【FFXI】ミスラとまんこしたい5夜目【エロ総合】

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1 ◆B4hOxbty.o
題字はミスラですが、FFXIエロパロ総合スレッドです。

sage進行でいきましょう。

------一応テンプレ------
●前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい4夜目【エロ総合】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085891273/
●前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい3夜目【エロ総合】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074018616/
●前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい2夜目【エロ総合】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063477459/
●前前前前スレ ミスラとまんこしたい1
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1034986837/

●ヴァナ汁保管庫
ttp://fruit.chips.jp/ffxi.html
2名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:07:54 ID:lJY8cxsm
作品、スレたてともに乙!
3名無しさん@ピンキー:04/11/30 00:10:18 ID:MYHc+yAy
ミスラはもちろん、ヒュム姫とエルメスと時にはタルっ娘と
 まんこしたい
その情熱こそが『我々のヴァナ・ディール』を支えているのだと、
そう信じたいのです。
本スレにおいても、職人の健闘と読者の皆さんの支援を期待します。
では、よろしくお願いします。
4名無しさん@ピンキー:04/11/30 19:01:06 ID:gBomwYLZ
このままでは即死してしまう訳で・・・
最初くらいageた方が良いと思う訳で・・・

スレ立て乙です。
5名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:13:14 ID:DaHohZI3
即死回避
>>1 >>2 >>3 >>4
6名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:25:39 ID:c8U1fnKf
前スレジョニー作者さん乙ですた!
次にくるであろう、エロイアルシオさんを期待(;´Д`)ハァハァ
7名無しさん@ピンキー:04/11/30 20:43:30 ID:c8U1fnKf
といっても、即死回避するためになにかネタがいるのではないだろうか・・・?
8名無しさん@ピンキー:04/11/30 23:20:14 ID:cMK6PPBt
じゃあ、ガリで。
9名無しさん@ピンキー:04/12/01 00:00:54 ID:/qRvJPhr
>>20
や ら な い か
10名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:01:26 ID:gC3zOZbB
10gets!
11名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:22:30 ID:Dty5E/Ja
>>1 >>2 >>3 >>4>>1 >>2 >>3 >>4

オーク×ガルのホモ作品需要ある?
12名無しさん@ピンキー:04/12/01 01:52:25 ID:dHV0eiXN
ない。
13名無しさん@ピンキー:04/12/01 09:36:33 ID:Lz0cADLb
せめてオークがメスなら…

いやごめんやっぱいいや…
14名無しさん@ピンキー:04/12/01 09:39:16 ID:zJrPfiXY
>8
ガリかー。
AFがアレだからファーストインパクトはあるんだけど
常に子竜いるしのー

あれだ
「スピリットリンク強化パッチ記念」として
キレイなエル♀になったMikanたんに口移しでスピリットリンク!

とかどうでしょう神様方。

15名無しさん@ピンキー:04/12/01 14:39:03 ID:Dty5E/Ja
獣人物クレクレ
16名無しさん@ピンキー:04/12/01 17:12:13 ID:Lz0cADLb
というとアレか?実はマスクを取るとちんまいロリ美少女なゴブ♀を
あーしたりこーしたりするのか?
17名無しさん@ピンキー:04/12/01 19:25:36 ID:+PMXFEJw
これが保守上げってやつ?よくわかりません(汗)
使い方間違ってたらごめんなさい
18名無しさん@ピンキー:04/12/01 20:14:11 ID:2xvLj0Aq
ハイプリーステスヤグ子さん(マスクを取ると美少女)xエル♀で
19名無しさん@ピンキー:04/12/02 01:52:24 ID:W/BD/uvs
そいや、ここのスレで上がった獣人とのエロイ話は、
・ゴブ
・オーク
・ヤグ
・クゥダフ
・サハギン
・トンベリ
だな。

アンティカはやっぱり無理があるか・・・(゚Д゚)
といっても、小学生の頃読んだコロコロの仮面ライダーブラックRXに、
虫型怪人に捕らえられた女の人が、胎内に卵植え付けられて〜って方向でエロくならんかな?
(上の話では口から子供出した後、エサにされそうに orz)
20名無しさん@ピンキー:04/12/02 04:13:55 ID:fMVYcwFC
獣人物の王道はオークの鬼畜物か

ガルカ×オーク♂きぼん





ついでにエル♀×オークも
21名無しさん@ピンキー:04/12/02 14:47:49 ID:uIqsjV8p
ウホッ いい鬼畜・・・。
22名無しさん@ピンキー:04/12/02 17:01:26 ID:e/zi2H8y
ヒューム♀白AFが練習オークと思って大リンクさせて遊んでたらそこにはとて2のオークが1匹・・・
女は逃げ切れずオークたちの餌に
オークにしょんべんぶっかけられるとかもお願い
めちゃくちゃエロく、グロく みたいな・・・

こんなの誰かつくってくれまいかorz
23名無しさん@ピンキー:04/12/02 22:24:09 ID:irRtZNye
そーいやオークに犯されて最後に享年何歳 とか出てた作品あったな

あれはなんか、こう、嫌だ



話の分かるヤグやゴブもいるんだし、やさしいオークたんと純愛系・・・
ごめん無理
24名無しさん@ピンキー:04/12/02 22:30:50 ID:QzLuzYL5
ヤグと純愛の方がまだ無理がないなw
もっともヤグはストイックっつーか性欲薄そうなんだが…

オーク絡みなら、捕獲したオーク♂を尋問と証して欲求不満の熟女エル♀が弄ぶ話きぼんぬ。
25名無しさん@ピンキー:04/12/02 23:57:09 ID:yrEREu56
>>23
ワロタわ

たまには獣人攻めじゃなくて欲求不満ミスラやエル♀に攻められる獣人ネタが欲しい
26名無しさん@ピンキー:04/12/03 01:58:45 ID:UgYC3vJ3
レイプ系は正直読んでて欝になりそうであれだな・・・
27名無しさん@ピンキー:04/12/03 01:59:53 ID:3g0gVET6
ヤグとか、亀に卵を産みつけられるとかそういう鬼畜系もよさげ
28名無しさん@ピンキー:04/12/03 02:59:10 ID:c+K2DeaI
オークに無理矢理犯されるならいいけど・・・ 
最後にちんじゃったのもあったよね

とりあえず>>23のオークかヤグとの純愛系か>>24-25の案でクレクレしてみる

>>27
亀は卵から生まれるって設定あるけどヤグってそういうの微塵も無いよな

って事で漏れの中ではヤグもセークスするってなってる
29名無しさん@ピンキー:04/12/03 08:23:08 ID:bMjtRsFP
てゆーか、ヤグは正直かなりかっこいい。
30名無しさん@ピンキー:04/12/03 11:23:41 ID:ArQSfGgu
ヤグは好きだな獣人の中では一番カコイイ


ヤグ♂捕まえてイロイロ苛める妄想で抜いてる漏れはDQN
31名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:19:46 ID:6w5KgbC+
獣姦ものきぼん
32名無しさん@ピンキー:04/12/03 19:46:55 ID:679oIFTB
フェンリルたんとか
33名無しさん@ピンキー:04/12/03 20:31:37 ID:zY63QgH0
それイイな

ガルカ召還士とフェンリルの獣かわなにをするyめろ


エル♀召還士トフェンリルノセックスガミタイデス
34名無しさん@ピンキー:04/12/04 02:26:17 ID:IxN1igww
漏れは両刀だからな・・・ホモ作品も歓迎なんだが・・・

他の香具師らはそうでもないだろうなぁ・・・
35名無しさん@ピンキー:04/12/04 03:23:10 ID:e7s6jjx/
アトリエはやくこないかな・・・
36名無しさん@ピンキー:04/12/04 05:12:10 ID:2uPCcG4r
>>34
同意

レズ物は認められてホモ物が認められないのは何か納得いかん
37名無しさん@ピンキー:04/12/04 06:24:00 ID:2nUwcxcG
>>23
そーいやオークに犯されて最後に享年何歳 とか出てた作品あったな

あれはなんか、こう、嫌だ


何この話
詳細をしえて
38名無しさん@ピンキー:04/12/04 08:59:50 ID:EjN2zJ7A
>>37
>>23
●前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい2夜目【エロ総合】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063477459/
531-553と552-555と583-585と661-666を見てみてください。
多分このお話のことだと思います。
39頭の浮かんだ1シーン:04/12/04 11:14:26 ID:VYfaMBiZ
流れを無視して…

目的地に向かってチョコボ。
いつもの様に目のキク彼女が先頭を走る。
ボクは彼女に続く。
しかし視点は周りを警戒することを忘れ、前を行く鞍の上の彼女のおしりへ…。
揺れとともに上下するシッポ。そして徐々に食い込んでいくトラウザ。

が、我慢できなくなったボクは。。。
4039:04/12/04 11:22:34 ID:VYfaMBiZ
 (装備はトラウザ…間違いかも知れない
  えっとミスラさんでLV7〜のレザーの鎧で
  ハイレグっぽくなる装備、あの系統の品って事で)

以上ホントに頭に浮かんだ1シーンのみでしたw
41名無しさん@ピンキー:04/12/04 12:30:00 ID:2nUwcxcG
>>38
さんくす
いいねこいういはなし
42名無しさん@ピンキー:04/12/04 13:35:01 ID:UX+gxtl7
>>36
数字板いけばいいじゃない
43名無しさん@ピンキー:04/12/04 15:35:14 ID:WP5QtSLy
>>36
801板行って下さい。お願いします orz
44名無しさん@ピンキー:04/12/04 16:05:34 ID:yIHURh22
45名無しさん@ピンキー:04/12/04 16:25:25 ID:HswDxqrH
ホモ=801だと思ってる香具師おおいのな・・・

別に俺はここでも良いだろう

ただし名前コテにしてあぼーんしやすいようにすべし
46名無しさん@ピンキー:04/12/04 20:24:52 ID:2nUwcxcG
>>38
うほよくよんだら
続きがあって
ミスラに転生してますやん
安心した!
転生する話しちょっと内藤物語っぽかったぜ
47名無しさん@ピンキー:04/12/04 21:20:16 ID:Uvr7M7D8
>>45
語源は「ヤマナシオチナシイミナシ」でも、現在の使われ方はホモ=801ぢゃねーか。
「まんこしたい」スレで「ちんこチャンバラ」はスレ違いだって気付けよ。
48名無しさん@ピンキー:04/12/04 22:10:07 ID:aJ8zoO39
801ってそんな意味だったのか!初めて知ったズェ
49名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:15:25 ID:3I7v3EaB
語源が>>47のとおりで、糞面白くもない同人誌を指して言う言葉だったな。
でも、その後に変化して、
「ヤラシイ オゾマシイ イカガワシイ」になって、最終形が
「ヤダ オネガイ イヤ」だとか・・・
で、これらは今で言う腐女子がやってた同人ホモネタが主な発生源なので、
結局はホモ=801なんだけどなw

これを俺が教えられたのはもう15年以上前だ(゚д゚)
50名無しさん@ピンキー:04/12/04 23:40:52 ID:3XAF5U1V
>>49
ヤマジュンも同じにカテゴライズされるのかwww
51名無しさん@ピンキー:04/12/05 01:40:31 ID:s8brzhL+
ゲイ=ホモ≠801

だろ
52名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:13:00 ID:L0X0X/yG
まあいずれにせよ、男同士の絡みだけは勘弁願いたいね。
53名無しさん@ピンキー:04/12/05 02:38:50 ID:9hc/o/rH
取捨選択は自己責任
54名無しさん@ピンキー:04/12/05 03:45:18 ID:odVO+aIw
タル同士の話がいいな強姦気味の
55名無しさん@ピンキー:04/12/05 05:15:45 ID:O3d6P6a1
好き嫌いが激しそうな作品は
テキストデータファイル形式でうp>urlカキコとか、かならず読む前に目を
通せる箇所に注釈をいれればいいとおもうがどーでしょ。

猟奇やホモ嫌いっていう人もさ、うpする側がマナーを守る限りにおいては
共存しましょうや。
56名無しさん@ピンキー:04/12/05 07:48:39 ID:XgFB081c
今55が良いこと言った
57名無しさん@ピンキー:04/12/05 10:23:19 ID:SNptchoA
猟奇はともかく801は外部にあぷろだ立ってるからそっちのがいいと思う

58名無しさん@ピンキー:04/12/05 16:36:53 ID:9wKGEelS
●前前前スレ 【FFXI】ミスラとまんこしたい2夜目【エロ総合】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063477459/
が見れなくなってる
なんでじゃ朝は見れたのに
誰か2夜目のログもってたらUPしてくれるとうれしい
59名無しさん@ピンキー:04/12/05 17:02:09 ID:9wKGEelS
PC再起動やってみたらなぜか見れるようになりました。
不思議ですねれすしょうひすみませんした!!
60名無しさん@ピンキー:04/12/05 19:27:40 ID:T8qNTH4j
エル♂*オーク♂のSSなら手元にあるんだがな・・・
61名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:05:12 ID:1borc6tP
>>60
捨てろw
62名無しさん@ピンキー:04/12/05 21:28:05 ID:h+au9i1Y
>60
読んでみたい、が 色々あるだろうから気が向いたらurl貼り付けでもいいのでキボンヌ
63名無しさん@ピンキー:04/12/07 02:56:38 ID:nN5MoJL/
これはいいスレストですね

このまま今日の0時までに15レス(同ID不可)行かなかったら
>>60張っちまえ
64名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:43:38 ID:8RsGJOFT
>話の分かるヤグやゴブもいるんだし、やさしいオークたんと純愛系・・・
でなんとなくヤグとヒュム♀の純愛モノを勝手に想像してみたんだが・・・
純愛過ぎていつまでたっても エ ロ までいかねェ!
進まねえよ!この2人もどかしすぎ(#゚д゚)いい加減に汁!
65名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:45:01 ID:fk9f8kkj
だがそれがいい
66名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:51:29 ID:8QRPbeSu
ヤグにティンコはあるのだろうか
67名無しさん@ピンキー:04/12/07 17:55:35 ID:DHU0CxOc
>>64
とちゅうでもいいからUPしてください!
ぜひ
68名無しさん@ピンキー:04/12/07 18:04:10 ID:lB5bb754
ヤグは卵から生まれるって設定ないよな

前スレ(?)にあったオズの使いだかってSSにはヤグでもティンコ付いてる設定だし



漏れはヤグはティンコ付いてる派
69名無しさん@ピンキー:04/12/07 23:34:59 ID:iKISmWz1
うーん、漏れの中のイメージでは

豚:デカチン
亀:産卵プレイ
鳥:・・・?


わかんねー
70名無しさん@ピンキー:04/12/08 01:11:10 ID:J8oXlfdx
ここの前スレか虹のほうかで

・ヤグはミスラをオズにさらってきてタマゴを抱かせる
・体温の高いミスラは卵を暖めるのに最適
・やがて裸のミスラのおなかに殻を内側から突付く感触が!
・孵化するとヤグは大喜びでミスラにアスピルナイフなどのお土産を持たせて
 ウィンダスにかえしてやります
・秋になるとオズからミスラの集団が帰ってくるのはウィンダスの風物詩

みたいなネタがあったんだけど誰も覚えてない?
すごいほのぼのしてて可愛かったなー。
71名無しさん@ピンキー:04/12/08 02:20:41 ID:hRGwX/3M
>>70
ほんのり覚えてる、それ。
どこで見たかな…。
72名無しさん@ピンキー:04/12/08 02:24:50 ID:hRGwX/3M
>>70
見っけた。

-----

651 名前:イェス・オイ 投稿日:03/12/18 06:42 ID:uT91XUo+
ふおおおおおおおお! 本格派SSイイ!

亀ー       亀ー


時に

名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 03/08/10 05:40 ID:Ezd0x6Y0
ヤグートはミスラを沢山さらってきて一つの部屋に集め、お気に入りの一匹を選ぶと
自分の部屋に連れ込み卵を抱かせます。
ミスラは他の種族に比べても体温が高く、卵の孵化温度に最適です。
ミスラが抱え込むようにして卵を抱いてポケーっとしていると
素肌のお腹に、卵からコツコツと微かな感触が響いてきます。
そうすると、ヤグートは大喜びで卵をミスラから受け取り
ミスラにヤグートドリンクやアスピルナイフをお土産に持たせてやり、ウィンダスに返してやります。
オズトロヤから沢山のミスラが列をなして帰ってくるのは、ウィンダスの秋の風物詩となっています。

これのせいでヤグエロ思いつかないよ、ママン

-----

意外と短かった…。
73名無しさん@ピンキー:04/12/08 10:25:50 ID:DLZfA1ta
ほとんど>>70ので全文だなw
74名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:02:00 ID:918kxh9Z
708 名前:(・ω・)[sage] 投稿日:2004/12/06(月) 18:21 ID:ApcYCnlk
     _ _ __
     〈>´  ` くノ
     | i iノノ人)〉
     |ilリ、 ゚ _ ゚ノ| ぼー
     |_i/ iYrヽ|
      .) .i (⌒)O)
     /_ /´ Y `\
    ⊂ノ/ /人\ '\
     (⌒_/.  ̄  \_⌒)

     _ _ __
     〈>´  ` くノ
     | i iノノ人)〉 !!
     |ilリ、 ゚ - ゚ノ|
     |_i/ iYrヽ|
      .) .i (⌒)O)
     /_ /´ Y `\
    ⊂ノ/ /人\ '\
     (⌒_/.  ̄  \_⌒)
75名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:03:40 ID:918kxh9Z
709 名前:(・ω・)[sage] 投稿日:2004/12/06(月) 18:22 ID:ApcYCnlk
                  ./ミ   っ
     _ _ __      ./ / ノノノノ っ
     〈>´  ` くノ      |  (゚∈゚ )
     | i iノノ人)〉 (⌒)ヾ \ |/⌒ヽ
     |ilリ、 ゚ ヮ゚ノ|/lつ    ヽ// | ヽ彡
     |_i/ iYrヽ /      ミイ  |//
      .) .i i|i /        /ヽ∠_/
     /_ /´ Y `\      ( /
    ⊂ノ/ /人\ '\     \)
     (⌒_/.  ̄  \_⌒)   彡ヽ


   ミヽ    (⌒)ヾ   /彡
    \\  ノノノノ  //
      \\( ゚∋゚)// ♪
       \  |/  /
      ミノ .|   /
       |ヽ_|   /
      \_\_/\
         ̄ .〉 〉
          l /
          ヽ ミ
76名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:04:52 ID:918kxh9Z


          ノノノノヾ
         ( ゚∋゚)
   ミヽ    (~~~)    /彡
    \\  ノノノノ  //
      \\( ゚∋゚)//
       \  |/  /
      ミノ .|   /
       |ヽ_|   /
      \_\_/\
         ̄ .〉 〉
          l /
          ヽ ミ
710 名前:(・ω・)[sage] 投稿日:2004/12/06(月) 18:22 ID:ApcYCnlk
     _ _ __     ノノノノ
     〈>´  ` くノ     (゚∈゚*)
     | i iノノ人)〉     (~~~)
     |ilリ、 ゚ ヮ゚ノ|     ノノノノ
     |_i/ iYrヽハ.ハ.ハ  (゚∈゚ )
      ヽヽi i 〈.|_||_||_| / |/⌒ヽ
       〉\||つつミ、/ へ ミ_)
     ∠_Λ_\ \/  |  |
     ノノ| | |      /ヽ/)
      .( ( | | |      ( /l /
..    ∪ |_..|_|      \) \)
       l__\\     彡ヽ彡ヽ
77名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:05:37 ID:918kxh9Z
    ノノノノ
   ( ゚∋゚)ノシ
   (~~~)  ミヽミ
   ノノノノ  | l /彡
   ( ゚∋゚)/ /
  /  |/  /             _ _ __
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|            〈>´  ` くノ
  ぎであす  |            | i iノノ人)〉
            |            |ilリ、 ゚ ヮ゚ノ|
            |            |_i/ .ハ.ハ.ハ
            |        ((((  ヽヽ|_||_||_|O
            |              〉\||つ
78名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:06:45 ID:918kxh9Z
ごめん sage忘れた。
と言う事でSSのAA版転載終わり。
79名無しさん@ピンキー:04/12/08 13:12:04 ID:vnGXIBPu
これってみすにゅうにあったやつじゃねーーかw
80名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:52:25 ID:XLQZjgj0
名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 03/08/10 05:40 ID:Ezd0x6Y0
ヤグートはミスラを沢山さらってきて一つの部屋に集め、お気に入りの一匹を選ぶと
自分の部屋に連れ込み卵を抱かせます。
ミスラは他の種族に比べても体温が高く、卵の孵化温度に最適です。
ミスラが抱え込むようにして卵を抱いてポケーっとしていると
素肌のお腹に、卵からコツコツと微かな感触が響いてきます。
そうすると、ヤグートは大喜びで卵をミスラから受け取り
ミスラにヤグートドリンクやアスピルナイフをお土産に持たせてやり、ウィンダスに返してやります。
オズトロヤから沢山のミスラが列をなして帰ってくるのは、ウィンダスの秋の風物詩となっています。

これミスにぅすれにはられてたから
これみたAA職人が作ったんだよ
まぁそんなことより>>64野純愛ものが読みてえわけだ!!
81名無しさん@ピンキー:04/12/08 18:53:25 ID:7y0tOt7g

「ほんとうに、俺…いいのか?」
「なぁにいってんのよ。ジュノにだってゴブショップが立つご時世よ?若輩冒険者じゃなければ
 あんたを攻撃するやつなんていないって!」

目をまるくし、呆然と自分たちを見つめている冒険者たちを振り返る。
幾度この自己中なミスラに何度サンドの爺のつかいっぱしりをやらされたことだろうか。

「うん、ゴブリンは色黒だから似合うねぇ!ナイト装備」
「そ、か」

真っ白いぴかぴかの甲冑はずっしりと重いけれど。
サンドの爺は俺にいってくれた。

「ナイトの鎧は誇りと、そして護りたいものの命の重さ」だと。

「でもさ、やっぱり重そうだね〜。その装備」
「うん。重い。けど着るぞ。爺言ってたから」
「…?わかったにゃー」
「にゃーいうな」

俺、おまえよりちいさいけど。おまえ護るぞ。
ふいだまされてもふんばるぞ。

「GMに言って結婚式しよっかー!ナイト装備手に入れたし!」
「え…」

だけど俺、さすがにそれむりだとおもう。
82名無しさん@ピンキー:04/12/08 20:53:35 ID:vnGXIBPu
かわぇぇ・・・


続きはッ!?続きはぁッ!?
83名無しさん@ピンキー:04/12/08 21:01:56 ID:qI9ShNLI
ゴッ・・・ゴゴゴゴゴ、ごぶモエ─────!!!!!!
ちょっとカタコト風なのも良し!
84名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:46:10 ID:ZAihF9h/
続き気になります
85みすらん:04/12/08 22:51:42 ID:kkU11cEX
やべぇ…可愛すぎて妹に見せちまった…
姉妹でゴブに萌ー
86名無しさん@ピンキー:04/12/08 22:52:11 ID:cCF6J1eq
ゴブたんキター
すごぃイイ
87名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:20:45 ID:7y0tOt7g
おれ、ゴブリン。
ロンフォールにすんでる。
おれがいるところ、ひとこない。おれはここがすき。

だけどいちばんすきなところ、ゴブリンさんにんたかさのいしがあるところ。
そこにはときどき、ひとくる。みんなひときらい。
でも、おれ好き。
ふかふかのきいろいチョコボにのってくるやつもいるし。
おもいよろいをがちゃがちゃさせてくるやつもいる。

きりがあさからはれないひ。
いしのまえに、ひといた。たおれてた。
「おまえしぬのか」ってきいたら。
「しにたくないにゃ」ってこたえた。
おれ、ひときらいじゃないから、たすけてやった。

ひととはなすの、はじめてだから。
おれ、いっぱいいっぱいはなした。だけど。
ひとばんあけたらそいついなかった。

それからなんかいかよるがきて、あさになったらそいつ。いた。
「むかえにきたよ、ゴブリンくん。せかいをみにいこう」

おれ、すごくうれしかった。
まわりのゴブリン、おれのこときらいになった。
でも、おれ「せかい」ってのしらないから。しりたいから。そいつとてをつないだ。
「せかい」ってものをみにいくのと、そいつとてをつないだのと。
とってもどきどきした。
88名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:34:06 ID:7y0tOt7g
心臓がどきどきしている。
見開いた目がかゆい。目やにがでていたみたいだ。

「ゴブ、目覚めちゃったの?」
ミスラが隣に座った俺のまぶたを、濡れた布で拭いてくれる。

「おうゴブ公、干し肉食うか?ほれ食え」
薄く紫色の甲冑のヒゲオヤジが俺を呼ぶ。
ゴブ公と言われても気にならない。こいつにとってはオークすら「オーク野郎」だし
「ヤグ公」だしエルヴァーンすら「エル公」だから。

「どうしたのゴブ、いつに無くシリアスなかんじだね」
ミスラが俺の後ろから抱き付いてくる。あったかい。

「お前に連れ出されたときのゆめを見ていた」
あのときには信じられないことが今起きている。
俺のことを命がけで助けてくれる仲間。
言葉もだいぶ覚えて喋れるようになった。

「いつか、古の神々の時代のような時が来たら。俺、獣人の皆に冒険の仕方教えたい」

「おk、そんときゃ手伝うにゃん」
「スパルタ方式なら手伝うぞ!」

手伝うのは嬉しいけれど。

「ヒゲ、スパルタってなんだ?」
89名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:39:35 ID:vnGXIBPu
ちょっとまて!?
なんか書くのが遅いとおもったら・・直書きかyp!????





GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






なにごとも無かったかの用に続きどうぞ↓
90名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:46:24 ID:7y0tOt7g
>>89
うん。前のもあわせてスレの流れにあわせてノリで書いただけだかr

今書いてるのが完成したら(獣人ものじゃないが)投下しにくるおー^^
91名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:48:18 ID:vnGXIBPu
頼む!!!
続きを(´・ω・`)
92名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:52:19 ID:7y0tOt7g
(ノД`)ネサセテ
93名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:56:38 ID:vnGXIBPu
シャーナイナ(´・ω・`)
ジャ、マタ明日、ネ?
94名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:57:24 ID:cCF6J1eq
夜はこれからだ
95名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:24:24 ID:ePAfUM3+
おまんこグチュグチュにゃー
96名無しさん@ピンキー:04/12/09 01:48:30 ID:Mo/EPcfW
(*゚Д゚)=3
97名無しさん@ピンキー:04/12/09 07:27:56 ID:S03+DNXs
>>80
懐かしいな、これ書いたの自分だよ。
しかもAAまで作ってくれてたのか…

今日、仕事の面接あるんで緊張して寝れなかったんだけど
みんなと一緒に行った闇王ミッソンに比べれば何て事無い気がしてきたよ。
久しぶりに見たこんな所で勇気を貰えるなんて思ってもみなかった。


覚えていてくれて、ありがとうオマエら。
98名無しさん@ピンキー:04/12/09 07:40:44 ID:t+ZDKcvz
>>97
作ってくれてありがとうオマエ。
あれだ、無責任なことしか言えんが、がんばれ。超がんばれ。がんばりすぎない程度にがんばれ。
99名無しさん@ピンキー:04/12/09 08:15:56 ID:YJWDRuXq
もうFF1ヶ月前に辞めたんだよな・・・(まだ金払ってるけど


もうFFXIやりてーなんて思えないんだが、消すのは勿体ないんだよなぁ・・・
(白75全サポ可)
かといってRMTで売るのも味気ないし
100名無しさん@ピンキー:04/12/09 09:49:30 ID:22WIJlIt
100ゲット(´3`)y--~~
101名無しさん@ピンキー:04/12/09 10:00:32 ID:22WIJlIt
100gAAAAAAAAAAああああああああAaaaaaa
102名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:44:57 ID:DZIEwzI0
>>99
だらだらと金だけ払うのももったいないし
やりてーなんておもえないなら
思い切って消しちまえ
それがむりなら
ヴァナ周りまくれ
白なら楽だろう回るだけなら
そしてこう
あれだ
ピンチっぽい奴がいたら助けまくれ
助けるときはちゃんとヴァナ仮面参上ってシャウトしろよな!!
103名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:31:18 ID:ePAfUM3+
そんなことよりミスラとまんこしたい。
104みすらん:04/12/09 23:26:54 ID:La5GJwEv
セミラフィーナフェイスの赤髪ミスラでなんかぷりーずぅ〜…
いや、神様…この際なんでもいいから読ませてくらはいー…
105名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:16:25 ID:UrCkfHuz
>>104
何でもイイなん言うと>>60が光臨しちまうぜ?
106名無しさん@ピンキー:04/12/10 02:04:36 ID:obHmIYwp
セミ=ラフィーナって名前出す時なんて書けばいいんだろ?
セミ?
ラフィーナ?
セミラフィーナ?
107名無しさん@ピンキー:04/12/10 02:22:17 ID:UrCkfHuz
ラフィーナは苗字だろうから 略すならセミだろうが・・・
セミラフィナでいい気がするけどね

ナナーミーゴの母がロマーミーゴ だから苗字は後ろ で解釈あってるよね;::ち[ds;l
108みすらん:04/12/10 04:06:07 ID:toukPc4v
>>105
スマソ、私腐女子やけど…さすがにオークは無理ぽ…orz~
それにやおい求めてるなら違う板いくしにゃー

ちゅー事で…神様、ノーマルなカップリングキボン(・ω・)
109名無しさん@ピンキー:04/12/10 07:18:19 ID:33ZQ4SK4
>>81>>88読んでFF11のラストシーンが目に浮かんだ。
・・・・・・MMOだからラストシーンあるわけねぇっつの(´・ω・`)
でもサービス終了時ネタで何か思いつきそうだよ。
110名無しさん@ピンキー:04/12/10 12:35:08 ID:VjO04e3I
エル♀xオーキシュチャンピオンのシリアスラブストーリーとかか
111名無しさん@ピンキー:04/12/10 13:35:32 ID:Ji2zwlcH
テーマ曲はクイーンのあれ。
ウィ〜アザチャンピォ〜ン マイフレェエ〜ンd
112名無しさん@ピンキー:04/12/10 14:33:40 ID:lDIk/MzL
801物なら大量に書いたことあるな・・・
樽♂がオークにアレコレされるのとか
ガルスラムでの×××とか
ガルがオークに捕まって・・・とか
亀達に実験台にされるガルとか
欲求不満ガルがヤグを襲うとか

投下するならどこのスレたべか?
113名無しさん@ピンキー:04/12/10 14:38:44 ID:Ezsb0hgB
数字板に専用スレとうぷろだがあるらしい
114名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:19:24 ID:4KWBZtZP
数字板にはスレもうぷろだも無いよ。
外部サイトに独立してあるが2chルール式運営ではない。
完全腐女子向けなので>112の好みにあうかどうか…
115名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:23:21 ID:Ji2zwlcH
ねえよ
116名無しさん@ピンキー:04/12/10 16:04:21 ID:4Cd0nshc
なんか言葉しゃべるゴリラ×カラスの絡み、って感じか?
人の嗜好というのは面白い
117みすらん:04/12/10 18:12:06 ID:toukPc4v
>>112
オーク×タル♂は読みたいが…ここでホモやらレズやらって載せてええんか?
エロければスレ違いにはならんのかなー?

あたいもなんか書くかなー…
118名無しさん@ピンキー:04/12/10 18:27:48 ID:Ezsb0hgB
>>114
今見てきたらネトゲ全般のと■eスレあったが
あとネトゲの方にSS投稿所みたいなのもあった
FF11の専用スレはなかったけど
119名無しさん@ピンキー:04/12/10 19:27:05 ID:jo3dgzMC
>>117
腐女子向けのところハッケソしたから、メール欄のsageを除いてぐぐってみ。
あと、大抵の野郎はホモは苦手だがレズ大歓迎ってのは多い。
勿論自分も、ホモは勘弁だが、レズはキボンヌ。
120名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:11:30 ID:lDIk/MzL
そもそもレズOKでホモ×って時点で差別みたいな物だけどな

ロリコン天使二世が誕生しなけりゃ良いが
121名無しさん@ピンキー:04/12/10 21:47:13 ID:jo3dgzMC
自分のティンコは♀にしか反応しないからな!(゚∀゚)
122名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:08:17 ID:obHmIYwp
123みすらん:04/12/10 22:21:27 ID:toukPc4v
>>119
携帯だたーりorz~

>>121
すまん、私ついてねぇしwだからレズでもホモでもいーんさぁ

>>122
ナイス

まぁ楽しく読めればそれで良し。神様ー、楽しみにしてるんで投下よろー(=´∇`=)ノ
124名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:35:21 ID:Ws5Zb5kc
漏れはティンコ着いてるが、ホモネタだろーがレズだろうがどんとこいゃぁああああああああ!!!!!!って感じ
125みすらん:04/12/10 22:45:06 ID:toukPc4v
>>124
うほっいいおとこっっっw
126名無しさん@ピンキー:04/12/10 22:59:17 ID:4KWBZtZP
>119
ここに置かれたくないからって書くなやヴォケガ
127名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:15:46 ID:HIgOY3jF
何かここ見てたら久しぶりに創作意欲がわいてきた。
ヤグとミスラの純愛でも書いてみようかな?エロ薄くなりそうだけど。
128みすらん:04/12/11 00:38:28 ID:ravq/QP2
純愛(・∀・)イイ!
が、エロスレなんだよな…

まぁおうえんしてるさ!がむばれ!
129駄文書きA:04/12/11 03:18:21 ID:Se3M+q4E
なんかひさびさにオチってたら
あんな過去の作品プリントアウトしてkれる猛者がいたんだなぁ・・

や ら な  い  k(ry

ではなくて、マジ感謝、多謝、足向けて寝られまへん
続き書きたいんだけど
半端でなく長くなる+量に比例してエチーは確実に減るから
んなのに需要あるんだろうか?

いいアプロダありますかね・・・
テメーで自サイト作れちゅーのはナシで orz
130名無しさん@ピンキー:04/12/11 04:04:39 ID:n82c5g6j
俺は別にホモ作品だろうが気にしない
ただタイトルにホモってかくべきかな んでアボーンしやすいように

131みすらん:04/12/11 04:46:10 ID:ravq/QP2
>>129
つか、神様いなけりゃ成り立たないスレだから…

投 下 よ ろ し く

いや、マジたのんます_(._.)_
132名無しさん@ピンキー:04/12/11 11:05:03 ID:zMBCobuU
>>130
数字板にスレがないのなら致し方ないかもしれんが、あまりおすすめしない。
そうやっても反発する奴は必ずいますから。
133名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:16:38 ID:BNU/I+MC
>>129
どうぞ投下してくださr

>>131
書くなら、NGワードにしやすいように名前欄にホモといれて書くべきかな。
反発は覚悟で。
過去スレにも書いた猛者はいたが、散々叩かれてた希ガス。

そんなことより、
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 オッパイ! オッパイ!!
  ⊂彡

・・・どこかで、「そんなことよりガルカとチ(ry」板ができたら漏れは笑う。
134sage:04/12/11 19:19:14 ID:qelKXs91
>>129
神様キテター
是非是非是非是非おながいしまっす
135名無しさん@ピンキー :04/12/11 19:26:11 ID:qelKXs91
興奮してたせいで名前をsageにしてました。お恥ずかしい
それだけ駄文書きAサンの文好きだったって事でおひとつ
136名無しさん@ピンキー:04/12/11 20:30:51 ID:1HxFkvsI
>55程度のマナーが守られてれば
俺はホモでも何でもokです。
そんなことよりミスラの娼婦モノがみたい!
同族でしか妊娠しない>他種族中田氏ok>女ばっかり
これだけの要素を取り揃えてるミスラには、
絶対すんごいエロ秘儀があるはずなんですよ。
マジデマジデ。
ミスラの性生活を掘り下げて描いてくださる神・・・
イマセンカ。
137名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:01:52 ID:iU8tiZRp
今日のドキワクミスラ大突撃〜!キャスターのゴブ沢自爆子ですぅ☆(・ω・)b
先週から始まったこのコーナーも大人のお兄さんやらジュノのじじいや見た目がガキの腹黒兄貴など
から反響がゾクゾク届いてます!冒険者の皆さんもご意見ご感想をレッツトライ!

さて、今日のミスラさんは…バストゥークに現在居を構えている、ミリアン・モノローンさんです!

ミリアンさん「バスって〜、体鍛えてる人多いから。激しいエッチが好みの私としては最高かも」
と、我ら取材班に笑顔で答えてくれました!うーん、ヒュムモンクにサンドイッチされながらの笑顔が最高です!
それでは、本日はこのへんで!ラストはテーマソングと共に「つっこまれてからイくまで」の
ミリアンさんの痴態で失礼させていただきます。それではまた来週!シーユー!

「お尻だけじゃなくてオ○ンコにも入れてぇ!」
♪貴方の瞳にうつるのは 月なのかしら それともパママ
「あっあ゛ぁ!オシリがきもちいひぃぃ!オ○ンコもぉ!もっ…もっとずこずこしてぇえ!」
♪でもやっぱり私女の子 でもやっぱり私は花よりダンゴなお年頃
「イくぅ!イくぅぅぅ!!イっても抜かないで!!」
♪月のように弧を描いて跳ねる 輝くピピラ
「ひぁあああああああ!!!」
♪岩塩で塩焼きにしてね 水クリなんて言語道断
「はぁぁん…(ぬぽっとちん○を抜かれ、両穴からあふれてくる精液)」
♪だって私はミスラだもん☆

-提供は おはようからおやすみまでセクハラの如く見つめ続ける モーグリグループ-
-滋味と栄養を・オークドライフーズ、爽やかになるヒーリング時・ヤグートボトラーズの以上の提供でお送りしました-

「ゴブ沢自爆子のドキワクミスラ大突撃! <おわり:また来週!>」


何やってるんだろう。○| ̄|_
138名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:05:57 ID:kR/DHhMh
もっとやってくれwww
139みすらん:04/12/11 23:34:02 ID:ravq/QP2
>>137
ワロタ
一日一回やってくれwwww
140名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:41:07 ID:kR/DHhMh
ま、まて皆! 最後の一文を見ろ!

>「ゴブ沢自爆子のドキワクミスラ大突撃! <おわり:また来週!>」
                                  ↑
来週もまたあるらしい!
141名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:45:24 ID:FKcZ4Su5
>>137
腹イテェw
142名無しさん@ピンキー:04/12/11 23:52:14 ID:eDQwzJjO
>>137
俺的に神wwwww
143みすらん:04/12/11 23:54:39 ID:ravq/QP2
来週あるんかwwww
楽しみにしとくわ(・ω・)ノ
144名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:02:07 ID:aqpqNoK2
マナクリッパーに乗った1人きりの客(♂)がミスラ2匹に喰われる話Ageていい?
145名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:07:25 ID:lCjUdKIW

   (P)))        (((9) 
   (  Y⌒ ('A`)⌒Y  ) 
     V_(。 ,人 。)_y' 
        ヽ 肉 / 
        ノ~▼~く 
       ( )八( ) 

反対するやつは俺が倒すからうpヨロ。
146みすらん:04/12/12 00:09:33 ID:lfhdgUp5
>>144
燃料投下よろー
147マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:29:03 ID:aqpqNoK2
んじゃお言葉に甘えて投下させていただきます
ちょい長め&持ちキャラ使うけどカンベンな。

-----------------------
<1>
冒険者はランクやレベルがあがると、ジュノに定住することが多い。ヒビキもその一人だった。
ミッションの手伝いがなければ、今回だってウィンダスになんか来ることはなかった。
「けっこう難易度高いから」と脅されていた割にあっけなくミッションは終了。
天の塔に報告へ向かう赤魔道士と石の区の競売前で別れ、勝手の知らない国にひとり取り残される。
…せっかく来たんだから魚でも買って料理でもしてみようかな。
ガラにもないことを考え、競売上のテレポ・サービスを使って漁師ギルドに足を伸ばしたのが運のつき。
彼は早口でまくし立てる態度のでかいタルタルに圧倒されていた。

--------------------------
Chipmy-Popmy : おぉ冒険者、いっちょやるか!? オラぁ、今は機嫌が悪いぞ!
Chipmy-Popmy : ビビキー湾にあるプルゴノルゴ島って島、知ってるか?
           あそこに妙なヤツが住みついてて、オラたちの言うこときかねぇんだ。
Chipmy-Popmy : あそこの島々はぜーんぶオラたち漁師ギルドの島だってのに、
           ヤツはプルゴノルゴ島だけは自分のもんだって言い張ってる。
Chipmy-Popmy : なんども話し合ったけど、どんどん険悪になっていって、
           今じゃモンスターを仕掛けられたり仕掛けたり……うぬぬ、次はどうしてくれようかー!
Chipmy-Popmy : そうだ、冒険者なら、あいつをぶっ倒すことができるだろ!
            おまえが話し合いに行ってみてくれ!
Chipmy-Popmy : 前回は負けちまったからな、今度はオラたち漁師ギルドが勝利しないと
           海の男の面目まるつぶれだぞ!
Chipmy-Popmy : 次の話し合いの場所は、プルゴノルゴ島の中心んとこだ。
           いいか、絶対に負けんなよ!
-------------------------- 
148マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:31:01 ID:aqpqNoK2
気がついたら半ば強引に仕事をおしつけられ、チョコボ厩舎まで引っ張っていかれて
問答無用で送り出されている始末だ。全くもって災難としか言いようがない。

「ついてなかったな…」

ヒビキはブツブツいいながらも、チョコボを北へ走らせていた。
どんな理不尽な状況であろうと、受けた依頼には誠実に対応するのが彼のモットーだ。
目指すはビビキー湾、夕照桟橋。プルゴノルゴ島への玄関口である。


夕照桟橋。夕方じゃなくても晴れじゃなくても、雨でも雪でも、夕照桟橋。
ヒビキがそこにたどりついた時、タイミングよく遊覧船は入港していた。
エイやヒラメを思わせるフォルムのその船には、マナクリッパーという名が付けられているらしい。
チョコボを降り、乗船チケットを購入し、タイムテーブルを確認する。
幸いなことにプルゴノルゴ島行き、しかも間もなく出航だ。ヘタしたら5、6時間待たされると聞いていたのでヒビキはホッとした。
係員のミスラにチケットをもいでもらい、乗船する。船室のない簡素な船だ。
客は彼以外にいず、2人のミスラが軽口を叩きあいながら甲板の上を走り回って作業している。
1人はよく見かける青いチュニカ姿だが、もう1人は見慣れない異国の装束を着ていた。
…うわ、シャイル装束じゃん……噂には聞いてたけど…すげぇ格好…
トップスは濃紫の短い袖つき上着。
細い腰はむき出しで、形のいいバストもごく短いタンキニで覆われているだけで、谷間どころか
形まではっきり見える。
さらにボトムはきわどいハイレグ。
歩くたびに尻尾とお尻がふるふる揺れて、ベルトのようなアクセサリーがじゃらじゃら音を立てていた。
茶色の髪に飾った薄紫の花が可愛らしい。
街中で見かけたら痴女扱いされかねない格好なのだが、この甲板の上では妙に馴染んでいた。
149マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:32:37 ID:aqpqNoK2
…さ、さすが地上最後の楽園行きの船だ…
空は快晴。街中では暑すぎるだろう日差しも、潮を含んだ風も心地よい。
…ミスラってやっぱいいよなぁ…
気取られないように気をつけつつも尻にがっつりタゲ固定したヒビキも、既にリゾート気分だ。

「プルゴノルゴ島行 出航しますにゃ〜!」

桟橋のミスラのアナウンスが流れ、ヒビキと二人のミスラを乗せたマナクリッパーは蒼い海へ
どんぶらこと漕ぎ出したのだった。
いや実際はクリスタルだか魔導のエネルギーだかで、オートメーションなのだが。


<2>
岸を離れてしばらくはひどく揺れた船も、潮に乗ったのか安定してきた。
舵をとったりコンパスで方角を確認したりと忙しげに動き回っていたミスラたちもひと段落したようだ。
凪いだ海の上を滑るように進む遊覧船。
…あぁ、釣竿持ってこればよかったな…
透き通った水の中を走るカラフルな魚の影をみながらヒビキは溜息をついた。
「ようこそ来やがったなマイ・マナクリッパーへ…!」
チュニカ装備のミスラが拡声器を使って喋り始めた。どうやら彼女がガイド役のようだ。
「これからテメエらを地上最後の楽園と名高いプルゴノルゴ島へ……って客、兄ちゃん1人かよ、やってらんねー!!」
甲板の真ん中でぼーっと座っているヒビキを見ると、、拍子抜けしたように拡声器をぽいっと放り投げた。
「兄ちゃん、プルゴノルゴ島に何しに行くんだよ?釣りか?潮干狩りか?」
彼女の着ているのは地味なフィッシャーチュニカ。だが下は何故かハイレグで、座っているヒビキの視点からだと
ベストスポットをバッチリ鑑賞できてしまう。
…うぉ……このヒトもなかなか……
すなわち、むっちりした太腿とぷくんと膨らんだ股のあたりの食い込み、きゅっとしまったヒップにお約束の如く
パタパタする尻尾を、至近距離でかぶりつきで、だ。
「いや、なんか島の利権争いのケンカ代行…です」
ヒビキは見慣れないシャイル装束にのみタゲ固定していた己の迂闊さを内心恥じ入った。
いや別に、誰にというわけでもないが。
150マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:34:57 ID:aqpqNoK2
「あー、ウィンダスの漁師ギルドに頼まれたんだろ?時々乗せるぜ、その手の冒険者。けどよ」
「…けど?」
「悪いことはいわねぇ。兄ちゃん1人じゃムリだ」

チュニカミスラ曰く、プルゴノルゴ島の利権争いは日々エスカレートしている、らしい。
最初は【サルタバルタのウサギとマンドラゴラどっちがつよい?勝負〜♪】程度の可愛いものだったのだが、
それがいつしかキリンになりクァールになりシマウマになり、【死闘!マンティコアVSワイバーン】なんかも
開催されたという。
「最近は獣人まで引っ張り込んでるからな、3日前も兄ちゃんぐらいの冒険者、ひとり逝ったぜ?」
ヒビキの横に座って煙草をふかしながら、チュニカミスラが脅しをかける。
「…そうなんですか…」
受けた依頼には誠実に対応するのがモットーだが、命あってのモノダネだ。
ヒビキは考え込んだ。
「オレたちも死人乗せて帰るのヤなんだって。なぁ?」
「そうですねぇ、あんまいい気分じゃにゃいですねぇ」
おっとりとした口調でシャイルミスラが答え、傍にやってきた。香なのか花なのか、独特の甘い匂いを纏っている。
「とりあえず今日はマリヤカレヤリーフでも見にいって、帰りましょ〜 島まで行って帰ってると夜ににゃっちゃうしぃ、
日焼け止め忘れて来ちゃったにゃ」
「おーソレいいな!世界一の珊瑚礁だぜ兄ちゃん!島はまた今度パーティ組んでこいよ!!時間かかるしダルイし今日はヤメヤメ!」
どうやらこのミスラたちは仕事熱心ではないらしく、島への渡航を面倒がっているようだ。
正直ヒビキもかなり腰がひけていたのだが、彼女たちに迎合するのには若干の良心の呵責を感じ、
「いやでも…やっぱそういうわけには……依頼うけちゃったし…」
ぼそぼそと一応、渡航を主張してみた。
151マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:36:49 ID:aqpqNoK2
「かーーーっ!だから上陸したって勝てねぇっていってんだろ!この耳は飾りかクソガキが!!」
途端、チュニカミスラがものすごい勢いでヒビキの耳を捻りあげ、大声で怒鳴りつける。
「いだいいだいいだいっ」
しかもいきなり兄ちゃんからクソガキに格下げのオマケつきで。
「先輩ぃ、だめですよぉ、一応お客さんにゃんですからぁ」
チュニカミスラの暴走を、シャイルミスラがやんわり止めた。
圧倒されてしまっているヒビキの横にぴたりとくっつき、捻られたのと反対の耳に口をつけて、囁く。
「んじゃ、島になんか行きたくにゃくなるよなこと、しましょ?」
「……え?」
キレイにマニキュアを塗った指に、すーっと頬を撫でられ、ヒビキはうろたえた。
「だからぁ」
シャイルミスラは艶然と微笑む。
「ここだけの話ですけどぉ、先輩もワタシも、サカっちゃう時期にゃんです♪ んふふ」
そういって、両手でヒビキの頬を挟むようにして顔を横に向けさせた。

「え あの ちょっ…」

小さくちゅ、と音を立てて唇が触れ合った。


<3>
…なんで。

南の海の空は快晴。太陽は真上。潮風も陽射しも強すぎず弱すぎず。まさに楽園。

…こんなことになってるんだろう…

マナクリッパーの甲板に寝転んだまま、ヒビキはぼんやり考えていた。
白く光る太陽を、鳥が横切っていくのが見える。

…まぁある意味…天国だ……
152マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:37:52 ID:aqpqNoK2
股のところに、先刻からシャイルミスラがとりついている。
四つんばいになってお尻を上げて尻尾をぱたぱたさせながら。
「サカっている」らしい彼女はヒビキのペニスを取り出してしゃぶるのに夢中になっていた。
「おにいひゃん、おおきいにゃねー」
口に咥えたまま、上目遣いでヒビキを見上げて、とろんとした目で笑う。
赤黒い器官が紅をひいた唇からはみ出ている様は、とても卑猥だ。
「んふふー どくどくひてるぅ」
その唇が、血管を浮き立たせて脈打っているそれを、じゅぶりと呑みこんでゆく。
一呼吸ずつ、ずぶずぶと沈む。
暖かい口腔粘膜に覆われ、じんわりと熱さと快楽が立ち上ってくる。
「……っ…」
チュニカを着ていたミスラが、ヒビキの小さい呻きを聞きとがめた。
「兄ちゃんたのむぜー、しっかりガマンしろよぉ」
既に脱いでしまって上半身トップレスの彼女は、豊かな胸を揺すりながら面白そうに笑う。
ヒビキの脇に胡坐をかき、無造作に頭を膝の上に抱えあげた。
「っていうか、ほれ♪」
にたーっと笑って真上から覗き込んで、褐色の乳房をヒビキの顔に、ひょいと乗せた。
「−−−−−−−!!!」
柔らかい肉に鼻と口を塞がれ、みるみる呼吸が苦しくなる。
「『ぱふぱふ』【いりませんか?】トーゼン 【はい、お願いします】だよなぁ?」
「……ぐる……ぐるし……」
「お、悪ィ悪ィ」
凶悪な乳が一旦離れたが、今度は谷間にすっぽり抱え込まれる。
しかも脇から両手でぐいぐい押し付けるオマケつきだ。
熱くて柔らかい感触が、顔の両側面から遠慮なく迫る。
「……ぅあ…」
汗とミスラ独特の体臭が嗅覚を刺激する。動物質の、劣情を煽り立てる匂い。
両目の端にひっかかる薄い褐色の先端も『見て見て』といわんばかりにぷりっと膨れあがり、存在をいたずらに主張していた。
「ふぇんぱぁぃ、ちっそくひちゃい…まふよ…ぉ」
下の方から、シャイルミスラが舌ったらずにツッコミを入れる。
媚びたような声の合間に、ぴちゃぴちゃと唾液が音を立てた。
153マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:38:52 ID:aqpqNoK2
「こっひもどんどん…ぉっきくなってひてるぅ…」
うっとりした風に実況しつつ、甘い飴でも舐める様に口の中のモノをちゅうちゅう吸う。
ごく細かい棘を持った舌が淫らな意志を持った生き物のように蠢き、カサの裏側のくぼんだところに狙いを定めた。
掻き出すように丹念に突付き、裏側の筋をなぞる。
手がやんわりと根元を握った。装束と同じ色のマニキュアが灼けた肌に映えている。
掌が弄ぶように力を込めながら、ゆるゆると上下に動きはじめた。
「…ちょっ……ヤバい……」
「んふふ…ふー」
ペニスを呑み込んだ口が、吸い上げたまま同じリズムでスライドをする。
濡れた唇が頬の内側が、刺激に敏感な表皮を擦った。
袋と脚の付け根と門渡りの辺りを、空いている手がこちょこちょと弄る。
「……すげ…いぃ……っ……」
ヒビキは腰が勝手にせりだされるのを感じていた。
…あー…もっと…
無意識に股の間で揺れる茶色の髪に手が伸びる。
薄紫のコサージュごと力任せに掴んで、自分の側に引き寄せた。
「あむぅんっ……」
いきなり喉の奥まで突かれたシャイルミスラが苦しげな声をあげる。
「おめーひっでぇことすんなぁ!?」
咎める口調はどこか面白がっている様子だ。
そもそも両胸でギュウギュウ挟みながらなので説得力が無い。
「…いやあの……マジヤバイ……っ」
「おーいいぜ、出しちまえ出しちまえ」
チュニカミスラが耳元に口を寄せて、笑いながら囁く。
乳房をぐっと手で寄せ、挟んだ顔を擦りあげた。
視界いっぱいに広がる柔肉がぶるんぶるん、淫らに揺れ動く。
その隙間から僅かに見える、潤んだ目で恨めしそうに見上げてくるシャイル装束のミスラ。
「……わたひのくちにぃ……だひちゃって……ねぇ…?」
口での奉仕を続けながら、無意識に蠢くヒビキの腰に手を添えた。
「ほらぁ……」
154マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:39:58 ID:aqpqNoK2
ぶちょっ ぐちゅ にゅちゅ ずちゅ……
排泄すら連想させる激しい音を立てて呑みこみ、擦りながらの抽送。
尻尾が同じリズムでせわしなく甲板を叩く。
涎がぽたぽたと口の端を伝い、開かれた脚の間に落ちた。
「……ぅ……」
切羽詰った呻きに気を良くしたのか、花を飾った茶色の頭の動きが早くなる
耳がぴんと反り返り、得意げにピクピク動く。
「…うぁあ……」
螺旋を描く様に前後しながら頬をすぼませ、舌をあてがってザラザラと擦りつけてくる。
容赦なく与えられる掛け値なしの快楽。
「……っ…!……」
追い込まれたヒビキが声をあげる。
「出るっ……っ……!」
臍の下あたりで、爆発しそうに膨らんでいた感覚の堰が切れた。


<4>
「うみゃぁぁぁんっ………すんごいにゃ…」
シャイルミスラがうっとりと呟いた。
白い精液で口の周りをべっとり汚し、濃紫の装束や茶色の髪にまでも飛び散った飛沫をくっつけている。
「よっしゃ交代な!」
「いやぁん先輩、ヤる気マンマンにゃぁ」
乳房を押し付け続けていたチュニカミスラがひょいと立ち上がり、シャイルミスラを押しのけてヒビキの股の間に座った。
「まだまーだいけるだろ?つーか勃ってもらわねぇと困るけど!」
言いながら、くたりとしたペニスをぐい、と握り締める。
「……いっ……!?」
2、3度無造作に擦り上げただけで、それは硬度を帯び、むくりと頭をもたげた。
「よっしゃ、若いっていいねぇ!」
チュニカミスラは満足そうに呟き、仕上げでもするようにさらに手でしごきたてる。
155マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:40:53 ID:aqpqNoK2
「…あの……っ?」
すっかり力を取り戻し、ぴんと屹立したのを確認すると、おもむろに穿いているハイレグを脱いだ。
「ミスラん中は、熱くてイイぜ?」
すっぽんぽんで腰を跨ぎ、ペニスに手を沿え、先端を自身の入り口にあてがう。
待ちかねていたのか、そこは既にじっとりと湿り気を帯びていて、ぐちゅくちゅと小さく音を響かせた。
「………んっ………」
切なそうな声を漏らして、チュニカミスラが腰を一気に落とした。
「……っ……く………!」
熱くて狭い胎内に一気に取り込まれ、ヒビキの目の前が一瞬白くなった。
口腔粘膜とは異質だが、同じように蕩ける感覚に根元まで包まれる。
「……すげ……兄ちゃん……奥まできてる……っ……」
騎乗位で繋がったミスラも気持ちよさそうに眉を寄せて呟いた。
ヒビキの腿あたりに手をついて、身体を反らせる様な格好で、ゆるゆると腰を振りはじめる。
「んっ……あぁっ……んにゃ……」
胎内に心地よい場所があるのか、時折鳴き声をあげた。
「んふふー、あたしもあたしもぉー♪」
シャイルミスラもハイレグを脱ぎ捨てる。
「気持ちよくしてくださいよぉ♪」
勢いよくヒビキの胸の上に座り込み、ためらいなく股を開く。腿の内側まで濡れそぼった秘部が露わになった。
「ほらぁ〜〜〜〜♪」
ぐい、と押し付けられる。
彼女の意図を理解したヒビキはそこに口をつけた。
開ききった襞に舌を差し入れ、溢れる蜜を掻き出すように舐めとる。
「やあぁぁあぁぁぁんっ…!」
膨らんで剥けた肉芽を突付いて音を立てて啜ると、細い腰がびくんと浮き上がった。
尻尾がぴーんと垂直に跳ね上がり、タンキニで覆われた乳房がぶるんと揺れる。
「やぁぁっ あんっ いぃっ……んっ」
シャイルミスラもヒビキの髪を掴んで、腰を揺すり始めた。
「やっ やあぁぁんっ ひうっ あんっ はぁぁっ!」
繋がったままのチュニカミスラの動きも激しさを増してくる。
「にゃうっ んくっ んぅ… あんっ みゃんっ にゃおぉぉぉっ」
膣の内側が不随意に、食むようにもぐもぐ動き、尻尾もシンクロしてぴく、ぴくと跳ねあがる。
156マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:41:55 ID:aqpqNoK2
ミスラたちは確実に高まっており、それぞれの方法で絶頂へと昇りつめようとしていた。
彼女たちの高まりは、そのままヒビキの快感となる。
シャイルミスラに手をとられて、その豊かな乳房を掌におさめながらも、その感触を楽しむ
余裕も既になくなっていた。
「…うぉ……あ…」
チュニカミスラに呑み込まれた器官が、どくどく脈打つ。
一拍ごとに内壁がゆるゆると絡み付いてくる。
「……イきそ……」
きつく狭くなる胎内。締め上げられた内側で熱いものが沸騰し、出口を求めて荒れ狂って

「…兄ちゃん悪ィ……オレっ……にゃっ…あぁあぁぁぁあぁっ……!」
「…出……っ…」

チュニカミスラがびくびく痙攣して達したのと、ヒビキが胎内にぶちまけたのとは、ほぼ同時だった。
157マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:42:32 ID:aqpqNoK2
<5>
さて、おさまらないのはシャイルミスラ。
「んみゃうぅぅぅぅ!アタシまだイってなーい!!」
口の中に出されるわ先にサッサとイかれてしまうわでとてもご立腹である。
「おにいさん、まだまだイけるでしょ!このままじゃ返さないにゃよ!!」
くたりとしたヒビキのモノをむんずと握り、乱暴にしごき立てはじめた。
「…そんなこといわれても……ちょっ……もう……!」
ヒビキはガキとか兄ちゃんと言われる年齢だ。故に意志とは関係なしに、それはまたまた頭をもたげはじめた。
「うわーーーーーい♪」
歓声をあげて喜ぶシャイルミスラ。
「岸まであと1時間ほどだからなー、ちゃっちゃっとヤっちまえよ?」
すっかり身支度を整えたチュニカミスラは気だるげに欠伸をひとつすると、われ関せずと甲板に寝転んで、くーくーと寝息を立て始めた。

「ちょっとおねえさん!この人何とかしてください…!いやマジもう出ないって……!」
「なーに言ってるにゃー、おにいさんぐらいの年齢なら5回はイけるにゃーよ♪」


南の海の空は快晴。太陽はちょっと西向き加減。夕方の潮風はちょっと冷たいけど

「熱くなるからこれぐらいがちょうどいいにゃーよ、ほ〜らもう先っぽから何か出て来たにゃ」
「…あぁ…………れて……いいっすか……?」
「んふふ、かもーん かもーんにゃ♪」

バカどもは風邪をひかないから大丈夫。たぶん。


<おしまい>
158マナクリッパーでイこう!:04/12/12 00:47:41 ID:aqpqNoK2
マナクリッパー、チュニカミスラがガイド役でシャイルのほうは到着時刻を言うだけだった記憶が
あるのですが逆だったらスマソ。プルゴノルゴ島にいかなかったのは、上陸しちゃうとさらにミスラ
増えて(桟橋んとこのとバケツ係)ちょっと収拾つかなくなりそうだったので…。

エロまでの前フリが長くなっちゃってて申し訳ない。
冬の寒い日曜日にリゾート気分を感じていただければ幸いです。


さて、ゴブ沢自爆子の番組(深夜枠?)をGコード予約しとくかな…w
159名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:16:11 ID:aB3sIU+J
乙!(*´Д`)
160名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:25:06 ID:4uHzYf4B
いつもながらGJですクダモノネコさん(ですよね?)
161みすらん:04/12/12 01:38:59 ID:lfhdgUp5
>>147
神様乙ー、ミスラネタをありがとうー
162名無しさん@ピンキー:04/12/12 01:43:46 ID:62gPbwZ7
先日のナイトゴブもノリだったけど。ゴブ沢自爆子もノリだけで書いたので
次から同じネタかけるかどうか分からん。

ちなみに放送枠は深夜0:00から0:05までの五分間ヴァナトリTVで毎週絶賛放映中。(多分)


で、ネタなのだが

「ベッドの上にモルボルのツル入り張り方をおいてスクワット自慰、
ヒーヒー言ってる所にフレ♂乱入。前後ろとフレを堪能するミスラ」とかどうよ
163名無しさん@ピンキー:04/12/12 08:54:31 ID:Sm1qIz5N
獣人との純愛物って事なら


モグとなんか♀はどうだろ
164名無しさん@ピンキー:04/12/12 09:26:35 ID:jNUm49uE
トリビューンのヴァナ女みて気がついたけどゴブに女いるんだってな

ゴブ女とヒュム男
とかどうよ
俺は書けないがな
165名無しさん@ピンキー:04/12/12 11:13:17 ID:Sm1qIz5N
>>164
ヘタレ臼魔のお供のゴブも♀

NMにも♀ゴブは多い
166名無しさん@ピンキー:04/12/12 12:34:52 ID:aqpqNoK2
・ギデアスから♀ゴブたちに助けられたはいいがお礼させられる臼魔
・シーフAF2の姐ゴブと通風♂

うーん

ゴブが♂で人間女相手のがマシか。

しかしそれだとフィック×アルド妹しか思いつかない…。
167名無しさん@ピンキー:04/12/12 15:16:47 ID:jNUm49uE
ウザイだろうけどゴブ♀とエルオスの話とかキボンヌッッ
168名無しさん@ピンキー:04/12/12 20:14:40 ID:DaAoe/sL
じゃあヤグ♂とゴブ♀の異文化交流で
169名無しさん@ピンキー:04/12/13 00:21:53 ID:COqz0t8D
>>147
GJ

ちょっとビビギー行ってくる!!!
170名無しさん@ピンキー:04/12/13 02:14:33 ID:JvUIEq9i
リヴェーヌ地図クエと、129VUで追加されたクエはモヴリン♀。
1人称はどっちもアタイ。
171名無しさん@ピンキー:04/12/13 14:50:14 ID:9i5PqZ8D
「ベッドの上にモルボルのツル入り張り方をおいてスクワット自慰、
ヒーヒー言ってる所にフレ♂乱入。前後ろとフレを堪能するミスラ」

おけ。承認。カモーーーーーン!!!!
ミスラとま(ry
172名無しさん@ピンキー:04/12/13 20:25:07 ID:cUBNyzKM
>>171
なんでおまいの承認受けないとならないのかと




とりあえず801スレはない訳だから18禁な物はホモだろうがレズだろうが獣姦だろうがここでおk
173名無しさん@ピンキー:04/12/13 20:45:17 ID:FjuvH7Y9
>>172
別にホモ話は801板のMMOスレいけばいいじゃん
あるいはSS投下用スレいくとか
174名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:34:18 ID:tJpBSc2g
>>172
なんでお前が仕切る?
「まんこしたい」スレでホモなんざお呼びでない。
801板池。なければ作れ。
175名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:50:26 ID:nRp5WkwJ
>>174
なんでお前が仕切る?
エロパロ総合=必ずしも男性向け限定である必要は無い。

まぁ荒らされるぐらいなら新たにスレ立てればいいだろとは思うけど
176名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:22:39 ID:xiEgx2/+
今日のドキワクミスラ大突撃〜!キャスターのゴブ沢自爆子ですぅ☆(゚∀゚)b
コーナーも大好評!冒険者のお兄さんやらサンドの謎髪形王子やシスコン会員制店店主など
から反響がゾクゾク届いてます!モニターの前の皆さんもご意見ご感想をレッツトライ!

さて今日のミスラさんは…。
住所未公開のナシュー・ジュメネラさんです!
今日はどんなドキワク生活を見れるのかしらね!自爆子もうドッキドキです!
それではどうぞ!3・2・1 キュv(>ω・)
177名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:22:59 ID:xiEgx2/+
「んぁはっ・・・」
ベッドのパイプに掴まり、腰を上げたり下げたりを繰り返しているミスラ。
彼女の股間の下には、ウネウネと蠢く張り型が鎮座していた。
モーグリは自国のモグハウスに置いておき、他国でこのように自慰に耽るのが
ミスラの趣味だった。
「あ、アぁ!イくっ!」

にゅぷっにゅぷっという柔らかい粘膜と粘液が擦れる音が早まり、か細い吐息交じりの
あえぎ声を上げてミスラの動きが止まる。だが再び腰が上下し始める。
「もっとぉ…」
脳裏に蘇るのは、今までに体を繋いだこと。
一ヶ月前のヒュームは指で弄るのが好きだった。
半月前のエルヴァーンは顔に掛けるのが好きだった。
冒険者という職業上、ギリギリの死線を戦い抜いた後の高ぶった精神を落ち着けるために
体を重ねあうことは良くあった。
だがこの半月はとんとご無沙汰なのだ。

「もうすぐかなぁ」
張り型を奥深くまで咥え込み、アヒル座りで空ろにドアを見つめ、クスクスと笑う。
『私、もう戦士とモンクのレベル上がっちゃったからいらない装備あるんだ。いるなら取りにおいでよ』
そう言ったのは昨日のこと。そして先ほどから小さく軋むドアを見つめると、唐突にドアに向かって声をかけた。
「おいでよ、知ってるよ?」
178名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:23:56 ID:xiEgx2/+
一拍置いて、ドアがゆっくり開く。ドアの向こうに居たのはヒュームのモンクとエルヴァーンの戦士だった。
二人ともバツが悪そうにうつむきながらミスラを伺っている。
ミスラはこの男たちが自分を「そういう対象」として見ていたのは知っていた。
一人一人と体を重ねるのもいいと思っていたが、変な考えが頭をもたげ。「二人一緒に犯してもらいたい」と
考えたのだ。

「ジェス?」
ぴくん、とヒュムモンクの体が震え。
「ウェル?」
エルヴァーンの戦士がぎりりとコブシを握り締めた。そして口を開き、ミスラを呼んだ。
「ナシュー」
「なあに?」

ナシューは。おいで、と言う様に二人に向かって腕を広げた。それがスイッチになったかのように、
ジェスとウェルはナシューの体に群がった。
肩を押されれば、ナシューは簡単に仰向けに倒れ、二人の目の前に張り型を咥え込んだ秘所を見せ付けた。
「ナシュー、動かしてもいいか?」
両足を二人に大きく広げられ、ジェスが張り型を掴む。
これから二人がかりで犯されることを想像し、ナシューの体は。特に秘所は震えた。
「いいよ、でも痛くしたらイヤだからね?」
「分かった。いくぞ」
ジェスが張り型をゆっくりと引き抜くと、既に数度絶頂を与えた張り型は、粘ついた白い愛液をまとわりつかせながら
その茎を表した。
「はぁぁぁ…」
そしてナシューがはっきりと快感の表情を見せるのを確認すると、再び彼女の膣の中へと押し込んでいく。
張り型に刻まれた、血管を模した凹凸が、膣肉を引きずり。にゅぷぷち。と卑猥な音を立てる。
「ジェス、一度イかせたらどうだ?随分気持ち良さそうじゃないか」
片足を掴み上げていたウェルが口で手袋を剥ぎ、張り型が出入りする秘所をくまなく指でなぞって行く。
どんどん激しくなっていく張り型の動きに合わせ、粘った愛液を指先に取りクリトリスへと塗りつける。
「イイぃ!」
179名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:24:19 ID:xiEgx2/+
ナシューはやはり自分はもう普通のミスラとしての生活はできないな。と快楽に耽る頭の片隅で考えていた。
両足を掴まれ、下半身の動きを抑えられ、二人の男に性器を嬲られて。それを「最高だ」と感じている。
イかされたら次はどんな行為が待っているのかと胸がときめく。
指で何度も弄られながら恥ずかしい言葉を言わされたい。
膣を何度もペニスで犯してほしい。
そんなことを考えながら、男たちの手業でもってナシューは確実にオルガニズムへと導かれていった。
「イっく・・・!」

脳が何も考えられず、ただ性器から与えられる快楽を受け入れようとした瞬間。ずるりと張り型が引き抜かれ、
同時に指もクリトリスから離れた。
「え…?な、何?」
脳髄を何度も伝わる絶頂間際のうずく感覚に身悶えながら、自分を見下ろす二人の男を見上げた。
いつの間にか自分と同じく裸になっていた男たちは、
顔を見合わせながら何事かを相談している。そしてジェスは片手でナシューの秘所を指で広げ、ウェス
に見せ付けた。
「お前が先にやれよ、ウェス」
「いいのか?じゃあお先に。…いくぜ、ナシュー」
二人とも既にペニスは硬く立ち上がり、いつでもナシューを犯す準備はできているようで。
先を促されたウェスはナシューの秘所にペニスを宛がい、押し込んだ。
180名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:24:58 ID:xiEgx2/+
「あ!ああぁぁぁ・・・・」
無機的に蠢く張り型とは比べ物にならない温度と、十分な太さと長さのペニスがナシューの内部に埋め込まれた。
「ク…」
正常位の形になり、ナシューの両膝を掴み腰を打ちつけた。
「んはっ!ああっきつっ…イっ…ク!」
一度絶頂間際まで追い詰められた膣はあっけなく白旗を上げ、ウェスのペニスに征服された。
しかしイったのはナシューだけで、ウェスは遅れてナシューの中に精液を吐き出した。
「凄ぇ、ナシュー。キュウキュウに締まる…」
愛液と自らの精液にまみれたペニスを引き抜くと、入れ替わりにジェスがナシューの中へペニスを押し込んだ。
「んぁあ!」
「うあっ!マジで締まる…凄ぇイイわ、ナシュー」
ジェスはナシューの腰を持ち上げ、激しく内部を突き犯し。勢いをつけて寝転がり、騎乗位へと体位を変え、下から
ナシューを揺すり上げる。

ジェスの胸板に手を着き、揺すり上げられる動きに合わせて自分も腰を振っていると、ウェスが背後からナシューに
抱きしめてくる。そしてそのまま前のめりにナシューを倒すと、丸見えになったアナルに再び立ち上がったペニスを
宛がった。
「ナシュー、力抜いてくれよ」
言うが早いか、ウェスは愛液に濡れたままのペニスを押し付け。ゆっくりとねじ込んでいく。
流石に膣とアナルを同時に二人で責められることは今までに無く、初めての行為に興奮気味のナシューはあっさりと
アナルの力を抜き、ウェスのペニスを迎え入れた。
181名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:25:24 ID:xiEgx2/+
俗に言う「サンドイッチファック」
二人の男に挟み込まれながら、ナシューはアナルと膣で二本のペニスを堪能していた。
「あひ、っぎ…ひぃぃっ…いいッ…」
ヒューヒューと喉が鳴るようなあえぎ声しか出ず、ナシューはただ「ぬぼっにゅちゅっ」と卑猥な音を鳴らし、
ペニスを二つの穴で食むただのメスへとなり。
ウェルとジェスも自分たちのペニスを締め付け、精液を搾る穴を犯すオスへとなっていた。

「イくッイくッ…イきたくない…もっとしてぇぇぇぇぇ……ずっとイってたいよぉぉぉ」

その晩は、ナシューの部屋が置かれている付近の部屋の主はまったく外に出てこなかったそうだ。
そして同じく、ベッドが軋む音と女と男のあえぎ声だけがかすかに聞こえていたそうだ。
182名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:27:13 ID:xiEgx2/+

・・・きゃっ!とっても大胆なミスラさんだったわね☆
これからも自爆子とTVスタッフは大胆なミスラさんや大胆なヒュムさん、エルヴァーンさんを
発掘していきます!

それではまた来週☆シーユーv


正直調子に乗りすぎた。スマンカッタ
183名無しさん@ピンキー:04/12/14 03:16:21 ID:QbJagN7Q
GJだ!いい!調子に乗りまくってくれw
184名無しさん@ピンキー:04/12/14 09:46:29 ID:Lvh4EWri
ゴブ沢キターーーー!!GJ!!!


185名無しさん@ピンキー:04/12/14 10:02:05 ID:Lvh4EWri
801と男性向けの共存は一般的には難しいと思う。
このスレは1スレ目からずっと男性向けでやってきたんだしそのままであってほしい。
何でここ最近になってこんな話題が出始めたのかわからない。

個人的には174の「まんこしたい」スレでホモなんざお呼びでない。」に同意。
801板かエロパロで新スレ作っていただけるか、外部板行っていただけるとありがたい。

186みすらん:04/12/14 11:54:09 ID:G7sPkRtY
自爆子ちゃんサイコー!GJ!!
またネタが出たら宜しくお願いしまっすー_(._.)_
187名無しさん@ピンキー:04/12/14 12:14:27 ID:eHSLsLH3

「ウェル」と「ウェス」って名前が半々で使われててどっちが誤字かわからない
188名無しさん@ピンキー:04/12/14 12:55:06 ID:xiEgx2/+
>>187
(゚Д゚;三;゚Д゚)!? 結構誤字がある…
ウェスはウェルの誤字です…再びスマンカッタ
189名無しさん@ピンキー:04/12/14 13:40:43 ID:06INvgYt
801スレがないからここでOK

ここの住人でイヤだって香具師が居るなら801板行ってFF11スレ立ててこい




同性愛だろうとなんだろうと差別は止めましょうね^^^^
差別する香具師は人間のグズです^^^^
そして漏れも中華差別してるからグズです^^^^^^^^^^;;;
190名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:29:05 ID:CGtkQgwH
4夜目の +2/QpyXnです。
ちょっとリアルで多忙だったために投下遅れて申し訳ないです。

アン:ミスラF7b
ジール:ミスラF5a
ベルーシ:エル♂F7a

191名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:30:11 ID:CGtkQgwH
「まいったなぁ・・・」
一人のミスラがはぁ、とため息をつく。
彼女の名はアン。
ビビキー湾を運行するマナクリッパーの経営を
一任されているミスラだった。
今日は休暇を利用してウィンダスへと帰省していた。
「赤字、赤字、赤字かあ、いやんなっちゃうね、もう。」
橋のような縁側のような、ウィンダス独自の通路の上に
腰掛けながら、呟いた。
マナクリッパー遊覧船は当初、観光名所としての
目的のために一般公開されることとなったのだが・・・
困ったことに初日から、予想してた売り上げの
半分にも満たなかったのだった。
チケット代を安く設定して、人を呼び込もうとした
目論見は見事に失敗したのであった。
「あ〜あぁ・・・どうすればいいやら。」

数刻して・・・。

陽が落ちかけていたその時、目の前の魔光花から
淡い光りが灯される。

「・・・これだ!」

彼女はとっておきの名案を閃いた。
192名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:32:11 ID:CGtkQgwH
ジュノのモグハウス内の床に座り、武器の手入れをする
ベルーシ。
漆黒の大鎌の刃の部分を丁寧に磨き、血を拭っている。
じーっと目をこらして見つめては、また磨き始める。
そんなベルーシの様子を見つめる私。
椅子に腰掛け、頬杖をつき、何も喋らない。
キュッキュッと布が刃をみがく音が絶え間なく続く。
「ねぇ ベルーシ」
「なんだい。」
「それ、ずっとやってて飽きない?」
私はつまらそうにベルーシに聞いたが、感情のこもらない声で、
「飽きないよ。」
と、返されただけだった。
「私が飽きたんだけど・・・。」
口を尖らせてふてくされる。
「自分の部屋に帰ればいいのに。何で僕の部屋に来るんだい?」
「そりゃアンタに話があるからに決まってるでしょうが。」
眉をしかめ、苛立ちを言葉に含める。
ベルーシは何故、私が不機嫌なのかに気付いていない。
「私よりも自分の鎌に夢中なんだから、話しかけ辛いって。」
はっ、と気付き照れたように、頭に手をやる。
「ごめんごめん、一体何の話だい、ジール?」
私は少年のように微笑み、ベルーシに語り出す。
193名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:34:31 ID:CGtkQgwH
粉のような砂が風と共に舞い、そして彼方へと運んでゆく。
石灰のような地表。
全体的に丸みを帯びた地形だ。
時折生えている植物は枯れ木のように細々としている。
私とベルーシはビビキー湾に来ていた。
事の発端は、私がベルーシに持ちかけた話からだった。

「この前ウィンに帰った時にさ、ふらっと釣りギルドに立ち寄ったのよ。」
「うん、ジールは魚好きだしね。それで?」
「別に食べる目的じゃなくて・・まぁいいや、そこでギルドのタルが面白いこと教えてくれたのよ。」
「へぇ、どんな?」
「最近冒険者に開放されたビビキー湾、あるでしょ?」
「うん」
「そこの遊覧船のマナクリッパー、新しい企画を始めたんだってさ。」
「どんな企画?」
「カップル限定、無人島貸し切りツアーだってさ!しかも値段は格安の一組3000ギルだって!」
「・・・ジール、行きたい?」
「もちろんだよ!」

ビビキー湾の地図を片手に、南下してゆく。
しばらくすると、簡単な橋を取り付けた港が見えてきた。
釣りギルドと、そこらに生息しているエフトが目印だ。
そしてその港には筏のような変わった形の船が停泊している。
「相変わらず人が居ないね。」
ベルーシがぽつりとつぶやく。
釣りギルドの店員は大きな欠伸をしている。
「ま、まあいいから。とにかく行こう。」
私はベルーシの手を引き、緩い斜面を駆けおりていった。
194名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:37:23 ID:CGtkQgwH
「いらっしゃいまーしー、よーこそマナクリッパーへー」
間の抜けたチケットの売り子は相変わらずだ、と感じた。
「あのさ、最近出来たカップル限定の新しいツアーってのをお願いしたいんだけど・・・」
私のその言葉を聞いた瞬間、売り子の耳がピンと立つ。
「ありがと〜ございますぅ〜、企画始めてはや三日目・・・お客様が記念すべき第一組目のカップル様でずぅぅ〜〜」
語尾の方を喋っている時には、既に売り子がぼろ泣きしていた。
「ちょ、ちょっと・・・」
私の手をぎゅうぅと握り締めてくる。
「新しい企画立てたのに、お客様はこないし、主任はいつも怒るし、も〜大変でじだぁぁぁ」
「内部事情はもう解ったから・・・カップル一枚、3000ギル。」ベルーシが金貨の入った麻袋を渡す。
「ありがとぉございますぅ、チケットをどうぞ〜」
私とベルーシは涙のあとのついたチケットを二枚受け取り、
マナクリッパーへと足を運んだ。
195名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:39:51 ID:CGtkQgwH
「本日はプルゴノルゴ一泊二日の旅をご利用頂き、まことにありがとーございます。」

たどたどしい口調で挨拶するミスラ。
売り子曰く『主任』とのことだ。
「なんと言っても、この世の楽園、プルゴノルゴ島は人の手がほとんどつけられておらずー、自然がそのまま残された、リゾートにうってつけの島でございます。」
私の隣に座ったベルーシはその話に、うんうんと頷いている。
「つきましてはー、お客様のリゾートをより快適にするためにー、マナクリッパー経営を任されているワタクシこと、アン・シャンリー主任がガイドいたします、よろしくお願いしまーす。」
話を終え、ぺこりとお辞儀をするアン。
ぱちぱちと拍手をするベルーシ。
「ではー、ワタクシはマナクリッパーの運転手ですのでー、プルゴノルゴ島に到着するまでゆっくり船の旅を、お楽しみくださいましー。」
そう言い終えると、そそくさとマナクリッパーの運転席(?)へと入っていった。
「・・・だいじょぶかな?」
私は不安を感じながらも、ミンダルシア大陸を見送った。
196名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:42:06 ID:CGtkQgwH
どこまでも広く青い空に、美しい海。
爽やかな風が頬を撫で、鼻腔に潮の香りを運ぶ。
「綺麗なものだ。」
ベルーシは何処までも続く海を見つめている。
カザムの海も綺麗だったが、ビビキーの海の方が綺麗だ。
透明感があり、涼しげで爽やかで、心を洗われるように感じる。
「ほら、ジール。向こうでイルカが跳ねているよ。」
ベルーシの指さす方を見る。
「わっ、本当だ!」
二頭のイルカが、まるでレースしているかのように泳いでいた。
そして時折水面から上がってきて、跳んでいる。
しばしイルカの泳ぎを見続け、時を忘れた。
いつの間にかベルーシは私の手を握り、私は身体を預けていた。

「そろそろ着きますよー、この世の楽園プルゴノルゴでーす」

私達は段々近づいてくる陸地を見つめていた。
197名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:44:23 ID:CGtkQgwH
そこは確かに、何もない島だった。
岩と山と植物・・・そして砂。
船着き場を作ってあること以外は、本当に自然そのものだ。
心地よい小波が、心癒す旋律となる。
「すごい、ヴァナディールにもまだこんな所があったんだ・・・」
私は口を半開きにして、辺りを見回す。
エメラルドグリーンの海が、陽を返し眩しい。
「ワタクシはお客様のお食事の用意やらなにやらしますので、島内はご自由に探検してください」
マナクリッパーの船室から荷物を取り出し勤しむアン。
「よろしかったら、水着や替えの下着もあるので、海水浴もどうぞー」
「水着と下着、男女ぶん!」
すかさず要求した。
「はい、どうぞー」
アンからちょっときわどい水着と下着を渡される。
「ベルーシ! 泳ぎにいこう!」
返事の前に、私はベルーシの手を引き、駆け出した。
198名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:46:01 ID:CGtkQgwH
「陽が沈む前には、またここに戻ってきてくださいねー」

既に遠くへと駆けていったジールへと叫んだ。
ミスラの耳なら聞こえただろうと、アンは安心した。
テントを建て、寝床をつくる。
メープルテーブルを持ってきて、イスも並べる。
長い木の棒を埋め、頂上に貝を置き、火を灯せばランプの代用。
食器類の確認、水の確認、そして食材の確認。
不意にアンは口をおさえて笑い出す。

「ヤグードドリンク、マウラのにんにく、魔光花、龍の血、そして龍の肉をちょっぴり、と。」

ニヒヒヒヒ、と不気味に笑いながら夜に備えての支度をしていた。
199名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:48:25 ID:CGtkQgwH
すっかり遊び疲れた私とベルーシは、言われた通り陽の沈む前に船着き場のある砂浜へと帰ってきた。
すると、とても良い香りがする。
そこにはしっかりと、夕飯の支度が整っていた。
美味しそうなステーキ、肉の香りが香ばしい串焼き、食欲をそそる香りの貝の壷焼、等。
どれも美味しそうなものばかりだった。
私は思わず喉が鳴る。
「お楽しみ頂けました? さぞかしお腹も空いていらっしゃるでしょー。」
ベルーシが照れるように笑う。
「ええ、もうペコペコですよ。」
その言葉にアンはにっこりと微笑み、
「ささっ、どうぞお召し上がりください!腕をふるっての料理です、味は調理ギルドのオスミつきですよ!」
「やったね!いただきまぁす!」
私とベルーシは席につくや否や、テーブルの上の豪華な食事に手を伸ばした。
アンのニヤニヤとした不敵な笑みに気付かずに。
200名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:50:50 ID:CGtkQgwH
私達が食事を終えるのは三十分とかからなかった。
冒険者は基本的に早食いだが、遊び疲れた冒険者はもっと早食いと言うことを知った。
夜も更け、食後の酒気を含んだジュースを飲み、私達は寝床についた。
今日の感想を話し合いたかったが、流石にベルーシも疲れている。
二人一緒にぐっすり寝て、帰りの船でゆっくり語り合う事にした。

・・・しばらくして、私は妙な感覚に包まれ、目を覚ました。
酒のせいではない。
頭がボーッとして、それでいて熱っぽいのだ。
内部からの、じっとりとした汗をかく。
「ん・・・・」
気持ち悪さから、思わず瞼を開く。
「うっ、ぐっ・・・」
ベルーシもそうなのか、呻き声を出している。
「ベルーシ・・なんか妙に暑くない?」
彼の方を見ると、身体を丸めてうずくまっているようだった。
「ぐっ・・・・く、苦しい。」
「えっ!?」
上体を起こし、ベルーシの様子を調べるべく、手を伸ばす。
肩を掴み、身体を動かし、仰向けにさせる。
「あっ・・・。」
腰の上にかけていた布の所が、ピンと立っていた。
「いやだ、もう・・・まだヤリたりないの?」
私は顔から火が出たかのように熱くなった。
「ち、違うよ、張り詰めすぎて、痛いんだ。」
えっ、と驚く。

「ああっお客様っ、如何されました?」

私は予想だにしなかったアンの声に、心臓が飛び上がった。
201名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:53:51 ID:CGtkQgwH
テントを覗くガイドのアン。
「いや、その、何でもないから、早く向こう行ってよ!」
つい大きな声で叫んでしまった。
しかしアンはひるまない。
「でもお客様、何でもないワケないのです」
疑問の眼差しをアンに向ける。
「精力絶倫の薬で有名な、龍の血と肉を食べたうえに、催淫性の高い魔光花の密入りジュースをたっぷり飲んだのですから。何ともないほうがおかしいワケなのです。」
「な、なんだって!? 何でそんなことを!?」
「このツアーは恋人同士が、より激しく愛し合ってもらうのが本当の目的ですから。」
「な、なんていう大きなお世話を・・・。」
「そんなことより、ほらほらお客様ぁ。」
アンに促され、ベルーシのほうを見る。
はぁはぁと切なそうな声をもらしている。
「彼氏さんの方がよくお肉を食べていましたからねー、貴方より効果が強いんですねー」
「ベ、ベルーシ!」
「ジール・・ぐっ、ぐるしい・・・。」
歯を食いしばり、もがきうめいている。
楽しそうに、嬉しそうに微笑むアン。
「ど、どうすればいいのさ!?」
「ニヒヒ、お客様ってば、もう解ってらっしゃるのにぃ。
『ヤリたりないの?』って聞く仲でしょー?」
その言葉にしばらく凍り付き、

「ベルーシ、いま楽にしてあげるから・・・。」

私は下着を脱ぎ、もがくベルーシの服を脱がせた。
202名無しさん@ピンキー:04/12/14 14:58:57 ID:CGtkQgwH
硬化して微動だにしない。
腹にくっつくのではないかと思う位直立している。
きゅっと握ると、とてつもなく硬く、熱くなっていた。
「あぐっ・・・。」
ベルーシが呻く。
直立しすぎてくわえにくいため、両手を添えて、少しモノを起こさせる。
先端を舌先でつつき、丹念に嘗め、口に含む。
「・・・・あっ・・・。」
ベルーシから吐息がもれる。
快感で苦しみが和らいだらしいので少し安心した。
唾液をよく塗り付け、首を前後に動かし、フェラチオを始める。
出来るだけ早く苦しみを解放させてあげなければいけないと言う一心で、熱心に吸い続けた。
「ジ、ジールのも・・・させてほしい。」
くわえたままの状態で身体を動かし、ベルーシの顔に性器を向ける。
強い力でぐっと尻を捕まれる。
「んん・・・・。」

触れられただけで感じるくらい、高まっている。
これから食べられちゃう。
そんな思いが、脳裏によぎった。
203名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:02:17 ID:CGtkQgwH
「うわー、嘗めてるだけでヌレヌレ!好きモノですねー」
アンの声が耳に届く。
野次をとばして羞恥心を煽るつもりなのかもしれない。
「あっ、あああああぁっ!!」
電撃のように襲いかかる快感。
ベルーシが私のそこを攻めたて始めていた。
一心不乱に舌で嘗め、溢れる蜜をじゅるじゅると吸われる。
太股に腕を回し、私を逃がさないかのように固定する。
指で広げられ、性器をくまなく嘗め、攻め、吸い付く。
内部の粘膜へと舌を差し込み、蜜を嘗め取られている。
そして舌で集めた蜜を一気に吸い込み、味わっているのだ。
私も負けずとベルーシのモノを攻める。
「えっろーい、まるで共食いするケダモノですねー、いかに相手を食い尽くすか!」
その通りなのだろう。
いかに早く相手をイカせるか。
私は早くベルーシをイカせて、少し休息を取りたかった。
ベルーシは早く私をイカせて、力を抜き、挿入るつもりだろう。
卑猥な粘液の音がテント内に響く。
204名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:05:13 ID:CGtkQgwH
「ううっ・・・!」
ベルーシが苦痛にも似た声をあげる。
同時に私の口の中に精液を激しく発射した。
飲んでも飲んでも放たれる精液を喉を鳴らし、飲み込む。
つんと突き抜ける彼の香りが、私をこの上なく虜にした。
「んあっ!?」
一度射精したにも関わらず、私への攻めは続いた。
きゅっとクリトリスの皮を剥かれる。
「あっ、そこはダメ!」
願いも空しく、ベルーシは剥いたそこに口付け、嘗め始めた。
「あっ、あぐ、ああああっ!!」
舌で転がされ、吸われ、刺激される。
快感の針が身体、血管を駆けめぐり甘美な痺れを生む。
張り詰めた快感の糸は、もう耐えられない。
プツンと切れ、快感の衝撃が弾けた。

「あらあら、ダウンですか? 彼氏さんはあんなにお元気なのに」
アンの声はすでに熱を帯びていた。
205名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:08:17 ID:CGtkQgwH
イカされ、ぐったりと倒れた私の身体を後ろから抱えて起こす。
「ジ、ジール・・・。」
膝の裏に腕を回される。
「ダ、ダメよ・・・今挿入られたら狂っちゃう・・・。」
ベルーシの亀頭の先端が私の入り口にあてられている。
「あっ・・・ひぁ・・・!?」
そのままの状態で上下に揺さぶられている。
性器同士でヌルヌルと、擦りあっていた。
「うはっ、オチンチンで愛撫してる・・・えろいわぁ。」
アンは私達の行為を見て、すでに自慰を行っていた。
「ベ、ベルーシ・・・もういいわよ、きて・・」
「・・・駄目。」
なおもベルーシは性器同士での愛撫を続ける。
「君が『いれてください』て言うまで、いれないよ。」
「!? ・・・そ、そんなこと・・」
ベルーシの方が苦しいだろうに、強がられてしまった。
しかし先程の絶頂が尾を引き、私も苦しくて仕方がない。
「ほら、早くお願いしないと駄目ですよぉ、お客様ぁ。」
「・・・・。」
「ジール、嫌なの、かい・・?」
206名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:13:49 ID:CGtkQgwH
「お願い・・・入れて、くださぃ・・・・。」
恥ずかしくて小さな声になってしまった。
クスッと笑うベルーシ。
「いれる、よ・・・ジール・・・!」
ドンッと言う感触。
「あうッ・・・」
鋼鉄のようなベルーシのモノが、一気に奥深く入った感触だ。
「う・・・はぁぁ・・・・。」
ベルーシからの甘い声が聞こえた。
ゆっくりと上下に抜き差ししてくる。
「すごぉい・・・あんなに大きいのが、入ってるぅ・・・。」
アンはすっかり自慰に夢中だった。
ベルーシはアンに見せつけるために、この姿勢にしたのだろうかなどと思った。
下から突き上げるように、ガンガン突いてくる。
「あ・・・ああ、はぁん・・・!」
一つになった安心感と愛情を深く感じる。
「ジ、ジール。」
「あ、ん・・・なに・・?」
「向き、かえるよ。」
くるりと私の身体の向きを変え、向かい合う形になる。
そのまま後ろに倒し、再び行為を開始した。
ベルーシの両手が乳房へと回り、激しいキスをされる。
舌と舌でねぶりあい、唇同士の愛撫が柔らかくて心地いい。
愛情をビリビリと感じる。
下半身からは絶え間ない快感が広がって、更なる深みへと誘う。
207名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:19:50 ID:CGtkQgwH
互いの呼吸音と心音のみが耳に届く。
二人の世界へと入っていた。
浅く、時には奥深くへと侵入してきて、私の感じるポイントを
的確に擦っている。
それに応え、私はベルーシのを締め付ける。
抜かないでほしい、と内部の襞が求め、粘液で包み込む。
「ジール・・・だ、出すよ・・・。」
ベルーシの動きは、私の中の奥へ奥へと向かっている。
腰も動かすというよりも、深く押し込むような動作になった。
「だ、出して・・・ベルーシの・・全部、中に・・・!」
ベルーシの動きがさらに早くなり、そして。

「あっ、くぁあっ!」
一番奥深くで、ベルーシの精液は発射された。
ううっ、と唸り、精を放つたびに絞り出すかのようにモノを押し込んでくる。
「・・・・あぁ・・・。」
身体の内部に放たれ広がってゆく、ベルーシの精の熱を感じ、溶けていくかのような優しい絶頂を迎えた。

「中出しまでキメちゃってるぅ・・・」
アンは羞恥の言葉に酔いながら、自慰を続けていた。
208名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:24:11 ID:CGtkQgwH
心地いい小波の音が、耳に残る。
爽やかな風にくすぐられ、私は目を覚ました。
「いつの間に眠って・・・アイテテテ・・・。」
ピシッと落雷のような痛みが腰に走る。
立ち上がる事が出来ない・・・。
「おはようございます、ジールさん。」
テントの入り口を見ると、そこにはアンが立っていた。
「昨夜はすごかったですね、ほんと。」
ニヒヒといやらしい笑いかたに腹が立った。
「なんだい、もとはと言えばアンタがアタタタ・・・。」
意気込もうとしたが、腰痛と陰部の痛みで力が入らない。
「十発までは数えてましたけど、それ以降はワタクシも寝ちゃったので解りません、申し訳ございません。」
カーッと頭に血が登る。
「しかもエッチの時には口調まで変わって・・・かーわいぃーんですねぇ」
「もう、解ったから・・・さっさと帰る支度をよろしく。」
アンは嬉しそうに返事をした。
「かしこまりましたー!」

やれやれ、と呆れる。
隣に目をやると、ベルーシが穏やかな顔で寝ている。

「気持ちよさそうに寝て・・・このエロヴァーンめぃ。」

私はベルーシの頬を指でつついた。

209名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:26:05 ID:CGtkQgwH
終わりです。
相変わらずエロにいくまで長くてすみません(^^;
210名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:27:13 ID:ruDRAZR8
ネ申キテターーーーーー
211名無しさん@ピンキー:04/12/14 15:39:01 ID:kc1fnI0F
昼間からGJ。
212みすらん:04/12/14 20:08:22 ID:G7sPkRtY
ベルーシかーわーいーvvvvv
ベルーシとジール大好きにゃー、神様GJ!!!!!!
213名無しさん@ピンキー:04/12/14 21:17:23 ID:7iTk+UUK
>>189
漏れもゲイ差別はしてないが
中華は見るだけで嫌悪感がこみ上げてくるのでグズですね

214名無しさん@ピンキー:04/12/14 21:33:49 ID:vvs6ecxE
GJ!
ジールかわいいよジール。マジで。


>>213
空気嫁よマジで。


215名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:05:22 ID:NBw8o5xZ
ヤグミスラ純愛ものだったら、最後人間の彼氏のもとへ帰ってくのと
所属を捨ててヤグのもとにとどまるのどっちがよいですか( ・ω・)ノ
とりあえず書いてはみてるけどやっぱり難しい〜。獣人もの投下できる人は神だ。
216名無しさん@ピンキー:04/12/15 22:59:08 ID:D16C8kJb
ヤグのところに残るに一票

迷ったら両方書いちゃうのもありかもね
難しいとは思うけど
217名無しさん@ピンキー:04/12/16 00:52:37 ID:/m9qnorl
4夜見れないんだけどどうやったらみれるんー?
218ゴブの人:04/12/16 01:29:44 ID:StCP9ScA
ゆめにゴブ沢出てきた。
石○か(デヴヤ)風の扱いでゲストだった。(漏れが)

ユタンガの取材だった。
TVクルーたちと一緒にモルボルに囲まれた。
唐突にゴブ沢に自爆されて全員シボン。

ゴブ沢のやけに可愛いミズサワボイス「ごめんちゃい☆」で
ゆめがさめた。

あーピンクのスーツお似合いでしたよ。うん。
219名無しさん@ピンキー:04/12/16 03:58:36 ID:Usrtrk1t
4夜目の124氏
元気かのぉ・・・・?
220名無しさん@ピンキー:04/12/16 04:39:48 ID:5G0drh7I
4夜目
ttp://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/528.txt

たぶん大丈夫だと思うけど、もし見れなかったらごめんなさい。
1000まで完走してました。
221名無しさん@ピンキー:04/12/16 22:57:47 ID:eXv7fhRV
なんか昼休みに仮眠してたら
不具のはぐれヤグと新米ミスラモンクの純愛を受信したんだが…

今必死でメモ帳に転載してるんで、
悲恋+エロは終盤にちょっとだけ+もしかしたら設定間違ってる
の三重苦でもいいならGOサインくれ。
OKなら明日の晩あたり投下する。
222名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:06:09 ID:icEZ5qh8
Go!(*´д`*)
223名無しさん@ピンキー:04/12/16 23:10:37 ID:vDPGrgm5
来やがれ
224名無しさん@ピンキー:04/12/17 00:28:29 ID:9FKdJRV9
/2ch のぞむところだ!来い!
/ja 【挑発】 >>221
225名無しさん@ピンキー:04/12/17 11:01:40 ID:y49ZT9Nl
いい話だった GJ

>>224
/2ch ってなんだよwww
226221:04/12/17 19:31:08 ID:okr7Wo5Y
GOサインさんくす。んではいきます。
内容は>>221で書いた通りなんで、ダメなひとはスルーヨロシコ。
227隻脚のギラー1:04/12/17 19:31:59 ID:okr7Wo5Y
 ミスラモンクのリアがサルタバルタの外れでそいつに出会ったのは、ある春の日。
 彼女がまだ駆け出しの冒険者だった頃だった。
 腕試しにと挑んだクロウラーが仲間を呼び集め、逃げ切れた時には彼女は
 浴びせ掛けられた毒のせいで瀕死の状態だった。
(や……だ……しにたく、な……)
 迷い込んだ場所のせいか、重傷になれば働くはずの帰還の魔法も発動せず
 ただ死を待つだけだった彼女の目の前に、毒消しの入った皮袋が差し出された。
「飲め」
 ギギ…と耳障りに掠れた声に従い、痺れる手で袋の中身を喉に流し込む。
 次第に苦しさから開放される中、見上げたそいつの手は痩せこけて黒い羽に覆われていた。
(ヤグード!?)
 四肢が自由を取り戻すと、リアはさっと相手から距離を空け、ふらつく体で構えを取った。
 対する相手はそんな彼女に苦笑するような声を上げて答える。
「まダ動クな。残っテいる毒ガまわるぞ。それに今のお前ハまダ、コの足欠ケにも勝テん」
 言われ、改めてリアが目の前のヤグードを見ると、彼は片方だけの足に杖をついて立っている。
 全く敵意を見せない相手に毒気を抜かれ、リアは思わず構えを解いた。
「どうして、あたしを助けたの?」
「さあな。タダの気まグれダ」
 言うと、用は済んだとばかり彼女に背を向ける。
「待って!」
 衝動的にリアは彼を呼び止めていた。何故か、このヤグードとこれきりで別れるのが無性に嫌だった。
「あたしはリア、リア・フェイル。あんたは?」
「ギー・ギラー」
 それが出会いだった。
 片足のヤグードは振り返らずにそう答えると、今度こそ草原の向こうへ杖を突き付き歩き去っていった。
228隻脚のギラー2:04/12/17 19:32:49 ID:okr7Wo5Y
 再会はそれから数日と経たずに訪れた。
 リアはギラーに出会った次の日から、助けられたあの場所で彼の姿を待った。
「呆れタ奴ダ。まさカ俺ヲ探しテいタのカ?」
「だってあたしまだ、あんたに何の礼もしてないもん」
 バツが悪そうにそっぽを向いたリアに、彼はまたギギ…と苦笑する。
「アルタナの子らハ、時々面白い事ヲ言うな」
「良く、ここには来るの?」
「寝ぐらガ近くダ」
 そっけなく答えると、再びその場を立ち去ろうとする。
 リアは相手の首根っこの羽を掴むと、強引にギラーを引き止めた。
「ガガ…何ヲする」
「お礼に来たって言ったでしょ! 話も済んでないのに勝手に行かないでよ」
 およそ礼に来た者の態度ではないが、フーッと逆毛を立ててまくし立てるリアに
 ギラーは興味をひかれたか「ふむ」と小さく頷いた。
「お前ハ、拳ヲ己の武器トする者カ?」
「そうよ」
「なら暫らクの間、俺の道楽に付キ合っテもらおうカ」
 そう言うとギラーは、興深げに笑った。



229隻脚のギラー3:04/12/17 19:34:39 ID:okr7Wo5Y
 翌日からリアはそのヤグードに、格闘家として徹底的にしごかれる羽目になった。
 それが彼の言う「道楽」というやつだった。
 ギラーは五体満足だった時は相当の使い手だったらしく、師匠としても優秀で、しかも厳しい。
 自身の技の全てをリアに叩き込もうとでもしているような、容赦のない修行の後は
 モグハウスに戻って泥のように眠る。
 そんな日々が続く中、リアのモンクとしての力量はメキメキと上がっていった。
 修行の合間に言葉を交わすことは少なかったが、休憩の僅かな会話の中でリアはギラーの事を知った。
「お前ハ何故、冒険者になっタ?」
 組み手――といってもリアがギラーに杖一本でいなされるだけだったが――が終わった後で
 そうギラーが訊ねたのも、そんなある日のことだった。
「んー。月並みな理由だけどさ、やっぱ世界ってやつが見たかったから……かな」
 草原に大の字にへばったまま彼女は答えた。





230隻脚のギラー4:04/12/17 19:35:15 ID:okr7Wo5Y
「『世界』カ……」
「うん。小さい頃から憧れてたんだ。世界はどんくらい広くて、そこにはどんだけあたしの知らない事
 見たこともないようなものがあるんだろう、って。それをこの目で見て、この手で確かめてみたい」
 瞳を輝かせて語るリアにギラーは眩しげに目を細め、再び「世界、カ……」と呟いた。
「俺にハ所詮、無縁のものダな」
「ん、何か言った?」
 ぴくんと耳をそばだてたリアに、彼は何事もないように返す。
「いや、コチらの話ダ」
「そいじゃ、あたしからも質問。蒸し返すみたいだけどさ、あんたたち獣人はあたしらの敵でしょ。
 なんでそのあたしを助けた上に、こうやって面倒まで見てるわけ?」
「気まグれダト、言っタはずダ。それに俺ハ追放されタ身ダ」
 初夏の空を見上げ、彼はそう言った。
「追放? なんで……」
「俺ハ老いテ病ヲ得タ。それに片輪ダ。戦えぬものガ現人神に仕えるコとハデキん」
「……」
「コのまま野タれ死ぬ覚悟もしテいタガ、最後に一ツ道楽ガしテみタくなっタ。それガお前ダ」
 そこまでを話すと、ギラーは重くなった空気を振り払うように言った。
「休憩ハ終わりダ。まずハ走り込み百本!!」
「ひえええぇぇ!!」




231隻脚のギラー5:04/12/17 19:35:55 ID:okr7Wo5Y
「やっ! はぁッ!」
 空を切る拳を追って、汗の飛沫が陽光に煌めく。
 マーシャルアーツの効果で速度を上げたリアの攻撃だが
 そのほとんどはギラーのわずかな動作によってかわされていた。
 夏の日差しも激しくなってきた頃。
 ギラーとの組み手もサマになる程に腕を上げたリアの当面最大の目標は、彼から一本取る事だったが
 それはいまだに果たされていない。
 焦るリアの顔めがけて横薙ぎに杖が払われる。
「くっ!」
 反射的に飛びのいて事無きを得たリアだったが、こうなると再び杖の間合いを超えて
 彼の懐に飛び込むのは難しい。
「ドうしタ。そんな距離デハ俺に一撃も与える事ハデキんぞ」
(ちくしょー!!)
 嘴先で笑い挑発するギラーにグッと歯噛みするリアだったが
 勤めて平常心を己に言い聞かせ、機会を待って身内に気を溜める。
 これもまたギラーの教えたことだった。
 ザ……と風が流れる。
 草葉へ反射する光に、ギラーが目を眇めた。
(今だ!)足元の小石を相手の顔めがけて蹴り上げる。
 石を避けるため隙のできたギラーの懐に彼女は飛び込んだ。
「百烈拳!!」
 蓄積したパワーを乗せた初撃がギラーの右頬を掠め、黒い羽が舞い飛ぶ。
(いける!!)
 次いで繰り出された蹴りは彼女の予想に反して空を切り
 ばさりという羽ばたきを残して相手の姿は頭上へと消えた。
「え……?」
 リアは状況を認識する間もなく、後頭部に強烈な蹴りを受けて草原に転がった。
232隻脚のギラー6:04/12/17 19:37:27 ID:okr7Wo5Y
「いい線まデ来タガ、まダ詰めガ甘いな」
 朦朧とするリアをギラーは組み伏せて両腕を捩じ上げ、その喉元に杖の先端を突きつける。
「ま……参った」
「相手の隙ガ、本物カ誘いカヲ見抜クのガ次の課題ダ」
 馬乗りになったまま、ギラーがそう言って笑う。
 どきり、とリアの心臓が跳ね上がった。
 押さえつけた相手の腕の思いもよらない力と、のしかかる体の重みと温もり。
 本来、獣人であるギラーから与えられるそれは、彼女にとって恐怖と嫌悪の対象となる筈だった。
 背筋を走る奇妙な高揚に、リアはうろたえる。
 相手がとうに彼女の上から退いても、早まった鼓動はなかなか治まらなかった。
(な、何考えてんのよ。あいつはヤグードで、あたしの師匠みたいなもんで、ずっと年上で……)
 慌てて振り払おうとしても、一度意識してしまったものはどうにもならない。
 もとより獣人とミスラという垣根を越えて、ギラーという男のありように惹かれ始めているリアである。
(っていうか、ヤグード! 獣人! むしろ鳥だ鳥!!)
 ボカボカと自分の頭を小突いてなんとか意識を切り替えようとする彼女に、ギラーが不審の目を向ける。
「ドうしタ? ドコカ打チ所デも悪クしタカ」
 どこまでも彼女の困惑には無頓着なギラーが、なんとなく腹立たしいリアだった。
 むっとした顔のまま「むん!」と拳を固めて立ち上がり、つかつかとギラーの背中に近付く。
233隻脚のギラー7:04/12/17 19:38:09 ID:okr7Wo5Y
「ギラー!」
「何ダ?」
 と振り返ったギラーの嘴にさっと彼女は唇を押し付けた。
「……ッ!?」
 面食らった顔で嘴を覆う相手に、してやったりと真っ赤になった頬を緩ませる。
「い……一本取ったぁ」
 言うだけ言ってダッシュで逃げようとしたリアは、尻尾の付け根に杖の一突きを食らってこけた。
「うにゃあぁぁっ!!」
 お尻を撫で撫でその場にへたりこむリアに、ギラーの呆れたような声が降ってくる。
「馬鹿もん。下らん悪戯ヲ考える暇ガあっタら、少しハ精進せんカ」
「へん! 朴念仁のカラスじじいに、フクザツでセンサイな乙女心なんかわかりませんよーだ!」
 精一杯のお返しにアカンベーで毒づくリアだった。
 その日の修行は夜遅くまで続き、いつにも増してしごかれたリアは
 足元をふらつかせながらモグハウスへと戻った。




234隻脚のギラー8:04/12/17 19:39:44 ID:okr7Wo5Y
 夜半、塒の片隅で、片方のみの足を半跏に組んで瞑目する。
 ギラーがかつて現人神の元に仕えていた頃からの、それは変わらぬ習慣だ。
 ただひたすら信仰のみを恃み、血と戦いにまみれた己のこれまでを彼は回顧する。
 しかしここ数ヶ月、回想の終わりに現れるのは、あの異教徒の娘だった。
 始まりは本当に、ただの気まぐれだったと彼は記憶している。
 信じる神に捨てられ仲間も失った彼にとって、残りの生は余分でしかない。
 それならばその余分を埋める埋め草として、未熟な格闘家の卵を相手に師父の真似事でもしてみようか
 始めはその程度のものでしかなかった。
 それがいつからその存在を好ましく感じるようになったのか、彼自身にも定かではない。
 そもそもが、アルタナの子らよりもそういった欲望に乏しいヤグードである。
 まして彼は生涯を通じて妻子を得たことはおろか、甘やかな感情を持って異性に接したこともない。
 ギー・ギラーは己が生の大半を、戦いによってのみ費やしてきた男だった。
(しかし……)
 己は、遠からず死ぬ。
 その時までにどれほどのものを彼女に伝え残すことができるのか。
 それは生まれて初めて心に懸けた者に、せめて与えられるだけの物を与えてやりたいという思いであり
 自身の存在の証を、可能な限りあの女に刻み付けておきたいという我欲でもあった。
「グ……ガハッ!」
 不意に込み上げた咳が、ギラーの瞑想を中断した。
 咳には血が混ざっている。残された時間がそう長くはないことを、彼は悟っていた。




235226@携帯:04/12/17 19:53:21 ID:+PNhKUSR
連投くらいますたorz
残りは明日にでも。
それと3の終わりの変な改行は脳内削除ぷりーず(汗
ていうか明日も仕事だorz
236名無しさん@ピンキー:04/12/17 21:32:48 ID:HTBCLaLt
続きは明日って・・・蛇の生殺しですか兄さん!?or2
237名無しさん@ピンキー:04/12/17 21:42:31 ID:gyofQi9Z
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ギラー!ギラー!
  ⊂彡
238みすらん:04/12/17 22:25:25 ID:92xP3fvr
ギラー(・∀・)カコイイ!
私もモンクするか…先にサポ取らなアカンな orz~
239名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:41:27 ID:EOTIG47L
面白いわ〜、続きが読みたくなる文章ですね。
240名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:45:29 ID:diYTiLeg
凄いな、これは
241名無しさん@ピンキー:04/12/17 23:55:36 ID:0Sua0s67
馬鹿野郎!面白さじゃない!エロがたりねえんだよ!

まともな小説書きたきゃ実況のいけよ、な?

エロとそれ以外の描写比率は 8エロ:2それ以外

これが基本じゃよ!
242名無しさん@ピンキー:04/12/18 00:39:43 ID:zks77jWZ
>241
基本は基本であって絶対ではないよな馬鹿?
馬鹿は馬鹿らしく黙ってジョニー待ってろ。
243みすらん:04/12/18 00:59:30 ID:h/V50LFO
>>241
神あってのスレです。モンク言うなら自分で書くにゃー。ヽ(=´ω`=)ノ
なので気にせず投下お願いします_(._.)_
244名無しさん@ピンキー:04/12/18 01:01:01 ID:CpD9gP8X
>>241
お前の趣味は理解した。が、この小説はすごくいいと思う。
精神的なエロもまたいいじゃまいか。
245名無しさん@ピンキー:04/12/18 03:19:31 ID:0+Rdvp7z
まぁ、このあとエロになるんだろ。
エロがなければ板違い。

>>243
無駄なコテハンウザいんですがミスランベルトの隊長の続きはまだですか?
246名無しさん@ピンキー:04/12/18 03:24:08 ID:srohFkUR
>>227
マジ続きキボンヌ
247名無しさん@ピンキー:04/12/18 06:19:24 ID:/g8gbb+h
バスにエロサンタが配置されたことだしクリスマス関連キボン

サンタに扮した女が男の家に侵入。
男を満足させた後にスリプルで眠らせ金目のものを盗み出すはずだった。
しかし、男は内藤。泥棒がバレ脅されてヤリまくり。

男と女が逆でもおk。・・・妄想しすぎた逝ってくる。。。神待ってます。
248名無しさん@ピンキー:04/12/18 09:51:27 ID:srohFkUR
>>247
それンブ・ラッテたん
249名無しさん@ピンキー:04/12/18 14:01:03 ID:vB2O1JeH
warota
250226:04/12/18 17:18:12 ID:ZhpPlOYn
た〜だ〜い〜ま〜

なんか予想外の反響にガクブルッてる226です。
後半ツマンネーヨと仰る方がいましたら平にご容赦を。
おまけになんかちょっと論議のタネにもなっちゃったみたいで、二重三重にスンマソンorz
でも実況だと今度は逆に、ちょっとだけでもエロシーン必須の作品は投下できない罠。

エロ度当初の1.5倍くらいに増量したんで許して下さい。
それでもあんまエロくないよママン…

では行くです。
251隻脚のギラー9:04/12/18 17:19:08 ID:ZhpPlOYn
「あーあ、どーして一本も取れないのかなァ……」
 その日、リアがギラーの膝の上で気絶から目覚めて、最初に口にしたのはこんなぼやきだった。
「いや、お前ハ随分ト腕を上ゲタぞ。なにせコの俺に膝ヲ付カせタのダカらな」
 確かにカウンターでギラーに痛打を与え、彼を跪かせたところまでは良かった。
 しかし累積する疲労とダメージはリアの方が多く、追撃を入れようとしたところで彼女は体をぐらつかせ
 とどめにギラーの草払いで落とされた。
 納得がいかないという表情で「むー」と口を尖らすリア。
「リアよ。お前ハ、いずれ必ず俺よりも強クなる。それまデ精進ヲ欠カさぬ事ダ」
 そう言っていつもの声でギギ…と笑うギラーに、リアは前から考えていた問いを口にした。
「もしあたしが一人前になってあんたに認められたら、あたしと一緒に世界を見に行ってくれる?」
「そうダな。お前ガ本当に一人前になれタなら、その時に考えテやろう」
 どこかありえない夢の話をするような相手の口調に、何となく引っかかるものを感じて
 リアは彼の羽をむんずと引っ張る。
「ガガ……やめんカ、馬鹿者」
「ホントよ。絶対約束だからね!?」
 見上げるリアの顔は、親に置き去りにされかけている子供のようにも、ギラーには見える。
「……ああ、そうダな」
「ホントのホントのホントにほんとだよ……?」
 語尾が舌足らずに途絶え、気が付けばリアは彼の膝を枕に寝息を立てていた。
 余程疲れていたのだろうと、ギラーはしばらく彼女をそのまま寝かせておくことにした。
 くしゃり、と黒い羽に覆われた手が、柔らかいリアの髪を撫でる。
「ああ」
 聞く者のないまま、彼は今一度そう呟いた。
 日差しは柔らかさを増し、吹く風には秋の匂いが混ざり始めていた。




252隻脚のギラー10:04/12/18 17:19:46 ID:ZhpPlOYn
 やがて秋が訪れ、冒険者としても実力を付けはじめたリアは
 他の冒険者と組んで仕事をこなすことも増えてきた。
 一日一回はギラーの元を訪れ、その日の出来事やパーティの事を嬉しそうに話すリアを
 最近では塒に篭りっぱなしのギラーが、目を細めて見る。
「お前ハ強クなっタな」
 喜びの中に一抹の寂しさを含ませて言うギラーは、その身を覆う羽の上からも隠しようのないほど
 日に日に痩せ細っていく。
 時々彼から彼自身の吐いた血の匂いがする事に、リアは気がついていた。
 薬の効く病ではないとギラーは言った。リアの持ち込む食べ物も、あまり口にしなくなっている。
 獣人でも診てくれる闇医者を探すというリアの申し出も、彼はやんわりと断った。
「異教徒にハわカらんカも知れんガ、老いれば死ぬ、病めば死ぬ、それハ摂理ダ。
 無理に永らえるコとガ良いわけデハない」
「そんなの、わかんないよ……」
 聞き分けのない子供めいたリアの台詞に、ギラーはギギ…と困ったように笑う。
「お前に教えられるのもあト僅カダ。俺の道楽に付キ合っテクれテ感謝する」
「……やだ!!」
 リアは思わず叫び、ギラーにしがみついた。黒い羽に顔を埋め、嫌々と首を振る。
「やだ……やだよ。ずっと一緒にいてよ。あたしまだあんたに教わってないこといっぱいある」
「リアよ。お前ハ、アルタナの子ダ。いずれ世界ヲ見に旅立ツ者ダ。別れハ遠カらず来る。駄々ヲこねるな」
 言いながら、幼子をあやすようにその翼でリアの髪を撫でる。
 ギラーの体からは、やはり血の匂いがした。




253隻脚のギラー11:04/12/18 17:20:36 ID:ZhpPlOYn
 そして晩秋のある日、ギラーはリアに別れを告げた。
「死にに、行くのね……?」
「ああ」
 リアは腹の底から沸き上がる得体の知れない何かを堪え、拳を震わせて立ち尽くす。
「最後に、お前ヲ弟子にデキテ良カっタ。
 叶うなら俺の持ツ全テヲお前に伝えテ逝キたかったガ、未練ダな」
 リアに背を向けたまま普段どおりの口調で言う。ギギ…という擦れたような声も、出会った時のままだ。
「一ツ頼んデ置コう」
「なに?」
「お前の旅立ツ世界のドコカで、時々コの足欠ケのヤグードヲ思い出しテくれ。
 俺ハココで果テるガ、そうすれば俺の教えタ全テハお前ト共に世界ヲ歩クことガできる」
 ポタリ、とリアの俯いた頬から乾いた大地に一つ雫が落ちる。
「……断る!」
 震える声で彼女は答えた。
「あんたまだ、あたしとの約束を守ってない。一緒に世界を見に行くって……」
「しカし、それハ……」
「言い訳なんて聞かない。どうしても行くっていうのなら……」
 ぐっと、握った拳に力を込めて言う。
「あたしの中にあんたの全部を刻み付けてから行け!!」
254隻脚のギラー12:04/12/18 17:21:20 ID:ZhpPlOYn
 悲痛な声に応える術もなく、ギラーが「すまんな」と返す。
「今の俺ハ衰えすギタ。お前に応えテやるダケの力ハない」
 だがそんなギラーの言葉も、彼女の意思を翻すことはできなかった。
 次いだ彼女の台詞は、ギラーをいつになく驚かせた。
「戦うことはできなくても、あたしを女にすることくらいはできるでしょ?」
「!?」
 思わず振り返った彼を、リアは真っ直ぐに見据えている。
「……正気カ?」
 反射的に口にした問いは彼の本心ではなかったが
「正気だよ、当たり前でしょ。わかんないのこの朴念仁!? あたしは……ずっと……ッ!!」
 怒ったようなリアの声は、その先を告げず涙となって零れた。
「どんな形でもいい。あたしがこの先、冒険者として生きていくために、あんたの事を忘れないために……」
 しゃくりあげながら、彼女は必死で言葉を綴る。
「あたしはあんたを、自分の中に刻み込んでいく!」
 バサ…と痩せた手がリアの肩に置かれる。不器用に引き寄せる腕に彼女は従った。
「コの馬鹿者ガ……」
「お互い様だよ」
 ぽふ、とリアが黒い羽に顔を埋める。ギラーは長い沈黙の後
「承知しタ」
 と短くそれだけを口にした。




255隻脚のギラー13:04/12/18 17:22:21 ID:ZhpPlOYn
 塒に戻ると、リアは病身のギラーを寝藁に横たえて、彼に覆い被さった。
 唇を相手の嘴に触れさせて舌を差し出すと、軽く啄ばまれる。
 甘い痛みに顔を引こうとすると、恐る恐る伸ばされた相手の舌に絡めとられた。
 なんだかぎこちないな、と苦笑しながら顔を離すと、ギラーも同じ感想なのか困ったように喉声で笑った。
「先に断っテおクガ、俺ハ今まデ同族の女も知らずに来タ男ダ。何カ不備ガあっテも許せよ」
「あんたも、初めてなの?」
 不承不承頷くギラーに彼女は小さく「なんか、うれしいな」と呟く。
「大丈夫、知識だけならあたしの方があるはずだから……たぶん」
 甚だ心許ない保証だったが、そう言い置くとリアは一旦体を離し、自分の着衣に手をかけた。
「そういえば、その新しい胴着ハ前に自慢しテいタな。誉めテやるのヲ忘れテいタガ」
「いいって、別に。それより目つぶるかあっち向いてくれない?」
「ああ、済まん。見トれテいタ」
「ばっ……真顔でそういう事言うの禁止!!」
 があー! と真っ赤になって逆毛を立てるリアに、ギラーは「ふむ。難しいものダな」と真顔で思案する。
 暫らくして「いいよ」という声に目を開いたギラーは、着衣を脱ぎ落とした相手の姿にしばし瞠目した。
「そんな、ジロジロ見ないでよ。あんまり胸ないし、筋肉ついちゃってるし、生傷だらけだし……」
「いや」
 胸と腰を腕で隠し所在なげに佇むリアに、彼は眩しげに目を細める。
「異教徒の女ヲ美しいト思っタのハ、お前ガ初めテダ」
 忌憚無い台詞にリアはますます縮こまる。ふと肌寒さを感じて身震いした彼女は
 次の瞬間ギラーの羽交いにくるみ込まれていた。
256隻脚のギラー14:04/12/18 17:23:39 ID:ZhpPlOYn
「お前ハ暖カいな、リア」
「うん。あんたも……」
 言って、もう一度口付けを交わす。
 先ほどよりもスムーズに行われた行為は、次第に互いを貪るようなものになる。
 夢中で吸い、絡めとったギラーの舌は、微かに血の味がした。
 胸の奥に生じる痛みに、リアは黙って耐えた。
 ふと、下腹部の辺りに感じた熱にリアが手を伸ばすと、相手はびくりと体を強張らせた。
「え、あ……ギラー、これ……?」
 見れば羽毛の合間から、普段は体の内に納められているギラーの雄が顔を覗かせている。
「こ……これって、感じてくれてるって事よね?」
「そうダ」
 細長く先端の尖ったそれは、リアがおぼろげな知識から想像していたもののどれとも似ていない。
 体をずらしておっかなびっくり触れると、ひどく熱く、脈を打つ感触が彼女の指に返ってくる。
「これが、ギラーの……」
 リアはなけなしの知識を総動員して、その先端に唇を触れさせた。
「んっ……」
 おずおずとざらつく舌を這わせる都度、微かな呻きと同時に相手の身体が震える。
 くしゃっと彼女の髪を撫でつける痩せた手は、ひどく暖かかった。
 その羽が柔らかくリアの背中を掠めるたびに、彼女の体に甘い痺れが走る。
「っふ……ギラー、それ、もっとして……」
「ああ」
 リアは背筋をギラーの翼に愛撫されながら、無意識に自身の秘部に指を伸ばしていた。
「ひゃぁうっ!」
 触れたそこは彼女自身にも信じられない位に濡れ、指先でなぞるだけで
 叫びだしたくなるほど感じやすくなっている。
 そこから先は夢中だった。
 生娘の身で男の、それも獣人の性器をしゃぶりながら自身を慰める。
 己の行為の淫らさを自覚しながら、彼女はそれを止めることができなかった。
257隻脚のギラー15:04/12/18 17:24:40 ID:ZhpPlOYn
「クッ! リア……」
 彼女を正気に返したのは、切羽詰ったギラーの声だった。
「!? ギラー、大丈夫!?」
 冷水を浴びせ掛けられたかの如く青ざめたリアに、彼は「いや」と苦笑交じりに答える。
「慣れテいないのデな、コれ以上ハ俺ガ保タんだけダ」
「え……? あ、うぅ……」
 今度は真っ赤になり羞恥に身を縮めるリアをいとおしげに見遣って、ギラーが
「そろそろ、抱いテも構わんカ?」
 と問う。
 もう一度、自分の唾液にまみれたギラーのものに目を落とすとリアは
「……うん」
 頷いた。
 自身の中心部にギラーを押し当て、ゆっくりと腰を降ろす。
「ギラー、教えて。あんたを、全部……」
258隻脚のギラー16:04/12/18 17:25:19 ID:ZhpPlOYn
 次の瞬間、彼はリアの体をきつく抱き締めていた。
 己のそれで彼女を串刺すように、濡れそぼった躰の奥にある僅かな抵抗を突き破る。
「ひっ……ぎっ!!」
 喉奥で悲鳴をこらえ、リアは痛苦に震える体でギラーにしがみついていた。
「か……は……」
 痛みすら感じるほどのキツイ肉の締め付けに呻きながら
 ギラーは息も絶え絶えに喘ぐリアの背を繰り返し撫でつける。
「ふ……あ、ギラー……?」
「リア、耐エろよ」
 幾許か呼吸の落ち着いたリアに一言告げると、リアがこくりと小さく頷く。
 答えを待って、ギラーは羽交いに拘束したリアの体に、腰を打ちつけ始めた。
「くっ! ひは……ひあぅっ!!」
 抽送のたび、苦鳴とも嬌声ともつかぬ声がリアの喉を突き上げる。
 リアの内部は、構造の違う異種族とは思えないほどきつくギラーに絡みつき
 必死に彼を抱き締め続ける。
 胸板に柔らかく当たるヤグードにはない器官に指を伸ばし、掌で包み込むと
 鼻にかかったような声がリアの唇にのぼった。
 潰さないように注意しながら力を込め、紅く立ち上がった先端部を爪で弾くと
 彼を呼ぶリアの声に、甘い響きが混じってくる。
259隻脚のギラー17:04/12/18 17:26:23 ID:ZhpPlOYn
「あっ! ふぁ……ギラー……ギラーっ!」
 未知の感覚にポロポロと涙を零しながら、繰り返し彼の名を呼ばわるミスラの娘に
 ギラーは胸底を締め付けられるような思いを知った。
 彼女を拘束する指に力が篭もり、小麦色の肌に爪を食い込ませる。
 腕の中でのけぞる細い背中を、逃すまいとギラーは強くかき抱いた。
「ギラー! あ、もぅ……あたし、もう……あああッ!!」
 不意にリアの上げる声が、細く悲鳴じみたものになった。
 ざわざわとまとわりつく内部の感触に、ギラーにも射精感が込み上げてくる。
「リア。今、俺ヲ全部クれテやる」
 告げると、ギラーは低く呻いてその精をリアの内奥に放った。
 胎内に流し込まれる熱に体を震わせながら、リアが微かに微笑む。
 彼女が眠りに落ちるまで、ギラーがその身体を離すことはなかった。





 翌朝、肌寒さにリアが目覚めた時、思ったとおり塒の中にギラーの姿はなかった。
 枕もとには、形見のように風切り羽が三枚置かれていた。
「……ばかやろー」
 黒い羽を抱き締めて、リアは少しだけ泣いた。
 枯れた草原に、冬の到来を告げる粉雪が舞い降りてきた。




260隻脚のギラー18:04/12/18 17:27:36 ID:ZhpPlOYn
 年が明けて次の春が訪れた。
 宿主のいない塒の前に、リアは小さな墓標を立てた。
「今日ウインダスを出る事にするよ。
 こうやっていつまでも燻ってるのも、あたしの性じゃないしね」
 そう言って、何かを吹っ切るように笑う。
 西サルタバルタの海岸で、片足のないヤグードの死体が見つかったという噂を聞いたときも
 不思議と取り乱すことも涙を流すこともなかったリアだった。
 別れは…いやもっと大事は約束は、とうの昔に済ませてあった。
「そろそろ、ずっと夢だった世界ってやつを見に行ってやるんだ」
 そう言って、胴着の胸元に手を当てた。
 形見の羽のうち、二枚は墓標の下に、一枚はそこに。
「だから、あんたも連れてってあげる。
 あんたのくれたもの全部、この身体の中にあるから」
 言って、主のいない墓標に背を向ける。
「さあ、行こうギラー!」
 そう胸の内に告げると。彼女は振り向かずに走り出した。
 日差しは再び暖かさを取り戻し、新しい芽が草原に芽吹き始めていた。


おわり
261226:04/12/18 17:31:12 ID:ZhpPlOYn
んでは長々と失礼しました。名無しに戻ります。
中途感想下さった皆様、本当にサンクスです。
途中、sage忘れスマソ…

では吊ってきます ∧‖∧
262名無しさん@ピンキー:04/12/18 17:40:06 ID:gI+W8RVG
カコ(・∀・)イイ!!
263名無しさん@ピンキー:04/12/18 18:11:03 ID:dLB+WSo9
うひょほイイ
264名無しさん@ピンキー:04/12/18 18:38:51 ID:1koYrugJ
こういうのいいね!
次はハッピーエンドのお話を期待してます。
オーク×エル♀とかで(゚∀゚)
265名無しさん@ピンキー:04/12/18 18:41:05 ID:On0osN7j
オークのはっぴーえんど・・・難しそうだ


ゴブたんもかわぃぃょ ヒュム娘×ゴブたんきぼん
266名無しさん@ピンキー:04/12/18 19:47:18 ID:5hIfBnQn
ゴブ娘とエル男の話がいいい!!
267名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:39:06 ID:HHYuO8ib
・゚・(ノД`)・゚・ちくしょぉおおおおおやっぱ死ぬのかぁああああああ



ナイトゴブとミスラみたいな、ほのぼの話がやっぱみてぇよぉおおおおおおおおお
268名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:43:14 ID:jzQx9QYL
おまえら!希望より先に言う事があるでしょうが!

>>226氏GJ!
ギラー最高。もうヤグード狩れないヨ。
269名無しさん@ピンキー:04/12/18 21:48:20 ID:3TI8pKhF
。・゚・(ノД`)・゚・。 誰かYagudo High Priestを連れてきておくれ
270名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:32:29 ID:fkjH+DlP
とりあえずもう一回行っとくか。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ギラー!ギラー!
  ⊂彡
271名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:34:00 ID:/9nmcFv3
ぬおおおおぉ!ひたすらGJゥ!!!
272みすらん:04/12/19 03:51:57 ID:++1yFiwm
…GJ!マジに泣いちまった!!
アンタ最高や!!!
273名無しさん@ピンキー:04/12/19 13:24:28 ID:uZ6GODbf
ギラーカコイイ!獣人物もいいな!

>>272
こんなときに言うのもなんだが、コテハンもいいけどメール欄にsageと書いてカキコんでくれると、
余計な摩擦が減ると思うyp!
あがると変なのが来易いし、ちょっとだけ心に留めといてくれると有難い(゚∀゚)
274みすらん:04/12/19 15:50:41 ID:++1yFiwm
>>273
すまそ、以後気を付けまorz

あ〜…コテハンっつーか、あーゆうのは投下してくれてる人に失礼だと思ったんだわ。
そんだけなんすけど言い方がガキ過ぎたな、こっちも以後気を付けまー(´・ω・`)ノ
275名無しさん@ピンキー:04/12/19 20:51:25 ID:Oz7fQlk6
DSミスラとまんこしたい
276名無しさん@ピンキー:04/12/19 21:13:25 ID:wV/9eaeD
ナニがないので指や舌でミスラをネチコク責めるガルカ。
ガルカとの間に子供が欲しいミスラ。

「ダーリン!アタシたちの子よ!」
「ぱぱー」(グンパ)>ガルカ
「もといたところに返してきなさい」
「ぱぱー」(グンパ)>ガルカ
「だーりーん」
「ママー」(グンパ)>ガルカ
「!?」
「ねんねこにゃー」
「お前ら【かえれ】」

以上脳内から自爆子がお伝えしました。風邪引いて何も考えられん。
277名無しさん@ピンキー:04/12/19 21:14:10 ID:p193Ogal
>>274
この人ずっとage荒らしだと思ってたyo・・・
278名無しさん@ピンキー:04/12/19 21:38:52 ID:MBBX1Jhh
今までスルーしてたけど話に上がってきたので言いたい。
ぶっちゃけ最初の発言からうざかった>みすらん
279名無しさん@ピンキー:04/12/19 22:40:07 ID:gfWg+2Fg
ガルカにソーセージはあるよ
280名無しさん@ピンキー:04/12/19 23:33:55 ID:hJqsgEo7
>>278
今回もスルーしろよ。荒れる要因だろが。
281名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:06:56 ID:MIXpuvdM
飛空艇がカザム上空に差し掛かった所で射精したい。
ちょうど下にいるミスラにかかって欲しい。
そのミスラは「何にゃ?これ・・・」と言いながらついつい舐めて欲しい。
カザムに着いたらそのミスラが俺のフェロモンを敏感に感じ取ってイヤラシク
俺を誘惑してきて欲しい。その後カザムに立ち寄る度に寝る仲になりたい。
そんなある日ミスラに「ねぇ、子供が出来たの。結婚して!」と迫られたい。
俺はビビりつつもOKを出したい。カザムの桟橋でささやかな結婚式を挙げたい。
結婚してカザムに定住したい。隣人のエロいミスラ達に誘惑されながらも
堅実によめすらを愛し続けたい。しかしついつい隣のエロミスラと寝てしまいたい。
よめすらにばれて修羅場になりたい。よめすらが家を出て行き外で泣きはらしてる
俺に娘ミスラが寄ってきて「パパって最低!不潔!」と罵声を浴びせて去って欲しい。
全てを失った俺はソロでジラート人達をけちらしに行きたい。しかし返り討ちに遭いたい。
その後俺の姿を見た者は誰もいなくなって欲しい。
数年後、俺の墓の前でそっと涙を拭うミスラ親子がいて欲しい。
その頃俺はLost Soulになってミスラ達を陵辱していたい。


とりあえずカザムに行きたい。
282名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:07:43 ID:MIXpuvdM
ウィンダスにサンドリアからの派遣社員として入国したい。

見知らぬ土地で右も左も分からない俺に、地元の案内役としてミスラたんを紹介されたい。
初めのうちは他国の人間と言う事で、なかなか打ち解け無いミスラたんに、一喜一憂したい。
でも、街の外で偶然、やぐに襲われる子ミスラたんを助けた事が知れ、一気に親密な仲になりたい。
そして付き合い始めたものの、ある日俺は祖国に帰らなくてはならない日が来てしまう。
そこで俺は「一緒にサンドリアに来て欲しい」と頼みたい。
でも彼女は「族長に仕える身としてウィンダスを離れる訳にはいかない」と悲しげな表情で言われる。
でも俺は周囲の反対を振り切り、ミスラたんの手を取って逃げたい。

サンドリアからもウィンダスからも追われながら愛の逃避行をしたい。
ロランベリー高地あたりにひっそりとした愛の巣を建てたい。
大きな白いHell Houndが庭を駆け回り、2人だけの結婚式を挙げたい。
子供が出来、このまま幸せな生活が続くと思った矢先、サンドリアからの追っ手が辿り着いてしまう。
無理矢理この家庭を引き裂こうとする追っ手に、俺は真っ向から立ち向かいたい。
だが多勢に無勢、その場で俺は切り捨てられてしまう。
泣きながら俺の名を呼ぶ妻と、その腕に抱えられた幼子を、薄れ行く視界の中、


そんなことよりみすらとまんこしたい
283名無しさん@ピンキー:04/12/20 06:47:08 ID:qqE1HQRu
吹いた
284名無しさん@ピンキー:04/12/20 07:33:27 ID:08jwxERD
>>281
>>282
GJ!!
285名無しさん@ピンキー:04/12/20 17:32:49 ID:FuwN0mFz
>大きな白いHell Hound
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
286名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:22:29 ID:ZDWGgqA2
レス見ただけでしこんなよ
287名無しさん@ピンキー:04/12/21 14:01:07 ID:iw+X5Dps
大きな白いHell Hound・・・
生皮剥がれた犬みたいでなんかいやだ。
288名無しさん@ピンキー:04/12/22 10:03:01 ID:2ihas7Gz
Gii Giraa the Disablement
289名無しさん@ピンキー:04/12/22 11:34:52 ID:XuWnWwoS
Mou dou ni mo tomaranai
290名無しさん@ピンキー:04/12/23 01:57:42 ID:WA0jHyty
最近モウドウニモトマラナイ ってやたら見るんだがナンなんだ?
流行ってるのか?
291名無しさん@ピンキー:04/12/23 02:10:25 ID:a+heEB5g
山本リンダ…?
292名無しさん@ピンキー:04/12/23 03:28:42 ID:951xvpDx
レジェンズとかいうアニメのED曲がソレの英語版らしい

以下紹介文
この物語は突然現れた「生物」がまだ幼い小学生の子供たちの穴を出入りするというのが基本的なストーリーである
さらに、嫌がる子供を無理やり抱いたり精力を吸い取ったりする「生物」も出てくる
3匹でやっている「生物」に見かねた学校の美人先生はぺろぺろ舐めながら「生物」にもう止めるようにお願いするも
何日も穴に入らなかった生物は絶えられず再び穴に入り、パワーアップしてプレイする回もあった
日曜の朝9時代だというのに束縛プレイや触手プレイ、SMコスチューム
35話目での拘束プレイの回数は25を越える
子供を守るためにボンテージに身を包み伝説の怪物を操る女教師も活躍する
メインは♂♂♀の3Pと♂♂♂の3P
ギャグ調ではあるがシリアスになると暴力描写が堪えない
293名無しさん@ピンキー:04/12/23 20:33:09 ID:yWtTVxiZ
どんなアニメだ・・・
294名無しさん@ピンキー:04/12/23 21:51:58 ID:yWtTVxiZ
フェンリル(犬チン仕様)×エル♀きぼんしてみる
フェンリルを召還し続けるために貫かれながらもハイエーテル等を飲みまくったりと

いや、いっそ樽♀が召還して物陰から盗撮してそれを売るってのも・・・
295名無しさん@ピンキー:04/12/23 22:45:48 ID:hnB/xJ8R
まぁスレ違いだが、獣姦はめっさ気持ちいい(らしい)
特に犬のチンチンは、射精のとき根元(なのかよくわからんけど)が巨大化するので、
その位置が人のGスポッツとだいたい同じらすいから、射精の間ずーーーっとGスポッツ攻められてる事になるんだって。

なんか本に詳しく書いてあったけど、内容がスゴ過ぎてあんま覚えて無いのぅ・・
296名無しさん@ピンキー:04/12/24 08:15:40 ID:z/5uuGpr
根元のコブだな

コブまで入れたら20分くらい射精し続けるらしいぜ
297名無しさん@ピンキー:04/12/24 09:47:23 ID:teMbeF0J
メリークリスマス
298名無しさん@ピンキー:04/12/24 13:34:16 ID:gpep+GDI
ゴブ沢さーん、クリスマスで浮かれるバカップルのレポートお願いしまーす
299名無しさん@ピンキー:04/12/26 00:46:53 ID:MzMl+c91
クリスティーナタンネタ来ないかな…。
300名無しさん@ピンキー:04/12/26 01:13:20 ID:3vc92txd
某所にそのSSうpしてあるぞ。
301名無しさん@ピンキー:04/12/26 19:59:59 ID:MIxaTAna
>>300
詳細キボン!!!!!!!!!!!
302名無しさん@ピンキー:04/12/26 22:39:39 ID:1f8h2vMN
くだものねこを英語にして検索してみれば〜?
303名無しさん@ピンキー:04/12/26 23:10:29 ID:LDKJd8kL
「ねこ」って読むとスグに「ミスラ」に変換読みしてしまう俺は無理だなw
それと「一輪車」があたまに浮かぶ。
304名無しさん@ピンキー:04/12/27 00:39:44 ID:dWxL1cbT
だれよりもはやいあけましておめでとう。
305名無しさん@ピンキー:04/12/27 04:40:14 ID:eZhdCnEQ
設定資料集の臼姫とエル♀赤と猫狩がエロカワイイ件について。
306名無しさん@ピンキー:04/12/27 11:09:40 ID:kxzyivvw
ごめんなさぁぃ・・・ゴブ沢の中の人がこの間からの風邪でまだヒーヒー言ってるから。
もうちょとまってくださいね(>ω・)

307名無しさん@ピンキー:04/12/27 11:26:13 ID:nbngSGAB
>>306
そうか急かしてすまんかったゴブ沢。
とりあえず「除夜の鐘聞きながらルルデでヤりおさめバカップルレポ」
とか期待してるからゴブリン風キノコ鍋でも食って養生してくれ。
308名無しさん@ピンキー:04/12/27 21:04:38 ID:hXSfza47
ワームベルトネタで誰かが書いてくれるコトを祈ってage
309名無しさん@ピンキー:04/12/28 00:08:25 ID:e2a3eF5b
ここ見てるひとで現役プレイヤーの人って居る?
プロマシア後でのネタで通じるかどうか…とか不安に思ったので。
310名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:01:39 ID:F9amUgoh
311名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:05:53 ID:aV0VPdnJ
312名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:07:48 ID:JYH2AWw+
313名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:11:57 ID:q3h+PAy8
ノシ
314名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:15:10 ID:Iqev4z+F
ここにもおるでよノシ
315名無しさん@ピンキー:04/12/28 01:52:14 ID:ahS3MJQF
うぃ ノシ
316名無しさん@ピンキー:04/12/28 02:42:15 ID:/YhenTMn
317名無しさん@ピンキー:04/12/28 03:01:53 ID:isW6ObCF
ノシ
318名無しさん@ピンキー:04/12/28 03:17:56 ID:Nlo8jMcv
ノ 俺も俺も!
319名無しさん@ピンキー:04/12/28 04:18:04 ID:/flrQ3Zi
ノシノシうぜーーーーーーー!!!!
ノシ
320名無しさん@ピンキー:04/12/28 06:56:19 ID:S58+cyxR
11月に辞めたからわからなくはない
321名無しさん@ピンキー:04/12/28 09:39:42 ID:DIrz33bK
いつも人いねーのに、こんなときだけ皆反応しやがってwwwwww


322名無しさん@ピンキー:04/12/28 13:05:20 ID:EHGhEXj4
(≧▽≦)ノシ
323名無しさん@ピンキー:04/12/28 17:01:50 ID:nb5PUa1T
お前ら必死だなwwwwww
ノシ
324名無しさん@ピンキー:04/12/28 18:24:22 ID:0q71C9zk
>>309
辞めた人でここ見てる人って、プロマシア後ってのが多そうだから直後のネタなら大丈夫そう
11月に辞めたが白サブリガくらいのことなら知ってる
325名無しさん@ピンキー:04/12/28 20:50:08 ID:tPn5CLQs
>>324
藻前は半年前にやめていても白サブリガのことは知っていたと思うw




ここにいるのはオレ含めそんなのばっかだwwwwwwww
326名無しさん@ピンキー:04/12/28 23:46:56 ID:lktmlp5h
クリスマスに引退してきますた。(`・ω・´)
なんていうか、やっと抜けれた・・・って感じ( ´・ω・`)・・・


327名無しさん@ピンキー:04/12/29 01:29:25 ID:nb0ZcFOK
>>326
お前のみすらたん泣いてるよ?
328名無しさん@ピンキー:04/12/29 05:04:04 ID:7N/l9lW7
>>327
言うな馬鹿


。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン イトシノミスラタン・・・・
329名無しさん@ピンキー:04/12/29 08:08:05 ID:G8EYHaca
俺もいい加減そろそろ止めたいんだが、
LSメンがいい人過ぎるのと、他のゲームにはミスラたんがいないのとで躊躇してしまう。

自キャラにミスラを選んでしまったのが運の尽きだぜ…
330名無しさん@ピンキー:04/12/31 02:00:23 ID:Cj7Xxs6x
ほす
331名無しさん@ピンキー:05/01/01 02:16:37 ID:RyMGM4Ur
あけおめ
332 【豚】 【503円】 :05/01/01 07:45:17 ID:lIxSiuPG
!omikuji !dama
333 【大吉】 丼 【1495円】 :05/01/01 12:33:33 ID:9CkexbKk
あこm
334名無しさん@ピンキー:05/01/01 13:45:47 ID:E08Ptv+r
だれか新年記念で作品うpしてくれ〜〜〜〜〜
335前スレの124:05/01/02 02:01:12 ID:NxJZar4U
('A`) <前スレの124です・・・

('A`) <久しぶりに書いてみたとです・・・

('A`) <でも、エロ要素(ちょっとだけの性的描写)ほとんど無かとです・・・

('A`) <おまけに何となく>>221さんと似てるとです・・・

('A`) <オークとヒュム♀のお話です・・・

('A`) <投下してもよかとですか・・・?
336名無しさん@ピンキー:05/01/02 02:11:18 ID:Cbld9bsS
('A`) <神待ち読者です

('A`) <前スレの124て誰やねん・・・

('A`) <と思って過去ログみたとです・・・

(゚∀゚) <うおおおおおおおおおお!あの神か!

(*´д`*) <火急的速やかに作品を投下してくださいおながいしますおながいしまs

('A`) <神待ち読者です
337名無しさん@ピンキー:05/01/02 02:57:06 ID:ezzOxgi5
ちぅか、うpする人は「してもいい?」とか焦らすな。

んなこと聞かんでいいから、素早く出してくれ
338前スレの124:05/01/02 11:28:48 ID:NxJZar4U
('A`) <前スレの124です・・・

('A`) <書き込みの後、寝てしまったとです・・・

('A`) <今から投下していくとです・・・
339裏切りのジャッグダット-1:05/01/02 11:29:20 ID:NxJZar4U

「はぁ…!はぁ…!」

ダボイの村を走り抜ける影があった。
一心不乱にただ前へ前へと走る。

「は、早く…!出口に…!」

影の正体は一人の赤魔道士の少女の姿だった。
少女はダボイの奥から逃げてきたのである。
すでに防具の服はボロボロになり、所々素肌も見えていた。
白く綺麗な素肌もオークにやられたのだろうか、怪我をしている箇所もあった。

「グォオオオオァァァ!」

後ろからオーク達の声が聞こえる。
図体がでかいオークといっても人間よりも遅いというわけではない。
少女は必死に走った。
しかし、その必死が仇になり少女は入り口がどこか解らなくなってしまっていた。

340裏切りのジャッグダット-2:05/01/02 11:30:06 ID:NxJZar4U

「出口はどこ…!?」

もうすでに出口がどこかはどうでもよくなってきた。
テレポを使おうにも魔力が足らず唱えられなかった。
今はオーク達から隠れられる場所があればいいと。

「まで!アルダナの子!」

後ろからオーク独特の発音が混じったアルタナ語が聞こえてくる。
1匹のオークが少女の後ろの近くまで来た。
オークが手を伸ばそうとした時、少女が急に振り返った。

「フラッシュ!」

少女が残り少ない魔力で魔法を唱えるとオークの眼前が光に覆われた。
あまりの眩しさにオークは少女を見失ってしまった。

「グァアアッ!?どごだ!?」

目くらましとはいえ光に弱いオークの目にはかなりきつい物だったらしい。
しばらくその場で腕をぶんぶんと振り回していた。
341裏切りのジャッグダット-3:05/01/02 11:30:42 ID:NxJZar4U

「今のうちに…!」

少女は近くにあった隠れ場所を見つけて、そこに身を潜めた。
しばらくしてフラッシュをしたオークとは別のオークが数匹来た。

「アルダナの子はどごいっだ?」

オークはしばらくその辺りを詮索し始めた。
数分経った所で一匹のオークが鼻をヒクヒクし始めた。
少女はその行動を見てハッと気がついた。
しかし、もう遅かった。

「ぞこだぁ!」

鼻をひくつかせていたオークの指が少女のいる場所を指した。
オーク達はその声を聞くといっせいに少女のいる所に駆け出した。
少女が隠れている所に次々とオークの手が伸びた。

342裏切りのジャッグダット-4:05/01/02 11:31:22 ID:NxJZar4U

「きゃぁあああぁ!」

ずるずると引きずり出される少女。
少女はオーク達に囲まれた中央へと放り出された。

「グゥフフフ…」

オーク達はにやにやと笑いながら少女を見つめた。
少女はそんなオーク達の視線にぶるぶると恐怖に体を震えさせるしかなかった。

「アルダナの子だ!人間のにぐだ!」

オークの一人が涎を垂らしながら叫んだ。
オーク達にとってはヒュームの肉も食料になるのだ。

「肉もぐいだいが、こいづメズだぞ」

もう一人、別のオークが言った。
その言葉に他のオーク達が再び少女の体をじろじろと見始めた。
その目は食料を見る目とは違った目だった。
343裏切りのジャッグダット-5:05/01/02 11:31:58 ID:NxJZar4U

「このま゛まぐっちまうのもいい゛が…」

オーク達は互いの顔を見回すと、それが合図だったかのように少女に襲い掛かった。
オーク達の手が少女の服にかかる。
そしてビリビリッと音を立てて服を破き始めた。
破かれた服の破片が空中へと空しく飛散った。

「や、やめてぇー!!」

少女の悲痛な叫びが木霊する。
オーク達が服を破き終わると少女は素肌をあらわにしていた。
肌が所々無理矢理掴まれたせいか赤く腫れていた。
恐怖で体がプルプルと震えた。
その度にやや大きめな乳房が小刻みに震えていた。

「な、何するつもりよ!?」

少女は体を隠そうとしたが腕をオークが掴んで押さえ込んでしまった。
その衝撃で先程よりも乳房が大きく震えた。
その光景にオーク達の目がより一層
344裏切りのジャッグダット-6:05/01/02 11:32:31 ID:NxJZar4U

「なに゛をずるっで?ぐふふ…、ぎまっでるだろ」

そう言うと一人のオークが腰布をごそごそと探り始めた。
しばらくすると何やら棒状の物がボロンと出た。
少女はそれが何か、すぐに理解した。
それはオークの生殖器だった。
ヒュームの男とは明らかに違う形をしていた。
少女はこれからオーク達が何をしようとしてるのか解った。

「…ぃゃ…」

少女は恐怖が限界まで達し、声が出なくなってしまった。
ただ、無言で首を横に振ることしかできなかった。
オークが少女の足を掴んだ。

「ぐへへ…、ざいじょはお゛れがいぐど」

足を掴まれた事によって少女の性器が丸見えだった。
オークは自分の生殖器を少女の性器へと狙いをつけた。
その時だった
345裏切りのジャッグダット-7:05/01/02 11:33:13 ID:NxJZar4U

シャァァァァ…

どこからか水音が響き始めた。
音の出所はすぐにわかった。
少女の性器からだ。

「ぐはははは!ごいづ、小便もらじたぞ!」

オークが大声で笑いながら言った。
恐怖で少女は失禁してしまったのだ。
だが、今は恥ずかしい等と考えれなかった。
ただ少しオークに犯される時を延ばせただけだった。

「小便ぐざいがどうぜ違う匂いになるだろ」

オークは再び少女の性器に狙いをつける。
段々と少女の性器とオークの生殖器との距離が縮まっていく。
そして、後数センチという所で少女は最後の絶叫を発した。

「いやぁぁあああああぁぁぁぁ!!」

346裏切りのジャッグダット-8:05/01/02 11:33:45 ID:NxJZar4U

絶叫はダボイの空に木霊した。
次の瞬間である。
今まさに少女を犯そうとしていたオークの動きが止まったのだ。
いや、正確には動かなくなったのだ。
そしてそのままどさりと地面に倒れこんだ。
少女はもちろん、オーク達も何が起こったのか理解できず硬直してしまった。
倒れたオークの首の後ろには1本の斧が打ちつけられていた。
それが鉄製の斧だったら冒険者だとわかっただろう。
しかし、オークの首にあるのは骨製の斧だった。
つまり、オークがオークを殺したのである。

「だ、だれだぁ!?」

オークの一人が気がついて大声を上げる。
オーク達は自分の周りを見回した。
次の瞬間、オーク達の集団から一つの影が飛び出した。
影は真っ直ぐに少女を押さえ込んでいるオークへと向かっていった。
その姿にその場にいた者は目を疑った。
その影は、オークだった
347裏切りのジャッグダット-9:05/01/02 11:34:42 ID:NxJZar4U
飛び出したオークは少女を押さえ込んでいるオークへと一直線に向かっていった。
押さえ込んでいたオークは何が起きているのか理解できず、ただ止まっていた。
飛び出していったオークが拳を振り上げる。
そして、拳を押さえ込んでいたオークの顔面に叩きつけた。
無防備だった状態で攻撃をくらったオークは吹き飛ばされた。
オークを吹き飛ばすとそのオークは近くにあった死体から自分の物なのだろう、斧を引き抜いた。

「ぎ、ぎざま!何をじている!?」

オークはその問いに答える代わりにそのオークの頭部に斧を振り下ろした。
少女は何が起きているのか理解できなかった。
だが、一番理解できていないのはオーク達だろう。
オークは少女の方に振り向くと何も言わずに少女を担いで走り始めた。

「な、何!?」

もう、少女は何がなんだか解らなくなっていた。
ただオークは黙って走った。
そして、オークが付いた先はダボイの出口だった。
オークはそこで少女を下ろした。
そして、初めて口を開いた。
348裏切りのジャッグダット-10:05/01/02 11:35:31 ID:NxJZar4U

「ごこを出だどころのがわにいげ」

「え?」

少女は一瞬オークが言ってる事が解らなかった。
オークは一枚の大きな獣の革と光る粉をを少女に渡した。
黒虎の革と恐らく冒険者から奪った物だろうプリズムパウダーだった。

「がわのぞばの岩がげにがくれでろ」

そう言った所で先ほどのオーク達が追ってきた。
オークは出口を遮るように構えると少女にもう一度言い放った。

「いげ!」

少女はその言葉を引き金に走り出した。
オークから貰った革を羽織って、プリズムパウダーを振りかけた。
少女の姿は消えた。
それを確認するとオークは近づいてくる大群に目を向けた。
そして、大きく雄たけびを上げた。

349裏切りのジャッグダット-11:05/01/02 11:36:18 ID:NxJZar4U

ジャグナー森林はすでに夜だった。
辺りには虫の声や夜行性の獣の声、梟の声も聞こえていた。
少女はさっきのオークに言われた様に川沿いの岩陰を探した。
すぐに丁度いい場所が見つかったので少女はそこに身を隠した。

どれくらい時間が経っただろうか。
少女は寝ないでただ息を潜めていた。
しばらくすると足音が聞こえてきた。
足音はまるで弱々しく、時折足を引きずる音も聞こえてきた。
少女は岩陰からそっと覗き込んだ。
そこには1匹のオークがいた。
体中に切り傷や無数の矢が突き刺さっていた。
少女はそれが追手では無く、さっきのオークだとすぐに確信した。

少女は岩陰から飛び出すとオークに駆け寄った。
すでにオークの息は弱々しく、もう長くない事を物語っていた。

「だ、大丈夫!?」

「ぢょっどぎづいがな…」
350裏切りのジャッグダット-12:05/01/02 11:36:50 ID:NxJZar4U

少女はさっきまで休んでいたので魔力が回復していた。
すぐさま回復呪文の詠唱を始めた。

「ケアル!」

少女の手から淡い光が放たれる。
しかし、オークの傷が回復する事は無かった。

「そんな!?何で!?」

少女は慌ててもう一度詠唱しようとした。
だが、オークがそれを止めた。

「お゛れはアルダナの子じゃないがらだ…」

ケアルは女神アルタナによって作り出された生命にしか効果が無いのだ。
男神プロマシアによって作り出された獣人には効くはずも無かった。

「何で私を助けてくれたの…?」

少女は涙を溢れさせながらオークに尋ねた
オークは息を切らしながら語り始める。
351裏切りのジャッグダット-13:05/01/02 11:37:32 ID:NxJZar4U

「むがし、おではアルダナの子にだすげられだ…」

オークは自分の荷物から布切れを取り出した。
それはすでに古ぼけていたが1本の包帯だった。
オークの血なのだろうか、所々黒ずんでいる。

「そのどぎに、そいづがらもらっだ…」

荷物から他の冒険者が着ていた服を少女に渡す。
オークは息を整えると続きを話し始めた。

「ぞいつは、おでのげが治すと、どごがにいっぢまっだ…」

少女は弱々しく震えるオークの手を握った。

「ごれは、ぞのおんがえじ…」

オークの呼吸は段々と弱まっていくのがはっきりと解った。
少女の握っている手の力が無意識で強くなっていた。
352裏切りのジャッグダット-14:05/01/02 11:38:13 ID:NxJZar4U

「あなた、名前は?」

少女がオークに尋ねる。

「おでの、名前…、ジャッグ…、ダット…」

「ジャックダット…」

「おま゛えので、あっだ、げぇ…、な…」

オークはニヤリと笑った。
次の瞬間オークの手がだらりと垂れ、二度と動く事は無かった。
少女は声にならない泣き声を上げた。
その声に反応するかのように一羽の鳥が飛び去った。
353裏切りのジャッグダット-15:05/01/02 11:38:47 ID:NxJZar4U

あれから少女は服を着てジュノに帰ってこれた。
しかし、彼女は冒険者を続ける事を断念した。
あの事件のせいで精神的にダメージを負ったというのもある。
本当の理由はあのオークだったのかもしれない。
だが、それを知るのは本人だけだった。

少女はモグハウスのモグに別れを告げると荷物を持って飛空挺乗り場へ向かった。
これからは実家の家業を継ぐ事にしたのだ。
飛空挺乗り場で待っていると、一陣の風が優しく吹いた。

−あっちはもう春かな…

そう彼女は思った。

飛空挺が到着すると少女は乗り込んだ。
その手には1本の布を持っている。

あのオークが持っていた包帯を…
354裏切りのジャッグダット-16:05/01/02 11:39:38 ID:NxJZar4U

あの事件の後、ダボイのオーク達の間である名前が広がっていた。
オーク一族の中で最初で最後の裏切り者の名前。

"Betrayal Jaggdat"(裏切りのジャッグダット)の名前が
355前スレの124:05/01/02 11:40:13 ID:NxJZar4U
以上で終りです。
ほとんどエロ要素無くてすみませんでした。
356名無しさん@ピンキー:05/01/02 12:47:37 ID:dbjKo7cI
>>124
新年早々GJ!

>>337
いいからチンコしまって落ち着いて待ってろよwwwwwwww
手間暇かけて作品作る職人さんと違って、俺らはチンコしごくしかしないんだから
偉そうなこと言えないだろwwwwwwwwwwwwww
357名無しさん@ピンキー:05/01/02 16:15:06 ID:4L4Eo9mB
>124
ネ申GJ!感動した!
ちっと涙出た。
358名無しさん@ピンキー:05/01/02 19:41:02 ID:/21kH8d2
テレポとフラッシュ使える赤魔ってLv90以上ですか。
オーク神ですらソロできそうd

白ですかね。
359前スレの124:05/01/02 20:41:22 ID:NxJZar4U
やっちまった… orz
最初白の設定だったのを赤に変えて、また白に戻したの忘れてました
脳内変換しておいてください…

正しくは白魔道士です
360名無しさん@ピンキー:05/01/02 23:16:44 ID:24nO0ugy
うおおおおおおお
神キターーーーーー
361名無しさん@ピンキー:05/01/03 13:09:34 ID:5FcBIaPg
124氏のSSがここに投下される理由がわからん
あんだけのエロ描写ならもうちょいぼかして書いて、エロなしSSスレッドに
もっていったほうがいいような気がした。

362名無しさん@ピンキー:05/01/03 13:44:18 ID:S+frj6sW
>>361
どこにエロスを感じるかは人それぞれ
妄想をかきたてる導入があれば、それで十分勃つ

たまにはアッサリしたものもいいじゃないか
コースすべてがステーキじゃ飽きるだろ?
363名無しさん@ピンキー:05/01/03 13:47:20 ID:DileV4FL
>>124よ。
>>361の言うことなぞ気にすんなよ。
俺は感動しましたから。十分エロかったしな!
364名無しさん@ピンキー:05/01/03 14:14:55 ID:oH3FEzxW
>>124さん、激しく(*^ー゚)b グッジョブ!!
365名無しさん@ピンキー:05/01/03 17:12:09 ID:HUCpH61i
てゆうかむしろよかったYO
366名無しさん@ピンキー:05/01/04 01:59:59 ID:9Pm+pFRN
ヤグ♂が妄想しながらソロプレイしてるのかいたが


どうなんだろう
367名無しさん@ピンキー:05/01/04 08:57:36 ID:DRF0pEJb
>>366
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どうなんだろうと言われてもwwwwwwww
とりあえず書き込んでみようぜwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
368名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:13:28 ID:5/0DRV3j
ほんのちょっと気の強いヒュム♀(個人的にはF1かF8あたり)で妄想。

呪われたサブリガ(ヘカトンはサブリガじゃないみたいなのでオリジナルで・・・)
を誤って装備してしまい、
もぐハウスで悶え続けるヒュム♀。

って感じの設定で
369@1:05/01/04 17:14:15 ID:5/0DRV3j
LSではサブリガなんて、と変態装備扱いしていた彼女だが、
そんなある日、名も知らない人からそれがもぐハウスに送られてきた。
その時は顔を真っ赤に染めて送り返そうとしたが宅配所はその人物を
見つけられないとしてサブリガの入った袋を彼女に返す。
競売に出せばそこそこのお金になるようだが、そんな事をすれば履歴に
彼女の名前が載り、LSメンバーにからかわれてしまうだろう。
今までの自分のイメージが壊れてしまうかもしれない。
かといって捨てるには少し勿体無い・・・
どうしようもなく、彼女はもぐハウスの収納庫にそれを隠した。


数日後、久々に自国に戻ってきて彼女は荷物の整理に取り掛かろうとした。
もぐハウスに入ると従者(?)のモーグリは見当たらず、ジュノでもぐハウスをレンタルして
そのまま置いてきた事に気がつく。
しかし、もぐハウスの外に出ていちいち呼び戻すのも面倒なのでモグ無しで
部屋の整理整頓を始めた。
370@2:05/01/04 17:15:01 ID:5/0DRV3j
マホガニーのベッドの上には脱ぎ捨てられたシーフのAF、
その他のアクセサリーはドレッサーの上に散らばり、
彼女は下着姿でモグハウス内を歩き回っていた。
「やっぱちょっと大変だな・・・あれ?」
彼女は扉のそばに宅配物が置いてあることに気がついた。
少し大きめの箱で、包装してあり、
「誕生日プレゼント(*’-’)」と書かれたメッセージも付いていた。
しかし差し出し人の名前は無かった。
「もぐ?」
と声に出して部屋を見まわしたが、モーグリがここにいるわけも無く、
彼女は包装用紙をそっと剥がしていった。
「ウソ・・・これって・・・」
プレゼントは洋服だった。しかしただの洋服じゃない。
シャイルマンティル(胴)・・・ヴァナで最も高値の付く高級装備品だった。

371@3:05/01/04 17:15:38 ID:5/0DRV3j
早速シャイル胴を着て、鏡の前に立つ。
シャイル胴以外は何も装備していない自分の姿を見て、
頬を赤く染めながら彼女は鏡に映る自分に笑顔が向けた。
「(すごいエッチな格好・・・)」
鏡の自分を覗きながらその場で一回転し、シャイル胴を着てる自分の姿を見つめる。

ふと何かを思い出したかのように彼女はキャビネットの三段目の引出しを開け、
数日前に手に入れたサブリガを取り出した。
「(呪われてるんだっけ・・・でも少しだけだし・・・これしか持ってないし・・・)」
彼女は思い切ったように今履いているショーツを鏡の前で思いっきり脱ぎ下げ、
手にしたサブリガを履いた。

シャイル胴にサブリガ・・・確実なエロスを彼女にも感じさせた。
「(私・・・今、すごい格好してる・・・)」
赤く染まった頬を更に赤く染め、彼女は鏡に映る自分を凝視した。

372@4:05/01/04 17:16:12 ID:5/0DRV3j
鏡の前で彼女は様々なポーズを取ってみた。
背筋を伸ばし、両手を頭の上で組んで見たり、
よつんばいになってみたり、まるでモデルにでもなったような気分だった。

鏡に背を向け、肩越しに自分の姿を見る。サブリガが少し彼女のお尻に食い込んでいた。
「(ちょっと汗ばんできたかも・・・)」
汗が彼女の首筋をつーっと流れ、胸の谷間に消えていった。
黒いサブリガに包まれた自分のお尻に手を当て、そこをそっと撫でるように這わせた。
サブリガは彼女の汗で少し湿っていた。
彼女は自分のお尻とサブリガの間に人差し指を入れ、片手でサブリガの食いこみを直した。
「(自分がこんなエッチになれるなんて・・・)」
誰かに見られてるわけでもないのに恥ずかしそうに彼女は鏡から離れ、マホガニーのベッドの上に
仰向けになって寝そべった。

しばらく天井を見つめ、寝返りを打ち、壁の方に自分の体を向けた。
枕に顔を押し当て、太ももを少し擦り合わせていた。
火照った顔はまだ赤いままだった・・・。
373@5:05/01/04 17:16:52 ID:5/0DRV3j
彼女は片手をサブリガの中に入れ、自分の秘部を弄り始めた。
「・・・んっ・・・そ・・そこ・・んっ・・ハァ、ハァ、・・・ぁんっ・・」
意中の男性でもいるのだろうか?
おそらくその男と二人でセックスしているのを想像して彼女は一人エッチをしていた。
部屋には彼女の吐息と時たま聞こえる喘ぎ声だけが響いていた・・・。


絶頂を迎えた後、彼女はちょっとした満足感に浸り、プレゼントのシャイル胴を脱ぎ、
綺麗に畳んでキャビネットにしまい込んだ。
サブリガ一枚(上半身裸)の自分の姿を鏡で覗きこみ、顔をまた赤く染めてサブリガを脱ごうとした。
しかし、何故かサブリガを脱ぐことが出来なかった・・・。
「あれ・・・?」
どうにかして脱ごうと試みるが脱ぐことが出来ない。
手をサブリガの中に入れ、なんとか降ろそうとするが、
まるでその空間に固定されてるように動かない。
「(まさか・・・呪いの・・・!?)」
焦った彼女はビューローからはさみを取り出し、サブリガを切り刻んででも脱ごうとした。
所がサブリガにハサミの刃が当たった瞬間、
彼女の股間にとてつもないあの刺激が走る。
「ぁっ!」
彼女の脚から力が抜け、彼女は床に座り込んだ。
手をサブリガ越しにだが股間に当て、その刺激を押さえ様としていた。
「ハァ、ハァ、ハァ、・・・」
心臓はドキドキと唸り、彼女の秘部からは愛液が流れ出す。
サブリガからも少し溢れ出していた・・・。
374@6:05/01/04 17:17:53 ID:5/0DRV3j
「ハァ、ハァ、(まさか・・・これが呪いなの?)・・・ハァ、ハァ、・・」
なんとか気を取り戻して立とうとしたが、今度は擦れるだけで彼女の秘部に刺激が走る。
「んっ・・・!」
唇をぎゅっと結び、声は出すまいとするが、まるで外から指が彼女の秘部に
押し込んでくるかの様にサブリガが彼女のそこに食いこみ始める。
「(まずい・・!)」
彼女はサブリガの中に自分の手を入れ、秘部を覆うようにして食いこもうとするサブリガを
妨げた。サブリガは彼女の指を押している状態だが、それで彼女はようやく立つことができた。
ベッドの上に寝そべり、サブリガの攻撃に耐える。
が、しかし、彼女の指と指の間から、サブリガの侵入を許してしまった。
「いやっ・・・!」
彼女は何度も寝返りを打ちながら進入してくるサブリガを阻止しようとしたが、
結局そのまま絶頂を迎えることになった。
サブリガにイかされた・・・。
彼女の顔には屈辱の表情と目には涙が溜まっていた・・・。

375@7:05/01/04 17:18:32 ID:5/0DRV3j
一度絶頂を迎えるとサブリガの攻撃は終わった。
サブリガを履いている者や、サブリガ本体に攻撃しようとするとそう言う機能が働く・・・。
彼女がそれを理解する頃、既に7,8回絶頂を迎えていた。
顔を真っ赤にし、泣きながら彼女はベッドの上で悶えていた・・・。
「(絶対男が履いてたらこんな事しないはずだよ・・・;)」
そして9回目の絶頂に到達した。

「(なんとかして呪い解かないと・・・)」
そう思ったが競売で見る呪い装備について彼女は何も知らない。
ドレッサーの上に散りばめられた装備品・アイテムの中から彼女は自分の所属している
リンクシェルのリンクパールを取り出した。

(メンバーとの会話略)

LSメンに、呪い装備について彼女は聞く。
どうやら呪いを解除するには『免罪符』と呼ばれるアイテムが必要で、それをサンドリアの協会にいる
人に呪われた装備と一緒に渡すと解除してくれると言う・・・。

376@8:05/01/04 17:19:14 ID:5/0DRV3j
呪いの解除方法はわかった。しかし、肝心の免罪符が無かった。
取りに行くにも一人では無理で、しかもアイテムごとに免罪符が決まっているのだと言う・・・。
彼女はパールを外し、ドレッサーの上に置いた。
このままでは冒険どころか、街にすら出れない・・・。
日が沈み、あたりが暗くなった。
彼女は未だ上半身裸、下半身サブリガ一枚で、ベッドの上に寝そべっていた・・・。

体は火照り、汗が彼女の美しい肌をほとばしる。
もう何度絶頂に到達したかわからない・・・。
枕に顔を埋め、どうしようか考えていた。
しかし何も思い浮かばない。
彼女はパールを付け、メンバーと話し、少しその事から頭を離そうと考えた。

今の会話の内容はジュノの競売手数料について・・・だった。
黙って話を聞いてるだけだったが、効果はあった。
するとそこに会話に割って入るようにLSメンバーの一人が叫んだ。
377@9:05/01/04 17:19:54 ID:5/0DRV3j
ヒュム♂(F4あたり):○○の免罪符:脚キターーーーーーー!(゜Д゜)
エル♂(F2っぽい?):うはwwwwおめwwww
タル♂(後ろ縛り):(゜Д゜)
猫(F1):なんのやつだっけ?(´・ω・`)
ヒュム♂(当人):サブリガwww
猫(F1):にゃる^^
エル♀(F3かのぉ・・):おめ^^;

だが、一番敏感に反応したのは彼女だった・・・。
この免罪符があれば呪いが解除できるのだ。
だが今までの彼女が培ってきたイメージが、ここで
「それ欲しい〜〜」
なんて事を大勢の前で言うことを許さなかった。
しかもその問題の「彼」は過去に何度か彼女に言い寄ってきたがその度に振ってきた人物で、
彼女のプライドが彼の力を借りることを決して許そうとはしなかった。

だが、このままでは自分は一生冒険できない。
敵と戦おうとして攻撃されるだけで陰部に刺激がくるからだ。
いや、下手をすれば町すら歩けなくなるかもしれない・・・。
彼女は苦悩の据え、LSメンバーの誰にも気づかれないように彼にメッセージを送った。

数時間後、モグハウスの彼女の部屋の扉をノックする音が聞こえる。
彼の到着だ。
378@10:05/01/04 17:20:32 ID:5/0DRV3j
扉を開け、彼を出迎えたとき、彼女はシフのAFを身につけていた。
ローグベスト、呪われたサブリガの上からローグキュロット、そしてローグプレーヌ(足)。
彼は気取って彼女に言った。
「○○の免罪符が欲しいんだって?」
「う・・・うん・・」
うつむいたまま、彼女が顔を赤く染めて言った。
「これってサブリガの免罪符だよ?サブリガ嫌いじゃなかった?」
「うん・・・あ・・えっと・・・その・・・」
まさか自分が今それを履いてて脱ぎたいから欲しいなんて死んでも言えない。
彼女はとっさにウソをついた。
「フレが・・・呪われたアレを手に入れて・・・いらないって言うのに送ってきて・・・」
「ふぅん・・・お友達がねぇ・・・」
彼は疑いの眼差しで彼女をじっと見下ろした。
「それでその・・やったこと無いし、呪いの解除とか・・・私、HNMLSとかそう言うの入ってないから・・」
少し沈黙が流れる。彼女は下手な言い訳・・・と思ったが、
秘密の厳守を彼がしてくれるならこのことで周りにとやかく言われることは無いだろうと
楽観的に考えた。
「まあ、流れてきたやつだし、俺も使わないから別にいいけど・・・」
「ほ、ホント?」
心が一瞬踊った。
「でも、ひとつだけ条件が」
「えっ?」
「俺と付き合ってよ」
やはり彼女の予想通りに彼はそう切り出してきた。

379@11:05/01/04 17:21:11 ID:5/0DRV3j
彼は普段のLSでも空気の読めない奴で、
今までも彼女の手伝い等をすると何かとこうやって言い寄ってきたのだ。
今までは断ってきたが、さすがに今回はそうはいかない・・・。
彼女は既に決心していた。
「わかったわ・・・」
免罪符を手に入れてなんとか呪いを解除すれば後は冒険にでも出て
なるべく彼から離れて過ごし、この関係を自然消滅させようと考えていたのだろう。
しかし彼女がそう言うと、彼は
「よし!」
と言っていきなり彼女を抱き、キスし、無理やり舌を入れてきた。

器用にモグハウスの扉を足で蹴って閉め、彼女をベッドの上に押し倒し、
彼女の体に跨ると、着ていた服を脱ぎ始めた。
「ちょっ・・!な、何?」
攻撃されたと見なされたのか、サブリガからの攻撃が始まっていた、
彼女は悟られまいと耐えようとしたが、やはり表情には出てしまう・・・。
「君とセックスするのが夢だったんだよね・・・」
彼はそう言うと、最後の黒いTシャツを脱ぎ捨て、彼女に覆い被さるように倒れ込んだ。
「や・・・やめ・・って・・!」
彼女の唇に再びキスしようと迫る彼の体を押し上げ、なんとか抵抗しようと試みるが、
サブリガの攻撃も同時進行していて力が入らない。
顔を横に向けて必死に抵抗する彼女にの頬にまで、彼の顔が迫ってきた。
だが、抵抗しようとすればするほどサブリガの進行は進んでいく・・・。
彼は再び彼女の唇を奪った。
舌を入れ、彼女の舌と彼の舌が絡み合う。
彼女には既に抵抗する力がほとんど失われていた。
彼女の目には涙が溜まっていた・・・。
380@11:05/01/04 17:21:37 ID:5/0DRV3j
彼は舌を絡めながら器用に彼女のローグベストを脱がしていった。
抵抗する力もなくほんの添えるだけの彼女の腕を通し、彼女の胸をさらけ出させ、
剥ぎ取ったローグベストを部屋の隅に放り投げた。
「んーーっ!」
次に、抵抗しようともがく彼女の手首をどこからか持ち出したロープで縛り、
ベッドに固定した。
「やっぱ○○ちゃん、可愛いなぁ」
彼女の唇を開放した頃には、彼女は既に呪いのサブリガによってイかされていた。
涙目になって彼を睨み付ける彼女の目は怒りと恐怖が入り混じっているようだった。
「ハァ、ハァ、、、ロープを、解いて!」
「やだよ・・・」
そう言うと彼は彼女の両足を広げ、キュロット越しにだが、自分の腰を彼女の太ももで挟み、
彼女の背中に腕を回し、彼女の突起した綺麗なピンク色の乳首を舐めまわし始めた。
「ぁっ・・・!」
それと同時に再び始まったサブリガの刺激に、再び悶えはじめる彼女。
「んっ・・・ふぅ、ふぅ、・・んっ・・・!ぁあっ!・・・いや・・・っ・・!」
両目をつぶり、顔を真っ赤に染め、喘ぐことしかできなかった。
そんな彼女の乳首を舌で弄び、胸から脇の下を通り、二の腕、肘へと舌を這わせた。
そして自分の胸肌に彼女の胸を当て、喘ぐ彼女の頬に自分の頬を当て、耳元で囁く。
「ちょっと感じ過ぎじゃないの?」
「あ、あぁ!」
一瞬、彼女の体がビクッと跳ね上がり、再び絶頂を迎えた。
彼は彼女の顔を覗き、イッたのを理解すると、ニターっとして声を出した。
「なるほどね」
381@11:05/01/04 17:23:10 ID:5/0DRV3j
舌を首筋から胸の谷間を渡り、つーっと這わせていき、彼女のお臍までたどり着いて顔を上げた。
屈辱そうにしている彼女の顔を見て、彼はこう言った。
「どうやら僕のプレゼントは気に入ってくれたようだね」
「ハァ、ハァ、、、ぷ・・ぷれぜんと・・?」
最早ほとんど何も考えられなくなったらしく、
それが何の事を示しているのか気づくまでに数秒かかった。
「ま、まさか・・・」
「そう・・!」
彼は彼女のベルトを剥ぎ取り、ローグキュロットを無理やり脱がせ、こう言った。
「このサブリガは僕が君に倉庫から送ったんだ」
呪われたサブリガは彼女の愛液にでびしょびしょだった・・・。
「ははは、やっぱり履いてたなぁw」
彼は勝ち誇ったようにそのサブリガに指を這わせた。
サブリガが彼女の秘部に再び食い込み始めた。
「メッセもらったときに実は既に予想してたんだが・・・」
太ももを擦り合わせ、なんとか耐えようとしている彼女の姿を眺めながら彼は続けた・・・。
「LSでの君のイメージからこんな姿は想像できなくてねぇ」
だが彼女の耳には入ってなかった。
「まぁ、どうでもいいかw」
すると彼はズボンや靴も脱ぎ捨て、全裸になった。
陰茎は最大限に膨張し、天を向いていた。
ソレを彼女の口元へと持っていった。
彼女は悔しそうな眼で彼を睨み付けたが、そうするしかないことは分かっていた・・・。
必死に下半身の疼きを我慢して彼の陰茎をしゃぶる。

二人がイったのはほぼ同時だった。
彼は彼女の顔に、射精し、彼女の美しい顔は男の精液に塗れた。
382@11:05/01/04 17:23:32 ID:5/0DRV3j

次に彼は彼女の手を縛っている縄を解き、壁に手をつかせ、
自分の方向に彼女のお尻を突き出させた。
彼女はただ従うしかなかった・・・。
彼はサブリガをずらして隙間から再びその陰茎を今度は彼女の膣に押し込んだ。
「@1、ペンタスラストいきまーすw」


彼女が開放されたのはその数時間後で、もう既に日が昇っていた。
彼は部屋を出る前に
「わかってると思うけどちゃんとSS撮ってあるから」
彼女はそれに返事する気力すらなかった。
顔を枕に沈め、シャイル胴+サブリガで遊んだ事から今まで自分がしてきたことの全てを
後悔していた・・・。
383名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:24:22 ID:5/0DRV3j
性行為とかの描写あんまうまく書けないのでシチュエーションだけでもと・・・





今は後悔しているorz
384名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:26:19 ID:huW7bYv/
十分エロイよGJ

もし気になるんなら、たくさん書いて経験をつむことだね。
みんなスキルがないときには砂丘で死んでおぼえたもんさ

まってるYO(・∀・)
385名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:27:20 ID:7psHJALs
神キターーーーー
こういうの大好きです ありがとう!!
386名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:51:58 ID:9g94ITn6
 ∧_∧
( ;´∀`) エロぃ!。
人 Y /  ちんこ勃った。
( ヽ し
(_)_)
387名無しさん@ピンキー:05/01/04 19:18:35 ID:HkbWehJj
支援age
388名無しさん@ピンキー:05/01/05 01:29:14 ID:2x2tsel4
こちらの作家さんで、AVGのシナリオを書いていただける方はいませんか?
スクリプト等はこちらのスタッフで書きます。
興味があるという方は、[email protected]までメールをお願いします。
ライター経験につきましては不問です。
389名無しさん@ピンキー:05/01/05 03:23:58 ID:h9ROzpkU
>368をうっかり読み飛ばしてしまい、何時ヤグが出てくるのか
どきどきしながら読んだ。今では後悔している。

本番描写よりシチュに萌える人間もいますので(・∀・) ノシ
GJですた。
390名無しさん@ピンキー:05/01/05 06:33:35 ID:JE9Qo6FK
(゚Д゚)自爆子の中の人です。
ネタは思いつくのですが話にする気力がありません!誰かかいt

白オークと黒ガルのMPの少なさ自慢大会。黒ガルが引き取っていた
ヒュム子(ナ)との守り守られ。

赤猫とナイトゴブ、そして固定PTのハートフルラブコメディ。(サブタイトル:色グロなアイツはテクニシャン)

愛人の子ゆえ、サンドリアから遠く離れたグスゲン鉱山に捨てられた幼いエル♀とクゥダフ(エロ無し)

シ猫を指で弄り倒し、イキ顔を見るのが好きなガルカ。そしてガルカに
言葉以外でどう愛情を伝えればいいか試行錯誤するシ猫。(自爆気味)


え?恋愛要素が多い?(゚ε゚)キニシナイ!!




391名無しさん@ピンキー:05/01/05 13:23:27 ID:1yP0efdc
タル♂がタル♀を強姦する話キボン


逆でも可
392名無しさん@ピンキー:05/01/05 13:54:44 ID:4cyO8VFT
>>388がどっかの業者の様な感じにしか見えないのだが…
393名無しさん@ピンキー:05/01/05 15:09:26 ID:gmEgCmRR
同人サークルの人じゃないかい
394名無しさん@ピンキー:05/01/05 16:12:50 ID:jdEoZoTw
サイト晒してくれたら俺が計り知れないぐらいエロいのをかいてやるwwww
395388:05/01/05 16:34:24 ID:3xCzQxI3
ごめんなさい、まだ非公開なので、サイトは出せません…。
あの、ここでこんな募集かけておいてすみませんが、御質問等ありましたらメールでお送り下さいますようお願いします。
スレの進行妨げちゃって申し訳ないです…。
396名無しさん@ピンキー:05/01/05 16:47:03 ID:oy81qYrL
今、エロネタあげるととしたら、モグvsゴブで貰える、ワームベルトでッッ!

・彼氏がミミズベルトでミミズに変身。彼女にエロイタズラorそのまま本番を。
・♀キャラが街の暗い路地に入ったらそこにはミミズ集団が。ミミズ陵辱リンカーン?

職人様のコヤシになること祈ってカキカキ。
女狩人にサイド&スラッグ食らうラストはイヤソ(゚∀゚)
397名無しさん@ピンキー:05/01/05 18:22:29 ID:ZNegL78r
ワームベルトじゃなかったがラビットベルトネタは果物猫で上がってたな
398名無しさん@ピンキー:05/01/05 20:16:07 ID:SJ23vcgE
最近エル×タル妄想が芽生えている。
純真なタル娘が恋人のエル男に無理やりされ
ショックを受ける、というのを考えたが
オチをどうしたものか……
399名無しさん@ピンキー:05/01/05 22:48:36 ID:kxKy0ss/
タル♂×タル♀や、タル♂×他種族の話を見たことがありません。
誰か、お願いできませんか?
400名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:42:00 ID:jdEoZoTw
タル♂っつーたらDDさんの名作があるなー アレはホントよかった 
エルタルは旧そらいろに神がいらっしゃったのぉ 今もお元気そうだが。

>>397 巡回感謝します。



401名無しさん@ピンキー:05/01/06 07:52:14 ID:f8ehO8XQ
いつも楽しく読ませて頂いておりますヽ(´ー`)ノ

>>396
方向性がだいぶ違いますけど、丁度ミミズ動画作ってる最中だったんで。
ttp://www.mithra.to/~maenoshito/
既出だったらスマソ。

パスは探してくださいな。
(総あたり形式のパスワード解析ソフトでは、かなり時間かかります。)

そいではヽ(´ー`)ノ



あ、七誌の意味ないな・・・ まあいいか。
402名無しさん@ピンキー:05/01/06 09:51:48 ID:Tviio9Kz
AVGってあんまやったことないけど
選択肢とかで会話してって最後好みのキャラとHしてエローー(・∀・)って感じ?
のやつよね?

とりあえず♀キャラ数種類(出来れば全部?)の中から選べるようにして
【PTに誘う】とかで選んでって好感度上げ下げ、
れべりんぐ?かオリジナルクエとかはノベルで途中PTチャットで選択肢。
ライバルより好感度あげるとライバルの彼女ゲットできちゃったりして・・・
好感度上げまくると最後そいつと純愛セクーース、下げすぎると最後、鬼畜系へ・・・

とかなるのかねぇ(ノ∀`*)



妄想しすぎたorz
403名無しさん@ピンキー:05/01/07 04:58:59 ID:0kgAMu/P
しと神キテター。
とりあえず海外対策のパス変更乙です。

神に触発されて樽♂x人♀など執筆中、といえば聞こえはいいが。
妄想はできても文字に移せない漏れ・・・
404名無しさん@ピンキー:05/01/07 06:02:47 ID:b2CVVhCt
>>403
いや、結局問題出過ぎて元に戻したという罠Or2~

ま、それはともかく。
うちも、文章書くの苦手すぎるので、動画に走ってる始末で。
ここのネ申はすごいです。いつも(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァですよ。
うちには絶対_。
405名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:16:59 ID:UGCm7G/X
支援age
406名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:21:49 ID:3IEIK29b
>>398>>403

とりあえず書き出してみれば
後はなんとかなるから書いてくれくれ君
407名無しさん@ピンキー:05/01/08 04:33:43 ID:kcsxzixv
ミス太氏のって委託されたことある?
彼の絵いいね。
408名無しさん@ピンキー:05/01/08 10:15:33 ID:JhVJjr6q
>>407
たぶん無いと思われ。
漫画読むだけだったらりね2アンソロに
けど当人にとっては封印ものらしい(´・ω・`)
409名無しさん@ピンキー:05/01/08 10:17:52 ID:cIMcPGLX
FF11のアンソロにも一回描いてるよ
その後にももう一回描くことになってたみたいだが、辞退したのか落としたのか、載ってなかった
410名無しさん@ピンキー:05/01/08 13:03:14 ID:2yxpADIo
ジョニーさんまだか…つД`)
411名無しさん@ピンキー:05/01/08 16:00:12 ID:5N7Fzq11
そっか、アンソロ探してみるよ。thx !
412名無しさん@ピンキー:05/01/08 16:01:20 ID:cIMcPGLX
一応言っとくが、ミス太という名前じゃないからなw
413名無しさん@ピンキー:05/01/08 16:41:12 ID:hIFAWiiT
了解w
414名無しさん@ピンキー:05/01/08 21:14:12 ID:qTPKG4wN
お気に入りが消えてしまった(´・ω・`)
誰か果物猫さんのアドレス教えてくださいつД`)
415名無しさん@ピンキー:05/01/08 21:17:06 ID:m8y/Lhf0
ヴァナ汁保管庫→novel→女囚の嘆き→一番下にURL
416エル♀萌:05/01/08 21:42:50 ID:GoHZ7hk8
一夜目にでてた「エル♀お姉さん大暴走(セレナ&トラヴィス)」
の続編を激しく見たい。
一夜目以来書いてくれてないよね?
是非とも続きが〜〜!
417名無しさん@ピンキー:05/01/09 07:47:55 ID:1KxmeAYS
>>415
ありがとですm(__)m
418名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:22:47 ID:sgmDA+4R
>>416
俺はやっぱり巨乳ミスラのミカが萌える。
419名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:24:45 ID:01Tksqtu
俺はルーヴェル&アリアがダントツで続編見たい
420名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:34:02 ID:9fXo8aK8
じゃあ俺ね、ミスラとマン!
421名無しさん@ピンキー:05/01/09 18:51:17 ID:YabaSj+X
俺…俺…何でも食う!
422名無しさん@ピンキー:05/01/09 20:42:42 ID:H1KJgJkC
124氏の新作新作がみたい〜
423名無しさん@ピンキー:05/01/09 20:52:51 ID:ImleOz9B
支援あげま
424名無しさん@ピンキー:05/01/10 18:27:47 ID:PMzxPqIN
>>421
ラピュタきたーーーーーーー
俺も同じく何でもキボン!
425名無しさん@ピンキー:05/01/10 19:26:57 ID:VYuOfSWG
>>421
いい・・・
426名無しさん@ピンキー:05/01/11 12:27:34 ID:uBqlWVxE
一夜目とか読みたいのですか、携帯からだと
過去ログって見られないですか?
427名無しさん@ピンキー:05/01/11 13:43:43 ID:yni2ra06
>>426さん
>>1のURLクリックして見れないなら、Txtでどこかにあっぷ出来るけど
携帯だとupした物って読めないのかな?
428名無しさん@ピンキー:05/01/11 16:01:47 ID:WkKmiob1
ニャンニャンがペロペロしてくれるぜ!
ttp://60gp.ovh.net/~cleanyou/

(*´д`*)
429426:05/01/11 16:33:50 ID:xY8bMlp6
>>427
URLをクリックすると「サーバーエラー」
みたいな英文がでてきて駄目っぽいです。
Txt・・どうなんでしょうね。みられるのかな?
430名無しさん@ピンキー:05/01/11 18:08:51 ID:KBp7PutZ
1夜目↓
http://tune.ache-bang.com/~vg/modules/up/img/559.txt

FFDQ板の二次創作のまとめ?にFF11の品2つほどあった・・・
21禁とは書いてあった。
ミスラ♀×タル♀のお話とヒュム♂×ガル♂×エル♀のお話らしい…。
このスレにも載っけてくれてる作者さんのだろか?
431名無しさん@ピンキー:05/01/11 19:02:44 ID:OqlK2JsD
過去ログの直リンなんですが・・・これでみれないかな?

http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1034/10349/1034986837.html
432426:05/01/11 20:27:57 ID:uBqlWVxE
430さん431さんありがとう
けど残念ながら見られませんでした。
433名無しさん@ピンキー:05/01/11 20:32:28 ID:xY8bMlp6
430さん431さんありがとう。m(_ _)m
けど残念ながら見られませんでした。
434426:05/01/11 20:34:56 ID:xY8bMlp6
うわ。やっちまった。
携帯で送信途中に電池切れになったんで
パソコンから書き込んだら携帯からのほう
書き込みされてた。
しかも上げてるし
435426:05/01/11 20:35:52 ID:xY8bMlp6
すみmせんすみませんすみm
436名無しさん@ピンキー:05/01/11 21:18:31 ID:WrP3fKYa
うざ^^;
437426:05/01/11 22:33:52 ID:uBqlWVxE
ウザー!m9(^Д^)
438名無しさん@ピンキー:05/01/11 23:35:48 ID:aWKdVv62
第3夜目のログもってるかたいらっしゃいませんか
439名無しさん@ピンキー:05/01/12 00:08:50 ID:hm/DnDAi
前スレでうpされてたのは違ったっけか?<3夜目ログ
440名無しさん@ピンキー:05/01/12 07:45:15 ID:TU+Ydv4e
うpうp毎回毎回同じこと言うなyp
441名無しさん@ピンキー:05/01/12 16:58:38 ID:ltqOFHf8
4夜目が見れなくなってるので貼リ
http://makimo.to/2ch/bbspink-idol_eroparo/1085/1085891273.html
↑他の人も見れるURLかな?

あと3夜目探して過去ログ検索とやらウロウロしてたら、
「そんな事よりミスラとまんこしたい3発目」なんてスレが邪魔しやがる…。
捜し方ヘタクソなんだろけどねw
442名無しさん@ピンキー:05/01/12 20:56:26 ID:1HLdqvVr
詳しい内容忘れたんだけど
同じLSのメンバーの♂と♀が
野外でヤッてるのを偶然発見した
主人公?が自慰行為にはしるような
内容のお話ってどっかになかったでしたっけ?
最後にパールを割ったような希ガス・・
443名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:19:33 ID:5RuDgTd/
>>442
4スレ目の102-106かな
444名無しさん@ピンキー:05/01/13 07:33:40 ID:42n9By0b
>>443
ありがと!
朝っぱらからだけど早速ヌイテくらぁ
445名無しさん@ピンキー:05/01/14 02:18:30 ID:UtKvEIB1
>>442
うはwそれ書いたの俺ですwww
覚えてくれてる人がいてうれしいんですけど複雑な気分wwww
2話目、途中まで書いてるんですが、完成してないですwww
どうしようwww
446名無しさん@ピンキー:05/01/14 17:55:23 ID:+Vzyavcr
>>445
続きがあったんですか!
てっきりあれで完結だと思ってたんで
楽しみです。

 マ ッ テ マ 〜 ス
447名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:05:25 ID:cr4wVlzM
果物猫様の「脳内ジョゼのお約束」を見るたびに突っ込みたくなってしまう世界設定スレ住人の漏れ。
アジドの前の口の院長はあの連邦の黒いあkうわなにをするやめろあwせdrftgyふじこ
448名無しさん@ピンキー:05/01/16 01:41:38 ID:ZDMlvs3o
 いまよりすこし前の時代
一部の冒険者の間では、近頃発見され始めた古代の秘法に話題が集中していた
男A「どうも、フェ・インが怪しいらしいぞ。」
男B「いや、かつてその秘法を使っていた連中の亡霊がそのパピルスを
成仏する際に落としたらしい…」
男C「なるほど、ならば古墳か…?」
〜ボスディン氷河にて〜

 おれはフーゴ、一応冒険者だ。
女にもてると思い冒険者になったのはいいが、つらいことばっかでろくなことがない。
白魔道士ってのがいけないのか…
まったくこんなことならジュノでこそ泥を続けとばよかったと心底思うぜ。
今日はとくに最悪だ。
逃げ足には自信があったが運悪くゴブ連中の懐をするのに失敗しちまった。
白魔道士になっても、手癖の悪さは直りようがないみたいだ。
おかげで、怒り狂ったゴブどもに追い回されて散々だ、
フェインにすごいお宝があるときいてわざわざ氷河を吹雪の中きたってのに、
偶然通りかかったナイト様に助けられなかったら危うく死ぬとこだったぜ。


449448:05/01/16 01:43:21 ID:ZDMlvs3o

…で、今何してるかって?
ナイト様が片付けたゴブの懐をちょちょいとね(笑)

フーゴ「このパピルス競売ではみたことないな…、
    一応白魔法はチェックしているし。
    これが例のやつか?もしかして…。
    けど、いつのまにここのゴブこんなのもっていたんだろうな。」
近頃、見たことのないパピルスが発見されたらしい。
だれがみたのか、どこでみたのかは色々な噂があり特定できない。
まあ、噂なんてそんなものだが…

フーゴ「このパピルス、いがいに簡単じゃんか、おれですら読めるぞ。
    どれどれ…ふうむ。インビジっていうのか。
    ためしてみるかね。」

あれ?なんだこの魔法、なんもおきねーし。
やっぱパピルスに似せたごみか…くそ

フーゴ「ちぇ、死ぬ思いをして手に入れたのはただの紙くずかよ!
    バタリアに抜ける道でキャンプといくかねえ…」

ん?あれ??
湖の氷におれがうつってない…
なんでだ???もしかして、もしかするとこいつはそういう魔法か?

フーゴ「うは、まじかよ!こりゃあ白なんかやってらんね―だろ(笑)」

450448:05/01/16 02:16:46 ID:ZDMlvs3o
〜ジュノ上層〜
おれは今医者の家にいる。もちろんインビジを使ってだ。
相変わらずここの先生は冒険者に人気だ。
おそらく薬品と回復魔法を組み合わせて使っているから治りがいいのだろう。
ま、そんなことはどうでもいい。
さっさと次の患者に移ってくれ、男の治療なんぞどうでもいい
医者「おつぎのかた、どうぞ」
ユキ「はい、失礼します」
これだ、これ!こういうのをまってたんだよ。
白魔道士見習って感じの女だな…うん、胸は80は超えてるし、なにより
あの童顔がいい!ポーニーテールが揺れていいなぁ…あんな顔してあの身体は犯罪だろ
医者「お名前は?今日はどうしました?」
ユキ「えっと、ユキといいます。あの、、その、、、実はお腹がずうっと調子が悪くて、、、」
   もう一週間くらい、、、お通じがこないんです、、、」
医者「そうですか。では、とりあえず服を脱いで、そこへ横たわってください、触ってみてましょう」
ユキ「はい、、、」
おいおい、おっさん。さっきのおばサンのときは服なんぞ脱がさないで
魔法をちょちょいでおわりだろう…
それに横たわる必要なんてあるのか?
こいつ、そういう感じの医者だったのか。

衣擦れの音と共に白いローブがパサリと床に落ちた。白い素肌があらわれ
その胸の先端には桃色の乳首が寒さのためかわずかに尖って見える
短パンに上半身裸という格好だ
医者「ああ、その短パンも脱いでくださいね。」
ユキ「え!?下も脱ぐんですか、、、?」
医者「ええ、下腹部を刺激するのに邪魔になりますので」
ユキ「、、、はい、わかりました」
451448:05/01/16 02:21:26 ID:ZDMlvs3o
ねむくなったのでまた今度もづく

医者と盗賊の3Pと、陰から密かに触られ
濡れてしまうっていう羞恥プレイ

どっちになるやら…
希望があったら聞きたかったり
452名無しさん@ピンキー:05/01/16 04:49:02 ID:+sUCPzbm
羞恥プレイでいきまくってから3pと豪華ディナーでw
453名無しさん@ピンキー:05/01/16 12:15:10 ID:F8bJ4dtH
途中でギャラリーの存在に気がつくも面白がって調子にのる先生とか希望^^
454名無しさん@ピンキー:05/01/16 19:55:05 ID:lGN+u9Df
羞恥期待age
455名無しさん@ピンキー:05/01/17 03:57:31 ID:1mCNrtL7
生殺しage
456名無しさん@ピンキー:05/01/17 20:46:39 ID:wuACPHlR
パープルヘイズage
457名無しさん@ピンキー:05/01/18 00:31:15 ID:eOBdcQru
上層の医者はそんな医者だったのかーー。
たしか金に細かいような気はしたがw
458名無しさん@ピンキー:05/01/18 09:24:10 ID:Fy2Zy+Pu
スキー氏に朗報。
果物猫に新作うp。
459名無しさん@ピンキー:05/01/18 12:48:51 ID:dyMziqdx
>>458
なんだってーーー(三人組AA略)
ちょっと行ってくる(戦闘機AA略)
460名無しさん@ピンキー:05/01/18 18:01:58 ID:xsuMk+DB
果物猫とかって携帯でみれるんでしょうか?
ヴァナ汁保管庫とか前スレとか見れないのでURL教えていただけないでしょうか
461名無しさん@ピンキー:05/01/18 18:09:46 ID:P5to0WB6
パソコン買って来い
462名無しさん@ピンキー:05/01/18 19:07:28 ID:hjTbrNb/
ググってもわからんな・・
ヒントとくれヒント
463名無しさん@ピンキー:05/01/18 19:20:51 ID:S/f9fNTi
>>462=>>460
そうじゃなければこのスレ内に既に出てるよ>ヒント
っていうか、ほぼそのものかな。
464名無しさん@ピンキー:05/01/19 00:12:42 ID:t55GE4Sy
>>462
英語になおs・・・
465名無しさん@ピンキー:05/01/19 15:32:15 ID:wNaKwamV
furuutu kyatto

こうですか?わかりません!
466名無しさん@ピンキー:05/01/19 16:44:28 ID:z1YHlVqZ
furuet cyatuだろ?
467ゴブ沢の中の人:05/01/20 01:51:25 ID:j8zuwDlZ

「コレつけてジュノ経由でチョコボにのっておいで」
そう手紙が挟まれた小包がサンドリアの彼からウィンダスの私の元へ届いたのは今朝のことでした。

モルボルの触手を削って作られた張り型が二本そびえたつ、トカゲの皮で出来たぴっちりとしたショーツ。
私は今それを隙間の無いように履き、ロンフォールをチョコボで駆けています。

私の体液(水分)を得て、くねる張り型に3度目の絶頂を与えられています。
気持ちよくて意識が飛んでしまいそうになります。

早く彼の元に行きたいです。
防音に優れた各国のモグハウス。あの中でたっぷりと彼にいじめられるのが大好きです。
この間は彼のLSメンバー数人としました。お尻とお○んこと口にたっぷり出されました。

さらに私の膣は潤って、触手はさらに動きます。
ああ、あの門に立って手を振っているのは彼です。

チョコボから降り、へろへろになりながら立つ私の腰に手を回し。彼はいいました。
「今日はLSの集会でね。キミを皆がまってるんだよ」

ああ、今からもうイきそうです。
468名無しさん@ピンキー:05/01/21 12:19:50 ID:92iCFn2a
ぬるぽ
469名無しさん@ピンキー:05/01/21 21:00:58 ID:m+2qC8tC
<丶`∀´>カムスハムニダ
470名無しさん@ピンキー:05/01/24 16:30:32 ID:6ENGADYf
あべ
471名無しさん@ピンキー:05/01/24 21:55:04 ID:0ub+W7Qz
ゴブ沢さん続き期待していいのでしょうか(´・ω・`)マッテルノ…
472名無しさん@ピンキー:05/01/26 08:10:37 ID:QghBz7wO
期待あげ(´・ω・`)
473ゴブ沢の中の人:05/01/26 22:27:56 ID:ocDV9xyY
今なんとか描いてます。
ですがちょとききたい

ガルカにチンチンはえててもいいか?

無しなら無しでどうにかするけど。
474名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:36:58 ID:lqO8h5mn
ガルカンソーセージ
475名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:22:52 ID:RoCqqZof
なんかグスタの山に篭って、ソーセージ焼きながら金稼ぎしてた頃を思い出した。
未だサービス開始したばっかだから人結構着たし、荒しだの何だの騒がれる事もなく
ほのぼのしてて楽しかったな。
476名無しさん@ピンキー:05/01/26 23:45:25 ID:qyNn028l
>>473
個人的にはあるとおもうが

あんまり言うと性癖がバレそうなのでやめておく
477ゴブ沢の中の人:05/01/27 19:47:00 ID:j8715BH0
とりあえずちんちんつきでどうにかしとく。
ちなみにゴブ沢の放送枠じゃないのでヨロwwww
478名無しさん@ピンキー:05/01/27 20:50:15 ID:Tf//Cm8o
レズ物は板が出来たんだし、次からそっち・・・だよな
479名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:26:11 ID:osv5GLm9
>>478
え 詳細キボン
480名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:38:35 ID:Tf//Cm8o
481名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:54:00 ID:esmyz084
>>478
でも、リアル系板だしなぁ。ここでいんじゃない?
今まで通り書くときに、「〜物」って宣言しで、嫌いな人はスルーする感じでいいかと。
482名無しさん@ピンキー:05/01/28 17:50:05 ID:X6j1yrS/
俺はホモと外道には人権を認めていない。
しかしレズは可愛ければ許す。
483名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:33:15 ID:geRe0Zp6
凄く勝手な言動に思えるが、
ま、人間て勝手なもんだよな。俺も勝手なヤツだ。
484名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:54:59 ID:ydkaBuOR
まあ>>482みたいな奴をムリヤリコマすのが好きな
外道ホモな俺もいるしな
485名無しさん@ピンキー:05/01/28 22:37:25 ID:rNyojtEH
期待age
486名無しさん@ピンキー:05/01/29 13:58:03 ID:5NSBvNPm
>>482
同意!

ってか、それ昔に某文庫で見たな
487名無しさん@ピンキー:05/01/29 17:12:35 ID:gWtE18Wj
/ma ディアII <482>
/ma 氷遁の術:壱 <482>
/ws ブラックヘイロー <482>
/item イカロスウィング <me>
/ws ヘキサストライク <482>
/ma ホーリー <482>
488名無しさん@ピンキー:05/01/29 18:46:58 ID:MXijq0xP
/ja インビンシブル <me>
/wait 2
/ja 暗黒
/wait 2
/ws スウィフトブレード <sand hear>
489名無しさん@ピンキー:05/01/29 20:09:20 ID:FCJ9T42U
ウサギに罪ないやんwwww
490482:05/01/30 02:30:28 ID:qGVFE8nA
富士見ファンタジア文庫 神坂一著
「幻夢 目覚める」からパクった。
スレの流れにあっていると思った。
今は反省している。
491名無しさん@ピンキー:05/01/30 04:43:31 ID:4W9UuU1K
>>489
さっき俺のミスラたんが殺られたんだよ
492名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:11:08 ID:im4C3EdG
>>491はスゴ腕のスレッドストッパーだな。

そんなことよりミスラとヒュム♀とエル♀とタル♀とまんk(ry

ハーレム(*´д`)
493名無しさん@ピンキー:05/02/04 08:33:25 ID:vMHfO+zS
>>492
お前もなかなかのスレストだな!





おい、二行目ガルk
494名無しさん@ピンキー:05/02/04 17:32:53 ID:hKZyaBRG
上げタル(´・ω・`)
495名無しさん@ピンキー:05/02/04 18:19:55 ID:cZ85z1/Z
今がんばって、エル♀×ヒュム♀書いてるんだが…
文章って難しい、導入部分でへこたれそう。
FF好きだけど、あの世界の細かい事を引用しながらはなおさら難しい!!!!
496名無しさん@ピンキー:05/02/04 19:24:11 ID:8Kg2CPHk
書き始めたら長くなってしまいましたが、神が来るまでのつなぎに。

ヒュム♀×ヒュム♂です。
以前ホルトトでやってるのが場所的にヒットだったので場所だけ拝借しました。
作中装備のデザインおかしいかもですが、脳内妄想でいい感じに変換よろしくです。
では以下投下します。↓ ↓ ↓
497:05/02/04 19:25:06 ID:8Kg2CPHk
「こっちこっちー」
時間ぎりぎりで待ち合わせ場所たどり着いたエドをリサは笑顔で迎えた。
リサはヒューム女の種族装備に、頭には数ヶ月前にエドがあげたコサージュをつけている。
デートも久し振りだが、二人の故郷からほど近いサルタバルタの星降りの丘に
来るのも久し振りだった。
「最近ミッションが立て込んでてな・・・悪い」
「いいよいいよ。私も合成上げていろんな料理作れるようになったんだよ〜」
「ほお。楽しみだな。今度手料理でもご馳走になるか」
「うん。何がいいかなー。お寿司もにぎれるんだからねっ」
そんな話をしつつ午前0時を待つ。
ここ星降りの丘では晴れた夜午前0時を過ぎると星が降るように舞い、
非常に幻想的なのである。
二人で並んで座り、黙って星空を見上げる。もうすぐだ。

彼女リサと彼エドが知り合ったのは1年前。
チョコボでジュノに向かう途中、初期装備のヒュームの女の子が
サルタバルタを走っていたのだが、急に苦しそうにうずくまったのである。
どうやらクロウラーの毒にやられたようだった。
エドはチョコボに乗った直後で少し迷ったが、どんどん減っていく彼女のHPを
見過ごすことは出来ず、チョコボを下りてポイゾナをかけた。
リサは丁寧にお礼を言い、好感が持てたエドは彼女とフレンドになった。
その後もいろいろ面倒をみていくうちに一緒にいるのがあたりまえになり、付き合い始めたのだった。
498:05/02/04 19:26:19 ID:8Kg2CPHk
「あ、0時になったよ。やっぱり綺麗だねー」
「ああ。本当だ」
「・・・そういう時は『お前の方が綺麗だよハニー』とか言うもんじゃない?」
「あはは。ハニーって誰だよ」
エドはリサの頭をくしゃくしゃっと撫で、そのまま肩を抱く。
ひんやりした夜の静寂の中で、お互いの体温を確実に感じる。
あったかいな。
リサが頭をエドの肩に預け、エドをそっと見上げる。
リサの「キスして」の合図だ。
エドがゆっくり顔を近づけるとリサが目を閉じる。
唇と唇が優しく柔らかく触れ合い、しばらくその感触を楽しむ。
肩を抱いていたエドの手は、リサのうなじに這わせ、髪や首筋を弄ぶ。
「・・・んっ・・」
手が鎖骨を撫でたところで感じたのかリサは堪えきれず声を出す。
一旦唇を離し、エドはリサの潤んだ目を確認する。
499:05/02/04 19:27:15 ID:8Kg2CPHk
「感じちゃったの?」
エドは座ったまま抱きかかえるようにリサを引き寄せ、
耳元まで口を寄せて低く囁くとリサはうつむき、小さく頷いた。
「まだ大したことしてないのに・・・。相変わらず敏感だね」
「だ・・・って・・久し振りで」
うつむき、小声で反論するリサを無視して今度は耳に口づける。
耳はひんやりとしていて気持ちいい。
そのまま舌を滑り込ませ愛撫する。
「あっ・・・はぁっ・・・ぅん・・ん・・・」
耳朶を甘く噛むとリサの息づかいがさらに荒くなってきた。
エドの手は鎖骨から下に移動し、服の上から柔らかくリサの胸を包む。
先端のそれには触れないようにゆっくりと周りだけに手を添える。
こうして愛撫されて感じているリサの表情はたまらない。
恥ずかしさで閉じた目とは裏腹に漏れる吐息、
目を開ければ潤んだ瞳で俺を見上げ、さらなる快感を求めてくる。
エドはリサの身体をちょうど後ろに立っていた木に寄りかからせ胸元に唇を落とす。
そしてそのまま唇で衣服をずらすようにキスを下降させる。
「はぅっ・・・あぁ・・・」
500:05/02/04 19:28:01 ID:8Kg2CPHk
さすがにこれ以上のことをここでするのはまずい。
エドはリサの胸から顔を上げた。
「少し、移動しよう。誰か来たら困るし」
「・・・うん」
リサはきちんと先端まで愛撫されなかったのが物足りないらしい。
「大丈夫。後でちゃんとしてあげるから」
とエドが言うとリサは顔をエドの胸に埋め、頷く。
立ち上がるとリサはエドにもたれかかるように寄り添う。
ミッションやクエストなどでは甘えないリサだが、こんな時だけ甘えてくるのが可愛い。
エドはリサを支え、ホルトト遺跡の入り口に移動した。
「声、響いちゃうよ」
リサが心配そうに言う。
「じゃあ、我慢しなきゃいけないよ。もっとも聞かれたいって言うのなら
止めないけど」
「・・・ばか。エドにしか聞かれたくないもん」
「イイコだね。今日もちゃんと言うこと聞くんだよ?」
「うん・・・」

今度はリサからのキス。
立ったまま、少し背伸びをしてエドの首に手を回す。
少しだけ口を開いてエドの舌を待つ。
リサはかなり恥ずかしがり屋で、コトが始まっても理性が薄れていかないと
なかなか積極的な行動には出ない。
最初の頃は自分からキスさえしようとしなかった。
エドは期待に応えるようにリサに舌を入れ、からませる。
くちゅくちゅと粘り気のある音が響き始める。
501:05/02/04 19:28:43 ID:8Kg2CPHk
さっきと同じように髪を撫で、うなじから首筋、鎖骨を優しく指でなぞる。
くすぐったいのと感じるのが混ざり合い、リサは身体を小さく震わせる。
エドは手をリサの背中に回して身体を支え、唇は下へ向かい、首筋を這う。
性感帯を責められ、リサは立っているのも辛そうにしている。
「ん・・・っ・・・はぁ・・」
我慢しているのかくぐもったリサの声がエドの興奮を高める。

「種族装備なんて、今日はやけに露出度の高い服を選んだんだね」
「んんっ・・ちが・・・AF全部揃ってないし・・・中途半端になっちゃ・・から・・」
「ふぅん。素直じゃないね」
リサの手がエドの背中をきつく抱く。
「言っちゃえば?『早くエドをその気にさせたかったからです』って」
「・・・そんなこと・・・」
「そんなことあるでしょう?ほら、言って」
「・・・はや・・く、エドに・・・だ、・・抱かれ・・たかったの」
「イイコだ」
502:05/02/04 19:30:05 ID:8Kg2CPHk
体勢を変え、エドはリサを後ろから抱きしめる。
うなじにキスをしながら片方の手で胸元の紐をほどく。
出来た服の隙間から指を入れ、ふにふにと胸の感触を味わい、
その先端部分には触れず人差し指と中指で挟んで尖らせる。
「んっ・・・ゃあぁ・・」
「どうしたんだい?して欲しいことがあるなら言わなきゃね」
「い・・じわる・・」
「そうかな?俺はちゃんとリサの希望を聞こうとしてるだけだよ」
「だって、さっき・・・ちゃんとするって・・・」
「何をすることだと思ったの?教えてくれない?」
リサは哀願するような目でエドを振り返っていたが、
諦めたようにもぞもぞと話し始める。
「エドに、ち・・くびを、触って欲しい・・・」
「よく言えたね。・・大好きだよ、リサ」
エドは恥ずかしさで唇を噛むリサの頬に後ろから口づけをし、
胸に這わせていた指でリサの乳首に軽く触れる。
リサがびくりと反応し、甘い吐息を漏らす。
リサの乳首は服に擦れただけで感じたのであろう、すでに勃っていた。
エドはリサの片方の胸だけを服から出し、強弱を付けながら揉みしだいていった。
503:05/02/04 19:31:23 ID:8Kg2CPHk
「ん・・・うぅんっ・・・はぁ・・」
エドはリサのお腹に手を伸ばし、カスタムパンツの紐を解いていく。
「もういっぱい感じたかい?」
そう言いながら中途半端に脱げたカスタムパンツの中に手を忍ばせる。
リサのそこは湿り、下着の上から触っただけでくちゅくちゅと音を鳴らした。
「本当にリサはいやらしくてイイコだね・・・」
「あっ・・・あぁん・・」
「下着の上からでもクリが大きくなってるの分かるよ」
「やぁっ・・・」
エドが下着の上からそこを丁寧になでると、リサの我慢していた声が大きくなる。
「だめだよ。我慢しなきゃ」
「くぅ・・・ひぁあんっ・・・」
「我慢できないくらい気持ちいいの?」
「ふぁあ・・・ぅん・・きもち・・い・・・。きもちいいよぅ・・」
「可愛いよ、リサ。今日はこのままの格好でしようね」
「うん・・・エド・・したい」
504:05/02/04 19:32:06 ID:8Kg2CPHk
中途半端に脱げたカスタムパンツを引き下げ、片足だけ抜くと、
エドはリサを壁際に立たせ壁に手をつかせる。
リサを弄んで興奮したエドの下半身ももう十分に大きくなっていた。
ズボンのベルトを外し、固く、太くなったモノを取り出す。
後ろからリサの下着をずらし、自分のモノをあてがう。
「はぅ・・」
リサが息を飲む。
エドはゆっくりと腰を進め、リサの中に入っていった。
「あ、・・・っぁあん」
「ああ・・・リサの中、気持ちいいよ」
「ぅんっ・・ふぁあっ・・・」

ちゅ・・・くちゅ・・・
二人の結合部から発する粘膜がこすれあう音と激しい息遣いが静寂の中に響き渡る。
挿入時はゆっくりと前後させていたエドだが、
今は欲するままにリサに自身をぶつけていた。
「・・・気持ちいいよリサ」
「んんっ・・はあっ・・あぁ・・エドの大きくて、きもち・・いい・・」
「・・・ああ、イキそ。中に出してもいいかい?」
「うんっ・・中に、くださ・・い。エドの・・いっぱい。あぁん・・私も・・もぉ・・」
「リサ・・・」
「あぁ・・イっちゃうよぅ・・・んぅ・・」
「いいよ、一緒にイこう」
「うん、いっしょ・・に」
「イくね、リサ・・・・・ああっ」
「エドぉ・・・・ふぁあああんっ」
505:05/02/04 19:32:53 ID:8Kg2CPHk
「ああ、もう下着ぐしょぐしょだね、履いて帰れないんじゃない?」
「エドがいろいろするからっ」
「リサも望んだことでしょ。さ、仕方ないから下はカスタムパンツだけ履いて」
「うう・・帰ったら洗濯しなきゃ」
「さすがにモグにさせる訳にはいかないか」
「あ、モグジュノのレンタルハウスに置いてきたままだ」
「そう。なら今日はリサのとこ泊まって明日の朝自慢の手料理でもいただこうかな」
「・・・いいよ。一緒に帰ろ」

モグのいないリサの部屋で何があったかはまた別のお話。
506名無しさん@ピンキー:05/02/04 19:34:57 ID:8Kg2CPHk
終わりです。
むずいですねー。挿入後短くてすみません。
初作品なので生暖かく見守ってくれたらと思います。
507名無しさん@ピンキー:05/02/05 08:11:10 ID:Fn9Aw7fV
おつ!
508名無しさん@ピンキー:05/02/05 08:25:16 ID:PCUny8rl
初めてなのに、ちゃんとツボを押さえていてナイス!
今後の成長を兼ねてお題をやろう。

上のカプか別ので「白AF小手or赤AF頭or召喚AFの頭が揃ってない」で。

いわゆるリクエスト(´・ω・`)
509名無しさん@ピンキー:05/02/10 00:11:17 ID:wGlhW3a9
ほしゅ
510名無しさん@ピンキー:05/02/11 17:43:26 ID:gfLMwZfV
hosyu
511名無しさん@ピンキー:05/02/12 18:37:48 ID:3qzfBKeu
だれかうpしてええ
512名無しさん@ピンキー:05/02/14 02:04:09 ID:vizdnpTj
そういえば保管庫の方もコッチの方は1年以上も前に止まったままなんだねぇ
背景のタロンギ画像が哀しげ・・・
513名無しさん@ピンキー:05/02/14 08:18:08 ID:U/InYyPs
神降臨期待age
5144夜目+2/QpyXn:05/02/17 18:45:39 ID:2PBofJPR
近日投下予定してますので、しばしお待ちを_(_ _)_
515名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:31:42 ID:sWdu696o
予告だけで勃起しますた
516名無しさん@ピンキー:05/02/17 21:24:07 ID:e67NZHDJ
っしゃああ。きた
517名無しさん@ピンキー:05/02/18 07:38:31 ID:RblPLDCC
ミスラとまんこしたい
518名無しさん@ピンキー:05/02/18 10:32:00 ID:fHeiPAzv
>>515
投稿来るまで待っておけよw
519+2/QpyXn:05/02/18 12:24:43 ID:qrk4epD7
お待たせしました。_(_ _)_
補足として。
ジール、ベルーシの続編になります。

ジール:ミスラF5a
ベルーシ:エル♂F7a
リリン:ミスラF8b
フリッツ:ヒューム♂F1a
アックスアーム:ガルカF1a
フニーブニー:タル♂F5a

下二人は補足いらないかも知れませんが、一応。
520+2/QpyXn:05/02/18 12:27:00 ID:qrk4epD7
「ん・・・」
気だるい感覚に包まれながら、意識が覚醒する。
身体に掛けられたタオルケットが邪魔くさい。
肌と布がこすれ合い、むず痒い感触を生む。
瞼を開くと、淡いオレンジ色に彩られた天井が眼に映る。
少し肌寒い。
いつも隣にある温もりが、今朝は無いからだ。
身体を起こし、辺りを見回すと、彼の脱ぎ捨てた服や鎧が無かった。
ふと、枕もとに眼をやると書き置きが置いてあった。

『金稼ぎにいってくる。いつもみたいに寝過ごさないようにね。』

「寝過ごすのは誰のせいだと思ってるのよ・・・まったく、ベルーシってば。」
ジールは毎晩繰り返される情事を思い、頬を染める。
身体の芯まで刻まれた甘美なる快感の波動。
昨夜行われた性交の記憶が、ふつふつと甦る。
ベルーシにねだった事や、甘えた事。
二人の息遣いや、ベッドのスプリングのきしむ音。
部屋に響く二人の結合部からの卑猥な音色。
ベルーシから放たれた精の味と熱。
思い出すだけで身体が熱くなってしまう。
521+2/QpyXn:05/02/18 12:29:48 ID:qrk4epD7
「あっ。」
不意に、内部からの違和感。
タオルケットをめくると、昨夜放たれたベルーシの子種が秘部から垂れていた。
「まったく、いつも思いっきり中にぶちまけおって。」
トロトロと溢れてくるそれを柔らかく作られた紙で拭く。
下腹部に力を入れ、内部に残った精液を絞り出す。
何だか妙に気恥ずかしい。
思えば、昨夜は自分から中に出すように促した気が・・・。
精液を拭き取った紙を丸め、くずかごに放り投げ、
「着替えるかな・・・すっ裸じゃ寒くて仕方ないや。」
と呟きながら、ベッドから降りた。
ジールは下着を着け、種族装備に着替える。
ん〜、と言いながら軽く伸びをする。
最近ベルーシは朝起きては金稼ぎに行ってばかりで、ろくにパーティを組んでいない。
「なまっちゃうなぁ。」
あそこ以外は、ぼそりと呟いたと同時にドアから乱暴なノックが聞こえた。
522+2/QpyXn:05/02/18 12:32:46 ID:qrk4epD7
帯刀し、ドア越しで威圧的に声をかける。
「・・・誰?」
「あたしよ、あたし〜。」
緊張の糸が解かれる。
「リリンさん! ・・・むわっ!」
ジールがドアを開けたと同時にリリンは飛びかかってきた。
思わず押し倒される。
「ひ・さ・し・ぶ・り〜! 元気してたぁ?ジールちゃ〜ん。」
白魔道士のアーティファクトに身を包んだ彼女は、リリン。
ジールがまだ駆け出しの冒険者だった時から、何かと世話してくれた良き先輩にして、良き友であった。
「リリンさ〜ん・・・びっくりするじゃないですか、いきなり来訪してくるなんて。」
押し倒されたはずみでぶつけた後頭部をさすりながら、ジールは答える。
「あははっ、びっくりしたぁ?」
「リリンさん、最近遠出したって聞いてましたからね。」
あはは、と笑うリリン。
「ちょっとアスクレピオスって言うアイテムを取りに、怨念洞に・・・んん!?」
話の途中で、リリンは怪訝な顔をする。
そのままジールの身体の匂いを、フンフンと嗅ぎはじめる。
「ちょ、な、なんです??」
昨夜、情事の後に汗をかいたまま眠りについてしまったせいか、臭うのだろうかと思った。
しばらくして、
「ジールちゃ〜ん、肌から濃い〜オスの匂いがプンプンするわよぉ〜」
その言葉に口を真一文字にさせ、頬を染めるジール。
523+2/QpyXn:05/02/18 12:35:07 ID:qrk4epD7
「なぁんだ、ジールちゃん彼氏いるんだねぇ〜。」
ニヤニヤと笑いながら、ジールを見るリリン。
「い、いちおう・・・。」
ジールの言葉にふ〜ん、と頷く。
「あの男嫌いのジールちゃんにねぇ〜。発情したらよく慰めてあげてた、あのジールちゃんがねぇ〜。」
かぁっと、頬を真っ赤に染めるジール。
「いやぁあたしは嬉しいよ〜ジールちゃん。ようやくオスの味を知ったんだねぇ。」
「あ、味って・・・。」
「毎晩彼氏のでヒイヒイ言わされてるのぉ? それとも逆ぅ?」
額の中心を人指し指で、グリグリとこねくり回される。
「うう・・・・。」
「あはははっ、真っ赤になっちゃってぇ。」
そう言うや否や、リリンは立ち上がる。
ジールもようやく起き上がれた。
524+2/QpyXn:05/02/18 12:37:25 ID:qrk4epD7
ジールはいまだに赤面していた。
そう、リリンに一番世話になったのは何よりも発情の時だった。
冒険者として生きる上での性欲の発散は、異性との交わりが一番良いのは解っていた。
ただジールは、発情した時に男を受け入れるのは、種族としての弱みを握られ、相手に利用されているだけと考えていたから。
そんなジールの発情を抑えてくれていたのがリリンだった。
「いいなぁジールちゃんはぁ〜・・・」
下からのぞき込むようにして、ジールを見つめるリリン。
「溜まった時に発散できる相手がいてぇ〜。いいなぁ〜。」
「・・・・」
ばつがわるそうに押し黙るジール。
そんな様子を見て、ニヒッと笑いながら、

「ねぇジールちゃん、久しぶりにパーティ組まない?」

リリンはさぞ楽しそうに言った。
525+2/QpyXn:05/02/18 12:39:58 ID:qrk4epD7
一行はテリガン岬に来ていた。
昼から始めた狩りを終え、明日に備えてキャンプの支度をしていた。
食事を終え、テントを張り終え、パーティメンバーは焚火の周りに円を組んで座っていた。
リリンからの誘いに断れず、承諾したジール。
純白の法衣のような鎧に身を包み、ゆらめく火を見つめる。
その傍らにはベルーシもいる。
漆黒の鎧に、背には血糊の付着した大鎌。
そしてベルーシのフレンド、ガルカのアックスアーム。
モンクのアーティファクトに身を包み、その場に座りこんでいる。
野良で収拾したヒュームの赤魔道士、フリッツ。
涼しげな顔立ちで、整った美男。
エルヴァーンにしては低めの身長なベルーシと(それでも私より頭一つ分くらい大きいが)ならぶと、10センチほど低いだけだ。
フリッツの隣にはタルタルの黒魔道士、フニーブニー。
ご自慢のとんがり帽子を取り、ぐっすり眠っている。
526+2/QpyXn:05/02/18 12:42:45 ID:qrk4epD7
「今日はそこそこ稼げたわねぇ〜。」
リリンがフリッツの方を見つめ、語りかける。
「明日はもう少し強引に戦ってもいいんじゃねえ?今日の感覚からすると・・・。」
フリッツは羽帽子をとり、リリンに答える。
「今日のままで良いよ、私は一杯一杯だったんだから。」
ジールが口を挟む。
ベルーシの剛力で振られる大鎌の一撃に、アックスアームの剛腕から繰り出される拳撃の前に、ジールはモンスターの注意を引き付けるのに精一杯だった。
「苦労かけるね。」
ベルーシが少し沈んだ表情を見せる。
「別に責めている訳じゃないだろう。」
アックスアームがベルーシの肩に手を置く。
「まっ、今日はもう寝ましょ〜。明日の事は明日明日ぁ。」
リリンが会話を締める。
「俺は外で寝る。テント内が狭くなるからな。」
そう言うと、アックスアームは毛布に身をくるみ、眼を閉じた。
「フニーブニーにかけてやる毛布をくれ。」
その言葉を最後に、アックスアームは眠りについた。

テント内はベルーシ、リリン、フリッツと私となった。
良い具合に男女対になったのはアックスアームの気遣いだったのかも知れない。
四人は川の字になるかのように、縦に並んで寝ていた。
リリンさんと私が中央で、リリンさんの隣にフリッツ、私の隣はベルーシとなっている。
私は寝たフリをしながらベルーシの方に近づき、身体を密着させる。
「ん・・・?」
ベルーシの、寝起きの間の抜けた声。
密着してきた私に気付き、目を覚ましたのだろう。
しばらくして、私に向き合うように体勢を変えて、包み込んでくれた。
心地よいベルーシの温もりに包まれ、私は安堵した。
ふわりと香る愛する男の匂いに発情しそうになる自分を抑える。
ベルーシの寝息が聞こえた事を確認すると、私はその腕の中でゆっくりと沈むように眠りに落ちた。
527+2/QpyXn:05/02/18 12:45:32 ID:qrk4epD7
不意に聞こえだした雑音に、夢の世界から意識が呼び戻される。
人のうごめく際に立てる、毛布と皮膚のこすれる音。
それと同時に熱い吐息が耳に入った。
「あ・・・んん・・・。」
ぴちゃぴちゃと、粘液が交ざりあう卑猥な音。
「あぁ・・・ん、はぁ。」
リリンさんの声だ。
わかってはいたが、やはりフリッツと肌を重ねあっているのだろう。
『最近、怨念洞に篭ってたから溜まってるのよね〜』
と、本人が言っていたから。
当初は私と慰めあうつもりだったらしいが、私に男がいると知り、それは諦めたらしい。
だからパーティを口実にして、野良で男を集めて、性欲を発散させるつもりだったのだ。
しかし思惑通りにはいかず、妻子持ちのタルタルに、性欲の沸かないガルカ、そしてベルーシと、集まってしまった。
フリッツがいなかったら、恐らくベルーシを貸してくれとリリンさんは言っていただろう。
それだけはどうしても避けたかった。

「何もしてないのに洪水じゃんか、リリン。」
フリッツの扇情の込められた声。
「だってさぁ、最近溜まってたんだもん。」
甘えるように返すリリンさんの声に、私は耳を塞ぎたい衝動に駆られた。
528+2/QpyXn:05/02/18 12:48:30 ID:qrk4epD7
「じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぅぅ。」
「ぐぅ・・・すげっ、気持ちイイ。」
フリッツの男根を吸い付く、リリン。
テント内に響くくらい、激しい吸引の音だ。
「んふふ、きもちイイ?」
「ああ、最高だ・・・ざらざらの舌がたまらんよ。」
「ヒュームにしちゃ大きいね〜、くわえ甲斐があるよん。」
「うぉ・・・・っ。」
再び、リリンが男根を吸引する音がしだした。
「っ・・・、リリン、あんたのもさせてくれよ。」
粘液特有の、卑猥な効果音が倍になる。
フリッツがリリンさんのそこを嘗め、吸い付く音だ。
・・・私もベルーシにしている時に、こんな音を立てているのだろうか。
そう考えると、少し恥ずかしい。
こんな大きな音を立てていただなんて。

「遊んでそうな割には綺麗な色じゃないか。」
「フリッツのは黒いわねぇ、何人の女を泣かせてきたきたのかしらぁ?」
「さあね。取りあえず、今日その女の数が増えるのは確かだ。」
529+2/QpyXn:05/02/18 12:52:30 ID:qrk4epD7
「なあリリン、もう入れさせてくれよ。」
「うふふ、待ってましたぁ。」
淫らな女の声。
リリンさんはすでに、娼婦となっていた。
しばらく無言の間・・・・そして、
「んああぁぁ・・・」
快感に身を震わせる、男の情火をあおる甘い声。
「あっ・・! イイ・・・大っきいわぁ・・・」
二人の性器の擦れ合って、ぬちゃぬちゃとした、スライムが這いずり回るような音が耳から入る。
「リリンのもいいぜ・・・最高だ・・!」
うなるように言葉を放つフリッツ。
快感に耐えながら喋っているのだろう。
ぱん、ぱん、と肌のぶつかり合う音が聞こえる。
「は、激しい・・・壊れちゃ、うってぇ・・・」
「腰が、止まらねぇんだって・・!」
バックから激しく突かれている様子が目に浮かぶ。
獣のように交わるフリッツとリリンさんが。
「ぁあっ、あっ・・・ああ・・はぁん・・・」
「くうぅ、吸い付いてきやがる・・・たまんねえ。 クセになりそうだ・・・!」
「ああぁっ、太すぎ・・・!」
530+2/QpyXn:05/02/18 12:56:50 ID:qrk4epD7
聞き耳を立てていた私の秘部はすでに潤っている。
他人の性交が、こんなに刺激させられるものだとは思わなかった。
「うぐっ・・・もう、出そうだ・・・!」
「いいのよぉ、いくらでも・・・イッてもぉ・・」
フリッツの腹部とリリンさんの尻部の、ぶつかりあう音が絶え間なく聞こえてくる。
「うっ!!」
フリッツのひときわ大きな声。
同時にちゅぽんっと男根を引き抜く音。
「うおぉっ、くぁっ・・・!」
「ああん・・・すごい量・・・」

間を置き、深呼吸をする二人。
「んっ、んむつ、ふぅ・・・綺麗になったわよぉ。」
「ふぅー。リリン、最高だぜ。まさかこうもあっさりイカされるなんて初めてだ。」
「んふふ、一回ミスラのナカを味わっちゃうと、他種族とヤレないわよぉ?」

「ね〜? ジールちゃん?」

私は驚きのあまりに、ビクッと身体をはねさせた。
531+2/QpyXn:05/02/18 12:59:55 ID:qrk4epD7
顔だけリリンさんの方を向け、
「・・・いつから私が起きてるって、気付いてました?」
恐る恐る尋ねる私を見て、あははっと笑う。
「ミスラの聴力で起きないはずがないからねぇ〜。」
柔らかそうな肌に、汗の粒が真珠のように光っている。
小麦色の肌に乳白色の精液がかけられており、ひどく淫らだ。
上体を起こし、リリンさんと向き合う。
「うふふ、興奮したぁ?」
「え、ええ・・・まぁ・・・。」
頬を染めながら、答える。
「ジール、あんたも俺としようぜ。もっと色んなミスラとしてみたいぜ。」
フリッツがニヤッと笑いながら誘ってくる。
「それは、無理だね。ジールは僕のものだ。」
いつの間にかベルーシも起きていたらしく、私は驚きを隠せなかった。
「何だ、お前も起きてたのかよ。」
「あれだけ激しく乱れれば、嫌でも起きるよ。」
ふ〜ん、と眼を細め品定めするかのようにベルーシを見つめる。

「その割には、お前のソコは立ってないな?」

「僕の体はそういう仕組みなんだよ。」
淡々と答えるベルーシ。
「不能か? だとしたらジールがかわいそうだぜ。」
フン、と鼻で息をして返す。
「でも・・・・。」
「ひゃっ!?」
ベルーシが起き上がり、突然私の胸へと手を回す。
「ジールとしたい時には、立つ。」
532+2/QpyXn:05/02/18 13:04:07 ID:qrk4epD7
下着の隙間から手を差し込まれ、ぐにぐにと揉まれる。
時折指で乳首をつままれ、こねくりまわされる。
「ちょっと、ベ、ベルーシ・・・あっ。」
興奮して固くなった乳首に、ほどよい刺激が送られる。
思わず痙攣するかのように身体が跳ねる。
「ジール、ちょっとおっぱい大きくなったね。」
「そりゃアンタにいつも揉まれてるから・・・。」
息が少しずつ荒くなってゆく。
「ベ、ベルーシぃ・・・。」
私は顔をベルーシの方に向け、唇を開き、軽く舌を出す。
その行為の意味を理解しているベルーシは、ためらうことなく、私の唇に唇を重ねた。
舌と舌の絡み合いが、脳内を刺激し、熱を持たせる。
互いの唾液を交換しあい、柔らかい唇を貪りあう。
ベルーシの舌が口内へと侵入し、私の口内を犯す。
533+2/QpyXn:05/02/18 13:08:05 ID:qrk4epD7
「んっ・・・はぁ、ん・・・。」
ベルーシは口付けをしたまま私の背中に手を回し、ゆっくりと倒し、寝かせる。
乳房を覆う下着を脱がせ、そのまま耳を甘く噛む。
「ひゃぁん・・・。」
こそばゆいような、何とも言えない、ゾクゾクとした感覚が背中に走る。
そのまま下り、首筋に口付けをする。
鎖骨や肩にも口付けし、乳首へと吸い付く。
ベルーシからの甘く痺れるような快感に酔いしれる。
「ベルーシ・・・。」
乳首が吸われる度に、切ないような、愛おしい感情が沸き出す。
「ジール、下も脱がすよ。」
すっかり濡れきった下着を脱がされる。
粘液で、肌と布の密着した、心地わるい感触から解放された。
蒸れた秘部が外気に触れ、気持ちいい。
鳩尾からへその辺りまで、舌でつつーっと這われる。
「はんんっ・・・。」
くすぐったいのに、それを快楽として受け取ってしまう。

「ん〜やっぱり恋人同士の前戯は違うわねぇ。丁寧だわぁ〜。」
リリンさんの感心の声が聞こえた。
534+2QpyXn:05/02/18 13:11:00 ID:qrk4epD7
「あっ、ベルーシ・・・! そこは汚っ・・・あっ!」
シャワーも浴びていない、秘部をベルーシは丹念に嘗め始めた。
ぴちゃぴちゃといやらしい音が響く。
波のように押し寄せる快感に、身体に力が入らない。
内部に舌を差し込み、溢れる蜜をじっくり味わうベルーシ。
快感が体内を駆け巡り、下半身が震える。
「ベ、ベルーシのも・・・させ、てよ・・・。」
快感の熱に、惚けさせられながら、何とか呟く。
ベルーシも服を脱ぎ、一糸纏わぬ裸体となった。
「なんだ、俺のより小さいじゃないか。」
フリッツが不服そうにぼやく。
「馬鹿ねぇ、好きな相手のは大きさとか関係ないのよぉ。」
リリンさんが釘を刺すかのように言う。
そう、私にとって、これが一番なのだ。
怒張したベルーシのモノの先端を、私にしてくれたように丁寧に嘗める。
「僕のだって、うっ・・・汚いんじゃない?」
私の秘部を舌で責めながら、語りかけてくるベルーシ。
汚いんだったら綺麗にしてあげなきゃ、と思った。
竿の部分もハーモニカをくわえるようにして、甘く愛撫する。
ドクドクと脈打つそれは、喜びの証であった。
535+2/QpyXn:05/02/18 13:13:38 ID:qrk4epD7
いつの間にか私はベルーシの体に乗っていた。
「ああ・・・ジール、気持ちいいよ・・・。」
私の口で、舌で気持ちいいのね?と胸の内で呟く。
「んんっ、んん・・・。」
吸引を行いながら、首を上下に動かし、口内でベルーシのモノを舌で転がす。
お返しに内部に指が差し込まれ、抜き差しされる。
ゆっくりゆっくり焦らすように、指を回転させながら。
クリトリスも剥き出しにされ、親指で弄ばれる。
電流のような、ぴりぴりとした痺れる快感が身を包む。
「そろそろ・・・。」
私の唇から離れたベルーシのモノと唇の間に、銀の粘糸が引かれる。
もう少し味わっていたかったのに・・・・。
唾液に塗れ、ぬらぬらと光ったソレが秘部に宛てがわれる。
「・・・いくよ、ジール。」
ヌルヌルと、先端で擦られ、秘部の入り口を愛撫される。
私はベルーシの言葉に頷いて、返す。
「んっ・・・。」
「あ・・・はぁんん・・・・。」
音もなく、ヌルヌルと入ってきたベルーシのモノは、鉄のように固く、とても熱かった。
536+2/QpyXn:05/02/18 13:17:35 ID:qrk4epD7
最奥まで納まりきった時、ベルーシの身体がブルッと震えた。
彼もまた快感に身を震わせているのだ。
ベルーシのモノが脈打っているのを内部の肉壁から感じる。
再び、濃厚な口付けを交わす。
口付けをしながら、ゆっくりと腰を動かしてくる。
「ん・・・・んん・・・。」
壊れ物を扱うかのように優しく出入りする。
ベルーシは徐々に徐々に、動きを早めていく。
四肢の力が抜け、脳内は完全に快感で埋めつくされる。
「ジール。」
「な、なぁに・・・?」
クスッと笑うベルーシ。
「耳が寝てる。可愛いよ。」
顔から火が出るかのように熱くなる。
「い、いつもそんな事ばっか言うんだから・・・。」
ベルーシは私の頬に軽い口付けをした。

もう、ベルーシが愛おしくて仕方がなかった。
欲しい、ベルーシからの愛が。

「あぁっ・・・ベ、ベルーシ・・・ベルーシ・・・!」
私は彼の首に手を回し、脚も絡める。
ベルーシの侵入に合わせて腰を振り、求める。
「あらあらぁ、すっかり女のコしちゃってぇ。」
リリンさんからの羞恥心をあおる声が聞こえた。
昔からの私を知っている彼女からすると、今の私の痴態は目を疑う光景だろう。
寝ている時に男が寄って来ただけで、剣を抜いた私が。
今やベルーシの体の下で、甘えているだなんて・・・。
537+2QpyXn:05/02/18 13:25:55 ID:qrk4epD7
「ああ、俺もジールを味わってみてえな。」
フリッツが色欲に塗れた瞳で、私を見つめる。
キッと、あの時のような暗い瞳でフリッツを睨むベルーシ。
「ジールは、僕の・・・僕の妻になる人だ。」
その言葉に驚く私。
「ベ、ベルーシ・・・。」
「君を抱いていいのは、僕だけだ。だれにも、渡さない!」
動きが激しくなる。
奥に押し込むようにして腰を揺さぶってくる。
子宮が揺さぶられ、更なる強い快感を生む。

<>

「だってさぁ〜。残念だったわねぇ。」
リリンがフリッツをつつき、野次る。
「残念だな。」
肩をすくめるフリッツ。
「ジール・・・君は、誰にも渡さない・・・!」
ベルーシのモノが更に固く、太くなってきた。
「あっ・・・ベ、ベルーシ・・!」
大きくなった亀頭のエラが内部の壁をくまなく擦る。
荒い息遣いが耳に入る。
ベルーシの顔を見ると、嫉妬に燃えた瞳が映った。
あの時と同じ、黒く濁った瞳だ・・・。
538+2/QpyXn:05/02/18 13:36:19 ID:qrk4epD7
「ベルーシ、そんな眼、しないで・・・。」
ベルーシの頬に手をやり、そっと撫でる。
私の言葉に我に帰ったのか、荒々しかった腰の動きが緩やかになった。
「ジール・・・ごめんね。」
そう言うと、ベルーシは己の唇を私の唇に重ねる。
舌が侵入し、歯茎や歯の裏まで舌を這わせる。
彼の唾液が私の口の中に、少しずつ溜まる。
「んふぅっ・・・。」
息も止まるほどの口付け。
ベルーシと私の唇の間に紡がれる粘糸がいやらしい。
口付けを終えると、私の感じるポイントを的確に擦り始める。
入り口付近の腹部の天井や、最奥の子宮口手前。
腰を動かし、ひねり、亀頭のエラで引っかけてくる。
「ああ・・・きもちイイのぉ・・・ベルーシぃ・・・。」
快感が強まる度に、心臓の鼓動が早くなる。
思考は空になり、ベルーシから与えられる快楽に身を委ねる。
一突き毎に絶頂の階段を登っていくのが解る。
539+2QpyXn:05/02/18 13:40:14 ID:qrk4epD7
「ベルーシ・・・い、イキそう・・・なの・・・。ねぇ、抱き締めてぇ・・・。」
潤んだ瞳でベルーシに懇願する。
「うん・・・一緒に、イこう・・・!」
ベルーシが私をぎゅっと抱き締める。
奥へ奥へと押し込んできており、子宮にノックさせてくる。
腰の動きが早く、更に早くなってゆく。
世界が回り出し、子供が駄々をこねるような声が自然と出る。
「あ、あああぁ! だめぇ、イク・・・! イッちゃうよぉ・・!」
身体ごと揺さぶられながら喘ぐ。
「ジール、出すよ・・・出すよ・・・、うあっ!」
ベルーシの短い叫びを合図に、ベルーシのモノは膨れあがり、爆発した。
ビチビチと跳ね、暴れまわりながら熱く煮えたぎった、生命の源が激しく放出される。
限界まで張られた絶頂の糸がプツンと切れ、弾けた。
「あっ・・・はっ・・・・!」
私は口をぱくぱくとさせ、蚊の羽音のように小さな声を上げる。
子宮でベルーシの熱を受け止め、私は甘美な絶頂を迎えた。
「うぅっ・・・!」
ベルーシが身体を震わせ、更に一突きし、また放出する。
熱が広がり、女の器官は満たされていった。
540+2/QpyXn:05/02/18 13:44:15 ID:qrk4epD7
「普通に中出しかよ・・・子供作る気か、お前等。」
フリッツが不満気な声で呟く。
未だに繋がったままの私とベルーシを見て、面白くなさそうな顔をしている。
「いやぁ、良いモノ見させてもらったわぁ、うん。」
リリンさんは嬉しそうに言う。
こちらに近付き、
「可愛かったわよぉん、ジールちゃん。一緒にイクなんて仲が良いのねぇ〜。」
私の頬をつんつんつついた。
ぐったりとした私を見て、嬉しそうに微笑む。
「さぁてとぉ、充分休憩したしぃ。」
くるっと振り向く、リリンさん。

「フリッツぅ、そろそろ二回戦目いこうかぁ?」

リリンさんの言葉に、そうだな、と返すフリッツ。
フリッツはリリンさんの腕を掴み、引き寄せた。
541+2/QpyXn:05/02/18 13:47:47 ID:qrk4epD7
私達の隣で二回戦目を始めたリリンさんとフリッツ。
私は呼吸を整えるために、楽な姿勢で寝ていた。
ベルーシはそんな私の頭を優しく撫でている。
すぐ隣で情事が行われているにも関わらず、私は考え事に耽っていた。
「ねぇ、ベルーシ・・・。」
彼を見つめ、尋ねる。
ん? と疑問の答えでも言いたげな瞳。
「私のこと・・・・妻にするって、本気?」
私の言葉に優しく微笑むベルーシ。
「うん、本気だよ。結婚式も挙げたいと思ってる。」
胸の内から広がる、大きな喜びと共に沸き上がる不安。
私のその様子に気がついたのか、
「・・・どうかしたのかい?」
と、尋ねてきた。


「ううん・・・何でもない。」


私の態度にベルーシは気をかけているようだ。

だが私は、その気遣いを敢えて無視した・・・。
542+2/QpyXn:05/02/18 13:53:27 ID:qrk4epD7
引くような終わり方で すみません。
このお話はこれにておしまいです。

543名無しさん@ピンキー:05/02/18 17:22:30 ID:GrHl9m3H
新作うpご苦労です。
続きもがんばってくだせえ
544名無しさん@ピンキー:05/02/18 22:34:59 ID:NhjTt30F
GJ!このジールとベルーシシリィズ好きなのよ〜。
こ、この終わり方・・続きがあると期待してもよろしいのか!?
545名無しさん@ピンキー:05/02/21 22:46:05 ID:PbJdyyXM
ジョニーさんまだじゃろか・・・
546名無しさん@ピンキー:05/02/22 00:26:16 ID:Xn5UyoI3
まさかジョニーさんの身になにか起こったとか無いよね…?
しんぱいだーよ。・゚・(ノД`)・゚・。
547sage:05/02/22 00:27:12 ID:Xn5UyoI3
orz
548名無しさん@ピンキー:05/02/22 00:28:41 ID:Xn5UyoI3
やっちまったよヽ(τωヽ)ノ
549名無しさん@ピンキー:05/02/22 02:46:13 ID:RYtMLLlr
>>548
もちつけ
550名無しさん@ピンキー:05/02/23 02:03:36 ID:rnHI3tnr
ウザい系な顔文字AA3連コンボとはやるなw
551ゴブ沢の中の人:05/02/24 01:14:09 ID:jDUnO132
カザムの片隅にある小さな小屋。そこは限られた冒険者だけが集うことを許される場所。

「はっ、ア!んふっ・・・イイぃぃ・・・」
金髪を揺らして、取っ手がつけられた衝立にしがみつくヒュームの女。
背後で雄ミスラがヒュームを犯している。
個体数が少なく、幼いころから絶倫、技巧的になるように教育された雄。その雄の
腰使いとその持久力に見せられる女冒険者は数知れない。

そして衝立の向こうではミスラの雌が膣でガルカの肉棒をしゃぶり、尻穴でエルヴァーンの肉棒を
扱いている。
「イクっ!イクッ!もっと虐めてぇぇぇっ!」
ガルカの腹の上で、エルヴァーンに挟まれ。はっきりと喜びの表情を浮かべ絶頂を迎えている。

ここはカザムの片隅の小屋。選ばれた冒険者が楽しむことを許された場所。



( ´・ω・`) ずっと書いてる小説がすすまにゃい。消しては書き消しては書き・・・。
552名無しさん@ピンキー:05/02/24 16:31:16 ID:nSDrWb4u
がんばって続編かいてw
553【灰色の魔道士】1:05/02/24 20:23:42 ID:Ul9Rsg8I

赤い砂の大地も凍える真夜中

女が月を見上げている

白いはずの背は大地よりも深い朱に染まっている

それは炎の翼を持つという伝説の鳥の姿に似ていた



足元に転がるモノを見てふぅっと軽くため息をつくと、
女はあたりに散乱していた自身の装備を手早く集めて身に纏った。
とはいうものの、寄ってたかって無理やり剥がされたものだから、殆どがただの布きれと化していた。
ローブが無事だったことに少しほっとしたものの、アウトポストへ急いで戻らなければと思う。
砂漠の夜は氷点下近くまで気温が下がるため、身体はすっかり凍えきっていたのだ。
幸いなことに持ってきた荷物の中に着替えがある。
明日も狩りを続けるかどうかはこんな事になってしまっては甚だ疑問ではあるが
とにかくローブの下は裸という状態では何もできない。
慌ててその場を離れようとして躓いた。
女は少し思案したようだが、素早く呪文を唱えて魔法を掛けると
アウトポスト目指してりっくりっくと走り出した。
554【灰色の魔道士】1:05/02/24 20:26:10 ID:Ul9Rsg8I
焚き火の照り返しを顔に感じて男は目を覚ました。
痺れる頭を振って何が起こったのかを思い出そうとする。
「あいつら俺に麻痺薬と昏睡薬を盛った上にご丁寧に縛りあげていきやがったのか!」
それが示すある事実に気がついて、男の怒りは一気に沸点へと達した。
身動きのままならない己の状況を呪いつつ、2mほど先の岩陰に立てかけてある戦斧を目指して這いずる。
「ったく、なんだってこんな事に・・・っ!」

**********************************************

国から受けたミッションを無事にこなしたことによって冒険者ランクの昇級と報酬を得たものの、
内容自体が酷く後味の悪いものだったために戦士の男は機嫌が良くなかった。
得た報酬金も何だか汚いもののような気がしてさっさと使ってしまうことに決め
ジュノ下層の競売所であれやこれや物色していた時に
「狩りに行きませんか?」と顔馴染みの赤魔道士に声をかけられたのが事の始まりだった。
あまり機嫌が良くないのだから、普通なら狩りに行く気になどならないのだが
丁度その時、前々から欲しいと思っていた戦斧が運良く落札できてしまった。
新しい武器が手に入ったら試してみたいと思うのは当然で・・・

「こんにちは。」
「よろしくで〜す。」
指示された集合場所に行ってみると既にメンバーは集まっていた。
狩人、暗黒騎士、赤魔導士がヒューム、白黒魔導士はタルタル、
何回か組んだことのある顔がある。
このメンツならいい稼ぎになりそうだとやや機嫌がよくなったところで白魔導士と目が合った。
真新しい連邦軍師コートを纏った彼女を見て男の心情バロメータはマイナスへと振れる。
彼女が悪い訳ではない。
例のミッションで一緒に戦った仲間だった彼女には全幅の信頼を置いている。
ただ顔を見た途端、あの哀れなガルカのことを思い出してしまったのだ。
直ぐに打ち合わせが始まり、ああだとかそうだなとか適当に相槌を打っているうちに
パーティはアルテパ砂漠のテレポイントから、流砂洞へと向かって走っていた。
555【灰色の魔道士】3:05/02/24 20:27:22 ID:Ul9Rsg8I
狩りは男が予想した通り順調だった。
予定の3日目になり、新しい武器が手に馴染みだしたこともあってもう少し続けたいと思っていた。
ジュノで聞き込んだという珍しい弓を落とすアンティカがこのあたりにでるらしいとの噂話を狩人が披露し
後2日ほど予定を延長して探してみないかとリーダーが提案すると喜んで賛成した。
「あの。」
白魔道士がもじもじしながら切り出した、
3日間も流砂洞に篭っているので、一旦外に出てできれば水浴びぐらいしたいと。
地下遺跡とはいえ昼間の熱気は伝わってくる、砂は引っ切り無しに天井から流れ落ちてくる、
全身砂まみれ汗まみれだった。
冒険者だから慣れているとはいえ、この環境は女性にはかなりきつかったに違いない。
その提案にヒュームの男たちは驚いたような顔でタルタルの白魔道士を見つめた。
「うん、水浴びしたいよね〜」黒魔道士が大きく頷く。
ローブ姿のタルタル族は男女の見分けがつかないが、こちらは間違いなく男性だ。
「タルタルだから気が付かなかったが白魔道士は女だったな。」と男がいうと
「ひどいよ、戦士さーん!」とタルタルの魔道士たちは男をぽかぽかと叩いた。
キャイキャイと騒ぎ立てる魔道士たちを構っていた戦士は
その様子を黙って眺めている男たちの暗い欲望に火が点いたことに気がつかなかった。
556【灰色の魔道士】4:05/02/24 20:28:13 ID:Ul9Rsg8I
現在位置から一番近いオアシスはアウトポストの近くにあった。
そこで、水浴びをした後アウトポストに泊まろうということになった。
ガードが常駐しているので見張りを立てる必要もなく、全員がゆっくり休むことができるのだ。
彼らのレベルでは敵にもならない雑魚ばかりとはいえ獣人がうろつくオアシス、
男ばかりの中いったいどうやって水浴びをするつもりなの?と黒魔道士が問う。
彼女はいたずらっ子のよう笑うと姿を隠す呪文を唱えて水に飛び込んだ。
黒魔道士も真似をして同じように姿を隠すと水に飛び込む。
人の姿がない水しぶきと笑い声があちこちで上がる。
がっかりしているような気配が一瞬したような気がするが、
オアシスの冷たい水が疲れた身体に心地よく男はすぐに忘れてしまった。

クゾッツ地方のアウトポストは、他の地方とは違い木造の宿舎がない。
ガード詰め所である天幕の後に食事と暖を取るための焚き火があり、
それを囲むように冒険者の宿泊用の天幕が用意されている。
食事の後、明日の予定を決めると直ぐに魔道士たちは天幕に潜り込んで眠ってしまった。
魔力の源である精神力を維持するために魔道士は前衛職の者たちよりも多くの休養を必要とする。
野営が続く場合はスリプルや睡眠薬を使ってでも強制的に眠るのだ。
その点、前衛職は安全なキャンプ地であれば気楽なものである。
眠くなるまで他愛も無い話を肴に酒を飲むことが出来た。
男ばかりの酒盛り、狩場での緊張が解け色気もないとくれば、話は下へ下へと流れて行く。
そういう話は嫌いでもないし、戦士もいい年をした男なので
最初は若いメンツの話しを面白おかしく聞いていたのだが、だんだんとある疑惑がわいてきた。
それは狩場でパーティ内の女を如何にものにしたかというくだらない武勇伝だった。
557【灰色の魔道士】5:05/02/24 20:30:20 ID:Ul9Rsg8I
狩場での高揚感はセックスのそれとよく似ている。
何時間も直接手を下し続けたその感覚は狩りが終わってもしばらくは続くものだ。
自制心で押さえつけたり自分で慰める場合もあるが、相手がいれば悩む必要はなく、前衛職の女性なら話も早い。
その場限りと割り切っているから後腐れもない。
ところが魔道士となるとコトは簡単ではなくなる。
魔力を駆使しているから精神的疲労感が強く、狩りの高揚感というものは得にくいからだ。
パーティの雰囲気を壊したくないということで仕方なく相手を努めるケースはよく聞く話だが、
そこに付け込むのさ、と下卑た笑いを浮かべる赤魔道士たち。
女一人を裸でモンスターの徘徊する狩場に放り出すと脅せば大抵は承知するし、
それでも抵抗した場合は無理やりに犯ってしまうのだという。
合意の上でコトに及ぶなら、文句は言わない。
だが、レイプとなれば話は別だ。
戦士はとうとう我慢ならずに叫んだ。
「おぃ、おまぇら、ましゃか・・・?」
それほど飲んだわけではないのにロレツが回らない。
「そのまさかだよ。」
「戦士さん、腕はいいんだけどさ、こういうの嫌いだって噂で聞いていたから。」
「若いから自制心無いんだよね、僕たち。」
ニヤニヤと薄笑いを浮かべる男たちの顔が霞んで見える。
強烈な睡魔に襲われて戦士は手にしたカップを落とすとその場に倒れこんだ。
「体力じゃ適わないから一服盛らせてもらったよ。」
「もう聞こえてないって。」
念のためにと戦士を簀巻きにして、欲望を一気に燃え上がらせた男たちはタルタルたちの眠る天幕へと近付く。
赤魔道士が白魔道士にケアルをかけると、ぐっすり眠り込んでいた彼女が目を覚ました。
「何かあったんですか?」
安全なアウトポストで無理やり起こされたとなればパーティメンバー以外に異変があったに違いない。
「ごめんね。近くで獣人に襲われた冒険者がいるみたいなんだ。」
「!!直ぐに行きます!」
手早く装備を整えると彼女は男たちのあとを追って駆け出した。
戦闘不能になった冒険者がいると聞けば、危険を冒してでも駆けつける、
白魔道士特有の意識を逆手にとって男たちは彼女をアウトポストから引き離すことに成功した。
558【灰色の魔道士】6:05/02/24 20:32:00 ID:Ul9Rsg8I
しばらく探し回ったが倒れたという冒険者たちは見つからなかった。
「ホームポイントへ戻ったのかな?」しらじらしく狩人がいう。
「砂漠じゃ偶然誰かが通りかかって助けてもらえる確率は低いし。」
「そんな・・・私がもっと早く来ていれば・・・」
がっくりと落ち込む白魔道士の横に跪いて肩をそっと赤魔道士が抱き寄せる。
タルタルは人懐っこいことと小柄なこともあって、
他種族に抱き上げられることに慣れているから抵抗はしない。
よしよし、とほくそえむ赤魔道士に
「タルタルの女の子ならこうだろ?」というと
いつの間にか背後であぐらをかいて座り込んでいた暗黒騎士が彼女を抱えあげて膝の上に乗せた。
「腕力あるっていいよな。うわ〜小さい手だね。慌ててミトン忘れたんだ、すっかり冷えちゃってる。」
暗黒騎士を牽制しつつ、側に座り込んだ狩人が彼女の手を取って握り締める。
「あ・・・、あの、私、大丈夫ですから・・・?!」
何だか様子がおかしいことに気がついた彼女が立ち上がろうとした時
もう欲情を隠そうとしない笑いを貼り付けて赤魔道士が一気に呪文を唱え上げた。
「逃げられちゃ困るんだよ。」
「!?」サイレスとパライズを浴びせられパニックになったものの
反射的に逃げようとする小さな身体を暗黒騎士が背後から抱きすくめた。
「気持ちよくさせてあげるから。」と耳元で囁かれびくっと身体が跳ねる。
その反応に気をよくして、器用にローブのホックを外すと、すぽんっと脱がしてしまう。
他種族ならこの段階で上半身は下着姿になり、恥ずかしさで上気した肌が露わとなって
劣情はヒートアップするのだが、タルタルは違った。
「・・・色気のない下着のことを忘れていた。」
彼女はむっとした表情を浮かべたが、男たちにはもうこの先のお楽しみしか見えていない。
6本の手が一斉に伸びて我先にと彼女の装備を剥ぎ取って行く。
桜色の可愛らしい突起が、
他種族なら恥毛に覆われているはずのぷっくりした秘所が夜風に晒され彼女は身震いした。
ぎゅっと瞳を閉じて涙を浮かべる顔や恥辱でピンクに染め上げられていく小さい身体に
青い長い髪が纏わりつき解け落ちる様はぞっとするほど扇情的だった。
559【灰色の魔道士】7:05/02/24 20:32:55 ID:Ul9Rsg8I
ごくんと唾を飲み込んだ途端、タルタルが相手だという最後の理性の糸が消し飛んだ。
暗黒騎士の手がわずかに隆起した乳房を揉みしだき桜色の乳首をこね回す。
びっくんと反応した身体にびっくりして見開いた瞳に狩人が映る。
唇を塞がれ舌が押し込まれる。
長い耳を弄びながら丹念に彼女の歯茎をなぞり食いしばった歯をこじ開けようとする。
必死に抵抗しようとする彼女の最も敏感な部分を赤魔道士が見逃すはずはなかった。
両手で足を押し広げ隠すものもない小さな突起を舐めあげる。
ああっ!?っと叫びそうになった瞬間に狩人の舌が口腔に侵入してくる。
くちゅくちゅと音を立てて突起を啄ばみながら、赤魔道士の指が襞の間をゆっくりとなぞる。
『やめてーーーー!』声にならないが彼女は叫び身をよじって抵抗をやめようとはしない。
涙を流しながら麻痺した身体をくねらせ、汗ばみ熱を帯びて行く小さな身体が男たちの背徳心を煽って
劣情を更に掻き立てるだけだということには思い至らない。
「3人に責め立てられてもまだ理性を保ってるなんて賞賛するよ。」
唾の糸を引きながら赤魔道士が顔を上げて呟いた。
「だけどそれも終わりさ。」
くくくっといやらしい笑い声を上げると襞を掻き分けて膣の入口に指を突き入れた。
とろりと身体の奥から暖かい液体が流れ出す。
『ひゃぅうっ!』
背中が反り身体が大きく跳ね上がり、狩人と唇が離れる。
唾液で濡れた唇をひと舐めすると今度は耳に舌を這わせながら
「濡れてるだ。感じてるんでしょ?」言葉でも嬲る狩人。
反対の耳にも暗黒騎士の舌が這い回わり、右手を下の突起へと伸ばして弄り、左手で乳首をすり潰す。
空いた左の乳房をすかさず狩人の手が揉みしだく。
赤魔道士の指が膣の中を擦り上げこね回し、彼女の背中の下の方がチリチリと焼けるように熱を帯びてくる。
560【灰色の魔道士】8:05/02/24 20:33:40 ID:Ul9Rsg8I
はぁはぁと甘い吐息が漏れる。
ゆっくりと身体の奥底からこみ上げてくる快楽の波に身を任せてしまいたい。
そうすれば楽になれるという甘美な誘惑に飲まれてしまいたい。
だが彼女の理性はそれを許さなかった。
唇が開放された時にサイレスが切れていることに彼女は気付いていた。
蛇のように這い上がろうとする悦楽の波動を意志で押しやり、精神を集中する。
快楽よりももっと奥底で暗い何かがぞろりと動き出すのを感じると
吐息に合わせて微かに音を発し、少しずつ慎重に呪文を紡ぎ出していく。
詠唱が完了する前にサイレスが切れている事を悟られてはならない。
ぐちゃぐちゃと淫靡な水音を響かせながら突き上げられる度に秘所は
意志とは関係なく愛液を滴らせ男たちを狂わせている。
「もう我慢の限界だろ!イッちゃえよ!」赤魔道士が言い放って大きく突き上げた瞬間、
彼女は勝ち誇った微笑みを浮かべて叫んだ。
「スリプガU!」
561【灰色の魔道士】9:05/02/24 20:35:09 ID:Ul9Rsg8I
彼女がアウトポストに帰り着いた時、男も深遠の彼方にも感じた2mを踏破し終わっていた。
だが簀巻きにされた身体では文字通り手も足もでない。
戦斧の刃先に縄を擦りつけようにも立てかけただけの状態では不安定だし、時間が掛かりすぎる。
左腕の一本でこの戒めを解けるなら安いものだと男は腹を括った。
身をよじって何とか上半身を起こすと、左腕から刃先へと倒れこむ。
「スタン!」
戦斧の刃が腕に食い込もうという不自然な体勢で男の身体は停止した。
「何やっているの!!」
慌てて駆け寄った彼女は、自分の身の丈を越える戦斧を掴むと刃先を男の身体の下から逸らした。
瞬間、呪縛が解けて蓑虫男は戦斧と一緒に地面に転がった。
「無事だったのか?!」
全然格好のつかない姿なのだが、男は真っ先に彼女の身を案じた。
「一応は、ね。」苦笑いする彼女の瞳がこれ以上の心配も気使いも無用だと語っている。
「それよりもその縄を何とかしなきゃ。」
と、言いながら彼女はきょろきょろと辺りを見回す。
「ナイフなら俺のカバンに入ってる。」
そっか〜と呟きながら男の荷物のある天幕へ向う彼女を見つめながら
何か重要なそしてとてもおかしなことが起こっているような気が男にはしていた。
562【灰色の魔道士】10:05/02/24 20:35:59 ID:Ul9Rsg8I
「あ!」
白魔道士は女神アルタナの加護を受けた癒し手であるから、
人を傷付ける金属性の武器を手にすることは出来ない。
合成調理派はともかく、手料理派は特別に教会で祝福された刃物を使うのだ。
「ナイフ持てないだろう!魔法で焼ききってくれればいいぞ。」
「何か言った?」
天幕から出てきた彼女の手にはナイフが握られている。
「えぇ?!」
「後でちゃんと説明するから。」
縄を切ってパラナとケアルを男にかけてやり、一旦天幕に引っ込んで替えの下着や装備で身支度を調える。
「先にあの人たちを何とかしないとね。」
無様に眠りこける男たちを置き去りにした現場に引き返してみるがそこは何の変哲もない砂漠だった。
「誰もいないぞ?」
「危ないと思ってね、一応インビジとスニークをかけておいたから。」
そういうと彼女はデジョンUを詠唱し、次々と見えない男たちをホームポイントへと送り返した。
「あんなヤツラどうなってもいいだろ。」吐き捨てるようにいう男に彼女は女神の慈悲を映した笑顔を向けた。
「私は白魔道士でもあるから見捨てるなんて出来ない。」
563【灰色の魔道士】11:05/02/24 20:36:45 ID:Ul9Rsg8I
翌朝、起き出して来た黒魔道士に急用が入ったから他のメンバーは帰ったと説明すると
「残念たる〜」と言いながらも戦士をジュノへと送り返してくれた。
それぞれデジョンでジュノに帰還した魔道士たちと別れの挨拶をしてパーティは解散になった。
「じゃあ、またね〜」
何事もなかったかのようにレンタルハウスへ駆け込もうとする白魔道士の首根っこを男は摘みあげた。
「きゃあ〜?!」
「きゃあ、じゃない。きっちり説明してもらうまで放さん。」
「むぅ、覚えていたか。」
「当たり前だ!」
白魔道士をぶら下げたまま、男は自分のレンタルハウスへと戻った。

「私、純粋な意味では白魔道士じゃないの。」
「はぁ?!」
モーグリに入れてもらったウィンダスティーをすすりながら、ゆっくりと彼女は語った。
白魔道士になるためにウィンダスの私塾で白魔法を学んでいたが、
黒魔道士としての資質も高かったために同時に黒魔法も習得したこと、
修行中に命の危険を感じたり理性を失うと白と黒の発動能力が入れ替わることに気付いたこと、
それが冒険者になってモーグリたちの秘術であるジョブチェンジ能力だと知ったこと。
「モグがいなくてもジョブチェンジできるのか?」
「白と黒以外は無理だから、中途半端な能力なんだけど。」
「灰色の魔道士・・・ってか?」
「ああ、それいいかも。灰色の魔道士、うん。」
ずず〜っとウィンダスティーを啜る彼女を眺めながら
男はこれから長い付き合いが始まりそうだと思った。
「俺は戦士のリッツだ、よろしくな。」
「私は灰色の魔道士ルナよ、改めてよろしくね。」
564名無しさん@ピンキー:05/02/24 20:39:01 ID:Ul9Rsg8I
すいません、sage忘れるわ、番号打ち間違えるわ・・・

エロくないし 
エロ書くの初めてなんです、と言い訳してみたり

吊ってきます   orz
565名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:11:47 ID:wGCeANDW
(-人-)ごちそうさまです

タルキタワァァァーーーーー
566名無しさん@ピンキー:05/02/25 03:06:16 ID:H9zu2V3V
タルきたわぁああああああ!
GJ!
567名無しさん@ピンキー:05/02/25 21:01:46 ID:DTzkG7cf
_・)ソォー

少しは喜んでもらえたようでほっとしてます
話の中でリッツの種族を書くの忘れてました
リッツはヒュム♂F1茶髪
ルナはタル♀F5青髪
他のメンバーwは脳内変換でお好きなようにしてください

@2〜3話ほど続編を考えたりしてます
568名無しさん@ピンキー:05/02/25 21:04:20 ID:DTzkG7cf
上の方でタル♂×タル♀とか
タル♂×他種族♀のリクエストがあったので
その設定いただいていきます
569名無しさん@ピンキー:05/02/26 00:40:48 ID:8jEfUzxW
普通にエロではなくお話として読んでしまった・・。
(・∀・)イイ!
570名無しさん@ピンキー:05/02/26 00:48:59 ID:JV4AXbLl
>>563の書き込みの上手さ。読み手を引き込む文章力。なににおいてもパーフェクツ!!続投下まだかなぁ(*´Д`)=з
571名無しさん@ピンキー:05/02/26 06:28:00 ID:e9vb3gok
思った以上に話が膨らんでしまいました
まだ書きあがりません
おまけに今日も仕事です
何やってるんだ、漏れ 
1時間でもいいから寝よう orz

上手くいけば今日の夜までにはうpできそうです

完全にサボリーマンモードw
572名無しさん@ピンキー:05/02/26 12:21:12 ID:z59O6VVC
(*´Д`*)なあんですってえーーー

激しく期待
573名無しさん@ピンキー:05/02/26 16:21:28 ID:JV4AXbLl
>>571漏れ、いつまでも待ってまつ(σ・∀・)σタルいいね。
574名無しさん@ピンキー:05/02/26 20:58:31 ID:fcJJRfpx
ただ今推敲中。
もうしばらくお待ち下さい m(__)m
575名無しさん@ピンキー:05/02/26 22:50:58 ID:JV4AXbLl
ワクワク
気になって見に来たが燃料投下が無かったら延びないなぁ┐(´ー`)┌がんがれ
576名無しさん@ピンキー:05/02/26 22:59:53 ID:fcJJRfpx
遅くなりました
多分18スレ分になると思います
それでは・・・投下開始!
577【愛と欲望の狭間】1:05/02/26 23:00:39 ID:fcJJRfpx
運命の出会い

誰もが一度は思い描く甘い夢

だが現実はひどく滑稽で残酷なものだ


白と黒の能力を己の意志で自由に使い分けることのできる特殊能力の持ち主ルナ。
そんな重大な秘密を知られてしまったら普通は口止めをするだろうが彼女はあっけらかんと言った。
「私はリッツを信じてるから。」
「おいおい、そんな簡単に信じていいのかよ。」
「私を守ってくれたから。」
「俺は何もしてないぞ。」
それどころか蓑虫にされて無様に這いずっていたのを助けてもらったぐらいだ。
思い出しただけで情けないやら悔しいやら、
今度あの赤魔道士たちに出会ったらぶん殴ってやると心に決めた。
「あの場所にリッツは居なかった、だから助けてくれようとしてるんだって。それだけで信頼に値するわ。」
にこーっと笑ったルナにタルってのは可愛さを最大限に利用するツボを心得ているなと感心する。
「そりゃ、どうも。」
578【愛と欲望の狭間】2:05/02/26 23:01:35 ID:fcJJRfpx
そんなこんなで、リッツはルナと行動を共にすることが多くなった。
愛だの恋だの甘い感情からではなく、友人としてだ。
リッツは元来群れることを好まないので、どの冒険者ギルドにも所属していなかったが、
それを知ったルナは彼に自分が主催するギルドのリンクパールを無理やり押し付けた。
「4人しかいない小さなギルドだから気を使わなくていいよ。」
そう言うが早いかみんなが待っているからとウィンダス行きの飛空挺に乗り込んだのが数時間前。
渋々付いてきたはずのリッツだったが、ウィンダス水の区のレストランで紹介された新しい仲間に
すっかり打ち解け強かに酔っ払っていた。
リー・ウェイは守護戦士たちのような凛とした感じがするミスラの赤魔道士。
これぞサンドリアの騎士という出で立ちのエルヴァーンがアリューシャ。
ローブを着て鎌を背負っている姿は黒魔道士にしか見えないタップ=ロップ、実は暗黒騎士だ。
リッツもいける口なのだがみんな異常に酒が強かった。
「なぁんでぇそんぁに強ぃんらぁ?」
酒のせいでロレツの回らないリッツにニターと笑って体質の違いだと笑うタルタルたち。
「私たちのジョブを考えれば簡単なことですよ。」
ヒントを出したリーにルナとタップはぶぅー!っとふくれっ面を向けたが、リーは涼しい顔でかわす。
ナイトに暗黒に赤に白、リッツは指を折りながらあることに思い至った。
全部魔力を有する職業で戦闘中に魔力の回復を助けるジュース類を飲む。
このジュースのうち効果の高いものほどアルコール分を多く含んでいるから酒にも強くなるのだ。
「そぅらぁ〜そぅだ〜ょなぁ。」
自分が弱い訳ではないと安心したのか、ぱったりとテーブルに倒れるとそのまま眠り込んでしまった。
579【愛と欲望の狭間】3:05/02/26 23:02:26 ID:fcJJRfpx
このままにしてはおけないだろうから私が送る、とアリューシャが立ち上がった。
騎士でもあり身長でも勝るアリューシャなら無理ではないが、
正体を失ったヒュームの男を一人で連れていくのは大変ですよ、とリーも立ち上がった。
一緒にレストランをでると両脇からリッツを抱えて帰っていく2人を見送る。
「じゃあ今日はお開きかな。」タップが聞く。
その顔を見て何か話したいことがあるらしいと察したルナは
飲み直そうか!とタップの肩を叩いてルナの部屋がある区画へと向った。
レンタルハウスとは違いルナの部屋はタルタル様式の家具できれいに揃えられていた。
座卓の下には麻で編んだラグが敷かれ、丸い籐製のクッションが置かれている。
籐の衝立で仕切られた向こう側にはタルタルデスクとスツールがある。
部屋の奥にも衝立がありそこにはベッドが置かれているようだった。
へぇ〜っと感心したようにタップはキョロキョロと部屋を見回す。
「女性の部屋をじろじろ眺めるもんじゃないわよ。」
「ああ、ごめんごめん。でも、ここまで完璧なのは珍しいと思って。」
お盆にグラスとタルタルライスを発酵させて作った酒、つまみを載せてキッチンからルナが戻ってくる。
「レンタルハウス暮らしが長いとタルタルサイズの家具が恋しくなるのよ、まぁ座って。」
「そうだよな、俺はアリューシャのとこにいるから余計だよ。」
アハハっと照れくさそうに頭を掻くタップ。
「やっぱりそのことで何かあるの?」
580【愛と欲望の狭間】4:05/02/26 23:03:10 ID:fcJJRfpx
約半年ほど前、ウィンダスに逗留していたルナの元へアリューシャの悲痛な叫びが飛び込んできた。
アリューシャは新たなルートが拓かれたアットワ地溝に派遣される大規模な調査隊の護衛として参加していた。
順調に思われた調査だったが、そこで途轍もないモンスターと遭遇してしまう。
調査隊は壊滅し、生き延びた者を逃がすために最後まで踏みとどまったのがアリューシャとタップだった。
最後の魔力でモンスターの足止めに成功したタップと共にその場は生きて抜け出せたものの
アットワ地溝を抜ける途中で奇怪な植物の猛毒を浴びてしまう。
手持ちの薬品が底を尽いていたアリューシャに「丁度2本残っていたよ」とタップは毒消しを1本差し出した。
シャクラミの地下迷宮へと続く回廊まで辿り着き、一息入れようと前を行くタップの肩に手を掛けた
途端、彼の小さな身体がぐらりと傾き、地面に崩れ落ちた。
慌てて抱き起こしたタップの全身には毒が回って既に紫色に変色していた。
「あれは最後の1本だったのか!」エヘヘと苦しげに笑うタップ。
「何故だ!」
「…俺、も・・・騎士な、んだ・・・女性ま・・・守らな・・・きゃ・・・」
「私はサンドリアの聖騎士だぞ!女も男もあるか!」
「ア・・・アリュ・・・ャ・・・き・・・れい・・・ま、もりた・・・か、った・・・」
血にまみれ紫に腫れあがり小刻みに震える手がゆっくりと伸びて汚れたアリューシャの頬に触れる。
「バカ・・・」
にっこり笑うとタップは目を閉じた。小さな手がぱたりと落ちる。
「だめだ!死ぬな、絶対死ぬな!」
ぐったりしたタップを抱え、群がってくる雑魚モンスターを蹴散らし地下迷宮を駆け抜ると
「ルナ!ルナ!お願い!今すぐメアまで来て!」リンクパールに向って叫びながら
アリューシャはメア岩を目指して走った。
581【愛と欲望の狭間】5:05/02/26 23:04:01 ID:fcJJRfpx
ルナの高位蘇生魔法で何とか命を繋いだものの衰弱の激しいタップを
私の責任だからと言ってアリューシャは自分のレンタルハウスへ連れ帰った。
それからアリューシャの寝ずの看病ですっかり回復したタップだったが、
何故か自分のレンタルハウスに戻らずに彼女の元に留まっていると聞いても
ルナはもちろんリーも驚かなかった。
むしろ女騎士様にいい相手が出来たと喜んでリンクパールを渡したのだった。

「実はさ・・・その・・・あの・・・」
よっぽど言いにくい話らしく、タップはどう切り出せばいいのか迷っている。
「これでも飲んで落ち着いて。」
なみなみとグラスに酒を注いでタップに渡すとルナは自分のグラスに口をつける。
手渡されたグラスをしばらく眺めていたが意を決すると一気にあおり、
たんっと座卓に叩きつけるとタップは言った。
「俺、アリューシャとやったことないんだ!」
含んだばかりの酒を勢いよく噴出すルナ。
「げふっ、げふぅ、何ですって?!」咳き込みながら涙目で睨み付けたルナだったが、
ヤケクソだと言わんばかりに瓶を掴んでラッパ飲みするタップを見て慌てた。
「ちょっ、それ普通のとは違うのよ!そんな飲み方したらっ!」
口が滑りやすようにとアルコール度数の高い物を選んだのがアダになった。
グビグビ飲み干すタップから酒瓶を取り返した時には完璧な酔っ払いが出来上がっていた。
582【愛と欲望の狭間】6:05/02/26 23:04:54 ID:fcJJRfpx
「おりらってぇね〜性欲ぐりゃいあんにょ〜ぉ」バンバン座卓を叩きながら力説するタップ。
胸につかえているものを全部吐き出してスッキリするほうがいいだろうと
「そうだね、うん。」時々相槌を打って、ルナは聞き役に徹している。
タルタルは生殖能力を持たないガルカを除けば他種族よりも性衝動が少ない。
サイズが合わないという物理的かつ致命的な障害もあり、
他種族とのカップルも恋愛感情はあるが身体の関係までには至りにくいという。
女性ならば時間と手間を掛ければ受け止めることもできるが、男性の場合プライドが邪魔するのだ。
「れもねぇ〜おりぇ、たるりゅりゃからぁ」
彼女を満足させられるのか、小さいとバカにされるのではないか、嫌われるのではないか、
そんな思いがぐるぐる回ってタップは苦しくて切なくて仕方が無かった。
それが同種族であるルナには痛いほど分かった。
「だれょりゅいも、あぃしゅてるだぉ・・・」
もう何を言っているのか分からない言葉を残してタップは眠ってしまった。目に涙をいっぱい浮かべて。

タップの肩に毛布を掛け、座卓の上を片付け終わった時、遠慮がちにドアをノックする音が聞こえた。
「開いてるわよ。」ドアを開けて入ってきたのはルナが思っていた人物だった。
長い耳は垂れ下がり済まなさそうな顔でルナを見下ろす。
「タップが来ていないかと思って・・・」
「いるわよ、酔いつぶれて寝てるけどね。でもその顔だと私に用があるんじゃないの?」
「すまない。」
「謝らなくていいから。取り合えず彼をベッドに運んでくれる?」
こくんっと頷くとアリューシャはそっとタップを抱き上げてベッドに下ろし、
愛しいそうに彼の髪を撫でると、目に溜まった涙を指ですくい取った。
583【愛と欲望の狭間】7:05/02/26 23:05:50 ID:fcJJRfpx
愛しているから抱きたい。抱かれたい。
こんな純粋で単純なコトに思いに悩むなど、タルが相手じゃなきゃあり得ないわね、とルナはため息をつく。
「それで、半年も一緒に暮らしてて、全く何もないの?」
「・・・ない。」
「狩りの後とかどうしてるわけ?他の男と寝てるの?」
ルナも冒険者だ。欲望を満たすだけのセックスも否定しない。ただし、同意の上での話ならばだ。
「いや、タップと一緒になってからはしていない。」
それで一体どうやって高ぶった身体を押さえているのか、自分で慰めているのか?
いやそれはなさそうだ、一緒に暮らしていれば気がつくものだし、
じゃあ自制心だけでお互いに半年も我慢しているのか?考えれば考えるほどルナは頭が痛くなってきた。
「それで、どうしたいの?」
「初めてだから余計に自信がないのだと思う。だから、自信を持たせてやりたい。」
その答えは予想外だった。つまり、この幼馴染の女騎士はルナにタップの相手をしろと頼んでいるのだった。
「アリューシャ、本気で言ってるの!?」
「ルナじゃなければこんなことを頼みはしない!」
きつく唇を噛み締める彼女を見てルナは哀しくなった。愛するがゆえの想いが辛かった。
「いいわ。ただし条件がある。」
「なんだってする、言ってくれ。」
「ここで最後まで見ていなさい。」
「!!」アリューシャの顔が見る見る青褪めた。
だが、否とは言えなかった、それが自分の下した結論への罰なのだから。
584【愛と欲望の狭間】8:05/02/26 23:06:48 ID:fcJJRfpx
ベッドは2枚の衝立で囲まれており、座卓の方から見えないようになっている。
アリューシャは直接2人の行為を目にすることはないことに少し安堵した。
もしかしたらタップが断るかもしれない。そんなおかしな期待もしていた。
衣擦れが聞こえる。おそらくルナが衣服を脱いでいるのだろう。
傷だらけで無骨な自分とは違い、華奢で磁器のような美しい肌をしたルナ。
タップと愛し合うことの出来る小さな身体。
想像しただけで嫉妬で目がくらみそうになる。
「タップ・・・ねぇタップ、起きて・・・」誘惑を含んだルナの声にびくっとする。
起きないでくれ!心底自分の愚かしさを呪いながらアリューシャは目をつぶり耳を塞いだ。

「んぁ・・・あぁ、・・・ルナ?」
酔いが抜けきらず、状況が分かっていないタップの唇をルナが塞ぐ。
無防備な口腔にとろりと甘い液体が流れ込んでくる。
「!!?」驚いたタップは思わず液体を飲み込んでしまう。
慌てて肩を掴んで引き離したものの、瞳に映ったのは艶然と微笑む全裸のルナだった。
「な・な・な・なに?なんで?」
「同種族なら何も考える必要はないでしょ。私が慰めてあげる。」
「バカなことを言うなよ!俺はそんなつもり・・・?!」
身体がカーっと熱くなり、タップの男がむくむくと勃ちあがった。己の反応に驚きを隠せず、頭を振る。
「ふふっ、そんなこと言ってもダメよ、ほら。」
つつつーっとルナの細い指がスロップスの上から彼自身を撫で上げると、
痺れるようなむず痒いような快感が電撃のように流れ思わず声が漏れてしまう。
「っあぁ!」
肩を掴んでいた力が緩まったのを感じて、ルナは彼の手を取り自分の乳房へ導く。
585【愛と欲望の狭間】9:05/02/26 23:07:47 ID:fcJJRfpx
「柔らかいでしょう?」
「あ、ああ・・・」
手のひらから伝わってくるルナの滑らかな肌の感触と体温がタップの思考を停止させる。
どくん。どくん。身体中が心臓になったみたいに鼓動が激しくなる。
それに合わせて彼自身もどんどん熱を帯びてくる。
乳房をぎゅっと握ったら、あぁっとルナが甘い声を上げた。
もっと聞きたい。もっとキ・カ・セ・テ
意志とは別に欲望が頭の中で暴れまわる。
ゆるやかな隆起をゆっくりと揉みしだく度にルナの上げる嬌声が意志も溶かしていく。
乳房全体を覆っていた手をずらし、指の間に桜色の突起を挟むとびくんっとルナの身体が跳ねた。
「気持ちいいの?」恐る恐る聞いてみる。
「・・・うんっイイよ、ああぁあっ!」思わず力が入ってしまったのだろう、
強く捻られた乳首から快感の波が走りルナは大きく仰け反った。
一緒にタップの僅かに残っていた理性も弾け飛んだ。そのままルナを押し倒し、唇に吸い付く。
ぎこちなく差し入れた舌をルナが優しく絡め取る。
ルナの舌が歯茎を舐めあげ舌を吸う度にタップのモノは張り裂けんばかりに大きく硬くなっていく。
息が苦しくなって唇を離し、ルナと見詰め合う。
「大丈夫、私が教えてあげる。」
ルナは起き上がると器用にタップのローブをはだけ、すべての着衣を脱がせていった。
「傷だらけね。」そう呟くと彼の背中に腕を廻しチロチロと首筋へ舌を這わせながら、
右手でそっと怒張した彼のモノを握り締めた。
「うぁあぁっ!!」今まで感じたことのない強烈な刺激が全身を駆け巡り、そのまま達してしまった。
586【愛と欲望の狭間】10:05/02/26 23:11:11 ID:fcJJRfpx
「ごめん、ルナ・・・俺、」
「もういい、やめて!」
タップが謝ったのとアリューシャが叫んだのは同時だった。
「アリューシャ?!」
何故ここにアリューシャが?今のを見ていたのか?俺は一体どうなっていたんだ?
ルナがせまって来てアリューシャが叫んでいて俺は裸で、裸?今のって何だ?
アルコールと身体の疼きといきなりの修羅場でタップの心の琴線はぷつんと音を立てて切れしまった。
「約束が違うわよ。これからがいいところなのに。」
「本当にすまない。だけど、やっぱりダメだ。このままだとルナを恨んじゃう・・・」
拳を握り締め項垂れているエルヴァーンの姿が衝立越しに想像できてしまい、やれやれと肩をすくめる。
人形のように微動だにしないタップの耳元に「ごめんね」と囁くと
脱いだ衣服を手に掛けてバスルームへと向う。
さっとシャワーを浴び、新しいローブに着替えて戻ってきても時が止まったように2人は同じ姿勢だった。
ぽろぽろと涙をこぼすアリューシャの顔を両手で挟み、上を向かせると唇を重ねた。
「ひゃぁう?」
喉を滑り落ちていく甘い味に覚えがあった。
「これって・・・」
「あたり。タップにも同じものを飲ませてあるから、後は自分で何とかしてね。」
ルナはいたずらっ子のような顔で言うと背を向け、手をひらひらさせながらドアから出て行ってしまった。
587【愛と欲望の狭間】11:05/02/26 23:12:15 ID:fcJJRfpx
何も聞こえなければ大丈夫だと思っていた。しかし聞こえないことで妄想はとんでもなく膨らんでいく。
覆った両手を外し、耳を欹てる。
ルナの囁きで今何が行われているのか容易に想像できる。
ワザとだ、彼を誘導する振りをしてワザと自分にコトに成り行きを教えているのだ。
本気でルナを憎みそうだった。
想像すれば身体は反応する、しかもルナが痴態を繰り広げている相手は自分の愛しい男だ。
後悔と恥辱と嫉妬に責め立てられ、アリューシャは軽く欲情していた。
そこに即効性の媚薬を飲まされたのだ。
身体が一気に火照る。大事なトコロがジンジンして、湿り気を帯びてくるのが分かる。
熱い、身体が焼けるようだ。とにかく服を脱がなければ。
ああ、違う。タップに事の次第を伝えるんだ、上手く言えるだろうか?
アリューシャの思考は混乱し、自分が何故服を脱いでいるのか自覚もないまま、
ベッドの上で硬直しているタップに近付き肩を揺する。だが、反応がない。
「ごめん、ごめんね。」初心な彼を傷つけてしまった、どうしよう。
ベッドの縁に腰掛けてタップを膝の上に向かい合わせに座らせるとぎゅーっと抱き締めた。
全裸になったアリューシャの胸に顔を埋める形になり、息苦しくてタップは我に返った。
「あ、ありゅーひゃ?くるひぃ・・・」
慌てて腕を緩めるとまだ焦点の定まりきらない目が自分を見上げている。
可愛いっ、もうダメだ、限界!
588【愛と欲望の狭間】12:05/02/26 23:13:08 ID:fcJJRfpx
ぐいっとタップの顎を掴んで持ち上げ、顔を軽く傾げて優しく唇にキスをする。
「こうすれば息苦しくない。」
焦点を結んだ瞳を覗き込みながらアリューシャは再び唇を重ねる。
舌を唇の間から滑り込ませタップの舌を軽く突付くと答えるように絡んでくる。
アリューシャのお腹を熱い質量を持ったものがノックしだす。
くちゅくちゅと水音をたて互いの舌を口腔を味わう。
やがて不慣れなタップの口から溢れた涎に気付いて唇を離すと彼女はそれを舐め取った。
「だめだよ、アリューシャの顔が汚れちゃう・・・」
「お前のものなら何だって愛しいのだ。」
もう自分を偽る必要はないのだから、そうタップの耳元で囁く。
「私はお前の全てを愛している。お前を受け入れたいのだ。だから、だから・・・」
欲情と愛情が合い混ざってアリューシャは言葉に詰まる。
「誰にも渡さない。僕のアリューシャ。これが俺のすべてだ。」
そういうとタップは立ち上がった。
いつもゆったりしたローブを着ているタップ、狩場でも鎧を身に着けている姿を見せたことが無い。
タルタルゆえの防御力の無さを補おうとしないその姿は時に他の冒険者から非難されるが
あの日、モグハウスに連れ帰りローブを脱がせて驚いた。
中に暗黒騎士だけが着用を許される漆黒の鎧を着込んでいたのだ。
タップは己の弱さを知っていた。だからこそ重ね着することで少しでも補おうとしていたのだ。
通常の倍近い装備を支える体力を得るために、どれだけの鍛錬をしたのだろう、
タップの身体はタルタルとは思えないほど引き締まり、無数の傷で覆われていた。
589【愛と欲望の狭間】13:05/02/26 23:14:18 ID:fcJJRfpx
左肩から斜めに走る赤黒い傷跡を撫で擦りながら懐かしそうに呟く。
「タップの身体を見るのはあの日以来だ。」
モーグリと2人がかりで脱がせて、鎧をも貫き通し大きく肉を切り裂いた傷に驚いた。
この傷だけで十分に致命傷になっていたはずなのに。
もう2度とタップの身体に傷は付けさせない、そう誓って脳裏に焼き付けた身体と傷の位置。
「ここも、ここも、ここもだ・・・」ひとつひとつを指でなぞりキスをしながらアリューシャはぽろぽろ涙をこぼした。
それは彼女の記憶には無い傷。そして身体はもっと逞しくなっていた。
「こんなに傷が増えていたのに、半年も一緒にいて気付かなかった、すまない。」
誓いを守れなかったことがアリューシャの騎士としての誇りを切り裂いた。

泣きながらただただ新しい傷をなぞり続けるアリューシャの手をタップが押さえた。
「これは俺の誇りだ。全ての傷に君との思い出が刻まれている。」
かわすのではなく、装備と盾で攻撃を受け止めるナイトは防御力が高いとはいえ、
受ける攻撃が多ければ多いほど確実に傷ついていく。
少しでも早く敵を屠ることが、彼女自身と彼女の誇りを守ることになると分かったから
あの日からタップはアリューシャの矛となり、彼女の背中を見守ってきた。
アリューシャの頬を伝う涙を手で拭うが、後から後から流れ落ちて止まらない。
「涙が止まるおまじない。」ちゅっと音を立てて目じりにキスをする。
「バカ・・・」
「俺はバカだよ。でもこれだけは知ってる。俺が傷付く以上にアリューシャが傷付いていることは。」
そういうと今度はタップがアリューシャの身体の傷ひとつずつにキスをしていく。
もう目を凝らさないと分からないものから、まだ赤く盛りあがった生々しいものまで、
アリューシャが鎧って決して人には見せない素肌に刻まれた戦いの跡を辿っていく。
「やめてくれ、恥ずかしい・・・私は・・・から。」掠れた声で呟かれたので聞き取れない。
「え?何て言ったの?」
「私は・・・きれいじゃない・・・から。」
590【愛と欲望の狭間】14:05/02/26 23:15:13 ID:fcJJRfpx
ルナの柔らかくて滑らかな肌に触れた後だ、きっと比べられる。
筋肉質でごつごつとした身体、他のエルヴァーンよりも小ぶりな乳房にも醜い傷が付いている。
腹も背中も尻も太股も、太刀で切り裂かれ、斧で砕かれ、槍で突かれた傷跡が至るところに散っていた。
騎士としては誇りだったが、女としては恥でしかないと彼女はずっと思ってきた。
「綺麗だよ。この傷全てが騎士の誇りを貫いた証じゃないか。」
はっとしてアリューシャが顔を上げる。
「戦うアリューシャを綺麗だと思った。哀しいまでに一人で戦おうとする魂を愛しいと思った。」
年下の小さな暗黒騎士は、本当の自分を見ていてくれたのだ。
「君が例え手足を失おうがその瞳を失おうが変らず愛し続ける。」
「私もだ。絶望の淵に一人で立つお前の命が愛しい。我が命ある限り愛すと誓う。」

誓いの間にタップのキスの雨は下腹部あたりに達していた。
アリューシャは足を大きく開くと襞を押し開き、濡れそぼる秘所がよく見えるようにした。
「来てくれ。お前が欲しい。」
「俺もアリューシャとひとつになりたい。」
熱く脈打つ彼自身をアリューシャの秘所にあてがうと、ゆっくりと挿入した。
591【愛と欲望の狭間】15:05/02/26 23:16:18 ID:fcJJRfpx
背後でドアの閉まる音を確認するとルナはポケットから小さな薬瓶を取り出し、中身を喉へ流し込んだ。
ハーブの爽やかな香りと味が口いっぱいに広がり、熱を帯びた身体をクールダウンしていく。
素面で幼馴染の彼氏を本人が見ている前で誘惑出来るほどルナは擦れてはいない。
アンフェアだといわれようが媚薬の力を借りるしかなかったのだ。
「少々強引なやり方だったけど、終わりよければすべてよし、ってね。」
自分のレンタルハウスを明渡してしまったからには、今夜の宿を探さなければならないが当てはあった。
手土産の鮮度は抜群、一晩語り明かし朝になったら2人でアリューシャとタップを冷やかしてやろう。
すっかりその気でリーのレンタルハウスにやってきたルナだったが
「ご主人様はしばらく戻らないクポー」とモーグリに言われてがっかりした。
せめて一夜の宿だけでもと思ったのだが、律儀なモーグリたちはそれが主の親兄弟や恋人、
親友であっても主がいない部屋に決して人を入れたりはしない。
タップのように主から事前に話が通っていれば別ではあるが。
「仕方が無い、出直すわ。」と言いかけて、さっきのモーグリの言葉になにやら引っかかるものを感じた。
リーはここ1ヶ月ほどウィンダスに逗留中なのに何故「しばらく戻らない」と言い切るのか。
ドアを閉めようとするモーグリの赤い鼻をぐりぐりと指で押しながら
「しばらく帰らないってことは“あの季節”ってことね。あんたちょっと口が軽いんじゃない?」と脅してみる。
「!!?つ、つい口が滑ったクポー!見逃してクポー!」本気で怯えるモーグリ、当たりだ。
口が堅いのが信条のモーグリ、主のプライベートをうっかり漏らしたとバレたら一族に抹殺されかねない。
もっとも「しばらく戻らない」というのは、予定がはっきりしない冒険者に仕えるモーグリたちにとって
無難で一般的な返事である。リーを良く知っているルナだからこそ気がついただけだ。
「分かった、見逃してあげる。その代わりに今夜は泊まらせて貰うわよ。」
「えええ!それはでき・・・」
「出来ないっていうの?それじゃあモグ協会に通報するしかないわね。」
592【愛と欲望の狭間】16:05/02/26 23:17:00 ID:fcJJRfpx
「止めてクポー!!!!本当に殺されるクポー!!!」
涙と鼻水を流しながら必死で懇願するモーグリを見て少し気の毒になったが
こちらも今夜のベッドが掛かっているのだと心を鬼にする。
「じゃあ交渉成立ね。」
女神の微笑みを浮かべるルナのお尻にデーモン族の尖った尻尾が見えたような気がしたモーグリだった。
「はうぅぅぅ・・・クポ。」
リーの残り香がするベッドに潜り込みながらルナはふっと思い出した。
「あの季節なのにリッツを抱きかかえて行ったのよね・・・ま、別にどうでもいいけど。」
おやすみ〜っとモーグリに声を掛けると直ぐに意識は夢の世界へデジョンしていく。
おやすみクポ、ルナさん酷いクポ、怖いクポ、ご主人様早く帰ってきてほしいクポ・・・
モーグリの泣き言だけがいつまでも部屋の片隅で響いていた。


【愛と欲望の狭間編:了】

<キャラフェイス>
リー・ウェイ ミスラF7金髪
アリューシャ エル♀F6黒髪
タップ=ロップ タル♂F8金髪
593名無しさん@ピンキー:05/02/26 23:20:02 ID:fcJJRfpx
16で何とか投下できました

待ってて下さった方
お待たせいたしました
ご希望にそえるか分かりませんが・・・

これでやっと寝られます
それでは、続きを考えつつ ノシ
594名無しさん@ピンキー:05/02/26 23:29:51 ID:JV4AXbLl
GJ!!
面白い!タル×タルいいですね(σ・∀・)σ恋の要素もイイ!
リッツ×ルナなんてのも見たいですね(*´Д`)=з次回楽しみにしてます
595名無しさん@ピンキー:05/02/27 03:19:26 ID:UxbGIJLi
SUGEEEEE!!
いいね!アリューシャイイッ!可愛い!
このシリーズもっと読みたいです。
自分は大人びたタルが好みだからルナがかなり気に入りました。
サイト作って欲しいくらい惚れちゃいましたよ わらい

まあ無理をなさらず頑張ってくださいまし!
596名無しさん@ピンキー:05/02/27 05:08:53 ID:EKA1jC2D
(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)(*´Д`*)
597名無しさん@ピンキー:05/02/27 09:17:53 ID:+kamfmOx
タル同士イイ!!(・∀・*)
サイズにコンプレックス持ってるとことか萌え萌え(*´д`)
是非本番も書いて欲しい…(*´Д`)ハァハァ
598名無しさん@ピンキー:05/02/27 09:26:46 ID:gkMOeGIu
グッジョブ!!!!!!!!
>>590で感動のあまりボロボロ泣いてしまいました(;´д⊂)
続編期待しております!!
599名無しさん@ピンキー:05/02/27 20:08:02 ID:uh7rA2Ea
_・)ソォー

喜んでもらえたようで漏れも嬉しいですヽ(´▽`)/
あちこちにぽつぽつとSS投下してるので
そのうちまとめサイト作ることも考えてます
(9割が非エロになりますけどね^^;

本番は書くつもりだったんですが、挫折しました・・・orz
もっと精進せねばっ
いずれはリッツ×ルナでてきます
次はリッツ×リーの予定です

タル♀使いなので自キャラを反映してか、漏れの書くタル♀はみんな姐さんっぽいですw
プロミの手伝い頼まれたので逝って来ますノシ
600名無しさん@ピンキー:05/02/28 18:48:26 ID:PsgW7nva
過疎すぎだorz
神マダー?
601名無しさん@ピンキー:05/02/28 23:08:46 ID:UJW7yAm5
ルナの中の人です

だ・・・誰か漏れの代わりに本番シーンを書いてくれ!!!
とマジで泣き入ってます

ボスケテ、エロい人(;´д⊂)

今週中に続きをうpしたいと思って努力中です orz
602名無しさん@ピンキー:05/03/01 01:11:39 ID:DP0Dm6h1
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア!!!





でも俺はエル♂×タル♀が好きなんです。
603名無しさん@ピンキー:05/03/01 01:48:58 ID:SFj3UwYJ
>>602
貴殿は私か。

でも私はヒュム♂Xタル♀も好きなんです。
頑張れルナの中の人!
604名無しさん@ピンキー:05/03/01 01:53:58 ID:WthzU6dz
タル♂×タル♀が大好きだ
605名無しさん@ピンキー:05/03/01 06:02:23 ID:R9kgsXtW
みなさん、おはよーーーー!
本番がこっぱずかしくってロクに推敲もしないまま投下開始!
606【ペルソナ】1:05/03/01 06:03:13 ID:R9kgsXtW

人生という名の舞台で

人はいくつもの自分を演じ分けている

これが本当の自分だと

自信を持って言い切れるかい?


レストランを後にしたもののアリューシャもリーも向かうべき正確な場所が分かっていない。
「こんなことならばレンタルハウスの号数を聞いておくべきだったな。」
「管理人に尋ねれば教えてくれますよ。」
「なるほど。リーがいてくれて助かった。」
2人がかりで支えていると言えば聞こえはいいが、
-身長と体力に勝るアリューシャが殆ど片腕だけでリッツを抱きかかえており、
彼女からリッツがずり落ちないようにしているだけのリーは大して役には立っていない。
要らぬ気遣いをしなくていいように幼馴染の女騎士がワザと話を振ってきたことにリーは気付いていた。
「優しいですね。」
「何のことだ?まあ、いい。とにかくこいつを送り届けなければ。」
素っ気無い顔で返事すると、アリューシャは大荷物を抱え直し、
スタスタとバストゥーク所属者が割り当てられている区画に向かって歩き出した。
607【ペルソナ】2:05/03/01 06:03:53 ID:R9kgsXtW
リッツの顔を持ち上げ「こいつのハウスの住所を教えてくれないか。」ずいっとタルタルの管理人に迫るアリューシャ。
当人は全くその気はなかったのだが凄まれたと思った管理人は「しょ、少々お待ちをぉ〜〜〜!」と
悲鳴交じりの台詞を残し大急ぎで冒険者台帳を調べると「北ブロックJ−9」と教えてくれた。
「タルタルにしては迅速な対応だったな。」満足そうに歩き出すアリューシャを見て
本気なのか冗談なのか時々分からなくなるところが怖いと思うリーだが、口にはもちろん顔にも出さなかった。
立ち去ろうとした時、先ほどの管理人が「あ!」と小さく叫ぶのをリーの耳は聞き逃さなかった。
「どうかしましたか?」
「リッツさんですが、滞在の手続きをされていないんですよ。モーグリもいないはずですし、合鍵いります?」
リッツはマスターキーを持っているはずだが、勝手に持ち物を探すわけにはいかないし、
モーグリがいなければ部屋に入ることはできない。
「貸してください。」
「わかりました、手続きは済ませておきますとお伝えください。」
リーは礼を述べ、後で返しますと付け加えると合鍵を受け取り、アリューシャの後を追った。

案の定、いくらノックしてもモーグリが出てくる気配は無く、借りてきた合鍵でドアを開けて中に入った。
ウィンダスのレンタルハウスには水路が流れており、冷房の役目と疲れた心身を癒してくれる効果があるのだが、
締め切っているとどうしても湿気臭くなってしまう。
モーグリを呼んでいればきれいに掃除し、すっかり空気も入れ替えてくれたのだろうが、
ルナがそんな余裕を与える間も無く、港に着いた途端にリッツをレストランに連れてきたのだろう。
リーはアリューシャに少し待つように伝えると、
モーグリが掛けていった埃よけのカバーを剥ぎ取ってベッドを整え、窓を開けて風を通した。
「いつもながらリーは気が利くな。私ならばそのまま寝かせてしまっただろう。」
そう呟きながら、アリューシャはリッツをベッドに寝かせた。
「そういって褒めてくれるのはアリューシャだけですわ。」にっこり微笑むリー。
タルタルといいミスラといい、この国の連中はどうしてこうも笑顔の使いどころを心得ているのだ、
真似が出来ないことを知っているアリューシャは少々鬱な気分になってしまった。
608【ペルソナ】3:05/03/01 06:06:54 ID:R9kgsXtW
部屋の空気が入れ替わったのを確認して窓を閉めてから帰るとリーが告げると
後は頼む、とサンドリア式の礼をしてアリューシャは足早に立ち去った。
「タップのことが気になるとはっきり言えばいいものを。少々過保護すぎると思いますが。」
独り語ちると掃除道具を探す。
モーグリたちは習性は心得ているので、何がどこに片付けてあるのか簡単に見当がつく。
床や家具を水拭きするとミスラの嗅覚でも埃っぽさや湿気臭さは感じられなくなった。
満足気に頷くと窓を閉め、キッチンでピッチャーに水を注ぐとグラスと一緒にトレイに載せてベッドまで運ぶ。
サイドテーブルにトレイを置き、大の字で寝転がるリッツの顔を覗き込む。
「本当に無防備な寝顔ですね。」
ふふふっと舌なめずりしながら笑うリー、そこには先程までの賢く礼儀正しいミスラの姿はなかった。

着衣を全部脱ぎ全裸になると、ピッチャーからグラスに水を注いで口に含み、リッツに覆いかぶさった。
リッツの唇を舌で押し開き、含んだ水を流し込む。
ごくっと喉が動き飲み下したのを確認すると、グラスから水を含んで、またリッツの口に流し込む。
するとリッツの口がパクパクと動き「み・・・みずぅ・・・」と呟いた。
「水が欲しいのでしたら、私を見てください。」
言葉に誘われるようにリッツが目を開く。
「おぅわぁ?!」全裸のミスラが馬乗りになって自分を見下ろしているのだ、驚かない方がおかしい。
「では、約束通り水を上げましょうね。」
瞳に欲情で濡れた光を湛えて、ピッチャーに直接口をつけて水を流し込む。
勢いのついた水が口の端からこぼれ、顎を伝い乳房の丘を滑り落ち、
滑らかな腹を流れ秘所を覆う繁みを濡らし、むしゃぶりつきたくなるほど扇情的な眺めだった。
609【ペルソナ】4:05/03/01 06:07:48 ID:R9kgsXtW
おかしなことになっているな、とアルコールの抜け切らない頭で考えていたリッツだったが、
ここまでされてハイ、サヨウナラと言えるほどリッツは出来た男でもイイヒトでもなかった。
いや、むしろ断った方が酷いだろう、女性に恥をかかることになる、
一瞬のうちに都合のいい解釈を弾き出すと、あっさり理性を手放した。
がばっと起き上がってリーを押し倒すと唇に吸い付く。
水と一緒にざらりとしたミスラ特有の刺激が滑り込んできて、リッツの歯や歯茎をねっとりと舐め回す。
しばらく舌を貪った後、水を辿って顎から首筋、鎖骨へと舌を這わせるとリーの身体と尻尾がぴくんとし
うぅっ、あふぅと切なげな吐息を漏らす。
重くてたっぷりとした乳房が身体がひくつく毎にふるんと揺れてリッツを誘惑する。
片方の乳房を鷲づかみにして揉みしだき、もう片方の乳房を乳首に向って螺旋を描くように舐めていくと、
次に来る刺激を待ちかねてリーがああっと呻くが、わざと乳首には触れずにまた乳房を舐めまわす。
あふぅんっと鼻にかかったねだる様な喘ぎがリッツを高ぶらせる。
「何?」
尋ねたものの、リッツは答えを待たずに舌を胸の谷間から腹へと滑らせ、
空いた乳房をもう一方の手でこね始める。決して乳首には触れないように注意して。
「あぁぁん、イジワルしないでください。」
媚びを含んだ声で抗議するリーだったが、リッツは無視した。
実はリーの取り澄ました口調が少々癇に触っていたのだ。
女性に主導権を握られるのも好みではなかった。
あの口調が完全に哀願に変るまで、絶対に触れてやるものかとヘンな意地を張る。
それを見透かしたように、リーの手が大きく猛った彼自身を包み込みゆっくりと扱き始める。
快感の波が一気に押しあがり、彼の意地を押し流そうとするのを歯を食いしばって耐えると、
身体をずらしてリーの手から彼自身を解放し、臍を舌先でつつき、窪みに唾液をたっぷり流し込む。
聴覚の優れたミスラには十分な刺激になることを計算してワザとじゅぶじゅぶ音を立てながら啜り上げる。
「んっはぁ!」思ったとおりリーは大きく身体を跳ね上げ喘ぐ。
610【ペルソナ】5:05/03/01 06:08:36 ID:R9kgsXtW
臍から更に下がって髪よりも少し黒味がかった金髪の繁みに鼻を埋め、
ワザとふんふんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐと発情したメスの匂いが鼻腔いっぱいに広がる。
鼻息が敏感な部分をくすぐったのか、それとも恥辱からかリーが身を捩る。
既に意地は嗜虐心にすり代わり、リーの両足を肩に担ぎあげると大事な部分が丸見えになるようにする。
すっかり潤い大きくぱっくりと口を開けてひくつくソコを横目にしながら
太股を舐め、時には歯を立て、ワザと敏感な部分を避けて股間を指で擦り上げる。
「んんんぅ!!!」リーが喘ぎ身もだえする毎に秘所は妖しく蠢き、愛液を滴らせ、リッツを誘っている。
執拗に太股の付け根を舌でなぞりながら、そろそろいいかとリーに囁く。
「俺はイジワルしている気はないけど、して欲しいことでもあるのかい?」
上気した顔を上げて、リッツを見つめる気配を感じながら、
尻尾の方まで流れ落ちる愛液を舌で掬い取り、肛門から尻尾までの溝に塗りつけて行く。
「ひゃあああぁぅぅうう!」リーが感極まったように叫びをあげる。
そう言えば尻尾もミスラの性感帯だったとリッツは思い出す。
ぱたぱたと忙しなく揺れる尻尾を掴むと、その先で腋から太股までを撫であげた。
「ふにゃぁぁ!!!!!も、もう、ゆるしてぇ・・・」
やった!リッツは心の中でガッツポーズをした。
担ぎ上げた両足を下ろし、太股の間に割って入ると、左手で右の乳首を摘み捻り上げ、
左の乳首に吸い付き舌で転がし歯を立てる。右手で襞を撫で上げ、剥けた突起を擦りつぶす。
期待して得られなかった快楽を一度に与えられて、リーは狂ったように身を捩り身体を跳ね上げた。
「あああぁぁぁ!!!イイ!!」
涎を引き顔を激しく振って泣き叫ぶリーにすっかり嗜虐心を満されたリッツは急いで全裸になり、
限界寸前までに張り詰めた自身に手を宛がうとリーがもっとも待ちわびているソコに思いっきり突き立てた。
「っにゃあぁぁああああああぁああああ!!!」
611【ペルソナ】6:05/03/01 06:09:25 ID:R9kgsXtW
「ぅぅうっ!」思わずリッツも声が漏れてしまう。それほどリーは狭く熱かった。
みしみしと肉を割り広げる音が聞こえそうなほど締めつけ、彼を快楽の渦へと引き込もうとする。
そこを何とか耐え、根元まで突き入れると、とんっと先っぽに壁が当たった。子宮口だ。
「んあっ!ひゃぅう!」
リーの瞳は既に理性の欠片もなく、もっと快楽を貪ろうと腰を振り始めた。
負けじとリッツも腰を激しく打ち付ける。
肉がぶつかり合うぱんぱんという音に混ざってびちゃびちゃぐちょぐちょと卑猥な水音が部屋に響き、
ますますリーを欲情させ、リッツを飲み込み締めつける。
ついにリッツの欲望が渦をなし、絶頂へと駆け上がろうと暴れ出す。
「だ・・・だめ・・・もう・・・あああっ!」リーも白熱する欲望に飲まれようとしていた。
「いいよ・・・イッちゃって・・・」そういうとリッツは膣からずるりと彼を引き抜く。
「あ・・・あぁん?」いきなりの喪失感にリーが身体を震わせた瞬間、リッツは一気に彼女を貫き、責め抜いた。
「ぅにゃあぁぁああ!イク!イク!イッちゃうぅぅぅううう!」
達した彼女は彼を決して逃がすまいときつく締め上げ擦り上げる。
「あああ、俺も、もうっ!」
白濁した欲望がリーの膣いっぱいに溢れ逆巻いた。
612【ペルソナ】7:05/03/01 06:10:14 ID:R9kgsXtW
満足気な顔でぐったりと横たわるリーの髪を撫で涙と涎で濡れた顔にキスを落としシーツを掛ける。
脱ぎ散らかした衣服を持ち上げ、ベッドの周りを見回すが目的のものは無い。
立ち上がってデスクに歩み寄ると彼のカバンが置いてあった。
中からタバコを取り出すと火を点け肺の奥まで煙を吸い込む。
「んーうまい。」セックスの後の一服は最高だとしみじみ思う。
シーツの中でもぞもぞするリーに気付き、声を掛ける。
「シャワー浴びたほうがいいんじゃないか。俺、中に出しちまったし。」
「それは安心してください、他種族との間には子はできませんから。」
どのミスラも行為の後には必ず同じ事を言うな、とリッツは煙を吐き出す。
「何故こんなことをしたかと聞かないのですか?」
「あの季節なんだろ。」
ミスラには発情期がある。種を確実に残すためだ。
発情期間中は己の意志とは無関係に身体が受け入れ態勢に入ってしまい、男が欲しくて仕方が無くなる。
それは根源的な欲望に根付いているため自制心だけで抑えきれるものではなく、
決まった相手がいる場合はともかく、そうでない場合は相手を選ぶ必要がある。
季節を知られることは己の弱みを握られることになるから、
大抵のミスラは自分で慰めたり、同族同士で慰めあったりしてやり過ごす。
「で、なんで俺な訳?」
「それは、あなたなら季節を知ったことで付き纏ったりしないと思ったからです。」
男として魅力的だとか、ひと目惚れしたとかいう答えまでは期待していなかったが、
安全牌だと宣言されては嬉しくない。
「・・・という一般的で論理的な説明もありますが、あなたが家族になったからですよ。」
「家族?」
どういう意味か分からず、タバコをもみ消すと、ベッドサイドまで椅子を持って行きそれに座った。
613【ペルソナ】8:05/03/01 06:19:18 ID:ify2Pga2
彼女は起き上がって枕を背中に当てベッドの背にもたれかかっていた。
リッツの問いかけにリーは問いかけで返した。
「あなたには家族がいますか?」
「両親は死んでしまったが妹がバスにいる。」
バストゥークの商家に生まれたリッツには年の離れた妹がいた。
商魂逞しいヒュームの父親は大戦中も戦火を掻い潜って軍に食料や物資を調達していた。
お陰で戦中戦後の混乱期にも兄妹は飢える事はなく、むしろ裕福に暮らした方だった。
やがて冒険者時代になり、勢いに乗って商売の手を広げようとした両親はある日
キャラバン隊を率いてジュノに向ったきり帰ってこなかった。
獣人に襲われたとの話だったが、父親の強引なやり方にいい顔をしない連中がいた事も確かで、
闇討ちにあったのだという噂も流れたが、未だに真相は闇の中だ。
「今、妹さんはどうしているのです?」
「いい男と知り合って結婚してからますます手広くやっているようだ。」
「何故冒険者に?」
「世界を見たかったというのは建前で、両親の敵を探すためというのが本音かな。」
リッツは苦労しながらも商売を続け、妹を育てた。
やがて商才を発揮し出した妹に両親の残した全てを任せ、遅まきながら冒険者として旅だったのだ。
「そろそろ俺の質問に答えてくれよ。」
「私たちは孤児なんです。だから本当の家族はもういません。」
リーは哀しげに微笑んだ。
614【ペルソナ】9:05/03/01 06:20:23 ID:ify2Pga2
戦争末期、劣勢を強いられたタブナジア公国にはサンドリアから騎士団が派遣されていた。
その中の騎士とタブナジアの女性が恋に落ち、生まれたのがアリューシャ。
同じ頃、傭兵として独自に雇われていたミスラ海賊のひとりがリーの母だ。
既に人員不足となっていた時期であり、身重の母も傭兵として参加していたそうです、とリーは語った。
「私とアリューシャは海岸沿いの村で出会いました。」
王都も危ないのではとの噂が流れ、家族だけでも逃がそうとした軍人の一部が
海路で脱出できるようにと密かに家族を海岸の寒村へ避難させていた。
そしてあの大崩壊が起こった。
砕け落ちる大地と逆巻く波に飲まれて船は殆ど残っておらず、
母親たちは子供だけでも助かって欲しいと祈りを込めて船に乗せると海に押し出した。
荒れ狂う海を漂う恐怖と二度と家族には会えない絶望に打ちのめされ、
ある子は波間に消え、ある子は耐え切れずに発狂し、ある子は衰弱して死んで行った。
数日後、島の海岸に船が漂着した時、十数人いた子供のうち無事だったのはリーとアリューシャだけだった。

「じゃあルナは?」
「ルナは・・・名前で気が付きませんでしたか?」
タルタルの名前には特徴がある。男性名は韻を踏み、女性は語尾が重なる。
語尾には意味があって、星の大樹から見てどの方角で生まれたかを示している。
「ヒューム的な名前だとは思ったけど、まさか。」
「ルナは両親も生まれも分からないのです。」
ある日、島の海岸に打ち上げられた難破船にヒュームの女性が乗っており、
その腕に抱きかかえられていた赤ん坊がルナだという。
「発見された時には手遅れで『ルナ』とだけ言い残して息を引き取ったそうです。」
それが彼女の名か赤ん坊の名かは分からなかったが、以来赤ん坊はルナと呼ばれ育てられたらしい。
615【ペルソナ】10:05/03/01 06:22:13 ID:ify2Pga2
島は元々豊かではなかったが、戦争になって海路での物資の流通が途絶えると
その日の暮らしがやっとだというほどの貧困に見舞われていた。
余計な子供を養う余裕はないと冷たくあしらわれたリーたちの面倒を見ると言い出したのが
自分たちよりもずっと幼く見えたルナだった。
実は年上だと分かって驚いたが、本当の姉のように世話をしてくれた。
こうして3人は家族になった。
「やがて私たちは島を出ました。」
アリューシャの父親は戦死していたが、祖父母が健在だと分かってサンドリアへ旅立ち、
リーもまた、養育を申し出た母の血族が待つカザムへと渡った。
そしてルナはウィンダスの孤児院に引き取られた。
「私たちはそれからも連絡を取り合い、独立したらまた一緒に暮らそうと約束しました。」
一人は騎士としての教育を受け、
一人は養母と同じ赤魔道士の修行を積み、
一人は資質を見込まれ灰色の魔道士になった。
「冒険者という職業柄一緒には暮らす夢は適いませんでしたが、代わりにギルドを作りました。」
予想だにしなかった話にリッツは戸惑っていた。
「このギルドが私たちの家であり、家族なのです。」
「それで仲間になった俺も家族の一員ということか?」
「ルナの人を見る目は確かです。話を聞いたときには驚きましたが、」
「お眼鏡に適ったって訳だ。」
「そうですよ。」
とんだ見込まれ方だと正直リッツは思ったが、信頼を寄せられるというのはいいものだ。
信頼が愛情に変ることもよくある話だ。
今まで決まった相手を持たなかったリッツだが、こんな始まりがあってもいいと思い始めていた。
「さて、話も終わりましたし、そろそろ2回目を始めません?」
「何?!」
「同族で慰めあうのもいいですけど、やはり男性の方がずっと素敵ですから。」
「お前、性格違いすぎないか?」前言を撤回したくなるリッツ。
「どちらも本当の私には違いありませんよ。」
長い夜は始まったばかりだった。

【ペルソナ編:了】
616名無しさん@ピンキー:05/03/01 06:25:59 ID:ify2Pga2
今日から週明けまで書けそうにないので一気に仕上げてみました

本番が・・・本番が・・・(;´д⊂)

次のストーリーは大まかにには出来上がってるので
来週末あたりにでも出没します
それではノシ
617名無しさん@ピンキー:05/03/01 16:24:55 ID:9zSyrU44
GJ!!!
618名無しさん@ピンキー:05/03/01 20:44:08 ID:3YRQ1I4f
マジですか!次もあるんですか!!
ちょっと奥さん、期待大ですよ〜〜

ストーリーがしっかりしてる話大好きです。



(*´д`)ソレハソウトヌレチャター
619名無しさん@ピンキー:05/03/02 12:55:29 ID:1y96m9eN
やばい…面白すぎてファンになってしまった(´∀`)次も期待してるよ〜!!
ルナ×リッツが楽しみだ
620名無しさん@ピンキー:05/03/03 13:19:11 ID:qZvkx3LR
不覚にも勃ってしまった_ト ̄┃○
621名無しさん@ピンキー:05/03/03 14:27:53 ID:hPpeRfHN
ルナの中の人です

本番が上手く書けずにトラウマ背負いそうな勢いです
リッツ×リーは本番なしには話にならないので恥晒しました orz

上の方で@2〜3話ほど続きますと書きましたが






まだまだ続きそうです アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ
リッツ×ルナに辿り着くにも@2〜3話掛かりそうです
ラストは既に決まってるのに先は長いなー

でわ、仕事に戻ります
応援してくれてありがd
漏れがんがって書くよ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
622名無しさん@ピンキー:05/03/04 02:27:25 ID:VEgCCxG3
リーたん(;´Д`) ハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・
やっぱミスラは自制きかなくなった時に猫語になるのが一番萌えるわぁ(*´Д`*)
ルナの中の人乙です&GJ
続き期待してまつ(・∀・)
623名無しさん@ピンキー:05/03/05 02:17:03 ID:25FEds5c
中の人お疲れ様です。久々にハァハァさせて頂きました
リッツが何回やられたのか気になるなw
次のSS楽しみにしてます。次は微妙に性癖つけてみては?
624名無しさん@ピンキー:05/03/07 00:10:53 ID:46PE7atF
「ああっ…」
カルストは絞り出すような声で呻いた。カルストも今まで沢山の女性のとの関係を経験してきたが、声をあげるほど快感を感じたことは数えるほどしかない、それほどまでフォルカーの舌技は絶品だった。
「良い…ぞ、フォルカー…イキそうだ…」
日頃政務に忙しく、いつも厳しい顔をしているカルストのこんな姿を部下が見たら憤死してしまうだろう。
「大統領…そろそろよろしいですか?」
もちろんカルストにはなにがよろしいのかわかっている。カルストが無言で頷くと、フォルカーはフェラチオを止め、カルストの後ろに回りこんだ。
「十分に塗れておりますな、では失礼致します」
そう言うとフォルカーは自分のシンボルをカルストの菊門にあてがった、菊門はフォルカーの唾液ですっかり濡れていて、挿入は容易だった。しっかり挿入出来たのを確認するとフォルカーはピストン運動を始めた。
「あぁっ…フォルカーぁ!前もっ…」
言われるまでも無くフォルカーは空いた片手でカルストの怒張をしごきだした。
「すごい…、はぅあっ…もっとっ…」
カルストの絶頂が高まってくる、カルストの怒張は唾液とガマン汁でヌルヌルだ。
「駄目だっ…!イク…はあぁっ!」
「私もです!大統領!一緒に…っ」
二人は同時に絶頂を迎えた。2人は体の手入れをすると別れのキスを交わし、フォルカーは寝室から出ていった。


この関係はいつまでも続くだろう。すくなくともお互いがバストゥーク大統領とミスリル銃士隊長であるという立場でいる間は。
625名無しさん@ピンキー:05/03/07 00:23:59 ID:noKwZlQg
・・・・・・あぁ!?
626名無しさん@ピンキー:05/03/07 02:20:04 ID:KVpdxttS
たぶん、あの、板違いな悪寒?

自分は801もスキなんだけどな・・・
627名無しさん@ピンキー:05/03/07 02:23:25 ID:QBwghXLr
えーっと・・・
両方ヒュームだし、イラネ

ガルとか獣人混じるならいいけど・・・






と腐れバイケモナーがほざいてみる
628名無しさん@ピンキー:05/03/07 02:34:12 ID:HzH6449b
【許してください】
629名無しさん@ピンキー:05/03/07 03:07:15 ID:KWyFStmh
せめて名前欄にホモあるいは801とつけて欲しいな。NGで回避できるから・・・orz
630名無しさん@ピンキー:05/03/07 13:03:55 ID:5t7RgWxL
お前ら落ち着け

・・・ガルカは性別ないから(ry
631名無しさん@ピンキー:05/03/07 13:39:10 ID:6jHoV3Vp
全部♂だろ
632名無しさん@ピンキー:05/03/07 15:03:14 ID:iOpCC57I
ギャルカは夢だったのか?
633コイゴコロ:05/03/07 16:59:21 ID:uAKqfdvo
神待ちの間に…
NPCモノなのでイメージ破壊したらごめんちゃい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドラギーユ城。
大聖堂と並んで、サンドリア王国の象徴とされる荘厳な建築物だ。
政治の場であり、国防の要である騎士団の詰所であり、国を統べる王族の住まいでもあり、何故か地下に監獄まで抱えている。
よく言えば懐の深い、悪く言えば無秩序なこの城は、彼女にとっては職場であり、護るべき場所であった。
だが今日は…少し違う。

三日月が青白く光る夜。
亡き王妃が愛した美しい中庭で、彼女は想い人と逢瀬の約束を交わしていた。
手にはハート型のチョコレート。
ヴァレンティオンことヴァレーナがカフューに贈ったのは薬草を煎じた飲料だったが、彼女の想い人はククル豆を甘く固めた菓子を望んだ。
「もういいお年なのに……子供っぽいのだから…」
そう、今日は、ヴァレンティオン・デー。
貴族と小姓の娘が身分の壁を超えて結ばれた記念の日だ。

「せめて私が小姓で、彼が貴族ならよかったのに」
月を見上げて、彼女は溜息をついた。
2月の冷たい空気が、古い傷を刺す。
眼帯の下の、ぽっかり空いた洞のあたりを。

彼女の名はクリルラ・V・メクリュ。
神殿騎士団を束ねる美貌の女将軍の名を、サンドリア国内で知らぬ者はいない。
634コイゴコロ:05/03/07 17:00:05 ID:uAKqfdvo
カフューとヴァレーナの恋物語から数百年。
世界は大きく変わった。冒険者が闊歩し、さまざまな種族の人間がさまざまな言葉でやり取りを交わす。
ありえないとされていた種族を超えた恋も、珍しい話ではない。
…だがクリルラのまわりでは、やはりそれは「他人事」だったのだ。

将軍であろうとなんであろうと、所詮は王族を護る騎士。駒のひとつに過ぎない。かわりはいくらでもいるのだ。
駒が、第一王子と結ばれることなんて有り得ない。
王族と騎士の間には、貴族と小姓の間よりも高い高い、越えられない壁が、今もまだ、在った。

「王妃様…御前での無礼、身の程を弁えぬ差し出がましい真似を…お許しください」

だからこんな愚かな行いは今日だけだ。
大昔の甘い御伽噺に、少しだけすがり付いて、夢をみるだけだ。


「クリルラ!」


背にしたローズマリーの植え込みの影から名を呼ばれ、彼女は振り返った。
「遅くなった、今日に限ってハルヴァーがくどくどうるさくてな!」
「いえ…」
照れくさそうに頭をばりばりかきながら歩いてくる男を愛おしげに見つめ、名を呼ぶ。
「私も今参ったところです、王子……いえ、トリオン」
635コイゴコロ:05/03/07 17:00:39 ID:uAKqfdvo
短いキスを交わし、能天気に「俺の子を産め!そうすれば全部解決だ!」と笑うトリオンに曖昧にうなずき、彼が欲しがったハート型のチョコレートを渡した。
「クリルラがつくったのか!すごいなオマエは!何でもできるんだな!」
ベンチに座って無邪気にチョコレートを頬張る姿を眺めているだけで、クリルラは幸せだった。
「母上が生きていらっしゃったら、お前を嫁にすることに賛成してくださるとおもうぞ」
口の周りに食べかすをつけたまま自信たっぷりに笑うトリオン。
では教会の頭の固い連中と宰相をどうにかなさってください、と進言しそうになって、思いとどまった。
王子は決してバカではない。だが、駆け引きや言葉の裏を読んだりする術は持たない。
特殊な環境で育ちながら、驚くほど正直で真っ直ぐなまま成人した彼にそんなことを言ったら、明日の朝教会は大騒ぎになっているだろう。
「私は然るべき女性が現れるまで、王子のお傍に居させていただければ、それで幸せです」
あえて王子と呼ぶ。あえて距離を作る。そうすると単純な王子様は、我慢ができなくなる。
「俺はお前以外の女を、傍においたりはしない!」
仕向けた結果とはいえ、息ができないほど強く抱きしめられて、クリルラは幸せを感じずにいられなかった。
薄い夜着越しにじんわり伝わってくる体温と、可笑しいほど早く打つ鼓動をいとおしいと思った。
「…幸せです、トリオン……でも」
抱きしめられたまま、空を見上げる。月がだいぶ、傾いてきている。
「そろそろ巡回が来ます、もうお部屋にお戻り下さい」
夜風に当たって冷えたトリオンの頬を撫でて、背中に回っていた腕をやんわりと解き、夜着の中に潜り込もうとしていた掌を制する。
そっけないほどあっさりと、身を離した女将軍。
王子様は一抹の寂しさを覚え、ベンチから立ち上がろうとする手を、握って呟いた。
「……愛している、クリルラ」
望んだ言葉を、望んだときにくれる単純で可愛い恋人に、クリルラは微笑んで答える。
「…お慕い、しております」
愛しているとは言わない。言えない。 所詮は叶わぬ思いだ。
636コイゴコロ:05/03/07 17:02:03 ID:uAKqfdvo
神殿騎士団の詰め所に戻る廊下を、クリルラは急ぎ足で歩いていた。間もなく夜勤と早朝の勤務交代の時間である。
…今日は新兵が初登城する日だったはずだ…
勿論、騎士団長に立会いの義務などない。だがひと声かけてやれば名もなき新兵の士気が著しく上がるのもまた事実だったし、彼女自身もそれを認識していた。
仕事を、しなくては。身の丈に合わないほの甘い時間を振り払うためにも。
自身にそう言い聞かせ、回廊の角を曲がる。詰所はもうすぐそこだ。

「…クリルラ」

不意に背後から声をかけられる。
「あれほど止せと言ったのに、懲りずに王子との逢引か?」
悪意を含んだ冷たい声に、クリルラは一瞬、身をすくめた。
…まずい男に…
立ち止まり、恐る恐る振り返る。
首まできっちり留め上げたガンピスン。浅黒い肌に漆黒の長い髪を後ろで束ねた男が、訳知り顔で笑みを浮かべて佇んでいた。
「ハルヴァー…様」
サンドリアを裏で統括する鬼の宰相。多種族を蔑み、血族や家柄を重んじる彼に、クリルラはひどく疎まれていた。
下級貴族の、赤魔導士の娘。女の癖に剣を振り回し、王子を負かして王家の名誉に泥を塗った、隻眼の醜い娘として。
「教えたはずだ。一介の騎士如きがドラギーユの長子をたぶらかしたなどと知れたら、その一族はこの国に居られなくなると」
立ち尽くすクリルラにゆっくりと歩み寄り、全身に舐めるような視線を送る。
「…私は何も……ただお話を…」
勤務時の鎧姿ではなく、薄い木綿の夜着に上着をひっかけただけであることに今更ながら気がつく。
その視線が胸元と股の間あたりにねっとり絡みつくのを感じ、クリルラは恥ずかしさのあまり全身を火照らせた。
「首に痕が」
637コイゴコロ:05/03/07 17:02:35 ID:uAKqfdvo
ハルヴァーがさりげなく間合いを詰めながら、耳元で囁いた。
「…!」
反射的に首筋に手を当て、赤面するクリルラ。
「…話だけではなかったのか?私への虚偽の申告は、王国への背信とみなすがそれでよいか?」
その言葉でクリルラは気がついた。はめられた、と。だが既に遅い。
「……知れたのが私でよかったじゃないか。教会にでもばれたら即刻罷免は免れないぞ」
ハルヴァーの手が、クリルラの細い腰に触れる。もう片方の腕が肩にまわり、顎を掴んだ。
だがそんな不躾な行為にも、クリルラは抵抗できない。王族の次に権力を持つこの男に背けば、彼女も一族も、路頭に迷う。
拒むことのできない、薄い冷たい唇が近づいてくる。情緒のかけらも無い口づけを甘んじて受けながら、クリルラは自嘲した。
…ほんの一時の幸せのあとに、こんな代償が待っているとはな…
ハルヴァーの舌が口腔内をねっとりと弄る。クリルラの舌に絡みつき、歯茎をなぞり、どろりと唾液の糸を引いて、唇を舐めて、離れた。
「…来なさい。戒告で済ませてやる」
ハルヴァーは口元をガンピスンの袖口で拭うと、あくまで事務的に言い放ち、廊下を歩き出した。
方向は神殿騎士団の詰所ではなく、彼の私室だったが、クリルラに異を唱える権利は、勿論なかった。

638コイゴコロ:05/03/07 17:42:10 ID:uAKqfdvo
「ここへ来るのは何度目だ、クリルラ?」
豪華な私室に鎮座する、ベルベッドのカバーをかけた大きなベッド。
入るなりそこに押し倒されたクリルラは、ガンピスンの肩越しに、天井のシャンデリアを見上げていた。
「…3度目…です」
ハルヴァーの手が、首筋をなぞる。襟元から夜着の中にするりと滑り込み、下着ごと乳房を掴んだ。
「……んっ」
乱暴に揉みしだかれ、下着をずりあげられ、直に指で捏ね回される。
好きでもない男の指の感触に嫌悪しながらも、痺れるような快感がじんわりと広がってくることに、クリルラはうんざりした。
「あの脳筋と乳くりあいたいなら、もう少しうまくやればいいものを」
のしかかった男が、薄く笑う。夜着を捲り上げられ、形の良い乳房が灯りの下に晒された。
重装備での日々の警邏、休みの日なく行われる剣の稽古によって彼女の身体は引き締まっていたが、乳房だけは豊かな丸みを帯びていた。中心の乳輪は淡いピンクでやや大きめに縁取られていて、さらにその真ん中に少し濃い色の乳頭がうずくまっている。
「なんだ、まだ勃ててないのか?王子に可愛がられたのではなかったのか?」
ハルヴァーの爪先が、ぎりりと乳首にかかった。
「…いやぁぁっ…!」
親指と人差し指の爪を、抉り取らんばかりの勢いで、食い込ませてくる。
同時に指の腹で、乳輪をすり潰しにかかった。
「…あぁっっ やっ やめてっ…」
もう片方の手が、あいていた乳房に伸びる。柔肉を掌全体で揉みしだきながら、同じように先端を捏ね回し、弄り、口をつける。
639名無しさん@ピンキー:05/03/07 17:45:13 ID:6jHoV3Vp
へい、マーク
640コイゴコロ:05/03/07 17:48:22 ID:uAKqfdvo
「ひぁぁっ あっ やめ……やめてくださ……!」
生暖かい舌に唾液を塗りこめられ、クリルラは悲鳴をあげた。
ハルヴァーは意にも介さずじゅうじゅうと音を立てて乳首を吸い、甘噛みというにはきつめに歯を立てる。
「………っ!」
鋭い痛みに耐えかねて、クリルラの背中が反った。それでも容赦なく噛みつかれ、もう片方の先端は爪先で刻み込まれた。
「痛いだけではなかろう、ここでよく感じるんだ」
手荒に扱っていたものに、一転して優しく触れるハルヴァー。
丁寧に舐め、転がすように扱う舌。いとおしむような指先。
強すぎる刺激を受け続けていたクリルラの両胸は、その愛撫にたちまち反応した。
「……んんっ……あっ」
ピンクの乳頭はたちまち芯をおび、ぷくりと勃ちあがってハルヴァーに存在を主張する。唾液で塗れ光り、どこか卑猥だ。
「ちょっと優しくしてやるとすぐ本性を現すか、この淫売が」
汚い言葉と裏腹に、ハルヴァーの手だけは、未だ優しい。
脇腹を撫で、臍の下を擦り、そろそろと下に下りてゆく。
遠慮がちに、そろそろと様子を伺うようにしていたトリオンの手の感触が、不意に思い出され、クリルラは唇を噛んだ。
「どうせもう濡らしているのだろう」
冷たい声で現実に引き戻される。いつのまにか内股に触れていた指が、下着越しに縦の筋をなぞる。
「……んぁっ」
クリルラの脳天に突き抜けるような快感と、小さく、だがはっきりと濡れた音。
その反応に気をよくしたのか、指がぐい、とねじ込まれ、ぐちゅ、ぐちゅと乱暴に前後しはじめた。
「……っ …んくっ…」
気丈な女将軍が声をたてまいと必死に口を押える姿に、ハルヴァーの中の嗜虐心が確実に、大きく膨らみはじめる。
「何だ、もう我慢が出来ないのか」
下着の股の部分を掴み、乱暴に引き摺り下ろし、脚から抜いた。股間の部分はじっとり湿り、絹の光沢の中、そこだけ色を変えている。
「だらしない口だ」
641コイゴコロ:05/03/07 17:49:48 ID:uAKqfdvo
濡れた箇所を外側にして丸め、喘ぎ声を漏らす口に、ぐいと押し込んだ。
「噛んでろ、発情った牝はうるさくてかなわん」
屈辱的な物言いに、クリルラは目を潤ませてかぶりを振る。ハルヴァーは意に介さず、ガンピスンの下に穿いていた下衣の釦に手をかけた。
「下級貴族の出のお前が、王族を咥えこもうなど笑止」
白い太腿に、浅黒い手がかかる。力をこめたせいか、内側に赤い指の痕が浮いた。
「本来なら騎士団の慰み者でも文句も言えぬ家柄の分際で」
そのまま大きくM字に開脚し、濡れそぼった箇所を露わにするハルヴァー。
金色の陰毛は濡れてぺったりと張り付き、濃いピンクの秘肉と淫猥なコントラストを見せていた。
「恥じを知れ、クリルラ。この物欲しそうな様は何だ、情けない」
てらてら濡れ光る襞の奥に、遠慮なく指が挿しこまれる。
「……っ…」
爪先で柔らかい胎内を引っ掻かれ、クリルラは小さく呻いた。
「……っ ……んあっ…」
疼痛と一緒に、強い快感がやってくる。
「…っ …ぁっ …ぁあっ…」
ずぶずぶと出し入れされるたびに、遠のき、そして強く打ち込まれる。
「…… 脳筋のもこうやって咥えて、締め付けてやってるのか? このいやらしいま○こで」
指の動きと同調して背中を反らせ、腰をびくつかせるクリルラを見下ろし、ハルヴァーは面白そうに訊いた。
尻が浮き上がったところに片手を差し込み、二つの丘を割り開く。
「それとも、こちらか?」
襞から溢れた愛液で濡れた指先を、無理やりに褐色のすぼまりへ捻じ込んだ。
「−−−−−っ!!」
予測していなかった肉を抉られるような痛みに、クリルラの身体が大きくのけぞる。
「私はこちらも、嫌いではないぞ?」
ハルヴァーは笑いながら、無意識に逃れようとする細い腰を押さえつけた。
さらに体重をかけてベッドに押し付け、動きを封じてからゆっくり、挿しいれた指を突き動かす。
ほどなく2箇所の穴から、微妙に異質な濡れた音が響きはじめ、クリルラは身体をくねらせはじめた。
「…はぁぁっ あっ いやぁぁんっ」
噛み締めていた下着が口からこぼれ落ち、鼻にかかった甘い声を止める術はもうない。
指の動きに合わせて、豊かな胸もふるふると前後に揺すりたてられる。
642コイゴコロ:05/03/07 17:51:47 ID:uAKqfdvo
「…クリルラ……トリオンでは…」
突き立てた指の動きは止めないまま、ハルヴァーは反った背中に腕を回し、抱いた。
「…トリオンでは、お前を幸せに出来ぬ」
大きな耳に唇を寄せて、声を落とすように囁く。
「…私の、ものになれ……」
耳の内側に舌を這わせる。わざと汚らしい音を立てて嘗め回し吸い上げると、クリルラが涙目で激しく首を振った。
「……王子…」
剣士にしては華奢な手が、ベルベットのシーツをぎゅっと握る。
その姿に、名を呼ばれなかったハルヴァーの、嫉妬と欲の我慢がきかなくなった。

髪を掴んでベッドから引き摺り下ろし、豪奢な姿見の前に引き立てる。
立場的に逆らえないクリルラはなすがままに、ハルヴァーの望む屈辱的な姿勢を取った。
「己の姿を、よく見ろ」
クリルラの背後に立ったハルヴァーは、彼女の紅い髪を掴んで、顔を無理やり鏡のほうに向けた。
鏡面には羞恥と快楽で上気した裸体が、床に這いつくばり尻だけを高く上げて、男に犯されるための姿勢で映っている。
乳首はぴんと勃ち、さんざん指で弄られた肉襞はぱっくりと口をあけて、内側の濃いピンクが濡れ光っているのが曝け出されていた。
「王子を想うなら好きにすればよい」
白い豊かな尻肉を、浅黒い指が掴み上げる。
「……っ」
熱く滾った怒張を押し付けられて、クリルラがもぞもぞと尻を振った。拒否の意思なのだろうが、それは男を煽る仕草でしかない。
「だがよく見ていろ」
ハルヴァーは喉を鳴らし、赤黒い己の器官の先を、クリルラの胎内に捻じ込んだ。
「……ぁ」
暖かい女体の内壁が、侵入したペニスを歓迎するかのように絡みつき、着実に締め付けてくる。
「……お前を征服するのは、この私だ!」
643コイゴコロ:05/03/07 17:53:30 ID:uAKqfdvo
先端から広がる快感に急かされ、自身を根元まで、一気にクリルラに打ち込み、沈めた。
「…あぁぁあぁぁぁっ……」
鏡のほうに顔を向けられたまま、貫かれたクリルラが啼き声をあげる。
「…見ろ!お前は誰に犯されている?お前の乳房を、子を産む箇所を辱めているのは誰だ!?」
ハルヴァーは耳元で執拗に囁きながら、豊かな乳房を揉みしだき、パンパンと音を立てて腰を打ちつけた。
芯を持った乳頭を爪先でこね回し、陰毛の影でひっそりと剥けている肉芽をも責める。
「…いや……いやぁっ……トリ…ン!」
敏感な箇所を直接すり潰され、クリルラは玩具のようにがくがくと仰けぞった。繋がった箇所からはどくどくと愛液が垂れ流され、毛足の長い絨毯に染みをつくっている。
「王子の名を呼びながらもこのザマか」
自らの腕の中と、鏡の中の乱れるクリルラにハルヴァーは酔った。
視覚が、触覚が、匂いが、異常な状況が、そして何より自らを咥え込んで離さない貪欲な身体が、彼を着実に追い込んでゆく。
ハルヴァーの中で、出口を求める衝動が急激に膨らむ。限界が近づく。
「……あぁぁっ…やぁっ……いやぁっ…イっ……イッちゃ……」
締め付けてくる。きつく緩く、きつくきつく緩く、きつくきつくきつく。
「…私の子を産め、クリルラ…!」
汗にまみれた身体を抱きしめて、吐精と同時に呟いた言葉は、彼の本音に他ならなかった。
644コイゴコロ:05/03/07 17:55:35 ID:uAKqfdvo
「お話は終わりでよろしいでしょうか…」
絨毯の上に崩れていたクリルラが、気だるげに身体を起こす。
先刻まで繋がっていた箇所は、未だひくひくと蠢いていたが、彼女はかまう事無く下着を身につけ、ハルヴァーの着ていたガンピスンを纏った。
「クリーニングしてお返しいたします、宰相」
目をあわす事無く乱れた髪を結い上げ、振り返る事無く部屋を出て行く後姿に、ハルヴァーは確信していた。


…仮に、身分や慣習や周りに阻まれて彼女の思いが叶わなくても。
 それでも自分の思いが叶うこともないと。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





ヘンな話 _| ̄|○

645名無しさん@ピンキー:05/03/07 17:59:17 ID:dUOIwLmB
リアルタイムで見させていただきました、乙。
いや、でも普通に「寝取られ物」として面白かったすよ。
646名無しさん@ピンキー:05/03/07 20:14:41 ID:nAgq2CXo
ルナの中の人です

>644
面白かったです GJ!
嫌味な宰相殿の秘められた想いが、かなりゆがんでて漏れ好みでしたw

本番、どうやったらこんなにキレイに書けるんだ
見習いたい、とマジで思ってます
さて、ガンガって続き書いてきます ノシ

647名無しさん@ピンキー:05/03/08 19:57:48 ID:3T9FckdW
ハルヴァーかわいいよハルヴァー
味のあるヨゴレ役に描けてて好きだなあ。実用性も高い!
648名無しさん@ピンキー:05/03/09 00:51:14 ID:l8vhWe2n
ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
649名無しさん@ピンキー:05/03/09 02:13:31 ID:HdNZD/qJ
うひゃー!!久々の神降臨GJ!! もう一度読んどこ(σ・∀・)σ
650名無しさん@ピンキー:05/03/11 17:15:11 ID:I3q8cLXA
結局ここにレズ物ってOKなのかな?
過去ログ読んでみたけど、どっちなのか良くわかんなかった。
専用スレがあるとか言ってたけど探しきれんくて...
初作品ソフトなレズ?エルメスxシヴァって書いたけどうpしてよろし?
OKそうなら週明けの月曜に出没します。
651名無しさん@ピンキー:05/03/11 18:37:00 ID:GXfGbzun
レズものはそれなりにあった気がする。
エルメスお姉さまと、ミスラっこが合成でハァハァなのとか。
男性向き主体だし、いいんでないの?
652名無しさん@ピンキー:05/03/11 19:29:26 ID:dn5zpBGt
最初に宣言してくれれば、なんでもいいって話になってるよ。
801やレズ系はまず宣言を。
653名無しさん@ピンキー:05/03/11 22:19:13 ID:regFd7BN
何でもいいのか
じゃあ801モノ書こうかな



って言ったら猛反対するんだろ?
654名無しさん@ピンキー:05/03/12 00:19:12 ID:r1H1puwJ
801見たい男ってホモだけだろ
655名無しさん@ピンキー:05/03/12 01:54:20 ID:TCxrysx4
801は絶対読みたないから宣言だけは必ずヨロ
漏れ的はそれさえしてくれればかまへんけど、
ここにはそれを話題にすることすらいやがる椰子がいるから、
そいつらからの非難をものともせず、
また煽り返してしてここを荒れさせたりしないならありかな。

ま、回避可能な801を執拗に猛反対する椰子も
荒れる原因なっとるからやめて欲しいもんや。
そんなにいやならせめて801板に誘導したれや。
656名無しさん@ピンキー:05/03/12 03:00:42 ID:N44rKbBT
あんまりな、読み手サイドの趣向を押し付けて
作り手さんのやりにくい空気にだけはしたくない。
だから俺も801読まぬけんど、宣言あればokでいいとおも。
あ、エルメス×シヴァレズものは大歓迎です。
657名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:03:57 ID:2UGAYDVW
タルものなんですが…初書き初投稿します!
お手柔らかにおねがいします。
658名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:06:11 ID:2UGAYDVW
ずるり…ずるり…
はいずる音が背後から聞こえてくる。
いったいどれだけ走っただろう。
ああっ…なんでこんなことにっ…

私、名前はトララ。連邦出身タルタル族、職業召喚士。
今日は相棒のカーくんと一緒に両手棍のスキル上げをする予定だった。
とりあえず人のいないところで、って思って、ここ、ボストーニュ監獄へきたの。
確かに人はぜんぜんいなくて、ここなら心行くまでスキル上げできそう。
…命さえ助かれば。
思えば監獄の奥へ入るのは初めて。もっと警戒するべきだったんだわ。
まさか落下地点にスライムがいるなんてっ…。
落下直後、久々の獲物に気づいたスライムが私を襲った。
幸いカーくんが気づいてひきつけてくれたので急いでサイレントオイルをかぶって、
やみくもにだったけど、かなり離れた場所まで走ってがんばってくれたカーくんを帰還させた。
ほっと一息ついているところへ、なんと追ってきたのよ!奴が!
足は速くないから追いつかれはしないんだけど、諦めが悪い!
「いいかげんに、あきらめてよぉおお!」
再召喚をする余裕も、無い。出口もわからない。
「どうしよ…」
奴を確認するため振り返った。まだ遠い。だいじょうぶ。
そう思い、前を向き直ったその瞬間。
659名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:07:10 ID:2UGAYDVW
どんっ

「きゃっ!」
私の体は何かにぶつかって後方へとんだ。
「いたた…」
鼻を打ちつけて焼けるような痛みが広がった。
よかった、鼻血は出てないみたい…でもいったい何にぶつかったんだろう?
ハッとして顔をあげるとそこにはヒュームの男性が。
「ご、ごめんなさい!前を…」
見てなくて、と言おうとしたが言葉の続きは音にならなかった。
代わりに口のなかいっぱいに広がる水。
ううん、水じゃない…もっとどろっとした…。
気がつけば体全体がそのどろっとしたものに覆われている。
くるし…息が、できないよぅ…
息を吸えば吸おうとするほど、苦しくなる。
もごもごともがいてなんとか外に出ようとするが、許されない。
苦しい…私…このままスライムに消化されちゃうんだー…。
あきらめが頭に浮かぶと全身の力が抜けていく。
少しずつ頭の中が白く…なって…

「がっァふ…ゲフ…ご…ガハっ」
自分の声とは思えない音とともに唐突に息苦しさがなくなった。
「げほ…げほっ…」
何度も口から吐き出される水。苦しい…。
ああ、でも空気が吸える!
深呼吸してはむせて、数回繰り返してやっと落ち着く。
660名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:09:37 ID:2UGAYDVW
なんで…?
私助かったの?何で?
落ち着いたら急に疑問が湧き出た。
あたりを確認すると、私はまだスライムの中にいた。
頭だけが奴の体からでて、息ができるようになっていた。
でも、奴はおとなしくなっていて、私を消化する気配は無い。
「どうして…?」
思わず疑問をもらすと、頭上から声。
「タルタルちゃん、だいじょうぶ〜?」
はっとして見上げると、先ほどのヒュームの彼がいた。
羊の毛皮で作られた装備を着ている彼…獣使いかぁ、なるほど。
スライムがおとなしい理由がやっとわかった。
「助けていただいてありがとうございます」
とりあえずお礼を述べると、彼はひとなつっこそうに笑った。
「ふふ。こんなところに人がいると思わなかったから、びっくりしたよ」
にこり、と笑う彼に感謝しつつ、とりあえずこのスライムの中から這い出ようとした。
が。
で、出れない。
もごもごともがいてみるが、一向に顔以外が外に出て行かない。
…ここは恥を忍んでもう一度たすけてもらおう…。
「たびたびすいません…出れないんですけど引っ張ってもらえませんか?」
661名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:11:36 ID:2UGAYDVW
「嫌。」

彼は答えた。満面の笑みで。
「嫌…って…。」
私は困ってしまった。
とりあえずもう一度自分で出る努力をしてみるが、やはり無理だ。
私がもがく様を楽しそうにみながら彼は言う。
「それねー、がんばっても出れないよ?」
「…は?」
「僕がそう、命令してるから」
「な、なんで!」
聞き返すと、とってもうれしそうににっこりと笑った。

「スライムプレイっていうのもいいかなーって思って」

「はぁ?」
すらいむぷれいってなんだ!?
なんでこのひとこんなに楽しそうなんだ?
私の頭の中は混乱状態だった。
「あ、あのすらいむぷれいって、な、なんのこと」
「わっからないかなぁ」
彼は相変わらずニコニコと笑ったまま、私の前に座り込んだ。
ちょうど目線が同じくらいになる。私の顔をのぞきながらうきうきと腕装備を外している。
彼はそのまま、私を覆っているスライムに手を突っ込むと上着の裾に手をかけ、捲り上げた。
反射的に、腕を下ろし脱がされるのを防ごうとしたが、彼に操られているスライムがそれを許さなかった。
それどころか腕がバンザイの姿勢に押し上げられてしまい、簡単に上着を取られてしまった。
「かわいいタルタルって僕大好きなんだよねぇ♪」
662名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:12:33 ID:2UGAYDVW
…冗談じゃない!
「ちょっと、アンタそんっ…!」
文句を言おうと思った瞬間、再び顔がスライムに覆われ、さっきの恐怖が思い出される。
「口ごたえは、禁止ね。」
にこり、と笑う彼。
大人しくなった私をみて、顔の前のスライムを退避させたようだ。
「あと、詠唱もモチロン禁止だから♪」
最後の希望も釘をさされてしまった。
これは、絶体絶命ってヤツかしら…。
でも死ぬよりはいいかなぁ…。
これから自分の身に起こることを憂う私をよそに、彼はうきうきとズボンを脱がせにかかった。
逃げようとしたけど、抵抗むなしく…というか、スライムにはばまれ抵抗すらできない。
ズボンも下着もとられて、あっという間に裸にされてしまった。

素肌全体にひんやりとしたスライムの感触が伝わって、思わず身を捩ってしまう。
しかしその中から逃れることはやはりできなくてひとりもじもじと動く様は彼を喜ばせるだけだった。
「さてと…」
裸の私を前にした彼は、アゴに手を当ててなにやら考え込んでいる様子だった。
「タルタルちゃん、名前は?」
「え、トララ…」
「トララちゃんね♪」
663名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:13:08 ID:2UGAYDVW
目の前に座っている彼はじっと私を見ている。
怒りと驚きであまり意識してなかったけど、私って今、裸なわけで…
つまり、彼は私の裸を見ているのだ。
そんな当たり前のことにいま改めて気づいてしまい、一気に羞恥が駆け上がってきた。
顔が赤いのが自分でもわかる。
「やっぱりスライム越しじゃちょっと見えないねー」
「え…?」
そういうと彼は私の腰に手を回して自分のほうへと引っ張った。
体が久々に外気にさらされる。
でも手足だけはスライムの中に残ってて、やっぱり私は身動き取れないままだった。
気がつけば彼の目の前に私の体が突き出されていて、とても恥ずかしい。
「ほんっと子供みたいだなぁ…。」
うっとりとした表情でそういうと、彼はその手で私のわき腹をなで上げた。
「ひゃっ!」
急に触られたので驚いて声が出てしまった。
「ん、スライムでどろどろだねぇ」
遠慮する様子も無く、そのままわき腹や太ももをやわやわと撫で回している。
「や、やだ…」
664名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:14:20 ID:2UGAYDVW
おかしい、こんなの。
スライムに漬かっていたどろどろの体のせいで、その手からの摩擦はほとんど感じることなく
まるでなにかに舐めまわされているかのような感覚に陥ってしまう。
「ん…ゃぁ…」
わき腹をなでていた手が、おなかの方へ移動してきて思わず鼻から声が漏れてしまった。
胸とおなかの境界線を指先で すっとなぞられる。
なんども。なんども。
あああ、そこから上は触らないでっ…!
「やぁっ…やだ…あぁ…」
ふと、手が止まった。
ぎゅうっとつむっていた目をおそるおそる開けると、彼と目が合った。
彼はまたにこりと笑うと指全体で私の胸をぞろりとなで上げた。
「あああっ…!」
そのまま胸の突起を指の間で挟みこみ、激しくスライドさせた。
「いやぁああ、ああっ!あっ!あっ!」
あまりの刺激に声が途切れ途切れにしか出せない。
ああ、普通にこんなことされたら痛いはずなのにっ…!
スライムのせいで摩擦のなくなっている体にはキモチイイとしか感じられなくて。
全然納得行かない。納得できないのに。
じわり、とあそこが熱くなる感じがして、スライムとは違った液体がそこからとろりとあふれてきた。
665名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:15:47 ID:2UGAYDVW
「子供みたいなのにちゃんと感じるんだねえ」
そういうと先端から手を離して、私の小さな乳房をさするように揉んできた。
激しい攻めから開放されて、ホッとしたのも束の間。
急にやさしい愛撫をされて、またあそこがじゅうっと熱くなった。
「トララちゃん、乳首勃っちゃってるよホラ〜。」
嬉しそうに報告する彼。おもわず下を向いてしまうと、確かに私の小さな乳首はピンと張っていて
スライムのどろどろの液体でテラテラと濡れた輝きを放っていて自分の体とは思えないほどいやらしい。
こんなところでスライムに拘束されて知らない人に襲われて感じてるなんて。
自分の置かれた状況を思うと涙が出そうになってきた。
「胸はちっちゃくても感じる…と。」
あいかわらず、マイペースで何か納得した様子の彼。
「じゃあ、ツルツルなこっちも感じるかなぁ?」
意地悪くこっちに笑いかけると胸を触っていた手が離れ、下のほうへ伸びてきた。
666名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:17:06 ID:2UGAYDVW
「はあぁぁぁ…っ」
スライムの液体と自分の出した汁とでぐちょぐちょのそこに彼の指が触れ、熱い息が漏れた。
彼は、ぽってりとしたお肉の内側や裂け目についているビラビラの感触を楽しむように
ゆっくりとその指を前後に動かし始めた。
「あぁ、ん…ッ、やだあぁ…っ」
「すごい濡れてるね…。ねえこれ、スライムだけじゃないよねえトララちゃん?」
「…っ!」
指が、彼の指が気持ちよくて…自分の意思とは無関係に腰が前後に動いてしまう。
もっと、もっと…。
「ねえ、胸触られただけでこんなに濡らしちゃったの?」
ぐちゃ、ぐちゃ、とわざと音を立ててかき回される。
ああ、そんなに音立てないでぇ…
「ホラ、今また どくっ て出てきた…すごいよ、どんどん出てきてる。」
「いやぁ…言わないでぇ…」
「ふふ。自分で腰振っちゃって…そんなに気持ちいい?」
「やぁっ…違っ…!ああっ…!」
「…違わないでしょ?いやらしいトララちゃんはこんなところでスライムまみれになって
知らない男に乳首いじられてお○○こぐちょぐちょにしちゃったんでしょ?」
突然彼の指の動きが止まって、今まで触れていなかったクリトリスに取り付いた。
片手で秘裂を押し広げられクリトリスの皮を剥かれてもう片方の手でソコを直に擦られた。
「ひゃあぁぁぁぁっ!ああっ!はぁっ!」
頭を突き抜けていくような快感。耐えられなくて私は大きな声を上げてしまった。

667名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:18:08 ID:2UGAYDVW
「やぁぁああっ!ああぁぁっ!はぁぁあん!」
頭が真っ白に…なっちゃう…!
くちゃくちゃと音を立てて彼はソコを攻め続けている。
ああああ、もうダメだって…!
「やぁぁぁん、もうっ…!イっ…」
イクっ…!
…って思ったのに。急に、今まで執拗に攻められてたソコを開放される。
絶頂寸前だったアソコからどくどくと新しい愛液が溢れ、その入り口はひくひくと動いている。
「やだぁ…なんで…っ?」
自然と涙がこぼれてしまう。
「何…?トララちゃん。」
彼がゆっくりと内腿を撫で回す。
「もしかして、イきたかった訳?」
そしてまた意地悪い笑顔をこちらに向けた。
「…っ!」
図星を突かれて、期待させるように内腿をさすられる。
もう一度あそこに触って欲しくって…イかせて欲しくっておかしくなりそう…。
あふれ出した愛液が行き場を失って内腿を伝っていく。
「あーあ…こんなによだれたらしちゃって…。」
「はぅ…」
「トララちゃんのお○○こすっごいヒクヒクしてるよ?ふふっ。寂しそうだから何か入れてあげるね?」
ああ…彼のこの笑顔。すっごく嫌な予感…。
668名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:19:08 ID:2UGAYDVW
彼が取り出したのは真っ白なリンクシェルだった。
「あ、僕の1人LSだから安心してね♪」
いや…ぜんぜん安心できないんですけど…
「ねえ、いくつくらいはいるかなぁ?」
「ぇ…?」
「とりあえず、10個くらいいってみる?」
満面の笑みで問いかけた彼は、私の意見を聞くまもなく真っ白なリンクパールを10個生み出した。
「じゃあ〜入れていくからねぇ〜」
うきうきとした様子でそのリンクパールを私の秘所にあてがった。
やだぁ…っ!
思わず腰を引いて逃げようとしたけれど、押さえつけられてさっきまで散々いじられていたクリトリスを
ゆるゆると擦られ、抵抗できなくなってしまった。
「はぅん……」
「大人しくしててね…!」
「ああ、やめてぇ…」
ふたたびリンクパールがあてがわれ、今度は 体内に押し込まれた。
669名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:01:27 ID:2UGAYDVW
「ひとーつ」
体内に感じるかすかな異物感。
彼は数を数えながらゆっくりと私の中にそれらを押し込んでいく。
「…むっつ」
おなかの中がじゃらじゃらして、圧迫感がでてきた。
もう…無理だよぉ…くるしいよぉ…おなかいっぱい…。
「もうっ…むり…」
切羽詰った私の様子をみて、10個はあきらめたらしい彼は
「しょうがないなぁ。じゃああと一個だけね?」
「んぁぁ…っ!」
「ななーつ!っと」
7個のリンクパールを私の中に収めた。

「さてと…すこし様子みようか」
そういうと、ゆるゆると擦っていたクリトリスをまた激しく責め立て始めた。
「ひゃああぁんっ…やぁぁぁ…あぁぁぁ…っ!」
頭の芯がぼうっとしてきて、気持ちよくってイきたくってどうでもよくなってくる。
さっき寸止めされている体は貪欲で恥らうことなく腰を振って求めた。
膣が収縮するたびに体内でリンクパールががちゃがちゃと音を立てた。
670名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:02:07 ID:2UGAYDVW
「ん、よし。いいかな」
「あぁん…ん…っ?」
急にまた責める手を止められてつい不満な声が漏れた。
両足を閉じ、腰を振ることですこしの快感を求めてはみるけれど、
余計に絶頂への期待を煽るだけ。
それでもやめることもできなくって。
「はぅん…はぅ…おねが…ぃ…もぉ…っ!イかせてぇ…」
「もう少ししたら、ね。」
「んっ…そ、そんなぁ…おかしく…ぅん…なっちゃうよぉ…んっ…んっ…」
必死の懇願も軽く流されてしまって、半泣きで腰を振り続けた。
そんなことを気にする様子も無く
「さぁ、じゃあ大きく脚を開いてね〜」
ことさら明るい声で彼が言うと、背後のスライムが脚の隙間に入り込み、
ものすごい力で割り広げられる。
そのまま、これ以上開かないってくらいに広げられて、そこで固定された。
いわゆるM字開脚状態にさせられて、恥ずかしさとイきたさで腰が前後に動いてしまう。
「じゃ、もっかいさっきみたいにお願いしてごらん?上手にできたらご褒美にイかせてあげるからね」
「うぅぅ…そんなぁ…っ」
「ん?」
また、意地悪な笑顔…。悔しい…。でも、もう私限界だよぉ…。
「ぃ…イかせてください…っ!ぉねがい…しますっ…ぅ…」
「ふふ、トララちゃんかわいい。イイコだね…。」
頭をぽんぽんとなでられて、唇に優しいキスを落とされる。
「ちゃんとイかせてあげるからね?」
彼がにこりと微笑むと同時に、私の中に何かが入り込んできた。
671名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:03:46 ID:2UGAYDVW
「やぁぁあぁ…っ!なに……っこれぇ…?」
私の中に入り込んできた何かはいろいろ形を変えながら私の中を犯している。
体内に入ったままのリンクパールがそれにとりこまれ、ぐちょぐちょと音を立てながら暴れまわっている。
「やぁぁぁん!はぁん!あああぁっ!やぁぁ!」
「リンクパール入りスライム…きもちいい?トララちゃん。」
あああっ…そうか、スライムなんだっ…ああ、でもそんなこともうどうでもいい…。
「んっ!あぁ…っ、いぃ…よぉっ。きもちいいよぉ…もっとぉ…っ」
激しく抽送されて奥をガンガン突かれるたびに頭のてっぺんまで電流が走って…
リンクパールにおなかの方の壁をじゃらじゃらと擦られてもうほんとにとんでっちゃいそう…っ!
「こっちも触ってあげるね…」
そういって彼が散々弄られたクリトリスに手を伸ばした。
今度は焦らされることなく擦られてあまりの快感に腰が逃げて、
でも押さえつけられてまた擦られて…頭真っ白になっちゃうぅ…。
「ああぁぁぁぁ…もぅ…もぉ…だめぇ…!イくっイくぅ…イっちゃうよぉ!あぁぁぁぁぁん…っ!」
自分でも驚くくらいの声を上げて私は待ち焦がれた絶頂を迎えた。
672名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:05:26 ID:2UGAYDVW
そのあとのことはよく覚えていない。
どうやら、気を失ってしまったようなので。
ただ、目覚めたときにはロンフォールの光が見える出口の前で
野兎の毛皮の上に寝てて。上には毛織物がかけられてて。
体はきれいに拭かれてて、装備もきちんと元に戻ってて。
枕元には蒸留水が置かれてて。
…そして彼はいなかった。
すこし、自分が落胆したような気がしたのにおどろいた。
「あんなことされたのに、ね…」
毛織物をけって立ち上がると、ぱさりと何かが足元に落ちた。
羊皮紙だった。拾い上げると、丁寧だけど上手ではない文字で文章が綴られている。

「トララちゃんへ。
昨日はひどいことをしてごめんなさい。
出かけてきますがすぐにもどります。
あやまりたいのでどうかまっていてください。」

読み上げると、思わず笑みがこぼれてしまう。
「何かにくめないひとだなぁ…」
レイプって…普通やり逃げとかするもんじゃないのかしら?
もどってきますって。あやまりたいって。ありえない。
なぜか軽くなる気持ちと、緩む口元。
「ちょっと予定が狂っちゃったけど、スキル上げでもしましょうかねー」
別に、彼を待つわけじゃないのよ。そう。当初の目的を果たすだけ。
そう自分に言い聞かせて、相棒カーくんを呼び出した。
                                    *end*
673名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:12:57 ID:2UGAYDVW
長すぎて連投規制くらいました…。なんか無駄に長いな(´・ω・`)
しかも微妙な話でスイマセン。

トララたんはこの後、天然ボケ系鬼畜攻めな彼に各地を連れまわされ
ご当地モンスタープレイをさせられるという設定というか妄想なんですが
それはまた機会があれば別の話で…かけたらいいな。

ちなみに書き手のイメージは
トララ…タル♀茶髪ポニテ
獣使いの彼…ヒューム♂F1金髪

長々とお付き合いいただきありがとうございました。
674名無しさん@ピンキー:05/03/12 09:26:46 ID:8a1xO9Sn
>>657-673
GJ!!タルタルの鬼畜スライムプレイハァハァ(*´д`)
やられ放題なタル♀と天然鬼畜なヒュム萌え
675名無しさん@ピンキー:05/03/12 09:33:26 ID:2bxcGbFw
単なるレイプものじゃないのがいいw
GJですた(`・ω・)b
676名無しさん@ピンキー:05/03/12 09:41:04 ID:5RLxLy9C
なんですかこれは神降臨ですか?
孤独なボクチンに神様がタル♀をプレゼントしてくれてるんですか?
これからもどんどんステキな話読ませてほしいです。
677名無しさん@ピンキー:05/03/12 12:43:35 ID:hb1YkVOc
ネ申キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
神よ!もっとご当地プレイ読みたいです!

最近、やってるほうにも萌えられる話が多くて幸せだなあ。神々よありがとうございます。
678名無しさん@ピンキー:05/03/12 17:51:48 ID:id3vXmYN
樽GJす

にしても同じFFスレなのに801の扱いここまで違うものかね
FF総合スレなんか厨房のすくつ(←何故か変換できない)で見てらんない
679名無しさん@ピンキー:05/03/12 18:13:23 ID:nxu4FzsG
俺は801でも宣言してくれれば良いと思うが
読まなきゃいいだけだしな
680名無しさん@ピンキー:05/03/12 18:18:02 ID:0ko73hUF
GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!GJ!!

>>657-671 で終わるかと思いきや、>>672の展開最高!!!
次回作、期待しております(*´д`*)


>>678
「そうくつ」な
681名無しさん@ピンキー:05/03/12 19:30:03 ID:oBxiLMEg
>>673
こおおおおkkkkkkkk
続き楽しみにまっとりマスタング
682名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:06:58 ID:5RLxLy9C
マンコとケツマンコガチムチオッスオッスは違うものだもの。
だからガチムチは他のスレでやるべきだと思うんだ。
ケツマンコ話大好きだからこそそう思う。棲み分け大事。
683名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:09:33 ID:vyf6BdEF
別に言っとけば良いと思うが?

見たくない奴は見なけりゃ良いだけだし
684名無しさん@ピンキー:05/03/12 23:52:22 ID:hb1YkVOc
たとえばあれだ、白姫が呪いをかけられて髭になってだな。
とりあえず男に掘られたら元に戻るという無理やり系なら精神的にはのーまr


○<\_ ごめ、無理でした
685名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:01:30 ID:A2+tUhER
数字板にはMMO話スレもあるしそれとは別にSS投下用スレもあるけどな
686名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:16:09 ID:yQcDtqiD
うう・・3夜目と4夜目が見れない・・・゚・(ノД`)・゚・
687名無しさん@ピンキー:05/03/13 00:19:22 ID:M98e1wko
なんか801な方々がここに根城を作ろうと頑張ってるみたいだな。
俺はこのスレたまに覗く程度だし、801で荒れたら見ないだけだし。
まぁ頑張れ。
688コイゴコロ:05/03/13 02:25:05 ID:0cuYbWEd
ここじゃなくても外部にアプロダあるじゃん コテハンばっかだけど
689名無しさん@ピンキー:05/03/13 02:26:11 ID:0cuYbWEd
>>688
あーー名前消すの忘れた まぁいいか
自分も682さんと同スタンスです…
690名無しさん@ピンキー:05/03/13 08:35:08 ID:Ph11Ge0i
ハァハァできればそれでいい。
691650:05/03/14 10:44:05 ID:TDL9XTWZ
とりあえず宣言しておけば回避したい人は回避できると思うと言う結論?で
予告通りエルメスxシヴァのレズ物上げます。
エル:F5B
692名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:45:20 ID:TDL9XTWZ
「よ〜し!今日も頑張るぞっ♪」
明け方のジュノ、上層からバタリア丘陵へ続く門をくぐり気合を入れ魔法を詠唱する少女の姿があった。
程なく詠唱が完了し異界の門が開きその中から光の霊獣カーバンクルが姿を現した。
「カー君 今日もよろしくね♪」
紅い髪を真ん中でまとめ頭の天辺に髪飾りで留めてる変わった髪型のエルヴァーン。
エルヴァーンの凛々しい顔立ちではなくアンバーの瞳が愛らしい独特の穏やかな顔立ちをしていた。
彼女は緑色の俗に言われる召喚士アーティファクトという装備に身を包み丘陵をカーバンクルと一緒に駆け出して行った。
彼女の名前はリマ、祖国サンドリアから冒険者として旅立ちジュノ居住区にレンタルハウスを借り日々を暮らしている。
693名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:45:55 ID:TDL9XTWZ
リマはいつもの日課それは...
「カー君!私に力を...Sabertooth Tigeをやっつけて!」
掛け声と共にカーバンクルがSabertooth Tigeに向かって攻撃を開始する。まもなく獲物は横たわり戦利品として牙と皮を少女に提供していた。
リマはそうして数十匹の虎を葬り、夕暮れ時に戦利品の虎の牙と皮を鞄いっぱいに蓄え見晴らしの良い丘の上でゆっくりと腰を下ろした。
「ふ〜今日も大漁♪大漁♪」
彼女は満足げに鞄の中を覗き込み、カーバンクルに向かって笑みを浮かべた。
と、そのとき彼女の視界に遠くにいる召喚士の姿が入った。
召喚獣を呼び出しては帰還させる。そしてまた新たなる召喚獣を呼び出しすぐさま帰還させるといったことを繰り返していた。
「あれ?カー君。アレってなにしてるのかな?」
*きっと召喚士としての腕を磨いているんだよ。
「そうなんだ...私もああやって訓練しないといつまでたってもへたっぴのままかな?」
彼女の問いにカーバンクルは視線をそらしうつむいた。つまり答えはYESである。
「そっか...じゃ今日は時間もまだまだ早いしちょっと私もやってみようかな〜」
そういうとゆっくりと立ち上がり大きなお尻についた小さな草をパタパタと払った。
「カー君また後でね♪」
彼女はカーバンクルにサヨナラの挨拶をした。カーバンクルは跳躍すると空中で身体を丸めて異界へと姿を消した。
694名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:46:32 ID:TDL9XTWZ
「カー君以外を召喚するのって何ヶ月ぶりかな...」
彼女は最近、冒険者同士の狩りにも参加せず、またミッションもこなさず日々虎狩りに明け暮れていた。
一抹の不安を胸にそっとしまい、呼吸を整え真剣な表情で沈みかける夕日に視線をやった。
服を正すと彼女は長い召喚魔法を詠唱し始め、やがて異界の門が開いて姿を現せしたのは蒼いケープににを包んだ氷の召喚獣シヴァだった。
彼女はすぐにシヴァを帰還させるための指示を与えようとした。そのとき
*まって!折角こっちに召喚されたんだからちょっとは楽しいことさせてよ!
「え?楽しいこと?」
彼女はシヴァの言葉を反芻した。しばらく考えたのち彼女はシヴァに問いかけた。
「楽しいことと言うと...虎狩りですか?...でも今日はもう鞄の中はいっ...」
と言っているリマの口にシヴァの唇が触れた。
「え!?今のは?」
リマが時折カーバンクルに愛情表現に口付けを交わすのと同じ様なことなのだが彼女は不意を付かれ戸惑った表情を浮かべた。
*楽しくて気持ち良いことって言えばきまってるじゃないの♪
そういうと再びシヴァはリマに口付けをした。さっきとは違い長くリマの唇を貪るようにシヴァが迫った。
695名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:47:34 ID:TDL9XTWZ
リマの首筋にシヴァが両手を交差し彼女を抱き寄せ、リマの唇をこじ開けるようにシヴァの舌が彼女の口腔に侵入を開始した。
なすがままにされ、半ば呆けていたがシヴァの舌がリマの舌を絡めるように襲ってきたときに彼女は正気を取り戻した。
精一杯の力でシヴァを自分の体から話そうと抵抗を試みるが、非力なリマが簡単に押しのけれる相手ではなかった。
*あらあら、抵抗しちゃって可愛いわね。でもそんなことしてるから彼氏どころか友達もできないのよ
シヴァの言葉が頭に直接入ってくる。それを言われてリマは耳の先端まで高潮した。
リマは引っ込み思案な性格の上、人見知りが非常に激しく今まで数多くの人と出会ってきたが未だに友人一人居ない状態であった。
特に異性に対しては恐怖心を抱いているように必要に避けるようにしていたため、何度かLSにも誘われはしたが全て断って今に至った。
やがてリマはシヴァの舌を受け入れ、そっと眼を閉じ身体を任せた。シヴァがリマの口の中をした全体で蹂躙する。
「ん....ふぅ...」
リマの呼吸は荒くなり、体の火照りを感じ取れた。
シヴァはリマの口に唾を流し込む、リマはシヴァのそれを快く受け止めのどを軽く上下させそれを飲み込んだ。
首に廻した腕から起用に指先を使いリマの耳穴をそっと愛でる。エルヴァーンは耳が性感帯と言われることも少なくはない。
「ふぁ....」
あわせた唇の合間からリマの吐息が漏れる。リマは目をそっと閉じ、まさに恍惚の表情を浮かべシヴァとのキスに酔っていた。
シヴァはリマの舌を吸い、絡め、舌の裏を舐め、リマの舌先を軽く甘噛み、また舌を強く吸った。
従順に従うリマの様子を心の中であざ笑いつつ首筋に廻していた手をそっと胸へと滑らせた。
696名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:48:12 ID:TDL9XTWZ
*体の割には思ったより可愛い胸してるわね。ちょっと期待はずれだわ
その言葉にリマは正気を取り戻し、シヴァを突き放そうと両手に力を込めた。
自分のコンプレックスである胸のことを言われ、まるでカザムからしのようにリマは赤面し、シヴァに怒りのぶつけようとした
刹那
リマの視界を真っ暗闇が襲いかかり両手をバンザイした状態のまま腕の自由を奪われてしまった。
それはシヴァが左手でリマの服の裾を持ち一気に首筋まで持ち上げたからであった。
もちろんリマはバランスを保つことが出来なくなりそのまま後ろへとしりもちをつく形で座り込んでしまうが、
シヴァは服の裾を頭の部分に持ち上げたまま離そうとしなかった。旗から見れば丁度巾着のような形になって座り込んでいる。
エボカータブレットの下からはエルヴァーンにしては小振りな乳房が外気に晒され、春風がそっと撫ぜた。
「ちょ、ちょっと!!やめてください!!冗談にしても酷すぎます!」
リマは声を荒げて叫んだ。
*なにいってるの、これからが楽しいところなんだから。
シヴァは楽しそうにニヤリと笑みを浮かべたが、リマには見えるわけでもなく必死にもがいてる様がシヴァにはおかしくみえた。
特上のデザートを目の前に、シヴァはゆっくりと自由になった右手をリマの右の乳房に重ね、柔らかくその手を動かしだした。
「やっ!お願い...やめて下さい...」
服の中からくぐもった声がシヴァに届いたが、受け入れることなく胸に愛撫を続けた。
乳房の形をなぞるように優しく、徐々に中心にある桜色の突起物へと近づくように時間をかけて何度も何度も胸を愛撫した。
何度もじらしておきながらようやく先端の突起物を口に含んで軽く下で転がした。
「あっ...」
リマの甘えたような声をシヴァは耳にすると放置されている左の胸を右手で鷲掴みにし、形の良い乳房を変形させた。
細い指で乳首を挟むと、その先端は硬く尖っておりコリコリと親指と人差し指の間で転がされた。
*あら、言ってた割にはちゃんと感じてるじゃないの。てっきり不感症かと思ったわ。
「そっ!そんな...あっ...ああん....」
697名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:49:30 ID:TDL9XTWZ
リマの反論もシヴァの愛撫の前には甘美に震える声へと変わってしまった。
小さいながらも強く弾力のある胸を少し力を加え、先端をキュッと軽く摘み上げるとリマは甘い喘ぎ声を上げた。
執拗に胸を責められ、最初は服の中で抵抗していたが徐々にその力も無くなりシヴァの愛撫に呼応するようにリマは喘いでいた。
ほぼ無抵抗になったときにシヴァは拘束していた左手を離しリマを開放したが、当の本人はそのことはまったく意識せずシヴァから与えられる快楽に身を任せていた。
口に含んだ乳首を舌の上で転がし、強弱をつけて吸い、時には軽く噛み、多様な動きをし決して休むことなく快楽の渦へと引き込んでいった。
一昔前は色々な冒険者達でにぎわっていたが近年になりバタリアでは冒険者の姿を見ることは非常に稀になってきていた。
か細く仔犬の泣き声のようなリマの声だけが静かになった丘陵の黄昏に響いていた。
「あっ...あぁ....シヴ...ァさぁん.....切ないよぉ....」
いつの間にかリマはシヴァに愛撫を催促していた。頃合をみてシヴァは両手をエボカースパッツに掛けそれを一気にひざの当たりまでずり降ろした。
「だめぇ!!やだっ!!」
とたんリマはスパッツに手を掛けようとするがシヴァが間髪いれずに再びエボカータブレットの裾を左手にもち再度リマを拘束するような形を取った。
先ほどと同じ状況だが今回はリマの下半身が露にされて、より一層力を込めて抵抗しているのが服を通して感じ取れた。
*なにがだめなの?さっきはあんなにお願いしておきながら...それにそんなに下のお口から涎をたらしておきながら..説得力ないわよ。
ケラケラとシヴァは笑うと視線をリマの大事なところへやった。リマの恥丘にうっすらと生えた紅い恥毛が風に揺れていた。
そしていうとおりにリマの大事なところからでた愛液がスパッツにしみを作り糸を引いていた。
*すごい量ね!スパッツが染みになっちゃうわよ。幼そうな顔してても身体は立派な大人なのね
辱めるために言葉でリマを責め立て、自由な右手をリマの大事なところへと滑らせた。
細い指で割れ目をなぞるとそこは大洪水になっており一度なぞったシヴァの指にトロトロの液が大量に掬って取れた。
「もう...許して....お願い...シヴァさあっ!」
698名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:50:50 ID:TDL9XTWZ
シヴァはリマの一番敏感なクリトリスを指で軽くはじくと身を捩じらすが
手は頭の上で自由を奪われ足はひざまで降ろされたスパッツが足の動きも拘束した状態ではシヴァの行為をなすがままに受け入れるしかなかった。
割れ目の中へ中指の指先を浅く入れ、ゆっくり中をかき回すと奥から
粘り気を帯びた液が次々とあふれ出てそれがしたたり菊門をも淫靡に光らせていた。
「あっ...あぁん....あっ!!ぃ...あんん....」
リマの声が丘陵のあたりをはばからず大きく響き渡っていた。
シヴァは一本の指を秘所に挿入し徐々にそのスピードを上げ、わざとぐちゅぐちゅと水音を立てるように抽送を繰り返した。
「はぁん!あぁぁっ!やぁ....いやぁん...」
リマの秘所から溢れる愛液でシヴァの手は夕日を浴びててらてらと艶かしく輝き、秘所から指を引き抜くとそれを長い舌で舐めあげた。
*ほんといやらしい小娘ね、たっぷり時間をかけてお仕置きをしてあげなくちゃね〜
そういってシヴァは左手の戒めを解くと、リマの股間へ顔をうずめた。もはやリマには抵抗する意思は無く、全身の力を抜きシヴァの行為に全てを委ねた。
クリトリスの皮をそっとむくと、チロっと舌で舐めあげる。
リマの体はビクッ!と大きく反応する。それが面白いかのように何度も執拗にそころ舐め続けた。
「...あん...そこ...気持ちいぃです...」
リマは従順な下僕になったように大人しくそっと呟いた。しかし今度はその肉芽を長い指でつぶすように捻りあげた。
「ひぐぅ!いたっぃ!」
*なに甘えてるの!今日からあなたが私の下僕になってもらうからね!
699名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:51:23 ID:TDL9XTWZ
その言葉に背筋に冷ややかなものを感じたのもつかの間、シヴァの長い舌がリマの秘所に挿入され膣の中を力強く蹂躙し始めた。
「やっあん!はぁあぁぁん!!やっいぃ...あぁぁん!はぁん!」
快楽を与えながらも乳頭を捻り潰したり、クリトリスを強く刺激したり痛みと快楽を織り交ぜながらリマの身体を弄んでいた。
「...あぁ!あぁぁぁぁっ!だめ!もぅだめぇ!はぁぅ!あっあっあぁっん!」
リマの喘ぎとも泣き声とも区別が付きにくい声が徐々に切羽詰っていったものに変わっていくのを感じつつ、シヴァは止めを刺すように
舌の動きを今まで以上に複雑に、執拗にクリトリスを嬲り続けた。
*いきそうなんでしょ?いっちゃいなさい!淫らな小娘のイク様をいて見てあげるわ!
リマはつま先をまげ、握りこぶしを作り全身こわばらせると頭の中で糸がはちきれる様な感覚に陥った。
「ああああぁぁ!!だめっ!!!だめえええぇぇぇっっ!!」
今までで一番大きな声をあげ、リマは頂点へと昇りつめようとした、だがそのときに快楽の抽送が中断された。
最後の最後でお預けをされたリマは自然と自ら腰を動かし、シヴァに快楽の手ほどきを求めた。
しかしその動きも空しくシヴァの行為が再開されることは無かった。
あっけに取られてリマは眼を開け周囲を見渡すと...シヴァの姿が見当たらなかった。とたん、極度の精神的疲労が彼女に覆いかかってきた。
「あ....あぁ...シヴァさん...私が維持できなくて帰っちゃったんだ...」
ため息とも安堵の息とも区別が付かない息をふ〜と吐くとごろんと寝返りを打ち、疲労した身体を休めた。
夕暮れの風がそっとリマを撫ぜる。火照った身体にはとても心地よくここで眼を閉じ眠りに付こうと思ったとき
「あ...服...だれかきたらどうしよう...」
気だるい身体を起こし服を整えだす。
「うぅ...べとべと.......ちょっと..気持ち悪い...」
遠めでも黒く染みになってるのが分かるスパッツをいつもどおりに履いて重い足取りでジュノへ向かってとぼとぼと歩き始めた。
700名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:56:40 ID:oTliDupZ
END

って作品の最後で入れ忘れ(汗)
エロい初作品です...ごめん。最後イってない。
こんなのでよければまた次回書く可能性も...多分レズ物。
もういらんかな(汗)

657さんの獣使いのキャラ良い感じです。ツボにはまりました。
701名無しさん@ピンキー:05/03/14 12:33:30 ID:JVGKDpFB
藻麻衣って椰子は昼間っから…



G J !!!!11!!!!1!
702名無しさん@ピンキー:05/03/14 12:53:34 ID:O5yr1LE0
レズ物はスレ違い、といいたいが801物も○なスレだしいいのかな

とりあえずGJ
703名無しさん@ピンキー:05/03/14 15:15:42 ID:zN9wzDoA
宣言してるしいいっしょ。
個人的にはGJ!
704名無しさん@ピンキー:05/03/14 19:02:57 ID:xLbj06Kw
デスラーメン

味噌スープの素 大さじ二杯
一味唐辛子 250g
生ラーメン1食






牛乳2g消費した
705名無しさん@ピンキー:05/03/14 19:18:48 ID:5Di/uNIw
801はいらんがレズはおkkkkkkkk
GJ!!
706名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:11:17 ID:gWYlYe/k
>>704
(・ω・)??

そんなことよりシヴァ姐さんGJ!
レズものは前のスレでも何度かあったしいーんじゃね?
このスレは野郎のオアシスであってほしいのです、書き手としても。
707名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:10:23 ID:ia4GUrEA
だってレズはマンコ同士だもの。
ここはマンコスレだもの。
だから大丈夫。

アナルファックはOKなのにケツマンコはだめなのかお前らとか言うなよ?な?

>>650
GJ!!抜いた!
708名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:15:55 ID:wtoUxeEP
やっぱケツマンコならケツマンコで
オニャノコのケツマンコに野郎のチムポぶちこむ話でないとね。
せいぜい野郎の尻穴にはエル姐さんが指を入れて前立腺マッサージプレイしてくれるとか、そんなのを。
709名無しさん@ピンキー:05/03/15 00:46:55 ID:nkS5MFQ6
やおいで用いるのはケツでなくやおい穴という特殊な部位であるらしいので
>>707の不安は解消された。
710ゴブ沢の中の人:05/03/15 01:25:58 ID:RTNmVKQI
H(自慰含む)のことを何も知らないミスラっ子が先輩冒険者に丸め込まれる。
たっぷり弄り回されてトロトロになったところに保護者兼兄貴分のエルヴァーン(もしくはが参上
体がうずいてしかたニャイともじもじする妹分に今まで抑えていた性欲大爆発
運動量激しい冒険者家業だったのでショジョマクが無いミスラッコをタッポリごしょうばん
エロの気持ちよさにメロメロなミスラッコはそれをきっかけにエルにエロをおねだりするえろいこになりました。

というお話を考えたけど執筆に大幅な遅れが出たり。むしろ誰かかいt
711名無しさん@ピンキー:05/03/15 03:00:19 ID:zK8J46da
期待age

(*´Д`*)ゞ
712名無しさん@ピンキー:05/03/15 03:19:32 ID:+kCx01nc
リクエストか!
よーしパパもリクしちゃうぞー
ミミズBCで(ry
ビュイステコッパたんがオポオポとにゃんny(ry
ロードオブオンゾゾとにゃんny(ry

やべぇぇぇwww俺の属性イカれてるwwwwwwぅぇうぇww
713650:05/03/15 17:00:21 ID:69TZgy9j
エルメスxシヴァを書いたものです。
一部に喜んでもらえたようで嬉しいですね。
個人的にはソフトレズな感じだったのですが嫌悪される人もいるみたいで残念でう。
まだ挿入部分とか書くつもりはなかったので相手がイフリートやタイタンなら
問題は無い作品に仕上がったかなと思ったり。
でもイフリートって熱そうだし、タイタンってごつそうで個人的に表現しにくいです。
シヴァも冷たそうなんだけどその辺は無視で(苦笑)

一応次回作書いている途中ですが(現在50%ぐらい)
今度は真正のレズものなのでやはり嫌悪する人もいるかな...?
このスレしか見てないのでなんともいえないけど
作品アップの前に内容をちゃんと書いていくつもりなので嫌いな人は
回避していただけると幸いですが..
ともかく次回作は今週中にはアップするつもりでいます。
714+2/QpyXn:05/03/15 17:28:59 ID:qls/sCxV
サンドリア王国の、とある民家。
質素な暮らしを強いるこの国にとって、多少の寒さや飢えは仕方のない事。
貧富の差も激しく、王国の設立した騎士団に入らない限りには豊かな生活は見込めない。
上流と下級の差・・・それは伝統を重んじる国程、大きくなる。
僕の生まれは、後者の方だった。
塀に囲まれた空は重苦しく映り、雲は空を漂うただの飾り。
星は威圧的に瞬き、月は妖しく輝き、全てを青白く照らす。
王族の住まう城は冷たく重くそびえ、大聖堂は神の名の元に金品はおろか、人々の血まで絞りとる。
僕はこの国に生まれながら、この国が大嫌いだった。
下らない誇りを掲げ、今起こっている現実すら見つめない。
他種族を見下し、蔑む傲慢な精神・・・全てが嫌いだ。

そんな折だった。

「ベルーシ、そろそろ塀の外を見てみるかい?」

母さんが僕にそう言ったのは、僕が13歳の誕生日を迎えた時だった・・・・。
715名無しさん@ピンキー:05/03/15 17:29:25 ID:kC3C9l7W
キターーーー
716+2/QpyXn:05/03/15 17:30:54 ID:qls/sCxV

王国と言う名の枷から解放され、僕にとっての世界は色を変えた。
太陽は暖かく、眩しかった。
空はどこまでも広く青く、雲は流れてゆき、風は木々の声を聞かせる。
夜空に瞬く星はまばゆく煌き、咲き誇る月は美しかった。

母さんは夜になると、亡き父さんとの思い出を語ってくれた。
肖像画でしか残っていない、僕の父。
父さんはサンドリア国の近衛騎士で、とても強く、雄々しかったらしい。
出会いのきっかけは、冒険者である母さんが、騎士団連中が偉そうに肩で風を切って歩いているのが気に食わなかったらしく、喧嘩をふっかけた事からだったそうだ。
「冒険者になって駆け出しだと言うのに、無茶したわ。」
と、母さんは照れくさそうに微笑んだ。
結局、新米騎士を三人程倒した後に父さんが来て、あっさり負けたと言う。
717+2/QpyXn:05/03/15 17:32:52 ID:qls/sCxV
それから数日後、宿屋で休んでいた母さんのもとに父さんが推参し、
「貴方は豪気な女だ、気にいった! 私と交際してくれぬか?」と、言ったらしい。
それからと言うものの、サンドリアに帰る度に父さんと母さんはデートを繰り返したと言う。
チョコボの免許を取得し、世界各地を見て回り満足した母さんはようやく父さんと結婚した。
父さんは騎士団を辞め、冒険者となり、母さんと共に世界の名景を探し回ったと言う。
それからしばらくし、母さんが僕を身ごもった。
母さんの冒険者生活はここで幕を下ろした。

そして僕が生まれる三ヶ月前に、父さんは亡くなったと聞いた。
ダボイにて捕らわれた、騎士団時代の友を助けるために、戦いに赴き、逝ってしまったと言う。
その出発間際に、父さんがこう告げた。

「子の名はベルーシ。男でも女でも、使える名であろう。」
718+2/QpyXn:05/03/15 17:35:18 ID:qls/sCxV
僕は亡き父を想い、意志だけは継ごうと決心した。
「母さん、僕、大きくなったら騎士になるよ。父さんみたいな、立派な騎士に。」
・・・子供心に、決心した事をまだ記憶している。
夢と現実の区別がつかない子供の一言だったのかもしれない。
けれども母さんは、
「ああ、あんたならきっと良い騎士になれるよ。私と父さんの子なんだから。」
そう言いながら、僕の頭をくしゃくしゃにした。
嬉しそうな母さんの顔。
僕は照れ笑いを浮かべる。
明日が母さんの命日となる事は、この時は予想だにもしなかった。
719+2/QpyXn:05/03/15 17:38:46 ID:qls/sCxV
ラテーヌ高原で、それは起こった。
母さんは冒険者としてのブランクを置きすぎた事と、オーク達が昔に比べて遥かに強くなっている事と相俟って、母さんは複数のオークに囲まれ、遅れを取った。
僕は母さんの指示通り、物陰に隠れていた。
母さんの持っていた剣が、払いおとされる。
四肢を捕まれ、身動き出来なくなる。
僕は叫び出して、飛び出したい衝動に駆られた・・・しかし、母さんのするどい視線を投げられ立ち止まる。
『隠れてなさい。』
そう言いたいのだけが、伝わった。
母さんの着ていた装備が引きちぎられる。
一瞬で母さんは全裸にさせられた。
オーク達が、よだれを垂れ流し、グヒヒッと笑う。

僕は金縛りにあったかのように動けなかった。
720+2/QpyXn:05/03/15 17:42:03 ID:qls/sCxV
オークが下着を脱ぐと、その股間には赤黒い芋虫のような器官があった。
天に向かってそそり立つソレは、母さんの手首から肘くらいの長さ、太さはある。
母さんは「やめて! いやぁぁ!!」と叫び、もがく。
しかしオーク達に抑え込まれ、動けない。
そして、
「あ、うああああぁーー!!」
母さんの絶叫が、辺り一面に響きわたる。
オークの赤黒いそれが、母さんの股に刺さる。
ぶしゃっ、と裂けた股間から鮮血が舞う。
オークは構わず、腰を前後にへこへこと動かす。
その度に母さんは叫び声をあげ、髪を振り乱す。
オークは恍惚とした表情を浮かべ、容赦なく動いている。

母さんが、死んじゃう。

僕は恐怖に震え、尿を漏らした。
721+2/QpyXn:05/03/15 17:45:02 ID:qls/sCxV
オークがひときわ大きな叫びを上げると、ようやく母さんから赤黒いそれを引き抜く。
赤い血と共に、白い粘ついた液体もこぼれていた。
更にさっきとは違うオークが、母さんの足の間に入る。
また下着を取って、赤黒いそれを出す。
母さんに刺す。
母さんがまた叫ぶ。
オークが母さんを刺す。
母さんが叫ぶ。
幾度となく繰り返す後に、母さんの声は徐々に小さくなっていった。
母さんはもうオーク達に抑えられる事はなく、人形のように、だらりと力無く倒れている。
まだオーク達は母さんを刺し続けていた。

何回も、何回も。
722+2/QpyXn:05/03/15 17:47:23 ID:qls/sCxV
不意に、ボォン!! と言う轟音が響きわたる。
母さんを刺していたオークの頭が粉々に吹き飛ぶ。

「このオークどもがあぁぁっ!!」

怒声、そして立て続けに轟音が響きわたる。
その度に、オークの頭部は吹き飛び、横たわる。
音のした方を見ると、バストゥークの青い礼服を着た一人のガルカが立っていた。
その手に、銃を握り締めて。
数分もしない内に、束はいたオーク達は全滅した。
ガルカは母さんのもとへと走り寄る。
「・・・ダメか。」
その一言に、僕はその場に座り込む。
「何者だ!」
僕の立てた物音に反応し、ガルカが銃口を向ける。
しばらくし、標的が動かない事を悟ると、ゆっくりと近付く足音が耳に入ってきた。
僕の心は虚ろとなり、今起こった事が現実なのか夢なのか、区別がつかなかった。
しかし、風に乗って運ばれてくる硝煙と血の匂いが事が現実だと言うことを知らせる。
「・・・あの女性の子か?」

もうー
何も頭に入らなかった・・・。
723+2/QpyXn:05/03/15 17:49:45 ID:qls/sCxV
「つっ・・・・。」
鈍く重い頭痛に、眼が覚めた。
身体がだるい・・・瞼が腫れ、むくんでいるかのようだ。
唇もヒリヒリして、熱持っている。
脛と、腕が重いのはそこの部位の装備を外してないから。
あとの部位は部屋のそこら中に乱雑に投げられていた。
・・・昨夜、酒に溺れて帰宅し、そのまま眠ったのだろう。
鉛のような四肢をどうにか動かし、ベッドから起き上がる。
テーブルに置かれた水を一口飲み、アルコールで焼かれた喉を潤す。
「ふぅ。」
水の冷たさが胃から広がり、身体全体を徐々に覚醒させる。

嫌な夢を見た・・・まず最初の思考はそこだった。
母さんが陵辱されながら、殺された時の夢。
何も出来ない自分が悔しかった。
オーク達が恐かった。
母さんを解放してくれたガルカの強さが羨ましかった。
724+2/QpyXn:05/03/15 17:52:22 ID:qls/sCxV

あの後、僕はバストゥークの大使であった彼に引き取られ、バストゥークで暮らす事となった。
突然の異国での生活、習慣・・・全てがサンドリアと違った。
目の前で母親をなぶり殺された僕を、バストゥークは暖かく迎え入れてくれた。
思春期を異国で迎え、青年となる頃にはすっかりこの国に馴染んでいた。
当時、バストゥークにエルヴァーンが居る事は珍しかったせいか、異性からも同姓からも、かなりもてはやされた記憶がある。
だがそれは珍しいだけと言う理由の人望であり、僕は見せ物小屋の客寄せ愛玩動物になった気分だった。

僕は冒険者となる事を国に申請した。
何故かは解らない。
だが、時折沸く憎悪の嵐に、呑まれそうになる僕は、その感情を発散させねばならなかった。
冒険者となり、しばらくした時。
パルブロ鉱山で暗黒騎士のガルカから、重い両手剣を手渡された。

ーこの剣を血で染めよ、さすれば業は見える。ー

僕はその剣を握り締めた。
725名無しさん@ピンキー:05/03/15 17:53:13 ID:UhQWHha4
ちょっとオークぬっ殺してくる
726+2/QpyXn:05/03/15 17:56:11 ID:qls/sCxV
幼い頃の決心は憎悪によって黒く塗り固められ、血に塗れる。
暗く、道無き道を歩み、力を渇望し続ける業の権化。
騎士は騎士でも、栄光の道から大きく外れる『暗黒騎士』となった。
刃を振るうその先に希望はなく、もっとも死に近い存在。
空虚な僕には、お似合いだった。

いつだっただろうか。
確かあれはバルクルム砂丘を越え、港町セルビナに着いた時だった。
裁縫ギルドと釣りギルドを結ぶ足場に腰掛けていた時。
「なにボーッとしてるのさ。」
声のした方を見ると、鱗状の鎧に身を包んだ一人のミスラが、傍らに立っていた。
腰に手をやり、まるでモデルのようなポーズ。
不思議と格好つけている風には見えず、妙に様になっていた。
「夕陽が沈むのを見てる。」
「ふーん。」
赤い髪の毛が風に乗り、はためく。
後頭部の頂点でまとめ上げられていた。
強い意志を携えた大きな青い瞳は、幼少の頃に塀の外で見た蒼天を思わせた。
健康的な小麦色の肌が、ミスラ独自の美しさを醸し出す。
一瞬だが、僕は芸術品を見た時の様に心を奪われた。

「ねえ、アンタ暇してるんだろ? よかったら一緒にパーティ組まない?」
727+2/QpyXn:05/03/15 17:59:11 ID:qls/sCxV
思えばジールとの出会いはセルビナだったか、と呟く。
あの時から、よく彼女と行動を共にした。
初めてのキャンプの時に、「変な気ぃ起こしたら、その首カッ切るからね。」と脅してきた。
何度もキャンプを共にして、僕が性欲が沸かない特殊な男と知ると、ジールは僕の事を誰よりも信頼してくれ、頼りにしてくれた。
異性間での、友情が二人の間にあった。
時に守られ、時に背中を預け合い、共に死線を潜り抜けてきた戦友であり、まるで伴侶のようによく行動を共にした。
その間僕はジールが欲しいと思ったりする事はなかった。
ジールも僕の体を求める事はなかった。

セルビナの賭博士と根性試しをやるまでは。

あれ以来、幾度となく肌を重ね、愛し合ってきた。
夜の、愛と恋の台詞を何度も交わした。
なのに・・・
最近のジールは僕を避けている。
会話すらロクにしてくれない所か、眼すら合わせてくれない。
部屋を訪ねても、返事すらしてくれない。
僕は寂しさと不安に埋もれ、堕落した生活を続けている。

ああ、ジール・・・。

君の声が聞きたい。
君の笑顔が見たい。

希望のない、僕の未来を照らしてくれた、ジール。
728+2/QpyXn:05/03/15 18:03:33 ID:qls/sCxV
「お前は正義感の強い娘だね。」

小さい頃に、よく言われた気がした。
物心ついた時から父親の姿は無く、母親しかいなかった。
カザムでは何処の家もそうだったから、別に気にはならなかった。

母親と一緒にウィンダスへと旅立ったのは、いつだっただろう?
思春期前だった事は記憶しているが、正確な時は思い出せなかった。
カザムの皮膚に蝕む湿気、ジリジリとした灼ける太陽、生暖かい風は私が苦手だった空気。
新しい土地の、ウィンダスは心地よかった。

持ち前の好奇心と、腕っぷし。そして気の強さ。
成人した時、私は冒険者が己の天職と確信した。
時を重ねる毎に冒険者として成長していき、私は世界を回り出した。
荒涼とした大地にそびえる近代国家バストゥーク。
商人と冒険者達で賑わい、眠らない街だった。

緑豊かな伝統の国サンドリア。
強い誇りを胸に秘め、女神をこの上無く敬う民。
確か、その時に言われた。

ー良い眼をしている。ー

私はその老人の強いススメで、ナイトの道を選んだ。
誰かのために盾になるのはガラじゃないけど、守るために戦うってのは、何だか自分らしくて良いかなと思ってた。
729+2/QpyXn:05/03/15 18:06:45 ID:qls/sCxV
深いまどろみからの覚醒は頭が重くなる。
舌が乾き、喉の奥に血に似た味を感じる。
口の中が渇ききっているからだ。
血の気が引いたかのように四肢が冷たく、寒い。
女の体温では、レンタルハウスのベットは広すぎて寒いのだ。
耳や鼻にいたっては感覚がないほど冷えていた。
いや・・・確かにそれもあるだろう。
しかし今は心が冷えているから、余計に寒いのだろう。

「・・・ベルーシ。」

愛しい男の名前を、口に出す。
ベットが広すぎるように感じるのは、彼がいないから。
こんなにも寒いのは、彼が傍らに居ないから。
ふぅ、とため息をつく。
もうどれくらい彼とは口を聞いていないだろうか。
リリンさんとのパーティを終えてから、一言も交わしていない。
会わないように、語り合う事のないように。
ひたすらに避け続けている。
彼と会話するのが辛い・・・でも、会話したいと言う想いもある。
別に彼がどうこうした訳じゃなく、喧嘩をした訳でもない。
むしろ私が悪いだけだ。
そう、私が『ミスラ』である事が、悪いだけなのだ。
730+2/QpyXn:05/03/15 18:09:18 ID:qls/sCxV
今日は酒に溺れない。
ジールとのパーティの回数を減らしてまで行っていた金策。
その成果を、今日試すのだ。

人の賑わう、ジュノの下層部。
魔法屋、詩人の酒場、ゴブリンの店、天晶堂・・・何でもある。
レンタルハウスから出て、ガイドストーンを跨ぐ。
右手には大きな噴水、左手には海神楼。
そしてその少し先にある人だかり。
競売所。
僕はそこに用があった。
人だかりの波を掻き、競売所のカウンターへと向かう。

その手に財布を握り締めて。
目指すは素材品。
731+2/QpyXn:05/03/15 18:12:22 ID:qls/sCxV
ジュノ上層。
日替わりパブは、今日は女限定の日。
パブの中は女性の冒険者で賑わっていた。
ここのマスターはよく『女性限定の日』なんて作ったものだと思う。
男限定の時にどんな会話がなされているかは想像つく。
しかし女限定の日が、よもやこんな会話がなされているなんて、男達は予想出来ないだろう。
「彼を寝取られた」「あの泥棒女を許さない」
「この防具、私に惚れてる男から貢がせた」等。
聞くに耐えない会話がやりとりされる。
女特有の、くどい会話がひたすらに繰り返されるのだ。

ざわめきに紛れてても、会話が聞き取れてしまうミスラの聴力が恨めしい。
カウンターに腰掛けていた私は気分が悪くなった。
732+2/QpyXn:05/03/15 18:15:09 ID:qls/sCxV
「すごいわねぇ、相変わらずここはぁ。」
隣に座ったリリンさんが、独り言のように呟く。
「・・・リリンさん、早く出ません?」
私は眉をひそめ、不快感を露にさせて見せた。
「あららぁ、そんな恐い顔しないでよぅ。」
「別にリリンさんに怒っているワケじゃないです。」
くすくすと楽しそうに笑うリリンさん。
「何か最近元気ないわねぇ、さてはベルーシくんとシテない?」
胸にチクリとした痛みを感じた。
視線を落とし、口を付けていないグラスを見つめる。
「・・・その様子じゃぁ、思ったより深刻そうねぇ。ケンカでもしたのかしらん?」
「・・・そんなんじゃ、ないです。」
見つめていたグラスを手に持ち、ぐいっと飲み干す。
「マスター、今度はもう少し強めのちょうだい。」
空になったグラスをマスターに突き出す。

「お酒でごまかそうってのぉ?」
733+2/QpyXn:05/03/15 18:17:18 ID:qls/sCxV
「ベルーシと喧嘩なんて、しません。」
もうすっかり酔っている私は、声を低くして呟いた。
「あらぁ、じゃあ何でエッチしないのぉ? あんなにラブラブしてたのにぃ?」
リリンさんはズバズバと物を言う。
「だって、だって・・・私は・・・・。」
グラスを持つ手が震える。
悔しさから叫び出しそうになる自分を抑える。
「ミスラ、だから・・・」
低く絞り出したかのような声。
うつむき、こぼれそうな涙を我慢する。
「別に関係ないじゃなぁい? ベルーシくんはジールちゃんのコト、愛しちゃってるんでしょぉ?」
「関係なくなんか、ありません。」
「どぉして〜、今更何気にしてるのよぉ?」
「リリンさんだって、女なら解るでしょう?」

私の言葉に首を傾げるリリンさん。
734+2/QpyXn:05/03/15 18:20:25 ID:qls/sCxV
「あっ、リリン。久しぶりー。」
背後から聞こえた声。
「あっ、エイダちゃん、お久ぁ〜。」
リリンさんが身体をひねって、声の主に応える。
後ろを見ると、ヒュームの女が立っていた。
きらびやかな金の施色に、青い生地。
白魔道士専用の、美しいチュニックを着ていた。
眼をこすり、涙ぐんだ瞳を誤魔化す。
「そちらのナイトさんは?」
初めましての挨拶もない女にムッとする。
神経質になっている私には苛立ちしか生まなそうな女だ。
「このコはジールちゃん、私の妹分みたいなコよぉ。」
「へぇ〜、よろしくね、ジールちゃん。」
にっこりと微笑むエイダだったが、生憎今の私に笑顔で応える気力はない。
向きを戻し、酒を飲み干す。
「あらら、愛想がない妹分ねえ。」
「思春期なのよぉ。このコってば。」
そう言って、リリンさんが私の頭を撫でる。
735+2/QpyXn:05/03/15 18:22:36 ID:qls/sCxV
エイダは俗に言う白姫だった。
口から出るのは男と金、そして自分の自慢話。
私はイライラし始めたが、向こうは気付くはずがない。
リリンさんは笑いながら会話しているが、普段よりそっけない。
多分、リリンさんもこの人の事が好きじゃないんだ。
私は話に加わらずに、酒を飲み続けた。
飲めば飲むほど、ベルーシへの想いが強くなる。
『妻にする』・・・何と甘美な言葉だろうか・・・。
彼の腕で抱かれ、包まれ、その胸に甘え、喜び、苦しみを分かち合えるのだ。
こんなに嬉しい事はあるだろうか?
こんなに幸せな事はあるだろうか?
今、その喜びと幸せが目の前にある。

でも・・・私は・・・・。

「どうしたの? 元気ないわねー?」

私の黙考を邪魔する女の言葉が、耳から入り夢想から呼び覚ます。
736+2/QpyXn:05/03/15 18:24:47 ID:qls/sCxV
「さっきからお酒ばっかり飲んじゃって、お肌に良くないわよ?」
アンタに心配される覚えはないわよ、と言う言葉を酒と共に飲む。
「そんなんじゃ男に嫌われるわよ?」
ふふ、と微笑むエイダ。
その瞳からは見下し、卑下する色が映っている。
「心配しなくてだいじょぶよぉ、ジールちゃんにはラブラブな彼氏がいるんだからぁ。」
リリンさんが、私にかわって言葉を返す。
「へぇ〜、そうなんだぁ。」
私をじろじろと見つめるエイダ。
「彼氏って、ヒュム?エル?タル?」
興味津々とでも言ったところか・・・そんなに私みたいなミスラに男が居たらおかしいか。
アンタに教える義理なんて無いじゃないか、と言う言葉をまた酒と共に飲む。
「かわいい顔したエルよぉ。」
またしてもリリンさんが答える。

私は女に対し、更に苛立ちを募らせていた。
737+2/QpyXn:05/03/15 18:27:31 ID:qls/sCxV
「もうかなり進んだ仲よぉ。この間なんて、奥さんにするって言ってたしねぇ。」
リリンさんの一言に、エイダが首を傾げる。
「あれ? でもミスラって同種族じゃないと子供作れないんじゃ・・・」

「うっさいわね!!!」

一瞬にしてパブの中は静寂に包まれる。
気が付いたら、手に持っていた酒をエイダにぶちまけていた。
「なにすんのよ! この服高かったのよ!?」
酒でずぶ濡れのエイダが、激情に身を震わせる。
「なにさ、自分で買ったわけでもないだろうに!!」
私も負けじと声を張り上げる。
席を立ち、睨みあう私とエイダ。
エイダが片手を振りあげ、平手うちの姿勢に入る。
だがそれよりも早く、私の手の平がエイダの頬をはたく。
白の平手うちなんて食らうかい、と私はエイダを睨みつける。
呆然とするエイダ。
しばらくして、凄まじい怒りを帯びた眼で私を睨んできた。
はたかれた頬を押さえ、足を店の出口へと向ける。
「なにさ、女として欠陥のくせに。」
そう吐き捨てると、エイダは店の外へと出ていった。
738+2/QpyXn:05/03/15 18:30:27 ID:qls/sCxV
店内に客の姿はもう無く、店のカウンターにリリンさんと私を残すだけとなった。
店内は静寂に包まれ、グラスと氷のぶつかる音だけが響く。
「ジールちゃんもやるわねぇ、あのエイダをおっぱらうだなんてさぁ。」
リリンさんが感心の声で、語りかけてくる。
私はグラスを見つめ、ゆっくりと回す。
カランカランと軽快な音が、妙に悲しく聞こえてくる。
「ねぇジールちゃん、どうしたのよぉ? 悩みがあるなら相談に乗るわよぉ?」
私の背中をさすりながら、優しく言う。
「私は、ベルーシの妻になる資格はないんです。」
口に出すのも辛い悲痛な言葉。
カザムに居る時に教わった、教育。
・・・ミスラはミスラとしか交われない。
つまり、いくらエルヴァーンのベルーシが私を愛してくれていても、ミスラである私は彼の子供を産めないのだ。
それを現実として直視した私は悔しくて仕方がなかった。
「ねぇ・・・教えてよぅ。」
リリンさんの言葉にも答えず、私はそのまま黙っていた。
思えばベルーシと何故肌を重ねてしまったのだろう。
愛し合えば私達が苦しむ事くらい解っていたのに。
子を産めないと知って、落胆するベルーシの顔を見たくない。
何でミスラで生を受けてしまったのだ。
他種族の女なら、ベルーシの子を宿せたのに。

私はついに、涙をこぼしてしまった。

ベルーシに申し訳なくて。
自分に悔しくて、情けなくて。
アルタナの神が、恨めしくて。

「もう閉店だよ、悪いが勘定払ってくれ。」
マスターからの伝票を、リリンさんが受け取ってくれた。
739+2/QpyXn:05/03/15 18:32:46 ID:qls/sCxV
「ほらぁジールちゃん、帰るわよぉ?」
「す、すみましぇん・・・。」
涙をこぼし、ぐずる私に肩を貸してくれるリリンさん。
うまく地に足をつけられない程、私は酔いが回っていた。
視界がぼやけ、世界がぐるぐる回り、ゲフッとおくびが漏れる。
これは二日酔い決定だな、と他人事のように思った。

「君が酒に飲まれている姿は、初めて見た気がする。」
熱持った頭に、涼しい風と共に声が届く。
日替わりパブから出た私とリリンさんの目の前には、ベルーシが立っていた。
その後ろには腕を組んで立つ、アックスアームの姿。
「何さ、わたしだってたまにはねえぇ、げふっ」
意気込もうと思ったが、吐きそうだったので止めた。
「あらぁベルーシちゃん。よくここがわかったわねぇ。」
「日替わりパブで酒をかけられた女性が、だからミスラは嫌いなのよ・・・て、道行く人々に吹いて回ってる女が居てね。何となく、カンで来てみただけだよ。」
「その割には、ジールに間違いないって確信してたな。」
アックスアームからの横槍。
「余計な事を言うな。」
740+2/QpyXn:05/03/15 18:35:21 ID:qls/sCxV
「ジール。」
相変わらずの虚ろな瞳。
少し会わないだけで、こんなにも懐かしく感じるものなのか。
「・・・なにさ?」
わざとそっけなく答える私に、ベルーシはあるものを取り出した。
そしてそれを私に向けて、差し出す。
リリンさんが、わぉっと感動する。
「・・・・・。」
酒で歪んだ視界が一気に正常化し、頭に取り付いた粘液のような熱がぽとりと落ちる。
ベルーシの手には、美しい純白の華で作られた髪飾り。
コサージュに付いた葉らしき形のものの所に− ベルーシ −と名前が入っていた。
「これが作れるようになったら、君に一緒になろうと言うつもりだった。」
唇が震え、足先と指先からふわりとした熱が沸く。
身体も震える。

「ジール、僕と一緒になってくれ。」
741+2/QpyXn:05/03/15 18:39:28 ID:qls/sCxV
下唇を歯で噛み、堪えようとしたが駄目だった。
大粒の涙がぼろぼろとこぼれる。
ベルーシが優しく微笑む。
「ごめん、ベルーシ。私はあなたと一緒になれないの。」
リリンさんとアックスアームが、えっ!?と驚く。
「どうしてだい?」
「私が、ミスラだから。」
「そんな事、関係あるものか。」
「大いに関係あるのよ、私にとってもベルーシにとっても。」
淡々とした会話のやりとり。
「僕は君を愛している。君は違うのか?」
「私だって、ベルーシのこと好きさ。」
「じゃあ、どうして?」
胸が締め付けられる。
苦しくて仕方がない。
でも言わないと、いけないことだ。
「どうしてなんだ、ジール。」

「私はミスラだから、あなたの子供を産めないの。だから、ベルーシとは一緒になれない。」
742+2/QpyXn:05/03/15 18:41:15 ID:qls/sCxV
言ってしまった。
遂に、言ってしまった。
言ってしまったら、ベルーシと別れるしかない一言を。
私は涙を流し、咽ぶ。
「なぁるほどねぇ。」
リリンさんが納得したかのように声を出す。
母親が子供にするかのように、ぎゅっと抱き締めてくる、リリンさん。
私はその好意に甘え、胸で泣かせてもらう。
「まったくしょうがないコねぇ。」
よしよしと私の頭を撫でるリリンさんを見つめ、立ち尽くすベルーシ。
私の涙の意味を理解していないのだろうか?
悔しくて、悲しくて、どうしようもない事実を告げたのに。
「ベルーシ、ジールを部屋に連れていってやるんだ。俺も一緒に行く。」
「分かった。」
ベルーシはリリンさんに泣きつく私を剥し、抱きかかえる。
お姫様抱っこと言う、恥ずかしい格好だったが、今の私は泣く事しか出来なかった。
743+2/QpyXn:05/03/15 18:49:41 ID:PEXiOxZ1
すみません、仕事に呼ばれてしまいました…続きは明日になりますm(._.)m 本当に申し訳ないです…
744名無しさん@ピンキー:05/03/15 20:36:20 ID:nkS5MFQ6
ああん、神よ放置プレーイでつかあ!

お仕事頑張ってくださいませ。一晩、前編(?)で堪能させていただきます。
745名無しさん@ピンキー:05/03/15 23:37:35 ID:ia4GUrEA
ジールかわええなあ。
大好きだ。
リリンも好きだ。
746名無しさん@ピンキー:05/03/16 03:50:07 ID:rM7g1Skv
神キタ━━━(´∀`)・ω・)゚Д゚)゚∀゚)・∀・)´_ゝ`)-_-)´Д`)゚ー゚)━━━ッ!!!!!
ジールマジ好きでつ。・゚・(ノД`)・゚・。

エイダが復讐で取り巻きにジールにヒドイことしませんようにしませんように・・・
幸せになってくれyp!。・゚・(ノД`)・゚・。
747名無しさん@ピンキー:05/03/16 04:47:42 ID:E2TYLFGD
ジール、モエェ(*´Д`*)ェエ工

ミスラはやっぱりこういう可愛いのがいいよぅ
などと言いつつ、うちのリーはこういう性格じゃないし。
歪んでますか、漏れ(ノ´∀`*)

思ったより長くなってしまい、まだ執筆中です。
投稿制限喰らうの必至www
夜にはなんとかうpできれば・・・

なんて、漏れの話より続きをщ(゚Д゚щ)

748+2/QpyXn:05/03/16 12:24:07 ID:DkJTfAL5

久しぶりに、自分以外の人間が部屋に入った気がした。
ベルーシに抱えられたまま、ベットに降ろされる。
シーツが冷たかったが、火照った頭や身体にはちょうど良かった。
頬に酒の火照りとは違う温もりを感じる。
ベルーシの手だ。
優しく髪を撫で、まるで子供を眠りにつかせているかのようだ。
「ジールちゃん、まずは落ち着きなさいねぇ。」
少し遠くから聞こえるリリンさんの声。

「ベルーシ、ちょっと良いか?」
ドアの方から聞こえた野太い声は、アックスアーム。
ベットがきしみ、重みから解放されて少し弾む。
行かないで、と声に出しそうになるのを堪えた。
「ジールちゃぁん。」
再びベットが少し沈み、リリンさんの声が間近になる。

「ちょっとお話しましょぉねぇ。」
749+2/QpyXn:05/03/16 12:26:38 ID:DkJTfAL5

「何だ、アックスアーム。」
部屋の外の通路で、僕とアックスアームは並んでいる。
腕を組み壁に寄り掛かり、眼を閉じている。
その口が、静かに語り出す。
「ジールの気持ち、察してやれ。」
「何がだ。」
「俺は分かる。種族を繁栄させるための交わりを必要としないガルカだからな。」
「何がだ。」
「ジールは辛いのだ。お前との間に子を設けられない事が。女にとって、それがどれだけ大きな苦悩であり、大きな悲哀である事か・・・分かってやれ。」
「そんなの関係ない。」
「分からないのか? お前がジールを強く想う程、ジールはお前を想って、苦しむのだ。愛に比例した分の哀がジールを冷たく蝕み、女としての劣等感を強くさせるのだ。」
「僕に彼女を諦めろとでも言いたいのか?」
「あるいは、な。」
「確かに、子を宿せない事は枷になるかも知れないし、ジールにとって、僕からの愛情は辛いかも知れない・・・けど。」
アックスアームは僕の言葉を黙って聞き入る。
「辛いだけ、苦しいだけじゃないと思う・・・・ジールの身を包む温もりも、きっとあるはず。」
750+2/QpyXn:05/03/16 12:28:40 ID:DkJTfAL5
「だから、後ろを向かないで欲しい。僕と向き合って欲しい。」
僕が言い終えると、アックスアームは微笑んだ。
「その言葉、ジールにも聞かせてやるんだな。」
「何より大事なのは、ジールと一緒に居られる事なんだ。」
「よく言った。」
眉をひそめ、アックスアームを軽く睨む。
「何だよ、ジールの父親みたいな態度して。」
「ガルカから見れば他種族は皆、子供みたいなものだ。」
「それもそうか・・・。」
「女は男より芯が強い、だがふとした時にそれが崩れる・・・そこで支えてやるのが男ってヤツだ。」
「くどい。」
僕もアックスアームの隣に立ち、壁に背を預ける。
不意にドアからノック音が聞こえた。
ドアが開き、顔だけ出すリリンさん。
「男同士のお話はもう終わったかしらぁ?」
「ああ、終わったぞ。」
リリンさんはうふふっと笑い、
「じゃぁ、ベルーシちゃん。ちょぉっといらっしゃ〜い。」

手招きされ、僕は部屋へと入っていった。
751+2/QpyXn:05/03/16 12:31:29 ID:DkJTfAL5

僕とジールはベットに腰掛けている。
ジールはもう泣き止んだらしく、落ち着いた様子で良かった。
心なしか、頬が赤いが。
リリンさんは僕達の正面に立っている。
しばらくの間、そしてリリンさんの口が開く。
「えっとぉ、ジールちゃんにはお話したけどねぇ。ベルーシちゃんにもお話しないとねぇ〜」
手の平を肘に当てた、独自の腕組みをしながら語り出す。
「あのねぇ、ミスラが他種族の男と赤ちゃん作れないってのはぁ、ウソってことぉ。」
え? と言葉を漏らしそうになる。
「そりゃあ男ミスラとすればポンポン出来るけどぉ、他種族の男とじゃ作れないんじゃなくて、なかなか出来ないってだけの話なのよぉ。」
「でも、さっきジールが・・・。」
「カザム出身のコは、そう教わるのよぉ。そうじゃないとみんな他種族の男に走って、カザムのミスラが激減しちゃうかも知れないでしょぉ? お・わ・か・りぃ?」
子供に言い聞かせるかのように、言うリリンさん。
「まぁ冒険者もほとんどの人がぁ、ミスラは他種族と交われないって思ってるのも確かなのよねぇ。」
僕は黙って聞き入る。
「同じアルタナの女神様のもとに生まれてるのに交われないってのも、おかしいでしょぉ?それに男ミスラとしか子供作れなかったら、ミスラの種族個体数は減る一方よん。」
言われてみれば、そんな気がしなくもない。
752+2/QpyXn:05/03/16 12:34:45 ID:DkJTfAL5
「ようするにぃ、赤ちゃんが欲しかったらぁ・・・」
僕は身を乗り出して、聞く姿勢に入る。
「男が頑張ってエッチしまくれってことなのよぉ。下手なテッポーも数撃てば当たるってことよん。」
あははははっと笑うリリンさん。
「と言う訳でぇ・・・ベルーシちゃん、頑張ってねぇ。」
「頑張って、と言われても・・・う!?」
急に世界が回り、正面に天井が映る。
ジールが僕の上にのしかかり、唇を貪るかのように吸い付く。
「ちょ、ジ、ジール、リリンさんがまだ・・!」
「はぁ・・・んん・・・・。」
熱い吐息の中に、ほのかに酒気を感じる・・・まだ酒が抜けてないんだ。
「ジールちゃん、私のお話を聞いてからヤル気まんまんだったもんねぇ。」
ジールの肩越しに見えるにやけたリリンさんの姿。
舌と舌のなぶり合いの中、手際よくジールは僕の鎧を脱がせていく。
「んっ・・・・んん・・・」
ジールの甘い吐息が官能的だ。
あまりの刺激に脳が麻痺してしまったかのような熱に包まれる。
いつの間にか僕は下着一枚にさせられ、ジールは一糸纏わぬ裸体となっていた。
753+2/QpyXn:05/03/16 12:37:36 ID:DkJTfAL5

「ぶはっ・・・ジ、ジール、久々なんだから、もう少し・・・」
話でもしようよ、と言おうと思ったらまた唇を塞がれた。
「じゃっ、頑張ってねぇ〜。」
リリンさんの後ろ姿が遠くなってゆく。
耳を唇で甘噛みされる。
そして即座に下へと進み、首筋に口付けをされ思いきり吸われる。
「痛たっ」
キスマークつけたんだな、と解った。
「ベルーシ・・・。」
ジールの瞳を見つめると、熱く潤んでいて、何処かはかなく見えた。
僕に対して求める瞳だ・・・。
胸板に手を這わせ、身体全体で蛇のように絡みついてくる。
ジールのすべすべした肌に密着して、気持ちいい。
僕の股間へと手を滑りこませ、僕のものを愛撫し始める。
「あっ、う・・・。」
快感に思わず声を出してしまった。
754+2/QpyXn:05/03/16 12:39:55 ID:DkJTfAL5

撫でられ、さすられ、指先で弄ばれる。
「ベルーシ・・・気持ち良い?」
ジールの方を見ると、熱い瞳が携えられていた。
「うん、気持ち良い。」
僕の言葉に、うっとりとした眼をして、微笑むジール。
もの凄く淫らでいて、綺麗だ。
身体を沈め、僕の下着をはぎ取り、僕のモノを露にさせる。
すでに痛いくらいに張りつめていた。
ジールはそれを手に持つと、自分の乳房や乳首に押し付けたり擦りつけたりしてきた。
柔らかい感触と、少し固い感触で責められ、吐息にも似た喘ぎを漏らした。
「ああ・・・ベルーシの、固くて熱い・・・」
震えるような声で上言のようにつぶやく。
「ジ、ジール、君のもさせてくれ。」
「ダメよぉ・・・今日は私が奉仕するの・・・。」
淫らなジールの様に興奮し、ますます僕のモノは固くなる。
ジールは僕のモノに両手を添えて、丹念に嘗め始めた。
755+2/QpyXn:05/03/16 12:42:44 ID:DkJTfAL5

「はぁ・・・うっ、あっ、ジール・・・。」
「んっ・・・んふっ、んんん・・・」
ジールは僕の方を見つめながら口に含んでいた。
その瞳は何だか楽しそうにも見える。
痺れにも似た快感が足元から上がって来て、身体全体に広がってゆく。
激しい吸引の音が部屋を木霊し、聴覚を刺激する。
腰骨のあたりがむずむずとし出した。
「ごめん、ジール、久しぶりだからもう出ちゃいそうだよ。」
「うん・・・わかったわ。」
僕のモノから口を離すと、銀の粘糸がつつー・・・とジールの唇から引かれる。
ジールは僕にまたがり、己の秘部へとあてがう。
「えっ、ちょ、ちょっと。」
僕の制止の言葉も聞く耳持たぬ、ジールはそのまま一気に腰を落とした。
「あっ、んああぁ・・・・。」
音も無く飲み込まれ、根元まで包み込まれてしまった。
ジールの甘い声が、一層絶頂をあおる。
狭く暖かく、柔らかいジールの内部が、気持ちいい。
熱くて、吸い込むように締め付け、まるで僕のモノがジールの中で溶かされてしまうかのような錯覚を感じた
756+2/QpyXn:05/03/16 12:46:27 ID:DkJTfAL5

ギシッ・・・ギシッ・・・・。
ベットのスプリングがきしむ音が、部屋に響く。
ジールは脚を広げて腰を振り、わざと繋がっている所を僕に見せてくる。
目の前で形の良い乳房がぷるんぷるん揺れて、視覚を二重に刺激する。
「はっ、あっ、あんん・・・んにゃあぁ・・・」
喘ぎ声に『にゃ』と言う言葉が含まれると言う事は、ジールも相当溜まっていると言う事だ。
腰を振る度に熱い吐息を漏らす様は美しく、そして淫ら。
僕はもう射精を堪えるのは限界に近かった。
「ジール、で、出るよ・・・もう、出そう。」
その言葉にジールは息を荒くしながら、
「出して・・・ナカに思いっきり出してぇ・・・」
「ジ、ジール・・・!」
僕はジールの言葉に反応し、腰の振りに合わせて下から突き上げるように動く。
「あっ、ふわぁぁっ!?」
もう、たまらない・・・ジールの一番奥で射精したい。
腰を止める事なく、突き上げ、貫こうと動かす。
「あにゃっ、だめっ・・!激しすぎる、にゃぁぁ!」
スプリングのきしむ音が加速し、絶え間なく響く。
757+2/QpyXn:05/03/16 12:51:35 ID:DkJTfAL5

「ぐぅっ・・・うっ・・・!」
僕は射精を堪え、歯を食いしばりながら必死に突き上げる。
苦痛にも似た快感が渦巻き、唸り声にも似た声が喉から絞り出される。
「ベ、ベルーシ・・ わたし、もぅイッちゃうよぅ・・・」
ジールの四肢が緊張しているかのように震え出した。
同時に僕のモノがぎゅうぅっ、と締め付けられる。
「出してぇ・・・私を妊娠させてぇ・・・!」
柔らかくて滑りの良いジールの肉壁は、僕のモノを吸い上げるかのように絞り、激しく愛撫した。
「うあぁっ!!!」
全身を貫くかのような凄まじい快感に耐え切れず、僕はジールの中に大量の精液を放った。
「んにゃあぁぁぁっ!!」
ジールの身体が、電撃を浴びせられたかの様に跳ねる。
舌をだらんと延ばし、恍惚とした瞳が彼方を見つめ、紅潮した頬。
口の端からは一筋のヨダレを垂らしていた。
ピンと真っ直ぐに立った尻尾が、快感の強さを理解させる。
僕は未だに射精が収まらなかった。
「にゅぅ・・・んぁっ・・・出てるぅ・・・」
魂が抜けたかのように、覆いかぶさってくるジール。
僕は、ピクピクと震えるその身体を抱き締めた。
758名無しさん@ピンキー:05/03/16 12:53:40 ID:L8p6F409
うひょー
759+2/QpyXn:05/03/16 12:54:38 ID:DkJTfAL5

互いに求め合うのには慣れていたはずだった。
けれど、今日の様に激しく求められたのは初めてだ。
僕の上ですっかり安眠してしているジールを、起こさないように降ろす。
「・・・離さないでよ。」
「・・・起こしちゃったかな、ごめん。」
首に腕を回し、抱きついてくる。
「ジールが僕を避けたのは、僕の子供を宿せないと思ったから・・・だよね?」
僕の言葉に頷く、ジール。
「好きな男の子供を産めないってのは、女にとって凄い辛いのさ。」
「そんな事気にしないって伝えても、君は僕を避け続けた?」
「うん・・・たぶん、ね。」
ジールの髪の毛をそっと撫でる。
「アンタなら、すぐイイ女を見付けられると思ってたから。」
「僕にとって、君より良い女性はいない。」
「言ってて恥ずかしくならないのかねぇ、ベルーシ。」
「恥と感じる事は言ってないつもりだけど。」
ジールは僕の瞳を見つめ、クスッと笑う。
「いつもと同じ眼だ、本当に恥ずかしくないんだねぇ。」
「さっきの君の乱れようの方が恥ずかしいと思うけど。」
「バカ。」
760+2/QpyXn:05/03/16 12:57:18 ID:DkJTfAL5

僕を見つめるジールの瞳は、嬉しそうだ。
そんな彼女を見つめていると、心が安らぐ。
「そう言えば聞いてなかったね、ジールの答え。」
「答え?」
「僕の妻になってほしい。でもまだ君の答えを聞いていない。」
一瞬目を丸め、すぐ真顔に戻ると、ジールは視線を伏せ、答えあぐねる。
「・・・私は、負けん気が強くて、がさつで、乱暴で、体に傷も多いミスラだよ?」
リリンさんに事情を説明される前だったら、更に『アンタの子供を産む事すら出来ない』と付け足されていただろう。
「それを承知で、気持ちを伝えているんだよ。」
一瞬間を置き、視線を再び僕へと戻す。
「・・・ベルーシ、私で良いの?」
熱く潤んだ蒼天の瞳に吸い込まれるかのようだった。
僕はゆっくりと頷き、

「君しかいない。」

と、答えた。
761+2/QpyXn:05/03/16 13:00:37 ID:DkJTfAL5

「ありがとう・・・嬉しいよ、ベルーシ。」
ジールの瞳から一筋の涙がこぼれる。
僕は何も言わずに、ジールを強く抱き締めた。
眼を閉じ、その胸に彼女を感じた。
「でさ、ベルーシ。」
「ん?」
抱き締めていた、その腕を解く。
ジールは視線を宙に舞わせ、口をもごもごさせている。
「え〜っと、その・・・ムード壊しちゃって悪いんだけどさ。」
照れくさそうに頭を掻くジール。
「ほら、リリンさんが言ってたよね?下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってさぁ」
ジールの手が僕の股間へと滑り込み、僕のモノを握る。
「だからさぁ・・・もっと鉄砲撃たないと、ねっ?」
照れながら笑うジール。
僕は笑顔で応え、ジールを身体の下に敷いた。
「・・・僕の身体、もつかな?」
おどけて見せた僕に、ジールは、
「今までずっと中に出してて妊娠しなかったから・・・覚悟はしておいた方が良いね。」

僕とジールは、二人で楽しそうに笑った。
762+2/QpyXn:05/03/16 13:03:01 ID:DkJTfAL5

「うまくいったみたいよぉん。」
「そうか、まあ心配する必要も無かっただろうが。」
聞き耳を立てていたリリンがにっこりと笑う。
「あの二人ならうまくやっていけるはずさ。」
「そうねぇ、何だかんだで似た者同士だしぃ、幸せになれると思うわぁ。」
組んでいた腕を解き、ゆっくりとその場を去ろうとする、アックスアーム。
リリンもそれにならう。
ふと、巨体の主が立ち止まった。
大きな背中にぶつかるリリン。
「なぁに? 急に立ち止まってぇ。」
ああ、すまんと謝るアックスアームの顔は眉をひそめて、不機嫌そうな表情だった。

「部屋に帰るのはまだ早い。俺にはまだやる事があった。」

その言葉の意味をリリンは解せずにいた。

「気になるならついてこい。」
763+2/QpyXn:05/03/16 13:06:01 ID:DkJTfAL5

「だからぁ、ジールって言うミスラがここでレンタルハウス借りてるでしょ!?部屋の番号教えなさいよ!」
「でもお客様・・・これはルールでして。私共レンタルハウス係はお客様のプライバシーに関わる事は他言禁止なのです。」
オロオロとしながら答える係員に、ああ、もう!と苛立つ女。
その後ろには取り巻きらしき男が三人程立っている。
「まったく使えないわね!」
ヒステリックに喚き散らす女。
カウンター越しの係員も、困った顔をしていた。
「エイダちゃぁん、なぁにカリカリしてるのよぉ?」
リリンの声に気付き、エイダはこちらを向きズカズカと大股で歩いてきた。
「リリン!あのジールって言うミスラの部屋の番号を教えなさいよ!知ってるんでしょ!?」
リリンは臆する様子は微塵も無く、
「やだぁ、教えるわけないじゃなぁい。アナタなんかにさぁ?」
ケラケラと笑うリリンを見て、睨むような視線のエイダ。
「あらそう・・・なら、教えないと、アンタから酷い目に合わせるわよ。」
後ろの取り巻きが歩いてきてリリンを囲む。
「あら恐いわぁ。」
「さあ、教えなさい。」
764+2/QpyXn:05/03/16 13:09:21 ID:DkJTfAL5

「う、うわっ!?」
驚愕の声を上げたのは、取り巻きの一人だった。
見ると、そこには頭を掴まれて宙に浮いている男の姿があった。
頭を掴む者はもちろん、アックスアームだった。
思わず後ずさる取り巻きとエイダ。
静かなる怒りを携えたガルカ・・・それはまるで凶暴なモンスターと変わりない程の威圧的な眼光。
「言っておくが、人間の頭を握り潰す事くらい訳は無い。街中でも頭防具は着けておくんだな。」
「いでっ、いでえぇぇがあああぁぁっ!」
「あら恐いこと言うのねぇ。」
ミシミシとした音が聞こえてきそうな雰囲気。
足をじたばたさせ、もがく男。
掴んでいた男を後方へと放り投げる。
ギロリと男達を睨むアックスアーム、それに対して負けずに睨み返したりはしていなかった。
完全に気圧されていた。
「エイダちゃぁん、今日のことは忘れてぇ・・・ね?」
リリンがエイダに優しく微笑むと同時にアックスアームが指をボキボキと鳴らす。
765+2/QpyXn:05/03/16 13:12:11 ID:DkJTfAL5

エイダと取り巻き連中は捨て台詞を吐く事無く、そそくさと去っていった。
あそこまで露骨に脅せば当たり前だが。

「これであの二人を邪魔する者は居ないだろう。」
「そうねぇ、お疲れさまぁ。」
リリンがアックスアームの背中をぽんと叩く。
「それじゃあ、俺は部屋に帰る。」
「はぁい、またねぇ。」
アックスアームに背を向けて去る、リリン。
「またね、か。」
アックスアームも同じように背を向け、立ち去る。
そして、歩きながら、

「今度会う時は、あの二人の結婚式だな。」

と、独り言を呟いた。
766名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:13:04 ID:7hQ66eAj
きれーに3分おきに貼るなぁ
767名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:13:12 ID:7H8ReOru
アックスアームかっこいいいいぃいぃぃいぃぉいぃいぃいいい
投下乙です。たまたま巡回してたらリアルタイムキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
768名無しさん@ピンキー:05/03/16 13:33:42 ID:7hQ66eAj
って終わりかよ(笑)
769名無しさん@ピンキー:05/03/16 14:00:52 ID:DkJTfAL5
+2/QpyXnです・・・二日にかけてしまって申し訳ないです。
私のような駄文書でも、一人でも「イイ!」と言って頂けるのならば恐悦の至りです _(. .)_
770名無しさん@ピンキー:05/03/16 15:54:01 ID:SG04RckW
イイイッッ!!!
771名無しさん@ピンキー:05/03/16 18:15:40 ID:rc9e2doI
iittukaii !!

ジベルシのお話はしょきからほぞんしてるお!
続編楽しみだお
772ねんねこにゃん:05/03/16 20:34:39 ID:BICAHXno
GJ!!!
これからを /cheer
773【優しい手】1:05/03/16 23:24:39 ID:tB/7OZYf

幼い頃、頭を撫でてくれた

あれは誰の手だったのだろう

もう夢にすら見なくなった懐かしい温もり


木漏れ日が差し込む窓辺のベッドでルナは爽やかに目覚めた。
んーっと伸びをし、モーグリが起きている気配がないことを感じると
脅して無理やり泊り込んだお詫びでもしようと椅子をひきずってキッチンへ向かう。
食料庫を覗きこんでメニューを考えながら材料を選び、
一般的なものから珍しいものまでずらりと並らんでいる調味料ストッカーから必要なものを取り出す。
「やっぱりちゃんと揃えてあるじゃない。」
腕前はそれなりにあるのに、最近は外で済ませることが多くなったとリーは言っていたが、
いざと言う時に備えておくことは忘れていないらしい。
手軽で簡単、誰が作っても美味しい合成調理は素晴らしいと思うけれど、
何だか味気ない気がして休日のルナはもっぱら手料理派だった。
食材をスライスするためにナイフを掴もうとして、バチンッと弾かれてしまう。
「いったぁ〜、もう厄介なんだから!」右手をさすりながら呟くと、一呼吸おいてナイフを取る。
ウィンダスで育ち、サンドリア教会に属さないルナはアルタナへの信仰心が薄い。
契約を結んで白魔導士になったものの、厳しい戒律を守って生きる修道女ではないから
日常生活に支障を来たす制約を苦々しく思うのだった。
774【優しい手】2:05/03/16 23:27:00 ID:tB/7OZYf
いい匂いがレンタルハウスを満たし、それを嗅ぎつけて目を覚ましたモーグリが
部屋の一角に設けられた専用スペースからキッチンへ飛びこんでくる。
「ご主人様、帰ってきたクポ?」しかしそこに居るのがルナだと分かってがっかりする。
「勝手にキッチン借りたわよ。」出来上がった料理を皿に盛りつけながらルナは答える。
「モグこそごめんなさいクポ。寝坊したクポ〜」
「いいのよ、これは泊めてもらったお礼なんだから。運ぶのを手伝って。一緒に食べましょう。」
手伝ってと言ったのもの、運ぶのはモーグリに任せた。
リーの部屋の家具はヒュームサイズでルナには高すぎたのだ。
「いただきま〜す。」
テーブルの上には白パンに軽く炙ったコカトリスの肉、ゆで卵、ミスラントマト、ラテーヌキャベツをスライスして
挟んだサンドイッチにポトトイモとコーンのスープ、オレンジジュースが並んでいた。
「これ、食べてもいいクポ?」
「当たり前じゃない。味は・・・たぶん悪くないと思うわ。」
モーグリはおずおずとサンドイッチを手に取り、噛り付いた。
「おいしーーーークポ!ルナさん料理上手クポね!」
「ふふっ、よかった。」ルナは夢中で料理を頬張るモーグリを嬉しそうに眺めながら、自分も食べ始めた。
食事が終わりモーグリと並んで後片付けをした後、
使った食材は宅配で送ると約束してリーのレンタルハウスを出た。
アリューシャが何も言ってこないということはまだ眠っているのだろうから部屋に帰る訳にはいかない。
水の区の調理ギルドでリーに返す食材を買って、国立高級魔法店に寄ってみる。
白魔道士の間で噂になっている神聖魔法がないか尋ねると
「神聖魔法の研究はサンドリア教会の方が進んでますし、そちら方面を当たってください。」ぴしゃりと言われる。
最近、高位魔法は獣人からしか手に入らなくなっている。
既存の魔法なら分かるが、新しいものを彼らが持っている理由が分からない。
人類が未だに知らない遺跡でもあってそこから持ち出されたものなのだろうか?
出所はともかく、新しい魔法が欲しいと思うのは魔道士としては仕方が無いところだ。
「ありがとう、そうしてみるわ。」
775【優しい手】3:05/03/16 23:27:44 ID:tB/7OZYf
一応礼を述べて店を出ながら、あそこの連中は苦手なんだよね〜と愚痴がこぼれる。
ジュノの競売にも出ているが、できるなら安く買いたいと売っていそうなところを考える。
「セルビナとラバオも当たってみるか・・・」
ぶつぶつ言いながら歩くルナの個人用パールから低い落ち着いた声が話しかけてきた。
「ルナ、私だ。今大丈夫かね?」
「あら、フラガラック。お久しぶりね。大丈夫だけど、何かあったの?」
フラガラックはルナの古い友人で、セルビナで猟師をしている齢100歳を超えるガルカだ。
「昨夜、『暁の疾風』号が入港した。」
船の名前を聞いた途端、ルナは驚きで息が止まりそうになった。
今はまだダメだ。必死でいい訳を探す。
「そ、そう。今、ウィンだから残念だけど次の・・・」
「次は無い。」
「え?!」フラガラックはもともと口数が少ないが、それにしても唐突すぎるし意味が分からない。
「テオドールにはもう時間が無い。」
「どういうこと?」
「彼の命の炎はもうまもなく消えてしまうだろう。」
「そんな抽象的な説明では分からないわ!」
彼が伝えようとしている事実に気がついていた。だが、そうは思いたくはなかった。
「説明ならいくらでもする。だからセルビナに来てくれないか。」
「・・・『暁の疾風』号はいつまで停泊予定なの?」
「明後日には出港する。」
「セ・・・セルビナに用があるから、ついでに寄るわ。あくまでもついでよ!」
「分かった。」
そう返事を残してパールは沈黙した。
ウィンダスにいつもと変らず穏やかな日差しが降り注ぐ中、ルナだけが凍り付いていた。
776【優しい手】4:05/03/16 23:30:42 ID:tB/7OZYf
午後、昨夜と同じ顔ぶれが水の区のレストランで遅い昼食を取っていた。
そのうちの3つは満ちたりた顔で、1つは訳知り顔で、もう1つは精魂尽き果てた顔をしていた。
「こういうことになりました。」ぐいっとリッツの腕をとって、艶やかな顔を見せるリー。
タップは「おめでとー!」と無邪気に喜んでいるが、ぐったりしたリッツを見てアリューシャは気の毒にと呟いた。
「それはどういう意味ですか。」にっこり微笑むリーだが目が笑っていない。
「いや、ミスラはみな情熱的だと聞くから、な。リッツもさぞ・・・」
言いかけるアリューシャにこれは不味いと思ったルナが矛先を換える。
「リッツもさぞ満足でしょ、ねぇ。」
「ふぁぁい。とてもとても素敵で、夢のようです。」げっそりした顔で答えるリッツ。
それは悪夢じゃないのかとアリューシャは思ったがさすがに口には出さなかった。
「それで、みんなはこれからどうするの?」
レストラン名物のサラダを突付きながらルナが問う。
「私たちは3日後に調査隊が出発するのでその準備を。」顔を見合わせて頷くアリューシャとタップ。
2人はあの後何度もアットワ方面の調査隊に同行しており、今では護衛のエキスパートとして必ず声がかかるのだ。
「私はもうしばらくウィンでのんびりしますわ。」「俺も。」
リーの季節が終わるまでリッツは当てにならないな、とルナは見切りをつけた。
「ルナはどうするのだ?予定がないなら一緒に行かないか?」
アットワ方面に出没するモンスターは厄介な状態異常を引き起こすものが多く、白魔道士は多い方がいい。
ルナがウィンダスに来ると聞いてから2人は同行を頼もうと考えていた。
「私はセルビナで新しい魔法が出てないか当たるつもりよ。」
実はルナにも護衛の依頼が来ており、昨日まではリッツとリーも誘って久しぶりに皆で行こうと思っていたのだが
事情が変ってしまった。
777【優しい手】5:05/03/16 23:32:05 ID:tB/7OZYf
「それでは仕方がないな。」心底残念そうな顔をするアリューシャに心の中で詫びる。
「バニッシュIIIだろ?ルナは古代魔法も使えるのにいるの?」
デザートのサルタオレンジを摘みながらタップは不満そうに聞く。
今すぐ必要でなければルナを連れて行こうと考えているのがその態度から見て取れた。
「うん。白でいる方が多いから。それに魔道士としては魔法は1つでも多く覚えておきたいものよ。」
そうなの?とタップは目でリーに問いかける。
「あなた方が武器を複数持って行くのと同じことですよ。」手数が多くなれば、それだけ有利になるということだ。
リーの説明に納得したものの、タップはブツブツ呟きつつ残ったオレンジを口に放り込んだ。
778【優しい手】6:05/03/16 23:33:15 ID:tB/7OZYf
別れを告げてハウスに戻ったルナは、ジュノのレンタルハウスからモーグリを呼び戻した。
ウィンダスにいる時はひとりの時間を楽しむために留守番させているのだが、
今回は急に旅立つことになったため準備や部屋の片付けなどが全然できていない。
「2〜3日戻らないから、後はよろしくね。あ、それから金庫開けて。」
一番奥に仕舞ってあった宝石箱から青い小さな石のついた指輪を取り出し、左手の中指にはめる。
「それラピスラズリリングじゃないクポね?」
「これは・・・平穏の指輪っていうのよ。」
左手をそっと隠すルナを見て、モーグリは聞いてはいけないことだったのかと不安そうに首を傾げる。
「大丈夫、行ってくるわ。」
朱色のクロークを羽織り緑のベルトを締めフードを被って顔を隠すと、そのままルナはドアから出て行った。
忘れた振りをし続けてきた問題にケリをつけにいくのだ。
きっと酷い顔をしているだろう。
だから今は誰にも見られたくないし、会いたくも無かった。
レンタルハウスを出ると直ぐに移動魔法の詠唱を始める。
目指すはホラ岩のテレポイント。
そこからレンタルチョコボに乗って走れば夜にはセルビナに辿り着けるはずだ。
クリスタルラインへのゲートが開きジャンプする直前、
「よう、ルナ。もう行くのか?」目の前にリッツが居た。
ちらっと見上げただけで直ぐに目を閉じ、ルナは異空間の向こうへと姿を消してしまった。
リッツはリーのところに向かう途中、偶然通りがかっただけなのだが、
長い髪が自慢で特別に作らせた髪飾りを愛用しているルナが非常時以外でフードを被ってる姿など見たことが無い。
様子がおかしいと声を掛けてみたのだが・・・
「あいつ、なんであんな暗い目してんだ?」リーに聞いてみようとしたが、
部屋に着くなり押し倒されて、彼女の季節が終わるまできれいさっぱり忘れてしまうのだった。
779【優しい手】7:05/03/16 23:34:09 ID:tB/7OZYf
チョコボを飛ばしてルナがセルビナのゲートを潜った時、煌々と輝く青い満月が東の空から昇り始めていた。
いつもは冒険者で賑わう『羊飼いの溜まり場』亭は、船員たちが久しぶりに大地を踏みしめ
女の柔肌を味わい、しばしの休息を楽しむ簡易の娼館としての顔も持っていた。
ルナは先にフラガラックの家に行って話を聞くべきか、それともテオドールの元に行くべきか迷っていたが、
港に静かに佇む『暁の疾風』号が目に入ると桟橋に向って歩き出した。
『暁の疾風』号は天晶堂所属の大型蒸気船で、東国と貿易を行っており、
東の海が荒れる季節になると稀に水や食料を補給するためセルビナに寄港する。
ヒュームの男テオドールは海賊あがりの船員達をまとめあげ、
どんな嵐からも生還する凄腕の船長としてノーグはもちろん船乗りの間では名が通っていた。
また、その見かけとは裏腹にとても紳士的なことで港町の女たちに人気が高く、
言い寄る者が後を絶たないとの噂だったが伴侶はもちろん決まった愛人も持っていなかった。
船には見張りの船員が数人残っていた。
中にはルナを見知っている者もいるだろうが説明するのも面倒なので、
インビジとスニークを掛けて船長室へ歩を進める。
もしテオドールが居なければ、もしくは女が居れば、回れ右してフラガラックの家に行こう、
そう思いながら薄くドアを開けて中を覗くとデスクで書き物をする男の広い背中が見えた。
身体を中に滑り込ませ後手にドアを閉める。パタンという小さな音を聞きとがめて男が椅子ごと振り返った。
「今日はそんな気分じゃないんだ、悪いが帰ってくれないか・・・?」
音がしたのに姿が見えないことに男は訝しげな顔をしている。
夜這いの女と間違われたらしいと気付いたルナだが、大した違いはないと自嘲気味にくすりっと笑った。
「ルナかい?」
「当たり。」そう答えてインビジを解く。
立ち上がってこちらに歩んでくるテオドールに、ルナは時の流れの残酷さを感じた。
780【優しい手】8:05/03/16 23:34:53 ID:tB/7OZYf
真っ黒に日焼けした肌に逞しい身体は昔と変らないように思えるが、刻まれた年輪は隠せない。
「久しぶりだな。」にっこり笑う口元にも深い皺が浮き出す。
大きな手をルナの頭に載せるとガシガシ撫でる。
「やめてよ、もう子供じゃないのよ。」
テオドールの手を振り払うようにフードを外した指に青い石が鈍く煌く。
「まだ持っていたのか。」感慨深げにテオドールが言う。
「まだ約束を果たせてない・・・けど。」指輪を外そうとするルナの手をテオドールが止める。
「フラガラックのやつめ。」軽く舌打ちして、伝声管に向って「私はもう休むから後は頼む。」と伝える。
「了解。」きびきびした船員の声が返ってくると、ルナを促して奥のプライベートルームのドアを開けた。
ティーポットから最高級のウィンダス茶葉を使ったお茶が注がれるまでにルナは
彼の身体がもう取り返しの尽かないところまで来ていることを聞かされた。
「船を下りて治療に専念しよう。私が・・・私が看るから・・・!」
爪が掌に食い込んで血が滲むほど強く握り締め、涙を堪えるルナを優しく抱き締める。
「ありがとうルナ、でも私は船乗りだから最後まで船と共にありたいんだ。」
いい募ろうと顔を上げたルナの口をキスで塞ぐ。
「最後の思い出にお前を抱かせてくれないか。」
見開いたルナの瞳にテオドールの哀しい覚悟が映る
「最後だなんて言わないで!側にいるわ、ずっといるから、だから・・・」
「鳥は大空を舞ってこそ美しい。ルナを閉じ込めることなんて誰にも出来ない。」
両手でルナの頬を挟んだまま、言い聞かせるようにゆっくり彼は言葉を紡ぐ。
「10年前にもそう言ったわね。」ルナの心は過去へと引き戻される。
781【優しい手】9:05/03/16 23:36:09 ID:tB/7OZYf
ルナ達が育った島は大型帆船でなければ渡れない速い海流に囲まれ、
峻険な山が海から突き出した地形のために港に適した砂浜や湾もなく、
沖に停泊した本船からバージ(艀)で物資を運ぶ不便さもあって
かつてはタブナジア公国の流刑地であった。
耕作に適した土地は少なかったが水だけは豊富にあり、
東の国との交易が盛んになると水の補給基地として船乗りには知られるようになっていた。
島民の殆どがタブナジアの流れを汲むエルヴァーンだったが他種族も少しはおり、
養い親だったヒュームの老婆は、医者の居ない島で唯一の癒し手である薬師だった。
8歳のときに老婆が亡くなると、多くの島民が引き取りたいと申し出たが断って独りで暮らし始めた。
持って生まれた魔力の高さで簡単な治癒魔法も使える上に、老婆の知識も受け継いで
新たな癒し手となったルナを独占しようとする大人たちの思惑が感じられ、嫌気が差したのだ。
そんな訳でルナが漂着したアリューシャとリーを引き取って養うことはそれほど困難ではなかった。

やがて戦争が終わり海上貿易が再開されも島は貧しいままだった。
水以外に大した特産物を持たない入港困難な島にわざわざ寄るメリットがないからだった。
しかし例外が1つあった。
老婆がかつて独自の調合で作ったいくつかの興奮剤は幻の媚薬として珍重されており、
それを求めてルナを訪れる商人がいたのだ。
幼いルナが媚薬の製法は知っていてもその用途まで知らないことに目をつけた長老は
このことを利用して島全体が潤う商売を考え出した。
782【優しい手】10:05/03/16 23:37:11 ID:tB/7OZYf
港町には規模の違いはあれど船員相手の娼館がある。貧しい島には娼館こそ無かったが、
外から人が訪れると宿泊所になる長老宅で女を貢ぐことは日常的であった。
娼婦役は適齢の女がいる家から例外なく順番で出すことになっており、
数少ない現金収入のチャンスでもあったから誰も表立って不満を口にはしなかった。
貴重な癒し手であり、タルタルでもあるルナにはこの約定は適用されていなかったのだが、
ある日長老に呼ばれたルナは、媚薬に酔いしれた顔見知りの女たちが
船員たちと狂態を繰り広げる様を見せ付けられ酷いショックを受けた。
お前が作っている薬は女を狂わせるものだ、
これからは私が代わりに扱うことにする、
代金は今まで通りだから安心するように、
長老の言葉と女たちの嬌声がぐるぐる廻って、
その場から逃げ出すために契約書にサインした。
媚薬の独占販売権を得た長老は、島に泊まって女を抱くことを購入条件とし、
価格も釣り上げたのだが、目論見は当たって商船や貿易船の寄港は増えていった。

ある日、ヒュームの女衒が島にやって来た。
扱う商品は一流だと娼館では重宝されたが、少女に対する異常な性癖で商売仲間には嫌われていた。
「膣や肛門はめちゃくちゃに裂け子宮が破裂した少女が何人も闇に葬られた」というのが
噂ではなく真実であることは、低年齢層を扱う同業者たちの間では知れ渡っていたからだ。
783【優しい手】11:05/03/16 23:38:01 ID:tB/7OZYf
嫌がり痛みと恐怖に泣き叫ぶ少女を犯すのも楽しいが、そこに快楽でよがり狂う様が加わったら
さぞかし魅力的だろうと嗜虐心をそそる誘惑から男は媚薬を欲しがった。
だが、普通の女なぞ抱く気は更々ない。
金は10倍払うから女は要らないと言っても長老は首を縦には振らなかった。
例外を作れば面倒なことが起こることをこの老人は経験から知っていたからだ。
そこにルナが注文の媚薬を持って現れた。
男の目付きが途端に変わる。
「この娘がいい。」
ぎょっとする長老ときょとんとするルナ。
男は代金の10倍以上ギルが入った袋を長老の前に投げると、ルナを抱え上げて部屋を出て行こうとする。
静止しよう歩み寄る長老の額に振り向きざまに抜いた銃を突きつける。
「代金は払った、女は抱く、これで交渉は成立だ!」
男はあてがわれていた部屋に入ると暴れるルナの首に手刀を打ち込み気絶させ、
鍵を掛け、ソファーやテーブルでバリケードを作りカーテンを閉め、外に向って怒鳴った。
「俺の楽しみを邪魔するヤツは誰であろうと撃ち殺す!」
それからルナの衣服を剥ぎ取ると、両手足をロープでベッドに縛り付け、
黒い鼻を摘んで口の中に媚薬の中身を注ぎ込む。
息苦しさと痛みで目を覚ましたルナは口腔に溢れかえる甘ったるい液体に嘔吐く。
「高い薬なんだから吐くなよ。」そう言いながら男はルナの顎をぐいっと持ち上げもう片方の手で口を塞いだ。
784【優しい手】12:05/03/16 23:39:00 ID:tB/7OZYf
飲み込んだ液体が自分の調合した媚薬だと気付き、ルナは身震いした。
あの時の女たちの狂態が脳裏に浮かぶ。
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
恐怖に怯える心と裏腹に、小さな身体には媚薬の効果が現れ始めていた。
上等の磁器のように滑らかで白い肌は熱を帯びて淡く染まり、
まだ膨らんでもいない胸に浮かぶ桜色の突起は芯を持って立ち上がり、
つるりとした恥丘の割れ目は赤い花弁を大きく開いて蜜を滴らせる。
むず痒いようなじくじくと痛むような感覚が下腹部から湧き上がり
もじもじと拘束された身体をくねらせる。
股を伝う暖かい感触に、失禁してしまったのだと思い真っ赤になっている。
それは男が夢見たままの光景だった。
「いいねぇお嬢ちゃん、最高の眺めだよ。」
男は恍惚の眼差しでルナを見つめ、舌なめずりした。

男を乗せて来たのは『暁の疾風』号だった。
テオドールも水の補給に何度も島を訪れており、老婆が健在な頃から素材を届けたり、
船で使う薬品を調合してもらったりと小さな癒し手のことは見知っていたから、
上陸していた船員から女衒がルナを連れて部屋に立て篭もったと聞かされ、
急いでバージを仕立てて長老宅に駆け込むと老人を怒鳴りつけた。
「あんたはあんな少女まで売ったのか!」
「島が生きていくにはこれしかないんだ、仕方が無いんだ・・・」
己の非道と無力を正当化するように呟く老人を見下ろし、テオドールはボソッと聞いた。
「いくらだ?」
785【優しい手】13:05/03/16 23:39:55 ID:tB/7OZYf
「はい?」意味が分からず間抜けな返答をする老人に、
テオドールは「ルナをいくらで売ったんだ?」と聞きなおした。
「いつもの10倍・・・です。」
嫌悪感を隠そうともしない目で長老を睨むと、懐から皮袋を取り出しテーブルの上に置いた。
「その3倍は入ってるはずだ、後は口を出すな。」
そういい捨てると、腕の立つ部下を数人連れて男の部屋の前に立つ。
中から聞こえるルナの叫びはあまりの痛ましさに聞くに堪えず、部下たちは顔を見合わせる。
「この島には警備がいない。中の男は本船の乗客である、よって船長としての権利を発動する。」
テオドールは宣言し、ドアを押し破った。
この島は滅亡したタブナジア領であり、現在属する国はないのだが、
船長に与えられた権限を拡大解釈して、一連の行動に法的な意味を敢えて持たせる。
こうすることで、男の家族から訴えられたとしても私刑として処分されることはなくなるのだ。
男はルナをいたぶることに夢中になっていたが、バリケードが突破される前に銃を取り反撃に出た。
だが、テオドールたちは予め空蝉の術を張っており、男に一気に切りかるとそのまま討ち捨てる。
「後の処理はこちらでやる。」
ドアの前でガタガタ震えながら覗き込んでいる長老に一瞥をくれると、
ルナの拘束を解いてやりシーツに包む。
「やめて、触らないでぇ!!!!」泣き叫ぶルナの耳元でスリプルを唱える。
部下たちに死体の処理を指示し、糸の切れた人形のように動かなくなった少女を抱きかかえ、
テオドールはルナの家まで運んで行った。
家に着くとルナを心配して待っていたアリューシャとリーが駆け寄ってくる。
ルナの哀れな姿を見せる訳にもいかずベッドに降ろすと、
今日は泊まって行くよと言って2人を寝室から連れ出し、眠るまで側についてやった。
2人が安らかな寝息を立て始めた時、ルナの絶叫が聞こえてきた。
786【優しい手】14:05/03/16 23:40:42 ID:tB/7OZYf
子供たちが目を覚ましていないことを確認すると、踵を返してルナの寝室に飛び込む。
「いやぁぁあああああ!!!」
スリプルが解けたものの、状況が分からないルナは半狂乱だった。
「ルナ!ルナ!私だ!」
めちゃくちゃに手足を振り回し、何かから逃れようとするルナの身体を抱きすくめ必死で呼びかける。
「あ・・・?」涙と欲情に濡れた瞳に正気が戻ってくる。
「大丈夫だよ。もうあの男はいない。ここは君の家だ。」
「テオドール・・・?!ひっぁぁああっ!」
びくんっとルナの身体が仰け反り、シーツを跳ね除けた。
先ほどは急いでいたからルナの身体をまともに見ていなかったテオドールは、声を失った。
白い肌にはミミズ腫れが幾筋も浮かび上がり、血が滲んでいる。
股間では緑色の触手がうねうねとのたくり、
打ち込まれた結合部から止め処なく血が混じった愛液が流れ落ちている。
「くっ!」目を背けながらその醜い塊を掴み引き抜く。
じゅぽっと卑猥な水音を立てて、ルナの幼い器官を責め続けたものが外れる。
「ふぅぁあぁっ」ルナが大きく息を吐く。
それは安堵なのか、それとも喘ぎなのか、テオドールには区別がつかなかった。
媚薬によって強引に欲情させられ、嬲られ続けられたルナの身体は火が点いた様に熱く、
ペドフィリアの気が全くないテオドールでも過ちを犯しそうだった。
787【優しい手】15:05/03/16 23:41:31 ID:tB/7OZYf
ケアルで傷を癒し、もう一度スリプルで寝かそうとするテオドールの胸にルナが抱きついてくる。
「私の・・・身体、何かヘン・・・お・・・おしっこ、止まらないよぉ。」
そう言ってわんわん泣き出す。
太股を伝ってぬるぬるとした液体がシーツに染みを作っていく。
「それはおしっこじゃないよ。」優しく髪を撫でながら、娘のように思ってきた少女に欲情していることに驚く。
「どうしたら止まるのぉ?」
まだ初潮も迎えていない少女に、セックスや女性の身体の仕組みを
男の自分がどうやって伝えたらいいのか分からず言葉に詰まる。
同時にとても嫌な予感が脳裏を過ぎる。
ルナが処女を失った今、あの老人は望まれれば躊躇なく男たちに差し出すだろう。
癒し手であるルナは金の為に抱かれることを拒否できる身分だが、
彼女にはそんな駆け引きはできないだろうし、2人の妹たちを盾に脅されればなす術はない。
ならばいっそ、この手で・・・
「教えてあげるよ、何もかも全部。ルナが分かるまで。」
テオドールはルナをそっとベッドに押し倒した。

その後、テオドールは航海の度に島により、多額の金を長老に与えてルナを愛した。
ルナが15歳になった春、島と決別した少女たちを乗せてセルビナに向うと旧友であるフラガラックに託した。
身寄りがない事が分かっているルナは、テオドールと一緒に行きたいと泣いたが、
「世界を見なさい。鳥かごに自由はない。これはお守りだ、ルナの心に平穏が訪れるように。」
そう言って小指から青い宝石のついた指輪を外してルナに託すと海へと旅立ったのだ。
788【優しい手】16:05/03/16 23:42:13 ID:tB/7OZYf
時折訪れ、優しく抱き上げてくれたテオドールを父親のように想っていたルナだったが
初めて抱かれたあの日からは男として愛していた。
島で金で買われた男や冒険者となってから付き合った男の中には本気で求婚してくれた者もいたが
ルナはテオドールが忘れられなかった。
「っんあぁ!」胡坐をかいて座るテオドールに、愛液を滴らせ物欲しそうにひくつく秘所を貫かれ
ルナの身体に快楽の波が押し寄せる。
悩ましげに眉を寄せ、可愛らしく鳴くルナを何度も何度もテオドールは己の上に落とす。
ルナは熱く蕩けそうなくせに、快楽を搾り出そうと貪欲に締め付け蠢き、テオドールを飲み込む。
恍惚の表情で喘ぐルナをベッドに押し付けると、欲望のままにルナの中を蹂躙し、擦りつけ、突き上げる。
「はあぁぁあっ!」ルナが喘ぎ、腰を振る。
「イクよ?」それは愛し合うものの睦言。
「い・・・いよ、イイっ!あああっ!」
ルナの尻たぶを手で割り開き、身体を大きく折り曲げた上に覆いかぶさって
己を追い立てるとテオドールはルナの中で果てた。
髪を梳き、キスをしてルナの瞳を覗き込む。
欲情の色を浮かべた表情とは裏腹にその奥には理性の欠片が輝いていた。
「やっぱりお前まだ・・・」
ぎくっとしてルナはシーツを顔まで引き上げ「ご・・・ごめんなさぃ・・・」消えそうな声で謝る。
789【優しい手】17:05/03/16 23:43:06 ID:tB/7OZYf
幼い日に見せられ女たちの痴態と女衒から受けた仕打ちでルナはトラウマを負っていた。
テオドールの優しい手で施された愛撫によって、セックスに対する嫌悪は拭われたが
心に刻まれた深い傷が癒えることはなかった。
セックスの最中に正気を失うことが何よりも怖い。
訳もわからず何をされるのか自覚のないまま流されることを恐れた。
テオドールが思った通り、長老は他の女たちと同じようにルナを扱った。
まだ未発達な小さな身体では一方的な行為は苦痛を生むだけで少しも気持ちよくは無かった。
それを詰られても、ルナにはどうしようもなかった。
時には年上の少女たちと一緒に相手をさせられることもあった。
「本当に愛する男とだけ本気になればいいのよ。」
「でも、彼より上手な人もいるでしょ?」
「その時は楽しんじゃうけど。」
「どうせならその方が得よね。」
感じているふりを、イッたふりをすればいい、さっさと追い詰めてしまえば男は満足する、
彼女たちの他愛もない会話がルナの迷いに答えをくれた。

最初は性感帯が未発達なためだと思っていた。
トラウマを負ってしまったことも知っている。
だからテオドールはルナが絶頂を迎えていないことに気付きながらも
時がくれば自然にイケルようになるだろうと、そのことを言わなかった。
島による度にルナの身体は女性らしい膨らみを帯び、
男の欲望を満たす技巧は上手くなっていくが、ルナ自身が喜びに果てることはなかった。
790【優しい手】18:05/03/16 23:43:50 ID:tB/7OZYf
「今度テオドールに抱かれる時はちゃんとイこうって、イケルようになってようって・・・でもダメだった。」
最初はテオドール以外は痛いだけだった。
男の欲望が尽きるまで、ただ時が過ぎるのを待つだけだった。
やがて痺れるような快感の蛇が鎌首をもたげるようになると、意志の力で押さえ込もうとした。
だが、身体が反応する毎に男が喜び行為が短くなることが分かると少しずつ欲望の波に乗ることを覚え、
追い詰められると快楽を貪るふりをして腰を動かし、ポイントを微妙にずらしてイカナイようにする術を身に付けた。
そうやって年月を重ねて行くうちに、呪いにも似た潜在意識まで到達するほどの暗示によって
無意識に気をやらないセックスが出来るようになった。
いや、それしか出来なくなったと言う方が正しい。
ずっと愛し続けてきた男が最後にと望んだ行為でさえ、ルナは己を解き放つことが出来なかった。

「謝らなくてもいい。」テオドールは人生で唯一本気で愛した女性にもう一度キスをした。
ルナの横に潜り込み、彼女の頭の下に腕を差し込み抱き寄せる。
「いつかお前の心ごと抱きしめてくれる男が現れるさ。」
その時を待つ時間が無いことを恨めしく思う。
幸せになって欲しいと手放した小鳥は、未だに道に迷い傷ついている。
「そんなこと・・・きっと無いわ。貴方以外に私を分かる人なんていないもの。」
青い月明かりの中で儚げに微笑むルナが無性に痛ましかった。
「おやすみ、ルナ。子供の頃のように眠るまで見ていてあげるよ。」
「うん、おやすみ。」
もぞもぞとテオドールの腕の中で子供のように身体を丸めるとルナは目を閉じる。
ルナが寝入るまでテオドールは頭を撫で続けた。
791【優しい手】19:05/03/16 23:44:48 ID:tB/7OZYf
「おい!このクソガルカ!」
勢いよくドアを開け部屋に入ると、質素な椅子に腰掛けて本を読んでいる家の主の方へやってくる。
「真夜中を過ぎている。」
近所迷惑になると言いたげな顔でフラガラックはパタンと本を閉じると、旧友に椅子を勧めた。
「来たか。」
「ああ、俺の部屋で眠ってる。」
テーブルには、グラスが2つ用意されている。
ちらっとそれに目をやり、「恐れ入るよ。」と呟くとグラスを取る。
「お前の倍は生きているものでな。」テオドールと自分のグラスに酒を注ぎながら答える。
「我が友に心からの感謝を。」カチンとグラスを合わせると、テオドールは一気にあおった。
「伝えたのか?」
「馬鹿な。そんな事できるか。」
ルナが側にいると言ってくれた時、どれだけ嬉しかったか。
今すぐルナをさらってどこか静かな場所で最後の時を迎えられたら、そんな夢を見てしまうではないか。
「先のない男が何をしてやれると言うんだ。」
「だが、残される身には一時の思い出が必要なこともある。」
目の前の男を見つめる。100年以上生きてきたこの男はいくつの命を看取ってきたのだろう。
「その言葉は、今の俺には重過ぎる。」
「そうか。」フラガラックは言葉と一緒に酒を飲み込む。
「後は頼む。」
「お前はそうやっていつもルナを俺の元に置いていくのだな。」
「すまん。」
「お前と飲むのもこれが最後か。」
「ああ。」
東の空が白み始めるまで、男たちは静かにグラスを傾けた。
792【優しい手】20:05/03/16 23:45:38 ID:tB/7OZYf
その日1日、ルナはテオドールの側で過ごした。
彼が仕事をしている間は船長室から一歩も出ず、誰とも顔を合わさないようにした。
彼が部屋に戻ってくるとキスをし、抱き締め、お茶を入れる。
たった1日だけのおままごとのような、だけど掛け替えのない恋人としての時間。
夜にはまたお互いの身体を愛し合った。
激しく優しく甘い行為にルナは酔った。心を開放しようと必死になって足掻いた。
テオドールもまた、執拗にルナを愛撫した。
無意識に逃げようとする腰を抑え、ルナが感じるポイントを確実に責めた。
飛びそうになる意識を手放そうとする気持ちと、させまいとする理性がルナを追い詰め苦しめる。
「だめ!やめてぇ!」理性が勝利の凱歌を上げた。
ルナは嬌声ではなく、本気でテオドールの手から逃れようと身体を捩り叫んだ。
「ごめんよ。ルナ。」
寂しげに囁くテオドールにルナは己を呪った。
こんな身体いらない。愛する人の願いを適えることの出来ない身体など、何の価値もない。
「だめだよ、自分を蔑んじゃ。」見透かしたように、ルナの頭を撫でながらテオドールは呟く。
「見届けたかったけど、俺じゃやっぱりダメだったな。」
ははっと笑う男の姿が涙で歪んだ。

眠ったテオドールの唇にキスを落とし「愛しているわ。」と囁くと、船長室を後にした。
パタンとドアが閉まる時、「俺も、愛しているよ。さようならルナ。」彼の声が聞こえたが、
振り返らずにそのまま魔法を詠唱した。
涙で濡れた顔を彼の最後の記憶にしたくはなかったから。
793【優しい手】21:05/03/16 23:46:27 ID:tB/7OZYf
泊めてほしいと訪ねると、フラガラックは無言で頷き、泣きつかれて眠るまでルナを抱き締めてくれた。
翌朝、出港する『暁の疾風』号をフラガラックと見送った。
甲板に愛しい男の勇姿が見える。
もう二度とあの優しい手に抱かれることはない。


<キャラフェイス>
フラガラック ガルカF2白髪
テオドール ヒュム♂F6茶髪 JOB:赤/忍

【優しい手:了】
794名無しさん@ピンキー:05/03/16 23:49:25 ID:QckNl62o
リアルタイムキタワァ
GoooooooodJob!
795名無しさん@ピンキー:05/03/16 23:49:53 ID:tB/7OZYf
ルナの中の人です

なんとかうpできました

無駄に長いですね、すいません orz
ちょっと鬼畜っぽいのが書きたかっただけなんですが
うまくいってませんね、ハイ。反省します
796名無しさん@ピンキー:05/03/17 02:44:27 ID:7MyN9izm
良質な書き手さん達にこんなこと頼んでいいのか
わからないけど…

タルものだけはダメな質なので
最初に宣言してもらえると嬉しいかも^^;

携帯からだと読み進むまで解りずらいから、種族性別が最初にあると
とっても助かります。
797名無しさん@ピンキー:05/03/17 02:49:13 ID:L+VyUadA
ちょっと前に話題になった獣人と人間の純愛物どうなったんだろ


ミスラとゴブとかエル♀とオークとか
798名無しさん@ピンキー:05/03/17 04:15:43 ID:M1TvST13
中の人GJ!
楽しみにして待ってた甲斐がありました!次も楽しみにしてます
799名無しさん@ピンキー:05/03/17 05:18:37 ID:HHQeViTF
>>797
神たちのTPが溜まらないんじゃないか?
800名無しさん@ピンキー:05/03/17 07:56:38 ID:enOfjczQ
>>ルナの中の人
タルタルに鬼畜行為なんて…



とても興奮します(*´д`)ハァハァハァハァハァハァ
801名無しさん@ピンキー:05/03/17 09:28:37 ID:/dohsdEE
ルナの中の人イイ
段違いに神だ
802名無しさん@ピンキー:05/03/17 16:20:13 ID:xKPZEG7k
ルナの中の人です

読んでいただきありがとうございます
みなさまの声援を励みに続きを考えておりますが
ルナシリーズの前に書きかけで止めていたSSをふっと思い出しまして
微エロなんですが当時ノーマル板にしか投稿していなかったので
お倉入りになっていたものを先に書き上げてうpしてもいいものでしょうかね?

>796
801やレズ物だけじゃなくて全ジャンル宣言必須ってことですか?

>799
漏れは平気ですが、他の作者様はどうなんでしょうね
【優しい手】だと
ヒュム♂×タル♀ ノーマル+少々鬼畜っぽい箇所あり
※苦手な方はヌルーよろしく

という感じでしょうか?
803名無しさん@ピンキー:05/03/17 17:04:55 ID:HHQeViTF
>>802
タルだけは嗜好が特殊だから ってことじゃないんかね


804名無しさん@ピンキー:05/03/17 17:23:19 ID:jlXSwMTa
俺はタルものしか読まない派だから、宣言してくれると有難い。
805796:05/03/17 18:31:31 ID:bwLkXLIC
>ヒュム♂×タル♀ ノーマル+少々鬼畜っぽい箇所あり
この1行だけで十二分すぎますm(_ _)m
806名無しさん@ピンキー:05/03/17 18:55:52 ID:GU4CjL7/
漏れは♂×♂物じゃなきゃなんでも食べるぞ!!
あ・・・でも例外無くはないな。獣人♀×獣人♀とかはちょっと無理かも・・。
タルタルの容姿はペド物っぽくなってしまうかもしれないけどルナはちゃんと成人したおにゃのこなので想像力でカバーしる
807名無しさん@ピンキー:05/03/17 20:48:39 ID:PTa28RYc
他種族Xタル物が一番好きなんだけど
だからこそ、このジャンルがマイノリティなのも判るんだ。
まあどんなカプでも一言投下前に言って置くといいかもしれんね。
少なからず好みはあるだろうし
叩かれて一番辛いのは職人だから事前に避けれるものは避けてもらった方が。

何がいいたいかと言うと連続ネ申出現でタマランチン。
808名無しさん@ピンキー:05/03/18 00:54:07 ID:ndNgH6Zw
惹きこませる文章の上手さとか、ちゃんとしてる設定とか、神な作品が多いのは大変嬉しいが
巨乳ミスラのミカさんとか単純でエロくて神な作品を最近は見ないな。
809名無しさん@ピンキー:05/03/18 01:20:41 ID:FeV679Z7
強気なタル♀と弱気なタル♂な話を激しく熱望
810名無しさん@ピンキー:05/03/18 02:02:50 ID:+XMifPBH
>>809

YouはMeか?
811名無しさん@ピンキー:05/03/18 03:56:03 ID:QXlj73mg
単純でエロくて神な話、漏れも見たいヽ(`Д´)ノ

と言いつつ、くどい話投下でゴメン il||li_| ̄|○ il||li

ガルカ×エル♀(純愛) オーク×エル♀
※微エロです。少し鬼畜入ってます。苦手な方はヌルーしてください。
812【さすらう者】1:05/03/18 03:57:06 ID:QXlj73mg


どこまでも白い世界に紅い花が咲き乱れ散っていく。



何もない、ただ真っ白な世界でもぞりっと何かが動いた。
雪の塊がむくむくと盛り上がり
同時に白一色の世界に紅い染みが滲み出す。
ただの雪の塊と見えたものは
緩慢に何かを払い落とすような仕草を見せた。
そこにはガルカが上半身を起こして座っていた。
高位の白魔道士しか着衣を許されないブリオーには
いくつもの傷と裂け目があり、そこから血が滲み出していた。
ガルカはゆっくりと辺りを見回し、誰の姿も無い事を確認した。
813【さすらう者】2:05/03/18 03:57:55 ID:QXlj73mg

不穏な噂の絶えない最果ての城を調査した帰りだった。
調査隊は騎士団から選抜された本隊と
サンドリアに所属する冒険者の護衛隊で構成されていた。
本隊にはサンドリア教会から派遣された白魔道士がいるにも関わらず
他種族より魔力に劣る自分がメンバーにいる理由を心得ていた。
【命を賭して本隊を帰還させること】
護衛隊の最優先任務だった。
つまりは彼女を守り代わりに死ね、そういうことだ。
気位が高いエルヴァーンの騎士達はあからさまに護衛隊を
特にガルカで白魔道士などという変り種の私を見下していた。
その中で白魔道士の少女だけが笑顔を向けてくれた。
常に異端者である続ける私にはそれだけで十分だった。
彼女が生きて戻る為なら、全身全霊懸けて祝福を与えよう。
814【さすらう者】3:05/03/18 03:58:39 ID:QXlj73mg

調査は大成功を納め、帰還すれば英雄として称えられるはずだ。
たが、得られた成果はガルカである私にとってひどく後味の悪いものだった。
エルヴァーンの騎士達どころか、護衛隊の仲間ですら私を見る目が変わってしまっていた。
当然だろう。
彼が語り部という特殊な能力を有してなければ、何も起らなかったのかもしれないのだから。
意気揚々と帰路を辿る仲間達と対照的に、
後ろからトボトボとついていく私に唯一人、声をかけてきたのは件の少女だ。
「あの方の魂に祈りを奉げてもよろしいのでしょうか?」
意味が分からなかった。
首を傾げた私を困ったような顔で見つめている。
「ガルカ族は亡くなると転生すると聞いたので、魂の安寧を祈るのは・・・その・・・」
なるほど、ごもっともである。
私は白魔道士とはいうものの、修道士ではないので死者に対する祈りの言葉を持たない。
まして、寿命半ばで倒れたガルカがどうなるのかも知らない。
815【さすらう者】4:05/03/18 03:59:31 ID:QXlj73mg

だが。
「転生できるのは天寿を終えた者だけなのです。
貴女が祈ってくださるのなら、彼の魂もきっと彼女の元へ行けるでしょう。」
「本当ですか?私、心を込めてお祈りしますね。」
そう言うと彼女は北に向かって跪き、長い祈りを奉げた。
彼女の詠唱は風に乗り、最果ての空へと流れていく。
「楽園への扉が開かれますように。」
アルタナの印を結んで儀式は終わった。
彼女はふぅと息を吐き、立ち上がろうとしてよろめいた。
死者への祈りは秘術とされる蘇生魔法レイズを詠唱するよりも消耗すると聞いたことがある。
慌てて彼女を抱きかかえる。
「ご、ご、ご、ごめんなさい!」
顔を真っ赤にして、手をじたばたさせ、私の腕から逃れようともがく。
「じっとしていてください。そんなに暴れるとますます消耗しますよ?」
途端に大人しくなった。
「このまま走ります、随分と本隊から遅れてしまったようですから。」
「ええぇ〜〜〜?!」
私は彼女の悲鳴のような非難の声を無視して、
ボスティン氷河へと進路を取っているはずの調査隊を追いかけた。
816【さすらう者】5:05/03/18 04:00:07 ID:QXlj73mg

しばらく走ると、まだ新しい行軍の跡が見えてきた。
「あ、あの。」腕の中で小さくなっていた少女がおずおずと話しかけてきた。
「もうすぐ追いつくのではありませんか?」
「はい。」
「では、追いつく前に降ろしていただけるといいのですが。」
「何故ですか?」
「何故って・・・」彼女は絶句した。
「私は修道女ですから、その、男の方にだ、だ、だ、抱かれたままというのは・・・あの・・・」
何とか気力を振り絞ってこう呟くと、真っ赤になった顔を両手で覆ってしまった。
ガルカの身体的特徴は男性だが、性別はない。
生殖機能もないから、性的な恥じらいとか欲求とかそういうものとは無縁である。
私もガルカの例に漏れず、その方面に関しては至って無頓着であった。
「これは申し訳ない。」彼女の立場をもっと考えるべきであった。
私に抱きかかえられたまま本隊と合流したら、どのような非難を浴びるか分かったものではない。
彼女をそっと雪の上に立たせる。
「気遣っていただいたのに、ごめんなさい。」
ぺこん、と頭を下げる。赤いおさげ髪が長い耳の後からこぼれた。
「いや、私の方こそ。」
顔を上げた彼女が「くすっ」小さくと笑った。私も釣られて「ははっ」と笑う。
「やっと笑ってくださいましたね。」
「そうでしたか?」
817【さすらう者】6:05/03/18 04:01:09 ID:QXlj73mg

「ええ。」
「どうやら気を遣ってもらっていたのは私の方だったようですね。」
「そんなことありません。さぁ、行きましょう。そろそろ隊長様が…」
彼女が言い終わらないうちに鋭い声が通信用パールから響いた。
"ミュリン様!本隊から離れて一体何をしていらっしゃるのです!"
彼女は首を竦め、ほぉら来たと言うように私に目配せした。
"ごめんなさい。雪に足を取られてしまって。今すぐ追いつきます。"
"そういう時は言ってください。単独行動は危険ですから。"
"ヴァーヴズ様がご一緒ですから安心なさってください。"
"ヴァ…?失礼。ガルカ流の名前は発音しにくいもので。スカイワンダラーのことでしたね。
とにかく待っていますから急いで合流してください、いいですね?"
"はい。"
答え終わった彼女は、通信用パールに向かって舌を突き出した。
「べーっだ!」
少々呆気に取られている私を見て笑う。
「あはは、急ぎましょう。また怒られる前に。」
そう言って小走りで駆け出した。
頷き後を追う私の耳元で隊長の殺気立った声がこだまする。
"ガルカ風情がいい気になるな!"と。
818【さすらう者】7:05/03/18 04:01:50 ID:QXlj73mg

氷河へと続く峡谷の入り口が間近に迫ってきた頃、止んでいた雪がまた降り始めた。
少し視界が悪くなっていたが、峡谷の手前で沢山の人影が視認できた。
が、何か様子がおかしい。
風に乗って金属の打ち合う音や怒号のようなものが聞こえる。
まるで戦闘中のような…
私は通信用パールを護衛隊のリーダーにだけ聞こえるよう調整して尋ねる。
"何かあったのですか?"
"ワンダか!?城にいたオークどもだ!やつら追いかけてきたのか、
ただ逃げようとして鉢合わせたのかは分からねぇが、とにかくヤバイ!頼むっ!"
城には各エリアに獣人達が居たが、あそこに巣食うデーモン族のように
盟主に絶対的忠誠を持って仕えていたものばかりではないのだろう。
求心力を失った寄せ集めの軍勢が役目を終えたとばかりに逃げ帰ろうとしてもおかしくは無い。
"了解。"
彼女も異変に気付いているのだろう、
小声で会話するこちらをチラチラ振り返りながら走っている。
「みんなが襲われています、急ぎましょう!」
819【さすらう者】8:05/03/18 04:02:58 ID:QXlj73mg

駆けつけてみると、峡谷の入り口はオークで埋め尽くされていた。
この向こうで味方が頑張っているのだ。
私は防御魔法と合わせてスニークとインビジをかけ、
抵抗する彼女を無理やり肩に担ぎ上げるとオークの群れに飛び込んだ。
無闇に武器を振り回し、獲物を求めて荒れ狂うオークどもを押しのけて進む事など彼女には無理だった。
獣人を掻き分けて進みながら最前線をどうやって突破しようか少ない知恵を廻らせていると
聞き覚えのある旋律が聞こえてきた。
おそらく戦線を立て直す為に護衛隊の吟遊詩人たちがララバイを唱えているのだ。
このチャンスを見過ごす手はない。
歌声が途切れ、オークの動きが止まったのを見計らってインビジを解き味方目指して走り出す。
狩人たちが一斉に矢を番えこちらに狙いを定める気配に
「撃たないで下さいっ!」と叫びながら前衛の列を突破する。
「なんだ、あんたか。オークかと思っちまったよ。」狩人部隊のミスラがこちらを見てニヤリと笑った。
「よく戻ってくれた。早速で悪いが頼む。」リーダーの指示に後衛陣を見回してみれば
膨大な魔力を誇るタルタルの魔導士までもが疲労で座り込んでいる。
「ごめん、ちょっと休ませて。」小さな手をひらひらと振っておどけて見せるものの
ゼイゼイと肩で息をしてかなり苦しそうだ。
「いつまでお姫様を担ぎ上げてるつもりだ?早く降ろさないと後ろから苦情が来るぞ。」
赤魔導士がリフレッシュを魔導士たちにかけながら後方の本隊をひょいひょいと指差す。
820【さすらう者】9:05/03/18 04:03:40 ID:QXlj73mg

「そうだった。」ミュリンを雪の上に立たせ、怪我をしていないか確認する。
「あの、私も白魔導士ですから。」手を胸の前で組んで焦るミュリンにリーダーが声をかける。
「早く本隊と合流してくれ、そうじゃなきゃ俺たちも引けないんでね。」悪気のない、
むしろ彼女を気遣っての言葉だったのだが、ミュリンは迷惑をかけているのだと思ったらしくしょげる。
「私にはこれぐらいしかできません、ごめんなさい。」そう言うと女神の印を結んでケアルガVを唱え、
本隊に向かって走り去っていった。
ぱぁーっと光の粉が舞い散り、護衛隊の体力が一気に回復する。
「それは私の・・・」言い掛けた私に「これからが大変だから魔力を温存しろってこったろ。」
ミスラが言葉と一緒に番えた矢を放った。
「来るぞ!」
ララバイが解けた瞬間のオークどもの虚をついて、狩人たちの矢が影を縫い止める。
体力の回復した前衛陣が抜刀し切りかかる。
「本隊が氷河まで撤退する時間を稼げばいい!」
リーダーの指示に「おおっ!」と短く答えると、それぞれの役目を果たすことに集中した。
戦闘は消耗戦に突入していた。
オークどもは闇雲に前に進むだけで、決して引こうとはしない。
倒しても倒しても仲間の死体を踏み拉き、
城にいたオークたちと同じとは思えないほどの力で押し寄せてくる。
821【さすらう者】10:05/03/18 04:04:42 ID:QXlj73mg

「まだ本隊のヤツラは逃げてないのか!」
「分かりません!!向こうも交戦中のようなことを言ってます!!!」
全員が不味いことになっていると感じていた。
「すまん、みんな。貧乏くじを引かせてしまったみたいだ。」
リーダーが仲間を振り返る。
「ふふっ、英雄なんてガラじゃねぇってことかい。」
「そうみたいだな。」
「ま、やれることはやらないと。」
「悔いを残して彷徨うなんてまっぴらごめんだ。」
全員が限界まで能力を高め、持てる限りの技でオークどもを薙ぎ倒す。
私も覚悟を決める。脳裏にミュリンの花のような笑顔が浮かぶ。
全身を暖かい光が包み、私は女神が差し伸べるその手を取った。
「みなに祝福を!」
オークどもは怒りに燃える目を一斉に私に向けると狂ったように襲い掛かってきた。
「馬鹿、お前!」リーダーの怒声が遠くに聞こえる。
「私ならしばらくは持ちます!撤退してください!」
その後は何が起こったのか分からない。
おとなしく殺られるつもりはなく片手棍を打ち振るっていたところで私の記憶は途切れていた。
822【さすらう者】11:05/03/18 04:05:47 ID:QXlj73mg

何故助かったのか分からずにぼんやりする私の手に
1枚のぼろぼろになった札が握られていた。
それは蘇生魔法の力が封じ込められていた呪符だった。
私が持ってきたものは城での戦闘に使ってしまっている。
一体誰のものだろう。
近づけて見ると、ライラックの香りが微かにした。
ミュリンだ。知らぬ間に私の片手棍の柄に貼り付けていったのだ。
白魔道士が武器を取る時、それは危機的な状況に他ならない。
私の行動を予測してか?
何があっても生きろと彼女が言っているのだと思った。
ならば、私は精一杯応えなければならないだろう。
戦闘の痕跡は降り積もる雪に覆われ見えない。
かなりの時間が過ぎているようだった。
パールに話しかけても返事がない。
この下にあるいは仲間が埋もれているかもしれないがもはや確認のしようがなかった。
軋む身体を起こし、雪を踏みしめ氷河へ向って歩き出した。
823【さすらう者】12:05/03/18 04:06:32 ID:QXlj73mg

ふらつく足を引きずり、氷河へと辿り着いた私の目に映ったのは
累々と横たわるオークと仲間の屍だった。
駆け寄ることもままならず、這いずるように近寄って一人ずつ抱き起こしては名前を呼ぶが
その身体は冷え切って、もはや蘇生魔法も受け付けない状態だった。
「なんてことだ・・・」私一人が生き残ってしまったのか?
ミュリンは?彼女はどうなったのだ?
鉛の様に重い身体に鞭打って、私は彼女を探した。
屍の原が途切れる頃、崖の下で動くものが見えた。
オークどもだ。何かを奪い合うように群がっている。
私は崖っぷちまで進むと下を覗き込んだ。
2匹のオークが向かい合うようにして白いものを挟んで腰を打ち付けている。
周りで見ているオークどもは片手を白いものに伸ばし、片手は股間の辺りを弄っている。
それを取り囲むようにオークの輪が広がっている。
何をしているのか分からず身を乗り出した時、片方のオークが赤い糸束のようなものを
引き上げ他のヤツと交代しようとしていた。
なんということだ。白い固まりに見えたのはミュリンだった。
オークどもは寄ってたかってミュリンを嬲っているのだ!
824【さすらう者】13:05/03/18 04:07:19 ID:QXlj73mg

もはや抗う気力も残っていないらしいミュリンは成すがままにされている。
外気に晒され血の気を失った白い肌には赤黒い醜い手の跡がいくつも浮かんでいる。
その光景はおぞましいの一言だった。怒りと憎悪がふつふつと湧き上がる。
だが、私は無力だった。己の身体さえ満足に動かすことが出来ない。
己の無力さを呪い、アルタナに祈った。
誰か彼女を助けてくれ!

ひゅん。一瞬、風が吹いたのかと思った。
周りを取り囲んでいたオークの壁が崩れた。
ミュリンを掴んでいたオークも異変に気がつき、顔を上げる。
その首が次々と落ちていく。
動くものがなくなった世界に、カチャンと剣を鞘に収める音が響く。
そこには雪よりも白い甲冑を纏った白髪のエルヴァーンが立っていた。
マントが風になびき、舞い降りた白い鳥のようだった。
おそらく女だと思われる人物はマントを外すと横たわるミュリンに掛け、抱き起こした。
825【さすらう者】14:05/03/18 04:09:00 ID:QXlj73mg

彼女の手が動き、マントを掴む。生きていたのだ。
しかし、その喜びも束の間だった。
2人で何か言葉を交わした後、ミュリンは祈るように跪いた。
謎の女は立ち上がると剣を抜き、彼女の首筋に当てると躊躇なく引いた。
血が吹き上がり、彼女と女を赤く染めて行く。
「何故だぁ!!!!!」
絶叫する私を女は眉ひとつ動かさずに見つめていた。
氷のように冷たい目をして。
女に掴みかかるように手を伸ばしたところで私の記憶は再び途切れた。

目覚めた私は見覚えのない天井を眺めている。
彼女は事切れる瞬間、確かにこちらを見た。その唇は「生きて。」と言っていた。
ああ、生きてやる。必ずあの女を探し出し、この手で殺すために。

【さすらう者:了】
826名無しさん@ピンキー:05/03/18 04:12:48 ID:QXlj73mg
<キャラフェイス>
ミュリン エル♀ F4赤髪
ヴァーヴズ(スカイワンダラー) ガル F5茶髪
827名無しさん@ピンキー:05/03/18 04:18:59 ID:QXlj73mg
微どころかエロくないような気がしてきた

ごめんなさい、ごめんなさい('д` ;)
フラガラック書いてたらこっちが急に書きたくなったんです
反省してます
大人しくルナの続き書いてきます (つд⊂)
828名無しさん@ピンキー:05/03/18 07:51:23 ID:p5Cw3un2
毎回良質なお話をありがとうございます。>ルナの中の人

個人的には非エロ歓迎なんだけど、スレ違いになっちゃうのかな?
でも続きが激しく気になる…
よかったら続きキボン
応援してま〜すヽ(´∀`)ノ
829名無しさん@ピンキー:05/03/18 08:22:16 ID:ZYkX0QUl
何故だぁ!!!!!



もったいない・・・
830名無しさん@ピンキー:05/03/18 08:43:36 ID:QsQWoedz
スバラC!!!!!GJ!
いやぁ一気に読んじゃいました。
タルエロスキーだからルナの話も好きだけど
この話も萌えて萌えてたまりまへんなあ
831名無しさん@ピンキー:05/03/18 10:19:05 ID:5a0MtU9q
エロい神こね〜かな…


832名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:38:50 ID:9XathwLf
細かいけど,ちょっと気になった事が。

『ガルカ族は亡くなると転生する』ではなく,
『死期が近付くと転生の旅に出る』だった気がする。
833名無しさん@ピンキー:05/03/18 22:57:34 ID:rRpNpsjP
ルナの中の人です

>832
そうです。
ミュリンが聞いた噂話が『ガルカ族は亡くなると転生する』
というものだったと考えてください。
他種族には『転生の旅に出る』と言う事が理解できないので
誤解や曲解された話が流れている。
と説明いれるのもあれなんで、ぶっ飛ばしました m(__)m

ヴァーヴズの話は三部作で大まかなストーリ出来てるんですが
元がノーマル板向けなのでエロくないんです (つд⊂)
四部作に軌道修正して、エロあるのだけ投下とか考えてます。

834名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:17:15 ID:Fd9v9y86
ズヴァのオークでも殺しに行くか・・
835名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:33:30 ID:FQ6tPwnz
彫金師の俺様の心の拠り所だからやめてやめて
せめてトルーパーには手を出さないで
836名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:38:37 ID:8dLmm0Rz
にどめまして。2UGAYDVWです。
前回の続編にあたるものが書きあがったので、
ちょっと長くなっちゃったんですが、またお付き合いいただければとおもいます。
えっと、ヒュム×タルです。今回も…。
837名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:42:00 ID:8dLmm0Rz
ロランベリー耕地・光曜日・お天気晴れ。

うとうとと眠ってしまいそうな日差しの中、私は相棒カーくんとともに
最近増えたもう一人の相棒を待っていた。
新しい相棒の名前はヤマト。ヒュームの獣使いだ。
私は以前彼に…まぁいろいろとヒドイことをされたわけなんだけど…
彼のまっすぐで憎めない性格のせいで強く言うことができなくって
また、獣使いと召喚士の能力の相性がいいということもあり、
なんだかんだで2人でよくつるむようになった。
「トララちゃんおまたせっ」
心地良い日差しに当たってぼーっとしていると頭上から声がかかった。
見上げると満面の笑顔のヤマトがいる。
つられて笑顔を作ると、彼はうきうきと私の隣に腰掛けた。
ここでその日の予定のミーティングをするのが私たちの日課になっているのだ。
「今日は何しよっか…」
「トララちゃんと一緒なら僕どこでもいーよ♪」
…恥ずかしげもなくそういうセリフをいうかなぁ…しかも超笑顔で。
胸がきゅーとなって顔に血が上ってくる。きっと私真っ赤だ…。
動揺して「あー」とか「うー」とか意味不明な言葉を発していると
背後から笑い混じりの声が聞こえた気がした。
が、後ろを振り返っても誰もいない…。いや、違う。…インビジか。
「ちょっと…隠れてないで出てきなさいよ…」
なんとなくその気配の主に心当たりがあって半ばうんざりとしながら問いかける。
ぴたり、と周囲の空気が止まって、ボソボソとなにかを話す音がして
直後、唐突に2人の人間が目の前にあわられた。
ニヤニヤしながら「へぇー」「ふーん」などとこちらを見て一人納得しているヒュームの吟遊詩人。
気まずそうな申し訳なさそうな顔をしながらでもやはり頬がニヤけているタルタルの白魔道士。
838名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:47:12 ID:8dLmm0Rz
「もぉ!ユーリっ…あと付けてきたんでしょ!?」
「えへへへ…ばれた?」
吟遊詩人ユーリは、ぺろりと舌を見せてバツの悪そうな顔をして視線をそらす。
横目でちらりとこちらを確認するとあわてて耐火カロルを演奏しだした。
いけないいけない、怒りのあまりイフリートが出てしまっている…。
「それに…なによぉ、マルーまで一緒になって…」
「いやぁ…あまりにヒマだったので、つい。」
白魔道士マルー=ルルーは気まずそうにうつむくとそのちいさな手で頭を掻いていたが
彼も横目でこちらを見たあと、やはりあわててバストンラを詠唱し始めた。
どうやら今度はタイタンが出てしまっていたらしい…。

私とユーリとマルーはLSの仲間で、全員後衛職をしてるとあってかなり仲がいい。
実は数日前から、最近いつも出かけてるけどどこ行ってるの?と問い詰められていたのだ。
こういうときのヤツらの勘はものすごい。普段は出かけてても何も言わないくせに…。

「もぅ…インビジかけてまで盗み聞きなんて趣味悪いわよ?」
2人のまったく反省しない様子に怒る気を削がれて、ため息をつきながら精一杯の嫌味を言った。
「ごめんごめん。だって最近トララちゃん全然遊んでくれないしー。」
「だれかとずっと一緒にいるみたいだったから、ちょっと気になって来てみたんですよ」
2人は口々に弁明すると、お互いの顔を見合わせて「ねぇ」と言った。
もはや興味の対象は私には無いようで、不思議そうな顔をして座っているヤマトの方をちらちらと見ている。
こ、これ以上被害が大きくなる前に逃げよう…。
「や、ヤマトもう行こう!」
「ど、どこへ?」
困ったような顔で聞き返す彼に、どこでもいいから遠くへ行きたいと願った私は思わず
「えーっと…フェ・イン!!」と言ってしまったのだが
「じゃあ僕、ヴァズまでテレポしますよ。ねー、ヤマトくん。」
満面の笑みを浮かべたマルーがヤマトの手をつかみ、その傍らでは
「はいはーい!じゃあ私もいくー!」とユーリが元気よく挙手をしていた。
……どうやら墓穴を掘ってしまったらしい。
839名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:52:29 ID:8dLmm0Rz
「…で。」
吹雪の中に不思議な材質でできた建造物が見えてきたところで私は歩みを止めた。
急に止まった私を不思議そうな顔でこちらを覗き込む人影が3つ。
「…な・ん・で、フェ・インまでついてくるのよぉ!」
引きつった笑いを浮かべて私から目をそらすユーリとマルー。
「べ、別に付いて来たわけじゃないわよ?」
「そうそう、僕達も偶然フェ・インに用事が」
「嘘ばっかり!絶対LSで話題にして遊ぶつもりでしょ?もぉ…ヤマトもなんとか言ってよ〜」
ゴシップ(?)大好きな彼らのことだ、きっとLSであることないこと言いふらすつもりなのだろう。
半泣きでヤマトの足元にすがり付くと彼は真顔で「うーん…」と考え込みながら、
私の体をひょいっと持ち上げると顔いっぱいに笑顔を貼り付けてこう言った。
「逃げようか♪」
言うが早いか、彼はものすごいスピードで入り口に向かい走り出すヤマト。
…サポシで来てたのね。私は振り落とされないように彼の頭にしっかりとしがみついた。
その瞳の奥に、あの時と同じ光が宿っていたことに気付きもせずに。

2人を振り切って無事フェ・インに着くと、ヤマトは適当な小部屋に入り私を抱きかかえたまま部屋の隅に腰を下ろした。
タルタルとはいえ人1人を担いでとんずらしたのだ、さすがに厳しかったのだろうヤマトは肩で息をしている。
私はさすがに申し訳なくなって、彼の額に浮かんだ汗を拭きながら
「ごめんね、私の友達騒がしくて…悪い人たちではないんだけど…」と謝罪とフォローを入れた。
するといきなり両手をつかまれて、ぐいっと引き寄せられる。
彼の肩口に顔を乗せるような体性になって、私の長い耳に彼の暖かい息がかかって思わず びくん としてしまった。
それに気付いたのかそのまま耳の縁をを舌でそろっと舐められる。
「トララちゃんの困った顔…やっぱりかわいいね…」
「なっ…!…ちょっと…やめ…」
舐められたまま耳元でささやくように言われて、反論しようとしたけれどそれどころじゃない。
耳から全身に伝わっていく、ぞくぞくとした感覚を耐えるだけで精一杯。
そんな私を楽しそうに横目で見つつ、あの意地悪い笑顔をみせてとんでもないことを言い放った。
「あれ以来我慢してたけど…僕またいじめたくなっちゃったよ」
840名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:58:44 ID:8dLmm0Rz
「ぇ?…ひゃっ!…んんっ!」
その言葉の意味を頭が理解するより前に、ぴちゃん と水音がしたと思ったらぞくっと震えが来た。
「ひゃ…ん…やぁあ…んぅ…」
ぴちゃぴちゃくちゃくちゃと淫靡な行為を連想させる水音が耳いっぱいに広がって、耳の中を舐められているのだと気付く。
ほっぺた側にある突起状の軟骨の裏を舌のざらざらしたところで舐められて、
溜まった唾液をじゅくじゅくと音を立てて吸われたりすると、もう…。
「ああ、やめてぇ…っ…ソコだめ…!」
耐え切れず びくん となって背中が反ってしまう。おなかのあたりがきゅーっとなって自然と目の端に涙が浮かんできた。
このままじゃマズい…!
なんとか逃れようと身を捩ってみるが、ヒュームの腕力でがっちり押さえつけられているのでとてもじゃないが歯が立たない。
せめて顔を動かそうとじたばたしてみるが、顎を彼の肩口でロックされていてわずかに動かすことしかできなかった。
…こ、こうなったら最後の手段…!
「か、カーバンク…ぅ!」
覚悟を決めてカー君を呼ぼうとしたが、詠唱途中で口を塞がれる。
耳からの刺激はなくなっていて、おそるおそる目を開けると目の前にヤマトの顔があった。
私の口を塞いでいる柔かいものが彼の唇なのだとわかって、驚きで目が見開らかれる。
ヤマトはそんな私を見て目だけで意地悪く笑うとゆっくりと私を床へ押し倒した。

今度はそのまま口腔を犯される。
閉じていた唇は彼の舌でこじ開けられ、そのまま上下の歯列の裏側をゆっくりと舐められて
なんともいえない感覚がこみ上げてきた。
自由になった顔を動かして逃れようと思ったけど,逆に両手を一まとめにされて頭上で片手で拘束され
空いた片手でがっちりと顎をつかまれまったく動けなくされてしまった。
歯列をなぞっていたヤマトの舌が今度は空間に伸びてきて、いとも簡単に舌をからめとられてしまう。
「んんっ…ん…ふ…っ」
絡めとられた舌をそのまま軽く吸われると鼻から甘い声がもれてしまって、とたんに恥かしくなった。
でもそのまま口腔を犯されつづけていたら、そんなことどうでも良くなってしまって…
両手と顎の拘束はいつのまにか解かれていたけど、そのころにはもう思考がトロトロになっていて
抵抗することさえ忘れてしまっていた。
841名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:05:23 ID:8dLmm0Rz
私が抵抗しなくなったことを確認するとヤマトは私から口を離してうつぶせの状態にさせた。
火照った頬に当たる、ひんやりとした床の感触がキモチイイ。
気持ちよさに身を任せ目を閉じて深呼吸をしていると、両腕に感じる違和感に気付く。
「え…?」
さっきと同じ…ううん、それよりもがっちりとホールドされて動かない…!
ハッとして後ろを振り返ると、見覚えのある縄で両手をひじを折り曲げた状態で固定され縛られていた。
「それ…っ!私の…!」
「えへへ、借りちゃった♪」
悪びれもなく「ふふっ」と笑うヤマト。
私の両手を拘束しているのは愛用の修道士の荒縄だった…。

あまりの事態に呆然としていると、ヤマトの手が私のスパッツにかかる。
――脱がされる…!
そう思ったときにはすでにおそく、抵抗する余地なく下着ごと一気に引きずりおろされてしまった。
下半身が冷たい外気にさらされる。そして明らかに感じる視線。耳に入るくすくすという笑い声。
「やだぁ…っ…!みないでぇ……。」
「トララちゃん…触ってもいないのにこんなにしちゃったの?」
「あぅ…」
「あーあ…パンツに糸引いちゃってるよ…?びしょびしょに濡れちゃってるし。」
耳への愛撫とキスだけですでにぐちゃぐちゃに濡れていたソコを見つけられ、
さらには恥ずかしい言葉で嬲られて、情けなくって恥ずかしくって涙が出てきてしまう。
泣き出した私を気にすることもなく…むしろ より嬉しそうな顔をして、ヤマトが下着とスパッツを私の足から抜いてしまい
下半身裸に靴だけ履いているという情けない格好にさせられてさらに恥ずかしさが増した。
そしてそのままぐいっと腰を持ち上げられ膝をつかされる。ちょうど、手をつかない四つんばいのような格好だ。
「あぁ、これだと良く見えるよ。トララちゃんからは見えないだろうからちゃんとどうなってるか教えてあげるね?」
「…っやだぁ…やめてぇ…言わないでぇ…」
すっかり弱々しくなってしまった私の制止をさらりと無視し、ヤマトは私のお尻を両手でつかみ、親指をその下にある割れ目にそっとあてがう。
すこしの間、楽しそうにソコをさすったりお尻を軽く揉んだりした後、「いくよ〜」と軽く言うとぐいっと左右に割り開いた。
842名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:08:18 ID:8dLmm0Rz
「あぁ…!」
にちゃ…という音とともにぽってりとしたお肉の内側に隠れていた秘所が外気にさらされる。
絶望とも喜びとも思えるような声が自分の口から漏れた。
そして感じる突き刺さるような視線。
…そんなに…見ないでぇ…。
「すごいたくさん出てるよ…。ああ、どんどん出てくるね。もしかして見られて感じちゃってるの?」
「いやぁ…違…っうもん…。」
「じゃあどうしてこんなになってるの?溢れさせちゃって周りまでヌルヌルになってるくせに…!」
「……っ!やめてぇ…おねがい……」
「ほら!今また出てきたよ…。ねえどうしてこんなに出てきちゃうの?」
「いや…いやぁ…許してぇ…」
「ふふ、こんないじめられて濡らしちゃうなんて…本当いやらしいコだね、トララちゃんは。」
「ああっ…!違ぅ…ぅ…はぁぁ…あぁ…!」
貶める言葉を次々に言われて、涙が顔をつたって床にぽたぽたと落ちていく。
それでも私の秘所からは喜びを示す愛液がどくどくとあふれ出ていて、その事実に愕然としつつも余計に感じてしまう。
やがて、私が悶える様子をしばらくの間楽しそうに眺めていたヤマトが、さらに嬉しそうな声で言う。
「いやらしいコにはお仕置きが必要かな…♪」
とっても…とっても嫌な予感がする…。

「ちょっとここでまってて。」
そういうと立ち上がって部屋を出て行った…と思ったが顔だけもう一度部屋の中をのぞいて
「あ、魔法使ったら隣からモンスター来るからね?」
と、しっかりと釘をさして出かけていった…。
今のうちにどうにかしなきゃと思ったが、腕を縛られているので起き上がることすら容易ではない。
しかもヤマトの帰りは意外に早く、私がなんとか起き上がり尻餅をついたところで戻ってきてしまったのだった。
…その傍らに3匹の小さなコウモリたちを従えて。
843名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:10:28 ID:FQ6tPwnz
かーくん×樽もいいかも
844名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:11:00 ID:8dLmm0Rz
「トララちゃんの友達…」
「え?」
「やっぱりフェ・インに来てるみたいだね。」
「う、うそ…!」
「ほんとだよ。今さっきこっちに向かってた。あ、ほら…」
ヤマトが人差し指を唇に当てたので耳を澄ませてみると、たったったっと確かに2つの足音が
部屋の前を通り過ぎていくのが聞こえた。
聞き違うことない彼らの話し声とともに。
「ね。だから…あんまりおおきい声出すと、恥ずかしいところ見られちゃうよ?」
そういって、ヤマトは心底楽しそうに笑った。
もしもユーリとマルーにもしこんなところを見つかったら…!うう、想像したくない!
幸か不幸か、そんなこと想像する暇も与えられなかったけど…

腕を縛られている荒縄は一重にしか通されていなくて、結ばれていない部分が左右ともにだいぶ余っている。
腕を縛られている箇所から2本のロープが出ている、と言ったほうがわかりやすいかもしれない…。
ヤマトはつれてきたコウモリのうち左右の2匹に一本ずつその荒縄の端を噛ませた。
…何するんだろう?
そう思った瞬間、体が上へ引っ張られた。
頭上ではばさばさという羽音が聞こえている。
どうやらコウモリが上昇を始めたために引き上げられているらしい。
小さいコウモリとはいえその力はバカにはできないほどあり、タルタル1人を引き起こすことなど造作もないようだった。
ぐいぐいと少しずつ引き上げられ、やがて膝を浮かされ立たされる。
が、中途半端な高さにしかあげられずに、脚を開かざるを得ない体勢にさせられてしまった。
ヤマトはそれを満足げに見つめると先ほど散々視姦された私のアソコに手を伸ばしてきた。
ヤマトの人差し指と中指が割れ目をゆっくりと往復するたび、私の下の口がだらだらとよだれを垂らすのがわかる。
…ヤダ、期待…しちゃってる…っ…!
そう自覚した瞬間、今まで以上にどくどくとお汁が溢れてきて、まだたいした刺激も受けていないのにあっという間に太ももまで濡らしていった。
「はぅぅぅ…あぅ…んんん…!」
「ああ、すごいよ。こんなにびしょびしょになっちゃって…。ほら、聞いて…!」
845名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:13:09 ID:8dLmm0Rz
そういうとヤマトはわざと音を立てるようにして、でも一番感じるところにはけっして触れないようにして激しく往復させると、
ぐちゅぐちゅ…ずちゃずちゃ…と湿った水音が狭い部屋の中に響き渡って嫌でも聴覚が刺激される。
「聞こえる?トララちゃんのえっちなお汁の音だよ。びちょびちょいってすごくいやらしいね…」
「ふぁ…やだぁ…あぁぁ…あぁ…っ…はぅぅ…お願い言わないでぇ…!」
「嘘。イヤラシイ言葉で感じちゃう変態のくせに…!」
「あぁぁ、違…違う、よぉ…やぁ…ぁあ…っ…」
「ああ、ほら、床にまでぽたぽた垂れてきちゃったよ?ふふ、今からこんなじゃ水たまりになっちゃうね…。」
「…そ…んなぁ……あぁ…っ………っ…―――――!」
その言葉を聞いた瞬間、一瞬だけ頭が真っ白になってしまって。
…軽くイっちゃった…。
すぐに正気は戻ってきたけど、体はそうは行かなかったみたいで…
ヤマトが意地悪い笑みを浮かべながら入り口付近を確かめるように触っている。
「こんなにヒクつかせちゃって…」
「ふふ…言葉だけでイきかけちゃうなんてやっぱりいやらしいコだね、トララちゃんは。」
くすくすと笑い混じりに言うと、私から手を離して反対側の壁際に行って腰を下ろした。

…何のつもりだろう…。
こういうときは何かすっごく嫌な予感がする。
まぁご多分に漏れず見事に的中するわけで…!

「はあぁぁああぁ…っ!」
突然下腹部に走るものすごい快感。
「やぁっ!やだっ!何…ぅ」
あまりの刺激に目を開けないでいると、急に口を塞がれる。
なんとか目を開けてみると、ヤマトが手で私の口を塞ぎ唇に人差し指を当てて
「静かに」というジェスチャーをしていた。
ああ…そうかユーリとマルーがいるんだった…!
ばれる訳にはいかない。そう思って口をぎゅうっと閉じると意地悪く笑いながらヤマトがうなずくのが見えた。
「んんっ…!んーー!ふぁ…っ…!…っ…!」
必死にこらえてはいるものの、この快感の正体はわからない。
ヤマトはそんな私をにやにやと眺め、私の頭上を指差した。
846名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:16:57 ID:8dLmm0Rz
「な…、なに…?」
見上げた先には小さな黒い物体。それにつながる紐状の…
「あ、ああぁ、そんなの嫌…!」
わかってしまった。
コウモリ、だ…。
荒縄の端を持ったコウモリのうちの一匹が、私の足の間を通って前に来たのだ。
そして、コウモリは今私の頭上高く飛んでいる。
つまり…コウモリが羽ばたくたびに、私のアソコに荒縄がぐいぐいと押し付けられているわ、けで…っ
荒縄のざらざらとした感触が散々トロけさせられた私のアソコを容赦なく責める。
膝ががくがくとして倒れこみたい衝動に駆られるが、前後からコウモリに持ち上げられて許されない上に
倒れそうになって下へ体重がかかればかかるほど、秘所に荒縄が食い込むハメになるのだ。
「ああぁ…ああっ、あっ…はぁっ…」
もはや声を抑えることもできず、私は喘がされ続けた。
そしてだんだんと思考が白みがかってきて、上り詰める準備をし始めたそのとき。
「ああああっ!ああ、あああっ!」
再びソコを襲うものすごい快感。朦朧とした視界の中、私はもう一匹のコウモリを見た…。
そのコウモリは荒縄を持っていない1匹だった。そいつが今、私のアソコを責めている荒縄に
いろいろな方向から体当たりをしていたのだ。
ぴぃんと張った荒縄に体当たりをされるたびに目の前がフラッシュするような刺激が走り、
そのたびに私の体はオモチャのようにびくんびくんとはねた。
「あ、あぁ…、はぁ、あ…っ!くぅ…んっ…やだぁ…ヤマトぉ…」
「ん…?」
助けを求めて名前を呼んでみるけれど、「どうした?」と言わんばかりに冷ややかな返答。
それでも助けを求めずにはいられなくて、ぐずぐずと泣きじゃくって懇願する。
「ヤマト…もぉっ、許してぇ…!あぅ…ぅ…」
「そんなに気持ちよさそうなのに…?縄がびしょびしょになってるよ?床ももう水たまりだし。」
「こんなエッチな顔して、口の端からヨダレたらして…何よりそんなに腰振っちゃって、許して、なんて説得力ないよ?」
「…っ!」
痴態を暴かれて何もいえなくなる。
そう、私は助けを求めていながら、押し寄せる快感に抗えず自ら腰を振っていたのだ…。
「っ…あああ…ああ、あ、―――――っ!!」
暴かれてしまうと堕ちるのは早い。私は乱れて腰を振り、その後程なく絶頂を迎えた。
847名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:19:27 ID:8dLmm0Rz
シュゴゴゴゴ……シャキーーン!
どうやらまた気を失ってしまったらしい…。
クリスタル合成の音と食欲を刺激する甘いニオイで目を覚ました。
「あ、おはようトララちゃん!」
満面の笑みのヤマト。その手には水のクリスタルが握られている。
「アップルパイ焼いたんだ♪これからジュース絞るけど何がいい?」
…その前に何か言うことはないんだろうか、と疑問を持ちつつも
トララは目の前のアップルパイ+1の魅力に勝てずに
「オレンジジュース…」とつぶやいたのだった。
                                   *end*
848名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:28:14 ID:8dLmm0Rz

今回は言葉責めに重点を置いてみたんですが、それに対して行為がいまいちエロくなり
ませんでしたヽ(;´д`)ノ
本当はコウモリプレイがもっとエロく、もっと長かったのですが、
あまりにくどかったため悩んだ挙句没稿となりました。南無。
その他いろいろつっこみどころもあると思うのですが見なかったことにしてくださると嬉しいです…。
もし次回を書く機会があれば…次はサイドストーリー的なヒュムものになるかなぁとおもいますです。
では今回も長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

単純なエロ物って簡単なようで難しいですよね…。自分も巨乳ミスラ・ミカさんは大好きでした(*´д`*)
849名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:50:14 ID:DypdTcIg
タル♀に鬼畜獣プレイ最高ですハァハァハァハァハァハァ(*´Д`)
850名無しさん@ピンキー:05/03/19 02:42:13 ID:HtmiBeGd
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
ご当地エロ最高
挿入がないのがアアン焦らし上手な感じで尚よろしい
851名無しさん@ピンキー:05/03/19 04:22:44 ID:aH8YVaox
がんばれトララちゃん!それいけトララちゃん!
タルエロだめだったけどトララちゃんには萌えるよ!
次の巡業楽しみにしてます!!
852名無しさん@ピンキー:05/03/19 06:34:40 ID:Zq9j/Wt+
ヤ、ヤマトかわえええええ!!!
大好きです!!(*´Д`*)
次のご当地プレイはなんだろう(*´Д`*)わくわく
853650:05/03/19 09:35:23 ID:lhaJZIJP
おはようございます 650です。
性懲りもなく再びレズもの上げます。
ジャンル的に受け付けない方は回避お願いします。
区切りが分かるように題名を入れておきます。

前半 エル♀F4Axエル♀F6A レズアナル物
後半 エル♀F5Bxカー君
854【未知の扉:1】:05/03/19 09:37:05 ID:lhaJZIJP
場所はバタリア丘陵北海岸。春の日差しが暖かい昼下がり。
人気の無いその場所に霊獣カーバンクルとともにいるエルヴァーンの少女リマの姿が見て取れた。
時間的に少し遅い昼食を取ろうと草原にゆっくりと大きなお尻を下ろし前に足を投げ出し鞄からお弁当を取り出す。
並べられたのは豆のスープに白パンを二つ。まだ駆け出しの頃に良くサンドリアで食べていた昼食。
食べ飽きた感はあるものの安く済ませるには仕方なく選択した食事だった。
白パンを一口サイズに手で千切り、口に運んでいく。細かく噛み砕いて飲み下し豆のスープで口を湿らす。そして長いため息を吐く。
「はぁ〜また値上がりしてたな〜」
暗い顔をして再び白パンを細かく千切って、豆のスープに少し浸け口の中へ運んでいった。
彼女のため息の原因は今朝競売で眺めていたバーミリオンクロークの値上がりであった。
後衛装備として優秀な性能を秘めている胴の装備品で彼女はこれを買うために日々虎狩りをしてお金を貯めていた。
価格のほうはほぼ安定していたのだが昨日に比べ今日の一番の落札金額が先日の最終を10万ほど上回っており、それをみて落胆の色を隠せなかった。
朝から憂鬱な気分になってしまってか、普段より狩りのペースは遅くかついつもは居ないライバルが今日に限って2〜3人いたため
いつもの半分程度の戦利品しか鞄の中には詰まっていなかった。
855【未知の扉:2】:05/03/19 09:37:56 ID:lhaJZIJP
食事を終え、一休憩を済ました彼女は両腕を大きく空に向かって伸ばし、小さな欠伸をしてその場から立ち上がった。
そのとき微かに人の声がしたのを耳にし、きょろきょろとあたりを見渡した。
だが辺りには人影は無く静かな風がそっと彼女の紅い髪を撫ぜていく。だが、静まり返ったところにまた同じような声がリマの耳に入ってきた。
錯覚ではなく今度はどの方角から聞こえてたのかを察することができ、リマは不思議に思いつつ声のした方向へと歩みを進めた。
進んだ先には大きな自然で出来た洞窟のようなものがぽっかりと開いていた。
「こんなところあったんだ...」
恐る恐るその洞窟の中へと足を踏み入れていくと奥から微かな光が漏れており息を殺してゆっくりと奥へ向かって歩いていった。
そこに人影が二つ、暗いながらも唯一あるキャンドルの光源が二人の容姿がおぼろげに浮かび上がらせていた。
一人は赤魔道士のアーティファクトに身を包み長い銀色の髪が綺麗に垂れていた。
長い耳が特徴のリマと同じエルヴァーンの女性。羽根付き帽子は近くに置いておりその視線はもう一人の女性に向けられている。
もう一人は赤魔道士と同じくエルヴァーン、衣類をまったく身につけておらずブロンドの髪を後ろに二つにおさげにくぐって
四つん這いの姿勢で頭を低く下げ、お尻を赤魔道士のほうへ高く上げていた。
856【未知の扉:3】:05/03/19 09:38:43 ID:lhaJZIJP
「あぁん...アリシアおねぇさまぁん.....」
その声を発したのは四つん這いになっている女性のほうで近くに綺麗に折りたたまれている衣装から白魔道士であることが予測できた。
しかし、リマはそんなことは眼中になく二人の行為に見入ってしまった。
高く上げられたお尻にはアリシアと呼ばれた赤魔道士の細い2本の指が白魔道士の秘所へ侵入していた。
くちゅくちゅと淫猥な水音が洞窟のなかで静かに木霊し、リマは生唾をごくっ飲み下す。
無意識のうちにその場に座り込み食い入るようにその光景を凝視していた。
アリシアは白魔道士のお尻にそっと口付けすると秘所から指を抜き両手でお尻を押し広げた。同時に白魔道士の吐息が漏れる
お尻の間から小さくすぼまった菊門がアリシアの前に姿を現した、それを彼女はぺろッと舐めあげる。
「あっ!イヤ...おねぇさま..そっちは....汚いよぉ....」
白魔道士はぶるっと体を捩じらせるとたわわに実った乳房が大きく揺れた。それはリマの倍ほどはありそうなほどふくよかさを誇示していた。
乳房は揺れはしたものの肝心のお尻はアリシアの両手に押さえつけられたまま、再びその菊門を舐めあげられた。
「んふぅん...レイナそっちはだめですぅ...」
白魔道士は甘えた猫なで声でアリシアに行為の中断を求める。その言葉にまったく耳を貸さずにアリシアはそこを責め立てた。
自ら唾液を潤滑油にし狭い入り口を舌で抉じ開け、それをその中へ侵入させた。
「あっ...はぁん..おねえさ...ま...やん...」
そこ声は決して嫌がってる様子はなく、快楽を訴えるようにアリシアの耳に届いた。
アリシアは近くに置いてある小さな容器の蓋を器用に片手で開けると中に詰まっている乳白色の粘り気を帯びた液体に中指を浸し
多量にそれを掬ってレイナの菊門に塗りつけた。そしてまたその液体に指を浸し掬いとると今度はゆっくりと指を菊門の中へと沈めて入った。
「やっ...はいってくるぅ...あはぁん....あっ」
857【未知の扉:4】:05/03/19 09:39:27 ID:lhaJZIJP
レイナは甘美の声をあげる。満足げにアリシアはにやりと笑い、ゆっくりと中指の前後運動を開始させた。
その動きに答えるようにレイナは時折身を捩じらせ重力にしたがって垂れている大きな乳房を揺らしていた。
信じがたい光景にリマは瞬き一つせず、時折唾を飲み込みカラカラに乾いた喉を潤していた。
アリシアは容器に指を浸し、待ち受けている菊門へ時間をかけて抽送を繰り返しているうちに中指だけではなく
人差し指,そして薬指を増やして3本の指がレイナの排泄口を拡げ快楽へと導いていた。
いつもは排泄することが目的であるそこが今は貪るようにアリシアの指を飲み込もうと肉の壁が蠢いていた。
アリシアは彼女の足を軽く持ち上げるとそれを軸にレイナは体をごろんと仰向けにその場に寝返りをうつ。
しかしレイナの菊門はアリシアの指をきつくくわえ込んだまま離そうとはしなかった。
細い体には不釣合いの大きな胸をアリシアが力強く揉みしだく。細い指が胸の中に飲み込まれ弾力のある乳房はさまざまな形へと変化を遂げていた。
「あはん...あっ...ん...」
アリシアは深々とくわえ込んまれていたレイナの菊門から、するりと指を引き抜くとわずかだが指先にふやけたような皺を作った。
「ふぁん!」
レイナは自由にとき離れた拍子につい声が漏れてしまう。
858【未知の扉:5】:05/03/19 09:40:21 ID:lhaJZIJP
アリシアはレイナに体をあわすように上に乗りかかると、唇を重ねはげしく舌を絡め二人の唾液が口の周りを濡らし
小さなキャンドルの灯火に反射し艶かしく輝いていた。二人の口付けは長く淫猥な音を立てて、お互いの気持ちを昂ぶらせていった。
両手はレイナの両胸にあてがわれ体を支えると共に手から溢れこぼれる乳房を乱暴にもみしだく
胸に比例して大きな乳輪の中央に堅く聳え立つ乳頭があった。それをアリシアは少し乱暴に噛み、やや上目遣いでレイナの表情を拝む。
「ああん!はぁあん。もっと...もっと強く!いぃのっ!」
汗とも唾液とも区別がつかないものが多量に乳房を濡らし、リマの目に飛び込んでくる。口は呆けたようにぽかんと開けこの状況を見守っていた。
激しい愛撫の後に少し間が空き、アリシアが鞄から何かを取り出してきた。直径4センチぐらい長さが50センチほどの棒状の物体。
通称「みすらのしっぽ」と呼ばれるそれはこのヴァナでは希少である女性カップル用の愛玩具であった。
両端には男性器を模った少しこぶのあるいびつなものだった。
その先端をレイナの口元にもっていくと愛でるように周囲を嘗め回し、口に含んで貪るように舌で愛撫する。
同様に反対側をアリシアもレイナと同じように舌を使ってそれを綺麗にしていく。リマの目には何かの儀式のようにその光景が映る。
やがてアリシアはそれを取り上げるとレイナの股に割り込むように座りなおす。
レイナも足を開き腿を自分で抱え込むように大事な部分をアリシアへ良く見えるように腿を自分で抱え込む。
手に持ったミスラのしっぽをレイナの秘所ではなくそのややしたの菊門へとあてがった。
「やん...おねぇさま..そっちは...」
首をもたげ眉をよせ哀願のまなざしをアリシアに送るが、彼女は見向きもせずやや力を入れそれを中へと入れていく。
若干..最初に抵抗はあるものの「ぱくっ」とレイナの排泄口はそれを受け入れどんどん体内へと咥え込んでいく
859【未知の扉:6】:05/03/19 09:41:17 ID:lhaJZIJP
それはまるでエルヴァーンにもミスラのような尻尾が生えたようにも見えた。
「うぅ...いやらしいレイナをみないで...あん...あぁあん!!やぁん!」
自分で自分を昂らせるように自虐の言葉でレイナは一層に感じているようだった。
アリシアがそれを動かすたびレイナは喘ぎ、その声は徐々に大きくなり見ていたリマは一瞬正気に戻ってしまった。
(誰かきたらどうしよう...)
心の中で呟きふと後ろを振り向くとカー君と目が合いしばらく見つめあった後、また現場へと視線を移した。
*覗き見は良くないよ。誰か着たらどうするんだい?僕は責任取れないからね。
とカーバンクルはリマに伝えるがそれは空しくも彼女には届いていないようだった。
そしてレイナの喘ぎ声は抑えるどころかより一層大きくなりその状況をリマはいつの間にか親指を咥えて見入っていた。
「はぁああんん!いいの!レイナお尻すごくいいのっ!!もっともっとぉ!」
アリシアは服を着ていて分からないが額には汗がにじんでおり、レイナが達するよう幾度となく抽送を繰り返した。
やがてレイナの声質が切羽詰まったような喘ぎへと変わっていった
「だめぇ!レイナ、イッちゃう!おねぇさまあレイナ、もぅイっちゃう!!」
絶叫に近い叫び声の後レイナは下腹部を中心に全身を何度か痙攣させ、頂点に達したことを伝えた。
「おねぇさま...レイナ...お尻でイっちゃったぁ」
アリシアは一端動きをとめると尻尾を中に入れたまま中央の部分でUの字に折り曲げ反対側の先端をレイナの秘所へとあてがった。
「いやぁん....」
レイナはアリシアの考えてることがわかり、気だるい体を動かすことなく小さくこぼした。
レイナの秘所を指で押し開くと奥から無色の液体が溢れ出て、それをしっぽの先端に満遍なく刷り込むと一気にレイナの秘所へとそれを挿入した。
860【未知の扉:7】:05/03/19 09:42:07 ID:lhaJZIJP
「.....っ!」
レイナは背中をのぞけらせ快感を訴えた。両手を使い秘所と排泄口にくわえ込まれたミスラのしっぽを激しく抽送を繰り返した。
「あぁぁん!だめっ!!!レイナ...狂っちゃう!!だめええぇ!!」
バタバタと身じろぎしながら悶えるレイナには目もくれずアリシアは彼女を絶頂へ再度導くように両手を動かし続けた。
しばらくしミスラの尻尾が一瞬淡い光に包まれたかと思うと、それ自身が自ら動き出しているのにリマは気がついた。
最近一部で知られだしたアニマと言われる物質を使って道具に魔法を付加させる合成方法。
ミスラのしっぽもその合成方法を使われており、力を解き放つことによって自ら変幻自在に動き出す仕組みになっていた。
「おねぇさまあ!イッちゃう〜!!レイナまたイッちゃう!だめだめええええ!」
その声と同時にびくっびくっびくと3回ほど全身を震わせると小さな痙攣を繰り返しレイナはそのままぐったりと横たわった。
糸の切れた人形のようになって彼女は動きを止めた。ときおり生理反応のように下腹部が痙攣してるのが見て取れる。
そんな彼女にアリシアは軽く口付けし、その口を首筋へ胸へとキスの雨を降らせた。レイナは満足げに目を閉じ、しばらくすると規則正しい寝息が聞こえてきた。
アリシアはたたんでいた彼女の服をゆっくりと体の上にかぶせてあげる。とその時アリシアが洞窟の入り口を振り向いた。
「....」
アリシアとリマと丁度目が合い、微かな微笑みを彼女はリマへ送った。
呆然としていたリマだが慌てて立ち上がり一目散にその場から逃げようと脱兎のごとく駆け出した。
(ごめんなさい....ごめんなさい...ごめんなさい)
心の中で何度も謝り、近くにあった地下壕へと向かって夢中で走っていった。
861【未知の扉:8】:05/03/19 09:54:31 ID:ffgnbJEs
それから1時間ほどたち、リマは地下壕で身を潜めていた。
バタリアに点在する地下壕は古墳につながる道がある場所も中にはあるがそこで行き止まりになっていて人の気配は一切なかった。
何度も何度も先ほどの光景が頭をかすめ、その度に股間が熱くなるのをリマは我慢ができなかった。
三角座りをし両脚を抱え込み小さく丸まっていた。座ったままの姿勢でそのままごろんと横に転がり、目線が同じ高さになったカーバンクルに視線を送る。
*なにさ。
ぶっきらぼうにカーバンクルは答える。普段なら午後の虎狩りに向かってるはずだが当の主人はこのざまである。
「うんん...なんでもない...」
ふてくされてリマは目を閉じる。そしてまたあの光景が頭をよぎって悶々とした気分はより一層高まっていくだけだった。
「ひゃうっ!」
リマは急に素っ頓狂な声をあげる。その原因はカーバンクルがリマの大事なところをチロっと舐めたからだった。
*こういうことをしてほしいんじゃないの?イヤならしないけど
無愛想にカーバンクルは言い捨てる。その言葉にリマは鳩が豆鉄砲を受けたように目をまん丸に見開いて驚いた。二人の間にしばらくの沈黙...
ぶるんぶるんと首を振ると慌てて立ち上がりスパッツに手を掛け下着と共にひざのところまで降ろし、再び三角座りでその場に座り込んだ。
862【未知の扉:9】:05/03/19 09:55:16 ID:ffgnbJEs
素肌で触れる石の床が火照ったお尻にひんやりと気持ちいい。準備が出来たことを声に出さず目でカーバンクルに訴えかける。
カーバンクルは小さな体を利用して足のわずかな隙間にもぐりこみ露になった割れ目をしたからペロっと舐めあげる。
「あっ..あぁ...あん」
カーバンクルの一舐めごとにリマは小さく喘いだ。先日味わったシヴァとは違うものの丹念に愛撫し、リマは人差し指をくわえ緩やかな快楽に身をゆだねた。
仔犬のように小さく喘ぐリマに優しく繊細にカーバンクルは愛情を注ぐが、気持ちよさとは裏腹に徐々にリマはじれったさを積もらせていた。
「カー君...もっと...」
小声で催促し、快楽を要求する。
*どうすればいいんだい、僕が分かるわけないじゃないか
さっきと同じでいつになくカーバンクルは無愛想に主人に答える。リマは声にならない程度で口をぱくぱくと動かした。
*きこえないよ
カーバンクルは舐めることをやめ足の間からリマの顔を見上げた。快楽でわずかに上気したほっぺが桜色に染まって綺麗だった。
「....入れて...」
*どこにさ
間髪入れずにカーバンクルの問いかけが返ってくる。心の中では笑いながら....
リマにしてみれば虫の居所が悪いカーバンクルをこれ以上機嫌を損ねないようにと思い、ゆっくりと自分の秘所に手を運び両手でそれを広げて見せた。
「ここに....」
そこに視線を向けると秘所の真ん中辺りにぽっかりと開いた小さな穴がヒクヒクと蠢いていた。
奥から愛液がたっぷりとたまっているのが見え、決壊をまっているダムのような感じだった。
*いやらしいな〜君は。まったく...
863【未知の扉:10】:05/03/19 09:56:43 ID:ffgnbJEs
「...ちがうぅん!」
カーバンクルはリマの中に舌を侵入させた。そして小さな侵入者は勢い良くリマの中で暴れだした。
「んはぁん!あぁあんん!!やぁんん!」
カーバンクルの舌は短く小さいが男性経験の無いリマにとっては丁度良い相手であった。
大きな快感を感じるたびに背筋仰け反らせその振動がカーバンクルにも伝わっていた。何度も何度も仰け反るうちにいつの間にかリマは仰向け状態になって床に背をつけていた。
カーバンクルは口の周りとべとべとに濡らし、時折舌なめずりをして尻尾を振りながらリマを責め続けた。
*そんなに大きな声を出してると誰か聞きつけてくるかもしれないよ
意地悪にカーバンクルは主人に忠告する。言われたようにそれを心配して、リマは両手を自分の喘ぎ声を防ぐように口にあてがい
代わりにカーバンクルは前足を使ってリマの秘所を上手く拡げ次々溢れる愛液を喉を鳴らしながら飲み下していた。
ふとカーバンクルの目にピンク色の芽が映る。それは大きく充血しており彼は誘惑されたようにそれを一度ぺろりと舐め上げる。
「ひゃふん!」
そしてもう一度...
「はぁふ!」
必死で声を我慢しているが、ついつい喘ぎ声が漏れる。弱点を見つけた獲物を料理するように何度も何度もそこを攻撃する。
864【未知の扉:11】:05/03/19 09:57:25 ID:ffgnbJEs
過剰に反応するリマの体に気を良くしてカーバンクルは新たに責め手を考えリマを頂点へと導いていく。
前足の肉球でクリトリスをいじり、潰し、撫ぜて、つつく。得意の舌はリマの中を縦横無尽にかき混ぜる。
リマは右手で口を押さえ必死に声を我慢しながらも、カーバンクルの責めに耐え切れず体を捻り、捩じらせ頭を支点に大きく背中を仰け反らせ快楽に溺れていた。
そんな彼女もついに耐えかねたように断末魔の声を喘いだ。
「だめっ!カー君!!だめ!!もぅ...だめえぇぇ!」
地下壕内で彼女の声が響き渡り産まれて初めての絶頂を向かえ、びくんと大きく体を弾かせる。
同時にカーバンクルは胸の辺りに飛び乗りそこから顔を見下ろすように彼女をじっと見つめた...
絶頂の中、微かにリマの目にカーバンクルが映った。引き返せない扉を開けてしまった..
不安をよぎったのも一瞬、リマは絶頂後に襲ってきた気だるい感覚と心地よい睡魔に身を任せそのまま眠りへと堕ちていった。
*.............
何かを言ったカーバンクルの声も今の彼女には届かなかった。
865【未知の扉:12】:05/03/19 09:58:15 ID:ffgnbJEs
「くしゅん!」
小さなくしゃみを一つ。重たい瞼を開け横たわる体をそのままに首を動かして周囲を見渡す。
地下壕の入り口辺りに光り輝く霊獣カーバンクルの姿が見て取れた。彼は外の様子を見張っているように彼女が起きたことには気付いていない様子だった。
リマは立ち上がり出口へと向かって一歩歩み寄る、が足がもつれて転んでしまう。それもそのはず脱ぎかけのスパッツが足元に絡み付いて足枷になってしまっていた。
「いたた..」
それに気付いたカーバンクルが心配そうに近づいてくる
*なにをやってるの..まったくそんな格好で風邪をひいてもしらないよ
慌てて下着とスパッツを座ったままの姿勢でまとめて履きなおす。さっき濡れていたであろう部分は時間が経ったせいか乾いて優しい布の感触というより紙のような感触に感じ取れた。
地下壕から見える風景は暗く、昼過ぎに入ったはずが今はすでに夜の帳が降りていた。
*ここにいたら君の苦手なお化けがでてくるかもしれないよ
確かに薄気味悪く時間によっては死者の怨念が形となって表れそうな雰囲気を感じ取れた。
リマはぞくりと背筋に冷たいものを感じ床に転がっているライトスタッフに手を伸ばしたとき
スルッとカーバンクルはリマの股間に潜り込むと大事なところをペロっと舐めあげた
「ひっ!」
思わず声をあげるリマ。そのしぐさをみてチロっと舌を出し地下壕の出口へと足早に去っていくカーバンクル。
「こらぁ!悪戯もほどほどにしなさい!」
ライトスタッフを両手に振り上げカーバンクルの後を追うリマ。その顔はいつもどおり穏やかで少し笑みがこぼれていた。
                                                       END
866650:05/03/19 10:00:20 ID:ffgnbJEs
以上です。前回より少し長くなりましたが...
書き込み規制をうけて途中でIDが変わってしまったり...
作品に関してはストーリー性皆無で申し訳ない。
次回予定ですが今度は普通の♂x♀を執筆中ですが
エロ描写を減らしつつ、ストーリー性を少しは入れていこうと思っています。
867+2/QpyXn:05/03/19 11:55:18 ID:crILuRI0
ルナの中の人さんGJ。毎度素晴らしい作品ですね。
続編楽しみにしています!
2UGAYDVWさんGJ。タルエロに焦らしと至難なSSを
作成とはネ申杉!
650さんGJ。エル♀イイッ!

最近 神が増えてきて嬉しいですね。スレ活性化再び成るか!
868名無しさん@ピンキー:05/03/19 14:17:37 ID:YxkMUueQ
>>866
エロ描写減らさなくていいyp!
ストーリー性のある作品=良い作品
エロ描写しかない作品=それ以下 ではないyp!
これらは全く異質のジャンル。スレ的に同居を余儀なくされてるけど。

そして、エロだけで実用になる作品をかける神はこのスレに少ない!
ストーリー充実してるほうがレスつくから、神もそりゃーこねーだろう。
特にレズ!レズで今まで継続してエロ濃度の高いのを出してくれた神は
俺の記憶ではいない。単発はあったが。(もしいたらスマン)
正直あなたが頼りだ。
お願いします濃いのを!次回も濃いのを書いてくれぇぇぇぇぇ!!

869名無しさん@ピンキー:05/03/19 17:17:57 ID:JJoX1RuC
ねーねーぱぱーFF総合スレで暴れてるへんなひとをこらしめてよー
870名無しさん@ピンキー:05/03/19 17:53:59 ID:t3RqFJxv
エル♀イイ!!
リマタンカワイイヨリマタン
871名無しさん@ピンキー:05/03/19 18:20:44 ID:pmROluB1
>>848
洗脳されたマルー=ルルーがトララたんを襲う展開はありますか?
872名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:15:53 ID:bgP2Aybp
それより、いずれあの【ネ申】【獣使い】が召還獣すら操るような予感が。

873名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:35:23 ID:Rzzvu2Qe
つまりフェンリル攻めか
874名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:54:38 ID:FFIhnnJH
フェンリル×エルメスおねーさまきぼん

犬の射精は長いからその間召還士つづられる召還とは樽が適役かと
875名無しさん@ピンキー:05/03/19 20:58:26 ID:FFIhnnJH
IDがFFだwww

hnnじゃなくてhnmだったら神だったかな・・・
876名無しさん@ピンキー:05/03/19 21:31:26 ID:jhG2CcI0
eqggggggggggggfffffddっしし
877名無しさん@ピンキー:05/03/19 22:25:11 ID:HtmiBeGd
>>650
マンコスレでマンコ減らしてどうするバカモノぉおおおお!

えーっと今回も非常によいマンコでした。
次もよろしくネ☆と全国200万本の愚息達も申しております故。
878名無しさん@ピンキー:05/03/19 22:40:40 ID:bgP2Aybp
鳥の交尾は3 秒でおわるそうです。
879名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:39:04 ID:Crf15hUv
コアラのチンコは、普段小さく体毛に隠れてるが、
交尾のときは、人間と同等のサイズに巨大化するそうだ。
つまりタル男のチンコh(ry
880名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:39:29 ID:rJp3Qqbm
タル♂(弱気)×タル♀(年上&強気) ノーマル
PT構成はタルナ♀、ヒュムシ♀、猫モ、タル赤♂、ヒュム黒♂、エル詩♂。
フェイスタイプは決めてませんので、お好きなキャラを当てはめてお楽しみください。
尚、最初に書いたとおりタルものなので苦手な方はスルーしてください。
881名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:40:20 ID:rJp3Qqbm

>1
「ぅうにゃぁ〜やっぱエルってっ、イイにゃぁ、大きぃぃい!」
「そんな大きな声出すなよ、他のヤツに聞こえるぜ?」
「ヒュムさんたぁ・・・ちっも、ヤってぇるぅにゃああぁんっ!」
「そりゃそうだ、くぅっ、お前、締め過ぎ。」
「だぁってぇ・・・奥にあたぁってぇ・・・き、気持ちイイっ!」

「もっとケツ上げろや。」
「あぁん、いやぁぁ・・・」
「なに言ってんだ。昼間は人のケツ追っかけてるくせに。」
「そ、それぇはぁ〜うぅんっっ・・・不意だまぁ入れなきゃぁあ〜イケナイぃぃんっ」
「今は俺が入れてやるんだから、もっと足開けよ。」
「あふぅうぅ〜んっ」

夜がふけたとある狩場のとあるキャンプ。
あっちとこっちのテントから男女の艶かしい囁きと喘ぎ声が聞こえてくる。
このあたりには自分たち以外のパーティはいないから遠慮も何もあったもんじゃなかった。
相手のカップルの声が欲情を煽って行為は執拗になり、
声はますます大きく淫らになって相手のカップルを刺激するという見事な痴態の連携が完成していた。
882名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:41:33 ID:rJp3Qqbm

>2
こんなもの聞かされ続けて眠れる訳ないじゃないか、
と心の中で血の涙を流しながらタル赤はごろんと寝返りを打った。
ふわっと甘い香りがしたので目を開けると、鼻がくっつきそうな距離にタルナの顔があった。
「うわっ!」慌てて背中を向ける。
「やっぱり寝てなかったのか。」その言葉にはからかうような響きがあって、タル赤はむっとして向き直る。
タルナは明らかにタル赤を馬鹿にした笑いを浮かべていた。
「そういう貴女だって起きてるじゃないですか!」
悔しくてちょっと意地悪っぽく聞いてみる。
「あれね。確かに気にはなるけど眠れない程じゃないな。」
あの激しさで眠れるって、おかしくないですか。
「真横でヤッてる訳じゃないからね。」
それは確かに寝られませんね・・・
「タルってのは大体こういう扱いだし。」
よく知ってますよ、だから今夜だって貴女と同じテントにされたんでしょ。
「って、僕の心を読んで遊んでるですか、貴女は!!!」
「何のこと?」タルナは一瞬ぽかんとした顔をした。
「すいません・・・」タル赤は2つの意味で謝った。
彼女の髪からいい香りがして、大きな目が彼を見つめていて、ピンクの唇が色っぽく見えて。
タル赤はしっかりきっぱりタルナに欲情してしまったのだ。
883名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:43:11 ID:rJp3Qqbm
>3
「ふぅ〜ん?」唇の端を吊り上げてタルナが笑った。
ナルナの手がそろそろと下に向かって動いていることに気が付かず、
艶っぽい表情にタル赤は真っ赤になる。
「なるほどね、こういう訳か。」タルナの手がタル赤の股間のものを擦り上げた。
「うぉっ!?何するんですかーーーー!」
恥ずかしさと気持ちよさを堪え涙目で抗議するタル赤。
「何って、したいんじゃないの?」
彼女の手がタル赤のワーロックタイツと下着を膝の辺りまで引き降ろす。
ぽろんっとこぼれ出たモノはタル赤の欲望を主張して元気に立ち上がっている。
「!!?!」突然の出来事に言葉にならないタル赤だったか、
それでも膝を曲げて下着を掴むと引き上げようとした。
その手をタルナががっちり押さえる。
「一応ナイトなんでね、力じゃ負けない。」
手を拘束したままタル赤の足の間に身体を滑り込ませる。
中途半端に降ろされたタイツが両足首を固定しタルナの身体を挟み込む体勢になった。
タル赤は女のように組み敷かれた自分の下半身を見下ろす。
上目遣いに見つめたままタルナは彼の亀頭に舌を這わせた。
884名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:44:13 ID:rJp3Qqbm

>4
「うぅうっ!」快感にぴくぴくっと震え、タル赤の身体が跳ねる。
彼女は満足そうに笑うと丹念に溝をなぞり裏筋を舐め上げる。
温かで柔らかい舌が這い回わり、彼女の唾液がまぶされる毎に、
タル赤の欲望は脈打って硬く熱く猛っていく。
抵抗する気配が無くなったことを感じてタルナは彼の手を離す。
「ふふっ、でてるよ。」
彼の先端から滲みだした液体をちゅっちゅと啜り上げると
片手を彼自身に添えもう片方で睾丸を弄りながら、口を開いて奥まで飲み込む。
口腔粘膜がやわやわと絡みつき、舌がちろちろと動き回る。
蕩けそうな刺激がもっともっと欲しくて、タル赤は彼女の頭を掴むと自分の腰に打ち付けた。
「ンムゥ・・・」喉の奥まで貫かれ、苦しげにタルナがうめく。
その口の端から涎が溢れ落ち、タルナの顔が上下する度にじゅるじゅっぽっと隠微な音を立てる。
頬を上気させ、口を窄めて彼を愛撫するタルナの顔がいやらしくてタル赤は一気に上り詰めてしまった。
「あっあっ!で、でるっ!」
「っんんぅ!」口の中に放たれた男の精は少し苦かった。
飲み込み切れなかった白い液体が溢れてタルナの顔を汚した。
885名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:45:03 ID:rJp3Qqbm

>5
タル赤の足の間で身体を起こしたタルナは
頬を伝う精液を指で掬っては口に入れそれを舐め取っていく。
目を瞑りちゅっぱっちゅぱっと指をしゃぶるタルナの表情にそそられ
果てたばかりのモノがむくっと起き上がる。
「ご、ご、ごめんなさいーーーーーーーーっ」自分の反応にタル赤は慌てたが、
「そう来なくっちゃね。」とタルナは嬉しそうに笑った。
「え?」
「ひとりだけ気持ち良くなるなんて、あんまりじゃない?」
そう囁くとパチンとガラントサーコートの留め金を外す。
ガシャンと鳴る度にタルナの装備は床に放り出され、一糸纏わぬ姿になった。
今の行為で欲情したのか、緩くカーブを描く乳房の先端は立ち上がり、
陰唇は口を開けて赤く濡れ光っている。
寝転がったままのタル赤を見下ろしながら、タルナが聞いた。
「そのままでいいの?」
情けない格好をしていることに気付き、慌てて起き上がって装備を外したが
この先どうしたらいいのか分からず、タルナを見つめる。
「もしかして、初めて?」先程までの挑むような調子ではなく優しい声だ。
黙ったまま頷くタル赤の首に両手を廻し、長い耳に息を拭きかけながら
「さっきは無茶してごめんね。」とタルナは囁いた。
886名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:46:00 ID:rJp3Qqbm

>6
そのひと言でタル赤の理性は完全に溶けた。
タルナと唇を重ね合わせ、薄く開いた歯を抉じ開け舌を捻じ込む。
歯の裏を舐り、口腔の上側を擦り上げると、タルナが小さく身体を震わせる。
赤タルが口に溢れた唾液を彼女の流し込むと、んふっと鼻を鳴らして飲み込んで行く。
舌を貪り合いながら右手を乳房に這わせゆっくりと円を描くように動かすと、
彼女の乳首が芯を持ち掌の中で転がる。
「んんんっ」切なげに身悶えする彼女の腰に左手を回しぐっと抱き寄せ、
自分の足を差し込んで彼女の股を割る。
乳房を力を入れて揉みしだくと、ぐっとエルナの足に力が入り、
彼の太股を締め付け温かい滴が伝う。
手をずらして指で乳首を摘み軽く捻ってみる。
「ああっ・・・!」堪えきれずに口を離してタルナが喘ぐ。
もっと鳴かせてみたいと力を入れて捻ったり、摘み上げる。
彼女が喘ぐ度にどくんっと下の口から涎が溢れ彼の太股を濡らして行く。
887名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:46:42 ID:rJp3Qqbm

>7
タルナは無意識に腰を振り、敏感な部分をタル赤の足に擦り付けている。
にゅちゃ、ぬちゃっという水音とタルナの可愛らしい喘ぎがタル赤を高ぶらせる。
彼は足を引き、右手を潜り込ませると、指で襞の間をなぞり愛液を掬い取って、彼女の口元に差し出す。
切なげに眉を寄せながら、ちゅっぱっと赤タルの指をしゃぶる。
「ここ、ねぇ・・・」彼女は媚を含んだ声でタル赤の耳元で囁くと
きれいに舐めた彼の手を取って割れ目の奥へと導く。
たっぷり蜜を含んで潤った膣に手を宛がって指を滑り込ませる。
彼女の中は蕩けそうなほどの熱さで彼の指を包み込み飲み込む。
ゆっくりと指を動かすと「ふぅぁぁあっ!」彼女が嬌声をあげ、タル赤を急き立てる。
ガクガクと彼女の腰が揺れ、片手だけでは支えきれなくなる。
「座って・・・?」
タル赤が彼女を支えて優しく地面に座らてあげると、
彼女は自らの足首を持って大きく足を開き、いわゆるM字開脚の姿勢を取った。
888名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:47:24 ID:rJp3Qqbm

>8
「き・・・て・・・」
タル赤は彼女の前に膝をついて座るとそろそろと近寄り、
張り詰めた彼自身に手を添えて彼女の襞をなぞりぷっくり腫れた突起を突付く。
「あふん・・・」彼女の身体が跳ね、襞がざわざわと動いて粘液をとろとろと垂れ流す。
ごくんっと生唾を飲み込みタル赤は猛ったモノを膣口に押し当て、彼女の腰を抱いて一息に打ち込んだ。
「んっあはぁぁああ・・・!」
「くぅうううっ!」
2人の口から同時に歓喜の声が漏れる。
結合部分から止め処なく愛液が溢れ、タル赤が腰を打ち付けると肉の当たる音と
びちゃぐちゃという卑猥な音がテントの中に響き渡った。
「んっはぁ・・・ああっ・・・んんっ」
快楽を貪り惚けた表情のタルナが甘く鳴き、背中に回した手が爪を立てる。
その痛みと表情が彼のモノをますます堅くし、夢中で彼女の壁を擦りかき混ぜ抽送を繰り返す。
刺激に喜び震えて彼女の膣は激しく煽動し、彼に吸い付き締め付ける。
強烈な快感の波が彼の下腹部から全身に駆け上がり、欲望が出口を求めて暴れまわる。
「もう、持たない・・・っ!」
彼女も爪を立てた手に力を込めて真っ白なっていく意識を必死で繋ぎとめていた。
「いいよ・・・私もぉ・・・もぅ・・・ダメ・・・」
ぐっと大きく腰を引き、彼女の最奥目指して貫き突き上げる。
「ああっっ!イクよぉ!イッちゃうぅぅうよぉぉお!・・・っ!!!」
彼女が達した瞬間、中がふわっと広がったかと思うと根元をぎゅうぎゅう締め付け
タル赤は白濁した己の欲望を彼女の中にぶちまけた。
889名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:48:10 ID:rJp3Qqbm

>9
2人が行為に没頭していた頃、外の2組はというと・・・

「タルナさん、積極的にゃあ〜!」しっぽをパタパタさせて猫モが呟く。
「タル赤君、可愛いかも。」うふっと頬を染めて笑うヒュムシを
「俺に可愛らしさを求めるのは間違いだろ。」ヒュム黒が不満気に鼻を鳴らす。
「・・・タル、いいかも。」ぽそっと言ったエル詩の言葉を猫モの耳は聞き逃さなかった。
「にゃ?!私が良くないって言うのかにゃ!」
挑むような誘うような目でエル詩を睨むと、
長い耳を引っ張って自分たちのテントへと引きずって行く。
「じゃあ、私たちも、ね。」ヒュム黒の手を取ってヒュムシも自分たちのテントに潜り込んだ。

翌日。
ハイピッチでモンスを釣って来るシーフ。
がっちり固定して踏ん張るナイト。
バカバカー!と叫びながら殴りまくるモンク。
歌に切れのない詩人。
魔法をセーブしているのにすぐ息切れする黒。
ぎくしゃくしながらリフレを配る赤。
きっぱり明暗が分かれたパーティが狩りをしていた。


890名無しさん@ピンキー:05/03/19 23:49:18 ID:rJp3Qqbm
ルナの中の人です
エロ描写の練習に書いてみたんですが、ムズカシー(;´Д`)
力尽きたよ、ママン

> 2UGAYDVWさん
3連コウモリは予想外でした。
ヤマト、実は嫉妬深いんじゃないかと思ったり。
トララちゃん、イイ!(*´д`*)

>650さん
そのままガンガン、イッチャってくださいっ(*´Д`)'`ァ'`ァ
ストーリー性のあるなしは書き手によると思います。
漏れはエロの間を埋めるため話を作ってるのではなく、
話の中でエロが必要になる場面が出てくるって感じです。

> +2/QpyXnさん
次は結婚式の話なんでしょうか?
期待してます!(`・ω・´)
891名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:14:28 ID:DlNOEEwq
(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ(*´д`*)ハァハァ

神よ!俺もう寝られません!!
892名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:17:35 ID:g/xJ1MCz
>>880-889
(*´Д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
弱気タル♂×強気タル♀イイ!!激しくGJ!!!
かなり萌えました、この組み合わせいいなぁ(*´Д`)
893名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:47:23 ID:T8dO5/wM
こいつの文章、ルナの中の人をパクってんじゃねぇのか?と思ったら本人でしたかGJ(・∀・)
894名無しさん@ピンキー:05/03/20 01:10:56 ID:gd2WYLvb
はじめまして。
フェンリルXエルメス書いてみました…
生まれて初めての獣姦です。マニアッキーなので気をつけて!
召喚担当はタル子にしました。
↓投下↓
895:05/03/20 01:11:43 ID:gd2WYLvb
彼女の事は前から気に食わなかった。
彼の妹だかなんだか知らないけど、こっちはミッションの間ぬってやっとこ時間つくってデートしてるのにくっついてくる。
私はタルだからエルヴァーンの彼とは腕なんて組めなくて、その事ずっと気にしてたのに。
「おにいちゃーん」なんてこれ見よがしにベタベタしてるの。
お兄ちゃんっ子だったって聞いてたし、最初は我慢してたけどもうそろそろ限界かも。

ー…下らない事を考えるものだな、ヒトは。
「独り言くらい言わせてよ」

獲物を屠って傍に戻ってきたフェンリルが呆れたように呟く。
神獣にとってはまさしくつまらない事だろう。
召喚士の娘は気まずくなって俯き、足元の小石を蹴った。

「大体私は貴方と契約するのにだって苦労したのよ。なのにあの子、やっとAF揃えられた程度の力で同じように契約したいっていうの。」
ー…舐められたものだ。
「…舐めてなんていないわよ。私たちが手伝うのよ?貴方の試練には慣れてきたけど一人足りないようなもんじゃない」

フェンリルの鼻先を撫でる。

ー…それでは試練に打ち勝ったことにならんぞ
「言ったのよ。それなりの力を蓄えてから行きなさいって。でも我がままいうの。しかも彼に。ああいやになっちゃう」
ー…エルヴァーンの娘か。魔力が足りんようだが。
「それでも契約はしてやるんでしょ?」
ー…最後まで生き残れば、な

思わせぶりな言葉を紡ぎ、月の神獣は吼える。
その声を新たな血を望む声と理解し、娘はプルートスタッフを掲げた。
896:05/03/20 01:12:25 ID:gd2WYLvb
ー…なんで、タゲとるかな…
彼女は思わず舌打ちをしそうになった。目の前に白魔道士の娘が倒れている。
もうすぐでカタが付く所だったのに、焦って女神の祝福など使うから。
フェンリルの爪は風を切り、娘のAFを切り裂いた。
「ジュノから白魔道士の仲間に来て貰うよ。」
そう言って急いで戻った娘の兄である青年を見送り、手伝いを頼んだ仲間に礼と侘びをする。
後には意識のない娘と彼女だけが残された。
「フェンリル〜いいじゃない…駄目?面倒だよもう一度頼むの」
本来ならこれでも契約が結べる。しかし当のフェンリル自身が条件を出してきている。
契約を結ぶかどうかは神獣の意思なのだから、いつもと違うといってもせんのないことで。
「ったく、この子好きにしていいから契約だけお願い〜」
ー…好きにして良いと言われれば喰らうがそれでもいいのか
突然頭の中にフェンリルの声が響いたので、彼女は慌てて訂正する羽目になった。
「ああっ食い殺しちゃうのはやめて。戻れないから。いくらなんでも可哀想だし…彼が悲しむよ」
ー…等価交換とは言わんが契約に値せんからな。
「等価交換ね…身体で払わせる〜?」

冗談のつもりだった。まさかその程度で済むとは思わなかったから。

ー…よかろう、つれて来い。

だから彼女は迷わず、昔覚えておいた簡単な蘇生魔法を唱えた。
娘の身体がふわりと浮き上がり光に包まれた。意識が戻る前に物影へと隠れる。
起き上がり、周りを見回し不服そうな面持ちをする。
高位レイズではないから体力も減っていて、それが不満なのだろう。
まったく我がままな彼女らしい、そう思うと苦笑いが浮かんだ。

「…さ、どうぞ」

本当に契約がほしいなら身体くらい張ってもらわないと。
897:05/03/20 01:13:06 ID:gd2WYLvb
エルヴァーンの娘は恐怖のあまり動けなくなっていた。
彼女の目の前にたたずむのは漆黒の獣。
頼りになる兄もちょっと気に食わないが実力のあるその恋人の姿も見当たらない。
「あ、あ…」
ー…身の程知らずの娘め。その程度で我と契約を結ぼうというか。
「だ、だって、試練には」
ー…認められぬな。お前如き小物の魔力では満たされん。せめて腹のタシにするか
「いや、助けて!!!誰かッ…」
動けない。恐怖のあまり腰を抜かしてしまったのだ。
スパッツの下にじわじわと水が滲んだ。
失禁し震える彼女を神獣は面白そうに見つめる。
ー…その程度の命も惜しいか
「い、いや、しにたく、ない、しにたく…ない…」
ー…では、我に使役せよ…



四つんばいになって尻を突き出す。
むっちりとした大き目のヒップは泉の光に白く照らされる。
彼女は泣きながら片手を後ろに回し、双丘を開いてフェンリルに示した。
ハァハァと獣の息が聞こえる。尖った牙を思い出して彼女が思わず身を固くした瞬間、
「ひゃうっ!!!」
暖かく分厚い舌が彼女の秘所に向かって動かされ、
その柔らかい感触に思わず恐怖ではない声をあげてしまっていた。
898:05/03/20 01:14:40 ID:gd2WYLvb
細かい突起のある舌は執拗にクリトリスを舐め上げ、鋭い快感を与え続ける。
べちゃっ…べちゃっ…と唾液の音がする度に
誇り高いエルヴァーンの娘は尻を震わせて喘ぎ声をあげた。
「あぁッ…あ、あ、んふゥッ!!!」
襞の間を舌が滑り、ヴァギナに挿入される。
クリトリスへの刺激で絶頂を迎えかけた身体がガクガクと震えた。
何ともいえない、柔らかい肉の塊がグイグイと膣やアナルの入り口を這い回る。
娘は今まで感じた事のない快感と、神とはいえ獣に性器を弄ばれる屈辱の両方に苛まれて涙を流していた。
「あぅ、う…」
舌がつと離れた時彼女は振り返り、目に入ったグロテスクな陰茎に思わず声にならない悲鳴を上げてしまった。

ヒトのペニスとは違って括れのない、ぬらりとした赤黒い肉がそそり立っている。
先細りしているとはいえフェンリルの大きな身体に相応しく凶悪な太さと長さの陰茎の先からは
精液が既に滴り落ちていた。

「ひ、ひぃ…だめ、入りません…あ、あああああーーーーーーーーーー!!」

ズリュッという濡れた音とともに先端から挿入されていく。

「あああっあっ…何これぇっ…あああっ!!いやあっ!!」

太く熱い肉に膣内が一杯になったかと思うと、瞬間射精が始まる。
どくどくと精液がポンプのように送り込まれ彼女の胎を膨らませた。
収まりきれない白い液が、ヒトでは考えられない速さのピストンの度に結合部からあふれてくる。
子宮に先端がごつごつあたるだけでなく、ペニスの中の骨が彼女のGスポットをぐりぐりと捏ね回し、
娘は狂ったように涎を垂らし尻を振って嬌声をあげた。
899:05/03/20 01:16:41 ID:gd2WYLvb
「ヒィィッ…おま○こイイッ…おま○こぉ…!!いやあ、おちん○んあたるぅ!いやぁああ」

気高かった娘の面影はどこにもない。
唯自らも獣の様に吼える。

「アッアッアッ…」

ズチュッ!ズチュッ!ジュブッ!…

絶頂が近くなったのか彼女自身の腰の動きも激しくなってきた。
膣口に何か固まりのようなものがぶつけられ、それが快感を増加させているのだ。
それがペニスの根元の瘤だと理解した瞬間、一層太いそこがドスンと胎に飲み込まれる。

「ーーーーーー!!!」

声にならない悲鳴。栓をされた状態のようになって溢れ出る場所のなくなった精液が
どくどくと彼女の膣に溢れていく。

魔力を使い果たした召喚士の娘がフェンリルを帰還させる頃、
エルヴァーンの娘の膣はすっかり拡張され、
ヴァギナから垂れ流される白濁液は水溜りを作るほどになっていた。
900:05/03/20 01:18:07 ID:gd2WYLvb
「妹の為に、フェンリルを説得してくれたんだって?こんなに疲れ果てて、ごめんな」
「いいの、それに頑張ったの、あの子だしね」
タルタルの少女は健気な微笑みをみせる。
青年はたまらなくなって彼女を抱きしめた。
「ひゃう」
「…そんな色っぽい声だすなよ、疲れてるの判ってるのに襲いたくなっちゃうよ」

ー…だって、あの子のみてたら私もサカっちゃったんだもん…いますぐセックスしたい…

もちろんそんな考えはおくびにもださず、彼女は可愛らしく口付けをねだる。
彼に存分に抱かれて満足したら、魔力を早く回復させてまた妹の所にいかなければ。

『お姉様、おねがい、フェンリルを出して、おま○こにちょうだいぃ…』

一寸前まで嫌いだった筈だが、土下座して涎を垂らす浅ましい姿を見ていたら
目の前の青年よりも愛しく感じてしまう。


ー…まっててね、こんどはお尻にいれてあげるから…



おわり

>>650神に(一方的に)捧げます
901名無しさん@ピンキー:05/03/20 01:43:30 ID:DlNOEEwq
(*´д`*)イイ!良すぎ!
ていうか神々よ、俺の睡眠時間を返してください!ほんきでねむれませんw
902名無しさん@ピンキー:05/03/20 02:17:58 ID:hOPwdlZy
GJって感じっす

獣姦ネタ続きでカー君×樽っ娘きぼんしてみる
903名無しさん@ピンキー:05/03/20 03:00:48 ID:XCaL2S3e
ネ申!!
904名無しさん@ピンキー:05/03/20 04:49:07 ID:AY0/DHMw
弱気タル♂と年上強気タル♀で書いてたけど先越されたかwww

まあ、どうせ完成しなそうだしいいか。エロ描写難しすぎorz

とにかくGJ(*´д`*)
905名無しさん@ピンキー:05/03/20 09:50:36 ID:Wsh00wet
神!獣姦もいい!(・∀・)
・・・・・( ・ω)つ「>>902のをキボン」
906名無しさん@ピンキー:05/03/20 11:10:13 ID:pve5gF5y
>>904の作品がいつか投下されるのに期待
907名無しさん@ピンキー:05/03/20 12:30:24 ID:XCw81TYY
>>895
素晴らしい!実はエルタル風味なのが貴殿の拘りと見た!
全国の300万本のナニがニュッ♪と待っているので次回もぜひ頼む。
908650:05/03/20 12:50:20 ID:cAss9Jlv
おはようございます。650です
もう昼すぎかも...
最新50でみたら自分の作品がもう一番古いところに..と驚いています。
昨日アップしたばかりなのに(笑)活性化してきて良い感じですね。

>+2/QpyXnさん
>870さん
 お褒めに預かり光栄です。今後もよろしくお願いします。
特に+2/QpyXnさんは同じ書き手として尊敬している人なので大変嬉しく思います。
私の方はエロ路線ですがそのうちのめり込める様な作品を書いては見たいと思っています。

>868さん
>877さん
 そうですね。おっしゃるとおりかも知れません(笑)今まで通りできればそれ以上(苦笑)
エロい作品を作れるように努力していきます。首をエルヴァーンにして待っていてください。

>ルナの中の人さん
 アドバイスありがとうございます。上ので書いたように路線変更はしばらくないと思います(汗)
キャラクターが徐々に決まってきたので少し肉付けをしていくような話はこれから書くとおもいます。
まだまだ若輩者ですがよろしくおねがいします。

>894さん
 ありがとうございます。実は私もこのスレの前半にフェンリルxエルが希望っていうのあったので
ひそかに犬の(実際は狼ですが←この辺若干こだわりあり、メイン召喚エルなので(苦笑))性交に関して調べてみたり...
一応ネタ的には考えてみたんですが...機会があれば書いてみたいかな...無理かも(苦笑)

 レスポンスいただけると非常に嬉しいものですね。次回作にあたる意欲がわいてきます!
といいつつ今日はプロミッションやる予定で、執筆は滞るかも...【ごめんなさい。】
たくさんの書き手の人が現れてスレの活性化およびお互いの技術の向上ができるような感じを期待しつつ

 PS:2UGAYDVWさん、ヤマトさんキャラ的にホントおいしいですよね!
これからもがんばってください【/cheer】
909名無しさん@ピンキー:05/03/20 13:15:09 ID:gd2WYLvb
>>650
やっべ何のこだわりもなく
チンコマンコイェイイェイつって書いてたよ?
910名無しさん@ピンキー:05/03/20 16:54:18 ID:DlNOEEwq
>>909
漢のなかの漢よ。
911名無しさん@ピンキー:05/03/20 17:44:38 ID:8IvXL4h2
タルエロは、あの独特の体型描写を盛り込んで貰えると。
俺としてはかなり萌える、尻とか。
912名無しさん@ピンキー:05/03/20 19:06:09 ID:gd2WYLvb
>>911
貴殿を漢と見込んで頼みがある。

タルエロ萌えポイントをもっと教えて!
例えば異種族Xタルだとどんな感じがよろしいの。
尻はぷにぷにもっちりな感じを表現!?
913911:05/03/21 00:04:13 ID:TmIpxlaM
>>912
プリプリしたお尻とムッチりしていて短い脚、そして無乳に近い胸と、いかっ腹(*´Д`*)
それらにしゃぶり付く様な、描写してホスィ・・スマソ願望かなり願望入ってます_ト ̄|○
他種族とは、手足が短くて届かなかったりする。表現が入ってたりすると萌えます(*´Д`*)
914名無しさん@ピンキー:05/03/21 00:17:16 ID:apzXAeCz
>>890
もしもXI内でルナに会ったらエロい目で見てしまう事うけあい
GJ
9152UGAYDVW:05/03/21 00:27:59 ID:ptgK5og+
週末の間にスレめっちゃ進んでますね。
どれもイイ!自分書いてるのほっぽって熟読してしまいました!

えっと、トララに感想いただけた方感謝感謝です。
レスがもらえると俄然やる気が出てくる現金な私です(´∀`)
稚拙ではありますがこれからも精進しつつ
また何か書きあがったら投稿させていただきますのでよろしくおねがいします。
あと、ヤマトが以外に好評いただいてるのがびっくりです…。
ヤツ変態っぽいから嫌がられるかも…て心配してたんでちょっとホッとしてますヽ(;´д`)ノ

>650さん
召喚獣モノすごいいいです。リマたんも弱気で素直でイイ(*´д`*)
650さんのレズものは毎回楽しませていただいてます。
次回作も期待してます〜!

>ルナの中の人さん
弱気なタル赤良すぎです。
ルナもだけど、中の人さんのお姉さんなタル♀は素敵杉。

>894さん
フェンリルと黒いタル召いいですね!
獣姦なんて難しいネタを見れるなんて幸せです…。

みんな神過ぎて何度も読み返してしまいます…。ミスまんスレばんざーい(´∀`)
916912:05/03/21 00:33:12 ID:XK4QzAm/
>>913
わかった貴殿のチンコの為にも頑張ってくる
9172UGAYDVW:05/03/21 00:40:46 ID:ptgK5og+
書き忘れ…。

>871さんへ
マルールルーのマル秘フィンガーテクニックで悶えることができるのは
彼の可愛い奥さんだけ!ちなみにミスラなんです(´・ω・`)ゴメンネ
ルナの中の人さんには見破られているようですが…
トララに手を出してクロ巣・ボヤから五体満足で帰れると思うな!ってことですね…。

では(・ω・)ノ
918912:05/03/21 00:57:22 ID:XK4QzAm/
頑張ってきたヽ(´ー`)ノ

えっとwwwスレというFF11パロの中でもちょっと特殊なジャンルなので
2ch形式の掲示板にあるR指定小説スレに投下しました。
ここと互換性あるとこなので直リンしてます。

ネタはエルXタル。
媚薬が入ったパイをたべさせちゃえ!ていうネタつながりで書いたもの。
だからかなり唐突にマンコがはじまりますがよろしく。

http://yy10.kakiko.com/test/read.cgi/ff11ch/1090918635/728-736
9192UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:16:01 ID:2cMfxanw
2UGAYDVWです。
予告どおりヒュムのサイドストーリー的な感じのを投稿させてください。
前半がヒュム×タルもので後半はヒュム♀の自慰モノ(かなり微妙…)です。
タルものがダメって方は(2)のみ飛ばして読んでいただけるといいかもです。
9202UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:27:46 ID:2cMfxanw
919訂正です
>タルものがダメって方は(2)のみ飛ばして読んでいただけるといいかもです。
(2)、(3)にしてくださいヽ(;´д`)ノ
文字数多すぎで怒られました(´・ω・`)
9212UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:31:56 ID:2cMfxanw
ホント何度もスイマセン。
>タルものがダメって方は(2)のみ飛ばして読んでいただけるといいかもです。
(2)、(3)にしてくださいヽ(;´д`)ノ →(3)、(4)にしてくださいヽ(;´д`)ノ
文字数多くてさらに怒られました!細切れになる予感です…。

******

「おめぇ…いっつも下手だけど今日は特にへったくそだな。」
いつもならここから口喧嘩に発展しかねないターキィの口の悪さにも何も言い返す気が起きない。
「よせ、ユーリだってがんばってるんだからそんな言い方はないだろ。」
うう、ジャンごめんね。いつもかばってくれてありがとう。でも今日だけはあたしが悪いの。

こんにちは、ユーリです。共和国出身ヒューム族。職業は吟遊詩人です。
今日は久々の狩りにきて5日目。LSメンバーのみの気心知れた6人で狩りにきたんだけど、あたしの失態に次ぐ失態でついに口論に…。
「あのな、おめぇがそうやって甘やかすからユーリがいつまでたってもうまくならねえんだろ?」
いつもいつもあたしに厳しく、ちょっとの失敗もしっかり突っ込んでくるエルヴァーンのシーフ、ターキィ。
「そんなことないだろ!ユーリは昔に比べたらだいぶうまくなったじゃないか。無理せず自分のペースでがんばればそれでいい。第一お前は…」
ターキィのたしなめ役、いつでもあたしのことを尊重してくれる保護者的なエルヴァーンのナイト、ジャン。
「ちょっとちょっと〜敵はまだ生きてるんだからしっかりね。ユーリちゃん、どこか悪いなら言いなさい。無理はダメよ。」
冷静な判断と大人っぽさ。それでいて女性らしい気配りも忘れないあたしの憧れの…ミスラの暗黒騎士、イダさん。
「2人ともまったく仲が良くて困りますね…。ユーリ、とりあえず少し後ろで休んでいなさい。あとは僕たちに任せて。」
熱くなるエルヴァーン2人に軽く皮肉を飛ばしつつ指示を出すのはあたしたちのリーダー的な存在でもあるタルタルの白魔道士、マルールルー。
そして…
9222UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:36:00 ID:2cMfxanw
「ユーリ大丈夫?ね、みんなこれ終わったら少し休憩入れようよ!」
いつでも明るくてムードメーカー的な存在のタルタルの召喚士、トララちゃん。
彼女の提案に皆がうなずく。目の前のモンスターに止めを刺すべく連携攻撃を始めた仲間を横目に、あたしは指示通り後方へ避難した。
ふと目に入る薄黄緑のアーティファクト。小さな体。子供みたいでとても年上とは思えなかった。そう、ついこの間までは…。
思わずふぅ、とため息が出てしまう。胸の辺りにモヤモヤとしたものが溜まって耐え切れなくなり、抱えた膝に顔を突っ伏した。
あたしの演奏は普段もそんなにうまくはない。けれど今日特に下手だった。自分でもひどいと思うくらい。…そう、彼女、トララちゃんのせいで。
ううん、人のせいにしちゃだめ!元はといえば自分が悪いんだから…。
嫌がる彼女を追いかけてマルーとフェ・インへ行ったあの日。それが今の絶不調の元凶だった。
―あの日、あたしたちの目の前からとんずらで走り去って行ったトララちゃん。
まぁ正確にはヤマトさんって人がとんずらして彼女はその肩口に抱きかかえられていたわけだけど…。
そこまでされたら追いかけたくなるのが人情!意見の一致したあたしとマルーは面白半分でフェ・インへ足を踏み入れた。
んでも、結局全然トララちゃんたちは見つからなくって、マルーが用事があるからって帰ることに。
あたしは襲ってきたモンスターから箱の鍵をもらっちゃってたので「箱を開けてからゆっくり呪符デジョンで帰るわ」そう告げると、彼は軽く手を振りデジョンを詠唱する。
フェ・インの箱は小部屋の中にぽつんとあることが多いため、ドアにあるわずかな隙間から覗いて箱の有無を確認していくことにした。
そして、見てしまった。ある小部屋の中で。
9232UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:38:53 ID:2cMfxanw
ヤマトさんと、その膝の上に抱えられるようにしてトララちゃんがいる。
トララちゃんは下半身の装備を脱いでいて、あきらかに、その…そういうことをしているわけで。
自慢じゃないけど経験のないあたしは悪い・マズイと思いつつもそのドアの前から離れることができなかった。
よくよく見ると2人はいわゆる挿入行為には及んでないみたいだった。
でも2人のそれはとても過激で。聞き耳を立てるとヤマトさんの責めの言葉がかすかに聞こえて。
「すっごいよ…トララちゃんの中、熱くってトロトロで僕の指 溶けちゃいそうだよ。」
中、というのはやっぱり…どきどきとしながら再びドアの隙間に顔を近づけそこを確認すると
トララちゃんの大事なところを守るための厚いお肉がむっちりと左右に押し広げられていてそこへヤマトさんの指が2本入ってゆっくりと出し入れしている。
驚くべきは彼女の秘肉を割り開いているモノ…。
それは見覚えのある、彼女愛用の修道士の荒縄だった。
縄はぴーんと張っていて、どこかに固定しているのかと思いその先を目で追うとなんと小さなコウモリが2匹、それぞれの端を咥え頭上を飛んでいるのを見つけてしまった。
トララちゃんは後ろ手に拘束されているらしくその結び目から伸びている荒縄の両端を持ったコウモリ達が彼女の足の間を通って前にきていて、さらに、彼女を抱きかかえるようにしてヤマトさんが後ろから責めている。
つまりトララちゃんのお股には2本の荒縄が通っていてそれをコウモリ達によって左右に押し広げられ、そしてトロトロのアソコにヤマトさんの指がずぶずぶと飲み込まれている訳…。
「ははっ、きゅうきゅう締め付けてくるよ。そんなにイイ?これ…」
ヤマトさんが言う。そして空いているほうの手でトララちゃんを責めている荒縄を2本まとめて掴むと彼女のソコに擦り付けるように激しく上下に揺すった。
「ひぁぁああ!やぁああ!ああああ!あーーー、やっ、イくイくイく!ああ、ダメ、ま、またイっちゃう…!ああ、あああ、あ!」
トララちゃんが口の端からヨダレをたらして喜びの悲鳴を上げ、やがてがくがくと痙攣する。あぁ…いっちゃったみたい…。
9242UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:42:04 ID:2cMfxanw
「くぅ、ああ、ああ、ヤマトヤマトヤマトぉ、だめぇ!もう、い、イったのぉ…ああ!おねがぃ…触らないでぇ…っ、ゆるしてぇ…許してくださ…ひぅっ…っ…」
トララちゃんがイった後も縄を動かし続けるヤマトさん。トララちゃんは大声で喘ぎ、泣きじゃくり時々言葉を失って痙攣する。イかされ続けてるんだ…。
女だからわかる…絶頂を迎えた後のクリトリスをそのままの刺激でいじられるのはまさに地獄のような責めということ。
ヤマトさんは笑ってる。意地悪い、かわいい、…でもどこか冷たい微笑み。ぞくぞくとしてしまうような。
「ふふ、お○○この中ずっとヒクヒク動いてるよ。もしかしてぐちゃぐちゃにかき回して欲しいのかな?それともこのコリっとしたとこをグリグリしたほうが良い?」
そう言うなり、挿入していた指を激しく動かしだした。もちろん荒縄を上下させる手も止まってはいない。
「あああーーっ!そこだめぇ、許して…っ!グリグリしないでぇ…!ああ、でちゃう、でちゃうよぉ、おしっこ出ちゃう…!」
「あーあ。こんなにたくさんエッチなお汁垂れ流しちゃった上に今度はおもらしなの?本当恥ずかしい子だねトララちゃんは…。」
両手の責めを止めることなく、わざとおどけた口調でトララちゃんの羞恥をあおる様にヤマトさんが言う。
「あぁ…っ、ダメぇ…!ひっ…く、ごめんなさいごめんなさいぃ…っ!ああ、あ、もうでる、でる…でちゃう…っ!おもらししちゃぅ…っ!あ……っ……っ――――!
トララちゃんの体がまた痙攣し、それと同時に彼女の子供のようにツルツルなアソコから勢いよく無色の液体が噴射される。
2度、3度。膣の収縮にあわせて数回にわけて排出されたそれはおそらく「おしっこ」ではない。…潮吹きってやつ…だよね?
呆然とするあたしの耳に「あぁ、また気絶させちゃった…!どうしよう!」とさっきまでとは別人とも思えるような、うろたえたヤマトさんの声が聞こえる。
あたしはあわてて呪符デジョンを発動した。立ち上がった瞬間、ぐちゅりと濡れた音がしてショーツに染みが広がっていくのを感じた…。
9252UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:46:11 ID:2cMfxanw
「…ーリ、ユーリ!おい、だいじょうぶか?」
数度、名前を呼ばれて我に返る。この声はジャンだ。…そうだ、狩りの最中だったんだ。
あわててあたりを見回す。先ほどまで交戦していたモンスターはすでに動いていない。
心配そうにあたしの顔を覗き込む皆。…ターキィだけは離れたところで背中向けてるけど。
あんなことを思い出して狩りの最中にぼーっとしていたなんて、あまりにも皆に申し訳なくてかなり自己嫌悪…。
これ以上迷惑はかけられない…。5人で何とかできたから良いものの、事故でもあったら本当に申し訳が立たない。
6日間の狩りの予定だったけど、皆を危険な目に合わせてしまうよりは、そう思いリタイアすることにした。
「ごめん…あたし、やっぱり」そう言いかけたところで、マルーが口を開いた。
「体調が悪いときに無理をしたっていい事などありません。予定より早いですが撤収にしましょう。皆も疲れてることですし。」
リーダーの指示に反対するものはなく、あたしを気遣ってかジュノではなく一番近かったサンドリアへ全員で帰り解散となった。
…ごめんなさい。ほんとは体調なんて悪くないの。したいだけなの。もうずっとガマンしてて、限界なの…!
先述のとおり、あたしにはいわゆるそういった経験がない。
冒険者になってすぐ今のLSに拾ってもらったあたしは、LVが近かったこともあって今日組んだ5人と一緒に過ごすことが多く
冒険者の女の子にありがちな、野良パーティで一晩限りの…ということがなかったためにこの歳の冒険者としては珍しく処女を守り通してるってわけ…。
でも、処女でも快楽の味は知ってるわけで…あたしは、どうしても「したい」気分になったときはいわゆる自慰行為で自分をおさめることにしている。

レンタルハウスの手続きを済ませた後、みんなへ今日のことを謝って挨拶もそこそこにモグハウスへ引っ込んだ。
狩りに出かけた日はフェ・インでの一件の翌日だった。その日はあまりのショックから自慰はしていない。
つまり約一週間分の悶々とした気持ちが溜まってるってこと…。さすがにヤバイなぁ。
9262UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:51:09 ID:2cMfxanw
モグハウスに帰ると、モーグリをさっさと追い出す。…ごめんね。
シャワーを浴びる時間ももったいなくて、そのままベッドに腰掛けると下だけを全部脱いだ。
ショーツにはすでに大きな染みができていて、自分が望んでいたことを思い知らされすこし恥ずかしくなる。
―処女の癖にいやらしい…。
そう考えた瞬間、どくっと愛液が溢れてくる。うん…あたしはいじめられて感じるタイプなのだ。
だからかもしれない。トララちゃんとヤマトさんの行為がずっと頭を離れなかった理由。
―あたしもいじめられたい…。縛られて焦らされていやらしい言葉で辱められたいよぉ…!
そう自覚するともう、とめられない。
すでにぐちょぐちょになっていたアソコからぬるぬるとした愛液をたっぷりと指に取ると
ぱんぱんに膨らんでそれを包む皮の奥からちょこんと顔を出しているクリトリスへと運ぶ。
一週間、待ちわびていた刺激。
あたしは信じられないくらいの速さで指を上下に動かし、あっという間にイってしまった。
しばらく絶頂の余韻に浸っていたけれど、こんなことであたしの一週間分の欲望が満足するはずもなくてすぐに2回目を始めた。
今日はまだ時間が早いし隣接したレンタルハウスを借りているメンバーは今、南サンドリアに打ち上げに行ってるはず。
…それを思い出して、こんどはゆっくりじっくり限界まで焦らすことにした。
上着だけを脱ぎ、短いタンクトップ型の下着の上から自分の胸を触る。
まだ乳首は触らない。
周りだけをそろりとなでる様に触ったり、下から掬い上げて中の芯を軽くつぶすように揉みしだいたりして自分を追い詰める。
あたしのちいさな胸が自分の手の中でいびつにゆがむのが下着の上からでもわかり、とてもいやらしい。
もうだいぶアソコが濡れてきちゃってるのが触らなくってもわかっちゃう…。
それでもあたしは乳首を触らず周りばっかりを責め続ける。
触ってもいないのにあたしの乳首はビンビンに立ち、下着に擦れてわずかな快感を生み出していた。
9272UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:54:29 ID:2cMfxanw
あたしは無心で胸を揺すり、下着に乳首の先を擦り付けて快感をむさぼる。
「ふっ…はぁ…あぁ…!」
はぁはぁと息を吐くのに合わせ、喘ぎ声が漏れてしまう。その聞きなれた自分の声でさえ、今はあたしを興奮させた。
だんだんとさっき触ってイったばかりのクリトリスがムズムズしてきて、お○○この奥は何かを入れて欲しくてヒクヒクとしてくる。
でも、まだガマン…!
あたしは自分の出したエッチなお汁をまた指にたっぷりとつけるとそれらの周りにゆっくりと塗りたくった。
「あぅ…!いぃ…ふ…っぁ…ん…!」
声ももうガマンできなくなってきてる。
「あぁ〜、お豆グリグリしたいよぅ、お○○こに指突っ込んでぐちゃぐちゃしたいよぉ、乳首コリコリってして引っ張って爪でカリカリしたいぃ…」
欲求を口に出して耐える。でもそれは逆効果にしかならなくてあたしのアソコからはもうとめどなく愛液が溢れていてシーツをびしょびしょに濡らしていた。
ぐちゅ、ぐちゅと自分の汁を広げるたびになる淫靡な音。
手に伝わるぬちゃぬちゃとした感覚。
そうやって自分を焦らし続けて、どれぐらいの時間がたっただろうか…。

…もう、限界…!
そう思ったとき脳裏に浮かんだのはあのときのフェ・インの光景で。
ヤマトさんの冷たい微笑み…言葉による責め。
トララちゃんに、なりたいと思った。
ううん、別にヤマトさんを好きとかそういうことじゃなくて。
ずっとああいう風にいじめられたかったの…。
……どうせ叶わないなら、どうか今だけは。
そう思った瞬間、理性のタガが外れてあたしは目を閉じて、ヤマトさんを想像した。
9282UGAYDVW:2005/03/21(月) 07:55:31 ID:2cMfxanw
ベッドの向かい側にある作業台にヤマトさんは腰掛けている。あたしは…視姦されてるんだ…。
「ああぁぁ、ヤマトさんっ!おっぱい、おっぱいさわってイイですか?乳首コリコリさせてぇ…。」
今まで散々焦らして、ガマンしてきた欲望を実行するために想像の彼に伺いを立て、許しを請う。
「はぁあん、お願いしますぅん…変になっちゃうぅ…あぁ、も、ガマンできないです…。」
あくまで想像であるヤマトさんはあの冷たい微笑を浮かべてこちらを見ているだけで、何もしゃべることはない。
それでもあたしを盛り上げるにはその想像は十分で、あたしはトララちゃんがあのときしたように「ごめんなさいごめんなさい」と言いながら待ち焦がれた刺激を自分に与えた。
「あぁあ、おっぱいイイ!いぃ、気持ちいいですっ!ああ、胸だけでイっちゃいそう…っ!気持ちよくって引っ張れないようぅ、くぅう、コリコリしたら変になっちゃう…。」
できるだけ自分を興奮させるようにいやらしい言葉を口に出しながら乳首への愛撫を続ける。もう、気持ちよくてどうしようもない。
「ああぁぁ、爪でカリってするとおなかがあついよぉ…エッチなお汁が出てきちゃう…!ねえ、ヤマトさん、お汁すくってお豆に塗り塗りしていいですか?」
あたしは想像のヤマトさんに向かって大きく足を広げると自分でソコのぽってりとしたお肉を開いて見せた。
「ねっ…いいでしょ?塗るだけぇ…、グリグリしませんからぁ…」
彼の顔色を伺うかのようにもう一度許しを請う。そしてだらだらとたれている愛液をゆっくりと掬い上げ、そろり とソコへ近づけていく。
「…っ!――――――っ!」
言葉にならない。触った瞬間にサンダー食らったような電撃が頭のてっぺんまで走ってどこかへ飛んでいってしまうのではないかと思うくらいだった。
「あぁ、あああ、あ、だめ、やっぱりガマンできないです…!ごめんなさい、ごめんなさいぃ…」
もう、とまらない…。
強すぎる刺激を知ったあたしの体は絶頂に向けて一直線に昇りだす。
9292UGAYDVW
たっぷりと出ている愛液を手のひら全体につけ、そのまま手のひらの大きさをフルに使ってクリトリスを擦りあげた。
あのときのことを思い出し、荒縄に擦られているところを想像し何度も何度も上下に動かす。
「ひゃぁああ!ああぁ!イイ!あーっ…ユーリはっ…い、いやらしいので、お豆グリっ…グリするのぉ、が、ガマン、あぁ…できませんでしたぁ…っ!
ヤマトさんっ、お、お仕置きしてぇ…いやらしいユーリのお○○こにお仕置きしてぇ…!」
あたしはあの時のトララちゃんと同じように自分のソコに指を2本入れる。
…この指は、ヤマトさん。
そう想像して、彼があの時言っていたように動かす。
「ひ、ぁぁあ、あ!イイ、ああキモチイイ…っ!ぐちゃぐちゃかき回すのもコリっとしたとこグリグリされるのも最高にイイよぉ!」
「あーっ、お豆も気持ちいいのぉ!荒縄がズリズリ擦れてっ…はぁああん…っ!」
中に入れた指をずちゃずちゃと出し入れしながら手のひらでグリグリとクリトリスを擦る。
自然に腰がクネクネと動いてしまいあたしは絶頂が近いことを悟った。
「あっ…だめ、もうイく、イきます…!ヤマトさんっ、ユーリのイくとこ見ててぇ…!」
彼のあの冷たい笑顔に見下されているところを想像して両手で一気にラストスパートをかけた。

その瞬間。
「おい、ユーリ、今日は…」
ガチャ、とレンタルハウスの扉が開き長身のエルヴァーンが部屋に入ってくる。
…ターキィ!!
瞬間、なにが起きたのかは理解した。理解、したけど…。
あたし、一週間もガマンしてたの。すっごいしたかったの。
ずっとずっと焦らしていじめて、やっと思い切りイくっていう瞬間だったのよ?

…止められるわけ…ないじゃない…。

「あぁぁあ、ヤマトさんっ、イく、イっちゃう!ああ!ターキ…ィっ、見ないでぇ…いやぁぁぁぁ、やだぁぁぁ―――――っ!」
あたしはターキィの前で思いっきり腰を振って手のひらにクリトリスを擦りつけ、指をべちょべちょにして中をかき回しながら最高にして最低の絶頂を味わった。