【FFXI】ミスラとまんこしたい7夜目【エロ総合】

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1711(前スレ495KBで容量危機のため)
題字はミスラですが、FFXIエロパロ総合スレッドです。
「総合」というのはSSだけでなく、画像神も光臨マンセーということです。

sage進行でいきましょう。
次回スレは>>950あるいは、書き込み480KBヒットのときにお願いします。

●前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい6夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111363522/
●前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい5夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101740526/
●前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい4夜目【エロ総合】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085891273/
●前前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい3夜目【エロ総合】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074018616/
●前前前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい2夜目【エロ総合】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1063/10634/1063477459.html
●前前前前前前スレ ミスラとまんこしたい1
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10349/1034986837.html


【ミスまんスレ保管庫】 ………現行SS保管庫、更新頻度が高く 信頼性が高い
ttp://yellow.ribbon.to/~pktn/

【ヴァナ汁保管庫】 …………旧保管庫、SSの他に画像保管も行っている
ttp://fruit.chips.jp/ffxi.html

【FF11創作メインスレ小説総合 7 】 ……非エロSSスレ
ttp://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1115639851/l50
2711(前スレ495KBで容量危機のため):2005/05/31(火) 19:15:27 ID:Jc2ukrJB
■うp時の推奨されている運用方法■(SSスレでは散々既出ですが)
・「カプールと簡単な傾向をはじめに表記。好みによる荒しレスを抑制することが目的。」
・「長い文書はテキストに記述した上で一括投稿。直書きはよろしくない。」
・「1レス25〜30行が目安。多すぎる改行を修正しての再投稿はタマにアク禁対象と判別されます。気をつけて!」
・「初めてでも勇気を出して。叩かれても泣かない、初心者を主張しない、エロの誇りを持って!」
・「要望も貴重な原動力。書き手にとってはニーズに応えることも楽しみ。イメージを喚起する要望はなお良し。」

皆の力で楽しいマンコライフを送りましょう
3名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 19:32:13 ID:LZa39FEg
スレ立て乙!
4名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 19:44:28 ID:Jc2ukrJB
テンプレではないけど、前スレのリンクから関係ありそうなモノをさらっておきます。

【FFXI】そんなことよりミスラと【84にぅ】 ………大本営のミスラハァハァスレ、雑談と画像うpが中心。
ttp://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1117472939/

【タル♀とマソコしたいスレPart3】 ………外部板のタルタルハァハァスレ、雑談と画像うpが中心。
ttp://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11ch/1104920834/l50

【大人の月刊魔法パラダイス】 …………現在連載中のクピハァの修正版があるブログ
ttp://guhehe08.exblog.jp/
5名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:53:31 ID:8tS4S/Ej
>>1
新スレにつきage
6名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:33:50 ID:ZW0zlZx5
>>1
貴殿の働きに最高の感謝を述べる
7名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 11:02:02 ID:WmfBrChK
>>1さん
新スレ立てお疲れ様です。

前夜の679です
1スレあたり25〜30いけるかな(汗
いつも15で区切っていたので...25で区切ってみます
では

駄文失礼します。
一投目になりますがこれからの繁栄を願って...
初のギャグっぽい作品、バカなカップルをイメージして書きました。
スレタイにちなんでミスラ仕様

□内容□
 ヒュム♂xミスラ ノーマルのはず...若干語弊有りかも

レンストリー(レン) ヒューム♂ F3A 侍
ペリカ        ミスラ♀  F1A 吟遊詩人
8【ヴァカップル:1】:2005/06/01(水) 11:03:02 ID:WmfBrChK
サンドリアの中でも人ごみが出来るほどの場所。南サンドリア競売所
そうここは南サンドリア競売所前から少し離れたところなんだが
数日前に突如現れたモーグリ、俗に言うイベントモーグリとかいうやつだ。
かれこれこいつの前で俺はすでに1時間半以上待ちぼうけをしているわけで
いつものことだが俺を待たせている当の本人から連絡が一切入らない。
そういう時は俺から連絡はしないことにしている。
定期的にサーチを繰り替えし、ジュノから飛空挺に乗りサンドリア港に入港そして今南サンドリアに入ったことは分かった。
が、まだあいつはこの待ち合わせ場所にこない...
時計の針が丁度十二時を記そうとしたときに、あいつがここに現れた。
「間に合ったにゃ!」
息を切らせながら人より早い速度で走ってきたミスラが言った。
この猫こそ俺を待たせている張本人。ペリカ
「間に合ったにゃ!じゃねぇよ、まったく...今何時だと思ってんだ」
そう、俺が待ち合わせした時間は10時に南サンドリアのイベントモーグリ前だった。
しかし、今時計は丁度12時を知らせたところだった。
「でもでも、時間から2時間までは待つって約束してくれたにゃ♪」
「あのな〜、待ち合わせは10時なんだから一度ぐらい時間に間に合わせろよ。まったく...」
こいつと付き合ってからため息が絶えない。
何といってもこいつは時間にルーズで待ち合わせ時間を守ったことなど一度もなかった。
そう、俺たちはいつの間にか付き合い始め、周囲からもヴァナカップルといわれ事あるごとに冷やかされている仲だった。
「で、今回のイベントをしたいっていったのはペリカだろ。さっさとしねぇと今日で最終日なんだから終わっちまうぞ?」
「レン、よく言うじゃにゃいの!いそがばまわれってにゃ♪じゃモーグリに話し掛けるのにゃ!」
元気だけはいいが、こいつは言葉の意味をまったく分かってない。
馬鹿でルーズでどうしようもない奴だが俺のことを好いてくれてるので仕方なく今の関係が続いている。
以前ペリカが時間に遅刻したことで別れ話を切り出したが、2時間以上遅刻はしないという条件で俺たちは元の鞘に戻ったのだった。
あの時分かれていれば、今頃新しい女が俺の隣に居たかもしれないが...
普段一緒にいることでは不自由は感じない。それはそれでいいのかもしれない...
9【ヴァカップル:2】:2005/06/01(水) 11:05:58 ID:WmfBrChK
イベントモーグリが俺たちに言ったのはパーティーを組んで3国のエライ人と会いその後またモーグリに話かけろとのこと。
つまりだ、この時間から3国をすばやく回り、要人を探さないといけないわけだ。
ヒントをもらったがコレなら誰のことかその国出身じゃなくて誰でもわかりそうなヒントだった。
ここサンドではビラトロワール、バスではアヤメ、そしてウィンではシャントットの3人に会わないと報酬をもらえないということだった。
「時間がないから急ぐぞ!まずは北サンドリアからビラトロワールに会いに行こう!」
「了解にゃ!」
ペリカはそういうとすばやくチョコボのマズルカを歌った。
それは俺たちの足取りを軽やかにし走っても疲れを感じなくする歌だった。
その歌のおかげで俺たちは普通より早く北サンドリアの見張り台に到着した。
見晴らしのいい展望台に俺たちが探す人物「ビラトロワール」はいつもどおりその任務に当たっていた。
そして周囲には5人のエルヴァーン。パーティーの心得をくどく俺に叩き込んだ例の5人だ。
「ビラトロワールさん。あなたですね?今回のイベントのサンドリアの要人というのは」
俺は勝ち誇ったような顔つきで彼に言った。俺の態度を見てか隣の馬鹿猫も両手を腰に当てふんぞり返っている。
「いかにも!普段は結束力の高いパーティーを推奨する私だが今回は多種多様性に飛んだパーティーを組んで私の前にくるがいい」
何を勘違いしてか、負けじと胸を張り俺に人差し指を突きつけながら奴は言った。
「いや、パーティーを組むってか俺たち二人なんだが...別に二人でもかまわないと聞いたが違うか?」
意表を疲れたかのようにパクパクと口を動かすビラトロワール。
「【むむむ】。確かに二人でも構わないが大した報酬は与えれんがそれでもいいのか?」
顎をさすりながらいぶかしげに奴は言った。
「報酬報酬!!いいのがほしいにゃ!」
突然、馬鹿猫が奴の襟元を掴んで興奮しながら力任せに前後に揺さぶる。
10【ヴァカップル:3】:2005/06/01(水) 11:06:33 ID:WmfBrChK
俺たちヒュームと違いエルヴァーンの長い首が振り子のように揺れていた。
元モンクのペリカの力が異常であることは俺は身をもって経験してことがあった。
暫くあっけに取られていたが、血色のなくなるビラトロワールを救出すべくペリカの動きを止めさせた。
馬鹿力のミスラから解放された奴はその場に腰から砕けるように倒れこんだ。
「報酬!報酬!【お金を稼ぎたいです。】」
だめだ、完全にトリップしてやがる...
そんな馬鹿猫をなだめつつ、俺は倒れこんでいるビラトロワールに問いかけた。
「なにか別の条件で合格点をくれないか?でないとこいつ納まりつきなさそうだからよ」
隊長の危機を心配して他の5人も駆け寄り、密談を繰り広げていた。
話は短く纏まりやつらが俺たちに出した課題がこれだった。
「よろしい!では新しい課題として君達の結束力をここで見せ付けてもらおう!さぁ!服を脱ぎここで交わりたまえ!!」
尻餅をついたまま俺に人差し指を突き付け奴は言い放った。
「【えっ!?】ここでセックスしろっていうのか?」
思わず俺も提携文を使って答えてしまった。
ビラトロワールを筆頭に残りの5人のエルヴァーンもにたにたと厭らしげな笑みを浮かべる。
まさにエロヴァーン...
「ってかこんないつ誰が来るかわからないところでやれるかよっ!」
それよりなにより人が見てる前でできるかっつーの。と心の叫び...
だが、エロモードに入ったエロヴァーンは言ったからには撤回はしないと言わんかばかりだった。
「なに、心配することはない。ここに誰も侵入できないように細工をしようじゃないか。それなら問題なかろう」
11【ヴァカップル:4】:2005/06/01(水) 11:07:11 ID:WmfBrChK
ビラトロワールはにやりと笑った。
そういうと頭に時折聞こえる不思議な声が木霊する。
*一部のエリアにてシステム異常が発生したためこれより緊急メンテナンスを行います。
*北サンドリア
*該当エリアにいる方は速やかにエリアの移動を行ってください
「これでここには私達以外誰も来ることはできないはずだ。これなら心置きなく【エキサイト】プレイできるだろ?」
ば、馬鹿な!こんな一一介のNPCごときがこんな力があるとは!
俺は心の中で叫ばずには入られなかった。
と同時にここにいる6人のエロヴァーンのエロにないする執着心に脱帽したのだった。
「分かった...とにかく時間がないんだ。手っ取り早く済ませるからしっかり目に焼き付けるんだな」
と言って俺はペリカに向き直り肩に手をかけるとそのまま一気に種族装備の服をずり下ろした。
「ぶるん」と勢い良く乳房が揺れ、みんなの目に晒される。
「にゃっ!」
驚き目をまん丸に見開いたペリカにかまう素振りも見せずに俺は乳房を鷲掴みにし力強く揉みしだく。
「にゃにゃにゃ!?」
ペリカは混乱してるようだが、じっくりゆっくり時間をかけてる間もないことはこいつでも分かるはずだ。
まだ小さな乳首を口に含み、吸い、甘噛み、舌で転がし、舐め上げる。
「にゃ...くすぐったいにゃ...キス...レン、キスしてにゃ〜」
俺の頭を撫ぜながらペリカは俺にキスをねだってくる。
胸への愛撫を中断すると俺はペリカと激しいキスを交わす。
12【ヴァカップル:5】:2005/06/01(水) 11:07:51 ID:WmfBrChK
舌を絡め、お互いの唾液を交換するように相手に注ぐ。
ざらざらの舌が俺の舌にまとわりつき、ペリカの甘い熱い吐息が漏れ始める。
俺の右手は乳房を激しく揉み、左手で小さな尻肉を鷲掴みにする。
ペリカもスイッチが入ったように俺のいきり立つものを物惜しげに右手でさすり始める。
普段にない状況下での馴れ合いに俺はいつも以上に興奮していた。
きっとペリカもそうに違いないだろう。
回りから生唾を飲む音や冷やかす口笛などが時折聞こえる。いちいち気にしていてはことが進まないが..
ペリカの息も荒くなってきたのを感じ俺は右手を彼女の秘所に添える。
邪魔になる種族装備と下着をずらし、秘裂へと指を這わせていった。
「ぬちゃり」
いやらしい音と共に秘裂から熱い愛液が滴り、俺の指を濡らす。ペリカのほうも準備ができているようだった。
その中に2本の指を入れ、激しくかき回す。のどかな鳥のさえずりが聞こえるこの見張り塔に淫靡な音が混じっていた。
「あぁん..にゃ..だめにゃ...やん...あぁ、にゃあ〜」
ペリカの甘い喘ぎ声が響く。彼女は自分で立つ力がなくなり俺に持たれかかって快楽に溺れていた。
それでも、こいつは右手に握った俺の一物は離そうとはしない。
左手の指をペリカの口に持っていくとそれを赤ん坊がママのおっぱいをしゃぶるように親指にむしゃぶりつく。
「にゃあぁ...あんああぁん....レン、ほしぃにゃ....レンのコレほしいにゃん...」
ぺリカが俺の物を激しくしごきだす。
俺も準備万端でもたれかかる彼女をそっと冷たい床に仰向けに寝かし、秘所を覆い隠す邪魔な装備と下着を剥ぎ取った。
欲情した牝独特の匂いが俺の鼻を突く。
13【ヴァカップル:6】:2005/06/01(水) 11:09:11 ID:WmfBrChK
おそらく周囲のエロヴァーンもそれは嗅ぐことができただろう。
下着の下からは人のそれと比べると多いであろう恥毛が俺の目に映る。髪の色と同じ赤色の毛が...
その下にある秘裂は俺を求めるようにヒクついて、誘惑する。
が、俺はそこに再び指を挿入した。今度は3本。
ベチャベチャと音を立て、激しく指を動かす。
秘裂の上に位置する小さな朱に染まった真珠を口に含むと舌先で突付き、転がした。
「にゃぉうん!にゃにゃっにゃっあん!!あんあん、にゃあん!」
ペリカの喘ぎも大きく体を捩り、快感を体全体で表現する。
いつもと違うこの状況が彼女の気分を寄り一層昂ぶらせていることだろう。
「ほ、ほしいにゃ!レン!入れてほしいにゃーっ」
ペリカが俺の手を握り執拗に催促する。
これ以上我慢させるのは体に毒だろうし、第一俺自体も我慢の限界に達していた。
「いれるぞ」
ペリカは自分の指を咥えたままコクリと頷く。俺は自分の一物を彼女の秘裂にあてがうとためらいもなく一気に最奥まで突き入れた。
同時にペリカは大きく喘ぎ俺にしがみつく。
彼女の中は暖かく俺の物を包み込み、中のひだが伸縮して俺に快感をもたらす。
「おぉっ」
回りの男が歓喜の声をあげる。今の俺たち二人にとってもう外野は関係ないかもしれないが...
腰を奥に突き入れたまま俺は腰を動かすことはない。
床と彼女の背中の間に自分の腕を入れ、彼女を抱え込むように抱き寄せそのまま抱き起こす。
14【ヴァカップル:7】:2005/06/01(水) 11:09:55 ID:WmfBrChK
胡坐をかき、その上に彼女を座らせるような、座位になるとペリカは自ら腰を前後に動かし出す。
以前、正常位で俺の背中が爪の傷跡だらけにされて以来、俺たちのセックスは座位と決まっていた。
「んっっくっ..にゃぁ...うぅん...んん...」
腰を艶かしく前後に動かし、自分の感じるところを探り当てるように目を閉じ行為に没頭する。
俺はそんな彼女を見つつ、乳房を揉み、乳首を口に含み噛む。
「にゃっ!あんっ!にゃにゃん...にゃ...ああぁん...にゃっ!」
どうやら快感ポイントを見つけたようだ。喘ぎ声が変わり、腰を動かすスピードが加速する。
俺は胸から手を離すと、その手を彼女の秘所にあるクリトリスを探り、それを嬲る。
そうすることによってあそこの締め付けもきつくなり、まるで搾り取るように膣が収縮している。
俺は腰を使うこともなく自分の限界が近づいていることを悟り、ペリカにそれを訴える。
「ぺ、ペリカ、俺、そろそろ...くっ、いっちまうぞっ」
爆発寸前になり俺は彼女からそれを引き抜こうとしたが、彼女は首を振り行為を中断することがなかった。
「くっ!」
頭に白い閃光が走ると共に、俺は溜まった精を彼女の中に解き放った。
熱いほとばしりを受け乱れに乱れたペリカは動きを止めた。
「にゃあぁ....」
イッてはいないが満足気に俺に体を預けてくる。
「中出ししちゃったじゃねぇか...馬鹿猫...」
「にゃぁ」
文字通り猫なで声で俺に甘えるペリカ。
15【ヴァカップル:8】:2005/06/01(水) 11:10:29 ID:WmfBrChK
いつもならこの後のまどろみを満喫するところだが正気に戻らざる得ない状況がここにはあった。
「で、満足したか?」
俺が言うのも変だと思いながら、見入ってるエロヴァーン6人衆に問いかける。
代表たるビラトロワールは顎に手を当て、短く言い放った。
「だめだ...正直姿勢が悪い。我々が肝心な部分をまったく見ることができなかったではないか...」
はぁ?俺はありったけの不満をぶちまけかけたところに追撃がやってきた。
「つまりだ、我々が見やすい体位でもう一度頑張ってもらおう。そうだな...後ろから突き入れるところを見たい!」
最後に力拳を作りエロヴァーンは力説する。
「...」
返す言葉が出なかった。
「さあ、報酬がたんまりほしければもう一戦頑張るのだ!」
多分このとき俺は呆れた顔を浮かべていたんだろう。
あまりの馬鹿らしさにこの場を後にしようとしたが、さっきのものをただ見させるのも癪に感じた俺は腹を括ったのだった。
「やぁあってやるぜ!」
2流アニメの主人公のごとく雄たけびを上げる別世界に浸っているペリカを強引に引き離すと四つん這いに床に這わせる。
「にゃっにゃに?」
わけも分からず突然突き放された彼女は疑問の言葉を発する。
キレた俺はそんなことには構わず彼女の尻を掴むと秘裂に舌を這わせ、舌を中へ侵入させた。
ここで誤算が一つ、まさか先ほど放った自分の精液を自分が舐めることになるとは...一生の不覚。
瞬時に萎え始める一物だが、ここで意地を見せなければ侍の名が廃る...自分に鞭を打ち気合で勃起させることに努めた。
16【ヴァカップル:9】:2005/06/01(水) 11:11:08 ID:WmfBrChK
□妄想□
アビリティーの名前はちがったかもしれない...
が、今の俺はそんな悠長なことを言ってる場合ではない。
硬さは不十分かもしれないがことを達するには十分な程に俺の物はいきり立っていた。
前戯も程々に俺はペリカの秘所に一物を挿入していった。
先ほど放った精液がいつもと違い異物感を与えたが返ってそれが興奮を昂らせたかもしれない。
ペリカの尻尾がピンと天井に向かって立っていた。
普段、後ろから彼女を犯すことなどなかったのでこうなることは知らなかった。
ミスラは尻尾も性感帯と耳にしたことがあったがまさにそのとおりなのだろう。
「にゃおっ!にゃぅ!ああにゃん!にゃぁっにゃっにゃっにゃあん!」
俺の腰が打ちつけるたびにペリカは喘ぎ声を搾り出す。
パンパンと肌がぶつかる音とペリカの喘ぎ声、それに俺の荒い息遣いが静かな見張り塔に響く。
俺の額から汗が滴り落ち、彼女の尻に落ちる。2回目ということもあってか絶頂がなかなか訪れなかった。
「にゃんにゃんにゃんっ!にゃっ!あにゃん!...にゃにゃにああぁん!にゃぁあん!」
ペリカの声がいつも以上に激しく、俺の気持ちも昂ぶらせていく。
「だぁっだめにゃぁ!だめっ!イクにゃっ!イッチャうにゃ!!」
首を左右に振り、普段のセックスではイクことのないペリカが絶頂を近いことを口にした。
俺はそれを導くようにひたすら必死に腰を打ちつけた。
その光景が俺にも絶頂へと導く、背筋に電撃が走ると共に俺は彼女を倒さんかばかりの勢いで腰を思いっきり打ちつけ、
彼女の中に熱いほとばしりを放った。ビクッビクッと中で爆ぜるとペリカはそのまま顔から床へと寝そべってしまった。
17【ヴァカップル:10】:2005/06/01(水) 11:11:55 ID:WmfBrChK
自然と俺の物が彼女の中から露になる。次の瞬間...
「パチパチパチ」
拍手が聞こえると共にブラボーなどという歓喜の声。口笛も混ざり俺たちは英雄のように称えられた。
照れくさく頭を掻き、それに答える俺...
「これでどうだ」
俺はビストロワールに向き直る。奴はゆっくりと頷くと俺の肩に手を置き
「合格だ!まさにベストパートナー!我々からは何も言うことは無い」
合格をもらい気を良くした俺は床に寝そべるペリカを抱き起こした。
「おい、大丈夫か?」
心配して顔を覗きこんだが小さな寝息を立て、彼女は眠り始めていた。
「さ、君達の努力が無駄にならないよう次に急ぐがいい!我々からの餞別としてこれを差し上げようじゃないか」
ビストロワールが俺にくれたもの。それは以前夏のイベントで使用されていた魔行札といわれるものだった。
「ありがとう。これがあればバストゥークまであっという間だ。ほんとうにありがおう」
あまりの嬉しさに思わず舌がもつれてしまった。といってもすでに時計の針は15時を回っておりゆっくりとしている時間はなかった。
抱きかかえて眠っているペリカをゆすり起こすと、俺たちはもらった札をその場で使った。
18【ヴァカップル:11】:2005/06/01(水) 11:12:42 ID:WmfBrChK
気がつくとそこはバストゥーク商業区。
馬鹿猫も隣で欠伸をして突っ立っていた。
「ゆっくりしてる時間はないんだから急ぐぞ」
「にゃあ!」
寝ぼけているペリカの尻尾を強く引っ張ると彼女は短い悲鳴をあげていつもの歌を歌い始める。
足取りも軽やかにたどり着いたのは、バストゥークの工業力の結晶の地、「大工房」
ここのエレベーターに乗り、大統領のいる建物の横を進み小さな砲台のある部屋、そうアヤメに会いに俺たち歩を進めた。
部屋は小さく、その中に一人の妖艶な女性【アヤメ】が居た。
「アヤメさん、貴方に会いに来ました。」
アヤメは俺たちに振り返ると、笑みを浮かべ返事をする。
「待っていたわ、すでにビストロワール殿から話は伺っています。」
よりによってあいつから連絡がいってしまってるとは予想外だった、が話が通ってるならことは早いと期待する。
「ではこの区域一体を閉鎖します」
なんで?という間も無くシステムメッセージがながれる
*一部のエリアにてシステム異常が発生したためこれより緊急メンテナンスを行います。
*大工房
*該当エリアにいる方は速やかにエリアの移動を行ってください
「これって?」
問うだけ無駄だと思いながら俺はアヤメに訪ねた。
「ビストロワール殿からあなた方が私を楽しませてくれる性行為を目の前で繰り広げてくれると聞いておりますが?違いましたか?」
このとき俺がどんな顔をしていたか鏡があったなら見たかったぐらいだった。
19【ヴァカップル:12】:2005/06/01(水) 11:13:26 ID:WmfBrChK
一瞬でも奴に期待した俺は自分を叱咤した。二度とあいつとはかかわりあいたくないと心に誓いながら...
「あの...そのですね...」
なんとか誤解を解こうと言葉をさがすが、そんな俺の気も知らずアヤメは
「騎乗位でお願いします」
淡々と俺たちに言った。つまりここでも俺たちにセックスをしろというのか...
見張り塔に行ったときからこうなる運命だったかもしれないが、
サイは投げられすでに後戻りはできない状況にまできていた。
「やるぞ...」
俺は半分眠っているペリカに向き直ると彼女を跪かせ、自ら一物をとりだしそれをしゃぶるように指示した。
さすがに短時間で2度も精を放ったそれは休養をほしがる様にうなだれていたのだった。
ペリカはまだ小さいそれを口に含むともごもごと舌で転がし口のなかで遊ばせる。
普段俺はペリカにフェラをさせない。ざらざらの舌が痛気持ち良いからだ。
それに力加減ができないこいつはフェラは下手糞だった。
しかし自分の気持ちでは勃起させることができない以上、藁にもすがる思いで彼女に頼るしかなかった。
彼女の努力のかいがあってか、俺の一物は重い鎌首を持ち上げ始めていた。
しかし、それ以上が厳しかった。そのざらついた舌が快感を与えつつも痛みも伴うため挿入に至る硬さまで達しなかった。
こっちをみているアヤメに視線を送る。彼女も心配そうにこちらを眺めていたのだった。
「どうしましたか?殿方の元気がでないみたいですが...」
「いや...その...」
返事をした瞬間俺の頭に一つの案が閃いた。
20【ヴァカップル:13】:2005/06/01(水) 11:15:24 ID:WmfBrChK
「アヤメさん、貴方も服を脱いでもらえませんか?服を着てる人に見られていると...俺、勃たなくて」
駄目元と重いながら俺はアヤメに欲求した。3回目だから勃たないという言い訳はさておき...
「わかりました...」
アヤメはそう返事をすると、ゆっくりと身にまとっている服を脱ぎ始めた。恥らう姿が俺の性欲を駆り立てる。
一糸纏わぬ姿になり彼女は胸と秘所を手で隠すようにあてがう。
「隠さないでくれないか?」
俺は更なる欲求を彼女に突き付ける。それに答え両手をまっすぐと下ろす。
恥ずかしいのか俺たちから視線を背けながら。
そんな彼女の様子を見ていると俺の一物はこれ以上ないぐらいに反り返りペリカの口を溢れさせていた。
「ペリカ、もういいぞ」
ペリカにフェラチオを中断させると俺は冷たい石の床の上へと仰向けに寝転んだ。
「おいで」
手招きをし、ペリカを誘う。彼女は自分の衣服を脱ぎ捨て、俺に跨ると手で一物を持ち自ら腰を沈めていった。
俺の物がペリカの中に入っていく、というよりペリカが俺の物をくわえ込んでいくといった表現がいいのだろうか?
俺にとって騎乗位と言うのは恥ずかしながら初体験だったりする。
オーソドックスな正常位、そしてバック。こいつと付き合ってからは座位ばかりだが...
こいつにリードされるのは癪だが、この体位事態がそういうものだと自分で納得させる。
ペリカは俺の腹に両手を置き、それで体を支えながら腰を上下に浮き沈みさせる。
その光景が俺には客観的に感じ、自分がしているにもかかわらず妙にペリカの行為が厭らしく目に映った。
しかし、ペリカの動きは何処となくぎこちない。
21【ヴァカップル:14】:2005/06/01(水) 11:16:05 ID:WmfBrChK
いつもは激しく乱れる彼女がどこかで理性を保っているかのようだった。
その原因はすぐに分かった。痛いほどに感じるアヤメからの視線。
つまりペリカは同性に見られていることで、羞恥心を捨てきれないようだった。
そうと分かった俺はペリカの細い腰をがっちりと両手で掴むと下から激しく腰を使った。
体重の軽いペリカは俺の上で跳ね、大きめの胸がぶるんぶるんと上下に揺れ、これ以上ないぐらいにペリカは喘ぎ声を上げる。
「にゃっにゃあぁ!はげっ!はげしぃにあ!レン、レン!はっにゃあ!にゃんあんあぁ!」
俺は横目でアヤメをのぞき見る。彼女の視線は俺たちの結合部にまさに釘付けになっていた。
逆に俺はアヤメのプロポーションの良さに魅入られそうになりながらも必死で腰を打ちつける。
こんな女と一度やってみたい...などと淫らなことを考えながらもペリカに休む間を与えず腰を使って自ら快感を求める。
ペリカは与えられる快感に悶えるように喘ぎ、俺の上で踊り続ける。
不純な妄想が混じり、普段の俺より早くその終焉を迎えそうだった。
「くっ!イ、イクぞ!ペリカッ!」
強い力でがっちりと彼女の細い腰を掴むと、今日で3度目の精を彼女の膣に放った。
ドクッドクッと脈を打ち、熱いそれでペリカの膣が満たされる。
過剰表現だったかもしれない、短時間で3回目の射精ともなると...
ペリカはぐったりと俺の胸に体重を預け、まどろみを感じ始めていた。
彼女に休息を与え、徐々に萎え始める一物を抜き出すと俺はアヤメに問う。
「満足いただけました?アヤメさん」
上気した頬が愛らしい、端麗な顔立ちに応じるプロモーション。
俺はこのバストゥークの中で一番の女性はアヤメだとだと思う。
22【ヴァカップル:15】:2005/06/01(水) 11:16:46 ID:WmfBrChK
大人の雰囲気を持つヒルダさん、ションベン臭いコーネリアなど足元にも及ばないだろう
「では、次はあなた方の好きな体位で行ってください。」
最初のときと同じようにまたしても照れる素振りも見せずに、そう俺たちに言った。
「次って?」
まさに鳩が豆鉄砲とはこのことだろう、まったく予想だにしてない発言に俺はびっくりする。
「2回。と伝えられていましたが、違いましたか?」
アヤメの顔に残念そうな色が浮かぶ。そんな表情をされると男は弱いもので..
「いえ、それにお答えしたいのはやまやまだが...恥ずかしながら俺の物が限界で勃たないんだ..」
嘘を吐くこともないと思い、俺は正直に彼女に答えた。
それにこいつだって...言葉には出さなかったがペリカの頭を撫ぜながら心で呟いた。
「わかりました...ではわたくしが...」
そう言うと全裸のままアヤメは俺に近づいてきた。
「...っ!」
俺はあまりの嬉しさに言葉がでなかった。最後まで言わなかったが彼女が俺にしてくれることは想像に容易い
「ほ、本当ですか!」
つい、声を荒げ俺は上体を起こした。
まさに棚から牡丹餅とはこのことだと、胸で休むペリカを脇にどけると期待に胸をふくらませアヤメの行動に息を飲んだ
上体だけ起こした俺の隣に彼女が座る。紅のルージュが妖艶に光り、俺の胸に口付けした。
「ちゅっ..」
アヤメが俺の乳首にキスをし、軽く吸いついてくる。
23【ヴァカップル:16】:2005/06/01(水) 11:17:29 ID:WmfBrChK
思わず声を出しそうになったが、羞恥心が俺を留める。
彼女の左手が俺のうな垂れる一物を掴み、右手で袋をこねはじめた。
もし、これが普段の俺ならそれだけで理性が飛んでしまうに違いなかっただろう。
彼女の愛撫に俺のものは徐々にその力を取り戻そうとしていた。
まだだ!と俺は自分に言い聞かせる。こんなところで再戦可能になろうものならアヤメの奉仕は終わりかねない。
彼女には悪いが俺の期待に添えてもらえるまで、他の事を考えその気を散らせることにした。
徒然なるままに ひぐらし すずりにむかひて 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとな...
「ぬぉぅ!」
俺は素っ頓狂な声を上げる。アヤメが想像を絶する行動にでたからだった。
「あ、アヤメさん!一体何を!?」
必死に声を絞り出す
「知りませんか?殿方へのマッサージですよ」
そう、彼女の細い指が俺の排泄口へ侵入させ、内壁を撫ぜ言ったようにマッサージをしていた。
それによって俺の意思とは裏腹に一物は元気に反り返りいつもどおりの硬さを取り戻してきていた。
「いかがですか?」
問いかけるアヤメに返す言葉もみつからず、とりあえず【ありがとう】と感謝の言葉を言った。
相手であるペリカはすでに眠りに堕ちていた。
俺に勇気がもう少しあれば、理性を無くすことができたならこのままアヤメに襲いかかれたかもしれない。
しぶしぶ俺はいつもの相手を揺り起こし、そのまま上体を重ねていく。
「いくぞ、ペリカ」
24【ヴァカップル:17】:2005/06/01(水) 11:18:18 ID:WmfBrChK
「にゃあ....」
返事の意味は分からないが、彼女の秘裂に一物をあてがうとそのまま一気に貫いた。
アヤメの言葉に甘え、俺はいつもペリカと交わるときの体位に持っていく。
半ば強引に勃起させられたそれからはいつものような快感を感じることができなかった。
どこか麻痺してしまったような感じを受けつつも俺は腰を使いペリカに快感を与える。
「いっぱいっ!いっぱいにゃ!レンのがいっぱにゃあ!にゃにゃぁん!」
ペリカはいつも通り喘ぐ、見慣れた光景なのだがとても彼女が愛らしく思えた。
普段なら自分の快楽を求めるのだが、感じれなければ仕方ない。それでもなぜか腰は動かしていく。
悶える彼女を見て、俺はこいつをイカせてやりたいと思うようになっていた。
自分だけではなく彼女の快楽のために努力する。それもいいじゃないかと...
「立てますか?」
後ろから不意にアヤメの声がする。
「え?」
「そのままの姿勢で立ち上がれますか?」
アヤメがもう一度言う。意味は分かるがはたして立てるか?
「やってみるよ」
俺は答えるとペリカの尻を掴み自分に引き寄せるようにするとそのまま大きな重い荷物を抱え上げるように腰に力を入れ片足ずつ立ち上がった。
「にゃぁあん!」
不安定な姿勢になりペリカは俺の首に手を廻す。その手が離れれば彼女は後ろ向きに倒れかねない。
宙ぶらりんな彼女が唯一支えられている俺の両手を少しあげると支点が俺の一物に掛かり、彼女の奥の奥に突き当たる。
25【ヴァカップル:18】:2005/06/01(水) 11:18:52 ID:WmfBrChK
「レン、怖いにゃ...」
不安な顔をペリカは俺に見せる。
「まかせろ。大丈夫だ」
安定感は得れないまま俺は彼女の腰に手を廻すとゆっくりと腰を動かし始めた。突き上げるたびに先端が最奥を突き上げる。
「にゃおぅ!かっ、にゃう!にゃあおぅん!」
普段とは違った喘ぎ声でペリカは喘ぐ。声の質からも快感を感じてると俺は悟った。
慣れ始めた体位に俺は調子に乗って腰を激しく突き上げ、ペリカの体を弄ぶ。
ぽたぽたと額の汗が滴り落ちる、予想以上にこの体位が体力を消費していることに気がつき戸惑いを隠せなかった。
体力的に限界が近いかと思ったとき、ペリカの喘ぎもひときは高まり絶頂を訴えた。
「にゃあぁん!レン!レンっん!イクッイクにゃっっ!イっちゃうにゃ!あぁあぁあぁぁ!ダッダメニャッアァア!」
首を振り彼女は叫ぶ。俺もこれ以上ないぐらいに最奥を求め腰を突き入れた。
「イクーゥ!ニャー!」
泣き声が大きく響くと同時に俺も彼女の中で果てた。
無性に抱きしめたい衝動に駆られ、俺はこの馬鹿猫を力いっぱい抱きしめる、そして力を緩めるとゆっくりと床に寝かせた。
額に溢れる珠のような汗を拭うと俺は振り返りアヤメを見る。
彼女は自分の股間に手が添えられ、それが動いていたように見えたが...錯覚かもしれない...
「いかがでしたか?満足いただけましたか?」
息切れを起こしながら俺は言った。アヤメは俺たちから目をそむけ照れるように言う。
「はい、ありがとうございます。十分満喫させていただきました。合格の印を与えます」
俺はガッツポーズを作り心の底から喜んだ。これほどまでに充実感を味わったセックスは初めてだろう。
26【ヴァカップル:19】:2005/06/01(水) 11:21:39 ID:WmfBrChK
「では、時間があまりないしょうし先をいそいだほうがよろしいかと...」
床でぐったりとしているペリカを見るとすぐに移動というのは厳しそうだった。
しかし時計もすでに18時を回っておりゆっくり移動していてはそれこそウィンに着いた時には日が変わってしまうかもしれない
「これを、すこしでもあなた達の役に立ちましたらと思い準備しておきました」
アヤメは札を差し出す。「魔行札」
サンドリアでももらったアイテムで、これがあればウィンまでも一瞬で着けるアイテムだった。
俺は一礼しアヤメからそれを2枚受け取ると、すばやく衣服を着て、ペリカの分の服をまとめて鞄の中に入れる。
床で眠りに入っているペリカにマントを被せ抱きかかえると、そのまま振り向かず俺たちはこの部屋を後にした。
バストゥークの風が火照った体に気持ちよく、俺の疲れを癒してくれる。
隣で寝ているペリカに寄り添い、気だるい体を投げ出して眠ってしまいたい気分だった..しかし時間がない。
俺は自分に喝を入れなおすと、優しくペリカをゆすり起こす。
「もっと、休ませてにゃぁ...」
甘えた声で俺に要求してくる。本音を言えば俺もこのまま宿を取って寝てしまいたいところだ
「とりあえずウィンに行こう。休憩はそれからだ」
俺はアヤメからもらった札をペリカに渡して、俺もそれを使用する。
少し遅れてペリカも札を使用したが、二人して一行に移動する気配がなかった。
俺は改めて自分の手の中にある札を見直す
□チョコボ優待券□
何も言わず俺はそれを力いっぱい地面に投げつける。券はひらひらと舞いながらゆっくりと地面に落ちた。
魔行札ならまだやる気は合ったがチョコボ券ではウィンに行くのに相当な時間がかかる。
27【ヴァカップル:20】:2005/06/01(水) 11:22:49 ID:WmfBrChK
それに二人とも体力が限界に近いのは見て取れる。
「ペリカ、もういい。イベントは中止だ。こんなくだらんイベント最初から参加するんじゃなかったな...」
「にゃぁ〜」
相槌を打ち、ペリカも力なくうな垂れた。その彼女の手を取り、ゆっくりと俺たちは歩き出す。
俺たちが向かうのはバストゥークのモグハウス...心に二度と公式イベントに参加はしないと固く誓いながら...

                                 □END??□
28名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 11:27:27 ID:WmfBrChK
予想以上にながかった...
やはり25行ではエラー反撃受けました(苦笑
文字数もあるかもしれませんが、途中から20行で改行に変更
残りのウィンダス?【えっ!?】
29名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 12:02:58 ID:aZCJetOU
グレートワロスwww
というか、周囲の人間がアホ過ぎる…wwwww
パチパチブラボー言ってるあたりで、既にビストロワールがポルナレフに脳内変換。
エロイが、それ以上に笑いが突っ走っていて…アヤメが原型とどめてないな…ww
面白かった!
30名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 14:23:15 ID:WAXyHElj
すんげーワロタwwwwww
GJ!GJ!!
31名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 16:22:49 ID:oYz1qRb/
        ∧            ∧
        / ・           / ';,
       /  ';          /  ';
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  /´   (  ) |____|  (  )      |
 |  /////  (  |     :|    )  /////  | キタキタキタ〜〜〜!!
 |    (   ) :|      |  (   (      |
  |    )  (  |     |   )   )     |
  |   (   ) ';    /   (   (    /
   \  )  (   \/    )   ) ../
     ヽ              ........:::::::
32名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 16:47:05 ID:eIKP3xET
        ∧            ∧
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   \  )  (   \/    )   ) ../
     ヽ              ........:::::::

欲を言えばシャントット絡みが見たかったかも(´・ω・`)
33名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 16:48:08 ID:yxwwldW/
GJ!しかし断空我は2流じゃないやいヽ(`Д´)ノ



まあいいとこ1、7流だが
34名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 10:43:17 ID:XD9kwylo
ヴァカップルを書いたものです。反響いただき光栄です!

>>32さん
一応イベントに間に合わすようにシャントットの話も書き上げてたのですが
いかんせん無理矢理仕上げた感じで面白みにかけると思いバス編までしか投下しませんでした。
しかもエロなしだったので(--;
アヤメの性格は誤算(笑)バスランク1の実力発揮というか...
私の中でアヤメはあんな性格でした(苦笑
いつか性格を変えてリメイキングしたいものです(^^;
35名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 13:33:19 ID:B32R4e+F
面白かったですにゃ〜(=^▽^=) えちぃ事はしないけどレン君とペリカたんのやりとりが、私と彼のそれに似てましたにゃ(^o^;) また楽しい作品待ってますにゃ!
36名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:10:33 ID:DjICottl
>>34
えがったw
ただオチとしてシャントットの一言が欲しかったので勝手に脳内保管w
「結局、わたくしのトコロには来なかった、という訳ね。
 随分と舐められましたわね、覚えてらっしゃい。ホーホホホッ!」
37名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 21:48:31 ID:+bQ63w95
前スレ埋め立て完了。

「何故わたくしのところには来ませんの?」
「このわたくしを無視するなんてブチキレましたわよ!!!!」
シャントット様はブチ切れてこそ美しいw
38名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 03:30:47 ID:ihMp9zdo
39名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 12:34:12 ID:Z6+YpioS
ちくしょーミスラ鬼畜ものはまだなのカー
いったいつまでまたせるのだー
40名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 22:34:40 ID:bcteVgo9
ヤマト&トララたんの産みの神が登場してから早数ヶ月…。
いまさらと思われるかもしれませんが、激しく萌えたので
イラスト描いてみますた。ジュノのお風呂で2人イチャイチャ。
( ・∀・)つ
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/gsbbs_five/thums/2211tn_yamatora.jpg

自分でもヘタレだってわかっているんです。でも愛だけは
溢れすぎるくらいドバドバなんです。というわけで、神カムバーック!ヽ(;´Д`)ノ
41名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:19:55 ID:f8Rg8rQf
>>40 GJ!(*´ー`)b
神カムバーック!
42名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:20:53 ID:2TTOKF68
上手いとか下手とかじゃなくて、
画像が小さいよ!?(;´ρ`)
4340:2005/06/03(金) 23:35:48 ID:bcteVgo9
あ、あれぇ?(=´iωi`)今度は大丈夫かな?
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/gsbbs_five/upfiles/2211_yamatora.jpg
44名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 05:45:55 ID:DZ8BrUNy
>>43
ok(*´Д`*)gj
45名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 17:50:14 ID:V2ikEz8d
トララたんシリーズの続きの有無が気になってきた
46名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:56:47 ID:nhBvJogw
あの話は萌える…
47名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:58:47 ID:d1qtcy9Y
トララたんシリーズはタルらしい描写を盛んに入れてくれてくれてるのに激しく萌える
48名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 20:29:55 ID:oQ+GeCkG
すんごく面白かったwでも、初発で高レベルすぎて後続は出し辛いw
と思うのは、私が3流だからだがw
49名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:03:56 ID:kttIH/mH
誰かが投下する前にやっとけ〜、途端にかぶりだすぞ。orz ダカラモレワマーズ…
50名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 18:11:09 ID:98e3eCIW
エル♂×タル♀×子竜 獣姦&SM系

ルナの中の人です。
前回の続きではなく番外編です。
無駄に鬼畜ってます。苦手な方はスルーして下さい。
前半にはエロは全く無いです。
前振りはいらない、直ぐにエロをという方は13話目ぐらいからお読み下さい。
51【ここにしか咲かない花:1】:2005/06/07(火) 18:12:06 ID:98e3eCIW

夜の砂丘は生者への憎しみと恨みを抱く亡者が彷徨う世界、
駆け出しの冒険者が彼らに出会うことは死を意味する。
昼間は冒険者でごった返すゲート付近も夜が更けるごとに静かになり
セルビナ警備隊と称してゲートの警護を自主的に引き受けているベテラン冒険者たちも宿屋でしばしの休息を取る。

月の無い夜だった。
フラガラックは沖まで漁に出ていていない。こんな時に限ってトラブルは舞い込んでくるものだ。
BogyとGhoulを引き連れて冒険者の一団が逃げ込んできたとの知らせがルナの元に届く。
ゲートには結界が張ってあるからアンデッドが街に入り込むことは無いのだが
傷ついた冒険者の血の匂いが彼らを狂わせたのか見境無しに出入りする人間を襲っているという。
床に就こうとしていたルナだったが乳白色の宝玉が飾られた杖を掴むとゲート目指して走った。
駆けつけた警備隊に亡者の方は任せて、ゲート際に折り重なるように倒れている人々に蘇生魔法や治癒魔法を掛けていく。

「きゃあぁぁ?!」騒ぎが収まったのを見届けて帰ろうとしたルナは縋り付いてきた小さな影に悲鳴をあげてよろめいた。
「ルナお姉さぁーん!」何かを守るように抱えたままルナを押し倒すタルタルの魔導士。
弾みで脱げたフードからツインテールに結った緑の髪が零れ落ちる。
「なっ…!シェリリ?」
「ですですです!お姉さん助けてぇ!!!!」
泣き叫ぶ彼女の両腕から長い首と青い尻尾がだらりと垂れ下がってるのが見えた。子竜だ。
ルナと同じ孤児院で育ち召喚士になったシェリリが子竜を連れているはずはない。
しかし周りには竜騎士らしい人影は無かった。
52【ここにしか咲かない花:2】:2005/06/07(火) 18:12:46 ID:98e3eCIW

「癒せるのはマスターだけよ。その子の主人はどこ?」
子竜を庇うように抱えたまま自分の上で馬乗になっている後輩に少し呆れながら問い質す。
「違う違う、助けて欲しいのはこの子のマスターなの!まだ外にいるの!早く探さなきゃ本当に死んじゃうよぉ!」
アストラル体である召喚獣と違って子竜は独立した一個の種族だが、マスターとの関係は召喚獣と似ている。
魂が深い絆で結ばれているが故にマスターに何かあればこの世界に存在することが出来なくなるのだ。
召喚士であるシェリリは腕の中で衰弱していく子竜からマスターの危機を感知することができるのだろう。
取り合えず腹の上の後輩に降りるように言うと、シェリリは慌てて跳び退いた。
「その人がどのへんにいるか分かる?」
「わ、わ、分からないけどこの子なら探せるはずですぅ。」
答えるように弱々しく鳴き声を上げる子竜の頭をシェリリはそっと撫でた。

自力で飛翔するだけの体力も残っていない子竜にどうやって道案内をさせたらいいのか。
シェリリに抱えさせたままでもいいのだが、出来るだけ早く探す為には足手纏いだ。
「その子を渡して…」抱き取ろうと伸ばした手に噛みつれそうになってルナは慌てて引っ込めた。
「ああああ!お姉さんごめんなさい!子竜はマスター以外には懐かないのぉ。」
その割にシェリリにしっかり抱かれているのはどういうことなんだとルナは思ったが今は移動の方法を考えるのが先だ。
チョコボが居れば簡単なのだがセルビナにはいない、チョコボの代わりに2人を運んでくれるもの…

思案するルナを不安そうに眺めていたシェリリは、突然巨大な壁が現れたのかと思った。
ルナの背後に立った大きな影が彼女をひょいと左肩に乗せるのを目を丸くして見詰める。
「戻ってたの?」
友であり今やたった一人の庇護者となったガルカの首に腕を回しながらルナが聞いた。
「うむ、話は聞いた。行こうか。」
ぽかーんとしたままのシェリリを右腕で抱え上げるとフラガラックはゲートから夜の砂丘へと走り出した。
53【ここにしか咲かない花:3】:2005/06/07(火) 18:13:27 ID:98e3eCIW

セルビナを出て西方向へ、砂が舞い上がり足元から崩れて走りにくい事この上ないが、
タルタルの娘2人を抱えたガルカは単身のように軽々と駆け、
時折首を持ち上げ主人のいる方向を示す子竜を頼りに鍛えられた猟師の目は広大な砂の海の中から倒れ臥す人影を探し出した。
かすかにある生気に惹かれたのか、竜騎士の上を1体のBogyがふよふよと漂っている。
「ルナ。」頼むと言外に伝えて左肩の娘を砂の上に降ろす。
「わ、私も降ろして…」言いかけた右腕の娘は「邪魔になるだけだ。大人しく見ていろ。」フラガラックにきっぱり言い切られ口を噤んだ。
冒険者となってからも行き来はしているが、ルナと狩りに出たことは無い。
シェリリは大きな目をますます見開いてBogyへと向うルナを凝視する。

女神の印を結んでルナが詠唱し始めたのは高位ケアルだった。
光の精霊力が辺りを満たす気配にBogyは金切り声を上げて詠唱を止めさせようとルナに殴りかかる。
Bogyは呪いを吐き爪でルナを引っかき続けるがルナには掠り傷ひとつ付かず詠唱も止まらない。
やがて長い詠唱が終わとうとする時、ルナはBogyを胸に抱きかかえるように腕を広げて祈りの言葉を囁いた。
「あなたの苦しみはもう終わるわ。安らかに眠りなさい。」
黒い悪霊は大量に降り注ぐ癒しの光に導かれるように空へと消えて行った。

「これが…お姉さんの戦い方…?」
ルナの力なら精霊魔法で簡単に焼き払ってしまえる。
シェリリはウィンダス出身だからマウラでごうつくばあさんと揶揄されるベラに導かれてサポートジョブを習得した。
その時、Bogyが稀に持っている血染めの衣を手に入れる為に一方ならぬ苦労を強いられた記憶のせいか
わざわざ悪霊に癒しを与えるという面倒な方法を取る理由がわからない。
「亡者たちはモンスターじゃない、恨みで魂を縛られたかつての同胞だ。」
昨日まで一緒に笑ってた仲間たちの変わり果てた姿かもしれないのだ。
頭上から降りてくる静かな声にシェリリは己の思慮の無さにしょぼんとする。
「闇に染まった魂を憎しみで消し去るなんてあまりにも哀しいから。救えない魂なんて無いのよ。」
ルナの穏やかな言葉と微笑みがシェリリの心に深く染みた。
54【ここにしか咲かない花:4】:2005/06/07(火) 18:14:15 ID:98e3eCIW

虫の息で倒れている人物はエルヴァーンの青年だった。
主人を案じて鳴く子竜を青年の胸に乗せてやるとシェリリは高位レイズを詠唱するルナの邪魔にならないように下がった。

レイズは一般に蘇生魔法と呼ばれているが、本当に死者を蘇らせることが出来るわけではない。
肉体を離れようとする魂を引き止め治癒力を極限まで活性化させ、仮死状態の身体を行動可能な状態まで回復する魔法で
術者も膨大な魔力を消費するが、施された者にもリスクが伴う。
爆発的に高められた治癒力を維持するために魂に刻まれた情報の一部をエネルギーとして消費してしまうのだが、
本物の死を迎えることに比べれば大したリスクではない。それ故に高位の蘇生魔法を持つ白魔導士は優遇されるのだ。

呻き声を上げて青年が意識を取り戻した。
きゅーきゅー鳴きながら胸を引っ掻く子竜を撫でてやろうとして右腕が上がらないことに気が付く。
「無理に動かしてはだめ。」声の主を探そうと少し首を巡らすが見えない。
小さな手が自分の身体を探っているような気配に身じろぎしたが、
その手が過ぎた箇所から痛みが消えていくことで治療を受けているのだと理解した。
「もう大丈夫ね。起き上がれるかしら?」先程と同じ女性の優しい声がした。
もう一度右腕を持ち上げてみるとすっと動いた。そのまま子竜を抱えて上半身を起こす。
青い髪のタルタルがこちらの顔を覗き込んでいる。
この女性は何度か見かけたことがある。セルビナに逗留中の“灰色の魔女”と呼ばれる魔道士だ。
その後ろで守るように立っている白髪のガルカには駆け出しの頃ゲート前で何度も世話を掛けたことがある。
「セルビナから助けに来てくださったのですね、感謝します…?!」
深々と礼をする青年の瞳にガルカの足元で心配そうに見ている、緑の髪に縁取られた顔が映った。
「やっぱり君だったんだ。」
シェリリを見て嬉しそうに話し掛ける主人に合わせて子竜も同意するように高く鳴いた。
55【ここにしか咲かない花:5】:2005/06/07(火) 18:16:24 ID:98e3eCIW

ところがシェリリはこの青年にさっぱり心当たりがないらしい。
「ひ、人違い…?」申し訳なさそうに眉が八の字になる。
「これに見覚えないですか?」
青年がカバンから取り出したのは絹布にサルタ綿を詰めた小さな布団の両端を絞って布ベルトをつけた奇妙なものだった。
それは抱っこ紐と呼ばれるもので、布団に赤ちゃんを寝かせて包み布ベルトを斜め掛けにして肩の上で止めて使う。
2人のタルタル娘は顔を見合わせて首を傾げた。
小さく腕の短いタルタルの母親が赤ちゃんを抱っこするための補助具でウィンダスではありふれた品だったから。
「ここに小さく名前が縫い取ってあるでしょう。」青年が示した布ベルトの裏に緑の糸で“シェリリ”と確かに銘が入っている。
「あっあっああ〜あの時のナイトさん?!」
ぱぁっと顔を輝かせてシェリリは口元で両手をぱんっと打ち合わせた。
「思い出していただけましたか。」
「あの時は兜でお顔がよく見えなかったんですぅ。だから覚えてないのは仕方が無いですよぉ。」
「そうでしたか?それは失礼しました。」
あはははと笑う2人を腕組みして眺めていたルナだったが、東の空から朝日が昇ってきたところで口を開いた。
「亡者たちの時間は終わったわ。セルビナに戻りましょう。」

帰る道すがら歩くのがやっとの青年を気遣ってシェリリがいきさつを語った。
シェリリは裁縫職人の血筋で、冒険者としてはまだまだだが職人としては既に師範クラスの腕を持っている。
56【ここにしか咲かない花:6】:2005/06/07(火) 18:19:10 ID:98e3eCIW
2年ほど前、絹糸を集める為に地下迷宮に篭ってクロウラーを狩っていた時に巨大な化石の側で躓いて思いっきりこけた。
自分がどん臭いことは自覚しているが、毎日駆け回って地形を把握している場所で転んだことが少々腹立たしく
何に足を取られたのかと確認しみると昨日まで平坦だった場所がこんもり盛リ上がっている。
シェリリが躓いた弾みで少し土が無くなり乳白色の楕円形をした物の先端が見えていた。
好奇心に駆られて掘り起こしてみると、それはシェリリの顔ほどもある卵だった。
竜の産卵場所を探し回っている冒険者に何度も出会ったことがあったので、これがその卵だと直感した。

しかし召喚獣と聖なる契約を交わしている身で更に竜のマスターになることは出来ないからすっかり困ってしまった。
もう一度埋めておこうかとも思ったが、一度人間の匂いが付いてしまった卵はモンスターに容易く発見されてしまうだろう。
そこで竜の卵を探している冒険者がいたら渡せばいいのだと思い至る。
卵が死んでしまわないように持っていた材料で抱っこ紐を縫い上げると包んで温めながら持ち歩くことにした。

実にシェリリらしいとルナは微笑ましくなった。
「そこに私がのこのこ現れたという訳です。申し遅れました、私はフェルディナンド、フェルと呼んでください。この子はマックス。」
フラガラックに支えられながら歩く青年が話を継いだ。
57【ここにしか咲かない花:7】:2005/06/07(火) 18:19:55 ID:98e3eCIW
フェルディナンドは親切で風変わりなタルタル娘の名を聞きそびれてしまったが、
ある日マックスが卵と一緒に託された抱っこ紐の縫い取りに鼻先を擦り付けていたことで名前を知った。
竜騎士としてひたすら修行に励み自信と実力も付いたのでサンドリアの両親の墓前に報告がてら帰郷した後、
あの娘にマックスを会わせて改めて礼をしようとセルビナに来たのはいいが定期点検中で1週間後にしか船は出ないという。
仕方なく釣りをしたり警備隊の真似事をして時間を潰していた。
昨夜は新月だったので大物を狙ってみようかと海岸で釣り糸を垂れていたら亡者の大暴走が起こったのだ。
一人と一匹ではどうにもならないことは分かっていたがそれでも駆けつけると
イフリートを従えた召喚士が必死になって亡者の群れを引き止めていた。
だが膨大な魔力を誇るタルタルの召喚士も多勢に無勢、あまりに無謀だった。
意を決した召喚士は残る魔力全てと引き換えに神獣に究極履行を命じる。
「お願い!お願い!みんなを助けてぇーーー!」その声に聞き覚えがあった。
最後の切り札も亡者の暴走を完全に食い止めることは出来なかったが、冒険者たちが逃げ延びる確率は跳ね上がった。
イフリートが消滅してしまうと狂気を剥き出しにして襲い掛かってくる亡者から身を守る術を彼女は持たない。
それでも両手棍を握り締め決して逃げようとはしなかった。

死なせる訳には行かない。
亡者の群れに割って入り彼女に殴りかかっているGhoulに挑発、前に出てかばうとマックスに彼女を守って逃げるように言う。
マックスは前足で彼女のフードを掴むと後ろ向きに飛びながらぐいぐいセルビナ方面へと引っ張る。
「え?あ、あ、あの?!な、何?だめですよお!?」
彼女はおたおたと抵抗するが、子竜の力は見かけよりずっと強くタルタルぐらいなら引き摺って飛べる。
「子竜を頼みます。」少女が子竜を見捨ててこの場に残ると言うような性格ではないとフェルディナンドは読んだ。
後を追おうとする亡者を槍で突き、足元を凪ぎ払い、持っていたアストラガルスを投げつけ出来るだけ多くの亡者をこちらに向けた。
「か…っ、か、か、必ず戻りますからぁ!助けをつれて!」泣いていたのだろうか。
彼女は顔をぐいっと拭うとマックスを連れてセルビナ目指して走り出した。
58【ここにしか咲かない花:8】:2005/06/07(火) 18:20:50 ID:98e3eCIW

魔力を使い果たしたシェリリは傷を癒すこともできなかった。
元々少ない体力はどんどん消耗して後一撃でも受けたら動けなくなってしまう。
振り返るとフェルディナンドが獅子奮迅の勢いで亡者たちと戦っていたがそれでも止め切れなかった数体がシェリリたちを追ってきていた。
「マックス君が庇ってくれたんですぅ。」
小さい身体を張ってシェリリに向けられる殺意を悉く受け止めブレスで牽制してくれなかったら
生きてセルビナに辿り着くことは出来なかった。
シェリリは腕の中で疲れて眠っているマックスを撫でた。
マスターが生命の危機から脱したことで子竜の状態も良くなっている。

「あの時ほどナイトだったらと思ったことはないですね。」
竜騎士が使う両手槍には範囲攻撃技が無いから複数の敵を足止めすることが難しいのだ。
「釣竿と槍しか持ってなくて。今度からは剣と装備も持っていく事にします。」
苦笑いするフェルディナンドだったが、彼が卓越した技量の持ち主であったからこそシェリリは助かったのだ。
「ですですです、備えあれば憂い無しって言いますからぁ。」シェリリが真面目な顔で言う。
知ってか知らずか、助けられた本人は呑気なものだとルナは溜息をついた。
「多分あなたには言われたくないと思うわよ。」
「えぇぇ?!どうしてですかぁ!私、ちゃんと薬も持って歩いてますよぉ。」
「それいつ使かうの?」
「こ、こ、困った時とかピンチの時ですぅ…あれぇ?」そう、シェリリの大きなカバンの中の薬品はどれも手付かずのままだった。
「全く!また人様にご迷惑をかけて。お詫びにフェルさんの看病をすること、いいわねっ!」
腰に左手を当て後輩の鼻を右手の人差し指でぐりぐり押し潰す。
「ふぁぁあぃ。」情けない声でシェリリは返事した。
59【ここにしか咲かない花:9】:2005/06/07(火) 18:24:55 ID:98e3eCIW

セルビナに戻ったルナたちはフェルディナンドを宿屋へ連れて行き、
宣言通りシェリリを付き添わせて一旦フラガラックと家に戻った。
軽く朝食を済ませると急いで作った料理をカバンに詰め込み、
滋養のある特性スープを鍋ごと持って見舞いに来たルナは呆れ返った。
「介護人が寝扱けてるってどういうことかしら。」
ベッドでシェリリとマックスが丸くなって気持ちよさそうに眠っているのだ。
「疲れたんですよ。私ならもう平気ですから。」
エルヴァーンにしては柔和な顔立ちの青年は隣のベッドに上半身を起こして座っていた。
「ツインで良かった。でなきゃシェリリを引き摺って帰るしかないもんね。」肩をすくめて笑って見せる。
「ここしか空いてなかっただけなんですけどね。」ベッドの青年も小さく笑い返した。

荷物を降ろしてフェルディナンドの傷の具合いを確かめる。
「ん、大丈夫そうね。でもしばらく船旅は控えてもらうわよ。シェリリに会ったんだし乗る必要もないとは思うけど。」
ひょいっとベッドから飛び降りると、持ってきた鍋を暖炉にかけて温め始めた。
「そうですね、故郷でしばらくのんびりするのもいいかもしれません。」
かちゃかちゃとスープを混ぜる音とともに食欲をそそる匂いが部屋を満たしていく。
『ぐぅぅぅ〜〜〜〜』
空腹を訴える音が響き渡り、ルナとフェルディナンドはもう一方のベッドに目を向けた。
匂いに誘われてもぞもぞとがシーツから這い出して大きく伸びをしている。
「ん〜〜!あれあれ?お姉さん?あ、お腹減ったぁ〜!」「きゅ〜!」
「はいはい。」ルナは返事をするとてきぱきと料理を取り出してテーブルに並べた。
「こっちはシェリリ。こっちがマックス君。ちゃんと座って食べなさいね。フェルさんにはこのスープを。」
「いただきま〜す!」「きゅきゅ〜」テーブルを挟んで料理を頬張る1人と1匹。
60【ここにしか咲かない花:10】:2005/06/07(火) 18:25:49 ID:98e3eCIW

渡された湯気が立ち昇る皿をフェルディナンドがじっと見詰めている。
「ヘクトアイズの目玉とかイモリの黒焼きなんて入ってないわよ。」手をつけない青年を見咎めてルナが口を尖らす。
「いえ。手料理なんて久しぶりだなと。それにこんなことまでして貰っていいのかどうかと思って。」
困ったような顔で手にしたスプーンを口へと運ぶ。「ん、うまい。」
「細かいことは気にしないで沢山食べる!」
重苦しい異名とは違いまるで母親のようだと思いながら、フェルディナンドはルナの好意に甘えることにした。

それから2日後、体力の回復したフェルディナンドはルナたちに別れの挨拶をしてセルビナを後にした。
彼の側にはマックスとシェリリがいる。
シェリリはより高度な作品を作るのに必要な腕を磨くためバストゥークでの修行を終えサンドリアへ向かう途中だったと言う。
それならばサンドリア滞在中は是非自分の家に来て欲しいとフェルディナンドは申し出た。
元々お礼をするために探しに行こうとしていたのだから遠慮しないでと目の前で跪き手を握り締めて懇願されては断れない。

シェリリはあまりパーティを組んで冒険することが無かった。
のんびりした性格の割りに召喚士としての自負は人一倍あり召喚獣を生かせない方法を好まず、
パーティで白魔導士の代わりとしての働きを望まれても十分に出来ないことを自覚しているからだ。
少々舌ったらずなしゃべり方の上に感情が高ぶるとどもる癖もあって、そのことをからかわれたり嫌味を言われることも辛かった。
普段はカーバンクルを伴って独りでフィールドを駆け回っているから、旅の仲間がいることが嬉しい。
他種族を見下したような態度のエルヴァーンしか知らないシェリリは穏やかで親切なフェルディナンドに好意を抱き始めていた。
61【ここにしか咲かない花:11】:2005/06/07(火) 18:27:24 ID:98e3eCIW

バルクルム砂丘を抜けラテーヌ高原に入ってフェルディナンドがふと思い出したように訪ねた。
「ホラ岩のレンタルチョコボを借りますか?そうすれば真夜中ぐらいにはサンドリアに入れますから。」
「あ、い、い、え。いえ、あの行きたいところがあるんですけど、いいですかぁ?」
緑と青のコントラストを楽しんでいたシェリリは急に話し掛けられて焦る。
「私は全然構いませんよ。どこです?」
「カ、カー君と初めて会った場所…ですぅ。」
蒼く輝く霊獣と魂の契約を結び、召喚士として生きることを選んだ特別な場所だ。
「ふむ、ストーンサークルですね。丁度いいので私の寄り道にも付き合っていただけますか?」
「もちろんですぅ!」シェリリはぴょんぴょん飛び上がって身体いっぱいで同意を示して見せた。

ホラ岩から北西に進み大小2つの湖を通り過ぎた山の麓に忘れ去られた石造りの遺跡がひっそり建っている。
いつの時代に作られたものか定かではないが、ここが神聖な場所であることを感じさせる雰囲気はあった。
シェリリはカーバンクルを召喚して遺跡の中央へと進んでいく。
邪魔をしてはいけないとフェルディナンドは遺跡から少し離れたところで待っていた。
神獣は人語を話すこともできるが、マスターとは声を使わずに精神感応で会話する。
石のサークル内にカーバンクルを抱きかかえて座っているだけのように見えるがしぐさから何か会話をしていることは伺えた。
やがて一声鳴いてカーバンクルはアストラル界へと帰還し、りっくりっくとシェリリが走って来る。
62【ここにしか咲かない花:12】:2005/06/07(火) 18:29:05 ID:98e3eCIW

落ち着き無く飛び回っていたマックスが戻ってきたシェリリの頭にぽすんっと落ちた。
「ふぁあわ?」バランスが悪いのも構わず頭にしがみ付くマックスを支えようと腕を精一杯伸ばすが微妙に届かない。
フェルディナンドが手を伸ばしてもがくマックスを持ち上げようとしたが、逃げるようにふわりと飛翔する。
やれやれ、と溜息を付くフェルディナンド。
「マックスはカーバンクルに焼もちを焼いてるんです。」
「えぇ?」これにはのんびり屋のシェリリも驚いた。
卵から孵った竜は最初に見たものを親と思い、竜騎士もまた子供のように慈しむ。
子竜は話すことができない以外は人間と変わらない知能と感情を有しているから性別が異なる場合はマスターを恋い慕うこともある。
結びつきがあまりにも強いためマスター以外の人間にそういう感情を持つとは聞いたことが無い。
「あなたは特別なんですよ。」
シェリリの胸で温められていたのはわずかな期間だがマックスは卵の中で彼女の声を聞き覚えていたらしい。
「どうやら母親だと思っているみたいですね。」
少し困ったような顔で笑うフェルディナンドにそういうことかとシェリリは納得した。
「マックスおいでぇ〜」拗ねてフェルディナンドの頭上をぐるぐる飛び回るマックスに向かって両手を広げる。
彼女が自分を呼んでくれたことが嬉しいのだろう。「きゅ〜!」甘えた声を上げてマックスはシェリリの胸に飛び込んだ。
63【ここにしか咲かない花:13】:2005/06/07(火) 18:31:14 ID:98e3eCIW

再び湖の横を通って大地を引き裂く谷底に下りた時には日が暮れていた。
オルデール卿が発見した洞窟とは反対の方へとフェルディナンドは進んで行く。
シェリリは闇の中でもぼんやりと見える白い花の群生に興味を惹かれながらも遅れないようにフェルディナンドの後を追いかける。
洞窟を抜けきる手前でフェルディナンドが足を止めた。「今夜はここで休みましょう。」
ここならば急に雨が降ってきても大丈夫だ。ルナが持たせてくれた料理で夕食を済ませ、明日に備えて早めに眠ることにする。
マックスがシェリリに身体をくっ付けて丸くなる。
シェリリもマントを手繰り寄せマックスを抱えるようにして眠ろうとしたら
「少し寒いですか。」フェルディナンドが声を掛けながらシェリリを膝の上に抱き寄せた。
「マックス。」子竜は目を開けて主人を見る。「こっちにおいで。」言われるまま、膝の上のシェリリに寄り添う。
「こうすれば暖かいでしょう。」穏やかに微笑む青年にシェリリはどきどきしながらも頷いた。
人懐っこいタルタル族としてはここでジタバタするのは返って不信感を持たれると天然娘シェリリもそれぐらいの知恵は回る。
2人と1匹はお互いの温もりを感じながら眠りについた。

翌朝、フェルディナンドに急かせされて起きたシェリリは風に乗って舞い上がる白い綿毛の中で立ちすくんでしまった。
谷底を埋め尽くす白い花は湖の側にも咲いていたが、こんな光景は見たことが無い。
花のひとつに手を伸ばすとぽむっと音を立てて綿毛が舞い飛ぶ。
嬉しそうにマックスと綿毛を追いかけるシェリリにフェルディナンドが言う。
「ここの花だけなんです。きれいでしょう?これをあなたに見せたいと思って。」
「す、すごいですぅ〜!でもどうしてここだけ?」
64【ここにしか咲かない花:14】:2005/06/07(火) 18:31:57 ID:98e3eCIW

谷底に閉じ込められた花は繁殖範囲が狭くなってしまった。
より多くの種子を残すために綿毛になって谷から外へ出ようと進化したというのが学者の見解だと彼は説明した。
「私よりずっと賢いですねぇ〜」あはははと笑い声を上げながら無邪気にはしゃぐ彼女をフェルディナンドは目を細めて眺めていた。
ひとしきり走り回って疲れたのか、シェリリとマックスが戻ってくる。
「やはりあなたしかいないようです。」突然真面目な顔で語りかけられておどおどするシェリリの前で
すっと膝を折って跪き「よかったら私とお付き合いいただけないでしょうか。」フェルディナンドはシェリリに愛を告げた。
彼女の大きな瞳が驚いたように見開かれ顔が見る見る真っ赤に染まる。
「わ、わ、わ、わ、わ、わ、私なんかでよければぁーーーっ」
マックスが不満げに飛び回っているのもお構い無しにフェルディナンドは彼女を抱き寄せると額に優しくキスをした。

サンドリアに着いてシェリリが何より驚いたのはフェルディナンドが貴族だったことだ。
大した家柄じゃないと彼は言うが執事や召使いがいる家などウィンダスにはない。
両親が相次いで病没したのを期に全てを処分してレンタルハウスに移ろうとした彼を親戚や執事が泣いて止めるので
仕方なくそのままになっているのだと事も無げに話すのに、シェリリは育ちとか種族の差を改めて思い知らされた。

翌日からシェリリは皮細工ギルドに通って修行に励んだ。
フェルディナンドはミッションなどの打ち合わせでドラキーユ城に出かけたり友人を訪ねたりしている。
夜になると執事が入れてくれたサンドリアティーを飲みながら、シェリリは修行の成果や職人としての夢を語り、
フェルディナンドは生い立ちやマックスとの冒険を話した。側にはいつもマックスが居て2人の話を興味深そうに聞いている。
寝室が別々だったことにシェリリは内心ほっとしていた。
客人として滞在しているから当然といえば当然なのだが、キスでさえ照れるシェリリは全く経験がなかった。
種族の違うフェルディナンドに求められてもことは簡単にはいかないことは朧げながら理解している。
それを察してか彼はまずはお互いを知ることから始めようと常に紳士だった。
65【ここにしか咲かない花:15】:2005/06/07(火) 18:32:52 ID:98e3eCIW

始めはぎこちなかった口調も馴染んで、なんとなく恋人らしくなってきた頃。
朝からマックスの様子がおかしい。そわそわと飛び回ったかと思えばいつも以上にシェリリに甘えてきたりする。
シェリリは髪の中に顔を突っ込んで引っ掻き回すマックスに、降参とでも言うようにテーブルに両腕を投げ出して突っ伏していた。
「フェル助けてぇ〜マックスがヘンなのぉ。」
錬兵場での朝の鍛錬から帰ってきたフェルディナンドに窮状を訴える。
「おやおや、これは。シェリリ災難だったね、マックスは発情期に入ったみたいだ。」
「発情期?そうだったのかぁ。」それならおかしくなっても仕方が無いとシェリリは思った。
ウィンダス出身でミスラの友人が多く“季節”の度に引き篭もったまま出るに出られないと愚痴られたことが何度もあったからだ。
「これじゃあマックスは連れていけないな。」
ミッションの手伝いで明日出発することになったというフェルディナンドは心底困った顔をしていた。

現在のヴァナディールで竜騎士たちが連れているみな竜は若く小さいため子竜と呼ばれているが、
幼体ではなく立派に生殖能力を有している。
発情期の子竜は集中力に欠ける上、他の竜騎士が連れている子竜が異性だった場合とんでもない事に成りかねない。
「ミッション中にマックスがメスの子竜に迫ったら大事だろう?」
そんな場面想像もしたくない。竜同士だけの問題ではでなく、マスター同士の大乱闘に発展する可能性すらある。
「仕方が無い、今回はナイトで行くことにするよ。1週間ほど留守にするけど大丈夫?」
シェリリは寂しいかったが一緒に行けるだけの実力がないことは事実だし、皮細工の修行中でもある。
「うん、マックスと待ってるね。」
青紫に金の縁取りが美しい鎧を纏い剣を携えて出発するフェルディナンドをマックスと一緒に見送った。
66【ここにしか咲かない花:16】:2005/06/07(火) 18:34:02 ID:98e3eCIW

夜になってますます落ち着きが無くなって、マックスは苦しげに鳴き出し、
見兼ねたシェリリは寝室に連れて行くと抱き締めて背中をさすり続けた。やがて安心したのかシェリリの腕の中で眠ってしまった。
ベッドに降ろしても目を覚ます気配が無いことにほっとする。
明かりを消してふかふかのベッドに潜り込むとおやすみと呟いて眠りに落ちた。

身体に掛かる重さとむず痒いようなくすぐったい感覚とピチャピチャと何かを舐めるような音で目が覚めたシェリリは
自分に起こっていることが一瞬理解でなかった。
パジャマがきれいに肌蹴られ、タルタル特有のぽっこりした腹の上にマックスが圧し掛かかり、
剥き出しになったふくらみの薄い乳房を小さな前足で掴んで片方の乳首に吸い付いているのだ。
「マ、マ、マ、マ、マックス?!」シェリリは完全にパニック状態だった。
子竜を振り落として逃げようと身体を捻じるが、それを察したマックスが乳首に軽く歯を立て噛みついた。
「いたぁあぁぁああっんっ!」
痛みを訴える声が淫らな響きを帯びていたことに、シェリリ自身が一番驚いていた。
67【ここにしか咲かない花:17】:2005/06/07(火) 18:34:56 ID:98e3eCIW

いつから嬲られていたのだろうか、桜色の乳首はぴんと立ち上がりマックスが前足で乳房を擦る毎に
身体の奥からジンジンと熱いものが込み上げてくる。
彼女の身体が小さく震え息が荒くなってきたことに気をよくしたのかマックスは乳首をしゃぶり尻尾で下半身をゆるく撫で回す。
「んあぁっ...や、や、やめてぇ...」徐々に湧き上がってくる快感を押しのけようと身体をくねらせ、
手足をバタつかせるがその抵抗が子竜の行為をますますエスカレートさせていく。
どうして、なんで?混乱した思考と与えられる刺激に反応する身体のアンバランスさに戸惑っていたシェリリは
マックスが剥き出しになった下半身へと移動していることに気付くのが遅れた。
足が閉じられないように身体を潜り込ませて他人が触れた事のない場所に鼻を近付け臭いを嗅いでいる。
「い、い、いやぁぁ...」
ぷっくり腫れあがったつるつるの恥丘に大きく刻まれた溝の奥から蜜が滲み出した。その強烈なメスの臭いがマックスを誘う。
子竜は細い舌で赤く濡れ光る襞を穿るようにして溢れる蜜を舐め取った。
「ひっあぁっ!!!!」初めて味わう強烈な刺激にシェリリの意識は真っ白になって弾け飛んでしまった。

差し込む朝日で目が覚めたシェリリはしばらくぼーっとしていたが昨夜のことを思い出して慌ててシーツを跳ね除る。
弾みでベッドから転がり落ちそうになったマックスが「きゅー!」と抗議の声を上げたがお構い無しに自分の身体を見下ろす。
「あ、あ、あれ?」ちゃんとパジャマを着ている。
マックスに背を向け、パジャマの裾から手を入れて身体を触ってみるがどこもベタベタしたり気持ち悪いところは無い。
「ゆ、夢、だったのかなぁ?」何を朝からジタバタしているんだ、と言うような目でマックスがシェリリを見ている。
「あぁ〜何でもない、ごめんねぇマックス。」頭を撫でてやりながら、マックスの発情期に当てられて変な夢を見てしまったと鬱になった。
すっきりしない気分のままギルドに出かけたシェリリは集中力が続かず素材をいくつも無駄にしてしまうが、ひたすら作業を続けた。
68【ここにしか咲かない花:18】:2005/06/07(火) 18:35:32 ID:98e3eCIW

夕方フェルディナンド家に戻ると真っ先にマックスがシェリリの顔目掛けて飛びついて来た。
「ただぁもがぁぁあああっ?!」
必死になって縋り付き顔を嘗め回されたことで昨夜の夢がフラッシュバックして思いっきりマックスを引き剥がしてしまう。
びっくりしたマックスは哀しげに鳴きながらパタパタと奥へ飛んで行ってしまった。
出迎えた執事が苦笑しながら、マックスが今日一日シェリリの帰りを玄関先で待っていたことを教えてくれた。
夕食の時間になってもフェルの部屋に閉じこもったままマックスは出てこない。
マックスに責任は無いのに、本能の欲求で苦しんでいる子竜に理不尽な仕打ちをしてしまったとシェリリは反省した。
お詫びの意味も込めて一緒にお風呂に入ろうとドア越しに声を掛けてみる。
「きゅ?」本当に?とでも聞いているような感じの声が返ってきた。
「うん、本当だよぉ。」シェリリが答えるや否やドアが開き子竜が飛びついてきた。

お風呂に入ってもマックスはイタズラをしてくるような事はなく、気持ち良さそうにシェリリに泡だらけにされていた。
やっぱり昨夜のは夢だったのだとシェリリはほっとして、風呂から上がるとマックスと一緒に眠った。
少しでも苦痛を和らげてあげたくて。
・・・お風呂がいけなかったのだろうか・・・
昨夜と同じシチェーションで目を覚ましたシェリリは己の妄想が情けなくて涙が零れた。
だが心とは裏腹に身体はマックスが与える愛撫を受け入れつつあった。
乳房に飽きたのかマックスが昨夜と同じように下半身へと降りていく。
が、腹の上でクルリと向きを変えると尻尾を振って硬く立ち上がった乳首を嬲りながら
長い首を伸ばして誘うように蜜が溢れるスリットの先に舌を這わせた。
「いやぁあああぁ!」泣きながら身を捩って逃れようとするが、充血して敏感になった恥丘に爪を立てられ、
痛みと疼くような快楽がごちゃ混ぜになって簡単に押さえつけられてしまう。
びちゃびちゃという隠微な水音が鼓膜いっぱいに響き渡って、シェリリはもう何も考えられなくなった。
69【ここにしか咲かない花:19】:2005/06/07(火) 18:36:14 ID:98e3eCIW

爽やかな朝に相応しくない暗い気分でシェリリは目を覚ました。
ベッドにもパジャマにも特に乱れた様子はなく、マックスも穏やかに寝息を立てている。
着替えを持ってのろのろとバスルームに向かい裸になって身体を確認するがどこにも痴態の跡は無い。
シャワーの栓をひねったもののシェリリは床にへなへなと座り込んで泣き出してしまった。
「フェ、フェルぅ・・・」フェルディナンドがいない不安があんな夢を見せているのだと思った。
早く帰ってきて欲しい。彼が優しく抱きしめてキスしてくれたら、こんな思いをしなくても済むのだ。
えっぐえっぐと泣きじゃくりながら妄想も涙もみんな洗い流してしまおうと頭から熱い湯を浴び続けた。
フェルディナンド家のバスルームを占拠し続けたシェリリは当然のように湯あたりしてしまい、ベッドで唸っている。
執事がサイドテーブルに用意してくれたスノールジェラートを食べるために起き上がる気にもなれない。
「じぇ、じぇらーと…」うわ言のように呟くシェリリを見かねたのかマックスは器用に前足でスプーンを掴み、
ひとさじ掬うとシェリリの口元へ運んだ。「冷たくて、おいしぃ。ありがとぅ、マックス。」
シェリリが微笑むとマックスも嬉しいのだろう。彼女が起き上がれるようになるまで甲斐甲斐しく世話を焼いたのだった。

誠実でいじらしい子竜を疑いたくはない。これが夢だという証が欲しかった。
3日目ともなれば身体は刺激に敏感であっという間に快楽に蕩ける。
シェリリの股間に顔を埋めたマックスは細く長い舌で赤く剥けた小さな突起を啄ばみ舌で突付き執拗に嬲り続けていた。
「あ、あぁっ!いやっ、いやっ…いやぁあ…」もう拒絶なのか甘い誘いの喘ぎなのかシェリリにも区別が付かなくなっている。
翳りの無い剥き出しの大事な場所からたらたらと愛液が溢れ出す感覚が分かるようになった。
背骨を痺れる様な疼きが駆け上がり身体がカーッと熱くなる。次にくる刺激で意識は簡単に飛んでしまうだろう。
だから最後の抵抗を。シーツを握り締めていた右手を泳がせて胸の上に置き爪を立てた。
マックスは蜜壷の溢れる入り口を舌でこじ開け穿り奥へと差し入れた。
「だ、だめぇ!そこ、だめぇ!あああぁぁあ………っ!」もう戻れない。胸を掻きむしる痛みも快感になる。
シェリリは甘い欲望の闇に身を投げた。
70【ここにしか咲かない花:20:2005/06/07(火) 18:36:50 ID:98e3eCIW

翌朝、飛び起きたシェリリはパジャマを肌蹴て殆ど膨らみのない胸を見下ろす。
ない。ない。ない。ない!血が滲むほど強く引っ掻いた傷がない!
「あ、は、は、あは・・・」あれは確かに夢だったのだ。
マックスならば身体を拭きパジャマを着せることぐらいできるかもしれないと頭の片隅で考えてもいたが、
傷をきれいに消してしまうことは無理だ。
「はぁ・・・欲求不満なのかなぁ・・・ごめんねぇマックス、疑って。」
起き出して来た子竜を抱き上げ、今日は一緒に付き合おうと決めた。
他の子竜がいないかどうかきょろきょろしながら街を抜け、あまり人のいない西ロンフォールに出る。
発情期に入ってから一歩も外に出ていないことがストレスだったのだろう、
広い森を自由に飛び回りウサギや羊を追いかけている姿はとても生き生きとして美しいとシェリリは思った。

夕食後、早々に部屋に引き上げるとさっさとベッドに潜り込み期待と不安で疼く身体を抱きしめて眠りにつく。
夢ならば、妄想ならば、ずっと胸の奥でもやもやとしていた相手が子竜だという背徳感も甘美な毒になる。
いつものようにマックスの愛撫を感じて目が覚める。
・・・ぬちゃ・・・くちゃ・・・じゅぶ・・・びちゃ…
「んはぁ…んんっ・・・」自らがあげる喘ぎ声と卑猥な水音が覚醒しきらない意識をそのまま悦楽へと誘っていく。
昨日までとは違い積極的に快楽を貪ろうとするシェリリの身体をマックスは嬉々として責めた。
シェリリの秘所に舌を突き入れ肉襞を擦り嘗め回し溢れる蜜を啜り上げる。
「ああっ…マックスゥ…きもちイィよぅ…んぅ!」
始めて彼女が拒絶ではなく、肉欲の喜びに子竜の名を叫んだ。
71名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 18:43:34 ID:1gYxSamr
ルナの中の人です。(携帯からです。)
投稿制限食らってしまいました。
申し訳ありませんが続きは夜になります。
72名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:18:16 ID:w8pqj0ln
期待してまつ(´・ω・`)
73名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:21:50 ID:6cV9n3+8
ルナの中の人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
タルの竜姦ですか続き待ってます(*´Д`)


>>72
期待してるならsageような
74名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:45:42 ID:6MY1sd6q
ルナの中の人です。
お待たせしてすみません。
では投稿再開します。
75【ここにしか咲かない花:21】:2005/06/07(火) 21:46:25 ID:6MY1sd6q

その甘い声に応えるようにマックスは彼女の最も敏感な部分を舌で探り出し舌先を丸めて強く突付いてくる。
「んあぁ…だめぇぇんっ…」高く鳴きながら彼女は無意識に腰を振ってもっともっととせがんでいた。
じゅる…唾液と愛液の糸を引いて舌が引き抜かれる。
途切れた行為に不満を訴えるように身体をくねらせるシェリリの下腹を前足がぐっと押える。
丸々した太腿の間にマックスが割って入っているので閉じることも出来ず、
たらたらと物欲しげに涎を垂らすアソコが大きく開かれ丸見えになる。
こういう格好は夢だろうと相手が子竜だろうと恥ずかしい。
「ぃやぁ…」
上半身を起こしかけたシェリリはぬちゃぬちゃと音を立ててクリトリスとヴァギナを嬲っているモノが何か見てしまった。
子竜の下腹部生えたピンク色の肉棒が入り口を求めていたのだ。
柔肉を掻き分けるようにゆっくりと熱いものが身体の中へ入って来る。
「あ、あ、い、やっ…んぅ、だ、だめぇっ、やぁだっ…む、無理ぃ…あ、あ、あ、あぁぁ………っ!」
時間をかけて慣らされた膣はさしたる抵抗もなくマックスの雄を根元まで受け入れてしまった。
内臓を貫かれたような違和感と今まで感じたことの無い強烈な快感にシェリリは息も出来ない。
口をパクパクさせていたシェリリが「んぁはぁ…」と息を吐き出したのを合図にマックスは腰を打ちつけ始めた。
力任せに突き上げられ、
舌では届かなかった場所を擦られ、
留まることなく溢れる蜜が掻き回され厭らしい音を立てている。
マックスはもう本能の欲求を押えようとはしなかった、がむしゃらにシェリリの膣を犯す。
「まぁ…まぁっくすぅ…うぅっん!!お、おかし…くぅ…なっ…るぅ…ゃぁ…だ、だめぇっ…!」
シェリリもただの雌へと堕ちていこうとしていたまさにその時。
寝室のドアがノックされ「シェリリ、起きてる?」聞き間違えようの無い声が彼女の名を呼んだ。
76【ここにしか咲かない花:22】:2005/06/07(火) 21:47:07 ID:6MY1sd6q

「フェ、フェルぅ?ああっ、いやぁああっ、だ、だめぇ、死んじゃぅぅうう!」一度口にしてしまった快楽を認める言葉は
身体の奥から湧き上がり駆け抜ける甘く蕩けるような痺れとともにもう止める事などできなかった。

だがそれは助けを求める悲鳴にも聞こえた。

「シェリリ!?どうした?何かあったのか?入るよ!」ドアが勢いよく開けられ、フェルディナンドが駆け込んでくる。
「!!う、うそぉ・・・!?い、い、いやぁあ!!!!!うそよぉ!!!来ないでぇぇ!!!」
登りつめた身体が跳ねフラッシュを掛けられたかのように視界が真っ白に染まり、
快楽と絶望の入り混じった絶叫を上げてシェリリの意識は官能の渦に飲まれ消えた。

フェルが帰って来た?違う、これは夢だから。目が覚めたらいつものように朝になっているはず。
しかし意識を取り戻した彼女の身体は甘美で背徳的な行為の余韻に気だるく痺れていた。
恐る恐る目を開けると石像のように無表情な顔でフェルディナンドが自分を見下ろしている。
何か言おうとするが声がでない。
「・・・・。」彼が言っている言葉が聞こえない。
シェリリの腹の上にぐったりと横たわっていたマックスが飛び上がり彼の肩に止まる。
くるりと踵を返すとフェルディナンドはそのまま部屋を出て行こうとする。
腕を伸ばして彼を捕まえようとするが、身体はぴくりとも動かない。
空気の振動でドアが閉まるのが伝わってくるが、それっきり何の気配もしなくなった。
天蓋付きの豪奢なベッドの中で身動きひとつできず、声も出せず、音も聞こえず、
ただ目を見開き、涙と涎を流しながら、静かにシェリリは破滅と狂気に立ち向かっていた。
77【ここにしか咲かない花:23】:2005/06/07(火) 21:47:43 ID:6MY1sd6q

シェリリは次に起こることが怖かった。夢と現の狭間を永遠に漂っていたかった。
だが非情にも目覚めの時は訪れる。
彼女が最初に見たものは、ベッドの天蓋だった。
暗くてよく見えなかったが今まで自分が寝ていた客室のベッドのようにレースのカーテンで覆われたものではなく、
骨組みだけのような感じで何本か梁が渡されており、鈍く光る金属の輪のようなものが付いていた。
身体に掛けられていたシーツをどけて上半身を起こし、闇に慣れてきた目で周りを見渡してみる。
正方形の部屋で自分のいるベッドが中心にあるらしい。まだ夜なのかと思ったが暗いのは窓がひとつもないせいだ。
なんだがとても奇妙な場所だった。
ふと自分の身体に視線を移して彼女は慌てて立ち上がった。
ぺたぺたと小さな手であちらこちら触わり首を廻らして自分が身に着けているものが何なのかを確かめる。
上半身はハーネスの輪郭を細い革紐で模ったようなもので、わずかに膨らむ乳房を縊り出している。
輪郭だけのトラウザは尻たぶにそって股を割り、腰に食い込み、臍の上から伸びた紐がハーネスと繋がっている。
首と手足には金属の輪が付いた革のベルトが巻かれていた。
試しに足首のベルトを外してみようとしたが、留め金部分に小さな鍵穴があり鍵がないと外せない。
さらにこの扇情的な装備にも鍵が掛かっていてひとりで脱ぐことはできなさそうだった。
裸より恥ずかしい格好に唯一ここで身体を隠せるシーツを巻きつけてベッドから降りた。
ベッド以外何も無いように見えたが小さなテーブルセットがぽつんと置いてあり
琥珀色の液体が満たされたグラスが載っていた。
酷く喉が渇いている事に気付いてシェリリは何の疑いもなくそれを飲み干した。
78【ここにしか咲かない花:24】:2005/06/07(火) 21:48:28 ID:6MY1sd6q

狭い部屋の中を一周してまたベッドに戻る頃には、ぽたぽたと厭らしい汁が垂れ落ちて床に水溜りを作っていた。
誰もいないことは分かっているのに、それでもきょろきょろと周りを確かめ右手を合わせた太股の間へと伸ばす。
指先が濡れた柔らかい襞に触れた瞬間、痺れるような快感が背筋を駆け上る。
「あぁっ・・・っ」思わず漏れた自分の喘ぎ声にゾクゾクする。
襞を割って溢れ出る汁を指に塗し割れ目を擦り上げ硬くしこった突起に触れると頭まで電流が流れたように痺れる。
「んぁぁあっ…き、きもちっ・・・いぃっ…!」快感を訴える一言で理性のタガは簡単に外れた。
右手で突起を押し潰しぐりぐり擦る。左手も伸ばして襞を押し広げぐちゃぐちゃかき混ぜる。
今まで自慰などしたことがないシェリリは気持ちいいところを探して擦り弄り回す。
「はぁ…ああっん、うぅっ…はぁ・・・」
もっともっと刺激を得ようとベッドに横になり足を大きく開いてクリトリスを嬲りながら膣口へ指を滑り込ませた。
「ううっ…ああああっ!いい、いい、いいの、気持ちいぃのぉっ・・・!」
壁を擦り締め付ける襞を押し上げくちゅくちゅと淫靡な音を立てて激しく指を動かし快楽を穿り出す。
シェリリは自分を慰めることに夢中でいつの間にかベッドの側に人が立っていることにも気がつかなかった。
指は既に3本も埋まっていたがタルタルの短い指では奥にある気持ちいいところまで届かない。
もどかしさに腰をくねらせ少しでも深く指を飲み込もうとする。
「んぅ…あぁんっ、ああっ…もっとぉ…っ」
「もっと、何?」耳元でフェルディナンドの声がした。
ぴくっと身体を震わせたものの、理性などとっくに溶けてしまっているシェリリは
目を開けてベッドに手をついて覆いかぶさるように自分を眺めているフェルディナンドを見た。
そこには優しい笑顔も欲情を浮かべた厭らしい笑いも彼女が期待したような表情はなかった。
無表情で冷たい顔だった。それがまた自虐的な刺激を煽りシェリリを激しく悶えさせた。
79【ここにしか咲かない花:25】:2005/06/07(火) 21:49:08 ID:6MY1sd6q

「シェリリ、答えて。もっと何なんだい?」表情と同じ冷たい声。
答えたらくれるの?くれるの?欲しい、欲しい、欲しい!
「こ、こ、ここにぃ…いっぱいいっぱい、い、れて、入れてぇ…」
ぐちゃぐちゃに蕩けたソコから指を抜くと両手を使って大きく開いて見せた。
「マックス。」彼は子竜の名を呼ぶとその場を離れベッドの方を向いて椅子に座る。
子竜はだらしなく投げ出されたシェリリの足の間に降り立ち躊躇なく欲望の楔をシェリリに打ち込んだ。
「あああああっ!!!いやぁっ!いやぁぁあ・・・っ!くぅっ・・・はぁ・・・ああっ、いいっ!いいのぉ!!!」
それは確かに欲していた刺激だったけれど、シェリリはフェルディナンドがしてくれるものだと思っていたから拒絶を口にする。
しかし寄せては返す快楽の波に翻弄され、あっという間に彼の存在も忘れてよがり狂った。

あれから幾日過ぎたのだろう。
日の光が届かないここでは時間の経過を正しく知ることは出来なかった。
ただひとつだけ、自分がマックスの本能を鎮めるための雌として飼われているみたいだということは分かった。
フェルディナンドは居ない時もあったがマックスはずっとこの部屋にいて、欲望の赴くままにシェリリを嬲り、
シェリリの腕に抱かれて眠った。
食事はフェルディナンドが運んでいるようだったが、シェリリが正常な意識を保っている僅かな時間には
決してやっては来ないから確かめる術も無かった。
ぼんやりしているシェリリをマックスが鼻で軽く突付いた。準備してという合図だ。
竜にとってのセックスは子を成すための行為だからその気になれば遠慮なくシェリリを犯せばいいはずなのに、
強引に挿入してシェリリが傷付かないようとのマックスの優しさだった。
80【ここにしか咲かない花:26】:2005/06/07(火) 21:49:44 ID:6MY1sd6q

シェリリは自分自身で前戯を施す。
今ではどこをどうすれば感じるのか十分に把握しているから直ぐに濡れてくちゅくちゅと卑猥な水音を響かせた。
涎を垂れ流す淫口から指を離すとマックスを抱き寄せてソコに導こうとしたが、
子竜はその手をひょいとかわしてハーネスの紐に爪をかけて器用にシェリリをうつ伏せにし、
むっちりした丸い尻に食い込むトラウザの紐を引っ張って高く持ち上げた。
奇妙で不可思議な装備はマックスが簡単に彼女を扱えるように爪を引っ掛けるための補助具だったのだ。
シェリリの辛うじて残っている理性は獣のような格好で受け容れることを拒んだが、
それもマックスの肉棒が膣壁を割り開き擦り上げて入ってくるまでだった。
知能を有するとはいえ、子竜に性器を蹂躙されて喜びに震え、涎を垂らして嬌声を上げながら
自分で乳首に爪を立て捏ねくり回し尻を振る姿を浅ましいと思う羞恥心すら無くなっていた。

身体から熱がすっかり引いてしまった頃ようやくシェリリの意識ははっきりしてきた。
相変わらずシェリリに身体を預けて眠るマックスを撫でる。
マックスはただ本能の命じるまま行動しているだけだ。
この賢く健気な子竜を愛しいと思う気持ちに変わりは無かった。
そしてこの子のマスターが自分を子竜の性処理の道具としか見ていないとしても、彼への気持ちは揺らがない。
ただ知ってしまった喜び故に彼に愛されることのない身体が寂しかった。
81【ここにしか咲かない花:27】:2005/06/07(火) 21:50:24 ID:6MY1sd6q

食事を運んできたフェルディナンドに向かってマックスが飛んできた。
パートナーがいる発情期中は身に危険が及ばない限り相手の側から離れることは無い。
呼びもしないのに自らやって来たということは、マックスの発情期は終わったのだ。
憔悴した顔で安らぎのないまどろみに揺蕩うシェリリの頬にキスを落とす。
フェルディナンドが少し深くなった鎖骨のくぼみに舌を這わせると、微かな刺激にも敏感になった身体は身じろぎした。
「おっと、危ない。」準備が整うまで彼女に目覚められては困るのだ。
彼女を抱き起こして口に昏睡薬を注ぎ込む。
こくりと喉が動いて嚥下するのを確認するとベッドに横たえ、マックスを連れて一旦部屋を後にした。
再び部屋に戻ってきた時、マックスは連れてこなかった。
マックスにとってシェリリもまた守るべき対象であり、発情期が終わって性的興味を失っている今、
フェルディナンドが行うこと黙って見ているはずは無く、
彼女が助けを求めればマスターとの二者択一を迫るようなことになりかねないからだ。

薬が効いてぴくりとも動かない彼女の身体から拘束具をひとつずつ外して、擦り剥けた肌を擦りながらケアルで癒した後、
彼女をシーツで包んでバスルームに運び、少し痩せたとはいえまだまだむっちりとした柔らかい身体を隅々まで丹念に洗い上げる。
真っ暗だった部屋に明かりを灯し、ベッドに彼女を寝かせて濡れた髪を梳りながらシーツの上に緑の織物のように広げていった。
その出来栄えに満足すると、用意しておいた淡い紫に色づく花を飾り、
真っ白なドレスをロンググローブをはめ、素足に同じく真っ白なブーツを履かせる。
それはドレスとホースを除いたウェディング用の衣装だった。どれもみなハイクオリティ品だと分かる見事な刺繍が施されている。
全てこの日のためにフェルディナンドがギルドに依頼して作らせたもので、セレモニアルブーツ以外はシェリリの手によるものだ。
82【ここにしか咲かない花:28】:2005/06/07(火) 21:52:36 ID:6MY1sd6q

フェルディナンドは誘われれば女性と寝ることもあったが、愛情を抱くような相手もなく自分はそういう人間なのだと思っていた。
ところがシェリリに出会った瞬間ときめいてしまったのだ。それと同時に彼の心に潜んでいた暗い欲望が一気に燃え上がったが、
人道に外れたものであると判断するだけの理性が働いてその場は逃げるように立ち去った。
しかし、マックスが初めての発情期を迎えた時、その出自の複雑さが子竜の精神を不安定にしていることを知り、
子竜と自分自身を満たしてくれるのはシェリリしかいないと確信した。
縫い取りの名前を頼りに裁縫士シェリリのことを調べ上げてから随分経ってしまったがようやく思いを遂げることが出来る。

美しく淫らに飾り立てたシェリリは磁器製の人形のようだ。
艶やかな緑の髪、ふっくらした頬、膨らみの無い胸から緩やかに丸みを帯びる腹、
むっちりした太腿は膝から急に細くなり小さな足がちょこんと付いている。
たっぷり時間をかけてこの素晴らしい眺めを堪能する。
「ん・・・ぅ」薬の効果が切れたのだろう、シェリリが小さく呻き身じろぎする。
もう少し眺めていたい気もしたが、彼女が完全に起きる前に次の準備をしなければならない。
彼女のグローブに包まれた手首を革のベルトで締め上げ天蓋の梁から垂らしておいた鎖を通して吊るし上げ
つま先が着く位置でベッドの支柱に固定する。
「い、いたっあぁぁっーー!」骨の軋む痛みに彼女が上げる悲鳴が甘美な音楽のようにフェルディナンドの耳朶をくすぐる。
顔の前で両腕を高く上げた不自然な姿勢でふらつく身体を支えようとシェリリは踏ん張った。
顎を高く上げた彼女は周りが見えないが、それでも視界に入らないように注意しながら彼女の正面に回り床に座わると、
恥毛の無いつるつるの可愛らしい丘と爛れたように赤い秘溝が目の前にあった。
バストゥークのある店から取り寄せたローションを指にたっぷり塗りつけて誘うように蠢く秘口に1本咥えさせる。
胎内に侵入した異物に彼女は驚きの声を漏らしたが明らかに快楽を伝える響きを帯びていた。
83【ここにしか咲かない花:29】:2005/06/07(火) 21:53:51 ID:6MY1sd6q
指を包み込む襞にたっぷりとローションを擦りつけ、続けてて2本目も差し入れる。
「あぁ・・・っ!」びくびくと身体を震わせながらも彼女の膣は飲み込みもぐもぐと旨そうに租借する。
しかし3本目は途中で彼女の痛みを訴える悲鳴に遮られ、奥までは入らなかった。
やはり仕上げが必要だとフェルディナンドは判断した。
マックスの発情期を利用して子竜の本能を満たしながら彼女の快楽を引き出して行ったのだが、
もう少しの拡張しないとエルヴァーンのモノを受け入れることは出来そうに無い。
フェルディナンドは他の竜騎士と同じように子竜を深く愛している。
愛する子竜が愛する女性を組み敷く様は倒錯的で狂おしいほどに彼の暗い情念を刺激し興奮させた。
フェルディナンドの冷たい態度に彼女が悶え苦しみながら快感に酔い痴れる姿の愛らしいさに
何度マックスを押しのけて彼女を犯してしいたいという衝動に襲われたことか!
心ゆくまで彼女を蹂躙し愛し尽くすために耐えた2週間を思えば今しばらく彼女の痴態を眺めて待つことも楽しいだろう。
愛液で濡れた指を引き抜き、状況が飲み込めないままローションに含まれる成分によって悶え始める彼女の顔を覗き込む。
「フェ・・・フェル・・・?」自分を嬲っていたのが彼だとようやく気が付いた彼女が名前を呼ぶ。
欲情に惚けた瞳に涙が浮かぶ。それが意味するのは恥辱だろうか。
何かを告げようとする彼女の口を深く蕩けるようなキスで塞ぐ。
唾液の糸を引いて顔を離した時には彼女は媚薬によって完全に理性を失い、甘い声で鳴くことしか出来なくなっていた。
ぼたぼたと涎を垂らす下の口を何とか慰めようと摺り合わせている短い脚を開いて、
これもバストゥークの店で手に入れたうねうねとのたうつ緑の蔓が股の部分から生えた怪しげな装備を履かせた。
緑の蔓はぶちゅぶちゅと厭らしい音を立てながら彼女の中に沈み込んで行く。
彼女の中で暴れ回る醜悪な異物が与える強烈な刺激に
「あっあっああ!!!はぁっん、あぁーーーーーーーっ!」シェリリは感極まった絶叫を上げてよがり狂う。
フェルディナンドは椅子に腰掛けて、吊るされた腕を中心にくるくる踊る彼女をねっとりした目で視姦する。
彼女が奏でる甘やかな嬌声と卑猥な水音のハーモニーだけが部屋に満ちていった。
84【ここにしか咲かない花:30】:2005/06/07(火) 21:54:45 ID:6MY1sd6q

シェリリは休むことなく与えら続けられる刺激に抗えず何度も意識を失いかけては、己の重みに軋む骨の痛みに泣き叫び続けた。
やがて涙も声も枯れ果てた頃、彼女の内に溢れる蜜を吸って太く膨らみ過ぎた蔓は動きが鈍くなり、
媚薬が切れた彼女もうぞうぞとゆるく煽動するそれだけではもう達することが出来ずもどかしそうに身体をくねらせ始めた。
もう充分だろう。
衣服を脱いで全裸になったフェルディナンドはシェリリを戒めていた鎖を支柱から外す。
どさりと音を立ててベッドに崩れた彼女は、まだ鎖が絡んだままじゃらじゃら音を立てる手を股間に差し入れようとする。
役に立たなくなった蔓の代わりに自ら慰めようとしているのだ。
フェルディナンドがその手を掴んで止めると、いやいやするように頭を振ったがその目に正気の光はなかった。
左手で彼女の両腕をまとめて掴み、右手で蔓の生えた装備を引き下げる。
ずぶぅ…べちゃ…にちゃぁ…
耳を覆いたくなるような汚らしく厭らしい音と粘液の糸を引いてそれは彼女の足元に落ち、
塞がれていた淫口からだらだらと愛液が流れ落ちてシーツに大きな染みを作っていく。

「あぁ…んぅぅう・・・」抗議するように唸り声とも喘ぎ声ともつかない声でシェリリが鳴くがそれには応えず、
フェルディナンドは膝に抱き上げた彼女の髪をぐっと引っ張り突き出された唇を塞ぐ。
舌を滑り込ませて小さな歯列から歯茎をゆっくり舐り、少し短い舌を絡めとって吸い、思う存分彼女の口腔を味わうと、
極上の微笑を浮かべて彼女の瞳を覗き込んだ。
「私に抱いて欲しいかい?」
虚ろだった彼女の瞳がきょろきょろと動き焦点を結び始める。
もう一度ゆっくり彼女の耳元で同じ言葉を囁くと、残る理性を掻き集めて彼女は一瞬だけ正気を取り戻し頷いた。
85【ここにしか咲かない花:31】:2005/06/07(火) 21:55:50 ID:6MY1sd6q

嬉しそうに微笑み返すシェリリは純真なままだった。
め・ち・ゃ・く・ち・ゃ・に・し・て・し・ま・い・た・い。
押えがたい欲求がフェルディナンドの心を覆い尽くし、優しさの仮面が外れて残忍で皮肉な笑いに口を歪めた。
だがシェリリにはそれに気付くこともなく、彼の胸に顔を埋めて与えられた僅かな幸せに酔っている。
短い腕に力を込めてぎゅうっと抱きついてくる彼女の身体を引き剥がすように持ち上げベッドにうつ伏せに放り出す。
彼女がマックスと過ごす間、後ろから犯されることを嫌がっていたのは分かっていた。
「な"ぁ…?」擦れた声で彼女が疑問を紡ぐ前に突き出されたぷりぷりの尻たぶに手をかけて力任せに一気に彼女を貫く。
「ん"ん"ん"ん"ぅ"ーーーーーーーーーー!!!!!」
声にならない悲鳴が彼女の喉を潰した。
根元まで埋まる前に壁に当たるが、構わずに突き上げる。
彼女の狭く小さい膣は彼女の意思や苦痛とは無関係に彼自身を締め上げどこまでも快楽を貪ろうとざわめき、
飲まれまいと彼も大きく腰を引いては深く強く、子宮を突き破る勢いで打ち付ける。
痴態に肌を染めてもがく彼女を組み敷き犯す喜びにフェルディナンドは溺れた。
獣のように喉を反らし頭を振って鳴き狂う彼女の頭をぐっと身体の下へ押し込む。
「見えるかい?シェリリと私が繋がってるのが。」
赤黒く怒張した肉棒が彼女の襞を押し分けて抜き差しされる光景は惚けたシェリリにもショックだったのだろう。
「………………っ!!!」何か喚いて逃げようとする頭を無理やり押さえつける。
「だめだよ。シェリリが欲しがったんだから。」
彼女を嬲る言葉が彼自身を高ぶらせ理性のタガを弾き飛ばしてしまった。

何度も何度も達する寸前に引き抜きいては彼女の身体に撒き散らし、彼女の身体を白く汚した。
これがフェルディナンドが妄想し続けた彼女のウェディングドレス姿だった。
86【ここにしか咲かない花:32】:2005/06/07(火) 21:56:42 ID:6MY1sd6q

喜んで貰おうとシェリリを揺すってみるが、彼女はぐったりとベッドに横たわったままぴくりとも動かない。
「シェリリ…?」やっと彼女の異変に気付いたフェルディナンドは彼女の口に手をかざしてみる。
息をしていない。
彼女の小さな身体はフェルディナンドの獣性を剥き出しにした責めに耐え切れなかったのだろう。
我を忘れ己の快楽に耽って、彼女の身体がいつから反応を示さなくなっのかさえ覚えていない。
冷たくなっていく彼女を抱き締めたままフェルディナンドはしばらく呆然としていたが、
ケアルを使えるようにナイトのままだったことを思い出した。
蘇生魔法を詠唱し、これで大丈夫だと安心したのも束の間だった。
シェリリが息を吹き返さない。詠唱に失敗したのかと繰り返してみるが、
彼女の琥珀色の瞳は虚ろに見開かれたまま生気の輝きを取り戻さない。
ここに至って彼は事態の深刻さに愕然とした。
彼女の魂はフェルディナンドの呼びかけを拒否しているのだ。

「シェリリ…」愛するが故に汚したかった、壊したかった、その穢れ無き魂を。
堕ちた混沌の中で絶望に狂った彼女に手を差し伸べ自分と同じ永遠の闇の牢獄へ閉じ込めたかった。
ただそれだけだったのに。
手に入れた宝物は、その瞬間に彼の手を擦り抜けて二度と戻らぬところへ逝ってしまったのだ。
87【ここにしか咲かない花:33】:2005/06/07(火) 21:57:20 ID:6MY1sd6q

シェリリは闇の中を漂っていた。
早く起きなきゃ、そう思うのに闇はどんどん濃くなって彼女の意識を暗く閉ざそうとしている。
『嫌よ、だってフェルが呼んでる、帰らなきゃ。』
闇が囁く。彼はただお前を慰み者にしただけだと、他のエルヴァーンと変わりは無いのだと。
このまま落ちてしまえ、そうすれば楽になれる。
闇から無数の手が伸びて彼女を絡めとろうとした。
『違うわ、だって泣いてるもの。』
フェルディナンドが子供のように声を上げて泣いているのが闇を通して伝わってくる。
闇の手を遮って青い影がふわりと現れる。
『カー君…?』
『ほら、こっち。』
青い影が示す先が進むべき道だとシェリリには分かった。
最後に彼女が見たのはシェリリを飲み込もうと渦巻く闇に立ちはだかる青い髪の小さな後姿だった。
『ありがとう、お姉さん…』


シェリリを抱き締めたままフェルディナンドは泣きじゃくり続けていた。
「フェ…ルゥ…泣かないでぇ…私は、ここに、いるよぉ。」
小さな手が彼の胸をとんとんと叩く。
「シェリリ!ああ・・・っ」永遠に失ってしまったかと思った命が再び彼の手の中にあった。
88【ここにしか咲かない花:34】:2005/06/07(火) 21:58:02 ID:6MY1sd6q

あの花を彼女に見せたかった本当の理由がやっと分かった。
一緒に連れて行って欲しかったのだ、青い空の向こうに広がる世界へ。
白い丸い花は彼女とそっくりだった。
ただ1つ違ったことは。
捕えようとしても腕をすり抜けて飛んで行ってしまう綿毛のように彼を置き去りにしないことだ。

小さな白い手が頬を挟み、琥珀色の瞳が覗き込んでくる。
「愛・し・て・る・わ。」舌っ足らずにならないようゆっくり一言ずつ区切ってシェリリは大切な言葉を告げる。
「ルナお姉さんが教えてくれたのぉ、救えない魂はないんだってぇ。」
フェルディナンドの黒い瞳から流れ落ちる涙を丸くて器用そうな指が拭い取り、
血の気を取り戻した唇がフェルディナンドの乾いた唇に重ねられる。
『シェリリをよろしく。この子なら大丈夫よ。』別れ際、彼にそっと手向けられた言葉の意味を理解した。
なんて事だ、“灰色の魔女”は最初から全てお見通しだったのか。

フェルディナンドはシェリリを心からの愛情を込めて優しく抱き締めて囁いた。
「明日セルビナへ行こう。君の偉大なお姉さんにちゃんと挨拶しなくてはいけないから。」
彼の腕の中で白い花が大輪の笑顔を見せた。


【ここにしか咲かない花:了】

<キャラフェイス>
シェリリ タル♀ F8緑髪
フェルディナンド エル♂ 3A黒髪
89名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:59:00 ID:6MY1sd6q
竜騎士と子竜が同性だった場合、セクースはどうなるのかという妄想から生まれた話です。
ルナの続きを待っていた方ごめんなさい。
次はルナの話をUPできると思います。
90名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 22:52:27 ID:9cHEOEVR
>>89 はげしくGJ!(*'-')b
なるほどぉ、深いっ!シェリリは浅いけどw
マックスは毎晩後処理してヒールブレスをしてたのか、それともフェルディナンドの出張が
ウソでマックスのことを後処理してたのかがハッキリしませんが、恐らく後者であろうとw

次回作期待してます、灰色の魔女!?呪われた島でつか?【はい、おながいします】
91名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:30:06 ID:kS8se0m/
ルナの中の人超GJ!!!!!!!(;゚∀゚)=3ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
92名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 11:35:12 ID:ShTd0K5q
>89 GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!
最後ちょっとホロッときてしまったよ。そしてシェリリたん(*´Д`)//ア//ア
93名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:12:10 ID:NRysUPmt
>>ルナの中の人
こんにちは。タル好き。鬼畜好き。拘束好きの変態です。ぐひひひひ。
素晴らしい作品ですね。簡単ですが感想を。
個人的には>>77 >>81 のように次に何か起こることを想起させるような描写に凄く惹かれます。
でも!一番グッときたのはモルツル挿入部分ですね。
それだけを単独で差し込むのではなく、ツルつき下着をはかせることによって
しっかり固定され絶対に抜けない感じがしてイイ!!
しかも上を向いてるシェリリには何が起こってるかわからず、
ただ気持ちの悪い異物が入ってきて逃げることができずひたすらのたうちまわるしかない状況で
叫んでいる姿を想像するともう・・・。そうです変態です。

引き続き次回作も期待しております。それでは。
94名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 08:35:24 ID:gJaa1lPE
タルタルの頭身から、赤ん坊くらいと考えて
エルを黒人くらいと考えたら・・・・・・・(((( ;゚Д゚)))
95名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 18:35:17 ID:c/2PtFHu
赤ん坊ってことはないと思うが。
あれは種族的身体特徴…ゲフンゲフン

ヒュムの腰ぐらいだから約90pとすれば、2歳児程度?
96名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 18:39:46 ID:MirGx8t/
タル♂はコアラのように勃起時ヒュムサイズ説を提唱する
97名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:13:58 ID:L6p8alfK
>>96
で、そっくり返っちゃって後ろに転んじゃって
ティムポ邪魔で起き上がれなくて手足バタバタさせているところを
爛熟エル♀おねーさんが屈んでお召し上がりか!!

誰か書いて (・ω・)
98名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:46:34 ID:6Q5I/2PU
タル男が超巨根魔法と洗脳魔法で操られて
タル女を鬼畜に犯しまくる話を希望


つーか願望
99名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:22:57 ID:VpeSWBBu
>>98
こういう映像しか浮かんでこなかった(´・ω・`)
ttp://cgi25.plala.or.jp/q9wfz3/up/img-box/img20050610012159.png
100名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:39:46 ID:pTQEMVZH
やべ、かわいい
101名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:40:02 ID:rCMoU9YI
>>99
うはwパタパタしてるのがかわぇぇーーーーー(*´Д`)
102名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 01:57:01 ID:5YYxGMqK
>>99
シリーズ化できそうだなw
103名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 17:32:38 ID:0YDqi2ie
ルナの中の人です。
いろいろと感想いただきありがとうございます。
次作の励みにさせていただきます。

書く時のイメージ固めにラクガキしていた拘束具の設定を少し手直ししてUPしてみました。
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/4606.jpg
104名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:10:06 ID:KWIOJG6q
>>103
(*´Д`)ハァハァ
105名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 01:40:06 ID:Lm5ZFb19
>>99
突っ込んでから勃起するしか無いな!

>>103
シェリリたんのエロハーネス姿(;゚∀゚)=3ハァハァ
106名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:25:50 ID:asjtQWcH
エロいが昭和臭いwwwww
107名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:37:27 ID:+J2LBPHX
駄文失礼します。
前回のキャラクターを使ってまたギャグっぽい作品を...
いつもよりエロ度低め...体調不良という言い訳を添えて

□内容□
 ヒュム♂xヒュム♀
 ヒュム♂xミスラ 

レンストリー(レン) ヒューム♂ F3A 侍
ペリカ        ミスラ♀  F1A 吟遊詩人
ミリン        ヒューム♀ F3A 白魔道士or黒魔道士

終盤校正してないです..m(_ _)m
108【ヴァカンス:1】:2005/06/12(日) 00:38:21 ID:+J2LBPHX
俺の目の前をマンドラゴラがちょこちょこと走る。
俺はレンストリー。通称レンと呼ばれ侍を生業としている冒険者だ。
ここ、ブブリム半島のアウトポストで俺は人を待っていた。ウィンダスティーを飲みながら
「お味はいかがですか^^?」
「あぁ、まあまあだ」
俺の隣にヒュームの女がいた、そいつの問いかけに気持ちを入れずに返事をする。
「ミリンは飲まないのか?」
隣の女、ミリンという女性に俺は言う。このウィンダスティー自体先ほど彼女が目の前で合成し作り上げたものだった。
「私ダイエットしてますから^^;」
こいつと俺はリンクシェルというもので構成されたグループの仲間だった。
今でこそ詳細は非公開にしているが、彼女はLS内でも結構人気のあるほうで白魔道士を主として冒険に出ていた。
語尾につく何か分からない表現が人気を集めているのか?LSチャットは彼女の話題が絶えない
...俺には関係ないことだが...
ところで俺と彼女がなぜここにいるのか、何をしているのか簡単に説明しなければなるまい。
あれは先日のこと、俺の彼女であるミスラのペリカが何の脈絡もなしにプルゴノルゴ島へ行きたいと言い出した。
たまたまそこに居合わせ会話を聞いていたのがこのミリンだった。
そして彼女もバカンスを兼ねて俺たちに着いて来たいと言い出し、断る理由もなく俺は快く了承した。
待ち合わせは、ここブブリム半島のアウトポストに午前9時。いつものごとく今時計は午前10時半をさしていた。
「遅いですね〜ペリカさん^^;」
「あぁ、いつものことだ。もう慣れちまった」
109【ヴァカンス:2】:2005/06/12(日) 00:39:07 ID:+J2LBPHX
俺はカップのそこに残ったお茶を飲み干すと、容器をミリンに返し一礼する。
「そういえば...」
「はい?^^」
「ミリンって本名はあるのか?」
俺は問いかける。類は友を呼ぶと言う言葉がある、そうこの言葉が俺たちのLSにはふさわしかった。
奇しくも俺のいるLSは「馬鹿」ばかりで中には言葉を話せないものまで居る有様だった。
俺たちは自分の名前さえも短縮して呼び合うほどだった。俺の名前をレンストリーと呼ぶ人間はこのLSには居なかった。
「ありますよ〜^^」
彼女は無邪気に言う。彼女に興味があるわけではないが暇つぶし程度に本名を尋てみる。
「タムリンっていいます^^」
確かに俺たちのLSでは名前は3文字までと言われているがどこをどういじればタムリンがミリンになるのか問い詰めたかった。
頭が痛い...理由を問えばきっとこの頭痛はもっと酷くなるだろうと俺は思い会話と途絶えさせる。
少し時間がたった後、馬鹿猫は姿を現した。しかもチョコボに乗りながら..
「おまたせにゃ!いそいでパージ乗り場にむかうのにゃ!」
「ちょ、ちょっとまて!お前だけなんでチョコボにのって...」
といってる俺の声も聞かずにペリカはチョコボを走らせ見えなくなっていた。待ち合わせ時間や場所を決めたのはペリカだ。
何を考えてここを待ち合わせ場所に決めたのか想像するのは困難を極めたが、そんなことを考えるより俺はあいつを追いかけて駆け出していた。
「痛い;;」
俺の後ろから声がする。振り向いた俺が見たものは足首を押さえながら座り込んでいるミリンの姿だった。
「大丈夫か?」
110【ヴァカンス:3】:2005/06/12(日) 00:39:46 ID:+J2LBPHX
心配して声をかける。足首をさすりながら困った顔で俺を見つめ返してきた。
「足を挫いちゃって歩けないです;;」
あぁ、予想はできていたさ、と心で呟く。きっと俺には女難の相がでてるにちがいないだろう。
俺は紳士を気取り彼女に向かって背中を向け屈み込む。
「おぶっていってやるよ」
「えぇ〜;;いいんですか〜?^^;」
言葉のところどころに喜怒哀楽が取れて見れる。正直俺にとって苦手なタイプだった。
「それにペリカが桟橋でまっていることだろう...急ごう」
俺はミリンを背中に担ぐと普段より重い足取りでビビキー湾を目指して歩みを進めていった。

俺たちはペリカの待つビビキー湾へと入り、夕日桟橋を目指して歩いていた。
「大丈夫ですか?^^」
背中のミリンが俺のことを心配して声をかける。だがその声色には申し訳なさそうな感情はこもってなさそうだった
「大丈夫だ...」
俺は無愛想に答える。疲れ以上に俺を悩ませていたのは彼女の体には不釣合いな大きな胸だった。
歩くたびにそれは揺れ、俺の背中に柔らかい感触をもたらす。健全な男にとってこれは毒に近かった。
桟橋が遠くに見えた頃にミリンは足の痛みが和らいだとの事で自分の足で歩き出すと言い出した。
「大丈夫か?」
「ええ^^ありがとうございました♪^^」
ゆっくりと俺の背中から彼女を降ろすとミリンは小さく悲鳴を上げた。
111【ヴァカンス:4】:2005/06/12(日) 00:40:18 ID:+J2LBPHX
「きゃっ!><」
俺は周囲を見渡すが近くには何もいない。居るといっても遠くにダルメルが数頭見える程度だった。
「何を考えてたんですか><」
彼女は俺を指差し左手で自分の目を隠す。彼女の指が差す物は俺の股間だった。
そう、俺の一物はズボンを突き破る勢いで元気に己を主張していた。
「あぁ!す、すまん!これは生理現象だ」
「やだ〜レンさんもしかしてエッチなこと考えてたんですか!?^^;」
そういってミリンは俺に近づいてくるといきなり俺の一物に手を当てさすり始めた。
「ちょっ!?なっなにを?」
俺は逆に彼女から逃げようと一歩後ろへ退いた。が彼女は俺の物を握って離さなかった。
「レンさんの方こそ大丈夫ですか?我慢すると体に毒だって^^;」
「だ、大丈夫だ。手を離してくれないか?」
やや下から俺を上目使いで見上げてくる。
よくみるとこいつも可愛い...なんてよこしまな考えを持ってしまうと一段と俺の物は元気に反り返っていた。
「でもぉ〜私のほうが我慢できなくなっちゃってたりして」
そう良いながらミリンは俺に体を寄せ付けてくる。上から見下ろす俺からは彼女の胸元が見え、服の間からピンクのぽっちりが覗けた。
俺にはペリカという彼女がいる...だが今の状況はもったいなすぎる!
まるで天使と悪魔が俺の頭の中で戦いを始め、今まさに悪魔の槍が天使に止めをさそうとした瞬間
「/sh にゃー!レンいそぐにゃー!パージがでちゃうにゃ!!!」
ペリカのビビキー湾一帯にとどろく叫び声が響いた。それを聞いた俺は咄嗟に桟橋に向かって走り始めた。
112【ヴァカンス:5】:2005/06/12(日) 00:40:42 ID:+J2LBPHX
俺にはペリカが居る!他の女に目が移りかけていた自分を叱咤する。
「あ〜ん;;まって〜;;」
俺の後をミリンが一生懸命追いかけてくる。足を引きずっている様子はなく今までは演技だったのかもしれない
桟橋にたどり着くとパージが到着してそろそろ出航しようと準備をはじめていた
ペリカは俺にパージの乗船券を手渡し、遠くに見えるミリンに手をぶんぶんと振っていた。
「/sh だめにゃ〜まだ出航しちゃだめにゃ!」
またしても馬鹿猫の叫びがビビキー湾に轟く。あいにくこのパージに乗ろうとしているのは俺たちだけだ
多少の遅れぐらい多めに見てくれるだろう...
ミリンは息を切らせながら到着すると3人同時にパージに乗り込み、それと同時に桟橋から船は離れた。

出航してどれぐらいの時間がたっただろうか?日も高く上がり時計は正午を俺たちに伝えようとしていた。
「腹が減ってきたな」
ぼそりと俺はこぼす。
「にゃ〜」
ペリカも俺に相槌を打ち、床に寝そべっていた。
「山串でも食べるか?」
床に寝そべっているペリカはお尻を高く上げ芋虫のようにもそもそと俺に近寄ってくる。
「あっ^^私皆さんの分のお弁当つくってきたんですよ^^」
「にゃ!?」
パージ上に現れた猫芋虫は俺から標的をミリンに変えてもそもそと動いていった。
113【ヴァカンス:6】:2005/06/12(日) 00:41:32 ID:+J2LBPHX
ミリンの絶え間ない笑顔の中に時折冷ややかなものを俺は感じ取る、気のせいならばいいが...
「気がきくな。俺はいつも狩りに出かけるときに食べる食事に飽きてたところだ」
彼女の大きな鞄からとりだされたのは、太陽の光を浴びきらきらと輝くお米を固めた「おにぎり」という料理だった。
料理というにはそっけないが、俺はこいつが大好物だ。
珍品を中ににぎりこんだ「殿様おにぎり」というものが競売所で売られているがどうも俺の口に合わない
俺の好物はおにぎりのなかにサーモンを入れた「鮭おにぎり」だ。
気が利く女とはそういうところもひそかにチェックしていることが多々あると思い俺はミリンに訪ねる
「中身は何をいれてるんだ?」
「それは食べてからのお楽しみです^^きっと満足してもらえますよ♪」
お弁当を広げるが早いか、ペリカは両手に一つずつおにぎりを取りさらに器用に尻尾を使ってさらに一つのおにぎりを確保していた。
俺はペリカのことが理解できずに「Huh」エモーションを浮かべてみた。それを見て笑うミリン。
「じゃ、俺も一つ頂くかな」
並べられた12個のおにぎりのうち端をとるのは芸がないと思い俺は中央にある少し大きめのおにぎりを手に取った。
まず、一口...美食家ではないがおにぎりの味には少しうるさい俺が吟味する。
まだ具は口には入ってこず銀色のお米が俺の口を満たす。少し塩がきついがお弁当にするならこれぐらいでも問題ないだろう
「^^」
にこにこと俺の顔色を伺うミリンに目をあわすことなく二口目を口いっぱいに頬張る。
そしてなんとも表現しにくい食感が俺を惑わす
「これは?」
「はい^^今流行の食材のギガントスキッドをいれてみました^^」
114【ヴァカンス:7】:2005/06/12(日) 00:41:57 ID:+J2LBPHX
俺の知っている文化とはまったく違った世界が彼女の中にあるようだった。
むしろ生物をおにぎりのなかにいれようものなら食材が痛み、物によっては食あたりを起こしかねない
「いや、ミリン。おにぎりは中になんでもいれればいいってものじゃないぞ」
「え〜^^;ビビキーアーチンやブラックソールの切り身とか入れちゃいましたけど^^」
頭痛がしそうになりながら俺はペリカを見る
「おいしいにゃ♪」
俺の予想とは反してペリカは美味しそうにつぎつぎと異界のおにぎりをおなかの中へ送り込んでいた。
そうだ、こいつは魚なら生でもかまわず食べる奴だった。と再認識するしかなかった。
「ミリン...一度自分でたべてみたらどうだ?」
俺は食いかけのスシおにぎりを彼女に突き出し、食べるように勧める。
「えっと^^;私ダイエット中ですから^^;」
冒頭でも聞いたことのあるセリフをいって彼女は丁重に申し出を断る。
まったく女って奴は...
この変な料理を俺たち二人であっという間に平らげる。7割はペリカがたべてしまったのだが...
食欲が満たされると次に俺に襲ってくるのは眠気だった。
波風も心地よく、静かな波音がさらに俺たちの眠気を促進する。
「ふぁ〜。少し眠るがついたら起こしてもらってもいいか?」
あくび交じりにミリンにそう告げる。ペリカはすでに寝息を立て丸くなって寝てしまっていた。
「はい^^ごゆっくりどうぞ〜♪」
彼女は答える。彼女はペリカの頭を撫ぜながら俺に答える。
「頼んだ...」
その返事を言うが早いか俺はすでに眠りに堕ちていた。
115【ヴァカンス:8】:2005/06/12(日) 00:42:29 ID:+J2LBPHX
違和感を感じる...
俺はそう思い重い瞼を開けたのだった。俺が見たものは...
「おっ、おい!?」
いつの間にこういう展開になったのか分からないが俺の股間にミリンが顔を埋め
俺の一物をその可愛らしい口に含んでいた
「あ^^おはようございます^^」
彼女は長い髪を掻き揚げ俺に笑顔で答える。
「い、おはようじゃくてなにをやってんだ!?」
「え〜^^;女の子にそんなこといわせるんですか〜><」
照れながら俺から顔をそむけるミリン。しかし彼女の右手はしっかりと俺のいきり立つものを握っている。
「いや、そう言う意味じゃなくて、なんでこんな展開になってるんだ!?」
「だって...レンさんのこれがとっても元気になってたから、助けてあげなきゃと思ってつい^^;」
いったい俺は寝てる間に何を想像していたのかと自分に問う
「レンさん私のこと嫌いですか?;;」
哀願のまなざしというか困った顔でおねだりをする、そんな顔でミリンが俺を見つめてくる。
正直この手の顔にはめっぽう弱い俺が口で返事するよりはやく、いきり立つそれがびくんと脈を打つ。
「あら^^;続きしちゃいますね^^」
「あ、あぁ」
困惑してる俺はつい返事をしてしまう。それと同時にフェラチオを再開するミリン。
彼女の赤いルージュの唇に俺の物が見え隠れする。じゅぽじゅぽと音が漏れ、淫猥な感じを盛り立てる。
116【ヴァカンス:9】:2005/06/12(日) 00:43:08 ID:+J2LBPHX
「うっ...」
思わず俺がうめき声をもらしてしまった。...正直上手い。
比べちゃ悪いほどペリカのそれとは素人と皆伝ぐらいの差があった。
「気持ちいいですか?^^」
ミリンが俺の顔を覗きこむように俺に尋ねる。
「あぁ...」
自分の気持ちを素直に答える俺...というか限界が近いのを悟られたかもしれない。
彼女の口いっぱいに俺の物がくわえ込まれた、かと思うと今度は先端を舌で愛撫する。
時折彼女は俺に艶かしい視線を送る、女が男慣れしていることを俺は悟った。
その時、俺の視界にペリカの寝ている姿が入ってくる。
「まった」
俺は上体を起こしミリンの動きを両手で静止させる。
「あら?いきそうでした?^^我慢しなくていいですよ^^」
完全に彼女のペースに飲まれながらも俺はそれには答えなかった。
「もういい、俺にはペリカがいるから。あいつが起きて来たらただじゃすまないことになる」
元モンクの馬鹿猫がキレたら何をしでかすか分からないのは今まで何度も経験してきている。
ましてやこんな状況をみられでもしたら俺の命も保証し兼ねないだろう
「大丈夫ですよ^^だっておにぎりには水の変わりに昏睡薬を使って握ってましたからすぐには起きてきませんよ^^」
さらっと怖いことを言ってのける。そしてすぐに再開し始めるミリン。
が、俺の我慢も限界に達し彼女の口の中でその思いを爆ぜたのだった。
117【ヴァカンス:10】:2005/06/12(日) 00:43:41 ID:+J2LBPHX
射精が続く間彼女は俺の物から口を離さず、全てを受け止めると「ごく」と一度大きくのどを動かした。
「気持ちよかったですか?^^」
彼女は俺に寄り添い顔を近づけてくる。
「私も実はこんなになっちゃって...」
頬を朱に染めながら彼女が俺の手を掴む、そしてその手が導かれるのは彼女の秘密の花園...彼女の股間へと俺の手は誘導されていた。
湿気を帯びた下着に手が侵入し、彼女の秘所に俺の指が当たる。そこはすでに大洪水になっていた。
「すごい濡れてるな...」
「><」
顔を覆い恥ずかしそうに俯くミリン、理性の保てなくなった俺は彼女の細い肩に手を置くとパージの甲板に仰向けに寝かせた。
「ジリリリリーン」
その時パージにけたたましい金属音が轟く。どうやら目的地に着いたらしく桟橋へと船は近づいていった。
「むにゃ..」
ペリカが起きたことに気がつくと俺は咄嗟にミリンと離れ何もなかったように立ち上がり陸に向かってパージの甲板を歩いた。
ミリンのほうを横目で見ると彼女は慌てて衣装を調え直していた。
「ついたのかにゃ?」
そう言いながらペリカが俺のほうへと歩いてくる。なぜか四つん這いで...
「あぁ、着いたみたいだ...ん?」
俺は陸地を眺めて一度目を擦る。再度目を開いて見た光景は
「戻ってきたんじゃないか?」
どう見てもそれは出発地点のビビキー湾夕日桟橋にしか見えなかった。
「ダルメル遊覧行きってのっちゃまずかったのかにゃ?」
俺は何も言わず馬鹿猫の耳をつねってやった。
118【ヴァカンス:11】:2005/06/12(日) 00:44:16 ID:+J2LBPHX
俺たちは夕日桟橋でもう一度パージの到着を待ち、今度は行き先をプルゴノルゴ島行きと確認してパージに乗り込んだ。
朝から出たはずだが無人島についたのはもう日が傾き始めていた。
「ついたにはついたがこんな時間からどうすんだ?帰るか?」
「うにゃ!潮干狩りをするにゃ!」
まさに人気のない場所、プルゴノルゴ島だけあって俺たち以外はサーチをしても誰一人いないようだった。
俺たちは500Gilを支払い潮干狩りセットを貰い受ける。人気のないこの場所でそのポイントをみつけるのはたやすいことだった。
さっそく見つけては3人で群がって潮干狩りを始める...ざくっざくっざく...
「おっシャル貝だ」
俺はシャル貝を掘り当て他の二人の収穫物を覗き見る
ペリカ...ビビキースラッグ
ミリン...パムタム海苔
大したものは出なかったようだった、ペリカはすぐさま次の獲物を見つけると目を輝かせてそこへ走っていく。後を追う俺とミリン
ざくっざくっざく...
ペリカは俺たちより先に獲物を確保し自慢げにそれを見せびらかす...ただの陸ガニの甲殻なのだが...
そんな馬鹿猫を無視をして俺はそこでもまたシャル貝を掘り当てた。
「おっ!またシャル貝!」
競売でそこそこの値段で取引されるため俺は少し嬉しさがこみ上げていた。
「シャル貝ばかり掘り当てて喜ぶなんて...レンさんって欲求不満なんですね><」
ちょっとまて!シャル貝でそういう発想に持っていくミリンのほうが
よっぽど欲求不満だと突っ込みを入れそうになるがあえて俺は放置しておく
119【ヴァカンス:12】:2005/06/12(日) 00:44:57 ID:+J2LBPHX
「/sh にゃー!レンー!助けてニャー!」
ペリカの絶叫が島全体を震わす。目を離した隙にあいつは俺たちから目の届かない場所へとClamming Pointを探しに行っていたのだった
「どこだ?」
探す間も無くあいつは俺たちの元へ戻ってきた。尻尾にGrindylowというCrab系のモンスターを一緒に連れてきながら
いや、正確には連れてきているのではなくペリカの尻尾を敵がハサミで挟んでいるように見えた。
「ペリカこっちだ!」
俺は腰の刀に手をかけると距離をつめ抜きざまにそのカニを一刀両断にしてやるつもりだった
□居合い切り□
実装が待たれるこのジョブアビリティーを俺は惜しむことなくそのカニに使用した。
まるでオーディーンのザンテツケンようにカニが真っ二つになりその場に亡骸を置いていく
はずだった...しかしGrindylowは残りの片方のハサミで俺の刀を受け止めたのだった
□真剣白羽取り□
まさか!!俺は額に汗を浮かべそのカニと睨み合いお互いの隙をうかがった...
□サンダーIII□
後ろからミリンの魔法の詠唱が聞こえ、その言葉と共に俺との死闘を繰り広げたカニは黒焦げになり力尽きた。
「ありがとう、ミリン...今日は黒魔道士だったのか?」
「ええ^^敵を欺くにはまず味方からって言いますから^^;」
言葉の意味は察しかねるが確かに彼女は今日は詳細を非公開だったことを思い出す、てっきり白魔道士かと思っていたが...
「このカニ食べれないかにゃあ?」
俺が尻尾の痛みは大丈夫かと心配したが、心配をよそにペリカがGrindylowをつんつんつつきながら言う。
120【ヴァカンス:13】:2005/06/12(日) 00:46:10 ID:+J2LBPHX
これぐらいの大きさなら3人分の食事にはなりそうだった。
「そうですね、私が食事つくりましょうか?^^」
不安がよぎる。快く彼女の申し出を受け入れるべきかどうかが...
「そうだな、俺はもう少しこの島で食料になりそうなものを探してくる。ペリカもミリンを手伝ってやってくれ」
見張りをつけることでミリンも料理に薬を入れたり変な行動にはでないだろう...
ペリカはビシッと敬礼をして俺を見送る、ミリンもそれにならって手を振って見送った。



キャンプ地にたいしたものは持って返ってこれなかったがそんな俺を二人は暖かく迎え入れてくれた。
晩御飯のゆでがにをたらふくに食べ、ワインも適量にたしなんだ俺は少しばかり眠気が襲ってきていた
そろそろ帰路に着こうと、焚き火の前で盛り上がってる二人に提案しようと近づいていった
「レンさんもかくれんぼしますか?^^」
俺が口を開くより先にミリンが俺に問いかけてくる。馬鹿猫はやる気満々で俺の返事を待っているようだった
「い、いや..俺はいい。そこで惰眠でも貪っておく」
俺は踵を返すと再び鞄を枕代わりにもう一寝入りすることにした
近くで二人のじゃんけんをする声が聞こえる...この季節の夜風はとても気持ちよかった

121【ヴァカンス:14】:2005/06/12(日) 00:46:41 ID:+J2LBPHX
違和感を感じる...
そう思って俺は目を開けるとそこには見覚えるのある光景があった
近くにミリンの顔がある近くといっても俺の股間に..そして元気に反り立つ俺の一物を可愛い口に含んでいた。
昼間に見かけた光景とまったく同じ、ではなく違ったのはミリンが上半身裸だということだった。
そんな違いはどうでもいい、一体どういうことでこうなったか聞きたかった
「お、おい?なにを!?」
ミリンが俺の物を口から出すと、上目遣いで俺を見つめてくる。まさに可愛さアピールのいつもの角度で
「気がついちゃいました?^^;」
普通きがつくだろう、と心で突っ込む。
驚く俺をよそにミリンは少し俺のほうに近寄ってくるとそのたわわに実った乳房で俺の一物を包みこんだ
「こういうのお嫌いですか?」
ミリンの乳房のなかで俺の物が挟まれ、優しく刺激する。
まるでマシュマロで愛撫されてるような錯覚に陥るほど彼女の胸は柔らかかった。
「いや、気持ちいい」
素直に答える俺...
「立ってもらってもいいですか?そのほうが気持ちよくしてあげれますから^^」
「あぁ」
短く返事をすると俺はその場に立ち上がりミリンの好意に甘えるのだった。
大きなマシュマロに挟まれ、その胸から俺の先端だけが潜望鏡のように覗き出ていた
その先端をミリンの舌が舐める、彼女は男以上に男の感じる場所を知り尽くしているようだった。
122【ヴァカンス:15】:2005/06/12(日) 00:47:13 ID:+J2LBPHX
彼女は両手で自分の乳房をもって上下させ俺に快楽をもたらす
ふと目に映る彼女の乳房のぽっちりは硬くしこり立っているように見えた
「ミリンも感じてるのか?」
俺に奉仕を続ける彼女は答えない、このまま彼女の胸に精をぶちまけたいとも思ったがなすがままに甘える俺ではない
「ミリン、もういいぞ。今度は俺が...」
俺はミリンの肩に手を置くと彼女を砂浜に仰向けに寝転ばせた。
「私はいいです^^;もう準備万端なので><」
照れる彼女が可愛らしい。自分で言うように彼女のスリットはすでに中から蜜を溢れさせていた。俺を待ち望むように
「じゃ、入れるぞ?」
彼女はこくりと返事をする。彼女のペースに飲まれてるのかもしれない、がそんなことは今の俺にはどうでもよかった
彼女の体に覆いかぶさり、自分の一物を手にとり彼女のスリットにあてがった。先端が彼女の蜜に触れゆっくりと腰を進めていく
...殺気...
おぞましいほどの殺気を背後から感じ俺は首を振り向かせた
「ペ、ペリカ!Σ(゜Д゜;」
ミリンの癖がうつったのか、思わず言葉の端に表情を走らせた。
目に見えるほどのオーラを背負ったペリカがそこに立っていた。すぐさま自分の姿も構うことなく立ち上がり彼女に向き直る。
「い、いや。こ、こっこれは!」
言い訳を言う間も無く彼女は俺に向かい走り詰め寄ってくる、そしてその拳が俺に襲い掛かってきたのだった
彼女はルルデの庭に在住するもうろく爺さんよろしく詩人サポモンクをデフォルトに行動している
あのBCで詩人とはこうあるべきと、いろいろ叩き込まれたらしい...それを聞いたとき俺はあの爺さんを恨んだものだ
123【ヴァカンス:16】:2005/06/12(日) 00:47:46 ID:+J2LBPHX
俺の頭に「生きろ!」という文字が浮かび咄嗟に目を閉じ彼女の行動を見切る
□心眼□
まさに紙一重で俺は彼女の右拳の攻撃を鼻の頭をかすめながらもかわす。
しかしその後に来る左のアッパーを直撃し俺の首はこれ以上無い位に伸びきった。
そこへ右のこめかみに右のハイキックが見事にヒットした。
さすがに普段クンフーシューズを愛用してるだけのことはある。俺はそのコンボまがいの攻撃を受け砂浜に大の字に寝転んだ
のびている暇はない、次の攻撃が俺に襲い掛かるのは分かっていた。
...が体が思うように動かず上半身を起こすのが精一杯だった。
「/sh 許さないニャ!」
ペリカは再び拳を振りかぶると俺に叩きつけてきた。
だが幸いにもその拳は俺には届かなかった。
□デジョンII□
コートで前を隠しながら呪文を詠唱したのはミリンだった。
黒い煙と共にペリカの姿は俺たちの前から消えていた。
「助かった....」
俺は胸をなでおろし安堵のため息を漏らす。俺の頬に水のようなものが付着していた。
冷たくはなく、むしろ暖かい...もしかしたらペリカの奴、泣いていたのか?
顔こそ見る余裕はなかったが叫んだ声はいつもの彼女の声とは違って聞こえていた。
「よかった、無事で;;」
ミリンが俺に駆け寄ってくるが、彼女が近寄ってくるのを俺は右手で制した。
124【ヴァカンス:17】:2005/06/12(日) 00:48:12 ID:+J2LBPHX
「すまん。俺はあいつを追わないといけない」
「そんなぁ;;私はどうすればいいんですか;;」
「すまん。俺にはあいつがいる、諦めてくれ」
急いで俺は脱ぎ散らかしている服をまとめ身に着けていく。
ここで彼女一人を置いて行ってもおそらく大丈夫だろう。
むしろ二人で行動しようものなら俺の身が危ないといっても過言ではない。
俺は鞄を探りアイテムを取り出す。【デジョンカジェル】これがあれば瞬時にホームポイントまで戻れるはずだ
俺はそれを右手に取り、それを高く振りかざした...
「やだ^^;レンさんったら^^;」
ミリンが俺をみて照れる。俺が取り出したのはデジョンカジェルではなくミスラの尻尾といわれる簡単にいえば大人のおもちゃだった
「し、しまった!」
そういえばこの前バストゥークにいったときに錬金術ギルドの裏でいかがわしいお店の中で購入したのだった...まだ未使用だが...
「ち、違うこれは!」
慌てて俺は鞄をさぐり今度こそデジョンカジェルを取り出す。
そして待つこと数分、魔力を帯びた杖は俺をホームポイントへと運んでくれるのだった
「私諦めませんから^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^」
殺気を帯びたその笑顔に見送られながら俺はプルゴノルゴ島を後にした。まさに悪魔の島...二度と行くことは無いだろう
125【ヴァカンス:18】:2005/06/12(日) 00:49:11 ID:+J2LBPHX
俺の目の前をマンドラゴラがちょこちょこと走る。
俺はレンストリー。通称レンと呼ばれ侍を生業としている冒険者だ。
違う!冒頭に戻ってどうする!?たしかに目の前にはマンドラゴラがちょこちょこと走っている...ここはブブリム半島アウトポスト
そうか、俺は今朝、暇だったあまりここをホームポイントに設定してしまったのだった、馬鹿だ...
俺はヴァナディール1馬鹿だ...肝心なときにこんなことになるなんて、もうペリカは俺の元に戻ってこないかもしれない
だからこそ追わなければいけないこのときに、笑い話にもならないオチに自虐的に笑う
原因を作ったあの女は、俺の気持ちもしらないでLS内で盛り上がっていた
「/l 私ふられちゃった〜;;」
「/l ええ〜!?ミリンちゃんふられちゃったの!?」
「/l うん;;折角いいムードになってたのに彼ったら私を置いてどっかにいっちゃったの;;」
「/l みんなでなぐさめてあげようよ!」
「/l そうだね!どうする?今からBCでもいこうか!人集めるよ」
人の気もしらないで...とミリンをうらみながらも俺は耳障りになるリンクパールをはずした。
そのリンクパールを力任せに地面に投げつけると小さな音を立てて宝石は粉々に砕け散ったのだった。
静寂が俺を包み、さびれたアウトポストで俺の自嘲した笑い声が木霊する。
なぜか笑いながらも涙が流れ頬を伝い落ちる。空を見上げる、夜の星の輝きが滲みまるで水の中にあるようだった。
「遅刻にゃ!」
聴きなれた言葉が俺の耳に聞こえた。声のしたほうをゆっくりと振り返る。
そこにはペリカがいた
「9時待ち合わせなのに今9時半だにゃ!」
126【ヴァカンス:19】:2005/06/12(日) 00:49:46 ID:+J2LBPHX
慌てて俺は時計を見る。確かに21時半...どういことか話が飲み込めないで呆然としている俺にペリカが抱き着いてくる
「いやだにゃ...今度浮気したら絶対ゆるさないにゃ...」
「すまん」
なぜここにペリカがいて俺をまっていたのか飲み込めないが、彼女のサポは白魔道士でいつもならモンクのはずだが...
きっとジュノに戻った彼女はテレポでタロンギまで行って急いでここにきたんだろう、などと勝手に推測する。
そっと彼女の顎に手を当て少し力を加え上をむかせる、そしてゆっくりと唇を重ねた
彼女の唇は震えていた...唇だけではなく肩も少し震えてるようだった。そして目から伝う涙
俺はこいつに愛されている、きっと。だからこそ俺も裏切ってはいけない。まっすぐな彼女を...
「ペリカ...抱きたい、今ここで」
唇を離すと俺は言った。彼女は首を振って俺に答える
「人が来たらはずかしいにゃ...」
「ならインビジで姿を消し照ればいいじゃないか。俺は気にしない」
確かにここは人気はないがチョコボで通り過ぎる人が時折居る、そのことを気にしてるのだろう。
俺はそういうと彼女の服の中に手を入れ乳房をまさぐる。ミスラにしてはこいつの胸は大きいほうかもしれない
先ほどのミリンと比べると小さいが...なんてペリカと以外考えるのはやめよう。
エラントプラウンドをはだけ胸に吸い付く。細い腰に腕を廻し俺に密着させる
急いでここにむかってきたのか、いつも以上に彼女の体臭がきつく感じた
「インビジかけないなら汗臭い体臭をけすのにデオ...」
□デオード□
と俺が言い終わるより早くデオードを唱えていた。自分ではなく俺に...
127【ヴァカンス:20】:2005/06/12(日) 00:50:15 ID:+J2LBPHX
「俺にかけてどうす...」
「レン、あの女の匂いがするにゃ...」
「【なるほど】【ごめんなさい】」
俺は平謝りに謝る。ミスラは鼻が利くんだった、ここで再認識しておく。
柔らかいというより弾力性に富んだペリカの胸を力強く揉む、俺の手にちょうど納まるくらいのこの胸が揉みやすくて良い
以前イベントで気になっていたことを今日は試してみようと思い、右手で胸を愛撫しながら左手でペリカの尻尾の付け根をさすってみた
「にゃあん、レ、レン。なんか変な感じにゃぁ...にゃにゃぁ」
ミスラは尻尾も感じるんだな...胸の先端の突起を舌で転がしながら尻尾の愛撫を続け右手を彼女の秘所に運ぶ
割れ目にそって指をなぞるとまだ乾いている秘所のスリットの奥からねちゃと粘り気の帯びた液が溢れ出す。
「ぺリカ、そこのついたてに手を置いて」
言われるままにぺリカは木製のついたてに両手を置く。そして俺のほうへ背中を向けお尻を振って誘う
下着を剥ぎ取ると、ぺリカの匂いが俺の鼻をつく。嗅ぎ慣れたあいつの匂いだ。
秘所に両手を添え、そこを開いて舌を挿しいれる。
「んにゃあ」
背筋をそらし、体を伸ばすペリカ。舐めるたびに溢れ出てくるペリカの愛液を喉を鳴らして飲み下す。
「にゃぁ、レン...レンのが欲しいにゃ..」
催促するペリカの要望に答えず、愛撫を続ける。
興奮して尻尾がピンと立ち左手でやさしくさすりならが尻尾の下にある小さなすぼまりをペロリと舐める。
「やっ!レン、そこ汚いからだめっにゃ..」
さすがに俺もそこを責める趣味はなく、それ以上菊門を責めはしなかった
128【ヴァカンス:21】:2005/06/12(日) 00:50:48 ID:+J2LBPHX
「気にするな。お前の体で汚いところなんてないさ」
そんな言葉を平気で言える自分をきざだと思いながらも俺は彼女に快楽を与えていった
「レ、レン。もう我慢できないにゃ...レンの、欲し...いにゃあ」
再びペリカが催促する。
俺のほうもそろそろ我慢の限界でズボンと下着をまとめて脱ぐといきり立つ一物でペリカを後ろから一気に貫いた。
「にゃおん!レ、レンのが入って、入ってきてるん..にゃ!」
俺は再奥を突き上げると、入り口を浅く責め、そしてまた深く俺自身を彼女の中に沈ませた。
右手を彼女の秘所に滑らせ、そこにある真珠のような小さな蕾を撫ぜる。
彼女の喘ぎ声もあたりをはばからず大きく響き、俺は少し気になり彼女の口を塞ぐ様に後ろからキスを要求する。
ペリカも首を後ろのほうに回し俺の口付けに応じる。それでも口の端からは喘ぎが漏れ彼女の興奮は収まりそうになかった。
恥ずかしいと思うから回りが気になるんだろう。その感情を捨てれば周りなど一切気にならないのかもしれない。
そう思うと俺は自分の思いの限りを彼女にぶつけていた。
むしろ覗いてる方が恥ずかしくなるぐらい俺たちはあたりを気にすることなく行為にふけった。
変態?馬鹿な奴等?
いや何を言われてもかまわない。俺は今ヴァナディールで1番幸せな二人と言ってやろう。
ペリカも最初はくの字についたてに手を置き俺を受け止めていたが、我慢しきれず徐々に上体が沈んで行き、今は地面に両手を付き
お尻だけ高く上げ、ひざ付くことなく俺を受け止めていた。
「にゃっはぁにゃん!レン..レンいつもよりな、がいにゃっん!にゃ..きもちいいのにゃぁ」
言われるように確かにいつもより俺は長く持っていた
「あ、はぁにゃぁん...レ、レン。いっいちゃいそうにゃ...」
129【ヴァカンス:22】:2005/06/12(日) 00:51:45 ID:+J2LBPHX
ペリカにそう言われ俺はピッチをさらにあげ彼女を突き上げた。
次の瞬間唐突に俺は限界を感じ、彼女の再奥を力いっぱい突き上げる。
そして腰を抜くと熱いほとばしりを彼女のお尻に放ち白濁した精で汚していった。
「にゃふぁん」
ひざから崩れ落ちそうになる彼女のお腹に腕を回し、そのままペリカを抱きかかえて腰を下ろした。
「いったか?」
変な質問にペリカは首を振って答えた。
「ううん...でも気持ちよかったにゃ」
その一言で俺は満足していた。
永遠の愛なんてないかもしれないが、俺はずっと彼女との愛を守っていこうと
俺に近寄ってきたマンドラゴラに向かって誓ったのだった。

                            □END□
130名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:54:42 ID:+J2LBPHX
ちょっと甘ったるくて(汗
た、多分こういうのが好きな人もいると願いつつ...

【また会いましょう】
131名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:56:47 ID:A6xjG4Hf
リアルタイムで

               ∧∧
   ┃   ┏━┃     (,,゚∀゚)     ┃┃
 ━┏┛ ┏━┃ ━━/ つ━━┛ .┃┃
 ━┏┛ ┛  ┃   〜( ,ノつ      ┛┛
   ┛       ┛     (/        .┛┛

いちばんのりぃ!
132名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:58:12 ID:A6xjG4Hf
っと俺は鬼畜とかよりはあまいのがいいです
とくに嫉妬とか非常にイイです
133名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:22:55 ID:zL+QzsIV
鬼畜もスキだけどたまにはこういう甘いのもイイ!!
癒された!!
134名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 14:52:00 ID:VqpSHIjZ
エル♀ナイトの恥辱ものキボン
最近タルタルネタで樽♀属性が付きつつありまつ
135名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 22:30:27 ID:o5AMKJee
携帯からフレーム無しページのまとめサイトを見てるんですが、ジールベルーシとかルナ物語とか長編続き物は一ページに全部表示されるみたいでメモリ足りなくて開くことさえできないんですが、なんとか携帯から見る方法は無いんでしょうか?
136名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:27:40 ID:u9v+7jFg
ヴァナ汁保管庫おちゃったなあ 保存し忘れてた
137名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:58:36 ID:i+hxMRuP
>>135
無い
138名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:18:22 ID:/QBLnVOO
>135
ttp://www.sjk.co.jp/

此処を経由すれば見れるかも知れず
使い方までは説明しないので自力でなんとかしてくれ
139名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 05:33:06 ID:5X0D2m6T
>>130 GJ! 純愛物?でも異種族だから獣姦? ミリンのリベンジ来るか!?
140名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:15:41 ID:ygKejpwT
ヴァナ汁403だけど復活は無理なのかな?
汁のSSも良いのが多かったのにね〜
141某合成ギルド見習い(1/1):2005/06/17(金) 11:42:40 ID:V8jXOQW+
今日も今日とて…

俺は、濡れているソコへ手に持った棒を入れた。

ゆっくりと入れては出し、あるいは回すように動かす。
トロリとした液体が、その動きに合わせるかのように音を響かせた。
ぐちゅぐちゅと細かい泡がたち、溢れたものが下へとこぼれる。

中に入れた俺の棒は、段々と激しく壁をこすり、時に一点を集中するようにして
先のほうが突き当たりに当たるとグリグリと揺らした。
そのときだ、俺の先輩にあたるレイジアさんが予想外の声で俺を驚かせた。
「あ、あぁん! もう……」
その声に俺はつい体をビクンと震わせ、動かしていた物を引き抜いた。
「う、レイ…ジアさん…」

「ほら、ダメじゃない。ココ、まだこんなにヌルヌルしてる」
そう言ってソコを指なぞり、俺の鼻の頭をその指でチョンとつついた。
「ご、ごめんなさい…」
謝って、ヌメリで光っているところへと手を伸ばす。
「もぅ、見習いくんたら……あっ!」

伸ばした俺の手から逃げた試験管が床に落ちた。
ガチャン! 
「あ〜あぁ〜、先生に怒られるわよ〜」
「うぅ、ごめんなさい。後で買い足しておくので内緒に…」
「しょうがないわねぇ。今回だけだからね」
「はい! ありがとうございます。あとで外行ってきます」

俺は手に持った細長い棒状のブラシで残った試験管を急いで洗った。
142名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 15:07:25 ID:RqplBT/T
>>141
うは、おっきしたwwwwwwwwwwww

試験管で思い出したが、ガキのころ試験管にジュースいれてドライアイスで冷やしてアイスキャンディーつくったな〜
芯としていれた割り箸を持って、試験管から思いっきり引っこ抜こうとしたら手が滑って、アイスキャンディーが試験管ぶち破って片山君の足に当たって・・・・・・

このとき初めて、真空のパワーを知ったぜ。
143名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 14:58:28 ID:KRXGck4N
通勤ブラウザ使用して見ることができました!
ありがとうございます。
144名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 16:54:11 ID:hWcm3JG4
昨日のインビジブルみて、インビジでハァハァ作品できないかなーと来てみた俺ガイル。

見知らぬ人がインビジかけて襲ってハァハァ。
カプールが刺激求めてインビジ使ってハァハァ。

(*´д`)
145名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:27:52 ID:zLCJ36Lp
インビジでウィンダスの夜生活を覗いて回りたい。
146名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:40:32 ID:RKRY+IY6
2夜目の頃にもインビジブル放送されてて丁度インビジネタがあったよ。
あれは良かった。
147名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 17:03:44 ID:wndbIzIr
ちょっとおお
ミスラ鬼畜物はいつになったら完成するのおおぉぉぉ??
148名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:09:54 ID:3Q7Bz38A
たる同士!たる同士!
   _ _  
  ( ゚∀゚)
  (  ∩ミ  ブンブン
   | ωつ,゙ 
   し ⌒J
149名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:33:20 ID:LJYP2m4u
だめだよ。
焦らすほど感度があがるんだから・・・・・・
150名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:40:13 ID:AFDnAYe1
ヴァナ汁復活してる
課金忘れてたのかな
151名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:48:32 ID:DvamTfPu
お久しぶりです。
久々にお話を書いてみたので、投下させてください〜。
今回はヒュムです(`・ω・´)
お手柔らかにお願いいたします。

エル♂×ヒュム♀です。

1521/10:2005/06/21(火) 23:54:38 ID:DvamTfPu
「んっ……んん……あぁ……」
両脚の間に差し込んだ指先を動かすたびに腰が浮き上がるような快感が走り
かすかな水音と荒い息、たまに堪え切れなくなった声が一人きりの空間に空しく響く。
もうかなりの時間この行為を続けてはいるが、ソコに感じる痺れるような快感とは裏腹に
待ちわびている瞬間は一向にやって来る気配がない。
「もうっ…!」
体力的にも精神的にも限界を感じたあたしは、自分の中に収めていた2本の指を一気に引き抜いて
自分の愛液でどろどろになったその手を見つめながら大きな溜息をついた。
「はぁぁ……なんでこんなことになっちゃったのかなぁ…」
重くなった身体をそのまま後ろへ倒し、ばふっと勢い良くベッドに沈みこむと
枕元に乱雑においてある雑誌のうちの一冊を適当に手繰り寄せてバサバサとページをめくった。
自分で言うのもなんだけどあたしは結構キレイ好きなほうで、普段なら絶対にこんなところに
雑誌を山積みにしたりはしない。荒れているのにはちゃんと理由がある。

一言でいえば、「イけない」のだ。
といってもまったく感じなくなってしまったわけではなくて、
刺激を与えれば普通に快感を感じることができるんだけど……。
絶頂を迎えるときのあの突き抜けるような感覚。これが一向に訪れないのだ。
原因はたぶん、こないだのアレ。
欲求不満の絶頂だったあたしは、友達の彼氏をオカズに自慰行為に耽っているところをうっかり
LSの仲間に見られてしまったのだ。……しかも、よりによって達する瞬間をバッチリと。
鍵をかけないでそんなことしてたんだから自業自得といえばそれまでなんだけど。
それ以来たとえ鍵をかけていたとしても何故か落ち着かなくて行為に集中できないし、
たまに「いい感じに昇りつめてきたなー」って思ったときも、肝心なところでドアのほうが
気になってしまって……そうなると無意識に感覚をセーブしてしまうのか、どうしてもそこから
先へと進むことができずに、結局悶々とした日々を過ごしているってわけ。
「誰かにやってもらえたら楽なんだけどなぁ……」
我ながら大胆発言だな、とは思うものの正直それくらい切羽詰ってるのも確かだった。
かといって、恋人がいるわけでもないし……
頼める男友達なんてのもいないし、知らない人は怖いから当然却下だし。
……ん?
1532/10:2005/06/21(火) 23:57:15 ID:DvamTfPu
ページを繰っていた手が、危ない思考とともに止まりそこにあった記事に目が釘付けになる。
「これ、いいかも…!」
あたしは脱ぎっぱなしになっていたエラントスロップスを拾い、急いで身に付けると
机の上にあったお財布をひったくって勢いよくル・ルデの庭へと飛び出した。
「ハァ…ハァ…」
数分後。
息を切らしてモグハウスへ戻ってきたあたしの目の前には緑色のグロテスクな物体があった。
モルボルのつる…通称「モルつる」。
瞬時に傷を回復する薬「ハイポーション」の原料として常に需要の多い素材だけど、
薬品に合成するにはかなりの練金術スキルが必要だとか。
もちろん、あたしにそんな練金スキルがあるわけで無く……
いや、仮にスキルがあったとしても今この状況でハイポーションは作らないだろう。
じゃあ何でマズルカ全速力で顔を真っ赤にしてまでこれを買ってきたのかというと――

鍵がしっかりかかってるのを確認してから、さっき穿いたばかりのスロップスを下着ごと
いっぺんに脱ぐと、白い下着の中心から脚の間まで粘り気のある透明の液体が糸を引いて、
独特の匂いが部屋に広がっていくのを感じる。
その光景に興奮を覚えつつも、新しい刺激に期待を膨らませて手早く件のモルつるを手に取ると
練金素材コーナーで一緒に購入してきたスライムオイルをたっぷりとそれに塗りつけた。
「うわぁ……」
オイルを塗られてテラテラと妖しい光を放ち、よりグロテスクになったその緑色のつるが
時々脈打つようにぴくりと蠢く様をみて思わず感嘆の声が漏れてしまう。
期待からか体の奥からじわりと蜜が溢れてくるのがわかり、あたしはたまらなくなって
膝を曲げて足を左右に大きく開脚すると、それを両脚の間へ導き割れ目へとそっとあてがった。
「ちょっと、怖いけど……っ」
それでも好奇心には勝てずに、ゆっくりと自分の中へとつるを押し込んでいく。
「―――――――っ!」
通常自分でするときに入れる指よりも、はるかに質量のあるその塊が中へと押し入ってくるたびに
下腹部に言い様のない圧迫感と痺れるような快感が走った。
もうこれ以上押し込めない と思ったところで手をとめて、おそるおそるソコを覗き込んでみたが
結構奥まで押し込んだつもりのつるはごく浅くにしか入っていなくて少し安心する。
154名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:00:26 ID:miE1Zx0m
「けっこう入ってる感じするのになぁ……っ、んっ!ああぁ、やっ……ダメっ!」
ほっと息をついていたところへ、つるが急に暴れだし我慢できずに大きな声を上げてしまった。
しかしうねうねと蠢くソレはぐじゅぐじゅといやらしい水音を立てながら不規則な動きで
遠慮なくあたしの内壁を擦り上げていく。
「ひ、あ…ぁ……ぃやぁっ……くぅ……」
今までに感じたことのない刺激に足を開いていられなくなり何かを掴みたい衝動に駆られて
うつぶせになって近くにあった枕を掻き抱くと、それに口元を押し付けて思う存分嬌声を上げた。
「んんっ!ん、んっ……ふぁ……ぁん…」
体内へと挿入したつるは浅くしか入ってないとはいえ、ぐりぐりと入り口周辺の壁を擦ったり
細くなった先端が少し奥を犯してきたりしてあたしを悦ばせる。
うつぶせになっていた身体はおねだりをするように、お尻を高く上げた四つんばいのような体勢へと
自然に変わり、恥らうことなく腰をくねらせて快感を追求する。
――この調子なら、今日はイけそう…!
そう思い、さらに大きく足を開きお尻を高く突き出した瞬間
「ひ、あああ……いい、あ…イく…イっちゃ……」
腰から体全体にぶるっと震えが来て、あたしの身体は久しぶりの絶頂を迎えようとした。

ガン!ガン!
「おい、ユーリ!!いるかー?」
びくんっ!
突然にモグハウスのドアが叩かれ、ずっと待ちわびていた絶頂へと動きかけていた
あたしの脳裏に、一瞬にしてあのときの悪夢が甦ってきて思わず身体を強張らせた。
しかも扉を叩いているのはよりによってあの時と同じ。エルヴァーンのシーフ・ターキィだった。
――鍵、閉まってるもの。居留守にしておけば平気…。
そう自分に言い聞かせつつ、一応足元に丸めて置いてあった毛布を下半身に掛けて
ベッドの端っこに膝を抱えて座り彼が帰るのを待つことにした。
そうだ。とりあえずコレは一旦抜いておこうかな…
股間のモルつるのことを思い出し、外に出ている部分をつかんで引き抜こうと力を込めてみる、が。
おかしい……。こんなことってあるんだろうか。
「ぬ、抜けない……?」
ぱっくりと開いたソコへと突き立てられている緑色のつるは、どんなに力を入れて引っ張っても
なぜか抜ける様子がないのだ。それどころか自ら奥へと進んでいっているような気すらする。
1554/10:2005/06/22(水) 00:03:31 ID:miE1Zx0m
「う、嘘でしょ……?」
「おーいユーリ、いねえのか?」
ターキィがガンガンと扉を叩く音があたしを余計に焦らせる。
なんとかしなきゃ!まっすぐやってもダメそうだし、ちょっと回しながら引っ張ってみようかな……?
あたしは再び両手でつるの根元をつかみ、それをゆっくりと回転させてみた。
「!!……ぁ……っ!!」
その途端つるがものすごい勢いで暴れだし、今まで届かなかった箇所を次々と刺激していく。
すでに我慢は限界に達していたがここで声でも出そうものならターキィに居留守がバレてしまう。
なんとか耐えようと腹筋に力を込めたら、締め付けられて窮屈だったのかさらに攻撃をはじめてしまった。
あたしは自分の膝を抱え声を出さないよう必死に耐えた、が……
「ぃや……っ!!あああああ!ひぃ、あぁぁ……!」
瞬間、おなかの方にあるコリっとした引っ掛かりを先端で執拗に責められて、
あたしの身体はあっけなく陥落してしまった……。

「ユーリ!おいっ、今のなんだよ?大丈夫か!?」
うっ……やっぱり、聞こえてちゃってた……?
ドン、ドン!とターキィが扉を叩くけど、あたしはどうすることもできなくて
つるから与えられる刺激に、ただただ喘ぎ続けるしかなかった。
「あぁ、あ……んん…!ひぁ、だめぇ……」
つるに中を犯されながらもそれを引き抜こうと必死になっていると、いつのまにか
静かになっていた扉のほうから、カチャ!と軽い音が鳴ったのに気づく。
え、まさか……!
「ユーリ!無事か!?」
がちゃん、と施錠してあったはずのドアが開きターキィが部屋へ入ってくる。
あたしはとっさに下半身に毛布を掛けなおして、弾みで出そうになった声をぐっと飲み込んだ。
鍵は何度も何度も確認したはず。間違いなく閉まってた。なんで……?
「た、ターキィ……どうしてっ……?」
「お前、俺のジョブを何だと思ってるわけよ?」
不思議に思って問うと、彼は悪びれもなく、あまり器用には見えないその手の中でちゃりちゃりと
スケルトンキーを玩びながらにやりとして見せた。
「鍵……開けたの……っ?し、信じらんない!バカぁ!」
1565/10:2005/06/22(水) 00:06:18 ID:miE1Zx0m
「な…っ、元はといえばお前が死にそうな声出してっからだろ!
ったく、人がせっかく心配してやったのに……キー1個無駄にしちまったじゃねーか」
「なんですってぇ………っん………!」
人ん家の鍵勝手に開けておいて何よその言い草は!
ついカッとなっていつもの調子で口喧嘩になりかけたが、アソコのモルつるがまた激しく動き出すのを
感じて、あやうく出てしまいそうになった声を唇を噛んで耐える。
うぅ、こんなモノ入れて悦んでるなんてこの意地悪な奴にバレたら一生笑いものにされるに決まってる!
なんとしても我慢しなくては。あたしは目をぎゅっと閉じて息を止め肩を強張らせて必死に快感を耐えた。
しかしそれがマズかった……。
耐えることに集中して過ぎて、ターキィが近くに寄って来ていたことに気づかなかったのだ。
気が付いたら彼はものすごく近くにきていて、その長い指があたしの膝の毛布を掴んで……
「お前何やってんだよ?さっきからモゾモゾと……」
「嫌ぁ!だめぇっ!!」
気づいて、叫んだときにはもう遅かった。
「お、まえ……」
「やだぁ……みないでぇ……」
膝に掛けていた毛布は一瞬にして剥ぎ取られ、あたしのあそこが、もぐもぐと美味しそうにモルつるを
咥え込んでいる光景がしっかりと彼の目の前に晒されてしまったのだった。

「……あー…っと、邪魔したな……っ」
先に動いたのはターキィだった。
不自然に目を逸らし、顔を耳まで真っ赤にしながら扉に向かって歩いていく。
「……ま、まって!」
「な、なんだよ。あ、べ、別に誰にも言わねーぞ」
「そうじゃ、なくて……ぇ……」
こうなったら、転んでもタダでは起きないもんっ!
思考の切り替わりの早さに自分でもびっくりしたけど、ここまで見られてしまったのならもうどんな恥を
晒しても同じだし、それに今この状況で頼まなければきっと後々もっと恥かしいことになる……。
そう決心して、帰ろうとしていた彼を呼び止めた。
「なんだよ……?」
「ぁ……あのね?これ、抜けなくてぇ……んっ…お願い、助けてぇ……!」
1576/10:2005/06/22(水) 00:09:15 ID:miE1Zx0m
「ったく、なにやってんだかな……」
しぶしぶあたしのお願いを了承してくれたターキィが、ぶちぶちと文句を言いながらこちらへくる。
……目は明後日の方向を見たままだけど。
「だぁあらいっつも後先考えてから行動しろって言ってんだろ!?」
「ご、ごめんなさい……でもっ……ぅん…ゃあ……っ」
いつもと同じ。あたしがヘマしたときには必ず飛んでくるターキィの怒鳴り声で一瞬身を竦めたけど、
もう本当にそれどころじゃないんだってば!
「ねぇ……はやくぅ……」
申し訳ないと思いつつも泣きそうな声で促すと、彼は「ちっ」と舌打ちをして口を開いた。
「そっち手ェついて……おら、もっとケツ上げて脚開け」
「!!う…ぅん……っ」
そ、そんな口調で言わないでよぉ……。
四つんばいになったあたしのお尻がぺちんと軽く叩かれて、さらに命令口調で恥ずかしい体勢に
なるように促されると、おなかの奥からじわっと熱いものが溢れてくるのがわかってしまった。
虐められるのに弱いってことは自分でもわかってはいたけど、こんな奴の言葉でもしっかり
感じてしまう自分の体が恨めしい。
のろのろと言われた通りの体勢をとると、丸見え状態になったソコに刺さるような視線を感じて、
思わずきゅうっと締め付けてしまい再びつるの怒りに触れてしまった。
「や……ぁああん……ひぅ……はぁん……!」
ターキィの目の前だというのに、我慢しきれずあたしは腰をくねらせながら喘いでしまう。
アソコからはぐじゅぐじゅとものすごい水音が響いて、新しい愛液が次から次へと溢れてくる。
「あぁんっ……いやぁ…っ…ああぁあ……あぁっ…!」
「おとなしくしてろよ、頼むから」
あたしのあまりの痴態に呆れてか、背後から溜息混じりの声が聞こえた。
「やぁぁあ!見ないでぇ……みないで…っ……!」
「馬鹿、見なきゃ抜けねえだろ……ったく、誰の頼みでやってると思ってんだよ」
あたしの懇願はぴしゃりと却下され、腰をぐっと押さえつけられて強制的におとなしくさせられる。
そしてターキィのもう片方の手があたしのソコへ伸びてくる気配がして……
「あーぁ、ドロドロだな」
「やぁん……っ、ぃ、言わないでぇ……」
彼は、きっと目の前の光景をそのまま口に出したのだろう。そういう奴なのだ。
1587/10:2005/06/22(水) 00:12:26 ID:miE1Zx0m
でも困ったことに、この状況でそれは効果てきめんである。
言われるなり、体の奥がカーっと熱くなりアソコからはどくどくと新しいお汁が出てきちゃって、
それを吸ったモルつるがびちゃびちゃとさらに激しい音を立てながらあたしの中をかきまわしてきた。
「いやぁああ!ぁっ…ひゃぁあん!あぁぁ……っ!」
「ああもう、こんなことで感じるなよ。恥ずかしい奴だな……」
「あぅ……っ……」
激しい動きで中を刺激され声を我慢することすらできずにみっともなく喘いでしまうと、心底呆れた
ような声で言われ、情けないような申し訳ないような気持ちになって目の端に涙が滲んできてしまった。
「さっさと取っちまうぞ。ほら、力抜けよ」
そんなあたしの様子を気にもせず、ターキィがモルつるに手を掛けてぐいっと引っ張る。
「ぅん……っ!ぁあ……ぁ……んん…!」
ずるり、と引き抜かれる感じがして、身体の中からすこしずつ圧迫感が消えていく。
――あぁ、マズい。気持ちいい、かも……っ!
「はぅうん……いゃあ………あっ……んっ……」
ゆっくり、少しずつ、だが確実に引き抜かれていくソレが、その大きな面積で広範囲に刺激を与えてきて
今までの責めとは違ったその感覚にぶるっと身震いする。
マズいよぉ……こんなとき、に……っ!……でもっ!
しばし理性と欲望の狭間で彷徨ったが耐えられるわけもなく、
あたしの思考はあっさりと快感に蕩けていってしまった……。
「やぁ……やだぁ……っ!はぁんっ……んん…っ、イイ、よぉ……!」
抜いてほしいけどっ…やっぱり抜かないでぇ…っ!あぁ、もっと動かして……このままイかせてぇ…っ!
「……動くなっつーの、抜けねえだろ!」
「あぁぅ……いやぁ……っいやぁ!だめ……っ!」
欲望に耐え切れなくなり、わずかに動かして快楽を貪っていた腰を再度ぐっと押さえつけられてしまい
行き場のない切なさが涙になって流れ落ちる。
そして――
ぐじゅ…じゅぽぉ……
「あぁぁ……!」
「お、やっと抜けたか……。」
淫靡な音とともに体の中からつるが完全に引き抜かれ、背後から疲れきったターキィの声が聞こえてきて、
自分勝手だとはわかっているけど、どうしても収まらなかったあたしはつい叫んでしまった。
「なんで……っ!なんで抜いちゃうのぉ…?」
1598/10:2005/06/22(水) 00:15:23 ID:miE1Zx0m
「あのなぁ!お前が抜けって言ったんじゃねえか!!」
「そうだけど…っ!だって……だってっ!」
もう自分でも何を言ってるのかわからないくらいに取り乱していたけど、収まらない気持ちと
下半身の疼きで気が狂いそうなあたしにとってはたいした問題ではなかった。
「どうすりゃいいんだよ……」
理不尽なあたしの態度に怒っているのだろう、吐き捨てるようにターキィが言う。
ぱっくりと口を開けてだらだらとだらしなくよだれをたらしているソコに、もう一度なにかを
入れて欲しくて。あたしは腰を高く上げてお尻を突き出し、躊躇なく懇願した。
「おねがい!いれて、イかせてぇ……ね、なんでもイイからぁ……っ!」
言ってからものすごく恥ずかしくなったが、今更後戻りはできない。
だけど背後のターキィは一向に動く気配がなくて、焦れたあたしは
少しでも快感を得ようと自分の手をそろりと股間へ伸ばそうとした。
その時。
骨ばった手で腰をがしっとつかまれた。
「なんでもいいって、言ったな?」
くちゅ、という音がして何かが入り口にあてがわれ、割れ目の上を滑るようにソロソロと往復し始める。
「ぁふぅ…っ……いい、からぁ……おねがい、も…挿れてぇ……」
焦らすようなその動きにいよいよ限界を感じて、あたしは泣きながらターキィにお願いをした。
「……後悔、するなよ」
直後、ものすごい質量が身体の中へ押し入ってくるのを感じた。
「や、ぁあん……おおきい…っ…!」
「そりゃどーも……っと、く、きついな……」
熱を帯びたその大きな塊が、壁を押しのけて少しずつ少しずつ奥へと進んでくる。
「やぁ……ぁ……っ!…んっ……くぅ……」
少し抜いては突く、の繰り返し。おなかに感じる圧迫感は相当なものだったかが、それ以上にソレに
擦りあげられる快感のほうが大きくて、緩慢なその進行にあたしの身体は極限状態だった。
――あぁ、もうこのまま動かしたいよぉ……!
そう思った瞬間、腰を掴まれている手にぐっと力が入り
「ぁ、ああぁぁああ!」
「ぐっ……」
いままでに経験したことのないぐらい奥を貫かれて、その強すぎる快感に背筋がぴーんと伸びてしまう。
わずかな痛みはあったものの、散々焦らされたあたしの身体はすぐにソレを快感として受け入れた。
1609/10:2005/06/22(水) 00:18:23 ID:miE1Zx0m
「ああっ…イイ…よぉ……!ねぇ…これ、なに……っ?」
あまりの気持ちよさに蕩けた頭で背後に問いかけると、ターキィが大きなため息をつくのが聞こえた。
「お前ね……自分から誘っといて今更……」
耳元で切なげに囁かれて不覚にもドキッとしてしまったが、彼の言った言葉の意味はよくわからなかった。
「意味、わかんない……っ…ってばぁ…!」
「あぁ…最悪だぜ……ほんっと、鈍い女…!」
半ば怒ったような口調で、ターキィがあたしの腰を抱えて上体を起こさせる。
その状態で少し下を見ると、あたしのアソコが見えるわけ、で……。
「……っ!」
「わ・か・り・ま・し・た・か・?」
その光景に思わず息を呑むとあたしの中に自分を沈めているターキィが、耳元に意地悪い声で囁いてくる。
「う、うそ…ぉ……、こんな、の…っ…」
「……嘘とかいうなよ」
「だ、だってぇ……気持ちいい……っ!」
「じゃあ別にいいだろ。…ほら、集中しろよユーリ。」
不毛な言い争いをしていると、ぽんっと前に推され再び四つんばいにさせられた。
ターキィが自身の熱を、ずるりと引き抜いていく。
「ひ、ぁあああん!だめぇ……っ……」
身体の中身すべてが引きずり出されるような感覚に陥り、目をぎゅっと閉じた。
やがて、一番先端の引っかかる部分ギリギリまで引き抜かれたソレが再び内壁を掻き分けて
奥へと押し入ってきて、最奥まで突いたところでまた引き抜かれていく。
「あぁぁ、あっ、やぁんっ、はぁっ…!!」
延々とその快感が繰り返されるうちに、結合部からぐちゅ…ぐちゅ…と湿った音が漏れてきていた。
「あぁっ……はぁん…っ…イイよぉ……あぁ、タ、キィ…もっとぉ……」
ぐちょぐちょに濡れてしまって滑りがよくなっているのか、抽送の速度がだんだんと速くなってきて、
何度も何度も腰を打ち付けられて奥を突かれるたびに、頭がぱしぱしとフラッシュしてしまう。
――もぉ、イっちゃいそう……
絶頂が近づき、突かれるたびにあたしの腰はびくびくと跳ねてターキィのモノを締め付けていた。
「やぁああ!それだめぇ…っ!!ひゃ、あぅうん!」
突然、電流のような快感が足の先まで駆け抜けていく。
ターキィの手がいつのまにかあたしの股間へと伸びてきて、結合部の上でぷくりと熟れて
顔を出していた芽をきゅっと摘んだのだ。
16110/10:2005/06/22(水) 00:22:33 ID:miE1Zx0m
「おとなしく、してろよ」
あたしはバタバタと暴れてその強すぎる刺激から逃れようとしたけれど、
片手で腰を抱え込まれて固められてしまい、動かすことすらできなくなってしまった。
「ああぁ…あぁん!やだぁ…擦らないでぇ……はぅ、そんなに、したら…っ!」
そのごつごつとした手でソコを擦り上げられた途端、身体の奥からぶるっと震えがくる。
ああ、久しぶりのこの感覚……っ!
「や、ターキ……っ!だめッ…もぅ、イく……っ!―――――っ!!」
びくびくびくっ!と自分の身体が痙攣して、同時にアソコがぎゅうっと締まるのがわかり
ターキィの存在を中に感じながら、あたしはようやく久々の絶頂を迎えた。
「やべ…俺も…っ!」
そしてその直後、ターキィが深く腰を打ち付けてきて、最奥に彼の熱いものが放たれるのを感じたのだった。



「………」
「………」
部屋の中は静かだった。
速かった鼓動も苦しかった呼吸も整って、ただ沈黙があるだけだった。
「ね、ターキィ……」
「ぁんだよ……」
思い切って口を開くといつもと変わらない憎たらしい答えが返ってくるが、構わずに続けた。
「ありがと……」
「……おう」
ぶちぶちと小言を言いながらも、顔を真っ赤にしてそっぽを向く。
不覚にも、少しだけ…本当に少しだけ、その表情が可愛いなんて思ってしまったので、
あたしは彼の赤くなっている長い耳に口を近づけて
「また今度、して欲しいな……」
と小さく囁いてみた。
そのときの彼の…バードがククル豆食らったような表情を、私はきっと一生忘れないだろう。
一瞬の後正気に戻った彼は、必死に笑いを堪えるあたしのおでこを眉間に皺を寄せて小突きながら
「そのうちな」
と短く答えたのだった。
162名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:29:50 ID:j06Bj8rn
              , キタ、
             ノ`-' ヽ
             λ    \
             λ    `ヽ、
              |      \
              |        \
               |         \
               |            ヽ、                   ,、
              ノ             `ヽ、           //
              /                `ヽ、       / ,/
              |                   `~`'`、,,,_/  /
              |                            (
             ,-'                            ヽ..,,_
             )                             λ’
             l、                             λ ,,-''ニ⊃
             λ                              `'' /~
      γ~ヽ、 __,  ノ                            __,,,,,--'
      \  `~ '-''                         ,--,__ζ
       λ                         ,,/⌒`--`
      , /                       ,/
    ,,/ ~  ,,,,     ,,/⌒`ヽ、          /
    ,l   γ'' `ヽ、/       \        /
   i'   ヽ、   '          `ヽ、    λ
    \    ''ヽ               `ヽ、   |
     ヽ    λ                \/
      |     ヽ、,,_
     /  γ`ヽ、  /
    /   i'''   `~`'
    l、_,(゚∀゚)
163151:2005/06/22(水) 00:31:45 ID:miE1Zx0m
*END* と入れ忘れましたorz

一応前スレあたりで書いたやつの続きっぽい感じです。
久々に文章書いたのでちょっといろいろおかしいところもあるかもしれませんが
こっそりと見逃してやってくださいヽ(;´д`)ノ
また何か書きあがったら伺わせてください〜。それでは、ありがとうございました!

>40さん
素敵な絵を見せていただいてありがとうございました(*´∀`)
投下の時以外は名無しでここを覗いてるので、実はリアルタイムで見てたんですが
出て行くタイミングを見失ってしまい、GJすら言えずじまいでした……orz
遅レスで申し訳ありませんが、この場を借りて…GJ(*´д`*)b
164名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 07:52:45 ID:QzxzFlZe
続きまってましたー(*´▽`)
ぐっっっっっっじょぶ!!!!
165名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 10:23:01 ID:LQQ8XG8h
>>162で吹いた
台無しだ(´Д`)
166名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 12:16:33 ID:/NqcUEIE
>>162
俺もコレで笑ったw

>>163
帖グッジョブ!!!
この話の続き待ってたんだよ〜〜!!
167名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:56:09 ID:zlkmt5YG
>>162で思わず射精してしまった件について。

ユーリとターキィ
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/1110.jpg
>>151神へ捧げます
本命はヤマトラだけど この二人も凄く好きDEATH ъ( ゚ー^)GJ!
もっと書いて下さい待ってますハァハァ
168151:2005/06/23(木) 09:27:08 ID:8xmLUcVM
>162
生まれ故郷をありがとうw

>167
えろ杉です(*´д`*)b
いいもん見せていただきました。
どうもありがとうございました!
169名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 11:23:43 ID:y6nZlj3y
神GJ!!
170名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:16:41 ID:hPyxOaSo
40です。
神キトゥワーーーーー!!おかえりなさい。そしてタキユリハァ(*´д)ハァ(*´д`;)ハァ(д`;)ハァ
ヤマトラも大好きだけど、エロエロユーリタンも大好きなので、帰ってきてくれて嬉しいです。

また触発されてイラスト描いたので、捧げさせてください。
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/gsbbs_five/upfiles/2405_yuuri.jpg

今度はターキィ視点のお話も読んでみたいなぁとつぶやいてみるテスト。
171名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:15:40 ID:wz5djsPO
俺はトララたんの続きが気になるな
172名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 00:49:21 ID:ZJBWh9/P
どうでもいいんだけどさ、ちょっと俺の歌を聞いてくれよ


遅ればせながら設定資料集買ったんだけどさ、
エルヴァーン(の一部)って大昔はタルタルの奴隷?だったらしいな(*´д`*)フハァ





まぁ、俺が何を言いたいかわかってくれたと思う。
173名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:00:16 ID:4fcfu8kU
それなら俺の話も聞いてくれ

お団子タルの星の神子トゥククは昔、
タルタルの族長を全員説得したそうだが
どうやって説得したんだろうな(*´Д`*)
174名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:24:49 ID:4qRuLtiL
おいおい、俺の話だって聞いてくれよ





そんなことよりミスラとまんこしたい
175名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:28:43 ID:ycwYPhCp
ミスラ受け×エル♀攻め
が見てみたい・・・
176名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:53:41 ID:7GhJPFgI
>175
それじゃタチとネコが逆になっちゃうぜheheと煽ってみる。

エルヴァーンの一部がタルの奴隷ってのにおっきした
タル女王様ばんざーいヽ(´ー`)ノ
177名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:25:14 ID:X4G3KcpP
【タルタル】【女】【王】【ください。】
178名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 02:00:56 ID:14WNKrWU
むしろご主人様なタル♂もハァh
179名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 03:29:36 ID:7GhJPFgI
>177
こうですか!わかりません!
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/1117.jpg
180名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:25:11 ID:l6eHi2To
オオオオ!(・∀・)神キタキタキタ!
GJです
181名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:19:02 ID:iocXnq9Y
タルタル女王というより>>178
タル♂にヤられたタル♀に見える(*´Д`*)

GJ!!GJ!!!!
182名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 18:56:06 ID:GV/2+L3e
ご主人様のタル♂がタル♀を調教し>>179の状態になるお話キボンヌ

>>179様GJ!!
タル鬼畜絵たまんないす(*´д`)ハァハァ
183名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:47:52 ID:lcyb06cH
しつこくミスラ(妹)受け×エル(お姉さま)♀攻め希望・・・
184やミえな:2005/06/29(水) 09:00:17 ID:E1YxL+Gq
ご主人タル♂F4B×奴隷タル♀F1A

一応名前は
フルサ・フールサ(♂)  
ルピピ・エピピ(♀)
となってます。


勝手ながら>117氏に捧げます!
タルタル調教物
185やミえな:2005/06/29(水) 09:01:59 ID:E1YxL+Gq
あぁ・・ぁ・・・あー、あうぅ・・」
ほの暗い石造りの部屋に、女性の艶かしい声が響いている。
それほど広くないためか、声が反響して自分に聞こえてくる。
「うー・・・あっ・・・はぁ・・はぁ・・」
彼女はその声がどこか自分の声とは判断できずにいた。

(どうしてこんな目に・・私・・・どうして・・う、あはぁ・・)

意識ははっきりせず、先ほどから同じ問いばかり繰り返していた。
その考えは決してまとまりはしなかった。原因は彼女の股の間にあるもののせいだ。
彼女の股間には自分の手首と同じくらいの玩具が深々と突き刺さり、絶え間なく動いている。
口を開ききったそこはぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てて彼女の身体を、精神を責め続ける。
しかもその下には、本来なら別の目的のためにある口には、いくつもの丸い球が埋め込まれていた。
そこから送られてくる微細な振動は直腸と膣との間の壁を揺らし続け、上から送られてくる
大きな動きと相まってさらなる快感を送っていた。

「くるひぃ・・・おぉ・・はめぇ・・・はめぁのぉ・・・・はぁっはぁぁっっ・・あぁあああーっ!」

この日何度目になったのだろう。絶え間なく続く責めに彼女はまたも達してしまった。
彼女のあそこ周辺は強制的に流された愛液で濡れ、その下には大きな水溜りを作っていた。
しかし彼女にそれらの責めを止める術はなかった。
186やミえな:2005/06/29(水) 09:03:23 ID:E1YxL+Gq
口には棒状の猿ぐつわを噛まされ、首にはきつく巻かれた首輪のせいで声はまともにはだせない。
手は頭の後ろで腕ごと固定され指を動かすのも辛かった。
両方の足は付け根と足首は一緒に固定され、さらに足首の間にはM字に開かれたまま閉じられないよう長い棒が取り付けられている。
彼女は快感に身を捩ることさえできないほど縛り上げられていた。
もはや意識さえ飛びかけていたその時、彼女の右手にある扉が重い音を立てて開いた。

「機嫌はどうかな?ルピピ・エピピ。」
虚ろな目を声の主へと向ける。
(・・・たすけて・・・もう・・いや、な・・の・・)
「ふふ、いい目になってきたね。」
「うぅ・・ふぅぅ・・・っ」
その声はぞっとするほどつめたく、穏やかだった。
声の主はルピピの横たわるベッドの縁に腰掛け、彼女の目をじっと見つめ頬をゆっくりと撫でた。
ルピピは間近にせまったタルの顔を見つめ、必死に記憶を探った。
そう、思い出した。何故私がこんな状況に置かれたのかを。
彼の名前はフルサ・フールサ。
(どうして・・私たちは・・・恋人同士じゃない・・どうしてこんなひどいことを・・・)
そう、彼女と彼は恋人同士。お互いを愛し合い、幸せな日々を過ごしていた。
そしていよいよ彼氏と彼女の関係にいたるため、ルピピは彼の家で一夜を過ごすはずだった。
187やミえな:2005/06/29(水) 09:04:50 ID:E1YxL+Gq
トントン
ドアをノックして少しもせず、フルサがドアを開けた。
「こ、こんばんわ・・・フル。」
「やぁ、ルピピ。いらっしゃい。待ちわびたよ。さぁ、中へどうぞ」
「おじゃまします・・。」
ルピピはこれから起こるであろう事柄に対して期待と、ちょっとだけ不安をもって歩を進めた。
「え、えへへっ。何度も来てるけど、なんだか恥ずかしいねっ」
リビングのイスに座りながら、台所でお茶の準備をするフルサに話しかけた。
「付き合って3ヶ月経つけど、お泊りとか、全然しなかったしね」
照れ隠しなのか、努めて明るく話を続ける。
「私が告白してからもう3ヶ月かぁ・・長いようで短かったなぁ。あの時はホント、顔から火が出るほど恥ずかしかったんだよぉ?でもそれ以上に・・・貴方からイエスの言葉を聞いたときは・・・心臓が止まりそうだった・・。」
「あの時の返事、今でも覚えてるよ・・。『こんな僕で良かったら、君の事をいっしょ・・・」
「ストーップ!それ以上言うなよ!ったく、事あるごとにそれを思い出すなよ・・恥ずかしいだろ?」
フルサはお得意のカモミールティーを彼女に出しながら、隣に座る。
言い終わると同時に彼はお茶を一口含んだ。
「だぁってぇ・・嬉しかったんだもん・・・。私の人生の中で、あの時ほど幸せだった時はないんだもーん」
どこか誇らしげに語るルピピであった。
「ほぉ・・・なら俺とこうしてる時より幸せなのか?・・ん・・・ちゅぅ」
フルサはルピピの顔へ手を伸ばし、そのまま唇を重ねた。
「ん・・。フルの口甘いよ・・・ん・・・ん。」
突然の口付けに戸惑いながらも、ルピピは胸を高鳴らせた。
フルサから伸ばされた舌にルピピも舌を絡める。二人はお互いの唾液を交換しあった。
188やミえな:2005/06/29(水) 09:06:42 ID:E1YxL+Gq
「はっ・・ぁ・・。もぉ、いつもいきなりなんだから・・・」
「いつも突然でもまんざらじゃないだろ?いつも自分からも舌を絡めてきてるじゃねーか。」
「そ、それはそれっ!フルがしなければそんなことないもんっ!」
ルピピは顔を真っ赤にしながら抗議する。
「はいはい、そーゆうことにしといてやるよ。」
フルサはルピピの必死の抗議を軽く流す。
「ふーんだ。残念だけど、今もあの時と同じくらい幸せだもん!フルの突然のキス攻撃だって、いつか楽しんであげるんだからっ!」
自分で何言ってるのか分かってるのか・・とフルサは呆れた。
いっぺんに叫んだせいか、少し喉が渇いたルピピはカップを手に取った。
「ん〜、いい香り〜。私、フルの入れたカモミールティー大好き!」
コクコクッっと、ルピピの喉が下がった。カモミールの香りがルピピの緊張を和らげる。
「やっぱり落ち着く・・ね・・・?」

――あれ、いつも以上に・・・身体から力が抜ける・・・。
ルピピは思わず傍らにある彼氏に寄りかかった。

「それはそうでしょう。貴方のほうのカップにはこれを入れておきましたから。」
そう言うとフルサは小さな紙の包みを見せた。
いつもと違う口調の彼。徐々に力が抜け、不安が広がっていく。
「それ・・・なんなの・・・?」
自分の声が、フィルターがかかった様にひどく遠くに聞こえる。身体からはさらに力が抜けていく。
ルピピは自分の身におきたことを全く把握できないでいた。
「・・・は、・・・ドリア製の・・・貴族・・・びやく・・・」
しかし、ルピピには断片的にしか聞き取れなかった。

189やミえな:2005/06/29(水) 09:07:51 ID:E1YxL+Gq
「さすがは貴族御用達。こうも早く効果が現れるとは、恐れ入りますね。」
ルピピは息を荒げ、目を閉じたまま動かなくなっていた。
(私の・・・からだ・・・どうなってるの・・・?熱い・・からだが・・アソコ・・が)
「安心・・・初め・・とおり・・・かって・・・」
(安心・・?そうね、フルがいるんだもの・・・安心して・・・)
そのままルピピの意識は闇に溶けていった。
フルサの、禍々しく、狂喜に満ちた笑顔を見ることなく。

「ルピピ、ルピピ。起きなさい。」
身体にかかる不自然な圧迫感と、自分の名前を呼ぶ声にルピピは目を覚ました。
しかし意識ははっきりせず、ただ体の異変だけがはっきりと感じられた。
(どうしたんだろ、私。アソコが熱くて・・濡れてる・・・乳首もクリトリスも痛いくらいに・・勃ってる・・)
無意識に、そこを触ろうと手を伸ばす。が、腕が動かない。
(え・・?)
そこでルピピは初めて体がどのような状態なのか自覚した。
腕、口、足、体。体のどこも自由に動くところはない。
「えっ・・ぁにこれ!?」
体の自由がきかないのは分かったが、何故こうなっているのか、まったく理解できなかった。
「何が起きているか分からないみたいだね。でも安心しなさい。すぐに理解させてあげますよ。体、でね」
「ひ・・っ!?」
声が聞こえたと思うや否や、熱く潤った股間に柔らかくて大きなものが進入してきた。
「ああああああああーーーーーっ!?」
190やミえな:2005/06/29(水) 09:09:31 ID:E1YxL+Gq
一瞬にしてルピピの中を最奥まで満たした。
「いぁーーっ!あぅぅぅ!?うあああーーっ!」
それは生きた触手、モルボルのツルだった。
「どうですか?ソレ用に特別に合成したモルボルのツルの味は。まぁ、聞くまでもないみたいですけど。」
「ひぁぁぁ・・・あぁあーっ!ふあぁぁぁっ・・・!」
なんの前戯もなく挿入されたそこを、容赦なくかき回される。
突然の、あまりの刺激の強さに体は反応しきれず、全身がこわばり、動きを止めようと必死になる。
しかし、それをあざ笑うかのようにツルは動き続けた。
「やぁ、やぁぁ!あぁ・・・あはぁ・・・ああああっ・・!」
強制的に叩き込まれる、直接的な快感にルピピの神経は焼き切れそうだった。
「だんぇ・・・!あぁあ!イ、クっ!や・・・・ぁあ・・・ああーーーっ!」
一瞬でもその刺激を逃れるためだったのか。信じられない速さでルピピは達した。
膣はピクピクと収縮を繰り返し、ツルの動きを制限する。
だが当然押さえ込むほどツルの動きを強く感じてしまう。
「あ、はぁぁ!ぁだ、イッ・・・はかりぃんっ・・・っんあぁぁっ!」
達したばかりの敏感なソコを、さっきと変わらず激しく責め立てられる。
「あーっ!だれか・・・たぅけて・・・ぅルーっ!ふ、る・・・あぁっ・・・」
――私の最愛の人。どうか、どうか助けて・・・。
「どうしたのかな?そんなに声を上げて。僕に何か言いたいのかな?」
「え・・?」
そういえばさっきの声・・は・・・。
暴れまわるツルを入れる前に聞いた声。そう、勘違いなんかじゃない。あの声は。
191やミえな:2005/06/29(水) 09:11:16 ID:E1YxL+Gq
「そうだよ。僕が君に薬を飲ませ、縛り上げ、そして責めている。」
(どうして、こんなことを・・っ!)
間違えようのない現実を前に、ルピピは大粒の涙を流した。
「どうして?って顔だね。簡単な方程式さ。僕は君を愛している。君は僕を愛している。そして今日僕らは愛し合う。間違いないだろう?」
「だかぁって・・あんで、こんぁことするぉ・・ん、んぅぁあぁぁーっ!?」
ルピピは突然クリトリスを摘み上げられ、声を荒げた。
「愚問だなぁ。分からない?これが僕の愛し方なんだ。君を僕だけのモノにするため。決して、僕から離れなくするための大切な儀式なんだ、これは。」
「ああああ!?ゃあああっ!はぁぁあああーーっ!」
膣とクリトリスを弄られ、ルピピはまたしても達してしまった。
「どぉ・・ぃて・・ゃあおに・・・ゃあおに・・・。かあだが・・・あ、あぁ・・・」
自分では全く理解できない快楽が、ルピピの体を駆け巡る。
嫌なのに、拒絶しているのに、体は感じてしまう。
それどころか、その快楽を求めてさえいる。
「さっきも言ったでしょう。さっき飲ませた薬。神経を敏感にする作用があるのさ。とくに、性感に対してね。」
優しく頭を撫でながらフルサは言った。
(く・・す・・り・・)
――だからこんなにも、私の体は貪欲に快楽を求めるのか。
なぜかルピピは素直にその事実を受け入れてしまった。
そうでなければ、こんな仕打ちに体が求めるはずがない。
現に意思と体はこんなにもちぐはぐではないか。
そう考えていると、お尻のほうに異変を感じた。
(え!?うそ、そっちは・・)
192やミえな:2005/06/29(水) 09:13:40 ID:E1YxL+Gq
「入りやすいようにスライムオイルを塗っておくよ。」
一瞬ヒンヤリとしたかと思うと、すぐにルピピのアナルのなかに、一つ。二つ。三つ。卵状の何かが入ってくる。
「これはバストゥークの錬金術師に注文した、特殊な玩具なんだ。ゆくゆくはここにも僕のものを受け入れるんだから、これくらいはすぐになれないとね。」
(そ、そんな・・・だってそこは・・・っ!)
「これは入れるだけじゃない。こうすると・・・。」
何かのスイッチが入るような音がすると、卵が突然振動しはじめた。
「あーーっ!はっ・・・あぁぁー!はうぁ・・っはぁああ!」
ツルの動きと卵みたいな何か、そしてフルサの指の動きと、今までに味わったことのない感覚が襲ってくる。
しかしそれさえもルピピの体は快感としてとらえ、絶頂への道しるべとなった。
「ぁあ・・そんぁ・・・ぁた、あたイク・・・いくイくっ・・・はぁっはぁぅあぁぁっ・・・ぁ?」
体の奥と奥からの快感、そして外からの快感でルピピ達しようとしたとき、突然それらの刺激がなくなった。

「ぇ・・・ぁ・・・ど、ど・・・あっ」
どうして。

(ち、ちがう・・違う違う!求めてない、私は求めてない!)
にやーっと、フルサは破顔した。
「イきたい?じゃあ、ちゃぁーんとおねだりしないと、ダメだよ?」
「ちが・・ぁ!ちが・・あ、ああっ!」
言葉とは裏腹に、体はそれを求めて迷走する。
フルサの手も、アソコに突き刺さるツルも、お尻に入っている卵も、動いてはいる。
動いてはいるのだが、達するには絶対的に刺激が足りなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ああ・・うぅぅ・・・」
いけそうでいけない、微妙な動きを続ける。まるで思考まで溶かされていくようだった。
「言う気になりました?」
にこやかに言い放つフルサ。
「だかぁ・・・ぁたしはっ・・ひっ・・・ぉんなこと・・ぉおんでなんか・・・ぁい・・・っ」
精一杯の抵抗をするルピピ。
193やミえな:2005/06/29(水) 09:14:51 ID:E1YxL+Gq
「そう・・・。じゃあ、しばらくそうしてるんだね。」
フルサの顔から感情が消え、冷たく言い放った。そしてベッドから立ち上がり、ルピピから離れていく。
(え、ちょ、ま・・まって!そんな、このまま・・)
そう考えてルピピはその考えを振り払った。
(ちがっ・・だから・・そうよ、私は・・・。私は!)
こんな仕打ちも、こんな快楽も、それからその先も、私は望んでなんかない。
そう心に言い聞かせ、ルピピは声を殺して彼を見送る。


「いつまでもつかな・・・。」


重そうな鋼鉄製の扉を開きながら、抑揚のない、小さな声でフルサが呟いた。
しかし、ルピピにははっきりとそれが聞こえた。
絶望的なまでに冷たい声。
と、突然体の中の物が、先ほどとは打って変わって激しく動き出した。
「ひぁ!ぁ・・・あ、あって!まってーーっ!!」
タルタルが出すとは思えないほど大きな、悲痛な叫びは、扉の閉まる音にかき消され、彼の耳には届かなかった。
194やミえな:2005/06/29(水) 09:19:06 ID:E1YxL+Gq
※つづく


レス番マチガエタ。はじめましてやミえなです。
>179氏ですた。スマンカッタ

>179氏の絵を見て書いてしまいました。
見つけてから書いたので途中です。しかし朝です。
帰って来たらまた続きを書いてあぷの予定です、スミマセン。
195179:2005/06/29(水) 13:47:07 ID:lWFXY5Hr
>やミえな氏
ギャワー
自分の描いた絵にこんなキティクでエロい文章が付いてて
嬉しいやら驚いたやらで勃起しました。

続き楽しみにしてます。
196やミえな:2005/06/29(水) 19:05:56 ID:E1YxL+Gq
気の遠くなるほどの時間が過ぎたとき、彼は帰ってきた。
その間どれほどの数を達していたのか。
彼を恨みさえした。
自分を恨みさえした。
だが今となってはそれも過去のもの。
責められ続けたルピピの体はだらしなく弛緩しきり、思考も溶けきっていた。
もう分かっている。この責めを終わらせることのできる人は彼しかいない、と。
全ての考えを彼に従うと決心をするルピピであった。
「う、うぅぅっ・・・えう・・・あ、あ、あぁ・・・」
(ごめんなさいフルサ。もう逆らわないから・・お願いだからたすけて・・)
すでに言葉を話すことさえできないほど、ルピピの体は快楽に溺れていた。
その間も足の間からは絶えず刺激が送られている。
限界だった。
「ん?僕の言うとおりに、僕のものになるって決心したのかな?」
ルピピの必死の思いが通じたのか、フルサはにこやかに言い放った。

コクコクコク
ルピピは何度も首を縦に振る。
「なら、ちゃんと言わないとね。『私はご主人様の奴隷です。私の全ては貴方様のものです。』ってね。」
フルサは表情を変えず、ルピピの頭を撫でながら優しく説いた。
197やミえな:2005/06/29(水) 19:07:17 ID:E1YxL+Gq
「ああぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・っん・・・」
(言うしかない・・・。もうだめ、もう私は・・)
フルサは子供をあやすように、ゆっくりと頭を撫で続けている。
「ぁた、っひわぁ・・・こしゅしんさぁの・・っんぁあ・・・どれっ、でぅふぅっ!」
そこまで言うと、フルサはクリトリスを軽く押し込んだ。
「ふーっ・・・ふーっ・・・」
体で理解した。これを言い終えれば、私を責めてくれる。
ご褒美をくれるんだ、と思ったルピピは、期待に体を振るわせた。
もはや快楽を拒むことはない。私は彼のものだと宣言したばかりじゃない。
その彼が私にご褒美をくれる。嬉しい。
正常な考えを手放し、フルサの物となる決心をしたときから、ルピピはすでに快楽の虜であった。
「ぁた、あたしんぉ、ぜんぶぁあ・・・あぁたの、ぅるささまのもので、すっ!」
ルピピの宣言が進むに連れて、徐々にクリトリスが押し込まれていく。
更なる刺激を求めて、ルピピはまくし立てるように早口になっていった。
「よく、言えたね・・・」
「あ、あ・・・」
フルサは笑っている。ルピピも彼の表情につられて、笑顔を作る。
(さわって、さわって。私のあそこをもっといじめて・・・!)
彼のものとなった安心感からか、ルピピは自ら快楽を求め始めていた。
「それじゃあ、刻印の儀式にうつるよ・・・。」
ひどく楽しそうな声が聞こえた。
フルサに体を抱かれ、うつぶせにされる。
ベッドから腰が離れる際、にちゃぁっと粘度の強い水音がしたことに、ルピピは気づかない。
198やミえな:2005/06/29(水) 19:08:31 ID:E1YxL+Gq
重くなかったかしら、とひどく的外れで、しかし女性なら気をつけてしまう部分。
この状況でこんなことを考えている自分が滑稽に思え、表情を和らげる。
もはや体は次なる快感しか求めていない。ただそれだけを考えていればいい。
そういった考えから、ルピピは心が落ち着いていくのを感じた。
(そうよ、彼のものになることだって・・。ほんとは望んでいたことじゃない)
うつぶせにされ、腰を高く突き出した形で押さえつけられる。
腕で体を支えることは出来ないので、頭で支えることになるルピピは、多少なりとも窮屈さを感じていた。
しかしそれも、快楽のスパイスでしかなかった。
四つんばいにされる羞恥心も、開ききったそこを見られるのも、今のルピピにとっては快感であった。
「う、ふー・・・ふー・・・ぅうう・・?」
四つんばいのまま何もしてこない彼に、まるで催促するようにルピピは腰を振った。
すると、今までルピピの中で快楽を送り続けていたものたちが、一気に引き抜かれた。
「!!!」
抜かれていく開放感と、膣と直腸を削るように抜けていく感じに、ルピピは快楽の階段を一気に駆け上がっ

た。
「はっ!はっ!あぅあぁーーーっ!?」
予想外の突然の刺激に耐え切れずに、ルピピは達してしまった。
「あぁっ!はぁ!はぁっ!」
199やミえな:2005/06/29(水) 19:10:08 ID:E1YxL+Gq
長時間責められ続けたせいで、ルピピの両穴は開ききったまま閉じようとはしなかった。
そこは登りつめた快感にヒクヒクと動き、まるで獲物を狙うミスラの尻尾のようだった。
「抜いただけでイってしまうとは。ずいぶんの効いてるみたいですね?ルピピ。」
(そうよ、だから・・・だから早くっ・・!)
まったく刺激が受けられなくなったそこは、次なる快楽を求めて切なく収縮を繰り返した。
「ふむ・・これくらい広がっていれば、私のを受け入れても大丈夫でしょう。」
ルピピの後ろで服の脱げる音がした。
その音の意味を悟ったルピピは、今か今かとその瞬間を待ちわびた。
「それでは、いきますよ?」
ルピピのアソコにあてがわれたモノは、どこか自分が思ったものとは違う感じがした。
(えっ・・なに、おっきぃ・・なんな
そこまで考えたとき、彼の侵入が始まった。
「っ!!!ぁっ・・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ルピピの声にならない叫び声が響いた。
先ほどのモルボルのツルの比ではない大きさを持ったものが、ルピピの中を満たした。
ぷちぷちと、まるで破瓜をしたかのような音が体の中に響く。
「ぁっ・・・〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!はっ・・・・!!」
呼吸さえままならない。
まるで内臓まで犯されているようだった。
全身に力が入り、ルピピの身体に巻かれた拘束帯がぎしぎしと呻いた。
200やミえな:2005/06/29(水) 19:12:37 ID:E1YxL+Gq
「はっはっはっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
まるで犬のように呼吸を荒げ、彼を受け入れる。
「ふ、ふふふふ・・・思ったとおりですよ、ルピピさん。あなたのここは、実にすばらしい!」
ルピピの様子を伺いながら、ゆっくりと挿退を繰り返す。
「ああああああ・・・・・ううううふぅううう・・・」
ゆっくりと体の中を犯され、挿入の痛みよりも快楽のほうが勝ってきた。
ギリギリまで引き抜かれたかと思うと、内蔵まで達しそうな深いところまで満たされる。
「私のモノはね、タルタルにしては大きすぎるんですよ。それこそ、タル同士では交わることさえできないほどにね。」
徐々に挿退の動きが早まっていく。
「そこで貴女と出会った。一目でわかりましたよ。貴女が私のものを受け入れられる、唯一の人だと。」
「う、うぶ・・・ふぅ、う、うぁ、あ」
まるで獣に犯されているかのような錯覚に陥るルピピ。
これほど大きなものが、彼のモノなのか、未だに信じられなかった。
後ろから容赦なく打ち付けられるそれは、ルピピを更なる高みへと押し上げていった。
「だから周到に準備をしましたよ。サンドリアの媚薬。バストゥークの玩具。ウィンダスの監禁部屋。」
(そ、それじゃあ・・あの3ヶ月は嘘だったの・・?)
(貴方にとってのあの時間はただの時間稼ぎでしかなかったの・・・?)
自分だけが舞い上がっていたのか。そう思ったルピピの目からはまた涙がこぼれた。
「この国は広いですからね。貴女がどれだけ声をだしても、誰にも聞こえませんから安心してください。」
201やミえな:2005/06/29(水) 19:14:38 ID:E1YxL+Gq
(そんな・・・そんな・・・)
涙はとめどなく溢れ、ベッドを濡らした。
「おっと、薬が切れてきましたか?」
一旦自分のものを引き抜き、彼はルピピの口に水差しを差し込んだ。
「ん・・んく、ん・・・は、ぁ・・・」
(ああ、また、飲まされたんだ・・・あの薬・・・)
そう思うや否や、身体がじんじんと熱くなっていった。
「はぁ、はぁ・・・ねぇ、ぅる、おぇがい・・がぁんできんぁ・・・」
もはやどうでも良かった。壊れたかった。ルピピは思考を捨て、ただ快楽に身を任せた。
「ダメでしょう?おねだりは、ちゃんと、ほら・・・」
フルサ自身がルピピの入り口を擦る。
「あぁ・・・ごしゅじんさぁ・・・ぁたしの、あ、そこに・・・」
「アソコ?どこのことかな?ちゃんと言いなさい?」
焦らされるほどにルピピのそこは燃え上がり、身体はもだえ狂いそうだった。
「ぁた、わたぃの!お・・んこぃ!ごしゅじんさぁの・・・あ、あ・・」
「僕の・・・なに?」
ルピピが欲してやまないそれで、クリトリスを擦すられる。
「ひぅ!あぁ・・ぉ、おぁんこ、にぃ!ごしゅぃんさあの、お○んちん、いぇて・・・いぇて、かきぁあして、くだ・・さ、いっ!」
「ふふ、よくいえまし・・・た!」
一気に奥まで貫かれ、口から息が漏れだす。
それも束の間、一瞬にして引き抜かれ、また貫かれる。
その動きからもたらされる快感は、作り物のモルボルのツルなんかとは比べ物にならない。
あらゆる神経が快楽を求め、ルピピのそこへ集まったかのようだった。
髪を振り乱し、ただ快楽を求めるルピピ。
自らも腰を振り、さらなる快感を得ようとしていた。
202やミえな:2005/06/29(水) 19:16:40 ID:E1YxL+Gq
「ふ、ふ、ふ、やっぱり君は・・・最高のモノだよ・・!」
「あっ、あっ、はぁっ、あああああっ!」
(モノ・・わたしは、ご主人様の、もの・・)
物扱いをされたことで、ルピピは身体を震わせて喜んだ。
「ひ、あ、ああぁ!だぅぇ、い・・く・・・っ〜〜〜はぁぁぁぁ!!」
フルサの激しい責めに耐え切れず、ルピピは絶頂を迎えた。
しかし、そんなことはお構い無しに、フルサの動きは萎えることなく続いた。
「あっ!だぇ!や、やぁぁ!はっ!う!あっ!」
イッたばかりの敏感な粘膜を犯され、呼吸もままならない。
「だぁ!ふぇっ!は、は、は、ああううう・・・っ」
口に噛まされた棒状の猿ぐつわがぎりぎりと音を立てる。
「どうしました?我慢せずにイッっていいのですよ?」
理不尽な問いかけにも、ルピピは言葉を発することさえ許されない。
「ううぁぁああっ・・・はぁあ・・・あっあっあ・・・っひぃ!?」
感覚の鋭くなったままのクリトリスを、フルサは思い切り捻りあげた。
「ぅういぁっ!!あーーーーっ!はぁあああああ!!!」
その刺激に耐え切れず、またも達してしまうルピピ。
「やはり、イッたときの、収縮が、たまりませんねぇ・・」
フルサはただ自分の快楽だけのために、ルピピをイかせ続けた。
203やミえな:2005/06/29(水) 19:17:30 ID:E1YxL+Gq
「ひぅ・・・・っ!ひゅぅ・・・!ひぅ・・・!」
休むことを許されず、ひたすらに快楽を打ち込まれるルピピ。
まともに息を吸うことが出来ずにいた。
「ひゃ・・・ひんじゃ・・ひんじゃぅ・・・うう!」
それは悲痛な叫びだった。
ルピピの身体はとうに限界を超え、自覚できるのは快楽と息苦しさだけであった。
「ふ、ふ、どうやら、潮時、のようですね・・・っ!」
ルピピの様子を見取ったフルサは、より早く腰を打ちつけた。
「あああ!あぅ!あふ、ふぁぁ!ああ!」
まだ先があったのか。ルピピは速度を増す腰の動きに、さらなる快感を覚えるのだった。
「くっ!い、きますよ・・・。ぅくっ!」
「あ、あーー!あたし、ぉ!イッ、くっ・・・っく、くはぁああああああ!!!」
ルピピは自分の身体の中に熱く大量の精が流れ込んでくるのを感じながら、絶頂を迎えた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・。」
「あー・・・はぁぁあ、はぁぁあ・・・」
二人の、獣のような呼吸音だけが部屋に響く。
そのままルピピは気を失い、眠りについた。
204やミえな:2005/06/29(水) 19:19:50 ID:E1YxL+Gq
チクリと、耳に痛みを感じた。
「ん・・・」
その痛みに目を覚ます。
のろのろと身体を起こすと身体の拘束は解けているのに気がついた。
そのまま痛みの走った部分に手をやると、そこにはピアスがあった。
「それは私のの名入りのピアス。私のものだという証です。」
「え・・あ・・あの、そんな・・・。」
まるで指輪のように繋がれたピアスは、とても自分では外せそうになかった。
「外せませんよ。私以外にはね。それに、気持ちよかったでしょう?」
乱暴にルピピの唇を奪う。
「ん!?んぷぁっ!や、あ、あれは・・・!あれは、そう薬、薬のせいでしょ!?あんなことされて喜ぶはずないじゃない!」
「ああ、あの薬、媚薬ではありませんよ。」
「へ?」
ヤグードがククル豆をくらった様な顔だった。
「あれは単に身体から力を抜く効果しかありません。つまり、貴女はは自分から快楽をむさぼってたわけです。」
「え、え、そ、えぇぇえ!」
205やミえな:2005/06/29(水) 19:22:13 ID:E1YxL+Gq
「貴女が淫乱なことくらい、最初からわかってましたよ。私はそれを引き出したまでです。」
足元がガラガラと崩れていく。
「貴女は薬のせいにして、快感を求め続けていたのですよ。」
(う、うそよ、私は、そんなやらしい子じゃない・・・)
「嘘ではありませんよ。それはさっき自分が痛いほど感じたでしょう?」
「わ、た、し、は、」
薬のせいだと思い込んで、私はあんなにも求めてしまったのか。
「わた、わたし、は・・・」
目の前が真っ暗になる。自分の手でさえ、ルピピは見えなくなっていた。
「大丈夫。貴女は私が飼ってあげますよ・・・大切な奴隷として、一生、ね・・・」
(飼う、奴隷、一生・・・)
その言葉を聴いて、ルピピは身体の奥がズクンと響くのを感じた。
と、突然フルサが口付けをしてきた。深く、濃厚な、舌と舌を絡ませあう長い長いキス。
体中が喜びに震えるルピピ。
堕ちてしまった、そう自覚した瞬間だった。
「さぁ、また言ってもらいましょうか・・・?」
フルサは、優しくあやすように言葉を促す。
「はぃ・・・。」
トロンとした目に光はなく、漆黒の闇が広がっていた。
しかしその表情はにこやかだった。



「私は・・ご主人様の奴隷、です。私の全ては、ご主人様のモノ、です。どうか、どうか私を・・・飼ってくださ・・・ぃ。」




満足のいく答えに、フルサは顔を緩めた。
凶々しく、期待に満ちた顔で。
206やミえな:2005/06/29(水) 19:26:09 ID:E1YxL+Gq
※終わり

終わりと入れるのを入れ忘れた。こんばんわ、やミえなです。
>179氏の絵に触発されて初書きです。
途中>179氏の応援によるで、さらにやる気倍増、一気に書き上げました。

絵の設定に近づけたかなぁ?
207名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:40:44 ID:M/9bc/SM
「タルエロ!出た!タルエロ出た!得意技!タルエロ出た!タルエロ!これ!タルエロ出たよ〜〜!」


俺はGJだと思った。
208http://hotel-nozoki.jp/?pee1:2005/06/29(水) 19:48:36 ID:hm0Q2+Ru
昨日、他スレで話題になった生中継のサイト。
書き込みがあって、関係者から漏れた、テストIDとPAS Sらしよ。
テストなので無料で見れる。ただ、、アクセスが多くて、かなり重たい…。
ホテ ルで、へんなカップルが必死でHをしてた。
id:02020002000 pa ss:2000
id:04040004000 pas s:4000。どちらでも可。受けるから見て!!
209名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:51:22 ID:zyLudSF8
>>207
IDが「SM」ナイスタイミングwww

そしてやミえな氏GJ!!!!!!!!!
210179:2005/06/29(水) 23:54:36 ID:lWFXY5Hr
ID「SM」に噴いた(`Д´;)

やミえな氏ご苦労様です!ъ( ゚ー^)
こんな文章を付けて貰えて大変嬉しいです。
自分はタル同士が余り上手にかけないので
新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました
むしろ絵と比べ物になんないくらい。ウホッいいSM。
211名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:11:49 ID:gOUExb8t
>>207のIDをよく見ろ!
ID:M/9bc/SM
これはつまり

「ミッション-9BCでSMプレイ」

という意味なんだよ!
212名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:39:33 ID:L+cFd68Y
要するに兄貴や鳥音とかとSMしろってことかwwwwwwwwwwwwwww
オレには無理wwwwww
213名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:57:45 ID:V/i+zT3E
兄貴や鳥音、アルマジロの菊を攻めまくrftgyふじこlp;@:
214名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 02:27:17 ID:oNGhX7/+
ウィンMは
アプルル セミ・ラフィーナ 星の神子も待っている!
215やミえな:2005/06/30(木) 04:36:56 ID:0rAl7n/j
>210

やミえなです。
>179氏にも満足いただけたようで、一安心です。
他にも多数の人にGJを頂いて、なんだか作家さんの気持ちが少し分かった気がしますw
すばらしき元ネタを提供してくれた>179氏と、スレの住人に改めて感謝です!
また機会がありましたら書かせてもらいます!
216名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:00:41 ID:ic0KrKgE
おまいらに質問だ!
流れを無視してエル♂×ヒュム♀でもイっていいかーーーー!?
217名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:08:56 ID:/mMVSV42
COME OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
218駄文書き八月:2005/07/03(日) 02:50:44 ID:XzN9f3Je
お久しぶりの投下になります
相変わらずエロに到達するまでが長いですが
お楽しみいただければ幸いです

ルーヴェル:エル♂F4銀髪
アリア:ヒュム♀F4黒髪

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219雪の下の熱1:2005/07/03(日) 02:53:40 ID:XzN9f3Je
ウルガラン山脈の冷気は平等だ。
生者にも死者にも、健やかなる者にも、そして傷ついた者にも。

吹雪にまかれて視界を失い、氷原のあちこちに開いていた穴に落ちた二人は、氷雪の力の塊である魔物や、おそらく行き倒れてアンデッドと化した者達に襲われた。
辛うじてそれらを退けたものの、エルヴァーンの狩人ルーヴェルは、最後の最後で手ひどい攻撃を受け、とうとう倒れてしまった。
そして耐え抜いたヒュームの白魔道士アリアもまた、限界まで心身を酷使したためにその場でうずくまり、動けずにいる。

「大丈夫…?」

それでも彼女は、か細い声で彼に語りかける。
ルーヴェルは冷たい地面に横たわったまま、首だけをどうにか動かして頷き、それに応えた。
大丈夫な訳がなかった。骨が何本も折れているのがわかる。
手足の先や、皮膚の露出した部分のあちこちが、重度の凍傷で焼け爛れていて感覚がない。
動かすことさえ、できない。だが、それでも。

「もう少しだけ、待ってね」

死人のような顔色のまま、それでも懸命に微笑むアリアが、魂を削り取るほどに気力を使う、長い長い呪文を詠唱し始めた。

それが終ったとき、ルーヴェルの全身に強い癒しの力が注ぎ込まれた。
形容しがたい感覚と共に折れた骨が接合されてゆき、凍って砕けた筋組織が再生される。
極度の低温でひび割れた皮膚が癒着し、エルヴァーン特有の褐色を取り戻す。

肺の奥に溜まった古い空気を吐き出しながら、ルーヴェルが自分の足で立ち上がると同時に、気力を使い果たしたアリアは再び、手にした両手棍に縋りつくようにしてへたりこんだ。
細かな文様の刻まれた杖の先端には、美しく磨きこまれた闇色の宝珠がはめ込まれいて、周囲に漂う眼に見えぬ魔力の流れを引き寄せ、装備するものの気力へと変換する。
その杖の、宝珠を組み込んだ部分と、持ち手の部分をつなぐ位置には、調理師としての修行をやめて印加を返上し、狩人としての道をより確かに歩むために、木工職人へとなった、ルーヴェルの銘が刻まれていた。
220雪の下の熱2:2005/07/03(日) 02:55:57 ID:XzN9f3Je
ルーヴェルは背負い袋から野営用の毛布を取り出すと、黙って彼女の傍らに座り込み、二人纏めて暖かな布にくるまった。アリアはその行為になすがまま、身を任せる。

しばしの時間を経て、ようやくアリアはほうっとため息をついた。

「ここ、どこかしら…?」

氷の壁と凍った岩床、ところどこに吹き貯まった雪。
短い夏が来ても溶けることの無い、どこまでも冷たい空間が、隙あらば二人の熱を奪おうとする。

「…ああ、無事だ。アリアも。……いや、いい。出られるようなら、そちらは戻ってくれ。交信切るぞ」

耳穴にはめ込んだパールを外すと、ルーヴェルはそれを胸のポケットにしまいこんだ。
それから改めて、アリアの体を抱く腕に力を込める。

「パウ達は帰した。回復したら、俺達も戻るぞ」

先ほどの問いなど耳に入ってなかったかのように、ルーヴェルはそう言って目を閉じた。

「…うん、わかった」

わずかな不満を感じながらも、アリアは素直に返事をして彼の腕に縋りつく。

「ここは」

目を閉じようかとした寸前、彼の声が続く。

「この山脈の地下に元々あった洞窟だろう、古い伝承では、この洞窟のどこかが、遥か北の、オークの本拠地に通じているとも、聞いている」
「えっ」

アリアがルーヴェルの顔を見上げた、その顔に怯えと嫌悪が入り混じっている。
221雪の下の熱3:2005/07/03(日) 02:56:54 ID:XzN9f3Je
1週間ほど前、知り合いの頼みもあり、そのついででルーヴェルのミッションを完遂するべく、オークの集落深部を殲滅する部隊に加わった時だった。
運悪くオーバーロードと呼ばれる首長クラスの戦士がいたために返り討ちに会ってしまったのだ。
普通なら戦闘不能になるまでいたぶられるのであるが、その時に限り、物好きなオークの1匹が逃げそびれたアリアを捕らえ、陵辱しようとしたのだった。

そのもっと前にも、ダボイ近辺の討伐隊に参加した時に、ルーヴェルが重傷を負い、アリア自身も命の危険に晒された事がある。
とにもかくにも、アリアにはオークに対する恐れと嫌悪感しか持てないのであった。

「ああ、心配するな。噂にすぎん」

なだめるように、ルーヴェルがアリアの背をなぜた。

「それなら、いいのだけど…」

不安を消しきれず、アリアがわずかに体を震わせた。
氷壁の奥の闇に、目を凝らす。

「向こうの、あの奥から、なんだか嫌な力を感じるの。気のせいだと思いたいのだけど」

「…この地方には、感覚の鋭敏なミスラの【罪狩り】ですら、その追跡能力を封じられるほどの空気が満ちているそうだ。深く考えるな。今はとにかく、休め」

反論を押し込めるかのように、ルーヴェルがアリアの顔を自分の胸に押し付けた。
その通り、アリアは何か言いかけた言葉をむぐむぐ、と封じ込まれる。
222雪の下の熱4:2005/07/03(日) 02:58:55 ID:XzN9f3Je
「ルーヴったら…!」

どうにか顔をひきはがして、彼女はついきつい口調と視線でルーヴェルにつっかかる。

「わたし冗談でこんなこと言っているんじゃないのよ、少しは真面目に聞いて頂戴」

いつもいつも。そう、出会ったときからずっと、ルーヴェルはアリアを導いていた。
本当の冒険者としての在り方も、一人の人間としての生き方も、男と女の間の事も。彼女の人生経験を深める全てを、彼は与えていたのだ。

アリアは変わった。

白魔道士として決められた事しか出来なかった彼女は、すでにリンクシェルの仲間と共にそれなりに名を知られる冒険者にまで、登りつめた。
人間関係も増え、ルーヴェルが居ない間に、友人達と交流をもつこともあった。
気が弱くて、いつも立ちすくんでいて、いつもルーヴェルの前で涙ぐんでいた彼女は、どんどんその弱さを克服していった。
だから、アリアの行動をさらりと流すルーヴェルの行為は、実績と自信を身につけた彼女の心を、時として傷つけるのだ。

「何を怒っている?」

抑揚のない声で、ルーヴェルは問いかけた。

「怒ってなんかないっ」
「なら、なぜ機嫌を損ねている」

氷のように薄い水色の瞳が、彼女の藍色の瞳を見つめた。

「怒るな」

押し付けるわけでもなく、注意しているわけでもなく、ただ、「そうすること以外を認めない」ような、物言い。
アリアの堪忍袋の緒が切れそうになる寸前、

「…お前が怒っている顔を見るのは、辛い」
223雪の下の熱5:2005/07/03(日) 02:59:53 ID:XzN9f3Je
かろうじて、ルーヴェルの言葉は間に合った。
振り上げた拳の行き場がなくなるような、そんな気持を、アリアは抱いた。

どこか遠くで、ひょうひょうと雪風の鳴る音が響く。

ルーヴェルは変わった。

いつも一人でふらりと行動していた彼は、アリアと出会い、その温もりを手に入れてから、世俗を絶つほどに傷つけられていた心を癒されていった。
しかしそれは、彼を人間らしくすると同時に、決定的な弱点を抱えこむことでもあった。
いつだったか、瀕死のアリアを陵辱しようとしたオークを、間一髪で駆けつけて蹴散らし、拷問的なまでに痛めつけ、そして殺した事があった。
あの時の我を忘れるまでの怒りは、普段から冷静さを失う事の無かったルーヴェルから最後の理性すらも奪うような、今までに持ったことのない激しいモノであった。
彼にとってアリアは、愛する女であると同時に、理性と狂気を切り替える引き金ともなっていた。


ようやくルーヴェルの体から、弱った心身の影響が抜け始めた。
指を1本1本折り曲げ、感覚を確かめる。耳を澄ませ、付近のモンスターの気配を探る。
幸い、後遺症がでるほどの傷には到っておらず、また、好戦的な獣の存在も感じられなかった。
それを確認し、彼は軽くため息をつく。

「ルーヴ…あのね」

眠っていなかったらしいアリアが、呟くように問いかけた。
寝ろ、と言いたかったが、声音に含まれる重い調子は、ルーヴェルにそれを思いとどまらせる。
224雪の下の熱6:2005/07/03(日) 03:02:13 ID:XzN9f3Je
「こないだの…あの子、どう思う?」

誰の事かはすぐ分かった。先日、リンクシェルのトラブルメーカー・黒魔道士ララシャの、「間接的な」知り合いが、たまたまルーヴェルのミッションに

同行していたのだった。
アリアと同じヒュームの女性で、しかも同じ白魔道士でもあった彼女は、アリアの所持していた装備を一瞥すると、意図的にルーヴェルにちょっかい

を出してきたのだ。
直後にリンクシェル会話によってララシャとの経緯を知った二人は、アライアンス内の空気を壊さない程度に、その娘をスルーしていたのではあるが



「…やはり、何か言われたのか」

アリアの体がびくっと震えたのを、ルーヴェルは感じた。それは、肯定、だ。

「ララシャが言っていた。弁の立つ者だから気をつけろと。何故早く言わなかった」

ミッションは無事終了していた。
だが、その時に誰かが「珍しい装備を持つオークがいる、倒さないか」と言い出したのだ。
色めきたった人々の中には、ルーヴェルにちょっかいを出した娘もいた。

そして、その娘のいたパーティを救うために、ルーヴェルとアリアのパーティも参戦したのに、彼らは向こうが強すぎると知った途端、瀕死の者を数

名置き去りにして脱出したのだ。
アリアは取り残された者を癒すために判断を鈍らせ、結果としてルーヴェル達と分断されて、捕らえられたのである


「あの時は…」
「混乱して何がなんだかわからなかったの…。だから、『アナタには豚がお似合いよ』って、その時はどういう意味、な…のか…」
225雪の下の熱6:2005/07/03(日) 03:04:22 ID:XzN9f3Je
言葉の最後が、震えていた。声がくぐもっていた。
ずっと言いたくて言えなかった事が、ようやく吐き出されていたのだ。

「戻ったら、あの子が居て。怪我を治してもらって。ありがとう、って言ったその時」

どういたしまして、と返事をしたその娘の眼は、笑っていなかった。
ルーヴェルもそれは、気がついていた。

「ずっと何でもないフリしてた。向こうも仕方なかったんだ、って。でも、でもね…」

疑念と、疑惑。それでも信じたいと思う心。そのどちらもが、彼女の意思を蝕んでいた。

「怖かったの…!本当は、もの、ものすごく、怖かったんだよ………!」

ルーヴェルの服を掴むその拳が、遅れてやってきた恐怖で震えていた。
経験積んだ冒険者としての、意地と名声が、彼女を無理に押さえつけていたのだ。
熱に浮かされたように、アリアはその時の恐怖と悲しみを、ぽつぽつと語り続ける。

「怖かった…怖かったのよ、ルーヴ………」

疲労で理性の鈍っていた頭は、『欲求のまま』アリアを突き動かしていた。
もう少し彼女が元気であったのなら、それ以上の泣き言を、どうにか抑えたのだろうが。


ルーヴェルもまた、いささか正常とはいえない状態であった。
ダボイ潜入の時のことが原因だと分かっていたので無理強いはしなかったが、
今日に到るまでずっと、アリアは夜の関係を拒否していたのだった。
そんな彼女が、声をつまらせ、涙をこぼしながら、胸に閉まった告白と共に
熱い吐息を吐いている。
226名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 03:05:56 ID:XzN9f3Je
改行おかしくなってるなー
あと、↑は7です。すません
227雪の下の熱8:2005/07/03(日) 03:06:59 ID:XzN9f3Je
(オ…エノ、…タイコトヲ、…ロ…)


その時、ルーヴェルとアリアの脳裏で、何かが囁いた。
それはあんまりにも小さくか細くて、ルーヴェルの弱った理性ではそれが、外部からの干渉によるものだという事に気づくことができなかった。
いつか、二人はここにかつて何があり、その影響を受けたのだと気づくのだろうが、今日のこの時は、何も知ることなく、その囁きに身を任せることになるのだ。

ルーヴェルは、ぼうっとした理性のまま、改めて自分の腕の中の、大事な大事な生き物を見つめた。

どくん、と、体の芯が疼く。

誘われるようにして、自分の名を呼ぶ唇に、口付けた。
同時に腕の位置を変え、アリアの小柄な体をまさぐりながら、服の合わせ目を探る。

「もし」

「もしも、あのヒュームが意図的に逃げたのなら」

ルーヴェルは、高位の魔道士が身に着ける白いローブのホックを、慣れた手つきでぷちぷちと外した。
前身ごろがはだけると、肌着の裾から手を差し入れ、下着ごとアリアの胸をぐっと握り締める。
あまりに乱暴なその行動に、苦痛の声を漏らすアリア。


「俺が、殺してやる」


そして、もう一度口付けた。今度はもっと深く。アリアの舌は、からめとられて吸われ、返事ができない。
228雪の下の熱9:2005/07/03(日) 03:08:23 ID:XzN9f3Je
「あっ」

刺す様な冷気を、腹部に感じたアリアは流石に狼狽した。しかし、拒否の言葉はでてこない。
ひざの上にアリアを横抱きにし、ルーヴェルは人形の服でも脱がすかのように、的確に望む場所だけをほどいていった。
白いローブと対になっている生地のスロップス、その腰の辺りに手を差し入れ、下着ごとするりと剥がしてしまう。

「アリア」
「ああっ!」

返事の代わりに、悲鳴が漏れた。前戯もなにもなく、ルーヴェルがアリアの秘所に指をねじいれたのだ。
骨ばった長い指先が、ぐりぐりと彼女の中を探る。

「あああっ、や、やめて…っ」

しかし、その声にはどこか艶が含まれている。
苦痛と、そして同時に湧き上がる別の感覚に翻弄されて、アリアはもぞもぞと腰を引く事しかできない。
少しでも毛布の中から肌が露出すると、痛いまでの冷気が容赦なくそこを責めるのだ。

「んっ、んんっ、ん、んー……!」

絶え間なく唇が重なり、声が出せないまま、体の内側をかき乱される。
見開いた瞳に、再び涙が滲んだ。

「いや、ルーヴお願い、もっとやさしく…して…っ…いやだ…ぁっ、あ、あぅ…っ」

はぁ、はぁ、と吐息が漏れる。それでも、ルーヴェルは責めるのを止めない。
指を前後するようにして、引き出しては差し入れ、それを繰り返す。
アリアの下半身は靴以外の装備を外されおり、上半身はローブの前が全開になっていた。
肌着はたくしあげられ、下着の金具ははずされて、胸が露になっている。
下手をすると全裸になるより卑猥なその光景は、外である事も相まって、さらにルーヴェルの欲情をそそった。
229雪の下の熱9:2005/07/03(日) 03:09:46 ID:XzN9f3Je
くちっ、とルーヴェルの指に水音がからんだ。アリアの顔がかあっと朱に染まる。

「俺が、わかるか?」

ふっと唇を歪めて笑うルーヴェルは、アリアの耳に口を近づけてそう囁いた。
そして、耳を甘噛みしながら、ぐいっ、と、更に深く指を差し入れた。
同時に、ぷくりと存在を主張し始めた赤い芽を、空いている指で器用に弾く。

「あっ……あっ!!」

短く叫んで、アリアは体を硬直させ、やがてぐったりと脱力した。

ルーヴェルは手早くブラッカエの前面を開き、がちがちに昂ぶった分身を取り出した。
もがくアリアの姿は、しばらく欲求を溜め込み続けていたルーヴェルを燃えさせるには十分で。
彼はそのまま、腕の中の娘の体を、己の望むままに操る。
自分の体を跨がせるようにしてアリアの脚を広げさせ、向かい合って座り込む。
この体勢が、ルーヴェルは一番好きだった。
アリアの声も、表情も、体全部の重みも、何もかも。自分だけが確かに独占しているから。

「入れるぞ」

一言それだけを言い、ルーヴェルはアリアの体を僅かに持ち上げると、
手を添えながら、的確に彼女の中へと己の分身を導いた。

「!!」

声もなく、アリアが目を見開く。秘所が、進入物を拒絶するかのように締め上げる。
だがそれに構うことなく、彼はアリアの最奥まで突き進むのだ。
230雪の下の熱11:2005/07/03(日) 03:11:24 ID:XzN9f3Je
またナンバリング間違えた (TT
↑は10で・・・
---------------------------------------------------------------
「…ルーヴぅ……」

苦痛と快楽に押し流されるようにして、アリアはルーヴェルの胸に縋りつく。
はぁ、はぁ、と漏れる吐息は、すでに開発されて目覚めた「女」のそれで、甘い響きをもって男の首筋に吹きかかる。

「ひうっ」
「ぐ…」

繋がる部分にさらに触れ、擦り上げられたアリアが悲鳴を上げる。
同時にルーヴェルも、その反応によって与えられた快感に、声を漏らす。
熱い体液がとろりと溢れて、ルーヴェルの分身の、その根元にまで滴った。
とうとうたまらなくなって、彼は腰をぐいっと突き上げる。何度も、何度も。

「…ん、んっ。あ、ルーヴっ、ルー…!、…う、あ、はあっ、あ…あ、あーっ…」

外である事を僅かながらも理解しているのか、アリアの声は半端に抑制されていた。
その必死な様が、いじらしくも愛らしい。かえって嗜虐心を、そそる。
小刻みに体を震わせ、目じりに涙を浮かべて、絶え間なく襲う激しい快感に自分に流されまいとでもするように、ルーヴェルに縋り付いて来る。

「アリア…お前、心地よいよ。恥らうなっ、俺には、俺の前では、何も隠すな…っ」

数日にわたって溜め込んだ衝動は、ルーヴェルを乱暴なまでに振舞わせた。
アリアがより声を上げるポイントを探るようにして、わずかずつ角度を変えて、突き上げる。
231雪の下の熱12:2005/07/03(日) 03:12:09 ID:XzN9f3Je
「やっ!だ、だめ、そこは……ああああっ!!ル、ルーヴっっ!?」

しなやかな背筋が反らされ、一際大きな声でアリアは啼いた。
絶妙な角度でがつんと激しく突かれ、とうとう達してしまう。
それを受けて、ルーヴェルも欲求のままに滾りを放った。
熱い、熱い、その熱が、二人の内側を埋めていく。

くたりとへたりこむアリアを、ルーヴェルはしっかりと抱きなおす。
共に息が浅いが、それでも、その吐息は熱く甘い、生者のそれであった。

「ルーヴ……」

腕の中から、繋がったままの彼女が顔を上げた。
行為の時、感情が昂ぶると彼女はいつも涙を滲ませていた。
それは、初めて抱いた時からずっと変わっていない。

「ルーヴ、大好き…」

うるうると潤んだ瞳で、アリアはキスをねだった。
だが、ルーヴェルはそれに応えない。

「?」

アリアは小首をかしげて、恋人の答えを待った。
しかし、こういう時のルーヴェルの反応を、アリアは忘れていた。
彼はやがて、薄く笑って、アリアに要求をするのだ。

「お願いは?」
232雪の下の熱13:2005/07/03(日) 03:13:13 ID:XzN9f3Je
リンクシェル仲間や、募集でパーティを組む一期一会の人々には、決して見せる事の無い、女を誘う艶やかな「男」の表情で、ルーヴェルはそう言った。
言われてから、アリアはまた頬を朱に染める。
行為の余韻でぼうっとした理性の中で、しまったと思いながらも、ごにょごにょと、言葉を濁して言いよどむ。

「アリア、お願いは?」

きゃっ、と短い悲鳴が響いた。
ルーヴェルが、繋がったままの場所に手を伸ばし、
溢れて交じり合った二人の体液を、そろそろと塗り広げているのだ。
くちゅ、ぐちょ、と、卑猥な音が響いて、アリアをさらに追い詰める。

「………を、…て、ルーヴ…」
「聞こえない」

意地悪く、ルーヴェルはあっさりと切り捨てる。
耐え切れなくなって、アリアはルーヴェルの首に腕を回してすがりつき、
その耳元に唇を寄せる。

「わたし、を」

恥じらいから、彼女の体がぶるっと震える。
それがルーヴェルにとっても快感となって、アリアの中の分身が擦られ、
徐々に活力を取り戻し始める。

「わたしを…、る、ルーヴでいっぱいに……し、て…」

首に回された細い腕が、ぎゅうっと彼を抱く。
革鎧越しに、アリアの胸元が押し付けられてふるふる震えているのが伝わる。
どれだけ世界が動いても、どれだけ環境が変わっていったとしても、アリアだけはいつも、ルーヴェルの側に居て、おそるおそる彼を求めてくる。
233雪の下の熱14:2005/07/03(日) 03:41:27 ID:XzN9f3Je
「いい子だ」

腕を解いて、アリアの顎を手で捕らえると、ルーヴェルは噛み付くような勢いで
唇を重ね、その口腔を存分に味わう。今度はアリアも戸惑っていなかった。
ルーヴェルの望むままに舌を差し出し、流し込まれた彼の唾液をこくんと飲み込む。

一度だけ、互いに酔った勢いもあって、アリアに口で奉仕させようとしたのだが、
達したあとはいつも、長く深いキスをする癖があったので、それを思い出し、寸前でやめさせたことがあった。
逆に、自分がアリアにそうすることについては言及しないという、矛盾したところもあったりするのだが。
兎に角、ルーヴェルもどうしてなかなか、潔癖な部分が抜けきらない男だった。

再度満ち足りて昂ぶる劣情を、ルーヴェルは抑制する事も無く押し出した。
狭くて熱い彼女の中を、張り詰めきった分身でどこまでも犯すのだ。
小柄な体が、彼のひざの上でがくがくと揺れて、満足に声すら出せなくなっている。

「あんっ、……っ、…ぅあ、ふっ、あ、んんっ、………!!」

ぐちっぐちっ、と結合部から、白濁した液と、淫靡な音があふれ出す。
やがて、ルーヴェルはふたたびアリアの中に欲情を吐き出すが、それでもまだ、心も体も満ち足りなかった。
繋がり続けたまま、苦しげに身じろぐアリアの行動と姿に、またしても本能を煽られる。

「…!う、うそ、ルーヴ…っ!?」

くるりと体の向きを変えられ、アリアは自分の背中をルーヴェルの胸に預ける形になった。
今度は、骨ばった指が彼女の胸をきつく掴み、そしてもう片方の手で、秘所をより的確に執拗に嬲りはじめる。
234雪の下の熱15:2005/07/03(日) 03:42:39 ID:XzN9f3Je
「やぁっ、も、もうダメ…お、おかしくなっちゃう…!」

涙交じりの抗議は彼の耳に届かない。首筋にいくつも紅い印がつけられる。
弱いところを、数箇所同時に責められて、もはや逃れる術すら思いつかない。
真下から、脳天まで貫かれるほどに激しく突かれ、アリアの目の前が真っ白になった。

「アリア、アリア…!」

感極まった声で、ルーヴェルは愛しい娘の名を呼んだ。
己の感情、過去の傷、そういった全てを埋めるために、彼はアリアをただひたすらに欲する人間になっていた。
それこそが、リンクシェルリーダーであるパウ・チャの危惧した事とも知らずに。

「お前は、お前だけは俺のだ!俺だけのものだっ…!」

ルーヴェルの股間を、とろとろと熱い液体が湿していた。
そのまま、毛布の広がる地面の上にアリアをうつ伏せに押し倒し、細い腰を抱え上げる。
上半身で巧みに彼女を押さえ込みつつ、背後からさらに激しく体奥を突いた。
その強引さに翻弄されるアリアは、唇を噛み締めてただ受け入れるしかなかった。
互いに、苦痛がなかった訳ではない、でも、それでも。

ルーヴェルも、アリアも、幸せだった。

「く、ア、アリア…一緒に…」

がん、と、体ごと想いをぶつけるルーヴェル。
悲鳴も出せずに、体を硬直させるアリア。

氷点下の空気の中で、二人はただただ、望むままに達していた。
235名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 03:44:42 ID:XzN9f3Je
-----------------------------------------------------------------------------------

後はエピローグだけなんで、明日に。
てか、寝かせてください…
236雪の下の熱16:2005/07/03(日) 11:17:29 ID:XzN9f3Je
ようやく体力を取り戻したアリアの魔法により、タロンギ峡谷へ飛んだ二人は、
そこからチョコボに乗って、ルーヴェルの所属国であるウィンダスに向かっていた。
ガルカですら容易に運ぶような体格のよいチョコボを借り、
ルーヴェルは鞍の前にアリアを載せるような形で、歩を進ませる。
つい行き過ぎた行為のせいで服を汚した事もあり、彼女は毛布にくるまったままだった。
ルーヴェル巧みな手綱捌きによって、ゆらゆらと柔らかな振動しか伝わってこないため、
いつのまにかアリアは目を閉じて、軽い寝息を立てている。

土を含んで舞う風も、今は穏やかで。乾燥した空気の向こうに、輝く星空が見てとれる。

「アリア…」

眠る彼女に、聞こえていないと分かっていても彼は声をかける。

「いつか、冒険者を辞める事があれば…。その時はどこかで、静かに暮らそう。
 その時は、一緒に来てくれるよな…?」

彼女が目覚めていたのなら、恥ずかしげに微笑みながら、小さく頷いたのだろう。
そして、ルーヴェルもそれを見て、傷ついた心をまたひとつ、癒されるのだ。きっと。

近い将来、ルーヴェルのその願いが、哀しいほどに望まぬ形で叶う事になるということを、

この時の二人は、まだ、知らない。
-----------------------------------------------------------------------------------
Fin
237名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:09:48 ID:TCCwCYtM
ちょっ・・おまwwwww
俺の過去最大のお気に入りルーヴェルxアリアの新作がいきなりキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


もう一回ぐらいキタ━━━ヽ(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)人(∀゜ )人(゜∀゜)人( ゜∀)ノ━━━ !!!
238名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:20:57 ID:TCCwCYtM
でも今後の展開が心配な終わり方キタ━━━━━(´Д`)━━━━━!!!!

悲惨なエピソードのリアルさと、その後の幸せなエピソードのギャック、文章の上手さが物凄い好きなんですが、
この文末はもしや・・・(;´Д`)

なにはともあれ、変わらずのグッジョブぶり
久々にアーヴェルxアリアフォルダに保存させていただきました(*゚∀゚)=3
239名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:21:26 ID:TCCwCYtM
>ギャップ

(´・∀・`)
240名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 01:21:50 ID:CqB05/8U
>アーヴェル

モチツケw


それはともかく

キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

堪能させてもらいました。GJ!!
241名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 04:38:58 ID:T+4DNftw
グゥゥゥゥット!!

いいもの読ませてもらいました。GJです!
242名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 16:51:58 ID:pN6x13M/
そうだ我々が待ち望んでいた・・・

キタ↑↑↓↓←→←→BA(゚∀゚)↑↑↓↓←→←→BA!!!!!

いつもながらGJ!!!!
243名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 18:02:56 ID:m6TllRTx
ところで半角二次元のFFスレが消滅してるんだが。
たてられなかったんで住人誰かいたら気が向いたらよろしく。
244名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:35:42 ID:TYoi+nUm
既に立っているから探せば見つかる

ネタ提供ってかこんなん希望
ミミズBCでミスラがにゃんにゃん
ビュイ・ステコッパたんがおぽおぽとにゃんにゃん
コルシュシュリージョンが激戦区なのはアイテム売りのミスラが凄いから(ry

うはwwwミスラばっかwwwもう寝ようwww
ブーマ隊長の股下で寝バザしてくるwww
245名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 03:04:47 ID:ol6SO+Ed
ミスラ鬼畜を気長に待つ
246名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 03:28:00 ID:0OUORVZB
ジョニー先生…
247名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 18:29:23 ID:y6KBg1wZ
こういうのを書くのは初めてなのですが、
ミスラ鬼畜?を書いてみました。

下手な未熟者ですが投稿して宜しいでしょうか?(´・ω・`)
248名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:00:03 ID:IYcRfrL9
勿論
249名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:20:12 ID:y6KBg1wZ
むむぅ……。投稿するのが恥ずかしくなってきたorz
何かやばかったら指摘お願いします_(._.)_
250獣人会議:2005/07/05(火) 19:23:51 ID:y6KBg1wZ
登場人物
6A猫ナ 裏闇王 ヤグ神 オーク神 クゥダフ神




「それはすごいなー!」
ある日のLS会話での事だった。
猫ナはそのウワサをLSメンバーの狩人から聞いた。
「ナイト6人でホーリーとか撃って、物理無効の闇王を倒したらしいぜ!」
「私も闇王にホーリー撃ってきたいー!」
「あはは、猫ナちゃんのレベルならもう一人でも倒せるかもしれないね」
全身、青いアダマン製の鎧に身体を包んだ猫ナは、
尻尾をパタパタ振るわせながら飛び跳ねて喜んだ。
「ほ、ほんとうかにゃー!」
251獣人会議2:2005/07/05(火) 19:25:59 ID:y6KBg1wZ
後日、ズヴァール城。
「というわけでわたくし、猫ナはソロで闇王に挑戦する事にしました。実況は猫ナ、選手は猫ナでお送り致します!」
「実況も選手もお前かよ!」
激しくつっこむLSメンバー。
実際にはLSメンバー達は近くにはいないが、LSという物を通じて会話をしている。
「えへへー、闇王の絶叫を聞かせてあげるんだから!」
「返り討ちの絶叫を聞かすなよ〜」
笑いながらの談笑、それはここまでだった。
「では猫ナ、突入しまーす!」
「うい〜、がんば〜」
「お土産期待してるよー」
猫ナは、王の間へ通じる扉を開ける。
(えっ?)
そこには信じられない光景が広がっていた。
前に見たことのある闇王とは違う、さらに巨大な闇の王。
異常に大きい黄金のマスクをつけたオーク。
「だからロンフォールを先に落としてDSを量産するのが先だフゴッ」
身の丈2倍ほどもある杖を持つヤグード。
「にっくきタルタル達の魔道士軍団を確保し、食料とする事が長期を見据える戦術の一つ」体中が高硬度の鉱石で出来ているようなクゥダフ。
「シドは驚異じゃ、ガルカも驚異じゃ。銃士隊の隊長が……、名前を思いだせん……」
3獣人と、巨大な闇王が何かを話し合っているのだ。
「え、えっと……」
「どうした、猫ナ?」
「なんか派手なオーク、クゥダフ、ヤグード、それと大きい闇王が何か喋ってる……」
「はぁ? 何を言ってるんだ?」
252獣人会議3:2005/07/05(火) 19:29:39 ID:y6KBg1wZ
「だ、だって……」
カチャ。
猫ナはアダマン製の鎧を鳴らしてしまった。
「誰ギャッ!!!」
一声にこちらを向く獣人達。
「あああ見付かった! もうやるしか!!」
「なんかやばいなら逃げろよ〜」
状況がよく伝わってないのか、LSメンバー1が呑気に言う。
「デジョンアイテム忘れたにゃー! えーいホーリー!」
強烈な光の柱が、巨大な闇王を包み込む。
「や、やったかな!?」
傷一つ無い巨大な闇王。
「ミスラの冒険者よ丁度いい、お前にこの獣人会議の『ツマミ』にでもなってもらおう」
(こ、これってまさかやばい……?)
片手剣ジュワユースを抜き、手前のクゥダフに斬りかかる猫ナ。
「やー!」
カキィンッ。
ジュワユースの刃は肌には突き立たず、軽く弾かれてしまった。
まるで分厚い鉄板を相手にしているようだ。
横からオークがジュワユースを素手で掴む。
「ほう、なかなかいい剣だフゴッ。だけど――」
パキィッ。
オークは片手で、苗木を折るようにジュワユースを握り砕いた。
253獣人会議4:2005/07/05(火) 19:30:40 ID:y6KBg1wZ
「武器が壊された……?」
「我々を普通の獣人と思われては困りますギャッ。我らは各獣人達から『神』と崇められる存在!」
「獣人……神……」
猫ナは聞いたことがある、各獣人には格段に強い獣人『王』がいると、その更に上にいるのが獣人『神』。
「か、勝てるわけない……」
「ど、どうした猫ナ!?」
尋常でない猫ナの声の震えに、LSメンバー達も何か気が付いたようだ。
だがそれも――。
バギンッ。
オーク神は猫ナの持っていたLSを握り潰した。
「さぁ、人間を滅ぼすために行われる獣人会議、それを円滑に進めるための役に立ってもらおうギャッ……」
254獣人会議5:2005/07/05(火) 19:32:16 ID:y6KBg1wZ
「いやー!!」
アダマン製の青い鎧を簡単に砕かれ、その素肌をさらす猫ナ。
決して大きいとは言えないが、形のいい小振りの乳房が空気にさらされる。
「人間のアダマン製の鎧なぞ、たいしたこと無いフゴッ」
オーク神が鼻を鳴らしながら、砕いた部分から見える胸を強くもみしだく。
「いたッ!?」
筋張ったオークの手が、猫ナの胸をメチャクチャにもてあそぶ。
「こらこら、まだ壊してはいけませんギャッ」
ヤグード神は猫ナの黒いパンツに手をかける。
「や、やだそこは……」
尻尾をちぢこませながら、怯え震える猫ナ。
ヤグード神は構わず、下着ごと猫ナの前の穴に一気に指を突っ込む。
「あ、あああああーーー!!!」
急に異物を差し込まれた痛みで、涙を浮かべる猫ナ。
「では私はこっちの穴を頂こう」
猫ナの狭い後ろの穴を、ゆっくりと指で広げるクゥダフ神。
「そ、そんなとこ――」
巨大なペニスを押し当て、何の遠慮もなく後ろの穴に差し込む。
「いやーーーーッ!!」
手足と尻尾をバタバタさせながら、痛みから来る絶叫をあげる猫ナ。
「悲鳴がたまらんギャッ、もうこっちも入れるギャッ」
「ああ……ダメやめてお願いです……」
「知らないのかギャッ? 敵の女は犯すのが基本だギャッ」
ヤグード神は細長く勃起したペニスを、猫ナのまだあまり濡れてすらいないマ○コに当ててみる。
「獣人に入れられるのは嫌ギャッ?」
「い……や……」
後ろの穴を犯されてる苦痛で、もう声を出すのがやっとだった。
「人間が嫌がる事は大好きギャッ、一気に入れて中に出してやるギャッ」
255獣人会議6:2005/07/05(火) 19:33:40 ID:y6KBg1wZ
「そ……んな…。ひぅっ」
ヤグードの細長いペニスが、ミスラの子宮入り口まで一気に突き立てられる。
激しく何度も腰をめり込ませるヤグード。ペニスの先は一番奥まで届き猫ナを刺激する。
「あ……ああ……」
前と後ろを犯される猫ナ。
自慢の青い鎧もボロボロに砕かれている。
「おでの相手もしてほしいフゴッ」
オーク神は猫ナの銀髪を掴み、口を無理やり開かせる。
「うあ……」
オークは強烈な臭いを放つソレを取り出した。
苦痛で歪んだ顔の猫ナの前に、ゆっくりと近付ける。
「こでをお前の口に入れてやる。後衛に思うフゴッ」
(こ、こんな豚みたいな相手のなんて嫌だ……)
強烈な嫌悪感が猫ナを襲う。
だが猫ナの思考とは関係無しに、オークは口内を犯そうとする。
巨大に反り立ったモノを、無理やり嫌がる猫ナの口に押し込む。
(イヤーーーッ!!)
口、前後の穴を獣人に無惨に犯される猫ナ。
体重の軽いミスラの彼女は、ピストン運動を繰り返されるたびに身体が人形のように宙に舞う。
まるで壊れた人形のように。
「出るぞー、お前の尻の中にワシの精液を出すぞー」
「む、うぃ…ぁ…」
本当は『いや』と言いたいのだが、声を出そうとしても口の中に入っているために、オーク神を刺激するだけにしかならない。
猫ナの小さい尻に、激しく腰をぶつけるクゥダフ神。
「やわらかい尻じゃー! 出るぞー!」
「……!!」
猫ナの中に、大量の暖かいモノが出された。
後ろの穴からゆっくりとペニスを引き抜くクゥダフ神。
抜いた後からは精液がドロドロと流れ出る。
(……何で私こんな……おかされなきゃ……)
256獣人会議7:2005/07/05(火) 19:34:57 ID:y6KBg1wZ
急に腰の動きを早くするオーク神。
口の中に激しくペニスをぶつける。
「――んぅっ!?」
猫ナの口内に粘着質の液体が広がる。
急に出されて、思わず飲み込んでしまう猫ナ。
ゲホゲホと咳き込む。
(うぅ……まずいよ……におうよ……)
涙を流す猫ナ。
だが、まだヤグード神が、猫ナの小さい腰に激しくペニスを出し入れしている。
「ミスラの女を犯すのはやっぱりいいギャッ」
「うむ、確かにいいフゴッ」
口を塞いでいたモノがなくなり、再び悲鳴をあげる猫ナ。
ボロボロの鎧に、体中を精液で汚された姿、今の彼女に元のナイトの雰囲気はない。
ただの獣人達にメチャクチャに犯されている雌猫だ。
「どうれ、お前の中に子を授けてやろう」
「あ、あ、あ…、イヤーーーーーー!!!!」
ヤグードのペニスは、猫ナの膣内に何回も執拗に進入してくる。
段々と勢いは増していき、何度も猫ナの小さい身体をもてあそぶように弾ませる。
「奥に出してやるギャッ!」
「うああ……」
パンパンと激しく打ち付ける音が響き、猫ナのマ○コは犯され続けた。
(こんな犯されて……ヤグードの子供なんて……ありえないよ嫌だよぅ……)
猫ナの思考は、犯され続けもうあまり考えることは出来なかった。
さらにペニスを、無理やりに出し入れするスピードは上がる。
「出される事を光栄に思え!」
「あ……」
猫ナは子宮辺りに、暖かいモノを出された事を感じた。
3つの穴を犯されてグッタリと倒れ込む猫ナ。

* * * * * *
257獣人会議8:2005/07/05(火) 19:36:09 ID:y6KBg1wZ
「では、ミスラを奴隷にするためにウィンダスを先に攻める事で相違ないな?」
「はい、闇の王様フゴッ」
(そ、そんな事でウィンダスと獣人がまた戦争に……)
あまりハッキリしない意識の中、猫ナはどうにかして止めようと思った。
だが、今の彼女は鎖に繋がれていて武器も鎧も何もない。
何もなく、何も出来ない一人の状況なのだ。
(せめて……誰かと来ていたら……)
「では明後日、ウィンダスへ進行する事をここに決定す――」
「乱れ撃ち!」
何かによって王の間の扉が吹き飛ぶ。
「よー、猫ナ。カノンシェルたんまり持って助けに来てやったぜ!」
「えっ? どうしてここに……」
LSメンバーの狩人だ。
「うぬは私達が誰だかわかっているのかギャッ?」
「ああ、獣人神とデュナミス世界に封印された闇の王の本体だろう」
「わかっていながら一人でか、人間とは愚かだ。返り討ちにしてやるフゴッ」
「一人ならな……。知っているか? LSは64人まで付けられる事を――」


終わり
258獣人会議。中の人:2005/07/05(火) 19:38:41 ID:y6KBg1wZ
うわぁ……。
神達の作品と比べちゃうときつすぎる(;´д⊂)

お目汚し失礼しましたー!
259名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:24:41 ID:3tYF0fgr
gj!
ミスラ萌え!
260名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 02:48:39 ID:sx+3yaHL
ネタ的にも自分的にもよかった!
GJ!!
261名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 05:59:22 ID:xEX55YHv
猫ナが捕まって剥かれるまでの描写にもうひと味欲しかった!
でもノリが最近無い素直なスタイルで自分好みでGJ!
つーかやっぱミスラとまんこしたい
262名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 10:01:45 ID:GrdhzNiZ
オレはエルメスとまんこしたいが、GJ
263名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:59:53 ID:fxUpFrST
敵の女は犯すのが基本、か。
名言だ。
264名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:24:28 ID:eChnDeKM
ナイトなのに凛々しさがないのはやはりミスラだからか(゚∀゚)
猫ナいいよ猫ナ

ところで誰かミスラとまんこし隊のカザム編以外もってる人いない?(;´Д`)
うpロダに昔txt形式であげられてたの保存してなくて・・(つд⊂)
265名無しさん@ピンキー :2005/07/08(金) 10:08:09 ID:aaW5N0r1
>264
拾ってきたけど、これかい?


282 名前: 名無しさん@ピンキー [kopipe sage] 投稿日: 04/12/20 01:07:43 ID:MIXpuvdM
ウィンダスにサンドリアからの派遣社員として入国したい。

見知らぬ土地で右も左も分からない俺に、地元の案内役としてミスラたんを紹介されたい。
初めのうちは他国の人間と言う事で、なかなか打ち解け無いミスラたんに、一喜一憂したい。
でも、街の外で偶然、やぐに襲われる子ミスラたんを助けた事が知れ、一気に親密な仲になりたい。
そして付き合い始めたものの、ある日俺は祖国に帰らなくてはならない日が来てしまう。
そこで俺は「一緒にサンドリアに来て欲しい」と頼みたい。
でも彼女は「族長に仕える身としてウィンダスを離れる訳にはいかない」と悲しげな表情で言われる。
でも俺は周囲の反対を振り切り、ミスラたんの手を取って逃げたい。

サンドリアからもウィンダスからも追われながら愛の逃避行をしたい。
ロランベリー高地あたりにひっそりとした愛の巣を建てたい。
大きな白いHell Houndが庭を駆け回り、2人だけの結婚式を挙げたい。
子供が出来、このまま幸せな生活が続くと思った矢先、サンドリアからの追っ手が辿り着いてしまう。
無理矢理この家庭を引き裂こうとする追っ手に、俺は真っ向から立ち向かいたい。
だが多勢に無勢、その場で俺は切り捨てられてしまう。
泣きながら俺の名を呼ぶ妻と、その腕に抱えられた幼子を、薄れ行く視界の中、


そんなことよりみすらとまんこしたい
266名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:56:58 ID:4wuF0NB3
>>265
いやこれじゃないだろw
普通のエロスの方じゃ無いのか
267名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 13:56:51 ID:6FxQ6CXr
そんなことよりセミとまんこしたい
268名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:07:28 ID:ibRSW/tL
昆虫プレイかと思った(´・ω・`)
269名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:15:18 ID:DVctajMI
281 名前: 名無しさん@ピンキー [kopipe sage] 投稿日: 04/12/20 01:06:56 ID:MIXpuvdM
飛空艇がカザム上空に差し掛かった所で射精したい。
ちょうど下にいるミスラにかかって欲しい。
そのミスラは「何にゃ?これ・・・」と言いながらついつい舐めて欲しい。
カザムに着いたらそのミスラが俺のフェロモンを敏感に感じ取ってイヤラシク
俺を誘惑してきて欲しい。その後カザムに立ち寄る度に寝る仲になりたい。
そんなある日ミスラに「ねぇ、子供が出来たの。結婚して!」と迫られたい。
俺はビビりつつもOKを出したい。カザムの桟橋でささやかな結婚式を挙げたい。
結婚してカザムに定住したい。隣人のエロいミスラ達に誘惑されながらも
堅実によめすらを愛し続けたい。しかしついつい隣のエロミスラと寝てしまいたい。
よめすらにばれて修羅場になりたい。よめすらが家を出て行き外で泣きはらしてる
俺に娘ミスラが寄ってきて「パパって最低!不潔!」と罵声を浴びせて去って欲しい。
全てを失った俺はソロでジラート人達をけちらしに行きたい。しかし返り討ちに遭いたい。
その後俺の姿を見た者は誰もいなくなって欲しい。
数年後、俺の墓の前でそっと涙を拭うミスラ親子がいて欲しい。
その頃俺はLost Soulになってミスラ達を陵辱していたい。


とりあえずカザムに行きたい。
270名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:35:30 ID:8cWf0cxN
久々にSSを書きたくなった。

ビビビッってくるキーワードを一発頼む。
271名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:49:24 ID:xJQuStbd
マネキン♂を使って自慰に耽る♀
272名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:02:20 ID:8cWf0cxN
難す・・・。
273名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:09:01 ID:xJQuStbd
そうか・・・悩殺三姉妹でどうだ
274名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:14:10 ID:rA6RzbK0
本気を出したスカリー三姉妹にしてくれ
275名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:21:25 ID:X7KB/Z4w
チェブッキー3兄弟の淫乱珍道中でどうだ
276264:2005/07/09(土) 01:33:24 ID:h3WQrPBD
>>265 >>269
ごめんそれじゃない(´・ω・`)
カザム編は保管庫に乗ってるんだが、他のウィン編とかだっけな。
バス編で捕まえた子ミスラをカムラに引き渡したりしてたと思う。
普通にエロエロなやすでつ。

流石に誰ももってないかな?(つд⊂)
277名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:44:31 ID:8cWf0cxN
ビビビってこなかった。
278名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:46:46 ID:rA6RzbK0
>>276
あれは愛がないからイクナイ
279名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 04:06:52 ID:TGwARh9/
>>276
あれか!ガルナイトとか出てくる
ヒュームだけが妻子もちのやつでしょ?
バスの泥棒ミスラの子供をさらってジュノで渡すけど、
大公がコミスラにアソコをかまれるやつ
だけど、さらった奴はちゃんとコミスラを返すつもりでいて
で、ウィン行ってエルにナナーミーゴがやられてて
子供達に一緒にやらないか見たいな事を言う
セミらフィーナがインビンガルカのやられちゃって
最後ギロチンで死刑になる
で、ロンフォールの監獄の出口に墓があって

そんなことよりミスラとマンコしたいって書いてある奴

これだろうけど俺は持ってないな
どっちかって言うと勢いがあるギャグ系だった気がするw
280名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:37:45 ID:qmAzQN96
しつこくミスラ(妹)受け×エル(お姉さま)♀攻め希望・・
281名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 07:03:04 ID:NRYeSQRx
>>270
レーテ水、小生意気な赤魔子

どうか。
282名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 22:46:26 ID:6mtegigh
>>276
たしか
ミスラとマンコし隊
って題名だったっけ?
283名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:40:15 ID:xetfu5QE
>270

赤魔女ミスラ うっふ〜ん
284名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:01:16 ID:vnQBkRpz
>>270
右も左も分からない
初心者サポ無し赤ミスラ
285名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 04:03:57 ID:CEK55LPy
何でオマエラ赤にこだわるんだw

ところで、>>244ってホントにたってる?
よっぽど分かりにくいスレタイなのか?

286名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 06:19:57 ID:BLFicZHu
>>270
タル♂はとんでもない巨根
287名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 14:57:08 ID:Fh+6/Fgv
レーテ水はバリスタ限定アイテムで、相手の強化を剥ぐ水。
バリスタで強化を複数張りまくった赤ってもう手が付けられないぐらい無敵モードなんだが、
それにレーテ水ぶっかけて一気に強化剥いてトドメさせるとマジでチンコ勃つ。
レーテ水は強化1〜2個剥がし、レーテ水+1が5〜6個一気に剥がすんだけどな。

水ぶっかけるってのもなんかエロい。
288突発的:2005/07/11(月) 21:03:43 ID:okdQLWGx

ヒュムヒュムですが、名前もあえて決めてないですので
脳内でお好きな種族に変換してください。


-------------------------
好きな人は冒険者。
俺の妹の仲間で、同い年の彼女。

妹がたびたび冒険で得た荷物を実家に預けに来るので、
その時に偶然妹と一緒だったのが出会いのきっかけ。

いわゆる一目惚れというやつだ。

それからは、同い年であるのと、
幸いにも俺が彼女が今はじめようとしている彫金の師範であったのも相成って、教えるうちに仲良くなれたわけだけど。

ま…それ以上の進展も発展もナシなわけで。

彼女には忘れられない人がいるのだと、妹が何気なく言っていた。
はっきりいって、聞かなきゃ良かったと後悔しない日はありません。

今日も今日とて、空しく『イイトモダチ』をしています。
289突発的:2005/07/11(月) 21:04:27 ID:okdQLWGx
>> 兄さん、今日時間ある〜?
ふと、妹からTellが入った。

<< どうした?
>> 彫金の合成の依頼をお願いしたいんだけど。大丈夫かなって。
<< 素材を渡してくれれば、あとは物しだいだな。
>> 兄さん、いつもありがとうねw。じゃあtell行くからあとはよろしく!
<< 我がままな妹を持つと兄は苦労するw
>> 仕事を斡旋している良い妹だとおもうけど?w

冒険者ではない俺ら職人が行うのは手作業だ。
クリスタル合成とは違って時間はかかるが、その分『ロスト』という事は無い。
製作の依頼は募る事はないのだが、身内の依頼であれば趣味の範囲で受ける事にはしている。
(それにロストしたくない装備にかぎって、高級な材料が多いので
 俺としてもそのような素材に触れられる事は願っても無い事だ)


>> やっほー、先生!
<< え?
彼女からだ。
(同い年である俺を先生と呼ぶのは彫金師範という皮肉と冗談を込めて)
<< 依頼ってお前かよ!w
>> うんw素材はあるから、宅配のほうが良い?
<< 宅配中に傷つけられたらかなわん。素材も生きているんだって教えただろうが。
>> そう言うと思って、ちゃんとバスに来てますよーだw。持って行くね!
<< はいはい。待ってますよお弟子さん。
と言いつつ、
やばい、顔にやけてるだろうな。
290突発的:2005/07/11(月) 21:05:01 ID:okdQLWGx
しばらくすると、コンコンとドアを叩く音が聞こえた。

ガチャとドアをあけると、目の前に彼女が荷物を抱えてやってきた。
「お荷物お届けにあがりました♪」
「早かったな」
「マズルカなめるなw」
ぐいっと素材のはいった荷物を俺に押し付ける。
まあ、入ってと促す。
「妹から聞いてるぞ。相変わらずパーティで暴れてるんだって?」
「元気って言って欲しいんですけど!」
「よくそんな性格で、彫金という繊細な事を始めようとしたなあ」
「新しい事にはチャレンジしなくちゃね」
「人はそれを無謀といいますw」
「うっさいなー!良いよって言って教えてくれてるのはどこのどいつよ!w」
俺が教えてる理由は、もっと違う所にあるんだけどね。
…言えないけど。

「で、依頼というのは?これ?」
うん、と彼女が頷く。シュルと紐をほどき箱を開ける。
中にはルビーとサファイア、金糸にビロードに金板そして、…素晴らしい光沢のカシミヤ織物。
「…もしかして、シャイルマンティル?」
「うん、あったり♪。先生お願いできる?」
ちょっと不安そうな顔。
お願いって…そんな可愛い顔してあのエロい装備をキミが着るの?
…やばい、妹、俺とかわれ!!
291突発的:2005/07/11(月) 21:05:34 ID:okdQLWGx
とりあえず今は邪念を押し殺して、布を広げながら作業手順を考える。
「そうだな、ざっと一ヶ月かな」
「お願いしていいの?」
「あたりまえだろ?職人としても、この布には触ってみたいしな」
やったあと彼女が喜ぶ。
「えっと、お礼は100万で足りる?」
「30でいいよ。半分勉強みたいなものだし」
え?いいの?と彼女が訪ねる。うんと俺は頷く。
本当は喜んでもらえるだけで十分だけど。
「さあ、ほら。サイズを計るから立って」
「え?」
「サイズだよ。キミのサイズに合わせて作るのだから、分らないとできないだろ?」
彼女の顔が赤くなってる。
俺も仕事だからと言い聞かせてはいるが…内心はガッツポーズです。




シャイル依頼をうけ3週間。ほぼ形は完成した。
あとは試着させてのサイズ調整のみ。
その事を彼女につたえ、着てもらうために家によんだ。
292突発的:2005/07/11(月) 21:05:58 ID:okdQLWGx
「着替えた?ピンで止めてあるから、気を付けてね」
はーい、とトビラ越しで彼女の声がする。
着替えたーと彼女がでてきた。
黒い布に、彼女の白い肌の色が、緩やかな腰のラインとか、胸元とか、綺麗に映えて。
そういう所にしか目が行かない自分が正直だと思いつつアホだと思う。
「キ、きつくない?」
俺、声うわずってるし。
「きつくはないけど、少し緩めかなあ」
「そっか、じゃあ動かないでね。サイズ調整する」
彼女の後ろにまわって、背中にある服をとめてあるピンを減らしたり増やしたり。
仕事だ!と言い聞かせてるけど、やはり目がいってしまうのは、そういう所で。

「キツかったら言いなよ」
「大丈夫ー。でもこの格好、やっぱちょっと恥ずかしいね」
キミが笑うと柔らかい栗色のポニテがゆれて、良い香りがする。
「動かない」
「はーい」
俺の手の甲が彼女の肌に触れて、ちょっとだけキミがビクっとなるのを感じるだけで
気持ちを押さえないと、ポーンと俺の中の何かが簡単にはずれてしまいそうだった。


…。今までで、一番やばい依頼かもしれない…。
293突発的:2005/07/11(月) 21:06:24 ID:okdQLWGx
最後のピンを止めていると、ふいに彼女が
「先生?」
「ん?」
「本当に30万でいいの?」
「いいよ」
「でも、一ヶ月で30万って安くない?悪いよ」
「勉強を兼ねてやってるし」
「でも…」
キミからギルを貰っても、ちっとも嬉しくないよ。
コトンとピンがはいった箱を置く。
「じゃあ、少しだけ」
「少しだけ?」
「我慢してて」
「我慢?」

後ろから手をまわすと、すっぽりと簡単に彼女がおさまった。
頭ではこんな事すると彼女に嫌われると分っているんだけど、もういう事ききません。
長い事ためてきたものが爆発すると手におえないというのはホントかも。

「ちょ、ちょっと!先生!!くすぐったいって!」
いきなり後ろから抱き締められ、ジタバタする彼女。
ウナジに俺の髪があたってくすぐったいらしい。
……。
…いや、いいんだけどさ。
294突発的:2005/07/11(月) 21:06:47 ID:okdQLWGx
彼女の鎖骨をなで、肌を舐めるように手をさげ、シャイルのインナーの中に手を入れる。
「ひゃっ!、〜〜ちょ、先生こら!!」
柔らかい彼女の胸。片手に余る、という表現があるけど。キミの場合は…
「片手が余る」
「!! 絶対泣かす!!!」
胸の感触、手で押し返すその度に反応する彼女がたまらなくて。
「ていうか、ちょっと、先生って!!まじで殴るよ?!」
「終わったあとなら、いくらでも殴っていいよ」
「ちょっと…っあっ…!」
ぷくっとった胸の先端を指の腹で刺激する。
「初めてあったときから好きなんだ。だから、ごめん。俺は止めない」
「そんなこと…っ!」
「うん。だから、我慢して」
インナーをたくしあげ、さらけ出した彼女の胸が後ろからでも見える。
綺麗で柔らかくて、それを包み揉んでいる俺の手とまったく違う。
簡単に力をいれると形を変えるぐらい柔らかいのに、同じ人間なんだよな。

もっと良く見たくて後ろ向きだった彼女を自分の方に向かせた。
「うひゃっ、ちょ…っ」
いきなり俺の方に向かせられ、困惑と羞恥とも取れる声を出す彼女。
顔真っ赤にして可愛いなあ。
頬にキスをして、首筋にキスをして、キスだけじゃ足りなくて、舌はわせて。
その度にキミの体が強ばるのが分る。
ぬるっとした舌が胸の先端を刺激すると、たまらず彼女は声をあげる。
滑らかな柔らかい肌を嘗めるだけでも気持ちよくて
彼女のその声もやっぱり俺には可愛いわけで。
もっと感じたくて、執拗にそこを虐めてしまう。
295突発的:2005/07/11(月) 21:07:16 ID:okdQLWGx
立ち見のための鏡がアトリエにあり、それが彼女をうつしているのだけど、
シャイル効果か、好きな子効果か。やばい、まじやばい。ホント俺余裕なさすぎです。

滑らかなお腹を撫で回したあと(くすぐったい!と怒られ)
作業台に彼女の背中をあずけ中心へと手をのばす。
小さい悲鳴をあげ、彼女はその侵入をこばむが、
仮止めであるシャイルの腰帯びに侵入することは雑作も無かった。

くちゅ…。

すっごい、濡れてる。
「感じやすいんだね」
「普通だよ…っ!…っやだ、ああんっ」
濡れてるおかげで、するっと簡単に俺の指が入った。
指でかき回すとその度に彼女は喘ぐ。
くちゅくちゅと粘り気のある水音がよけいにいやらしい。
「あんっ…あ……だめっ、そんな風にしたら…っ!」
ビクンとキミは感じて、その度に白い胸がフルンとして、肌はピンクにほてって
いつもの憎まれ口をたたくキミじゃない。
早くいれたい。でも喘ぐキミをもっと見ていたい。
「もっと喘いで。可愛いよ」
「ばかあっ…!」
手全体をつかって、中をかきまわし、芽を弾く。
ふるふると震える胸の先端を舐め含み、汚していく。

「やあっ…あ、来ちゃう…っ!だめ…っ!だめっ…先生…〜〜〜〜っ!!」
彼女がビクンと弓なりになったと同時に、中の指がギュウと締め付けられた。
296突発的:2005/07/11(月) 21:08:18 ID:okdQLWGx

痙攣が落ち着くと同時に、彼女は涙目ではあはあと息をする。
少し罪悪感。
頬にキスをし、スルっと腰帯びをほどいて脱がす。
「ぅ、え…っ?!」
異変に気付き、彼女が俺を見る。
「もう少し、我慢できるよな…?」
トロトロになった彼女の中心に、いまかいまかと待ち望んでいる俺自身をあてがう。
「え、あ、ちょっ…やああああっ!」
「うお…!きっつ…っ」
中はぎゅうぎゅうとして、熱くて、絡み付いて、やばい、すっげ気持ち良い…っ!
「はあっ あんっ そんなに入れな…っ」
「だめ、止まらん」
ぐっ、ぐっと腰を落としていく。
「んっ はあっ ああっ…!あっつい…っ!」
異物の圧迫感で、せつなそうな声を彼女はあげる。
それだけで俺の理性も吹っ飛んでしまいそうだ。
「くっ、…動くよ…?」
「えっ…!〜〜っあああっ」

「やあ…っ、せんせ…!おか…っ、おかしくなっちゃうう…!」
「俺もやばい…、すごい…っきもちいいよ…っ!」
打ち付ける度にビクンと彼女がはね、ギュウギュウと締め付けてくる。
制御がきかないという言葉の通り、本当にこれは制御がきかない。
キミが泣いて止めてといっても、止められないとおもう。

「ああっ!…んあっ!〜〜先生っ 先生ぇ…っ!!」
ボロボロと涙をながしながら喘ぐ姿も、普段気が強いキミからは想像つかない。
なんかもう、俺の中の感情はすでに可愛いを思いっきり通り越しているし。
297突発的:2005/07/11(月) 21:08:42 ID:okdQLWGx
「んっ はあっ…!だめっ…!っ…また…、またイっちゃ…〜〜っ!」
「俺も…!…っ、もう…っ!」
強く深くうちつける
「!やっ!ん〜〜〜〜〜っ!!」
ぎゅっと俺にしがみついて、声を殺して彼女は達した。
俺も慌てて彼女の中からぬき、外に精を放った。


はあはあとお互いの息が整ってきた頃。
「………」
「………」
「シャイルのサイズ、計り直しかな…」
「だね…」
「………」
「もう、襲ったりしないって。仕事としてちゃんと計るから」
「……。シャイル、戦闘以外に着ない方がいい?」
「だね。それエロい…あ、いや。これは俺の個人的意見だけど」
「…バカだ」
「バカっていう方がバカだ」
「………」
「………」
「シね」
「…ハイ」

シャイルが出来た後も、
相変わらず彼女は俺を彫金の先生として勉強しにくるし。
相変わらず俺はキミが好きなわけで。

嬉しいような悲しいような、どっちつかずの日々。

-糸冬-
298突発的:2005/07/11(月) 21:09:37 ID:okdQLWGx
シャイルきたヒュム女と、一緒にいた初期装備ヒュム男を見て
ばばっと何かがおりてきたので勢いで書いてしまいました。
シャイルやばいっすねー!エロすぎ!

突発的文章ですが、神が降りてくるまでの供物として捧げます。
それでは。
299名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:39:08 ID:v90F7Oz6
あなたも十分に神かと(*´Д`*)GJ!!
300名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:43:21 ID:B7m0dzxJ
シャイルのエロさが伝わってきました。GJ!!
301264:2005/07/12(火) 01:32:36 ID:vjcWeYGs
>>282
遅レスごめん、それそれ。

>>298
激しく(;´Д`) ハァハァさせてもらいますた。
描写が激しくエロくて(・∀・)イイ!です。
誰もが思うシャイルのエロさですな(*´Д`*)
GJですた!
302名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:18:19 ID:ObkUoMWB
>>264
もってた
読んでみたらちょっとワロタw
303名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:21:09 ID:p1YOESHA
>>302
どっかにup!
>>285
おそらくdat落ちかなんかしたんじゃないかと
304名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:42:54 ID:ObkUoMWB
>>303
or2 4984.jpg
305名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 11:29:42 ID:whg2VGDr
画像ファイル "http://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/4984.jpg" は壊れいているため、表示できませんでした。
306名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:06:06 ID:yaera437
初めて書いてみた。
うまくうpできんかったら申し訳ない。


 うーん。
 風邪引いちゃった。
 喉が痛いし、熱もちょっとある。
 
 「調子に乗っていつまでも遊んでるからだクポ」
 うちのモグが半ば呆れたように言う。
 こいつ……いつもいつもカチンとくるなぁ……
 でも的を射た意見だけに反論もできない。
 「おクスリ飲むから、水持ってきてぇ……」
 私はなんとかベッドから上身体だけを起こして言った。
 「たまにはモグのありがたさを痛感するがいいクポ」
 モグは、ちっちゃなハネをパタパタさせながら、キッチンへと消える。
 うぅ、言い返す元気もない自分がつらい。
 
307名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:06:31 ID:yaera437
その時、枕元に置いておいたリンクパールから、いつもの声が聞こえてきた。
 『よぉルイン、風邪治った?』
 これ以上ないってくらいのノー天気な声。
 昨日会った時に、私の体調が悪いことに気が付いたみたいで、努めて明るく振舞っているのかも

しれない。
 彼は私のLSのリーダーさん。
 優しくて頼りになる、私の大事な人。
 この琥珀色に輝く真珠は、私と彼だけの直通電話。
 
 『ラスぅ〜。のど痛いよぉ〜』
 私はちょっとだけ甘えたように喋ってみる。
 『熱はあるのか?』
 『うん、ちょっと……』
 心配そうな彼の声。
 私は期待通りの彼の反応に、すこし悪戯心が芽生えた。
 
 (今日はレベル上げに行くって言ってたな、彼。こっちに来てくれないかなぁ。)
 
 『胸が苦しいよぉ…… ラスぅ、助けてぇ』
 大げさに咳き込んでみたりして。
 『おいおい、大丈夫か?』
 『うん……』
 『何か食べたい物あるか?少しは栄養摂らないと好くならないぞ』
 『パママのタルトぉ』
 『お前ホンットにそれ好きだな。今そっち行くから【まってろ】』
 『来てくれるの?今日はレベル上げ行く予定じゃなかった?』
 『……お前の身体のほうが大事だから、な』
 照れたように彼は呟いた。
 『ありがとう、待ってる』
308名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:07:15 ID:yaera437
程なくして、私のモグハウスのドアにノックの音が。
 「ラス様だクポ〜」
 「モグ、ちょっと席を外してくれない?」
 「いいけど、エッチは控えるクポ。ラス様に伝染るクポ」
 むか。
 相変わらず一言多い。
 「しないわよ、バカ!」
 「それならいいクポ」
 窓からパタパタと飛んでいったアイツをしっかり目視してから、私はドアを開けた。
 そこにいるのは、赤魔導師のAFを着込んだ最愛のヒト。
 「ラスぅ〜!」
 ばふっと彼の胸に飛び込む。
 「なんだなんだ、熱烈な歓迎だな」
 彼の大きな手のひらが、私の髪を優しく撫でる。
 「ほらほら、寝てなきゃダメだろ?」
 「だって、うれしいんだもん」
 「何が?」
 「ラスを独り占めできたことが」
 「……ふっ」
 彼はゆっくりと、そして熱く、私にキスをしてくれた。
 二人の舌がお互いをむさぼるように蠢く。
 長い長いキスの後、私は照れながら言った。
 「風邪、うつっちゃうよ」
 彼は答えなかった。
 微笑んだだけでもう一度唇を重ねた。
309名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:07:42 ID:yaera437
まったく、心配したぜ。よっぽど酷いのかと思ったら……」
 ベッドから上半身だけを起こして、買ってきてもらったタルトをもりもりと頬張る私。
 「タルト、おいしいよ♪」
 「あのなぁ…… ま、いいけど」
 優しい目で私を見つめる彼。
 すっかりタルトを食べ終わった私に、彼は立ち上がって言った。
 「さてと、食ったらまた寝てな」 
 「え、行っちゃうの?レベル上げは諦めたんじゃ……?」
 「アキリーズがAF取りに行く護衛を頼まれちゃってさ。本来ならお前も行くところなんだがな」
 彼は、部屋の片隅においてある私のカオスバーゴネットの角をツンツンしながら言う。
 「アキちゃん、かわいいもんね」
 私は揺れるポニーテールがかわいらしいヒュムの白魔導師の少女の顔を思い浮かべた。 
 なんだか身体がカッと熱くなった。
 「顔は関係ないだろ?」
 「かわいい子には弱いよね、ラスって」
 「おいおい、お前ちょっとおかしいぞ?」
 その時、私の中で何かが弾けた。
 「おかしくないもん!おかしいのはラスの方だもん!」
 「なんだよ、今日は随分聞き分けないな。アキと喧嘩でもしたか?」
 自然と涙がこぼれてくる。
 「そういう訳じゃないけどさ……ぐすっ」
 「風邪は寝るのが一番いいんだぞ」
 「でも……だってぇ……ぐすっ」
 煮え切らない私。
 どかっと隣に座った彼は、私の身体をぐっと引き寄せて語った。 
 「はっきり言ってみろよ、『ラスと一緒にいたい』って」
 悪戯っぽくわらう彼。
 「もう、バカ……」
310名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:08:51 ID:yaera437
ゆったりとしたパジャマの上から、優しく彼が愛撫してくれる。
 男の人のわりに繊細な指が私の身体を這い回る度に、甘い刺激が身体を走る。
 「寒くないか?」
 「だいじょうぶ。あったかいよ……ラス……」
 彼は優しく頷くと、指を私の下着の中に侵入させてきた。
 「あっ、そこは……」
 「力を抜いて……」
 指がクリトリスに触れると、私の口から声にならない声が漏れる。
 「あ……んッ……」
 「こんなに濡れてる。オナニーでもしてたか?」
 「してない……よぉ……バカぁ……」
 彼は皮の上から押し付けるようにクリトリスを撫で回す。
 その動きは、私に一段と強い快感をもたらした。
 「コレされると弱いんだよな、お前」
 「あッ……ラスぅ……意地悪しないでぇ……」
 「もっと触ってやるよ」
 
311名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:09:36 ID:yaera437
彼は私のパンツを脱がせると、ふとんの中に潜りこんだ。
 私は焦って彼に言う。
 「シャワー浴びてない……汚いよ……」
 しかし彼は、隠そうと抵抗する私の指をどけて、クリトリスにくちづけた。
 「うぁッ!」
 彼のざらざらした舌が、私の大事なところを撫で回し、さすり、擦り上げる。
 そのたびに私の身体を甘い快感が走り抜けた。
 「ラスぅ……そこ……イイよぉ……」
 「いやらしい蜜が溢れてくるぜ、ルイン……」
 「やだやだぁ……言わないでぇ……」
 強弱をつけた舌の愛撫で、クリトリスはもうビンビンに膨らんでいて痛いほどになってる。
 それに気付いたのか彼が言う。
 「イキそう?」
 「うんッ……もっと強くしてぇ!」
 彼は唇で肉芽を強く吸いながら、舌の先でそれを少し乱暴に転がしてくる。
 「あッ……あッ……それダメぇ……いっちゃうよォ……」
 今までに感じたことのない強い快感が、私を捉える。
 全身が快感を感じてる……!
 「ラスぅ……ラスぅ……好き……!」
 その言葉が口から溢れたと同時に、私の頭の中で閃光が弾けた。
 両足がピンっと伸びて硬直して、身体からドっと汗が噴き出す。
 心地よい脱力感が私を包む。
 「はぁ……はぁ……ラス……」
 彼の指に私の指を絡め、小さく呟く。
 すると彼は、ニヤニヤしながら言った
 「いつもより派手にイッたな?」
 「もぉ…… バカ!」 
 
 
312名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:10:05 ID:yaera437
「ね、これで終わりじゃないわよね?」
 私は彼の背中から抱きついて耳元で囁く。
 「風邪はどうしたよ?」
 「汗かいて寝れば治っちゃうよ……それに……」
 彼の股間のモノは、はちきれないばかりに堅く、熱くなっていた。
 「ラスのここも満足してないじゃん……」
 「暗黒騎士の女の子はエッチが好きって話はホントだな」
 「女の子はみんなアブゾ系使えるのよ。好きな男にしか効かないけどね」
 私はラスのペニスに優しく触れた。
 ドクドクと脈打つそれはグロテスクではあるが、何故かいとおしい。
 「ねぇ……これ……ちょうだい……」
 「これって何?これじゃわかんねぇなぁ」
 「いじわるぅ……ラスの硬くておっきいおちんちんを……私のおまんこに……ちょうだい……」
 彼はいつも私にこう言わせる。恥ずかしがる私の顔を嬉しそうに眺めるのが好きらしい。
 男の子ってよくわかんない。
 「今入れてやるよ……エッチな暗黒騎士様……」
 「ラスのバカぁ……」
313名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:10:47 ID:yaera437
ほら、後ろ向いてケツ上げろよ。好きなんだろ、後ろから責められるの」
 「あぁん、大好きぃ……後ろからしてぇ……」
 私は彼にお尻を向け、あそこを自らの手で大きく開いた。
 恥ずかしい穴からポタポタと蜜が垂れてきてるのが自分でもわかる。
 「入れる……ぜっ!」
 「!」
 いつものコトだけど、入れられる瞬間は息が詰まりそうなくらい感じる。
 苦しいんだけど、それだけじゃなくて……気持ちいい。
 彼の手が後ろから私の……やや小ぶりの……胸を揉みしだく。
 乳首をキュッとつままれると、甘く、痛い。
 「動かすよ……」
 ゆっくりと腰が動く。
 突かれるたびに快感が走る。
 その都度ペニスの笠が膣に引っかかり、あまりの快楽に私は思わず息を呑んだ。
 「あッ!……あッ!……それいいッ……それ気持ちいい!」
 「ルインの……中も……いいぜッ!」
 お尻をぐっと押さえつけられ、硬い肉の竿に蹂躙される。
 だんだんと腰の動きがリズミカルになっていく。
 膣奥の壁にペニスが突き刺さる。 
 いやらしい蜜は止め処なくあふれ出し、私と彼の結合場所をびしょびしょに濡らしていく。
 
314名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:11:17 ID:yaera437
不意に、私の乳首を弄んでいた彼の右手が、股間へと移動する。
 「えッ……なに?」
 「もっと気持ちよくしてやるよ」
 彼は私の蜜でぬるぬるにした右手の指で、クリトリスを弄り始めた。
 信じられない快感が私を襲う。
 「ひゃうッ!ダメぇ!やめてぇ!」
 膝がガクガクと震え、ベッドに突っ伏すも、彼は攻めるのを辞めない。
 膣をペニスで抉られ、 クリトリスを指で摘まれた私は一気に絶頂へと駆け上がっていく。
 「ダメぇ!……あんッ!……イッちゃうよォ!!」
 「俺も……いきそうだッ……!」
 彼のペニスが私の中で硬さを増していく。
 「中で……中で射精さないでぇ!中はダメぇ!!」
 「ルイン……ッ!」
 「イヤぁ!イクぅ!いっちゃう!」
 私の身体が仰け反ると同時に、彼はペニスを引き抜き、私のお尻に熱い白濁をぶちまける。
 「はぁっ……はぁっ……ラス……大好き……」
 私はそのまま意識を失った。

 目が覚めると、私はラスの胸の中だった。
 昨日まで感じていた、喉のイガイガも熱っぽさもすっかりよくなっているみたいだった。
 「ラスぅ……おはよ……」
 私は眠っている彼のほっぺに触ってみた。
 
 ……熱い。
315名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:11:57 ID:yaera437
「やっぱり伝染したのかクポ」
 聞き覚えのあるイヤミな声。
 「モグ!? アンタいつから!?」
 「絶対エッチして伝染すとおもってたクポ」
 「う〜、ごめんなさい……」
 「モグのいう事聞かないから、バチが当たったクポ」
 「ラスを治してぇ〜」
 「いやだクポ」
 その時、何時の間に目覚めたのか、ラスが私の腕を掴んで言った。
 
 「そんな白豚に頼まなくもいいだろ?」
 彼は私を抱きしめてニヤニヤとわらった。
 「お前が愛情タップリの看病してくれりゃいいんだよ」
 私の前髪を優しくかき上げて、キスをした。
 「もぅ、ラスのバカぁ……」
 ふたたびイチャイチャとふざけあう私たち。
 
 
 「まったく、やってられないクポ。せっかくサンドリアのバアちゃんからクスリ貰ってきたのに」
 モグは、亜鉛鉱とモルボルのつるで煎じた風邪薬をポイッと投げ捨ててしまった。


 


 おわりです。


 Ruin……ヒュム♀F8
 Lass……ヒュム♂F8 
316名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:13:57 ID:yaera437
うおぉ長い!
ちょっと調子に乗りすぎたorz

ストーリーないと浅くなっちゃうし、難しいところだぜ
うまくなったらまた書きます。
317名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 04:47:00 ID:2YW/3Rw6
>>316
GJ

俺的には設定とか最初で晒して欲しいんだけど、みんなはどお?
想像しやすい気がする
318名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 04:47:23 ID:QEH4KNkk
とってもGJ(・∀・)
319名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 10:04:29 ID:QXQCjSYL
短いなりの工夫が凝らされててGJ!

>317
設定は最初に晒すほうがいいな。
タル×エルとか勝手に脳内補完して読んた俺ガイル
320名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 12:35:00 ID:HXHUgq1L
>>316
GJ!
モグいい味だしてんなw

ところでここってPCカプのが多いけど、NPCものとか落としてみたいんだけど大丈夫だろうか。
321名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 13:08:31 ID:b3/iY6bD
>>320
ぜんぜんだいじょうぶだお!
322名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 17:03:17 ID:IoBTUatg
イチャイチャパラダイス━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
323名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 19:58:08 ID:e03lD/4o
ラブラブえちーGJ!
栗描写が特にえがった(´д`*)
324名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:18:39 ID:PDCO+hl4
金串クピピの続きはまだですかぁぁあぁぁぁ
325名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:52:20 ID:uFy+lANi
なんだか触発されて書いてしまいました・・・


投稿しても宜しいですか?
326名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:53:52 ID:e03lD/4o
>325
投下よろ!
327名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:56:51 ID:uFy+lANi
mungle男爵の冒険

1)我輩の名はmungle男爵。
サンドリア公国に古くより仕える気高き一族・・・の落ちこぼれだ。
とっくの昔に一族の縁を切られ、刺客まで放たれているこの身だが
それにはちゃんとした理由がある。

それは我輩の趣味というのが「女犯」に他ならないからだ。
我輩、生まれついての女好きでサンドの飯より穴が好きという有様。
侍女を犯し、町の娘を犯し、衛兵を犯したところで国を追われる事となった。

しかし我輩にしてみれば縛られた虎が野に解き放たれた様なものだ。
お陰で存分に趣味を堪能しているのは言うまでも無い。

国の一族はさぞかし後悔している事と思う。
328名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:57:28 ID:uFy+lANi
2)おっと。
我輩が話をしている内に獲物がやって来たようだ。

健康的に焼けた肌、きゅっと締まった腰、ふっくらと突き出たお尻。
頭にはぴこぴこ動く三角形の耳、そしてしなやかに垂れた尻尾。

ミスラだ。

見たところ、冒険者としての経験は浅いに違いない。
装備品といい、物腰といい、旅に出て一週間といった感じか。
鼻歌交じりに私の目の前を通り過ぎていく。

そうそう。
言い忘れていたが現在、私の姿は他人には見えていない。
淫靡路、もといインビジの効果だ。

我輩の趣味にはこれとスニークが欠かせない存在である。
スニーク(卑怯者)・・・いい響きだ。

気が付くと彼女は街を出てずんずんと歩いていく。
向かう先は・・・どうやらコンシュタット高地のようである。
我輩は彼女の背中を見つめて、静かに背後を歩き始めた。
329名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:57:57 ID:uFy+lANi
3)さて。
無事コンシュに辿り着いたミスラと、そして我輩。

やはりこのミスラ、初心者同然であった。
途中、何度も「強そうだ」の敵に殴りかかっては返り討ちにあう。
我輩が陰ながらプロテスやケアルをしてやらなかったらどうなっていた事か。

まあ、これで心置きなく趣味に没頭できるというものだ。
労働の後のご褒美はより美味しいと相場は決まっている。

と、歩いていたミスラが急に立ち止まった。
我輩が覗くとそこには彼女の倍ほどもある巨大な羊がいた。
マッドシープか。

我輩にとっては楽な相手だが、彼女にはとても強く感じられるのだろう。
さすがにコイツに殴りかかる勇気は無いようで、
ミスラは「うみ〜」などと言いながらその羊から離れようとした。

いよいよ我輩の出番だ。
330名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:58:22 ID:uFy+lANi
4)がつっ!
我輩が放った石つぶてがマッドシープの頭を直撃した。
のんびりと草を食んでいた羊の目の色が変わり、目の前のミスラを捉える。

「えっ、にゃ、なっ、」
唐突にアクティブへと変化した羊に戸惑いを隠せないミスラ。
悲しいかな、やはり彼女は初心者だった。
一瞬の油断が危機を招くという事を理解していなかったらしい。

ずどん!

「ふぎゃあーっ!」
叫び声を上げてミスラが吹っ飛ばされた。
そのまま草の生い茂る斜面を転がり落ちていく。

そして我輩は、後を追いかけようとする羊に優しく声を掛けた。

「はい、お役目ごくろうさん」

次の瞬間、我輩のバニシュで羊は昇天した。
331名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:58:55 ID:uFy+lANi
5)ミスラは坂のすぐ下、草が生い茂った場所に伸びていた。
大した傷は無く、ただお腹に押された羊の鼻面マークが痛々しい。

良い感じに日も落ちてきている。
我輩は彼女のお尻と肩に手を添え、よいしょと抱え上げた。
メス特有の甘い香りと掌の感触を楽しみながら洞窟へ運び入れる。

碑文の洞窟。
ここの狭さと暗さは我輩にとっては好都合だ。
先程倒した羊の毛皮を地面に敷き、そこに彼女を横たえて彼女の装備を脱がせにかかった。
そこは我輩、手馴れたもので彼女はすぐに下着同然の姿になった。

さて。
健康的なミスラの身体を前にし、我輩もいよいよ臨戦体制に入る。
一糸纏わぬ裸になり、呑気に寝息を立てるミスラに覆い被さった。
胸当てを捲り上げ、その乳房に顔をうずめる。

「うにゅう・・・」

ミスラは少し眉を寄せて唸ったが、相変わらず起きる気配は無い。
何とものんびりした娘だ。
332名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:59:20 ID:uFy+lANi
6)薄桃色の乳首を舌で味わいながら我輩は片手をミスラの股間へと伸ばした。
ざらりとした毛に指先が触れ、続いてふにゃりという柔らかな感触。
そのまま割れ目に指を沿わせて形を楽しんでいるとミスラが喘ぎ出した。

「あっ、うんっ、にゃは、ううん・・・」
それでも我輩は弄るのを止めない。
自慢の指技を駆使して彼女の双丘を左右に押し広げる。入り口をなぞる。クリトリスを転がす。

ミスラの全身からじんわりと汗が噴出してきた。
彼女の秘所からは花のような香りが湧き上がっている。
我輩もその匂いに堪らず彼女の足元に正座し、両足を肩に担いだ。
まるで赤子のおしめを代えるようなポーズである。

我輩は彼女の下着を脱がすと股間でヒクつく合わせ目に勢い良く舌を差し込んだ。

「うんにゃっ!ふああぅ、な、あに・・・?」
余りの快感に尻尾を立たせ、全身を震わせたミスラがようやくうっすらと目を開けた。
我輩、それには答えず彼女の股間を責めまくった。

「あっ、やっ、にゃあん!ちょっ、とおお・・・あにゃあっ!」
事態を飲み込む暇を与えず、耐える事無くミスラに快感を与え続ける。

暗闇の中、液体同士がぶつかり合いぐちゅんぶちゅんと音を立てている。
333名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:59:52 ID:uFy+lANi
7)我輩が股間から顔を上げるとミスラは汗まみれの顔でぐったりとしていた。
両目はすでに蕩けて、口元はだらしなく緩んでいる。

「ここだ」とばかりに我輩はミスラにのし掛かった。
ギンギンに張った我輩自慢のHQヘルファイアが薄ピンクにぬめる肉壷に押し込まれる。

ずずずずず、ずりゅっ!

「いにゃああああん!ひいっ、い、いいにゃあーっ!」
ミスラの全身が逆立った。
我輩の背中に両腕でがっしりと抱き付き、両耳と尻尾を痙攣させる。
物凄い締め付けに、我輩も気が一瞬遠のいた。
腰の下から湧き上がる快楽に身を任せ、腰を振る。

入り口まで引き抜き、また一気に腰を沈める。
ぐぷっ、ぐぽっ、ぶぽっ。
膣から漏れる空気の音が実にいやらしい。

「ひゃあん、にうう、にうううーっ!」
ミスラも押し寄せる波に巻かれ、恍惚の表情を浮かべている。
我輩もあまりの具合の良さに早々と到達しようとしていた。

「おおおーっ、これは・・・出るッ!」
「んにゃあはーっ、だっ、出してぇ、膣に、早くぅにゃあああ!」
我輩は腰を軽く浮かせ、一気に突き刺した。
次の瞬間。
電撃が激しく全身を襲い、我輩はミスラの中へと思い切り放出した。

「ふっ、ふおおおお・・・・」
「かっ、はっ、はにゃあああ・・・・」

二人とも腰が抜けたようになってしまったのである。
334名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:00:24 ID:uFy+lANi
8)さて。
我輩はいま、船の上に居る。
遠ざかるセルビナ港を遠目に我輩は例のミスラの事を思い出していた。

処女ではなかったものの、なかなかの名器の持ち主であった。
実はコトは一回では終わらなかったのである。
あの後、何度も彼女と交わり再び彼女が気絶した時を見計らい逃げてきたのだ。
手持ちの山串も切れ、危ないところであった。

勿論、彼女が気絶している内に身体を拭いてやり荷物に1000ギルも潜り込ませた。
立つ鳥跡を濁さず、が我輩のモットーだからなw

さてマウラにつくまで一眠りさせてもらおうか。
では、また。
335名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:01:47 ID:uFy+lANi
いろいろ痛くてスイマセンw
スキルとか、ジョブとか色々無視してます・・・

お邪魔しましたー
336名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 23:53:47 ID:66EHG0NV
GJ!!公爵ほんのり可愛いじゃないかwwwww
こういうシンプルなの好きだなぁ!またお願いします!!
337名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 05:09:10 ID:tldoCP/z
いいねいいね
読んでてニンマリしちまったよw
またよろしくねー!
338名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 05:24:36 ID:4c5YY53B
男爵いいキャラしてるねーGJ!
シリーズ化キボンヌw
339名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 10:09:22 ID:0wOll6Dr
男爵のフェイスタイプがF8しか思い描けないんだけど…w
340名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 13:33:07 ID:QS2V4bIl
漏れは何故か我輩に反応して樽f6を想像してしまった・・・
341名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 13:33:48 ID:QS2V4bIl
うおプラウザからだったから上げちゃった;;すまんこ。
342名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 01:00:10 ID:8J8WB0ub
ほんと^^こういうノリっていいよね。面白かったです。
ところで、エログロ系のFF創作スレってないかな?
ちょっとマニアックすぎるかw知ってたら教えてください^^
343302:2005/07/15(金) 01:57:32 ID:SPYSFwgZ
>264は取れたのだろうか。。
消えてたからラストうp
アクセス規制あったから間隔あいちゃったけどなー

ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/upload.php
5012.txt

>305のために圧縮しないでコピペでくっつけてみた


>>342
このスレじゃ駄目なの?たまにあがってるけど
344名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 03:22:32 ID:70EONoCf
最近ライトな方面が多いが、別にエログロでもFFXI関連ならこのスレで平気。
つか自分はそういうやつのが好みだ。

まぁ一応文章の前にどういう属性か書いておいたほうがいいかもな。


ミスまん小説は、今アップされてるさらに続きの話が1個あったとおもう。
345名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 13:27:28 ID:cd8h79yK
83 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:20 ID:nyaIT9lW

 サンドリアとウインダス、2大国を巡り、現地での任務を果たせ。
 与えられたミッションの内容に、パーティの皆はまず驚き、そして大い
に喜んだ。
 駆け出しの冒険者の集まりに過ぎなかった自分達がついに他国に派遣さ
れるまでに成長し、またその力を認められるようになったのだ。
 前祝いの酒杯をどこで交わそうかと酒場の名を挙げ合っている仲間達か
ら、しかし彼女だけがガードによって連れ出された。
「共和国の名において、文化風習の異なる他国へ冒険者を送り出すにあた
り、知っておいていただきたいことがあるのです。現地で無用の問題が起
きては困りますから……」
 ガードはそう言った。
 だがなぜ彼女だけが? 疑問を抱きながらも従う彼女を、ガードはゲー
トハウスの奥まった一室へと連れて行った。
 テーブルと2脚の椅子、そしてベッド。
 ガードの仮眠室だろうかと、彼女は考えた。
 椅子を勧められて腰を下ろのすとほぼ同時に、別のガードが飲み物を持
って来た。
「それでも飲みながらリラックスして聞いてくだされば結構です」
 さすがに他国の領事館に推薦されるランクの冒険者になると待遇が変わっ
て来るのだろうか……少し誇らしい気持ちで、彼女は飲み物に口を付けた。

どなたかこれの全文お持ちじゃないですか?
346名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 14:54:34 ID:Xs97vemw
>>345

85 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:20 ID:nyaIT9lW
 ガードの講釈は、バストゥークと他2国の体制の違いや衣食住の差異な
どといったことから始まったが、さほど経たない内におかしな方向へと向
かい始めた。
「しかし、今まで共和国出身の冒険者と他国の住民又は他国出身の冒険者
との間で起きた事件の内、特に頻度が高くまた深刻なのは、こうした些事
ではありません」
 ガードの視線が彼女の顔から下へと向かった。ガードもまた女性であっ
たため、彼女はあまり気に留めなかったのだが。
「失礼ですが、同性同士での性的な体験はお有りですか?」


86 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:22 ID:nyaIT9lW
 突拍子も無い質問を、彼女は容易には理解することができなかった。
「……無いものとお見受けします」
「い、いきなり……それが今回のミッションと関係有るんですか!?」
 声を上擦らせた彼女と対照的に、ガードは冷静だった。
「有るのです。
 サンドリアの主要構成種族であるエルヴァーン、ウインダス連邦の一翼
を為すミスラ。これらの種族の女性には同性同士で性的に愛撫し合う習慣
があります。そして男女間のそれと同様に、彼女達の性欲は他種族にも向
きます。私達ヒュームの女性にも……」
347名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 14:55:30 ID:Xs97vemw
>>345


87 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:23 ID:nyaIT9lW
「冒険者として共和国から他国へ向かったヒューム女性の冒険者達が、エ
ルヴァーンやミスラの女性から体を求められ……多くの、また深刻な問題
を起こしている歴史があります。内容の質が質だけに我が国では一般には
ほとんど知らされていませんが……。
 同性と思っているヒューム女性の態度は、相手――つまり体を求めた女
性達の側からは、関係を受容するつもりだとしか見えないという点も、一
旦起こってしまった問題の解決を難しくしています。
 エルヴァーンとミスラの女性に対しては同性と思わず、異性と同じよう
に然るべき距離を取るように気を付けてください」


88 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:27 ID:nyaIT9lW
「は……はい……気を付けます」
 エルヴァーンやミスラの冒険者を街で見掛けたことしかない彼女にとっ
て、それはにわかには信じられないような内容だった。
「また、共和国としてはヒュームの女性冒険者をミッションのために他国
に送り出すにあたって、必ず一度、実際の体験をしてもらうことになって
います」
 ガードの目が、半ば面白そうに、半ば気の毒そうに揺らめいた。
 ここに来てようやく、彼女だけが、つまりヒュームの女性だけがパーテ
ィから連れ出された理由が、彼女にも理解できた。

348名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 14:56:33 ID:Xs97vemw
>>345

89 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:27 ID:nyaIT9lW
 さすがに冒険者らしく身の危険を感じたまでは上出来だったが、しかし
彼女の体はその意に反してちゃんと立ち上がることができなかった。
「ごめんなさいね……最初から喜ぶ方はほとんどおられないので……」
 思うように動かぬ脚がもつれて床に倒れ込んだ彼女を見下ろしながら、
ガードはテーブルの上のカップ――彼女が飲みかけのそれを手に取った。
「大丈夫。体が動きにくくなるだけではなくて、気持ちの良くなる薬も入
っていましたから。さすがにあなたも処女ではないでしょうけど、例えそ
うだとしても最初からちゃんと気持ち良いはずです」
 ガードが、カップから薬入りの飲み物を口に含み、身を屈める。チェー
ンメイルが耳に心地よい繊細な金属音を立てた。


90 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:27 ID:nyaIT9lW
 自由の利かない彼女の顔が両手で挟まれ、彼女から見ても美しいガード
の顔が迫って来る。
 一昨日に抱かれたパーティの男の唇より気持ちいい……次第にボンヤリ
としてそんな考えが浮かぶ彼女の口の中に、更に媚薬が口移しで流し込ま
れた。
 彼女が薬を嚥下するのを待って、ガードの舌が唇を越えて彼女の舌を求
めて来る。
 彼女達が、唇と舌を啄み合い、唾液を交換していると、扉が開いた。
「……遅い」
 離れた唇の間に引いた糸を指で断ち切りながら、普段の稟とした口調に
戻って、ガードは入室者達に言葉を投げた。

349名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 14:58:31 ID:Xs97vemw
>>345

91 名前: 82 投稿日: 02/11/07 19:28 ID:nyaIT9lW
「アハハ、ごめんごめん、ちょっと長風呂だったねー」
 口では詫びながら、ちっともすまなそうでないミスラ。
「申し訳ございません……ちょっと、その、手間取ってしまいまして……」
 心から申し訳無さそうに頭を下げているのはエルヴァーンの女性。
 二人とも、下着姿だった。
「お前達のことだ。どうせ一緒に入浴している内に……」
「ハハッ、ま、ウォーミングアップってやつ」
「……」
 ガードに睨まれてミスラは笑い、エルヴァーンは顔を赤くして下着の上
から股の辺りを手で押さえた。
「さあ……今夜はこの二人を相手に、エルヴァーンとミスラとの関係を実
際に体験していただきますよ」
 ガードはそう言って優しげに微笑み、しかし唇を舌で湿したのだった。


ここまでしか拾えなかったよ (´・ω・`)
350264:2005/07/15(金) 15:58:38 ID:j5j8cs2I
>>343
ありがとう!ありがとう!
無事みれますた。・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱこの作品はいいな・・激しくおっきしたお!
351345:2005/07/16(土) 09:07:13 ID:isYfyytS
ありがとうございます!
私の手元にあるのもそこまでなのです・・
続きはないのでしょうか・・
352342:2005/07/16(土) 22:10:54 ID:5S3zozA0
>>343 >>344
ありがとう^^確かに書き手だけど初めてこのスレ来て
ざっと見ただけなので、ライト系スレなのかと思ったよ。
とりあえず純粋に色々作品を見てる最中です。
FF11は昔からやってるが、FF物は書いた事がない^^;
353名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 13:31:59 ID:BzTPZqDN
お決まりではあるが、オーク・ヤグとかの獣人陵辱モノや
監禁されて奴隷調教・最後には人格崩壊ネタとか、
この手のネタがストライクゾーンって人は多いと思う。(漏れ含めて)
ミスまんスレのほうにはこの手のディティールの凝った良質な作品が何個かあるけど
確かに少数派なんだよね(´・ω・`)
どうしても当たり障りの無いエロパロ・明るく健全にエッチみたいなネタが多くなってしまう。
監禁陵辱・人格崩壊ネタは、救いようのない結末のほうがしっくりくるんだけど、
ここら辺が「カワイソス(´・ω・`) 」と言われてウケが悪いからかなぁ。

自分的には2夜目531〜氏辺りのがモロにスロライクゾーンなんだけど、同志居るかな・・・
クピピたんハァハァのも、グロ系だけど激しく続きが読みたかったなぁ。
354名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:40:25 ID:6My6nej9
人それぞれ
そんなことより集積所がいつの間にか落ちていた不具合
355名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 14:51:01 ID:vX02/9gd
救いがないからこそ救われるとも言える
356342:2005/07/17(日) 16:21:58 ID:w/rDjwma
>>353
見ましたwいいですねぇ。
私はどっちかというと、更に突っ込んだむしろグロエロになるのかなぁ。
例えるならベルセルク系?
でも、いい作品が多くて楽しめてます^^
357342:2005/07/17(日) 17:30:44 ID:w/rDjwma
>>356
すいません、続きが飛び飛びになってたのね^^;
最初のしか読んでなかった。これいいですね〜、もろ好みですw
358名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:03:09 ID:Ilr5r45/
愚痴だけなんざ叩き以下だぜ〜
んな暇あったら衝動やリビドー全開作品を形にしてうp!

つーか虐待エロ系作者ってマンセーより罵声もらって悦ぶモンじゃないの?
359名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:23:06 ID:dDODV/Nh
360名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 20:42:44 ID:Y2wOPakH
>>359
何を言いたい?
361名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:19:10 ID:gWu3e6C3
流れに反してソフトな明るく健全えろですいませんが投下させてください。
タル♂×タル♀もので、たぶんソフト目エロ度低め。
前スレ108さんのシチュをお借りして書いてみました。
お手柔らかにお願いします(´・ω・`)
36201/14:2005/07/18(月) 22:20:08 ID:gWu3e6C3
「セーーリーー!」
バタン!と勢いよくモグハウスのドアが開き、
オレンジ色の胴着に身を包んだタルタルの少女が転がり込んでくる。
部屋の主であるセリはその音に驚き、一瞬 その尻尾をぴん!と硬直させたが
飛び込んできた少女――ウルルの顔を見るなりあわてて駆け寄ってその双肩を掴んだ。
「ちょ…っ、どうしたんだよ!!」
ごしごしと擦ってしまったのだろう、真っ赤になっている目尻に涙をいっぱいに溜めて
子犬のような黒い鼻から鼻水を垂らしてはすすり上げ、歯を食い縛りながら必死で
泣くのを堪えているウルルの状態を見て少なからず慌てたセリだったが、

「セリ、一生のお願い!!あたしのために……脱いで!!」

「にゃ!?にゃにゃにゃ、なに言ってるんだッ!!」
直後彼女が発したその言葉に、素っ頓狂な声を上げずにはいられなかった。
「お願い〜裸みせてぇ〜……」
今にも剥ぎ取らんばかりの勢いでセリの服にしがみ付き、うわーんと泣き出すウルル。
しかしいくら親友の頼みとはいえ、イキナリ服を脱げといわれても困る。
そもそもどうしてこんなことを言い出したのか、そっちのほうが大問題であった。
「ちょ、ちょっと、落ち着いて……。なんで僕の裸なんか見たいのさ?」
「だって!だってぇ、シュラがっ……」
――まぁたアイツかよ……。
ウルルがここまで必死になっている理由があの男だと知って、セリは露骨に表情を歪めた。
「タルタルには飽きた、って……み、ミスラみたいな身体がいいんだってぇ……っ!」
「おばか!そりゃ体よくフラれたって言うんだ!!」
「でも!でもっ……努力すれば、どうにかなるかも知れないもん……っ!」
何度痛い目にあっても目を覚まさない、純情すぎる――悪意を持って言えば愚か極まりない
親友に、多少キツめに怒鳴ってはみたものの目にいっぱい涙を溜めて縋るように見上げられる。
そのあまりの頑固さにセリは呆れと諦めを感じ、ひとつ大きなため息をついて
チェストの引出しから小さな紙袋を探し出した。
「仕方ない……。これ、貸してやるから現実を見てくるといいよ……」
「え?これ……?」
渡された紙袋をガサガサと覗き込んだウルルが、途端にその表情をぱぁっと輝かせる。
36302/14:2005/07/18(月) 22:20:39 ID:gWu3e6C3
「セリ!あ、ありがとう!!」
嬉しそうに飛び跳ねてパタパタと自分のモグハウスへと帰っていく彼女の後ろからは
「あんの腐れ赤魔道士……絶対に明鏡止水決めちゃるにゃ…!」
血管がはちきれそうなほど拳を握り締めたセリが、凍てついた笑顔で見送っていた。

途中から全力疾走をして自宅へと帰ってきたウルルは、ぴょんっとベッドの上に飛び乗り
ものすごい形相でモグを追い払うと、はぁはぁと肩で息をしながら焦って服を脱ぎ始める。
オレンジ色のアーティファクトの胸の合わせをはだけるのももどかしく、捲り上げて
いっぺんに頭から引っこ抜く。足装備を部屋の隅に放り投げ、ハーフパンツを下着と
一緒に下ろして足で蹴って脱ぐと背筋を伸ばしてドレッサーの前に立った。
一糸纏わぬウルルの姿が鏡に映りこむ。
いくら鍛えてもぷよぷよな二の腕にぺったんこな胸。ぽこっと突き出たおなかに短い足。
足首こそ細いものの、むちむちに張った太もものせいでメリハリのない脚に見える。
「色気…ないなぁ…」
自分の乳房を下から掬いながらウルルはぽそっと呟くと嫌な考えを振り払うように
首をぷるぷると振り、セリから借りた紙袋を逆さにしてその中身を取り出した。
「むむ…やっぱおっきい……かな……」
明らかに自分には合わないそのサイズに顔を顰めつつも、手早くそれを身体に装着していく。

「ううううぅぅぅ……」
目の前にいる自分の分身を眺めて、ウルルは思わずうめき声を漏らした。
セリから借りたそれはミスラ専用の露出の多い下着だった。
皮製のブラトップはアンダーバストを金具で調節できるようになっているが、
ウルルの胸囲に合わせてしまうと本来乳房を収めるはずのカップの部分は脇の辺りにまで
流れてしまう上に、中にはわずかな脂肪しかなくてぽっかりと開いた空間が虚しくなるだけ。
下半身を覆うためのショーツは、尻尾を出すためだろうか、はき込みが浅く作られているが
それでもあまりの身長差にそのウェストラインはウルルのへその上にまで達していまい、
ミスラが着用しているときのような健康的な色気は欠片も感じられないし、股を覆う布は
小さく作られていて脚を長く見せるために側面に角度を付けて設計してあるのだが
ウエストがこの状態ではイマイチ…というか全然まったく効果がない。
36403/14:2005/07/18(月) 22:21:19 ID:gWu3e6C3
こうなるともはや問題は骨格の違いなのであって、努力云々でどうにかなる問題ではない。
「はは…やっぱ…全然、むり……っ……ぅ…っく……ひっ…く……」
ウルルはあまりに不恰好なその様に自嘲気味に呟くと、自分の愚かさを呪って涙を流した。
友達皆に止められても止めなかった。本当はもうだいぶ前に自分でもわかっていたのだけど。
それでも、はじめてのあのひとを離したくなかったから意地を張って見ないフリをしてきた。
「…ひっく……ぅ…うぇぇぇえええん!」
ずっと目を逸らし続けていた恋の終わりが、ハッキリとした形になって目の前に突きつけられ
ウルルは声を上げて泣きだしてしまった。

「ウルルさーーん!!おっかえりなさーーーーー………」
そこへ、ノックも無しに勢い良く扉が開き小さな人影が転がり込んでくる。
「……!!」
「って、うぁ!! ごごごめんなさ……」
突然飛び込んできたそのタルタルの青年は、真っ赤になって自分の行動を
家主のウルルに謝罪したが、彼女の姿からは目を逸らすことが出来なかった。
密かに思いを寄せている女性が、ほぼ裸と言ってもいいような下着姿で呆然と立ちつくし
涙に潤んだ瞳でこちらを見つめているその光景に、驚き、そして見蕩れてしまったのだ。
身体を覆うその下着はなぜかぶかぶかで、ほとんどその役目を果たしていない。
ブラトップの隙間からはウルルの胸部の緩やかなふくらみだけでなく
先端の桃色の突起までが覗いていたし、股間を覆うショーツはウエストが緩いのか
少しずり落ちてしまっていて紅潮した双丘の半分程は晒されてしまっている。
みたところミスラの下着であるそれを、何故タルタルであるウルルがまとっているのかが
不思議ではあったが彼にそれを考える余裕など残ってはいなかった。

「し、シロくん…!」
彼――シロウ・ゴロウは自分の名前を呼ばれてようやく我に返った。
同じく我に返ったらしい目の前のウルルは顔を真っ赤にして
胸を両手で覆い隠しその場にぺたんと座り込む。
「あ……ご、ごめんなさい!ジュノから帰ってきたって、聞いたから…」
そこまで口にだしてから、ふと、あることに気づいた。
36504/14:2005/07/18(月) 22:22:22 ID:gWu3e6C3
ジュノから帰ってきたウルル。身体に合わない下着。泣きはらした瞳。
脳裏にあの憎き赤魔道士のことが思い浮かんで、ものすごい勢いで頭に血が昇っていき
ふと気付けば次の瞬間には、ウルルの柔かい身体を自分の腕の中に収めてしまっていた。
「シロくん!ちょ、ちょっと!」
ウルルが動揺の声を上げてシロウの胸を両手で押し返してくるが、
気にせずにその長い耳に口を近づけて抑えた調子で問う。
「また、アイツになんか言われたんですか?」
腕の中のウルルが小さくビクンと反応する。ちっ、やっぱり。小さく舌打ちをする。
「こんなに泣いて…いい加減あんな奴やめてくださいよ!もう見てらんないですよ、俺…」
「はは…シロくんにもいっぱい迷惑かけてごめんね。でも、もう終わりだから……」
力なく笑ってそう言ったウルルをシロウが疑問の表情を浮かべて覗き込むと、
彼女は一瞬うつむいたが、すぐにパッと顔を上げると無理矢理に笑顔をはりつけて
明るい声色で話し始めた。
「フラれちゃったの!ぺったんこは飽きたんだって…ミスラみたいなのが良いんだってさ!」
「え……」
「えへへ…セリに下着借りてみたんだけど、やっぱあたしじゃ全然ダメだったよー」
「ウルルさん」
「馬鹿だよね、あんな身体になれるわけないのに…もう今回ばかりは…あたしも諦め…て…」
「ウルルさん、もういいですから」
だんだんと細くなっていくウルルの声にたまらなくなってシロウは抱きしめた腕に力を込める。
「もういいです…泣いていいです……!」
できるだけ優しく彼女の耳元で吐き出すと、一瞬の後に腕の中から熱を帯びた声が響いてくる。
「あんのへちゃむくれエロヴァーンがぁ……いつか八つ裂きにしてくれる……!」
こみ上げてくる怒りにまかせてつい漏らしてしまった言葉は、喉が心配になる位大きな声を上げて
泣いているウルルに気づかれることは無く、シロウはほっと胸を撫で下ろしたのだった。

しばらくの間、自分の胸に顔を押し付けて嗚咽を漏らしているウルルのサルタ綿花のように
フカフカなツインテールをぽんぽんと叩きながら、彼女の背中を優しくさすっていたシロウだが
その滑らかな肌の感触で重大なことに気がついた。
頭に血が上っていたためすっかりぶっ飛んでいたが、自分は今二人きりの部屋で
ほぼ裸状態のウルルを抱きしめているのだ。
36605/14:2005/07/18(月) 22:23:14 ID:gWu3e6C3
ちょっと下に視線をやればきめ細かくて柔らかい彼女の肌が視界いっぱいに飛び込んできて、
頭に上っていた血液が今度は腰に集中しはじめるのを感じた。
――落ち着け、落ち着け俺!!
ああでもウルルさん凶悪に可愛いんだよなモンクのくせにぷにぷにしてて触りごこち良いし
しゃくりあげるたびにふるふる震えちゃってああマジそのちっちゃい手でしがみ付くのとか
反則だろってかもう俺ヤバイしほんとモンペみたいなズボンでよかったよ黒AF脚!!
「…くん……シロくん……」
「はっ……はぃィ!」
ウルルの声に気づいてシロウは邪な思考から一瞬にして引き戻され、裏返った声で答えた。
「シロくん、あのね、もうだいじょぶだから、ちょっと、その、むこう向いてて…」
真っ赤になってそう言ったウルルの瞳からは、いまだぼろぼろと大粒の涙が流れていて
とても大丈夫そうには見えない。
「そ、そうですか?まだ泣いてるじゃないですか…って、ああこすっちゃダメですよ!」
彼女が既に赤くなっている目じりをさらにごしごしと擦るのをみて、反射的にその両手を
ぐっと掴んでしまってからシロウは大変なことをしでかしたのだと気づいた。

「きゃ…っ!」
「……!!」
シロウがその両手をつかんでしまったことによって二人の間を遮るものがなくなった為、
ウルルの裸体が目の前に、しかも至近距離で晒されてしまったのだ。
「や、やだやだ!シロくんはなしてっ!」
ウルルが頭を振って逃げようとするが、シロウはあまりの状況に固まって動けないでいた。
ブラトップの空間から見えている小さな膨らみが、彼女が逃げようと身体を揺するたびに
切なげにプルプルと震える。
ウエストが緩いせいでずり落ちそうになっているショーツを、内股になって必死に
押さえてはいるが、隠すべき場所のほとんどはすでに露出してしまっていて意味がない…
というかむしろ余計にいやらしくすら見えて、その何もかもがシロウを過剰に煽った。

「ウルルさんっ!」
シロウは自分の中の何かが、ぷつんと音を立てて切れるのを感じた。
気づくと唇に柔らかいものが触れている。薄く目を開けると二人の距離は互いの鼻の先が
触れるほどに縮まっており、唇に触れているものはウルルの唇なのだと初めて気づく。
36706/14:2005/07/18(月) 22:23:42 ID:gWu3e6C3
――俺はなんてことを……!
そう思ったものの普段大人しくしている反動だろうか、それともこの積年の片思いのせいか…
自分でも解らなかったがこの勢いあまった行動を止めようとは思わなかった。
突然のことに驚いているのかまったく抵抗しないウルルの頭に手を沿えると、
角度をつけてもう一度唇を深く合わせ直し、舌を伸ばして緩く閉じられた彼女の唇を割り開く。
「ん……っ!」
ウルルが小さく呻いて抵抗する仕草を見せたが、それが本気でないことくらい
焦げ付いた頭でもわかる。彼女はモンクなのだ、その気になれば一発でKOだろう。
もっとも彼女は優しすぎるから、仮に本気で嫌がっていたとしても「友人」であるシロウに
手を上げることなどないのだろうが―――。
俺の卑怯者……。
そう思っても走り出した欲望はすでに止められなくて、さらに深くウルルの口腔を弄っていく。
「んん…!ふぅ…っ…」
噛み合わせられた歯列を優しくなぞり、開いた空間へ差し入れて小さな舌を絡めとって
吸いつくと、ウルルが鼻にかかった甘い声を漏らした。

「はぁ……ッ」
「ぷはぁっ」
長く密着させていた唇を離すと、二人で同時に息を吐き出した。
シロウは未だ苦しそうにハァハァと呼吸しているウルルを横抱きに抱え上げて
彼女の後ろにある寝台へと運び、そこへそっと彼女を降ろすとそのまま押し倒そうとした。
「ま、まって……ダメだよ……」
上へと圧し掛かりかけたシロウを、ウルルが自由になった手と言葉で制する。
「今まで、言いませんでしたけど」
一瞬動きを止めたシロウだったが、やがてポツリと呟くように話しはじめる。
制止していた手をやんわりと左右に外し、ウルルの身体をシロウが再びその両腕の中に納めた。
「……あなたが好きです」
熱っぽい囁きが耳に届き、ウルルは身体の芯が痺れるような衝撃を受けた。
抱きしめられている両腕にぐっと力が篭り、そのままどさりと押し倒される。
「俺のことを、好きになってくださいよ……っ!」
泣きそうな声でシロウが言う。強く抱きしめられているのでウルルは彼の表情を見ることは
できなかったが、もしかしたら泣きそうな顔をしているかも知れない。そう思った。
36807/14:2005/07/18(月) 22:24:30 ID:gWu3e6C3
頭が上手く回転しない。何を言っていいのかわからない。
静かになった部屋の中で聞こえるのはお互いの鼓動だけ。
それはとても心地が良いもので、このまま瞳を閉じて流されてしまいたい衝動に駆られたが
――だ、ダメダメダメ!こんなこと!
「し、シロくん、あの、っん……!」
長い沈黙の後、ようやく開きかけたウルルの唇はその口から紡ごうとしていた言葉を
伝えるより前にもう一度塞がれてしまった。今度はもっと荒々しい動作で。
「今は……聞きたく、ないです」
ごめんなさい、と呟いたシロウの声は、音になることなく互いの口腔へと吸い込まれていった。

「んん……ふぅ……っ……」
シン、と静まった部屋に互いの息遣いと、ぴちゃぴちゃと淫靡な水音だけが響いている。
先ほどまでささやかな抵抗をしていたウルルの腕に既に力が入っていないことを確認すると、
シロウは彼女のおなかへと手を伸ばし、軽く触れる。
「んーーっ………ゃぁ…っ!……ぅ……んん……」
ウルルがびくっと身を強張らせたが、舌で口腔の上部を少し弄ってやるとやがて静かになった。
多少の後ろめたさを感じながらも、そのきめ細かい絹布のような肌をそろりと撫でてみる。
「んぅ……む……ぅう……」
くすぐったいのだろうか、身を捩って逃げようとするウルルに構わず、その柔らかな手触りの
虜となったシロウはわき腹や太もも、浮いた背中にも遠慮なくその手を滑らせていく。
「ふぅ……ん、やぁっ……!」
やがて唇を離し、その肌を味わおうとウルルの細い首筋に舌を這わせる。
暖かく濡れた感触に驚き、ウルルが「ひゃっ」と叫んだ。
「やぁぁ……っ!ひゃっ、やだ……しろ、くん…やめてぇ……」
細い首筋を下から上へ、顎のラインまで丁寧に舐め上げるたびに
ウルルの身体が小さくぴくんぴくんと跳ねる。
その動作がたまらなく可愛くて、シロウは調子にのってさらに下の鎖骨へと吸い付く。
骨の浮いたラインに沿ってそろそろと舌を這わせていたが、ふと目線を下に向かわせると……
36908/14:2005/07/18(月) 22:24:57 ID:gWu3e6C3
――ウルルさん、乳首勃ってるし…っ
ウルルが着用しているミスラ用ブラトップのカップの中の不自然な空間はシロウの位置から
容易に覗き込めたが、その中に収まっている彼女の緩やかな隆起の中心にある桃色の突起は、
ぱんっと張り詰め小さいながらも自分の存在を主張していた。
どくんどくんと胸が高鳴り、下腹部に熱いくらいに血が集まってくる。
意を決して、そろりとブラトップの隙間から手を差し込み、白く緩やかな隆起に触れた。
包み込むようにしてそっと力をこめると、柔らかい感触の中へ指が沈み込んでいく。
「うぁ、やわらかい……」
「ひゃ、だめっ!あぁぁ……」
身体の下のウルルが泣きそうな顔で拒絶の意思を示すが、もう止まれそうになかった。
さらに力を込めて、手全体でその柔らかな感触を楽しむ。
「やぁんっ!いやぁっ!やっ!ぁあ!ひぁんっ!」
白い喉を反らせながら喘ぐウルル。胸から伝わってくる鼓動が、段々と加速してくる。
「はぁ……っ……やめてぇ……」
たまらなくなったシロウがウルルのブラトップをずり下げ、ふくらみの中心でぷくりと
主張している桜色の突起に吸い付くとウルルは切なげに眉を寄せて目を閉じる。
「はふ…ぅん……だめ……」
段々と弱々しくなっていく拒絶の言葉を発しつつも、ざらりとした舌の感触が胸を這う
たびにむず痒いような感覚が身体の奥からこみ上げてきて、ウルルはモジモジと身をよじった。
それを良しとしたのか、シロウがちゅ、ちゅっと音を立てて吸い上げてくる。
「あぅ……やぁん……ぁあ……」
腰が浮くような快感が走り、半開きになったウルルのの口から吐息とともに甘い声が漏れる。
するり、とおなかの辺りをなにかが掠めていく気配がした。
それがシロウの手だと気づいたときには既に、ぶかぶかのショーツのシックが脇へと
ずらされて容易に中へと滑り込まれてしまっていた。
シロウの身体が脚の間に割り込んでいるために、脚を閉じることもできない。
「いやぁ、だめ……っ!」
侵入した手が、守るもののないウルルのソコへ到達する。
くちゅ、と濡れた音が響き、シロウの手を粘り気のある液体で汚した。
37009/14:2005/07/18(月) 22:25:40 ID:gWu3e6C3
「すご……、濡れてる……」
「やぁ……っ……うそぉ……」
信じられないといった様子で、ウルルが小さな両手で顔を覆う。
「嘘じゃないですよ、ほら……」
シロウがその濡れた指先をウルルの顔の前へ持っていき、必死に顔を背けるウルルの
黒い鼻先にぺたりと塗りつけた。
「ひっ……」
「俺なんかで、感じてくれてたんですか?」
手で覆われた顔の前で問いかける。
隠しきれていない部分から見える肌は、これ以上無いというくらいに紅潮している。
ウルルは答えないが、シロウはその小さな手の甲にキスを落とした。
「嬉しい、です。ウルルさん……」

シロウの手が、再びウルルの股間のスリットへと伸ばされる。
割れ目へと指を差し入れて愛液を掬いあげ、縦筋に沿って前後に動かした。
「はぁ……ん……、あぁ……」
もはやウルルの口から拒絶の言葉がつむがれることはなく、うっとりとした声を
呼吸とともに吐き出し、瞳を閉じて快感に身を任せている。
シロウの指先がくちゃ、くちゃと淫靡な水音を上げて往復するたびに新しい愛液が
ウルルの中からどくどくと溢れてきて、セリから借りているという
ミスラ専用のショーツにぽつり、とシミを作っていく。
「ウルルさん、すっごいたくさん出てきましたよ。下着、シミになっちゃいそう…」
「やぁん……だめぇ…これ、セリのぉ……だからっ……」
親友の下着を汚すことに抵抗があるのだろう、途端にウルルが逃れようと暴れだした。
「暴れちゃ、ダメですよ……っ!」
「や、ああぁあぁあ!!」
ウルルをおとなしくさせようと、その割れ目の奥で既にぱつんと張り詰めていた肉芽を
きゅっと摘み上げると、ウルルが嬌声を上げてビクンと背中を反らした。
「いやっ!!あぁ!だめぇ!ひぁっ!」
じゅっじゅっじゅっじゅっ、とシロウの指がソコをリズミカルに刺激するたび、
それに合わせてウルルがびくびくと腰を跳ねさせながら啼く。
「あぅ……も、やめてぇ……ゆるして……」
37110/14:2005/07/18(月) 22:26:15 ID:gWu3e6C3
はぁはぁと肩で息をしているウルルの、すっかり充血してぱんぱんになったお豆の下部にある
入り口がひくひくと動いているのに気づき、シロウはそっと手を伸ばした。
くちゅっ、という音とともに触れた指先がすんなりと飲み込まれていく。
「あぁ……だめ、そこはぁ………はぁんっ!」
上体を起こしシロウの手を退けようとしたウルルだが、先ほど散々弄られていた芯を再び
きゅっと摘まれて、力が入らなくなってしまう。
「あぁぁ……!」
シロウの指は遠慮なく奥へと押し入ってきて、ついにその根元までが収められてしまった。
「や…っ!抜いてぇ…抜いて!」
「抜きます、よ」
いたずらっぽい笑みを浮かべて、シロウが収めた指をゆっくりと引き抜いていく。
退いていく圧迫感にホッと胸を撫で下ろしたウルルだったが、ギリギリまで引き抜かれた
シロウの指先が再び中へと侵入してくる気配を感じて身をよじった。
「いやぁ……いやぁ!シロくん、なんでぇ…っ?」
シロウは答えない。
代わりに挿入した指を折り曲げて、掻き出すようにウルルの粘膜を擦る。
「あ、あはぁ……だ、だめ……それだめぇ……!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと激しい水音を上げながらシロウの指がウルルの中を犯し、
ウルルは半開きの口からよだれを垂らしながら白い喉を反らせて喘いだ。
「ぁふ…っ……ひぁ……、あぁ……あひ…ぃ……」
ウルルの中がシロウの指を締め付ける周期が、段々と短くなってくる。
身体が時々短く痙攣している。腰が浮き、つま先に力が込められる。
小さな手は、白くなるほど強くベッドのシーツを握り締めて。
やがてウルルの視界は真っ白な光に包まれた。
「あ、ああ……ぁ、あ……〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
声を失って腰がびくんと浮きあがるとともに、全身を痙攣が襲ってくる。
「……っあ……くぅ……」
浮いていた腰がベッドの上に降りてくると、途端にウルルの身体を脱力と疲労が襲う。
たまに短い痙攣がくるのは絶頂の余韻だろうか……。
荒い息をはきだしながらぼんやりとそんなことを考えた。
37211/14:2005/07/18(月) 22:26:59 ID:gWu3e6C3
ぐったりとしているウルルの耳に、カチャカチャという金属音が聞こえてくる。
音のする方向を見ると、シロウがズボンを下ろしている姿が目に入った。
「……!」
慌てて逃げようとしたウルルだが、一瞬の差でシロウに両腿を押さえられ
身動き取れなくされてしまった。
そのまま身体の上へとシロウが圧し掛かってくる。
その身体の中心にある、既に張り詰めた彼のモノがウルルの秘所へとあてがわれる。
「だ、だめだよ。シロくん……」
縋るように見上げてくるウルルが見えないように、シロウはぐっと瞳を閉じた。
「ウルルさん……ごめんなさい……っ!」
顔を伏せ搾り出すような声でそういうと、シロウは自分の身体をウルルの中へと進める。
「や、やぁああぁあぁ!だめぇ……ひっ!」
ウルルがいっそう高く拒絶の声を上げるが、それに構わず、シロウは
上へずり上がって逃げようとする彼女の腰をぐっと掴み、自分の方へと押し付けた。
「ひ……っ!ああぁぁあああ――――っ!」
「くぅ……!」
性急な動作で、シロウが一気にウルルを貫く。
狭い中を一気に押し広げられる感覚に、ウルルが焼き切れそうなボリュームで叫んだ。
先程達したばかりのソコは刺激に非常に敏感になっていて、侵入しているシロウが
わずかに身を揺するだけでもウルルの身体をびくびくと跳ねさせる。
そのたびに柔らかい壁が彼のモノをきゅうっと締め付けて悦ばせた。
「あぁ……すっごい気持ちイイ……!」
うっとりとした表情で言いながら、シロウがゆっくりと腰を引いていく。
「やぁっ……あぁ……動いちゃダメぇ……っ」
ウルルが泣きそうな声を出す。
だがその瞳はとろんとしていて、もはや快感に抗えないであろうことは明白だった。
ギリギリまで引き抜いた腰を力任せに打ち付ける。
一気に奥まで到達させると、また引き抜いて突き上げる。
「ふああぁ!あぁっ!あぁん!ひぁあぁ!」
「くぅ……締まる……っ!」
先っぽから蕩けていってしまいそうな快感に、シロウは夢中で腰を振った。
37312/14:2005/07/18(月) 22:27:56 ID:gWu3e6C3
擦れあう粘膜が互いの性器を刺激し、結合部からはとめどなく愛液が溢れ、
借り物の下着を汚していく。
「はぁ、ひぁ……ひぃっ!いぃっ!イイよぉ!」
それすらも既に気にならない様子で、ウルルが恍惚とした表情を見せ
白い喉を仰け反らせて嬌声を上げる。
「ウルルさん……気持ち、いいですか……っ?」
「ふぁ…っ、いいよぉ、もっと!もっときてぇ、奥まで……っ!」
快感を堪え、掠れた声で問いかけるとウルルはシロウの背中に手を回して
自ら腰を押し付けてきた。
「くぅ……っ!」
彼女の腰が動くたびに与えられる予期せぬ刺激に、シロウは表情を歪ませた。
下腹部に耐えられない欲望の波が襲ってきて、出口を求めてぐちゅぐちゅと暴れまわる。
「あーーーっ!イイ、イイよぉ!そこぉ……もっとぉ……」
自慢のツインテールをバサバサと振り乱しながら、ウルルがさらに激しく腰を振る。
その行動に、シロウの我慢はあっけなく陥落してしまった。
「お、俺、もう……っ!」
驚くほど情けない声を吐き出す。
「ダメぇ!まだだめっ!」
しかしそれは許されず、背中に回されたウルルの手にぐっと力が込められた。
――うぁ、腰引けないし……っ!つーか、中はマズイって!!
マズイマズイマズイマズイ!
今すぐにでも吐き出したい欲望を、理性の皮一枚で辛うじてつなぎとめる。
しかしウルルがその小さな身体を揺するたびに下半身全体に痺れるような感覚が
走って、その我慢ももう長くは続かないと悟る。
極限まで我慢しているシロウのモノは、ウルルの中で痛いくらいに膨張していた。
「ぁふっ大きいぃ…!ひぁ、イイよぉ!あぁぁ…もぉ、ぃ…っちゃうぅ……っ!」
シロウの我慢が限界に達する直前にウルルの身体が絶頂を迎えて激しく痙攣し、
腰を押さえつけられていた腕の力が緩んだ。
「うぁぁぁあ……っ!」
シロウは最後の理性を振り絞って、ウルルの中から自分のモノを引き抜くと
ウルルが着用したままのミスラ用の下着に向けて白濁した欲望を放った。
37413/14:2005/07/18(月) 22:28:44 ID:gWu3e6C3
「はぁ……はぁ……」
二つの小さな身体は、荒い息を吐き出しながらしばし呆然と中空を見つめていた。
やがて、余韻の抜け切らない身体をベッドに投げ出していたウルルが横目でシロウの方へ
視界を移動させると、眉尻の下がりきった情けない表情をしている彼と目が合った。
「う、ウルル、さん……俺……」
途端、シロウがベッドから飛び降りると、床に正座をして地面に
こすり付けるように頭を下げた。いわゆる土下座というヤツだ。
「俺……っ、ごめんなさい!でも本当にウルルさんのこと……」
「もう、いいよ」
シロウの謝罪とも言い訳ともつかぬ情けない声を遮って、ウルルが怒ったような口調で言う。
その声色にびくりとおびえたシロウだったが、直後頭上から降ってきた言葉に目を丸くした。
「その……前向きに、考えておく……から、さ」
「え?」
思わずがばっと顔を上げると、ウルルは口を尖らせてそっぽを向いている。
その頬は妖精のリンゴのように真っ赤だった。
「そ、それってどういう……」
イマイチ理解できない彼女の言葉が頭の中でぐるぐると回る。
前向きに考えるってまさかそんなこといやあったら嬉しいけどでもいくらなんでも都合良すぎ
「シロくん?」
「はぃィ!」
反射的にぴしっと背筋が伸び、ぐるぐる回る思考のループから強引に引き戻されて
裏返った声を上げて応えると、ほっぺたをぷっくりと膨らませたウルルの顔が近くにあった。
「自分で「好きになってください」とか言ったくせに……」
「え……えぇぇえええ!」
シロウが腹の底から驚きの声を出すと、ウルルはますます不機嫌そうな顔になる。
「なによぉ、なによ!嫌ならいいもん!」
「ち、違ちがちがちがいますよ!嬉しい!嬉しいですっ!」
そっぽを向きかけたウルルを、シロウが必死に引き止める。
真っ赤になった彼女の頬に手を添えて潤んだ瞳を覗き込み、深く深呼吸。
「好きです、ずっと前から……」
口付けをしようと顔をそっと近づけていく。しかし。
375名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:30:24 ID:qM2ZKdxg
タルタルか・・
37614/14:2005/07/18(月) 22:30:47 ID:gWu3e6C3
むにっ

シロウの唇は、柔らかい何かに当たって止まった。柔らかいけど唇じゃない……。
ふっと下方に視線を落とすと、ウルルの人差し指がぴたりと押し当てられていた。
「うるるひゃん……」
「考えとく、っていったでしょぉ…。まずはお友達からなんだから」
いたずらっぽい表情でふふっと笑う。つられてシロウも笑った。
「おれ、がんばりまふ……!」
うまくしゃべれないままだったがなんとかそう発音すると、ウルルは満足げに指を離す。
その直後、何かに気づいたのかハッと困った顔になって俯いた。
「ね、セリになんていおう……この下着……」
「う………」
汚れたミスラの下着を前に、途方に暮れるタルタルたち。
翌日、同じものを求めて二人は仲良く奔走するハメになるのだが…それはまた、別のお話。

* To be continued? *

----------------------------------------------------------------------------

今更でスイマセン……。しかもエロ度が低いですネ(´・ω・`)
6夜目108氏のシチュがものすごく気に入ってたので自分なりに考えて書いてみた次第です。
当時の書き込みを見てすぐに取り掛かったのに、今ごろになって完成した罠。

ちなみに6夜目108氏のレスはこちら↓
108 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/03/31(木) 00:33:20 ID:Al8vgmRL
ミスラのパンツと、ブラジャーを着けてみたタル女が、
タル男に見られて。そのままヤってしまう話はありますか?

*おまけ*
シロウ タル♂ 4A (銀髪後ろ縛り)
ウルル タル♀ 4B (メッシュツインテール)
セリ   ミスラ 8A (茶髪2つ結び)
377名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 22:55:42 ID:uhTAfU5g
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )

gjgj!!
378名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 00:08:54 ID:FQ3Shvyf
>>361-376
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(.  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━!
GJ!!!GJ!!!カワイイです凄くエロくてカワイイです(;゚∀゚)ハァハァ
379名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 12:06:12 ID:JnLvfRsd
面白かったです、GJGJ!!

次回予告
ミスラを狙う赤魔の狂気。つい手近なセリに手を出した赤魔に、
ウルルがついに切れる!
決めろ、愛と友情の夢想阿修羅拳!次回シロウルセリ、「散る心、咲く恋」お楽しみに!
シロウの恋は実るのか!?


とにかく言いたかった。今じゃ反省している。
380名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 21:11:35 ID:6OauOpq+
タル物キターーーーーー!!!!
ハァハァハァ面白かった、GJ!!!!!!
381名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 07:49:24 ID:FXYnvlm9
思わずバク宙して土下座したくなった。
382名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 09:28:23 ID:rWOIZBAF
こんなのキボン

カップルはなんでも
どちらかがつい浮気してしまい、相方にそれがばれる
最後はバク宙しながら土下座
383名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 18:06:11 ID:oV2ruI6B
「………」
俺は今、サンドリアの石畳の上に自主正座をしている。
目の前にいる女シーフは俺の相方ってやつなのだが……さっきから一言も喋らない。沈黙が重い。
何でこんなことになったのか。俺は先刻まで幸福の絶頂にいたはずなのに……。

1時間ほど前だろうか、俺はLSの白姫から呼び出しを受けてロンフォールの森に居た。
高嶺の花的存在である彼女から声がかかるなんて。これが舞い上がらずに居られようか。
まあ、彼女は「LSの狩人と付き合ってる」なんて噂があったし、俺としてはやましい期待なんて欠片もなかったのだ。
しかし、予想は遥か斜め上へと裏切られた。
まさか会って十数分後には憧れの白姫の細腰を抱えて汗だくになっていようとは。
なんでそんなことになったのか、浮かれててよく覚えていない。
とにかく彼女は狩人とは別れたのだとか。
それでなんで俺なんかのとこにくるのかはわからないがタナボタ的なこの機会をみすみす逃すわけも無く。

ごつごつした岩壁に手をつかせて腰を突き出させ、彼女のブリオーの裾を捲り上げて
ぴっちりと食い込んでいる黒いタイツを下着と一緒に膝の辺りまで降ろす。
白魔の脚は生脚派ってヤツが多いが、俺は断然タイツ派だ。このむっちり感がたまらないんだ。
眼前に晒された白姫の秘所はすでに蜜が垂れそうなほど潤っていて、ひくひくと震えながら俺を誘っている。
まさに据え膳。俺は手早く自分のモノを取り出して彼女のソコへ思いっきり突き立てた。
「あぁあぁぁん!!」
ロンフォールの森に、白姫の嬌声が響き渡る。暖かい感触に包まれて、そのときの俺はまさに幸福の絶頂だった。
抜こうとすると名残惜しむように絡み付いてくる彼女の肉襞に導かれるまま、何度も何度も彼女の細腰を
自分の下腹部へと打ちつけた。
「あぁ…ぅん…いいよぉ……ゅー、さぁん…壊れちゃうぅ……」
白姫が今にも絶命しそうなほど息を荒げてうっとりと俺を振り返る。く…反則だろ…。
気を抜くとイってしまいそうになるのを絶えるべく、周囲に気を向けたそのとき……
がさっ
背後で物音がした。嫌な予感がして振り返る。
「………」
そこには「信じられない」といった表情で、相方が呆然と立ちすくんでいた。
やば…っ!そう思ったときにはすでに彼女はとんずらで走り去ってしまっていたのだった。
384名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 18:08:23 ID:oV2ruI6B
俺はすぐに彼女を追い、ここサンドリア港区で見つけた。サポシでよかったというべきか。
しかし一言も口をきいてくれないのでこうしてここに自主正座をしているわけだ。
「あー…えっと、その…ごめんなさい…反省してます…」
何度目になるかわからない声をかける。きっとまた返事はしてもらえないが。
「……ホントに?反省してる?」
予想に反して、彼女はそう言った。俯いていた顔を跳ね上げる。
「も、もちろん…!俺が!俺が悪かったです!」
「もう二度としない?」
「……し、しま…せん。」
微妙な間を感じ取ったのだろう、彼女が途端に訝しげな表情になる。
「バク宙して土下座したら許してあげなくもない」
出た。お決まりの無理難題。何かあるとすぐこれだ…。
しかし、今日は違う。そのぐらいのこともできない俺だと思われては困る。
俺はその場にすっくと立ち上がり、叫んだ。

「スーパージャーーンプ!」

*終われ*


正直すまんかった(´・ω・`)
VUで狩人様に弱体が入ったので…リューサーンの時代がきますようにと祈りつつ。
385名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 22:59:40 ID:kvV8B4Fv
ハゲワラwww
386名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 02:32:01 ID:9t8kGH7D
>>383-384
ワラタwwwwwww神wwwwwwwwwwwwwwwww
387名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 06:08:21 ID:1n13juMX
リューサンかよwwwwwwwww
バギクロスwwwwwwwwww
388名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 09:16:13 ID:6M5Y4Dr5
エロパロ板の設定が変更され、
全角2048文字、60行まで書き込めるようになりました。
(従来の倍)
また、数値参照文字(unicode)が使えるようになりました。
(中国人の人名漢字等が表示できるように)

1レスに今までの倍、書き込むことができ、
結果としてレス数が減って連投規制に引っ掛かりにくくなります。

>383
テラワロスwwwwwwwwwwwGJ!
389名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:33:15 ID:e9pOy7gv
駄文失礼
イベントものSS エロ度かなり低め...
金魚すくいのNPC 名前も場所もログインできてないのでテキトー...

アル  ヒューム♂ 合成のための倉庫キャラ
ミント ヒューム♀ 金魚掬いNPCのつもり
390【祭りのあと:1】:2005/07/23(土) 11:35:05 ID:e9pOy7gv
始めまして僕はアルって言います。
バストゥーク在住で合成と栽培で生計をたてています。鉱山区のモグハウスにお世話になり今朝もすがすがしい朝を迎えます。
今朝も5時に起き、栽培のチェックを済まし、ポストを覗き、簡易の食事を済ませて服を着替えると急いで部屋を後にして外へと走り出します。
ギルド開店前の行列に負けじと並びアイテムを購入するためです。
といっても開店は8時なのでそれまで競売所で必要なアイテムを購入し、それからギルドへと向かいます。
でも今日のバストゥーク鉱山区はいつもと違っていました。そう、チンチチという音と共に空に上がる花火
夏の風物詩である夏祭りが行われ始めたようです。競売所の横で普段見慣れない女性がなにやら露店を広げ始めていました。
そっと僕は彼女に声をかける。彼女は僕に微笑み返すと、夏祭りの間、冒険者を相手に金魚すくいを始めるということを教えてくれました。
可愛い笑顔の裏に少し陰りを感じ、後ろ髪を惹かれる思いをしながらも僕は錬金術ギルドへと急ぎました。
お目当ての品物を購入し、競売で購入した商品とそれをつかい合成を始めます。
シュワシュワー パリーン!
等と合成をしているうちに昼の食事も忘れ窓から覗く空は赤みを帯び始めています。時計を眺めると18時...時間はあっという間に過ぎて行きます。
今日の自分に課すノルマを終了すると、そのまま家路へと向かいます。
朝見かけた競売横の露店は店が見えなくなるほどの人でごったがえしていました。
金魚すくいがどれほど面白いものか経験がない僕には分かりませんが、この様子を見ている限りでは何時間も待たなければさせてもらえないような気がしました。
そのとき僕のおなかが空腹を訴え、物見も程ほどに帰宅する足を速ました。
お決まりの食事を済まし、ふかふかとは言いがたいベッドの上に寝転がると一日の疲れを癒すようにそのまま眠りの世界へと堕ちていく。
おやすみなさい...
翌日、毎日繰り返されるように起床すると、栽培チェック、ポストチェック、食事、着替え、流れるように済ますと外出する。
競売所でクリスタルや素材を買い込み、ギルドへと向かう。
しかし、昨日からいつのも流れに少し変化が起きました。今日も彼女は朝早くから露店の準備を始めていました。
彼女の名前はミント、夏の終わりまでの3o日間ここで金魚すくいの露店を続けることを教えてくれた。
今晩時間があれば僕も是非金魚すくいをしてみたいと約束を交わし、足早に錬金術ギルドへと向います。
シュワシュワー ポン!
合成を繰り返して、気が付いたころには西日が部屋に差込、アジマばあさんの顔をオレンジ色に色づかせていた。
ノルマは達成し、手持ちの素材も少なくなったので今日も家路に向かう準備を始めます。
競売所横を通りがかると、昨日と同じように露店を覆い尽くすほどの人ごみがそこに出来上がっていました。
これでは到底僕が金魚すくいをする時間はなさそうだと諦め、そのまま何事も無いように通り過ぎるとモグハウスに帰り就床する。
繰り返される日々、いつもと変わらない日常、仕事というものはこういうものだと諦めながらも日々繰り返す。
391【祭りのあと:2】:2005/07/23(土) 11:35:53 ID:e9pOy7gv
この夏の唯一の変化であるミントさんとのわずかな朝の会話。でもこれだけでも乾ききった僕の生活を潤すものになっていました。
彼女と出会ってから一週間がたち、僕達の朝の会話の時間は日増しに増えていきました。ギルド開店前に僕の姿はありません。
昼まで彼女と会話をし、簡素なお弁当も二人で食べるとそれは豪華な食事のような錯覚さえ覚えてしまうほどでした。
昼からギルドに向かい、日が暮れるとその日も家路を急ぐ。競売横をとおり彼女の姿を眺めながら通り過ぎる。
だけど今日は違った。僕はその足をとめ、露店へと向かった。今まで賑わっていたはずのこの場所だったが今日は幸い人が少なかった。
これをチャンスとばかりに僕は初めて金魚すくいをする。彼女からポイというものを受け取り、水槽で泳ぐ金魚をそれをつかってすくい揚げる。
結果は0匹。最初はこんなものだと微笑む彼女。
1回1ooギル。大した金額ではない...が今日は一度だけにしてまた明日チャレンジするといって店を後にする。

それから三日が過ぎ、僕は初めて金魚をすくい上げた。手を叩いて喜んでくれるミントさん。そして僕に景品の話をしてくれた。
次は景品を目指して、もっと多くの金魚を救えるようにチャレンジしていた。やがて僕は一度で1o匹は掬える様になっていた。
変化が無かった日常に、夕方から数時間彼女と二人の時間がとても有意義な時間に思え始めました。

彼女とであってからはや3週間がたったころ、僕は一つの変化に気付いた。いや、気付くのが遅かったのかもしれない。
いつもどおり起床、昼食までミントさんと話し合い、夕方までギルドでの合成、そして店じまいまでの金魚すくい。
こんな生活が2週間繰り返されていたが、大きく変わったのは彼女のお店にはほとんどお客さんがこなくなってしまっていたことでした。
開店当時、あまりの人ごみで彼女の顔さえ見ることができなかったはずだが、今となっては彼女の姿が見えなくなるほどの人ごみはできない。
多くても1時間に1o人程度、それでも僕はまるでやとわれサクラのように彼女からもらうポイで金魚を掬っていた。
このことを僕は彼女に話した。そしてこう応える彼女
【娯楽は飽きがきてしまうとそれで終わりなの...それに私も秋がくるまでしかここにいれないから...】
言葉遊びを含みながら、彼女のいった言葉はむなしさを感じることができた。仕事と娯楽は違う。
僕は合成を面白いとは思わない。もちろん飽きなんてとっくの昔から感じてはいるが生きるための仕事でやめるわけにはいかない。
お店にお客さんが日増しに来なくなり、彼女と二人だけの時間がその分長くなっていた。お互いの悩みを話し合ううちに彼女は僕に過去の話をしてくれた。
彼女はこの世界の人間ではなかったこと、パラレルワールドといわれる同じ世界でも決して交わることの出来ないもう一つのヴァナディール
そこで彼女は冒険者として世界を駆け回っていたと言った。
この世界に来たのはGMと呼ばれる人にノルマを課せられたからだそうで、夏の終わりまで金魚すくいでGM達に貢献することが目的だった。
僕も合成する一日のノルマは自分で決めていた。最近はさっぱりそのノルマを達成してはいないけど...
彼女に課せられたノルマは3o日間で金魚すくいだけで1oo万ギル。1回1ooギルだから1万人のお客さんを呼ばなければいけなかった。
一日に数回チャレンジする人もいるし、実際そんなに人は呼ばなくてもいいみたいでしたが
けど、それでも1ooギルずつもらって1oo万ギル貯めるのは気が遠くなりそうな数字だった。
でも彼女はいつも笑顔で答えてくれる。そんな彼女に僕は恋をしていた。
392【祭りのあと:3】:2005/07/23(土) 11:37:05 ID:e9pOy7gv
今日も僕は彼女の露店に居た。仕事をサボり、開店から閉店まで露店に居座り続けた。
けど...僕以外のお客さんは来なかった。寂しそうな顔で、それでも無理して笑顔を作り彼女は言う
【飽きられちゃったのかもね。けど、最後まで私頑張るから】
Mintoは気合を入れた!
しかし彼女に残された日は明日一日しかなかった。そして僕にもその一日が最後のチャンスになる日だった。
明日告白して、この夏に終わりを告げよう。たとえふられても、悔いのないように...

「僕と付き合ってください!」
開口一番に僕は彼女に伝えた。彼女が来て丁度3o日。彼女も今日で最後の日に僕は最初で最後の告白をする。
しかし僕にとって彼女の答えは良い物ではなかった。夏の恋はここで終止符を迎えたはずだった。
彼女は丁重に僕の申し出を断り、何度も頭を下げ、謝り続けた。
そして今日、彼女は露店の準備をしようとしませんでした。理由は僕と一日デートをしてくれるからでした。
ノルマは達成したのかと訪ねると、首を振る。
それならお店を開けるべきという僕に彼女は応える。
【来年がまたやると思うから。でもこの世界にこれるかどうか分からないし...あなたとの思い出を作っておきたいから】
無礼だと思いながら彼女がノルマを達成するまで後いくらギルが必要なのか問い詰める。
教えてくれない彼女を何度も何度も説得してその堅い口を抉じ開けることに成功した。後5万ギル...人数にして5oo人。
開店当初なら1時間で到達しそうなお金だったかもしれないが今日一日では不可能に近い金額だろうと思う。
僕は自分の財布を取り出し、彼女にお金を手渡す。彼女のノルマに足りない金額に少し色をつけて1o万ギル。
けど彼女は受け取らない。それだけは決して駄目だといって彼女は引き下がらなかった。

なにも娯楽が無いバストーゥク鉱山区を二人で手をつなぎながら歩く。
やがて日が暮れ、僕は彼女を部屋へと誘った。残り数時間二人きりで二人だけの世界で話がしたかった。
モグを説得して、二人きりになれるようにしてもらう。僕の部屋に置かれたブロンズベッドは二人で寝るには狭いものだった。
このベッドは以前顔も知らない人から宅配で贈られたもの、クエストが発生するとか噂で聞いたことがあるけど
この街の僕の知名度なんてほとんど無いに等しかった。故にそういう噂話であるクエストも発生することなくずっとここにレイアウトされていた。
彼女の浴衣をはだけ、一糸纏わぬ姿へ、そして僕は彼女を愛する。彼女も僕を愛してくれる。
二人は一つになり、僕は思いのたけをすべてぶつけた。僕は、数え切れない種を彼女に撒き、荒い息を整えながら彼女に僕の腕を差し出す。
それを枕にしながら僕に抱きつく彼女...この部屋に後1時間しか居れないと涙を浮かべ、力強く抱きついてくる。
彼女は全てを僕に話し始めた...
彼女は自分のいたヴァナディールで不正ツールと呼ばれるものを使用し、GMにより暗く、寒い、モルディオン監獄に送られたこと。
そこで反省をし、罪を償い、そしてチャンスを与えられたのがこの金魚すくいイベントによるGM達への貢献だった。
膨大な額のノルマ。しかし、彼女は声を張り上げ、必死の思いでノルマ達成を目指した。後少しの95万ギルまで稼いだのだと言う。
元の世界には彼氏がいること...そして僕に恋をしていたこと...
僕は彼女にここに残って欲しかった。お金ならいくらでも出せる。再度彼女に1o万ギル手渡そうとしたが彼女は首を振って天井を見ながら続けた。
【不正してつかまって、反省したのに...また不正しちゃだめでしょ!】
彼女は怒りながらでもその顔は笑っている。
【ありがとう。気持ちは嬉しいけど、私は自分のできることを精一杯頑張ったから...】
散らかされた浴衣を着ようと彼女はベッドから起き上がる、その彼女に後ろから抱きつくともう一度彼女をベッドへ誘い一つになった。
時間が無いのはわかっていた。それでももう一度彼女を感じたく僕は強引に彼女を襲った。
そんな僕を嫌がることなく迎え入れてくれる彼女、再び僕は彼女の中に精を放つ。
部屋を後にする彼女の笑顔の端には涙がこぼれていた。それでも彼女は泣かなかった...きっとまた会えるといって部屋を去っていく
393【祭りのあと:4】:2005/07/23(土) 11:38:18 ID:e9pOy7gv
彼女が居なくなった部屋をでて、僕は急いで宅配所へと向かう
Minto
5万ギル宅配...
宅配所のガルカはそれを彼女に届けてくれると言った。
ただ送るだけでは返されるのは目に見えている。慌てて僕は彼女にTELLメッセージを送る
Aru>>Minto 今ポストに送ったから調べてみて。そのお金は今日、ミントさんが僕に付き合ってくれた報酬だから絶対に受け取って!
Minto>>Aru ^^
彼女がいれば他には望むものは...

翌日僕はいつもの時間に目を覚ます。栽培チェックをすまし、ポストを調べる
Minto>レッドローズ
Minto>50,000Gil
「...」
僕はすぐモグにお金を返すように返却を指示した。
【だめクポ..その名前の人はこのワールドに存在しないクポ...】
ば、馬鹿な...僕は何度もモグに送り返すように怒鳴るが無駄なことだった。
【不正はもうこりごり...】
彼女のいった言葉が脳裏をよぎる。僕はレッドローズをポストから取り出すと苗木の植えている鉢を撤去し、そこに植える。
ドライフラワーにして、来年会えることを願い僕は錬金術ギルドの開店ラッシュに遅れを取らないように部屋を後にする。
もう祭囃子の音は聞こえない、秋が訪れ、冬が来る。僕の生活はいつものように繰り返される。飽きが来てこの娯楽に終止符が打たれるまで...

                              □END□
394名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:42:31 ID:e9pOy7gv
イベント関係のものを書きたかったのですが...
エロ描写かけるようになってから出直しますm(__)m
395名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 12:26:43 ID:8X9l0z8D
乙。
常体と敬体は混ぜない方がいいと思った。雰囲気はけっこう好き。
396名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:28:41 ID:2vasyGVt
せつねええええええええええええええ
397名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 00:16:24 ID:MeVNpRrI
初々しい感じがいい

話も情緒があってヨカタ
398俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:37:17 ID:YPc/yWcK
HumF1なフェローたんネタ です。 


--------------
前髪が目のあたりまで来るながさの小柄なヒューム娘、ナナコ。
彼女が俺のところにやってきて今日でちょうど、1週間になる。
俺が言うのもなんだが、めちゃくちゃ可愛い。
大きな瞳は翡翠の色で、形のいい唇はつやつやしたロランベリーの色だ。鼻は高すぎず低すぎず絶妙のバランス。
もちろん肌は上等の磁器みたいにきめ細かい。アカンボみたいにすべすべでもちもちで、ほんのり甘い香りがした。
見てる分には、極上だ。あくまで、見てる分には。
問題は、こいつが電波だってことだ。
具体的にいうと…。

「きゃあ!導きの鏡にアナタが映ってるぅ!」
「あたしはアナタに導かれていたのね!ううん、知らないけど絶対そう!」
「あたしたちは運命で結ばれているのね!ほら、これが愛のあ・か・し♪」
(何だよこれ、リンクパールか…?)

いきなり押しかけてきて喚きちらすわ、

「違いますぅ、シグナルパール♪ アナタとあたしの直通回線なんだからぁ!」
(Tellでいいじゃないか…)
「それを使えば、いつでもあたしとお話できちゃうんです!」
「あ、街で会うのだってもちろんオッケー!ランデブーですね!!」
(何だよその懐かしい響きは…)

無理やりリンクパールみたいなものを押し付けてきやがるわ

「あとね、あたしのことは ナナコって呼び捨てでいいですぅ♪ 愛されてるって感じがするしぃ〜〜〜」
(愛してねぇよ!)

脳内理論全開でひとりでシアワセになるわで…
そりゃもう、大変よ。
399俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:38:08 ID:YPc/yWcK
ナナコが俺を「運命の人」に選んだ理由は正直、わけがわからない。
「導きの鏡」云々っていってるけど、俺オカルト信じないし。
でもまぁ、細かいこと気にしてたら、冒険者なんてやってらんねーワケよ。
俺を気に入ってくれてるのは間違いないし、俺の言うことはおおむね、素直に聞く。
そしてくどいが、可愛い。スタイルもいい。 これは重要だ。多少性格に難があろうとも。
そもそも、悪意はないんだ。俺にまとわりつくのだって、純然たる好意なんだから。

俺は冒険者としてはかなり名が知れた部類で、自分で言うのもなんだが、金も名声も有り余っていた。
冒険者登録をしたころはどこもかしこも輝いていた世界も、今やすべて、知り尽くしてしまった。
デュナミスも空も、もはや遊び場。 そんなだから、多分、退屈していたんだ。
だからこそ、この危なっかしい電波娘の「保護者」を引き受けてやる気になったんだと思う。

っていうのは実は言い訳で。
こんな電波ゆんゆんでも、俺はナナコのことが嫌いにはなれない。いや、むしろ好き。可愛いし。
なんだかんだ言ってのろけてんじゃねえの?って思ったそこのオマエ。正解。
まぁここは開き直って、俺とナナコの最近の出来事を書いてみようと思う。
他人のシアワセがねたましい奴、ラーメン屋の行列に並べない気の短い奴はスルーしてくれ。



付き合い始めて(?)思い知ったのだが、ナナコは、驚くほどものを知らなかった。
合成も釣りもできない。伐採もチョコ堀もやったことがないらしい。どこのお嬢様なんだよ全く。

「すごぉい!オレンジがあっという間にジュースになっちゃったぁ!」
「ねぇねぇ、ナナコにもやり方教えて〜!」

万事がこの調子だ。
だが、素直な感情表現に、俺に向けられるまっすぐな視線は、見ていて可愛らしくほほえましかった。
無垢っていいなぁ!これから俺が好みの色に染め上げることが出来るってことなんだし!

(ひょっとして、狩りの仕方からパーティの組み方まで全部教えなきゃいけねぇのかな…)

とはいえ、現実的に考えるとやること満載で頭が痛くなるのもまた事実。
とりあえず、今を楽しむことにしよう。
幸いいい天気だったので、俺はナナコをロランベリー耕地に連れ出した。
空は高く、草は緑。日差しも風もキモチイイし、二人でピクニック気分を味わうには絶好のロケーションだが、それだけじゃない。
ここには蜜蝋を落す蜂がうじゃうじゃいる。
たくさん拾えばナナコに錬金術の基礎を教えてやれる、そう思ったわけだ。
ところが。
400俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:39:03 ID:YPc/yWcK
「ほーら、こっちこっち!!」
何の前触れもなく、いきなりグーブゥーに挑発ぶっかましたもんだから、俺は目ん玉が飛び出るぐらい驚いた。
(おいおい、無理だって!リンクしてるって!ゴブまで来てるって!!100年かかっても勝てねぇよ!! )
俺の予想どおり、というか至極当然の結果というか、
「きゃぁーー!痛いぃー!痛いってばぁー!助けてー!!」
怒り狂ったグーブゥーにボコボコ殴られて、ナナコは半泣きになりながら俺のほうによたよた走ってくる。
(バカか、こいつは)
死なれても困るので、とりあえずケアルとプロテスをかけてやってから、罪のないグーブゥーとゴブを片付けた。
素材がでるわけでもない、目的があるわけでもない、まさに虐殺。正直スマンかった。
「ありがとうございますぅーーー!やっぱりあたしの運命の人ですぅーー!一生ついていきますですぅーー!!」
俺の後味の悪さなんて気づきもせず、ナナコは目をうるうるキラキラさせ、勝手に腕なんかとって歩き始めた。
「わ、わかったからちょっと離れろって…」
「なーにいってるんですかぁ あたしたちは一心同体ですよっ♪ きゃはっ^^」
(くそうこのバカ女、人の話を聞けよ!)

とかいいつつ、肘のあたりにむっちりした柔らかい肉が押し付けられるのが、悪い気分のわけもなく。
俺は鼻の下をだらーんと伸ばしたまま、ナナコを連れてレンタルハウスへ帰ったのだった…。
(ダメだこいつは。危なっかしすぎる)
(まずは座学で、戦術や連携の知識を叩き込まないと、外へだせやしねぇ…)



というわけで。
俺はレンタルハウスでナナコと向かい合って、お勉強モードに入ることにした。
ナナコは金も持っていないらしく、安っぽいスケイル装備を愛用している。
太腿のチラリズムがなかなか良いのだが、室内では窮屈そうなので、俺のシアーチュニックを貸してやっていた。
だぶだぶのチュニックの袖をまくりあげ、眼鏡をかけて俺の方を見ながらペンを銜える姿は、はっきり言って萌える。
首周りも大きすぎるらしく、きっちり釦を留め上げていても、鎖骨がちらちら覗いた。
(い、いかん俺、ベンキョーだベンキョー!)
401俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:40:23 ID:YPc/yWcK
「じゃあナナコ"シュルツの戦略論"の13ページから行こうか」
俺は邪心を振り払い、平静を装って手元の本をとり、ページをめくった。
「はーい、えっと…かくじょぶのとくせいとあびりてぃについて…?」
ナナコは素直に返事をしたが、イマイチ気乗りしなさげに文章を音読する。
「"すべてのじょぶは、れべるを上げることで、そのじょぶを極めた者にしか覚えられない特殊技『じょぶあびりてぃ』を習得していきます。…ジョブレベルをあげれば……"  う〜〜〜ん長いぃー!わけわかんなーい!!」
案の定、ほんの数行読んだだけで、ナナコは本を放り出してベッドにばふっとひっくり返っってしまった。
(うわ、投げるの早!!)
半ば呆れつつ、俺は本を拾い上げる。
机から離れ、ナナコがぼよんぼよん跳ねるベッドの縁に浅く腰をかけた。
「ナナコ、ちゃんと頑張って勉強してくれないと、どこにも連れてってやれないぞ?」
「えぇ〜〜 昔の人が書いたご本なんてあたし読めないぃ〜」
「じゃ、じゃあ俺が読んでやるから、ノートにまとめながら聴くんだぞ?ほらちゃんと座って」
シュルツの戦略論はナナコには難しすぎたようなので、ミラテテ様言行録を膝の上に広げる。
これなら物語形式だから、ちゃんと理解できるはずだ。
が。
「やーーだ!もう本読むのなんてなんてつまんない!頭パンクしちゃう!!」
「そ…そっか……じゃあ少し休憩しようか……ハハハ…」
俺は内心ため息をつきつつ、ミラテテ様言行録をブックシェルフにしまった。
リンクシェルやパーティでは、出来るだけメンバーを甘やかさない主義の俺だけど、こんなに嫌がってるんだし、仕方ないよな。
今日はまぁ、大目に見よう。

「だいたいあたしはぁ、お外なんかいかなくてもいいんですぅ〜!街の中でお話できるじゃないですかぁ♪」
「いやそりゃそうだけどよ、それじゃナナコいつになっても強くなれないぞ?」
「いいんです、あたしは冒険者じゃないですから♪ 導きの鏡とアナタさえいれば、なーんにもいらないです」
「…ナナコ…」

可愛らしい物言いと潤んだ瞳。それを見ていると、俺も勉強なんかどうでも良くなってきた。
ナナコと出会って1週間、いつもこのパターンな気がしないでもないが、その事には目をつぶることにする。
「そ、そうだよな。俺がナナコを導いて、護ってやればいいんだったな」
「そういうことですぅ♪ ねね、だからお勉強なんてやめましょ?」
ナナコはベッドから身を起こし、俺の腕に抱きついてきた。
長い睫を伏せ、形のいい唇を心持ち俺の方に突き出してくる。
こうあからさまに「ちょーだい」されたら、しないわけにいかないじゃねえの。
402俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:42:15 ID:YPc/yWcK
「ナナコ…」
俺はナナコの肩を抱き、ロランベリー色の唇をそっと塞いだ。
「ん…」
ナナコは小さく呻きながらも甘えるように俺の下唇に吸い付き、ちゅくちゅく音を立てる。
軽く歯を立て、まだるっこしい刺激を与えてよこしてきた。
リクエストにお答えして、唇を舌先で割り、中に侵入する。
この1週間で、俺はナナコの癖や嗜好をある程度悟った。
歯の裏や歯茎を丁寧になぞってやると、とても悦ぶ。
暖かく柔らかい口の中を存分に味わい、俺に差し伸べられた舌を絡めて吸いながら、身体をベッドに押し倒した。
胸のあたりに、柔らかい乳房の感触が押し付けられる。正直ポイズンリーチなんかに似た柔らかさなのだが、やっぱ女の身体のが全然イイ。リーチは冷たいしぬるぬるしてるし、何か変な液吐くしな。
耳たぶを軽く齧り、首筋に唇を這わせると、腕の中の身体がびくんと跳ねた。
「よくなってきた…?」
シアーチュニックの襟元をまさぐり、釦をあけて手を捻じ込む。
ナナコは、小柄なわりに豊かな乳房を持っている。
掌に少し余るほどのボリュームのある柔肉にそっと触れ、下から掬い上げ、軽く揺すった。
「あん…」
白い喉を軽く反らせ、甘い声をあげるナナコ。
最も敏感な先端を、ほんの少し爪先で掠る。触れた瞬間は柔らかかったのに、二、三度往復させただけで芯を帯び、こりこりとそそり勃った。
「固くなってる…」
俺は勢いよく、シアーチュニックの前合わせをはだけた。
部屋に居る時は下着をつけさせていないので、均整のとれた美しい肢体が、露になる。
形の良いふたつの乳房は、腕のいい菓子職人が作った雪山のロランベリーのようだ。勿論瑞々しいロランベリーのトッピング付。ウエストはきゅっとくびれ、デルフラントペアを思わせる丸みを帯びた尻へと、なだらかな曲線を描いて続いている。
「…やっ……あぁっ……」
ナナコは頬を紅潮させて、小さな鳴き声をあげ続けていた。
潤んだ目はとろんとしていて、それでも俺をしっかり映して、時々瞬いた。
俺はあらためて片方の胸を掴み、弾むようなぷりぷりした感触を楽しんだ。
同時に指の間から乳肉がこぼれ、ぐにゅりと淫らに歪む乳房を目で堪能する。
そして、もう片方の乳房に、ゆっくり口をつけた。舌で味わわなきゃ本当の美味みってのはわかんねえし。先端を含み、舌先で転がしてつついてみる。
「…はぁんっ…!」
ちゅく、と音を立てて吸うと、応える様に硬さを増し、存在をはっきりと主張した。
「こっちは…どうかな…」
ナナコの薄い茂みを指で梳くと、そこは熱い湿り気を帯びて、俺を待ちかねていた。
ぴったり閉じている筈のスリットは緩み、内側の濃い肉の色が、濡れ光っているのが見て取れる。
俺はそっと、指を差し入れた。
軽く曲げてかき回すと水の音がして、暖かく粘った液体が絡み付いて来る。
「んっ……イイですぅ……」
待ちかねたようにナナコが、腰をくねらせた。
胸の先端同様、敏感に勃ちあがった肉芽を自ら俺の指に、マーキングでもするように擦り付けて来る。
「……指がっ…ゆびがぁ……きもちいいのぉっ…!」
舌ったらずな声で甘えながらの痴態。もっと乱れてほしくて、肉芽を覆う皮を爪先で剥き、激しく動かしてやった。
「んぁっ……イイっ……キモチイイのぉ…」
俺の首筋にすがりつき、歓喜の声をあげるナナコ。
後ろでちょこんと束ねていた髪がほどけ、くしゃくしゃのベッドの上に乱れて散った。
あーまじヤバイだろ?可愛いだろ? 俺がハマっちゃうのも無理ないと思わねえ?
403俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:44:51 ID:YPc/yWcK
俺はナナコの脚を持ち上げ、大きく開かせた。
ズボンを脱いで、【TP】【300%】状態のモノを取り出した。
濡れそぼったナナコの秘裂に、ぐりぐりと亀頭を押し付ける。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音が響き、じんわりとした快感が立ち上ってきた。
挿れたい!今すぐ!!
幸い、ナナコも気持ちは同じだったようだ。
「…んっ……ほしぃですぅ………して……してぇ…!」
銜え込まんばかりに腰を蠢かせながらのおねだりに、気を悪くする男がいるだろうか?いや、ない(反語)。
俺はいたく満足し、一気に挿し貫いた。
「…あぁあぁぁぁっ……」
嬉しそうなナナコの腰を抱きしめ、奥を目指して、ゆっくり確実に、深く突く。
内壁が絡みつき、もぐもぐと食まれる快感の中、先端が突き当たった。
「あんっ あっ いやぁんっ!」
何度かノックすると、ナナコは面白いほど悶えた。乳房がたぷたぷと音をたてんばかりに揺れる。
その様をみながら、俺は味わうようにゆっくりと腰を動かした。
最初は熱い胎内をかき回すように、徐々に早く深く。
少し動くだけで、ナナコに呑みこまれた俺のムスコがきゅうきゅう締め付けられる。
熱い肉に包まれ、圧迫される気持ちよさときたら!俺は夢中になって、いつしか激しく突き動かしていた。
赤黒い俺が、いやらしく濡れ光るピンク色のナナコの中にずぶずぶと出入りする様子も、たまらない。
「…あんっ…あぁっ…はぁあんっ…!」
奥を抉るたびにナナコは喉をのけぞらせて叫び、俺の背中にまわした腕に、力を込めた。
耳のすぐ側で、快楽にうかされるナナコの嬌声が響く。熱い息の感触が頬と首筋にかかって、不覚にもゾクゾクした。
だってよ、マジヤバイんだって。
熱くてキツくて狭いナナコん中で、煽られて急かされて、もう目の前が、白いっていうか落ちる寸前っていうか…。
でも俺は「導く者」なわけよ!ここは意地でも先にイくわけにはいかねえんだ!
「…ナナコ…!」
意識がトびそうになるのを必死で堪え、ベッドとナナコの背中の間に腕を入れる。
きつく抱きしめて、めちゃくちゃに揺すった。すっげえイイ。
「−−っ…!あっ はぁんっ…!あんっ…っ!」
顎を掴んでキスして、口の中全部嘗め回して、乳房も乳首も弄くる。
「ねぇっ……イっちゃってぇっ…あたしもうっ……あんっ…あぁぁっ…!」
ナナコが喘ぎ喘ぎ短く叫ぶ。
高い声が一瞬途切れて、そのすぐ後に−−。

「…………っ………!」

俺が放ってしまったのは、まぁ、言うまでもない……。


俺はナナコが、何者なのか殆ど知らない。
ナナコも多分、俺のことなんて、何も知らない。
でもそんなこと関係なしに、俺たちは会えてよかった。
ガラにもないけどそんなことを考えちまう俺は、ヤキがまわってるのかも知れねぇなぁ。


これ最後まで読んだそこのアンタ。
多分アンタを「導きの者」だと信じている奴が、すぐ側にいると思う。
え、何のことかわからない?そうだなぁ、俺から言えるのは

「行列には並んでみろ」

それぐらいか?幸運を祈る。


<おしまい>
404俺のナナコが一番可愛い!:2005/07/24(日) 02:46:16 ID:YPc/yWcK
実はフェロー、まだ取ってないんですがなー…
やっぱ名前で呼ぶのとモグハウス呼び出しOKは実装してほしいですね
あと、水着着せてあげたいです…

405やミえな:2005/07/24(日) 03:22:05 ID:VTik/ubN
>>383-384
すーーーぱーーーじゃーーーんぷ!wwwwwwww

バク宙りゅーさんテラワロスwwwwGJですた!wwwwwwww
406名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 03:37:53 ID:mnhWd5gQ
VUで狩人弱体が明らかになり突然LSの人気者になってしまったリューサン
次期No1アタッカーといち早く親密になろうとLSの姫たちがリューサンに群がる
「キャーリューサーン」
「おいおいいくら俺でも同時に相手できるのは3人までだぜwwwwwwww
並んで並んでwwwwペンタスラスト300%!!wwwwwwwww」
っていうリューサン幸せ絶頂な話が見たい。  












もちろん夢オチで
407名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 14:14:11 ID:JdzVu/8q
くそ!くそ!そんなフェローあははんうふふん物語聞かされたらTP300じゃないですか!!
しかし俺んとこは自キャラフェロ共にエルメス!
この俺のTPをどうしろと・・・・・・・



唐突にエルメスにデカクーリ機能が搭載されてることに気づいた。
じゃ、おまいら、ちょっとティッシュ借りていきますよ。
408名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 15:42:00 ID:w/WApxeU
>>406
なんかカワイソス
狩弱体といっても超えられるのはモンクくらいなものだ
409名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 22:53:31 ID:k2J+uZ6f
リューサーンのお話GJ!


フェローたんのお話もGJ!!!!!!!!!

俺のフェローたんはハゲガルちゃんですけどね……。orz
410名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 12:13:29 ID:u17ISSsh
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/5139.jpg

このミスラに激しく欲情した・・・・

水着のssありましたら 楽しみにしてます
411名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 13:30:36 ID:TRlvgG4N
テラウマス
見たことない絵師だな・・・・
412名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:34:38 ID:jFn/qpf+
ここで聞いていいのかどうなのかだけど…
虹板にあったズリネタ集積所ってどこいっちゃった?
413名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 14:37:47 ID:TRlvgG4N
腐ってきたので無くなった
414名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 20:18:53 ID:x3b3R8dY
>>410のミスラすげーイイネ!

>>412
次スレらしき物が立ってたので、とりあえず天麩羅だけ貼りにいっといた。

[半角二次元]〔復活〕FF11のエロネタをかき集めるスレ〔復活〕
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1122367156/
415名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 22:29:21 ID:rGe68jCP
>>410
好きなタイプ絵なので探した
fc2内にblog発見 画像内の文字が名前のようだ
416名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 21:16:14 ID:f/Ks55iK
>>415
がんばって探したら見つけた 情報感謝
417名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 02:24:18 ID:I/7aN+a5
らめぇ
418名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 09:08:17 ID:oD6pGL6V
らめぇ
419名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 10:20:27 ID:F2KO9i5u
以下スレは重複です
強制女性化小説ない? Part20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122706289/

強制女性化小説ない? 論議スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122616924/

>【この板の趣旨】
>一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
>およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
議論の為のスレは板違いです。

エロパロとしての議論スレッドだからこの板で良いということはありえません。
以下に誘導できるよう、エロパロ板の皆さんで協力してください
ぴんく難民(仮)@bbspink掲示板
http://sakura02.bbspink.com/pinknanmin/
PINKのなんでもあり@bbspink掲示板
http://pie.bbspink.com/eromog2/
420名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:30:52 ID:xI3wWYfq
何この誤爆感
421名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:44:03 ID:wt7RYAPq
>>419はたぶん強制女性化好きでミスラ好き
だから嫌がるヒュム♂をミスラに無理矢理性転生するSSとか投下すると
食いつくんじゃない?

Naitouwww:「やめろぉーwwwww」
JakohWahcondalo:「おまえをミスラにしてやるにゃー」
Naitouwww:「うはやめるにゃーwwミスラは好きだけど、ミスラにはなりたくないにゃーwww」
JakohWahcondalo:「もう遅いにゃー」
422名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 12:52:07 ID:oaMxt+9s
419と同じ内容のレスは、他のスレでも見たなぁ。
宣伝コピペの類かと思われ。
423名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:53:15 ID:ERDRqwQj
こんにちわ初カキコさせて頂きます
タルタルフェロー×男キャラで書きました
貼り付けさせて頂きます
424名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:55:07 ID:ERDRqwQj
別になんの思惑もなくただ単純に選ばれたリストの中に入っていたタルタル娘を選んだ
港にいるガルカから思い当たる特徴を聞いて
いつのまにやら どんどん大きくなる話にあれよあれよと巻き込まれて
そして・・・・・・・・
「私はフォースに導かれてきたのかな・・?」
「フォースと一緒にいるね! うん!」

そう言って彼女はつけているパールを渡して私と行動を共にするようになった
別にこれといって所属しているリンクシェルもなく 普段特に親しくしている友人もいない私には
彼女はいい話相手になってくれた
ただ問題だったのは彼女がまだ戦闘経験も浅くそれといった装備もない彼女には
すぐ私のサポートを任せられる訳もなく 結果的に私は彼女の稽古をつけてやらねばならなかった

「じゃぁ次はあれをやってみなさい」
「えー!」
今日もソロムグ原野で骨の近くにいるウエポン相手に戦闘をしている
ウエポンの攻撃に幾度となく打たれて地にぺたりと尻餅をついている彼女を見ていると不覚にも可愛いと思ってしまう
(・・・・・ああ・・・いかんいかん こんなことではいかんぞ)
よぎって来た疚しい考えを一旦打ち消して戦闘の指示とケアルの詠唱に神経を集中させた
それにしてもどうして最近ソロムグにはこんなに人が多いんだ・・・しかもみんな私みたいにゾロゾロと連れをつれて・・

425名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:56:07 ID:ERDRqwQj
しばらくして
「ああ〜もうつかれちゃった! じゃぁもう帰るのまたね!」
「ああ・・またね」
私に挨拶するとイソイソと懐から出した呪符デジョンを使用して彼女は帰っていた 
いつも思うのだが・・大して戦闘もしていないのにどうしてそんなに戦績が貯まっているんだろうか
彼女が帰ったあと今日の戦闘の反省と明日の予定について相談をしたくて私はルルデの庭を訪れた
いつも通り人込みでゴミゴミしているエレベーターをなんとか通り抜け
階段を昇って彼女と決めたランデブーポイントまで進む

最近なぜか知らないが彼女と決めたランデブーポイントの場所は
(何故か)最近急激に増えたカップル達の待ち合い場所となっており 人込みが嫌いな私にはこれがなかなかキツイ・・・
やっとポイントに到着した私はいつも通りに彼女の到着をまつことにした
相変わらずル・ルデの庭のシャウトがひっきりなしに飛んできて正直煩い
するとそのシャウトの中に

syastem Message
ランデブーポイントに不具合が見つかったのでル・ルデの庭に緊急メンテを行います 至急他のエリアに批難してください

意味は全然理解できないが なんとなくここで待っていても彼女が来ないことが(何故か)よくわかった
私は静かに溜息をつく 
426名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:56:49 ID:ERDRqwQj
いつの間にかル・ルデの庭には例の赤鎧の警備員達が集まり初めている
これは早くしないとマズイことになりそうだ

「うおーい なんだよ! そりゃ!」
「金返せよ!!!」
「フェローたんに会えないのかyp!」
「仕様です 早く他のエリアに移動してください」

納得ができない人達が赤鎧の兵士達に口々に文句を言うのを聞き流しながら
私は庭のエレベーターを使って レンタルハウスに戻った
人の流れが激しいのか はたまた人の流れが重いのか自分の部屋にたどり着いた時には私は随分疲労していた
「ふぅ・・・疲れた・・・」
若干の溜息を漏らしながら 私はいつも通り身に着けている鎧を外し愛用している部屋着に着替えた
私は1人が好きなので モーグリは必要な時に呼びつけるようにして 後は自国のモグハウスに待機させるようにしている
427名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:58:13 ID:ERDRqwQj
氷のクリスタルの力である一定の温度を保つようにしてある金属棚からグレープジュースを取り出す 
この歳でそんなものを飲むなんて変に思うかもしれないがこのジュースはパーティにおける後衛用にデフォルメされたもので
闇のクリスタルで発酵されたものを使っているらしい まぁ要するにアルコールな訳だ 
ついでに棚からカチカチに凍ったグラスをもってきてそのままハウスに備え付けられているテーブルに2つを並べる
そのまま傍にあるスツールに腰掛けて 氷のグラスにグレープジュースを注ぐ
真っ白なグラスに葡萄の紫色が混じる この瞬間はなんとも綺麗だと私は思う
冷やされたグラスをもって口につけ一気に飲み干す 
グラスによってほどよく冷やされたほろ苦い炭酸液が食道を通っていくときは得も言われぬ快感だ
「ふぅ・・・うまい・・」
「うわーーーまるでオヤジだね!!」
「ブッ!!!vdヴぉいvdsvjtろっふじ@;」
「うわ・・きったなーい!」
思わず噴出してしまった私を見て 突然現れた声の主が批難するがそんなこと知ったことではない 
盛大に咳き込んだ私を後ろからトントンさすり(叩く?)ながら声の主は話かけてきた
「今日はねぇ、ほら会えなかったでしょう? だからさぁ明日一緒にどうしたいか相談したいから尋ねてきちゃったの」
相変わらずいつも通り能天気な声でそのタルタルの少女(?)は言った
お気づきだと思うがこれが私と最近組むことになった彼女である
「迷惑だった?」
「いあいあいあいあ!! そんなことはない!!!」
タルタル族特有のあの妙に愛らしい瞳で聞いてくるものだから何もしてない私のほうが動揺してしまっている
別に私はロリコンでもなんでもないんだが・・・・・・・・
「そ、よかった じゃぁ明日の事とかこれからの方針についてはなしましょ」
「あ・・・ああ・・・」

428名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:59:09 ID:ERDRqwQj
それから私達は長々とこれからのことについて話した
彼女は私より大分経験が浅い中級の冒険者だったので私が戦闘の基礎戦術を教えることが大半だった訳だが・・

「で、わかったかね?」
「全然わかんないよぉ〜〜!」
「いかんな・・そんなことでは君はただでさえ物覚えがあまりよくないんだがら・・」
「子供扱いしないでって言ってるじゃない! ひどいなぁ〜!」

そう言いつつ頬をぷくーっと膨らませた その可愛らしい姿形した彼女はどう見ても子供にしか見えない
「わかった・・わかった・・今日はここまでにしよう 何か飲み物でも持ってきてあげるからそこにいなさい」
「だから〜〜子供扱いしないでって言ってるのに〜!」
後ろでギャァギャァわめき続けている彼女を後にして 私は冷凍棚からセルビナミルクを取り出すと(これならアルコールが入ってないし大丈夫なだろう)
彼女がいる部屋に向かった

「ほら、ミルクもってきたから飲みなさ・・・ってなぁあぁあ!!!??」
「・・・・・・・ぁ・・あのさ・・・フォース・・これって・・・・」

そこにあったのは私が日頃色んな意味でお世話になっいている週間トリビューンのエロ記事をくりぬいた記事をまとめたものや(餓鬼みたいとか言うな)
モルボルのつる とか 蜜猟 とか 修道士の荒縄 とか スライムオイル とか そんなものがあちこちに散らばっていた

「なななななななななななななななななな・・!???」
「あの・・あのさ・・あたし小さいからゴロゴロ転がってたら、たまたまベットの下にいっちゃってね・・それでね・・・」

彼女が色々と下でブツブツと言っているが私に言えばそんなことはどうでもよかった
一刻も早くコトを収集しなければ もうパートナーとしてやっていけないならばともかく 死ぬまで変態扱いされることになる・・!

429名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 11:59:45 ID:ERDRqwQj
「こ・・ここれは・・だな そうだ!そのなんていうか・・つまり」
「・・・・・・・こういうのが趣味なの?」
「いやいやいやいやいや・・・なにをいうんだそんなことあるわけないじゃないか!!」
動揺してしまっていて完全に口調がたどたどしい 我ながらまるで九官鳥である
「それはだな・・あ、そうそう! うんうん!! アレだよ アレ!! 合成の材料とか装備品とか他もろもろをだね 収納家具に閉まって(ry)」
「わからないと・・思ってるの・・?」
「ウ・・・!」
「あたしのこと子供扱いしないでって言ったじゃない・・・ もう・・・・」

彼女が動揺する私の膝の下までチョコチョコと近づいてくる
「まだ慣れないかも知れないけど あたし大人なんだよ? そんなに焦らなくてもいいんじゃない?」
タルタル族特有のあの大きな丸い瞳が私に向かって精一杯に見開かれた
「もう・・だから子供扱いしてほしくないって言ってるのに・・」
「しかし・・・」
430名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:00:18 ID:ERDRqwQj
反論する前に私の唇は彼女の小さなソレで塞がれた
冷たい口の中に彼女の暖かい小さく可愛らしい下が入りこんでくる
「んん・・・ぁ・・・ん・・・」
彼女の両の手が私の頬をつかみ中に含まれた唾液を吸い上げるようにチュルチュルと吸い上げていく
私もお返しとばかりに歯に当たらぬように歯の奥や歯茎の表面を舐るように吸い上げ 舌を絡ませ私の唾液を塗りつけていった
「ぅぅ・・ん・・・あ・・ふぅ・・」
彼女の両の目がうっすらと朱を帯び細くながれる それがとても愛しくて私はもっと彼女の唇の感覚を楽しんだ
「ひゃ・・ぅ・・・ん・・・ぅぅ」
「はぁ・・・ふぅ・・み・・」
唾液が双方の口の間から糸を引いて垂れた
ようやく口の離したときは本来ならば短い時間であったはずなのに 自分でも驚くほど長かったように思えた
「どう・・・? これで子供じゃないってわかってもらえた?」
にぱっと私に笑いかける その笑顔はいつものものと指して変わらない可愛い彼女の顔があった
431名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:01:39 ID:ERDRqwQj
「・・・・・・」
「ん?どうしてたの?キャ!!」
私はその時どうかしてしまってたのかもしれない 
でももう、止められなかった よりにもよって他種族のしかもタルタル族の女に興奮してしまっていたのだ
「こんなことしておいて はい、終わりなんてことはないだろう?」
傍にあった修道士の荒縄をもって彼女の両手を八の字型に縛り上げた
身体が小さいので残った縄は抵抗されないように足も縛っておくのに使っておく

「いや・・痛い・・お願いやめて・・!」
「何が嫌なものか、自分で誘っておいてそれはないだろうが」
装着していたスケイル鎧を乱暴に外すと 中から幼い肢体が出てきた
「いやあ・・・お願い見ないで・・」
懇願する彼女の顔 でも興奮した今の私にはその顔がさらに私をいきり立たせることに彼女は気づいていない
鎧の隙間からこぼれた ほとんど膨らみのない乳房をゆっくりと口につけ 舐める
「ひゃ・・ぃぁ・・おっぱい くすぐったい・・!」
胸はほとんどないものの先端の起立したピンク色の突起は間違いなく彼女が女であることを表していた
それを口に含み 唾液と一緒に舌で転がす
「ぁぁ・・ひゃ・・ぁぁ・・・! ぃぁ きも・・ぁぁあ・・・ぃ!」
唇の先で何度も嬲ってやると 先端はどんどん赤みを増しぷっくりと膨らんでくるのが 口の感覚だけでわかった
私はそれが楽しくて何度も舌の先でつついたり 歯の先で少し噛んでみたり反応を楽しんだ
「やぁ・・・ぁぁ・・! ひゃぁ・・ぃ・・」 
ようやく乳首から口を離すと肩を上下に左右させ 荒く息をついている彼女の顔がそこにあった

432名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:02:30 ID:ERDRqwQj
「ぁぁ・・はぁ・・はぁぁ・・・も・・もう・・いいでしょう? だから・・もう許してよぉ・・・」 
大きな目に涙がじっとりとたまっているのがわかった 
心では嫌なのだろうが その赤く染まった果実のような顔を見ているだけで本当に嫌なのか疑ってしまう
「何が嫌なものか・・・ちょっと弄っただけでこんなにものほしそうな顔して」 
一指し指と親指で顎をクイっと掴む 
「ぅぅ・・・お願い・・あやまるから・・・ゆるしてぇ・・」
「ゆるしてほしかったら罰を受けなきゃいけないだろうが」
「いやぁ!! おねがい! そこだけはやめてぇ・・・!」
懇願する彼女を無視して スケイルクウィスに守られた彼女の脚鎧を取り外す
そこに現れたのは女性なら誰もがもっているべき秘所と僅かばかりの陰毛があった
「いやぁ・・・! はずかしいよぉ!・・ おねがい おねがい! もうやめてぇ・・・!ぅぅ・・・・」 
「嫌ならなんでここはこんなになっているのかな?ん?」
「ぁ!いやぁ! ひゃぁぁぁぁぅぅぅぅ・・・・!!!」
既に濡れていた彼女の秘所に私の中指がゆっくりと侵入していった
モノがモノなので少々キツメだったがそれでも私の中指はあっさり侵入した
「ほら・・こんなに熱く濡れて・・いやらしい・・・」 
指を擦り付けるように壁の溝に擦り付けたり 先のほうだけ振動させてみたりしてみる
「ぁぁ・・ひゃぁ!! あぁぁぁああ!! いや・・お願い・・! どうにかなっちゃぅぅ・・・!」
クチュクチュとやらしい音をたてながら 子宮のあたりをさすってやるとおもしろいようにビクビクと痙攣する
「ぁぁ・・!ふぁぁl!!ひゃぁ・・ぁぁ・・いっひゃ・・いっひゃっぅうl・・・!」
子宮の淵をクリクリといじってやると大きくビクリと一度痙攣したかと思うとアッサリとイッてしまった
「ぁぁ・・・ひゃぁぁ・・・ぅぅ・・ふぅ・・・」 
達してしまった彼女の口から荒い息が出る 水揚げされた魚のようにぴくぴくと痙攣するその姿はタルタルといってもやはり可愛いのだ

433名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:04:12 ID:ERDRqwQj
「ほら・・どうだ・・? うん? 反省したか? これに懲りたら男を無闇に誘うのはやめておくことだな」
「ひゃぁ・・ぅぅ・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」
本当はこれでやめておけばよかったのだ 私自身もうこれでやめるつもりであったしこれ以上すれば取り返しのつかないことになりかねない
「ぁぁ・・・はぁぁ・・だから・・お願いします 早くやめてください・・・」 
その潤んだ瞳を見た瞬間 私の中で何かが弾けた
「何がごめんなさいだ 全然反省してないくせに よく言うなこの口は」
「ぇぇ・・・あぁぁ・・やぁぁあああ!」
傍においてあったモルボルのツルを秘所にあてがう
ビチビチと勢いよく動くその巨大なものはタルタルの彼女にとっては恐怖以外の何者でもないだろう

「お仕置きだ これでもう少し反省しなさい」
「いやぁぁぁぁ・・・いやぁ・・ おねがいします・・・反省します! だからやめてぇ・・」
涙で顔をグシャグシャに濡らした彼女の顔を尻目に 私はツルを秘所にあてがった
しかし、それだけだとやっぱり辛いだろうと思うのであらかじめ傍にあったスライムオイルを使って滑りをよくしておいた

「ほら・・お前のやらしいアソコで味わっておけ 大丈夫だ 心配いらん慣れれば気持ちいいだろうさ」
「ひゃぁぁ・・ぁあああ・・! ぁああああ!」
巨大なツルが小さなアソコにメリメリとゆっくりと侵入していく 
グチャグチャクチャクチャクチャ
大体半分ほど入ったツルは彼女の膣の中で容赦なく暴れてグシャグシャにかき回すのが容易に想像できた
「はぁ!!ぁあぁああ!ぁぁぁ!!いやぁ!きもひ!こわれ・・! ひゃぁぁぁああ」
あっさり気絶するかと思ったが余程ツルの動きがいいのか盛大に声を出して身もだえする
「ぁぁあ・・!いやぁ! はぁぁ!おねがい・・・もう・・もう・・!はぁぁあああ!」
ぴくぴく バタバタ ひくひく と動く彼女の身体を満足気に眺めながら
「ほら・・? 何がいやなものか こんなにヨガっていけない仔だな お前は」
「ぁぁあ・・・! ぁあ・・! ごめんあさい・・あたし・・あたし・・あぁぁぁぁあ」
完全にツルの刺激の虜になっている彼女を眺めながら 私は彼女の秘所の傍 
普段は皮につつまれているある場所に指を動かした
「そうか・・そうか なら気持ちよくしてやろう」」
暴れる彼女の足腰を押さえつけ秘所の上にある皮を丁寧に剥くきとり
はたして出てきた それは小さな小さな肉片だった
「ぁぁあ・・・ひゃあああ!おねがぁ・い・・! いまそれ触られたら・・!あたしどうにか なっひゃぅぅ・・!」
「だから 言っただろうが もっと気持ちよくしてやると」
「やめぇ・・! ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」
舌でその肉片をゆっくりと突付き舐めまわした 余程敏感な部分なのだろう 舌先でソロソロと撫でるだけで
彼女は大きな声があげ それが次第に大きくなっていった
「ぁぁああ・・・!ひゃぁあああ! ぁあああああああ!」
ツルの刺激がいよいよ激しくなってきた 大きすぎる快感のせいで膣が痙攣し中に入っているツルを締め付け
それから逃れようとしているツルがいよいよ激しくうごく為であろう
私もそれに合わせて小さな突起物に口をつけ 激しく吸い上げる
「ぁぁぁ・・・・! あああ・・・!ひゃぁぁぁあああああああ・・・ぃぁぁぁぁあああ!」
度重なる二重の快感に押されて責められて
「ぁぁ・・!いっひゃ・・あたし・・あたひ・・いっひゃああああ・・・」
大きくビクリと身をひねらせたと思うと彼女は意識を失った

434名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:05:45 ID:ERDRqwQj
それからのことは、よく覚えていない
覚えているのは 我に返った私はそうとう動揺してしまって急いで彼女の身体を拭きベットに寝かし
その日、一日をジュノ下層のベンチで過ごすことになった

部屋に戻ると彼女の痕跡は一切なかった 鎧も本もなく いつも通りガランとした部屋が私の目の前にあった
とんでもないことをしてしまった私は急いでいつもの待ち合わせ場所に向かったが
そこに彼女が来ている訳でもなく 謝罪もできない後悔に晒され続けた

私自身 自分にこういう性癖があることは知っていたから女性を囲うようなことはなかった
しかし今回の件でもう弁済くることもできないことをしてしまったかもしれない しかも多種族の女性に・・・

あれから数日がたち 何度待ち合わせの場所を訪れても彼女は訪れなかった
何とかして居場所を探ろうとしたが私に仕事を紹介してくれたミスラも詳しいことはわからないそうだ
「まぁ・・人生色んなことがるんだし仕方ないわね また人探しでもする? 何か変わったことがあるかも知れないよ」
そう言われてもせめて彼女に会って謝罪するまでは私の気が収まらない 私はその頼みを断った

435名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:06:39 ID:ERDRqwQj
数日間ジュノをかえずりまわったが結局何も手がかりを掴めなかった
心身ともに疲労した私は友人の薦めでラテーヌに行くことにした
ラテーヌ高原はよく晴れていた 今日は運がいいことに虹が出ていた
風にまじって春の草のにおいが私の鼻腔を擽った
なにか気持ちが落ち着いたのか 鞄の中から好きなグレープジュースを取り出してみることに
そこでふと気づいて鞄の中に彼女からもらったシグナルパールが入っていることに気づいた

急いで鞄から取り出して使用してみる
だが しかし・・彼女は現れなかった・・ 

両手で顔を押さえ込み頭を抱えた 
一瞬 目から涙が出そうになるのを忘れるために傍においてあったジュースを一気に飲み干した
炭酸の液体が何も最近ほとんど口に入れていなかった胃に注がれていく
「はぁ・・・・・・・・・・」
深い深い溜息 すると

「やっぱりオヤジみたいだねぇ〜」
いつも通りの元気な明るい声 急いであたりを見回すとそこには彼女はいた
いつも通り愛らしく子供のような顔にクリクリした大きな瞳

「お待たせ!今日も頑張ろうね!」
そして彼女はにっこり微笑んだ

 
syastem Message
ル・ルデ庭のランデブーポイントにフェローが現れなかった 不具合を修正しました お客様に大変なご迷惑をかけて申し訳(ry

436名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 12:08:04 ID:ERDRqwQj
以上です 
ここまで読んでくださった方、もしいらっしゃっいましたら本当にありがとうございました
スレ汚し失礼致しました では
437名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 14:04:00 ID:fYOdAuRS
よかった!よかったよ!GJ!




おまえさん、最近EP3見ただろw?
438名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 23:49:37 ID:9V6u6Bpv
GJ!
俺のフェローとの妄想が止まらないぜ(´Д`;)ハァハァ
439名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:23:29 ID:uq6JAjbl
タルエロ!タルエロ!
可愛くてイイッ(´Д`*)
440名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 00:35:53 ID:tpVfufvW
自キャラがタル♂な香具師はちょっとだけ負け組
441名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 02:16:48 ID:Wo2LbBax
>>440
タル♂が自キャラだからって・・・ッ!
他種族♀フェローたんにいぢり倒されたり、「タルタルを舐めるなッ!」と叫んで押し倒したりと色々あるだろうがッ!!

タル♂×他種族♀ハァハァ(;´Д`)
442名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 04:55:32 ID:IyRgmHKy
タル♂×タル♀ハァハァ(;´Д`)
443名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 05:07:15 ID:2oPWycc9
最近タル萌え同志が多くてうれしい(´Д`*)
444名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 04:45:02 ID:lxp9sfE/
誰か・・
ミスラがエロイ顔しながら自分のおなかにかけられた精子を手で触ってるエロ画どこにあるか知らない・?
「いっぱい出たね」
ってキャッチコピーだったような気もするけど・・よく覚えてなくて;
何かこの「いっぱい出たね」って言葉にピッタリだったのは覚えてる

またあの神画で抜きたくなって・・誰か神様教えてください・・どこにあるのか・・
445名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 06:41:54 ID:axOOEMuF
ていうか保存しとこうぜ
446名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 23:37:54 ID:+xPCXJd+
>>444
お前それネ実でも聞いてただろ。
親切な人がそれらしい画像いくつか張ってくれたのに
その画像が正解のかも答えないどころか、お礼の一言もなしか?
447名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:37:48 ID:3ySSoJOK
>>421
こんなんでいい?

8/9,

夜、ガードのブーマ、鼻の院研究員
のケナパケッパとテトラマスターをやった。

ケナパケッパの奴、やたらついてやがったが
きっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。


8/10,

今日、研究員のおえら方から新しい化け物
の世話を頼まれた。裸にひんむいたミスラ
のような奴だ。

生きたえさがいいってんで、タルタルを投げ込んだら、
奴ら、服をはぎ取ったり局部を引き
出したり遊んだあげくやっと犯しやがる。


8/11

今朝5時頃、鋼鉄鎧みてえな防護衣を着た
ケナパケッパに突然たたき起こされて俺も鋼鉄鎧
を着せられた。
なんでも、研究所で事故があったらしい。

研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験
ばかりやってるからこんな事になるんだ。


8/12

昨日からこのいまいましい鋼鉄鎧をつけた
ままなんで、ケツがむれちまって妙にかゆい。

いらいらするんで、腹いせにあのオポオポどもの
飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。


8/13
あまりにケツがかゆいんでオールルのとこにいったら、
ケツの割れ目の上ににでっけえバンソウコウを貼られた。

それから、もう俺は鋼鉄鎧を着なくていい
とオールルがいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
448名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:38:53 ID:3ySSoJOK
8/14

朝起きたら、ケツだけでなく頭にも腫物が
できてやがった。

オポオポどものオリがやけに静かなんで、足引き
ずって見に行ったら数が全然足りねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。


8/16

昨日、この屋しきからい逃げ出そとした研究
いんが一人、射さつされた、て はなしだ。

夜、からだ中 あついかゆい。
ケツのはれ物 かきむし たら しっぽみたい
耳生えやがた。
いったいおれ どうな  て


8/19

やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、タル 一人 犯


8/21

かゆい かゆい ケナパケッパー きた
ひどくかわいいで 犯し
きもちよかっ  です。


4

かゆい
よん?
449名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 02:41:55 ID:Scbo/HLy
450名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 04:02:25 ID:aij6zG1M
最後ワロタw
451名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 07:16:48 ID:hfaFbD7L
>>448
ウィンダスシティは地獄だなw
外はヤグートの群れ
中はナゾのミスラが徘徊中
最後は飛空挺で脱出ですな
452+2/QpyXn:2005/08/08(月) 17:51:51 ID:ZjYUEiXm
リアル単身赴任から帰ってきました orz
投下すると言いつつ長い間出来なくて申し訳ありません。
まとめサイト様に数々のネ申の作品がまとめられており、楽しく読ませて頂いております、管理人様本当に感謝です。

スレももういつのまにか7夜・・・
ミスまんスレ ばんじゃい!
453名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 02:46:41 ID:gicAGt/A
454名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 03:50:14 ID:QRwKRlg/
>>453
ミスラより手前のビッグマグナムに目が行ってしまう
455名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 00:31:04 ID:yZN5u2hQ
456名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 06:25:13 ID:jxuEcu9a
なんかタルのチンコはビッグマグナムに描く絵師多いよな・・・w
それはそれとして、某ロマンシングなスレで見るような絵柄だが・・・気のせいですか?(*´д`*)
457名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:12:12 ID:g8omnNn0
(1/6)

おはようございます。
初投下になりますが、宜しくお願い致します。
ヒューム白姫のバザーの話です。

ヒューム♂F3A×ヒューム♀F4A(白)
458名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:13:18 ID:g8omnNn0

(2/6)
ここはジュノ上層バザー通り。
通りといっても国が定めた訳ではなく、
ただ冒険者たちが各々広げるフリーマーケットといった風情、かしら…。

そんな通りから少し外れた家屋の前、
そこで私はバザーに使う袋を抱えて座っている。
大抵の冒険者はモグハウスから出て、競売方面へと歩いてくるので
モグハウスの方向を眺めながら人通りをチェックする。
中には私の姿に気付かないまま走り去る人も少なくない。
けれどそれでいい。
そういう場所をわざと選んだのだから。

どれくらい経っただろうか。
暗かった空はすっかり白んでいて、小鳥の囀りさえ聞こえた。
周りでバザーを拡げている人の大半はウトウトとうたた寝をしたり、
完全に眠ってしまっている人が目立ち始めていて。
私も若干の眠気に小さくあくびを漏らした、その時――。

髪は短くどこか人相が悪いヒュームの男、
装備は「廃人」と呼ばれる部類という事が、遠目でも見て取れる。
その男が、人も疎らな通りを歩いてきたのだ。
459名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:14:13 ID:g8omnNn0
(3/6)
ああそういえばあの人、
よく裏貨幣買取しますってシャウトしていたっけ。
そんなことを考えている内に
男は順番にバザーを見ながらこちらへと歩いてくる。
私はポケットからたまたま持っていた白貝貨を取り出して
バザーの袋へと放り投げた。
そうすると、ゆっくりと歩いてきた男は私に気付いた様子で。
前に立つと私のバザーを覗き始める。
若干高めに設定したそれを買う姿を見て、私は決断した。
この人だ。
そう決めると意を決して顔を上げ、その男へと声を掛けた。

「もっと買ってくれませんか?」
突然話しかけてきた私に、男は少々驚いたようで目を微かに見開いた。
それからどれのことだろうと思ったのか、
無言のまま、またバザーを覗きなおしている。
けれどそこにはお飾り程度に置かれたオイルが2つ。
落胆したように男は返事もせずに立ち去ろうと踵を返すけれど、
次の言葉には立ち止まってくれた。


「違うの。私を買って欲しいの。」
460名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:15:13 ID:g8omnNn0
(4/6)
「……言っていることが解らない。」
そう男は告げる。
解らない筈はないだろう、そのままの意味なのだから。
ただ単に「信じられない」というだけで。
ならば信じて貰うしかない。
こんなこともあろうかと、わざわざこんな場所を選んだのだから。

男は立ち尽くしたまま私を見ている。
さっきまで居た場所も人目に付きづらいとはいえ
やって来る人もちらほらいるというレベルなので、
今度は家屋と家屋の間の路地に身体を滑らせる。
男の位置からだけ、かろうじて私が見えるだろう。
ヒラヒラと手を振って愛想笑いまで見せ、
さぁいよいよだと私はオイルの蓋を外して地面に落とした。

片手にトロリとオイルを零すと空いた瓶は蓋と同じく放り投げた。
男は私の一挙一挙を凝視していて、投げた瓶に視線を取られている。
けれど見て欲しいのはココ……。
あいている手でブリオーの裾を軽く捲ると、そこにはパンタロン。
けれど普通のパンタロンとは違っていて、黒いタイツ部分が股間の所だけ裂けているのだ。
以前こうして「お客」を取っている時にされてしまったことだけれど、
今となってはこれでもいいかと思っていたりもする。
その下、――勿論下着はつけていない。
オイルで濡れた指をそうっと割れ目に沿わせて撫で、指を軽く中へと入れてみる。
「んッ……、はンぅ…。んン……!」
手の温度で温まったオイルのトロトロ具合は本当病み付きで
オイルだけじゃなく私の愛液もすぐに出てきて、
混ざり合って淫唇をベトベトに濡らして、それでも収まらずに太股に零れていく……。
461名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:15:58 ID:g8omnNn0


(5/6)
クリトリスは指で挟んでグニグニと皮ごと揉んだ後に、指の腹で突付くと
最高に気持ちが良くて、軽くイきかけて膝が震えてしまう程で。
まだ、まだなの?
さっきの男が襲って来ないか、今か今かと待ち望んでるのにまだ来てくれない。
こんなに恥かしいことしているのに……、あんなに見てるのにどうして?
早く、すぐに。おまんこに蓋をして欲しくて……。
「も――…おちんちん…欲し……ぃ、欲しい…っ。」
欲しいことが解って欲しくて、足をもう少し開くと
指でそっと淫唇を摘んで、物欲しげに充血してヒクヒクと動いてしまっている膣を
見せ付けるように男の方へと向ける。
恥かしい。けれどそれが気持ちよくて、触ってもいないのに気持ちが良くて、身体がジーンと震えてくる。
その時、身体に覆い被さるように黒い影がやって来た。
待ちわびた男の姿。近くに来て始めて解ったけれど、大分息が荒い。
押し付けて来る男の身体、股間のペニスはすでに堅くなっていることが触れたことで解って。
男が急くようにベルトを外そうとすれば、私はブリーチズの前を開けようと必死で。

「ッ……。っひ、ゃ!あぁン!」
そしてズンと膣内に、勢いに任せて一突きに、まるで押し込める様に太く深く挿入されたペニスは
正直とても苦しくて。
立ったままの姿勢で片足を持ち上げられた体勢は、押し付けられた背中が少し痛くて。
それでも突き上げられれば、焦がれていた分気持ちが良くて目の前は真っ白。
「ア…ぁあ…っ は、ンッ…!ぁン……気持ち、イぃ!……っ」
すでにもう勃起しきっているペニスは、押し開かれた膣の肉襞を押し割り、擦り上げては引いて……。
激しさが増せば、一層柔らかく肉で締め上げてしまうことが自分でも解る。
本能的にだろうか、私の弱い部分がきゅうきゅう締め付ける具合で解ったのか、どんどん腰の動きは激しくなって行き。
「…あン、んっ……あっ、………っひ、ぁ。ソコ、ソ…コ、ダメぇ!」
その時、男の声が頭上から聞こえて「生じゃ……」そう呟く。
けれどもう、もう耐え切れなくて……。
「も、イっちゃ……、も、ダメ…ッ、も…――…や、……っゃ、ッ――ああンっ!!!」
中で、という言葉に堪えきれない快感に押し流されて何度も頷いて、私はイってしまって……。
462名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 08:17:36 ID:g8omnNn0
(6/6)

甘い余韻に酔いしれながら、膣内から太股。そしてパンタロンへと零れて染みて行く精液に僅かに考えを巡らす。
明日は履けないな、そんなことを思いながら男の額に張り付いた髪をそっと指で退けた。
気持ちよくて、気持ちよくてとても幸せ。
そして、


「\-----ギルになりますよー?」


お金になるって……最高。


END.

--------------------------------------


以上になります。
読んでくださった方、おられましたら本当に有難うございました!
それでは失礼致しました。
463名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 02:46:20 ID:U5o5kZ8q
王道gj
個人的に、オチとして廃人に貢がせまくって男を文無しにしてやるとか
あったら面白かったかなとか思った。
464名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 07:44:46 ID:2hqdOof1
ちょっと文章に違和感感じた。「〜って」のところ。でもエロくて良かった
465名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 02:49:49 ID:ntLYa4Qd
我が名はトリオン。胸の内から湧きあがる性欲は……
烈火の如し!
466名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:00:26 ID:E5wQY+/E
>>465
萌える性欲を…もとい! 燃える性欲をたぎる想いへと変え…
宿れっ!!我が短剣へ!!!11!!!

叫びながらトリオンは自室を飛び出した。
「お、王子!? 下着を召してくださいませ!!」
引き止める従者の声も聞かずに、王子は中庭を疾走していく。

トリオンの目が、運悪く通りかかった侍女へと引き付けられた。
「そこの娘っ!!我が目に留まるとは運が良いぞ!!」
「お、お、王子…? なにをなさって…」
彼女を壁へ押し付け、トリオンの手が彼女のメイド服を引きちぎる。

「あぁ、お戯れを…!」
目に涙を浮かべる侍女をよそに、白い柔肌のふくらみへ舌を這わせた。
優しく乳輪をなぞり、きつく乳首を噛むと侍女の唇からは喘ぎが流れ出た。
「ぁあん…い、痛い…あぁぁ…んふ……!!」
「痛いか、そうかそうか。ならば気持ちよくしてやろう」
そう言うと乱暴を壁へ向かせ、尻を自分に向けて突き出させた。
「やぁぁ…!お、王子…やめ……」
壁に押し付けられた侍女は、涙で顔がぐちゃぐちゃになっている。
胸は壁と体に押しつぶされて、わずかに横から見えるだけだ。

トリオンの手が侍女のスカートをめくり、下着を一気に下ろした。
「ほぉ…、美しい尻だ。我が身が貫くことを許すがよい」
彼女を押さえていた両手を離し、たっぷりとした尻肉へ置くと広げるようにして
熱く燃え立つ短k…肉棒を襞の中へと突き入れた。
「く…なんという心地良さ……楽園の扉が私を招くようだ…」
トリオンの腰が彼女の尻を打ちすえ、そのテンポを早めていく。
「…んんっ!…あ、あ、あぁ…や、王子…」
グチュグチュと濡れた音が廊下に響き、それに侍女の声が重なる。
「ぁふん…んふ…!!…あ…あ…こんなので…ぃ、ゃ……っああぁぁあ…!!!」
「くぅ、、すべてをこの剣にこめて…わが魂、朽ち果てるまでぇぇええっ!!1!!11!!」

二人の叫びが放たれた瞬間にどこからか姿を現した人物が吼えた。
「トリオン!!廊下で何をしておるかーーーっ!?」
「ち、ちち、ちちちち、乳上!!?」
「たわけ者がっ!しかも、かようにも無様にうろたえるとは情けない!」
「乳上、ぃやぃゃ、ぃやいや父上お許しを〜〜〜っ」


―――寝苦しい暑い夜が更けていく―――
467466:2005/08/14(日) 14:03:59 ID:E5wQY+/E
465を見たら書きたくなっちゃったよ
勝手に続けてしまってすまん…
468名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:37:21 ID:P3whzoID
さぁ、この俺を止められるかな?
……沸きでよ! 白濁なる液よ!
469名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:35:11 ID:4gzAoS4a
相手はやっぱクリルラのほうが良かったな(・∀・)
470名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 02:43:05 ID:mU9GK2fM
トリオンのは片手剣じゃなくて、短剣かよwwwwwwwwww
471名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 19:57:56 ID:5rAhLhHJ
クリルラが相手じゃ
王子の短剣はまっぷたつに叩き折られちゃうんじゃないかな
472名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 19:48:45 ID:7ctPrW65
ヴァナ汁保管庫みてタル♀作った漏れは負け組

といってみる
473名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 12:38:19 ID:yGCpHkpb
>>466
あまりの暑さにお脳がやられてしまった
鳥音ですか
474名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:47:33 ID:hEaeIhwS
ほす
475名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 14:03:07 ID:W5wBusP7
メロンブックのつうはんにあるFF11の本って品切れなの再販されないのだろうか
ほんだあるの超欲しいイイイイイイイイイイ
476名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 14:39:55 ID:W5wBusP7
すれ間違えたぜ
477名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 20:31:45 ID:HX/yKmIT
もし、召喚獣の神話にあるガルーダさんと王子がパコっている小説を所望したいのだが
4781/2:2005/08/20(土) 20:56:22 ID:P7pADzaf
「んっく!…きひぃぃ…」
精液と愛液の匂いが充満する小部屋、正常位で膣を小突きまわされるミスラが居た。
いや、ミスラだけではない。エルヴァーンの女、ヒュームの女、タルタルの女が
男に膣を預けていた。

四人全員が心地よさに声を上げ、腰を揺すり、肉棒を締め付け、精液を啜っている。
特に男たちに人気があるのがミスラだった。
「あぁはっ!むちむちちんちんが気持ちいいよぉ!もっと突いてぇ!」
気の弱そうな、髷を結ったヒュームの青年が今のミスラの相手だった。
締め付ける膣の感触に食いしばった口元から涎を垂らし、人の良さそうな顔つきに
似合わない、太めのペニスを幾度もミスラの内部に突き入れている。

「そう、そうだよぉ!ああイく!気持ちよくて死んじゃうゥ!
お兄さんのちんちんでイくよ!いくっ…いくっ!きひぃぃぃぃぃぃッ!」
「お、おぉぉォ!!」
女一人に男一人ずつ、綺麗に磨かれた床とフカフカのベッド。
こんな風景がなければ、一流の客間にしか見えない一室。しかし今は女と交わりたい
男たちが列を成して並んでいる。

「おい!出したなら早くどけよ、こちとらあと1時間でPTなんだよ」
そうだそうだ、と今までミスラにしがみついていたヒュームを男たちが野次り始める。
「わかってますよ、…お嬢さん、またお相手お願いしますよ」
ヒュームの男はそう言ってミスラから離れ、何事も無かったかのように身支度を整え
部屋から出て行く。
そして、ミスラの身体に長身のエルヴァーンがのしかかる。
「随分イってたねぇ、ミスラちゃん?」
「あぁ…あはぁん」
答えはうっとりとしたため息だった。エルヴァーンは話しかけると同時に、ペニスを
ミスラに差し込んでいたのだ。
4792/2:2005/08/20(土) 21:01:17 ID:P7pADzaf
「この間ミスラちゃんのイイとこ見つけただろ?今日は俺が出るまで一杯責めたげるからな」
「腰が砕けて歩けなくなっちゃうから、お手柔らかにねぇ?」
「腰が砕けたら養ってあげるって」
軽口を叩き合うも、エルヴァーンはミスラの片脚を自らの肩にかけ、粘る腰つきで膣を味わっている。
「ふゃ、ああ。ぬちゅぬちゅ気持ちイィィ…」
既に両手が足りぬほど男を咥えた膣は今だ締め付けが衰えず、エルヴァーンを心地よく包み、締め付ける。
「ミスラちゃんはスケベな音立てながら犯されるの大好きだもんなァ?」
勢いをつけ、腰を引き、突き入れる。くぷくぽ、と膣の空気が鳴る。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
いやらしい音と膣の快楽に既にミスラの目は男を移していなかった。

ここはヴァナ・ディールのどこかにある「本能の宿」
ペニスをたぎらせた男が訪れ
膣をうずかせた女が訪れ
本能を開放する宿。

(゚∀゚)ゴブ沢自爆子潜入取材
スクープ!高級会員制売春宿!!(筆字、赤で)


(゚Д゚)ノ□ダンボールは最高の潜入道具です!ゴブ沢がお送りしました!
480名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:18:01 ID:fh2rfonW
Σ( ;゚Д゚)超GJ!!

いつもと変わらぬエロスをありがとう!!
481名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:21:13 ID:mGlF3pse
ゴブ沢きたー(`・ω・´)
GJ
482名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 04:03:23 ID:L4yIWeTX
こんなのはどうだろう

一人のミスラに群がる男たち。
手、胸、膣や後ろの穴はもちろん、
脇、ヒザ裏、耳も尻尾も使われて
犯されまくりで汁まみれ。


というか1対多なミスラが見たい
483名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 08:08:00 ID:S9wbrx/R
ウィンダスのミスラが一斉に発情期に突入
夜になると森の区彼方此方から、
オスを誘う艶かしい溜め息がこだまする。
数少ないオスを巡って、激しいキャットファイトを街の中で展開するミスラ達
手近なオスならなんでもいいと、タルタルまでも、その性欲の餌食にされていく。
タルタル雄達はホルトト遺跡や天の塔に避難するも
次々と欲情したミスラ達に発見されて、搾り取られていく。
一方天の塔に逃げ込んだタルタル達
外から聞こえる悲鳴を、一箇所に固まって震えて聞いていた。
「入り口を封鎖したから、ここには入ってこれないなのなの」
クピピが言う。
しかし彼女は忘れていた。
ここには守護戦士セミ・ラフィーナ達がいたこと。
484名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 17:56:14 ID:gWILr6O/
>>483
終わり!?wwwwwwww
485名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 18:36:46 ID:3jOnFfy3
>手近なオスならなんでもいいと、タルタルまでも、その性欲の餌食にされていく。

詳しく
486ゴブ沢:2005/08/23(火) 19:37:22 ID:ndVKwkAH
ちょっと天の塔の送風口から突撃取材してくる。
487名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 12:39:10 ID:2qX8P081
よし、差し入れだ。取材たのむ。
つ【ダンボール】
488名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 17:19:59 ID:ZSHNUXyB
おk、そのダンボールに
【高級ロランベリー】【天の塔】って書いてやる
これで怪しまれにくいはずだ
489名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:20:03 ID:FzkOF34q
ここは天の塔
息を潜めて、石壁の隅で寄り添って震えているタルタル達。
彼らの視線は全て入り口のゲートに向けられている。
侵入者に脅えるタルタル達
「こわいたる」
先程から遠く、港区の方角で何発もの古代魔法が炸裂し続けている。
その衝撃は頑丈な天の塔の石壁を微かに揺らし、
砂埃が隅で震えるタルタル達の頭の上に降り注いでいた。
「モジジちゃーーーーーん!!!!」
外の狂乱の中にコルモル博士の叫び声が聞こえた気がした。

「タルタル達よ、守護戦士の名誉にかけて、ここに不心得者の進入は許さない。」
そういうセミラフィーナの目線は、ズボンを引き裂かれ、命辛々逃げてきた
タルタル達のむき出しの下半身に熱く注がれていた。
「助けてたるぅ。僕…僕…怖いたるぅ」
タルタルの一人がはフラフラと立ち上がり、目に涙をたたえて、トタトタと走ってくると
セミラフィーナの太股にしがみ付いて、上目使いに訴えかけてきた。
…ゴクリ…
セミラフィーナは生唾を飲み込んだ。その目は怪しく潤んでいる。
490名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 22:49:20 ID:FzkOF34q
賊の狙いは、このタルタル達だ。
そこで彼ら全員を外部に音が漏れない部屋に隠せば
より安全ではないだろうか、という守護戦士の案が採用された。
さらにその部屋を内側から施錠して、中から警備をすれば完璧だという
セミラフィーナの提案は立った今実行にうつされたのだった。
491名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 00:44:11 ID:ovYUSdLM
続きまだー?(ちんたん
492高級ロランベリー箱より中継:2005/08/25(木) 22:23:04 ID:9bw35QtV
「ここにいれば、大丈夫タル?」
揉み手でモジモジしながら、部屋の中の守護戦士に恐る恐る問いかける。
「ここなら、どんな大声も漏れないから、外の連中に気づかれないわ」
「そうでしゅか…安心しましたたる」
タルタル達は緊張の糸が切れて、ホッとした表情で、その場にへたり込んだ。
厳重に施錠された部屋の大きな扉、その前にも2人の守護戦士が立ちふさがっている。
これはどんな賊でも乱入は不可能と思われたからだ。
「た・・・助かったたる( ´∀`)、もう安心たる」

ミスラの一人がへたり込んでいるタルタルの一人に近づいてきた。横に座ると
片手で自分のほうへ引き寄せて、胸の前で頭を撫で始めた。
「大丈夫だった?痛くなかったぁん、ああん、かわいいそう、こんなになって…
こんな事でミスラの事、キライにならないでねぇ」
ここに保護されているタルタル♂達は、天の塔に逃げ込むまでの間、多くのミスラ達に襲われ
命辛々逃げてきたのだ。
生傷だらけの体、泥と変な匂いのする液で汚れた衣装はあちこち引き裂かれ、下半身は殆ど裸だ。
股間がむき出しになっていて、乱暴に弄ばれたウィンナーは真っ赤に腫れ上がっている。

「かわいそう、舐めてあげる」
股間に顔を近づけると、フッっと息を吹きかける。
口先でそっとキスをすると、ザラザラのネコ舌をぺろぺろと舐め始めた。
「あああ やめてたるぅ くすぐったいたる」
タルタルの股間は膨らみ始める。
「あら、こんなに腫れちゃって、かわいそう」
ミスラは自分の顔の前に垂れる髪をかきあげながら、上気した顔でタルタルの物を口の中に頬張った。
493高級ロランベリー箱より中継:2005/08/25(木) 23:17:05 ID:9bw35QtV
…チュパチュパ…
彼女は片手で竿を扱きながら、もう片手で髪を掻き分けつつ顔を上下させていた。
たっぷりと唾液に浸されたペニスは口の中で、さらに硬さと大きさを増していく。
「にゃふんんん〜〜硬い!」
ザラザラの舌と犬歯が雁首に絶妙な刺激を与え続けている。
「ダメ〜〜〜!そんなの汚いタル、やめてタル!」
タルタルは溜息をつきながら、目を閉じると、その小さな手を彼女の頭に添えて、自分の股間に押仕込んだ。
「んん!舐めてあげるね。外のミスラが付けたキタナイの、あたしがみんな取ってあげる」
「あああ やめてタル、でちゃうタル(*´Д`)ハァハァ」
「んん、硬い…ちっちゃくてかわいい…たべちゃいたい…」
竿を扱く手が加速する。
ああっ
ドピュ…

タルタルの小さな星の木から樹液が迸った。
「ごめんなさいタル!」
494高級ロランベリー箱より中継:2005/08/25(木) 23:34:44 ID:9bw35QtV
彼女は股間から無言のままで顔を上げて、髪を掻きわける。口の中の栗の香りがする樹液を
ゴクリと飲み込むと、艶やかな唇の周りを拭き取るように、舌の先が一回りする。
もう一度、股間の前に屈み込むと舌で竿に付いた樹液をザラザラの舌で綺麗に舐め取っていった。
タルタルは動揺をしていた。顔はオドオドとした表情を浮かべて、
掌で口を覆ってオロオロしている。
「どうしよう…どうしよう…守護戦士様に 僕とんでもないことしちゃったタル」
タルタルの股間を舐めていたミスラの口元が邪悪に歪んだ。
495名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 03:37:52 ID:4akwXK5v
よくやったスネーク
引き続き任務を続行してくれ
496ゴブ沢:2005/08/26(金) 06:01:19 ID:m90evtEr
ダレダ!私より先に突撃取材したのダレダ!w
497名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 06:21:03 ID:AfV6owvr
雷電、イレギュラーは気にするな。
自分の任務を遂行するんだ。

セミ戦士長がいる部屋はおそらく別の部屋だ、それを探すのだ
498名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 06:28:16 ID:AfV6owvr
雷電、お前のいるエリアに段ボール箱があるようだ。
【ピピラの姿焼き】と描かれている。まずはそれを入手するんだ


調子に乗ってます、ハイ
499名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 08:18:28 ID:A+K+lMXH
>>496
それは君のダンボールは【高級ロランベリー】と書いてあるからだよ。
【サイレドンの黒焼き】と書かれている私のダンボールには
真っ先に彼女達の部屋に運ばれてしまったのだ。

「にぅにぅ♪あけちゃおっかなー♪」
「ダメヨ!隊長が戻って来るまでガマンしなさい!」
時々箱を開けに近づいてくる彼女達にドキドキしながらも
ダンボールの持ち手の穴から、外の様子を伺っているのだよ。
500名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 08:29:59 ID:ctVMrRy3
492≠ゴブ沢 ロランベリーの段ボール箱を先にとられた
と見えるのだが
501名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 10:46:35 ID:NlkU2k1x
落ち着いて考えろ、
高級ロランベリーの箱は一つとは限らないぞ
502名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 12:06:53 ID:gSlh5VM2
何この流れ。超おもしろすぎるwwwww
503名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:36:01 ID:A+K+lMXH
私、ミリー・ウォーリは いかにして
森の区のガード
ラコー・ブーマ隊長とソラ・ジャーブ、ティ・ピケー
3匹の雌ネコから我が身を守り続けてきたか
ここに記す。

寝ぼけて食べ物と間違えられて脚を噛まれたり
ソラ・ジャーブに釣竿の代金を踏み倒されて、
ゆで卵でひと月を凌いだ事など、
今の目の前で展開されている状況に比べれば稚戯に等しい…
504名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 14:40:34 ID:ahy9G9AI
つづきー!つづきー!

カチカチカチカチカチ【F5】
505名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:10:43 ID:UyLkr1FM
自分もダンボール潜入してみたくなった!
でも見つかったら怖いからまずは人のいないエリアで練習してくるよ!(`・ω・´)
とりあえずトライマライ水路あたりで……。
506ダンボール訓練中@水路:2005/08/26(金) 20:13:34 ID:UyLkr1FM
「なにをやっているんだ、お前達はッ!」
眼前の光景に驚愕し、守護戦士長セミ・ラフィーナは声を荒げた。

カーディアンの守る重く大きな扉、石の区北に位置する「水呼びの扉」。
トライマライ水路へ通じるこの奥へ、発情したミスラ達の魔の手から逃れた
タル♂達が逃げ込んだとの情報を得て、数名の守護戦士を向かわせたまでは良かった。
しかし、いくらなんでも帰りが遅い。
トライマライ水路といえば高LVのモンスターが多数徘徊するエリア――
鍛え抜かれた守護戦士とはいえ、万が一ということもある。
そんな理由から、戦士長であるラフィーナ自らが援護に向かったのだった。

しかし現地についた彼女が目にしたものは……
クロークの裾を捲り上げて、タル♂の上にまたがり狂喜している者。
恍惚とした表情でタル♂の股間に舌を這わせている者。
壁に背を預け大股開きになり、なりふりかまわず自分を慰めている者……。
ラフィーナが信頼を置いた守護戦士3人の、信じられない痴態がそこにあった。

「一体、何をやっているんだお前達は。」
静かな怒りを込めて再び問い掛けるが、堕ちた守護戦士達は
ちらりと視線を送っただけで快楽を手放そうとはしない。
「なんという事だ…守るべき民に手を出すなど守護戦士の名折れ!
こんなことが御子様や族長に知れたら………うっ!?」
「リーダーが言わなければ、だーれにもバレませんよぅ」
いつのまにまわり込んだのだろうか、壁際で自慰に耽っていたミスラが
ラフィーナが声を荒げた一瞬の隙を突いて後ろから羽交い絞めにする。
「そうそ。隊長さえ黙ってれば……っと。」
タルタルを構っていたミスラの1人がそれに気付き、逃れようとばたつかせている
ラフィーナのしなやかな両脚をぐっと掴むと、すばやく両肩へ担ぎ上げてしまった。
「つ・ま・り!にゃ。ラフィーナ様も共犯にしちゃえば万事おkなのにゃ〜」
タルタルの上に跨っていたミスラが立ち上がり、股間から白濁した液体を
溢しながらにじにじと近寄ってきてクロークの裾に手をかける。
「よせ…!」
制止の言葉を掛けるが、その瞬間には既にクロークの裾はぺろりと捲り上げられ、
ラフィーナは部下の前で惨めに下着姿を晒すこととなってしまった。

「うわぁ、隊長濡れてるじゃん」
「染みができちゃってるにゃー」
「結局、リーダーも発情期なんですねぇ」
石壁に囲まれた狭い空間に、ミスラたちのクスクスという笑い声が響く。
唇を噛んで辱めを耐えるラフィーナの下着に手がかけられ、
「ラフィーナ様、もうコレいらにゃいですよね?」
そう言うが早いか、ばりっと思い切り良く毟り取られてしまった。
露わになった秘所に、脚を担いでいるミスラの顔が埋められる。
羽交い絞めにしているミスラはラフィーナのバストに手を伸ばし、その膨らみを
まるでおもちゃでも扱うかのように、無遠慮にぐにぐにと捏ねくりまわしてくる。
「にゃぁああん!ひぁあ!にゃうっ!ああぅっ!うにゃぁあああ!」
獣のような声を上げて、ラフィーナがその肢体を仰け反らせる。
「隊長すげー……粘っこいのがどくどく溢れてきてる」
「おっぱいの先っぽもぉ、服の上からでもわかるくらいコリコリになっちゃってますよぉ」
「にぅにぅ、いいもの持ってきたにゃー」
しばらく静かにしていたミスラが嬉しそうに走り寄ってくる。
その両腕に抱えられているのは、うつろな目をしたタルタルの♂。
そうとう疲弊しているのだろう、身体は弛緩しまぶたはほとんど閉じられているが、
股間の彼自身は抱えているミスラにもてあそばれたのか、しっかりと屹立している。
「ほぉら、ラフィーナ様。コレ、欲しくにゃいですか〜?」
そう問われてぐったりとしたそのタル♂へと視線を向けたラフィーナの表情は
既に正気を保ってはいなかった。
507ダンボール訓練中@水路:2005/08/26(金) 20:19:30 ID:UyLkr1FM
「あぁ、ソレ欲しい、欲しいのぉっ!」
口の端からよだれを垂らして快感を貪る姿には守護戦士長の威厳はもう欠片も残っていない。
「リーダぁ、何が欲しいのかちゃんと言わないとわからないですよぅ」
「どこに欲しいのかもちゃんと教えてくださいね?」
手と脚を拘束している2人のミスラが、責めの手は休めずに軽口で囃し立てる。
「そ、そんなこと……」
淫猥な要求に躊躇するラフィーナの両脚の間へ、件のタル♂の身体を割り込ませてくる。
タル♂を抱えたミスラは彼のモノを握ってラフィーナの秘所へあてがい、
滑らせるようにしてその先端を、彼女のスリットに擦り付ける。
「ほぉら、ラフィーナさまぁ。ちゃんとオネガイできたらゴホウビをあげますにゃー」
「くぅ……っ!…ぉ…んこに……」
消えてしまいそうなほどか細い声を発するラフィーナ。しかし部下たちに容赦は無かった。
「ホラホラ、聞こえませんよ隊長ー?」
脚を担いでいるミスラがそういいながら手を伸ばし、ラフィーナのクリトリスを乱暴に擦り上げる。
「稽古つけるときくらいの声で言ってくださいねぇ」
背後のミスラがそう笑いながら、ラフィーナのクロークの胸元に手を突っ込み、
コリコリにしこった乳首をきゅうっと摘み上げた。

「もおだめぇ…っ!いれて、お×んこに!お×んこにおちん×ん挿入れてぇっ!!」

守護戦士長セミ・ラフィーナ、堕ちる。
「これでぇ、ラフィーナ様も共犯なのにゃ♪」
タル♂を抱えたミスラが、嬉々としてラフィーナの中へと肉棒を沈めていく。
その後は石壁に囲まれた狭い空間に、獣じみた嬌声が響き渡るのみだった―――。

----

この後数十分、練習用無印ダンボールから動けずにいますた(´・ω・`)
疲れたミスラさんに腰掛けられたりするんだもんなぁ。怖かったよ。
やっぱりチキンな自分は天の塔への潜入はやめておこう…。

…え?セミ・ラフィーナ様?
ようやく満足したらしくて、つい先程天の塔へと向かわれましたよ。
なんだか正気に戻っていなかったような気もしますが……見なかったことに。
508名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:14:12 ID:YG3jxaJO
潜入捜査ご苦労!

初心者は口の院に向かうといい
アジド・マルジドが無差別サンダガIV・フレアを浴びせているから
あの周辺は動く影ひとつ無い
全く安全だ

腕に自信があるものは
森の区ミスラ居住区、最深部ナナーミーゴをレポートするがよい
だが これだけは肝に銘じるのだ
族長ペリ・ヴァシャイだけは絶対ダンボールで近づいてはいけない。
理由は判るな?
509名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:08:12 ID:jkKFP855
アジド兄さんを陥落させたいです

(*´д`*)ハァ・・・
510名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 03:02:03 ID:25e5xaj1
タル♀のマンコやタル♂のアナルに尻尾挿れるミスラとか萌えね?
511名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 03:34:33 ID:piBzpx/E
アプルルたんが危ない!
512名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 10:03:40 ID:PWJi8e1Y
口の院2階テラス
チュドーーーーーン
「にゃおおおおん」
黒焦げになったミスラが地面に倒れた
「ふはははは、見ろネコがゴミのようだ!」
アジドは口の院周辺の動くもの全てに
ヒステリックに古代魔法をぶちかまし続けていた。
「来るな!来るな!来るな!俺を舐めるなよ!」
アジドの目は恐怖と興奮で血走っている。とても正気とは思えない。
実際、口の院周辺は黒焦げになったミスラ達の他に
助けを求めて逃げてきたタルタル達が大勢プリケツでうつぶせになっていたのだ。

だがアジドは、まだ気がついていない…
石の区競売上のワープタルタルの前で
ミスラが にぅにぅ騒ぎながら行列を作っていることに…
その出口がどこだったかという事を…
513志村!後ろ後ろ!:2005/08/27(土) 12:43:08 ID:PWJi8e1Y
…にぅ…
「どこだ!どこにいる!隠れても無駄だぞ!」
血走ったアジドは既に見境が無い
OPテレポのタルは巨大な氷塊に押しつぶされている。
「助けてタル〜〜〜」
水の区の方角から小さな影がこちらに向かって走ってきた。
「そこか!」
「ふぎゃーーーー」
巨大な竜巻が小さな体を巻き上げてどこかへ吹き飛ばしてしまった。
…にぅにぅ…
「聞こえる!聞こえる!どこだ!どこにいる!」
アジドは口の院2階のテラスから身を乗り出して周りをキョロキョロと見渡した。
地面は死屍累々としており、動く影一つ見当たらない。
…にぅにぅにぅ…
514名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:56:14 ID:zIPKlbuh
「出て来い!俺を捕まえれるものなら捕まえてみろ!」
【ミスラのふいうち】
ミスラの一人が大きな院長の帽子の後ろからそっと両手を回わして、
アジド後ろからギューッとしがみ付いた。
「にゃーーん、つかまえった♪」
「あ!?いつのまに!!」
しかし、そこはアジド、振り向きざまにブリザガIVを詠唱し始めた。
「ん〜〜どうしたのブツブツいっちゃってさー」
アジドを子供のように、腕の中に抱きかかえると
細かく動くアジドの唇にそっと自分の唇を押し当てた。
「んっ」
ミスラの舌が唇を割ってアジドの中に潜り込むと
アジドの舌にニュルニュルと絡みついてきたのだ。
【アジドは詠唱中断させられた】
体格で勝るミスラ達にとって
魔法の使えないアジドは小さな子供に過ぎない。
「さぁぬぎぬぎ しまちょうねー」
ジタバタと暴れるアジドが
まるで、やんちゃな子供をあやす様に
ミスラ達によって衣服を剥ぎ取られていく。
「ぷにゃ、かわいい!」
515名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 17:14:13 ID:a2qf1VH5
あれ?ちょっwwww続きは?orz
516名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 04:25:58 ID:2DZO1fOl
カチカチカチカチカチカチ
【F5】ヽ(゚∀゚ )アヒャヒャ
カチカチカチカチカチカチ
517名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 13:59:24 ID:AbW4gs/x
…何があったんだ!?
応答しろ、スネーク、雷電!
518名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 16:02:15 ID:004Edqyd
そうは言うがな、大佐
これはなかなか・・・む・・・っくっ・・・ハァハァ(*´д`*)
519名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:10:08 ID:G2AK647Z
ミスラ達が♂を求めて彷徨っているウィンダスで、
こっそり盗撮するヴァナ・ディール裏ビューンのカメラマンのヒュム♀がいたりいなかったり。
「ええっ!?あの口の院のトップがミスラちゃんの口撃であっさり昇天!?」
(パシャッ!パシャッ!)
520名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 23:47:56 ID:ljcAhBKW
>>519
そして撮影しつつもだんだんと体が火照ってきたりしちゃうわけだな!!!!
521名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 05:02:42 ID:zIui0wMp
ここはとんだエロ妄想スレですね(・∀・)
522名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 17:44:39 ID:CdHx97tV
【F5】連打の流れをぶった切って申し訳ありません。
少し時期を外してしまいましたが水着ネタです。

前半:ヒュム♂×お団子タル♀ ちょっぴり陵辱
後半:ヒュム♂×お団子タル♀ 本番なしの微エロ
※タル以外はフェイス設定ありません。お団子タルの髪色とあわせて脳内設定でお楽しみください。

苦手な方はスルーお願いします。
523女心と夏の海 1:2005/09/01(木) 17:45:24 ID:CdHx97tV
夏真っ盛りのウィンダス森の区、今年も姿を現したイベントモーグリーに
左右で高く結い上げたお団子を振り乱して詰め寄っているタルタル娘がいた。
「ちょっと!何でHQでもタルだけこんな半端なデザインなの?!」
彼女がモーグリーに突きつけている赤い布は今年のイベントの目玉商品である水着だ。
「ボクたちにが作った訳じゃないから知らないクポッ!」
「何よ!タルには色気なんて要らないってわけね!」
「誰もそんなことは言ってないクポッ!」
タルタル娘と一緒にイベントに参加していたミスラの暗黒騎士はいつもの事だと黙って見ていたが
モーグリーが怒鳴りだしてしまっては放っておく訳にもいかない。
「イベントモグちゃんは忙しいんだニャ。赤タルちゃんのわがままに付き合ってられないニャ」
「こんな種族差別が許されてもいいっていうの!?」
やれやれと溜息をつくと暗猫は尚も熱弁を振るうタルタル娘を小脇に抱えあげ
お騒がせしましたニャー!、と一言謝ってその場から逃げ出した。

「おろして!おろしてよ!この馬鹿猫!!!」
めちゃくちゃに手と足を動かしてミスラの腕から逃れようとタルタル娘はもがいた。
鍛え上げられた身体は赤タルの力ぐらいではびくともしなかったが暗猫は暴れる相棒を地面におろす。
「アタシは確かに脳筋だけど馬鹿はひどいニャ」
いつもピンピンと元気な耳と尻尾がシュンと垂れている。
ちょっと言い過ぎたかなと赤タルも思ったが
引き締まった身体によく似合うパレオと水着が目に映った途端、謝る気は吹っ飛んでしまう。
「私が人形を2つとも見つけたからHQ水着もらえたんじゃない、馬鹿に馬鹿って言って何が悪いのっ」
2つと言ったが正確には赤タルは自分の分と合わせて4つ見つけたのだ。
「探し物は苦手ニャ」

「お、それHQ水着か?短時間でよく取れたな」
裁縫ギルドの方から歩いてきたヒュームの忍者が2人の娘に声をかけてきた。
「赤タルちゃんのおかげニャ。それはそうと忍人くんの用事は終わったのかニャ」
「もう少しかかりそうだけど出発には間に合うよ。ん?赤タルは水着きないのか?」
「タルタル用のデザインが気に入らないとかい…」
「うるさい馬鹿猫!余計なこと言わないで!!!」
驚いたようにこちらを見詰める暗猫と忍人の視線が赤タルには痛い。
「プルゴノルゴ島行きは中止するか?」
遅くなったけどサマーヴァケーションと洒落込もうと言い出したのは忍人だった。
「予定通り行くわよ。じゃあ後でね」
赤タルはぼそりとつぶやき返事を待たず歩き出してしまう。
「なんか機嫌悪いな」
「赤タルちゃんはフクザツなのニャ」
「あいつは頭はいいけど物事を複雑に考え過ぎなんだよ」
肩をすくめてお手上げという仕草をする忍人に、女心の分からないヤツだニャ〜と思う暗猫だった。
524女心と夏の海 2:2005/09/01(木) 17:46:47 ID:CdHx97tV
どうして私はタルなの!
涙を堪えて歩きながら赤タルは心の中で叫んでいた。
何も考えず3人で馬鹿みたいに無茶なことができた頃が懐かしい。
彼に特別な想いを抱きはじめてから、赤タルは他種族の女性に対してコンプレックスの塊になってしまった。
2人が並んで立つ姿はバランスが取れていて似合いのカップルのようで
そんな妄想で親友に辛く当たってしまう自分が情けない。
「はぁ」
溜息をついて立ち止まる赤タルの目に仲むつまじいカップルの姿が映る。
ありえない!ありえない!絶対ありえない!!!
長い銀髪を束ねたエルヴァーンが気遣うように背を丸めて話し掛けている相手は緑の髪のタルタルだ。
自分が種族差で気も狂わんばかりになっているっていうのになんなのよーーーーーーー!
カップルに向かって見当違いの怒りをぶつけそうになる自分がほとほとイヤになった彼女だったが
ふとツインテールの娘を裁縫ギルドで見かけたことを思い出した。
舌ったらずののんびり屋だが裁縫の技術はギルドマスターも認める天才らしい。
これだわ!
赤タルは目の前のカップルに駆け寄ると何事かを熱心に頼み込んだ。

プルゴノルゴ島に到着した赤タルは上機嫌だった。
シーズンも終わりに近いとはいえ砂浜には潮干狩りを楽しんでいる人の姿があり
赤タルを見るとほぉとかへぇという顔をした。
彼女が誇らしげに身に付けている水着は仕立て直してもらった特別製で
他種族の女性と同じデザインだがパレオがない分、露出度が高くなっている。
生地が足りないからとパレオは使われてしまったのだ。
「素敵ニャ!可愛いニャ!」
「ありがとう」
暗猫の賛辞も今なら素直に受けとれる。
だけど一番褒めて欲しかった人は、眉をしかめて海に入るなよと言ったきりだった。
ちょっとがっかりしたものの、泳げないので海に入るつもりがまったく無い赤タルは
同じく水の苦手な暗猫と砂浜の掘れそうなポイントを探し回った。
少しむすっとして見えた忍人もバケツの底が抜けるぐらい夢中で掘っている。
3人で同じポイントを奪い合ったりもした。
他愛のないことに熱くなって笑いあうのは気持ちがよかった。

やがて砂浜だけでは飽き足らなくなった赤タルと暗猫が波打ち際のポイントを掘っていると
一際大きな波が寄せて、忍人があっ!と叫んだ時には2人とも波に飲まれていた。
もみくちゃにされ砂浜に打ち上げられた2人に駆け寄った忍人が硬直する。
「ペッペッ!砂だらけニャァ」
文句を言いながら身体を起こした暗猫も異変に気がつく。
ずぶ濡れのミスラの視線をたどった赤タルは青ざめ
うつむいたまま連続魔を発動するとインビジを詠唱して姿を消した。
525女心と夏の海 3:2005/09/01(木) 17:47:41 ID:CdHx97tV
人気のない岩場の影に駆け込んだ赤タルはまぬけで哀れな自分の姿を眺める。
膨らみのない胸を滑ってトップスは乳首の上まで捲くれ上がり、
濡れた重みでずり落ちたボトムスは申し訳程度に下半身を隠しているだけ。
べっとりと肌に張り付いた生地は身体のラインを余すことなく描き出して
裸でいるより性質の悪い格好になっている。
出来上がった水着を渡しながら裁縫士の娘が、
濡れちゃだめですぅとか、タルには無理なデザインなんですよぉとか、
何やら必死になって説明していたことを理解できたがもう遅い。
浮かれてよく考えようとしなかった自分が悪いのだから。
この格好ではデジョンで帰ることも出来ない。
乱れた水着を直そうとしてみるがトップスはつるぺたの胸を上滑りするだけだし、
ボトムスは何度引っ張りあげてもまるいお腹をずるずる落ちていく。
乾くまで隠れているしかなさそうだった。

膝を抱えて岩の上に座っていた赤タルは不意に身体を持ち上げられて海へと放り込まれた。
このあたりは砂浜とは違って水深があるからタルタルでは背が立たない。
泳げない赤タルは完全にパニックを起こしていた。
ただただ空気を求めてもがき回り差し伸べられた誰とも分からない手にすがり付く。
「タルタルちゃんが釣れた〜っと」
「あ、ありがとうって、あなたが私を落とし…」
ごぼっ
口に海水が流れ込んでくる。男が手を離したのだ。
「そんな格好して男を釣りたかったんでしょ?」
「な、な、な、なん…」
どぼんっ
「本命は一緒にいたヒュムだったみたいだけど、釣りっていうのは外道も釣れるんだよ、俺みたいな」
「馬鹿なこといっ…」
ぶくぶく…
赤タルが早口で抗議しようとすると男は手を緩めて何度も赤タルを海に沈める。
体力も気力もすっかり削がれてしまった赤タルは見知らぬ男が望んでいる一言を口にした。
「た、たすけ…て…」
にたりと下卑た笑いを浮かべて男は彼女を抱き上げても
肺に空気を送るだけで精一杯の赤タルはぐったりと男の胸にもたれ掛かったまま何の抵抗もしなかった。
526女心と夏の海 4:2005/09/01(木) 17:49:27 ID:CdHx97tV
「はぁはぁってまるで喘いでいるみたい。どうせなら本当に鳴いてもらおうかな」
彼女がその言葉の意味を理解するよりも早く
ボトムスはむしり取られ、あらわになった薄桃色のスリットを太い指が押し開こうとしていた。
「いやっ!やめっ…」
「まだ抵抗するんだ、しょうがないな」
男は赤タルの脇を抱えて海面高く差し上げるとそのまま手を離した。
ばちゃんっと水飛沫をあげて海に落ちた彼女は、必死に水を掻いたが疲労し切った身体は鉛のように重い。
そんな彼女を掬い上げるように男は下から手を伸ばし、
恥丘を割って秘所を探り当てると彼女を海上へと突き上げた。
「ごほっ…い、いったぁいぃぃ!!!!!」
腹から胃まで槍で貫かれたような激痛が赤タルを襲う。
肉を貪る触手のように男の指は彼女の未開発の器官を探るように動き回わっている。
己の体重で深々と男の指に刺し貫かれたソコから海水に混ざって赤い筋がいくつも流れ落ちた。
「さすが初物、狭いな。これはちゃんと拡張しないと」
すでに赤タルの耳に男の言葉は届いていないが、本能的に逃れようともがく。
「え、なに?もっとやって欲しいの?よかった、タルタルちゃんがその気になってくれて。」
嬉しそうに目を細めると男は空いた手で赤タルを抱き寄せ手頃な岩に腰かけた。
ちょうど男の胸のあたり、抱きかかえられている赤タルの顔が出るぐらいで波が揺れる。
「ちゃんと捉まってないと溺れるよ」
言うなり男は秘所を嬲ったまま彼女を支えていた手を引き抜いた。
ずぼっと海中に身体が沈む。
先ほどの恐怖が一瞬にして蘇り、赤タルは夢中で男の首にしがみ付いた。
「よくできました。ご褒美をあげよう」
男の指が遠慮なく赤タルの敏感な突起を摘み上げ皮を剥き擦る。
浮力のついた身体はふわふわゆらゆら、指の動きと波に合わせてゆるく揺れて不思議な感覚だった。
下半身からじわりじわりと熱い塊が湧き上がって声が漏れた。
「…っんぅ」
「感じてる?もっと鳴いていいんだよ」

泣いて…?
泣いていい…?
私は何をやってるの?
恥を晒して恋も友情も無くして、その上見ず知らずの男に弄ばれて。
こんな男の言いなりになって必死にすがって。
馬鹿みたい、もう生きている意味も無いのに。
今度生まれてくる時はタルタル以外がいいな…

赤タルは男の首に絡めた手を解き、胸を突き飛ばして反動をつけると波に身を任せる。
慌てて彼女を捕まえようとする男の後ろに愛しい人と親友の姿が見えたような気がしたが
限界を超えた肺が最後に残った空気をこぽんと吐き出すと視界は急に暗くなった。
小さな泡をひとつ残して赤タルの身体は海底へ沈んでいく。
527女心と夏の海 5:2005/09/01(木) 17:50:26 ID:CdHx97tV
「ギニャーーーー!赤タルちゃん死んじゃだめニャ!今行くニャ!!!」
飛び込もうとする暗猫を忍人が押し留める。
「お前まで溺れるだろ!俺が行く、その馬鹿と遊んでろ、ただし殺すなよ!」
「わ、分かったニャ!出来るだけ殺さないようにするニャ、出来るだけ…ニャ」
スリプルで眠っている男を睨んだ暗猫の目は怒りで血走っている。
いつものほ〜んとしたこのミスラのどこがダークなんだと赤タルはよくからかったものだが、
今その身を焼き焦がさんばかりに燃え上がるどす黒い業が見えるようだった。
武器は持ってきてないし引っ掻くか殴るだけだろうがあの殺気だとやばいかもなと、
ちらっと物騒なことを思った忍人だがヤツの命などどうでもいい。
赤タルが沈んでいったあたりに検討をつけて、岩から飛び込む。
こんなことで失ってたまるか。

眠るように海底に横たわっていた赤タルを抱えて忍人が海から上がってきた時、
涙と鼻水と血を流して許しを乞う男の喉にナイフを突きつけている暗猫の姿があった。
風に翻ったパレオの下にホルダー付きのガーターベルトがちらりと見えた。
「あ、あ、赤タルちゃん!お前うるさいニャ!」
泣き喚く男の鳩尾に一発打ち込んで黙らせるとホルダーにナイフを収め
駆け寄りながら腰のパラオを解いて岩の上に寝かされた赤タルにそっと掛けた。
「大丈夫ニャ?生きてるニャ?レイズナー探すニャ?」
「そんなもん要らない、俺が蘇生させる」
忍人は彼女の首の下に手を入れて気道を確保し、口をこじ開けて息を吹き込む。
数秒待って、繰り返す。
やがて胸が微かに上下しはじめる、自発呼吸が戻ったのだ。
頬に赤みが差してくる。
「ふぅ、これでひと安心だ」
「よかったニャー!赤タルちゃーん!」
赤タルに抱きつこうとする暗猫の鼻を任人は指でピンと弾いて止めた。
「なななななにするニャー!」
涙目で鼻を押えている、急所だから相当痛いはずだ。
「俺が先」
「…!じゃあ、忍人くんに任せたニャ、アタシはこの馬鹿の始末をつけるニャ」
何もかも心得たという顔で頷く暗猫。
「始末って、ヤバイことするなよ、お前が犯罪者になったら赤タルが悲しむ」
「心配無用ニャ、ただこういうヤツを野放しにしておくと同じ目に会う子が出ちゃうニャ」
「そうか、頼む」
「ニャ!」
短く返事をすると強力伝よろしく、
暗猫はヒュームの男をずるずる引き摺って島の中心部へと消えていった。
528女心と夏の海 6:2005/09/01(木) 17:51:35 ID:CdHx97tV
暗猫を見送ると忍人は彼女をパレオで包んで膝の上に抱き上げた。
ゆっくり目を開けた赤タルは自分の顔を覗き込んでいる忍人を不思議そうに見詰める。
「ここは天国…かな、それとも夢?忍人に抱かれてるなんて幸せだな…」
夢なら醒めないでとばかりに再び目を閉じようとする彼女の唇に忍人は優しくキスを落とす。
「ほら、夢じゃないぞ」
「ありえない…やっぱり夢よ」
どこまでも素直になれないこのタルタル娘を忍人はぎゅっと抱き締めた。
「お前は難しく考え過ぎなんだよ」
「だって私はタルだから」
「種族なんて関係ないだろ。俺はお前が好きなんだ」
赤タルの中でドロドロになって渦巻いていたコンプレックスが氷のように溶けて消えていく。
「私が思い違いしてたんだね・・・」
自信がない言い訳を種族の所為にしていただけだったのだとようやく赤タルは気がついた。
ちっぽけなプライドのために暗猫に当り散らしてしまった。
「暗猫は…?」
きょろきょろと親友の姿を探す。
「あいつはちょっと、な。」
下手なことを言ってあの男のことを思い出させたくは無かった。
「でもな、お前を見つけたのは暗猫だぞ。」
「そうなの?うん、そうだよね、暗猫って私を見つけるのだけは上手で…」
知らずに涙がぽろぽろと零れ落ちる。
「馬鹿は私だ、謝らなきゃ」
「あいつは俺たちよりずっと大人だ、ちゃんと分かってるさ」
涙で濡れた顔を彼の胸に押し付けてうんうんと赤タルは頷いた。

その格好では歩けないだろうと忍人に抱えられたまま
島の桟橋近くにある“海の家”と呼ばれるコテージに戻った。
本日の宿泊客は彼らだけで貸切みたいなものだから誰に見られることもなく
部屋の前に辿り着いたのはいいのだが。
「あの、私の部屋は隣なんだけど」
ベッドに降ろされた赤タルはドギマギしながら指摘してみる。
「お前ひとりにしたら暗猫が帰ってくるまでシャワーも浴びずに待ってるだろ」
「うっ」
痛いところを突かれて赤タルは言葉に詰まる。
「ということで、ほら入るぞ」
「一緒に?!」
「恋人同士なのに何か問題でもあるのか?」
「あるわよ!え?恋人?!………ありません…」
真っ赤になってオロオロする赤タルに彼は優しく笑い掛けた。
529女心と夏の海 7:2005/09/01(木) 17:52:38 ID:CdHx97tV
赤タルはバスチェアにちょこんと座らされている。
「子供じゃないんだから自分で洗えるってば」
彼女の抗議を物ともせず、忍人は頭からシャワーの湯を掛けて髪についた砂をきれいに洗い流す。
「ちょっと、聞いてる?」
「お前さ、団子にしてるから子供っぽく見えるのな。髪降ろしてるとそうでもないのに」
よいしょっと忍人はゆでだこみたいに赤く染まる彼女の前にしゃがみこみ、
たっぷり石鹸をつけて泡立てたスポンジで彼女の身体を洗いだす。
もう何も言わずにされるがままの赤タルだったが、
首筋から胸へ腕からわきへとスポンジが滑ってくるとくすぐったそうに身じろぎした。
彼女の小さな桜色の実が少ずつ硬くなってスポンジを押し返す感触を楽しみながら
構わずに何度もゆっくり円を描くように手を動かしていると
あはっ、うふっ、とくすぐったいのを堪える吐息に微かに甘い響きが交じり始めるが
そのまま同じようにぽこんとしたお腹も擦り、抱きしめるように手を回して背中も洗った。
背中を洗い終わるころには、身体の力も抜けて忍人の肩に頭を乗せてふにゃっとなっていた。
とろんとした彼女の顔にどきどきするものの、
忍人はまるで職人のようにつま先から太腿まで丹念に磨き上げる。
スポンジが敏感な部分の側を通る度にびくっと彼女の身体が震え、
吐息が切なく熱く忍人の首筋を撫でる。

昂ぶる気持ちを押えて忍人がそろそろと恥丘の裂け目に指を滑らせた瞬間、
「いたっ」
赤タルが眉をしかめ、うめいた。
この反応の仕方はおかしい。
そこから素早く手を引っ込めた忍人はシャワーを引っ掴んで全身の泡を洗い流し
やだっ!やめてっ!と本気で抵抗する彼女を床に押えてつけて脚を広げると
彼女に似合った慎ましくも可愛らしいはずのソコは大きく縦に裂けて赤い血の色を滲ませていた。
「あ!…いやっ!見ないでっ」
このままだと赤タルがレイプされそうになった自分を責め出しかねない。
「おい、なんでケアルしないんだ、放っておくと化膿して酷いことになるぞ」
「ケ、ケアル?」
意表を突かれた彼女は戸惑っている。
「そうだよ、傷の具合いが分からないならこうすりゃいいんじゃないか」
忍人は赤タルの右手を取って宛がうと自分の手を重ねた。
「掌が当たってる部分を癒すイメージでやってみるんだ」
「う、うん」
彼女がケアルを唱えると淡い光の粒が指の間から漏れて消えていった。
「治ったか確かめないとな」
当然だとばかりに重ねた手をどけて忍人は彼女の股間に顔を近づけた。
傷ひとつないピンク色の魅惑的な裂け目が彼を誘うかのようにヒクヒク動いているのが見える。
530女心と夏の海 8:2005/09/01(木) 17:53:15 ID:CdHx97tV
彼女が悪い思考パターンに陥るのを逸らそうと咄嗟にとった行動が
こんなおいしいシチュエーションになるとは忍人も意外だった。
ここは遠慮なく目の前のご馳走をいただくしかないと、忍人は縮こまっている豆粒を舌で突付く。
「ひゃ?!」
「染みない?」
卑怯かなと思いつつ、彼女自身にもこうなった言い訳を作ってあげる。
「だ、だ、大丈夫だ…けど」
「OK。じゃあ次っと」
ぱくりと小さな豆粒を口に含んで舐めたり転がしたりして存分に味わう。
何か言いた気だった赤タルの口から次第に甘い吐息が漏れだし
身体を震わせて彼の愛撫を受け入れていた。
ぷっくり膨れた豆粒をちゅぱっと吸い上げ、そのまま襞にそって舌を這わせる。
じわりじわりと蜜が溢れる泉に口をつけて啜り上げては、ゆっくり花びらをなぞっていく。
「……んぁ…はぁ……」
狭いバスルームに喘ぎ声が反響して忍人を煽る。

暴走する前に収めてしまうしかない。
先ほどの痛々しい有り様を脳裏に呼び戻して己の欲望のまま突っ走りそうになるのを耐えた。
蜜の滴る秘所から顔を上げると、彼女に覆い被さりピタリと太腿を閉じ合わせる。
どうしたの?というように身体を起こしかけた赤タルは彼の下半身でいきり立つ欲望を見てしまった。
惚けていた眼に恐怖の色が浮かぶ。
「脚に力入れて閉じててくれればいいから」
太腿と恥丘が形作る僅かな隙間に硬く猛ったモノを捻じ込み腰をグラインドさせた。
柔らかくむっちりした太腿と濡れて吸い付くような襞が予想以上に気持ちいい。
一気に達してしまおうと忍人は激しく腰を打ちつける。
「…やぁ…ぁあっ……ぁぁあっ…」
敏感な部分を強く擦られて赤タルも焼けるように熱い波に飲まれようとしていた。
無意識に腰を振ってより刺激を得ようとする。
「くっ…!」
「……あっ、あっ、ああぁっ!…」
バスルームいっぱいに喘ぎ声がこだまする中で2人は喜びに果てた。

もう1度シャワーを浴び直して2人は互いの温もりを感じながら眠りについた。
幸せな時間にすっかり暗猫のことを忘れていたのだが、
翌朝2人が並んで部屋から出てきても目を細めて嬉しそうに笑っただけだった。
「その水着とてもよく似合ってるニャ」
赤タルが着ている水着はホルダーネックのワンピースタイプで
パレオの代わりにウエストでフリルをたっぷり取ったスカートに切り替わる
タルタルの丸い体型をカバーしつつ可愛らしさを引き出したデザインだった。
「忍人くんの用事ってこれだったのかニャ」
「俺もイベントのタル用水着はどうかと思ってたんで」
忍人は裁縫ギルドに所属していてかなりの腕を持っているのだ。
水着をプレゼントして告白するつもりだったなら最初からそう言ってくれれば
赤タルちゃんもヘンなトラブルに巻き込まれなかったのにと思う暗猫だったが
終わりよければ全てよし、だ。
「休みは今日1日あるニャ。いっぱい掘るニャ」

夏はもう終わってしまうけれど、2人の恋は始まったばかりで
この先もまだまだ目が離せない暗猫なのだった。
531女心と夏の海 9:2005/09/01(木) 17:53:54 ID:CdHx97tV
「そういや、あの馬鹿どうしたんだ?」
赤タルが少し離れたポイントへと走っていった隙に忍人は暗猫に尋ねた。
「裸に剥いて島の中央に縛り付けて置いたニャ」
「へ?!」
「ご自由にお持ち下さい、って張り紙しておいたから大丈夫ニャ」
何が大丈夫なのか忍人には分からなかったが、
ニターっと自信満々に暗猫が笑う時は深く追求しない方が身のためだと聞かなかったことにした。


その後、潮干狩りシーズンも終わり静けさを取り戻した島で
海賊ミスラに飼われているヒュームの男を見たという噂が
ウィンダスの猟師ギルドのあたりで囁かれたが、
3人の耳に入ることも無いまますぐに忘れられてしまった。

【了】


ルナの中の人でした。
読んでくださった方、ありがとう。
532名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 18:10:00 ID:MuSYjBVX
GJ!

さて、もう一度読み返してくるか…
533名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 18:53:46 ID:XrkNXt7F
おおお素晴らしいですな
タルっこもえもえ
534名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 19:42:22 ID:+lg45Krc
(*´Д`*)GJすぎ
535名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:22:27 ID:V5Sz/1kl
ルナの中の人GJ!!!
お団子たんかわいいよお団子たん
ルナの中の人のお話にはいつもお世話になっております ハァハァ
536名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 09:21:24 ID:vg+1r7+6
          从
  ε= 〓○〓 Σ    三三三三三 (≡(ルナの中の人GGGGGJJJJJ!!!!!
      /|´  W
     ノ >
537名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 01:33:21 ID:W9XE0n2C
ルナの中の人氏の樽ナ♀×樽赤♂の話が好きです 樽同士LOVE
538名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:47:26 ID:B6Q+qeOa
えろくなくてスミマセン!ゴメンナサイ!
ヒゲヒュムと子ミスラの話うpします!
539ひげおぢさんの☆保健講座 1/3:2005/09/04(日) 21:48:35 ID:B6Q+qeOa
ある日、俺がウィンダス森の区を歩いていたら
1匹の子ミスラに呼び止められた。

「にうにう、おヒゲのおぢさん、教えて教えてぇ〜?」

…まったく、子ミスラって奴はどうして質問の内容を言わずに問いかけるんだ?

「いや、何を知りたいか言ってくれないとわからないじゃないか」
「あ、そっか、あのねぇぇ〜〜」

妙に語尾を伸ばした後、子ミスラはとんでもない事を口にした

「あかちゃんってぇ〜、どうやって作るにゃ?」
「あかちゃwせdrftgyふじこlp;」

突然の想定外の出来事に、ファントムタスラムを投げそうになった。あぶねぇ…
とりあえず適当に誤魔化すしか…

「それはね、サルタのマンドr…
「ママはサルタのマンドラが運んでくるって言ってたけど、そんなのウソにゃ!
ロンフォやグスタにはマンドラはいないにゃー!」

……素直に納得しろよこんガキャァァァー!!!!

「…それはねー、【えーっと…】
説明するのは大変だから、おぢさんと一緒に作ってみるかい?」


……なんて言ったら即モルディオンだよな。もちつけ俺。

540ひげおぢさんの☆保健講座 2/3:2005/09/04(日) 21:49:37 ID:B6Q+qeOa
「【貫通】トスの【収縮】〆だ!」

なんでそんな言葉が出てきたのか、俺自身にもサッパリわからなかった。
いや、でも別に間違っちゃいなwせdrftg(ry

「にう!?技連携で出来るのにゃ!?にゃるほど〜」
…って、信じちゃってるし。マンドラ説は信じないのにコレはいいのか!?
「それにゃらサイド→ペンタで赤ちゃんできるにゃー!ガリさんご満悦にゃ!」
いやいやいや!ちょっと待て!妙にWS属性詳しいな!
「でもそれだと闇属性収縮連携ににゃらないのにゃ?夫婦で連携すると別にゃ?」
な、貫通→収縮で収縮?そんなレベル1連携なんざ俺でも知らねー!!

とりあえずこのままだとヤヴァイ…

「悪かったミスラちゃん、さっきのは間違いなんだ」
「にゃにゃ?」
「正しくは【硬化】→【貫通】→【溶解】→【振動】→【収縮】→【炸裂】だ!」
「にゃー!すごく長いにゃー!」
「あぁ、人にもよるがだいたい1回30分くらいかかるぞ」

…何だか、随分状況が悪化した気がする
えぇい!こうなったら毒を喰らわば皿まで食らえ!

「まず【硬化】させないと【貫通】しにくいからな。アルコールは厳禁だ。」
「ふんふん」
「【溶解】ってのはアレだ、いや、マジで熱くて溶けそうになるから。」
「溶けちゃうにゃー!?」
「そして【振動】がメインだ。
単調動作の倦怠感をいかにフォローするかが腕の見せ所だな」
「にうぅ…難しいお話になってきたにゃ…」

541ひげおぢさんの☆保健講座 3/3:2005/09/04(日) 21:51:12 ID:B6Q+qeOa
…自棄通り越して、デュナミス−俺ワールド入ってる気がするが、もうどうでもいい

「【収縮】と【炸裂】は順番が前後することもままあるが
この順番であるのが意地であり作法でもあるな、ある意味」
「ょん?」
「なんつうか、先に【炸裂】させちまうとバカにされるってこった。情けねぇし」

…く、この前のエル戦のねーちゃんにボロクソ言われたの思い出した!
途中で乳揉んで時間稼ごうとしたのに、勝手に腰動かすんじゃNeeeee!!

「…おぢさん?」
「あぁ、イカンイカン。講義の途中だったな」
「こうぎ……」
「ちなみに、だ。樽♀の【収縮】はある種【切断】に近いものがあるぞ」
「種族で属性変わっちゃうにゃ?」

…いやマジで、あの時はちぎれるかと思いました。

「まぁ、こんなトコロだ。以上!」
「にゅぅ…やっぱりあたしにはまだ早かったのにゃぁー、難しいお話だったにゃー」

そう言うと、子ミスラは居住区の方に走っていった。
あー、ヒヤヒヤした。モグハウスにもどろう…

                          【糸冬】
542名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:54:00 ID:B6Q+qeOa
ほとんどイキオイで書きました ○rz
お目汚し失礼しますたー!
543俺のナナコが一番可愛い!:2005/09/04(日) 22:21:50 ID:9XdXvkJC
めっさワロタ!!ヒゲおじさん結局手は出さないナイスガイwwww
544名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:22:22 ID:9XdXvkJC
…いつのクッキーがのこっとるんじゃー orz
545名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:17:37 ID:g82RcVnO
すげぇワロタwwwww
ヒゲいいよヒゲ・・・(*´Д`)
546名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:19:07 ID:79L7lt8D
経験豊富なおぢさんに敬礼とテラワロスwwwwwwを。
547名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 05:07:27 ID:0JzP5t+W
>…く、この前のエル戦のねーちゃんにボロクソ言われたの思い出した!
>途中で乳揉んで時間稼ごうとしたのに、勝手に腰動かすんじゃNeeeee!!

強気のツンデレエル戦ねーちゃん(*´д`*)ハァハァ
548+2/QpyXn:2005/09/05(月) 14:49:27 ID:HII1GFiN
ちょっと予定変更して別のものが出来ました。

エル♂:F1銀
ミスラ:F6赤
初の強姦系・・・だと思います、苦手な方はスルーを(--;)
549名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:50:21 ID:HII1GFiN
頭の中でパイプオルガンの音が響く。
朝の祈りの時に教会で奏でられ、サンドリア国民ならば
必ず耳にする、神を称える荘厳な曲。
だが、それはもう記憶の片隅に眠ってしまっている。
まるで残り香のような、思い出したくても思い出せないような。

今・・・再びあの曲を聞いたとしたら。
俺は、悶え苦しむのかも知れない。

そしていつしか意識は途絶え、全てが見えなくなった時・・・

俺は、光を失った存在となるのだろう。
550名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:52:07 ID:HII1GFiN
乾いた轟音が木霊し、暗闇へと飲まれてゆく。
一度、二度とまた轟音が響き、そして静まる。
所々に壁にかけられた燭台の炎が、チリチリと揺られる。
ひやりとした空気と、石壁の組み合わせがより一層冷気を感じさせる。
エルディーム古墳。
かつて、女神の恩恵を授かりたい酔狂な輩共がそれを求め、
ここに眠ったと言われる。
その内部は非常に複雑な迷路となっており、地図が無ければ
一度迷い込むと二度と出られない、とまで謳われた。
酔狂な輩共の棺の中には財宝があるに違いない、と睨んで古墳に入ったまま二度と帰ってくる事なく、屍と化した哀れな盗賊達も数多く眠っているとか。

死に何かを求めた、かつての修道士のエルヴァーン達。
女神に死の恐怖を拭って貰うべく、北の地まで来たものの、
そこにあったのは絶対的な暗闇と冷気でしかなかったと言う。
そしていつしか酔狂な輩共は、女神への信仰を憎悪へと移し、
暗闇と冷気と受け入れ、生物に定められた死に抗った。
そう・・・闇に生きる事を見出したのだ。
551名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:53:47 ID:HII1GFiN
銃口から硝煙が立つ。
俺の足元には、抜け殻の身体に幾つもの風穴を開けられた
シャドウが倒れていた。
どす黒いコールタールのような血に、腐泥の匂い。
風穴からゴボゴボと音をたてて溢れ出てくる。
倒れたシャドウの頭を狙い、一発、更に一発と銃弾を撃ち込む。

バシャッ! バシャッ!!

黒く臭い血が更に舞い、飛び散り、俺の顔や体を汚した。
常人で言うなら、腐水を浴びた事に等しいが俺は動じない。
しばらくすると豆を砕いたかのように形を崩してゆき、そして最終的には粉となり、服だけを残して、消えた
「化け物共が・・・。」
銃の中に、銀の弾丸を充填しながら呟く。
それを終えると、壁にかけられた燭台に手を伸ばした。
その場に残った、シャドウの服に火を放ち、焼却する。
乾いたシャドウの服は勢い良く燃え、一瞬にして灰と化した。

「もう二度と生まれてくるな。」
俺は掃き捨てるようにそう言い、その場を後にした。
552名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:55:47 ID:HII1GFiN
一匹、もう一匹と血の海に沈め、焼却してゆく。
他人から見ると益も理由もない、シャドウ狩りにしか見えない。
狩人と言う職業は、無駄弾を極力抑えるのが定石。
弾丸、矢、それぞれの一発にかかる金が勿体ないからだ。
パーティ戦以外では、なるべく矢弾を使わない事が狩人たる者と言えるだろう。
別にこれと言って良いアイテムを落とす訳でもなく、既に
練習相手にもならない敵を倒し続けて、何になると言うのか?

俺にはコイツ等を狩るために狩人になったからだ。

だから、弾丸など惜しくはない。
銀の弾丸を撃ち込むのは、この腐った血を流すシャドウ共を
少しでも浄化してやろうと言う、俺なりの慈悲だ。
生ある者を貪ることでしか生きながらえない、不死者共に対して慈悲を一欠片でも持ち合わせている事に、感謝して欲しいくらいだ。
タガのはずれた猟期的な感覚は、持っていない。
憤怒に始まり、哀れみ、憎悪、そして恐怖。
それらの全ての感情を持ち、複合させ・・・俺は狩り続けているのだ。
553名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:58:00 ID:HII1GFiN
体に付着した黒い血を拭い、持参していた水で顔をよく洗う。
黒い血が肌に染み着くと、街中でしかめっツラで睨まれる。
異臭を発するよりも、血で汚れた者の方が嫌われるのだ。
鞄の中を見て、アイテムの確認をし、よしと呟く。
「もう夜も近い・・・一旦ジュノへ帰るか。」
顔を拭った布を捨てたその時、

「たすけて・・・」

弱々しくも、確かな叫び声・・・いや、つぶやきに近い。
助けを求める声が、俺の耳に届いた。
狭く薄暗い通路を走り、声のした方へと向かう。
浅い角を曲がり、トーチのある十字路が見えてきた。
狩人独自の百里眼のおかげで、そこで何が起きているかが
よく見える。

鎌を持った骨が一体、盾と鈍器を手にした骨がニ体。
そしてそれに囲まれる一人のミスラ。
服装からして、恐らくモンク。
俺は足を更に早める。
554名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:00:18 ID:HII1GFiN
骨相手は苦手だが、と胸で己を嘲笑う。
特殊な型式で、専用の超威力の弾丸が十二発までしか入らない特別の銃を取り出す。
すぐさま鎌を持った骨相手に目掛け、発射した。
ボン!! と言う轟音と共に腕にかかる発射の衝撃。
同時に頭部が粉々に吹き飛ぶ、鎌持ちの骨。
『カチカチカチ・・・』
歯を鳴らし、こちらに気付いた残りの二体の骨。
注意を引き付ける事に成功したようだ。
「俺が相手だ。」
空洞の眼に宿る、赤い光。
俺のよく知っている、不死者特有の純粋な殺意だ。
骨共は手にした鈍器を振り上げ、俺目掛け向かってきた。
だが直線上に向かってくる知能無き不死者など、俺にとっては的以外のなにものでもない。
「ゴミが・・・。」
俺は充分に狙いを定め、骨共の頭部目掛けて銃を発射した。
弾丸は撃ち抜け、骨共の頭部は見事なまでに砕け散った。
555名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:02:29 ID:HII1GFiN
頭部が砕けてもなおピクピクと動く骨の胴体を、思いきり踏みつけバラバラに砕く。
倒れているミスラに駆け寄り、上体を抱え、起こす。
美しい赤毛を真ん中分けにしたミスラ。
随分窮屈そうな道着だなと思いきや、豊満な乳房だった。
男なら普通乳房に目を釘付けにしただろうが、だが俺は美しい赤毛に眼を奪われた。
頭を振るって気を取り直し、怪我の具合を確認する。
・・・これは酷い。
もう一歩遅ければ、命を落としていたかも知れない。
緊急用に持っていたハイポーションを取り出し、口を開けさせ、
無理矢理飲み込ませる。
なかなか飲み込まなくて苦労したが、どうにか喉に通っていった。
「・・・・。」
安堵し、一息つく。
よくよく見ると、藍色の道着に身を包んでいる事に気付いた。
忍び装束、と呼ばれる道着だったのだ。
俺は頭を抱え、
「身の程知らず、か・・・。」
と、小さく呟いた。
556名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:04:08 ID:HII1GFiN
俺はそのミスラを抱え、古墳を後にした。
無論、弱った生命の匂いを嗅ぎつけた不死者共を、全て召しながら。
陽は傾き、空は既に星がまばゆき始めていた。
肌に突き刺さる冷たい風が、頬を引き締める。
「今から帰ったら完全に夜、か。」
俺は鞄から沢山の聖水を取り出し、傍らに置く。
・・・街中で『アレ』が起こったらたまらないからな。
そう思い巡らせ、野宿の支度を始めた。
古墳で助けたミスラは、まだ目が覚めない。
が、胸元が静かに動いている所を見ると、どうやら大分
回復したらしく、心配する必要はなさそうだ。
「・・・んっ」
身をよじり、呻きながら瞼を震わせている。
どうやら意識が戻ったらしい。
ゆっくりと眼を開いてゆく。

「ここは・・・」
557名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:05:56 ID:HII1GFiN
「気が付いたか。」
俺が声をかけると、ミスラは上体を起こし顔をこちらに向ける。
「・・・誰?」
「誰でもいいだろう。」
感情を込めずにそう言い、鞄に入っていたハイポーションをミスラに放る。
驚く様子もなしに受け取り、投げられたソレを見つめる。
「飲め、そして己の足で帰れ。」
俺の言葉に従い、ハイポーションを飲み干すミスラ。
ぷはぁっ、と大きく息を吐いた。
「あんたがアタシを助けてくれたんだ?」
生意気そうな声に、喋り方。
だが気にせず、俺は答える。
「そうだ。」
「ありがと、アタシはルウ。 あんたは?」
「イークス。礼はいらん、さっさと帰れ。邪魔だ。」
「冷たい男だねえ、もう少し詮索したりとかしないのかい? なんであんな所にいたんだ? とかさあ。」
「帰れと言ってるだろう。」
ミスラ・・・ルウは俺の言葉に腹を立て始めたのか、眉をしかめる。
558名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:07:46 ID:HII1GFiN
「あっ、そ。でも生憎、まだ傷が完治してないからね。まだここに居させて貰うよ。」
へん、とでも付け足しても良いような皮肉じみた言葉。
俺のハイポーションも、もう切らしている。
仕方がない・・・。
俺が言葉を返さない事を見て、勝ち誇ったかのように笑顔を浮かべる。
「いや〜、まいったもんだよ。ちょっくら古墳の骨が落とすパピルスが欲しかっただけなんだけどねえ」
俺が詮索しないせいか、一人で語り始めた、ルウ。
目だけで答え、話を聞いてやる。
「ちょっとした油断で大リンクしちゃってサ。ほんと助かったよ」
ケラケラと愉快そうに笑うルウ。
俺はルウを睨み、つぶやいた。
「例え一対一でも、お前は負けていた。」
ルウの笑いが止まる。
「そんなことは解らないだろっ」
実際良い勝負してたんだしさぁ、と付け加える。
「得手の相手でも無理なものは無理だ。」
あからさまに顔をしかめるルウ。
「なんだい、そんな言い方するこたぁないだろうにさ。」
559名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:09:42 ID:HII1GFiN
血気盛んで、そして絶対的な自信を持ち、無謀な勇気を備える。
冒険者が一度は通る、もっとも危険な時期。
このルウと言うミスラは、今がその時なのだ。
「先程味わった、死の恐怖を忘れたのか?」
「だからあれは油断してたからだよ。いつもならあんなホネホネごとき、乱撃で粉々にしてやってたよ」
必死に弁明するルウ。
幾ら弁明しようとも意味は成さないのは解っているだろう。
『たすけて』と、つぶやいてしまった事を、本人が知らぬはずがない。
そんなはずはない、自分はもっと強いはずだ、と言い聞かせたいのだ。
俺はゆっくりと立ち上がり、傍らに座ったルウを見下ろす。
「なにさ」
同じく立ち上がり、強い眼で睨み返すルウ。
頭一つ以上違う身長差にも関わらず。
「ならば、お前の力で俺を拒んでみろ。」
「え?」
俺の言葉の意味を理解する前に、俺はルウの両手首をつかみ、そのまま押し倒した。
「いてっ、何すんのさ!!」
俺に覆いかぶさられ、身動き取れない状態であるにもかかわらず、強気に返す。

「言っただろう、お前の力で俺を拒んでみろ。」
560名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:11:33 ID:HII1GFiN
道着の前を強引に開く。
「いや!? ちょ、やめてよ!!」
ぼん、としまい込まれていた豊かな乳房が露になる。
サンダーメロンと比較して、劣らないくらい豊かな実だった。
片手でルウの両手首を掴み、上へと回す。
「押し返してみろ。出来なければお前を犯す。」
悔しさと恥ずかしさに頬を赤くし、懸命に抵抗する。
「ふぎっ・・・ぐぅ〜! ににに・・・・!!」
幾ら力を込めようが、俺の手の錠からは逃れられそうにない。
「どうした、押し返さないのか? それとも俺に抱かれたくて、わざと力を抜いているのか?」
「ふ、ふざけたことを!!」
「時間切れだ。」
「えっ!? ちょ、まって!やめて!あっ、あぁ・・・」
抵抗の言葉を無視し、すでにその豊かな乳房の頂点にある乳首に口を付け、舌で優しく転がす。
空いているもう片方の手で、乳房を弄び、思うままの形に変えていく。
ちゅ、と少し吸うだけで、ルウの身体はビクンと跳ね、みるみる乳首は固くなり、張り詰めてきた。
「随分と感度が良い。様々な男達に開発されてきたか。」
「そ、そんなことな・・・あ、あん!」
指の腹でいじくり回し、ぐりぐりと旋回させる。
561名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:13:42 ID:HII1GFiN
ルウの身体から力が抜け、じっとりとした汗が生じてきた。
先程感じた死の恐怖の影響か、女の本能が快感の手助けをしているのかも知れない。
種を残そうとする、生物としての本能が。
俺はルウのショートパンツにも似た袴を一気に脱がせた。
「ぃやっ・・・や、やめて」
少し盛り上がった土手の部分は、既にうっすらと濡れて湿っている。
その濡れた箇所を、焦らすかのようにゆっくりゆっくりと指を這わす。
「あっ、あぁぁ! だめえ・・・!」
ヌルッとした感触に俺は満足し、脚を割って入り込み、本格的に女を抱く姿勢に入った。
俺は『両手』でルウの乳房を弄ぶ。
「巨大な乳だな。」
手の平を使って、包み込むかのように撫で回し、時折感触を楽しむように、指を立てる。
ルウは甘い吐息を漏らし、既に俺からの快感を待ち望んでいた。
両方の乳首を摘むと、
「んあぁっ!」
と、大きく体をのけぞらせた。
「乳を寄せて、二つの乳首を同時に味わえる女は初めてだ。」
「あ、あああぁ・・・・そ、そんなことしないでぇ・・・!」
ほどよい固さの乳首を二ついっぺんに口を付けて、舌で転がし、吸い、甘噛みする。
562名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:15:53 ID:HII1GFiN
「あっ、んん、だめぇ・・・やめて・・・」
下着の中に手を這わせ、ルウの秘部を直接愛撫する。
暖かい粘液が指に絡みつき、俺の情火が強く刺激される。
秘部を指で愛撫しつつ乳も弄び、ルウの反応を観察すると・・・もう既に女と化していた。
耳をピクピクと震わせ、頬は紅潮し吐息は甘く切ない様子だ。
「あ、はぁん!」
身体を大きくのけぞらせ、弾かれたように跳ねる。
俺が内部へと指を侵入させたから。
指を思いきり締め付け、熱く煮えたぎっており、吸い付くかのように蠢いている。
より一層の快感を、ルウの体は求めているようだ。
「もっとしてほしいか?」
情火に燃えたねちっこい声音ではなく、淡々と語るかのように言う。
「・・・・・」
ルウは唇を噛むように、口を真一文字に閉じる。
俺の指が内部をかき混ぜ、抜き差ししているのを耐えるかのように。
「答えろ。」
「あぁっ!!」
更に陰核を擦り、快感の炎をあおる。
「もっとしてほしいのか、それとも止めてほしいのか、どっちだ。」
ルウは悔しそうに歯を食いしばり、顔を背けながら、
「・・・続けてほしい」
と呟いた。
563名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:19:28 ID:HII1GFiN
「先程から、もう枷は外していたんだがな。」
そう言うとルウは「あっ」と気付き、己の両手が自由になっている事にようやく気付いた。
ズボンをおろし、下着もおろすと、俺の怒張した性器が天に向かってそびえる。
ルウを抱きおこすと、秘部の入り口にあてがい、一気に腰を落とさせた。
「あ、あああ・・・!」
寒気にも似た快感が腰から這い上がり、全身に広がる。
グイグイと途中で突っかかるように、内部の肉壁は詰め込まれていた。
「さすがはモンクか・・・かなり狭いな。」
「あ、あんたのがでかいんだよバカ・・・!」
「俺より大きい奴なんて沢山いる。」
ギチギチとした狭い内部を開拓し、腰を激しく動かす。
「は、あ! あっ、は、はげしすぎるって・・・!」
対面しながらの座位で行っていたが、思った以上に具合が良い。
「ああ・・・すごっ・・・、深くまできてるよ・・・!」
上体を反らせ、うわごとのように喘ぐルウ。
俺の目の前では、その豊満な乳房が俺の動きにあわせて上下に舞う。
「あ、あ、あ・・・・い、いいよ! 気持ちいいよ!」
ルウの痴態を見て、俺は久しぶりに本気で興奮していた。
抱きかかえていたルウをそのまま押し倒し、動きやすい体勢にした。

地に広がる赤い髪が、美しかった。
564名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:22:51 ID:HII1GFiN
「あぁ・・・! すご、なんでこんなに・・・イイのぉ・・」
先程味わった死の恐怖が本能に呼びかけ、快感をより強く、根深いものへとさせているのだ。
そんな事ルウは知らないのだろう。
「あ、ああ! もっと・・・もっとしてぇっ!!」
俺はただ、獣のようにひたすらにルウを突き、求めていた。
ルウも腰を使い、内部の俺へと快感を与えてくる。
「こわれちゃう・・・! あ、いや・・・ああぁ!」
ルウの秘部から粘液がこぼれ、俺が動くたびにグチュグチュと卑猥な音がする。
内部は更に熱くなり、強く吸い付き、より深くへと俺を誘う。
二人の粘膜同士が絡み合い、互いを求めあう。
ルウはもう少しで絶頂を迎えそうだ。
男の子種を求め、内部が俺を頂に向かわせようと蠢いている。
「あ、ダメ・・・イク、イク・・・!!」
身体が強ばり、一突きする度に声を漏らすルウ。
俺は追い打ちと言わんばかりに、目の前で揺れる乳房を両手で掴み、乳首を捻りあげた。
「あっ、はあぁぁぁっ!!」

電撃を浴びたかのように体を跳ね、ルウは絶頂を迎えた。
565名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:25:21 ID:HII1GFiN
眼を閉じ、眉間にしわを寄せ、心地よさそうな表情。
体中から男の鼻を甘く刺激する汗を分泌し、痙攣を起こしているかのように震えている。
狭かった内部は力を抜いたせいか、かなり緩やかになった。
「あ・・・・はん・・・」
身をよじるルウ。
俺は内部から性器を引き抜くと、ルウの体の上にまたがった。
そしてルウの乳房に手を沿え、己の性器を挟んだ。
「胸を借りるぞ。」
ルウの粘液に塗れた性器は柔らかい乳に、吸い付くように密着し、心地よく感じた。
胸の大きい女とはこういう事も出来るとは聞いていたが、経験するのは初めてだった。
柔らかく包まれる感触が心地良い。
ルウが顔を起こし、俺の先端を口にくわえて吸いつき、舌で攻めてきた。
高ぶっていた快感が一気に燃え上がり、俺は
「ぐっ」
と低く呻くと、ルウの口内へと大量に精を放った。
「んっ・・・」
同時に、ゴクッと喉の鳴る音が聞こえた。
566名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:27:42 ID:HII1GFiN

「いやー、こんなに感じたの初めてだったよ。」
俺の精を飲み干すと、けらけらと笑いながら言ってきた。
強引に俺が抱いた事など露知らず、とでも言うかのように。
「強姦されたのに、お前は俺に罵声を浴びせないのか?」
「いいよ、別に慣れてるし。殴られたりしてないし、中にも出されてないしサ。」
「慣れてる、と来たか。」
「この胸のせいでね、無理矢理なんてしょっちゅうだよ。」
はは、と乾いた声で笑う。

『慣れてる』

俺の頭の中で、この単語と共に、なつかしい声が響いた。
一瞬その声に思いを寄せ、耽ったがすぐに意識を戻す。
「・・・すまんな。」
「良いって、あんたは命の恩人なんだし。」
最初は、身の程知らずを懲らしめてやろうかと思って、無理矢理抱いたのだが・・・。
567名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:30:25 ID:HII1GFiN
「意外に義理堅いのか。」
「体でお礼したと思えばね。まぁ思いっきりイカされたからお礼とは言いにくいけど。」
フフ、と鼻で笑って返し、
「たいした女だ、お前と言うやつ・・・あ、あぐあぁぁ!!」
言葉の途中で、襲いかかった激痛。
身体中が焼けるように痛み、苦しい・・・。

しまった、18時過ぎてしまっていたのか。

「ど、どうしたのさ!?」
うろたえるルウ。
俺は体を丸め、己の身体を抱き締める。
ブスブスと硝煙のような黒い煙が立ち、体が痛みで震える。
「は、早く、そこに置いてある、聖水を、俺に・・・・!!」
「わ、わかった!」
ルウは俺の鞄の傍らに置いてあった聖水を取る。
「浴びせればいいんだね!?」
「はやく、しろ・・・!」
ルウは聖水は5本持ち、空に放ると、
「とりゃりゃりゃーーー!!!」
即座に拳で叩き割り、俺へと聖水を浴びせた。
「が、あああぁぁぁ・・・・!」
激痛が少しずつ和らいでいき、黒い煙も消えていく。
熱した鉄板の上に水を放ったかのように、体がシューシューと音を立てている。
身を包む悪寒も消え、治まった。
「だいじょぶ!?」
ルウが駆け寄り、俺の体を揺さぶる。
「も、もう平気だ・・・すまん。」
「何だってんだい、あんたは?」
俺は一瞬考え、答えあぐねた・・・が、ルウには喋ってやる気になった。
己をくつろぐ姿勢に正し、ふうと一息つく。
「俺は・・・嘘はつかないからよく聞け。」
「?」
俺のつぶやきに眼を丸くするルウ。

「俺はシャドウなんだ。」
568名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:33:09 ID:HII1GFiN
首を傾げるルウ。
「正確に言うと、シャドウになりかけている男と言うべきか。」
更に頭を悩ませる、ルウ。
「サンドリアには人さらい事件が多発する。」
俺は服を脱ぎながら言葉を続ける。
「人さらいは二種類。オーク達にさらわれ、男は奴隷、女は性奴。」
俺が上半身を覆っていた服を脱ぎ終えると、ルウは眼を見開き、驚いた。
「もう一種類はシャドウ。さらった人間に闇の血を注入し、同族にされてしまう。」
俺の地肌は既にどす黒く変色して、一部分は漆黒と化している。
ルウは驚き、何一つ言う事なく俺の体を凝視していた。
「陽の下に出ずに、獣人の血さえ飲み続ければ、この病気は進行しない。」
「じゃ、じゃああんたもそうすれば・・・」
「俺はそれを拒んだ、シャドウ族に復讐したかった。そのために太陽の下で歩き、奴等を狩っている。」
銃を取り出し、じっと見つめる。
「夜になると闇の血が活発になり、ああいった発作みたいな事が起きる。聖水を大量に浴びれば、発作だけは治まる。」
俺の様子を見つめる、ルウ。
569名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:35:55 ID:HII1GFiN
「だが、この病気は止まらない。長年この体を保てているのが奇跡だと、サンドリアの者達は言う。」
「そっか、だからさっさと帰れって言ってたんだ。」
「そうだ。」
俺は脱いだ服を再び着る。
それを見て、ルウもはだけていた衣服を整えた。
「もしかしたら、お前を撃っていたかもしれないからな。」
ルウの額に銃を突き付けた。
無論、引き金からは指を離しているが。
だがルウは臆する様子もなく、こちらを見つめている。
「大変なんだねえ、あんたも。」
「まあな。パーティなどの団体行動では夜になっても一人で監視役と称して、離れていたりしていた。」
「寝れないじゃない。」
「お前も眠れない夜があるだろう。」
「まーね、あたし以外全員男のパーティとかは寝れないモンだと思ってるよ。」
ルウは眉を八の字にして、自分の胸をつつく。
会話を終え、俺とルウは互いに見つめあい、苦笑する。
570名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:38:35 ID:HII1GFiN

「いいか、ルウ。」
ん? とでも言いたげな瞳で応える。
「嫌な男に抱かれる事に慣れるな。お前には未来がある。」
俺は鞄から一つのモノを取り出し、それを渡す。
「ちょっ!? こ、これって・・・!!?」
渡したモノは、黒いナックルの先端に、四つの牙を持つ武器。
 『クロスカウンター』
「かつて俺が狩ったシャドウから手に入れたものだ。これをお前にやる。」
武器と俺の顔を交互に見る、ルウ。
「無理矢理お前を抱いた俺の言えた義理では無いが、嫌な男はこの武器で殴り飛ばしてやれ。いつかお前を愛してくれる男のためにも、体を安売りするな。」
そう言い終えると俺は立ち上がり、その場を去る支度をした。
「ちょっ、待ってよイークス! なんだって、こんな高価なモノくれるのさ?」
俺はちらと一瞥し、答えた。
「嫌な男を殴り飛ばせ、と言っただろう。」
「だ、だからってこんなレア物・・・!!」
571名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 15:42:36 ID:HII1GFiN
ルウは俺の背中を見つめたままだろう、視線を強く感じる。
俺は一瞬間を置き、呟いた。
「かつて俺の愛した女も、男に抱かれるのに慣れてしまった、赤い髪のミスラだった。」
「えっ!?」
そう言うと、俺は駆け出した。
「ちょっと、イークス!!」
ルウのかける声を無視し、俺は闇夜を走った。

今の俺は、俺らしくないセンチな男。
軟弱で女々しい男。
一瞬でも、ルウに対して光を見出してしまった。
同情に甘えてしまいそうになってしまった。

だが俺はシャドウ。
闇にしかならぬ滅びの存在、未来無き亡霊。

意識が途絶え、全てが見えなくなった時・・・
俺はシャドウとなる。

全身を黒く染め、瞳を赤く燃やして。

572+2/QpyXn:2005/09/05(月) 15:45:51 ID:HII1GFiN
投下終了です。

相変わらず長いような短いようなSSですみません m(_ _)m
573名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 16:01:53 ID:MchLxsTo
乙です。巨乳猫モということでミカたんを彷彿させられるような、そんな感じ。
574名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 16:53:10 ID:wJRC2H74
GJ!
かっこいいよイークス、そしてなんだか悲しいよ(´д`)

あれか、監獄の人と同じアレですかな?
575名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 20:15:22 ID:79L7lt8D
GJ。
イークスカコイイ!(・∀・)
乙ですた。
576名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 23:40:44 ID:6cdk6XY3
グッジョヴ!!鳥肌立ちますた(*´д`)
ダークな雰囲気がカコイイヨ!
577名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 13:15:44 ID:N5889Qzu
ルウさんイークスの体液飲んじゃったけど大丈夫?
シャドウ化しないか心配だyo!((((゜д゜;))))

ともあれグッジョブです。
578名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 20:21:10 ID:XKPkyQzI
シャドウミスラUPろだでみつけたぜ
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/outitem/up/img/5725.jpg
これはアリだ!
579名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 03:29:59 ID:+ucKxREP
それってねとげ小屋の人なのかな?
ロビーナの人っぽくも見えるが署名がないし・・・
580名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 04:18:37 ID:HKw0PqxH
ラの人だろうねー
581名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 09:29:19 ID:vDhYcJ1a
デコがテカテカしてるガルーダ描くのはラの人
582名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:11:43 ID:GB+0KsQx
>548
【収縮】→【炸裂】のすばらしい連携、GJですた。
読みやすくてハァハァ
583名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:19:23 ID:jr1Y182X
3日書き込みなし(´・ω・`)
584名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 03:25:24 ID:9S7fBV+f
最近元気がないので、ageてみる(`・ω・´)

モルつるや、オイルなんかのエロエロなアイテムがFFにゃ多いですが、
最エロアイテムだと俺がおもってるのが「リビングキー」。

鍵穴の形状にあわせて、形を変えるってのがそそるんですが(*´д`)
ところで、皆さんの最エロアイテムって【なんですか?】
585名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 03:28:02 ID:UlOrcX4W
やっぱ囁きの書でしょう。この世の快楽の全てがソコに記されてるんですよ!?
当然欲しいエロ画像は全てそこにあるわけで。
ちゃんと捨てずに取ってあります。
586名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 09:20:30 ID:9X4h8VyD
リビングキーやばいな
穴の形状丸分かりかw
587名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 13:04:09 ID:45dwSVRT
急にリビングキーがエロく感じるようになった
588名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 14:06:02 ID:3DW+lYUs
モルボルのつるを荷造りに応用しようとしてた娘さんがいたよねたしか
589名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 14:55:29 ID:D2nfwI2Q
リビングキーの材料はモルツルなんだよな。
スライムオイル・蜜蝋・モルツル。
・・・エロアイテムの集合体・リビングキー。
590名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 15:35:32 ID:9X4h8VyD
材料の段階で使用して、使い終わったら集めてリビングキーにしてもう一回使えるわけだな
591名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 17:30:55 ID:kfEJfNGl
むしろ使いながら合成で
592名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:18:18 ID:p9g4Zl1C
さて、急作りですまないが、リビングキーネタを投下する。

愛も糞もシナリオもない陵辱物なので、そういうのが厭な人はスルー汁。
593名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:18:55 ID:p9g4Zl1C
そこは、汚い倉庫のような所だった。
「貴様等!!これは何の真似だ!!」
後ろ手に縛られ、床に転がされたエルヴァーンの女騎士が、自分を見下ろす複数の男に向かって吼えるように睨みを利かす。

「やー、目を覚ますなりそれ? ちっとは可愛い気のある所見たかったんだけどね、怖っぁー」
一人のヒュームの男が戯けつつ、すい、と前に出て、転がされている女騎士の横に屈み込む。
この男達は突然、バタリアでソロで冒険中だった騎士に襲いかかり、有無を言わせず魔法で眠らせて拉致してきたのだった。
「こないだの白魔道士なんか、がくがく震えて声も出せなくって可愛かったよねー?」
同意を求めるようにその男が周りを見回すと、一斉に男達が笑った。
「く…私をどうするつもりだ!」
「別に、ちょっと痛い目に遭わせて欲しいって依頼があってさ…それがすんだら返してやるよ」
「依頼…だと?」
「そう、依頼人の名前は言えないけどね、でもまあ……」
不審がるエルヴァーンの太股を、薄ら笑いを浮かべた男の手がふっと撫でる。
そのまとわりつくような不快な感覚に、一気にエルヴァーンの騎士の肌が粟だった。
「や、やめろ! 私に触るな!!」
「こんな綺麗なお姉さん相手だと、お仕置きにちょっと時間掛けたくなっちゃうかもねー、ボクも部下達もさ」
594名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:19:34 ID:p9g4Zl1C
「な、なんだと?! どういう意味だ!?」
男の意味深な言葉に、女騎士の顔に初めて不安げな表情が浮かぶ。
「おーおー、良いねその顔、そういうのが見たかったんだよね、へへへ」
だが、男は返って嬉しそうに笑いを深め、その手を腰のダガーに伸ばすと、反応する間も無く騎士の上にのし掛かり、そのエモノを手早く縦横に走らせた。
瞬間、騎士の股間を覆うアーマー部分だけが、切り離されたように剥がれ落ち、重い音を立てて床に転がった。
「な?!」
エルヴァーンの女騎士が驚愕して目を見張った。
男はエルヴァーンの肌に傷一つ付けずに、尚かつ、鎧の隙間の繋ぎ紐だけを切断したのだった。
おまけにその下の肌着までもが綺麗に切り取られており、今のだけでも相当の手練れだというのが伺える。
この男は一体……?
一瞬、自分の置かれている状況を忘れて男の顔をまじまじと見つめてしまうエルヴァーン。
まだ若く見えるその男はエルヴァーンの視線に気付くと、悪戯好きの子供のように笑い返しながら
「ちっちっち、余計な詮索はしちゃ駄目。そんな事したら生きて帰れ無くなっちゃうよお姉さん。」
と、物騒な事を顔を隠さずに言うのだった。
「それよりも、さ―――恥ずかしくないの?」
595名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:20:25 ID:p9g4Zl1C
男の指差した先を見て、女騎士は今更のように気づき慌てた。
男の手によって身につけていた物を切り裂かれたエルヴァーンの太股の付け根は、今や丸見えだった。
そして周りの男達も、一斉にそこに視線を注いでいた。
「や、やめろ!! 見るな!! 見るなぁ!!」
噴き出る羞恥心に顔を一気に紅潮させ、暴れるように喚き始めるエルヴァーン。
だが、それまで見ているだけだった男達はそんなエルヴァーンの女騎士を取り囲み、全員でその手足を押さえ始めた。
流石に力自慢でならすエルヴァーンといえども、こうなっては身動き一つ取れなくなった。
その様子を見て先程の男が満足げに頷き、懐から何かを取り出すと、今や、あられもない格好になった騎士の鼻先に突き付けた。
「これが何だか分かる? お姉さん」
男の取り出したそれは、端っこに摘みのような物がついていて、それから不思議な光沢を放つ棒状の物質が伸びていた。
それは一見硬そうにも見えたし、あるいは柔らかい物体のようにも見える。今まで見た事無い物だった。
「………?」
恥ずかしさで頭が一杯だったが、突き付けられたそれを見ないわけにはいかず、エルヴァーンはその不思議な物体に首を傾げた。
「知らないか、まあそうだよね。騎士様じゃあ、今までお目に掛かった事もないだろうね。これは盗賊の秘奥だから」
596名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:21:09 ID:p9g4Zl1C
「―――これはリビングキーさ。一種の魔法生命体で、どんな錠前にも合うようにその形を変える事が出来る。例えば…」
そこまで言ってから、男がリビングキーを女騎士の股間にそっと宛った。
「…?! 何をするつもりだ!」
「しー…ほぉら良く見て」
男が言うが早いか―――リビングキーはエルヴァーンの足下で不気味な音を響かせながら、ゆっくりとその形状を変えていく。
見る間に、その細かった棒状の物は膨らみ、歪み、そして波打つ不思議な形状に姿を変えていく。
やがてそれは、棒状で有る事には変わりなかったが、先程よりも何とも言い難い複雑な形状に収まろうとしていた。
「……? なんだこれは…」
その不思議な形状に訝しがるエルヴァーンに対し、周囲の男達は一様にその形態変化を静かに見守っていたが、唐突にそれを持った男が口を開く。
「へええ……お姉さんさ、処女?」
「な…!」
いきなり突拍子も無い話を振られ、エルヴァーンの女騎士が慌てた声を出す。
「図星だろ? 違うかい?」
「……わ、私は…!」
「誤魔化したってだめだめ、この鍵の今の形は、お姉さんのその―――穴の形状そのものの形になったんだから」
597名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:21:48 ID:p9g4Zl1C
「え…?」
男の言った事が理解出来ず、女騎士は思わず聞き返してしまう。
「だから、これはお姉さんのオ○ンコの形なの、ほら、この部分、ちょっと細くなっているでしょ?」
嬉しそうにその部分を指差す男。
確かにその部分だけ、他の場所に比べても窄まったような細さの、今にもにもそこから折れそうな不自然な形をしていた。
「ここがお姉さんの処女の証って事」
「う、嘘…そんなのって!いや!やめて!見ないでぇ!!」
男の言った事が真実だった為、女騎士は狼狽えた。
今まで男も寄せ付けずに騎士として潔癖に生き、剣一筋で生きてきた乙女は、ただの複雑な形をした棒のようなその物体が、自ら見た事も無いの秘所の奥底までを形取っている事を理解し、更に名も知らぬ男達にそれを見られている事に激しく羞恥の心が湧き上がってきたのだ。
「へへへ、襞があんなについてるぜ…」
「奥までたっぷり長さもあるし…名器だな…」
「早く突っ込みたくなってきたぜ…見ろよ、あの細さ…」
だが、周囲の男達がそんな言葉に耳を貸すはずもなく、女騎士を押さえつけたまま無遠慮に秘所を形取るリビングキーを見て、まるで品定めをするようにその形状についてあれこれと感想を漏らしていく。
「お姉さん、良かったね。お姉さんのオ○ンコ、挿入する前から大人気だよ。」
「ああ… 嘘…そんな…」
「ふふふ…」
598名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:23:11 ID:p9g4Zl1C
女騎士の羞恥に染まった表情を見ながら、男はリングキーの摘みを捻るようにして何かのスイッチを入れた。
たちまち、それは複雑な形状を保ったままで有る程度膨らんでいき、そして動きを止める。
「ふーん、伸縮性もかなりあるね、お姉さんのオ○ンコ。これは正真正銘、相当の名器だね。娼館とかに売り飛ばしたらたちまち売れっ子だよ。
 きっとみんな、毎日列を成してお姉さんに群がってくるね。うん、保証してあげるよ。お姉さんのオ○ンコってば大勢の人間に突っ込まれる為のオ○ンコだよ。」
「う……うう…も、もう止めろ、止めてくれ…う…ぐす…」
ついにエルヴァーンの女騎士は男の執拗な辱めに涙を堪える事が出来なくなった。
急に目に涙が溢れ、一度堰が破られると、それまで羞恥心で一杯だった心に怯えが生まれてくる。
「あらら、ちょっと虐め過ぎちゃったかな、ごめんねー? でもこっちもやる事ヤラないとね。初めてだからこれは勘弁してあげるけど。」
そう言って男は手早く自分のズボンを下ろし、自らの逸物を惜しげもなく女騎士の前に晒した。
「これで…お姉さんを女にしてあげるね」
そう言ってにっこりと微笑む男の股間を見た女騎士は「ひっ?!」と小さな悲鳴を上げた。
若い外見に似合わず、筋張った色の濃い凶悪な逸物だった。
それを見て女騎士が、その余りの太さと長さに恐怖の悲鳴を上げる。
「な、なな何をするんだ?」
「やだなぁ、これをお姉さんの中に入れるんだよ? 流石にそれくらい知ってるよね?」
599名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:24:01 ID:p9g4Zl1C
「ば、馬鹿よせ! そ、そそそんな物がわわ私の中に入るか! よせ!止めろ!!」
懇願するように首を振って女騎士が泣き叫ぶ。
あんな物を入れられたら壊れてしまう!
涙は溢れる一方だったが、女騎士はそれどころではない恐怖心に駆られて必至に抵抗を試みる。

だが、男は手に持ったリビングキーを自分の逸物に並べ
「大丈夫だって、ほら、太さもぎりぎりでしょ? 入るって」
見比べるようにして、示して見せた。

確かに太さは同じくらいだった。いや、僅かに逸物の方が太いかも知れない。
「ま、裂けたらケアルしてあげるよ。ボク、白はサポートだからちょっとしか治らないけど」
今や、女騎士の目には股間の逸物と同じくらい凶悪に見える笑みを浮かべたまま、男がそっと身動き取れない太股の間に割り込んでくる。
「む、無理だ! 止めろ!やめてくれ!」
「そんなに暴れたらもっと痛くなるよ? せめて前戯ぐらいさせてくんないかな?」
「ひぁ?!」
いきなり男の指に割れ目をなぞられ、極度の緊張にあったエルヴァーンの女騎士は敏感に反応して叫び、その嬌声が狭い小屋中に響き渡る。
600名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:24:42 ID:p9g4Zl1C
「うーん、可愛い声も出るみたいだね、ボク嬉しくなっちゃうな」
「ああ…・?! ん…やあ…そんな…いきなり…」
突然始まった男の愛撫に、エルヴァーンの肢体が身悶えする。
男の絶妙なその指使いは、経験の無い女性を無理矢理何人もいたぶってきた上での、悪意に満ちた産物だったが
そんな事はエルヴァーンの女騎士に分かる筈も無く文字通り掌で転がされ様にして快感を引き出されていってしまう。
「や!… やめ…ああ… うそ……ひっ!?………!!!」

「そろそろいっかな?」
それから暫くして、既に散々エルヴァーンの秘所を蹂躙した男の指使いが止まった。
傍らには、ぐったりとなったエルヴァーンの女騎士が今や全身の力を虚脱させて、抵抗するそぶりも見せずにもせずに床にその優美な肢体を投げ出していた。
その露出させられた秘所は何度も何度もイキそうになった挙げ句に寸止めされ、堪えきれない様子で愛液をふんだんに分泌させ、床に大量の染みを作っていた。
相変わらず上半身の鎧は着けられたままだったが、その一部分の過剰な露出が返っていやらしさを引き立たせているようだった。
「は……ぁ……はぁ……はぁ…」
荒い呼吸が鎧の下からでも胸を押し上げ、僅かにエルヴァーンの身体が上下に身動きする。
「それじゃ、これで良し、と」
男が傍らに置いておいたリビングキーを取り上げ、再度エルヴァーンの前にかざす。
「…あ?」
601名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:25:30 ID:p9g4Zl1C
それに気付いた女騎士が、微かな反応を見せる。
もうそれは膨らんだ形をしていなかった。
リビングキーは再び女騎士の、今の穴の形状に戻り、そして鈍い光りを発していた。
「はいはい、みんな注目〜 今からお姉さんの処女を頂きますよ〜」
その言葉に、部屋中の男達が色めき立った。
それが終わったら、次は男達の番なのだ。
やめて、と女騎士がか細い声で泣いたが、誰もそれに耳を貸さなかった。
エルヴァーンの肢体を散々指で嬲っていた男は逸物を秘所に宛うと、まるでリビングキーを―――子供が飛空挺の玩具でそうするように、誇らしげに上に掲げ、ゆっくりと挿入を開始した。
ずぶずぶと濡れそぼったエルヴァーンの割れ目に男の逸物が埋没していく。
「あああ! いやぁ!!………やめろ!! いやぁーー!!」
急に正気に戻ったのか、今まで反応の無かった女騎士の身体がびくりと跳ねあがる。
だが、再度男達の手に押さえられ、再び蹂躙されようとしている女騎士の身体は腕一つ自由に動かせなくなってしまう。
と、挿入が開始されてから、男の手に持ったリビングキーが徐々にその形状を変えていった。
入り口の方から奥へと向けて、エルヴァーンの処女地を男の逸物がこじ開けて行くのに合わせ、どんどん形を変えていっているのだ。
602名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:27:35 ID:p9g4Zl1C
「うーん、気持ちいいな〜お姉さんの中。 ほら、見てよ、ボクのおちんちんがエルヴァーンのお姉さんのマ○コにこんな風にして入っていってるんだよ?」
女騎士を貫きながらも語る男の手には、次々と逸物が膣の中を蹂躙していく様を表す為に刻一刻と形を変えていくリビングキーが握られている。
「ひぃぃ!! あ…!!私のが…そんな……イヤぁ!!」
それを見ながら貫かれている女騎士が悲鳴を上げる。
既に十二分に秘所は開かれていたが、それでも男の逸物は太すぎた。
だが、一時の寸断も無く逸物の進行は進み、そしてとうとう、女騎士の一番窄まった部分へと到達する。
「ふうう、ついに来ちゃったね」
リビングキーを見ながら、のんきな声を出して、男がエルヴァーンの処女を破る寸前で留まる。
「あ、ああ…あ………」
何も抵抗出来ず、生け贄にも等しいエルヴァーンの乙女の視線は男の握るリビングキーにまっすぐ注がれていた。
「ねえ、お姉さんボクが初めての人になってもいいかなぁ?」
「……!」
エルヴァーンは唯一動く頭をぶんぶんと振って、否定を示す。
「うーん、残念。それじゃあ仕方ない。」
男はそれを受けてにっこり笑い、女騎士の顔をに手を当てて自分の方を向かせると、そっとキスをした。
603名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:28:11 ID:p9g4Zl1C
「んしょっと」
「ん゙ーーーーーーーー!!!!」
男は軽い声を出しながらあっさりと腰を突き入れた。
部屋の中に、男の軽薄なかけ声と、処女だった者の悲痛な悲鳴が木霊する。
「ん゙ん゙ん゙ーーーーーー!?!!」
キスで唇が塞がれている為、悲鳴はくぐもった音となってその後も続いた。
がっちりと掴んだ男のどこにこんな力があるのか、エルヴァーンは破瓜の痛みに壮絶な力を持って暴れようとしたが、文字通り首一つ動かせなかった。
「んぷ…ほあ…みへごらん?」
唇を重ねたまま、男が処女を失ったエルヴァーンに手に持ったリビングキーを示してみせる。
男が目の前に持ってきたそのリビングキーは、今までのやや細めだった形状を無惨に変え、大きく、まるで男の逸物の形をなぞるように変化していた。
うそ…!嘘…!こんな…こんな……!
そこで男が漸く女騎士の唇を解放し、ぼそっと呟く。
「ご馳走様でした」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
間髪入れず、身体の奥まで蹂躙されてしまったエルヴァーンの悲鳴が響き渡る。
604名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:29:05 ID:p9g4Zl1C
今度は唇を塞がれていない為、悲壮な響きが一層増したように感じられる。
しかし、男は気にする素振りも見せず、リビングキーをぽいっと投げ捨てると、両手でがっちりと女騎士の長い太股を掴み、その豊かな媚肉に包まれた尻に目がけて自分の腰を打ち付け始めた。
「…あっ!!……ひっ…あ…っ!」
膣を逸物が舐め上げていく初めての感触に堪えかね、女騎士が潜った悲鳴を上げる。
「んー、うん、思った通り、さいっこーだよ。お姉さんの中。かなり気持ちいいから、直ぐに終わりそうだよ。」
「…やあぁ!!痛い!…っ痛い!!」
女騎士が引きつるように藻掻くのを見ても、くすくすと笑いながら男は尚も強く腰を打ち付けていく。
床では投げ捨てられたリビングキーが、それでも働きを止めずに女騎士の中を往来する男の動きに合わせ、絶えずぐねぐねとその形状を変化させていく。
「ごめんね、お姉さん、今日初めてなのに、多分、一杯ここに精液注がれちゃうと思うけど、これも運が悪かったと思って諦めてね」
「…そんな…ひぃあ…止めてそんなの…! そんな事されたら…!」
ぐちゅぐちゅと鳴り響く、秘所の挿入にも耐えて、エルヴァーンの女騎士は男の言った事に恐怖して哀願するように首を振る。
「うん、妊娠しちゃうだろうねー、うちの奴等エルヴァーンもいるし、ヒュームもいるし、タルタルもいるからね。そうそうちょっと前にオークを捕虜にしたんだっけ?
 アイツも参加させてみよっか? 何しろエルヴァーンの宿敵だからね、喜んでいたぶってくれるでしょ。終わったら騎士だってわかるように、その鎧姿のままでジュノに帰して上げるよ。
 オークの精液臭い女騎士なんてみんな初めて見るだろうから、びっくりするかもね」
「ああまさか…そんな……止めて!…そんな…オークなんて…やめてぇ!! 」
「まあまあ、案外気持ちいいかもよ? 多分ボクより太いと思うけど」
「ああっ! そんな…ぁ…あっ!…ひぃッ?!……壊れる…私…壊れちゃう…あああっ」
605名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:30:53 ID:p9g4Zl1C
痛みと恐怖と、そして僅かに身体に走る快楽の刺激に女騎士の喉から嬌声が漏れる。
そこには最早、誇り高いエルヴァーンの騎士は存在せず、ただ逸物に突き回され、泣きながら蹂躙される女騎士のなれの果てがあるだけだった。
「んっんっん… もうちょい…ん」
女騎士の初めの男になった者が、更に初めての陵辱を加えようと、腰の動きを早めていく。
「駄目ぇ! 許して! お願い……それだけは…やめて!!」
「んん…とかいいながら… お姉さんぎゅんぎゅん締め付けてきてる…よ、力みすぎ…うふふ」
「やぁぁぁっぁあああ!!!」
女騎士の悲鳴に合わせるようにして、男が一気に腰をねじ込むような動きに変え、そして―――
「んんっ!」
「あああああ!!?!」
沢山の男達に見守られながら、二人の声が同時に発せられる。
逸物が女騎士の内部で跳ね上がり、白濁が吐き出され、隅々まで染みこんでいく。
「ふー 気持ち良かったぁ」
「……あ……そ…んな……」
逸物を差し込まれたままで、その先端から放たれる初めてのモノの感触をあそこで味わい、女騎士が絶望に呻く。
その横の床では、びくびくと―――精液を搾り取ろうとする女騎士の膣の本能的な動きを的確にリビングキーがトレースしていた。
逸物を搾るように、うねり、たゆみ、ぐねぐねと収縮するそれを見て、女騎士の手足を押さえつけていた男の一人がごくりと喉を鳴らす。
「はいはい、それじゃ」
ずぼっと、何の感慨もなさげに逸物を引き抜き、女騎士を陵辱した男がその肢体から離れると、ごぽり、と泡を立てて、逸物が引き抜かれた後の女騎士の割れ目から白濁が溢れ出る。
女騎士が強引に逸物を引き抜かれ、微かに苦痛の声をあげるが、誰の耳にも届いて居なかった。
「―――次の人、どうぞー」
皆が注目するリーダー格の男の声に、男達は一斉に女騎士の身体に群がっていった。

女騎士の悲痛な悲鳴が、人知れぬ場所に立つ小さな小屋の中に響き渡った。
彼女が解放される二日後まで、その悲鳴は鳴りやまなかったという…

fin
606名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:32:18 ID:9X4h8VyD
救いが無いのは陵辱ものの常だし仕様が無い
今はタダ素直に、テラエロス(*´д`*)ハァハァ
607名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:38:03 ID:OzAlroWv
GJ






エル♀(・∀・)イイ!!
608名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:44:19 ID:9X4h8VyD
しかし、女が自分の膣の形状を見せられるのってスゲー斬新なエロだよな
FF11以外では思いつきもせん気がする

FF11ですら、今まで見たこと無いしw
609名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:57:45 ID:45dwSVRT
リビングキーネタきたーGJ

(*´Д`*)アハァ
610名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:59:56 ID:cJ+3Nedx
>>608
SFモノで、超小型全方位カメラを膣内に入れられて
それを立体プロジェクターで部屋中に映し出すというシチュを見たことがある。
犯された本人と野郎共が、中田氏された直後の膣内に入り込んでるかのような状況だった。
611名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:13:30 ID:8sKloXIy
これはヤヴァすぎる
描写の仕方が上手すぎですよ

>>586のおかげでネ申作品が降臨した
612名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:49:50 ID:P3DShwRj
エロスwwwww
GJ!

やっぱりジョニーさんといい、リビングキーさんといい、
練金術はエロいですなw
613リビングキー:2005/09/15(木) 02:24:02 ID:zdmbcnCo
オマイラ感想dクス

特ニ >606 感想早過ギデコッチガテラワロス
ネタ元>584 エロ話アリガトウ
デハマタ、只ノナナシニモドル

/ma デジョンZ
614名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 09:53:03 ID:BIIvt9l2
いや…一応、念のために…な?分かるだろ?分かるよな?

/_/_/_/_/_/_/_/_【450KB注意報】/_/_/_/_/_/_/_/_

・次回スレは>>950あるいは、書き込み480KBヒットのときにお願いします。
615名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 10:28:28 ID:y25IdiEv
神キテタコレ(*´д`*)
616名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 17:19:15 ID:CWjfppGu
>>593すごいね、これ(*´д`*)
僕もなんか面白いネタ考えてみようなぁ〜スレ汚しにしかならんだろうけどorz

617名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 20:09:10 ID:Rn0Lo51/
リビングキー
こんな使い方は想定外
618名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:05:19 ID:9IKDbGu2
(+)<想定外の使われ方をしたので修正しm(ry
619名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 04:40:17 ID:BQWUAjIc
>>616
バカだな・・・。
俺達のエロ妄想が、職人さんへのイカロスウィングになるんだよ・・・。
620名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 06:19:53 ID:rDeOz1vN
今619が実に良い事を言った
621名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 17:04:33 ID:yRTYtMs1
→イカロスウィング
TP100%
→今だWS発動!

ターゲットが遠すぎる。
WSは発動しなかった!
→TP0
622名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:32:18 ID:Q8JGqGqV
ボテ腹とかスカとかのキワモノWSを発動するとそうなりそうだなw
623名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:14:17 ID:nHdyaeOg
チュニックで変装したタル♂が夜な夜な侍女の間に忍び込んで…


そんなのキボン
624名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 05:26:46 ID:AymX5j5+
チュニックで変装したタル♂が夜な夜な侍女の間に忍び込んで…


安眠をむさぼるSS
625名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:04:57 ID:+K/1nzwo
シャントット博士に薬盛られたアプルルたんが
アジド兄さんを襲っちゃう話


が書きたかったが無理だった
626名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:29:03 ID:laoPls++
>>625
立て!立つんだジョー!!!
627名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 07:42:35 ID:hii1q2QP
エル♂ショタF2黒髪白魔
     ×
ヒュム♀F1金髪白魔

@コンシュ粉挽き風車小屋


…本番直前まで書いて以後が書けないyp!ヽ(`Д´)ノウワーーーン!!
どうにもまとまりません…今回が初書きなのですが、難しいですねぇ…
神々の偉大さを痛感しますた_| ̄|...○

もうちょっとこのネタは温めておきたいと思います
m…構想と推敲を重ねていつの日か必ず(`・ω・´)ノ C U Later!
628名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 11:01:08 ID:9yKSq6wp
>627
一つだけアドバイス、というか忠告がある。
どんな事になっても、一度書き始めた物語は最後まで書き上げろ。
どれほど途中が楽しくても結末の無い物語は、決して自分の糧にはならないからだ。

ぶっちゃけ本番なんてすっ飛ばしてもいいから、終わりだけでも書いておけ。
そうしておいた方が後々補完する意欲も湧いてくるぞ。
629名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 04:55:32 ID:oTu9RQEt
朝っぱら恐縮だが、今から
ヒュム♀詩人

@ジュノ下層鬼畜羞恥プレイ投下しようと思うんだが、
生テキストで15k位あるんだが行けると思う?
630名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 08:56:40 ID:0vwVgmu3
いけなかったら新すれ立てればいいじゃない
631名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 09:56:23 ID:oTu9RQEt
てなわけで投下開始。
話も愛もへったくれも無いエロ話なので、苦手な人はスルーよろ。
632吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 09:57:06 ID:oTu9RQEt
私は日も傾いてきたロランベリー耕地の小道を、かなりの勢いでチョコボを走らせます。
結構なスピードが出てしまっているため、頭のコサージュがハタハタと音を立てて。
今日予定されていたLSイベントに遅刻してしまったため、普段通っている街道ではなく
その脇の段々畑のようになっている所をひた走れば、整地されていない地面は段差だらけで、
ギャップをひとつ飛び越え乗り越えるたびにズン!ズン!と大きな振動が私を襲います。

はぁ…っ、はぁ……っ。
『早く来いよ、もう約束の時間から30分は遅れてるんだ。あんまり遅いとまたお仕置きだぞ。』
…んっ、はぁ……っ、は…―――――ぁッ…。
『LSのメンバー全員が待ちくたびれてるんだけどな、リリシアちゃん。』

私の耳に取り付けられたリンクパールから、LSイベントの時間に遅れてしまった私に対する
嘲笑うような催促の声が止まない。時折、言葉に紛れて大勢のLSの人の下卑た笑い声さえ混じってきて、
嫌でも自分の状況を思い知らされて、一層惨めになってしまいます。
633吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 09:58:19 ID:oTu9RQEt
「――――い、今ロランベリーに入りました…あ、そろそろジュノの門が見えてくる頃だと…ぁンッ!」
『おいおい、エロい声出してんなよ?それとももうすっかり出来上がっちゃってるのかな?ん?』

とある巨大LS…強力極まりないモンスターを狩る為に結成された、HNMLSと呼ばれる精鋭集団に私は所属しています。
もちろん何のとりえも無い、まるで優秀とも言えない吟遊詩人の私が所属している、いや…
させられているのにはそれなりの理由があるのですが…。

「んッ…違います…そんなことありません、違うんです…んひッ、くふ、はぁ…ッ」
シャイル装束、と呼ばれる吟遊詩人の装束に身を包んだ私は、一路チョコボをジュノに向かって飛ばします。
凄く高価な装備品らしいのですが、正直実戦に殆ど呼ばれない私には良く分かりません。
シャイルマンティルと言う胴装備がチューブトップにミニ丈のベストだけなので、私の大きな胸には
少々サポート不足で揺れて痛いのと露出度凄く高くて恥ずかしい装備、と言う位なのですが。
それでも、今日これからの事を思えば、これくらいの露出、どうという事もありません…。
634吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 09:59:47 ID:oTu9RQEt
『まぁ無理するなよ…取れ立てのモルつる、オマ○コとケツ穴に入れたままチョコボに揺られてバストゥークから飛ばしてきたんだ、
淫乱ド変態なリリシアちゃんには発情するなって方が無理かもな。』
『違いねぇ。来る途中にオナってたから遅れたんだよな、リリシアちゃん。チョコボの上で何回イッたのかな?』
「言わないで下さい、酷い事、言わないで…―――そ、それより、下層の海神楼に向かえばいいんですよね?」

―――図星を突かれて、具体的な反論が出来なくなってしまいました。
彼らの言う通りなのです。今、私の前後には極太のモルボルのつるが挿入されていて、
今もそのままの状態でチョコボを走らせています。
モルボルのつるは、まるで太いニガウリの様に小豆大の疣がびっしりと生えた棒状の物で、
強い生命力によって本体から切り離されても、三日間は生きのいい魚のようにビチビチと暴れ続けます。
それを私の秘所と菊門に深々と挿入されて、さらに半日近くもチョコボに揺られ股間を鞍に
ガンガン叩き付けられてしまい、既に馬(?)上で四度ほど絶頂を迎えてしまいました。

『そうそう。ちゃんと言われたとおりの格好で、な』「は…はぁ…―――ぃ…ッ!!」
――――…ッ…私のはしたなく尖ったクリトリスが、秘裂からはみ出たモルボルのつると鞍に挟まれて、
今日五度目の絶頂を迎えてしまいました。




…そろそろ私の告白をお読みの皆さんもお気づきだと思います。
――――そうです。私は、性欲処理のための肉奴隷として、このHNMLSに所属しているのです。




635吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:01:11 ID:oTu9RQEt
結局、チョコボの振動と二本のモルつるの刺激にすっかり翻弄されて、ジュノに付いた時にはすっかり日が落ちていました。
「ぁ、あの…下層に着きました。い、今からそっちに向かいますね…」

ジュノ下層は、ジュノ大公国の中でも最も人口密度の多い地区で、現在では大量に流入した諸外国の旅人のために非常に治安の悪い所です。
一部はすでにスラムと化して、夜間女性が一人で出歩けば三人に一人は暴行を受ける、とまで言われています。
『遅いぞ!本当にリリシアちゃんは愚図で鈍間な淫乱詩人だな。ちゃんとアレ着て来いよ、高かったんだからな〜』
『ちゃんと下層の大通りを「歩いて」来るんだぞ?マズルカなんて使ったら後が酷いからな!』
LSの人は口々に言いたい放題言ってきます。
でも、言われた通りにしないとどんな酷い目に遭わされるか、見当も付きません。
私は身に沁みて知っています。この人達は決して脅しや冗談でこんな事を言っているわけじゃないって事を。
思い出しただけでも、ゲルスバ砦のオーク幕屋でオークの慰み者にされたり、ル・ルデの庭のテラスで後ろから犯されまし。、
LSの獣使いの操ったデビルマンタの群れに犯されたりした時は、魅了が切れるまでの間放置されて発狂しそうになったり…。

その事を思えば言われた通りにするのが賢いのかもしれないですけど、今日の命令は―――


【秘所と肛門にモルつるを入れたまま、シャイルマンティルとフェーミナサブリガを付けて入り口から海神楼まで歩いて来い】


――――というものでした…。
636吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:01:56 ID:oTu9RQEt
(言われた通りに着て来たけど、こ、こんな…格好で下層歩くなんて、出来るわけないじゃない…これじゃ、ち、痴女だわ…)
ジュノ下層の入り口で命令通りにする覚悟が出来なくて、ズボン(シャイルサラウィル、と言うらしいです)に
手を掛けて一気に降ろそうとしては、やっぱりやめてしまう。そんな事を繰り返していました。
(でも、言われた通りにしないと、また酷い罰が待ってる…から)

シャイルマンティルは私の、おそらくヒューム女性の標準からはかなり大きい乳房を満足に隠す事は出来ず、
それだけでも十分すぎるくらい恥ずかしいのに、フェーミナサブリガは純白のファッションショーツそのものでした。
しかもわざと2サイズは小さなサブリガを渡されたため、私の大き目のお尻は容赦なく食み出してしまって。
こんな格好でスラムか歓楽街か、と言った感じの夜の下層を歩くなんて娼婦のような真似は、とても出来ませんでした。
やっぱり無理だから、今日この場は帰ろうとしたその時―――、

「オイオイ、何こんな所で油売ってんだ?LSの肉奴隷リリシアに、こんな所でグズグズしていい許可は与えてないだろ」
「…っ」
いきなり聞き覚えのある声を耳にして、慌てて振り返っても声の主はいませんでした。

耳元で声は聞こえるのに、姿は何処にも見当たらずに狼狽している私の肩を急に掴まれると、
「まだ気付かねーのかよこの間抜け。インビジしてんだよ。」
肩口からズズ…とシャイルマンティルのチューブトップの中に透明な手を差し込んできました。
指がたわわな白い乳房にめり込むと、タプタプと弄ぶように衆人環視の中で私の乳房を弄びます。

声の主はLSの赤魔道師で、LS内での地位はかなり高く実績、人望ともに高いエルヴァーンでした。
637吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:03:00 ID:oTu9RQEt
「ほーほー…ちゃんと言われた通りにシャイルマンティルは着てきたみてーだな。関心関心。で、なんだこのズボンは?ぁ!?」
「だ、だって…こんな所で「あんな格好」出来ません、こんな大勢いるのに…それに、モル…つるを入れてるのがバレちゃいます…」

彼の見えない手が、私のスボンの裾をぐいぐいと引っ張って脱がしてしまおうとします。
必死に両手で押さえて彼を止めようとするのですが、傍目には私がパントマイムをしている様にしか見えなかったのか
通りがかる人が私に失笑と好奇の視線を投げかけてきます。

気付けば、結構な数の人だかりが私の周りに出来上がってしまって、
「見せ付けてやれよ、どうせみんな知ってるぜ。HNMLSの性欲処理詩人のリリシアちゃんってな。」
周囲を見れば、今から出発する若い冒険者の一団も、今から仕事に向かう濃い化粧の女性も、旅の商人も、
皆が私の次の行動に興味津々、と言った目で見ていました。

「で、でも…」
「しつこいな、雌犬の癖にズボン履くなんざ十年はええよ。」
そう彼が言い放つやな否や、ブツッ!と革のベルトが切れる音と共に次の瞬間、シャイルサラウィルが足元までずり落ちて、
今まで必死に隠してきたフェーミナサブリガと、その下でのた打ち回る二本のモルボルのつるが晒されてしまいました。
ヒップハングだったシャイルサラウィルは、ベルトを切られてしまえばズボンとしての機能を全く果たせず
「――――ッ!やぁ、ッ!こんなの…見ないで、見ないで下さいっ!」
私に出来ることは、自分の小さな両手で股間とお尻を隠すことだけでした。
638吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:03:41 ID:oTu9RQEt
「みんな待ちくたびれてるって言ったろ。今日のイベントの主役はお前なんだから、お前がいなきゃ始まらねーだろが!」
言いながら、足首に絡まったシャイルサラウィルだったものを器用に引き抜かれて、私は夜のジュノ下層に痴態を晒してしまいました。
私の童顔にアンバランス極まりない大きな乳房は、シャイルマンティルのチューブトップに僅かに隠されて
本来隠されるべき場所を一層挑発的に強調されてしまって…。

ただでさえアンダーサイズなフェーミナサブリガは股間に食い込み、後ろ側は紐のようにギリギリとお尻の谷間に食い込んで
白いお尻は丸見えになっていて…さら悪いことに、溢れる私の愛液で透けたクロッチはすっかり股間に張り付いて、
私のアンダーヘアも、蠢き続けるグロテスクな青黒い二本の異物も丸見えで、恥ずかしさのあまり死んでしまいたくなりました…。





「うわ、見ろよアレ…」「すっげ、シャイルマンティルにフェーミナサブリガかよ」「すげえデカパイ…」「露出狂だわ…厭らしい」

未だインビジ状態の赤魔道師に肩を掴まれたまま、ジュノ下層の大通りをゆっくり見せ付けるように歩かされました。
周囲の人からは容赦なく軽蔑と劣情に満ちた視線と言葉が投げかけられてきます。
少しでも身を縮ませて、絶えず行われる視姦から逃れようとすると、背後の彼が容赦なく姿勢を矯正して、
胸を張って尻を突き出し、誘うように腰をくねらせ乳房を揺すって歩く、そんな恥ずかしい歩き方を強要されます。

「良かったな、露出マゾ詩人のお前をみんな注目してくれてるぜ。食み出したエロ尻も、そのバッファローみてーなデカパイもな。」
「ば、馬鹿なこと言わないで下さい…そんな事…無いんですから、言われても…」

周りの絡み付くような視線が、まるで物理的な愛撫のように感じられます。
私の豊満な肢体に、ありとあらゆる負の感情が擦り付けられて、その事が強制的に、私を興奮させて…。
639吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:04:14 ID:oTu9RQEt
「よく言うぜ、こんなに濡らしてよ。太腿もベトベトだぜ…気付いてるか?乳首ガチガチに勃起してるのバレバレだぜ?」
小さなチューブトップが私の豊満な乳房に食い込むようにまとわり付いただけのシャイルマンティルでは、とても白い乳房を
隠し切れるものではなく、薄桃色の乳輪さえユサユサと歩く度にチラチラと覗いています。
「ひぁ…んっ、わたしの、オッパイ…こんな所で、みんな見てる、視られてます…っ」
男の言う通り、乳首も大勢の男の視線に晒され、はしたなく大きく勃起して薄布を突き上げていました。

「股間もマン汁でサブリガ透け透けだぜ。二本のモルつる丸見えだぞ、お前のオ○ンコとケツ穴でビチビチ言ってるのがモロ丸見え。」
一歩、一歩と歩けば、薄絹の股布は尻の谷間を割って、私のドロドロの割れ目に吸い付き食い込んでしまうので、
極薄の白い布地で作られたフェーミナサブリガが、私のたっぷりと溢れた愛液でアソコの形まで丸見えになっています。
突き出された私の股間は湯気が立つほどの淫臭を放ち、土手にはぺっとりと濡れて透けた布地が張り付いて、
サブリガが食い込む度、張り付いた布を引っ張る直す私の仕草に、周囲の視姦者達はニヤニヤと笑ってました。
「んふ…っ、は、ぁ、ッ!く、食いこまさないで…下さい…あんッ!ひぁ、あ!」
そんな私の反応が面白いのか、見えない指がサブリガの前を食い込ませて恥丘を濡れた布地で割ります。
明るい茶色の陰毛は、べっとりと恥丘に張り付いて公衆の面前に晒されてしまって、それを見た男が口笛を鳴らして、
ついでとばかりに、通りすがりに小さな布地から食み出した乳房や尻肉を鷲掴んでいく。

未だ激しくくねり続けるモルつるが肉襞と腸内を容赦なく抉る都度、ふくらはぎまでトロトロと止め処なくボタボタ滴る淫液は、
ニチャ、ニチャと擦り合わされた太腿の間で恥ずかしい粘着音を立て――――私の歩いた後には、点々と沁みが石畳に残っていきました。





「良くこんな所でそんなエロい嬌声(こえ)出せるよな、この雌犬…ぁ?リーダー?競売で買い物?…了解。」
「ぁひっ…あっ、あっ…!も、もぉ…ッ!」
「―――オイ、いつまでも悶えてないで、たまには人の役に立ってみるんだな。」
――破廉恥極まる格好で、二本のモルつるにアソコとお尻の穴をグチャグチャと掻き回されて、衆人環視に
晒されながらそれでも目的地の「海神楼」の入り口が見えてきた、そんな時でした―――




640吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:05:01 ID:oTu9RQEt
「ぁ…あの…――――…っ」
夜でも昼間とまるで変わらない喧騒のジュノ競売で、指定された買い物をする。
娼婦でもそんな格好はしないと思われるような、そんな卑猥な出で立ちと肢体をした美少女の出現に、ざわめく競売前。
そのざわめきが、自分が今、いかに破廉恥で正気を疑うような淫猥な格好かを改めて自覚させます。

「あの、ス、スライムオイルを一ダース…と、リビングキーを三本、ゴールドピアスを三つと、犬の首輪、修道士の荒縄を下さい…」
わざわざほかの人に聞こえるような大きな声で、注文をカウンターに向けてする私。
明らかに普通の合成を行う上では脈絡もないその品物の組み合わせは、普段だったら「妙な客だな」と済まされてしまう所を、
今の私の格好と合いまれば、その用途は嫌でも卑猥な用途を連想させてしまう事は明らかでした。
競売は普通の小売店とは違うので、どうしても商品購入に時間が掛かってしまいます。
こんな格好だったので早く買って行きたくて、私は凄く慌てていたのでしょう。周囲への注意が完全に緩んでいたその時でした。

「――…へっへ、何に使うんだいそんなもの?詩人さんよ?シーフじゃあるまいし。」
いきなり背後から手を伸ばされ、二つの豊満な膨らみを、布の上から思い切り鷲づかみにされました。
それを皮切りに、両隣に立つに男の人達が足の間につま先をねじ込んで、私の太腿はガバッと大きく割り開かれてしまって…。

「あ…ぁッ!やめて下さ…ひぁ…ッ!」
「あんた、こんな格好して下層来るなんて、痴女だろ?」
もはや周囲の目を気にすることなく、チューブトップの下に指を潜り込ませてたわわな乳房をギュ、ギュと揉みしだかれ、
さらに別の手が腰の前後左右から差し込まれ、何本もの指にヌルヌルになった股間を弄り回されました。

「ちょ…っと、触らないで…っ、助けて…――――…っ!?どこ、どこ行っちゃったの…!?」
慌てて近くにいるはずのLSメンバーの姿を探しましたが、インビジしているから見つからないのか…
――――あるいは本当にもう近くにはいないのか、返事がありません。
641吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:06:10 ID:oTu9RQEt
「あ…ぁッ!やめて下さ…ひぁ…ッ!」
何本もの手が、指が裸同然の私の体の敏感な所を場所争いするように這い回ります。
あまりの刺激に競売前だということも忘れて、私はたまらずえっちな嬌声(こえ)を漏らしてしまいました。

『ちょっと…近くにいるなら、んっ!や…っ、助けて、助けてください…ッ!』『…………』
リンクパールにいくら助けを求めても、返事は返ってきません。
私が冷静だったら、微かに笑い声が聞こえてきていたかもしれませんが、その時は何も聞こえませんでした。

「ほら、しっかり立たないと危ないぜ」
左右から私の足を割り開いた人達も、負けじと左右から手を伸ばすと、私のボリュームのある尻肉を下から掴み上げて来ます。
「見ろよ、こいつ…マ○コとケツにこんなぶっといモルつる咥えてやがる。」
直径4cm程もあるモルボルのつるは、ずっぽりと私のアソコとお尻に咥え込まれていました。
元々モルボルの分泌液は糸を作れるほどに潤沢で、私のお尻の周りはまるでお漏らしでもしたようにヌルヌルになっちゃってました。
誰かがサブリガの中に何とか納まっているモルボルのつるを引きずり出すと、ズルズルと出し入れを始めました。

「あひっ、だ、だめ…ですッ、それダメぇっ…!」
「何がだめ、だ。笑わせるぜ。全然嫌がってねえじゃねえか!」

口々に男の人達が私を下卑た言葉で嬲り、背後の人は私の乳首をグリグリと摘み上げながら、唾液を乗せた舌で私の耳をねぶります。
「まったく、さっきから逃げようともせずに腰振ってばっかでよ。」「違ぇねぇ。」
今までは中でくねっているだけだったモルボルのつるのイボイボが、私のお尻やアソコの入り口をズリッ…ズリリッと擦ると
あまりの刺激の強さに、もう一人ぼっちにされたとかそういう事まで意識の隅に追いやられてしまって、異常な快楽に翻弄されてしまって。

「あひッ…あんッだめ、イクッ!もぉ…イっちゃいま…す…」
「何だよ、もうイクのか?競売前なんて所でイクのかぁ?」
「へ、安心しな変態の淫乱詩人さんよ、まだまだ時間はあるんだ…何度でもイかせてやるからな」

すっかり発情させられて、スイッチの入った全身を責め上げられて、何度となくアクメを迎えた私。
ついには堪え切れなくなってしまい、競売の人だかりの真ん中で崩れ落ちてしまいました。
(ぁ…もぉ、ダメ、駄目……私…)
とろんと蕩けた瞳とピンクの靄の掛かった意識の隅っこで、見慣れた白い鎧を着たジュノのガードが
やって来るのが見えましたけど、全身が弛緩してしまってどうでも良くなっちゃって…。



642吟遊詩人リリシアの告白:2005/09/21(水) 10:07:00 ID:oTu9RQEt
――――気付くと、私は海神楼の一室のベッドに横たわっていました。
お腹の中に感じる異物感は消えていなかったので、残念ながらまだモルつるは挿入されっぱなしだったようです。
そんな私を、十数人のLSメンバーがニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべて取り囲んでいます。

「酷い、酷すぎます…あんな、あんな事させるなんて…」
その笑みを見ているうちに、だんだん腹の立ってきた私は自分の「立場」も忘れて食って掛かりました。
「酷い?あんなに感じてたじゃないか。俺達が助けに来なければ、お前はジュノのガードにしょっ引かれてたとこなんだぞ?」

「それは――――…あんな事させるから…ッ!」

頭に来た私はその場を立って、部屋から出ようとしました。
正直言って、これ以上付き合うのが馬鹿馬鹿しくなったんです。その時は――――……とその時、
「オイオイ、立場忘れんなよリリシアちゃんよ、お前はウチのLSの肉便器、だろ?」

―――リーダーが何やら文言を一言二言口にしたかと思うと、私はその場にへたり込んでしまいました。
スタンとバインドの呪文だって気付いた時には、既に四人のメンバーに襲い掛かられた後で、手八本指四十本が
私の敏感なところを容赦なく 責め 上げて  … ぁ ダメ、 そんな され た ら もぉ がま…ん でき な… ぃ




「―――じゃ、そこでサブリガ脱いで、二本のモルつるをヒリ出して貰おうか。手なんて使うんじゃないぞ。」
「は………いぃ、マゾ肉便器詩人のリリシアの、オマ○コとお尻からぶっといモルつるひり出す所、皆さん視て…下さい…っ」
―――――――もう私、すっかり奴隷が染み付いてるのかも知れません…。





とりあえずおわし。
643631:2005/09/21(水) 10:11:06 ID:oTu9RQEt
今年の始めに書きかけで放置してたのをまとめたので、
現状のヴァナに即してない所は勘弁して下され。ほじゃ。

リリシアはヒュム♀F8かF1をイメージしてくだされ。



正直言うと>>593氏のリビングキーネタ見たので完成させた。>>593氏GJ。
644631:2005/09/21(水) 10:15:37 ID:oTu9RQEt
ぅぉぅ・・・480KB踏んじまったのだが、今からバイト出勤なので誰か代わりにたのんますorz
645名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 20:13:14 ID:B9dAoPJ6
モンクばっかりいいやがって、さっさと投下していけってんだ
ふざけんなよ、おつかれさまです〜

スレ盾放棄していくなら、またSS投下しろよ
楽しみにしてます。
646名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:19:25 ID:tSurisga
ツンデ…レ?
647名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 01:28:56 ID:FVkXxVix
ツンデレマント Rare 防4 MP+5 耐氷+5 耐風+5 Lv39〜 白黒赤吟狩忍召
648647:2005/09/22(木) 01:34:06 ID:FVkXxVix
【FFXI】ミスラとまんこしたい8夜目【エロ総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127320399/

立てておいたよー。
649名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 05:10:29 ID:3x12/VJx
ツンデレタイガー
650名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 00:08:58 ID:XXn7Gmro
ここは埋めて良いのカナ?
651名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:32:33 ID:XEDAmNyk
リリシアの告白作者さん乙ですた!

やっぱりFFはエロ道具の宝庫ですね・・・・・・!!
ラストの台詞には、こうグッとくるものg
652名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 03:01:00 ID:GCFkHe7U
果物ネコさん?違ったらごめん
ゴチでした
653名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 10:24:27 ID:ZD9q+9Tj
クダモノネコさんとは違うような。
とりあえず作者乙。また書いてや
654名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 04:14:40 ID:WRwan7+d
こっちはもう人がいないかな。
【ツンデレ】ミスラを書いているのですが・・。
すぐに暴力猫or生意気猫なってしまうorz
【ツンデレ】とは、いかに「デレ」を演出するか…
難しいです…。
655名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 03:49:53 ID:0w+MwRmx
>>654
いるぞ!ツンデレは確かに難しいだろなあ・・
とりあえずある程度納得できるまで書いてみて、うpってみて、
ここの住人の意見聞いてみるとかはどうかね?
生意気猫を無理矢理 とか俺は好きだぞ(*´Д`*)
数を書いて、色んな意見をもらってこそ文章がうまくなるとおもうお。
まってるお!( ^ω^)
656名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 09:43:45 ID:awzVtTRX
hoshu
657名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 14:24:25 ID:zVWeNhL6
ツンデレねぇ…

メイン狩人で弾代が嵩んでいる筈なのにいっつも強がってソロばっかしていて
その癖、たまにPTに誘ったり、贈り物をしてもそっけない態度が返ってくるだけなんだけど
お澄まし面とは裏腹に尻尾が物凄い勢いで高速回転していて内心嬉しいのがモロバレとかどうよ?



種族はガルカ。
658名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:07:30 ID:hIuq+KYS
浮気したらバリバリ引っ掻くにゃ
みたいなニャンコ
659やミえな:2005/10/08(土) 09:04:40 ID:BkCuCZXz
タイガータイガー【ツンデレ】タイガー
その声が聞こえてくるとき、奴は必ず現れる。
属性表:野外、和姦、ちょっと言葉責め、ツンデレ。

フェイスイメージと名前とジョブ
人 F2A 「クウヤ」 狩人
猫 F6B 「ミィ・ラナー」 モンク

―――朝。

「はあっ!」
空を切る音。
板を踏みしめる音。
水がはねる音。
それらにともない響く声。
「やぁ!」
今世界の音は、ただこれらだけであった。

ここはウィンダス連邦は水の区、鼻の院奥にある広場。
モンクである彼女、「ミィ・ラナー」の毎日は、このような修練から始まる。

「ふぅ・・・。」
型を一通り済ませ、息を整える。
するとそこへ、見知った男がこちらへと歩いてきた。

「おはよう、迎えに来たよ。」
男は右手を上げ、ニコリと微笑んだ。
男の名はクウヤ。バストゥーク出身の、生粋のヒュームである。
「あ、お、おはよう。」
といいつつ、視線はあさっての方向を向く。
何度となく繰り返されたやり取りだというのに、ミィは未だに慣れていなかった。
頬を人差し指をあて、軽く掻きながら話を続けた。
「あー、なんだ。その、お前も一緒・・・に?」
クウヤはそのままミィに近づき、右手を頭へ置いて左右に動かした。
「・・・なんのつもりだ?」
「ん?毎朝練習してるから、ほめてあげようかなーっと思って。」
「そんなことで喜ぶほど少女じゃないぞ、私は。」
と、口では否定するが、耳を倒しその行為を受け入れてるミィであった。
「いいじゃないか。こうしてると、なんだか可愛く見えるぞ?」
その言葉を聴いた瞬間、ミィはパッと顔を下へ向けた。
「かっ、可愛くない。」
うつむいたまま、ぼそぼそと言う。
「可愛いって。」
可愛い可愛くないと、意味のない問答が続く。
しつこく可愛いと言ってくるクウヤに、業を煮やしたのか、

「かわいくなんかなーーーい!」

と、みぞおちに強烈な一撃が打ち込んだ。
「ぐっ・・あ・・・少しは・・・てかげん・・・し、ろ・・・よ。」
クウヤはガクンと膝をつき、そのまま地面へと倒れこんだ。
「からかうほうが悪い!そこで自分の悪ふざけを後悔しろ、バカ者。」
そう言い放つと背中を向け、腕を組む。
ミィの顔は朱に染まっていた。
それは、怒りから来る色ではなく、羞恥による染め上げだった。
・・・照れ隠しにしては、腰が入りすぎだ。

―――1分後

動く気配のないクウヤを心配してか、
「・・・。まだ起きれんのか。」
彼のほうへと向き直り、その様子を伺う。
クウヤは完全に足に来ていたのか、クウヤはその場から全く動けずにいた。
「ああ・・。誰かさんのせい、でな・・・。」
「自業自得だ、バカ。」
スッとミィが右手を差し出した。
「いつまでも寝てるな。殺人者と誤解されたくない。」
「・・まぁ、なる寸前だったが・・・。」
聞こえないように呟くクウヤであった。
クウヤは差し出された手につかまり、身体を立ち上げ―――
「あ。」
「ひにゃ!?」
立ち上がったはいいものの、足元はおぼつかず、再び倒れこんでしまった。
それも、彼女に向かって。
「ったた、しっかりせんかバカモノ!」
目を開いてクウヤの顔があった。
思わず顔を背けると、自分の腕がクウヤによって押さえつけられているのが目に入る。
再び、クウヤのほうへ目を向けると、さっきまでと違う、真剣なまなざしを向けていた。
「ま、まさか・・ば、バカ!こんなところじゃ・・。」
ミィはボッと火がついたように顔を赤くし、目を回している。
「ま、まだ心の準備というものが、あいや、出来てたらしていいって訳じゃなくて!」
突然押し倒されたのが原因か、ミィは自分で何を言っているのか把握し切れていない。
思わず、自分を組み敷く、男のほうへと目が行ってしまう。
クウヤは相変わらずじっと見つめ続けている。
「にゃ、はぁ〜〜っ!?」
空気が抜けるだけの「は」が、彼女の口から漏れる。
(ま、まさかこのまま襲われたりはしないだろうな!?い、いやそれならそれで思惑ど、

なっ、ばかなにをかんがえてふじこlp;)
様々な、おかしな考えが頭の中を駆け回る。
しかし、クウヤの様子がおかしいと気づくのに、そう長くはかからなかった。
「・・・・・。」
男は一点を見つめて微動だにしない。
彼女はその視線をたどって見ることにした。
「・・・・!?」
そこには、素肌をそのままに、空へとツンと向いた双丘があった。
倒れた拍子に胴着がはだけてしまっていたのだ。
「な、なななーーー?!」
好きな男に胸を見られる羞恥。しかも突然、野外で。
この状況が、ミィにさらなる混乱へと陥れた。
「な、バカモノ!早く、早くどけ!み、見るなぁ!」
しかし、腕は押さえつけられたままで、身じろぎをするのも困難なほどだった。
と、そこへクウヤが一言。
「触ってもいいか?」
「え・・・。」
クウヤは答えも待たずに右胸を撫でる。
「やっ、外でするなんて、やめんっ!?」
撫でるだけだった手が、突然乳首を押し込まれる。
「ここ、弱いよなぁ、ミィは。」
そのまま肋骨にこすりつけるように押しこんでいく。
「あっ!そこは・・駄目だといつも・・んっ。」
反論を遮るように唇を奪う。
舌を差込み、ミィの舌や歯列、前歯の裏や口蓋にも這わせ、口腔全てを犯していく。
「んっ・・ん〜っ!」
片腕を抑えていた手を放し、両胸とも押し込み、擦り付ける。
「んっん〜っ!ふぁ・・はっ・・はぁ・・。」
ようやく口を離された時には、ミィはすっかり出来上がっていた。
潤んだ瞳、とろんと垂れたまぶたや耳が、クウヤの情欲を煽り立てた。
「外じゃ嫌だってねぇ?じゃ、やめてあげようか?」
そう言うとクウヤは、スッと体を離した。
「こっ、ここまでしておいて、それは・・・っ。」
離れていく体を追いかけるように、クウヤを抱きとめる。
「今さら・・辞められないことくらい・・知っているだろう・・お前なら。」
そのまま押し倒し、今度はミィが上になる。
「さぁ〜知らないなぁ〜。ど〜してもしたいって言うんならしてあげるけど?」
「う、う〜・・お前って男はぁ・・。」
「して欲しかったら・・ちゃんとおねだりしないと駄目だよ。」
さわやかな笑顔を見せながら、サラッと言い放つクウヤであった。
「・・・っ、って・・欲しい・・・。」
目を伏せ、消え入りそうな声で呟く。
「聞こえないなぁ〜。ちゃんと誰が誰を、どうして欲しいのか言わないと分からないよ。」
「い、言える訳・・ないだろ。」
「どうして?」
「恥ずかし・・いに、決まってる・・・。」
「恥ずかしい?勘違いしちゃ駄目だよ。これはね、命令なんだから。」
「・・・っ、はっ。」
ミィは体を一瞬ビクっと震わせ、呼吸をも忘れそうになった。
「ほらココ、触って。」
クウヤはミィの手を取って自らの股間に導く。
「ぁ・・もう、こんなに、して・・るのか・・。」
クウヤのものは、すでに硬さを増して存在をアピールしていた。
「そ、早くミィに触って欲しくてね。ここ、舐めてくれるかな?」
股間の手をさらに強く押し付ける。

「っ・・・。」
「な・・頼むから・・。」
「す、少しだけだからな・・。」
どうやら彼女は、頼まれると嫌とはいえない性格のようだ。
というより。エッチなことに【興味があります】?
ミィは体勢はそのまま下へとずれ、クウヤのモノへ顔を近づけた。
クウヤそれを取り出すと、すでに大きくなったそれにしばらく目を奪われる。
おずおずと舌を出し、根元からその先へと舌を往復させる。
ミスラ独特の、ざらざらとした舌触り。
ヒュームやエルヴァーンの女性からは決して得られない快感に、クウヤは身を振るわせ

る。
クウヤのモノは次第に水気を増し、辺りに水音を響かせていった。
「早く欲しいんだろ・・?自分の準備はしなくていいのか?」
「う、うるさい・・・。」
その言葉の意味することを、瞬時に理解する。
すでに下着に染み出し、はしたなく涎を垂らすそこに指を這わす。
「ぁ・・ぁ、んっ。」
「口、止めたら駄目だろ?中に指を入れて、咥えて、一緒に動かすんだ。」
「は・・ぁあああ・・・ん、ん・・ちゅっ・・。」
ミィのそこは、まるでそうなることが必然のように、難なく指の侵入を許した。
しばらく挿入の余韻に浸りつつ、クウヤ自身に奉仕する。
「ん・・ん・・・はぁ、あ・・ぅん・・ちゅ・・ぢゅっ・・・。」
中の指を徐々にを動かしつつ、さらに舌を這わす。
舌と唇で挟み込むと、吸い付けながら上下に首を振る。
しかしそれだけでは満足できないのか、自ら腰を浮かせてミィの口を楽しむ。
「っ、手伝ってやろうか・・。」
「んっ!・・・っ・・・ぁんっ・・ん、ん・・・。」
ミィはその動きにあわせて自らの中を掻き回した。
「んはっ・・も、十分・・・だから、もういいよな・・・?」
そう言うとミィはクウヤの上に乗り、答えも聞かずに一気に腰を落とした。
「あ・・ぁあああっ・・・!」
耳と尾をピンと立て、挿入の快感に耐える。
「くっ・・我慢しきれなくなった?勝手にするなんて、はしたない猫だねぇ。」
「う、うるさい・・別にお前の許しなんていらないだろ・・・んっ、あ、あっあ!」
突然、何の前触れなく突き上げられる。
「勝手に入れたお仕置き。」
「や、いきな、んぁ!あっぁあ!」
不意を突かれたミィは、下から突かれる快感にただ翻弄されるだけだった。
「このまま・・いかせてやるよ・・!」
腰の動きはそのままに、クリトリスへと指を這わせる。
「あっ!だぁっ、ん!・・・っ!ふ、ぁあ、ん!」
「両方責められるのも弱いよね?ほら、いっちゃいな?」
グリグリと押し込みつつ、上下にクリトリスを擦りつけた。
その強烈な刺激に、ミィは耐えるすべはなかった。
「っあ!・・・っく、っちゃぁ・・・っ!は、ぁあ!・・・っあ!?」
突然、ミィの中で何かが弾けた。
「くぁ・・・あ・・はぁ・・・あは、あはは・・・・。」
薄暗い空気の中に、乾いた笑い声が響く。
「・・・・・。」
大逆転。先にクウヤのほうがいってしまった。
「お、おまえ・・なぁ・・・もう・・はぁぁぁ〜〜〜。」
「くっ、ま、まぁさ、嫌だったんだろ?早く終わらせてやったんだよ。」
「負け惜しみにしか聞こえんが?」
ぐっと言葉に詰まるクウヤ。
「と・に・か・くだ。私がいくまで付き合ってもらうぞ。責任を取れ、責任を。」
「も・・無理っすよ、姉御・・・。」
「・・・私じゃ・・駄目なのか?たったの一回で満足してしまうほど・・・魅力ない・・のか?」
まるで恥ずかしがるように、塞ぎこむように俯くミィ。
ここで男気スイッチを押さずして何が男か!
「ぬ、ぬぉおおおおお!!」
クウヤの雄たけびに反応するかのごとく、電光石火の速さで硬さを取り戻していく。
「な、急に大き・・っあ!」
先ほどと同じく硬さを取り戻したそれは、まるでオーク戦車を思わせる猛りぶりだった。
腰を打ち付ける乾いた音が絶え間なく響き、暴走した飛空挺はただ天空を目指すのみ

だった。
「あっ!はあっ!激しっ!すぅん・・・だっんっあっ!」
「も、もう、で、るっ・・・っあく!」
「ぁ・・っ!・・っはぁっ!ぁ、はっん〜〜〜っ!!」
クウヤの迸りを感じ、ついにこらえきれなくなる。
ミィは口を押さえ、耳のてっぺんから尻尾の先まで、毛を逆立てて絶頂を迎えた。
脊髄、皮膚、手足の指先、脳にいたるまで、ちりちりと焼き焦げるような感覚が走る。
「はっ・・・はぁ・・は・・・凄かった・・よく頑張った・・な?」
「も・・・打ち止め・・・Death。」
「お、おい!?」
空気の抜けた風船のように、パタリと地面に倒れこむ。
それっきり、まったく動かなくなる。
「お、おい、し、死ぬなーっ!」
「し、しんでねぇ・・ぐふ。」
妙な捨て台詞を残し、意識は闇におちた。


「う・・こ、ここは・・・?」
目を開くと、そこは一面に広がる胸だった。
いや、正確には胸の感触だ。
クウヤは根っからのおっぱい星人であり、気に入った胸のデータは決して消去されない


当然、感触もその一部であり、顔を覆うこの感触はまさに彼女の胸でしかありえない。
「でも、一応確認ってことで・・・。」
手を伸ばし、感触を確かめる。むに。むに。むにむにむnぼこっ!
「うっ・・・。」
再び、暗い闇へ旅立とうとするクウヤの意識。
それを呼び止める胸から聞こえる天の声。
「大人しく寝てろ・・・。いくらなんでも無茶しすぎたんじゃないのか?」
「ま、まぁ・・でもミィのためだし・・。」
「バカモノ・・・。」
ぎゅっと上からの圧力が増す。それに伴い、下に敷かれる物の柔らかさにも気づく。
いわゆる膝枕である。太腿の柔らかさプラス胸の柔らかさ。まさに極上の枕である。
こういう枕なら、毎晩でも使いたいものだ。
「ミィ・・・愛してるよ。」
クウヤは心の声を素直に言葉に乗せた。彼は、心のそこから幸せをかみ締めていた。
「ばっ・・!・・わ、わたし・・だって・・その・・。」
「その・・・?」
「・・・誰よりも・・ぁぃ・・・あい、らぶゆーだ。」
どうしても「愛」という言葉を口に出来ないミィは、照れ隠しもあって多言語にて告白した


「おしかったなw まぁ、そのうち言える様になるよな。」
クウヤが手を伸ばし、ミィの頭を撫でた。
「バカ・・・何を言わせるのだ、お前ってやつは・・・。」
体を曲げ、頭を圧迫する力がさらに増す。
「あ、あの、ミィさん?」
「ん?どうした?」

「胸、当たってるんですけど。」

「当ててるのよ・・バカ。」

671やミえな:2005/10/08(土) 09:34:59 ID:BkCuCZXz
終わりです。
655,657,668氏thx 励みになりますた。
普段はツン。でもH大好き猫。しかもちょっとM。
先にいったのが許せなくて攻守逆転。ほんとはもっといじめて欲しかったり。
これからは普段からデレ成分がでてくるみたいです。
その予兆が「当ててんのよ。」
最後の台詞はコレって決めてました(´ω`)
これで大分埋まったかな。
672名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 12:11:00 ID:4YjhdO3o
GJ!!
673名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 12:32:35 ID:aY2xys32
GJ
新スレ荒れてるから落ち着いたら
またぜひ書いてくだちぃ

ツンデレシリーズでヒュムとエルメスもおねがいします(;´Д`)
674名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:28:38 ID:qY+D+/VW
す………っげーかわいいなツンデレって奴は!!
萌えたぜチクショー
675名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 05:07:18 ID:lJJyfwgK
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!ツンデレ!
 ⊂彡
676やミえな:2005/10/09(日) 15:19:26 ID:T1PzajO+
>>673

ツンデレシリーズ、いい響きだ・・。
あんな感じで良ければソレ、書かせてもらいます。

でもどっちが♂で♀?

人♂×首♀
首♂×人♀

立ち受けの順番は不問だ。頑張る。
希望やアイディアがあったらオラに分けてくれ!
677名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 15:33:05 ID:lJJyfwgK
♀が人と首ならどっちも大好物なのでどっちでもいい俺
678名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:46:36 ID:rUqfN9qA
人♂×首♀希望
679名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:46:45 ID:rUqfN9qA
でも本当の事を言うとタル物希望
680名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 09:37:46 ID:Fre+TVG8
では人♂×首♀+タル♀の3人p(ryで。

3人PTはむずかしそうだ・・・。限界に挑んでみる。

681名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 09:38:31 ID:xqNs9WdA
タルは首♀の中に入れてしまえ
682名無しさん@ピンキー