ガンダムSEEDエロ総合スレ Part23

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1名無しさん@ピンキー
ガンダムSEEDとその続編DESTINYのエロ小説の総合スレです。
ここは読み手がリクをしたものを職人様が書く場ではありません。クレクレは帰れ。
気に入らないカプやシチュは、徹底スルーが基本です。
雑談はほどほどに。考察やアンチは新シャア板でどうぞ。
職人さんに文句を言うのはやめましょう。 ただし801は全面禁止。
ここで許されるカプは、ノーマルカプか百合だけです。
職人さんはタイトル欄にカプ名を入れてくれるとうれしい。

次スレは>950を取った人が立てましょう。
※又はスレ容量が500KB近くになったら次スレを立てて下さい。

前スレ
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129903653/

過去スレは>>2-5あたり
2名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:55:17 ID:Myb1cDas
過去スレ
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125546449/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122734473/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120953172/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118503389/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116515923/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112278204/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109943322/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108000413/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part13
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106119158/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part12
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102761177/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part11
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091438377/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391662/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074382296/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part8
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1071/10712/1071202685.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1069/10696/1069657864.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10679/1067986563.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065351321.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10624/1062425345.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10592/1059225815.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10546/1054652749.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10347/1034752307.html
3名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:57:34 ID:Myb1cDas
801ネタを求めている方は下のスレへどうぞ。
ガン種で801 part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1121362924/

板障害に関しては「エロパロ板総合情報室」
過去スレ保管庫・即死防止については、エロパロ板ガイドを参照

「エロパロ板ガイド」 http://hhh111.s4.x-beat.com/

Part1〜Part15スレ目まではここ
ttp://kakolog.cun.jp/seed/
※Part16以降の過去ログ倉庫は現在ありません。

どうしても過去ログを読みたいお急ぎの方へ つ●
4名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 00:59:11 ID:Myb1cDas
作者に無断で他板・他スレへの転載禁止
南極及び各保管サイトはそこのルールに従う

↓お勧めしない雑談用例など

・クレクレ・キボン禁止
某さん来ないかなあ
○○×△△マダー
○○×△△有とか言ってみる

・イラネ禁止
○○×△△ありえない(投下直後)
○○×△△萌えね
○○×△△とか今更むなしくない?
○○×△△なんて捏造カプイラネ

・叩き考察は新シャアへ
○○×△△最近良いと思います!〜理由をレス(結局クレクレ・キボンに移行)
○○×△△ありえない〜理由をレス(結局イラネに移行)

・自治レスにキャラ名カプ名を含めるのは避けましょう。
「○○×△△イイ!嫌いならスルーしなよ」
→「○○×△△厨が○○×▲▲が出るたびにを叩いてたのは棚上げか?おめでたい」
エンドレスになる。

・書き手の誘い受けは時間をかけて荒れる原因になるので控えよう。
ここは職人の妄想をぶつける場所ですが、お茶会会場ではありません。
馴れ合いは外から見ていると痛々しく、スレを疲弊させます。
5名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 01:08:23 ID:yBGgh8Hj
>>1 乙
6名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 01:52:12 ID:Q9s8EZHu
>>1
新年早々乙乙
7名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 12:11:15 ID:Iuz1ETu9
>1 乙カレチャ〜ン
今年はマターリ行きたいな…
8名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 15:21:34 ID:I9hOu5GS
>・書き手の誘い受けは時間をかけて荒れる原因になるので控えよう。
>ここは職人の妄想をぶつける場所ですが、お茶会会場ではありません。
>馴れ合いは外から見ていると痛々しく、スレを疲弊させます。

久々に来たがこれいつからついてたんだ?
職人の馴れ合いなど、このスレではなかったように思うが
9名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 15:30:19 ID:dFYn5Tbj
プチ〇ルマのCMの県直子がムルタに見える!

ってことでアズナタきぼん…
10名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 16:44:11 ID:R5bnae5S
早速誘い受けかよ・・・もうこのスレだめぽ
11名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 16:51:47 ID:eWJjMfvq
>>9
>>4

>>8
「○○×△△書いてもいい?」(誘い受け)

「○○×△△激萌え!お待ちしてます。」
「○○×△△マダー?」
(馴れ合い?)

「馴れ合いウザ」
「誘い受けウザ」

以降やや荒れる。

とかそんな感じではないかと。
12名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 17:27:15 ID:Vy7ebn4n
>>8
>>11
これは、最もありがちで大したことがない例。
これに+イラネレス、キャラ叩きカプ叩きが絡む。
そして>「○○×△△書いてもいい?」が投下されることは少ない。
アンチレスを予防しましょうキャンペーンみたいなもんだ。
13名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 19:28:27 ID:+Tepo+AJ
何で21禁板にこんだけおこちゃまが増えたのかと
14名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 20:46:28 ID:lpXWXke6
彗星と太いパイプを築いた人々がいるから
15名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 23:50:42 ID:WdfxYqdG
いい加減「荒らし煽りはスルー」もテンプレにした方がいいんじゃないの
ここの住人の釣られっぷりは尋常じゃないぞ
16名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 10:55:32 ID:yNJLsJtC
>4

作者に無断で他板・他スレへの転載禁止
南極及び各保管サイトはそこのルールに従う

ここの過去ログからのSSを飾っている個人サイトを見掛けたんだが
恐らく全て職人さんには無断だろう。

流れて行くからこそ投下する職人さんもいると思うのに
無断で個人サイトに掲載するのはいかがなものか

17名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 11:35:51 ID:gTeKNoz/
>>16
複数職人のを載せているわけか
サイト管理者にひっそりメールしておいたら?
18名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:06:34 ID:5S5DB1JS
>>16
確かシンルナかアスメイサイトだっけ?
そのサイトは、管理人ご本人もエロパロに投下されている職人さんで
転載も断ってしてたように思うけど
1916:2006/01/03(火) 12:19:50 ID:yNJLsJtC
>17
それとなく注意してみたんだが
「流れていっちゃうんじゃ勿体無いじゃないですか」
と言って、自分が職人サンの苦労の結晶を無断転載している意識は皆無だった
>18
アスカガサイトだから違うと思われ
テキストの内容を見ても本人は投下職人ではないようだ


ざっと見ても
T/HLq95UzM氏・ポチ氏・217氏・269氏・612氏・黄昏の文芸作家氏
ローエンGREEN氏・いもげん氏等びここの常連職人氏等数えてみたら15人もの
作家氏のSSを転載していた

ちと目に余るんだが
20名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:28:33 ID:MEKuprkW
どこだかわからんけど注意しといたほうが良いんじゃ?
最近見たんだけど同じようなコトしてるサイト見かけた
アスカガじゃなくて違うカプサイトだったけど注意しとけばよかった
結構こういうことやってる人いるんだな
21名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:47:09 ID:5S5DB1JS
>>19
そんだけ集めていたら、それなりに時間もかかっただろうし逆にありがたくね?
同人みたく金が絡んでないんだから転載カリカリしても仕方がないだろ
絵サイトならコミケ前に流出させて宣伝してたりするし

暇だからそのサイト行って一気に読みたいんだけどどこ?
22名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 13:38:35 ID:yjicIAsc
>>21
恐らく↓ではないかと。
ttp://nankyoku.sakura.ne.jp/index.html

しかし、黄昏の文芸作家さんとか◆nO5nwL9dfoさんとか鞄昇さんとか
K.C.さんとか最近来ないね。又来て描いてくれないかな。
アストレイネタや漫画版ネタでもいいから。
23名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 14:19:08 ID:h6mmw2uh
>>22
ここに貼るのはどうか。
しかもそこは職人本人が保管依頼して置いてもらうところで、職人の意志で「お世話になっている」所だ。
TOPや利用規約をよく読みな。書いた本人以外が転載依頼するのは禁止って書いてあるだろ?
今話題に出てるのは勝手に保管してる全く違うサイトなんじゃないか?

時々「消えていくのがもったいないから南極に転載依頼しちゃおうかな」という読み手が現れては諌められてる。
その手合いが勝手に保管しちゃうサイトを作ってしまったのかなと想像中。
あと、「過去職人さん来ないね」の話題は良い展開になったことないからよしとこうぜ。
2421:2006/01/03(火) 14:19:14 ID:8D4slstq
あとパラレルネタとか小説版ネタでも、さ。

補足:漫画版=高山版&久織版 小説版=後藤リウ
2522:2006/01/03(火) 14:44:59 ID:8D4slstq
>>23
>消えていくのがもったいないから南極に転載依頼しちゃおうかな
ソレはソレで又しょうがないのかも。
だって「にくちゃんねる」は読み込み時にかなり不具合が……
過去ログ保管所も最近は更新してないし。

「バキSSスレ」から発達した「漫画二次創作スレ」みたいにはいかないですね。
(出来れば新シャア板バージョンも誰か作ってくれないかな)
26名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 15:19:09 ID:h6mmw2uh
>>25
「勝手に保管」希望は読む人の都合だけで語っていることに気付いてくれ。
書いた人は残して欲しくない人もいるし、保管サイトを買って出てくれている管理人さんは
色々なことを踏まえてガイドラインを作っているんだ。
27名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:00:57 ID:e3AfgxLs
>16
自分もあのアスカガサイト見て、ちと目に余るものを感じていた。

2chトップの
「2ちゃんねるのデータの利用に関して、原則的に自由ですが、
2ちゃんねるのデータ自体を利用して対価を取る行為はご遠慮下さい。」
って文章を一部省略して

「某サイトの【データの利用に関して原則的に自由(対価を取る行為以外)】
というお言葉に甘えて、ログが消える前に保管保管※順不同になっております」
と前書きして転載している。

だけど引用元を正式に書いてないのはルール違反な気がする。

それにここは2chじゃなくてbbspinkだし。
28名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:22:43 ID:5S5DB1JS
>>27
サーチにも引っかからないしヲチスレでも同人でも噂にもなってないけど
むしろ801板のほうがもっと酷い
29名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:32:28 ID:H28WCXJ2
でも肩を持つわけじゃないが、SSが来ててもそのまま流すのも何だしという考えはあるな

それを金儲けに使うのなら問題だが、そう大きく流用しているわけじゃないんならというのもある
一人一人職人さんの考えを、尊重することももちろん考えなきゃならないけどね

新しい保管所でも作られれば話は簡単だし嬉しいのだが
30名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 21:55:08 ID:VZOAHDKD
保管庫って勝手に作っちゃいかんのか?
作る気満々なんだが
31名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:00:35 ID:iK7DR0Ax
にくちゃんねるで済む話だろう。
使いにくいとしても、えっちなSS読みたいならその位の手間は惜しむなって事よ。
32名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:07:16 ID:VZOAHDKD
このスレ雰囲気変わったな…
最初からロムてた人間としては悲シィ(´・ω・`)
33名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:19:16 ID:Hj9UwpI+
保管庫作ってもいいと思うけどな。
過去に投下したことがある身とすれば、便所の落書きをいちいち南極に保管頼むのも迷惑だし、面倒だし……
でも、そんなので喜んでくれる人がいるなら嬉しいわけだし。
書き込む前に表示される「転載される恐れがあります」云々の注意書きは承知してる。
でも、やっぱりNGな人は投下前に保管の是非を加えればいいと思う。
34名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:21:45 ID:X+7G2Cfv
引用するにしろ、元スレつーか出所は最低限明記すべきだし、本来作家さんの同意が原則じゃないの?
2chつーかエロパロスレからと明記しないでサイトコンテンツにしてるのはイクナイと思う

35名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:30:27 ID:VZOAHDKD
大抵の作家さんが書き逃げだ罠
36名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 22:43:32 ID:5S5DB1JS
>>35
古株どのでしたか。

でアスカガサイトかなり探したがまだ見つからないのだが
37名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:14:12 ID:7Ban0hzl
ただでさえ職人さんが減ったのに、こんなことでまた投下が減るのは嫌だ
38名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:17:48 ID:e3AfgxLs
アスカガサイト多いからなあ、自分も偶然遭遇した

引用元(bbspink)のこと(ちゃねらーってこと)は伏せながら
コンテンツとしては自サイトで利用ってのがどうかと思うのよ
まあここのスレの内容を転載してるわけだから
サイト名出してもいいような気はするが、どうするかなあ…

39名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:37:30 ID:yNJLsJtC
投下する職人さんも
「転載される恐れがあります」
という注意書きに同意しても、それは他のスレに転載される〜とかの意味に了承しても
まさか個人サイトのコンテンツにされるなんて思いもしないだろう

あのサイト見た時ハッキリ言って
『他人の褌で相撲を取る』って言葉が思い浮かんだぞ

個人サイト間でもフリー小説等を掲載するさいには
「○○さんから頂きました」
みたく書いてるだろう

いくらここがフリーな掲示板だとしたって
最低限の礼儀やマナーってモンがあるんじゃないか?
職人さんに対しても、ねらー同士でも

40名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:43:42 ID:VZOAHDKD
職人さんが直にメールなりなんなりで掲載有無の意思表示すればよい
…ってムリポ。

職人さんほとんどいないし
41名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 23:50:06 ID:5S5DB1JS
>>38
ヒント出してくれ。それか難民スレにでも出しておいてくれないか

269氏やブラウニ氏のように自サイト上げる予定でなければ
保管庫やってもいいって奇特な人も名乗りあげているんだから
よいんではないかと思うんだけど
42名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:14:18 ID:jGpbvaNJ
職人さん自身はどう思ってるんだろう。
こっちは投下を待ってるだけの身だから、察するしかないんだけど。
43名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 00:33:57 ID:9j6/L6J6
>>22 それ南極だろw

そのサイトは全く見たことないけどなんか本当ここ空気変わったね
44名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:29:06 ID:aqkKW0B3
スレの雰囲気が変化するのなんて、当たり前のことだろ。
この世の中、常に同じなんてことはないんだよ。
振り返っても良いことなんてないから、前に突き進め。
45名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:55:48 ID:DOznivHm
保管庫そのものには反対しないが、
このスレのログ利用した保管庫なら、このスレにアド晒されるのは覚悟すべきだろ

あと、転載元のスレも書かず自サイトコンテンツにするのはルール違反でそ
46名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:59:08 ID:ehdoa93O
見つからね・・
47名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 07:22:59 ID:ZER48jJy
大人しく職人さん待ち
48名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 07:29:24 ID:vXhYPz4K
職人というほど数投下してない昔の投稿者ですが

保管庫に保管してくださるのはありがたいのですが、
それなら保管庫をこのスレのテンプレに入れてほしいです。
知らないサイトでコンテンツ化されていても、dat落ちした過去作品を読みたい、
過去レスには興味ないから作品だけ読みたいっていう保管庫の役割を果たせないし。
そしてその保管庫には「エロパロ板種スレ保管庫」等引用元を明記してほしい。
49名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 11:28:13 ID:pkpGI90Z
俺も>>48氏の意見に大賛成だ。
かってにルールの都合のいい所だけ解釈してこのスレと関係の無い香具師に
見せるなんて意味が無いだろ。職人さんはここで見てもらう為投下してきた。
それならば保管庫もあくまでここの住人及び職人が見る為だけに存在させる
のが理想と思うが。その上某管理人は
>ログが消える前
などと明記してにくちゃんねるやまとめなどの存在を無視している。
厨房レベルじゃないか?

後、ここの無断転載してるんだから今もここに犯人居る様な
50名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 11:52:54 ID:5OioDNWJ
dat落ちスレ補完所はpink対応してないのか?対応してるならこちらに(ルールの範囲内で)html化してもらえばいいじゃないか。
51名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 14:46:07 ID:WjPDyNKg
とりあえずその保管庫サイトをここに晒して味噌
52名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 15:00:27 ID:ZER48jJy
晒すなら全サイトな。一部じゃ意味ねーべ
注意して改善されなきゃテンプレ入れケテーイ
53名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 15:48:29 ID:DOznivHm
転載アスカガサイトの管理人ここ見てるようで、さっき見に行ったら保管庫消えてた
反省ってより晒されるのは嫌ってことだろうけど
拍手で凸撃された時にとりさげるべきだったな
54名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 17:40:47 ID:ehdoa93O
>>53
サーチに登録されているところ片っ端から確認してますが発見できねえ
なんでもっと静かにヲチしねえんだよしばらくニヤニヤできたのに


55名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:17:22 ID:ZER48jJy
しかし嫌なスレになったな。
別スレ立てね?
56名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 18:49:10 ID:ehdoa93O
>>53
新スレになる前にヒント教えていただけませんか
管理人氏が厨房なら仕方なしと思えますし
57名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 19:20:12 ID:mzcejqlY
>>56
新スレになるのは当分先だが。この程度の流れで重複別スレなど立てんわ。
58名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 19:49:17 ID:ZER48jJy
>>53
俺の知ってるアスカガサイトなら
そこ職人さんのHPだから攻撃せんようにな
2度と投下してくれなくなる。・゚・(ノД`)・゚・。ソレダケハ
59名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 20:29:40 ID:Aicolf1i
もうクソスレだしどうでもいい
60名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:45:53 ID:9j6/L6J6
>>44
そういう意味じゃなくて厨房が増えて職人さんが投下しづらくなった希ガス
61名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 23:44:18 ID:SsYVB+Ae
>>55
>>54
こういうヲチを堂々と言う厨がのさばってるしな
無断転載はいかんとして
ヲチを容認するキモイレスを平気でかますようになっちまったな…
62名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:11:14 ID:XblY0HFV
ガンダムスレでは低年齢層の流入はさけられぬか。それはしょうがないとして、晒すだの何だのといった
大人らしくない対応は問題だ。反省をしているのなら、受け止めるぐらいの心のもちようは年齢に関係なく必要だ。

>>48
それがベターだろうね。保管庫作成の責任を持たない私が言うのもおかしいが、やはり新しい保管庫は必要になってきたと思う。
職人さんたちも、自分たちの作品が集められていると少しは気が高ぶるかもしれないし。
63名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:51:12 ID:ukz2tG9o
始めたらなかなか辞められなくなってしまうだろう。
管理を買って出てくれる方は慎重に…。
64名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 13:36:24 ID:GczElQq/
>>3
の保管庫って見れなくね?
65名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 15:30:48 ID:D1/WfxgW
保管庫ありがたい話だけど大変そうだね
カプ別に分けて整理したらそのカプはイラネとか当て馬は
どうなるとか何様て奴が出るんじゃね?

案外アスカガサイトの管理人氏のように自分の気に入った
SSだけコンテンツにしてもよいのでは
66名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 16:06:18 ID:m0TfAKE3
エロパロ板種スレ(つまりここ)にテンプレ化されてもいいなら個人サイトに置いてもいいよ。
出典スレも明記の上でな。
それによるリスクは当人が負え。

職人もスレ住民も知らないところで初出も記さず転載してたのがDQN
67名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 17:50:45 ID:PL473tYW
冬厨いぱーい
68名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:02:57 ID:vP21gPQv
保管庫にイラネも何も無いが。
明らかに他スレからの無断転載か悪意のあるコピペ改変以外、
物議をかもしたシチュものも(しカんとか)全て淡々と並べるのが保管庫。
カプ別など言語道断、職人別に分けるのもやめた方が良いかもね。
多少見辛くても、スレNOで時系列に並んでいた方が良い。なにしろ保管庫だから。
見やすいようにリンクしてもらえるなら連載だけでいい。

やっぱりにくちゃんねるでいいと思いませんか?
69名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 00:05:53 ID:Bv24RCUk
今までのログを毎回取っていたけど、自分が好きなカップリングだけ残して
後は消しちゃったな。
70名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 03:22:35 ID:o6RJuR/F
わざわざ伏せずにアスカガサイトってヒント与えるのはどうだろ
71名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 10:16:39 ID:D8tUwzyY
>>70
アスカガサイトが有名どこ無名どこ、全部合わせていくつあると思ってるんですか。


ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129903653/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1129903653.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125546449/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1125546449.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122734473/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1122734473.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120953172/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1120953172.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118503389/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1120953172.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116515923/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1116515923.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112278204/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/05/1346/1112278204.html
72名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 11:26:29 ID:aCBhTReN
一言感想書き添えしておけば好感度あぷしたのにね
でどんなアスカガサイトだったの
大抵ドリーム入っている場合が多いからなあ
73名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 12:04:58 ID:gcVcWpxI
いいかげんヲチは板違いということに気づけ。
74名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 13:59:36 ID:uK8IXEAc
彗星厨は帰れ。
無印終了時と全然違いすぎる。
もう消しちまったんならいいんじゃねえの?
つうか、スレ違いだ。
75名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:09:15 ID:BAhKphJN
まだだ!まだ終わらんよ!
76名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:36:06 ID:gJJKbgJX
漏れはエロ系しか見ないから。
77名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 14:39:52 ID:9cydy+kZ
彗星というより同人腐女子だろ
ヲチ+祭りたいなら上に出てる難民とやらでやれ
78名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 15:20:44 ID:D8tUwzyY
>>74
彗星厨というより祭厨じゃねえの。この手のことに血が騒ぐというか。


しかし、かのサイトの管理人にしてみりゃ「人が折角保管『してやったのに』!」ってな感覚なんだろうな。
自分のHPのコンテンツ不足を他人の力で穴埋めしてるだけなのに恩着せがましい罠。
79名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:14:24 ID:Kl9gvMQN
そう言う風には見えなかったが。職人さんだしね。
それよか冬厨はいつまでなんだ?

裸にネクタイで職人さん待ち(´∀`)
80名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:34:17 ID:D8tUwzyY
>>79
職人なら尚更、無断転載という行為がどれだけそれを作った人間を侮辱することなのか理解できてないという意味で罪が重い。
自分の作品を無断転載されたらどう思うかの想像力が決定的に足りない。ソース元を示すこともせず、削除後も知らぬ存ぜぬだ。
81名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:34:53 ID:W0XByFx3
>>79
職人さんだったんだー、だったら問題全然ないじゃん
めげずにこれからも投下おながいします

文芸板で投下されていた作品がコミケで製本されて
売られていた事件と比べれば全然良心的
82名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:55:29 ID:Kl9gvMQN
保管庫がただ単に不完全だったというだけじゃないの?
にしてもめっきり投下減ったよなSS

続けて裸に靴下で職人さん待ち(´∀`)
83名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 20:40:51 ID:ctZwNJvx
職人が自分の作品を掲載するのは当然の権利つーか自由と思うが
その転載アスカガサイトの管理人は職人さんじゃない
データの利用は自由と某サイトにあるのでもったいないからと保管庫を自サイトの1コーナーにしてあった
保管庫はコテ別に分類して掲載で出所つーか元スレ記載なし
今は消えてるからアドは出さない
リア厨のサイトではなかった
84名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:13:49 ID:PJ57hKks
ちょっと前に掲示板にそれらしい事書いてあった気ガス(今は無いみたいだが
投下してたのはアスカガじゃなかったみたいだけどね
年末年始SS投下来て欲スィ・・・
85名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:18:23 ID:D8tUwzyY
>>84
「なんちゃって」じゃないの。それっぽい書き込みで職人気取り。
86名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 21:25:55 ID:W0XByFx3
>>71
乙、過去ログhtml化お願いしてくれたのか

もしかして自殺願望あったあの職人さんかなー作品はいいの書いてたし
コテ別結構大変な作業だったんじゃないの、再うぷしてくれたら読みにいく!
87名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:23:01 ID:qdANy4hn
職人の噂話や想像やめれ
絶対良い気分しない
88名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:26:03 ID:D8tUwzyY
>>87
問題行動をしでかしたのは誰だ。そこから考えれ。
8987:2006/01/06(金) 22:50:19 ID:qdANy4hn
>>88
ん?86で言ってる職人で確定なの?その人しらないけど(過去ログ全部読んだがSSしか見ないので)
想像であたりを付けられてたらたまらないだろうな〜と思ってただけなんだけど。
90名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:50:44 ID:DC0Qq7KG
なんか今日になってやたら擁護レスが目に付くな
91名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:55:21 ID:/ROBJzdT
ヲチ板に専用スレ立てれば?
92名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:57:47 ID:/BJlkyaq
そんなにヲチがやりたいのか、あんたたちは!
93名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:02:49 ID:GaHpPVTj
アスカガつまらんからいらん、破局で萎えた
94名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:10:09 ID:W0XByFx3
携帯サイトだったらその職人さんで合っていると思う
以前「転載とか言われても困りますなぜなら投下した本人なので」と注意書きしてた
95名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:25:05 ID:qdANy4hn
別に擁護してるつもりないんだが…。サイト自体見てないし探す気もないし、もう終わりにするが、
サイト管理者が職人だったとしても、>>19のように人のSS並べて良い理由にはならんわな。
自分のSSだけなら>>94で普通だが。
96名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 23:25:55 ID:ctZwNJvx
携帯サイトじゃないよ。
今回問題とされたのはエロパロスレからの転載ってのを記載してないというルール違反の部分

本人が職人に敬意払っていたなら保管庫からスレへリンク張って、このスレにも保管庫アドを報告できたはず
個人的に楽しみたいだけならサイトコンテンツとして公開する必要はない
結局職人さんの作品を人寄せに使っていたと言われても仕方ない行為をしてたのが問題ということ
もうとりさげたから深追いはしないけど擁護すべき点は無い
97名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 00:05:04 ID:w6Xq6+q2
2ちゃんがそもそもパクリを、成長の糧として文化形態を発してきた掲示板とするならば
それからまた利用していく事もいつかある物として、受け止めてみることも必要だと思いたい。
しかし今の2ちゃんねるでは、拒絶しかないのはしょうがない事かもね。

気になるのは>>30とか他の人が保管庫つくるってのなら、作ってみて欲しいんだが。
そろそろ論争にもケリつけたいし、保管庫作るならマジで話し合わんと。
98名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:24:32 ID:psIwwjl4
100レス近く逝くのに作品投下ゼロとは終わったな・・・・・・・・・
99名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 02:05:29 ID:3+9yShrH
彗星流れのアンチと厨房ばっか
100名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:43:24 ID:VlaTWKvc
    、 ,
    ,r∀-、
フォ((_]j[_))ォォォォォ !!!!
  ィ=ゝYト'イ/"テ`ー-、
__/ /ズ仁α^^))))))))
))_,八ノハ、_ノ`~厂 ̄
  ノ、j、゚ノ゚ノ、ノY、
>>100ゲト ! >
  Y^Y^Y^Y^Y

101名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 11:51:43 ID:ZMKQJgmg
かつてココに何度か投下させて頂いた者ですが…
問題のサイトに自分のSSが転載されていたのを見た時、
正直言って嫌な気持ちになりました。
他の職人さんもそうだと思うのですが、SSひとつ書くのに
物凄く時間も精神も費やしている、その成果を気軽に
個人サイトの人寄せに利用されるのは不愉快でした

自分がここへ投下したのは
たくさんの人に読んでもらえるし
自分のSSが受け入れられるのか試してみたい
そういった理由からですし、
SSを気に入ってくれたくれた人が
『個人として楽しむ』
事には何も言いません。

問題のサイトも取り下げてくれたようなのでこれ以上の追求は控えますが
>68
さんの言うように過去スレを読みたいのならば、
ただ板を淡々と並べて、その中から探して読んで頂くのが一番だと思います

102名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 11:58:34 ID:uZ050ext
問題のサイトは見たこと無いけど、自分は自サイトに再掲載するんで
南極に掲載依頼しようって話が上がった時も丁重にお断りしました。
自作自演の売名行為であちこちに掲載してもらってると思われるのは嫌だったので。

事前にこのスレでお伺いがあった方が親切とは思うけど、
無断で補完されちゃったらされちゃったで仕方ないのかなとも思う。
自分みたいにサイト持ってない人は騙られても
証明しようがないから可哀相だなとは思う。
トラブルに巻き込まれたくなければ2chなんかにうpするなって意見もあると思う。
難しいやね。
103名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:24:23 ID:aHPSxxZa
なんだこの流れ
なにが問題なのかわかってない奴がいるな。釣りか?釣りと言ってくれ…

>>102
あなたみたいな人はここには投下しない方がいい
自サイト持っててあちこちに掲載してると思われたくないなら、
自サイトだけでやった方がいいよ
104名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:27:58 ID:MQjsxie2
人寄せにされるレベルのものがここに投下されてるか?(・ω・)シュミダロ
105名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:48:43 ID:DKQeWpGL
>>103
>なにが問題なのかわかってない奴がいるな。釣りか?釣りと言ってくれ…

少なくとも       



             無断転載



が問題なのは確かだろうが、それが問題の人物や、また>>103に理解できていることやら…釣りと言ってくれ…
昨晩は南極であまりに悪質な同人誌からの無断転載(絵)があったし。
106名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:03:52 ID:MQjsxie2
いいかげん真面目に保管庫の話するべ
粘着がいるが無視で
107名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:13:55 ID:DKQeWpGL
保管庫やるなんて勢いで言っても、絶対に1年も続かないよ。それで放置状態になってるところをいくつも見てる。
それよか>>71で過去ログは全部htmlで見られるようになったのだから、Part1にはかくかくしかじかの内容のSSが、Part2には…
で纏め上げる方がこのスレ内でもできるだろう。日付が見づらいとか甘えたことを抜かす奴は知らん。
108名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:37:05 ID:kSRX1rGr
>>107それはこのスレでやる必要ないんじゃ?

今まで「htm化されてない部分読みたい。にくちゃんねるとかやだし保管庫ないの〜」というレスがたまにあった。
全て読めるようになったのに、
「スレ毎にガイドが無いと探すのめんどくさい」
「自分の好きなのだけ見たいから目次作っといて!」
などという21歳以上はいないだろう。

まとめや整理はやはり保管庫の役目。保管庫必要な人や作りたい人がいるなら相談して作れば良い。
運営が上手く行くかないだろうという憶測で、このスレで手取り足取り面倒見るのはどうよ。
ちなみに個人的には保管庫は要りません。
109名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:43:08 ID:DKQeWpGL
>>108
>ちなみに個人的には保管庫は要りません。

自分もこれに同意。ただ「保管」という名目でトラブルが発生したばかりだから、
その勢いでやってもまず良い結果にはならないと老婆心で案じてるだけ。
保管庫作りたい人はご自由に、だけど初出スレURLを明記する・このスレ上において
保管庫として存在を表明する(こそこそ隠れてやらない)といった最低限のルールを守って作ってほしい。
110名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:50:49 ID:cEJxgYoO
>>103
聞かれたら断るが勝手にされちゃう分にはどうしようもないし
仕方がないよねってレスだったんだけど、
分かりにくい文章だったならスマソ
どのみち今は投下してない
111名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 17:27:44 ID:c01kr3w4
>>101
いいなー漏れアスカガ短編落とした事あるけど見事に無視されていた
自サイトの保管庫に載せてもらった事でちゃんと敬意払ってもらっていると思うよ

>>104
うわー言ってはいけない事を
エロパロ板自体マイナーだし新彗星板派生のリヴァスレとかマユ種のほうが
面白いもんね
112名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 17:51:28 ID:ZgZ+dsIP
>>111
職人様なのですか?
以前投下されたSSがどのSSかは分かりませんが、決して
無視された訳でないと思いますよ。もしよろしければこれに
懲りずに、是非もう一度投下して下さいませ。
113名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 17:58:09 ID:c9Guhn/J
エロパロ板自体マイナーでいいんだよ。
本来21歳以上がひっそりと楽しむ板なんだし。
低年齢の厨房が堂々と顔を出す方が異常なんだ。
114名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:04:59 ID:6pD+YcCk
>>111
釣り?それともここ見て消した保管庫本人かな?

>自サイトの保管庫に載せてもらった事でちゃんと敬意払ってもらっていると思うよ
「載せてもらった」という書き方からしておかしくないか?

投下先を無視して無断転載されてて不快だったと101氏が言ってるのに
不愉快でも「載せてもらって」感謝しなきゃいけないのかな?
転載元書いてないのに「敬意払ってもらってる」と思わなきゃいけないのか?

のまねこやらモナー問題でもそうだけど、
この掲示板とここの職人さんに敬意をはらわないから問題になってるんだろ。
前にも誰かがレスしたが、転載するなら「どこどこの掲示板より転載」
と書くのは最低限のルールだ。職人さんが最初に見てもらいたいと思って
投下したスレを無視するのは失礼だろ。

2chからの転載というのは伏せたい、あそこを見てると思われたくない、
自分のサイトは2chにアド晒されたくない。
でもサイトの人寄せにエロ小説は置きたい、そういう身勝手さが
今回嫌われてるんじゃないか。
115名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:05:48 ID:j4IIjK0N
そもそもなんで21禁なのかすら理解できてないっぽ
116名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:06:01 ID:DKQeWpGL
>>11
「アスカガ」だしね。ジサク(・∀・)ジエンのかほり。
117名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:11:29 ID:DKQeWpGL
>>104
>人寄せにされるレベルのものがここに投下されてるか?(・ω・)シュミダロ

んじゃ、人払いになるようなコンテンツを自サイトに置く人間がいるのか?閲覧者を減らすような効果があるものを?
そうじゃないだろう、幾許でも人目を引く効果があるからと考えるからこそ、コンテンツにしようと企てたのだろう、なあ>>111さん。
118名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:19:01 ID:0e648TpY
載せられた、載せられたで嫌だけど、
他の同カプのは載っけていて、自分のが無いのはちょい寂しいかもと言ってみる。
自分のがダメpと言われている感じだし
119名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:34:33 ID:H9ChdCmM
そんな厨好みじゃなくてよかたと自分なら思うことにする
120名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:48:41 ID:aHPSxxZa
アスカガ無断転載サイト→チネ
南極→職人のOKがあれば許可の出た作品ごとに転載可
このスレのログ保管→出典明記なら好きに汁

だと思ってた
つーか保管庫って>>3みたいな所のことをいうと思ったんだが…ログ丸ごとつーか
この形なら問題ないと思ってたな。俺は作らんがw

過去に見たのがもう一度みたいって言ってる奴は専ブラ入れてないのか?
自分で消さない限り、ログ残るだろ
121名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 18:59:00 ID:DKQeWpGL
>>111
だいたいさ、


>自サイトの保管庫に載せてもらった事でちゃんと


≪自≫サイト?
>>111が問題のアスカガサイト管理人とは違うならば、「そのサイト」「保管庫を作ったサイト」などの表現になるだろうに。
122名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 19:22:00 ID:/qkIQ8hy
123名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 19:49:04 ID:YevO3Hhc
>>115
鯖のある国のアダルト年齢規制が21歳未満禁止らしいよ
124名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 20:25:36 ID:ce4clqV2
>>123
多分そういうニュアンスじゃ無いと思う
125名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:12:11 ID:MQjsxie2
なんか個人的恨みでもあるのか?
やたら粘着する奴がいるが。
皆想像でしかもの言ってないから、
俺でよければ代表してメールで質問状送って
みるけど?

なんかほんとクソスレ化(´Д`;アアモゥ
126名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:43:13 ID:NCex+8/F
100も進んで、一つの作品が無いって前代未聞だy
無印終了時って、今頃は投下祭りだったね。
127名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:46:39 ID:WVR6rWgw
よくわからんけどにくちゃんねるでいいんじゃね?
128名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:54:17 ID:c01kr3w4
>>121
ΣΣ(゚д゚lll)違う漏れじゃない

>>125
そうしてみてくれ
漏れはちょっと寂しい思いをしたけど編集の手が入るのも面白いと思うんだお
管理人氏がbyピンク板と一言いれて保管庫復活してくれたら
案外見る人多いんじゃないかな
同盟とか入っていたら問題だけど
129名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 21:57:07 ID:VlaTWKvc
にくちゃんねるでいいお
130名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 22:46:18 ID:w0Bvinpg
byピンク板って入れて自サイトを2ちゃん関連スレに公開できるものか?
見てるこっちが痛いし本人もそれが嫌だから勝手にこそこそやってたんだろ
131名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:25:40 ID:lwdu2QP7
こんな流れになったらもう投下はないと思う……
132名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:53:03 ID:VQ7bUVY9
こんな流れにしたのは誰だよクズども、マジで死ねアスカガ厨
133名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:05:45 ID:E9AvHLZ1
>>132
あなたもどうぞお帰り下さい
134名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:22:52 ID:DTMM4I04
はぁ・・・
135名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:43:19 ID:62top8tP
でサイトのURLは?
136名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 00:43:41 ID:bQbE1NcA
つうか彗星流れが多いな
晒されでもしたんかね
137名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:04:37 ID:xRjURIA3
無断転載してたサイトを特定しようと各所にマルチしてたのがいるからそれかもな
保管庫復活って普通に無理だろ・・・ひょっとして晒し狙いなのか?やめとけ
138名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 01:36:46 ID:OXC1vFcZ
にくちゃんねる利用すれば過去スレも見れるし
わざわざ誰かにお願いしてサイトを持つ負担負ってもらう必要もないと思うけど
139名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 06:24:37 ID:pAMePg83
ともかくそのサイトの話を粘着的に話すのはもうやめようや
事が事なんで話したいのもわかるし、スレ住民が1度見てみたい気持ちもわかるが
おまいらから漂ってくる雰囲気にはただの好奇心しか感じられない

そもそも2ちゃんで個人サイトのURL上げるのは激しくルール違反(それがピンクであったって)
俺たちもういい大人なんだからさ
140名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 09:10:46 ID:CgKGnT1k
彗星厨ウザス。
最近、他板の種スレにも彗星の奴らが特攻して迷惑かけている。
141名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 10:42:03 ID:WNHkOnP7
この流れを変えたけりゃはやく投下しろよクズ職人どもwwwwww
142名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 12:12:26 ID:f524gwrW
はいはい
荒らしはバカ、>>141は空気読めない生きる資格なしのゴミ屑ケテーイ
143名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 12:17:14 ID:jcQ2+uqW
>>139
俺達は煽れば職人が投下してくれると勘違いする様な
彗星版住人未成年の>>141とは別だからな
144名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 12:29:23 ID:OoV2+uO0
>>132
>>141
久し振りアスメイリク厨…
145名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 12:36:25 ID:lPWwVLMd
今のはスルーするところだろうって書き込みを普通にスルー出来ない人多いスレだなここ。
146名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 15:01:27 ID:62top8tP
こっちのほうがイパーイ神作品投下されてるよ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/685/1125568113/
147名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 15:41:59 ID:1mP1gTp8
はいはいシンルナ。
148名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 16:57:06 ID:iSux28/O
>>139
>おまいらから漂ってくる雰囲気にはただの好奇心しか感じられない

ただの好奇心ならまだ結構なことじゃないか。血祭りに上げてやれといった殺気よりはマシだろ?
149名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 17:25:44 ID:GUTdrx9B
自作自演を見た
さすが冬(ry
150名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 17:29:35 ID:iSux28/O

111 名無しさん@ピンキー sage 2006/01/07(土) 17:27:44 ID:c01kr3w4
>>101
いいなー漏れアスカガ短編落とした事あるけど見事に無視されていた
自サイトの保管庫に載せてもらった事でちゃんと敬意払ってもらっていると思うよ

128 名無しさん@ピンキー sage 2006/01/07(土) 21:54:17 ID:c01kr3w4
>>121
ΣΣ(゚д゚lll)違う漏れじゃない




「自サイト」の意味ぐらい、自分から書き手を名乗るなら分かっているだろうにねえ。
151名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 17:37:27 ID:GUTdrx9B
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
読めるようにして欲しいかな
●はまだなあ・・・
152名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 18:11:51 ID:o3d3JjT2
もしアスカガ厨以外の人のサイトだったらここまで荒れたのかなーと
>>132および>>141を見た上で言ってみる 精神的に未熟な人が増えたね
153141:2006/01/08(日) 22:47:52 ID:WNHkOnP7
すまん俺もここまで爆釣だと思ってなかった…
普段はROMなんだけど今日の流れ見て俺も煽ってみようと思ったんだよ
ほとぼりが冷めるまでしばらく全員で書き込み控えるのはどうかな
154名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 22:51:00 ID:PBNiXrTu
>>153
どうせならSS書いて落とせば良いのに
155名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 00:09:03 ID:AHqFq0aN
>>153
お前はまだ後3年ほどROMっとけ
156名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 14:38:26 ID:PW82dFu3
>>153
一生ROMだ
157名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:24:04 ID:AGvta8nZ
保管所ないの?
158名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:49:52 ID:PW82dFu3
159名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:50:59 ID:PW82dFu3
160名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:51:54 ID:PW82dFu3
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074382296/(dat落ち)
http://2ch.pop.tc/log/06/01/08/1747/1074382296.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part8
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1071/10712/1071202685.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1069/10696/1069657864.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10679/1067986563.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065351321.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10624/1062425345.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10592/1059225815.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10546/1054652749.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10347/1034752307.html
------------------------------------------
……で、これ以上何か要求ある?
161名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:01:28 ID:3rB0Uhgn
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129903653/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1129/1129903653.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125546449/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1125/1125546449.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122734473/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1122/1122734473.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120953172/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1120/1120953172.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118503389/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1118/1118503389.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116515923/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1116/1116515923.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112278204/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1112/1112278204.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109943322/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1109/1109943322.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108000413/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1108/1108000413.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part13
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1106119158/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-sakura03_eroparo/1106/1106119158.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part12
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1102761177/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-idol_eroparo/1102/1102761177.html
162名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:02:24 ID:3rB0Uhgn
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part11
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091438377/
ttp://makimo.to/2ch/bbspink-idol_eroparo/1091/1091438377.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391662/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074382296/
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part8
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1071/10712/1071202685.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1071/1071202685.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1069/10696/1069657864.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1069/1069657864.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10679/1067986563.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1067/1067986563.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065351321.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1065/1065351321.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10624/1062425345.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1062/1062425345.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1059/10592/1059225815.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1059/1059225815.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10546/1054652749.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1054/1054652749.html
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10347/1034752307.html
ttp://makimo.to/2ch/bbspink2_eroparo/1034/1034752307.html
163名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 18:05:57 ID:3rB0Uhgn
にくちゃんでは9と10が見つからなかった。一応外部なんでh外しておいたぞ
ログ集めで同じことやってる人がw しかも早い上に完璧w 超乙

ま、これで保管庫だのログだのの話は終わりな
164名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:06:12 ID:Lvt0WM45
ID:PW82dFu3氏、ID:3rB0Uhgn氏乙です!

しかし読むのが面倒なんでカプ別だと更にいいかな
職人が減ったのは冬だからというより本編のせいではないかと
165名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:08:26 ID:PW82dFu3
本当に要求出すとは思わなかった。
166名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:34:02 ID:8H/SiCDb
●持ちダメ人間な俺には何の益もないのだが乙
次スレからテンプレに入れよう

さてここからが本当の
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part23
のはじまりだな。
167名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:38:56 ID:PwIhYj52
>>164
あなた鏡を御覧なさい。たまらなく冬を感じませんか?
168名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:56:56 ID:Lvt0WM45
>>167
え?普通にあればいいなーと書いただけだろ
169名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 22:30:09 ID:jLrnan/p




このスレ終わったな



170名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 22:30:18 ID:jLrnan/p




このスレ終わったな



171名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 22:42:45 ID:nt/gHQ4q
168は自分の本当の姿に、永遠に気付かないんだろうな
172名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 22:43:16 ID:Ah9iNNnP
>>168
5年ROMれ。
173名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 23:50:02 ID:9l5W2Ap/
もう終わりだ。
174名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 10:52:13 ID:wtxDy5gr
>>164
>しかし読むのが面倒なんでカプ別だと更にいいかな

読むのが面倒ならこのスレ自体に来なければいいよ。本当にそれを勧める。
175名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:26:29 ID:ckaRd5Ap
>>174
他スレ保管庫ではカプ別にして読みやすくしてんぞ
ここ腐女子多すぎ
176名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:28:18 ID:K4+nX5JI
そんなに鈴木くんちがいいなら鈴木くんちの子になっちゃいな!
177名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:35:12 ID:wtxDy5gr
>>175



     暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう。





>>3保管庫すら続かないのに他人による無償の労力求めすぎ。書き手の労力とかもこいつらにとっては鼻糞の如きもんだろうな。
178名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 15:58:32 ID:vOovXvUn
これこそ「文句あるならお前がやれ」だよな。
SS書けんでも保管庫はやる気と時間があれば誰でもできる。
21歳以上でHTMLについて調べても理解できないような池沼は除くが。
今はWikiやブログみたいな投稿形式で構築する手段もあるし。
179269:2006/01/10(火) 19:03:49 ID:bvvou54N
みなさん、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

新年早々エロ無しパートで申し訳ないのですが、前回の続き、暫くはルナ×シン進行。
嗜好に合わない人はスルーよろしく。

投下
180269:2006/01/10(火) 19:04:21 ID:bvvou54N
陽が落ちてからの風は冷たく、落ち葉がかさかさと乾いた音を立てて足下を掠めていく。
「ルナ!ルナ!しっかりしろ!どうしたんだ、いったい何だってこんな・・・!」
倒れているルナマリアに駆け寄りその体を抱き起こしたシンは
そのすぐ傍らの草陰に小さく丸まった水色と白の縞模様の布切れ・・
投げ捨てられたルナマリアの下着を見つけると、一瞬のうちに自分の妄想が
最悪の形で現実に起こったのだと判断した。
シンはぐったりとしているルナマリをきつく胸に抱きしめると
憤怒の表情で停められている車に鋭い視線を向ける。
暗い夕昏の闇に溶けるようにひっそりと佇むオープンカーは静まり返っており
一瞬、風に乗りぼそぼそとした人の話し声が聞こえた気もするが、
腕の中でルナマリアが微かに身動ぎをしたため
シンの注意は再び腕の中のルナマリアに戻った。
「・・・・あ・・・・・シン・・・?」
ルナマリアの焦点の定まらない瞳がふらふらとシンを捉え、次第にはっきりとした意思の光を取り戻す。
「大丈夫か!誰にやられたんだ・・・・あいつらだな!あいつらがルナを・・・
ガソリンを分けてやるからその代わりに(自主規制)なことや(自主規制)なことを・・・!!」
シンが怒りを込めて叫ぶのを見てルナマリアは驚いてシンの腕を掴みそれは違うと首を振った。
まさかと思うが、切れたシンは何をするか全く予想がつかない。
このまま放って置けば単身あのアスハ代表とアスランの車に突撃し大騒動が起こるに決まっている!
181269:2006/01/10(火) 19:04:54 ID:bvvou54N
「違うの!違うのよ、シン!あの車は関係ない・・・ないこともないんだけど、
ううん、関係ないんだから少し落ち着いて!ね?」
ルナは必死にシンの注意をあの車から逸らそうと瞬時に頭を廻らせた。
どうすれば良い?
「あ・・あのね、シン、アナタが行った後・・・
あの車の人にガソリンを分けて欲しいって頼みに行こうとしたんだけどね
その・・・あの車に乗ってた人って・・アスハ代表だったの。」
「アスハが!?」
「それでね、アスランさんも一緒だったの。」
「・・・・護衛をたった一人だけ連れてこんなところでサボってんのかよ!
まったく、いい気なもんだよな!」
一層怒りだすシンに、ルナマリアは大きくため息をつく。
「・・・・・シン、わたしが言いたいこと全く通じて無いみたいね・・・
いい?アスハ代表とアスランさんが二人っきりでこんな辺鄙な場所に車を止めて
することっていえば・・・・一つしか無いじゃないの!」
「???」
「あーもう!本当にシンったら鈍いんだから!」
182269:2006/01/10(火) 19:05:31 ID:bvvou54N
そこがまた可愛いんだけど!!
ルナマリアが心の中でそう付け足したとき
何故かここでルナのSEEDがぱりーんと炸裂した。
ただ、他の者と違うのは周りにピンクの蝶々とハートが舞い散っているのだが。
ルナマリアの身体の中で先程鎮めたはずの欲情の炎が再びむらむらと息を吹き返し
何も覆い隠すものの無い下半身の裂け目からまた新たな粘液がとろりと溢れ出る。
「んもうっ・・・仕方ないわね、普通こういうのは男のほうが気を利かせるものなのにぃ」
ルナマリアはそう言うと妖しく笑いながらシンの上に馬乗りになった。
シンは目を白黒させてルナマリアの顔を見つめる。
「ルナ?」
「アスハ代表とアスランさんがしていたのはこういうことよ。」
ルナマリアは目をぱちぱちさせているシンの首にゆっくりと腕を回すと
シンの太腿の上に自分の股間を擦り付け淫らに腰を前後に振り始めた。
「ル・・・ルナ・・どうしたっていうんだよ、急に!」
「ねえ、シン・・・わたしがここまでやってもまだ気がつかない?
二人がやっていたっていう・・・秘密のこと、
それじゃあもう一つヒントをあげる。」
ルナマリアはそう言うとシンの頭を強引に引き寄せると
有無を言わさず唇を重ね、シンの口腔に舌を捻り込んだ。
「モ・・もガッ!?」
183269:2006/01/10(火) 19:06:07 ID:bvvou54N
驚くシンにかまわずルナマリアの舌は縦横無尽にシンの口腔を嘗め回し
歯茎の裏や舌の付け根や柔らかい粘膜などありとあらゆる場所を自分の唾液で湿らせ
唇の端から溢れ出る雫をものともせず更に激しくシンの舌を吸い込み
息の続く限りその欲望を飲み込もうとする。
それと同時にルナマリアの右手がシンの股間に滑り落ち
やんわりとその中心にあるシンの男性自身を握り締めた。
いつの間にかシンの中心はウブな心の内とは裏腹にカチカチに固まっており
硬いジーンズの布越しにもしっかりとその存在を主張し始めていた。


・・・・・・・・・続く・・・・・・・・・・・・・
184名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:11:45 ID:QvkOOHuY
キタ━━ヽ(´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄) ´ゝ`)`Д´)-_-) ン、)´Д`)=゚ω゚)ノ━━!!!
このよどんだ空気の中作品を投下してくれる269氏はどう見ても神です。
本当にありがとうございました。
185269:2006/01/10(火) 19:12:55 ID:bvvou54N
今日はここまで。続きはまた後日。

さようなら
186名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:18:37 ID:hr2mQkW1
待ってました269氏、GJーーーーー!!!!です!!

期待を裏切らないエロ展開にハゲシク萌えますた!
また続きが投下されるのをひたすら待ち続けます!!
187名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 19:32:36 ID:BxPdwZme
展開の強引さにワロタwGJ!
188sage:2006/01/10(火) 22:50:47 ID:Tn5tvgtZ
キター!269氏激しく待っていました!
GJGJGJ〜〜〜〜w
189名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 08:54:22 ID:/7wOJmro
>269
シン厨氏ね
もう書かなくてイイよwwwwwwwwwwwwwwwww
190名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 11:01:29 ID:nqU/0CYl
ルナwwww
191sage:2006/01/11(水) 14:22:42 ID:tV9NAwtb
>>269 頑張ってください。
192名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:43:05 ID:u1bHPdwU
ルナシンの乗っかり萌え
GJです269氏
193名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 23:26:28 ID:I0ZpyQs3
シン気づけよw
194名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 01:53:06 ID:/1Ug+/Z8
>>269氏
GJ!!イヤ、この場合はGODJOB!!だな。
195名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 02:25:00 ID:/93c1HYI
待ってましたよー!ルナGJ!
ルナシンがどうなるのかwktk…!!
続き楽しみにしています。
196名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 18:47:30 ID:xl+nICMB
見事に荒らしがやんだな
やはり職人が定期的に作品投下してくれないと
いやテスト期間だからかww
197269:2006/01/12(木) 19:41:32 ID:fj9oYoBJ
みなさん、こんにちは。

先日の続き、これで完結です。
エロが少なくてすみません。

投下。
198269:2006/01/12(木) 19:42:21 ID:fj9oYoBJ
ルナマリアの手がシンの股間のラインに合わせて上下に動き
一番隆起している部分を手の平でくるくると円を描くように撫でまわしたかと思うと
次の瞬間その手は下まで滑り降りて嚢の部分を絶妙な力加減で揉み解す。
その妖しく官能的な行為にシンの心拍数は倍近くまで跳ね上がった。
なんという手技。
このまま嬲られ続けたらものの数分もせずにシンは昇天してしまうだろう。
ルナマリアの指がつつつとシンのズボンのファスナーにかかり、
ゆっくりと下に引き降ろしていく。
薄い下着越しにシンの肉棒がどくんと脈打ち
狭いファスナーの隙間から迫り出そうとぶるぶると震えていた。
ルナマリアはうっとりした表情でシンの唇を放すと
まるで今にも声で蕩けそうな声で囁いた。
「シン・・・すごい・・こんなに固くなってる・・」
それは男の下半身を刺激する、危険で甘い悪魔の誘惑にも似た言葉。
「や・・・!止めろよ、ルナ!!」
しかし、シンはすっかり動転してしまい思わずルナマリアを突き飛ばし慌てて立ち上がると
そのまま一二歩後ずさり顔を真っ赤にして怒鳴り散らす。
「いい加減にしろよ!人が心配しているっていうのに・・一体どういうつもりだよ!
こういう事はなぁ、けけけ結婚してからするモンなんだぞ!
ほらっ!早くパ・・パンツはけよ!おれ、先にあの車に頼みに行っててやるからさ!」
199269:2006/01/12(木) 19:42:54 ID:fj9oYoBJ
照れているのか怒っているのか握り締めた拳をプルプルと震わせると
シンはくるりと後ろを向き地べたに尻餅をつき唖然とするルナマリアを残し
がさがさと草叢をかき分け既に闇と同化してしまった車のほうに走り出した。
まだ心臓がばくばくと大きな音を立てている。
後ろのほうで「意気地なし!」だの「女に恥をかかせる気!?」だのと叫ぶルナマリアを無視しつつ
枯れ枝や岩を飛び越え、一秒でも早くその場を離れようと無我夢中で走った。
「わわっ!!」
あまりに慌てていたためか、足がもつれ振り回した腕はむなしく空を切り
シンは勢いよくその場に転倒してしまう。
幸い落ち葉がクッションとなり見た目は派手だがそれほど痛みは無いのが幸いだった。
シンは途方にくれていた。
シンはまさかルナマリアがあれ程大胆かついやらしい行為をする少女だとは思っていなかったのだ。
女の子って・・・もっとこう、柔らかくてふわふわしていて、自分から男の股間なんて触ったりしないんだ!
頭の中でステラとマユがうふふあははと笑いながら走り去っていく。
思い出は何時までも美しい。
ステラとマユも本当はおれの股間を触ったり
いやらしい汁を俺のズボンに擦り付けたりしたかったのだろうか・・?
200269:2006/01/12(木) 19:43:26 ID:fj9oYoBJ
途端にシンの脳内のステラとマユが全裸に変わり
挑発的なポーズでシンに向かいヘイカマーン!と腰を振り
淫らな仕草で女性器を広げて見せた。
いや、正直なところシンは正確な女性器など見たことは無いので
その部分には律儀にモザイクがかけてあるのだが。
思春期の男子にありがちな可憐な少女への夢と憧れを打ち砕かれたシンはガックリと肩を落とし
足元の小石を蹴りつける。
本来ならば誰もが涙と涎を垂らして狂喜するシュチエーションも
シンにとっては悪夢のような、そんな心持らしい。
「ああ・・・そうだ、ガソリン・・」
シンは軽く頭を振るとのろのろと起き上がり服についた枯れ草をパンパンと払い落とす。
「とにかく、ガソリン・・分けてもらわなくちゃ・・アスランさんなら大丈夫だろう。
最悪、町まで乗せていってくれれば・・・・あれ?」
先程よりさらに日が沈み、空は完全に藍色の闇が支配していた。
が、気がつけば闇の中で再びオープンカーが規則正しく揺れている。
「ま・・・まさか・・・!!」
シンは足を止め、これ以上無いというほど目を凝らしギシギシと軋み音を響かせている車を凝視する。
ここからでは暗すぎてよく見えないが、あの車の中ではアスハとアスランさんが
口に出せないような破廉恥な光景を繰り広げているのだろうか!!?
201269:2006/01/12(木) 19:44:00 ID:fj9oYoBJ

シンの頭の中で髪を振り乱し涙を浮かべて腰を浮かすカガリの姿と
カガリの白くたわわな乳房を口に含みながらその青く血管の浮き出た肉感的な両脚の中心に
己の股間を激しく打ち付けるアスランの姿が山口氏画で忠実に再現され、
その作画の横には「ぬぷっぬぷっ」や「ぱんっぱんっ」や「ずぷっずぷっ」といった
いかにも汁気たっぷりな手書きの効果音の他に
「ら・・らめえっ・・!膣に出しちゃらめえっ!赤ちゃんできちゃううぅぅ!」
「ふふふ、可愛いよ、カガリ・・どうする?外に出してもいいのか?それとも顔にかけてやろうか?
たっぷり濃いやつでカガリの顔をぐちゃぐちゃに汚してやろうか?」
「ああんっ・・・ちょうらい・・ッ!アスランのせーえき美味しいのおぉっ」
といったハートマークつきの台詞が特大フォントで飛び交っていた。
これらの資料はアカデミー時代にヨウランやヴィーノが描いたという
当時生徒の間で可愛いと評判だったメイリンや人気アイドルのラクスを登場人物とした
手作り冊子の一場面から仕入れた知識で(どうやら彼らはドウジンシなるものを作っていたらしい)
当時のシンはあまりの刺激の強さにそれ以来
男女の営みは意識的に視界に入れないようにしていたのだが・・
「つ・・汁ダク鬼畜萌ぇっ!」
シンは自分の脳内妄想に激しく興奮し、その場にばったりと倒れ伏してしまった。
自分の身持ちは固いくせに妄想力は通常の三倍はある。
これも童貞コーディネーターの悲しき宿命なのだろうか。

202269:2006/01/12(木) 19:44:31 ID:fj9oYoBJ

次にシンが目を覚ましたのはオーブの中心にある大きな病院の一室だった。
「シン・・!よかった、気がついたのね・・!!」
シンの目に真っ先に飛び込んできたのは、心配げに自分を覗き込むルナマリアの顔だった。
視線をずらすと白く高い天井と小振りな花瓶に活けられた色とりどりの花、そして大きな窓が見えた。
シンは大きく息を吐いた。あれは・・夢・・?
「おれ・・・いったい・・・ここは何処・・?」
「ここは病院よ。ああ、驚いたわ、わたしが見つけたときにはあなた倒れていたのよ!
キラさんがフリーダムで運んでくれなかったらわたし一人じゃどうにもならなかったの・・!」
キラやフリーダム、といったおよそ自分たちに関係ない名前がルナの口から出てくるのを
シンは不思議そうに眺めていた。
確かにここオーブに来たばかりの頃は何度か会いもしたし話もした・・
しかし、ここ最近はほとんど接触は無かったのに、何故今になって?
「・・・・・??」
シンは今更自分を見つめる人間がルナマリアだけではない、ということに気がついた。
「ぼくが丁度通りかかったとき、彼女が君を抱えて泣いていたんだよ。
足も無いって言うからぼくが運んだんだけど、迷惑だった?」
穏やかな口調でそういうキラにシンはすっかり恐縮してしまう。
こんなに優しい瞳の人が実はあの最強のモビルスーツを操る最高のパイロットだなんて
この目で確認しなければシン自身も信じられなかっただろう。
キラは今ではすっかりオーブ政府の一員となり、カガリの良き片腕となって
献身的にまだうら若い代表を補佐しているのだった。
203269:2006/01/12(木) 19:45:11 ID:fj9oYoBJ
「いえ・・・ありがとうございます。でも、何であんなところにアナタが?しかもフリーダムで?」
ベットの上で起き上がろうとするシンの背をルナマリアが慌てて支えてやる。
もともと怪我や病気ではないシンの身体は全く普通に動かして問題ないのだが、
世話焼き女房タイプのルナマリアはここぞとばかり甲斐甲斐しくシンの世話を焼いているのだ。
「うん、ラクスからカガリとアスランがあの場所で初セックスをするって聞いたから見に行こうかと思って。」
さらっと言い放つキラの台詞にシンは納得したように頷き、
次の瞬間首がもげ落ちそうな勢いでキラのほうを振り向いた。
「あ、そうだったんですか・・・って!?ええっ!?」
「だってカガリはああ見えて結構恥ずかしがりやだしアスランも肝心なところで押しが弱いから
イザとなったらぼくが助っ人に入ってやろうと・・」
「まあ、キラさんって頼りになるぅ。」
ルナマリアが心底感心したように目をキラキラさせて頬を染めた。
どうやらルナマリアはキラと同じ種類の人間らしい。
「助っ人って・・!普通入りませんよ!っつーか、入っちゃったりしたらそっちのほうが問題だし!」
怒るべきか呆れるべきか。
シンはこのときになって初めてアスランの苦悩を思い知った。
そうか、だからアスランさんはミネルバに乗っていても
オーブに戻って来てからも、いつもあんなに辛気臭い若禿しそうな顔で暮らしていたのか!
204269:2006/01/12(木) 19:45:45 ID:fj9oYoBJ
「平気平気、コーディネーターは受精率低いし、もし赤ちゃんが出来ちゃっても
ぼくとカガリは双子だから赤ちゃんはカガリ似ってことにしておけば絶対ばれないよ。」
「そうじゃなくてぇぇ!!」
本気でシンは頭を抱え布団の上に倒れこむ。
もはやシンの理解の範囲を超えている。
「それで、キラさんは見れたんですか?アスハ代表とアスランさんのセックス?」
ルナマリアが興味津々に聞くとキラは苦笑いをしながら首を横に振る。
「それがさぁ、丁度行き違っちゃったみたいで・・・残念だなぁ。
でも、多分アスランはこれで自信がついたと思うからこれからあの二人、所構わずスルんじゃない?
だから今度はジャスティスのコクピットに隠しカメラを仕込んでおこうと思うんだ。
アスランの性格だと多少倒錯したセックス路線に走ると思うんだよ。」
「さすが親友、何でもお見通しなんですね!わたし、尊敬しちゃう!」
「おっと、ぼく、この後ラクスとプラントに行く用事があったんだ。それじゃあシン、お大事にね。」
腕時計を覗き込んだキラが椅子にかけてあった上着を取り上げると
ルナマリアに向かいバイクは病院の裏に運んでおいたから、と告げ病室のドアを開けた。
シンは慌ててキラを呼び止めた。
「あ・・・!キラさん!」
だが、言うべき言葉が見つからない。
シンは力なく頭を下げると弱弱しく礼を述べた。
「その・・・・どうもありがとうございました・・・」
「気にしないで。じゃあね。」
キラはにっこり笑いドアを閉める。
205269:2006/01/12(木) 19:46:20 ID:fj9oYoBJ
ぱたん、というドアの閉まる音と同時にルナマリアがベットの上に飛び乗ってきた。
「さてと、シン。二人っきりになれたことだし、わたしたちもこの前の続き、しようか?」
ルナはそう言いながらシンの首にしがみ付き、欲情に濡れた瞳でねっとりとシンの顔を覗き込む。
「何のこと・・?うわああっ!!?ル・・・ルナ!!」
枕元に飾られている花瓶の縁・・・其処はつい先程までキラが立っていた場所だ
・・に小さなレンズがきらりと光ったことにシンもルナマリアも気がついていない。
スーパーコーディネーターは美味しいところは全て持っていくのがお約束なのである。

・・・・・終わり・・・・・
206269:2006/01/12(木) 19:46:52 ID:fj9oYoBJ
以上です。

どうもありがとうございました。さようなら。
207名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 19:50:19 ID:GWXJGfgx
ぬぁあああ
リアルタイム投下遭遇しちゃったよ!
超GJ、いやGODJOB!

キラの抜目なさワロスwwwwww
お疲れ様でした。
208名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:06:45 ID:+tkLeC+D
結局美味しいところはぜーんぶキラ様が持ってってしまうのかwwwwww
269氏お疲れ様でした。清々しく笑わせていただきました。
以前のような息詰まるようなどシリアスのエロもいずれ期待しております。
209名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:06:48 ID:E6wo6BE7
Σ(゜∀゜)269氏キテターーーーーーーーーーーーーー!!!

隠れ同人者なシンに爆笑しましたW氏のエロギャグ最高です!
210名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 21:19:20 ID:ydhBipfa
シンルナとか糞カプ書くな
211名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:25:01 ID:niEEjnZ7
269氏お疲れ様でした。笑えました。

其れから気に入らないカプがあるからって中傷は子供のすることだって。
イヤなら見るなよ。
212名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:45:44 ID:REiK3yRv
とりあえず最狂なのはキラ・ラクスのDQN夫婦ってことか。
213名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:06:09 ID:MtmNsb3a
>211
ヌルーヌルー

269さん、GJです!またお待ちしてます。
214名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 00:25:35 ID:h/iJgCZW
269氏GJ!!っす。
アスランとカガリの濡れ場をフリーダムで覗きに行くキラにテラワロス!!
215名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 02:30:22 ID:Rk3PrfEU
>>206
長編お疲れ様でした
いつも笑いとエロをありがとうございます

>山口氏画で忠実に再現され
思わず想像しちゃいました
216名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 15:03:49 ID:O1h5CbZZ
269氏GJ!
乙でした!

217名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:29:46 ID:V0qwo3GW
助っ人って3Pになるのか!?269氏書いてくれ!
218名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 20:47:35 ID:Xfe0qJTI
神269氏乙!
219名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 00:33:34 ID:bGFsJP1+
脳内同人誌ワロス
269氏GJGJ
220名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 00:41:23 ID:+TOF9Oov
ttp://id16.fm-p.jp/14/usagintarou/

こういうアスカガが本編でも見たかったよ〜
セックル萌え(*´д`)ハァハァ
221名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:12:20 ID:eczTnsLw
どうみても安置です
本当にありがとうございました
晒すのはやめれ


269氏相変わらずGJですた! 
不躾ながら子供云々のとこがイマイチ分からなかったのですが
コーディは受精率低いから赤ちゃんはカガリ似にしとくってどゆこと?
222名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:30:42 ID:hRWqJwFX
コーディの受精率が低いから
キラ様がカガリとセクースしたところで子供ができる確率は低いし
仮に妊娠しちゃって生まれてきた子供がキラ似だったとしても
キラとカガリは双子だから「キラ似=カガリ似」で済ませて
双子セクースの証拠は残らんよ、てことでは

よくまとまってないな自分も、スマソ
223名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:51:02 ID:+TOF9Oov
>>221
今269氏でもっているようなものだし
個人サイトのほうが読めるSSけっこうあるということ知らない人多いから
224名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:52:05 ID:tCD66sUN
すげえ。これが安置のヤリクチか。
常識もないんだな。
225名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:08:08 ID:eczTnsLw
>>222
dクス やっぱキラさんがつまみ食いしちゃうってことかw
226名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:12:49 ID:j10So9KQ
>>223
本気で氏ね
227名無しさん@ピンキー :2006/01/15(日) 07:47:33 ID:Oar/LPvW
>>222
本編設定では受精率が低いんじゃなくてコーディ同士の出生率が低く
ナチュ×コーディは普通に子供が生まれるとなっとるがな
228名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 18:48:41 ID:eczTnsLw
母体に問題があるってユーレンが言ってたっけ 
んじゃコーディカプはセクロスしまくりだな
子供欲しかったら特定の相手じゃなきゃ無理だが
229名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 20:41:28 ID:aBSp9GYZ
ルナ…戦闘はダメダメなのに
セックルとかとなるとキララクに次ぐ強さなんだなww

269さん、萌えました、お疲れ様です
230フラマリュ1/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:02:14 ID:C0G3a8SG
こんばんは。フラマリュ投下します。本編最終話のすぐ後の話。
いつも以上に本編改変注意でお願いします。危ないと思ったらスルーで。
このカプも今回で一応の〆です。


【Relation】

 生きているということ。それは、時が限られるということ。
 永遠……ではない、ということ。
 死んでいるということ。それは、時が流れないということ。
 永遠に変わらない、ということ。
 何一つ……

 『救世主』の名を持つ要塞が落ちる。
 これが終わりか。何が終わったのだろう。戦争が終わって平和が始まる――本当に?
 どちらでもない混沌の夜明けに立ち会いながら、今までの時間に思いを馳せる。
 ふいに軽い目眩を憶えて、ヘルメットの中で男は顔をしかめた。
(何だ?……一度に思い出しすぎたか?)
 ネオ・ロアノーク――いや、ムウ・ラ・フラガは軽く頭を振り、もう一度目の前に広がる崩壊の
宇宙を見やった。

 全ての記憶を取り戻して、繋がった“時”は自分をどこに連れていくのだろう。
 包帯と管にまみれた状態で目覚め、偽りの――今にして思えば――記憶を疑うことなく連合の
軍人として蘇った。
 強化人間を部下に従え、ブルーコスモスの盟主の命令のままに戦い続けた『ネオ・ロアノーク』と
しての日々。
 彼らにとって都合の良い記憶を植え付けられ、命の恩人であることを傘にきて強要されていたとは
いえ、よくもまぁ、ブルーコスモスのような理念を掲げた集団に操られるばかりの生活を続けて
いられたものだと、フラガは長い溜息をついた。強化人間の生み出された理由に、嫌悪よりも同情を
感じたせいもあるが――。
 彼らを受け入れることに何の抵抗もなかったのは、ムウ・ラ・フラガとしての記憶は失くしていても、
やはりどこかで憶えていたからだろうか。
 あの男の存在を。
231フラマリュ2/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:03:56 ID:C0G3a8SG
 ふと、フラガは長い追憶から我に返った。
 ネオ・ロアノークであったときにも、奴の存在を感じたことがあった。全てを取り戻したと言い
ながら細かい部分では前後のつながりを欠いていたものが、小さなピースを1つずつ合わせるように
して1枚の絵を形作る。
 完成したパズルが示すものは……
 考えるより先に体が動いて、フラガはフリーダム、ジャスティスへの回線を開いていた。
「キラ! アスラン! あいつは、どうした?」
 スクリーンの中に、彼と同じく様々な想いに浸っていたらしい2つの若い顔が映し出され、困惑と
共にフラガを見つめる。
『あいつ、って……一佐?』
 疑問を発するアスランとは違い、キラは一瞬、言われる前に答えを理解したような顔をした。
「……レジェンドと、そのパイロットは?」
 フラガの声にキラは、予想どおりの問いに傷ついたような表情を浮かべ、僅かに顔を背けた。

 あいつと会ったのは、宇宙だった。
 白いザク・ファントムを操り、エグザスのビーム・ガンバレルを華麗に撃ち落としたその雄姿。
 額に冷たい稲妻が走り、その存在を確かに感じた。そして相手も、同じように自分を感じていると
確信できた。
 この決戦の前のブリーフィングで、アスランから説明を受けたザフトの新型MS。
 一体はデスティニー。ステラを返しに来たあの真っ直ぐな目をした少年、シン・アスカが乗って
いるとアスランは言っていた。
 そしてもう一体……明らかにプロヴィデンスの後継機である、同じ特徴を持つ機体。
 レジェンド。
 パイロットの名は――レイ・ザ・バレル。
 白ザクに乗っていたのも、同じく彼だ、と。

 『レジェンドの相手は、キラが――』
 アスランは、ただならぬ気配を醸し出しているフラガとキラを交互に見ながら戸惑ったように言い、
語尾を濁した。
 もう戦いは終わった――それなのにフラガとキラの間には緊迫した空気が漂っている。
 その理由をアスランは知らない。
『レジェンドは……僕が墜としました』
 沈黙を破って、キラが報告する。声は乾いていた。
「……パイロットは?」
 フラガはなおも追求した。キラの苦渋を感じていながら、訊かずにはいられなかった。
『彼は、メサイアに――多分、最後まで……』
 キラの言葉にフラガは一瞬息を詰まらせ、轟沈していくそれに目を走らせた。
 あの、中に――?
「……そうか。わかった。済まなかったな、キラ」
 それでは俺はまた、キラにさせてしまったのか。本来自分がやり遂げ、見届けなければならなかった
結末を。
『――いえ』
 フラガの心中を察してか短く答えたキラは、1人訳がわからず混乱するばかりのアスランが何か
言う前に、通信を切った。
232フラマリュ3/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:06:22 ID:C0G3a8SG
 誰もいないアークエンジェルの艦橋で、フラガは一人、窓の外を眺めていた。
 目の前に広がる茫漠とした月の風景。この場所での戦いは、いつも苦い。友軍の全てを失いながら
2つ名を冠され、一躍有名人となったときも――大切な存在を失うことなく、彼自身も帰るべき
場所に帰ってくることができたこの戦いにおいても。
 勝利者なき戦いは空しさしか生まない。
 いや、戦争とは本来そういうものなのか。
「――何、黄昏れてるの、ムウ?」
 思い出の中の言葉をそのまま口にする愛しい存在の方を、フラガは振り向いた。

 マリュー・ラミアスは微笑みながら近づき、隣に並んでガラスに寄りかかった。
 そのまま、頭だけをもたせかけてくる。髪がさらりと、肩を撫でた。
「……マリューは、どうして戻って来たんだ? 戦場に」
 自分と同じ空しさを知っているであろう彼女に、フラガは彼もまた懐かしい言葉に置き換えて
尋ねた。
 マリューは頭を起こし、少し驚いたようにフラガを見た後、珍しくからかうような微笑みを見せた。
「今さら、聞かれるとは思わなかったわ」
 そう言って、唇を捕らえた。かつての仕返しと言わんばかりだ。
 マリューの腰に手を回し、彼女の情愛を受け止めながらも、フラガは自分から体を離した。
「って、俺に会えると思って戻って来たわけじゃないだろう?」
 死んだと思っていたのだから、それは有り得ない。合点がいかない顔で見つめてくるフラガに
マリューは答えた。
「そうね……でも、結果的には会えたわ。ここに戻って来なければ、あなたが生きていると知る
こともなかった」
「……運命、って奴?」
「どうかしら。運命って言うより、諦めが悪かっただけかも。あなたと出会えたこの世界を信じて、
守りたかった……のかしら」
 マリューは首を傾げながら少し考え込んだ。
「全てはここから始まったのだから、もう一度手に入れられるとしたら、また同じ場所で――そう
思ったのかもしれないわ」
 マリューの言葉に、フラガは感慨深げな顔をした。腰に回していた手を解いて彼女から視線を
逸らし、またガラスに寄りかかる。

 彼自身も、ここで失ったものを、ここで手に入れた。
 それにはいったい、どんな意味があったのだろう。
「俺は……どうして、記憶を失ったりしたんだろうな」
 フラガの呟きに、マリューは心配そうに覗き込む。それだけ怪我が重かったから。生きていた
だけでも奇跡なのだから。彼が求めているのはそういう答えではない。
 記憶があれば犯すことのなかった過ちを悔いているのか。
233フラマリュ4/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:08:01 ID:C0G3a8SG
 ブルーコスモスの傀儡となって戦ったことを。強化人間の部下を死なせたことを。罪もない
人々の命を奪ったことを。それとも……
「……お父さまのことを考えているの?」
 マリューの静かな問いに、フラガは僅かに眉をしかめた。表情が変わった理由を敏感に悟って、
マリューは手を握ってくる。どうしてか、握り返すことができなかった。
「前にも言ったけれど、それは、あなたのせいでは」
「俺に撃たれるならそれも、とあいつは言ったんだ」
 マリューの言葉を遮って、フラガは言った。
 今度は直接剣を交えることも禄にできなかった。もう1人の『ラウ・ル・クルーゼ』は自分の
ことをどう思っていただろう。ヤキン・ドゥーエで死んだと思っていたか。だがアーモリーワン
での感応が、自分の側だけだった筈はない。向こうも同じように、フラガを感じた筈だ。
 彼は――レイ・ザ・バレルは、どんな結論を導き出していたのだろう。

 黙り込んでしまったフラガに、マリューはまた身を寄り添わせた。
「良かった……今度は、帰って来てくれて」
「……また泣かせちゃった?」
 再び陽電子砲の盾になったことを言われていると気づいて問いかけるフラガに、マリューは少し
不満そうな顔をして見せた。
「ああ、そうね。泣きそうだったかもしれないわね。だってあなた、記憶も戻ってないのに同じ事、
するんだもの」
 恋人のもっともな言い分にフラガは苦笑した。
「今度はストライクのときとは違うだろ。アカツキのカタログ・スペックでは」
「スペック上は大丈夫でも、やった人間はいないのよ」
「そりゃ、バジルール中尉の台詞じゃないか」
 当然のように返したフラガの顔を、マリューは改めてまじまじと見た。
 憶えてるのね……本当に、あなたなんだわ。そんな顔をして、見慣れている筈のものを飽きもせず
眺めている。
「……スペックがどうこうなんて、関係ないわ。あなたは――」
 沈黙を破って、マリューは少し哀しそうに言った。
「同じ事があれば、また――何に乗っていようと、何度だって――」
「マリュー……」
 何か宥める言葉を言おうとしたフラガを遮って、マリューはまた懐かしい言葉を口にする。
「だからパイロットは嫌いなのよ」
「あれ? 嫌いなのってMA乗りじゃなかったっけ?」
「2年も経てば変わるわ」
 わざとつんとした態度をとりながら、共通の思い出を取り戻した恋人との時間を楽しむ幸せを
噛みしめているようなマリューの言葉に、フラガは思わず破顔した。さっきまでは握れなかった
マリューの手を彼の方から握ると、頬が微かに赤く染まった。顔を寄せてその場所に口づける。
場所を移動しながら最も赤い部分に触れるのに、もう躊躇いはない。
「ん……」
234フラマリュ5/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:09:37 ID:C0G3a8SG
 ネオ・ロアノークにも何度か抱かれた。だがやはり、“ムウ・ラ・フラガ”とは違う。
 ネオのときにはなかった、『君は、俺のものだ』と言わんばかりの強気な愛撫にマリューは
唇を開いた。

 キスを繰り返しながら、フラガの指が喉元に伸びてくる。アンダーシャツの高い襟のファスナーを
下げ、覗いた首筋に手を這わせて、項を包み込む。
 首の後ろから髪を掻き上げるようにして引き寄せ、さらに深く唇と唇を合わせると、掌はそのまま
肩へと下がっていく。
 窮屈な場所で密着させるように沿わされた指先がブラジャーの紐に届き、脇へずらそうとして服に
引っかかる。もう一方の手が軍服の上着の第一ボタンだけを外してアンダーシャツの前をさらに
開いた。――胸の膨らみの上半分を包む薄いレースが覗く。中に入り込んだ指が、甲の側で鎖骨を
なぞった。
 ぴくりと躰を震わせながら、マリューは薄目を開けてフラガの顔を見た。ずっと目を開けていた
らしい男と目が合う。羞恥で顔がますます赤くなったことに自分で気づいて、マリューは見る間に
真っ赤になった。それを見て、フラガの方は幸せそうに目を細めている。
 記憶を取り戻した途端、余裕綽々になったその顔が許せなくて、マリューは自ら男の唇を吸った。
さすがに目を閉じて行為に没頭し始めたのを確認して、彼女もそれに倣う。
 だが今日のフラガはやけにゆっくりとマリューの躰を楽しんでいる。またボタンを一つ外し、
覗いた胸の谷間に指先を立てて上下に行き来している。オーブの軍服の構造など知り尽くしている
だろうに、服を脱がせる『作業』さえもじっくりと味わうつもりなのか。

 しかしそれは、マリューにここがどこであるかを思い出させる時間を与えてしまった。
 唇を離したマリューは先に進もうとしないフラガの手から逃れて、脱がされかけた服の前を手で
覆った。
 逃がすまいと追いかけてくるフラガに背を向けて、マリューは言った。
「ダメよ、こんなところで」
「誰も来ないだろ」
 お約束の台詞の応酬の後、フラガはマリューを後ろから抱き竦めた。髪を掻き分け、まだ完全に
閉じられていないアンダーシャツの襟を引き下ろして項に口づけ、強く吸い上げる。
「あ……!」
 それだけで躰が震えてしまう。ゆっくり進めようとしたフラガの狙いは案外、当たっていたようだ。
これから何をされるのかと想像する時間が女の躰を敏感にし、ほんの僅かな刺激さえも熱を昇らせる
手助けをしてしまう。
 襟を引っ張られたことで、下着が押しつけられ胸に擦れる。膨らみの頂点にあるものが固くなり
始めていることに気づいて、マリューは唇を噛んだ。
(嫌だわ、私……もう……)
 彼女の高ぶりに気づいているのか、フラガは何度か吸い上げた項に舌を這わせた。ぞくりと震える
首筋の反応を楽しみながら、さっき解いた服の間に手を忍び込ませようとするその腕をマリューは
慌てて掴んだ。
「やっ……ダメ……!」
 今、触れられたら――あれだけの刺激で感じていることを知られてしまう……!
235フラマリュ6/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:11:09 ID:C0G3a8SG
 フラガの力強い腕が中に入り込むのを両手で防いでいたマリューは、もう一方の手が少しずつ
スカートをずり上げようとする感触に気づいて動揺した。
「あっ、ムウ……! やめて……」
 片手を伸ばしてそちらを防ごうとした隙を逃さず、フラガはマリューの大きな膨らみを掌中に
収めた。彼らの腕力の差では、フラガの片手をマリューの片手で止めることはほぼ不可能に近い。
ましてや、性の悦びに徐々に力を失っていく彼女の躰では。
「あ……あ!」
 ブラジャーの上からでも、頂点が屹立しているのがわかる。さっきまでの緩やかな侵攻ぶりは
どこへやら、下着の中に強引に滑り込んだ指先は忽ちその場所を捕らえて挟み込んだ。
「んん……は……っ」
 勃ち上がりかけていたものは簡単に摘まれ、左右からしごくように刺激されてさらに高さを
増していく。防ごうとした手から力が抜ける。マリューは両手を艦橋の大きな窓の縁につき、
がくりと前に傾いだ上半身を支えた。
 妨害するものがなくなったフラガの手がスカートを腰までたくし上げ、タイツを太股まで一気に
下ろす。弾みで後ろに突き出すような格好になってしまったお尻を露にされて、マリューはまた
恥ずかしさで震えた。
「あ、イヤッ……そんな……」
 後ろから差し入れられたフラガの掌が、秘裂を覆ってその前にある突起にまで届いた。
「やぁ……! あっあ……は……!」

 窓縁を這うようにしてマリューは逃れようとする。胸を包んだフラガのもう一方の手がそれを
遮る。重力の弱い月でなら片手で充分だと言うように、フラガは右手一本でマリューの躰を支え、
疼き出している蕾の上で左の指先をゆっくりと回した。
「あ……っ、あ、あ……あ――」
 マリューの自由を奪ったからには、もう急ぐことはない。再び緩慢に、時間の許す限りこの
甘やかな時に浸ろうとする男の意図を察して、マリューは僅かな刺激にも声を漏らした。
 胸と下腹部の両方の突起を捕らえられ、吐息は荒く、間隔を短くしていく。
「ハッ……ハッ……あん……ハッ……あぁ……はぁッ……ハッ……」
 浅い呼吸の合間に小さく嬌声を挟みながら、マリューはフラガから与えられる愛撫を残さず
受け止めようとしていた。同じ場所をじっくりと責めてくる。辛いのにもっと、とねだりたく
なる。
(あ……いい……ムウ、気持ちいい……私……私っ……)
 もっと感じさせて――あなたを取り戻したことを、全身で実感したい。
236フラマリュ7/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:12:36 ID:C0G3a8SG
 心だけで発した言葉が届いたのか、フラガは漸く次の段階に進もうとする気配を見せた。
 乳首を弄んでいた手が離れ、尻の丸みを撫でたあと、後ろから秘所に指が差し込まれる。
「ううぅんっ……やぁ…ん――」
 マリューは狭い窓縁の上に倒れ込み、長く伸ばした己の腕に頭を押しつけた。もう片方の手を
口に宛って声を抑えようとしたが、意に反して彼女の唇は自分の指を喰わえて求めるように喘ぐ
ばかり。
 彼の両の手が愛撫を集中させてくる。中に入り込んだ指が後壁をゆっくり、優しくさすって
いるのが焦れったい。もっと強く……せめて、もっと感じる前側の方に触れて欲しい。でも……
してくれない。わかってるくせに。
 膝ががくがくと震える。支えきれなくなった躰がずり落ちて、弱い重力にゆっくりと引っ張ら
れる。床が近づいてくる。もうダメ……立っていられない……力が、抜ける……。
「ん、ん……ああっ……!」
 秘裂を覆ったフラガの手の両脇から熱い液が滴ると同時に、マリューは大きく開いた軍服の
襟から溢れた豊かな乳房を押し潰すように、床に摺りつけた。支える手を失っては、もう姿勢を
保つことは出来なかった。未練がましく窓縁を掴んでいた手も床に落ち、持ち直そうと肘を
突っ張っても力は入らなかった。
「マリュー、床、冷たいだろ? 起きて」
 後ろから聞こえるフラガの声がやけに呑気に響く。何を言っているの、この人。いくらここが
月だからって、そんなの無理だって……見ればわかるでしょうに。
「ああっ……で、きな……うぅ……っ」
 躰の自由が利かない。がくがくと震えて、思いがけない方向に跳ねて浮き上がりそうには
なっても、体勢を保つことはできない。フラガに愛撫されている腰だけを高く擡げて、マリューは
喘いだ。太股を伝い落ちる幾筋もの愛液が止まらない。
「じゃ、このままでもいい? もう、こんなになってるし……」
 言いながらフラガは濡れそぼるその場所を大きく舐め上げた。
「ああッ! いやぁ……やめ…あぁう……っ」
「やめて欲しくはないだろ。ほら、また溢れてる」
 連続して愛液を掬っていた舌がからかうように、軽く挿し込まれた。
「んッあ……! や……ほ、欲し……あ、ああんッ!」
 思いどおりにならない言葉の中にもマリューが望みを紛れさせた途端――
 ひくつく入り口に栓をするように、固いものが押しつけられた。
「くっ……! うううッ……ああっ!」
 一際大きな声があがる。先端が入ったところでマリューの内壁は拒むように収縮したが、すぐに
それを受け入れた。またやけにゆっくりと進んでくるフラガの感触に意識がぼやける。もうここが
どこなのか、どんな恥ずかしい格好をさせられているかもどうでも良くなってしまった。今はただ、
この愛しい人と繋がっていることに、本当の彼が戻って来てくれたことに、悦びを感じていたい
だけ……。
237フラマリュ8/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:13:55 ID:C0G3a8SG
 かくかくと揺れ動く両肘をフラガの手ががっしりと掴んで後ろに引っ張り、マリューの上半身を
宙に浮かせた。喘ぎながらもされるがままのその内部を強めに突くと、力を失った筈の背中が
びくりと反り返った。
「あ……! ああ……! あああ……ッ!」
 背骨で緩やかな半円を描きながらマリューは顎を擡げ、また首を前に折って髪を振り乱した。
注挿が強まるほど、滲んだ汗が集まって流れる珠を作り、宙にぱっと舞っては光る。内側の痙攣は
間断なく続き、ときどききつく締まってフラガ自身をたまらなく拘束する。
 彼女の全てで『離さない』と言われているようで、フラガは興奮している自分自身に少し
戸惑った。ネオではない、ムウにとっては2年振りの行為なのだから多少は燃え上がると思っては
いたが――こんな場所で抑えが利かなくなるのは、やっぱりまずいような気がする。
「く、うっ……ムウ……き、きつい……っ」
 マリューの訴えにフラガは我に返り、一旦動きを止めた。マリューの躰を抱え起こして自分の
胸にもたせかけてやる。苦しい姿勢から開放されてふっと息を吐いたマリューは、潤んだ眼を
半眼にさせてフラガの方に顔を向けた。
 男の欲望の上に腰を下ろし、さっきよりもしっかりと結びついている。止まっていてもそれを
感じるのか、光る唇から唾液をこぼれさせて、女は酔ったような顔をした。

 それにまた自身を刺激されて、男は律動を開始する。両の掌で胸の丘陵を包み込み、首筋に
舌を這わせる。同じ場所をいくら味わっても足りない。乾いていた場所は塩の味がし、強い匂いを
立ち昇らせていた。
「あんッ! あぁんッ! ムウ……も、もう……ああぁ……ッ!」
 フラガの手の甲に掌を重ねて、マリューは強請る言葉を口にした。
「ん……?」
 曖昧な返事しか返ってこないのは、2年前と同じだ。マリューは涙をこぼれさせながらどうにか
次の言葉を探し出した。
「も、いいか…ら……っ! はっ……んん……お、ねが…いィ……」
「ん、もうちょっと……」
「や、ああッ! わ、私……もうっ……あっ、ダメ……」
「わかってる。だから、もうちょっと」
 最後の意地悪だとばかりにフラガはマリューの乳房を強く握りしめ、脈打つ分身の先で奥の
奥まで挿し貫いた。
「やぁああ……! う、ぅあ……あぁああ…ん……!」
 しっかり躰を押さえつけていないと浮いてしまいそうになるほど強く突き上げられ、マリューは
大きく喉を反らした。フラガの肩に頭を乗せ、その背中に長い髪を垂らして激しく首を左右に振る。
全身がわけのわからぬ衝動に弾けている。
238フラマリュ9/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:15:25 ID:C0G3a8SG
 まるで暴れているかのような反応を返してくるマリューの躰をしっかりと抱えて、フラガは
その強すぎる愛撫を繰り返した。
「俺から逃げたい? マリュー……」
「ああんっ! ああぁん! ち、ちが……はぁあんっ!」
「逃げようとしても、逃がさないけどね……もう少し、我慢して」
「やぁあっ……に、逃げ…あッ…じゃ…な……あッ…あぅううっ!」
 マリューの躰はフラガの力でも押さえられないほど跳ね上がり、それがかえって2人の間の
摩擦を強くしてしまっていた。愛液の膜を間に挟んで肉と肉とが擦りつき、男の脈動と女の痙攣を
もつれ合わせて1つの感覚を生み出していく。
「ぃっあ……あああ……あ……あ……ッ…ッッ!」
「――――っ!!」
 最後はお互い、声にならなかった。

 窓の下の低い壁に寄り掛かり、2人は並んで座っていた。
 衣服を乱れさせたままのマリューは、まだ荒い息をついている。その肩に手を回して支えて
やりながら茶色の髪を弄んでいたフラガは、ふっと冷めたような眼になった。
(いいのかね……俺ばっか、こんな……幸せで)
 失った3つの魂が、孤独なまま逝かせてしまったであろう肉親の存在が、償えぬ罪の重さを
思い知らせてくる。彼らがそうするのではない、自分が勝手に苛まれているだけだとわかって
いても、やはり平気ではいられなかった。
「どうしたの……?」
 フラガが上の空であることに気づいたのか、マリューが顔を見上げてきた。微笑みながら
見つめ返すと、照れたような表情になって俯いてしまった。急に冷静になって着衣を整え始める
その生真面目さが懐かしく、とてもいとおしく感じられる。
「何か、思い出してたの?」
 今度は顔を見ないで、マリューは尋ねてきた。
「ん……ああ」
「……ネオ・ロアノークだったときのこと?」
「そう……かな」
 また表情を引き締めたフラガの顔を、マリューはもう一度見上げた。
 自分の知らない、彼の時間。

 1人ではなかったと、『ネオ』は言った。でもやはりどこか辛そうだ。思い出すのも――
忘れるのも、どちらにせよ、彼には苦しい。
「1人で解決しようとするのは、やめたら?」
「え……?」
「私たち、やっと『2人』に戻れたのよ」
 言いながら、マリューは肩に置かれたフラガの手に自分の手を重ねた。
「あなた1人では無理でも、2人なら――それでもダメなら、他の人の力を借りて――そう
思うのは、自惚れ? それとも、甘え……?」
 マリューの暖かな言葉が、肌の温もりが、冷たく閉ざされていたものを溶かしていく。
239フラマリュ10/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:16:49 ID:C0G3a8SG
 両親を失ったときから、どこか割り切っていた。人とのつながりを求めながら背負わせる
側にはなりたくなくて、最後の一歩を踏み出すことがいつも怖い。
 それは甘さではないが、弱さだ。失ってから悔やむのは、残した距離が永遠に埋められない
ものに変わるからか。死者に自分の一部を持って行かれることを恐れて退いた事実が、取り戻せ
ない存在を際だたせる。
 軍人という職業を選んだのは、これも理由の1つだろうか。踏み込まない人間関係に対する
言い訳になる――死と隣り合わせで、いつ誰が敵になるとも知れぬ環境に身を置くことで、
仕方のないことだと自分に言い聞かせて――。
 自分1人が生き延びるだけで本当は精一杯なのに、誰かを守る力を得られたとするなら、それは。
「ああ、そうだな……俺1人では、無理なんだ、これは……」
 目を伏せてフラガは呟いた。

 償うにしても、これは医者の領分だ。強化人間を普通の人間に戻す方法も――短いテロメアを
修復する方法も。戦うことしかできない軍人の自分にどうにかできる問題ではない。
 ロゴスを滅ぼし、ブルーコスモスの解体に成功したとしても、命を救うにはそれだけでは足りない。
「私には? 何か、できることはある?」
 希望を持って問いかけてくるマリューを、フラガはじっと見つめた。
 自分とは違う強さを持った彼女が側に居てくれれば、できるかもしれない。
 本当の不可能を、可能にすることも。

 「……俺の子供を産んでくれないか?」
「え――ええ?」
 素直に口にできたはいいが、さすがにマリューは呆気に取られた顔をした。
「あ、今すぐじゃなくていいんだけど」
 慌てて付け足しても余計に呆れられるばかりのようだった。マリューは溜息をついて、目の前に
いる“ある分野にだけひどく鈍い”男を見つめた。
「それでどうやってあなたの力になれるのか、ちゃんと説明してくれたらね」
 困りながらもマリューが笑顔を見せたので、フラガはほっとして答えた。
「コーディネイターにしたいんだ。1人で、いいから」
「……何故?」
「医者にしたいから、さ……」
 それだけで、マリューは大凡のことを察したように目を細めた。
 この人は、また戦うことに決めたようだ。銃を取ってするのではない、長い長い戦いを。
「結局は、立ち向かうことを選ぶのね――あなたは」
 そして、そういうこの人を、私は愛した。ならば一緒に戦わなければ。私も。
「あなたの子供なら、最後まで諦めずに戦って、きっと答えを見つけてくれると思うわ」
「いや、俺に似ちゃ困るよ。医者じゃなくて軍人になりたがったりしたら……」
 フラガは珍しく、言葉を途中で飲み込んだ。
240フラマリュ11/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:19:09 ID:C0G3a8SG
 『戦いの遺伝子』なんて持たなくていい……俺には、似ない方がいいんだ。
 父親の期待に応えられなかった自分と同じ轍は踏ませたくない。
 戸惑ったような顔をしているフラガの頬に触れて自分の方を向かせながら、マリューは彼とは
逆にきっぱりと言った。
「いいえ。2人めは、あなたにそっくりな男の子よ。もう決めてるの」
「え……マリューにそっくりな女の子、じゃないの?」
「医者にするのは女の子でもいいでしょ?」
「あ、そうか」
 間抜けな返事をしたフラガにとどめを刺すように、マリューは彼が忘れている問題を突きつけた。
「それにあなた――何か、忘れてない?」
「え? 何が?」
「さっきのは、プロポーズ、ってことでいいのかしら?」
「あ」
「あ、じゃないわよ、まったく」
 マリューは今度こそ心底呆れて、フラガから目を逸らした。
 特別ロマンチックにして欲しいなんて思わないけれど、自覚がないようでは困る。
 溜息をつきながら視線を戻すと、何故かフラガは余裕たっぷりのニヤニヤ笑いを取り戻していた。
「……何?」
 突然の復活に訳が分からず尋ねてみると、頭にくるほど自信満々な言葉が返ってきた。
「マリューもさ、何か、忘れてない?」
「何よ」
「……承諾した、ってことで、いいんだろ?」
「――ムウ! あ、あなたねぇ……」
 不満をぶちまけようとするその口を塞いでしまおうと、フラガはマリューに口づけた。
 未来が結ばれた安心感によるものなのか、抱き合っていたときより深い恍惚に包まれる。
 唇の感触以外何もわからない――マリューのことさえ考えられなくなるほどの強い痺れを頭の
奥に感じて、フラガは流れに身を任せた。

 意識が飛んだ、と思ったその瞬間。
 何かが、流れ込んでくる。
 誰かが、呼んでいる。その相手が見える。
 薄い金髪。フラガより緩やかなウェーブに縁取られた顔。一度しか見ていないのに焼き印を
押されたようにくっきりと浮かび上がる。白い手袋をはめた手。それが伸ばされる。
 ネオと名乗っていた頃は、フラガ自身も似たような手袋をはめていた。男の体が自分の体に
シンクロしてくる。いつの間にか2人とも仮面をつけて、光と影のように同じ動きで一つの
方向を指し示す。
 その先に何が、ある、と――?
241フラマリュ12/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:20:24 ID:C0G3a8SG
 不意に、声がした。
(3人目、だよ、ムウ……)
 ――何だって?
(3人目だ……)
 声が遠くなる。影のようなその存在が離れていくのがわかる。
 おまえはその場所をどくのか。
 そこに座るべき存在が他にいるから?
 そしてその存在は――まだこの世に在るから?

 突然がばりと身を起こしたフラガのただならぬ様子に、マリュー・ラミアスは目を見開いた。
 心配でたまらず、手を伸ばしてその顔を包み込んでも男は放心したままだ。視界にマリューを
捕らえていながら、目の前のものなど見ていない。心だけどこかに飛ばしてしまったかのように、
ここにいるのは抜け殻の彼――。
「ムウ……?」
 不安に満ちた声で呼ぶと、男は漸く“戻って”きた。定まらぬ視線できょろきょろと辺りを
見回している。
「ムウ?」
 もう一度名前を呼ぶ。フラガは一瞬、マリューの顔の上で視線を止めたが、すぐにまた目を
泳がせた。
 立ち上がって窓の外を凝視するその姿を、マリューはどうにもできずにただ、目で追った。

 窓の外に目を向けたものの、何を見ようとしているのかフラガ自身にもわからなかった。
河のように流れるデブリの群で、視界はそれほど利かない。ザフトのものとも連合のものとも、
戦艦なのかMSなのかも判別のつかない、ありとあらゆる戦いの道具の成れの果てが漂う世界。
 何も見分けられない。だいたい、何を捜しているんだ。

 捜す?――何を?

 フラガはすぐに窓から離れ、マリューの傍らに元どおりに座り込んだ。
 両手で顔を覆って、自分の中に沈み込み、長い髪を勢いよく掻き上げてどうにか立て直しを測る。
 それでも笑顔は戻って来なかった。マリューはますます不安になって身を起こし、膝立ちに
なって男の顔を豊かな胸で包み込んだ。
 熱い息がふっと吐かれる。緊張が少しだけ緩んで、フラガはマリューの腰に手を回し、軽く
抱き寄せた。
「マリュー、俺……」
 2つの膨らみの間で、くぐもった声がする。
「行かないと……」
「……どこへ?」
242フラマリュ13/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:22:28 ID:C0G3a8SG
 少し泣きそうになってしまった。声が湿っているのに気づいたのか、フラガは顔を上げて
マリューを見、安心させるように微笑んだ。
「ちょっと、捜し物だよ。……すぐ戻るさ」
「――そうね」
 マリューは慈しむように微笑みを返し、フラガの額に口づけた。
「いってらっしゃい。私は待っているから……いつだって、ここで」
 何を捜しに、どこへ行くのか。一緒に行ってはいけないのか。そんなことをマリューは尋ねない。
彼女は賢く、優しく、強い。そして自分を信じてくれている。

 アークエンジェルからアカツキを飛び立たせたフラガは、迷うことなくメサイアが沈んだ場所に
向かった。
 破壊の果てに群を成す残骸をかいくぐり、できるだけのスピードでそこへ向かう。
 見つけられるだろうか。
 ――いや、見つけられるに決まっている。
 何を頼りに捜せばいいのか、今の彼はもう、思い出している。
 『3人目』だと、あいつは言った。
 最後の1人だとは言わなかった――あいつらしい、遠回しな嫌味だ。
(で、あと何人いるんだかねぇ、おまえさんみたいな奴が)
 受精卵の段階を含めれば、グロス単位でいるのかもしれないという想像にフラガは背筋を震わせた。
そんな悪趣味なSF小説のことは、忘れよう。
 とりあえず今は、3人目だ。

 突然、脳裏に閃いた例の感覚に、フラガははっとしてレーダーから目を離した。
 カメラの映像に頼るより早く、それが導く方にアカツキを向けてスラスターの出力を上げる。
 メサイアの撒き散らした夥しい数の破片が漂うその場所は視界も利かず、どちらを見ても同じ
ような瓦礫しか目に入らない。
 ここで目指すものを見つけるのは容易ではない。普通の人間なら。
 だがフラガには、確実に見つけられる方法がある。彼と同じ血を持つ者に備わった能力は、
目標の位置を示すよりもっと重要な情報を与えてくれる。
 即ち、捜している相手が、まだ『生きている』ということを。
 これ以上に確実な、生存の証は他にない。

 生きている。彼は生きている。
 だが、どんな状況で生きている――?
 無傷とは限らない。いや、寧ろその可能性は低い。生きているのならなおのこと、一刻も早く
見つけなければならない。
 迷いはない。感覚の強まる方へ急げばいいだけのことだ。
 そうだ……迷いはない。
 見つけない方が良いのではなどとは、もう考えられなかった。
243名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 00:23:08 ID:5KDBESVC
念のため支援。
244フラマリュ14/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:23:45 ID:C0G3a8SG
 頭の中でまた、独特の鋭い感覚が弾ける。レーダーで確認する必要すらない。あっちだ。
 目を瞑っていてもどちらに行けばいいのかわかる。便利なものだ。望むと望まざるとに関わらず、
どこにいるかわかると言うのは。追いかけるにしても逃れるにしても、この直感に頼っていれば
いいのだから。
 近づくほどにメサイアの破片は大きさを増し、城塞のようにそそり立って『それ』を何重にも
取り囲んでいる。
 一際大きな瓦礫の中で黒焦げになっている小さな脱出用カプセルのそばに、アカツキは降り立った。
 折り重なる破片を取り退けてカメラの倍率を上げてみる。業火に灼かれ、表面は傷だらけで
ところどころへこんではいたが、致命的な破損はないようだ。戦いの終わりに付き物の
カタストロフィの中で、こんなちっぽけな存在が機能を失うことなく形を留めたのは奇跡に近い。
 出逢うことが運命だから、なのか――。

 コクピットを出て、フラガはそのカプセルの傍らに近づいた。時間が経っているせいか
近づいても熱は感じない。慎重に触れて放熱は十分だと確認し、フラガはカプセルによじ登り
始めた。
 MSの中から見れば小さな1人用のカプセルも、生身で近づけばかなりの大きさだ。重力の
小さい月でなければ登るのも骨が折れたろう。カプセルの表面は手で捕まれるような場所も
少なく、煤がこびりついてつるつると滑る。
 最もこれだけしっかりした作りでなければ、あのメサイアの崩壊の衝撃から中の人間を守る
ことはできなかったに違いない。
 この脱出用カプセルが、他ならぬデュランダル最高評議会議長専用のものだとは、フラガは
知らない。激しい攻撃を受けてもなお、その椅子を離れようとしなかったデュランダルが、
最期に命を預ける筈だったもの。
 しかしそこに乗っているのはデュランダルではない。
 可能性があるのは1人だけだ。フラガをここに導ける人物。その体の中に存在を証明する
因子を内包しているもの。
 月に堕ちるメサイアの中で何があり、何故彼がここに居るのか――彼をこのカプセルに乗せた
のは誰なのか、フラガには知る術はない。結果としてその命が救われたことを、今は感謝する
のみだ。
 中が見える筈のガラスの表面も、びっしりと煤で覆われている。フラガは深呼吸して気持ちを
落ち着けようと努めた。
 それでもいつもより動悸が速まるのまでは、どうにもできなかったが。
245フラマリュ15/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:25:04 ID:C0G3a8SG
 黒く煤けたカプセルのガラスに肘から先をつき、黒い塊を拭う。
 僅かに覗く薄い金色。思ったとおりだ――思ったとおりのものが、そこに見える。
 さらに拭って視界を広げる。髪の毛の下に、顔が見える。閉じた瞼で瞳の色は確かめられないが、
繊細かつ怜悧な容貌。クルーゼより少し年若いその顔はほっそりとして、青白い肌が透けるよう
だった。

(息子はどんどん年をとるのに、どうしてあんたは会うたびに若返っていくんだよ――親父)

 フラガはガラスに顔を近づけて、眠っているその顔を凝視した。
 眠っている――そうに決まっている。他の人間なら、それを永遠の眠りと誤解したかもしれない
が、彼にはわかる。
 死人であればこの存在に反応することはない。
 生きているからこそだ。

 憎み合って当然の運命、とクルーゼは思っていただろう。
 だが俺には彼を――目の前のこの少年を恨む理由はない。
 クルーゼに対しては、理由があったかもしれない。フラガの両親を殺し、富豪の息子として
何不自由なく暮らしていた彼を1人の孤児にしてしまったのはクルーゼだ。実の父がクルーゼに
与えた過酷な運命を省み、そのきっかけは父の期待に添えなかった自分であったとしても――
父の言うとおりの道を歩ませたくないと愛情をかけた母だったとしても、クルーゼを恨むことは、
やろうと思えばできた。どちらの苦悩が大きかったかは関係ない。人の心は天秤に乗せられる
ものではないのだから。
 逆恨みだと誰が言おうと、クルーゼには憎しみをフラガに向ける理由があったように。
 大事なものを失くした子供のような顔を思慮深い微笑みに変えて、フラガは年若い『3人目の
父親』を見た。

 何故記憶を失ったのだろう。忘れたところで意味はない。冒した罪は語られ続け、救った命は
絆を紡ぐ――忘れていようと、憶えていようと。
 それなら何故、失わなければならなかった……?
 その理由を今、彼は手にした。
246フラマリュ16/16 ◆VD8DX/Tl/M :2006/01/17(火) 00:29:34 ID:C0G3a8SG
 憎み合うべき男の分身。果たせなかった遺恨。だがフラガは、その記憶を失っても生きていける
ことを身を持って体験した。
 生きる理由は過去ではない。全ては未来――明日があるから人は今日を生きる。
 この少年を憎む理由はない。目の前にいるのは、限られた命を必死に生き抜こうとした幼い魂。
 スティング、アウル、ステラ。彼らと同じ、戦うことにしか生きる意味を持たぬ存在。
 彼のために俺は記憶を失ったのだ。この手を差し延べるために。それぞれが別の人間として出逢う
ことも可能なのだと、この世界が教えてくれた。
 フラガは踏み出す。近づいてもすれ違うばかりだったその魂を今度こそ捕まえる。――過去は
繰り返さない。ここにいるのは生まれ変わった自分。レイも、クルーゼとは違う。……あのときとは、
別の運命を。
 フラガは信じる。生きて再び、別の人間としてまみえた理由を。
 死した後ではなく、命あるうちに出会えた意味を。

 「あなたは、誰――?」
 「俺は――俺の名は、ネオ・ロアノーク……」

おしまい


>>243氏 支援ありがとう。何とか無事に。

誤解があったようですが、自サイトは持ってないよー。
今後ともできればよろしく。
247名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 00:34:37 ID:5KDBESVC
>>246
おお、乙です。GJです。初めてリアルタイムに行き当たりました。
いつもいいもの読ませていただいてるんで、たまにはお手伝いをば。
(昔ほどこの板、投下規制厳しくないようですが)

相変わらず、「いっそ本編もこの通りだったらなあー」と思う展開で
涙が出そうです。あなたのネオマリュもこれで読み納めかと思うと
そっちの意味でも涙出そう…
248名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:24:50 ID:IKa0Zmia
アンタ神だ…!
素晴らしくしあわせなエンディングをありがとう!!
249名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:36:14 ID:Oj/aQMzE
幸せか…?
ネオマリュはともかくレイは助からない方が幸せなんじゃ。先が長くないんだし。
250名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 01:53:41 ID:O23/+TJh
先が長くないからこそ残された人生を一生懸命生きるのが人間ってもんだろう
251名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 03:35:41 ID:OnyS/sMb
>>250
がいいこと言った

あー・・・泣きそうになった・・・
いい話読めて幸せだ
252名無しさん@ピンキー :2006/01/17(火) 07:29:03 ID:IhV/RJCu
感慨深い
253名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:26:58 ID:8UgKTrVG
>>246
うあーいいもの読んだ!
ありがとう!
本編もこうだったらなあ。
またよろしくお願いいたします。
254名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:29:45 ID:KwslNJ+L
さりげにネオマリュからフラマリュに戻っている事に感動 乙です
255名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 22:38:02 ID:C7i5p1kx
うおー・・・
いつもながら素敵な小説有難うございました・・・
泣かせて頂きました。
256名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 04:40:46 ID:1gPTxen3
泣けた…この後、「おかあさん」のようにマリューならレイを見守ってくれるだろう
ムウとレイの立ち位置は変わったけど、正しい形の家族になれるかもと期待させてくれる
GJ!
257名無しさん@ピンキー :2006/01/18(水) 06:23:17 ID:kaEJwqhu
レイとマリューでゴタゴタしたら舅と嫁の確執?w
258名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 20:36:31 ID:yyFcDucJ
ブラウニーさん、貴方まさかそう来るとはGJ!
これからシンやルナとの絡みも……またはヨウラン生存もあるかな? あったらチョット嬉しいな俺。
マア、あのアニメ自体が人の生き死にを不必要にぼかしまくってる*からこういう展開でも納得できるんですけど。
アッごめんなさい貴方を哂う訳じゃないですよ。

しかしどうして……どうして貴方のような方がアニメ製作者にならないで(以下スレ違いにつき割愛)

*虎とかキラとかアスランとかムウとかムウとかムウとかmuとか。
アレならアズラエルやパトリックやジブリールやアウルやスティングが無傷で生きてても驚かんぞ俺は。
当然ギルやタリアも。
259258:2006/01/18(水) 21:39:57 ID:yyFcDucJ
それからヴィーノとメイリンはどんな展開になるんですか?
何だかヴィーノが香取石松みたいに失恋して終わりそうな予感なんですが。
260名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 21:45:54 ID:JOo7fRWj
毎度のことだがちょっと気の毒になるのだった
261258-259:2006/01/18(水) 22:04:05 ID:yyFcDucJ
>>259
俺の書き込みのことだったらスイマセン
ただどうも気になっちゃって……

そういえば“南極条約”は最近更新してませんね。
262名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 00:26:42 ID:9//qpanD
半年ROMれ。俺も半年ROMるから。
263名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 04:14:08 ID:57kRZIu2
>>257
ワロタ
そういやそうなんだよなぁ
レイは母性強い女性に弱そうだから大丈夫だろうけどw
264名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 01:42:08 ID:c9dOwcan
良いふらまりゅGJですた(*´Д`)
265名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 08:41:17 ID:4QUW/qoS
258の書き込み、特徴があるから今までどういう書き込みしてきたかわかるんだよ
半年どころか一生ROMってろ

フラマリュ、GJでした。いいもの読ませていただきました
266名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 09:33:26 ID:Tyvx1xRt
>>265
別にカキコの特徴にまで口出さなくてもいいだろ
俺は2chでしか通じないようなカキコするようになってたことに気がついたとき
なんか変な色で染められた気がして嫌だったよ……
267名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 09:57:47 ID:6DaXxdZw
>>265
フラマリュ書きの氏に対してそんなのやめれと言い放ったあいつだなw
268名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 10:08:37 ID:6DaXxdZw
>>258は間違いなくこいつだ。


359 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/08/09(火) 19:09:05 ID:HZu/HQDr

ブラウニー先生……頼むからヴィーノを幸せにしてやってください。

ついでに、ヨウランの初めての相手は整形前のミーアなんじゃなかろうかと妄想するんですが
……そういう展開はやっぱしご都合主義で陳腐なのかね?


581 名前:580 :2005/11/29(火) 19:38:47 ID:6000O5kJ
ついでにブラウニーさんまたSSお願いします。
どうか新キャラに救いの手を……
ネオ? アレは旧キャラだからどうでもいいや。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        ↑注目
269名無しさん@ピンキー:2006/01/20(金) 11:30:08 ID:Xrhnykyq
>>268
純粋にブラウニー氏のファンだと思う、レスの仕方が悪いだけで
今回のはいつもに増して泣けて感動したから読んだ直後だとつい
勢いにまかせて書いてしまうのだろう。職人冥利につきると思うぞ許してやれ
270名無しさん@ピンキー :2006/01/21(土) 07:23:40 ID:wxTFTdx8
>269
そうか?職人さんの投下したSSの感想なんかそこそこに
始終クレクレ厨なのはどうかと思うぞ。
職人さんの萌えカプ・シチュに対しても直接的でなくても不満垂れてるし。
271名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 10:59:02 ID:7Rqk2gA6
一度ミネルバの続編は無いって断られてるのにな
272名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 12:59:11 ID:vkzkGdK3
>>246
ムウマリュよかった!
レイもえがっだ…
273名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 15:33:13 ID:rhSqifwQ
久々に来たらこんな素敵なフラマリュ+レイが・・・
職人さん感謝です!
274名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 00:18:31 ID:Wm4WKhPi
PHASE_15「戦場への帰還」

レイ・ザ・リサイタルショー♪その腕前が発揮される日はいずこ!

人には、隠れた特技という物がある。
いや、そんな物は無いとおっしゃる方も多いと思うが人間何かしらあるのだ。
例えば、レイ・ザ・バレル。
彼はコーディネイターでも無いのにあれだけMSを操縦し、尚かつ強豪ひしめくザフトの中で、
赤服をまとうまでになった。実は、とんでもない超能力者なのではないか?
そのレイの隠れた特技がピアノ。この話数では何気なく弾いていただけだったが、後に幼い頃から弾いていた事が判明する。
ここで気になるのが前作で無くなったニコル・アマルフィ。
彼はリサイタルを開く程の腕前だったわけだが、果たしてレイの腕前や如何に?
他にも特技というか隠れた趣味ではイザークの民俗学。(世界各地のお守りを蒐集しているらしい)
ディアッカの日本舞踊やキラのハッキング。(クラッキングではない。)
変わったところではカガリの体力作りなどもある。
これはカガリというキャラクターのもつ雰囲気で決めました。
前作SEEDでは砂漠でゲリラ活動をするワイルドさ・・・。
まぁ、ストレス溜まると夜中にマシンをガチャガチャしていそである。
好きなキャラクターの趣味を考えてみるのもまた一興かもしれない。



PHASE_16「インド洋の死闘」

アスラン・ザラ。赤服だけど、紫!

どの作品においてもだが、放送中にキャラクターやロボットの色が変わったりすることがある。
大幅な改変では無くとも細かなマイナーチェンジを行うことがある。
セイバーに乗ってからアスランのパイロットスーツの色が変わったのもそんな例で
FAITH(フェイス)になったという表現と同時に、混戦状態におけるカットイン時のシンとの差別化
(福田演出は戦闘時、短いカットを連続させる場合が多く、一瞬ではどちらがどちらだったのかの混乱を招く恐れがあった)を意識してのものだったのである。
だからアスランのパイロットスーツの色は少し異なっているのだ。
(ユニウスセブン破砕作業時のパイロットスーツの色は、シンと「赤」である。)
また、ネオのウインダムも当初は通常型をそのまま使用する予定であった物がやはり専用色となった。
これも上記と同様の理由からである。作品というのは生き物なのだと思った。



イザークの民俗学、ディアッカの日本舞踊、キラのハッキング、カガリの体力作り・・・
なんつーか、色々美味しすぎる。
275名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 02:33:09 ID:Nmm4vEXn
そのへんの各キャラ趣味設定は無印中からあったものだよ。
276名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 14:24:24 ID:Fxp/bRer
>>274
はっきり平井のキャラは髪型以外で区別が付き辛いから
色変えたって言えばいいのにね
277名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 18:40:38 ID:jj87cY1M
>>274
>なんつーか、色々美味しすぎる。

つーか今更……?2年ぐらい時の流れ止めてませんか?
278名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 21:42:21 ID:BW1HTPBw
>>274
スレ違いでは
279名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 14:35:54 ID:MH1jMezx
>>274が嵐なのかマジもんなのか判断に苦しむ。
280名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:12:47 ID:yeHwPgZp
>>277
新規の厨なんだろう
板違いな時点で空気嫁てないリア厨
281名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 01:38:03 ID:wNoVnrAZ
百合はないのか百合は

ラクカガ読みてえ!
282名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:57:06 ID:HT2XnpKd
ラクカガなら過去スレに結構あるぞ
283名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 18:29:16 ID:FkObIjd4
本当か!見てくる
284名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 19:40:05 ID:DwmLX6vC
シンカガギボン
285名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 15:24:52 ID:AfMpSU4e
シン「さすがフェラチオはアスハのお家芸だな!」
286名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 15:32:15 ID:7t9q0lEz
      ⊂⊃
      ____
     /r――┤
      i .> = ,= |  >>285
.    |(6 ┏┓| ほう、君、私について詳しいな
     llll`┸┸' 
    /    \
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/
  __(__ニつ/ 元首長 /___
     \/____/
287名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 18:54:50 ID:dZWoSsRN
>>286
シン「アンタって人はぁ〜」
288名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 21:06:55 ID:vJfwx9wO
289名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 01:05:49 ID:ZMy4oibA
>>288
お前二度目だろ!いい加減にしろ!!
そこの管理人に恨みでもあるのか?!
いくら頭の悪い粘着安置でも限度ってものがある
290アスラソ×メイリソ@ぬるぽ:2006/01/28(土) 04:19:10 ID:QWaQQZJ+
<中略>

「アスランさぁんっ!!」
「メイリンッ!!」
 メイリンの身体に覆い被さり、彼女の身体を強く抱きしめる。アスランの肉棒が一気に押し込まれ、
子宮を突き上げると、メイリンはアスランより一足早く絶頂へと押し上げられた。
「っ!!んあぁぁあぁああああぁあ――――――ッッ!!」
 頭の中で快感が爆発した。目の前が真っ白になる。身体を大きく仰け反らし、絶叫を上げながら
メイリンは絶頂を駆け抜けていく。
「ぐぅっ」
 次の瞬間、アスランの肉棒がきつく締め付けられる。恐ろしいほどの快感が電流を伴って隅々まで
体中に走り渡り、その感触に抗うことができず、アスランはたまらず射精した。
「あ、あ、あぁっ、ぁああ――っ?!またイクゥ――――ッ!!」
 アスランの肉棒から噴出する怒涛の奔流が、メイリンの子宮口に叩きつけられる。胎内に注ぎ込まれる
熱い汁を感じ、イッたばかりのメイリンは再び絶頂に達した。それでもまだ止まらない。熱い精液に
子宮と膣を灼かれる感触は、続けざまにメイリンを絶頂へと導く。前の絶頂が終わる前に次の絶頂…………
アスランの射精が終わるまで、メイリンは一瞬たりとも絶頂の快感から逃れることができず、悶え、わなないた。
「ああっ!!あっ、あぁぁ………あすら…さ………すきぃ……」
 頭の中が真っ白になっていくのを感じながら、メイリンの意識は闇へと落ちていった。

<以下略>

おわり
291名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:31:59 ID:bBBjWZG1
そのこアスカガシンカガエロスに萌えた
だか晒しはいかんぞ
アンチはマナーが悪いな
292名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 09:11:45 ID:k1ykYRfO
>>290
どこのコピペ?
キャラの名前テキトーに入れただけだろ
293ぬるぽ:2006/01/28(土) 13:51:00 ID:QWaQQZJ+
    。。
   。     。 +   ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。ウワァァァン
            ノ( /
              / >
294名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 13:57:35 ID:gylVk1Q5
>>290
どう見てもどこぞのエロ小説の男性名と女性名に置換機能を使ったものです。
ありがとうございませんでした。
295名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 01:58:51 ID:kB7TaIcn
やっぱエロ部分だけの抜粋じゃ駄目だって事か
それだけじゃ同じような感じなっちゃうしな

っていう実験と証明?
296名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 02:11:48 ID:VxK7JJVn
中身のないエロなら小学生だって書けるわ
297名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 08:07:56 ID:NIokxGO4
>>296
いや、さすがに小学生は無理w
298名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:02:52 ID:NIokxGO4
>>295
>やっぱエロ部分だけの抜粋じゃ駄目だって事か

「抜粋」なんてどう見ても大嘘です。じゃ、それ以外の部分がすぐ出せるだろ?コピペしてみろよ。
299名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 09:42:22 ID:IXAuukBs
>>298 
295の三行目を五回くらい嫁。
改変否定してるわけでも、良い方向に取って差し上げてるわけでもないんじゃ。
300名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 10:38:23 ID:IlQjC30b
なんとなくカガシンきぼん
301ぬるぽ:2006/01/29(日) 13:55:52 ID:1QTT8Kxm
神に誓って>>290はパクリとかコピペとかではない。それだけは言っておく(^^;)

では 

    。。
   。     。 +   ヽヽ
゜ 。・ 。 +゜  。・゚ (;゚`Дフ。ウワァァァン
            ノ( /
              / >
302名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:15:48 ID:FsUHGqt7
みっともない…
黙って去れよ
まぁそういう風に取られる文章を、書くのはいいが投下する方も問題ありだろ
303名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 10:08:07 ID:OZ/s8RJy
こういう野郎に限ってニュー速などで「女は泣きゃいいと思ってる」とか書き散らしてるんだろうな。
304名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:09:17 ID:uGHLkG9V
<中略>
とか書いてたんじゃあ、説得力無いよなぁ……
305名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:40:12 ID:a+zqM/vO
ぬるぽ神マンセー!おまえらの感覚のほうがおかしい
エロなしぐだぐだ投下されるより、さっさとハメてすっきり正射が由緒ただしいSSなのだ
306名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 23:42:38 ID:i3pfPcwy
一レスエロシーンのみでも、ちんこギンギンで上手いSSはあるだろう。
ぬるぽのはそうではなかった。だからこんな反応になってる。それだけ。
307名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:44:06 ID:f4uwGmsD
ぬるぽが気に入らなきゃ何もレス返さず黙ってればいいだけだろ。
それをしないでいちいち文句言ってるやつってほんとに21歳以上か?
こういうやつのせいでこのスレはどんどん寂れてくんだろうな
308名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 09:03:25 ID:51klpyJw
ジサク(・∀・)ジエンスレはここですか?
309名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 21:16:26 ID:srsYjlpr
>>307
ジエンは楽しいか?
中途半端で人に見てもらおうって気持ちもねえような
まるで腐女子のみてえなチラシの裏なら最初から投下すんな
310名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:10:28 ID:kEBCaMbK
駄作以前の問題
311名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 23:46:26 ID:f4uwGmsD
別に自演だと思うならいいけどさ、それならそれでするーすればいいのに…
ただでさえ種はネタが枯渇してるのにここの住人はどうしようもねえな
312名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 02:14:26 ID:CJ6LQ+qu
厨ジャンルだからね。
おかしなヤツにかぎって居着くし
313名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 15:23:28 ID:sncX6bXW
まあな
SSが投下される度にお約束で出る「○○○×○○○」キボンヌとか「△△△×□□□」イラネとか
言った見え透いた釣りレスにすら毎回懲りずにマジレスしてるスルースキル皆無のこのスレ住人
が、事あるごとに新シャア板住人を厨呼ばわりしてるのは失笑を禁じえないw
314名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 19:29:35 ID:CIsy2rQy
まずい。失禁と読んでしまった
315名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 20:51:05 ID:QNqPJxzZ
>>314に同じww
・・・失禁を禁じえない」Σ(゚∀゚;) えっ!!
316名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 21:41:49 ID:zvKPaIpq
失禁でぬるぽ
317名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 23:07:42 ID:+pp/BZD8
脱糞させる勢いでガッ!
318名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 17:40:21 ID:i1o7RChr
スカトロは勘弁してくれ
319名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 07:14:22 ID:0koIR21b
保守
320名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 13:44:17 ID:OwDbiYcs
今思えば、シンステ厨だかシン腐なのか知らんが、
シンルナ職人(シンステも書いてたのに)を追い出したのがこのスレの衰退の始まりだったな
321名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 21:59:06 ID:5CNBZ0qI
番組終わったしなぁ。
322名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 22:15:18 ID:X3qzjWOE
新しいものに眼を向けていく方がむしろ自然で健康だわな。
自分は古めかしくて不健康だが。
323名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 02:14:56 ID:buEER+hS
シンルナとアスカガが嫌いっぽかった?
ただの荒らし厨房だとは思うが
324名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 07:32:14 ID:eoh7xHqn
じゃあシンルナじゃなくルナシンでも希望しようか
終始ルナ攻めな
325名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 13:42:51 ID:5GkdMa89
シンカガ強姦モノがみたい…
326名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 18:35:47 ID:7DMSzEhx
アストレイ系の18禁キボンヌ
327名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 21:45:55 ID:mHuVsJZW
>>324
新シャア板へお逝きなさい
おあつらえ向きのスレがあるw
328名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 04:24:15 ID:GqBYfEda
>>327
もう落ちてるよ
329名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 08:19:03 ID:HL/L05M0
>>325
そういえば過去に職人がその気になっていたな
みんな静かに待っていたがいつのまにか立ち消えになってしまった
シンカガレイープ無人島verってヤツ…
330名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 16:08:11 ID:JBRtLfqO
>>328
たった今見てきたばかりだから、それ多分違うw
331名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 00:05:20 ID:qU3GtJSR
>>327
それって調教専門だろう?
324はふつうのエロ攻めルナがみたいのではないか
と言ってみる
332名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 12:55:13 ID:Sl0S+C0b
age
333名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 06:40:09 ID:wrDZboTq
>>330
dクス
いつの間に次スレが…
334名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 01:44:54 ID:7x6dqJYd
カガシンスレが終わるってどうゆうことだ
335名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 19:55:15 ID:hKZQ0DhZ
あそこはもうとっくにSSスレじゃなくなってたけどな
一部除いてほとんど一人で書いてた職人がやる気になくしてたんじゃ仕方ない
336名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 06:00:21 ID:yIMN6DvJ
捕手?
337名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 07:42:25 ID:6zsjhf8i
>>329

( ゚ρ゚ )
338名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:03:08 ID:0TVMvNBc
捕手
339名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 02:20:28 ID:uI7df1wc
捕手
340名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 20:40:16 ID:k1VItgMq
ほしゅ
341名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 01:24:19 ID:B1/fIBYT
ほしゅ
342名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 17:28:50 ID:QnPghIAo
誰か>>329の書いてくれんかな
343名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 19:23:32 ID:uoEi75FY
もう種シリーズも終わりなんですよ、皆さん。
これからは牙狼とカブトに萌えましょう。
344343:2006/02/22(水) 19:43:18 ID:uoEi75FY
または最初から再構築とか。
345名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 03:35:44 ID:wH4LajNF
ほしゅ
346名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 01:17:15 ID:9pYvesiH
捕手
347名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 08:30:37 ID:Ew5KZivC
保守。
348名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 09:46:02 ID:8PK58/3U
あげ
349名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 02:47:45 ID:/3Afeffe
べりんだ捕手
350名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 16:26:27 ID:iOXdgr46
あれ?前にシャア板にあったキララクスレとその保管庫ってどこ行った?
久しぶりに探そうとして見当たらないんだが。
351名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 18:51:10 ID:ik2FR74f
キララク関係のスレで聞いてくれや
352名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 20:16:53 ID:/tnOahSE
焼き直しの最終回ではアスメイだったな
353名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 14:00:30 ID:3JYyfNHW
>>350
難民に引越ししたらしいぞ
354名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 22:07:02 ID:a7fY7Sy2
PHASE_21「さまよう眸」

こっ、これが、「くるくるドボン」結構、高さがあるに・・・強化人間スゴイ。

アフレコ時、役者以外のスタッフ(監督、音響監督、脚本家、制作など)は
窓一枚隔てた部屋から指示を出しているのだが、この様子がなかなか興味深い。
まだ多少リラックスしている一度目の通し見の時などは、捧腹なアドリブが飛び出すこともある。
またユウナのように、いたって真面目な演技なのだが初体験の時に何人かの役者さんを含めて絶倒した事もあった。
この21話では演技もそうだが、そもそもその話の内容に驚かされる。
アスランに逆夜這いをかけるミーア。
そこに来てしまい間の悪いルナマリアの鞘当てに、いっぱいいっぱいアスラン。
もうガンダムとは思えないラブコメな展開である。
さらに後半では「くるくるドボン」と形容され、それがスタッフ間でも定着した、ステラの崖落ちによるシンとの再会がある。
そして、この落っこちる前にステラがハミングしている曲は桑島法子さん自身が歌う挿入歌「深海の孤独」である。
「SEED DESTINY ORIGINAL SOUNDTRACK II」に収録されているので是非一度聞いて欲しい。



PHASE_22「蒼天の剣」
 
オレンジ色については、このハイネ・ヴェステンフルスが師匠筋なのです。

オレンジ色の憎い奴。オープニングに先行して登場していたグフが、その名も『グフイグナイテッド』として本編登場である。
ザクを出した時点で何かあると思われていたかもしれないが、決定にいたったのはやはり本編がスタートしてからである。
おそらく福田監督はザクの反応を見つつ、いつ切り出そうとタイミングを計っていたのであろう・・・。
この「イグナイテッド」はネーミングや機体色(無論、T.M.Revolution西川貴教氏が歌う主題歌から。
オレンジは氏のイメージ色である)も含めてある意味この機体は「西川貴教スペシャル」とも言える。
前作SEEDでは、西川氏はミゲル・アイマンとして登場しているが、パーソナルカラーを使うことが出来なかった。
(しかし、PS2のゲーム等ではパーソナルカラーの専用ジンが活躍している)
さらにこの流れから氏の個人チームでブランドである「DEFROCK」からのコラボで様々な企画を行った
(ミゲルジンのプラモデルの解説にはこの「DEFROCK」をミゲルの個人チームとして設定に取り入れている)。
355名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 12:25:56 ID:eGPFLm3+
盛り下がってるところ、ちょっと失礼します
アス×メイありのアス×カガ投下しますので
ダメな人々はスルーよろしくお願いします

昼間っからすみません
356アス×メイ・カガ-1:2006/03/07(火) 12:28:05 ID:eGPFLm3+
「…あ、…はぁ、……ア…スラ…ン…っ」
メイリンの部屋から荒い息づかいと自分の名前を呼び捨てで甘く囁く声が聞こえるのを
アスランが聞いたのはこれが初めてではない。そして心苦しく思う。
彼女がおそらくもっと優しい俺を妄想しながら自分で自分を慰めるのも、全ては俺が彼女に
ちゃんとしてやらないからだ、と。
カガリとのことは『幼い恋心』だったと、アスランの中で決着はついている筈だった。
だからこそ、
「もういいんじゃないですか…?寂しそうな顔ばかり、見たくはありません…。もっと笑って欲しい…」
そう言って自分に身を預けたメイリンを抱いた。身をもって自分を助けてくれたメイリン、
戦後も自分の側にいることを選んだメイリンを…。

(好きなんだろ?…おまえのこと)
あの時、メイリンの潤んだ瞳をのぞき込んだ瞬間に、カガリの言葉が蘇った。その声をふり払うように
メイリンを抱きしめたとしても、それぐらいは許れるだろう。
メイリンの体は驚くほど柔らかく、弾力があった。ぎこちなく服を脱がせるアスランを、ともすれば
じれったく思っていたかも知れない。ブラジャーの下の乳首は既に屹立してアスランに「早く口にふくんで、
舌で味わってみて」と言わんばかりだったのだし、もちろんアスラン自身が生まれて初めて滑り込ませた下着の下の
女の秘所だって、誘い水で潤みきっていたのだから。
夢中で覚えていない、といっていい。
ただ欲望にかき立てられるがままに怒張した己をメイリンの中に割り入れ、味わう間もなくそのぬらぬらした
柔らかくて熱い刺激にやられて射精してしまったことと、そんなアスランを責めるでもなく嘲うでもなく
メイリンが浮かべた優しい笑み、そのまま股間に近づく赤い唇、彼女の口に含まれてみるみる復活した若い自分自身…、
それら一連のことが靄がかかったようなヴィジョンのスライドショーで思い返されるだけだ。
ただ、アスランを悩ませているのはそのスライドショーの合間、合間に、まるでサブリミナル効果のようにして
まぶしい程の金色が挟まることなのだ。
終わったはずなのに……
357アス×メイ・カガ-2:2006/03/07(火) 12:29:06 ID:eGPFLm3+
叶わない夢は呪いと同じだ、と誰かが言ってたっけ…?

(好きなんだろ?…おまえのこと)
初めて覚えた快楽をメイリンに促されるままに手放そうともせず、幾度も体を重ねるたびに、でも
やっぱり十分に彼女に愛を注げずに金色の影をこそ愛しく思い浮かべてしまうことは、それは許されることではない。
いつも自分勝手に欲望を処理するためだけに自分を抱くアスランに、メイリンはそれでも体を開く。
おざなりな前戯や終わった後のつれなさが、メイリンを自慰に導く。
きっとこの次こそ欲望が愛情に変わり、彼女の献身に応えられるようになるだろう、この次こそ、
この次こそ…。
だが、未だにアスランの呪いは解けてはいない。

(好きなんだろ?…おまえのこと)
俺はいつ解放されるんだ?!
358アス×メイ・カガ-3:2006/03/07(火) 12:29:53 ID:eGPFLm3+
「仮面舞踏会?」
ラクスからアスランに連絡があったのは夏の始まりの頃だった。アスランは見るでもなくつけていた
テレビの音をしぼる。プラント地球間の復興協議サミットの開催を告げるニュースが流れていた。
「そんな催しが実際にあるとは、社交界というのは計り知れないな」
「まあまあ、そんなにバカにしたものでもありませんわよアスラン」
「それにしたって暢気なもんだ、戦後まだ間もないというのに」
「間もないと言ってももうそれなりに時間はたっています。サミットの余興で、友好関係を一層深めるためにも…」
画面が2分割され、右側にはスカンジナビア王国の第二王子、そして左側には……カガリだ。
テロップに結婚の文字が踊る。
最近何度も目にする映像なのに胸が痛い。痛い。どうしようもなく。くそっ。
「ラクス、君は何を企んでいる?」
「企むなんて人聞きの悪いことを仰るものじゃありませんわ、アスラン。ただわたくしは貴方のお力を
お借りしようと思っているだけなのです」
「俺の力?なんだそれは」
口調がぞんざいになってしまうのは、テレビ画面のせいだ。アスランは、画面から目をそらす。
「お父様のことがあったからこそのアスラン・ザラの存在を平和活動に使っていただきたいのです。
もちろん全てわたくしが用意いたします。そのためにも今度の舞踏会には是非来ていただきたい、
それだけのことですわ。この世界への第一歩としてはうってつけだと思うのですが。
いかがですか、アスラン」
いかがですか、と言われて「ノー」と返したところでキラを使ってでも説得されるに決まっている。
わかったと答えるとラクスは心底嬉しそうに礼を言い、詳細は後日と通信を切った。
359アス×メイ・カガ-4:2006/03/07(火) 12:30:46 ID:eGPFLm3+
「アスランさん…」
メイリンが躊躇いがちに呼ぶ声を背中に聞く。今日もまた愛を深めることのできなかった自責の念に
苛まれて終わった後に背を向けるのは、いつものことだ。
「最近のニュースで言ってますよね、…あの、オーブの…」
体中の細胞が萎縮するのを感じながらアスランは平然を装い、
「ああ、知ってる」
返した。やめろ、その話は聞きたくない。いや、俺が解放される吉兆と捉えなければならないのか?
アスランは自嘲気味に鼻を鳴らした。
「私、あの時代表に言われたんです。ずっと言えなかったんですけど、あの…アスランさんのこと
よろしく頼むって。自分は一緒に行けないからって…」
…その瞬間、不意にこみ上げる感情にアスランは息が詰まった。カガリが、俺のことを…?
メイリンの聞いたカガリの言葉は、まるでその場に自分もいたかのようにリアルに頭の中を巡る。

カガリ、君は…

「ご結婚の話も出てるみたいだし、もう言ってもいいかなって」
どんな思いで、どんな覚悟で俺を斬り捨てた?!
「私、ずっと一緒にいていいですよね? 私のこと、少しは愛してくれてるんですよね?」
俺自身も甘くみていたこの喪失感を少しは君も味わったか? 失って初めて気づくなんて陳腐な言葉に
君も胸を切り裂かれたか?
「私、アスランさんに愛してもらえるように何でもします!」
背中に押しつけられたメイリンの熱い二つの乳房は、これは、罰なのか? 俺が君を守り切れなかった
ことへの君からの罰なのか。

カガリ、俺は…

アスランは胸の一番深いところからわき出る震えを悟られまいと歯をくいしばった。
360アス×メイ・カガ-5:2006/03/07(火) 12:32:27 ID:eGPFLm3+
ばかばかしい余興の日はきた。
仮面などとはほんの飾り、顔の一部を覆っているだけで誰が誰かなんてことは丸わかりなのに、
それを踏まえての無礼講。
こんなもの虚構にしか見えない。しかも
「ほら、アスランたら、そんな白けた態度ではいけませんわよ」
隣りの歌姫は
「ラクス、その髪の色は何の冗談だ?」
髪を赤く染めてしれっと笑っている。
「あら、何か気に障りましたか?…あ、ほらキラですわ!それに…」
小さなざわめきと共に場に登場したのはキラと、それからあの隆々とした体躯はキサカ一佐に違いない、
二人を従えた、
「ドレスもよくお似合いになってますわね!」
カガリだった。
銀白ベースにパーソナルカラーのグリーンを挿したドレス、髪はアスランを苛み続ける眩いばかりの金色…。
あちこちで声をかけられ立ち止まるカガリを離れ、先にラクスの元にたどりついたのはキラだった。
キラはラクスの赤い髪の色を見て瞬間ぎくりとしたようだったが、
「僕はいつもの髪の色の方が好きだな」
とやわらかい笑みを口元に浮かべ、ラクスからとろけるような微笑みを引き出した。
「久しぶり、アスラン」
「ああ、久しぶりだな」
三人の視線は自ずとカガリの方へ向けられた。だが、アスランはキラから何か決定的な言葉が出るのではないかと
内心びくびくしている。気まずい空気、のように思っているのはアスランだけか。
「お仕事は順調ですか、キラ?」
ラクスに訊ねられて、カガリの弟だってことでヘンに大事にされてしまうのは相変わらずだが、軍の開発方の仕事だから
やりやすい、というようなことをキラはひとしきり報告する。この二人にとってはプラント-地球間の遠距離も、
大した障害にはなっていないらしい。それほどの太い絆がありありと感じられる横でアスランは、
カガリの一挙手一投足から目が離せなかった。
物腰がやわらかくなった…。口元を覆うような仮面なので目の動きが見てとれる。
声をかけられちょっと大きくなり、それから笑うと細くなる愛しい金色…。
「…スラン、…アスラン!」
呼ばれてはっとして振り返るとラクスの腰に手を回したキラが笑っていた。
「わたしくたち、少し踊ってまいりますわ。キラもダンスを教えていただいたんですって」
「そうか」
そして去り際にキラは
「自分を偽ることないよ」
小さくそう残した。
361アス×メイ・カガ-6:2006/03/07(火) 12:33:17 ID:eGPFLm3+
仮面舞踏会で偽るな、というのもおかしな話だ。
アスランはそのまま歩を少し下げて壁際に佇み、重い息をつく。
煌びやかな目の前の光景で頭の中が占められているしまっているせいか、自分がこれからどういう行動に出ればいいのか
皆目検討がつかない。
ただ、それがデフォルトであるようにカガリに視線を戻すと、一瞬カガリの瞳が自分のそれに重なった。
心臓が一つ大きく跳ねた。
俺を視認した。だがそのまま目を伏せた。
何故?
もう少し、その瞳の伝えようとしていることを知りたい。
思うより早く、アスランはカガリの方へと歩を進めた。
カガリを取り巻く人々を縫って、カガリの手を取る。
「踊っていただけますか?」
金色の瞳が小さく揺れて、
「はい」
懐かしい声が耳からすべり込みアスランに染み渡った。
362アス×メイ・カガ-7:2006/03/07(火) 12:34:17 ID:eGPFLm3+
(君がダンスだなんて)
(ばかにするな)
交わされるはずだった言葉もなく、二人はただ息を合わせて踊った。
くるくる溶ける周りの光に酔う。おかしいな、手を取り合っているはずなのに、実感がない。
腰を抱いているはずなのに、現実味に乏しい。
喧噪が遠く、近く、…ああ、夢、かな?次のステップに迷うこともない。
ふわり、とカガリの香りが離れて、手には小さな鍵が残されていた。
アスランはゆっくり瞬きをした。
カガリはまた幾人かに囲まれ、静かに笑っていた。
363アス×メイ・カガ-8:2006/03/07(火) 12:36:27 ID:eGPFLm3+
渡された鍵は控え室のものだった。アスランは自分の気持ちを落ち着かせようとするように照明を落とし
見るともなしに窓の外に視線を捨てた。どのぐらいそうしていたろうか、やがてノブの回る控えめな音がして、そして
「カガリ…」
そこにはカガリがいた。
カガリは口元を覆うヴェールを外し、みるみる瞳を潤ませた。が、涙のこぼれるのを堪えるかのように唇をきっと結び、
心持ち背筋を伸ばすこと数瞬間、それからようやく
「会いたかった」
止めていた息とともに吐き出すように決然と言った。
アスランは体中の緊張が抜けるのと同時に、また違う情動がわき上がるのを感じた。
思わず数歩カガリに近づくと、やおらカガリがうつむき、しぼり出すようにして
「できると思ったんだ!」
言った。
「お前を思い出に、…できると思ったんだ。お父様がなくなったことを乗り越えられたみたいに、
ちゃんとできると…。お前にはちゃんとお前を大切に思ってくれる娘がいて、それでちゃんと
お前が幸せでいてくれれば、私もそれで幸せなんだと…!毎日政務が忙しければ、きっと忘れられるって、
本当にそう思ったんだ。でも、気づけばいつもお前の顔を思い出してて、…」
「カガリ…」
「…会いたくて会いたくて、……どうしようも…なかった…、…会いたかったんだ!!」
勢いよく上げられたカガリの顔は堪え切れなかった涙で濡れていた。
アスランは弾かれたようにカガリに駆け寄り、抱きしめた。
あの別れは俺達二人の若さへの、等しい罰だったのか。
涙を溢れされるカガリの体は驚くほど熱かった。どちらからともなく唇を合わせると、
そのカガリの涙が媚薬のように二人の唇に伝う。いや、
「アスラン、…?」
アスランの涙も、だ。
「私のこと、もう忘れ…」
「忘れられるわけないだろう!」
カガリの語尾を引きちぎってアスランは言った。
それからしばらくの静寂が降り、カガリが懐かしい碧の瞳に自分を映すと静かに伝える。
「ドレスってやっぱり窮屈だな」
364アス×メイ・カガ-9:2006/03/07(火) 12:37:40 ID:eGPFLm3+
ベッドに横たえたカガリの上気した肌は落とした照明の光を貪欲に受け止めている。
きれいだ、とアスランは素直に思った。
壊れ物に触れるように指を伸ばすと、カガリはびくっと体を震わせた。俺は、こんなふうにも女の体に触れることのできる男だったのか、とアスランは自嘲気味に思う。思いながら執拗にカガリの輪郭を撫で、それから思い切ったように乳輪を指先で丸く辿る。
「あっ…」
みるみるカガリの乳首が赤みを帯びて硬くなった。アスランは堪らず口に含み、そのしこりをほぐすみた
いにやさしく舌でころがし、そして吸った。そんなことをしても硬さは増すばかりなのに。
片手でカガリの髪を分けると、その手を取ってカガリがふるふると首を振る。
「あ、…ア、…アスラ…」
気持ちいいのか、かわいい…そう思った瞬間、アスランの耳に違和感のある言葉が
「…結婚…」
飛び込んできた。ピタリ、と空気が固まる。何だ、何を言い出す?!
けれど、カガリが吐き出した言葉は、
「結婚なんて、したくない。この先どうなるかわからない、でも、だから…
…私を傷物にしてくれ、一生消えない傷を私につけてくれ、アスラン!」
カガリは下からアスランの首に両手を回してしがみついてきた。アスランは両手を突っ張って体を起こし、
カガリに影を落とす。俺の顔は逆光でカガリからは見えないかも知れない。見えなくて上等だ。
俺は思いの丈を行為で示す。
「カガリ、ここは?」
アスランがカガリの秘所に手を伸ばすと、淡い陰毛に指先が触れただけでカガリは身を固くした。
構わずさらに下に指をあて、割れ目に沿ってゆっくりとなで上げた。湿っている。
「はぅ…う!」
到達した突起をゆるく押すと、スイッチが入ったようにカガリの体が跳ねる。指先でこねれば
「あっ、あぁ…、や、…いや…ぁ!」
切なくて、それでいて甘い鳴き声を上げる。
「ここは、俺のもの?」
「アスラン!…アス…ラン…!」
「自分でしたことは?」
「や、やだ、…アスラ…ン…そんなこ…と」
アスランが手を止めると、カガリは身を捩らせて目を潤ませた。
「言えよ、俺のこと考えながら自分でしたって」
「止めないで、アスラン、…」
「言ってくれよ、カガリ!」
「止めないで!いつもしてた、ずっとアスランのこと考えて、いつも…!」
その答えに満足してアスランは指ではなく、顔を近づけて舌で蕾をこねた。
365アス×メイ・カガ-10:2006/03/07(火) 12:38:44 ID:eGPFLm3+
「やっ…!」
間近で見るそれはこぼれ落ちんばかり膨れあがり、アスランの唾液で小さな宝石のように光っている。
アスランは容赦なく舌を動かした。強く押し、小さくなめ回し、唇でやさしく挟む。カガリは痙攣させ続け、
「いや…っ、だめ、…やっ、…ああっ!」
やがて弓なりにしならせながら早くも達した。なるほど、言う通りいき方は知っているようだ。
カガリの秘所は蜜をいっそうあふれ出させ、赤く開いてアスランを誘う。アスランはひと舐め、蜜をすくって味わった。
「カガリ、…俺も君を思いながらいつもメイリンを抱いてた」
カガリは潤んだ瞳をこれ以上ないぐらい見開いた。
「君が言ったんだろ、俺のこと頼むって」
だから俺は君を忘れようと、と続けようとしたアスランの手をとり、カガリは自分の頬にあてた。
それからおもむろに重ねたままの手を胸にあて思い切り力を込め、…下へと引っ張る。
「!」
カガリの手によって凶器になったアスランの爪はカガリの皮膚を裂いた。数条の赤い筋がカガリの白い肌に浮かび上がる。
「…いいんだ、アスラン、…私がばかだったんだ。お前の受けた傷を、だから私にもつけろと言っている」
その瞬間にアスランの中で何かが弾けた。
「うぁぁぁぁぁぁ…っ」
アスランは自らの意志で今度はカガリの肌に赤い筋を幾筋も残す。カガリの喘ぎはアスランの声にかき消されたが、
アスランの怒張したものは確かにカガリに突き立てられた。
固い、狭い、ちくしょう、なんだって上手く入らないんだ!
押し返すな、俺を中に入れろ!ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう!…熱い!!
366アス×メイ・カガ-11:2006/03/07(火) 12:39:57 ID:eGPFLm3+
気づくとアスランは泣きながら果てていた。ずるりと萎れたそれを抜くと、白濁とともに真っ赤な花がシーツに
点々と咲いた。カガリはアスランの額の髪を分け、破瓜の衝撃で重たい体を起こすとアスランの体を仰向けに寝かせた。
そして柔らかく口づけ、まだ荒いアスランの吐息を奪う。ありがとう、と小さく言ったかも知れない。
これで私には一生残るアスランの跡が残った。
カガリはもう一度アスランの顔に唇を寄せ、今度は目尻の涙を舌ですくった。
アスランは目を眇めることもせず宙を見ていた。それから譫言のように
「カガリ……カガ…リ…」
カガリの名を呼ぶ。
カガリは覆い被さるようにしてアスランの頭を胸に抱いた。それから一つ大きく息を吸って言う。
「アスラン、すっごい痛かったんだからな!」
ひときわ大きくおどけて言うカガリの言葉に、アスランは現実に引き戻された。焦点を合わせれば、
ハチミツみたいな金色とやさしい笑顔があって、それから一瞬の間、二人は同時に吹き出した。
「なあ、アスラン、なんとかなると思わないか?私はなんか、頑張ればなんとかなりそうな気がするんだ」
「なんだよ、それは」
「え?えーっと、…いろいろなことがだよ!とにかく諦めることからじゃなくて、望むことから始めなきゃって思うんだ」
自分で自分の言葉に納得するようにうんうん、と頷くカガリにアスランは以前のカガリを見た。
「安心したか?」
アスランが訊ねると、カガリはちょっと頬をふくらませて言う。
「それはお前のほうだろ」
アスランはふっと小さく笑う。ああ、俺は安心したよ、カガリが俺と同じ痛みを抱えながら俺のことをまだ思っていて
くれたと分かって。だからカガリ、君も安心してくれ、俺は君のことをもう諦めようとだなんて思わない。
多分あの時、アークエンジェルに脱走して帰還した時に掛け違った釦を、今ようやく掛け直すことができた。
「…痛かった?」
胸についた赤い筋を舌でなぞれば、
「ん…っ」
カガリはまた甘ったるく鳴く。それを合図のように仰向けになったままアスランはカガリを胸に引き寄せた。
「わっ」
力を込めて抱きしめる。ああ、今度は実感がある。直に触れる肌のぬくもりも、鼓動も、俺の胸でつぶれる二つの乳房も、
絡めた指も、顔にかかる髪も、細い腰も、柔らかい太腿も。愛しい、という思いと共に不意に
自身の復活に気づき、アスランは充実した気持ちになった。これが正しい順番だ、と。
「ア、…アスラン、これ…」
カガリも気づいて頬を染める。
「まだカガリが欲しいんだ」
カガリの白い指が伸びてきておそるおそる触れると、アスランのそれはぴくりとした。
同時に腰のあたりが急激に熱を帯びて、先端にその熱が伝わる。
367アス×メイ・カガ-12:2006/03/07(火) 12:40:58 ID:eGPFLm3+
「ち、ちゃんと入るかな…?」
「入れてみて」
カガリは素直にアスランのそれを自分の中に納めようとアスランに跨り、ゆっくりと腰を沈めようとした。
「んっ…」
自然と眉根を寄せるカガリの表情をアスランはきれいだと思う。そして着実にアスラン自身はカガリに納まってゆく。
狭くて、熱くて、…柔らかい。
「う…っ」
たまらずアスランも声を上げた。納めきって満足げに太い息をつくカガリを、体を起こしてつながったままで抱きしめ、
今度は体を入れ替える。このままカガリに上にのったままで、と思わないでもなかったが初めてでそれはあまりに酷だろう。下から存分にカガリのよがる表情を見ていたかったが、おあずけだ。
乳首を口にふくみ、ちょっと噛めば
「いたっ」
という声と同時にカガリの中がキュッと締まる。
アスランはゆっくりと動き始めた。
「あ…ん……はぁ、はぁ…、あ…」
自分の動きに合わせて揺れながら、カガリは心地よい声で鳴く。
「もっと声出して、カガリ、もっと聞かせて」
「はぁ…ん、ア…スラ…ン」
もっと聞いてみたくて、見てみたくて、アスランは一旦自身を抜く。秘所に顔を近づけると、
「や、恥ずかし…いから、やめろって…」
いつものカガリの口調だが、でも弱々しい声が耳をくすぐる。やめるわけがないだろう。
金色の海に顔を埋めると細い足首をつかみ膝を立たせた。
改めて触れるとカガリの太腿はアスランの掌にしっとりと吸いつき、
「もっと足、開いて」
アスランにされるがままに開いてゆく。
368アス×メイ・カガ-13:2006/03/07(火) 12:42:31 ID:eGPFLm3+
蜜壷に指を挿しこみ、くちゅくちゅとかき混ぜてみたり、角度を変えて恥骨の裏側を中から押してみたりすると
一際高くカガリが鳴くのが直接アスラン自身にも伝導する。
「すごい濡れてる」
アスランによって開かれた淫靡な花は、律動しながらなおもアスランを誘う。それに感応したみたいに、
アスラン自身の先からも溢れるものがある。
アスランはカガリに口づけ唾液を送りながら、入口にそっと自身を当てた。
「もう痛くないか?」
「痛くても…いい」
カガリの耳朶を甘噛みしながら、アスランは静かに腰を沈め、ゆっくりと抜き挿ししてみた。
「あっ、…は……ん、んん…っ」
カガリは、痛いのか気持ちいいのかよくわからなかったが、わからないなりに足の間に感じる異物感が確実に
自分をどこかへ連れていこうとしていることに幸せを感じていた。確実につながっているその事実が、
肌と肌が触れ合って混じるその体温が。
カガリの柔らかく蠢く肉襞に包まれたアスランは、より硬度を増し、荒い息をつかせ、高みへと昇らせる。
「ア、アス…ラ…ン、なんか…おかし…い…体が…」
カガリの言葉が痺れる脳裏に小さく響く。
「カガリ…っ、俺もう…」
荒い息づかいと、肉を打つ音が空間のすべてになり、やがて
「う…っ」
果てた。
369アス×メイ・カガ-14:2006/03/07(火) 12:43:36 ID:eGPFLm3+
息がおさまるにつれて、ゆるゆると活動を取り戻すアスランの脳に先ず浮かんだのは、
どうしてもっと早くこうしておかなかったのかという思いだった。指輪を贈ることなんかより、だ。
思わずアスランは小さく笑う。
「なにがおかしいんだよ?」
カガリらしい訊き方だ。
「いや、俺は子供だったなと」
「なんだよ、自分ばっかり大人になったような言い方」
「カガリも今日、大人になっただろ」
「な…っ」
真っ赤になったカガリがくるりと顔を背けたので、アスランはその髪を笑いながら撫でた。
「結婚、しないんだよな?」
「するわけないだろっ」
頬をふくらませたカガリの顔がアスランのほうを向く。くるくる表情の変わるカガリがほんとうに嬉しくて、愛しい。
「するとしたってスカンジナビアの王子はないさ、…どちらかというと連合の…」
「え?」
刹那に顔色を曇らせたアスランに、したり顔のカガリが舌を出す。力が抜けて
「はっ…はははは!」
アスランは心の底から笑うことができた。
「お前、もう、ちゃんとお前に戻ったよな?」
今度は真剣な表情のカガリだ。君はいつもそうだな、自分だってさんざん辛い思いを抱え込んで、
それは俺とのことだけじゃなく、国も、世界もひっくるめて…それなのにまだこんな風にして俺を心配するんだ。
「カガリ」
アスランもう一度しっかりとカガリを抱きしめた。懐かしくて、けれど新鮮な抱擁。
君を失うことにならなくて、ほんとうに良かった。俺の希望が確かにここにある。君は世界と俺のために存在していてくれ、俺もそうするから。

宙(プラント)の女王とオーブ代表の弟とのロマンスと、オーブ代表と親善活動家のロマンスというのも悪くない。
力強くて、それでいて優しいカガリの腕を背中に感じながら、アスランはふとそんな風に思って
今度は自嘲気味にではなく頬をゆるむのを感じた。

370名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 12:44:55 ID:eGPFLm3+
以上、駆け足投下失礼しました〜

途中改行失敗等、拙い部分もお許しを

ではでは
371名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 15:50:42 ID:AazRq1Cu
久しぶりに覗いたら、投下
キテタ━━━(゚∀゚)━━━!!

ヘタレなアスランとエロ可愛いメイリン&カガリに切な萌エス!
職人様、ハゲシクGJ!!
372名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 17:09:25 ID:tTizHf3e
久しぶりにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
アスカガもアスメイもGJ!!!
373名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 18:17:09 ID:OiX7T0dc
>>355-369さんGJ! しかしメイリンはその後どうなったのでしょうか……新しい恋とか?

>>354にはくらわしてやらねばならんッ! 然るべき報いを!!

>叶わない夢は呪いと同じだ
海堂さんですかそれは?
374名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 18:19:24 ID:eGPFLm3+
そうですね、海堂さんですねw

みなさん読んでくださってありがとうござます
375名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 18:32:40 ID:Rvr50BmL
ひさしぶりにいいものを読ませていただきました(*´Д`)
376名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:57:01 ID:LXmMz4GD
職人さん
いらっしゃーい
GJです。
アスランおいしいなおまい
377名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:40:45 ID:0VY7pxKy
 
378名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:49:08 ID:0VY7pxKy
↑失敗

久々に投下キタ━ヽ( ;´Д`)人( ;´Д`)人( ;´Д`)ノ━!!!!
GJGJ!
379名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:29:12 ID:D7YZNFQc
久々に作品キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! やっぱアスラン最低だなw
380名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 12:36:26 ID:CjAwxGFz
立て続けにすみません、一つ発掘したので投下します。

キラ×カガです

黒エロい話にしようと思っていたのに
暗セツナい話になってしまったものです

苦手な方はスルーよろしくお願いします
381キラ×カガ-1:2006/03/09(木) 12:37:15 ID:CjAwxGFz
キラは実際むしゃくしゃしていた。
「あ…っ、は…キ、…キラ!…今日は…あ、あぁんっ、激し…」
ラクスを後ろからいつになく乱暴に攻め立てながらも脳裏には今日の戦闘が甦り、
ついラクスの乳房を掴む両の手に力がはいってしまう。
おかげでラクスの控えめな白いそれにはキラの指の跡が赤くくっきりとついてしまった。
「キラ…わたくしはもう…っ!」
ラクスの中が急に締まったので、キラも射精することにした。
何度も経験済みだ、ラクスのいくタイミングに合わせることなんて容易いことだ。
「…キラ…っ」
ひと際高くラクスが自分の名を呼ぶのと同時に、キラも果てた。
「はあ…、…はあ、…はあ…、…」
ごろり、と仰向けに転がりながら
(くそっ)
キラはそれでも晴れない胸に、声に出さずに毒づいた。
「どうかしたのですか?」
長いピンクの髪を汗で体のあちこちにはりつかせながら、ラクスが訊ねる。
それには答えないキラに、さらにラクスは重ねて
「…アスランのこと、ですか?」
訊いた。
今日、キラはアスランを戦闘不能にして墜とした。
「うん、多分そう。アスランが何を考えてるのかわからなくて、苛々するんだ」
隠しだてすることはない。キラは正直に答えることにした。
隠していることは一つだけでいい…。
「自分がしたことにも、ちょっと混乱してる」
「仕方ありませんわ、あの時は…。カガリさんには?」
キラはカガリの名が出たことでほんの少しだけぴくりとしたけれど、
できるだけ平然と返す。
「話しかけられないよ。オーブ軍があんなことになったんだ、一番カガリが避けたかったことなのに」
しかもご丁寧にラスクの髪を撫でるまでして。
「そうですね…わたくしが少しお話ししましょうか?」
「うーん…いいよ、ラクス、僕が話す。僕がしたことだし」
頷くかわりにラクスはキラの肩に頭を預けた。
(くそっ)
キラはもう一度心の中で唾棄する。
僕はアスランのことが許せないのか、それともそのアスランに心を寄せるカガリに…?
両方だ、決まってる。
それにこの先ずっと心にしまい込んでおかなければならない、この昏い思いを抱く僕自身もだ。
382キラ×カガ-2:2006/03/09(木) 12:38:02 ID:CjAwxGFz
「カガリ、もう寝ちゃった?」
夜が更けてから、キラはカガリの部屋を訪ねた。
中から返事はなかったが、ロックがはずされたのでそのまま中に入る。
カガリはベッドに腰掛けたままぼんやりとした目で、それでもキラの方を見ると小さな笑みを
口元に浮かべようとはしたようだった。
キラがその隣りに寄り添うように静かに腰を下ろすと、しばらくは艦内の機械音だけが響く。
やおらキラとカガリが同時に
「私はこんなにも…」
「今日のことは…」
口を開くのは呼吸が似ているということか。
顔を見合わせるとカガリは苦渋の表情を浮かべて、
「私が無力なばっかりに何もかもうまく行かない」
と言った。
「みんなにも苦労ばかりかけて、それでいて、…何ひとつ解決しない」
カガリの体が固くなったのは、悔し涙を堪えているからだろう。
「もうみんなでがんばるって決めて出航したんだから、一人で背負うことはないよ、カガリ。
それはクルーのみんなにも、ラクスにも失礼な考え方じゃないかな」
少しでもカガリの負担を均そうとしてキラが言っても、カガリの体は固いままだ。
ちらり、とキラはカガリの左手の薬指に光る指輪に目をやった。
「それともカガリ、みんながいても淋しい?」
カガリは答えない。
「…アスランがいないとやっぱり淋しい?」
前方に視線を捨てたままでそう訊ねるキラの方へカガリが顔を上げると、キラはゆっくりと
振り返りやさしく微笑んだ。
「…っ」
キラにだけは聞いて貰おう。キラなら聞いてくれるはずだ。あいつの親友だし、それに私の弟だ。
そう思った刹那、カガリの瞳は一気に熱を帯びた。
383キラ×カガ-3:2006/03/09(木) 12:38:49 ID:CjAwxGFz
「わからないんだ、アスランのことが…!あいつ、どうしてAAに戻ってこないんだろう!
望むことが同じなら戻ってきてもいいじゃないか、それともどうしてもザフトにいなけりゃ
できないことがあるのか? ザフトにいるからこそできることがあるのか?」
カガリはもう涙を堪えてはいなかった。
「こんなこと、…こんなこと考えたくはないけど、やっぱりコーディネーターは……ごめん、キラ、
でも…っ」
キラは黙ってカガリを抱きしめた。泣いてる子にはこうしていいんだよね、カガリ。
「私はとんでもないことをしたのかな、あいつもう、私を許してはくれないのかな…」
最初はほんとうに優しい気持ちでいたキラは、けれど徐々に体中に黒い靄が広がるのを感じていた。
カガリを抱く腕にも力が入る。
「…もう、前みたいに私に笑いかけてくれることは…ないのかな…」
カガリ、もういいよ。
「あいつは、ザフトでちゃんとやれてるのかとか」
カガリ…、
「…淋しくはないのかとか、私は…」
「もういいっ!」
キラの語気に驚いたカガリがキラの腕の中で跳ねた。
「キラ?」
「アスランがカガリにしてくれたことって何?カガリを一人にすること?オーブ軍を攻撃すること?」
「キラ、そんな…っ」
「ちゃんとやれてるに決まってるじゃない!帰ってこないってことはそういうことでしょ?今日だって、…今日だって…アスランは…!」
キラはこの期に及んでアスランの心配をするカガリが憎くて仕方なかった。憎くて、憎くて…
「…指輪なんて僕にもあげられるよ」
「キラ??」
愛しかった。
カガリはこんな昏い瞳のキラを見たことがない。哀しみとも違うこの昏さを理解したくない。
いや、本当にそうだろうか?
「キラ、どうしたんだよお前、ちょっとヘンだぞ。ごめん、ごめん、私が悪かった、キラだって
今日のことショックだったよな、それなのに私は一方的に泣きついて…」
一つ洟をすすって、カガリは精一杯空気を変えたつもりだったが
「…ちょっ、キラ!」
キラに押し倒され、強引に唇をぶつけられて絶句する。
384キラ×カガ-4:2006/03/09(木) 12:41:40 ID:CjAwxGFz
フレイのことや、色々あって、でもラクスがいてくれて僕はほんとうに救われた、と
キラは痺れた脳裏でぼんやりと思う。
双子だったと分かったカガリが親友のアスランと幸せになれるのならと、それも嬉しく思ったはずだった。
だけどどうしてだろう、やっぱり体の半分を勝手に持ち去られたような不条理感に襲われ、喪失感を味わい、
何故カガリが自分の腕の中にいないのかと不思議に思うようになった。それは嫉妬に容易く形を変えた。
双子なのに。
双子だから。
カガリがアスランと好き合う、そんな一つことがきっかけでキラの中には胸の中に留めなければならない
とめどない思いが生まれ、妄想が妄想を、痛みが痛みを呼ぶ。
そんな自分にいたたまれなくなってカガリから離れた。
ラクスに二倍の愛を注ごうとしたし、それは半ば成功していたはずだった。
それなのに、セイランとの結婚ってなんだ、アスランは何をしている、ザフトに復隊?
何度でも言うよ、許せないのはアスランだ、許せないのはカガリだ、許せないのは僕だ!
385キラ×カガ-5:2006/03/09(木) 12:43:24 ID:CjAwxGFz
キラはカガリの上衣を乱暴にたくし上げ、両手を頭の上で押さえつけた。
僕が隠していたことをカガリに教えてあげるよ。
「だめだ!キラ…っ、だめ…っ!!」
カガリの声はほとんど悲鳴だった。
「カガリが笑わなくなったのは誰のせいだと思ってるの」
キラはカガリのパンツにも手をかける。
「…キラ!いやっ!」
「言ってみてよカガリ、誰のせい?」
ふと手を止めたキラが下からカガリの瞳をのぞき込むので、ひっとカガリは息を呑んだ。
「ア…アスランのせいじゃない、キラ、私が至らないせいで国が…」
「まだ庇うの、カガリ?カガリはもうアスランに見捨てられたんだよ」
酷な言葉だとはもちろん分かっていてキラは言ったのだ。
意図したとおり、カガリからふうっと力が抜けた。
こんな言葉で絶望するほどまだアスランのことを想っているのかと、キラはますます残酷な気持ちになる。
だから容赦なくカガリのパンツを下げた。
控えめな下着にうっすらと透けている金色の陰毛を布の上から撫でてみると、脱力したはずのカガリの体が
ぴくりと反応する。
そのまま割れ目に指を這わせ、いちばん敏感なところを撫で上げた。
「…っ」
カガリの息を呑む音。ばかだな、カガリ、
「我慢しなくてもいいのに」
キラはカガリの耳元で囁く。
「カガリと僕は一緒に育ったわけでもないしお母さんのお腹の中に一緒にいたわけでもない。
その僕がカガリのこと好きになってもおかしくないでしょ?」
「…姉弟…なんだ…ぞ」
「だからだよ!一緒にいられなかった時間を取り戻させてよ、僕にもカガリを分けてよ…!」
私を分ける…?
カガリはこんな状況でさえも相手の、キラの言葉を聞こうとしていた。
大学でミリアリアたちと楽しく笑いながら作業していたキラは、砂漠で再会したときにはもう重たいものを
抱え込んだような少年に変わっていたっけ。ナチュラルの中でただ一人コーディネーターで、それで…
でもラクスは…?
それでも埋まらない孤独があるとでも…?
「…キラ…」
藍色の髪と碧の瞳が脳裏に浮かんだ。自然と涙が出た。
キラとの絆は血の、遺伝子のつながりだ。切れることはない。
(アスランとの絆は…)
カガリは指輪を儚く思う。
「私を分けたら、お前も…お前を私に分けてくれるの…か?」
「当たり前だよ、カガリ。僕とカガリは一つなんだから」
そうか、そうすれば孤独が埋まるんだ。
キラの孤独も、私の孤独も。
「カガリ、僕を愛して」
カガリは頷くかわりに瞳を閉じた。
386キラ×カガ-6:2006/03/09(木) 12:45:02 ID:CjAwxGFz
キラはその下に指を入れようとはせずに、執拗に薄い布の上からカガリの割れ目に沿って
指を行きつ戻りつさせ、蕾を刺激した。
その生優しい刺激に
「あ…あぁ…ん、あ…ん…っ」
カガリは身を捩らせて鳴き続け、下着の染みはどんどん色を濃くしてゆく。
「じかに触って欲しい?」
キラがカガリの耳朶を噛みながら、吐息とともに訊く。けれどカガリは鳴くばっかりで返事をしないので
キラは指を止めた。だめだ、
「まだいかせないよ」
カガリは涎を垂らさんばかりの虚ろな目でいやいやをする。
あの男勝りで快活だったカガリを、アスランはここまで仕込んだのか、ふぅん。
キラは胸に冷たい棘が刺さったような痛みを感じながらカガリの頭を跨ぎ、キラ自身をカガリの唇に
押し当てた。
カガリの金色の瞳が大きく光る。
「いつもアスランにしてたみたいにして、カガリ」
カガリは躊躇いがちに口を開き、キラのそれをくわえ込んだ。
二度、三度と唇でしごき、一旦抜くと亀頭の回りを舌で文字通りくるくると舐め回す。
「う…」
そしてそれからまたくわえ込み、いや、呑み込むと言った方がいいかも知れないほどそれは深く、
亀頭が喉の奥に当たった。筋の下でカガリの舌がうねうねと蠢くのがたまらない。
カガリの頭が動くたび、カガリの唾液で赤黒く濡れそぼったキラのそれが金色の髪の間に垣間見える。
この光景をアスランも見たってことだよね。
387キラ×カガ-7:2006/03/09(木) 12:46:26 ID:CjAwxGFz
キラは射精ぎりぎりでカガリの髪を引っ張って、自身を抜いた。
下から上目遣いにキラを見るカガリの瞳に少女の面影が見えて、キラはたまらなくなる。
太陽みたいだった少女は、親友の手で月の妖しい光をも手に入れていた。
「…っ」
キラはカガリの下着をずり下ろし、予告もなく指を挿し入れ、同時に乳首に吸いついた。
カガリは息を飲んで、体をしならせる。
カガリの秘所はもうびしょびしょに潤み、キラを迎え入れようとしている。指を入れただけで
きゅうきゅうと締めつけ、早くこいとキラを呼んでいるようだ。
「カガリ、…欲しい?…」
指をくにくにと中で動かす。もう一本入れる。
「あ…っ、あぁ…はっ、はぁ…んん…」
カガリは全身で僕を欲しがっている、乳首だってこんなに固い、体のどこを触ったって
電気が走ったみたいに跳ねる、荒い吐息が甘い、どこもかしこもが、熱い…。
――だけど…。
ぬるぬるの指のまま、もう一度確かめるみたいにキラは割れ目をなぞりカガリの敏感な蕾をとらえた。
「ひっ…」
――小さくひきつった声を出すカガリは…。
「…もういっちゃいそう?カガリ」
指を小さく振動させると、カガリの体はその波動を増幅させて痙攣する。
「あっ、…あ…、あ…っ」
キラはまた指を止める。
階段を途中で急にはずされたカガリは、瞬間目の焦点が合わせられない。
そして金魚みたいに口をぱくぱく喘がせた。
「ねぇカガリ、アスランとはどんな風にしたの?最初は痛かった?」
――そう、それでも一度もキラの名を呼ばない。
「カガリ…っ」
388キラ×カガ-8:2006/03/09(木) 12:53:08 ID:CjAwxGFz
痺れた頭の片隅で、
(アスランとはどんな風にしたの?)
カガリはキラの声を遠く聞いた。
アスラン、…アスラン!
お前の気持ちを裏切ったのは私のほうだ、何より大切にしたかったのに、
私は斬り捨てるような真似をしてしまった。
私はお前の置かれた状況をちゃんと理解してやれていなかった?
もう私に微笑みかけてくれることはないんだよな?
もう私を愛してくれることは…。
私にやさしくキスしてくれることも、髪を撫でてくれることも、
壊れ物に触れるみたいに抱きしめてくれるとも、耳を噛んでくれることも、
あったかい掌を乳房に当ててくれることも、私の中に入ってきてくれることも…!
389キラ×カガ-9:2006/03/09(木) 12:56:19 ID:CjAwxGFz
キラはカガリの中に入った。
見下ろすとカガリは涙を流している。
この期に及んでどうして!カガリ!
僕の指であんなに濡れて、僕のこれでこんなに
「あ…ん、あっ、はぁ…あん、ん…っ」
感じてるくせに…!

「き…」
ふと、カガリが何か言った。
「なに?カガリ」
「…気持…ち、いい…」
「え?」
「気持ちいい…!もっとして!もっと…!突いて!あぁ…んっ、お願いぃぃ…!」
キラの腰が一気に熱を帯びた。
「カガリ!」
「あっ、あぁ…いや、…いやぁぁ、もっと、もっとぉぉ!」
激しく腰を打ちつけると、肉と肉のぶつかる音が淫靡に響く。
「…もっ…と、奥まで…!ああっ…あぁ…」
カガリの締めつけにもう我慢できなくなって、その果てる瞬間に、しかしキラが耳にしたのは
「…あ、……アスラァァン…っ!!」
アスランの名を呼ぶカガリの絶叫だった。

扉の閉まる音を背中で聞いた。
何も考えたくはなかった。視線を落として歩き出すと
「!」
常夜灯にぼんやりと影が浮かぶ。
「気がすみましたか、キラ?」
「ラ…クス」
影になってよく見えないが、ラクスは微笑んでいる、のか?
「わかっていました、もう前から。もう、苦しまないでください」
白い腕が闇から伸びてくる。
その冷たい腕にくるまれた瞬間、キラは堪えるでもなく嗚咽を漏らした。
「もういいのですよ、…もう、いいのです…」
ラクスの声は子守歌のようだった。
それは闇から漂い、僕を誘うから、僕はもう一人の自分を、そう、闇へと帰す。
もう二度と出てこないように、鍵をかけて。
390キラ×カガ-10:2006/03/09(木) 12:57:59 ID:CjAwxGFz
アスラン、もう一度会ってちゃんと謝りたい。
やり直すことなんてできなくても、でもちゃんと謝るよ。
お前が違う幸せを選ぶなら、私は見送る。
こんなことになってしまった私に、できることはそれだけだ。
カガリは鈍い熱に包まれた己の体をかき抱いて、静かに涙を流し続けた。
その孤独が埋まることは、もうない。


391名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:36:09 ID:ykcv9QGi
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
激しくGJ!
392名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 17:56:56 ID:xjz+Y+86
すばらしいです
393名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 18:00:01 ID:ISBo9+5o
いきなり沢山のエロが〜〜〜〜〜GJです
ありがとう
394名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:02:50 ID:vNwCxdi1
おお、いいキラカガ!
じっと待ち続けた甲斐があったよ。GJ!
395名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:44:29 ID:Xy9APDlz
素敵だ!(*´Д`)
396名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 04:11:07 ID:7pRl61pz
キラカガ、切な萌えですな
すべてを理解しているラクスも良い
寝る前にいいもん拝見しました
397名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 05:30:46 ID:nPKATx4i
職人さんGJです!
萌えました
398名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 09:46:21 ID:Fp/r3CIZ
保守。
399名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:53:58 ID:Z5Txr7qZ
>>360
GJ!
両方とても面白かった!
脇だが赤い髪にしたラクスの意図が気になる・・・
400356:2006/03/14(火) 11:10:28 ID:63CmW16l
>>399
読んでくださってどうもです!

ラクスが赤髪にした意図ですが、
アスランに対するイヤミと(ラクスはカガリ推しの前提で)、
まぁ、ほんのちょっとだけキラがフレイのことを今どれだけ心に遺しているか
試してみたかったというのもあるのかも、と
亡くなった人のことで試すような真似をさせるのはあまりにも人として
どうかな〜というのもありましたので、あくまでも「ちらり」ぐらい、
前者の意図が主です
ラクス好きな方ごめんなさい
401名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 22:36:44 ID:cokA/uAy
また基地外の近親相姦厨か・・・
402名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:12:53 ID:X4OOkutv
本放送が終わって久しいけどこう言う投下があるとホッとするね
403名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 01:01:42 ID:KCPlu6vE
正直ビジュ系みたいな赤想像してましたw
もっときれいな自然な色だったんですね
404名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:00:38 ID:y5/H6S9+
356氏GJ!
南極のよしのり氏の絵と合わせて読むとさらにハァハァ(;´Д`)ハァハァ
405名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:18:29 ID:CasW/1g7
>>400
そっか、濃いピンクだと思ってたけど、メイリンも赤だったっけ。
うーん、深いなあ。
406名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 18:09:41 ID:oHyWYhnG
キラメイで一時期盛り上がったことを思い出す


俺だけな
407名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 00:13:56 ID:n7svHzUN
キラシホで盛り上がったことを思い出す

婚約者つながりでな(さすがに無理だったが、やると思ったんだ)
408名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 04:10:28 ID:T+0xz6hh
>>407
シホって婚約者がいるのか?
409名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 13:39:46 ID:EytPMZps
流れを読まずにシン×カガ投下。

どうもちょっと、どうしても切なくなりがちですみません。

苦手な方はスルーよろしくお願いします。
410シン×カガ-1:2006/03/17(金) 13:42:25 ID:EytPMZps
「わりと普通の人だったよね、キラ・ヤマト」
海風にさらわれて頭の中がからっぽになっていたシンの耳にルナマリアの言葉は
弾むボールみたいに入り込んだ。
ちょっと疲れてるのかも知れないな、とシンは思う。
いろんなことが自分の中で消化し切れていないような、もやもやとした感じだ。
人がたくさん死んだし、自分も殺した。戦争っていうのは何ていうか…すごいパワーで、
すごい哀しみで、すごい虚しさで、…とにかくまだ消化できない。
それに引きかえ隣りのルナマリアが割合あっけらかんとしているのがシンには驚きで、
女ってのはこんなに逞しいのか、と思わずにはいられなかった。
「そんなことよりルナ、ルナのほうこそいいのかよ、メイリンともっと話さなくてさ」
「いいの、いいの!」
ルナマリアは力強くシンの腕をとった。肘に胸の柔らかさが直に伝わる。この感じにも
「あの子にはあの子の生活があるんだし、ねっ」
少し慣れたな、とシンは思った。
「しっかし、あの子もやるわよねー、ちゃっかりアスランゲットしちゃうんだから!
ま、昔から狙った獲物は逃がさないっていうか、こと男のこととなると上手くやるほうだったけど」
「自分の妹のことそんな風に言うなよ」
少し言葉の沈んだシンの顔色を見て、けれどルナマリアはわざと明るく笑う。
「ばっかじゃないの、シン、女きょうだいなんていつでもライバルみたいなもんなのよ」
これでいい。シンはもうマユちゃんや家族のことは思い出としてきちんと整理しなければならないのだ、と。
そうでなければシンはこの先幸せになんかなれない。死人もそれを望まないし、生きている人は
必要以上に死人に縛られていてはいけない。言葉は乱暴だがそれがルナマリアの持論だ。
「シン、それよりなんか美味しいもの食べたいよね!美味しいお店知ってるでしょ?」
「えー、俺がそんなの知ってるわけないだろ」
「なんでよ、知ってないさいよ、もう!」
オーブの慰霊碑に行きたい、シンの故郷を、シンが育ったその地をちゃんと見てみたい。そもそもそんな
ルナマリアの強い意向で決まった今回のオーブ行きだった。
いい思い出があんまりないのに、とシンは少し躊躇った。が、ふと思ったのだ。
俺はいい思い出まで、よくない思い出のほうに上書きされてしまったと思っていたけど
それはなんだか悲しい考え方なんじゃないか、と。
だから結局こうしてオーブにいる。
俺は無くしたものをこれからルナと作っていくことになるのかな、とぼんやりと思って
「知ってなさいってなんだよそれ、文法間違ってないか?」
シンは胸の中がなんだかじんわりと温かくなった気がした。
411シン×カガ-2:2006/03/17(金) 13:43:56 ID:EytPMZps
ところがそんなシンの心情に冷や水をかけるような出来事が起きた。
「ちょっとシン、あれ…!」
ルナマリアの指さす方からシンの目に飛び込んできたのはものすごい人垣と金色の髪の人物。
「すっごい偶然!」
復興の視察と民衆への慰労を兼ねて市井に足を運んだカガリ・ユラ・アスハだった。
「カガリ様ー!」
「カガリ様!」
ご丁寧にその名を様づけで呼ぶ歓声つき。カメラもすごい数だ。
シンは思わず目を反らした。
オーブ国民の愚民っぷりは相変わらずですか、そうですか、と胸の内で吐き捨てる。
もちろんルナマリアはシンがアスハ代表のことを蛇蝎のごとく嫌っていることだって百も承知だ。
けれどそれも、家族のことと同様、もういい加減整理していいはずのこと。
乗り越えて、シン…。
「それにしてもすごい人気よねー」
「行こうぜ、ルナ」
「えー、もうちょっとぉ。ほら、こっちに来るかも!」
その時、民衆一人一人の手を握り何か言葉をかけていたカガリが一瞬こちらに視線を寄越したのを
ルナマリアは見たような気がする。そして、
「見てたって仕方ないだろ!」
黒いスーツを着用したカガリの護衛の一人が「行く」「行かない」の押し問答中のシンとルナマリアに
「失礼ですが」
と声をかけるのにさほどの時間はかからなかった。
412シン×カガ-3:2006/03/17(金) 13:46:42 ID:EytPMZps
あの人混みの中でシンとルナマリアの二人を視認するとは、アスハ代表も大したものだとルナマリアは
ひとしきり感心した。しかもそれだけでなく、こうして私邸にまで招待してくれるとは!
隣りのシンは相変わらず体を固くして警戒感と嫌悪感を周囲三メートル四方にまき散らしているけれど、
ルナマリアは興味津々だ。
高級そうな紅茶の香りにも「お姫様はやっぱり違うわね〜」とルナマリアは思い、「自分たちばっかり
贅沢しやがって」とシンは思う。
心地よいソファのスプリングにも「さすが(以下略)」とルナマリアは思い、「血税の無駄遣いかよ」と
シンは思うのだ。
やがてミネルバでも見たあの紫色の服のまま
「あの後ちょうど時間が空く予定だったので、急にすまない。そちらの都合はよかっただろうか?」
カガリは現れた。
「お久しぶりです、アスハ代表。私たちも観光の途中だったんで…ご招待ありがとうございました」
むっつりと黙り込むシンの横でルナマリアはそつなく挨拶をした。
「その節はあなた方には本当に世話になって…、それだけじゃない、あの時はオーブから出航した貴艦に
とんでもないことまで…今このタイミングで何と言えばいいのかわからないんだが、その、
…すまなかった…!」
カガリは驚くほど素直に頭を下げた。
「代表そんな、いまはプライベートですし、私たちみたいな一兵卒におっしゃられても困ります…!」
オーブの代表に頭を下げられ慌てるルナマリアの脳裏に、アスランを尾行して盗聴任務についた時のカガリと
今しがた会ったばかりのキラ・ヤマトの顔が浮かぶ。
確かに、誰もがしたくてした戦争ではなかった。
「ほら、シンも…」
シンにも何か言うように促すルナマリアの言葉に、さらにカガリがかぶせる。
「一番避けたかったことなのに、結局国民を巻き込んでしまったことは国家の大罪だ。
過去の罪が簡単に償えるとは思っていない。けれど私たちは今度こそオーブの理念を実現させるべく…」
だが、その言葉を引きちぎったのは
「変わってない…」
うつむいたままぼそりと発したシンの言葉だった。
「え?」
ルナマリアとカガリが同時に聞き直すより早く、
「それが変わってないって言うんだよ!あんたたちが難民に何してくれたっていうんだ!
国防だなんだって兵器いじり回して、挙げ句の果てにはあちこちに首つっこんで…
全部国民の金と命だろうがっ!きれい事はもう沢山なんだよ!」
シンが一息に吐き出した。
外から帰ってきたばかりで上気していたカガリの頬が色をなくした。
シンの言葉も、もちろんカガリは覚悟していた。
以前にも同じようにして抗議されたことが昨日のことのようにありありと思い返される。
あの時はいろんなことでいっぱいいっぱいで、きちんと話すこともできなくて、でもだから今日は
ちゃんとシンに聞いて貰おう、謝ろうとここに来てもらったのだから。
「シン、それは違う!確かに大西洋連合に加担したことは失政だった。
だが理念は理念として持ち続けなければその意味はないし、国防には抑止力としての兵器は
最小限必要だ。それに資源の少ないオーブは自国のテクノロジーを切り売りすることで
国家を維持するよりほかない。だから今度こそ、そのテクノロジーを平和利用にと…」
「ふん、いっぱしの答弁みたいなもんができるようになったと思ったら、教科書通りかよ」
413シン×カガ-4:2006/03/17(金) 13:49:01 ID:EytPMZps
「シン…」
いくら言葉を連ねてもその心の痛みが消えないことはカガリにもわかる。
それは自分の身に置き換えてもよくわかる。許して貰うためには実行しかあり得ないのだ。
長い時間をかけて少しずつ築いた信用を失うのは一瞬、そしてそれを修復するためにはまた気の遠くなるほどの
時間を要する。
カガリが生きている間にそれが成せるかどうかも怪しいものだ。だがしかしやるしかない。
「もうオーブの国民じゃない俺にあれこれ言う資格はないのかも知れないけどな、でも俺はあんたたちの
していることなんかこれっぽっちも信じない。あんたとラクス様が条約だかなんだかを結ぼうが、
そんなもの上の連中が勝手にすることじゃないか。勝手に結んだものは勝手に破棄されるさ!
またいつ戦争おっぱじめるかわかったもんじゃない!」
「シンっ」
ルナマリアはシンを諫め、それからカガリに向き直る。
「代表、あの、ちょっとシンも不安定なんです、さっき慰霊碑に行って来たばかりだったりで…」
「いや、シンの言うことももっともだ」
「わかったようなこと言うなよ!」
「もうシンってば…!あっ、そうそう、メイリンとアスランも元気そうでした。慰霊碑で会ったんです。
アークエンジェルでは代表によくしていただいたって、あの子言ってました。姉の私からもお礼を言います」
その瞬間カガリの瞳がいっそう曇ったように見えたのはルナマリアの気のせいだろうか。
けれどそう見えたのは一瞬で、カガリは笑みを浮かべ、
「それはよかった」
本当に嬉しそうにそう言った。
「そうだ、もしよかったらこのまま夕食もご一緒願えないだろうか。プラントのこともいろいろ聞かせて
欲しいし、シンの言うきれい事をきれい事のまま済ませないためにも、あなた方の話をもっと聞きたいんだ」
すぐさまくってかかりそうなシンのジャケットの裾をひっぱって、ルナマリアは承諾する。
そしてもう一度思う。
「わぁ、ありがとうございます!実はシンがおいしいお店知らないって言うんで困ってたんですよ」
乗り越えて、シン、お願い、と。

食事はお世辞にもなごやかだったとは言えない。
特にシンはどんなに美味しい料理が供されても、砂を噛むような心持ちでただ咀嚼して、
ワインで流し込んだだけだ。
「この食事まで税金の無駄遣いだなんて言わないでくれよな」と冗談めかして言うアスハのことも
ものすごく癪に触った。
それにてもルナマリアの無頓着ぶりときたら、限度があるだろう!
ワインで気持ちよくなったのか知らないけどこのままここに泊まるだと?!
着替えがないだろうと言えば、アスハのヤツは「用意させる」とか抜かしやがるし。
むかついて仕方のないシンは、
「お風呂先にいっただきまーす!」
といってルナマリアが出ていったのを機に、ふらふらと表へ出た。
メイドたちが一様に自分に頭を下げるのにもシンはむかついた。
414シン×カガ-5:2006/03/17(金) 13:52:02 ID:EytPMZps
ワインと腹立ちで火照った頬に、夜風はかなり気持ち良かった。
憎いアスハ邸の庭木だからといってその木を渡る風にまで毒づく気持ちには、シンは流石になれなかった。
俺はいったいここで何をやってるんだ…?
アスハに食ってかかるのは最早条件反射みたいなもんだよな、と自嘲気味にシンは思う。
胸の中のもやもやを吐き出す的にしているだけで、大人気ないとも思う。
でも当たる相手はあいつしかいないじゃないか。俺から何もかも奪ったあいつしか。
そう自分を正当化してみてからふと、あいつは辛くないのかなぁ、辛いときはどうしてるんだろう…と、
ぼんやりと月を見上げた。
「ああ、こんなところにいたのか、シン…!」
その心の隙を急襲されたようで、シンが慌てて振り返ると小さな笑みを浮かべるカガリがいた。
シンの勢いにびっくりしたようにカガリは両手を突きだして
「…っと、わかってる、もうあんまり噛みつかないでくれ、ただ、ほんとうに謝りたいだけなんだ」
シンを制した。
「謝るなんてただの自己満足じゃないかよ」
「うん、そうだな、でもそこからじゃないと始められない。…料理不味かったか?」
「味なんてわかるかよ」
月に目を戻すシンに倣って、カガリも月を見上げた。
「そっか…それもそうだな」
「で?まだ何かあるのかよ」
「え…?ああ、うん、……ルナマリアは明るくていい子だな」
「くだらない話なら聞きたくないからあっち行ってくれよ」
突き放したつもりだったのに、意に反してカガリが何もアクションを起こさないので
シンは隣りのカガリに視線を移した。
カガリの髪が金色に光るから、不意にステラの面影が重なってしまった。
胸に鈍痛が走る。しかも、
「ルナマリアは…シンを精一杯元気づけようとしているみたいだな」
ステラとオーバーラップしたその横顔は淋しげな表情を浮かべている。
「傍にいて精神的に支えてくれる人がいるってことは、大切なことだ。だから、私が言うのもヘンだけど、
シンにはこれからルナマリアと幸せになって欲しいんだ」
ステラは死んだっていうのに、あんたには祖国もあって、喜んで迎え入れてくれる国民もいる。
そのあんたが何でそんな顔をしてるっていうんだ!
あっという間に鈍痛が触手を伸ばしてどこか深いところにあるシンのスイッチを押した。
幸せになって欲しいというカガリの真摯な言葉さえ上滑りして消えていった。
「あ!そうか!あんた淋しいんだろ」
「え…?」
カガリが目を丸くしてシンに向き直る。
「そうか、そうか!淋しいんだよなぁ、アスランだってメイリンのとこいっちゃったしな!」
絶句したカガリの耳に唇を寄せ、声を低くしてシンは言う。
「おい、人払いしろよ、どうせ近くにSPとかいるんだろ。俺に謝りたいっていうなら、
俺とあんた二人きりにしろ」
“謝りたいっていうなら”…この一言は十分にカガリの弱みだ。
415シン×カガ-6:2006/03/17(金) 13:54:36 ID:EytPMZps
「少しシンとプライベートな話がしたい」
カガリが上擦らせた声を少しだけ高くして告げると、複数の足音があっさりと遠のいた。
「プライベート、か。いい響きじゃん。…で?アスランとメイリンのこと聞きたいって?」
「…そ、そんなことは言っていない…。それに私とアスランはそんな…」
言いよどむカガリの言葉をシンがすくう。
「そんな関係じゃない?ばかかあんた、ばればれだったんだよ。ミネルバの連中はどうだったか
知らないけどな、元オーブの国民だった俺に言わせれば一介の護衛ごときがあんたのこと「カガリ」って
呼び捨てで呼ぶわけないんだよ!」
カガリが傷ついたような目をしたので、シンはますます昂まる。
「あんたさっき何て言ったっけ?ルナマリアは俺を元気づけようとしてるって?
ああ、そうだよ、ルナはいい女だよ。その妹だからな、メイリンもきっとアスランのこと元気づけてるだろうさ」
「ア、…アスランが元気ならそれでいいんだ。それこそが私の望んだことなんだから」
精一杯の虚勢なのか、カガリがきっぱり言い放つのがシンには気にくわない。
「嘘つけ、ホントは淋しいくせに。そんなしょーもない嘘つくやつの言う平和なんて信用できるわけないだろう」
「嘘じゃない!」
「嘘だ!…いいから淋しいって言えよ。アスランに捨てられて私は淋しいですってさ」
シンは押し黙ってしまったカガリにますます腹が立つ。
なんだこの女は、自分が我慢すればすべて丸く納まるんだ的な悲壮感を漂わせやがって!
あんたが辛いなんて言っていいわけないだろう!あんたが辛いならあんたのせいで死んでいった人間や、
遺された人間の辛さがどれだけになるって言うんだ!
そうだ、あんたは辛いって言うことも、辛さを我慢してるって言うことも、どっちも許されちゃいない。
だからあんたが今弱音を吐けば、俺はそれを糾弾してやる、アスハのせいで辛い思いをした全ての人の
代弁者としてな!
「ほら、アスランに捨てられて私は淋しいですって言えよ!」
シンはカガリの胸ぐらを掴んだ。
抵抗しないカガリの体はその勢いで容易に庭木に押し当てられ、苦しげな息が洩れた。
「言えばちょっとは信用してやるよ」
「ア、…アスランに捨てられて…私は、……私は…」
シンの激昂にすっかり気圧されたカガリは何とかその言葉を言おうとして、しかしあろうことか
涙をこぼしてしまった。カガリにとって、それはまだ癒えない傷だったのだ。
「!」
月の光を受けて光るその軌跡にシンは瞬間言葉を失った。
そんなシンをよそに、涙を一筋溢れさせてしまったことでたがが外れてしまったのか、カガリの涙は
とめどなく流れた。
「…泣くなよ…」
シンの顔に影が落ちる。
「泣くな泣くな泣くな、泣くなぁぁぁ!」
シンの唇がカガリのそれにぶつけられた。歯が当たり、ガチリと音がした。
その音を合図のように、シンはカガリの上衣に手をかけ思い切り左右に引き裂いた。
驚いたカガリがけれど塞がれた唇では声をあげることもできずとっさにシンの唇を噛めば、二人同時に
血の味を味わう。
416シン×カガ-7:2006/03/17(金) 13:59:43 ID:EytPMZps
顔を上げて、ペロリ、と下唇を舐めたシンの瞳の色は既に変わっていた。
「泣くのは反則なんだよ」
シンは下半身を押しつけてカガリの自由を奪う。ひっとカガリが息をのんだ。
裂かれた上衣からブラジャーとそこに納まりきらないふくらみが二つ月明かりに浮かび上がっている。
「あんたが泣いていいなら、俺はその何倍も泣いていいはずなんだ…!」
カガリが怯えて首を振るのが、余計にシンを煽る。
「大きな声出すなよ」
言いながらシンはカガリの両手を頭の上で絡め取って押さえつけ、もう片方の手をカガリのスラックスにかけると、
「シン…っ、やめ…!」
「これは償いなんだからな!」
下着ごとひと思いに引き下げた。
償い、の一言でカガリの力が少し抜けたことにも気づかずに、シンはそのまま昂ぶる自分自身を器用に取り出し、
指でカガリの裂け目をまさぐる。
「なんだよ、まだ濡れてないじゃん」
上目遣いにカガリを見ると、ぎゅっと目を閉じて涙を流し続けている。
我慢してれば嵐は過ぎるとでも思ってんのか! カガリの行為一つひとつに腹を立てずにはいられないシンが
乱暴にカガリのブラジャーを外せば、白い乳房とピンク色の突起がこぼれるようにして露わになった。
シンは下から持ち上げるようにして、その片方の乳房を掴む。
「へぇ、結構重量感あるのな」
わざといやらしく言い放ってからカガリの乳首をくわえ込み、舌でねぶり回す。
それは執拗に円を描くように、突起を撫で上げるように…
「…は…」
カガリが思わず息を漏らし、みるみる乳首を固くさせたので、シンは満足気にもう一度下へと指をやる。
「ほら、濡れてきた」
じわり、としみ出してきた淫水をまんべんなく塗りこむようにして裂け目を辿れば、やがて敏感な蕾に達し、
カガリはびくり、と腰を浮かせた。
「ふぅん、やっぱここ感じるんだ」
蕾をこねくり回すシンの指に感応して、カガリはさらに腰を小刻みに震わせる。
「あ…っ、…はっ……い…や…」
なんだよ、ルナならいっちゃう、いっちゃうって凄く乱れるのに、つまんねぇなこの女…!
「我慢してんじゃねぇよ、アスランとやってた時みたいに喘げよ」
言われてもカガリはもう何がなんだかわからなくて既に頭が真っ白になっていた。
確実に高みへと昇っていってしまっている。
羞恥…侮辱…そして、快感…?それから、
「は…、ひ……ぃ…」
ついにカガリは息を飲む音を細く長く響かせて、達してしまった。
恥ずかしさで気が狂いそうなのに、反った背中は震えながら徐々に脱力し、溢れた淫水が太腿を伝う。
いったあとの顔が見てみたくてシンが顔を上げると、カガリは乱れた髪を汗で貼り付かせ、
放心したように濡れた唇を半開きにしていた。
そして月の光がその金色の髪の輪郭をすべり――不覚にもシンはきれいだ、と思ってしまった。
417シン×カガ-8:2006/03/17(金) 14:02:50 ID:EytPMZps
モビルスーツを駆り前線へ出て、国家を背負う妙齢の…、そうか、でもこいつもこんな風に“女”なのか。
そう思うとたまらなくなり、シンはカガリの片方の太腿を抱え込んで持ち上げ、
自身をカガリの裂け目に突き立てた。
達したあとの不意をつかれたためか、カガリ自身は小さく呻いただけで暴れることもなく
さしたる抵抗を見せなかったが、
「?」
カガリの中は不可解な抵抗を示した。
だがシンは深くは考えなかったし、
「ほら、…あんたも…気持ちよかったらちゃんと、…っ…声出せよ…」
自分自身を抜き挿しすることに夢中でカガリの息づかいにまで気が回らない。
カガリの乳房にむしゃぶりついているのでもちろんカガリの表情も窺い知れない。
それどころか途中でカガリに体の向きを変えさせ、後ろから攻め立てる。
「…う…ぅ……く…っ…」
呻き声とも喘ぎ声ともつかない声をカガリが密かにあげるものだから、シンは嬉しくて仕方ない。
そして重力で下に落ちる乳房を掌で受け止めるようにしながら、指の間からこぼれる乳首の感触を
確かに味わう。
カガリの中は狭かった。吸い付いてくるという感じではないが、細かい襞がシンのそれを包み絶頂へと誘う。
「ぅ…あぁぁ…っ」
それでもその瞬間面倒なことを避けようという理性が働いたのか、シンはカガリの中ではなく、
尻の割れ目に精を放った。
「はぁ、…はぁ…、はぁ……」
そして荒い息をつきながらおもむろに萎れた自身に視線を落としたシンの目に入ったのは、
「…え…??」
月明かりで暗く光る赤い色だった。
シンははじめ自分の性器がどこかで傷ついたのかとも思ったが、そんな考えは瞬時に消し飛んだ。
「…あんた…」
にわかには信じられなかったけれど、カガリは生娘だったのだ。
そんな…、じゃあアスランとは…?
シンが二の句をつげずにいると、カガリはずり下げられた衣服を膝下にたくし留めたまま、
ずるずると膝を折り、自らの体を抱きしめるようにして地面にまるまってしまった。
心も体も傷ついてカガリはもう嗚咽も洩れないのか、あたりは静寂に包まれ、わずかに身じろぐシンの
足音がするだけだ。
俺は、もしかしたらとんでもないことをしてしまったのか…?
呆然としたシンがかがみ込んで手を伸ばすと、カガリがびくっとしたので、まるで熱いものに触れた
みたいにその手を引っ込める。
けれどもう一度手を伸ばせば、そこから確実にカガリの体温が伝わってきて、シンは猛烈な哀しみに襲われた。
それはまるで小動物のぬくもりが理由もなく心に灯をともしてくれるみたいで…
「…っ」
シンはカガリの小さな体を背中から思い切り抱きしめた。
「ごめ…ん、ごめん…!お、俺……俺っ…」
憎いと思っていた。ずたずたにしてやれば、心が晴れると思っていた。俺の人生を台無しにした張本人だと
目していたけれど、でも、ほんとうは薄々わかってはいたことなんだ、アスハが悪いわけじゃないってこと。
ただ、憎む相手がいなくなると俺自身の哀しみや怒りのやり場もなくなるから、だからアスハを人身御供に
していただけだ。
シンは知らず知らずのうちにカガリの背中に涙の粒を幾粒も落としていた。
そしてそのぬるい水を背中に感じながらカガリは、私は許されたのだろうか、とゆるゆると思う。
もう誰にも、シンみたいになって欲しくない。狂気に変わり得るほどの哀しみを、
もう誰にも抱かせたくない、と。
だからカガリは自分の体に巻き付くシンの腕を、自分の胸に抱き込んだ。
そのカガリの行為にはっとしたシンは、ますます体の内側から広がる熱が体を火照らせ、
脳を痺れさせるのを感じていた。
痺れた脳は、一つひとつ、ためつすがめつするように思考する。
そうそう、アスハは辛いときどうしてるんだろうなって、さっき考えてたんだっけ。
俺は悲しくて、辛くて、アスハを憎んだ。
ってことは、アスハも悲しくて、辛い時、誰かを憎めば少しは気が紛れるのかもしれない。
Q:誰を?
A:俺を。
この俺を…!
418シン×カガ-9:2006/03/17(金) 14:06:52 ID:EytPMZps
「もう今回はこれで許してやるよ」
言うなりカガリの腕から自分の腕を引き抜き、シンはそのままカガリを引き倒して仰向けに転がす。
「…あっ…」
カガリが慌てて前を隠そうとするのを
「腕は上にあげろ!顔も隠すなっ」
語気荒く制し、そしてそれからおもむろに上着から妹の遺品である携帯を取り出したかと思うと
羞恥に身をくねらせるカガリを、そのまま写真におさめた。
「やめ…てくれ、シン、もう…」
「うるさい!四つん這いになれ、早く!」
陰部から太腿に走る赤い筋ごと、それも撮った。
「こっち向いて、足を立てて広げろ、そうだ」
M字開脚をさせて、それも撮る。
「自分でお○んこ開けよ」
「シ…ン…おねが…いだ…」
「やれよっ」
シンは泣きながら命令した。そして命令しながら固くそそり立つ自身をしごく。
しごきながら撮る。
「くわえろ」
見下ろしてシン自身を頬張る唇を撮る。
「この写真、アスランに送ってやるよ」
「…っ、それは…!」
「歯立てんなよ、ばか!」
ぎこちなく振られる金色の髪を、見え隠れする怒張したシン自身ごと撮る。
撮る、撮る、撮る、…。
「そう、…もっと上手くやれよ、そ…う、そ………、うっ…あ!」
飛び散る白濁を受け止めて、唇や睫毛にも精液を滴らせる顔を最後に撮った。

それからずたぼろになってへたり込むカガリを力づくで立たせて数メートル先の庭池まで
連れていき突き落とす。
激しい水音がしたので、誰が駆けつける前にと今度は突き落とした手と同じその手で
「代表大丈夫ですか!」
素早く引き上げ、シンはカガリに自分の上着を羽織らせた。
「大丈夫だって言えよ」
耳元で低く命令されて、カガリははっとして言う。
「あ、ああ、だ、大丈夫だ、すまない、あ、足がす、滑って…」
カガリの横でシンが大きく息をついた。
これで終わりだ。もう俺がアスハを憎むのはこれで。
そう区切りをつけた刹那、シンの中にさっき灯ったばかりの温かい灯が息を吹き返す。
カガリからは池の水の生臭い臭いがしているが、それすら心地よく感じている自分が、シンは不思議で
ならなかった。
ついさっきまで憎くて仕方なかった女は、俺に陵辱されて、びしょ濡れになって、小さく震えて、
俺に許され、俺を憎しみの対象としてこれから先ずっと必要とするようになる。
シンはこのたまらない征服感と高揚感を、愛と呼んでもいいように思った。
カガリの手を取り、指を絡めてぎゅっと握る。
親が子供に「ここにいるから大丈夫」と安心させるかのようなその行為に驚いたカガリがシンの方を見ても、
シンは視線は返さない。
返さずに一言、
「俺を憎めよ」
小さくそう告げた。
419シン×カガ-10:2006/03/17(金) 14:07:35 ID:EytPMZps
「あー、いいお風呂だった〜、すごいのよシン、エステまでしてもらっちゃった〜!」
風呂上がりで文字通りほかほか湯気を立てて、ルナマリアが部屋に戻ってきた。
「ほら、つるつる!」
言いながらちょっと蠱惑的な瞳をシンに向けてルナマリアは
「食べてみたくなっちゃうでしょ?」
シンを冗談めかして誘う。
「とりあえず、俺も風呂だよ、風呂っ」
「んもう!私が湯冷めする前に上がってきてよー?」
ひとしきり文句を言うルナマリアの声を背中に聞きながら、シンは静かに、静かに部屋を出た。

ルナマリアの預かり知らぬところで、でもその願い通りシンは確かに、そして密やかに過去を乗り越えたのだ。


420名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 16:46:57 ID:GRjiewNH
切ない…?
421名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 18:05:16 ID:ZMhmhlPa
シンカガGJ!!
422名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:02:25 ID:UlFyoB2c
シンカガGJです!!

両者の心理描写が絶妙で、読み応え抜群でした!
423名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:29:17 ID:3NFPR1S1
>>409
面白かったよ。
ただ(これは否定とかじゃないからね。そこのところをよろしくお願いしますね)
文章が一人称なのか、神の視点からなのか、はっきりしないのが気になった。
ルナマリアの気持ちになったり、シンの自分への問いかけになったり、語りになったり(作品へのこだわりがあるのだと思うけど)
そのたびに感情移入が難しくなっちゃったよ。ただ好きな系統の作品であるので、もっともっと頑張ってくださいね。
424名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 01:48:43 ID:wIVsyw5i
悪いw 途中でシンに殺意覚えたw
けどそんだけ上手いってことですね 
425名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 02:38:06 ID:kn2NU3ER
うは!シンカガイイヨー
426名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 03:47:35 ID:2uEB9Vrb
つくづくシンらしいなあと思いつつ読みました。
カガリが可哀想だけど、だからこそリアルなんだよな。
GJ!
427名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 04:45:22 ID:XjaDf0s4
>>419
GJです
最後は蚊帳の外だったけど
ルナがホントにいい子だなぁ・・・
シンはこの先二股かな?ww
でも、きっとカガリはシンの思惑通りに
彼を怨む事はないのだろうな
428名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:24:20 ID:H/Y+17+R
>>427
>シンはこの先二股
なんてッ……なんて萌える言葉なんだ!
429名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:55:50 ID:H/Y+17+R
>>408
……まさか痔悪化のこと(俺の私見だが)?
430ギルラク1:2006/03/18(土) 22:42:11 ID:3wOq8ggD
とりあえずギルラク投下…まだ全然進んでませんorz
SギルとMラク。自分の大好きなカプ&シチュで行きますんで妄想ワールド展開します。

「ここが…デュランダル議長の…」
驚く程華やかな部屋。天井には煌びやかな金色のシャンデリア。
そしてガラスの反射により、美しさを増している明かり。
整頓され、一つの塵も見えぬ床。全てが黄の色に統一され、
数秒居るだけで元気が増すような…そんな感じだ。
部屋の一角には大の大人が5人は優に睡眠が取れるほどのベッド…だが自分の髪の色のような
桃色。
そう、このデュランダル議長の部屋を訪れているのはラクス・クライン。かの有名なプラントの歌姫だ。
デュランダル議長の唱えるデスティニープラン。
それは、自分の未来を遺伝子によって決めるというもの。
だからこそ、争いは消え、平和が訪れる。人々は武器を持つことさえ許されないのだから。
ラクスはそれを止めようとしたのだ。未来は自分で決めるものだから。
そのデュランダル議長の唱える世界には死があるのみ、と。
もともと、ラクスはデュランダル議長があまり好きでは無かった。
ラクスがプラントに居る頃、デュランダル議長とは幾度か顔を合わせたことがある。
それは父が元プラント最高評議会議長だったからだった。
父の立場上、ラクスは他の議員を貶すような行動は取ってはいけない。
いつも美しく、いつも華麗で、どこかに気品を持つ彼女でなければいけないのだ。
そして、自分のために歌を歌って欲しいと言われればいつでもどんな時でも
笑顔で二つ返事…。それがルールだった。
例えそれが、性的行為に持ち込もうとする議員だったとしても、だ。
歌を歌う、そのためだけに家を訪ねても、関係を持ちたがる議員も居る。
そのたびに、一般的に「天然」と呼ばれる振りをする。
自分の本来の姿を出さず、いつも幼い自分で居るのだ。
父の評価を貶めるような行動は慎まなければ…といつも心に決めていたからそのような行動が
出来たのだろう。
431名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 00:35:30 ID:MMa+8iLg
まさかリアルタイム進行中か?
432名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 08:44:19 ID:oeMoo9s2
せめて「今日はここまで」か「つづく」を入れよう。
レス待ちで困る人が出るからね。
書きまとめられたら続き投下してくれ。待ってるから。
433名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 15:53:21 ID:U+RcM6TV
 
434名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 17:17:47 ID:8dCMD6t9
http://www.imgup.org/iup178956.jpg.html
うpのしかたわかったので、練習がてらうpしてみる。
pass、seed
435名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:11:02 ID:LeA3hGW9
>>419
GJ! キャラの描写が良く描かれているので途中シンに殺意を(ry
是非とも続きキボン
436名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 04:34:14 ID:MBWSbf8H
>>434の中身は?
誰か人柱頼む
437名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 12:10:30 ID:5VniKC3c
>>436
トロイ

























なわけねーだろ!
どう見てもうpロダにあげた画像へのリンクだろーが
アンチウイルスも入れてない屑はレスすんじゃねーよ
他人に毒味役やらせてんじゃねーよ
むしろお前のよーな屑が率先して確認して報告しろ!
それくらいしか役に立たないだろうーが
438名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 12:57:35 ID:ZJEFsXeZ
>437
そこまで言ってやるなよw
439名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 15:58:17 ID:6mxeSNw0
どうせならギル×ミーアのがイイ
440名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 22:56:55 ID:ZHubKCQD
ほしゅりんぐ
441名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 01:59:59 ID:8z2oy/Zi
干す
442名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 21:13:39 ID:2x//NicD
>>419
遅くなったけど――GJ! 上手だね貴方!!
443名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 21:55:48 ID:scpIspKy
(;゚∀゚)=3
444409:2006/03/27(月) 18:28:13 ID:ZSlFVxWE
なんか保守しなければならないほどの過疎っぷりが
やや淋しいですね

>>435
続きのリクありがとうございます
調子に乗って書いてしまいました
お望みのものになっているといいのですが…

前回>>410-419の続きです
苦手な方はスルーお願いします


445シン×カガ+アス-1:2006/03/27(月) 18:30:07 ID:ZSlFVxWE
最近のシンは妹の遺品の携帯をまたよく見ている。
ただ、見ているのはマユや家族の写真ではなく、あの時撮ったカガリの写真だ。
あの月夜の庭での激情の跡…。
プラントに戻ってからもシンはカガリが体調を崩して入院しただの、公務を休んでいるだのという
ニュースが流れてくるのではないかと気にはしていた。何せあれだけのことをしたのだ、
何かあるに決まっていると思っていた。
それは自分の悪戯で誰かが大騒ぎするのをちょっとどきどきしながら待つような期待みたいなものだったろう。
ところが、シンの予想に反してそんなニュースは全く耳にも目にも入ってこなかった。
すると今度は何もないことが逆に気になり始める。
俺は確かにあいつに酷いことをしたのに、何事もなかったかのようにあいつは過ごしているっていうのか?
まるで自分の行為も、自分の存在も無視されたかのような腹立ちにも似た感情がシンの中で渦を巻く。
人間、自分のアクションに対して何もリアクションが返ってこなければ消沈もするし逆恨みもするものだ。
そうしてシンは知らず知らずのうちにオーブ関連のニュースに敏感になった。
気がつくといつもカガリの名前を耳で、その姿を目で探した。
そんなことを続けていると「あ、今日は血色がいいな」とか「ちょっと痩せたな」とかそんな差異に自然に気づく
ようにもなるし、微笑むカガリを見れば自分の手元にある猥褻な写真を頭の中で重ねて意地悪な、
それでいて愉快な気持ちにもなる。
こいつ、こんな済ました顔してるけどあの時は泣きながら自分で自分のおま○こを開いて……
事実、ルナマリアにも「ニュース見て何にやにやしてるのよ」と言われたことだって何度かある。
皮肉な話で、シンはお気に入りのアイドルを追っかけるのと同じことをカガリに対してしているわけだ。

そして少し季節が進む。
シンは端末で強姦もののアダルトムービーを見ながら、退屈そうに頬杖をついている。
盛り上がらないよな〜、やっぱリアルが足りないんだよ、リアルが、などと思いながら。
自慰の材料にしていたカガリの写真もそろそろ刺激が薄れてきた。
ルナマリアもここのところ後輩の指導だなんだと忙しくしているし、そもそも彼女とはまあ普通のセックスなので
それとこれとは別物だ。
「あーあ、つまんねぇな〜」
シンは声に出して言いながらムービーを途中で切って、番組を手当たり次第にあれこれ変え、
「…ん?」
けれど、ふとその手を止める。
「――の日程で行われるラクス・クライン議長代理のコンサートは実に……年ぶり、婚約者のアスラン・ザラ氏や
地球からはオーブのカガリ・ユラ・アスハ代表も表敬訪問を兼ねて観覧される予定で――」
「まじかよ!」
ガッツポーズこそしなかったが、シンは興奮して思わず大きな声を出した。
願ってもないことだった。
前回の邂逅を思えば、カガリの視界になんとか入りさえすれば、カガリはきっとまた同じように接触しようと
してくれるに違いないと、シンは安易に考える。
もしかしたら無視しようとするかもしれないけど、その時は携帯を高く掲げてやればさすがに逃げようとは
思わないだろう、とも。
弾む心が携帯を握る手にリズムを送ったのか、シンは無意識のうちに携帯を開いたり閉じたりを繰り返す。
そして頭はカガリとのあれやこれやでいっぱいになり、下半身にも血を送る。
俺ってすげぇラッキーじゃん!
446シン×カガ+アス-2:2006/03/27(月) 18:33:14 ID:ZSlFVxWE
コンサート当日はよく晴れた。
実は今日のコンサートでラクス・クラインが重大発表をするのではないかという噂がまことしやかに流れているのだが、
ライブ中継があることと、会場に入れなかった人々のために大型ビジョンが屋外に設置されていることをもってすれば
噂は単なる噂ではないのかもしれない。
開演にはまだ間があるというのに既にけっこうな人出で賑わっている。
そしてシンもその喧噪の中にいる。
客人というのは開演近くに到着するものと相場は決まっているが、入口や警備の人間の配置も確認するために
早めに着いたのだった。
シンにとって好都合なのは、今回のカガリの訪問がお忍びではなく正式なものだというところだ。
正式ということは、きちんと正面入口から入場するということに他ならないのだから、近くに陣取れば
なんとかなるはずだった。
シンは会場付近でオーブ国旗の小旗が売られていたから、1本買った。
捨てた祖国の旗だったが、今のシンはそれを手にすることにももう何のわだかまりもない。
それもこれも、あの夜のお陰だ。
俺はあの時自分の中の憎しみを刈り取り、逆にあいつの中に憎しみの種を植えた。
それがどんな風に育っているだろうかと考えるだに楽しみだ。
シンが小さく振ると、旗はカサリと小さく鳴った。

日が傾きはじめ、警備員が正面玄関付近に集まりつつあるのを合図に人垣ができ始めたので、シンは出遅れまいとなんとか
前の方に陣取った。
やがてくるくると赤色の絨毯が長く敷かれ、黒塗りの高級車が到着した。
途端にわき上がる歓声。
「カガリ様ー!」
オーブ国民に倣ってその名を呼ぶとは、プラント市民もなかなか適応力があるな、と変なところに関心しつつ、けれど
シンは流石にカガリをそう呼ぶことには抵抗があってしばらくは黙って旗を振っていた。
と、重々しく扉が開き、車からまずエスコートを求める手が伸び、そしてそれから滑るようにカガリが姿を現したのだが、
その姿はシンの予想を裏切った。
「えっ…」
なんとカガリはドレス姿だったのだ。
カガリのドレス姿なぞ、シンがオーブを去ってからついぞお目にかかったことなどない。
だが華美な装飾のないシンプルなドレスは少し伸びた髪をアップにしているカガリによく似合っていた。
歓声が一瞬だけほう、というため息に変わり、それから再び沸き立つ。
周囲に笑みをまきながらゆっくりと歩を進めるカガリに、おそらく見惚れていたといっていいシンは
「カガリ様ーっ」
隣りの男の大声にはっと我に返った。
胸が早鐘を打つのは、自分の計画を全うしようと緊張しているせいだ、それ以外のものじゃない。
シンは自分の中に湧き上がる何かを振り払うように、
「アスハ代表ー!」
隣の男に負けない声を出した。
シンの声に聞き覚えがあったのか、タイミングが合っただけなのかはわからないが、とにかくカガリはシンに気づいた。
気づいて瞬間、目を丸くして歩を止めた。
自分で声をかけておきながらそれでもカガリの視線を捉えた刹那、シンの心臓は大きく跳ねあがり、頬も眼も熱を帯びる。
そしてその熱を、脈動をそのまま伝えようと黙って思いを送る。
俺が今ここにいる意味、わかるよな?
カガリの金色の瞳に浮かんでいるのは恐怖なのか絶望なのか、それとも諦念なのかシンにはわからなかったけれど、
シンから何かを受け取った徴しには十分見えた。
カガリは歓声のする方へ視線を移し、その顔には再び笑みを浮かべ歩を進める。
シンの前を過ぎる。
空気が微かに揺れる。
カガリの白いうなじと背中を見えなくなるまで見送ったシンに、やがてオーブでの時と同じように黒服の男が声をかけてきた。
ちょろいじゃん。
シンはじっとりと汗ばんだ掌をジーンズでぬぐった。
447シン×カガ+アス-3:2006/03/27(月) 18:35:47 ID:ZSlFVxWE
シンが黒服の男に連れてこられたのは、ホールから車で10分ほどの有名な高級ホテルの最上階スイート。
普通に生活していたなら縁のない場所ではある。
シンは眼下に広がる黄昏のジオラマにひとつ口笛を吹いて、大きなベッドに身を投げ出した。
それからテレビをつけてラクス・クラインのライブ中継に合わせる。
カガリやアスランは2階のボックス席にいるようだ。
これといって興味もないので、先にシャワーを浴び、ビールを飲む。
パンツ一丁でバスタオルを頭にかぶり、シンはすっかりくつろぎムードだが、それは、こんな場違いなところででも
俺は気後れしやしないぞというささやかな抵抗でもあったかも知れない。
あいつ、あのドレスのままここに来るのかな、俺がこんな格好でいたらびっくりするだろうな。
そんなことをつらつら考えていたシンは、噂されていたラクス・クラインの重大発表がなされても取り立てて
驚きもしなかった。
重大発表というのはアスラン・ザラとの婚約解消発表だった。
「…出生率の低下という問題を考えれば、わたくしたちコーディネーターの未来は茨の道だと言わざるを得ません……
人は人として生まれてきたからには…自由に人を愛し……」
慰霊碑でのキラ・ヤマトとラクス・クラインの様子を見知っているシンにしてみれば、そんな発表も
ふぅん、と思う程度のものだ。
アスランだってメイリンがいるんだし、そんな婚約は解消するのが当たり前じゃないか、と。
俺だって遺伝子に決められた相手とセックスして子供つくることを強要されるのなんかまっぴらご免だ。
「…そういえば俺とあいつだったら、普通に子供ができんのかなぁ…」
深く考えるでもなしに呟くシンが視線を捨てた先はもうすっかり暮れて、灯りがまるでひっくり返した宝石箱のようだ。
448シン×カガ+アス-4:2006/03/27(月) 18:38:34 ID:ZSlFVxWE
ライブが終わってから小一時間は待たされた。
今か今かとそわそわしていたシンが、それにも少し疲れた頃ロックのはずされる機械音がして扉が開いた。
「遅かったな」
扉を背にして佇むドレス姿のカガリは、けれどシンと目を合わせられないのか俯いたままでいる。
今、実物のカガリを前にやはり急速に早まる心臓を自覚してシンは少し慌てた。
この甘ったるいどきどきは、まるで――
認めたくなくて、またばかげた考えを振り払うように
「早くシャワー浴びてこいよ、それともそのまましたいのか?」
言い捨てる。
すると、
「シ…ン」
ようやくカガリが小さくシンを呼ぶ。
「…シン…もうこんなこと、…やめて欲しいんだ……私にそんなことを言う資格はないのかもしれないけど、これ以上…」
何をどう伝えればいいかわからないのか、たどたどしいカガリの言葉は絨毯を這うようにしてシンに届いた。
シンはかあっと頭に血が上るのを感じた。
これは、この弱気な姿は俺の望んだアスハじゃない、俺の植えた憎しみの種は芽を出していないのか!?
「あんた、ちゃんと俺の言いつけ守ったかよ」
「え?」
「俺言ったよな、俺のこと憎めって」
シンはつかつかとカガリに近寄ると、抜けるかと思うほどの力でカガリの腕をひっぱり、ベッドに引き倒した。
「言ったよな?」
声を低めて念押すように言うシンの顔は、逆光になっていてカガリからはよく見えない。
「…に…憎めるわけないだろう! 私は、…私はしかるべき罰を受けただけだ、お前の家族を奪い、
お前を傷つけ、戦場へと…」
「あんたバカか? そう思ってるなら何でもうやめてくれなんて言えるんだよ!あれっぽっちのことで、それじゃその罪が
全部許されたとでも思ってんのかよ? あんたのあの傷と、俺の家族の死は同等か?」
はっとしてカガリが息を飲んだ瞬間に、ぱぁん!と頬を張られた。
勢いで上にまとめあげていた髪がほどける。
「思い上がるな!」
カガリの頬が真っ赤に染まるのを見届けてからシンが目で促すと、カガリは大人しくシャワールームへと消えていった。
初めて女を殴ったシンに去来したのは、罪の意識と、相反する快感のその両方。
あんた、ほんとにバカだ、とシンは思う。
俺が許すのと、あんたが俺に許されたと思うのとは別物だ。
俺は確かにもうあんたのことを許しているけど、あんたは俺から十字架を背負わされたと思い続けてくれなくちゃ困るんだ、
俺を憎みつづけて、いつも俺の存在に苛まれてくれなくちゃ困るんだよ。
アスハ家の人間としての罪はもういい、でも俺の存在をあんたの中から消すことだけは許さない。
何故って、…何故って、もうあんたの存在が俺の中からは消えないからだ!
449シン×カガ+アス-5:2006/03/27(月) 18:40:43 ID:ZSlFVxWE
激しいシャワーの音に扉の開く音はかき消されたが、人の気配とすべり込む冷気にカガリははっと振り向いた。
湯気の向こうにシンがいた。
そしてシンはカガリが何か声を発する間もなく、その濡れた体を正面から抱きすくめる。
この前とは違う全裸同士の肌の触れ合いが、密着するその肌の感触が体の内側から何かを引き出そうとしていた。
シンはカガリの頭を両手で挟み、カガリに激しく口づけた。
シンの舌はカガリの舌をまさぐり、挑むように絡み、歯の裏を舐め、容赦なく吐息を奪う。
「ん…っ…あ…」
カガリは下腹部にあたるシンの固いものを不思議に思う。
シンはどうして私を欲するのだろう?
だが、シンがその下腹部に指を挿し入れてきたのでその思考は中断させられた。
シンの指がカガリの秘所をかき混ぜる。爪を立てずに、指の腹で押すように、円を描くように…
「は…っ」
ある一点を責められた時、カガリの膝は急に折れた。
そのカガリの体を支えながら、水とは違うぬめりのある液体を指に感じてシンは嬉しくなった。
「濡れてきた」
シンはカガリの裂け目に沿って指を滑らせ、蕾を捕らえる。
「あ、…やっ…」
指先を小刻みに震わせながらその蕾を押せば、カガリはもう立っているのがやっとだ。
カガリの呼吸が徐々に早くなってきたので、シンは指を止めた。すると、
「…あ…」
驚いたことに、カガリは恨みがましいような切ない瞳を一瞬だけよぎらせた。
それがシンを激しく昂ぶらせる。
その眼だよ、もっと俺をその眼で見ろ!
「そう簡単にいかせてもらえると思うなよ」
シンはカガリを四つん這いにさせると、背後から覆い被さり両手でカガリの乳房を鷲掴みにした。
指で挟んで擦ってやると、乳首は固くなって
「…ん…あ……はぁ…」
もっととせがむかのようだ。
「女ってすごいよな、…ついこの間男を知ったばっかりなのに、もうこんなに感度が上がってる」
シンがカガリの耳を、肩を噛みながら囁く。
カガリは羞恥からか、快感を求めているからか、いやおそらくその両方のせいで一層狂おしく身を捩らせ、
股間からは蜜を溢れさせた。
けれどもやにわにキュッと音がして、シャワーが止められ、シンの体が離れた。
今の今まで乱れていた恥ずかしさを隠すようにしてカガリはまたシンにきつい視線を投げる。
その眼を満足げに真っ向から受け止めて、シンは頭の中でカガリに更なる憎しみの種を植える方法を素早く考えた。
そしてカガリにバスローブをかけてやりながら、そうだ、今日はアスランも来てたよな、と思いあたる。
いいこと思いついた、アスランを呼んでやれ。
450シン×カガ+アス-6:2006/03/27(月) 18:42:21 ID:ZSlFVxWE
シンは鼻歌でも歌い出さんばかりの上機嫌でカガリの手をバスローブの紐で後ろ手に縛り、
「や、やめてくれ、…シン…」
タオルでカガリの目隠しをする。
「やめてください、だろ」
「…や、やめてくださ…い」
「ばーか、やめるかよっ」
そしてあとはもちろん裸のままでベッドに転がし、自らは少し離れたソファに腰掛けて新しいビールを開けた。
ごくり、と音を立ててビールを流し込み、携帯を開く。
シンの位置を気配で必死に読んで、秘所がシンから見えないようにとカガリは体をひねったようだ。
健気なもんだ。
「あんたさ、自分の立場まだちゃんとわかってないんじゃないか?写真だってあるんだし…」
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ
「つまり…それってもう一生俺からは逃げられないってことだよ」
ピッ、ピッ、ピッ…
「で、それはイコール、一生かけて罪を償うってことだよ、…な?…はい送信、と」
今、カガリが目隠しの下でどんな目をしているか想像してシンはぞくぞくした。
目隠しを外した時、存分にその憎しみを俺に向けるがいい、と。

アスランがシンからのメールを受け取ったのは家に戻って、今まさにシャワーでも浴びようかとしていた時だった。
ごぶさたしてますの挨拶の後、会わせたい人がいるから来てくれとホテル名と部屋番号が書かれていた。
そのホテル名はラクスが部屋を用意してくれるといったのをアスランが辞したものと同じで、
アスランはなんとはなしに胸のざわつきを覚えた。
堅苦しいスーツを着替えて、再び車の鍵を取る。それから
「すまん、もう一度出てくる」
メイリンに一声かけてアスランは家を出た。
451シン×カガ+アス-7:2006/03/27(月) 18:45:02 ID:ZSlFVxWE
シンに呼ばれた部屋は最上階、こんなところに何の用だとアスランが訝しく思わないわけがない。
誰が一緒だ?最上階スイートとなると、それなりの――
考えるより先に部屋についてしまったので、アスランは呼び鈴を鳴らした。
すると返事もなく扉が開く。
不審に思いながらも、少し照明の落とされた室内へとゆっくりと歩を進め辺りを窺えば、
「シン!…いるのか?…シン…!」
不意に目に飛び込んできたのはベッドの上の白い塊。
「な…っ」
手を縛られ、目隠しをされた、裸体の女性、そしてそれから、金髪……まさか、
「カガリ?!」

カガリはシンを呼ぶアスランの声を聞いた瞬間に絶望した。
こっちに来るな!私を見るな…!
けれどその願いも虚しく、アスランはカガリの名を呼んだ。
そしてその瞬間
「はい、正解〜」
渇いた拍手が響いた。
「シン?!なんの真似だこれは…!」
こわばった声をあげてアスランがカガリに近寄ろうとするのを制するように、シンはマユの携帯をアスランに投げて寄越す。
開ければそこにはあられもないカガリの痴態の数々。
絶句したアスランに、にやにや笑いながらシンは
「優秀なアスランならわかりますよね、手出しは無用、黙ってそこで見ててくださいよ。でないとその写真、
ネットにバラまきますからね」
冷たく言い放つ。
「俺の家族を奪った罪を償わせてくれっていって、アスハ代表は俺に身を預けたんですよ、ねっ、代表?」
カガリは答えない。
「そんなバカな話が――」
思わずシンに詰め寄るアスランの気配を察したのか、
「やめ…て、ア…アスラ…ン、もういいからお願い…だ、出ていってくれ!」
カガリが悲鳴に近い声を上げた。
ばかな、本当にカガリなのか?さっきまでドレスをきてラクスのライブを見ていたあのカガリが?
アスランの混乱をよそに、シンはあくまでも落ち着き払った声で言う。
「出ていってもらえると思ってるところが、まだ立場をわかってないって言うんだよなー」
そしてカガリの隣りに腰を下ろすと後ろに周り、反動で跳ねたカガリの体を抱えてアスランの正面に向き直らせ、
膝の裏に手を差し入れるとその足を開かせる。
「…!」
アスランが目を反らしたのと、カガリが声にならない声を上げたのは同時。
「ちゃんと見てやってくださいよ、アスラン。きれいな金色でしょ、ほら、ここもピンク色でまだきれいですよ」
「やめろシン…っ!」
「あんたもわかってないな、ちゃんと見ないと写真ばらまくって言っただろ!」
シンは少し声を荒げながら、けれども指はやさしくカガリの裂け目をなぞる。
「ほら、アスラン見てって言えよ」
シンが後ろからカガリの耳を噛みながら言う。
「どんどん濡れてきてるじゃん、大好きなアスランに見られて昂奮してますって言ってみろよ」
「やめ…て、シ…ン、ほんとうにもう…」
「や・め・な・い。あんた自分で言ったも同然なんだからな、あんたへの仕打ちと俺の家族の死とは同等じゃないって。
だからやめない。あんたが一番傷つくところが見たいんだ。あんた今でもアスランのこと好きなんだろ?
そのアスランの前でかわいいとこ見せたらいいじゃん」
452シン×カガ+アス-8:2006/03/27(月) 18:47:31 ID:ZSlFVxWE
目を反らしていたアスランはそのシンの言葉にひっかかった。カガリが今でも俺のことを好きだと?
そんなアスランの胸の内を読みとったかのようにシンは続ける。
「泣く泣くオーブをとったんだよな、お偉いアスハ代表は、自分の恋心を封印してさ!」
続けながら片方の手でカガリの乳首を弄ぶ。つまんで、少しひっぱって…
けれどもカガリが声を殺すので
「アスラン、俺はメイリンを愛してるって言ってやってくださいよ、じゃないといつまでもこの女あんたのこと
諦めきれなくて、今だって恥ずかしくて声も出せないって」
シンはさらに言い募る。
だが、アスランが言い放ったのは意外な言葉だった。
「メイリンとは何でもない!もうやめろ、シン!今なら俺もカガリもお前を許す!」
シンはカガリの秘所に挿し入れていた指を抜いて、目を丸くした。
今、何ておっしゃいました??
アスランの言葉を胸の内で反芻するよりも早く、嘲るような笑いとともに言葉がシンの口をついて出る。
「メイリンとは何でもないだって?あんたら二人ともいい年して何やってんだよ!実は二人は愛し合ってましたってオチか?」
アスランもカガリも答えない。濃密な沈黙が場に溜まった。
そしてそれをうち破るのもシンの怒声。
「笑わせるな!!」
シンはカガリの目隠しを乱暴に取る。
「俺を許すだと?俺は許さなきゃならないことなんか何もしてない」
目を反らせたカガリの顔をこちらに向けさせて、頬を挟む指に力を込めて口をこじ開けると、くわえるようにして口づける。
楽しみにしていたカガリの憎しみに満ちた目を受け止める余裕もない。
シンの体の奥底から沸き上がってくる黒い靄は、それはおそらく…
「こいつに傷をつけたのは俺だ!こいつは俺から離れられない!こいつは俺の……」
嫉妬。
「俺のものなんだ!!」
こいつの中にあるアスランへの恋心なんか木っ端みじんに消し去ってやる、こいつは俺を憎みさえすればいい、
こいつは俺を必要としさえすれば、それでいい!
「…俺のものなんだ…」
シンが重ねて小さく呟くのを、アスランは聞こえなかったかもしれないがカガリははっきりと聞いた。
そしてもう一度思う、シンはどうして私を欲するのだろう、と。
後ろにいるシンの顔は見えないけれど、もしかしてまた泣いているのだろうか。
けれどまたしても答えは出ない。
453シン×カガ+アス-9:2006/03/27(月) 18:49:24 ID:ZSlFVxWE
「こいつに気持ちが残っていようがいまいが、あんたは結局メイリンのところへ行った。それが全てだ。
だからもう黙って見ててくださいよ」
シンはカガリの腕を取って、呆然と立ちつくすアスランの前に転がした。後ろ手に縛られているので手がつけず、
肩から落ちて擦り傷をこしらえてしまった。
アスランはその赤くなっていくカガリの肌をぼんやりと見ていた。
助けを求めるようでもあり、許しを乞うようでもある目でカガリが仰いでも、視界にその顔は入ってくるのに、
カガリの目に焦点を結べない。
ただ守りたいと思ったカガリをここでもまた守ることができない自分の無力さに虚脱していた。
気がつくとその視界にシンも入ってきていた。
シンはカガリの乳房に吸い付き、舌を尖らせこれ見よがしに乳首をねぶりまわす。舌先でつついたり、乳輪を丸くなめたり、
唇で挟んで引っ張ったり、その全てを上目遣いにアスランを盗み見ながら行う。
「…っ、は…」
堪えきれなくなってカガリが声を漏らした。
白い体が上気して桃色に染まる。
シンはそのまま下へ、下へと向かう。金色の茂みに口づけ、蕾をちゅうちゅうと音を立てて吸い、裂け目を舌で辿る。
「は……ん」
カガリの控えめな喘ぎは、アスランの痺れた脳にも入り込んだ。
「声、我慢するなって…、気持ちいいならいいって言えよ、アスランにも聞かせてやれよ」
「ア…アス…ラ…ン……」
シンに執拗に蕾を舌で舐め上げられ、カガリの頭の中で小さな火花が弾け出す。
「アスラ…ン、ご…めん…、ゆ…許し……て…!」
カガリが首を回して金色の瞳をアスランに預け涙を溢れさせた瞬間にカガリの体は弓なりにしなり、そして同時にアスランは
がっくりと膝を折って手をつき、じゅうたんに涙を落とした。
何もできない自分に謝るカガリの金色の瞳は澄んでいて、喘ぐ声は艶めかしくて、その体はきれいで、…そんな姿に
勃起している自分をアスランは嫌悪するしかなかった。
達して小さく引きつけるカガリの体を裏返しながら、シンは二人の様子に満足した。
そうだ、絶望しろ。もっと。
シンはカガリの手を解く。そしてまた耳元で
「アスランのことも満足させてやれよ」
囁く。
454シン×カガ+アス-10:2006/03/27(月) 18:51:34 ID:ZSlFVxWE
カガリは震える手をアスランに伸ばし、涙を流し続けながらそのファスナーを下ろし、すっかり固くなったアスラン自身を
取り出した。
「カ…カガリ…っ?」
もう何も言うなというように首を振るカガリに促されるがままにアスランは仰向けになった。
「へぇ、やっぱり昂奮してたんじゃん」
澄ました顔をしてたってやっぱりこいつも健康な男なんだな、とシンはそれも愉快だ。
「くわえてやれよ、優しくな」
そう言うなり、シンは怒張した己をカガリの濡れそぼった秘所に突き立てた。
「…あ…っ」
きゅうっと締まるそこを味わいながらゆっくり抜き挿しすれば、シンのリズムに合わせてカガリの体は前後に揺れ、
同じリズムでアスラン自身をくわえるカガリの頭も振れる。
「ん……んっ…」
カガリの唾液でべたべたになったアスランの一物は見えなくとも容易に想像できる。シンはたまらず打ちつける腰を早めた。
カガリのスロート音と肉を打つ卑猥な音で空間が埋まる。けれど
「はぁ…はっ…はぁ…」
それぞれの呼吸が一つになりそうだった正にその時、シンはカガリの髪を引っ張ってアスランから離れさせた。
眉間に皺を寄せるアスランの顔が瞬間シンからも見えた。
シンはつながったままで口元から唾液を滴らせるカガリの体を後ろから抱えて、自分の上に座らせる。
これで体を起こしたアスランからもよく見えるだろう。
シンは更にカガリに足を開かせた。
「や……ぃ…やぁ」
たまらずに顔を背けるカガリの口を口で塞いでから
「よく見せてやれよ、ほら、腰、動かして…」
荒い息とともにシンが命じる。
上、下、上、下、…カガリが動くたびにシンの怒張したそれが見え隠れし、結合部が明かりを受けてぬらぬらと光った。
カガリの乳房もたわわに揺れる。
「アスランも我慢しないで、自分でしてもいいですよ」
思わず自分自身に手を伸ばしかけていたアスランは、シンにそう言われて逆にその手を止めた。
しかし、
「やらなきゃ写真ばらまきますよ」
シンにそう言われて自分で自身を握る。脅された、とは体のいい理由を貰ったようなもので、そう言われていなくても
欲望に抗えたとは到底思えなかったが。
「ほら、…丸見えだから…な、恥ずかしいだろ…?…アスランも昂奮…するっ…て、俺も、気持ちい…い…」
「あ…あ…ん……は…ぁ…」
見られる昂奮と見る昂奮が入り交じって、この場に渦巻く欲望が目に見えるようだった。
「…あ…あぁんっ…あ…ふ…ぅ」
堪えきれなくなったのかカガリが聞いたこともないような声で鳴き始め、それぞれが高みへと昇る。
「もっと、声…出せ、…もっと」
ふとカガリを独り占めしたくなったシンはカガリの向きを変えさせて、自分と胸を合わせさせた。
するとシンも予期しなかったことだが、なんとカガリがシンにしがみついてきた。
「あ…ん……あ…ぁ…いや…ぁ」
カガリの中の律動はシンのそれを揉みしだくように締め付けて絡みつく。
昇っているのか、こんなに乱れて、我を忘れて、ちくしょう!
シンの中で爆発したのは確かに愛しさだった。
荒々しく口づけをし、唾液を混ぜ合わせる。
「…は…ああんっ…だめ…もう…へんになっちゃ…う…あ、あぁん…っ、だ、め、だ、…だめぇぇぇっ…!」
反り返るカガリの体を自分から離れないようにきつく抱きしめながら、大きく脈打つカガリの中でシンも果てた。
455シン×カガ+アス-11:2006/03/27(月) 18:53:53 ID:ZSlFVxWE
シンが鎮まらない呼吸のまま、脱力したカガリを起こして自身を抜き、ふと目をやるとアスランの放った白濁が
じゅうたんに見えた。
アスランはがっくりと項垂れたままだ。
シンはカガリを顎で促す。
カガリは太腿にシンの精液を伝わらせながら四つん這いでアスランに近づき、アスラン自身を口できれいにしてやり、
それからやさしくそれを元の場所へと戻してやった。
ファスナーを上げる音が貧弱に響いた。
項垂れたアスランの頬にカガリが手を伸ばす。
アスランはぴくりとして碧の瞳をわずかに上げた。
「許してく…れ、アスラン…」
カガリの言葉にアスランは何か言いかけて、けれど何も言わずにカガリの手に自分の手を重ねた。
重ねて少し力を込めて、それからおもむろに立ち上がりその手を離した。
「……」
出ていくアスランの背中を、カガリは胸が張り裂けそうな思いで見送った。

「吹っ切れたか?」
シンが問いかけてもカガリは答えない。
けれど後ろから抱きしめると、わずかにその体を弛めた。
「俺が憎いか?」
やっぱりカガリは答えない。
シンはそれでも満足だった。自分の中に生まれた感情も、カガリの中に生まれたであろう何某かの感情も、そのどちらもが
自分とカガリを結びつける強固な絆になるに違いないと確信していたから。
もうどんな目で俺のことを見ても構わない、その目に俺を映してくれさえすればと、シンはゆっくり安堵の息を吐いた。
そうだ、それにオーブの姫に最初に傷をつけたのは俺だ、傷をつけることができるのも俺だけ。
ということはこいつを守ることができるのも俺だけってことじゃないか。
俺はこいつを手放さない、絶対に。
そう思いながらシンはカガリを抱く腕をさらに強くする。
やがて二人の体温が混じり、一つになるまでずっとそうしていた。



456名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 19:08:14 ID:bFcRea6i
GJ!!!黒シンイィ!
457名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 19:20:21 ID:kAb4h/fl
支援しなくてヨカタ GJ!!
ただ・・シンは罪深いつか哀れでもなくてオヤジ入ってるような
458名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 19:52:21 ID:mKHxi85V
GJ!!シンカガ最高!
言葉では表せられないくらいよかった…!!
459名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 20:44:47 ID:CC8ILlaY
いいよいいよ〜
460名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 00:38:10 ID:zb43UVtR
エロい上に、お話もいいなあ。
思わず続きを期待してしまいます
461名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:18:14 ID:rfxE5ShE
乙GJ!
こまかい描写が(゚д゚)ウマーツボ
同じく思わず続きを期待してみるw
462名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:25:37 ID:HYDfLtJO
シンカガエロすぎ!萌えすぎ!続きを期待!
おじさんその為にこのスレ頑張って保守っちゃうw
463名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 03:52:48 ID:oakTUQuP
文才ありますね めちゃくちゃ萌えた
しかし何でもないのに何で一緒の部屋に泊まってるんだw
464名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 09:10:32 ID:tDnLcO9L
素晴らしくエロ萌えしますた!GJ!!
465名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 17:39:23 ID:Ry1YH0gZ
>>463
何でもなくてそれって最低だよなW
まるで嫁脚本っぽくて面白いけど

その辺409さんに聞いてみたいところ
466名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 18:17:31 ID:nRrr7WSv
>>463
それ言っちゃ文才云々と矛盾w
467名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 19:07:20 ID:aeuilRAC
職人さまGJ!

>>463
何もないけど、同じ部屋に泊まってる・・・
漏れはかなりアスランらしいとおもたよ
468409:2006/03/28(火) 20:39:15 ID:IeBHrKSY
あのぅ、すみません、誰と誰が一緒に泊まってると読み取られて
いらっしゃるんでしょうか…??
誤解させるような書き方しちゃったかな?
469409:2006/03/28(火) 20:47:06 ID:IeBHrKSY
あ、そうか!アスランとメイリンのことですよね、すみません
はい、あくまでもアスランからの恋愛感情はなしの前提で、
責任をとる意味で一つ屋根の下で暮らしてはいますが、
ルームメイトのようなもの、という設定でした
一応本編準拠のつもりw
今後のことはわかりません
描写不足でごめんなさい

470名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:32:00 ID:egEZYedX
「やったー!私って凄いわ。」
ルナマリアは敵モビルスーツ1機を撃墜したので快感だった。
戦闘もミネルバ側の勝利で終わり、ルナマリアは上機嫌でミネルバに帰還した。
ルナマリアは女子トイレに駆け込んだ。
ルナマリアは尿意に耐えていたのであった。
しかし、女子トイレの個室は満員であった。
ルナマリアは個室が空くのを待つ余裕が無かったので、やむを得ず男子トイレに駆け込んだ。
ところが、男子トイレの個室も満員であった。
ルナマリアは覚悟を決めて男子用小便器の前に立った。
ルナマリアはスカートを捲り上げて、パンツの股の部分を手で横にずらした。
マンコだけを曝し出したので、目立って余計にエロい格好であった。
ルナマリアは両手でマンコを引っ張り上げながら開いた。
そのとき、シンが男子トイレに入ってきたのである。
「ルナマリア、何でこんなところでおしっこしているのだ?」
ルナマリアは慌てず理由を説明することにした。
471名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:34:09 ID:egEZYedX
続きはリレー方式で誰かに引き継いでもらいたいですね・・・
472名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 23:56:46 ID:rfxE5ShE
「ルナマリア、何でこんなところでおしっこしているのだ?」
どういうシンだよw
473名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 09:30:34 ID:ON1Gw1gr
アスランはなんでシンの携帯ボッキリ折ってカガリを助けないんだと思いつつ
GJ
474名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:55:07 ID:VeHT0AiJ
その甲斐性の無さがいかにもアスランらしいとオモタ
475名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 11:59:59 ID:sia9pZ3g
>>469
男女がルームメイトなんてありえないけど。まして規律の厳しい軍隊。階級も違う。
476名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 12:15:11 ID:FiZiyI6d
二次創作のエロパロにありえないとか言いだすのもどうかと
477469:2006/03/29(水) 17:14:54 ID:hvg+5lyw
>>475
すみません、もう軍属ではない設定です
ついでに外国ではルームシェアはそんなにありえなくもないです

ので、>>476さんのおっしゃってくださるカンジでよろしくです
478名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 22:59:01 ID:XHkn74hv
>>477
神!
ルームシェアでもなんだか貧乏臭くてアスメイ似合ってますよね
原作も思いっきり罠とか壊れ気味だったのに原作に忠実なエロパロなんて無理無理
479名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:19:39 ID:GwaEzy2p
>>475
エロパロの場合、セックスさせたいのが先にきてしまうってのが
良くあってね。そんな時は、こじつけでもいいから
男と女をいっしょにさせてしまわないといけないわけで。
意外と難しいんだからそこは汲もうよ。
>>477
まー、アニメ公式でもアスメイになってるようなもんだし。
難しく考えなくても意外と気にせず受け入れられたよ。また頑張ってな。
480名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:47:53 ID:Qynt3xTx
>>479
トリつけてない職人さんだから分かり辛いがこの職人氏は沢山萌えSS
落とされていて神の部類に入ると思う
感情面での表現に長けていて「また頑張ってな。」はすこしなれなれしいのでは
481名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:04:36 ID:AhB/sKCF
虎マリュだって
キララクカップルと同じ一つ屋根の下だったけど
とくに関係なかったしな
別におかしいとは思わんかったですよ

職人さまGJです!!
482名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:52:35 ID:d27MoIZr
というか男女のルームメイトでシャワー姿で出歩くの見せちゃって
「彼女とはなんでもない!」とかメロドラマやってるアスランの
間抜けっぷり描写が、非常にリアルアスランらしくて受けたんじゃねーの
483名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:54:41 ID:d27MoIZr
まあ、正直作者の人がギャグやりたいのか
シリアス目指してんのか分からんとは
思ったがw
484名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:56:59 ID:JZKCNLg5
つーか、カガリと両想いだった時に彼女に何もしてなかった時点で
好きでもないメイリンに手出すとは考えづらいな

しかし、メイリンはこんな甲斐性なしのどこがいいんだw
485名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 08:49:18 ID:zTVKI3v6
うまく利用すればザフトのトップ
486名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:04:31 ID:KAHupc2E
ここでキャラ叩きは止めてくれ
487名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 13:07:16 ID:kJiqIM1u
甲斐性無しとか間抜けと言うのはキャラ叩きではないと思われ
488名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:17:13 ID:KAHupc2E
それでは、ここでキャラを語るのはやめてくれw
語るなら新シャーでいいじゃないか
489名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 14:18:33 ID:f8shpSzr
新シャーかよw
490名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 18:35:16 ID:y9LL1RBM
Hi-ν…排尿の効果音っぽいなw
491名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 03:26:48 ID:Agypb+DQ
シャーーー!!!
492名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 05:28:06 ID:b/nHlyKa
案の上、コピペとして新シャーwに張られてるしー
493名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 12:05:19 ID:6YwdGech
>>490に座布団一枚、と思いつつ

>>410-419>>445-455の一連のものの続き
投下します

他の職人さんの投下がないことと
調子にのって盛り上がった末の続き物で
しかもシン×カガの途中に別カプ(アス×メイ、アス×カガ)が
挟まるという厄介なものなので、投下は正直迷いましたが…

苦手な人はくれぐれもスルーでよろしくお願いします!
494シン×カガの途中のアス×カガ-1:2006/03/31(金) 12:07:37 ID:6YwdGech
ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう…!!
机の上にあった通信機器や、筆記用具、本までもが手当たり次第に投げられ、それらが床や壁に当たる音に重ねて
「…スランさん!どうしたんですか!…アスランさん!」
メイリンの声と扉を叩く音もしている。
夜中に自室で暴れる男の図というのも鬼気迫るものがあるかもしれないが、頭の中が真っ白になっている
アスランには何の考えも及ばない。
しまいには何も投げるものがなくなって、両の拳で机を思い切り叩く。
「アスランさんっ!」
拳の痛みがじわじわと広がるその感覚で、漸くアスランは正気を取り戻しつつあった。
「何でもない!…何でもないんだ、すまない」
荒い息とともに扉の外のメイリンにかろうじて言う。メイリンが逡巡したであろう間が少しだけあって、
やがてその気配は扉から遠ざかった。
アスランはあのホテルでの出来事のあと、自失したまま家に帰り着いた。
ふらつく足取りで自室に入り、ベッドに腰掛け、けれど室内の電気機器の駆動音が急に耳にすべり込んできた
その瞬間にふっつりと理性がとんで、気がつけばこんな有様だ。
普段冷静なアスランにして、生まれて初めての愚行だったかも知れない。
だが体のうちから沸き上がる感情は、ただ脳内の思考回路を切断し、物に当たるというただ一つのことを
実行するプログラムのみを働かせた。
息が鎮まるのと並行してあの忌まわしい場面がフラッシュバックする。
カガリの白い体、カガリの金色の髪、カガリの濡れた瞳、カガリの聞いたこともない甘い声…
カガリの…、カガリの…、
シンの掌に弄ばれるカガリの乳房、シンに口づけられたカガリの赤い唇、シンをくわえ込んだカガリの陰部、
シンに開かされたカガリの白いふくらはぎ…
シンに…、シンに…
アスランは堪えるでもなく涙を溢れさせた。
そしてこの俺は陵辱されるカガリに勃起して、自慰をした、と重たい石を呑み込んだように思い至った時、
けれどそれを吐き出そうとする拒絶反応みたいに体の中から何かがせり上がってきて、
「…っ、う……く…ぅ…ぐ…っ…」
激しい嗚咽となって漏れだした。
ふと、扉の開く音がした。
495途中のアス×カガ-2:2006/03/31(金) 12:09:43 ID:6YwdGech
「…アスランさん…」
メイリンの声が小さく届く。電子ロックを勝手に解除したメイリンだった。
「勝手に開けてすみません、でも、私心配で…」
けれども急に嗚咽の止められないアスランは、何も言葉を発することができない。
するとメイリンは床にうずくまるアスランに近づいて、ふわり、とその体を抱く。
アスランからはわずかに甘い匂いした。
メイリンにはそれが誰のものかはわからなかったが、このアスランの荒れようの原因が女性であることだけはわかった。
わかってしまったから、
「私じゃだめですか?…あなたの痛みが和らぐのなら、私、何でもします」
メイリンはアスランに口づけた。
相手は今日婚約解消を発表したラクス様だろうか、それともアークエンジェルでアスランのことを頼むと私に言った
アスハ代表だろうか、ううん、そんなのもうどっちでもいい、とメイリンは心の中で目を閉じる。
「私が側にいます。ラクス様より、アスハ代表よりずっと…」
もちろんメイリンの預かり知るところではないが、メイリンの口から出たカガリの名には、
ようやく取り戻したアスランの正気を砕くだけの破壊力があった。
果たしてアスランはまた頭の中で混乱した道筋を辿ってしまう。
――カガリは自分を責めているに違いない、俺に許してくれと言っていた、だが許すといっても納得はしないだろう、
カガリが俺に許されていいのだと納得する材料はなんだ?どうすればカガリの罪を拭いさることができる?
メイリンがやにわに自らの胸をはだけ、アスランのその顔を胸にかき抱く。
――いや罪を拭いさるのではなく、罪を均等にするのはどうだ?
それからアスランの上衣を静かに脱がせ、本の散らばる床にそのまま横たえる。
――そうだ、俺も罪を犯せばいい。
アスランの脳裏に大きく足を広げ、座位でシンに突き立てられながら泣いて謝るカガリが浮かんだのと、
メイリンがアスランのファスナーを開け、アスラン自身を取り出したのは同時だったかもしれない。
メイリンはその固くなったアスランの性器を、自分のことを受け入れてくれる徴しだと受け取った。
どんなにこの時を待っていたことか、とメイリンは胸がいっぱいになり、自分が潤むのを感じた。
ずっとアスランとこうしたい、アスランに受け入れられたいと願っていたメイリンにとっては
アスランがどんなに混乱していようが構わない。構わないのだが、
「…アスランさ…ん…」
アスランにも確かに届くメイリンの声はしかし、遠く、細く、それ以上にアスランの頭の中で反響を繰り返すのは
カガリの声で、フラッシュするのはカガリの痴態であることに変わりはない。
そう、アスランの頭に浮かぶカガリはシンの上で白い体を弾ませながら金色の髪を揺らして謝り続けている。
ぬるり、とアスランがメイリンの中に納まった刹那、アスランは眩しい金色に、その輝きに両手を伸ばす。
カガリ!
君の淫らな姿で俺は自慰をした、そして君の乱れる姿を想いながら今…!
突然宙に突きだされたアスランの両手をとって指を絡め、メイリンは
「あ…んっ…あんっ…ア…アスラ…ン…、あぁ…ん…!」
激しく腰を振った。
496途中のアス×カガ-3:2006/03/31(金) 12:14:15 ID:6YwdGech
夜が明けて、竜巻で荒らされたかのような室内の状況とともに押し寄せてきた後悔の大波を、
アスランはしかしかぶる覚悟だけは持ち続けている。
ただ気がかりなのは、メイリンの気持ちだけ。
とにかく昨夜のことは過ちだったと、一夜限りのことなのだと分かってもらわねばならない。
すまないとは思うが、それ以上の感情はないのだと。
けれど今はそれよりもやらなければならないことがある。
アスランはラクスのプライベートナンバーを押した。

「…アスラン…?」
カガリはいるはずの人物ではなく、そこに藍色の髪を見つけて立ちつくした。
「どうして…、ラ、…ラクスは?」
カガリがあのライブの日から遅めの夏休みをとることは知っていたので、カガリがプラントにいる間にと
「ラクスに頼んだんだ」
ラクスの私邸でのカガリとの時間を、それはラクスの名を借りてアスランは望んだのだ。
アスランが立ち上がったのが合図になったのかカガリが弾けたように体を翻したので、
「逃げるな…!」
アスランは慌ててその手を取る。
取ってそのまま、
「…!」
引き寄せて抱きしめた。
「…や…やめ……アスラン…っ」
初めてカガリを抱きしめた時も、こんな風にカガリは慌てていたっけ。
アスランは懐かしく思うとともに、でもこの腕の中のカガリはもう十分に女になってしまったのだと、
それも自分の手ではなく別の男の手で、と思って心臓を食い破られたかのような痛みを感じた。
おのずと腕に力が入る。
「…ア…アスラ…ン…」
苦しい吐息とともにカガリが自分の名を呼ぶのが心地よくて、けれどその事実にアスランは後押しされ、
「君はあんなことを続けるつもりなのか」
決然と切り出すことができた。
カガリが絶句する。
「あんなこと止めさせよう、シンだって根は悪い奴じゃないんだ、話せばきっと…」
「…悪い奴じゃないからこそ…」
退けられない、とカガリは続けたかったか。
やわらかくアスランの胸を押して、少しだけ体を離したカガリは
「シンも言ってただろ、あれは償いなんだ…、もう…仕方ないんだ…」
悲しそうな笑みを浮かべた。
「じゃあ君は戦争で犠牲になった者の家族全員にその身を捧げるとでもいうのか?!」
「そうじゃない!でも…っ」
カガリは俯いて両の手を力無く下ろした。
「シンは私の罪の具現者みたいなものだ。私の、…オーブの戒めだ。そしてもう二度と過去の過ちを繰り返さないよう
私を見守る者でもある」
「ばかな!シンの家族が亡くなったのは君のせいじゃない!」
「わかってる。わかってるけど、もうああなってしまった以上どうしようもないだろう?」
顔をあげたカガリにはまた悲しい笑みが貼り付いている。その仮面を取り払ってやりたい、とアスランがカガリに手を
伸ばそうとした時、けれど
「もう、お前にも関わって欲しくないんだ」
カガリが瞳の色を強くした。
497途中のアス×カガ-4:2006/03/31(金) 12:16:44 ID:6YwdGech
「…もう、…お前の重荷になりたくないんだ…」
重荷?カガリが俺の重荷だと?
その二文字に衝撃を受け、アスランは行き場をなくした手を、拳を握りしめる。
「アレックスとして側にいてくれた時もそうだ、私の立場がお前の重荷になっていたことぐらい私にだってわかる。
私が苦しめばお前は、…優しいからな、自分のことのように苦しんで慰めてくれて、…」
「当たり前だろう、俺は君の――」
言いかけるアスランを
「ありがとう、アスラン…!」
精一杯の笑顔でカガリが遮る。だがその瞳からは、
「でも、私が私でいる限りお前を苦しめる。だから私はお前を、…傲慢な言い方をしてごめん、…解放したんだ。
幸い、お前のことを好いている子もいたしな。…今回のことだって…私がお前に未練たらたらだったからシンに
つけ入られてしまったようなもんだ、それでまたお前を苦しめて、…まだ重荷になってる。
だからもう…」
光る粒がとめどなく転がり落ちていた。
「だからもう私には関わるな」
「…そんなふうに言うな…」
アスランは食いしばった歯の間からしぼり出すように言う。
「重荷なんかじゃない、俺は苦しんでなんていない…!」
「嘘だ!」
「嘘じゃない!俺が君の元を離れたのだって、君と同じ未来を見据えるために足元を固めようとしたからだ。
無力なままでは逆に俺のほうが君の重荷になると思ったからだ」
「…もういいんだ、アスラン…っ、見ただろう?!私の、私のあんな…」
泣き濡れる小さなカガリ姿が痛ましくて、たまらなくて
「カガリ…!」
アスランはカガリを抱きしめた。
そのアスランの腕の中でカガリはもう抑えきれずに泣きじゃくる。
「わ、私は…、…お前にも…っ、あんな、…恥ずかし…い真似…」
しゃくり上げながらも言葉を紡ぐカガリの口から、でももうそれ以上何も言わせたくなくてアスランは
カガリに口づけた。
「忘れよう、カガリ」
ゲストルームならお好きな使ってくださいな――邪推するところがあったのかなかったのか、
いつもと変わらぬ笑顔でラクスは言っていた。
その言葉に甘えよう。
アスランはカガリをいざなった。
498途中のアス×カガ-5:2006/03/31(金) 12:19:47 ID:6YwdGech
やさしく、それは本当にやさしくアスランはカガリをベッドに横たえた。
カガリの泣き顔を見たくはないとずっと思っていたのだが、いま目の前のカガリは泣いていても
切なくなるほどきれいで、こんなにも愛しい。
アスランはカガリの額の髪を分け、まだ涙の乾かない頬に、瞳にキスをする。
少し影になったアスランの穏やかな碧の瞳が懐かしくて、カガリは思わず両手を伸ばしてその頬を挟む。
その手にアスランの手が重なり、そこから全身に温もりが伝導した。
「アスラ…ン…」
アスランがカガリの帯のようなリボンを解くと、袷せただけの上衣は容易に左右に分かれた。
そしてカガリにも聞こえてしまいそうなほど跳ねる心臓のせいで震える指先でブラジャーをはずす。
白い乳房は静かにそこにあった。
まるで嵐の後の凪いだ海のように。
ただ肩に嵐の跡が残っていてアスランは胸を痛めた。
あんなのは暴力以外の何ものでもない、カガリがあんな風に扱われて良いわけがない!
アスランはその肩の擦り傷にもキスをしてから、カガリの乳首を口に含んだ。
「…ん…」
アスランの柔らかな唇が乳首をはさみ、熱い舌がやさしく転がすからカガリのそれはみるみる固くなり、
刺激は直にカガリの秘所に伝わる。
経験のないアスランにしてみれば、ただ自分の逸る気持ちを抑えつけカガリにそっと触れることを心がけているだけだ。
力を入れすぎてはいけない、乱暴になってはいけない、そうシンみたいには決して、と。
だがアスランのその性急ではない羽根で撫でるような愛撫は、カガリにとってはともすればじれったい。
カガリは太腿を恥ずかしげに摺り合わせた。
その様子にアスランが気づく。
「どうした?」
「…う…ん…」
言いにくそうにしているカガリに、けれどアスランもぴんときた。そしてまるで自分のことのように照れる。
自分の手で異性がそういう状況になるという、そうかこれがそういうことだ。
それならば尚のこと、カガリの口から答えを聞きたい。
だからアスランは
「…カガリ?」
重ねて訊く。
と、カガリは途切れ途切れに白状した。
「その…も…う、…私……びしょびしょかも……」
その恥ずかしげなカガリの言葉がアスランは嬉しくてたまらない。
アスランはカガリの瞳をのぞき込んだままでその秘所に触れた。
「…あん…っ」
するとそこはもう
「ほんとだ」
十分すぎるほど蜜を溢れさせていた。
アスランが、自分でも見たかったのかカガリにも見せたかったのか、蜜が糸を引いている指を二人の間に掲げるので、
カガリは真っ赤になって証拠隠滅とばかりにそのアスランの指をくわえた。
と、アスランはさらに
「カガリ、もっと恥ずかしがっていいから自分でして見せて」
カガリの羞恥を煽る。
この前の出来事よりも恥ずかしいことをして上書きしようというアスランの意図はカガリに伝わっただろうか。
おそらく
「…や…そ…んな…」
「俺に…見せて…俺もするから」
伝わったに違いない。カガリは小さく頷いたか頷かなかったか、ゆるゆると下に着けていたものを脱ぎ、
自分の中心に右手を伸ばした。
499途中のアス×カガ-6:2006/03/31(金) 12:24:02 ID:6YwdGech
「あ…ん…」
カガリの細くて白い指が蕾を捕らえたのを見届け、アスランも服を脱いで自分自身を取り出し、握る。
「ア…アス…ラ…ン、あ…っ、あ……ん…み…見て…」
指が小さく蠢き始め、カガリの体も小刻みに震える。
最初顔を覆っていたカガリの左腕はいつの間にか伸ばされ、その指は自分の乳首をくりくりと捏ねていた。
「ちゃんと…見…て…るよ」
カガリの息が上がるにつれ、陰部は赤く充血し、白い指とコントラストを描く。
アスラン自身も先からぬめりを溢れさせ、指を濡らしている。
「…は……ぁ、あぁ…アスラ…ン、ア…ス……ラン、…あ…ん…」
蜜がカガリの金色の陰毛を濡らし、光らせる。
「カガリ…、気持ちいい…?」
「う…ん……、気持ち…い…い…」
やがてカガリが言葉を失い、喘ぐように空気を細く短く吸い込み始める。
アスランも自身をしごく速度を増す。
二人の速さが同調する。
そして、
「…あ…は……ぁ……っ…!」
カガリが小さな悲鳴を上げ体を硬直させた瞬間に、アスランもシーツに精を放った。
空間はしばらく二人の荒い息が響くだけで停滞したが、まだ少し焦点が合いにくそうな目のカガリが
「アスラン…っ」
勢いよく体を起こして、それは体をぶつけるといったほうがいいかも知れない、アスランに抱きついてきたので、
再び流れだす。
カガリの二つの乳房がアスランの胸でつぶれる。
その体はしっとりと汗ばんで、驚くほど熱かった。
アスランはカガリの頭を抱え込むようにして力を込める。
「アスラン、……」
きて、とカガリは続けたかったのか、けれどアスランが口づけで塞いだ。
抱き合ったまま倒れ込み、アスランは既に回復している自身をカガリの入口に当てる。
ずっとこうしたいと思っていたのは、きっと二人ともだ。
お互いの潤んだ瞳に、お互いの顔が輪郭を歪ませて映り、
「…んっ…」
アスランはするりとカガリに呑まれた。
けれど抵抗が少なかったのは最初だけで、カガリの中は先ほど達した余韻が残っているのか
きゅうきゅうとアスランを締め付ける。
まるで動かそうとすると、じっとしていろと引き留めるかのように。
「…カガリ…」
アスランはカガリの足を取り自分の腰に巻き付けると、それから指を絡めてカガリの手を押さえつけ、上体を起こす。
ゆっくり腰を動かすと、カガリは眉根を寄せ、顎を上げて
「ん…あ……ぁん、ん…ん……」
弱った子犬のような声で鳴き始めた。
500途中のアス×カガ-7:2006/03/31(金) 12:26:26 ID:6YwdGech
「…ア…アス…ラ……ン…」
「ん?」
「名前、…呼んで…私の……」
シンはカガリの名前を呼ばない、そのことが思い浮かんだわけではなく多分それはカガリの無意識の欲求。
「…カガリ」
果たしてカガリは体中の細胞がとろけるような心持ちでその声を聞く。
「カガリ…」
耳元で吐息と共に届くアスランの声と、それから足の間に挟まって体の内側を刺激するアスランの固い性器…。
カガリは一歩いっぽ、高みへと昇り始めた。
だんだんと白んでいく頭の中で、けれどカガリはそれら全部をしっかり記憶しておかなければと必死に意識を保つ。
一生、何があっても忘れないように、刻みつけなければ。
「…は…ぁ、…は……っ、カ…カガリ…っ…」
アスランは激しく腰を打ちつけた。肉のぶつかる音が溢れ出す液体のせいでぬかるみを歩く音になり、
それでさらに興奮する。
先がカガリの子宮口に当たっていた。
カガリの波打つ肢体が、そのリズムでアスランを引き上げる。
「あ…アスラ…ン…アスラン………わ、私……あ…んん…っ、もう…も……うだめ……」
カガリの呼吸が速まり、そしていきなり引きつけて強ばった。
「…い…く……あっ…ああぁぁぁ…っ」
アスランは細く尾を引くカガリの悲鳴を口で塞ぎ、胸を密着させてカガリの体を押さえつけると、自身も恍惚で溢れた唾液を
そのままカガリの口腔に送り込み、
「…うっ……」
激しく脈うち、収縮を繰り返すカガリの中で果てた。

それから何度二人がお互いの体温を、体液を、そして思いを与え合ったかしれない。
濃密な時間は確かに至福の時だった。
たとえそれをアスランがスタートとして、カガリがゴールとして認識していたとしても。
501途中のアス×カガ-8:2006/03/31(金) 12:29:19 ID:6YwdGech
――夏休みを終えたアスハ代表の帰国予定は……平常公務に戻ってからは……兼ねてから懸案の――
「なぁにー、シンってば最近よくオーブのニュース見てない?」
後ろからルナマリアのからかうような声が届いた。
「そんなことないよ」
少し口を尖らせたような口調になるのは、シンに後ろめたいことがあるからか。
「ひょっとしてシン、オーブに帰りたい、とか?」
ルナマリアがシンの首に絡みついてくるのを、
「そんなことないって言ってるだろ」
なるべくぞんざいにならないように解いて、シンはテレビの電源を切った。
「ふぅん…」
ルナマリアはまだ少し不服そうだったが、これぐらいは普段のやりとりの範疇ではある。その証拠に
「あ、それよりシン、シフトどうなってる?」
話題もすぐ変わった。が、シンが何か答えるより先にルナマリアの携帯が鳴ったので、それも立ち消えた。
「ああ、メイリン?…うん、えっ…うん、…うん」
相手はメイリンのようだ。
しばらくはメイリンが一方的にしゃべっているのかルナマリアの口からは相づちしか出なかったが、
「ちょっと泣いてたらわかんないって」
なんだか不穏な空気が漏れてきて、
「えぇっ?アスランが?!」
挙げ句アスランの名前が出てきたものだから、シンもぎくりとして話の内容が気になって仕方がない。
「…わかった、わかった、時間できたらあとで話聞きにいくから、うん、うん、それじゃあね」
さりげなく、さりげなく、と心がけてシンが
「メイリンなんだって?アスラン、どうかしたのか?」
訊ねると、ルナマリアはちょっと困ったような表情を浮かべた。
「なんかあの子泣いててよくわかんないんだけどね、アスランとエッチして…彼女になれたと思ったらアスランが
オーブに帰るって言い出したとかなんとか。…って、あれ?あの子たちってまだやってなかったの?…ええーっ?」
シンはもう推測で頭がいっぱいになっていて、ルナマリアの素っ頓狂な声にも反応できなかった。
アスランがオーブに帰るだと?どういうことだ?しかも「帰る」ってなんだ。
あんなことがあったのに、そんなことを言い出すなんて…。
「ちょっとシンってば聞いてる?」
ルナマリアに強く聞かれてシンははっと我に返る。
「えっ、ああ、うん、ちゃんとメイリンの話聞いてやれよ、なっ」
なんか嫌な感じだと思いつつ、とにかく一人になりたいシンは
「あ、ちょ、ちょっとシン、どこいくのー?」
「忘れ物」
ルナマリアを適当にいなして部屋を出ていってしまった。
「なによ忘れ物って、ヘンなのー」
残されたルナマリアが、しかしソファに見つけたのはシンの携帯、ではなくシンが大事にしている妹の形見の携帯だ。
「ばっかじゃないの、ここに大事な忘れ物してるじゃない」
いつもならば人の携帯を開けて見ることなどルナマリアはしない。
だがこの時はどうしてだか見る気になってしまった。魔がさす、というのは正にこういうことを言うのかも知れない。
そしてルナマリアが見たものは、
「…な…っ…なによ、これ…」
――オーブ代表、カガリ・ユラ・アスハの猥褻な画像の数々だった。



つづく
502名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 12:31:56 ID:6YwdGech
次回、修羅場の後シン×カガです

いつも読んでくださっている方にはありがとうございます
そして気にくわない人は重ねてスルーお願いします

では!

503名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 18:01:10 ID:uPy51unM
いよいよ混迷深めてるようですが、エロくてすごい面白い。続きも楽しみにしてます。

ところで、シンがカガリにした仕打ちをキラが知ったらどうなるのかとふと考えて、
ガクガクブルブル。アスランと違ってヘタレて逃げ出してはくれないよなあ。
504名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 18:23:20 ID:BkXEOJPB
達磨ではすまされないなあ。
むしろすすんで3Pとか。主導権はもちろんキラw
505名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 18:33:05 ID:Rp2ZLtgt
メイリンは報われない演歌女だな
506名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 21:11:51 ID:FMixpfHS
♪私にはスタートだったの 貴方にはゴールでも♪
って歌詞思い出した が実際には逆だな

とりあえず乙です! ドラマ性があって非常に楽しみに読ませていただいてます
507加賀美さんのシンカガSS感想:2006/03/31(金) 23:27:54 ID:WvXd84Ez
――カブト! ……頼む! あれはもうシンじゃない! ワームだ!!

>>503
「カガリは今泣いているんだ!」→自由襲撃
508名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:14:00 ID:V0Ghza0R
GJ!

今月も早いもので32日ですな
509名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:32:53 ID:t8U1CtSB
神!
某韓国の恋愛ドラマみたいw
510名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 01:01:48 ID:V0Ghza0R
>>509
それ褒めてるか?原作も韓流ドラマのようなごつごう主義だったがw
511名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 02:57:55 ID:gDKHLIfC
ドラマチックで人間関係がどんどこ絡まっていくところとかが
似てるのかな。よく知らないが。

とにかくカガリかわいいよカガリ。アスランと結ばれてよかったと
胸を撫で下ろしたよ。この先はどうなるんだか見当つかないけど。
続き待ってる。GJ!
512名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 08:54:37 ID:u4PfzT5R
GJ!
カガリ切ないなー。
カガリを幸せにできる男は、どこかにいねがー。
513名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 09:50:19 ID:QdUVWu6U
TVシリーズで皆さんがおススメする
萌え・エロは何話ですか?(複数でもおk)
是非教えてください!!
そこだけDVD借りようかなと思っちょります
514名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 10:46:34 ID:1do+4I1g
>>509
それボミョウw
515名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 11:36:07 ID:t8U1CtSB
>>514
褒めたつもりだw
凸カガは結ばれやり捨てメイリンの鬼畜さがエグイ
次は凸とルナがやり捨てられそうでワクテカ
この死人が出てもおかしくない泥沼感がGJ
516名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 14:32:50 ID:7pl1mPne
>>502
GJ! 続き楽しみにしてます。
ちなみにコラで誤魔化すとかは勘弁w
517名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 01:02:02 ID:ueFVdkfU
凸ラン思考がおかしいよ凸ラン
メイリンカワイソス(´・ω・)
518名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 02:48:45 ID:OAAtf7Yf
修羅場キタ━ヽ( ;´Д`)人( ;´Д`)人( ;´Д`)人( ;´Д`)人( ;´Д`)人( ;´Д`)ノ━!!!!
>>502
乙乙
519名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 03:00:03 ID:4SUZUTKR
だがそれがいい
520名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 10:56:49 ID:s8YFE/Li
 初めて、このスレに投下します。シンルナです。よかったら見てやってください。
521シン×ルナ その1:2006/04/02(日) 11:03:11 ID:s8YFE/Li
好きだからこそ求め合う


 シン=アスカとルナマリア=ホークは先の戦いにおいて、互いの
大切さを確かめ合い、同僚から恋人へと関係を変えた。戦いの爪痕
は地球・プラント問わず深く残された。シンとルナマリアは通常の
軍務はもちろん、復興作業にも従事するという過酷な日々を送って
いた。
 そんな中、シンは国防委員長に就任したイザーク=ジュールに呼
び出され、ミネルバ艦長アーサー=トラインと共にイザークの元へ
赴いた。そこで二人に達せられたのは、ある任務をミネルバ隊に実
行してもらうことだった。 オーブ・プラント間の停戦により、表
面的な戦闘は終わった。しかし停戦の混乱に乗じて軍を脱した不満
分子がプラント圏内のあちこちに割拠しているらしく、ミネルバ隊
はその勢力の駆逐を命じられた。
 問題はシンが入っているのに、ルナマリアが乗員リストに入って
いないことだった。この任務には叛乱軍の一掃という目的の他に実
戦経験のない兵士に実戦というものを味あわせるという側面もあっ
た。そのため、ミネルバ隊の三分の二は入れ替わっているという状
況だった。
 シンはパイロットは簡単に換えられない存在だと抗議したが、あ
えなく一蹴された。さらに、この任務は秘匿性を要するため、関係
者に対してはかん口令が敷かれた。そのためルナマリアがこれを知
ったのは三日前だった。
 
 ルナマリアは驚きと同時に怒りの感情さえ沸いてくる。大幅な人
員転換にも驚かされたが、パイロットは簡単に換えられるものでは
ないと考えていた。特にパイロット間の連係だって一朝一夕で出来
っこない。
 ルナマリアは自分こそが公私共にシンのベストパートナーだとい
う自負があった。だがこの辞令は、そんなルナマリアの自負を打ち
砕くくらいの衝撃を与えた。
 そして何よりシンと離れ離れになってしまう・・・短期の出向な
どとは話が違う。叛乱軍が全滅、もしくは一定のメドがつくまでは
戻ってくることなど叶わない。
 そんな中、シンから電話がかかってきた。

「もしもし、ルナ?シンだけど、今日会えないかな?」
「まだ、あたしは訓練が入ってるから、それが終わってからになる
よ?多分、夕方くらいになると思う。」

 わかった、と言ってシンは電話を切った。シンにどんな顔して会
えばいいんだろう。離れることの寂しさ、シンがもうすぐいなくな
る現実を直視すること。それはとてもルナマリアには受け入れ難く、
厳しいものだった。
 訓練にも身が入らず、淡々と訓練を消化していく。ルナマリアが
部屋へ戻って、一休みしていたときにシンがやって来る。
522シン×ルナ その2:2006/04/02(日) 11:13:25 ID:s8YFE/Li
 入って、と促したとき久しぶりにシンの顔を見た。表情は暗く、
俯いていた。そして挨拶もそこそこにルナマリアは食事を作るから
待ってて、と言ってシンと離れた。ルナマリアは少し、心を落ち着
かせる時間が欲しかった。でないとシンを激しく責め立ててしまい
そうだったからだ。
 そしてシンと食事をとる。やはり、というか当然ルナマリアはシ
ンに聞いた。

「何で教えてくれなかったのよ?あまりにも急でびっくりしたんだ
からね!」
「これは秘密を要するから他言無用って言われたから。」

 ルナマリアはシンを見て、怖かったのねと言った。

「あたしに言って、悲しい顔されるのが嫌だったし、見るのも辛か
ったんでしょ?それは分かるけど、シンはそれを言われる人の気持
ち、分かってないよ。」

 シンはルナマリアの言葉を受けて、自分が傷つくのを恐れるあま
り相手のことを思いやれなかった自分の弱さを恥じた。

「ごめん。確かにルナの悲しい顔を見たくなかったってのもあった。
ごめんな。」
「いいよ、謝らなくて。それより、あたしはこの事をシンの口から直
接聞きたいの。いいよね?」

 シンはルナマリアに委員長室で言われたことの一部始終を語った。
話を聞き終わって、うつむいたルナマリア。

「あたしが外されたのは役立たずってことかなあ?」
「いや、そうじゃなくて首都周辺にも叛乱軍がいるみたいだから、そ
の対応策としてインパルスとルナを首都に残しておきたいって。」

 ルナマリアは少し残念そうな顔をしたが、しばらくして気を取り
直して、食事を食べることにした。食べ終わったあと、ルナマリア
は片付けと風呂を沸かしに行った。任務だから仕方ない。軍人だか
らそういう事があるくらい、十分すぎるくらい分かっているつもり
だった。
 しかし、割り切れないしこりのような違和感をルナマリアは感じ
ていた。やはり割り切れない心情の訳は、大事にしたい存在がいる
から。片づけをしながらも色々と考えては消えていく思い。できる
ことなら引き止めたい。もしくは一緒について行きたい。しかし、
それは叶わぬ夢。
 片づけを終わって、風呂を沸かしてルナマリアはシンの元へ向か
う。避けられないなら暗いままより、明るく送り出そう。シンが頑
張っていけるように。いつもの明るいルナマリア=ホークを演じよ
う。

523シン×ルナ その3:2006/04/02(日) 11:14:40 ID:s8YFE/Li
「お風呂、もう沸くから待っててね。」

 ありがとう、と答えるシンにルナマリアは笑いながら

「シンはちゃんと見てないと問題起こすだろうからねえ。お母さん
心配しちゃうわ。」
「はあ?いつからルナが俺のお母さんになったんだよ!」
「あたしはシンの彼女兼保護者なんだから、心配するのは当たり前
じゃない。どうせ注意する人なんていないだろうから、ここで言っ
ておかないと。」
「わかった、わかった!問題は起こさないから・・・多分。」

 その時、シンのほっぺたが左右に引っ張られる。ルナマリアはシ
ンの頬を引っ張りながら、ちゃんと約束するよう迫る。シンは約束
させられた。強引ではあるが。その様がツボにはまったのかルナマ
リアは大笑いしながら手を離した。

「よろしい!ちゃんと約束守ってよね!いやあ、さっきのシンの顔
は面白かったなあ。写真撮ればよかったかも。」
「自分でやっといて何言ってんだよ!笑うなって!」

 シンは怒ってはいるが、表情は前より明るくなった。

「ゴメン、ゴメン!あ、シン。お風呂沸いてると思うから入ってき
ていいよ!」

 渋々ながら浴室へと消えていくシン。シンと一緒なら飾らない素
の自分の気持ちを出せるさっきはいつものあたしでシンを送り出そ
うと思ったが、早くもその決意は揺らいでいた。
 浴室にはもうシンが入っている。ルナマリアは浴室へ行き、シン
に呼びかける。

「失礼しまーす!お背中お流ししまーす!」

 と、元気よく浴室の中へ入っていった。
524シン×ルナ その4:2006/04/02(日) 11:26:35 ID:s8YFE/Li
 驚いたシンは恥ずかしくて思わず下を向く。

「頼んでないだろ!そんなのは!いいよ自分で出来るから!!」
「今更恥ずかしがる関係でもないでしょうが!お互いの裸だって見
ているわけだし。」

 ルナマリアはタオルに石鹸をつけて、シンの背中をゴシゴシとこ
すっていく。シンは嬉しいやら恥ずかしいやらで、下をずっと向い
たままだった。

「シン、背中が広いからこするの大変だよ。前は自分でやってね。」

 ルナマリアから手渡されたタオルで前を洗おうとした。

「えっ・・・ちょっとルナ、いいよそこは。」

 ルナマリアの両手がシンの股間をまさぐっているではないか。泡
がシンの分身を隠していく。その間もルナマリアの手はシンの股間
を丁寧に洗っていく。すると泡に隠れていたシンの分身がムクムク
と膨張し、泡の中から姿を現す。
 ルナマリアはシンの背中越しから声をかける。

「シン、おっきくなってるよ、これ。硬くなってピクンピクン脈打
ってる。気持ちイイの?」

 ルナマリアが悪戯っぽく聞くと、シンはしどろもどろになりつつ
も、その問いに答える。

「あっ、ああ・・・気持ちいい。ハアハア、ルナの指が・・・俺の、
に絡みついてるような感じで、ウッ、フウゥ。」
「ふーん!気持ちいいんだ。あ、ちゃんとシンは体洗わないといけ
ないからね!手を休めちゃダメだよ?」

 しかしその言葉は、シンにとって生き地獄に等しいものだった。
ルナマリアの左手がシンの亀頭、肉茎を、右手が陰嚢を刺激する。
その度にシンは体を洗う手を止めてしまう。
ルナマリアの手はそこから太ももの付け根付近へと移動し、上下
左右に指を這わせていく。ゾクゾクとする感じがシンにはたまら
なく快感に変わる。
 自分でも敏感すぎるなと思う。よくよく考えてみると、ここ最
近は準備や訓練に追われ帰ってすぐに眠ったりの毎日だったので、
自慰行為をする暇がないくらい忙しかった。いわゆる「たまってる」
状態だった。そこにルナマリアの手による刺激で、肉棒と化した股
間は暴発寸前となった。

「アッ、アッ、ルナぁ。それ以上すると・・・。」

 息も絶え絶えのシンの声を聞いてルナマリアも興奮の度合いを増
していく。もうやめてと懇願して後ろを向いたシンの切なそうな目
に欲情を掻きたてられる。ルナマリアはシンの耳をカプッと噛み付
きながら

「なぁに?それ以上すると、シンどうなっちゃうのぉ?」
「で、出る!だから、もうルナ。これ以上は・・・やめて、くれ。」

 そう言われてルナマリアは刺激する手の動きを止め、シャワーで
体の泡を流す。
 
525シン×ルナ その5:2006/04/02(日) 11:31:24 ID:s8YFE/Li
 そうしてルナマリアはあらためてシンの背中を見た。所々に戦闘
で付いたと思われる傷痕があちこちにあった。また戦いになれば傷
が増えていくことになるだろう。ルナマリアはそれを見て悲しい気
分にさせられる。
 
「シン、背中に傷痕があるよ。」
「え?背中だと自分じゃ見えないから気付かなかった。背中に傷かぁ。」

 しみじみと傷のことに思いを巡らせているシンの傷痕にルナマリ
アは口付けを施す。舌を這わせて傷痕を」なぞるように、ゆっくり
と丹念に。気持ちよくて、体をのけぞって悶えるシン。
 この傷痕たちになれたのなら、問題なくシンについていけるのに、
今となればこの傷痕に嫉妬すらしそうなほど。自分にとってシンは
とても必要な存在となっていることを、ルナマリアは実感した。そ
う思うと、自分の思うがままにできない現実に苛立ちと悲しさがル
ナマリアの心を覆う。
 さっきまで自分に課していた誓いを忘れさせ、涙が溢れてくる。
気付いたら頭をコトンとシンの背中に乗せて泣いていた。

「我慢しようと思ったけどダメ!行かないでって言っても叶わない
のは分かってる。でも言わずにはいられないの!それでシンが嫌な
気分になるのも分かってる。でもお願い!今日だけはワガママ言わ
せて!思いっきり泣かせてよ!そしたら、明日は笑ってシンを送り
出せると思うから。」


 これに似た場面をシンの背中は知っている。ルナマリアが自分の
背中で泣いたときの事を。前もそう、今もそう。背中で泣いている
ルナマリアの涙のわけは悲しい事があった時だった。ルナを悲しま
せたくない、悲しい気持ちで泣かせないと誓ったはずなのに。つく
づく自分は約束や、誓いを守れない男なのだと、情けない気持ちに
なる。

 シンはルナマリアにかける言葉がみつからず、黙ったままになる。
ルナマリアはシンの背中に体を預け、後からシンを抱き締めている。
シンは直に感じられるルナマリアの胸の感触に心臓の高鳴りを抑え
られない。そして、下半身も・・・。シンは心を落ち着かせてルナマ
リアに言った。

「次は俺が背中洗ってやるから。代わるよ、ルナ。」

526シン×ルナ その6:2006/04/02(日) 11:37:48 ID:s8YFE/Li

 促さ ルナマリアはシンに背中を洗ってもらうことにした。シンはルナ
マリアの背中を洗いながら、あらためて華奢な体つきなんだと思った。胸
辺りからウエストに至るくびれ具合。そこからヒップに至るライン。いず
れも優美な曲線を描いている。惚れ惚れしてしまうシン。

「痒いところはございませんかぁ?」
「なぁによ、それ!じゃあ、右の肩ら辺をお願いします。」

 注文通りシンは指示された箇所を洗う。そうして一通り背中を洗
い終わったシンはルナマリアにタオルを手渡した。手渡されたタオ
ルで体を洗おうとするルナマリア。するとルナマリアの背後から二
つの腕がむんずとルナマリアの胸を掴む。

「え?ちょっとシン!何やってるの?」
「さっきのお礼を込めて、お返しっ!」

 ゆっくりと揉みあげられるルナマリアの乳房。シンの手から零れ
落ちそうになっている。シンの指が時折、ルナマリアの乳首をクリ
クリと摘んだり、こすったりする。身をよじらせ悶えるルナマリア。

「ちょっ、とぉシン。やめてよ、体洗えない・・・から。あぁぁ、
やぁん。」
「ああ、気にしないで洗っててよ。もしかして気持ちいいの?モジ
モジしちゃって。」

 そう言っている間も、シンの両手はルナマリアの胸を愛撫し続け
る。乳首はシンの愛撫によって固くなってきた。

「ルナ、乳首が立ってきてる。ピンって固くなっててさ・・・。ル
ナ、手が休んでるじゃんか!体、ちゃんと洗わないとダメだって!
俺のときにルナがそう言ってたじゃないか!」
「そ、そぉ?ハッ、ハアア・・・だって気持ちいいの、シンの手が
あたしの胸を揉んだり、ヤァァァ、してる手の動きがイヤらしいん
だもん!」

 シンは滑らせるように右手をルナマリアの股間へと侵入させる。

「やっ、シン、そこは・・・だめぇ。」

 シンの右手がルナマリアの陰部にたどり着く。中指を陰部のクレ
パスへと入れる。そこはルナマリアの愛液によって溢れていた。

「ルナ、すごい濡れてるよ?ピチャピチャって音がするくらいに。
いつからそうなってたの?」
「やぁぁ・・・そんなこと言わないでぇ。だって、シンが変なこ
とするから・・・あんっ!」
「変なことって?こういうの?」

 そう言ってシンは左手を乳房から秘部へと移動し、肉芽を探り
当てる。思わず足を閉じるルナマリア。シンはお構いなしに肉芽
をさすり出す。ルナマリアの足を閉じる力が思わず緩んでしまう。
ルナマリアの両足がゆっくりと開かれる。これを幸いとシンの両
手の指遣いが激しくなる。激しいようで優しく、優しいようで激
しく、この指遣いにルナマリアは顔を紅潮させて身悶える。シン
はそれを見て、さらにルナマリアへの刺激を続ける。ルナマリア
がシンの手を掴み、シンの手を止めさせる。

「これ以上すると、抑えられないから・・・ハアハア、お願い、
今はここまでにして。」
527シン×ルナ その7:2006/04/02(日) 11:39:57 ID:s8YFE/Li
 息も絶え絶えにルナマリアはシンに懇願する。シンは残念ではあったが、承知してシャワー
で体を洗っていった。そして二人一緒に湯船に入る。ルナマリアは体育座りで、シンの両足の
間に挟まっている状態で湯船に浸かっている。
 ルナマリアは湯をブクブクさせながら、さっきの感じすぎて乱れかかった自分の様を思い出
すと恥ずかしい気分になる。そして後のシンに体を預けて一息ついた。先ほどの余韻が残って
いるのか、ルナマリアの腰辺りにシンの肉棒が当たる。ルナマリアは自分とシンが今考えてい
ることが、ほぼ一緒だと確信する。

「シン、今日は・・・いっぱい抱いて欲しい。嫌なこと忘れちゃうくらいに激しく。じゃ
ないとあたし、おかしくなりそうだから。せめて一時でも、忘れさせてくれる時間が欲し
いの!それは、シンしかあたしに与えることができないから。与えてよ!シン。身も心も
今のあたしはシンを欲しがってるから。」

 ああ、と答えてシンはルナマリアを抱きしめる。シンの方を向いたルナマリアが唇をシ
ンの唇にあてがう。それは唇を重ねあうものから、舌を絡めあう激しいものへと変わって
いく。溢れ出した思いをシンにぶつけるかのように、ルナマリアの舌はシンの口腔内を侵
蝕していく。お互いにハア、との声とともに唇を離す。ルナマリアの目は潤み、シンもそ
の姿に欲情をかきたてられる。


 浴室から出た二人は体を拭き、バスタオルを巻いてベッドへと移動する。先にベッドに
横になったシンに続いてルナマリアもシンの腕に頭を預けて枕にする。

「ルナ、さっきルナの胸揉んでて思ったけど、おっきくなった?胸?」
「うーん、そうかも最近胸が重くなった気はするんだけど。」
「ルナのように華奢で胸が大きい人はすごいエッチなんだって!エッチなことを思うと胸
がどんどん大きくなるんだってよ!」
「え?本当なの?これ以上大きくなるとMS操縦しずらくなるよなあ。で、シン。それは
本当に本当なわけ?」

 しばしの沈黙が流れ、シンの口にした言葉は

「う・そ!」

 ルナマリアは顔中を真っ赤にしてシンの胸をポカポカと叩いた。そしてシンを上目遣い
で見ながら、シンに一言言った。

「うそつき・・・。」

 その言葉にシンは心臓を撃ち抜かれた気がした。かわいいっ!とゴメンな、と言ってシ
ンはルナマリアをギュッと抱き締めた。

「うーーーーーー!!!!本気で信じかけてたんだからね!シンのウソツキっ!でも、シ
ンの前だけだからね!あたしがエッチになるのは。シンとだからエッチになっちゃうんだ
よ?シンがあたしをエッチな娘にさせたんだから!」

 そう言ってルナマリアはシンの胸に顔を埋める。しばらく抱き合ったのち、シンはルナ
マリアに口付けた。明かりは部屋の窓から漏れる月明かり。けれども二人にはそれで十分
だった。舌を絡ませ、激しくキスを交わす。
528シン×ルナ その8:2006/04/02(日) 11:45:31 ID:s8YFE/Li
「ルナ、ルナ!」
「んぅ、シン、好きっ、大好きっ!ハァ・・・ンフゥ。」

 ルナマリアはシンの首に手を回して縋るように抱きついてくる。
シンも強く抱き締めながらルナマリアの唇に自らの唇を重ねる。そ
して、シンはルナマリアの耳を舌でなぞったり、軽く噛み付いたり
する。ルナマリアはビクンと感じながらシンの愛撫に身を任せてい
る。首筋、鎖骨とシンは舌を這わせていく。その度にルナマリアの
喘ぎ声が部屋に響く。それがシンの性欲に火を点ける。
 バスタオルの上からルナマリアの胸をゆっくりと揉んでいく。柔
らかく、それでいて弾力のあるバストがシンの手の中で踊る。

「ルナ、タオル取るよ?いい?」

 ルナマリアはコクンと首を縦に振り、シンはバスタオルを取った。
月の明かりに映ったルナマリアの裸身に思わずゴクンと唾を飲み込
むシン。初めて見るわけではないが、それほどまでにルナマリアの
生まれたままの姿は魅力的だった。豊潤に実った胸、流れるように
曲線を描いている腰つき、大きくもなく適度に肉の付いたヒップ。
むしゃぶりつきたくなる体とはこういうのを言うんだろうなと思う。
 そんな体の全てを俺だけが好きなにできる。ある種の優越感を感
じつつルナマリアに優しく語りかける。

「綺麗だ・・・綺麗だよルナ。最高に綺麗だ。」
「恥ずかしい。でもシンに言われるとすごく嬉しい。シンにそう言
われると、もっと綺麗になれそうな気がする。」

 そして露になった乳房をシンはゆっくりと舌で舐める。乳房の外
円からゆっくりと中心の乳輪、乳首へと焦らすように攻める。桃色
の乳首はシンの愛撫によって立っていて、シンがそれを口に含んで
音を立てて吸うとルナマリアは艶っぽい声を上げていく。
 夢中になって胸に吸い付くシンを見て、本当に自分がシンのお母
さんになったような錯覚を受ける。

「ハア・・・アッンゥ!シン、ああ、赤ちゃんみたいだよ?夢中で
吸い付いて。」
「赤ちゃん?赤ちゃんがこんな吸い方するか?だって、ルナのおっ
ぱいがいけないんだ!俺を誘ってくるから。」
「誘ってるの?あたしの胸が?アアン、気持ちいい!もっと・・・
して。狂いそうなくらい」


 シンの指がルナマリアの体の上を滑るように這い回る。触れるか
触れないかの絶妙な指遣いにルナマリアは膣内に溢れてくる何かを
感じる。指と同時にシンの舌も緩急をつけてルナマリアの裸体を蹂
躙するかのように蠢く。

「シン、今度はあたしがするから。横になってて。」
529シン×ルナ その9:2006/04/02(日) 12:08:52 ID:s8YFE/Li
 ルナマリアにそう言われてシンは横になった。ルナマリアはシン
の額、頬、唇にキスをする。舌で唇をなぞり、シンの舌と自分の舌
を絡め合わせていく。そうしてシンの胸にそっと口をつけて、ペロ
ペロと舐める。そしてわざと音を立ててシンの乳首を吸ったりする。
ルナマリアの指先がもう片方のシンの乳首を刺激し、シンはあまり
の気持ちよさに声をあげる。

「気持ちいい、シン?乳首舐められると気持ちいいの?」
「うん、ハハッ、くすぐったいけど気持ちいいよ!うっ、ふぅふぅ・・。」
「シンが気持ちよさそうにしていると、あたしも感じてきちゃう。
もっと、イヤらしい顔してみてよ。」

 バスタオル越しにシンの股間をまさぐる。カチンカチンに硬度を
増したシンの肉棒。ゆっくりとさすっていくとシンは歓喜の喘ぎ声
を漏らし、もっとシンへの愛撫を強める。横腹、足の付け根、ヘソ
付近。ルナマリアが舌、あるいは指先で刺激するたびに、シンは体
をのけぞらせたり、身悶えたりしている。そして腰に巻かれたバス
タオルを取る。 シンの硬く、太い肉棒が姿を見せる。その先っぽ
に透明な液体が滲み出ている。ルナマリアは亀頭の部分を手でゆっ
くりとしごきながら、乳首を舌で舐めまわす。

「ああ、シン?いっぱい出てきてるじゃない。どんどんどんどん溢
れてる。それにピクンピクンしながらおっきくなってる。やらしい
ね、シンは。もっとして欲しいの?言ってごらん?」
「あっ、はああ、して・・・ほしい。もっと、気持ち・・・うんっ、
はぁん、良くして。」

 その言葉を受けてルナマリアは右手を陰嚢へと移動させ、ゆっく
りと揉み上げていく。手全体で、ときには指先で指を踊らせるよう
に陰嚢を刺激させる。

「シン、これからどうして欲しい?これを。こんなに濡らしちゃっ
て、スケベよねぇ。今にも出そうなくらい、激しく波打ってるよぉ?」
「・・・・・・咥えて欲しい。」
「え?何て言ってるか聞こえなぁい!もっと大きい声出さないと分か
んないから、やめちゃおうかしら?」

 シンは大きな声でルナマリアに言った。

「ルナ、俺のを咥えてくれよ!」
「はい!よくできました!じゃあ、お望みどおりに。」
530シン×ルナ その10:2006/04/02(日) 12:15:08 ID:s8YFE/Li
 ルナマリアの舌がシンの亀頭部に触れる。腰を浮かせて快感に耐
えるシン。尿道を縦に横にと舐めていく。そこから肉茎、陰嚢を丹
念に舐める。肉茎は上下に舌を這わせていき、陰嚢は口に睾丸を含
んで口の中で転がす。シンは声を上げずにはいられなかった。快楽
に身を委ねて、幾度射精しそうになったか分からない。そして、ル
ナマリアが肉棒を口の中に咥え込んでゆっくりと上下させていく。
ときおり根元まで深く咥え込むのでもうシンは我慢の限界だった。

「ルナ、俺、もう。イキそうになってきた。出したい。」
「じゃあ、最初はあたしの口に出す?」

 頷くシンを見て、ルナマリアは咥えていた口の動きを激しくして
いく。左手は肉茎、右手は陰嚢に。陰嚢を優しく揉みながら根元ま
でしっかりと咥えて上下の動きを速くさせる。シンは肉棒の先に何
かが集束していくのを感じた。その刹那・・・

「ルナ、ルナ出るよ、出るよ!あっあーーーー!!」

 シンの頭が花火のようにスパークし、現実へと引き戻される。ルナ
マリアは射精したシンの精液を吸い出して顔を上げた。シンは朦朧と
しながらもルナマリアを見る。ルナマリアは口からこぼれそうになっ
た精液を手で掬い、飲み込んだ。

「シン、いっぱい出たね!たくさんすぎて口の中がいっぱい。」
「ルナ・・・。」
「おいしい・・・。シンの。シンのだから飲めるもん!好きだから、
こういう事も嫌じゃなくなるんだよ!」

 そう言ってシンの肉棒を口でキレイにしていく。射精直後の男性
器は敏感なので思わず腰を引いてしまうシン。

「まだ、元気イイね!シンのこれ。じゃあ、あたしも気持ちよくし
てくれる?」
「ああ、喜んで!」
531シン×ルナ その11:2006/04/02(日) 12:20:00 ID:s8YFE/Li
 そしてシンは軽くルナマリアにキスをして、下に徐々に移動する。
秘部にはすぐにはいかずに太ももからひざ小僧、足先まで舌を動か
していく。焦らされることと、いつ触れられるのかでルナマリアは
ドキドキしながらシンの舌技に身を任せる。十分に焦らした末にシ
ンはようやく秘部への愛撫に移行する。
 ピンク色の卑猥な形をしたクレパス部分をまず指で撫でる。もう
十分にそこはルナマリアの愛液でいっぱいだった。十分なくらいに
潤った膣内にシンは指を侵入させ、ゆっくりとかき回す。時には入
り口付近を、そして奥深くまで指を挿入させてみる。シンのかき回
す音が部屋中に響く。クチュクチュと水音の淫媚なる音にルナマリ
アは酔いしれ、それがさらに多量の愛液を分泌させていく。シンは
もう一本、指を入れて二本で膣内を蹂躙する。

「やぁん、シィン!すっごく、気持ちいい!やらしい音がして、あ
たし・・・止まんないよぉ!」
「じゃあ、ルナ、あとはこういうのは?」

 シンは舌をルナマリアの肉芽にあてがい、ツンツンと突く。シー
ツを掴み、気持ちよさに身をよじらせるルナマリア。指のピストン
運動と舌による肉芽への刺激。止むことのない快楽の渦にルナマリ
アは引きずり込まれる。言葉にならないくらいの快感に、ルナマリ
アは喘ぎ声しか口にできずにいた。ハアハアと息を切らしながらル
ナマリアはシンの顔を見ながら言う。

「指でいくのはイヤぁ。シンのちょうだい。もう我慢できないのぉ。」
「俺の何?舌でもいいの?ちゃんと言わないと指でイカセちゃうよ?」
「いじわるぅ・・・お願い、シンのこの硬くておっきいこれで、
あたしの中をメチャメチャに掻き回して!激しく、あたしを抱
いて!」

 シンはその言葉を受けて、肉棒をルナマリアの膣内に挿入
させる。

「最初はゆっくり。久しぶりだから・・・ゆっくり、きて。」
「ああ、じっくりいくから。夜はまだまだ長いからな!」
532シン×ルナ その11:2006/04/02(日) 12:26:26 ID:s8YFE/Li
 ゆっくりと、そして確実にルナマリアの秘部がシンの肉棒を咥え
こんでいく。きついなと思ったら動きを止めて、また一息して挿入
する。その繰り返しでシンの肉棒がルナマリアの膣内に完全に包み
込まれる。本格的にピストン運動を開始する。シンはルナマリアの
腰部分を持って、激しく突いてくる。その度にルナマリアの乳房が
ぷるんぷるんと揺れる。その様にシンとルナマリア、両人が欲情を
倍加していく。

「シン、シン、好きよ、好き、大好き!もっと、もっと、突いて!
あんあんあんっ!!!」
「ルナの中、あったかくて、俺のに絡み付いてくる。1回抜いてお
いてよかった!」

 パンパンと肉のぶつかる音とベッドの軋む音と快楽によってもた
らされる喘ぎ声が渾然一体となって部屋中にこだまする。シンはル
ナマリアの足を担ぐようにして、奥深く挿入させる。ルナマリアは
頭の中で電流がスパークするような感覚に襲われる。下からせり上
がってくるような気持ちよさにルナマリアは酔いしれる。

「あっあっ、シン、あつぅい!アソコがシンのでめくれ上がって気
持ちいい!何か来る!来ちゃう!」
「いいよ?何度だってルナの好きなようにいっぱいイケばいいよ!」

 ルナマリアはオーガズムに達していた。自分ではしていないのに、
体中がヒクついている。それでもシンはピストン運動で腰をルナマリ
アの膣内に打ち付ける。シンはルナマリアを起こして座った状態でル
ナマリアを突き上げる。情熱的な熱い口付けを交わしながらシンはル
ナマリアを責め立てる。激しい交為にいつしか二人の体中には汗が流
れていた。
 しかし、今はそれも極上の媚薬となる。乳房に吸いつきながら挿入
していく。ルナマリアはシンの突き上げに後に手をつく。休ませぬよ
うに腰を持って、ルナマリアを攻める。

「シン、あたし、あたしぃ・・・イキっぱなし、イキっぱなしになっ
てるぅ!これ以上だとおかしくなっちゃう!ああ、もっとちょうだい!」
「ルナ、ルナの中・・・すごく締まってきてるよ。キュンキュンと締め
付けてくる。」
533シン×ルナ その13:2006/04/02(日) 12:34:45 ID:s8YFE/Li
 シンはベッドにその身を沈めて、ルナマリアが上になった。ル
ナマリアは口づけしてシンの乳首をつまんだりする。舌で乳首を
転がし、舐めていく。シンも腰を突き上げながらルナマリアの乳
房を激しく揉みしだく。ルナマリアがその身を起こして、腰を振
り始める。
 月に照らし出されたルナマリアの裸身の美しさに興奮したシン
は下からの突き上げを速くしていく。下から見上げればルナマリ
アの胸がシンの突き上げに合わせて上下に揺れている。ルナマリ
アは自分で気持ちよいスポットを感じ取り、腰を動かし始める。

「ルナ、そんなに動くと・・・あっ、はあはあ、気持ちよすぎる。
ルナ、ルナ・・・」
「わかんないよ、腰が勝手に動いちゃって・・・気持ちいいところ
に擦り付けるように動かしてる、だけぇ。あん、はぁん、んっ、は
ああああん!」

 ルナマリアの腰の動きと、シンの腰の動きがリンクするように速
くなっていく。シンもルナマリアも絶頂の階段を昇りつつあった。
シンは射精直前になってピストンを速める。

「ルナ、イク、イッちゃうよ!はあはあ、くっ、もう我慢、できそに
・・・んっ!」
「いいよ!一緒に、一緒にイコうよ!あたしはイキっぱなしだから。
受け止めてあげる!シンを全部!」
「ル、ルナ、ルナ、ルナーーーーーー!!!」

 そしてシンはドクンと自分の精を射出し、ルナマリアの膣に出した。
ルナマリアは体を小刻みに震わせながらシンの精液が自分の膣内に流
れ込むのをしばし、堪能していた。そしてシンの肉棒の中の精液を搾
り出すように膣をキュウと締める。腰をひいてそれに耐えシン。ひと
しきり終わって、力尽きるようにルナマリアはシンの胸元に倒れこむ。

「ルナ、大丈夫?」
「うん。途中からずっとイキっぱなしだったから。感じすぎちゃって
怖いくらい。しばらくこうしてようよ!シンと一つになったままで。」

 交為のあと、自分たちが求め合った快楽の余韻はしばらくして、嫌で
も見なければならない現実へとルナマリアを引き戻していく。さっきま
での悦びが、反動となって悲しい現実が突きつけられる。ルナマリアは
泣きながら、シンに訴えるように言った。

「やだぁ、シン、行かないでよ。行っちゃやだぁ、あたしを・・・あた
しを置いてかないでよ。一緒にいて、どこにも行かないで。あたしどう
すれば、どうしたら・・・嫌ぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」

 泣き濡れるルナマリアの涙がシンの胸を伝い、それがシンの心を苛む。
シンはルナマリアを強く抱き締める。

「ごめん・・・ごめんルナ。バカだよな、ルナを守るって言っても俺、
ルナを悲しませたり、泣かせてばかりだ。」

 別れを嘆く二人の姿を月は静かに照らし出していた。
534シン×ルナ あとがき:2006/04/02(日) 12:38:06 ID:s8YFE/Li
 ふう、投下完了。初めてなんで見苦しい点があり申し訳ありませんでした。

 なかなか他の職人方のようにはうまくできませんでした。見てくださった方、どうもありがとうございました。
535名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 12:53:10 ID:s8YFE/Li
保守
536名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 15:13:27 ID:K+C8RE2E
何だか文章がぎこちないね。シンルナはイイんだけどさ。
537名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 16:00:31 ID:4SUZUTKR
まあがんばれ
538名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 16:04:01 ID:UZUwJE+c
よくがんばった。まだしばらくはやさしくてあったかいシンルナの避難所で修行した方がいいかも。
539名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 17:02:45 ID:Ze7udRPR
とりあえず、改行位置をもっと読みやすいところにするといいと思うよ。
単語の途中でぶっちぎれて次の行、ぶっちぎれて次の行って続くと、
それだけで読み手にはストレスになるから。
540名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 17:51:36 ID:Mhct2MyN
結構好きかも
改行位置だけしっかりしてくれればいい作品
541名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 18:14:26 ID:fcOlO7V8
乙!まぁなんてゆうか、がんばれ。
542名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 21:24:34 ID:3eZlOfOr
>>534
GJ!

おいおいおまいら、せっかく書いてくれたのに高圧的なレスつけるなよ
何様だよ
だいたい神呼ばれてる奴のも他スレのSSに比べたらたいした出来でもないだろ
543名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 21:29:02 ID:3Xj43/kA
>>542
お前こそ何様だ
544名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 21:42:20 ID:IJAtlAhS
シンルナSS書いた者です。色々指摘どうもです。参考になりました。
改行はいい改行どころが見極められなくて、勉強してきます。
545名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 22:19:21 ID:5nmwW9QZ
>おいおいおまいら、せっかく書いてくれたのに高圧的なレスつけるなよ
>何様だよ

ここまでを聞いたらまともな意見

>だいたい神呼ばれてる奴のも他スレのSSに比べたら
たいした出来でもないだろ

この一言で台無し
546名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 22:49:06 ID:0EhkEpts
久しぶりにシンルナキター
>>534 GJ!
547名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 23:24:49 ID:lh8+R7E+
高圧的なレスなんてないのに
むしろ初心者を微笑ましく迎えているのだが
548名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 14:07:15 ID:BzJGCD7J
なんかかわいいシンルナ〜
実況会話が沢山で、なんか面白かったよ!
549名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 17:21:27 ID:ATYr9UqA
なんか新シャアのシンカガおちてないか?
550名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 17:34:48 ID:pRNSwSF2
【シン】ひょっとしたらシンカガスレ 4【カガリ】
ならdat落ちしてたよ。荒らしに埋められた模様
551名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 18:30:24 ID:2+9e2UhZ
新シャアの話題は板違い
ここで聞くなよ
552名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:41:05 ID:15dIydg6
そのスレは知らんがここでも過去スレでカガリ安置が沸いてたの思い出した 
553名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 13:45:38 ID:+WpHuqtd
>>410-419>>445-455>>494-501の続き、投下します

エロパートへのつなぎの修羅場なので、スルーも可能
エロはこの後すぐ
554スルーもできる修羅場-1:2006/04/05(水) 13:47:54 ID:+WpHuqtd
絶対におかしい!
宿舎を出て教練所を、格納庫を過ぎ、あてどなく歩くシンは頭の中で何度もその言葉を
繰り返しては苛ついた。
あの二人はあの後会って何か約束をしたのだろうか?
シンの中に生まれた黒い疑念はますます勢いを増して炎になり、シンを内側からじりじりと灼く。
でもどんな約束をすればアスランが「オーブに帰る」などということになり得る?
二人で俺の存在を退けるつもりか、無視するつもりか――
ガシャン、とシンは苛立ちをフェンスにひとつぶつけて思う。
どっちにしろそんなことさせやしない!
しかしあんな醜態を晒しておきながら、どの面下げてのうのうと戯言を吐く?
シンはアスランのあの情けない姿も撮ってやれば良かったと、後悔した。
いつも取り澄ました顔をしているアスランのプライドをずたずたにしてやったつもりが、
いまだ懲りていないとは!
最初推察だったものは怒りと思いこみにより姿を変え、現実に起こったこととして
既にシンの中に居座っている。
アスランはあの後あいつに会って、また何か正論を吐いてあいつを丸め込んだ。
曰く、『シンのやっていることは脅迫だ』『全部シンに脅されてやったことなんだから』
『俺がなんとかする』『俺が君を守る』『そのためにもオーブに帰るよ』
『大丈夫だ、心配することはない』…
くそっ!正義漢ぶりやがって!
あいつはそれで何て返した?ただ泣いていただけか?泣いてそれからアスランに体を開いたのか?
シンは今までに感じたこともない胸の痛みを感じて、いつの間にか掌が自らの爪で破れるほど
拳を握りしめていた。
そういうつもりなら俺だって!
シンはくるりと踵を返すとバイクを取りに走った。
555スルーもできる修羅場-2:2006/04/05(水) 13:51:10 ID:+WpHuqtd
バイクで向かった先はアスランとメイリンの住む家だ。
ヘルメットを荒々しく取るシンは、バイクで走る間に頭を冷やすどころか、苛立ちも怒りも
それから嫉妬をも増幅させ、そしてそんな自分を顧みる余裕もないほど禍々しい気持ちに
すっかり支配されていた。
だがシンがバイクから降り、勢いよく呼び鈴を押そうとしたその刹那
「…アスランさん…!」
屋内からメイリンの声が聞こえて扉が急に開き、煩わしそうな表情を浮かべたアスランが姿を現したので、
シンはちょっとだけ勢いを殺がれる。
アスランは
「…シン…?」
シンの姿を認めて少し驚いてから、
「ちょうどいい、お前に話があったんだ」
と言った。
あまりにアスランがしれっと言うので、シンはあっという間に勢いを取り戻す。
「あんた、余計なちょっかい出すなよ!」
シンは躊躇わずにアスランの胸ぐらを掴む。
「あんたとあいつはもう終わってるんだ、何で今さら横やりを入れるんだよ!」
「終わってなんかいない」
あくまでも冷静に言い、アスランはシンの手を払った。
「お前こそもうばかな真似はやめろ、シン!お前のしていることは立派な脅迫だ。
だが今なら俺もカガリも忘れてやる」
「まだそんなこと言ってんのか、あんたは!」
「お前こそどうしてあんなことをする!…復讐か?それをずっと続ける気なのか、シン」
シンは横を向いて黙り込んだ。
アスランの言うことは、やはり一々正論で、その通りシンも自分のしていることが脅迫であることぐらい
わかっているし、最初はそれが復讐であったことも認める。
けれど今は…。
けれど今は…?
シンは自分の中の感情をうまく説明できないし、またしようとも思わない。けれども、
「カガリは俺が守る」
アスランのその一言がシンの激情に火を点けた。
違う!あんたはあいつを守れない!
「あんたに何ができる!!」
今までだって守ってなんかなかったじゃないか、だって最初に俺があいつを傷つけた時あんたはどこで
何をしていた?このあいだだって、あんたはただ見てただけだ!
「あんたには何もできやしないさ、俺は今すぐにでもやろうと思えばできるんだ」
あいつを傷つけるのは俺、傷つけないのも俺、あの写真をネットにばらまけるのも俺、ばらまかないのも俺なんだ!
「あんたが前言撤回しないなら、今からでも――」
シンは妹の遺品の携帯を取り出そうとして、それがないことに気づいてはっとした。
落とした?いや忘れたか。
シンがなんとか言葉を続けようとしたその時、
「これのこと?」
凛とした声が後ろから届いた。
「…ル…」
ピンク色の携帯を手にしたルナマリアだった。
556スルーもできる修羅場-3:2006/04/05(水) 13:53:19 ID:+WpHuqtd
シンは指先が急に冷たくなり、震えだしたのを自覚した。尾けてたのか?いや、それよりも携帯の――
「お前…中…」
「見たわよ!」
気丈なルナマリアが瞳を潤ませて、にわかに激昂する。
「なんなのよ、これっ、ダウンロードした画像じゃないじゃない、この携帯で撮った画像でしょ!
いつよ!あの時?!どうして?!なんで…っ、なんでそんなこと…!!」
シンにできる言い訳などない。ただ一言、
「…ごめん…」
とだけ呟いた。
ルナが顔を覆ったその指の間から光るものが見えた。
「ごめんってなによ…、こんなことしてごめんってことなら謝るのは私にじゃないじゃない、
これでそんな脅迫めいたことしてたなんて…ごめんってなんなのよ…」
ふと、傍らで立ちつくしていたアスランが泣き出したルナマリアに近寄り、背中を押して促す。
中にはメイリンがいるが、ここで怒鳴り合うよりは屋内で話すほうがましだろうと思ったのだ。
「ルナマリア、シンにももうこんなこと止めさせるから」
ところが、アスランがそんなことを言ってシンの逆鱗に触れずに済むわけがない。
途端にシンが声を荒げる。
「止めさせるってなんだよ、俺は止めるなんて一言も言ってないし、あんたにやめさせられると思ってんのか!」
「シンっ!」
アスランの怒声にもシンは怯まない。
「ルナ!」
シンはアスランに腰を抱かれたままのルナの手を引っ張ったが、
「聞きたくない!」
その手は振りほどかれる。
「聞けよ!ごめんってそういうことだよ、もうルナとは今までみたいにはやってけない、だからごめんって謝ったんだ!」
「開き直らないでよ!」
ルナマリアの振り上げた手に握られていた携帯はシンの額を割り、その勢いでルナマリアの手から落ちた。
シンは拳で傷口を拭うと、それでもおもむろに携帯を拾ってポケットにしまう。
「代表に、…代表にそんなことして、それで平気な顔して私とつきあってたの……?ひど…いよ、シン…。
ねえ、もうやめて?オーブに復讐してるつもりなんでしょ?そんなことしたって何にも――」
ルナマリアはアスランから離れてシンの両の腕を掴んで力を込める。けれども
「…ちが…う…」
シンはルナマリアの言葉を途中できって、弱々しく首を振る。
「もう…復讐じゃない…、お、…俺にはあいつが必要なんだ。あいつにも…俺、…俺が…」
「シ…ン、何言ってるのよ…?」
「シン…っ、いい加減目を覚ませ!カガリはもう俺と――」
557スルーもできる修羅場-4:2006/04/05(水) 13:55:16 ID:+WpHuqtd
「俺となんですか?」
扉を静かに開けて、おそらくずっと扉の向こう側で話を聞いていたのだろう、泣きはらして赤い、
だが強い目でアスランに訊ねる、それはメイリンだった。
「…メイリン、だから何度も説明した通りだ、俺はカガリの側にいてやりたいんだ。側で彼女を支えたいと――」
「アスラン?」
ルナマリアが目を丸くするのと
「じゃあどうして私と一緒に暮らしたりしたんですか?どうして私と、…どうして私とセックスしたんですか!!」
メイリンがわざと生々しい言葉を使ってアスランを詰るのとは同時だった。
「だからそれも!……いや、すまない、あの時はほんとうに混乱していたんだ、正気じゃなかった。
それにあの時は君が――」
俺の混乱に便乗した、とはさすがにアスランも続けられなかった。
「もういいっ!!」
メイリンは両手で顔を覆う。
「みんなおかしい!どうしてこんなことになるの…?もうみんなどっか行って…っ!!」
ほとんど絶叫のようにして懇願するメイリンは、
「メイリン…」
おそるおそる声をかけたルナマリアのことすらも
「お姉ちゃんももういいから一人にして!」
拒絶した。
ルナマリアにしてみれば自分は被害者なのにと思わないでもなかったが、子供の頃からメイリンがこうなると
頑としてきかないことはわかっているのでやむなく放っておくことにした。
アスランも心に決めたことは固いのか身を翻したし、シンも既にヘルメットをかぶっている。
確かに今ここに留まっていても話し合いも何もあったものではない、とそれぞれの態度を
冷たく感じながらも諦めてこの先に止めてきた車へとルナマリアも向かうことにした。乱暴に涙を拭って。
シンのバイクのエンジン音がやたら大きく空気を裂いた。
やがて望み通りメイリンは一人残され、ぎり、とひとつ歯を食いしばってから屋内へと消える。
メイリンにはやらなければならないことがある。
メイリンは昏い光をその瞳に灯して、端末に向かった。
558スルーもできる修羅場-5:2006/04/05(水) 13:58:29 ID:+WpHuqtd
夜間訓練を終えたシンをハンガーで待っていたのはルナマリアだった。
他の人間が宿舎へ帰るひとしきりのざわめきが過ぎると、あたりは静まりかえる。
「シン…」
シンは押し黙ったままルナマリアの言葉を待つ。
シンから何の言葉も、そう、それは言い訳すらも出ないのでため息のような小さな息を漏らすと、
「自分がしてること、わかってるのよね、シン?」
結局ルナマリアから始めた。
「あれは犯罪よ」
シンは答えない。答えずに、
「ねえ、もうやめようよ、シン」
息苦しそうにパイロットスーツの衿を開けた。
シンにしてみれば、どんなことを言われるか、訊かれるか半ばわかっている。
ただルナマリアの気の済むようにさせてあげたいというのが、唯一残った誠意のようなものだった。
けれどその仕草に、落ち着いて話そうと思っていたルナマリアも苛立ち言葉を溢れさせてしまう。
「あの時シン、俺にはあいつが必要って言ったよね?…言ったよね!?あれどういうこと?
引っ込みがつかなくなっちゃっただけでしょ?刺激が欲しくて、勘違いしちゃっただけでしょう?」
シンの腕を掴み、パイロットスーツの上からでも指の跡がつきそうなぐらいの力でルナマリアは揺さぶるが
それでもシンは答えず、でもただ視線を逃がすことはせずにルナマリアの瞳にその瞳を重ねていた。
「何でよ、…思い出してよ、私たち楽しいこといっぱいしたじゃない、美味しいものも食べに行ったし…」
ルナマリアはシンの手を取り、グローブを外す。
「映画だって、ツーリングだって、…」
そしてその手を自分のTシャツの中に入れた。
ノーブラだった。
シンの掌に、慣れ親しんだルナマリアの熱い乳房と固い突起が当たる。
「私、ずっと続けばいいと思ってるよ?シンとずっと一緒にいたいって、そう思ってるよ?」
だがシンの掌は人形のように動かない。
「…シン…っ、どうしてよ!まさか代表のことほんとに好きとか言わないよね?だって、あの人の性格も何も
知らないでしょ?私たちはアカデミーの頃からずっと一緒なんだよ?
何も分からない人のことなんか好きになれるわけないじゃない!そんなの勘違いに決まってるじゃない…っ」
ルナマリアが力を抜くと、そのままするり、とシンの手もルナマリアのTシャツから抜けた。
「あの人とは普通の恋愛なんてできないんだよ?わかってる?普通のデートもできないんだよ?」
さっきまで駆動していた機体の熱が充満している空間に、ルナマリアの言葉は虚しく響く。
その反響が消えたころ、ようやくシンは腰をかがめ落ちたグローブを拾いながら、
「全部わかってる」
そう一言呟いた。
「じゃあ私にもわかるように説明してよ!」
「説明?」
「そうよ!」
「…できるかな…」
「何よ、それ……何なのよ…」
自分とシンとの温度差に愕然として、ルナマリアは項垂れる。
ルナマリアは自分の恋人が罪を犯し堕ちてゆくのを止めたい一心と、もちろんこんなことで恋人を失うのも
耐えられなくてここでこうして一生懸命なのに、これでは幻影相手に喚いているようなものだ。
こんな状況でめそめそするのは性分ではなかったが自然と涙がこぼれてしまった。
「こんなことならオーブに行きたいなんて、シンのふるさとが見てみたいなんて…言わなきゃよかった…」
「ルナ、ごめん」
「…こんなの一過性のものでしょ?きっとすぐ冷めるわよ、ああ、あのとき俺は何してたんだろうなんて思ったり
しちゃうわよ。なんかヘンなスイッチが入っちゃったってだけで…」
それでも更に噛んで含めるようにルナマリアは言うけれど、シンは少しだけ首を傾けてそれを聞いているだけだ。
ただ、聞いているだけ。耳から音声を入れているだけ。そしてようやく言う。
「俺、ルナのこと傷つけたいとは思わないんだ」
「…え?」
559スルーもできる修羅場-6:2006/04/05(水) 14:00:35 ID:+WpHuqtd
傷つけたくない、ではなく傷つけたいとは思わない、とはどういうことだ?
だが頭の回転の早いルナマリアは瞬時にあのカガリの猥褻画像を思い出し、そしてシンの意味するところを
わかってしまった。
「でもそれって――」
「俺、傷つけて、傷つけて、…全部治してやりたいんだ…」
ぱぁん!
シンの言葉半ばにルナマリアの掌がシンの頬を張った。
「そんなの愛じゃない!…見損なったわ」
ルナマリアは低く言い放つと燃える瞳の残像を残して、いや、それすらもかき消す勢いで体を翻し
シンを残して行ってしまった。
「いて…」
シン自身にもわけのわからないカガリへの感情を、きちんとルナマリアに伝えられる筈もないことなんて
最初から分かっていたことだ。
けれど生温くてあとを引くような別れ方をするよりは、犯罪者で変態だと思われて終われて良かったのだと
シンはじんじんする頬に手を当て、そう思う。
だって、だけど、傷つけられると怯える顔が見たい、傷つけられないんだと拍子抜けする顔が見たい、
俺の一挙一動に思い通りに返ってくる反応が見たい、そんなのそれ程ヘンなことでもないだろう?
手放したくないものただそれだけは混沌としたこの状況の中でこんなにもはっきりとした輪郭を保っている。
シンはなんだかそのことが嬉しかった。
嬉しくて自室に戻ってすぐカガリの画像を見た。
沸き上がってきたのは情欲ではなく、抗えないほどの切なさで、シンはそれがやっぱり不思議で陶然とする。
そして同時にアスランに何も問い質せなかったことへの落胆と、カガリがもうオーブへ帰ってしまうことの焦燥感、
二人の間にあった何かを思っての不安がない交ぜになって襲いかかる。
その時不意に携帯が鳴った。
メイリンだった。
「夜中にごめん。シン、アスハ代表のことなんとかしてくれる?」
ジャストタイミングでしかもダイレクトな物言いだ。それだけメイリンも焦っているのか。
「なんとかってなんだよ」
「あのひとのことお姉ちゃんより好きなんでしょ?だったらなんとかしてよ、アスランさんが
ふらふらしないで済むように」
「お前…」
「ねえ、ほんとのところどうなの?あのひとアスランさんのことまだ好きなの?」
「知らないよ」
「もしあのひととアスランさんが両思いだったら、じゃあシンは諦めるの?」
「…うるさいな、お前には関係な…くもないけど、諦めるとか諦めないとかそんな――」
「私、調べたから。アスハ代表の残りの日程とか、全部調べたから」
「え?」
「大丈夫、シンのスケジュールも調べたから。私が今から言う場所に、明日行って。
それでもうアスランさんとどうこうなろうなんて気がおきないようにして、お願い、シン」
そしてメイリンは詳細を伝えると、それ以上は何も言わずに通信を切った。
メイリンのやつ、潜り込んで情報引っ張ってきてルナマリアを裏切った俺に他の女をなんとかしろだなんて、
そんなにアスランが欲しいのか。
シンは俺も同類だなと自嘲しつつ、けれど頭はもう明日カガリに再び会えることのほうに引っ張られている。
明日、あいつにまず何を聞こう。
明日、あいつをどうしてやろう。



つづく
560名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 14:02:24 ID:+WpHuqtd
つーか、エロパロなのにエロがないとは何事だ、
早くエロ書けっつー話ですよ

はい、本当にすみません、次エロパートで
それで終わりです

ではでは
561名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 14:52:12 ID:W4kUoynn
エロよりエロいぞこの修羅場w
562名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:09:25 ID:rfW3AdRm
エロがなくとも夢中になってしまうw
563名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:28:50 ID:w3yo0DFv
非常にメイリンらしくてよし
564名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:55:44 ID:SLHPA8ow
メイリン怖ひ ルナマリアとの性格の対比が上手いっす
565名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:54:45 ID:RKKqSRYR
シンとメイリンの極悪人っぷりにワクテカしながら読みますた!

氏の作品はやっぱり上手いですね。次のエロパート、楽しみです。
566名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:58:39 ID:s/oPkVaa
エロパロ板でエロ以外をじっくり読んだのは
初めてっす!GJ!!
自分アス×カガ派だがシン×カガエンディング早く見たいっす
567名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 00:20:13 ID:SFb+TKMu
 エロ以上にエロい!GJです。登場人物全てがハッピーエンドにはならない
っぽいけど、最後まで楽しみにしてます。
568名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:04:14 ID:y/U651gu
GJですたー
キラさんの乱入は無いですかね〜。
楽しみにしています!!
569名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 02:02:26 ID:/QlpXdw0
ちょちょちょちょちょちょちょっっっ!なにこの神小説。
エロないのに、釘付けで読んじゃったよ…!ブラックでせつなシンがステキス!
570名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 02:07:00 ID:YHALwRRg
>>568
キラさん乱入したらきっとカガリもルナもメイリンも
全部まとめて持ってちゃうからw

>>560
GJです!
修羅場っててっきりシンルナだけかと思ったら
スクランブル状態だったのですね
どこもギスギスしてて凄く面白かったです
ラスト、どうまとめてくれるのか…楽しみにしております
571名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 03:31:12 ID:22aLER2h
うわーメイリンの腹黒さがよくでてて良い!
やっぱこういう性格ですよね
572名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 05:39:55 ID:cOEQKHYF
狙い定めた目的(男)の為には手段を選ばないキャラつー感じか
ラクスと同系統ではあるがラクスよりは露骨で底が浅い
そこが可愛いよメイリン
573名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 07:49:20 ID:4IeqhIE4
ちょwwキラでてきてハレムエンドキボンw
というのはうそだがGJ!
574名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 13:07:14 ID:LjTH54IU
登場人物全員少女漫画の女の子みたいになってきましたね
575名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 13:10:17 ID:DcAVUpzg
突然失礼します。 
新しくSS保管を始めましたので、これからSSを書いてくださる作家様にご利用いただければと 
ご挨拶に伺いました。 (保管庫が既にお決まりの場合はすみません。)
作家様がお許しいただけるなら、SSを収納させていただきたいと思いますので、
ご検討願えれば嬉しいです。
▲虹パロサイト21▲ 
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6498/ 
ttp://comicnovel.run.buttobi.net/ 
作りたてですので、個人的に好みなスレにお願いに伺っています。 
いきなりの書き込みで失礼しました。 

来春、上映が楽しみです。
576名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 15:47:30 ID:4IeqhIE4
へーへー
577名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 15:57:48 ID:3lvmsKOP
こそ泥のような振る舞いをしたアスカガ厨よりは一兆倍マシか。
578虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/06(木) 16:51:59 ID:DcAVUpzg
連投すみません。>575です。

保管させていただきたい作家様

>>356 アス×メイ・カガ作家様

>>381 キラ・カガ 作家様

>>410-419 シン×カガ シリーズの409作家様
>>445-455 シン×カガ+アス 
>>494-501 途中のアス×カガ
>>554-559 スルーもできる修羅場 
ラストまで目が離せません。

>>430 ギルラク 作家様

>>521  シンルナ 520作家様

もしよろしければ、保管させていただけませんか。
お返事がない限り、勝手に保管はいたしませんのでご検討よろしくお願いします。

スレ汚しで住人の皆様方にも失礼いたしました。
579名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 17:40:07 ID:3lvmsKOP
>>578
返事って、どう当人だと確認するの。SS投下と同時なら同定もできるだろうが、単発回答ではなりすましの可能性が高いよ。
580名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 17:49:17 ID:EtyBvkWn
個人的に好みのSS保管するだけなら自分のHDに保存しとけば?
581名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:14:00 ID:t7Ap4MDe
同意だなあ。
全部を保管してくれるのなら住民の役にも立つけれど、好みで収録したりしなかったり
するのだったら、それは完璧に一個人の私的なサイトかと。

って、俺、このスレには投下してないから、最後はここの職人さん次第だけれども。
582名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:20:11 ID:3lvmsKOP
>>580
>個人的に好みのSS保管するだけなら自分のHDに保存しとけば?

禿同。HPにするってことは不特定多数に公開してカウント数を稼げるようなものをって意図だろうしね。
恣意的な「保管庫」ほどうさんくさいものはない。それでも隠れてやるような輩よかはマシなんだけどさ。
583虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/06(木) 18:21:15 ID:DcAVUpzg
>>579
確かに既に投下された作家様は確認のしようがありませんので、
まだ連載途中の>409様なら作家様ご自身にお返事いただければと思います。
勿論これも強制ではありませんので、お気が進まないようでしたらスルーして
いただければと考えています。

上記にあげた作家様や新規の作家様がたが今後SSを投下なされる時に、
こういうお願いもあると知っていただければ、現時点では充分ですので・・。

>>580
専ブラを使っておりますので、個人では楽しませていただいています。

保管させていただく際には、このスレにもリンクを貼らせていただくつもりですので、
住人の皆様方もお気に召さないようでしたら、そのまま白紙に戻します。
拝見して、素晴しいSSだと感じていましたので、今回だめで元々とお願いにあがりました。

長文にてまたもスレ汚し失礼します。

584虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/06(木) 18:25:38 ID:DcAVUpzg
>>581
作家様のご許可さえあれば、貴スレの全作品は保管させていただきたいと考えます。
今後SSが投下された時、お願いに参上してよいかどうかも確認させていただきたかったので
説明不足で失礼いたしました。
585名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:40:44 ID:t7Ap4MDe
>>584
なんか言ってることがよく判んないだが、基本は全作品保管。
但し、自らOKサイン出した職人さんの以外はしないってことかい?



586名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:41:54 ID:fO7+vIp8
こそ泥って何かと思いきやあれか
587名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 18:47:39 ID:PjYb1bzW
今更ですが、ちょっと質問が。
556の
ルナマリアの振り上げた手に握られていた携帯はシンの額を割り、その勢いでルナマリアの手から落ちた。
の額を割るってのは、どういう状況なんでしょうか?
ルナマリアの投げた携帯がシンの額に直撃して、血が出たってわけじゃないですよね。
想像力がないものなので、どなたか教えて。
588虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/06(木) 18:52:47 ID:DcAVUpzg
>>585
はい、基本的にはここからの全作品を保管させていただきたいのがこちらの希望です。
ただし、あくまで作家様がご許可を下さった場合のみに限る、という事が前提と、
作家様が保管後、修整・削除をご希望なされば、そちらにも可能な限り迅速に対応させていただきます。
その為にBBSも用意してありますので、ご利用いただければ幸いです。
そろそろ帰宅しますので、他にご質問ご意見があれば後ほどうかがいます。
589名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:02:47 ID:3lvmsKOP
>>158-162で過去スレ全部見られるので間に合ってるんだけど。
590名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:04:23 ID:G1ZdNlc1
>>587

携帯を持った手を振り上げたらそれがシンの額をガッして経血、いや流血、
でもってシンにぶつかった勢いで床に落ちたんじゃネーノ?
591名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:09:59 ID:55emKHbb
サイト見てきたけど、勝手に転載してないってのは嘘じゃないようだ。
職人さん自身が答えを出せばいいんじゃないか?
592名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:30:24 ID:jfrEkSDr
基本的にこのスレの全作品を収録するんなら良いんじゃね?
独立した保管庫だけの機能ならね…
593名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 19:42:15 ID:3lvmsKOP
しかしそれにしても言うことがコロコロ変わりすぎる。
最初は「〜〜を書いた作家様」といわば名指ししておきながら、後になって「いや全部保管したい」。方針すら数時間でぐだぐだだ。
594名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:08:44 ID:x2Hvo0j7
やならやだでいんじゃね?
あくまで決めるのは職人さんってことだろ。
>住人の皆様方もお気に召さないようでしたら、そのまま白紙に戻します。 
つってるし。
SSだけ読みたい人にはこういうログも邪魔だろうしな。
595名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:22:26 ID:CHthlrQL
勝手に転載してるサイトに比べればましだな
基本方針らしきものはttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6498にあるし
保管は職人さんの意思で決める、ここにリンクするかだけ決めるでいいと思う

これでスレ消費して職人さんが引いてもいやだ
596虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/06(木) 20:48:14 ID:+13ip4sv
波紋を投げかけてしまったようですみません。
全部のSSを保管というのは、ガンダムSEEDエロ総合スレ Part22 に投下されたSSです。
遡った過去までになると、作家様にも了承が取れませんので。
名指しさせていただいたのは過去ログに投下されているSS作家様全部を書いたつもりなのですが、
番号漏れがあったならこちらの手落ちです。

何度も書きましたが、これはお願いであって強制ではありませんので、
皆さんのご不快を買うようでしたら無理強いはしません。
荒らすつもりではなかったことだけはご理解いただけるとありがたいです。

597名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 20:56:46 ID:BYY/F3ba
>>596
いや、諦めるのは尚早なんじゃないか?
肝心の職人さんは何も言ってないんだし、来たら聞いてみてもいいと思うぞ
598名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 21:29:02 ID:LjTH54IU
>>589
おいこらありがたい申し出を無碍にすんなよ
保管サイト開いて管理すんの大変な作業なんだ
全作品保管てそんな悪平等押し付けんな
管理人さんの好みのSSだけ保管でいいんじゃね?
厨くさいSSが管理されて清々する
599名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 00:56:09 ID:cN0DmjzM
全作品保管にしないと管理人の嫌いなカプは神SSだろうと保管されず、
管理人の大好きなカプは大充実〜になる可能性も高いわけだが。
好き嫌いを基準としなかったとしても、神視点から選別した時点で保管庫とは言わずただの個人収集だ。
600名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:04:27 ID:n6Hn2ui4
サイト見てきたけど、いいんじゃないか?
一応ページごとに区分けしてるし、転載元もリンクしてるし
ROMってるだろうから、職人さんが投下する時過去ログ見てもらって
決めてもらえばいんじゃね?
職人さん>>575の申し入れどうですか?
601名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:07:56 ID:n6Hn2ui4
>>599
この管理人が生理的にダメなのは801だけらしいぞ?
職人さんが保管嫌なら全部保管されなくても仕方ないだろ
602名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 01:43:27 ID:cN0DmjzM
>>601
>>598
>管理人さんの好みのSSだけ保管でいいんじゃね?
>厨くさいSSが管理されて清々する

へのレスなので。
603名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 02:13:38 ID:69E4oS9N
>>599
不思議なんだが、SS職人さんでもないのになんでそうこだわる?
好きな作品ってのはSS職人さんの作品じゃなく
原作者の作品のことを言ってるんだと思うが。違うか?管理人さん
手を広げすぎたら個々の職人さんに対応できないのは当然だし
職人さんを尊重したいって言うなら決めるのは読み手じゃないだろ
604名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 02:22:02 ID:8u6um4P+
>>603
その管理人、もう寝てるみたいだぞ?w
605名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 07:46:33 ID:/YL9TX+V
>>603
普通に書くけど
606名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 10:59:17 ID:/WxxTkvz
>>605そんなら何番の書き手だけどって最初から書けば?
ぐだぐだ話蒸し返す嵐かと思えるぞ
607虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/07(金) 13:15:40 ID:kI2vs21x
すみません、>>575です。
あまりもめてしまうと作家様も投下をしにくくなってしまうかと思われます。
(この流れを招いてしまったのは、そもそも自分なので申し訳ないと思っているのですが)

当方がご挨拶・お願いに伺っているのは
・個人的に好みなスレ(自分の好きな原作やアニメなどを扱っているスレ)です。
・独自の保管庫をお持ちで稼動していそうな所にはお願いは避けています。

そしてお願いするに当たっては
・作家様の保管許可をいただける事と、強制はしない事、
・カプやシチュは特に問わない事を念頭に置いています。
ただ、差別するようで申し訳ないのですが、801・BL系と、
原作のイメージからはずれたオリキャラの登場する作品は正直苦手です。(すみません

保管許可をいただけるかどうかは別としても、新作を楽しみにしている読者なので、
荒らし目的でお願いに伺ったわけではない事を再度ご理解いただけるようにお願いします。
608虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/07(金) 13:21:21 ID:kI2vs21x
>>607
言い方が変なので、訂正です。
オリキャラの登場する作品は苦手、というのはオリキャラとのカプは苦手という意味です。
609名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 13:54:20 ID:3+jH1hao
>>607
別に謝る必要はないだろ
あんまり低姿勢過ぎても逆にネタにされるだけだぞ
匿名で好き勝手に騒き回すのが好きな厨はどこにでもいるってことだな
610名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 15:46:43 ID:MzCOhMrL
801やオリキャラは自分も嫌だ
611名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:09:14 ID:VvaoyMav
あ、スレがのびてる!と思ったら保管のお話でしたか

>>356 アス×メイ・カガ

>>381 キラ・カガ

>>410-419 シン×カガ
>>445-455 シン×カガ+アス 
>>494-501 途中のアス×カガ
>>554-559 スルーもできる修羅場
+これから投下させていただく最終回

保管どぞ。というか、よろしくお願いします!
SSは皆さんに読んでもらってなんぼです
気に入っていただけたのならこんなに嬉しいことはありません

ではではシン×カガ最終回、投下いたします

毎度のことですが、気に入らない方はスルーよろしくお願いします

612シン×カガ最終回-1:2006/04/07(金) 17:11:06 ID:VvaoyMav
メイリンに指定された場所はよりによって戦災孤児たちの暮らす、いわゆる児童養護施設だった。
スケジュールの合う時間と場所がここしかなかったのだから仕方なかったとはいえ、
子供たちの賑やかな声を遠く聞くにつけシンは戸惑い、
「ここで一体俺にどうしろっていうんだよ」
思わず声に出していた。
そしてふと思う。俺ももっと小さい時に家族を亡くしていたら、こういう所で育ったのかなと。
シンは何気なく塀の中をのぞいてみた。
子供たちが何人か走り回って笑っている。ただそれだけの光景がシンを感傷的にした。
しばらくそうしていたけれど不審者に思われるかも知れないと不意に思いつき、頭を引っ込めようとした瞬間、
「ちゃんと先生の言うこと聞くんだぞ」
カガリが建物から出てきた。
シンの心臓がひとつ大きく跳ねた。
カガリはひとしきり施設の大人たちと言葉を交わした後、子供たちに盛大に見送られて門へ、
つまりシンのほうへと歩を進める。
SPは四人。
シンは臆することなくその姿をカガリの前に晒した。
すると突然のシンの出現にただ目を大きくしたカガリの瞳に、穏やかな光が宿ったものだから、
それをどう理解していいかわからなくてシンは混乱してしまう。
が、シンのその躊躇の隙をねらったかのように、
「カーガーリーっ!」
後ろから小さな男の子が走ってきたので、カガリはすぐに半身翻し膝を折って男の子と目線を合わせた。
「これ!」
男の子は拳に握りしめていた何か小さなものをカガリに差し出す。
「持ってて。そんで、…そんでオレがオーブにいったら返して。約束!」
「…そっか、わかった、大事に預かっておくからな」
「じゃあねー!」
元気良く手を振りながら男の子が走り去るのにカガリも手を振り返し、屋内に吸い込まれるのを
見届けてから貰った何かをハンカチに包んでポケットに入れる。
そしてそれからゆっくりと立ち上がり、
「シン…」
凛とした姿勢でシンに向き直り、SPを払った。
どこまでも穏やかな表情のカガリの真意をやっぱりシンは読みとれない。
諦めたのかだろうか、それとも吹っ切ったか?
まるである日急に大人びた同級生を目の当たりにした時みたいにどぎまぎし、カガリにどう接していいか
すっかりわからなくなってしまって、だから慌ててカガリの中に自分を探した。
自分を憎んでいるカガリか、自分に怯んでいるカガリか、もしくは自分を疎んじているカガリか…
そのどれかが、どれでもいい、カガリの中に存在しないか探した。
そして、探り切れなくて苛立つ。
結局、
「あっ…」
シンはカガリの腕を強く引いて歩き出した。それから、もう傾く太陽のせいでつながる影を
長く伸ばす二人は隣りの敷地の多分施設の物置きだろう、小さな小屋に勝手に入り込んだ。
613シン×カガ最終回-2:2006/04/07(金) 17:13:22 ID:VvaoyMav
中には遊具や雑多な用具が置かれていて、湿った匂いがした。
その匂いがほの暗い秘め事を思わせて淫靡な昂まりを呼び起こしたかどうかは分からないが、
とにかくそれしか接し方を知らないという風にシンはカガリを抱きしめた。
そうしなければ多分胸が破れるという風に。
まただ、とシンの匂いを嗅いでカガリは思う。
実はカガリの穏やかな表情はカガリの覚悟の表れだった。アスランにも言ったとおり自分の
罪の具現者としてのシンをオーブの戒めとして受け入れようと、そう思ってのこと。
だがこうしてシンに抱きしめられると、そんな覚悟とはまた違う、わけのわからない感情に自分が
浸食されていく不可思議をカガリは感じずにはいられない。
いつもシンは両極端な感情を私にぶつけて私を惑わせる、と。
けれど、そんなカガリの躊躇いをよそに、シンは低く訊いた。
「アスランと会ったのか?」
抱きしめられているので振動が伝わり、その声はカガリの胸を直接震わせた。
予想していた質問でもあったのだろう、カガリは正直に答える。
「…会った」
「会って、…したのかよ」
「…し…た」
がば、とカガリから体を離したシンに、ぶたれる!と身を竦めたカガリが、けれど何も起こらないので
恐る恐るのぞき込んだシンの瞳は文字通り赤く燃えていて、カガリは無意識に息を呑んだ。
シンは何も言わずにカガリの服に手をかける。
そしてゆっくりと、幼い子供の着替えを手伝うように脱がせていく。
布がやわらかく肌を滑るたびに、カガリはぞくりとして体を固くした。それは嵐の前の静けさのような
柔らかな感触で、だから今やブラジャーとパンティだけに剥かれたカガリが小さく震えているのは
寒いから、ではない。
案の定と言うべきか、シンはポケットからワンハンド式のナイフを取り出し、かちゃり、と
ブレードを出すとロックした。
「それで愛を確かめ合ったお二人は、この俺のことどうするつもりだ?」
冷たいブレードがひたとカガリの鎖骨に当てられる。
「…!」
「二人で仲良くオーブに逃げ帰るのかよ」
「も…もうアスランとは会わない…」
「適当なこと言うな!」
キラリと翻ったブレードはカガリのブラジャーの真ん中を切断し、カガリの乳房がこぼれるように
露わになった。
「ならなんでアスランがオーブに帰るとか、カガリは俺が守るとか抜かしてんだよ!」
「…え…?」
あの至福の時を台無しにしたくなくて、伝えるべきことを後回しにしたのがあだになってしまったことに、
カガリは胸を痛めた。
アスランが再び私の手をとってくれるつもりだったなんて、私を守るだなんて、オーブへ帰るだなんて、
そんな…それなのに私は…。
けれどアスランに思いを馳せる間すらシンはカガリに与えない。
614シン×カガ最終回-3:2006/04/07(金) 17:21:06 ID:VvaoyMav
「二人で俺のこと嗤いながら、何回やった?」
シンは切っ先でカガリのブラジャーのストラップを落とす。右、それから左。ブラジャーは
小さな音を立てて足元に落ちた。
ふとこの間の擦り傷をカガリの肩に見つけて、シンはまた甘い衝動に襲われる。
俺のつけた傷がまだ癒えていない、ちゃんと残っている、もっと残したい、もっと!と。
そして刃はカガリの肌に背を当てて、その白い体を辿り始める。
胸の谷間から乳房へ、そしてそれを下から少し持ち上げてから乳首の周りで円を描き、
「ん…っ」
乳首を弾く。
それからシンは刃を寝かせ、乳首にぴたりと当てる。冷たい刃が桜色の突起をくりくりと
押し回すようにして潰すので
「シ…ン…、ちが…う…」
緊張と快感が交互に訪れ、カガリは舌がもつれる。
やがて刃はシンの視線とともに肋骨を通り、臍を過ぎ、なだらかに盛り上がる部分へと辿り着いた。
シンは布の上からカガリの割れ目にナイフの背を挟み、
「あ…っ」
小さく左右に動かした。
布を隔てていても、ナイフを通してでも、蕾の確かな感触がシンに伝わる。
静かに蠢動する刃はカガリの体の変化を観察するための実験のようで、
自分が実験体になっているという感覚に、カガリは中心がじゅんと潤むのを感じた。
シンはそれを刃の曇りで確認すると、ようやく下着とカガリのわずかな隙間に刃を滑り込ませた。
ひやりとして、思わずカガリの体が小さく跳ねる。
刃が止まったのは一瞬で、言葉を発しないままのシンは、無慈悲に光る瞳でカガリの瞳を捉えると、
瞳を重ねたままで
「!」
そのままひと思いに下着を切り裂いた。
それでもわざと素っ気なく視線を外してからカガリの足元にしゃがみ、漏れ射す夕日を受けてオレンジ色に
光るカガリの陰毛に鼻がつく程、シンは顔を寄せた。
何も言わないシンの、ただその微かな息が恥丘にかかり、カガリは恥ずかしさで一層潤んでしまう。
シンが刃で裂け目を分ける。刃の背が今度はダイレクトに蕾に当たる。
「…や…」
カガリは思わずシンの髪に手を伸ばす。
切っ先が淫水で濡れ、光る。
刃の背が執拗にカガリの蕾を左右に弾くので、それは充血して丸く膨らむ。
「…う……」
カガリが呻きとも喘ぎともとれる声を漏らした瞬間、ふとシンは手を止め、前髪の隙間からカガリをまたあの
残酷な目で上目遣いに見た。
そしてやにわに、カガリの足元のコンクリートの割れ目にナイフを突き立てた。
破砕音とその勢いに驚いたカガリの尿道が少し緩み、あろうことか数滴の雫を落とす。
「あ…」
羞恥で気も狂わんばかりのカガリの真っ赤になった顔をシンは、けれど失禁には何も言わず、
ただわずかに唇を上げた。
そして言う。
「跨がれよ」
本当は今すぐにでもカガリを組み敷き、前からでも後からでも突き上げてやりたい、ぐちゃぐちゃに
かき混ぜてやりたい、その白い腕を、足を自分の体に巻き付けて、溶けるほど一つになりたいと
シンは思っていた。
だがそうしない。
自分の中で暴れる自分を抑えつけるのも、また快感か。
615シン×カガ最終回-4:2006/04/07(金) 17:22:45 ID:VvaoyMav
シンの言葉にカガリはさすがに怯んだ。
「早くやれよ、おしっこするみたいにしゃがんでさ、入れてみろって」
それでも動けないカガリの頬をシンは一つ張り飛ばし、
「何度も言わせるな!あんたに拒む権利なんかないんだ、あんた俺に許されたいんだろ!?」
声を荒げる。
カガリは観念したのか、自分の覚悟を思い出したのか、ゆっくり腰を落とした。
自分の秘所に手をあてて、ナイフの位置と距離を測るようにしてゆっくりと。
やがてナイフの柄の先端がカガリの中に納まり、
「…ふ…っうぅ…」
それは徐々に呑み込まれ、やがてごつごつして冷たい感触を膣内に感じてカガリは細い涙を走らせた。
「…も、…もう少し足開いて、入ってるとこ見せろよ」
はち切れんばかりになっている性器が痛すぎて、もう我慢できずにシンが自身を取り出そうとしたその時、
シンの携帯が鳴った。
性器の代わりに携帯を取り出すと表示はメイリン。
「なに」
ぞんざいに出たなら、
「入るから開けて」
メイリンの声と、高いノックの音がほぼ同時に届く。
大騒ぎされるとまずいと咄嗟に思ったシンは、メイリンが何しにここに、という驚きを捨て、慌てて扉を開けた。
すると、カガリが裸体を隠す間もない程素早く室内に入り込んできたメイリンは、カガリを一瞥して目で嗤った。
その様子を見て嗜虐性が点灯したシンも、カガリの動きを
「動くな!」
制する。
「や…いやぁぁ…ぁ」
カガリは両腕を交差させるようにして顔を隠したが、メイリンは両手を膝について体をかがめカガリを見下ろし、
その無様な肢体をなめ回すように見てから
「ふぅん」
と言った。そしてさらに言い募る。
「代表、あの時私に言いましたよね、アスランのこと頼むって。なのに何でちょっかい出してくるんですか?
人にとられると思ったら惜しくなっちゃったとか?」
カガリに言える言葉などなかった。
「…ばかにしないでよ!!」
メイリンは立ち上がりながら吐き捨てる。
「自分はお姉ちゃんからシンを奪って、それでシンとこんなことして、どの面下げてアスランに言い寄ろうってのよ!
汚らしい!あんたみたいな女が――」
堰ききったように雑言を吐き出そうとするメイリンの前で、けれどカガリの力がふうっと抜けるのを
見逃さなかったシンは
「!」
飛び込んでカガリの両脇を抱えて持ち上げた。
616シン×カガ最終回-5:2006/04/07(金) 17:24:30 ID:VvaoyMav
カガリの体から糸を引いてナイフが抜ける。
あのままへたりこんでいたら、膣内を傷つけてしまっていたかも知れないところだった。
「メイリン、もういいだろ」
シンに言われてメイリンはこめかみを盛り上がらせながら、カガリに背を向けた。
そして何か捨て台詞を吐こうとしたかもしれない。けれどそれはシンの腕の中で力なくぐったりとしている
カガリの言葉に遮られた。
「あいつのこと、し…しあわせにしてやって欲し…い」
勢いよく振り返りメイリンは凄まじい形相でカガリを睨んだ。
その眼光に、シンまでもがぞくり、とする。
睨んで、けれどメイリンは、当たり前だとも、傲慢な言い方するなとも、結局何も言わずに靴音高く出ていった。
言うだけ言って気が済んだ、というのではなく、もうこれ以上カガリと同じ空間にいることに耐えられないという
様子ではあった。
ところが、メイリンはもうそこにいないというのに、カガリは続ける。
「私には無理なんだ…!結婚を決めた時に、もう本当はわかってたんだ!…もうどうにもならないって、
…わかってたんだ!」
シンの腕の中でカガリはみるみる体温を上げた。
「私は…私はアスランを好きになっちゃいけなかった……!!」
メイリンに、シンに、そして何よりカガリ自身へ聞かせる言葉は、同時に誰に聞かせるでもない言葉。
カガリは両手をつき、それらを吐き出す。
「…何もかも捨ててアスランの元に…行きたかった!アスランに笑いかけてもらいたかった!
アスランに抱きしめてもらいたかった!体が二つあればと何度も思った!…でも…でもオーブを捨てるわけには
いかないじゃないか!そんなことできない、できっこない…!!だから…最後にしようとアスランと…、
…ア…アスランに……!」
吐き出して、吐き出して、
「…思い出…が……、思い出が欲しかったんだ…!!」
吐き出した。それはまるで内臓までをも吐き出さんばかりの勢いで。
コンクリートには小さな音を立てて落ちた涙が、次々に染みを作る。
「…好きになんてならなきゃよかった…好きな人をしあわせにすることも…好きな人としあわせになることも
できない…私は…一人だ…」
「もういい…!…もういいよ!!」
シンは耐えきれずにカガリの燃えるような想いをカガリごと抱きしめた。なぜだろう、その想いに一緒に
灼かれてもいいとさえ思った。
「シン…私に罰を与え続けてくれ、身の程も知らずに人を好きになって、オーブを捨てることができればとまで
思ってしまった私に罰を…」
そう言ってシンと瞳を重ねたカガリの孤独が、切なくて、愛しくて、憎くて、シンの胸の中で何かが暴れ出す。
ここから出せと言わんばかりに暴れるそれに呼応して、シンはカガリの頬を殴った。
泣きながら、何発も。
まるで体中の血液が、いや液体という液体が全て沸騰して逆流したかのような感覚に、二人ともが飲まれた。
シンは自分でも触ったことのないほどの硬度で勃起した自身を取り出し、少し渇いたカガリに後ろから突き立てた。
カガリの背中が反る。
後ろから腕を回し、カガリの胸に爪を立てて破るように左右に引いた。
「…あぁ…っ…う…」
爪にカガリの皮膚と血が入り込む。
シンは乱暴に突き上げた。壊れてもいい、いや、壊したくない、相反する衝動でなされるピストン運動で、
やがてカガリの秘所は堪えきれずに泣き出したように濡れ始める。
「…シ…ン、…痛くして…もっと、痛…くし…て…っ」
「こ…こんなに濡れてたら…痛くなんて…できないだろう」
「ぃ…やぁぁぁぁぁ…!」
顎を上げて吼えるように叫んだカガリは首を回してシンの腕を噛んだ。
617シン×カガ最終回-6:2006/04/07(金) 17:25:51 ID:VvaoyMav
「いっ…」
シンはカガリの金色の髪を引っ張って引き剥がす。
それからカガリを仰向けさせ、足首を掴み、そのまま頭のほうへと持ち上げてカガリの体を二つに折った。
露わになったのは、勢いよく出入りする血管の浮き出た赤黒いシン自身とそれをぬらぬらと光りながら咥え込む
カガリの秘所。
泥をかき混ぜるような淫靡な音が溢れる。
「あ…あ…ん……あぁ……ん…もっと、…もっとぉぉぉ…」
カガリの膣は挑むように締め付け、厚い花びらはシンに吸い付く。
その白い胸にはさっきシンのつけた放射状の爪跡が、途切れとぎれに幾筋も伸びている。シンはそれに唇を寄せて
吸ってみた。
血の味がした。
カガリ…、シンは心の中で初めてカガリをそう呼んでみる。
それだけで熱いものが体中に広がった。
「シン…、私を…ゆ、許さな……い…で、ずっ…と、許さない…で……」
シンはそのカガリの願いを、私をずっと愛してくれ、と受け取る。そして、
「許さない、俺は…あんたを、…一生許さない…!」
一生愛す、の意味で返す。
「は…あ…は…っはぁ、あ…ん……あ…も…うだ…め……」
「いくな、まだいくな」
シンはカガリの足を今度は自分の体に巻き付けさせた。交差した足首の小さな踝を腰に感じる。
「…俺が…いいって言うまで…いくな…」
カガリはまたしても、今度はシンの肩に噛みつく。その頭を片手で抱き留めると、カガリの中が嬉しそうに締まった。
シンの先端がカガリの内壁を存分に擦り、恥骨が花芯を刺激する。
「あ…もう、だめ…っ、だめ…いかせて…あっ…あ…お願い…っ…」
「だめ…だ」
シンが涎を垂らさんばかりに開いたカガリの口に指を入れると、その三本の指をカガリはやっぱりぎりりと噛み、
「…あぁぁ…っ、だ…め…、だめ、…あ…あ…だ…め、…や、やぁぁぁぁぁあ…っ!!」
ついには両手をシンの胸に当ててシンの体を押し返すように突っ張らせ、達した。
シンの許しがまだなのに達した。
大きく脈打つカガリの中で、けれどシンは眉間に皺を刻んで射精を我慢すると、何とかそこから脱する。
そして、また一つカガリの頬を張る。
「いっていいって言ってないだろ!」
「…ご、ごめ…んな…さい…」
息も絶え絶えのカガリが、本当はむしゃぶりつきたいぐらい可愛い。
シンはカガリの淫水で濡れそぼったシン自身を
「咥えろ」
その唇に当てる。
カガリは体を起こして、大人しく言うとおりにした。
唾液で溢れる熱いカガリの口腔でその舌は未知の生き物みたいに蠢き、シンの性器の上を下をそして先を
這いずりまわり、存分にシンの脊髄に刺激を送る。
思わずシンはカガリの頭を押さえつけた。
「…う…ぐぅ…」
カガリの呻き声が股間で聞こえることがシンを恍惚とさせる。手を弛めると、カガリは頭を振りだした。
「い…いぞ、噛むなよ…そう、いい……いくぞ……いく…っ!」
シンはカガリの口の中に思い切り精を放つ。何回脈動しただろう、腰から下の力が気持ちよく抜けていった。
618シン×カガ最終回-7:2006/04/07(金) 17:27:27 ID:VvaoyMav
「まだ飲み込むな」
言われて頬をふくらめたままのカガリが濡れた瞳をシンに返す。
唇の端っこから僅かに白濁を垂らすカガリの顔を両手で挟んで指に髪を絡め、シンはしみじみとながめた。
うるうると潤む金色、涙で濡れた長い睫毛、汗で貼りついた髪、紅潮した頬、ふっくらとした唇…
「よし、飲め」
犬に命令するようにシンが言うと、果たしてカガリがごくり、と喉を鳴らしてシンの精液を飲み下すので、
やはり犬にするようにシンはカガリの頭をくしゃくしゃと撫でた。
俺は、カガリを、オーブを手に入れた。
シンの中に泣きたくなるほどの充実感が広がる。いや、実際に目が潤んだかもしれない。
ふと、カガリがシンの額の傷に指を伸ばす。昨日携帯が当たった傷だ。
シンはまるで子供みたいだ、とカガリは思った。
激情を憚ることなく露わにし、暴力をふるってもそれを後悔するだけの正しさを持ち、でもその矛盾した自分に
苛立つシンの姿は、ねだったものを与えられずに親を叩き、ごめんなさいと泣きじゃくり、駄々をこねる
子供のそれだ、と。
その真っ直ぐな気質が、カガリを安堵させた。私はこれでもう道を過つことはないに違いない、カガリはそう思う。
「今度はちゃんといいって言うまでいくなよ」
シンは優しくカガリの手を引っ張って、既に復活している自身の上に導く。
そして地面に背中をつけ、カガリの腰がゆっくりゆっくり沈み、自分の性器がその中に埋もれていくさまを見届けた。
カガリの蜜が、シンの性器を伝って陰毛に沁みた。
「ナイフよりいいだろ?」
わずかに睫毛を伏せ、身を捩らせたのがカガリの答え。
それからシンの胸に両手をついて、カガリは抜き挿しを始める。
乳房が揺れるのを留めるようにシンがぎゅうと爪を立て、指の跡がつくほど握ってやれば、眉根をしかめるカガリの
中が締まった。
そして今度はシンがカガリの指を口に含み、ぎりと噛んでもやっぱりカガリの中は嬉しそうに締まり涎を垂らす。
やがて再び昇り始めたカガリは、恥骨をこすり合わせるような腰の振り方になった。
619シン×カガ最終回-8:2006/04/07(金) 17:28:26 ID:VvaoyMav
「…あ…はぁ、はぁ…は…ん、ああ…ん、んっ…ん……あ、当た…って…気持ちい…い…」
「何が?」
「…シ…シンの……」
それでもまだ言いにくそうに恥じらうカガリの頭を乱暴に寄せて、自分の精液の味がしようが構わない、
シンはカガリに口づけた。
「飲ませろ」
「…え…」
「唾、…俺に」
カガリはくちゅ、と少し唾液を貯めてから、細くそれをシンの口に垂らす。
シンはしっかり受け止めてその甘露な唾液を味わった。と、カガリが小さく
「あ」
洩らす。
「何?」
「いま…シンのが、…固くなった…か…ら」
シンはたまらなくなってカガリを引き寄せて胸を合わせる。肩口に噛みつき、歯形を残し、吸って、赤い痣を残す。
いくつも、いくつも残す。
「…い…いっちゃいそ…う、ああ…ん…、あ…ぁんっ…」
「いっても、いいですか…だろ…」
「……いっ…ても、あ…はぁ…あぁ…い…い…です…か……あ…ふ…ぅ……」
「いいよ、…いって…いいよ」
そうだ、踊れ、俺の上で。シンはカガリの乱れる姿を下から堪能する。
「あ…んっ、ああ、噛んで、お願い、噛んで、噛んでぇぇぇぇ…!」
早口で懇願するカガリの、けれどもう体は反りはじめているし、両手はシンと握り合っているのでその体のどこも
噛むことなど叶わない。
「我慢しろ」
「やっ、いやぁぁぁぁぁっ、ああああぁぁ……!!」
「…いく…のか?」
結局ほんの少しだけ恨めしそうな瞳をよぎらせたカガリが、そのまま体を硬直させたかと思うと、膣内を激しく
痙攣させたので
「お、俺も………う…っ……」
シンも共にいった。
果てたカガリが脱力した熱い体をシンに投げ出す。
二人の弾む息と肢体がぴたりと重なった。
すっかり日は暮れていた。
620シン×カガ最終回-9:2006/04/07(金) 17:29:42 ID:VvaoyMav
どのぐらいそうしていたか、やおらカガリがまだ鎮まりきらない息の下で話し出す。
シンに預けたままのカガリの体は、さっきまで夕日を招き入れていた窓と同じ窓から漏れ射す街灯を受けてぼんやりと、
それは多分情事の後ということも手伝ってやけに艶っぽく浮かんでいる。
「人間の…感情の中で、一番長続きするのは、…憎しみだって…」
吐息と共に耳元に届くカガリの声が、シンを落ち着かせる。
「…さっきのあの子、オーブで両親を亡くしたんだ、…あの子も、事情を知る年になったらいずれ私を、
…シンと同じように私を憎むようになる…きっと」
シンは瞳を閉じてカガリの話にじっと聞き入った。
「でも、…でも、もしも、憎しみが消えることがあるのなら、…その先に何があるのか、…何かがあるのか…
私は知りたいとも思う」
合わせた胸でカガリの鼓動がシンの胸を小さく打っている。
シンはそれを快く感じながら、瞳を閉じたまま心の中でゆっくり呟く。
ばかだな、あんたは、ほんとに、と。
それならもうとっくに答えなんか出てる、俺の中にあるのに。
けれどカガリが今欲しているのは、カガリ自身が一番長続きすると信じる憎しみという感情だというのだから
皮肉な話だ。
だがそれならば俺はその孤独を埋めてやろう、埋めてやれる、とシンは思う。
カガリが望むのなら、憎むふりなどいくらでもしてやろうと。
でも本当はそれが俺の愛なんだけどな、とも考えてシンは少し愉快な気持ちになった。
「さっきの子に貰ったの、何?」
カガリは体を起こして、上着のポケットから受け取ったものを取り出した。
それはいびつな形をした、でもつやつやと光る金属のようなもの。
「多分、砲撃で溶けたんだと思う。…親が死んだ場所で拾ったんだって…」
シンはそれを奪って、
「俺が預かっとく」
拳に握る。
「大事に、預かっとくよ」
それは、また会うための約束。
ふとカガリの瞳が緩んだように見えたものだから、今度再会したときにはこいつは俺を見て微笑みを
浮かべてくれるかも知れない、とシンは思って、じわりと温かい気持ちになった。
同時にカガリの笑った顔を見たことがないことに気づく。
俺の中にある答えを、教えてやるのはまだまだ先だ、先だけど、でも、もしかしたらその時は笑ってくれるかな。
シンはカガリの頬に手を当てて、親指でその瞼をやさしく撫でる。
その指先から全身に熱が伝わったのか、カガリはシンにつけられた無数の傷が、とくん、とくん、
と疼くのを感じた。
621シン×カガ最終回-10:2006/04/07(金) 17:31:31 ID:VvaoyMav
「アスランさん、これ、シンから渡されたんですけど…」
メイリンとの話はもうすっかりついたとばかりに、清々しさすら感じながらオーブ行きの荷物をまとめていた
アスランに、そのメイリンから手渡されたのは小型のチップだ。そして、
「シンから?」
訝りながらも、もしかしたらこれはカガリの猥褻画像のコピーで、ソースは消去したというシンからの
メッセージかも知れない、とアスランが楽観的に考えたのもカガリとのあの情交があってこそだ。
けれど、再生してもそこに画像はなく、
『アスランと会ったのか?』
『会った』
録音されているのはシンと、そしてカガリの会話だった。
アスランは全身の細胞が収縮したような錯覚に陥る。
実はシンから渡されたなどというのはまったくの嘘で、それはメイリンが自分で最初から最後まで
盗聴したもの。
コピーは既に姉であるルナマリアにも渡してある。もう聞いたかどうかはわからないが。
そうすれば、ルナマリアはもう二度とシンとよりを戻そうなどと思わないだろうし、
シンがカガリに執着してくれさえすれば、アスランだってカガリを諦めるに違いない、そうメイリンは
計算したのだ。
けれどアスランの意識に、横で自分を見つめるメイリンの姿は既になく、そんな事情など知る由もない。
そして間もなく、
『早くやれよ、おしっこするみたいにしゃがんでさ、入れてみろって』
アスランは血が凍りつくような感覚に襲われ、目の前から光を失う。
茫漠たる闇の中で、しかし耳からは延々と卑猥な物音と、男女の会話が流れ込む。
ところどころ音声が消えているのは、メイリンが自分の声だけを消去したせいなのだが、そんなことにも
気づくどころではない。
気づかずに聞き入り、極めて自然な反応だと言っていい、その淫靡で生々しい音声に性器を硬くした。
そしてそのまま立ち尽くす。
ただ、音、声、音が脳内に充満する。
やがて、カガリの泣き喚く声が、
『…私は、…私はアスランを好きになっちゃいけなかった!
…何もかも捨ててアスランの元に…行きたかった!――アスランに抱きしめてもらいたかった!
体が二つあればと何度も思った!』
雷鳴のように響いてアスランの意識を裂き、
『…でも…でもオーブを捨てるわけにはいかないじゃないか!――だから…最後にしようとアスランと…、
…ア…アスランに……!思い出…が……、思い出が欲しかったんだ…!!』
――その瞬間にアスランは壊れた。
何もかもがアスランから跡形もなく消え失せた。
希望も、理性も、ほんとうに何もかも。
ひょっとしたらアスラン自身も。
「う……ぁあ…――…うぁぁぁぁぁぁぁああ…ぁぁ!!」
アスランはくずおれて、泣き叫ぶ。喉が裂けんばかりに。
そう、あの血を吐くようなカガリの独白を消さなかったのは、メイリンのせめてもの情け、カガリへの情けだ。
それが功を奏して愛しい男は目の前で砕け、小さくて、弱々しい、守るべき存在として蹲っている。
メイリンはその極上のシチュエーションに酔いしれた。
「アスランさん…」
メイリンは微笑みながら膝をつき、柔らかな声音で語りかける。そして、
「大丈夫ですよ、私がついてますから」
気がふれたように慟哭し続けるアスランを
「…大丈夫です…」
ただ優しく抱きしめた。




622名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:35:37 ID:VvaoyMav
いやー、長々とおつき合いいただいた皆さん、
ほんとうにありがとうございました

またなにか書かせていただくこともあると思いますが
その時はどうぞよろしく

あ、>>587さんの質問ですが、はい、>>590さんの説明で正解です
>>590さんありがとうございました!

ではでは
623名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 17:53:13 ID:gSC5AGF+
>>622

ノシ。
それと乙。
624虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/07(金) 17:54:38 ID:cGAtu06i
>>611様、ありがとうございます!!21管理人です。
早速編集させていただき、完成したらお知らせしますので
修整・削除依頼がございましたら何なりと申し付けてください。

まだ最終回は読破していないのですが、まずはお礼を言わせていただこうと
レスさせていただきました。
では、まずはファンとして作品読ませていただきますね!
625名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:14:28 ID:OYqi6coi
>622
乙でした。
黒メイリンテラコワスw
626名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:19:19 ID:cGAtu06i
>>622
一読者として。
・・・・・GJ!でした。人の心って切ないなー
好きなのにうまく感情が表せない・疎通ができないもどかしさや哀しさが
すごく伝わってきました。
エロシーンも充分萌えですが、もうほとんどプロじゃないかと思える表現の巧みさ。
長期連載お疲れ様です!次回作も期待してます!
627名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 18:48:58 ID:XRn4z1TK
カガリの慟哭のあたりで、思わず涙目になったよ。
シンとの関係も説得力があって、もう唸るしかない。
エロい上に、すごい。百万回ぐらいGJと言いたい。
628名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 19:23:17 ID:Qd6REzf8
メイリンこえー 読んだ事ないがレディコミに出て来そう
629名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 19:56:04 ID:FUFLOF9B
これは今まで読んだ種パロSSの中で最高の出来だと思う...
凄すぎる
630名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:06:05 ID:Qhljd0bR
凸とことん立場ねーなw でも前向きに考えれば
このメイリンに守って貰えればこの先何も怖いモンはないかも知れん
631名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:22:46 ID:wLTMVWZ4
そこでルナの逆襲ですよ
昼ドラも真っ青の姉妹確執
632名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:27:38 ID:t+t7fjBT
>>622
気分よく読めました(それもどうか?w)
ありがとう、SS書きさんv
633名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 20:32:06 ID:afCGjZq9
虹パロ21をオリキャラにしてエロSS書きたくなっちゃった
634名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:00:39 ID:Ob0ptk5t
職人様、ハゲシク乙カレー&GJです!!
キャラ同士の心の駆け引きがとても絶妙に描かれていて、何度も
読み返してしまいました。
それにしても、今まで色々なSS読んだんですが、個人的には
凸が精神崩壊するラストはなんだか凄く新鮮でした。
635名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:58:03 ID:KEuGNIww
メイリンこえええええええええええええ
しかし気が狂って前後不覚になったような(イコール自分のことを見てくれない)
アスランでもいいのか、メイリン!?
やっぱこええええええええええ

なにはともあれGJでした!
ものすごいドラマを見た気分です。
636名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 22:44:55 ID:wwZhx73r
>>622
GJ! 非常に素晴らしい作品でした。
また構成やネタを思いついたら是非、投下して下さい
637虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. :2006/04/07(金) 23:32:50 ID:cGAtu06i
遅くなりましたが、仮設で保管を行いました。
何かご要望や修整のご希望があればお知らせください。
作家様、ありがとうございました。
ttp://comicnovel.run.buttobi.net/ 
SSへの直リンク
ttp://comicnovel.run.buttobi.net/tane/gum00.html
638名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:30:02 ID:1yJMRG1M
さっきは上手く思いつかなかったが昼ドラのようだ
アスランはこれから半分植物人間か・・・
639名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:40:09 ID:GJsLexkG
ここからキラさんの逆襲ですよw
職人さん乙かれーさま
640名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 00:49:34 ID:horEaqVf
GJです、素晴らしいっす。短期間でよくぞこれだけ書ききって下さった。

>>639
おねえちゃん大好き野郎のキラが、この人間関係に割り込みかけて
きたらあまりに怖すぎるー。
それとも、「カガリが決めたことなら別に」とかあっさり言うのか。

641名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 03:27:10 ID:KA6j3qJF
>>633
なりきり板か虹パロ21のスレで勝手にやってくれ
書けるもんならな
せっかくいいSS読んで気分いいのにゴミレスは目障りだ
642名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 03:30:10 ID:yyodmIyj
全ての関係を破壊して創造しなおすキラ神の降臨をみたい
643名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 04:43:06 ID:MyqQ1HDK
>>622
乙&激しくGJ
おもしろかった
よく出来てるなあ
644名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:08:26 ID:1A3di71a
>>622
大長編ご苦労様でした!
最初から最後まで凄く楽しかったです
GJ!!って何度言っても足らない

シンの歪んでいるようで真っ直ぐな愛に
いつしか染まっているカガリな感じでしょうか

それにしてもメイリンは当て馬かと思いきや
テラコワス!!!この彼女は丑三つ時に
わら人形を五寸釘で打ち付けてそうだw
645名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 06:11:40 ID:pYXMW/hP
そういえばキラとラクスがまったく絡んでないな…
ほぼ運命キャラでここまで書けるもんなんだな
職人さん乙でした!
646名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 12:26:52 ID:Bjjz9tc+
 巣が潰れたと思ったら今度はここでやってんのか
 いいかげん俺とバカゴリラを絡ますのはやめろ

        .(( キモインダヨ! 
 ―=≡ 〃´   `ヽ     \从从/// 
 ―=≡ i .( (( ))ノ      ,, "⌒` 、  ぐちゃっ!
―=≡三 W#`Д´)つ''""  ルハノルノル  ´"''::;:,  
 ―=≡三 ヽ     ̄ ̄⌒)>◇;゚;ノリ,,::;:,
 ―=≡三 /  / ̄ ̄´"'''⊂;;;#':*,'´ノ ::;;;;::'''"´
 ―=≡三 \__); ///(_ ,、 `^)^) \\\

647名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 18:26:17 ID:1yJMRG1M
確かに俺も好みではないが彗星の叩きをここにまで持ってくるな
648名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 22:03:21 ID:kpSUUeAn
気に入らなかったらスルーすればいい
どうせ妄想なんだしほっときゃ消えるから
649名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 22:50:33 ID:wV5b2WD4
>>622
おつかれさまでした。
連載物、ドキドキハラハラしながら読みました。
元々シンカガが大好きだったのですが、氏の小説を読んでより一層気になるカップルになりました。
それと、一話から2話で文章がかなり上達されていてびっくりしました。(なんか偉そうな事いってすみません)
多分、何度も推考して愛情をかけてかかれたのではなかいかな?と思いました。人物の行動や心理描写が自然に理解できて、エロ以外でもドキドキしました。
またいつか氏のシンカガが読めたら幸せです。
650名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:44:27 ID:3UBO+uSN
別にメイリンタンハァハァではないが
メイリンにここまで少女漫画なヒール役をさせるのはいかがなものかと

賞賛のみ受付可な今の雰囲気では言いにくいが
たどだとしかった文章が飛躍的に読みやすくなったので今後に期待
651名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:44:32 ID:kKU2ArtW
>>649                   
              , "⌒` 、
         ν⌒ ルハノルノノ
        ⊂_:#:ルリ#:;)◇`#ル

           ,n
       ((_   uE)
     〃´   `ヽ.| |     
     i .( (( ))ノ | |   おーい冗談はやめろよ
     W ´Д`ノ / /  こんなクソゴリラと絡まされる 
    /      ノ     オレの身にもなれよバカ
   / /\   / ̄\
 _| ̄ ̄ \ /  ヽ \_
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
  ||\            \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
  ||  ||              ||
                           
652名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:17:20 ID:1vr+de+g
以前もあったようだがカガリ安置って過激だな 虐待AAイクナイ
653名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:32:45 ID:pOct+Zq1
カガリに限らず今のシャア板は女キャラ虐殺AAまみれ
腐れ女しね
654名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 11:20:51 ID:D99FT6Q8
虐待貼るのはいじめられっこの男の子だそ
655名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 13:20:44 ID:sh7x8r/R
とっても過激なSSでしたからねぇ
シンルナ・アスカガ好き視点だと嫌悪感満点でしょうから、
多少は荒れてしまうのも仕方ないと思う

それだけこのSSが凄かったって事ですな。GJ
656名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 13:56:04 ID:2qgeqTvd
>>655
>シンルナ・アスカガ好き視点だと嫌悪感満点でしょうから、
>多少は荒れてしまうのも仕方ないと思う
それはひょっとして俺のことか。>シンルナ好き
657名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 15:16:33 ID:4aDeicb8
なるほどまたシンルナ厨の病巣か
マンセー意見以外のレスも普通にあって良いが、
以前からシンルナ好きはシンルナ以外のSSには単純に
イラネとかありえないとか、シンルナマダーしか言わなかったからねえ
658名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 15:26:21 ID:ZuuwI0jK
>>622
乙狂おしくGJ
シンカガもアスカガも真ルナもメイアスも
それぞれなんつーかおもすれーし萌え

つーかメイリンがこえええええええええええええええええええええ
関わりたくねえエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
659名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 16:56:09 ID:Y9gdPcEy
何をやっても最高最凶なキラ様が出てこなかったから
一番おいしいところ(?)を全部メイリンが攫っていった形になったな…

すごいよ黒メイリン新境地だよ
660名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:09:00 ID:9Bd4NcNr
2ちゃんはカガリエロ厨が多いんじゃないのか?
661名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 05:09:46 ID:Qedrxy3r
>>660
ここはエロパロ板ですが、何か?
662名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 05:18:46 ID:AXwuJ69/
何でそんなにキラ降臨を望んでいる人がいるんだ?

あのメンバーでやるからドロドロしてていいんじゃないか
663名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 07:37:47 ID:7RcUcOJL
キラ厨とキラ腐にキラ抜きなんて高度なものは理解しがたいのです
664名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 10:37:01 ID:Qedrxy3r
>>662
「ちょっww おまww(なんでも有りかよ!?みたいな)」 って思う爽快感(脱力感)を味わいたいんじゃない?

なんにせよ シンカガgjです。
665名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 17:46:29 ID:n3thgzrv
カガリエロ厨が多いんじゃなくて、SEEDでMなのがカガリだけだからだろ
ラクスは(イメージとして)黒いし、ラクツはS。メイも黒い。ルナ&ステは…なんだろう?
666名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:00:46 ID:99x1umx2
カガリだけM、というか与えられた描写の多くがM的描写だったせいな気がスる>カガリM

ルナはSっぽいけどMの時もある
ステラはMだけどそれを上回る天然っぷりで隠されてる
個人的にはそんなイメージ
ついでにラクスとキラはSだけどラクスとキラを比べたら
ラクスの方がS度高いが、実はSM都合よく自由自在に使い分けている
そんな気がする
667名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:12:27 ID:xQ1qQTeM
ステラはMに見せかけたドSだろー
ルナはツンデレに見せかけたデレデレだがM要素はない
668名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:13:56 ID:OO2awuTi
そんなもんどれも職人のさじ加減ひとつだろ
669名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:35:31 ID:5APxeJCM
>>668
各キャラ描きやすい傾向みたいなのはあるとおも
本編ネタの場合は特に
670名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:37:37 ID:OO2awuTi
だからって決めつける理由にはならない
SM議論したいならSSで表現すればいいだけ
671名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 18:58:58 ID:5APxeJCM
誰も決めつけてはいないと思うがまあ議論が続くのはウザイな
もっとも660につられてるだけのようだが
672名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 19:09:21 ID:gFHo6TcK
あーあ
こりゃ職人さんも大変だ
673名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 21:38:15 ID:xJypu3ES
この流れだとキラ出す場合絶対違う風にしたくなるな
674名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:18:40 ID:fHc0e+z6
で、結局のところ、保管庫には全てのSSが入るの? 入らないの?
675名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:42:01 ID:wvLqLbFv
キラじゃなくて女帝降臨てのも面白いかもな
676名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 23:53:51 ID:Kz9ViDbE
>>671
つられてるってそれじゃカガリ厨の巣って半ば認めてることになるだろ
677名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 00:10:38 ID:EG6sHOjh
虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. が自作自演厨だと判明しました。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137226530/447-

このスレ積極的に誘致しようとしてた発言も本人じゃねえのw
678名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 01:24:38 ID:LAoAhyQE
>>676
いや、どう見てもカガリアンチ多いだろ新シャア板は
アンチスレ多いし、直接関係ないスレでもバカにされてるし
679名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 01:41:53 ID:u2Bvq1hy
あそこはもう腐とカプ厨しかおらん
680名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 03:19:36 ID:Fn/m10TM
まあまあ
そんな議論する暇あったら適当に得ろSSでも作って抜こうよ
681名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 06:08:23 ID:h2zKg0a0
なんにせよ 良いSSが投下されると嬉しくなるものですね。
漏れにはシンカガはツボでした、
682名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 08:17:21 ID:bAP/3x38
80 名前:名無しさん@ピンキー ◆auAjVFZD.E 投稿日: 2006/04/11(火) 00:17:09
IDが同じ?説明に行きましょうか?
81 名前:21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/11(火) 00:18:34
>>80
いえ、説得力がないし、余計もめるのでいいですよ。
もしかして同じマンションの方だったりしますかね・・・
82 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/11(火) 00:40:39
地域がかなり近いと空いてるIPが割り振られることはありますよ
実際、自分もそれで同一扱いうけたことありますから
83 名前:名無しさん@ピンキー ◆auAjVFZD.E 投稿日: 2006/04/11(火) 00:46:26
なんだか本当にすいません・・・同じプロバじゃアク禁もできませんね
84 名前:虹パロ21 ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/11(火) 00:47:17
いやもう本当にいいですよ^^;;
諦めました
85 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/11(火) 00:50:59
動揺してますね^^;名前が・・・
86 名前:21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/11(火) 00:52:43
ほんとだ・・・専ブラのネームが並んでるから(汗)
いっそお詫びに行かないほうが良かったかも( ;∀;)
87 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/11(火) 00:57:54
気にしない!!物理的にありえないことではないです。マジで。

桑田乃梨子でエロパロhttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1143948870/27
27 名前:虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR. 投稿日:2006/04/06(木) 17:16:11 ID:DcAVUpzg
>>26 様
新作ですね!!お待ちしておりました。
完成したら保管させていただいてよろしいですか?

篠原千絵作品でエロパロhttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074488949/837
837 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/04/06(木) 03:38:06 ID:DcAVUpzg
>>836
せっかくだけど無駄だと思いますよ
>826の作家さんもなんだか引いちゃって続きが来る気配ないし、
うちはエロパロ保管庫さんがSS保管してますから
683名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 08:18:16 ID:bAP/3x38
虹パロ21☆ ◆4ndMMyPCR、自分は当初から胡散臭いと思って警戒してたが(そうレスしてた)やっぱりな。
684名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 10:31:15 ID:nUuC74nS
川原泉作品をエロくしろ!4
481 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/04/11(火) 04:19:47 ID:Aw1bYJhX
>>439 
>種のスレでは先に運営方針とか住人が確認して作家さんがOK出してるよ 

ちょっと待て。種住人ですが、まだ議論の最中といいますか 
保管庫の話は荒れる元になってしまい、なるべく話さないようにしています 
大体今回保管依頼した職人さんは、新規の方で 
さっそく虹パロへ厨職人が誤字脱字訂正依頼してるし 
せっかく保管してもらうならもっと文章見直せよ 
685名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 10:46:29 ID:a3BqDXw1
向こうの種スレでのマンセーぶりが胡散臭い
686名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 12:46:35 ID:j1uP9ctJ
ああ、はい、はい、すみません
誤字脱字も気づかないのは実力のうちだととくと心得ております
修正以前に保管が先だったので、後先になりました

こちらは、好きなように書いて好きなように読んでいただければ
それだけでいいんですがね
マンセーでもイラネでも、スルーでも
687名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 12:50:27 ID:7mcgTWjg
作家さんは悪くないと思うよ
変なところに保存頼んじゃったなとは思ったけど
それだけで叩かれるのは気の毒なような。
>>684

気持ちはわかるけど、もちついてください。荒れるから
>>686
688名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 13:42:24 ID:Uat2/iem
>>683
胡散臭いと言えば、あの掲示板住人の管理人マンセーだな。
サイト開設からたった一週間であそこまで信者を得られるものだろうか。
自身がSSを書いててそのファンが付くってことならまだ判らんでもないが。
まだ保管庫としての実績も無いうちから、大してレス数も無いうちから、あそこまで熱烈な信者っぷりは。

自作自演がばれた後も変わらず、むしろより激しい盲信ぶり、
深夜にもかかわらず何人もが擁護に現れ、疑問の声を上げる者は皆無。


どう見ても管理人しか居ない掲示板です。


>>686
ちなみに、管理人は自作自演をしてない、
地域とプロバイダが同じなだけ、ただの偶然と信じますか?
689名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 13:48:27 ID:TC8eJD+S
管理人が自作自演じゃ無いと言うのを信じるなら
恐らくリアル知人でまず住人固めてる馴れ合い掲示板じゃないかと

2chが怖くて嫌いならなんで2chにこだわるんだろう
2chが好きでここにいる自分としてはちょっとあの馴れ合いの方がボミョウ
会員制の掲示板つけたりメールで繋がったり
匿名掲示板で馴れ合いが過ぎると叩かれるの2chにいてわからないのは不幸だな
690686:2006/04/11(火) 14:00:59 ID:j1uP9ctJ
>>688
最後に一言だけ

管理人の自作自演云々は確かによくないと思うけど
「保管」してくれるって申し出は素直に嬉しかっただけです
みんなに読んでもらえると嬉しいから

ただ、自分の軽率な行動がここのスレの住人方にも
迷惑をかけたことは申し訳なく思ってます

勉強になったです…

一連のものも読んでくれた人たちは重ねてありがとうございました
ではでは
691まだ続けるみたいだな:2006/04/11(火) 14:25:52 ID:/EYPsh62
56 名前: 21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/11(火) 14:02:34

想定した範囲外の現象が起こってこちらも困惑しています。

一応昼間働いているのにかなりの深夜に投稿するほど元気ではありません、
と弁明しても信じていただけるとは自分でも思えませんが、現実起こった事には驚いています。

各スレでも騒ぎになっているようですが、弁明すればするほど泥沼化しそうですので
あえてこれ以上は言いません。

ご了承くださった作家様方にも、ご迷惑が及んでしまったことは申し訳なく思っています。
削除依頼は随時受け付けますので、各スレかこちらまでご依頼下さい。
疑い出せばきりがないですし、それは自分にも当てはまりますので皆様の判断にお任せします。
ID無しについてはご希望に応じて設定していますし、職人さんの談話室とID非表示がお気に召さない方も
いらっしゃるようですがこちらはそれなりに機能していますので据え置きます。

ID希望の方には新たにIP表示の掲示板を設置しました。
需要はないと思いますが、ご利用下さい。
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/6565/


692名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 14:28:16 ID:Qge/W/Wb
>ID無しについてはご希望に応じて設定していますし

誰かが希望する前からID無しの意思は固かったようだがw
693名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 16:36:56 ID:bAP/3x38
>>689
>管理人が自作自演じゃ無いと言うのを信じるなら
>恐らくリアル知人でまず住人固めてる馴れ合い掲示板じゃないかと




それが        自    作    自    演       だっつーの。
694名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 16:46:55 ID:TC8eJD+S
「自作」ではあるが「自演」では無いだろう
それともお前のものは俺のもののジャイアニズム?
695名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 16:50:10 ID:TC8eJD+S
付け足して行っておくがあくまで「もしそうなら」って仮定の話だし
別に保管庫管理人擁護したいわけでも無いよ。
696名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 16:54:57 ID:a3BqDXw1
つうか、どんな環境ならあれだけ見事に一致するのか教えて欲しいもんだ
697名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:07:15 ID:a3BqDXw1
自分はこれこれの環境だから一致する可能性がありますくらい説明すればいいのにねえ

何も説明せずに信じるのは狂信者か自分の分身だけだろうに
698名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:21:24 ID:bAP/3x38
>>694
ヤフオクで知り合い同士が手を組んで吊り上げ行為をしていたら、同一人物じゃなくても    自 作 自 演   だろ。
実を見ろ、実を。
699名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:31:18 ID:8evVL2MX
うーん、自分もサカ板で一度だけ同IDにかちあったことあるから、
全部嘘ってわけでもない気がするけどなあ。
700名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:34:39 ID:WwkmwvXz
>>699
二度かち合ってるんだけど?
701名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:40:58 ID:8evVL2MX
>>700
二度か。それは多いな、確かに。
しかし、このままこの問題でモメてたら職人さんがまもも逃げ出して
再び過疎化しそう。
こんなスレみつけたから、以降はこっちいってやったらどうだね?

保管庫補完委員会
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117213788/
702名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 17:53:28 ID:TC8eJD+S
>>698
言葉の定義にこだわって何の意味があるのかわからんが、
その場合でも自演ではない。それは共謀と言う。
自演って言うのはその例えなら別ID取って自分で入札する行為でしょ。
703名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 18:02:14 ID:HheZyfGz
>>698
人類は皆兄弟、つーかお前は俺で俺はお前。
と言う発想ならその言い分も分かるが、そうでなければ自演とは言わん。
704名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 18:05:18 ID:TC8eJD+S
>>703
その指摘694で既にしてるw
つかここで続ける話じゃないし続けるなら以降は>>701でしようと提案して去る
705名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 18:37:33 ID:+saUgoSY
Wikiとかで管理すればいいんじゃねと思う
706名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 20:43:21 ID:oVyfpS7r
IDが出る掲示板を別に作ったようだが、
誰も書き込まないのなw
707名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:22:07 ID:CQjFPUZw
>>688
心の底から同意。

何年も保管庫をやっていて、取り巻きが生まれている状態なら分かるけど、
短期間であんなに信者がいるのは嘘臭いと前から思っていた。
それもカリスマタイプならまだしも、行った先々で悶着を起こしている
ような空気の読めない相手に、あそこまでの信者がいるなんて信じがたい。

その上、ここの職人は>>686みたいなレスを書き、桑田スレの職人は
自作自演を指摘するレスに逆ギレして「保守&嫌がらせありがとうです
(中略)むしろここが即死しても自分はいいと思っています」と書く、
揃いも揃ってエキセントリックなタイプ。
管理人との同一IDを指摘された篠原スレの職人も、ささいなレスに逆上
して自スレを煽りまくった前科持ち。
桑田スレの1はルール好きで、サイトに運営方針を長々と書く管理人と似た
タイプの上、これまた逆ギレして恨み辛みを延々と書いている。

ここの職人=桑田スレの職人=桑田スレの1=篠原スレの煽り職人
=管理人?
708名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:41:28 ID:KF8HQB0J
SSを一本収蔵してくれた、感激〜!

誤字の修正を頼んだら直してくれた、感激〜!


おまえらどこの新興宗教だって言いたくなる。
709名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:19:33 ID:XGI7sFAy
誤字の修正に関しては、ただの事務連絡で終われば恥ずかしいやらありがたいやらって感じかな。
しかし職人の誤字修正の申し出にマンセーが付くのはおかしい。
できれば触れて欲しくないところを絶賛する、あの書き込みが本物のファンなら
マジでこのスレ(できれば2ちゃん全て)一生ROMってた方がいいな。
710名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:30:47 ID:8evVL2MX
なんで他スレのことまで引っ張り出して、しかも職人にまで
自演厨扱い? アホか。
そもそもこのスレでは例の保管庫には懐疑的な態度取った人
多かったんだし、もうおなかいっぱい。よそいってやってくれ。
711名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:16:52 ID:LLOxXMHa
>>707
2 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/09(日) 22:47:29

ええええ?あんなに完成度が高いのに修整までなさったんですか!
すごいとしか言いようがない・・・
もう完全にファンです!!もし個人サイトがあるなら拝見したいです。


13 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/10(月) 12:06:02

こんにちは、はじめまして、皆さん読んでくださってありがとうございます!
SEED一連ものの作者です(他の作家さんがまだいらっしゃらないので
トリつけませんけど)

いえいえ、修正は脱字を見つけただけなので…

個人サイトはないんです。そんな大それた……w
ともあれ気に入っていただけると、それだけで励みになります、はい


14 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/04/10(月) 14:31:24

>>13
か、神様が降臨くださった!!すごく良かったです!!
あのような素晴しい作品は、放映だけ見て構想が浮かぶのですか?
それともやはりDVDを何度もご覧になって推敲してるんです?
新鮮な解釈だし心理描写もそれぞれすごくいい!
自分はアスランファンなので、ラストがかわいそうだったけどきっと立ち直ってくれるでしょう
これからも楽しみにしてますね

桑田スレの1はご指摘通り管理人氏だろうが、
>>686氏は別人職人さんで、単に波長が合っていたのだろう。
どうやら自分が書いたSSを保管するのがメインな保管庫だったらしい。
ま、アフェリや同人で稼ぐためでもなんでもなく、善意が先走っただけで
そんな責めるほど重過失ではないし。
とにかく今回の騒動でリンクされた川原泉、倉庫から出して
再度読んでしまった。やっぱ面白いですね。
そして旧保管庫のログが消えていたのでにくちゃんねるで
にやにやしながらSS読ませていただきました。
この点GJ
712名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:26:09 ID:BZCT4GQ5
>>711
>どうやら自分が書いたSSを保管するのがメインな保管庫だったらしい。

初耳だな。
どこの情報だ?
713名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:35:07 ID:LLOxXMHa
714名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:39:55 ID:ZeESuSZl
>>713
いちおう、建前上は、管理人とは別人じゃねえの?
プロバイダと地域が同じなだけの別人。
たまたま、二回もIDが一緒になっただけの別人。
715名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:14:15 ID:Y70T4dcH
>どうやら自分が書いたSSを保管するのがメインな保管庫だったらしい。
これ、自分も思った。
保管庫にある作品の書きぐせが驚くほど似ている。
それも一般的なルールとは違う方向に。

・三点リーダを使わない。
・一作品の中に「・・・」と「・・」が混在している。
・"」”の前に"。”を入れる。
・"」”の後で改行せずに地の文を続ける。
・"」”の後で改行せずに次の"「”が始まることもある。

個人サイトを作っただけでは人が来ないから、
保管庫という名の自作SSサイトにしたんだろうな。
そこまでなら生温かく見守れたが、既存保管庫を
叩く自演をしたから呆れられた訳で。
716名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:23:00 ID:yrnyLpt6


86 名前: 21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/11(火) 00:52:43

ほんとだ・・・専ブラのネームが並んでるから(汗)
いっそお詫びに行かないほうが良かったかも( ;∀;)


専ブラにネームが並んでるねえ、、
つまりは幾つもの名前を使い分けてるって自白してるようなもんだなw
717名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:24:46 ID:LLOxXMHa
>>715
なるほど、細かいところ確かにそうだな。
しかし( ̄b ̄)シーッ あまり指摘すると、癖を直してしまうよ。

現行スレから保管と明言しながら、完成度の高い
>>230-246氏のフラマリュを入れなかった事からアスカガ厨ぽいとオモタ。
718名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:30:55 ID:8li7wy8O
70 名前: 21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/10(月) 19:34:38

ああ・・。確認しました。
お詫びに伺っても信じてはいただけない雰囲気ですね・・。
他での発言は各自の自由ではありますが、スレ同士の諍いを招く事は
皆さんも今後なさらないようにお願いします。
どうしても収まらない場合は申し訳ありませんが、ここは削除します。
ご了承下さい。


かなり被害を与えてるのに、全く削除する気配もありませんなあ。
そのスレも、単なる陰口の場になってるのに何も言わないし。
言行不一致甚だしい。
こんなのに信者が付くんだから不思議不思議。
719名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:43:40 ID:A6nRzadw
SS自体はどんどん読みごたえ出てきて、GJだっただけに、このグダグダっぷりは
残念だとオモ。
なんなんだろね(´・ω・`)
720名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:45:28 ID:Y70T4dcH
書き忘れた。
書きぐせだけに限定すれば、このスレの職人で保管して
もらってる人は別人っぽい。

>>717
大丈夫、他にも癖がいくつもあるからw
721名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 02:02:22 ID:LLOxXMHa
>>720
まだあったかw
「・・・」(全角の中黒3つ)しか気づかなかった

細かいところ気づくあたり>>720氏は職人さんかな
何か投下よろ!
722名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 02:05:03 ID:A6nRzadw
そか。ここの職人さんは別人(っぽい)か。正直すまんかった。
723名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 02:32:11 ID:6tUybCmH
>>717
アスカガ厨視点でこのSS見たらリアルで作者を刺しかねんぞw
724名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 03:01:30 ID:YnoQ+kGw
スレ違いの事をいつまで続けるんだか・・・
もう満腹だしここの職人が気の毒だろ
725名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 07:05:36 ID:vqVZmuUw
>>723
アスカガ厨ならスルー対象でしょ。このSSはw
726名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 10:23:46 ID:PGq2bvVc
もういいよ、SSがおもしろければそれで。
スレ違い、スレ違い。
727名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:30:52 ID:PGq2bvVc
実際SSはよくできてた
へんなところにひっかかったってだけだし傷口広げてやるなよ
728名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:35:16 ID:RuDvfDXl
新興宗教のセミナーにホイホイ付いて行って、案の定洗脳されて戻ってきましたよw
729名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:47:30 ID:PGq2bvVc
あららー、やっちゃった
730名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 14:15:46 ID:9Kf+DBbm
うは、えらそう〜。
何様のつもりなんだあんたらは。
すれ違いだからどっか行けよ。
731名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 15:24:34 ID:mQVvPrye
はいはい、
とっとと向こうの掲示板にお戻り下さい
732名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 16:08:37 ID:WBMs3FUK
どうでもイイ話題。
俺はSSが読みたいだけです。 
職人さんもスレ住人もあまり小さい事(・・・じゃなかったらゴメン)
は気にしない方が良いよ。

大体こういった議論は ココじゃなく虹パロとやらでやるべきなんじゃないの?
733名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 16:10:04 ID:WBMs3FUK
またーりいきましょ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.�.。.:*・゜゚・*またーり
734名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 16:22:53 ID:mQVvPrye
自作自演マスターの管理人のお膝元で、ID無しの環境でかい?
735名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 17:36:21 ID:e7XygrE3
  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__     ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ    |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了    | え−−い、つまらん罵り合いはいいはいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ  <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.  | SSを出せっ!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ| エロSSをっ!! スレ住人めなにをやっておるか!
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/
736名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 18:50:31 ID:AL68FT5Q
>>735
「〜め」呼ばわり
737名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 20:26:42 ID:6jWjBKo3
>>736
それってもしかして煽り?
738名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:40:38 ID:IQySm5I0
アスカガ厨に乗り込まれたみたいだな・・・
739名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:28:30 ID:Al4wzd04
あ〜あ
このスレももう駄目だな
彗星厨ウザ
740名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:30:03 ID:qQ8JOVoV
虹パロ21のサイトは十日と持たずに地毒で死んだな
741名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 00:58:39 ID:z1BCTW/n
あまりにはっちゃけ過ぎた談話室を、自分のイメージを保つ為にスレストしてしまったから、
自作自演で擁護する手段を失ってしまったねw
742名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 01:33:11 ID:NzGb3XoG
南極と保管庫がしっかりしてたら問題は起こらないんだろうけど…
管理側もいろいろ大変なんだろうから仕方ないよな
743名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 02:00:00 ID:/zseuibp
なんなんだこの流れ・・・また特定アンチか
744名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:46:11 ID:r+TfrrCp
>>734
IDありのところ(新たに作ったんだよね??)で議論すれば?


折角SSが投下されて良い流れにもどってきたのに残念。
このスレはルールが多いけれど、ないところの方が仲良くやってるし、こんなに殺伐としてない気がする。(人数が少ないからなのかも知れないけれど)

初期のころのように純粋にSSだけを楽しもうよ(´・ω・`) 
「だけ」ってのが温和にスレを続けるコツだと思う。
745名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 16:53:29 ID:y4l4UyJP
もう終わりにしようって意見もだいぶ出てるのにわざわざ掘り返してレスする人間の言うことじゃない
746名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 17:57:27 ID:lMBtxJ9b
ルールが多いって、当たり前の事項ばっかだろ
余所は種より厨房が少ないだけ
747名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 20:13:43 ID:xDIYAsNg
>>742
お前何様だ?美少女しょうぼうたんに謝れヴォケが
単発IDが一気に増えただろ、繋ぎ直してID変えることを知った
初心者さんがいるらしい証拠だ
初代スレから黒子で保管庫どうしても必要ならやってもいい
言ってた(´・ω・`)な人でさえ沈黙を守っているというのに

投下デキネ-
748名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 20:59:41 ID:EXNqF3fc
>>744
火曜日に作った掲示板、いまだに発言数2件
749名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:02:08 ID:W+z9kuzD
もういっそヲチ板にスレ立てたら?
あれだけの物件だから
ヲチりたい気持ちはわかるけど他の人の邪魔になるし
750名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 01:38:27 ID:gR04xGEJ
なんだか逆に宣伝してやってる気がするんだが、これも釣りか?
751名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:04:11 ID:DaWfCeBC
>>750
宣伝か?
悪名を広めてるだけだと思うが。

ところで、
ホスト部スレに投下されたブツが臭いと思うんだが。
752名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:07:58 ID:GasZwPYj
>>747
同感。しばらくは新シャーに投下するかな
露骨なエロは書けないけどさ…
753名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:33:02 ID:7VcN3Y3M
>>751
>ホスト部スレに投下されたブツが臭いと思うんだが。 
どれどれ?

あの回覧板も自演臭くないか?
バカウンタじゃないのにカウントは増えてる。
754名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 02:51:13 ID:qESkUSme
>>752
せっかく書いたのに出せないとは…。
なんとも惜しい
755名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 10:18:09 ID:ww53Gi81
そのー「シャー」ってのやめろよw
756名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 11:59:59 ID:rwJMwK4I
誰か難民にでもヲチスレ立てないかな
第ニ幕がありそうな予感
757名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 12:08:32 ID:rwJMwK4I
自分でやってみた
キーワードは「染料」
758名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 13:40:09 ID:+EBn+N+u
向こうの掲示板、管理人用の連絡スレを削除したな。
759名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 14:57:48 ID:CiaLaKg+
ここでヲチってる奴の方が何倍もうざいんだが。
職人さんも投下しにくかろう。
760名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 20:25:34 ID:UypeZ5In
>>759
757のスレに移動するみたいだから、この後は大丈夫じゃね?
761名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 20:48:47 ID:E/VgkBmj
どこだ?
762名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 20:51:22 ID:UypeZ5In
難民板。
763名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 21:18:40 ID:U3blFjSc
つうか、ゴミスレの再利用なんてわかりにくいことすんなよ
764名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 21:23:52 ID:kdbQKB+D
>>753
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144378927/55

・・と・・・の併用がそれっぽい。
急に…に変更したのが逆に疑わしい。
765名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 22:05:15 ID:+18eHzfx
>>764
>以前他スレで乙女に引かれたことがあるだけに、書いていいものか迷ってる。
>どこまで過激にしていいんだろう?

などと書いておきながらエロ描写ほとんどなしというのも同じっぽい
SS投下すれば、読み手としては書き手がどんな厨であってもマンセーするから
マンセーレスは入れるが、少しマンセーレスのつき方が早すぎです。

>75 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/14(金) 13:55:42 ID:VEAiofa8
>さあ、ようやく職人さんも来てくれたことですし、保管庫の準備をしませんか?
>といっても、>>20の保管庫に入れて貰おうってことですけどw

>数が少ない内から頼んでおけば、向こうの管理人様も作業が楽でしょうしね。

そしてここ数日のうちに、保管庫ターゲットされたスレにエロなしSSが投下され
直後「せっかく職人(作家)さんが戻ったのに」と嘆くスレが続き
なぜか早急に保管庫への依頼がされるパターン。
766名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 22:56:07 ID:bZeVT2cw
キーワードでヒットしない……
767名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:18:51 ID:wnkTfhX3
ヲチスレが出来たんだし、そっちに行きなよ。
スレ違いな場所で延々と続けてるなんて、管理人のジサクジエンに
見えてしまう。

>>766
まんまでヒットする訳ないじゃん。
768名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:35:46 ID:JhIFDDQf
▲1▼ 管理用連絡スレ(ID表示なし) (Res:1) All First100 Last50 INDEX SubjectList ReLoad ▲1▼

1 名前:21管理人★ ◆4ndMMyPCR. 投稿日: 2006/04/14(金) 21:49:08

*寝ぼけて消してしまいました…。
 過去ログはID有りの方にコピペしました。
*こちらは対応が遅くなりますのでご了承下さい。


何がしたいのやら…
明確に消す意図が無ければ間違えて消すようなもんでもないんだが。


>>767
もっとまともなスレを立ててから言ってくれ。
769名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 23:51:28 ID:NJ2che6F
廃スレ利用ってしちゃいけないことになったような気がするんだけど
難民はIDでないからヲチに立て直したら?
770名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:55:06 ID:t77BncoG
ヲチスレたてるほどネタのある物件か?
逆にここや他スレに厨がなだれ込んで来て
職人降臨どころじゃなくなる気がするが。

ここはスレ違いだから去れ。
いい加減うざい
771名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 00:58:58 ID:3Fa96yNH
>>768
スレ違いなのに何を威張ってんだ?
気に入らないなら自分で立てろよ。
お前のやってることは、スレに迷惑をかけているという
意味で管理人と同レベルだ。
772名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 01:18:08 ID:3Fa96yNH
>>765は控え室スレにも宣伝に行ってら。
さくっとスルーされててワロタw
773名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:11:18 ID:vzfg3KtR
>>767
難民板の事情はよく知らんのだが、立て逃げで放置されたスレを再利用するのって当り前なのか?
普通見つけられんぞ、あんなスレでは。
774名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:36:10 ID:KedSzpte
リサイクルは難民ではよくある
見つけられないようなヲチ初心者に来られたくない、
本人に降臨されたくない、スレが乱立して圧縮が
あったばかりなので新スレ立てるのは憚られる等
理由は様々
キーワードのつけ方から推測するに、最初の二つかな
775名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:44:31 ID:D/7sm6Ep
なんでもいいから、虹ヲチしたいヤツはさっさと出てってくれよー
せっかく職人さんがいい作品投下してくれて、再び盛り上がるかと
期待していたところだったのに、もうさんざん
776名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:47:51 ID:4YOwxrvN
>>775
職人ですが

別にスルーされていてもいいぽ。控え室ではこんな案件は日常ちゃめし事だ。
777名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:56:24 ID:D/7sm6Ep
>>776
スルーとスレ違い話は違うっぽ。
778名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 03:27:07 ID:qYAWGdvp
ヲチスレで言われてる通り、粘着して居座ってんのは管理人本人だろ。
分かってるような振りして初心者丸出しなところ、言う事が矛盾だらけな
ところ、空気の読めなさがデジャブ。
叩いてる方も痛いと思わせたいのか?控え室まで宣伝に行くとはご苦労。
779名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 04:28:04 ID:4YOwxrvN
>>778
>管理人本人

違いますってさっきからいってるだろ
おいらはただの職人っぽ
780名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 07:41:07 ID:/hKn+PF+
つーかどうでもいいがピンクのヲチスレを普通の難民に立てるってどこの馬鹿だ?
彗星厨はエロパロからもPINKBBSからも出てってほしい
781名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 08:03:10 ID:H+Y6skCG
いい加減スレ違いだから
俺はエロが読みたいんだよ
782名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 13:58:35 ID:s1Ym7Pfj
>>774
このスレでヲチってる奴らを追い出したい、誘導したいって思ってるのに隠してどうすんだよ。
本人降臨だって大歓迎だしなw


とりあえず、エロパロの話題なのに場所が2chってのも問題だし、
自作自演王相手にするのにID無しってのも問題だ。
アダルトサイト板辺りに立て直してはどうか?
783名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 14:33:09 ID:+O87Z2fS
それは自分も思った、隔離するんだったらうまく誘導しないと
隠す意味はあんまりないと思うし
784269:2006/04/15(土) 17:28:14 ID:ejiKFIru
こんにちは。久しぶりに小ネタを投下します。

禁断の「俺×ステラ」
かなり俺様オリジナル設定なので興味の無い人はスルー願います。
エロパートは次回に持ち越し。スマン

投下
785269:2006/04/15(土) 17:28:45 ID:ejiKFIru
俺はベッドに横たわる、死人のような顔色をした少女をじっと見下ろしていた。
この少女はファントムペインの強化人間で、俺たちから見れば
どうでもいい、都合の良い道具のような存在だ。
実際、事あるごとにポットで記憶を修正削除したり
必要以上に一般兵は係わり合いを持たないように上官から通達もされている。
しかし俺はコレでも一応ロゴス幹部の一員なので
こんな風に少女の側から人払いも出来たり
新しい機体を裏から手を回しこの少女に真っ先に振り分けるなんてことも出来るのだ。
ぽたっぽたっと点滴が落ちる。
基地に到着してすぐラボの職員らが総出で治療に当たったおかげか
顔色はまだ悪いものの、酸素マスクの下の呼吸はいくらか穏やかなものになってきていた。
俺はまじまじと少女の顔を見つめた。
突然基地から飛び出していき、数日後にネオ・ロアノーク大佐が連れ帰ったときは
既にこの状態だったという。
786269:2006/04/15(土) 17:29:19 ID:ejiKFIru
「・・・・・ネ・・お・・」
少女の唇が微かに動き、大佐を呼ぶ。
俺は少女の手を握り、精一杯優しい声で応えた。
「大佐は今ジブリールに呼ばれてここにはいない。もう大丈夫だ。
ここにはどんな薬も器具も揃っているからすぐに元気になる。」
閉ざされていた目蓋がぎこちなく開き、大きな瞳がゆらゆらと辺りを見回し
それから暫くして俺を見た。
「・・・・・だ・・れ・・?」
覚悟はしていた。
だが、俺はその瞬間、何も言えなかった。
787269:2006/04/15(土) 17:29:51 ID:ejiKFIru
<数ヶ月前>

まだファントムペインの連中がアーモリーワンに・・宇宙に上がる前、俺はステラと会っていた。
強化人間の対人能力の適正を見る、という名目でステラを無理やり抱いたのだ。
どうせすぐに記憶は消すし、唯一の女パイロットということで
そっち方面での接待を受けたというのが正しい。
「いいかい、ステラ。この人の言うことをよく聞いていい子にしているんだよ。
明日になったら迎えに来るから。」
仮面をつけたロアノーク大佐が子供にするようにステラの頭に手を載せ
まるで本当の家族との別れのように優しく撫でる。
「ネオは・・?いっしょじゃないの?」
不安そうに大佐を見上げるステラの瞳は、完全に大佐を信頼しきっている色と
置いていかれる不安に震えていた。
「俺は今日は行かなくちゃならない所がある。大丈夫、明日必ず迎えに来るよ。」
子供に言い聞かせるように、噛んで含めるように一言一言ステラに言い聞かせる大佐の姿はいやに人間臭くて、
俺は自分がひどく人でなしな人間になったような心持になった。
これだって作戦のうち、上層部からの命令なんだ!
「・・・うん・・ネオがそういうなら・・・」
ステラは諦めたように下を向くと、
後ろに控えていた兵士に促され、居住区のほうへ行ってしまった。
「本来ならステラにこんな事はさせないんですがね。この子はパイロットなんだ。
娼婦でもロゴスのペットでもない。」
すれ違いざま大佐から咎めるような口調で言われ、
俺も負けじとワザとらしく肩を竦めながら眉毛をあげて見せた。
「俺に言われても困るよ。命令なんだから。」
788269:2006/04/15(土) 17:30:23 ID:ejiKFIru
この基地居住区の奥には指揮官クラスだけが使える個室がある。
その中でもロゴスメンバーのみが使えるスペシャルVIPルームが今回の俺の宛がわれた部屋だった。
豪奢な個室は防音やジャミング機能も完璧に施されておりプライバシーは完全に保たれている。
それ程、ロゴスは後ろ暗い部分が多いということなのだろう。
俺は革張りのソファーに腰を下ろし、目の前の哀れな娼婦に視線を向けた。
「さてと。それじゃあ脱いでもらおうか。それとも脱がせて欲しい?」
「・・ふく・・・脱ぐの?」
まるで明日の天気を聞いているような気の無い声に、俺は些か機嫌を損ね、少し声を荒げた。
「どっちでもいいけど、恥ずかしいのか?消耗品の癖に?」
「この人の言うことをよく聞いて・・」ステラの脳裏にネオの言葉が甦り、
ステラはこれから自分の身に何が起ころうとしているのか理解しないまま
おとなしく制服のボタンを外していった。
「報告書によると年齢・出生・家族構成・全て不明・・か。
ふうん、本当に生体CPUって個に関する資料がひとつも無いんだな。」
ステラが下着を脱ぎ終わると同時に俺は手元の資料を机の上に投げ捨てる。
789269:2006/04/15(土) 17:30:56 ID:ejiKFIru
片手を口元に寄せてもう片方の手を後ろに回しているその姿からは全く羞恥心を感じられず、
俺は些か拍子抜けしてしまった。
まだ恥毛も生えていない童女のようなその裸体はこの殺風景な部屋の中で輝いているように見える。
傷ひとつ無い新雪のような肌と、華奢な手足とは不釣合いに育った乳房が妙に艶めかしい。
「ステラ、こっちにおいで。」
俺はステラを足元に呼び寄せるとその場に座るように指示をし、笑みを浮かべながら命令する。
「コレを舐めてごらん?」
椅子に腰掛けジッパーを降ろすと、俺はまだ下を向いたままの俺の分身を取り出した。
赤黒く、幾筋もの血管を浮かせたそれはまるで気味の悪い異世界の生き物に見える。
「なに・・・?」
やはり普通の人間とは違うのだろう。
この年頃の少女が男の性器を目の前にしてこんな反応は絶対にありえない。
ステラは相変わらずぼんやりと俺の顔を見つめていた。
なんとなく俺はばつが悪くなり、ステラの視線を外すと
その雛の羽毛のような柔らかな金髪を2度3度と撫でてやった。
たったそれだけの行為で、ステラは口元を緩めにっこりと俺に笑いかけた。
この先、どんな行為をさせられるとも知らずに。
790269:2006/04/15(土) 17:31:28 ID:ejiKFIru
「いいものだよ。ステラが上手に舐めることが出来たら
ステラをとても気持ちよくしてあげることの出来るものだ。」
「ステラ・・・きもちよくなるの?」
微塵も俺の言葉を疑っていない素直な問いに
俺は彼女がただの生体CPUだという事実を危うく忘れそうになった。
いかん、コレはいうなれば・・そう、試作品である武器の・・・よくある検査なのだ。
「気持ちよくて気持ちよくて、泣いてしまう位ね。さあ。」
「うん」
ほんの少し首を傾げじっと俺の言葉を聞いていたステラは
まだ柔らかい俺のモノを手に取ると、何の迷いも無くグロテスクな肉塊を桜色の唇で包み込んだ。

・・・・続く・・・
791269:2006/04/15(土) 17:32:02 ID:ejiKFIru
きょうはここまで。続きはまた後日。

さようなら
792名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 17:44:57 ID:XOklYIZt
その潔さ男らしくて惚れそうですw
793名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 00:54:14 ID:TIfPS1OG
久しぶりです 相変わらずエロいですね
794名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 01:48:12 ID:LUbZ6Z0D
>俺様オリジナル設定
ワロタ。しかし胸が痛くなる話で相変わらず269氏はうまいね

このまま陵辱プレイきぼんぬ
795名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:14:40 ID:Xfox0Apf
いやいや、ここはかわいく美味しく頂いてほしいですねぇ
796名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 11:27:31 ID:hqhpV5Tk
パンツを脱いで待ってます
797名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 13:31:58 ID:NoU3mOps
この作品「俺×ステラ」の「俺」の正体はこの俺です
すみませんでした今懺悔します(´・ω・`)
798名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 14:04:16 ID:17nag0nr
そういうこと書かれると萎える
799名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 18:17:08 ID:uZ9l37KA
>>797
いや俺だから
800見てるよ:2006/04/17(月) 13:37:30 ID:CPN+3oH4
【自分ら】ヲチスレをヲチるスレ【自演らしいよW】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6498/1145087005/
801名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 18:58:35 ID:elbDL86T
すげえスレ伸びてると思ったらくだらねえオチかよ…
女はキモいオチ好きだな
802269:2006/04/18(火) 20:43:33 ID:zJGubZ3A
みなさん、こんにちは。

先日の続きで「俺×ステラ」エロパート投下します。
興味の無い方はスルーよろしく。

投下

803269:2006/04/18(火) 20:44:12 ID:zJGubZ3A
軟体生物がぬらぬらと俺の竿の側面を這い回り、先端に向かって移動していく。
裏側のスジがびくびく震えているのを確かめるように、ゆっくりと粘ついた唾液を垂らしながら
それでも確実に上を目指し進んでいくのがもどかしい。
生暖かい息が濡れた皮膚にかかるたび、ぞくぞくした快感が俺の下半身を刺激し
既に起立している俺の局部が更に固さを増していく。
柔らかい軟体生物・・・ステラの舌は括れた雁の部分で一旦動きを止めるものの、
またそのまま何事も無かったかのように移動をはじめ
敏感になっている平たい先端を掠めてから鈴口の溝を丁寧に穿る様にしゃぶっていた。
フェラチオは初めてな筈なのに、この舌使いは一体どうしたということだろう。
「う・・・くっ・・・」
俺は不覚にもステラの舌の動きに翻弄されみっともなく喘いでしまい
ステラは不思議そうな顔をして俺のモノから口を離し、やや暫くしてから困ったように首を傾げた。
「どこか・・・いたいの?」
ステラは俺が「やめていい」と言うまでしゃぶり続けるよう命令されてたため
もう半刻以上俺の足元に膝ま就き俺のモノを舐め続けていた。
その間、俺も何度か射精しそうになったのだが
その度に俺はステラの髪を掴み動くな、と低い声で告げ、こみあげる波をしのいでいたのだが
流石にそろそろ限界らしい。
804269:2006/04/18(火) 20:44:46 ID:zJGubZ3A
「ねえ・・・どこか・・いたいの?」
ステラは不安そうに俺の膝に手を置き上目遣いで問いかける。
しまりの無い唇の端から透明な汁が糸を引いていた。
ステラの唾液と俺の先走りの汁が混じりあっているかと思うとそれだけで背筋がぞくぞくする。
この目の前にいる少女をめちゃくちゃにしたい、という黒い欲望が俺の理性を吹き飛ばした。
性欲の欠片も無いようなこの無防備な顔に思いっきり俺の精液を浴びせたり
きつきつの聖域を無理やりこじ開けて牝獣のように痛みと快楽に叫ばせてみたい。
泣いて許しを請うくらい乱暴に後ろからも前からも突き上げて
嫌がる肢体を押さえつけて子宮が破裂するくらい俺のザーメンを注ぎ込んでやりたい。
どうやってこの命令とあらば人を殺すことも淡々とやってのけるであろう殺人兵器を
現実の女らしく辱めることが出来るのだろう。
凶暴な感情に俺は頭よりも先に身体が動いた。
「誰がやめていいといった?ちゃんと咥えていろ。
咽喉の奥まで突っ込まれても、決して歯を立てるんじゃないぞ。」
ステラのふんわりと柔らかい髪を鷲掴みにし小さな頭を乱暴に引き寄せると
俺は肉棒を根元までステラの口腔に突っ込み激しくステラの頭を前後に振る。
805269:2006/04/18(火) 20:45:22 ID:zJGubZ3A
「・・・・んぐっ・・ッ!んんんんっ・・!!」
突然の仕打ちにステラは驚き逃げようとするのだが
俺はステラの髪を掴んだまま更に激しく突き入れる。
咽喉を突かれる苦しさに唾液を飲み下すことの出来ないステラは大量の涎を顎まで溢れさせ
ぼろぼろと涙を流しながら苦しそうに顔をしかめる。
その表情に俺は更に興奮し、はあはあと荒い呼吸で激しくステラの口腔を犯し続けた。
「ぐっッ・・!!出るッ・・!」
ガチガチに勃起していた俺の股間が急激に絞り上げられるような、
圧迫されるような衝撃に支配された、と感じた瞬間
俺はステラの咽喉の奥で達してしまった。
灼熱が迸りステラは一瞬の俺の隙を突き俺の分身を口から吐き出したが
大部分の精はステラの口の中に放出された後だったようだ。
ステラは怯えた顔でその場で苦い口の中の溜まりを吐き出そうとしたが
俺はすかさずステラの顎を押さえて口を閉じさせる。
「飲むんだ。大丈夫、害は無い。」
「ううう・・・嫌・・」
「いつまでもそうしていると苦いだろうに。」
806269:2006/04/18(火) 20:45:55 ID:zJGubZ3A
首を振るステラの顎を掴み、俺は髪を掴んでいた手を離すと
桃色のステラの右の乳首を指先でぎりりと摘んだ。
散々俺のモノをしゃぶり倒したおかげか敏感な先端は本人の自覚は無いはずなのに固く尖っており
明らかに男を誘うパーツとしてその存在を誇示している。
きっとそれは牝の本能見たいなものだと俺は理解した。
それならば、最も性欲に直結した箇所も変化が見られるということだろうか?
たった今、達したばかりの俺の下半身に再び熱い塊が盛り上がる。
「!!」
痛みに驚いた拍子にステラの咽喉がごくりと鳴り
口に含んでいた粘液をあっさりと飲み込んだようだった。
「ほら、なんとも無いだろう。」
俺は何事も無かったかのようにステラの顎を離すと
恨みがましい眼で俺を見つめるステラにその場に座って足を開くように命令をした。
「座ったら、片方の手で胸を揉むんだ。」
床に座り、俺に言われたとおりMの字に足を開いたステラは
きょとんとした顔で自分の豊かな乳房に手を添える。
ぱっくりと開かれた両足の付け根の割れ目には
幾重もの桃色の襞によって守られた神秘の入り口があった。
俺が思っていた通りそこは既にてらてらと濡れていて
突然外気に晒されて恥ずかしがるようにぴくぴくと蠢いていた。
807269:2006/04/18(火) 20:46:29 ID:zJGubZ3A
「きみは自慰をした事はあるかい?」
俺は身に着けていた服を脱ぎながら聞いてみた。
「・・・?」
「ああ、言葉自体知らないか。確かに生体CPUには必要の無い単語だ。」
足を開いて床に腰を下ろしているステラの前にかがみこんだ俺は
両手の親指でステラの秘所を左右に押し開き
入り口とその奥に続く薔薇色の淫猥な道を確認する。
「綺麗な色だ。大佐も手中の玉をこんな風に汚されるとはかなり不本意だろうが
戦争とは得てしてこういうものなのだから仕方が無い。」
小さい菫の蕾のような突起を指先で軽く撫でてやると
それまで無反応だったステラの身体がぴくんと震え、
栗の花の匂いのする狭間の奥からぽたりと蜜が零れ落ちた。
808269:2006/04/18(火) 20:47:01 ID:zJGubZ3A
部屋の中は自動調節の空調が働いているため
24時間適温と適度な湿度が保たれている。
だが、空気中に漂う濃厚な欲情臭までは消し去ることは出来ないらしい。
「ふあぁ・・・ん・・ああん・・っ・・あっ・・」
床に座り込んだままステラは獣のように喘ぎながら自慰を続けていた。
片方の手で自らの乳首を捏ね、つまみ、押し潰し、いろいろな方法で
淫らな刺激を与え続けている。
そしてもう片方の手は下半身の、最も敏感であり最も淫らな位置を擦り続けていた。
全身が桜色に輝くその肢体は薄っすらと汗ばみ
薄暗い部屋の中で全身に桃色のオーラを纏っている様に見える。
「はあっ・・・はあっ・・・」
眼を閉じ、一心に指を動かすステラの痴態を俺は満足げに眺めていた。
「どうだい、ステラ、気持ち良いかい?」
汗とは違う、もっと濃厚な体液がステラの内股を伝い落ち
その足元はすでにぐしょぐしょな水溜りと化していた。
「・・はうっッ・・・いいっ・・・きも・・ち・・いい・・ッ・・」
809269:2006/04/18(火) 20:48:33 ID:zJGubZ3A
性に対し何の先入観も持たないステラに自慰を教え込むことは
思いのほか楽しかった。
言われたとおり自分の乳房に手を乗せたまま
どうして良いのか分からないでいるステラに
俺はステラの背後からその身体を抱きかかえるように腕を回すと
ステラの手の上に自分の手を重ねゆっくりと円を描くように動かし
時折指先に力を入れて揉むように誘導すると
ステラはすぐさま熱っぽい吐息を漏らしはじめた。
「気持ちよくなってきた?」
俺はステラの首筋に唇を這わせ囁くとステラはこくんと首を立てに振った。
うなじに何度もキスをしてから次に耳を軽く噛む。
「ひゃん・・っ・・」
教えてもいないのにステラは可愛い声で反応する。
耳の穴に舌を差し込むと本気で身悶えする辺り、ステラはなかなか感度がいい。
「ステラ、もう片方の手がお留守になっている。ちゃんと動かさなくては駄目だよ。」
俺は耳の穴に息を吹きかけつつもう片方の手でステラの空いている手を掴み
股間の中心へと引き寄せた。
「ほら、こんなに濡れているんだから痛くないだろう?
自分で気持ちの良いように触ってごらん。」
俺に手を押し付けられ、躊躇いがちに触れた真珠に電気が走りステラの身体が強張った。
810269:2006/04/18(火) 20:49:10 ID:zJGubZ3A
「いきなりそこに触ると刺激が強すぎるからはじめは周りからそっと触ったほうがいい。
それから徐々に・・・指を挿入するんだ。
ゆっくり、ステラが気持ち良いと思う強さで・・・できるね?」
じんわりと滲み出る蜜を指先に絡めながら
俺は優しく秘所の入り口に近い湿った沼地を愛撫した。
「・・ステラ・・・へんな・・かんじ・・・」
にちゅにちゅと音を立て俺に言われたとおりにステラが自分の秘所を触り始めると
俺は笑みを浮かべて両手でステラの乳房をしつこいくらい揉しだくことにした。
柔らかくそれでいて張りのあるステラの胸は俺の手の中でいろいろな形に変化する。
それは真っ白な少女が淫乱な娼婦に変貌するのと同じくらい
面白い情景だった。

・・・続く・・・
811269:2006/04/18(火) 20:49:53 ID:zJGubZ3A
きょうはここまで。続きはまた後日。

さようなら。
812名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 01:15:19 ID:UwzZUR3x
269氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

いやぁおしゃぶりとか触手系とかうまいですなぁ
こちらがちょい胸がつまされそうになったところで
トーンを甘〜くするところさすが
813名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 00:31:38 ID:a0WW+IHE
>きつきつの聖域
wwwwにしてもなんか泣けるね
814名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:50:24 ID:rCL1ltea
投下します。シン×ルナマリアです。どうぞ。

全てに決着が付き、一応は戦争に終止符が打たれた。
だがシンの胸中は穏やかな物ではなかった。
どんなに辛い事も過ぎれば良い思い出と言う言葉はシンには無意味だった。
上手く行かない。思う様にならない。
シンの軍人としての生活はそれの繰り返しであった。
シンがあの体験で得た物は3つ、歪んだ正義感。捻じ曲がったプライド。そして…。
「シン、お帰りなさい」
同僚であり自分より1つ先輩女軍人のルナマリア・ホークであった。
あれからシンの事が放っておけなくなり、逃げる様に軍隊を辞めたシンを追って、
ルナマリアも辞表を提出し今の状態になった。
現在、シンとルナマリアは地球に2人で暮らしている。
戦後のドサクサに紛れ、シンは適当な会社に就職し、
ルナマリアは家の事を全て行っていると言う状態である。
この日も不機嫌なオーラを撒き散らせながら、
シンはルナマリアの用意した食事を何も言わずに手を付け出した。
「どう?」
ルナマリアはシンとテーブルを1つ挟んだ状態で話し始めた。
ルナマリアの問い掛けにシンはわずわらしそうに答えた。
「何がだよ?」
「シン、仕事上手く行っている?」
「俺はザフトでも赤服を着ていたエリートだぞ。
ナチュラルに混じって…
嫌、人間として最下層の連中が受け持つ様な仕事で俺が失敗するとでも思ったのかよ!」
シンは感情に任せテーブルを拳で叩いた。
大きく鈍い音が部屋中に木霊し、ルナマリアは慌ててフォローに入った。
「ゴ、ゴメンねシン…でも、ここ私達だけではないから、もう少しボリュームをね」
「もう良い! 寝る!」
シンは殆ど料理に手を付けない状態で乱暴にドアを閉め寝室へと向かった。
元々、直情型な性格ではあったが、
この所、それが悪化している。少しの事でもブチ切れ、怒鳴り散らし、暴力に走る。
街中での喧嘩も1度、2度では無い、
そんなシンを1人にしておけないと言う感情からルナマリアはシンと
寝食を共にしていると言っても良い。
手付かずの料理を片付けながら、
ドアの向こう側に居るシンをルナマリアは心配そうに見ていた。
815名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:52:19 ID:rCL1ltea
この日も何時もと変わらない日常であった。
只、与えられた仕事を淡々とこなす。無表情でキーボードを叩き続ける。
シンの職場はそんな単調な内容の仕事を繰り返す事であった。
職場でも数少ないコーディネーターである事から、
シンは職場で孤立した存在であった。だが、それはシンに取って苦痛では無かった。
(ざまぁ見ろ。どんなに立派な御託並べてもこれが現実だ)
シンも元々は戦争を2度と行わせない為に、
悲劇を2度と繰り返させない為に軍人になったのだが
厳し過ぎる現実がシンをすっかり歪んだ考えの持ち主に変えた。
憎む事で今を生きるエネルギーを得ているのである。
憎しみの対象は余りに多過ぎて本人でも分からないが、とにかく憎み続けた。
自分を認め様としない、
自分に優しくない世界をシンは心から憎みながら仕事を続けた。
この日も単調な仕事を終え、
シンは酒場でキツイ酒を浴びる様に飲み、
自分の中にあるモヤモヤを拭い去ろうとしていた。
酒場では品の無い客達が下品な話題で盛り上がっていた。
嫌でも耳に入って来る話を始めは無視していたシンだが、
ある話題に入った所でそれが出来なくなった。
「全く、どうなっている? もう戦争はゴメンだぜ」
「本当だよな、軍人どもがドンパチやっても儲かるのは戦争屋のみ、
何時だって泣くのは俺等の様な善良な一般市民だ」
「本当、俺のお袋なんてノイローゼになって、
もう大変だよ、プライドだが何だか知らないけどさ、
やっている事は単なる殺し合いだろ」
「そうそう、偉そうに勲章付けていても俺から言わせれば単なる人殺しだ。
人殺しなら人殺しらしく、一生監獄で大人しくしていろって話だ」
「全く持ってその通りだ。
戦争で食って行っているバカは皆死ねって話だ。ハハハハ!」
この自分勝手な言い分にシンはマジギレした。
持っていたグラスを力任せに握り潰し、一団の元へと向かい見下ろした。
「何だよ兄ちゃん?」
「お前等、逃げたんだろ?」
「何だよ、それ?」
「逃げた臆病者の癖して…勇敢に戦った戦士の悪口何か言ってんじゃねーよ!」
シンの叫びと共にシンの拳が振り下ろされ酒場は一気にパニック状態となった。
シンは完全に頭へと血が上った状態で近付く者は誰彼構わず殴り飛ばし続け、
30分も立つ頃には酒場は地獄絵図となっていた。
816名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:55:17 ID:rCL1ltea
「本当に申し訳ありません」
ルナマリアは警察で保護されたシンの責任者として呼び出され、
シンの身柄を引き取りに来ていた。ルナマリアは何度も警官に頭を下げ続け、
シンの分まで説教を食らった所で2人は解放された。
疲れ果てたルナマリアに対してシンには悪びれた様子は何一つ無かった。
「ねぇ…シン、もう止め様、こんな事」
喧嘩を起こした直後、必ず言われる言葉にシンは苛立っていた。
暴れたお陰で多少は落ち着いているので、
ルナマリアの言い分をゆっくりと受け止めた。
「ザフトであんな発言したら、あの程度では許してもらえなかっただろ」
「待ってよ! もう私もシンも軍人では無いのよ!
私達がそれに対して口出す権限何て無いよ!」
「じゃあ何か! 今まで俺達がやって来た事、ルナは全部、否定出来るのか?」
「それは…」
シンの怒声にルナマリアは黙り込んだ。
結果として間違ってはいたが、シンも自分の理想の為、戦い続け、そして負けた者であった。
全てが無駄だと言えばそれは嘘だとルナマリアも言える、
自分にだって軍人としてのプライドはある。
だが、それでもシンの考えを受け入れる訳には行かず反論をした。
「話を摩り替えないでよ! 戦場で勇敢にシンが戦ったのは認めるよ、
けど今のシンがやっている事は絶対に間違っているよ!
今回は良かったけどさ、もし死人が出たら、どう責任取るつもりなのシンは!」
「殺す殺さないの力加減は十分に理解しているよ」
「そう言う事ではなくて!」
「ウルセェ!」
止まないルナマリアの言葉が癪に障ったのか、
シンは隣で歩くルナマリアに勢い良く平手打ちを放った。
渇いた音が夜の町に響き、ルナマリアはそのまま力無く倒れ込んだが、
それをシンは許さず、胸倉を掴んでそこから殴り続けた。
「お前みたいなバカ女が偉そうな事、抜かしてんじゃねーよ!
俺が辛くて苦しい時でも、お前等バカ姉妹は『アスランさん』『アスランさん』ってな!
お前等に俺の何が分かる?
只、男漁りにミネルバへ来ただけの欲求不満のバカ女に俺の考えが理解出来るか!」
「ちょっと待ってよ!」
何回も頬を平手で叩かれ続けたが強引に手と口でルナマリアはシンを制止させた。
ルナマリアは目から一筋綺麗に涙を流しながら話し始めた。
「シンがアスランや代表を徹底的に嫌っているのは分かるよ。
けどさ、そんな事で戦艦に乗る訳無いでしょ。
私はまだ良いけどさ、メイリンまで悪く言うのは止めてよ。お願い…」
ルナマリアは両頬を真っ赤になった状態でシンに懇願した。
だが、その姿を見てもシンの心境に変化は無かった。
「ふざけるなよ…俺は平和の為に戦ったぞ。
それなのにどいつもこいつもアイツ等ばかりチヤホヤと持て囃しやがって!
俺より美味い物食べて! 俺より良い服着て! 多くの人間から賞賛を浴びた!
何で俺だけ、こんなに思う様に行かねーんだよ!」
817名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:57:15 ID:rCL1ltea
完全に暴走したシンは自分の眼下に居るルナマリアの首に手を伸ばし、そのまま締め上げた。
苦しみにルナマリアの顔が歪んでもシンには止めるつもりは感じられなかった。
ルナマリアは渾身の力でシンの手を退けさせた。
そして咳き込みながらも強引に自分の体へと酸素を取り入れた。
「謝るつもりは無いぞ」
「良いよ…始めから期待してない…けどさ、これこそミネルバでやったら銃殺刑物だよ」
ルナマリアの核心を突いた言葉にシンは押し黙った。
シンと話し合いが出来る状態を見極めるとルナマリアは自分の話を進めた。
「シンが辛いの悲しいのは十分に理解しているよ。
けど妬んでも僻んでも何も変わらないのはシンだって分かるでしょ?
シンは十分にがんばったよ、これ以上あそこに居たらダメになる。
そう思ったから軍を辞めたのでしょシンは?」
ルナマリアは悲しげな表情を崩さずにゆったりとした口調で話し続けた。
シンは先程までの様子が嘘の様に大人しくなりルナマリアの話を聞き入った。
「シンだって分かるでしょ?
あの人達に一切の自由は無いわよ、
群集が求める虚像を演じ続けなければいけないのよ。シンにそれが出来る?」
「出来る訳ねーよ…俺には才能が無い。
アスランとの最終決戦で徹底的に思い知らされたよ」
「でもシンにはあの人達に無い物、1つだけ持っているよ」
「何だよそれ?」
「自由。シンには使命も義務も無いから、どう生き様と勝手」
「ふざけんなよ。そんな物あいつ等にだってあるだろ…」
「分かっているよ、シンが色々な苦痛に毎日耐えているのは…
だから、こんな事したのでしょ?
でもさ今みたいに爆発されるのは私だって嫌。だから良いよ」
「何がだよ?」
お互いに沈んだ表情でへたり込んでいるとルナマリアの方からシンに寄り、
優しく抱き付いて来た。
「何?『私がこうしてやるから全て忘れろ』とでも言いたいのか?」
「違う。シンの男を私で証明して。一緒に住み始めて半年。
良いよ好きな時に好きなだけしても」
シンはルナマリアの言葉に驚愕した表情を見せた。
2人が一緒に住んで半年になるがシンにはルナマリアの本心は分かっていた。
自分に愛情を感じて一緒に居ると言う事では無い事を分かっていた。
だから一切、ルナマリアには手を出していない。
だが思いも寄らなかったルナマリアの言葉にシンは呆然として星空を見上げていた。
818名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 01:59:38 ID:rCL1ltea
2人は部屋に帰り、
寝室で互いに着ている服を全て脱ぎ去り唇を重ね合わせていた。
ルナマリアの体は年頃の女の子らしく肌に艶があった。
自分の胸板に押し付けられる豊満な胸の感触が最高に心地良かった。
既にシンの物は先程ルナマリアが言った様に男を十分に証明していた。
互いに口内で絡んでいた舌を抜くとシンはルナマリアをベッドへと押し倒し、
行為を始めた。胸に手を伸ばして行き、そのまま揉み始めた。
「や…あん…はぁ」
それだけでルナマリアの口からは甘い声が漏れ始めた。
自分の掌の中で容易に形を変える、
それが最高に愛しいと感じたシンは揉むだけでは満足出来ずに突起した桃色の頂きに吸い付いた。
「ひぃう! 止めてシン! そんなの恥ずかしい!」
言葉とは違い感じ、更なる行動を求めているのをシンには分かっていた。
赤子の様にルナマリアの乳房に吸い付き、甘露な一時を楽しんでいたが、
湿り気を帯びシンを誘っている恥部へと興味が移り、
シンは体事下へ移動させ恥部に顔を埋め舌で舐め回した。
「んあな…ダメだよシン…」
シンはルナマリアの言葉を完全に無視し行為に没頭していた。
舌を奥まで捻じ込んで行き口の中一杯にルナマリアの味が広がって行った。
「もう…無理…あ!」
ルナマリアはシンの舌で絶頂に達し天井を呆けた表情で見つめていた。
だがシンはルナマリアに休憩時間を与えず、
そのまま怒張を恥部に宛がい一気に押し込もうとした。
「言った事には責任を取れよ」
それだけを冷たく言い放つとシンは一気に怒張をルナマリアの中へと押し込んだ。
「あぐ! ひゃあう!」
ルナマリアは苦痛にも似た喘ぎ声を放った。
見ると繋がった部分から鮮血がポタポタと垂れていた。
だがシンにはルナマリアを気遣う余裕は無かった。
肉が蠢く感覚にシンは囚われ自らの快楽を得る為のみ乱暴に腰を動かした。
「はぁ…あぁあ! シン! そんなにされたら!」
「それはこっちのセリフだ! ルナの中、気持ち良過ぎだ!」
今日、
初めて聞けたかもしれないシンの暖かな言葉にルナマリアの心は暖かな物を感じた。
気付けば喪失の痛みも無くなって行き、そこには快楽を感じていた。
そして双方、共に限界は近付いていた。
「ルナ…もう…」
「良いよシン! 一杯出して! 全部受け止めて上げるから!」
ルナマリアの言葉と同時にシンは溜まっていた物を全てルナマリアの中へと吐き出した。
今、シンの頭の中には何も無く、ルナマリアと繋がったまま目は遠くを見ていた。
819名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 02:01:56 ID:rCL1ltea
「なぁ…答えろよ」
その後、2人はコーディネーター特有の体力で続く限り、交わり続けた。
7回目で2人は行為を止め、遠い目でお互いに視線を合わせず話し合っていた。
「何を?」
「何で俺とこんな関係になる事を選んだ? 殴られるのが嫌だからか?」
「違うわよ。まぁ殴られるのは嫌いだけど…
『見ていられなかった』って言うのが1番の理由かな」
「同情だけでなのか? 俺との繋がりは?」
その言葉に悲しみの色が混じっているのをルナマリアは見逃さなかった。
悲しげな表情をしているシンを励まそうとルナマリアは話し始めた。
「違うわよ。少なからず愛情も感じていたと思う」
「そう?」
「うん。それはこれから育てて行こう。私はずっとシンの事、見ているから」
「ありがと…」
小さく、その言葉だけを言うとシンは照れくさくなったのか敷布団を頭から被り、
眠りに付いた。それを見届けるとルナマリアも同じ様に眠った。
ルナマリアと重なってから、シンに劇的な変化が訪れた訳ではなかった。
今でも仕事には不満タラタラであるし、
街中での喧嘩も回数は減ったが完全に無くなった訳ではない。
だが1つだけ確実に変わった事がある。
あれからシンはルナマリアと良く話す様になった。
以前は全く会話を交わさない日と言うのもあったが、
今はルナマリアとシンはトイレ以外、常に一緒であった。
そして今夜も体力の続く限り行為を繰り返した。
体力的に限界を迎えベッドに突っ伏すとシンは静かに話し始めた。
「なぁルナ」
「何?」
「俺の事、好きか?」
シンの口から出た思いもよらない言葉にルナマリアは多少、
驚いたがすぐにシンが求めている答えを言った。
「まだハッキリとは断言出来ないけど…
少なくともテレビや雑誌で連日連夜、大衆を賑わせている。
名前と顔しか知らない誰かさんよりは好きだよシン」
付けっぱなしになっているテレビからは平和に向けてのニュースが流れ、
そこにはシンやルナマリアが見知った存在も居た。
ルナマリアはテレビをリモコンで消すと寝ているシンの隣に寝そべった。
「お願いだから、ヒーローに何てならないでよシン。
こうして繋がっている瞬間が私1番、幸せだから」
「それは俺もだよルナ」
そう言い2人は自然とお互いに顔を近付け口付けをした。
それだけをすると2人は静かに眠りへ落ちた。
世界は今、激動の時代を向かえていた。
だが、この2人はそんな事を気にする事も無く、
只、お互いに幸せな時間を与え合っているだけであった。

以上です。失礼します。
820名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 03:19:07 ID:ZdWAcws5
ストーリー神GJ!
821名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 19:14:53 ID:FvUmaoPU
……なんか……痛い……ツライ……コレが敗北者の現実か……orz

でもGJ。
822名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 20:39:53 ID:k1J1EP7I
敗北者ってw 相変わらずウマーな文章でGJっす!
823821:2006/04/24(月) 20:53:36 ID:FvUmaoPU
敗北者=このSSでのシン&ルナマリア じゃないんか?
824名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:31:12 ID:yA5lhsAI
>>819
凄く面白かったです。
ただ一つ・・・・姉とシンがそういう生活をしている間、メイリンはどうしているのか?
いわば、勝てば官軍という言葉もありますが、勝者についた・・・・しかも愛する人(アスラン)のために仲間を裏切り戦う
というのは賞讃されるパターンもありますが、その当事者であるメイリンはどうしているのか?
是非読みたいと思うのですが・・・・。
825名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:48:04 ID:FO33VJk8
>その当事者であるメイリンはどうしているのか?

笑顔でピザ食ってると思います
826名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:02:49 ID:gkxH9J+g
皆様、意見の方、ありがとうございます。>>824氏のカキコを見てビックリしましたが
この話、続きがあります。ではシン×ルナマリア×メイリン編です。
前回は肝心のエロが薄く少ないと思ったので
今回はボリュームたっぷりにしたつもりです。どうぞ。

シンはルナマリアと本当の意味で通じ合い始めてから、
以前に比べて考え方が変化し始めて来た。憎んでいる事には変わりないが、
軍人だった頃の様に直接、暴言を吐き散らすのではなく、
寧ろ見下していると言った方が近い状態である。最近では街中での喧嘩も無くなり、
完全に立ち直ったとは言えないが2人ともそれなりに穏やかな状態で過ごしていた。
この日も夕食を終え、シンはテレビを見て寛いでおり、ルナマリアは後片付けをしていた。
頬杖を付き、呆けた表情でニュースを見ていたシンだが
あるニュースが放送された瞬間に目の色を変えて叫んだ。
「何だよこれ!」
シンの叫びにルナマリアは何事かと思い、リビングに居るシンを見た。
皿を洗っている途中にも関わらずシンはルナマリアの手を引きテレビの前に座らせた。
「何よ? 私、まだ洗い物の途中…」
「そんなのより見ろ!」
シンの手で強引にテレビの方を向けられ流れているニュースにルナマリアは呆然とした。
そこにはオーブ代表カガリ・ユラ・アスハが幸せそうな表情を浮かべ
取材のカメラに指輪を見せ。
その隣では少し照れ臭そうにアスラン・ザラが居たのである。
ニュースはそこで途切れたが事態の大きさに呆然としている
ルナマリアはシンに詳しい説明を求めた。
「何よこれ? どう言う事なのシン?」
パニック状態になっているルナマリアを落ち着かせる為にシンはこうなった経緯を話し始めた。
事態がある程度の落ち着きを取り戻した時でもカガリは側近を使って
アスランと連絡を取り合っていた。
そこを週刊誌に嗅ぎ付けられ2人の仲が公にされた。
以前より花嫁奪還劇などで注目が集まっていたカガリだけにマスコミはこの事に
こぞって注目した。
本土のオーブでは連日連夜、盛り上がり、この事でドラマが作られた程である。
オーブの全国民を味方に付けたカガリとアスランは流れに乗って復縁をして、
この度、結婚に至ったと言う訳である。
「何よ、それ…じゃあメイリンはどうなるのよ一体!」
ルナマリアは2人を祝福しようとはせず、残された自分の妹を心配し、
アスランに対する怒りで震えていた。アスランとカガリと距離を取る結果になった。
メイリンは1人残されたアスランを放っておく事が出来ず、
一緒に暮らす事を選んだ。
その後のメールのやり取りでメイリンは幸せそうだと言う事が分かった。
だが月日が経つに連れメイリンから幸せが消えて行った。
多忙なアスランは家に殆ど居らず、
メイリンは1人家で寂しい時間を過ごすしかなかった。
姉との連絡もメールではなく直接の会話が多くなって来て、
その声には悲しみや寂しさが篭った物であり、その悲しみは自分にも伝わって来た。
そしてトドメがこれである。
827名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:04:40 ID:gkxH9J+g
「なぁ今からメイリンに連絡取った方が良いだろ」
「分かっている!」
急いでパソコンに向かおうとした瞬間、インターホンの音が鳴り、
ルナマリアは方向転換せざるをえなかった。
わずわらしそうに玄関へと向かいドアを開けると客人にルナマリアは驚愕をした。
「どうしたルナ? セールスならいらない…」
「違うよシン、セールスでは無い」
「ヒック…ヒッ…お姉ちゃん…シン…」
そこに居たのは大きな荷物を持って目を真っ赤に腫らせている
メイリンがそこに居た。
事情を知っている2人は何も言わずにメイリンを受け入れた。
家に上がると同時にメイリンはルナマリアの胸に顔を埋め大声で泣きじゃくった。
一頻り泣き、落ち着きを取り戻したメイリンの話によると、
何処でも良いから逃げる場所が欲しかった。
そう言う事で姉を頼ったのである。
出されたコーヒーを飲みながらメイリンは2人を申し訳なさそうな表情で見ていた。
「ゴメンね…」
「何がだよメイリン?」
「私、2人の事、考えないで自分の事だけですぐに帰るね」
「何処にだ?」
シンの冷淡に言われた言葉にメイリンは押し黙った。
メイリンが黙ったのを見るとシンとルナマリアは話し始めた。
「あそこに帰ってどうなる? もうお前が望んでいる人は帰って来ないぞ」
「それは…」
「ねぇメイリン。別に良いのよ気持ちの整理が付くまでここに居ても」
「けど、2人には2人の生活があるし…」
「俺は構わないよ」
「でも…」
「メイリン聞いて、今、身を隠さないと貴方、一斉に叩かれるわよ」
姉の言葉にメイリンは何を伝えたいのか理解出来ず困惑の表情を浮かべた。
妹の疑問を解消する為ルナマリアは話し始めた。
「あの2人が愛し合っていたと言う事実。これはオーブにとって最高の美談として、
これからも語り継がれる事実だと思うわ。けど、何時だってメディアは卑怯な物よ」
「何よそれ? 言いたい事、全然分からないよ」
「落ち着いて聞いて。ハッキリ言ってメイリンの存在は邪魔でしか無い物なのよ、
戦後で混沌とした国民を活気付ける為には、
あの2人は徹底して綺麗な物ではないといけないのよ、
私は貴方がボロボロになる所なんて見たくないわよ」
メイリンは姉の話を全て聞き終え、
青褪めた表情で持っていたマグカップを力無く落とした。
テーブルに鈍い音が響き、中のコーヒーがテーブルに零れた。
そして、そこから力無く俯いた。
ルナマリアはそんなメイリンを何も言わずに抱き締め、
姉の胸の中で静かに泣き続けた。
828名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:07:14 ID:gkxH9J+g
結局、メイリン1人ではどうする事も出来無かった為、
メイリンはそのまま2人の家に居着く事になった。
シンは仕事に出て、
ルナマリアも家の仕事をやりつつシンの助けになれば良いと思い在宅ワークをやり始めた。
内容はパソコンを使い資料を纏め上げると言う物である。
その間メイリンはどうする事も出来ず、
1人ベッドで悶々とした時間を過ごしていた。
そうしている間にシンが帰宅し食事に手を付け始めた。
メイリンの部屋は現在一緒に寝ているシンとルナマリアだが心が通い合う前は
別々に寝ていた為、元ルナマリアの寝室を使用している。
メイリンが部屋から出て来るのは食事の時のみである。
メイリンが一緒に住む様になって9日が経つが、
その間にメイリンの風貌は変化していた。
髪の毛はバサバサで食べている筈なのだが痩せ細り。
肌もカサカサで老朽化したコンクリートの壁みたいになっていた。
そして目には光と言う物が感じられなかった。
2人ともメイリンにどう声を掛けて言いか分からなかったが
行動を起こしたのはシンであった。
「なぁメイリン…何時までもそうしていても仕方が無いだろ」
「けど…私、どうしたら良いか…」
「じゃあ、聞くけどメイリンはあれに対してどう言う感情を持っている?」
シンの発言にメイリンは目を丸くして驚いた。
今まで絶望ばかりで考えてこなかったが、
シンに促され改めてこれまでのアスランとの生活を思い返してみた。
「何て言ったら良いか分からないけど…
今、冷静になって考えたらあの人の中で私は居ない存在だったみたい」
「何でそう思う?」
「始めは幸せだったよ、同じ空気を吸って、同じ物を食べて、
アスランさんは優しくしてくれたし、
けど…今、考えたらその優しさは私に向けられた物では無い、それが分かったの」
メイリンは久し振りに感情が揺り動いたのか、
体を怒りで振るわせながら少しづつ話し始めた。
「あの人に取って対象は誰だって良かったのよ!
新しい愛さえ見付けて幸せなら代表は安心する。
だから隠れ蓑に私を利用したのよ!」
「それはハッキリと断言出来る事なのメイリン? 私とシンだって始めは…」
「出来るよ! お姉ちゃん!」
宥め様とするルナマリアに対してメイリンは怒声で返した。
メイリンは目に涙を浮かべながら続きを話した。
「負の感情でもシンはお姉ちゃんに向けたでしょ?
でもね、あの人は負どころか一切の感情を私に向けてないのよ!
半年一緒に暮らしたけど、あの人と関わったのは
全部合わせても1日に満たない状態だよ!」
「時間だけが全てでは無い筈よ」
「それだけではないよ。あの人、
今回の縁談が決まった途端に速攻でオーブに飛んで行って、
私の前に現れたのはオーブが用意した弁護士で話を済ませて、
でたらめな額の慰謝料、払って事を済ませようとしたのよ!
バカにしないでよ!」
829名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:09:37 ID:gkxH9J+g
メイリンは途中で話すのが辛くなったのか、その場で突っ伏し静かに泣き始めた。
ルナマリアは背中を優しく擦り落ち着きを取り戻させようとし、
シンはその様子を静かに見守っていた。
「それが誠意だとは思わなかったのか?」
「思わないよ! だってあの人、私に何もしていない!
指の先っぽさえ触れなかった。
私をガラスケースの中にあるアンティーク人形の様に扱ったのよ!
私は立派な人間よ!」
シンの言葉にも怒声で返しメイリンは大声で泣きじゃくり続けていた。
自分の前で泣きじゃくるメイリンを見てシンは1つの結論を出しメイリンに話し始めた。
「結局、お前も戦争によって負けた者か」
「え?」
シンの言葉に興味を持ったルナマリアとメイリンは一旦、泣くのを止め、
シンの話を聞き始めた。
「全くバカにしているよ! 誰とは一言も言わないけど、
自分の感情で多くの人間を殺しておきながら、
椅子に踏ん反り返って俺達を顎で扱き使ったり。
勝手な都合で巻き込んだ癖して強制的に軍人を求め様としたり!
そして終わればティッシュの様に捨てやがる。
お前等、俺達のその後、理解出来るのか!」
シンは美談として語られているクルーゼの戦争を題材に話し始めた。
シンの怒りは収まる事は無く話し続けた。
「だが、それにより首を絞めるのは結果的に自分だ、見てみろ」
シンがメイリンに投げて渡した新聞には次の様な記事が書かれていた。
『戦争による後遺症か? 自殺者増加の一途を辿る』
「分かるだろ、それは弱者なりの復讐だよ」
「どう言う事、一体?」
「簡単な理屈さ、何1つ無い人間が出来る復讐、それが自殺だ」
「自殺が何で復讐に繋がるのよ?」
「繁殖していないからさ、何も無ければ戦争も起きないだろ」
シンの言葉に2人は納得をするしかなかった。
確かに誰も居ないのならば戦争は起こる事は無い、
悲し過ぎる復讐に2人は完全に押し黙った。シンの話はまだ終わらなかった。
「良いんじゃないの? 甘い夢見させてやれよ、
どうせあんなバカどもに国が統一出来る訳無いから。
崩壊して行く様を遠くから見て徹底的に嘲笑ってやろうぜ」
「それがシンのオーブに対しての復讐?」
「ああ。ツケが漸く出て来たのさ、弱者を拳で押さえ付け、
下の人間を見下し続けたツケがな、
ぶん殴って信念だ何だと言う時代はもう終わった。
あいつ等、これからそう言う現実と否応でも向かい合い続けなければ行けない、
精々がんばれって話だ」
シンは渇いた笑いでテレビに映っている幸せそうなカガリとアスランを見ていた。
それを2人は黙って見ていた。
830名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:11:24 ID:gkxH9J+g
次の日、何時もの様にシンが帰宅すると、
すっかり元通りになったメイリンが出迎えてくれた。
「お帰りシン、ご飯出来ているよ」
メイリンはシンの手を引きリビングへと誘導した。
リビングには豪勢な料理が立ち並び、シンは驚いた。
「ルナ! 何だよこれ?」
「大丈夫、ちゃんと予算は押さえて作ったから」
「なら良いけどさ」
多少、驚いたが、家庭の事はルナマリアに全て任せている為、
何も言わずシンは料理に手を付け始めた。暫くするとメイリンが話し始めた。
「昨日はありがとうシン。でも、まだ暫くはあの人に苦しめられそう」
「その時はその時で復讐でもすれば良いよ、
決めるのはメイリンだからね。けど俺もルナもメイリン死んだら悲しいよ」
「そうよシンの言う通りよメイリン。私達は貴方の味方だから、
悲しい復讐に荷担する真似だけは止めてよ」
「うん、もう暫く、ここに居ても良い?」
「ああ、良いよ、良いよ」
シンは半分、生返事でメイリンの滞在を許可した。
ルナマリアを見るとメイリンに対して微笑んでおり
2人の意見は一致したようである。それを見たメイリンは少し頬を染め話し始めた。
「ありがとう、私もお姉ちゃんと同じ仕事する事にしたから」
「ああ、分かった、分かった」
「夜の方もお姉ちゃんと同じでね」
「ああ、分か…ぶあはぁう!」
シンは飲んでいた飲み物を口の中で逆流させメイリンの発言に驚いた。
慌ててシンはルナマリアの方を見た。
「お前の妹、何て事言ってんだよ!」
「冷静に聞いてシン。これはメイリン流のリハビリよ」
「何だよ、それ…自分で話せ! どう言う事だ!」
「お姉ちゃんの話、聞いてたらね、シンが少しづつだけど元気を取り戻したのは、
お姉ちゃんと繋がったお陰だと思ってね、
だから私も本当に好きな人が出来るまでの間、
シンと繋がっていたい、それで変われるなら私も変わりたいよダメ?」
メイリンの真剣な眼差しにシンは押し黙った。
確かに自分も誉められた形でルナマリアと関係を持った訳ではない、
だが退廃的な行為でも場合によっては前進する事をシンは知っている。
ルナマリアの真剣な目付きを見てシンは首を縦に振るしかなかった。
そして夜に備える為、黙々と食べ続けていた。
831名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:13:31 ID:gkxH9J+g
そして夜、3人はシンの寝室に居た。
何度も経験のあるルナマリアに対してメイリンは覚悟こそ決めた物の
やはり不安は拭い去れなかった。
トランクス1枚でベッドで待機しているシンは何も言わず並んでいる2人を見ていた。
そして行動を起こしたのはルナマリアであった。
「大丈夫、心配無いから、
痛みはそんなに無いから安心してシンに身を任せれば良いから」
「う、うん分かった、お姉ちゃん」
そう言いながら2人は互いの服を脱がし合って行った。
互いに下着のみの状態になった時、お互いに体を見た。
ルナマリアは黒を基調とした大人っぽいデザインであり、
メイリンの方は若草色を基調とした年頃の女の子らしいかわいらしい物であった。
「お姉ちゃん、やっぱスタイル良いな羨ましい」
「メイリンだって若いわね、昨日までとは別人よ」
「シン待たせたら悪いから、取ろうか?」
「うん、そうね」
そう言い、2人は下着を取り始めた。その様子にシンは魅入った。
ルナマリアの豊満な胸が露になり、
最後にショーツを片手で優雅に下ろして行く様にシンの男は素直な反応を示した。
次にメイリンもルナマリアに比べれば若干、
小ぶりではあるが、
それでも豊満な部類に入る誰にも触られた事の無い胸が露となり、
ショーツを下ろして行くと、薄い恥毛で覆われた恥部が露となった。
それだけでシンの物は爆発寸前になっていた。
トランクスがわずわらしくなり捨てる様に脱ぐとメイリンは現れた
怒張に驚きを隠せなかった。
「これが?」
「そう、気持ち良くさせてくれるわよ、この子」
ルナマリアの方から先にベッドへと流れ込み、
シンの物を手と口で愛撫し始めた。
「ううルナ…」
「こっちの面倒は私が見るからシンはメイリンの方、
お願いね。メイリン来なさい」
姉に促されメイリンはゆっくりとシンの隣に座った。
シンはメイリンの唇に触れ、そこから舌を捻じ込んで行った。
するとメイリンは返す様に舌をシンの口内に侵入させ互いの唾液を口の中で
交換し合った。どうやら性での知識はメイリンの方が1枚上手の様である。
ある程度の無茶は平気だと悟ったシンは胸に手を伸ばしやんわりと揉み始めた。
「ん…んふっぅ…ん…」
ルナマリアとは若干、違う触り心地にシンは興奮をした。
口を離して頭を胸へと移動させると、今度は突起した乳首を口に含み舌先で弄んだ。
「んあ! はふぅ! そんなシン!」
832名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:15:28 ID:gkxH9J+g
「んあ! はふぅ! そんなシン!」
手と舌で胸を弄られ続け、早くもメイリンは絶頂を迎え様としていた。
ルナマリアの方はメイリンばかりに気が行っているのが気に入らないのか、
フェラを止め胸でシンの物を挟み始めた。
「く…ルナ…」
「気持ち良いでしょ? シン。私のおっぱいとメイリンのおっぱいどっちが良い?」
「どっちも!」
「ハイ、良く出来ました」
「シン…もっとおっぱい虐めて」
口と手で妹の胸を感じ、怒張で姉の胸を感じ、
シンは早くも絶頂を迎え様としていた。
だが途中で自分を包んでいた柔らかな感覚が無くなり
目をルナマリアの方に向けるとルナマリアが自分で恥部を開いて誘っているのが
目に入った。
「始めは私からねメイリン良く見てなさい」
ルナマリアの考えに気付いたシンは一旦、
メイリンから離れて爆発寸前の物をルナマリアに宛がい一気に挿入した。
「ん、あぁ…はぁう…シンの相変わらず大っきい」
「行くぞ、良く見てろよ」
正常位の状態でシンはルナマリアを貫き快楽を与えた。
メイリンは目を丸めながら魅入った。動く度に上下へと揺れる豊満な胸に目が行き、
メイリンは意外な行動に出た。
「ちょっとメイリン?」
「お姉ちゃん…まんま」
目がトロンと垂れた状態でメイリンはルナマリアの乳首に吸い付き空いている手で、
もう片方の胸を揉み続けた。
「止めて! メイリン、私からはミルク出ないわ!」
「ヤベ、興奮して来た」
姉妹の行為にシンは最高に興奮をして、限界にまで物を肥大化させ、
手をメイリンの恥部へと持って行き、指を侵入させ快楽を与えた。
「ひゃ! らめだよシン…」
「2人纏めてイかせてやるよ」
指で妹の温度を感じ、物で姉の愛情を感じながらシンは絶頂を迎え様としていた。
そして、それは2人にも同じ事であった。
「もう、私イきそう…」
「私も、こんなの初めて…あああ!」
ルナマリアは物でメイリンは指で絶頂を迎え、その場で荒い息遣いで倒れ込んだ。
その直後にシンもルナマリアの中で爆発をし、
それがトドメとなりルナマリアは遠い世界を見ていた。
ルナマリアの中から物を引き抜くと、
1度出しても硬度を保っているシンの男に興奮をし
メイリンはシンに臀部を見せ付け貫く様、挑発をした。
833名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 03:17:38 ID:gkxH9J+g
「シン…次は私…」
何も言わずシンはメイリンを一気に貫いた。
「ひゃぁ! いやぁ! はう!」
声のトーンを聞く限りでは痛みを感じている様には思えない為、
シンは遠慮無くズンズンと腰を動かし続けた。
「はぁ…良いよシン! 子宮にぶつかる!」
痛みが無いと言えば嘘になるが、
それ以上に襲って来る快楽にメイリンは悶えるしかなかった途中、
重力に負け、ゆさゆさと揺れる乳房に興奮をし、
手を動かし乱暴に揉み解すとメイリンは甘い声を出し素直に快楽へと身を委ねた。
「気持ち良いよ〜! シン…」
「出すぞ受け止めろよ!」
「はゃぅ!」
言葉と同時にシンはメイリンに溜まっていた物を放出した。
流れ込むシンの分身がメイリンを今まで連れて行った事の無い世界へと連れて行った。
だが今日のシンはこれで終わらなかった。
余韻に浸っている姉妹を強引に起こすと、指示を与えた。
「2人で重なって、お尻こっちに向けて」
「こう?」
メイリンが上となって2人は言われた通りにした。
このポーズだと、2人の1番大事な部分がシンに見えると言う状態であった。
「ちゃんと交互に入れてくからな、まずはルナだ」
言った通り、ルナマリアの中にシンが入って来て、乱暴に動いた。
「はあぁあ! いやぁ! はやぅシンもっと突いて!」
ルナマリアは快楽に身悶えた。
だが快楽を感じていたのはルナマリアだけではなかった。
メイリンもルナマリアが悶える度に乳首や恥部が擦れ、むず痒い快楽が伝わった。
「お姉ちゃんだけズルイ! 早く私も!」
言われた通りシンは一旦、
ルナマリアから物を引き抜きメイリンに挿入し同じ様に動いた。
「良いよシン! 私、溶けるよ!」
「そんなに動かないでよメイリン…」
ルナマリアも同じ様にむず痒い快楽に苦しんだ。
その様子を見てシンは邪悪な笑みを口元に浮かべ、2人に話した。
「そのまま2人で愛し合ってみたら、もっと気持ち良くなると思うけど」
完全にシンの言い成りになった2人は言われた通り、互いの唇を求め、
乳首をすり寄せ合いシンを興奮させた。シンもラストスパートを掛け、
2人交互に物を出し入れし、2人同時に頂きへと向かわせ様としていた。
「もう、何が何だか分からないよ…」
「私も…私、誰? 混ざって何が何だか…」
「出すぞ、2人とも!」
最後に引き抜いてシンの大量の精液がシャワーの様に2人へと降り注いだ。
全体的に白くされると2人は完全にグッタリとした様子で遠くを見ていた。
飛ばし過ぎたせいか、シンを真ん中にして右にルナマリア、
左にメイリンを置きグッタリとしていた。
砂嵐しか写さないテレビを消しシンは寝ている2人を抱き寄せ、一言言った。
「まぁ良いか…何でも」
体力を使い切ったシンは2人を抱いて自分も眠りに付いた。
今、ベッドに居るのは憎む事も妬む事も止め、
只、穏やかに眠っている最も平和な存在であった。

以上です。どうもありがとうございました。
834名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 09:01:05 ID:VlN7kIyX
フハハハ、GJ!
835名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 11:26:00 ID:JJjS9Yov
GJ!!

姉妹丼、ごちそうさまですた。
836名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 13:06:22 ID:wd66/wq4
エロアニメ「臭作」がネタ元の亜作みたいだ
かなり古いアニメだけどな…
837名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 13:14:40 ID:Hriw85x9
臭作ってエロゲじゃないのか?
838名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 13:22:42 ID:kBUeEpey
GJ!
ここ最近のアスラン鬼だなw
839名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 13:54:58 ID:RsjX/JX2
>>836
言われてみればそうも見えるが、ここはエロパロなんだからいんじゃね?

>>837
エロゲはアニメDVDでかなり出回ってるぞ。
下手な放映ものより画質も声優も出来が良くてエロい。
MX全盛期やnyでも出回ってたし逆輸入の無修正もある。
弱点はヘッドホンしないとヤヴァイってことだな。
840名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 14:21:16 ID:Hriw85x9
>>839
そういう意味で言ったんじゃ無い。
エロゲ原作のエロアニメが多いことなんて知ってるよ。
角川文庫のガンダムSEEDって紹介されるような違和感を感じただけだ。
841名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 15:40:52 ID:zWVxAdy8
そういえばさあ。
種関係の最低・良作SSを語るスレってないよなあ。
842名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 21:36:50 ID:HQ4X91fm
メイリンはここだといろんな味だすなw
843名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:28:31 ID:Jv1qNNcc
新スレ用過去スレ天麩羅
>>158-160 ID:PW82dFu3氏、>>161-163 ID:3rB0Uhgn氏
どちらの過去ログをのせますか
844名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:39:21 ID:8UX9BOEM
メイリソカワイソス・・・(´・ω・)
845名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 01:01:24 ID:my/rv0JG
>>841
んなもんいらん
846名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 01:25:24 ID:PdjBR+Yn
メイリンもだけど、毎回メイリンと別れさせられるアスランもカワイソス...

…と思って自分で作ってみようと思うけど、
2人がハッピーエンドだとシナリオとしてつまらなくなるんだよねw
847名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 02:40:44 ID:y7QCXvny
毎回って、前回投下作ではアスメイEDだったじゃまいか
まぁ本編での描写的に書きにくいのかな
前半は女王様キャラ、後半健気キャラでどっちが本質なのかも不明だし
演歌系かド黒かの二択というか
848名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 02:49:35 ID:8UX9BOEM
少女マンガ的に描くとそうなるのか?
誰か不幸になるからな
849名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 03:59:27 ID:9ybV/wP+
>>847
個人的にはメイリンは前半のエリート好きって設定のが良いな
んで、素敵だと思ってたアスランがMS操作以外はヘタレ
だというのが分かって、彼女の方から愛想尽かすのが良い
ストーカーチックに執念深いのもネタとしては面白いけどねw

>>848
アスランを切り捨てたのはカガリの方だし、アスランの気持ちが
メイリンに向いてアスメイだったら誰も不幸にならないよ
850名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 04:41:00 ID:PdjBR+Yn
でも誰かが不幸にならないと濃厚なエロが描きにくいんだよね
凸女難はその辺にぴったりの設定だわ。カガリがエロ万能機体だしw
キララクだと安定すぎて鬼畜が思いつかない
851名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 11:31:36 ID:hNIzG47+
>>843
後者だとPart9/10が読めないので、全部揃ってる方>>158-160が妥当かと。
852名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 15:44:24 ID:6pBaXngu
そろそろ450KBですから次スレ建てましょう。
俺はスレ建て出来なかった。
853名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 17:05:41 ID:hNIzG47+
次スレです。

ガンダムSEEDエロ総合スレ Part24
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1146038448/
854名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 22:15:25 ID:BjY58Rp/
メイリンのエリート大好きという設定から、
エリートゲットのためにエロテクを会得しておき
始めは処女の振り→セクロスするようになってから勉強した振りしてフル活用
狙ったエリートは逃さない、がっちり挟んで逃さない
そんなエロエロメイリンたんを想像した時代が俺にもありました。
855名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:12:25 ID:5qlGF+ua
>>854
その素敵な妄想力、SSにしないか?
856名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 14:09:32 ID:d1lLqb2I
オペ情報担当なので性知識は豊富ながら実戦経験が無いので、
凸に迫る所までは良いが実物を見て慌てるメイリンたんを妄想している所だ。
ネタ的には新シャア向けかな
857名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:49:40 ID:0ZOzN6in
ネタを語る姿勢が非常に新シャア向き
>>854は気にならんが、>>856まで来ると誘い受けを感じ
同じ人か別人かは知らんが
858名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 00:44:16 ID:4U9cqIOe
>>849
切り捨てたけど気持ちまで変わってるわけじゃないからな
つくづく嫁は価値観が古臭い
859名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 01:07:47 ID:50d3k6hf
雑談は新ショア行きましょ
860名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 21:26:06 ID:JJRqTgkA
>>833
シン……お前……
861名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 00:53:28 ID:DkIKbNiz
うめ
862名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:23:18 ID:h9/as1fE
>>850
安定云々てよりキララクは元々書きにくい
なんつーかどっちも攻ry
863名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:29:18 ID:OGbeh8KB
そもそも種キャラに「こいつは受けだろう!」とか「こいつは攻めだな!」
って確定できるような奴があんまりいない気もするw
個人的にカガリや凸は受け、キララクあたりは攻めな気がしてるが。
864名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:31:11 ID:VFywM5SQ
最近シンが受けなんじゃないかと思ってしもた…
865名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:53:47 ID:23Mh2r3O
シンは受けというか
いい目見させて魂が安らかなることを祈願したい感じw
866名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:28:17 ID:Yqs3kzDC
なんつーか…
シンをイジめるシチュが見たいw
867名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:42:32 ID:FRD3SkB6
シャアではルナに弄ばれてカガリを弄ぶってイメージがあるかな
868名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 02:04:55 ID:9U0rOqco
カガリ相手だと誰でも攻めにできるんだよな
そういう意味でもエロパロ的便利キャラだ
869名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 06:31:42 ID:PwBGdjZI
 
870名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 06:34:15 ID:PwBGdjZI
前回カナリスマソ。恥ずかしい間違いはすみませんが教えて下さい。
憶えてくれてた方d。
ミネルバ艦内については資料があまりないので下記な間取りです。
Battlestar Galactica
ttp://www9.wind.ne.jp/yasyas/gd/sup/report/ronbun/kantei.htm

都合上説明のためにオリキャラ出してますが、全員説明キャラと化して
しまいまいました。元キャラも違います、エロは最後5レスだけ、スマソ。
871アスメイ 1/29:2006/04/30(日) 06:35:14 ID:PwBGdjZI
19:30、艦籍番号LHM-BB01ミネルバ艦底
コツコツと靴の音を響かせながら、ザフト緑服を抜群のプロポーションで
着こなす美女が、艦底、格納庫を横切っていく。
髪は肩下数十センチまで伸び、頭上からのツインテールが元気よく跳ねる。
甘えっ子のようなどことなくあどけないの抜けない、ミネルバオペレータ
メイリン・ホークである。
かわいらしい面影を残した、整備兵が顔を赤らめてすらりとした
肢体に数年前までの幼児体形の面影はなく、緑の裾丈の長い制服を
着用している。
胸もすくすくと成長し、歩く振動が伝わる度に柔らかに上下に揺れる。
赤髪は頭上からツインテールのまま、違うのは肩より数十センチに
かかるぐらいである。
ぽっちゃりとしていた頬はひきしまり頭脳は明晰、ザフト統合作戦部に
簡単にハックアクセスできるほどである。
ディノ副艦長の傍らには必ずこの赤毛の美女が専属秘書のように
サポートに入る。
彼女は既にミネルバでは貫禄のある軍人、古株である。
運動神経の鈍さから総合評価が伸び悩み赤服こそ逃したが
士官学校を上位成績で卒業し、即新鋭艦オペレータに配属された
エリートである。
一時、脱走兵に銃で脅迫され、脱走幇助の嫌疑をかけられた事もあるが
こちらは証言した赤服パイロットが虚言を呈したと後に表明され
復隊が許可されたのである。
入隊当時はだぶだぶで手のひらをすっぽりと覆おうようだった裾も
ぴったりになり、現在緑服の制服はぱつんぱつんの胸を強調し
ぷっくりと上がった尻の谷間を強調する役目を帯びるようにっている。
しかし現在の彼女は、スマートに敬礼をしつつ自室へと
歩を進めるつもりだったが、艦床の段差にけつまずき、両手をくるくると
宙で回して体のバランスを取り、なんとかすっ転ぶのを
回避したのに成功したところであった。
スーツケースのキャスターが足を取られ、ミニスカートから張りのある
太ももを踏ん張らせ、少し屈んで除けば下着が見えそうなほどであるが
本人は気が付いていないらしい。
872アスメイ 2/29:2006/04/30(日) 06:36:15 ID:PwBGdjZI
「遅れてんぞ!20:00までに補給物資搬入完了しろ!」
物資担当官の怒号が聞こえる。
格納庫、整備中のためかコックピットが開いたままの最新型MSの足元に
軍服の襟を開け、だらしなく座り、牛丼をがっつく赤服と
整備兵の一団がいた。
整備兵が不審の声を上げている。
「ジブラルタル基地って乾燥地帯ですよ。
いくら4年前のメサイア落下で地表温度が下がっているからって
#5051オイルで調整だと、関節から漏れて膝がっくんしてまいますよ。
付近で戦闘があるとしても、こりゃ降下地点、温湿温暖気候じゃないです。
こんなので自軸調整しなけりゃ照準すらあわないで、ストリング弾の
無駄無駄、バカスカ撃たれてアスカ分隊長もみんな戻ってこなくても
俺達のせいじゃないですからね」
「いいんだよ、黙って全員分この調整でやってくれ。
後でわけはちゃんと教えてやるから」
ダンボールやコンテナ、床にじかに座った赤服パイロット達は
各々手元で、電子ファイルに
『 Nicht Schiesen ! (撃つな!)』
と白サインペンで汚く落書きされた、トリコロール色の軍服を
着ているらしい金髪女性の写真を表示させている。
どうやらブリーフィングを兼ねた夕食らしい。
873アスメイ 3/29:2006/04/30(日) 06:36:58 ID:PwBGdjZI
「いっかー、このばか面をよっく覚えておけー。
体重、身長はさっき説明した通り、瞳の色、特徴は各自メモしておけ。
間違って射殺しても全っ然オッケーだけど、人質にしないと
副艦長はともかく、バルツァー戦闘指揮統括官から
『武人たるもの、ミスは死をもって償え』
とかわけわかんねえ事ぐだぐだ説教食らうからなー」
通常分隊長はもう少し偉そうというより、部下の生命を預かる手前
きびきびとしているものが多いが、ミネルバ直属MS精鋭部隊分隊長は
実にフランクである。
――バシッ
「……イッテー。……なんだよいきなり」
予告もなく後頭部を叩かれて、シンが米粒を口元につけたまま
目を吊り上げて振り向くと、背後にツインテールの美少女が
スーツケースを横に仁王立ちしている。
「オーブ嫌いなのにアスハ代表の写真、みんなに持たせて。
ファンクラブもつくる気?!」
「ハァ?!」
シンの口がぽかりと開きそうになる。
エリートパイロットの頭を遠慮なく小突いたのは、数年前まで人に
手を暴力を振るうような事も考えられないようなおとなしい少女だった。
874アスメイ 4/29:2006/04/30(日) 06:37:36 ID:PwBGdjZI
まったく。
この頃メイリンは、ルナのがさつさが乗り移ったような振る舞いをする。
電子ファイルを仕舞い、隊員たちに解散を命じると
なんだよ、とスーツケースを押したままのメイリンに向き合う。
「シン、あんたまたお姉ちゃんと会っていたでしょ。
ママがかんかんだったわよ」
「……俺はおまえに『あんた』呼ばわりされる覚えはねーぞ……
ってメイリン、なんでお前ここにいんの。
本国に戻ったんじゃねーのか」
「なによぉ、自分の部隊に戻ってなにか悪いの?
取れたから休暇とってたけど、輸送機に空席があったから
前倒しして帰ってきたの。
どうせうちにいてもお姉ちゃんに子守させられるだけだし」
ああそう、とぶっきらぼうに答えてふと疑問に思う。
「……で、おまえどっから入ってきたんだ」
「どこからって……そこの貨物用入り口から。
港でやさしそうなおじさんに野菜コンテナ便に乗せてもらって
りんごまでもらっちゃった。
あ、はい、みなさんにも……意地悪なシンにも。
おじさんとこのコロニーで取れて、今期のは自信作なんだって」
りんごを周囲の作業員やパイロットに配るメイリンの緊張感のなさに
ため息をつく。
875アスメイ 5/29:2006/04/30(日) 06:38:08 ID:PwBGdjZI
「あのなあメイリン。
乗組員はタラップから出入りしなきゃいけないだろ……。
しかもまたほいほい男について行って。ルナも心配していただろ」
「みんな忙しそうでセキュリティも何もないわよ。
それにお姉ちゃんのほうがだらしないし、いっつもやりたい放題の
我が侭じゃない。
そう――シン、あんたお姉ちゃんはもう三つ子ちゃんの
お母さんなんだから、本当にもう会わないでよ。
――でもなんだか赤ちゃんの一人が可愛いんだけど黒髪に赤目で
シンそっくり……それはそうと。
――なんだか遠征にでも行くみたいね。
06:00出航本国帰還予定なのにこんなので間に合うの?
アス…ンさん…違った、ディノ副艦長やみんなは?」
シンがああこのバカという視線を送り、しまったと口に手を
あてながらもメイリンが問いただす。
どうやら彼女はまだ今回の命令内容を知らないらしいが
……何気に鋭い。なにやってんだ、あの人。まったく。
副艦長の手の回し方、要領の悪さに舌打ちをする。
「知らないね、どっか飲みに行ってんじゃねーの。
俺は留守番で結構。
大体出航なのに駐屯地外へくり出して、酒を飲む神経が信じられないね。
いっそ置いてきぼりにしたらせいせいする」
「えー、なにそれ。
パイロットでなくても従事6時間前にアルコールを摂取することは
禁じているのに。
下手したら軍法会議ですまないのに、みんなで飲みに行ってどうするのよー。
ドッグから出航する時にコロニーの外壁に当てて、軍艦が飲酒運転
なんて恥ずかしすぎ……」
876アスメイ 6/29:2006/04/30(日) 06:38:47 ID:PwBGdjZI
牛丼の匂いが充満する格納庫ではあるが、通路から強烈なカレーの
香ばしい匂いが漂ってくる。
厨房も忙しいのであろう、遅めの夕食の用意ができあがったのだろう。
本来なら兵士が体調、好みに合わせて自由にメニューをオーダ
できるところ、今夜は忙しいと料理長が判断し
ザフト軍特製カレー一種類のみのメニューである。
匂いにつられ鼻をくんくんさせながら、メイリンがシンを誘う。
「いい匂い〜〜おなか空いた〜〜。シン、食堂へにいこうよ」
何も知らされていないメイリンに、ああこういう素直な犬が近所にいたなと
思い出しながらつい微笑む。
「ばか、今夜の夕食はやめとけ。
極秘情報だが、昼過ぎに炊事兵が牛肉を保冷庫から出しっぱなしにして
腐らせかけて、料理長からこっぴどく叱られていたらしい。
今夜のカレーは、その腐った肉を処理……いやカモフラージュするため
香辛料をたっぷり使ったものだ。
恐らく駄々漏れの下痢するほどの辛さだ。
ザフト軍の食料備蓄事情は厳しいからな……貴重な食材をだめにしたと
わかったら、料理長ともども厨房の奴等は全員独房入りだからな……」
「……それ、わざわざ調理しないで素直に捨ててしまったほうが
みんな丸くおさまるんじゃ……。とにかくおなかが空いた……」
ギュルギュルギュル〜ッと派手にお腹の音を鳴らしてしまい
メイリンが赤面する。
877アスメイ 7/29:2006/04/30(日) 06:39:32 ID:PwBGdjZI
「しょうがねえな、ほら、これやるから」
シンが食べかけの牛丼と使いさしの割り箸を差出し、メイリンが
悲鳴をあげる。
「なんだよ、人をごきぶりみたく。……しょーがない、ほらこれ。」
ドッグ外のキヨスクで買ってきたであろう、ナポリタンスパゲッティの
ケースをガサゴソとコンビニ袋から出し、しぶしぶ渡す。
「なんだ〜、あるんじゃない」
「あと、ミネラルウォータ。念のために水も飲むな。
ああ、俺ってすっげえいい人……あっコラ、メイリンどこ行くんだよ」
「どこ行くって、自分の部屋で食べるの!シンみたいに
お行儀悪くないんだからぁ!
「ブリッジに上がるってメイリンおまえ、入れないぞ……」
「シンのバカーッ!。そんなわけないでしょ!
あたしがいないと、CIC機能しないんだからぁー!」
獲得した食料の入ったコンビニ袋に最後の一つになったリンゴをいれ
スタスタと居住区への通路へ向かうメイリンに慌てふためき
シン大声で声を張り上げるが、メイリンは振り向きもせず
スーツケースを押しながら去っていく。
「あーあー、俺知らね……」
一見おとなしそうな子が怒ると一番怖い、身をもって知っているシンは
その後の修羅場を予見し、災難に会うであろう副艦長の身を
案じるのであった。
878アスメイ 8/29:2006/04/30(日) 06:40:09 ID:PwBGdjZI
コロニー・ダーウィン。
表通り歓楽街のストリートを抜けると、街灯もまばらな地区に入る。
道路わきに不法投棄された生ゴミが捨てられており、ごそごそと鼠が蠢く。
コートを立てた男がそばを通りすぎると、チューと
小さく鳴きながら補修もされずに廃墟と化した建物の壁の穴へ散っていく。
仮面を外し、サングラスをかけており額から左頬への切傷創面が露になる。
ミネルバ副艦長であるアレックス・ディノは、今夜は緑白の制服を脱ぎ
普段オールバックに流している髪も、整髪料なしの私服であるが
左胸の膨らみは愛銃を忍ばせ特殊任務についていることを証している。
背後を警戒しながらうらぶれたバーの扉を押す。
錆びた蝶番とカランコロンと鈍い鈴音がすると、くたびれた帽子を被り
同じくコートの襟を立て黒いサングラスをかけた小太りの男が
カウンター奥に座り右手でロックグラスを掲げる。
挨拶も返さず、一つ間を空け入り口近くの椅子へ腰掛ける。
「物は?」
「早急な方ですなー。遅くなってすんまへんぐらいなんとか言えまへんの。
もうこられまへんかと思いましたわ」
独特の口調で唾を飛ばしながら、親しげに声をかける。
「持ってきましたで。
これがないとあんさんらは盲目ですからなぁ。
下手うってもらったらこっちが困るさかい」
親指第一関節程度の大きさのメモリチップをカウンターを
滑るように投げ渡す。
トレンチコートのポケットに突っ込まれていた左手が、瞬時カウンターを
撫で何事もなかったかのようにまたポケットの中に吸い込まれる。
ナチュラルの目では、二人とも腕も動かさなかったように見えるだろう。
879アスメイ 9/29:2006/04/30(日) 06:40:45 ID:PwBGdjZI
「これだけか?ディスクも渡せ」
「ザフトの兵隊さんは、疑い深いことで。
議長さんでしたらそんな無理な要求されませんやろな」
「最低限の協力もしないつもりなら、こちらも協力はしない。
作戦を変更するだけのことだ、プラントではなく別の国に声をかければいい。
現在の情勢でヘリオを直に相手にする国があるものか。
アマルフィ議長はそれほど甘くはない」
「しょうがありまへんなぁ」
小太りな男がグラスを名残惜しげにカウンターに置きくしゃくしゃの
ハンカチをどこからか出しふうふうとわざとらしくため息をつく。
瞬時、ハンカチの合間から光がキラリと反射する。
――シュッ
これも左手で受け取る。
「これでクライン穏健派議員を一掃できますやろ。
疑うんやったら、今データ覗いてもらったらええですわ」
値踏みするように、下目で伺う。
「情報だけでプラントは評価などしない。
実力行使を伴った結果がなければ、こんなもの唯の図面に過ぎん。
そちらが情報を出し惜しみするというのならそちらが自滅するだけだ。
偽装データなら議長が心変わりされるだけのこと」
「んな直情型軍人はんばっかりのザフトさんは、戦死者大量に
出しても懐も心も痛まんようでうらやましい限りですなぁ。
さて金も搾り取って、虎の子の情報までぼったくり。
オーブ人も真っ青になる業突く張りぶりですわ、そんなせこせこですと
あんさん将来貧乏神にとりつかれまっせ」
「よけいなお世話だ。だいたい血を流すのは俺たちだ。
そちらの部族長はせいぜい札束を数えていればいい」
見た目はただの豚のような男の目がサングラス越しに釣りあがる。
この男はオーブ公安部特務課ヘリオ出張所でも五本の指に入る
工作員なのである。
「血ィなど安っすいものと一緒にされましても。
オーブは変わる。ロゴスや長老会がぼやぼやしてるから仕方ありまへんわ。
嫌やですけど、名実ともに宇宙の僭主となるしかありまへんねん。
新興国のプラントなんか元から当てにしてまへん。
1年後が楽しみですわ、あんさん新札の札束で右頬ぶたれて
土下座せないかん破目にならんよう、せいぜい言葉に気をつけることですな。
おっと、お仲間に背後から頭ぶち抜かれるのがおちですかいな」
「ヘリオポリス2を牛耳る野心家グロード家の方々こそ」
口達者なこの男に、わざわざ付き合い時間を潰すことは
ばかばかしいとばかりに口を紡ぎ、店を後にする。
880アスメイ 10/29:2006/04/30(日) 06:47:21 ID:PwBGdjZI
人通りの多い歓楽街まで出ると、人をするりとかき分けながら
するりと横に並ぶ男が声をかけてきた。
「お勤めごくろうさんです、副艦長殿」
「……付いて来るなと言っただろう、ロッシュ」
アスランがため息をつきながらサングラスを外す。
ミネルバ艦載機部隊隊長、ルイ・レミー・ド・ラ・ロッシュ。
分隊長シン・アスカ率いる精鋭部隊をまとめる切れ者であり
爆発物処理のスペシャリストでもある。
先の大戦を勃発させたユニウス落としテロ首謀犯の
生き残りの一人であることは、ザラ派以外の部外者は知らないことだ。
右頬に十字傷が刻まれ、どことなくあのアンドリュー・バルトフェルドを
思い出させる。
「あんた尾行されてたぜ。
間抜けすぎるから護衛してやったんだ、ありがたく思って欲しいね」
「――で、頼んでいた艦内の様子は把握しているのか?」
「当然です。
艦長派の奴らには、料理長が強力下剤入り軍艦カレーを振舞ってますよ。
数秒で効く強烈なのをね。
恐らく医務室は、腹を押さえた艦長派の奴等で満杯ですよ。
あとはドクターが伝染病やらなんやら言いくるめて
全員降りてもらうことになるでしょうな。
――あんたは他人の仕事ばかり気にせず、自分の役目を
松任していただかないと。
みんなあんたの登場を待っている。
死ぬかもしれん遠征前のお祭り騒ぎだ、リーダーならちゃんと
顔出しして初陣の新兵に声をかけてほしいものですな」
わかっている。自分は若造で、父が築いたザラ派の飾りであることは。
「――だがな、知ってのとおり今俺は重要機密ROMを持っている。
しかも内容をまだ確認していない。
酒場なぞ行けるか。
大体本国なら無許可の集会は重罪に問われる」
やれやれ、この若造は、とあきれた表情を隠さない。
「ヤマシタへ情報解析を任すつもりなら、艦に戻っても戻っても
CICはもぬけの空、無駄ですよ。
奴もミランダの店で鼻下伸ばして、酒盛りしてますからね」
「……」
飾りなりの義務もある。
大きな溜息をつき、上に持ち上げたり下にこけ下ろしたり
饒舌なベテラン兵に降参したかのようにうなだれて酒場へ
連れられていくのだった。
881アスメイ 11/29:2006/04/30(日) 06:47:57 ID:PwBGdjZI
ピューッ、ホーホッツホアアーッ!!
ドコドコと重低音が響き、卑猥な音楽と妖艶な照明が
小さな舞台に照らされる。
ミーアも真っ青の巨大な乳をストリッパーが両手で掻き揚げ
尻を振りながら下着姿の女が棒に絡みつきはじめる。
女がパンティの紐を解き、ハイヒールにレースの付いた
ガーターストッキングだけ着用したストリップ嬢が泥酔い加減の観客
――といっても今はザフト・ザラ派貸切状態、いやこの店の
オーナー自体がザラ派である――に向かって開脚したのである。
明日には戦死する者もいるかもしれない、そんな下兵士に対して
娼婦やストリップ嬢はつい過剰サービスをしてしまう傾向は
万世共通のようだ。
カウンターでロックを手にしたロッシュが、白チョビひげを
生やした初老のマスターにちらりと視線をやる。
と、黒いバニー姿の女が防音カーテンを引き、カウンターバー一帯は
静穏な空気に包まれる。
アスランが仮面を鬱陶しそうに脱ぎ、素顔をあらわにする。
額から頬にかけての裂き傷はまだ痛々しい。
「――どうだ、使えそうか」
黒ぶち眼鏡をかけたひ弱そうな青年、ヤマシタにチップを渡すと
コンピュータマニアなヤマシタが愛機を取り出す。
黒ぶち眼鏡を人差し指で上げると、高速のタイピングでデータを吸い取る。
「使えそうもなにもこりゃすごいですよ!
オーブトップでさえこんな軍重要機密知らないでしょうね。
なにより電子暗号技術がすごい!
こんなのがオーブ上空に飛んでたなんてねー知らんかった……。
ラジオ無線愛好家でさえ知らなかったんですよ!
このカモフラージュの仕方、芸術もんですよ!」
恐らく、オーブの対戦域高高度広域防宇宙空拡大射程迎撃機の
詳細データが、画面に流れていく。
882アスメイ 12/29:2006/04/30(日) 06:48:38 ID:PwBGdjZI
「あああ幸せ。こんなデータ見れるなんて。もう死んでもいい」
鼻息を荒くし感動の言葉を発しながら、ぽちりと送信ボタンを押し
ロッシュが真っ青になる。
「あ、おいなにするんだ!このばかっ!
情報をミネルバに送信って、どこで盗聴されてるのかわからないんだぞ!」
こずかれた頭をさすりながらヤマシタが自慢する。
「ミネルバ直結のこの回線はどこのだれであっても盗聴、解析など
できませんよ。
IQ187の僕と同等、いやそれ以上の能力を持ってる人間でないと。
そんなのそうそういませんからね。
現物持ってウロウロしてるほうが危険ですよ!
万一消去なんてされても一晩時間いただいたら、一言一句間違えずに
このROM再現してやりますよ。
この前頭葉がすべてデジタルデータに変換して記憶しましたからね。
僕を拷問しても01010000……としか吐き出せませんから
あ――一人いた。
でもメイリンさんは本国へ帰還命令でて、司令部直属へ
栄転されましたからね。
彼女ならやりかねませんが、それ以外の奴は解析なんてとてもとても」
「ほうほう。そんなコンピュータマニアで、家でゴロゴロしてそうな
おまえさんが、なんでまたザフト軍なんか志願したのやら」
ロッシュが問うと、それまで陽気に端末を叩いていたヤマシタの表情が
一気に真面目になる。
883アスメイ 13/29:2006/04/30(日) 06:49:10 ID:PwBGdjZI
「そりゃ、ブレイク・ザ・ワールドで行方不明になったモモコの情報を
探すためです。
オーブのマザーコンピューターにはプラント・各連合・L4第三勢力
各陣営のデータがそろっていますから。
各国の住民台帳しらべるよりオーブ役人にいくらか渡して
調べてもらったほうが早いってほどですからね。
モモコは絶対生きている。
探し出して会ったら絶対今度は、指輪を……」
「いー話だねぇ。ところで副艦長、あんたの経緯は全然
聞いてないんだが、そんなに俺たちが信用できないんですかね」
いきなり、話題を向けられてグラスを落としそうになる
アスランへロッシュが鋭い視線を送る。
死線を共にするのだ。
すこしぐらいは話さなくては信頼を勝ち得ないだろう。
少し長くなるがと前置きをし、覚悟を決める。
884アスメイ 14/29:2006/04/30(日) 06:50:01 ID:PwBGdjZI
「先のヤキン・ドゥーエ戦終結の後、俺はラクス……いや元婚約者が
プラントへ帰国を希望するなら一緒に帰るつもりだった。
が、彼女は俺の親友の療養看護の道を選びオーブへ渡った。
俺は元々プラントの孤立主義、軍拡主義には反対だったし
……プラントは過ちを正そうとする徴候も感じられない有様だったし
亡きウズミ前代表の理念に感銘を受けていたし、親友の妹が
無鉄砲な娘で心配で目が離せない状態だったから、しばらく
オーブで過ごすことにした。
――オーブに渡って数ヶ月は戦争時より忙しかった。
プラント評議会、ザフト軍内情を知る重要参考人として
また彼女のブレーンとして休戦協定、ユニウス講和条約締結
各連合との友好条約再締結には俺も出席した。
その後スクールの寮に入り、彼女の補佐になれるよう
オーブの歴史、経済、法律、最先端の医学、電子工学と
あらゆる分野を学び充実していた。
寮生活では世話身のいい奴がいて、忙しく休講ぎみの俺に
頼みもしないのにノートを貸してくれる奴もいた。
休日は親友の療養している島へ行ったり、まあ充実していた」
「順調だったんですね。
あの頃どの国も物資・食料不足で大変だったんですから
いい生活できていたみたいでよかったじゃないですか」
小さく頷く。
「風向きが変わったと気が付いたのは、各国との関係も
戦前同じように、とはいかないが、ある程度まとまり
ようやく彼女も俺も一息ついた頃だ。」
885アスメイ 15/29:2006/04/30(日) 06:52:43 ID:PwBGdjZI
「ようやく休日ができ、彼女の邸宅で乗馬を二人で楽しもうと
早朝馬小屋へ向かおうとした時だ。
彼女の叔父から電話が入って、俺にすぐ来て欲しいという。
すぐに官邸へ行き、ホムラオーブ準備制度理事会議長が
……いや彼女の叔父なんだが――銀行券発行したりしそうなほどの
守銭奴という意味だ――から『君はよくやっている、さすが優秀だ』
などと今思い返すと臭すぎる賞賛を頂いた。
その後、ある文書にサインを求められた。
『今後君のような若者がオーブを支えていく。
君にはオーブの国の構造からなにからなにまで学んでいただきたい。
いや、君の将来今君が見識を高めることは、オーブの将来にとっても
必要不可欠な事なのだ』
などと言われ気をよくし、契約文書に禄に目も通さずサインしてしまった。
俺は自分で地獄を呼び寄せてしまったんだ」
「――うーん、どんな契約内容だったんですか。
唯働きではオーブの顔がないと、高報酬で雇ってもらえるような
契約だったとか」
「いや、彼女の屋敷に戻るとメイドが既に俺の荷物を纏め上げ
玄関にトランクを1個置いていた。
戻ると彼女が泣いて俺にがっしり抱きつき
『なんでおまえが行かなきゃいかない、いや元ザフト軍と
周囲から胡散草がられているおまえがオーブ軍兵役に従事することで
私も鼻が高いが』
などと言われ、その日の正午には出航するからとオノゴロ港まで
キャデラック飛ばして息を切らして乗船したのはいいが
その艦は陸自空母チトセと、出航後知った……」
886アスメイ 16/29:2006/04/30(日) 06:58:22 ID:PwBGdjZI
「空軍でも海軍でもなく、陸軍ですか……」
「空軍はムラサメパイロット共済組合がコーディネイターとの
能力差を算定されるのを嫌がって、コーディネイター採用枠を
絞らせるよう圧力かけてますからね
……黙って入隊するものもいますが、ばれれば熾烈なリンチの
洗礼受けますから。
まあ空軍配属でなかったのは当然のことだったかも」
「そう。俺は逆アファーマティブ・ アクション(積極的差別是正措置)を
取られたようだった。
本来公務員は組合結成などできないのだが、現に国防軍では
共済会が強くてね、週休2日制で土日は完全に休んでいる状態だった。
あのスクランブルも平日だったからで、週末だったら
奴等絶対出てこなかっただろう……」
「スクランブルってなんのですか?」
「――いや、なんでもない。
で、チトセに出航ぎりぎり飛び乗ったのはいいのだが
『おせーんだよ!今度集合時間遅れたら食事抜きの
トイレ掃除の罰則だからな!』
などと罵言され荷物を置くようにいわれ、案内されたのは
通路脇の狭い3段ベッドの下士官部屋だった……。
何かの間違いだと思って……自惚れるわけではないが
俺のキャリアなら最低でも哨戒機パイロットで、曹長あたりには
なるかと思っていた。
だが何度確認しても肩書きは3等陸士だった……」
「そりゃ……冗談きついですよ。かつてのザフトの赤服がまさか」
887アスメイ 17/29:2006/04/30(日) 06:59:18 ID:PwBGdjZI
「上陸してから、待遇が変わるかと期待したが、現地に上陸してから
初めての仕事は日中60度を超え汗はすぐ干からびて
腕に塩が吹くような炎天下で延々麻袋に砂を入れ土嚢を作成し
ブリザードに備えることだった。何度も抗議したさ。
俺はトップ・ガン……ぐらいの実力があってこんなところで
土木作業をしに来たわけではないってさ。すると事務長が喜んでね。
『ちょうどよかった、運転手が足りなくて困っていたところだ。
そこの一台早速使ってくれ。
重機免許はもちろん持っているね、きみ』
そして俺は数日ショーベルカー運転士をこなした……。
案外繊細な運転が求められ俺はそこで新たな技術を習得することができた」
「……けっこう前向きな性格ですね」
小さく頷く。
平和維持活動に従事するとやらで『給水・医療支援・学校・道路の補修』
などの後方支援活動という説明を受けた。
戦闘なぞないと聞いてはいたが
――ガルナハン解放で現地民に歓迎された経験があるザフト兵は
驚くだろうが――俺が言ったところは悲惨だった。
ほとんど武装もせず水・食料を運んでいる証明、『UN』と
横にでかでかとペイントしてるのに、俺たちに向かって
本来奴等の村へ運んで飢餓・流行病から守ってやって感謝されるべき
俺たちのトラックに向かって旧型カラシニコフを向けやがる。
あいつら俺たちコーディネイター並みに目が良くて
各トラックに向けて一発だけ撃って来る。
燃料タンクに向けてね……。
無線も衛星も通じず、おかげで部隊は極寒の砂漠で全滅する危機に
何度も会った……。
888アスメイ 18/29:2006/04/30(日) 07:06:53 ID:PwBGdjZI
いやそんな苦労も月に何度か来る彼女からの手紙で吹っ飛んだ。
戦友にも恵まれ、1年後の兵役満了除隊の時には部隊の奴らと
騒ぎまくったものだ……。
帰港し、家族や恋人の迎えでごった返す中、俺は一人寂しく
タラップを降りた。
タクシーを拾う金も持ち合わせてなくて、モノレールとバスを
乗り継ぎ彼女の邸宅へ帰宅した。
迎える者に見栄を張って正装する必要もなく、迷彩服にザックを背負い
徒歩で訪れ、当然のように門を潜ろうとすると門番が怪訝に声を上げて……。
日焼けして髪も刈り上げられた俺を、誰か当初わからないようだったが
挨拶を仕返すとようやく思い出してくれ、門からカートで
邸宅まで送ってくれた……。
帰還予定日を書いた手紙はどうやらまだ配達されていなかったらしい。
歓迎ムードはまったくなかった。
メイドに尋ねて、会議の合間に着替えに戻るらしい彼女を居間で待った……。
会議の合間に戻ってきた彼女は、とても驚いて戸惑ったように見えた。
しかし次の瞬間には1年前と同じようにがっしりと俺の胸に飛び込んできた。
背中にしっかりと手を回しあい、互いに抱擁した。
久しぶりの彼女は、女性ぽく丸みを帯び、摺り寄せてきた
胸の弾力と腰と尻のくびれに手がしびれた……。
彼女は『なんかお前、身長伸びたのか?顔を見るのに首がくたびれる』
と甘い言葉を囁き、俺も頭一つ二つ小さくなった彼女に驚いて
保護欲をさらに駆られたり。
『心配した。』と涙ぐむ彼女にこれはいけると、まだ日は高かったが
辛いなど戦友達が常々帰国したら、オーブ人の彼女は絶対してくれると
口を合わせて言っていた『ご褒美』をここで要求してもいいのではと思い
腰に回す手をさらに強く回した。
互いに視線を合わせて、互いに唇を重ね合わせようとした時だ」
「いきなり急展開ですね。隅におけませんね」
889アスメイ 19/29:2006/04/30(日) 07:07:52 ID:PwBGdjZI
ガチャンッ
カウンターの高椅子の下に鋼鉄の灰皿がまた一枚ぐにゃりと
捻りつぶされて落とされていく。
コーディネイター御用達の酒場では、日ごろの憂さを晴らすのに
口、酒、薬以外に、有り余る体力を持て余しどうしても
カウンター一枚テーブルに拳を打ち付けて器物破損する者が多い。
先ほどから、グニャグニャと鈍い音が卓下から聞こえていたが
どうやらこれはその数枚目の犠牲者のようだった。
「玄関から下品なクラクションが鳴ってね。
無視して再度キスをしようとしたら、狂ったように重低音ホーンを
鳴らし始めやがった。
彼女が『いけない、ユウナを待たせていたんだ。
すまない、今日は遅くなるがあとでゆっくり話を聞かせてくれ』
そう言うと、薄紫の優男が運転する趣味の悪いオープンカーに
乗り込んでいった……」
「……ちょっと悲惨ですね」
「除隊ししばらくすると、今度は彼女の引退した祖父に呼び出された。
」厳格な人でね、一見穏やかそうだが、肩書きなど出さずとも
そこらのやくざも殺気を感じて道を譲るほどだ。
で、呼び出されて、有無を言わさず工作員養成コースに放りこまれた……」
ロッシュ、ヤマシタともなんと声をかければいいのか、口を閉ざしてしまう。
『よくやったじゃないですか』などと気安く慰めれば恐らく
『おまえになにがわかる』と怒りがこちらに向くことは想像にがたくない。
「少ししゃべりすぎたな。今の話の大半は作り話だ。笑えただろ。
さて俺は先に帰らせてもらう。
お前たちもそろそろ切り上げて艦に戻ることだ」
トレンチコートの襟を立直し、店をでる副艦長の後姿を
軽く見送ったあとロッシュが暗い雰囲気を打破するようにつぶやく。
「うちの部隊はみんなそれぞれに暗い過去を背負ってるが
ありゃオーブ侵攻、先頭切ってやりたくなる気持ちもわかるね」
上官の陰口を叩くことほど楽しいことはない。
古今東西問わないたわいな話をしばらくし、この後ロッシュと
ヤマシタ酔いどれの部隊をまとめ、艦へ戻るのである。
しかしデータが早々に解読されていたとは露知らないのであった。
890アスメイ 20/29:2006/04/30(日) 07:08:44 ID:PwBGdjZI
重いスーツケースをようやく部屋に運び入れる。
メイリンに与えられている部屋は、士官並み待遇の個室である。
一息つくと、机に食料を置き、私用端末機をミネルバ通信網へつなぐ。
通常士官室であっても、艦長以外はCICへ繋がれている
管制通信網へはアクセスできない。
が、彼女にはそのような障壁はないに等しい。
「フーンフーン♪」
なにやら上機嫌で鼻歌を歌いながら、目に見えぬ速さで
コードを入力していく。
――アクセス権限なし。拒絶――
――メイリン・ホークMS管制官、本国にて休暇中。
  ザフト第一艦隊司令部付き守備隊へ転属予定――
「なによこれ……。あたしの名前登録削除されてるじゃない……」
かわりにオーブ亡命者で、オーブ亡命者自治会から忠誠心を
示すためにザフト軍へ派遣入隊させられたのであろう
コタロウ・ヤマシタという名前が現オペレーター兼電子戦担当官として
登録されている。
「……こんなのアスランさんからも何も聞いてない……、どういうこと?」
拒絶が光り続ける画面にカタカタとカーソルを叩き
いとも容易くミネルバマザーコンピュータへアクセスし、ルート権限を
取得する。
この権限は、艦橋、CICから機関室、武器庫全てを管理るする
重要なものであり、艦内ではミネルバ艦長、副艦長と管制室長など
限られた士官のみが閲覧、改訂、アクセスが許されるマスターキーである。
シンから奪取したスパゲティとミネラルウォータで
時間を潰しつつ、副艦長を尋問しようと睡魔に襲われつつ待機する。
「いけない、メイリン!寝てはだめ!」
机を両手でバンッと叩いて立ち上がる。
これからねちねちとメイリンの尋問を受けるはめになる
お目当ての人物は、消灯時刻をすっかり過ぎ、本来従事すべき
ブリッジへも戻らず自室に向かった。これも確認済み。
目指す副艦長の部屋へと前のめりになりながら通路を移動する。
891アスメイ 21/29:2006/04/30(日) 07:09:33 ID:PwBGdjZI
アスランが自室に戻るとまず、内ポケットに手をいれ
爆発物保管ケースの中からディスクを取り出す。
ヤマシタに渡したのはチップだけである。
ディスクはまず自分が確認してから、解析に回す。そういう性分だ。
ディスクを端末機に入れて読み込み、データを流していくと
チップには書き込まれていなかった膨大なデータが流れていく。
目が鋭く光り、カーソルを叩こうとしたところにインターホンが鳴る。
「……なんだ、ふくれっつらして」
自室の、扉の鍵を解除しようと席を立つ前に自動解除され
マスターキーを悪用した可愛いツインテールの小悪魔がずかずかと
自室に入ってくるのを慣れた様子で眺める。
「なんだじゃありません、アスランさん、どういうことですか。
本国移動命令なんて。なんで断ってくれなかったんです!」
頬を赤く蒸気させ、拳を胸の前で握り締めて抗議するさまは
美しく成長した美少女のあどけなさを強調させつい
くすりと笑みを零させてしまう
「それは俺が司令部に頼んだことだ。
ああ、おちついて、メイリン。まず俺の言うことを聞くんだ」
端末機の画面を閉じて椅子を回転させて立ち上がり、入り口付近へ
向かっていく。
「君には統合本部に潜ってもらう予定なんだ。
……私が司令部へ上がるまでまで、おとなしくしているんだよ」
「そんなぁ。アスランさんと離れちゃうじゃないですか。
メイリン寂しくって、泣いちゃいますぅ……」
両手で目にたまった涙をぬぐい、うぇぇんと泣く。
全く。しかし、この素直さがとてつもなく可愛いのだ。しかし。
机にたまった文書を手に取り、目を走らせる。
892アスメイ 22/29:2006/04/30(日) 07:10:27 ID:PwBGdjZI
「あすらんさんっ!聞いてるんですか!」
「ああ、ごめんね、忙しいんだ」
どうやらこの行動で、メイリンの不満を堰を切ったように漏らす。
「出航直前まで飲みに行ってるからですよ。だいたい、休暇取る前の
ブリーフィングでは降下地点は中東、ジブラルタル基地だって説明
受けていたのにこの降下予定地点、南太平洋赤道付近、
カーペンタリアか、――オーブじゃないですか。
ハッキングしてわかったあたしだけじゃなくって、なんでシン達まで
知っていて、カシアス艦長達は知らないんですか。
それに、本国からせっかく戻ってきたのにアスランさん、
『おかえり、メイリン』も、ちゅーもしてくれない!」
アスランが天井を仰ぐ。とにかくぼうっとしていそうで
この子は頭が切れるのだ。
近づき、シッーと口元に人差し指を立ててやる。
「わかった、わかった、帰ったらちゃんと説明するから」
頭をぽんぽんっと軽く叩き、髪をくしゃくしゃとなでてやる。
「ホントですか?」
「本当、神に誓って」
「ん〜じゃあ〜」
メイリンが口をすぼめる。
「ん?なんだ?」
ツインテールを傾けながら上目使いにアスランを仰ぐ。
しかしこの身長差は、キスを強請るメイリンには辛かった。
「ちゅう」
「え?」
「ちゅう、ちゅーして!」
ポンポンッとアスランの唇めがけてジャンプをするが、届かない。
「あーはいはい、届いたらしてやるから」
手にもった文書に目を通す。自業自得だが、とにかく今は時間が惜しい。
「ん〜もぉー、アスランさんったら」
額にとりあえず唇を当て、帰還を労う。
893アスメイ 23/29:2006/04/30(日) 07:11:07 ID:PwBGdjZI
「とにかくもう遅い。出航も間近だ。早く艦を降りろ。
……手をかけさせないでくれ」
泣くのをやめたメイリンが、沈黙する。
「……んだから」
「……え?」
どうやらとてつもなく重要な事を言われたようで、文書から目を上げ
ぷるぷると怒りに震える美少女を見やる。
「だから、作戦内容変更なんて、本部から何も命令聞いてないから
司令部に確認してみるって言ってるんです!」
「……」
真っ青になる。
そう。この子は可愛いからといって、馬鹿にしてはいけないのである。
数々の戦場を駆け回り生き残った英雄さえ震撼させるだけの頭脳を持っているのである。
「メイリン……」
「ごまかさないでください……んァ…ッ!」
制服ごしにりっぱに成長した乳房を鷲づかみにする。
どうせこの乳房は自分が丹精こめて育てたものだ。遠慮する必要はない。
……チュパッ…… クチュ、ピチュ、チュッ……
よしよしと頭を撫で、後頭部をくしゃくしゃにさせるように
撫でながら可愛らしい唇を貪りはじめる。
腰を屈めるのに疲れ、メイリンの括れた細い腰に手をやり
だっこするように持ち上げると、今度はメイリンが頭一つアスランより
高い状態になる。
ふんわりとした乳房が制服越しに、頬にあたる。よく育っている。
アスランの髪に手を絡めてメイリンの小さなふっくらとした唇から
銀糸がたらりとアスランの口元とつながる。
体のバランスがぐらりと揺れ、メイリンが、アスランの腰に
子供のように脚を絡みつけ抱っこ状態になる。
894アスメイ 24/29:2006/04/30(日) 07:12:14 ID:PwBGdjZI
そう、彼女はやはり可愛いのだ。
「ね、いい子だから」
「またそうやって子供扱いして、もう」
また気分を悪くされてはたまらない。溜息を一つ、メイリンには
わからないように漏らし、抱っこしたままデスクへと移動し
慣れた仕草のようにやわらかく大きく育った尻を机に腰掛けさる。
そしてアスラン本人は背の高い事務椅子に座り向き合う。
メイリンがぐすりとまた鼻をすする。
「メイリンちゃんと知っているの。
アスランさん、ミーアさんやいっつも違うきれいな女の人と
しちゃっている事……。……メイリンがもっと大人だったら」
「メイリンはもう立派な大人だよ、ほら」
椅子を机へ引き、手を伸ばしてメイリンの制服の胸ボタンを
一つ一つ開けていく。背伸びした色鮮やかなレースの下着が露になる。
「んぁっ……」
「こんなに大きくなったしね」
両手でふんわりと乳房を覆う。下着の下から手を差し入れ
少しずつ上にずらし、桃色の乳首がコリコリと硬くなるのを
確認しながら、育ち上げた乳房を手のひらでモミモミと揉みあげる。
良好である。
「……んふぅ…… んっ……」
メイリンが両手を後ろに付き、こそばゆい感覚に耐える。
そうすると脚のほうががら空きになり、アスランの位置からすると
ミニスカートの制服から、下着が丸見えになる。
ちょうど医者が患者を診るのに的した位置である。
下着に染みがじわじわと出来、熱気がムンムンと湿気を
帯びてくるのが一目瞭然なのだ。
そう、彼女は感じやすい。そして露が多い、とてもいい子なのである。
右手を下へ伸ばそうと、乳房から手を離そうとすると
乳房を再度揉むようにメイリンの腕がアスランの手に絡みつく。
895アスメイ 25/29:2006/04/30(日) 07:13:07 ID:PwBGdjZI
「ぁ!……らめぇ……です……!おっぱいが……丸見えになり……ますぅ……」
「こら、メイリン」
仕方なく左手を乳房から外し、無用心な股の合間へ手をいれる。
――ピクッ
机に浅く腰掛けるメイリンの上半身が跳ね上がり、右足がまっすぐに
持ち上がる。
「……んぁっ……んぁっ……っ!」
アスランの人差し指が、ぐじょぐじょに濡れた下着越しに
筋を沿ったのである。豆の部分をぐりぐりと押すと、メイリンが
右腕を机について上半身を寝そべらせる形で体を捻る。
メイリンの両足は、いつしかアスランの腰掛ける椅子のアームレストに
かけられ、股はM字型に開いた状態になっている。
「……で……でも……」
「……でも、なに」
「……あたしの事どう思っているんですか」
「妹みたいにかわいいと思っているよ」
「……ホントに?」
「本当だよ」
机から腰を浮かせて、スカートの中に手をいれ、レースのどうやら
お気に入りらしいショーツをくるくると脚へ脱がせていく。
「……ほら、足」
「……あっ、はい……すみません……」
メイリンの左足をアームレストから、自分の肩に乗せて、ぐしょぐしょの
ショーツを片足だけ脱がせて、右太腿のあたりにぶらぶらさせる。
熱気を帯び、ほんのりと色づきふっくらとさせた秘所を露にさせて
メイリンのくるくるとした瞳を覗き上げ
「俺は忙しい。あとは自分でやれるね?メイリン」
896アスメイ 26/29:2006/04/30(日) 07:14:33 ID:PwBGdjZI
「……ふぇえ!?そんなぁ……!?」
机の文書を右手に持ち直し、目を通し始める。
「ほら、見ててやるから、教えた通りにやるんだ」
「……ほんとですかぁ?……」
「本当だから。ほら、胸揉んで。指舐めて」
蒸気したままの頬をすこし膨らめて、メイリンが左手で自分の乳房を
揉みながら、右人差し指を舐める。
「挿れて」
「……はい……」
人差し指一本で、恐る恐る桃色の敏感な秘所を撫で、少しずつ挿入する。
しばらくすると、卑猥な水音が部屋に響きはじめる。
――グチュッ……クチュッ……ニュポッ……
「違うメイリン、こうするんだよ」
文書に目をやりながら、スカートを上げてアスランの指がメイリンの
秘所を揉み、赤毛をひっぱる。
「……ひゃぁ……あ……あっ……らめれす…ぅ…さん」
メイリンが真っ赤になった顔を両手で覆い、その瞳には涙が溢れそうに
なっている。
クチュ、クチュッ
「ふう、ふう……んは……っ」
指を高速で出し入れする。指2本はどうしても嫌らしい。
「……気持ちいいかい?もっとぐちゅぐちゅいうまで、かきまぜる!」
「……はい……んはぁ……気持ち……いい……ですぅ……っ」
「……もっと。ここで激しくする!」
「ああああっ!!!!……らめ!……ですぅ!
……いっちゃぃますぅ……!……」
絶頂の波がもう来ているらしく、小刻みに机に捻らせた身体の震えが
止まらないようである。
ゆっくり腰が動きだし、足を乗せたアスランの椅子が右に左に
動きそうになり、その度にアスランが文書を読みながら椅子を定位置へ戻す。
897アスメイ 27/29:2006/04/30(日) 07:15:38 ID:PwBGdjZI
――ピチャッ!
メイリンの体液が跳ね返り、文書まで飛んできたのである。
メイリンの開脚した股間に椅子を入れ、距離としては
数十センチ程度しか離れていないのであるから、むしろ仕方ないことである。
汚れを確認して、既にいってしまっているメイリンに向かって溜息をつく。
「……ハゥっ……ごめんなさい……」
「いや、たいした書類ではないからね。……今度は自分で続けて」
「……しぃです……」
「なに?」
「……ほ……しぃです……!……」
アスランが椅子から立ち、力が抜けてぼうっと蒸気しこちらを見つめる
メイリンの顔を覗き込む。
「……ちゃんと艦を降りる?」
「……はい……でも……もう……耐え……られません
……全然……見てくれないし……してくれたら降りますぅ……」
「……なにを」
「ばかぁ!アスランさんのぶあかぁ!!」
「言いたいことははっきり言うものだ、メイリン」
「……しぃです!……」
「なにを?」
「アスランさんの熱くっておっきいのがほしいですっ!!」
くすりと笑う。彼女はやはりとにかく可愛いのだ。
「わかった、仕方ないな」
深く頷き、文書を引き出しへ収める。
机の上でくねくねと腰をよがらせて、熱を放出するメイリンの肢体に
覆いかぶさる。耳たぶを噛み、首筋から鎖骨へと舌を這わせながら
制服の合間、ずらされた下着に押され、卑猥に飛び出した乳首を口に含む。
しゃぶられた乳房が、蛍光灯の白い光に照らされる。
そして自身のチャックへ手をかけ、くびれのできた腰に両手を位置する。
自身がさきほどから机の陰で猛り狂っていることに、少々焦っていたのである。
自身を外気に晒す。
898アスメイ 28/29:2006/04/30(日) 07:17:07 ID:PwBGdjZI
「……きて……ください……は……やくぅ!……ん……んぁっ――ッ!」
―― ズプボッ――
鈍く淫猥な音を立て、陰茎は一気に根元まで飲み込まれていく。
白く泡立ったメイリンの体液が秘所から太腿へと流れ落ち
机に白い雫が跳ねる。
「メイリン、入ったからね」
はい、と素直な返事がない。どうやら声をうまく上げることができないようで、代わりに上半身を捻り、乳房をぷるぷると震えさせる。
「……いい子だ」
グチュ、クプッ グチュッ
机へ押し付けるように抑えていた細い腰を、今度は持ち上げるように
抱き上げる。
「……きゃぁ…あ!」
目を瞑り、快楽の波に耐えようとするメイリンの頬に手をやると
膣が収縮しアスランを強く刺激する。
「ハフ、ハフ、ハウ、ハウ、ひぎぃ、ハァッ、ンッ」
パツンパツンと音を出しながら、激しくピストン運動を繰り返すごとに
拳を小さく握り締め、短く熱く呼吸する。
「も……らめ……あつい……の……おっきいのが……奥にぃ!
……メイリン……おかしくなっ……ちゃいます……っ!!」
――ドピュッ……ビュッ……ビュルルッ
机の上で海老反りになりながら、メイリンの身体が大きく震える。
ぼうっと気がついたメイリンが、椅子に座らされていることに
気付いた時、ティッシュを一箱使いアスランが自身と机を
掃除し終わったところであった。
メイリンの制服のボタンを閉じて身支度を整えさせてやり
地球へ降下するまでは換気できないであろう外気を窓からいれる。
899アスメイ 29/29:2006/04/30(日) 07:18:27 ID:PwBGdjZI
ツインテールを寂しそうに揺らし、まだ薄暗い中出航していく
ダークシルバーと赤を基調とした宇宙艦が翼にエアを噴き付け
出航していくのを、メイリンが窓から見守る。
「さあ、メイリン・ホークさま、ホテルへ参りましょう。
本国へ栄転されるまで、しばらくは私どもがお世話さしあげます」
ベラージオ・ホテルの穏やかな初老の支配人と、チョビ髭を
生やしたミランダの店のバーテンが黒のハイヤーで迎える。

コロニー・ダーウィン。
人工の薄明るい朝の陽光が照らされはじめる。
ザフト軍宇宙港ドッグからエアが抜かれていく。
ミネルバブリッジは、昨夜何事もなかったかのように、緊張に包まれた
クルーが揃う。
「艦長は?」
「カシアス艦長は、先ほど腹と尻を押さえてトイレへ駆け込まれ
戻られるご様子はありません!」
アスランがこくりと深く頷く。
クライン派カシアス艦長に忠誠を誓う一団はミネルバから去り
艦内はまるで旧ザラ派残党の巣窟である。
アフリカ象も数秒でくだすほどの下剤が、どうやらあの強固な
男の体にもようやく効き始めてきたらしい。
駐屯地に置いていく予定が狂い、余計な荷物を背負い込むことに
なったがまあいい。受話器を取り、医務室へ内線をかける。
「ドクター、艦長には良く眠れる点滴でも振舞ってやってくれ。
そうだな、一週間ほどぐっすり眠れる程度に」
『ヤヴォール!(了解!)』
ふちなし眼鏡を恐らく人差し指で上げながら、嬉々とした声を上げる
医師の声が伝わる。
「皆、待たせた」
副艦長席から艦長席へ歩み、、奥行きのある艦長席へ腰掛け
深く呼吸し乗組員が見守るなか待望の号令をかける。
「――ミネルバ、発進!」
900名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 07:22:36 ID:PwBGdjZI
901名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 08:39:36 ID:rgnJBXr8
いい感じに埋まりそうなんで誘導。

ガンダムSEEDエロ総合スレ Part24
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1146038448/
902名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 09:33:20 ID:qUatsOII
職人はんGJ! しかしソレはパラレルな世界のSSなんでやんすか?
903名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 14:38:18 ID:FRD3SkB6
気合入ってますね。それにちょうど良い具合に容量がw
メイリンの1人称は「私」だと突っ込みを入れてGJ
904名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 14:40:49 ID:sHTVVP3k
本筋と関係ないとこで一番萌えてしまったのは秘密
職人さんGJっした!
905名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 16:59:20 ID:TKdNgUvY
うめ


























































906名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 17:04:32 ID:ihPYg2od
埋めなくても雑談に使えば良いじゃないかw
残り5KBの命だけどね
907名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 00:23:28 ID:wRaS/eJq
            ,.....ノ/              ....:::`'ー-:::::::`ニ=-
           ク  l  r‐- 、           .....:::::::::::::::::::`ヽ
          /     ,>,‐-二、..................................:::::::::::::::::::::}ヽ}
          /  ...::::::::::::/     ``'‐--、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!_
         'ー、  .:::::::::l          ヽ::::}、:::::::::::::::::::::::l:::r、)
          了 ..::::::::::::L,,,,__       __}∠.}:::;/::::::::::::::|ノ ´
           /{ :::::::::::::ト|r、rテ;ミ     ´ィrテr/<ノ/:::::::::;イ
           '‐ 、 .::ヽ`''゙''"''       ''゙''"'''´イ::::::::::;イ:|
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908名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 03:35:50 ID:MPHz2XTd
>>900
GJ!
微妙に続きもの?
だったらイイナ
909名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 01:48:41 ID:I2O5GVoO
メイリンがみさくら語しゃべりそうだ
910名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 02:18:07 ID:xab6huop
age
911名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 02:18:42 ID:xab6huop
ガンダムSEEDエロ総合スレ Part24
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1146038448/l50
912名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 21:02:07 ID:IEEanxC8
うめ
913名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 21:02:42 ID:IEEanxC8
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914名無しさん@ピンキー
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