スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ

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1名無しさん@ピンキー
もしかしたらあり得たかもしれない物語。
ひょっとしたら辿り着けたかもしれない結末。
そうした幾つもの可能性が重なり合ってるのがスクールデイズです。

そこで、スクイズで可能だったと思われる展開を自由な発想でSSにしてみませんか。
もちろん、オーバーフロー関連作全てが「あり得た可能性」に含まれるので他作もアリです。
2名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:09:40 ID:uP2SZd5i
とりあえず即死回避のために、一本投下します。
スクイズで大層評判の悪いレイパーものです。苦手な人はスルーしてください
3名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:10:55 ID:uP2SZd5i
私は自分の身体を洗いながら、もの思いにふけっていた。涙さえこみあげようとするのを押さえつけながら。
湯船の中でじっと顔を伏せる。そして、いくら念入りに洗おうとも、もう二度と手垢の落ちることの無いだろう
胸や秘所にそっと手を触れると、またミジメな気分がこみ上げてきた。

澤永さんは自分が選んだ男性だろうにと自問しました。
どうやら私は、男女が付き合うということは「そういうこと」なのだという認識が不足していたように思います。
例え、自分が愛せそうにない男の人であっても、 わずかでも自分が求められてることに意味を見出したかった。
辛いときにこんな無愛想な自分にも笑いかけてくれる人が、ただ傍にいて欲しかっただけかも知れません。
それでも、ほんの一瞬でも、誠くんのことを諦めさせてくれるなら、黙って身を任せるのもいいかなと思ってしまったんです。

あの晩、あの人は私にお酒を飲ませ、服を脱がし、この胸を念入りに楽しんだようです。
今思うとずいぶん卑劣な真似をする人だと思います。以前の私ならまず張り倒していたはずです。
しかし、例え自暴自棄だったとは言え、無理やりだったとは言え、学祭で半分でも身体を許したということが尾を引いていました。
もう今は以前の自分とは決定的に違ってしまったような気がします。人は常に変わり続けるなどという話ではなく、
以前の桂 言葉の場所に立って、以前のように振る舞っていける自信がなくなってしまいました。
4名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:12:28 ID:uP2SZd5i
あの学祭を機に変わったのは澤永さんも同じらしく、以来我が物顔で私を連れ回しました。
あのときは荒々しく胸を揉みしだくだけで止めてしまうような小心者だったくせに、次の夜には
“しゃぶってくれ”
などと言い出す始末です。全く単純な人だと思いました。以前の私なら調子に乗らないでと怒って噛み付いていたかもしれません。
しかし今の私はもうどうしたらいいのか分からなかったんです。結局されるがままにそれを口に含み、
言われるがままに舌を動かしました。頭の中は真っ白でした。動きが激しくなり、来るかと身構えていたら、彼は突如私を突き倒しました。
“ちょっ、と、ひど…”
取り付く島もありません。彼は私の股を裂き、濡れてもいない秘所に逸物を突きたてました。ハッキリとは実感できませんでしたが
その瞬間私は澤永さんのものになってしまったようです。それまでと異なって、私は男の手がついた女になってしまいました。
痛い!痛い!!痛い!!! 大粒の涙を流し、激痛を訴える私の口を澤永さんは右手で塞ぎ、一心不乱に腰を打ち付けました。
澤永さんはすぐに私の中に出すものを出しました。見たことも無い恍惚を浮かべたその顔を、私はただひたすら恐いとだけ感じていました。
「いや〜! 最っ高に気持ちよかったよな、言葉!」
「はい…そうですね…」
彼はすっかり私を自分のものにしたつもりなのでしょう。この私の弱気で言いなりの様からすればそれは事実かもしれません。
とはいえ、あの人は私の…自分の彼女の恐れや怯えなど一生理解することはないであろう愚かな人で、そう生まれついた定めの人です。
彼が他の女の人から敬遠されてる事実もそれを証明しています。哀れとも思えました。そのような男の人のものとなったこの私も。
「言葉、俺たちって最高に相性のいいカップルだよな?」
「…はい…私は…澤永さんの…彼女…です」
今は、自分の思いなど無視してこの震えを隠さなければならない時でした。

それから、彼は何度も何度も私の身体を求めました。
己が肉欲を満たすだけのSEX。愛情の通う余地の無いSEX。互いの意思の疎通の無いSEX。
「いいだろ?気持ちいいって言えよ、言葉!」
澤永さんの声がやけに遠くに聞こえる気がします。荒々しい愛撫と野獣のようなピストンにももう慣れました。
要するに、心を通わさなければいいのです。私はひたすら人形に徹しました。彼が終わってくれるまで耐えればいいのです。
そうして彼は、出すだけ出して、ひとしきり満足すると私を置き去りにしてさっさと帰ってしまいます。
そのような彼の姿勢は、むしろ私には気が楽でした。ヘタに愛情を求められても、私にはどんな顔をすればいいのかわからないから。
5名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:13:41 ID:uP2SZd5i
皮肉ですよね。誠くんを諦めるためにこの人と付き合ったはずなのに。
どうしてだか、彼に抱かれるたびに無性に誠くんに会いたくなります。誠くんが……欲しくなります。
何度も何度もこの人が誠くんだったら、と目を瞑ってじっと誠くんの顔を思い浮かべて耐えてきました。
でもダメなんです。目を瞑って浮かぶ光景は西園寺さんと抱き合ってる誠くんの顔。
こうしてる今も、誠くんは西園寺さんと愛し合ってるのかと思うと身が焼けそうな思いがします。

ねえ、誠くん?

どうして…こうなっちゃったのかな?
私は、あの日誠くんと出会って、誠くんが好きだって言ってくれて、私も好きですと返したのに。
あの日から、私たち、不器用でもちゃんと前を向いて進んでいる恋人同士だったよね?
時々すれ違うことはあったけど、ギクシャクすることもあったけど、それでも想いはひとつだったよね?

うちの家の別荘である高原の白いペンションで、一緒に夕焼けを見ながら私は言います。
『誠くん、私、幸せです』『俺もだよ、言葉』
そうして二人は抱き合います。お互いのぬくもりが何より心地良い時。
自然とどちらからともなく、ゆっくりと唇を重ねあいます。

興奮した誠くんは、ゆっくりと私の胸に手を伸ばし、そっと愛撫をしてくれます。
そんな誠くんを、私は全て受け入れます。誠くんが私を求めてくれるのが、たまらなく嬉しいから。
『言葉…本当に俺でいいのか?』
『はい、誠くんがいいです。誠くんじゃなきゃダメなんです』
ゆっくりと一枚一枚服をはぎとられ、私は生まれたままの姿になります。
『言葉…綺麗だ…』
『誠くん…嬉しいです』

ずっと夢見てきました。こうして誠くんと結ばれるときを。
私は大事な初めてを誠君に捧げ、誠君も初めてだと言ってくれて、
不器用な私たちは、それでも二人で頑張って共同作業でSEXをするんです。
今までずっと、このような行為は汚らわしい行為だと嫌悪していました。
でも相手が誠くんなら、少しもイヤじゃありません。
痛くても、我慢します。我慢できます。だって誠くんだから。

誠くん。好きです。大好きです。愛してます。誰よりも。誰よりも。誰よりも…。
6名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:14:18 ID:uP2SZd5i
ジャ――――――ッッッ………

頭の上から打ちつけてたシャワーが、地面に落ちる音を聞いた気がする。
その音のせいか、手に持っていたカッターナイフが滑り落ちる音は聞こえなかった。
あはは、入浴剤なんか入れてないのに湯船はこんなにも真っ赤。
ダメだよ。長湯してる場合じゃないのに。だって誠くんが私を待ってる。
誠くんが携帯におやすみ、ってメールを入れてくれて、私もおやすみなさい、ってメールを返すの。
私たちはいつまでもずっと恋人同士で、この愛はきっと永遠に続いて。

そして、色々と問題もあったけど、障害もあったけど、二人はそれを乗り越えて、
辛いときも病めるときも健やかなるときも、ずっと一緒にいることを丘の上の教会で誓い合うの。
西園寺さんも、澤永さんも、加藤さんも、甘露寺さんも、みんなみんな私たちを祝福してくれて……


…あれ?おかしいな?目の前がぼんやりと霞んで見えなくなってきちゃった。
もう何も見えないよ、見えないんだよ。

……誠くんっ……
7名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:15:54 ID:uP2SZd5i
少々短めですいません。この次書く時はもっと精進します。
俺よりもずっと上手い神SSを書いてくれる人がたくさん投下してくれるようになるといいなあ。
8名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 17:01:56 ID:M4DmxH0x
死んじゃえ!

あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
9名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 17:03:30 ID:eQFUEgzw
世界「刹那、席交換して!」
刹那「・・・わかった」

誠「泰介、席交換してくれ、後ろの席じゃ黒板見えないんだよ」
泰介「おっけー」

泰介「ひゃっほう!西園寺よろしくー!」
世界「刹那やっぱり・・・」
刹那「ダメ」

END
10名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 18:01:32 ID:+jdiwEu6
>>9
これに勝るEDはない
11名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 20:40:16 ID:kKPIJL/g
>>9
しかし誠は加藤のところに行く
12名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:23:32 ID:BHu9jSmk
おお、いいスレ発見。
応援します

とりあえず10話と11話の補完話とかほしいですね
余力があったら自分でも書いてみますが…

>>3
いきなり強烈なの来ましたねー
スレ立て乙です

>>9
Nice happyend!
13名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:47:18 ID:oybkuyaV
>>9 ワロタ

てかスクイズの小説って需要ありそうなのに、今までなかったな

神職人に期待


できれば、誠と言葉様のラブラブが見たい(HなしでもOK)
14名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:36:19 ID:y2QU4eBD
私も誠と言葉様のラブラブを…
世界のいじめから言葉を守る誠はマジかっこよかったんだぜ?俺の中のトゥルーED
15名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:07:32 ID:saN/B7Do
>>9
よくやったb
世界がいなきゃこのゲームハッピーになる可能性高いんだよね
16名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:20:11 ID:xZ3vsApD
世界なんて…死んじゃえ!



あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっはっはっはっはっはっは
あっはっはっは
はっはっは
はっ…
17名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:25:11 ID:FS32eim5
ならばこちらは敢えて世界の葛藤エピソードを希望しますか。
妊娠説の辺りを独自の解釈で描写を付け足してみると面白そうだ。
18名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:01:53 ID:/MswqhPX
神職人期待age
19名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:44:30 ID:Q3tFtPBH
言葉が誠と幸せになるSSをキボンヌ
20名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:35:26 ID:fkJlDxwO
別に言葉はいつどんな時でもそれなりの形で幸せそうじゃん
21名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:59:54 ID:/MswqhPX

22名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 03:27:53 ID:AVdGNI2e
君望ファンディスクみたいなもんか。
世界が誠の携帯を覗かなかったら、とか
言葉が誠の最初の告白を断っていたら、とか。
23名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 04:40:29 ID:w/Kj5LHY
誠「なんだ、まさか愛の告白!?」
泰介「え!?ああ、まあそうなんだけどよ(西園寺に)」
誠「ダメだ、オレは同性愛は受け付け・・・あ、いや、ちょっとは・・・」
泰介「なんの話だ?」
誠「泰介、一緒に文化祭回らないか」
泰介「いや、西園寺と・・・まあダメそうだしいいや、男二人で回るか・・・」

女バス部員「上映会開始〜」
乙女「やだ、伊藤なにやってんの!?」
カンロジ「ハハハ、ホモだホモだ〜」

END
24名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 15:17:42 ID:w4glgfjL
>>23 売れなさそうな同人誌だなwww
25名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:01:11 ID:w4glgfjL
誠「最高だ泰助、世界よりずっといい」
26名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:02:00 ID:quw2Pc3Q
T「やってる時に他の女の名前出さないでよ!」
27名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 00:57:19 ID:OcU6vZ+5
 _  ∩
( ゚∀゚)彡 乙女!乙女!
 ⊂彡
28名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 01:57:41 ID:/uLuYbJE
アニメ版のエロパロスレってないの?
29名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 06:04:43 ID:UyQbaXoQ
ここでやればいいとおもうよ
30名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 06:56:51 ID:HTdVVB/Z
スレ建ておめでとうございます。
31名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 14:50:46 ID:9nZ6aVA4
スクールデイズのSSを書こうと思った時点で必然的にエロを外せなくなるのに
今さらエロパロでもないだろ。アニメ版だって、直接描写こそ入れられなかったものの、
SEX自体は事後描写のみでやりまくりだったわけだしなw
32名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 19:39:31 ID:KnXtJDWe
言葉様age
33名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:38:41 ID:0H3mLNI8
ここがもしアニメ前提でなく原作ゲーム前提なら板違い。
34名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:23:06 ID:p9x94cOF
誠が言葉と学祭を廻り、フォークダンスを踊り、クリスマスをホテルで過ごしてくれれば
何も言う事は無い。
35名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:50:04 ID:038Oq+0B
>>1読むとアニメ・原作前提おkっぽいけど
36名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:59:44 ID:qowDwTz7
>>1を読むとオーバーフローの他作品も含まれるみたいだから、LR違反でやっぱり板違いじゃない?
37名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:53:04 ID:tKteR8LB
誠の右の耳から入ったマイナスドライバーが、中を通って左の耳から抜けてく話はどうかな?
38名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:54:24 ID:C8EEztRz
アニメ原作どっちでもいいが投下されないとどうしようもない。
39名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:02:47 ID:8Tk0icmC
>>37
どうエロ区なるんだ?w
40名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:12:10 ID:T3AoNPJe
BLや801が嫌いなはずなのに
レイパー×誠のレイプ物は読みたいのは何故だ…
41名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 02:34:02 ID:zlTXZG6w
BLと801は嫌いだけど、ガチホモやガチゲイが好きだからじゃないか?
42名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 02:49:06 ID:8aEmXVOG
誠が虐められるルートが見たいからじゃないか
43名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 12:49:19 ID:iUBOuB+5
お前が誠だからじゃないか?
44名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 13:11:12 ID:1hLNDMsP
>>40死ね
4544:2007/11/06(火) 13:12:55 ID:1hLNDMsP
スマン、>>43を受けての発言だ。
誤解しないでくれよ
46名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 14:17:33 ID:5YoJTGvn
「うわっ……あいつじゃない?浮気した上に妊娠させたって奴」
「あー、ぽいねー。そのくせ平気な顔して学校来る辺り空気読めて無いよねー」
「うわっ!誠菌がうつるから近よんなよ!」
「おまえまだ学校来てたの?」
「さっさと消えろよ鬼畜」
「さいてー」

誠「悲しい筈なのに……ビクビクッ」
47名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 14:52:18 ID:VlRqYr75
m(ryが酷い目に遭えばそれでいい。
48名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 15:00:42 ID:4GiWgDx8
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49名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 16:25:21 ID:4GiWgDx8
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50名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 17:11:42 ID:zbMLfS9R
>>48-49
Nicetrain.
51名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 22:40:29 ID:AtsR/xJg
光「誠ー」
誠「もう体を求めるのは簡便…」
光「ううん、彼氏が出来た」
誠「…へ?」
恭介「と、言うわけだ。おなかの子は俺の子だ」
光「と、言うわけで世界と仲良くねー!…世界には全部話したけど」

親友の彼女。

こんな感じですか><
52名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 23:36:05 ID:W3L1ASm6
流石だぜ、恭介・・・スクイズに自然に出演するとは
53名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 23:40:54 ID:4GiWgDx8
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54名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 00:10:19 ID:ErEza1el
泰介「おーい、加藤!」
乙女「なによ澤永、上手くやったの?」
泰介「それが、その・・・桂さん、マジギレしちゃってさ・・・」
乙女「はあ?何よ、じゃあ桂の奴抱けなかったっての?」
泰介「うん・・・そう。つーか俺、産まれて初めて本気で死ぬかと思っちゃった・・・」
乙女「・・・・・・。」(ふ〜ん、桂って本気で怒ると結構怖いんだ)
泰介「はぁ・・・俺、男として自信なくしちゃう・・・」
乙女「何言ってんのよ、また頑張ってアタックしなさいよ」(はぁ・・・コイツ本当使えない男)
泰介「・・・・・・なあ、加藤」
乙女「何よ?」
泰介「お前・・・なんで俺にそんな良くしてくれるんだ?」
乙女「え?・・・そ、そりゃあ・・・その・・・あ、アンタが、あまりに頼りなくて見てられなかったからよ!」
   (お前の事なんかどうでも良いのよ!桂をレイプさせようとしただけなんだから)
泰介「そっか・・・やっぱ俺って頼りないか・・・」
乙女「あ、い、いや・・・そんなことないよ。桂の奴がアンタの魅力に気付いてないだけよ」(マジうぜえwww)
泰介「・・・・・・加藤、俺っ」
乙女「え?何?」
泰介「お前の事が好きだあああああああああ」
乙女「ちょ!何やって!ぎゃあああああああああああああああああああ」
泰介「無理矢理やって!俺に惚れさせるんだあ!」
乙女「ああああああああああああああああ」


泰介「じゃーん。誠ぉ、ついに俺にも彼女が出来ました!加藤乙女さんです」
乙女「加藤乙女です」

   HAPPY END

キャラスレにあったから張っとく。
55名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 03:36:58 ID:Wr+qTx0L
乙女「ちょっと澤永やめてっ!あんたマジで私をレイプする気なの!?」
澤永「おまえ自分で言ったじゃないか!無理矢理やって既成事実を作れば女は好きになるって」
乙女「ば、馬っ鹿じゃないの!そんなわけないでしょ!常識で考えてわかんないの!?」
澤永「ふふ、加藤わかってるって。嫌がっても強引にやらなきゃ駄目なんだろ?」
乙女「違うっ!ちょ、本当に辞めなきゃ怒るわよ!」
澤永「・・・加藤、そんな照れるなって」
乙女「照れてなんかないわよ!マジでイヤだって言ってんの!」
澤永「・・・そんなカワイイとこも好きだぜ乙女」
乙女「ぅわああああああああ!!!本物の馬鹿だこいつ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
澤永「ふう・・・良かったぜ乙女」
乙女「・・・・・・うん。私もよ泰介」
澤永「乙女・・・」
乙女「泰介・・・」
澤永「明日さ、俺の親友の誠に紹介するよ。俺の彼女は乙女だって」
乙女「うれしい」
澤永「じゃ、もう1回やろうか」
乙女「うん」

めでたしめでたし
56名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:22:34 ID:30KgYSST
澤永「俺さあ、桂さんで童貞捨てたんだぜ」
友人「マジ!?お前どうやって桂さん落としたんだよ?」

泰介「〜〜というわけだ。おまえら恐れ入ったかwww」
友人「・・・・・・あの・・・泰介・・・それって無理矢理っつーか・・・レイプしたのか?」
泰介「レイプじゃねえよ!愛だよ愛!気合、気合!」
友人「・・・・・・。それで、桂さん何も言わなかったの?」
泰介「別に何も。俺様の愛が通じたからだな!」
友人「そうなんだ・・・。なるほどね」
泰介「わははは。まあ、おまえらも早く童貞捨てられるように頑張れよ!じゃあな」

友人A「なあ、泰介の今の話、あれどう思う?」
友人B「そういや桂さんって頼んだらやらしてくれるとかって女子が噂してたよな・・・」
友人C「あれマジだったんだ・・・」
友人D「だな。しかし桂さん無理矢理やっても文句も言わないって・・・スゲーヤリマンなんだな」
友人A「・・・あのさー、今日みんなで桂さん呼び出さない?俺らもやらしてもらおうぜ」
友人B「ああ、泰介のアホだけに美味い思いさせとくわけにはいかねーよな」
友人C「もし桂さん文句言ったら俺らも無理矢理やっちゃおーぜw!」
友人D「そうだなw」
57名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:00:23 ID:fZRZANDU
誠「そうはいくか!」
言葉「誠くん!助けて!」
友人A「邪魔だ!」
誠「ぐはっ!」バタンキュー
言葉「弱すぎます・・・」
58名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:17:53 ID:S7Xh/q18
言葉「イヤッ、止めて、助けて」
友人A「誰もこないぜ、ハァハァ」
友人B「たまんねえ」

澤永「何やってんだ!!おまえら」
友人C「澤永……」
澤永「抜け駆けしてるんじゃねえ!!俺も混ぜろ!!」





言葉「あはははははははははははははは!!!!!」
59名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:25:03 ID:0NIStNE8
>>56
IDワロスw
60名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:15:06 ID:EbQljOfR
言葉「電車でずっと見てくる人がいる………気持ち悪い」


61名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 01:58:30 ID:uJinsVrA
光「あんたねぇ、世界があんたのことどれだけ好きか知っててそんなこと 
  いってんの?」
誠「知らねえよ、んなもん。」
光「知ってなよ!恋人でしょう?好きなんでしょう?好きな人のこと
  知りたいとおもわないの?」
誠「うるせえなあ!俺が好きだったのは言葉なんだよ!世界と付き合った
  のは気の迷いだったんだよ。」
 「実際付き合ってみて分かったね。俺とあいつはあわねえよ。おまえ
  だってそうおもってんだろうが。」
 「俺と付き合ってたら世界が不幸になるって。俺と世界はつりあわないって。」
62名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 02:35:47 ID:Nkk3fCMF
止「あー、あのおねーちゃ、この前いたぅのぱふえ横取りした人だぁ・・・」
世界「げっ」
誠「世界絶交だ、もう二度と話しかけないでくれ」
END
63名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 18:56:00 ID:S7Xh/q18

64名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:35:27 ID:hCMXNGj8
>62
世界ひでぇw
そりゃ絶交されるわwwww
65名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:51:15 ID:JcLVD3kW
止「あー、あのおねーちゃ、この前いたぅにぱふえくれた人だぁ!」
言葉「こんにちは」
止「いたぅ、こんなおねーちゃ欲しかったなぁ・・・」
誠「言葉、止の義姉になってくれ」
言葉「そ、それって・・・」
誠「俺と結婚してくれ!」
言葉「はい!」
END
66名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 02:50:06 ID:SujSazyg
>>62
>>65
なんかおとぎ話みたいだなw
正直じいさんといじわるじいさんみたいな
67名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 19:09:26 ID:dn+auZiE
勝泰介「お〜い、伊藤。」
誠「よう、強姦魔。」プス(タバコ一箱分のニコチン付きの針で秦介を刺す)
泰介「い・・伊藤…な・に・・・。」
誠「煙草の吸い過ぎは身体に毒だぜ強姦魔。あっちでも仲間と仲良くな…あばよ。」
刹那「貴方が何故?」
誠「やっぱり、悪党には相応しい最後が無いとな。」
刹那「…(近親憎悪?)」
伊藤誠逮捕END
68名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 21:31:38 ID:9WBSulHP
誠がかっこいい話が読みたい
69名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 21:32:39 ID:2bdWerCo
age
70名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:18:44 ID:UUej+ebd
誠「俺の恋人は右手でいい。」

 END
71名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:42:50 ID:BTL0++OG
>>70
いやいやいや
たしかにある意味かっこいいが
72名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 22:55:06 ID:dn+auZiE
かっこいい誠か…
誠「実は俺…妹と出来てたんだ…。」
言葉「妹って止(いたる)ちゃんと心の事?」
誠「ああ…。」
世界&言葉「ふーん…。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
誠「…あのー、ひょっとして包丁ですか?」
世界「No!No!No!No!」
誠「それとも鋸ですかぁ〜。」
言葉「No!No!No!No!」
誠「それとも両方ですかァァァァァ――――ッ。」
世界&言葉「Yes!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
伊藤誠惨殺(リタイア)
73名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 05:02:00 ID:yOxz3I7D
最終話「右手が恋人」
74名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 12:14:37 ID:o6vS2QCd
syoukaiseki
75名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 13:42:14 ID:0fJpht/t
誠「どうして言葉にあんな事を!」
乙女(世界でも可)「私も誠の事が好きだったんだ 桂さんが誠の事
   好きだと聞いて、だから……」
誠「だから、陰湿な苛めをして、あまつさえ泰介をそそのかして
  強姦紛いな事までさせて……… くッ!!」
言葉「誠君もういいんです 私はもう大丈夫ですから……」
乙女「ごめん…… もう二度とあんな事はしない、彼女にも手は出さないから……」
誠「そんな口だけの言葉なんか信用できるか!」
乙女「あッッ!?」
誠が激怒のあまり乙女を突き飛ばし、彼女は床に頭を強打。そのまま動かなくなる。

乙女は病院に運ばれるも、うち所が悪くそのままお亡くなりに。
誠は傷害致死扱いで、学園を退学のち然るべき施設行きに。学園に居辛くなった
言葉も転校を余儀なくされる。
76名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 14:59:22 ID:Do93yvcK
ID459名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/08(木) 05:10:33 ID:nLunVsAS
言葉の初体験・・・

早く…1秒でも早く、
誠君と一つになりたい。
その想いで胸が張り裂けそうになり、
私は自分から誠君に求めていました。
誠君の指が私のそこを押し開き、
誠君の熱いものが入ってきました。
『はあぁ…』


ID460名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/08(木) 05:11:35 ID:nLunVsAS
そこには誠君に後から突かれている自分の姿がありました。
そして、私はおかしくなってしまいそうになりました。
恥ずかしいのに顔を背けることも、目を閉じることもできない…
『はあっ…はあっ…』
大きな口を開けて、突かれるたびに声を出す私。
初めてのセックスなのに犬のように突かれながら、
喜びの声を上げるいやらしい私。
目の前の光景は信じられないものでした。
けれども、自分が望んだこと。
そして、誠君が望んだこと。
興奮しているのは私だけではありませんでした。
『はああ…』


ID461名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/08(木) 05:12:37 ID:nLunVsAS
子宮が乱暴にノックされました。
不思議な感覚はさらに強くなっていきます。
体の中をめっちゃくちゃにかき回され、
ものが出入りするたび痛いのに、
心地よく感じるのです。
『はーっ、はあぁ…』
いつしか、幸福感が体に満ち溢れてきました。
誠君はビクン、ビクンビクンと、
ものを私の中でのたうちまわらせました。
『はあ…はあ…』


ID462名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/08(木) 05:13:45 ID:nLunVsAS
熱い液体が勢いよく吹きだし中に満ち溢れている。
終わったんだ。誠君…
私でいってくれたんだ。
素肌で誠君の体温と鼓動を感じることの安らぎ、
誠君と一つに繋がっているという安心感。
私はこれまでにない幸福感を感じています。

『誠君… 私誠君とできてよかった。』
『ああ俺もだよ。言葉。』
『俺、言葉のこと一生大切にするから。』


ID463名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/08(木) 05:17:04 ID:nLunVsAS
END・・・


じゃあ、お休みw
77名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 17:18:00 ID:RpjSMOsa
259 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2007/11/10(土) 02:18:15 ID:maphcMle
仮想10.5話 黒田光
学祭終了後、今までの楽しかった雰囲気は消えた〜刹那の突然の転校、
それに伴って世界の登校拒否、七海が荒れて手が付けられない状態・・・
澤永すらあのうるさい程の元気が嘘のように無くなって教室の雰囲気は
最悪になってしまった
何とかこの最悪な状態から脱却する為、光は伊藤と世界を仲直りさせるべく
学校で話し合うが伊藤は「放っておいても今にくるだろう」とか「俺忙
しいから今日は無理とか」言って中々要領を得ない〜
光は何とかする為に伊藤の弱みでも握ろうとして後を付けることに・・・
放課後、後を付けると今は使われなくなった教室へ向かってるようで
第二理科室へ入っていく〜しばらく遠くから見ていると多分同級だろう
女子が続けて入っていく
・・・10分程経過しても出て来ない為、慎重に近づいてドアに近づくと
中から声が・・・ゆっくりドアを少し開けて中を覗くと・・・伊藤と
その女子が抱き合っていた。
伊藤が世界を裏切って浮気をしているとは噂で聞いていたが・・・目の前
でのそれはまさにSEXと呼ばれる情事であった。
世界たちとそういった動画や雑誌などでは知識はあったが初めて見る
それにただ驚きと好奇心が綯交ぜになって見入ってしまった・・・
そして変な気分になっていたのに気が付かない間々、知らない間に自分の
目的がいつの間にか変わっている事に気が付いてしまった。
それから幾日も伊藤の後を付けてはその時その時で変わる女の子達との
情事を目撃していく事になる・・・・
・・・そんなある日、私は意を決して伊藤の家に向かう。
家に着いてチャイムを押す・・・何日も尾行していたおかげで今日は
女の子と会わない日とわかっていた
・・・突然の来訪にも拘らず伊藤は特に驚いた風でもなく家に入れて
くれた。
もちろん世界の事を話に来たが相変わらず変わらない態度・・・仕方が無く
光は世界に複数の女の子達と浮気している事をばらすと言うが・・・
「構わないよ〜好きにすれば?」と返される・・・さすがにその返答は
考えてなかったのか驚いた光は無言になる
・・・そして「もう用がすんだか?」と言われさらに答えにくく
なっていった・・・・
「そういえば黒田・・・・お前最近、何で俺の後付けてたんだ?」
と言われさらに驚く光〜「お前、その髪形だと隠れても目立つぜw」
・・・絶句する光。
そして光に近づく伊藤は「黒田も興味あるんだろう〜Hな事」と言っ
て突然キスされて押し倒される光・・・
・・抵抗しようとするが力が入らない・・・自分は澤永の事が好きでは
なかったのか・・・でももうそれどころでは無かった〜あの大嫌いな伊藤に
なすがままにされて気が付けば裸にされ・・・とうとう初体験をしてしまった。
・・・・・思った程、痛くも無くむしろ気持ち良い事だと認識すると気が付けば
伊藤・・・・・・誠と暇さえあればSEXする仲になっていった・・・誠の家、
第二理科室、体育倉庫と場所も様々だった・・・そして時々、Hした後、
自分が中学生の時から好きだった澤永への気持ちって結局何だたんだろうと
ふと考えてしまう・・・・最初は絶対に澤永に貰って貰おうと思ったのに・・・・
でもあんなに嫌いだった誠に抱かれる度に少しずつ澤永のこと好きだった
想いが消えていく感じで不思議・・・しかし世界の登校拒否が1ヶ月を過ぎて
からはさすがに不味いと思い誠とHしない日は世界に連絡を取ろうとしたり
お見舞いに行くが・・・・結局、伊藤誠を連れてこないとどうしようもない事に
今更ながら気が付くが〜
「あのバカに何言っても〜もう無理かな・・・」
と最近諦め気味になりつつも誠とのSEXに溺れつつある自分を恥じた;
誠の事「最低」って言ってるけど・・・私はもっと最低なのかも知れない・・・・
78名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:11:27 ID:rK+Kj4WU
パリに来てもう一ヶ月か。
久々に日本のニュースでも確認するか。

私は新聞社のサイトを開いた。
目に飛び込んできたのは
「神奈川の高校生痴情のもつれか?2名惨殺1名行方不明」
という記事。

日本も物騒になったものね。
あれ?さっきから電話のベルがうるさい。
仕方ないな出てやるか。
79名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:32:44 ID:h629a4qL
泰介「ん?これは伊藤の携帯か?どれどれ女のメルアドでもあるかなー。」
光 「人の携帯勝手に見るのは感心しないわよ?」
七海「そういえば伊藤は?」
刹那「トイレ。」
泰介「あれこれ4組の桂さんか、何で待ち受けに?」
光 「もしかしておまじない?」
泰介「よーし俺が仲を取り持ってあげよう。あいつよろこぶぞー。」
光 「あんたって友達思いねえ…。」
刹那「……。」
七海「私はその女は気に食わん。」
泰介「俺が情報集めてきてやる。隣のクラスの奴にきけば分かるだろう。」
刹那「委員会で桂さんに直接聞いてみる。いっしょだから。」
光 「私も気がむいたら廊下とかで会ったら聞いてみる。」
七海「私はいっさい手伝わんぞ。」
誠 「おまえらどうした?そんなところで集まって」
泰介「悪いな待ち受けみちまった。そのおわびといってはなんだがおれが
   が仲をとりもってやるよ。おまえじゃ一生画面みるのが関の山だし」
誠 「ちょ、おまいらみんなみたのかよ。…トイレにもってけばよかった」

これは世界が席の隣に来る前のお話。
80名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:33:48 ID:1aeGkqtE
>>76
どこのスレ?
81名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:18:21 ID:bJCLtgNB
あれから3年。俺と言葉は卒業と同時に結婚した。
「きれいだな・・・・」俺は率直な感想を口にした。
純白のウエディングドレスに身を包み、ブーケを捧げ持った言葉の姿は、この世のものとは思えないほどまばゆく見える。
「ですよね?誠君もやっぱりそう思いますか?」
一生に一度の晴れ舞台ということで、言葉もいつになく上機嫌だ。
思い返してみると、あの頃の俺たちは人生の分かれ道をさまよっていたにちがいない。
でも、互いに信じあっていたからこそ、今があるのだ。
「そろそろ時間です。」接待役の係員が呼びに現れた。俺は軽くうなずくと、言葉に声をかけ、連れ立って歩き出した。
82名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:55:25 ID:bJCLtgNB
“散る言葉”エンドの次の日
「あのさ、澤永。
桂さん自殺したって聞いた?」
「え!?」
「マジらしいわよ。
朝校庭に現場検証のバリケード張られてたのあれって桂さんらしいよ」
「そんな…」
澤永は顔面蒼白となり自然と一歩後ずさる。
「澤永…?
あんたいったいなにしたの?」
「俺はおまえがやれっていったから!!」
「まさか!?
あんたアレを本気にしたの!?」
「だって…!」
その言葉は続かなかった。
突如入ってきた警察の姿に教室内はしんと静まった。
「あー、澤永 泰介くんだね。
私たちがここにきた理由はもうわかっているかな?」
「え、あ・・・」
「その様子だとわかっているようだね。
婦女暴行の容疑で逮捕する。
一緒に署まで同行してもらおうか」
「あ、あ…」
澤永はがくがくと足を震わせ一歩も動けなかった。
「どうしたんだね?
動かないのなら強制的に連行させてもらうが、あまりこちらも手荒なことはしたくないのだが、私にも娘がいてね。
今回の事件にはこれでも私は怒りを抑えているのだよ」
「うあ…」
澤永はそれでも動けず、その場にへたり込んだ。
それを見て刑事は同行していたもう一人の警察官にむかって目で合図をすると澤永の腕をもって強制的に連行し始めた。
「それと、加藤乙女くんだったかな?
君にも署まで同行してもらおう」
「え?
なんでわたしまで!!」
「昨日の澤永くんとキミの会話を聞いていた人からの連絡があって…とここまで言えばもうわかるかな?
こちらとしては任意同行という形を取らせていただきたいのだが。協力してくれるかな?」
「…はい」
かすれる声で加藤はうなずき、警察官とともに表のパトカーに向かって歩き出し、去った後の教室は騒然となるのだった。
83名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:56:59 ID:bJCLtgNB
「さて、何があったか話してもらえるかな?」
警察署につき、取調室ですわせられた澤永はうつむいたまま何も語らなかった。
「・・・」
「勘違いしないで欲しい。
キミが婦女暴行の容疑者であることはもうわかっている。
状況証拠も固まっている上、桂言葉さんの体内に残っていた精液と、先ほどキミから採取したDNAとの鑑定結果はあと1時間もあれば確認できる。
さきほど逮捕しなかったのはキミのためじゃない。
我慢しなければキミを殴り倒してしまいそうだったからだ」
「あ、あ・・・そんなつもりはなかったんです。
加藤にそそのかされて…」
「そうか、そそのかされたとしてもいくら悪質なことばとはいえキミはやっていいこととやってはいけないことの区別はつかないのかね?」
「…」
こうして、容疑は固まり、澤永は刑に処された。
数年は社会復帰は不可能であろう。
もしかすれば、成人した瞬間に刑も延びるかもしれない。
しかし、確実にいえることは今後彼がまともな社会復帰はできないということだけだった。

加藤乙女
「では、キミはそんなつもりはなかったといいたいのだね?」
「はい」
「ふむ、先ほど澤永くんからも話を伺ったのだが、キミのは教唆に当たる可能性もでてきた。
もしかしたら裁判になるかもしれないが、覚悟しておきたまえ」
今回の事件にたいして警察官は表面上は冷静だったが、誰もが怒りを抑えていたのだ。
特に、娘をもつ者は爆発しそうな感情を押さえつけるのに必死だった。
「な・・・!?」
「キミも自分の言葉に責任をもちたまえ。
キミの悪質な言葉で一人の人間の命が奪われたのだからな」
「あれはそんなつもりもなくて!!!」
取調べは続く。
仮に彼女が罪に問われなくても、彼女のしたことは立派な犯罪である。
今後、彼女がどうなるかはわからないが、彼女もまた二度とまともな生活は送れないであろうということだけであった。
84名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 02:47:30 ID:6wN9wAkw
泰介×言葉純愛ルート。途中でやめるかもw
眠くなったので中途半端にぶったぎり。


私は、見つめていた。
ただ、呆然と。
西園寺さんと、…誠君がダンスを踊っているのを――
誠君…どうして、私と踊ってくれるって、約束したのに、約束したのに。
どうして西園寺さんと一緒にいるの?
どうして二人はあんなに楽しそうなの?
どうしてあそこで誠君と踊っているのは私ではないの?
どうして…どうして…どうして…?

体内にはまだ激痛が走る。
でも、そんなことはどうでも良かった。
目の前の二人が、目に焼きついて離れない――…

「桂…さん…?」
名前を呼ばれた気がした。それでも私は目の前の二人から目を離せなくて。
「桂さん…!」
体を誰かに後ろから抱きしめられる。
「ご、ごめん…俺、俺、加藤に言われて、好きなら、強引に奪っちゃえって…。
でもさ、改めて考えたら、か、桂さんの気持ち、何も考えてなくて、酷い事しちゃったんだったんだって。
れ、冷静に考えてたら、俺、とんでも無いことを…」
何か、ぶつぶつと聞こえる。
でもそんなこと、どうでもいいの。
私が踊るはずだった、恋人だから、踊るはずだったダンス。
それを、西園寺さんと誠君が踊っていて。
私と踊ってくれるって、そう言ったのに、どうしてなの?誠君。

私はいつの間にか泣いていた。
そして、隣にいる誰かも―。
私の肩に、熱いものが広がっていく。
「ご、ごめ…くっ…本当に、ごめ……うぐっ…」
聞こえるのはダンスミュージックと、誰かの泣き声。
目の前で踊るのは、まるで、恋人同士のような二人。
二人の姿がやがて見え無くなって、涙が枯れ果ててしまっても、
私はただそこに、しばらく立ち尽くしていた。

「桂さん…」
私は、漸く誰かに話しかけられていて、その誰かが澤永さんだったことに気が付く。
私に、酷い事をした人――。
「は、離して!」
あんなおぞましい仕打ちを与えた人にずっと触れられていたなんて。
私は急いで離れるように振り払う。
触らないで、私に触れていいのは誠君だけなのに。
振り返る私の目の前に、西園寺さんと誠君以外の世界が広がる。
そこにあったのは、顔をぐしゃぐしゃにして泣いている澤永さん。
「……どうして…?」
どうして、この人は泣いているの?
泣きたいのは私。私の前から誠君が居なくなってしまった。西園寺さんと、二人で行ってしまった。
「お、俺…ごめん、ごめん、本当にごめん…。
謝っても、どうしようもないだろうけど、本当に、ごめん…」
いつの間にか制服の肩口が、びっしょりと濡れていた。
この人の、流した、涙―?
85名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 03:15:52 ID:LgldSxkz
>>83
実際の警察や司法手続き的には有り得なさそうだが
こうなって欲しいもんだ。
レイパ-みたいなバカは、ここまでこないと自分の
したことわかんねぇだろうな、ホントクズ
86名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 11:09:20 ID:SlnAo82q
>>84
ちょっとwktk
87名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 11:15:09 ID:l5p3906b
レイパーに世界もレイプするルートがあったらすごいことになりそうだ。
言葉レイプのみでこの嫌われっぷりなのに。
88名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:01:42 ID:lY//I7CC
いや世界は別にどうなっても
89名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:04:14 ID:wWz1SID6
世界はレイプされて当然だから何も言わないよw
90名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:17:11 ID:bzbVLFAu
つーか、世界は誠に振られた場合は泰介に誘われたら簡単にOKしてるだろ
だから泰介が迫ってもレイプには発展しないよ
内心で誠に気持ちが残ってても和姦が成立するだけだ
91名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 12:46:08 ID:l5p3906b
そういやそうだな。
92名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:28:29 ID:HM3BL0Ks
「いい腕です。殺すには惜しいぐらいです」
世界の包丁を叩き落とした言葉が言う。
「相手が私だったのが運のツキでしたね」
「なっ!」
身構える世界。
「喜んでください西園寺さん。
 貴方が人間界での、邪王炎殺拳の犠牲者第一号です!」
カッ!
言葉の額から青い光が放たれる。
「あ、あ・・・」
その場から動く事が出来ずへたり込む世界。
「はぁぁぁ〜・・・」
言葉が手を掲げると体全体が黒い炎に包まれる。
「ごめんなさい。手加減できないんです」
鋭い眼光のまま冷静に言い放つ言葉。
「見えますか?貴方の嫉妬の炎とは一味違う魔力を秘めた本当の炎の術が。
 邪眼の力を甘く見ないで!」
「ひっ・・・助けて・・・」
「よくも誠君を!絶対に許さない。
 誠君は天国にいるでしょうから貴方は地獄に送ってあげる。
 さよなら。炎殺・・・黒龍波ッ!!!」
「イ、イヤーーーーーーーー!」



「誠君、全て焼き尽くしてしまいました。仇は取りましたよ?
 私も今から誠君のいる天国へ向かいますね」
93名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:52:10 ID:AkZuQeJG
桂さんどうしたんですか      あ!西園寺さんも
その格好?             ひょっとして誠君の家に・・・
  ./ ̄`Y´ ̄\              /⌒\
  0⌒> (⌒ <⌒0             ノ   <⌒0
   .⊂ニニニ⊃              ⊂ニニニ⊃
   ノ〈 从ソ)ハ              リリノソノ))i 
   (リ(!゚ ー゚ノリ              |l、ー゚ |l i 
    と)允(つ             ⊂i允(つリ 
    .く/_lj〉               ((〈|_ヽ> ))
   .  じフ                 しヽ.)"




あら、桂さんらしい          西園寺さんほど
魔女じゃないですか(笑)       ピエロが似合う人は
                     居ませんよ(笑)

  ./ ̄`Y´ ̄\              /⌒\
  0⌒> (⌒ <⌒0             ノ   <⌒0
   .⊂ニニニ⊃              ⊂ニニニ⊃
   ノ〈 从ソ)ハ     \从/     リリノソノ))i 
   (リ(!゚ ヮ゚ノリ w√レ-ヘ< >ヘ√レ-w |l、ヮ゚ |l i
    と)允(つ    /VV\    ⊂i允(つリ 
    .く/_lj〉               ((〈|_ヽ> ))
   .  じフ                 しヽ.)"
94名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:52:42 ID:AkZuQeJG
〜〜〜〜言葉が誠の家に着いた〜〜〜〜

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/       ☆ 世界からさっき電話があって・・
        ∧ 
        ∧∧.   /⌒\
       .∧∧∧  ノ   <⌒0
      ,''´ '`´ ゙ヾ⊂ニニニ⊃  どうしたんですか?
      lル ンノソヾリリリノソノ))i 
      ''v(i*´-ノi |l、ヮ゚ |l i
       /ij~Y~iつ⊂i允(つリ 
       ヾ.l__ハ_! ((〈|_ヽ> ))
        ..|__l_j    しヽ.)"





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 |⌒0 
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 |ハ  
 |リ
 |フ  
 |   
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 |    
/       ☆
        ∧世界が来ないって言うからさー
        ∧∧.   /⌒\
       .∧∧∧  ノ   <⌒0
      ,''´ '`´ ゙ヾ⊂ニニニ⊃
      lル ンノソヾリリリノソノ))i 
      ''v(i*´-ノi |l、ヮ゚ |l i  じゃあ二人きりですね?
       /ij~Y~iつ⊂i允(つリ 
       ヾ.l__ハ_! ((〈|_ヽ> ))
        ..|__l_j    しヽ.)"
95名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:53:22 ID:AkZuQeJG
 |
 |./ ̄`Y´ ̄\ 
 |0⌒> (⌒ <⌒0 
 | .⊂ニニニ⊃  
 |  ノ〈 从ソ)ハ  
 | (リ(!T-Tノリ
 |  (つ=|二フ  
 |   .く/_lj〉    
 | .   じフ    
 |           
/       ☆
        ∧ 二人で楽しむか♪
        ∧∧.   /⌒\
       .∧∧∧  ノ   <⌒0
      ,''´ '`´ ゙ヾ⊂ニニニ⊃
      lル ンノソヾリリリノソノ))i 
      ''v(i*´ヮノi |l、ヮ゚ |l i 一緒に踊りましょ♪
       /ij~Y~iつ⊂i允(つリ 
       ヾ.l__ハ_! ((〈|_ヽ> ))
        ..|__l_j    しヽ.)"



       ☆
死んで!_∧グザッ
./ ̄`Y´ .∧∧.   /⌒\
0⌒> (⌒.∧∧∧  ノ   <⌒0
 .⊂ニニ,''´ '`´ ゙ヾ⊂ニニニ⊃ ま・・誠くん・・・
  ノ〈 从lル ンノソヾリリリノソノ))i
 (リ(!T''v(i ´〜`ノi |l、ー゙ |l i 
  (つ=[/ij~Yフiつ⊂i允(つリ
   .く/_ヾ.l__┨! ((〈|_ヽ> ))
 .   じフ..|__l_j    しヽ.)"
96名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:54:00 ID:AkZuQeJG
〜〜〜(誠病院に)(世界は逃走)〜〜〜

      /⌒\
     ノ   <⌒0
    ⊂ニニニ⊃
    リリノソノ))i 
     |l、ー゙ |l i よくも誠君を・・・
    ⊂i允(つリ 絶対、仇をとります
    ((〈|_ヽ> ))
      しヽ.)"


〜〜〜そして〜〜〜
               _  はっ!
             '´ ,、 ヽ 夢・・・??
          _ リノソノ ))i __,
          |_ |l、ヮ゚*|l i __.|
        / _l(つ^と)lリ..__ /||
       / - 〜'´  ̄ ` 〜 //||
     / _,. - 、_, - 、   //
   || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||//
    ||              ||
    || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||


| 2017 |
| 12月 |
|     |
|     |
 ̄ ̄ ̄ ̄         _  えっ!
             '´ ,、 ヽ 2017・・・??
          _ リノソノ ))i __,なんで10年も経ってるの
          |_ |l、T-T|l i __.| 誠君は・・・
        / _l(つ^と)lリ..__ /||
       / - 〜'´  ̄ ` 〜 //||
     / _,. - 、_, - 、   //
   || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||//
    ||              ||
    || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

言葉はショックで倒れ
頭を打ち昏睡状態だったのだ。

誠は帰らぬ人となったことを
後から聞かされたのだった…
                  END...
97名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:56:54 ID:GkB6UQ52
エエ感じに投稿が増えてきたぜよ

だがまだまだこれからナリ

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98名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 15:44:51 ID:75R9Mxp6
なんかAA、SSとさまざまだなここ。
99名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:02:27 ID:y+Hl0wpJ
芸風豊かなのはいいことだ。
100名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 23:53:50 ID:EJL9IXGS
>82-83
GJ!溜飲が下がったよ。人の形をした獣な屑共に鉄槌を!!
101名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:16:54 ID:izkrUweK
>>98
まぁスクイズスレだし
102名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:21:45 ID:gmRDof9i
ID753名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:34:23 ID:Chuxk6jG
「・・・・・・・・・・ふぅ・・・」
 誠は夜空を見上げながら缶コーヒーを飲み、1つため息を吹いた。
(ここまでくるのにとても時間がかかったもんだな・・・・)
 そう思いながら彼は確認するかのように今までの事を振り返る。
 クリスマスの奇跡から7年の月日が経つ。
 言葉は完全に元に戻り、誠と言葉は順調に交際と勉学を続け、無事2人とも高校を卒業した。
 誠と言葉は同じ大学に入学、卒業して安定した職場に就く事ができた。
 二人はアパートで同棲生活をしていて、毎日が充実していた。
 そして二人の生活に1つのイベントが訪れる。
「言葉・・・・・・・これを受け取ってくれないか・・・・?」
 そう言って誠が差し出したのは手のひらに納まるほどの青い箱だった。
 言葉がその箱を開けると、中には銀色に光る指輪が1つ・・・・
「誠君・・・・・・・・・・」
「俺と・・・・・・・・・結婚して、いつまでもいっしょにいてくれないか?」
「・・・・・・・・・・・・はいっ!」
 そう言って彼女は彼の広い胸のに飛びついた。
 そして二人はこれからを誓うかのように互いに唇を交わしていく。
103名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:22:59 ID:gmRDof9i
754名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:40:11 ID:Chuxk6jG
 それから数ヵ月後、二人は結婚式を行った。
 まだ2人とも社会に出世したばかりとあって、あまり豪勢なものにはならなかったが、
 それでもたくさんの人たちが結婚式に赴いてくれた。
 ハンカチで涙を拭きながら見守る世界。
 その様子を昔の自分の姿に重ね、懐かしく思っている真奈美さん。
 二人の姿にぼーっと見とれている心ちゃん。
 うらやましそうに眺める黒田。
 すこし笑みを浮かべる清浦。
 アオリまくる泰助。
 他にも職場の人たちや、高校のときによくしてくれた先生たちなど、
 その数は結ばれた二人を驚かせるほどの多さだ。
 みんなの目線を受けながら二人は祭壇へのぼり、永遠の愛を誓った後、
 誠はウェディングドレス姿の言葉に軽い口付けを行った。

 披露宴では世界がカラオケで「神田川」を歌ったり、
 酔っ払った泰助が「いつか光と結婚式やるから覚えてろよ!」と言って黒田に蹴り飛ばされたりしていた。
 とあるミニゲームで誠は『真奈美さんとキス』などというある意味おいしい罰ゲームなどもやった。
 真奈美さんが頬に唇を重ねた時、言葉は小声で「誠君・・・・・嫌い」と顔を赤くしながら答えていた。
104名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:23:48 ID:gmRDof9i
ID755名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:45:37 ID:Chuxk6jG
 披露宴が終わり、誠と言葉は予約しておいたホテルへ向かった。
 そして、現在に至る。
 時計はすでに1時半を指していた。
 今夜は結婚した者同士が始めて共に夜をすごす日、いわゆる「結婚初夜」である。
「準備をするので、部屋の外で20分ぐらい待っててください」
と言葉に言われ、部屋を追い出された誠は外に出て夜空を見上げながら、平常心を保とうとするかのようにまたコーヒーをのどに流し込んだ。
 実際誠の心臓もバクバクと鳴りっぱなしだった。
 な、なんだよ・・・・・今まで言葉と一緒に何度もやってきた行為なのに・・・・なんでこうまで俺は緊張してるんだ・・・?
 誠がそこまで動揺している理由・・・・・それは二人の赤子を作るかどうかだった。
 大体の人たちは結婚したその夜に子供を作ることに迷う、と聞いたことがあるが、まさに誠もそうだった。
 腕時計に目をやる。言葉の言葉から20分が経つ。
 誠は言葉の待つ部屋・・・・もとい、言葉と本当の意味で繋がるであろう空間へと足を運んだ。
その道中・・・・
「誠君?」
 そばから声が聞こえた。声の主は言葉の母、真奈美。
「お母さん?どうしたんです、こんな時間に・・・」
「ええ、ちょっと誠君に言いたい事があって・・・」
 真奈美の発言に誠は「言いたい事って?」と質問をした。
「言葉はふつつかな娘ですが・・・・・・よろしくお願いしますっ」
  そう言って大きく頭をペコリと下げた。
「もちろんです。必ず幸せにしてみせます。言いたい事って・・・・それだけですか?」
「あ、あと今夜は言葉を眠らさずに愛するのが誠君の仕事よ。わかってる?」
「お母さん・・・・・」
 そう言ってどちらからとなく二人は笑った。
105名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:24:40 ID:gmRDof9i
756名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:48:44 ID:Chuxk6jG
 真奈美さんの言葉でなんだか緊張感が取れたような機がした。
 そうなんだ、これからの行為は夫婦として当たり前の事じゃないか。
 もとい、いままで何度も行ってきたのになぜ俺は緊張なんかしていたのか。
 言葉との間で生まれたかわいい赤ちゃんが欲しい、その考えが生まれたじゃないか。
 そう、今までどおりに体を重ねればいい。言葉は消えたりなんかしないから。
 そう言い聞かせて誠は自分たちの部屋のドアを開けた。
カチャ・・・・
「言葉・・・・・入るよ」
 部屋の中は少し薄暗く感じた。ベッドの上には言葉がちょこんと座っている。
 ただ、服装がいつもと違っていた。
 頭にかぶった薄い布の付いたヴェール。
 両手にはめた真っ白な薄布地の手袋。
 足をすっぽりと覆い隠すかのような大きなスカート。
 ウェディングドレス。
 だが、上半身を覆う服の部分だけが無く、言葉の胸が露出していた。
 言葉はこの格好のままベッドの上で誠を待ち望んでいた。
 顔はすでに今から行われる儀式をイメージするかのように、いつもの白い肌がほんのり赤く染まっていた。
 そして目の前までやってきた誠を潤んだ目で下から見上げた。
 そんな神秘的で、どこか官能的な言葉の姿に誠はすこし戸惑いを覚えていた。
106名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:25:27 ID:gmRDof9i
ID757名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:53:25 ID:Chuxk6jG
「言葉、その格好は・・・・」
「・・・・こういうシチュエーションって小説みたいですよね。私はそういうの好きですし、誠君だって・・・好きじゃないですか?」
 ラブシーンにおいてウェディングドレスの姿をするような小説など誠は見たことが無かったが、ここで否定はできなかった。
 それに言葉の指摘通り、この場所でドレスを着た彼女を見てしまうと、どうしようもない衝動に駆られる。
・・・・・この純白をめちゃくちゃに汚したい、言葉をどこまでも愛してあげたい・・・・・・
 頭の中は矛盾した二つの欲望が支配していた。
 だが理性も残っていたらしく、まずは言葉の隣に座って自分の心の中でずっとひっかかっていたことを口にした。
「なぁ、言葉・・・・・・・」
「はい・・・・・・・・・」
「赤ちゃん・・・・・・・・作らないか?」
 率直な誠の質問。
 ずっと頭の中で悩んでいたコト。
「私は・・・・・・誠君との子供なら何人でも欲しいです。」
 言葉の答えも率直だった。
「本当に・・・いいの?」
「子供を生んで、誠君にも・・・わたしのおっぱいをあげますよ」
「はは、言葉らしい答えだな」
 そう言って二人はクスクスと笑う。
「だから・・・・・誠君・・・・私の中にあなたの精をください・・・・・子供を作らせてください・・・・」
 そう言って誠に抱きつく言葉。
「言葉・・・・・・・・・・・」
 誠も言葉を抱きかえした。
 妻の体が傷つかないように、それでいて力強く・・・・・
107名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:26:14 ID:gmRDof9i
ID758名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 16:57:08 ID:Chuxk6jG
「ん、まことく・・・・・・・んふっ・・・」
 唇を奪う。
 自分の舌で唇をこじ開け、彼女の口内に侵入し、舌で蹂躙する。
 すると言葉も自ら舌を使って味わうように誠の舌を愛撫した。
チュ、クチュ・・・・クチュ・・・・
「ん、はぁ、はぁ・・・・・」
「ふう・・・・・んく・・・・・」
 部屋を支配するのは唾液の混ざり合う卑猥な音と口の端から漏れる吐息・・・・・
 長いキスは未だやむ事を知らず、舌を絡めてはお互いの唾液と吐息を交換していく。
「・・・・・んっ、ぷはっ・・・」
 接吻が終わり唇を離すと、二人の唇の間にふたすじの銀色の唾液の架け橋ができあがった。
 その淫靡な光景が誠の気持ちを本気にさせる。
「きゃっ・・・・」
 上半身だけを起こしていた言葉をそのままベッドの上に押し倒し、両方の胸をやさしく揉みしだく。
「ん・・・・・・はっ、はぁ・・・・・」
「言葉の・・・・・・・はじめての時に比べておおきくなったな・・・・・」
「そ、そんな事いわないでください・・・・恥ずかしいです・・・それに・・・・・」
「それに?」
「誠君がいつも揉むから・・・・大きくなっちゃったんじゃないですか・・・・」
「だったら・・・・・もっともっと大きくしてやるさ」
 そう言って誠は彼女の胸の頂点にある桃色の突起に唇を寄せる。
「あっ・・・・・んんっ・・・・」
片方だけじゃかわいそうだな。
 誠はそう思って、もう1つの膨らみを片方の手で揉んでいく。
108名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:27:08 ID:gmRDof9i
ID759名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:01:33 ID:Chuxk6jG
「ひゃ・・・・・ふぅ・・・・・ま、誠君・・・・・・」
・・・・・・・誠君を体の中で感じたい。誠君の子供が欲しい・・・・・
 その願望を果たすために、言葉は誠に体をこすり付けるような仕草をした。
 ベッドの上で服を着た誠と、ウエディングドレス姿の言葉がじゃれあう。
 シュルシュルという互いの服がこすれあう摩擦音が一層大きく聞こえた。
「じゃあ、そろそろこれもいらないよな・・・・」
 そう言って誠は言葉のはいていた大きなスカートを脱がした。
 その下にはなにも履いておらず、秘所はすでに受け入れる準備ができたかのように濡れていた。
 誠は触りもせずに、ただじっと言葉の・・・・・いや、妻の女性器を見つめる。
「いやっ・・・・・・・・そんなに見ないで・・・ください・・・・」
 顔を真っ赤に染めながら、ただ夫の視漢に耐える。
「言葉のココ・・・・・・溢れ出ているよ」
 誠はひとさし指を言葉の割れ目にあてた。
 そしてゆっくりとなぞっていく。
「ああっ・・・・・んふっ・・・・・・!」
 誠の指が往復するたびに言葉は甘い声を発した。
くちゅくちゅ・・・・・・・つぷっ
「!?・・・んはぁっ・・!」
 誠の指が言葉の膣内に入る。
「おっ・・・・言葉のココ・・・・いつやってもあったかいな」
ちゅぷちゅぷ・・・・・
 指を前へ後ろへと動かすと、言葉の奥からとめどなく愛液があふれていく。
 がまんできなくなった誠は指を抜き、潤ったその部分に唇を寄せる。
「ひゃあっ!?・・・・・・んんんっ!!」
 淫らな声を上げて性を感じる言葉。
 誠は妻の痴態を見て、更なる興奮を掻き立てる。
 周りの愛液を舐め取る。
 鼻で言葉の膨れた肉芽をつつく。
 可能な限り下を差し込んで、中から愛撫していく。
「だめ・・・・・まことくん・・・・私・・・・」
 その声を聞いて、誠は舌での愛撫を止めた。
109名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:27:56 ID:gmRDof9i
ID760名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:04:01 ID:Chuxk6jG
「イキたい?」
 何も言わず、言葉はただ小さくうなずいた。
「思いっきり・・・イってもいいんだよ」
 誠は再び舌を駆使して言葉をせめる。
 今度は指も使って、より激しい愛撫を行う。
「んぁぁぁ・・・・・イ・・・イっひゃう・・・・んはぁぁ!」
絶頂の声と共に、言葉の体がビクンと跳ねた。
収縮した秘所からはさらに濃い液が流れ出る。
誠は無我夢中でそれに舌を這わせ、喉に通していった。
一方、言葉は少し疲れたのだろうか、完全にベッドに体をゆだねた。
「ハァ・・・・ハァ・・・・・」
 絶頂の後の吐息。
「言葉・・・・・すこし休む?」
 それを耳にして、誠は心配の声をかけた。
だが・・・・
「ま・・・・まことくんのを・・・・・・・」
「・・・・え?」
「まことくんのを・・・ください・・・・・・」
 上体を起こして、今度は言葉が誠に抱きついた。
「私に・・・・・赤ちゃんを・・・・・・」
 誠の耳元で聞こえる妻の哀願。
 それを聞いては誠も黙ってはいられなかった。
 一度言葉から体を離して、自分も着ていた服を全て脱いだ。
 言葉もずっとつけていたヴェールや白い薄手の手袋などを外していく。
 そして二人は生まれたままの姿になった。
110名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:28:49 ID:gmRDof9i
ID761名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:08:16 ID:Chuxk6jG
儀式が始まろうとしている。
 人間が生き続けてゆくには必要不可欠な、生殖行為という名の儀式が・・・・
「言葉・・・・・・」
 誠は言葉をベッドの上に押し倒す。
「・・・・・・いくよ」
「はい・・・・・・・」
 誠は自分の性器を言葉の濡れきった秘所にあてがい、ゆっくりと挿入していく。
 クチュクチュ・・・・・ズチュズチュズチュ・・・・・ズプ!
「ああっ!誠君のがぁ・・・・・・!」
「うぅっ、す、すごい・・・・」
 挿入が収まると、誠の肉棒は完全に言葉の中に包まれてしまった。
 言葉も誠も、この瞬間が好きだった。
 互いに相手が身近に存在することを感じる事ができる、この瞬間が・・・・
「言葉・・・・・動いていいか・・・・?」
「いっぱい動いてください・・・・・・誠君のそれで私を満たしてしてください・・・」
 普段の言葉からは考えられないような淫らな発言。
 その言葉がスイッチになり、誠は言葉の上で激しくピストン運動を始めた。
ジュプジュプジュプジュプジュプジュプジュプ・・・・・・
「んはああぁぁっ!誠君の・・・・・・・きもちいいです!!」
「ハァ、ハァ・・・・・・・お、俺も最高に気持ちいい・・・・」
 ただ言葉の秘所を自分の肉棒で突いては引いていく単調な動作。
 それでも二人にとっては理性を飛ばすほどの刺激になっていた。
「誠君・・・・・・私を・・・・抱きしめて・・・・」
「え・・・・・?」
「もう一人ぼっちは・・・・・ああっ!・・・・・嫌なんです・・・・ふあっ!
 ・・・・抱きしめられたまま・・・・んあっ!・・・・・・誠君を感じたまま・・・・・・・・イキたいんです・・・・・・!」
「言葉・・・・・」
111名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:29:22 ID:gmRDof9i
ID762名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:11:09 ID:Chuxk6jG
 誠が激しく動くにもかかわらず、言葉は言葉を紡いだ。
 どんなに乱れていても、言葉の甘えるような心は変わっていないんだな。
 誠は心の中でそう思うと、ここにいる妻、言葉がより一層愛しく感じた。
 そんな彼女の願いを断るなんてできない。
 誠は一度動作を止め、言葉を優しく抱きしめた。
 すると言葉もすぐ背中に腕を回す。
「・・・・・・誠君の背中・・・・・広くてあったかいです・・・・・」
「言葉の体も・・・・・あったかくて・・・やわらかいぞ」
 誠はそう言って妻の唇を奪う。
「ん・・・・・ふぁ・・・・・」
 ピチャピチャと舌を交わらせると同時に、止めていたピストン運動を再開する。
 さらなる刺激を求めるが故に、その動きはさらに激しさを増し、二人は再び快楽の渦へと飲まれていく・・・・
ぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅんぱちゅん!
 誠の体と言葉の体がぶつかるたびに二人の混じりあった愛液と、体からうっすらと出てくる汗によってシーツが汚されていく。
「ま、まことくぅん!・・・・・・んんっ・・・・くちゅ・・・・!」
 キスしていた口を一度離し、夫の名前を呼び、また濃厚な接吻へと戻る。
 さらに感じている言葉の顔を見たくなってきた誠は、背中に回した腕の片方を胸のほうへもっていき、そのふくらみを強く揉んだ。
112名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:30:29 ID:gmRDof9i
ID763名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:14:55 ID:Chuxk6jG
「んんんっ!!・・・・・・ひゃふっ・・・!」
 上では濃厚なキス、真ん中では執拗なまでの誠の胸の愛撫、下では理性を飛ばすまでの快感を与える激しいセックス。
 言葉の快感は一気に急上昇していった。
「ああっ!私・・・・・・イっひゃう・・・・・・・まことくんのでイッひゃうぅぅ!!」
 快感と喜びの涙を流し、口から涎をたらしながら、言葉は淫乱な言葉を紡ぐ。
「言葉・・・・・・ことのはぁ!!」
 誠も言葉を放つ。彼も絶頂が近いのだ。
「まことくんのせーし・・・・・わたしのなかでだしてぇぇ!」
 誠の背中に言葉の両足が絡まる。
「ああ、赤ちゃんが生まれるくらいに・・・・・いっぱい出すよ」
 そう言ってさらにペースを上げる誠。
「ああああああっ!もう・・・・・・もうだめ・・・・・・・私・・・・・イッちゃぅぅぅぅぅ!!」
 言葉の体に鋭い電気が走る感覚。
そして・・・
ビクビクビクビクっ・・・・プシュッ、プシャァァァァァ!
 言葉の絶叫と共にそこから大量の潮が噴き出し、シーツに水溜りを作っていく。
 膣内の襞は、まるで搾り取るかのように誠の肉棒を締め付けた。
 その締め付けに耐え切れず、誠もまた絶頂へと導かれていく。
「うううっ・・・・・・言葉・・・・・・・ことのはぁぁぁぁ!!」
ビシュッ!ビュルビュルビュルビュルビュル・・・・・・・ゴプッ
 誠の激しい射精が始まり、膣を精子で真っ白に染めていく。
 やがて膣内では収まりきれなくなった精子が膣口からあふれ出してきた。
「あぁ・・・・・・・・・・誠君のが・・・・・こんなにいっぱぁい・・・・・」
 激しいセックスに疲れを感じていながらも、言葉は本当の意味で結ばれた事を心から喜んだ。
113名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:31:20 ID:gmRDof9i
ID764名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/11/11(日) 17:16:12 ID:Chuxk6jG
・・・・もうこれからはずっと一緒・・・・・
・・・・ご飯も、お風呂も、寝るときも、ずっと離れませんからね・・・・
・・・・私はずっとあなたのそばにいます・・・・・・・

「言葉・・・・・・元気な赤ちゃんが生まれるといいな・・・・」
「はいっ・・・・・・・」
二人は繋がったまま、体を布団で包んで眠りについていった。

「言葉・・・・・・・・いつまでも一緒にいような・・・・・・・・・・・」
「私たち、これからも・・・・・いっしょですからね・・・・・・・・・」
 眠りに付く前に夫婦は、二人の永遠の愛を誓った。

Fin
114名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:44:22 ID:IpLdk2Hm
>>82-83後日談で、充分あり得る。
115名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 00:55:11 ID:jrELXAkq
>>102-113
言葉様には幸せになってもらいたいものだ。
116名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:00:08 ID:IpLdk2Hm
>>115
誠はアレの子供だぞ。言葉は一生苦労し続ける事に成りそうな気がする。
117名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:13:45 ID:g9LaatcP
言葉なら世界全員を敵に回しても誠の味方でいてくれるはず。
誠といる事が何よりの幸せだろうから。
118名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:20:55 ID:IpLdk2Hm
・世界全員を敵にまわす
世界は恋敵だから元から敵だし、世界達全員と命を賭けた壮絶な奪い合いを想像してしまった。
・世界全員と和解して
誠の精力なら腎虚で死ぬ事は無いな。
119名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:44:06 ID:+3k0gUNu
・世界全員を敵にまわす
いったい世界の分身は何人いるの? ガクガクブルブル
120名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 08:18:27 ID:whIaC6kM
>>116
誠ってアレの子供なんだろうなぁ・・・
どっちみち言葉さんはヒドイにあいそうだ
121名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 11:37:37 ID:O8F7wvCQ
>>113
その後世界の生んだ女児と言葉の生んだ男子が以下略
122名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 20:30:09 ID:QuovR3gh
誠と言葉の子は女の子のイメージ

誠と世界の子は男が生まれそう

てか我が子への後日談が気になる

言葉は世界殺すかな? 自分も誠の子がいるのにリスク犯すか?
123名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 20:47:43 ID:FVjs+ts7
>>122
誠は生きてると勝手に補完。
124名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 21:04:08 ID:50pYvgoO
>>122
そもそも世界の居場所がわからないので、鮮血ENDやアニメ版の
ように上手くいくかは不明 その前に放心状態の世界を言葉以外の誰かが
不審に思い、警察呼んで事件発覚し逮捕かな
その場合少年院行きの上で出産だろうから、(誠死亡の場合)人殺しの母親とその子供という
十字架を一生引きずる事になる 言葉に殺されなくても、世界の人生は暗い
125名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 01:05:21 ID:qvP2+VD1
>123
経買ってきた同人誌では、言葉の必死の呼び掛けで死の淵から蘇っていたな。
まあ、意識を失った直後に通行人が発見したという方向で。
126名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 02:29:01 ID:Hctyw6FM
『はっちゃけ荘』はPONPONよる、よろずサークルです♪

■今後の予定■

★2007年12月31日(月)開催予定
『コミックマーケット73』東京ビッグサイト
 東地区"F"ブロック-53b
(東1ホール)

販売予定同人誌

新刊・スクールデイズ本
『After Days−TV Side−(仮)』
その他既刊誌

※無事に参加決定です


■同人誌委託情報■
2007年夏コミ新刊『AfterDays』のイベント搬入分は無事に完売しました!
尚、書店取り扱い第三版分を『とらのあな』『メッセサンオー』にて現在販売中です。

127名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 03:16:34 ID:G8Igvpck
4人END
世界「誠、言葉、さっき刹那と会ったのだけど…(ヒクヒク…)」
刹那「お久しぶりです言葉さん、誠の妻の刹那です。」
言葉「…どう言う事かな…誠……」
誠「いや、それは…」
128名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 07:23:52 ID:NQeZo1UV
>>127
せっちゃんの一人勝ちに見えるんだがww
129名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 08:38:44 ID:nK3BOHdb
>>127

世界「刹那は私の親友なんだから堕ろしてくれるよね!」
言葉「そうですよ清浦さん。自立してない学生が出産なんて良くないです!」
刹那「ふっ」
誠 「あわわわ・・・」
光 「こんちわーっす!あら?刹那じゃない久しぶり〜」
世界「ねえ光、聞いてよ!刹那ったら誠の子d」
光 「あ、伊藤、私産むから。赤ちゃんの名前考えといてね〜ん♪」
世界「えっ?・・・なんで・・・光が?」
光 「おほほほほほ、西園寺さ〜ん、あなたちょっとニブイんじゃありませんこと〜w」
世界「・・・・・・そんなぁ・・・誠ぉ・・・」
乙女「あれ?伊藤、何かあったの?大勢人集めて」
誠 「あ、加藤・・・それが、その・・・」
乙女「まあ、いいや。ここで重大発表がありまーす。なんと私、伊藤の赤ちゃんが出来ましたぁ♪」
誠 「ブーーーーーーーーッ!!」
世界「えっ?えっ?何これ?何なのよ〜誠ぉぉぉ。・・・か、桂さ〜ん」
言葉「・・・・・・ごめんなさい西園寺さん。後で話そうと思ってたんですけど、実は私も・・・」
世界「えええええええええ!!」
光 「ってことは世界だけじゃんw 誠の赤ちゃんいないのw」
言葉「そうですね。そういうことになりますね」
刹那「世界脱落」
乙女「ああ、そうなんだ。で、どうすんの伊藤?」
誠 「いや、その・・・急にそんなこと言われても・・・俺、どうしたら良いか・・・」
言葉「お金のことなら心配ないですよ誠くん。私が何とかしますから」
光 「さっすがぁ!お金持ち〜」
刹那「持つべきものは友」
乙女「桂、あんた頼りになるねぇ」
言葉「あ、言っておきますけど、私が誠くんの一番ですから!」
光 「うん、お金出してくれるなら私は別に良いよ〜」
刹那「む、仕方がない」
乙女「まあ、始めからそれは知ってたし、こうなるとしょうがないね」
言葉「解って貰えて嬉しいです。じゃあ皆さん、誠くん、あっちで今後の事を話し合いましょうか」
誠 「・・・・・・はい言葉様、よろしくお願い致します」
光 「ねえねえ、どっかにデッカイ家買ってさぁ、皆で一緒に住もうよ〜」
刹那「それいい」
乙女「いいねえ楽しそう」
言葉「素敵ですね。」
一同「あははははっははははっ」

世界「・・・・・・あ・・・じ、実は私もぉ誠の赤ちゃんが出来たみた〜い」
刹那「嘘はよくない」
世界「うわああああああああああああああん」
130名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 08:44:30 ID:cvwkXRvu
>>129
そんな空気なら、世界もあとで好きなだけ子種が貰えそうだな
131名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 10:23:20 ID:QUaeIByY
>>129
誠テラハーレムw
132名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 15:51:22 ID:EpPRT58Z
>>129

止から大量にもらえばいいじゃないか世界は
133名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 17:13:52 ID:/lfQWZJM
「さよなら世界」の直後は世界いない、泰介は言葉と付き合ってる設定
だがそこからゲーム作るとメインヒロインは刹那、光、乙女か。
ルートしだいで言葉と復縁、世界が帰ってくると。
134名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 18:57:57 ID:pJiKdMs9
世界的思考

お金を借りたとき
刹那「世界、一昨日貸した5万円なんだけど?」
世界「何のこと?」

お金を貸したとき
世界「刹那!!!先週貸した300円返して!!!!」
刹那「・・・わかった・・・・」
135名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 19:26:27 ID:ENlUMVOP
>>129
なぜかマイキーが浮かんだw
136名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 20:36:22 ID:5kTxdUV9
榊野学園男子生徒刺殺・死体損壊事件

被害者  伊藤 誠(報道では少年Aと表記)

事件概要  12月24日午後X時頃、被害者宅1階居間で仰向けになった
      状態かつ頭部が欠損した被害者を、勤務先から帰宅した被害者の母親が
      発見し、警察に通報された。
      現場検証及び司法解剖の結果、死因は包丁等刃物による複数の刺傷による出血性
      ショック死によるものと推定。被害者宅で所有されていた包丁が1本紛失しており、
      それによって刺殺された可能性が高い。遺体の周囲及び手に、加害者のものと思われる
      毛髪や衣類等の繊維が付着しており、床や玄関付近の廊下に、同じく加害者と
      思われる足跡が発見された。

      死亡推定時刻は午後X時XX分頃。そして被害者の死亡からX時間以内に、
      被害者の頭部が切断されたものと思われる。遺体の傷口の状況から、鋸状の刃物で
      切断されたものと推定。被害者宅で所有されていた工具用鋸が紛失しており、
      被害者はそれによって頭部を切断された可能性が高い。
      ただし、頭部切断に関しては先の加害者による犯行ではなく、後述する
      別の人間による犯行の可能性が高い。先の加害者とは別と思われる
      足跡・繊維が発見されている。
137136:2007/11/13(火) 21:17:01 ID:5kTxdUV9
(続き)  被害者刺殺の被疑者は同学園かつクラスに在籍していた西園寺世界。
      (報道では少女Aと表記)彼女による単独犯行と断定。
      関係者の証言及び、被害者及び加害者のメール内容から、男女間のトラブルによる縺れの末、
      被害者宅を訪れた彼女が、彼を殺害したものと断定。
      彼との関係で妊娠していたとの証言もあるが、後述する事件概要から
      矛盾する点があり、引き続き調査予定である。

      なお、被疑者は事件翌日の昼頃、同学園屋上で、頚部裂傷及び下腹部を裂傷された
      状態で発見され、既に死亡していた。付近に血痕の付着した包丁が落ちていたが、
      死因はその刃物によるものではなく、鋸状の刃物による裂傷で頚動脈破損をおこし、
      大量の失血によるショック死と推定される。
      また、被疑者の首付近には、死亡した伊藤誠と同じ血液型の血液が付着しており、
      彼の頭部切断時に付着した血液と同種類のものである可能性がある。
138名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 21:37:02 ID:G8Igvpck
テレビを見る刹那
刹那「お義父さんの時と同じ、デスノートに狂い無し。」
リューク「ずいぶん思い切ったな刹那。」
刹那「誠の子供を産むのは私だけで充分。」
リューク「人間って、やっぱオモシロ。」
139136:2007/11/13(火) 21:47:36 ID:5kTxdUV9
屋上で争った痕跡が幾つかある事と、死亡した被疑者(西園寺)の
  メール受信記録から、事件後行方不明となっている桂言葉(報道では
  少女Bと表記)が、被害者(伊藤)の名前を騙り、彼女を屋上に呼び出して
  殺害した可能性があり、捜査が進められている。
  また、彼女(桂)が被害者の頭部を切断し、何らかの理由で持ち去った
  疑いも出ており、同じく慎重に捜査が進められている。
140名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:18:38 ID:vo6moBBe
警察、死因や殺害状況はわかるだろうが、
真相や全容わかるかな〜
世界寄りで言葉嫌いの学校連中のせいで
「言葉が狂って二人を追い詰め死なせた」
とか歪曲した結論になりそう。心ちゃんや
真奈美さん、踊子さん、誠母が哀れすぎる。
特に普通に家帰ったら息子の首なしメッタ刺し
死体を見る事になる母ちゃん…
141名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 22:57:28 ID:3DDpCVeN
甘露寺「全国制覇だ!!」
乙女「大人になれよ……七海」
澤永「桂さん〜〜♪♪ 見ててくれました?!」
言葉「誠君(*^_^*)」
142名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 02:35:53 ID:RDRMF4Qq
くそみそEND

誠父「まさか、俺が実の息子にくそみそに犯られてしまうなんて…」
誠「いたるに手を出したらこの事をばらす。」
誠父「いたるは生理を待ってからの積りだったが…分かった。お前以外とはもう性交しない。」
誠「これに懲りた…あのお父さん、お前以外とって?」
誠父「ああ、まさか実の息子に愛を教えられる事になるとは思っても見なかった。」
誠「一体何を・・・」
誠父「さあ、俺をまた!くそみそに犯ってくれ!!」

止<いたる>「お兄ちゃん、あんな人だけど別れないの桂さん。」
言葉「あれなら、私以外で寄って来る娘は居ないわ。」
止<いたる>「あーあー、お兄ちゃんの一人占めは出来ないか…。」
言葉「私も止ちゃんと一緒で誠が両刀でも構わないわ。」
物陰の世界(くっ、手強い!流石は私の御敵ね。)
143名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 01:00:55 ID:PWXaFY03
m(ry「……」
t(ry「……」
m(ry「言葉がいつまで経ってもヤらせてくれないから…」
t(ry「俺は……ただ二人を傷つけたくなかったんだ」

侵略者と皇帝はまるでベクトルが逆なのに何故か被ってみえないか?
144名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 23:55:35 ID:vlob+r3E
>>142
世界の怨敵……某ヘソ出し大導師を思い出した俺は言葉様の鞄に入ってくる
145名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:01:51 ID:3QxLgKgG
>>144
そいつはひょっとしてグリリバ声の赤い機神に乗るロリコンかい?
146名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:03:44 ID:th9qmJ1o
>>144
そいつはひょっとして自分とょぅι゛ょだけが記憶を保持したまま何万回と世界をやり直してるロリコンかい?
147名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 01:00:22 ID:uoEZzNhj
セフレだから。

光「刹那ちゃん、久しぶり。」
世界「光が何で、当たり前の様に出迎えるのよ。」
光「ところで刹那ちゃんは何でこっちに?」
刹那「妻だから、ここに黒田さんがいるのは?」
光「セフレだから。」
その一言で某地下闘技場の様に歪む空間。
148名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 12:25:11 ID:5lNcWRek
学校にて
光 「あんたは世界の恋人なんだからそばにいなきゃだめでしょう」
世界「光ー、そこまでしなくても。」
誠 「いちいちつっかかるなよ….」
七海「光あんた本当に伊藤のこと嫌いだねー。」
刹那「うん、すこしいいすぎ。」
光 「世界とあんたが付き合うなんて私認めないんだからね。」

その後家にて
光 「誠ー、今日も来たよー、あっケーキの差し入れもってきた。」
誠 「じゃあ飲み物もってくるよ、母さんいないから二人分。」
光 「ねえ…誠まずはしてから食べよ?ね?」
誠 「あのなあ…まあ食後の運動は体に悪いか、じゃいこうか。」
光 「うん…。」

その後
光 「うん、エッチのあとのケーキはおいしいね。」
誠 「ほい飲み物。」
光 「ありがと。」
誠 「しかし気付かれないもんだな。朝もほとんど俺の家から登校してるのに。」
光 「出るときは時間ずらしてるし、学校では演技してるからねえ。」
誠 「うーん、正直そこまで策士とはおもわなかったよ。」
光 「おほほ。まあゆういつの気がかりは澤永と桂さんだけどね。」
誠 「ああ、関係もったこと知ってるからなあ。大丈夫とは思うけど」
光 「世界に気付かれなきゃOK、OK.]
誠 「母さんは世界じゃなくて光を恋人と思ってるんだが。」
光 「あはは。気にしない、気にしない」
149名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 12:50:21 ID:PJxLNaAy
世界「桂さん、好きな男子がいるらしいよ」
誠「もういいよorz」
世界「元気だしなよ〜ねっ私がかわりに付き合ってあげようか?」
誠「世界いいやつだな
俺を元気付けるためにそういう冗談いってくれなくていいよ」
世界「いや・・・冗談じゃ・・・」
誠「ホントいいって」

end
150名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 20:09:14 ID:IYXHdiTi
光純愛ルートとかあればいいのにな・・・
151名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 20:12:51 ID:B0yfMzKJ
世界「あたしが桂さんとの仲取り持ってあげるよ〜」
誠「いや、見つめるだけで満たされてるから・・・」
世界「・・・・そう・・・(キモい・・・)」

END
152名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 20:56:37 ID:7B6ujDOX
光ルートの後にさよなら世界があれば光がめでたく恋人にくりあがる。
153名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:28:06 ID:jHPRkKtj
>>151
いいな
154名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 01:39:26 ID:RO03lFRd
ツッコミ世界

言葉「恋人です。」
刹那「妻です。」
光「セフレです。」
いたる「妹です。お兄ちゃんと深い仲です(赤面)。」
乙女「愛人です。」
誠母「母です。でも夜は妻です(ポッ)。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
世界「大活躍ね・・・誠。」
誠「あわわわわ・・・(世界はツッコミ役だな)。」

誠父(育ったな我が子よ…)
155名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 09:25:06 ID:qtwANOzv
…息子の女は俺のものも。俺の女も俺のもの。もちろん、俺の娘も俺の女。

止はそんな男。
156名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 11:09:04 ID:wbaoOO+D
光ルート→さよなら世界

七海「転校しちゃったね世界…。さびしくなるなあ。」
刹那「伊藤も心なしか寂しそう…。」
光 「誠ー、いっしょに帰ろう。」
誠 「ああ、光今日は、うちによってくか?」
光 「もちろん。泊まるつもりだから着替えもってくね。」
七海「なっっ、どどどどういうこと?お姉さんに説明してくれるかなあ?」
刹那「信じられない…。」
光 「世界が転校したのではれて恋人に繰り上がりましたってかんじ?」
誠 「はやくいこうぜ?」
光 「うん…。」
泰介「どうしたんだ?甘露寺、清浦ポカーンとした顔して。」
七海「もうなにがなんだがさっぱりよ。仲悪いんじゃなかったの?あの二人。」
泰介「それは仮の姿って誠から聞いたんだけど。俺も不思議だったんだが。」
刹那「恥ずかしい思いしてまで写メールとった私って一体…。」
泰介「まあクラス全員だましきった黒田の勝ちってことだな、これは…。」
二人「「納得いかない。」」

誠 「世界転校しちゃったなあ…。寂しくなるな。」
光 「私が世界を忘れさせてあげる、私から澤永を忘れさせてくれたように…。」
誠 「じゃあその、光…。」
光 「ひゃあ、も、もうこの性欲魔人があ…。あんっ。」

世界「誠、手紙書いてくれるかなあ…。大丈夫だよね…。」

光HAPPYEND
157名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 13:54:13 ID:d3XV61Z2
後日談
光「あ、起きた?
今世界から手紙きてたから返事書いてたとこ。
『俺もあえなくて寂しいよ』って。」
誠「勝手に書くなよ」
光「あんたがとったってどうせ捨てるんでしょ。悪いと思わないの?」
誠「それはそうだけど
めっちゃ良心痛むんですけど」
光「気にしない気にしない」
158名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:32:38 ID:sv4V2mqk
「わぁ〜。カップルが一杯ですね〜」
「そうだな・・・」
店の中はカップルばかり。
まあ通常でもここはカップルが多いのだが今日は席の殆どがカップルだ。
「ん?何か新メニューか?」
通常のメニューに紙が1枚挟まっていた。
「何々・・・『X'mas限定セット』だって。しかもカップル限定か・・・言葉どうす・・・」
俺が言葉を見た瞬間言葉が止まってしまった。
物凄く欲しいおもちゃがある子供のような顔をしていたからだ。

「・・・これで良いんだな」
「はいっ!」
満面の笑みで答える言葉。やっぱりこれにしたかったのか。
「すいませ〜ん・・・・」
159名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:35:37 ID:sv4V2mqk
「お待たせしました〜。X'mas限定セットになりま〜す」
基本的には何時ものメニューがいくつかセットになってるだけの物だった。
しかし全部が2人前である。
つまりスパゲティが1人前が2皿では無く、1皿に2人前分乗ってきてるのだ。
「よし、食うか」
「はい、誠君」
言葉がスパゲティをフォークに取って俺の口元に持ってくる。
「はいって・・・」
「アーンしてください」
・・・これが狙いだったのか。まんまとはまってしまった。
「そんなの出来るわけないだろう・・・」
「え・・・周りの人たちはしてますよ」
良く見回してみると・・・確かに食べさせあってる
「・・・・」
「はい、誠君」
しょうがなく言葉に差し出されたスパゲティを頬張る。
「どうですか?」
「恥ずかしい」
「そうですか。じゃあ今度は私に食べさせてください」
ニコニコしながら言う言葉。そんな顔されたらしてやるしかないじゃないか・・・
「ほら・・・」
「ダメです!『アーン』って言ってください!」
何で怒られなきゃならないんだ?
「あ・・・アーン」
パクッ
「ハムハム・・・おいひいれふ」
「口の中に物が入ってるときは喋らない」
「はい」
この後も言葉の懇願に屈した俺は食べさせあいを続ける事となった。
160名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:36:24 ID:sv4V2mqk
「今日は恥ずかしい1日だった・・・」
一通り遊び終えた俺達はヒルズに居た。
「そうですか?楽しかったですよ?」
「まあ言葉が楽しかったんならそれで良いけどさ・・・」 
「はい、誠君」
言葉が俺の目の前に包装された袋を差し出した。
「クリスマスプレゼント?」
「はい。開けてみてください」
ニコニコしながら言う言葉。
早速開けてみる。
「マフラーか・・・」
「手編みなんですよ?」
良く見てみると言葉が何時もしているマフラーと色が似ている。
「この色は?」
「わたしのマフラーと一緒です。これでペアルックですね」
ペアルックね・・・
161名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:37:11 ID:sv4V2mqk
「そういえば誠君。私にクリスマスプレゼントは無いんですか?」
ポケットから小さな箱を出す。
「開けても良いですか?」
「ああ、良いよ」
箱の中身は雪の結晶をかたどったネックレスだった。
「・・・これだったんだ」
「?どういう意味?」
言葉の発言に疑問をもった俺は言葉に尋ねてみた。
「西音寺さんが前の休日に誠君が貴金属店に入っていくのを見たって言ってたんです。
 私のプレゼントだったら良いなぁ・・って思ってたんですけど・・・」
「その予想はドンピシャだったってわけか」
「これからはデートの時は必ずつけますね」
「そうしてくれると助かる。高かったんだぞ?」
「ははは」
162名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:38:16 ID:sv4V2mqk
言葉がツリーの前に行く。
「誠君、ここであった事覚えてます?」
「何だっけ?」
「もう!ひどいです!」
言葉がぷいっとそっぽを向いてしまった。やれやれ・・・
「ちょうど一年前だよね?」
「そうですね・・・」
そう・・・ここは誠が言葉を一生守っていこうと決心した場所・・・
そして言葉が元に戻り奇跡が起こった場所・・・
「今日は同情なしでキスしてくれますか?」
「バカ・・・あの時も同情でキスしたつもりは無いよ・・・」
「そうですか・・・嬉しいです」
言葉を引き寄せて顔を上げさせる。
言葉が目を瞑る。
「んっ・・・」
クリスマスツリーのライトが恋人達を照らす。
まるでその2人を祝福するかのように・・・
163名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 17:45:27 ID:xkRz7d0T
>>93->>96
が単純だけど結構すき
というかAA付きってのもいいね
164名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 19:09:02 ID:w9Eknqz1
誠「生きるもの全てに性欲をもてあます」
165名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:18:20 ID:ONqmcWFa
言葉よりサブに過ぎない刹那、光の方が好きな俺。

刹那≧光>>言葉>>>乙女>>>>>>世界
166名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 09:00:44 ID:T0JRN2DG
>>165
刹那メインじゃん。なに言ってんの?
167名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 12:51:26 ID:6qVg5h7M
世界「うわーん、光に寝取られたあー。桂さん助けてぇ。」
言葉「私が西園寺さんを助ける理由なんてありませんよ。」
世界「え、なんでよ?」
言葉「最初に私から誠君取ったのはあなたですから。」
世界「取ってなんかいない。誠は私を選んでくれたんだもん。」
言葉「うるさい人ですね。いさぎよく私のように身を引いたらどうです?
   往生際の悪い。澤永さん達が待ってますんでもう行きますね?」
世界「桂さん私の友達じゃなかったの?ひどいよ…。」

光 「あの…、世界どうだった?」
言葉「大丈夫ですよ。くぎを刺しておきましたから。」
光 「ありがとう…。桂さんいい人だね。それにしても誠と澤永遅い!」
言葉「もう1時間過ぎてますよ。せっかくプールのチケットが4枚
   手に入ったから4人で行こうと思ったのに…あっ来ました。」
二人「悪い、寝坊した。」
光 「遅いつーの。誠いっぺん起こしたでしょ、どうして遅れるのよ。」
誠 「すまん、二度寝してしまった。」
光 「まったくもう…。」
泰介「なあ、向こうで西園寺が泣いてたんだがなんかあったのか?」
言葉「さあ?眼にゴミでもはいったんじゃないですか?」
泰介「そうか?じゃあいこうかダブルデートに。」
168名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 23:43:02 ID:lIaCwauP
そういや種死のシンと言葉を
同じ部屋に閉じ込めてみた
っていうスレがあったな

言葉が優しくされてて
予想外にいいスレだった。
169名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 00:02:21 ID:tyq8+lnL
いいスレで俺の常駐なんだけど謎の荒らしの大攻勢に狙われて……。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 
170名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 11:42:48 ID:W4tPLm2i
言葉から世界が誠を寝取るのは腹立つが、世界から光が誠を寝取るのはまったく腹
たたんのはなぜだろう?同じ寝取りなのに…。
171名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 11:51:38 ID:RzwIFLbE
ああ夏休み

乙女「合宿のおみやげ・・・伊藤喜んでくれるかなぁ・・・」
可憐「オネエ〜、それただの温泉饅頭じゃん。もっと気の利いた物なかったの?」
乙女「う、うるさいわねえ。こういうのは気持ちの問題なの!」
可憐「う〜ん・・・まあ、オネエらしいよね・・・」
一葉「あっ!先輩発見しました〜」
二葉「先輩だ〜」
乙女「伊藤・・・」
可憐「あ、あれっ? 何か先輩が女の子連れてるような・・・」
乙女「!!」
可憐「えっ?ちょっとオネエったら何隠れてんのよ? ちょwwwあああ、先輩こっち来たー!」
誠 「よう、おまえら揃って何してんだ?」
可憐「こ、こんちわ〜。って、せせせ先輩っ!その一緒にいる人って、ひょっとして先輩の彼女さんですか!?」
誠 「ぬふふ〜ん。実はそうなんだ。ついに俺にも彼女が出来たんだ〜♪」デレデレ
可憐「(ノ∀`) アチャー」
言葉「誠くん?皆さんお知り合いなんですか?」
誠 「うん。中学の後輩たち」
言葉「そうなんですか。始めまして、誠くんの彼女の桂言葉です。よろしくお願いしますね」
一葉「よ、よろしく」(うわ〜。すごい綺麗な人だ〜)
二葉「よろしく〜」(清楚なお嬢様タイプ、おまけに凄い胸。こりゃ先輩イチコロだわ・・・)
可憐「ど、どうも〜」(ちょ、これ何なのよ!? うちのオネエじゃ勝ち目無いよ><)
誠 「言葉も皆と仲良くしてやってくれよな」
言葉「はい誠くん」
誠 「じゃ、俺たちこれからデートだから、みんなまた今度な」
言葉「失礼しますね」


可憐「・・・オネエ!オネエったら!気を確かに!なに温泉饅頭一人でやけ食いしてんのよー!」
乙女「嘘よ・・・モグモグ、なんで桂が・・・ムシャムシャ・・・」
一葉「ショックですよね〜乙女先輩・・・」
二葉「まあ、私らは乙女先輩がいる限り伊藤先輩と付き合えるとは思ってなかったから別にいいけど・・・」
乙女「ちっくしょおおおおおおおおおおお!!」
可憐「うわあ!オネエが壊れたあ!!」
172名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 13:22:32 ID:lwxSIoxk
乙女「う・ふふふ…寝取ってやる…あの乳女から伊藤を寝取ってやる。」
一葉(口の周りの餡子ぐらい拭こうよ乙女先輩。それとゲップは減点だよ。)
二葉(乙女先輩じゃ寝取るのは無理だよ。)
可憐(オネエと桂さんの修羅場を見せて漁夫の利ってのも有りだよね…。)
173名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 20:47:25 ID:qPksq4xk
心「お姉ちゃん。私の彼氏紹介するね。」
誠「伊藤誠です。」
言葉「ま・誠君????」
誠「やあ言葉。」
言葉「どういう事ですか?誠君!!!」
誠「ごめん。ついふらふらと・・・」
心「私達もう離れられないの。誠君ってとってもすごいんだあ。」
言葉「まさか誠君心を??」
誠「ごめん。ついふらふらと・・・」
言葉「うーん」
心「あーあお姉ちゃん倒れちゃった。
  私の部屋に行こ。
  この前の続きしよっ。」
誠「でも言葉が」
心「いいからいいから」
174名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 23:29:45 ID:RX8MCr/7
そのあと、桂姉妹の修羅場展開になるのか・・w
175名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 01:10:35 ID:h8uY3BNa
>171-172
乙女と後輩・妹との掛け合いが傑作!!大いに笑いました。
176名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 01:41:35 ID:FpXMto0o
>>173
いたる「二人ともおそーい、待ちくたびれちゃったよ。」
誠「悪い、悪い。」
心「止ちゃん、今夜は大丈夫?」
いたる「父さんは瞬さんのところに行って今夜は帰って来ないから大丈夫。」
誠「何で男なんだ。」
いたる「私を守る為にカミングアウトさせた原因が言う(赤面)?」
177名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 10:18:28 ID:XTZsxSJL
魁!!女塾

誠 「貴様らの相手など俺一人で充分よ」
光 「な、なんだとー!や、野郎、私達を一人で相手にする気だぞーっ!」
乙女「ち、ちくしょう!完全になめていやがるーっ! ふざけやがって、ぶちのめしてやるーっ!!」
世界「フフッ 相変わらず進歩の無い人達だキミ達は」
光 「な? さ、西園寺世界ーーっ!!」
刹那「用心してね世界。奴の力はまだ何も解ってない。たった一人で私達の相手すると言ってるのも只のハッタリとは思えない」
世界「ふっふっふ。ヘルス・マジシャン(地獄の寝盗り魔)と呼ばれたこの私。久しぶりの闘いに胸がときめきます」
七海「西園寺世界、奇妙な女よ・・・だが奴を甘く見ると命がいくつあっても足りはせん」

世界「私の名は西園寺世界。隣の席になったので以後お見知りおきを」
誠 「伊藤誠だ。ってテメエ何いきなり携帯覗いてんだ?」
世界「これぞ本場ヨーロッパ盗視術。 貴様は私に弱点を握られた」
誠 「ふふっ、気持ち悪い女だぜ。末期の学食は俺のおごりだ」
178名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 11:03:51 ID:FpXMto0o
梁皇は誠父!?
179名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 11:39:52 ID:FpXMto0o
無限回死ねるRPG「伊藤誠の大冒険」
我等の変態外道の伊藤誠は死んだ言葉に誘われ永遠の世界に連行された。
誠の父親も少し前に永遠の世界に招待されたが、二度目となり勝手を知ってい
る永遠の世界で大活躍、結果お痛が過ぎ存在を完全に抹消されていた。
永遠の世界で終わらない日々を送る誠はある日、妹一筋の純情外道の鬼畜野郎、
折原浩平から”鎮魂歌の迷宮”の話を聞く。
誠は永遠の世界から抜け出す為、かつて父が挑んだ鎮魂歌の迷宮に挑戦するの
だった。果たして誠は父のようにバイツァーダストのディスクを手に入れ現実
世界でやり直す事は出来るか。
180名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 15:14:31 ID:9FZN6xAM

181名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 17:58:47 ID:b82PWWK6
俺はレイパーでプレイしてみたいなあ
182名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 18:56:30 ID:M2Co5h0O
レイパーはルートによって変わるからなあ。
言葉レイプのときのレイパーと三つ巴ルートのレイパーはまるで別人。
183名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 00:37:13 ID:tu1djPLT
レイパーの末路はスクールデイズらしく
言葉に近くに落ちていた木の枝で喉を貫かれ死亡(未遂)。
抵抗する言葉に片目を奪われ逆上、絞め殺した後、正気に戻り何処かで転落死。
言葉投身後、犯罪がばれ逮捕、出所後に光の生首と対面、心に鋸引の刑を受ける。

ぐらいの因果応報な末路を辿って欲しい。
184名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 02:09:41 ID:aezXuSRU
誠家

言葉「びゃあ゛ぁ゛」
誠「言葉は左の乳首が敏感なんだなぁ・・・」
言葉「そんなっ・・・恥ずかしいです・・・誠君の右手が上手だから・・・」
誠「俺、こういう事するの初めてだから・・・言葉は?」
言葉「私も・・・初めてです・・・」
誠「初めてだから上手くいかないかもしれないけど我慢してくれよ」
言葉「はい・・・」

がしゃん!!(ベランダの戸が割れた音)

世界「酷いよ誠!!嘘ばっかりついて!!何がはじめてよ?私とたくさんしたじゃない!!それに刹那や光とだって・・・私知ってるんだから・・・」

言葉「えっ!?誠君?」
誠「ご、誤解だ言葉・・・」
世界「どうしてこんな酷いことするの?その右手が悪いの?自分だけ幸せになろうだなんて許せない・・・(包丁を取り出す)」
誠「世界よせって・・・冗談だろ?」


誠母「ただいま・・・今日のご飯はすき焼きよ!!」

ザクッ!!


誠母&言葉「き ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ」


半年後
俺は右腕を失ってしまった・・・
腕を失ってしまっても、頭さえ無事なら再生することが出来るのはアニメの話・・・現在の科学力をもってしても再生する事は不可能だ・・・

世界は警察に連行され、今まさに刑事裁判の真っ最中だ・・・2年は外の世界を拝むことが出来ないだろう・・・
言葉は事件後、親の都合で北の方へ引っ越すことになってしまった・・・
加藤も清浦も黒田も澤永も事件後まったく俺とかかわろうとしなかった・・・それどころかクラス全員が俺を避けているのがわかる・・・
俺は耐えられなくなって学校をやめた・・・


これで俺は完全に一人になってしまった、これからの人生は精神的にも肉体的にも不自由な辛い人生を歩んでいくんだろうな・・・
もうたくさんだ!!母さんも止も義手もいらない!!パーツは五体揃わないと勝利が確定しないんだ!!
憤怒の炎に燃えながら、ただひたすら左手でマスターベーションするしかなかった・・・



最終話「左手が恋人」
          

                                                                            end
    






ピンポンパンポーン♪
千歳発羽田行きの便にご搭乗のお客様はこちらへお並びください!!

「待 っ て て く だ さ い」
「私 が 誠 君 の 右 腕 に な り ま す 」
185名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 10:27:19 ID:yzNOtAPH
言葉「最近、誠くんが私に冷たい気がする・・・もう私のこと嫌いになっちゃったのかな?・・・うぅ」
心 「お姉ちゃん、それは違うよ!激甘だよ!」
言葉「こ、心っ それどういう事!?」
心 「あのね、卯月ちゃんが言ってたんだけど、そういうプレイがあるんだって。放置プレイって言うんだよ」
言葉「放置・・・プレイ?」
心 「うん。わざと恋人を放置しておいて焦らして気分を盛り上げるんだーって言ってたよ」
言葉「そう・・・なのかな?」
心 「きっとそうだよ!だから放置されても我慢して耐えなきゃ駄目なんだよ」
言葉「・・・うん。お姉ちゃん頑張る!」

言葉「こ、心ぉ〜 お姉ちゃん誠くんともう2ヶ月も口きいてないよぉ〜」
心 「さすが誠くん、すっごい放置プレイだね!」
言葉「・・・ねえ、これって本当に放置プレイなのかなあ?なんか違うんじゃないのかなぁ・・・」
心 「そんな事ないよ!きっと誠くんすごく(;´Д`)ハァハァしてるよ!」
言葉「本当に?・・・お姉ちゃんもっと頑張らなきゃ駄目なのかな?」
心 「そうだよ!お姉ちゃんファイト!」

言葉「・・・ねえ心・・・お姉ちゃん誠くんともう半年くらい・・・」
心 「え? 誠くんて誰だっけ?」
言葉「うわああああああああああああああん」
186名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 10:27:51 ID:/cVkLlno
…どん底だと思ったら、上げ底でしたか。
乙!
187名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 11:09:37 ID:wCsebGC5
>>185
マジカルハート心ちゃんの魔法にかかってしまったわけですね。
188名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 12:30:47 ID:z1cNaPuw
>>185
誠「心ちゃんハアハア」
189名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:15:12 ID:sbmnPGOd
>>184
グッジョブ!
誠に愛されて言葉が幸せそうなのがほほえましいw
言葉可愛すぎる(;´Д`)ハァハァ

オチも笑える。
またよろしく。
190名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 22:55:57 ID:aT+FXLq2
言葉「誠君、学祭誘いましたか?」
世界「ううん、探してるけどどこにもいないのよ。」
言葉「お互い淋しいですね。もしよろしければおばけやしきのここで。」
世界「えーまあ、それもいいかな…。女同士の方がわかりやすいかもだし。」

バスケ部員「上映会開始ー!!」
甘露寺  「げっ世界なにやってんの?」
乙女   「うわっレズだレズだ、あははは。」

 END
191名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 02:13:56 ID:Ewg3C7Ua
その頃
誠「結局、俺は世界が桂さんに近付く為のダシにされたわけか…。」
一葉「元気だしなよ伊藤先輩。」
誠「二人ともありがとう。」
二葉「愚痴を聞いてあげる事しか出来ないけど、今夜ウチにどうですか?」
誠「…本当に…すまない。」
一葉&二葉「辛い時ぐらい、誰かに甘えないと潰れちゃいますから気にしないで下さい。」
誠「お世話になる…(グス)。」
一葉&二葉(計算通り!)
192名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 08:12:18 ID:aQ3qcOPw
>>190
あれ? なんかこれでいいような気がするw
193名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 11:07:31 ID:xomF6rKq
光「今日のノルマはこれだけね。」
誠「24歳のOLに16歳の隣の高校の生徒に・・・げっ最後は40台のバアさんじゃん」
光「やかましい!!!その最後のが一番ギャラがいいんだからね。」
誠「いくらなんでもこれは。」
光「あんたみたいなヘタレが他の方法で赤ちゃんの養育費稼げると思ってんの?」
誠「でも・・・」
光「あたしが世界みたいな焼餅焼きじゃないからあんた他の女と堂々とSEX出来るんだよ。」
誠「わかってるけど」
光「だったらとっとと寝てこい!!!」
誠「トホホ」
End
194名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 13:15:53 ID:09Uka9xO
乙女「誠今日も一緒に帰ろうねー。」
誠 「ああでもなんでこの3人娘がいつもいっしょなんだ?」
乙女「気にしない気にしない。」
言葉「誠君…一緒に…。」
来実「桂はむこういってなよー。引っぱたくよ?」
世界「誠、今日ピュワバーガに寄らな…。」
みなみ「はいはい、また今度ねー。いつかわからないけどね…あはは。」
光 「泰介がいっしょに遊びたいんだって…私は二人がいいのに…ぶつぶつ。」
夏美「じゃ二人でいけや。彼氏持ちがうっとうしい。」
刹那「伊藤、日直…。」
三人「一人でやんな。伊藤は忙しいんだよ。ちんちくりんが。」
乙女「今日も平和だねー。誠の家寄ってっていい?」
誠 「家によるのはいいが、平和か?あれ?」
乙女「大丈夫だよ、3人とも私のためをおもってしてくれるんだし。」
誠 「なんか最近、言葉、世界、清浦、黒田から憎まれてる気がする…。」
乙女「誠は私だけ見てればいいの。」
誠 「そ、そうか?」

泰介「ひい、4人からものすごいまがまがしいオーラが。」
言葉「のこぎりがいいでしょうかねえ?」
世界「いやいや包丁が…。」
刹那「心の傷に触れた…。」
光 「あの3人うざい…。」

三人「まったく世話が焼けるねえ。あのバカップルは。」

 END
195名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 14:51:08 ID:7ji05yLU
TV版ENDの変則
世界「誠、赤ちゃん出来ちゃった・・・。」
誠「世界、お前の生理周期からそれは無いだろ。」
世界「なんで、誠が私の生理周期を知っているの!」
誠「生でやりたかったし、子供が出来たら大変だから、やる日は生理周期を計算済みだ。」
世界「うわぁぁぁぁぁん。」
誠「落ち着け、世界〜ぃ、柳葉包丁は危険だ!!」
別の場所で
刹那「・・・誠の妻です(母子手帳を差し出す)。」
誠母「やるわね♪清浦さん。」
196名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 16:30:45 ID:du9MhtVM
誠 「世界と泰介が付き合うことになるなんてうーん。」
刹那「こういうこともある。(私にとっては好都合)」
光 「もう、なんでこうなるのよ。」
誠 「黒田、荒れすぎだぞ、どうしたんだ?」
刹那「光は澤永のことが好きだったから…。」
誠 「なるほど、そりゃ大変だ。」
光 「刹那、いわなくていい。伊藤が世界とつきあってればこんなことには…。」
刹那「現実を見たほうがいい、世界は澤永と付き合ってるから…伊藤じゃなく。」
光 「へこむなあ…。のろけられるの見たくないからしばらく距離おこうかな。」
誠 「黒田は世界の友達でもあるからな。世界の近くにいるときついかも。」
刹那「私も立場上、光の応援とかそういうのはしにくいし…。」
誠 「ふう、3人で辛気臭い話してもしょうがないな、帰ろう。」
刹那「ピュワパーガーに寄ろう。」
光 「ああそれいいかも。伊藤のおごりで。」
誠 「おいなんで俺が?」
刹那「学祭のときの貸し。」
誠 「ぐうっ、わかったよ。」
刹那「その後伊藤の家に行く。」
光 「駄目だって、伊藤なんかの家に行ったら危ないって。」
刹那「光は私のボディガードってことで…。」
光 「うーん、まあそれならしっかり伊藤を監視すればいいし…。」
誠 「俺の意見無視かよ。」

後日談
刹那「妻です。」
光 「この子は私と誠の子供です。」
世界「私やっぱり誠のことが…。」
二人「駄目。」
世界「そんなあ、ひどいよう。」

最終話「二人の恋人」END
197名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:53:32 ID:7ji05yLU
「二人の恋人」ENDのおまけ
言葉「妻です。」
つ母子手帳
刹那「…誠。」
光「なんで、こんな男に惚れたんだろう。」
誠「事実確認はしないのか――ッ。」
刹那「日頃の行い。」
198名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:01:10 ID:+IRWdewj
ワロタw
職人さん乙。
言葉が幸せになってると嬉しい
199名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 02:15:45 ID:9jJ3CQLr
他愛の無い悪戯
いたる&誠母「できちゃった。」
光「ご活躍ね誠。」
刹那「…けだもの。」
言葉「誠・・・ついに家族まで・・・。」
誠「俺はやってなーい(滝涙)。」
世界「あんたが言っても説得力無いわよ。」
誠父「誠…コロス。」
200名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 03:16:44 ID:IU7QGlZa
GJ、だが誠の父の方がやりたい放題やってるだろうがとツッコミを入れてしまった俺は異端児
201名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 13:32:29 ID:F4uGNxld
泰介「桂さん、好きなんだ…好きなんだーーー。」
言葉「いやああ、助けて助けて誠君。」

部員「上映会開始ーー。」
七海「あちゃー、バカとは思ってたけどここまでとは…。」
世界「桂さんあんなに泣き叫んでかわいそう…。」
光 「そ…ん…な。澤永うそ…でしょう?」
刹那「光、これが澤永の本性。」
乙女「……。(やっば、これ私のせいでもあるわよねえ)」
七海「私、桂はむかつくけどさすがにこれは同情するわ。」

泰介「誠ー。最近女子のおれを見る目がきついんだよー。」
誠 「おまえ一体何をしたんだ?黒田は?」
泰介「半径500メートル以内に近づくなっていわれたよ。」
誠 「そりゃ完全に嫌われてるな、ん?なんだ?」
警官「澤永泰介君だね?署までご同行願いたい。」
誠 「泰介連行されちゃったけどどうしたんだいったい?」
光 「当然の報いよ。てかあんた能天気すぎ!!」
誠 「はあ?あいつなにしたの?」
光 「何にも知らないのね…あんたあいつはね、ごにょごにょ。」
誠 「…捕まって当然だな。後で言葉のケアをしないと。」

 END
202名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 13:36:12 ID:1bI+wHrp
欝になった・・・
203名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 16:26:33 ID:KQIBsaRQ
いたる「おねーちゃんすきー、いつもケーキくれるんだよぅ。」
誠  「そうかよかったないたる。しかし3人でお風呂はきついなさすがに。」
光  「なに?私が太ってるっていいたいわけ?」
誠  「そんなこといってないだろ?」
いたる「おねーちゃとおにいちゃ仲いいー。」
光  「あーもういたるちゃんはそんなに誠お兄ちゃんと仲良く見える?」
いたる「うん。」
誠  「すっかり光はいたるになつかれちゃったな。」
光  「誠はいたるちゃんもいいけど私と私のおなかの子もかわいがってよ?」
誠  「うんわかったよ。」
いたる「んー、おにーちゃとおねーちゃの結婚式呼んでねぇ。」
光  「ひ、ひえ、結婚式なんて…。」
いたる「なんか不都合なことがあるのー?」
二人 「……。」
光  「誠…これ以上はもう隠しとおせないし、なにより良心が痛む。」
誠  「分かったよ、明日世界に言うよ。俺のしたことだし…。」
いたる「どうしたのー?暗い顔してー楽しくないのー?」
誠  「ううん、なんでもない、なんでもないんだ。」
光  「誠、ごめん、ごめんねえ、私が…。」
誠  「気に病むな、全部俺が悪いんだから。」
結婚式当日
誠  「清浦すまなかったな、世界のケアをしてくれて。」
刹那 「まったく…。立ち直るのにずいぶんかかったんだから。」
七海 「こんなとこで花婿が油売ってないで花嫁のとこいってやんな。」
泰介 「へますんなよ。俺も言葉と結婚式をあげてやるからなあー。」
言葉 「嫌です。(さすがに誠君はもうとりもどせませんねえ)」
泰介 「そんなあ。」

誠  「もうすぐ時間だよ。」
光  「えへへ、誠…好きだよ。」
誠  「じゃあいこうか。俺たちの晴れ舞台へ…。」

 END
204名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 16:43:33 ID:GmmJTb1X
スクールデイズのゲームのCM、言葉ちゃんバージョン、あれは購買意欲をかきたてすぎだ。

ネタではなくCMだけで心が締め付けられる。

言葉ちゃんが可愛くてしかたなくなる。気持ちが痛いほど解って叫びだしそうになる。可哀想で泣いてしまう。

言葉ちゃんは誠がただ単に好きなだけなのに。

ああなる前に、たとえなっても、抱き締めてあげたい。

心が弱っているときってそれが一番大事な気がする。

私は薄っぺらい慰めにしか映らないしれないけれど、愛することだけはだけはしてあげたい。

もどかしいな、私は彼女がすごく好きなのに恋してあげられない。

彼女だって必要なのは男の誠で、女で別次元の私じゃない。

私は彼女が求める「恋人」という立場には立てない。

私じゃ彼女を支えられない。

私じゃ彼女を幸せにしてあげられない。

あーあ、次元と性別の問題だけじゃない。
205名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 22:59:45 ID:9jJ3CQLr
もしも…
言葉「伊藤君、来週まで告白の答え待ってくれる。」
誠「うん、いいけど…」
学校の屋上
言葉「西園寺さん、伊藤君から告白されちゃった。」
世界「良かったじゃない。当然OKしたの(内心血涙)。」
言葉「一週間、答えを待って貰ったわ。」
世界「何で!」
言葉「西園寺さん、伊藤君に言いたい事が有るんでしょ。」
世界「!!!!!」
物陰の二人
乙女(これなら私にも!)
七海「お前じゃ無理だ(桂の奴、見ていない様で、結構見えているんだな)。」
乙女「…(涙)」
206名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:09:11 ID:LampV2gB
「あの……優しくしてくださいね……」
「わかってるって……一応やりなれてるから…」
「西園寺さんにもしてあげてるんですか?」
「……秘密」
「あ、ごまかしました」
「秘密」
「誠君っ」
「すねるな、すねるな。可愛い顔が台無しだぞ」
「……恥ずかしい事いってますよ?」
「言葉のためなら恥ずかしい事の一つや二つ……」
「誠君…」
「まぁ、結局俺が言葉にベタ惚れなんだな…」
「私も誠君しか見てませんから………」
「と、とにかく始めよう」
「は、はい」
207名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:10:28 ID:LampV2gB



「ま、誠君…痛いです……」
「ごっ、ごめん」
「私だって女の子なんですから少しは優しくしてください……」
「うん。 ゆっくりいれるよ……」
「ん……ぞくぞくします……」
「……よし、奥まで入った…」


208名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:12:22 ID:LampV2gB



「この辺か? 言葉…」
「もうちょっと右です…」
「ここか」
「ちょっと違います…」
「ここだな?」
「あ、良い感じです…」


209名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:16:39 ID:LampV2gB
「言葉」
「…」
「言葉っ」
「ま、誠…君」
「ごめんなさい、あんまり気持ちよかったんで眠たくなっちゃいました……」
「そうか……」
「すぅー」
「寝てるし……」
「全く…こっちの身になってみろよ…この場面世界に見られたらなにされるかわからないじゃないか…」
「…誠君……」
「おわっ言葉!!」
「気持ち……よかった……です……」
「なんだ、寝言か……」
「気持ちよかったんだな?」
「またしてやるからな…」
「言葉がして欲しい時にいうんだぞ?」
「いつでも何処でもしてやるからな……」

 

「耳掃除」
210名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 13:07:50 ID:MEeMyOHw
「ひどいよ!私をこんなにしといて自分だけ桂さんと幸せになろうだなんて!」
滅多刺しする世界だったが。
「あ、ち、違うんだ、俺は俺は」
構わず刺し続ける世界。
「・・・俺は・・・違う・・・」


「酷いことをしますね。西園寺さん」
突如後ろから聞こえてきた声に振り向く世界。そこには言葉と・・・誠?
慌てて自分がいままで刺していた男の顔を見る。そこには
「澤永!えっ?なんで!?」
「これぞ桂流身代わりの術です」
211名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:40:37 ID:y8GLalc5
>>210
身代わりの術って聞いてロリ旦那思い出した
いや、今さっきヘルシング読んでいたからなんだが
212名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:57:23 ID:/vm9rjmf
>>211
誠「狗の食いかけがあったんだが
  喰ってみると意外とうまかった」

こうd(ry
213名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 02:08:20 ID:D019hWS4
214名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:09:30 ID:QYeGJKJg
びっくりするほど既出。
215名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 14:48:58 ID:+OdDLyA+
>>212
誠「よう世界、6日ぶりだな。」
世界「誠・・・・・・何のつもり・・・何のつもりよ!! ふざけないで!!」
誠「ふざけてなどいない。ふざけているのは、お前だ。
俺はお前のプレイにつきあっているだけだ。SMのな。
(男の)姿形など俺にとっては何の意味もない(所詮は身代)。6日前にも言ったはずだ 。
それに何故お前がこんなプレイに走ったのかもな。物覚えの悪い女だ。
何の事もない。結局の所、突きつめて行けばこんなプレイは ガキの癇癪なんだよ。
だからガキになったのさ俺も!お前も!!
本能の本質だ「そいつを組敷かねば自分の物に出来ない。」
そのために何もかも引っくり返して叩き売り(殺人)だ。
そうだ数十年前のお袋も!今のお前も!従兄弟のあいつも!!あの親父も!!
俺とやりたかったんだろう? でなけりゃ一歩も前に歩めなくなったんだろう?
進む術も知らんのだろう?
無用物になるのが怖いか!!飽きられるが怖いか!!忘れ去られるのが怖いか!!
ジョンブル?ふざけるな!!ふざけているのはお前だ!! お前は餓鬼だ
昔から何一つ変わっていない痩せっぽちの餓鬼だ! おいで!!遊んでやるよ小娘!!」
世界「な・なに…キャ――――ッ(誠に押し倒され得物を弾き飛ばされる)。」
言葉(誠…貴方、西園寺さんの昔知らないでしょ…凄い、前より進化している)
216名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:00:41 ID:EKcyZ4OH
>>215
誠にそんなヒラコー節で語るようになられても
その なんだ
困る
217名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 02:11:54 ID:n/VMcy5V
妻です。
いたる「いらっしゃい世界さんに言葉さん。あら?そっちの人は?」
世界「あっ、この子は刹那って言って、私の幼馴染で・・・」
刹那「妻です。」
心「世界さんの!?」
光「世界って両刀だったの!?」
世界「違う!いたるちゃんはともかく、なんで光と心ちゃんが当たり前に出迎えるのよ!!」
刹那「…誠の妻。」
心「誠の2号さんだから。」
光「私は3号だからかな。」
いたる「お兄ちゃんの本妻だから(ぽっ)。」
世界&言葉「ま〜こ〜と〜(怒)。」
218名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 10:28:13 ID:jYmTOPfJ
そして言葉と

心「あーあー。うわーうわー。」
誠「やっちまった」
心「お姉ちゃん、誠君とHしてるー!お母さんに報告」
言葉「心っ」
心「お母さん〜お姉ちゃんが〜」
真奈美「あら。言葉もようやく。」
桂父「む」
心「わわ。お父さん。」
言葉「ええっ。なんでお父さんがうちにいるのよ」
誠「くぁwせrftgyふじこlp;@」
桂父「けしからん。お昼に家族会議だ。
言葉も昼には返ってくるように」
心「だってさー、あ、誠君も強制参加だからね!絶対来てね!」
言葉「心っ」
誠「どうしよう・・・」
219名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 10:40:56 ID:yemkP7jj
3人がクラスメートな関係のまま卒業し、数年後再会した場合

世界「誠は大学生活エンジョイしてるの?」
誠 「ああ。必須科目とレポートと実習の山に囲まれてな…… 医療系の学科だから、
   一つでも単位落すとヤバイし…… お前や桂が羨ましいぜ」
世界「まあ、勉強的には誠より楽かもしれないけど、こっちも色々と大変なんだよ?」
誠 「何が大変なんだ?」
世界「女の世界には色々あるって事で。ところで、桂さんは普段どうしてるの?」
言葉「私は高校の時とあまり変わらないかな…… 普通に講義を受けて、レポートを
   纏めて…… でも、少しですけど友達も出来て、以前よりは前向きに
   なれた気がしますね」
誠 「みんな変わっていくんだな(しみじみ)」
世界「あんたは全然変わっていないから大丈夫よ」
誠 「おい、それはどういう意味だよ?」
言葉「くすくす」
誠 「桂まで笑うなんてひどいなあ」
言葉「ごめんなさい笑ったりして。でも、こんな感じで私達がいつも
   過ごしていた事が昨日の事みたいに思えて」
世界「そういえばそうだね。誠がバカやって、私がツッコミをいれて、
   桂さんがなだめて…… 何と言うか、楽しかったね」
誠 「俺は楽しくなかったぞ」
220219:2007/11/27(火) 12:10:50 ID:yemkP7jj
(続き)
世界「でも…… 今だからいえるけど、私達の関係って物凄く
   危ういバランスで成り立っていたと思う」
言葉「当時はそこまで考えが及びませんでしたけど、今なら私にも
   西園寺さんの言ってる事わかります」
世界「今でもそうだけど、笑っちゃうくらい子供だったなぁって」
誠 「2人とも何の話をしているんだ?」
言葉&世界「秘密(です)」
(中略)
世界「それじゃあ今度は光と澤永の結婚式でね! 刹那も久しぶりに
   フランスから帰ってくるし、嬉しいな」
誠 「しかし泰介に先を越されちまうとはな…… おまけに出来ちゃった婚だし」
世界「両親には大目玉をくらったらしいわよ。でも男の後継ぎがいなかったから
   内心喜んでいるみたい」
誠 「そういう所はしたたかだな」
言葉「でも、やっぱり幸せな結婚には憧れますね。お互いがお互いを想い、
   永遠の愛を誓う……」
世界「理想は高く持ちたいけど、私にはまだ先の話かな……」
誠 「名残惜しいけどそろそろ……(こういう話になると現在の彼・彼女の話になりそうだから
   とっとと退散しよう)」
世界「こらそこッ!恋バナに縁が無いからって、帰ろうとしない!」
誠 「ギクっ!何で俺に彼女が居ないってわかるんだよ」
世界「あんたの顔に書いてあるわよ」
言葉「焦らなくても、伊藤君にもきっと素敵な人と巡り会えますよ」
世界「桂さん、こいつは女誑しの素質大有りなド助平男だから、同情なんかしちゃ駄目よ。
   誠は勉強頑張って、立派な看護師にでもなりなさい」
誠 「まったく、相変わらず言いたい放題言いやがって。……じゃあな、今度は
   泰介の結婚式で会おうな。桂も元気で」
言葉「はい。今日はお二人に久しぶりに会えて、とても楽しかったです」
世界「バイバイ」

こうして3人は別々の帰途についていく。
221名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 13:35:39 ID:tYJamtLC
彼女が言葉の場合
光「あっ起きた?今桂さんからメールきてたよ。最近学校でしか会えないので
  寂しいです、だって。俺も寂しいよ、ちゅっておくっといたから。
誠「勝手に送るな。」
光「桂さん全然気付かないよねー。」
誠「まあ隣のクラスだし、おまえは学校内では俺と関わろうとしないし。」
光「そだねー。」
彼女が乙女の場合
光「あっ起きた?今加藤さんからメールきてたよ。最近電車でもあえないから
  寂しいだって。私は毎日電車内で加藤さんに会ってるけどねえ。」
誠「おまえが時間ずらして俺の家から登校してるからな。」
光「おほほ、知恵働くでしょう。」
誠「まったくだ。わざわざ加藤の乗る時間に合わせておまえが乗るから
  時間をずらされた俺が会えるはずがない。」
彼女が刹那の場合
光「あっ起きた?今刹那からメールきてたよ。今日は日直だから早くきて
  だって。OK、全速で行くぜって送っといたから。」
誠「変な文送るなよ。」
光「刹那って奥手だねえ。誠と恋人になってても恋人ってかんじしないもん。」
誠「そんなことはない、昼休みは理科室でしょっちゅう…。」
光「私とは学校ではしないくせに…。」
彼女が光の場合
光「あっ起きた?今七海からのメールを打ってた所、昨日は誠と一晩中愛し
  あってましたってね。」
誠「やめてくれよ。いいからかいの的だ。」
光「いいじゃん?別に。お互いの親公認みたいなもんだし。」
誠「あのなあ…。それよりも今週もおまえの家で修行?」
光「そうよー。せっかく料理上手なんだからうちでスキル伸ばしなさい。
  そうしたら婿にきたとき…あわわなんでもない。」
誠「変な奴…。」
222名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 18:16:17 ID:eXExnpjy
ううんw光が彼女が一番安泰だよな。
身の安全という意味でも、将来的にも。
223名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 19:27:07 ID:X2ITFEVk
>>219-220
なんかいいわー
皆それなりに幸せそうで
224名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:08:30 ID:3qpqZSmV
>219-220
どちらのヒロインともくっつかないENDって、エロゲやギャルゲじゃ普通はBAD扱いだけど
この話では3人とも理想的な人間関係を保ち続けながら成長したんだなと感じられる。
こういう現実的だけど平穏な進展を見せる明るいアフターストーリーって貴重だな。
225名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 16:30:36 ID:lDvXnNLf
言葉「誠君、いま西園寺さんなんていったんですか?」
誠 「私のクラスなら誰でも勝てるわこの乳でか女っと。」
世界「ちょっ、そんなこといってない…。」
言葉「潰れろ。」
世界「えっ?」
言葉「あっはっはっはっは。」
世界「痛いやめ…。」
言葉「あっはっはっはっは。」
泰介「ゲームセットウォンバイ桂さん7−5。」
言葉「そうです、恋の王者桂言葉に死角はありません。」

 END  
226名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 16:33:46 ID:LmMfRBe3
>>224
アホか。
まるっきり90年代のドラマで散々使い古された展開じゃねえか。
再放送も満足に見てないのか、お前は?
227名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 18:54:33 ID:c0Ig/AuM
まあまあ>>226、まったり行きましょうよ
誠に対して以外はカリカリする必要は無いでしょ
228名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 19:59:40 ID:rNd0N/Oi
世界とどこかであって踊子さんとも関係があり、刹那と瞬さんの件で喧嘩した設定


刹那を迎えに来た誠に踊子さんが来て抱きついたパターン後


せかぴーからせっちゃんへ
m9(-^○^-)


刹那「!?」
229名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 20:04:11 ID:QiLAi4fq
>>228
せかぴーってww 

でも、世界って刹那のことをせっちゃんとは、呼びたくなかったって話があったような事を瞬さんが話してなかったっけ?
230名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 21:58:36 ID:KnsvV0cD
初キッスの味はレモン味という言葉の思い込みを実現させてあげるため、
言葉と会うときはいつもレモンの飴を舐めキスに備えている誠。
231名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 09:16:38 ID:VpuzJblr
惚れるわ
232名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 13:16:53 ID:+52EyEjF
>>230
そして、男性恐怖症が出た言葉にキスを拒否され凹む誠。
乙女(誠には悪いけどこれはチャンス!キスの練習と言って近付けば、あの女(言葉)
から寝取れる!!)
乙女「・・・あのさ・・・。」
七海「少しは落着け伊藤…(嘆息)。」
誠「女性経験が豊富そうな甘露路だから相談したんだ。何かアドバイスくれよ。」
七海「伊藤がどんな目で見ているのか解った気がしたが、何度が練習して度胸
を付けるしかないだろう。ちなみに女性経験はないぞ。」
誠「誰と?」
七海「あたしと。」
乙女(〜〜裏切り者ォォォォォ)
233名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 17:29:52 ID:mfd7/pvk
言葉、世界と関わらなかった場合の学祭
泰介「誠、男二人で回らないか?寂しいけどな…。」
誠 「しょうがないな…。」
夏美「ちっ森は彼氏いるし乙女も女バスでいないし…うちら彼氏いないから
   こういう行事地獄だわ…。」
みなみ「向こうから私たちと似た境遇の二人がくるよ?」
夏美「この際だからあれでいいか。」
みなみ「伊藤、澤永いっしょにまわらない?」
誠 「どういう風のふき…うぐ。」
泰介「おお、四人で回ろう。」
夏美「ああ、そうだお化け屋敷で…どう?」
みなみ「えー、そこまでやるの?」
誠 「何の話だ?」

泰介「じゃーん俺たちにも彼女ができましたー。」
誠 「みんなに紹介してくれよ。」
夏美「誠の彼女の小泉夏実です。」
みなみ「泰介の彼女の小渕みなみです。」
来実「二人ともようやく彼氏できたんだねーよかったよかった。」
世界・甘露寺「正直これは予想外でした…。」
言葉「シャレになりません…。」
光・乙女「コロス…。」

 END  
234名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 04:42:59 ID:3ny7N1/1
っとそうだ、言葉に見せたい物が有ったんだっけ」
抱擁を解きながら俺は言葉に言う
「なんですか?『見せたい物』って?」
「本当は『見せたい』と言うより『受け取ってほしい』ってほうが正解だけど…」
そう言いながら俺はポケットから小さな小箱を取り出して言葉に差し出す
受け取った小箱を開けた言葉が無表情になって俺の顔を見つめる
「その、なんだ、俺はまだ18じゃないから結婚指輪は用意出来ないけど…
婚約指輪ならと思って…ね?」
頬をかきながら、そっぽ向いて離す俺に言葉が答える
「誠君、私まだ聞いてないです…
ちゃんと言ってくれないと… わたしわからないですよ?」
微かに泪を浮べる言葉の肩にそっと手を置いて、真顔になった俺は
ハッキリとした口調で自分の気持ちを伝えた

「言葉の… 言葉の人生を俺に下さい… 俺と一緒に生きて下さい…」
「はい…」
そして言葉は『好きです、愛してます』と言いながら俺にしがみついてきた…
235名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 07:33:00 ID:VnnHFq/M
言葉 「いらっしゃい誠君・・・あら?」
誠  「こいつ妹のいたる。
    いきなり遊びに来たんだけどお袋も家にいないんで連れて来ちゃったけど迷惑かな?」
言葉 「そんな事ありません、こんなに可愛いお客様は大歓迎ですよ。」
誠  「ほら、いたるご挨拶は?」
いたる「こんにちはぁ、いたぅです。」
言葉 「はいこんにちは。」
桂父 「来たのか?ん?可愛い子だな。」
真奈美「あら。ほんとに可愛い。」
心  「お姉ちゃん、彼氏来たの?キャー可愛い!!!」
言葉 「こら心!!いたるちゃんにいきなり抱きつかない!!」
心  「いいよねぇ?いたるちゃん、お兄ちゃん。」
誠  「ああいいよ。」
言葉 「誠君甘いよぉ。」
いたる「ここの家の人やさしいから好き。」
桂父 「そうかい?まあ上がってゆっくりして行きなさい。
    君もついでにな。」
誠  「はあ。」

結局ずっといたるが主役だった。
そして帰る時間になった。

誠  「そろそろ帰ります。」
言葉 「また来てね、いたるちゃん。」
心  「もう帰るの?もっといてよ、いたるちゃん」
言葉 「心!!いい加減いたるちゃんを離しなさい!」
桂父 「いたるちゃんはパフェが好きなんだってね。
    これをあげるから帰りにでも食べて帰りなさい(いたるに1万円を渡す)
    これは妹さんにあげたんだから取り上げたりするんじゃないぞ!!(キッと誠を睨む)」
誠  「そんな事しませんよぉ(泣目)」
いたる「わーいありがとう。
    ぱふえいっぱい食べられる。
    ここの人達みんな大好き。」
誠  『俺って一体・・・・』
236名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 07:35:32 ID:VnnHFq/M
>>235で中略していた部分です。

3時のお茶で

言葉 「いたるちゃん。はいあーん(切ったメロンを口に運ぶ)」
いたる「おいしぃ」
心  「お姉ちゃんずるーい」
言葉 「心こそいたるちゃんにずっと抱きついて独占してるじゃない。」
真奈美「騒がしいお姉ちゃん達ね。(ひょいといたるを膝の上に抱いた)
    いたるちゃんはおやつは何が好きなの?」
いたる「ぱふえ、ももぱふえ。」
真奈美「パフェは無いけど下には美味しいものがあるから一緒に行く?」
桂姉妹「お母さん横からずるーい(心が奪還)」

1Fに真奈美が1人で降りてきたので桂父が落胆。

桂父 「で好物はなんだって?」
真奈美「パフェだって」
桂父 「そこら辺の喫茶店で出前は頼めないのか?」
真奈美「どうかしら?
    言葉と心がどんどんおやつ食べさせてるから来る頃にはお腹いっぱいだろうし。」
桂父 「しかたないな」

再び2F

いたる「お腹一杯でねむーい」
心  「じゃあお昼寝しよう。誠お兄ちゃん余ったやつ食べといてね。」
言葉 「そうねお昼寝しましょう。」

いたるを挟んで川の字に寝る3人。
言葉の隣でそっと寝ようとした誠だったが・・・

桂父 「君は1Fに降りてきなさい。」

1Fに連行され

桂父 「さっきのは何だね?娘とはどういう付き合い方をしているのかね?」
誠  『俺って一体?(涙目)』

こんな感じで誠は帰る直前までいびられたw
237名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 12:45:28 ID:PFMtlAsw
それがTV版での誠の浮気に繋がったわけか。
238名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 14:16:40 ID:C9s9V+UT
>>233
夏実スキーな僕にはいい話しでした
239名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 20:43:38 ID:i2RNBHLO
>>225 言葉と世界がテニスしてるシーン想像したら可愛かった

テニスウェア似合いそうだな
240名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 00:27:24 ID:uCeqNWMA
誠「ここはどこだ?俺は確か・・・う〜ん・・思い出せない」
誠「それにしても暗いな・・・」

ま こ と!!

誠「ん?世界じゃないか」
世界「やっと会えた・・・会いたかった・・・」
誠「うわっ・・・抱きつくなって!!ってかここはどこだよ?」
世界「・・・・・・覚えてないの?」
誠「覚えてるって何がだよ? おっ!なんかあっちの方に白黒の布っぽいのが見えるぞ!!」
誠「恭介に清浦に黒田に加藤まで居るじゃないか!!あいつ等あんなに仲良かったっけ?」
誠「これって・・・うわぁつ!!」

世界「ごめんなさい 私があんなことしたばっかりに・・・」
世界「それでも!!それでも私は誠の事が好きなの!!誠しか愛せない!!」
世界「ここなら誰にも邪魔されない!!私、誠のためなら何だってするから、桂さんの事は忘れて、私の事だけを見て!!」
誠「世界・・・ 俺が間違っていたんだ!!やっぱり俺世界のことが一番好きだったんだ・・・」
誠「ちょっと落ち込んでたからつい言葉に甘えてしまってたんだな・・・本当に駄目だなオレ・・・」
世界「誠・・・嬉しい・・・」

プレイ中

誠「そういえば言葉はどうしてるだろ?」
世界「もう!桂さんの事はもう忘れるって約束したでしょ!この浮気者!!」
誠「冗談だよ冗談(笑) そのすぐに焼くところがお前の可愛いところだよ」
世界「もう誠ったら(ポッ)」

う そ っ・・・

誠「どうした世界?」


言葉「やっと・・・やっと見つけました誠君」
言葉「気づいたら暗くて誠君が居なくなってたから、てっきり船から落としたと思って心配しちゃいましたっ(笑)」



「永遠なる鮮血」


ヒソヒソ
人間っておもしれ
貴様には地獄すら生ぬるい
241220:2007/12/01(土) 01:24:28 ID:rvXIMK2O
2次会にて(光×澤永、3人ノーマルEND)

澤永「ちきひょー そもそも俺はかつあ(桂)さんと結婚ふる予定らったのに、
   何れ欲望に負けちまったんらああああ 俺のヴぁkぁーー
   (完全に酔っ払っている上、泣き上戸)」
誠 「わかったわかったから。お前飲み過ぎだ。明日の新婚旅行に
   響いても知らないぞ」
澤永「こうなったらヤケら。そこの伊藤まことぉ。今日はてってー的に
   飲むぞー。傷付いた男どうひ飲み明かそう」
誠 「うわやめろって。離せコラ、」
澤永「ぎゃははははははは」

世界「……澤永の奴あんな事言ってるけどいいの?」
光 「いいのよ。ああいう奴だって解ってるから。泰介の操縦法くらいは
   ちゃーんと心得てるしね」
刹那「澤永の首に手綱を架けられるのは光しかいない。」
七海「アタシなら即離婚だけどね。」
言葉「でも、お似合いの夫婦だと思いますよ。」
光 「まあ、なんだかんだで高校時代からの付き合いだしね。
   まさか結婚までいくとは私も思わなかったけど。あははは」
世界「私達の中では一番早くゴールインだもんなぁ。おまけに子供も
   産まれるんだし」
七海「親御さんとはもめたんじゃないかい?」
光 「最初は泰介と一緒に正座させられて、お説教の嵐だったけど、
   お店を継ぐ条件で認めてもらえたんだ」
刹那「澤永は婿入りというわけ。」
光 「昼間は専門学校に通わせて、夜は家でお菓子作りの特訓の毎日よ。
   お父さんに徹底的に扱かれているわ」
言葉「澤永さんは大変でしょうけど、きっと報われる時が来ると思います。
   黒田さんの事を愛してらっしゃるならきっと……」
世界「でも、光の出産と育児の方がもっと大変だろうから、男なら
   これくらいの壁は乗り切ってもらわないとね」

その後は高校時代の思い出や現在の近況報告(という名の恋話)など、
女同士でとりとめのない話が続くのであった。
242名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 01:37:36 ID:4S6L/bJQ
>220氏
こういう「ワンパターンな平凡」が、今となってはいとおしく感じられます。
243名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:05:13 ID:mPCkcGjR
>>242
少し成長した彼らの恋愛模様も見たいかもだな

暖かなものになるか
244名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:06:15 ID:fXcWM6rF
光ENDのあと
光「はい誠、今日のお金の取り分。」
誠「ん?今日は幾分か少ないね。」
光「一葉ちゃんと二葉ちゃんの常連だけだったからね。」
誠「ああ。結局高校生活最後までこんな関係が続いちゃったなあ。」
光「もうすぐ卒業かあ、みんなと会えなくなるから寂しいねえ。」
誠「学校生活振り返って見るといろいろなことがあったなあ。」
光「学祭や修学旅行で世界の目を盗んで二人でエッチしたりしたねえ。」
誠「正直ひやひや者だった…ってそうじゃなくて。」
光「ん?私たちのことじゃないの?」
誠「もっと全体的なことだよ。」
光「何?思い出に浸ろうとしてるの?珍しい…。」

誠「2年のとき泰介と言葉が別れたときは面倒だったなあ。泰介が荒れて。」
光「ああ、あったあった。体壊すくらい澤永飲酒してたっけ。しかも学校で。」
誠「あのとき光が介抱していればもしかしたら。」
光「澤永忘れさせた元凶にいわれてもねえ…。結局誠が澤永なだめたんじゃん。」
誠「ああ、もつべき者は親友だとかいわれた気がする。」
光「あはは。澤永らしい。」
誠「同時期に清浦が転校したから世界も学校こなくなっちまうし…。」
光「誠と私で交代でお見舞いにいったっけ。」
誠「出席日数足りなくなって留年だぞっといったらびっくりして学校来たけど。」
光「もうそれ脅しじゃん?」
誠「仕方ないだろ、こちらが何やろうとも上の空だもん。」
光「まあそれがよかったのか来るようになって良かったけど。」
誠「甘露寺って2年のときバスケ部で全国制覇したよな?たしか。」
光「それがよかったのかスポーツ推薦ですぐきまっちゃったんだよね大学。」
誠「言葉はセンター試験は上々の出来とかいってたしどこいくんだろ?」
光「さあねえ、学年で一桁レベルの学力の人の考えることなんて分かりません。」
誠「確かに…。ちょっと俺じゃわからん世界だな。」」
光「澤永と世界はそろって専門学校だし、刹那は…ちょっと分からない。」
誠「まあパリだしなあ。元気でやってるだろうとは思うけどね。」
245名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:07:25 ID:fXcWM6rF
光「誠と世界って高校卒業したら合いずらくなるんじゃないの?」
誠「そうかもな。でも同じ県内だしなんとかなるだろ。」
光「結局高校生活の大部分誠と世界ってカップルだったんだよね。」
誠「うんまあな。光の関係がばれずにここまで来れたのは奇跡に近い。」
光「おほほ、私に感謝することね。」
誠「世界といっしょにお前の店にいったときは心臓が止まりそうになったけどな。」
光「ああ誠にうちの親が挨拶しちゃった奴?あれはのこのこ来る誠が悪い。」
誠「あれはきつかった、世界の誤解をとくのに半日かかったからなあ。」
光「うちの家にも何度かきて親に顔が割れてるのにそれに気付かないなんてさぁ。」
誠「悪かった、あれは本当にうかつだった。」
光「ところで大学いっしょだけどこの先の私達の関係はどうする?誠?」
誠「高校ならず大学まで光といっしょとはね。ちょっとしゃれにならんな。」
光「そこは誉めてよね。誠の成績まで追いつくの大変だったんだから。」
誠「いや、うん素直にすごいわそれは。世界なんかびっくりしてたからな。」
光「世界が替えてって言ってたけど、無理よね、席がえじゃあるまいし。」
誠「それがまかり通ったら替え玉受験のオンパレードだしな。」

光「でもさ、澤永と世界が急速に仲良くなり始めたのそのあとからだよねえ。」
誠「ああ、あいつら成績不振で志望校を探すのを苦労してたしな。」
光「二人で図書室で調べ物をしたり先生に聞きにいったり、必死だったよね。」
誠「今考えるとあそこで俺がなんか手を下すべきだったのかもしれん。」
光「かもね。そうすればあんなことにはならなかっただろうに…。」
誠「ちくしょうめ。」
光「まあ、しょうがないじゃん。もういまさらどうこうなるものでもないし。」
誠「うーむ、ちょっとしたきっかけで変わっちまうもんなのだろうか。」
光「うちらの関係もちょっとしたきっかけじゃん。」
誠「そうだな、言葉、泰介、俺、光でやった作戦がきっかけだな。」
光「今考えるとなんて間抜けな作戦だこと。」
誠「うるさいなあ。それくらいしか思いつかなかったんだよ」
246名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:08:10 ID:fXcWM6rF
光「まあ、それは置いといてさっきの質問に答えてもらってないよ?」
誠「さっきの質問?」
光「私と誠の関係をどうするかということ。」
誠「うーん、世界がいたから光は2番目の位置にいたんだが…。」
光「世界と澤永付き合い出しちゃったよね。誠をふって…。」
誠「むぅ…。となると光が彼女か?」
光「なってもいいけど条件がある。」
誠「なんだよ?」
光「私のことを好きっていってくれたらなってあげる。」
誠「そういや何百回も抱いてるのにそういうこと一回もいってないな。」
光「うん…。でも私を捨てなかったよね。結局。」
誠「まあ…な。腐れ縁みたいなもんだし。」
光「で、どうなの?返事は?」
誠「うん、俺は光のこと好きだよ。」
光「ありがと…。彼女になったきっかけにもう女の子呼ぶのはやめるね。」
誠「やめるんだ…。」
光「うん、大好きな誠をこれからは誰に気兼ねすることもなく独占できるからね。」
誠「満面の笑みでいわれると照れるな…。」
光「えへへ、実は私も恥ずかしかった。」
誠「彼女にする過程の順番まるで逆だけどこれからよろしく。」
光「うん…。」

しばらく後
言葉「お久しぶりです。あいかわらず仲がよろしいことで。」
光 「そ…そんなことないよね誠。」
誠 「うん、そんなことはないよ。あっ大学はどんなかんじなの?」
言葉「難しいですけど、日々勉強して何とかついていってますよ。」
光 「桂さんなら頭いいから東大でも大丈夫だよ。」
言葉「ところで西園寺さんと澤永さんの結婚式行きますか?」
誠 「俺、泰介から仲人頼まれてるし強制参加だよ。」
光 「私も世界から頼まれてるんだよねぇ。桂さんもいくの?」
言葉「ええ、澤永さんから招待状が。しかし、出来ちゃった婚とは…。」
誠 「まだ学校在学してるだろうに…。泰介の奴無計画すぎだろ。」
光 「世界もちょっとずぼらなところがあるからねえ。」
言葉「ところで?お二人の結婚式はいつなのですか?」
二人「えっ?」

 END
247名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:10:22 ID:fXcWM6rF
光エピソードだけどキャラの学力については自信ないので不都合な点が
あっても勘弁…。
248名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 13:13:02 ID:VO2Avae0
いいなあ、光とむすばれた話ってなんかほのぼのしてて好きだ。
249名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 02:30:14 ID:W9QhOiKr
責任を取れ(七海END)
七海「責任を取ってもらおうか伊藤…いや、誠(照)。」
誠母「誠、他に心当たりのある娘は居ないわよね…。」
誠「母さん、いたる、言葉、世界、刹那、光ぐらいかな・・・。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
七海&誠母「へえ〜…。」
250名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 09:47:57 ID:PEoq59Vx
母さんってお前は止か
251名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 11:19:54 ID:ahV9Qcif
いたる「いたる、いっぱいきれいになってえ。おにーちゃのおよめさんになるのぅ」
誠「そうか、俺のお嫁さんか。嬉しいぞいたる。」
いたる「ほんと?」
誠「ああ、本当だ。」
いたる「じゃあおでんわすててぇ」
誠「お電話って…この携帯か?」
いたる「うんっ」
誠「うぅ、でもこれには言葉の画像が…………ごめん言葉」

一件削除

誠「ああ、終わった」
いたる「ぱふえー」
誠「そうだな、じゃあ買いに行くか」

END 二人のパフェ
252名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 12:28:45 ID:jW3xMZ1D
クリスマスプレゼント、誠と言葉は何が欲しがるだろ?

言葉:アクセサリ
誠:高級店で食事

かな?
二人の場合は一緒にいれば何も無くても幸せそう
253@:2007/12/02(日) 15:02:26 ID:uBATzi+v
3人は旅に出た。
言葉『誠君頑張ってください』
世界『次私だからね』        .|| |
                     || |
    _     (⌒         .|| |_________________
  '´/ ,、ヽ  ,´/´^`ヽ        || ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
  i (ノノ"))i ノ〈 从ソ)ハ        ||            >   
  li l|゚ -゚ノil| ,(リ(! ゚ -゚ノリ        .||         ,''´ '`´ ゙ヾ 
  リ./)允iつ  ./)允iつ        ||         lル ンノソヾリ゙
 ((゙く/_lj〉))  ゙く/_lj〉         ||         , ''v(i ゚ヮノi  俺が先に行くから
    じフ     じフ    ┌┐   ||.      (にi_{(l_{つ~Y~jつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

世界『じゃあ、お先』
言葉『西園寺さんズルイです。』  .|| |                         |
                     || |                         |
    _     (⌒         .|| |_________________|    <
  '´/ ,、ヽ  ,´/´^`ヽ        || ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨  ,''´ '`´ ゙ヾ
  i (ノノ"))i ノ〈 从ソ)ハ        ||                           "リノソヾ、ル
  li l|゚ -゚ノil| ,(リ(! ゚ -゚ノリ        .||                            i、ヮ゚ i)v゙ 大丈夫だよ
  リ./)允iつ  ./)允iつ        ||                            /f~Y~jヽ
 ((゙く/_lj〉))  ゙く/_lj〉         ||                            U!_ハ__lソ.
    じフ     じフ    ┌┐   ||.                             .|__l_j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
254A:2007/12/02(日) 15:03:08 ID:uBATzi+v

                     || |                         |
    言葉『何だろこれ?』     || |                         | 誠『気をつけるんだぞ』
          _          || |_________________|          <
         '´/ ,、ヽ       .|| ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨       ,''´ '`´ ゙ヾ
        i (ノノ"))i        .||           (⌒                    "リノソヾ、ル
        li l| ゙ -ノil|        .||         ,,´/´^`ヽ. 誠今行くから           i、ヮ゚ i)v゙
        リ./)允iつ        .||         ノ〈 从ソ)バ                   /f~Y~jヽ
        ((゙く/_lj〉))       ||      (ヽ,ヘノ~(! ゚ヮ ゚ノリ                   U!_ハ__lソ.
          じフ    ┌┐   ||.      (にi__{(lつ允ソつ=|二フ                .|__l_j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



言葉『ボタンを踏んでみよっ』          世界『フガ』 ティウンティウン
                      ||
                      ||
                _     ||                              <
               '´/ ,、ヽ  ||                            ,''´ '`´ ゙ヾ
              i (ノノ"))i   || __________________  "リノソヾ、ル
              li l| ゙ -ノil|   || |                         |   i、ヮ゚ i)v゙ あっ!
              リ./)允iつ   || |                         |   /f~Y~jヽ
              ((゙く/_lj〉))  .|| |_______________________|   U!_ハ__lソ.
                じフil|    ||∨∨∨∨∨;。゚※∨允∨※∨=|二フ∨∨     .|__l_j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
255B:2007/12/02(日) 15:04:24 ID:uBATzi+v
言葉『誠くん上から階段が降りてきましたよ』    .|┝━┥|                   
                      ||        |┝━┥|                      
                      ||        |┝━┥|                      
                _     ||        |┝━┥|                 <
               '´/ ,、ヽ  ||        .|┝━┥|               ,''´ '`´ ゙ヾ
              i (ノノ"))i   || __________________  "リノソヾ、ル
              li l| ゚ -゚ノil|  || |                         |   i、ヮ゚ i)v゙ 『怪我の功名だな』
              リ./)允iつ   || |                         |   /f~Y~jヽ
              ((゙く/_lj〉))  .|| |_______________________|   U!_ハ__lソ.
                じフil|    ||∨∨∨∨∨;。゚※∨允∨※∨=|二フ∨∨     .|__l_j
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言葉『2人きりですね♥』                .|┝━┥|                   
                      ||        |┝━┥|                      
                      ||        |┝━┥|                      
                _     ||        |┝━┥|                 <
               '´/ ,、ヽ  ||        .|┝━┥|               ,''´ '`´ ゙ヾ
              i (ノノ"))i   || __________________  "リノソヾ、ル誠『世界を教会で生き返らすのに
              li l| ゚ -゚ノil|  || |                         |   i、ヮ゚ i)v゙   金がかかってしまうな・・・』
              リ./)允iつ   || |                         |   /f~Y~jヽ
              ((゙く/_lj〉))  .|| |_______________________|   U!_ハ__lソ.
                じフil|    ||∨∨∨∨∨;。゚※∨允∨※∨=|二フ∨∨     .|__l_j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして二人は城下町に向かった
256C(END):2007/12/02(日) 15:06:22 ID:uBATzi+v
                         |!____i|       `ーっ          厂`ー、
                      ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄∧∧       ( ノ⌒ヽ、_二-‐'⌒    >
                      /=ヘ/=‐::::::::::::::::/ / ハ   ∧                 (
                      /‐= ヘ────ト /= ハ  / ヘ        (⌒⌒ヽ_ノ⌒〃
⌒ゝ 〃⌒⌒ヽ_            /=‐  ヘ ロ ロ ロロ| /-‐=ハ /= ヘ        `〜‐-、__二ニ(
  `ー' ,-、_ノ⌒)         /____ヘ ロ   |/__ハ/=‐ ヘ
-‐〜─'´ ‐-、 ⌒ゝ   ノ⌒)  ]二二ニ[     ]二二ニ[| ̄ ̄ | ∧
-‐〜─'⌒ゝノ⌒ヽ、-〜、ノ  ゝ  |ロ ロ ロ |      |ロロ ロロ|\....::::| /=ヘ
  /⌒ヽ、_     ,-‐--、 _   |′″  |=======:|゛,′   |  \ :|/=‐ヘ
_,,ノ"´ `゛ー-、\-─''"″ヽ゛` `ヽ| ″   |       |      |   |/__-ヘ __/⌒ヽ∧_,∧_
"´′     "ノ ヽ-‐' ′   `゛ ┌冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖冖¬¬ ´ `/=∨ハ`ー、_
         ",-\ ∧       |===============|====l\_/_ハ__ハ   '⌒
     ,ノミゝ     `/ ヘ-、__, |____ ェェ  ニコ  =‐  __」   : ‐- | |  |  ロ| ロ| '"
彡ゞノソヘ爻乂ヾゞノ从/=-ヘミノ从/:::::::::::""/|  ェェ ェェ   コ   冖 :i.    | |  |″'''| ,,'|
爻ノゞヽノノ个ゞゝソミ /=- ヘ彡∠___/::::;|::.         r==========ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
^^~" ̄~~゙Fニニニニニニニニニニニi |     |  :;|:: ェ       /=-‐   == ハヘ  | ̄∧  | ̄∧=
      |       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧| "'''| r=====ョ    /         ハヘ= | /Aヘ  | /Aヘ
从 ノゞ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧   /ロヘ  :::| ||冂||冂||  /==   -  ‐-ハヘ レ'イ△ヘ レ'イ△ヘ
ノ爻ゞ /____  -‐  =/ロヘ  /ロ ロヘ  :| ||iロlliロ||  /-       ‐-  ハヘ=- ̄ ̄=-‐ ̄ ̄
ノゞヽ/\     \  -=/ロ ロヘ :/┌┐ |  :|:: ||iロlliロ|| /________ハヘ_______
ゝ'/    \=-   \  /=¬=ヘ/l .| ||: | // ̄ ̄ ̄[INN]   ┌┬┐    | ┌┬┐┌┬┐
/   []   \‐-   \|.   |_| |¬  //′″,,    | _ ...:::├┼┤    | ├┼┤├┼┤
  []   []  \     / ̄ /|__ ̄ "     / ̄ /|   :└┴┘    | └┴┘└┴┘
_______\__| ̄ ̄|/|  /        | ̄ ̄|/|________. |_______
    エコ     ュ   | ̄ ̄| ''|/  ′′  ''''  | ̄ ̄|| ̄ エコ ェェ      コ
匚]       エコ   ''|′″| │    =-      |    ||    匚 ]  エエ      エコ
               ェェコ |~  コ| │         =-   | ″ ||   _    <ェ 誠『世界って装備に金がかかるし・・・
               |    | │       ‐-   |    ||匚]'´/ ,、ヽ'´ '`´ ゙ヾ     匚 ] いなくてもいいか』
   エ コ   匚       |    | │            |    || i (ノノ"))i リノソヾ、ル
_,,vy,、,_,,,,___,wv、,,_,,,,,|_ ,,_|,/ 二=     -‐  |_,,_ ||,,_li l| ゚ -゚ノil|_i、ヮ゚ i)v゙,y从w,,_、、,,,__vy,,
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::z'     ‐-     `z:::::::::::::::リ./)允iつ /f~Y~jヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::、、:::::::::::::::vy,,:::::::::≠             ヾ:::::::::::::((゙く/_lj〉))U!_ハ__lソ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
          言葉『棺桶なんて重いだけだから        じフil|  .|__l_j
                街に棄てて行くのは名案ですね』



二人の旅(?)は続く To be continued・・・
257名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 15:50:11 ID:W9QhOiKr
世界が後で魔物化して現れそうな展開だな。
258名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 16:04:55 ID:HbZTg4OE
>254
言葉様、絶対判っていて踏んだでしょ…
259名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 17:21:46 ID:T4QnOhTr
言葉…せめてルイーダの酒場に預けようよ…。町の住民が迷惑だろ。
260名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 18:50:04 ID:W9QhOiKr
ライブ・ア・ライブの配役だと
誠(アリシア姫)
言葉(オルステッド)
世界(ストレインボウ)
想像以上に違和感が無い。
261名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 18:50:15 ID:oQqqpXjn
誠の部屋でH本を発見した言葉。
最初はムッとしたが、
中身がロングヘアー+巨乳の女の子ばかり。
誠君は自分みたいなタイプが好みなんだと再認識し、
にっこり微笑む言葉。

262名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 19:12:13 ID:W6jME3YO
>>256
正直、このストーリーだと誠だけでなく言葉も最低のゲス人間になってしまう・・・・
263名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:10:27 ID:829Dt97r
>>260
言葉・世界の配役はピッタリだが、誠は人を手酷く裏切っても、決して自殺する人間では
ないしな 二人はどちらも魔王になれる素質ありだが
自分の好み丸出しで他ゲームキャラに例えるなら……

誠(葛城史人)言葉(橘由宇香→イシュタル)世界(飛鳥泪→アスタルテ)

このゲームも1人の男を巡る骨肉の争いという一面があるし
264名無しさん:2007/12/02(日) 21:54:03 ID:g0a7RBYv
しかし、こういう色々な意味でシリアスな物語に出てくるキャラの苗字が全部
(七海、泰介)を抜いて歴代総理大臣の苗字だなんて、ちょっと複雑な気もする。
265名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:57:53 ID:HbZTg4OE
いたる「おねーちゃんこんにちはー」
言葉 「こんにちは、いたるちゃん。お兄ちゃんは?」
いたる「おへやで『べんちぷれす』してるよー」
言葉 「ベンチプレス??」
いたる「けっこん式で、おねーちゃんをだっこする時のれんしゅうって言ってた。
     落としたらたいへんだから、腕をじょうぶにするんだって」
言葉 「誠くん…(ポッ)」
266名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 00:09:29 ID:r2J7c6h/
>>265
(・∀・)イイ!
ほのぼのするなぁ〜
GJ!!!
267名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 00:42:57 ID:/pVzzph4
誠と言葉でディープキス対決。
どちらが長く舌を長く入れていられるか。
268244:2007/12/03(月) 01:28:45 ID:GrvkueA/
澤永・世界結婚式後
光 「ああー緊張した。あんな大勢の前でしゃべったのはそう記憶にないわよ
   もう。無事終わってよかったわ。世界花嫁姿きれいだったよ。」
世界「ふふ、ありがと光なかなか良かったわよ演説。私ももうすぐママになるん
   だからがんばらないとね。」
七海「しかし親は大丈夫だったのか?揉めたでしょ?学校在学中にそんなことに
   なって…。」
世界「私の方はともかく泰介は揉めたみたい。泰介のお姉さん私と出来ちゃった婚
   ってことでさんざん泰介罵倒したみたいだから。」
刹那「でも世界と澤永はこれからが大変だと思う。子供のこと、家のことまだまだ
   問題はたくさんある。」
言葉「でも何か澤永さんと西園寺さんとてもお似合いな気がします。きっと二人で
   努力すればどんなことでも乗り越えられると思いますよ。」
七海「うーんまさか澤永と世界も組み合わせで私たちより早くゴールインするとは
   まったくおもわなかったわ。」
世界「うん、今はともかく高校当初はまったく眼中になかったもの。魅力に気付い
   たのは私が3年の志望校選びで困ってた時かな。」
刹那「そういえばその時期から手紙に澤永のことが多く書かれる様になってたけど、
   なるほどそういうことか。」
世界「まあ一番度胆を抜かれたのが光が伊藤と同じ大学に行ったことよね。私は当
   時ショックで…。今考えると示し合わせたんじゃないかってかんじだけど。」
言葉「今の二人の仲良し振りを見るとそうかもしれないですね。まあ確信は
   全くありませんけどね…。」
誠 「西園寺、泰介が酔いつぶれてて俺一人じゃ手におえないんだ。悪いんだ
   けど手伝ってくれないか?」
泰介「うーん、酒がたりないぞー。もっともってきてくれー。酌をしてくれる
   女の子はいないのかー?。」
世界「えー。あんなに飲みすぎるなっていってあるのにまったく。これじゃあこれか
   らの生活思いやられるわね…。」
光 「あ、じゃあ私も手伝いにいくわ。誠ー、そっちに私もいくからね。」
誠 「とりあえず早く来てくれ、手におえん。」
七海「次の結婚式は伊藤と光の組み合わせかな?大学入って二人がすぐに付き合い
   だしたときはほんとびっくりしたわ。」
刹那「高校全部行ったわけじゃないけど当初の記憶からすると一番ありえない組み合
   わせだと思う。」
言葉「でも今見るととても幸せそうなカップルに見えますよ。きっと結婚しても上手
   く行くとおもいます。」

光 「世界が叱ったらすぐに澤永おとなしくなったよね。どう思う?誠?」
誠 「ありゃ尻に敷かれるタイプっぽいな。まあ幸せそうで何よりだよ。」
光 「誠、私達もあんなふうに幸せな結婚式ができるといいね。」
誠 「そうなるためにもこれから二人でがんばらなきゃな。光の家での菓子作りの修行や
   大学通い、その他諸々…大変だなこりゃ。」
光 「そだね。でも二人でやりとげようね。私たちの幸せな未来のためにも。」
誠 「ああ、分かってる。」
269名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 01:36:23 ID:eqIHzXdb
>>265
誠(母さんでベンチプレスやってるって知られたら言葉に鋸引きされそうだな。)
誠母(全裸)「う〜ん。」
270名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 02:48:47 ID:VjGkieHF
そういや、誠 母のビジュアルってどこにも出てないの?
少なくとも、スクイズ・サマイズでは声だけだったけどw
271名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 11:28:35 ID:jnCTl0fa
言葉って作中で一番性格変わると思うんだ。
清楚なままだったり、痴女になったり、覚醒したり…。
清楚なままの言葉が一番好きなんだけどね。
272名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 16:54:49 ID:xDavFG2H
アニメ版に限定していえば、言葉は強いけどそれは歪な強さ
自分の気持ちを素直に出せず寝取った世界や他人を著しく傷付けている自覚が殆どない誠
はもちろん悪いんだが、ラスト12話では、
世界の殺害と死体損壊以外にも、刹那の本心を暴露・見せ付けディープキス
・誠に中絶メールを入れ知恵するなど、確実かつ嫌らしい手段を用いているし

言葉が受けた仕打ちを考えると仕方の無い面はあるが、完全に底無し沼に
嵌った状態であり、自分自身の首を締める事に気づかないし気づけないんだな……
誰が悪い云々以上に、ああいう形で短い人生に幕を降ろした3人は哀しかった
そしてその死さえも、記憶の彼方に忘却されてしまう現実も
273名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 20:12:35 ID:iMdymCjR
>>272
「世界を殺す」という行為をしたかったんじゃなくて、「中に誠の子がいるかを確かめたかった」だけ.
刹那の本心を暴露したことは特に問題はないのでは?
「別に浮気してもいい」って言った後の見せつけディープキスはちょっとアレだったけど。
中絶メールはむしろ、世界の想像妊娠を見破っていたからでは?

言葉は確かに歪な強さだけど、
世界があまりにも精神的に弱すぎる。                  
274名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 20:13:30 ID:iMdymCjR
>>273
日本語でおk?
275名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:26:56 ID:qhp5RdQ6
誠くんを甦らすため、四人の守護天使(芙蓉楓、我妻由乃、マナマナ、名取羽美)
を召喚しクラスメート全員に烙印を刻み、贄にする言葉。

一方、奇跡的に一命を取りとめた世界は、言葉に二度と子供を産めない体にされた
恨みを晴らすべく復讐の旅に出る。
276名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 23:13:11 ID:+vMVJxNs
ヤンデレ天使かw
277名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:55:40 ID:FBSgTVIJ
奇跡的に一命を取りとめた世界は、二度と子供を産まない体になったことを幸い
一時の快楽に身を委ねる享楽的な生活に身を投じる。
278名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 01:07:41 ID:WB/uyLWK
>275
成人男性の背丈を軽く上回る全長を持つ鉄の塊のような包丁を得物にするわけですね。
279名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 02:25:46 ID:jxtg86+r
その役はむしろ言葉サマの方が似合いそう……って、そういやモズグズ様の弟子に洋鋸の使い手がいたっけなぁ。
280名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 08:35:55 ID:3wDfJi5/
誠の席が刹那だった場合

誠「頼む。携帯のこと絶対誰にもいわないでくれ」
刹那「わかった」
誠「サンキュー。清浦は口堅そうだから信頼できるよ」
ー世界宅ー
刹那「あっ。今日たまたま伊藤が携帯机の上に忘れたから迷ったけど、開いて見たら待ち受けの画像が4組の桂さんだった」
世界「えっ、それって例の携帯のおまじないだよね。桂さんって知り合い?」
刹那「実行委員で知ってるだけ」
世界「じゃあその子伊藤に紹介して近づいちゃえ!」
刹那「ぶっ」
「もし、桂さんも伊藤のこと好きで二人が付き合っちゃったらどうするの」
世界「そっか。その可能性もあるよね。うん。さすが刹那だ」
281名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 10:30:37 ID:mrbfSz9D
誠 「何で西園寺がついて来るんだよ。」
世界「えへへ、それはほら私刹那の保護者だからね。悪い虫は近寄らせ
   ないぞってこと。」
誠 「だったら清浦を待ってればいいだろ。」
世界「伊藤は刹那のこと知らなすぎ。だから一番近くにいる私がいろい
   ろ情報を教えてあげる。」
誠 「すまん。助かるよ。」
  
正直刹那が隣の席でもこんな展開が待ってそうなんだけど。
282名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 11:07:01 ID:7HkYSkaT
怒りの誠(誠×言葉)

例の如く悪質な苛めを受け、澤永にまで犯された言葉は、人生に絶望し
自殺しようとする。しかし……

誠 「ん?メールが入っているな。こんな時間に誰からだろう……」

(無題)突然こんなわがままな事を言ってごめんなさい。ですが、
    私はもう誠君の側にはいられません。短い間でしたが、
    素敵な時間をありがとうございました。とても嬉しかったです。
    ………さようなら

誠 「送信者の名前が入ってなかったけど、まさか……言葉!?」
誠 「言葉の携帯に電話しても出ない……… 夜遅くに人様の家に
   電話をするのは気が引けるが……仕方ない」
プルルルルル…………ガチャ
真奈美「はい、桂でございます」
誠 「夜分遅く申し訳ありません。あの、僕はこと……桂さんの同級生の伊藤と申します。
   申し訳ありませんが、言葉さんはいらっしゃいますか?」
真奈美「言葉なら、今日は文化祭の後片付けと打ち上げが長引いたので、
    友達の家に泊まってくるって言ってたわ」
誠 「ああの、誰の家に泊まるかは言ってませんでしたか?」
真奈美「さあ、そこまでは…… 用事なら、私から伝えておきましょうか?」
誠 「いえ、いいです。夜分遅く失礼致しました」
ガチャ
誠 「家にもいなかった…… なんかもの凄く嫌な予感がする………」

誠は思わず自宅を飛び出し、言葉を直接捜す。考え得る最悪の想像が
自分の勘違いである事を願いながら………
283282:2007/12/04(火) 11:58:45 ID:7HkYSkaT
正解ルートを通った場合(行き先を間違えると82・83みたくBAD行き)

誠「まさかこんな時間に学校にいるとは思えないが……それにしても
  無用心な学校だな」
誠「教室にはいなかったし、やっぱり誰かの家に泊まっている?
  でも言葉って、普段俺や世界と一緒にいるイメージしかないし
  外泊なんて…………あ!!!」

誠はようやく思い出した。つい最近まで自分と言葉、世界の3人で過ごしていたあの場所を。
誠は時速800KMくらいの勢いで、屋上を目指す。そこには………
(好感度が低いと、どこかの世界の再来みたく、言葉の自殺を目の当たりにしてしまい、
 上スレ82・83のようなBADエンドになる)

条件を満たした場合

言葉「(さようなら、お父さん、お母さん、心……誠君……)」
フェンスを乗り越え、金網を登ろうとしていたその時――――
誠 「ことのはぁーーーーーーーー」
言葉「ま、誠君!?」
誠 「言葉、こんな所で何してるんだよ!?」
言葉「嫌ッ離してッ!!!」
誠 「落ち着くんだ!馬鹿な真似をするんじゃない!!」
言葉「離してください!私はもう誠君の側にはいられない……」
誠 「何言ってるんだか訳わかんねぇよ!!何で俺の側にいられないんだよ?
   理由を話してくれるまで絶対に離さないから!」
言葉「こんな私にもう誠君の彼女である資格なんて……ないんです!」
誠 「だからその理由を教えて欲しいって言ってるんだよ!!」
言葉「………!それだけは………言えません………」
284282:2007/12/04(火) 13:49:38 ID:7HkYSkaT
誠 「理由も教えてくれずに勝手に飛び降りようとする人間の
   言う事なんか訊けないよ!」
言葉「ごめんなさい……ごめんなさい……でも、それだけは、誠君にだけは
   知られたくない………だから、離して………!!」
誠 「…………わかった。そこまで話したくないんなら、無理強いはできない。
   でも、少しだけ俺の話も聞いてくれないか?飛び降りるのは、それからでも
   遅くはないだろう?」
言葉「……………………………はい」
ようやく抵抗を止め、フェンスから降りる言葉。俯く彼女に誠は静かに話しかける。
誠 「まず、言葉がそこまで思い詰めている事に気づけなかった自分を恥じるよ」
言葉「……………」
誠 「言葉が何を思い詰めていたのかはわからない。けど、いい加減な気持ちで
   あんな事をしたんじゃないんだろう?」
言葉「………………」
誠 「最初に付き合い始めた頃は、お互いにギクシャクしたり、空回りしたりで、
   正直上手くやっていける自信がなかった。でも、一緒にいるうちに、君の良い所が
   何となくだけど、わかるようになってきたと思う」
言葉「………………」
誠 「………あのメール、言葉が送ったんだろう?」
言葉「………!それは……」
誠 「俺の壮大な勘違いだったらごめん。言葉は今死ぬつもりだったんだよな。
   でも、あのメールを送った誰かさんは、本当は誰かに伝えたくて、
   自分を助けて欲しくて、思わずあのメールを出したんじゃないかって思ってさ」
言葉「違います!私は………」
誠 「あれ?やっぱりあのメールは言葉が送ったんだ?」
言葉「だだから違います……私は………う……わわたし……は……」
誠 「君が送ったんじゃないんなら、泣く必要なんかないじゃない」
285282:2007/12/04(火) 14:29:39 ID:7HkYSkaT
言葉「だって……だって……私は……」
もう溢れる涙をこらえきれない言葉。そして――――
誠 「言葉は強いヤツだよ」
言葉「…………え」
誠 「もし本当に死にたかったのなら、きっとメールなんか送らずに
   黙って自殺したと思う。俺の事なんか無視して飛び降りたと思う。
   でも、言葉はそうしなかった」
言葉「………誠君」
誠 「さっきも言ったけど、言葉が何を悩み、そこまで思い至ったのかはわからない。
   きっと物凄く辛い、死にたくなる程苦しい事なんじゃないかと思う。でも、
   そんな辛い思いを抱えながらも、助けを求めてくれた」
言葉「………………」
誠 「恥ずかしさとか、変な意地とか、辛さ苦しさとかに呑まれずに、
   勇気を出して助けを求めてくれた。俺にはそれだけで充分だ」
言葉「………誠君……!」
誠 「だから………逝かないでほしい。言葉がいなくなったら、俺……
   意気地無しだからもう人生耐えられないよ………」
自分でも何を言ってるのかわからなくなる誠。今度は誠の目から涙があふれだす。
286282:2007/12/04(火) 15:19:00 ID:7HkYSkaT
言葉「……誠君……誠君……私……わたし…………!!」
感極まった言葉は、誠の胸に顔をうずめ、子供のように泣く。
誠 「言葉………」
言葉「ごめんなさい………ごめんなさい……ごめんなさい……」
2人はしばらく、誰もいない屋上で咽び泣いた――――

そして言葉は、誠に事の真相を話した。加藤達グループから悪質な苛めを
受けている事を。その苛めには誠と同じクラスである甘露寺も関わっており、
さらにその友人であり、誠・言葉の友人でもある世界が裏で糸を引いているかもしれない事。
そして、誠の友人である澤永に無理やり犯された事も、全て。

全ての話を知った誠は呆然とし、あまりの自分の至らなさに情けなさを感じ、そして、普段の
優柔不断な誠からは考えられないくらいの、怒りの気持ちが湧き起こったのであった。

誠 「あいつら………許せないよ……」
言葉「誠君……無茶な事は考えないで下さい……私がもっとしっかりしていれば、
   こんな事にはならなかったんです」
誠 「それは俺のセリフだよ。俺が最初からもっとしっかりしていれば、言葉を
   こんな辛い目に遭わせずに済んだのに……… ホント、彼氏失格だよな」
言葉「誠君は駄目じゃありません!……こんな汚れた私を助けてくれました……」

お互いの謝りあいが続き、今後の事をどうするか考える誠。(上手く行動すれば、
原作の芋エンドに行きつきそうだし、警察レベルの問題にし、彼らを追い詰める
事も出来る。誠の怒りがいき過ぎれば、他ルートの誠では絶対考えられない
誠が傷害致死を起こすルートもあり得るかも)
287名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 21:52:11 ID:cyqbtMLS
イイネー。
言葉可愛いよ言葉。
288名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 23:35:47 ID:3ioMmXqS
言葉+いたるのほのぼの系
以前投入した桂家訪問の続き。

「あら誠君?」
「やあ言葉偶然だね。」
「こんにちは、おねーちゃ(トコトコと言葉の方に歩いていく)」
「はいこんにちは(足元に来たいたるを抱き上げる)」
「やわらかいお胸ぇ、いたるおねーちゃの事大好きぃ(胸に頬擦り)」
「私もいたるちゃん大好きですよ。」

「おにーちゃ、おねーちゃんとみんなでぱふえ食べたーい。」
「こら、さっき食べたばかりだろ!!腹壊すぞ!!」
「やーだ、ぱふえ、ぱふえ。(半分泣きそう)」
「うーんじゃあ私と半分こしましょうか?
 それならお腹壊さないし誠君も飲み物くらいは平気でしょう?」
「俺はいいけど言葉はいいの?」
「はい、私もいたるちゃんといたいですから。」
「やったー。」

「はい、あーん。」
「おいち。」
「おねーちゃもあーん。」
「おいしい。」
「なんか二人ともすごく仲良いな。」
「おにーちゃ、いたるこのおねーちゃがいい。」
「え?(誠と言葉がハモる)」
「きおうらいなくなっちゃったし、後は邪悪なおねーちゃと怖いおねーちゃだけだもん。」
「誠君、後でゆっくりお話しましょうね。(にっこり)」
「い・いやその誤解だよ言葉。(かなり引きつってる)」

それから十年後

「お・ね・え・さ・ん(ガバッと後ろから言葉に抱きつく)。」
「きゃっ、もういたるちゃんっていつも唐突ね。」
「お前週末ごとに連絡無しに現れて。
 17にもなって週末に遊んでくれる彼氏すらいないのか?」
「クラスのやつらってガキっぽいし他に寄ってくるのはろくなのいないし、
 家にいたらなんか身の危険感じるし・・・・」
「誠君、そんな事言っちゃ可愛そうですよ。」
「きゃーお姉さんわかってるぅ。(今度は正面から抱きつく)
 今夜も一緒に寝ようね。」
「いいですよ。」
『今日も1人寝かぁ、俺は夫なんだけどなあトホホ(涙目)』

おしまい
289名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 02:13:12 ID:uroCWjNY
今夜も一緒に寝ようねって…口では言えないような百合百合な事かァァァァ!!
290名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 10:22:01 ID:6Q5DTObd
1話でサックスと赤毛が転校してきて言葉がサックスと即効でフラグを立て
世界が赤毛に即座にキス。いたるが赤毛の妹になり、泰介はサックスにけつ
を掘られ光に見限られ、主要ヒロイン取られた誠は空気になると思いきや
刹那や光と細々とフラグを立てて学校を過ごす。
291名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 10:52:00 ID:hVqpbc++
>>290
その表現だとまるで、
刹那や光がメインヒロインではなく
泰介がメインヒロインみたいじゃないか
292名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:39:00 ID:Unuy92wu
>>282-288
乙。
誠かっこいいね。
言葉も誠にもう少し頼ってもいいと思うんだ。
こんな展開あればなぁ。
言葉に謝る誠を見たい。

いじめっこ+レイパーに制裁を!!!

>>288
相変わらずすばらしいです。癒されました。
293名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:44:22 ID:Unuy92wu
言葉様の幸せな姿を見ると本当に癒されるから職人さんには感謝です。
294名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:10:06 ID:Unuy92wu
       |       ||//     ||/ /    ||
       |       ||/       ||b/        || いたる『おねぇーちゃーたのしぃ!』
       |       ||        ||          || 言葉『どさくさに紛れて・・・』
       |       ||_____||______||  誠『いや、ごめん息子が勝手に・・・』
       |□□| ,、|_>_ ,、□□□□□□□□□□□□
       |□,.'⌒<´/^^゙ヾ´ヽ□□□□<□□□□□□
       |□"´`i ノノソヾ!リ' ``,、`ヽ,''´ '`´ ゙ヾ□□□□
      /二二ニヾ(l ゚ヮ゚ノiリノソノ )"iリノソヾ、 ル二二二  /
     //    と~  ~つ |l、ヮ゚ |l ii、ー゚*i)v゙    //
   //   〜〜〜〜〜~~~~~ ~~ ~~ ~~  //
  /∠_______________//
 |─────────────────┐
 |                         .|
295名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 01:31:34 ID:Z3jLK4SD
>294
いや、そんなに密着してたら誠君だってそうなりますよ…
296名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 01:35:55 ID:e1oLlnry
携帯の待受け画面がいたるだったら。
世界「誠、後10…ううん、せめて8年は待つのよ。今だと二重の意味で終わりだから。」
誠「誤解だ!いたるにせがまれたから、この画面なんだ!」
世界「世間の偏見は強いと思うけど負けないでね。」
誠「話を聞けェェェェェェ(血涙)。」
誠はリアル妹萌えのロリコンど変態の称号を手に入れた。
刹那「伊藤君は私が校正…。」
297286:2007/12/06(木) 11:04:04 ID:HhiRC1S2
怒りの誠U〜澤永の逮捕〜

(現実および原作・アニメではありえない設定が多いのでご容赦下さい)

言葉の自殺未遂から翌日―――

担任「桂は今日は風邪で欠席するとの事です。それでは――」
来実「とうとう休みだしたか桂のやつ。」
みなみ「ちょーっと苛めすぎたかもね。あははは」
夏美「でもさすがにヤバくない?もし先公達にバレたら私らもやばいよ」
来実「だいじょぶだって。気弱なあいつにそんな度胸なさそうだし」
みなみ「仮に知られても、反省したフリしてしばらく大人しくしてりゃいーもんね。
    第一、私らが苛めたっていう確かな証拠なんかないもん」
夏美「それならいいけど……」
乙女「………………。(体育はよく見学してたけど、学校を欠席する事なんか
   1日もなかったのに、なんか気になるな)」

一方、誠のクラスでは―――

世界「誠が欠席するなんて珍しいな……」
泰介「馬鹿は風邪引かないと思ってたけど違うのかね?」
光 「引き方が馬鹿だったんじゃないの?」
世界「もう、あんまり馬鹿馬鹿言わないでよー。」
刹那「伊藤の事が気になるの?」
世界「なッ…!そういうのじゃなくて!私はただ友達として……
   (でも本当に誠のやつどうしたんだろう………)」
298286:2007/12/06(木) 12:00:45 ID:HhiRC1S2
光 「それにしてもあんた顔がにやけてるけど、何かあったの?」
泰介「あ、わかっちゃう?まあ俺にもやっと運が巡ってきたというかな。
   だははは」
刹那「目がえろい。」
光 「聞くだけ時間の無駄のようね。」

授業終了後――

泰介「さてと、退屈な授業も終わった事だし、誠も今日はいないから
   まっすぐ帰るとするかな。お前らはどうすんだ?」
光 「私は家の手伝いがあるから寄り道は無理だよ。」
刹那「実行委員の集まりがあるから。」
世界「私も今日はバイトのヘルプ頼まれてるから、みんなと一緒に帰るのは無理だね。」
泰介「なんだよみんなバラバラかよー。今日は厄日だな」
世界「あんたと一緒に帰ると貞操がやばそうだしね」
光・刹那「同感。」
泰介「ちょッ…… お前ら容赦ないのな…… じゃあな、また明日」

澤永は世界達と別れ、1人に。下駄箱で靴に履き替えて昇降口から出ようとした
その時―――

誠 「やあ、泰介」
泰介「あれ、誠じゃないかー。お前風邪で休んだんじゃなかったのか?
   西園寺達も心配してたんだぜ」
誠 「ごめんごめん。ちょっと夜更かしし過ぎちゃってさ…… それで盛大に
   寝坊しちまって、つい………」
泰介「それで、ついズル休みしちまったってわけか。いやはや、お前にしては
   不良だねー」
誠 「おいおい、1日休んだだけで不良も何もないだろう」
泰介「わははは。心配しなくても、ちゃーんと黙っててやるからさ。それより、
   こんな時間に学校に何しに来たんだ。授業はもう終わったぞ」
誠 「ああ……ちょっと用事があってな」
泰介「用事?だったら早いとこ済ませちまいなよ。西園寺達に見つかったら
   いろいろ言われるぞ」
誠 「いや…… お前に用事があるんだ」
299286:2007/12/06(木) 13:35:44 ID:HhiRC1S2
学園の裏門前

泰介「ここの生徒は殆ど正門から出入りするからなー。内緒話なら
   うってつけなわけだ。で、俺に話って何だよ?」
誠 「噂で聞いたんだけど、3組の桂を彼女にしたって本当なのか?」
泰介「なんだ、もう知っちまったのか。お前にしては耳がいいな。
   いや俺も正直、あんなに上手くいくとは思わなかったけどよ」
誠 「女に縁のないお前がどうやってあの桂を口説き落としたのか気になってさ」
泰介「おいおい、それは最重要機密だぜ。俺の純愛をそう易々とお前に
   話すわけにはいかねーな」
誠 「今度ピュアバーガーで好きなだけおごるからさ。頼むから教えてくれよ」
泰介「んーーそこまで言うんだったら、話してやらないこともないぞ」
誠 「サンキューな泰介(……………………。)」

(中略)
泰介「…………というわけで、俺も晴れて童貞を卒業できたってわけだ。
   いやー加藤のアドバイスがなかったら、俺もお前みたく暗い青春を
   今でも送りつづけていたわけよ。だははは」
誠 「…………………」
泰介「まあ、お前もこの俺を見習って、早く彼女つくれよ。人生一度きり
   だからお前も楽しまないと。バカやれんのも学生のうちだけだからなー。
   前々から思ってたが、大体お前は誰にでも………」
誠 「…………………」
泰介「うん?どーしたんだお前、さっきから陰気なツラして」
誠 「……………泰介。オレ……」
泰介「ああゴメンゴメン。ちょっと調子に乗り過ぎたな。大丈夫だって、
   この俺だってあの桂さんを彼女に出来たんだから、お前ならすぐ出来るさ」
300名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 17:25:44 ID:XdxPU3uv
>>299
ほんと泰介は屑ですな。自覚の無いところが逆に救いがなさすぎる。
誠がんばれ!
301286:2007/12/06(木) 17:28:03 ID:HhiRC1S2
バキッッ!!

泰介「痛ってーなぁ。いきなり殴ることないだろう。男のヒステリーは
   見苦しいぜ」
誠 「………もしお前が、ほんの少しでも罪悪感を感じてたのなら、せめて
   身柄を引き渡すまで一緒に付き添ってやるつもりだった」
泰介「誠?お前何言って………」
誠 「お前とは何だかんだで気の合う友達だと思ってたけど………俺のとんだ
   勘違いだったようだな」
泰介「……………誠……」
誠 「言葉は昨日自殺するつもりだった」
泰介「…………え!?な、何で…」
誠 「あと少し助けるのが遅ければ、言葉は今日、この世にいなかった」
泰介「ま、誠………お前、まさか……」
誠 「言葉は警察に被害届を出したんだ。お前にレイプされたって。それだけじゃない。
   お前に『アドバイス』をくれた加藤やその仲間から酷い苛めを受けている事もだ」
泰介「誠……… あれはそんなつもりじゃなくて、俺はただ……」
誠 「加藤がお前を唆した事は、言葉も俺も知らなかったけどな。………もう警察はお前を
   逮捕しようと動いている。お前の親にも連絡が伝わってるはずだ」
誠 「せめてもの情けだ。泰介、大人しく自首しろ」
泰介「ひっ………うわぁあああああっ」

自分が逮捕されるという現実に恐怖した澤永は誠を突き飛ばし、そのまま裏門から逃走する。
しかし、逃走を予測していた警察官が既に張っており、澤永はあっという間に捕らえられる。
この為に澤永を引きとめ、通行に利用する人間の少ない裏門に誘導したのだ。
302286:2007/12/06(木) 18:54:19 ID:HhiRC1S2
 もちろんそれは、悪質な事件とはいえ、性というプライベートな事情も
あって、他の生徒への動揺をなるべく少なくしたいという学校側と警察の
事情もあったが、澤永の罪をほんの少しでも軽くしたいという、誠と言葉の
強い要望があっての事だった。(もちろん誠は最初反対したが、見ず知らずの
人間ならともかく、自分を犯した澤永は誠の友人でもあり、彼の今後の人生も
考えて、澤永を厳しく罰してほしくないという言葉の意見を汲んだのであった)

そんな彼らの想いも、澤永には通じず、彼は憔悴しきった状態で手錠をかけられ、
パトカーに乗せられ、学園を去っていく。
そんな一部始終を、騒ぎを聞きつけた野次馬な生徒達や一般人の中、
誠は独り悲しげに見つめていた―――――
303名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 22:42:31 ID:9MOpMUvz
GJ!今度は乙女や甘露時たちにも制裁加えてくれ!
304名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 00:58:31 ID:C2/HGrsX
>286
原作やアニメとは別のベクトルで重い話になってきましたね。
305302:2007/12/07(金) 11:02:31 ID:IOjVnTs0
ちと修正。言葉の所属クラスは4組だった。誠のクラスが3組だったな……
嗚呼完全に勘違いだorz
まあどっちかといえば、澤永や乙女・七海・いじわる隊が社会的制裁を
受けてスカッとするというよりは、友情が壊れた誠のショックの大きさの方を
想像してくれたらという事で。
306名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 11:32:14 ID:hZWEJBxF
しかしレイプって女性が受けるダメージは肉体的精神的に凄いし仮に訴えてもそれが明るみになると男性側に例えば結婚し
てたり社会的にある程度認められた人だったりした場合はかなり有効だが泰助みたいに学生で家族が裕福でもないから訴え
て受けるダメージは言葉の方がひどそうだな(泣)
ましてや学校で逮捕劇はすぐに知られるからなあ〜だからアニメでは言葉は気にしてないの一点ば
りだったわけだ〜泰助は全く理解してないがなあ(泣)
307名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 11:58:00 ID:hZWEJBxF
泰助を懲らしめるなら何が有効か?
やはり姉に相談が一番堪えるかな?
308名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 13:34:07 ID:xc7XQUag
血縁者のみにばらす。結婚したら嫁や子供にお前の父親は強姦魔だと教える。
309名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 15:16:01 ID:AQneKFzT
普通に泰介を鮮血EDでいいじゃん。
310名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 20:45:37 ID:h+B5+ahe
>>309
むしろ澤永が「永遠に」

「俺は誠がいないと生きていけないんだぜ!」
311名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:35:21 ID:vLfC372h
理科室にて
言葉「ああ、いややめてください。澤永さん。」
泰介「そんなこといって。こうされるのが好きなくせに。」
ばよえーん
言葉「好きじゃありません」
泰介「じゃあもういくから」
言葉「やめてください。」
泰介「いくから!!」
ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん
言葉「ああ、負けちゃいましたあ。もう少し手加減してください
   澤永さん。さっきから負けてばかりで心が痛みます…。」
泰介「むはは。俺ぷよぷよは強いんだ。」

光 「澤永と桂さんってゲーム友達だったんだ…。」
誠 「俺、言葉に一度も勝てないのに…。」
312名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 22:50:46 ID:GN6ceqoV
誠×言葉もすきだが、一方で誠×光もすきなんだよな
なんかおちつくというか、排他的というか
313311:2007/12/07(金) 23:01:01 ID:vLfC372h
桂家にて
言葉「私たちもしませんか?」
誠 「しない。」
言葉「でも黒田さんと澤永さんもぷよぷよしてますし。」
誠 「しない。」
言葉「もしかして4人で桃鉄やった時キングボンビーくっつけたこと
   根に持ってます?」
誠 「言葉…ぷよぷよ強いから…。」
道端にて
誠「いいのか黒田?」
光「うん。」
誠「たく、泰介の奴黒田をコテンパンに負かした後すぐ言葉と…。」
光「しょうがないよ。泰介桂さんとのゲームに夢中だもん。
  泰介すっごい桃鉄へたくそだったよ。伊藤桃鉄上手いんだね
  泰介考え無しにマイナス駅に着くばかりで頭痛かったけど、
  伊藤と組んでる時は楽々資産増やせてすっごい気持ちよかったもん。」
誠「俺でよければいつでも相手してやるって。」
光「じゃあ今して…澤永のことを忘れられるように。」
誠「黒田、いや光。」
光「うん私も誠って呼ぶ。」
誠「じゃあポケモンの通信対戦を…。」
光「うんありがとう。」
誠「俺でよければいつでも対戦相手になってやるから。」

「ゲームフレンド」END
314名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:44:22 ID:TLZiN1ce
「澤永あんた後夜祭の時に桂と寝たの?」

「な・なんでそれを?」

「あんたの友達から聞いたの。
 抱きついてそのまま無理矢理押し倒したらしいね。」

「そりゃ2〜3人には話したけど。
 あんな美人相手に童貞捨てられたんだし自慢したいだろ?
 それに無理矢理はひでえよ気合いって言えよ。
 それにしても桂さんって今思い出してもすげえ気持ちよかったなあ。
 終わった後シクシク泣いててロストバージンの初々しさもあって・・」
315名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 01:27:23 ID:fCOLXnlS
>309
言葉にしろ誠にしろ、こんな屑ごときのために自ら手を汚す展開はちょっとねぇ。
勝手に駅のホームから転落してグモってしまえばいいよ、こんな奴。
(駅員さんは大迷惑だろうけど)
316311:2007/12/08(土) 01:30:54 ID:OvM2wgTE
>>314
一番上のセリフが誰が言ったかによって泰介の運命は決まる。
七海…ぼこられる。
 光…ぼこられた上絶交される。 
刹那…学級で澤永の裁判が行われる。
世界…自分は何もしないが刹那、光、七海に話す。
乙女…特におとがめなし。
三馬鹿…大絶賛される。
317名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 02:00:34 ID:WkUoUKww
誠…強姦されるの気持ちを解ってもらう為、無理やり掘られる。
318名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 04:53:01 ID:4vltXGfe
刹那「大丈夫すぐ気持ちよくなるから・・・」
誠「や、やめろって!!って後ろにいる人は誰なんだよ?」
「ま〜ぁことくぅ〜ん!!僕を忘れたのかい?ひっどいなぁ〜!!」
泰介で〜す

刹那「じゃあ帰る」
誠「ま、まてよ刹那!!」
ひええええええ



それから誠は得意のいも料理よりも深〜く深く掘られましたとさ


芋掘りend
319名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:12:43 ID:H6lj9HqZ
>>318
言葉「あ、誠くんの声が聞こえませんでした?」
世界「まさか、気のせいだよ。さ、一緒に踊ろ」
言葉「そうですね」
320名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:35:43 ID:kaSbol8w
光「ううー、やっぱり伊藤に澤永とられたあー。」
刹那「光、私がいる。いっしょにおどろ?」

七海「ノーマルなの私だけか…。」
321名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 15:19:29 ID:WkUoUKww
姐御END
誠「汚されちゃったよ俺…(シクシク)。」
七海(それっぽいとは思っていたがガチでそうだったとは…)
七海「私があのホモを何とかする。だからお前は心配するな。」
322305:2007/12/08(土) 15:22:04 ID:qkuzk+7H
怒りの誠V〜裏切られた乙女〜

(現実及び原作・アニメではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

澤永の逮捕から翌日

光 「……………。」
世界「ああのさ、光。……ショックなのはわかるけど……」
刹那「世界。せめて今日くらいはそっとしてあげよう。」
七海「……まあバカだとは思ってたけど、正直そこまでやる奴だったなんてね…」
世界「誠は今日も休みだし…… なんか気分が重いなあ……」

澤永が婦女暴行容疑で逮捕されたという事実は、翌日にはクラス全体に知れ渡り、休み時間も
その話題でもちきりだった。(もちろん澤永がレイプした相手が言葉である事は厳重に
伏せられており、世界達はもちろん、一般の生徒は知らないが)
学校という、しかも同じクラスであり、誠達の友人でもあった身近な存在から
犯罪者が出たという事実は、多感な年頃の少女達にとって、大きな衝撃であった。

さらに澤永は、黒田光が密かに好意を抱いていた存在であり、当の澤永は
全然気づかないものの、黒田はいつか彼に告白しようと考えていた。文化祭では
その機会が無かったものの、せめて今年中にはと思い、色々と考えていた。
その、矢先の事件だった。明るい割にあまり物事に動じず、現実的な黒田も、
今回の件はさすがにショックであり、学校に来てもずっと塞ぎ込んでいたのだ。
323305:2007/12/08(土) 16:30:42 ID:qkuzk+7H
一方、乙女達は―――

来実「澤永が高校生をレイプして逮捕されたって聞いたけど、
   ちょっとシャレになんないよね」
みなみ「うん。女の敵だよねー。捕まったから良かったけど、
    もしそうじゃなかったら……」
夏美「私が狙われていたかもしれない……って、私だったら
   思いきりあいつの股間蹴り飛ばしてやるけどね」
来実「きゃははは、私も襲われないよう気をつけないとねー」
みなみ「それさりげに自慢入ってるよ?来実だけ彼氏いるんだもん、
    不公平だよ」
夏美「僻まない僻まない。……ん?どうしたの乙女、さっきから黙ったまんまで」
乙女「………ちょっとトイレ行ってくるから」
夏美「気分でも悪い?一緒に行こうか?」
乙女「うるっさいなあ……ついてこないでよっ!」

加藤は機嫌が悪そうに席を立ち、教室を出ていく。

来実「なんなのあの態度、感じ悪い。」
みなみ「なんか事件の話聞いてから、ずっとあんな感じだけど……」
夏美「乙女のやつこういう話題は苦手なのかな……」

小泉たちは、加藤が勝気な性格の反面、色恋には奥手で不器用である事は
知っており、澤永の暴行事件で単に必要以上にナーバスになっているものだと
思っていた。(小泉たちも澤永がレイプした相手が言葉である事は知らない)
もちろんそれが誤りである事は言うまでも無いのだが。
324305:2007/12/08(土) 17:50:29 ID:qkuzk+7H
トイレ個室内

乙女(まさか澤永のやつ、私の言った事を間に受けて桂をレイプした?
   それで桂が警察に通報して、あいつは逮捕された……)
  (それならあいつが取り調べを受ける事で、私があいつを唆した事を
   話すかもしれない…… いや、きっと自供する……どうしよう………)

乙女は言葉が酷い目に遭えば、彼女がどうなっても構わないと思っていたが、
それが警察沙汰になるとまでは想像出来ていなかった。
澤永を言葉巧みに嗾けた自分のやり過ぎを後悔した。言葉に対する苛めは、
仮に教師たちに疑われても、隠し通せる(客観的に見れば根拠のない)自信が
あった。別に恐喝をしたわけでも、身体に跡が残るような暴行を働いたわけでもない。
乙女は来実たちグループのリーダー格だけでなく、4組女子全体のリーダー的
存在でもあり、口裏を合わさせて苛めを揉み消す事も可能だった。

しかし、澤永の件は違う。彼のやった事は完全に犯罪であり、言い逃れの出来ない事実
であるからだ。取調べの過程で自分の名前が出れば、当然警察の手が自分にも
伸びる事になる。
いくら乙女でも警察相手に平気で嘘をつける自信はなく、また、言葉が警察に
レイプだけでなく苛めの事実も話したとしたら、真偽を確かめる為にも
一度は事情聴取を自分にしてくるかもしれない。そうなれば完全にアウトだ。
325305:2007/12/08(土) 18:50:21 ID:qkuzk+7H
もちろんこれはあくまで乙女の憶測であり、澤永が言葉をレイプしたとは
限らない。自分の知らない誰か違う女性にそういう事をした可能性だってある。
相手が言葉でなくても、女好きな澤永の性格ならやりかねない。
それなら問題は単純な事だ―――そう都合良く囁く心の中の自分がいた。

乙女(でもそれなら、なんで桂が昨日から休んでいる?私らにいくらやられても、
   学校を休まずに登校してきたのに…… 今になって家に引きこもる気に
   なったにしては何か引っかかる……)

乙女は自分の知らない所で物事が進んでいるかもしれない不安と、文化祭の翌日から
急に休み出した言葉に対する小さな不審感が拭えず、更に苛立ちを覚えるのであった。
326305:2007/12/08(土) 18:59:29 ID:qkuzk+7H
予想以上に長くなりそうなので、今回はここまでにします。会話文が少なくて読み辛いのと、
読んでてあまり気分の良くない文章でアレですが、乙女が
段々追い詰められてるなーと感じていただければ。
とりあえず、任意同行まではもってくつもりなので。
327名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 19:44:20 ID:mxghW/eX
GJ!
会話文が少ない方が自分は好きなのでいい感じです。そこらへんは好き嫌いの問題なのでしょうが。
およその真実を把握しているであろう乙女には罪悪感を感じて欲しいところです。
328名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:16:11 ID:LERSE8c6
もし言葉が澤永に強姦されていたとら考えても
自分の心配ばかりで言葉に対して罪悪感を感じていないところがじつに乙女クオリティですね。
痛い目にあって反省してほしいところです。裏切りはいつかかえる
329名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:24:58 ID:fCOLXnlS
警察への任意同行までいったら、もう学校にはおれなくなるな>乙女
クラスの連中が一斉に手の平返しをする事は目に見えているし。
言葉を守るためとは言え、自分の行動で嘗ての友人たちとの関係が絶たれてゆくのだから
誠にとっても非常につらい日々が続きそうだ…。
330名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:09:01 ID:l68YeI7T
二年連続でイブはヒルズのホテルで過す言葉と誠。

「去年は誠君にはじめてをあげました。
 今年はお尻の・・・はじめてを・・・あげます・・・」
「こ、言葉・・・凄く恥ずかしい事いってる」
331名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 01:21:13 ID:RXTgRs3k
>>314
私がブログに書き溜めてるやつの一部じゃないかw
ご来訪ありがとうございます。

最後まで書いて色々修正かけてからURL発表する予定だったからちと恥かしいかもw

因みに澤永には悲惨な最期を用意しましたw
332名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 03:19:44 ID:E+A2zQ5I
誠種馬化EDは?
333名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 11:12:20 ID:A4K7B79Y
先ほど「散る言葉」プレイしまして・・・。


・・・・。いやあ、、、ゲームのキャラを真剣に殺したいと思ったのは初めてかもしれません。あ、殺したいのは勿論、加藤と澤永です。特に加藤はもう生きてちゃダメでしょう。こいつのグッドエンドがあるってどんな悪い冗談ですか。しかもなにが「一途な思いは報われて」ですか。ほんと氏んでほしい!
334名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 14:15:53 ID:bj/Y8djZ
「クリスマス・イヴ」ENDにて誠と言葉のキスシーンで終わりなのが不満!!
言葉の幸せな笑顔が見たい!!

言葉×誠の幸せなラブラブシーンの続きを職人さんに書いて欲しい。
頼みます。

せめて「そして言葉と」みたいに事後のシーンが欲しかった・・・
335名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 21:31:33 ID:uer66pX/
このスレが伸びてきてかなり嬉しいのは俺だけではあるまい

職人さんたち乙!
336名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 00:35:23 ID:4trh7ypn
言葉の部屋でエッチをしていたら、心が突然入ってきてさあ大変

「こ、心!?」
「心ちゃん!?」
「うわ〜!うわ〜!やっぱり。」
「心、あなた夕方まで出かけてるんじゃなかったの!?」
「へへーん。お姉ちゃんが私の都合ばかり聞いてくるからおかしいと思ったんだ。
 やっぱりおにいちゃんを呼んでたんだ」
「あ、あんたねぇ・・・!!お姉ちゃんをだましたのね」
337名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 22:39:43 ID:pr7AlB1M
ID250名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]投稿日:2007/12/10(月) 21:49:48 ID:ZP+jFtpP
没ルート妄想

泰介と世界がつきあうことになる
泰介と世界が合体
しかし誠の名をつぶやいてしまう世界
泰介が嫉妬に狂ってレイパー化
何も知らずに誠と言葉は人目もはばからずイチャイチャ
毎日言葉は世界にノロケ電話
泰介に中田氏されまくって世界が妊娠
言葉も誠の子を妊娠
駅のホームで幸せそうな誠と言葉を見て世界は2人を突き飛ばす
電車が通過。2人は死ぬが自殺ということにされる
引きこもる世界に泰介が言う「俺は2人を誰が殺ったのか知ってるんだぜ」
世界、包丁で泰介をメッタ刺しにして殺害

めでたしめでたし


すまん、見なかったことにしてくれ
338名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:33:19 ID:Q+UWI6vi
>337
さすがにそこまでゆくと、世界が可哀相に思える。
339名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:43:10 ID:JjQVORtr
・・・つか、ある程度まじめに書いたとしても・・・。 世界のは書きづらいんだよな・・・orz。
先入観があるし・・。
340名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 11:30:31 ID:8/P4o5fB
俺は書きやすいのは言葉、光か。世界は一番書きにくい。
341名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 13:03:42 ID:cqE2SZlT
そうだな…今俺は七海の勇み足で誠が完全に世界と決別した後の話を書きたいな。

あの後世界と七海である意味傷を舐め合う関係になるが、踊子や刹那達の勧めで最後にきっちり誠と言葉に対して
七海共々詫びて自分達のやった事の責任を取るってプロットなんだけど。
落とし所でおまけをギャグにするかそのままにするか考え中。
342326:2007/12/11(火) 15:05:10 ID:sNLAbAQC
怒りの誠V〜裏切られた乙女A〜

(現実及び原作・アニメではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

土曜日朝

世界「まったく、土曜なのに何で朝っぱらから授業なんだろうな(不満顔)」
光 「しょうがないよ。文化祭で授業潰した分、補習するっていう決まりなんだから」
刹那「お昼には終わるから、頑張ろう世界。」
世界「他の学校は週休二日で休みなのに、………はぁ(溜息)」
光 「それにしても伊藤の風邪は随分長引いてるね。今日もまだ来てないし」
世界「よっぽど性質の悪いものにかかっちゃったのかな……?」

学生にとって本来なら休日の土曜日の朝、世界達は補習授業を受けに学校に来ていた。
榊野学園は進学校であるため、学校独自のカリキュラムが幾つか存在し、今回の
特別補習もその一つであった。名目は任意による自由参加と謳ってはいるが、事実上の
暗黙の強制参加であり、全学年の殆どの生徒が授業を受けに登校していた。

教師A「2〜3人休みがいるようだが、そろそろ始める事にする。では教科書の……」
誠 「はいいますいますーー!!遅れてすいません」
教師A「もう少し時間に余裕をもって来なさい。早く自分の席に着くように」
あわてて自分の席に着く誠。
世界「(小声で)まったく、あわてんぼうなんだから。私みたいに余裕をもって
   来なさいよ」
誠 「世界までお説教かよ。勘弁してくれよな」
世界「はいはい。……それにしても大丈夫?風邪はもう直ったの?」
誠 「……ん?ああ、もうすっかり良くなったから大丈夫だよ」
世界「そう、よかった。光や刹那も結構心配してたんだよ?」
誠 「ああ悪かったな。世界にも柄にもなく心配させて……ぐぉッッ!?」(足を踏まれる)
世界「あんたは一言余計なのよ…………ったく」
誠 「いててて………」

その後は休んでいる間に進んだ分の授業ノートを写させてもらうよう、刹那や光に
頼む誠の姿。世界も協力しようかと名乗り出るが、自分と世界の成績差から丁重にお断りすると
問題発言をし、またもやどつかれる誠。澤永がいなくなった影響は避けられないものの、
誠が再び登校してきた事で、僅かながらでも活気が戻ったように感じる世界。だが、
誠の本当の心の内を知るものは、現時点では世界達の周りにはまだ存在しなかった―――
343326:2007/12/11(火) 16:26:03 ID:sNLAbAQC
授業終了後

誠が用を足しに行くのと、昼食用の飲み物を買いに席を外している間、世界・光・刹那・七海の
4人が教室でおしゃべり。

七海「ごめん、世界も女バスの打ち上げに招待する予定だったのに、急に中止に
   なっちゃってさ」
世界「いいよ、七海が気にする必要ないって。それよりさ、光を元気づけて
   やろうと思って、たまにはパァーっとカラオケで歌いまくろうって
   計画してるんだけど、どうかな?」
七海「うーん…… 重ねて申し訳ないんだけど、今日は親に買い物頼まれちゃってて
   さ、どうしても外せないんだよ、ほんとゴメン」
世界「そっか…… それなら無理には誘えないね」

光 「2人とも、そんな気を使わなくたっていいよ。いつまでも落ち込んでられないし」
世界「傷心の友達をほっとくなんて事できるわけないって。こういう時こそ、私達を
   頼ってくれないと、ね?」
刹那「うん。時には何も考えずはしゃぐ事も必要だと思う。」
世界「ほら、刹那だってこう言ってるし、ずっと落ち込んだ光を見てるのは辛いんだよ?」
光 「……ありがとね。ちょっと私らしくなかったかな…… …………よし!お言葉に
   甘える事にしちゃおうかな!今日は徹底的に歌い尽くすぞ〜!」
世界「やっぱり光はこうでなくっちゃ!今日は特別に光の分は持ってあげるわ」
光 「サンキュー世界、刹那。………あ、伊藤が戻ってきたけど、どうする?」
世界「この際だから、誠も誘おうかな。……って誠は桂さんと付き合っているし、
   ちょっと無理だね」
七海「ダメ元で聞いてみたらどうだい?事情をきちんと話せば、伊藤も
   OKしてくれるかもしれないし」
世界「うーん……」
七海「まあ私は部外者だからこれ以上は言えないけど。……じゃ、残念だけど
   色々買い物頼まれていてね、今日は忙しいんだ。お先に失礼するわ」
世界「じゃあまた月曜日にね。バイバイ」
光・刹那「また来週ね」「バイバイ」

七海が世界達と別れ、誠とすれ違う。一瞬だけ七海を見る誠。
少し厳しい表情になるが、七海は気づかず。次の瞬間には元に戻り、
世界達の輪に加わる誠。
344326:2007/12/11(火) 17:43:59 ID:sNLAbAQC
世界「遅かったじゃない。トイレと飲み物買いに行っただけで随分かかるのね」
誠 「悪い悪い。気に入ったジュースが幾つかあって迷っちゃってさ」
世界「ホント優柔不断なんだからなー。ジュース1つ買うのにもっとスパっと
   決められないの?」
誠 「いいじゃないかジュースくらい。……ところで、甘露寺と色々話しこんで
   いたようだけど?」
世界「うん、光と刹那と私とで、午後はカラオケ三昧で洒落こもうかなって。
   七海も誘うつもりだったけど、用事で忙しくて行けないからさ、
   代わりに誠を誘おうかって話が出たんだけど……」
誠 「俺は…………」
世界「もちろん誠が桂さんと付き合ってるのはわかってるよ。彼女がいるのに非常識な
   お願いだってのもわかってる。でも……今回だけでいいから頼まれてくれないかな?
   理由は後でちゃんと話すからさ」
誠 「…………ごめん。俺も今日は外せない用事があって無理なんだ」
硬い表情でそう応える誠。
世界「……そっか。……そうだよね。ごめんね、無理なお願いしちゃって。
   誠には誠の都合があるんだもんね」
誠 「期待に添えなくてごめんな。俺の事なんか気にしないで、楽しんできなよ、な?」
世界「うん……」
誠 「なんだよ、いつもの世界らしくないぞ。いつもなら文句の2つ3つはすぐに返すくせに」
世界「もう、失礼ねー。どうせ私は文句ばかりたれてる女ですよーだ」
誠 「あははは、ごめんな。変に気まずくさせちまって。…じゃあ俺は昼飯を食ったら
   帰るからさ、世界たちは気にせず行って来いよ」
刹那「うん、わかった。」
光 「じゃあ、そういう事なら遠慮なく行ってくるわ。」
世界「じゃあね、また月曜日にね。今度は遅刻してくんなよー」
誠 「わかったわかった。じゃあまた来週な」

最後はいつものノリで締め、誠と別れる世界。断った時に見せた硬い表情が
内心気になったが、光の為とはいえ、やはり無理なお願いをして困らせたかなと
反省し、思考を切り替え、カラオケ屋でで何を歌おうかと思案を巡らせる世界であった。
(続く)
345346:2007/12/11(火) 17:55:57 ID:sNLAbAQC
夕食が近いので、休憩を兼ねて一旦切ります。なんとか今日中に乙女を
しょっ引けるかな………
打ち上げが中止になったのは、もちろん澤永の件が影響しているから
なのですが、七海を目の敵にしている上級生にとっても
まずい物が映っていたからでしょうか?
346345:2007/12/11(火) 20:12:18 ID:sNLAbAQC
乙女ターン(342〜344の続き)

乙女(ふぅ……打ち上げは中止になるし、明日の部活も休みだっていうし、
   なんか落ち着かないなあ…… けど、たまにはこんな時間もいいか)

土曜日の補習授業後、独りで街をぶらつく乙女。本来なら午後に部活があり、
その後、表向きは文化祭の打ち上げと称して、秘密の「上映会」が行われる予定だったの
だが、昨日、急に中止が決まったのだった。今日にはバスケの練習中止も決まり、
困惑したものの、はっきりした理由は教えてもらえず、もやもやした想いを
紛らわせる為に、無目的に街をぶらついていたのだ。

洋服やアクセサリーなど、幾つかの店をまわり、ウィンドウショッピングをして
楽しむ乙女。部活の時や、小泉ら仲間達と学校で過ごしている時、妹の可憐相手
には強気な性格である彼女も、こんな時は年相応なごく普通の少女であった。

乙女「この服結構いい感じだけど………私の小遣いじゃ無理だね」

値札を見て、落胆する乙女。無駄遣いはしない方だが、買える金額が貯まる前に
売り切れてしまうのがオチだ。諦めて別の小物を手にとりだす。

乙女(ここ最近は、随分気がたっていたからなぁ……予定外だけど、気分転換には
   丁度良かったのかも)

澤永の逮捕を知ってから、乙女は学校や家でも気の休まらない時が続いていた。自分がいつ
警察に呼ばれるかもしれないと内心怯えており、学校では小泉達にも邪険な
態度をとるようになり、彼女達もそんな乙女の様子を嫌ったのか、ここ数日は距離を置いていた。
部活と授業中以外は彼女達といつもつるんでいたが、自分1人で手一杯な状態である乙女にとっては、
却って好都合でもあった。自分の邪魔さえしなければ、好きに行動してくれて構わない―――
そう乙女は思っていた。

ここ数日はそんな感じで、学校でも授業で発言が求められた時
以外は、殆ど独り無口に過ごしていた。だから、今回出来た「休み」は、
乙女にとって、しばし現実を忘れさせてくれる貴重な時間だったのだ。
347345:2007/12/11(火) 21:02:27 ID:sNLAbAQC
 適当な小物を1つ買い、めぼしい物は見て回り、暇を潰すにもそろそろ
飽きてきた。ちょっと早いけど、家に帰るとするか。そう思い、
乙女はいつも電車で通学に利用している駅へ向けて歩き出した。
その時、携帯の着信音が鳴っているのに気づき、慌てて携帯を取り出す乙女。

送信者  小泉 夏美
件名   いきなり悪いんだけど…

    ちょっと急な用事で悪いけどさ、時間空いてるなら、
    学校の近くにある公園まで来てくれないかな?
    私らが桂を苛めている事を、どうも先公達がかぎつけた
    みたいなんだ。今後の相談も兼ねて、話がしたい。
    来実やみなみも居るから。乙女がいないとどうしていいか
    わかんなくてさ。乙女だけが頼りなんだ。頼むよ

乙女「まったく……せっかく気分が落ち着いていたのに……こんな時
   ばっかり頼ってこないでよ……!」

一気に現実に引き戻され、機嫌が悪くなる乙女。一瞬無視したいとも思ったが、
苛めの件を出されてはそうもいかない。ここで邪険な態度をとって
夏美たちの機嫌を損ねると、色々とまずいかもしれない。彼女達に反旗を
ひるがえされて、苛めの事実を全部自分に押し付けられて、教師たちに告げ口
されないとも限らない。

気の弱いみなみはともかく、来実や夏美は自分程ではないにせよ、
強気な性格をしており、これ以上反感を持たれるのはまずい―――
そんな打算が働き、ここはリーダーらしい所をみせておこうと思いなおし、
公園に向かう事にした乙女であった。
348345:2007/12/11(火) 22:42:17 ID:sNLAbAQC
公園内(アニメで言葉・世界・刹那などが利用していた公園)

乙女「それで教師達に聞かれても、ちゃんとしらばっくれたよね?」
夏美「当たり前じゃん。ばれたらクビになりかねないし」
みなみ「向こうも核心はしてなかったみたいで、あまりしつこくは
    聞いてこなかったけど」
来実「でもさー、やっぱマークされんのはきついよ」
夏美「そうだね。何か目立つ事したら、そこから苛めを疑われるかもしれないし」
乙女「とりあえずは様子を見ようってつもりなのかもしれないね。……しかし、
   どこから私らの事が漏れたんだろう?」

もちろん言葉が警察に被害届を出した際に、乙女達グループを中心に、執拗に
苛めを受けている事を話したからであり、警察を通じて、学校側もおおよその推測はつけていた。
ただ、澤永の暴行事件と違い、確実な証拠がなく、学校が教育機関である建前上、
強制力をもって乙女達を調べる事はできず、事実上、本人達がを苛めの事実を認めて話す以外に
方法がなかった。

乙女「とにかく、ほとぼりが冷めるまではしばらくは大人しくしてよう。桂が登校してきても
   絶対に手は出さないように。他のやつらには、後日伝える事にする」
来実・みなみ・夏美「オーケー」「うん」「わかった」
乙女「あと、当然わかっていると思うけど、もしこの事をチクったりしたら……」
夏美「わかってるって。そんな睨まないでよ」
乙女「ならいい」

何だかんだ言いながらも、強気な性格だけでなく、こういう時に適切な判断・指示ができる所は
乙女が4組のリーダーとして君臨できる強みであった。
その素質が、言葉へ対する苛めに使われなければ、頼もしいまとめ役として機能していたのだろうが、
それに気づくには、乙女はまだ幼かった――――
349名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:50:16 ID:ByQpLbpG
おぉ、相変わらず乙です。
物書きの才能ありますよ。思わず見入ってしまう。
350名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:35:58 ID:pDFmigzL
挿絵を入れたくなるな。 絵の才能さえあればw
351345:2007/12/11(火) 23:36:48 ID:sNLAbAQC
乙女「じゃあ、日も傾いてきた事だし、そろそろ帰るわ。
   明日は久しぶりの休みだし、ゆっくりしたいんだ」
夏美「そう……なんだ」
乙女「うん?まだ何か用があるの?……今日はもうホントに勘弁して
   くれないかな……色々疲れちゃってさ」
みなみ「ゆっくりは出来るかもしれないけど……」
乙女「何が言いたいのよ。言いたい事があるんならハッキリ言いなよ」
来実「あのさー。向こうから来るおじさん達が見えないかな……」
乙女「おじさん達って…………!!!」

夏美達との会話に夢中で、自分から見て遠くにある公園の出入口から出入り
する人間にはあまり気に留めていなかった。その人間達の中で、乙女のいる所に
真っ直ぐ歩いてくる2人の男性の姿があった。自分の親くらいか、それよりは少し上な
年齢の中年の男と、30歳前後の筋骨隆々とした若い男がこちらに向かって歩いてきた。

中年の男はスーツを着ており、若い男は捲った長袖のシャツにジーパンとラフな恰好
だったが、公園に散歩しに来たにしては、何か雰囲気が違う。こんなドラマみたいな
シチュエーションでこういう状況で私らに関わりのありそうな人間といったら……
まさか、この男の人達は…………!

乙女「ひょっとしてあのおじ様達って………」
来実「乙女が想像してる通りの人だと思う」
乙女「ま、まさか………あんた達………!」

そう言うよりも早く、ゴメンと手を合わせる夏美たち。

夏美「ごめん、私らもあんな感じの人や、制服を着た怖いおじさん達に
   いつの間にか目をつけられていてさー……」
みなみ「乙女が独りでいる間に、私らも事情聴取受けてもらうかもしれないって
    言われてね……」
来実「それで、見逃してくれる代わりに、乙女の任意同行に協力してくれって
   言われちゃってさ、つい……」
352345:2007/12/11(火) 23:55:42 ID:sNLAbAQC
中途半端な状態ですみませんが、スレッドの接続状況があまり良くないので、
今回はここまでにします。こんなに長くなるとは書いてる本人も
思わなかったぜよ(苦笑) 乙女や夏美たち3人の警察からみのネタは
完全にグダグダで甘いですが、自分の文章力ではこれ以上はムリ
2次創作とはいえ、物を書くのは大変だわ本当に………

原作やアニメではある意味きっちり仕事してくれた乙女や3人ですが、
誤解を恐れずにいえば、言葉苛めさえなければ、彼女達もそこまで極悪人というわけでは
ないとは思うんだけどね…… うざいし苦手なタイプだけど(笑)
353名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:11:31 ID:2BW+BqxY
続編、期待してまっせ。
354名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:20:00 ID:UQkZDJYb
>>352
おまい、すげーな
ガンガレ!!!1!

漏れは乙女と3バカは嫌いじゃないぞ。
ちなみに誠や泰介も嫌いじゃない。
だが、漏れの1番は言葉。
355名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:48:14 ID:RWf+wxZi
>347、連絡がメールという時点で裏切りの内容が読めてしまった…
音声を介する「電話」と違って感情を隠したり偽るのは割りと容易だよね、メールって。
356名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:53:12 ID:z1g4Jzdq
強姦などの女性被害な犯罪に関して最近は
婦人警官が担当するケースが増えつつあるらしい。
男性に言いづらかったり、無神経な対応で
却って傷つき問題となり世間の批判を浴びる
パターンが増えてきたせいと言われる。(ただ現場や事情聴取など前面に限り、上司
や偉いさんは男性ばりなまま)
357名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 01:28:10 ID:76+IVsNL
>>345

以前、2ちゃんの別板でSSを書いていた経験があるのですが、
1レス毎に直書きしていくよりも、一回の発表分全体をテキストエディターでまとめて作っておいて、
それを何レスかに分けて投下してゆく、というやり方の方が良いと思います。
そちらの方が、発表分全体を見渡して推敲する事もできますので。

話の方ですが、次回では誠が乙女の前に姿を現すのでしょうか?
そして、誠が乙女に何を語るか、そして乙女がそれにどう応じるかが気になります…。
358名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 11:21:54 ID:Fvf8nELK
ある所に伊藤誠というそれはそれは酷い女たらしがおったんじゃ。
こやつは言葉という彼女を粗末に扱ったり世界というセフレにも最低の対応をするひどい男での。
最近では賄賂まで受け取っておったんじゃ。
そんな誠にはいたるという妹がおっての、誠もこの妹だけは本当に可愛がっておった。

ある日のことじゃ。
誠がセフレとの関係を清算しようと自宅で待っておったら突然いたるが訪ねてきおった。
「今日は大事な用事があるから」と追い返そうとするといたるは泣き出しそうな顔をしおっての。
仕方ないから部屋に入れてやったんじゃ。
それから暫くしてセフレが訪ねてきたんじゃが玄関のチャイムが鳴った途端に
いたるが火がついた様に大泣きしおった。
「おにーちゃ怖い!!おにーちゃ怖い!!」とそれはそれは酷い取り乱し方じゃったんじゃ。
誠がなんとかなだめようとするんじゃが一向に泣き止まん。

仕方が無いのでドア越に日を改めて来てくれる様に言った途端セフレが切れおっての。
「開けなさいよ!!開けないとドアを蹴破るわよ!!」
と突然暴れだしたんじゃ。
その様子たるや正に鬼女そのもの。
誠はセフレが自分を殺しに来たとはっきり自覚できたんじゃ。
恐れをなした誠はいたると抱き合ってガタガタ震えておった。
そして暫くすると近所の住民が警察を呼んだらしくセフレはそのまま連れて行かれたんじゃ。
その後誠はいたるにパフェを腹いっぱい食べさせてやったそうじゃ。
めでたしめでたし。
359名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 11:32:27 ID:xLlsOz/r
>>358
妖怪談話になっとるwww
360341:2007/12/12(水) 12:00:06 ID:nZroUvQp
ファンジンを書くのは始めてなので描写や設定とか大間違えかも知れませんが。
スクールデイズファンがみたいであろう世界・七海・それと乙女の改心話で落ちはハッピーエンドと決めました。

では書き出しからいきます。

【見ているだけで…】

私は大事な物を失った…。

誠「お前達最低だな!!」

誠の思いもよらぬ言葉…。

誠「言葉、行くぞ。」

そして私を見ずに桂さんと屋上に行った…誠は桂さんを選び…私は切り捨てられたのだ…。

世界「うっ…うう…どういう事なの…七海…」
私は過ぎ去った誠と桂さんを見送りながら、この状態を招いた七海を問い詰める事しか出来なかった…。
七海「世界…ゴメン…まさか私の勝手にやった事で…伊藤にあんたまで共犯だと思われるとは…思わなかった…。」
七海は私と桂さんとの争いで私が不利と見かね…暴力で桂さんから誠に手を引かせようとしていた…。
そして七海は桂さんの虐めをエスカレートさせ…今こういう事態になったのだ…。
世界「ゴメンですむわけ…ないでしょう…もう完全に私は誠に嫌われた…第一私は桂さんに手を出せなんていってない!
それなのに七海はなんで桂さんに…桂さんに酷い事をしたのよ!!」

…もしかして…私はある疑念に気がついた…確かに私は光や刹那の他に七海にも桂さんの事を相談した…
七海は桂さんと同じ中学だからそこから巧く桂さんを誠から手を引かせる妙案が思いつくと思ったからだ…。
でも七海に相談してしばらくしてからある噂を聞き嫌な予感はしていた…。

『桂さんを虐めてる主犯って甘露寺さんと加藤さんって噂だって…』

今になってそれが私の頭にぐるぐる回る…ひょっとして七海は私をダシにして桂さんを虐める口述が欲しかったのではないか…。
それが原因で私と誠が絶縁状態になったらとしたら…私は七海に対して怒りを堪える事が出来なくなった…。

世界「嘘!本当は私と誠の仲を取り持つんじゃなくて、ただ桂さんを虐めたかっただけでしょ!!」
私は七海に対し怒鳴った…しかし…。
七海「……。」
七海は答えない…やっぱり私は虐め口述のダシに使われただけだった…。
友人だと信じてたのに…。
世界「さいってぇぇ!」
私は手を伸ばして七海の頬を叩き…そのまま逃げる様にトイレへと向かった。
後ろから聞こえる七海の呼びかける声も無視して…。

「うっ…うぁぁぁぁ…あぁぁぁぁ!!」
私はトイレの中で誠との恋が完全に破綻したこと…そして友人だと思っていた七海の裏切りで…
ただ涙を流す事しか出来なかった…。
361341:2007/12/12(水) 12:38:16 ID:nZroUvQp
そして…昼休みも終わり私は…。
誠と顔を合わせたくない…心から私を憎んでる顔の誠を見たくない…見たくなかったのだが。
いきなり仮病を使うわけも行かず目を腫らしながらも私は教室の席につく…。

私の方を光と刹那が気になり声をかけようとしたのだが、気を使いそっとしてくれた…。
七海の方はこっちの顔を見たが私は目線を絶対合わすまいと決め通りすぎる…。
誠は…やっぱり私と顔をあわせようとしない…私も誠の顔は今だけは見たくなかったのだが…。

そして私はずっと授業中も目を伏せたまま授業を受け続けていたが下校直前に連絡が入った。

『1年3組の西園寺世界さん、甘露寺七海さん、職員室に来て下さい』

あの事か…あれだけの事があれば学校も動くだろう…本当は行きたくなかった…。
しかし幾ら七海の独断とはいえ私も桂さんの虐めに関係していると判断したのだろう。
私は弱った顔をしている七海をずっと無視しつづけながらも二人で職員室に向かう。

先生「西園寺君、甘露寺君、君達の呼ばれる理由はもう分かっているね。」

先生の話を要約するとこうだ。
元々七海が桂さんを虐めていたが裏で私が七海を使っていただろうと言う事を…。
もとから七海の素行はいまいちだった上、風紀が整わないバスケット部に楔を与える為に
七海は二週間の停学処分が命じられた、私は今回厳重注意を受けたのだがそこで…。

七海「違います先生!世界は本当に関係ないんです!それに私だけじゃなくて4組の加藤達だって桂を虐めてました!!」
七海はポーズなのか…それとも責任逃れの為か…加藤さんという娘も桂さんの虐めに加わっていた事を話す。

先生は今後虐めはするなと私と七海に念を押し私だけ先に帰らせた。
七海の方は先生が桂さんの虐めに対してもっと詳しい話やほかに桂さんを虐めているであろう加藤さん等の事
そしてバスケット部のみならず運動部全域に対して影響力が強い七海に対して根掘り葉掘りを聞き出したいのだろう…。

私はとぼとぼと家に帰りこれから桂さんに対しての一件を誠にどう弁解するか考えながら。
一通りの事をして眠りにつくのだった。

【取りあえず今後怒った乙女に世界が詰め寄られる予定ですが一旦中断します】
362341:2007/12/12(水) 16:23:56 ID:nZroUvQp
【続きを開始します】

そして私は教室についたが…今日から七海はいない…彼女の開いた席がそれを物語っていた。
それに何か皆私を遠巻きにしているのを感じる…刹那や光の様子もなにか不安げだ…。
私たちのことがもう噂になっているのだろうか…。いまだに私の顔を見ようとしない誠の様子が気になって仕方がない…。

そして…下校時刻になり…。

こうにらめっこをしていても埒があかないため私は誠にもう一度話しかけよう…。
よし!そうしよう…。私は誠に近より話しかける。
世界「誠っ」
だけど誠は私を無視し黙って桂さんの元に行こうと廊下に移動する…私も追いかけるがその時肩に強い力を感じる。
振り向くとそこにはポニーテールの生徒がいて強い力で私の方を押さえてる…この人私のクラスじゃない…じゃあこの人は誰?
私が考え事をしている中で彼女は名乗る。
乙女「アンタだね西園寺世界って…アンタの…あんた達のせいで私は…。」
そう私に対し恨みいや呪い事の様にうめくと黙って私を4組の教室につれこむ。

世界「何なのあなた?私は誠に話があるの!邪魔しないでよ」
私はいきなりの乱入者に対して声を荒げたが…次の瞬間彼女から平手が飛び私は教壇まで飛ばされた…。
この人一体…この人?まさか!
乙女「そう…初めまして西園寺世界さん。私は加藤乙女宜しくね」
やっぱり…でもこの人なんで怒ってるの?桂さんを虐めてるのがばれたから?それとも七海の事で怒ってるの?
まさか…。
私は思い出していた…誠に昔っから一緒だった幼馴染みが加藤さんだった事を…だったら加藤さんが怒ってる理由は!。
乙女「そうさ…アンタと七海がセンセーに桂の一件を喋ったから私は伊藤に絶交を申込まれた…
どうしてくれるんだ…アンタ達が余計な横槍を入れなければ私はあいつに嫌われる事なんてなかったんだよっ!!」
ドカッ。
腹部に痛みを感じる…加藤さんが蹴り飛ばしたんだ…。
世界「げほっ…そんなの…言いがかりでしょ…そんな事言ったら私だって…誤解で誠に嫌われたんだから…」
私は加藤さんの理不尽とも言える言いがかりに反論するがその後私はすぐ後悔する事になる。
更に…加藤さんは怒りだし私のお腹をさらに蹴り続けながら言う。

乙女「ふざけるな!元々私はちっちゃい頃から伊藤と一緒だったんだ!!
それを…私の伊藤を桂やあんたがウロチョロウロチョロして目障りだったんだよっ!!」
どかっ!ばきっ!どごっ!
世界「うっ。ぐはぁ!ぐぇぇっ…」
私は…止めてとも許してとも言えず…息が止まりそうになる。
薄れゆく意識で見たものは…加藤さんの怒りながらも涙を浮かべる…顔だった。
この人も…まことが…すき…だったんだ…。

そして私の意識は途切れた…。

次に気がついた時はもう7時をまわり…加藤さんの姿もなかった。
私はお腹の痛みと気持ち悪さにふらつきながら…加藤さんがやったと思われる…
滅茶苦茶になっていたノートを回収しながら…家に帰る…。

そして家で待っていたのは踊子お母さんと刹那そして光だった…。
363名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 16:59:47 ID:nW6uwixU
乙女が世界をぼこるとは…斬新な展開だ。続き期待してる。
364341:2007/12/12(水) 17:12:28 ID:nZroUvQp
世界「みんな…」

私は自分の帰りが遅く変な噂が流れている事で気になってきてくれたらしい…。

光「世界…顔色悪いよどうしたの?」
光が気になって私に尋ねる…が刹那は黙って私のお腹当たりを脱がし加藤さんが蹴りつけた後を見つける。
刹那「やっぱり…加藤さんにやられたんだね…。」
刹那は悲しげな顔を浮かべてそう告げる…踊子お母さんは何も言わない…恐らく刹那と光が一連の事情をお母さんに伝えてくれたんだろう
光「噂…本当になっちゃったんだ…加藤さんが世界をリンチにかけてやろうっていってたの…」
光が今朝皆が私を遠巻きにしていた理由、そして光と刹那が私に対して心配していた理由。
そうだったんだ…だから皆遠巻きにしてたんだ。

そんな事を思いながら刹那と光は思いもよらない事を私に言う。
刹那&光『ごめんなさい!』
なんで?刹那も光も私の為に来てくれて…お母さんに事情を話してくれたのに…。
どうして…。
光「こんな世界が辛い目に合ったのは七海とアンタがつるんで桂さんから伊藤君を奪おうとしたって
私も信じちゃったから…だから噂を聞いても言い出せなかった…」
刹那「それにこう言う時だからこそ世界を励ますべきだったのに傍観した方が互いの為って思ってたから…」
刹那…光…。私の事そんなに心配してくれてたんだ…。
私は昨日流したはずの涙が瞳から溢れるのを感じる。

そこに踊子お母さんがようやく口を挟んだ。
踊子「良い友達を持ったわね…世界。でもあえて言わせてもらうわ
この現状を招いたのは七海ちゃんでも桂さんでもなく…世界自身が招いた事よ」
お母さんがそんな事を言い出す…私は違うと言おうとしたがお母さんは話を続ける。
踊子「元々七海ちゃんが世界のために動いたのはあなたが弱かったからよ…。
最初にあなたが嫉妬で桂さんを遠ざけてたりしなければ、七海ちゃんだった桂さんに危害は加えなかったはずよ。
それと…世界の悪い所は他人にしてもらうばかりで自分で責任が取れない事!
まずは道を誤らせた七海ちゃんと加藤さんに謝ってから…。
伊藤君と桂さんの事を自分で決着を付けなさい!そうじゃなかったら何時までも世界は負け犬よ。」

お母さんの暖かくも厳しい言葉が私の心をキュッっと締めつける。
そうだ…私は横恋慕で無理矢理誠を桂さんから奪おうとした…だから方法こそ間違っていたけど七海は…
私のために動いたんだ…。
世界「だから…」
三人『だから…何?』
私は私の弱さで結局自分以上に桂さんや加藤さんそして七海達を傷つけた…そしてその弱さで誠は私を見限った。
だったら…だったら私は!
世界「私の弱さが全ての原因なら…だったら私は強くなりたい…強くなって私のせいで傷ついた皆に謝りたい!!
誠にも桂さんにもそして加藤さんや七海に謝りたい!!」
そうだ…もう私は誠とよりを戻す事は不可能だろう…でも私のせいでみんなばらばらになるのだったら!
私の手で決着を付けたい!もう嫉妬や闇の感情に流されないで素直に桂さんと誠を見守りたい!!
そんな私の気持ちを察したのかお母さんが優しく私を抱きしめ。
踊子「世界がそこまでの覚悟を決めたんだったらもう私が言う事は何もないわ…世界」
光や刹那もこんな私に微笑んでくれる。
そして私の胸に暖かい物が染み込むのだった。

踊子「さあ後は私がやるから刹那ちゃん、光ちゃんそろそろお家にね。
それと刹那ちゃんそろそろ舞に‘ビリーズブートキャンプ’返せっていっといてね」
各自解散し私はお母さんに湿布をつけてもらいながら明日は学校休んで良いからゆっくり休みなさいと言い。
珍しくお母さんと添い寝で私は一緒に深い眠りにつくのだった。

【続きはまた今度でも】
【始めてですので稚拙ですが感想宜しく願います】
365341:2007/12/12(水) 17:30:33 ID:nZroUvQp
>>363

【感想ありがとうございます】
【乙女も今更世界を責めた所で何にもならないとは分かっていますがあえてああ言った形にしました】
【本当はもっと世界を追いこむつもりでしたがあんまり鬱になるのも趣味ではないので次回か次次回当たりで大団円にします】
366名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:01:47 ID:z1g4Jzdq
乙女と誠は中学時代からの知り合いで
小さい頃からの幼なじみなレベルじゃなくね?
367名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:10:58 ID:8fcnb0Im
アニメしか見てないので誠が全ての原因にしか思えなくてならない

・・・ゲームじゃ違うのか
368352:2007/12/12(水) 19:16:42 ID:5c3PsZQc
どうもです。自分とは別の長編が進んでいるみたいですね。
文章の作成に関してご意見がありましたので、今日はそのレスと、
雑談だけにさせていただきます。

>>357
貴重なご意見ありがとうございます。おっしゃる通りのやり方で
作成すれば多分、労力が少なくてすむのだと思いますが、
私はパソコン本来の使い方には非常に疎く、こうして直書きする位しか
出来ない音痴なものでして……… どうか生暖かい目で見守って下さい(苦笑)
あらかじめ紙に文章を書いておいた方がよかったかな………(汗)

ともかく、頑張りますので。次で乙女の任意同行は完了すると思います。
次の次くらいかな?誠が出るのは。
369名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 20:44:04 ID:lWOv2c0B
>>368
同人か自分のブログとかで発表するつもりは無い?
370名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 21:52:38 ID:gclruNuP
空気を全く読まずに芋エンド分岐ルート(誠が心底駄目人間な場合)



言葉がいじめられていることを知った誠。彼は決断を下す。

誠「もう話しかけるな」
言葉「え?」
誠「言葉とはもう話したくない。俺もいじめに巻き込まれるかもしれないだろ」
言葉「そんな・・・」
誠「俺はあいつらが言葉にどんなことをしても全力で俺だけを守るから」
371名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:31:40 ID:8fcnb0Im
>>370
逆にイジメが止まるなw
372名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 22:42:55 ID:b09gtNvi
>>365さま >>368さま
投下乙です。
レス番号だけではちょっと分かり辛いので、できればコテハンつけていただけないでしょうか。
373これっきり:2007/12/12(水) 23:39:51 ID:nZroUvQp
【時間の都合が出来たのでもうちょっと投下】

>>366
勢いで子供の時からの関係だと…失念しました。

>>367
実はアニメ見れなかったんです、それに不愉快にもなりたくなかったんで。

>>372
多分これっきりになると思うのですが了解しました。

【では続き その1】
ちゅんちゅん。
朝だ…まだ踊子お母さんの温もりが残ってる…私はいつもは私を起こす目覚まし時計の時刻を確認する。
良く見れば目覚ましのスイッチはOFFとなっていた…踊子お母さんが止めといたのだろう。
世界「時間は…8時か。」
一様動けるけど…まだふらつく…学校に連絡しないと…そう思い私は起きたのだったが…。
踊子お母さんが折り良く朝食を持ってきてくれた。
踊子「おはよう世界。ご飯持ってきたわよ」
踊子お母さんはいつもなら怒鳴りこんででも私を起こそうとするのだが、今日は律儀に消化の良いお粥を持ってきてくれた。
だが食べる前に私は学校に連絡しようとベットから出ようとするが。
踊子「学校の連絡なら私がやっといたから世界。あなたは今日ゆっくり休む!今は体だけじゃなくて心も休めるべきよ。」
そうお母さんは言いながら白湯も置いておきお店の方に行く。今日は早上りだといっていた…私に気を使ってくれているのだろう。
舞おばさんの方にも事情は刹那から聞いていると思うので、六時位には戻ってくるだろう。
私はそのままベッドに戻る。その時私はふと部屋にかかっていたカレンダーを確認したら…明日は休日か…良し!。
明日まずは停学中の七海に会いに行くか…。私はベットに横になりながら七海の事を考えていた。

確かに七海が桂さんを虐めていたのは事実…私がそれに巻き込まれたのも事実。
でもやった事は間違えでも七海が私に助け舟を出そうとしたのも…事実。
なのに私も結局自分の事ばかりで七海を責めるだけだった…。

それだったら私と桂さんに敵意を燃やしている加藤さん。
そんで桂さんを虐めていた七海と何も変わらないだろう。

だから手始めに七海に謝りたい…私が誠と桂さんの仲を裂こうとしなければ…。
踊子お母さんが言った様に七海は…余計な茶々は入れなかったはずだろう…。
七海が個人として桂さんの事が嫌いだったとしても…。
374これっきり:2007/12/12(水) 23:42:50 ID:nZroUvQp
【続き その2】

そんな事を考えながら私は静かに横になり…携帯をいじる。

ピコ…ピコ…。

私はこの携帯を買った直後の高校に入る時を思い出していた…。

七海は中学から背丈が高く強面との評判で通っていた為割と皆から避けられていた…。
でも私は特に七海が悪い娘だとも思えなかったので、光と暇な時限定で刹那との4人でつるむ様になり
わりと私達の間では皆で笑う事も多かったのだ。

世界「このままじゃいけないよね…やっぱり」

私のわがままでこれ以上皆を困らせたくない。だから自分の犯した事は自分で刈り取る。
そして全ての清算をしたい。誠や桂さんに嫌われたままの空気では何をやっても巧くいかないだろう。
私の事を案じてくれた刹那や光。踊子お母さんの為にも…。
私の決心は更に揺るぎ無い物になった。

ぐー。
私の決心でお腹の調子も戻ってきた様だ。
世界「おーし。食べるぞ〜」
もぐもぐ……。
世界「これは…美味いぞ〜。」
私は改めて母の料理の腕が非凡な物でとても感謝した。
昨日加藤さんにあんだけお腹を蹴られたのだが、運良く臓器や骨には影響はない様だ。
今日は体とメンタルを整えるのにフルで使う。勝負は明日!それまでは…寝る!…ってそろそろ期末が近いんだった〜。
世界「せめて自習しますか…」

私は教科書をベットに出す。ノートは加藤さんがページを引き千切ってノートは殆ど使い物になら無くなっていたが。
流石に加藤さんも情けはあり…教科書は無事だった。
私は新品のノートを芋虫の様に机からベットに取りだし、ねっころがりながら勉強をする。

そうこうしている間に夕暮れの日が差してきた…時計を確認したらもう6時だ…。
そろそろかな…私がかすかな期待をしていると…。
刹那「世界…お見舞いに来たよ」
光「その様子だと元気そうじゃん世界!良い薬持ってきたよ」
案の定見舞いがてらに刹那と光が宿題のプリントを持ってきてくれた。
でもなんだろう光の良い薬って…なんとなく良い予感がしてくる。
光「へっへっへ。私の店から世界の好きなケーキ詰め合わせ持ってきたよ」
何と律儀に光のお店からケーキまでも差し入れで持ってきてくれた。
私の好物のババロアまで!
刹那「明日も休みだから良かったね世界。」
光「後は今日の授業分から私たちのノート写しても良いよ。一回百円で」
二人の口調も昨日よりも明るい…私は二人に対して言える言葉は一つだけだった。
世界「ありがとう。」
私は深深と二人に頭を下げた。
光「良いって世界。困った時はお互い様でしょう」
刹那「今日は凄い素直だね世界…。素敵だよ。」
二人とも堅い話はするなとばかり私を鼓舞する、そんな中踊子お母さんが紅茶を持ってきてくれる。
踊子「ただいまぁ世界。刹那ちゃんと光ちゃんもね…はい紅茶」

お母さんはティーカップを皆に回し光の差入れケーキを食べるのだった。
375これっきり:2007/12/12(水) 23:48:21 ID:nZroUvQp
【続き その3】

そしてお腹が適度に膨れた所で明日まず七海に謝りに行く計画を皆に私は切り出す。
光は七海のまいた種だからそれは世界が責任をとるべきではないのではと言ったが、
私はそれでも七海が桂さんに対して手出しを止めさせるチャンスはあったと告げ。
ある種私は気が付かない内に七海に汚れ仕事をやらせたのでは?と私は尋ねるが
今度は刹那が噂だけで直接七海が桂さんを一方的に虐めていた事は知らなかったんでしょと言ってくれた。
そうだとしても私達に対しては、乱暴な所もあったが気の良い所もあった…。
だから今頃七海は七海なりに落ち込んでると思うからほっとけないと私は刹那に言う。

私の意見に刹那・光とも不安はあったが私の意図を汲んでくれた。
その為刹那達は同行を求めたが、私がまいた種だから出来る限り自分で解決したいと言い合えて好意を拒む。
今までの私みたいに強がりや見栄で相手の好意を聞かない訳じゃない…強くなる為にあえて力は出来るだけ借りない。
そうしなければ私は弱いまま…。だから本当にどうしようもない時に限って協力してと二人に頼む。
そして二人は。
刹那「分かった…そこまで世界が自分で解決したいんならそうした方が良い…そう言えるだけでも世界は強くなってるよ。」
光「意義無し!でもまた加藤さんがアンタに突っかかってきたら今度は私も割ってはいるからね、友達が怪我するの見てられないし。」
二人とも二つ返事で約束をしてそのまま私に別れを言い帰るのだが、その前にちょっと寄り道をするのだと言う。
どこにと聞こうとしたのだが二人は教えてくれない。でも私はだまって刹那達を信じる事にした。

踊子「ブート…言いそびれちゃったわね…」
お母さんはそのまま刹那が帰ったので呑気な事を言う…お母さんがもう私の心配していないと思うと
私は明日への力が沸いてくる。その為に私は。
世界「お風呂…良いかな」
昨日は怪我をした為お風呂に入る所ではなかったので大丈夫か確認を取る。
踊子「まあ大丈夫じゃない?でも湿布あと染みないの世界?」
お母さんはまるで子供をあやすような…実際お母さんの子供だけど…口調で尋ねるが私は。
世界「そんなの大丈夫だよ!」
といい急いでお風呂にむかうのであった。

【取りあえずこれで中途半端ですが中断します。また続きは今度に。】
376名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:04:00 ID:z1g4Jzdq
あれっ?三馬鹿の乙女裏切り売り飛ばしでの
連行と事情聴取はどうなった?
377名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:09:12 ID:F6ZNNx/T
違う話だろ
378名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 00:25:07 ID:rngKKeuv
>>376
俺も一瞬迷った
トリップつけろとは言わないが
タイトルを名前欄に入れてはどうだろう?

ともあれ職人さん乙。
379名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 01:15:58 ID:DuDuJUya
>これっきり氏
サマイズでは大暴走の踊子さんですが、この物語ではしっかり親としての役割を果たしていますね。
原作スクイズでは意図的に省かれていた「教え導くことのできる大人」の存在が如何に重要かを感じます。
このあと世界がどう成長し強くなっていくか楽しみです。
380名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 02:18:10 ID:VsbxsXH5
アニメ版だと大人の存在皆無だからなぁ…
監督らによれば少年少女な物語演出の為敢えて
存在消してるらしいが。露骨なイジメでも
妊娠騒動でも裏伝統の休憩所でも暴露上映会でも
親も教師もPTAも大人が全く出てこない有り得なさ
381名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 09:59:42 ID:q5bR/jN8
>>380
PTAとか普通のアニメでもほとんど出て来ないだろw
作風を保つためには仕方ないことだ
382mark:2007/12/13(木) 14:35:26 ID:4sEgT3e2
怒りの誠V〜裏切られた乙女B〜(352からの続き)

(現実及び原作・アニメではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

乙女「なっ…………!?」

ごめん。
夏美・みなみ・来実から言われた思わぬ言葉。それぞれ申し訳なさそうに
口々に語られた事実。なんの事はない。彼女達が自分可愛さの為に、乙女を裏切ったのだ。
もちろん夏美がメールで伝えた内容事体は事実だが、乙女の知らない所で、
彼女達は警察からの接触を既に受けており、事情聴取をしない代わりに、警察の捜査に
協力するという約束を交わしていたのだ。

余談だが、バスケ部の打ち上げが急に中止になったのも、澤永の事件や
乙女や七海による言葉苛めの件には無関係であるものの、いわゆる「裏の伝統」や「上映会」が
外部に発覚し、巻添えをくう事を恐れた上級生達が証拠の隠滅を図ったからである。
(特に、上映用の録画カメラやフィルム・DVDは盗撮という犯罪行為を示す証拠物であり、
 発覚した場合、もちろんただでは済まない)

また、学校は夏美達への聞き取りとは別に、乙女や七海が所属しているバスケ部の
部員達にも言葉苛めの真偽を確かめるために、1年の女部員を中心に
情報をそれとなく聞き出し、概観は掴んでいた。
(こうした動きを知らないのは、今や乙女や七海だけとなり、あとは本人達が正式に
認めれば、全容が一気に解明されるであろう段階にまで達していた)

乙女は自分が置かれた状況をようやく理解し、メールを見た時に打算的な
考えを夏美達に抱いた事を忘れ、怒りの気持ちが湧き起こったが、
自分のすぐ近くにまでやってきた男達の姿を見て、それもすぐに掻き消えてしまう。
そして、乙女達の前で男2人の歩みが止まり、彼女に話しかけてきた。

刑事A(中年)「あなたが加藤乙女さんですね?こちらは(警察署の名前を告げる)
   の(刑事の名前)と申します。あなたに少しお伺いしたい事がありまして、
   申し訳ありませんが、一緒に来て頂けませんかねえ?」

やはり自分の想像通りの人間であった。予想に反して丁寧で穏やかな口調であるものの、
眼光は幾分鋭い眼差しであり、曖昧な返事で返す事は許されそうにない。

乙女「はい………」

観念した乙女は、小さな声で返事しつつ頷き、もう1人の屈強な体つきの
刑事が「では、私が車まであなたを案内します」とだけ言い、
乙女も大人しくそれに従い、公園の外に向けて歩き出す。その様子に、
いつもの強気な姿は感じられず、そんな彼女に来実・みなみ・夏美の3人は
気まずい思いを隠す事が出来なかった――――
383mark:2007/12/13(木) 15:04:58 ID:4sEgT3e2
公園を出て少し歩いた所に、乗用車が1台停まっており、
乙女はその車に乗せられた。逮捕ではなく、あくまで任意同行なので
手錠を掛けられる事も腰に縄をつけられる事もなかったが、
後部座席の真ん中に座らせられた乙女には、案内役の刑事と、車内で待機
していた別の男性刑事が座り、当然ながら逃走は不可能だった。
(もっとも頭の中が真っ白な状態だった乙女にはそんな考えは無縁だったが)

前の助手席に居る、別の刑事が無線で何かやりとりしている。そんな姿を見て、
今日の公園での事が、ある程度仕組まれたものであったと実感し、
澤永の逮捕以来、自分の恐れていた事態が現実のものとなった事を思い知らされる
乙女であった。
(もちろん乙女が公園に現われなかった場合は、彼女の自宅に赴き、
 任意同行という形をとる手筈になっていた事は言うまでもないが)
384mark:2007/12/13(木) 16:25:00 ID:4sEgT3e2
公園内

刑事A「いやあ、話は(最初に夏美達に接触した別の刑事)君から聞いているよ。
   君達のお友達をこんな形で連れていくのは忍びないんだけど、
   これも仕事でね。嫌な役目をさせて申し訳なかったね」
夏美「いえ……」
みなみ「…………」
来実「うちらは………当然の事をしたまでですから……」

俯きながら、刑事にそう応える3人。先ほどとは変わって砕けた口調の中年の刑事。

刑事A「もしお友達(乙女)が、公園に来てくれなかったら、おじさん達も
   ちょっと大変だったかもしれないけどね。素直な子で良かったよ」
夏美・みなみ・来実「………………」

刑事A「では、あんまり車を待たすわけにもいかないから、そろそろ失礼する
   事にするよ。もう日も暮れ出してきたからね、あまり寄り道せず
   家に帰りなさい」
夏美「わかりました………」

夏美に続き、来実、みなみも同じように応え、刑事は背を向けて、公園の出口へ
歩き出す。と、その途中、振り返って彼女達に話しかける刑事。

刑事A「そうそう、これは学校の先生方から言われた事なんだけど、先日の事件を踏まえて、
   他にも学内で問題が起こっているかもしれない事を考慮して、後日正式に調査を
   行い、何か問題があれば学校の権限で処理し、場合によっては警察に報告するとおっしゃっていてね」
夏美・みなみ・来実「……………!!」

さっと顔色が変わり、驚愕する3人。警察に協力さえすれば、自分達の苛めの件は
なかった事に出来ると思っていたのに、学校がそこまで動くなんて―――

刑事A「まあ先日の事件レベルの問題ならともかく、学内の問題は学内で出来れば
   解決してほしい所だがね。こちらも色々案件を抱えていてね、そこまで時間を
   割けるほど、残念ながら暇じゃあなくてね。警察仕事のつらい所だよ」

と、さらりと言いながら笑う刑事。乾いた笑いしか出来ない3人。
385mark:2007/12/13(木) 17:36:53 ID:4sEgT3e2
強制力がないとはいえ、正式な調査となれば、自分達だけでなく
他の生徒にも苛めの真偽を聞き出すだろう。4組内で女子に影響力をもった乙女がいなければ、
一斉に手の平を返し、真相を教師達に告げるのは間違いない。

言葉に苦手意識や嫉妬的感情を持っている女子は他にもいたが、それは乙女達グループほど強くは
なく、乙女達の影響を恐れた女子たちが消極的に従っていたか、無関心を決め込んで
いたのが殆どであり、力で従わせるタイプの乙女や、その取り巻きである夏美達に
内心は反感をもっている人間さえいた。

来実・みなみ・夏美の3人には乙女のように良くも悪くも人を従わせられる程の
力はなく、結局のところ、乙女というリーダーが近くにいたからこそ、言葉に
やりたい放題出来たのが本当のところである。

もちろん、それでもあえてしらを切り通すという事になれば、恐らくは乙女から
苛めの事実を聞かされる事であろう警察が、再度自分達に接触し、
あらためて事情聴取を行ってくるだろう。そうなれば、警察から学校に通達され、
今度こそ言い逃れが出来ない状態に追いこまれるだろう。
嘘をつき、後からばれる事の方が、心証を悪くし、処分が重くなるのは言うまでもない。

来実・みなみ・夏美「…………………」

曖昧な表情を見せ、無言な状態の3人に刑事が、今度ははっきりと厳しい口調で話しかける。

刑事A「君達が学内でどういう生活を送っていたかは知らないが、安易な行動が
   ひょっとしたら人の死を招いたかもしれなかった事、よく覚えておきなさい」

そう言い残し、夏美達のもとを去る刑事。やがて、公園の外から車の発進する
音が聞こえ、それもあっという間に小さくなり、完全に聞こえなくなり、
公園の草むらや樹木に潜む虫の声や、警察とのやり取りに気づかずに
遊びまわる子供の声だけが聞こえるのみであった――――
(続く)

386mark:2007/12/13(木) 17:56:42 ID:4sEgT3e2
どーも。名前をいれてほしいとの要望がありましたので、
このスレッド内ではmarkという名前で勝手に通させてもらいます。

(282〜286、297〜302、322〜325、342〜352、そして今書き上げた
 382〜385が怒りの誠シリーズと言う事になります)

やっぱり、自分の力量不足で物語的にどうしても学校や警察が万能過ぎてしまう
のが欠点ですね…… 辻褄があわない事も多いし(苦笑)
これくらい動ければ、現実のいじめも少しは解決しそうなんだけどな……
最初は誠が言葉の自殺を阻止するところで終わりのつもりが、現実に存在する
権力とでも言うのかな…… そういった「大人的」ものを介入させた場合、どうなるのかという
好奇心からここまでになってしまったわけですが。先は遠いなぁ………

次回で舞台は警察署に移り、このスレッドを見てる大方の想像通りでしょうが、誠を出す予定です。
それでは。
387名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:19:55 ID:kQhvHfDS
>mark氏
読み進めていくうちに、次第に周囲の空気が希薄になっていくような息苦しさが…
虐めなどの深刻な問題を正面から取り上げた作品は世に多々ありますが、
スクイズワールド(not西園寺)を舞台にすると、なんというか、いたたまれない感じがします。
自分が個々のキャラクタにのめり込んでいるのも理由の1つですが…。
388名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 01:12:54 ID:pnPjCfUV
>>386
学校側がもみ消しに走れば良かったんじゃね?

といいたいところだが
言葉の家って金持ちなんだよな…
それをすると弁護士が活躍する話になりそうだw

389名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 01:42:14 ID:HolOQ8a8
二人とも乙
誠氏ねな自分にとっては、中々新鮮ww

これっきり氏にアドバイスだが、もう少し読点を増やしてくれると読みやすくなっていいと思う
両方とも面白いから頑張ってくれ
390名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 04:25:08 ID:vLECoHgQ
このスレでこんな長編が読めるとは思ってなかったな。
二人とも激しく乙です。
391名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 20:06:22 ID:ii16/bgH
刑事の策士っぷりの格好良さにワイが泣いた!
392名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 22:54:21 ID:30DsnFHr
世界と泰介が付き合った場合の光ルートをを途中まで投下。
少しエロあり。
393芽生えた思い:2007/12/14(金) 22:57:54 ID:30DsnFHr
澤永泰介と西園寺世界が付き合いだして結構たつ。同クラスの伊藤誠は先日屋上から教室
に戻って世界に告白しようとしたものの泰介に気兼ねしてしまい結局目の前で躊躇してし
まった。言葉とも結局ぎくしょくしたままでそのまま過ごしている。午前中の授業が終わ
り昼休みになる。
「世界、屋上にいって弁当を食べないか?」
誠はその声のした方を振り向く。
なるほど、昼休みになり泰介が世界を誘いに来たらしい。
世界は誠のほうををちらちらみながら答える。
「あっうん。」

二人は連れ添って外に出て行った。誠はしばらくぼーとその姿が消えるまでみていたがや
はり世界のことが気になるので後をつけることにした。
「やべ、見失っちまったよ。どっちにいったかな。」
誠はしばらく探し回った末にもしかしたら屋上にいるかもしれないと考える。そして屋上
に向かって歩き出す。階段を上り屋上のドアの前にたどり着く。髪を束ねた女の子が一人
ドアの前に立っていた。どうやら覗きをしてるようだったがこちらに気付いたらしい。
「わっ、伊藤。」
「しっ。静かにしろ、ばれちまうぞ、黒田。」

誠は驚いた女の子を制した。女の子の名前は黒田光、同じクラスメイトの一人であり少々
仲が悪い間柄だ。誠は光の隣に行きドアの窓から外を覗いてみる。外から声が聞こえてき
た。
「はあはあ、世界きもちいいよ。」
「う、あはあ、もっと突いていいよ。ああ、いいー。」
誠は外で行われている光景に驚愕した。
泰介と世界が付き合ってることは分かっていたがこんなことまでする関係だったとは正直
予想外だった。しかもお互い楽しんでるようにも見える。
誠はその光景から顔を背け光に話し掛ける。

「いつもこんなことやってるのか?あいつら?」
「分からない…私も初めて後をつけたし。」
光は心底気落ちしている声で答える。誠の眼からも彼女のがっかりしてる様子が伝わって
くる。誠は気になってたことを光に尋ねる。
「もしかして泰介が気になってたとか?」
「あ、あんたには関係ないでしょ。」
「まあそうだけど、状況が状況だし…。」
「なんで?どうしてよ…。世界私の気持ち知ってるくせに…。」
「黒田落ち着け。とりあえずこのまま二人を見学しないか?」
「う、うん。」
394芽生えた思い:2007/12/14(金) 22:59:40 ID:30DsnFHr
誠は光が取り乱さないように肩を軽く抱きしめる。光を特に抵抗する様子もなく素直に誠
にされるがままそばによってくる。そして二人で外の様子をうかがう。ドア越しにも関わ
らず相変わらず声は聞こえてきた。
「うああ、ああん、ああ頭がぼおっとするよう…。」
「気持ちいいか世界?」
「うんいい、澤永のいいよ。はあ、うああ…。」
「うわ、しまる。」



誠は二人の情事をみてむらむらしてきた。横を見ると光も顔が赤くなり少し様子がおかし
い。誠は光の首筋に唇をあて軽く吸った。光はびっくりして誠に話し掛ける。
「ちょっ、伊藤?ひああ、くすぐったいって。」
「そお?じゃあここはどうかな。」
そう言って誠は光の首筋から唇をはなし手で服越しから光の胸をゆっくりと揉みだす。
光は耐え切れなくなり小さい声を上げ始めた。

「はああ、はあはあ、や、やめてってばあ…胸を揉んじゃ駄目だって、んああ。」
「胸弾力があっていいかんじだよ。もっと揉みたいくらいだよ。」
「い…伊藤あんたあとで潰すからね。覚えときな、くう、はあはあ。」
「忘れます。」
光の脅しを無視し誠は両手で胸を揉みだす。光はそのたび小さな甘くせつない声を上げる。
誠は服越しに乳首の位置を探りそこを指でいじる。
「はあ…あ、そこはだ…め。」
「すごい感じやすいんだな胸。」

誠はしばらく胸を揉んだ後、手を光のスカートの中にいれ突起の位置を探る。ショーツを
横にずらし突起の位置を確認し、そこを軽くさわりゆっくりと指でゆすり始める。光は抵
抗らしい抵抗もしずただされるがままだ。誠はしばらく突起をゆすり続け光に呟く。
「すごい。びしょ濡れじゃないか。」
「はあ…はあ、うああもう…だ…め。」
「いいよ逝っても…。」
「ふあ…あ。」
光がそういったとたん愛液が膣口から溢れる。どうやら軽く逝ったようだ。誠は手の操作
は緩めずに外の様子をうかがう。見た感じそろそろ行為が終わるようだ。誠は光に呟く。

「世界達がもうすぐ終わる。」
「はあ…あ、後もうちょっと…。」
「わかった、もうちょっとだけだぞ?}
「んん…。」
光の膣口から愛液が漏れる。また逝ったようだ。向こうもおわったようなので余韻を楽し
む間もなく誠はショーツから手を抜き逃げる準備を整え、光はおぼつかない足取りながら
しっかりと服の乱れを直す。誠が下の水たまりをみて感嘆する。
395芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:00:26 ID:30DsnFHr
「すげぇな…これ。」
「ば、ばか行くわよもう。」
二人はその場から急いで立ち去り幾分かはなれた後教室に帰る途中に誠は光に話し掛ける。
「ごめんな、ちょっと制御がきかなくなって。」
「うん…。」
誠は言いながら光の様子を観察するがあまり怒っている様子はなかった。
「でも泰介も見る目ないよな。こんないい女見逃すなんて…。」
「そうかな…。」
「こんな感じやすくてエッチな子をね。」
「そういうことをゆうなっての、バカ。」
「あはは、悪いな。でもほんとの事だからな?」
「うー。」
誠は光に憎まれ口を叩かれながら教室に戻ろうとしたが、そこに長髪の女の子が近寄って
くる。誠の知ってる人物で名前を桂言葉という。



「こんにちは、誠君お昼いっしょにしようとおもっていたんですけども…。」
「うんごめん。ちょっと野暮用があって。」
「そうでしたか…。えっと日直かなにかですか?」
「ああ…うんそうなんだ。」
誠が言った後授業開始のチャイムがなり一般生徒は教室の方へと戻っていく。
「じゃあ、チャイムが鳴ったようなのでこれで…。」

言葉は二人に礼をしてそのまま自分のクラスに戻っていった。光と誠も授業が始まるため
教室に急いで戻った。ちなみに泰介と世界が戻ってきたのは授業開始5分後である。
自分の席についた世界は誠に何かいいたげだったが、誠はノートの板書きにいつも以上に
集中し隣にいる世界のことを気にしないようにした。そして世界と特に会話のないまま放
課後になる。誠は鞄をもって帰ろうとした所を光に呼び止められる。
「こらー、日直私に押し付けてトンズラする気?」
「やべ、忘れてた。」
「昼休みのときは覚えてたじゃん。何で忘れるのよ。」
「悪い、じゃあささっと済まして帰ろう。」

誠は黒板消しをクリーナで綺麗にし、光はロッカーでのとくに汚れてる所を雑巾で拭く。
放課後になったので他のクラスメイトは部活かさっさと帰ってしまい残ってるのは数
名だった。光は雑巾でロッカーを拭きながら誠に話し掛ける。
「昼休みに会った子あれって4組の桂さんよね?どんな関係なの?」
「どんな関係って言われても…。」
「誠君っていってたから少なくとも友達以上だよね。」
「まあそうなるのかな。ちょっとぎこちない関係になっちゃってるけど。」
「ふーん、でもどうやって知り合ったの?隣のクラスだから接点ないじゃん。桂さんから
 話し掛けてきたようにはとても見えないんだけど、見るからに奥手そうだし。」
「いちいち詮索しなくていいって。」
396芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:01:07 ID:30DsnFHr
誠は会話を打ち切り黒板消しを黒板にまで持っていく。自分の仕事が終わったので鞄をつ
かみ帰ることにした。日直日誌は、じゃんけんの結果光になったので学校で余計な寄り道
しずに下駄箱まで行き上履きから靴に履き替え、自分の家に帰るため歩き出す。駅につい
たところで世界と泰介がいたので誠は二人に話し掛ける。
「よう泰介、今帰りか?」
「ああ、電車待ちだよ、世界といっしょにな。」
「そうか、しかし似合ってないなあ、おまえら二人。」

誠は駅で二人が楽しそうに話していたのを見ていたためつい憎まれ口を叩いてしまう。泰
介がそれに反論する。
「やかましい、もう少し祝福してくれてもいいじゃないかよ誠…。なあ、世界?」
「う、うんそうそう。」
世界が泰介に相槌を打つ。誠は世界がやはり気になるためちょっと意地悪な質問をした。
「泰介、おまえにはもっと似合う彼女がいると思うんだが…。」
泰介は誠のいったことにしばらく固まっていたが誠に答えを示した。
「いや俺世界と付き合ってるのに、いまさらそんなこといわれても正直困る。」
「まあな。でもあえて考えてみることで別の道が開ける場合もある。」
「なんか言ってることが良く分からんが、じゃあ、おまえの推奨する彼女って誰よ?」
「黒田。お前のこと気に入ってると思うぞ?」

泰介は即座に言葉を返す。
「いや黒田は3年間同じ学校で過ごしてきたけどどうにも女として見れないっていうか恋
 愛対象として見れないというか…いやかわいいことはかわいいんだけどな。」
「…お前ってけっこう女に手出す割には身近な奴には気付かないのな。」
誠は泰介は自分から世界に告白したので何ら非はないと思っているが、世界や光のことを
考えるとどうしてもわだかまりが残ってしまう。しかし泰介が誠の心など読み取れるはず
もなく話を続けてくる。
「うっさいほっとけ、お前が黒田と付き合えばいいだろ?あ、いや仲悪かったっけお前ら。」
「そう、だからそれはありえないの。」
397芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:01:53 ID:30DsnFHr
誠と泰介が話してるところに割り込んで今まで事の成り行きを見守っていた世界が突如話
し出す。誠が泰介とばかり話してたからか少々不機嫌でいつもより声が低い。
「泰介と私って実はかなり相性いいと思うんだー。」
世界は言いながら泰介の腕に手を回し子悪魔のような顔をして誠を見る。誠は予想外の展
開に戸惑い適当な返事をしてしまう。
「あ、ああそうかもしれないし、そうでもないような…。」
世界は誠の煮え切らない態度に腹を立てたのか、さらに腕を絡め誠を挑発する。
「わたしねえ、これから泰介の家に行くんだよ?その意味わかる?」
誠は世界への返答に困りしばらく黙ってると後ろからの人の気配に気付き後ろに首を傾け
る。そこには光がなんともいえない様子で立っていた。

「…黒田、なんてタイミングで現れるんだよ…。」
誠は非常にまずい事態に遭遇してることに気付いた。誠の前には腕を絡めてる世界と泰介
後ろには泰介が好きでなおかつ世界の友達である光がいる。なんか起こりそうな危険性が
大でもう逃げ帰ってしまいたいくらいである。しかしそうはさせてくれないらしく世界が
誠に話し掛ける。
「明日結果報告するねー。もう電車来たみたいだしー。」
誠は駅のアナウンスを聞き世界たちが帰る方面の電車がもうすぐ来ることが分かった。
誠はさっきからの世界の物言いに怒りを感じていた。嫉妬というのもあるが後ろにいる光
に対する配慮がまるでないことが最も苛立たせた。世界と光は友達ではなかったのか?
世界は光の気持ちはしってたはずなのだが…。

誠がいろいろ頭で考えてるうちに電車が駅に到着したらしく世界と泰介が電車に乗り込み
泰介が誠に別れの挨拶をする。
「誠ー、また明日なぁ。」
「おう、遅刻するなよ。」
誠は泰介に返事をし二人が乗ってる電車が見えなくなるまでずっと電車の姿を見守ってい
た。見えなくなった後誠は光の方を見る。顔は無表情のままで、首を下にうつむけている。
正直言うと怖い。誠はその場の空気に耐えられなくなり光に話し掛ける。

「えと…。どこから会話を聞いた?」
「……似合う彼女がいるとかその辺から。」
誠は本当に最悪のタイミングで話を聞いてたんだなと思った。そこからだと泰介の光は恋
愛対象に見られない発言、世界の性を匂わせる発言と光の心の傷口に塩どころかカラシと
わさびを同時に塗りこむような話を聞いたことになる。誠は心底かわいそうな気持ちにな
る。誠が何を光にしていいか分からず対処に困ってると光は誠に近づいていき、誠の胸に
顔を預ける。

「こんなのってないよね…。世界どうしてなのかな?私何かしたかな?なんで澤永とるの
 かな?ねえ伊藤教えてよ…ねえ。あれ?なんか涙が出てきたよ…。」
光は少しずつ感極まってきたのか目から涙がこぼれ始める。誠は落ち着かせるために光の
背中に手を回し抱きしめる。光はそれでも収まりは聞かず勢いのまま話す。
「中学、高校と澤永とは一緒のクラスで私は一番近くにいたのに、なんか澤永と私ってす
 ごい距離離れてた…。だから少しでも縮めるためにあれこれ考えて、気を引いたりした
 けど…一向に縮まらなくて…それでやきもきして…。」
「うん…。近くて遠いか…。なんとなく分かる気がする。」
誠は自分と言葉のことを照らし合わせる。今でさえ彼女だがはたして本当に距離は縮まっ
てるのだろうか?むしろ最初の頃より広がってる気がする。
誠の思惑など知る由もなく光は話を続ける。
「そりゃそうだよね…。澤永私のこと女の子としてみてくれないもんね…。これじゃあ距
 離なんか離れる一方だよね…。今じゃ澤永、世界と一緒に私の目の届かない所まで行っ
 ちゃった…。これじゃあ一人で空回りしてた自分が馬鹿みたいじゃない…。」
398芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:02:22 ID:30DsnFHr
誠は涙を流して震える光を抱きしめながら光をなだめるため片方の手で頭をなでる。
「黒田、俺が聞いてやるから思ってること全部言えよ。何にも役にはたたんけどさ
 少しは気がまぎれるだろ?」
光は誠に抱きしめられてることにはとくに触れず、さんざん世界のことや泰介の鈍感さを
罵り、そうしてるうちに時間がたつ。誠の胸に埋まっていた光の顔が上がった。涙は止ま
っているようだ。
「伊藤もう抱きしめなくていい…。もう落ち着いたから…。」
誠は光に言われたので指示どおり腕を振りほどくことにした。
「ならいいんだ。少し人目も気になってたしな。」
「えっ?うわ、伊藤なんかの胸に顔うずめて泣いてたの私?恥ずかしー。」
「そこまで悪態つけるのなら元気になった証拠だ、よかったよかった。」
「うわ…あんたそういうこというんだ…むかつくわ。」

誠は光が元気になってくれて安堵の表情を浮かべる。光をなだめてるうちに自分の帰る電
車は二本過ぎていったがようやく家に帰ることができる。帰る電車が到着し誠と光は電車
に乗る。
「これから世界達とどうつきあえばいいのだろ?惚気聞かされるのかな?明日。」
「だろうなあ。結果報告するっていってたし、しかし黒田、もう泰介のことはいいのか?」
「世界に惚れちゃってるからねあの馬鹿。しかも女として私を見てくれないし…。それな
 らもうしょうがないよ、あきらめるしかないじゃん。」
「そうか。世界と気まずくなるならそっちが良ければだが俺が話し相手くらいにはなって
 やるから。」

誠は光の顔を見て言った。光は誠から顔を背けながら返事を返す。
「ありがと。今日伊藤が話を聞いてくれて私はすっきりしたし…すごく嬉しかった。」
誠と光はその後も少し電車の中で語り合う。光は肩の荷が下りたようなすっきりとした表
情で誠との会話に付き合い誠も言葉のことなどいろいろと考えることはあったが光との会
話に集中した。そしてそんな二人を同じ車両で遠くから見ている人物がいた。
「誠君…優しい人ですね…。」
言葉であった。話し合っていた誠と光、それを遠くから見守っていた言葉はそれぞれ最寄
りの駅で降りていきそれぞれの家に帰っていった。
一方少し時間をさかのぼり電車の中に乗ってる世界は駅での誠について考えていた。泰介
の話は聞いてはいるがおもに頭で考えてるのは誠のことである。
(ちぇ、私のことが好きっていってくれればすぐにでも誠の所行くのに…。嫉妬心煽ったけ
 ど失敗だったかなあ?なんか光も来ちゃったし…。まあ大丈夫よね。)
世界は軽く物事を考え誠のことはとりあえず打ち切り泰介の話のほうに集中した。

翌日誠は言葉といっしょに中庭にいた。言葉にお弁当を一緒に食べないかと誘われたから
だ。言葉は屋上と言ったが誠が世界や泰介とのブッキングを避けるため中庭を提案したの
だ。言葉は隣の位置にいた誠に話し掛けてくる。
「誠君?今日は幾分か元気がありませんけども何かあったんですか?」
誠は言葉の洞察力に驚きながらもむやみに心配させてならないと思い平静を装う。
「とくになにもないけどなんで?」
「昨日の駅での出来事ですか?元気ない原因は…。」
誠は言葉の突然の言いように驚いた。まさか見られていたとは…。
399芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:02:56 ID:30DsnFHr
誠から話が出てこないのを見て言葉が続けて話す。
「黒田さんを抱きしめてましたよね誠君…。」
「あいや、それはその理由があって…。」
誠は見られちゃいけない場面を一番見られてはいけない人に見られたことに焦りを覚える。
「その場面だけ見てれば腹を立てましたけども…実は誠君が澤永さんと西園寺さんと話し
 てるあたりから見てましたので…誠君達からは死角になる柱に隠れてね。」
「ということは事の成り行きは全部知ってるというわけだ。」
「いえ、なにぶん遠くからなので、でも大体把握はしてると思います。」

言葉は冷静に淡々と昨日の自分の行動について話す。
「でも怒ってるんじゃないの?他の女の子と抱きついて…。」
「いえあれはあれでいいんです。あの場面では黒田さん誠君しか頼れる人いませんでした
 から。むしろ黒田さんほったらかして帰った方が怒りますね。あれはさすがに私も見て
 られませんでしたから…かわいそうで。」
「そうなんだ。あいつ今日は学校来てたけど元気になってたみたいでほっとしたよ。」
「ええ、体育の時も甘露寺さん達といつもどおりに元気にやってましたよ。彼女は誠君
 に救われたんだと思います。」

しばらく二人とも黙っていたが誠が昨日のことを思い出しながら話す。
「黒田は精神的にタフだな。それに引き換え俺ときたら何をうじうじしてるのやら。」
「しかし西園寺さん…一体何を考えて…あっもうすぐお昼休み終わりますよ?」
誠と言葉は食べ終わったお弁当を片付けて自分のいたクラスに戻った。睡魔に悩まされな
がら午後の授業を全て受け放課後になる。誠が家に帰る準備をしていた所を横から声がか
けられる。

「伊藤?ちょっと付き合ってほしいところがあるんだけど?」
「黒田、お前が誘うなんて初めてじゃないか?」
「話し相手になってくれるって言ったじゃん。」
誠はそういやそんなこともいったなあと昨日のことを振り返りながら光に返事をする。
「わかったよ。行く。って二人で帰るのか?」
「七海は部活、刹那は委員会、世界は澤永といっしょに帰った。他がいないから二人で帰
 ることになるわね。」

光が友人の誰もがそれぞれの都合でいないことを告げる。誠は帰る途中人に変な目で見ら
れやしないかと少し不安になったが自分で言った事なので二人で帰ることにする。
「で?付き合って欲しい所ってどこだよ?」
「ピュワバーガー。」
「まあそこなら落ち着いて話せるかな。」
誠は納得して光とともに言われた場所へと向かう。途中経路で知ってる友達に会うことは
なく目的地までたどり着き、店の中に入る。誠と光はそれぞれ注文を済ませテーブルに向
かいあわせに座る。ポテトを食べながら誠が光に尋ねる。

「で、話ってなんだよ?世界に惚気られて頭にきたか?それとも他のことか?」
「今日は世界と話してない。伊藤あんたは世界と話したの?隣でしょう?」
「いや、話すには話したが結果は報告されてない。てか結果も何も屋上でやってるのを知
 ってるのに、今さらいわれてもねえ…。」
「そうだね…。えとその話は胸が痛むからとりあえず置いとこう。」
「悪いな。しかし他に話すことがあったっけか?」
400芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:04:28 ID:30DsnFHr
誠はそもそも仲が悪かったのでろくに光のことを知らない。話題というと昨日あったこと
くらいでそれを隅に置かれると何を話していいか分からなくなってしまう。誠が困ってい
たのを感じたのか光が口を開く。
「桂さんと仲いいよね。今日お昼一緒に食べたんでしょう?」
「ああ、今日は言葉といっしょにお昼を食べたけど何で知ってる?」
「学食行く時に中庭に行くのを見かけた。」
話した後光は自分の手元にあったシェイクを飲みだす。
「なるほど、でも言葉とは久々に二人で食べたんだけどな。」
そして昼の会話内容は主に昨日の駅での出来事なので特に二人での親密な会話をしていた
わけでもない。光が飲んでいたシェイクを手元におく。

「言葉って呼んでるなら仲いいじゃん。向こうからも誠君ってよばれてるし。」
「仲がいいのかな?うーんそうかもしれないなあ。」
確かに女性で下の名前で呼ぶのは言葉と世界のみで特別に見ている感がある。そういう意
味では仲が良いのかもしれないと誠は考える。
「私これから誠って呼ぶからそっちも光っていっていいよ?」
「はあ?俺達仲がすごい悪いってクラスでも噂になってるのに嫌ってるそっちから下の名
 前で呼べと言うのもおかしな話だな。」
「もう仲良くなったし嫌ってないから…呼んで。」

誠は光の意図してることが全くわからない。一体どういう心境の変化なんだろうか?頭で
も打ったのだろうか?それなら医者につれていかねばなるまい。
「俺いい脳外科医知ってるから検査してもらって来い。早期発見なら命は大丈夫だ。」
光は誠の言い分に一瞬むっとしたが冷静さを取り戻し話し出す。
「……桂さんに負けたくないから。」
「いや、お前が張り合っても別になあ…。」
「いいから呼ぶの。明日から。分かった?」
「はい…。」

光に強引に押し切られ誠は明日から光を下の名前で呼びそして光からは誠と呼ばれること
になってしまった。その後は誠の妹のこと、光の店のことなど他愛のない話をしながらお
互いポテトやハンバーガーなどを食べ終え店を出る。店の前で光が誠に声をかける。
「誠、明日も引き続き話し相手になってよね。今友人関係ちょっと気まずいんだからさ。
 じゃあ今日はここで…私他による所あるから。」
光はそういって駅と反対方向に歩き出し誠はそれを見送り自分は駅に向かう。明日からは
しばらくクラス中がパニックになるだろうなと考えながら真っ直ぐ駅を目指して歩いた。

そして自宅に帰り夜になって宿題でもしようとした所に携帯電話が鳴り誠はそれに出る。
「もしもし私だけど誠よね?。」
「その声は黒…光か。なんか用か?」
「黒光りってなによ。わたしゃゴキブリか。」
「ただのいい間違えだ、許せ。」
「分かった許す。用ってのはさっき言いそびれたことがあるんだけど…。」
「なんだよ。……どうした?おーい早く言え、あれ?切れてないよな。」
401芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:05:11 ID:30DsnFHr
誠は自分の携帯を確かめるが切れてはないらしい。もう一度耳まで持ってくる。
「…えとね、誠の都合がいい日でいいから今日みたいにいっしょに帰りたいんだけど駄目
 かな?」
「別に構わないけど…みんなから変な目で見られるぞ?」
「別にいい。むしろそうじゃなきゃ困るしね。うん、じゃあ言いたいこと言ったし、お風
 呂入らなきゃいけないし切るね。じゃあまた明日。」
誠は通話を打ち切り携帯を手元におき宿題をやり明日の用意をしながら思う。言葉との兼
ね合いもあるなあといまさら気付く。まあなるようにしかならないかと自分で判断し、寝
る準備に入り電灯を消して眠りについた。

次の日、誠と光がお互いの事を名前で言い出したことで光の友人の七海、刹那は落ち込ん
でいた光が元気になってよかったと安心しつつも、光と誠の仲の悪さをクラスで一番良く
知っていたので急速に仲良くなったことにはとてもとまどっていた。世界は誠と光が仲良
くなったことにはあまり良く思っておらず、誠と光が楽しげに話してる所を睨みつけてい
た。泰介は普段どおり何も変わらず誠達と接していた。そして光と世界は絶縁とまではい
かないが以前よりは確実に距離を置くようになった。

誠と光の駅での一件を見てから1週間がたち言葉は授業が終わったので帰る準備をして
いた。4組の教室を出て3組の教室の前まで来る。教室を覗くと声が聞こえた。
「悪い、光。今日はいたるが来るんですぐに帰らなきゃいけないんだ。」
「えー。朝はいいって言ってたじゃん。誠!!」
誠と光が一緒に帰る約束をしていたらしいがどうやら誠の都合が悪くなったようだ。誠が
教室の入り口から出てきたのを見て誠に話し掛ける。
「誠君、今日も一緒に帰りませんか?」
「ごめん無理。」

誠はそう言い放つとそのまま廊下を走って曲がり角で姿を消した。言葉はそのまま呆然と
していたが少しさっきの会話の流れを考え心で思いにふける。
(昨日は私と帰ったはずなのに今日は黒田さんですか…。ちょっと前から下の名前で呼び
 合うようになったし結構仲が良くなってるのかな。仲良くなったきっかけはおそらく駅
 での一件でしょうし…。私が同情しちゃってますからちょっと強く出れないこともある
 し、でも私は、誠君の彼女だし…ああもうどうすればいいのかな…。)

言葉が葛藤していたのが周りに不審に思われたのか3組の面々は言葉を意図的に避け下校
をしていた。言葉は頭の中でいろいろ考えていたが不意に声がかけられる。
「桂さんだよね……。誠はもう帰ったけどなにしてるの?」
光であった。3組の目の前でぼーと立っていたので不審に思って話し掛けてきたのだろう。
「あ、いえ誠君誘おうかと思ったんですけど帰っちゃいましたから…その。」
言葉は顔は何度も見てるがはじめて話し掛けられたので上手く言葉が出てこない。それを
見てか光が話し掛ける。

「妹さんが来るから帰るっていってた。」
「それは聞こえましたけども…。」
「そう…。」
光はばつが悪そうな顔して言葉の横を通り過ぎようとする。言葉はしばらく迷ったが誠の
こともあるため光に声をかける。
「黒田さん、もし一人で帰るのでしたらご一緒にどうですか?」
「桂さんと?何で?」
「誠君のことについて少し話したいことがあるからです。」
「……分かった行くわ。」

402芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:06:22 ID:30DsnFHr
言葉と光は一緒に帰ったものの一切言葉を発することはなくまるであかの他人が偶然隣に
並んでいるようだった。ピュワバーガーが見えたので言葉は光を手振りで誘導し二人で中
に入る。二人はそれぞれ注文をし向かい合わせにテーブルに座る。言葉がジュースを一口
飲み手元に置く。
「西園寺さんは元気にしてますか?」
「世界?今日は学校来てたけど…あれ?桂さんって世界と接点あったっけ?」
「ええ、誠君紹介してくれたのが西園寺さんですので…。」
光はしばらくきょとんとした顔をしていたが何か悟ったらしくすっきりとした表情になる。
「誠と桂さんが接点もてたのは世界の紹介かあ…なるほどなるほど。」
「はい。そのおかげで誠君の彼女になれたんです。」

言葉は世界に本当に感謝してるかのように笑顔で答える。それを見て光は少し表情を曇ら
せる。
「桂さん。今、私は誠と親しくしてるけど邪魔になってる?」
「正直に言うとそうですね…。」
言葉はそういいジュースをまた一口飲みテーブルに置く。
「ごめん、そうだよね。桂さん彼女だもんね…。いつまでも誠に私が甘えてちゃ迷惑する
 よね。でもこれには理由があって…。」
「駅での一件のことなら知ってますよ。私も見てましたから…。西園寺さんと黒田さんは
 友人なのにあんなことになってしまって本当に気の毒だと思います。」

光は言葉が駅での一件を知っていたのを聞いて驚く。
「そう…知ってたの。恥ずかしい所見られちゃったなあ。」
「ですから黒田さんが、誠君に頼るのも分かるんですよ。澤永さんと西園寺さんがくっつ
 いてつらい思いをしたでしょうし。」
「それなら誠と私が仲良くするのを許してくれる……わけないよね。」
光は言葉が真っ直ぐに自分の顔を見てるのを見てたじろぐ。言葉は光に確かめたいことが
あるためある質問をする。
「黒田さんは誠君のことを澤永さんの代わりにみてますか?それとも純粋に誠君を
 みてますか?」
「それは…その。」

光はばつが悪そうに顔を背けるが言葉は容赦する気はなくさらに話を進める。
「もし澤永さんのかわりにみているのだったら誠君にも私にも失礼ですのでやめてほしい
 んですけど。」
「違う!!私は、誠を澤永の代わりになんかみてない。誠はあのとき私の愚痴を聞いてくれ
 たし今も私の相手をしてくれる。澤永じゃそんなこと絶対してくれない。」
光はそう言ってまくしたてるが言葉は更に突っ込む。
「ただの話し相手なら黒田さんならいっぱいいるでしょう?甘露寺さんとかね。そちらに
 話せばいいのでは?」
「私は誠が好きなの!!好きな人と話してちゃいけないの?なんでそこまでいわれなき
 ゃいけないのよ。」
言葉は少し大きな声で告白といってもいいことを言ってのけた光に驚く。どうやら怒って
勢いのまま光は言ったようだが目的のことははたしたので光に謝罪する。

403芽生えた思い:2007/12/14(金) 23:07:06 ID:30DsnFHr
「ごめんなさい。黒田さんの気持ちを確かめてみたかったんです。随分酷いことを言って
 しまいました。」
「ううー。もしかして誠のことを好きって私から言わせるためにさっきから意地悪な質問
 してたの?」。
「そうです。誠君をキープにするなんて暴挙は私が許しませんから。黒田さんが本心で好
 きならまた考えがあります。」
「考えってなによ。」

言葉は笑顔でさっきの会話からか少々赤面してる光に話し掛ける。
「私も誠君が好きなので黒田さんが好きだからっと言っておめおめと引き下がるほどお人
 好しではありません。でも黒田さんも引き下がりませんよね。」
「うんそうね。」
「明日あたりに誠君に選んでもらうというのはどうでしょうか?どっちを選んでも恨みっ
 こなしってことで。」
「なんか、付き合い期間から私すごく不利な気がするんですけど、まあいいか。」
「いや、誠君と同じクラスと違うクラスでは随分違うと思います。」

言葉は光の賛成をえると一息ついて手付かずになっていたジュースやポテトを食べだす。
光も同じようにシェイクを飲みだす。二人はそのあと明日どうするかを話し合った。
真剣に話し込む二人を見ていた者が店内に二人いた。
「ふーん、やっぱり光も誠のことが好きなんだ。なるほど明日かあ。じゃあ私はそれよ
 り先まわりしてっと。」
「世界、何を話してるんだ?それにしてもあの二人珍しい組み合わせだよな。」
「いやいや澤永、なんでもないよ。確かに珍しいよねー。」
泰介と世界の二人組であった。
404名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 23:10:38 ID:30DsnFHr
ここで終わり続きはまた今度書く。
405名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:54:55 ID:OmiJizUp
彼女がいるのに なぜか別の娘と付き合ってるんだ
冷たいままドキリと高鳴る Can I do do?

俺がやりたい時は必ずいてやらせて欲しいよ
遠いような近くで待ってる Ma Ma Ma Makoto sine!

綺麗すぎた偽善にこそ 棘の痛みがある
強くなって今より
斃すべき敵は 心が知ってるはず

屋上で逢いましょう
誠くんが待ってる場所で
血潮に酔ってる 残酷無慈悲のYandere Queen
思わず手に取る凶器 銀のSawが揺らめいて
首筋が裂けるのよ
傷付いた世界バラした
406名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:58:52 ID:bFQsWWkK
つうか、なんで誠は言葉と付き合ってる事
周りに言わないんだ?なんか言うとマズいのか?
407名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 01:33:52 ID:MycJj7an
>>406
彼は秘密主義なんですw
ってのは、まぁ冗談で・・・あんまり構われる(いじられる)のが苦手みたい。
408名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 02:41:27 ID:6VXkW6KQ
>>404
おつ!見入ってしまった。
続きが楽しみ。原作にあったかもしれないストーリーなんでいいなぁ。
言葉様が幸せになりますように。
409名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 04:20:51 ID:dEp40J7G
410404:2007/12/15(土) 12:42:21 ID:73B+SXzq
最初光オンリーでかこうと思ったが光、言葉、世界の三つ巴みたいに
なっちゃったからこっから派生して光、言葉、世界ENDを書いてみる。
ただ世界のハッピーエンドの仕方が思いつかない。前の文で悪く書いちゃ
ったからな。まあがんばってみる。
411これっきり:2007/12/15(土) 18:51:18 ID:z6d/Myp/
【今日は一言落ちです】【見ているだけで…ご返信】

>>378
今度は題名にしておきますね。

>>379
踊子お母さんの描写を褒めて下さってありがとうございます。
なんだかんだ言ってもサマイズでは娘と3Pするほど愛情を注いでいるので、
母親というより、いい姉貴分と思ってくれれば幸いです。

>>389
句読点は本当に気をつけます。ご指摘ありがとうございますね。

>>390
来週あたりでけりをつけるのでご期待下さい。

【では落ちます】
412名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:27:52 ID:MwpXN/aw
言葉「……。」
世界「……。」
刹那「……。」
光 「……。」
乙女「……ねえ伊藤これどうするのよ?」
誠 「…何が?」
誠母「一気に5人も孕ませるなんて…この馬鹿息子。」
誠 「いやまだ心ちゃん、甘露寺、山県、小渕、小泉、森も多分…。」
言葉「心にまで手を出したんですか?」
誠母「みんなうちの息子ちょっと貸すから好きにしていいわよ。」
誠 「ちっちょっと待って殺されちまうよ、ぎゃあ―――。」

END
413名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:36:29 ID:bFQsWWkK
とりあえず甘露寺はありえない
414名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 01:53:41 ID:wceuUJg9
さすがの誠もいたるには手を出す気はなさそうだな。よかったよかった。誠氏ね。
415名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:01:46 ID:aEuI9EB3
今日は休日なので、私と誠くんは、
少し遠出をして、色々な花が咲いている、大きな公園に来ています。
「今日は良いお天気ですね。誠くん♪」
そう言って私は、右隣で歩きながら、
私の手を優しく握っている誠くんに、顔を上げ、笑顔を見せます。
すると誠くんは、私の顔を見て、笑顔で、こう言ってきました・・・。
「――ああ。大好きな言葉と二人でいるから、きっと・・・もっと良い天気になるぞ」
「は、恥ずかしいです・・・誠くん」
私は『大好きな言葉』という台詞を訊いて、顔が紅く成ってしまいました。
他にも理由がありますが、気にしない事にします・・・。
――人が周りにいるぐらい・・そ、そんな些細な事・・・や、や、やっぱり恥ずかしい
思わず私は、顔を下に向け、俯いて顔を紅くして、キレイな花が咲く道を、歩いていました。
暫く、手を繋ぎながら、キレイな花を見ながらゆっくり歩いていると、誠くんが・・・
「・・なぁ言葉」
「なんですか。誠くん」
そこで誠くんが立ち止まり、私の方に向き、
私の顔を真剣な表情ですが、眼は優しく、私を見ています。
「――言葉は・・・おれと一緒にいて、幸せか?」
私はその言葉を訊いて、なんだかドラマのワンシーンみたいだな。
と思い、私も少し真剣な表情と、誠くんと同じぐらい優しい眼で、こう言います・・・
「はい。幸せです。私にとって誠くんはとっても大切な人ですから・・・」
そして私も、誠くんと同じ質問をしてみました。すると誠くんは・・・
「ああ。おれも幸せだ。おれにとって言葉は、あの秋の時から、大切な女の子だよ・・・」
「誠くん・・・」
416名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 02:02:48 ID:aEuI9EB3
暖かな春・・・。暖かな温もりが、私は顔を誠くんの胸に埋め、
誠くんに優しく抱かれ、私も誠くんを抱きしめ、私は、誠くんのニオイと、
春の日のニオイと、花のニオイが、今とても大好きです
私は埋めていた顔を上に上げ、大好きな誠くんの顔を見ます。
「なんだか小説のシチュエーションみたいですね。私たち・・・」
「こんな風に?」
「ンッ!・・・・・・」
ずるいです誠くん。最後まで台詞を言わせてください。
私の唇から離れた誠くんは、笑顔で私を見ていました。
私はスゴク顔が、自分でも分かるぐらい、紅く成っていました。
「・・・もうっ!嫌いですよ、いきなりなんて」
「おれは大好きだぞ、言葉が・・世界で一番な!」
誠くんが真剣な表情で、私を見て、私は眼を瞑り、背を足で少し上げ、唇を誠くんに向けます。
誠くんが眼を瞑ったのを私は感じ、誠くんが近づく吐息を少しずつ感じ、
私の唇と誠くんの唇が重なり、暫くキスを公園で堪能していました・・・。
私は誠くんが大好きです 一緒に幸せに成りたい。
私は、いっぱいいっぱい幸せに成りたいです
「・・・誠くん」
「なんだい、言葉・・・」
「私は・・・誠くんの事が、いつまでも大好きです」
「――ああ。おれも言葉に負けないぐらい大好きだぞ!」
そう言って、私たちは笑顔に成り、手を繋ぎ合い。
春の日差しの良い公園の中を、私は、誠くんと歩き続けた・・・。
417名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 11:50:11 ID:6JOOi6C/
Hになって欲しいという願いを込めて
エルメスのベルト(バッグルがHになっている)をプレゼントする誠。

「嬉しい。誠くん、とっても高かったんじゃ?」
「まあね。でも俺の変わりに言葉の傍にいてもらいたいって事もあって」
「ありがとう、誠くん・・・」
418名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 16:18:46 ID:Of9XuzLj
泰介と専属マネージャー乙女
(ベッドの上)
乙女「泰介、今日はこの子を強引に押し倒してきて。場所はそうねえ、
   学校の体育倉庫がいいわね。」
泰介「おおー。あれこれうちのクラスの○○じゃん?」
乙女「ふふふ。依頼人から前払いでお金はいただいたからねきっちり
   仕事しないとね。(西園寺さんからの依頼だけどね)」
泰介「乙女おまえはどうするんだ?」
乙女「もちろん行くわよ。ビデオとカメラ持ってね。口封じしないと
   いけないから。」
泰介「女は強引な男に惚れるんだよな。」
乙女「そうよー。嫌よ嫌よも好きのうちってね。(馬鹿だからほんと使えるわ)」
泰介「よーしがんばるぜ。」

「散る言葉」ルート見て泰介と乙女が誠と光みたいなマネージャ―関係になった
らこうなるかなと書いたが…極悪すぎだなこりゃ。もうただの悪人。まあ散る言
葉だけでも十分酷いが…。
419mark:2007/12/16(日) 19:40:58 ID:AuNEek/v
  「どうして………そこまで腐ってしまったんだよ……?」

私が中学の頃から1番好きだった……いや、今でも好きな男の子から
言われてしまった、痛烈な言葉。

  「確かに、お前とは中学の時、しょっちゅうケンカした事もあったけど、
   ぶつかる事も多かったけど、それでも、気が置けない、いいヤツだって
   思ってたのに…………」

やめて。これ以上先を、私は聞きたくない…………!

   「どうして、言葉にあんな酷い事をしたんだよッッ!!」

絞りだすように発せられる彼の声。そして彼の好きな、私が大嫌いな「やつ」
の名前が告げられた――――


怒りの誠W〜対峙〜(385からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

警察署

刑事A「本来ならすぐに事情聴取に入る所なんだが、あいにくと別件で
   どこも部屋が満杯でね。……それと聴取前にどうしても君に会いたがって
   いる人がいるのでね。まあその人達が来るまで、向こうの奥に来客用の
   休憩スペースがあるので、そこで待っていなさい」
乙女 「はい………」
刑事A「自動販売機もあるので、お金があるのなら、自由に使って構わないから」

その他に、勝手に外に出ないようにとの注意を付け加え、乙女の元を去る刑事達。
こういう形で警察の世話になるのは、もちろん初めてであるし、
自分が思っていた以上に、事態は深刻である事を改めて思い知らされる。
澤永のように逮捕されなかったとはいえ、自分が咎人になってしまったという
思いは誤魔化す事が出来ず、重い気分だった。

乙女「………………」

諦めて先の刑事の言う通り、奥の休憩所に足を進める事にする。
420mark:2007/12/16(日) 20:41:15 ID:AuNEek/v
休憩所

椅子の近くに、職員も利用しているであろう自販機が2台設置してあり、
そこで適当な飲み物を買い、時間を潰す事にする。
いつもは何気なしに飲んでいるミルクティーも、今日は一際甘ったるく
感じられてしまう。その甘さが不愉快な気分にさせる。

乙女「どうして………こんなことになっちゃったんだろう?」

もちろんその答えは薄々わかっていたが、「それ」を認める事は、自分の
大嫌いなあの女に屈するという事に他ならず、自分のプライドが
どうしても許さなかった。

乙女(澤永のアホが、あんなデタラメの子供騙しみたいな言葉を真に受けて、
   レイプなんかする方がいけないんだっっ………!!)

この期に及んで、なんて責任転嫁の極みだろう。そう自嘲する乙女。
その子供騙しな言葉で澤永を真に受けさせたのは、他ならぬ自分だというのに。
警察に連れてこられたという事は、向こうもそれなりに確信をもっているという
事であり、今更言い訳など出来ないだろうに。

乙女「来るとしたら、やっぱり親か妹の可憐かな……」

刑事に聞く暇もないまま、こうして自分に会いに来るという人を待っているが、
当然親兄弟にも、自分の任意同行の件は伝えられているだろう。
さすがに会ったらなんて言えばいいんだろうな……… 平手の二・三発はくらうかも
しれないな…… 

そうこうしている内に、別の刑事の声が聞こえてきた。

刑事B「では君も奥の休憩室で大人しく待っているように」

どうやら私に会いに来た人間ではなさそうだ。しかし顔を会わすのは何となく
気まずく、休憩室の入口から、思わず顔を背けてしまう。
足音が段々と近づき、やがてそれが入口に辿り着いた所で、思わぬ人物から
声を掛けられる。

七海「あれ…?乙女じゃないか…… どうしてこんな所に………」
乙女「あ、あんたこそどうして警察署なんかに………?」

(続く)
421mark:2007/12/16(日) 21:09:39 ID:AuNEek/v
今日はひじょーに寒うございました。markです。
ちと短いですが、今日はここで切ります。
いよいよ警察署編に入りました。最初に、もう誰だかはお分かりでしょうが、
ある少女にとって、一番好きな男に言われたくなかった痛烈な批判
からスタートしました。たまには変化球も投げてみようかと。
こっからどう話をふくらませていくか………

原作・アニメ版では誠の優柔不断や無神経ぶりが酷かったですが、このワールドの誠は
言葉を自殺未遂から助けた+本人に真相を告白された事からでしょうか、
いわゆる芋ENDの彼以上に、かなりしっかりしています。
乙女をどう同情できそうにもってけるかな……自信ねぇな(汗)
422名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:18:37 ID:+V1TPuTD
一番槍GJ!!
423名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:24:29 ID:BlRR21By
GJ
424名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 23:18:22 ID:e5U5B/FQ
>mark氏
お疲れ様です。
最愛の人を傷つけたのが友人だったという最悪の事態に直面した
誠の怒りと苦悩はこれからどう推移して行くのか、今や目が離せなくなっています。
425名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 19:42:55 ID:4ZPsbO9I
気になります。沢永や乙女達いじめっ子があの後どう生きるのかも興味がわきますね。
頑張って下さいmark氏。
426これっきり:2007/12/18(火) 13:35:09 ID:EY15wYBn
こんにちわ>>374の続きを書きます。
markさんや芽生えた思いさんを見て思ったのですが。出だしと終わりは名前。
本編はタイトルにします。

【見ているだけで…】

ふぅ…。私は今適温のお風呂に浸かっている。
昨日加藤さんに蹴られ、湿布を張っていた影響もあり、お腹回りが少し染みたが、明日には完全に動ける。
体も…心も問題無い!今こそ全ての決着を付けよう。
そして…辛いけど…悲しいけど…誠と桂さんを何時までも見守っていこう。
最後の決心を私は固める。

じゃば…私はお風呂から上がり、一通り体を綺麗にして、もう一度体を温め、お風呂から上がる。
世界「ふー極楽極楽!」
つい親父のような台詞が出てくる、着替えは…あった!
私はお母さんが用意してくれたパジャマに着替え、軽く母と談笑しながら食事をとり、そのまま眠る。

お母さんは今日も添い寝してあげようかと言ってくれたが。
世界「やだぁ。お母さん…私はもう平気だよ」
と言いいつもの様に一人でベットにいる。

私は自分でも立ち直れたと確信した。そうでなければお母さんの申し出を受けただろうからだ。
冷え切った心に温もりを与えるのはやはり人、でも今温もりが必要なのは七海と…加藤さんだろう。
彼女達が傷ついたのは私にも責任がある…だから拒絶ではなく、温もりを与えたい。
そう考えながら、私は静かに眠りにつくのであった。
427見ているだけで…:2007/12/18(火) 14:16:54 ID:EY15wYBn
朝。

相変わらずねぼすけの私だが、今日は幸運にも休日だ。
今日は七海に会いに行こう、私はもう仕事に行ったお母さんが用意してくれたサンドイッチを食べて。
ヘアチェック・服・携帯…よしっ準備万端!私は七海の家に向かう。

そして私は七海の家に着いたのだが…出迎えくれたのは七海の両親だった。
私が「七海はどこに?」と聞いたが「七海は出かけてしまった」と言う。
更に七海は停学になった理由を話すどころか、酷く落ち込み…部屋に引きこもっていた事を聞く。
だから聞くに聞けなかったと…。

私は七海に悪いとは思ったが一通りの事情を説明し、両親に頭を下げて七海の部屋に入れてもらうよう頼んだ。
最初は渋っていた両親だったが、親として七海の様子が不安だったのだろう…。
「どうぞ」と七海の部屋に入れてくれ、私を一人にしてくれた。
七海の両親は彼女に連絡をいれる為、リビングへと向かった。

私は七海の部屋を見ていた…。
部屋の外装は意外とお洒落で七海の印象とは異なっていたが、
見まわすとダンベルやリストバンドなどのトレーニング器具が揃い、本棚もスポーツ年間などアスリート系の雑誌が大部分だった。
律儀にも机には‘打倒2年生・3年生!’との自筆サインもあり負けん気の強い七海らしいと思った。
…ん!机の上に手紙…かな?何か書いた紙がある…これって!
私は七海が書いたであろう文章を見る…。

                  世界へ
   
   これを見てる頃には、私とあんたは話が出来ないと思ったから、手紙で送る。
   まず最初に私のせいで、あんたと伊藤との関係が壊れて本当にごめん。
   あんたの言った通り私は、桂が死ぬほど嫌いだった…。
   だからアイツに痛い目を合わせて伊藤から手を引かせるつもりだった。
   でもそれが裏目にでた…だから私はあんたに対して責任を取る。
   私は…桂を殺す…アイツさえいなければ、私もあんたも傷つかなかったはずだ…。
   それにアイツが消えれば、あんたは伊藤とよりが戻せるかもしれない…。
   あんたはこの手紙を受けとってくれないかも知れない…でもこれだけは信じて欲しい。
   私は…世界の事…一番大事な友人だったと思ってる…あんたのような良い友人とは生涯会えない事だろう。
   私が捕まってあんたや私の両親…光や刹那にも迷惑をかけるけど、後は宜しく。  七海

私は愕然とした…私はここまで七海を追い詰めてしまったのか…。
私は連絡がつかないで困っていた七海の両親にお礼を言いながら、急いで家から出て光と刹那に連絡をする。
早速私一人ではどうしようもない状況になってしまったからだ…。
私は二人にメールで一言だけ送った。

               七海を助けて!!

これだけじゃあ何の事かわからないかもしれないが…とにかくここまで七海を追いこんだ原因が
私にあると思っただけで…全身から嫌な汗が出るのは止められない。
とにかく七海が立ち寄りそうな場所、そして桂さんが行きそうな場所を必死に探しまわった。
そして夕暮れの時刻へとさしかかった…。
428見ているだけで…:2007/12/18(火) 15:21:40 ID:EY15wYBn
私は息が切れそうなほど周辺を走り回った…夕暮れの赤い光が私を照らしながら。
世界「ぜぇ…ぜぇ…七海…どこなの…七海…」

七海…本当にどこなの?こんな事したって…何にもならないのに…。
私は…改めて自分の迂闊さを呪っていた…。

あの時私は七海を責めなければ…ここまで七海を追い詰める事は無かったであろう。
そして…そしてもし七海が桂さんを殺していたら…七海の人生は終わってしまう…。
ふざけるな…七海はこれからもバスケット部で輝いていくべきだ…それなのに…こんな事で七海の人生を歪めて良い訳が無い!

私は赤々と照らす光に焦りを隠せなかったが、更に激をいれ走る…あれは!

その時私は見た。二人寄り添って笑っている誠と桂さんを…。
世界「誠…。」
幸せそうな二人の顔…今誠の隣にいるのが桂さんではなく、私だったらどんなに楽しい事だろう。

でも今は七海の方を見つけないと…。
誠が近くなら多分桂さんは大丈夫と思ったが、一息つく間も無く、二人の歩いている通りの後ろに、長身の人物がいるのを見つけた。
七海だ!誠と桂さんを見かけて付けていたのだろう…。
止めないと!と思ったら何と誠達に刹那と光が話しかけてきた。

光 「おうご両人。デート?」
刹那「こっちは二人寂しく買い物…」
意外な登場に、七海は更に面喰ったまま動けない。
私も様子を見ていたが、光が手で仕草をしている事を確認しる。

         「速く七海を連れて行け」

私は誠達に私と七海の存在を知覚させまいと、誠達に野暮扱いされる事を承知で引きとめたのだろう。
七海「世界?」
私は。ぼーと立っていた七海の手を掴み、七海の呼びかけを無視し横道に引きずり込む。
429これっきり:2007/12/18(火) 15:35:08 ID:EY15wYBn
世界「もう!何やってんのよ。七海っ!」
私は、七海を怒りながらもほっとした顔に…なっているのかな?
流石に七海も、私や光達の登場で状況を理解した様だった。
七海「止めるな!私はあんたに責任を取る!取らなきゃいけないんだ!」
と彼女は私に憎まれ口をたたく…ここまで来てまだそんな事を言うのか…。

七海の服装を見てみると、ロクに着替えもしなかったのだろう…少し汚れている。
お風呂にも…入ってなさそうだ…少し匂う。
それでも私は七海を黙って抱き寄せる。
七海「っ!世界っ?」
不意に抱き寄せられて七海は困惑しているが、私は静かに七海に対し語りかける。
世界「ごめんね…七海。こんなにあんたを傷つけて…。」
七海は訳が分からずに。
七海「何を言っているんだ世界…伊藤とあんたが破局したのは私のミスだ…なのになんで私なんかに…。」
抵抗もせず七海は、黙って私の胸に頭を抱き寄せられながら反論する。
そこで私も…反論する。
世界「違う…私が桂さんを敵視しなければ…桂さんから誠を寝取ろうとしなければ…七海は桂さんに酷い
仕打ちはしなかった…それに…あの時私は七海の弁解一つ聞かずに…たたいた…。
ごめんなさい…ななみぃ…。」

あれ…昨日・一昨日沢山流した涙が…ながれてくる…。
まだ…吹っ切れてなかったのかな…それとも七海に会ったから線が緩んだのかな?
私は最後の方こそ涙が出てきて…聞き取りずらくなったが…自分の七海に対する罪を告白する。
七海の髪を私の涙でぬらしながら…。

七海「世界…せかいっ…。」
七海も思う所があったのだろう…今度は何かつめたいものが…私の胸元に染みこんでいく。
お互いもう語る言葉は無かった…。私達は二人抱き合いながら、寄り添い泣いていた…。
そして都合のいい事に闇がさし…私達の姿を隠してくれたのだ。

…久遠とも思える時間が流れる…本当は5分位だろうが…。
しかし私はずっとこのまま七海と泣き合う訳にもいかなかった…と言うより
もう私は涙も収まり、次のステップに進む事を考えていた。
その為に未だ私の胸で泣いている七海にこう切り出す。

世界「今日私の家に来ない?」 (続く)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そろそろ山場ですが、今日は疲れましたので休ませて頂きます。
今後ちょっとだけ世界×七海の世界になりそうですが脱線はしません。
430名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 23:32:30 ID:zwCoGzbo
言葉「奏介さんは私の彼氏です」
431名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:34:50 ID:MpU7gisO
>>426
疑問に思うんだが、世界が他人の責任まで負わされていないか?
>最初にあなたが嫉妬で桂さんを遠ざけてたりしなければ、七海ちゃんだった桂さんに危害は加えなかったはずよ。
これとか、「お前が違う道を通っていれば俺は事故に遭わなかったんだ」と言っているようなもの。
そもそも、寝取りをやったとしても(もちろん悪いが)、それはあくまで3人だけの問題であって部外者が横槍を入れていいものではない。

「いじめ」騒動で責任を取らなきゃならないのは乙女と七海はもちろんだが、噂を真に受けて世界を黒幕扱いして非難した誠だろ。
芋ENDは肯定的な感想が多いが(誠が他のルートよりも遥かにまともだが)、噂の真偽を確かめずに付き合っていた彼女を黒幕扱いして非難すると言うことは
付き合っていた彼女の事を全然信用していなかったと言うことだろう。
しかも自分も「いじめ」のことを今まで知らなかったくせに自分のことを棚に上げて「知らないわけ無いだろ」と非難している。
そもそも、女を性欲処理の道具としか見ていない男だから最初から信用していないのも当たり前だが。
432名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 03:09:09 ID:wi7Rl+Hz
甘露寺が言葉嫌いなのはいいのだが
殺そうとするまでなのは無理がある
むしろこの場合自殺する方が流れではないか
433名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 09:19:57 ID:Xhfk1EBb
芋の隣には鮮血エンドだしー
434名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 10:26:14 ID:1RD/gjrq
まああまり突っ込んでやるなよ。せっかく職人さんが書いてくれてるんだし。
435これっきり:2007/12/19(水) 13:49:39 ID:sZaETXBu
ご返信どうもありがとうございます。ではある程度進める前にご返信しますね。
色々描写がいい加減ですいません。

>>431
まあ本当は誠・世界・言葉の三人で話をつけるのがベストでしたが、
七海の介入で、世界だけでは手詰まりになったので、世界の周囲(刹那・光・踊子さん)も割って入る展開になりました。

誠に関しては
一『世界が言葉を避けている』
二『言葉が裏で世界の言う事を聞いた七海が、言葉に虐めをしていたと噂で聞く』
三『世界と七海は共謀している』
の三段活用という事でお願いします、誠もまだ子供なので頭に血が昇ったのでしょう。
誠のフォローになりますが、この世界の誠は完全にこの一件で言葉一筋になってます。

>>432
そうなのですが、なんでここまで七海が言葉を敵視するかは、本文で明らかになりますが一つだけ。
手紙で書いた通り、自分が言葉を殺害すれば、完全に自分一人の意思だったという意思の明確化と世界から責められた詫び
で万が一でも誠とよりが戻ればと思い行動しました。

>>433
スプラッターや悲劇はいやなのですが、言葉が居合の達人と言う描写は面白いと思いました。

>>434
まあ突っ込まれる此方が甘いので批評なども次の為に生かします。
それにどうも来週までかかりそうです。

では本文をお待ち下さい。
436見ているだけで…:2007/12/19(水) 14:18:35 ID:sZaETXBu
私は七海に家へと誘った。
七海「うぅ…なんで…世界…」
七海はまだ泣きながらだが、私に言葉を返してくれた。
そして私は、はっきりと七海に答える。
世界「七海をほっとけないから…。」

まだ七海の精神状態は、安定していない様に私は思う…。
それに身なりの様子や七海の両親の言葉だと、多分七海は食事も取っていないだろうし。
取りあえず落ち着かせる為に、七海を私の家に連れて行きたかった。

私は七海の様子を見ていたのだが、七海は携帯電話を取り出して、私に少し離れて欲しいと頼んだ。
両親に外泊の連絡をするから、だと言うことだ。
私は七海から離れ、自分もわざわざ休日を割いて着てくれた、刹那と光に対し簡単に返信する。

          ありがとう二人とも。後は私に任せて。

と…。

七海の方は、心配で怒っている両親に平謝りしながらも最終的に「西園寺さんは信用できそうだから…」
との七海のお父さんの鶴の一声で外泊を許してくれた様だ。
外泊に問題がなくなったので、私は改めて七海の方を向きこう言う。

世界「じゃあ今日は話がてらパジャマパーティーでもしようか七海。」
私は七海の手を引き、簡単な食料に七海の代え下着を選びながら、7時丁度で我が家に到着する。

私は踊子お母さんが今日帰れない事を七海に述べ、すぐさまお風呂と食事の用意を始める。
世界「七海…サンドイッチで良いよね?」
…私はサンドイッチくらいしかまともに作れないので、サンドイッチで良いか確認する。
七海「…世界が作るモンだったらなんでも良いよ。」
七海はさっきよりも落ち着いた様子で、私に返してくれる。
だから私はこう返した。
世界「分かった!世界一美味しいサンドイッチを作ってあげるね!」
七海は期待しているのか、していないのか分からないが黙って手を背中越しに上げてくれた。
それだけで作る甲斐があるというものだ!!私は七海の為、凄く美味しいサンドイッチを作ろうという意欲が沸いた。
437見ているだけで…:2007/12/19(水) 14:47:39 ID:sZaETXBu
私は早速買ってきたスモークサーモンとレタスを取りだし、レタスを水洗いし手で千切る。
お母さんが言うには、包丁で切るより香りが良くなる為だと言うことだ。
パンはラディッシュの余り物ながら、充分美味しいパンで、お母さんの話ではラデッシュが直接焼いているパンだと言うことだ。
私はパンに軽くトースターで炙り、軽くバターをつけ、水を切ったレタスとスモークサーモンを挟む。

世界特製スモークサンド完成!

私は上出来のサンドを作り、レトルトのコーンスープを溶かしながら、買い物ついでに寄った光の店でババロアを買っておいたのである。
全て簡単に盛りつけ、七海のもとに持っていくのだった。
思いの他上手く出来た為、七海から。

七海「…美味しそうだ。」
との賛辞を頂くのだった。

私と七海で食事をとり終わった頃、お風呂も沸いたので。
世界「七海。お風呂先はいんなよ」
と言う。私は食べた後のかたずけをしようと思ったので、七海に入浴を勧める。
七海の方は「かたずけ手伝おうか?」と言ってくれたが、軽食位なので簡単だと言うと。
七海は納得してくれたのか、「じゃあ先入るよ」といい風呂場に向かうのだった。

私は食器類をかたずけたのだが、本当にあっさり終わってしまい暇になってしまった。

…ピコーン!

折角なので私は七海をびっくりさせてやろうと思い、急遽私も…。

【一旦休憩します。】
438mark:2007/12/19(水) 15:38:40 ID:Un8e5N7U
怒りの誠W〜対峙〜(420からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

乙女・七海の2人が休憩室の長椅子に並んで座っている。七海もさすがに落ち込んでいる様子。

七海「じゃあ、乙女も任意同行をくらったってわけか…… 私は買い物から
   帰ってきたら、家に車が停まっていて、そのままこの通りだよ」
乙女「まさか夏美達に裏切られるとは、思わなかったわ」
七海「………やっぱり、私らの苛めの件だろうね……」
乙女「うん、多分。……あいつが学校飛び越えて、警察にチクったんだと思う」
七海「あいつって誰なんだ?」

七海も薄々は想像がついていたが、あえて乙女に尋ねる。

乙女「桂だよ。もちろん確信はないけどさ。後夜祭の翌日から『風邪』で
   休んでいるという事になってるけど……嘘だと思う」
七海「私らの締め上げに、とうとう音をあげた……そんなわけないか。
   あいつは妙な所で凄く頑固だったし」

誠の知らない所で、七海は言葉に、誠と別れるよう再三迫ったが、彼女は聞きいれず、
業を煮やした七海はバスケ部の部員や顔のきく他の運動部にも手を回し、
言葉を徹底的に苛めるという手段に出ていたのだ。しかしそれでも言葉は誠と
別れようとはせず、苛めはますますエスカレートし、完全に目的と手段が入れ替わって
しまっていた。

そうした針の筵な状態のまま、文化祭を迎え、言葉は実行委員として色々頑張って
いたのだが………

乙女「無期停学か退学は免れそうにないかな………」
七海「それだけで済めばまだいいけどね。逮捕された澤永がどんな処分下されるのか
   知らないけど、あいつは多分、少年院行きになるだろうし」
乙女「…………………」

乙女は自分も澤永と同じような処分が下るかもしれないと、内心怖れていた。
自分は七海とは別に、澤永の暴行事件の件でも責任を取らされるかもしれない。
現場そのものを見たわけではないから、澤永が言葉をレイプしたかは
本人達にしかわからない。だが、澤永を面白半分に唆し、彼や犯されるであろう
言葉を嘲笑った事が、こんな形で返ってくるなんて………!
439mark:2007/12/19(水) 17:08:23 ID:Un8e5N7U
七海「いずれにしても、私の高校生活もこれでおしまいかな……… はは」

七海の力無き笑いは、投げやりな気持ちなのか、自分の愚かさに今頃気付いた
ゆえのそれなのか、わからない。恐らくはその両方なのだろう。
中学時代から運動で馴らし、スポーツ推薦で榊野学園に入学し、バスケでは上級生も
脅かす実力を備えており、全国レベルの大会で入賞も夢ではないと言われていた。
部活以外でも、世界・刹那・光などの友人に恵まれ、プライベートでは年上の先輩との
交際もあり、公私ともに充実した学生生活を送っていると信じていた。

それが、自分達が起こした苛めの件で全部台無しだ。

約30分後―――

刑事A「さっき話した、加藤さんに会いたいと言ってた人達が来た。
   こちらに来るように。あと、甘露寺さんも来なさい」
七海「え、私もですか?」
刑事B「そうだ。早くするように」

乙女に待ち人が居るというのは、彼女からの話でわかっていたが、私にも
会いたいという人は一体誰なんだろう?やっぱり……家族だろうか。
まさか世界達が会いにきてくれたのかと一瞬思ったが、彼女達は
澤永が逮捕されて落ち込んでいた光を励ます為にカラオケ屋に行くと言っていた。
多分違うだろう。

七海(そういえば、伊藤を代わりに誘ったらどうだと世界に勧めたけど、上手くいったのかな)

こんな時に冷静に昼間のやりとりが思い出せるのは、元の日常には戻れない、諦めの気持ちに
なっているからだろうか。普段の自分ならそんな女々しい事なんか絶対
考えないのに。
そんな事を思いながら、乙女と共に刑事達に付いていく。

2階小会議室

刑事A「この中で、君達に会いたい人が待っている。会議室といっても
    殆ど物置代わりみたいなもので、狭いかもしれないが、話す分には
    問題ないだろう」
刑事B「こちらが指定した時間を過ぎたら、君達への聴取を開始する予定なので、
   そのつもりでいるように」

その他もろもろの注意と、指定された時間を教え、去る刑事達。
完全に面会そのものだなと内心苦笑する乙女と七海。
違うのは会いたいと言う人間がドアの向こうで待ち、訪れられる自分達が
ドアの向こうの人間に会いに行くというねじれだが。

なんともいえない緊張感と後ろめたさに呑まれ、このまま去ろうとも思った2人だが、
自分達を指名してきた以上、そうもいかない。
ドアを一気に開ける七海。
バタンッッ。

七海「………伊藤…… それに桂まで……」
誠 「こんばんは。加藤、甘露寺」
言葉「おひさしぶりですね。加藤さんに甘露寺さん」
乙女「なんで……あんた達2人が……?」

(続く)
440mark:2007/12/19(水) 17:10:13 ID:Un8e5N7U
とりあえず、一旦切ります。
441名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 18:03:50 ID:VbDN8r2C
うぉおいwww
いい所で切るなよwwwww
GJだぜ。
442見ているだけで…:2007/12/19(水) 21:56:25 ID:sZaETXBu
私にもmarkさんの文才の欠片でもいいから欲しいです。
では>>437続き。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

思い立ったが祝日!私も寒かったので、七海をびっくりさせる為でもあり。
文字通り裸の付合いを、子供の時に刹那とよくやった様に、七海とやってみようと思い。私もお風呂にかけ込む。
パジャマと下着を置いておき、いそいそと私は服を脱ぎ素っ裸になる、七海はゆっくり湯舟に浸かっていて気がついていない。

だから私は七海に声をかける。
世界「七海。お風呂の加減はどう?」
とありふれた言葉だったが、七海は普通に「丁度いい」と返してくれた。
そこで私も風呂場のドアに鍵がかかってない事を確認しこう言いながら。
世界「じゃあ。い〜れて」と全裸で七海が入っている風呂場に突入する。
七海「せせせせ世界?なんであんたが入ってくるのよ?」
七海の狼狽した声が返ってくる、それはそうだろういきなり全裸で私が風呂場に入ってきたのだから。
でもそんな七海にはお構いなしに私は七海の入っている浴槽に入る。
なるほど…私は別に同性愛に走る気は無かったが、近くに山があれば昇る様に
近くに比較対象がいれば、胸の大きさなどを計りたくなるのが人情と言うもの。
胸の大きさは私のほうが勝っていたが、胸の形は互角…お腹回りは…はい負けました。
そんな他愛の無い事を考えながら私は七海に話しかける。

世界「せっかくだから裸の付合いって奴やろうと思って。」
私はあっけらかんと答える…しかし七海は不安げな顔をして私に聞く…。
七海「世界…私はそんな趣味ないからね…。」
私だってそんなもんは無い。ただ七海となんとなくお風呂に入りたかっただけなのだ。
そう言った事を言うと七海は観念したのか、浴槽から水鉄砲で私の顔に水鉄砲をかけてきた。
世界「七海ぃ!やったなぁ」
私もすかさず洗面器で七海の顔めがけてお湯をぶちまける。
それから最早お風呂の体をなさず、お湯の掛け合いになり。
更には風呂場自体が、お湯とシャンプー・リンス・ボディーソープが飛び交う泡だらけの戦場と化していた。

そんな事をしているうちに体も充分温まり、体も綺麗になったのでお風呂を入れる状態に戻した後。
私達はパジャマに着替えた後、私の部屋のベットの中で私と七海の二人でねっころがる。
電気は小にしている。
443見ているだけで…:2007/12/19(水) 21:58:58 ID:sZaETXBu
七海「ふー。楽しかったー悪いね世界…ご飯とお風呂使わせてもらって」
七海はリラックスしながら私に語りかける…まあ友人との語り合いなら大成功なのだが
ここで終わる訳にはいかないので、私は本当に七海にして欲しい事を切り出す。
世界「七海…落ち着いたみたいで良かった。落ち着いた所でお願いだけど、七海の停学が終わったら改めて
誠達に謝りに行こう…。」

私は七海に誠たちへの謝罪を切り出す。
七海は先ほどまで明るかった顔が嘘の様に沈む…。まだ桂さんの事…。
七海「世界…私は…私はアンタには何度でも謝る、伊藤にも謝る、でも…でも桂だけは…桂だけは嫌…。」
七海…桂さんになんでそんなわだかまりがあるのかな…同じ中学でなぜ…。
私は「それだったらせめて理由を聞かせて」と七海に頼む。
七海は渋っていたが、私の頼みだからか…ゆっくり話し始める。
七海「アイツと私が同じ中学なのは、知ってるよね世界…」
私は七海の話を、七海の顔を見つめながら聞く。
七海「私は子供の頃からスポーツ一筋だった…だから私はいつも努力をしてきた…。」

それは私にもわかっていた…七海の部屋においてあったトレーニング機器等を見れば皆納得するだろう。
それに私達や、七海の付き合っている先輩さんとの誘いが無いオフの日では、
一人で黙々と、バスケットの練習や走り込みなどしている七海を私は見た事がある。
七海は素質にあぐらを掻くだけの人ではない事は、良く分かっている。
そんな七海の姿勢に感心もしていたのである。でもなんでそんな努力家が桂さんを?
私は疑問に思いながらも、七海の話を聞く。

七海「アイツはまるで運動は駄目だった、だけど…運動で一番の私よりアイツに…皆の注目が集まる…
私が幾ら努力しても、全然運動音痴のアイツに中学の先生が構いきりで…嫌だった!」

七海…昔から勝気で努力家だからこそ、どうしても…先生達が出来の良い七海より、
貧血気味の桂さんが心配になるって認めたくなかったんだな。
でも…桂さんだって…最初は料理下手って言ってたのに…努力して誠に美味しい料理を作れるようになった…。
どっかでボタンが掛け違っちゃったんだな…桂さんの気持ちは七海に虐められてたから今更変えるのは無理かもしれない…。
せめて七海の気持ちは変えたい…やっぱり…嫉妬で思いもしない事をしてしまうのは、私や加藤さんと同じだったから…。
そう決めた私は七海を傷つけない様話しかける。

世界「七海…私には自分の気持ち…素直に言えるじゃん…今の様に素直に、自分の気持ちを桂さんに伝えて
謝ろうよ…私も責任あるんだし。」
私はそう語る。しかし七海はまだ渋っている…。

七海「でも…でも私は…この一件で先輩にも『問題を起こす娘は嫌いだ』振られた…
世界も伊藤から一方的に振られた…桂が…アイツが素直に伊藤から手を引けばこんな事には!
あいつさえ私の前に現れなければ!!
444見ているだけで…:2007/12/19(水) 22:00:07 ID:sZaETXBu
あーもう!うっとうしいなぁ!こんな大事な時に逃げる男なんて何の価値も無いのに。
七海の桂さんを糾弾する態度を見かねた私は、何も言わずに七海を押し倒しキスをする。
七海「ヴっ…世界?」
七海はパソコンがフリーズした様に動かなくなった、そして私は自分の腹部当たりを脱ぎ七海に見せる。
まだ痣になっている所を…そう一昨日加藤さんに蹴られた所を…。
七海もお風呂に入っていた頃こそ気が付かなかったが、じっくり見て痣だと気がついた様だ。
七海「世界っ!それ…誰にやられたの!」
七海は私に慌てて尋ねる…そこで私は改めて語る。
世界「七海…私もこれ以上この話は言いたくなかったけど…七海はもっと酷い事桂さんにしたんでしょ。」
私は少しキツク、親が子供のイタズラを咎めるような風に言う。
七海は自分の暴力が自分の友に帰ってきた事を悟り…黙ってしまう。

だけど私は続ける…。
世界「一昨日私は加藤さんにつかまって蹴られた。」
七海が「なんで乙女が?」と聞こうとするが、七海の唇に私の指を置き発言を押さえる。
世界「最初は加藤さんの八つ当たりだと思った…でも加藤さんも辛かったんだと思う…
加藤さん…泣きながら怒ってた…桂さんの事で加藤さんも誠から絶縁受けたっていったし。」
私の言葉に七海は心身と聞いている…七海は加藤さんが誠に思いを寄せている事は知らなかった…
と言うより加藤さんが悟らせなかった様だ…私達の一件に巻き込まれた事もあるが、加藤さんも桂さんに対する嫉妬で誠の愛を失ってしまった。
そう思うと私は加藤さんに対して怒りや憎しみよりも、哀しみが沸いてくるのであった。

だからこそ、この嫉妬の連鎖を断ち切りたかった。そして私は話を続ける。
世界「だからさ…結局誠は、誰よりも寛容で人間が出来ている桂さんが一番相応しいって話って事」
私は改めて悟った結論を簡単に述べて…。
世界「だから私はもうあの二人を見ているだけで良い。それよりも私はけじめをつけたいの、アンタと加藤さんを誘って誠と桂さんに詫びをいれる。
私は誠と桂さんから逃げ回るのは惨めだと思うし…アンタや加藤さんは絶対に桂さんに対して責任を取らないと行けないの!」

私は改めて七海の顔を見つめながらハッキリ言う。

七海「世界…私は…。」
まだ桂さんに対して、苦手意識が残っているのだろう…言葉に詰まった七海を見かねた私は、七海を抱きしめる。
私が子供の時、怖い映画を見たり嫌な事があって寝つけない時は、
良く踊子お母さんが抱きしめながら、一緒に寝てくれた…一昨日のように。
だから今度は私がお母さんの様に七海を抱き締める、抱き締めながら私は…。
世界「大丈夫だから…不安だったりしても私が側にいる…私が七海を強くするから…」
と囁く、七海もその言葉にほっとしてくれたのか手を握り返しこう言ってくれた。
七海「分かったよ…。」
私はその言葉だけで充分だと思った…ふと時刻を確認するともう夜の二時くらいだ…。
今日はお母さん泊まりだなと思いつつ…私も…七海も眠くなってきたのか…。
どちらとも付かずに電気を消し…そういえば刹那とも子供の時に、抱き合いながら寝た事あるなと私は思いつつ
まるで仲の良い姉妹の様に眠るのだった。 (続く)
445これっきり:2007/12/19(水) 22:06:16 ID:sZaETXBu
さてもうそろそろ山場です。
少しだけ世界×七海になりましたが、どちらもノーマルなので悪しからず。
でも七海が男だったらとっとと世界とくっ付いて、めでたしめでたしになったような気がします。
男性なら誠よりも顔立ちは良いと思うので。勿論虐めは駄目ですけど。

そして後は乙女・誠・言葉に謝るだけとなりました。
こんなへぼ小説ですが、ヘボなりに此方も頑張りますので応援宜しくお願いします。

では落ちます。
446名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 22:33:50 ID:wi7Rl+Hz
>>442
甘露寺バスト98
世界バスト84

の設定なんだが?
447名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 23:14:20 ID:mbpJtsvN
>>446
くだらないつっこみいれるなよ
448名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 01:05:41 ID:iedydL2S
批評もOKとの事なんで突っ込むけど
世界のした一番悪いことって「誠の気を惹くために言葉を紹介し、
仲を取り持ったのに、横恋慕が抑えきれず、寝取った(ろうとしただけ?)」
ことなのに反省してるのは「横恋慕が抑えきれず寝取った(あるいはちょっかいをかけた)」
事だけなんだよね。そして仲間達も誰も「最初に仲をとりもったのは世界=世界は友達を裏切った」
という事を責めない。その事実が周知されないから「言葉が誠を一方的に誘惑してとった」
の認識になるんじゃないのか。それがなかったら苛めが在ったかなかったかはは
IF論でしかないが、それだけ矛盾した行動を誰も責めず、特に七海の世界マンセーぶりには
激しい違和感がある。
449名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 03:17:26 ID:e5nzNeLf
あれっ?
誠に言葉いじめバレてキレられてたはいいが
「誠は実は世界でなく言葉と付き合ってた、
自分らは思い違いからイジメしてしまった」
って原作ハッキリしたっけ?
いじめバレて怒られ、直接関与してない世界まで
巻き込んでしまったから、とりあえず引っ込んだ
だけで七海ら実状分かってないんじゃね?
450名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 06:51:41 ID:6zGUyVo4
文章の技術や表現方法を批評するならともかく
内容の傾向やキャラの性格について言い出したらキリ無いぞ。
特にこういう作品なんだし。
SSスレなんだから、自分に合わなきゃスルーが基本でしょ。
451名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 08:54:41 ID:w7jhUdem
>>446-450
多分これの主張の違いが出て来るのは、(個人の)このスレの位置付け次第だと思う

あくまでスレタイ通りの『分岐ルートを考えるスレ』
というのを真に受けると、デフォのキャラ設定(容姿・体格・性格)を変えることはご法度
デフォ設定そのままこういうシチュならこうなるとSSを考えるのが基本。

それに対し、単純にSSスレとだけ思ってて、スレタイの『分岐ルートを考える』との意味合い抜きで考えてるなら
何でもあり。性格を変えようが、ゾンビにしようがなw

スレ立てした>>1の意向はどう考えたんだろうかね
デフォ設定を変えることは、有り得たと言えるのか、辿り着けるのか、可能だったのか
と考えるとスクイズの作成段階キャラ構成までもどるなら有りにはなる
(ただし、作品自体が崩れる設定と言うことではあるけど)
この板の慣例の『〜のエロパロ』とスレタイが付くと単純にSSスレ認識になるんだけどな
452名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 10:52:18 ID:cjcI8Oqq
おそらく個人個人、キャラに対する思い入れでこのキャラがこのときこの
場面ならこう動くとか大きく逸脱することがなくてもやっぱり小さな誤差
は生じると思うんだよ。いちいち拾い上げてくとSSスレが批評スレにな
るから自分に合わなかったらスルーが基本だと思うな。
453名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 20:05:45 ID:i27T+gHA
ついに立った本スレ
●スクールデイズ 総合エロパロ本スレ●
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198146627/
454名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:01:08 ID:6zGUyVo4
>>451
>あくまでスレタイ通りの『分岐ルートを考えるスレ』
>というのを真に受けると、デフォのキャラ設定(容姿・体格・性格)を変えることはご法度
>デフォ設定そのままこういうシチュならこうなるとSSを考えるのが基本。

目で見て分かる容姿や数値化出来る体格と違い
性格はデフォのキャラ設定(細かいのが公式に存在すれば別だが)の
定義そのものが個々人で捉え方が違う事が有りうるよ。
てかそれが普通だ。
これは違いすぎると思う人がいれば、それほどでもないと思う人もいるわけで。
デフォ設定の性格が有るのか?、もし無ければ誰が定義するのか?という問題が出てくる。
だから合わない作品はスルーしたほうが良いと思うんだよね。
455名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:05:22 ID:e5nzNeLf
身長・体重・スリーサイズ・人物基本初期設定
・家族・人間相関図

これは間違ってたり変えたらダメだろ、普遍だ
456名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 21:15:21 ID:6zGUyVo4
そうだよ?
だから、データとしてかっちり決まってる部分は変えるべきじゃない。
457名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 22:23:16 ID:PxBN9NJy
ハッくだらねえ
458451:2007/12/21(金) 02:43:34 ID:aXx2D27r
ごめん
俺の一意見を言ったがために何か申し訳ないことになってしまって
ちなみに453は俺じゃ無いからな
459mark:2007/12/21(金) 09:33:49 ID:t6CweeKG
ちょっと揉めてるみたいで、少し静観してましたが、私は私の信じる
(といっても吹けば消えるようなか細さですが)駄文を書く事にします。
上で出ていた七海が言葉を嫌う理由はこれもありかなと思いました。

自分はまじめに努力しているのに、何もしないし出来ない(ように見える)言葉の方に
教師が、あるいは(言葉にとって本意ではない)生まれつきの魅力でクラスの男子が注目しがちで、言葉自身も、
自分の気持ちをうまく伝える事が出来ず、結果的に女子からも誤解されて嫌われてしまうという悪循環
に陥ってしまうのは不幸な事ですよハイ。
でもわかっていても、近くに居れば攻撃ないし排除したくなるのが、人の性というか
嫉妬心なのかもしれません。
460スクイズイフ:2007/12/21(金) 09:55:31 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if1話a
朝撮った携帯の待ち受け画面を見ながら消そうか残そうかと思案にくれるが…そんな事で悩んでる事が馬鹿馬鹿しいと感じ
ながら携帯を閉じると...

?「伊藤」と不意に横から声をかけられ!!!
誠「うわっ!!?....キ...清浦?!……何でそこに?」
刹那「席、隣になったからよろしく…V」と〜Vサイン
誠「へ?!...ああそうか…よろしくな…はははは」と乾いた笑いをしてしまった〜そういえば今
はHR中で席替えの最中だったことに気がついた
横で黙々と荷物の整理をする清浦....まさか...見たのか?
誠「あのさあ〜清浦…」
刹那「…何?」
誠「今さっき…携帯……見たか?」
刹那「.......イヤラシイ画像でも見てたの?」
誠「ん…な訳...あるかよ!!!」
刹那「じゃあ…あとは例の携帯のおまじないで好きな女の子の写真でも見てたとか?」
誠「う……やっぱり見てたのか…」
刹那「見てない...大体携帯画面を見られて困る理由はこの二つぐらいかと……」
誠「グッ…(計られた...)」
刹那「( ̄ー+ ̄)フッ」
ううう...これをネタにからかわれるのは...嫌だ!
誠「………え〜と……清浦さん……」
するとこっちを向いて〜
刹那「誰にも言わないでくれ〜…とか?」
誠「…………うん」
じぃーと見られて...
刹那「..うん言わない」
誠「……さ…さすが清浦様〜クラス委員さま!!」
刹那「別におだてても何も出ないよ…」と言われたものの清浦なら嘘を言わないと思う事で少しホッとした
すると黒田がやってきた
光「刹那〜一緒に帰ろう…今日はピュアバーガ−寄ってこう〜今日はもう何でもおごちゃうからさ〜」
刹那「う...ごめん光…この後、世界のお見舞いに行くから寄れない…」
光「ああ〜そういえば今日は休みだったね?」
刹那「うん」
光「それじゃあ途中まで一緒に帰ろう〜」
席を立ち上がり...
刹那「うん〜じゃあ……あ...伊藤…さよなら」
つい引き攣った顔で見送った...
誠「ああ〜気をつけて帰れよー」
ふう...なんかドッと疲れた...すると〜
泰助「おう誠〜帰ろうぜ…帰りにゲーセン寄ってくか?」
しかし清浦の会話で疲れたから〜
誠「……パ〜ス」
泰助「ちえっ〜何だよ付き合い悪いなあ…じゃあな」
誠「おう…」
誠《………清浦には写真は見られずに済んだか〜と携帯の写真を見ながら…『4組のカツラか〜』一度だけクラスメイトに
そう呼ばれているのを聞いてたがそれ以外の事は見た以上の情報ぐらいしかない
同じ4組の加藤に聞けば教えてくれそうだが…あいつに聞くとからかわれるからな〜
止めとこう.....それに…あんなに綺麗な子だもんなあ〜彼氏とかいるだろうしなあ

でも清浦とまともに話したのって入学式以来かもなあ……そういえば『セカイの見舞い』とか言ってたなあ……今日休んだ
西園寺の事だろうか?〜変わった名前だな…………まあ今日の席替えはそういう意味では新しい変化の始まり...なのかな?
高校に入ってからちっとも良い事が無かったしなあ………………さて俺も帰るか〜》
461スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:03:25 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if1話b
通学路〜駅までの道のり...
横で光がテンションの高いまま喋っている
光「でも刹那〜助かったよ席交換してくれてさあ〜もう感謝感謝だよ…アノ伊藤と隣の席なんて絶対有り得ないからね〜」
刹那「たまたま私が澤永の隣だっただけだし私は席交換は別にいいけど…何で光はそんなに伊藤を嫌うの?」
光「………女の勘ね〜あの男は絶対女の敵よ〜私には判る...うん」
刹那「フッ...単に伊藤が澤永と仲良いからでしょ....光は」
光「だってだって〜あいつはいつもいつも私と澤永の邪魔するんだもん!!」
刹那「ハイハイ....でも光、澤永と隣の席になれて良かったよね」
光「うん〜初めて隣の席になったんだもん…もうこれから頑張るしかない!」
と光、拳を握り締めて決意
刹那「....あ…光、世界のお見舞い買っていくから〜ここで」
光「うん〜じゃあね〜刹那また明日バイバーイ」
刹那「バイバイ...」
光と別れた後、お見舞いのケーキを買って駅に行く…

駅のホームに着くと隣のクラスの見知った人が...
刹那「え〜と...桂さん…こんにちわ」
言葉「あ....清浦さん…こんにちわ」
刹那「....この前の例の件はどうなりました?」
言葉「あ………結局後任が決まらず私だけになりました....」
刹那「………そうなんだ」
言葉「…はい…一応委員会には事情を説明してますので.......」
刹那「そう…………」
電車が入ってくる...
言葉「あ〜ではこれで...清浦さん、お先に失礼しますね」と言って電車に乗っていった……しばらくその電車を見ていると....
後ろから〜
誠「清浦....電車待ちか?」
刹那「?!.......伊藤?...うん...電車待ち〜あ...伊藤こそ電車行っちゃったね」
誠「ははちょっと遅れたかな...ところで...さっきの女の子って知り合いか?」
刹那「え?...桂さんの事?....彼女は4組のクラス委員をしている関係で少し...ね」
誠「...そうか..」
刹那「伊藤は桂さんの事..知ってるの?」
誠「ああ...朝いつも電車で〜よく見かけるから...ただそれだけ...だけど」
刹那「....そう...なの...」
電車が来る...
刹那「あ...じゃあ私この電車だから...」
誠「ああ...じゃあ...」

車中
刹那<<ふう....今日は珍しくすごく喋った気がする....
>刹那「うん〜じゃあ…あ…伊藤…さよなら」
>誠「ああ〜気をつけて帰れよー」
>刹那「じゃあ私この電車だから...」
>誠「ああ...じゃあ...」

はあ....たったこれだけの挨拶で緊張する....顔には出なかっただろうか?
そう私はたったこれだけでいい……これだけで…隣の席になれただけで私は満足だ
…これから毎日朝と放課後は必ず挨拶ができる…これ以上はいい
でも携帯の待ち受けはやっぱり好きな女の子の写真なのかな?
伊藤が好きになる子って誰だろう……私ではない事は確かだろうな〜
もしかして...桂さんだろうか?...伊藤の好きな子って?....
...そうだ...そんな事は気にする必要はない...どうせ判っていたことだ...だから私は夢を見ない…
いつも夢には裏切られるから……だったら最初から私は望まない....
今はただこの必死に隠している想いができるだけ長くそして………平穏に続けばいい...続けば....
462スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:06:15 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if1話c
世界の家にて
刹那「世界〜上がるよ…」
ベッドに世界が寝ている〜少し顔を上げて..
世界「……あ〜刹那」
刹那「大丈夫…身体の方は?」
ベッドの横に座る
世界「うん〜明日は学校行けるよ」
刹那「そう...それならいいけど……」
世界「そう言えばさっき光からメールきたけど学校でなんかあったの?…澤永と!!って随分と嬉しそうだったけど
...何かあったの?」
それを聞いて少し逡巡して
刹那「……光ってば…あ、あのね今日席替えがあって光…澤永の隣の席になったの…」
世界「エエエ−凄い〜光やる〜通りで浮かれてるわけだ…そっかそっか………で刹那は誰が隣になったの?」
突然確信に迫ってくる...何とか誤魔化さないと...
刹那「うう……最初私が澤永の隣だったんだけど光が伊藤の隣は嫌だ〜って言うから席交換を………」
世界「へっ?…刹那………伊藤の隣なの?」
刹那「…う..うん……あ、でもね光が伊藤の隣は絶対嫌って言うし七海は決まったら部活行った後で…
別にクラス委員だからってズルい事してないし………」
世界「ふ〜ん……い〜と〜う〜ね……ヨ、良かったね…愛しの伊藤誠くんの隣になれて……刹那さん〜
ご感想はどうですか?やっぱり嬉しいよね〜あの...」
刹那「せ・か・い〜」
そういうと苦笑いしながら
世界「あはは〜ご免〜ちょっとからかった」
刹那「ムゥ……世界ってば〜もう………」
世界「あ……何かまた熱出ちゃたかも〜明日もあるしそろそろ寝るよ」
と言って突然布団を被る世界...
刹那「うん〜じゃあおやすみ〜」
そういって私は世界の家を後にした..

世界《はあ……何で私の休んだ日に限って席替えなんて……はあ〜刹那良いなあ……さすがに今更席替えてぇ〜
何て言えないしなあ…あ〜そうか席は隣になれなくても刹那を通じて挨拶ぐらいはできるかも〜よしその手でいこう!!!》
と思いながら明日の事を思いながら夜は更けていく...

1話完
463スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:20:08 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if2話a
次の日
刹那「…伊藤…おはよう」
誠「おはよう」

刹那《たったこれだけの挨拶なのに…でも嬉しいと思う……本当に……》

世界「刹那〜おはよう〜」
刹那「世界、おはよう」
世界「あ……伊藤もおはよう〜」
誠「西園寺か…おはよう」
世界《やった〜計算通り…このまま話を……》
光、七海「世界〜おはよー風邪は大丈夫なの?」世界「あ………ああ七海、光〜おはよーもう元気だよ」
刹那「フッ…夏休みにおたふくやって治ったからって〜世界油断しすぎ」
世界「うう〜わかってるって〜刹那の意地悪……これからは気をつけるって《むう〜次の機会に…》」

泰介「誠〜おはよー………ってお前、朝から女人率上がってるなあ〜羨ましいヤツ!」
誠「おはよう〜って何だよ!その女人率って…朝の挨拶してるだけだろう!!!」
光「あ…サ、澤永、お…おはよう……」
泰介「おう…黒田〜オハヨー」
刹那、世界、七海『おお〜光、朝から積極的だ…早くも隣の席効果がでてきたかな?』

刹那《以前は世界の席にみんな集まっていたのが世界が休み時間の度に私の席に来るようになってからは
七海達も来るようになって伊藤には澤永がくるため気がつくと6人で他愛のない会話していた〜
隣の席にならなければ今まで無かったことだ》

それから数日後……
刹那《あれから昼休みも世界が来るようになってからは伊藤達も一緒になって昼食を食べるようになった…》

そんな今まで考えられなかった私にとっては夢のような日常だったが…さらにある出来事が起こる
464スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:26:00 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if2話b
ある日の朝
誠「泰助〜おはよう……ん?何だか妙に朝から騒がしいけど何かあったのか?」
泰助「お〜誠か、おはようさん……いや今クラスの女子達と男子達ともめててな〜」
誠「?……」
泰助「クラス委員の田中知ってるだろう〜あいつ昨日の部活動で怪我したらしくて〜で、もうすぐ学祭もあってクラス委員は学祭実行委員を兼任してるから後任を誰がやるかでもめてるところだ」
誠「な!?〜あの柔道部期待の星と言われて重戦車とも言われたアノ身体が………怪我?」
泰助「腰の骨を折ってしばらくは再起不能らしいぜ〜」
誠「……うは大変だなあ〜」
光「何〜その他人事のようなその反応は?…」
誠「うわ?!何だ黒田かよ」
光「これから刹那も大変なんだからね〜少しは察しなさいよ!」
誠「ああ…すまん《相変わらず口うるさい奴》」
自分の席に着くと清浦と西園寺がいた
誠「清浦、西園寺〜おはよう」
刹那・世界「おはよう」
誠「清浦…何か大変な事になったな……」
刹那「うん…とりあえずクラス委員の仕事はいいけど……学祭委員だけはただでさえ人手不足だから代わりになる人入れないと…」
誠「……清浦〜学祭委員ってどんな事するんだ?」
刹那「……まあ大体放課後に集まって学祭に向けての準備と決定事項や注意事項をクラスのみんなに報告したりと結構ハード……」
誠「あ…あのさ俺なんかでもできるかな?」
刹那・世界「え?!…伊藤が……」
誠「いや〜俺、部活やってないし特にこれと言って今忙しくないから…」
刹那「…それはもちろん助かるけど…何で伊と・」と言い掛けると
光「えー!?あんたが代理?………刹那〜伊藤で大丈夫なの?」
誠「………」
刹那「あの…伊藤〜お願いできる?」
誠「清浦が良いなら…」
刹那「ありがとう」と言って普段見れない清浦の笑顔で言われた
誠「ああ……」《ドキッ!…………何だ?この感じは?》
世界「よ…良かったね〜刹那!」
刹那「うん…じゃあHRでみんなに伝えるよ」
世界《むむっ……刹那、隣の席だけでなく放課後も伊藤と一緒か…》
誠《4組の桂さんと親しくなるのが目的ってバレないようにしないと…》
そして満場一致で伊藤が代理をする事が決定した
刹那《まさか伊藤が手伝ってくれるなんて思わなかった…何だか夢でも見てるみたい…でも冷静に…》と心を静めようとしていた
465スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:28:10 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if2話c
そして放課後
刹那「伊藤……行くよ」
誠「わかった」と言って教室をでる二人
〜その出て行く2人を見つめる各々……

世界《うう刹那……良いなあ(泣)》
光《刹那…大丈夫かな?〜アノ伊藤が何の見返りもないのに手伝うのがアヤシイ》
泰助《何かあいつらしくないなあ…》
七海《刹那頑張れ!》
などとそれぞれの思いが2人を見てるのを知らずにいる清浦と伊藤だった

清浦についていくと教室に入っていく…自分も遅れずに入っていくと各クラスの代表らしい男女が席に並んでいた
清浦は1年3組入りますと言うと空いてる席に行くので自分もそれに習って隣に座る
しばらく辺りを見ると4組の桂さんを発見!
しかし彼女の隣には誰もいない
代表「では学祭実行委員会を始めます」
と言って話を進める……

約30分後……会議は終わりそれぞれ分かれて学祭用のポスター製作や各クラスに送るプリント製作、倉庫の備品チェック、現時点での不足分を買い出しなど与えられた仕事に各クラスで分かれていく…
刹那「伊藤〜こことここ塗って」と言い紙を押さえて指示する
誠「え〜と…こことここは赤で良いんだっけ?」
刹那「そう…指示書通りでいい」と順調にポスターを作成していく
桂「清浦さん…こちらを手伝えと言われたんですが…」と倉庫チェックが終わった桂さんがこっちにきて言った
刹那「あ…じゃあここを押さえてて下さい…伊藤…さっきと同じ要領で塗ってて…」
誠「清浦はどうすんだ?」
刹那「絵の具の補充がそろそろ…かな」と言って教室を出る清浦
誠「わかった……ええっと…か、桂さん!こ、ここ押さえてて…」
桂「あ………あ、はい」とお互いに何か変な空気になるが作業は続行
誠《いきなし大チャンスが…落ち着け…落ち着け》と心で思いつつ
誠「か、桂さん!!」
言葉「え!?あ〜はい?」
誠「…………」
言葉「………?」
言葉が思い浮かばない……どうしよう………
しばしの沈黙のあと〜
刹那「伊藤サボらない」と頭を本で軽くたたかれた
誠「き、清浦………さあどこを塗るんだったかな〜」
刹那「…………」
誠「ごめん〜悪かったって…」
刹那「口は動かさなくていいから手を動かす」と絵の具を置きながら指示する
それを不思議そうにしかし何か嬉しいのか言葉は作業を手伝う
予定枚数を書き終えてようやく今日の仕事は終わりを迎えた
466スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:29:39 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if2話d
委員会の仕事が終わり下駄箱にて
誠「何かお腹空いたなあ…清浦、どこかで軽く食べていかないか?」
刹那「うん…ピュアバーガーでいいかな?」
誠「ああ」
刹那「あ…桂さんも一緒にどうですか?」と靴を履き替えてる桂さんに訊くと驚いた顔をして目をパチクリ(゚o゚)
言葉「あ……え?!〜お邪魔じゃないですか?」
刹那「そんなことないよ…伊藤も良いでしょう?」
誠「へ!?〜いやあの全然も、問題ないよ!!!」言葉「じゃあお言葉に甘えて一緒に寄らせていただきますね」と言うわけで3人で寄り道する事に〜
誠《うわ〜まさか桂さんと…学祭委員になって正解だな》
ピュアバーガーに着くとそれぞれ好きなのを注文していく中…桂さんだけメニューを見上げていたままだった
刹那「桂さん…どうしたの?」
言葉「あ……え〜と何かここのお勧めってありますか?清浦さん」
刹那「……あの期間限定のマンゴーシェイクなんかがいいと思うけど」
言葉「あ…じゃあそれにしますね」と言い残してレジで注文する
刹那《あまりこういうところってこない人なのかな?》
席に着くと話題は自然と学祭の話に〜3組は喫茶店になりそうとか(ファミレスのバイトやケーキ屋の娘がいるからとか)4組はお化け屋敷になりそうだの他愛のない会話だったが……
誠「そういえば…桂さんの4組だけなんで男のクラス委員がいないの?」
言葉・刹那「!?」
誠「あれ?何かまずった?」
言葉「あ…あのですね…一学期には男子のクラス委員がいたんですが家庭の事情で転校してしまって……後任が決まらないままでして」
誠「あ〜そうなんだ…」言葉「はい…」
それっきり話は途切れがちになり解散となった
伊藤は榊野町に用があるとの事で桂さんだけ別方向の電車に…
言葉「では清浦さん、伊藤さん〜今日はお疲れ様でした」
誠・刹那「お疲れ様〜」と言って見送った後…

誠「清浦…」
刹那「…なに?」
誠「清浦は知ってるんじゃないか?…後任が決まらない理由」
刹那「………知ってる」
誠「何かまずいことか?」
刹那「まあ伊藤は口堅いと思うから……」そして刹那は語り出す…
467スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:30:28 ID:ay97VG4I
SchoolDays-if2話e
駅のホームにて
刹那は語り出す…桂さんとは体育などで合同授業をする事もあって同じクラス委員という事もあり相談されたと〜
話は二学期の初日に遡る……男子クラス委員の後任を決めるべくHRで候補を1人決めたが問題が起こってしまう
その男子の彼女や女子達がこの決定に反発〜それがきっかけで男子達と女子達とで言い争いになり険悪な空気に……
結局男子クラス委員は決まらず桂さんは1人で学祭実行委員にでることになったらしい〜
誠「………何か大変だなあ〜しかし何で反対したんだろう?」
刹那「………」
誠「ん?……清浦?」
刹那「その男子に同じクラスの彼女がいた事が原因かもしれない…」
誠「な!?」
刹那「ここからは推測だけど彼女と周りの女子達が警戒したのかも……」
誠「警戒ってまさか彼氏が桂さんに取られるとか…そんなくだらない理由で?」
刹那「うん……そんなくだらない理由で……」
誠「…………」
誠と刹那はそれきり黙ってしまった……
誠《ヒドいなあ〜そんな理由で……》
刹那《もし…もし伊藤が桂さんに好意を持ってたら誰だって離したくなるかも…絶対適わないもの〜多分4組の女子達も……》
そしてお互いにそんな事を考えて幾許の時が流れた
誠「せめて学祭実行委員だけでも協力したいなあ〜なあ清浦」
刹那「あ……うん」
誠「あ……電車着たか〜今日は呼び止めてごめんな…じゃあ清浦お疲れ様〜また明日な」
刹那「うん……お疲れ様」
電車は伊藤を載せて行ってしまった…
刹那「ふう………」
《伊藤はやっぱり入学式の頃と変わらない…あの時のままだ…》
刹那「はあ……」
《私はどんどん欲深くなっていく…伊藤を見てるだけで…隣にいるだけで…委員を一緒にするだけで……満足だったはずなのに今は……………》
ふと夜空を見上げて想う…何処までいけば満足なのだろう…何処までいけば止まるのだろう……私は………

2話完
468スクイズイフ:2007/12/21(金) 10:36:45 ID:ay97VG4I
1話2話を連続で載せました〜3話は…まだ構築中です
469名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 10:45:46 ID:XqeZ6AP+
>>468
やべぇすっげぇおもしろいwwwwwww
470名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 11:44:00 ID:iaXiH9xD
芽生えた思いからの続き、言葉編を投下する。

エロあり。
471芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:45:11 ID:iaXiH9xD
今日早く帰って一緒に遊んだいたるが父親の元へ帰り誠はベッドの上に寝転がり疲れを癒
していた。目をつぶってうつらうつらして半分眠っている状態でいきなり目を覚ます音が
携帯電話から鳴り響く。誠は携帯電話を取り相手が泰介だと確認する。
「泰介か。何か用か?」
「ああ、話っていうのはな、桂さんのことなんだが…。最近上手くいってるか?」
「う…。」
光とも付き合ってるような状態なのにそんなことを言われると何も言い出せない。

「桂さんをもう少し見てやったほうがいいんじゃないか?」
「うぐ…痛いところを。お前の方こそどうなんだよ。上手くいってるのか?」
「まあ俺のほうはぼちぼちかな、可もなく不可もなくだな。上手くいってると思うぜ。」
「言葉、俺のことについてなんか言ってたのか?」
「いや、何も言ってはいないが、最近桂さん見かけるとどうも寂しそうに見えるんだよな
 ほら、ここんとこ誠、黒田とも仲がいいだろ。多分それのせいかと思うんだけどな。」
誠は泰介の話を聞き頭の中で言葉、光のことを自問自答する。どうにも自分ではどっちに
絞るとかそういうことはできないようだ。だから泰介に尋ねる。

「泰介、俺はいったいどうしたらいいと思う?光とは友達ということにして言葉と付き合
 えばいいのか、言葉を見限って光の方へ行けばいいのか。」
「おまえ、本当にもてるなあ。俺としては羨ましいかぎりだぜ。だけどうーん、やっぱり
 そういうのは自分で決めた方がいいと思うぜ?このままだらだらあいまいな関係続ける
 のも桂さんや黒田に悪いだろ?」
「そうか、そうだろうなあ。すまないな。心配してかけてきてくれたんだろ?」
「いや、いいってことよ。その代わりに今日の宿題の答えを教えてくれればな。」
誠は泰介の宿題の答えを教えろにあきれつつも泰介が自分の女関係を心配してかけてきて
くれたことには素直に感謝をした。宿題の答えを泰介に教え、そうして時間がたつ。
「悪いな誠。じゃあそろそろ切るわ。」
「ああ、また明日学校でな。」
電話を切り誠は、いたるとの遊び疲れから今日は早く寝ようと思い寝巻きに着替え電灯を
消してベッドにもぐりこみ、眠りについた。

次の日学校に行き、教室に入ると世界が待ち構えていたように誠に話し掛けてくる。
「へへへー。誠おはよう。今日はいい天気だねえ。」
「ああそうだな。」
誠は久しぶりに世界と会話をする。教室を探すと泰介はまだ来ていないようだ。
「今日3時間目に体育あるじゃん。その時ちょっと話があるんだけどいい?」
「おいおい、授業どうするんだよ。」
「都合よく、今日は男子も女子も外だからちょっと目を盗めば大丈夫だからさ。いい?」
「まあいいけど、あんま時間取らすなよ。」
世界は誠の承諾を得ると友人の清浦刹那の方へと向かい昨日あったこととか他愛のない話を
し始める。とくにやることもない誠は、がらにもなく今までやったことの復習をして時間を
潰し、その後の授業は淡々と進み3時間目の体育になる。誠は世界に連れられて人気のない
所まで来る。
「で、話って?」
「私、澤永とは合わないみたいなの。」」
誠は、世界の言葉を聞き唖然としながら昨晩の泰介との電話を思い出していた。たしか世界
との仲は良好で上手くいってるということのはずだが、世界としては上手く行ってないとの
ことかもしれない。これは泰介の友人として仲をとりもってあげねばならない。
472芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:46:01 ID:iaXiH9xD
「たしかにあいつはデリカシーがなくてちょっと暴走するところもあるけれど根は悪い奴で
 はないんだ。辛抱して付き合ってあげて欲しい…。。」
「いや、そうではなくて…。」
「うん?まさかあいつ世界になんか酷いことでもしたのか。」
誠はそういったがどうも世界の考えてることは違うらしい。
「私はやっぱり誠のことが諦め切れないの。澤永と別れてくるから付き合って欲しい。」
誠は突然予期せぬことを言われしばらく黙っていたが、光に対する世界の態度やら泰介に対
しての不誠実さが諸々と頭に浮かび上がりどんどん世界に対して怒りが込み上げてくる。

「なんだそれは?泰介のことは遊びか?光が泰介のことを好きだったのは知ってたよな?俺
 が分かるように説明をしてもらおうか?」
「それはその…。泰介と付き合って誠の良さが分かったと言うか、やっぱり私は誠が合って
 ると思って…そりゃ光には罪悪感は感じたけど…。」
世界は誠のちょっと怒った口調に驚きしどろもどろに答える。誠は更に続ける。
「泰介、昨日の電話で関係が上手く言ってるって言ってたから俺も安心してたんだぞ。それ
 が世界からこんなこと言われるとは、俺のとんだ思い違いだったようだな。」
「私は最初から誠のことが好きで…。」
「世界とは距離置いたほうがいいなお互いのためにも。泰介にも悪いしな。」

誠は世界との会話を打ち切りそのまま校庭のほうへと歩いていき体育の授業に合流した。世
界はその場で一人ぽつんと立ち、振られた事実を受けて目から涙がこぼれる。しばらく泣い
ていたが刹那に後ろから声をかけられる。世界は声に反応して体を振り向ける。
「世界、何かあった?急にいなくなったから探してたんだけど。」
「誠に告白したら振られたの…。それどころか完全に嫌われちゃったよどうしよう…刹那。」
「世界…。本来は力になってあげたいけど、ちょっと今回ばかりは私も力はかせない。」
世界は自分の味方になってくれるであろうと思っていた刹那にそんなことを言われ更に泣き
出すが構わず刹那が続ける。
「世界…。今の世界の状況で伊藤に告白なんて光と澤永の気持ちを土足で踏みにじるような
 もの。伊藤も怒ってあたりまえ。だから私も擁護は出来ない。」

刹那は淡々と世界にそう伝え泣いている世界に肩を貸し保健室に向かって歩いていった。
体育の授業が終り誠は、自分の教室まで戻った。自分の机まで歩くと一足先に教室に戻って
いた刹那がいたので声をかける。
「清浦、女子は授業終わるの早かったんだな。」
「うん、今日は後片付けの当番じゃなかったから。」
誠は世界がいないことを不審に思い刹那に尋ねる。
「清浦、世界はどうしたんだ?同じ班なら一緒に戻ってるはずじゃ…。」
「世界なら都合でもう帰った。」
誠は体育の時間の話のことが世界の都合の原因だと思うと少し心が痛んだ。誠が黙ってるの
を見て刹那が誠に声をかける。

「伊藤、世界から話は聞いたから。伊藤が悪いわけじゃないから心配しなくていい。」
「悪いな…。迷惑かけて。」
「別にいい。」
刹那はそう言い自分の席まで戻っていった。誠はトイレに行くために教室をでるがそこで言
葉に声をかけられる。
「誠君、放課後暇なら屋上に来ていただきたいんですけど。」
「うんいいよ。放課後だね。」
「じゃあ伝えましたから。」
言葉はそう言って自分の教室に戻っていった。誠はトイレを済ませ教室に戻り次の授業を体
育の疲れがありながらもしっかりと聞き、授業が終わり放課後になり言葉に言われたことを
守るため屋上に直行する。ドアを開けるとそこには光がいた。
473芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:47:06 ID:iaXiH9xD
「あれ?結構来るの早かったわね。」
「あれ?俺光に呼ばれてはいないはずなんだけどな。」
「うん知ってるよ。桂さんが呼ばなかったら私が誠を呼ぶつもりだったもん。」
「はあよく分からないなあ…言葉はまだ来てないなあ。」
誠がそう言った時屋上のドアが開かれ言葉が現れる。

「言葉いったい何のよう?」
「私と黒田さん、どちらが好きか選んでもらうためによんだんです。」
「え?光が俺のことを好き…?」
誠は光の方を見る。光は赤面しながらも声を振りしぼり誠に話し掛ける。
「私は誠のことが好き。だけど誠には既に桂さんがいた。昨日話しあったんだけどどうにも
 二人とも折り合いがつかないのよね。」
「……」
「だから誠に男らしく決断してもらいたいの。私たちは誠がどんなに時間がかかってもここ
 で答えを出すのを待ってるから。」

誠は二人を交互に見る。言葉、光とも真剣そのものでからかってるわけでもない。誠は二人
での今までの出来事を思い出す。言葉とレモネードを飲んだりしていっしょにいろいろ語り
合ったこと、光と光の店の名物ケーキを食べながら馬鹿話して遊んだこと。誠にとってはど
れも心地よい思い出ばかりだ。二人ともっと付き合いたいがどうもそうはいかないらしい。
彼女達は一人に決めて欲しいと言ってきている。誠は下手なことは出来ないと真剣に考える
そしてしばらく時間がたった後、誠は一人の少女に近づく。
「言葉、俺はやっぱり言葉が好きだ。」

「……誠君、私も好きです。」
言葉は誠の返事にそう受け答える。誠は光の方を見てしゃべる。
「あのその光、なんていえばいいのか分からないけど…。」
光は誠を見て笑顔で答える。
「いいのよ。もともと桂さんが彼女だったんだから私のことは心配しないで。短い時間だっ
 たけど、すごい楽しかったから。」
「でも俺はお前に思わせぶりな態度をとったせいで傷つけた気がする。ごめん…。」
「誤らなくていいから。そもそも澤永と世界が付き合ったことで落ち込んでた私を救ってく
 れたのも話を聞いてくれたのも誠だから。こっちは感謝したいくらいだから。」
光はそう言って屋上から下へと行く前に言葉に声をかける。

「じゃあ、約束どおり私はもう行くから後はごゆっくり…。ああ、言い忘れてたけど誠、桂
 さん泣かしたら承知しないからね。」
誠に念をおして光は姿を消し屋上には言葉、誠の二人だけになり、しばらく黙り込んでいた
が言葉が話し出す。
「黒田さん行っちゃいましたね…。」
「ああっ。」
言葉は急に挙動不審になり顔も赤くなりしばらく迷っていたがついに声を絞り出す。
「今日…良ければ…私の家にどうですか?お母さんと心が私を出し抜いて二人で食事に行く
 ので夜遅くまで大丈夫なんですよ。」
「うん…いいよ。二人きりだね。」
「ふふ、高級フランス料理店のチケットが2名分あって私だけ外されて、そのときは怒った
 んですが、そのおかげで誠君と二人きりになる時間が作れたので結果オーライですね。」
誠は言葉のお金持ちぶりを羨ましく思いつつ、気を取り直し言葉に話し掛ける。
474芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:47:45 ID:iaXiH9xD
「じゃあ、そろそろ帰ろうか。そのまま言葉の家に寄ってっていい?」
「はい。」
誠と言葉は、下校途中に二人で楽しく話したりして桂家までの道のりを暇なく過ごす。そし
て桂家にまで二人は到着する。
「なんか時間が短く感じたなあ。言葉と話してたからかな。」
「そうですね。あっという間に家にまで着いちゃいましたから。」
二人はそう言い、桂家に入り言葉は部屋まで誠を案内する。
「少し待っててくださいね?お茶と茶菓子を持ってきますので。」
「うん分かった。」
誠は言葉が部屋を出ていなくなったのを確認した後適当な所に座る。

誠は一人になり今の状況に興奮する。言葉は夜遅くまでいいといってくれたので、つまりし
てもいいということだろう。だがあせって嫌われてもまずい。まずは平静を装うと心に決め
る。少し時間がたって言葉がお茶とお菓子をお盆に載せて部屋に戻ってくる。そしてお盆を
下に置き、誠が座ってる所の近くに言葉が座る。
「誠君お茶をどうぞ。熱いので気おつけてくださいね。」
「あち。」
誠は湯飲みを手で触ってすぐに熱さに耐え切れず手を離す。言葉はそれを見てくすりと笑う。
「ふふ、だから熱いって言ったのに。」
「言葉の忠告どおりだったなあ。まずはお茶を冷ませつつお菓子を食べようか。」
「はいそうですね。」
誠は出された茶菓子を食べつつ言葉を見つめる。

「言葉といるとなんか俺どきどきするな。でも嫌ではないんだよな。」
「ええ私もですよ。さっきから心が震えてます。でも心地よいかんじなんですよね。」
二人はそう言い、お互い気まずそうにしつつも笑顔で学校であった出来事や、言葉の部屋に
ある物について話し合い、その都度少しずつお茶や茶菓子が二人によって食べられ、しばら
く時間がたつとお盆の上には皿のみが乗っかっていた。
「じゃあ、お盆を戻してきますね。」
言葉はそう言い部屋から出る。誠はその場から動かずに言葉を待ち、時間があまりたたない
うちに言葉が戻ってきてまたさっきまでの位置に座る。
「言葉を手をにぎっていいか?」
「え?あ、は…はい。」
誠はゆっくりと言葉の手を握り言葉に問い掛ける。

「言葉…好きだ。」
「はい…。私も。」
誠はゆっくりと言葉を引き寄せる。最初の頃みたいに怖がってないか心配したがとりあえず
は大丈夫そうだ。そして誠の右隣まで言葉が来た所で言葉と顔を合わせる。言葉は顔を赤く
しながら黙って誠を見つめている。お互い見つめあいやがて言葉が目をつぶる。誠はゆっく
りと言葉の唇と自分の唇をあわせる。
「んっ…ふう…んっ。」
誠は言葉の柔らかい唇の感触を味わい、しばらく堪能した後、唇を離し顔を紅潮させている
言葉に話し掛ける。
「いい?言葉。」
「はい…。ベッドの上でお願い…します。優しくしてくださいね。」
言葉は服を脱いでベッドに寝転がり、誠も服を脱ぎ言葉の上に覆い被さる形になる。誠は言
葉の顔を見つめるが恥ずかしさからか言葉は顔を背ける。
475芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:48:37 ID:iaXiH9xD
「誠君…すごい恥ずかしいです。」
「そんなことない、すごく綺麗だよ。」
誠は言葉の頬に右手を持っていき言葉の顔を固定する。そして自分の顔を言葉に近づけてい
きまたお互いの唇を合わせる。言葉は手を誠の首に回し誠とのキスを受け入れる。誠は言葉
の口に舌をゆっくりとねじ込みお互いの舌を絡み合わせる。
「んんー、ふう…ふう…ぷはあ。はあはあ…誠君とのキス…気持ちいいです。」
キスを終えた後言葉はそう感想を漏らす。誠は言葉の大きく実った乳房に手を持っていき軽
く揉む。柔らかく指のめり込む感触がたまらず誠は深い感動を覚える。
「すごい。本当に柔らかいし、形がいいよ。」
「んんー、ふぅ…ふあぁ。あうぅ。」
言葉がかわいらしい声をあげて喘ぐ。誠はその声を聞き興奮して両手で言葉の乳房をゆっく
りと揉み始める。

「乳首立ってきたよ。気持ちいいんだね?」
「はあ…はあ。」
言葉は具体的な言葉は言わなかったが、頬を紅潮させている表情を見るにまんざらでもなく
気持ちよさげに誠の行為を受け入れている。誠は両手の動きは継続させながら口で言葉の左
胸を吸う。
「あああ…そこは…駄目。」
言葉はまるでそこが急所であるかのように激しくもだえる。しかし誠は駄目といわれてやめ
るはずもなく舌で乳首をこねくり回す。
「ふあぁ……気持ちいいです。」
言葉は乳首を甘噛みされたり吸いつかれたりして気持ちよさそうに声をあげる。誠は右手を
言葉の下半身の方へ持っていき言葉の大事な部分を触る。愛液が少しずつ漏れ出しているの
が手の感覚を通して分かる。

「言葉すごい漏れてるよ。」
誠は言葉の膣に触れてそう感想を漏らし膣の上にある突起を軽くタッチしてみる。
「ああぁ……。」
言葉は急所を触られ今までより大きな喘ぎ声を出す。誠は言葉の膣からの愛液が十分漏れ出
したのを確認し、自分の息子を言葉の膣穴にあてがいゆっくりと挿入する。
「言葉…大丈夫?」
「はい、少し…痛いですけど…誠君と思いを遂げることが出来て…嬉しいです。」
誠はつながってる所を見ると処女膜をやぶった証である血が膣から滴り落ちていた。誠はし
ばらく静止した後、ゆっくりと奥へ侵入していく。
「言葉の中気持ち良いよ。すごいしまってる。」
「はあ…ああっ…頭がぼうっとしてきます。」
誠は中をかき回したり、ときに突いたりする。そのたび言葉は悦びの声をあげる。
「んぁ…はぁ…ふあぁ…んっんっん。」
誠は腰を動かしながら言葉に問い掛ける。
476芽生えた思い(言葉編):2007/12/21(金) 11:49:40 ID:iaXiH9xD
「言葉…大好き。」
「まこ…と君…。」
言葉はうまく言葉が出てこないようだったが、誠は気にせず行為を続けついに限界が訪れる
「ああ…出る。」
誠は膣から息子を出して言葉のおなかに欲望の塊を出した。誠はそのあと軽く言葉にキスを
して言葉に語りかける。
「すごいかわいかったよ…。」
「ありがとうございます。誠君…これからもよろしくおねがいしますね。」
誠は言葉に飛んだ体液をティッシュで拭く。終わった後、二人はお互いを照れくさそうに見
つめあっていた。

後日談
誠と言葉は中庭で昼食を取っていた。言葉は誠に話し掛ける。
「誠君、チケット澤永さんと西園寺さんに渡してくれました?」
「いや二人は別の用で来れないらしいから。他の連中にあげたけど駄目だった…?」
「いえ駄目ではないですけどね。チケットがもったいないし。」
「ならよかった。言葉と二人でプールに行く日が楽しみだよ。」
誠はそう言葉に言い告げると持ってきていたお弁当を開く。
「今日はいもの煮っ転がしだよ。」
「うわー。とてもおいしそうですね。」
言葉は誠のお弁当を見た後、自分のお弁当を開く。
「私のは…うーんちょっと形が崩れちゃってますね。誠君のようにはいかないです。」
「そんなことないと思うよ。おいしそう。」
誠は言葉のお弁当を見て感想を言う。言葉はそれを受けずに違うことを言い出す。
「誠君と一緒にお弁当食べたり、一緒に遊べたり私とても幸せです。願わくはいつまでもこう
 していたいですね。」
「そうだね。」
言葉と誠は二人で幸せそうに語り合っていた。

 END
477名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 11:52:16 ID:iaXiH9xD
ここでおしまい。後日光編を投下する。
しかしエロを書いてみると結構難しい。他スレの上手い人が羨ましい。
478mark:2007/12/21(金) 17:38:49 ID:t6CweeKG
怒りの誠W〜対峙B〜(439からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

てっきり自分達の家族あるいは友人が会いに来たとばかり思っていたのに、
ドアを開けた先で待っていたのは、会議用の机の側に並んで立っている誠と言葉。
全く予想だにしなかった人物の訪問に、乙女・七海もさすがに驚きを隠せない。

誠 「何目を丸くしているんだよ。甘露寺とは昼間学校で会ったばかりじゃないか。」
七海「そりゃ、そうだけどさ…… なんで伊藤がこんな所にいるんだよ?それに、
   第一、世界達とカラオケに行ったんじゃなかったのか……?」
誠 「ああ、それなら断ったよ。」

少し顔を歪めたが、そう応える誠。

七海「断ったって…… そ、それよりも何で桂まで一緒なんだよ!?
   なんで私らにわざわざ会いに来たんだよ?」
言葉「私が加藤さんや甘露寺さんに会いに来たのがそんなにおかしいですか?」

口調は穏やかで丁寧だが、はっきりとそう応える言葉。

誠 「それよりも、まずは中に入って話そうぜ。廊下で立ったまましゃべるのは
   寒いだろうしさ」
乙女「わ、私は………」
誠 「それとも何も話す事がないなら、さっきの刑事さん呼んで、事情聴取を
   行う時間繰り上げてもらうけど」
乙女・七海「…………………」

普段の凡庸で優柔不断な誠を知っている身としては、これだけ真面目な表情で話す姿は見た事がない。
そして、散々苛めてきた言葉だが、今まで見せてきた大人しく弱気な姿は見受けられない。
いや、誠との関係を絶つ事に応じなかった頑固さは知っているものの、それでもまだ、
意地になって我慢している部分は感じられた。ここまで強い意思を感じさせる程じゃなかった。
なのに、今の彼女は………

言葉「中は狭いですけど、お2人ともどうぞ」
乙女・七海「ああ………」

普段の乙女達なら、言葉の話す事に聞く耳など持たなかったろうが、この時ばかりは
なぜか思わず頷いてしまった。あれだけ嫌っていた、いや、今でも嫌っているはず
なのに、どうしてだろう………?
そう思いながら、物置代わりの会議室の中に入る乙女と七海。
479名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 19:44:21 ID:nV/NN+1J
ここんとこOCN規制で書き込めず、
ずっとROMってたがmaskたん待ってたぜ、
続きが気になってますよ、いつも。
480mark:2007/12/21(金) 20:14:11 ID:t6CweeKG
小会議室内

ロッカーが立ち並ぶ室内には、用途不明な道具が乱雑に段ボールに詰められて、幾つか
置かれており、壁には色褪せて破れた標語やポスターが張られている。
室内の中心に、長机が1つ置かれており、部屋の隅に整頓されて置かれていた
パイプ椅子を予め持ち出したのか、それに座っている4人。誠・言葉と、乙女・七海
がそれぞれ隣となり、机を挟んで互いに向き合う形で座っている。

乙女・七海「……………」
誠 「せっかく中に入ったのに、だんまりか?一応時間は限られているんだからな、
   もう少し何かしゃべってくれよ」

沈黙を続けていた2人だが、無言な雰囲気を嫌ったのか、ようやく七海が話しだす。

七海「どうして……私らに会いに来たんだよ……?」
誠 「さっきも同じ事聞いてきたな。 まあ、甘露寺は俺と同じクラスメートだし、
   加藤は隣のクラスだけど、中学が同じだったからな。会いに来ても
   別におかしくはないだろ?」
七海「そういう事じゃなくてさ、わざわざ私や乙女に会いに来て、何がしたいんだよ?」
誠 「……………」
七海「伊藤や桂に言われたくないから、先に言わせてもらう。………私らの苛めの事
   なんだろ?」
言葉「ええ、そうですよ。」

それまで同じく沈黙を守ってきた言葉が静かに答える。

言葉「このまま警察署の方々に引き渡したら、お2人に直接真相を伺う機会が
   ありませんから。どうして私をあれほど苛めたのか、知りたいんです」
乙女「そりゃあ……あんたの事が嫌いだからに決まってるじゃない……」

言葉を睨みつけながら答える乙女だが、言葉は動じない。

誠 「その嫌いな理由を、俺達はお前ら2人に聞きたいんだ」
七海「私も、桂の事が嫌いだった。中学の時からずっと。何でっていわれてもね……
   もっともらしい理由なんて、別にないし」
言葉「もっともらしい理由というのは、私がクラスの男の子から変に注目されて、
   それで女子の誤解や嫉妬を受けて嫌われた事ですか?それとも、
   引っ込み思案で根暗な性格だから、鬱陶しくて嫌だという事ですか?」
乙女「自分の事よくわかってんじゃん。……確かにあんたのそういう所も苦手というか
   嫌いだし」

そう毒づく乙女だが、いつものような強気さは感じられない。

言葉「そういう形で嫌われるのはもちろん嫌ですけど、慣れていますから。
   それだけなら、まだ自分にも悪い所があるからと思えます。でも………」

いつになく饒舌だった言葉の話がそこで、途切れる。少し身体が震えている言葉。

誠 「言葉、俺が代わりに話そうか?ここから先は言葉にとって辛い話になるだろうから、
   廊下で待っていてもいいよ」
言葉「いいえ、居させて下さい。私は誠君と共に加藤さんと甘露寺さんに真相を聞く為に
   ここへ来たんです。私はもう逃げたりしません」

誠にきっぱりと伝える言葉。その目には決意の重さの程が窺える。

誠 「……わかった。じゃあまずは俺から話すよ。加藤に訊きたい。どうして、
   言葉をあそこまで苛めたりしたんだ?」

誠は言葉へ行われた具体的な苛めも知った上で、私に聞いている―――
乙女はそう感じた。
481mark:2007/12/21(金) 21:53:58 ID:t6CweeKG
誠 「そりゃあ、クラスにどうしても気に入らないヤツがいる、
   なんかむかつくヤツがいる。それだけなら別に珍しい話じゃないさ」
乙女「………………」
誠 「加藤が言葉の事をどうしても好きになれない、それだけならいい。
   でも………あれはやり過ぎなんじゃないのか?」
乙女「………………」
誠 「小泉たちや、他の女子を使って、物は隠す、壊す、酷い落書きで心を傷付ける、
   何の根拠もない事で誹謗中傷する、……他にも色々あるけどな。自分で言ってて
   気分が悪くなるよ」
乙女「……じゃあ言わなきゃいいじゃん」
誠 「いや、言わずにはいられない。………そして、これを知った時は本当に哀しくなったし、
   自分にもむかついたけどな。……でも、今まで言葉との関係をきちんとあいつに説明してこなかった
   俺の責任でもある」
乙女「………………!」

顔色が変わる乙女。まさか、あの事まで知っている……!?

誠 「お前が澤永を唆して、言葉をレイプさせた事も全部知っている。言葉が
   泣きながら俺に教えてくれたよ…… その時はお前も一枚噛んでいたとは
   知らなかったけどな」
乙女「伊藤……あれはそんなつもりじゃ……」
誠 「あいつさぁ…… 俺に嬉しそうに話すんだよ。憧れの女の子とセックス
   が出来たって…… 自分がこれから逮捕されるのも知らずにさ」
七海「じゃあ……乙女が任意同行受けたのって、逮捕したあいつから唆しの事実を知って
   警察が接触したからって事なのか?」

誠・言葉の疑問に答える側のはずである七海が思わず尋ねる。

誠 「ああ、そうだよ。お前らの苛めだけだと、下手すれば証拠不十分でおとがめ
   無しになる可能性もあったからな。澤永が事件起こしたおかげで、おまけに
   加藤の事もしゃべってくれたから、こうして芋づるみたくお前らをここに
   連れてくる事が出来た。………本当に皮肉だよ」

自嘲ぎみにまくし立てる誠。

誠 「言葉…… 本当にごめんな。まだそんなに日にちが経ってないのに、何度も刑事さんに
   話した事なのに、また蒸し返したりして。一番辛いのは言葉なのに」
言葉「……いいんです。私は誠君がいたからこそ、ここまで頑張ってこれたんです。
   何も恥じる事なんかありません」

もちろん本当は言うまでもなく、辛い。理不尽な苛めを受け続け、あげくに望まない形で
貞操を失った事が、どれだけ自分を惨めな気持ちにさせただろうか。
自分など何の価値もない、ただ慰み物にされるしか出来ない程度の存在なんだと
本気で思ってしまった。そして、死にたいと―――

そんな気持ちが、ほんの少しでも誠君を好きなそれを、一瞬でも上回ってしまった。
そう、あの夜までは。

(続く)
482mark:2007/12/21(金) 22:15:45 ID:t6CweeKG
ども、markです。誠と言葉がどんどん完璧超人化しつつあるな………
普通なら顔も見たくないだろうに、苛めの中心人物であった乙女・七海
に真相を聞く強さをもつ言葉は何なんでしょう?(笑)

普通は強くなんてなれないですよ。そんな簡単には。引きずって
人生に陰を落とす事の方がずっと多いと思います。
ネットでは饒舌ですが、素の私は男女問わず他人とコミュニケーションとるの苦手ですし、
最初期の誠や言葉に近いですね。馬には乗れないし、もっといい加減な性格ですが(笑)。

乙女には自分の黒い感情をぶちまけてもらいますか。原作ほどではないかもしれませんけど。
483名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 22:48:08 ID:Cg5A5LW7
>>477
GJだぜ!

>>482
続き、期待して待ってるwww
484mark:2007/12/21(金) 23:34:35 ID:t6CweeKG
読み直してて気づいたが、漢字を間違えてしまった……
一応表記。

481の最後の方で慰み物という表記があるが、正しくは「者」だった。
「物」だと意味が違ってくるのでね。出来が良くても、誤字・脱字があると
地味に萎えるでしょうから。一応伝えときます。では今度こそ今日はこれで。
485名無しさん@ピンキー:2007/12/21(金) 23:59:10 ID:wDd80Kua

言葉「私が握りたいのは鋸ではなくて………
   そ、その………誠君の………お……おちん…ちん…です……」
486名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 00:40:46 ID:mXi+ryBB
泰介が言葉だと思ってレイプしたのが誠だったルート。
その光景を見た言葉は無論覚醒、ついでに世界もブチ切れ。
しかもレイプ現場は放送室でマイク入ってたので全校にライブ
で中継されたみたいなヤツ。
487名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:20:36 ID:AmeEH3+O
すいません。
完全に流れを読んでいないかも知れないんですが、最近アニメのスクールデイズを見て刹那が可哀相すぎて号泣してしまいました。
今でも可哀相でなりません。
こんなにショックを受けたのは初めてです。
そこで出来たらなんですが、どなたか刹那が幸せになるSSを書いていただけないでしょうか?
自分が気持ち悪いのは分かっています。
でも出来たら、出来たらこんな気持ち悪い奴のショックを和らげてやるかという心優しい方がいらっしゃいましたらどうか宜しくお願い申し上げます。
488名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:47:11 ID:nOiio1ex
>>487
自分で書けばいいと思うよ。
489名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:48:13 ID:Z+LtoJx2
まあ文章は書いてなんぼだからな
もちろん読書は必要不可欠だけど
490名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 01:57:22 ID:O4f8tuZw
>486
この場合殺られるのは、やはり泰介か。
言葉+世界による遅致処死エンドとなるか?
491名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 05:07:34 ID:i8LdCo2X
誠の真の恋人はどっちだ!
ということで、真の恋人なら相性がよくなければならない。
相性がよい=どれだけ誠を気持ちよくできるか。

つまり、誠×言葉×世界の仲良く3PというとんでもないSS構想を思いついてしまったんだが・・・

承認が得られれば書くぞ。
492名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 06:21:21 ID:4POd6kZa
>>491
とりあえず、オレはOKだ。 他はわからんけどw
493名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 06:43:19 ID:l4a/5rhJ
凄く見たいw
494名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 08:37:47 ID:ck82R5sj
33322って打ってみて


後日
誠「33322?もしかして・・・」
FB?フルバーニアン?そんなわけないか

わかった!!
答えは「すし2」か そうか清浦は寿司通だったのか
それって俺に寿司をご馳走しろって事だよな・・・



そして神社の階段にて刹那と

誠「おい清浦!! 裏技やっとわかったぞ!! 俺、全然、金ないから寿司なんてご馳走できないぞ」
刹那「えっ!?何のこと? 私、お寿司なんて別にご馳走して欲しくない・・・」
誠「ハハ・・何のことってお前が考えた暗号だろ!!あのさ・・・」



   清浦、暗号作るの下手だぞ         お寿司をご馳走することは出来ないけど・・・



@清浦、暗号作るの下手だぞ!!

誠「暗号作るの下手だぞ! 今度はもっとちゃんとした暗号文を作ってくるように・・・」
誠「すし2なんて暗号寒すぎだろ、親父ギャグに近いぞこれ・・・ じゃあ言葉が待ってるから、行くな!!」

刹那「まさか伊藤がベル打ちだったとは・・・グスン」


すし2 end



Aお寿司をご馳走することは出来ないけど・・・

誠「俺のお稲荷さんならいつでもご馳走してやるぞ・・・ほーら」
刹那「なっ!? 最低・・・伊藤がそんな変態だとは思わなかった・・・」
誠「じょ、冗談だって・・・何するんだよ清浦?おい!!」

問 答 無 用

うわああああああああ

清浦の蹴りで神社の階段から転げ落ちた俺は全治3ヶ月の重症をおってしまった・・・
学校に行かなくていいのは気分がいいけど、毎日ここにいると暇でたまらない・・・

清浦「伊藤、お見舞いに来た」
伊藤「いつも悪いな」

流石に悪いと思ったのか入院後、毎日、清浦がお見舞いに来てくれる・・・

なんかずっと入院してるのも悪くない・・・かな?


袋叩きend
495名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 08:59:01 ID:4POd6kZa
>>494
ワラッタw 誠の勘違い炸裂のサマイズだと、あっても違和感ない GAME OVER系のENDだw
496名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 11:13:21 ID:ThmId4Ca
何年か先のクリスマスイヴ。
誠はある決意をしていた。

「誠君お待たせしました。」
「言葉これはクリスマスプレゼントでこっちは・・」
「まあ指輪ですね。これって。」
「伊藤言葉になってくれ。」
「は・」
「Stopちょっと待って!!」
「お母さん!なんでここに?」
「あなたは桂誠になるの。それ以外は許しません!」
「ああ、その通りだ!」
「お父さんまで。」
「あのーそれだと伊藤家が絶家になるので・・・」
「そうですよ、うちには心がいるじゃない。」
「こういう事は早めに手を打つべきなの!」
「よし、伊藤君にはこの間買い取った店を経営してもらおう。
 言葉と結婚したいならその結果次第だ。」
「そうね、そうしましょう。
 なら早速手続きに入るわよ。」
「わーい、お兄ちゃんうちに来るんだね。」
「心まで!!」
「まだ結果はわからんぞ。」
「お・俺の立場って一体・・・」
ずるずる轢きずられる誠とそれを呆然と見送る言葉。
「それより私の立場って一体・・・」
497名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 11:37:22 ID:8t+MyTTA
誠「You still have lot more to sex on……」
498名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 15:14:37 ID:l6O/YpCj
>>486
泰介って実は男に強姦される可能性があるんだよな・・・・・・
しかも縛られて猿ぐつわされて・・・
499名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 16:09:39 ID:O/ru6cXa
>>芽生えた思い(言葉編)
読みますた。GJ!!
言葉が幸せそうでよかった。
読んでるこっちが恥ずかしくなるぐらいラブラブで微笑ましい。
光編と言わず言葉編をまた頼みます!!

500mark:2007/12/23(日) 10:35:00 ID:V1npeH8a
怒りの誠W〜対峙〜(481からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

誠君が加藤さんに向かって話しつづける。その表情はとても辛そうであり、
私が受けた仕打ちに対して怒っているのと同時に哀しさが感じられる。
そして、私を今まで苛めてきた加藤さんも、辛そうな表情だ。普通なら散々
苛めてきた人間の代表である加藤さんや甘露寺さんに対して、怒りどころか
憎しみを抱いてもおかしくないと思う。いや、もし2人がこの場においても
何も悪びれていなかったのなら、平手の1発でも見舞っていた。
誠君以上に激しい言葉でなじったかもしれない。

でも、私が今感じるこの気持ちは一体、何なのだろう―――

誠 「なあ、加藤………」
乙女「………………」
誠 「どうして………そこまで腐ってしまったんだよ……?」
乙女「………………」
誠 「確かに、お前とは中学の時、しょっちゅうケンカした事もあったけど、
   ぶつかる事も多かったけど、それでも、気が置けない、いいヤツだって
   思ってたのに…………」
乙女「………………」
誠 「どうして、言葉にあんな酷い事をしたんだよッッ!!」

誠君が絞りだすように、加藤さんに言葉を叩きつけた―――
その言葉に再び場は沈黙する。

実際に時間が止まったわけではないのだが、この場だけ、時が凍りついた
かのように沈黙が支配する。長く。長く。……やがて、時計の時間的には5分位しか経過して
いないのだが、乙女がぼそりと誠に話しだす。

乙女「私も………伊藤の事が好きだった………」
誠 「加藤………」
乙女「ずっと、あんたに憧れていた。………中学の頃からずっと。……だからね、
   伊藤が私と同じ高校に行くと聞いて、『高校でも腐れ縁だな〜』とか、
   お互い軽口を叩いていたけど、本当は、嬉しかったんだ。」

ぽつぽつと誠に話す乙女。

乙女「クラスは違ったけど、高校でも伊藤と一緒なんだって、嬉しかった。……だから、
   自分の想いを、高校ではいつか伝えたいって、そう思っていた。」
誠 「…………………」
乙女「でも、3組での伊藤は、色んな子と話していて、確か西園寺っていうんだっけ?
   その人と親しげに話す姿はよく見ていた。」
誠 「世界は…………」
乙女「その時は、まあしょうがないかなと思った。彼女は私よりもずっと気さくで
   親しみやすそうだったし、私から見てもお似合いだと思ったから。
   隣のクラスという事で、特に私とも接点はなかったし」
501名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 11:43:30 ID:JlSYuMrR
>>500
なるほど、世界に甘く言葉に厳しい乙女の真意が明らかになるわけですな。
続き早く!!
502スクイズイフ:2007/12/23(日) 12:06:08 ID:BIxDp/pN
SchoolDays-if1.5話
清浦が乗った電車を見送ってからしばらく待っていると…

乙女「あ…伊藤も今帰り?」
誠「加藤?!〜あれ甘露寺…山縣?……《どういう組み合わせだ》」
七海「伊藤〜あんたも今帰りか」
愛「まこと…じゃなかったイ〜伊藤もい・・」
乙女・七海『マ・コ・ト?!』と2人がハモった
誠・愛《マズい!》
七海「ねえ乙女〜伊藤の下の名前って…何て名前だたっかな?」
乙女「うん…マコトだよ」
誠《面倒なヤツに……》乙女・七海「……………」
七海「へえ〜ちょっとお姉さんに話してみな〜悪いようにしないからさあ…」
誠「そ、そんな事よりお前ら部活はどうしたんだよ?」
七海「………ぶ・か・つ…だと!」
乙女「あちゃー七海抑えて抑えて!」と言って甘露寺を宥める
誠・愛「?」
七海「だいたい足利のヤツが……」
乙女「伊藤…今それは禁句だから…さっき先輩とちょっとね(^^;)」
誠「ふ〜ん……あ、電車が来たから〜ま、またなあ〜」





電車内
誠「で……何でみんな一緒なんだよ?!」
七海・乙女・愛「だって同じ方向だよ」
誠「あ…そうか〜そういえばそうか」
七海「さあ〜お姉さんに言ってみな…」
誠「だから何でもないんだよなあ…なあ山縣」
愛「うん…ちょっと間違えただけで深い意味は…」
七海「ふ〜ん〜乙女どうなのさっき話してたけど同じ中学出身としてその辺は…」
乙女「《山縣と伊藤って昔から怪しいとは思ってたけどね〜人の気持ちも知らないで!》………伊藤の女たらし!」
誠「何言ってんだよ!加藤?!」


とまあ結局甘露寺が降りるまで続いたのだが……甘露寺が降りてからは今度は気まずい空気が流れて加藤や山縣は黙ったままだった……

家に帰り部屋でくつろいでると携帯に呼び出しが…山縣だった
愛「帰りはごめんなさい…ついうっかりして」
誠「ああ…いいよ……愛」
愛「随分と久し振りだね………名前で呼んでくれるの〜懐かしい…まだ呼んでくれるんだ」
誠「……まあ愛がそう言ってくれって言ってたし…な」
中学で振られた女の子と同じ学校で同じクラス…それも起因してるわけではないかもしれないが山縣愛とはそれが原因で疎遠になっていたが……
やはり席替えのおかげかもなあ〜とふと思いつつ久し振りに話す昔好きだった人との会話を楽しんだ

1.5話完
503mark:2007/12/23(日) 12:28:48 ID:V1npeH8a
誠 「世界とは、別に何もないよ………」
乙女「うん。それはもうわかっている。………だから、その時はこれまで
   通り、伊藤とは腐れ縁の友人として接しようって、勝手にそう
   自分を納得させていた。それで………終わるはずだった。」

そこで、乙女の言葉が途切れる。

七海「じゃあ、乙女があそこまで桂を嫌っていたのって………」
乙女「七海とは桂嫌いという事で一致していたからしゃべんなかったけど、
   私が好きな伊藤を独り占めしている桂が、どうしても許せなかった…………!」

そこで乙女の顔が憎々しげに歪む。それをみつめる言葉。

乙女「なんであんたみたいに、おどおどしてて、根暗で、ろくに人と話せない癖に、
   そのくせ生まれつきの魅力だけで男子たちに注目されて、他の女子達から
   嫌われているようなヤツが、伊藤なんかと付き合っているんだって…………!」
言葉「私は…………」
乙女「大人しい顔して、裏では伊藤を誑かして、そのご自慢の胸であいつに
   いやらしい事でもたっぷりしたんだろうって……!!」
言葉「……私はそんな事、1度だってした事ありません……加藤さんの
   いいがかりですよ」
乙女「ああ、そうだよッッッ!!!」

声を荒らげる乙女。

乙女「あんたが伊藤と付き合っていると知った時、頭の中はあんたに対する
   憎しみでいっぱいになった。あんたの事を滅茶苦茶にしてやりたいって
   思った。………だから、夏美たち女子を使って潰してやるって………」
言葉「………………」
乙女「そして、同じバスケ部である七海も、桂の事が嫌いだっていう事で
   一致していた。目的は違うみたいだったけど、自分に協力してくれる
   人間なら誰でもよかったから、七海には特に聞かなかった。………その後は
   桂が知っている通りだよ」
言葉「………そうですか………」

哀しげに俯く言葉。誠が大丈夫かと声をかけるが、彼女は大丈夫だと応える。
そんな様子を辛そうに見る乙女。自分も知らなかった真実を知り、驚きつつも、
声をかける事のできない七海。

乙女「そして、後夜祭で暇そうに過ごしてる澤永に声をかけた。あいつは
   桂の事が好きだって言ってたけど、他の男と同じように、単純に
   助平心で身体目当てなんだろうなって思った。私や夏美達が
   放課後に桂と揉めた時に、たまたまあいつが通りかかって
   止めに入った事があったけど、しょせんその程度の男だと。」
誠・言葉「………………」
乙女「澤永と話してるうちに、私はある事を思いついた。……こいつを
   嗾けてあの女をレイプさせてやれって………」
誠 「くッッ………!」

乙女の生々しい告白に思わず拳を握り締める誠。
504mark:2007/12/23(日) 12:32:13 ID:V1npeH8a
大変申し訳ありませんが、私用が幾つか入ってしまい外せない為、
不本意ですが、一旦切ります。夜には再開できるかな……(汗)
505名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 16:48:44 ID:liZ5Xg3s
山県「誠…。」
誠 「最高だ愛、光よりずっといい!!膣のしまり具合も絶品だ。光
   のがばがばの膣におぼれていたなんて馬鹿みたいだよ。光な
   んて体の相性なんてちっとも良くない駄目女だよ。
   山県―山県ー。」
光 「……。」

山県「あの光…前より10倍の値段に跳ね上がってんだけど…。」
光 「…嫌なら他行くけど?」

刹那「伊藤その頭の包帯どうしたの?」
誠 「光の指示どおり寝ただけなのに終わったら叩きのめされたんだよ。
   わけわかんねえよあいつ。」
光の方を見て
刹那「……。(取られそうな危険な相手には割増料金?)」
506名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:47:27 ID:EbnMnGUP
分岐ルートスレのSSまとめ
>>680
このあたりから長いのが増えてくるな

一発ネタ。婚約指輪
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/234
いたる大人気
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/235-236
一発ネタ。人間って面白い
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/240
219-220の同窓会っぽいネタ続編。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/241
光ルートアフター。泰介はそっちか
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/244-246
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/268
一発ネタ。二人のパフェ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/251
AA漫画。ドラクエ調
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/253-256
AA漫画。クリスマス
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/93-96
一発ネタ。ベンチプレス
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/265
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/269
一発ネタ。ヤンデレ天使
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/275

誠の席が刹那だった場合
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/280
誠の席が刹那だった場合 別作者バージョン
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/281
怒りの誠(誠×言葉) 。散る言葉アナザー。選択肢付
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193987088/282-286
507名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:48:00 ID:EbnMnGUP
スマン。誤爆した…orz
508世界のクリスマス:2007/12/23(日) 18:49:46 ID:rFeMyAJL
「清浦のヤツ、『あとのことは任せたから』ってさっさと帰っちゃって・・・残りの配達場所は
同じ町内だからって、なんで俺たちが代わりに配るんだよ」サンタ姿で白い付け髭をつけた誠がぼやく。

「そんなこと言わないの。このマンションで配達も終わりだし、
子供たちが喜ぶと思えばいいじゃないの」

実際には刹那が気を利かせて二人きりにする段取りをつけてくれていて、
そのことは世界も充分に知っていた。その心遣いに報いるためにも、
この町内クリスマス会のサンタ訪問イベントは何としても成功させねばならない。

「…そうだな、世界のそんな恰好見られただけでも清浦に感謝しなきゃいけないかな。」

「やだもう…誠ったら」顔を赤らめる世界。
「でも真冬なのに、ミニスカタイプって……」
「それ清浦からの支給品なんだろ? サンタ服なのにミニスカノースリーブって。
生地を買う材料が足りないほど金に困ってたのかな、アイツ。」

清浦家の名誉のために言わせて貰えば、そんなことは無い。
この衣装はきっと、意図的に肌の露出を多くすることで「誠を悩殺しろ」との無言の激であろう。

「何にしてもそんな恰好じゃ風邪引くだろ。これでも羽織ってろよ」
誠はそういうと、自分のサンタコートを脱いで世界の肩に掛けた。
「い、いいよ、そんなことしたら誠が寒いじゃない!」
世界が誠の肩にコートを掛け返す。
「俺は下にも制服着てるから平気なんだよ、意地張って無いで着ろって」
再び誠が世界に着させ直す。
「制服って言ったって、白シャツ一枚じゃない!そんなの着てるうちに入んないよ」
「この真冬に半袖のヤツよりはずっとマシだよ。目の前で風邪でも引かれたら寝覚めが悪い」
「その言葉、そっくりお返しします」

二人はしばらくの間、ずっとそうやってサンタコートの押し合い、渡し合いを続けていた。

「…じゃあ、どうしろって言うんだよ」
「誠がどうしてもって私に着て欲しいって言うんなら、その…」

そう言って世界が提案した妥協案は、誠が着たコートの胸の中に世界が収まる、いわゆる二人羽織状態であった。

「ほら、こうすれば二人ともあったかいよ」
「…でも、これはちょっと…恥ずかしいだろ」

マンションの敷地内とは言え、人目はある。通りすがる人たちはみんな横目で自分たちを見ている。
流石の誠も顔を真っ赤にして俯いてしまった。

「うん、でも…あったかい」
世界は誠の胸に顔を預け、満足げに微笑んだ。
そして最後のプレゼントをもらうはずのお子様は、木陰でこっそりと嘆息して、
「メリークリスマス、世界」

それだけ言うと、世界の携帯に「任務終了」とだけ送信して帰ってしまうのだった。
509名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 23:30:32 ID:Cs9QgHMZ
光マネージャーの危機

誠「もう俺は他の女とは寝たくない。」
光「ちょっと商売はどうするのよ?」
誠「知らないよそんなの。もともとお前が持ちかけたんだし。」
光「うう…。」
誠「お前、マネージャー首。」

@ 光「分かったわよ。せめてセフレにして。」
A 光「じゃあ…付き合ってよ…。」
B 光「じゃあ別れる。」

         @
 誠「まあそれくらいなら別にいいよ。」
 光「彼女には分からないようにふるまうからね…よろしく。」
 誠「頼むぞ。」
 光「うん分かった。(コンドームに穴を開けておけば…。)」

1年後
 光「もう―うるちゃいぱぱでちゅねー。」
 誠「あう…。」
彼女「しくしく。」

ED「セックスフレンド」

         A
 誠「え?そう来るとは予想外だった。」
 光「他の女の子と寝たくないってことは女関係でふらふらしないってことよね。」
 誠「まあそうなるのかな。」
 光「じゃあ、普通に付き合えるじゃん。彼女と別れてきてよ。」
 誠「うげ…。それはその。」
 光「なに…嘘だって言うの?」
 誠「……分かったよ。」
 光「よろしくね誠♪」

ED「マネージャーから恋人へ」

         B
 誠「じゃあさよなら。俺は彼女と頑張るから。」
 光「……。(セックスしてくれる相手がいなくなっちゃった)」
 
1年後
 光「3人いっぺんは嫌よ。一人ずつ来てよ。」
泰介「出会い系の相手がお前だったなんてな。」
男A「こんな可愛い子とやれるなんてついてるぜ。」
男B「出会い系サイトも捨てたもんじゃないなあ本当に。」
 光「しゃべってないで来なさいよね。」
泰介「ちぇ、俺最後かよ。」
男A「すーぐ悶えさせてやるさ、ぎゃはは。」
泰介「いやー黒田はほんといい女だよ。すぐやらせてくれて。」
 光「……。(私いったいなにやってるんだろう…。澤永は助けてくれないし…、
   どんな相手としても体は満たされないし……誠…助けてよ、商売のことは
   誤るからさあ、あんたじゃないと駄目なのよ私…。)」

ED「さよなら誠」
510名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 23:34:39 ID:cUrkFXcv
>>509
Aがいいな。
なんだかんだで光で純愛エンドはないから。
ほしかった……
511mark:2007/12/23(日) 23:39:14 ID:V1npeH8a
遅くなりましたが、ようやく再開。

(怒りの誠W 対峙C 503からの続き)

乙女「初めはあいつも半信半疑だったけど、最後には完全に真に受けて
   勝手に納得しちゃってさ、もう傑作だったよ。……これで私の
   想像通り澤永が桂をレイプしてくれれば、完全にあいつも参るだろうって。
   予想に反して、澤永が手酷く拒絶されても、あのバカが泣きを見るだけで、
   暇潰しくらいにはなるかなってね………どちらにしても、罪悪感なんかなかった」

誠 「加藤……お前ってやつは………!」
言葉「誠君……落ち着いて…………」

誠が怒りの篭った目で乙女を睨みつける。両手を握り震わせており、
言葉が思わず誠の手を握る。

乙女「……まさか、澤永を唆した事が、こんな形で私に返ってくるなんて
   その時は全然思わなかったけどね……… 後夜祭の翌日から急に
   桂が休み出した事への違和感は、見事に的中したってところかな」

あまりに醜い嫉妬。そして、それを全て吐き出すかのようなことばの数々。
言葉がいなかったら、誠といえども、とっくに殴りかかっていたであろう。
理性と彼女の手の暖かさでなんとか気持ちを落ち着かせる誠。

誠 「ごめん……頭に血が上っちゃって……… あくまで冷静に話を
   聞きに来たつもりだったのに、また言葉に気を使わせて」
言葉「……いいんです。誠君が私の代わりに怒ってくれるおかげで、私はある程度
   落ち着いて話を聞けますから……」

そんな言葉の心遣いを目の当たりにし、乙女は一層辛い表情を浮かべる。

乙女「まったく………こんな時にも見せつけてくれるんだもんなぁ……ははは……」
誠 「誰のせいだよ……」
乙女「………ごめん。………私が言いたかった事は、あらかた言い尽くしたかな。
   こうなってしまった以上、もう桂にちょっかい出す事は出来ないしね。
   それに、そんなやり方では伊藤に振り向いてもらえるわけないって、こうして
   伊藤や桂と話すまで気づこうとしなかったのは、馬鹿な私そのものだし」
言葉「加藤さん………」
乙女「そもそも私は初めから勝負も何もしていなかった。ただ自分の思い通りに
   ならず、駄々をこねて、おまけにあんたの足を引っ張って、それで自分の
   気持ちをごまかしていた……… そんな奴が初めから伊藤を好きになる資格なんか
   なかったんだ………!」

悲しげに、痛めつけるように自嘲する乙女。
512mark:2007/12/24(月) 01:01:42 ID:BPxFarf/
乙女「あははは……… 本当に、私何やってたんだろう……?こんな
   苦しい思いして、見当違いな怒りを桂にぶつけて、警察に
   連れていかれて、せいぜい後悔しか手に入らない………」

両目から零れ落ちる涙。

言葉「もう、いいです……… 今の加藤さんは見ていて辛過ぎます……」
乙女「あんたなんかに同情されたって、嬉しくも何ともない………!
   一層惨めになるだけだッッ!!」

泣きながら搾り出すように叫ぶ。その後はただ啜り泣く乙女。
言葉を散々苛めていた乙女の弱い本心が、そこには在った―――


誠 「さっきから、甘露寺は黙ったままだけど、お前は何か言いたい
   事はあるのか?」

重く澱んだ雰囲気を変えたかったのか、七海に話を振る誠。

七海「正直、乙女の話に圧倒されてね……… 私が話す事なんて
   乙女に比べたら大したものじゃないよ」
誠 「大したものじゃなくてもいい。どんな話でも俺と言葉は
   聞くつもりだから。……じゃあ、今度は言葉の番かな。
   俺は必要以上には口は挟まないから」
言葉「はい。甘露寺さんにも聞きたい事は色々ありますが、
   一つだけ。あなたが私を嫌っていたのは、同じ中学の頃から
   の事ですから、改めて説明されなくてもわかります。」
七海「………………」
言葉「高校でも一緒でしたが、私とはクラスも、活動範囲も異なって
   おり、お互いに関わり合いのない高校生活のはずでした。
   それが、同じバスケ部の加藤さんと協力して、私を苛めだした」
七海「………………」
言葉「もちろん私の事が嫌いだからというのは、先ほどお2人が話して
   くれた通りですが、どうもそれだけではないと思うんです。
   それは、私や誠君だけでなく、もしかしたら西園寺さんにも関わりがある事
   のような気がします」

(続く)
513mark:2007/12/24(月) 01:24:44 ID:BPxFarf/
いやあ、今回は乙女の黒発言オンパレードでした。markです。
原作・アニメで言葉・世界も、言いかたは悪いですけど、黒い面は
当然発揮していますが、リアルな悪い意味で一番女性的なキャラクター
なのが乙女なんじゃないかという気がしますね。加えてメイン2人以上に
恋愛面では不器用で臆病な性格だなと。 原作でも言葉を潰す事に躍起になるあまり、
肝心の誠や彼を取り巻く他の女性の思惑には対処できず、脱落する事の方が
多いみたいですし。スタッフにも良心はあったのかな…………

今度はある意味、乙女の真意以上に重要な話になるでしょう。
514名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 02:02:32 ID:o+L7PRvW
>>513
GJ!
自分の悪い部分を直視した乙女というのはいいですね。
アニメ版では誠を見捨てることだけで株あげましたからね乙女。
515名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 11:50:08 ID:Typ5JsjU
アニメ版の学祭で言葉からの20件のメールに
ようやく気付いた誠が言葉の元にダッシュするが
途中、乙女に呼び止められ休憩所誘われそのまま
ズルズルとセックル、しかも盗撮され…
あん時、駆けつける際の校内ルートさえ違ってれば
乙女に見つからず少しは展開結果違ったかも…
516これっきり:2007/12/24(月) 12:33:23 ID:mg4v+mhY
【返信が遅くなりましたが、今日は返信のみをしに来ました】

>>446->>447 >>454->>457
正直これは確認しなかった私の手落ちです。CDパケではスポブラだったので、七海のバストは82位かと思ってましたので、
ミスですが98cmもあるというのは嬉しい誤算でした。私事で失礼ながら、スポーツマンで爆乳というのはわりとツボなので。

なので>>442の改定。

なるほど…私は別に同性愛に走る気は無かったが、近くに山があれば昇る様に
近くに比較対象がいれば、胸の大きさなどを計りたくなるのが人情と言うもの。
胸の大きさは…だめだ勝てない、私は七海の豊満な胸を見てうなだれる…。
でも胸の形は互角…かな、お腹回りは私の方が小ささだけは勝ってるが…はい七海の方が引き締まってます…。

これで勘弁してください。

>>446-452
言えば言うほど辻褄がおかしくなりそうですが、一様世界は言葉に紹介した後で気持ちが変わり、
’誠が好き‘だと言う事は言葉や、自分の仲間達に世界は言った事にして下さい。
それで世界が不利だったから、七海が見かねて言葉に手を上げた(そして世界達には直接関係ないが、誠が好きな乙女も言葉にちょっかいを出していた)
と言う設定です。
そうしないと辻褄が合わないので。

>>459 mark様。
長編ご苦労様です。貴方の文才の1000分の一位で良いですから、本気で欲しいと思います。
設定ミスや誤字脱字もわりかし多い私なので。

後は、私の拙い設定のフォロー本当に嬉しいです、七海が言葉を嫌う理由はどこにも書いてなかったので。
本当に推測でしかなかったのですが、そんな理由だと思いました。
言葉の魅力と言うのを忘れていたりするのは、私の片手落ちでしたが…。

取りあえず今日は体調が今一つなので、このまま落ちますが、こんなヘボ作者で良ければ最後までここで書かせて下さいね。
517名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 06:11:57 ID:pxELxLhh
桂家訪問→結婚後の誠といたる の続きです。

「いたるの枕元にプレゼント置いてやらないとな。
 あいつ毎年楽しみにしてたし。」
「そろそろそういう事はやめたほうがいい気がします。」
「なんでそういう事を言うんだ言葉!?
 あいつは毎年俺からのクリスマスプレゼントを楽しみにしてきたんだぞ。」
『この間は週末ごとに現れるのは何事だって怒ってたのに』
「とにかく俺は行くからな。」
「行ってらっしゃい(あーあ懲りない人ですねぇ)」

沢越家で

「よーしよく寝てる、こいつを置いて。」
「お兄ちゃん!!」
ガバッといたるが跳ね起きる。
「うわっなんだお前は?」
「なんだじゃない!!何しに来たのよ!!」
「お・お前プレゼントを持ってきたお兄ちゃんに対してなんて言い方を(T_T)
 昔はあんなに喜んでくれたのに。」
「いつの話してんのよ!!私はもう17だよ!!
 こっちだって普通に起きてるときに普通にくれれば普通に喜ぶわよ!!
 なんでこんなややこしい事するのよ!!」
「そんな言い方はないだろ!!プレゼントは意外性があるから楽しいんだろ!!
 去年だってケーキまでつけてやったじゃないか。」
「それが問題なのよ!!
 枕元にケーキなんて置くから寝返り打った時にもろに顔面をケーキの中に突っ込んで
 あやうく窒息しかけたわよ!!
 箱のボール紙であやうく顔を切る寸前だったしさ・・・」
「それはお前の寝相が悪いだけなんじゃ・・」
「うるさいわね!!今年はそんなもの持って来てないでしょうね?」
「そんなものとは何だ!今年は俺お手製のフォンダンショコラだぞ!!
 しかも駅弁みたいにヒモを引っ張るとスチームが出てチョコがとろけるんだ。」
「そんなもの枕元に置いて下手したら顔を火傷するでしょうがバカ兄貴!!
 いいからプレゼントだけ置いてさっさと出てけ!!」
「うっうっ(T_T)」
泣きながら出て行こうとする誠の背中に一言。
「で・でもプレゼントそのものは嬉しいんだからね。
 ありがとうお兄ちゃん。」
「いたるぅ(T_T)来年はもっと頑張るからな!」
嬉し涙を流しながらダーッと駆け出して出て行った。
「コラーッ頑張るなー!!
 来たついでに私からお兄ちゃんとお姉さんへのプレゼントも持ってけー!!」

その直後いたるは言葉と電話中。
様子を見るために言葉がいたるに電話したのだ。

「というわけなのお姉さん。」
「ごめんなさいね。止めようとしても聞かないでしょうし・・」
「でね、私からお兄ちゃんとお姉さん宛のプレゼントがあったんだけど
 お兄ちゃんそのまま出て行っちゃったから・・」
「あっ、私からいたるちゃんへのプレゼントも持って行かなかったみたい・・」
「じゃあ明日ラディッシュでランチでも食べながらプレゼント交換しようよ。」
「そうしましょう。」
END
518名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 12:28:16 ID:YIECnXMe
>517
和んだ! 「バレンタインン&ホワイトデー」とか別のエピソードも楽しそうですな。
アニメやゲームではクリスマス以外のイベントほぼなかったし。

519mark:2007/12/26(水) 12:37:59 ID:CSbEWch/
怒りの誠W〜対峙D〜(512からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

言葉が七海に話し続ける。

言葉「あなたは最初、誠君と別れるよう何度も要求し、私がそれを拒むと、
   今度は部員の人達を使って、私に嫌がらせをして誠君と別れさせようと
   してきました。その時はそこまで考える余裕はありませんでしたが、
   なぜそこまでして、私を誠君から引き離そうとしたのか?ただ私を
   苛めたいだけなら、私が誠君と付き合っていようがいまいが関係なかった
   でしょうに」

七海「それは……」
言葉「甘露寺さんも加藤さんと同じように、誠君の事が好きだったのかとも考え
   ましたが、それも違うような気がします。先ほど加藤さんもおっしゃって
   いましたが、目的は違ったようだと言っている以上、甘露寺さん自身の
   恋愛がらみではありえないだろうと思いました」
七海「……………」

言葉「バスケ部の上級生達に命令されたとしても、そもそも私は運動部に所属していない
   上、学年も異なり、私とはさらに接点がないですし。そうなると、後は
   甘露寺さんの友人関係くらいしか思いつかないじゃないですか」
七海「それで……、どうして私の苛めが世界と関係あるって思うんだ?」
誠 「お前は世界の友達だし、……ひょっとしたら世界に何か頼まれて、言葉に
   手を出したんじゃないかって、思ったんだ。…俺の勝手な推測だけど」

誠が顔を少し歪めて話す。

言葉「単刀直入に聞きます。あなたが私に対して行った苛めは、西園寺さんから
   の指示があってやった事なのですか?答えて下さい」

言葉が丁寧に、しかし毅然とした様子で七海を問い詰める。

七海「……………」
誠 「今更しらばっくれるのはなしだぜ?加藤だってちゃんと話してくれたんだ、
   お前も正直に話すべきなんじゃないのか?」

涙を流し終え、目を赤くし、無言な状態の乙女をちらりと見ながら、誠も問い詰める。
520mark:2007/12/26(水) 13:57:40 ID:CSbEWch/
七海「……世界は、何も指示してないし、私や乙女がやった苛めの件についても
   何も知らないよ」

少し沈黙した後、七海が誠と言葉に応える。

誠 「それは本当なんだろうな?もし世界を庇っているつもりなら……」
七海「嘘なんかじゃない。今更伊藤達にごまかしてもしょうがないし」
誠 「……………」
七海「部員を使った桂への苛めは、全部私の独断でやった事。世界は一切
   関係ないし、何も知らない。ただ………」
誠 「ただ?」
七海「伊藤と桂との関係で世界は悩んでいた。だからどうにかできないかなと
   相談された事はあった」
誠 「え………?それって」
七海「本当は伊藤に言うつもりはなかったけど、ここまで来たらもう隠せそうに
   ないしね。だから正直に話す。……世界も、伊藤の事が好きだったんだよ」
誠 「え!?ちょっと待ってくれよ。だって世界は………」

質問した側である誠がその事実に逆に困惑する。言葉はある程度予想していたのか、
誠ほど驚きはせず、乙女同様静かに七海の話を聞いている。

七海「あんたは鈍いから気づかなかったかもしれないけど、世界は伊藤の事を
   ひとりの異性として、見ていたんだよ」
誠 「………………」

最初、お互いに片想いするだけの存在でしかなかった自分と言葉を引き合わせ、上手く
いかない時期にも色々と相談に乗ってくれた、ちょっとお節介焼きなところは
あるものの、気軽に色んな事を話せる良き友人だと思っていた世界が、
実は自分の事が好きだった……?

乙女「伊藤って、こういう所は昔から変わらないもんなあ………」

乙女が力無く、誠の鈍さを指摘する。相変わらず辛そうな表情だが、
先程見せたようなどす黒さは感じられない。

七海「話が進まないから、次へ移るよ。ともかく、世界からの相談を受けた
   私は、他ならぬ友人の為に一肌脱ごうという事で、桂に伊藤と別れるよう迫った」
言葉「それで、私への苛めに繋がったというわけですね。」
七海「ああ。桂と話しているうちに、中学時代に感じていた桂嫌いが再び頭をもたげて
   きてね。自然と荒い態度になっていた」
言葉「………………」
七海「それでも、最初はあんたが伊藤と別れてくれたらすぐに手は引く
   つもりだった。桂とはあまり関わりたくないと思っていたから。
   でも、世界の想いを無駄にしたくないという気持ちと、あんたが伊藤と
   別れようとしない頑なさに対する怒りから、次第に私は桂を潰す事が目的に
   変わってしまっていた………」

七海「そして乙女も同じ時期に桂を潰してやると息巻いていた。お互いにはっきり
   した動機は聞かなかったけど、桂の事が嫌いという事で一致していたから、
   どうでも良かった。乙女は4組の女子達、私はバスケ部の1年部員や他の運動部員を扇動して、
   桂を徹底的に追い詰めた。……それが、このザマというわけさ」

乙女と対照的に、あまり感情を昂ぶらせず事実を淡々と述べる七海。
521mark:2007/12/26(水) 14:36:29 ID:CSbEWch/
世界に対する友情が知らず知らずのうちに歪み、暴走してしまい、
誠や言葉に対して、迷惑どころでは済まない過ちを犯してしまった。
そして、その過ちは自分を貶め、世界を裏切る行為でしかなかった事に
七海は今更ながら気づかされたのだ。

言葉「甘露寺さんも、後悔しているんですか?」

七海にそう尋ねる言葉。

七海「ああ…… さすがにこんな状況になったら、嫌でも自分を省みざるを
   得ないしね。でも、こうでもならないと、自分の悪い部分を見ようと
   しないまま卒業して、社会に出て何事もなく生きていたと思う。
   それに、世界の相談がなくても、きっかけがあれば同じ事を桂にしたかも
   しれないし」
乙女「私も同感かな。伊藤絡みでなくても、もともと桂の事は気に入らなかったから、
   難癖つけて同じように苛めたかもね。……はは」

乙女も七海と同じように応える。自分の抱えていた蟠りを吐き出した事で、
憑き物が落ちたのだろうか。表情は痛々しいものの、先程のような憎しみは感じられない。
522mark:2007/12/26(水) 14:42:23 ID:CSbEWch/
とりあえず、一旦切ります。
523見ているだけで…:2007/12/26(水) 14:58:10 ID:Z3bV6gVS
mark様相変わらず上手です。markさんの小説の箸安めで私の小説も見て下さい。 >>444の続きです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

朝。

あのまま私と七海は眠りこけ、日がさしてきた事でようやく私は目を覚ます。
起きた時に気が付いたのは、私の手にはしっかりと七海の手が握られていた事だった。

取りあえず今日は加藤さんに…ん?今日は…しまった!今日は土曜日、しかももう8時半!
学校に行かないと!取りあえず私は着替える為、七海の手をそっと置き、急いで制服に着替える。

さてと…加藤さんは、私だけだったら会ってくれないかもしれない…。
かといって加藤さんの一件まで、刹那や光に手伝ってもらうのも悪いし…。
七海に加藤さんを呼び出して、それか話す…それくらいだろうな…。
そして加藤さんの為にも、誠と桂さんについて…あんな形で仲違いは辛すぎるしね…。

私は考えながらも制服に着替え、未だぐっすり寝ている七海に対して書き置きをしておく。

七海へ

私は今日。加藤さんに会って話をしたい。
だから昼位に私が家に帰ったら、加藤さんと連絡をつけて欲しい。
PS 昨日の七海の服は前もって洗っといたから、乾いたら取りこんでね。  世界。

これでと…私は適当にパンをかじりながら、大急ぎでマンションから出て、榊野高校へ向かうのだった。

クラスに入るも…ギリギリでみんなこっちの顔を見る。誠以外は…。
だが今は加藤さんと話をするべきだろう…そう思った私は自分の席につくのであった。

…なんだかんだあり今日は無事に授業を終える事が出来た、私がトイレに行く時も、私を守る為か…刹那か光が側にいてくれたからだ。
その為。私は加藤さんの一件や誠たちの一件など、周囲から詮索されることもなかった。
524見ているだけで…:2007/12/26(水) 15:28:31 ID:Z3bV6gVS
そして下校時刻。

いつも…いや七海がいないからいつもじゃないけどいつもの面々の刹那と光が…私に話しかけてきた。
刹那「世界…昨日どうだった?」
刹那は昨日光と一緒に、わざと誠と桂さんに話しかけて、七海が桂さんに危害を加えない様協力してくれた。

その為私も答える。
世界「何とかなった。本当に昨日面倒かけてゴメンね二人とも
お礼にラディシュの無料券…」
と私は言ったが刹那に…。
刹那「私も…夏にラディシュで働いたし…家に無料券…あるから良い」
とあっさり断られるが、横から光が刹那の分の無料券をもぎ取り。
光「じゃあ刹那。私が貰っちゃって良いよね。もうけ!」
と喜ぶ。そういえば光は踊子お母さんや舞オバさんが経営に参加している、ラディッシュの常連さんだったな…わりと脱線してきたので私は話を戻す。

世界「で…今度は加藤さんには、桂さんと誠の事で話をつけたいのよ。」
と私は切り出す。

すると。
光「でも…加藤さんと桂さんの一件は…それこそ完璧世界には関係無いし…
八つ当たりで世界にまで手を出すような人に、伊藤との和解話を持ちこまなくて良いんじゃないの?」
光は、加藤さんに対して怒ったような口調でそう投げ捨てる。

まあ確かに私も、加藤さんが単純に桂さんを虐めたいだけだったら、私だって加藤さんの事は、この間の事をさっさと話して停学なりにしただろう…。

でも…加藤さんはあの時泣いていた…あの時。誠と絶縁を申込まれて悲しかったのだろう。
だったらまるっきり望みが無いわけではない。
そう思った私は。

世界「それでも。桂さんの虐めの件だけでも加藤さんは責任を取らないといけないし。
誠の事をきっぱりと諦めさせる良い機会になりそうだから、それに…私も加藤さんの気持ち…分かるから」
と光を説得する。

すると今度は刹那が。
刹那「世界は…伊藤の事…踏ん切りがついたの?」と誠の事を切り出す。

確かに…私は誠が好き…今でも大好き!
でも…私は誠の気を引きたくて、桂さんと誠をカップルにした。
そして…カップルになってから…私の気持ちを、後だしじゃんけんの様に桂さんや刹那達に伝えた結果。

私は…桂さんどころか、七海に加藤さん…そして自分自身を傷つけた。

だから…もう私は誠と桂さんに対して、余計な茶々は金輪際入れずに、ずっとずっと見守ろうと思う。

それが…私の罪だから…。

だから私は刹那と光にはっきりと。

世界「正直に言うと私はまだ誠が好き…でも私の性でこれ以上傷つく人が出るのなら…
はっきり自分の気持ちを伝えてから、別れようと思うの。」
言うのだった。
525見ているだけで…:2007/12/26(水) 16:10:58 ID:Z3bV6gVS
刹那「自分の気持ちを相手に偽り無く言う…簡単な様で…難しい。」
刹那は私の言った事を…今までの私と比較して呟いた。

光の方も。
光「殊勝な心がけじゃないの世界。今までの世界より大人になったんだね。」
強く私を励まし、私の背中を叩いてくれる。

そして私は二人の心強い言葉に支えられ、やらなければならない事を改めて悟るのだった。

そして私は一旦、刹那や光と共に一緒に帰り、また刹那達はやる事があるからと。
マンション近くで別れる。

私は二人に別れを告げて、家に帰る。三人目の友。七海の元へ。
七海は律儀にも散らかった私の部屋を片付けながら、私が来るまで待っていた。
七海「土曜日だったから早かったね世界。」

私と顔を合わせた七海は、声をそう私にかけた。私も七海に「ただいま」といい。
キッチンに向かい、適当な食材とパンを挟んでサンドイッチを作る。
今日の具材は、生クリームに苺とバナナで
更にこれらをパンで挟んだトライフル風フルーツサンドだ。

私と七海は昼ご飯を一緒に食べながら、今日の予定を伝える。

世界「で…今日は加藤さんに、誠の事で話したいからさ。
バスケ部が終わる事に学校にいようか…それとも加藤さんの家に電話かけて確認したほうがいいかな?」
と私は七海に問い掛けてみる。
七海だったら加藤さんの家の電話番号などを知っていると思うからこそ出来る、問いかけだった。

そして七海の方は…。
七海「乙女ねぇ…。乙女はバスケ部でもかなり真面目にやってる方だけど…世界はともかく
私は学校にのこのこ来る訳にもいかないからね…乙女ん家に連絡をいれよう。
この時間帯なら乙女の妹がいるはずだし…。」

世界「妹?なんで加藤さんの妹に?」

私は七海に聞く。

七海が言うには、加藤さんが誠を好きだった事は教えてくれなかったが。
妹が誠を好きだった事を教えてくれ…加藤さんの妹から話を通してもらえば、むげにはしないだろうという事だ。

私は七海の賭けに乗ってみようと思った、加藤さんの妹さんなら、加藤さんの様子などを聞き出せるかもしれない.
それに加藤さんだけなら、桂さんに謝りずらくても、妹さんに事情を話せば協力してくれるかも。

そう思うと七海の提案に対して反対する理由も無かったので。

世界「じゃあそうしよう。七海が電話かけて…もし話し辛い事になったら
私が替わるから。」

と了承し、七海に対して加藤さんの家に電話をかけさせるのだった。
526見ているだけで…:2007/12/26(水) 17:16:18 ID:Z3bV6gVS
私は七海が電話をかけたのを確認して、そのまま待つ。
つーつーつー…ぶつっ!
七海「もしもし…可憐ちゃん?助かった…ちょっと乙女と夕方くらいに、伊藤の事で話があるんだけど…」

どうやらつながった様だ…私は七海の話し声で、加藤さんの妹さんがカレンという名前で。
加藤家は女系家族に加えて、ロマンチックな名前をつける家なんだなと思った。

七海「場所は…」
七海は場所をどこが良いだろうか迷っている為、私が七海に替わって自分が受話器を取り。
カレンちゃんに話しかける。

世界「こんにちはカレンちゃん。七海の友人の世界だけど…場所だったら
ラディッシュでどうかな?個室もあるし…」
私はラディッシュで話をしようと持ちかける、カレンちゃんのほうは…。

可憐「初めまして世界さん。私は加藤可憐です。
話は…七海さんからある程度聞きましたし…最近のお姉の様子を見てたら、誠さんと何かあった事は…私にも想像がつきます。」

可憐ちゃんは話を続ける…。
可憐「お姉は…ああ見えてかなり恋愛に奥手だから…誠さんとは中学からの付合いで昔から…
好きだったのですが…当の誠さんには結局言い出せなかったんです」
私は黙りながらも、可憐ちゃんの話をじっくり聞く。

可憐「それで…榊野高校でもお姉は誠さんと一緒で喜んでいたのですが、誰かライバルが出来たとナーバスになった事もありましたし…この間なんて遅く帰ってきたと思ったら…部屋の鍵をかけて泣いてましたし…。」

更に可憐ちゃんの話は続く。

可憐「それにお姉は…家ではなるだけ普通にしてたから、私も気が付かなかったのですが…
七海さんの話で…お姉が桂さんって人に対してひどい事をした事も、誠さんを取られる焦りからだと思います。」

私は、やっぱり加藤さんも私と同じように苦しんでいた事を可憐ちゃんの話で悟る。
だからこそ決着を付けるべきだろう。
私は、「6時にラディッシュで待ってるから来て欲しい」と可憐ちゃんに言付け
を頼む。 (続く)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この続きは今書けそうに無いのでまた書きます。落ちます。
527名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:06:18 ID:oqz7wi5G
保守
528名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 19:04:37 ID:wRG3zWSy
保守ついでに。
ここの書き手さん達は「」の前に名前入れてる人が多いけど、別になくてもいいんじゃないかと思います。
ないとキャラの区別が、ってこともないと思うし。
もちろんその辺りは書き手さんの自由ですけどね。
529名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 19:26:57 ID:az0XrHiV
>>491に密かな期待を抱いてるのは俺だけだろうかw
530mark:2007/12/26(水) 20:54:05 ID:CSbEWch/
この作品というか駄文完成までは、私は現行のままでいこうと思います。
一応第5部をもって完結する予定ですが。スレッドが足りなくなる前に
書き上げなくては……(汗)では、再開という事で。

(怒りの誠W〜対峙D〜続き)

誠 「お前らが桂を苛めていた理由はわかったし、世界が俺の事を好きだった
   というのも、甘露寺が言う以上、間違いないんだろうな。……でも、
   なんで世界は最初から好きだと言わずに、わざわざ回りくどい事して、
   俺や言葉を誤解させるような事したんだよ?」

言葉「それは、多分加藤さんと同じような理由だと思います。いえ……
   かつての私とも同じですね」

誠の疑問に答える言葉。

七海「桂にしては察しがいいな。これは刹那の受け売りだけどね。世界はああ見えて
   とても繊細なヤツなんだよ。自分の存在を否定されるのがとても怖いんだと。
   だから、昔から嫌な事や困難な事があると、逃げたり、すぐ人に頼ったりしていた」
誠 「あの世界が繊細? 悪いけど、あまり想像がつかないな…… 逃げたり、
   人に頼るってのは、なんとなく想像つくけど」

悪いとは思いつつも、正直な気持ちを述べる誠。

七海「まあ、そこは女心の難しさとも言えるし、厳しい言い方をすれば、臆病で
   ずるいと言う事になるんだろうけどさ。 世界は好きな男に自分の気持ちを
   気づいて欲しかったいう事なんだよ。 その辺の微妙な女の気持ちは、伊藤には
   難しいのかもしれないけどさ」
誠 「うーん………」

七海「ともかく、世界はそういう気持ちを隠して、友人として伊藤や桂と接していたんだ。
   友人として仲良くしたいという良心と、桂から横取りする形になったとしても、それでも
   伊藤と付き合いたいという本心の板挟みに悩みながらね」
乙女「……なるほどね。私の場合は、逆に桂を苛める事でやつ当たりしたから、
   もっと性質悪いけどさ」

乙女も世界が素直になれなかった理由に納得している様子。

七海「昼間に、世界に伊藤とのカラオケ行きを勧めたのも、そういった
   事が背景にあったからというわけさ。……まさか、世界達と別れた後、
   こんな事になるとは想像していなかったけどね」
誠 「………………」
531mark:2007/12/26(水) 22:58:55 ID:CSbEWch/
自分や言葉の知らない所で、これだけの複雑な思いが渦巻いていた事、
そしてそれが、程度の差はあれど、全て自分に関係している事なのを
知り、誠は複雑な気分になる。

刑事から指定された時間も残りわずかとなり、最後の会話。

誠 「これから、どうなるんだ……?」
七海「さあね。これから刑事達が私と乙女に対して事情聴取をするんだから、
   当然学校にその内容が通達されるだろうね」
乙女「例え刑事処分にならなくても、やった事がやった事だし、
   無期の停学か、退学は免れられないと思う」
誠 「………………」

確定したわけではないが、この先乙女・七海達に下る処分は厳しいものになるだろう
と容易に想像できる。

乙女「それに例え学校をクビにならなくとも、もう4組に私の居場所はないしね。
   夏美達や他の女子に反発されるのは目に見えてるし」

実際は学校による一斉調査が既に予定されており、夏美達もクラス内での立場が
危うくなる事が予想できるのだが、それは乙女の知る所ではない。

七海「私が退学になれば、足利とか2・3年の先輩達が、ざまあみろとでも
   思うんだろうけどさ。まあ部活動停止になって痛みわけって所かな。
   苛めに関わっていない部員達や顧問の先生には悪い事したけどね」
誠・言葉「……………」

バスケに関しては、乙女以上に妥協せずに取り組んできたつもりであり、それで
足利ら上級生達と対立する事もしばしばあった。自分がいなくなる事で
ある程度丸くおさまるというのなら、それも仕方あるまい。私や乙女が
起こした問題で、残った他の部員が彼女達に苛めを受けないかが心配だが。

七海「そうだ。勝手なお願いで悪いんだけどさ、世界に伝えてくれないかな?
   『私が勝手にやった苛めで、世界を裏切って本当にごめん』って。
   この事を知ったら、すごく落ち込むだろうからさ。……本当は私から
   世界に言わなくちゃいけない事なんだけど、もう私が学校に戻る事は
   出来ないかもしれないから」

誠 「……わかった。もしお前や加藤の退学が正式に決まったら、そう伝えるよ」
言葉「でも、私の苛めの事を知った西園寺さんが、私と誠君に変に遠慮してしまうかも
   しれません……」
誠 「………そうか。どうしようかな……」

そう。世界が誠に恋愛感情を抱いている事を知った以上、もう今までのように
ただの友人としてだけ彼女を見る事は出来ない。その問題を曖昧にしたまま世界と過ごす事は、
彼女を傷付ける事にしかならない。それに、七海・乙女に恐らく何らかの処分が下る
以上、苛めの件については世界たちの知る所となる。誠と言葉との関係を知る
世界が、事の真相について知ろうとするのは当然の帰結だろう。

どう転んでも、少なくとも世界には真相を話す必要に迫られる事になる―――

(続く)
532名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:16:11 ID:h0Dt4DEv
>>491
それは「二人の恋人」とは違う展開なのか?それともその後の話なのか?
いずれにせよ気になる。

俺が原作で一番エロいと思う世界と言葉のキスシーンを
更にパワーアップしたエロスを期待するぜw
533mark:2007/12/26(水) 23:25:32 ID:CSbEWch/
なんか今日は、創作板が荒れていますね…… スレッド接続も悪いDEATHし。
七海は気の荒い所はあるが、基本的に乙女よりかは冷静な性格かな?
このワールド内では、先に乙女が真相を告白した事もあるのでしょうが。

お褒めの言葉を頂けるのは光栄ですが、私の場合、どうしても文体が硬く
なりがちで、砕けた会話文を書くのは苦手ですし、地の文では一人称と三人称が
頻繁に入れ替わったり、混在していたりするので、読む人によっては
かえって混乱させているかもしれません。それに内容的に突っ込まれると破綻しそうな所は
適当にぼかしたり、書かなかったりもしていますので、結構ハッタリが多いです(大汗)。

次で第4部は終われるかな?最終章での結末は決めていますが、変更する事も
あるかもしれません。それでも誠と言葉が不幸になる事はないですからご安心を。
それでは今日はこれで。
534名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:53:55 ID:izs19tIe
確かに少々硬めな表現と流れが見受けられる
二時間サスペンスの終わり、海岸崖っぷちで
事件の追及と回想する船越英一郎や片平なぎさ
と犯人役、あるいは高橋英樹や愛川欽也と犯人役、
の会話を思わせる感じ、嫌いじゃないけど、
535名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:05:37 ID:4/0yTaJb
期待。
536名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 01:58:16 ID:aUUe2jta
>>533
硬い部分は、そういう所をぼかしてきた原作やアニメに対しての補完という意味で
いい所だと思っている
ハッタリ部分?w ていうのは、流れで読んでる限りはそれほど気にはなってない
続きを楽しみにしていますよ
537名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 03:55:33 ID:7nyil8vr
あげ保守、ピンク板全域に新氏が来ています
538名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 11:06:20 ID:Vz/G1sqO
誠からいたるへのクリスマスプレゼントの続きです。

言葉がラディッシュに入ると
「お姉さーんこっちこっち。」
大声に他の客がこちらを振り返り、用があるので呼ばれた
と思ったウエイトレスがいたるの元に駆けつけた。
「いたるちゃん、声が大きいです。(真っ赤になりながら小声で)」
「だってお姉さんとお食事だからうれしいもん。」
二人はウエイトレスにAランチを注文して改めて向き直る。
「それよりプレゼントの交換ですね。」
「うん。はいこれ、私からお姉さんに。こっちはお兄ちゃんに。」
「これは私からいたるちゃんにです。」
「開けていい?」
「どうぞ。」
言葉からのプレゼントは腕時計でいたるからのプレゼントはマフラーだった。
「これいいね嬉しいよ。お姉さんありがとう。」
「このマフラーも暖かそうです。いたるちゃんありがとうございます。」
「お手製じゃないんだけどね。えへへへへ」
539名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 11:07:23 ID:Vz/G1sqO
「所でお姉さんはお兄ちゃんに何を貰ったの?」
「誠君がいたるちゃんの家に行ったときに開けてみたんですけど変なんです。
 ゲームが3本入ってたんです。」
「え?それ私が欲しいっていってたやつだ。じゃあこれは・・・」
「誠君からのプレゼント開けずに持ってきたんですか?」
「うん。ゆうべお姉さんと電話した後にプレゼントの
 おまけのフォンダンショコラ食べたら
 さすがに開ける気力もなくて眠っちゃったよ。
 実はさっきまで寝てて慌てて出てきちゃったから
 その時一緒に持って来ちゃった。」
「でもそれで良かったみたいですね。」
「うん。ねえ開けて見せて。」
「はい。」
誠からのプレゼント開けた言葉は真っ赤になって俯いた。
「ねえ何だったの?」
いたるがひょいとその中身を取り上げた。
「あっダメです。」
でも遅かった。
いたるがそれを広げると黒のスケスケのブラだった。
「うわーこれすごい!こうしてみるとお姉さんってやっぱりおっきい!」
「い・いたるちゃん」
いたるはもうひとつの方にも手を伸ばした。
「こっちのショーツもすごーい!真ん中に穴が開いてる!」
540名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 11:08:21 ID:Vz/G1sqO
横でガシャンと音がした。
見るといかにも高校生らしいバイトのウエイトレスがランチプレートを2つとも落として
真っ赤になっていたるの手元を見ていた。
すると店長らしい女性が飛んできて謝ってきた。
「お客様お怪我はありませんか?すぐに代わりをお持ちしますので。
 でもお客様。うちは飲食店ですので未使用とは思われますがそういうものを
 広げられるのはちょっと・・・・」
周りの客も皆こちらに注目していた。
下着を広げたまま動きが固まっていたいたるも慌ててそれを箱にしまった。
二人ともすぐに店を飛び出したのは言うまでもない。

誠が家に帰るとこんなメモが。
『暫く実家に帰ります。理由は誠君から私へのプレゼントの中身を見てください。』
「これはゲーム!?という事はあのプレゼントはいたるに!?」
541名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 11:09:07 ID:Vz/G1sqO
桂家にて。
「あーあバカ兄貴のせいで大恥かいちゃった。」
「ほんとです。」
「ねえいたるちゃん、今日は泊まっていけるんでしょ?」
「うん、心お姉ちゃん。」
「やったあ。所でいたるちゃんうちの子にならない?
 お姉ちゃん出て行ったし寂しいんだ。」
「心そんな事軽々しく言うもんじゃ・・・」
「あら、私は大歓迎よ。養女にするわけじゃないんだし同居くらいはいいでしょ?」
「うむそうだな、是非そうしなさい。」
「小さい頃からこの家大好きだしそうしよっかなあ?」
「さて私はするべき事をするか。」
「あらあなた電話ですか?」
「ああ。」
この後誠が電話で2時間油を絞られた上に呼び出しを受け、
更に一晩中説教を食らったのは言うまでもない。
End
542名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 20:18:35 ID:J7Plsbsp
GJ!!!すごい和みました。
このくみあわせいいなぁ
543名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 22:01:24 ID:YC/vbO0U
>>523
突っ込みばかりの感想でスマン。

>あーもう!うっとうしいなぁ!こんな大事な時に逃げる男なんて何の価値も無いのに。
逆にこれは誠にも言えることで、証拠も無しに付き合っていた彼女を黒幕扱い男も価値は無い。
たとえ、まだ子どもでその時は頭に血が上っていたとしても、少しでも信用しているなら
後々冷静になって世界の反応に違和感覚えるだろう(単に自分の非を認めたくないだけしれんが)。
何故そのことを七海や刹那、光の誰もが突っ込まないんだ?
七海が言葉を殺そうとするよりも世界を傷つけた落し前として誠をぶん殴る展開の方が自然だと思う。

この件で誠が言葉を一筋なったと言うのもおかしい。
単に世界に口説く目が無くなったから(邪魔になった)狙いを言葉に集中させただけに過ぎない。
彼の「しか」と「見えない」と言う台詞はまるで信用ならない。

乙女の世界への奴当たりだが、
いじめの現場に誠が居合せて止めたのだから、世界と七海が教師に喋ろうが喋るまいと、そもそも関係無い。

>「だからさ…結局誠は、誰よりも寛容で人間が出来ている桂さんが一番相応しいって話って事」
言葉は誠に盲信しているだけで別に寛容じゃあない、矛先が男に向くか女に向くかの違い(世界は男に向く)。

世界が物分りが良すぎるんだが、聖人君子か?明らかに他人の責任まで負っている。
三人の関係にケジメを付けるのは良いだが、達観しすぎている。
自分に非が無い人間なら(今回のいじめ騒動は三角関係とはあくまで別問題であり、寝取りに関しては誠も同罪)
「あんな男、こっちから願い下げだ!!」的なケジメの付け方が自然だと思う。
544名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 22:26:29 ID:2pirU3Zb
>>541
和んだwいたるも心もかわいすぎる

>>542
俺は君の「くみあわせ」の言葉に和んだ。ひらがな合うね
545mark:2007/12/27(木) 22:26:33 ID:sApIxt0i
いたるが成長したら小生意気だけど、やっぱり兄貴想いな妹に
なるんでしょうかね…… 今日は新たに書く時間はありませんが、
今まで自分が書いた文章を読み直して、どうしても直したかった部分だけ修正と
いう事で。

347のL3 『乙女は電車で帰宅する為に、最寄りの駅へ向けて歩き出した』
351のL17・18『こんなドラマみたいなシチュエーションで私らに関わりの
       ありそうな人間といったら……』
382のL10 正…内容自体
383のL4『後部座席の真ん中に座らせられた乙女の両隣には』
 〃 L13『任意同行の手筈をとる予定だった』
420のL39『な、七海こそどうして警察署なんかに……?』(乙女のセリフ)

自分的に特に気になった所だけ修正という事でスイマセン(汗)。
書き始めた当初は一発ネタであり、ここまで長くするつもりは全くなく、第3部の途中までは
完全にアドリブで書いていたもので……(大汗)
さすがに今は思い付いた事をメモ書きして、ネタを書き溜めていますが……
長編ではそういう作業はやっぱり必要ですね。

今年中に第4部は終われるかな?最終の第5部はもう少し短くできるといいのですが。
今日はこれで失礼しマウス。
546mark:2007/12/28(金) 10:53:46 ID:7okcbbKl
怒りの誠W〜対峙E〜(531からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

世界へ今までの真相を話さなければならないという難問に、誠・言葉は硬い表情になる。
そして、部屋の外からドアをノックする音。
ガチャリ。

刑事A「少し時間オーバーだが、予定通り加藤さんと甘露寺さんには、これから
   事情聴取を受けてもらうつもりだが、よろしいかな?」
乙女・七海「はい」「わかりました」

指定された時間を5分程超えていたが、刑事達が気を利かしてくれたのだろう。
話し終わるのを廊下で待ってくれていたようだ。

刑事B「では1階の取調室までは私達が案内するので、2人ともついて来なさい」

そのことばを合図に、乙女・七海は立ち、2人の刑事の誘導を受け、室内から出る。
誠と言葉も立ち、部屋から出る。

1階

刑事C「お見送りご苦労さん。後は私達の仕事なので、君達はここまでだ」
誠・言葉「……………」
刑事B「では、加藤さんと甘露寺さんは引き続き、私達について来なさい」

そう言われ、乙女・七海は誠達のもとを離れ、恐らく取調室があるであろう
奥の入口へと進んでいく。と、その途中。

乙女「(刑事に)あ、ちょっとだけいいですか?……伊藤、桂…… 謝ってすむ事じゃない
   けど、今まで……ごめんなさい」
誠・言葉「加藤……」「加藤さん……」
乙女「桂みたいなタイプに頭なんか下げる気なかったけど、気が変わらないうちに
   やっときたかったから」
七海「乙女…… 私も、ごめん。……桂の家には改めて謝りに行く事になると思うけど、
   これだけ腹を割って話すのはもう最後だろうからさ」
誠 「……………」
七海「もう私らみたいなやつに苛められるなよ。……もっとも、そんだけ強けりゃ
   その心配もなさそうだけどさ」
言葉「……………」

七海「伊藤、あんたが桂と付き合い続けるのか、世界の気持ちに応えるのか
   知らないけど、後悔のない選択をする事を願ってるよ。………世界の
   分はちょっと悪そうだけどね」

そう言い、普段の甘露寺が見せる笑顔を見た誠と言葉。

刑事B「では、今度こそこれで最後だ。ついて来なさい」

刑事のことばを合図に、乙女・七海は誠達から背を向け、刑事達と共に、
奥の入口へと消えていく。残った誠と言葉に、年配の刑事1人。
547mark:2007/12/28(金) 11:41:58 ID:7okcbbKl
刑事A「クラスメートとは、納得いく話はできたかね?」
誠 「はい。……多分、刑事さんにも素直に話すと思います」
言葉「加藤さん達がもし反省していなかったら、頬を張って帰るつもりでしたけどね。
   誠君と来た甲斐はありました」

少し微笑する言葉。

刑事A「はっはっは。君は本当に芯の強いお嬢さんだね。私もあと30年も若かったらなあ。
   ……と、これはセクハラだな。失礼」

冗談とも本気ともとれる発言を聞き、引きつり笑いを浮かべる誠と、思わず赤くなる言葉。

刑事A「2人とも帰りはどうするんだね?手の空いている職員に車で最寄りの駅まで
   送ってもらう事も出来るが?」
言葉「私はお母さんが、ここまで迎えに来る事になっていますので、結構です」
刑事A「じゃあ伊藤君だけ職員の車で送ってもらうという事でよろしいかな?」
誠 「はい」
刑事A「では、すぐにお願いするから」
言葉「あの…… 申し訳ないんですけど、母が迎えに来るまで待って頂けませんか?
   少し、誠君とお話したいんです」
誠「言葉?」
言葉「お願いします」

刑事A「わかりました。じゃあ君の母親が到着するまで、待ってもらうとしよう」
言葉「ありがとうございます」
刑事A「……本当に、今時珍しいくらいの清純な娘だな。伊藤君、彼女の事
    大事にしてあげなさい。君の為に本当に頑張ってくれたからね」
誠 「わかりました」
刑事A「また何かあったら、遠慮せず頼ってきなさい。……では、私はこれで
    失礼するから」

そう言い残し、去る刑事。誠と言葉は1階のロビーに向かうことにする。
548mark:2007/12/28(金) 11:46:46 ID:7okcbbKl
短いですが、一旦切ります。
549名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 13:32:14 ID:FewIor06
光編を投下する。
>>403からの続きで言葉編からは分岐してるが状況が似通ってる所も
ある。
550名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 13:32:55 ID:FewIor06
誠はいつものとおり朝の電車に乗り学校に向かっていた。誠が電車内を見回して確認すると
いつもどっちかは乗っている言葉、光は見当たらず、誠のクラスメイトの女子が一人乗って
いた。こっちに気付いたのか誠の方に近づいてくる。
「伊藤ちょっと話してもいいかな?」
「甘露寺か。珍しいな、何か用か?」
甘露寺七海、誠と同じクラスで世界の友達であり光の友達でもある。電車内で七海に声をか
けられたことがないので誠に緊張が走る。
「伊藤、あんた光に何をやったの?」
「何をやったって…どういうことだよ。」
誠は七海の言ってることが分からず反射的に質問を質問で返してしまう。

「澤永と世界が付き合いだして光が落ち込んでたのは知ってるよね。」
「ああ知ってるよ。光は泰介のことが好きだったらしいな。」
「それが、ある日突然元気になって伊藤、あんたのことを名前で呼び出しときどきだけど
 一緒に帰るようにもなった。これはあんたが何かしたとしか思えないでしょう?」
七海は何か確信めいた口ぶりであった。誠ははっきりとした口調で答える。
「まあ確かに何かあったけど、俺の口からは言えない。光から聞いてくれよ。」
「光もちっとも言わないのよねえ。二人だけの秘密ってことかしら?」
「まあそういうことだな。」
七海はちっとも納得した表情ではなかったがこれ以上聞き出しても無駄だと思ったらしく唐
突に別の話題を切り出す。

「本当は、うちらが落ち込んでる光を元気付けなければならないのに伊藤に任せっぱなしだ
 たよね。悪いね…。」
「別にいいよ。世界と光、両方の友達である甘露寺、清浦では世界か光かどっちにつくかで
 迷って動きにくい面もあるだろ?だから自由に動ける俺が動いただけのことだよ。」
「それでも伊藤と光は犬猿の仲だったからまさかあそこまで仲良くなるとは予想してなかっ
 たんですけど。」
「まあな。偶然に偶然が重なったってかんじだな。」
誠は淡々と話しその後外の景色を見ると降りる駅にもうすぐ着くということが分かった。
「光ね、あんたのことを実に楽しそうにしゃべるのよね。ちょっと前までは話すのもうざが
 ってたのに。」
「そうなのか?」
「伊藤、過去がどうであれ今は光は私達以上にあんたに頼ってる。光をまた落ち込ますよう
 なことしたら怒るからね。」
「プレッシャーかけるようなこと言うなよな。」

誠と七海が話をしているうちに電車が駅へと着く。誠は駅で友達と合流した七海を置いて一
人で学校へ向かった。教室に入り自分の席に座った時既に登校していた世界が耳打ちをして
くる。
「今日3時間目に体育あるじゃん。その時ちょっと話があるんだけどいい?」
「おいおい、さぼるのかよ。」
「都合よく、今日は男子も女子も外だからちょっと目を盗めば大丈夫だからさ。いい?」
「うんいいけど。」
世界は誠の承諾を得ると席を立ち友人の清浦刹那の方へと向かい昨日あったこととか他愛の
ない話をし始める。とくにやることもない誠はがらにもなく1・2時間目の授業の予習をし
その後の授業は快適に受けられ3時間目の体育になる。誠は世界に連れられて人気のない所
まで来る。
551芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:34:24 ID:FewIor06
「で、話って?」
「誠、私、やっぱり誠のことが好きなの。澤永と別れてくるから付き合って。」
誠は世界の告白を聞き今までのことを振り返る。光との屋上での出来事、駅での出来事、七
海との会話を考えると世界の言ってることは誠をときめかせることはなくむしろ嫌悪感を増
幅させるだけだった。
「それはどういう意味だ?泰介のことは遊びか?光が泰介のことを好きだったのは知ってた
 よな?俺が納得いく説明をしてもらおうか?」
「それはその…。泰介と付き合って誠の良さが分かったと言うか、やっぱり私は誠かなって
 思って…そりゃ光には悪いかなって思ったけど…。」

世界は誠のちょっと怒った口調に驚きしどろもどろに答える。誠は更に続ける。
「光は世界の軽はずみな行動のせいで随分落ち込んだんだぞ。まずは光に誤ってこいよ。許
 してくれるかどうか知らないけどな。」
「誠…私はただ誠に振り向いて欲しくて…。」
「もういいよ。もう世界とは話さないから。」

誠は世界との会話を打ち切りそのまま校庭のほうへと歩いていき体育の授業に合流した。世
界はその場で一人ぽつんと立ち、振られた事実を受けて目から涙がこぼれる。しばらく泣い
ていたが刹那に後ろから声をかけられる。世界は声に反応して体を振り向ける。
「世界、何かあった?体育にちっともこないから探してたんだけど。」
「誠に告白したら振られたの…。それどころかもう話したくないってどうしよう…刹那。」
「なるほど。でも世界…ちょっと今回ばかりは私も力はかせない。」
世界は自分の味方になってくれるであろうと思っていた刹那にそんなことを言われ更に泣き
出すが構わず刹那が続ける。
「世界…少しでも光の気持ち考えたことある?光の気持ち知ってるはずの世界が澤永と付き
合い出して光が落ち込んだこと知ってるよね。伊藤と光が仲良くなり出したら澤永をふっ
 て今度は伊藤と付き合うの?おかしいよね、そんなの…。」
「……」

世界は気まずいのか何も言うことが出来ない。
「世界は他人の気持ちをちっとも考えてない。少し反省した方が良いと思う。」
刹那は淡々と世界にそう伝え泣いている世界に肩を貸し保健室に向かって歩いていった。
体育の授業が終り誠は、自分の教室まで戻った。自分の机まで歩くと一足先に教室に戻って
いた刹那と光がいたので声をかける。
「清浦と光、女子は授業終わるの早かったんだな。」
「そう?むしろ男子が遅かったんじゃないの?」
体育が終わった直後で疲れた表情をして光が答える。誠は世界がいないことを不審に思い刹
那に尋ねる。
「清浦、世界の姿が見あたらないけど…。」
「世界なら早退した。」
誠は体育の時間の話のことが世界の早退の原因だと思うと少し心が痛んだ。誠が黙ってるの
を見て刹那が誠に声をかける。

「伊藤、世界から話は聞いたから。世界は私が何とかするから伊藤は心配しなくていい。」
「ああそう、悪いな…。」
刹那はそう言い自分の席まで戻っていった。それまで黙っていた光が顔を赤くして少し手を
もじもじしながら誠に話し掛ける。
「誠、放課後屋上にまで来て欲しいんだけど…いいよね。」
「うん?まあいいけど。なんかあるのか?」
「まあね、私にとって重要なことがあるから。じゃあよろしく。」
光はそう言って自分の席に戻っていった。誠は4時限目の授業の科目を鞄から出して授業に
そなえたが体育の疲れがたまっていたのかその後の授業はあまり集中できなかった。授業が
終わって放課後になり屋上に行く。ドアをあけると屋上に言葉がいた。
552芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:35:05 ID:FewIor06
「こんにちは、誠君早かったですね。」
「あれ、おかしいな?何で言葉がここにいるんだ?」
「おかしくなんかありませんよ。私もここにいなければならないので。」
「はあ…よく分かんないな。しかし言った張本人がいないのは…あれいたか。」
光は言葉とはもう少し離れたところで立っていた。言葉だけしかいないと思って言葉だけに
集中していたので光は視界には入ってなかったらしい。

「光、用件は何?」
「…誠。私と桂さんどっちが好き…?答えて欲しい…。」
「へ?用件ってそれ?なんかすごい重大なことな気がするんですけど」
「そう重大よ。私か桂さんかどっちか選んでもらうんだから。」
「いやちょっと待て。話についていけない。俺と光は確かに仲よくなったけど…。」
「私は、誠のことが好きだから。だから誠は私をどう思ってるか知りたいの。」

光はゆっくりとした口調だったが真剣に誠の目を見て答える。誠は光の目の威圧感に耐えら
れず顔を背ける。間をいれず今度は言葉が誠に話し掛ける。
「私達二人で、昨日話し合ったんですけどお互い譲らないんですよね。だから誠君に決めて
 もらうしかないんですよ。」
「……」
「ここには誰も来ませんからゆっくり考えてくださいね?私達誠君が答えを出すまでここで
 待ってますので。」

誠は今目の前にいる二人の少女を見る。清楚で、お嬢さまで、引っ込み思案だけど実は芯は
強い言葉。活発で、かわいくて、うるさいけど物事にあまり動じない精神力を持つ光。
彼女達は自分のことを好きで自分にどっちかを選んで欲しいと言っている。ここ数日はどっ
ちつかずの態度をとって言葉、光に対しては不誠実な態度をとっていたかもしれない。正直
に言ってしまうと言葉と光とどっちとも付き合いたいが今の空気で言ったら叩き殺されそう
だ。誠はちらっと光や言葉の方を見る。二人とも静かに声を発しずに誠のほうを見て答えを
だすのを待っている。誠は逃げれないと思い観念して考える。しばらく熟考して誠は答えを
示すため一人の少女に近づく。

「光、俺は光は好きだから。」
誠は光に告白をする。光は信じられないという表情をした後、少しずつ顔が赤くなり何も声
を発することは出来ない。誠は頬を赤らめている光を見て続けて話す。
「俺、お前と話してるときがすごく落ち着くんだ。なんか素で付き合えるというか。」
「うん…。」
光はようやく声を絞り出し相槌を打つ。誠は言葉の方を見る。言葉はなんともいえない表情
をしていた。
「言葉…ごめん。自分で言葉に告白しておきながらこんな形になってしまって、言葉には何
 を言っても許してもらえないかもしれない。いや、許してくれなくてもいい。俺は本当に
 言葉に対して酷いことをしたから。」

誠は沈痛な表情をしてそう言う。それまで黙っていた言葉が口を開く。
「酷いことですか…そうですね酷いです。誠君も、私もね。」
「え…。言葉が悪いってことはないんじゃ。」
「黒田さんと仲良くなってるのを見て私焦ったんですよね、とても。でも所詮1週間そこそ
 この付き合い、それ以上の付き合い期間がある私なら簡単に勝てると踏んで早期決着する
 ために今回屋上に呼んだんです。これはちょっとフェアではないですよね。だから酷いこ
 となんです。だから私が天罰を受け、こういう結果になったんだと思いますから。」
言葉は自分に言い聞かせるかのように話す。その後、光が何か言おうとしていたので言葉に
止められる。
553芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:35:58 ID:FewIor06
「黒田さん、誠君がどっちを選んでも恨みっこ無しと言ったはずです。情けをかけられても
 私が惨めなだけですから…。約束どおり誠君はあなたのものです。」
光は何か謝罪の言葉でも言おうとしていたのだろうか、言葉に止められて黙ってしまう。言
葉が続けて話す。
「では私は退散しますね。二人を邪魔するのも気がひけますし…。」
言葉はそういい屋上から姿を消し、その場に残されたのは誠と光だけになる。しばらく見つ
めあってた二人だったが光が口を開く。
「誠…。私もっと誠と親密になりたい。でなきゃ誠から身を引いた桂さんが許してくれない
 気がするから。」
「ああ、そうだな…。今日母さんいないんだがうちに来るか?」
「うん…。でもその前に…。」

光の言葉が出てこなかったのを見て誠は首を傾げたが光の目線を通じて何を求めてるか分か
った誠は光に近づいていき首に手を回し自分の唇と光の唇を合わせる。光も誠の背中に手を
回しお互いの体をひきつける。そしてお互い唇を少し開き舌を絡ませあい恋人との繋がりに
夢中になる。二人の口元からぴちゃぴちゃといやらしい音が聞こえる。
「ん…ふ…ふぅ…ん…ん…はあ…。」
5分程たって誠と光の唇が離れお互い少し距離を取りしばらく見つめ合う。誠は照れくさそ
うに頬をかき光は顔を赤くして手をもじもじさせている。
「誠、そろそろ帰ろうよ。いつまでもここで見つめ合ってるわけに行かないから…。」
「そうだな。行こう。」

こうして二人はいっしょに帰ることになった。誠の家に向かう途中、誠は聞いておきたいこ
とがあったので光に聞いてみる。
「一つだけ聞きたい。俺のことをゴミのように嫌っていたのにどうして好きになったの?」
「私が、駅で大泣きしたときあんたは私を抱きしめて頭をなでて慰めてくれた。あんたはな
 んでもないことだったかもしれないけど、私にはとても重大なことだったのよ。あのあと
 からだもん、あんたのことを思うとどきどきするようになったの。」

光は思い出すかのように一言一言丁寧にしゃべる。誠はなるほどなあと思いながら特に突っ
込むことはしずにそのあと話題を変えて二人で和気藹々としゃべるうちに誠の家に着く。
誠は光を自分の部屋に案内した後、台所に行き冷蔵庫から飲み物二人分用意して光が待って
いる部屋へと向かう。部屋に入ると光はベッドに寝転がって待っていた。
「くつろいでるなあ、光。オレンジジュース持ってきた。」
「おお、ありがと。ちょうど飲み物が欲しかったとこだし。」

光はベッドから起き上がりコップのジュースを少しずつ飲みながら誠のほうを見つめてきた。
誠は恥ずかしくなり首を背ける。
「いや、光あまり見つめられると照れるんだが…。」
光はジュースを飲み干し誠ににやにやしながら話し掛ける。
「何を照れてるんだか、ちょっと前に学校の屋上で熱烈なキスを二人でしたばっかじゃんか。」
光はそういったが見る見るうちに顔が赤くなり顔をうつむけ縮こまってしまう。どうやら自分
の言ったことを想像して自爆したらしい。
「そんなに恥ずかしがるなら言うなよそんなこと…。」
「なによー。もう馬鹿。」
554芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:36:49 ID:FewIor06
光は誠に突っ込まれたので憎まれ口を叩く。誠は光の挙動不審ぶりをそのまま観察するがふと
思う。光は本当にいろんな表情を見せてくれる素直な女の子なんだと、そしてそんな彼女だか
らこそ自分はこんなにいとしく思えるのだと…。
誠がボーとして何も言わないので体制を立て直して冷静になった光に突っ込まれる。
「どうしたの?あっ分かったエッチなこと考えてたでしょう?」
「うん考えてたよ。」
誠は本当は考えてることは違ったのだがその考えてたことがとても恥ずかしいことのため本音
を言わずそう受け答えておく。光は誠の言い分を聞きまた落ち着きがなくなる。
「……誠、私とエッチがしたいの?」
「うん、したい。」
「うん…。私も誠と結ばれたいから……優しくしてね。」

光はゆっくりと上着を脱ぎ、その後ブラジャーとショーツを少し恥ずかしがりながらも脱いで
適当な場所に置いて裸になってベッドに寝転がる。誠も上着、ズボンなどを脱ぎパンツだけを
はいた状態になる。
「光、すごく引き締まった体してて綺麗だよ。」
「あまりじろじろみないで、恥ずかしいよ…。」
誠は光の右隣に寝転がり、誠と光の視線が合う。二人は合図無しにまた唇を合わせお互いの唇
の感触を楽しみ、次第に舌を絡めたり、甘噛みしたり、お互いの唾液を交換し合ったりまた深
いキスへ移行していく。二人はお互いを抱きしめあい時間を忘れるかのように行為に没頭する。
「むぅ、ふぅん…ん…ふぅ…ん…ん…ん、はあぁ…。」
しばらくキスした後、誠は唇を離し光の全身を観察する。すると光の膣口から愛液が少しずつ
湧き出てくるのが分かり、誠はわざわざ光に教えてあげることにする。

「光の大事な所から少しずつ水が滴り落ちてくるよ。感じてる?」
「あ、あんたが濃厚なキスするからだ―。ううー。」
「つまり気持ちが良いと…光どうなの?。」
「…気持ちいい。」
光は顔を真っ赤にしてそれだけ答えると黙ってしまう。誠は光の下半身の方へ移動し光の足を
両手で固定し、光の大事な個所をまじまじと見る。少し流れた愛液で程よく湿っている。
「ま…誠そこは駄目だってばあ。恥ずかしいよお。」
「うん、えっちだな光のここは。どんどん湧き出てくるしなんか神秘的だ。」
誠は光の恥ずかしがってる所を見るともっともっと苛めてみたくなり光の股間に顔を持ってく
る。膣口のちょっと上にある突起を口に含み舌で軽くつつく。光は未知なる刺激に耐えられな
かったのか甘い声をあげる。

「はぁ…ん。や…ばい…よお、おかしく…なりそう。」
「おかしくなっていいから。」
誠はそう言って動作を継続させる。誠が光の突起を口で含みながら舌でつついたり、なめたり
すると光はその都度甘い声で返事をする。
「はぁ…はぁ…んんんーすごい…気持ちいいよお。」
「じゃあここばっかじゃなくて愛液が漏れてるここを今から…。」
誠は言ったあと突起から口を離し膣口へと向かわせ、舌を軽くねじ込む。光は別の個所での刺
激にびっくりして声をあげる。
「ひあっ。」
「びっくりしたか?悪いな。まあやめてはやらんけど。」
「ふぁぁ、な…んか変な感じ…。」
555芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:37:36 ID:FewIor06
誠はしばらく膣内を舌で抜き差ししたり吸ったりして光を悶えさせる。光の膣内からは愛液が
溢れ誠は少しむせることがあったが特に問題なく口を膣から離す。光を再度見ると光の目はと
ろーんとし下半身からは愛液が滴り落ちており準備万端というかんじだ。
「じゃあ光。入れるから。」
「んっ。」
誠は光の承諾を得てパンツを脱ぎ、自分のものを光にさらけ出す。そして自分のものを光の膣
口にあてがいゆっくりと挿入していく。光は少し苦痛な表情をする。
「く…う。」
「痛いか?光。」
「ちょっと…だけ。」
誠は光の表情をみながら少しずつ奥へと挿入していく。奥へとたどり着いた所でゆっくりと腰
を動かし反応を見る。
「大丈夫か?」
「う…うん。誠がゆっくり動いてくれるから…。ん…ふぅ。」

誠は乱暴に突くことはしず、つねにゆっくりと膣内を動き回る。光は少しずつ良くなってきた
のか頬を赤らめ甘い声をあげ始める。
「はぁ…ん…ん…ん…誠ぉ…なんか…気持ちいいよう。」
「光…好きだよ。」
「ん…はあぁ…嬉しいよ…ふあぁ…私も…大好き…だから。」
誠は腰を動かしながら手を使って胸を揉んだり、キスをしたり光との営みを存分に楽しん
でいたがやがて限界がおとずれる。

「やばい。逝く。」
誠は自分の体液を光の体にぶちまける。光は突然熱い液体が体にかかったことに驚く。
「ひぁ…熱い。はぁはぁ…これが…誠の…なんだね。」
誠は光の唇にキスし、そのあとティッシュで光の体についてる体液を綺麗にふき取り光の横に
また寝転ぶ。しばらく光を抱きしめて余韻を楽しんだ後また離れて光に話し掛ける。
「どうだった?初体験は?」
「…えへへ、えっちって気持ち良いんだね。最初痛かったんだけど途中からすごい良くなって
 きてたもん。」
光は頬を赤らめながらそんな感想を漏らす。
「これからいくらでもできるよ。なんたって恋人どおしなんだからな。」
「うん。これからデートも、えっちもいっぱいしようね。」
誠と光はお互い見つめあいまたキスを交わした。
556芽生えた思い(光編):2007/12/28(金) 13:38:17 ID:FewIor06
 後日談
朝になり誠は目を覚ます。隣では髪を下ろした光が寝ており、すうすうと静かな寝息が聞こえ
る。ちなみに二人とも裸である。このまま寝顔を見てるのも良いが学校もあるので起こすこと
にする。
「起きろ光、朝だぞ。」
「ふあぁ…。誠…おはよう。」
光は寝ぼけた声で誠に挨拶を交わす。
「しかし俺たちよく体力が持つもんだな。学校でも家でもほぼ毎日やってるのに。」
「朝っぱらからそんな話をしないでよ。」
朝から誠にいきなりセックスにまつわる話を聞かされ光は恥ずかしくなって誠に抗議する。
「いや深刻な問題だ。もうゴムがないしそれを買う金もない。」
「お金かあ…。誠が他の女の子と…ごめん聞かなかったことにして。」
光は言いかけたことを途中で言いとどまったので誠が不思議に思うが他の女という台詞を聞いて
誠は念を押す。

「俺は光以外に行かないからな。」
「…えへへ嬉しいな。誠から愛されてるなあ私。」
「光は俺のこと愛してないのか?」
「私は誠のことすごく愛してるよ。」
光は満面の笑みで誠にそう返してきたので誠は何もいえなくなる。光がそれを見てか続けて話す
「お金のあてならうちの店でバイトするってのはどう?私が親に口聞いてあげるから。」
「それが無難かなあ。よろしく頼むよ。」
「おほほほ。任せなさい。」
誠は光の親ってところですこしとまどったが光の提案に乗ることにする。話がまとまったので誠
は時計を見るが学校には余裕で間に合う時間なので安心する。
「さて、服を着替えて朝食作りますか。」
「そうだね。ついでにお昼のお弁当も二人で作らない?」
「そうだな。」
誠と光は服を着て台所に向かう途中お互いの目が合う。二人は無言で微笑みあい学校へ着くまで
の二人だけの時間を楽しんでいた。

 END
557名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 13:40:37 ID:FewIor06
ここで終り。原作は光純愛ENDはないので書いてみた。

あと一つだけ題を付け忘れてた。ごめんなさい
558名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 14:14:48 ID:xidN1FRj
GJ!!
559mark:2007/12/28(金) 19:01:05 ID:7okcbbKl
それでは続きをば。

(怒りの誠W〜対峙E〜続き)

ロビーにある椅子に並んで座っている誠と言葉。

誠 「今日は何と言うか…… 色々と疲れたな」
言葉「ええ。最初はもっと険悪な雰囲気のまま終わると覚悟していましたけど、
   蓋を開けてみたら、意外とそうでもありませんでしたね」
誠 「俺は怒ったり、悲しんだり、驚いたりと忙しかったけどな。加藤が真相を
   暴露した時は、本気で殴りかかるところだったし。言葉がいなかったら、
   ホントにやばかった」
言葉「あの時の誠君の顔はちょっと怖かったですよ」
誠 「ごめん。俺が一番しっかりしなきゃいけないのに、短気を起こしちゃって」
言葉「加藤さんも辛かったんだと思います。ずっと自分が想っていた相手を私にとられて」

そう言い、少し表情が陰る言葉。

言葉「甘露寺さんにしても、やり方は間違っていましたが、西園寺さんの為に
   行動したのですから。彼女ばかりを責める事はできないです」
誠 「………そうだな」

再び硬い表情になる誠。

言葉「……誠君。ひょっとして、今までの事は全て、自分に責任があると感じて
   いるんですか?」
誠 「うーん…… そういう気持ちもあるし、泰介や加藤、甘露寺たちが言葉に
   対してやった事はきちんとケジメをつけてほしいのは勿論だし、…でも、
   俺が無自覚で優柔不断なせいで、言葉だけでなく、やっぱりみんなを
   少なからず傷付けたのも確かだし……… 何て言ったらいいんだろう」
560mark:2007/12/28(金) 19:54:06 ID:7okcbbKl
言葉「誠君がそれだけ優しい人だという事ですよ。私だけでなく、過ちを
   犯してしまった人達にも。……でも、そんなに独りで抱えこまなくても
   いいじゃないですか」
誠 「……ありがとな。本当は俺が言葉の1番の力になってやりたいのに、
   こうして言葉に励まされている。……やっぱり言葉は俺なんかより
   ずっと強いよ」

しかし、言葉はゆっくりとかぶりを振る。

言葉「いいえ、私だって強くなんかありません。……1度は学校の屋上から
   飛び降りて、死のうとしたんです。誠君があの時助けてくれなかったら、
   こうしてお話する事だって出来なかったのですから」
誠 「あれだけ酷い目に遭ったんだ、死にたくなったっておかしくないさ」
言葉「………あの時は、本当に辛くて、惨めな気持ちで、どうしようもなくて……
   でも、私のした事は自分勝手でした」

言葉は静かに話し続ける。

言葉「自分だけが辛いと思い込んで、悲劇のヒロインぶって、誠君だけでなく、
   私のお父さん、お母さん、心、学校のみんな、私を診てくれたお医者さん、警察の方々など
   いろんな人達に、たくさん迷惑をかけました」
誠 「……………」
言葉「そんな私が強い人間だなんて、間違っても言えないです。……例え自殺
   しなくても、例えば復讐しようとか、もっと恐ろしい事を考えたかも
   しれません」
誠 「言葉がそんな事するわけないさ。君から初めて真相を聞かされた時、
   むしろ俺のほうがそういう事を考えたくらいだから」

それこそ、澤永を使われていない第2理科室に呼び出して、※※※で※※※して
やろうとか、女子バスケ部の部室に※でも※※て、加藤や甘露寺を部室ごと
※にしてやろうとか、普段の誠なら絶対に考えない事を、あの時は一瞬でも
考えてしまった。言葉に『仇をとってくれ』とでも言われたら、本当にそういう事を
しようとしたかもしれない。
561mark:2007/12/28(金) 20:35:35 ID:7okcbbKl
しかし、まずは言葉を彼女の自宅まで送り届けようという、なんとか妥当な
結論に達し、彼女とともに電車に乗り、言葉の家まで付き添ったのだ。

後に言葉から聞いた事だが、普段は外泊が禁止されているそうだが、
その時だけは、文化祭の最終日という通常とは異なる日である事と、
言葉の父親が出張で留守だった事もあり、翌日に帰宅したら詳細を教えるという
条件で、許可をもらったのだそうだ。

また、ひょっとしたら、恋人の家でお泊りかもしれないという、女の勘にも似た、
母親なりの考えもあり、外では大人しく、奥手な性格である言葉も、年頃の女性に
なったという母親としての喜びみたいな気持ちもあったのかもしれない。
その時ばかりは、言葉の母は、言葉のことばをつい鵜呑みにしてしまった。

それが、最期の会話になるかもしれなかった事を、その時は知らずに。
だから、夜の10時くらいに誠から言葉の所在を聞かれ、電話が切れた後、
初めて不安がよぎったそうだ。自分はとんでもない思い違いをしたのでは
ないかと。

そして、末娘の心は既に就寝し、夜遅くにブザーが鳴り、言葉の声が
した事にひどく驚きつつも、玄関の外に出て、娘の言葉と、その傍にいる
同じ年頃の少年(誠)を見て、また驚いた。
562mark:2007/12/28(金) 21:05:40 ID:7okcbbKl
回想

真奈美「どうしたの……?あなた、今日は遅くなるから友達の家に
    泊まってくるって言ってたはずじゃ…… それに、隣にいる
    男の子はいったい……」
言葉 「あの……、お母さん、実は………」

異常な状況である事を感じつつ、努めて冷静に話そうとする言葉の母。
話し辛そうな言葉。

誠  「あ、あの…… 申し遅れましたが、俺、いや僕は桂の同級生の
    伊藤誠と言います。……実は、その、話せば長くなるんですが、
    ちょっと言葉が大変な事になってしまったというか、何と言うか……
    母親に話さなければいけない事があるという事で、こうして自宅まで
    付き添って来たんですけど……」
真奈美「付き添って来たって…… ちょっと話が見えないのだけど、
    言葉、いったいこれはどういう事なの?」
言葉 「………………」

母親としては当然の疑問なのだろう。しかし、今はそれどころではない。

誠  「あの、まずは言葉の話を聞いてやってほしいんです。多分、凄く
    驚くと思うんですけど、それでも聞いてあげて下さい。
    それで、もし言葉の事を大切に思うなら、どうか力になってほしいんです。
    お願いします……!」

そう言い、頭を下げる誠。
563mark:2007/12/28(金) 21:21:53 ID:7okcbbKl
もっかい切ります。休憩
564mark:2007/12/29(土) 00:37:21 ID:6WpZK8Le
(怒りの誠W〜対峙E〜続き)

誠 「その後は、情けないとは思いつつも、今は自分より言葉のお母さんのほうが
   力になってくれると思い、自宅へ戻る為、言葉と君のお母さんに挨拶をして
   帰ろうとしたんだっけ。そしたら……」
言葉「お母さんが事態を察してくれて、『あなたも家にあがりなさい』って
   誠君を私の家に上げてくれましたね」

その後、誠は来客用の部屋で独りで待たせてもらい、言葉と母親の2人だけで
話してもらった。だいぶ長い事話しこんだのであろう、誠が再び
2人の顔を見たのは、午前0時をとっくに過ぎた頃であった。
言葉も、彼女の母親も、泣きはらしたのであろうか、目が赤かった。

誠 「でも、君のお母さんが、冷静な判断が出来る人で本当に助かったよ。
   あの時は言葉を助ける事で頭の中がいっぱいで、言葉を家に
   送った後の具体的な事は、正直考えていなかったし。……我ながら情けない」
言葉「そんな事ありません。誠君の判断は正しかったです。……お母さんと
   話す事で、だいぶ落ち着く事ができましたから」

もちろん警察に事件として通報する事や、澤永にレイプされた言葉の心と身体が心配で、
彼女を連れて病院へ行く事はもちろん考えたが、言葉はともかく、男である誠は、当然
その手の専門の病院に関する知識も情報も皆無であり、もちろん保険証も相応な治療代も
持ち合わせてなかった。第一、夜の遅い時間に病院が営業しているかもわからない。

警察に行き、刑事達に話すにしても、言葉が受けた苛めはどれも物的な証拠が
残りにくく立証しにくいものばかりであり、確実に取り合ってくれる保証はない。
澤永の暴行については、内容がはっきりしているものの、それを事件として扱うには
言葉が誠に話したように、刑事にその事を再び話す事を意味する。
それは彼女にとって、精神的にとても辛い事を余儀なくされる。

……自分や言葉だけでは、重大な決断は困難だと考え、まずは言葉を家族に
会わせて落ち着かせてから、具体的な行動をしようという、誠なりに
考えたうえで言葉とそう決めたのだ。平凡な
高校生が取れる精一杯な選択だったが、その選択は、正しかった。
565mark:2007/12/29(土) 01:45:05 ID:6WpZK8Le
誠 「君の家族の知り合いに、腕の良いお医者さんがいたんだったな。言葉の
   お母さんが無理を言って頼んでくれて、急遽言葉を診てくれる事になって……
   正直病院で待っていた時は、気が休まらなかったよ」
言葉「処置が早かったので、望まない形で妊娠する事も、病気にかかる事も
   なくて、私もホッとしました」

身体的にも思っていたよりダメージは少なく、入院する必要もなかったのは
本当に不幸中の幸いだった。そして、ある意味それ以上に重要だったのは、
医師による診断書である。澤永の事件をより正確な形で立証できる
有力な証拠になるからである。もちろん警察の怠慢を防ぐ意味もあった。

誠 「法律とか詳しい事は知らないけど、事件そのものは言葉にしか
   話せない事柄だから、言葉のお母さんの車で、一緒に警察署に
   行く途中は、気分が重かった」
言葉「さすがにあの事を、警察の方に話すのは、私も迷いました。
   お母さんも刑事さんと相談して、告訴を延長してもらうか
   悩んでいましたし」

親としては当然の悩みだろう。親告罪であるが故に、未成年で
プライバシーは確保されるとはいえ、かえって言葉の生活に
不利益をもたらすかもしれない。そして一番の問題は、言葉の心の傷であった。

刑事に真相を告白すれば、少なくとも澤永が起こした事件については
解決はするだろう。しかし、ほんの1日前にその澤永に犯され、自殺未遂まで
起こした言葉に、これ以上の精神的な負担をかけさせたくないという気持ちは、
当然彼女の母親である真奈美や彼氏である誠にあった。社会正義を優先する
あまり、かえって言葉の傷を深く抉りはしまいか?……穏便に済ます為に、
言葉を転校させて、新しい環境でやり直すという手段も、充分考える事ができた。
566mark:2007/12/29(土) 02:17:25 ID:6WpZK8Le
言葉「私が誠君と付き合っていなかったのなら、転校も考えたと思います。
   ………でも、私は誠君がいるあの学校に通い続けたい。誠君だけでなく、
   他のクラスメート達とも、もっと仲良くなりたい。もちろん、誠君と
   一緒に進級して卒業したい……… だから、今私がここで逃げるわけには
   いかないんだって………」

誠 「あの時は本当に驚いたよ。……だからというわけじゃないけど、俺も
   言葉の為にできる事は何でもしようと本気で思った」

恋する女性の強さというか、若さの為せる業というか、言葉がこんな発言をして、
刑事に真相を告白すると決めた時は、誠や言葉の母はもちろん、刑事達も驚いた。
どうしてそこまで人の為に頑張れるのだろうと。

(続く)
567mark:2007/12/29(土) 02:26:57 ID:6WpZK8Le
随分長くなりましたねえ…… 4部はまだ終わらんか(苦笑)
今回は相当クサイ青春物になってしまいました。法律的にあやふやなのは
突っ込まないで頂けると(大汗)。

第5部ではさらにベタな青春物な予定ですが、それでも楽しみな人はどうぞ
私の駄文にこれからもお付き合い下さい。それでは今日はこれで。
次で今度こそ終われるかな……(汗)
568491:2007/12/29(土) 03:11:43 ID:idcGC0L3
今、SSが書きあがったぞぉ。
もう、今日の昼には、実家に帰省するから、そのまま今のうちに投下するお。

NGワードは491でよろしく頼むお

3人の性格が少し変わっていて原作レイプになってるかもしれないけど・・・たのしんでちゃぶだい
569491:2007/12/29(土) 03:13:37 ID:idcGC0L3
「誠君・・・私の胸どうですかぁ?」
「れろ・・・はむ・・・むはぁ、桂さんの胸より、私の口のほうが気持ち良いでしょぉ」
「あくっ・・・両方とも良過ぎ、やべっ・・・もう出るッ!」
ロングヘアの少女が、少年の分身をそのたわわな胸で、挟み込む。
また、少年の腹筋にまたがったショートカットの少女が、舌と口で分身の先端を重点的に攻めていた。
そのダブルの攻めに、我慢できなくなった少年が、その分身から白濁を噴出させた。
噴出した、熱く白いマグマが、二人の少女の顔を白く汚した。
「んもう。誠の馬鹿ぁ、出すのはやすぎぃ。」
ショートカットの少女が、抗議する。
何故、こんな状況になったのか?それは数時間前にさかのぼる。

その少年、伊藤誠は、鼻の下を伸ばして顔をほころばせていた。
今日は、学校の終業式・・・つまり明日から夏休みだ。
誠には二人の彼女が居る。一言で言うと、二股。
一人は、前々から付き合ってた西園寺世界。
もう一人は、彼の憧れの人だった桂言葉。
「夏休みは長い、どっちとどれだけ付き合って、何回、肌を重ねあおうか。」
570491:2007/12/29(土) 03:15:24 ID:idcGC0L3
と、馬鹿な試算していると、自然に口元に亀裂が入ったように、自然に笑みが浮かんでしまう。
と、校門を見やると、二人の少女が、校門の前に立っているのを見つけた。
その顔をよく見ると、誠は口から心臓が飛び出しそうなほど驚いた。
それは、あの二股をかけている二人の少女だった。
「あ、あの二人がまさか、二人で並んで立ってるなんて・・・」
普通、二股をかけている場合、常識的に考えれば、隣り合えば険悪な空気になるはずだ。
だが、二人からはそんな空気も感じられない。
それが、誠にとっては、とても不気味に見えた。
「ど、どうする・・・だけど、まだこっちには気づいていない。だったら、人ごみにまぎれてやり過ごせば・・・」
と、思い、誠は後ろから来る人ごみにまぎれようとした、だが・・・
「誠ぉ・・・何、逃げようとしてるのかなぁ?」
「誠君!逃げるなんて、卑怯ですよ」
もう二人に気づかれていた・・・それも必死、対応策を考えている間に、誠の目の前に立っていた。
「いや、あの・・・逃げるってことは・・・」
「逃げようとしてたって。まぁ、それより。誠、そろそろ決めてくれないかな?」
ショートカットの少女、世界が不敵な笑いで誠に聞いた。
「決めるって・・・何?」
冷や汗混じりに質問を質問で返してしまう。
「それは、私と西園寺さんの本当はどっちが好きかですよ!」
ロングヘアの少女、言葉がその質問に答えた。
「え、あの・・・それは・・・あの・・・その・・・」
誠の口がどもる。それは、結論を先延ばしにしたいから。
人間というのはこの手の話は、保留、先延ばしをしたくなる動物だ。
特に、誠は某銀髪の勝負師から言わせれば、「奴は死ぬまで保留する」と評されそうなほど保留が染み付いた人間だ。
571491:2007/12/29(土) 03:16:42 ID:idcGC0L3
確かに誠の本質には男らしい部分もあるが、いつもの誠は保留するタイプ。
だから、結論を先延ばししてしまう。
予想通りの反応に世界は口を開く。
「あ〜、やっぱり保留する。だったら、こっちにも考えがあるわよ」
「えっ、考えって・・・?」
考えという言葉が気になってそのまま反芻してしまう。
「誠君が決められないから、ですから、勝負で答えを出そうというわけです」
「名づけて!誠の真の彼女はどっちだ!?三番勝負〜!ぱちぱちぱち〜」
「ぱちぱち〜」
ノリノリの二人にあっけに取られてしまう誠を差し置き、今度は言葉が続ける
「話は後です。まずは、誠君の家に行きましょう」
「えっ、俺の家でやるの!?」
自分の家でその勝負をやると聞き、さらにびっくりしてしまう誠。
「さっさとしないと、時間なくなっちゃうよ!さぁさぁレッツゴー!」
まるでつかまったエイリアンのように、半ば、二人に引きずられながら誠は家路に就いた。
その様子を後ろのギャラリーから見ていた泰助は
「両手に花でお持ち帰りかよ・・・俺もやりてえなぁ。俺だって、俺だって!彼女の一人が居たら、こんな寂しい家路なんてぇぇぇぇっ!」
男の性丸出しで、目を潤ませながら、悔しがっていた。
それを聞いていたギャラリーがいっせいに泰助から後ずさりで離れていった。

帰宅した途端、誠はソファーに無理やり座らされた。
そして、エプロン姿になった二人が誠の間に立つ。
572491:2007/12/29(土) 03:17:39 ID:idcGC0L3
「まずは第一試合!料理対決〜!ぱちぱちぱち〜!じゃあ、桂さんルール説明!」
「はい!彼女は料理がうまくなければダメ!ですから、料理で競い合います」
この二人、前々から、打ち合わせをしてたんじゃないか?
というほど、うまい仕切りをする二人にずっとあっけに採られすぎの誠を無視してルール説明を続ける言葉
「でも、両方勝ちといいそうな誠君のことですから、これでは勝負もへったくれもないので、審査員として、止ちゃんにも参加してもらいます!」
「は〜い。しんさいんのいたぅだよ〜」
止がノリノリでリビングに入ってくる。
サプライズの連続で、もう心がどっかへ飛んでいってしまっている誠。
「ルール説明も終わったし!じゃあ、クッキングスタート!」
そのままキッチンに向かっていく二人。
「おにいちゃん、りょうりたのしみだねぇ」
「ああ・・・うん。そうだね」
そんな誠には一抹の不安・・・それは人づてに聞いたうわさ。それは・・・
「桂言葉は料理が下手。下手を通り越して芸術の粋」
誠自身、それは、根も葉もないものだと思っていた。
だが、そのうわさは本当だったことを思い知る・・・。
「ドカァァァァァァァンッ!」
「え、何だ!?何だ!?まさか・・・」
誠は立ち上がってキッチンへ向かった。
先ほどの爆発はやはり、原因は言葉のようだった。
当の二人もびっくりして固まっている。
「ご、ごめんなさい。誠君、すぐ片付けますから」
爆発の後片付けをしながら、言葉は、心配させまいと誠をリビングに戻す
そのまま、リビングのソファーに戻った誠は、頭を抱えてしまう。
「う、うわさは本当だったのか・・・大丈夫かな?ほんとに」
そうこうしてる間に料理は出来上がり、ソファーに座った二人の目の前に並べられた。
573491:2007/12/29(土) 03:18:05 ID:idcGC0L3
「さあ、どうぞ。召し上がれ〜」
自信満々の世界はご飯に味噌汁、焼き魚と昼食には無難なところ。
「あ、どうぞ・・・」
一方、自信のなさが言葉からも伺える言葉は芋の煮っ転がしが山の様に・・・
その芋どこから持ってきた!?と思えるほど山ほど・・・
「じ、じゃあいただきます。」
まず、味噌汁をすすってみる。
「お、おいしい。じゃあこの焼き魚も・・・パクリ・・・こっちもうまい。料理上手いね、世界」
「ありがとう、誠」
「そ、それじゃあ・・・言葉のほうの・・・」
どきどきしながら、芋の煮っ転がしを食べてみる。
「パクリ、むぐっ・・・い、以外においしい!」
「ほ、本当ですか!?」
「うん。いけるいける。二人も食べてみなよ」
二人に言葉の煮っ転がしを勧める。
「あ〜ん。パクッ・・・ホントだ!おいしい。」
「ホントだ!おいしいのか不安だったんです」
四人はしばらく歓談しながら、テーブルの上の料理をゆっくりと平らげていった。
「あ〜、おなかいっぱい!それじゃ、どっちがおいしかったか判定してもらおうかな?」
世界が二人に判定を促した。
「う〜ん・・・引き分け!」
「いたぅはせかいのほうがおいしかった〜」
結果はやはり、保留癖の誠は引き分け。結局、止の一票で世界の勝ちとなった。
「うふふ・・・これで一勝!止ちゃん、審査員ありがとう!バイバ〜イ。」
「おねえちゃんたちまたね〜」
574491:2007/12/29(土) 03:19:02 ID:idcGC0L3
止はそのまま自分の部屋へ帰っていった。

「それじゃ、第二試合行ってみよう!第二試合!成績対決!ぱちぱちぱち〜!じゃあ、桂さんルール説明!」
「はい、やっぱり彼女は頭がいい子がいい!そこで、今日もらった成績表で総合的に上回っていたほうが勝ちで〜す」
上手すぎる二人の仕切りは、「この二人、いつ打ち合わせしたんだ?」と邪推したくなるほどだ。
「ちゃっちゃと終わらせちゃおう!結果発表〜!せ〜の・・・オープン!」
二人が掛け声にあわせて成績表を開封する。
「えへへ・・・私の勝ちですね。西園寺さん」
結果はやはり言葉が一枚上手だった。
「やっぱり負けちゃったか〜。これで一勝一敗か〜」
「じゃあ、やはり最終戦まで行きましたね。ニヤリ」
「そうだねぇ。ニヤリ」
二人が、そういいながら、不気味な含み笑いを見せる。
誠はその二人の様子を見て首を傾げてしまう。
「えっ?最終戦って・・・何?」
「えへへ・・・な〜いしょ。それよりさ、晩御飯も私が用意するよ」
「えっ!?ほんとに!?」
世界が夕飯を用意してくれると聞いて目を輝かせる誠。
だが、目を輝かせる誠の横で、まるで釣りの時に、大物の魚が餌がかかった時のような笑みを浮かべる言葉。
当の誠本人は、舞い上がっていて、その表情に気づいていなかった。

「ご馳走様でした。美味しかったよ。世界」
止も交えてのにぎやかな食卓。もう日は落ちて、外は夜の帳に包まれていた。
575491:2007/12/29(土) 03:19:54 ID:idcGC0L3
「時間的にも良いかな?ここで第三試合!」
「えっ!?今から第三試合!?何をやるんだ?」
「第三試合はね〜。エッチ対決〜!ぱちぱちぱち〜!桂さんルール説明!」
狼狽する誠をスルーして、話を進める二人
「はい!彼女と彼氏は相性がよくなければいけません。そこで、私と西園寺さん、どっちが誠君を気持ちよくできるかの勝負で〜す」
間髪入れずに世界が続ける。
「と、いうわけで、桂さんと私、今日は誠の家に泊まります!」
「えええええ〜〜〜〜!?」
やっと夕飯を作るところからここまでのくだりを理解して、腰が抜けてしまう誠。
「ホントはうれしいくせに〜」
「誠君、嘘はいけませんよ。嘘は」
そう二人に問い詰められる誠は、本心は二人とエッチができるということで、願ってもない展開で心の中でガッツポーズをとった。
「それじゃ、対決の前に二人でお風呂入ってくるね。覗いちゃダ・メ・よ♪」
「ああ・・・うん、いってらっしゃい。」
浴室に消える二人を見送って、誠はソファーにもたれかかった。
言葉と世界が二人で俺の家の風呂で・・・あんなこととか、こんなことを・・・
「桂さんのおっぱい大きい〜どうしたらおおきくなるの〜?」
「それは、秘密です。あっ、その石鹸とってくれませんか?」
石鹸をとるために前傾姿勢をとる世界に同性ながら見とれてしまう言葉
「西園寺さんもいい体してますね。わぁ、お肌もすべすべしてますね〜」
「きゃ、もう、どこさわってるのよ〜」

「・・・な〜んてことを俺んちの風呂で・・・ぐふふふ・・・」
そんなくだらない妄想をして鼻の下を伸ばしている誠。

そんな馬鹿なことしてる間に、言葉がドア越しに声をかける。
576491:2007/12/29(土) 03:20:47 ID:idcGC0L3
「私たち出ましたから、誠君も入ってきてくださいね。誠君の部屋で待ってますから」
そのまま脱衣所で服を脱ぐ誠、服も脱ぎ終わり、浴室に入ると、またくだらない妄想が頭に浮かんでしまって、自らの分身を固くしてしまう。
この後、二人と肌を重ねると思うと一分一秒でも早く出なきゃと思い、急いで頭と体を洗って風呂から出る誠。
しかし、ここでひとつの問題が浮上した。どういう格好で自分の部屋へ行こうかということ。
何も着ず、全裸でいくのもどうかと思うし、これから三人で肌を重ねようというときに、服を着ていくわけにもいかない。
というわけで出した結論がトランクス一枚。
どきどきしながら、自分の部屋のドアを開けると、自分のベッドの中に潜り込んで、恥ずかしそうにこちらを見つめていた。
「ほら、こっちこっち」
「早く、来てください」
顔を赤らめながら、誠を誘う二人。
誠はつばを飲んで二人を覆い隠している掛け布団を剥ぎ取った。
やはり、二人は一糸纏わぬ裸だった。
「何パンツ履いてるのよ?脱いで脱いで!」
世界が誠のパンツに手をかけて一気にずりおろした。
もうすでに、限界まで固くなって天を突いている誠の分身。
二人とも、誠の分身をもう何度か見ているとはいえ、やはり、男のシンボルを見るのは恥ずかしいらしく、二人は顔を真っ赤にしていた。
「も、もう固くなってますね。すごい・・・」
「それじゃ、誠のこれ、気持ちよくしてあげるからねぇ」
577491:2007/12/29(土) 03:22:34 ID:idcGC0L3
と、言いながら、誠をベッドの上に寝かせ、世界は誠の腹筋にまたがり、言葉は誠の足の間に上半身を潜り込ませた。
つまり、世界はフェラチオ、言葉はパイズリの体勢をとったことになる。
そして、冒頭の状況につながっていくわけであった。

二人はティッシュで顔や胸に付いた誠の白濁をふき取りながら、もう固くなっている誠の分身を見ながら・・・
「誠のおちんちん、もう大きくなってるよ。いやらしいんだ〜」
「ほんとに、すごいですね。誠君の・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・そりゃ、素っ裸の女の子二人に囲まれたら、はぁ・・・はぁ・・・大きくなるに決まってるじゃないか」
誠は肩で息をして、自らの分身に残った白濁を自らの手でふき取りながら反論する誠。
「今度はこっちの番だな。四つん這いになってお尻をこっちに向けて・・・」
二人は顔を赤くしながら、四つん這いとなり腰を誠の側に向けた。
みずみずしくみだらな二つの果実が誠の目の前に並んだ。
「二人ともきれいだ。へへ・・・今日は寝かすものか」
そういいながら誠は顔を言葉の花園に近づけていく・・・。
「ひゃあ!くすぐった・・・い、で、す・・・」
言葉の花園からあふれ出す蜜を舌できれいに掬い取る誠。
578491:2007/12/29(土) 03:23:25 ID:idcGC0L3
「ぴちゃ、ぺろ、ちゅぱ・・・言葉のここ・・・美味しい。じゃ、今度は世界のほうを・・・」
誠は自分の頭をそのままスライドさせ、世界の花園に顔をうずめた。
「ま、誠ってば・・・あっ、ん・・・すごく変態だよぉ・・・」
二人の少女の蜜の味を比べる・・・それは傍から見ればとても淫靡な風景だった。
「ぺろり・・・二人ともここ、最高だよ・・・」
舌なめずりをして口の周りに付いた二人の愛液を一滴残らずなめ取った。
「そろそろ解れて来たかな?じゃあ、挿入れるよ。どっちから先に挿入れようかな?そだ、エッチにおねだりしたほうから挿入れてあげるよ」
「誠君のばかぁ・・・変態〜」
言葉は振り返って、顔を真っ赤にしながら潤んだ目で誠を見つめる。
「あれぇ?俺のが欲しくないの?」
誠のじらすような言葉に我慢できなくなった二人は腰を左右に振って、誠を誘う。
「う〜ん、どっちもエロいから決められないなぁ。じゃあ、さっきは言葉からだったから、今度は先に世界から挿入れようかな」
誠は世界の腰をぐっとつかみ、自分の分身を押し入れた。
「ふああああああんっ!誠のが私のおなかにいっぱいだよぉ」
「ぐっ、世界の中、吸い、付いて・・・くる!」
どんどん腰を打ち付けるペースを上げていく誠、それにあわせて腰をグラインドさせる世界。
そんな二人をひざ立ちの体勢で、物欲しそうな目で見つめながら、自らの火照った花園を慰める言葉・・・。
「あ・・・くぅん、ま、誠くぅん、私にもぉ・・・」
「言葉、こっちにおいで・・・」
そのままひざをすりながら誠の元へ向かう言葉。
誠は右手の人差し指と中指を言葉の花園に差し込み、掻き混ぜるように動かした
579491:2007/12/29(土) 03:26:25 ID:idcGC0L3
「ひゃあんっ!ま、誠くぅん、指、指、指ぃ!いいよぉ・・・」
指を動かしながら、腰を動かす誠は全身をゾクゾク駆け抜ける快楽にもう我慢できなくなり、
「ぐっ・・・あっ、はぁ・・・世界・・・もうダメ、でるっ!」
「ああっ、わ、わらひも、もういっひゃうよぉぉ」
世界も世界で、快楽の応酬でろれつが回っていない
どくんっ!どくんっ!
先ほどの一射目と変わらない量の白いマグマが世界の膣を蹂躙する。
「ああああ!熱いよ、誠のが入ってくるよぉぉっ!」
「ふう・・・はぁはぁ・・・」
荒い息はしながらもまだまだバテる気配がない誠、さすが絶倫の血筋のなせる業と言うことか。
世界は、汗びっしょりになりながら、うつ伏せで倒れ伏した。世界の花園からは、先ほど出した誠のマグマと世界の蜜のカクテルが溢れる。
一方の誠は、額を汗でぬらしながら言葉のほうを向く。
「じゃ、今度は言葉に挿入れてあげるよ」
そういいながら、言葉を押し倒し、正常位の体勢で挿入を試みる誠。
そして、息を整えて、まだまだ萎える気配のない分身を今度は言葉の花園に押し込んだ。
「ん、あはああんっ!んぅ・・・やっぱり誠君のすごいですぅ。指とは違うよぉ」
「ぐっ、こう・・・すると、世界と、言葉の中って・・・結構違うな・・・」
誠の言うとおり、世界の中は意外に柔らかく、誠の分身を全体を使って吸い付いてくるタイプ。
言葉のほうは、適度なきつさがあり、まるで牛乳を搾り取るように誠の分身をぎゅっと締め付けるタイプ。
「言葉の中、きつ・・・もう出そうだ」
「私も、もう、だめ・・・いっちゃいますぅ」
「くぅ、さっき出したばかりなのに・・・うっ!」
どくんっ!どくんっ!
580491:2007/12/29(土) 03:27:16 ID:idcGC0L3
「誠君!誠君!ひゃうううううんっ!」
誠の尿道に残るほとばしりの一滴まで、搾り取るぐらいの強さで誠を締め付ける言葉の膣。
それを一滴残らず受け止めて、体を弓なりに曲げて、意識を昇天させた言葉。
さすがに絶倫といえど、休憩なしの3連発は誠から相当の体力を奪いとった。
どっと押し寄せてくる疲労に抗うことができず、そのまま、壁にもたれかかる誠。
世界も言葉も力尽き果て、それぞれ絶頂を迎えた時のまま、動けない。
そんな中、部屋の中にじっくりと時が流れ、それに従い、まだ高校生という若さからか、徐々に体力が戻ってくる3人。
と、ここで世界が、イッたままで、まだよだれがこぼれている口を開いた。
「ねえ、誠・・・結局どっちが気持ちよかったの?」
2人は勝敗を聞きたいようだ。
そこで、返ってきた誠の答えはというと・・・
「どっちの中もよくてさ・・・」
「えっ?」
怒り筋を立てながら、誠の答えに返事をする世界。
「世界の中は世界は見た目、中きつそうなのに、実際入れてみるといそぎんちゃくみたいなヒダヒダが吸い付いてくるし・・・」
誠の二人の性器の評価を当の本人たちは顔を真っ赤にしてうつむきがちに聞いている
581491:2007/12/29(土) 03:28:00 ID:idcGC0L3
「言葉のほうは、逆で、見た目は中、やわらかいんだろうなぁ。って思いがちなんだけど、実際はきゅっきゅ、俺のちんちんをしめてくるしさ」
「誠君・・・それって、もしかして・・・?」
ふるふると震えながら、誠に結果を聞く言葉。
「どっちが気持ちよかったなんて、決められないからこの勝負、引き分けって・・・えっ!?」
引き分けという言葉を言った瞬間、目に飛び込んできたのは、平手、それも左右同時。
つまり、いうなれば、びんたのクロスボンバー!まったく予期も、準備してなかった誠はそれをまともに喰らい、そのままのびてしまう。
しかし、誠は意識を手放す直前に、
「すごぉい!これだったら、誠が浮気してもこれで懲らしめることができるね。」
「そうですね。今度から試しましょう!うふふふふ・・・」
そんな、二人の怖い笑顔を見たのだった・・・。
582491:2007/12/29(土) 03:30:57 ID:idcGC0L3
ふ〜。投下完了。
もう少し、時間に余裕があったら、内容を濃くできたんだけど・・・。
ちょっと、銀髪の勝負師とかのような小ネタにも走っちゃったしね。

期待してくれたみんなには少し悪いことしちゃったかな?
そのときはごめんね。

また何かこういう3P物のシチュ思いついたら書くよ。

それじゃ、アディオス!
583名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 20:48:50 ID:r5R5J4jy
>>582 GJ!!期待を裏切らなかった
584名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 21:21:20 ID:6gf0ddvg
コレ、CDドラマエロバ-ジョンとして
そのまま採用できるんじゃないか?
鬱ナシの軽いノリなのも発売中のCDドラマっぽい流れ
585mark:2007/12/30(日) 20:27:13 ID:+94xrOij
怒りの誠W〜対峙F〜(566からの続き)

(現実及び原作・アニメ等ではありえない設定・状況が多いですがご容赦下さい)

誠と言葉が会話を続けている。

誠 「実際のところ、言葉を助けてから澤永が逮捕されるまで、俺は殆ど
   寝る時間もなかったな…… 色んな事が起こり過ぎてそう考える余裕も
   なかったけど」
言葉「私も刑事さんに事件や苛めの事を説明したりで、疲れました。
   私の気を遣ってくれて、女性の警察官が傍にいてくれましたけど」

真相を話す事を決意した言葉の強さを汲んでくれたのか、婦人警官を1人
事件担当の刑事とは別に付けてくれた事も、言葉には心強かった。
澤永逮捕への動きは迅速かつ着実に進み、裁判所から
正式に令状もとり、学校の上層部にも連絡をいれ、後は下校した彼を裏門で
捕まえる算段であった。

誠は彼を裏門に誘導して、彼を説得して自首させる役目だったのだが、
澤永のあまりの無自覚さに失望し、友人だった彼が無情に逮捕される様を
見ている事しか出来なかったのは、ついこの間のことである。
そして澤永が取調を受けるよりも早く、彼の背後に乙女の唆しがあった事も、
誠の口から警察に告げられた。

誠 「そして今日、加藤と甘露寺を任意同行する予定だと聞かされて、もし
   可能なら、取調べする前に、2人と話す機会を設けてくれないかって、言葉と
   一緒にお願いしたんだな」
言葉「ただ警察に引き渡して、後はほとぼりが冷めるまで、自宅に篭っている
   だけでは、納得出来なかったですから。……あれだけ話してくれるとは
   思いませんでしたけど、来てよかったです。……それに、少しだけですけど、
   加藤さん、甘露寺さんとお互い歩み寄る事が出来た気がしました」

もちろん言葉が受けた苛めについて全面的に許す事が出来るほど、誠も言葉も
甘くはない。過ちを自覚した上で相応のペナルティは受けてもらう。
しかし、ほんの少しでも対話が出来た事は、長い目で見れば決して自分達にも、
あの2人にとっても無駄にはならないはずだ―――

誠と言葉はそう感じていた。
586mark:2007/12/30(日) 21:42:18 ID:+94xrOij
誠 「しかし………」

誠の表情が再び硬くなる。

誠 「甘露寺から頼まれた、世界の事については、どう説明したら
   いいかな……」
言葉「どう頑張っても、私が受けた苛めの事や、ここ数日の私達の事を話さないで
   済ませるわけにはいきませんものね……」
誠 「もちろん、世界を苛めの黒幕だと疑ってしまった事は、俺は
   あいつにきちんと謝るつもりだけど、今更世界が俺の事を
   好きだって言われてもな………」

世界が自分に素直になれず、誠と言葉の前では友人として接していた――
頭で理解は出来ても、感情的に納得のしにくい行動だなと誠は感じていた。

言葉「以前の…… いえ、加藤さんに話を聞く前の私なら、西園寺さんの
   事をただずるいとしか思わなかったかもしれません。……でも、思い返して
   見れば、誠君と付き合う前の私は、自分の気持ちを上手く伝える事が
   出来ず、誠君にただ憧れるだけで、何も出来なかったのですから」

誠 「確かに、俺も言葉に憧れるだけで、本当に付き合えるなんて思ってなくて、
   携帯の写真の迷信に縋っていたしな…… それが世界にばれて、そのお詫びに
   言葉と俺とを引き合わせてくれたんだな」
言葉「西園寺さんが誠君の友人として、誠君を引き合わせてくれなかったら、
   お互いに憧れのままで高校生活が終わってしまったかもしれませんね」
誠 「ああ。それについては同感だな。……例え最初から言葉と同じクラスだったと
   しても、クラスメート以上の関係にはなれなかったと思う」

誠と言葉が恋人同士としての関係を歩みだし、紆余曲折はあったものの、徐々に進展
していき、現在に至るものの、その最初のきっかけを作ったのは、紛れもなく
世界である。しかし、世界が誠に対する想いを、直接本人に告白せず、彼女の友人である
七海に相談した事が、後の言葉を襲う悲劇の一因になった事もまた事実である。

誠 「言葉が学校を休んでいる間、澤永を自首させる為に、午後に学校に行った時
   以外は、今日まで俺もずっと休んでいた。……世界に会って、『お前は言葉を苛めさせた
   黒幕なのか』と直接問い詰めたい気持ちや、俺や言葉に友人として接してくれた
   あいつが苛めの黒幕だなんて信じられないし、信じたくなかった気持ちもあったし、
   考える程、頭の中はぐちゃぐちゃになった」

言葉「……あの時、誠君に初めて真相を話した時、西園寺さんの名前を出したのは
   私の軽率でした。はっきりしていない事を話すべきではなかったですね……」
誠 「それに関しては疑ってしまった俺も悪い。……でも、最初どうして世界が
   苛めの黒幕だって、言葉は思ったんだ?」
言葉「ごめんなさい……」

再び表情が陰る言葉。
587名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 22:48:24 ID:H0lYPeTl
最近、黒幕らしからぬ人が誤解から黒幕呼ばわり
されるのを度々聞くようになったので、そういう
人、あるいは操り人形・傀儡・ロボット的人向けに
「白幕」って造語を普及させようと思ってる
588mark:2007/12/30(日) 23:09:08 ID:+94xrOij
誠 「いや、別に言葉を責める気は全くないぜ?ただ俺は真実を
   知りたいというだけでさ」
言葉「……何と言えばいいんでしょうか…… 友人である甘露寺さんを
   使って、私を誠君から追い落として、自分が誠君の後釜につこう
   などと考えているのではという、女の勘とでも言えばいいんでしょうか。
   そんな、根拠もない私の考えです」

ある意味はずれであり、当たってもいる考えではあるが。

誠 「まあ、苛めについては関係ないとわかったんだし、2人で
   世界に謝ればいいさ。問題はその後だよ…… ショックを
   受けて俺達のことを避ける可能性は十分考えられるしな」
言葉「………そうですね。気まずい思いをしたまま、西園寺さんと
   ずっと過ごすのは良くないです」
誠 「うーん…………」

今までの誠なら、このような問題はひたすら避けて通り、逃げようとするだけで、
解決しようと努力する事もしなかったであろう。逃げずに困難な
問題に向き合えるようになっただけでも、進歩したといえるが、今度は自分の
決断が、他人を著しく傷付けてしまう可能性について気付き始めていた。

本当に世界が苛めの黒幕であり、友人の皮を被った悪魔のような
本性の人間だったのなら、ある意味悩む必要はなかったであろう。
迷わず言葉を選ぶだけでいいのだから。

しかし実際の世界は違う。確かに素直になれず、結果的に誤解させる
ような事はしたが、自分の気持ちと誠・言葉との関係の板挟みで、
乙女と同じように苦しんでいた。

……隠していた自分の気持ちが、実は既に2人に知られていたと知った世界が
どういう反応を示すかは…… あまり想像したくない。
しかし、決断を先延ばしにする事で、世界にこれ以上苦しい思いをさせたままにする事も
出来ない。

言葉が酷い苛めに遭い、自殺未遂にまで追い込まれるまで気付かなかった自分の未熟さを、
誠は嫌というほど味わった。そんな高い代償を払って得た自分と言葉との絆を
無駄にする事は許されないし、絶対にしたくない。言葉にこれ以上重い物を
背負わせるなんて、出来るわけ、ないじゃないか―――
589mark:2007/12/31(月) 01:20:12 ID:arBuiRen
言葉「誠君は私と今まで通り付き合うのか、それとも私を傷付ける
   覚悟で西園寺さんの気持ちに応えるべきなのか、悩んでいるんですね?」

言葉が誠に鋭く核心を突いてくる。
どうあっても結論はそこに行き着く。

誠 「……どう結論を出せばいいか、頭ではわかっているんだ。
   言葉がどういう決断を望んでいるかはわかっているし、俺は
   その結論を出したいと思っている。少なくとも、言葉を泣かす
   ような選択は、絶対にしたくないし、するつもりもない」
言葉「……………」

誠 「今までの俺だったら、なにも決められずに逃げ続けて、失い
   続けるだけで何も得ないような人生を歩んでいたんだろうな。
   ……でも、これ以上大事な物を失うような人間にはもうなりたくない。
   それは、あの夜からわかっていたはずなのに………」
言葉「私だって、大切な存在を失いたいとは思いません。だから、私が望む
   選択を誠君がしてくれる事を、私は信じるだけです」

そう言い、少し笑顔を見せる言葉。

誠 「……どうして、そこまで俺の事を信じられるんだい?
   ひょっとしたら、裏切られるかもしれないんだぜ」
言葉「……どうしてでしょうね。自分でもよくわからないです。
   やっぱり…… 誠君だからでしょうか」
誠 「答えになってないなあ。……甘露寺に問い詰めた時は、あれだけ
   理詰めだったのに」
言葉「ごめんなさい。でも…… そうとしか言い様がないです」
590mark:2007/12/31(月) 02:53:22 ID:arBuiRen
就寝の為、一旦切ります。何とか年明ける前に終わらせちゃる(根性)
591名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:58:49 ID:fZUw6aXp
>mark氏
いつも面白く読ませていただいてます
これからの言葉と誠、世界の関係がどうなるか興味ぶかいところ・・・
体を壊さぬよう頑張ってください
592mark:2007/12/31(月) 11:50:45 ID:arBuiRen
(怒りの誠W〜対峙F〜続き)

言葉が望まない決断を自分がする可能性だってあるのに、言葉はそれでも
俺の事を信じてくれるという。そんな彼女に、俺は何が出来るんだろう―――

やがて言葉の母親が、署内に迎えに来て、ロビーで話す2人を見つけ、
言葉を連れて帰ろうとする。言葉を助けてくれた事、この数日彼女の
力になってくれた事へのお礼を改めて言われ、誠は照れくさくなる。
誠は駐車場まで見送ることにした。

誠 「じゃあ、今日は色々とありがとう。……今はゆっくり休んで、
   落ち着いたらまた学校に戻って来いよ。……俺、待ってるから」
言葉「はい。……でも、そんなに時間はかからないと思います」
誠 「勉強の遅れとかが心配なら、俺が代わりに先生達に
   聞いてきてあげるから」
言葉「それは心配ありません。家でちゃんと自習していますから。それよりも、
   誠君のほうが心配です。誠君もずっと休んでいたのでしょう?」

誠 「ぐっ…… そこはあまり突っ込まないで頂けると……」
言葉・誠「くすくす」「あははは」
真奈美「若いっていいわね。水を差すようで申し訳ないのだけど、あまりお父さん
    と心を待たせるわけにもいかないから、そろそろいいかしら?」
誠 「あ、どうぞ俺なんかに構わず行って下さい。家族水入らずの時間を
   これ以上短くするわけにはいきませんから。じゃ……今日はこれで」

言葉「あの、誠君…… 本当に色々と……ありがとう。……落ち着いたら、
   2人でデートしましょうね」
誠 「おいおい、それは気が早過ぎるって。まだ正式に結論は出していない
   んだからな」
言葉「くすくす…… そうですね。でも、私は信じていますから」
誠 「ああ、わかってるよ。……じゃあ」

もっと言葉と話していたかったが、さすがにこれ以上引きとめるわけには
いかず、誠のことばが合図となり、車は発進し、車内から言葉が軽く手を
振る姿を目にし、母親も誠の方に顔を向けて軽く会釈し、車は警察署の
駐車場から車道に出る。車はスピードを上げて、去っていく。

その後誠は、警察署の職員の車に乗せてもらって、最寄りの駅まで
送ってもらい、駅で電車に乗り、帰宅する。

帰宅後自室に戻った誠は、あの夜から今日に至る出来事や、
自分、言葉、世界との関係について、そして自分はこれからどうあるべきなのか、
色々な思いを巡らせながら、ここ数日の疲れを癒すがごとく、
眠りにつくのであった。

(続く)
593mark:2007/12/31(月) 12:31:35 ID:arBuiRen
最後はちょっと端折り過ぎたかな…… いや、本ッ当〜に長かった(汗)。
乙女や七海の改心への過程が甘い気もしますが、最後にお互いのわだかまりが
少しでも解消できたと言う事で、よかったのかな?

第4部は更に大まかにわけて、乙女・七海が誠・言葉に会うまでと、
彼女達からの真相聞き出し及びほんの少しの和解に続き、誠・言葉の
ここ数日間の事や、誠・言葉・世界の3人の関係について振りかえりと、
今後のとるべき道についての3部構成になりました。結果的にですが。

事実上、誠が言葉と付き合い続けると宣言したようなモンですけど、私としては、
世界をただの臆病者だけで終わらすほど、非情にもなれないものでして。
芋ENDよりは救いをもたせようかと考え中です。

ただそれでも、誠・言葉はもちろん幸せですが、ただ無邪気に幸せ享受できるほど
このワールド内の彼らはもう子供ではないと思います。その辺りを最終部で
だせたらと思いますが。

ダラダラと纏まらない文章ですが、最後に、皆さんよいお年を。
594名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 23:09:37 ID:FiPoO2NE
言葉による心への計画的な殺人行為      
                             .┌┬―゙ ̄ ゙̄―┬┐
                         _______|_,,|___,||___,|,,_|_______
                       ./====──── ============\
                       ||.0 1 T.|. 5108 .│|.・・.|| ○ ○ | ||
                       ||.─.─.| 二二二.|├.──‐.───.||
                       ||    .| |    | |│  '´  ,、`ヽ   ||
                       ||    .| |    | |│ i ,ノノ ))リ,  . ||
                       ||__,,,| |__,,| |..|  |!il "ヮ ノl|   ,||
                       ||.--.--.|-------|-''''''''''''''''''''''''''''''''''''||
                       ||__,,,|____,|  ____ _,,,,,,,||
                       ||.┌┐..|                .┌┐||
                       ||__llllll__,|    , '´/  ヽ.____llllll._||
── =≡∧_∧ =              ||.--.--.|-〃゚i((ノノ゙リj゚゙ヽ--.----.---||
── =≡( ・∀・)  ≡    ガッ      _     ノi(|*Tヮノリ ――――‐┘
─ =≡○_   ⊂)_=_  \ 从/   ――  ―  ((⊂)亦!つ_| ||||||||||||||
── =≡ >   __ ノ ))<   >  ――   ― 三  く/_lj〉   |||||||||||||||
─ =≡  ( / ≡__ /VV\     ̄ ̄ ――   し'ノ   |||||||||||||||||
── .=≡( ノ =≡     ./.|         |||llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|||
               // |    /  // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\  \
            .//  .|   /  // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\  \
           //   |  /  // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\  \
595名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:11:40 ID:LdjhNiQx
キャハハ モチツキDEATH!

    _        )
   '´/ ,、ヽ     (  ;)
  i (ノノ"))i     (: ( ,;`    (⌒_
  li l|"ワノl| ___ ( .)   '´^`ヽヽ
  リ(  つO=l|l,、,、,、,、l}  .:) ハ((ソ从 〉} か、桂さん、
  ((゙く/_lj〉))    (: ( ,; 、  |l、Д゚ !)リ)  それ杵違う!  
     じフ     (( 人,〜、 ))と とヽ
           |゙==="|  ヽ  )
           |::::::::::::::::::::|  (_( つ
           |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
            ̄ ̄ ̄ ̄
596名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:12:27 ID:LdjhNiQx
       (⌒
       ○
     ( ̄ ̄)
     ,´/´^`ヽ  正月だ!
    ノ〈 从ソ)ハ さあ、誠の家に行くぞ!
    (リ(!゚ ヮ゚ノリ
   ( (/__ )つ
  | ̄ ̄\/ ̄ ̄|
  ~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|~
    ̄~U~U ̄ ̄
597名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:13:11 ID:LdjhNiQx
                 '       +           十
       _                                      _,.. -‐''"~ ̄ノ
      /,二-L__    さあ、新しい春を迎撃に行きますよ!   __,,.. -‐'''"´ _,,.、-ァ''"~)
    {  冖<- 論               _       +   ,、‐'''"´   _,..、-‐'乙-‐_'二イ
     \  ⌒ご゙'-┴、 '        '´  ,、 ヽ        /  _,.ィ孑'___∠-‐く -‐く_/
      ヽ  ! '").二'ユ、      リノソノ )) i      /  /´ 了__,.ィ´__,∠-<イ
       l {  ゾ' ー<  ___ |l、ヮ" |l i  十 /   ノ-‐づ、 '´_ノ-‐''"´,_,/
          l !  ´フつ::ュ.){l,、,、,、,、l|l=⊂i允(つリ    /   , ‐'フ´-ノ '´_>‐''"´_ノ
  ,     ' |  ,' ¬ヘニ ヽ-ュ._  (( 〈|_ヽ> ))  /     _,. - '´/ ,∠-''"
       | ,'  ¨! ム ^) ⌒>‐'⌒) しヽ.)+/   jノノ/´  'フ_,/ ア
        |   '7 `っ<^ 'ン⌒'_` ̄ ̄ ̄/    /"´,っ ‐、/´‐'_,xく
         |  i    '´ ,ィジ>'´     /    / 人 ) イ  -‐  _ノ
        +|  丶.: .: .: ,;〃/       /   /う _六 ,'ぅ 丿- '''"´丿
+        \      /          /     ,ノ、,) -'   --┬ '''"´
            `ー-ー プ ´´' /// 〈  、ヾ`,"''   -‐'゙ ,.ニ-‐<      X^}
             /       //´  ,ゝ `ミ、/ ,ィ彡  /\ヽ、ヽ、     {_ノ
               |     , /ニ._''",,ノ   `>!´彳 〈、_入_,ト、{,,ヽ
         十  ',  仭 丿  `"ァー--イ {  ;   ミ、、x{._,入,入 \
+            (ユうァ'′  _ ;彡 ; ' ノ  } ,.'  r'Vハ{.U{U{ !}
                ∨`′  〈ス九ヘ}jtメ  _爻ヾf` ヽ._,火_,火_/`''′
                    (と!i`×、_ _rタ、SpY
                    /     └「 /゙>c'
         ノメ,        / 丶 ノ  {人トイ                ,J、
          (_,/           /  'Z レ冂   /                   )  }
                   /   へ ⊥__,   /    ト、                (_,,ノ
                   /  _j_    /   {_ノ
                  /  ニ太ニ   /
                /_  /|三|\   /
                 `'ー-、__     /
                     `'ー-、/
こんな分岐点があってもいいかも
598名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 12:50:43 ID:tCubTjCx
言葉といたるのプレゼント交換の続編です。
言葉と心といたるの初詣。

桂家のリビングにて。
「あーあ、お父さん達の仕事の都合とは言え今年は家かあ。」
「そんな事言うもんじゃないわ心。」
「でもお姉ちゃん、せっかく別荘があるのに・・」
「久々に過ごす家でのお正月も悪くないわよ。
 今年はいたるちゃんもいてくれるし。」
「はーい、お邪魔してまーす。」
「お邪魔じゃないよう、いたるちゃんは家族だよ。
 早くうちに引っ越しておいでよ。」
「うーん、あのバカ親父は普段は家にいないくせにこういう時だけ反対してくるの。
 説得には時間がかかりそうだよ。」
「残念だなあ。」
「それは後でじっくり話すとして和服に着替えてお参りに行きましょ。あれ誠君?」
誠は桂父と酔いつぶれて寝ていた。

「情けない男どもねえ。」
ただ1人平然とグラス片手に言う真奈美。
「この二人は起きそうに無いからあなた達3人で行ってらっしゃい。」
「でもお母さん。」
「いいから行ってらっしゃい、どうせ後で夫婦二人で行くんでしょ?
 今は妹達と楽しんでらっしゃい。」
「ええ、わかったわ。」
599名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 12:51:29 ID:tCubTjCx
参道にて
「和服って七五三以来だよ。私歩き方とか変じゃない?」
「大丈夫ですよ、それによく似合ってますよ。」
「お姉ちゃんの言うとおりだよ、いたるちゃん。」
「ありがとう。」

神前に辿り着いた3人はそれぞれお賽銭を投げて神にお願いした。
『誠君といつまでも幸せに暮らせますように。』
『私にもお姉ちゃんみたいにいい人が見つかりますように。』
『あんなバカ親父ととっとと縁が切れますように。
 どうしようもないダメ男とかバカガキがこれ以上寄ってきませんように。
 少しはまともな縁がありますように。』
「いたるちゃん、随分真剣ねえ。」
お願いが終わった2人がいたるを見ていた。
「そ・そんな事無いよ、あはははは。」
「じゃあおみくじ引いて家に帰ろうよ。」
「あら、心はお汁粉も甘酒も要らないの?」
「あ・忘れてたあ。」

そんなおしゃべりをしながらおみくじ売り場まで行ってそれぞれおみくじを引いた3人。
言葉は大吉、心は中吉、いたるは小吉だった。
600名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 12:52:13 ID:tCubTjCx
「お姉ちゃん大吉なんだ、いいなあ。
 恋愛もかなり良くて待ち人来るんだ。
 じゃあいい人が現れて誠お兄ちゃんと別れて新しい恋が始まるんだねえ。
 なんかドラマみたい。」
「こら!人のおみくじ覗き込んで勝手な解釈しない!!心はどうなのよ?」
「恋愛は進展なしで待ち人来たらず縁談もダメ・・・。いたるちゃんは?」
「恋愛は波乱で待ち人は来ないみたい、転居は早いほうがいいって。」
「うちに来る話は急いだ方がいいよ。」
「そうだね、心お姉ちゃん。」

おみくじを枝に結んでから甘味屋に寄って家に帰ると誰もいなかった。
その代わり机の上には真奈美の置手紙があった。
『初詣は楽しかった?
 取引先とのパーティに行ってきます。
 今回は顔つなぎのいいチャンスなので誠君も連れて行きます。
 帰りは遅くなるので先に寝てなさい。』
「なら仕方ないわね、着替えたら一休みして晩御飯はすき焼きでもしましょう。」
「わーい。すき焼きだあ。」
「いたるちゃんそんなに嬉しいの?」
「だって鍋料理なんて誰かと一緒じゃなきゃ食べられないもん。」
「やっぱり早くうちに来なよ。」
601名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 12:53:03 ID:tCubTjCx
翌日の夕方誠と言葉のマンションにて。
「あー、日頃会わない人と会うのって本当に疲れる。」
「仕方ありませんよ、それよりこれを見てください。
 初詣の帰り道に心のお友達に偶然会って撮ってもらったんです。」
差し出された携帯に写っていたのは言葉と心といたるの3ショットだった。
「へー綺麗に写ってるね、いたるの着物姿なんて七五三以来だ。
 あいつもちゃんと成長してるんだな。
 それにしても惜しかったなあ、折角のいたるの着物姿を実際に見られなかったんだから。
 心ちゃんも綺麗になったな、周りの男がほっとかないだろうな。
 いいものを見せてもらったよ、後で転送してね。」
誠が携帯を返すと言葉が憮然と受け取りこう言った。
「それだけですか?」
「え?」
「どうせ私みたいな古女房は誠君から見たらもうとっくに対象外でしょうね。
 誠君の気持ちはよーくわかりました!!」
言葉はそう言って自室に入ってカギをかけてしまった。
「言葉ごめんよ。そういうんじゃ無いんだ!!開けてくれよ!!」
誠は慌てて戸を叩いたけれど遅かった。
「バカ(ボソッと)」
End
602名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 12:59:24 ID:qGz8CzxK
そろそろ次スレの時期か。
603名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 13:46:46 ID:BH2liS9A
>>598>>601
新年早々いいものを読ませてもらいました。
心がポッカポカに。
ほのぼのしてていいなぁ。いたるが絡むと誠優しいね。
言葉がすねるのも可愛い。
604名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 13:47:07 ID:BH2liS9A
あ、心ってのは心ちゃんじゃなくて、感情ってことね。
紛らわしくてゴメン。
605名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 17:52:32 ID:PVPjISl4
いや、ある意味心がポッカポカw
606これっきり:2008/01/01(火) 18:52:17 ID:YLcinE+5
あけましておめでとうございます。これっきりでございます。

>>543

543さん。ご返信遅れてすいませんが、ご返信します。

誠の事に関しては、後できっちり触れます。
それと「見ているだけで…」の世界の誠は、普通にいいやつという解釈でお願いします。
言葉に対して本当に一筋でないと、小説が終わった時に言葉が苦しむので。

言葉に関しても一様触れますが、普通に心優しい人物としてください。
多少依存気味なのは、世界も同じなので。

乙女の場合は、七海が大掛かりに言葉を苛める事をしなければ、誠に言葉を苛めている事がばれて
絶縁状態になるという事にならなかったので、逆恨みですが(乙女本人も不毛と分かってたのですが)
世界に手を出してしまったという事です。

後最後に、ここでの世界はとても友人思いなので、七海の行動を止められなかったことや
自身の嫉妬で、本編で書かれたとおり、人間関係を滅茶苦茶にしたと思っている為。
この失敗を使って、強い人間になろうとしている解釈でお願いします。

また続きは七草を食べてから書き出す予定なので、今後も543さんや名無しさんの応援や叱咤
どしどしお願いします。

【一言落ちでした。】
607名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:26:24 ID:EsZG/U00
>>603
ご感想ありがとうございます。
正月なんでのほほんとしたものを書いてみました。

ただ誠といたると桂家の絡みは書いてて楽しいのですがエロ要素も無いし
殺伐が売りのこの作品に似つかわしくないならある程度自重しなきゃなあ。
とは思ってます。
608名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 00:35:37 ID:mvLy6j9O
>>607
いやいや、むしろこのスレでぐらい癒されたい。
今後もどんどん書いてください。期待してます。
いたるが桂家にべったりという設定は大好きです。
609名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 02:26:39 ID:U9hPLNdO
言葉が誘拐されて監禁されるルートにて
         │
         │ ハヤクカエシテクダサイ
.       '´/ ),、ヽ
       i (ノノ八 i
       li tTヮTj il     「身代金いくらかな?」
       (三三)        ∩_∩
        しし        (・∀・ )
         ::         (    )
         :: ポタ      │ │ │
       ::: :: :: ::       (_(__)
        ::::: ::::

そして、数日後
         │
         │
.       '´/ ),、ヽ
       i (ノノ八 i
       li t゚Д゚j ilカエシ…!?
         ''' ;: ブチッ   「ケッ!せっかくの身代金が!!」
         ;: ;:          ∩_∩
            ドサ     (・∀・ )
         ;:;;,,;;;;        ⊂    )
     从 ⊂ ⌒ つ 从     │ │ │
    从  (⌒)  (⌒) 从  .  (_(__)
610名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 11:55:31 ID:EsZG/U00
>>608
了解です。

17歳のいたるがどこまで受け入れられるかわかりませんが
機会があればまた書きます。
611名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 12:03:59 ID:LfHWrzuf
>>610
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
SSスレ期待の癒し担当さん、お願いしますお
612名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 20:57:13 ID:bGh4Q+UC
誰も見た事の無い鬼畜Verの誠に犯されるルート
        _  
      '´/ ,、ヽ
     i (ノノ"))i   
     li l|T ヮTノl|   まっ誠くん…?一体どうしちゃったのですか…?
   ;/⌒ノハヽ/⌒ヽっ
  と_人( 誠 )∧_つ  いいだろ、てめぇの淫乱なガバガバアソコは減るもんじゃねぇーだろし…ペロペロ
    と    つ
    ペロペロペロ・・
613名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 20:57:34 ID:bGh4Q+UC
   > パンパン
,''´ '`´ ゙ヾ
ル ンノソヾリ゙ _ 
''v(i゚ Д゚ノ'´/ ,、ヽ
( つ  i (ノノ"))i
..〉 γ  li l|TヮTノl| お願いですぅ中に出すのは止めて下さい…
..〉  〉.  li_つ ̄と_)
(_(_)| ||   ||

うるせぇーお前みたいな雌豚は喘いでいろよ!!だっだっ出すぞぉっ!!




   > ビュクッビュククッ
,''´ '`´ ゙ヾ
ル ンノソヾリ゙ _ 
''v(i゚ Д゚ノ'´/ ,、ヽ
( つ   i (ノノ"))i
..ヽ γ  li l|TロTノl| そっそんな…?膣に射精されるなんて…
  ) 〉  li_つ ̄と_)
 (__(_)| ||   ||
俺のザーメン一つ残らず絞り取れよ!!落としたりしたらタダじゃおかねぇーぞ!!
614名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:45:27 ID:Oy2cNCMe
言葉が結婚後も誠くん誠くんと呼ぶものだから、
子供にも誠くんと呼ばれてしまう誠。
615名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:50:35 ID:4vszc5yX
いや、結婚して子供が産まれた後、言葉はなんとなく「パパ」ってよびそう。

「パパ、しっかりしてくださいね」
「あ、ああ…言葉の子供だからな」
「っ!、も、もう…、誠君たら」
「呼び方戻ってるぞ」
「あう…今日の誠君はなんだか、意地悪です…」


こんな感じで。
616名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 23:02:40 ID:Oy2cNCMe
二人きりのときは誠くんかな?
617名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 11:29:03 ID:mx+0IHoS
いたるはお年玉いっぱいもらい、誠は当然ゼロ。
加えて、心ちゃんにもお年玉要求されなみだ目の誠。
618名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:12:26 ID:SFbMVy5K
それにしてもsageない奴が多いな
619名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:16:43 ID:DmOBshvt
テンプレにsage推薦っていれとくべきだったな・・・次はそうしようぜ
620名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:17:20 ID:DmOBshvt
ってもうあと10kbしかないから次スレか。立ててこようか
621名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:26:49 ID:w7uGV4Ng
ドリームライダー乙女、光から誠を救う。(埋めネタ)

誠の部屋のドアを大きく開き、私は出入り口で仁王立ちになる。
 光「ちょっと。誰よ?……ねぇ、この子誰よ」
 誠「あ、えっと……その…加藤どうしたの?」
 光「ちょっと。なに見てんのよ。出ていきなさいよ」
それでも誠をこんな女の好きにさせたくない。誠を守るのは私だ。
乙女「出て行くのはお前だ。誠に触るな」
 光「はぁ?あなた何言ってるのよ?
   誠は私と今晩するのよ。時間無くなるでしょ?早く出ていきなさいよ」
乙女「……お前が出てけよ」
私が近寄ると、その女はひそかに身を退いた。
所詮男を金で売るような女だ。強欲な女なんだろうよ。 
 光「な、なによ、やる気なの」
…こいつ弱いなあ
私は楽しくなってさらに前にでた
乙女「おいお前。お前なんか、誠が本気で相手するわけねーだろ」
 光「な、なんですって」
乙女「当たり前だろ?金を誠に貢いでようやくヤらせて貰ってんだからな」
そいつは顔を真っ赤にしてプルプル震えている。
 光「あ、あんた…」
なにが、あんただ……今更凄まれてもなぁ
乙女「ほら出てけよ」
私は怯えるそいつの荷物らしきものを外に放り出した
 光「く、くぅ!金は少しもらっていくからねっ!」
情けないことをいうと女はコートと荷物を手に出てく
 誠「あ、あの…ごめん……」
誠は優しいから、あの女に気遣ってる
 光「くっもう来ないわよ!」
部屋を出て、私から距離をとってようやく放った捨て台詞がそれだ。
乙女「ははっ!!何アイツ」
笑うしかない
622名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:47:16 ID:DmOBshvt
スクールデイズの分岐ルートを考えるスレ part2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199367974/

建てた。
テンプレに公式とか入れた方がいいのか迷ったんだけど。
623名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:30:16 ID:EqEzSA9e
>>622
乙!

産め
624sage:2008/01/03(木) 23:40:23 ID:pMyi+LiX
どうやらスレッドが足りないみたいですので、怒りの誠シリーズは
次スレに持ち越す事にします。とは言え、次の第5部で終わりですが。
新たに読んでくれる人向けに、1〜4部の大まかなあらすじだけ
次スレで書いておこうかと思います。もう少しお待ち下さい(ぺコリ)
625mark:2008/01/03(木) 23:41:41 ID:pMyi+LiX
しまった名前いれ間違えた……orz
626名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:42:13 ID:DmOBshvt
>>625
ドンマイ。
期待してるぜ!
627名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 23:45:02 ID:EqEzSA9e
>>625
超ガンガレ!!!!
でも、カゼひくなよw
628名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 00:07:04 ID:P0smWFyi
私は言葉様誕生日なので桂家といたる絡みのSSを入れるつもりです。
でも次スレにしますね。

1/4中にはなんとかしてみます。
629名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 00:08:30 ID:P0smWFyi
さげ忘れました。
失礼しました。
630名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:54:03 ID:8kYFiiJw
おいおい、みんな暗いよ、仲良くやろうぜ。


              /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`);:'∵   `;:';:し' ,;;;;;;;;;
           ,.,;:'(;:,,(.;:;,.,⌒;:;):;:⌒;:,.,,、;;;;;;;;` り;:;'’    ;:;人_,ィ ;;;
    ど    (;:,.⌒;:,.;:';:(;:,.;:(;;:⌒;:,.;:(;:,.´;::,.,;;;;;ソ;;:;:,.   ,.;:∴;:(´;;;;
  明 う    (;:,.,⌒;:ソ,,.,.;:(;:,.;:(;;:⌒;:.;:;),.':, ̄"~⌒`=':;ー:;':;;⌒~ ̄
  る だ     (;:,.(;,.';:⌒:;,.;:';:⌒;:,`);:,;:.,.    `アハハハハハハ!
  く   ,、-ー-、   ー''(:,.;:('⌒;:,.';:(´;;,.l| ̄ ̄ ̄ ̄| |li ,ノノ ))リl
  な  ,r'"´ ̄`ヾ、.    |  |l  、ト从[il      | l|!il "ヮ ノl|
ろ つ  リ ,,, ニ ,,,_ ヾト、   |  |l  ヾJ;;':'l|,;:';,.゙;;:,   | |l从;: ;:从
う た ,ハ ^7 ,^   !.:..\  |  |l  :り∴ l| ;:,.:;;:' O) | ` ̄ ̄ ̄
?  /.:.:.V,r''''''ゞyイ.:.:.:.:..ヽ. |  |l ソ;:';:’ [il      |
  ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:} |_|l从';;、_l|____|_____
631名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:55:15 ID:8kYFiiJw
                 _    ザクッ
               /´  `フ  __ ザクッ
         , '' ` ` /      ,! ;'',,_,,)   ザクッ  ザクッ
.        , '      レ   _,  rミ,;' ノ )))   
        ;          `ミ __,xノ゙、,r''  ,,_,,)   ザクッ
        i     ミ   ; ,、、、、 ヽ、//,,_,,)/_,,))
      ,.-‐!       ミ  i    `ヽ.._,,))  
     //´``、     ミ ヽ      ├┐  ・
.    | l    ` ーー -‐''ゝ、,,))  :・  │/,,_ .: .:` .:,
     ヽ.ー─'´)        .:` ..:, i ノノ"))リヽ ;'
      '''''''''        ..: .:. .:, |!il|"ワノl! キャハハハハハハハハ
                      リ<)允iぅ
                     ノノ (_l_i リ

                       , -- 、
                       i ノノ"))リ
                       |!il|"ワノl!
                       (∪ ∪    キャハ
                        )ノ
                       , -- 、
                       i ノノ"))リ
                       |!il| дノl!
                       リ<)允iぅ
                     ノノ (_l_i リ
632名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:57:24 ID:8kYFiiJw
                     , -- 、
                   。i ((ノノ゙リj。 
                  〃ノi(|TヮTノリ゙ヽおねえちゃんがね。まことくんにちかづいたらぶっころすって言われたの。
                   ((/<)亦iぅ))
              ( ( ( 〔〕く/_lj>
⌒::;;⌒⌒⌒;;::⌒⌒.:: :⌒;;⌒::.;;.⌒⌒/   /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄./   /::. :; ;⌒⌒:.:⌒:;⌒;;⌒⌒:.:⌒:;⌒;
:::    ;;:    :,;: ;;..  : :;   ,::.;  /   /| ̄. ̄ー ̄. ̄/   /.., ,; .:   ,,。,   ::    ;;: .  :
    :::  :;..  .,;;   ;    : :::., /   /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /,,;    :::  :;    :;.  ;   :::

   こころ 死にな    ,, -- 、  
    =___   \ ヘ〃゚i ((ノノ゙リj゚゙⌒      
   ==l|l,、,、,、,、l} = ⊂こ_|_~)|TヮTノリy)
⌒::;;⌒⌒⌒;;::⌒⌒.:: :⌒;;⌒::.;;.⌒⌒\γ⌒ヽ
:::    ;;:    :,;: ;;..  : :;   ,::.;  .   \γ⌒ヽ
    :::  :;..  .,;;   ;    : :::.,  .   \γ⌒ヽ
                          \γ⌒ヽ
                     .        \γ⌒ヽ   ゴロゴロ
                     .        \γ⌒ヽ    
                                \γ⌒ヽ
                                \γ⌒ヽ
 .                                \γ⌒ヽ
                                   \γ⌒ヽ
                                    \,,_⊂゙⌒゙、∩
                                      \⊂( ∀ )
                                       \ γ(⌒ヽ
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                                            |   从从::゚
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633名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 02:58:45 ID:Is7j+hoT
|.:.:/.:.:i.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.::.:i/´/ /.:.:.:._/ ,r':,/ ./:./ ー=ェ   |::.::i.:. -‐'''´
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  .i'|.:.:.::.:i.:.:.:.:i.:..::ト' | ト-(、◎i'          l   | | l  | 
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 i .|.:.:.:i.:.:.:.:.:i.:.:.:i'ヽ     / )         /   r;┬''/,r-'.:.:.:.:.:.:.:.
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634名無しさん@ピンキー
   _
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  i (ノノ"))i  \从从/// ∠二|=⊂=- = _ '´^`ヽヽ
  li l| ゚ ロ゚ノl| *'';’;;;', ∠二|=⊂=- ≡  ̄  ハ((ソ从 〉}
 ”'・*:*'★'';*"・∠二|=⊂==-  ∠二|=⊂=- |l、-" !)リ)
 ;;;' リO)允iつ ・’;;;', ,‘ ∠二|=⊂=-  ∠二|=⊂i允(O
   ((゙く/_lj〉))〉  ;∠二|=⊂=- ∠二|=⊂=- 〈|_ヽ>、
    (_/し'  /W W \  ̄  ̄  ≡=     `-'ヽ_)