレは。(つづく)
876 :
Adamas :04/02/11 18:13
>>869 >英文科や言語学科としてではなく、Aセンセのように工学系の中でやっていくのが正しい?
Aセンセってわしのことかい?なんか身元バレてるみたいだけど、まエエか(ちょいとしょぼ〜ん
でもな、理工系のガッコウで生きていくのもつらいもんがあるぞ。
コーギが全て終わって、最後に学生から
「それで先生の専門は何ですか?」と真顔で質問された時には、ちょいとショックだったわ。
しょーがなく「エーゴでつ」と答えといたわ。がははははは。
つーか、理工系の学生にしてみたら、文化系のガクモンなんて、しょせん雑学なのよ。
そんなもんよ。生成が科学だとほざいてそれで通用するのはブンカ系のアホ学生だけ。
世の中そんなに甘くないって。ははははは。
>>868 あした時間があったらたっぷり掻いてやっから、それまでまってちょ。
>>871 >とりあえず、「生成文法=チョムスキー=サヨ」という「偏見」を取り除く
>ために、Adamasを連れていく。
石原のおっさんには会ったことないけど、都庁にはよく遊びに行くよ。
都庁を見ると、ほんと「テクノロジーってスゲー!」って思うよ。
よくあんなもん造れたなって思うわ。
生成ブンポーもあのぐらいドッシリとしてくれるとわしも萌えなんだけどなぁ〜
>>874 >じ、事実なの…言語学もーだめじゃん
ヴァカ野郎が!なに景気の悪いこといってんじゃい!
若ぇーお前らがそんなことでどうすんだ!シャキッとせい!シャキッと!
じゃ、今日はこれにておっちまい。 (おわり)
877 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 18:41
言語学は雑学...っと......%(メモメモ)
石原は単なるファシストである。大衆受けのすることを言って、自分の思う 方向に無理矢理引っ張っていこうとするってのは絵に描いたようなファシスト。 既存の学問を学問経験のない馬鹿なファシストにつぶされて黙っていちゃいけない。 大学内部のことは政治家があんまり首を突っ込むものではない。学問の自由を 保証できない国/文化が栄えたためしない。「学長なんて古い」とかいう発言は、 どこかの軍事大国の国防長官を思い起こさせる。都民もあんな低俗野郎にだまされて いないでリコールでもしないといかん。
>>878 えーと、偉そうなこといいマース。
学問の自由を保証した国ってあるんですか。アメリカ?
アメリカなんて、どっかで成功した人を集めてるだけでしょ?
それにpublish or perishは日本よりはげしいし。そもそも
ユダヤ系の研究者がなだれこんできてから、アメリカの
昔の研究者はおいやられちゃったとか。
ギリシャ?奴隷に働かせて学問をひまつぶしにやってたら
滅びたね。「学問の自由」なんてゆってる人ほど言い訳っぽい。
できる人は分野を問わずすておかれないし。フレーゲは恩師の
おかげで財団の助成をうけたらしいけど、それよりも『概念記法』
など、自費出版の研究で現在の科学を変えた仕事のほうが
多い(『フレーゲ入門』を参照)。学者はすべからくかぶきもので
あることを自覚すべきじゃ?ちなみに、自然科学系の方が
すでに任期制を導入しておるところが多いと思うし、
一生助手の身分で苦しむ人も多いと思う。そちらの人たちが
ろくに職場にも来ず、論文も書かない人に異常な敵意を
抱いているのを知っている(一方、生成文法の研究者は
わりに一目おかれているようだ。自分たちと価値観を共有している、
と思っているようだ)そんな人たちが「ファシスト」に色々と
吹き込むということはありうるし、そんな状況でなお誰かが
無償の愛を授けてくれると信じている方がお頭が春なのだ、
デス。
>>879 アメリカでも州立の大学を知事がつぶして自分の好きな学部だけの
大学を作った例なんてのはないでしょうし、古代ギリシアの哲学が栄えたのは
それを邪魔する政治家がいなかったからでしょう。滅びたのは自然の摂理
であり、別に哲学とは関係ない。もちろん、任期制の導入なんかは悪いことではない。
ろくに仕事もしていない高給取りを追い出すにはいいシステムだし。しかし政治家の
仕事はあくまでそうした事務上のシステム造りまでであるべき。何を研究対象とするか、
を政治家が、ましてやファシストが決めるのは、中世ヨーロッパで、王様の
お抱え学者が「王権神授説」なんていい加減な理屈を捻出するために雇われていた
のと基本的に同じこと。
881 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 20:57
日本国憲法は学問の自由を認めていると解釈するのが一般的です。 最高裁の判例において明文化されてます。 自然科学、工学等で導入されている任期付ポストは 「新たに追加された」ポストです。 生成というか言語学が尊敬されてるとは、とても思いません。 以上.
「首都大学東京」って名称はどうかと思う
>>881 尊敬されているかどうかの前に、誰も何をやっているのか知らないニョロね。
>881 憲法で保証されてる、ってのは、そりゃそうでしょう。 私の研究は全然貢献してなくて、「あいつの研究は」って 研究者に言われたことはあっても、公安に目をつけられたり、 国民の権利や義務で差別されたことはない。 言語学はもちろん、その中の生成文法がそんなに尊敬されてると 言ってはいない。というか、そもそも言語学というのは言語の規範 とか、古い言葉を知ってる博識な人のやってるもので、文学との 違いわかる人は少ない。でも、生成文法に興味を持っている人は 情報系以外にいて、ヴェイユが興味を持ってたそうですね、とか 言う人もいる(私はよく知らないので話ははずまないけど)。 物理の院生とかでも「生成文法って何読んだら いいんですかー」ときいてくる(しらない、とこたえてるけど) いじょー。
885 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 22:04
奇妙な雑学は気分転換にはちょーどいいんでしょw 学問的な尊敬とは別だという可能性もあります。
>>884 ニュートンも錬金術に関心をもってましたがなにか?
首都大学東京 は確かにおかしいニョロね。カリフォルニア大学アーバイン校と同じ 語順だから首都大学が東京以外にもあるのかと思っちゃう。 東京首都大学の方がよかっただろうけど、大学自体の理念に賛同しかねるので どうでもいいにょろ。 tokyo area circle of linguisticsも変だと思ったニョロ。 tokyo area linguistics circleの方がよかったニョロけど、頭文字語にして TACL(タックル)と呼びたかったからかにょろ? 都立大の先生方、大丈夫なんでしょうか?
888 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/11 23:26
>>885 現状において学問的に尊敬できるかどうか、という点では確かに
物理学>>生物学>>>>言語学
なんだけど、今後数十年間の間(つまり我々が生きている間) に面白いことが
できそうかどうか、という点では
物理学>言語学>>>生物学
と言ってもいいのではと思うんですけどね。
学問に優劣をつけるなんてナンセンスだ
やっぱ人工言語作るにしても普遍文法にのっとって作った方が エロいと思うんだけど、どうよ?
891 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/12 00:38
だから生成というか言語学のPR係がもっと必要。言語学のタレント教授は想像しにくいけど。
892 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/12 00:51
今後面白いことできそいなら 言語の方でしょ物理より。 物理では面白いことはあまり(ry 生物もこれからでしょ。
>>891 そーだね!!!
でも世間は「博言学」っぽい人を求めるんだろうな>言語学のタレント教授
ここにいる先生方がバンドつくればいいのに。
>>875 を、Adamasしゃんも産経かにゃ、俺んとこもずーっと産経にゃん。
しかし「正論」の執筆陣に竹内久美子が加わるとなると、考えもんにゃ。
竹内が書くにゃらマトモな研究者や学生は全員購読やめるぞ、と圧力かけるかにゃ、にゃはは。
上のオンラインなんたらの件は、いまだにどっちつかずだにゃ。
認知スレにちょっと関連すること書いたからチェック汁。
ところで石原はかつて、弟の裕次郎が急病になったとき強硬に自衛隊を出動させたことがあったにゃ。
自衛隊を私兵部隊と勘違いしてるあいつのトホホさ加減に眩暈がしたもんにゃ。
いっそのこと自衛隊有志がクーデター起こして都庁乗っ取り、石原を銃殺、軍部による新都政樹立、のほうが
まだマシかにゃ、にゃははは(冗談にゃ
>>887 TACLは、長谷川信子しゃんがまだ関西にいた頃にKATLとゆーのがあって、こういうのを東京でもやろうってな
感じで長谷川さんが都立大に移ったときに始まったというハナシにゃん。
当初は関西人はTACLをKATLの分家みたいに勝手に思ってたにゃが、あっという間に立場が逆転しますたー (つд`)・゜・
>当初は関西人はTACLをKATLの分家みたいに勝手に思ってたにゃが、 あっという間に立場が逆転しますたー (つд`)・゜・ warata
>>895 長谷川せんせが去りし後のKATL衰退のA級戦犯が何を言う(ぼそっ)
( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
比較的最近の生成系の論文にでてきた例文(改)なんですが(どの論文か 分かる人は分かると思いますが)、みなさんのジャッジメント教えてもら えません? 「太郎は花子が息子をしかれない」 因みに、「花子の息子」という解釈です。
>>897 どんな批判よりも、(´∀`)先生にとっては厳しい批判じゃないだろうか?
>>897 今の関西の問題は大学横断的な研究会が機能していないこと。
専門が細分化してしまったってこともあるんだろうけど。
研究会等を引っ張っていくべき30代の若手研究者がいない。
そういう人材を育ててこなかった40代に問題があると思うんだけど。
>>887 ,
>>896 そういえば、韓国生成文法学会ではTACLのことを
「日本生成文法学会」とよんでいますた。
>>904 じっくりハナシ聞かせてもらおうにゃん。
>>903 太郎と花子の間になんらかの関係があり、花子が息子を叱れないことで太郎が迷惑している、
とかにゃらOK。たとえば、太郎と花子が兄妹で、花子の子供のしつけがなってないことで
太郎は悩んでいる、とかにゃ。
レス番狂ってるにゃ(専用ブラウザで時々こうにゃる ( ̄▽ ̄;凸
>>904 レス番狂うほど動揺しているってことですか?冗談ですw
いったんログを捨てると直るということを某板で教えてもらいますたw
>>899 >「太郎は花子が息子をしかれない」
>「太郎は花子が息子をしかれない」
>「太郎は花子が息子をしかれない」
生成素人の漏れが、三回繰り返し読んだら、生成文法に対して、殺意
が沸いてきました。w
いえ、悪意はないんですけど、ただ、長谷川せんせが関西を去られ た時、(´∀`)せんせが現在この言語板に注いでいるエネルギーの 四分の一でもKATLのために注いでくれていたら、と、ちょっと思って みただけなんで。。。
910 :
(´∀`) :04/02/12 05:42
大学卒業後20年、久しぶりに同窓の友人たちと 顔を合わせた。みんな所帯持ちになっていたが、 それぞれ悩みはあるようだ... 一郎はローンが払えない。 二郎は娘が口をきいてくれない。 太郎は花子が息子をしかれない。 (゚Д゚)ウマー
912 :
(´∀`) :04/02/12 06:01
ちょっと言わせてもらうけどにゃ、あの頃の中心的な連中がみんなバラバラになった後も 俺が世話係みたいなことをちゃんとやって、その後某所にバトンタッチした(てゆーか 元の場所に戻した)とたん、立ち消えになったんとちゃうんかいにゃ? 俺としては最後のカトラー(w)として頑張ったたつもりなのにゃ(遠い目…… あくまで新選組副長として五稜郭まで戦い抜いた土方歳三のようににゃ(涙目…… なわけで今は2ちゃんねるでその続きをやってるにゃ(苦笑 さて、風呂入って寝るにゃ(ドテ
>>911 >因みに、「花子の息子」という解釈です。
なんか、学会が乱立しすぎだと思いませんか? 学会の数が多いから、発表がしやすくなって、 発表の質が落ちている。 みんな自分の専門の学会にしか行かないから、 自分以外の分野の研究を聞く機会がなくなり、 ますます分野の違う研究と疎遠になる。 ある特定の分野におけるスター的な存在の若手は いるのかもしれないけど、日本の言語学会全体に 知れ渡るような若手が出てこない…
次スレでこっちを使い切ってから来るように叱られましたニョロ。 太郎は花子が息子をしかれる。 はオッケーニョロか?頭が回らんニョロ。レポートの採点嫌いニョロ。
多分、勘違いされてる人が多いと思うので、もう一度。 「太郎は花子が息子をしかれない」 因みに、「花子の息子」という解釈です。 上の日本語で意図されている意味は、つまり英語では Taroo can't scold Hanako's son ということです。
917 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/12 11:13
妥当な文です。
「太郎は花子が息子をしかれない」 Taroo can't scold Hanako's son じゃ、これOKということでいいですか?
919 :
(´∀`) :04/02/12 11:46
慌てもんのアダマチュが、もう向こうでドトーしてるにゃ。
こっちを埋めてからに汁っちゅーにゃ。
>>916 そりゃ言い方が紛らわしいにゃ。先に「Taroo can't scold Hanako's son」だと言って欲しかったにゃ。
「息子=花子の息子」ということだとみんな思う罠ゃ。
一種のpossessor raisingが意図されてるわけだにゃ。ミニマルペアらしきものを比較すると
a. ok 太郎は花子の息子を叱れない。
b. ok 太郎は花子の息子が叱れない。
c. ok 太郎は花子が息子が叱れない。
d. ?? 太郎は花子が息子を叱れない。
という感じだにゃ。状態述語化→主格目的語化した場合に、元の動詞が独立して対格標示能力を保持しているか
どうかのテストだろうにゃ。
ちょっと例文かえてみると
太郎はディープ・パープルがハイウェイ・スターを弾けない。
だとさらにimprovedな感じがするにゃ。
で、こーゆーことまで考慮して判断するのが好ましいかどうか、ってのがインフォーマントとして専門家が
ふさわしいかどうか、ってことになるんだろうけどにゃ。
6 :Adamas :04/02/12 08:07 うっす。ドトーのおじさん でちゅw それにしてもスレ更新 はやっ! >をい、アダマチュ、どーせ今日の藻前のドトーでこのスレも使い果たすから、 >新スレたてといたでちゅ を、顔餅、これは乙だったでちゅ(つーか、これ→(´∀`)は餅だよな。どー見ても ではお言葉に甘えて、今日もちょいとドトーさせていただきまちゅ。 前スレの続きだけど、ヘンな方に話が行ってるなぁ。ま、こういう話題もエエわな。 でもなんだな、政治が学問に口だしウンヌンの話があるけど、 してエエんじゃないの。つーか、して当たり前じゃないの。 学問は金があってはじめてできるもの。とくにガクモンは道楽。これ常識。 その金を支給しているスポンサーが口を出すのはあったりまえ。 テレビだってそうだろ。 スポンサーの意向一つで番組一つアボーンされたり、内容変えられちゃうわけだ。 おまけに、消費者のクレーム一つで、コマーシャルの内容も変えられちゃうわけだ。 ま、この手のクレームを付けるのはヴァカなサヨクババアだがな。ははははは。 ま、もっと分かりやすい話をすると、 親が子供に口出すのはあったりまえっとゆーこと。 食わせてやってんだからな。ははははは。(つづく)
7 :Adamas :04/02/12 08:08 あとな、国が学問に口出しするのはハッキリ言ってあったりまえ。 国公立大学は税金が軍資金なんだよ。 私立大学も補助金をガッポリもらって、その点では国公立と大差ねぇんだよ。 もちろんその補助金も税金。 つまりだ、国公立大のセンセも私立大のセンセも、み〜んな税金で食わせてもらってんだよ。 だから、税金の資産運用をする国が学問に口出しするのはあったりまえ。 とくに道楽のガクモンにはな。ははははは。 コストパフォーマンスの悪い店は店じまいさせるのが、できる経営者ってもんよ。 国も慈善団体じゃないのよ。 近隣ヴァカ諸国に言わせたら、ニッポンは慈善団体かもしれねぇーけどな。 はははは、つーかトホホ〜(つーか、ODAなんとかならんか、つーか、金ドブに捨ててんじゃねえよ! ま、でもなんだな、都立大に対する石原のおっさんのやり方はヤクザでダメだけどな。 ただ、わしはやり方と思想は分けとるわ。 今回に限っては、やり方が気にくわないから、わしも署名運動にも参加したしな。(つづく)
8 :Adamas :04/02/12 08:10 もっと言うとな、前スレにもあったが、やっぱ言語学にも「外交官」が必要よ。 政治的パフォーマンスのできるのが必要だ。 なんでもこの世は駆け引きよ。駆け引きのうまいやつが生き延びるの。 戦争でも商売でも人付き合いでも何でもそう、駆け引きよ。 ま、これがAdamas流の進化論ね。 自然淘汰や偶然も大切だけど、一番大切なのは<駆け引き>ってこった。 で、話を戻すけど、言語学屋さんに、駆け引きできる政治的腕力のある人がいないのよ。 ま、渡辺昇一を除けばな。 つーか、渡辺のおっさんも、わしや石原や西澤のおっさんといっしょでアレだけどな。 しゃ〜ねぇ〜なぁ〜、大人はみんなアレみたいだな。ぐわっはっはっは〜。 ま、それは置いといて、言語学屋さんにも「政治力」のある人必要だと思うわ。まじで。 で、なんでいないか分かるか? ハッキリ言うとな、 アホチョムのケツばっか追ってて、己のポリシーを育むことを忘れてきたからよ。 もっとハッキリ言うとな、 チョムには愛を感じるけど、言語学そのものに愛を感じてないのが多いからよ。 実は、わし的には、その辺りのところを渡辺昇一のおっさんに感じたりするわけよ。 ま、言語学がアボーンされないためには、 言語学の研究者ならびに学習者の益々の努力と健闘はあったりまえとして、 それと同じぐらい、政治屋さんと駆け引きできる大人の「外交官」も必要ってこった。 ま、ようするに、わしらにも渡辺のおっさんみたいなイケてるオヤジが必要ってこった。 (つづく)
9 :Adamas :04/02/12 08:10 どーだ、英語学会、英文学会、言語学会の重鎮オヤジどもよ、 もしこのスレ見てんなら、少しは政治的腕力つけてみろ!そして若ぇーもんに 「おやじヤルじゃん、イケてるじゃん、だてに頭ハゲてないじゃん!」って言われてみろ! COEに選ばれたぐらいでハァハァ言ってんじゃねぇー! この平和ボケ団塊世代のヴォケオヤジどもが!!!! ちゃて、久しぶりに爽やかな荒らしが入ったところで、 わしはカキ逃げとすっかな。スタコラサッサっと。ひゃらりらりぃ〜ん♪ つーか、しまいにゃわし学会ついほーされちゃうかな。ほにゃららりぃ〜ん♪ ちゃて、今から出勤、 今日もまたちゅまらんドトーのミィーティング。ふぅ〜っ・・・ ごみん、勉強の話できなかったでちゅね。勉強の話はまた今度ということで(おわり)
924 :
Adamas :04/02/12 12:46
うっちゅ。わしでちゅ。 >慌てもんのアダマチュが、もう向こうでドトーしてるにゃ。 >こっちを埋めてからに汁っちゅーにゃ。 わりぃかったな。ふんじゃ、こっちでもプチドトーしてやるわい。 ちなみに今は某所からカキコしてるっちゅーの!埋め立て屋さん乙だっちゅーの。 >太郎は花子が息子をしかれない だけどさぁ、これ見てすぐに頭に思い浮かぶのが、 (1)日本が、東京が、新宿が、歌舞伎町が、めちゃくちゃエエよ〜ん♪ といったmultiple subj.のケースなんだよな。 もちろん、Case assignerの点において、VとInflで違いはあるけどな。 ま、ようするに、ポイントは、 本来Genetiveで表されるところがNominativeで表されているところ。 で、(1)のようなものを目的語にした次のような文はどうよ。 (2)北*鮮に残された子供たちは、一度でいいから、日本が、東京が、新宿が、歌舞伎町を訪れたい と思っている。 わし的にはエエんだけど、どうよ。 もしいいのであれば、(2)のNominativeの格付与なんかも、 (1)の格付与と同じメカが働いているのかなぁ。 ちゃて、また午後からミーチングでちゅ。おじさんがんばるぞっと。ファイトォ〜!
925 :
(´∀`) :04/02/12 13:48
にゃんか上の例とは違うような気もするにゃ。
つまりOKの場合はwhole-partの関係になってるんにゃないかにゃ。
1) 彼らは新宿が歌舞伎町を訪れたい
から
2) 彼らは新宿を訪れたい
も成り立つのに対し、
3) 太郎は花子が息子を叱れない
からは
4) 太郎は花子を叱れない
とはならないにゃ。
てか
>>899 は元の論文の論点も併せて紹介されたし、にゃ。
でもなんだな、政治が学問に口だしウンヌンの話があるけど、 >してエエんじゃないの。つーか、して当たり前じゃないの。 >学問は金があってはじめてできるもの。とくにガクモンは道楽。これ常識。 >その金を支給しているスポンサーが口を出すのはあったりまえ。 これは明白な間違いです。テレビのスポンサーなんかとは訳が違う。大学に金を 払っているのは石原ではなく、都民(税金)であり、学生(授業料)です。その 資金の最も良い使い方を考えるのが学長の勤めであり、学長は石原のような目先 の利益しか考えない政治家の余計な口出しから教員/職員/学生を守らないとい けない。しかし今回の都立系大学の閉鎖は石原の意向で強引に大学をつぶし、 河合塾に大学の理念を依頼したり、教員をたこ壷よばわりしたり、自分が一番 偉いのだから黙れ、と言ったり、典型的な思想統制社会の始まりです。 万有引力の法則もパトロンが「そんなことやっていないで錬金術を24時間体制で 発見せよ」とか言っていたら発見されなかったでしょう。言語学で言えばLFGとか GPSG/HPSGでてきたのがアメリカ東海岸からではなかった、ということも 学問の自由を保障することの利益を示していると思われます。
927 :
名無し象は鼻がウナギだ! :04/02/12 19:03
ま、あれだな、理系としては 文学部がつぶれるのは自業自得だと思う面もあるが、 今回のはひどいな。
928 :
Adamas :04/02/12 19:38
>>926 しゃん
あんたの言ってることよーく分かるよ。
分かるからこそ、わしは署名運動にも参加したし、
わしは勤務先でも一人でシュプレヒコールあげたりしたよw
ちっちゃな声で、しかもだ〜れもいないところでなw
で、あんたの言うように、石原のおっさんはやり方が汚いよ。
ヤクザだよ。箝口令しいたりしてな。あんたの言うとーりよ。
でもな、これからこんなのたっくさん出てくるぞ。
なんでかって言うとな、経営システムをアメリカから直輸入してきてるからよ。
バカボンパパの竹中のおっさんがアメリカさまマンセーだからな。
アメリカ型資本主義体制を無理矢理日本に持ち込んでるわけだ。
日本の文化とか伝統を無視してな。農耕文化に狩猟文化を根付かせようとしてるわけだ。
大和魂をアングロサクソンの精神で汚染させようとしているわけだ。
それでどうなるかといったら、日本の大学の経営もアメリカ型になるわけだ。
弱肉強食・勝者劣敗・勝ち組1割負け組9割の世界になるわけだ。
で、あんたも知ってると思うけど、大学はこれから、大きく変わるわけだ。
何もかもな。その大きな変化が経営方針だ。
自分で食う分は自分で確保しなきゃいけなくなるわけだ。
で、大学は、そのヘッドに、学長とは別に経営者を置くようになるわけだ。
そんな時代なんだよ、今は。つーか、これからは。
それで、経営者が大学を経営すんのよ。経営のプロがな。
コーギは完全にサービス業になるわけだ。学生さまは神様よ。
研究業績にも競争原理がもろに関わってくるわけだ。
笑い話じゃなく、論文は1本2本で数えるんじゃなく、
ビット数で数えられるかもしれねぇーよ。おれは論文**ビットもってるとかな。はははは。
ま、今回の事件は、これから起きる大事件の前触れにすぎないと思うわ。
なにはともあれ、アメリカ型の経営システムが日本に根付いても生き残れる、
そんなガクモンじゃなくて学問にせにゃいかんのよ、生成をな。
そんなとこよ。ほいじゃみゃた。
終了?
大学も生存競争があるのは当たり前です。それと石原のやり方とは 無関係であることを指摘しておきたい。どのような分野でも世界的に 名の知れるような学者がいたら、経営状態もあるだろうけど 少なくとも大学/行政はそこを守らないといけない。石原は 馬鹿で、今頃ファシズムという80年前の政治形態に憧れているので そんなこともわからない、中曽根の手下。その中曽根はアメリカ 共和党の手下。
まだ書けた(^^;
思想とかやり方とか言う前に、選挙に石原軍団を引っ張り出すようなところが、どーも好きになれない。
東京都民の世論だ。従いなさい。
都民はだまされてるよ。 排ガス規制はよくやったと思うけど、 それ以外に何か成果あるか? 銀行税は負けるし、 カジノもどっかいったし、 おまけに都立大学を変なふうにするし。 できないことがあると、すぐ国の規制が… いいわけだっつーの。
>>919 >で、こーゆーことまで考慮して判断するのが好ましいかどうか、ってのがインフォーマントとして専門家が
ふさわしいかどうか、ってことになるんだろうけどにゃ。
そういうことです。
訳を先に書くと
>>919 のような理論的な話が先行するだろうと思ってあえて
書かなかったんです。論旨はちょっと待ってください(個人的には
論旨自体には賛成なんですが)。
他の方、特に、かかりせんせの判断はどうでしょう?
あの都民が大学を持つなんて、どだい似つかわしくない。関係者には心から同情するが、結果だけ見れば妥当だと思う。 予備校が経営する大学って、東京にはよく合ってるよ。ついでに東京都だけ米国の一州になればいい。Tokyo State University でいけてるんじゃないの?
唐突な書き込みにマジレスいただいて有難うございます。
偉そうなことをかいてしまいましたが、私は本文学系の学生で、言語学のシロートです。
というか、英語科の生成文法は著名な先生でしたが、あのゼミだけ異様にストイックな雰囲気で、文学部の中ではかなり浮いてて入れなかった記憶があります。
文学系の先生にソシュールやサピアを読んでもらっただけで私の言語学の教養は終わってるんで、最初はこのスレは外国語としか思えませんでした。
都立大問題では、文学の巻き添えで言語学も、というのがお気の毒、というか、西澤さんは文学部を毛嫌いしてるという噂もありますんで、文学と言語学の区別もつかないのかもしれませんね。
そこはAdamasセンセの「アレ」コネクションで、つながらないのだろうか、あるいは言語学がアイデンティティをはっきりさせれば残れるのかな、と思って出してみました。
現実には語学を教えながら、だと思うんですが、今、新大学の詳細を読むと、語学の特に話す・聴くは外部の語学学校に痛くして、選任の語学教員は読み書き主体で、研究にもっと専念する、という趣旨が書かれています。
ここです。
http://www.daigaku.metro.tokyo.jp/ 「言語科学、日本語教育はエクステンション・センターに配置する」
要するに学生+都民にも開放する語学主体のカルチュア・センターですな。
都民講座「理論言語学」入らないだろうなー、でもAdamasセンセならけっこう人気出るかも。
Aせんせのどとーは生成ネタがあったうえでの話だからいいけど、 他の連中は生成ネタ以外に食い付いてるだけじゃんか。他のスレ 行けよ(こういうネタでもないと滅多に書き込めないんで 嬉しいのかも知らんけどw)。