1 :
792:
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)ダイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
外部リンク集 ハーレム小説リンク集
ttp://www11.plala.or.jp/FX_junkyard/harem.htm
2 :
792:2006/04/12(水) 10:26:28 ID:f7GI6Qwd
3 :
792:2006/04/12(水) 10:28:01 ID:f7GI6Qwd
容量切れそうなの忘れて投下しちまった!
っつーか、これからまた投下しなおすw
スレ移行ぶち壊してスマソ、
火曜の夜とかいってたのに遅れてスマソ
自転車を駐輪場に置き、校門の近くまで来ると、凛と張った女性の声が聞こえてくる。
「顔色が悪いわよ、朝食はきちんと食べたかしら」
紺色のスーツを着た女教師が、生徒一人一人に声をかけている。
学園長、近衛澄佳。36歳。5ヶ国語を使いこなし、3つの博士号を持つ、学園長の重責を担うに相応しい才媛である。
整った風貌に横長の眼鏡をかけた理知的な美女で、20代の娘にも負けない張りのある肌と、弛みのない細身の肢体は、己を律するところの強い性格と努力の賜物だ。
「おはようございます」
「おはようございまーす」
「おはようっす」
礼儀正しくお辞儀をする静乃と、体育会系っぽく大声をあげる玲菜。
ひとり力なく挨拶をする一也に、学園長は歩み寄る。
「疲れてるようね、走ってきたのかしら」
「ええ、まあ」
あいまいに答える一也の代わりに、静乃が説明する。
「自転車で来たんです。うしろに私を乗せて」
「そう、一也君、偉いのね。ちゅっ」
若き学園長は一也の背に手を回し、唇を強く押しつけた。
年上の美女の経験豊かな舌が、少年の口の中を嘗め回す。同世代の女生徒には不可能な巧みなディープキスを、一也はされるがままに受け入れる。
「ちゅっ…くちゅ…ちゅ……ん…んん……はあっ」
唇を離すと、二人の唇の間に、粘っこい唾液の橋がかかる。
一也の唇についた淡い薔薇色の口紅をハンカチで拭いながら、学園長はたずねる。
「元気出たかしら」
「はい」
「何をしてるんですかっ」
唐突なディープキスにわれを忘れていたのか、周囲の女子学生が今頃になって大声をあげた。
「私はこの子を愛してるの。愛はなによりも尊いものよ。地位も年齢も関係ないわ、そうでしょう」
「嬉しいですよ。先生の気持ち」
そう言われた澄佳の顔は、歓喜に浸る一人の女のものだった。
学園長の地位も責任も忘れ、胸にあふれる幸福感を逃すまいとするかのように、胸の前でゆるく腕を組んでいる。
「さあ、私のかわいいダーリン、急がないと遅刻するわ。困ったことがあったらいつでも相談なさい」
「はい、先生」
素直に頷く一也のわき腹を、玲菜が肘でつく。
「カズヤがかしこまってると気味悪いなあ」
「遠瀬さん、有沢さん、一也君のことよろしく頼みますね」
「はい、わかりました」
「無駄っぽいけどせいぜい見張っておきます。ほら、急げ」
玲菜が二本の指で首根っこをつまんで、一也を無理矢理走らせる。
「あ、一也くんっ、玲菜さんっ」
学園長と一也が口付けている間も、静乃との手は離されていなかった。手を引かれて自分も走り出す静乃。
幼馴染の3人を、学園長は慈愛と羨望の交じり合った視線で見つめていた。
『廊下は静かに』などという張り紙は見なかったことにして、一也たちは『1−C』の教室に駆け込んだ。
既にほとんどの席には空色のセーラー服が並んでいる。空席は1つ、2つ、3つ、あれ4つ目が。
「おっはよう、かーずくーんっ」
4つ目の空席の主は、教室の入り口に立ち止まっていた一也の背中に飛びついてきた。
「ゆのかさん、今日も元気ね」
「こいつは元気が取り柄だからなあ」
鞄を静乃に預け、腰を振って少女をきちんとつかまらせる。
ゆのかと呼ばれた少女は、肩越しに頬をすりつけてくる。
「かーずくーん、ちゃんとおひげ剃ろうねー」
「剃る暇がなかったんだよ」
「うーそだー」
子犬のような仕草で首筋のあたりをくんくんと嗅ぎ、ゆのかが耳元で囁く。
「晶ちゃんとする時間はあったんでしょ」
「うるさい、下ろすぞ」
ショートカットの小柄な少女は、自分の机にちょこんと座って、にぱっと笑みを浮かべて見せた。
秋ヶ瀬ゆのか。一也の被保護者。あるいはもうひとりの恋人。無邪気な笑顔に、ひまわりの花の色のベストがよく似合っている。
4月だというのに、夏服のベストを身につけているのは、タイをうまく結べないからとのこと。タイを締めると胸が苦しいという理由で、玲菜も同じように夏服で過ごしている。ちなみに、校則では衣替えの時期は指定されていない。
「制服、シワになってるよ。貸してごらん」
隣の席の女生徒が、一也の制服を脱がせる。
学級委員長の篠村洋子、初等部以来のゆのかの親友だ。
ゆのかと同じく背は小さめで、手足は細く締まっているが、幼さの目立つゆのかとは対照的に、セーラー服がはちきれそうな胸とお尻を持っている。外に跳ねた亜麻色の髪とつり目がちの眼が、行動力の強さをうかがわせる。
洋子は制服の埃を払い、ゆのかのつけた折り目をのばす。
「ごめんねかずくん、毎日毎日ゆのかが迷惑かけて」
「委員長も俺のことかずくんって呼ぶんだね」
「あ、ごめん。ゆのかがいつも中川君のこと話してたから、なんか前から知ってるみたいで」
洋子は幼稚舎から、ゆのかは初等部からこの学園に通っているが、一也たちは高校からの中途入学だ。
ここは1−C、今はまだ4月。一也たちは、洋子も含めて同級生の大半と面識がない。
「かずくんはね、ボクのヒーローなんだよ」
「ゆのかを怖い犬から助けてくれたんでしょう。何十回も聞いたわ、それ」
熱っぽく語り出そうとするゆのかに、洋子が笑いかける。
「逃げ出した小型犬とか、そんなんじゃないのか」
玲菜の失礼な発言に、ゆのかが両手を目いっぱい広げて抗議する。
「違うよ、こーんな大きな犬を、かずくんはやっつけちゃったんだよ。それから、腰を抜かしたボクを、おんぶしておうちに連れてってくれたんだ」
「ふふ、一也くん、すごいんだ」
ゆのかと静乃が両側から賞賛の視線を送る。
記憶の中にあるその日の出来事は、あまり思い出したいものではない。
飢えた犬を自転車で押し潰し、スポークの上から靴底で何度も踏みつけて。
背中につかまらせたゆのかは、恐怖のあまり失禁していたけれど、そんなことより靴についた血や肉の方が、汚らわしくて、怖かった。
そのときのことを思い出したのか、瞳をうるませ、ゆのかは一也の頬にキスをする。
「かずくん、大好きだよ」
――カンカンカンカンカンッ
授業開始のチャイムが鳴る中、パンプスを蹴立て若い女教師が教室に駆け込んできた。
教壇の段差につまずいて、両腕をバタバタさせて体勢を立て直す。
「うち、間に合ったやろ? ね? ね?」
教卓に上半身を投げ出し、ぜえぜえはあはあと息を尽きながら、教師はクラスの生徒に同意を求める。
縁なしの眼鏡は少し傾いて、ニットのジャケットに包まれた胸が、教卓の上で押しつぶされていた。
クラス担任、流穂波先生。23歳、教師2年目、日本史の授業の担当でもある。
見た目は清純派アイドルのような美人なのだが、愉快な行動と、こっちの暮らしが長くて相当にあやしくなってきた関西弁のせいで、“気のいいねーちゃん”という表現の方がずっと合っている。
入学式から1週間も立たないうちに、ゆのかのつけた“りゅーちゃん”というあだ名がクラス中に広まっていた。
「先生が遅刻したって、誰も怒ったりしませんよ」
あきれたように言いながら、学級委員の洋子が立ち上がる。
それからどっちが先生だか分からないような堂々とした号令で、LHR(ロングホームルーム)の始まりを告げた。
「さーて、そろそろ生徒会の委員とか決めんと、ねーさん困っちゃうんやけどなあ」
教室の隅のデスクに引っ込んで、“りゅーちゃん”は無責任にそんなことを言う。
先週のホームルームで決まらなかった役職を、洋子が黒板に書き出していく。
残っているのは、環境美化委員のような労力ばかり掛かりそうな仕事や、会計監査委員のようなつまらなそうな仕事ばかりだ。
「会計監査委員、誰かやってくれる人いない?
仕事はほとんど秋の会期末だけやと思うし、内申書にも載るよ」
穂波先生はそう言うが、簡単に手が上がるものではない。
生徒会の仕事を引き受けようなどという殊勝な心がけの持ち主は、既にクラスや生徒会の他の役職についてしまっている。たとえば静乃は生徒会委員。
内申書云々も、ほとんどの生徒が併設の女子大に内部進学するこの学園ではほとんど意味を持たない。
「ねえ、ボク、やってみようかなあ」
ゆのかが気まぐれにそんなことを言い出すと、洋子は学級委員の立場を放り投げて叫んだ。
「無理、ゆのかには無理!」
「ひどいよ洋子ちゃん」
しょげるゆのか。確かに、監査に必要な、地道とか権威とかいう単語と、ゆのかは決定的に縁がない。
「だいたい、あんた部活入るんじゃないの?」
「んー、どうしよっかなあ。練習とかで、かずくんと会えなくなるのイヤだし」
「悪いこと言わないから会計監査なんてやめときなさい。書類仕事ばっかで面白いことないよ」
「……うん、そうする」
洋子に説得され、ゆのかは志願を取り下げる。ひとつ枠が埋まる機会が潰れたことで、生徒たちから不満の声があがる。
「いいじゃん、やりたいって言ってるんだからさあ」
「そんなこと言われてやりたがる人いるわけないじゃない」
「えーっと、誰かほかにやりたいって人いないかな」
クラスを見渡す洋子に、冷たい視線が集まる。
親友を気まずい立場に追い込んでしまったことに、やっと気づくゆのか。
一也は仕方なく手を上げた。
「じゃあ、俺がやるよ」
「いいの?」
「部活も入るつもりないし、まあ、暇だから」
「そう、うん、ありがと。じゃあ、中川君で」
洋子は黒板に一也の名を記す。
一人志願者が出たからだろうか、残りの役職も30分ぐらいで埋まってしまった。
「よかったわー、また持ち越しになったらどないしよかと思ってたんよ。
委員や係に決まった人は、途中で仕事を投げ出したりせんように。
他の人も、困ったことがあったら、みんなで助けたってね。わかった?」
「はい」
大きな声で応えるのは、無職の玲菜と生き物係に決まったゆのかの夏服コンビ。
「うちはもう帰るけど、隣のクラスの迷惑にならんようにな。
それから中川君は、ちょっとお話があるから、うちと一緒に来てくれる?」
穂波先生がパチンと片目をつぶる。
一也は席を立って教室の前へ向かう。
途中ですれ違った洋子が、一也の手をぎゅっと握った。
「ありがと、ごめんね」
「委員長が悪いんじゃないよ」
意識しないまま、二人の視線が同時にゆのかの方に向く。
それから、無邪気な妹分が放っておけない者同士、顔を見合わせて笑いあった。
社会科準備室。
電気をつけても薄暗い部屋で、穂波先生は一也を優しく抱きしめた。
淡い香水の香りと甘やかな体臭が一也の嗅覚をくすぐる。
「立派やったよ」
柔らかな手で、一也の後頭部をゆっくりと撫でる。
「一也君が生徒会の仕事引き受けてくれるなんて思っとらんかったわ。成長したんやなあ」
眼鏡の奥の垂れ目気味の瞳は、一也を慈しむ穂波の心をそのまま映していた。
中学生の頃、母親を失い、他にも理由があって、ほとんど学校にも行かなくなっていた一也に、父がつけた家庭教師が穂波だった。
穂波はただの家庭教師以上の存在として、一也と何度も食事を共にし、後には泊り込み、身体を重ねるようになった。
一也が中3になる春、穂波の大学卒業と、父の再婚というイベントがあって――
穂波が教師をつとめるこの女学園に、一也が特別生徒として入学するまで、二人は数えるほどしか会う機会がなかった。
「先生」
「一也君、ここにはうちらの他に誰もおらんよ。前みたいに穂波先生って、呼んでもええんやで」
「流…先生」
あえて名字をつけて呼んで、一也は穂波の身体を軽く押しのける。
幸せそうだった穂波の表情が、凍りついた。
「ごめんな。うち、なんか勝手に舞い上がっとったみたい。
あれから1年もたったんやもんね。付き合っとるみたいにベタベタして、迷惑やったろ?
うちは今年一年たまたま受け持っただけの担任で、社会科の先生。ホームルームと授業で会うだけ。それだけや」
瞳に涙を溜め、嗚咽交じりに穂波が言う。
「そんなこと言って、泣いてるじゃないですか」
「泣いてなんかおらんっ。一也君はうちのこともうどうでもええんやろっ」
「俺は穂波先生のこと好きだよ」
子供のように拗ねる穂波の唇を、強引に奪う。
「ん…んんっ……ふあ…ちゅく…ちゅ……ふあ……」
力の抜けた穂波の身体が、社会科準備室のスチール棚に寄りかかる。
非難がましくにらみつけようとする穂波の目から、ぽろぽろと涙がこぼれ出した。
「冷たくしたり優しくしたり、一也君が何考えとるんかわからんよ」
頬を伝う塩辛い涙を、一也は舌で舐め取る。
気のない男にされたら嫌悪に慄くような行為を受けて、穂波はむしろだらしなく声を漏らす。
「う…あ……ああ……一也君、なにすんのや……」
服の上から胸を揉む。同じ巨乳でも、弾力の強い玲菜のと違って、穂波の胸は思いのままに形を変えていく。
「穂波先生は、俺のことどう思ってる?」
「一也君は…ただの生徒……」
再び涙交じりに言いかけて、穂波は首を何度も強く横に振った。
「イヤ、そんなのイヤやっ。うちは一也君を愛しとる。一也君と一緒にいたい。一也君ともっと話したい。一也君に抱いてほしい」
「俺もだよ、穂波先生」
Yシャツのボタンを外すと、白いブラジャーに包まれた乳房がこぼれ出る。
手のひらから指先まで、すべて使って穂波の胸をこねまわす。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
快楽と幸福に表情をとろかしたまま、穂波は喉を鳴らしてあえぐ。
一也は穂波の柔らかな双乳の間に顔を埋め、穂波の匂いのする暖かな空気を鼻からいっぱいに吸い込んだ。
「恥ずかしいわ、一也君、えっちぃよ、ひゃんっ」
なめらかな肌に舌を這わすと、穂波はぴくんと身体を震わせる。
舌だけでなく、前歯を軽く立ててみたり、乳首に吸い付いたり。胸を思いのままに胸をもてあそぶ。
乳房にしゃぶりついたまま、一也は左手をスカートの中にもぐりこませた。繊維の感触が、ふとももからお尻にまでずっと続いている。
「ストッキングなんか履いてるんだ」
「あ…ああ……、うん。ちっとは先生らしいやろ?」
「こうやって触ってると、なんだか痴漢の人になったみたいだよ」
さわさわと尻を撫でさする。生のお尻を触っているとき以上に、いけないことをしているような気がする。
「でも、らしくないし、これじゃあデキないよね」
そう言って一也はパンティストッキングの股間の部分を力任せに引き裂く。繊維に沿って、意外と簡単なほど断裂は広がる。
「あんっ、一也君、ひどい」
「俺もそろそろ我慢の限界なんだ」
ズボンから取り出した一也の一物は、既に先走りの液にぬれていた。
「そっか、一也君も興奮しとるんやな」
穂波は自らスカートをまくり上げ、パンストの下の薄手のパンティをずらして恥丘を露出させた。
柔らかな曲線を描く肢体と、蜜のあふれ始めた雌の部分。
赤い媚肉の間の裂け目にモノをこすりつける。
「ん…熱いわ、一也君の」
「行くよ」
一也は肉槍を一気に突き立てた。
体重をかけて、男性器を深く受け入れようとする穂波。
脈打つ膣が、すぐに一也を搾りたてる。
「うん、あっ、ああっ」
奥へ、奥へと、何度もモノを打ちつける。
パンパンと響く肉の音。
穂波の背のスチールの棚がガタガタと鳴る。
「あんぅ、んっ、んんっ、いいよ、もっとしたって」
両手を背に回してしがみついてくる穂波。
体重のほとんどは一也にかかっている。
「んんっ、んんっ、あふっ、すごいよっ、一也君……」
子宮の入り口をつかれながら、自らも腰を振る女教師。
半開きにした口から舌をのぞかせ、荒い吐息とあえぎ声を漏らす。
力任せのセックスで蹂躙されながら、その顔は歓喜の色に満ちている。
「もうすぐ…出ると…思うんだけど……」
「かまへんよ、中に出して。うち、ちゃんと避妊しとるから。
こうやって、一也君に抱いてもらえるの、毎日ピル呑んで待ってたんやで」
「穂波先生、ごめんね」
やらかい身体を抱きしめて、膣奥に精を解き放つ。
牡棒を取り囲む肉襞が、多くの精を求めてみだらにうねる。
「ええよ…、うち、一也君のこと大好き……」
うっとりと呟き、穂波は一也の額にキスをする。
一也は性器を引き抜くと、蓋をするように、ずらしたパンティを戻した。
「あはは。パンツの中、一也君の精液でぐしょぐしょや。脇からあふれてきとる」
穂波は股間に指を這わせ、精液をひとすくい舌先で舐める。
汗ばむ肌と、匂い立つ雌の色香。緩んだ頬に、ずれた眼鏡。しわになったシャツ。放り出された豊満な胸、破れたパンスト、しみのついたスカート。
若き女教師は、一也の前に無防備な痴態をさらしている。
「こんなふうにしてもらうの、1年ぶりやもんなあ。
なあ、一也君、なんで今までうちのこと避けとったん?」
「穂波先生、立派な先生になりたいって言ってたよね」
一也の返答に、穂波はぱっと破顔する。
最初に一也と会った時、彼女は希望に目を輝かせて「夢は立派な先生になることです」と言ったのだ。
「あ……、覚えとってくれたんか。でも、もういいんよ。うちは一也君がいっちゃん大事やもん」
射精が終わって萎えていく肉棒に指をそわせる。
「立派な先生になんてもう興味ない。うちは一也君にだけいい先生になれれば、それでええんや」
自分は半裸のような状態のまま、穂波は一也の身なりを整えていく。ズボンを上げて、折れたYシャツの襟を直して。
「この部屋はうちがカタしとくから、一也君はそろそろ教室に戻んな」
「ありがとう、穂波先生。またしようね」
「せやな。これからはいつでもできるもんな」
10 :
792:2006/04/12(水) 10:34:17 ID:f7GI6Qwd
11 :
792:2006/04/12(水) 10:42:58 ID:f7GI6Qwd
というわけなんで、
次スレを立てて2回目の投稿をしました。
みなさんほんとグダグダでごめんなさい。
12 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:14:10 ID:dENtOuSL
3/6以降が投下されていないことを不審に思った人は次スレ移行を勘ぐるから大丈夫だと思うけど、
そうでない人はわからないよね。
とりあえず緊急措置として、しばらくageてみることにする。
>>792 うーん、なんだ、投下内容はGJなので、スレ立てのチョンボと相殺ということで!
13 :
とくめー:2006/04/12(水) 15:25:21 ID:mA3rFLOT
>>13 とりあえずファンタジーシティーの更新先頼む
15 :
カイ:2006/04/12(水) 17:12:08 ID:FxQPl99l
一昔に流行ったような古臭い顔のため、同年代の娘には全く人気がないが、ふとしたことで熟女にはその顔が受けて、
ウハウハ状態となる男子高校生が主人公の小説を探しています。
最初、お水関係の熟女にストーカーされ、そのことがきっかけで自分がいかに熟女受けする顔をしているかということに気づき、
童貞喪失、それからはその顔を武器に毎日のようにとっかえひっかえSEX三昧して、
終いには自分が告白して振られた同級生の母親とも関係を持っていました。
こういう小説を以前読んだのですが、
パソがクラッシュしてブックマークが消えたため、サイトの所在がわからなくなってしまいました。
ご存知の方いましたら是非おしえてください。
どうかよろしくお願いします。
>>13 SSを抜き出してテキストデータにまとめる作業くらいまでなら、こちらがやりましょうか?
いまリハビリ中なんで、それくらいの作業は気分転換に手伝えるよ。
ちなみに自分のSSは、溜まった手書きのメモを入力、編集中。いろいろと悶絶してます(笑)
鳥付け忘れてた。
18 :
とくめー:2006/04/12(水) 18:49:31 ID:f7GI6Qwd
帰宅。
>>14 いま、別に書いてるものがあったりしてゴメン――
あれもいい加減書かないとなあ。
>>16-17 そんなことよりSSを……
わ、いま14の気持ちがすごくわかったw
こういう作業は、途中までとかいう割り振り方すると、
収集つかなくなるんで、ちょっと気合入れて、
今週中にでも一気にやっちゃいます。
お気持ちありがたいです。
19 :
とくめー:2006/04/12(水) 22:46:14 ID:f7GI6Qwd
20 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 08:31:48 ID:x+z/CxY2
ボーイッシュ・キャラのゆのかが良い。
担任は、関西弁・メガネ・ドジ・泣き虫キャラ独占?
園長に妄想癖キャラをつけると、主人公との接点の少なさを
カバー出来ると思う。
21 :
792:2006/04/13(木) 18:46:24 ID:y3n4sfwb
ども。感想ありがとうです。感想は筆者のエナジーです。
まだ前スレは落ちてないんで、前スレ末期の作者さんにも感想を!
>>12 スレ立てチョンボと相殺か、厳しいですねw
よし次でプラスだ!
>>14 orz
>>20 ボクっ娘ゆのかは筆が走ります。素直な子って書いてて気持ちいい。
穂波先生は、まあ、そんなとこっす。
メガネは学園長や義妹もつけてるし、ドジならゆのかも負けてないけど。
学園長の澄佳さんは、エロ妄想と自慰でエロ分を増やせとw 順当な案だと思います。
次は、20さんからお褒めいただいた、ゆのかのイベントになりそうです。
ハーレムモノとしては、そろそろ複数プレイを入れないといけませんねw
22 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 12:25:21 ID:NPkV6P22
俺は委員長に期待だな。委員長+ゆのかで3Pだな。この組み合わせは外せないでしょう。
ところでみんな、新スレに合流出来たのかなぁ。
23 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 12:26:14 ID:NPkV6P22
うおっ、6Pだよ、俺のID。
ハーレム系で攻めるならやっぱり複数フェラが好きやな〜。
新スレ乙!
>>792さん
面白いです。
欲を言えば、もう少しエロを長く。
て、始まったばっかりなのでこれからに超期待です。
他の作家さんもがんばれ。
人いないな〜。
今週か来週当たりに圧縮くるらしいから、こまめに保守しておきたいところ。
あと、確認。
康夫(ヤスオ)さん、いないよね?
神田川康夫さん、悪者の名前に使います。
その名前は使わないで欲しい、という人は言ってくださいね。
27 :
792:2006/04/17(月) 22:52:48 ID:gq1VgerZ
おっちゃんキター。
康夫ちゃん、とくに問題なし。
長野県知事ぐらいしか思い浮かばん。
>>22 委員長は現時点での登場キャラで唯一、
主人公ラブじゃないキャラなんで、
エロに持ち込むのは先になりそう。済まぬ。
>>25 エロの尺はたしかにほしいねえ。
語彙力がなくて、尺のばそうとするとどうしても時間食ってね。
いいやってなっちゃうんす。
頼んでるモノが届いたら、少しは改善されると思うんだけど。
保守
新スレ立ってたんだorz 大変遅くなりましたがスレ立て乙です。
全然更新されてなくてどうしたんだろう?とひたすらモヤモヤしてた…自分アホ杉
地球 人類の宇宙進出から1000年後、過疎化によって人々から忘れ去られた星の一つとなる。
環境ホルモンの影響か男が産まれ難い風土をもっている。
主人公 大物宇宙会賊父親の一人息子、農業用などの作業用ロボの整備が得意な13歳、エゾと
呼ばれている大き目の島のとある村で暮らす。
父親 大物宇宙会賊、女はコマス、出来た子供の責任は持つをモットーに宇宙を荒らしまわっ
ている。会賊団の構成員は女性が多い。子供達は文明の手が及ばない忘られ星”地球”に置い
て有る。
ハーレムの構成員は現在未定
新レスに合わせて新しい設定(だけ)を投下。
32 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 15:45:43 ID:3bOhQvUp
花見で桜を見飽きたアナタにはコレ↓
あんちやふーで新しい刺激を探そう!
www.unti-yahoo.com/
>>31 会賊=海賊?
設定は脳内だけで完結させないで、ぜひSS化を。
>>33 宇宙に海を当てるのもどうかと思って。
遭遇して襲われるから会賊、宇宙の賊だから宙賊の方が良かったかな。
時代背景はあっさり浮かんだのだけど、登場人物がどうも・・・登場人物でどんなのが良い?
35 :
449:2006/04/18(火) 19:42:16 ID:J7CbQtkz
康夫(ヤスオ)の件、OKですか?
明日には投下できると思いますので、ヤスオ使われたくない方はご一報を。
『傷痕』煮詰まってますので、気分転換に書きました。ちょっとバカっぽいスーパーヒーロー戦隊ものでス。
>>34 宇宙の海は、親父の海だよ、と、昔のアニメも言っていた。(デュアル!ぱられるんるん物語)
宇宙海賊か、宙賊でいいんでない?
なんか、「遭遇して襲われる」じゃあ、『追い剥ぎ』のような印象がある。
人様の世界観にあれこれ言うのも無粋ですね、ご容赦を。
>登場人物
未来SFである、という特色を生かして、超能力やハイテクを小道具にしてみればおもしろいんじゃないでしょうか。
農作業中の主人公のチンコを、サイコキネシスで悪戯してくるオマセさんとか。
36 :
31:2006/04/18(火) 20:40:23 ID:nxLJ2VqE
追加設定
労働
教育と妊娠、整備、製造・修理以外はロボットが行う。人間がやる仕事はロボット
の整備、製造、修理と芸能、芸術、学問関係。宇宙の方では妊娠も出来る。人間と
寸分変わらないロボットが居るらしい。
人口
地球に残っている数は全世界合わせて3000万人程度、環境破壊が著しかった東アジ
アと北米はほぼ無人。人口のほとんどは宇宙に乗り遅れた日本人が占める。
宇宙の総人口は1兆を大きく超える。
登場(するかも)キャラ
主人公の親父 身長260cm体重150kg、地上に降りている間は雰囲気だけで空間を歪
める威圧感を持つ普通?の親父。最近は巨大な自分のブツ(合う女が居ない)を縮
める方法を探している。母親の腹に掛けただけで主人公を孕ませた超人。
SFの設定を生かすなら、人間と寸分代わらないロボッ娘(気を回した親父のお土産)。
後はどんなのが良いのやら、主人公も特技と年齢以外何も決まっていないし。
長文投下します。話題を切ってしまい申し訳ありません。
『傷痕』の短編(番外編)を3編準備しておりますが、推敲中で煮詰まっております。
エロの差別化が出来ない・・・。
んで、息抜きに別のSSを書いてみました。
馬鹿っぽい文章ですが、よろしければお付き合い願います。
<<注意!>>
・次回以降、寝取り要素があります。
・主人公は悪者側(フェイスくん)です。
・設定の矛盾は、たぶん、笑いどころです。
・ネーミングが馬鹿っぽいのは仕様です。
長文になりますので、上記注意事項を避けたい方は、 ハーレム戦隊モテルンジャー・ でNG登録を。
第一話『誕生!モテルンジャー!!』
ひかり眩しい日本に、一つの『悪』が現れた。
その名は『デスガルド』、『機械帝国デスガルド』!
時は2015年。
地球のロボット工学は近年急激な進歩を遂げているが、この時代にあっても、未だ一般に浸透しているとは言い難い。
せいぜい、カメラアイで撮影した画像を飼い主のケータイにメールするペットロボとか、音楽に合わせて流行遅れのダンスをワンパターンのように踊るだけの二足歩行ロボだったり、
壁や障害物に当たって方向転換するだけの無駄な動きを何度も繰り返して、やっと部屋の掃除を終了する円盤状の自動掃除ロボくらいである。
そんな地球に突如現れた多数の巨大円盤が、瞬く間に世界各地の主要都市を攻撃し、各国の武力を無力化していった。
円盤群は、無機質なマシンボイスで、自分たちが侵略者であることを告げ、地球人全てに対し完全降伏を迫った。
その円盤から送り出される兵力は、地球上のいかなる技術をも超越した超科学の産物で、地球人類のいっさいの反撃を受け付けなかった。特に、全長50mの戦略型巨大ロボット、
2mの戦術型ロボットの威力はすさまじく、地球の軍隊は、大量に出現したロボット群の内、たった一機の損壊すら叶わなかった。破壊力では最強とされる核ミサイルも、
いかなる技術か核爆発を封じられ、ただのミサイルに成り下がった。
多くの犠牲を払い、それでもまだ抵抗をしようと闘う人間達もいたが、次第にその勢力は消えていった。
大気中に拡散されたナノマシンにより、人々の抵抗心は薄れ、侵略者に対して服従するように洗脳されていったからである。
そして、わずか1週間足らずのうちに、世界は謎の侵略者に制圧された。
ただ1国、日本を除いて。
・・・・・・
「さて、いよいよ楽しみに取っておいた『日本』を攻めるとしようか」
広い部屋の中、一人の男が呟いた。
高い天井はそれ自体全面が照明の役割も果たしているため、少し見ただけではどれくらい高いのか距離感を掴みにくい。
同様に、四方を囲む壁面も、三次元立体モニタになって色々な情報を表示させているために、これもまた果てを掴みにくくなっている。
部屋、というには広すぎる。ストレートすぎるが、広間、というのが自然だろう。ざっと見ただけでも数百メートル四方はありそうだ。
その広間に設置された背の高い玉座、そこに男は腰をかけていた。
広間の広さと、腰をかけている玉座の大きさのおかげでスケール感が狂わされてしまうために、その男はひどく小さく見える。しかし、彼は実に2m近い大男である。
年の頃はまだ青年といっても良いのだろうに、眉間に深く刻まれた皺から渋い印象を受けてしまう。そして、彼の頭髪は真っ白で、しかもそれはファッションによるものではないようだ。
さらに彼は、右目を黒い眼帯で隠している。それらが、彼の身に起こった苦労を忍ばせる。
がっしりとした体躯に、ぎらりと輝く銀色と鈍色の金属鎧を纏い、その身の丈よりも大きな太刀を玉座に立てかけている。
彼は。
広間の中の一人の男、ではない。
彼のいる空間、巨大円盤たちの母艦、いや、謎の侵略者たちの中で唯一の男、である。
「俺を見捨てて逃げ出したんだからな、お前は。『クレイン』から持ち帰った技術で、さぞやいい目を見ているんだろうなぁ」
男は、広間の壁全面に映された日本列島上空からの映像を見ながら、昏(くら)い笑みを浮かべた。
この男の名前、フェイスという。
大柄であること、鎧を纏っていること、そして白髪隻眼であることを除けば、普通の地球人、日本人とそう変わらない。
今のつぶやきも、彼の母国語である日本語である。
元は地球の、日本人であったが、今はその名を捨てた。
「フェイス様、地球すべての技術レベル解析が終了しました」
女の声。
そして声のあと、玉座に座るフェイスの前に、深く傅(かしず)く女が出現した。
「現在のレベルにおいて、クレインの技術がわずかながら確認されております。
我々の散布した洗脳ナノマシンに抵抗する『ナノマシンジャマー』が、日本国民の約80%から反応確認されました」
切れ長の、蒼い瞳をもつ美しい女だった。細い眉はなだらかな弧を描き、一見して穏和な表情を形作る。地球人の年齢にして二十歳くらいの風貌だろうか。
傅く姿勢のせいで分かり辛いが、程良く豊満なバストと細くくびれたウエスト、形の良いヒップという、女性としての一つの完成型とも言えるスタイルを、
光沢を持った青いボンデージ風の戦闘服で包んでいる。腹部と胸元、そして太股の内側を大きく露出させ、白い陶器のような肌をさらしているため女性的な艶(つや)が
強調されているのだが、その反面、肩から拳にかけて繋がるスーツは逆の印象となる。両のショルダーから突き出した雄牛の角、上腕から下腕にかけて列を作る牙のような
スパイク、そしてナックルから生え、腕の延長のように真っ直ぐ、鋭く伸びる剣は、どう見ても厳つく、攻撃的である。
それら硬軟両方の特徴的な要素を、すべてまとめ上げて女性的な印象に変えているのは、彼女の持つ長く青い髪である。
今の傅く姿勢だと、あまりに長すぎて髪が床に流れてしまう。まっすぐ立てば優に太股くらいまで届く長髪だ。そして、地球人ではあり得ない、やや薄い青の髪。
その髪は、まるで金属を思わせる光沢を持ちながら、柔らかく繊細な手触りを想像させる、不思議な魅力を持つ。
全身を、青を基調にした戦闘服で覆いつつも清廉な色香を感じさせる、不思議な女性だった。
落ち着いた、柔らかな女性の声で報告を受け、玉座に座るフェイスは、わずかだけ忌々しそうに顔をしかめた。
「ふん、それなりの対策はしてあるようだな。それでいて技術は拡散させずに秘匿する、か。アイツらしいやり方だ」
男の言葉の後も、女は無言で控えている。最初は下げていた頭も、彼の許可を受けて持ち上げ、その美しい顔を男に向けていた。その優しげな風貌にあっても表情はなく、
どこか機械的な印象を受ける。
「よし、日本の辺境地から順に、『ナノマシンジャマーキャンセラー』を散布しろ。
そして明日正午、東京に戦術機械人『イテコマスドゴルァ』一機と支援機械兵『タマトッタル』五十機を送り込め。
戦略巨大機械人『ナマラデッケーノ』は出撃準備だ」
地球の、他の都市を一気に殲滅した兵力に比べて、あからさまに少ない。
むろん、これだけの兵力であっても、現存の地球兵力では傷も付けられないほどの技術差があるのだが。
「戦闘目的はいかが致しましょう? この規模ですと、単純な日本壊滅には三日ほどの時間がかかりますが」
女の問いに、フェイスはにやりと頬をあげて応じてやる。
「様子見だよ。非効率的なぐらいに、派手に暴れてやれ。アイツをおびき出すんだ。
アイツがどんな対抗手段を用意しているのか、探ってやろう。
フフフ、まぁ、じっくりと楽しもうじゃないか」
「かしこまりました」
女は深く頭を下げて男の言葉を受け取り、現れたときと同じように消えようとしたのだが、男の手招きに気が付いた。
「ご褒美だ、こっちへおいで、アクア」
男が優しく小さな笑顔を浮かべながら、女を手招きする。アクアと呼ばれた女は、男のその言葉に、ぱあっと表情を明るくする。
先程までの機械的な無表情から一転、幸せあふれる笑顔だ。
まるでスキップを抑えるかのような、静かだが足早な動作で男の膝の前まで近付いた彼女を、フェイスは座ったまま頭を引き寄せて、その薄いピンクの唇にキスをした。
ちゅ。
ほんの一瞬、わずかに唇を重ねただけの、短いキス。それでも彼女の頬には朱が差し、幸福感に満たされた表情をしている。
「この続きは、今晩だ」
「はい・・・ありがとうございます。フェイス様の駒として使っていただけるだけでも幸せですのに、その上ご褒美までいただけるなんて。
・・・このアクア、これほどの幸福はございません」
もはや恍惚と言っていいほど表情を緩ませ、アクアは言った。そしてわずかに未練を引きずりつつもフェイスの袂から下がり、再度深く礼をしてから、
現れたときと同じように瞬間移動でこの場から立ち去った。
彼女の正式な名称は、アークリットウェアグラスという。地球の言葉としてはなんの意味も持たない、遙か遠くの星の言葉を、地球人であるフェイスが無理矢理音読した名前である。
同時にそれは、地球を襲う侵略者の旗艦が指揮する7隻の超巨大母艦、その内の一隻と同じ名前である。
超惑星戦闘母艦『アークリットウェアグラス』
それが彼女の正体であり、彼女はその本体である。
艦全体が一個の機械生命体であり、その中枢は集約され、肉を纏った女の姿となっているのだ。
地球の北海道くらいの大きさはある『アークリットウェアグラス』に対して、人間の姿をとる彼女は、例えるならば、固い外骨格を持つ蟹の頭脳に相当する器官である。
ただ、蟹の脳味噌と違って、彼女らは自立し、艦の外へ出ることも出来るのだが。
フェイスは、自分の前に女として姿を現す彼女を、その長い名前が持つ語感と、海を思わせる彼女の青い髪から、『アクア』と呼ぶことにした。
アクアが消えてからしばらく。
きーんこーんかーんこーん・・・
『定時』の鐘が鳴った。
おおよそこの場にそぐわない、のんきな鐘の音である。
「フェイスさん、お仕事お疲れさまです♪」
玉座のすぐ傍から、小さな鈴を鳴らしたような、ささやかな声。
小さいけれどもその声からは、少女の弾むような嬉しさを読み取ることができる。
広大な広間、その中央に位置する玉座。
そしてその後ろには、この空間に全く似つかわしくない、畳の間。
屋根も壁もなく、ただ畳を座敷のように敷いているだけの六畳間。
声の主は、広く冷たい金属床の上に敷いた畳の上で、三つ指ついて座っていた。
「お風呂にしますか? それともお食事を先に?」
まるで、新婚新妻のようなセリフでフェイスを出迎えたこの少女、広間の機械的な雰囲気をすべてブチ壊しにするような、惑星地球・日本国の民族衣装、着物である。
濃紺の着物に白い割烹着という純和風の少女と、彼女のいる六畳間だけが、この広間のなかで異常な違和感を放っているのだ。
彼女の風貌は、地球人の年の頃で言うと十四、五歳といった、まだ幼さの残る顔立ちである。どこか気弱な、おとなしそうな性格を現す瞳と眉、控えめに言葉をつむぐ小さな唇。
それらで形作られる表情は、彼女の内からあふれる暖かな優しさによって、穏やかな笑みとなる。黒く長い髪はゆったりと背中で編みこまれ、
大きな海老の尻尾を連想させる三つ編みにしてあった。
たとえるならば野に咲く小さな花のような、可憐で慎ましやかな美しさがある。
「そうだな、腹が減ったんで、先にメシだ」
フェイスがそういいながら畳の間に足を踏み入れると、少女が立ち上がり彼を迎えた。その少女が軽く鎧に触れただけで、彼の全身を覆っていた金属鎧のすべてが幻のように消え去った。
その後に残るのは、和風普段着に身を包んだ男だけだ。
「わかりました、今日のお夕飯は私、頑張りましたので、楽しみにしてくださいね」
そういって彼女が六畳間から身を外に出すと同時、一瞬にして狭い壁と天井が現れ、そこはいかにも質素な安アパート2LDK(+フロ)へと変貌した。少女は、そのキッチンにいる。
上機嫌で、鼻歌を歌いながら鍋に火を入れなおしていた。
フェイスは卓袱台の傍に腰掛け、テレビの電源を入れた。
さっきまで見ていた巨大な3Dモニタと比較するとあまりにも小さすぎる画面にゆっくりと灯がともり、なにやらスポーツの試合が映し出される。
「しかし、九年ぶりに地球に帰ってみれば、日本のプロ野球界もずいぶん様変わりしたなぁ。まさか本当にセ・パ両リーグが統一されて1リーグ制になってるとは・・・」
などと、とても侵略者とは思えないくつろぎよう。
そして少女によって、次々と卓袱台の上に運ばれてくる夕食の数々。ご飯、味噌汁、納豆、漬物、マカロニサラダ、ひじき煮、コロッケ、そして風呂吹き大根。
「おお、こりゃ美味そうだ。がんばったな、すみれ」
風呂吹き大根から、ひじょうに美味そうな香りが湯気と共に漂ってくる。
大根も程良く出汁が染みている様子。
やはり日本の冬はこれだなぁ、などと、宇宙帰りの出戻り侵略者はしみじみと感慨に耽る。
「えへへ・・・お口に合えば嬉しいんですけど」
はにかみながらそう応えた少女。フェイスからは『すみれ』と呼ばれている。
彼女の正式な名前は『ゴルディウスミレイド・アウザスティンク』、先のアクアと同様、超惑星戦闘母艦の名称であり、目の前の少女の姿はその中枢本体である。
例によってフェイスはこの名称を無理矢理音読し、彼女のたおやかなイメージと語感から『すみれ』と名づけた。フェイスが乗艦する、この巨大な旗艦こそが彼女の姿なのだ。
先ほどの広間も彼女の艦内なのだから、そこに畳を敷いたり、部屋への瞬間移動などの、艦内の空間、現象操作は、ごくあたりまえの機能ということになる。
彼女もアクアと同様に機械生命体の有機中枢であるのだが、アクアをはじめとする七隻の機械生命体とは根本的に異なる存在である。
彼女は、機械生命体種族『クレイン』の、唯一絶対の『母たる存在』から直接生み出された『八姫』のうち、一番若い『末姫』なのである。
そんな貴(たっと)き姫に、風呂吹き大根を作らせるフェイスという男、いかなる過去の持ち主なのか。
その謎は、今後明らかにされるであろう。
「うむ、この茄子のぬか漬けも、いい漬かり具合だ。メシがすすむなぁ!」
「そうですか!? よかった♪ その糠床(ぬかどこ)、ゾンブルグ星系殲滅戦のときから作り始めたんです。フェイスさんに美味しいぬか漬けを食べてもらおうと思って。
・・・喜んでもらえて嬉しいです♪」
唇の前で小さな手のひらを合わせて、恥ずかしがるように喜ぶ超惑星戦闘母艦。
ひとつの星系を殲滅しながら超惑星戦闘母艦に糠床を作らせるフェイスという男、いかなる(以下略)
・・・・・・
フェイス達侵略者の『時計』は現在、日本国兵庫県にある、明石の天文台にあわせてある。単純に、フェイスの趣味である。
その時計が、夜の十時を指した。
「今夜はアクアが来るぞ」
フェイスが言った。
この時間に言う言葉、としては、もちろん艶を含んだ意味合いだ。
「はい、『ご褒美』ですよね? ・・・でも、順番からするとサイカさんの番じゃないんですか?」
「サイカは俺の指示を守れずに、オーガスタのゴルフ場を少し破壊しやがったからな。まったく、マスターズが中止になったらどうするつもりなんだ。・・・というわけでお仕置きだ」
ゴルフトーナメントの開催を心配する侵略者。
以降、超惑星戦闘母艦相手に30分ほどゴルフ講義をする侵略者。
よし、今度ゴルフ大会でも開くか、とフェイスが言い、すみれも乗り気になってフォームの真似事を始めた頃合いに、アクアがやってきた。
こんこん、と2LDKの玄関がノックされ、アクアが名乗り来訪を告げる。
フェイスが出迎えて招き入れると、アクアは深々と礼をして部屋に入ってきた。彼女が六畳間に上がると、すみれが卓袱台を片づけ、布団を敷いているところだった。
「あっ、すみれさま、そのようなこと、私がやります!」
アクアが駆け寄ってすみれから布団を奪おうとするが、それにかまわずすみれは布団を敷き終えてしまった。
アクアたち七隻の超惑星戦闘母艦たちは、すみれのことも『様』付けで呼ぶ。なにしろ自分たちの旗艦である。
ちなみに旗艦『ゴルディウスミレイド・アウザスティンク』は、北海道くらいのアクア達よりも遙かに巨大で、優にオーストラリア大陸くらいの大きさはある。
「ところで、今日はそのカッコで来たんですか?」
すみれが指摘する。
アクアは、昼間の作戦行動時と同じ、トゲの生えた青い戦闘服だ。
普段、この部屋にやってくるときは、地球風の服を着てくることが暗黙の決まり事になっている。
確かに地球の、それも日本のごく平凡な2LDK六畳間に、その戦闘服は似合わない。庶民の部屋から浮いている。
「はい。前回ご褒美を頂いたときに、次はこの姿で来るように、と・・・」
玄関から戻ったフェイスがアクアを後ろから抱きしめた。両腕の外側には鋭いスパイクが飛び出ていて危なっかしいので、両の脇腹と腕の間から手をさし伸ばし、
彼女のお腹のあたりで手を交差する、緩やかな抱擁。
「たまにはいいかな、と思ってさ」
彼女の背中から、耳元に囁きかけるフェイス。アクアも、女性としては長身な方なのだが、大柄なフェイスはもちろん彼女を大きく上回る。
お互いが立ったままの抱擁では離れてしまう唇の距離を、フェイスは顔を下げて、そしてアクアは顎をあげて振り返りながら埋めようとする。
「お前が俺のために働いて、尽くしてくれるこの普段の姿も、可愛い、と思ってるんだ」
耳元から囁かれる言葉に、アクアは、表情をふにゃ、と崩して、嬉しそうな、泣きそうな、複雑な顔になる。
「ふぁ、もったいないお言葉、あ、ありがとうございますぅ・・・」
言葉だけで瞳を潤ませていくアクアの唇を、フェイスが塞いだ。
差し込まれる男の舌を受け止め、自分の舌を絡める女。塞ぎきれない唇の端から漏れる湿った音が、アクアの耳にいやらしく響いてくる。くちゃくちゃと舌を絡め、
お互いの唾液を味わった後、フェイスから唇を離した。だが、その唇に追いすがるかのように、アクアの舌は浅ましく差し出されたままだ。
「もっと、俺の舌が欲しいのか?」
「は、はい・・・、でも、そのまえに・・・」
もじもじと言い渋るアクアに、どうした?と言葉の続きを促すフェイス。
「服を、脱がさせてください。フェイス様にお褒めの言葉を頂いたあとに、このようなことを言うのは失礼だとは承知しておりますが、このままではフェイス様にお怪我をさせてしまいます」
確かに、今こうやってアクアの肩越しにキスをしてはいるが、彼女の肩から生える大きな雄牛の角は邪魔になる。その鋭い先端は内側に湾曲しながらも上向きに伸びていて、
キスをするフェイスの頬を何度か引っ掻いていた。そのたびにアクアは肩を強張らせ、なるたけ邪魔にならないように気を遣っていた。
気にするな、多少のひっかき傷など痛くもない、というフェイスに、それでもまだアクアは何か言いたそうに、潤んだ瞳を向けてくる。
「このままじゃ、フェイスさんに『ぎゅっ』ってしてもらえないから、ですよね?」
いままで、香を用意したり白湯を暖めたりと、せわしなく伽(とぎ)の準備をしていたすみれが、アクアの気持ちをかわりに答えてやる。
アクアは恥ずかしげに、そして切なそうに、はい、と肯いた。
「まぁ、今日は『ご褒美』だからなぁ、仕方がないか」
その答えを聞いて、ほっ、と安堵の息を嬉しそうに吐くアクア。
しかし、フェイスは口でそう言いながらも、なかなかアクアを解放しない。アクアの戦闘服の上から片方の手で胸を揉み、大きく露出した戦闘服の腹部から服の隙間に手を這わせ、
彼女の恥丘にうっすらと茂る陰毛をなぞるように弄んでいた。アクアは、解放してもらえない切なさと、徐々に呼び起こされる女の性を、顔を真っ赤にしてこらえていた。
「もう、フェイスさん、あんまり苛めちゃ可哀想ですよ」
優しく窘めるように、浅葱色の夜着に着替えたすみれが言う。フェイスが後ろから抱くアクアに向かい合い、服の隙間に這わせた男の手に自分の手を添えて優しくとどめる。
そして、その諫めに応じて動きを止めたフェイスの手を、今度は自分の胸元にそっと抱き寄せた。
「今度は、私を可愛がってくださいね」
フェイスはようやくアクアを解放し、今度はすみれを抱き寄せる。先程のアクアよりも身長が低いすみれだから、フェイスと並ぶと彼の肩にもわずかに背が届かない。
彼は背を曲げて屈むように、そしてすみれは男の胸板を頼りに背伸びをするようにして顎をあげ、ようやく唇が重なった。
ちゅ、ちゅぷ、ちゅ、ちゅう・・・。
すみれの小さな唇から伸ばされた舌は、少し短めの慎ましい長さだ。それをフェイスは美味そうに貪る。舌の動きに唾がはねる音をさせ、ぴちゃぴちゃと混ざり合う。
しばらく続いた深いキスの後、ようやく二人の唇が分かれ、細い滴をこぼす。
「はぁ・・・フェイスさん、わたし、フェイスさんのあそこ、おしゃぶりしたいです・・・」
顔を真っ赤に火照らせ、欲情の熱病にうなされるように、すみれが言った。甘い溜息混じりのその言葉に、フェイスは充分そそられその気になった。しかしそれでも、
このまま素直に応じることのない彼はかなり意地悪な性格である。フェイスは、ん? と意地悪な笑みを浮かべて、彼女がぼかした恥ずかしい言葉を促してやった。
「もう、もう、フェイスさんのいじわるっ。・・・フェ、フェイスさんの、とっても大きい、お、おちんぽを、なめなめさせてください・・・逞しくて美味しそうなおちんぽを、
すみれにおしゃぶりさせて欲しいんです・・・」
そんな少女の淫らなお願いに満足したフェイスは、良くできました、と小さくキスをして彼女の頬を撫でてやった後、布団の上に仰向けになった。彼女はフェイスの腰に頭を近付け、
そしてフェイスに促されて彼の頭を跨ぐ姿勢になった。彼女が男の夜着に手をかけ、腰の帯を解いて自由にするのと同時に、その男の手によって彼女の夜着のすそは大きくまくりあげられた。
フェイスの顔を跨ぐ彼女の股間は、下着も穿いていない、あられもない姿をさらした。すでにその少女の秘部は潤いにあふれ、太股を伝う水跡が流れていた。
「キスだけでこんなに濡れてるぞ、すみれ。それとも、エッチな台詞を言わされて、それで濡れたか?」
「そ、そんなことないです・・・」
フェイスが、ニヤニヤといじめっこの笑みを浮かべて彼女をからかっている。
すみれは、そんなフェイスの口を閉じさせるにはどうすればいいのかを十分に理解している。すでに力強くいきり立っているフェイスの肉棒にキスをし、舌による奉仕を開始した。
ちろ、ちろ、ちゅ、れろ、ぷちゅう、
唇と舌を使い、舐め、吸い付く少女の奉仕。懸命に広げた唇で亀頭を頬張り、口の中で舌を激しく動かす。フェイスが刺激に呻き、なるほど彼の口は閉じられた。
そしてフェイスも彼女の割れ目に吸い付き、お互いがお互いの性愛を高め合った。
「あ、あのう、脱ぎ終わりました・・・」
そんな遠慮の声と共に、アクアが戦闘服を脱ぎ、地球のブラとショーツに似たアンダーウェアだけの姿でフェイスの傍に控えた。
「よし、じゃあ、すみれといっしょに、俺のモノをしゃぶれ」
「は、はい!」
フェイスの指示に、嬉しそうな返事をした跡、いそいそと姿勢を変え、四つん這いになって彼の下半身へと顔を近付ける。ちょうど、フェイスの顔に跨るすみれと並ぶような位置で、
彼はアクアの突き出された尻を眺めて堪能できる。すみれの腰を抱いていた片方の手をアクアに伸ばし、彼女の秘部をアンダーウェアの上からなぞってやる。
「ん!」
敏感に反応するアクアに、すみれはフェイスのペニスから一時離れて頬にキスをしてやった。
「いっしょに、フェイスさんを気持ちよくして差し上げましょうね♪」
アクアは恍惚の表情を浮かべながら、はい、と返事した。
・・・・・・
男の股間に顔を寄せ合うのは二匹の牝。
アクアが、広げて突きだした舌の腹で亀頭を包むようにかぶせ、大きく顔を揺らせてねぶりながら唇に含み、喉奥へと呑み込んでいく。
「・・・んう・・・ん、んぶ、ンっンっンっン!、・・・んっ、・・・んむっ、・・・んんんっ」
くちゅ、にゅぷ、じゅる、じゅるるるるる、にゅぽ、ぬりゅ、ずるるる・・・・
ねぶり、吸い上げ、喉奥まで深く飲み込み、自分の喉を慣らすようにそれを繰り返す。じゅるじゅるとあふれる唾液が男のペニスの上に塗され、どんどんこぼれていく。
「は、あは、フェイスさんのおちんぽも、きんたまも、とってもおいしいです・・・ん、んちゅ」
少女の舌と唇によってフェイスの肉棒の根本、陰嚢がねぶり尽くされる。くちゅくちゅと口の中で袋を弄んだかと思えば、ディープスロートしているアクアの唇といっしょにサオをしゃぶる。
すみれがペニスを喉奥へと呑み込んだときにはアクアがタマをしゃぶり、アクアが深くくわえ込んだペニスをちゅばちゅばと高速で扱きだし、
すみれが喉奥へとディープスロートしたまま咥内粘膜を密着させての強烈バキュームをしかける。二匹の牝による猛烈なペニスへの攻撃は、どんどんとフェイスを絶頂に追い込んでいく。
フェイスも、すみれの割れ目を広げながら粘膜全体をべろべろと舐め、吸い、アクアの下着の下に差し込んだ指で秘腔を掻き回してやる。
そして、お互い高め合った性感の波は、一気に高みへと登り詰めた。
「く、いくぞアクア、喉の奥まで咥えろ、胃袋に直接流し込んでやる!!」
そして男の股間に限界まで溜められたザーメンが、女の喉に締め付けられた狭い管を駆け上がり、勢いを付けて噴きだした。
ビュク!ビュルゥ!ビュクゥ!!ビュルルルル!!!!
「ン、ンっ、ンっンン、ンンンーーーーーーッッ!!」
・・・こく、・・・こく、こくり、・・・・ごくり。
男の噴きだしたドロドロの欲望が、ネバネバと粘つきながら女の喉を流れ落ちていく。
男のペニスを喉で咥えたまま、彼女は自分自身も大きな絶頂を味わっていた。
「アクアさん、『ご褒美』、美味しかった?」
すみれが、ペニスの根本にキスをしながらアクアに尋ねると、
こく、とアクアは、ペニスを咥えて恍惚に浸りながら肯いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
フェラチオによる射精から時間を置かずに、未だ硬度を保ったままのペニスを携えてフェイスは起きあがった。
アクアは下着をすべて脱がされ、すみれもはだけていた夜着を脱ぎ去り全裸となった。そして彼の指示で、すみれが下、アクアが上の、『重ね餅』の姿勢をとらされた。
二人は抱き合ったまま唇を重ね、お互いの舌をしゃぶり合う。すみれは特に、精飲したアクアの咥内に残る残滓を求めて、彼女の咥内隅々を舐め回した。
そしてフェイスは、二人の唾液で滑つくシャフトを扱きながら、重ねられた二つの性器を眺めていた。
下に位置するすみれの割れ目は、肉のはみ出しも少ないまさに少女の性器で、それでもあふれる蜜とヒクつく粘膜は、貪欲に快楽を求める牝のものだった。
すみれの上に重なるアクアの割れ目は、清楚な造りながらもはみ出した花弁が性器の成熟を照明し、粘つく濁った蜜を滴らせて牡を誘っていた。
フェイスは、この、『重ね餅』を気に入っている。
なんといっても、並べられた美肉のどちらから先に挿入するか、などという、そんな贅沢な選択が出来るのが嬉しい。まさに、複数の女達を独占している実感が得られる瞬間でもある。
ペニスの先を二人の割れ目に交互にあてがい、女を焦らしながら選ぶ行為を彼は楽しんでいた。
「・・・はあんん・・・フェイスさぁん、いじわるしないで、すみれのおまんこに、ふといおちんぽくださいぃ・・・」
「んはぁ、ん・・・フェイスさまぁ、アクアの卑しいオマンコを、フェイスさまの大きいカリで、えぐってくださいぃ・・・」
焦らされた女達は口々に、男を誘う淫らな口上で媚びてくる。それらを気分良く聞きながら、フェイスはようやく一つの穴に絞った。
ずぶずぶずぶずずずずずにゅううううううう!!!
「ひゃああああああああああああああんっっっっっ!!!」
フェイスが一気にすみれの秘腔に突き入れ、最奥の子宮口を押し上げた。同時に、叫び声にも似たすみれの嬌声が上がる。
ぬるぬるの粘液が充分にあふれているとはいえ、小さなすみれの膣に巨大なペニスを突入させるのには、激しい抵抗があった。
しかし、その抵抗を楽しみながらも腰を進め、挿入も半ばを越えると今度は逆に吸いあげられるように呑み込まれた。
「あああああああっっ、いっ、いっぱいいぃぃ!!!おまんこのなかがぜんぶうまっちゃうぅぅぅっっ!!!!」
すみれの言葉通り、フェイスの肉杭は少女の穴を埋めつくした。
狭い彼女の膣内はぎゅうぎゅうにペニスを締め付けてくる。全体が強い締め付けで、それでいてゴリゴリと何重かに分けてさらに強く絞られる。
油断をするとすぐにでも搾り取られてしまいそうになる、極上の穴だ。
少しの間その膣の感触をじっくりと楽しんだ後、ゆっくりと注挿を開始した。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、
「ふぁあああん、ああっ、すご、すごいです、うあああああん!!!」
ずちゅずちゅずちゅずにぐにぐにゅう!
「あっ!あっ!あっあっ!ああっんああああああああっっ!!」
激しいストロークでピッチをあげ、所々の深さで捏ねるように腰を回す。
そしてすみれが充分な高まりを見せ始めたところで、じゅぷ、とペニスを抜き去る。
いやいや、と拗ねるすみれを置いて、今度はアクアに挿入。
ずにゅーーーーーーーーーーーっっっっ!!!
「ひいいいいいいいいいいいいいっっっっ!!」
柔らかくこなれた女の膣を、躊躇うことなく野太いペニスが突き刺さる。その、躊躇無い一撃は女の肉襞をかき分け、最奥の子宮を圧迫した。
その瞬間、アクアは悲鳴と共に絶頂した。しかしフェイスは彼女の絶頂を持ってそれを終わりにさせず、わずかにアクメの波が静まりだした頃合いを見て激しいピストンを開始した。
ずちゅずちゅずちゅずぶずぶずぶずちゅずちゅ!
「やああああっ!!だめ、だめです!またいっちゃう、いっちゃいますうううッッッ!!・・・・・・・あ、や、やあ、そんな、ま、また、またぁッッ!!!」
フェイスの突きはアクアの絶頂を完全にコントロールし、何度も何度も何度も何度もアクメを与え続けた。そんな途切れることのない嬌声の中、
切なそうにしているすみれと目があったフェイスは、アクアの最奥に強烈な一撃を叩きつけた後、再びすみれの狭道にペニスを挿入した。
そしてフェイスは、二人の穴を交互に犯し、何度も何度も二人に女の絶頂を与えた。
イキ疲れてぐったりしているアクアから肉槍を抜いたフェイスは、自身も限界が近付いていた。続けてすみれの膣を犯しながら、最後のスパートを開始した。
ずちゅ!ずずちゅ!ちゅ!ずちゅずちゅ!!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!ずちゅ!!!
「ひ!あ!あ!ああ!く!あ!!あああ!だ!だめ!だめだめぇ!!すき、すきぃ!!フェイスさぁん!!だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!」
フェイスの、叩きつけるようなピストンが激しくなり、一気に二人を絶頂に向かわせる。
「あぐ、だめだ、でる、すみれ、おまえの膣内に出すぞっ!!!」
「きて、きてぇ!!フェイスさぁん、いっぱいきてぇ!!!」
そして、腰の奥で爆発したマグマは堰を切って噴きだし、勢いよく少女の子宮を叩く。
ブビューーーーーーッ!ビューーーーーーッ!!
「ああああああああああああああああああっっっっ!!」
ビュゥーーーーーーッ!ビュゥゥーーーーッ!!
「っっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!」
少女は自分の中で暴れる男の精に翻弄され、一番激しい絶頂に放り出された。
フェイスの肉棒は何度も何度も脈動を繰り返し、すべての精液を少女の小さな子宮に注ぎ込んで満たしていった。
大きく息を吐きながら、フェイスは気を失ったすみれの中からまだ固いままのペニスを引き抜き、二、三度深く呼吸を繰り返した。
そして、すみれの上に被さっていたアクアを抱きかかえ、キスをした。
「今度は、おまえの膣内に注いでやるよ」
その言葉を聞いて、絶頂の余韻に惚けていたアクアは、
「・・・はい、・・・おねがい、します・・・」
と、幸福そうな笑みを浮かべて答えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
フェイスは何度も何度も等しく二人の子宮に精を放ち、絶頂の海を泳がせた。
今は、仰向けになっているフェイスの上にすみれが跨り、精を受け入れた後だった。
アクアは限界を超えてしまったようで、フェイスの腕を抱きしめながら隣で眠っている。
すみれもこれが限界のようで、瞼を蕩けさせながら、フェイスの胸に身体を預けていた。
「フェイスさんに、言わなきゃいけないことがあるんです・・・」
眠りの誘惑と闘いながら、すみれが言葉を紡いだ。フェイスが促すと、嬉しそうな笑みを浮かべて、答えた。
「あたらしい『こども』ができたみたいです。わたしたちの、はちばんめの、こども。」
こうして、『母たる存在』が生み出した『末姫』から、新たな生命が生み出されることとなった。
アクアたち七隻の超惑星戦闘母艦に、新たな『妹』が加わるのだ。
フェイスは、今度はどんな娘が生まれるんだろうか、と、心を弾ませながら、すみれといっしょの眠りに落ちていった。
・
・
・
・
・
・
そして翌日、日本時間にして正午。
(さてと、どう出る?
オマエが日本の、東京にいることはわかっている。
地球から逃げ出すか? まだまだ隠れるつもりか?
そのどちらも許さん! 早く出てきて戦え!
俺に、復讐の場を与えるんだ!)
フェイスは立体映像モニタに映される、東京の映像を眺めながら考えていた。
東京の街を、兵器の塊である支援機械兵達が蹂躙し、戦術機械人は人間サイズの大きさながらも怪光線を発し、高層ビルを易々と薙ぎ払っていく。
人々は逃げまどい、大恐慌に陥っていた。
そんな地球の、日本人達の様子を見ながらも、元・日本人のフェイスにはなんの感慨も湧かない。
彼が思うのは、自分を裏切って逃げ出した、かつての親友・神田川康夫(かんだがわ・やすお)のことであった。
今から九年前、大学で機械工学を学ぶフェイスとその親友である康夫(当時、共に十九歳)は、地球調査に来ていた小型の調査円盤に攫われた。
その異星人の円盤の中で、フェイスと康夫は何とか脱出しようと足掻いた。苦心の末ようやく脱出艇射出場にたどり着いた二人であったが、追っ手はすぐそこまで迫ってきている。
そのときに康夫が、裏切りの行動に出た。
先に一人で脱出艇に乗り込んだ康夫は、その武装を使って、待機してある他の脱出艇をすべて破壊したのだ。
さらに、二人乗りも可能だったと思われる脱出艇であったのに、康夫は一人で逃げ出していった。
その後、すぐに踏み込んできた追っ手の支援機械兵によって、フェイスは捕まった。
そしてそのまま円盤は母星へと帰還した。
フェイスがそこでいったいどんな目にあったのか。
どうして彼が侵略者として帰ってきたのか。
そのことは、また後に語られるであろう。
(神田川康夫、オマエが俺を裏切って逃げ出してから九年たった。
俺は苦労したぜ、ここまで来るのに。オマエはどうなんだ?
異星人がじきに攻めてくるのを知って、そしてその技術の一部を持ち帰って、まさかなにもしないで、のうのうと過ごしていたんではあるまい?
さあ、異星人は攻めてきたぞ? 九年の準備期間があったんだ、それなりの抵抗はするんだろう?
出てこい。
早く出てこい。
早く出てきて、俺を裏切った九年間の成果を見せて見ろ!!)
そして、東京の破壊を映す映像は、煙燻る焦土から、五人の人影を捕らえた。
『破壊はそこまでだ、異星の侵略ロボットめ!!』
フェイスは、その声に、覚えがある。
『この地球は、俺達が守る!!』
九年前のあの日、共に脱出艇に乗り込もうとしたフェイスを突き飛ばし、あばよ、と言った男の声。
『愛の力が地球を救う! ハーレム戦隊、モテルンジャー!!』
間違いない、その男は、神田川康夫だった。
紅い戦闘スーツを身に纏い、青、黄、白、黒の四人の仲間を従えて。
あの神田川康夫が、ヒーロー戦隊を結成して、フェイス達侵略者を待ちかまえていたのだ。
「ふ、く、くく、くくくっ」
フェイスは、必死に、こみ上げてくる笑いを抑えようとした。
「くくっ、ぷ、ふははははははははははははははははははっっっっ!!!!」
しかし、抑えきれずに、大声を上げて笑い出してしまった。
(『戦隊』だと? あれか、俺が連れ去られた年にもまだ続いていた、子供向けのTV番組、なんとか戦隊ボウケンレンジャーとかいう、あれのことか?!
おもしろい、傑作だよ。
そうすると俺は、悪の大幹部、ってところか?
良いだろう、つきあってやろうじゃないか!)
「アクア、聞いているか?」
フェイスがそう言うと、間を置かずにアクアが現れた。
玉座の前に傅いた姿勢のまま、瞬間転移。
「はい」
「あの、モテルンジャーとやらの、戦力は解析できたか?」
現地では戦闘が始まり、モテルンジャー達五人の戦士は、フェイス達侵略者の先兵・雑兵とも言える支援機械兵を、次々と打ち倒していった。
その戦闘データをリアルタイムに収集している超惑星戦闘母艦『アークリットウェアグラス』の本体であるアクアは、僅かのレスポンスを感じさせることなく、フェイスの問いに答えていた。
「五人それぞれには性能差があるようです。現時点で解析できている総合性能評価を申し上げます。
モテレッドと名乗った赤いスーツの男、4.28。
モテブルーと名乗った青いスーツの女、2.11。
モテイエローと名乗った黄色いスーツの女、2.89。
モテホワイトと名乗った白いスーツの女、1.33。
モテブラックと名乗った黒いスーツの女、2.94、といったところでしょうか。
これは、支援機械兵『タマトッタル』を1としたときの比較数値で、現在出撃している戦術機械人『イテコマスドゴルァ』は82.47となっております」
なんだ、その程度か、とフェイスは苦笑する。
苦笑はするが、よくやった、とも評価する。
九年前、あの規模の小型円盤から奪ったテクノロジーは、あまりにも末端過ぎる。
その程度の技術から、支援機械兵を上回る戦闘能力を持つ兵器を生み出せただけでも、充分がんばったと言えるだろう。
参考までに、支援機械兵を1とするならば、生身の人間はせいぜい0.00005といったところだ。十万倍近い能力を身につけた訳だから、
地球のレベルからは充分逸脱したオーバーテクノロジーだ。
「よし、アイツらがイテコマスドゴルァに大技っぽいのを決めたら、やられた振りをして帰還するんだ。
派手にダミーの爆発を起こして転移すれば、気付かれないだろう。適当に機械片のゴミでもバラまいとけ。
その後に、ナマラデッケーノを出撃させろ。アイツらが巨大ロボットを持っているか、データを取って、適当なところでやられた振りだ。
アイツらに、優越感を持たせてやれ。
なにしろ、これから一年間、がんばって俺を楽しませてくれないといかんからな。
早々に戦意喪失してもらっては困る」
フェイスは楽しそうに、しばらく顎に手をやって考えたのち、アクアに命じた。
「そうだな、我々はこれから、『デスガルド』とでも名乗ろう。
『機械帝国デスガルド』だ、それらしい名前だろう?
よし、改めて日本に、宣戦布告だ。
アクア、いかにも悪者っぽく、高圧的に演技しろよ?」
「ええっ、わっ、私がやるんですか?」
指先で自分を差しながら、アクアが言う。こういうのはフレアのほうが適任だと思うんですが、などと、姉妹をたてに苦手な任務から逃げようとする彼女を、意地悪そうな笑いを浮かべてフェイスが捕らえた。
「フレアはもっと悪い役にとっておく。役者は出し惜しみしないとな。さぁ、ちゃんとやらないと、お仕置きするぞ?」
お仕置きとは、夜伽のローテーションから外してお預けすることを指す、彼女たちにとっては大変つらい罰だ。こうまで言われて、アクアはようやく観念した。
「うう、わかりました、がんばります・・・」
しゅん、と項垂れながら、彼女は姿を消した。
フェイスはそれからしばらく、楽しそうにモニタを眺め、自軍の巨大ロボットと闘う康夫達の巨大ロボット『モテキング』の性能差に満足しながら、これからの復讐計画に思いを馳せるのだった。
第一話、終了。
(つづく)
第二話予告
「『機械帝国デスガルド』の恐ろしい女将軍アクアがモテルンジャーを襲う!
モテレッドに忍び寄る、卑劣な罠!
次回、ハーレム戦隊モテルンジャー第二話!
『なぜだ!ヤスオ釜ゆで!?』に、プラトニックパワー・チャージアップ!!」
以上です。長文失礼しました。
エロかったでしょうか?
次回以降で、モテルンジャーの女メンバーをレッドから奪う展開を予定。
エロシーンは、フェイス+モテルンジャー(女)+戦闘母艦娘の複数プレイ。
寝取りの罪悪感を嫌う向きもあるかと思い、レッドを悪人にしてみました。
基本はラブラブなんで、あんまりえげつない寝取りはありません。
戦闘シーンはまともに書くつもりがありません。
しかし、戦隊シリーズならば戦闘前の名乗りセリフがないとしまらない。
というわけで、考えてみた。
「一人の女じゃ満足できない、モテレッド!」
「切っても切れない幼馴染み、モテブルー!」
「あふれる母性の世話焼きおねぇさん、モテイエロー!」
「今時貴重な純粋お嬢様、モテホワイト!」
「気になるアイツに素直になれない、モテブラック!」
『愛の力が地球を救う! ハーレム戦隊、モテルンジャー!!』
・・・馬鹿ですな、俺は。
ちなみに、6番目の新戦士の名乗りも、もう考えています。
見事予想できた方は、俺と同じくらいの馬鹿、ということで。
では、これにて失礼します。
長々とスレを消費して申し訳ありませんでした。
>>449 GJ!
ちょっとバカっぽいスーパーヒーロー戦隊もの?ちょっとバカっぽさが足りないな。
すいません(土下座)、大好きですこういう物。
ちょっと思いついた設定
時空間消滅爆弾
レッドの最後の切り札、全てを無かった事(夢オチ)に出来る究極兵器。フェイス
と昔良く遊んだ雑木林(現在秘密基地)に地球帰還の三年後に突然現れた。康夫の
根拠の無いフェイスに対する憎しみ(この感情と何故あの時フェイスを捨てて逃げ
たのか本人も解っていない)が最終回に一瞬だけ和解した時、判明する(実はお互
いに何度も同じ時間を立場を変えて繰り返していた。この爆弾はどっちが作ったの
か、もう解らない)。
>>449 面白かった!
続きに期待しつつ、6番目を予想してみた。
「娘の彼氏に横恋慕、モテパープル!」
「お赤飯はまだ早い、モテ蛍光ピンク!」
「芸は売っても体は売らぬ、モテマゼンタ!」
真っ先に思いついたのが「何の因果かマッポの手先」というのに年を感じたorz
でも筋の通った不良娘いいよね。
乙!
どう寝取っていくか楽しみです。
スッゲー良い感じジャン。期待しまくって待ってますね
>>449 乙です!
ひたすらwktkしながら続きを待ってます。
>>449 乙です。当方もひたすら待ち続けます。
子のてのシチュは大好物であります!
>>449 バカですかアナタは(褒め言葉)。
なんでエロSSでここまで爆笑せにゃならんのだ!!
でもイイ!!こーゆーバカバカしいノリ大好き!!www
っつーか
「タマトッタル」
「イテコマスゾゴルァ」
「ナマラデッケーノ」
893ですかww
ひたすらワクテカしながら待ってます故。
62 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 18:37:03 ID:VXZddy0j
何処の誤爆だ?
読んでくださったかた、コメントをくださったかた、ありがとうございます。
はたしてこれはエロいのか?! などと悩みながらエロシーンを書いています。
擬音(ずちゅ、とかにゅぷとか)が多すぎてキモくないですか?
>>63 擬音スキーな俺としては無問題。
ちょっとした妄想だけどSFで「スペースコロニー」をまるまる1つ買取るか
作ってしまうとしてそいつを「ハーレムコロニー」にしてしまう妄想が頭を
過ぎったヨ。
さすがにガンダムのコロニーは最大収容人口が多すぎ(1000万人!)るから駄目だ
けどもっと小さいコロニーなら人口1万人くらいらしいからコロニー1つ丸まる
使ってハーレム作る奴が絶対未来にいるだろうなw
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/スペースコロニー
>>64 それをぜひSSに!
マクロスのメルトランみたいに、女ばかりの種族(巨人種族じゃないよ)が住むコロニーにたどり着いた主人公が、
性愛のすばらしさをみんなに伝えるために奮闘する、みたいな話とか。
>>65 そういうシチュエーションを昔の映画で見たな。
まあ、他の惑星に行くんじゃなくて、宇宙人が地球に来たんだけど。
セックスという概念を持たない宇宙人が、スパイするために地球の科学者の妻になるとかいう話だった。
保守
ハーレム小説書こうとしたけど、逆レイプの構成しか浮かばん。
結果としてハーレムが存在するのなら過程が逆レイプでも一向に構わない漏れガイル
ハッピーエンドであれば個人的には逆レイプでもおk
逆レイプで何がまずいのか判らない
ハーレムもの
血縁から発生する閉鎖系 一番、ハーレムものを立ち上げ易い?
職場、学校、サークル等のお約束系 発生に力技が必要になるけど、そこを気にしなければ。
主人公が権力者の現実系 関係がドロドロに陥り易い。
無人島に漂着、急な環境の変化で主人公以外男が居ない系 読んでの如く
ハーレム戦隊・・・心地よい響きだ。
続きはまだかね、諸君
>73
諸君、と言われても、書いてるのは449だし。
だれか、108人の女を集めるハーレムすいこでん書かないかなぁ。
八犬伝がいいな
>>76はリレー好き、ちぃ覚えた!
1キャラあたり1〜3レスで、容姿性格プロフィールだけ書くもよし、ついでにエロシチュ、萌えシチュ書いてみるもよし。
いわば保守を兼ねたネタ企画みたいなものだけど、やってみる?
いまごろ新スレに気づいたorz
449さん、面白かったです。続き期待してます。
あと、とくめー氏の保管庫、ちゃんと過去SSが補完されている。
乙です!
美人姉妹が主人公の変態的な命令に恥ずかしがりながらも従う、
なんてご都合主義全開のエロを描きたいが、どうやってそんな展開に
持っていけばいいんだろう?魔法や催眠術とかでベタ惚れに…
なんてノリじゃシラケちゃいますかね?
>>82 大丈夫だと思うぞその設定でも。
ただどちらかといえば妹と主人公が顔見知り&同級生ぐらいの関係
でそれに姉が引きずり込まれるというパターンであっても良いかも。
ご都合主義、バッチコイ。
魔法が効くのは夜だけで、昼間は面識無し、又は嫌われてる、ってのも面白いかもしれん。
86 :
82:2006/04/30(日) 19:00:28 ID:C0UliQYU
>>83>>84 御意見有り難うございます。ちょっと考えてみますね、でも…
あまり期待はせんといて下さいwなにせ筆がのろいので…
>>82 小さい頃にいじめっ子から助けてもらって、二人とも主人公のお嫁さんに
なると決めたからとか…
>>82 設定例
主人公と姉妹は幼馴染。
小さい頃に姉が何かして(行動的なミス、危険地帯に主・妹連れて入る、癇癪起こして妹突き飛ばした先に車が…等)
妹巻き込む大事故起こした所を主人公が妹助けて大怪我。
そんな事があって、元々主人公に好意を寄せていた姉妹は揃って主人公に惚れている。
姉→責任と恩義を感じている。 ツンデレ。
妹→命の恩人。 甘えっ娘。
こんな設定なら多少の無理は通るんでね?
>>82 主人公にぞっこんな姉妹が成長し日に日に格好よく逞しさを増してきた主人公
を他の女に取られるよりは・・・・となって主人公の無理難題を聞いてやっていく
というのもアリかもな。
90 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 11:48:04 ID:HUoez/zP
>>82 超自然的設定で行くなら「モテるペンダント拾ったから」とかでいいじゃない。
命の恩人ネタなら、「昔はカッコよかったが今はタダのデブオタ」
とか主役とヒロインたちに格差が欲しい、
個人的には主役が男前だと感情移入しづらい。
>>90 風船クラブ原画のエロゲで、女の子を奴隷にしていくデブが、ハーレムエンドになった途端に痩せて、かっこいいワイルド青年になる、つーのがあった。
あまりのギャップに大笑いした記憶が。
>>90 むしろ俺は主役の男が不細工だと逆に感情移入しにくいんだ
主役が男前の方が俺はいい
だってそれによって自分がカッコいいと思えるからなw
つ 現実
>>94 細かいことは気にするな
用はどっちが感情移入しやすいかってことだろう?
過ぎる夢は体にも精神にもあまり良くない
風貌はどっちでもいいが、やたら気取ってたり達観してる主人公は個人的にダメだな
エロシーンなのに全然興奮しないで冷めてると萎える
俺はどっちかつーと主人公男前派だなー。いい女はやはりいい男に抱かれていてほしいと
考えるのは変だろうか。
なんだろ、エロビデオでどんだけ美人が出てても男優がキモイとエロメーターがマイナスになる感じ?
主人公は余程書き手が上手くない限り、個性抑え目適度な美形がいいと思うんだ。
主人公の個性が強い場合、作者に腕が無いと俺が俺がのU-1小説になりかねんし。
あと、ブサオタが主人公だと素で凹む。
没個性的なのが一番安牌か
結局、その人の個性と関係するところも多いんだと思う。
わたしゃブサメンじゃないから、ブサメン主人公は「キモッ」だけど、
非コミュだから、あまり社交的なさわやか主人公はしょうに合わない。
マア現実的な意味で言えばデブでもモテる奴はいるわけでよっぽど
イタイので無い限りはそういうのも個性があっていいと思うがな。
羊頭戌肉の「ふらっとはーれむ」なんかはそういうパターンやし。
俺の友人にもデブだが明るくて人当たりがいい奴がいて意外とモテてる奴がいる。
神聖モテモテ王国に出てくるブタッキーも、そんなかんじだよなぁ。
104 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 11:35:28 ID:kaOJC7/Y
長女・セクシーお姉さん
次女・主役と同級生、ツンデレ
三女・知的で清楚
末っ子・主役になつく甘えっ娘
そんな若草ハーレムを読んでみたいな。
>>105 と考えるよなあ。
個人的には、あれがリーフ作品(隔離対象)であることが残念でならない。
主人公がブ男(上級者用)
基地区系か、温和で話の巧い相談役系。トンでも系でも個性が必要。
主人公が標準か美形(初級者から上級者まで)
エロゲーにありがち、無個性でもやっていける。
>>108 ターミネータの作者って、こちらで投稿とかしてたんだ…知らなかった
自分は、作者さんのサイトの方で読んでたよorz
あの人、他の作品もハーレムしてるのが多いから好きだなぁ
投下作品て書いてたお
>>109 あの人自サイト持ってたの?
教えてくれまいか。
113 :
111:2006/05/04(木) 15:09:16 ID:NLFC8Dc7
>112
THX!
114 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 16:16:53 ID:Z8a20gsT
「勇者の血」を目覚めさせるために女戦士や姫さまが主役にまとわりつく…なんて王道ものも読んでみたいな。
ベタすぎ
嫌いじゃないぜ
「ベタベタ」「陳腐」「ありがち」etc etc……
これらはある単語に置き換える事が出来る。
それは……
「 王 道 」
それだけ愛されている設定ってコトさ。
王道は、感情移入すべきかどうかの重要な目安になる。
鬱や寝取られガ無い、とわかる王道であれば、安心して主人公に感情移入して読むことが出来るし。
王道とはべたなことと見つけたり
じゃあちょっと俺ファンタジーで主人公、異世界から召喚された勇者のハーレムSS書いてくるわ。
ちなみに女性キャラが
魔族と王女と美人騎士とエルフと僧侶と女勇者だけど
まだ他にリクある?
リクあるのなら、今から三十分以内にあげてくれ。
絶対採用したり、完成するのは今日だ、とは確約できんけどできるだけニーズに応えるよん。
121 :
とくめー:2006/05/05(金) 21:41:12 ID:/4sMyrr/
30分は微妙に過ぎたが。
獣娘は? いろいろできまっせーw
王女の母親が必要なのは言うまでもない
30分以内はキツイな(笑)
俺的には、女サムライが欲しいなぁ。女騎士と意地の張り合いする感じの。
んで、主人公を主君と認め、忠義を尽くすタイプ。
昔のエロゲになるが、めいKINGってのに出て来た椿という侍が好きだった。
30分は無理だぜブラザーw
男性に免疫の無い純情クールな武道家を頼む。
30分は短すぎだぜ兄弟ww
魔術師頼む。精力剤的な物を作ったりとか。
126 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:42:05 ID:tPwic8CP
>>120 じっくり待たせてもらうぜ同胞!俺達はお前に夢を託す!!
127 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 23:05:33 ID:wM71qPKK
いいねぇ、魔法使い。
薬を作るのに男の精液が必要だとかで搾り取られたり。
それで完成したら仲間に飲ませたり。
保守
>>120 ヤバスww 俺が書いてるのと被ってるww
ファンタジーハーレム二つあってもいいよな?
130 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:22:14 ID:pP1AZQrs
よいよいw読んでる俺たちもハーレム気分倍増よ!
むしろ二つでは足りない
133 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 15:44:31 ID:P2/WKIYT
フロリダでは
それ確かエロないし
137 :
とくめー:2006/05/07(日) 20:40:42 ID:M5Di8L2a
138 :
120:2006/05/07(日) 22:40:10 ID:UEwH00rs
さて、今夜中にプロローグと第一話を投稿できそうですよ。
本当は短編だったんだけど、リク受けたらそうもいかなくなってしまったので、
何話かのお話になりそうです。
あ
ktkr
143 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:05:21 ID:DE2kRuM8
それ紹介しようと思ってたんだが、ヒロインの一人称あたいがどうしても耐えられずにそのまま忘れてたお
ハーレムものを書く上で、ヒロインの書か分けは常に悩むところ。
やはり便利なのは一人称の記号化かな? と思い、思い付くものをリストアップ。
私(わたし)、わたし、ワタシ 普通
私(わたくし)、わたくし 上品、堅物
あたし、アタシ ギャルっぽい
俺、おれ、おれ、あたい、アタイ はすっぱ
僕、ぼく、ボク ボクっ娘
おら、オラ、あたす 田舎者
うち、ウチ 訛り(関西弁?)
拙者、それがし 忍者・侍娘
ミィ、ミー、ワターシ 外人(英米)訛り
自分の名前 子供っぽい
自分の名前に『ちゃん』『たん』付け ロリ
ダウトある?
あたち ょぅι゙ょ
関係を表す呼び方(おねえちゃん、おかあさん、おばさん、せんせい、本官)
俺はこの一人称でエロやられたら萌えるor萎える、などの意見があれば参考にしたい。
>>145 ゴメン、俺は下三つ(外人系、一人称が自分の名前)が駄目。
ちょっとした苦い過去があって……。
グレー
> 自分の名前に『ちゃん』『たん』付け ロリ
アウト
> 俺、おれ、あたい、アタイ はすっぱ
> おら、オラ、あたす 田舎者
> 拙者、それがし 忍者・侍娘
> ミィ、ミー、ワターシ 外人(英米)訛り
>>145 わらわ・みども・自分 って言うのもあるね。
個人的にアウトだが、「漏れ」っていうのもある。
忍者娘か・・・
若様の入浴や自慰現場をハァハァしながら視姦(だめっ娘、腐女子系)
若様の恋愛指南を勝手に買って出て筆下ろしをする(知識のみで自分の経験は無い)
先代から仕えている(何でも知っている熟女、お姉様系、経験値はそこそこ高い)
可愛い弟分が実は忍だった(ボクっ娘)
とか。
ヒロインの書き分けで重要なのは実は二人称。
そこに関係性がよく表れてるから。
ToHeart及びシスタープリンセスを連想されたし。
幼い頃隣に引っ越してきた女の子は、江戸時代の名家の末裔(お姫様)だった。
彼女に見込まれて婚約する主人公。
(ここで初エッチ)
今まで彼女を護ってきた忍者の姉妹、その妹が今度は俺を護衛することに。
クール姉、妹ドジっ娘。
(ここで忍者姉妹丼)
主人公の警護をする忍者妹の隙をついて襲い掛かる武者三姉妹。
長女・剣術大学生(暴れん坊)、次女・薙刀高校生(大和撫子)、三女・弓術中学生(気弱奥手)。
主人公の、普段は役に立たない特技が効果的に発動、その場の機転で撃退し、寝返らせる。
(ここで武者三姉妹丼)
三姉妹を雇っていたのは武家の末裔の女の子(鎧武者娘・野心家)で、主人公の婚約者から埋蔵金のありかを聞き出すのが目的。
いろいろとやり取りがあった末(このあたりで鎧武者娘、その側近と3p)、埋蔵金のありかを示したといわれる地図は鎧武者娘の手に渡る。
喜び勇んで地図を下に宝を掘り出そうとするが、埋蔵金ではなく、とても価値のないものだった。
(仲良きことは美しきかな、とか書かれた色紙、みたいな)
そのころ、宝よりも女の子を選んだ主人公は、姫、忍者姉妹、武者三姉妹と呑気に7pを楽しんでいた。
するとどうしたことでしょう、姫と忍者姉妹の背中に地図の刺青が浮き上がる。
この三人を同時に絶頂させることではじめて浮かぶ本当の埋蔵金のありかを示す地図だったのだ。
お宝と女の子を手に入れた主人公は、呑気気ままに過ごしましたとさ。
どっとはらい。
・・・というような和風女の子で固めたハーレムSSのプロットを考えました。
だれか文章化してください。
>>153 ひどく短くてよければ文章化するけど、いい?
だいたい原稿用紙換算で40〜60くらいになるけど。
155 :
153:2006/05/09(火) 22:41:20 ID:rT8Hu/89
>>154 よろしくお願いします。
あくまでもプロットですので、お好きに弄ってくださって結構です。
あー、楽しみだ(゚∀゚)
前提;ワードからのコピペなんで見難いけど勘弁してください。
常盤家、って言えばこの街でちょいと名の知れた名家だ。
江戸時代天下分け目の戦いでは徳川軍に付き、見事な戦勝を挙げたという事は実に有名な話だ。
その将軍の名は常盤金成。彼の所有する土地は山一つどころではなく、この常盤市のほとんどが彼の子孫の物である。
と、いう事は必然的にかの家の方々はものすごいお金持ち。
そしてセオリーとしてそういった家の方々は下々の者には目もくれない、というのが定説であるはず。
しかして何故か、この物語の主人公伊豆直利は日曜日の昼下がり常盤家にお呼ばれしていた。
「な、なんで僕なんかがこんな名家に?」
自分でも把握していなかった。
それもそのはず。彼がこの家に来たのは三日前、突如黒塗りの車に囲まれて
「お誘い」
などと達筆な筆で書かれた書状を受け取ったからなのだ。
初めはギャグか何かだと自分を納得させていたのだが、いざ開いてみるとそこには立派な花押と共に達筆な文字。
正直読めんかった。
だがなんとか日取りと場所だけは把握し今に至るのだ。
この家の主人の事を直利は全く知らない。
しかし、この家の跡取り娘の事は知っていた。
その名も常盤紀子。言うまでもなく学校のマドンナである。
むしろ紀子という名前からもう風格が現れているではないか。
紀、という気高さを現しそうな字に日本の古風豊かな女性の名によくある、子。
合わせて紀子。
そのある種直利の勝手な妄想に違わず、常盤紀子その人はまさにそんな感じだった。
同学年(二年)とは思えぬ風格品位そして笑顔。
彼女の微笑みを眼前で捕らえた者は例外なくその場で崩れ落ちる。
清廉潔白を人型にするとこうなる、と新聞部の取材では書かれた。
何しろ勉強も運動も出来る上に美人。簡単に言えば完全無欠の美女なのだ。
「うーん、やっぱりすごい人だ。……ってなんでそんな人が僕の事を家に招いてくれちゃってるわけ!? やっぱりおかしいよ…… 逃げ」
次の瞬間、和室の障子が勢い欲開け放たれた。
「直利様!? 直利様なのですね!」
「ひぃっ?! 生まれてきてすみません!!」
よくわからんが謝ってしまった。
「えぇっ!? 生まれてきて悪い事なんてありませんよ?」
「あ、ああ、そうですよね。はは、や、やだなぁ僕ったら」
「ふふふ、面白い直利様」
何故か紀子は慌てる直利の姿を見て笑みを浮かべていた。
そして直利の心は時化の時の海のように荒れていた。
(な、な、直利様? いや、もしかしたら、なお敏様の略!? 誰だよ敏様)
実に意味不明な脳みそが加速していた。
「直利様、お久しぶりですね」
「え? あ、はい。そーですね」
無論、会ったというか会話した覚えは0だった。
にも関わらず紀子は間合いを詰めてきて、顔はまさしく直利の目と鼻の先だった。
彼女の長い長い黒髪(腰まで)がサラリと直利の体に絡む。
さらに一本一本の間から芳しい香りが立ち上り、直利の鼻腔を刺激する。
「あの日以来ですね…… お会い出来る事を心待ちにしておりました……!」
「え? あ、はい。そーですね」
二度返事が同じだった。
じわじわと紀子の顔が近づいてくる。むしろ体が接近してくる
胸の先端が軽く腕に触れる。気付けば今日の彼女は和服を着ていた。
割と固い服が擦れるようにして圧し掛かってくる。
じっと見つめ合う事数分。
先に口を開けたのは紀子の方だった。
「ああ、実に十年ぶりですね。直利様とお話できるのは」
「じゅ、十年振り?」
「ええ、町内子ども会で犬レースをやった時以来です」
犬レース。その単語には聞き覚えがあった。
この街の子ども会は代々大規模な事で知られている。
去年は三百メートル流し素麺。一昨年はホットドック地獄。
そして十年前は犬レースだ。言わば競馬の犬バージョンのような事をした。
そこで自分は何をしただろうか、一瞬の逡巡の後、直利は思い出した。
あれは実に十年前。
直利は犬が大好きだった。
いや、むしろ犬が操れるくらいの域だった。というか犬と会話できるというか……
まぁとにかく意思疎通のような事が出来た。無論今も出来るのだが。
というわけで彼は十年前のあの日、犬レース出場予定の犬にあるいたずらを仕掛けた。
「おい犬共! こんなつまんねぇ事やめてシャバへ繰り出そうぜ!!」
「わおーんわいんきゃい(合点承知の助ってんだあんちきしょうめ!)」
というわけで犬と一緒に大脱走。みんなで追いかけっこをかましていた。
しかしいつもの空き地じゃ流石に手狭。十数匹では満足に追いかけっこできない。
よってあの頃の厚顔無恥を地で行く直利はあろう事か……
常盤家の庭へ侵入したのだ。七歳のガキに常識は通じない。
「ぃいやっほーぅ! 広い! 広いや!」
「きゃいんわおんわおん(広い! 広いぜ!)」
が、その庭にはちょうど風邪をこじらせ、縁側で一休みしていた紀子が居た。
「うおーんわおにうむ!(いやっほう! こいつぁ可愛いスケがいるぜ!)」
突貫する犬達。無論風邪気味だった紀子は避ける事適わず……
押し倒された。
「きゃーーー!!!」
「わおわおわおぬわおぬ(いぃーひっひっひ! エロシウム!)」
絹を劈く乙女の悲鳴。アホみたいな犬の騒ぎ声。
すぐさま直利も自分がまずい真似をしてしまった事実を知り急いでかばいに行く。
「だ、駄目だって皆!」
「わおきゃんわんわんわ?(だ、駄目なの?)」
「駄目だって! ほ、ほら一緒に帰ろう」
「きゃんわおーんうおわおん(ちぇー けちんぼこのゲスチン野郎が)」
「な、何それ!?」
回想終了。
「あ、あの時の女の子!」
「そうです…… けどご存知無かったのですか?」
「ご、ごめん。あの時は必死で誰が襲われているかとか……」
直利の非常極まりない一言に紀子は雷を受けたかのようにのけぞった。
頭はぐらぐらと揺れ、目はぐるぐる渦巻いている。
「そ、そんな。私が十年前言った言葉すら覚えてらっしゃらないのですか?」
「ごめんなさい……」
「ひひひひ、ひどい。ひどすぎる…… それじゃあ私の覚悟と勇気は一体……」
紀子がふらりと立ち上がり、ゆらゆらと昏倒したかと思うとその場に倒れこんだ。
思わず紀子を直利が受け止める。
「あ」
その瞬間思い出した。あの時もこんな風になったはずだ。
確か犬達を返した後、紀子が倒れてしまったので抱きかかえたのだ。
すると息も絶え絶えに彼女が呟いたのだ。
いや、今思うとあの時の彼女は頬を染めていたのかもしれない。
「有難う御座います……」
「え、あ、うん」
「ああ、こんな風に素敵な殿方に助けて頂ける日が来るなんて私……」
紀子が恥ずかしそうに顔を伏せる。そして呟いたのだ。
「もし、十年後に私が素敵な女性になれたら、お嫁さんに貰っていただけませんか?」
……これだ。彼女が言っている話はきっとこれだろう。
彼女にそれを言われた時、思わず二つ返事で頷いた覚えがある。
そりゃそうだ。当事七歳にしてインド人もびっくりの可憐さを持っていた彼女に告白されて断るわけにも行かない。
むしろ断りたくなんかない。冴えない自分が最も輝いていたのはあの瞬間だろう。
「あの、お嫁さんに貰うって言う奴……?」
直利が言うと、さっきまで死の淵に在った紀子の顔がぱっと輝いた。
手を眼前であわせ、キラキラ光る目には涙が溜まる。
「お、覚えていてくださったんですね?」
「うん、っていうか今思い出したんだけど」
「それでも…… 私嬉しい!」
紀子ががばっと起き上がって直利の首に両腕を回す形で抱きついてきた。
黒髪が覆いかぶさるように直利の顔にかかり、固い着物を通してかすかに紀子の胸の柔らかさが伝わってくる。
「直利様、私はずっと、ずっとお慕い申し上げておりました。あの日直利様に助けられてからというもの
日々の研鑽は欠かさずいつもお命を助けていただいたあの日の事を」
「は、はい」
泣きながら彼女は直利の頬に自分の頬を擦り付けてきた。
とすると当然の成り行きで体は実に近くで接する事となり、息は直利の耳に降りかかる事となる。
成り行きついでに直利の男性自身も持ち上がりそうになったので、直利は彼女を無理やり引き剥がした。
「そそ、それで今日の用件って何なんですか?」
「……そうでしたね。私とした事がうっかり忘れておりました」
そう言うと、紀子はその場でゆっくりと立ち上がり指をパチンと鳴らした。
途端に先ほどまで太陽の光を透かしていた障子が一転光を通さない壁となった。
どうやら向こう側から衝立のような物を立てたらしい。
あまりにも唐突な展開に直利は一人ついていけないで当たりを見回す。
「え、何?」
「今日であの約束の日からちょうど十年目、約束どおり……」
暗闇にようやく目が慣れて、正面を見る。
そこには着物を脱ぎ、長襦袢一枚となっている紀子が居た。
「約束通り、私をお嫁にもらって下さいませんか?」
言葉と同時に、長襦袢も彼女の体を滑り落ちた。
162 :
154:2006/05/09(火) 23:30:06 ID:VPgRb3At
っつーわけで最初のほうだけ。
なんか以外に長くなりそうだ。
もし文章があれだとかそういうクレームがあったら言ってください。
極力直すし、下手すぎるっつーんだったら続きは書きません。
163 :
153:2006/05/10(水) 01:00:52 ID:UTC7VXQ/
(゚д゚ )ポカーン
Σ(゚∀゚ )ハッ
スゲーッ!!
あんなプロットモドキ、つか妄想垂れ流しを、こんなに早く文章化してくださるとは!!
文章、面白いです。ぜひとも続きお願いします。
過剰な謙遜は無用ですよ。
わたくし153は以後ただの名無しに戻って楽しませていただきます。
プロットとの内容的な齟齬はお気になさらず、御自由にお書き下さい。
それでもネタが必要になったときはおっしゃってください。一スレ住人として協力させていただきます。
あー、このスレは夢のような事が起きるスレだ(゚∀゚)
154に感謝!
>>162 ここまで書いておきながら放置は許せん。
是非続きをお願いします。
それに多少長くなってもそれに見合っただけのシーンがあればおk。
>>162 少しずつでもいいので続き書いてください〜
「生まれてきてすいません」を「生れてすいません」にするとよりオリジナルに忠実でネガティブな感じが伝わると言ってみる。
ただし一般サイトだと厨房に誤字指摘される諸刃の剣
「生まれて来ちゃってすんますんまそん」だとギャグのかほり。
168 :
156:2006/05/10(水) 20:57:06 ID:vPqsj5Yt
ごめん。今エロシーンを二通り考えてるんだけどどっちがいい?
1、媚薬を飲まされて野獣の如くお姫様を襲う主人公。
2、ぎこちない初心者同士の普通のエッチ
>>156氏 GJ!
>犬が大好きだった。
>いや、むしろ犬が操れるくらいの域だった。というか犬と会話できるというか……
>まぁとにかく意思疎通のような事が出来た。無論今も出来るのだが。
なんかこの所が妙にツボにはまった w
>168
是非とも、”1”で。
ええ、是非とも。
しょ、処女を野獣の如く襲ってほしいですハイ。
173 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 21:17:45 ID:DKIAOIHM
>>168 2がいいな。
1は後でもできるけど、2は最初しか出来ないから。
>>168 >初心者同士がぎこちなく始めたはいいが入れた途端出してしまい
>早漏の汚名を返上すべくお薬に手を出しだが最後、
>両者ともたがが吹っ飛んでしまい、朝までどころか昼までお祭り騒ぎ。
まで読んだ。
しまった、sage忘れた……
鬼畜ハーレムもここに投下してもええのかの?
やや鬼畜、で、少し純愛も混じってるという感じなんだけど。
比べるのもおこがましいと思うが、異世界勇者のように基本的に鬼畜だけど
ヤられる側も受け入れている、みたいな感じ。
良いと。
残虐シーンとか引くようなきっついレイポさえなければ
178 :
とくめー:2006/05/10(水) 22:05:49 ID:Wdqq1Lua
んー、別に鬼畜なのはいいと思うよ。愛のある鬼畜なら大歓迎。
ただ……
異世界勇者みたいな、陽性の鬼畜モノならいいんだけど、
前にこのスレに投稿されて叩かれた長文みたいに、
世界観が暗くて主人公が品性下劣な、マイナス方向の鬼畜モノなら、
このスレでは受け入れられにくいと思う。
前スレの話は個人的にはハーレムというより陵辱って感じだったな
アレはアレでハーレムなのかもしれないが…ちやほや感が足りない
ぶっちゃけ馬鹿といわれてもイイから、それなんてエロゲとかな感じで
こんなにみんなに愛されて困っちゃうな〜、くらいの勢いのご都合主義っぷりがみたい
同意。スレ的にラブラブが適しているからな。
あんまり読み手の方で幅絞ると投下される作品が減っちゃうから、
ギリギリな作品には共通のトリップをつけてもらって、苦手な人はNG登録しておく
みたいなルールを提案
>>168 2で
一度目はヒロインが痛がり途中でやめ、二度目で開通式を済ます。
二度目までに主人公をスキルアップさせるために忍者の姉妹(実はどっちも未経験)
が主人公を指南するというのは。
というわけで、投下予告してだいぶ時間が過ぎましたが、
これから、ファンタジーエロハーレムSSのプロローグと第一話投下します。
タイトルは、『へたれエロ勇者』
尚、今作品には、媚薬体質な主人公が唾液とか精液とか汗で女の子をめろめろにする描写があります。
そういうのが苦手な人は、NGワード登録ぷりーず。
あと、今作品には、女の子がすっぽんぽんで土下座するという描写があります。
そういうのが苦手な(以下略
「……と、言うわけで、お主にはこの世界を救って貰わねばならぬ」
目の前のしわくちゃババアが、長い長いなが〜〜〜い説明を終え、
満足そうにうなずいて、俺の肩をぽんぽんと叩いてきた。
「死ね、クソババア」
未だかつて老人というものはいたわって扱ってあげなければならないものと思って生きてきた。
だけど、今日からはその考えを改めなければならないだろう。
俺こと山本克紀(やまもとかつき)は、ファンタジーな異世界に来てまず最初にそう誓った。
「ま、待ちやれ、勇者殿!」
「うっせー、触んなクソババァ!」
自宅でほおばっていたスナック菓子のカスがついたままの服を払い、足早にくちゃくちゃババアから逃げようと出口を目指した。
が、くしゃくしゃババアは俺の腕をがっしと掴み、異様に強い力で離さない。
腕を引きはがそうと抵抗を試みている間、ババアはなんだか舌足らずな口調で俺を必死に抑えようとしている。
顔を真っ赤にして口を開くたびに唾が飛んできて、とてもばっちぃ。
「いいかっ! 俺は勇者でもなんでもねぇんだよ!
現代日本に生きるただのしがない一人暮らしの一山五百円くらいで売られている男だっつーの!」
「ええぃ! 勇者になれば、毎日毎日、女の子がバイトのレンタル店から恥ずかしい思い借りてきたAVで、
一人寂しくシコシコ抜いている生活から一転、
街を歩けば何もせずとも女の子がところ構わず股を開いてくれるバラ色生活が味わえるのじゃぞ!」
「犬、とお呼び下さい、オババ様」
へたれエロ勇者 VS 超力ババア
俺こと山本克紀は普通のぷー太郎。
やりたいことがあって大学に行ったのだが、残念ながら何もやれなかった。
就職もせずに、バイトをして生活を続けていたのだが、やっぱりそろそろまっとうな仕事に就きたい、と思い、
色々と就職活動をし始めた二十六歳。
それはそれとして、古アパートで一人で菓子を食っている最中に転機が訪れた。
確か、近所のレンタルビデオ店のバイトの子に顔を覚えられるという何とも苦痛な体験をし、
その痛む心を癒そうと近所の古本屋で中古のAVを買い、それでシコシコやっていた最中のことだった。
うっ、と声をだし、どぴゅっと発射すると、目の前で四角い箱の中でアンアンあえいでいた娘さんが消え、
代わりにしわくちゃババアが、俺の精液を頭からかかり、ぽっと頬を赤らめていたのだった。
ババア曰く、「あなた様は魔王を倒すために召喚された勇者なのぢゃ」ということらしい。
ちなみに召喚したのは、ババア。
このババアが中々厄介モノだ。
この世界で一番でかい国の国教であり、グローバルに展開する宗教のすっげぇ偉い人……ではなく、
ただの偏屈なババア。
賢者というより、よいところ奇人変人、悪く言われりゃキチガイと周りから評価されている御人。
しかし、実力は折り紙付きで、世界を救うための勇者(つまり俺)を召喚しなければ、
魔王によって世界が滅ぼされるという予言をしたらしい。
ただ、見かけが極悪、言動も常人には理解不能、さらに挙動が不審。
誰に言っても信じてくれないので、一人寂しく俺を召喚したらしい。
へぇーそりゃよかったね、というわけで。
俺はそんな説明よりも、「街を歩くだけで女の子が股を開く」という話の方がよりよく知りたいことだった。
「うむ。世界を救ったあかつきには、そのくらいの特典は軽い軽い。
王国の王女をメロメロにすることも可能じゃよ、カッカッカ」
納得だ。
なるほどファンタジーの世界であれば、それもそうか。
「ほほう。それで、俺は特に何もできないが、どうやって世界を救えばいいんだ?」
「ふぇっふぇっふぇ。心配すな、若人よ。
そなたには異世界の勇者の血が流れておる。
今はまだその血が目覚めておらぬが、何、目覚めさせるのは簡単じゃし、
お主とて、その血を目覚めさせる方法は嫌いではなじゃろうし」
ふぇっふぇっふぇと、しゃべるだけで真っ黒黒助が召喚できそうな歯を剥き出しにして笑い、
ババアは俺にその気色悪い顔を寄せ、俺の耳元で囁いた。
ところで俺の親父って勇者だったのか。すげーな。
「女と交わうのよ。無論、一回や二回という数ではない。
何十、何百、いや何千と交わえば、そなたの力は引き出せよう」
「ま……マジけ?」
せ、セックスするっつーことだよな。
な、なんてうれし……あ、いや、不道徳的な力の解放方法なんだ!
だがしかし、世界を救うためには致し方ないわけで、俺も本当はこんなことをしたくはないんだけど。
「ふぇっふぇっふぇ。若いとはええのぅ。ほれ、涎が出とるぞ」
「うっ……」
「ま、呆けるのはそのへんにしてもらって、これから必要な儀式に取りかかるぞえ」
必要の儀式?
そ、それは所謂男と女の肉体が織りなす神秘という奴……なのか?
「残念じゃが、そうではないの。勇者殿、注意せねばなりませんぞ。
思っていることが口からぽろぽろ漏れているのでな。
儀式とゆーのは、ま、勇者殿に一旦石像になってもらわねばならんのじゃよ」
は? 一体何を言って居るんだ、このババア。
「だから、口から漏れてるっちゅーに。
まあええ。世界が滅びるにはまだちょいと時間がかかるのじゃ。
それまでぼうっとしてられるのもなんじゃし、ぶっちゃけそんなことをされとると邪魔じゃから、
まあ、石像にでもなって時間を潰して貰おうかと」
「お、おいおいおい! なんだよ、それは!」
「星辰の関係で勇者を召喚できるタイミングは今夜だけじゃったんじゃよ。
まあ、固いことは言いっこなしじゃ」
ババアは非常に身勝手なことを言って、何か呪文のようなものを唱え始める。
やばいっ、と思って走って逃げようとすると、何故か何もない空間にぶち当たった。
ぴろりん、と四角いウィンドウが空中に現れ、
『カツキは逃げ出した!
しかし、回り込まれた!』
と、意味深で不思議な言葉が表示される。
ザッツ ファンタジー。
回り込まれていないのに、回り込まれたと表示されているところが芸が細かい。
「それぃ!」
ババアの持っている杖から、赤い光線がビョビョビョビョビョムっと発射され、
体全体に鋭い痛みが走ったかと思うと、足がずんと重くなってきた。
「う、うわあああああ! アクトレイザーーーーーー!!!!」
足に目を向けると案の定、足はカチコチの灰色の石に。
段々と生身と石の境目は上に上がってきて、今はチンコ辺りがもうその変化に飲み込まれている。
「た、たすけ……」
「ふぇっふぇっふぇ。大丈夫じゃよ。何、待つといっても……そうさなぁ、一世紀くらいじゃて。
無論、石になっている最中、退屈せんようにずっと意識はあるままじゃがの」
何そのガタノソア!!! ふざけてるの!?
意識を持ったまま石化って、とあるお山に偽物の巻物を持って挑んだ間抜けな人の末路じゃねーか、ボケ!
この、クソババア! おいてめぇ、ぶっころしてやる!
という悲痛な叫びも虚しく、音にならなかった。
なぜならば、もう口まで石化してしまっていたから。
一体、どのくらい石にされたままなのか。
俺にはそのとき想像もつかなかった。
へたれエロ勇者 VS レズ女魔族
あれから何年が経っただろうか。もう、数えていない。
ババアが俺の目の前をあくせく生活していたときすらなんだか懐かしい気がする。
俺が完全に石化してから、やっぱりアクトレイザーよろしく石像となり、何年も過ごしてきた。
当時、ババアの年齢は70歳だった。
ババアが石像化した俺の前で、この世界の一般常識とか文字とかを教えてくれていた(と言っても一人で語っていただけだが)ときに
ついでに自分の年齢まで教えてくれたのだ。
びっくりすることに、明日の朝ベッドの中で冷たくなっていてもおかしくないくらいしわくちゃでよぼよぼなババアはその後、
当時まで生きてきた年数よりも長く生き、160なんぼくらいで天寿を全うした。
まあ、九十年もあのババアと強制的にとはいえ同居してきたわけだ。
死んだときには少し悲しくなったりしたりしたわけだが、それもその後十年くらいしたら忘れてた。
んで、ババアが死んでからは、ババアの住んでいた屋敷は言うまでもなく老廃していった。
最初の数年くらいは、人間の盗賊みたいな連中が中に入ってきて、中にあったババアのマジックアイテムを盗んでいったり、
ババアが趣味で作ったトラップにひっかかって、バーニィの末路より酷い状態になってたりしてた。
五年ほどするとたまに迷い込んでくる人間もいなくなり、代わりにモンスターが住み着くようになった。
更に三年ほど経つと、この屋敷は強力なモンスターの拠点になっていた。
そのモンスターがまたぴちぴちバディーのいい女。
かなーり力を持ってる女らしく、確か「女伯爵」とかそういった貴族さん生まれらしい。
んでまぁ、数ヶ月前にゃその女伯爵さん達が部下を集め何かを目論んでおり、
そしてつい一ヶ月前その作戦が決行され、三日前にはどこぞのお姫様を誘拐してきた。
そのお姫様もまた美人で、全く持って結構なお手並みで、な感じのお姫様。
魔界に連れて行って魔王様に献上するだとかそういう話が聞こえてきて、今日、その儀式が行われるはずだった。
が、そこへ現れたのは彼女を救うパーティご一行様。
騎士に魔法使いに獣人に格闘家に僧侶、何故かエルフと侍。
あと、騎士とも魔法使いとも付かない格好をした人が一人いて、その人がパーティのリーダーらしい。
格好からじゃわからないけど、一体なんの職業なんだろ、この人。
全員女性……それも美女揃いな、という傍観者な俺にとって中々嬉しい構成だ。
是非とも、ここは魔族の女伯爵殿に勝ってもらって、
敗北したパーティはファンタジーらしく触手でヌチョヌチョでエロエロな辱めを受けて貰いたい。
といったエロ妄想をしてもチンコが石だから勃たないのがものすごく悲しかった。
くそう、ババアが、魔法で召喚した本物のエッチ戦対応の触手ローパーを見たことある分だけ、
リアルな妄想ができるというのにッ!
何故そんなローパーをババアが召喚したのかは聞かないでくれ。
俺に殺されたくないのならな。
俺のそんな嘆きに誰一人気付くことなく、戦闘を始めるパーティ&魔族ご一行様。
魔族側は女伯爵殿をリーダーとし、物量で押す。
逆に人間側は、あの戦士とも魔法使いともつかない格好の人をリーダーとし、
ナイスなコンビネーションとすさまじい技術での、質で戦う。
ジオンと地球連邦ほどの物量差がありながら、どんどんと人間側が押していく。
そしてついには、人間側のリーダーが女伯爵様の隙をついてお姫様を奪回した。
人質までも奪われてしまった魔族側は、大ピンチ。
アンパンマンなら、頭じゃなくて体の方を再起不能にさせられてしまったかのごときピンチ。
だが、女伯爵様はババアが仕掛けていたこの屋敷のトラップを全て発動させた。
爆音やら破砕音とともに小刻みな揺れが屋敷を襲い、辺りのものを片っ端から破壊していく。
人間側も魔族側も動けず、無論、俺も動けない。
しばらくして揺れが収まったと思ったら、地面からまばゆい光が放たれた。
気が付けば、魔族も人間もほとんど姿を消し、この場に残っているのは両軍のリーダーのみ。
魔族の女伯爵様は語り出した。曰く、これは全部芝居だった、と。
人間側のリーダーを一人に孤立させ、殺すことが目的だった、と。
しかし、お姫様をエサに使うとはなんとも割に合わない作戦のような気がするが。
ひょっとしたら虚勢を張っているだけなのかもしれないな。
もしくは、このリーダーがお姫様より大物……というと、なんだろうな。
そういう重要人物には見えないし、第一そういった人が第一線に出てくるわけもなさそうだ。
ちなみに、人間側のパーティの人達を殺すことはせず、屋敷の外の結界に閉じこめているらしい。
無論、魔法使いが結界を破り、再びこの屋敷に入ってくるまでの足止めとして
この屋敷一帯にいる魔物も一緒に転移させたんだとか。
パーティの人達が来るまでの時間はたっぷりあるし、もしかしたら魔族にやられちゃうかもしれない。
一人の残された人間のリーダーは女伯爵様と戦わなければならないわけだ。
両者は俺の目の前で戦いを始める。
なるほど女伯爵は強い魔力を持って、ド派手な魔法をばんばん使う。
人間のリーダーも剣術に魔力に知恵と勇気をあわせ、奮闘する。
他のパーティのメンバーの助力がない分人間のリーダーの方が圧倒的に不利。
更に、女伯爵は、ババアが使っていた『魔力増幅陣』なんてものを発動させ、魔法の威力が上がっている。
ただ俺は、そろそろ始まるであろう触手ヌチャドロプレイに心躍らせていた。
「死になさいッ!」
女伯爵がとりわけ長い呪文を唱え、足下にいくつもの魔法陣を展開させる。
女伯爵の手がうねうねと動き、奇妙な印を結ぶと、ものすごい熱量の光線が発射された。
人間サイズ版のバスタービームライフルとでも言うのか、光線は幅広で射程も長そう。
人間リーダーは逃げることも避けることもできず、羽織っていたマントで体を覆った。
……なんだよ、消し炭かよ! 触手プレイはないのかよ! このバカ女伯爵!
折角楽しみにしてたのに、こんなことは酷すぎる!
と、思っていたのも束の間、光線が止む。
すると消し炭になっていたかと思っていた人間リーダーが、突然煙の中から姿を現し、
女伯爵を手に持っていた袈裟切りにした。
驚くことにあのマントで光線をしのいだみたいだ。
焦げ一つないマント……すごいな。
こんなものを持っているなんて、人間リーダーは一体何者?
触手プレイがなかったことにちょっと落胆しつつ、俺はとりあえず同じ人間として心の中で拍手をしていた。
残念だったけど、これで世界の平和が守られたのならいいだろう。
……あれ? なんかちょっと忘れてることがあったような気が……。
……うーん……あ、俺が世界の平和を守る人じゃん。俺、勇者じゃん。
この十年ほどすっかり忘れとった。いやー、困った。
ずっと石像をやってたから、石像になりきっちゃってた。
こりゃ、うっかり(SE:大笑い)
それにしても、俺はいつ脱石像できるのかなぁ。
「甘いわね」
一人考えにふけっている間に、女伯爵が復活を遂げた。
いや……復活じゃない。
人間リーダーに斬り捨てられたように見えた女伯爵だが、幻影の術か何かを使っていたらしい。
本体は人間リーダーの背後の煙に隠れていて、とどめをさしたと思いこみ油断したところに一撃を喰らわせたのだ。
人間リーダーは手に持っていた剣を落とした。
どうやら女伯爵は、金縛り系の魔法か何かを使ったようで、人間リーダーはその場からぴくりとも動かなくなってしまった。
腕だけが弛緩しているのか、だらんと垂れ、持っていた盾も地面に落ちる。
女伯爵は足で、剣と盾を一蹴りして遠い場所に動かした。
念には念を込めてなのか、その豊かな胸の間から小瓶を取り出し、中に入っていた液体を彼女に飲ませた。
恐らく、その液体は、体内に溜まっている魔力を霧散させる類のものだろう。
ババアがそんなものをいくらか持っていたような気がする。
そんなまどろっこしいことせずとも、毒を飲ませればいいじゃないか、というのは素人の考え。
人間によっては、びっくりするほど毒に耐性がある奴が、この世界にはいるらしい。
安易に毒を盛り殺した気になっていたら、後ろからズブリ、なんてことになったら、笑えもしない。
さて、ここからお楽しみタイムですぜ、旦那。
人間リーダーさんは、金縛り状態。
女伯爵は、高飛車でどう見てもSです。本当にありがとうございました。
というシチュエーションで、やることは一つ。
触手プレイです。
『も、もうこんなことはやめましょう』
『うるさい! だったらこの触手でプレイしてみろよ! しょ・く・しゅ! しょ・く・しゅ!』
俺、ものすごく興奮してますよ。
しょ・く・しゅ! しょ・く・しゅ!
「ククク……せめてもの情けだ。一息に殺してやろう!」
え!? ちょ、おま! 何その勿体ない行為!
お前いい加減お約束に背き過ぎ!
いいから触手出しやがれ、こら! 触手、触手!
やだやだー、触手ないとやだー!
だが、おしなべて世は非情なもの。
女伯爵は、長い爪を人間リーダーの喉に押し当てた。
少し押すだけでブシュっと赤い液体が噴出し、
その後、どんなにお楽しみをしてもネクロフィリアの称号がついてしまう。
ううう〜……どうにもならないのか、この石像の体では……。
と、思っているや否や、初めて俺の願いを天が聞き届けてくれた。
女伯爵が光線で穿った屋敷の壁から、ふよふよと光の玉が入ってきた。
あれが何を意味するかッ!
あれはッ、アクトレイザーに出てくる天から降る光球!
つまりッ!
光の玉はふわふわと辺りを彷徨った後、こちらに気付いたのかまっすぐ俺のところに向かってくる。
女伯爵と人間リーダーはまだ気付いていず、
人間リーダーが何かを言い、女伯爵はちんたらトドメを刺さずにいる。
光の球体が俺の胸の中に吸い込まれるように消えると、俺の立っていた場所にもう石像はなかった。
「おーれーさーまー、スペシャルデンジャラスサイキックバーニングスーパーうっぷんばらしキィィィーーーック!」
久しぶりに吸う空気!
久しぶりに動く体!
ああ、なんて世界は色彩を放って居るんだ!
俺のキックが女伯爵の横腹に命中し、女伯爵はその場から吹っ飛んだ。
なんとか人間リーダーの女の子に傷一つない状態みたいだ。
人間リーダーの女の子を見ると、目がなんかキラキラ光っている。
ふふっ、そうだろうそうだろう。
突然こんなすんばらしい男が現れて、女伯爵に奪われそうだった命と触手に奪われそうだった貞操を両方守れたんだからなッ!
そりゃあもう、頬の三つや四つ染めていてもおかしくはないさッ!
それより問題は女伯爵。
この外道に、一言もの申さなければ俺の腹がおさまらん!
「さっきから見とればおんどりゃー!
なんで勿体ないことばっかしてるんだ! 金縛りにされた女の子、そしてファンタジーな世界!
と来たら確実にローパーのエロエロんな触手だろうが!
それをお前はすぐに殺そうとしおってからに!
くッ、死んだ! 様式美を愛でる伝統が死んだとでも言うのか!
否! 死にはしない! ただお前がうつけだったからだ、このボケなすび! この大オナニー伯爵が!」
「お、お前! い、一体どこから!?」
女伯爵が、イレギュラーな乱入者である俺の存在に気付いてびっくりしているのを無視して
俺は猛烈に捲し立てた。
ずっと石化していた間に溜まったうっぷんを全て吐き出すかのように、口が動く。
「毎日毎日、他の魔族がいなくなったらこの部屋でサルみたいにオナニーに耽りやがって!
そのでかい胸をむにゅむにゅ揉んで、いやらしく腰をくねらせるんじゃねーよ!
こんなエロイ体が目の前にあるのに手を出せないどころか、
チンコすら勃たせることのできない悲しみを、お前は知っているのか! えぇ!?
しかも何が『あぁ、魔王様……ステキです』だとぉ? あぁ!?
魔王様は女じゃねぇかよ! このアホ垂れが。
魔族で貴族で高飛車で、巨乳でそれに加えてレズだとここまでお約束をふまえているのに
なんで、なんで……なんで触手を召喚しねぇんだよーーッ!」
魂の叫びだった。
ああ、しゃべれるってなんてステキなことだったんだ!
心の奥底にため込んでいたものを全て吐き出すと、今度は全身の血が引いていった。
あ、やべえ。女伯爵、キレてる。
オナニーのことをバラしたの、やっぱりダメだったか。
ちょっと落ち着こうとすると、ピロリンと音がなってウィンドウが展開される。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 Lv.1 HP 3/12 MP2/2
特殊技能 : ニュータイプLv1 補給技能 異世界の勇者の血脈 エロ妄想Lv24 ラクカジャ 」
死んだッ! 僕もう死んだッ!
ヒットポイントの最大値が12しかないよッ!
ていうか、今3しか残ってないよ! 9も消費してるよッ!
目の前には、オナニーのおかずをバラされ、とっても怒り心頭な女伯爵様。
右手になにやら魔法陣を展開させて、オレっちを狙っています。
やばい、死にます。
特殊技能欄にある俺のニュータイプ能力、目覚めろッ!
『右に一歩、後ろに二歩、そして左に三歩じゃ!』
そうかッ、俺のニュータイプ能力ッ! そう動くぜ!
右に一歩動くと、女伯爵様とさっきまで立っていた俺の位置とを結ぶ直線上に炎が走った。
「うぁちぃ!」
後ろに二歩動くと、俺が避けた場所に氷の塊が落下した。
「あいたッ!」
左に三歩移動すると、さっきまでいた場所に黒い球体が浮かび、床をえぐり取っていた。
「ひゅー……よ、避けきった!?」
びっくりだ。
すごい、すごいぞ、俺のニュータイプ能力!
何故地球の重力の井戸にとらわれている俺にニュータイプ能力があるのかわからんけど、とにかくすごい!
「なっ!?」
女伯爵も、これにはビックリなのか唖然としている。
すごい、すごいぞ、マイ直感!
この能力さえあれば、世界征服も夢ではないッ!
『何を考えておるんじゃ馬鹿者! お主の能力じゃないわい!』
何ッ!? 俺の能力じゃないのか!?
『ワシじゃよ、ワシワシ』
たわし?
『バカなことを考えるな。ワシじゃよ』
ああ、トゥスクルさんですか。
『そうそう、ワシはトゥスクル。領主様の部下に斬られて……じゃないわい。何わけのわからぬことを言っておるのじゃ!
バンドー・ラ・ジュウレンじゃ』
バンドーラ、ジュウレンジャー?
『ば、バカなことを考えるでないと言っておろう!
『バンドー・ラ・ジュウレン』じゃよ! お主をこの世界へと導いた、ナイスでファンキーなばあちゃんじゃ』
ああ、ババアか。でもなんでババア? 死んだよ、二十年くらい前に。
『うむ、確かにワシはそのころに死ぬじゃろう。
今こうしてお主の頭に語りかけているワシは、ワシが死ぬ前に時を越えてお主と通信しとるのじゃよ』
ほう、なるほど。そりゃすごい。頼りになるぜ、ババア!
いきなり人を石像にして百年ぐらい放置した後、ごっつく強い魔族の前でわざわざ復活させて、
それっきりなんてアホで間抜けなバカじゃなかったのか!
恐竜戦隊な名前なんてさっき初めて聞いたけどな!
『まあな。ワシはなんてったって偉い魔法使いじゃからのう。
……あ』
ん? どした?
『右に二歩』
俺はババアの声がした瞬間に、そこから飛び退いた。
床から炎の柱が噴出し、床と天井を一瞬にして蒸発させていた。
危ないところだった。もう少しで消し炭だ。
もうちょっと早く言ってくれよ、ババア。心臓に悪い。
『まあそう言うな。
今ワシは遙か過去から予知能力であの魔族の攻撃を読んでおるのじゃが、予知能力というものは結構気まぐれでの。
大まかな流れはつかめておるのじゃが、細かいところを予知するのには不安定でな。
若干のタイムラグがあって……前に二歩』
背後で何かがグサグサと突き刺さる音がした。
振りかえれないから何かわからないけど、多分、刺さったら『即・死・亡』な代物だろう。
『左に1、右に2、前に4、マぁトぉリぃーックス』
前方と後方から見たこともない奇妙な醜い生き物が出現し、飛びかかってきた。
が、もう既に俺は横に動いており、二匹のケダモノは互いにぶつかって死んだ。
その死骸を踏んづけて、右に二歩。
どこからか岩が俺のいた場所にめり込む。
再びあの奇妙な生き物が今度は左右から現れ、また同じようにぶつかって死ぬ。
前に三歩余分に歩き、あの死骸から距離を取ったところで思いっきり上体を反らす。
刃状の風が俺の腹を少しかすめて飛んでいった。
すごい、すごいぞババア!
よりにもよってマトリックスなんて古いネタ使うなんて!
しかし、それで反応できる俺もすごい。
このまま魔王に勝つまでサポートよろしく。
『こりゃっ! 甘えるんじゃないわい。今回だけ特別なのじゃ!
右に二歩、その後あの魔族に向かって走れ』
氷の槍の攻撃をかわし、猛然と走る俺。
女伯爵はまるで事前に攻撃が来ることを察知しているように避ける俺を見て、少しビビッてるみたいだった。
まあ、本当に事前に攻撃が来ることを察知しているわけですがね。
『左に二歩、そこで猛烈にチッスじゃ』
「な、なにゃっ!?」
とがった土塊が床を突き破って出てくるのを回避したが、さしもの俺もチッスはできなかった。
なんというか……したいことはしたいさ。
目の前の女伯爵様は美人で冷たい印象があるが、中々キュートで、オナニーしたあと失禁しちゃったときもあるのだ。
そんな可愛いおにゃのこに無理矢理キスするなんて……。
いや、できないわけじゃないけど、むしろ歓迎したいけど。
キスした瞬間、俺の首がはねとばされてるような気がするでよ。
『後ろに一歩、前に一歩。大丈夫じゃ、ワシを信じろ』
えぇいままよッ!
女伯爵が手にもった剣が空振りした後に再び距離を詰め、女伯爵の頭に生えた角を掴む。
羊のようなくるっとした角で、中々掴みやすい。
その角を無理矢理、引っ張ってこっちへ引き寄せた。
「な、何をッ!」
追加で呪文を唱える前に唇を塞いだ。
咄嗟に手を回し、余計なことができないように動きを封じる。
『唾じゃ! 唾をもうありったけ相手の口の中にいれるんじゃ!』
そうかッ! わかったぞ!
俺の体液はきっと多分媚薬なんだろう!
なんでわかったかというと、昔読んだ官能小説でそんな設定のがあったからだ!
『何、頭の悪い考え方をしているのじゃ。
と、言いたいところじゃが、全く持ってアホな連想な仕方とはいえ、その通りなのじゃよ』
ウヮオ。冗談で言ったのに、的中してる。
『もうええぞ。キスをやめても』
ババアはそう言ったけど、俺はそんなことを無視してキスし続けた。
こちとら百年以上くすぶった色んな念がまだまだ残っているんじゃーッ!
もっとねぶって、しゃぶって、むしゃぶり尽くしてやらぁーッ!
『若いってええのー』
その若さのリビドーを無理矢理押さえ込んだのはお前だけどな。
『ふぇっふぇっふぇ』
笑ってごまかしたか。まあいいや。
女伯爵のあごをがっしと掴み、舌を噛まれないように固定したら、そりゃあもうもんのすごい勢いで食いついてやった。
苦しそうにムゴムゴ言っているが、何、相手は悪魔だ。窒息して死ぬなんてことはないだろう。
口の中のありったけの唾液を女伯爵の口の中に送り込む。
もちろん、口の間から結構な量の唾液が溢れる。
長い間唇に吸い付いていると、女伯爵のムゴムゴに少し変化が現れてきた。
顔が上気して、なんだか目が潤んできている。
顎も俺が抑えていなくても閉じなくなってきたし、ほとんどないに等しかった抵抗も、体がぐったりしてきたので更に少なくなっていた。
ふむふむ……恐るべし、俺の唾液ッ、だな。
ちゅぽん、と音を立てそうなほど勢いよく舌を抜き、唇を離す。
女伯爵は桃色吐息で、少し焦点の合っていない目で俺のことをぼんやりと見つめていた。
「こッ……の! わたしに……何を……」
ただ、怒ってはいるらしく、俺に恨みのこもった言葉を投げかけてくる。
『まあ、唾液ならこんなもんじゃろ』
ふむ。精液を直に注ぎ込んでやれば、そんな気もなくなる?
『……お主、一応、勇者なんじゃし、勇者の力を目覚めさせるためという建前なんじゃから、
そういったモロ悪者な発言は控えておいた方がええぞい』
いや、思ってただけで発言はしてないんだが……。
『まあ、そんなことはええわい。
もう察しが付いているとおり、精液の方が唾液より媚薬としての効果は高いのう』
やっぱりね。これで唾液の方が効果が高いって言ったら詐欺だ。
『精液を膣の中に出した後、もう一度陰茎の出し入れを行えば、
注がれた女はもうお主の体無しでは生きられぬようになるじゃろうな』
何そのステキ設定。
現実世界じゃ負け組負け組と後ろ指指されまくっていた人生だけど、異世界に来ただけでこんなに出世するなんて。
雑誌についてる妖しげなネックレスの通販の広告よりも都合がいい。
まあその代償として、石像にされてババアと同棲九十年、男やもめ十年ちょっと過ぎだけどな。
ドラクエ5の主人公だってビックリだ。
「こ、殺してやる!」
女伯爵は少し立ち直ってきたのか、ふらつく手の平を俺に向けた。
すぐさま手のひらに魔法陣が現れ、魔法が出てくるエフェクトが結ばれる。
『そのまま動かなくてもええぞ。失敗するからのう』
ババアの言葉通りに、女伯爵の手の平の魔法陣は全て結ばれず、効力は何も発揮されずに消えてしまった。
「くっ……この、馬鹿なッ!」
それが意外だったのか、女伯爵は狼狽する。
すぐさま新しく魔法陣を形成しようとするも、失敗する。
こうなったらもうお終いだな。
人間と壮絶な戦いを繰り広げる、力の強い魔族だったのに、今では俺のキス一発で腑抜け状態になっている。
そのことが、俺の精神をこれ以上なく昂ぶらせた。
「何をした、貴様!」
魔法が何度やっても使えなかったので、路線変更をしたのか剣をかざして、俺に問いつめようとしていた。
こっちは魔法よりかもダメダメで、人間リーダーの持っていた野太い剣を拾ったことが更に災いし、
剣を持つ手は定まらず、今にも倒れてしまいそうだった。
元々魔法で戦うタイプで、剣や爪を使うときもスピードで勝負しているんだろう。
それで全身から力が抜けた状態になってしまったのだから、うまく立ち回れないはずだ。
「キスをした。舌を歯と歯の間に滑り込ませて、相手の舌に絡ませもした。
それだけじゃちょっと味けなかったもんだから、相手の口の天井も舌の裏も舐めたし、
歯茎も歯ブラシしてるように舐めた。
そのうち、君も気持ちよくなってきたのか、舌を自分から……」
「そ、そんなに丁寧に説明するな! 殺すぞ!」
俺に言われたことで再び意識を昇らせたのか、顔を赤く染めて言った。
むぅ……なんというか「お姉さんタイプ」のように見えて、案外シャイなところもあるもんだな。
さて、そろそろ本番に行きますかぁ!
俺はそばにあった椅子を掴み、女伯爵にぶん投げた。
女伯爵は手に持っている剣を振り回し、椅子を斬ったりのけようとしたりしていたが、
力の抜けた状態では両方ともできずに、尻餅をついた。
その衝撃で剣が手から落ち、少し離れた場所に落ちた。
「あっ」
女伯爵はとっさに転がってうつむせになり、落ちた剣を拾うため這いずろうとしている。
ふふっ、甘い、あまぁぁぁーい!
俺に背後を見せるとどうなるかまぁぁぁだわかっとらんようだなぁあああああ!
「ひゃっ!? な、何をする!」
俺は女伯爵の上にのしかかった。
当然、女伯爵は狼狽し、俺をどかそうと色々試みていたが、無駄無駄ぁ。
「こ、この、どけ! この下郎がっ!」
さっきまでだったら、「はい、どきますぅ」と思わず言ってしまいそうな台詞だが、
今だと、「ゲヘヘ、まんざらじゃないんだろ?」と本当にゲスなことを言ってしまいそうな台詞だ。
でもちょっと生意気だったので、俺は女伯爵の耳を甘噛みすることで応えた。
「ひ、ひぃぃぃ! き、気持ち悪い! やめろ、こ、こ、こ殺すぞ!」
本当に気持ち悪いのかわからないが、女伯爵は全身を震わせて藻掻いていた。
ついついその反応が楽しくて、耳たぶを噛むだけに飽きたらず、内部を舌でほじくってみた。
「や、やめろぉ! こ、この、ぶ、ぶっとばすぞぉ……」
段々弱々しく、そして熱っぽい声になってきた。
ははぁ、なるほど、感じているな。
『遊ぶのもよいが、そろそろレベルアップしておいた方がよいのではないか?』
さて、ババアも言っていることだしそろそろ次のステップまで行くか。
俺に乗られて不自由な女伯爵とは違い、俺は自由に動けるので、さっと立ち上がり、
女伯爵が取ろうとしていた剣を拾う。
もちろん、女伯爵のために取ってやったわけじゃない。
「な、何を……」
今まで散々なぶり者にしてきた男が、剣を持ったのは、
ひょっとしたら殺すためかも知れない、という考えが浮かんできたのか慄然としている女伯爵。
そりゃそうだろう、こんな大したことのないLv.1で何故かニュータイプ能力を持っている人間に殺されるなんて
何にも代え難いほど屈辱的だろうし。
まあ、殺さないんだけどね。それより遙かに屈辱的だろうけど。
手に持った剣で、女伯爵のズボンをずたずたに切り裂いた。
もちろん、抵抗したが、抵抗したら殺すといったら、案外呆気なく大人しくなった。
生への執着心は、これで結構強いのかも知れない。
ただ、下着まで毟ったら、流石に耐えきれなくなったのか……。
「や、やめろ! 殺すぞ! 放せ、この人間がッ!」
手足をばたばたさせて抵抗する。
威嚇の言葉も、一旦は骨抜き状態でただ口から出ているだけだったのが、
勢いと迫力を取り戻し、明確な殺意のこもったものになっている。
「何言ってるんだよ。ここを、こんなにしといて」
女伯爵の背が反る。
そんなにショックだったのかぶるぶると小刻みに揺れ、声を失っている。
くちりという音とともに、女伯爵に突き立てた指を抜いた。
一気に挿入した中指は、女伯爵の愛液に濡れ、湯気を立たせている。
顔がこちらをむいていないので表情はわからない。
どんな顔をしているのだろうか?
恥ずかしがっている顔? 屈辱に耐える顔?
それとも指を入れられた快楽に呆けている顔?
いずれにせよ、俺を興奮させるにたる表情だろう。
「ほら、なんとか言えよ」
ハートに火がついたように、俺は興奮していた。
挿入した中指を再び入り口に当て、なぞるように動かす。
ほんの指先がかするように肌を伝っているのと対応して、女伯爵は背筋を反らせた。
必死に声を漏らすまいとしているのか、息を溜める声が何度も聞こえる。
いいねぇ、そうやって我慢しているところを見ていると、
おいちゃん、おちんちんおっきしてくるよ。
『ばあちゃん、マンコ濡れてきた』
黙れババア。一気に萎えたじゃねぇかよ。
『ふぇっふぇっふぇ。なんかこう……嫉妬の炎がめらめらと』
燃やすな、ボケ。
『冗談じゃよ。誰がお主に欲情するかい。
……勝手に楽しむがええ』
ああ、楽しむぜ。
ついでにあの人間のリーダーもおいしくいただいちゃおう。
『うむ……。お主は、あの人間のパーティに付いていく運命にあるのじゃ』
……何?
『どれもこれも美女だらけだったじゃろう?
あの女達を全員落とし、ハーレムを作るのじゃ。
毎日毎晩背徳的で冒涜的なほど交わりまくりぇ!』
ふっ、言われなくともそうしてやるさッ!
『一回女と交わるごとに、お主の勇者の血が少し目覚めると同時に、
お主のレベルも上がっていく。
じゃが、最初のときはお主もそこいらの死にかけのスライム同然の弱さ。
くれぐれも注意せよ』
ああ、わかってるさッ!
もう、交わって交わって交わって交わって、危険な目にあったらあの人達に全部任せる!
『そうではないわ、たわけが。お主が交わるまで女はお主に屈服せん。
下手に欲情して襲うなよ。次の瞬間、お前の頭と胴は離れておることになる』
……。
『今回の魔族はワシのサポートと、運があったおかげじゃ。
他の女を落とすときには、くれぐれも用心に用心を重ね、慎重過ぎるほど慎重に落とせ。
バレたら『即・死・亡』じゃぞ』
ぼ、僕もう帰ろっかな……。
犯るか殺られるか、割に合わないような気がするんですけど。
『どちらにせよ、犯らなければ世界が滅び死ぬんじゃから、キリキリ頑張るのじゃ』
……でもなぁ。
『ふん。なんともまあキンタマの小さい男じゃ。
男として生まれたなら、背後から女に刺されて死んでみせい』
いや、それはちょっと違うような……。
ま、なるようになるしかならないかね。
今はとにかくこの女伯爵様を犯ろう。
「あっ……はぁぁぁっ……」
俺に頭を地面に押しつけられて、その場から動けない女伯爵は、もう俺にやられたい放題だった。
誰がどう見てもレイプですが、世界を救うためには仕方のないことなんですよ、これは。
等々、心の中で今まで立派に育ててきてくれたお袋にお詫びと言い訳をしながら、ゆっくり伯爵様をねぶる。
「ん? ほれ、ここが気持ちいいのか?」
「あっ、らめぇ! そ、そんな深……くぅ」
彼女の体内に指を入れる。
くの字に折り曲げ、膣壁をひっかいて反応を楽しむ。
蠕動する膣内は、痛いほど指を締め付けていた。
「うぁっ!」
いきなり指を引き抜く。
指はもうふやけるほど愛液に濡れそぼっている。
少し舐めてみると、しょっぱかった。
だいぶほぐれてきたみたいだし、そろそろヤるか?
いやいや、まだ早い。
ヤることはできるんだから、ヤる前に出来ることをやっておこう。
顔を伏せて羞恥に耐える女伯爵の角を掴み、首をあげさせる。
愛液に濡れた指を、女伯爵の目の前に晒し、屈辱を与えると同時に羞恥心をあおる。
「そろそろ、いれるか」
もちろん、焦らすことをやめたわけではない。
少し声を大きくし、わざと聞こえるように言ってやった。
「だ、ダメぇ! そ、それだけはダメだッ!」
予想通り食いついてきた。
こういう魔族で高飛車な娘は、見かけによらず純情であることが多い。
というのは俺がこっそり思い続けている、夢と理想と煩悩とが混じり合ってできている説だ。
まあ、実際のところ、魔族は人間のことを人間から見てサルのようなものと認識している節があるので、
このままセックスしたら、獣姦になっちゃうから拒絶しているのだろうけど。
「ほう? じゃ、代わりに何してくれる?」
結局最後までヤらずにすむことはないだろうけど、まあ、なんというか……様式美?
残念だが、百年も石の中に閉じこめられていると変に辛抱強くなっちゃうものらしい。
今この一瞬を楽しもうという気持ちがあって、そうがつがつ突っ込むような子どもっぽい思いは沸かなくなっていた。
「て……手で……」
「手? よし、ねじ込もう」
「く、口でするから……」
俺は無言で、さきほど俺が投げて、すぐ近くに転がっていた椅子を引き寄せた。
その上にどっかと座り、ズボンのチャックを開ける。
痛いほど勃起した俺の息子が空気に触れて……。
あれ? 俺の息子、こんなに灰色っぽかったっけ?
って、石のままだッ! なんでこんな局所的に石化が残っているんだッ!?
『む? まあ、落ち着け』
ば、ババア、こりゃどういうわけなんだよ!
なんでこんな御石神様みたいな珍棒になってるのか、説明しやがれ。
『大丈夫。そろそろ始まるころじゃから』
始まるって何が……。
そう思った瞬間だった。
俺の石化したチンポコの全体に、ぴしりとヒビが入った。
の、NOOOOOOOOOOO!!!
こ、これはいくらなんでもまずすぎやしないかい?
まだ若いのに玉無し人生に突入しなきゃならないなんてあんまりだぁ。
神様、助けて!
『落ち着けというとろーが。全く勇者たるもの、この程度でうろたえておってどうするつもりじゃ!』
歴大の勇者だって裸足で逃げる事態じゃないのよさ!
チンコが、チンコがぁあ〜〜〜。
と俺が狼狽しているのをよそに、ヒビはどんどん大きくなる。
しかし、その石化していると思っていた俺の一部は、実は薄い石の膜で覆われているだけのようだった。
ヒビの隙間から、赤黒い何かが見えてきている。
そう、それは卵のように!
カリメロは巨大だった。
そう、一言言っておこう。
『これはワシからのサービスぢゃ。Bボタンを押していたら元のブツのまま行くことになったのだが……。
ちなみにそれをしんかキャンセルという』
しんかキャンセル!? 俺の珍棒はポケ○ンですか!?
ま、何はともあれグッジョブ、ババア。
男なら誰しも、「あん、大きい」と言われてみたいもの。
貴様は男心をよく理解しているッ!
俺の中の評価は一気に三段跳びだッ!
「ふ、ふぁ……で、でかっ!?」
女伯爵は、口咽性交に躊躇い、のろくさしていたせいで一連の動きには気付いていなかった。
亀頭の先についた石のかけらを手早く払いのけ、見られて聞きとがめられなかったのは幸いだ。
彼女はあんぐり口を開け、俺の暴君に魅入っている。
俺の逸物な一物を見て、どう思っているのか是非聞きたいところだが、
それよりも今はその可愛いお口でご奉仕してもらいたい。
「ほれ、やってみろ」
自分でもまだ馴れていない巨根をふんふんを上下に揺らしながら、女伯爵を促す。
エロくくわえ込むのも良いが、ためらいや戸惑いのある初々しいモノを見てみたいッ。
女伯爵は、恐る恐る、舌をのばして俺のモノに触れた。
「うっ……おえっ」
ただちょっと舌の先が触れただけなのに、かなりむせる女伯爵。
きっと、嫌悪感からくるものなのだろう。
ちょっと萌えるが、あんまり長くやられるとやきもきしてしまう。
「ほれ。早くやらんと本当にいれちまうぞ」
「む、無理……お願い……手、手で……」
「ダメだ」
「本当に……お願いします。手でしますから……」
俺としては、是非口で、としたかったが、
確かにちょっと舐めただけでむせまくる相手にやろうとは思えない。
随分鬼畜なことをやってきたが、俺としてはどうしても嫌がっていることをやりたくないし。
少なくとも、相手だって人間のチンコを舐めるなんてこと初めてだろうし、それくらいのいたわりの心を持ってやってもいいかな、
と、思ったりしなくもないわけでして……。
甘いのかな、俺も。
でも、ちょっと釈だな。
言われたとおりに従ってやるだけっていうのも少し面白みがない。
じゃあ、他に何かやらせよう、と思い必死で考えた。
俺の脳のエロライブラリーを探る。
ふと、視線をあげるとあの人間のリーダーと目があった。
彼女の目には明かな恐怖の色がうつっている。
女伯爵の爪が喉を掻ききる寸前で救ってあげてから、俺が口を開くまで、
まるで白馬の王子様を目の前にしているかのようにウルウル瞳をうるわせていたが、
今では地獄の悪鬼を目の前にしているかのようにウルウル瞳をうるわせている。
自分たちがあんなに苦戦してそれでも殺されかけた女伯爵相手に、キス一発で戦闘続行不能にさせ、
今はフェラチオを強要させている男がいるのだ。
体も動かない状態だし、そりゃ怖かろう。
まあ、今の俺は、Lv.1で吹けば飛ぶような弱い勇者で、女伯爵に勝ったのもババアのサポートありきなんだが。
……ん、待てよ……。
と、突然、名案が浮かんだ。おおう、これは萌えるシチュエーションだ。
少なくとも、俺は萌える。
俺の只今の行動原理は、すなわち、俺が楽しければそれでいい、だからな。
「口はもういい。その代わり別のことをしてもらおうか」
女伯爵の肩を突き飛ばし、仰向けに倒させる。
体勢を立て直す前に、マウントポジションを取った。
手には剣を持ったまま。
「ひっ!」
「心配するな。殺しはしない」
そうそ。殺しちゃったら、楽しみがなくなっちゃうしね〜。
なんだか楽しい気分になって、鼻歌なんぞを口ずさみ……もとい鼻ずさみつつ、さくさくと女伯爵の上着を切り裂いていった。
「ひっ、や、やめろ!」
抵抗したら。
「じゃあ、挿れちゃうよ?」
と、脅したら静かにしてくれた。
まあ、どうせ全部脱がすんだから、今でもいいじゃん。
最初は少し手間取ったけど、三分もしないうちに彼女は衣服を全て俺にはぎ取られてしまった。
全裸だ。
これで何をするかというと。
「ねえ、君。さっきあの子を痛めつけていたよねぇ」
人間リーダーに指を指す。
女伯爵だけでなく、指を指された人間のリーダーも身を震わせていた。
まだ人間の方には手を出さないんだけどね。
「見たところ、君と彼女は敵対してるようだけど。そうだよね?」
剣の先を俺の下で震えている女伯爵ののど元に向けた。
彼女はその剣の脅しに屈したのか、首を何度も縦に振った。
「じゃあ、当然、君は彼女のことが憎いんでしょ?
正直に答えた方がいいよ。下手に嘘つくと余計に酷い目に遭うからね」
「は、はい、憎んでます」
「じゃあ、彼女に土下座してよ」
女伯爵は絶句した。
なんで「じゃあ」なのか言葉のつながりが自分でも見いだせない、とても崩れた日本語だ。
しかし問題はそちらではない。
彼女が美しい日本語愛好家でないのならば、土下座云々の方で顔を青くしているのだろう。
すっぽんぽんで土下座!
変態と言われてもいい。
だが、俺は見てみたいッ!
あの、気位の高い魔族が。
人間の、よりにもよって敵対している女に。
未だ力で屈服していないのに。
第三者の介入により、土下座という最大級の屈辱にまみれたことをしなければならないのか!?
萌える。萌えるぜぇぇぇぇ!
「イヤ?」
「い……いや、です」
「やりたくないならやらなくてもいいけどさ。
数分後、俺のチンコを無理矢理ねじ込まれながら、むせび泣きつつ結局土下座して、
あのときに土下座しておけばよかった、という後悔が心を占めて、唇を噛む、
というステキなシチュエーション味わえることを考慮しておいた方がいいよ」
おおう、鬼畜!
すごい、自分の鬼畜っぷりに背筋がゾクゾクしてきた。
「ゆ……許して、ください」
さっきまで欠片も見えなかったけど、やっぱり女伯爵にも矜持というものは当然あるらしい。
魔法を全部回避し、自分を圧倒した相手に対して折れるよりも、
自分が一度勝った相手に屈服するのは我慢がならないものだ。
それが、不倶戴天の敵なら尚更。
今までの戦いが無に返すし、これからの戦いでずっと汚点となるわけだし。
まあ、向こう側の彼女は女伯爵がすっぽんぽんで土下座してほしいとは微塵にも思っていないだろうけど。
まあ、ソレはソレ、コレはコレ、か。
「本当に許して貰えると思っているのなら、君はバカだ、と言っておこう。
これからは人を見てモノを言うんだな」
くぅ〜、しびれるぅ〜。
俺ってば、こんな鬼畜でダンディでよいのかしら?
人間腐ってるコンテストというものがあるのならば、俺はもちろん最優秀賞に輝くに違いない。
……全然自慢にならないけどな!
「くっ……」
女伯爵は悔しそうな表情をする。さぞ無念なのだろう。
あと少しで勝ったというもの、突然乱入され水を差され、あれよあれよと敗北し、
それだけでは飽きたらず、こんな屈辱的なことをさせられるのだから。
薄々分かっているかもしれないが、完全に貞操を奪われるおまけつき。
「ほらほら、早くしないとやっちまうぞ!」
しぶしぶと動いていた女伯爵をはやし立てる。
そろそろ突っ込まないとストライキを起こしそうな肉棒で、ぺちぺちと尻を叩いてやったら
女伯爵は迅速に動き出した。
それでもゆっくりと立ち上がり、ぺたぺたと音を立て床を歩く。
人間のリーダーは、怯えに怯えまくっていたが、今はとりあえず無視をしておこう。
今、女伯爵に自分をトレースして、それがどんなにおぞましいことなのか片鱗だけでも味わっているのだろう。
よし、女伯爵が終わったら、この娘にも同じことをしてもらおうかな。
女伯爵は、人間リーダーの前で膝をついた。そこで一旦止まり、振り返る。
屈辱に耐えきれず流した涙が、上気した頬に伝わり、床に一点の染みを作る。
まだ諦めていないのか、俺に哀願するような面持ちで見つめてくる。
美女がこんな表情をするなんて、とても心打たれるものだが、
ここで俺が譲歩したら、多分、俺は首をかききられて殺されるだろう。
やるならば徹底的にやらなければならない。
中途半端が一番良くない。
「ほれ、早くしろよ」
女伯爵の尻たぶをぺしりと叩く。
非情に徹し、出来る限りの冷たい声で言ったので、女伯爵はこれ以上恩赦を求めても無駄だとわかったのか、
すっと正座をした。
「早く」
きっと俺の顔はニヤニヤした笑みを浮かべていただろう。
「も、もうしわけ……あり……ませんでし……た」
「いいねぇ、申し訳ありませんでした。シンプルな謝罪の言葉ですねぇ。
でも惜しいッ。声が小さすぎた。大きな声でもう一度、どうぞ」
ぎりっ、と歯のきしむ音が聞こえた。
うおっ、怖ぇ……。
「もうし……わけござ……」
「あーダメダメ、全然小さいですよ」
今度は歯ぎしりする前に、指を彼女の秘部に添えた。
全身がびくりと震える。
「一回目はまあ見逃してあげたけど、
今度からリテイクするたびにペナルティを課すからね。
何、一回で成功させればいいんですよ。
それくらい、魔族の貴族様には簡単でしょ?」
言葉では言うけど、魔族の貴族様だからこそ難しいんだけどね。
「もうし……ひゃぐっ」
彼女が言い始めた瞬間を狙って、指を突き入れた。
指が圧搾されるきつさで絡みついてくる。
「なっ、なんっ、で……」
「まだ全部ペナルティを課してなかったんですよ」
完全に出鼻をくじかれた彼女は、言葉を紡ぐことができなかった。
そして……。
「じゃ、今出来なかった事に対するペナルティですね」
止めていた指を動かし、中をなぶり始めた。
体が扇情的にくねらせて、快楽に耐える女伯爵。
白い背中がとてもまぶしく見える。
「こ、こんなのっ、無理ぃ……」
女伯爵が根を上げた。
まあ、これくらいが精一杯なんだろう。
「また余計なことを言いましたね。さて、次のペナルティです」
「や、やぁ、も、もう言うから……もう止めて……」
さて、ペナルティはどうしようか。
指をもう一本入れる、というのは物理的にあまりやりたくない感じだ。
ふむ……後ろをちょっといじってみようかな。
「ちょ、ちょっとそっちは……」
余った手の方の指でちょんと、菊門の方をつついてみた。
「また余計なことを言う……今のは聞かなかったことにしてあげるから、
ちゃっちゃと土下座してよ。こっちだって手の数には限界があるんだから」
「う……申し訳ございませんでしたッ!」
……ちょっとやけっぱちのような感じがしたけど、まあいいか。
そんなにいじられるのがイヤだったのか、額を床にこすりつけ、
きちんと三つ指をついている。
言葉の言い方以外には文句のつけようのない土下座だ。
ご褒美としてゆっくり指を引き抜いてやった。
かわりに肉棒の先端を秘部に当てる。
「え? ちょっ、嘘ッ!」
感触でわかったのか、女伯爵は抗議の声をあげる。
話が違う、と言いたいのだろう。
「は、話が違う!」
「うん、ボク、最初から嘘ついてた。騙してゴメン」
「そ、そんなこと……ァッ!!」
ずぶずぶと巨大な肉棒が女伯爵の体の中に埋まっていく。
ああ、気持ちええ……。
自分でも恍惚とした表情になっているのがわかる。
百年以上の禁欲生活の果てに手に入れたモノはすごくよかった。
女伯爵は処女のように膣で肉棒をきゅうきゅうと締め付け、
そして処女のように処女膜がまだ健在だった。
……え゛?
「うっ……初めて、だったのに……」
こ、こいつ処女だったんかいッ!?
こんなむちむちでいやらしいダイナマイトボディーしておきながら、処女!?
魔族は骨なしか? 骨なしなのかッ!?
わかった、こいつがレズだからだ!
「ま、魔王様ぁ……申し訳ありませんでしたぁ。
センヴィーヴァの……センヴィーの処女は……人間に、変な人間に奪われて……うっうっ」
ちょっと待てぃ!
レズに変な人間呼ばわりされたくないわい、ボケ!
こ、こんのアマ……絶対アフンアフン言わせて、「ご主人様に処女を捧げられてセンヴィーは幸せ者ですぅ」と言わせてやる。
ああ、もう言わせてやるとも!
もう、テクニックとか何もかも無視して(無視するもなにもテクニックなんてもの最初からなかったが)
がむしゃらに腰を振りたくる。
媚薬効果があるらしい唾液をたっぷり飲ませていたおかげか、それでもセンヴィーとやらは十分感じていた。
溢れてくる愛液は止まることを知らず、むしろ時間が経てば経つほど溢れてくる量が多くなってきているようだ。
「あっ、あっ……い、いぃ……こっ、こんなっ、乱暴にされてるだけなのにっ!
だ、だめっ、うごか……ないでっ、か、感じすぎちゃうぅ!!」
ふふ、このニンフォマニアめ。
ぐっ、そろそろ俺も限界みてぇだ……。
「だ、出すぞ。中に出すぞッ!」
「だめぇ! それだけはっ……」
ドピュとかじゃない、そのインパクトはバァンと音が立つくらい激しかった。
俺がまだオナニストと呼ばれていたときの量と比じゃないくらいの量を、センヴィーの中に放った。
まだ俺が挿入しているというのに、かなりの量の精液が膣から逆流してきている。
「あ、あちゅいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
センヴィーは気が狂ったかのように暴れ出した。
鋭くとがった爪で床をがりがりとひっかき、少しでも俺から離れようと足と体をばたばたさせている。
無論、逃がすわけにはいかないので、俺はセンヴィーの腰を掴んでいる。
陸に揚げられた魚も裸足で逃げるほど、のたうち回っている。
『お主の精液は媚薬じゃからのう。
膣内温度と精液の温度にそんな差はないもんじゃが、お主のは別じゃよ。
魔術的なものが関係しとるから熱がっているだけでな。
まあ、次回からはもう暴れないからの、後はゆっくり楽しめ』
おぅ、出たな解説ばあちゃん。空気嫁よ、ぶち殺すぞ。
ぴこぴこ、ぽこぽこぽーん、という音が不意に頭によぎる。
すると、勝手にウィンドウが開いた。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 Lv.2 HP 13/13 MP 2/2 状態:挿入
特殊技能:カテゴリーF 補給技能 異世界の勇者の血脈 エロ妄想Lv24 ラクカジャ 」
おおぅ! レベルが上がっ……た?
なんか変化している特殊技能があるような気がしないでもないけど、HPが1も上がってる!
っていうか、成長度低ッ! 俺、低ッ!
「熱い、熱いのぉぉぉ! 抜いて! お願い、何でもしますっ! 何でもしますからっ、抜いてぇぇぇぇ!」
な、なんだかものすごく不安になってきたんだが……。
「じゃ、じゃあ、お前はこれから俺の奴隷になれッ!」
「ど、奴隷?」
「そうだッ! 俺に奉仕し、俺を守り、俺のことをいつも思っている奴隷になれッ!」
「な、なるっ。なりますからッ! 奴隷になりますから、早く抜いてぇぇぇ! も、もう死ぬぅぅぅぅ!!」
特に、「俺を守り」のところにアクセントを置いて言った。
……ふ、許せ、俺だって命が惜しいんだ。
せめて、普通に生活しているのに死と隣り合わせな貧弱さを克服するまで、俺を守って欲しい。
腰を引き、肉棒を抜く。
ごぷっ、とねばっこい音を立てて、精液が塊になって膣の中からあふれ出てきた。
「はぁ……はぁ……んっ」
切れ切れに呼吸をするセンヴィー。
腰から手を離すと、彼女はその場でへたりこんだ。
ふと、そのショートの黒い髪に触れる。
さらさらしていていい手触りだ。
さて、次行こうか。
俺はまだまだヤれっかっね。
センヴィーの腕を掴み、押して横に転がす。
抵抗せず、ごろんと仰向けになる彼女。
まだ秘部からは、精液が断続的に溢れてきている。
「んっ……あ。ご主人……様……」
中々順応に優れた奴だ。
でも、これからが大変だぞ、と。
ひっくり返ったセンヴィーの膝を掴み、大きく広げさせる。
膣内射精によって色々ショックを受けたのか、反応が薄い。
肉棒をそっと彼女の秘部に添え、グッと力を込めて、再び中に突入させた。
「あ、あああああああああああああああああ!!!」
途端、彼女の手が俺の首に回される。
一瞬びびったものの、その手は反対の手をがっしりと掴み、俺にぶら下がるために首にまわしたもののようだった。
「なっ、何ッ、これっ。さっきとはっ、全然っ、違うっ」
俺の精液は効果覿面だったようだ。
ババアが言うには、もう俺無しでは生きていけない体になっちゃったとか……。
「いいっ。いいよぉ! 気持ちいいっ!」
もはや女の伯爵としてのプライドも体面も捨ててしまったかのように、俺に腰をすり寄せてきている。
ふむ。中々かわいい奴じゃないか。
「ほら、動くぞ! 喜べっ」
俺も腰を振る。
一回腰を振るだけで、センヴィーは何度も何度も小刻みに震えている。
彼女の言うところが正しいならば、「何度もイっている状態」らしい。
「いいっ、ご主人様、いいッ!」
「お、俺も……センヴィーの中……いいぞッ!」
「う、うれしいですっ、ご主人様ぁ! センヴィーで、気持ちよくなってくださいぃ」
「出す、出すぞ!」
「あっ。んあっ……出てる、ご主人様のが中で出てるぅぅぅぅぅ!!!」
センヴィーの一番奥で二度目の射精を行う。
その瞬間、センヴィー一際大きく震え、吼えた。
口から涎を垂らし、背中がこれ以上ないほど反り返る。
そして、ゆっくり気を失った。
「ふぅふぅ……あー、えがったー」
気絶したセンヴィーの中から相棒を抜き、その場で腰を付く。
すると、再び、頭の中で、ぴこぴこ、ぽこぽこぽーんという音が響いた。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 Lv.3 HP 13/13 MP 2/2
特殊技能: カテゴリーF シールド防御 異世界の勇者の血 エロ妄想Lv26 ラクカジャ」
うわーい、またレベルが上がっ……成長してねぇよ!
エロ妄想のレベルが24から26になっているけど、エロ妄想がなんの役に立つんだ?
こりゃあ、中々難しいな。
俺の成長度はとことん低いみたいだ。
こうなりゃ、ヤってヤってヤりまくってレベルをどんどん上げなきゃまずいな。
まだレベルが上がるたびになんか精力とHPは回復するみたいだけど、センヴィーは気絶しちまった。
意識のない相手をやるのは趣味じゃないし……。
あのババアがハーレムを作れと言ったのも納得がいく。
こんなんじゃ、一人二人の女じゃ到底追いつかない。
もっと何人も何人も囲んで、とっかえひっかえやらなきゃ。
それも体が強い女で、な。
さて……センヴィーも気絶しちまったことだし、
今度は、人間のリーダーの子の方と、お楽しみしよう。
……うん、これは世界を救うためにしかたなく……。
おっと、涎が垂れちまった……。
じゃあ、いっただっきまぁ〜す!
俺はかなしばりにかかって動けない女の子に、ルパンダイブをしたのだった。
続くッ!?
プロローグと一話投下完了。
複数プレイは話の展開上第二話以降です。
とりあえず、もうぜってー投下予告はしないことにします。
するにしてもちゃんと完成した後にするようにします。
何か意見がありましたら、どうぞ。
完結するまで頑張るつもりですが、進路方針を変えるくらいざらにしますので。
ちなみに前回のリクエストは、三十分過ぎてましたが、採用しますた。
侍と獣娘と武闘家に魔女、王女の母親、ですね。
GJ!
エロいけど・・おバカですねw
GJ!
凄く良いおバカですねwww
続編も期待しておりますんで!
このぐだぐだ感がたまらない
馬鹿馬鹿しさが堪らない。蝶サイコー!!!!!
ニュータイプからカテゴリーFって、退化してるぞ(笑)
いろいろとツッコミきれないがGJ!
魔女バンドーラ、ヘドリアン女王のご冥福を祈りつつ。
>>183 まだ、初めの方を読み始めたトコなんだけど
>「死ね、クソババア」
↓
「うっせー、触んなクソババァ!」
↓
「犬、とお呼び下さい、オババ様」
この3段跳びに爆笑したw これからも頑張ってください
MPが2ってことは、最初に覚える精神コマンドは【偵察】or【ひらめき】と見た。
あ、でもレベルアップするごとに変化するのか。じゃあなんでもありだなww
GJ!!激しくエロぃw
MP2……
ラクカジャつかえないやんwww
たぶん、復活、愛、辺りだろう。全然使えない精神ポイントにイライラするあれ。
魔法陣から延々と現れる悪魔を射殺しながら人々を導くババァ
Good Job!!
GJはGodJobの略だったっけか?
それは完結したら改めてということで
>>217 折れも思った
誤って使ったら衰弱死かなw
フラッシュシステムが使えないのは痛いな
ところで
>>129が書いているSSとはネタが被ったんだろうか?
ソウルメイトなのかちょっとドキドキだ。
223 :
とくめー:2006/05/12(金) 22:23:11 ID:sFSF0eim
とくめー氏 乙デス
って?あれ???
リンクかなり増えとるww
HDDクラッシュで忘れとったHPがいくつかある〜
月光将軍ひさしぶりだわぁ
>>223 |\____/|
| ヽ_,(・),_ /./
\ o( ´ω`)o/
/ ∽ |
しー-J
ヒャクメ様がご光臨なさっておるw
>>222 いや、129は俺なんだが、お前が異世界物を書くというので
156の奴を書いた。ソウルメイトなのかどうかは知らんw
ずがーん。
そ、そうなのか。
確かに和風ハーレムも楽しみだが、もう一つのファンタジーハーレムも楽しみにしてたんだ。
まあ、どちらにせよ頑張ってください。
ハーレムに幼馴染ってアリなのか?
なんとなく気になったのだが。
もちろんあり
とくめー氏へ
まとめサイトのリンク
官能小説の部屋が夜桜の下でになっとります。お手数ですが
http://haru0425.h.fc2.com/index.html に修正よろ
遍歴については3P等の描写はないですが
4マタ?なのでハーレムものでおkかと
blog形式のサイトの右メニューを消す方法ってあります_?
文字とかサイズ変更すると右側メニューも大きくなって激しく読みずらいナリ(´Д`)
233 :
とくめー:2006/05/13(土) 10:33:37 ID:uybpSsyv
修正した。ついでに「問題のあるサイト」に島流しした。
理由? 宣伝多すぎ!
収入>利便性な営利サイトを、無償のサイトと同じ扱いはできない。
ファンの方には悪いが、それが私のジャスティスなり。
とくめー氏、毎回更新されるたびに利用させてもらってます。
お疲れ様です。そしてありがとうございます。
ただ、超世紀莫迦にある「学園王者」あれってハーレムなのかなぁ?
とりあえず、ハーレム物として読めるのは"6.奉仕する女生徒"までじゃないかな。
それとも終始ハーレムで読めないのは
触手とか男(触手もこれに含んで)複数vs女1人の陵辱がNGな私だけかな。
7・8とその続き読んで軽く鬱入ってしまったよorz
強姦とか輪姦とか入ってる奴は注意書きとか入れてもらえると嬉しい。
この間エロゲーやってたら不覚にも入っててまじで吐いちまった。
月光将軍も注意が要るかも。
複数プレイがないのはまあいいとしても、
主の介在しないレズ多い、振ったメイドが即他に惚れる、ただのセフレで終わったりする、
等、ハーレム的にはきつい面もある。
うん。好きな作品ではあるけど。
主人公の婚約者っぽい女が別のやつに惚れたり。ちょっとキツイ
ちょっと
>>229を読んでみたので、リンクに追加されるかどうかわからんが紹介してみる。
【伝わらない想い】 FTFT
開放的且つ殺伐ハーレム。特殊能力なし。男受け。
主人公は高校生。女は今のところ3人+α。処女率高め。近親相姦有り。
厳密的にはハーレムじゃないかもしれない。女が過激。スカが若干有り。
露出有り。媚薬有り。
弟にちょっかいをかけてきた女を、ガチで丸裸にしようとしたり、殴ったりする姉。
露出癖があり、そのことを学校の教室で平然と公言する同級生(しかも主人公の友人の彼女)。
純情かと思いきや、性に奔放で主人公に様々なプレイを強要する彼女。
主人公は極端に流されるタイプ。
彼女にも姉にもほとんどいいなりになっている。
抵抗はするものの、骨がないのかと思うくらいすぐに諦める。
エッチしているときにも、やや淡泊。言われるがままに動いてる。
とかく登場する女性達が怖い。
主人公の姉は暴力をふるいまくるし、近親相姦に対する禁忌も特に抱いていないように見える。
彼女は一見純情そうに見えるが、徐々にSの血が目覚めていき、
主人公に性行為を半ば強要するかのように責めたり、主人公のことを思って自慰行為をしている同級生に平然と小便をひっかけたりする。
その妹も、ほとんど初めて言葉を交わしている間柄の主人公の頭を蹴っ飛ばしたり、肩をつねったりして反応を楽しんでいる。
Mじゃないと読むのはちょっと辛いかも。
とくめー氏乙です
リンク先多くて読みきれねぇw
&
らぶえっち更新
じーさんばーさんは勘弁してくれwwwwwww><
>>238 自分もあの作品は以前読んだことがあるんだけど。
(あくまで自分は)ハーレムを感じる事が出来なかったなぁ
そして、
>>238氏の言うように女性人が怖い。私が特に苦手としたのは主人公の友人の彼女。
うろ覚えだが…露出癖(狂って言える程度かも)そして多淫症か?と疑う位の痴女っぷり
主人公に見られながら、主人公の友人とヤってたり。ローターを4つ、それぞれの急所につけて街中歩いてたり
何より、主人公の友人公認で主人公と致してしまうところ、しかも友人に見られながら(←ココがうろ覚え)
まぁ、結論から言うと…アリだと思うが主人公の主体性および甲斐性を
多少なりとも期待してる人にはお薦めできません。ということです
…こんな事書いてしまっていいんだろうか?
241 :
とくめー:2006/05/14(日) 08:52:06 ID:aGzusTAa
ども、とくめーです。
ハズレがありましたか、ごめんなさい。
基本的にあのページの更新は、私宛に情報提供があったり、
どこかでハーレムとして紹介されていたりしたものを、
根こそぎ載せています。まあ、善意が前提なわけですね。
さすがにこの量を私自身が確認するのは無理というものなので。
皆さんから報告を受けた作品については、
とくめー検討による検討ののち、(問題の大きい順に)掲載中止、
リンク集最下部への移転、警告表示などの措置をとります。
少々お時間をください。
それからより多くの情報をください、お願いします。
242 :
とくめー:2006/05/14(日) 09:40:14 ID:aGzusTAa
では、お待たせしました、とくめー的裁定を発表します。
まず
>>234指摘の「学園王者」。
(前スレ676による情報提供による作品。その際、詳細は無し)
魔物による幼馴染の輪姦を確認。
それ以前のご都合ハーレムっぷりがあるので消去はせず、
巨乳教室等の所属する、黒背景のコーナーへ移転。
>>236-237指摘の「月光将軍」
エロ漫画小説板のスレでも指摘を受ける。
たしか情報はArcadiaのSS捜索掲示板の過去ログから。
とくめーはレズ容認派なので、移動はしないこととする。
警告を赤字で記載。「紹介文」へのリンクを貼る。
>>229情報提供、
>>238,240指摘の「伝わらない想い」。
S女な姉と、過激プレイ好きな恋人は、警告のみでよしとする。
問題は、主人公と友人どっちともしたい露出狂の痴女。
これは、うん、アウトですね。掲載拒否でもいいんだけど……
実はもうリンク作っちゃったりしたので、
黒背景のコーナーで載せておきます。
>とくめー氏
二次創作のハーレムモノの
「Princess Lyric」と「美幼女戦隊プチロリレンジャー」の原作紹介が逆になっているみたいです。
とくめー氏、まとめサイトの更新お疲れ様です。
後、氏のまとめサイトにて紹介されていた「PRIVATE SECRETARY」読んでみました。
まず最初に、完全な独占物ではありませんでした。
第4話にて、スワッピングの描写を確認。
ただ4話さえ読み飛ばせば、その後の5話にてスワップで交わった女性だけ、再度出てきますが
「スワップ」の単語は出てこないし、発言も「プレイを楽しんだ」等と曖昧な物にとどまり、それと特定させる
ニュアンスを持った言葉は出てきてないので、脳内で問題の"プレイ"を適当に置換(作者には失礼なことですが)することも可能かと。
また、コレとは別に第1話にて"飲尿"の描写がラストにあります。苦手な方は主人公射精後を読み飛ばすことで回避可能。
主人公は、莫大な遺産を相続しそれを元手に会社を経営している。
実態は、主人公以外は「秘書」しかおらず、雇ったぞ女性に身の回りの世話をさせるという物。
秘書である女性には、ソープ界で有名な女性。モデルを目指すフリーター。
ドラッグ・売春の非行・補導暦、風俗店で働いていた女性。
離婚暦があり、生計のために水商売をする女性。SMクラブで働いていた女性などなど。
全て、主人公が口説き落とし会社に就職させる。
前歴の
職業柄、経験人数3桁の女性もいたりする(詳しくはサイトの「プロローグ」キャラ紹介がある)
とかく性に奔放な者が多いが、主人公と女性たちの間には確かに通じ合ったものがある。
4話さえ読まなければ、なんら問題の無いハーレムである。と自分は感じた。
…なんか冗長だな。書かなくて良いことまで書いてるような…とりあえず、こんな感じです。参考にしてみてください
とくめー氏乙。
”掲載サイトに難のあるもの”にある官能小説の部屋の遍歴についでです。
その題名通り、主人公の少年が色々な女性と出会い関係を持って良くという話で、
相手と成る女性同士が同一場面に現れる事が無いため、
今の所ハーレムの条件を満たすかどうかは微妙かと思います。
後、紹介に成るかどうか分りませんが。
押しかけてきた魔女はかなり前から更新が止まっている。
迷宮神話も更新が止まっている&作者更新停止宣言。投稿作品は更新有り。
二次の灰色の空は2001年より更新が止まっている。作者行方不明。
とくめー氏乙
なんかレビューなどを。
ヤヴァイ夏休み
血のつながって い る 母、姉、妹を囲うハーレム。主人公は受身。文体はユーモラス。
ワンんだらーず・ワンだーらんど
現代世界。だが、「イヌ」がなぜかかわいい女の子の体をしている世界でのはなしである。
主人公(既婚)が、ノラ犬を拾ってきてあんなことやこんなことを。
今のところ、見た目小学校高学年の美少女犬と、見た目中学生の美少女犬を囲っている。
主人公は受身。
主人公の妻が「イヌ」とレズする描写がある(そんなにちゃんとかかれているわけではないが)ので、気になる人はご注意を。
迷宮神話
ファンタジー世界。主人公が少し鬼畜が入っている。
主人公のハーレムに入る前に、ヒロインが輪姦されるシーンあり。
むしろ友人の恋人が一押し、と紹介した俺が発言
というか捜索担当グレーゾーンとかも見つけ次第投げるから、打たれ弱いしとは地雷処理班のタフガイ達のレビューが付くまでお待ち下さい。
レビューかぁ・・・じゃあ俺も・・・一言あるのと大好きなのだけ
>ひでぼんの書
本編において、ヒロインの一人(といっても問題ないかな?)が
ほかの男に玩具にされる描写あり、しかもグロ込みで
ビヤーキー(仮名)タソ、キングカワイソス
…他にも(モブだが)主人公以外に玩具にされる描写はあるので
「ヤダヤダ、主人公だけがいい思いする奴じゃなきゃ(ry」という人は
チョコットだけ覚悟していったほうがいいのかな?…作品自体はかなり好きだけどね
>女王の壮大な愛
こういっちゃなんだがM気質のある人ほど萌えるんじゃないだろうか?
特に後半になるほどそんな感じを受ける、あと基本的にはチヤホヤ感がかなりある、ステキ
>牝喰伝
折れのハイパー兵器を受けてみろ!!って感じの作品、S気質向け?
このサイトは作品数多くて好き、ハーレム好き以外でも楽しめるんじゃ?NTRもあるけど
>女族隷属(お勧め、ってか大好きな作品)
身寄りを失った少年一人、親戚を頼って上京してきたけれど…から始まるハーレムストーリー
ふとしたきっかけで目覚めた特殊能力を駆使し(?)御姉様ハーレムを作る少年の物語、基本は年上属性です。
…このサイトでは探索の書、異世界勇者と投稿作の無敵盗賊ハヤト、相続、楽園、イシュティ公爵記もハーレム物
>御主人様成長日誌(大好き)
誕生日に父から贈られたプレゼント、それは5人の見目麗しい雌犬だった
…という作品。御主人様一年生の主人公と奴隷さんたちが繰り広げるどたばた甘々ハーレム物。チヤホヤ感がイイ!
>>252 >えばんげりよん系がゴロゴロのリンク集
お気に入りに入ってるよw 最近逝ってないけど
全体としてはリンク切れがちょこちょこあるリンク集だな、といったところか
覚えてる限り
>『新世紀エヴァンゲリオン 復讐』
最強シソジハーレム物、へんなATフィールドで女性人を落とす作品、シソジが原作と比べて変
>『甦炎』 (黒之翼)
ANGELFRUITS自体がハーレム系・・・だけど・・・その・・・菊池系?っていうか毛並みが変わってるっていうか・・・
リンク切れてるけど一応復活してる、女神館の住人達はよく読んだけど、断じてお勧めは出来ない
他のは醜態がエロかったのは覚えてるけど・・・それ以外は覚えてないなー
ってかエヴァならMENTHOLがイイな・・・あとアーカイブでしか見えないけどWe are Crazy for you!
We are Crazy for you!
KWSK
153の設定をぱくった和風らぶえろはーれむ物。
一話「常盤紀子 其の二」 投下します。
一応名前名乗っておく事にします。ネタぱくったんでパクリ。
「え、ええ? えええ!? ちょ、ちょっとまっ」
「何故ですか?」
「だって、そんな、僕らまだ高校生でっ!」
「愛の前にはそんな事は愛の前には全く関係ありませんわ。
それにここに来てくれたという事は覚悟して頂けたという事でしょう?」
生まれたままの姿になった紀子が四つんばいになって迫ってくる。
彼女の肢体は美しく、いつだったかクラスの男子が話していた情報以上の素晴らしさだった。
四肢はほっそりとしながらも柔らかそうな線を描き、腹部から腰に掛けての曲線はトップモデルでも適わなさそうな細さを保っている。
それに反して胸は確実な母性を湛え、左右の狭間にはしっかりと谷が出来ている。
そんな体に纏わりつく髪がより一層彼女の神秘性を引き出していた。
「そんな覚悟って何ですか?」
「え、もしかしてお手紙を読んでいただけませんでしたか?」
「いや、読んだんですけど。ほら、なんていうかあるじゃないですか。
達筆すぎて読めない事って」
ガーン。
そんな擬音が似合いそうな表情が紀子の顔面に張り付いた。
まさしくその顔はガラスの仮面にでも出てきそうな感じの顔だ。
「そそそ、そんな。そんな事って……」
「あの、すっごい申し訳ないんですけどあれなんて書いてあったんですか?」
「く、口に出してなんて言えません!」
紀子が恥ずかしそうにその場に顔を伏せた。全裸で。
直利はもはやどうしていいかわからず、うろうろと視線を彷徨わせるばかり。
すると、あたふたと両手を振って混乱している彼の頭上からなにやら紙が一枚降ってきた。
「うわ、ってなんだこれ」
かさりと音を立てながら中を開いてみる。
『紀子様のお手紙には要約するならば「約束の時が来たから家に来てくれ。そして一生に一度の思い出を作りましょう」と書いてありました。有体に言えば抱いてくれという事です。頑張ってください。貞淑な紀子様にとってはすごい勇気だったのですから。』
「な、なんだこれ」
よくわからないが、激励の手紙が届いていた。
しかし、あの手紙にはそんな事が記してあったらしい。
直利は恥ずかしそうに悲しそうに顔を臥せったままでいる紀子をもう一度見つめた。
一糸纏わぬ美しい体。
それが自分の物になるというのか?
その現実を目の前にしてまだ直利は躊躇していた。
第一やり方を理解していない。どうすればいいんだ。
エロ漫画やエロゲーを参考にしてはならない事くらいは理解している。
あれは男の煩悩で出来ている。リアリティの欠片の無い幻想だ。
もし恋人が居て行為に及ぶというならばもっと相手を思いやらなければならない。
そう、これは自分勝手にやっていいオナニーではないのだ。
震える手で直利は紀子の肩に手を置いた。
ゆっくりと涙を顔に残したまま紀子も顔を上げる。
「――!」
美しかった。
涙に頬を濡らし、眉を八の字にしてこちらを見上げる様。
さらに少し口を尖らしている仕草など、今すぐ抱きしめてしまいたいくらいだ。
いや、むしろもう抱きしめてしまった。
いまさら引き下がるわけにもいかない。もう遅い。
「あ、あの。ぼぼ、僕も覚悟って言うのが出来ました」
「え?」
「えーと、なるべく優しくしようと思うんで、あの、その」
慌てる直利の目をきょとんとしながら見つめ―― くすりと桜の花びらのような唇がほころんだ。
「――はい、よろしくお願いします」
初めての作法。
直利はもちろん童貞なので知らない。無論、作者も知らない。
でもまぁまずはキスからのような気がする。
が、いざ直利が気合を入れて接吻をぶちかまそうとしたらふいと紀子は後ろを向いてしまった。
「あ、あれ? 紀子さん」
突如後ろを向いた紀子が、何かブツブツと呟き始める。
このままぼんやり立っているわけにもいかないので、直利も近くまで寄る。
「だだだ、大丈夫。皆やってる事やってる事。痛いのはしょうがない。そそそ、それに気持ちよかったりもするらしいし。大丈夫大丈夫。平気平気全然平気……」
後ろを向いた彼女は顔を真っ赤にしながら何度もそんな事を呟いていた。
さっきまでの大胆さはいずこへ。今度は一転して花も恥らう乙女と化していた。
いや、どちらかと言えばこっちが彼女の素なのだろう。
落ちてきた手紙を信じるならばさっきまでの彼女は相当な無理をしていたはずだ。
そんな彼女がどうしようもなく愛おしく思え、直利はゆっくりと紀子を抱きしめた。
「あの、なるべく優しくします。なんていうか、出来るだけ」
「……はい!」
改めて真っ直ぐに見つめあう二人。
そして、自然と唇が触れ合った。
「あ、ん…… んん……」
啄ばむようなキス。
しかし、今から共寝するというのにそれだけで止まろうはずはない。
次第に直利の理性のタガがガタガタと音を立てて崩れ行く。
「んん、んんっ!? んあっ、あふ…… うん…… くちゅ、ちゅぱ。んあ、はぁっ……」
離れた二人の口から唾液が糸を引く。まるで互いに離れたくないと主張しているようだった。
そんな様子を見て紀子は恥ずかしそうに目を伏せる。
なるべく優しく彼女の肩を抱き、布団の上に寝かせてやる。
(今思えば最初から布団が敷かれているのは実に不思議な事だった)
昼の日中からこんな事をするのは実に気恥ずかしい気分だが、
惜しみなく裸身を晒している彼女を見ていると、そんな常識など頭から吹っ飛ぶ。
もう一度彼女の口腔を味わおうと唇を付け、舌を貪る。
今度は紀子も抵抗無く舌を差し出してきた。
「ん…… んん」
ぴちゃぴちゃと水音が口の狭間から漏れ出し、いやらしい音を奏でる。
一分もそうしていると、直利の物は痛いほどに自己主張を始めていた。
しかし、当然ながら自ら攻めるわけにも行かずただただそのままキスを続ける。
キスも続けていれば体の位置がズレる。
幸か不幸か、その結果直利の物が紀子の太ももに触れる事となった。
いくら初めてといえど、紀子だってそれが何かはすぐにわかった。
顔を直利から外し、幾らかの羞恥心を込めて呟く。
「あ、あの。もしその、苦しいのでしたらそろそろ…… 私も覚悟は出来ております」
その言葉を断れるほど、直利にも余裕は無かった。
少しの躊躇はあったが、普段の自分からは考えられないほどすばやく服を脱ぎ捨てる。
紀子同様生まれたままの姿になる直利。
そんな彼を、主に下半身を見て紀子の目はまたぐるぐると回転しだす。
「だだだ、大丈夫大丈夫。皆やってる皆やってるから怖くない。怖くない。痛いけどそれは当たり前。当然。怖くない怖くない」
もはや呪文のように繰り返す。
なるべく彼女を怖がらせないように、直利はゆっくりと紀子の足元へ移動する。
正常位の体制だ。つまり最もポピュラーな体制なのだが……
「紀子さん」
「ははは、はい!? なんでしょうか、私何か粗相を……」
「いえ、なんていうか、その……」
真実を言っていいものか。いや言わねばなるまい。
「足、広げてもらわないと何も……」
「ああっ、ごごご、ごめんなさい!」
と、謝ってくれたが足は一向に開く気配を見せない。
「……」
「……」
気まずい沈黙。
欲望が先走り、もはや苦痛を感じ始めていた直利にそこまで我慢する余裕はない。
しかし、それ以上に女性と無理やり行為に及ぼうとする勇気も無かった。
結果として、彼は――
いわゆる、男子最大の屈辱を味わう事となった。
「あっ……」
「あ……」
◇
大慌てでティッシュで紀子の脛についた自分の欲望を拭き取る。
が、それで全てが元に戻るわけではなく、直利の恥まで拭き取る事は不可能だった。
入れても無いのに出す。
それがどれだけ恐ろしいか、恐らく古今東西の男子ならば全員が理解できるであろう。
もちろん、直利も痛い程それがわかっていた。
というか痛々しい自分が実に痛かった。
「あ、あの、直利様」
「……」
「その、元気をお出しになってください。えーと、男性の方なら誰でも……」
優しさが、辛い。
そんな現象が実際にあるなんて思っていなかった。
重さ16tが背中に乗っかっているような辛さを感じる。
こんな事なら全裸でパンツ頭に被って街を疾走した方が面が割れない分いいかもしれない。
「……いや、流石にないか」
なんだか全ての力が抜けた。
恐怖で緊張し、歓喜で緊張し、焦燥で緊張し―― 果てた。
緊張の連続が彼に無限の無気力を生み出した。
今ならシャオリーでも使えそうな気がする。勇次郎にも勝てる。
茫然自失となった直利を見て、紀子は慌てていた。
何しろ初体験直前に相手の男性が魂の抜けた人形のようになってしまったのだ。
骨髄まで女性である彼女に男の気持ちは理解できない。
虚空へ打ち出された無数の夢、その無念を彼女はわからないのだ。
いつの世も女性はわがままとされるが、それも当然。
無理やりこれは神の試練とでも解釈するしかないのである。
それはさておき、紀子の焦りもさらに加速していく。
あれほど元気だったあれは見事に意気消沈たる有様だった。
噂通り一撃必殺の代物らしい。初見だが、確かに火縄銃に似てない事もない。
つまり、現在弾切れの状態なのだ。
さらに直利の様子を見る限り、火縄の炎も切れているらしい。
ぐったりとした表情には無念としか書いていない。
彼の元気を取り戻すにはどうしたら……
「あっ――」
一つだけある。昔読んだ書物に書いてあった。
しかし、それはどちらかというと初体験では御免被りたい物だった。
何しろ、生物としては規格外の行動である。とりあえず人間以外はやらない。
だが他に方法は無いように思えた。
やるのか?
やらないのか?
選択肢は、一つしかなかった。
「えいっ!」
「え、うわっ!」
力任せに直利の事を突き飛ばす。
都合正面から突き飛ばされた結果、直利はまるで赤ん坊のようなポーズですっこける。
無論、足も開いた状態でだ。
そこへ紀子は無理やり割り込んだ。紀子の長い黒髪が直利の両足に絡む。
「え、え?」
困惑する直利。
紀子にそんな愛しい彼の表情を見つめている暇はない。
先ほどした一大決心を形にするのだ。形に表すのだ。
そうでもしなければ初体験は終わらないのだ。
精一杯自分を鼓舞して、彼女は次なる行動へ移った。
「あむっ」
「え、はぁぅっ!?」
直利は自分の眼前および身体に起こっている現象を一瞬把握できなかった。
――自分の物を、あの学園のマドンナが咥えている。
最初感じた非現実がさらに力を増して到来する。
次に彼がそれを現実と認識するのは彼女が必死に舌を動かした時だった。
「んん、ん、ちゅ、んん、ん〜〜」
「え、え、いや、ちょっとうわ、紀子さん?!」
「もご、ん、は、はい?」
彼女は少し目じりに涙を湛えながらこちらを上目遣いに見上げてきた。
まさに心へ凄まじいクリーンヒット。
十人に聞いたら百人が大興奮! と答えそうなこの状況にあって直利は狼狽していた。
「何、何してるんですか!」
「何って…… あむ、あの、お口で……」
心底恥ずかしそうに紀子は呟いた。
消え入りそうなほど真っ赤に染まった顔を見て、直利も羞恥心のあまり顔から炎が出そうなほどだ。
そんな心情とは裏腹に、直利の息子は紀子の口の中でどんどん元気を取り戻していく。
徐々に大きくなるそれに、紀子は苦しそうに喘いだ。
「うう、ん、んん〜 けほっ、えほっ」
「辛いんだったら……」
「いえ、いいんです。やらせて下さい」
眉を八の字にして、やはり目元に涙を溜めて紀子は訴える。
そんな可愛い怒り方されたら何も言えなかった。
少しずつ慣れてきたのか、紀子の舌の動きもぎこちなさが無くなってきた。
既に完全にやる気を取り戻した竿の周りを、ぬるぬると唾液と一緒に舌が這いずる。
上手さはないが、思いを込めた作業に二度目の欲望が鎌首をもたげる。
初めて味わう快感に、直利は思わず相手を思いやる気持ちを忘れてしまった。
「あ、あのっそろそろ……!」
「ん、んん、ん、うん…… はい?」
後に言葉は出なかった。
その代わり、返答しようと一瞬顔を持ち上げた紀子の顔面に本日二度目が降りかかった。
「きゃっ!? ――あ」
呆然と、それを顔面で受け止める。
一度目よりも明らかに量が多い。少なくとも三倍はある。
主に眉間に飛んだそれは粘性でゆっくりと鼻筋から顎へと降りていく。
「あ、ああ! すすみません!」
「いえ、その……」
紀子は少し、液体を掬い口へ運んだ。
「げほっえほっ」
またむせた。
「いや、一体何を!?」
「うう、あんまり美味しい物じゃないんですね」
「そ、そりゃそうでしょ」
若干期待してたが、裏切られた。
が、別に嫌じゃなかった。
確かに美味しくない。むしろ不味い。
だが、嫌じゃなかった。
そんな事実が紀子の勇気を後押しする。
さっきとは違う意味で呆然としている直利をよそに、彼女は恐る恐る後ずさる。
そして、自分から仰向けに寝転んだ。
「あの、元気は出ましたか?」
「えっ?! あ、はい」
「それじゃ、その、えええ、えーと」
紀子の顔がみるみる内に紅潮していく。表情はガッチガチに固まり、動きはロボットのようだ。
それでも今度は紀子が自ら、ゆっくりとだが、腰を持ち上げて――
「えーと、あの……」
いわゆる、おねだりをした。
「あの、一生に一度の思い出を、下さい」
っつーわけで申し訳ないけど今回ここまで。
なんか女の子をなるたけ萌えるように頑張ってたらめちゃ長くなってしまった。
後はヤるだけなんでそんな日数かかんないと思う。
火曜か水曜までに暇があればがんがって書くよ。
前回の質問に答えてくれた人で、薬云々って選んでくれた人御免。
薬はちょっといい展開のしかたを考えたので後回しにしてしまいました。
とりあえず後のほうで確実に出します。
あとハーレムっぽくなくてまじごめん。
でも一話が終わって二話になったらもうハーレムだから
酒池肉林っつーか肉池肉林だから。それじゃノシ
GJJJJJJ!実にいい。直前に出ちゃったシチュエーションが俺のトラウマも刺激してM要素まで楽しめる(つω`)
>肉池肉林
なんとなくカルビを想像してしまったのは秘密だ
>直利はもちろん童貞なので知らない。無論、作者も知らない。
全米が泣いた
>>251 [御主人様成長日誌]はどこのサイトにあるのでしょうか?
ググってみたんですが、分からなかったので…
女族隷属
更新停止中だが最新話にて敵対者らしき人が
年下MC能力持ちのじじぃ
寝取りを企んでるっぽい
272 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 09:03:18 ID:IypwuV48
女族隷属…マジですか?
異世界勇者より好きな作品なのに。
それとエヴァのWe are Crazy for you!
戦略原潜X−69に普通に有りますよ。
たくらむのと成功するのは別問題だからな。作風からいくと成功するとは…
歓楽のハレム追加情報
(わたしゃ、クォリティ無視で、兎に角ハーレム的描写が有れば紹介します)
その他の投稿作品のコーナーにある、
月影はるかさんの読み切り「学園天国と僕 」
学生巨根発情無茶系? ♀7×♂1 御初5
反米有快打さんの連載中(現11話)「新山先生の女子高体験記」
無茶設定性教育系 5話以外は♂1(♂×♀20組 御初20) 最大♀118×♂1
ネジ丸の小説コーナーの、
ネジ丸さんの連載中?(現2話13章)「超人ボウマン」
特撮的正義の味方系 ♂1×♀7→8 キャラ設定によると後々寝取りにもなるらしい
御初無し 敵方の百合描写有り(第2話2章)
同連載中(現4話)「Gold Beauty In Dream 〜君は黄金美女の夢を見たか〜」
一夜成り上がり特殊能力系 ♂1×♀5→6→7 もう6人程は当確? 御初無し
妄想のハーレム内の
てつやさんの連載中(現1章3話+番外10話)「いきなり皇帝陛下」
中世中国風後宮系 最大♂1×♀244(御初122) 御初率高し
同連載中(現3話)「栄冠はキミに…?」
部活系 ♂1×♀2→3→4→10 御初3
同完結(2話)「保育園」
人妻保育士寝取り系 ♂1×♀16 御初3
同連載(現3話9章)「AV太閤記」
AV成り上がり撮影系 最大♂1×♀200 御初無し(当たり前だw)
泡囲睦三さんとてつやさんの合作完結「あこがれの三人旅行」
旅行無茶設定重婚系 最大♂1×♀100 御初23?
風雲!!誠志道場は注釈必要かも・・・
トップページにグロ目のSSSが掲載中。
新世紀エヴァンゲリオン 沈黙の人形遣い
注意!
再構成断罪系亜種です、残虐描写有り、初っ端でレイが死にます、
黒服もダース単位で殺してます、ミサトヘイトです、ゲンドウ外道です。
原作原理派には劇物迄は行きませんが毒物指定。
なんか、新スレになってから爆発的に賑やかになってきたなぁ…たまらんヽ(´∀`)ノ
277 :
253:2006/05/15(月) 17:59:52 ID:fTBOIL+S
>>272 >エヴァのWe are Crazy for you!
>戦略原潜X−69に普通に有りますよ。
ゴメンヨ、素であそこ潰れたと思ってた
みんなを混乱させて本当にゴメンヨ
独占云々でいうと
紫羽尋人図書館にある『緋道の神器』も非独占
>「違うわ、当主だけじゃない。緋道の男はみんなで子作りするの。そうすれば多くの子供を作れるでしょ。だから男は全ての女と交代でセックスしまくるの」
> 自分の家のことながら、何ともとんでもない一族だった。
>「でもそれじゃ、子供が出来た時、誰の子供か分からないでしょ」
>「そうね。でもそんな事は気にしないわ。だって緋道の男はみんなが子供の父親をするんだから。誰の子とか関係なく、緋道の子として育てるのよ。神ちゃんも小さい頃に伯父さんに可愛がってもらったでしょ」
こういう設定なんで他の男とSEXする場面が出てくる
279 :
251:2006/05/15(月) 21:40:39 ID:np4/+PA6
とくめー氏へ
>情報の確度が問題
とのことなので『ひでぼんの書』について補足
2部第8話にて問題のシーン
原作者曰く
>警告:今回の作品は猟奇&残酷な表現が多々含まれていますので、
>耐性の無い方は読み飛ばす事をお勧めします。御了承下さい。
原文ママ
関係ないレスだども。
アクトレイザーが何気に懐かしかった。当時出ていたSFCゲームの中では
難易度高めのゲームだったけど神様が降臨してきて荒廃した地上を直接
救うというシチュエーションが良かったなーとスレと関係ないこと書いてゴメン。
ほんじゃ便乗して「君がいて、僕がいて」
SF・FT要素一切無しの現代物。主人公の完璧超人ぶりでガシガシ落ちるタイプ。
下は二歳違いの実妹から上は五コ上の姉的存在まで。現在十二人ぐらい。
最近の更新分でついに妊娠。その際ちょっとだけギスギス有り。
でも基本的に平和。親も諦め気味。
完璧超人ぶり以外にご都合主義もあんまりないのでマジオヌヌメ。
アクトレイザー……
巫女と天界の神殿でハーレム ハァハァ
Pakuri氏
GJ!b”(ビッ)
初体験の失敗、青いね二人とも・・・その初々しさが堪らない。
これでは、続きが気になって仕方が無いじゃないですか。
既出長編物紹介
僕がいて、君がいて
和姦孕ませ妹現代学園ハーレム。全員処女独占。本命婚約者が居る。
設定上は爽やか系一般人主人公なんだけどやってることは糞外道。
特殊な要素が一切無く登場人物全員が普通の性格なので
ハーレム化がとても不自然に思える。
加えてやたら長いので読むときは覚悟が必要。
媚獣の館 (個人的お勧め)
和姦現代学園+館物ハーレム。処女率低ほぼ独占(レズ有り)母姉妹有り
女族隷属に似た感じがするがこっちは守備範囲が広い。
受け系媚薬体質主人公。メイド、女教師、お嬢、近親と満載。
副題が笑える。現在もそこそこの更新速度。
妖精学者 既出ではないけどエロパロ人外スレで連載中
過去ログは
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/original5.html 和姦現代人外ハーレム。媚薬体質主人公。処女?とか不明
かなりきつめの人外サンもいるので覚悟が必要。
ひでぼんの書、ガールン断章が大丈夫だった漏れでもやばかった。
君僕はハーレムじゃなく〇又って感じだよね。
サッと読んだのだが、
>>248の「キツネツキ」、
ガチレズ注意。
ハーレム的に言わせてもらえば、どうして、親子近親ありで、
姉を生粋のレズビアンにしてしまって、
せっかくの3Pプレイシチュを台無しにしてしまったのか、
子一時間問い詰めいたい。
>>286 姉には含みを持たせた設定になってるだろ
じゃ俺も紹介。
Arcadiaの18禁SS投稿掲示板の
「非日常的生活」(オリジナル)。
今ところ先生(二人)と関係をもっている。次の話では
母子相姦らしい。おそらくこれからも人数は増えて
いくと思う。更新速度も早い。
報告が多すぎて、とくめー氏が大変じゃなかろうか、とどうでもいいことを考えてつつ紹介文。
【魂の牢獄】 Night Talker
「GS美神極楽大作戦!!」の二次創作。
原作終了後の話で、要するにアフター物。
主人公である横島忠夫が、バイトをしていた事務所から独り立ちするお話。
横島には、所謂EVAで言う最強シンジのような補正がかかっている。
主人公がモテモテで原作キャラ達とラブラブエッチ。
エッチシーンは純愛だが、原作での幼女キャラをも食ってしまっているので、
ペドが苦手な人は注意が必要かも知れない。
ちなみに、作者さんは大手二次創作小説投稿サイト「Night Talker」の管理人さん。
大手サイトにつきものの厨に対し、常に適切な判断を下す管理人の見本のような管理人さん。
だが作品はあまり評価されていなかったりする。
【相続】 MooLich-エロリッチの逆襲-
言わずと知れた「MooLich-エロリッチの逆襲-」の投稿作品。
オリジナルハーレム物。
祖父の遺言に従い、ブラジルでのハーレム生活を楽しむ話。
ショタのくせに巨根で、膨張率が半端じゃないうえに、どう頑張っても射精できないという特殊体質持ち。
後半になると女性キャラが主人公に陶酔しきり、少し壊れる描写有り。
>>どう頑張っても射精できないという特殊体質
これは一体どういう設定なんだ?あんまり想像できないんだが・・・。
詳細キボン
>>291 んと、ネタバレを避けるために違う例で解説すると
オナニー大好きっ子が手で強く握るオナニーをしすぎて
女の子の中に入れても手の握力>>膣圧のため
気持ちはいいのだが逝けなくなってしまったww
よって逝くためにはミギーの助力がひつようデス
293 :
とくめー:2006/05/16(火) 22:11:17 ID:BXq2YFrE
とくめーです。
リンク集の下部の作品紹介部分を再編成しました。
タグの使い方にいまいち自信が無いので、
Netscape,Mozillaなどのブラウザを用いている方、
問題の有無をご報告していただけないでしょうか。
(当方はIEとoperaの環境のみを所持。
なぜか、operaだと、IEより、作品タイトルの文字が大きい)
今後はホームページタイトル順に配列を並べ替えた後、
244以降の作品情報を追加していきたいと思います。
http://www11.plala.or.jp/FX_junkyard/harem.htm
>>291 ってか読切短編だし、グロ無いし、NTRも無い
いわゆる安牌的なだから読んであげよーよ
295 :
290:2006/05/16(火) 22:21:16 ID:Q4/OfQ7h
>>291 ティンコ勃ちっぱなしで、いくらセクースしても射精できない。夢精もしない。
いつまでもイけないので、ティンコは終始おっきしたまま。
子どもは作れないからハーレムから解放されないし、
無我夢中に腰を振るから女性はイきすぎて失神するし、というオプション。
あの紹介文だとちょっとわかりにくかったか。
>>293 とくめー様、いつもご苦労様です。
>Netscape,Mozillaなどのブラウザを用いている方、
>問題の有無をご報告していただけないでしょうか。
Mozilla Firefox ver 1.5.0.3 で確認したところ、バックグラウンドカラーが正しく表示されませんでした。
ソース中のheader要素の以下の部分、
><STYLE type="text/css">
> BODY {background-color: #FFCFCF ;}
> DT {font-weight: bold ;}
></STYLE>
二行目と三行目(BODYとDTを設定している行)の行頭のスペースが
全角スペースになっている為でした。
これを半角スペースに書き直すと、私の環境ではバックグラウンドカラーが正しく表示されることを
確認しました。
>>278 「緋道の神器」は、9話と12話が地雷…かなぁ?
9話は幼馴染の双子が出て来るんだが、主人公が引っ越す前から「双子→主人公」
を匂わす地の文があったりするが、村のしきたりで既に他のと絡み済み。
ついでに、その結ばれた奴を混ぜた4Pが存在する…これは絡みに入った瞬間ブラウザ閉じた。
12話は、従妹と妹がナンパしてきた男2人とそれぞれ軽い気持ちでヤってしまう。
まぁ、その後「全然気持ちよくない、やっぱり主人公がイイ」という流れになるんだが…まぁ、微妙と言えば微妙。
あ、後15話の頭も地雷か?9話で出てきた双子とその伯父の絡みが冒頭に存在する。
これは、主人公以外の絡みを見たくないっていう個人的偏見が入ってたりするが…。
てか、双子は「気を許した相手以外とは絶対しない」いうか設定があるんだが
従妹・妹以外では9話・15話と、2回にわたり主人公以外と絡んでるシーンが出てくるからなぁ…
他のキャラは、主人公と結ばれてからは浮気(?)はしないスタンスになるから、この2人は正直受け付け辛いorz
「緋道の神器」は設定がハーレム物というより、どっちかってーと乱交物だと認識しているからなぁ。
300 :
とくめー:2006/05/16(火) 23:10:04 ID:BXq2YFrE
>>296 ありがとう。修正しました。
ついでに順列もサイト名順に並べ替えてしまいました。
上から順に読んでた人とかいたらゴメンナサイ。
>>299 …確かに、一度に複数の女性とって形をとるのは…10話くらいか?
9話を
>>298の理由で除外すると。
後、蒸し返す形になってしまうが>>286-
>>287で挙がった「キツネツキ」。
あれは、確かに姉には含みを持たせてるが、それ以前に
ガチレズ。
しかも同意なしの一方的なモノ(個人的にはレイプと感じた)。
主人公の意図(姉とレズらせてetc.)は全く無い。
ココら辺に反応してしまう人もいるのでは無いか?
というか「キツネツキ」は本編『狐美姫峠の神隠し』よりも、記念Hit作品の方が
安心して読める…まぁ、ハーレムからは外れてしまうけどね。純愛SSスレあたりででも紹介してみっかな…
>>300 とくめー氏、サイトの修正乙です。
今後もガンガン利用させてもらいます
まだ完結していない作品を紹介したら、後々追加された設定のことをどうしよう、と思いつつも紹介。
【キツネツキ】 Cursed White
読んで字の如く、狐属性の女の子が出てくる話。
逆レイプあり。ややNTR要素あり。媚薬あり。近親相姦(父×娘)あり。ガチレズあり。処女率低め。
主人公を逆レイプした妖艶な妖孤。
主人公と妖孤の間に生まれた娘(とても成長早いので主人公学生)。
妖孤の娘の薬によって関係を持ってしまった女教師。
主人公の姉と妖孤の娘との間にガチレズ有り(人によってはNTRと感じるかも)。
嫉妬や欲望が渦巻いているが、エロクォリティはかなりに高い。
繊細な人は、読んでいて少し気分を悪くする場面があるかもしれない。
尚、番外編では、半未亡人化け猫と、妖孤の別の娘とのエロもある。
どちらかというとそちらの方が、蓄積する精神的疲労は少ない。
繰り返して言うが、非常にエロクォリティは高い。
少々の精神的タフさと、飽くなきエロへの探求心がある人には、マジお勧め。
303 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 00:16:31 ID:JU+u9/b1
こんなのはどうだろう?
2次創作だが、
「みゃあのおうち」の大場愁一郎作品集の「ああっ女神さまっシリーズ」
「断頭台で枯れた花」の「新説・火魅子伝」(ちと微妙か、、)
「青と蒼と藍」の「Fate/Two Girls,A Boy」(Fateの2次)
あと、今はどこにあるか分からないけど、
「ながされて藍蘭島エロパロ保管庫」
ここのは和姦中心のものだったと思う。
オリジナルでは
「へろ文書」の「ぼくの夏休みシリーズ」
もう知ってるのがほとんど出てしまったので、これぐらいしか
思いつかない、、
ひっぱろの書庫にあるファーストkiss物語のSS
『やりたい放題やってみよう』
サイトがサイトなので当然MCものにつき注意。
2025年止まらないない少子化に歯止めをかけるため
日本政府はある法案を決議する
「強制結婚法」である。35歳で結婚していない男性は
政府が指定した女性と結婚しなければならない、という
法案だ。こんなむちゃくちゃな法案をなぜ国民は受け入れたのか
それは・・・。村田、彼はその気持ち悪い容姿から35歳まで
結婚できなかった男だ、そんな彼は数日前、家に届いた
出頭命令書で市役所に呼び出されていた
「村田さんね、何で結婚しないの?」
「はぁ・・」「35歳までに結婚しなきゃいけないのは知ってるよね」
「でも・・それは」「でも、じゃないの村田さん、ね。とりあえず
法律によってあなたの結婚相手は政府が認定します、あなたの
結婚相手はこの人です」
村田の前に女性の写真と資料が置かれた。 (つづく)
まとめのリンク集にあるNight Talkerのシンジ君の愛の物語、
プロローグと第1話しかなくって今のところ登場女性キャラは一人だけなんだが・・・。
308 :
とくめー:2006/05/17(水) 07:41:26 ID:Xo0nd0uQ
>>307 前にも言ったとおり、こちらは性善説でやってますんで――
>>275も同一人物の紹介だったりするんで、
ちょっと、当該情報提供者については、
とくめー自身での確認が必要のようですね。
実際はほとんどやってませんが、
「独断と偏見で弾く」と明言してありますから、
今回はそれを行使していこうと思います。
309 :
307:2006/05/17(水) 11:14:04 ID:P7a8ONP1
>とくめー氏
毎度毎度ご苦労様です。
ちょっと書き忘れたんですが、件のSSは99パーセントハーレム指向
だとは思うんですが(プロローグに明記されてる)、現時点でそこまで
行ってないものはどうなんでしょうかって趣旨なんで。
まとめサイト管理乙ー。
>>271 女族隷属の年下MC能力持ちのじじぃについて
だいぶ前だが、気になって作者にメールしたところ
標的にされた主人公が、逆にじじいの女達を
寝取る展開を予定しているそうだ。
まあ、更新してないので意味ないけどな
>とくめー氏
まとめお疲れ様です。
連絡です。
つい先ほど確認しに言ったのですが、
リンク集にある「夜桜の下で」が閉鎖されておりました。
お気に入りに入っていたので、非常に残念です。
皆の意見を聞いてみたいんだけど、
やっぱりエロ小説なら多少なりとも卑語は出てくるべきだと思う?
あったほうが即物的で手軽にエロく出来る。
だが、あえて遠回しな表現で直接描写しない手法も、俺は好きだ。
参考にならん意見でスマソ。
エロければそれでいい
入れるべきだと思う
けど程度問題だと思う
ん〜入れすぎは『みさくら』
有難う。
いや、今一切卑語無しで書いてみたんだが
正直全然エロくないんでどうしたらいいのか悩んでたんだ。
今、主人公対3人娘って話の構想を練ってるんだけど
3人娘は姉妹と他人のどっちがいいかしら?
>>319 姉妹に一票。
若干、年が離れている方が好き。
初めに事に及ぼうとした時よりも、直利の動きは実にスムーズだった。
なんとなく慣れのような物も出来た上、紀子には最高に恥ずかしい場面を既に見せてしまっている。
むしろこれからどんな恥ずかしい真似をしても紀子には平気なような気がした。
それに、彼女が勇気を見せてくれたのだ。ここで引いては男が廃る。
お互いに無言。しかし、心臓は高く張り詰め、鼓動の音が空気を揺らしているようだった。
あまり急ぎはしない。ただ、動きは止めないように。
ついに直利は自分のペニスを紀子にあてがった。
気まずい沈黙。一瞬の空隙の後に、直利は少しずつ腰を進めていく。
紀子の腰を掴んで、軽く引き寄せる。紀子が少し引き絞るような声を上げるが、構わず行動を起こした。
先端が徐々に徐々に、紀子の中へ飲まれていく。
完全に先端が埋没したすぐ後、少し詰まるような間隔があった。
「あ、あれ」
今までと同じ強さでは前へ進まない。
しょうがないので直利は少し強めに前へ出た。
プチッ、という軽い衝撃と共に何かを突き破る感覚。
「あ」
多分これ処女膜って奴だ。そう気付いた時にはもう襲い。
「んんっ!? ううぅ〜」
いきなり膜を突き破ったのだ。相当の痛みだったろうが、紀子は文句一つ言わない。
ただ目にいっぱい涙を溜めてこっちを見てきているが…… それは直利の情動を高めるだけで非難にはなっていなかった。
謝ろうかとも思ったが、そしたらここで挫折してしまいそうな気がして何も言わずに前へ進む。
一分以上も掛けて挿入を試みた所、ようやく紀子の膣へ直利の物が納まった。
「うあっ、はうっ、はぁ…… ぜぜぜ、全部入りましたか?」
「うん、一応……」
本当は根元の方が結構余っているのだが、あえて言わないでおく。黙っておく事も優しさなのだ。
そんな直利の心も知らずに、紀子は微笑みも浮かべる。
普段学校で彼女を見つめていた時に浮かべてくれる微笑ではない。
もし人の心の中から不安や悲哀が一切消え、喜びのみで満たされたらこんな表情になるのだろう。
積年の思いが達成された事に、紀子は涙を流しながら直利の首を抱きしめる。
直利の顔が美しい髪に埋まる。今まで嗅いだ事の無い女性の匂いが一杯に目の前を占める。
なんとなく、直利の心も快楽や快感ではなく、安心に満ちていた。
無言でしばらく抱き合う。
感極まる、という言葉があるがまさしくその状態だった。
今の二人の間には一言も言葉は必要だった。
まさしく二人は一つになっているのだから。
が、といっても所詮は人間。感じあうというのも限界はある。
なんといっても彼らは性交に及んでいるのだ。無論、快楽の類も感じている。
とすれば男性である直利はムズムズしてくるわけで。
「……」
腰は動かないが、そこから先にも微小ながら筋肉は存在する。
暖かい紀子の中に、まるでいくつもの輪で柔らかく締め付けられればその筋肉が反応するのは必然といえた。
そして、その必然に入れられている側の紀子ももちろん気付く。
ピクピクと動かれている感覚に頬を赤らめながら紀子が呟く。
「あの、直利様。お辛いのでしたらその、動いても大丈夫ですよ」
「でも紀子さん痛いんじゃ……」
「大丈夫です! ……直利様のなら、平気ですから」
口元に手を当て、消え入るような声で紀子は言った。
直利としては最後まで彼女の事を気遣いたかったのだが、彼の男としての本能がその限界を既に告げていた。
それでもなんとか理性で興奮を押しとどめ、ゆっくりと前後運動をする。
わずかな水音と共に直利の物が出し入れされる。
「あっ、あっ」
痛みなのか、それとも別の感覚なのか。どちらとも付かぬ声で紀子が喘ぐ。
きっと痛いだろうに。
それでも自分を責める文句を言わない紀子は直利はとても愛しく思った。
せめて少しでも気持ち良くしようと、彼は行動へ出る。
「あっ、あぁっ!? んんっんむぅ…… ぺちゃ、くちゅ……」
抱きついていた紀子を少し引き剥がし、口へ舌を挿入する。
さらに聞きかじった知識を総動員する事にした。
左手をお尻へ持っていき撫でさする。右手を肩へ回し強く抱きしめる。
愛する男性の力強い行為に安心感を得たのか、紀子の体がだんだんと弛緩していく。
それに、つい先ほどまで痛みに怯えるような感じだった彼女の中が、だんだんと直利の物を受け入れ始めた。
自然と、直利の腰の動きも早まっていく。
「んっんあっ、ぷはぁっ。 あっあっあっ駄目っ、何か私ぃっ」
明らかに声に艶が混じり始める。
眉間に皺を寄せつつ、細かく短く喘ぐ彼女を見つめていると、
直利の中でだんだんと射精感がこみ上げてくる。
「あのっ、俺そろそろ……!」
「えっ、あっ、しゃっ射精されるんですか!? あっあっ」
直利の言葉を耳にして、紀子が直利の首にがっちりと抱きついてくる。
中で出さないために体を離そうとしていた直利にとってこれは不意打ちだ。
腰を必死に引くが、初めてだった彼に抜ききる事など到底無理だった。
明滅する快感が腰周りを走り回り、直利は紀子の中で果てた。
「はぁあぁあああうう…… 中で出てるぅ」
何度も何度も律動を繰り返した後、二発目の射精に萎えた直利のペニスはずるりと紀子の膣から引き抜かれた。
それに合わせるかのように紀子も絶頂に達したようで、腰を仰け反らせて何度か震える。
ゴポリと粘性のある白濁液が漏れ出してくるのを見て、小心者の直利は慌ててしまう。
「うわっ、ごごごめんなさい!」
「あら、何が?」
対して、紀子は痛みに眉をしかめながらも余裕のある顔で返してくる。
「だって、ほら、僕達まだ学生なのに中でなんて……」
「……そんなの全く構いませんわ。だって……」
改めて、紀子が首へ抱きついてくる。そしてそのまま耳元で囁いてきた。
「だって、愛してる人の子種ですもの。嫌なはずがありませんわ」
「紀子さん……」
紀子の言葉に、思わずじわりと涙が染み出してくる。
今までの自分の人生でこんなに人に必要とされた事など一度も無かった。
学校ではろくに友達もおらず、植物や動物とばかり付き合ってきた自分にこんな恋人が出来るなんて。
直利が思い切り、紀子を抱きしめる。
「紀子さんっ! あの、僕絶対責任取って…… 紀子さんを幸せにしますから」
「はい、有難う御座います」
直利の言葉を紀子は嬉しそうに受け取ったのだった。
そんな二人の行為を、天井裏から覗き見る存在が二つ。
「うぅっわー。すっごいねー。お嬢様幸せそう」
「…… でしょうね、想い人と一緒になれたのだから」
片や快活な少女の声。片や怜悧な少女の声。
二人とも眼下の恋人達へ聞こえないよう、ひそひそ声で会話を続ける。
「でもでも良かったねー。お薬使わないですんで。もし直様が男好きとか女嫌いとかだったら使わざるを得なかったもんねー。インポとかでも」
「…… それはそうね。でも油断は出来ないわ。今のだってただしただけですもの」
「そうだねー、テクニックとかは皆無って言っちゃってもいいもんねー」
「…… だからこれからは利様にもそういう事を学んでいただく必要があるわ。というわけで……」
「明日のお昼休みに屋上へ呼び出すんでしょ? お嬢様が許して下さるかなー」
「…… そこをどうにかするのが私達の役目よ。それに利様には常盤家に入る心構えもして頂かなければならないもの」
「まぁー難しい事は明日になってから考えよーよ。私お薬閉まっとくねー」
「…… ええ、お願い。全ては明日から、よ」
怪しげな会話が頭上で繰り広げられている事も知らず、
初めての行為に疲れた二人は夢うつつの思いで二人、共の布団で眠るのだった。
ごめん。自分で言うのもなんだけど
あんまりエロくない気がする。しかもこれだけだとスレ違いだし。
次回はプロット通り忍者姉妹編。
お薬がどんな活躍するのかは考えてあるので次楽しみにしておいて欲しい。
日常描写が多めなのは見逃してくれ。
個人的にいちゃいちゃしているシーンを見るのがハーレムの醍醐味だと思っているので。
その代わり次回はちゃんとハーレムだから。エロいと思うから。
Pakuri氏
乙!
イキナリ初めてで・・・紀子さんは薬を服用してから事に及んだのでしょうか?
それはともかく今回も"GJ!"
【忍者姉妹編】期待しています。
328 :
291:2006/05/18(木) 01:23:11 ID:bfk9vWOb
>>295 詳細な解説ありがと〜。自分あほな子なもんで
ついつい聞いてしまった。面白そうな設定なので次回も
期待してます。
>>294 誤解を与えてしまうような書き方で本当に悪かった。
俺的にはただ単にどういうことなのか知りたかっただけなんだ。
流れを悪くして悪かった。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おくすり!おくすり!
⊂彡
pakuri氏GJ!
処女童貞セクースいいね。
しかも、主人公のタフネスぶりの片鱗も見え始めてるし(゚∀゚)
Pakuri氏、今回もGJです!
>>326の主張については全面的に同意。
やっぱ、いちゃついてるシーンがあるとイイ。日常と、エロでのいちゃつき方の違いとか…たまらん。
とくめー氏。一日遅れですが、サイト更新乙です。
てか、自分の書いたレビューが氏のサイトに乗ってるのを見ると
「地雷踏んでまで頑張った甲斐があった〜」と感動。
これだけだとアレなんで、サイトにて検討中とあったEVA二次「Mind Core,Mind Cross」について。
サイトの紹介にあるように、最初は調教済みだが処女であるアスカ・レイの2名を貰うところから。
この際、他人のをフェラするシーンあり。
学校にて、これまた調教済み、自分で膜を破った豪傑(ぉぃ)ヒカリを貰うことに。この際(ry
で、次は図書室にてマユミをゲット。処女・調教は無し。その後、母親と最後まではしないが絡みあり。
家に戻ると、幼馴染のマナが登場。設定が大人のおもちゃを売ってる店の子で、ソレをネタに昔輪姦された経緯あり。
地の文での簡単な紹介(?)だが、苦手なら斜め読みでスルー推奨。ちなみにその後シンジ専用の商売人兼恋人(?)に
で、最大の注意点。「第7話」、コレは完全スルー推奨。カヲルが、シンジの悪友2人とその他大勢を唆し、
未だ処女を守っていたアスカの大陵辱&輪姦。7話は終始コレなのでスルーが吉。
8話はレイの過去話と、アスカをシンジが立ち直らせる話…イイ表現が浮かばん。
で、最後9話にてシンジを慕う5人と大団円。
…Mind Coreの紹介だけでこんな長文に。orz Mind Crossはまた今度にでも…
文章まとめる才能が欲しい。と切実に感じた今日この頃。
余計なお世話かもしれんが、1話1話の解説はいらないと思うよ。
読むにあたって問題になりそうな部分と、その他気になった点、
主人公の特殊能力の有無とか女性キャラの特徴とか、そういうものだけ書いた方がいいと思う。
スジ化じゃなくて紹介だから、ネタバレになる可能性は極力排除した方がよかろ。
いや、自分はこういう風に人に言える立場じゃないし、耳を傾けなくても構わないんだが、
ちょっと気になったから言ってみただけ。
個人的には、シリーズ途中で他の男がヒロインとセクロスする描写があったり、寝とられを匂わす描写があったりすると、シリーズ全体にダメ評価をつけてしまうタチだ。
苦手な描写を警告して紹介してくれる人は、チキンな俺には大変有り難い存在だ。
だから解説は、問題がある部分や万人ウケしない部分
特徴的な部分だけにすべきではないか、と
ネタばれや、それに近い紹介であった場合
紹介文だけで読み手がおなかいっぱいになってしまって
本文読みませんでした、では読み手も書き手も解説者も
不幸だろうし
自分がいつも意識しているように紹介してみる。
【押しかけてきた魔女】 −Gembox−
純愛ほのぼの現代ハーレム。
主人公特殊能力無し 注意事項特に無し 処女率0
今のところ、本編が「押しかけてきた魔女」「2日目の風景」「魔女とご主人様?」
の三部まで連載中。
複数の女性が出てくるのは、三部目の「魔女とご主人様?」から。
更に外伝的短編がいくつか、そちらは全て非十八禁。
今のところ設定のみだが、メインヒロインにレズ。
行為の描写は無いが、時折レズとしての思考がちらほら現れる。
極度に百合嫌いの人は留意されたし。
純愛SS。今後も鬼畜路線に移行することはほぼないと思われる。
素直クール好きならば楽しめるかも。 ハーレム要素はやや薄し。
エロ的に使える、とはお世辞にも言えないが、爽やかな読後感が味わえる。
尚、2006年5月18日現在、更新停止中。
んじゃ俺も紹介にチャレンジ。
僕の職場ハーレム化計画 (G.W)- 大人のための催眠術
MC系ハーレム、現代物、全14話完結。
登場人物は主人公とお隣の女子大生・会社の同僚・上司・後輩(処女)の4人。
ストーリーは0から一人一人堕としていきハーレム成立。最終話で複数プレイ。
基本は社内なので女子大生は複数プレイに不参加。
ほぼ和姦。MC系なので純粋な和姦かといえばあれだけど。
作者のHPにサイドストーリー有り。
>とくめー氏
更新乙です。
すごい分量になってますが大丈夫でしょうか…
老婆心ですが、二次創作系のハーレムは多すぎるので、後回しにしたほうがいいかもしれませんよ。
シスプリ、らぶひな等の元の設定からしてハーレムだったり、ギャルゲー、エロゲーが原作のものは
ハーレムものばっかりで、きりがないですから。
リンク集に紹介されてないサイトが、思いつくだけで10はあります…
お前毎回わがままだな
340 :
とくめー:2006/05/19(金) 09:11:53 ID:K6dMe3zx
とりあえず追いついた。
252とか303とか、あんまりなカキコミはすっ飛ばしてだけど。
もしも、とくめーに迅速な対応を求めるなら、
新規情報は、タイトル・作者・URL・サイト名・作品紹介の順番に、
(つまりリンク集のHTMLの順に)書き込んでくれると、
とくめーはさくさくコピペするだけですみます。
>>338 後回しって……そんな恐ろしいことができますか!
50とか100とか溜まったらどうするですか。
とくめー的には、むしろ二次創作情報の方がほしかったり。
二股かけてるからスレ該当作などと言われても困るけど、
3P・4P以上ある作品ならどんどんカモーン。
最後に。Pakuriたん、情報スレ化させちゃってゴメンネ。
清楚で一途なお嬢様は王道ですね。さあさあ複数プレイカモーン。
火魅子伝だったら「火魅子伝SS戦略会議」にある「出雲盛衰記」の方がハーレムに近いかも。
まあ直接描写はないがナー。
ちなみに「断頭台で枯れた花」を運営してる人と同じ人が書いてる。
つかこの人確認している限りで3つHP持ってんのか?
しかも全部火魅子伝で。
内容に関してはまあ……ハーレムというよりはむしろヤリ捨て魔?
まあその後のアフターケアもぎりぎりになってやるんで女性陣はあんまり憎めないみたいだが。
まだレビュー無かったよね
悪魔の指輪(妄想劇場興行主)−らぶえっち好きの妄想劇場
特殊能力系 現代物近親有り 連載中:現在プロローグ+8話まで
主人公:高校男子 女性:姉、同級生、妹(処女)、先輩
主人公は神・魔の協定により年1人選ばれる「全ての欲望を解放していい、〈解放者〉」に選ばれる。
選定が悪魔アスモデウス(ソロモン72柱の魔神の一柱、7つの大罪の内〈淫乱〉を司る)だったため、
好意を持つ相手を視線を合せるだけで発情させる能力を持つ事になる。
校内人気男子bPの描写が有る為、この先人数は増える一方と推測。
ほぼ和姦。軽百合描写あり。
先輩が軽露出趣味、軽M、8話に浣腸描写有り。
「好意を持つ相手を」の縛りが有る為、今後も鬼畜路線に移行することはほぼないと思われる。
尚、2006年5月19日現在、最終更新日は06/04/08
そろそろ向こうに掲示板置いてそっちでやってくれないかね
掲示板作るまでも無くはてなダイアリーに誘導すれば
二次創作でもよければみきやすハウスにあるゼロフェッサー氏の作品はハーレム率が多めかな。
特にサクラ大戦シリーズは大体の女性キャラとやっているね。
ただ気が多いのか、完結していないorその描写まで至っていないなどの作品が多いのが注意かも。
>>ID:HEceM0t5
お前毎回わがままだな
>>332>>333 なるほどなるほど…大変参考になった。
自分でも、冗長に過ぎるとは思ってたんだけど、うまく省略できなくて…;;
つい、「あ、ココNGかな。だからこの後のフォローも…」と要らない親切が出てたようだね、スマン。
>>334 分かった、君のためにも今後も危険な地雷を踏んで行こうじゃないか(アホ
ただ、自分で探す能力低いから、まとめサイトの検証中とかが主になるだろうけど。
>>335 正直、グサッと来た。そのとおりだな。
NGはキチッと晒し、物語には"ぼかし"を入れなきゃアカンよな。orz 貴重な意見ありがとう。
余談)自分の紹介の仕方を見て、文系の人間が羨ましいわぁと思った。
後、MC系のハーレムって紹介していいのかな?いいなら、結構存在するんfだが
343のわがままでもなんでもなく、そろそろスレ違いだしあっちに掲示板設けるなりしてそっちでやるべきだと思う。
別に疎ましく思ってるわけじゃなく、リンク集は確かにありがたいけど、それでここに投下してくれる職人さんをないがしろにしてしまうようなことがあっては、このスレの趣旨に反するわけだし。
次スレからはテンプレにも加えるってことで、移動していただけないだろうか。
過疎って寂れるのがオチだと思うがな。
よく見かけるパターンだ。
まあ、そろそろ出尽くすんじゃね?
本来SS職人さんたちが投下してくれる作品を読むのがメインなのになんか
最近は既存のSSを紹介というより宣伝するだけのスレになってしまってる
気がする。
こっちとしてもリンク集を作っていただけるのはありがたいが本来の使い方
にそろそろ戻すべきだろう。
以前見た特撮戦隊モノハーレムとか顔に傷のある男のハーレムとかああいった
ものが気軽に読めるスレであるべきだと思うが。
ちょっと聞きたいんだけどさ、このスレ的にエロなしのハーレム作品って価値あるのかな?
エロ小説書いたことないし、ここ二年くらいまともに作品書いてないから
しばらくはリハビリがてら非エロの作品でも書こうかなと思ったんだけど……どうかな?
というわけで、以下から選択頼む。
1. ハーレムならエロ、非エロでもどんとこい!
2. エロパロ板で非エロとは言語道断!
3. むしろ、オマエの妄想はロマンティックが止まらないんじゃね? ここで発散してもよくね?
というわけで、どうよ?
つ 1−3
ヒエロでも問題ナッシング
4.話は読んでからだ
>>353 キミがハーレムだと思うならそれでいい、投下すればいい
きっと(ぼくを含め)誰かがそのハーレムをみたいと思ってるから
というか情報書き込まれてるから投稿しないなんて作家さんいるの?
俺も非エロを他所で多少書いてるけど、賑わっている方がいいと思ってる。
邪魔なのは確か。
非エロでリハビリして
復調したらどエロい展開にもっていけばいいんじゃね?
エロなしのハーレムって、なんか想像できないな。
あれか、ラブコメ漫画とか恋愛系えろげの「みんな主人公が好き」状態の日常風景ことだろうか。
だったらそれはハーレムじゃないし、
そうじゃなくて女の子たちに意思の疎通というかそういう環境があってエロがないというなら不自然だよなあ。
(=読む側として不満)
>>361 エロができない理由がなにかあるんだよ。
ヒロインがみんな小学生とか。
全員妊婦だったり、主人公がインポだったり?
濡れ場が書けないとかなら、せめて匂わす程度にはあって欲しいな。
ベッド入りしたら翌朝とか、誘惑合戦とか。
365 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 18:59:24 ID:EQe2U32J
でぃ・えっち・えぃってのがハーレムっぽそうだが
読んだこと無いゆえよくわからん。
5巻まで出てるけど、正直おもんないよ。
NTRぽいのあるしね
368 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:34:42 ID:Eurbmlvt
369 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:36:04 ID:Eurbmlvt
370 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 20:43:05 ID:Eurbmlvt
368-370って、どーゆー意味?
>>371 さあ?わかんね
そんな事より折れと体操座りでハーレム学園(仮)の続きでもまとーぜ
373 :
とくめー:2006/05/22(月) 20:30:47 ID:HNjWfn7+
>>353 5.とりあえず書いて、濡れ場は誰ぞが補完してくれたらうれしいな。
多分自分用しおりなんでないかと
幸せな事というのは連続するのものだ……
直利は今その身にひしひしと幸せを感じていた。
昨日は昼間から紀子と同じふとんで寝た後、夕飯をご馳走になった。
さらにそのまま夜まで二人の会話に花を咲かせていたのだ。流石に夜もやる体力は無い。
もちろんその日は紀子の家に泊まらせてもらった。直利は一人暮らしなのである。
朝も朝でしっかりと彼女に起こしてもらい、紀子の作った朝食を頂いてきた。
そしてそのまま二人で登校。二人で登校。アベック登校。
伊豆直利の人生ここに極まれり。
幸せな事というのは続かないものだ……
直利は今その身にひしひしと生命の危険を感じていた。
二人で登校したはいいものの、紀子は常にこちらにラブオーラ全開。
その勢いは留まる事は知らず、衆目の中に晒されても収まることはなかった。
そして、もちろんその中には学校の人間もいる。
恐怖はここからだ。須らく男子生徒はこちらへ敵意を向け、女子生徒は驚愕の表情と共に見つめてくる。
生まれて初めて明確な殺意を感じた瞬間であった。
学校へ着いてからの紀子は実に饒舌だった。
クラスメイトからの質問、ファンクラブからの追及、先生からの詰問。それら全てをこなす様はさすが才女、恵まれた溢れんばかりの才覚。
昼休みになってもクラスに押しかけてくる人間は溢れんばかり、一緒にご飯を食べようと思っていたが、忙しそうで声も掛けられそうに無かった。
さりとて、クラスからもうまく逃げられそうに無い。何故なら自分も追い詰められているから。
「伊豆ぅぅ!! お前だけは許さないッ!」
「殺してやる殺してやる殺してやる!!」
「直利っ! 君がっ! 泣くまでっ! 殴るのをやめないっ!」
どこかで聞いたような台詞を叫びながら机へ迫り来るゾンビ、もといクラスメイト。
今まさに彼はレオンやエイダの気持ちを理解していた。
いや、マシンピストルもロケットランチャーを持っていない分、
直利の方が心細さでは上だろう。ちなみに作者はレッド9が非常に好きである。
まぁそんな事はどうでもいい。今は直利がどうこの状況を切り抜けるかなのだ。
「ど、どうしよう」
1、ハンサムな直利は突如として逃走のアイディアを思いつく。
2、仲間が来て助けてくれる。
3、かわせない。現実は非情である。
3。 3。 3!!
と思った次の瞬間だった。
突如黒板消しの粉のような粉が教室中に舞った。
軽い爆発とも思える勢いで舞い散るそれらに、教室の空気は一瞬で真っ白に染まる。
まさに超スピードとかそういうのではない何かを感じる速さであった。
さらにそれが生徒の器官に入る。クラスメイトその他が全員目を擦り、一斉に咳き込む自体となった。
「え? え? うげっ、ごほごほ器官に粉がっ?! あ、目が痛い!! っていうかうわっ!?!」
これまた突然に襟が背後から掴まれて、後ろへ直利は引き倒された。
さらに襟は掴まれたままに、引きずられて窓の外へその身を投げ出される。
紀子と付き合う事を妬んだファンクラブの仕業―― 一瞬で容易にそれが想像できた。
ああ、やはり分不相応というのはあるものだ。あの時犬を外へ出さなければ自分はこんな目に合わなかったのかもしれない。
よくわからない後悔をしながら、直利が死を覚悟していると、また彼の身に超常現象が起こった。
なんと、体がそのまま垂直上昇を始めたのだ。
「はぁっ!?」
自分の身に何が起きているか一瞬理解出来なかった。
追い詰められた自分が舞空術でも身に付けたのか。
そんな阿呆な妄想を他所に、体はぐんぐん宙へ浮かび、屋上へ投げ出された。
「あてっ!」
背中を強打し、思わず声を上げる。
弁当片手にのた打ち回っていると、彼の体にさっと影が差し掛かってきた。
一瞬、雲かとも思ったがその正体は違った。
人だ。二人の女子高生がこちらを見下ろしてきている。そして、勇人は彼女達を知っていた。
「橘姉妹?!」
「そうそう! 兄ちゃん! スカイラブハリケーンッ!」
「…… それは橘兄弟でしょう」
何故かハイテンションな声と、妙に冷静な声。ほぼ同じ声がステレオで聞こえてくる。
彼女達こそ、双子なのに性格が正反対な事で知られている橘姉妹である。
橘茜。明星高校二年三組出席番号十二番。
いや、そんな事務的な項目なんて読者はもちろん作者も興味ない。
セミロングの髪を止め具で上へ纏め上げ、快活な顔は常に笑顔を浮かべている。
事実、彼女は三組の元気娘として知られており、体育祭文化祭その他ではまさしく盛り上げ役として重用されている。
といっても直利にとってはその程度の印象で、後は運動神経がいいという事くらいしか知らない。
橘葵。明星高校二年三組出席番号十一番。
いや、だからそんな事務的な項目(ry
彼女もまた髪が多少長めだが、茜のように纏めてはいない。そのまま伸ばしっぱなしだ。
怜悧な瞳は射抜くように直利を見下ろしており、茜よりも冷たい印象を与える。
クラスではその明晰な頭脳を買われ、学校のイベントなどでは事務を担当していた。
といってもやはり直利にはその程度の印象で、頭がいいらしいという事しか知らない。
直利は、普通の友人こそ居るが、無論女性の友人なんていない。
というか、話した事ないし目を合わせるだけでドキドキする。
昨日、紀子の家に行ったのだって
「い、行かなかったら殺られるかもしれない……」
という常人には到底理解しがたい被害妄想が走り回った結果だ。
その結果殺られるのではなくてヤってしまったわけだが、
そんな下らない親父ギャグは今の直利には重要ではない。
足が震える。声が出ない。いくらクラスメイトとはいえ、こんなアングルで見られた事は無い。
もしかして、新手のカツアゲか。そう思ったが、直利の想像は全くの別ベクトルで裏切られる事となった。
なんと、突然その二人が地面に跪き、まるで侍従のように頭を下げてきたのだ。
「直様! 橘茜、並びに――」
「橘葵。本日よりあなた様の護衛に回らせていただきます」
紀子の告白を受けた時並みの衝撃が、直利の脳みそを襲った。
◇
詰まる所、話を要約するとこうだった。
「つまりですねー、私達は生まれた時からお嬢様、紀子様のお世話をするために家事とかそういうのをずっと訓練してきたわけですねー」
「…… その上で、お嬢様の命を狙う悪鬼羅漢からお嬢様をお守りするために忍びとしての修行も重ねてきたのです」
「っていうわけで、お嬢様と一蓮托生の人生を歩む事になった直利様のお命も多分その悪鬼羅漢の類に狙われると思うんでー、まぁお守りするわけですよー」
一体どこのギャルゲーの設定だろうか。
そう直利は思った。
「あ、大丈夫ですよー。別に命を狙われるとか言っても今まで一度足りとも狙われた経験なんてありませんからー」
「…… 実際問題、ありませんね。ですから私達は今まで通りお二人の家事の類を担当させていただきます」
「実を言うとですねー。あのお屋敷の家事私達二人でやってるような物なんですよー。今親方様はアメリカに行ってるもんでー」
「…… アメリカに寿司の旨さを知らしめるとおっしゃってました」
流石は金持ち。道楽のスケールが物凄すぎる。
圧倒的な物語の展開に、思わず直利もこめかみを押さえる。しかし、状況が整理されてくると共に、次第に腹が減ってきた。
思えばさっきまでは飯を食おうとしていたのである。
しかし、手元にある弁当は実に先ほどの粉のせいで真っ白だった。
「…… 利様、申し訳ありません。茜が……」
「いやー、はっはっは。実に思いっきり粉の量を間違えてしまいましぶふっ」
「…… 本当に申し訳ありません。この子もこうして頭を下げているのでお許しください」
いや、それは頭を下げているのではなくて倒れているというのである。
それに女性に頭を下げられるのは苦手だし、弁当が粉まみれになったとはいえ
結果として助けてもらえたのだから感謝こそすれ文句を言う立場ではない。
「謝らなくていいって。僕も助けてもらったわけだし」
「有難きお言葉…… そうだ、よろしかったら私のお弁当を一緒にいかがでしょうか?」
そう言うと葵はそばにあった鞄から大きめの重箱を取り出した。
三段重ねになっており、おかずやらごはんやらがぎっしりと詰まっている。
見ただけで「おいしいぉ〜」と語りかけてくるようだ。
「いいの?」
「もちろんです。私達はお嬢様と利様にお仕えするのが信条。いかな時でもこの身を粉にしてご奉仕する次第です」
「み、右に同じ」
二人の行為に答えて、直利はお弁当を食べさせてもらう事にした。
まず最初に出し巻き卵。ふんわり焼きあがったそれは、箸にしっとりと吸い付く。
まるでスポンジのようなそれを、口へ。
「こ、これは!? 卵とだしがまるでオーケストラのように口の中でハーモニーを奏でている!?
さらに絶妙な焼き加減がそれらをサポートし、さながら卵焼きが口で踊っているようだ!
ええいっ、板前を呼べっ!」
「私です」
「すっごいおいしいですよこれ!」
思わず遠慮を捨てて、箸を重箱の中へと運ぶ。
煮物、昆布、フライ、サラダ。何もかもが絶妙な味わい。まさしくインド人もびっくり。
そんな彼を見て、葵は安心したかのようにため息を吐く。
「…… ふぅ、良かった。お口に合わなければどうしようかと思いました」
「葵ちゃんの料理は世界一なんだから大丈夫だよー。ドイツの科学力並ー」
よくわからない誉め方をしながら、茜も煮物をぱくつく。
「お、これおいしー」
「そう? 今日の朝作ってきたばかりなんだけど」
「本当においしいですよ。まだ若いのに、こんなおいしく作れるなんて!」
「そんな……」
葵がわずかに頬を赤らめ下を向く。
そんな彼女を茜は覗き込むように見つめる。
「おやおやー 何照れてるの?」
「……!? 照れてません!」
「やっだなー、お嬢様と直様のを見てるよりかは大丈夫でしょー?」
「ななな、なんですかそれっ!?」
「馬鹿っ! あの事は内緒だと行ったでしょう!」
「言われたような気がしないでも…… いやーごめん。うっかりしてた」
結局、洗いざらい橘姉妹は全て白状した。
結果として、ただただ悶絶する男が一人。
「…… 申し訳ありません。ですが、臣下としてはお二人の事が心配で」
「ごめんなさいー。でも、ほら、まだお薬を使わなかっただけ良かったじゃないですかー」
「お薬?」
「あっまずっ!」
「まずっ! じゃなくてなんですかお薬って!」
「えーとですねー。その、こういう代物でー」
そう言うと茜は懐から日本酒のビンを取り出した。一体どこに入れていたのだ。
「日本酒?」
「いや、中身がですねー。日本酒をベースにしたお薬になってます」
「効能は?」
「そうですねー。中身にイモリの黒焼きや天狗岳のコケ。その他うさんくさい材料を盛り込みましてー。結果として媚薬が出来ます」
「媚薬!?」
「はいー♪ 飲むと一週間は妄想機関車が頭を駆け巡ってやばい状況になるとは葵ちゃんの弁です」
「そんな物を僕に?!」
「結果として盛らなかったのでいいじゃないですかー」
「良くないですっ!」
「むむぅ、葵ちゃんはどう思います? って葵ちゃん?」
何故か葵の表情が、薄笑いで固まっていた。正直ちょっと気持ち悪い。
さらにこめかみから滝のような汗が流れ、頬がひくひく震えている。
「…… 葵ちゃん?」
「まちが…… 煮物……」
「葵ちゃーん? 何をバグってるんですかー? もうちょっとはっきりー」
「ま、間違って煮物の日本酒に、それを」
「…… はい?」
葵が明確な言葉を発しようとしているが、それは直利の耳に入っていなかった。
何故なら、理由はわからないが彼の物が強く強く前方へ自己主張し始めようとしていたのだ。
女性の前でなんて真似を、と思い沈めるのに必死だったのだが、次の彼女の言葉に直利の理性は崩壊した。
「今のお弁当の煮物に間違って、その媚薬を……!」
「えぇーっ?!」
一瞬の静寂。
「あぅっ?!」
「あぁ……」
そして次の瞬間、屋上に居る三人は沸きあがる情動に抗いきれず、
まるで腰を抜かしたかのようにその場に座り込んだのだった。
というわけで今回のはここまで。
次回でようやくハーレムスレっぽくなるっぽいっす。
しばらく待たしてしまってごめんなさい。
何か書いているうちに茜が単なるアホの子で葵が萌えキャラになってしまった。
誰か茜も萌えキャラになるような案があったらお願いします。
あとこればっかり書いているとあれなんで誰かもう一個ネタをくれると嬉しい。
今の奴は主人公とヒロインが同年齢だからロリ系ハーレムとか…
GJ
次をワクテカで待ってます。
ロリ系ハーレム……それも見てみたいです
ロリ系ハーレムというとアレか「はじめてのおるすばん」みたいな感じの
モノなのかな?
後はガールスカウトの引率の先生(正式名称不明)でおにゃのこ達に慕われて
いてそのまま共有関係になっていくとかか。
シチュとしては、
1.小学校の先生
2.塾の講師
3.ピアノの先生(もち男)
4.その他
有名女子一環教育学校系の孤児院
系列関係状男は主人公のみ!
なんて如何?ロリ以外もボランティア女子校生や保母を時々いけて年齢に幅が出ます
ロリッ子しかいない惑星のUFOに攫われて、
脱出するために、コマしまくるとかどうよ?
帰る前になったら、ハーレムが構築されてて帰る気になれなくなってるとか。
>>388 おまいのその妄想は、ロリっ子の部分を他の単語(例えば、婦人警官、人妻、ネコミミ、中二の女子弓道部)に置き換えるだけで、
フレキシブルに楽しめるテンプレだな。
そーゆーの、キライじゃないぜ(笑)
>>389 >中二の女子弓道部
という、恐ろしく限定的な選択肢が、お前の思考回路をうまく表現してるぜ。
だが、やはりそういう趣味、嫌いじゃないぜ。
中二の女子弓道部員しかいない惑星って、どういう惑星だよ!
だけど、そういうアホも、嫌いじゃないぜ。
中2から弓道やってる女って、二の腕の下側がムキムキで肩がたくましそうだからあまり萌えない
そうならない為に、「中二の」限定なのかねw
弓道なんて中学入ってからだろうしな
389の無駄な思慮深さ、嫌いじゃないぜ。
>>389 ハーレム状態だな、さすがハーレムスレ住人だ。
そこまでハーレムにこだわるお前の心意気、嫌いじゃないぜ。
らぶえっち好きの妄想劇場がどこに行ったか知ってる人がいたら教えてほしいんだぜ。
404がでるんだぜ……
自分のパソコン/回線がおかしい場合と、
サーバが一時的に不調な場合を考えるべきだね。
少なくとも、今、漏れのパソコンからはつながるから。
397 :
395:2006/05/24(水) 23:39:30 ID:RropXvrU
>>396 ネスケ再起動で繋がりました。
おさわがせしました。
ネスケなのかwww
繋がりにくい時はブラウザを再起動すると繋がるようになったりするよね。
人妻の惑星
若い新婚カップルばかり50組も乗せたハネムーン宇宙船が遭難し、とある惑星にたどり着く。
そこは未開の惑星だったが、人間の生息は可能な環境だったので、彼らは救難信号を出しつつ救出を待った。
だが、その惑星には男性のみを発狂させるウィルスが蔓延していて、次々と旦那さんが発狂していく。
メンバーの中にいた科学者がようやく抗体を作成するが、時すでに遅く、すべての男は発狂し、森の中で原始の生活を送るようになる。
そこに、主人公の乗る宇宙船が遭難してたどり着く。
すぐに抗体を注射して、発狂の危機はなくなる主人公。
いっしょに助けを待つうちに、欲求不満の女達とヤリまくり、ハーレムに。
中2女子弓道部の惑星
中学女子弓道部・全宇宙大会に出場するために、部員(中学二年生ばかり数名)を引率して宇宙船に乗り込む主人公。
しかし、謎の宇宙船団に攻撃され、女子部員と主人公のみが母星に連れ去られてしまう。
そこは、住民が人間の姿(当然全員女の子)をしていて、14歳で成長が止まる、という特徴を持った異星人たちの星だった。
あやうく殺されそうになる主人公だったが、その星のリーダーである女の子を説得して、弓道のすばらしさを訴える。
弓道に目覚めたその星のリーダーは、住民すべてに弓道着の着用と弓矢の携帯を義務付け、惑星全土に弓道が浸透する。
そして王様になった主人公は毎日、弓道着を着たの中学二年生(相当)の女の子と、ヤリまくってすごすのだった。
こんなかんじでどうだろう。
>>400 すっげえ――おバカな設定だ・・・でも、こういうバカ設定嫌いじゃないぜ。
感動した!ご都合主義マンセー!
まぁ、人から聞いた話なんだが寝たとしては十分使えると思って。
江戸時代、岡山の殿様は美形では無いくせにすごく女好きだった。
で、こっそり城を抜け出しては町に繰り出し、子種をばら撒いたと言う伝説がある。
その為、岡山に昔から住む人にはかなり似通った顔を持つ人が多いんだそうな。
>>383 遅ればせながらGJ。
っつーかレオン、エイダときて4より先に2が思い浮かぶ俺('A`)
これってこの板の住人としては普通だよな!?そうだよな!!
orzタノムソウダトイッテクレ……
>>403 アメリカの方にも同じような話があるよ。
確か、港のあるインスマスとゆー街には、
独特の歩法をする、同じような顔つきの人が異様に多いんだって!
魚っぽい顔つきらしいよ。
いあいあくとぅるふくとぅるふ
うーん・・・
「はぁうっ?! あぁなんか気持ちがふわふあするぅ」
「…… んっあっ、ふあ、はぁ……」
二人の美少女、それも双子が同時にその場へへたり込む。
さらに顔は真っ赤に染まり、劣情に身体を委ねているのがわかる。
そして―― 直利自身も相当やばい事になっていた。
「おお……」
何故か軽い感動すら覚える。ペニスが硬く屹立し、ズボンを突き破らんばかりに盛り上がる。
さらに驚く事に興奮から出る先走りが彼のズボンを少し濡らし始めていた。
これが媚薬の威力か、と感心すると共に命の危険を感じる。
そんな直利の股間を二人はしっかりと見つめていた。
視線を感じ、ようやく直利は自分の暴君と化したそれを隠した。
正直な話、人から見られていい気分がするものではない。
「あ、ああごめん! あのちょっとトイレ行って処理してくるから!」
「待ってください!」
直利を呼び止めたのは茜だった。
「えーっとー、私達のミスなのに直様のお手を煩わせるわけにも行かないのでー」
「え?」
「私が処理して差し上げます」
そう言うが速いか、茜は実に自然な挙動で自分より大きい直利の体を壁へ押し付けた。
さすが忍者、などと場違いな思いを浮かべている間に、あっさりと直利のズボンがずり下ろされた。
もはや岩石もかくやといわんばかりに硬化したそれが茜の目の前に突き出される。
まだトランクスに包まれているとはいえ、べっとりと先走りが付着したそれは相当な匂いを発している。
自らの主人の匂いを吸い込み、茜の瞳が緩む。
「はぁっ、これが直様のおち○ちん……」
「いやっ、ちょっと、駄目だって!」
「何がですかー?」
「だ、だってそれはその、ほらのの、紀子さんに悪いし」
「ああ、それなら大丈夫ですよー」
茜が直利の物を、手が汚れるのもいとわず握りながら答える。
「家臣を使って何をしようとも、責められる言われはないですよ。昔っから忍びっていうのはそういう役目も兼任していたです」
「そうなの!?」
「オフコース! だから問題無しっ!」
そのままの勢いで思い切り茜はトランクスをずり下ろした。
直利のペニスがまるで釣り針のように飛び出してきて、茜の顔面を直撃する。
だが、彼女はそんな事にも全く嫌そうな顔をせず、むしろ魅惑的な微笑を浮かべた。
「それではー」
「待ちなさい! 茜!」
そんな彼女の行動を止めたのは双子の葵だった。
「そ、そんな事していいわけがないでしょう!? 利様はお嬢様の……」
「でも、直様のはこんなになっちゃってるよ?」
「そ、それでも……!」
「だったらこういう風な事になっちゃった責任を私達が取るべきなんじゃないかなー」
「…… うう」
「まぁ葵ちゃんがやらないならそれでいいよ。私は私で頑張るから」
茜がもう一度直利の方へ向き直る。
跪き、上目遣いで直利を見つめながら彼女は言う。
「直様。今回はこんなミスをしでかしてすみません。だから、私のお口でその…… 直様が満足されるまでオナニーしてください」
それはもはやオナニーではないのではないだろうか。
口をわずかにためらいがちに開け、舌を出す。しかし、それもまた葵によって妨げられた。
「ま、待ちなさい!」
「もぅなにさー。やらない人はそこで見てれば――」
「私もやります! も、元はと言えば私のミスなんですから……」
消え入りそうな声で葵は呟く。顔は真っ赤に染まり、羞恥のため直利の顔を見れないようだ。
すすすと、すべるような動きで直利の前まで来るとその場に茜と同じように跪いた。
「あ、そーだ。直様。誤解無きよう申し上げたいんですけどー」
「な、何?」
「私達、媚薬飲んじゃったからこういう事するわけじゃないですよ。直様だからするんですからね?」
茜が上目遣いで、少し困ったように眉を寄せて言った。
それに同意するように葵も恥ずかしそうに何度も頷く。
「う、うん」
「それじゃー、失礼しまーす」
「…… 失礼します」
茜が躊躇い無く、直利のペニスを握る。媚薬の影響だろうか、抵抗は既に取り除かれたようだ。
そのまま彼女の指が緩急をつけてグリグリと茎の部分を刺激していく。
ペニスをとられてしまった葵は、茜よりはまだ吹っ切れていないようで
ぎこちない手つきで二つのだらしなくぶら下がった玉を軽く弄ぶ。
「ううっ」
気持ち良さそうな直利に気を良くしたのか、二人の動きがさらに活発になる。
茜はペニスをさらに速く擦り、葵は柔らかく揉み始める。
二人の美少女、さらに双子にこんな事をしてもらっている状況。
それだけで早撃ちの異名を持つ直利は限界に達した。
「で、出るっ!」
が、願望叶わず出るその瞬間に茜に肉棒は握り締められた。
路が無ければ出るものも出せず、射精が中途半端に止まる。
「な、なんで……」
「駄目ですよー、まだ始まって間もないのにー」
「…… こんな所で出しちゃ勿体無いですよ」
本末転倒とはこの事だ。
しかし、既に媚薬が回って淫蕩に耽り始めている双子姉妹にはそんな常識は関係無かった。
一人だけ意識をまともに保てている直利も、勃起が止まらない。
ならばこの状況も望むべき所だ。
「…… それでは、そろそろ」
「うんそうだね! それじゃーお口でー」
二人が朱色に染まった唇を開け、真っ赤な舌を差し出す。
そして、二枚の舌が全くの同時に亀頭へ触れた。
「うわ」
あまりの異質な感覚に、直利が思わず声を漏らす。
そんな彼の気持ち良さそうな声を聞き、彼女達も心のタガが外れたのか動きが唐突に滑らかになり始めた。
「んふぅ…… 直様、んちゅ、おいひい……」
「利様ぁ…… あむ…… くちゅくちゅ」
二人とも、まるで熱に浮かされたかのように直利の物を舐めしゃぶる。
まぁ、実際に薬に浮かされてはいるのだが、その興奮のしようといったらない。
「あむぅ、直様ぁ。私達のためにこんなに硬くしてくれるなんて…… あむ、んむぅ。
私どうしよう」
一度口を離し、まるでいとおしむように直利のペニスを握る茜。
葵もまた口を離し、陶然とそれを見つめる。
「…… ああ、私こんなはしたない事を…… んむぅ、ぺちゃ……」
口でははしたないなどと言いながら、葵は舌をペニスへ這い回らせる。
どうやら、媚薬による体の疼きを押さえきれないようだ。
「ほら、葵ちゃん。下のほう舐めて差し上げて。寂しそうだよ」
「うん、わかった…… ん、あん、じゅるるる」
茜に促され、葵はまた直利の玉の方への愛撫へ回る。
ただ決定的に違うのは、先ほどまでは手だったが今度は口での奉仕という事だ。
その小さい口に一生懸命二つ同時に頬張ると、葵はくにゅくにゅと玉を甘噛みして絶妙な刺激を与える。
「もご…… すごい…… これが男の人の匂い……」
口の中に二つも含みながら、葵は官能に喘ぐ。
すると、こんどは肉棒のほうに柔らかな刺激が奔った。
「よぉーし、葵ちゃんはそっちで頑張るから、私はこっちを頑張っちゃうぞー」
なんと茜が顔を汚す事も厭わず、直利のペニスに頬ずりをしていた。
蕩けそうな笑みを浮かべて、ずちゅずちゅと音を立てながら何度も顔を行き来させる。
「それじゃあいただきまーす。ちゅぽ…… んん…… ひもひひひれすは?」
まるでペニスで歯ブラシをするような面持ちで加える。
口腔内では舌が絶えず亀頭を舐め、螺旋を描くように丁寧に律動する。
さらに、口全体でペニスを締め付けて快感を直利へ与えていった。
「はぁ…… はぁ…… こんな風に男の人のを…… はむぅ…… んちゅぅ」
「んふふー、葵ちゃん可愛い。むちゅ、あむぅ…… そんなに直様のたまたまおいしい?」
「だって…… こんないやらしい事…… んちゅっ……」
啄ばむようなキスを、葵は直利の睾丸に何度も何度も降らせる。
いちいち吸い付くような、こそばゆい刺激が直利の背中を駆け巡っていく。
快感が増幅するに従い、直利のペニスがびくびくと震える。
「あむぅ、ぺちゃぺちゃ…… あれ、直様。もう少しで出ちゃいそうですか?」
「え、うん」
「えへへー、どうぞ。私達のお口にたっぷり出しちゃってくださいねー」
「…… どうぞ、私達の顔に…… その、たっぷり射精してください」
ペニスを咥えていた茜も、睾丸を含んでいた葵も一度顔を離す。
そして改めて二人同時に直利の亀頭へ舌を伸ばしていく。
二人とも激しいラストスパートをかけ、直利のペニスはすさまじい快感の中で爆発した。
「う、うああっ!?」
「あむっ! んはぁっ、直様ぁ! んちゅ、くちゅぅ」
「んむぅ…… ぺちゃんちゅ…… 利様すごい……」
鈴口から吹き出した精液を、その口と顔面に受け止めながら、二人とも精液を舐め上げていく。
さらに射精を促そうと、二人して全てを舐め取ろうとする様は圧巻だ。
びゅるっびゅるっ、と精液が溢れ出して二人の制服すらも容赦なく汚していく。
だが、彼女達はそれを嫌がることもせず、むしろ喜びの元にそれらを舐めとっていく。
たっぷり三十秒は射精を続け、ようやく止まった。
「ふ、二人とも。すっごい良かったよ……」
激励の言葉も聞こえないのか、淫蕩に染まりきった二人は互いの顔の精液を舐め取り合っていく。
白い液体をまるで取り合うかのように舐めあう二人の様はまさしく官能的だった。
そんな光景をまざまざと見せ付けられ、直利はさらに自分の物が盛り上がっていくのを感じた。
(で、でもこれ以上二人に迷惑かけるわけにも行かないよね。
とりあえずトイレかどこかで気が済むまで頑張ってこよう)
二人に気取られないように、抜き足差し足忍び足。
しかし、現役バリバリの忍びにそんな素人っぷりでばれないわけが無く。
「んむぅ、ぺちゃぺちゃ。直様ぁ? どこへ行かれるんですかー?」
間延びした声で背後から声が掛けられた。
ゆっくりと後ろを振り向くと、茜が葵を組み伏せて葵の顔をぺろぺろ舐めていた。
無論、葵も負けじと茜の顔を舐めている。二人の大きめな胸が互いにつぶれて妙にエロティックだ。
「いや、そのトイレに」
「…… なんでですか?」
「いや、そのなんか収まりつかないんで自分で処理しようかなぁと……」
「なぁーんだ。そんなことですか」
茜が呆れたように呟く。葵も、顔を真っ赤にしながらも相槌を打つ。
「…… 利様、御恩と奉公って知ってますか?」
「鎌倉時代の、侍とかの……」
「そうですよー。それでですねー。今私達、奉公しましたよねー?」
すると…… 二人同時にスカートを捲り上げながら言った。
「「だから、ご褒美下さい」」
はい、本番はおあずけです。ごめんなさい。書くの遅いんです。
ちなみに俺のエロシーンの八割はエロゲーエロ小説から展開をぱくってます。
文章までぱくってるわけじゃないんで許してください。
前回の意見もとめるやつ答えてくれて有難う。
プロットがしっかり纏まってると書きやすいと感じる今日この頃です。
まじ今書いてる奴設定造った人は優秀だね。エロゲのプランナーになれるかもしれん。
誉め言葉になってない? 俺もそう思う。
ついでに設定も置いておく。
下らないコメディ部分を読みたくない人はどうかこれで補完してください。
常盤紀子 高校二年生。
身長:170前後
スタイル:Eカップ どちらかというとスラリとしている。
性格:温和。おっとり系の男の理想の具現化。世間知らず。
外見:黒髪の長髪。垂れ目。微笑みが良く似合う。
特技:筝曲。着物の着付け。
橘茜 高校二年生
身長:165くらい
スタイル:Dカップ ちっちゃくてグラマー、みたいな。
性格:明るい。少しあほっぽいけど頭はいい。運動も出来る。よくドジを踏む。
外見:長めのショート。カチューシャのような物で上に纏めている。
特技:忍術。掃除。整理整頓。
橘葵 高校二年生
身長:165くらい
スタイル:Dカップ やっぱりちっちゃくてグラマー。
性格:冷静。口数少ない。頭もいいし、運動も出来るけどドジを踏む。
外見:長めのショート。頭には特に何もつけていない。
特技:忍術。料理。化学実験。
gj、
本番楽しみに待っているよ〜。
ぬおおぉ
ここでおあずけっすか!?
wktkして待ちまする。
GJ!
歯ブラシフェラGJ!!
フェラスキーの俺は、今回のだけでも充分いけた!
あとは本番をwktkしてます!
あと、無駄に卑下するの禁止な!?
GJ!
素晴らしいハーレムをお待ちしています。
少し前にファンタジーエロSS書いてた人ですが、続きが書けましたよ、と。
相変わらず自分をくびり殺したい更新速度ですが、これからも頑張りますよ、と。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
へたれエロ勇者 VS ボク女勇者
「ふーじこちゃーん」
金縛り状態で動けない女の子に飛びかかる俺。
問答無用で唇に吸い付いた。
彼女は当然、ぴくりとも動かない。
ただ、今にも泣きそうな目でじっとこちらを見つめてくるだけだ。
少し良心が痛むが、それでも唇を離すようなことしない。
なぜなら、俺の中のザ・ビーストが顎部関節を外し、「クルオオオオオオ」と吼えたくっているから。
相手が動かず黙っているから、ついつい俺も夢中になってしまう。
舌を深く入れ、微動だにしない口の中をなめ回す。
もちろん唾液をたっぷりと相手に送りこみ、向こうの唾液と混ぜて、半分こちらに戻し、飲み下した。
唇で唇に吸い付き、中と外を舌で舐める。
五分ほど、長いキスを行った。
終わるころには、俺も人間のリーダーの子も口の周りを涎でべとべとになっていた。
俺は彼女の口の周りを念入りに舐めて綺麗にし、キスの余韻に浸った。
彼女の瞳が、恐怖のみに支配されていたものが、段々と他の色に染まり
目に見えて分かるように、頬が赤く染まって上気している
唾液が早くも効果を現しているようだ。
一旦顔を引き、その場で膝をついた。
彼女のマントの中に手を入れて、簡素だが丈夫なズボンの腰の部分にあるヒモに手をかける。
彼女の喉の奥から、ひっと短い悲鳴が漏れたような気がしたが、それを無視して一気にズボンを引き下ろした。
「うわぁ……」
思わず声が漏れた。
女魔族のセンヴィーのときは、剣で切り裂いたりすぐに毟ったりしてしまったので楽しめなかったが、
今のこの流れなら言える、おパンティーがぐしょぐしょだ。
しかし、キスして唾液を送り込んでからこんな短時間でここまで濡れるものか?
答えは否だ! と思う。
「ひょっとして、さっきのを見てて興奮した?」
エッチな小説とかマンガとかアニメとかビデオだとかだったら、セオリーなお言葉。
実に安直で、男にとって都合のいい展開でのみ使えるものだが、
なるほど、恥辱を与えるには逆に陳腐すぎても効果はあるもんだろう。
彼女は首を微かに横に動かし、否定の意思を表した。
しかし、下着が完全に透け、その向こうにあるピンク色の肉が見えるほどであれば、
そのボディランゲージが嘘であることがありありとわかる。
……ん? ちょっと待て?
金縛り状態でなんで、首を横に振れるんだ?
さっき声を出したことといい、首を横に振ったことといい、そろそろ金縛りが解けかかっているんじゃなかろうか?
うっひゃあ、こりゃあピンチだ。
もうちょっと言葉で嬲り者にしようかと思ったが、そんなことをしてられないようだ。
彼女が完全に動けるようになったら、HPが13しかないニュータイプからカテゴリーFに退化した俺は、
五秒も経たずにジオングになっちゃうだろう。
要するに、首が飛んだり、手が飛んだり、足が無かったり。ひょっとしたらブラウブロになるかもしれない。
ア・バオア・クーのときのガンダムでもいいかもしんない。
たかがメインカメラがやられただけだッ、と言っても俺はニュータイプじゃなくてカテゴリーFだから戦えないよ!
ていうか、モビルスーツじゃないから、メインカメラがやられたら、もう生きてらんない。
はっ、何どうでもいいこと考えて、ニヤニヤしているんだ、俺は。
時間がないっちゅーのに、変な妄想とロマンチックがTOMARANAI!
とにもかくも、俺は目の前のものにむしゃぶりついた。
本来の俺のプランであれば、もうちょっと指でいじくる予定だったのだが、
予定を変更し、舌でなめまわすことにした。
まあ、俺のプランの基本方針は「行き当たりばったり」なので、さして問題ではない。
「はっ……くぅっ……」
本当に金縛りがとけてきたのか、俺が舌でなめ回しはじめてから、
数秒も経たず水音の間に快楽の耐える声が聞こえてくるようになった。
さっきまで悲鳴を何度も上げようとしただろうに、一度も声を聞かなかった状態から、
声を出せるまでになっていることを見ただけでも覚醒状態に近づきつつあるのだろう。
やばい、やばいよ〜。
更にプランの進行を早めなければッ!
センヴィーは幸いにして、魔法で戦うタイプで肉体は魔族にしてはひ弱な方だった。
しかし彼女は、魔法も使うが基本的には肉体を駆使して戦うタイプ。
ひょっとしたら、唾液の媚薬成分が効いていたとしても俺を殺せる力は十分にあるかもしれない。
ないかもしれないが、不確定な要素が多いことは不安なことだ。
色気はないが、水気はたっぷりなパンティーの端を掴み、ゆっくり下ろす。
少し下にずり下げるだけで、ぴちゃぴちゃという水音が聞こえ、
粘液が幾多にも糸を引いて肌から離れる様が俺の目に映る。
うわっ、エロ……。背筋がぞくりと来たよ、マジで。
このきれいな生殖器に俺のブツが入るのかと思うと、自然とドキがMUNEMUNEしてくる。
そりゃあまあ、女性経験はレズ魔族をカウントしないとしても、ゼロとは言えない俺だけど、
こんな可愛い子とイタしたことはないわけでして。
センヴィーは、勝ち気で有能そうな美人であるのに対して、
こちらはなんというか、保護欲をそそられそうな可愛い女の子、みたいな感じだ。
どっちがよい、とかは俺の口からはノーコメントさせていただくが、
なんだか、守ってあげたいっ、という気持ちが沸いてくる。
だが難儀なことに、可愛いからいじめたい、という気持ちもまた同時にあるわけで。
こう、ぎゅっと抱きしめたら「にゅう」とか、演技無しでいいそうで、胸がキュンキュンしてくるわけでさ。
唾の塊を飲み込んでから、ゆっくりと俺は舌をのばした。
ピンク色のきれいな部分に先端が触れると、彼女の体は大きく揺れた。
まだ完全にかなしばりは解除されていないが、それでも段々と進行しているらしい。
本来ならばこんなにちんたらしている場合じゃないだろう。
だが、俺の体は理性を振り切って動いていた。
「あ……う……だ、ぁっめ……」
まるで振動し、複数に見える糸が動きを止め、また一本の糸に戻るかのように、
彼女の言葉が無秩序で断片的なものから、意味のあるものへとゆっくり変化していく。
「……ッく……」
ぎっという音が耳に届いた。歯を食いしばる音だ。
さながら、卵にヒビがはいるがのごとく、行動の制限が解除されていく。
あ、こらあかん。
俺はこれでも自分が何をやっているのかよーくわかっている。
それが結局――ババアの言ったことの要点が真実ならば――この世界の平和に帰結するものであっても、
現段階では、最悪殺されても仕方のないことだと言える。
いやまぁ、現代日本だったら殺すのはちょっとやりすぎなんだけど、
ここはファンタジーの世界だし、戸籍もない俺の人権がどこまで保障されているのか不明瞭過ぎるわけであって、
下手したら俺の立場は、そこいらに住んでいる野良の犬猫がいいとこかもしれない可能性が捨てきれない。
俺は目の前の女の子のお尻を掴み、ぐっとこちらに引き寄せた。
「ふぁ……ああああああっー!」
俺の舌が彼女の深いところまで侵入した。
彼女の柔らかさと、女の部分が分泌する液体の味を、舌で感じる。
ちょっとしょっぱかったが、それに対して文句を言うわけじゃない。
顔面にびゅっと熱い愛液が吹きかかる。
イったのか……。
なんか、あんまり現実感がないような気がした。
唾液の媚薬成分が効いているんだろうけど、なんだか違和感を感じる。
センヴィーのときと感じ方が違うような……。
個人の差かな? ひょっとしたら人間と魔族の種族の差なのかも?
なんか釈然としないな……。
『ふぇっふぇっふぇ。どうも、ばあちゃんでーす』
おぅ、ババアか。
情事の途中にババアのことを思い出すなんて、屈辱の極みだが、
知ってることを包み隠さず存分に、あけっぴろげに教えてくれ。
『なんじゃなんじゃ、偉そうじゃのう。
まあ、お主のびっくりする顔が見れるからよしとするかの。
端的にかいつまんで、簡潔で且つわかりやすく教えてやろう。
今の彼女は、素じゃ』
は?
『さきほどセンヴィーヴァ・クルスノールが薬を飲ませておったじゃろう?
あの薬はな。体内に蓄積する魔力を霧散させるものでな。
お主の唾液に不随する血の魔力も、そこのおなごに浸透する前に霧散させられておる』
センヴィーヴァ・クルスノール?
ああ、センヴィーのことか。
フルネーム、センヴィーヴァ・クルスノールって言うんだ。知らなかったな。
……ちょっと待て。
え? ちょ、おま、俺は死ぬと遠回しに言ってるのか?
『ほぇ? 何が?』
何がじゃねぇよ、クソ!
じ、自慢じゃないが、俺はこの子を骨抜きにできるほどテクニックなんて持ってねえぞ!
『ほんに自慢じゃないのう。しかも事実を語っているだけに痛々しい』
哀れむな!
『冗談じゃ』
見え透いた嘘つくなッ! もっとみじめになるわいッ!
『ふぇっふぇっふぇ。まあ、なんとかなるのじゃよ。
じきにあの薬の効果も切れるしのう。さすれば問題ナッシング。
このままヤっても、ルーは基本的箱入りじゃから、挿しても刺されることはないのじゃよ』
な、なんかババアに言われてもすぐ納得できないな。
だけど、今までババアの言うとおりになってるし、予知能力は本物みたいだろうし。
あれ? ところで、ルーって……。
『今お主が絶頂に導いたおなごの名前よ。ルーミ・ドラコノ』
ああ、やっぱり。ルーミか。覚えておこう。
アーガマの人じゃないのね。
なんかちょっとババアと通信したせいか、疲れを感じてきた。
身体的じゃなくて精神的な。
『まあ、この通信はそちらの脳にも負担をかけるからの。
無論、脳に障害が出るわけではないが、そろそろ通信を切るぞ』
ちょ、おま、逃げる気か!?
おい、この、なんとか言いやがれ、このバカ。
しかし俺がどんなに頭の中で呼びかけてもババアは答えることをしなかった。
恐らく本当に通信が切れているんだろう。
ちくしょう、あのババア……言いたいことだけ言って勝手にいなくなりやがった……。
どうすればいいんだッ!
このままじゃ、俺は……俺は……。
うわあああああん、死にたくないぃぃぃぃぃ!
どうせ死ぬなら、美女の胸の中で死にたいぃぃぃぃぃ!
でも、やっぱり死にたくないぃぃぃぃぃ!
と、言うわけで、カツキ、行きまーす。
ふっふっふ! ここで彼女にアンなことやコンなことをしても、それは合法ッ!
ある種の正当防衛が成り立つわけだ!
俺は、悪くない。俺は断じて悪くない。
悪いのはこういう風に俺を追いつめた現在の状況と、ババアだ。
大義名分ができた分、リミッターを解除してもよかろう!
そう、俺は今ケダモノだ!
それも理性あるケダモノだ!
「ぐぅあああおおおおおぅ!」
ぶっちゃけ、死んでもいいッ!
最後に夢が見られるならばッ!
その後、世界が滅びようが、月が降ってこようが俺の知ったこっちゃねー!
ごめん、それは嘘。
とにかく、ただ今この瞬間に全力で輝ければッ!
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV2 HP 10/10 MP 1/1 状態:やけっぱち
特殊技能:明鏡止水 シールド防御 異世界の勇者の血 エロ妄想LV26 ラクカジャ
スーパーモード 発動! 」
おおぅ! なんかすごいものが発動しとる!
けど、レベルが下がってる!
ちょ、待て! 減少度高ッ!
HPが総量の4分の1近く減ってる! 3だけだけど!
MPが総量の2分の1減ってる! 1だけだけど!
なんだこの、三歩歩いて六歩下がる的なレベルは!
もう止まれない、ということか。
なるほど、俺は進むぜ!
ルーミ・ドラコノことルーちゃんの体を押し倒す。
もうすでに膝ががくがく震えているほどかなしばりの術は解けていたのだが、もう構うまい。
仰向けに倒れた彼女の顔に、こちらの顔も近づける。
しばらく目線が落ち着かず、終始泳いでいた彼女の瞳が、俺をじっと見つめてきた。
その瞳の奥では恐怖が弱まっているように、俺は見えた。
かなしばりの術が解け、目の前の不埒でフリチンな輩を殺せるチャンスが見えてきたからなのか。
今日、何度目かになるキスをした。
彼女の愛液がまだ口の中に残っていて、それを彼女の口の中に押し込む。
舌を噛まれる可能性があったので、舌を入れるのは浅くをする。
キスしている最中、彼女の上着の中に手を入れた。
案の定、というべきか、外見から判断できてはいたのだが、彼女は胸があまり大きくない。
無論、女性としてあるべき量はあるわけだが、さきほどのセンヴィーとは比肩できないほど……。
だけど、彼女のその先端は痛いほど勃起していた。
「ふぅむッ! む、むねぇは……よ、弱い……」
感度も良好。
ビクつきぶりから、ここは彼女のウィークポイントと覚えていていいだろう。
まあ、覚えておいて今後役に立てることがあるかは、甚だ謎であるが。
さて、そろそろ本番を迎えることにしよう。
俺の巨根は、とっくの昔からおっきしていて、未だ弱ることを知らない。
ヘイ、マイサン、ハウワーユーと尋ねたら、なんだかアイムベリーファイン、センキューと答えてきそうだ。
もしくは、「ぴょん吉〜」「ひろし〜」の方かもしれない。
「いれるよ」
野暮なことを言う俺。
ふっ、こうやって宣言しないと自信が沸かない俺を笑うがいいさ。
いよいよ貫通式です。
俺のぴょん吉をルーちゃんの女性の部分に添える。
ぬるぬるしている上、いくらほぐしたとは言えあまり使っていないのがありありとわかる箇所だったので、
座標軸を固定するのにいささか苦労した。
しかし、亀頭が浅く潜り、角度調整も完全にオーケー。
恐らく前人未踏の処女航海だ、西に進路を取れ、ヨーソロー。
「……」
碇を上げ、帆を張る寸前に、ルーちゃんがいきなり飛び起きてきた。
手を俺の背中に回して、足を俺の腰に絡ませる。
あっ、ちょっと、う、動いたからずれちゃったじゃないか……。
しかし俺のそんな心配事は小さいことだった。
あ、やば。かなしばりが完全に解けた。
ギリギリと背骨が軋む音がする。
ルーちゃんに締め付けられるているようだ。
ウィンドウがぺこっと音を立てて出現し、ひょうじそくど「はやい」で文字が表示されていく。
『ルーミ の しめつける攻撃!!
カツキ は 6 のダメージ!!
カツキ は しめつけられた!!』
NOOOOOOOOOOOO!!!!!
『カツキ は しめつけられている!!
カツキ は ダメージを受けた!!』
追加効果!?
い、一体いくら減ったんだ!?
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV2 HP 2/10 MP 1/1 状態:やけっぱち しめつけられている 恐慌
特殊技能:生体CPU 食いしばり 異世界の勇者の血 エロ妄想LV26 ラクカジャ 」
うぎゃああああああああああああああ、死ぬっ、死ぬっ、死んでしまうっ!
このままじゃ死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
いやじゃああああああああああああああああああ! 死ぬのはいやじゃああああああああ!!
「あ、あああああああああ、あのっ、あのっ。ボク、あの……ね!」
俺は本能的に動いていた。
この生身の肉体に戻ってから、ルーちゃんの完全に意味をなす言葉を初めて聞いたが、
俺はそれを無視して、なりふり構わずルーちゃんの胸をわしづかみにした。
わしづかみとは少々語弊があるかもしれない。わしづかみにできるほど胸がないのだから。
とにかく、掴んだのだ、胸を。
「っあ! む、胸はよわ……」
『ルーミ は 弱点 を 攻撃された!!
ルーミ の 体から 力 が 抜ける!!
カツキ は しめつけから 解放された!』
ふいに俺を締め付ける力が緩んだ。た、助かったぁ〜!
ああっ、神様ありがとう! 俺にまだチャンスをくれるのですね!
俺の心残りは、ルーちゃんとまだヤれてないことと、ババアを殺してないことです。
今が勝機!
「ひゃっ!」
ルーちゃんの手首を掴み、床に押しつける。
ずぉぉと身を乗り出して、もう二度と彼女が暴れられないように完全に押さえつけた。
「あ、あのっ、ぼ、ぼぼぼぼぼ、ボク、初めてだから……そ、その……や、優しく、して、ね」
ゴメン、優しくできませんッ!
今回はためらわなかった。
足をばたばたさせて、微かな抵抗をしていたのを無視して一気に突き込んだ。
一体今までずっと積み重ねていたものを全部投げ出して。
「ひぁっ……・痛っいひぃぃぃ!!」
破瓜の痛みに顔を歪めるルーちゃん。
目尻に涙を溜めて、必死に我慢しているのを見ると、流石に罪悪感が沸いてくる。
いくら、生き延びるためだと言え。
「大丈夫、大丈夫、落ち着いて。深呼吸するんだ」
俺は、自分でも無意識に声を出していた。
おそらくは、俺自身を落ち着かせる言葉だったのだろうが、
ルーちゃんの耳にも俺の呟きが届いたようだった。
二人して同時に、すーっはーっと深く息を吸い込む。
ちょうど息を吐き終わったとき、同じく深呼吸を終えたルーちゃんと目があった。
「も、もう動いてもいいですけど、その……ゆっくりお願いします」
ルーちゃんは健気にもそう言ってくれた。
ああ、俺は、なんてことを……こんなええ子に、なんてことをしてしまったんや……。
どこまでに男に都合のいい女なのだろう。
これは俺が一生彼女を他の害虫共から守ってやらねばなるまい。
膣はギチギチに俺のものを締め付けて離さない。
締め付け過ぎて、俺のHPが減っちゃわないか、ちょっとドキドキだ。
俺はゆっくりと腰を引いた。
「はぁぐっ!」
奇妙な声を上げてルーちゃんは顔を歪める。
まだ痛いんだろう、当たり前だ。
そっと、額に唇をつけた。綺麗な黒髪を撫でる。
「はぁぁ……」
ちょっと落ち着いてくれたのか、溜息を漏らすルーちゃん。
やはり彼女は愛い奴よ。 媚薬の影響を受けてないというところが高ポイントだ。
そういえば、なんで媚薬の影響を受けてないのに彼女は俺に処女を捧げようと思ったんだろう?
……考えるのはやめよう。考えたら、なんか怖くなってくるから。
「大丈夫?」
「だ、だだだ、大丈夫ですッ! も、もっとガッツンガッツン動いていいですからっ!」
「ふぅん。じゃあ、お言葉に甘えちゃおっかな」
「あ、い……や、やっぱり優しくお願いします……」
頑張るなあ。
流石にガッツンガッツン動く気はない。
処女相手にそんな無理ができるほど、俺には度胸がない。
……センヴィーのときのことは、俺が若かったから、という理由で納得してくれ。
若かったから、ってついさっきのことじゃねぇか、と自分でもツッコミいれるけどさ。
とりあえず、耳フェチでもある俺はもう一度ルーちゃんの額にキスした後、
耳を唇でハムハムッハーした。
「み、耳……くすぐったいよ」
こそばゆいような声を上げるルーちゃん。
そのまま耳の内側を舌でなぞり上げた。
「ひっ、ああっ」
微かに身を震わせるルーちゃん、いい感じだ。
耳で感じてくれる子は、おいちゃん大好き。
「ああっ、あんっ、み、耳舐めるの、やめてぇ!」
「イヤだね」
「あっ、ああっ! やめ、やめてよぅ」
顔を振って逃げようとしたので、一旦顔を引いた。
むっ、折角の楽しみを奪うなんて、あまり嬉しくないな。
体を折り曲げて、ゆっくりと別の箇所に舌をのばした。
「ひゃああ! そっちは、そっひはもっとだめぇ!」
ウィークポイントを責めに責める。
桜色の突起を口に含み、軽く吸いたてる。
少し乳臭い感じがするが、誠に甘露。
「だ、ダメだって……か、感じ過ぎちゃうのぉ……はっ、あああっ」
完全に勃っている乳頭を、舌でくりくりとこね回す。
もう片方の胸には手を這わせ、優しく揉みしだく。
ふむ。少々物足りない胸かと思っていたが、これはこれで良し!
なんというか、感度がものすっごく敏感です!
ここまで反応してくれると、ますますいじめたくなってきますわ。
調子にのって、乳首をキュッとつまむ。
力を入れるたびに、ルーちゃんはビクビクと体を震わせ、短い悲鳴を上げる。
当然、膣もキュッキュッと俺のブツを締め付けてくる。
うっ、そろそろ俺も限界に近いな。
センヴィーが飲ませた魔力を拡散させる薬の効果はもう切れたんだろうか?
レベルが上がるたびに精液が補填される(と思う)ので、弾切れの心配はないんだけれど、ちょっと気になる。
「気持ちいい?」
「き、きもちいい、ですけど、刺激がっ、つよ過ぎますぅ」
「そう、……あ」
「な、なんですかぁ、ふぁっ」
ふがいないことに、俺は先にイってしまった。
「あ、ああああああああ!!」
今更ながらびっくりするほど出てくる我が子種達。
そして悶えるルーちゃん。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV3 HP 11/11 MP 1/1
特殊技能:生体CPU 破魔に強い 破魔に弱い 異世界の勇者の血 エロ妄想LV26
精神:『自爆』 」
……うわーい、精神コマンドを覚えたぞー……。
ちょっとごめん、本当にくずおれていいですか?
この世界が俺にとって、ものすごく優しくない素材でできていることを身をもって知りました。
愛とか覚醒とか、そういう消費精神ポイント高いものを覚えるより、MP1の俺にはお似合いだろうが、
自爆してどうするよ、自爆して。
隣接するユニットに、自分のHP分のダメージって、決死の大自爆したって11しか喰らわないんだよ?
いい加減、俺はMSじゃないから、ステージ終了時に獲得した資金を払えば復活できるような体じゃないってことを悟ってくれ。
もうやってられないっすよ! ポッポー。
俺が沈んでいたら、不意にほっぺたを強い力でつねられた。
「お、お腹がタプタプしてる、い、一杯出したね……なのに、なんでそんなに浮かない顔してるのさ?」
「うっ……ご、ごめんよ」
正直ほっぺたが痛かった。
この子はとんでもなく握力が強く、ほっぺたをつねられただけでHPを3も持って行かれた。
いつ致死ダメージを喰らうかとドキドキだ。
でも、流石に俺も悪かった。
「キスしてくれたら、許してあげる」
なんかここまで来てしまうと若干気味が悪いな。
それとも、俺には俺でも気付いていない秘密の魅力があるとか?
まさかな。自虐するつもりはないけど、うぬぼれる気もない。
まさに、皆無ッ! だ。
でも、キスはする。
今回は、ただ触れるだけの。
「んっ……あっ。エリック君……」
……誰? エリック君?
なんか、とてつもない誤解があるような気がするのですが。
とにかく、俺はエリックなどというハイカラな名前ではないし、
ましてやエルリックのようなアルビノでストームブリンガーな名前でもない。
「どうしたの? エリック君?」
ルーちゃんは俺のことをちゃんと見て言った。
やべえ、エリック君て俺のことかよ。
エリック君とやらは、俺にそっくりなのか?
ここが異世界ならば、そいつが俺のエターナルチャンピョンという可能性もなきにしもあらずだが、
それでもやはり両者の間には大きな誤解が存在しているみたいだな。
「あ、あの、俺はカツキと言うのですが? エリックとは誰のことでせう?」
勇気を出して言ってみた。しかし、言ってから失言だったことに気が付いた。
ルーちゃんは、自分が犯されている現実に耐えきれず、
思い人に俺を重ね合わせて幻影を見ているのかもしれない。
ならば、俺が今ここでその幻想をブロークンしてしまったら、トンデモないことが起こるような……。
具体的に言うと、精神の糸が切れたルーちゃんが俺を一刀両断にしてしまうとか。
「そっか……カツキ君って言うの」
あれ? 俺の予想、外した?
「ごめんね。顔つきを見て、なんとなく『エリック』って名前そうだな〜って思ったの」
どんな顔つきだよ! ツッコミいれまくりたいが、グッと我慢する。
いやはや、それでも誤解でよかった。
ややネガティブ思考だったと、今思えばそうだが、問題無いことに越したことはない。
ただでさえ、問題は山積みなんだから。
「んっ……なんか、お腹が熱くなって……ひゃっ」
ルーちゃんはぴくりとのけぞった。
脂肪がない細いお腹が、なんだかエロっちい。
そうか、そろそろセンヴィーが飲ませた薬の効果が切れてきたのか。
「び、敏感に……う、動かしちゃだめっ!」
顔が今までよりも更に赤くなり、瞳も潤みまくってきている。
軽く彼女の目元にキスをした。
「イヤだ。ルーちゃんをもっと感じたい」
止めていた腰の動きをゆっくりと再開させる。
俺の腰の動きに対応するかのように、ルーちゃんは体を反応させる。
ルーちゃんは、切れ切れにこんなことを言った。
「なっ……んで……ボクの名前……知ってる……のぅ」
やべっ、言っちゃった。
ええい、何もかも忘れさせてやるッ!
遠慮していた腰の動きを、激しくする。
ぱんぱん、と乾いた音が辺りに響き、俺の亀頭がルーちゃんの膣を抉る。
「あっ、だめっ、さっきとは全然、ちがっ! やだ、やだやだっ、消えちゃう、私が消えるぅ!」
体面座位の姿勢を取る。ルーちゃんの小振りなお尻を掴み、上下に揺らす。
ルーちゃんは手で俺の腕を掴み、必死に動かまいとしているが、快楽で力がはいらない手では大した抵抗になっていない。
「ふかっ……そんなおくまでっ……」
ルーちゃんは口から大量の唾液を垂らし、舌の回らない状態で弱々しい声を出す。
次第に、快楽になれ、さらなる性欲を満たすためか、腰をゆっくりだが自分で動かすようになってきた。
突然、俺は手を止めた。
「あっ……」
「ほら、自分で動いてみな」
ちょっと辛いかと思ったが、ルーちゃんに言ってみた。
潤んだ瞳でふるふると俺を見つめてくる。
めっさ強いが、小動物を思わせる仕草にちょっとどきりとして、もう少し甘やかしてもいいかなぁ、と思ったが、
心を鬼にして、ルーちゃんに、自分で動くように言った。
「無理、無理ぃ……」
と、言いつつも、腰を少しずつ動かすルーちゃん。
かわええなぁ、と思いたかったが、ちょっとそれは無理だった。
なぜなら、ルーちゃんは俺の頭をぐわしと掴み、引き下げるように引っ張ってきたからだ。
まるでマシーンのような強い力で、俺は抵抗もできずルーちゃんのなされるままにされていた。
ルーちゃんは自分の胸に俺の顔を押しつけさせている。
無論、俺とルーちゃんの体格差から、俺の背骨がぎしぎし音を立てて、ちょっとアクロバティックな体勢を取らされている。
う、ちと腰を痛めそーだ……。
さっきまでふにゃふにゃだったのに、こんなすごい力を出せるだなんて……。
「うぁぁっ!」
首もちょっとヤバくなってきたので、ルーちゃんの腰を俺の腰に思いっきり押しつけた。当然、その分深く挿入される。
子宮口に達してまだ長さを残している俺の肉棒は、それでも子宮口をグッと押し上げる。
それと同時に、一瞬にしてペニスが捻り潰されそうなほどの圧力がかかる。
「イクっ、イクよぉぉぉぉぉぉぉ! また、またイッちゃうぅぅぅぅぅ!!!」
めきっという音がした。頸椎が、やばいことになっちゃった音だ。
信じられないことに、ルーちゃんは、人間がフィギュアの首を折るかのように、俺の首を折ってしまった。
『カツキ は 致命的なダメージを受けた!』
無情にもウィンドウにはそう表示される。グッバイ フォーエバーだ。
俺、死んじゃったよぅ……シクシク……。
案外、人間て丈夫なもんで、首の骨を折られてもすぐには死ななかった。心臓が止まったとしても、脳がその瞬間に死ぬわけじゃないし、
首に激痛が走っているが、なんかもうその痛みも段々なくなってきているような気がする。そのかわり段々と意識が薄くなっていく。
死ぬ寸前に今まで生きていた記憶が走馬燈のように走るという、今ちょうどそれを体験している。
現代日本に生まれ、育ち、暮らしてきた26年間はあっという間に過ぎる。そして、この世界に連れてこられ、石になって過ごしてきた100年間……。
改めて、俺ってかなりすごい人生を過ごしてきたんだなぁ、と思う。
ただ、それを誰にも評価されずに死んでいくのが心残りだった。
まあ、石になっていたことの評価は、多分、あんまり良くない評価だと思うけど。
目の前が真っ白になっていく途中、俺はルーちゃんの中で激しく射精していた。
「あああああああああああッ!
ま、またっ、また来るっ! 熱い、熱い、熱ぃぃぃぃぃ! おっ、お腹の中が熱いっっぅ!
や、やけどす、るっ……! あああ、溶ける、溶けるよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
致命的なダメージ、まあつまり死に至るダメージを受けてしまった俺は、
現実から一歩下がった地点でその様態を見ていた。
俺の腰に乗り、びくりびくりと痙攣するルーちゃん。
口から涎を垂らしまくって、目から涙を流しまくって、体中から汗を噴き出させている。
俺の精液が子宮口を叩きつけ、子宮内部にまで達しているのがわかる。
「ふぅっ……ふぅっ……あ、熱い。
エリ……カツキ君の熱いのがボクの中で……」
痙攣もゆっくり収束し、ルーちゃんは俺にしなだれかかってくる。
俺の精液を確かめるかのように、ルーちゃんは俺とルーちゃんの体の間に手を入れて、
お腹をそっとさすっていた。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV4 HP 11/11 MP 2/2
特殊技能:SEED 精神に弱い 破魔に弱い 異世界の勇者の血 エロ妄想LV26
精神:自爆 『自爆』 」
……あれ? ひょっとして俺、生きてる?
ふむ、確かにHPが0になった感覚はあったんだけど、今ではもう首の痛みもないし、
……生きてる、のか。
なるほど。
どうやらこれはドラムロール式HP表示のようだ。
致命的ダメージを受けても、完全にHPが0になるまで死なず、
減っている間に何らかの方法でHPを回復させれば、なんとか助かる、ってとこかな。
何故か、MOTHERシリーズのHP表示というところがひっかかる、けど。
……まあ、精神コマンドに自爆が無意味にもう一個増えてたり、
カッパ顔にされてたりすることに対する不満は一旦抑えておこう。
ふと、気が付いた。
目の前からルーちゃんが消えている。
ただまだぼっきんきんな俺のぴょん吉が、ルーちゃんがそこに存在していた証明となる愛液にまみれて、
足の付け根から飛び出さんばかりの勢いでぴょこぴょこ動いているだけだった。
ひょっとして、ルーちゃんはきえさり草かレムオルを唱えて、姿を消してしまったのかもしれないと思い、
何もない空間に手を伸ばしてみた。
うん、レムオルは使ってないな。
はて……どういうことなのカナ? カナ?
一休さんなら、頭に指をつけてくりくりこね回しているような状態の俺に、突然何か柔らかいものが触れた。
白い腕が俺の首に巻き付き、背中に柔らかい二つのものが密着している。
耳元には熱い息がはかれ、首筋を何かが這っている。
「大丈夫ですか、ご主人様ぁ……」
非常に手垢がついた表現ではあるが、その通り、熱に浮かされたような声で闇に囁く者がいた。
センヴィーヴァ・クルスなんとかだ。
ルーちゃんだったら、少なくともあと三年は楽しめない感触がそれを物語っている。
「あの汚らわしいメスに逆レイプされてしまうなんて……ああ、おいたわしや」
「ぎゃ、逆レイプ? けがわらしい、メス?」
はて、誰のことだろう?
「でも大丈夫ですわ。もうあの者にはご主人様の清らかな体に指一本触れさせませんから」
ふと、俺にいい感触を提供してくれている人物の視線の移動を感じた。
そちらの方向に目を向けてみると、大の字に寝ころんで目を回しているルーちゃんがいた。
先ほどの言葉を鑑みてみるに、ルーちゃんを俺の上から突き飛ばした犯人はセンヴィーらしい。
あ、そういえば、センヴィーに、「そうだッ! 俺に奉仕し、俺を守り、俺のことをいつも思っている奴隷になれッ!」
こんなこと言った様な気がする。
……まさかとは思うが、この言葉に従ってルーちゃんを攻撃したというわけだろうか?
「では、始末してきますわ」
センヴィーが俺の背中から離れる。ああ、ちょっと名残惜しい気が……。
センヴィーがルーちゃんの元へ歩いていくのが見える。
ルーちゃんから、2、3メートルほど離れた地点で止まったセンヴィーは、呪文を唱え始めた。
長い爪の生えた手の先に、いくつもの魔法陣が浮かび、形成されていく。
「お、おい……ちょっと……」
この状態でようやく俺の体が動いた。
間違いない、こいつ、タマ取る気だ。
何言ってんの、ルーちゃんは女の子だからタマなんてねーだろ、ガハハハ、と笑い飛ばすことは却下。
センヴィーは、あの、超巨大な半径を持つ光線を放つ魔法を使っていた。
複雑で規模の大きい魔法陣が展開されている。
ルーちゃんはあの攻撃に耐えきることができるマントを持っているけど、今そのマントは俺の横にある。
ルーちゃんを抱きしめたとき、邪魔だったから肩のポッチを外して取ってしまったのだ。
格好を改めて見て見ると、ズボンは完全に脱げ、パンツが片足に引っかかっているだけ。上半身も胸が少し露出している。
この状況から見て、ルーちゃんに魔法に対する備えがまだ残っている、と考えるほど俺は楽観的ではない。
例えあったとしても、ルーちゃんは今気絶しているので、その備えを使っている暇すらない。
つまり、センヴィーを止めなきゃルーちゃんはデッドエンド。
「……」
俺がセンヴィーに向かって駆け寄ろうとした瞬間、魔法陣が全て消失した。
「……人間のくせに、ご主人様の精液を頂けるなんて許せませんわ」
センヴィーの呟きが耳に入ってきた。
一体、なんでやめちゃったんだろう?
とにかく、ルーちゃんの命が助かったから良かったけど。ルーちゃんは何も知らず目を回したまま気絶している。
その上の口からは泡を吐き、下の口からは……俺の精液がこぽっと音を立ててこぼれてきている。
いやぁ、こう見てみると壮観だな!
こんなかわいい子に、遠慮せずにぶちまけただなんて、自慢になる。
「……許せませんわ」
センヴィーは再び呟き、その場で膝を折った。
土下座するような格好で、ルーちゃんのあそこに顔をつける。
猫が椀に入った水を舐めるかのように、センヴィーはルーちゃんの中から俺の精液を掻き出していた。
……む、またおちんちんがおっきしてきた。
俺の精液を舐める美女、そしてその美女は俺に向けてお尻を、恐らく無意識だろうがふりふりしている。
そしてその彼女の足にも、股間から漏れた俺の精液が伝っている。
これで興奮せずして、一体何に興奮するんや?(反語)
しばし、ニヤニヤ笑いながらその光景を見ていた。
「んっ……あっ……」
ルーちゃんがまだ敏感なまま舐められ、喘ぎ声を上げる。
んー、エロいな。レズは不毛な行為だから俺の天敵だが、キャットファイトその他は大好物だ。
ソドムとゴモリー……じゃなくてゴモラは害悪と腐敗じゃからのう。
「ゆるせま……せんわっ……」
じゅるじゅると粘液が滴るエロイ音の間に、センヴィーの声が聞こえてくる。
こうやって俺にとてもご執心なおなごがいるというのは、なんとも優越感溢れるヒャッホウな気分になるものだな!
今まで逆に女性に貢いで、交際を続けて貰った立場だった人生が、全部クソに見える。
年甲斐もなくチンポが、おっきくなりすぎて痛くなってきた。
視線を下ろしてみると、なんかもう、根本から自重でポキッて折れやしないか心配なほど、
俺のおにんにんは膨張していた。
全体的に赤黒く、ばきばきという音が聞こえそうなほど血管が浮き出ている。
ひょっとしたら、これで人の頭を殴ったら殺せるかもしれない……ごめん、それは無理。
しかし、いくら興奮しているとはいえ、異様なほどおっきくなってる。
死に瀕すると、性欲が異常に高まると聞いたことがあるが、それの関係も少なからずあるのかもしれないけど……。
俺が頭で思案に暮れていて気が付かなかったが、いつの間にか挿入していた。
「あっ……そ、んな……御主人、様……」
ルーちゃんの足と足の間に挟ませていたセンヴィーの顔が持ち上がる。
口元には白い液体がこびりついていて、目は潤んでこちらを見ている。
「そんないきなり……く、苦し……ひっ、ぐ……そんな強く……奥までぇ! 奥まで届いているのぉっ!」
ガハハハハ、やはり百聞は一見にしかず!
そして身をもって体験することは、百見にしかず、だ。
体力が尽きない限り、人任せにせず俺はヤっちゃるぞ。
突き込むと、中から白濁液があふれ出てきた。
奥の奥まで俺の精液で満たされていたようで、一番奥に到達して尚、センヴィーのあそこから精液が泡だって出てくる。
「ほら、口が止まってるぞ」
「そ……んな、こと言われても……こんな強く、されたら……できな、ひっ!」
少し敬語が崩れてきたセンヴィーの尻を軽く叩く。
センヴィーの尻はむちむちしていて、ぴしゃっ、といい音を出した。
「それもそうだな」
確かに上下に揺れている状態で舐め取るのは無理がある。
じゃあ、油送するのを止めてやろうか。
「あっ……」
「ほら、止まっててやるから、続きをしろよ」
「……」
センヴィーが当然、釈然としない表情でこちらを見てくる。
「バカな奴だな。頼めばいつでもこっちの口に俺の精液を注いでやるのに、わざわざ吸い出す必要があるのか?」
まあ、センヴィーがレズだから、というとっくに忘れ去られた設定があるがな。
「そ、そういう問題ではありませんから」
センヴィーがやや控えめに言った。
続けて、人間如きがご主人様の精液を貰うことは許されない、と言った。
いやはや、どうも苦笑しか出ないな。
「というか、俺、人間だしなぁ」
「……は?」
いや、なんでそこで戸惑うんだよ。どう見ても俺は人間だろうがよ。
「俺がそこいらの犬か猫かレッサーパンダに見えるか? これでも血統書付きの日本人だって」
「……え、えっと……申し訳ありません。本当ですか?」
「うん」
「え? え……えーっと……えー……」
センヴィーは面白いほど混乱していた。
俺が逸般人と書いて「いっぱんじん」と呼ぶような人間であることは否定しないが、
それでも、人間であることを疑われたら、ちょっとは傷つくさ。
「……まあいいか。そんなことどうでもいいや。
それより、これを見てどう思う?」
一旦腰を引き、センヴィーの体内から肉棒を引き出す。
銀色の糸で俺とセンヴィーの体の一部分が繋がっている。なんというエロチズム。
俺のバキバキ血管が浮かび、肥大化しまくっているミスター肉棒氏が粘液まみれになって、より人外魔境に近づいていっている。
「す、すごく、大きいです」
パーフェクトだ、ウォルター。いや、ウォルターじゃないけど、とにかくパーフェクト。
この世界にもハッテンバがあるのか、と勘違いしてしまうほど模範的な答えだった。
「入れて欲しい?」
「は、はい!」
あまりに嬉しそうに返事をするものだから、俺のうなぎ君も目の前の穴にとても入りたがり始めた。
少々、穴と棒のサイズが合わない気がするが、これでもすっぽり入ってしまうのは、人体の神秘としか言いようがないだろう。
「……俺は人間だけど、それでも?」
「はい、欲しいです……。ご、ご主人様のが、その……切ないんです……お願いします、入れてください」
うむうむ、愛い奴よ。何も言わなくても、俺の心を掴んで放さない。
おねだりの方法も、ちゃんとわかっている。
俺はそれ以上何も言わず、この愛しい奴隷に、行動で愛を示してやった。
「あっ! 入ってきますぅ! 入って……ご主人様を感じ……」
ずぬずぬと音を立て、センヴィーの体に打ち込まれる肉の杭。
うっ、センヴィーの体は、使えば使うほどその性能が上がっていくようだ。
うねうねと膣の中が生き物のように動き、俺の肉棒に絡みついてくる。うっかり油断すると、こちらが先に達してしまいそうだ。
「気持ちいいか?」
「いい、いいです、ご主人様ッ! ご、ご主人様は……センヴィーの中は、気持ちいいですかっ!?」
「ああ、いいぞ、センヴィー。最高だッ!」
ゆっくり、じわじわと中に入っていく。やがて、終点がきた。もう押しても、それ以上入らない限界が。
「あっ。ご主人様、おく、奥まで届きましたよ! ご主人様のも、全部、入りましたか?」
残念ながら、俺のチンコは長すぎて少し余ってしまった。
だが、俺は振り返って答えを求めてきたセンヴィーに無言で笑顔を送ってやった。
「あ、う、うれしいです。ご、ご主人様を、全部、私が受け止められて」
心底嬉しそうに破顔一笑するセンヴィー。
目をウルウルさせて、泣き笑いのようにしているこの顔を見れただけでも、黙っていた価値はあるというものだ。
俺が石だったときには、高飛車で、始終イライラしていたような魔族が、今こうして幸せそうに俺に仕えている。
なんというか、心の温まるというか……感慨深いものがあるねぇ。
「センヴィー、動く、ぞ……」
少し腰を引いたそのときだった。誰かの視線を感じた。そちらの方向に目を向けてみると……。
「……」
あ。や、やべっ……ルーちゃんが起きてら。
すっかり忘れてた……。えっと……。
俺と視線が合っているルーちゃん。
当然のことながら、機嫌は最悪。
そりゃまあ、さっきまで愛し合っていた男が、ちょうど目の前で別の女と睦言を交わしあっていたのを見たら、
NTRスキー以外怒るにきまっている。
もし憎しみで人を殺すことができるなら、俺はこの瞬間死んでいるかもしれない。
ギンッという効果音が聞こえてきそうなほど鋭い眼光でこちらを睨み付けてくる。
そして、更に強い眼光で俺と結合しているセンヴィーを見ている。
幸いのことに、センヴィーはそのことにまだ気付いていない。
「説明してもらうからね」
気を抜くと萎えてしまいそうなくらい、恐ろしい声で言った。
いや、さっきもセンヴィーとセックスしているところを見られてたんだけど、何故にそんなに怒るん?
ルーちゃんは、足をセンヴィーの首に巻き付けた。
センヴィーも気が付いて、体を引こうとするがもうすでに遅し。足を首に巻き付けたまま、ルーちゃんは体を思いっきり捻った。
「へ、ヘッドシザースッ!?」
首が固定されている状態で捻られたらどうなるか。
それは敢えて説明することじゃないだろう。それでも知りたいという人は、自分で頑張って試して貰いたい。
首が半回転もすれば限界に達し、グキッという音が聞こえた。
しかし、それでも止まらないルーちゃんのひねり。
おいおい、センヴィーが死ぬよ! マジかよ! と思ったら、俺が頭を思いっきり床にぶつけた。
なんともすごいことに、俺を巻き込んで、センヴィーの体が回転したのだ。
「うっ!」
膣がぎゅるりと回転した刺激が、同時に俺を達させた。センヴィーの中に精液があふれかえる。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV5 HP 14/12 MP 3/3 状態:煩悩全開
特殊技能:強化人間 物理に弱い 異世界の勇者の血 エロ妄想LV26 会心の一撃が出にくい
精神:自爆 自爆 『自爆』 」
今更ながら思うが、ひょっとしたらレベル上げの方法を間違えているんじゃないんだろうか?
最大HPより現在HPの方が多いって、バグってるじゃねぇか。
この様子じゃ、きっと魔法を覚えたら「チンカラホイ」あたりなんじゃないか?
「で、説明してくれるんだよねぇ」
思考がトんでいる俺を、羅刹が揺り起こしてきた。
パンツを足に引っかけた鬼が、いつの間にか野太い剣を片手に持って、俺の目の前に仁王立ちしていらっしゃる。
股間から白い液体が溢れているのが、見ようによっては間抜けかもしれないが、
生命の危機が迫っている現在に、それに関して注目する価値はない。
「せ、説明って、何をですかぃ?」
わかっている。何の説明をすればいいのかわかっているが、その説明がうまく思い浮かばなかった。
「ボクというものがありながら、この魔族に、よりにもよってボクが気絶している最中、ボクの横でシていたことだよっ!」
「せ、説明と言われましても、今言われたことが全部なのですが」
あかん。このままじゃ確実に死ぬ。咄嗟に身を翻し、身構える。
が、レベル5のプー勇者である俺が、いくつもの修羅場を越えているであろう猛者であるルーちゃんを出し抜こうだなんて
所詮無駄なあがきだった。ひょっとしたら、蟻が海に打ち勝つ方がありえることかもしれない。俺の首を、ルーちゃんは一本の手で締め付ける。
「なんで魔族となんかっ」
「ぐっ、死ぬ。マジで……」
ぎりぎりと締まる首。酸素がうまく吸えない。しまった、ここがハーレムスレだから油断したッ!
二股をしたときに、修羅場が発生することを失念していたッ!
マンガやアニメだったらお約束のように、二股かけた場合男に過激な圧力がかかるという重要な法則を忘れていたッ。
「ご、ごめんなさいごめんなさい、ゆるしてください」
もはやプライドなんてないぜ。とにかく、肺に残った少ない空気で、必死に謝罪の言葉を繰り返す。
あ、あかん。もう、ダメ……。
目の前に幕が下りてきたかのように、視界が暗くなる。
完全に目の前が真っ暗になったとき、首に掛かっていた圧力がフッと消えた。
重力にしたがって、体を床に横たえようとする前に、腹に強烈な力が加わる。
首を絞められて、鈍くなった感覚だが、確実にそのパンチが俺の最後のHPを刈り取っていった。
真っ暗になった視界に、ただぼんやりとウィンドウが浮かび上がっていた。
『ルーミ の 攻撃!
カツキ は 致命的なダメージを受けた!
カツキ は 倒れた……』
「だっしゃあああああああああ!」
息を吸う、息を吐く。
目の前はまだ白みがかかっているものの、なんとか見える。
ババアの屋敷だ。なんら変わりはない。
この部屋にある家具がほとんど壊れ、いくつか魔物の死体がちらほら見える。
俺は……? 今度こそ本当に死んだような気がしたんだが、まだ生きているのか?
息が吸えるし、吐けもする。どうやら生きているらしい。
死んでいるより、生きている方が好きな俺にとっては、これ以上ない朗報だ。
辺りの状況を確認するため、見回す……までもなく、俺の横にルーちゃんがいたことに気が付いた。
「ひ、ひぇえ! い、命ばかりはお助けを〜」
一回どころか、二回も殺された身である以上、ルーちゃんには逆らえない。
なんだか、体質的に恐れを植え付けられてしまったかのように、身がすくんで、腰が低くなる。
……ああ、なんだか、この旅が終わるころにはまだこのときは『二回』しか殺されてなかった、
と、思ってしまうという嫌な予感がする。
それはさておき、ルーちゃんにぺこぺこ頭を下げていた俺だったが、
しばらくして、異変に気が付いた。
ルーちゃんは何も言わず、そこにいた。
ただそれだけなら、ラッキーと思うのだが、怒りの波動も何も感じないのだからとても怖い。
……。少し顔を上げてみたら、ルーちゃんは涙を流していた。
「……えっと?」
これは何か変だぞ、と思い、もっとよく観察しようと体を起こしたときだった。強い力で抱きしめられた。
「ご、ごめんね。本当に、ごめんね」
ルーちゃんは俺の胸に顔を埋め、さっきまでの俺と逆の立場になった。
つまり、何度も何度も繰り返し謝ってきたのだ。
「だ、大丈夫。も、もういいから! 謝らなくていいから!」
「だって……カツキ君、息してなかったんだよ!
ぼ、ボクが、殴ったら……床に倒れて、ぴくりともしないで……最初は死んだふりしてたのかと思ってたら、
息が止まってて……心臓も、動かないで、瞳孔も開きっぱなしで……し、死んでた……わ、わたし……
初めて好きになった人を……こ、殺しちゃってた……」
ルーちゃんの全身がわなわなと震え、目からはもう弁が吹き飛んでいるかのように涙が溢れている。
あぁ、やっぱり、俺死んでたんだな……。精神的にちょっとキッツイなぁ。なんで生きているのかわからない。
ここはファンタジーの世界だから、という一言で片づけることもできないわけじゃないだろうが、
本当にそうだから、と納得するのは危険が大きいな。
小学生にアンケートしたら「人は死んでも生き返られる」という風な答えが多かった、
という話を聞いたことがあるが、実際に生き返ってみると、何とも言えない気分がする。
それこそ、一山120ゴールドで復活できる命のありがたみを感じられないRPGみたいな世界なんだから。
「大丈夫。大丈夫、俺は死んでないから。さっきまで死んでたけど、もう生きてるから……」
俺の腕の中で、びっくりするほど震えだしたルーちゃんを宥める。
優しく抱きしめ、さらさらのショートヘアを撫でてやる。
……ところで、何で生き返ることができたんだろう?
俺が勇者だから、という答えは明かにナンセンスだろう。
勇者だから死んでも生き返れるというのは、流石にどうかと思う考え方だ。
「ごめんね……。ボク、なんでもするから……ボクの体、全部、君にあげるから……」
ぐずるルーちゃん。俺の胸は彼女の涙でぐっしょり濡れている。
センヴィーは……まだ床に転がって、ぴくぴく震えている。
どうやら、俺が死んでからまだそんなに時間が経っていないようだ。
俺のいた世界とこの世界に大きな差があるのか、
はたまた俺がこの世界に適応し、何らかの手段を経て――つまりレベル上げ――いないから超虚弱体質のままなのか。
どういう理論か知らないが、とにかく俺の体は超脆い。それはもう、キャシャリン並に脆い。
朝起きたら、うっかり天国に行ってました、くらいの危機予測はせねばならないほどに脆い。
なんというか、今回生き返ったのは、今回だけのサービスのような気がする。
恐らく、ルーちゃんがなんらかの処置を施したから、生き返ったんだろう。
前の世界の一般常識が通じず、またこの世界の一般常識を知らない状況では、迂闊に死ぬも死ねない。
いやまぁ、一番ベストなのは死なないことなんだが……いやはや、そうもいかなさそうな予感がばりばりする。
がしっと痛いほど締め付けてくるルーちゃんを引きはがす。
意識的に顔を伏せ、視線をそらしているから、どんな表情をしているのかわからない。
それにしてもルーちゃんも驚いただろうな。
ただ、不貞を犯した男に折檻するつもりで腹を殴っただけなのに、その男がまさか死んじゃうだなんて。
色んな不始末の反省の意を込めて、ルーちゃんの顎に手をかけ、ちょんと上を向かせると、
薄桃色の唇を塞いだ。
「んっ……」
最初は乗り気じゃなかった様子だけど、ゆっくり時間をかけて唾液を送り込んだら、
ルーちゃんもその気になってくれたのか、向こうから舌を絡ませてきた。
泣きじゃくる女の子を、キスで宥める、見ようによってはロマンチックな行為だ。
これが、勇者の血がそうさせているのではなく、自分の力でここまで持って行けたのならば最高なんだが……。いや、贅沢は言うまい。
「……んっ……」
ふと、視線を感じた。もうパターン化してあるので、察しがついたと思うが、俺に対して、あまり好意的ではない視線だった。
目の前には魔族らしく黒いオーラを纏っているセンヴィーが。
こ、今度はこっちか……。
ぶつぶつの何かの呪文を唱えているセンヴィー。赤く小さな魔法陣が空中に投影されている。
回避行動を取ろうとしたが、キスに夢中になっていつの間にか俺の首に手を回したルーちゃんが、しがみついて離れようとしない。
魔法陣からずぶずぶと、こぶし大の氷のつぶてが出現し、それがまっすぐ俺に向かって飛んでくる。
あ……に、逃げられな……。 ゴッ!!
『センヴィーヴァ は 氷のつぶてを放った!
カツキ は 致命的なダメージを受けた!
カツキ は 倒れた……』
「も、申し訳ありません、ご主人様。
わたくしがしたことが、つまらぬ感情に我を忘れ、奴隷という身分であるというのに度が過ぎた真似をし、
あろうことかご主人様のお命を奪ってしまうなんて……このことはセンヴィーヴァ、命を持って償い申し上げます」
「あー、もういいよ。貴重なアイテムまで使って生き返らせてくれたんだろ。
正直、こっちもスマンかったと思ってるし」
床には割れた水晶玉のようなものが転がっている。聞くところによると、これが蘇生アイテムらしい。
だが、これはとても貴重なもので、これ一つで人一人が一生遊んで暮らせるくらい価値があるんだそうだ。
しかも、対象が死後長時間経っていたり、死体が復元不可能な状態であったりしたら使えない。
ルーちゃんが一つ持っており、センヴィーも一つ持っていたんだとか。
だから、もうこのアイテムの予備はなく、今度死んだら確実にデッドエンド。
これ以上に慎重にならなきゃならないわけだ。
センヴィーも、脅かす程度の攻撃力しかもたない魔法を放って相手に死なれたのだから不運だよなあ。
俺がレベル5だということを自己申告すれば、センヴィーやルーちゃんにも思うところが一つや二つ出来るだろうが、
それはあまり俺にとってよくないものであるからして、黙っておくことにしよう。
自分自身のウィンドウを見れることのできる人間は自分だけ、ってばっちゃが言ってた。
さて、さてさて。
それにしても、目の前で床に頭をこすりつけて土下座している人をどうにかしないと。
全ての原因が、俺が一人じゃ我慢できないわがままッ子だったから、と、
俺が超虚弱(=レベル5)だったから、なので、俺も、いくら俺を殺した相手とて強く言えない。
「ほら、もう立ちなさいって」
いつまでも土下座していられると、こちらも恐縮してしまう。
センヴィーの肩をぽんぽんと叩き、立つように促した。
「そんな……わたくしは……決して許されないことを……」
それでも、ぐずるセンヴィー。未だ、責任をとって死ぬ、とか言っている。
死んでどう責任をとるのかわからん。生きてご奉仕してくれた方が、よっぽど助かるんだがなあ。
「センヴィーに死なれると困る」
センヴィーの顔を無理矢理あげさせ、手で顔を掴む。
整った顔が、頬をつままれ、歪んでいる。
「泣くなよ、な? センヴィーは笑っていた方がかわいいぞ」
まあ、邪悪な笑みはチンコが縮まりそうだけどな。
「……ですが」
「もう気にしてないって。今度気をつけりゃ、それでいい」
死ぬことなんて、一回経験すりゃ二回、三回してもどうも思えないだろう。
精神が壊れたから、無関心でいられているっつーのならちょっと問題だが、まあ、変調をきたしているわけでもないし。
「では……こ、こんなわたくしめを許してくれるのでしょうか?」
何も言わずセンヴィーを抱きしめた。ああ、胸が当たる……気持ちいい。
おにんにんが30%増量中だ。
ルーちゃんが、こっちをうらやましそうな目で見てきた。なんだか少し寂しそうだ。
ふっ、俺も罪な男よの。
ちょいちょいと指で、こっちに来るようにジェスチャーをする。
少し戸惑った表情でこちらに寄ってきたルーちゃんも、片手で抱きしめた。
右にセンヴィー、左にルーちゃん。
まさに両手に花!
しかも片方は魔族で、もう片方は人間リーダー。
決して相容れない二人が、俺を架け橋にして、争い以外の接点を持っている。
男冥利に尽きますなぁ。
扇子を持っていたら、バッと広げ、仰ぎながら、「これにて万事一件落着ですな。ホッホッホ」と笑っているところだ。
「……さて、そろそろ服を着るか、二人とも」
俺とセンヴィーは全裸。
ルーちゃんは乱れている上着を着ているだけだ。
そろそろ、他のパーティがこの部屋に到着してきてもおかしくない。
この後3Pを楽しみたかったが、ここはババアの予言の通り、あのパーティに参加しなけりゃならない。
3Pをやっているところを見られてしまったら、
ルーちゃんから戦う力を奪い、手込めにした人と誤解され、殺される可能性が無きにしもあらず。
殺されないにしても、好意的な目で見られるとは思えない。
誠に不本意だが、ここは服を着て、3Pは次の機会に見送るべきだ、と結論づけた。
「……げっ」
と、思っていたのだが、二人はなんだか瞳をうるうるさせて俺を見上げている。
俺が二人の背中に回した手を放しても、彼女らは俺をがっちり捕まえていた。
「な、なあ、もうそろそろ他の人達がここに……」
ぎゅうぎゅう締め付けていた手が更に強くなる。
俺を逃すまいとしているのだが、そんなに強く締め付けられたら、HPが減りそうなんですけど……。
「あー、聞いてる?」
「カツキくぅん……」
「ご主人様ぁ〜……」
聞いてない……。
まあ、予知能力で俺のことを見張っているだろうババアが何もコンタクトしてこない以上、大丈夫なんだろうけど。
……いや、あのババアのことだ、何かしら手を抜いている可能性だってある。
「……」
と、思いつつも、男の俺より力の強い二人に押し倒され、何も抵抗できない俺でした。
ルーちゃんが口に吸い付き、センヴィーの舌が俺の肉棒にそっと添えられる。
食べられてしまう……うぅ……。
ああ……これからどうなるんだろう……。
本日の戦果!
戦闘成績 「19戦 19勝 0敗」
三回死亡
頸椎損傷による心肺停止、後死亡
腹部殴打による内臓破裂、後死亡
頭部殴打、後死亡
戦闘開始時のレベル 1
現在のレベル 17
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV17 HP 33/33 MP 12/12 状態:お腹一杯
特殊技能:シンクロ率54% 赤いザザーンの海 異世界の勇者の血 エロ妄想LV9 DG細胞
精神:自爆 自爆 自爆 『自爆』 『脱力』 『感応』
魔法:『チンカラホイ(自分より低レベルの対象のスカートをめくる)』 −MP2 」
獲得アイテム
バンドー・ラ・ジュウレンが用意した旅道具(総重量120Kg)
ひのきのぼう
たびびとのふく
おなべのふた
やくそう
はえみつ
いかすしの巻物
前回戦闘以前の仲間
無し
新たに仲間に加わった人(と人じゃない生き物)達。
四天王 魔のクルスノール家当主 ゼンヴィーヴァ・クルスノール
ピアトーユ王国 ドラコノ家 第三十六代勇者 ルーミ・ドラコノ
以下、カツキ氏のコメント
……えっ!? ルーちゃんって勇者だったの?
そんなの聞いてないよ〜、っていうか、俺が勇者じゃないんか!?
どういうことなのん?
次回予告!
成り行きと運命によって勇者率いるパーティに参加することになった異世界の勇者「ヤマモト カツキ」
カツキは異世界迷い込みファンタジーの主人公として、ウハウハな生活を夢見るが、その幻想はすぐに打ち砕かれたのだ!
勇者率いるパーティの面々は、一部を除き、超濃いキャラばかり!
美人であるが、主人公には冷たくあたる人ばかり。
早くも辛い立場に置かれ、それはまるで窓のない暗い資料室で毎日、一人で資料の整理をしていなければならない社員のよう。
今から五秒後に死んでもなんらおかしくない貧弱な体で、今日も危機を切り抜けるのだ!
次回『へたれエロ勇者 VS 腹黒猫娘!』 にこうご期待!
主人公はハイテンション、書いてる俺はローテンション。投下する前、軽く鬱。
パーティ一人1エピソード+その他ファンタジー世界エロ1エピソード+エピローグ
これで、今回投下した分量のまま後十話以上続けるという事実にちょっと鬱。
頑張れ、俺。
それでも一番面倒くさいのは、キャラの名前を考えること、とか思っているのならまだ大丈夫だ!
ただがむしゃらに明日に向かって走れ!
お疲れさま!毎度おバカなことでw
途中のバグは超進化フラグ・・・と勝手に思いこむw
ちゅーか作者の本音がぽろぽろとw
GJ
その勢い、その馬鹿さ加減や、よしっ!
……ですが、次回からは読者にとっての読みやすさも考えながら書かれると
より良い小説となると思いマスです
漏れは気になるようなところもなかったので、むしろ細かいところに気を使うよりはたくさん読みたい派。
あれよ。完結後にまとめて直し入れればいいのよ。
ラクカジャついになくなった……もうすぐペルソナだって出るのに。やっぱりライドウがつまらなかったからですか、そうですか
上等だよ。アンタ、上等だよ!
オニンニンが(・∀・)ヴォッキッキ!
そして何度も笑ってしまったwww
この馬鹿らしさ…素晴らしい!!
GJ、GJ
3Pシーンがもうちょっと長いと嬉しかった
いかすしの巻物:風来のシレン
はえみつ:MOTHER2
絶賛に値する馬鹿加減とエロさだ。
超GJ!
454 :
とくめー:2006/05/28(日) 21:53:47 ID:2x8nfmQy
乙であります。
相変わらずグダグダな展開に、スペランカーな主人公、
ぬるっぽいテキストと、濃い目のエロが素敵です。
ちっとも褒めてるように見えませんが、
B級作品ってそういうものですよね(笑)
ビバ! B級!
>>423-445 乙&GJであります!
続きも楽しみにしております
勝手な要望なので聞き流してほしいですが、新しい獲物だけじゃなく
すでに釣り上げた魚に対してもスポットライトを当て続けてほしいです。
レズ魔族もボク勇者もすごいツボ……
moolichでヘタレエロ勇者がお勧めって書いてあった!
moolichさんここ見てるんだなー。もしかして,ここ最近の更新はヘタレエロ勇者に
触発されてのことかもしれんね。ちょい設定似てるし。まぁ,あっちの方は元からあった奴なんだそうだが
すげぇ量の乙の数だ。
まるでティッシュに放出された…
俺の鼻水(つゆだく)のよう
GJ!
LV17てw
あの後どんだけヤったんだw
てか、DG細胞てwww
アレか?
次回は回復したり触手ったりするって事なのか!?
最終的に股間に頭つくんじゃね
地面からカツキヘッドがいっぱい生えてくるなw
今ふと赤いザザーンの海に気付いた……
彼はsuperなシンジきゅんと同じ様な乗りになってしまうのか!?
ドラムロール式HPとDG細胞の効果は相性良いんじゃないか?w
後、エロ妄想LVが下がってるのが何気に気になる。
状態:お腹一杯
のせいだな(妄想低下)
EVAと見せかけてヘドロの怪獣(帰ってきたウルトラマン)だとか、
惑星ドトーの破壊騎兵(マップス)に関わりがあるかもしれない。
特に後者は愛人部隊なんてものを持っていて男女比が1対792という惑星の人だぞ、うむ奥が深いなザザーン
帰ってきた某所って紹介されてないん?非18禁だが
自分が気に入ったハーレム小説
今昔夜伽草子の「シンノスケ警報発令!!」
視線を合わせるだけで、女の子が主人公に惚れ惚れモードになってしまう謎の新薬を使用。
結果として全員とラブラブ和姦ハーレムへ。お相手は20代半ばを中心にイロイロ。
「元不良、元暴走族」の美女が、何の取りえも無い主人公に心を開いて処女喪失…って展開が多くて(・∀・)イイ!!。
12人ぐらい登場して処女7割ぐらい。
自分的にはこの作品が好きで、続編も期待してるんだが・・・。
今昔夜伽草子の「GunBulletDolls」
設定が二転三転しており、現在はショタ主人公&外国の美女軍団のガンアクション&エロ小説。
(旧バージョンの主人公はシンノスケと同じエロ青年だったから、エロ展開的には良かったような気がする)
外人美女ムチムチバディと、ショタvs年上、処女属性のハーレム好き向け。
ただし登場人物が無茶苦茶多い割にエロシーンが少ない。また最近はエロい展開が足りないのも残念。
ライトHノベルの部屋の「美姉妹といっしょ」
4人年上(23~25歳)&処女&独占。可愛い弟(21歳)にお姉ちゃん達が押しかけてきて、生涯お尽くしますと頭を垂れるハーレム展開。
和姦特化でストーリーはあまり無いが、Hに興味津々系&処女膜好きなら、エロは結構いける。今後の展開に期待。
……ふと思ったが、年上処女とハーレムには不思議と関係があるような気がしてきた。
ここで紹介してもらった中では、実用本位の「シャターンの渦」「さぶらい」が自分的に良かった。
自分から「所有物ですわ」とか「切り捨てて構いません」とか「単なる奴隷だ」とか、
明るく言い切ってしまう従属性に萌えた。
もちろん世間じゃ差別主義者と非難轟々だろうが、他にもあれば是非読みたいものです。
moolichさんがまた更新したな。
しかし、読む度にこの人の奴は他のに比べてレベルが違う気がする。
個人的嗜好もあるんだろうけど、この人の作品は面白いなぁ。
ところで竜園さんは大丈夫なのか?ここ最近音沙汰ないし。
俺的には迷宮神話もそのほかの話もかなり面白いんだが
792さんの学園ハーレム小説の続編はないのだろうか?
設定が図星で、物凄く期待してる人間がココに居ります。
清楚な恋人静乃たんの目の前で、別の美少女とラブラブセクースしているのを、
優しく見守ってもらいたい (゚∀゚)
個人的に、
「大量の美女美少女(もち全員処女)から、尽くされ甘やかされかしづかれるが、
主人公はご奉仕を平然と受け止め、面倒とか何とか不満まで漏らしやがる外道。
平均的若造だが生活力がなく、着替えからトイレまで女の子が面倒をみる勢い」
「お嬢様学校の校庭とかで、好奇心の目に見守られながら自分勝手なセクース。
あの方も困った人ですわとか溜息をつかれ、射精の瞬間は何故か大拍手w」
などの設定に来るものがあるお^^
この性癖はハーレムの定義と多少違う気もするので、
お仲間がいる場所を知ってたら誘導してくれ。 orz
職人さんが気軽に長文投稿できて、匿名で程よく風通しが良い場所があればなー。
「筆心のない漏れには無理」と決め付けず、「日本語として解読可能なら良作」という基準で、
住人達が自然に妄想ワールドを分け合えたら、漏れらのエロライフも相互刺激で向上するに違いない。
かくいう自分も、馬鹿にされたら恥ずかしいとか、下手でつまらないと叩かれたら辛いから
心にしまっているだけで、なんとかなればいいなー…。……って長文スマソ。orz
そこまで具体的にわかってるんなら
甘えてないで自分で探せ
もしくは作る
>>470 基本的には、自分で探せor作れ
と言いたいが、おまいさんが自分の心の琴線に触れるシチュをSSにして投下したら、
ひょっとしたら誰かが誘導してくれるかもしれんぞ。
474 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 22:02:12 ID:G6t92qGf
リンクにないのを
site:TAMARL の「天使鎖」
後味のよい監禁調教モノ
ぷにぷに の「近親三昧」
母と妹、はじめムリヤリのち和解というパターン、ギャグ風味
S.F.E.S. SUKOSHI FUSHIGINA ERO SYOUSETU
の「天国から来た悪魔」
召喚したのを堕とすというやつ、ふたなりとレズに要注意
以上、お役に立てればいいですが
475 :
470:2006/06/01(木) 02:38:31 ID:jGeYF7hU
476 :
470:2006/06/01(木) 02:40:59 ID:jGeYF7hU
ミスすまん、上はリンク先のアンカーです。orz
>>474 天国から来た悪魔
このHP見たことあったのに
その小説あることにきずかなカッタ ォゥィェ
サイト「SKY STORY PAGE」内の「小説 SHORT STORY」内にあるアロマセラピー
(作者 那由多)はハーレム
今夜中に続きを投下できたらいいなあ。
ギコナビで書き込めないから、面倒クサス
書き込みだけは,ギコナビ以外の専用ブラウザを使ったら?
ギコナビも応急対応済みらしいけどさ
481 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:53:15 ID:4vaLnmSU
>481
新規のサイトさんですかね。
頑張ってほしいものです。
巨乳でハーレムなゲームって無いかな。
おねだりミルキーパイはやったんだけど、そんな感じな奴。
ごめんなさい。誤爆です。
ご褒美。
実にそそられる言葉である。
日本の性的文化が発祥して幾久しく。
数多ある春画本またはそれに類する書物漫画に記されてきた単語。
ご褒美。
その言葉の意味する所、状況意図から察するところ一点しか生じないのは自明の理。
ならばここでまさしく奉公に対する御恩を授けるは主君たる者の役目。
言葉本来の表の意味、そして時代に隠された裏の意味。
まさしくその二点を一挙に果たす事の出来る好機!
ならば、いざ!
……などといういざ鎌倉な精神など直利が持ち合わせているわけもなく。
「だだ、駄目だよ! そんな事しちゃその」
言外に、紀子に申し訳ないという意味の言葉を篭らせる。
何を口でやってもらっといていまさら、な感じだが男には身勝手な譲れない点があるものだ。
しかし、そんな御託なんて薬の魔力に絶好調捕らわれ中の彼女達には全く通じない。
「直様ー、何言ってるんですかー。直様が今からなさるのは浮気でもなんでもないですよー」
「…… そうです。それに考えてもみてください。私達の体にあの薬の成分が回りまわったままでは満足にご奉公もできません」
「そうですそうです。だからぁー早くお薬下さいー」
お薬。
実にそそられる言葉である。
数多ある(以下略
人間は五感の内、幾つかの感覚を支配されると、必ず発狂するという。
そして、それを逆手に取ればまさしく漫画か何かのように人を操る事すらも出来る。
とすれば、今の直利の五感は……
視覚…… 実に扇情的かつ魅惑的なこの情景。一流ホテルの景観も叶わぬ。
聴覚…… 脳を直接侵されるかのような伝統的なエロワードとエロブレス。
触覚…… ぬめった二人の舌と唇の感触は想像を絶する快感だった。
嗅覚…… つい最近まで知らなかった少女の香り、それが破格の二人分だ。
後は味覚だけ……! 味覚だけ……! 舌を押し当て確認するだけ……!
こんな下りのエロ漫画だか青年漫画があった気がするのだが、思い出せない。
ギャグが先行してオチが思いつかなかった、悪い例である。
作者がそんな反省をしている間も直利の欲望は爆発しそうだった。
その証拠に、彼の足は精神と反対に少しずつ二人に向かって進んでいく。
一歩、また一歩。確実に歩みは進んでいき…… いよいよ二人の背後に直利は立った。
「直様〜 早くー」
「…… あの、利様。出来れば早くしていただければ嬉しいのですが」
葵の上に乗っている状態の茜は腰を左右に振り、乗られている状態の葵はおずおずと腰を持ち上げる。
既にしっとりと濡れそぼり、ショーツは薄くその内側に張り付いている。
もはや、お預けは不可能。例え頭を押しのけられてもその手に食らい付き反抗してしまうだろう。
まずは茜の物からだ。ピンク地に黄色いボーダーが入ったショーツをゆっくりととっていく。
ぬちょ、と線がひっぱられ淫水が湯気を立てながらアーチを作る。
彼女の股間から分泌されたそれが葵の下着へゆっくりと垂れ落ちた。
葵の物は茜より少し大人っぽい。水色の無地だが、レースが多少入っている。
唾を嚥下。直利はそれも遅々とした速度で抜いた。
結果として、そこには美味しそうなごちそうが二つも並ぶ事になった。
ごちそう役二人も、潤んだ瞳でこれから起こる情事を期待しているのだが……
「で、でもやっぱりこんなの不味いんじゃ…」
また直利は躊躇していた。得てして男と言うのはこういう事に対する勇気が出ない生物なのだ。
「もー、大丈夫ですってばー! あ! そうだ、こうして……っと」
「……? ひゃんっ?!」
葵が嬌声を上げる。それも無理はない。茜が腰を落として、彼女の物と葵の物を擦り付けるようにしたのだから。
自然とクリトリスも押しつぶされ、まるで貝を合わせたかのような形になる。
「ほらほら、こうして間を擦るようにすれば入れなくてすみますよ? そしたら浮気とかじゃないですよね?」
「そ、そうかな。うん、そうだよね。そうそう」
直利も相当頭にキテいるようだ。薬というものは本当に人間をおかしくさせる。
大義さえあれば人間はなんでもしてしまう、という見本と言ってもいい。
しかし、そんな理性は既に吹っ飛んでしまった直利は合わせられた秘裂の間に自分自身を捻じ込んでいった。
「あ、あぁん」
「ふあ…… ああ……」
ぬるりとした感触が直利の亀頭を包む。
入れているわけではないが、それとは違うまた新しい快感が奔る。
一切の遠慮なく、一気に腰を奥まで突き入れた。
「あふぁっ、ああ。なんか変な感じぃ」
「うぁ…… あ」
別に女性の中に入れているわけでもないのに、この快感だ。
当然媚薬が血中に走りまくっている直利に、腰を動かさないなんて選択肢はなかった。
ずっちゅぬっちゅぬっちゅ
前後に運動する直利のペニスを、茜と葵のクリトリスと秘所が刺激する。
それと同時に彼女達の性感も高められ、二人の声にさらに艶が加わった。
「あうっ、あんっ! あぁう〜 直様、もっとぉー あうんっ」
「…… んっんっんっ…… んあっ……」
しかし、ただ二人の間を行き来するだけでは射精に至るほどの快感を得る事は出来ない。
もちろん、一人で慰めるのに比べたら何倍もの快感なのだが、
あまり圧力が掛かるわけでもない今の行為ではただ腰の辺りにもどかしさが溜まるだけだった。
もはや無言となり必死になる直利を見かねて、葵が声を掛ける。
「あ、あの…… 利様。もしお辛いのでしたら私達の中へ……」
葵からのまさかの誘いに、直利が焦る。
「え、でもそんな事しちゃったら……」
「大丈夫ですよー。中に入れちゃっても中で出さなければ浮気とかじゃないですって」
「え」
「…… そうですよ。だから、その、早くしていただけると幸いなのですが」
二人とも熱っぽい視線を直利へ送ってくる。
蕩けた目線と切なげに寄せられた眉は、直利の心に最大級のパンチを繰り出した。
実際は一瞬なのだろうが、実に長い長い逡巡が直利の中で有った後――
彼は自分の欲望に素直になる事にした。
自分の物に手を沿え、茜の秘所に宛がう。
十二分に濡れていたため、ぬるりとした感触と共に簡単に入り込んだ。
そして、少し進んだ後、プチリと何か突き破る感覚があった。
「あ、あれ?」
「――っつぅー…… いやーやっぱり痛いもんですねー。ははは」
「しょしょ、処女だったの!?」
「えぇまー、機会に恵まれませんでー」
「そ、そんな! 僕はなんて事を……!」
「気にしないでくださいよー。別になんてことないですから。それにー」
そこで茜は顔を直利から背け、口の中でもごもごと何かを呟いた。
「え、なに?」
「…… 茜は利様に処女を捧げられて嬉しいそうです」
「な! なんで人が敢えてこっそり言った事をしゃべっちゃうの!?」
自分に、処女を、捧げられて、嬉しい。
男としてこれ以上嬉しいことがあろうか?
いや、そんなもん無数にあるだろうが、今の直利にとってそれは至上の喜びだった。
「……あんまり痛くないようにするから」
「え、あのーそれよりその、もごもご」
「…… どっちかって言うと気持ちよくして欲しいそうです」
「だからなんで人が敢えてこっそりいっひぁああうぅっ?!」
茜が嬌声を上げる。直利が急に彼女の中へ自分の物を叩き込んだからだ。
茜の中は十二分に濡れており、さほど進むのに障害はなかった。
そして、何度か腰を前後させた後、直利は彼女の膣から一筋赤い物が垂れているのを見た。
その姿に興奮した直利は、さらに猛り狂った分身を茜の中へズブズブと埋め込んでいく。
「ひぃっ、うんっ、ふあ、ふああぁ…… 入ってくるぅ……」
そんな興奮している片割れを見て、葵も興奮したようだ。
もそもそと茜の胸をまさぐると、制服から彼女のブラジャーをいじる。
やわらかな双球は、ブラジャーを外されると実にあっけなく外へ飛び出した。
「え? 葵ちゃん一体なにを…… ひゃうぅっ!?」
「ん…… 茜、もっと気持ちよくしてあげる……」
冷静沈着にしか見えない彼女だったが、今その目は淫蕩に濡れきっていた。
茜の乳首を口に含むと、ころころとその舌先でそれをこねくる。
「いやっ、あう、駄目だよぅ」
美少女二人の痴態を眼にして、直利のテンションも俄然上がってきた。
蕩けそうな膣内。茜も嫌そうに呟いているが、まさしく身体は正直だった。
何度かペニスを出し入れしているうちに、茜の中がだんだんとよくわかってくる。
上へ擦り付けるようにして挿入してやると、亀頭がぞりぞりとした部分に当たるのだ。
「いいっ、ひあうっ!? ああぁつ、気持ちいいよぅっ!!」
「ちゅぱ…… 茜、気持ちいいのね? んん……」
「んんっ?! んぷふぁっ、気持ちいいよぉ……」
二人で口付けを交わし、さらに快感をむさぼりあう。
直利の肉棒も限界が近づいていた上、キスによる硬直で急激に圧迫されたため遂に茜の中にその欲望を吐き出した。
どくん! びゅくん! びゅくっ!
「ああうっ! あぁ〜……」
「あ」
中で出してしまった。そんな事実に呆然としながらも射精は続く。
そんなな落としを他所に、茜の腰は気持ちよさそうに何度も律動していた。
「あん。溢れちゃう」
可愛く舌を出して笑うと、彼女は勿体無さそうに腰を上へ持ち上げた。
そして、茜に触発されるように葵も腰を持ち上げる。
「あ、あの。次は私に……」
「え。ええ? で、でも僕茜ちゃんの中に…!」
「大丈夫ですよー、子供が出来てなかったら浮気になんてなりませんからー」
「そ、そうかな。いや流石にそれは……」
「…… 大丈夫ですよ。それより、ほら、利様の物が苦しそうに……」
もう二度目の射精を済ましたと言うのに、彼のものは一向に萎えていなかった。
それどころかいまだ口にしていないごちそうを目の前にしてさらに猛り狂っている。
毒を食らわば皿まで、という言葉が思い出される。
「…… 利様、そんな状態では授業に出られません。手早く処理しないと」
「もーう、もっと素直に『私に入れてください!』って言えばいいのにー」
「ななな、何を言ってるの!? ……私は別にそんな」
「いや、でも僕は嫌がってる人にそんな無理やり……」
流石に二度もやって少し理性が戻ってきているようだった。
まだまともな思考にまでは至ってないようだが。
「え?」
「あ、だったらもう一度私に入れてくださいー。私直様のだったら四六時中いつでも歓迎してますよー」
「そ、そうなの? それじゃあ……」
「ま、待ってください!」
直利のペニスがまた茜の中に潜ろうとした瞬間、葵が叫んだ。
同時に少し、ほんの少しだけ腰を持ち上げてくる。
「…… わ、私に入れてください。さっきから、その二人のを見せ付けられて、が、我慢が……」
「ふーん、最初っからそういえばいいのにぃ。直様ぁ、葵ちゃんにお願いできますか?」
そこまで言われて男直利、断る理由など木っ端ほども思いつかなかった。
言葉を掛けるのももどかしく、直利は亀頭を葵の秘所に当て一気に貫く。
ぶちっ、と処女膜を破るのももどかしいほどの速さで挿入が完了する。
媚薬のため痛覚のほとんどを遮断されている葵は、奔ってきた快感に思わず仰け反った。
「ひ、ひあぁっ!? あうう…… 入ってるぅ……」
「んっふっふー、ほらほらぁ。下ばっかりじゃないよー?」
茜は先ほどまでの復讐とばかり、今度は葵の服をはだけさせる。
双子なのだ。どこが気持ちいいかなど熟知している。
茜は葵の巨乳の先端を口に含むと、大いにすすり上げた。
「んっはぁぁ!? 茜ぇ、それらめぇ……」
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅるるる」
葵は早くも呂律が回らなくなってきていた。茜はそれを知ってかしらずか、葵を無視して愛撫を続ける。
直利も、茜とはまた違う葵の中の快感に酔いしれていた。
茜の物をかずのこ天井と言うなら、葵の膣内はまさにミミズ千匹という奴だった。
蕩けるようにねっとりと絡んでくるため、直利も腰を引くのが一苦労だ。
じゅっぷ じゅっぷ じゅっぷ じゅっぷ
「んあ…… うああうう」
「き、気持ちいいよ。葵さん」
「ひゃう…… はひ、はひぃ…… うれしぃれすぅ……」
「ん〜♪ 葵ちゃん可愛いー」
よがり、頬を染める葵の顔に満足するように茜がさらに葵を愛撫する。
下半身は獣性を叩きつけてくる直利に責められ、顔はまるで犬のように茜が舐めてくる。
青みがかった髪は頬に張り付き、快感のあまり半開きになった口から唾液が垂れる。
最早まともに機能せず、ただダランと突き出された舌に、茜が自分の舌を絡めてきた。
ぶちゅぅ にちゃにちゃ にゅるにゅる
それに呼応するように、葵もまた茜を求める。
睫毛を重ね合わせるようにいやらしい行為に没頭する彼女達に当てられ、直利もラストスパートを仕掛けた。
パンパンパンパンパンパン!!
「いっ、あっ、うっ はぁ…… だめぇ……」
「ううっ、葵さん! もう、出ます!!」
ぶぴゅっ、ぶぴゅるっ!
直利の声と重なるようにして、精液が大量に葵の中に叩きつけられた。
熱い精液を膣の奥に排出され、葵は目じりに涙を浮かべながらアクメに達する。
それを愛おしく感じているのか、茜は頬を葵によせ、ぐりぐり頬ずりをした。
「あ、ああ…… ぼ、僕また…」
「…… 大丈夫ですよ、今日は危険日じゃありませんから」
「そうですよー、ちなみに私も安全日です」
二人とも、秘所から大量に精液があふれ出す。合わせ貝状態になった場所から出てくるそれはひたすらいやらしかった。
しかし、それすら最早直利の心を捉えはしなかった。何しろ浮気どころの話ではない。
中で出してしまっては子供が出来るかもしれない。
いや、実際問題やってしまった時点で浮気とかそういう次元な気がする。
だけど…… 何故か気持ちよかった。
「って、何をしてるんですか!?」
「ん…… ぴちゃ、ぺちゃ、ん…… 何ってお掃除です」
「そうですよー、汚いままじゃだめですよー」
「そうじゃないですって! ぼ、僕こんな!」
直利が狼狽して身を仰け反る。しかし、二人の舌が直利のペニスを捕らえて離さない。
そんな直利を二人で下から見上げる形で、彼女達は嬉しそうにペニスをもてあそぶ。
「う、うわああ」
完全に屹立したペニスを二人して舌でいじくる。
直利のペニスは自身の精液と彼女達の愛液で汚れていたが、すぐに綺麗になっていく。
「こっちも汚れてますねー んちゅ、んん…… ぷはぁ」
「こっちもです…… んん…… むちゅぅ……」
茜の唇が亀頭に押し付けられ、吸い上げてくる。
「んん、んちゅ〜 ちゅるるる」
葵は竿を横から唇ではさむようにして、さらに舌で全体的に嘗め回してくる。
「はむ…… れろ…… んむぅ……」
全く信じられない光景だが、これは現実である。直利は二人の美少女に中だしした挙句に、彼女らに奉仕されているのだ。
そしてペニスは先ほどの汚れとは無縁なようにどんどん綺麗になっていく。
しかし、目標とは別に萎えていたそれはぐんぐんと元気を取り戻していった。
「あれれ〜? まだまだ元気みたいですねー」
「…… 私達はただ掃除をしているだけなのに……」
「そ、そんな事言われても!」
そんな直利の抗議もよそに、彼女達はまだまだ愛するご主人様のペニスを舐め上げる。
茜はぱっくりとペニスを咥え、先端をこするように唇の中へ飲み込んでいく。
そして、葵もそれに負けないようにペニスを横から舐めていく。
「ん、んん、んん」
「ぺちゃ…… むちゅう……」
二人は苦しげに唸りながらも、満足げに彼の物を舐めしゃぶる。
赤い茜の髪と、青い葵の髪が交じり合い、舌が交錯する。
その度に彼女達は満遍なく口全体を使って直利を愛し続けた。
「き、気持ちいい……!」
声を上げる直利を愛おしそうに見つめながら、彼女達はさらなる奉仕へ望む事にした。
二人とも一度は締めていた制服のブラウスを外し、大きな胸を互いに露にする。
ポロン、と白いブラジャーに包まれた紡錘の形の双乳が現れる。
「よいしょっと…」
「ええっ?!」
そして、直利は驚愕した。
なんと二人の胸により自分のペニスがすっぽりと挟まれてしまったのだ。
合わされた谷間から露出する亀頭がびくんびくんと律動する。
「そそそ、そんな」
「どうですかー? 気持ちいいですかー?」
「き、気持ちいいよ」
「…… 良かった」
小首を傾げながら、彼女達は頬を染める。
そして同じに白く豊満なバストを両側から手で押し上げ、直利の勃起したペニスに擦り付ける。
四つの瞳が淫蕩に緩み、直利のペニスを見つめた。
二つの谷間から顔を出した亀頭に、量感たっぷりのバストが押し付けられる。
「わ、わわわ」
狼狽する直利の行動に、鼻から嬉しそうな吐息を漏らすと彼女達は胸を揺すり始める。
細い二人の指が柔らかい脂肪に埋め込まれ、むにゅりと張りのある肌が漏れ出た。
さらに二人の乳首がペニスを挟んでお互いの頭を潰しあっている。
「…… ああ、私男の人にこんないやらしい事……!」
「ん〜 いまさら過ぎるくらいいまさらだよー。それじゃまずはご挨拶からですねー」
そう言うと茜は直利のペニスに口を寄せ、一つキスをした。
「おちん○んさん、私橘茜って言います。これからよろしく〜」
揺れる四つの胸の間に唇を差込み、葵も同じ事をする。
「わ、私は橘葵です…… よろしく……」
二人の美少女の不可思議な行動に、直利の頭は暴走寸前だった。
呆けている直利を他所に、彼女達は本格的な奉仕に臨む。
柔らかい胸を両手で中央に寄せ、互いの指の間から突き出した乳首の先がさらにいじられるようにした。
そのままさらに胸の振動を強くし、亀頭から肉竿さらには睾丸に至るまで快感が奔るようにする。
「あうん、おっぱいのさきっちょがぁ」
「茜ぇ……」
二人とも快感に身を任せるが、それ以上に直利のペニスに刺激が来る。
こそばゆい微妙な刺激に直利も腰が丸ごと浮き上がるような思いだった。
ぴんと尖った乳首が茜葵共にこねくり回されて薄い色の乳輪が歪む。
「ねぇ、直様。こういうのお好きですか? 二人のおっぱいでむぎゅってされるの」
「す、好きです」
「…… そうですか…… 良かった」
葵は笑顔を浮かべ、より一層淫らに胸を押し付けてくる。
むぎゅむぎゅと巨大な質量の胸が直利のペニスを刺激してきた。
茜も負けじと反対側から巨乳を押し付け、さらなる奉仕へ挑もうとする。
左右から同時に最高の刺激を与えられ、直利の息子は遂に音を上げた。
びゅるっ! びゅるるぅっ!!
激しい射精が二人の間に放出されるが、茜と葵はそれでも胸を動かして射精を促進させる。
二人の巨乳の間から精液が噴水のように噴出し、顔や胸をどんどん汚していく。
熱い奔流に喜びながら、最後の一滴まで彼女達は気持ちよく搾り出してくれた。
「はぁ…… あ、有難う二人とも」
「んふふ〜 こんなにたくさん出してくれたんですねー。ぺろ、むちゅう」
「…… とっても…… おいしいです……」
二人ともうっとりとした瞳で、ペニスに顔をよせて付着した精液を舐め上げる。
さらにお互いの顔や胸に付着した分もぺろぺろと舐めとっていった。
谷間からぬるっと、ペニスを引き抜き直利は姿勢を正す。
二人がまだ精液の舐め合いに従事している間に、直利は思考の整理を始めた。
「はぁはぁ……」
人生で最も濃い体験だった。何しろ始めての連続だ。こんな真似二度とできるかわからない。
何しろVS二名だ。VS二名なんてギルティギアイスカ以来だ。いや、実に意味不明な思考回路であった。
それにパイズリなんて行為も初体験だ。何を隠そう彼は巨乳好きだった。
いや、大変な体験だった。直利は後ろめたさもあり、二人に声をかけずにズボンすら穿かずに屋上から出ようとした。
が。
「直様ー? どこにいかれるんですかー?」
やはり、茜が背後から声を掛けてきた。ブリキの人形のようにゆっくりと直利は振り返る。
そこには果たして、制服の胸元をはだけたまま、ショーツを穿いていない下半身を惜しげもなく露出する彼女達がいた。
二人とも屋上の手すりに片手をかけ、もう片手を足に添えて秘所を直利に見せ付けるようにして立っている。
「……まだ随分とお元気のようですね」
直利が自らの下半身を見る。
実にお盛んだった。
そして、二人の声が重なる。
「「どちらからに、なさいます?」」
◇
「ああっ、直さみゃあっ!! もっとぉぉ〜」
「私にもぉっ…… もっとくだしゃいぃ……」
げに恐ろしきは忍びの薬、であった。
「んあぁっ! あぁっ! き、気持ちいぃー」
「あふぁ…… んんっ、んん…… んはぁ…」
あ、今回はここまで。
また次回どこかで。
ところで今これ書いてるけど、平行して他の書いたりしたら駄目だろうか?
>>499 乙です。
個人的には、ちゃんと両方書き上げられるのであればどうぞ。
どっちつかずの中途半端で終わるくらいならやめて欲しい。
同時進行するのであればネタを考えるのが二倍必要。
しかし、一本だけだと詰まった時にきつい。
>>501 作者の中の人は妄想があふれんばかりだからきっと大丈夫なんだお
>>500 んーそれじゃあこっち書き上げてからにしておくわ。
>>502 ネタはあるけど体力がないお。
それじゃあやっぱりこっち書き上げてからにします。
また書いたら持ってきますんで読んでやってください。ノシ
A`)ヨミタカッタ…
>>503 双子&超浮気理論マジ(゚∀゚)キタコレ!
良かったです。続き待ってます。
>>503 GJですた!
>>153の展開どおりでいくと、次は武者三姉妹かぁ〜。
楽しみにしてます!!
どーでもいいが、
>>153の三女・弓術中学生(気弱奥手)と
>>389の中二の女子弓道部が
同一人物のような気がするぜ!!
弓道やる女に美人は少ないと錬士5段の俺が夢を打ち砕く爆弾発言
↑野暮レス乙
そんなことはどうでもいい
小説だからな
お前は錬士にもなってエロSSに萌えているのかと小一時間(略
もうね(略
512 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 23:01:51 ID:KO9j2fdS
個人的プッシュ。
2〜3日前?にサイト開いた蕩け屋さんってスゲー!
今のところは毎日更新してるし、絵も文も程よくエロス
「エジキのおうじさま」
内容もハーレム好きにはたまらんし、これからもどんどんハーレムな雰囲気になってきそうだし、
多忙な大御所が増えてきたハレム界の期待の新星現る、と俺は見る
みんなの意見感想あったらよろ。
http://kelk.h.fc2.com/
自演乙
a
どう見ても宣伝です
本当にありがとうございました
同一人物だと思うよ
できて数時間後に書き込みしてるあたり明らかにサイト主だろうしね>481
まあ一回ならまだしも次の日も宣伝カキコするのはいかがかと思う
>みんなの意見感想あったらよろ。
・・・というのが意見感想ですが、こんなもんでよろしいか?w>512
>>518、もう少し、その、情けというか、手加減というか・・・
>>519 情けは人のためならずと言います。
情けをかけても意味はない。ここはマナーと仁義を通すべき。
たった一言「うっとうしい」教えてやるのが正しい情け、かもしれませんよ。
※ことわざについての苦情はいっさい受け付けません。
やはり少人数(最大4人)でぬとぬとエッチというのが濃ゆくて良いな。
「中に注いでもらい幸せな笑顔を見せる彼女達」なーんてナ。
既出を大体読んでみたのだが、女が二人というのはハーレムなのか?
確かに女が複数ではあるが、最低でも三人はいないとハーレムっぽさを感じないのだが。
宣伝厨カエレ!
俺定義厨カエレ!
>>523 も言い方を考えろよ。
「私は、最低でも女性が三人はいないとハーレムっぽさを感じないので、職人さんたちお願いします。」
って言えば角がたたんだろうが。
この程度の言いかえが出来ないと、リアルハーレムで女同士のケンカが起きたとき、仲裁できんぞ。
>523
ハーレム感は薄いかもしれんがエロ度は個人的にMAXだがなー>3P
なんか密着度&愛情がある感じがいい。
あと嗜好が攻め寄りなんで、人数増えすぎると手が足りなくなると考えてしまう。
多人数になれば壮観ではあるだろうけど、「暇」な娘が出るんだろーなーとか。
>基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
>二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
って1にあるんだからあんまり厳しくする事も無かろう
528 :
523:2006/06/06(火) 14:13:36 ID:W6FbKIqD
すまない。
ただ、全編通して主人公が女二人としか関係しないような話をハーレムというのは違和感があって、
そういう作品をたくさん紹介されても、と思った。
なんだかきりがないし、本当にハーレム分の高い作品が埋もれてしまうように思えたので。
いやな思いをさせてしまったのなら申し訳ないです。
それはお前の勝手な価値観。みんなが考えるハーレム分が人数と正比例するとは限らないしな。
言葉に気をつけないと謝ってることにならないぞ
おまいさんが女二人相手にするものをハーレムと感じられなくても、
感じる人だってきっといるよ。
そういう人を無視して、二人相手のものを斬り捨てるのはどうかなぁ、と思う。
おまいさんの気持ちも、わからないでもないがね。
個人的には528に同意だな。二人でも全く問題ナシだけど。
ただ、埋もれるくらいハーレム作品があるのか、という問題が。
3〜8人くらいが俺的にベスト。
二人でも一般的な視点から見たら準ハーレムとも言えるわけだから
重箱の隅を突っつくような書き込みはどうかと俺は思うけどな。
第一そんなに文句があるならお前がそういう大人数のハーレムSSを
書いてみろと言いたい。
2人だとハーレムというより二股とか重婚というイメージが強くなるな。
まあ女が複数いればそれでいいんだが。
私は2人でも充分お腹いっぱい。3人以上になると、もうたまらん!って感じだ。
男×大多数の女性の濃厚えち〜も好きだが、
少人数だと、日常のいちゃいちゃとかエロが絡まないところでの
描写が濃かったりでこれもたまらん。両方あると…色んな汁が出てしまうな
まぁ、結局は作品の人物が愛されてれば何人でも(・∀・)イイ!!わけで
てかコメントしといてなんだけど
スレのサブタイトルに【3P】【二股】ってあるんだからさ…人数の定義はいいじゃん、別に。
で、話は変わって2人相手の作品挙げてみる。
「裏ページ」
ttp://toaru.muvc.net/index.html の"Hanger-on life"および"Hanger-on life02"
主人公は平凡な中学生。
お相手は、2歳上の女の子・処女と20代に見えるその母・未亡人。
前者で、女の子と。後者で母を交えた親子丼3P
是非読んでみてください。
そんなこと言い出したら
たくさんの女性から愛されていて肉体関係を持ってるが基本的にヤるのは一人ずつ。
主人公が奉仕されるよりもヒロインを攻めてイキまくらせる。
ってなモノが好きな俺はハーレム好きとは言えなくなってしまう。
結局のところは人それぞれだからある程度の戸口の広さは必要じゃないかな。
ついでに、「紫羽尋人図書館」にある「初体験」「添い寝」「愛娘」「花嫁」は
それぞれ叔母、母、姪(娘)、妹(娘)と関係していくもので、
複数との絡みはないが個人的にはハーレムと認識してる。
>>537 間接的ハーレムって奴か。
バックグラウンドでは繋がっているけどSEXそのものは独立してやるという。
大奥式と言え
>>537 外伝みたいな「受験勉強」で姪(娘)に浮気される。
苦手な人は気をつけろ。
同HPの「淫乱母子」「母親」「幼き誘惑」「姉への想い」もシリーズ。
こちらも複数プレイは無い。
・天津姉妹ファンの部屋
「めざせ!亜衣・麻衣と3Pでイカせまくり。中出ししまくって30連発」 著者:KoraB
淫獣の二次創作だが和姦がメイン、5話で亀山姉妹との4Pが少々ある。
7〜20話まで本番無し、凌辱要素が21〜22話で少しある、23〜最終話ひたすら3Pしまくり。
完結済み、複数エロの挿絵有り。
・紅い瞳の堕天使達
「春雷」 著者:紅流音
オリジナル、第一章は調教物。
第二章で調教された少女の母と姉が餌食になる。
「狂乱の宴」 著者:紅流音
加納涼子と御剣涼子を屈服させる短編3話。
下級生とリアルバウトハイスクールのクロスオーバー。
>>537 読んでみたけど姪じゃなくて従妹だよな。姪じゃ結婚できないぞ。
一夜限りの過ちというわけでなくみんな継続してるし、
全員と結婚してるつもりとか言ってるので普通にハーレムじゃないか?
父親と叔父が健在なのは微妙かもしれんが。
近親ものはハーレムっぽいのも多いけど、
父やら息子やら他の男も参入しやすいので独占的には厳しいな。
「ハーレム」についてちょっと考えてみた。
Moolichさん作:異世界勇者の王様end、神殿endに代表されるような世界がハーレムであって
このような世界以外は「ハーレムのような世界」と考えるといいと思う。つまり比喩ね。
比喩だから人によってその適用範囲が異なることが理解できる。
そしてその適用範囲の最大は「一人の男が複数の女とパコパコ」がギリギリだろう。
例えば二人のセフレとやりまくる話とか。もちろん一人づつも可ね。
更に言えば、ハーレム性に関わってくるのは人数、独占、質なのでこれをふまえて
作品の面白さとかは別にしてハーレム性の多寡を比べることができると思う。
但し、細かく分類するのは不可能だから4段階くらいがちょうどいい感じ。
複数<複数+独占、質<複数+独占、質、人数<王様endの世界
作品ごとに「質」を比べるのは不可能なんで質はないほうがいいかも・・・
上のはあくまでも同じ程度の「独占」「質」の場合ね。
もっとも、こんなの実際にやると争いの元になりそうだがw
等号つけるとまた荒れるよ
いい加減学習しなさいって。
ハーレムを生成する重要な要素の一つは「独占欲」だと俺は思うのだが、どう思う?
多情仏心だよ。
多情仏心 全2冊
里見 〓(サトミ トン)
紀尾井町の旦那藤代信之の恋愛遍歴を中心とする小説.彼はさまざまな女性と関係
するが,まごころのままに生きるという自分の生き方にすこしも疑念をはさまない.彼
は自分の金を詐取して出奔する男にも,それが恋に対するまごころのためなら祝福
し,不良少年の姦通にもそこに心の誠があれば許す.作者の哲学をもっともよく伝える
作品.
>542
データベース構築の一環としては、というただし付きなら
作品を分析して記号的に表記するのは賛成。
……っつーか今このスレで普通にやってることだしな。
が、それとハーレム性の評価とは切り分けるべきかと。
「作品の面白さとかは別にしてハーレム性の多寡を」
じゃなくて
「ハーレム性の多寡は別にして」記号・属性で区分し、
あくまで個人的評価として、ここがツボった、ここがダメだった
と評するにとどめておいたほうが良いと思う。
そんな小難しいこと考えずに、みんなで仲良くハァハァしようぜ。
定義だの記号化だの言い合ってもきりがないしな。
>>542 ただでさえ荒れかけてるのにいらん火種を持ち込むなよ。
お前は戦争屋か?
>>549 賛成でし
重要なのは”理論”ではなく、”情緒”だと。
ベストセラー『国家の品格』にも、そう書かれておりますw
三国ネタ禁止
え?萌え系三国志?
ならよし、うんよし、お前によし、おれによし、みんなによし、go!go!go!
女海兵隊っていいかも(*´Д`)ハァハァ
一個小隊50人全部女で小隊長の少尉だけ男(*´Д`)ハァハァ
>>553 Sir!張飛がすごい豪傑です!Sir!
孔明が遠征した南蛮国のどこかに、
実際に女兵士オンリーの部隊があって、どうのこうのという話があったな。
萌え論語って既にある?
>>554 小隊長だと子種が持つのだろうか・・・。
軍隊で一番やりがいがあるの階級は中隊長クラスまでらしいが。
潜水艦とかだと艦長が一番エライからそれはそれで面白いかもな。
首相とか階級が上の人が乗艦してきてもテーブルなどに座る場合
上座は必ず艦長が座るらしいし。この船の主は私だ!という事と指揮
系統の関係からそうなってるらしいが。
艦長がやりまくるのなら静音性重視のディーゼルよか水と酸素と電気使い放題
な原子力潜水艦の方がイイかなぁ。
航続距離無制限だし。
銀河戦国群雄伝ライで南蛮国の姫が女兵士の親衛隊を嫁入り先に連れてきてたな…
特にエロ展開はなかったが。
ふと思った。これもハーレムに入るのだろうか?
作品名「討罰綱紀班コラシメルージュ」著者:阿僧祇
戦隊物、台本系。
小説ではないよね
ふと思うのは別にいいんだけど。
ハーレムかどうか不明の作品で、尚且つ、あなたが面白いと思ったのかすらわからない紹介で、一体どうしろと?
粗筋を書けとは言わないけれど、お勧めのエロシチュやヒロイン数、またはスカや寝とられの警告があれば嬉しいな。
台本系=
貫一「ぬるぽ」
お宮「がっ」
貫一「ちょw」
お宮「もちけつ」
のように名前付きの括弧会話のみで延々進むジャンル。
台本系というと駄目SSっぽいが、これは戯曲として成立してると思うよ。
ジャンルは戦隊ヒロインの凌辱もの。
基本的には悪の幹部一人がヒロイン5人をやっていくんだけど、
怪人やら戦闘員も手を出すことがあるので気になる人は気になるかも。
あと快楽堕ちではないのでそっちを期待してもいけない。
結局どこらへんがハーレムかというと、
最後で正気にもどった幹部に責任をとれと迫るヒロインズ、なのかな?
でも小説ではないよね。ハーレムとしてさえキワモノだし
>>566 そうね。最後みんな孕んでるので、そういうのが大好物な人にはいいかも。
>>557 萌え論語というと、幼女な孔子先生が「先生だぞ!」ってはうはうしてるイメージが浮かぶんだが、
スレを考えると女弟子を引き連れて諸国を遊説するようなやつを求めてるのだろうか。
それなんてレベッカ?
諸子百家は全て美少女ですよ?
だって名前に子がつくもの。
つーことで、主人公(領主)に自分の思想をアピールするはずが、ライバルと張り合ううちに誘惑合戦になる諸子百家希望。
(*儒家と法家の愛を軸に歴史が展開されていく)
諸子百家と言えど、二千年以上後の日本でこのような扱いを受けるとはよもや思うまい。
うっかり歴史(ry
こうですか?わかりませ
小野妹子のCM思い出した
登場は
恋愛は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦恋愛法!!
孫子(まごこ)
実戦だったらこの人を外せない!! 超A級闘争型平和主義者
墨子(すみこ)
真の平穏を知らしめたい!!無為自然、癒し系
荘子(そうこ)
な感じ?
「……大体のお話はわかりました」
直利の話を、愛する恋人紀子は目を瞑って聞いていた。
そんな彼女の顔を、直利はまともに見ることが出来ない。
当然だ。例え媚薬に浮かされていたとかいえ昂然と浮気をかましたのだ。
もし自分が正常であれば、あんな事はしなかった…… ような気がしていた。
ちなみに、メイド二人は席を外してもらっていた。
「それで、直利様はこれからどうされたいのです?」
「え?」
「ですから、直利様はどうされたいのですか?」
どうしたいのか。
そんなの決まっている。あの一時期の気の迷いを許してもらえればそれで構わない。
そう言いたいのは山々なのだが、双子の処女を奪ってしまったという事実が重く胃袋に圧し掛かる。
手を叩いてはい終わり、ですむ問題ではないのだ。
直利が苦しみ黙っていると、紀子が言葉をかけてきた。
「わかりました、直利様の気持ちが」
「え?」
「伊達にあなたの事を影ながら見つめ続けてきたわけではありません。茜! 葵!」
紀子が天井目掛けて声を張り上げる。
すると、音も無く二人の忍者メイドが降りてきた。
席を外してもらった意味がまるでないあたりはどうやら完全スルーらしい。威厳が0だった。
自分の人生を軽く直利が見つめていると、紀子と茜、そして葵が三つ指を立てて頭を下げてきた。
「え!? な、何!?」
「どうやら、彼女達の話を聞く限り直利様は結構な女性好きのようで」
「そ、そうかなぁ」
説得力も0だった。
「それに、直利様の事は以前より…… 好色な方と承知しておりましたので」
「ええっ?!」
少なくとも直利的にはあまり好色なほうでないつもりだ。
部屋にエッチな本なんて二冊しかないし、むしろ同級生達と比べたらエロくない方と思っていた。
すると、まさにその二冊を葵が懐から取り出して目の前に置いてきた。一体いつ取ってきたんだろうか。
眼前に手持ちである珠玉の二冊を並べられてはさらに直利は心の平静を保てない。
「真に勝手ながらその二冊のほうを拝見させて頂きました」
「拝見しちゃったの!?」
末代までの恥である。母親に机の上に整理されるよりも恥ずかしい。
「その…… それでそれを拝見する限り、直利様は複数の女性を相手にするのがお好みのようで……」
確かにそこにあるエロ本のタイトルは「ご主人様とたくさんのメイド達」「らぶらぶ♪ エッチなハーレム」の二つ。
なんというか読むだけでもっていうか見るだけでも、っつーか書くのが非常に恥ずかしいタイトルだ。
「いや、でもそんな僕はそのそんなつもりは……」
「いえ、夫の最上の幸せを願うのが妻の務め。二人にも初めから話は通してあります」
そこで改めて彼女達は頭を垂れ、驚愕の言葉を口にした。
「これからも私達全員で、直利様の相手をさせていただきます」
「よろしくお願いしますー」
「…… よろしくお願いします」
「え、え、えええぇーー!!??」
こうして、直利の受難の日々が幕開ける事となるのだった。
すんげぇ短いけど掌編を書く予告みたいなもんだと思ってください。
ストーリーを次へ進めようか悩んだんだけどとりあえず話しに1クッション置くべきかと思って。
武者三姉妹はこの話が終わってから進みます。
出来れば今日中、少なくとも水曜日あたりまでには書ききれると思うので。それではそのうちまたノシ
寝る前の巡回中に神が降臨してるとは!
眠気がブットンだじゃないか、大学でテスト有るのにどうしてくれるwwww
ハァハァして待ってるZE!
ども、ちこっと前に異世界迷い込みファンタジーエロハーレム書いてた変な人こと、キュンキュンです。
それの続きが書けたので、休日を利用して投下。
とりあえず、前後編の前編のみ。
前編はエロ無し、後編はエロのみというバランスの崩れたブツになっております。
前編だけで、27レス消費しますです。
……なんだ、その、色々とスマン……。
へたれエロ勇者 幕間劇!
彼女らのパーティは、新しく加わった俺とセンヴィーを除くと九人で構成されていた。
勇者、騎士、格闘家、僧侶、魔法使い、侍、獣人、弓兵(エルフ)とお姫様だ。
お姫様つーのは、センヴィーが誘拐してきた人。お城まで、このパーティで護衛していくんだとか。
先日のババアの屋敷の中で、なし崩し的に行われた3Pをなんとか押しとどめ、
危機一髪のところで、乱交シーンを、後から駆けつけてきたパーティの面々に見られることはなかった。
パーティのリーダーであり、しかも由緒正しい家柄の勇者であるルーちゃんとのツテを使って、
俺はこのパーティに随伴する許可を手に入れたのだった。
ちなみに、センヴィーは、ババアが密かに用意してくれた荷物の中に、魔法の小瓶が入っており、
質量保存の法則をステキに無視してくださる、そのマジックアイテムの中に隠れてもらった。
小瓶、と言っても親指の先ほどの大きさだ。
その小瓶にはチェーンがついており、ネックレスとして俺の胸につけてある。
ビンのコルク栓を抜けば、あら不思議、はくしょん大魔王のようにセンヴィーが出てくる。
いわばこれは最後の防衛線。
パーティの人達が、か弱き一般人である俺を守ってくれるらしいが、それでも旅に危険はつきもの。
もし万が一、どうしようもない危機があったとき、センヴィーを出せばあの強力な魔法で俺を守ってくれる、という寸法だ。
ただ、センヴィーに守られているところを他の人に見られたら、一転、俺の魂の危機となる。
ルーちゃんが説得してくれればよいが、それが間に合わなかったり、功を制さなかったりした場合、
裏切り者のスパイとして首を刎ねられる危険性が大。
だから、彼女を(夜以外で)出すのは、本当に差し迫った事態のときで更に他の人達が見ていない状況でなければならない。
まあ、それはそれとして、色々あった。
「出身地はどこ?」とか「家族はいないの?」とかの質問が当然、ルーちゃんとかからされた。
特に、「ご両親はどこに住んでいるの?」とルーちゃんが鬼気迫る表情で聞かれたが、
なんだか身の危険と、将来が狭まりそうな予感がしたので、答えなかった。
よくある異世界迷い込みファンタジー小説では、大抵主人公は「記憶喪失」と身分を偽っている。
なるほど、使い古されたシチュエーションというものは扱いやすい。
第一、俺が「俺は科学技術が発展した別の世界から来た人です。向こうの世界では飛行機という鉄の塊が空を飛んでます」
と言っても、誰が信じるだろうか?
逆に考えて、俺の居た世界にこっちの世界の人がきて、
「俺は魔法が存在する別の世界から来た人です。向こうの世界ではドラゴンという爬虫類が空を飛んでいます」
と、街中で言って、誰が信じるだろうか?
俺が見かけたら、即行で通報して、全速力で逃げるぞ。逮捕だ、逮捕。
というわけで、俺は記憶喪失ということにしてもらった。
数十年前まで妖しげな魔女が住みつき、魔法的な罠が張り巡らされ、更に魔物がうようよしていた屋敷の中に、
何故かどう見ても一般人の男が一人迷い込んでいた、という不可解に、
「その男が記憶喪失でした」という付随要素があったとしても、特に気をするようなこともなかったのか、
記憶喪失の件に関しては、俺もびっくりするほど容易にみんな信じてくれた。
これで今後、俺がもし現代日本にいる人しかわからない言葉を口走ってしまっても、
「あいつ頭がカワイソウなんだ、ほっておいておこうぜ」と思ってくれると予測できるので、ちょっと安心だ。
頭がカワイソウと思われるのは、とても不本意であるけれど。
ただ、信じてくれるのと、信頼してくれるのは全くの別物。
女だけのパーティに男の俺がいるというのは、やはり異質なことだ。
俺は居場所を確保しづらいっちゃーしづらいし、向こう側も、一部の人達を除いて、俺をよく思っていないらしい。
唯一の頼みの綱はルーちゃんだが、彼女は戦闘のとき、勇者という呼び名に恥じぬ戦闘力と、
抜群の頭脳を持ち合わせているが、ことこういうことに関しては、まったく役に立たない。
恋は盲目というけれど、頭はシュークリームかなんかじゃないのか、と思うほど空気も読めない。
ベタベタくっつくと、関係を悟られるっちゅーのに、「えー、そんなことないよー」と恋人気取りで擦り寄ってくる。
俺としては、その求めに血の涙を流して応じたいッ!
応じたいさっ、俺だって! だって男の子なんだもんっ!
かわいい女の子といちゃいちゃしたいッ!
だけど、だけどね!
君が近くに来て、手を俺の首に回すたびにねッ!
矢が飛んでくるんだよッ! 殺気を向けられるんだよッ! 魔力の流れを感じるんだよッ!
怖いの何のって、寿命が縮んだ、とかそういうレベルじゃない。
次の瞬間、俺の人生終わったッ! って思ったことが、何度もある。
もし俺が今でも現代日本にいたなら、宝くじ一等を五回連続的中させるぐらいの運を今まで使ってる。
ちくしょう、俺の宝くじッ、ちくしょう……チクショー!
精神的圧迫はキツイ。
しかし、精神だけでなく、俺には更に身体的なストレスも過重にかかっていた。
ババアが俺の旅に必要な道具を、生前、用意してくれていた。
着替え、その他生活必需品、簡易携帯食料入れ、水筒、いくばくかの路銀。
それだけなら、普通の旅人が持っているような道具。
だが、残念ながら俺は普通の旅人じゃない。
この世界には、センヴィーを除く他のパーティの人達より長く生きているが、
石像だったので、特殊な技能も知識も持っていない。
それどころか、超虚弱体質(=レベル17)だ。
吹けば飛ぶし、頭にこぶし大の石がかすったら死ぬ。
五歳の子どもの方がこの世界に関することを知っているし、たくましいだろう。
しかも、そんなパープリンでありながら世界を救う勇者、という大任を担っている。
だから、必要な道具はそんなものではすまない。
まず本。
ババアが俺に知識をつけさせるために、一冊の本をくれた。
分厚い本だ。全部見るのに何週間かかるかわからないなあ、と思っていた。
ページをぱらぱらめくってみる。
あら不思議、めくってもめくっても終わりがこない。
いくら分厚い本だと言って、物理法則を無視してるページ数があった。
ババアの魔法によって、見かけ以上のページがある本だったのだ。
ありとあらゆる知識の集合体らしく、目次だけでも文庫本一冊分くらいの量だ。
見る人が見れば、泡をはいて倒れてしまいそうな貴重品だと、俺にすらわかる。
と、そこまでだったら、へぇ〜、すごいなぁ、とただ関心していられた。
が、たまたまめくったページにメモが挟んであったから、驚愕にくれた。
『この本を全部暗唱できるくらい読むのじゃ! ユアスィートハニー ばあちゃんより♪』
死ね! 犬のうんこを踏んで、滑って死ね!
しかし、この指示に背くと、とんでもないようなことが起きるような気がする。
具体的に言うと、『こんな死に方はイヤだランキングトップ1』に輝くような死に方をしてしまうような気が。
以後、涙を流しながら、この分厚い本を読みまくっている。
流石ババアだ、卒はない。
何事も懇切丁寧に書いてある。
この世界に、百年以上いるに関わらず今も尚若葉マークな俺にもよくわかる。
絵やカラーページ、コラムやページの端に四コママンガ「あそってクン」まで付いている。
説明もよくかみ砕いて、簡潔にわかりやすく書いてある。
例を表すならば、『世界の中心で愛を叫ぶ』を参照すると、『ただ人が死ぬだけの小説 以上』と書いてある感じか。
実にわかりやすい。
ちなみに『世界の中心で愛を叫んだ獣』だと、『バカにはわからない小説』と書いてある。
俺、バカだ……。
本来ならばここで、俺としては「ババア……」と呟きつつ、目を潤ませ、ババアに感謝せねばならないのだろう。
だが、何故か殺意が沸々と沸いてきてしまうのは何故なのか。
永遠の謎だ。
お次は……まあ、簡易魔法実験道具シリーズ。
フラスコとか、携帯魔法燃料とか、干した薬草とか……。
どうやら、俺がこのパーティで立場は、「三等列車のお客さん」ではなく、
どっちかというと、頭脳労働派、兼雑用兼囮らしい。
色々な魔法薬を作れ、とババアは言ってきた。
俺、勇者なのに、なんでそんなことせなあかんのや。
更に薬学の知識が全くない俺に、何を言うか。
さっき説明した本の「1から始めて∞に至るラクラク楽しい魔法薬学講座 ♪」項を参照されたし。
ちなみに、その項だけで約一万ページ。
……なんというか辛い。これがものすごく辛い。
薬学なんて、知識だけでできるもんじゃない。
こちとらガスコンロを使ってきた現代っ子でぃ。
たき火の火加減とか、調整できんって!
暗い中、本を読むと視力が悪くなるので、そのための目薬を試しに作って、使ってみました。
目から火が出た。
比喩じゃなくて、本当に火がでた。
ぶぉぉって音立てて、目の前の木が焦げた。
薬草の量と、火力を間違えていました。
そして、目から火が出た。
目から……目から、火が……目から……。
流石はファンタジーの世界!
腹下しを治す薬を作ったら、分量間違えて体がカエルになっちゃった!
大型肉食獣の遠吠えによって夜に眠れず、睡眠薬を作ったら、副作用で髪の毛が十倍くらい伸びちゃった!
……俺、もうやだよ……。
荷物はその他に、様々なマジックアイテムがある。
今はまだその使い方すらわからないが、一個も無駄に使っていいものはない。
とても貴重なそれは、ババアが俺が生き残るために生前せっせと集めてくれていたものだ。
流石に捨てることはできない。
ただ、ちょっと今までの荷物とあわせて、重量がヤバイことになっている。
そうだな……俺がステイメンだったら、荷物がアームベースド・オーキス。
つまりGP-03のデンドロビウムのように、「人が荷物を持っている」じゃなくて、「荷物の中に人がいる」と言った方が正しいかも知れない。
元々貧弱な俺が、こんなものを持って旅をする?
バカも休み休み言え。
……でも、今のところそのまんま旅を続けられている不思議。
なんか、俺の気が確かなら、荷物が重すぎて最低「三回」は死んでいるような気がする。
なんでそれでも生きていられるのか、だって?
それは僧侶さんに聞いてくれ。
「大丈夫〜、カツキ君」
誰かに説明するかのように、過去から現在に致るまでの経緯と状況を考えていた俺。
少し脳がヤバイことになっていることが顔に出てしまったのか、ルーちゃんが心配そうに声を……
あ、いや、心配そうじゃないな。
なんとかして俺と話をする機会を得れた、っていう風に喜色満面な笑みを浮かべてら。
「ふっ、問題ない」
ここで、「大丈夫じゃない〜」と言ったら男の沽券に関わるからなっ!
ヒゲサングラスの人ばりに余裕を持って応えてやった。
「えへへ〜、カツキ君は強い子だね〜」
まあ……、その……なんだ。
男の沽券は守れたみたいだが、なんか釈然としない今日この頃。
「ふん、そんな奴、放っておけばいい」
すると横から、声がかけられた。
俺はこれでも頑張っているのに、なんとも痛烈に冷たい言葉を投擲された。
投げかけてきた人は、「アルミーノ・グラーヴォ」さん、通称アルさん。
騎士子さんと呼んだら、ぶっ飛ばされた経験が俺の脳にも新しい。
赤い兜を頭に乗せ、赤い鎧を装着し、赤い具足で戦場を闊歩し、赤い剣で敵を斬り殺す。
シャアでさえビックリな赤ずくめの騎士さんだ。
猛禽類を思わせる目と、栗毛色のショートカット、キュッと締まった唇。
その様、真っ赤な戦女神っぽい。
言うまでもなく、超強い。
そりゃあ、強いのなんのって、剣を抜くところさえ見えなかった。
襲いかかるモンスターがいつの間にかダルマになり、そいつですら気が付かぬ間に絶命させる。
赤い彗星もビックリな速度で動く。いつもはお姫様のガードを務めている。
ちなみに、あまり男という生き物が好きじゃないようだ。
俺に対する風当たりは、まだ馴染めていないこのパーティの中で最も強い。
男で、更に軟弱者である俺は、多分、ルーちゃんとの義理があるからパーティの同行を認めているだけで、
もし、俺にツテがなかったら、まず間違いなく捨てられていたなぁ、と思う。
一番、この人に背後から刺されそう。
下手に刃向かったり、偉そうな口を聞いたら、殺されそうだから、あんまり関わらないようにしておこう。
向こうも、俺が冷たい言葉を投げかけてきてもニコニコ笑っているだけで何も反論しないでいると、
ふんっ、と言ってさっきと同じように俺を無視していった。
まあ、万事何もないことが素晴らしい。
「回復魔法使いましょ〜か〜?」
ルーちゃんと一緒に歩いていると、殺気がこちらに集中してくるので、さりげなく一旦馬車から離れた。
パーティの最後尾にいた俺は、ちょっと踏ん張って足を速める。
しばらくすると、白い服を着た人の姿が見えてきた。
やや間延びした口調で彼女は俺に優しく声をかけてきた。
このパーティの中で数少ない「俺に優しい女性」だ。
『基本的には』だけどな。
ここ特に重要。
「あ、いえ、結構ッス」
「そうですか〜。では〜、必要でしたら〜、いつでもお声をかけてくださいね〜」
ニコニコと明るいお日様のような笑顔で言ってくれる。
ああ、癒される……。
彼女は「レフレシーギ・ヴィヴォプレーナ」さん、通称「レフレさん」。
いつ聞いても、舌を噛みそうな名前だ。
職業は僧侶。
癒し系で、巨乳。
ここ重要、巨乳。
忘れないようにもう一度、巨乳。
くどいようだがもう一回、巨乳。
最後に更に、巨乳。
本当の最後で、巨乳。
素晴らしい、巨乳。
ああ……センヴィーすらも超越する巨乳……。
ああ、乳白色のおっぱい。
枕にしたらどんなに気持ちいいのだろうか?
顔を埋めたら、天国が垣間見えそうだ……。
……う、いかんトリップしていた……。
レフレさんの第一印象は? と聞かれたら「ナイス巨乳」としか答えようがない彼女だが、
実はこのパーティの中で最も謎のある人物なのである。
旅用の神官の服を着た、清楚な人柄だが……
この世界の魔法、というのは、もう何回もセンヴィーがやっていたのを見たが
まず空中に魔法陣を展開、その魔法陣が術者の魔力を他のエネルギーに変換する、と言う形態を持っている。
魔力というのはそもそも全てのエネルギーの根源たるもので、
何エネルギーにも変換できるという超すごいものらしい。
ややこしくなるので、詳しい説明を省くが、そのエネルギーを変換するために必要なツールが魔法陣。
それを媒介にし、炎やら雷やらその他様々なものを作り出すのが魔法。
その基本法則を、ダイナミック且つミステリアスでファンタスティックに無視しているのが彼女。
口で呪文を唱えるだけで、魔法が使える。
要するに、ノーモーションで魔法が放てるのだ。
それだけなら大した利点と言えよう……。
だけど……だけどな。
なんで呪文がドラクエのなんだ?
謎過ぎる。
なぜドラクエなのか。
ていうか、彼女に「ドラゴンクエストって知ってます?」と聞いたら素で「ほえ? それなんですか〜?」と返してきたんだぞ。
何故ドラクエなんだ……いや、FFだったらいいとかそういうことを言っているんじゃない。
ドラクエのこと知らない癖にドラクエの魔法使ってる……何故、何故なんだ……。
わけがわからない。
謎はまだある。
レフレさんは先に述べたように「僧侶」だ。
いわば、傷ついた仲間を癒し、激励する後方支援を思い浮かぶ。
レフレさんは、巨乳だし、優しい性格をしていて、更に巨乳で、
加えていうならお姉さん気質で、ダメだしとして巨乳だ。
実にその役にぴったりだろう。
だが、この人、戦闘時、前衛で戦ってるよ。
あの長い金髪をはためかして、聖母のような微笑みをその顔にたたえ、
柔らかで気品溢るる物腰で動きながら、一心不乱に「バギマバギマバギマバギマ」
敵が弱い、ないしは強くてもバギやバギクロスを唱えず、ただひたすらにバギマを唱え続ける。
非効率だろうが、仲間が傷を負おうが、笑みを顔に絶やさず、バギマの連続詠唱。
バギマ以外……あと二つの呪文を除いて、彼女が魔法を使っているところを見たことがない。
レフレさんが言うところには、僧侶系の魔法、ほぼ全てマスターしているらしい。
ただ、バギマしか見たことがない。
というか、パーティの人達、誰一人彼女にホイミかベホイミをかけてくれ、と頼んでいるのを見たことがない。
みんな過剰に傷薬を常備していて、レフレさんがホイミをかけましょうか、と言っても、
やたら焦って、「たいしたこと無いよ」と言って目をそらしている。
一種の狂気すら感じる。
俺も、右にならって、回復魔法をかけてもらわないようにしている。
……そこで俺は一つの仮説にたどり着いた。
銃を持つと、やたら打ちたがるようになる様を、トリガーハッピーと言うらしい。
さしずめ、彼女は、トリガーハッピーならぬバギマーハッピーなんだろう。
戦闘時になると、気分が昂揚し、バギマを唱えずにはいられない。
自分でも何を言っているのかさっぱりわからないが、深く考えたら「いあいあ」といううなり声が聞こえてきそうで、
あんまり考えないようにしている。
……更に、な。
あまり思い出したくない記憶がまだ二つくらいある。
まだ俺が若かった頃……彼女に「バギマしか使えないんですか?」と聞いてしまったときがある。
「他の魔法も使えますよ〜」とやっぱり間延びした口調で答え、更に『実演してくれた。』
そのとき出現したウィンドウが、実によく事の顛末を表しているので、参照されたし。
『レフレシーギ は ザキ を唱えた!
カツキ は 息絶えた!』
……なんで俺が今こうして二本足で立っているのかは、僧侶さんに聞いてくれ。
正直、俺も覚えていない。
1時間くらい経ったとき、ふと気が付いたら、荷物を持って歩いていた。
他の人に聞いても、誰も何も知らないふりしてた。
だけど、何が起こったのか、あの人達は知っている。
だって、俺が聞いたとき、全員目をそらしてたもん。
レフレさんだけは何か言いかけてたけど、周りの人達に押さえつけられてたし。
……俺の精神を正常な状態に保つため、深く追求するのはやめておこう……。
いや、とても優しいんだよ!
レフレさんは、敵視されている俺を庇ってくれる数少ない人なんだよ!
(俺註:ルーちゃんは庇ってくれない……というか敵視されていることに気付いてくれないので除外)
なんであんな不思議体質で、うっかりさんなのか……うっ、うっ……口惜しい。
「あの……大丈夫ですか〜? 涙が出てますけど〜」
「あ、いや、本当に大丈夫ッス。ただちょっと汗が目に染みて……」
「そうですか〜」
レフレさんはニコニコしている。
ああ、巨乳……。
近くで見ているだけで、素晴らしい巨乳様でいい気分になれる。
しかし、あまり巨乳にとらわれすぎていると、背後から何をされるのかわからないので、
俺は彼女を追い抜き、更に足を速めた。
「……」
しかし、ええねぇ……おっぱい。
いっぱい、の「い」を「お」に変えて言ってご覧、ウフフ。
おっぱい! バカだなぁ、おっぱおだよ、おっぱお、エロイなぁ〜、お前。
おっぱい! おっぱい! おっぱい!
「……」
「う、ウフフ……おっぱ……うふ……」
「……? おっぱ?」
「うぉぁッ!?」
背後に、人がいた。
すっげ、ビックリした。心臓止まるかとオモタヨ。
ツバがめちゃくちゃながい三角帽子をかぶり、体がすっぽり隠れるほどのローブを羽織った女の子だ。
俺よりちょっと若い。見かけ、18、9くらいかな。
ツバが長い三角帽子を被って、日光を遮っているせいか、色白で不思議な目の色をした子だ。
彼女は、えっと「ソルチスティーノ」ちゃん。通称「ティー」
ソルチスティーノとはエスペラント語で「(誘惑する)魔女」のこと。
字でわかるように、ティーは魔女。
まぁ、誘惑するには色気がちょっと足りないけど。
ソルチスティーノというのは、本名じゃない。
魔女は本名をほいほい名乗るもんじゃなく、偽名なんだとか。
どことなく、不思議な感じがする子だ。
魔女だからなのかもしれないが、何か見ていてひっかかるような……。
彼女は寡黙だ。
あまり喋っているところを見たことがない。
俺に対しても、どちらかというと無関心な感じ。
あからさまに排斥されない分気が楽だが、空気のように思われるのもちょっと辛い。
ただ、ティーは俺が魔法薬を作ろうとすると必ずたき火のすぐ近くに寄ってくる。
意外にティーと仲が良い騎士のアルさんに、俺が不審なことをしないか見張っているように命じられたのか、
慣れない手つきで調合している俺のことをじっと見つめている。
ずっと黙って見ているもんだから、なんだか微妙な空気になってきて、話しかけてみた。
すると全てスルー。無視されました。
「……」
その魔女様が、俺の側により、何かを求めるかのように手を出してきた。
……先日、うっかりティーに俺が飴をあげてしまったのだ。
あまりに気まずかったので、ズボンのポケットの中にあったあめ玉を渡した。
百年以上前のものだが、俺と一緒に石になっていたから、別段問題はないだろう、と思って。
すると、あれだけ頑なに無視し続けてきたティーが、飴を口に含んでから、俺にしつこくつきまとうようになってきた。
言うまでもないが、あめ玉目当てだ。
この世界にあめ玉なんてないわけだから、よほどおいしく感じられたのだろう。
見かけよりもはるかに子どもっぽい気質なのか、何かに付け手を差し出し、あめ玉をねだってくる。
が、俺のズボンのポケットに入っていた飴はたった三つしかない。
一つはティーにやり、もう一つは俺が食い、最後の一つはねだってきたティーにあげた。
もう、残って無いのだ。
だからあげられない。
ティーに「飴はもうないんだ」と説明した。
すると彼女は黙ったまま、首を傾け、きょとんと俺を見つめている。
わかっていないのか、わかっていないふりをしているのか、はなっから俺の話を聞くつもりはないのか、
何度も俺に向かって手を出してくる。
困った。非常に困った。
無視しようにも、電撃が飛んでくる。
「だ、だから前に説明したとおり、もう飴は……」
ティーが片手を持ち上げると、その上に小さな小さな魔法陣が現れる。
青紫色の雷が、ちろちろ舌なめずりして俺を狙っている。
ティーの体をすっぽり覆う大きなローブが少しめくれ、その中身が見えた。
ティーはローブの下に、布とも革ともつかない不思議な服を着ている。
なんだか、魔法で制御された服で、物理防御力を高めるものなんだとか。
表面が黒光りしているのに、絹のように滑らかで且つ刃物でも簡単に切れない丈夫さを持っているらしい。
って、今はそんなこと考えている暇はない。
「か、勘弁してくださぃ! そ、それマジで痛いんです」
電撃を喰らえば、痛いだけじゃない、実際HPが減る。
これは完全に脅しだ。
普段黙っていて、それなりに可愛い子なんだが、飴のことになるとびっくりするほど活発になる。
毎度毎度、拷問のように電撃を喰らわされ、俺の手足に痺れが残るまでそれをやめない。
「ピギャァ!」
屠殺される豚のような悲鳴を上げて、俺はのけぞった。
電撃が俺に襲いかかり、激しい痛みを体に刻んでいく。
思わずその場にうずくまる。
背中の荷物がぐっと重く感じ、そのまま前に倒れてしまった。
「ぐぇ……」
120キロの荷物が俺を押しつぶしている。
それと同時に、電撃が激しい激痛を俺にもたらしている。
「……」
ああ、意識が……。
何かが、見える……。
白い光の中に、何かが。
あれは……白鳥?
……い、いや、あれは……。
「ララァァァッァ!」
俺は一気に意識を取り戻し、背中の荷物を根性で持ち上げ、立ち上がった。
「ハァハァ……今、何か見えちゃいけないものが見えた……」
まさか、ピュルルルルルルルゥという擬音とともに、白鳥が、ババアに変わるだなんて。
ババアがぞっとするような笑みを浮かべ、どこともつかない空間に浮かんでいる俺の周りを回って……。
白鳥を思い浮かばせる白い服を着て、あたりを回りまくるのは、一瞬、地獄に迷い込んだのかと思った。
ババアの被っていた帽子が、俺に向かって飛んできて、まるで生き物のように俺に絡みつこうとしてくるところで目が覚めた。
ああ、これ以上思い出したくない。
……ん? なんか、えーと……。
「……ごめん」
なさい、と続けて言っていたようだが、声が小さくて聞き取れなかった。
魔女のティーは、なんだかばつ悪そうな表情を浮かべている。
流石に、やりすぎたと思ったんだろう。
まあ、確かにやりすぎだ。
現に今俺のHPが赤文字表示だもの。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV17 HP 2/33 MP 12/12 状態:瀕死
特殊技能:シンクロ率400% スーパー 異世界の勇者の血 シンジ エロ妄想LV9 S2機関
精神:自爆 自爆 自爆 自爆 脱力 感応
魔法:チンカラホイ −MP2 」
不穏当な単語がいくつか混じっているが、今回は無視しよう。
あれは悪夢だ……悪夢なんだ……。
「……」
ティーは目線を反らし、そのままトテトテ歩いて先に行ってしまった。
なんというか、かわいいことはかわいいんだが、やること過激なんだよなぁ。
俺は懐から丸薬の入ったビンを取り出した。
この世界でもっとも簡易的な回復薬が入っている。
一粒飲むだけで、HPが500回復する。
だけど、他の人達、「これじゃ回復したうちに入らないよ」って言ってた。
チクショウ! 回復したうちに入らないよって、俺の最大HPの15倍以上だよッ! チクショウ!
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV17 HP 33/33 MP 12/12 状態:正常
特殊技能:シンクロ率400% てんじき 異世界の勇者の血 ゆう エロ妄想LV9 S2機関
精神:自爆 自爆 自爆 自爆 脱力 感応
魔法:チンカラホイ −MP2 」
ふう、なんとか生命の危機は去った。
かわりに不穏当な単語のレベルが格段に上がっているが。
ふと、ティーの後ろ姿を見てみる。
……まあ、魔女なんて同じような帽子被ってるからな……。
多分、気のせい……だろ。
ババアの帽子に似ているだなんて、な?
年甲斐もなく『GOGO Let’s GO』なんてワッペンつけてて、
あの帽子にも同じものがついてるけど、気のせいだろ。
と、意味深な科白を吐きつつ、俺は再びグッと足を前に踏み出した。
「ニャー」
と、そこに猫が現れた。正確には猫人だ。
所謂獣人と言われる生き物。
種族的には、ワーキャットと呼ばれるモンらしい。
この子も、この勇者のパーティの一人だ。
胸と腰に毛皮で出来た水着のようなものをつけている。
無論、ネコミミ、ネコシッポ、猫の手、猫の足標準装備。
まるで男の夢が具現化しているようだ。
真っ白い毛がちょびちょび生えているが、人間の女の子と耳と手と足と尻尾が生えている以外ほとんどかわらない。
そんな子が、にゃーにゃー言いながら、俺の目の前にいる。
なんというか、感慨に浸ってしまう。
「どうしたのにゃ?」
ひょいと顔を近づけ、金色の猫目でこちらを見てくる。
なんだか、見透かされているような気がしたので、溜まらなくなり視線を外した。
彼女に名前を聞いたとき、彼女は「まだない」と言った。
何故、モチをくわえて二本足で台所中を踊り狂う猫の真似をしているのか、続けて聞いてみると、
「名前は、まあ、気に入ったものがないからニャー。
みんなは、ニャーのことを猫さんとか、ミケとか好きな風に呼んでるニャー」
くしくしと首を裏を掻きながら、そう答えた。
白い毛しか生えていないのに、ミケとは中々学術的に興味があるな。
俺には俺の、その彼女の呼称を考えていい、と言われた。
彼女の言うとおり、他のメンバーは「ミケ」だの「タマ」だのみんな違う名称で彼女を呼んでいる。
流石に、シロとかニャンコとかだと色気がなさ過ぎるので、女性っぽい名前を考えてみた。
「ナツメ? ふぅん……変な名前ニャね」
何から取った名前かは、敢えて言うまい。
彼女――獣人猫娘のナツメは、まあ、かわいい奴だった。
その強靱な肉体から繰り出される、猫キックと猫パンチは、殺人級の威力を持っていたが……。
現に彼女には、じゃれてきたとき何度か殺されている。
なんで生きているのかは、これまた僧侶さんに聞いてくれ。
「ニャー」
細身の体を、猫っぽくくねらせて俺の周りをぐるぐる回るナツメ。
ミケ、タマ、猫ちゃん、という色気もクソもない名前ではなく、ちゃんと女性っぽく聞こえる名前をあげたからか、
ナツメには何故か好かれている。
俺も、好かれて悪い気はしない。
例え、俺にじゃれたときに繰り出した猫パンチが、俺を殺しちゃっているとしても、だ。
「ニャー、カツキ」
ぷに、と柔らかいものが手に触れる。
おっぱいじゃない、肉球だ。
ああ、癒される……。
元々猫好きだから、なんかこう、おっきな肉球でぷにぷにされると、とても心地いい。
中々、いい感じにほんわかしたので、お礼にナツメの頭を撫でてやった。
「にゃはー」
猫っぽく目を細め、気持ちよさそうにしている。
うむっ、頭を撫でた甲斐があるというものだッ。
調子にのって喉を撫でてやろうと思ったそのときだった。
バムッという弾ける音の直後、何かが空気を裂くような音が耳に届く。
驚いて手を引っ込めると、今まで俺の手のあった部分に、矢が飛んできた。
「ひっ!」
びぃぃぃんと空気が震える音を立て、近くにあった木に矢が突き刺さっている。
一瞬でも腕を引っ込めるのが遅かったら、あの矢は木じゃなくて俺の腕に突き刺さっていただろう。
いや、突き刺さるだけに飽きたらず、俺の腕が肩からちぎれ、断面図を見ると同時に、俺は死んでいただろう。
腕を切り離された状態で、ザオリクが効いてくれればいいが、効かなかったら、そこで俺の旅はオシマイだ。
咄嗟に矢が飛んできた方向に目を向ける。
一瞬、そこで何かが動いたように見えたが、誰もいなかった。
ヤバイ、やばいぞ、俺を狙っている。
また、あの人だ……。
森の木が一斉にざわめく。
どこにいる、どこで俺を狙っている。
「う、うわああああああ!!」
その場でなんとか見極めようとしたが、SAN値が急低下していた状態でそれは無理だった。
がむしゃらに走った。
しかしそれが良かったのか、次々とどこからか飛んでくる矢が一発も当たらない。
今まで立っていた場所に道が出来るように、矢が地面に突き刺さっていく。
段々その間隔も短くなってきて……。
「うわっ!」
目から火花が散った。
大丈夫、今度は比喩だ。
よく前を見ず走ってしまったせいで、木に頭からぶつかってしまった。
視界が動き、青い空に向く。
あいたたたたた……。
青い空に浮かぶ木の葉っぱが、俺の突進を受けたせいか何枚かひらひら落ちてきた。
「ひゃ、あっ、きゃっ……」
そして、それと同時に俺の上に、きらめく金髪をたなびかせ、緑色の服を着た人が落ちてきた。
「ぐふぅっ!」
俺の腹の上に「v=2gh」で落ちてくる人。
俺のHPがあと残り2しかなくなってしもた。
「こ、この! 何をするか不埒者がッ!」
しかも俺の上に落ちてきた人のこの言いよう。
もうやんなっちまいますよ。
彼女もパーティの一人だからもうイヤだ。
遙か昔に滅びたエルフ王国の王族の末裔だかなんだか知らないが、上に乗っかられたらとりあえず苦しい。
「気安く体に触りおってからに……汚わらしい人間の男め!」
彼女は俺の上に乗ったまま、俺を罵倒している。
彼女の名前は、「フォルスト・アルボアルバーロ・アルバレート」 通称、フォル。
俺は皮肉を込めて、フォル様と様付けしてやっている。
「ど、どうでもいいから、早くどいてくれ……重くて死にそうだ」
「なっ、なんだと、誰が重いと言うのか! 無礼な!」
ひ、人の話を聞けよ……。
「む……フォル様、俺の上に乗っていて楽しいんですかぃ? 楽しいんならいいですが」
「馬鹿なことを言うな! 誰がお前のような汚物の上に乗っていて楽しいと思うのだ!」
「だ、だったら、早くおどきにならないとマズイんじゃないんスか」
フォル様は俺の言葉を聞いて、ようやく気付いたのか、サッと俺の上から飛び退いた。
そうか、偶然フォル様が俺を狙っていた木にぶつかったのか。
確かに災難だったが、ある種幸運だったのかもしれない。
フォル様は俺が丁寧に教えてあげたというのに、三歩離れ、うううううう、と唸っていた。
聞き取れないが、小さな声で罵倒している。
「く、クズの分際で私に恥をかかせおって……」
真っ赤な顔をして、背中に手を回した。
しかし、手は空を切る。
フォル様は、あるはずの感触がないことに気が付き、あっと小さく声をあげ、
あたりをきょろきょろ見回し始めた。
「あー、ひょっとして探しているのはこれですかね?」
俺は地面に落ちていた矢筒を拾って、ぽんぽんと手の中で弄んでいた。
じゃらじゃらと、音を立て、中に入っている矢が右往左往している。
「そ、それだッ! か、返せ、人間! えぇい、貴様、盗人でもあったか!」
いや、フォル様が木から落ちたときに、地面に転がっていたのを拾っただけなんですが……。
この人、気位が高いというか、ただのアホな子だ。
変にプライドだけ高いから、余計に滑稽。
「別に盗んだわけじゃありませんよ。ほら、返します」
「え? そ、そうか、そうだな……人間にエルフである私の荷物を盗む度胸など、あるわけがないな」
ただ、やりこめるのは非常に簡単だわな、バカだから。
矢筒をそのまま差し出した。
「カツキ〜」
不意にナツメの声がした。
矢の後を追って、俺のことを追ってきたんだろう。
にゃんにゃん、と言いながら、俺の近くに寄ってくる。
あ、ヤバ……。
フォル様が腰元に手を当てるのが見えた。
次の瞬間、煌めくナイフが俺の喉を襲う。
「あ、あああああ〜〜〜〜〜! な、なんということをする!」
俺は咄嗟に手に持っていたものを盾にして、喉を守った。
矢筒に銀のナイフが突き刺さり、完全に貫通してしまっている。
中に入っている矢も、何本か折れていた。
顔色を変えたのは、フォル様。
フォル様は、勇者のルーちゃんと猫娘のナツメのことを気に入っていて、
それに好かれている俺のことを特に憎んでいるのだ。
さっきの矢の雨や、不必要に高圧的な態度はそれが原因なんだろう。
「こ、この……人間め! これは父上から頂いた大事な矢筒であったのに……」
「お、俺の命だって、俺の両親から貰った、この世で一つしかない大切なもんですよっ!」
もう何度も死んでいて、親父とお袋に申し訳が立ってないけどな!
「貴様の命の価値なぞ、この矢筒に比べればッ!」
酷ッ!
いくらなんでも酷すぎるッ!
確かに、僧侶のレフレさんに「新しい魔法覚えました〜」と言われ、
「な、何を覚えたんですか」と答えたら「ザオラルですぅ、今ぁ、試しますねぇ……ザキ」
と反応する前に実演してもらって、おもしろ愉快な死に方をしている俺だけど、
俺の魂矢筒以下、と言われるのはちょっと納得がいかねぇ!
ザオリク使えるくせに、ザオラルをその後に覚えるレフレさんも納得がいかねぇ!
「直せ! 今すぐこれを直せ!」
「む、無理っすよ! 第一、いきなり襲いかかって来る方が……」
そのときだった。
フォル様の手にある矢筒に、赤い魔法陣が展開される。
「あ?」
魔法陣から魔力が溢れ、ゆっくり収束して、魔法陣が消え去った後には、
新品同様、傷一つ無い矢筒があった。
「……」
ふっと振り向くと、そこにはさっき別れたはずのソルチスティーノ、ティーがいた。
無表情で、矢筒に杖を向けている。
「……」
そして、俺に向かって手を差し出す。
「い、いや、直して頂いたのはとても嬉しいんですけどね。飴は本当にもうないんですって」
ティーはきょとんとした表情で俺を見ている。
「……恩を」
仇で返された、と続けていっていたが声が尻つぼみで聞こえなかった。
い、いや、仇って……。
「おお、ありがたい! ソルチスティーノどの。
エルフ族代表として礼を言いたい」
まるで子どものように矢筒を抱きしめたまま、フォル様は言った。
「何でも願いを言って欲しい。一族の代表としてそれに応えよう」
「……別に」
フォル様は偉そうに言っているのを、ティーは受けなかった。
例の如く、いい、と最後まで言っていたが、聞き取れない。
そのままティーはとてとてと先に行ってしまった。
「……なんと謙虚なお方だ。エルフ族代表として、ソルチスティーノどのに出会えたことを幸運に思う」
……この人も大概、シヤワセな脳の構造しているなぁ。
謙虚だから言ってるんじゃなくて、まるっきり相手にしていないことになんで気付かないんだろう。
あまり好ましい感情を抱かれていない俺ですら、無視されていないというのに。
ティーは無口で、大抵無表情だけど、それでも何かしら人に対しているときには表情が変わる。
フォル様に向けられている表情は、言いたくはないけど「蔑み」が混じっている。
虚栄心にとらわれたフォル様に向ける目としては、それはそれでありなんだろうが……ねぇ。
「……ふんっ」
そしてフォル様が俺に向ける目も「蔑み」が混じっている。
この人、単純だからすぐに思考が読める。
大方、
「私はソルチスティーノどのに褒美を要求されず、こいつは要求された。
ということはやはり私は高貴で、こいつは下賤。やはり見る人が見れば違うものだ」
とか考えているんだろう。
呆れを通り越して、憐れに見えてくる、
そして、この人が代表を自称するたびにエルフ族の皆様方に深い同情の念がわく。
なんでこんな人格のレベルが低い人がこのパーティにいるんだろう、と思うけど、
やはりそれは弓の扱いに長けているからだろう。
さっき俺に射かけてきた矢も、いくらかの誤算はあったろうが、
俺が全力で避けてぎりぎり当たらないところ調節して放ってきたみたいだし。
「……」
俺は、つまらない優越心に浸って上機嫌になっている彼女を更に喜ばせるために、
俺の足下でにゃんにゃん言っているナツメにこっそり指示を出した。
「ふぉるー、にゃーん」
ナツメはフォル様にとりつき、じゃれる。
フォル様は笑顔になって、一瞬俺をにらめつけたが、そのままナツメとともに行ってしまった。
はあ、疲れる……。
「まあ、あれはあれで賢明なところもあるのでござるよ」
「そうっすかねぇ」
背後から、一人の人がやってきた。
俺の考えを読んでいるかのように、言う。
このパーティの一番の人格者だ。
新撰組のような袴を着た女侍。
ファンタジーのこの世界で、一番浮いている存在といえば彼女がそうだろう。
腰元にポン刀を携え、優美に歩いていく様。
懐が深く、誰に対しても公平正大に受け、応える。
純粋な戦闘能力で言えば、このパーティで最も高い存在でありながら、
それに奢らず、謙虚で、しかし芯が強い。
特筆すべきは、とても、糸目です。
彼女の名前は……はて、何だったか。
俺は、この人のことを、いつも「姐さん」と呼んでいる。
そう、彼女は「姐さん」と言うに相応しい人なのだ。
……そういえば、まだ名前を言ったことはなかった、か。
「それより、どうでござるか? もう旅に慣れたでござる?」
「ええ、まあ、荷物に押しつぶされて死ぬようなことはもうないっスね」
だからと言って名前を聞くようなことはしない。
姐さんは姐さんなのだから。
「ふむ……それでは」
「あ、剣の稽古っちゅうのは遠慮させていただきますぅ」
姐さんは、開いているのか開いていないのかいまいちよくわからない目でこちらを見ていた。
あのフォル様とは打ってかわって、こちらは何を考えているのか、わからない。
以前から、姐さんからは剣の稽古をつけてやる、と言われていた。
姐さんは自分の身を守る手段を身につけるべきだと主張している。
が、正直な話、この疲労の溜まった体で剣のお稽古をやったら、
ただでさえ死にまくっているこの体だというのに、ますます死亡回数が多くなってしまう。
時間の問題もある。
日中は道無き道を歩き、夕方から夜にかけてお勉強プラス色々な魔法薬の調合。
そこに剣のお稽古を入れるならば、朝早くか、
それともお勉強と調合をみんなが寝静まってから行うか、のどっちかしかない。
どっちをとっても、俺の睡眠時間が著しく削られることになる。
そこまでやったら、流石に俺の魂がすり切れてしまいそうだ。
ただでさえ、デッドオアアライブで内憂外患な生活をしているというのに、
更に精神に負荷をかけてしまったら、「俺を殺してくださいっ」と叫んじゃうかもしれない。
そして、ここはその叫びに嬉々として従う連中がゴロゴロいるパーティなのだ。
だから、姐さんの好意の申し出も、残念ながら拒否させていただいた。
「まあ、カツキどのがそういうのなら強制はしないでござるが」
「はぁ、すんません」
「いいでござるよ」
姐さんは気にした様子もなく、悠然と道を歩いていく。
はぁ、姐さん。かっこいいぜ。
なんちゅうか、威風堂々というか……。
人間できている人っていいね!
レフレさんとか、優しいけど、今まで一番俺を殺している人だし。
ルーちゃんも、かわいいけど、空気読めないし。
ナツメも、猫だけど、余計なバカエルフが付いてくるし。
「……ふむぅ……カツキどの、馬車の方へ向かった方がいい」
突然、姐さんがその場に立ち止まった。
優しく垂れている糸目がきりりと引き締まり、辺りを警戒している。
どうやらモンスターが近くにいるらしい。
「は、はいっす。他の人達に知らせて来ますね」
「あ、いや、その必要はないでござる。それほど数は多くない、拙者一人で片づけられるでござるよ」
「うぃっす、じゃ、じゃあ、俺は先に……」
女性一人残して、こそこそ逃げる情けない奴なんて後ろ指をささないでくれ。
今の俺が例え一万人いたとしても、姐さんなら指一本触れさせず全員斬り殺せるほど強いのだ。
まあ、俺が極端に弱すぎる、ということもあるんだけど。
「……む、やはり離れない方がいいでござるな。これは、かなり近い。しかも、思ったより、多い?」
俺が馬車に向かおうとした瞬間、近くの茂みから何か得体の知れないものが飛び出してきた。
黒っぽい骨の塊が、地面を這うようにして俺に近づいてきた。
「う、うわぁああ!!」
なんら秩序のない、うずたかく盛られた何かの骨の山。
悪夢に出てきそうなそれは、確かに現実に存在しており。
「むんッ!」
次の瞬間、姐さんによって、切り崩された。
多くの骨が剣撃で断ちきられ、山を構成していた骨が宙を舞う。
「まず一つ……」
ひ、一つって、まだ来るの!?
お、俺、腰が抜けちゃって、動けないんすけど……。
……我ながら情けない勇者もいたもんだ。
と、不意に木の陰から何かが飛び出した。
あ、あれ、木だよ!
木の陰から何か飛び出したと思ったら、木そのものが動いてたよ! びっくりだ!
よく見たら、根っこと思っていたものが足で枝が腕。
ヒビだと思っていたのが目、鼻で、口までついている。
「う゛ぉう゛ぁあああああ」
「おぅわぁあああああ!!!」
奇声を上げ、腕をぶんぶん振り回して、俺に向かってきた。
お、おしっこちびりそうだっ!
「むんっ!」
しかし、そこへ糸目をちょっと開いた姐さんがやってきた。
俺を庇うように立ち、手にしたポン刀で袈裟切り。
ぶしゃああ、という噴出音とともに、不気味な紫色の血を大量に流し、木のモンスターは事切れた。
や、やべ、ちょっと漏らしちゃった……。
その他にも不気味なモンスターが続々現れた。
後に追いついてきた他の仲間が一人やってきて、なんとか事なきを経た。
な? こんなモンスター、俺の手に負えないって。
気持ち悪いし、強いし、ヤバイ。
「大丈夫か、カツキどの」
「え、ええ……パンツの代えは必要ッスけど、ケガは何も……」
……今、気が付いた。
バカエルフことフォル様が木の上から落ちて下敷きになった状態から、HP回復してねぇや。
HP残量が残り2だよ、あはー。……死ぬところだった。
まあ、俺の場合、HPがマックスでも2でも一撃喰らっただけでゲームオーバーなんだけどね、あはー!
本当に、毎日が崖っぷちです。
「……貧弱な男だ」
と、全く持ってその通りな意見を言ってきた人がいた。
ちなみに、騎士のアルさんじゃない。
アルさんは、俺とウンコにたかっている蝿、どっちが好きですか、と尋ねたら、蝿と答えるに違いないので、
俺のことなんて無視だ。
第一、アルさんは少し後ろにいる馬車の護衛をしている。
格闘家の「フラカーシ・エクステルミ」さん。
何故か愛称が「クーヤ」という元の名前から連想できないもの。
小柄な体で、俊敏且つ力持ちだ。
赤いゴムでまとめたツインテールが唯一のおしゃれ。
丈夫な素材でできた道着を着て、日々肉体鍛錬にいそしんでいる。
ちなみに、彼女の人の付き合いの決め方は、「強いかどうか」この一言に集約される。
つまり、俺はゴキブリ以下ってこった。
うん、彼女は強い。
格闘家の強さの尺度を表すものとして「熊殺し」とか「虎殺し」とかいう二つ名がある。
彼女はそういうレベルを超越した存在だ。
ガンダムくらいなら素手で倒せるだろう。
てつのつめを装備したら、サイコガンダムMk−Vぐらい破壊できるかもしれない。
古代遺跡付近で突然現れた巨大なゴーレムをでこぴん一発で瞬時に粉にしていたからな。
人外どころか、完全に物理法則から外れている生き物であることは確かだ。
女侍の姐さんが静としたら、クーヤたんは動。
騎士のアルさんはまたちょっと別の分野ではあるが、そんな感じだ。
姐さんが気を静め一撃必殺を狙うのに対し、クーヤたんはとりあえず殴って殺す、って感じ。
姐さんがキラーマシンなのに対し、クーヤたんはギガンテス、って感じ。
姐さんもどっこいどっこいだが、どちらかというとクーヤたんは冷たい印象を受ける。
どちらも敵を倒すときには、顔色を変えず黙々と敵を破壊していくが、
クーヤたんの方が仲間に対する気配りよりも、効率を優先している節がある。
まあ、それが結果的に味方の被害を減少していることもあるのだが、なんつーか、クールだなぁ、と思う。
俺よりも頭一つ分低い小さな体だが、その性能は俺の一千倍は超えているんじゃないかな。
「いやぁ、クーヤさん、助かりましたわ」
とりあえず、媚びを売っておこう。
「相変わらず強いッスね。その拳は岩をも、鉄の壁をも砕き、悪の野望を破壊する。
その蹴りは森を揺るがし、地を揺るがし、魔族を震い上がらせる。
いやぁ、素晴らしいッス」
「……」
……いささかやりすぎたせいか、クーヤたんは咳払いしてそっぽを向いてしまった。
「……まだ残党が残っているかも知れない。馬車のところへいけ」
少しうわずった声でそう指示された。
まあ、確かに俺がここにいても結局のところ超足手まといにしかならないので、さっさと馬車へと向かった。
荷物が重いけど、ふんばるぞっ、と。
急ぎ足で来た道を戻ると馬車が見えた。
馬車の横には騎士のアルさんが歩いていて、その傍らにルーちゃんがいる。
この馬車には、例のVIPがいるのだ。
確か、ピアユートという国のお姫様だ。
えっと確か名前は「プリンツィーノ・レヂュンド・レヂュランド……なんとか……ピアトーユ」だったような気がする。
複雑過ぎてわからん、姫様と呼べばいいか。
「どうした?」
急ぎ戻ってきた騎士のアルさんが声をかけてきた。
確かに俺は、アルさんにとって蝿以下だが、俺のもたらす情報は別だ。
騎士たる者、公私混同しないんだろう。
「ちょっと先にモンスターが出まして。姐さんとクーヤさんがあらかた片づけたんですが、まだ残党が残っているかも、と言づてを」
ここは近くに村があって、比較的モンスターの少ない地帯だ。
というか、ほとんど出現しないらしい。
街道が一本道で続いているため迷うこともない。
だからこそ、みんな各々のペースで道を歩いている。
「そうか……」
あー、疲れた。
ただでさえ重い荷物を持ったまま、早歩きで進んで、
電撃を受けて悶えたり、矢を避けるために走り回ったり、モンスターの襲撃に怯えたりしていたのだ。
疲れがどっと出てきた。
「……何をしている、置いていくぞ」
そんな俺にアルさんは冷たく言い放つ。
「ちょ、ちょっと疲れちゃって……」
膝に手をつき、息を整える。が、中々整えられない。
「では、置いていこう」
「お、置いてかないでくださいよっ! こんなところに置いていかれたら、死にますって!」
あのモンスターの姿が思い出される。
もしこの近くにモンスターがまだ残っていたのなら……。
食われて死ぬね、うん、当然。
……。
いやじゃあああああああ!! 死ぬのはいやじゃあああああああ!!
「アルちゃん、酷いよ。カツキ君、置いてったら三秒で死んじゃうよ」
ナイスフォローだ、ルーちゃん。
だが、改めて三秒で死ぬとか言われるとちょっとショックだ。
「……ちっ、死ねばいいのに」
こっちはこっちで超酷い。くそっ、動けマイボディ。息を切らしている暇はないぞ。
「ではどうする?
モンスターがこの付近にいると分かった以上、姫様をここにとどまらせておくことはできまい。
それとも、ルー、お前があの男を背負っていくとでも?」
「ん……別に背負っていってもいいけど、いざというときに動きづらくなっちゃうし……」
一瞬渋っていたルーちゃんだが、ルーちゃんの頭に何故か、豆電球がピコーンと光っているエフェクトが見えた。
「いいよ。カツキ君、背中に乗って」
ルーちゃんがこちらに素早く近寄り、俺に背中を見せてしゃがみこんだ。
え? いや、何?
少々パニックに陥り、助けを求めるかのようにアルさんに目を向けた。
アルさんもちょうど俺の方に目を向けているところだった。
ちなみに、ガンダム(羽が生えた奴)に乗ったテロリストのような目で俺を見てきた。
「お前を殺す」とか言った後、救急車を強奪しそうだよ!
お、俺が悪いんか!?
「正気か、ルー」
「え? 何が?」
「その男を背中に乗せるなど……何を考えている」
ちょ、ちょっとまて。これって、ひょっとしたら、ぴ、ピンチじゃね!?
「なんで?」
「あ、あわわわわわっわ! も、もういいから! もう自分で歩くから!!」
ルーちゃんがうっかり口を滑らせる前に、俺が間に割り入った。
がくがく震え、酷使しすぎで感覚が鈍くなった足を無理矢理動かす。
「止まれ」
アルさんが俺に剣を突きつけてきた。
燃えるような赤い刀身が、俺の首元を狙っている。
「ひ、ひっ!」
や、やばい……殺され……。
「……馬車を止めろ。ちんたらしていたせいで敵が来た。
クソッ! 何故こんなところに……」
へ?
「う゛ぁう゛ぉああああ!!」
「ぎゃああああああ! また出たぁあああああ!!」
俺の背後に立っていた木が、突如動き出し、ぶんぶんと腕を振って追いかけてくる。
怖い! 怖い! 超怖ぇえええええ!!
「カツキ君!」
ルーちゃんが手に持った剣で、木のモンスターに飛びかかっていった。
野太い剣を木のモンスターに突き刺し、一瞬で遠ざかる。
派手に紫色の血が飛び散り、一撃で倒れた。
「う゛ぁう゛ぉああああ!」
「チッ、数が多いな」
辺りにいた木が「う゛ぁう゛ぉああああ」とかいう奇声を上げながら、次々とその本性を現していく。
あ……悪夢だ……これは、とんでもない悪夢の光景だぁ……。
アルさんとルーちゃんが、魔族の群れに飛び込んで戦いを始めている。
流石二人とも、勇者と手練れの騎士なだけ、木のモンスターなんて歯牙にも琵琶湖にもかけず斬り倒している。
ルーちゃんが、さっき俺を守ってくれていたように手の剣を突き刺してトドメをさせば、
アルさんが、目にも止まらぬ早業で全ての枝と根をそぎ落とし、戦闘不能に陥らせていく。
「う゛ぁう゛ぉああああ!」
いきなり俺の近くにあった木が襲いかかってきた。
う、うああああああ!!
「カツキ君ッ!」
ルーちゃんの声が聞こえる。
ま、まずい、間に合わな……。
木のモンスターが枝を振り上げ、俺を地面に叩きつけようとする。
「手間をかけさせるなッ」
しかし、何とか間一髪アルさんの剣が木のモンスターの枝を切り落とした。
俺から少し離れた場所に太い枝が落ちる。
「カツキ君! 大丈夫!? ケガはない! 死んでない?!」
ルーちゃんが飛び寄って、俺の肩を強く揺さぶった。
「そんな奴、放っておけ!」
「だ、だけど!」
「早く片づければ、そいつも死にはしないだろ!」
ルーちゃんはしばし渋っていたようだが、アルさんの意見がもっともだと思ったのだろう。
強く剣を握りしめた。
「ボクとアルさんがすぐに片づけるから! カツキ君はどこか安全なところに隠れてて!」
「あ、安全なとこって……」
ルーちゃんはアルさんが見ていないことを確認すると、俺を抱きしめてきた。
あ……。ルーちゃんの心臓の鼓動まで聞こえるほど密着した状態。
心地よく、少し落ち着きを取り戻してきた。
「ボクが守るから!」
ルーちゃんはそう言うと、キスしてきた。
ただ唇が触れただけの簡単なキスだけど、何か深いつながりのようなものを感じた。
「が、がんばってね」
かろうじて出た言葉がこれだ。
心底情けない。
ただ、ルーちゃんは俺の応援の言葉を聞くと、顔をほころばせ、うん、と頷いて
剣を取り、モンスターの群れへと飛び込んでいった。
……あ、安全な場所ってどこだろう?
周りを見回してみて、安全な場所は見あたらない。
どこもかしこもモンスターだらけ。
不必要に動いたら、確実にミンチにされてしまう。
あ、いや、一箇所だけあった。馬車だ。
馬車の中は、まあ、安全と言えば安全かもしれない。
俺は急いで馬車へと向かった。
馬車、と言うが、引いているのはウマではない。
ウマとトカゲの合いの子のような変な生き物が引いている。
確か、ウマトカゲとかトカゲウマとかそんなような、見た目まんまの名前だった。
このトカゲウマは、モンスターの襲撃に遭っているというのにぼーっとしている。
これがウマだったら、危険を察知して暴れていただろうが、じっと動かないでいる。
よし、好都合だ。
俺はさっと足をかけ、布をかき分け馬車の中に入り込んだ。
「ひっ! ち、近寄らないで!」
「あ、いや、お、俺はモンスターじゃないっす。カツキです」
中にいたお姫様が、中に入ってくる俺をモンスターと勘違いしたのか、
震えながら言ってきた。
ああ、いい……普通の人っていいね!
俺一人だけがびびっているだけかと思って、ちょっと自信を無くしかけていたけど、
こうやって俺と同じように怖がっている人がいるっていうのはある意味安心感が沸く。
「な、何があったの? 外が騒がしいようだけど」
「モンスターが出てきたんですけど、大丈夫です。
アルさんやルーちゃんが討伐に出てますから!」
「そ、そうなの……」
お姫様は身を縮こませて震えている。
センヴィーが誘拐して、監禁しているときにも同様に震えていた。
まあ、普通の人だったらトラウマを負うよなぁ。
「そ、それに、大丈夫っすよ!
も、もしモンスターがやってきても、お、俺が守りますから!」
まっこと男らしかったルーちゃんに触発されてか、
それともお姫様が俺と同じようにモンスターに震えるからか、
俺は咄嗟にこんな無責任なことを言っていた。
ルーちゃんも保護欲を刺激されるような容姿をしているが、
彼女の場合、俺は保護する方じゃなくて保護される方だからなんとも言い難い。
とにかく、言ってしまった手前……無論言わなかったとしても、お姫様は守らねばならないだろう。
だって、俺、男じゃけんのう。
背中に背負った荷物をどっかと馬車の中に降ろし、バッグの中を漁る。
何か武器になるようなものを探さないと……。
クーヤたんみたいに、デコピンで敵を倒せるような肉体を持っていないもんね。
「えぇい、これじゃない、これでもない……」
バッグの中はろくなものが入っていなかった。
いや、確かに重要なものも多く入っているが、戦闘に役に立ちそうなものは、調合とかしないと全くない。
せ、せめてハリーポッターの本があれば……。
あの人を撲殺できそうな厚さのハリーポッターの本があれば……。
ていうか、撲殺する以外何も用途をなさないあの本があれば……。
「っきゃああああああ!」
お姫様の絹を裂くような悲鳴が馬車の中にとどろいた。
咄嗟に目を向けると、馬車の入り口に緑色の小人が立っている。
ゴブリンとかいうモンスターだ。
ルーちゃんやアルさんが、上を見ていて見逃してしまったんだろう。
……ここいらの地帯はモンスターが滅多に出ない場所といいつつも、あれだけ大量のモンスターが出てくる。
っつーことは、やはりこのパーティを全滅させるための罠なんだろうか。
「う、うわああああああああ!!!」
死にたくはないが、これ以上恥をさらすわけにはいかない。
荷物を漁っていた手を止め、何も考えずにゴブリンに向かって突進した。
ああ、楽だ。何も考えないってことは。
「げべぇ!」
気持ち悪い声を上げ、ゴブリンは馬車の外へとはじき出された。
俺も、ゴブリンとともに馬車の外へと出る。
「こ、こんにゃろ! こんにゃろ! 俺だって、ただ震えてるわけにはいかないんだよーッ!」
そう、情けないとはいえ、俺は勇者なのだ。こんなとこでへばっているわけにはいかん!
何より、俺のことを慕ってくれているルーちゃんやセンヴィーに申し訳が立たない!
ゴブリンとともに地面を転がっていく。
しかしやがて俺がマウントポジションをとった。
「お、お、俺だって! 好きで戦っているんじゃないんだッ!」
戦ったのはこれで初めてだが、俺はがむしゃらに拳でゴブリンを殴りつけた。
はたから見れば、子どものような体形のゴブリンを殴っている光景は幼児虐待にみえるかもしれない。
だけど、やらなきゃ、やられるんだ!
何度も何度も殴りつけると、抵抗していたゴブリンがぐったり動かなくなっていた。
……手が痛い。
「 ヤマモト カツキ : 勇者 LV18 HP 35/35 MP 13/13
特殊技能:ゼロシステム 異世界の勇者の血 エロ妄想LV9
精神:自爆 自爆 自爆 自爆 脱力 感応
魔法:チンカラホイ −MP2 」
レベルが上がった……。
倒したのか……。
どっと疲れが出てきた。
だけどその反面、不思議な充足感に満たされている。
なんか一皮むけたな、って感じの。
……。
あれ?
そういえば、俺、馬車から出ちゃった。
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
「う゛ぉう゛ぁああああ!」
……う゛ぉう゛ぁああああ!
木のモンスターに囲まれている俺。
……人生\(^o^)/オワタ
「あっ! カツキ君じゃないですか〜、大丈夫ですか〜?」
「れ、レフレさん! た、助けてください!」
ああ、レフレさん。グッドタイミング! やっぱりレフレさんは俺の女神様だ!
「わかりました〜」
「ば、バギマじゃ間に合いませんよ!」
「わかってますよぅ〜」
拗ねたようにレフレさんはいい、手をかざした。
レフレさんの周りに魔力が集まっていくエフェクトが出現する。
……あれ? バギマじゃ間に合わなかったら、何の魔法使うんだろう?
「……ザラキ」
レフレさんのみずみずしい唇から紡がれる死の言葉。
それは黒い煙のように具現化し、それ自身が奇矯な声を上げ、生ある者を包み込んでいく。
あ、あれ?
この煙って、俺と敵さんを区別できるのん?
Answer.できません。
ちょ、タンマ!
黒い霧に無数の骸骨が見えるよ! ちょ、ま、そんな鎌こっちに向けないでよ!
や、やだ! だめ、そんなことしたら、あああ、なんか見える、なんか見えるよ!
ぐつぐつ煮えた釜が見えるよ! あああ、あああああ!!!!!
ひ、ひっぱるな、おいこら! そ、そっちにはいきたくない!
いきた……いきたくないんだって! はなせ! ひっぱるな、お願いですからひっぱらないで。
あ、ああ、いやだいやだ、ああああ! た、たすけ……たすけてぇえええええええええ!!!
うわああ……。
『 レフレシーギ は ザラキ を唱えた。
トレントA は 息絶えた!
トレントB は 息絶えた!
トレントC は 息絶えた!
トレントD は 息絶えた!
トレントE は 息絶えた!
トレントF は 息絶えた!
ダークトレント は 息絶えた!
カツキ は 息絶えた! 』
……気が付くと、村についてたファンタジー。
毎度毎度思うんだが、死ぬ直前と死んでから生き返るまでと生き返ってからしばらくの記憶が全部無いのは何故だろう?
なんだか、言葉に言い表せないような目に遭っているような気がするんだが……。
深く追求するのはやめよう。
何故か、このことを考えると、変な骸骨が気が違った笑い声を上げながらこちらに向かってくるムービーが脳内で再生される。
あんまり考えるな、ってことだろうから、もう考えるの止めよう。
「大丈夫だった? カツキ君」
ルーちゃんが心配そうに声をかけてきた。
「いままでずっと気絶してたんだよ?」
……何その事実改変。
ていうか、後ろでレフレさんが何か言いたそうにしてるんですけど。
「あのぅ〜、気絶じゃなくて……」
本当に何か言いかけた瞬間、ルーちゃんが弾丸のように振り返り、レフレさんの口を封じた。
「言っちゃだめだって言ったでしょ!」
ごめん、ルーちゃん、それ、もろ聞こえ。
「あ、あはは、ちょっと用を思い出しちゃった……」
ルーちゃんは振り返り、ひきつった笑みを浮かべながら、レフレさんを引きずって部屋の外へと行ってしまった。
……久しぶりに、人間の作ったとわかる家屋の中にいる。
近くの村の宿屋のようだ。
ベッドも……ふかふかとは言わないが、地面に直に寝るよりかは遙かにマシだ。
「……」
部屋にはアルさんを始め、大体のメンバーが揃っていた。
ナツメは早速俺の側に寄ると、にゃんにゃん言いながら俺の頬を舐めてくる。
ざらざらした舌が少し痛い。そして、エルフのフォン様の視線も痛い。
「あ、あはは……毎度すいませんね、余計な手間ばっかかけちゃって」
ぽりぽり頭を掻きながら言った。
厳密に言えば、手間をかけさせているのはレフレさんだと思う。
だって、あの人が俺を殺さなきゃこんなことにはならないんだもの。
僧侶でありながら、味方を一番殺しているっていうのは正直どうよ?
でもまあ、レフレさんには役に立ってもらっていることもある。
このパーティの人達は誰一人もレフレさんの回復魔法を受けることを拒否する。
回復は専ら回復薬に頼る。
そこで、薬師見習い代理心得の若葉マーク、カツキ君の大活躍ですよ。
ちょっとした回復薬を作って、少しはパーティに貢献しております。
役に立たないことが役に立つなんてこれまた皮肉だが、まあ、別方面で頑張ってらっしゃるからいいだろう。
なんてったって、レフレさんのベホイミは、何故かザキよりも威力がありそうだしね!
あはは! 何故か俺、レフレさんのベホイミを受けたような気がするよ!
でも、そのときの記憶はないし、生々しい感覚あるけどみんな知らないっていうから違うね!
「あの……」
アルさんの後ろからおずおずとお姫様が顔を見せた。
「あ、大丈夫でしたか、よかったよかった」
俺は持ち前のスキル「女の子には優しく」(エロモードのときには発動せず)を発揮させ、
にこやかに言った。
少しすすけているが、白いドレスを着た彼女には、やはり気品というものが溢れている。
よく考えたら、姫様は旅の途中ずっと馬車から降りず、顔を合わせたのは今日が初めてだった。
彼女が顔を見せてから、どことなく花の香りがするような感じがした。
「あなたは大丈夫なのですか?」
「え? ええまあ、なんとか大丈夫でしたよ」
お姫様はほっと息を吐いた。
そして疲れが見える顔に、微笑み浮かばせた。
ぱああと背景に花が広がるような気がする。
可憐な人だ。
「良かった……またわたくしのために人が命を落としてしまうようなことがなくて……」
……それはギャグで言っているのか?
ちなみにAAは略。
確かに、お姫様のために命を落としたかどうか聞かれたら自信がなくて、答えられないが、
少なくとも命は落としている。
一瞬この部屋になんとも言えない空気が流れた。
他の人達は、全員黙りこくり、俺と姫様から目を反らしている。
あまり頭の詰まっていなさそうな、獣人のナツメすら口元をひくつかせて、そっぽを向いているのだ。
それに気付いていないまま、お姫様は可憐な微笑みを浮かべながら、
俺が生きていてくれたことを神様にお祈りまでしてくれた。
ど、どうしよう?
俺を殺したのは、その神様の聖職者なんですけど……。
「ごめんなさい〜」
そしてその当事者も戻ってきて、更に空気が重くなった。
「カツキ君、本当にごめんね〜。うっかりザラキの射線上にいるのを忘れててぇ〜」
この人も全く成長していない……。
再びルーちゃんがレフレさんの口を塞ぎ、レフレさんの言葉にお姫様が驚き、
他の人達もなんだかんだ言い合っているのを見つつ、俺はもう考えるのを放棄して、ベッドの上で目をつぶったのでした。
前編投下終了、今度は後編でふ。
前回の次回予告では「VS 腹黒猫娘」でしたが、
諸事情により(見て分かるように分量の問題で)、間にインターミッションを置くことにしました。
キャラ紹介やって、腹黒猫娘戦やったら、分量が流石にアンビリーバブルなモンになるんで。
みんなが頑張れって応援してくれるから、頑張ってみたら頑張れた。
一旦紙に書いてから、PCに書き直す派だから、紙に書いている最中速く動かしすぎて手が攣った
という逸話があるとかないとか。
モーツァルトのホルン協奏曲第1番第1楽章とシュトラウスのラデツキー行進曲が俺にパワーをくれました。
理想郷で捜索されたり、某所の以外スレで名前が出たり、
Moolichさんのサイトのリンクでおすすめに指定されたりして恐縮しっぱなしでありますが、俺、頑張るよ。
どんどんどんどん類似していく苦悩。
何度も書き直して、よもや全部キャラを設定から考え直そうとしたけど、今のが一番よいと思うので投稿しますた。
影響を全く受けていないとは言い切れないが、意図的に真似しているわけではないので、
そこらへんをわかっていただければ、ボク、すごく嬉しい。
なんかハーレムスレに投下するのか間違ってるような気もするお話です。
自分でサイト作るかどっか他に投稿しろ、みたいな感じに話が無駄に広がってます。
でもじきに複数プレイをいれます、ええ本当に。
落とす過程がないとヤダヤダーですいません。
ぼ、ボクはここにいていいんだよね? 教えてよ、ミサトさん!
自分語りはウザくてキモいので、後業務連絡だけ。
腹黒猫娘のあと、どのキャラを攻略するのかまだ決めていません。
いや、攻略ルート(つまりプロットね)は作ってあるのだけれど、順番は割と適当でいいので、それを決めようかと。
そこでネギまのようにあざとく、アンケート人気ランキングの上位キャラから攻略していこうと思い立ったが吉日宣言。
ツン騎士と糸目女侍と夢見る姫様は話の展開上どうしても後の方に回さなあかんので、
バカエルフ、無口魔女、クール格闘家、巨乳僧侶、の好みっぽいキャラを一人あげていただければ幸いです。
ではまた、後編の後書きで。
GJ!!
いつもながら文章が楽しいです。
エロなしは読み飛ばすことが多い私でも、楽しく完読させていただきました。
登場人物の中でババアが一番目立ってますね。毎回登場してるし。
メインヒロインがババアにしか見えませんよ。
じつはリンカーネイションの魔法で転生してる可能性も・・・。
GJ WKTK ワッフルワッフル
早めな複数のためバカエルフきぼんぬ
バイト中ゆえ簡易レス失礼
ヴァヴァア受肉&若返りでエロきぼんぬ。
中身はそのまんまで。
ワッフルワッフル
_ ∩
( ゚∀゚)彡 きょちち!きょちち!
⊂彡
投下乙かれさま、選び放題で夢が広がるね
強気っ娘万歳ってことでバカエルフが好み
GJ!!どの娘も美味しそうですね。
しっかり描写された面白い話で、
読んでるこちらの中にもキャラがしっかり立ってきました。
そうやって積み上げられた下地が、そのキャラをモノにする時の
極上の調味料になるので、大歓迎です。
とりあえず設定で強気とか馬鹿とかクールとか宣言して
あとは口調だけでそれっぽさ出すより、実際に物語り中でそれっぽく
動いてくれるとエロシーンまでに溜る息子のパワー充填度が違いますわ
リクエストですが巨乳僧侶の不思議性格さが複数プレイに抵抗感
無さそうだしその後のヒロイン攻略も手伝ってくれそうな気がするので希望です
あ、それと、とりあえずヒロイン全員モノにするんならハーレムスレで
間違い無いと思いますよ
615 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 17:21:04 ID:FvAB4uk4
GJ
作者はクラシック派なのか
あ、姫の名前が変わってる。ピアトーユ ピアユート どっちが正しいのか知らんが。
GJ
いいかんじでバカっぽく、おもしろい。
文体にしても、作風にしても、間違った方向に行ってるわけじゃないから、自信を持って我等がハーレムスレに投下してくださいね。
リクですが、わたしはクール格闘家きぼん。
ところで、容量がそろそろ450kbに到達しよります。
長文を投下される職人さんのためにも、そろそろ次スレか?
すげえな、2ヵ月ちょいで次スレか〜
前スレよりもかなりスピードアップしたな(゚∀゚)
エルフきぼん。
で、主人公は、ずっとヘタレですか?
>>608 毎度乙。頑張れ、バリバリ頑張れ、超ガンガレ
きょぬー攻略きぼんぬ
>>618 ヘタレじゃなくなったらタイトル変わっちゃうw
無口魔女というと某宇宙人を連想しちゃうな
ってことで魔女でよろ
徐々に仲間達が篭絡されていく中で、気の強いキャラが残ってないと
面白くないよねと思ったら剣の両人が残るようでなにより
やっぱ初手は暴走エルフさんかなおっぱいLv.が不明だけど
高慢な高位種族を堕とすことに浪漫があるんだよ
あと魔女さんに蜂蜜飴かなんか作ってあげて下さい
マジ頼むよ主人公
>>559 艦長や隊長とかが部隊内で肉体関係持つと、部下が言うこと聞き難くなるからにゃあ
軍の指揮官ってのは孤高であることを望まれるから
一兵卒の方が立場にとらわれない分良いかもしれん従卒とか
623 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:23:19 ID:wxlHjckF
横島を思い出した。
唐突だが始めちゃうぜ!
「うー、トイレトイレ」
学校に咲く一束のドクダミソウを目指し股間を押さえ走っている少年こと俺はなんのことはないただの高校二年生
だた人と違うことがあるといえばオナニーん時の液体の量が人並み以上だってことカナー
名前は鵜野百舌
というわけで放課後、ペニスいわゆるちんぽこがむず痒くなった俺はとりあえずしっこするかとトイレにやって来たのだ
ふと見るとトイレの前に二人の少女がいた
ウホッ!いい美少女…
さて、ここから俺の運命はバーサーカーへとジョブチェンジしてしまうようになることを明記しておこう。
というわけでくそみそ改造もここらで終了だ。
ちなみにトイレの前にいた二人の美少女の髪が長い方が廼崎香奈で、ツインテールのちっこい方は知らないが、体操服の色から一年だろう。
そんなことはどうでもいい。いや、どっちもかなりの美少女で彼女らと出くわしたのはある意味ラッキーっぽいが、そんなことよりだ。
「すまんが、どいてくれるか」
なんだか股間の疼きもやばくなってきたし。ここは美少女ツインズよか小の方だ。くそっ、尿意に恨みを感じるぜ。
それまで何かをお喋りしていた二人は、俺を見るなり急に険しい表情になった。あれ?俺なんかマズいことした?
「鵜野くん……まさか、キミが……」
廼崎の方がわけのわからんことをのたまう。下着ドロと誤解されてるのだろうか。そんなことよりトイレだ。
「し、失礼しますね」
顔面蒼白になっていた一年生の方が、いきなり意を決したような表情になると、あろうことか──俺のズボンのチャックを下ろし、漢のスピアを取り出したのだ。
突拍子がなさすぎる出来事に俺は言葉も出ないし体も動かん。からだがしびれてうごけない。
「先輩、やっぱりです」
慄く様子もなく、俺の漢槍を見つめた一年生が廼崎の方を振り向いた。それに応じるように廼崎が真剣な顔で頷く。いや、待て、俺を話に追いつかせてくれ!
トイレにいこうと思ったらいきなり美少女にちんこを晒されるってこれなんてエロゲ!?
「ちょ、待っ、な、何々だ!」
やっと言葉が出た。でも後ずさりが出来なかったのはなんでだろうね。しらんがな。
「あ……す、すみませ……」
今更かのように一年生が手を後ろに回して顔を赤らめた。当然の反応だがするタイミングが多いに間違ってるね。
「ごめんね、いきなりこんなことしちゃって。これには訳があるんだけど……ここじゃ一目につくかもしれないから、とりあえずついてきてくれる?」
整った顔立ちで廼崎が言った。さて、俺はどうしたかというと情けないことに黙って頷いてしまったのだ。哀しいものだな……人間のSagaというものは……チェーンソーでバラバラにされたい気分だぜ……
でもって、連れてこられた先は保健室。ご多分に漏れなくベッドがあるわけで。俺はあられもない妄想を瞬間的に構築してしまい、ナントカしまった肉槍が成長を繰り返すのだったとさ。とさじゃねぇよ。
あ、ちなみに一年生の子は黒井姫と自己紹介なさりましたとさ。とさじゃないってばよ。
「えっとね、さっきの……アレにはわりと深い訳があるんだけど……えっと……」
今更のように廼崎も恥らってやがる。あんなことをされといて許しちゃう俺も俺だがこんな可愛い顔で恥らわれたら当然だっちょ。
「もう、ハッキリ言っちゃうよ!……あのね、鵜野くん。キミはこのままだと一ヶ月後に死んじゃいますっ!」
ザ・ワールド!時よ止まれ!(脳内限定)
ジョセフ・ジョースター!貴様見ているなッ!(意味不明)
いまのはいたかったぞ……いたかったぞー─!!(作品が違う)
のざきは メダパニをとなえた! おれはこんらんした!
「いやおい、あの、なにがなにやら」
「これ!」
混乱の彼方へと逃避させられた俺を無情に扱うかのごとく謎のカルテを廼崎がつきつける。何やら難しくてよくわからんのですが。
「ここの要約を読んでみてっ」
指で指された場所には確かに要約がある。それでも書くと長くなるんで簡単に説明すると、
俺が余命一年宣告をされたのは百年に一度の病気と言われるガン以上にタチの悪そうな病気が要因らしい。女性が患者のペニスを触ると何故か妙にもっと触りたくなる感覚がするゆえすぐに分かるようで分からない病気のこと。
ちなみに感染から一年で死ぬとも書いてある。しかも死の半年前は想像を絶する苦しみが待ってるともある。いたづらかと思ったがご丁寧にすげー豪華な印が何個も押してある。これは信用せざるをえまい。
……っていうか俺、マジであと一年で死ぬのか!?嫌だ、まだ死にたくないーっ!高田ー!何をしているー!書けーっ!
「大丈夫、治療法はすぐに発見されたの。あまりの奇病さに書物に記されていたんだって」
それを聞いて俺はなんとか嘆息。まぁ、死ぬ半年前のとんでもない苦しみが分かってるってことはウソじゃない限り書かなんかに記されてるに決まってるわな。
とりあえずこの二人に感謝しなくてはな。ずっとちんこ痒いですませてたら俺は半年後狂気の境地に辿り着いていたかもわからん。
「ところで、その治療法ってなんだ? やっぱり特別な手術とか?」
「手術じゃないんです。薬も必要ありません」
姫ちゃんがが何故かもじもじしながら言った。
「えっとね……信じて貰えないかもしれないけど、その治療ってのが、私達、特別保健委員の仕事で……」
「異性と、セックスをすること……なの……ま、毎日、ね」
『世界(ザ・ワールド)』 時 よ 止 ま れ ッ!
W R Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y ー ー ー ッ ! ! !
イエエェ―z_ス ウィン! フッフッフッフッフッフッ
プレッ プレッ プレッ プレッ プレッ プレッシャア―z_ッ!!!
最 高 に 『ハイ!』 っ て や つ だ ア ア ア ア ア ア ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ー ッ ! ! !
う…うろたえるんじゃあないッ! ドイツ軍人はうろたえないッ!!
これはどういうことだァ〜ッ!! 奇病の治療法がセクロスだなんてこれどういったエロゲだぁーッ!それともリアルなのかァーッ!
ウオオオオオオ ウ ダ ラ ァ ー ー ー ッ
もうどっちか考えるのは面倒くせえぇぇッ! チ ク シ ョ オ オ オ ー ー ー ッ ! ! !
まさに! まさにまさにまさにィィィィィィィィー!!!
「ちょ、ちょっと鵜野君! 気持ちはわかるけどっ!」
おれはなんとかしょうきにもどった!
そうだ、ここで男が狂気に走ってどうする!
二人がわざわざこんなことをしてくれるんだ。ここで断って死んだりしたら二人には一生者のトラウマになってしまうかもしれない。
そんな諸々の思いと共に、俺は腹を据えることにした。
「今から、するのか?」
「はい……今日の当番が、私達なので……」
恥らう姿がやばいほどに可愛いすぎる。父さん母さん、俺はもうだめです。さらば理性!また会おう!
「それじゃ……」
顔を赤らめながら廼崎が制服に手をかけた。実に手際よく脱いでいき、あっさりと下着状態になってしまう。
ちなみ自分だけ着込むのもアレだと思い、俺も一緒に脱いだ。十分元気百倍な愚息の勢いがよく分かるのはどうでもいいことだ。
「鵜野くん……」
「先輩……」
二人の美少女が寄り添ってくる。多分、俺はもう非日常に両足を突っ込んでいるんだろうなとなんとなく思った。多分これ底なし沼だから戻れまい。ま、戻るつもりなどハナからないがな。
(続きました……超不定期連載でもよければここを高橋名人を上回る速度で押して下さい)
ものすごくどうでもいいけどタイトルは
「エッエッエロパローを見ーるとっきはぁーちんこをスッタンバイしってちっかくっでみってね♪」
でごわす。分かると思うけどもて王+ジャガー+エロゲを三で割ったような小説でドララララララーーーーーッ
(゜Д゜)ポカーン
すいませんでした
もう来ないから許してね
へたれの中の人が素になってる
余命一ヶ月なのか一年なのか、どっちよ?
一年で。あと俺ここに落とすの初めてだ
あ!もう来ないといっときながら来てる!
>(続きました……超不定期連載でもよければここを高橋名人を上回る速度で押して下さい)
これは遠まわしに書きたくないと言っているのかwww
頑張ってみる
>>608 あんた凄えよ。
とりあえず
格闘家→エルフ→魔女→僧侶で。
とりあえずトイレの方をどう処理したのかが気になるのだがw
ぶっかけ?
>>624 トリップつけてくれ
なんか生理的にうけつけない
>>622 映画「渚にて・・・」みたく大破壊後の地球で艦長が男で他全部女な原子力
潜水艦とかでもないと無理かぁ・・・。
ここで子作りしないと人類があぼーんする〜でもないとアカンかねぇ?
そんなハーレム嬉しいか・・・?
こんなところでくそみそテクニックネタが
阿部さんの顔を思い出して萎えちまったじゃねーかw
639 :
637:2006/06/13(火) 00:50:18 ID:c6OP78mg
あちゃー、トリップ残ってたw
>>622 >
>>559 > 艦長や隊長とかが部隊内で肉体関係持つと、部下が言うこと聞き難くなるからにゃあ
> 軍の指揮官ってのは孤高であることを望まれるから
> 一兵卒の方が立場にとらわれない分良いかもしれん従卒とか
エロ小説でそんなの気にしてたら負けですよ
>>637 背水の陣とまではいかないが危機に陥った男女の仲が親密になるのは
よくある話じゃん。
どうせヤバイなら散々出しまくってラブラブ孕ませというネタのSS書こうとも思た
けど萎えちまったのでやめとく(´Д`;
塩野七生の「海の都の物語」を読んでたら、よさげなエピソードがあったよ。
16世紀のヴェネツィアで、400人を擁する格式ある尼僧院が
尼僧の懺悔を聞くために出入りしていた司祭のハーレムと化していたという話。
女達はたいそう献身的に尽くしていたらしい。
結局19年後に発覚して司祭は火あぶりにされたが、最後まで尼僧院長の無実を訴えたそうな。
とりあえず、アレだ。
このスレ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 ワッフル!ワッフル!
⊂彡
コレだけは言っておこう。
>>628 俺は面白かったよ。
できれば続けて欲しい。
646 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 12:18:28 ID:/bdXnnj4
>>643 スレ違いといえばスレ違いかもしれないが、興味はわく
どんな感じだったんだろう
どうやら、三人の女性を公式に抱けるようになった直利。
いや、「抱ける」ではない。むしろ……
そんなある日の日曜日の事である。
直利は日曜日は必ず七時半に起きる。
普通の高校生なら七時半に起きたら何をするだろうか。
まぁ髪をセットし、デートへ赴くか… それとも友人と町へ繰り出すか。
しかし、直利の七時半は違う。そう、知る人ぞ知る番組。
八時からの「仮面ライダー」を見るために起きるのである。
毎週毎週これが楽しみで早起きするのだ。
よって、起床時間は七時半。これは譲れない定説であり、計り知れない思いがこめられているのだ。
が、今の直利は仮面ライダーを見る事は叶わない。
何故なら……
「むぅぅ…… ぺちゃ、むちゅ」
「あむ、ぺろ。ぺちゃ…… ああ、朝からこんなに大きく……」
一体これはどういう事だ。
確かに自分は先日から紀子の家に下宿させてもらってはいるが…… 予定だと起きたら目の前に障子があるはずだ。
しかして今目の前にあるのは二つの肌色の桃。なんなんだこれは。新手のスタンド使いの攻撃だろうか。
さらに股間には言いようの知れぬ快感が奔っている。サーキットである。
寝ぼけ眼にそんな阿呆らしい事を考えていたら、ようやく目が覚めてきた。
ハダイロノ、モモ?
「うわぁっ!!??」
思わず思いっきり後ずさる。座ったままの姿勢でこんなに後ずされるとは。人とは恐ろしいものである。
下半身丸出しのまま襖に激突すると、直利は二つの桃、もとい二人のメイドに声を掛ける。
「な、なにしてんの!?」
直利の絶叫に、茜が答える。
「何って。紀子様から直様には最高のお目覚めを体験していただくと言われ」
「何それ!?」
「…… 世間一般で言うところのフェラチ」
「そうじゃない!! そうじゃないよ!!11」
直利の心臓はとても弱く、血潮は鉄じゃなくてくず鉄、心は硝子だがフロントガラス並みに粉々に割れやすい。
あまりのサプライズに語尾が1になるのも当然であった。
「…… でも、利様のものがとても苦しそうだったので……」
「男は皆こういうもんなの!」
「それだったら、すぐに直さないといけないのではないのですかー?」
いつの間にやら茜がにじり寄ってきていた。それに負けじと反対側から葵もまた。
最早逃げ切れぬ完全フォーメーション。いいのか。直利ジャパン初戦敗退か。
心のジーコが泣いているぞ!
◇
結局日本、ではなくて直利の心は二人のメイドに大敗した。
彼らの体勢は既に最初の頃に戻っていた。すなわち、直利は布団に寝そべり、二人のメイドが上から被さるような状態だ。
しかし、はじめとは違う部分もある。直利が積極的である、という点だ。
あの時とは違い、直利は自分の欲求の赴くままに行動したりはしない。
ちゃんと彼女達を気遣っていた。つまり、今まで一度もまともにやって事ない行為、愛撫とやらにチャレンジしていた。
二つの可憐な桃がこちらへ向けて転がっている。
右のお尻はまさしく桃色のショーツを身に付けており、クロッチの部分が自分の行為に
没頭しているためか既に濡れていた。
対して左のお尻。こちらは青と白の縞々模様である。一見クールな外見である葵だったが、意外と下着は可愛い。無論、こちらも十二分に濡れている。
直利はじーっとためつすがめつ見つめた後、ショーツを二つ同時に横へずらした。
そこにはもちろん、濡れた二つの花びらがある。
慎重に、慎重に。まるで割れ物を扱うような慎重さで指を挿入していく。
入り口の所で一つビクリと身体を震わせたが、あとは思いのほか簡単に指は埋まっていった。
こんな所まで同時とは、大した双子である。
「んはぁっ! な、直様〜 もうちょぉっと速く動かしてくれると嬉しいかなぁ〜なんて」
「利様…… あの、私感じやすいのでもう少しゆっくり……」
こういう所は双子で違うらしい。
普段の直利、つまり素直かつ常に「ステータス異常:ビビリ」である直利ならば素直に二人のいう事に従うのだろうが
何故か今日の直利は二人にいたずらを敢行しようと思った。
すなわち、二人のお願いの逆を実行しようというわけである。
「……?! 利様っ……! そんなっ、あっ、指を早く動かしては…… あうっ」
「えー、なんで指を止めちゃうんですかー」
茜の文句などに耳は貸さない。ただ一心不乱に直利は葵を攻めてたてる。
葵はもう直利の物を愛撫するのを忘れ、自分のご主人様の行為に心を奪われてしまっている。
前戯の技術など、直利には無いに等しいのだが高まってくる性感にはぎこちない手つきでの行為は効果覿面だった。
指を少し鍵状に曲げ、そのまま内壁をこそぐようにして擦る。
それだけにも関わらず、葵は眉を八の字にして喘いだ。
「直様〜 葵ちゃんだけじゃなくて私も〜」
茜が切なげな声をあげ、直利を睨んでくる。頬を膨らませる姿が妙に可愛く、直利も手を動かさないわけにはいかない。
右手もまた左手と同じように、茜の秘所に挿入。そして指を二本差し入れて中をいじり倒してやる。
「あうっ、はぅ〜。そうですそれそれー はうっ」
「…… んあ…… き、気持ちいい……」
既に二人の下着は下着としての機能を果たしてはいなかった。
濡れに濡れたそれを直利は乱暴に剥ぎ取ると、愛撫を終了し直利は本格的な行為に入る事にした。
まだ今日は一度も欲望を放出していない。むしろ、途中でフェラチオをやめられてしまって大変機嫌が悪かった。
二人を引き起こし、四つんばいの姿勢にさせる。まさに王者の目線。
しかし、ここで悩む。どちらから先に入れればいい物か。
人の良い直利にはどちらを先に優先するとかそういう発想が出ない。むしろ、どちらかのみを構うのは何かもう片方に悪い気がした。
そんな直利の心理はあっさりと双子には見切られているようで、彼女達は率先して事へ臨む。
「…… あの、利様が入れたい方からどうぞ」
「じゃあ私からってのはどうでしょうか?」
「えっ……」
相変わらず漫才みたいな会話をしている二人だ。
くすりと苦笑をもらしながらも、やる事はやるために直利は先に葵のスカートをたくし上げた。
「あ…… 私からですか…… んんんっ」
ずぶぶぶぶっ
いつもは冷えている言葉も、途中から嬌声へと変わる。
既に直利の怒張は張り詰めており、なんの予備動作も無くペニスを葵の中へ推し進める。
突き入れられている葵の中も、全く何の抵抗も無く素直に直利を受け入れていった。
ずぶっ ずちゅう
「んああっ、あうん…… 利様のが中にぃ……」
「うわ、葵さんの中すごい……」
直利は葵にもたれかかるような体制を取ると、腰を一気に引き、そして一気に突いた。
快楽を生み出す葵の膣に包まれる度に直利に快感が与えられる。
「そっそんなに激しくっ……!」
子宮口まで突き上げられた葵は短い髪を振り乱しながら喘ぐ。
「葵さんの中すっごく気持ちいいよ……!」
「んあっ、あっ、有難う御座いますっ!」
直利に最早躊躇は見られない。大切な恋人である紀子の許可をもらっているのだ。
彼女に対してなんの禍根もない状態で葵の中へペニスを突っ込んでいる。
以前媚薬にとらわれていた時には控えめだった腰の動きも、今回は違かった。
奥の方から快感を引き出すように、ぐいぐいと腰をグラインドさせる。
「んああ…… すごい気持ちいいです……」
蕩けた瞳とともに葵が呟く。その言葉に気を良くしたのか、腰の動きはさらにいやらしく変化していく。
ペニスが子宮を叩く度に葵の身体が仰け反り、荒々しく抉られる毎に葵の気はまともでは無くなっていく。
普段の怜悧さは何処へやら。彼女の頭の中は淫蕩の事以外宿っていなかった。
「ああっ…… 駄目ですっ…… わたっ、私…… んあっ…… おかしくなっちゃう……」
「駄目だよっ、僕に尽くしてくれるって言ったでしょ」
「は、はいぃ…… でも、でもぉぉ……!!」
直利の動きも次第にラストスパートへ入っていく。
まるでパイルバンカーのように強烈に腰を打ち付けていくに従って葵の快感も一気に
振り切った。
「ふあんっ……」
いつもあまりしゃべらない彼女らしく、まるで無理やり噛み潰したかのような嬌声。
しかし、直利にとってはそれで十分だった。
葵はアクメに達したため既に四肢でその身体を保っている状態ではなく、くてんとそのままうつ伏せに倒れてしまった。
直利がぬるりと彼女から肉棒を引き出す。まだ彼はイッてはいない。
少し手持ちぶたさに思っていると、葵の物とは違う桃尻が目に入った。茜だ。
「直様〜 葵ちゃんばっかり構ってひどいですようー」
「あ、あはは、ごめん」
彼女はまるで発情期のメスのように、尻を高く上げて扇情的に振っていた。
よほど我慢できなかったのだろう。先ほどまでの愛撫をしていた時より明らかに愛液の量が多い。
直利は少し苦笑を浮かべながらも自らの欲望を吐き出すために彼女へペニスを入れた。
「んあんっ! あぁ〜 これが欲しかったですよ」
「そう? じゃあ入れるだけでいいのかな?」
「ええっ?! いやそんなわけないいぃああっ」
茜の返答を待たず、直利は腰を律動させていた。
ズンズンとリズミカルに彼女の秘所を突く。腰がお尻にぶつかるたびにたわみ、勢いの強烈さを表現していた。
腰のリズムに若干遅れて、茜の豊満な胸も揺れる。
「んあっ?! 直様ぁ、だめですよぅっ、そんな所触っちゃぁ……!」
茜は普段から間延びしたしゃべり方をするが、行為に及んでいる最中は最早幼児退行してるのではないか、というくらい舌足らずになる。
そんな彼女により快感を与えようと直利は四つんばいの茜に覆いかぶさる。
そして、そのまま両手を腰から胸に持っていき、彼女の大きな胸をわしづかみにした。
「あっあっ…あっうっうっうっ」
直利の肉棒が奥を突くたびに彼女はくぐもった声をあげて快楽に喘ぐ。
引き絞られた声はさらに直利の心を刺激し、より一層強く腰が叩きつけられる。
奥まで、より奥まで。子宮をさらに抉るように茜を襲う。
「あ、茜ちゃん。すごい気持ちいいよ」
「んあっ、あっ、ありがとうごじゃいますぅ」
まともな応答など出来なくなっていた。
後ろから強烈に腰を叩きつけられている茜は既に快楽の虜となり、ただただ直利に身を任せるだけ。
そんな彼女の美しい体を、背後から抱きしめるようにして直利が犯していく。
「うぁあっ、もう駄目ぇ」
ショートカットの髪の毛が額に張り付き、まるで水を浴びた後のようになっている。
既に布団はじっとりと濡れて二人の行為の激しさを表現していた。
「茜ちゃん、こっち向いて」
「ひゃ、ひゃい…? んむっ」
愛しいご主人様の要求に後ろを振り向いてみると、茜の口に突然直利の舌が挿入された。
まるで蛞蝓のように這いずり回るそれは、茜の口の中を問答無用に犯しまわる。
しかし、彼女はそんな直利の行為を嫌がる所か率先して受け入れていた。
「んん、くちゅくちゅ」
いやらしい音が寝室内に響き渡る。
腰を打ち付ける音も早鐘のように鳴り、二人の快感も徐々に高まっていく。
「んあぁ、直様ぁ、私そろそろ」
「うん、僕もイくよ」
ずちゅずちゅずちゅ
「んっ、んっ、んっ」
ガクガク揺れる身体に合わせて官能の声が上がる。
そして、直利のが茜をしっかりと抱きしめると、その最奥に自分の欲望を吐き出した。
「あううぅ」
子宮めがけて精液を注ぎ込む。その熱い奔流を受けて茜は身をくねらせた。
茜の身体が横倒しに倒れるのと同時に、大量の精液と共に直利のペニスが引き抜かれる。
流石に二連続の放出には疲労を感じるようで、さしものペニスもへたっていた。
いや、一物だけではない。
直利の身体もたいがいに疲れていた。当然だ、いわばこれは一人で格闘ゲームを二人プレイするような物。
そりゃ疲労もひとしおだろう。特に下半身の疲れはひどく、がくがくな状態だった。
「…… あの、利様」
「最高のおめざめでしたかー?」
……
「え、あ、うん」
優柔不断な人間は幸せになれないとはいうが、直利の場合はこれいかに。
割と短めだけど今回はここまで。
投稿する時短い状態で投稿してるけど、もしかして全部掛けてから一気に投稿したほうがいいのかな。
GJ!
相変わらず、いいエロスですね。
寝起きフェラは男の夢でせう。
長さはお好みでいいんでないでしょうか?
つか、そろそろ容量残り少ないね。
読めれば特に不満はない。
男のロマン、朝ふぇらハァハァ
pakuriさんGJ!あいもかわらずエロイですな・・・・
キュンキュンさんもGJ!
仲間に邪魔されていちゃいちゃできないとなると、ゼンビィーとルーは
さぞ欲求不満だろうてw
仲間から殺されようとしてるのにババァの助言が無かったって事は・・・・かろうじて生き残るのが分かってて
黙ってたのか・・・・ババァのすごいsっぷりw
>>658 いや、死んでる死んでるw
むしろ死にまくりw
生き返れるって素晴らしい。腹上死も平気だね!
>Pakuri氏
もう、G〜〜〜〜J!!
朝フェラは、やっぱりいいですなあ(ウットリ
>>659 >生き返れるって素晴らしい。腹上死も平気だね
あ、これいいかもw
ヤリまくって腹上&疲労死しまくっても、そのまま蘇生魔法でを繰り返し……
まったく話は違うが、ゲームのウィザードリィの新作を入手
>
ttp://www.michaelsoft.jp/wiz2/ もちろん、パーティーは男一人にあと全員女性がデフォだすw
>>660 残機数表示あったらやばいな。このスペランカー勇者。
僧侶のきょぬーの谷間に股間の1upキノコを慰めてもらわないと
>>655 桃尻並べて…ハーレムの醍醐味ですな。GJ!
でも出来れば両方の尻にちゃんと種付してあげて欲しかった
そろそろ次スレかね。
ところでハーレムスレもいいんだが、乱交も好きな俺のために誰かスレをたててはくれないかw
この時間帯にクレ556のCM……
本格的に売れてないんだな
665 :
664:2006/06/14(水) 20:53:28 ID:1le1NSLf
すまんorz
スゲー誤爆…うっかリーマンいってきます。
666 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 22:03:11 ID:JZ9EqBTm
>>664 どこのスレに誤爆したのだ?
当然、そのスレ住民全員ハーレム志願者認定するが。
>>665 いちいちリーマンスレの名前だすなよ。こっそり懺悔すれば良いんだよ。
>>665 こっち来んな、ボケ。
他板で名前出して何のつもりなんだ?
>>669 エロゲ板、エロ漫画小説板等の他板同種スレに声をかけてみるといいのでは。
人が集まればスレが賑わい、そうなればおいおい職人も現れるさ。
このスレも人手不足に悩んだ時期が長かったからな。
もまえが職人でないなら気長にやれ
ところで、このスレ、どうやって埋める?
とにかくありがちハーレム設定を必死に書き連ねるだけでいいんじゃないの?
まず俺
主人公は田舎の名もなき農民
ところが実は皇帝のご落胤。
皇帝崩御後の後継者争いを収めるために無理やり都へ拉致られ、後宮に押し込められる。
表向きの政治は官僚が仕切っているため、新皇帝といえども口出しできず、
鬱憤を後宮で晴らす毎日。
しかも、自由に後宮の外へ出ることも許されない。
後宮へ送り込まれる女はみな美女ばかりだが、
誰もよそよそしい態度をとる。
>>673 いきなり皇帝陛下
でぐぐると最初のくだりは全て消化
>>673 便乗
主人公
普通のサラリーマン。ある日、仕事場から帰る途中で、ダンボール箱に入れられた2匹の猫を発見。
だいぶ弱っていたので、近くの動物病院にもっていくことにした。で、その2匹の猫が恩返しに来るみたいな。
そのあとも、助けた動物が恩返しに来ると。
>>676 うさねこ
でぐぐると最初のくだりは(ry
皇帝陛下 というフレーズ聞くとあの偉大すぎる作品がちらついて仕方がない。
ショタが…! ショタが無ければ…!
>>679 お前とは気が合うような気がする。あの作者文才を性癖で大きくマイナスしてると思ふ。
むしろショタが持ち味
性癖でマイナスされる文才など無い。
あるのは作者と読者の性癖の違いだけだ。
同意。
ああスマンまったくもってその通りだな
俺的には だった
文自体はめっちゃ好きだ。スレ違いになるがクリスタルグリンマーメイドオススメ。軽く鬱入っても知らんが。
>>685 個人的には『ニードル・ニンフェット』が……てスレ違い失礼
まあ埋めレスってコトで、ひとつ
自演乙。
どこが自演(´・ω・)?
>>686を触れる者全てを偽りだと思わせる程追い込んだ環境に涙。
>>687 686はアンカーミスのことを突っ込んだんじゃないか?
んで、このスレはいつまで書き込めるんだ?
あと約20kBくらい
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/ | ! ト、 l l | 丶 \ ヽ / /
r' | | ハ l ∨ | | | \ ', ir' /
iト. ! l /_ ∨ ∨ | ├‐ ゙  ̄`ヽ | | /
\゙ー―、.| i l,ィ´ ヽ ', ,′ .l ト, | |__,.イ
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| 7! 、,| {! ゙rっ | _j / / | | |
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| ! ヽヽ ヽ ,‐‐- ,イ /刈l レ'i|l l|リ ,.-――-
| ! \\/> ‐- -‐ イ // | | | /リ /
トレヘ ヽ_フ __l | l ! !/ /ー-v'⌒
ヽ |_/”\ > --、 l l / /、__
\ ヽ /  ̄∧ /\ |.|| | / /<二) )
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擬人化しぃ
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., '. :::/::::::ヽ ァ'⌒' '"¨ヾ三ァ''"¨'' '⌒ヾノノ{ヾ、 ヾ、ヾ 、
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i ルV`シハルvツノ_`::..、 ,'`≡三:. 、.. し.',..ィ'´^(リV,'ル'i_ハ,I/ル'
_ ァ'⌒ァ´ ´ ´ト- `.´ト-'ヾ~⌒ヽ 三
二 .{´ /■\、二■≡三/■\ヽ、 ` ―_、
― l ァ( ´ー`)三∀三=( ´∀`∩ヾ } 二
三 ヽ,イ''(つ つ三≡三= (つ ノヽi ノ  ̄.
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. '、 / ://:::::! :|:!!::|::::||:::::::::!::::::::!:::::l:!:l/ と 私 本 /:::::::l
____ / .//;:::::|´ ̄ ̄ ̄` !:l: |::::||::::ll: |::::::::|::|::|´| .し ..達 当 .「 ̄:::::::::::::::!
r─ ''"" |___ ,、-'' //;'::::ハ_x====、 l;|:::|::::||::::||::|::::::::|::|::|! | た を .に .|:::::l:::::::::::::::!
| .|_. //:;':::/:::ハ ゙li、 \!::|::::||::::||::|::::::::|::|::|!!| .ら 必 /::::::l:::::::::::::/
', ̄ ̄`''‐-、,,_ | \ //:;':::/:::;' ! ゙ミ、 !::!::::!!::::!!::!::::::::!::!::!!!> .要 ./::::::/::::/::::/
..\ 三≧ `"'''─z二二ノ. !:!::l::::|:::::!:./ ゙ミ、 i;i!:: !!::::!!::!::::::::!::!::!!! `>┬─イ :/:::/::::/::::/!
\ 三 \__i!) `ヽ-ォ !:!::l::::|:::::!/ ' ' ''' /!:::||::::||::|::::::::|::|::|!!__/::/::::::::/::::/:::/::::/:::::/::!
. ゝ --──── _,,ノ !:!::!::::|:/ |::/!:::/!::!::::::::!/:::!! /:::::::|:::::::/::::::|::::|:::::|:::::::|::::ト、,_
. \ --── _,,,ノ. ヾゞ::!ヽ、 |/!:|/:::::::::!!::/:! |::::::: |::::/!:::::: |::::|:::::|::::::::ヾ、ヾ、_ミx、
`>──z-、_/>, _,、- '" `L_ / :::〃/:!// !::::::: !::::!:!:::::: |::::ヽ:::\::::::::::ゞ≦ ̄
`>モz‐| ̄ ̄トイ |──---─''''"~ ) ,:':::/'" '′ :|::|::::::!::::!:!::::::::\:::::\:゙ミ三二ニ ̄`ヽ、
/ | \" ヽ、/ | ...:.:..:.:.:.:.;;、-'''" (_ ;:/ |::|::::::!::::|:|::::::::::(::ヾ三ミ= ̄
. _r'-、. |___!、 i! !.:.:.:.:.:.:.:.;、- '" ', ,、 -.、 ノノ:::::::!::::|:ヾ::ゞミ三三彡
| \ __,>! \ |! !,、- '" ヽ ,、- ''" \ ハ::!:::!ゞミx `ヽ、 ̄ ̄
|/ \ \ '、\| ! |.  ̄ \_,゙シ"
( ヽ \ ', | /. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
───────────────────、. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
猫の事務所への扉はきっとまた開くだろう… | /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
その時まで……しばしの別れ ・ ・ ・ ・ | /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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i::::::::::::,、-':::::,、-'"-‐''"フ ノ
| l l ─|─ `‐、.__,、-',-'"J ) , -´ ヽ
| l l ─|─ | ̄  ̄| ̄ ノ ./ヽ , -'" _,、-‐ー ''"´ ̄ /
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