1 :
旧12:
2 :
旧12:02/01/04 04:26 ID:xX9x7hG6
3 :
旧12:02/01/04 04:28 ID:xX9x7hG6
新年の挨拶がてら、立てました。
たかねたんの続きはまだ書いてます、ううう。
4 :
VAIO使い:02/01/04 04:47 ID:PGPz16Zb
あいさつ上げ
5 :
旧12:02/01/04 05:07 ID:xX9x7hG6
6 :
旧1:02/01/04 22:42 ID:MC/qEZM+
まずは。12さん、新スレ立てお疲れ様でした。
そんで、ありがとん。
ついでに、新年あけおめ。
たかねSSの続き、ハァハァして待ってるので早くお願いねん。
んで、これから、このスレがTLSシリーズの妄想で続くことを願いつつ……
“旧1”という名前がうっとしいのと、新スレ・新年という事で改名したいと思った結果、
これからは、新たに“ブルー”としてカキコしていく所存だYO。
よろしくね。
それで早速ですが、森下茜駄目駄目SSをうぷしたいのですが、よろしいでしょうか?
新スレお疲れさまー。
冬コミの時の話だけど、TLS3キャラにブルマーを履かせるという非常に
変態な本があったんよ。ブルー氏はムチムチブルマー好きみたいだけど、
その本は見かけなかったのかね。とっても面白かったよ。
ここが新たなる大地ですか、新スレお疲れ様です。
TLSの新作が絶望的ということで、某メーカー勤務の兄に「アンタのとこで権利を買いとって作ってくれ」
と言ったら「ギャルゲーの制作はサクラ○戦だけで勘弁してくれ」と言われました(w
新スレおめでとうございます。
笑たんと遊季の続きを待ってます〜。
新スレ立てお疲れ様です。
>>6 激しくきぼんぬ>茜たんSSうp
新スレおめでとうございます。
感想全然うぷしてませんが、ちゃんと読ませていただいています。
というか、エロの感想ってどう書いたらいいのかわからんもので…。
ところで前スレ744で言っている「かなめ一人称の大長編SS」って、
たかねも出てくるやつですか?というかたかねが結構重要な役割。
私は読んで感動した、というか結構ハァハァしたりもした。
とにかくここのSSの続き、全て期待してます。
12 :
旧12:02/01/05 18:46 ID:zYaJvzw8
とりあえずこっちでも12ゲット、と(w
1さん茜たんの続きもよろしくー。
13 :
ブルー:02/01/05 21:43 ID:ShWDWSMt
>>7 そんな本があったのか……。
見逃したよ……欝だ氏脳。
出来たら内容とタイトル教えてYO。
探してみるから。
>>8 間違ってたらスマンス、レッドカンパニーだっけ?
もっと、プッシュプッシュ。
まあ、可能性があると言えばSCEぐらいか?
>>9 ぐるぅびんさん最近見ないなー、
俺も続きをうぷして欲しいっす。
>>11 情報ありがとう、探して読んでみます。
俺は今でも思うんだけど、キャラに関してはTLS3は最高にいいゲームだよね。
もっと、話を煮詰めて、ラブラブモードを作ってくれたら、
俺的には文句なしだったのに。
>>10 & 12
リクエスト、サンキュ。
もう俺は、うぷしちゃいけないかと思っちゃいました。
今日深夜にでも茜たんSS続きうぷします。
14 :
ブルー:02/01/05 23:53 ID:9dIp6AzS
じゃ、TLS2・森下茜たんSSの続きをうぷします。
ここまでの話を知らない人は、
上にアドレスが記載されている“TLS3のエロについて”のスレを見てください。
今回は最後に選択肢を作ってみたので、感想と一緒に選んでもらえれば幸いです。
(ヘタレSSだけど許してね)
15 :
ブルー:02/01/05 23:54 ID:9dIp6AzS
俺はわけが分からなくなる。いつもの明るい森下さんなら絶対に、
こんな赤ら様にエッチな要求など断っているはずだ!!
しかし、現にベットの上の森下さんは脚を恥ずかしげに静々と広げ
ている。その角度は15度程だろうか。
それは間違いなく彼女の意思により行われているのだ。
俺はギリギリと歯を食いしばる。
この行いを森下さんが治療の一環だと信じ、本人の意思に行ってい
る内は飛び出すわけにはいかない。杉山に医療行為だと突っぱねら
れればそれまでだからだ。
大好きな彼女が目の前で薄汚れた中年男性に淫らな事をされている
と言うのに俺はどうする事も出来ない。
今はただ、黙ってこのカーテンの中から森下さんの身体が杉山好み
の色に染められていくのを見ているしかない。
(く、杉山の奴、森下さんの長い脚の付け根に人差し指を添えて…
…ああ、上下に動かし始めやがった……だ、駄目だ!!お前、そん
なの絶対に治療じゃないだろう……)
杉山には森下さんが嫌がらない確信でもあるのか、人差し指でブル
マを擦る音が俺の所まで聞こえるぐらい大胆に、一定のリズムでの
上下運動を繰り返す。たまに森下さんの処女口を確かめるように深
く差し込みながら……。
16 :
ブルー:02/01/05 23:56 ID:9dIp6AzS
「それにしても、茜君のヒップラインはバスケで鍛えているだけあ
って、見事の一言だね……サイズは幾つなんだい?」
「あぁ、そ、そんな事……」
「恥ずかしがらず言ってごらん、私は医者なんだから患者の身体的
特徴は把握しておかないとね」
「……83です」
森下さんは最初拒んでいたけど、杉山が急かす様にブルマの中央を
強めに押すと、熱に冒された様に小声でヒップサイズを漏らす。
「そうか83か、よしよし、さすが森下茜だ。大きすぎず、小さす
ぎず、まさに理想的な数値だ。肉付きも申し分無いし、これからの
成長を加味すると、正しく男を喜ばす為だけに生まれてきたヒップ
としか言い様がないな……それで、痛みの方はどうだい?」
「あ、ああぁぁ……い、いたくはないですけど……ああぁあぁ……」
「痛くはないけど……ここを、こうやって私に擦られると、気持ち
いいんじゃないのかい?」
杉山が悪戯っぽくブルマの中央を強めに擦ると、森下さんがああん
と声を漏らすと同時にお尻が一瞬ビックと震えて、10センチ程宙
に浮かぶ。
「はぁはぁはぁ、せ、先生、ど、どうして…………」
「おやおや、そんなに気持ちよかったかい。ふふふふ、大丈夫、怖
がらなくて良いよ。茜君、なんだか、頭がぼんやりして、身体が何
だかむずむず、ほてってないかい?」
「あああああっっっ……そ、そう言えば、さっきから物事があんま
り……あぁっ、せ、先生、あんまりつ、強く、擦らないでください
……あ、だ、だめっ、つ、抓るのもダメです先生!! あぁぁっぅ、
う、うそ、、、、私の身体が自分のものじゃないみたい……あぁぁ、
怖いです、先生……」
森下さんは快楽に染まりはじめたお尻を揺らしながら、首を横に向
け、杉山に助けを求める。
その森下さんの憂いた表情ですら、杉山にとってサド的興奮を得
る材料の一つなのだろう。杉山は指での攻撃を止める事無く恐ろし
い事を言う。
17 :
ブルー:02/01/05 23:57 ID:9dIp6AzS
「フフフフ、いいんだ、それで正常なんだよ。さっき茜君の腕に塗
ったのと、飲んだ薬には、説明した効果と別に副作用として頭の回
転が鈍くなるのと、身体が敏感になって熱っぽくなる効果があるん
だ。まあ、要するに媚薬だね、勿論超の付くぐらいの即効性のだよ。
でも、大丈夫打ち身などに効くのも間違いないから、この後たっぷ
りと汗をかく気持ちいい運動をすれば、汗とともに痛みも引いて行
く事間違いなしだよ」
(!!杉山の奴!!やっぱり、さっきの薬は如何わしい薬だったん
だ!! それでさっきから森下さんの様子がおかしいのか。
あの野郎、森下さんにそんな変な薬を使いやがって……それにし
ても、運動ってなんだ?……まさか、ここでバスケをしろとか言い
出すのか?)
「いぃぃぃ……先生ぇ、あ、汗をかくって……」
「ああ、その点も心配いらないよ、私は医者として患者の面倒は最
後まで見るタイプだからね、茜君は私の指示通り身体を動かせば良
いから。まあ、私の方も少し汗をかくけど、別のものを茜君の中に
出すから遠慮しなくていいよ」
(まさか杉山の奴、森下さんをここで犯すつもりなのか!?
いや、幾ら杉山が変態だとは言え、そこまで無茶をするとは……
どちらにしても、もう少しだけ様子を……)
18 :
ブルー:02/01/05 23:59 ID:9dIp6AzS
「あぁぁ、べ、別のものって……」
「まあ、そのうちわかるよ、ところで茜君は男性と付き合ったこと
はあるのかい?」
森下さんは気恥ずかしいのか、それとも杉山の指が気持ちよすぎて
まともに喋れないのか、ポニーテールを小さく揺らして首でいいえ
を伝える。
その間も時折湿っぽい喘ぎ声を漏らしながらだ。
「そうか、だとすると、青葉台高校一番の美少女、森下茜の始めて
の相手はこの私という事か、光栄極まりないなー。まあ、痛みの
方は薬が効いてるから全然無いし、それどころから気持ち良
いだけだと思うから、一生忘れる事が出来ない様、最初から全開で
突きまくってあげるね」
杉山の奴は森下さんが状況を理解出来ない事をいい事に次々と恐ろ
しい事を言う。
もう、奴の指なんか完全に土手にへばり付き、ブルマ越しにでもグ
チュグチュと音が聞こえるぐらい、全体を淫らな手つきで揉み解し
ているだけだ。
森下さんはそれでも治療だと思っているのか、両手で頭の上にある
保健室のベットのパイプを握り締めて、杉山の指に踊らされるよう
にブルマに包まれたヒップを左右にクィックィッっと動かしている。
その度にトレードマークである森下さんのポニーテールがユラユラ
と揺れる……ああ、森下さんはやっぱり杉山の指で感じているんだ
……。
俺はその時初めてハッキリと確信した。
「茜君、バストサイズは幾つなのかな?」
ある程度森下さんの秘唇をほぐし終えたのか、ふいに杉山が森下さ
んに胸のサイズを聞く。
「……84です」
理性は失っても治療だという意識はあるのだろう、森下さんが恥ず
かしげに小声で胸囲を告げる。
「そうか、それじゃあ、ついでだから胸の触診もしておこうね。
それと、さっきの薬を塗っておくね。そうすればもしも乳癌があっ
たとしても問題なく治るからね。それじゃあ、仰向けになって体操
服をめくってくれるかな……」
19 :
ブルー:02/01/06 00:00 ID:FCOsULly
(乳癌に効く塗り薬??……そんなのあるわけないじゃないか……
でも、森下さんの胸か……一応、杉山は医者だし本当かもしれない
し……)
1:もう少し成り行きを見守る。
(野郎!!完全に頭にきた!!絶対嘘じゃねえか、乳癌が治せる塗
り薬なんてあるわけないじゃないか!!さては打ち身に効くという
のも嘘だな、ただ単に女の子がエッチになる薬じゃないか!!今す
ぐ飛び出て取っちめてやる!!)
2:今すぐ、森下さんを助ける。
20 :
ブルー:02/01/06 00:04 ID:FCOsULly
今回は以上まで。
前に言われて、今回は導入部に気をつけて見たのですが、
どうでしたでしょうか?
改めて自分で読み返してみると、無理があるなと……
まあ、今回は急遽書いたから仕方ないのかな。
ちなみに、来週の3連休中に結末までうぷする予定です。
感想よろしくお願いします。
関係ない話で悪いけど、TLS1Rの桂木綾音のCGにアンスコチラが
あるよん。あれは遊季の尻以上にエッチィじょぜ?
アンスコフェチにはたまらんよ。森下茜のブルマ破れたりってカンジ。
エロくて(・∀・)イイ。
自分的には選択肢2キボーン。
23 :
ブルー:02/01/06 17:45 ID:UyRkYcxV
>>22 オッケー。
22さんの意見を採用します。
24 :
ブルー:02/01/06 17:46 ID:UyRkYcxV
(そうだ!!今すぐ森下さんを助けなくては!!)
俺は覚悟を決めると、仕切りであるカーテンを勢い良く開ける。
「この野郎いい加減にしろよ!!!!!!」
いきなり現れた侵入者に杉山は目を丸くして驚いている。
「今すぐその不細工な顔を変形するぐらいボコボコにしてるぜ!!
トォッ!!」
俺はテレビの中のヒーローの様にベットから飛び上がる。
筈だった……
(あれ、足に何か絡まってる……)
そう思った時には遅かった。
思いっきりジャンプした俺の足にはカーテンが絡まっており、当然
の如く転倒する。
ガッシャーン!!ガラガラ、ゴン。
「…………」
「……まさか、生徒がいるとは……しかし、なんだこいつ?自分で
飛び上がった後、横のベットに頭を強烈にぶつけたぞ……どちらに
しても、縛っておくか……」
(痛い…………)
頭部に鈍痛を感じながら、杉山の声が聞く……
でも、その声も段々と小さくなり、視界が狭まってゆく……。
(だ、駄目だ、森下さんを…助けないと……た…すけ……な……)
・
・
・
・
・
・
・
(う、うーーーん……、あ、あれ、ここは……どうやら、保健室みたいだが……あ、そうだ森下さん。森下さんはどこだ)
パンパンパンパン
「あああああ、すごいぃぃ、気持ちいいの、すごく気持ちいの、あ
っっっ、せ、先生、先生のおち○ぽすごいの、茜のあそここわれち
ゃうううっうぅぅぅぅ」
(!!!!!も、森下さん!!)
25 :
ブルー:02/01/06 17:49 ID:UyRkYcxV
俺は声のする方を見て驚く。
なんと、裸の森下さんが同じく裸の杉山の膝の上に座り、
こちらに背中を向けた状態で淫らに腰を振っていた。
(も、森下さんが、杉山に対面座位で犯されてる!?と、止めないと)
「ぐごぉ、ごぐうぐぐ、ばがりだがぶっぐぐぐ……」
俺は大きな声で叫ぼうとするが、タオルの様なもので猿轡をされ喋
ることが出来ない。
ガチッ、ガチガチ。
(な、なんだ体が動かないぞ……)
必死で体を動かすがガッチリとベットに固定され、ほんの少ししか
動かす事が出来ない。
「おやおや、気が付いたのか。念のため縛り付けておいて正解だっ
たな」
森下さんの桃尻をゴツイ指で掴む様に揉みながら、腰を突き上げて
いた杉山が俺に気づいて笑う。
「えーっと、小笠原君だったかな、2時間ぶりぐらいのお目覚めだ
ね。まあ、あんまり無理をしないほうがいい。頭の傷は大した事無
いが、私が薬を打って置いたからね……可愛そうに黙って見ていれ
ば、楽しい人生が待っていただろうに……」
「うごぉ!!ごらぐらがあがあぁあがが!!」
「ん、なんだい、何を言ってるのか分からないな?ああ、心配しな
くても森下茜君は処女だったよ。勿論、私が美味しく戴いたけどね。
今はそうだな……4ラウンド目かな。茜君がどうしても私を離して
くれなくてね……まったく、今時の女子高生は凄いよね……ほら」
そう言って、杉山は俺に接合部分を見せ付ける様に、掴んでいた森
下さんのお尻を身体ごと持ち上げる。
(ああ、本当だ……)
俺の心が絶望に染まる。
ヌゥチャァーと言う音を立て持ち上げられた今も、森下さんのあそ
こは杉山の亀頭部分と淫糸を引いて繋がっており、さっきまで完全
に埋まっていた事は疑い様がない。
竿の部分はテカテカと光を放つ程塗れており、俺が気を失ってから
ずっと森下さんを犯し抜いて居た事が手に取るように分かる。
見れば二人が抱き合うベットの上には、点々と赤い染みがある。
26 :
ブルー:02/01/06 17:50 ID:UyRkYcxV
「ああ、せ、先生、抜いちゃいやぁ、茜、まだ注射が欲しいのぉ」
森下さんはこの状況すら治療だと思っているのか、宙に浮いたヒッ
プを左右にぷりん、ぷりんと振って、杉山に淫らな注射をおねだり
する。
「ふふふふ、茜君はエッチが本当に大好きだな、ほれ!!」
ぬぷっ、ぬぷうぷぷぷぷぷぷぅっぅっっっ。
ふしだらな音を立て、杉山の肉棒が森下さんの秘部に突き刺さっていく。
森下さんは待ち侘びた物を与えられ、堪えら得ない程気持ちいいの
か、舌を突き出してあひーと叫びながら、杉山の胸板に顔を埋める。
「さあ、小笠原君とはもうすぐ会えなくなるから、茜の飛び切りエ
ッチな姿を見せ付けながらお別れしようね」
どうやら、森下さんは俺の存在すら気づいて無いようだ……。
一瞬、ピクンと身体が震える様な反応をしたが、それもすぐに消え
ると、自分から杉山へと顔を近づけて、濃厚なキスを始める。
そして、豊満な双乳を杉山の胸に擦り付けるようにしながら、白く
て瑞々しいお尻を上下に動かしだす。
……チュプ……チュプ。
唇を完全に密着させて唾液交換の音を立てる。
時折、隙間から森下さんの可憐な舌と杉山のナメクジの様な舌が絡
まるのが見える。
その下では、パン、パン、グチュ、グチュと小気味いい音を立てな
がら性交を続ける。
もはや、杉山はまったく動いておらず、全て森下さんが自分の意思
で行っているのだ。
27 :
ブルー:02/01/06 17:51 ID:UyRkYcxV
(だ、駄目だ……君はそんな事をしてはいけないんだ……)
俺は心の中で何度も森下さんに呼びかけるが当然彼女に聞こえる事
はない。
それどころか、逆に森下さんはスラリとした足を杉山の腰に絡める
様に回して、足首の部分でおしとやかに組む。
そして、細腰の動きを一層激しいものとする。その反動で森下さん
の双乳はプルンプルンと揺れ、ピンク色の尻たぶもリズム良くプル
プルと波を打つ。
どうやら、森下さんは杉山の射精が近い事を雌の本能で感じ取り、
それを子宮の奥深くへと受け止める準備を始めたようだ……。
全ては杉山が使った薬の仕業とはいえ、俺は涙を止める事が出来ない。
そして、それこそが、多くの自由を奪われた俺に出来る最後の能動
的行動だった。
次第に頭に霞がかかりだす……。
どうやら、杉山が言っていた、薬が回ってきたようだ……。
目の前では杉山が森下さんの幼腰をガッチリと掴み、可能な限り奥
まで注げるよう下腹部を密着させる。
うっと叫んで杉山が小刻みな振動を始める……。
森下さんも絶頂に達したのか、両手を杉山の頭と背中に回してこれ
以上無いくらい身体をくっつける……。
どうやら、胎内の奥深くに今も薬と信じている杉山の精液を注がれ
ているようだ……。
(……ごめん……俺、森下さんを……まも……れな……こん……ど
……う……まれ……)
そして、俺は二度と開く事のない瞼を閉じる……。
BAD END
28 :
ブルー:02/01/06 17:55 ID:UyRkYcxV
以上っす。
選択肢は1を想定の上で書いてたので、少しあせりました。
ちなみに、選択肢1を選んだ場合はバッドエンドと決めてました。
今日の格言は “強いては事を仕損じる”です
(漢字あってる?)
感想まってるよーーー。
>>28 うわああああああああん!選択肢1のほうの展開が気になるよおおおお!!!
寝取られものが好きなのでバッドエンドカモン!ってなもんなのにい!
選択肢1のほうも載せてくれません?ブルーさん。過程が見たいッすよ、過程が。
ギブアンドテイクとして
>>7で言ってた本の題名、教えますぜ?
31 :
ブルー:02/01/06 19:56 ID:YJeDdpfr
>>28 >>ちなみに、選択肢1を選んだ場合はバッドエンドと決めてました。
選択肢2の間違いです。
選択肢1を選んでいたらハッピーエンドの可能性がありました。
>>21 たかね、茜と着たので次は綾音ちゃん書くかも……
>>29 こういう情報を待ってたのよ。
楽しかったYO
>>30 ええよ。来週あたり載せると思います。
ただ、休みも終わったのでペースはかなり落ちると思います。
>31
選択肢1も載せてくれるのですね、\(^▽^)/
こちらはハッピーエンドが見たいなー
危機を乗り切った後の雅人と茜たんのいちゃいちゃエチきぼーん。
>>32 森下さんのお処女が杉PONEの物になるかどうかが問題だが。
(個人的には杉PONEに奪われるほうが興奮するのでどっちでもかまいませぬが)
どう転んでも森下は好き者なわけやね(w
>>30 >>過程が見たいッすよ、過程が。
激しく同意!!
特に胸の辺りの描写が期待大。
下げ忘れ。このスレって下げ進行?
>35
>特に胸の辺りの描写が期待大。
凄い勢いで同意。
ブルーさんのSSは胸に関する描写が(・∀・)イイ!
もう毎回メロメロ……
>>31 う〜ん、選択肢2の方がハッピーエンドかな、と思っていた自分は
甘々なのか…。まあ様子見の方がエロ描写も増えるか。
選択肢1ではねちっこい展開をキボンヌ。
>>35 >特に胸の辺りの描写が期待大。
禿胴。自分はオパーイ星人なもので…。
39 :
ブルー:02/01/08 00:23 ID:Er9vz6eW
>>32 いちゃいちゃ……む、難しい……
31に書いたとおり、
“可能性がある”だけで必ずしもハッピーエンドな訳ではないです。
つまり、もう一度選択肢を予定してます。
>>34 そんな事は無いです。森下さんは純真可憐です。
>>36 基本的に下げ進行で、下がりすぎた時だけあげると言う感じがいいかと思うのですが
どうでしょうか?
胸方は……頑張ってみます。
>>37 頑張ってみるけど、過度の期待はしないでくれYO。
>>38 あんたも胸かい!!
選択肢2がハッピーと思ったHAL21さんは、
まだまだ若いですな。(^^
意外に反応が多かったので、もう一頑張りしてみます。
ところで、22さんは感想書いてくれたのかなー
今回のバットエンドは22さんのために書いたと言っても
過言ではないのに……
で、昨日かすみをクリアしました。
かすみ……身体がエロいですな(^^
(あのピンクの水着は最高だ!!)
かすみエロSS書こうかな……。
綾音は噂に聞くテニスCGを見て、良かったら書くつもりです。
勿論ネタはテニスで!!
その前にたかねSSを終わらせねば……
PS:新スレだけに新人さんがホスィ。
それも、職人さんがホスィといって見る。
選択肢がついてくるなんて某イベントの生下校会話みたいですな。
ネタは遊季と梢で短いのがあるんだけど時間がねえっす。(チキン)
41 :
29:02/01/08 02:05 ID:oDjvWz6N
42 :
29:02/01/08 23:53 ID:iFPBbyuM
43 :
ブルー:02/01/09 00:56 ID:+kCT35gt
>>40 遊季と梢のネタをキボンヌ。
簡単でもいいので載せてみてください。
>>41 42
29さんナイス!!
正直、無理矢理は個人的に趣味じゃないので、
救急車と君子が怖い話は萎えでしたが、
かすみの蜘蛛を取り除く話は萌えでした。
自分が書くなら、かすみエロSSは夏祭りでお酒を飲まされて、酔った所を……かな。
ちなみに綾音は、大須賀にテニスのコーチされながら……と言うのはどうでしょうか?
大須賀ってそういう奴じゃないと思う……。
あいつはあいつで良い奴だよ……。
むしろわからんのが高林。
今日はかすみに明日は波多野に、もしかしたら明後日は早苗に?
なんとも節操無しの高林。
テニスのコーチって大須賀でなくて柳沢でないの?
>>ブルー氏
月末のイベント合わせの原稿のキリがついたら梢、遊季ネタを書き始めようかと
思ったり思わなかったり。(漫画が本業)
大須賀はサカー部だからね。
それに奴が狙おうとする相手はプレイする毎に変化するし。
柳沢はのぞみに片想い状態だからそれをネタにしてみるのもいいかも
(ってギャルゲ板に柳沢がのぞみを犯すSSがあったような・・・・)
いかんage忘れた。
255位まで沈んでるんでageとく。
の、のぞみが柳沢にやられるくらいなら・・・
まだ見知らぬ輩にやられたほうが・・・
うわ〜〜〜いやだ〜〜〜綾音がやられるところは見たいけど
のぞみがやられるところは見たくねえ〜〜〜〜〜〜。
ちうかワカーンという路線は無しデスカ?
合カーン確定デスカ?
50 :
ブルー:02/01/09 23:13 ID:ULOpv5JV
>>44 & 45 & 46
そうか、大須賀っていい奴だったのか、スマンス。
構想では、
大須賀:テニスの事を知らないのに、適当な事を言って桂木綾音に近づく。
↓
綾音 :人を疑うと言う事を知らないので、大須賀を信じる。
↓
大須賀:エッチなテニス指導開始。
↓
綾音 :上手くなる為に我慢して続ける。
↓
↓
大須賀:「これが本当の○ニスだよ」
↓
(゚д゚)ウマー
と、思ってたのだけど……今読むと……あほや、あほすぎる……
自分で言うのもなんだけどダメダメだね。
なんかいいエロネタある?
>>45 思え〜〜〜、強く思うのだ!!
しかし、月末イベントも気になるよ……なんだろう?
51 :
29:02/01/10 00:04 ID:BUNQAD95
52 :
45:02/01/10 01:39 ID:M5vTAlJX
>>ブルー氏
あ、ごめん。月末イベントって言ったってうちの地元のコミケの事ね。
TLS本(非エロ)のコピー本を出すのよ。
「人を疑うことを知らない」ネタなら弥生ちゃんのほうが適任かと。
大須賀の口八丁、手八丁でだまくらかされて哀れ弥生ちゃんは大須賀の毒牙に。
ハァハァハァハァ(;´Д`)
大須賀の見え見えのアプローチに乗って
身を任せるが、ボソリと一言
弥生「あの…自分でやる方が気持ちいいんですけど…」
大須賀「ウワァァァァンン!!ヽ(;´Д`) ノ」
だけどこれじゃエロにならない…
主人公転校後、だれもいない放課後の教室で
主人公の席をオカズに自分を慰める綾音ちん。
ところがそこを大須賀に見つかり‥‥とか。
弥生ちゃんはみさきに食べられてしまうとか。
んで、食事の様子を大須賀とか柳沢に見られてた、と。
弥生ちゃんって催眠術にかかりやすそうだよな。
かかったフリしてメチャクチャやりそう…
57 :
ブルー:02/01/11 00:12 ID:fpaMn6xn
弥生ちゃん大人気だ……
催眠術ネタも個人的にヒット!!
最後はアンダースコート半脱ぎで、テニスコートの金網に手をつかされて、大須賀に
後ろから処女を奪われるとかだと、もう本当に、ハァハァハァハァ(;´Д`)だね。
という事で、
(・∀・)誰か書け〜〜!!
大須賀って本当に青空高校のちんOん担当だなあ。
柳沢がへたれなだけか。
俺の名は大須賀亨。青空高校サッカー部期待の男だ。
今日も下手糞共と戯れ練習を終え、帰宅の準備をしている。
「ったく、毎日練習なんてたりぃよな〜。そもそも天才の俺様ちゃんは
練習なんぞしなくても十分上手いっつーの。……んぁ?」
部室を出た時、校庭から教室の窓が目に入った。…校舎に誰かいるな。
この時間の教室に生徒が残っている事は珍しくない。が、その生徒が
桂木綾音なら興味が湧く。俺が見間違う筈はない。あれは桂木綾音だ。
それならば、一緒に下校しよう! 男は行動で示すものさ。
桂木のいる教室に足を向ける。…そういえば、あの教室は、、、、
階段を上りながら思い出した。そうだ、間違いない。間違う筈がない。
「…俺のクラスの教室じゃねぇかよ」
桂木が、俺のクラスに…? 何の用か、決まってるじゃん!
…やっべー、やっと俺様のラヴコールに気付いてくれたってワケ?
そんで秘かに俺の席に座ったり、縦笛なめたりしてるってかー!?
「…小坊のガキじゃねぇんだからよ」
たしかに、桂木に限ってそれはナイ。俺はやってるけど。
じゃあ、なにをしているのか? そっと足音を忍ばせて教室を覗いた。
いた! 桂木綾音だ。夕焼けに染まる教室に、ひとりきりで座っている。誰の席? ………………くそったれ。 明日木のいた席だ。
クソッ!クソッ!クソッ! なんで転校した奴の席に座ってンだよッ!!あいつと桂木が仲良く話してるところを見たことはある。
あいつを見る桂木の目を、憧れるような目を見たことはある!
それがなんだッ! 桂木とあいつがデキてるってか!!
フザケンナッ!! 俺がずっと目をつけてきたんだぞ! クソッタレ!!
「……ぁ…」
教室から小さな声が聞こえた。なんだ? なにをしているんだ?
「……あっ、んん…明日木くん……」
桂木は座りながら、右手を股に挟みスカートに差し込んでいた。
小刻みに震えながら、あいつの名を口にしている。
「ーーーーーッ!!」
俺はキレそうになった。だが、止めた。落ち着け、俺。
あの桂木綾音のオナニーショーだぜ? しかも超VIPかぶりつき特等席だ。めったにないシュチエーションさ。こんなオカズは二つと無い。
「…あ…あぁ……んふぅ……はぁ…」
桂木の声、あんな可愛い声で、なんて声出しやがる。
瞬きすら惜しい。目が離せなかった。ズホンの前がキツイ。
いますぐギンギンの息子をシゴキたかったが、そうしなかった。
目の前で桂木が他の男でオナッてるのを見ながらオナる。
……そんなの、完ペキ負けじゃんかよ…。
俺は見た。桂木綾音を。
桂木は終わると泣き出した。あいつの名を口にしながら。
俺は誓った。「いつか俺をオカズにオナらせてやるっ!!」
そして俺はソッコー家に帰り、桂木の写真でヌいた。文句あっか!
>>59-60 大須賀亨のヘタレSS。(w
俺は大須賀のヘタレッぷりが好きです。エロくなくてスンマセン。
あっはっはっはっは。面白い。受けた。
ある意味大須賀はトゥルーなラブの持ち主なのかも。
負け犬な大須賀に乾杯。
63 :
ブルー:02/01/11 01:32 ID:4HshxfHF
>>59 - 60
がんばれ大須賀!!
自慰をネタに桂木綾音を攻略するのキボンヌ。
(・∀・)21じょぜ?さん、いけーーーーー!!
違うよ、それ以上行けないのが大須賀ってキャラなんだよ。
大須賀美学をブルー氏はわかってくれてないらしい。
とりあえず俺も負け犬な大須賀に乾杯。
いや、でも万に一つの可能性にかけて。大須賀が後藤さんの投げたボールに当たって
何かに目覚めたりすれば・・・。きっと桂木さんを襲って(;´Д`)ハァハァ
66 :
ブルー:02/01/11 09:32 ID:QI2cygx3
>>64 ごめんよー、大須賀はそういう設定ってことね。
しかし、綾音たんのエロSSは読みたいから、
だれか別の設定で書いてYO(´Д`;)ハァハァハァハァ
う
68は失礼。再送信。
…う〜ん、やっぱり59-60が大須賀の限界か…。
相手が弥生なら強気に出れそうだけど、結局興奮した弥生に
いいように料理されそうだし…やはり負け犬か。
柳沢なら自慰見た瞬間にとち狂って突飛な行動に出そうだが。
柳沢「俺のマグナムが火を吹くゼ!」とか言いながら?
他男子「さすが柳沢!俺達の出来ない事をやってのける!
そこがシビレル!憧れるゥー!!」
主人公「お前は、そんな顔して、何人の女を毒牙にかけてきたんだッ!?」
柳沢「お前は、今まで食べたパンの枚数を覚えているか?」
72 :
22:02/01/12 16:18 ID:NmwCDEsy
亀レススマソ。
折れ的にはエロ親父杉山に制裁を加えた後
茜たんとワカーンな展開を予想してたんだが…。
バッドエンドとは残念。
73 :
ブルー:02/01/12 23:40 ID:ilVETlBl
>>72 そんな22さんに朗報。
結末までは無理だけど、
森下茜SSを2度目の選択肢までうぷ出来そうな状況になったよ。
次はちゃんとハッピーエンドを選んでね。
という事で、続きうぷしてもよろしいでしょうか?
もう、ちょーOKっすよ!た〜のしみ〜♪
75 :
ブルー:02/01/13 02:27 ID:YndRsC+W
それでは74さんの許しも出たので、うぷします。
その前に一言。
35 37 38で言われた、胸の描写ですが、
頑張ったんだけど不完全燃焼となったかも……。
スマンス。
言われた時には、すでに該当部分を書き終わっていたので逆に流れが
変になったかもしれませんが、許してYO。
ちなみに、ここまでの流れは過去ログを見てね。
選択肢1で様子を見るを選んだあとです。
76 :
ブルー:02/01/13 02:28 ID:YndRsC+W
1:もう少し成り行きを見守る。
一旦カーテンから離れて、考える。
(そうだな……奴もすぐ森下さんに乱暴を働くわけじゃなさそうだ
し、もう少しだけ様子を見ても問題ないだろう……)
本来なら、今すぐにでも飛び出て行くべきだろうが、事を急いで下
手に森下さんに危害が加わる様な状況に陥るとも限らない。
ここは慎重に行動するべきだと判断する。
……ギシ……キ…。
向こう側からベットの軋む音が聞こえる。
急いでカーテンの隙間から覗くと、丁度森下さんがバスケで鍛えた
身体を動かして、仰向けになるところだった。
薬の影響だろうか、動きそのものが気だるそうで緩慢に見える。
森下さんの凛々しい顔が朱色に染まっているのは、窓から斜めに差
し込む夕日のせいではないだろう。
いつもは爛々と輝き、悪戯っぽい眼差しを向ける瞳も、今は色っぽ
く潤みがちで、ボンヤリと焦点が定まっていない事がこの隙間から
でも見て取れる。
「じゃ、診察の間、暴れられると困るから、両手を固定しておくね」
杉山はそう言うと、森下さんの返事を待つ事も無く、さっさと包帯
を使って、しなだれた彼女の両手をベットのパイプに結びつける。
当然、森下さんは不安気な顔をしたが、杉山に診断の為だと説かれ
ながら頬を撫でられると、ムッチリとした太腿をモジモジと擦り合
わせながら、仕方が無いという風に諦め顔をする。
77 :
ブルー:02/01/13 02:28 ID:YndRsC+W
(まさかこいつ、森下さんの手を縛らないと、いけないような事を
するつもりなのか……)
杉山の予想外の行動に驚く。
今、森下さんは、白く細い両腕を頭の上方で手首を中心に固定され
ている……つまり、これで森下さんは完全に抵抗する術を失ったん
だ。
これでは、もし杉山が圧し掛かって来ても跳ね除ける事が出来ない
し、横に添い寝されても逃げる事が出来ない。
そう、森下さんという美しい蝶は、今まさに杉山という毒蜘蛛の巣
に掛かったんだ。後はどんなに森下さんがもがこうが、捕食者であ
る杉山が喜ぶだけ。
森下さんはバスケで鍛えた自慢の身体をエロ医者の手に全て委ねて、
身体中隅から隅まで治療という名の性的悪戯を受けるしかない。
捕われの身となった森下さんを見下ろしていた杉山が、青葉台高校
指定の体操服へと手を伸ばす。
まずはサイズの確認を、と言わんばかりに体操服の上から彼女の胸
を触る。
下からすくいあげるようにして、そのたわわな実りを確かめると、
次は全体を包むように愛でる。
わざとだろうか、あえて胸の中心部分には触れないようにあくまで
も周りを重点に軽いタッチを繰り返す。
「ん…ッ……」
森下さんの口から控え目な声が漏れる。
杉山の手が次は女子高生の胸の張りを堪能するように、全体を少し
だけ強めに握る。
そうして、青葉台高校男子生徒憧れの胸を、プルプルと揺すっ
たり、バツンと弾いて弾力を確かめたりと我が物顔で甚振る。
78 :
ブルー:02/01/13 02:30 ID:YndRsC+W
体操服の上から脳の芯まで痺れそうなほど揉みしだかれ、森下さん
の肌が上気した様にほんのり朱色に染まる。
これが医者のする事だろうか、高校2年生という年齢の割りに成長
した胸をグニグニと音がしそうな程こねくりまわし、淫らにむさぼ
る。
杉山の指が彼女の体操服に沈んでは浮いて、沈んでは浮いてを繰り
返す。
「んっあっ」
少し痛かったのか、森下さんが軽い声をあげ、杉山に講義をするよ
うに甘えた目を向ける。
杉山は構わず指を進め、今度は胸の中心、乳首の辺りを弾く。
ピンッ、ピンッ、と指で先端を弾く行為にどういう治療的効果があ
るというのだろう。
それでも黙って受ける森下さんの頬はさらに赤く染まり、弾かれる
度にあんと小声を漏らし、太腿を擦らせる。
左右交互に10回ほど弾いただろうか、森下さんが声のトーンが次
第に上がってはぁーっとため息を漏らすと、頃合とばかりに杉山が
体操服を捲り始める。
まるで、薄皮を剥ぐが如く、スルスルと森下さんの上着を上へ上へ
と押し上げられる。
薬の影響で正常な判断が出来ないとは言え、やはり女子高生。人前
で肌を晒すのは余程恥ずかしいのだろう、森下さんは静かに瞼を閉
じる。そうで無くとも、彼女が今から下着姿を見られるのは恋愛感
情の欠片もない相手、薄汚れた中年男性だ。
もし、森下さんがまともな精神状態ならば、その場で舌を噛み切っ
ても不思議ではない状況だ。
79 :
ブルー:02/01/13 02:31 ID:YndRsC+W
「フフフ、やっぱり、白だったね……私の思ったとおりだ。それ
にしても、84って言うのは本当なのか……うーむ、それよりも幾
分大きいんじゃないのか」
杉山が体操服を捲り終え、純白のブラジャーに包まれた森下さんの
胸を凝視する。
森下さんが本能的に胸を隠そうと手を動かして、固定されたパイプ
の部分でガタッと音がする。
杉山の絡みつく様な、いやらしい視線を自慢のバストに浴びて、
耐えられ無いのだろう、森下さんが悲しげな表情で、はやくと呟く。
勿論、森下さんは、こんな恥ずかしい診察を本能的に早く終わらせ
てくださいという意味で言ったのだろうが、今の状況を考えると、
まるで森下さんが杉山に早く犯してくださいとおねだりしている様
にも見える……。
そんな、森下さんを見て、牡の興奮を掻き立てられたのか、杉山は
白いブラジャーを強引にそのまま押し上げる。
「やっ……」
僅かな抗議の声も空しく、森下さんの穢れ無き胸がブラジャーから
溢れ落ち、プルン、プルン、と跳ねる。
(ああ、すごい綺麗だ……森下さんの胸、想像以上だ……もう、
今まで見たどんなグラビアのものよりも魅力的だ……どうやったら
こんな美しいものが創造されるのか神様に聞きたいくらいだよ)
80 :
ブルー:02/01/13 02:32 ID:YndRsC+W
青葉台高校全男子生徒が毎日の様に妄想の中で描き続けて来た森下
さんの乳房は、濃いミルクをたっぷりと詰め込んだ様な張りと白さ
に包まれていて、ここからでも最高の揉み心地であろう事が手に取
るように分かる。
さらに杉山が言っていた様に、森下さんはスポーツをしている為だ
ろうか、腰周りがキュッと引き締まっているため、84というサイ
ズよりも一回り以上大きく見える。
そして、その中心には森下さんが清純な乙女である事を主張するよ
うに、小さなピンク色の頂がポツンと恥ずかしげに乗っかっている。
(……あ!!)
俺が惜しげも無く晒された、憧れの森下さんの胸に見とれていると、
杉山の奴が素早くベットの上に上がって、仰向けの森下さんに圧し
掛かる様な態勢を取る。
そうして、エッチになる薬をたっぷりと塗した両手で、森下さんの
双乳を揉み始める。
最初は乳房の下の方にゼリー状の薬を塗りながら、
乳房全体を覆う感じで薄く伸ばすように、ゆっくりとマッサージす
る。森下さんの理性は媚薬に負けて陥落一歩手前なのか、
濃く美しい眉を八の字に歪めて、熱っぽい吐息を漏らしながら、次
々と押し寄せてくる未知の快楽と懸命に戦っている様だ。
(あの野郎、森下さんの無垢な胸を玩具の様に弄んでやがる……あ
あ、乳首まであんなにたっぷりと……が、がんばれ森下さん、薬な
んかに負けるな、意識をしっかり!!)
81 :
ブルー:02/01/13 02:38 ID:YndRsC+W
しかし、そんな俺の想いを打ち砕くように、可憐な森下さんの乳房
は、汚れた杉山の手によってさらに形が変わるほどにマッサージさ
れ、媚薬を塗り込まれて行く……。
恐らく、森下さんは誰にも触られた事の無い胸を、好きでもない男
に荒々しく揉まれながらも、薬の影響でしどしどと淫らな快感が沸
くのだろう。
ついに半開きの唇から、ああんと鼻に掛かった声が漏れ始めだす。
(ああ、駄目だ森下さんの目が、どんどん……)
仰向けになった彼女の瞳は、先ほどよりも白く濁った感じで、次第
にトロンとしていく。
それと比例するように、森下さんの喘ぎ声がはっきりとしたものに
なっていく。
「フフ……、さすがは輸入もの。即効性抜群だな。もう、完全に薬
が身体中に回ったと見える。こうなればこっちのもの、あとはゆっ
くり、この引き締まった身体を未使用の肉壷の奥の奥まで堪能する
だけだ。しかし、今日はなんてラッキーな日なんだ、渋々代診に来
て、まさかあの森下茜とセックスできるなんて……しかも処女と来
てる……こうなったら、どうなろうと知った事か、身体中の精液が
尽きるまで、トコトンこの森下茜の子宮に注ぎ込んでやるぞ」
杉山が森下さんの乳首をクリクリと捻りながら、一人悪魔の様な言
葉を吐く。
そんな身の毛のよだつ陵辱宣言も、今や森下さんには聞こえていな
いのだろう、一向に暴れるそぶりを見せない。
森下さんの意識はしっかりとあるみたいだが、それらは全て杉山に
手綱を握られ、男を喜ばす目的で熟れた身体を揺り動かす為だけに
残されているようだ……。
82 :
ブルー:02/01/13 02:39 ID:YndRsC+W
(このままじゃ、森下さんがあの猥褻医師の杉山に犯されてしまう
……)
目の前で憧れの森下さんが、好色な中年男性の好き放題に性的悪戯
を施されていると言うのに、俺は不思議と飛び出る事が出来ない。
いつからだろう、喉がカラカラと渇き、目は杉山に愛撫されて,
悶えはじめている森下さんから離す事が出来なくなっている。
そんな俺の心を知ってか知らずか、杉山は森下さんの理性の糸が完
全に切れた事を確認するように、真っ白な双乳にモミモミと淫らな
バイブレーションを送り込み、ピンク色の可愛らしい乳頭を不様な
たらこ唇に挟む。
口を尖らせまだ出る事の無い母乳を吸う様にチュパチュパと森下さ
んの乳首を味わうと、次は長い舌で右に左にレロレロと転がす。
抵抗する手段を持たない乳首はいやらしい愛撫に当然の如く反応を
示し、遠慮がちに隆起する。そうして杉山の舌に操られるままに右
に左にとクニクニと曲げられ、さらなる経験豊富な大人の愛撫を待
ち焦がれる様に元の位置に戻り、震える。
(あの野郎!!憧れの森下さんの胸を美味しそうにねっとり舐めや
がって。もう、森下さんの胸に奴の唾液と薬がついてない場所なん
かないじゃないか。それにしても、森下さんも森下さんだ、幾ら変
な薬を盛られたとはいえ、あんな中年オヤジの愛撫に声を上げて感
じるなんて…………ん? なんだ? なんかさっきから杉山の汚い
ケツが小刻みに動いてるような……ああ!!)
83 :
ブルー:02/01/13 02:40 ID:YndRsC+W
豊満な胸への愛撫に見入っていた為気付かなかったが。驚いた事に
杉山はいきり立った男性器をすでに取り出し、森下さんのブルマの
土手を擦り立てていた。
それも、ただ単に上下運動を繰り返すのではなく、最初は小刻みに
土手の谷間の感触を楽しむ様に肉竿全体で行き来し、次に秘唇の中
央にグッグッと力強く押し付ける。
そして、時折森下さんの一番感じる急所があると思われる箇所をブ
ルマの上から、トン、トン、トン、とリズム良く亀頭で刺激してい
る。
(くそう、あの野郎、気持ちよさそうな顔して、森下さんのオ○ン
コをガンガンに突いてやがる!!もしブルマが無かったら、完全に
森下さんのあそこに入ってるじゃないか……それにしても、なんて
エッチなんだ……)
今、保健室のベットの上では、学園のアイドルとまで称される森下
茜が猥褻な中年男性と淫らに絡み合い縺れている。
気のせいだろうか、杉山の経験豊富な大人の愛撫と、薬の影響で、
森下さんの身体が急激に牝としての開花へと向かっている様に見え
る……。
84 :
ブルー:02/01/13 02:44 ID:YndRsC+W
今日はここまでだぎゃーー。
うーん、今回は胸はいまいちだけど、
森下さんのセリフにちょっと気をつけるようにしました。
そんで、問題の続きは選択肢の所まで書けてるので、
感想なり問題点もしくは要望なりを
ある程度カキコしてくれたら、
すぐにでもうぷします。
特に最近は成長を促してくれる様な、厳しい指摘がないのが寂しいよ。
昔はそういうレスが結構あったのにな……。
なんかエンターブレインが人材募集してるよ。
「ティアリングサーガ・RPGツクールシリーズ・トゥルーラブストーリーシリーズなどに関わる仕事です」だって。
…これは続編を期待しても良いのだろうか?
>>84 う〜わ〜!えろい!っていうかこのまま情けない主人公は森下さんがやられるところを
指をくわえて見てるだけ、っていう選択肢はありませんか?
あったらすげい選びたい心持。
>特に最近は成長を促してくれる様な、厳しい指摘がないのが寂しいよ
だってどんどん巧くなって軽く目に付くような不手際が見つからんもん。
少なくとも「見知らぬ同志を楽しませる」っていうレベルには
十分達してるんじゃないかなあ
87 :
ブルー:02/01/14 20:12 ID:nDjoqTcM
>>85 タイトル名晒して人材募集するぐらいだから、
シリーズの続行は確実みたいだね。
しかし、いまさら人材募集すると言う事は、
昔の人は殆ど抜けたのかな……
>>86 感想ありがとうよ。
今、最後の方書いてるけど、
選択肢については期待に応えれると思います。
とにかく、早く終わらせねば……
それと……
( ´∀`)早く他の人のSS読みたいなー
>84
>胸はいまいち
いまいち?個人的には十分堪能したけど…。
次回以降はこれ以上のものを期待してもいいのかな?
まあ、あまり胸にこだわりすぎても先へ進めないからねえ…。
>特に最近は成長を促してくれる様な、厳しい指摘がないのが寂しいよ
気になる部分があったら必ず指摘がとんでくる筈。でもそれがないのは
一定以上のレベルはクリアしているという事なのでは。
89 :
30:02/01/15 00:34 ID:TVFmpVIe
>ブルー氏
あ、そういえば続きを書いてくれたんだから
例のブルマTLS3本のタイトルは「スパッツはだめよ!!」です。
これからもムチムチ肉体描写ぎゃんぎゃんに頑張ってくださいね。応援してます。
90 :
旧247:02/01/15 04:54 ID:NNAm4p3w
ごめんね、最近ちょっとパワーが無いんだよ……。
う〜んとね、ブルー氏のカキコは相変わらず
エロワードをふんだんに並べてて整合性あんまり無い。
たとえば77→78とか「まだそんなに揉みしだかれてないじゃん……」
ってツッコミ入れてもいいところだと思うし。
正直、いちいちツッコんでられないって部分もある。
「それで舌は噛み切らねーよ」とかね(笑)
なんつーかブルー氏のスタイルは「エロワード圧倒型」だと思う。
そういうのが読みたいし、そういうのが書きたいんだろう。
自分が読みたいものを書く、ってのは最高の動機だと思うし。
でね、どうも私はこの文体長く読むと凄く疲れちゃうらしいんすよ。
だから、こっちが駄目な時はあんまり長くレス出来ないこと許してください。
んで、文章自体はまたそのうち、私が駄目じゃない時に添削しましょう。
とはいっても私の添削技術は229氏には遙かに劣るんですが。
あと、今回も前のTLS3のと図式似てるなぁ、と思って見てたけど
「即効性媚薬」ってのは正直「またか」って思ったなぁ。
#無理矢理が嫌ならそうなっちゃうのかもしれないけどさ。
こういうスタイルのブルー氏がラブラブエチー書いたら
どういうものになるのか、ってのは傍観者的として興味はある。
書きたくなければ全然気にしなくていいけどさ。
91 :
ブルー:02/01/15 23:30 ID:JKF8w/H0
>>90 (;´Д`)い、痛い……
前も痛かったが、今回はさらに痛い。
しかし、旧247さん、ご指摘ありがとうございます。
整合性が無いというのは、自分でも感じました。
これって、一度一通り書き終えて、後で読み返した時に
余計な文を付け足して、裏目に出てるのが多いです。
ハイ、反省します。
あと、自分でもテンポ悪いなーと思ってるので、次は出来るだけ短くまとめていきます。
削除の方はお手本の例として、是非よろしくおねがいしますっす。
( ´∀`)それと、図式が似てるという指摘ですが、
2回目で早くもマンネリですね。ウツですな。
しかし、
TLSのヒロイン
↓
清純
↓
最初からが感じるわけが無い
↓
&ブルーは無理矢理が嫌い。
↓
となると、何かしらの補助が必要。
以上の図式から、似た様な展開になるのは仕方ない部分ではあると、
思うんです。
いきなり攻められて、気持ちイーとかヒロインが言ってたら、
少なからずひくと思うし。
絶対そりゃねぇよってツッコミもきますから……
やっぱり、ある程度の裏づけが必要だと思うんです。
そこで、個人的趣味もあいまって……
まあ、いいわけですね。次は頑張ります。
ラブラブエチーは個人的には無理だと思ってます。
自分はヨゴレですから、そんなの書けないですよ、絶対。
(・∀・)それよりも、これが終わったらTLS3をネタに、
“萌エロ”にチャレンジしてみようかと思ってます。
ああ、しかし、精神的ダメージは計り知れないね。
こう言う事を想定して、今回の名前にしたのですが、
本当、ブルーですな。(´Д`;)
翼子たん、あいかわらず人気ないですね・・・
熊さんなんだけどな。
94 :
旧247:02/01/16 05:06 ID:wf+AUrZL
>>ブルー氏
え〜とね、後から付け足すから、なのかな。
(言葉の)食い合わせが悪い時があると思います。
たとえば、昔こんなの書かなかったかな?
「熟れきった人妻のような "幼腰" 」
こういう時は「幼い」ラインで攻めるか「熟れた」ラインで攻めるか
片方にした方がいいのかもしれないって思うんです。
勿論「清純」と「淫ら」の取り合わせが興奮させる、ってのはわかるけど
使いどころを間違うと、矛盾した印象を与えかねないな、と。
たとえば、「清純な大きい胸」とかあったら
やっぱり「?」って感じでしょ。
で、そうした時に文中から消さなくちゃいけない「清純」を
今度は別の形で補ってやるようにすると良いんじゃないか、と。
それは台詞であったり表情であったりするんですが
別に窓の外の風景であっても、
きちんと畳まれた校則どおりの丈のスカートでも良いわけです。
で、萌エロですか。こいつは新境地ですかね。
しかし早い時期にたかねのあれも完結させましょうね。
一本完結させると、凄く自信になると思いますよ。
それに、テンションとか作風も時が経つにつれ
微妙に変わってしまいますしね。
で、ラブラブエチーはいつか書いてみると良いと思います。
ってか、ラブラブエチーで勃たせるの、私は凄く難しいと思ってます。
ラブラブの場合のエロシーンはいちゃつきの延長線上って事で
興奮させるのは難しいだろうね。でもラブラブな雰囲気を強く押し出すのには
いい方法なんだから、書いて欲しいことに変わりない、と。
96 :
ブルー:02/01/16 23:46 ID:0eNzfUgd
>>92 翼子たんは人気が無いんじゃなくて、エロから遠い世界に住んでるから……
主人公とたかねたんが、学校でいちゃいちゃしてても、
横で「二人は仲がいいなー」とか言ってのほほんとしてそう。
当然、翼子たんはオナニーも知らなくて、
なんとなくと言うだけで、結婚まで処女でいそうなタイプ。
初夜にえええ〜〜と言って欲しい。(・∀・)
>>94 ( ´∀`)ありがとうよー、しかし改めて指摘されると俺って痛いよね。
矛盾点については、今回は結構気をつけたつもりだったけど……。
まあ、森下さんのSSは勢いだけで書いたら仕方ないか……。
たかねSSは半ば諦めてます、構想がでかすぎでした、と後悔してます。
あれを終わらせようとしたら、あと半年は……それこそ、TLS4の方が早そうだ。
それと、ラブラブエチーは中途半端になると思うんだよね。
それこそ、他の人が読んでどうこうと言うレベルは絶対無理。
個人的にはゲーム本編でラブラブを見たかたよ……。
>>95 ラブラブエチーを書けたら、一人前だね。
ネタは書くとしたら、TLS3だな……。
1、2は転校しちゃうから、それどころじゃなさそうだしね。
97 :
旧247:02/01/17 00:55 ID:qtGah5g9
半年くらいどうってことない。
それでも完結させる方が良いと思う、これ以上新しいことに手を出すより。
思いつきで書き始めた人の2/3以上は物語を完結させてないように見える。
で、一度放り投げてしまう作者は、多くの場合それを繰り返す。
完結させられる数少ない人は、大概のものを完結させることが出来る。
それは、完結させるだけのペース配分や何やらを体得したからで
ブルー氏にもそれを会得して欲しいと思うんだ。
完結しなければ話は評価できない、って人もいるしね。
ブルー氏にとって、本当の「処女作」だからこそ完結させて欲しい。
こういう妄想を形にすると、どれだけの手間と時間がかかる、
ってことを嫌と言うほどわかるから、後に大きなプラスだと思う。
それに、ラブラブエチーもありそうだしね(笑)
大丈夫、TLS4はあと一年は出ないから。
98 :
名無しさん@ピンキー:02/01/17 01:18 ID:PxNEw7Hb
99 :
名無しさん@ピンキー:02/01/18 01:05 ID:DuE7W3Ba
SSの続き、渇望しております。期待してます。
前スレがややageてあるので、対抗
あぼーん
101 :
ブルー:02/01/19 00:24 ID:iRt/wOe7
>>97うーん、頑張ってみようかな……。
まあ、先にラスト前の森下茜SSを終わらせないと。
それから、ゆっくり考えて見ます。
>>98本当は半年以内に続編発売が希望だけど、
それだとすでに殆ど完成してないと無理だよね。
まあ、年末にTLS4が出ればヨシとしようYO。
しかし、エンターブレインの求人ってどこにあったの?
ホームページ見たけどなかったような……
>>99俺は旧12さんや45さんの(・∀・)SSをまってるよーーー
103 :
ブルー:02/01/20 01:17 ID:30t8hKmR
>>102ハァハァ(´Д`;)良かったYO。
ああゆうスレは頑張って欲しいね。
求人って、デザイナーか……。
もしかして、TLSシリーズの新しいゲンガガーを探してるのか?
どちらにしても、オイラには関係ないな。
それと、何かと問題多い森下茜SSの続きを……
(・∀・)うぷしてもいいですかーーーーー。
と聞いてみる。
>>103ちょーOKっすよー!
森下さんのぼでぃを色々どうにかしてー!
105 :
ブルー:02/01/20 02:27 ID:RNCiFF5l
じゃあ、104さんの許しが出たのでうぷします。
んで、今回は旧247さんに指摘を受けて、
ちょっと無駄では? と思う部分を急遽削ってみました。
うーん、なんか流れがあっさりしてる気がするけど……
どうなんだろう……
106 :
ブルー:02/01/20 02:28 ID:RNCiFF5l
(森下さんがあんな男に溶かされてる……)
杉山はズボンをズリ下げた格好で、彼女のスラリとした両脚を割る
ように入り込み、
突き出したグロテスクな一物を叩き付ける事で、森下さんの無垢な
性器を刺激し。同時にスポーツ少女とは思えない様なたわわな乳房
を、我が物顔でユサユサと揺するように揉み込む。
まるで、そうする事で森下さんの中に眠る雌としての本能を覚醒さ
せるかの様に……。
「フフ、どうだい茜君、あそこが気持ちいいだろう?
ブルマ越しでも君のオ○ンコがクチュクチュ言ってるのが分かるく
らいだから、聞くまでもないけどね」
「んっ…んっ…せ……先生…つき……んあっ」
森下さんは、途切れ、途切れ、魘される様に突き指について聞く。
未発達な性感を目の前の医者にこってりと愛撫されながらも、怪我
を気にする彼女が哀れにすら感じる。
「ああ、突き指ね。今してるのも治療の一つだよ。
こうやって君の身体から悪い毒素を汗と共に出してるんだ。もう少
ししたら仕上げに気持ちいい注射をして、白いお薬をたっぷりと茜
君の処女膣に注いで上げるからね。
そうだ、茜君が注射を怖がらないよう、先生がおまじないのキスを
してあげるね」
杉山がぐぐぐっと体を倒して、汚い唇を森下さんの端正な顔に近
づける。
顔が重なる!! と思った瞬間、森下さんの清らかな少女としての
心が働いたのか、細首をくっと右に動かし杉山の口付けを避ける。
再び杉山がうーんと森下さんの唇を奪おうとするが、今度はポニー
テールを揺らしながら首を左に動かし逃げる。
そんな状況を見て、俺も頑張れ頑張れと応援するが、それも長くは
続かない
杉山にこれも治療だよと言われ細い顎を掴まれると、催眠術に掛
かったように森下さんの動きがガクッと止まる。
そして、ゆっくりと杉山の口が森下さんの薄紅色の唇を食べるよう
にあんむと覆う。
107 :
ブルー:02/01/20 02:29 ID:RNCiFF5l
(大好きな森下さんの唇が、杉山なんかに……)
俺の動揺を他所に、杉山が嬉々として最愛の人の唇を弄ぶ。
最初は清純な女子高生の唇を犯すように、ヌメヌメとベロを這わせ
て味わい、嫌悪感から僅かに隙間が開いた瞬間に爛れた長い舌をヌ
ルッと差し入れ、少女の口内に本格的蹂躙を開始する。
(こんな、こんな事があっていいのか……)
俺のやるせない気持ちをあざ笑うかのように、
杉山は、森下さんの甘い口腔全体をジュルジュル嘗め回したかと思
うと、続いて彼女の小鳥の様な舌を絡め取り、ヌチャ、ヌチャと感
触を楽しみながら、大人の舌技の凄さを脳の奥まで染み込ませてい
る様に戯れを繰り返す。
恐らくファーストキスだったのだろう、理性などとうに吹き飛
んだ筈の森下さんが、瞳に一杯の涙を貯めている。
そんな彼女の純真な心を踏みにじるかの様に、杉山は森下さんの
口腔へと自分の唾液をドロリと流し込む。
森下さんが眉間を寄せて困惑するように熱っぽい眼差しを向けると、
杉山が、お薬だから飲んでごらんと告げ、休んでいた腰をグリグリ
と動かして、ブルマの上からクリト○スの部分を潰すように刺激す
る。
「ん……っく……」
森下さんの喉が小さく揺れる。
どうやら、脅迫じみた快感を下半身に送られて思わず唾液を全て飲
み下したようだ。
すっーっと、涙が頬を伝う。
美少女の涙を見て雄としての征服欲を刺激されたのか、杉山はさら
に唾液を森下さんの狭い口腔にドロドロと送り込む。
森下さんは一度飲む事で諦めがついたのか、次々と注がれる中年男
性の唾液をコクコクと喉を鳴らして自分のお腹へと流し込んでいく。
「あふ…っ」
森下さんは最後まで大量の唾液を啜り、身体の奥から雄の体液で
満たされた影響か、うっとりとした表情で眼前の杉山を見つめる。
108 :
ブルー:02/01/20 02:31 ID:RNCiFF5l
杉山は良く出来たねと言って、ちゅっ、ちゅっと、ついばむ様に褒
美のキスを森下さんに贈ると、再びダラリと舌を差し込む。
ああ、なんという事だろう、俺は自分の目を疑う。
あの清純な森下さんの舌が自分から求める様に、伸ばされた杉山の
ベロへとすり合わさっている。
(う、うそだろ……)
しかし、嘘ではない。
今も、からかう様に杉山が僅かにベロを離すと、彼女の舌はそれを
ワナワナと追いかけるかの如く口を出てきて、空中で杉山の舌とレ
ロレロ淫らな触れ合いを開始する。
(体育館でしてくれた、俺の頬へのキスはなんだったんだ……)
ついこの間の事なのに、今は凄く遠く感じる。
目の前で延々と続く二人のキスを見ると、俺がしてもらった褒美の
キスがいかに幼稚か痛感する。
「んっ…んっ…」
俺が悲しみに浸る間も、森下さんは鼻から甘い息を洩らし、とり付
かれた様に早すぎる大人キスや唾液交換を繰り返す。
そんなに、杉山とのディープキスが楽しいのだろうか、今は森下さ
んの方が積極的に舌を動かしているようにも見える。
杉山は余裕なのか、彼女の白い双乳をガッシリと掴み、指で敏感な
乳首をクリクリ嬲りながら、肉棒をこれでもかとブルマの中の森
下さんの性器に叩きつける。
その姿はまるで年の離れたカップルがお互いを求めて、愛し合って
いる様にも見える。
「茜君はキスの上達が早いね、本当、先生の舌が食い千切られそう
だよ。それだけじゃない、驚きなのはこの茜君のオ○ンコだ。
まだ、ブルマの上からだと言うのに、それだけでも今まで犯してき
たどの女子生徒よりも気持ちいいよ。本当、先生のち○ぽ、素股だ
けでいきそうだ。茜君もお○んこ気持ちいいだろう?もっと、先生
が擦ってあげるから、足を開いてごらん。勿論これも治療だよ」
109 :
ブルー:02/01/20 02:33 ID:RNCiFF5l
(何が治療なもんか……)
俺は半ば呆れる。
しかし、当の森下さんは清潔感に溢れた顔を赤らめながら、杉山が
ピストン運動を行い易い様、恥ずかしげに脚を広げブルマ腰を突き
出す。
(だ、駄目だ、小学生の女の子じゃないんだから、杉山の言葉なん
か鵜呑みにしたら……ああ、やっぱり……)
杉山が勢い良く男根を森下さんの性器に叩きつける。
あまりの反動に杉山の陰嚢が彼女のブルマ尻にぶつかり、パシーン、
パシーンと音を立てる。
(あれは、もしかして……)
良く見ると、快感に打ち震える森下さんのブルマに大きなシミが出
来ていて、薄っすらと彼女の大事な部分が浮かび上がっているのが
わかる。
そして、まるでその濡れそぼった秘部の奥を狙うかの様に、杉山の
肉竿がグリグリと捻り込まれる。
「フフフ、ブルマがあるのが残念だ。
でもね、もうすぐだよ。もうすぐ先生が茜君のお○んこに気持ちい
い注射をしてあげるからね。
それも、今日だけじゃない。
これから毎日先生が茜君のエッチな身体を見てあげるから、放課後
は欠かさずに大人の注射を打とうね」
杉山は84のバストをねちっこく嬲り、肉棒を器用に叩きつけなが
ら、悪魔の計画を漏らす。
(そんな……毎日、こんな事をしていたら、大切な森下さんが壊れ
てしまう……)
俺は恐怖のあまり愕然とする一方で、学園一の美少女である森下さ
んが、猥褻医師・杉山に色々な格好で犯されるシーンを想像して、
今まで感じた事のない興奮を覚える。
110 :
ブルー:02/01/20 02:34 ID:RNCiFF5l
(で、でも……そんな事、本人のである、森下さんが承諾するわけ
無いよな……ハハハハハ……あ、!!)
乾いた笑いが驚きに変わる。
それは、ほんの少し目を離した隙に、森下さんの幼腰が自分の意思
でユラユラとくねり始めていたからだ。
それも仕方ないのかもしれない。
強力な媚薬を仕込まれ、的確に女としての弱点を刺激され続け、そ
れで抗える女子生徒などこの学校にいるのだろうか。
この杉山という男の手に掛かってしまえば、どんなに無垢な少女で
も、あっという間に雌の本能に目覚めさせられてしまう。
そう思わされるに十分な性巧者ぶりだ。
現に、性的経験など皆無の筈の森下さんの細い腰は、杉山が叩き付
ける肉竿のリズムに合わせるように上下に振られ。
時折、自分が感じる場所を探すように、ブルマ尻が切なげにクィッ、
クィッ、と揺れていた。
(森下さんが……森下さんが……)
心の中で何度も何度も大切な人の名を呼ぶ。
その大好きな人は今、少し離れたのベットの上で汚れた大人に抱か
れて、ブルマ越しの擬似的正上位を楽しむように幼腰を振っている。
休む事無く、パン、パン、と乾いた音が保健室に響く。
薬を盛られ、手をベットのパイプに縛られ、大人の性を味わされ…
…、そのせいで彼女の理性が奪われたと言え、現にバージンヒップ
を揺らしてるのは大好きな森下さん自身だ。
男としての敗北感の様な気持ちを感じる。
まだ、ブルマがあるお陰でギリギリの線で救われているが、もしこ
の最後の防御壁が取られれば、彼女は完全に無防備だ。
そうなれば、森下さんが17年間育んで来た純潔は間違いなく杉山
に陵辱されてしまう。
さらに貞操観念の強い彼女の事だ、幾ら相手が性犯罪者のエロ医者
杉山とは言え、初めて抱かれた少女の弱みから、杉山の命令を拒む
事が出来なくなり、いい様に遊ばれ、杉山好みの女に調教されてし
まうとも限らない。
111 :
ブルー:02/01/20 02:35 ID:RNCiFF5l
(それだけは、なんとしても防がないと……)
そんな俺の決意など当然知らない森下さんは、バスケで鍛えたお尻
を杉山に与えて、あんあんと声を漏らす。
「フフフ、流石運動神経抜群なだけはある……セックスの才能も
バスケと同じでエース級のようだ……それと……ほら、茜君の処女
膣も男性を迎え入れる準備が整ったみたいだし……、そろそろエッ
チな注射を打ってあげるねする……さあ、二人でもっと、もっと、
気持ちよくなろうね……」
そう言うと、杉山は腰の動きを止め、森下さんの胸を揉んでいた手
でブルマのゴムの部分を掴む。
「……ん……んっ……」
森下さんは急に快楽の供給が止んで寂しげな声を漏らす。
のん気なもんだ、このままだと、君は処女を奪われるんだぞ!!
本当はそう叫びたいがそれも出来ない。
杉山は手馴れた感じで、ショーツごとブルマをスルスルと脱がせて
いく……。
(ああ、とうとう……森下さんのあそこが……で、でも……)
俺の心の中で、大好きな少女の秘密の部分を見てみたいという気持
ちと、このままでは彼女の貞操が危ないという気持ちが鬩ぎ合う。
そして、こんな大事な時に、俺はなんて優柔不断なんだと自己嫌悪
する。
「おお、これが森下茜のあそこか……」
ついに森下さんの秘部が露になる。
杉山は森下さんの左脚だけから抜いたショーツとブルマの塊を、右
脚の太腿部分に引っ掛けておく。
112 :
ブルー:02/01/20 02:36 ID:RNCiFF5l
(あれが森下さんの……)
俺は出来るだけ身を乗り出して覗く。
森下さんのあそこは、高校2年生の割りにずいぶんと幼く見える。
自分の愛液で全体的にヌラヌラとてかっているが、本来なら局部を
覆っているはずの恥毛などは極端に薄く、肉唇自体も慎ましやか
で薄いピンク色をしている。
それは昔見た、君子のあそこと殆ど変わらないぐらいで、
まるで彼女がどれだけ性的興味に疎いかを表す様に、清楚で控え目
な様相を呈している。
(きれいだ……)
誰が見てもそう呟くと思う。
しかし、このままでは、その無垢な女性器が杉山の肉竿によって
無残にも蹂躙されてしまう。
「じゃあ、脚をこうして……」
杉山は森下さんのスラリとした長い両脚を、足首の部分でまとめる
と、天井に向けてまっすぐに上げさせる。
しなしなとバスケで鍛えられた彼女の白い足が、身体と90度の角
度を描いて、丸みを帯びたバージンヒップが完全に杉山の目に晒さ
れる。
(ああ、そんなはしたない格好をしたら、森下さんの……)
俺の心に嫉妬心に似た感情が沸きあがる。
恐らく杉山の位置からは本人ですら見た事のない、お尻の穴まで見
えている事だろう。
(この後、森下さんはどうってしまうんだ……)
もう、大切な人の処女を守っていたブルマはない。
「フフフ、まあ、アナルバージンは、前の処女を頂いた後にしよう。
それにしても、茜君はラッキーだよ。私のお陰で、痛みなど感じる
事なく同じ日に前と後ろのバージンを奪われるんだから……まった
く、私のち○ぽに感謝しなきゃだめだよ……それじゃ、初体験で茜
君の腰が抜けるほどバッコン、バッコンしてあげるね」
杉山は、森下さんのすべすべの太腿の裏、膝裏に肩を合わせると彼
女の両脚を担ぐようにして、ゆっくりと前に倒れはじめる。
当然森下さんの身体はお腹の所で曲がっていき、膝が顔の辺りまで
来る。
杉山が両手を森下さんの脇下につく
113 :
ブルー:02/01/20 02:37 ID:RNCiFF5l
「ふっ……くっ……」
森下さんが少しだけ苦しげな声を漏らす。
今、彼女の身体はその柔らかさをアピールする様に、完璧に二つに
折畳まれ、ふくらはぎの間に杉山の顔を挟むような格好だ。
豊かな双乳は自分の脚によって潰され、横から溢れるように、プニ
ッとはみ出ている。
両脚は杉山の肩に乗せられ、サイドには杉山が両手を突いているの
で、逃げ場はどこにもなく、右の太腿途中で儚げに揺れるブルマと
ショーツがエロチックさを倍増させる。
「それじゃあ、今から茜君のあそこに先生のち○ぽで生注射をして
あげるね……さあ、最後だ、先生にお願いしてごらん、茜の処女を
先生のおちん○んで奥まで味わってくださいってね……」
森下さんの身体はさらに杉山の体重を掛けられた事で、自分の膝が
肩上まで来てしまい。
お尻と腰がベットから自然と浮き上がる様な姿勢になっている。
そのため、杉山は楽に肉竿の照準を合わせ、ネッチョン、ネッチョ
ン、と軽いピストンを開始して、亀頭の先端部分を軽く処女膜を通
過させる。
その度に森下さんは細い顎を動かし喘ぎ声を上げる。
その処女最後の悲痛な表情を楽しむように杉山は悪魔の様な腰のグ
ラインドを繰り返し、処女膜のすぐ上、浅地を刺激して、最後の言
葉促す。
危なすぎるドッキングが森下さんの処女膜と杉山の亀頭で直接繰り
返され。
その時間と深度が次第にドンドンと永くて深くなる。
114 :
ブルー:02/01/20 02:40 ID:RNCiFF5l
(これ以上は駄目だ!!
今すぐ助けないと、森下さんが杉山に間違いなく犯されてしまう!!)
1.飛び出して、森下さんを助ける。
2.このまま様子をみる。
115 :
ブルー:02/01/20 02:48 ID:RNCiFF5l
(`∀´ハ以上ですーーーーー。
あ、茜たん……どうなるのよ……。
まあ、約束どおり選択肢作りました〜〜〜。
選択肢は多数決で(゚д゚)ウマー
のつもりです。
でも、
続きを全然書いてない(,,゚Д゚)……。
よって、今回は絶対に片方しか書かないYO。
書くにしても完結は2週間後ぐらいかな……。
……需要があればの話だけどね……。
まあ、感想はください。
旧247さんのように親切な指摘だと、
今回の様に少しづつテストできるので。
うえ〜〜〜い!エロい!どんどん正体をなくしていく森下さんがたまらんす!
いつもはフェロモン振りまいてる森下さんも実はただの耳年間だったのね。
選択肢は2でしょう。杉PONEには行くとこまで逝っちゃってもらいたいです。
118 :
名無しさん@ピンキー:02/01/20 10:45 ID:QpW0HR6t
キターーー(・∀・)ーーー!!
うわーー!エロすぎ!
助けもせずに、応援する主人公にはワラタ。
俺も2をキボーン。
杉PONEが逝ってへばってる所を殴り倒して、主人公乱入キボーン。
>>120 選択肢2の後に3Pかよ!鬼畜外道め(笑)
122 :
ブルー:02/01/21 23:45 ID:wdTGxZuN
>>117 笑たよ、いきなり選択肢を作るのはおもろい!!
思わず、本当に書こうかとおもっちゃいました。
しかし、今の所選択肢2を希望が2票か……
個人的には、茜たんは主人公と幸せになって欲しいのだが……
駄目ですか?
漢なら2番で決まり!でしょう(⌒―⌒)ノ
1番キボンヌ
スクイガホシイヨ・・・
じゃあ、漏れも1。
燃え上がってしまった茜たんとねとねとえろーりなのをきぼん。
126 :
22:02/01/22 14:05 ID:s5d4Igbt
1番キボーン。
理由は前回同様のため。
選択肢は、1だね。
杉PONを寸止めの所でやっつけるね。
そして、主人公が、
襲うね。
自分も1を希望するね。
杉ポネをやっつけた後ふいに静けさが世界の果てまで包み込むね。
二人の鼓動が高鳴るね。
二人は今確かにグッチョリシッポリだね。
人として・・・
2番だ!
お、何気に選択肢のおかげで14人まで確認できるぞ。
ブルー氏のあぶり出し作戦成功か?
131 :
ブルー:02/01/23 00:08 ID:vSimXO4w
>>130 (´ー` )あぶり出し作戦なんて、いやだなー
でも、単なるSSより、
選択肢を導入してゲーム的要素を盛り込んだ方が面白いと思いませんか?
しかし、14人確認だって??
(・∀・)やたーーーみんな、引っかかったなりーーーー
あ、やばい(´Д`;)思わず本音が……
んで、これに旧○○系の人を足すと20人近くは見てるって事かな?
ちなみに現時点での集計は
1:5人
2:4人
3:1人
かな?
118さんは「キターーーー」だけ言って帰ってる(藁
120さんは明確な選択をしてないみたい……。
まあ、金曜の夜から書き始めるつもりなので、
そこで締め切りという事で。
132 :
118:02/01/23 00:15 ID:U6cnVERq
>>131 叫んで通り過ぎてはなんですね、私は1を希望します。
前スレから少しずつ話が進んできていたので、
久々にリアルタイムで進行中の茜話、チョト嬉しかった。
133 :
120:02/01/23 01:51 ID:BrYTb3SF
エロ路線な2を選びたい所なんですけど…
主人公とのラブエロ(?)も希望な為、1という事で(汗)
>>121 流石に3Pは(汗)
>>114 ブルー様
(・∀・)イイ!っすね!!ひさしぶりに来たらこんな展開になってるとは
普段ROMってるけど参加させて下さい。
1
茜ちゃんのラブラブエチーが見たいよう
3も捨てがたいが…
2
ここまでやっといてらぶらぶ和姦なんかになったら、
寝取られスレでは暴動が起きるぞ(w
普段ROMで、1を選ぶ方が多いのでつい(ぉぃ
うーん、わたしゃやぱTLSはマターリエチが「らしい」
と思うクチなので1をきぼん。
ねっとり茜ちんを愛おしみたいです。
茜ちんのれーいぷは既にどっかでみたので、
らぶらぶなエチを描いてほしいっす。
>>135 自分は寝取られ属性アリ、なんですけどTLSの世界くらい
濃いエロじゃなくてもいいんじゃないかなあ、と。
森下さんはさわやかなのが似合いますよ。(でも選んだ選択肢は2番。)
138 :
ブルー:02/01/25 23:54 ID:BqNNUb7v
みなさん、投票ありがとん。
選択肢は、予想以上の得票で、1『助ける』という事になりました。
やっぱり、TLSはらぶらぶ路線が一番という事だね。
続きの方は責任を持ってラブ(?)路線で書くよ。
まあ、3週間後ぐらいを楽しみにしててYO。
(でも、話に期待はしないでね。
ラブラブエチなんてどう書けばいいのか自分でも悩んでるんで……
主人公が熱の出たかすみたんを、病院に連れて行ったら、
そこの医者が杉山だった……とか、続編エロネタはすぐ浮かぶんだけどね(・∀・))
PS:( ´ー`)……そろそろ、次の人がSSをうぷしないかな。
>>138 気長に待つね。らぶらぶ路線でよろしくね。
140 :
遊季X梢:02/01/26 02:42 ID:bnDGTiX9
今度一発ネタのくだらないやつ乗っけるよ。
141 :
ブルー:02/01/26 23:39 ID:GmtA2sK8
>>140 キタ━━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━━!!
メンテ━━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━━!!
メンス━━━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━━!! (w
144 :
140:02/01/29 21:57 ID:80utRjGx
青葉台の、ある平凡な団地のある平凡な男女が
その日曜日、高校生らしからぬ恥ずかしい事をしようとしていた。
「いいのか?こんな大きいの、入れて。」
「うん、いいの。大きいのがいいの・・・。」
「ああ、分かったよ、かすみ。入れるよ。」
「うん、いっぱい、入れてえ・・・。」
「嫌になったらいつでも言えよ。」
「ううん、いいの。大丈夫、まさと君のなら大丈夫。」
(中略)
「こんなに熱くてドロドロになって・・・。」
「ああっまさと君、そんなに強くしないでぇ・・・。」
「いや、もっともっと掻き混ぜてやるぞ、かすみ。もっと強く、もっと掻き混ぜてやる!」
(中略)
「まさと君、お願い、もう、もう・・・。」
「ダメだ、かすみ、もっと、もっとだ!」
「ああ・・・まさと君の意地悪ぅ・・・。」
(中略)
「かけるぞ!かすみ!」
「うん、かけて!いっぱい、まさと君のいっぱいかけてぇ!」
「どうだ、かすみ」
「うん、美味しい・・・。まさと君の暖かくておいしい・・・。」
145 :
140:02/01/29 21:58 ID:80utRjGx
以上、かすみのにんじん嫌いを治してやるために
「小笠原特製、にんじん入りぐつぐつ煮込みカレー」
を作ってやる優しい主人公でした。
主人公に断食をさせられていたかすみは
それは美味しくカレーを頂いたんだとさ。
146 :
140:02/01/29 22:03 ID:80utRjGx
ごめんよ。もっとまともなお話も考えてたんだけど
なんか忙しくなってきたので取り合えず新婚さんネタでお茶を濁させてもらうよ。
時間を見てえちいのも書くから忘れたころにもう少しましなのが
載ると思うよ。でも忘れてね。忘れてくれたらそのころに載せるから。
取り合えずブルー氏を応援してるんだけど読み専じゃ申し訳ないかな、と
思っちゃったのがいけなかったのかね。
ごめんね。
147 :
ブルー:02/01/29 22:26 ID:C3uEnXdg
(・∀・)…………
最後の「ごめんね」が良かった。
149 :
ブルー:02/01/30 00:23 ID:NTqBQgLF
>>146 140さんそんな、あやまるほど悪くないよ。
セリフまわしなんか、上手いと思うし。
話的に、ほのぼのとして、如何にもかすみと主人公って感じで、
面白いと思うよ。
敢えて問題点を言うなら、
”中略”の所を膨らませて欲しかったかな。
次回作期待しますので、
(´ー` )がむばってね。
150 :
名無しさん@ピンキー:02/01/30 12:43 ID:K+ERnS1y
>>150 白いソックスはいてるあたり、詰めが甘いな(w
152 :
ブルー:02/01/30 22:02 ID:3tvjDIof
>>150 先週、そのDVDを手に取ったけど、
女の子がイメージと違いすぎたので回避したYO。
(髪飾りも明らかに違ってたしね……)
誰かビデオの人柱きぼ〜ん。
年齢差の都合でコスプレって言うよりイメクラって感じがしちまうな。
155 :
VAIO使い:02/02/03 08:55 ID:yRBxIWlU
続きキボン
下げ忘れ
プロキシ規制にひっかかかってしばらく感想が書き込めなかった。
また今度から感想書き込ませてもらうよ。
158 :
ブルー:02/02/03 13:35 ID:GoXqll01
>>155 俺の方の続きは来週辺りにうぷ出来そうな雰囲気。
三連休だし、上手くまとめれれば、土曜夜には大丈夫だと思うよ。
その時は感想よろしくね。
誰か、DVDの特攻報告キボーン。
159 :
名無しさん@ピンキー:02/02/03 19:11 ID:sDZVJoaC
森下茜withアンミラ制服(オレンジ色).jpg
ってのがあるんだけど、欲しい人いる?
160 :
人柱1号:02/02/04 20:17 ID:zkYu9Zr1
美空中コスプレDVD、秋葉で2種類見かけたので
速攻購入→個室ビデオで試写してみました(w
長文失礼&1回見ただけで書いてるので間違いがあったらスマソ。
ttp://www.tma.co.jp/2002/10ID-002.htm(
>>150)
こっちは残念ながら地雷っぽい。
「たかね」たんの着替えをベランダから覗いていた「けんじ」くん、
我慢できなくなって部屋の中に突撃。
はじめは抵抗していたかねちゃんも次第に積極的に。
「御私利叩いて〜」「なめて〜」などねだりまくって、
制服のままでいろいろします。
気に入ったセリフ:「お尻ベロンチョしちゃうよ〜」(男優)
えち度はまあまあだけど、ちったぁなりきれやゴルァ!!>女の子
つーか「たかね」って名前を持ってきただけで、
スタッフがTLSを知らないっぽい。
よって個人的に却下。まぁ絵を描くときの資料にはなるかも(w
ttp://www.glayz.co.jp/list/009.html こっちは結構トゥルーらしさが出てる気もする。
女の子はちゃんと放送部に入っていて、ガーデニングが趣味だったりする。
名前はなぜか「あやね」たんですが。
初めは登校シーンから。主人公のセリフが音声なしの字幕スーパーです。
ツボを心得ていらっしゃる。
ここでネタバレするのは勿体無いのでこの後の展開の説明は省きますが、
そこそこ笑えて、かつエチです。主人公のヘタレっぷりが(・∀・)イイ!!
女の子のルックスは好みが分かれるかもしれないけど、割とオススメかも。
>>159 激しくうpきぼーん。
あ、当方出張中につき、週末あたりまでデータを残していて頂けると
個人的にはありがたいです。←図々しい
161 :
160:02/02/04 20:32 ID:zkYu9Zr1
↑あくまで企画モノのAVなので過度な期待は持たないように>DVD
「これのどこがTLS3じゃ、ゴルァ!」とか怒られても責任は持ちません(w
162 :
159:02/02/04 21:13 ID:XzT848HM
>160
DVD企画ものAV、人柱どうも。
とりあえず何時でもup出来るんで、ま何度でもリクあれば上げますよ。
あぼーん
164 :
ブルー:02/02/04 22:47 ID:+lsKQ3o9
>>160 人柱お疲れ様でした。
とても、貴重な情報ありがd。
下の奴が、レンタルしてたら借りてみるYO。
う〜ん、勇者よ情報ありがとう。
シチュをちゃんとゲームに合わせるのってあるんだね。
しかもこんなマイナーゲーで。
166 :
ブルー:02/02/05 22:47 ID:1C1ROUlI
(もう、ゆるせねえ!!)
俺の中でリミッターがブチ切れる!!
カーテンを引きちぎる様に開けるやいなや、
大声を張り上げながら、間のベットを飛び越える。
「お前!! 何してるんだ!!!!」
今、まさに森下さんの処女孔に己の肉棒を突き刺し、膣の奥深く、
処女肉壁の隅から隅まで堪能し尽そうとしていた杉山は、突然、俺
が現れた事で慌てふためいている。
俺は杉山の首根っこを掴むと、躊躇する事無く思いっきり後ろに引
き倒す。
ズドーーンと、大きな音を立て中年太りの身体が部屋の中央まで転
がって、もんどりうつ。
「この野郎、言い逃れは出来ねえぞ!!今すぐ警察に突き出してや
る!!」
先程の捻じ曲がった興奮とうって変わり、大切な女の子を守らねば
と言う使命感が、俺の血を沸き立たせる。
「いつつっ、……まさか、こんな所に生徒が居るとは……しかし、
まだ、まだ、青いなぁ、ボウズ……」
杉山は頭を押さえながらゆっくり立ち上がると、悠然と右手を掲げ
る。
その手の先には、パパパパパ!!と異音を発し、先端を不気味に光
らせる黒い物体が握られていた。
スタンガンだ。
それが護身用なのか、己の欲求を満たす為の道具なのかは分からな
いが、恐らくいつも白衣のポケットに忍ばせているのだろう。
夕暮れの保健室に緊張した空気が張り詰める。
167 :
ブルー:02/02/05 22:48 ID:1C1ROUlI
「私の楽しみを邪魔しただけならまだしも……見られては仕方がな
い。悪いが死んで貰うよ、ヒヒヒヒィ……」
(死ぬ!? 今、こいつ、俺を殺すって言ったのか??……。
まさか、本気じゃ……)
声無き疑問に、無言で返答するかの様に、
無表情の杉山がジリジリと間合いを詰めてくる。
俺は武器になる物がないか、サッと辺りを見回すが。
当然、保健室にそんなものはない。
(まずい……)
先程までの高揚感が一気に凋む。
もし、俺がやられれば……それはイコール森下さんが杉山の手に堕
ちる事を意味する。
(それだけは、なんとしても……、俺はいいから……彼女だけは…
…)
半裸で横たわったままの、森下さんに目をやる。
彼女は、今も肩で大きく息をし、虚ろな瞳を天井に向けている。
「君だけは絶対……」
一人、片思いの少女に誓う。
その時。
一瞬、漆黒の瞳が俺に視線を投げ掛ける。
「……マエ…」
(え?)
空気を微かに振動させるメッセージに、俺は向き直り。
同時に回避運動を行う。
目前には、すでにスタンガンを突き出して、この俺に必殺の一撃
を加えんとする杉山が飛び掛って来ていた。
僅か10センチ。
本当にギリギリの所。
二人の運命を左右する凶器が、
青白い牙を撒き散らしながらスローモーションの様に通過する。
ズッデーーン。
ズボンを半分降ろしたままの状態で飛び掛った杉山が、不様に転ん
だのを見て、俺はすかさず頭部を蹴り上げる。
ギャフン。
本当、マンガの様な声をあげて杉山が静かになる。
168 :
ブルー:02/02/05 22:49 ID:1C1ROUlI
(…………)
俺は慎重にスタンガンを拾い上げると、念のため杉山の身体に一発
かます。
パン、パン、パパパパパパパパパ!!!!
贅肉ばかりの身体が一瞬硬直すると、次の瞬間デロンと崩れる。
どうやら、完全に気絶したようだ。
「ふーー。あぶなかったーーー。助かったよ、森下さん……
あれ、森下さん……。」
彼女の名を呼ぶが、保健室に聞き慣れた声は響かない。
軽い疑問の元に視線を向けるが、そこには先程となんら変わってい
ない森下さんが、一人悶えているだけだった。
「そう、だよね……。
ちょっと待ってて。俺、このエロオヤジを片付けてくるから……」
いつの間にか流れていた、安堵と不甲斐無さ半々の涙を拭くと、汚
い下半身を出したまま、床に倒れる杉山を前にどうしたものかと考
える。
森下さんの現状を考えると、人をすぐに呼ぶわけにはいかない。
だからと言って、外に放り投げておく程度で許す事は出来ない。
こいつは、かけがえの無い女の子を陵辱しようとした犯罪者なのだ
から。
「そうだ、杉山ぐらいの変態野郎なら……」
俺は奴が持参した怪しげな鞄の中を探る。
中には多くの薬ビンや医療道具に混じって、大人の玩具と思われる
類の物やハンディカム、デジカメなどが見える。
(こいつは本当どうしようも無いな……あ、あった、多分これだな)
俺は小さな薬のビンを取り出す。
「なに、なに、効能は……ここ、数時間の記憶を無くします……か
……。
用法、用量はと……成人は一日一錠を限度とし……まあ、4粒ぐら
い飲ましとくか」
俺は錠剤をまとめて杉山の口に放り込むと、水と一緒に流し込ませ
る。
169 :
ブルー:02/02/05 22:50 ID:1C1ROUlI
「さーって、これだけじゃ許せないよな〜。しかし、時間も掛けれ
ないし……まあ、二度と女性に悪戯出来ない身体にしてやるか……」
スタンガンを再び握ると、電極を杉山の男根に当てて放電させる。
……無論、電圧は最大で。
三度目の激しい閃光と衝撃音を残して、杉山の体からプスプスと煙が
立ち昇る。
「ふっ、これだけ食らわせれば、流石のイチモツも使い物にならん
でしょ」
清々しい気分一杯の俺は、泡を吹いて倒れる杉山を近くの女子トイ
レ個室に押し込めると、内側から鍵を掛けて、自分は上の隙間から
這い出る。
「性犯罪者には、お似合いの牢獄か……まあ、待ってろよ。森下さ
んの手当が済んだら、すぐに警察に突き出してやるからな」
故障中の札を戸に掛けると、急いで保健室へ向かう。
170 :
ブルー:02/02/05 22:55 ID:1C1ROUlI
(・∀・)邪魔者排除完了!!
続きは週末だっぴ。
171 :
:02/02/05 23:26 ID:BL1cT1Fe
ブルーさんありがとー
マイルール「ヒロインは主人公と結ばれなければならない。自分でさえも不可」
な自分は杉山に堕とされる茜たんに涙してたよ・・・
続き待ってるよー!
172 :
124:02/02/05 23:54 ID:UVrVxdAK
お。アプされてますね。
いいところで引っ張ってくれますね。
キタイしてます〜
173 :
159:02/02/05 23:56 ID:lZ+tR4b2
あげんな、ボケ
>>ブルー氏
いやあ、杉PONEのへたれっぷりが笑えますね。
たかねさんに詰め寄ってる杉PONEはどこまでがんばってくれる事やら。
続き、楽しみにしてます。
>>173 ティンが立ったよ。いい物をありがと。うはうは
176 :
ブルー:02/02/07 00:15 ID:YeVk3mCY
>>171 俺も基本的にヒロインは主人公派だからね。
>>172 なんか、長くなりそうだったので、うぷを二回に分けた方が
無難かなと思い、急遽あげてみました。
続きはエチなしで、いきなりエンディングだたりして(藁
>>173 159さんサンクス。
これ一つで、SSが書けそうなぐらいムッチリしてて、
個人的にヒットでした。
>>175 たかねたんSS……欝だ……逝ってくるYO。
177 :
159:02/02/07 01:11 ID:wEpD5FSF
>176
SS職人の方に喜んでもらえれば、本望です。
TLS-SS、楽しみにしてます。
178 :
ブルー:02/02/09 22:32 ID:W526MGOr
うーん、色々な問題点を抱えながらも、一応完成しました(?)
と言う事で、茜たんSSの続きをうぷしてもよろしいでしょうか?
179 :
:02/02/09 23:36 ID:W4XSC4gU
お待ちしておりました
お待ちしておりました(;´Д`)ハァハァハァハァ
181 :
ブルー:02/02/10 00:28 ID:zT0cen3u
/*************************************************
* 茜たんSS ブルー *
*************************************************/
ガラガラ、バタン。
……カチャッ。
静まり返った保健室に、扉の閉まる音が響く。
俺は念のため鍵を掛けると、ベットへ向かい一歩二歩と足を進める。
「も、…………」
側まで来て、喉まで出掛かった言葉を飲み込む。
杉山の魔の手から救い出したとは言え、未だ森下さんは緋色の世界
に閉じ込められている。
良かったねと言えばいいのか、
助かったねと言えばいいのか、
適当な言葉が見つからない。
例え見つかったとしても、いつもの明るい返事は期待できない。
こんな事なら、もっと早く助けていればと後悔する。
しかし、ゆっくり悔やんでばかりもいられない。
俺は握り締めた拳を緩め、ベットのパイプに結び付けられた彼女の
両手を自由にするべく、包帯をほどいていく。
「ごめん、苦しかっただろ……」
喉から、やっとの思いで絞り出された言葉が、目の前の少女を素通
りして、空しく部屋の壁に吸い込まれる。
俺は情けない気持ちで一杯にながら戒めを外し終えると、ベットの
横から森下さんの背中に手を回して、抱き起こす。
力無くしなだれる彼女の身体は、熱っぽく、思っていたよりも重い
気がする。
182 :
ブルー:02/02/10 00:30 ID:zT0cen3u
「森下さん。もう、大丈夫……もう、安心していいんだよ……」
回した手に力を入れ、森下さんの不安が少しでも取り除ければと抱
きしめる。
「俺が側に居るから……ずっと、ずっと側に……」
日頃は秘めた想いを言葉に乗せて、世界で一番大切な人に伝える。
今はまだ、片思いだけど。
今はまだ、目を見て言えないけど。
この想いだけは誰にも負けない、と言う自信と。
森下さんだけは絶対に譲れない、と言う情熱を込めて送る。
(ごめん、本当にごめん……)
そして、謝る。心の中でひたすら謝る。
自己保身を理由に助けが遅れた事を。
穢れた感情に我を見失い、悪質な犯罪行為と知りつつ傍観していた
事を。
(俺、どうしようもない馬鹿だ……もう少しで大切な君を……)
そこまで思って、ふいに背中からぬくもりを感じる。
驚いた事に理性を失った筈の森下さんが俺の背に手を回してきた。
「も、森下さん……」
震える声で名を呼ぶと、彼女が視線を合わせる。
その瞳は、幾分光を取り戻したようだ。
「……お、小笠原くん……」
意識しなければ聞き逃してしまいそうな、か細い声で、俺の名を呼
ぶ。
183 :
ブルー:02/02/10 00:31 ID:zT0cen3u
「森下さん、正気に戻ったの!? 俺だよ、森下さん!! わかる
小笠原だよ!!」
「小笠原くん、すき……」
「へ!? っ――――!!」
突然、森下さんが腕に力を込めて抱きついたかと思うと、いきなり
キスをしてくる。
どうやら、まだ薬の効果が完全に切れたわけではない様だ。
彼女の舌が俺の口の中で絡める相手を求めて彷徨う。
(森下さんの舌……すごい……)
力を入れて突き放せば、幾らでも止めれれるが、
片思いの異性から繰り出される積極的なキスを、俺は拒む事が出き
ない。
それが例え、他の男に教え込まれた舌技だとしても……。
誘惑に負けた俺は、自分の舌を緩めて彼女に預けてみる。
途端に柔らかな舌が絡まり、全体をヌルッとねぶられる。
「すき、すき、すき、小笠原くん、大すき……」
どうやら、森下さんは俺が小笠原だと言う事は理解してるみたいだ。
しきりに、俺の名と、好きと言う言葉を連呼しながらキスをしてく
る。
その姿はまるで薬の影響で精神的箍が外れ、普段仕舞い込んでいた
気持ちを爆発させているかの様だ
俺は一旦彼女の顔を引き離すと、その真意を確かめる。
「ね、森下さん。今言った事、本当なの?」
184 :
ブルー:02/02/10 00:31 ID:zT0cen3u
期待一杯の俺は、ドキドキしながら彼女の言葉を待つ。
すると、頬を今日一番の朱色に染めて、森下さんがコクンと頷く。
瞳はすごく真剣だ。
突然訪れた想いの成就に、俺は彼女が半裸なのも忘れ、力一杯抱き
しめる。
「俺も……森下さんの事、好きだ。……ずっと、ずっと以前から君
の事が好きだった」
それだけ告げると、後は頬を摺り寄せてポニーテールの頭を撫でる。
間違いなく、今日と言う日は人生最高の日だ……50年たってもそ
う言い切れるぐらい、俺の心が喜びで満たされる。
「私も好きだったよ、体育館の時も……クラスマッチの時も……
私も好きだったんだよ……」
森下さんが涙声で続く。
溢れ出る感情が腕の力を自然と強め、森下さんを、きつく、きつく
抱きしめる。
そうして、二人の腕が互いの背に回されたまま、静かで柔らかな時
間が俺達を包み込む……
どれくらい経っただろうか、長い間こうしていた気がするが、
実際はほんの一瞬だったのかもしれない。
気がつけば、森下さんをベットに押し倒すような態勢になっていた。
「あ、ごめん。うれしくて、つい……重いだろ、すぐにどくから」
ベットに手をついて、身体を起こそうとするが、森下さんの腕がそ
れを許さない。
「ううん、このままがいい……今のまま小笠原くんと……」
黙って頷くと、森下さんのこしのある黒髪をなでつつ、優しいキス
をする。
彼女の口調は大分いつもの感じに近づきつつあるが、まだ辛さが伺
える。
今も、くびれた腰は甘くくねられていて、
全身に塗られた媚薬から沸き起こる性的興奮が、そう簡単に消
え去るもので無い事を見て取れる。
「ね、森下さん……俺が、身体を拭いてあげる……」
185 :
ブルー:02/02/10 00:32 ID:zT0cen3u
それは無論、薬の効果を少しでも減らせれればと思っての発言だが、
聞いた森下さんは「え、でも……」と言って、恥かしそうに俯く。
当然の反応だ。
俺がすぐに「身体についた汚れと変な薬を拭取る為だよ」と言うと、
彼女自身、痺れる様な悦楽の影響で身体が満足に動けないのも手伝
ってか、お願いと言って、顔を両手で覆う。
こうなると話は早い。
俺は保健室に常備してあるタオルを、一つ急いで水に浸して絞ると、
白磁を磨くように、彼女の真っ白な肢体に優しくタオルを滑らせる。
まずは、状況の掴み切れていない彼女を不安にさせない様、突き指
をした手の方から、ゆっくりと撫で上げる。
次はいよいよ、身体だ。
ベットに横たわる森下さんが少しでも安心出来る様、自分も隣に寝
転がる。
そして、横を向くと半身を起こした状態で、引き締まった腹部から
タオルを動かす。
その間、森下さんに好きだよとか、綺麗だよとか、ありきたりの言
葉を耳元で囁いて、彼女をリラックスさせる。
本当はもっと気の利いたセリフを投げ掛けたい所だが、俺の方も彼
女の見事すぎるボディラインを間近で見ながら、タオル越しに同世
代の女の子特有の柔肌を拭く作業に、興奮で頭が上手く回らない。
「えっと、つ、次は……胸を拭くね……」
緊張と興奮で声がかすれる。
森下さんは再び顔を両手で覆うと、震えながら優しくしてねと言っ
て、俺に全てを委ねる。
俺は見下ろした半裸の肢体に、ゴクリと唾を飲み込むと、
豊かな右の乳房を包む様に持ち上げ、下の方から感触を楽しむよう
にタオルを這わす。
途端に森下さんの唇が半開きとなり、はぁぁっと熱い息を漏らす。
(え、森下さんが、感じてる!?)
自分のお節介が裏目に出て、燻っていた官能の炎が再び森下さん
の身体を燃え上がらせているのだろうか……。
俺はそれを確かめるべく、体操服からこぼれた出たバストをバレな
い程度にヤワヤワと刺激し、乳首をタオルの布目で強目にシュッシ
ュッと摩擦する。
「っ……ん、……あっ……」
するとどうだろう、森下さんは、可愛い声を漏らしながら、まるで
もっと胸を揉んでくださいと言わんばかりに、俺に身体をすり寄せ
てくる。
186 :
ブルー:02/02/10 00:33 ID:zT0cen3u
次は左の乳房だ。
従順な森下さんに悪戯心をくすぐられた俺は、わざと左の小さな乳
首だけを指で摘んで、乳房全体を持ち上げる。
「い、いたっ……」
森下さんは、小さい声を漏らすがそれ以上は何も言わない……
俺は重たげに浮かせた左乳房を釣鐘の様に引っ張ったまま、下乳を
タオルで拭いて行く。
当然、指に摘まれた乳首はしこりを増し、顔を覆ったまま吐かれる
息が、俺のシャツに湿っぽくあたる。
「森下さんの胸、大きいから拭くの時間かかっちゃったね」
わざと聞こえるように言って、摘んでいた乳首をパッと離すと、乳
房が重力に引っ張られ落下する。
ブルルンと着地してからも、その若々しい弾力を誇示する様に、プ
ルプル弾みながら、ゆっくり本来のバストラインへと戻る。
一見、拭く前と同じ絶景の双乳だが、硬度を増した乳首は今もピン
と起き上がり、男を甘く誘う様にその存在を主張する。
(すごいや……森下さんの胸……)
俺の下半身が痛いほど腫れ上がる。
あまりの美しさに目を奪われた俺は、思わず彼女の身体を覆う様に
のし掛かると、手当てを終えたばかりの左の乳首を口に含む。
「タオルだけだと拭き取れないから、舐め取ってあげるね」
驚く森下さんを事後承諾で言いくるめと、
乳首に舌を絡ませたまま、再び右の乳房をタオルで拭く振りをして
全体を強めに揉みしだく。
187 :
ブルー:02/02/10 00:34 ID:zT0cen3u
「ああん、うそっ……あああ――」
森下さんは、いや、いやと、甘える様に抗議するが、本当に嫌がっ
ているという感じはなく、どちらかと言うと照れ隠しのようだ。
「あぁ……もう、ね。やめよ、ね。小笠原くん、やめようよ……」
84のバストを執拗に攻められ、学園一の裸体を桜色に染め上げて
も、しきりにか弱い抵抗を見せる森下さん。
そんな貞淑で可憐な姿に、今までに無い興奮に捕らえられた俺は、
彼女の乳首を甘噛みして困らせてみる。
「ひ…ぃっ――――――――」
彼女の背中が弓なりに仰け反って、吐息が激しいものへと移行する。
眉間の溝が深く刻まれる、どうやら本格的に性感が疼きだしたよう
だ。
俺は噛んだ箇所をいたわる様に舌で舐めあげると、
タオルを持った手を彼女の股間へと移動させ、聖裂に沿って上下に
動かす。
「は、ぁ――……小笠原くんのいじわる……」
薄っすらと幸せそうな笑みを浮かべ、彼女が俺にあたる。
俺も森下さんが本気で嫌がる様な事をするつもりなど毛頭ないから
謝る意味を込めて、彼女のポニーテールを片手でなでなでしがら、
顔を近づけていく。
「俺……森下さんの事が好きだから……だから……」
「ううん、いいの。私も小笠原くんが好きだから……あなたなら……」
目を潤ませた彼女が瞼を閉じて、唇を結ぶ。
188 :
ブルー:02/02/10 00:35 ID:zT0cen3u
(……森下さん、本当に好きだよ)
最愛の人のほつれた前髪をすいて、静かに口付けをする。
それは子供と子供がするようなキスかも知れないが、さっきした大
人びたキスよりも彼女の心をはっきりと感じ取れる気がする。
「ん、ん……」
キスの合間に森下さんの両手が俺の首に回され、
それを合図に俺も動かしていたタオルの裏で中指を立て、淫裂の中
央を突き立てるように刺激する。
「くぅっ」
キスを中断した彼女が眉毛を八の字に歪めて、思わず喘ぎ声を漏ら
す。
そして、パンと肉の張り詰めた腰をブルブルと震わせ、緋色をした
悦楽の海へと深く沈降していく。
「もう、タオルじゃ駄目だね……俺が森下さんのあそこ舐め取って
あげるね」
名目上は彼女の身体を清める事にするが、興奮は隠し切れない。
間違いなく森下さんにも見透かされている事だろう。
しかし、彼女はそれでなお、俺にお願いねと言って身を任せる。
その時、一瞬だけ森下さんの表情がいつもの凛としたものとなった
のに気づく。もしかしたら、森下さんはもう俺と行く所まで行く覚
悟が出来てるのかも知れない、そう感じ取るに十分な雰囲気が漂っ
ていた。
189 :
ブルー:02/02/10 00:36 ID:zT0cen3u
「じゃあ、ちょっとごめんね……」
くびれた腰に続いて、締まった足首を掴むと、スラリとした脚をM
の字の様に大胆に開かせる。
(……よかった)
開かれた脚の中央――。
彼女のもっとも恥かしい部位を凝視して俺は改めて胸を撫で下ろす。
森下さんのそこは、最初に覗き見た時と変わり無く、年齢に不釣合
いな程幼い様相を呈していて、今も湧き出る清水の様に神聖性を存
分に備えていた。
出血などは全く無く、敢えて通常と違うと言えば、今も処女孔から
トロトロと流れでるラブジュースで全体が濡れそぼっているぐらい
だ。
「森下さんのここ……すごく綺麗だ……」
間接的に君の処女は無事だよと伝えると、震える秘唇に顔を近づ
けて、伸ばした舌を彼女の処女膣にヌプッと差し込む。
「はぁ……うっ――――――」
大きな嬌声をあげそうになった森下さんは、自分の細い指を口に軽
く咥えて、耐える。
俺は森下さんの女性らしい腰をガッシリと掴むと、さらに肉壷の奥
まで舌をさしこみ、処女の肉壁をジュルジュルと嘗め回す。
「うっ…く、はぁあぁ…」
強力な媚薬を盛られ、杉山の大人の愛撫を受け溶かされきっていた
若い身体は、俺の稚拙な愛撫にも恥じらいながら激しい反応を示し、
喜ばせてくれる。
190 :
ブルー:02/02/10 00:36 ID:zT0cen3u
舌をひとかきする度に森下さんのラブジュースが狭い膣から溢れ出
し、俺の口の周りをベトベトにしていく。
(もう、大洪水じゃないか……ん!?)
そのすぐ下、溢れた愛液が伝う丸びを帯びたヒップの真ん中に、隠
れながらひくつく可愛いらしい窄まりを見つけると、アダルトビデ
オで見たワンシーン思い出し、無造作に舌を差し入れ、クリトリス
をつまみあげる。
「あっひぃぃ―――――――――!!」
思いも寄らない場所から発生した快感のためか、熟れたバージンヒ
ップをブワッと浮き上がらせると、空中でブルブルッと痙攣する。
俺は森下さんの爪先立ちのヒップを逃がさんとばかりに、お尻の穴
を舌のピストン運動で攻め立て、秘芯に小刻みなバイブレーション
を送り込む。
「っっつ、はああっ、そ、そこは、ちがうのぉ……あぁ……」
浮いた腰を支えていた筋肉が、官能に負け次第に麻痺すると、ヒッ
プの重さに負けてベットにパタンと着地する。
そうして、俺は舞い降りた彼女の恥部を掴むとゆっくりと攻め立て
る。
森下さんのアナルを舌でかき出すように悪戯しながら、左手の人差
し指を処女孔に差込み指マンのピストン運動をして、右手でクリト
リスをつまむようにモミモミする。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
自分でも驚くほどの軽やかな指と舌の二穴攻めに、一旦は大人しく
なった彼女の細腰も次第に暴れるようにくねりだし、下腹部がはっ
きりとした伸縮運動を繰り返し出す。
どうやら、肉体的に異性を受け入れる準備が再び整ったようだ……。
俺は顔を離し、黙って森下さんを見下ろす。
191 :
ブルー:02/02/10 00:38 ID:Y1gX6v6r
もう、彼女の引き締まった身体のどこにも、杉山の痕跡はない。
そう言い切れるぐらい、俺は彼女の全身全部を拭き取り、舐め取っ
た。
しかし、今また、森下さんの身体は桜色に染まって、淫らにわなな
いている。
それを見て、性犯罪者の杉山が嬉々として、清純な森下さんに大人
の愛撫を施していたシーンを思い出す。
(俺はなんて事をしたんだ……これじゃ奴と変わらないじゃないか
……)
眠っていた理性が俺を客観的にさせる。
そして、
(もう、これ以上……するべきではない。)
そう、呼びかけてくる。
……それはわかっている。しかし、この異様な興奮はなんだ。
もしかしたら、俺が彼女の身体を舐めた際……いや、それ以前。
自分でも気付かない内に気化した状態で、薬物の侵入を体内へ許し
てしまったのかも知れない。
……その可能性は十分あり得ると思う。
でも、それは言い訳じゃないのか……彼女を……大好きな森下さん
を抱きたいという下心を正当化するための。
ズボンの中で熱く猛る塊を感じながらも俺は躊躇する。
(俺にとって……一番大切なもの……)
今、この場で自分のものにしたいと思う気持ちと、
本当に彼女を大切にしたい気持ちが鬩ぎあう。
森下さんの身体から静かに両手を離す。
192 :
ブルー:02/02/10 00:39 ID:Y1gX6v6r
「……小笠原くん」
息も絶え絶えの森下さんが、寂しげな瞳を投げかける。
その視線が俺の胸をつらぬき、つまらぬ事を思い出させる。
(……そうだ……俺、もうすぐ転校するんだ)
転校という言葉に人事の様な遠さを感じながらも、彼女とのこれか
らを考え、淋しさを募らす。
(俺、森下さんを抱く資格ないや……終業式には、君の前から去っ
て行く、俺が……)
数週間後に必ず訪れる別れを恨む。
今、ここで彼女を抱くのは容易いだろう、もしかしたら森下さんも
それを望んでいるかもしれない。
でも、それは結果的に彼女を幸せにすると言えるだろうか、
彼女に対して無責任とは言えないだろうか。
どうでもいい人なら、それも、ありかも知れない。
若さゆえの過ちといつか笑えるかもしれない。
でも、森下さんと共に過ごした思い出は、過ちにしたくない。
例えそれがお互い納得のいかない結論だとしても、
絶対に、彼女を泣かせるような事はしたくない。
(だって、俺は森下さんの事……)
自分なりの結論を導くと、ゆっくり体を起こす。
193 :
ブルー:02/02/10 00:40 ID:Y1gX6v6r
(君なら、いつか素敵な人が……俺よりもずっとお似合いの……)
ある意味、この結末も仕方ないのかも知れない。
彼女にとって、俺にとって。
そう思うと気分が楽になった気がする。
「ねえ、森下さん、そろそろ帰ろ―――――――!!」
俺が限界ギリギリの強がりを装って彼女に帰宅を促そうとした時、
彼女の両手が俺の体を捕まえ、抱き寄せられる。
ベットが軽く軋む音を立て、俺の顔が森下さんの胸に埋まる。
「私は小笠原くんの事好きだから……覚悟は出来てるよ……
ほら、小笠原くんの事が好きだ好きだって音が聞こえるでしょ……ね……」
俺の耳に低い振動と共に、ドクン、ドクン、という心音が伝わる。
「それとも、小笠原くんは私の事……」
心臓のパルスが急激に早くなる……。
それと共に俺の頭を優しく抱きしめる彼女の手が微かに震えている
事に気づく。
(森下さんが……)
俺は自分の過ちを知る。
彼女は俺の事をこんなに真剣に想ってくれてるのに、
俺は彼女の感情を一時的なものと考え、上辺だけの優しさで避けよ
うとした。
俺の人間としての小ささが、彼女を傷つけようとしたんだ。
194 :
ブルー:02/02/10 00:41 ID:Y1gX6v6r
そして、重要なのは考える事ではないと悟る。
感じるままに、思うままに……。
大切な人と、限り無く一つに……。
彼女の手のひらに自分の手を重ね、指と指を絡めると、
そのまま顔を起こし彼女を見つめる。
「俺、森下さんの事が好きだ……ありふれた言葉かも知れないけど、
世界で一番君が好きだ……だ、だから、君を抱きたい」
緊張のあまり、最後の節を噛みながらもありのままの思いを森下さ
んに告げる。
出来るだけ、この想いが伝わるよう……
一瞬。
ほんの一瞬だけでいいから、彼女が永遠と絶対を感じられるよう…
…。
森下さんの瞳からホロリと涙がこぼれ、強張っていた顔がパーっと
ほころぶ。
「うん、私も小笠原くんのこと好き……誰よりも、いつまでも……。
だから、抱かれたい。
私、小笠原くんと一緒になりたい」
一気に捧げてくれた言葉。
そのセリフを言い終える頃には完全に涙声となり、感情が止め処も
なくあふれ出ている森下さんがいた。
「ありがとう……」
今の気持ちを言葉で表現する自信がない俺は、彼女に何度も何度も
口付けをして、涙も吐息も一緒に舐めとっていく。
そして、急いでズボンを脱ぐと、自分でも驚くほど膨張したものを
森下さんの無垢な性器に添える。
195 :
ブルー:02/02/10 00:41 ID:Y1gX6v6r
腰を軽く進め、薄い肉ヒダを掻き分ける。
途端に熱い愛液が俺の亀頭にまとわって、強烈な性的衝動が沸き起
こる。
気配を感じた森下さんは、内心死ぬ程恥かしい筈なのに、さらに脚
を広げてくれる。
そして、俺が行為を行い易いようにと、けな気にも腰を軽く捧げる
ように持ち上げ、照準を合わせてくれる。
「わたし、小笠原くんのものになるんだね……」
彼女が、両手を俺の首に回し細い指に、俺の髪を絡ます。
「うん、俺……森下さんを俺だけのものにしたい……」
「うれしい……」
それだけ言って、森下さんは漆黒の睫毛を閉じ合わせる。
どうやら、心の準備も整ったようだ。
俺は激しいキスをするべく舌を森下さんの唇に差し入れ、
彼女の可憐な舌を絡め縛りあげる。
そして、腰を一気に進め、ペニスを森下さんの胎内に沈み込ませる。
プチッ……ヌプッヌプヌプヌプヌプヌプ……
軽くゴム鞠が弾けるような感触を残して、俺のペニスが森下さんの
処女膜に突き刺ささる。
キスをしていた森下さんは、
「ん、ん――――――――――――――ッ……」
と、喉を震わせ、かるく顎を突き上げると、破瓜の声を鳴らす。
純潔を散らされた森下さんのヒップは、俺の下半身に押されベット
に深く沈んだ状態で、小刻みにピクピクと処女痙攣を開始する。
(これで、森下さんは永遠に俺のものだよ……)
ずっと片思いだった森下さんのバージンを奪えた喜びと、絡みつく
ような彼女の媚肉の感触に圧倒されながら、慣れないピストン運動
を繰り出す。
196 :
ブルー:02/02/10 00:43 ID:Y1gX6v6r
「っは……あ……はぁ、ぁ……ふ…ぅ」
幾ら媚薬の影響で痛感が麻痺し、性感が増幅しているとはいえ、初
めて男を受け入れた森下さんは苦しそうだ。
俺は濃厚なキスを一旦中止すると、変わりに、舌を森下さんの耳に
差し込んで、腰のピストンと交互に出し入れを繰り返す。
「あぁ〜っ、あぁ、あっ」
耳が彼女のウィークポイントだったのか、可愛い喘ぎ声を上げると、
絡められた右手の指に力が込められ、痛いほどに握ってくる。
自分の愛撫で森下さんが激しく感じていると思うと、俺も嬉しくな
り細い首筋から色っぽいうなじそして、耳たぶまでを丹念に舐めあ
げると、ねじる様に舌を突き刺し、腰を甘くグラインドさせる。
「ひぎ……ぃ、あ、ぐッ……」
森下さんから壊れそうな声がもれはじめ、彼女のスラリとした両脚
が空中でピンッと伸びる。
「う、す、凄い……森下さんの中…すごく気持ちいいよ……俺、も
う、我慢できない……」
妄想の中で何度も行われた行為。
しかし、現実のそれは、想像を遥かに上回る快楽で俺を休み無く攻
め立てる。
当然、初めての行為で自分のペースが掴める分けも無く、僅か
の抽出を繰り返しただけで、圧倒的な射精感に見舞われる。
197 :
ブルー:02/02/10 00:43 ID:Y1gX6v6r
「ご、ごめん俺、もう……」
俺が荒い息をしながら、急いでペニスを抜こうすると、彼女の白い
脚が空中から下りて来て俺の腰に絡まる。
森下さんはそのままムッチリとした太腿で俺の腰を挟み込むと、細
い足首を俺の腰裏でキュッと組む。
「ん、ぁぁあ……お、お願い……そのまま、中に……」
予想外の言葉に、俺は驚く。
「ああ、だ、駄目だ森下さん、そんな事……出来ないよ……」
「いいの、初めてぐらい……大好きな小笠原くんのものを中に感じ
たいの……それに、私……あなたなら……」
「で、でも」
「ああん、お願い……茜を、茜を完全に小笠原くんのものにしてく
ださい……」
興奮しきった表情ながら、森下さんの瞳はまっすぐに俺を見つめる。
そして、稚拙に細腰をくなくなとしならせ、俺を射精へと導こうと
する。
「う、うわっ、そんなエッチな動き……わ、わかったよ。俺、森下
さんを完全に俺だけのもにする……」
俺自身も森下さんとなら、どうなろうと責任を取ると言う想いは当
然ある。一呼吸置いて決意を固めると、彼女の胎内に荒々しく男根
を叩き込む。
「あっ、……ああん…う、うれひぃ……ぃぃ…」
約束代わりのキスを交わし、森下さんの身体で麻薬的な快楽を貪る
……ここが保健室である事も忘れて。
お互いの下半身がぶつかり合う度に歯がガチガチと当たり、熱い息
が口腔で溶け合う。
198 :
ブルー:02/02/10 00:44 ID:Y1gX6v6r
俺が男根を抜けば、森下さんも静かに腰を引き、
次に勢いをつけて差し込むと、彼女もさらに深くとバスケで鍛えた
ヒップを重たげに持ち上げる。
俺がグリグリと男根をねじり込めば、彼女の熟れたヒップもいじら
しく揺すって、少しでも俺が気持ち良い様にと、従順な奉仕をささ
げて来る。
あの清純可憐な森下さんの身体に、こんなにエッチな器官があると
知った事だけでも大興奮なのに、
その器官は、本人の清純性と裏腹に、肉壁全体がうねる様に蕩けて
いて、男根にこれでもかと柔らかな媚肉が絡み付いてくる程の淫ら
だ。
(ああ、森下さん。……君はいつも俺を驚かせる……ここもそうだ
……凄過ぎるよ……このままじゃ俺の体が全部吸い込まれてしまう
……)
脳が快楽で溶け出してしまいそうな俺を、森下さんはさらに私に溺
れてと言わんばかりに、恥かしげに汗の浮かぶ身体をしならせてく
る。
自分よりも好きな人の為に尽くす。その為には死ぬほど恥かしくて
も、身体の全ての部位を使い誠心誠意奉仕する。
たぶん、それが森下さんなりの愛情表現なのだろう。
(もう、絶対離さない……いや……俺、離れられないよ、森下さん
……)
199 :
ブルー:02/02/10 00:45 ID:Y1gX6v6r
自分では森下さんを俺のだけのものにしたつもりだったが、その実、
俺も森下さんだけのものに成ったと、今、確信する。
そして、出来る事ならいつまでも、この心と体を溶け合わす行為を
続けていたいが、そうもいかない様だ。
俺の下半身にこれ以上ないエネルギーが充填されたのを認識する。
「も、もう駄目だ……いくよ……。俺、森下さんの胎内に全部出す
よ……」
焦って伝えるが、彼女は艶やかな声をああん、ああんと漏らすだけ
で、返事がない。
どうやら、森下さんも絶頂が近いのか、それどころでは無い様だ。
「も、森下さん、い、一緒に!!!!」
言うが先か、行うが先か。
俺は肉竿に絡まった薄い肉ビラ全てを巻き込むぐらいの勢いで、最
後の一突きを彼女の胎内へ叩きつけ、同時に激しい射精を開始する。
ドピュッドピュッドピュピュピュピュピュピュピュ――――――!!
原始から組み込まれたプログラムで、腰を限界まで森下さんの下半
身にくっつけ、亀頭を彼女の子宮口と思われる場所にピタリと密着
させる。
森下さんも本能的に俺が精子を注入する気配を感じ取ったのか、
絡めた両脚に力を入れ、腰を上に下腹部を下と、男が精液を注ぎ込
み易い態勢を取っりながら、絶頂に達する。
「ああああぁぁぁぁ―――――!!……っ、……いい……ぁ……ぁ
ふっ……ぁぁぁぁ……」
二人の身体が完全に一つになる。
200 :
ブルー:02/02/10 00:46 ID:Y1gX6v6r
空気の入り込む余地も無いほど密着したお互いの下半身の隙間から、
森下さんの子宮に収まり切らなかった、俺の精子が白濁と溢れる出
る。
それでも終わる事の無い自分の射精に驚きながら、俺は最後の一滴
まで彼女の子宮を満たすよう小刻みに腰を揺する。
森下さんの脚が急に緩まり、俺の腰から離れてパタンとベットに倒
れ、広がる。
想像を絶するオルガズムに身体中の筋肉が溶けてしまったのか、彼
女は両脚を大きく180度に開いたまま動かない。
閉じられた目蓋から涙を流た状態で、口から涎を垂らしている。
どうやら、気を失った様だ。
俺は残り汁を彼女の狭い膣に擦り付ける様にしてから、ゆっくりと
男根を引き抜く。
くぷっと言って抜かれた男根に続いて、蓋を失った幼い性器から純
潔だった証と俺の精子が混ざりあった、ピンク色の粘液が流れ出て
くる。
「ずっと、一緒だよ……」
荒い息の向こうで疲れ気って眠っている森下さんにキスをする。
その間も彼女は握った手を離さない。
「目を覚ますまで……抱いててあげるね……」
この言葉、彼女に聞こえているのだろうか。
行為を終えた今も彼女のお尻は小刻みにピクついていて、まだ気だ
るい快楽の海に漂っているようだ。
(俺、絶対に森下さんを幸せにするから……)
……この温もりが彼女にも伝わる様、出来るだけ肌を重ねる。
そうして、片手でポニーテールを撫でて、眠れる姫が目を覚ますの
を待ち続ける
・
・
・
・
・
・
・
・
201 :
ブルー:02/02/10 00:47 ID:Y1gX6v6r
「う〜、重いよ〜」
校門下のダラダラ坂を、森下さんをおぶって歩く。
辺りは完全に日も落ちて、人影などある分けが無い。
穏やかな夜風に乗って流れる夏虫達の涼しげなコーラスが、蒸しつ
く暑さを忘れさせてくれる。
「む、むむ〜〜〜、今、何か聞こえたけど……」
俺の背中で、夜空の星を黙って見上げていた森下さんが、声を震わ
せる。
「もしかして、森下さん太ったの……」
そこまで言って、森下さんが俺の頭をぽかっと叩く。
「そ、そんな事ありません〜」
「ごめん、ごめん、はははは。全然重くないよ。でも、もし重いと
したら、やっぱりここが原因なのかな」
そう言って俺は、両手をわざとエッチぽく動かし、プリッツスカー
トに包まれたお尻を触る。
「バカ、バカ、このエッチ、スケベ、変態!!」
森下さんがポカポカ叩く。
「う、うわっ、そんな背中で暴れないでよ」
「そりゃあ、私だって自分で歩けたら、歩きます〜。
もう、いったい誰のせいでこうなったと思ってるのよ。
はぁ〜。本当、小笠原くんがあんなにエッチだったとは思わなかっ
たわ……」
「そ、それは違うよ、俺は相手が森下さんだから、その、あの……」
「うん、わかってるよ……」
後ろから回された森下さんの細い腕が一層強く俺の首に絡まり、背
中に彼女のぬくもりを感じる。
202 :
ブルー:02/02/10 00:48 ID:Y1gX6v6r
あの後、20分ほど俺の腕の中で眠っていた森下さん。
目が覚め、薬が完全に抜けるのを待って、正気を取り戻した森下さ
んに、今日の出来事を全て話した上でお互いの気持ちをもう一度確
認しあった。
森下さんは、やはり半分ぐらい記憶が抜けていたが、全てを理解し
た上で笑顔一杯に俺を受け入れてくれた。
そして、俺は彼女に転校の事を話した。
「へ……」
向けられていた満面の笑みが、一瞬で固まったと思うと、いきなり
俺の顔をグーで殴って、泣き出した。
俺は泣きじゃくる森下さんを優しく抱きしめ、落ち着くのを待つと。
絶対、高校を卒業したら迎えにくるから、俺を信じて待っていてく
れと告げる。
彼女は「本当?」と尋ね、俺は必ずと頷く。
その途端、森下さんが勢い良く俺を押し倒すと、
「絶対だよ……来なかったら、こっちから押し掛けるんだから……」
と言って、キスをしてくる。
今日、何度も交わした口付けだが、
このキスは違う意味がある……。
203 :
ブルー:02/02/10 00:49 ID:Y1gX6v6r
……その後、興奮した俺は、後ろから一回。
向き合って、座った状態で一回。
計2回、森下さんの胎内に精を放った。
彼女も残り少ない時間を知って、快くその行為を許してくれたんだ
けど、余りの気持ち良さに俺が頑張り過ぎた為、どうやら森下さん
の身体に負担を掛けてしまった様だ。
「ねえ、森下さん……」
「ん、……」
「俺……」
「……なに」
「俺、森下さんの事大好きだよ……」
「うん、私も小笠原くんの事、大好き……」
人間って、不便だなと思う。
こんなにも近くにいるのに、言葉を交わさないと不安になるなんて
……。
さっきから、何度も彼女の気持ちを確認したのに、それでもま
た聞きたくなる。
身体をどんなに、どんなに、深く重ねても。
この理由無き不安は、後から、後から沸き起こるのだろう。
そして、俺はその度に森下さんに確認の言葉を求めてしまうんだ。
「……俺、一生森下さんを離さないからね」
「……うん、絶対に離さないでね」
二人きりの通学路を、森下さんを背負って歩く。
背中の心地よい重さは溶け去り、一歩、また一歩、足を運ぶ度に近
づく別れが、俺を辛くさせる。
204 :
ブルー:02/02/10 00:50 ID:Y1gX6v6r
(今日はいい……明日、必ず会えるから……けど……)
この通い慣れた道を森下さんと下校するのも、残り数えるぐらいだ
ろう……。
夜空を見上げ、森下さんに悟られない様、肩で頬を拭く。
「……私、今度の日曜どこか行きたいな〜」
小さく、しかしはっきりと、森下さんがつぶやく。
「……そうだね……映画でも見に行こうか」
「やったー、じゃあさ、その後はさ……」
森下さんは背中でバンザイをすると、デートの計画について話す。
(……ありがとう、森下さん)
先の事を考えるよりも、今は残された青葉台高校での学校生
活を彼女と共に満喫する。
それが、重要だと思う。
それに、彼女となら……
森下さんとなら、離れていても大丈夫だと確信する。
一歩二歩足を進め、見上げた空には、数え切れぬ星々がいつ
もと変わらぬ輝きを放っていた。
終
205 :
ブルー:02/02/10 00:54 ID:Y1gX6v6r
ハァハァ(´Д`;)つ、疲れた。
うぷするだけで、疲れた。
まあ、何はともあれ、一つSSを終わらせました。
たかねたんSSより先に茜たんSSが終わったのが鬱だけど……
いつもの事ですが、
よろしければ、感想及び指摘をお願いします。
>>ブルー氏
うわ〜い、森下さんSS完成おめでとう〜。やっぱりラブラブはいいなあ。
っていうかエロなのにちゃんと『転校』を取り扱うとはえらいですなあ。
森下さんを舐めてるうちに薬を吸収したのかも、という流れは
良かったんじゃないでしょうか。
考えてみたらああいう目にあった人に、しかも自分はもうすぐ転校する身の上、
そういう状況で気軽に「犯ってやるぜ」というのはよっぽど鬼畜じゃないと
無理ですね。っていうかそれじゃラブラブじゃないし。
誤字脱字は置いとくとして、森下さんがおとなしすぎるのはキャラ的に
違うのかな、って気はしますけどね。でも普段はっちゃけてる森下さんが
ここまで従順になる、というのが(・∀・)イイ!とも言えるのかな。
ともあれ、お疲れ様〜。たかねSSの方も楽しみにしてますぜ〜。
のんびり自分のペースでやっちゃってくださいな〜。
>ブルー様
お疲れ様です。
22です。これぞトゥルーエンドって感じですごく(・∀・)イイ!
たかねたんSSも期待してます。
208 :
ブルー:02/02/11 00:59 ID:F59YLqSb
>>206 & 207
レスありがとう、
本当うれしかったです。
今回のSSを書いていて、自分のヘタレさを痛感しました。
そこで考えたのですが、
これから当分の間、SSの勉強の為ROMに回りたいと思います。
みなさん、ありがとうございました。
209 :
旧247:02/02/11 04:20 ID:HGWeEvCU
胡散臭さが炸裂してる文章
時々ハァ?って言いたくなるようなエチィ描写
「こしのある黒髪」「○○性」などのオリジナル日本語
そして爆発的なエロさと早い投稿ペース
ブルーさん、無茶苦茶よくやってると思います。
有言実行型なのが何より素晴らしい。
だから、ROMに回るって判断も応援したいと思います。
それで、出来ればほかの人(ゲスト)が何か書いたとき
ホストとして立ち回ってくれないかな、と思うんですが。
普段「コテハンうぜー」って言ったりする方たちも
ブルーさんの実績見れば文句言えないと思いますし。
で、いろんな文章を読むと良いと思います、エロに限らず。
それから、日常生活も大切にしてください。
あれを書くのは相当きついと思いますしね。
ものを勢いで書くんじゃなくて、完成させるって作業は
相当疲れるものですから。
で、ROMは無期限ではなく、2ヶ月とか3ヶ月とか
適当に区切った方が良いと思います。
その間は、書いても良いですけど、
シチュエーションや体位をメモするくらいの方が良いかなぁ、と。
#特に和姦については、この先しばらく書けないと思うんで
本当にお疲れさま、充電後を楽しみにしてます。
ああ、ブルー氏は一旦ROMに回るのね。
でも旧247氏の言うようにある程度休憩と勉強が終わったら
また、たかねさんの続きを書いてくれると嬉しいです。
ブルー氏の有言実行なところは僕もとても好きですし。
取り合えずブルー氏の休憩中の場繋ぎに、他の方のSSが載るまでの時間稼ぎ
として、書きかけでエロシーンまでいってないですけどSSを乗っけます。
何かしら感想とかありましたら、書いてもらえると嬉しいです。
211 :
遊季X梢:02/02/11 12:13 ID:juI3iGdD
「ん〜っ今日もいい天気ね。」
天気予報の言ってたのとは大違いな天気に、思わず私の顔はほころぶ。
今日は金曜日、明日は土曜日。
やっぱり週末はどこか気分がうきうきする。
私の名前は佐伯梢。美空中学の3年生。
見た目がちょっと他の娘より小さいのでよく1年生に間違われるけど、れっきとした最高学年。
悩み多き受験生なのよ。
そう。私の背が小さい事については、特に遊季が何かにつけて私を身長の事でからかうのよね。
ほんと、参っちゃうわ。
遊季というのは私の幼馴染の紺野遊季の事。
小さいころからずっと一緒に過ごして来てて、いわゆる『腐れ縁』っていうやつね。
遊季はお姉さんっ子だから凄くわがままで、でも意外と甘えん坊で。
プリンに目がなくて。
歌を歌うのが凄く好きで、アイドルを目指してて。意外と具体的にレッスンとかしてて。
歌の事も含めて、神様がえこひいきしたんじゃないか?っていうくらい才能のかたまりで。
いわゆる『天才型』っていうやつ。
運動も勉強もなんでも、練習とかなしにさらりとこなしちゃう。
『それが当然よ』っていう顔して。一生懸命がんばってるこっちが空しくなるくらいで。
勉強は学年の上位、クラブもソフト部の4番でエース。
実はピアノもたしなんでたり。
美人でスタイルがよくて、噂だと去年男子の間で行われたミス美空中の2位だったとか。
お調子者で、でも憎めなくて。いつもみんなの真ん中にいるタイプ。
でも実はあれで凄く寂しがり屋で、凄く照れ屋さん。可愛いところもたくさんあるのよ
212 :
遊季X梢:02/02/11 12:15 ID:juI3iGdD
遊季の事なら私が誰よりも1番よく知ってる。もちろん私の事も遊季が誰よりも1番よく知ってる。
でも誰かの事をすべて知るなんて事はありえない。
心の中を全て知る事なんて出来ない。
あの時、その事を強く思った。
遊季の事は全部知ってるつもりだった。簡単な娘だと思ってた。
でも、遊季は深い海みたいで奥の奥を探ってもまだ先にたどり着かない。
少し、そう思わされた。
去年の夏休み、登校日の帰りに私は遊季の家に寄った。
家族の帰りが遅い日で、寂しいから遊んでって、という事だった。
私はその日は特に用事もないし、遊季といるのは当たり前の事だったし
何より私は遊季の事が大好きだったから、当然のように家に寄っていった。
その頃はお互い部活の中でのそれぞれの立場みたいのが出来ていて、
ちゃんと会う機会を作らないと意外と一緒にいれなくなっていて。
だからその時の遊季の誘いは本当に嬉しかった。
遊季の家でおばさんの作り置きのお昼を頂いて、
遊季の部屋でお菓子をつまみながらおしゃべりをする事になった。
テレビを付けても面白い物はやってないし、
宿題なんかまだ慌ててやる必要はないと遊季が言い張るからだ。
213 :
遊季X梢:02/02/11 12:21 ID:juI3iGdD
遊季の部屋はそれほど広くないので、遊びに行くときは遊季は床の座布団に、
私は遊季の勉強机の椅子かベッドの上に腰掛けるのが恒例になっていた。
その日の遊季の机はやりかけの宿題やら読みかけの漫画やらゴチャゴチャで、
整理してもたぶん次の日にはすぐに散らかるだろう、というのが目に見えてた。
だから、気分的に私はベッドに座る事にした。
初めはただのじゃれあいだった。
確か以前に行ったプールの話題になって、そこから水着の話になって
「梢ったら本当に幼児体形で、見てるこっちが恥ずかしくなったわよ。」
「そんな事ないわよ〜。最近少し胸、膨らんだ気がするもの。」
「嘘おっしゃい。私たちの事、親子連れだと勘違いした人とか、いたかもしれないわよ?」
「ふふっ、そんな人いるわけないじゃない。」
そんな事を話してるうちに
「じゃあその成長したって言う立派な胸を、お姉さんに見せてもらおうじゃないの?」
「そんなの嫌よ〜。どこの世の中に真っ昼間から、友達の部屋で胸ほっぽり出す娘がいるのよ?」
「ここにいるじゃない。さあ、家主がいいって言ってるんだから、
さっさとその成長っぷりを見せて、お母さんを喜ばせておくれっていうの。」
「もう、遊季、訳わかんないわよ〜。」
214 :
213:02/02/11 12:32 ID:juI3iGdD
何も考えずに書き始めたのはいいんだけど、一人称で回想シーンって
えらい難しいんじゃなかろうか、と気付いたりします。
何とか機を見て続きを書いて載せてきますんで。
感想とかご指摘とか死なない程度にお願いします。
え〜っと、エロシーンまで行けなかったお詫びとしてエロ情報を一つ。
ふじいあきこさんがエロ同人の総集編を出すらしいんですがその中に
冴子先生ネタハケーン。さすが人妻作家だ。
水着の冴子先生を息子さんの目の前で犯る、という事は例の日曜の
市民プールの事なんでしょうな(自分は本を持ってない)
ダンシャクだか何だかの雑誌に紹介されてました。
>214
そのマンガって多分センチとTLSのエロパロアンソロジー(タイトル忘れた)
に収録されてたやつだと思う。今はもう売ってないか。
かなり前に購入した本だし・・・。
遅レスすまん
ブルーさんよかったですよ。
ラブラブ路線にいってもあまり違和感がなく、
主人公のセリフまわしにTLSらしさがある。
終わり方もいい。
バッドエンドの杉山がバンバン腰を振ってて、
主人公が薬であっさり逝かされているのを書いている人がこういう風にさわやか、
&ラブラブでうまくまとめているのでイイ意味で期待を裏切られました。
ただあえて苦言を言わせてもらうと、
>>111 で(遅いんだけど)
ショーツをブルマと一緒にあっさり脱がしてしまったのは残念だったかな〜
胸の描写にたいするお願いを聞いてもらってありがたかったんだけど、
それの半分、三分の一の量でもいいからショーツにたいするフェチ的、あるいは
生地がブルマより薄いことを生かした杉山の変態的(あるいは正統派)な攻めが
見たかった。
(あるいは正統派)←これはあまりオヤジっぽさ、変態っぽさを強調しない、
健康な男だったら思いつくような攻め、したいことっていう風にとらえてもらえば。
>>ブルーさん
あなたのSSを読んで再び「2」をプレイする気になりました。
茜たんのブルマー姿を見るたびにSSを思い出してコカーソが熱くなります。
以前に読んだあゆみちゃん処女喪失話もお気に入りなので、
この二人を攻略ならば3学期だ!(;´Д`)ハァハァハァ…とプレイしとります。
どうもありがとう。
3学期というと、もう一人の風間さん。
と、くれば健太にさるぐつわして奴の見ている前で
こだちゃんとエチする話などキボンします。(自分で書け、て突っ込みはイヤン)
やっぱり健太はかませ犬です。
218 :
ブルー:02/02/12 23:33 ID:Oa5+8Qiu
ROMになるって言ってて、いきなりあれですが……
このスレにSSが載せられたら、感想は書き込みます。
これだけは必ず行うつもりだよ
>>209 旧247さん、色々ありがとうね。
何故か今銀河英雄伝説読んでます。
2ヶ月後あたりを期待して、待っててください。
>>210-214 213さん、一人称と言う事で苦労されてるみたいですね。
SS下手なブルーが言うのもなんですが、
最初頃に続いた説明セリフが読んでて少し辛かったです。
でも、展開とシュチはもろ好みなので、
続き期待しています、頑張ってください。
>>216 VAIO使いさん、いつも優しい言葉ありがとうございます。
やはり、ラブラブエチはハードルが高かったです。
書いていて自分でそう感じました。
次は、必ずやみなさんに納得して頂ける様なものを書くつもりです。
>>217 ありがとう。
ブルーは波多野さんをプレイしたくなってます。
男勝りな波多野さんを演技指導だといって、サンドイッチプレイ。
そんなの読んでみたい……。
219 :
217:02/02/13 00:47 ID:Ympryrbg
「『王子様…わたしのコトがお嫌いですか?』」
「ダメダメ!最初から、もう一度!」
「なぁ〜、ちょっと一休みさせてくれよ〜」
「おまえは女のしなっとした演技に苦手意識があるなぁ。」
「あッ…何すんだよ?あッ、そこは…」
ここから、演技指導に名を借りて体中もにもに。
あ…(;´Д`)ハァハァハァ…してきた。(・∀・)イイっすねー。
私は波多野はかすみとの三角関係で口説くのが好みです。
かすみに遠慮して身を引こうとする波多野を何とかして口説くのが
一番萌えます。
個人的に男勝りな娘をレイープする状況は「臭作」以外では燃えません。
220 :
旧247:02/02/13 01:55 ID:ItIhaDfO
>>211-213さん
一人称で回想ってのは使うこと結構ありますよ。
大丈夫、大丈夫。出来ます。
あと、会話させる時は仕草の描写とかも混ぜながら、
話してる人間には明らかにわかるだろう、って単語は
適宜省略した方が良いでしょう。
>>217さん
波多野も森下さんもあゆみちゃんも和姦推奨なのに
こだっちゃんだけは鬼畜なんですね(笑)
それとも合意で健太には猿ぐつわ、なんでしょうか。
>男勝りな娘をレイープする状況は……
個人的に安桃羞恥プレイなら燃えるかも。
>>ブルーさん
一回り大きくなって帰ってくるのを
楽しみにしています。
いや、健太は縛って猿轡かませて押入れに閉じ込めて
その上で何も知らないこだっちゃんとラブラブ和姦なぞやったらいいかも。
222 :
217:02/02/14 21:36 ID:LNrgJnwC
いえいえ、健太には愛しのお姉ちゃんが主人公に処女を捧げる様を
見届けて欲しいのです。奴を気絶させて押入に押し込んでは醍醐味が足りません。
ちゃんと見守って頂きます。
でも、エチする前には木地元にキチッと自分の正直な気持ちを伝えて
おくのが、奴への礼儀かなとも思っとりますです。
ううむ、意外に深いぞ。こだちゃんエチ話。
遅レス申し訳ありませんが…茜SS読み終わりました。
ねっとりエチィでさわやかラブラブ、大変満足しました。が、
>……その後、興奮した俺は、後ろから一回。
>向き合って、座った状態で一回。
>計2回、森下さんの胎内に精を放った。
ここは蛇足だったんじゃないかと。
初めてだったんだし、1回こっきりでも…。
まあ、小笠原が興奮する気持ちは痛いほどわかるけど。(w
とにかくブルーさん、お疲れ様でした。
あと遊季×梢…続きが気になるYO!待ってます…。
224 :
214:02/02/15 04:43 ID:d1zisUy5
>>222 押入れに覗き穴を開けとけばいいのでは。って言うか健太の見てる前で
こだっちゃんと落ち着いて事をするなんて出来ないよう。
木地元に筋を通しておく、っていうのには同意だけど。
え〜っと、SS途中書きですけど
>>223で気になるというありがたい言葉を貰ったんで
少しですけど続きうpします。
225 :
梢の回想:02/02/15 04:49 ID:d1zisUy5
>>213の続き
「ここにいるじゃない。さあ、家主がいいって言ってるんだから、
さっさとその成長っぷりを見せて、お母さんを喜ばせておくれっていうの。」
「もう、遊季、訳わかんないわよ〜。」
結局、遊季に押し切られる形で私は上着を脱いだ。
まあ、真夏で気温も高いから上着くらいは実際脱いでもいいかな、とは元々思ってたんだけど。
でも遊季が
『カッターを着てちゃ全然分かんない。お姉さんに隠し事をするな。いいからカッターも脱げ。』
と駄々をこね始めて。
こうなると遊季は聞かん坊になって、手におえなくなる事を長年の付き合いで知ってた私は、
結局スカートの上はブラジャーだけという格好になってしまった。
「梢〜、あなたブラする必要あるの〜?崩れるような胸、まだないじゃない。」
私が服を脱ぐと、早速遊季はニヤニヤしながら嫌味を言ってくる。
「そんな事ないわよ。お風呂で洗ってるとき、やっぱり胸は柔らかいもの。」
一応胸に直に触ると、フニフニと柔らかいものはある。
「そんな事言って〜。柔らかくても小さいものは小さいわ。ちゃんと牛乳飲んでるの?」
遊季は普段『何か怪しいのはきら〜い』何て言ってるくせに、こういう迷信は口にする。
やっぱりいい加減な娘だ。
「飲んでるわよ。別に牛乳飲んだって胸は大きくならないわよ?」
「ん。やっぱり気にしてるんじゃない?胸。そうだ!今日は特別に私が肌を脱いじゃうわ!」
言いながら遊季は私の横に座ってくる。
私はどこか恥ずかしくなって、あまり遊季の顔を見れなくなっていた。
「ちょ、ちょっと遊季、何考えてるの?」
「ふっふっふ〜。よく聞くじゃない?マッサージすると血行が良くなってどうたら、で
胸が大きくなるっていう話。」
遊季がよく読む雑誌の受け売りかなんかだ。
226 :
梢の回想:02/02/15 04:53 ID:d1zisUy5
「だから、今日は『佐伯さんの胸をどうにかして大きくするぞ』デー、
という事で梢の胸をマッサージしちゃおう、と言ってるのよ。」
遊季はたまに無茶苦茶な事を言い出す。
この時のが正にそれだ。
隣に座っていた遊季がにじり寄ってきて、強引にブラジャーの上から私の胸に触ってきた。
「ちょ、ちょっと遊季・・・。」
「いいからいいから、お姉さんに任せなさいって。」
そのまま遊季は私を膝の上に座らせる。
「ん、もう〜強引なんだから〜。マッサージって言ったって、痛いのは嫌よ?」
(昔もよくふざけてこういう事してたわね)
小さい頃によくしてたくすぐりっこを思い出しながら、
結局私は遊季の申し出を受け入れる事になってしまった。
まあたまにはこういうくだらない事をするのも、受検勉強の気晴らしになっていいかな、
なんて思いながら。
「ん〜お客さん、相当重症ですね。」
遊季が変な声色を使ってくる。ノリノリだ。
結局本当にブラジャーの上から私の胸をマッサージする遊季。
「え?どういうこと?」
「これはあなたの年代の女子の、平均的バストサイズと比べるとあまりにも慎ましすぎますね〜。
ちょっとやそっとのマッサージじゃ埒があきませんよ。」
「うう。そうかしら。どうしましょう。」
結構私も遊季に乗せられる方だ。
マッサージのお客さんになりきってみたりする。
227 :
梢の回想:02/02/15 04:54 ID:d1zisUy5
「やっぱり直接刺激を送らないと効果ないと思うのよ。梢、ブラ外すわよ」
また素に戻る遊季。いつもの事ながらいいかげんだ。って、え?直接?
「はい、外すわよ〜。」
びっくりしている私を尻目に、さっさとホックを外してしまう遊季。
さっき脱いだ上着のところにブラジャーを放ってしまう。
「ちょ、ひゃあ!」
そのまま遊季は私の胸に手を当てる。
手のひらの冷たい感触に背筋がぞくぞくして思わず声が出てしまった。
「ゆ、遊季・・・。」
遊季は私の胸を直接撫でさすってくる。
マッサージにしては少し弱すぎる気もするくらいで。
(何か手つきがやらしくない?遊季・・・)
そうは思ってもそれを口に出すと絶対に
『も〜、梢はムッツリ助平なんだから〜。私は好意でやってあげてるのよ〜?』
なんて言うに決まってる。我慢我慢。
そうこうしてるうちにだんだん遊季の手つきが『撫でる』から『全体を軽く揉む』に変わってくる。
(ん・・・何か本当に効き目がありそう・・・)
胸の奥の方が少しむずむずしてくるけど、遊季は真剣にマッサージをしてくれてるみたいで。
やっぱり私の胸、大きくないからなあ。
遊季、本当に心配してくれてマッサージしてくれてるのかも。
228 :
227:02/02/15 05:02 ID:d1zisUy5
>ブルーさん
>最初頃に続いた説明セリフが読んでて少し辛かったです。
えっとですね。本当は『佐伯さんは紺野さんのことを語りだすと止まらないよ』
って感じを出したかったんですね。読みづらいのは僕の力不足なんですいませんでした。
>旧247さん
取り合えず『会話だけがだらだら続く』がないように気を付けてみます。
会話ばかりがだらだら続くのって漫画で言う所の『顔アップのコマがだらだら続く』
くらいみっともない事のような気がしましたんで。
やっと少しは色っぽい雰囲気になったかな?
また皆さん何か指摘とか感想とかあったらお願いします。でや。
229 :
名無しさん@ピンキー:02/02/15 12:11 ID:y633RWyt
>228
(・∀・)イイ
女の子同士のイチャイチャ感が堪らない。
あぼーん
231 :
ブルー:02/02/18 01:37 ID:4KxFC7Uf
>>228 227さん。昔、自分も教えられたのでが、
・・・は……にしろとの事です。
あと、『』みたいなのもあまり多用しない方がいいかもしれません。
これも、昔指摘されました。
んで、個人的な希望なのですが、
梢たんはポーツブラにして欲しかたYO……
かなたんも……スポーツブラがいい!!(w
まあ、それは置いといて、続き楽しみにしてます。
232 :
胸揉み:02/02/19 02:43 ID:U7R4neux
>>227の続き
やっぱり私の胸、大きくないからなあ。
遊季、本当に心配してくれてマッサージしてるのかも。
でも、たまに遊季の指が乳首をかすめると電気が走ったみたいに感じて、背筋がぞくぞくしちゃって。
(あ…声、出ちゃいそう……)
胸を揉まれていると少し息が苦しくなって声を出したくなるんだけど、
変な声をだしちゃいそうで、それが嫌で我慢するしかなかった。
いつの間にか遊季の手つきは『軽く揉む』から『揉み込む』へと変わってきていた。
(あ、乳首、立っちゃってる……)
胸への刺激が続くうちに乳首が立ってしまったんだ。
立った乳首に遊季の指が触れるとたまらなく気持ちいい。
声を上げるのを我慢しててもちょこっとづつ声が漏れちゃって、
息もだんだん荒くなってくるのが自分でも解る。
(今…私どんな顔してるんだろう……)
少し朦朧とした意識の中、私はそんな事を考える。
なんて、考えるまでもない。
知らない人が見たら絶対にマッサージだと思うわけがない。
だって多分私の顔は赤らんで、とってもイヤラシイ表情をしていたからだ。
もっと胸への刺激が欲しくて、つい胸を反らして遊季の手へ押し付けるようにしてしまう。
どれくらい胸を揉まれていたのか解らなくなっていた。
10分?1時間?
もう遊季がしているのはマッサージじゃない気がしていた。
たとえ本人がマッサージのつもりでも、受け手はこんなにもいやらしく受け止めているんだから。
でも私はあまりの心地よさに、遊季に抗議をする事がすっかり出来ないでいた。
すっかり脱力した身体を遊季に預けきって、
されるがまま、黙って息を荒げながら胸を揉まれ続けていた。
「っあああっっ!」
ずっと沈黙が支配していた部屋にとうとう私の声が響いてしまった。
遊季が突然、私の乳首をつまんでこねくり始めたからだ。
「あ、ああ、はああん、ああん、ああああ……」
一度声が出てしまうと堰を切ったように止まらない。
自分でも恥ずかしくなるくらい、喘ぎ声が出てしまう。
気持ちの高ぶりに合わせて喉がからからになってくる。
息が苦しい。
「あ、ああ、ああ、ああ……」
それでも遊季はお構いなしに、私の両乳首をつまみながら余った手で胸を揉んでくる。
さらには手のひらで乳首をこする様にして、激しく円を描くように胸を揉みしだく。
「は、あ、あ、ああん、ああん、」
ずっと揉まれ続けてすっかり敏感になった胸と、乳首からの鋭い刺激に私の思考は完全に停止する。
「あうううううう〜」
つまんだ乳首を軽く引っ張る。もうマッサージでもなんでもない。
「はあ、はあ、ああ、あああ〜」
でも、その前からの胸への愛撫ですっかり身体から力が抜けてしまった私は、
ただ乳首への刺激を受け、喘ぎ続ける事しかできなかった。
「梢……」
遊季は少しかすれた声を出しながら、片手を私の頬に当ててくる。
されるがまま、遊季の目を見ると熱っぽい目で私を見つめている。
(あ……)
遊季の顔が少し赤い。いつの間にか日が少し沈んでたんだ。
窓から差し込む夕日が遊季を照らしている。
そう思ってると遊季の顔が近づいてくる。
私は何も出来ないまま遊季の目を見つめるだけ。
「ん……」
遊季の目が閉じた、と思った時。私の唇に遊季の唇が合わさった。
「はあっ」
キス…だよね。私は遊季とキスをしたんだ。
でも脳に霞がかかったような私にはどこか現実味がなく、
ただ唇に残る心地よさだけが現実だった。
不思議と嫌な気分じゃなかった。
むしろどこか嬉しく、『もっと唇を合わせていたい』とさえ思ってしまう。
「ん、んん、んむう……」
また遊季が唇を合わせてきた時、私はごく自然に遊季を受け入れ、遊季の背に手を回していた。
そのまま遊季は私をベッドに押し倒してくる。
まだ蒸し暑い夏の午後。
でも私たちはそんな事を気にせずに、ただ唇を合わせながらベッドで抱き合っていた。
235 :
234:02/02/19 02:57 ID:U7R4neux
という訳で続きです。
ここまで何も陵辱とか鬼畜とか脅迫とかなしの、ただのイチャイチャなので
皆さん引いちゃってないかとても心配ですが。どうなんでしょう。
取り合えずやっとエロSS、って感じにはなってきましたが。
>ブルーさん
・を…にするのは了解ですけど、『』はどうなんでしょう。
地の文でも会話文でもなく、他と区別したい文はどう表したもんだか。
『』の代替案、ありましたら教えてくださると助かります。
引き続き感想とかご指摘とかありましたらお願いしやす。でや。
236 :
:02/02/19 23:52 ID:rAYcUx2C
>235
イイ!いっそプレイに至らない寸止めエンドでもいいかも・・・
その方が中坊っぽい。
知識不足で下までは思いつかないとか。
・・・やっぱそれじゃ抜けないか
237 :
旧247:02/02/20 03:06 ID:Ws/2bptM
>>232-235さん
会話と混同されないようにしながら「」使えば良いのでは?>『』
『』は「」内括弧としての役目がありますし。
ただ、あまり多用せずクリティカルなところで使え、という意味で
彼の人はブルーさんに言ったのかもしれませんね。
文章は、抜く抜けないじゃなくて、良い物書いてると思います。
苦言を呈せば
>>233最初の「すっかり」が重なるところ、
>>233の最後の主客転倒してるところ、など
ちょっと言葉がおかしいところあります。
注意して見直せば気付くと思いますので、なるべく投稿前に
御自分で再チェックしてみてください。
あとは
>>232 「だって多分私の顔は赤らんで、とってもイヤラシイ表情をしていたからだ」
とありますが、自分で確認することが出来るのかどうか明記してました?
「遊季の部屋の姿見に映る」とか、そういうのを盛り込むべし。
238 :
234:02/02/20 22:30 ID:vj2t735g
>>236 一応自分は「寸止め防止条約」協賛者なので、寸止めはしない方向で行きます。
>旧247さん
ご指摘どうもです。『』についてはそれを使う意味があるかどうか
気を付けながら使ってみます。
Wすっかりは…今見て笑っちゃいました。だせっ。
すっかり脱力〜は後から挿入した文なので(身体を預ける、という表記がしたくなった)
全然出来ないでいた。すっかり脱力〜とかにすりゃ良かったですな。
後、顔は赤らんで〜は『多分』という事で佐伯さんの想像のつもりだったんですけどね。
やっぱり無理がありましたか。
説明が足りないかな、とは思っても適当な文が浮かばなくて(←イイワケミグルシイ)
何か数字で名乗るのってかっこよくて、それが自分には合わん気がしますんで、
今後このSSをうpする間だけ暫定的に「た」と名乗っていきます。
239 :
ブルー:02/02/21 02:07 ID:qJiJylia
エロエロって感じじゃないけど、
236さんの言われているように中学生らしさが出てて、
いいと思います。
お題がレズ系だけにエロのピークをどうもってくるか
興味津々です。
続きを楽しみにしていますので、頑張ってください。
>>寸止め防止条約
ごめんなさい。
もろ、寸止め派です(w
240 :
旧247:02/02/21 04:24 ID:QPnG53wf
>>「た」さん
「顔が赤らんで」はいいんですが、
「とってもいやらしい顔をしていたからだ」は
事実であるかのように捉えられてしまうのが問題で
「とってもいやらしい顔をしている」(一人称を強調)
「とってもいやらしい顔をしているだろうから」(推測のニュアンス)
みたいにするのが吉かと。
続き、楽しみにしてます。
あ、私も寸止め防止派かな………。
う〜ん、遊季はディルドー(張り子)を使って梢と結ばれて欲しい、て気もするけど。
皆さん、どう思います?
互いの処女を捧げあいに同意。
243 :
:02/02/22 20:39 ID:EiB8Mli/
>241
文章や人物描写等にあれだけチェック入るんだから
中学生がディルドー持ってるのは不自然だと言うチェック入らないだろうか・・・
まして双頭かよ!って誰も言ってねーよ(w
>旧247さん
あ、その言い回しなら良かったですね。違和感ないし。しまったな。
>エロエロ
自分が「エロい」と感じるシチュのほとんどはTLSに向かない物なので。
(ふたなり、薬漬け、奴隷調教、寝取られ、変身して戦って悪に捕まる、催眠術、洗脳、等)
ギリギリ許容範囲の「同性愛、一人称、他」あたりを取り扱っていこうかと。
・・・えっと、僕の趣味に引かないで下さい。お願い。(w
>寸止め
寸止め防止だと即物的な満足が得られますが、寸止めをしていくと焦らされて盛り上がって
最終的な満足度が大きくなるので、それもそれで良いんですけどね。
>>241>>242>>243 えっと、ネタバレな事は言いたくないんですけど、一応
「これまでの展開からは想像も付かないようなあっと驚く展開」は無いようにして、
「女子中学生の出来そうな範囲いっぱいいっぱいで寸止め無し」にしていこうと思います。
次は続きうpしますね。
245 :
236:02/02/22 23:24 ID:fBlYHC+t
以前読んだ漫画で同じようなシチュエーションがあったのよ。
それが最後まで服すら脱がなかったんだけど、
読んでてすごくハァハァした記憶がある。
大げさに言うと生涯読んだエロマンガで5本の指に入るって感じ(w
だから、そういうチャレンジをしてみては?っていうつもりでレスつけてみたんだよ。
直接、行為を描写するんじゃなくて、
キャラの心の中の描写(うまく表現できぬスマソ)で抜かせるSSもアリではないかと・・・
あ、内容に口出しすぎですねごめんなさい。
ちなみに今掲載されてる分ですでにハァハァしてるんですけどね(w
246 :
告白:02/02/23 18:41 ID:VpGkqhRZ
>>234の続き
まだ蒸し暑い夏の午後。
でも私たちはそんな事を気にせずに、ただ唇を合わせながらベッドで抱き合っていた。
「梢、好き……。」
「うん……。」
熱に浮かされたような気分のまま、でもどこか冷静に私は遊季の言葉を受け止めていた。
遊季が私の首筋に顔を埋めてくる。背筋がぞくぞくするのを感じながら、私も
「遊季、好き……。」
言葉にすると、とても気持ちが楽になった。
そう、私は遊季の事が好きなんだ。
ずっと一緒に居て、一緒に居るのが当たり前で。
でも、この時私は遊季に対する自分の気持ちに気付いてしまった。
そして遊季の私に対する愛の言葉も、私の遊季に対する気持ちも、
驚くほど自然に受け止めてしまった。
遊季はずっとこの『好き』という気持ちを、私に抱いていたんだろうか。
その気持ちを隠しながら私と接していたんだろうか。
ごめんね、遊季。気付いてあげられなくて。
「梢、いい……?」
いたずらが見つかった子供のような表情で、私の顔を覗き込む遊季。
(ここまでしておいて何を言ってるの?)
私は返事の代わりに遊季の唇ににキスをする。
唇を離すと、目に涙を浮かべるほど嬉しそうな遊季の顔がそこにあった。
整った顔が台無しになるくらい顔をクシャクシャにして。
でもそれまで見てきたどの遊季よりも、私はそこにいる娘を可愛く感じた。
247 :
キス色々:02/02/23 18:42 ID:VpGkqhRZ
「梢ぇ……。」
もう一度キス。キスをしながら、遊季は私の乳首を指で転がしだす。
「ちゅっ、ん、んん、はあ、ああ、ああん……」
すっかり立ってしまった乳首をころころと転がされると、じんじんと痺れるみたいに気持ちいい。
遊季の唇は私の口から離れ、どんどんとキスを私に浴びせてくる。
頬、耳、首筋。
くすぐったさの中に、ぞくぞくするような心地よさも感じる。
胸元、乳房へと遊季はキスをしながらその唇を移動させる。そしてとうとう
(あ……)
遊季の唇が私の乳首を捕らえる。
「あ、ああっ、ああん、んあ、遊季、遊季ぃぃっ」
遊季が私の乳首を吸い続ける。
私は完全にとろけてしまって何が何だか分からなくなる。
もう私は声を我慢する事は出来なかった。
ただ遊季の身体に手を回しながら、遊季の送ってくる刺激に
身体を震えさせ、遊季の名を呼び続けた。
「ああっ、遊季、そこはっ」
胸と乳首に刺激を続けながら、遊季は私のスカートの中に手を入れてきた。
遊季の指が私のあそこを擦ると、ニチャニチャと粘着質な音が出てくる。
(恥ずかしい……)
「梢、濡れてる……。」
遊季の指が私のあそこを布越しに上下する。
ただ単調にあそこをなぞって上下するだけの指に、でも私は完全に支配されていた。
遊季の指が私のあそこを上下するたび、私の腰は意思に反して勝手にくねってしまう。
「あ、あん、ああ、ああ、遊季、遊季ぃ……」
もうすっかり私のパンツは濡れそぼってしまい、あそこにべったり張り付いてしまっていた。
私のあそこの形はパンツ越しにはっきりと分かるだろう。
そして布越しに私のあそこを擦っていた遊季の指が、私のクリトリスを探り当てる。
「ひゃあっ、ああん、あううううう〜」
布越しにクリトリスをこね回され、私の頭は真っ白になる。
私の反応に気を良くしたのか、遊季の指が執拗にクリトリスをいじり続ける。
もう何も考えられなくて、遊季に身を任せて喘ぎ声を上げ続けるだけの私には
「梢、パンツ脱がすよ……。」
遊季の言葉にも、喘ぎながらうん、うん、と頷くことしか出来なかった。
「梢、腰、上げて……。」
言われるまま、力の入らない腰を何とか上げる。
愛液を吸って少し重くなったパンツを、遊季の手が脱がしていく。
「んふうううぅ〜」
遊季の指が私の膣に入ってくる。
すっかり濡れてほぐれてしまったあそこは、すんなり遊季の指を受け入れる。
そのまま遊季の指が、あそこの入り口をかき回す。
(ああ、入り口のところ、気持ちいい……)
あそこの入り口を広げるような感じで、遊季が指を出し入れしていく。
これまで体験した事もないような刺激を立て続けに受けて、私の脳はもうパンクしそうだった。
249 :
「た」:02/02/23 18:56 ID:VpGkqhRZ
続きです。どうなんでしょ。立つもの立ってくれる人いるんでしょうか。
いたら嬉しいな。
もし立つもの立った人がいたら言ってくださいね。僕が喜びます。
>>236氏
いや、僕も肉体描写や行為の描写より、心理描写とか特に心の動きにハァハァする
クチなんですが。
いかんせんSS製作なんて初めてのことで、チャレンジとかそういうことをする
余裕はないっす。っていうかSS製作自体メチャクチャチャレンジですよ。自分には。
もういっぱいいっぱい。でも自分以外にも心理描写が好きな人がいる、という事で
できるだけ希望に添えるようにはしたいと思います。…っていきなりパンツ脱いでるけどね。
感想とか指摘とかまた貰えると嬉しいです。でや。
>249
遊季の愛撫に悶える梢の描写が(・∀・)イイ!
やっぱりこの組み合わせは萌えるね!
続きキボン。
>>249 梢たん視点で、愛情たぷーりねとーりなのが(・∀・)イイ!!
遊季たんの愛撫、それに対する梢たんの反応が(・∀・)イイ!!
勃ったよ。
252 :
ブルー:02/02/25 22:33 ID:4RjvWDFb
>>249 「た」さん、俺もたったよ。
文章自体、全体的に読みやすくなってて、凄くいいと思います。
敢えてつっこむなら、
○セリフ内で名前を呼んでるのが多いような……
それほど、違和感と言うわけでもないのですが、読み返すと多いなと。
二人きりと言うシュチを考えると、少なめでもいいかなと思います。
○喘ぎ声
まあ、中学生と言う事を考えれば現状でも問題ないのかも知れませんが、
エロを題材に用いたSSの場合これは重要だと思います。
ひらがなの中に小さいカタカナなどを用いるといいかも知れません。
「あッ、あン……んッ」
喘ぎ声は難しいと思います。
個人の趣向で評価が大きく分かれる所ですから。
作家でも、もの凄く派手な人とおしとやかな人が居ますから……
以上です。
続き頑張ってください。
253 :
「た」:02/02/26 03:55 ID:5avtiWg3
>>251、
>>252 立ちましたか。わーい。嬉しいな。どうもありがとうございます。
続きでも立ってくれると嬉しいです。
>ブルーさん
これまで活字を主食にしてきたはずなのに、いざ自分で作ろうとすると
てんで上手くいきません。やっぱり食べるのと作るのは訳が違いますね。
どうもカタカナ、と聞くと綺羅光やら鬼頭龍一やらを思い出してしまうんですが
僕は彼らの親父くさい文があまり好きになれないもんで。どうも気後れしてしまいます。
でもそんな事言ってても台詞回しがマンネリ化したらその方が問題なので、
「人物名が多く出すぎてしつこい」ともども今後気を付けてみます。
ご指摘どうもありがとうございました。自分だけだと中々気付けないもんですね。
他のSSが再開、開始するまで住人さんを飽きさせんようにしないと・・・。
256 :
指で:02/03/01 21:46 ID:Lz5Xurmk
>>248の続き
あそこの入り口を広げるような感じで、指が出し入れされていく。
これまで体験した事もないような刺激を立て続けに受けて、私の脳はもうパンクしそうだった。
さらに遊季は、膣への指の出し入れを続けながら、クリトリスの包皮をめくってしまった。
「!っっっ!!」
声にならない叫びが出る。
敏感な突起は外気に晒され、弾けそうだ。
追い討ちをかけるように遊季は指に愛液を絡ませて、クリトリスにぬるぬると塗りたくる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「いいよ、梢、イッて……。」
もう駄目だ。
許容量を超えた快感を身に受けながら、耳元で熱い吐息とともに囁かれ、
「あ、あ、ああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ」
それまで、独りで自分を慰めた事もなかった私は、だらしない声を上げながら
生まれて初めてのエクスタシーを遊季の手で味わう事になった。
もう、遊季のする事には逆らえない……
何の根拠もなく、だけど何故か私はうっすらとそう思っていた。
少し途切れた意識が戻った時、気付くと裸の遊季が私のスカートを脱がしていた。
「あ…今度は私が……」
私は遊季のあそこに手を伸ばす。
クチュッ
(あれ?)
遊季のあそこはもうすっかりとろとろになっていた。
愛液が太ももまでべったり濡らしている。
257 :
一緒に:02/03/01 21:47 ID:Lz5Xurmk
「ん…あたしさ、梢がイクところ見てただけでもうたまんなくなっちゃってるの……。
もうすぐにでもイッちゃいそうだからさ、今度はあたしと一緒にイこう……?
あたし、梢と一緒に気持ちよくなりたい。一緒にイキたい…。ね……?」
遊季は興奮のためか、荒い息でとろんとした表情をしていた。
『今度は私が遊季を気持ちよくしてあげたい』そういう思いもあったけど、
遊季の言う『一緒にイク』その言葉の魅力に逆らえずに
(一緒に…遊季と一緒にイク……)
小さく頷きながら、私は遊季の身体に抱きついて自分の身を任せていった。
「ああ…こんなの恥ずかしい……」
遊季はベッドに横たわった私の左足を持ち上げ、私のあそこに遊季のあそこをこすり付けてきた。
こすれあう2人のあそこが丸見えになる。
「腰、動かすよ……」
くちゃっくちゅっ
(ああ…あそことあそこがこすれて……)
すっかりお互いの愛液でべとべとになったそこをこすり合う。
いやらしい音と二人の荒い息が部屋に響く。
世界が2人だけを残して消えていく。
258 :
一緒に:02/03/01 21:51 ID:Lz5Xurmk
「あ、あく、ああ、遊季、遊季ぃ……」
「梢、好き、ああ、梢、梢ぇ……」
さっきイッたばかりなのであそこが痛いような、だけど我慢できないくらいの快感が私を覆う。
2人の愛液が混ざり合って、あそこが一つに溶け合ってしまったような感覚に陥る。
「あん、あはあ、いい、気持ちいいよぉ……」
「梢、ああ、もっと、もっとぉ……」
遊季の感じている顔を見るとなんともいえない気持ちになってくる。
(感じている顔、もっと見たい……)
腰を何とか動かして、遊季にも気持ちよくなって欲しかった。
2人で高まりあっている、その想いが私たちを激しく興奮させた。
(あ…!今、クリトリスが……)
しばらくこすり合っているうちに、お互いのクリトリスがこすれ合うタイミングを覚える。
そうなってしまうともう止まらない。
「あ、あ、駄目、もう駄目、…遊季、怖い、私、また、またぁ……」
「ああ、ああ、私も、一緒に、一緒にぃ……」
2人とももう腰が止まらなくなる。
自分の意思で動かしているのか、何か別の力に動かされているのか、訳が分からなくなる。
ただ高みを目指して、2人で一緒に上り詰めるためにあそこをこすり合う。
「あ、あ、もう、本当にもう……」
「あたしも、ああん、あたしもぉ……」
遊季が無我夢中で私の胸を掴むように揉みしだく。
痛いくらいに勃起した乳首が手のひらにこすれる。
(ああ…痛いのに、でも……)
その痛さも、遊季の手で送られるものだ、
そう思うと興奮しきった私にはどこか心地よく感じられた。
259 :
「た」:02/03/01 22:06 ID:Lz5Xurmk
続きです。第1話の「梢の想い出」はもうそろそろ終わりそうです。
最速次のうpで終わるのではないかと。
ただ、春レヴォに申し込んだ身としては、そろそろレヴォ原稿に取り掛からないと
もし受かってたら大変ですので。(本業は漫画)
ですから、「レズ物はもういらん」「文がへぼいので続きはいらない」
という声が出なければ、落選通知が届き次第、第2話のうpを行っていこうと思います。
間を空けるなら区切りがいいほうが良いかな、と思うので。
感想、指摘などありましたら、またお願いします。でや。
260 :
:02/03/02 00:50 ID:KPDLJqAU
>259
勿体無いなぁ・・・
ネタ晒すこと無いのに。
コレで一本描けたんじゃ?
つか、画像化キボン
通販で買うぞ(w
>>259 もし落ちていたら… 260に同意でビジュアル化キボーンなのだが…(挿絵レベルでもいいので) ってそこまで望むのはアレか…
とりあえず梢ハァハァなので、これからもハァハァさせてくれ(w
263 :
「た」:02/03/03 01:19 ID:z9lNMuwx
>>259 >これで1本描ける
えっとですね、
@同人活動は健全系でもう1年以上エロ漫画を描いてない。
A梢一人称、というのが前提だったので漫画よりSSの方が心理描写がしやすそう(と思った)
Bって言うかコンテ切っておいて漫画化してないネタが何本もあるのにこれ以上増やせますかい。
等の理由でSSという方法を採りました。
後、自分ねちっこいエロが好きなんですが、漫画って読む人を飽きさせずに、
尚且つねちっこくエロをするってのが難しいと思うんです。
やっぱりエロは文の方がねちねち出来ていいなあと。
レヴォが落ちてたら悔し紛れに遊季が梢の乳を揉んでるシーン、本当に描くかも(w
TLS某キャラスレでぐるぅびん氏がSS書いてたよ。
エロじゃないけど、いい感じだった。
この調子で完全復活してもらえないかな。
>>264 あそこか。あの話は良かった。(´∀`)
復活して欲しいね。
>>258の続き
その痛さも、遊季の手で送られるものだ、
そう思うと興奮しきった私にはどこか心地よく感じられた。
そして2人一緒に、示し合わせたように頂上にたどり着く。
「あ!あっくっ!くうううぅぅぅ〜〜〜……」
「ああ!梢、イク、イク、イッちゃう〜〜〜ああぁぁ〜〜〜!!」
2人の身体が強く緊張する。
がくがくと激しく痙攣するように身体が震える。
手でイかされた時とは全然違った、もっと激しく深い快感に私は包まれた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁああ〜〜〜」
激しくイッて身体から力の抜け切った遊季が倒れこんでくる。
弛緩しきった身体に、遊季の体重がとても心地良い。
「んん…む…んちゅっ…むぅ……」
どちらからともなく唇を合わせる。
その日、何度目かのキスをしながら遊季の背に手を回す。
遊季の鼓動、体温を感じながら唇を吸いあい、私達はずっと抱き合っていた。
「ねえ。梢…お願いがあるの……。」
私の頭を胸に抱きながら、遊季がぽつりと言う。
もうすっかり日も落ちて、カラスの鳴き声や豆腐屋さんのラッパの音が遠くに聞こえる。
ずっと抱き合っていたんだな、と思いながら
「ん…いいよ、何……?」
まだ夢見心地な私はうっとりと返事をした。
遊季はベッドの下に手を差し入れて何かを取り出している。
しばらくゴソゴソやって取り出した物は
「こ、これ…もしかして……?」
男性器を形どった張り型だった。
「これを…私に入れて。私の処女を梢に貰って欲しいの。」
「え?」
張り型を手にしながら真剣な表情で話し始める。
「私、自分の気持ちに気付いた時思ったの。私の処女を貰ってもらえたら、どんなに嬉しいかって。
だから、いつかこういう関係になれたら、もしなれたらその時は…ってずっと思ってたの。
コレ自体はまだ入り口までしか入れたことはないんだけど…ね、お願い。」
(…そこまで私の事……)
遊季の想いの強さに私は心を決めた。
「いいわ。けど、条件があるわ。」
「うん。いいよ。何でも言って。梢の言う事なら。」
潤んだ瞳で身を乗り出してくる。こんな遊季も初めて見る。
「まず、私の処女も遊季が貰ってくれる事。」
「…梢……。」
「それと、その…これからも、あの…私と…ね、私と……」
私は恥ずかしくて具体的なことは言えなかった。でも心は通じてる。遊季にも分かってる。
「梢ぇ……」
遊季が私に抱きついてくる。凄く嬉しそうに。
遊季の嬉しそうな顔を見ると、胸がキュンとなって私も凄く嬉しくなる。
「ん……」
キスをしながら、どちらともなく囁く。
「「これからも、ずっと一緒よ……」」
その後、お互いの処女をディルドーで捧げあった。
少しサイズが小さい私のあそこには、きつすぎて激痛が走ったけど、
そのディルドーを手にしているのが遊季だ、というだけで不思議とその痛みも嬉しく感じられた。
その日は結局、遊季の家に泊まっていく事にした。
少しでも長い時間一緒にいたい。
もっともっと抱き合っていたい。
お互いにその想いを止める事が出来なかったからだ。
お母さんに遊季の家に泊まっていく事を電話で告げ、
遊季の家の夕食に呼ばれた後は、ずっと部屋で抱き合っていた。
お風呂も一緒に入って身体を流し合った。
破瓜の痛みでズキズキしてたので、お互いあそこに触る事はなかったけど、
ずっと抱き合ってずっとキスをしているだけで幸せだった。
そのまま朝まで遊季のベッドで2人、身体を重ねあっていた。
269 :
[]:02/03/08 22:46 ID:TZVGGHJZ
270 :
「た」:02/03/08 22:55 ID:TZVGGHJZ
あう。誤爆。
取り合えず第1話「梢の想い出」終わりです。
プロットのメモ段階では
「梢モノローグ→事の始まり(初々しいレズ。処女捨て)」としかメモしてなかったのに
何かダラダラ続いちゃったな(;´Д`)オカシイ・・・
本来この後の展開の前振りとして初期設定「遊季と梢はレズで非処女」
の説明だけのはずだったのに。不思議不思議。
ちなみに第2話は
>>211の回想を始めた梢の、回想終了からです。
それでは感想、指摘などありましたらお願いします。
レヴォに落ちてたら続きに入ります。
271 :
:02/03/09 22:39 ID:sSAI660o
>270
ひとまず完結ですね。
お疲れ様でした。
自分が恐れていた通りになりましたね>双頭ディルドー
とはいえジャンル上正しい選択だったのだと思います(劣情を促すという意味では)
次回作はどうなるんでしょうか。2人は相思相愛みたいなんで
翼が介入する余地はなさそう・・・
つか二階堂ネタがはげしく読みたい気分(w
たしかにディルドーは悲しいな……
やぱーり、弟クンのを借りて、、、
>>271 えっと、分かり辛くてすんませんが、二人が使ったのはツインヘッドじゃないです。
処女の女子中学2年生がイキナリ双頭なのはアレかなあ、と僕も思いますし。
先に遊季のを破いてから梢のを破いた、というつもりですが。
単純に初期設定の「2人はレズで非処女」の説明のための回想ですので
取り合えず破くものは破かなくちゃな、と。で、指で破くのはもったいないし。
でもただ破くだけなので痛いだけだし、間延びしそうかな、と思って破くシーンを
省いたのがいかんかったんですな。
ツインヘッドはまだしも張り型なら遊季にはお姉さんもいるし持っててもいいかな、
と思うんですが。(姉のをパクッたとか)
ちなみにこの展開自体は初めから決めてたので
>>241>>242>>243では
「バレバレかよ!」とビビリました。みなさん色々鋭い。
他にもギクッとする発言があったりなかったり。
ブルー氏来ないね。
276 :
ブルー:02/03/14 21:56 ID:kneRh5Y7
>>275 大丈夫です、暇があれば見てます。
今は修行のため、他のスレで書いてました。
恐らく、ゴールデンウィーク頃には……。
>>266-268 「た」さん、お疲れ様です。
梢&遊季SS
最初は、処女喪失の場面をハショられたのを、残念に思いましたが、
今、読み返すと、敢えて省略する方がこのSSらしくて、しっくりしてるのに気付きました。
ただ、エロに重点を置くSSの場合は、そこが読者の楽しみなのは間違いないので、
書き手の都合で省かない方がいいと思います。
以上です。
レヴォ及び、次作品、楽しみにまってます。がんばってください。
>>271 どこかで見つけた真弓千鶴SSの中に二階堂ネタがあったよ。
朋貴の自分へのフラグを維持するためにテストで1位をとってもらいたい真弓。
そのためにはライバルの二階堂の集中力を落とさないと。
作戦として自分の秘蔵のお宝「朋貴の隠し撮り写真およびビデオ」を試験前日に
二階堂宛に家に送りつける。
朋貴のあられもない姿を見せ付けられて悶々として勉強に身が入らない二階堂。
試験後朋貴に「卑怯よ!そこまでして1位をとりたいの!?」と詰め寄る二階堂。
もちろん何のことだかさっぱりな朋貴。二階堂がおかしくなったのかと心配をする。
朋貴と目が合った瞬間顔を真っ赤にして照れて逃げ出す二階堂。
どうせシステム的に二階堂はクリア対象外なので何をやっても影響はない、とほくそえむ真弓。
278 :
12:02/03/21 09:16 ID:3DRUkQRd
保守sage
>160で紹介されてたDVD見てみました。(後者の方ね)
TLS編ははげしくワラタ。
ヒロインの名前があやねちゃんで髪型がポニテ(森下茜たん風?)
でコスが美空中学。
TLS初代−TLS3まで全制覇。
スタッフは絶対わかっててやってるね。
他のコスプレはさくら子たんぐらいしかわからんかった。(当方葉鍵属性なし)
281 :
ブルー:02/03/21 23:27 ID:ucYviLYP
>>278 12さん!?
きみは保守をするのではなくて、早くSSをうぷしる!!
>>279 もしかして、著作権の問題からわざとそうしてるのかな?
で、279さんの評価は買いですか?
282 :
279:02/03/22 14:21 ID:I4iOoKa0
>280
うむぅ・・・。まあまあかな。
>281
まあ女の子が好みならば買いかな。
折れは純粋にネタとして購入したが(藁
283 :
かなめ:02/03/26 03:56 ID:gMP9RY3r
ほぉら、早くSSをうぷするするぅ
まぁまぁか、、、抜けるかどうかが重要だけど、
その辺どですか? >DVD
なんかギャルゲー板の方が「ややエロ」(R15位)になってきた。
>>285 欲望は抑圧されるほど、激しく萌え上がります。
287 :
名無しさん@ピンキー:02/03/28 23:51 ID:2NdN80yz
保全あげ
ある程度の長さのものを定期連載するとしたら
一週間に一度4〜5レス、とかじゃペースが遅すぎて
展開を忘れられてしまうでしょうか?
一度の分量減らしても、三日に一回くらいの頻度で
書かないと駄目でしょうかね?現在あるプロットでは、
一度に読むと長い、ってくらいになっちゃいそうなんで
分割連載を考えてるんですけど、これについてのご意見をお待ちします。
書けるときに書く、というよりは書き溜めて定期的に
「○日に一度」って形にもっていきたいと思っているんですが……。
>>288 ある程度の量で分割、その都度アップ(頻度は最低1週間に1回)を希望
すでに真のTLSエロが離れつつあるこの板での連載、期待しています。
291 :
288:02/03/30 13:23 ID:v2WZBcj/
本当に一週間に一回で良いのかな……。
そんな頻度じゃ忘れられちゃわないかな……?
なるべく一定のペースで最後まで書ききりたいので
アップする頻度はかなり重要と思ってます。
読み手と書き手の両方の要求の妥協点を探してるんですが……。
292 :
ブルー:02/03/30 14:03 ID:5ldTynAF
>>288、291
お、待望の新手の職人さんですか!!
うぷの頻度は一週間に一度した方が良いと思います。
個人的経験上です。
あと、うぷするなら金曜の夜がいいと思います。
そうすると、みなさんが土曜・日曜に読まれて、
感想を書いてくれる公算が大きいですから。
以上です。
288さん頑張ってください。
>>289 いや、でも、ダビスタとTLSはどこかに売却して続けてくれるよ、
たぶん……。
293 :
290:02/03/31 01:53 ID:q+M8fLbn
>>291 完成後全レスにリンクを明示すれば(>>n)よろしいかと。
現状見て分かるとおり、ネタがないです。
ギャルゲー板の白熱ぶりが、悔しいです。
ん………?ギャルゲ板が白熱?
あれで白熱なら随分寂しいような。
295 :
290:02/03/31 06:15 ID:q+M8fLbn
>>294 いや、もし高校生とかがあそこでTLS3知ったら(特に柳瀬里佳)
どういう反応するのかな、と。
296 :
279:02/03/31 14:36 ID:/KkPBmVp
>284
一応実用品として購入いたしました。(藁
女の子が好みならノープロブレムです。
迷った時は買い!
後悔先に立たずという事で。
298 :
名無しさん@ピンキー:02/04/04 08:43 ID:nRTUlnVE
保全ageします
ぶっちゃけた話、TLSで妄想はよくしているけど、それを文章に
しようとするのは自分にとっては至難の技。
…襲うね。スレには書いたりしてますが。(w
そんな訳で職人さんのSS期待してます。
…遊季&梢の続き、二階堂さんネタ、その他モロモロキボンヌ…。
300 :
ブルー:02/04/06 00:42 ID:Ecb/iQr5
288さーーーーん、SSのうぷはまーだーでーすーかーーーー??
301 :
「た」:02/04/06 03:04 ID:zqXiLZEE
>>299 幸か不幸かレヴォに受かってやがりました。その後に続きを書きたいです。
とりあえず今のところは
>>288氏の連載(?)を期待しつつ。
302 :
:02/04/06 23:56 ID:mdf9x4ub
あゆみちゃんモノを読みたいんですが、どこのスレにあるのでしょうか?
情報願います。
あぼーん
>>303 マルチポスト、広告
ふー、職人さんは暇が無いかな?期待してますよ?
306 :
n@e:02/04/07 19:59 ID:h2wJflDU
>>305 公式で、このスレで、
こういう風にあゆみちゃんの名前が上がるたびに紹介してもらえるって
本当にありがたいことです。
>>217 遅くなりましたが、こうやって誰かの中に
自分が書いたものが良い印象と共に残るってのは気持ちいいものですね。
307 :
302:02/04/07 20:18 ID:a0JW9lEU
情報、どうもありがとうございます。
今から読んでみます。
(・∀・)シュラーバ
期待sage
二階堂って受け? 遊季に弱み握られて、ねちねち開発されたりしますか?
それとも家庭教師白石美鈴は実は両刀で(あえてバイと言わないコダワリ)
勉学に一途な優等中学生を甘美で淫らな禁断の世界に導きますか?
そして器具を装着させられたまま学校に通わされ、休み時間にトイレに駆け込みますか?
やっとの思いで家に着いてから部屋で美鈴が来るまで夢中で掻き回しますか?
一人でしている所を美鈴に見つかって激しく叱られお仕置きされますか?
(これ以上の展開は各自でご想像ください。)
>>309 受けとは思うがもっとこう・・・純愛係りッちゅうか。
ん〜あえて言うなら成績が上の方の言う事を聞くという賭けを主人公として
まけて色々調教されて色ボケな所を次の試験でやっぱり賭けに負けてさらに
ハードな調教を受けて次の試験に負けての繰り返しで転落の一途を・・・。
>>306 TLSで新作を出す予定はないんですか?ドキドキ。
312 :
n@e:02/04/10 15:17 ID:0W9MtkRq
>311
288が私です。
まだ全然出来てないんですが
見切り発車することにします。
ブルーさんのアドバイスに従って毎週金曜日かな。
初めの4週くらいは全貌が把握できないと思いますが
ご容赦ください。
あと、時々休みの週を入れると思いますが
それもまたご容赦ください。
313 :
ブルー:02/04/11 01:15 ID:CHFfw4D0
>>312 ええ、待ちますとも。いえ、待たせて頂きます!!
久しぶりのSSだけにめちゃめちゃ、楽しみにしてます。
頑張ってください!!
1,2,3のどれでどのキャラかにゃー。
沢田さんかかおりんかにゃー。
誰が来ても楽しみだにゃー。
315 :
n@e:02/04/11 10:10 ID:MCklhv6/
>>314さん
まぁ明日にはわかることなので。
>>ブルーさん
銀英伝は読み終わりました?
今は何読んでます?
316 :
ブルー:02/04/12 00:09 ID:Nsh8nUYi
>>315 今、9巻の半ばです。
流石は田中芳樹。最高に面白いです。
唯、最後の方の、
「後世の〜」、「歴史家は〜」、「評価は〜」
多すぎて、正直うざいですね(藁
作者として書きたいのは分かりますが、
もうちょっと読者の立場で書いて欲しかった。
でも、それを割り引いても、傑作といえる出来だと思います。
(OVAで全部見ていた為、すっきりと想像も出来るし。凄く、勉強になります)
他ではロードス島戦記を読みました。
これも、OVAで見ていたのですが……
うーん、銀英伝に比べると幾分おちる印象でした。
理由は色々あると思うのですが、
一番の理由は主人公であるパーンに共感できなかったのからかな〜
まあ、こんな感じです。
いよいよ、明日ですか。楽しみです。(^^
あまりにも穏やかすぎる春の日だった。
気温自体はまだ12度とかそこそこなのだが、
窓で外気と遮断されているために、ガラス越しに降り注ぐ陽の光が暖かすぎる。
窓際前から5列目の俺の席では、授業を受けるのに支障が出るくらいに。
ふぁぁぁっ。
窓の外を見ながらする欠伸は何度目だろうか。
駄目だ。眠すぎる。
二限目にして、俺は今日一日睡魔と戦う覚悟をした。
「というわけで、この公式を応用すると……」
「チャートの○○ページを開いて……」
途切れ途切れに聞こえる先生の説明を
意識がある時だけノートに写す。
頭が重い。
シャーペンを握る腕も重い。
後で見たら、きっと意味不明な図形と判別できない文字の羅列だろうなぁ。
ま、いいや。後でかすみか中里さんに写させてもらおう。
「この単元では、ここがポイントになるからな」
先生の声が右耳から入っては左耳から出ていく。
どうしてこの人はこう淡々としか喋れないかなぁ。
眠気が、止まらないじゃないかぁ。
頭が前後に揺れる。
ガクッガクッとそれこそ振り子のように。
まだこの授業、終わらないのかなぁ……。
時計を見ようと視線を上げる。
でもそれ以上に瞼が重い……。
と、俺の右の脇腹が、つんつんとつつかれる。
「ん、何?」
声の中に潜む眠気をごまかしきれないことを自覚させられながら
俺は寝ぼけた眼を細めて、右斜め後ろの女の子を見やる。
「ずいぶんと眠そうね」
俺をつついた濃いピンクと白のシャーペンを左手で逆さに持ったまま、
日差しが眩しかったのか右手を額にかざすと
手が作った影が彼女の顔を白と黒の二色に分けた。
沢田さんだ。
沢田さんはもうすっかりこのクラスに馴染んだ。
というか、馴染みすぎて今じゃもう一学期の彼女のことなんて
あの白と青の制服のこと以外、殆どの人の記憶に残ってないんじゃないか、なんて思う。
「おはよう、沢田さん」
「うん、おはよう!小笠原君」
返ってきたのは元気のいい、だけど小声の挨拶。
何が面白かったのか、くくっと声を殺しながら、実に楽しそうな顔で笑う。
そんな顔されたら、何だかこっちまで嬉しくなっちゃうよ。
本当に、かたくなに突っ張ってたあの沢田さんは何処に行っちゃったんだろう。
沢田さんはふと真顔になって
「ねぇ、小笠原君。次の次、あなた、当たるわよ」
頭が急激に覚醒する。今やってる問題の次の次か。
俺は授業の最初に開いたページで止まっていた教科書をめくる。
ど、何処だ?
「チャートぉ」
沢田さんの呆れたような小さな声。
俺は、教科書よりも少し使い慣れた、学校推奨の青い参考書を開く。
「287ページ」
あ、ここが今やってるところだな。
ってことは、次の次はこの問題か。
ここ、どうやって解くんだっけ?
前のページの例題を見返す。
あぁ、そっか、あれとあれの組み合わせかぁ。
・
・
・
ふぅ、やっと解けた。
これで何時当ててくれてもいいぜぃっ!!
「それでは、今日はここまで」
先生の声が響く。
はぁっ?
・
・
・
脱力……。
珍しくチャイムが鳴る前に終わらせてくれたのは良いんだが、
正直ちょっと肩すかし食らったかも……。
「さんきゅ、沢田さん」
「どういたしまして。それにしてもどんな生活してるの?
授業中寝ちゃうなんて、相当無理してるんじゃない?」
いや、そんなことしてないんだけどなぁ……。
眠くなることのない人に、授業中眠くなることを説明するのは厄介だ。
沢田さんみたいに好意的に解釈してくれようとする人にほど
適当に誤魔化すと罪悪感が募るし。
「夜更かしして何してるの?少なくとも勉強ではないわよね。」
沢田さんがウ〜ンと首を捻る。
「小笠原君、あんまり生産的なことはしてないっぽいし……」
訂正、沢田さんの解釈はあんまり好意的じゃないみたいだ。
頬をぷうっと膨らませて反論準備ありと意志表示をしてみる。
沢田さんの目元は笑っているから、俺は心地よく会話に身を委ねられる。
本当に他愛もない言葉のやりとり。
数えられないほど過ごしているこんな時間が、
この何気ない日常の一コマこそが、
学校行事や各種イベント以上に、
転校したら懐かしく思うものだという気がしてならなかった。
今週はここまで。
一週間に量がこれだけ、っていかにも少ないですが
細く長く続けられたらなぁ、って所信です。
「た」さんの第二章開始、ぐるぅぴん氏の復帰、
ブルーさんの新作もお待ちしてますよ。
それから元補完妄想の人間としては
補完妄想で連載書きかけになっていたもの、
ギャルゲ板のネタパロスレで一人頑張ってTLSバトロワ書いてた人、
続きを書かれる場所として、制約の少ないこのスレを
利用するのも手では、と思ってたりします。
何気なく来てみたら、私の事がぁぁぁ。スレ落としてすいませんでした。
TLS3BRは、書いてた本人が言うのもなんですがそれはそれは救われない話で、
とてもTLSのファンの方々には受け入れてもらえない内容です。
こんなに良質のスレには載せられませんよ。ちなみに
>>21は私です。(w
ギャルゲー板の君子スレでワケワカランSS書いてたのも私です。
ネット環境が整い次第、ぼちぼちなんか書こうかなと思ってます。
でわまた…
>322
君子日記の人?
324 :
ブルー:02/04/12 02:10 ID:/7hRkEst
>>317-321 お疲れ様です、n@eさん。
感想の方は明日ゆっくり書くとして、
久しぶりのSSなのに誰もあげてないみたいなので、
一応、あげておきます。
あげ〜〜〜〜〜〜
325 :
314:02/04/12 02:12 ID:Xarg9vaE
>>322 ドラクエ3の人?
>>321 あー。何か予想が当たった。何となく2ネタな気がして、芸風から不真面目なキャラは
来ない、と勝手に推測。あゆみ、森下、かすみを書いたんでしたっけ?と言う事で
希望的観測も含めて沢田さんが来て欲しかったんです。
個人的に青葉台に馴染んだ後の青葉台制服を着込んだ沢田さんの事を妄想するのは
好きなので嬉しいなー。かおりんや波多野あたりが絡んでくると楽しいなー。
ってそれじゃエロに持ってけないか。
>>321 救われない内容にするつもりなのだろうとは踏んでました。
続きがどう展開するのか是非見てみたかったのですが
「ネットワーク環境が整備された頃」に
適当なスレがあったら良いですね。
BR開始後最初の死人を誰に、どんな経緯でするのか、と
残り五人くらいからの展開をどうするつもりなのか
それが気になってました。
>>325 初代TLSで書くのは難しそうです。
幽玄の世界とか、そういう境地にあるゲームだと思ってますんで。
「……でさ、……なんだって。いいよね〜」
とか、普通にまかり通っているのが私にはハードル高すぎます。
3はやってませんので。
ところで不真面目なキャラってたとえば誰ですか?
>>ブルーさん
「後世の歴史家は〜」とかの田中芳樹節は
凄さの比喩の表現法として面白いですが
TLSでは使いにくそうですよね(笑)
>>323、
>>325 そうです。全部半端で放置野郎ですね。最低です、自分。
あとリクエストで書いたショートSSも私でした。
>>326 ああ、楽しみにしてる人いたのですね。本当に申し訳ないです。
私は定期的に書くことが苦手みたいで、連載形式ではダメっぽい。
出来上がってからどこかに載せます。ストーリーは固まってはいるので、
やはり形にしてあげたいです。
>>326 不真面目。
まず丘野。うまい事やらないとたぶん不真面目。
早苗ちゃん。本人は真面目でも周りの雰囲気がそうなる。同じ理由で香坂先輩。
健太と木地元の存在をどうにかしないとこだっちゃんも不真面目な雰囲気に。
実はよっぽど波多野はましなほうかも知れんけどヤツもデフォルトは不真面目。
もちろんムチャムチャ偏見入ってますが。
329 :
n@e:02/04/13 02:25 ID:N0UUgIFF
>>327さん
君子日記さんとRPGネタさんが一緒なのは推測してましたが
(黒君子もですよね?)
ネタパロの1さんも同じ方だとは思いませんでした。
え〜と、おわかりだと思いますが
自分は君子スレの「健太日記」でもあります。
その節はお世話になりました。
で、本当にTLS3バトロワには興味があったので
いつかきちんとしたものに完成させてくださいね。
言葉の使い方も随分と上手くなってたように思えましたし。
ただ、「その先にどんな暗闇が広がっていようとも」でしたっけ。
朋貴のところの終わり方はちょっとな……って思ってました。
前の人と語呂を合わせたのはわかりましたが
このフレーズは主人公以外に使った方が良かったと思います。
翻弄されながら、挫けそうになりながらも無我夢中でやってたら
なぜか生き残っていた、ってのが面白いのだと思うんですけどね。
>>325さん
全部読んでもらっていたとは……
嬉しいやら気恥ずかしいやら。
>>328 う〜ん、よくわかりませんでした……。
>>329 あやや、ばれてましたか。<黒君子
BRの朋貴の指摘部分は、私も下手なことしたな〜と書き込んだ直後に思ってました。
ていうかあのシーンは全部書き直したいです。急いで書くとろくな出来にならんと
悟りました。
ほんと君子スレのみならず、BRでも期待に応えられず申し訳ないです。
朋貴がかなめの服を着てカツラを被る。
鏡を見ると、そこに映っているのはかなめだった。
鏡の中のかなめは熱を帯びた表情で自分と向かい合っている。
かなめの唇に自分の唇を重ねてみる。冷たい…。
キスを交わしたかなめは、顔を赤らめ嬉しそうに微笑んだ。
かなめは、両の手を自分の胸に置いてゆっくりと摩っていく。
胸の辺りの服が、寄せられ、しわを作った。
成長の遅い平らな胸を、鏡の中のかなめは執拗に責める。
徐々に息が荒くなっていく、かなめ。
スカートの前がゆっくりと持ち上がってきた。
へたりと座り込み、スカートをまくり前を露にする。
鏡の中のかなめは、ぴんと張った男性器を持ってしまった異形の美少女だった。
かなめは、鏡の前にたっぷりと射精した。
そのかかった部分に顔を合わすと、かなめの顔にべっとりと
汚れた白濁液がついている様に見えて……
顔にかけられたかなめは、艶やかに微笑んでいた。
332 :
ネタパロ:02/04/13 04:46 ID:yOK2suik
>>331 かなめスレに昔書いたのを書き直してみました。
333 :
ブルー:02/04/13 21:54 ID:ld4mX5Wb
>>317-320 沢田さんSS、なんだかのんびりしてて、とてもいい感じです。(^^
この後、どうやってエロになるのだろう??
もしかして、エロなしかな?
続き楽しみにしてます。
>>317-320 何かこのまま完結しても普通のSSとしてOK、な感じなんですが、
でもここに書いているって事はこの後エロになるって事で…。
取り敢えず今後の展開を色々予測しておきます。
>>331 倒錯感がいいですね…。
かなめと朋貴の話って深くやろうとするとインセストタブーに
踏み込まなければならなくなって重い話になりそうな気が。
昔の清原なつのの短編とか…。
>>334 そうね。この雰囲気を引き継いでっても壊してっても
この始まりからならどっちでも面白そう。
「楽しそうね、何のお話?」
後ろから俺と沢田さんの会話に割り込む声。
中里さんだ。
たぶん二、三ヶ月前なら、中里さんは自分から
他人の会話に割り込んだりなんて、殆どしなかったと思う。
でも今はきっと、割り込むことにつきまとっているだろう
ちょっとした罪悪感や気恥ずかしさよりも
俺たちの話なら、割り込んでも絶対に受け容れられるっていう安心感と
会話から得られる喜びの方が先に立ってるんじゃないかな、なんて思ったり。
中里さんとは文化祭をきっかけに親しくなった。
それまでは正直、中里さんか里中さんかすらあやふやなくらい
交流のないただのクラスメイトに過ぎなかった。
だけど彼女があんな小さな身体で文化祭実行委員として前に立って、
誰よりも早く学校に来て(きっと誰よりも後まで残って)
倒れるまで仕事をしてたってことには、
何か心揺さぶられるものがあったんだ。
俺もあんな風に何かに一生懸命になれるだろうか。
そんなことを思ったら、自然と彼女のことを手伝っていた。
文化祭が無事終わったとき、中里さんは俺のことをまっすぐ見つめて
「文化祭が成功したのは、あなたのおかげよ」
って言ってくれた。
過分な誉め言葉だと思ったけど、今思い出しても俺はその時、
中里さんの力になれたことがすごく、本当にすごく嬉しかったんだ。
「小笠原君、また寝てたから、どんな生活してるのかな、って」
「小笠原君、また寝てたんだぁ」
驚くようなことなのかなぁ。いつものことじゃないか。
だけど中里さんがその瞳をいっぱいに見開いて驚くさまは
毎度見ていて悪い気はしない。
「これで勉強が出来るってんだからねぇ……」
やってられない、という仕草の沢田さん。
沢田さんって実は結構アクティブな人で
手や身体を頻繁に動かしながら喋る。
まったく、よくあんな風に化けてられたものだと思う。
地の彼女は、クールビューティなんてとんでもない、
茶目っ気たっぷりで、自分で話題を振っては
口八丁手八丁で他の人を巻き込む女の子だったんだ。
「はぁっ、私も佳織ちゃんのノートを借りようかしら」
「いくらでも、どうぞ」
中里さんは、邪気の欠片もないみたいにニコニコしてる。
自分のノートを使って、他人が〜〜たとえ友達にせよ〜〜
自分より良い点取るのって、
俺なら結構複雑なところだと思うのだけど
中里さんは嫉妬とかそういうものを微塵も感じさせない。
そういうのが無い人なんじゃないか、って思う。
世界が中里さんで出来ていたら、戦争なんか起こりっこない、きっと。
レスも止まったようなので続きをちょっとだけあげてみました。
ってタイトル入れ忘れてるじゃん、ちょっと鬱。
『選択<5〜7>』ってことで。
次は金曜日に。
こんな風に週二回とか書けるのは今のうちだけで
すぐに週一でもヒイヒイ言い出すようになりますが
とりあえず金曜まで皆様の興味を繋げたらいいかな、と。
>>339 続き楽しみにしております。無理をなさらず気楽に。
>>339 うあ〜、あなたは俺の脳を覗いた事があるんですか?
自分の理想の青葉台高校2年1組でやがる。いや、後波多野も要るけど。
自分も絶対沢田さんはこういう正体を持ってて主人公が転向してからは
こんな感じにどっぷりクラスに溶け込んでたんだ、と思う。
CDドラマの2枚目が大好きなもんで沢田さんと中里さんの組み合わせってのもすごく嬉しい。
何かこのままマターリエロなしでも構わんけど更にエロってくれるのかと思うと
嬉しくてかなわんわ。
一時間前にデータがふっ飛んだ…。
HDD内三ヶ月前に逆戻りだよ………。
結果論というか<5〜7>を昨日書き込んでおいたのが
せめてもの救いかも。
金曜はちょっと無理かもしれないんですが
週末には<8>以降をあげるので…
>>342 うわ〜悲惨。めげずに頑張ってください。
昔、懸命に書いたSS送信失敗して消えたことあって、なんもかもやる気失せた経験
あるけど、その三ヶ月分でしょ? 想像を絶する気分だろうな…。
TLS初代のドラマCDはショートエピソードの1まで持ってるんだけど
TLS2のドラマCDは聞いてないんで、劇中、呼称とか違和感あると思うけど
それについてはごめんよ……。
どうも初代ときメモのあかほりさとる事務所脚本で
萎えまくってから、ドラマCDに期待できない体質になってしまってるっぽい。
(同級生サウンド・メモリアルの影響もあるかな)
345 :
ブルー:02/04/17 02:03 ID:L5t1nDfl
>>336-339 n@eさん、お疲れ様です。
あまりご無理をなされないよう。
いまのこのスレはn@eさんに全てがかかってますから(w
と思ったら……HDDが……うっ、なんと言ってよいやら。
気長に待ってますのでゆっくり頑張ってください。
>>344 うわ。それは悲惨だ。めげずに負担にならん程度に頑張ってください。
細く長く楽しめる方が先の展開を妄想したり出来て嬉しいんで。
自分もときメモでドラマCDに嫌悪感を抱いたんですが
TLSに関しては俺は問題は感じませんでした。
一応CDでは「中里さん」「沢田さん」と呼び合ってはいましたが
多分馴染んだ後は「佳織ちゃん」呼ばわりするんだろうな、と思ってます。
>>346 後学のために教えていただきたいのですが、
波多野が二人を呼んでる箇所、ありました?
あったら、それぞれどう呼びあってました?
>>347 確か「中里さん」「沢田さん」だったと思う。
って波多野も出るんですかい?賑やかでいいなあ。やほう。
現在波多野編書いてるけど、やっぱり今日中は無理だぁぁっ。
早くて明日中、最悪日曜に上げるので、その際はよろしく。
無理せん程度に頑張って。
>349
305です。
楽しみにしてまーす。
352 :
ブルー:02/04/21 00:53 ID:8nyuNrnT
>>349 無理せず、自分のペースでまったり書くのが一番ですよ(^^
353 :
名無しさん@ピンキー:02/04/21 21:28 ID:XrMXovJ7
旧12氏の続編熱望です
354 :
12:02/04/22 00:21 ID:9FmEzNwc
あうっ、お呼びが(汗
あのファイルを入れてたノートパソが脂肪して
バックアップとってなかったので禿しくヘコんでました…
最近なんとかサルベージできたんで続きは近いうちに出したいですが、いいっすか?
最近はギャルゲ板のレイプ体験キャラスレで里佳たんなどを少々(汗
こうやって沢田さんと中里さんと三人で話してると……
・
・
・
「よぉ、私も入れてくれよ」
やっぱりな。
こいつが来ない理由を探す方が大変だ。
勿論俺に声をかけてきたのは波多野葵。
中学からの腐れ縁で、俺の幼なじみ、七瀬かすみの親友。
たしか、かすみ経由で知り合ったんだっけかな?
普通、女子はクラスの中で幾つかのグループに分かれるが
うちのクラスの女子があまり明確なグループを形成しないのは
波多野あってのことだろう、と俺は睨んでいる。
誰にでも気軽に声をかける性分だし、
義侠心が強くて人の世話を焼くのが好きな性質(たち)だから
誰かが困った顔を見せようものなら
すぐさま波多野が参上する、ということになる。
そしてすっきりさっぱり、きっかりしゃっきりと問題を解決するのは
そんじょそこらのTVの中のヒーローなんかよりも
よっぽど鮮やかな手並なわけで
そりゃ人望が厚いのもわかろうというものだ。
波多野と俺の関係をあえて一言で言ってみるなら、
ケンカ友達といったところだろうか。
実は付き合いが長いかすみや君子以上に、
思ったことをポンポン言い合えるのが波多野だったりする。
「いやぁ、退屈な授業だったなぁ」
ふぁぁ、と欠伸しながら伸びをする波多野。おおぅ、同志よ。
「あんまりにも眠いからさ、なんか面白いものでもないか、って探してたら
小笠原、大爆睡してただろ。お前の寝顔見てるうちに、
あたしの眠気なんて、吹っ飛んじまったよ。」
「俺の寝顔……!?
お前、前から相当暇人だと思ってたけど、そんなもん面白いのか」
「うん、なかなかラブリーな寝顔だったぞ」
俺のジャブを軽く受け流して
ニヤニヤともヘラヘラともつかない(ニヘラッ、と言うべきか?)
笑いを浮かべると、波多野の眼が、「ヘ」の字になる。
くぅぅっ!おのれぇっ、じゃあ今度はお前の寝顔を拝んでやるぜぃっ、
と俺は心に誓うのだった。
その強烈な敵愾心をおくびにも出さずに、俺はさりげなく話題を変える。
「ところで波多野、お前昨日制服で鉄棒に座ってたろ」
俺はなるべく残酷に見えるように意識した笑みを浮かべる。
「う……それが、どうした?」
俺の表情の変化を読み取って、波多野のトーンが変わる。
「お前は気付かなかったかもしれんが、見えてたぞ」
「う……」
波多野の表情が変わる……
が、それ以上に中里さんの表情が曇ってしまって
俺は自分の浅はかさを呪った。
仕方ない、中途半端だが落ちをつけるか。
「太ももが」
「……はい?」
波多野の声が裏返った。
中里さんの緊張してた表情が弛緩する。
一方で沢田さんは「やれやれ」とでも言いたげな表情を浮かべた。
ま、いつものことだ。
それが「いつものこと」じゃなくなる日が目の前に迫っていても。
「お前って、ほんとにからかいがいがある奴だな」
波多野の髪をくしゃくしゃっと撫でる。
ムッとした顔を俺に向ける波多野だが、
今更こんなことの一つや二つで互いに本気で怒ったりはしない。
これで一勝一敗。
多分波多野も同じことを考えているはずだ。
波多野との付き合いはかれこれ5年近くなるが
こいつの考えることは、最初から何となくわかっていた。
そして、波多野も俺の考えていることをわかってくれてる、
すぐにそのことに気がついた。
波多野のことを一言で表すなら、漢らしい女。
いや、誉めてるんだって。
ボーイッシュとかそういう言葉では外れてるとか言うつもりは毛頭ないが
こいつに関しては一番似合う言葉は「漢」だと思う。
漢なんて言ってるとちょっと誤解を招きそうだが、
俺が波多野のことを女性として見ていない、なんてことはない。
むしろ波多野が女だからこそ俺たちの関係は成り立っている、
少なくとも俺はそんな風に思ってる。
年の近い異性の兄妹が波多野にもいるせいなのか、
なんとなく男と女、それぞれの役割について、
言葉にしにくい部分で相当近いのだ。
だから、波多野と君子が仲が良い、ってのは、
俺からしたらそれはもう必然だ。
その辺、かすみは違う。
元から夢見がちなところがあるかすみだが
男性に対する幻想は、激しいの一言で表される。
言葉にすれば
「優しくて…私をひっぱってくれる人かな」とか
ありふれた言葉になってしまうが、
幼い頃から夢とも妄想ともつかない話を聞かされ続けた俺には
その中身がいかに実現困難な妄想なのか、よくわかる。
かすみの理想の中の男性は、それこそ白馬の王子様なのだ。
もっと周りの男っていう生き物を見た方が良い……と思うのだが
波多野に言わせれば、かすみの男性観自体には
「付ける薬が無い」
そして
「でも大丈夫。お前なら出来る」
らしい。
いや、そうやって周りを自分の夢に巻き込んで生きていく、ってのも
勿論ありなんだろうけどさ、
でも周りの人が「夢につきあってあげる」のだとしたら
俺はそれは違うと思う。
たとえば「同じ夢が見られる」のなら、
一緒にいることも苦痛じゃないだろうけど
「夢につきあってあげているだけ」って意識してしまったら
「なんで俺があいつのために」って思う瞬間が、いつかきっと来る。
俺だってそんなに現実を知っているわけじゃないし
俺に出来ることなんて限られていると思うけど
「夢が叶わない」ことをどの時点で知れば
一番傷は小さく済ませられるのだろうか。
なんてことを考えさせられることも、往々にしてあるのだった。
実際、かすみが誰かと付き合ったらそいつは苦労すると思う。
かすみは粘り強く努力するが、忍耐力があるというより
自分が嫌いじゃないことは飽きないだけだから、
事と次第によっては、かすみは我慢をしない。
妥協出来るところは何処までも妥協するのだが
妥協できないところは欠片ほども妥協しないのがかすみなのだ。
まぁ、かすみがああいう性格だけに
波多野みたいな友人が出来てくれて、俺は少しホッとした。
波多野は手際がいいし、
俺の見たところ相当常識を持ち合わせているから
かすみ一人では危なっかしいところでも
安心して見ていることが出来たのだった。
アクシデントで投稿が遅れました。
「最悪」ってライン踏み越えてるのが無念。
今回はちょっと中途半端なところで終わってますが
続きは出来るだけ金曜日に。
いつも「ここで終わってもいい感じのSS」ですな…。
…今後どうなるのか全く予測不可能になってしまったンで
予測するの止めました。素直に続きをマターリ待つ事にします。
後はエロへの傾れ込み方に期待です。
>>351,352,353さん
ありがとうございます。
私は締切設けない「自分のペース」だと
現実逃避している時しか書かないから
ほとんど永遠に未完成な人なので、
多少の負荷は必要なのです、きっと。
>>362さん
前回までの部分からなさっていた
今後の展開の予想が聞きたいです、そりゃもう切に。
場合によっては今後の指針にさせてください m(_ _)m
>>354=12さん
>続きは近いうちに出したいですが、いいっすか?
どうぞどうぞ!!
ただ、同じ日に幾つも出るのも勿体ないと思うので、
出来れば金曜日は避けてくださいね。
>>363 いや、全く指針にならンと思いますが…。
単純に沢田さん編と中里さん編がパラレルに進んでいって
最後には混じりあっていくのかな…と思っていたンですが、
沢田さんと中里さんの絡みもありかな、と単純に考えたりして。
波多野まで出て来た日にはもうわかりません。
…この感じだと波多野中心になるのかな?
いや、もう予想は止めておこう…。
ああ、こういうまったりした穏やかな日常ってのがTLSなんだよな、と
しみじみ思ったり。そりゃ、そんなTLSだからファンタジックに突飛な展開をすると
ギャップが面白いのかもしれないけど、やっぱり基本は何気ない普段の生活、なんだよな。
>>354 うわ、12さん続き書いてくれないなあ、なんて思ってたらデータ吹っ飛んでたんですか。
そりゃまた不運な。続き、楽しみにしてますね。
366 :
ブルー:02/04/23 00:15 ID:eYgWx6PJ
>>354 やったー。12氏が復活だー!!
今週末からGWだから期待してますよ〜
>>355-361 ふんわかしてて良かったです(^^
なんかとてもTLSらしいですね。
しかし、波多野の太ももはハァハァですな。
結構、ああゆうボーイッシュキャラはツボなので(w
(TLSの絵は全キャラ太ももがいい感じだし)
この調子で頑張ってください。
いや、波多野は浴衣で射的でお尻。
これは譲れませんな。
尻というか、腰つき含め。
堪りませんな。
やつは誘ってるとしか思えん。
あの瞬間男友達からホモダチへと格上げ。
よーし、欲情しちゃったんで「2」起動して波多野を口説こう!
漏れも!
実はまだ、1学期波多野クリアしてねぇし。
波多野シナリオはかすみと同時進行で進めると、恋と友情が板ばさみでイイ感じ。
>>372 っていうかそこら辺のかすみ絡みのイベントや3回目寄り道みたいに
イイ感じのイベントが難易度高いのが波多野人気が振るわなかった理由の一つなんだろうな。
そして
>>371はもったいなさ過ぎる。波多野はやっぱりいなせに着こなす浴衣+射的だよな。
波多野で貴重なエロを感じさせるイベントよ。
かすみとの三角関係はムズい分、やりがいがありますねぇ。
そこで、かすみに流れるか、葵に走るかが人生の重大選択です。
波多野はスタイルがいいんで、体操服姿も萌えますぞ。
でも、下校会話の素っ気なさがマイナス。あれで萎えちゃう。
375 :
波多野:02/04/26 04:26 ID:u8zWXWfy
>>374 「せっかく一緒に帰ろうと思ったのに。今度一緒に帰ろうって言っても
一緒に帰ってやらないからな!」
波多野、そんなこと言ってさっきからず〜っと校門で誰を待ってるのかなぁ…?
あ、かすみは先に帰ったぞ。ぬいぐるみ屋を見てくるって言ってたし。
フフフ…。( ̄ー ̄)
続きを待ちング
age
379 :
名無しさん@ピンキー:02/05/05 00:44 ID:vSuuCa0o
旧12さん。前スレのTLS3のたかねたんの話続きをお願いします。毎日続きが
気になってしょうがない・・・・
380 :
ブルー:02/05/05 01:33 ID:ldwz2c1/
12さんまだなの?
俺、パンツ脱いで待ってるんだけど・・・・・・
でや!
>>380 ブルーさんこそ
こっちは待ってますぜ。たかねでも結城(謎)でもみこ(謎)さんでも
ねちっこいのを読みたいですよ。
俺が女性に無意識下で期待してしまう役割を
自然にこなすことが出来るのが波多野であり
波多野が無意識のうちに男性一般に対して持っている期待に
俺の行動はきっとそれなりに合致してるのだろう。
だから、波多野とはウマが合う
違う言葉で表現するなら「もどかしさを感じない」
まぁそれは何事にも手の早い波多野の性格あってのことなのだが……。
それにしても、どうして気の強い女性を鉄火肌、とか言うんだろう。
寿司屋の娘だけに妙にハマりすぎてて、困る。
そうそう、言い忘れていたが
こいつはこいつで今や学年の有名人だったりする。
入学以来波多野は演劇部で花形の男役で
一部で「月組」とか「花組」などと、
別に悪口ともなく言われていたのだが
昨年秋にあった市内の演劇部の大会では
波多野が主役の王女を演じて優秀賞の原動力になった。
その日はこれといった用事もなかったので、
俺もかすみと君子と三人で見に行ったのだが
たしかに波多野はインパクトがあった。
素人の評価だと聞き流してくれればいいんだが
つま先から髪の毛の先まで、一つ一つの動きが制御されていて
なおかつそれが自然だった。
かすみは俺の右側で「葵すごい葵すごい」って言いっぱなしだし
君子は俺の左で「凄いね、びっくりだね」を繰り返す。
俺は俺で、自分が何て言っていたかわからない。
波多野の存在感があまりに凄すぎて、
波多野以外の印象が殆ど残らないのがグランプリを逃した理由だと
俺は今でも思っている。
その時の写真が校内に張り出されたんだが
これがまぁなんとも凄い反響で、その日の休み時間には
他のクラスの男共が来ては波多野を遠巻きにして眺めていた。
一方、うちのクラスの連中は、総じて狐につままれたような顔をしてた。
「青葉台高校の二年に波多野って、一人しかいないよな……」
「どこをどうやればいったい……」
「女って、化けるんだなぁ……」
ぼやくもの多数。
実に、波多野を知る人ほどこの現実は受け入れがたかったようである。
しかし、こんなものはまだ序の口だった。
男子生徒の反応より遙かに凄かったのは、下級生女子だ。
男のそれが驚愕なら、下級生女子のそれは熱狂だった。
「今回は女役だからやっとあいつらから解放されるよ」
なんて言って波多野は事前に笑っていたが、
その見通しはどうやら甘過ぎたようだった。
厄介というか考えてみれば当然というか、
波多野には大きく分けて二種類のファン層がついている。
一方は波多野が女性であることを理解して(当たり前だ)
男の扮装に「理想の男性像」を見いだして興奮するファン、
まぁこれはわからなくはないのだが、もう一種は
頭では波多野を女だと理解していても
(頭では理解してる、とせめて思いたい)
初めて見た時そうだったろう「男」と思いこんで、
女子高生の姿を「世を忍ぶ仮の姿」的に捉えているファンだ。
たとえば、
宝塚は、お約束の世界である。
どんなに格好のいい男役でも、実は女性であることは誰もが知っている。
その上で、観客は男役に恋をする。
それが、ヅカの約束だ。
しかし、頭でいくらわかっていても
どうしても駄目なこと、というのもある。
実際にそこにいるのが女性だとしても
お約束の空間にたしかに存在する「男性」と
激しい恋に落ちてしまった彼女らは
彼らが「男」以外であることを心の何処かで許せていない。
その子たちは「波多野先輩って実は男で、私の王子様で……」
くらいのことを毎日考えてるらしい。
俺の下の代になって、青葉台、レベル下がったのだろうか。
そして、だ。
古代中国のある皇帝は、お付きの女官を男装させて
はべらすのが最高の喜びだったと聞く。
絶対数はそれより少ないと俺は予想するのだが、
美少年を女装させるマニアも同じように存在するのだろう。
波多野の王女姿は、そんなマニアやマニア予備軍の心を
そりゃもう劇的に刺激してしまったらしい。
で、今じゃ波多野が普通に制服着ているだけでも、
彼女たちには「王子様の女子高生制服コスプレ」らしく
黄色い声を伴って上げられる熱は
日を追うごとに果てしなく加速していくのだった。
波多野、責任とってやれよ、な。
いたいけな女子高生の夢を壊すのはいかんぞ。
ポカッ。
おいおい、グーで殴るなよ。
親父にも殴られたことないのに。
「だから甘ったれだと言うんだ」
小声ながらも語気の荒さを隠さない波多野の言葉に
沢田さんが眉をぴくっと動かし
中里さんが俺と波多野をちらちらと見比べる。
やるなぁ。
さすがに男兄弟がいるだけあって、
波多野はカバーしてる領域が広いぜ。
なんだかんだ言って、このクラスで一番親しい友達って
もしかしてこいつじゃないか、と時々思う。
すみません、消えてしまう前のレベルになかなかなりませんで
投稿遅れました。
次こそは多分、金曜に……いけるはず。
389 :
ブルー:02/05/07 00:53 ID:5BD4JfVK
基本的に、ブルーはエロエロが好きなのですが、
n@eさんの波多野は(・∀・)イイ!!
なんか、めちゃめちゃ煩悩を刺激されますよ。
文章もすっきり読みやすいし。SSとしてレベルが高いと思います!!
是非、ナチュラルなエロを……濃厚なのじゃなくて、チラみたいな(w
うああ。凄くいいわ。
久しぶりに波多野で萌えた。
エロに行くんか?これが更にエロに行くんか?
このまんまほのぼのと終わっても自分、全然問題ないッすよ、もう。
昨日はかすみと葵との三角関係を目指してプレイしていたけど、結局かすみED。
あっれー?なんで?
葵との3回目下校デートにこだわり過ぎたせいかな?
こないだようやく波多野の3回目寄り道見れた事もあって波多野に
プチ萌え中…。そしてこのSSでとどめを刺された…。
ありがちな日常の断片、って感じでイイっす。
…エロに逝くならソフトエロがいいなあ…と我侭を言ってみるテスト。
しかし最初に出て来た璃未タソと中里さンは刺身のツマ?
すし屋だけにな
『まぐろとの獣姦ネタ』とか妄想してしまったオレは最低です。
>>389,390,392さん
今週分も波多野です。
これでやっと波多野編が終了。
長かった……
この調子なら、エロに入る前に40発言分くらいスレ使いそうかも
>>394さん
とりあえず今回それはありませんが
何となく書けそうな気がしてきたので
次スレあたりで(苦笑)披露できるかも。
>>ブルーさん
下級生なら、真由美を書いて欲しいかも。
ここのスレ上限って384k?512k?400レス未満なのにもう217kあるんで、
多分1000行く前に読めなくなるから移転のタイミングは気をつけてなー。
397 :
ブルー:02/05/09 02:02 ID:zLkdWBFo
>>395 n@eさん。
まあまあ、ここはTLSオンリースレなので。その話はやめときましょう(^^
そんな事より、週末は期待してますよ!!
俺ももう一回TLS2をプレイしようかな。
>>396 ああ、もうそんなになるんね。少しくらい余っても
移動のタイミングはしくじって欲しくないっすね。
「ところで皆、今日の放課後ボーリングに行かないか?」
波多野がポケットからぴらっと何やらチケットを取り出す。
皆って、中里さんと沢田さんと、か?
う〜〜ん、沢田さんはどうかわからないけど
中里さんはボーリング、あんまり上手くは無さそうな気がする。
「オヤジから招待券もらったんだけど、明後日が期限でさ」
さすが家が自営業だけあって、波多野はいろんなものを手に入れてくる。
親のつてで入手したものをどう使うかというと
「小笠原、二ゲームの合計スコアで、勝負な」
という風に、なんだかんだと
俺もその恩恵の三分の一くらいには預かってるかもしれない。
波多野と俺との対決は、特に球技では分が悪い。
波多野は女にしておくのが勿体なくなるほどのスポーツ万能だが
特に球技はその反射神経と動体視力が最大限に発揮される。
ソフトボールならエースで四番、
サッカーならゲームメイカー兼ストライカー、
(ちなみにPK戦ではキーパー)
バスケならトリプルダブルの常連、
バレー、卓球、何でもござれ。
波多野葵は、そういう星の元に生まれた奴なのだ。
美形の男役ってだけで波多野に参ってる女の子がいるのに、
これにスポーツ万能なんだからもうたまらない。
波多野の犠牲者〜「理想の王子様」像を重ねてる下級生〜は
おかげで増える一方のようだ。
「あたし、少し運動、手抜こうかな」
身体を動かすのと真剣勝負が何より好きな波多野本人から
深刻な顔でそんなこと相談された時は
あんまりにもしおらしかったから
「似合わんこと言うなよ、波多野」と吹き出しちまったのだが、
それを君子に話したら
俺の予想とは裏腹に全然驚いてくれないで
「うん、うちのクラスにも波多野さんのファン、結構いるよぉ」
なんて、軽く言われてしまった。
波多野と君子は親しいから、ファンレターの渡し役をよく頼まれるらしい。
それどころか「波多野先輩を独占しないで!」と
カミソリを送られたこともあるという。
結局その時は波多野が片をつけ、丸く収まったなんて
俺は全然知らなかったぞ。
ま、それを話す時の君子の何とも言えない表情で、
俺は病根の深さを初めて知ったというわけだ。
しかし君子よ、そういう時にはまず兄に言うのだぞ、この兄に。
(波多野には後日きちんと謝っておいた)
波多野に関するもはや伝説化したエピソードは幾つもあるが、
見知らぬ下級生の女の子に「おはようございます」と声をかけられたから
「おはよう」って普通に返したらその子が卒倒しちゃって、
それを波多野が保健室までおぶって運んでいったんだが
保健室で目を覚ましたその子が、
「付き添ってた波多野を見たらまた卒倒した」
ってのは殆ど全盛期のビートルズとか
マイケル・ジャクソンばりのエピソードだと思ったりする。
本人は何も悪いことしてない、ってのに
周りが勝手に事件を起こしてくれるとは、いやはや、有名人は大変だ。
(君子へのカミソリ含め、洒落にならないものも残念ながら幾つかあり
それが波多野にアプローチする人数に影響していると情報通は言う)
さて、そんな波多野だが、格ゲーをやらせれば10戦で7回は俺が勝つ。
ビリヤードも俺に一日の長がある。
球技とゲームの狭間にあるボーリングこそ、俺と波多野の勝負に相応しい。
波多野も、勿論そのことを重々承知の上で
戦いの舞台をセッティングした、と考えてしかるべきだろう。
まぁ……断る理由も、ないよな。
もうじき俺は遠いところに転校するのだから
この勝負が俺と波多野の最後の勝負になるかもしれない。
どちらが勝つか予測がつきそうな勝負でも
俺と波多野は互いに熱くなれたのだが
これが最後かもしれないと思うと
勝敗が読めない種目での勝負こそ望ましかった。
ボーリングは、見事にその要件を満たしている。
「よっしゃ、受けて立つぜ」
波多野がニヤッと笑う。
「お互い、ベストを尽くそうな」
俺は波多野のこういうところが、すごく気に入っていた。
以上、波多野葵編、終了ッ!!
夜行性の皆さん、お身体を大切に。
ぬう。イイ感じ。「波多野編」っていうことは他に何キャラかでるんか?
しかしゲームでは出来んかったが実際こいつらこーやって仲良く連れ立って
遊びに繰り出したりするんだろーなー。う〜ん若さはプラズマ。
気になるのは前の書き込みで「消える前のクオリティに劣る」って言ってるのが
もしかして続き読みてえとか言って急かして損したのか?ぬう。
>>405 私のSSの書き方は、上から下に順に書いていくのではなく
今回のUP分なら
・波多野のお誘い〜「今度○○に勝負しに行かないか」〜卓球イベント発展
・お誘いがどれほど日常的であるか
・ライバル〜波多野の運動能力〜球技大会イベントの発展
・運動能力が高いと更にファンが増えるだろうな
・そうすると痛いファンが付くだろう〜下級生だから君子と絡めるか
・ファンに関するエピソードでも挟むか〜波多野が困りそうなのがいいな
・俺の波多野に対するアドバンテージ〜ゲーセンイベントの発展
・対戦受諾
って上記8つのパートと結果的に没になったパート2、3とを
それぞれの小片ごとに思いついたところから並行させて書いていって
その上で上から下に流れてるように見せるために繋げる作業を行う
というものです。すごく時間がかかります。
<15>〜<19>あたりは、その繋げ方に満足いかなかったんです。
それと、自分で没にしたパートも多くて
そのうち「痛いファン」「エピソード」あたりは
結果的に今回分に回っています。
前回書いたときはもっとうまく繋げられたのに、
って考えると悔しいですねぇ。
「もっとうまく繋げられないかなぁ」
「こういう小片を挟んでみたらどうだろう」
「ならば本編イベント的に、こういうのも必要だな」
「……更にいびつになっちまったな……」
ってのが前回分書きながらずっと思ってたことで
まぁ一応公開するときは最低限人に見せて意味が通るものに
してるつもりではあるんで、前回分はもういいや、と。
いつまでも自分の記憶内基準と戦ってもしょうがないんで
「先行こ、先」ってことになります。
まぁアップするのが十二分に遅れていたので、
急かされても何も文句言えないし
むしろ急かされるだけありがたいです、イヤ本当に。
>>405 >>他に何キャラかでるんか?
沢田さんと中里さんとではまだ飽き足りないのかあなたはーー!!
と思ってみたり。
いや、出しますけどね。
メインヒロインは某電撃隊の初期人数くらいになるはず。
408 :
3が一番抜きやすい:02/05/10 13:45 ID:N3t8dEoh
TLS3のエロ書いてくださいよぅ・・・(かなめか結ユ子希望)
>>408 言いだしっぺの法則って知ってる(藁)?
波多野のはエロになるんか? ちゃんと。
このままエロなくてもそれはそれで(・∀・)イイ!
>某電撃隊の初期人数
つー事は…もう一人追加?
キャラの繋がりでいくと・・・かすみかもしくは香坂さんか?
>>408 結由子ってーと結由子が実をゴーカーン?
414 :
3が一番抜きやすい:02/05/11 11:35 ID:7HvM1PjQ
実が強姦中に主人公が現れ3Pに突入
>414
……なかなかイレギュラーなシチュエーションかもな。
ってことで頑張れ。
むしろ、結由ちゃんが実と弟クンの二人を強姦。
彼女ならやりかねん。
同意
419 :
名無しさん@ピンキー:02/05/13 02:16 ID:d4vFQ+V7
主人公と実、結由子が屋上で3P野外プレイの現場に偶然二階堂が足を踏み入れてしまう
主人公と実は口封じのため二階堂をレイプ。どちらが処女を奪うかで喧嘩になる
怯える結由子。そこに鬼畜王辻村が登場(以前12さんが書いた小説に登場した辻村)
辻村が処女を奪う。 その後結由子と二階堂は梢や紺野と同様に風俗嬢?として扱われる
主人公と実は新宿2丁目のゲイバーで働かされる事になり二人はホモッ気に目覚める
辻村はその金で暗殺者を雇い主人公や梢などの家族を殺し完全に主人公達を手に入れる
その際かなめもゲット。ある程度稼げなくなった奴は外国に売り飛ばされる。
って言う感じのやつどうよ?
実と弟君の扱いが◎
422 :
「た」:02/05/14 01:34 ID:A67RidFV
423 :
ブルー:02/05/14 02:22 ID:JwZF1jSM
>>422 (;´Д`)ハァハァ
よかったよー。
そうなんだよね。n@eさんのSSっていかにもTLS!!
って感じがして読んでてニヤリッてしちゃうんだよね。
特に波多野編は秀逸でした。
次は誰なのだろう。個人的にはかすみへ・・・・・・
424 :
ブルー:02/05/14 02:24 ID:JwZF1jSM
ごめんなさい、下げるの忘れてました。
一応、囮を放っておいたので大丈夫かと・・・
n@e氏のがいかにもTLS?
そいつはちょっと違うと思う今日この頃。
俺も多分ギャルゲ板でのSS全部(+偶然葉鍵で一つ)読んでると思うが
むしろTLSとは明らかに違う要素を毎回導入してくる姿勢を評価したいよ。
今回のはこれから何が加わるのかわからないけど
今までの展開が擬態であって(w
「TLSなんだけどTLSじゃない」ものに結局はなると予想したり。
>>426 半分同意。これまでの氏のTLSのSSはTLSなのに微妙にずらしてあったと思う。
でも今回のSSは今のところは「いかにも」TLSって感じがする。
今後この雰囲気を崩すのか引っ張るのかどっちにしても楽しみだけど。
結局面白いし出来がいいんだから構わないんですが。
428 :
名無しさん@ピンキー:02/05/16 01:46 ID:74KoGHCR
なぁ・・・・あんたらもし2chが閉鎖になったらどうするよ・・・
関係無い話でスマソ
あぼーん
431 :
7市:02/05/16 21:29 ID:zzD5lkZL
翼子のエロ画像が見たい― いきなりだけど
>>431 半角板で言った方がいい情報来るんじゃないの?
TLSキャラで河童と並んでエロが見つからなさそうなキャラではあるが。
確かにエロは似合わん。
残りの二人はエロエロなのに。
「あら、波多野、私とは勝負してくれないってのに
そんな弱っちい相手とは勝負するわけ?」
もう一人忘れて……るふりをしてた。
音もなく波多野の背後に忍び寄った影。
波多野と向き合っていた俺には
近づいてきたのは丸わかりだったけど。
「安藤、あんたいったい何時から……」
波多野は毎度のことに驚きもせず、やれやれ、と頭を掻く。
そう、それはまさに「毎度のこと」以外の何物でもなかったから。
安藤桃子。略して安桃。
ややキツめの印象を与えるものの、
これが美人でないなら誰が美人なのか、なんて言ったとしても
おそらく過言ではないだろう正統派の美人だ。
彫りが深く整った顔立ち、
悪戯っぽい光を宿す切れ長の瞳、
文句ある?といわんばかりに通ってる鼻筋、
その下にあるちょっと薄めの唇から
線の細いソプラノで
時に挑発的な、時に気怠すぎる言葉を繰り出すのも
妙に官能的ではある。
安桃を語る上では欠かせない
茶色がかった柔らかそうなロングの髪は
(ちなみに地毛だそうだ)
他の誰とも似ていない喋り方とも相まって
何処にいても安桃を一般大衆から際立たせる。
そして、そして何よりも魅惑の数字
『87-56-86』
同性からの羨望を一身に集めるそのプロポーションは
健全な男子生徒にとってはもはや凶器の部類だ。
水着のシーズンは安桃の季節でもある。
そのはち切れんばかりのたわわな胸に
ひときわくびれた腰に
優美な曲線を描く形のいい尻に
肉のつきすぎていないすらりとした脚に
合同授業で、プールに面した窓際で、
前屈みになる男子生徒が続出する。
それでもスクール水着は、まだ良いらしい。
最終兵器(りーさる・うぇぽん)。
白ビキニの安藤
そこには迅速かつ確実な死が約束されている、という。
天国を垣間見た者は語る。
「反則、あれは反則」
「一週間、寝ても覚めてもあいつばかりが浮かんできやがる」
「透けてるよ、浮き出てるよ」
「…天使が安桃の周りを飛んでるのが見えたよ…」
「身体もアソコも硬直しました」
「………あいつ、刺激、強すぎ……」
「あと三秒見ていたら、俺は今頃檻の中にいるだろうよ」
「こうなったら安桃に一生ついていきます」
「裸よりエロい、絶対エロい」
「今日も使わせていただきました」
体験せずにこれらを戯言と言うなかれ。
安藤桃子こそはまさに夏のヒットマン。
彼女の視線が男をとろかせ
ヒトをヒトたらしめるところの理性やら
そういったものをいっしょくたに押し流してしまう。
女の魔性。
男という生物の理性と肉体のバランスの脆さ。
そういったことをリアルに気づかせてくれる存在でもある、安桃は。
何はともあれ、安藤の外見について
文句を付けるなんて、高望みが過ぎるってもんだ。
安藤は勉強もこれまたよく出来る。
いや、「よく」なんてもんじゃない。
学年順位一桁〜女子だけで見れば
いつも一、二番どちらかにいるんじゃないだろうか。
さらにさらに、安藤の家は相当に富裕らしい。
安藤と同じ中学の奴が言ってたのだから
多分間違いないだろう。
勉強もルックスも(異論の余地はあるだろうが)学年女子で一、二を争う上
彼氏がいないこともわかっているのだから
本気になる奴がもう少しばかりいても良いと思うのだが
俺たちの学年では思いのほか安藤に本気になる奴は少ない。
あ、余談だが一昨年の体育祭シーズンは
それなりの数の三年生が一年生の安藤に告白したらしいが
安藤ときたらまったく歯牙にかけなかったらしい。
ま、一部に対してを除いては
最低限の礼儀は一応保っていたようだが。
今年は今年で森下さんも安藤もそんな具合だったから
三年三組は体育祭後に
||
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | | ウツダシノウ
∪ / ノ
| ||
∪∪
;
-━━-
という光景が至るところで繰り広げられたらしい。
それを悔しさやさっぱりとした諦めに変えて
未練なく受験に取り組むことが出来る人ばかりだと良いのだが
実際はそうもいかないんだろうな。
まぁ誰かが森下さんや安藤と付き合い始めるより
全員振られた方が、まだ悔しさは沸かない気もするけど。
この辺、微妙だな。
今週はこのくらいで。
安藤、ずっと2年1組だと思ってたんですが
どうやら3組らしいってことで結構書き直しました。
本当は最初「俺的設定では安桃も一組」ってやろうと思いましたが
冷静になって考えるとさすがにそれはまずいかな、と。
安桃マンセー!!
どう絡んでくるか、楽しみっす。
ウツダシノウはワラタ。
>422
「どれも面白かった」ですか。
あゆみちゃんSSが何だか思いのほか評判がよくて
(書いた当初はそれほど反応が良かったわけではなかったんですが)
一方で旧かすみスレで書いてたものは当時それ以上に歓迎されたのに、
今では殆ど話題に上ることがないんですよね……。
森下さんSSに関しては当時から感想が殆ど否定的なものばかりだったので
(個人的にはシチュエーションの馬鹿さ加減を評価してほしいんですが)
まぁ仕方ないにしても。
ラブエロの方がより多くの方に楽しんでいただけるようだ、ってのが
あゆみちゃんSSによって私にも察することが出来たんですが
ラブエロをたとえば10人分描き分ける、って相当難しいんですよね。
>>423 かすみにはいきません。
かすみには別の役回りがあるので。
>>426 葉鍵ではトーナメントの香奈子支援で一つ書いただけなので
(そのことを指して、ですよね?)
貴方は私の書いたもの全部読んでることになるんじゃないでしょうか。
「TLSとは違うもの」、
>>427氏の言う「ずれ」に関しては
「誰もやっていないシチュで書きたいな」とは思ってるので
そのあたりが影響してるのか、と。
自分、シチュ勝負の人間だと思ってるので。
ああ、何故安桃登場を予測出来なかッたのか…。
波多野とくれば安桃というのはある意味自然な流れなのに…。
>>440 茜SS、自分もちょッと否定的な意見を書き込みましたが、
単純に茜がTLS2でのNo.1萌えキャラなのであまり可哀想な
思いはさせたくないな、という感情が働いたからで。
エロという観点からはいい線いッていたと思っています。
個人的にはあのシチュエーション、あまり馬鹿さ加減は
感じませンでしたが…。
チキショウ(w
マターリからおもろい方向へきやがった。安藤いいキャラやなー。楽しいッす。
安藤はどちらかというと某柳沢よろしく
「別のクラスの癖にやたらと来やがる」ところが一途でいいかな、と思ったり。
森下さんSSは実験的って言うか画期的っていう気はしたさね。
ああいう風に持っていったケース他で見たことなかったし。
ただレイープものが苦手なんで娯楽としては面白かったけどおかずには出来んかったかな、と。
444 :
305:02/05/19 16:56 ID:XNKVba9M
>>443 すごくイイ感じです。
n@eさん乙カレー。
自分的にはエロがなくてもマターリしててイイ。
続き楽しみにしてます。
>>441 ちょっとゲームから遠ざかると忘れがちになるんですよね〜、安藤。
春日さんと茜……あなたの好みはいまいち読めませんなぁ。
>>442 安藤が「一途」っていったい誰に(何に)一途なんだか(w
その辺一応今回自分の解釈を披露しようと思ってます。
>>443 喜んでいただけてるようでありがたいです。
自分、絶対マターリとか書いてる方が性に合うんですよね。
ただ、どうもそれとは違う指向もあるようで
本当はあゆみちゃんSSもああいう風になるはずじゃ無かったんです。
あれは二部構成の一部完を目前にして
打ち切りが決まった(ギャルゲ板が避難したのと私の体力が尽きた)から
急遽ハッピーエンドで纏めたようなものかもしれません。
4月にSS始まってから、スレのエロ濃度がだいぶ下がってますよね……。
ほかの職人さん方が充分に休養を取って
SSを載せてくださるのを期待しています。
こっちはあくまで細く長く、のつもりなので。
月曜日 ブルー氏
火曜日 12氏
水曜日 「た」氏
木曜日 ぐるぅぴん氏
金曜日 n@e氏
土曜日 ネタパロ1氏
日曜日 新人の日
くらいの陣容を本来このスレは誇ってるはずだと思ってみたり
447 :
「た」:02/05/20 03:56 ID:lxDFDOC5
それじゃ水曜日当たりに第二話をはじめようと思います。
1週間に1回、ちゃんとうpできるか自信ないですけど。
448 :
446:02/05/20 20:42 ID:82zaRxXM
最初から隔週とかでも悪くないと思うけど
出来るだけ毎週上げるようにした方が良いと思うよ。
残念ながら人の記憶量には限界があるからね。
ともかく復帰嬉しいよ。
あぁ、、、既に梢たんに処女を捧げた遊季たんを、言葉と共に後ろから責めたい、、、
後ろから責めている時に、梢たんに電話させたい、、、
電話で呼ばれてやってきた梢たんの目の前で激しく犯したい、、、
その後で梢たんを、遊季たんと二人で責めたい、、、
おい
>>449 !
そのシチュ萌え死ぬ
さ、何曜日担当の方に書いていただこうかハァハァ
書いて(* ゚д゚)ホスィ
453 :
「た」:02/05/22 00:17 ID:wkQBXUmk
>>451>>452 ぬあ。僕の方は話の予定が立っちゃってるのでパスです。でも読みたいんで
書いて(*゚д゚)ホスィ
取りあえず第2話うp始めます。自転車操業にならんようにやれるだけ頑張ります。
「あ〜あ、私ったら朝から何を思い出してるんだろ。」
雑念を振り払うよう、私はよく照っている太陽を見上げ、目を細める。
今日は結構暑くなりそうね。
何故あんな事を朝から思い出してしまったのかしら。
ちょっと遊季のことを思い出しただけで、初めて寝た時のことを連想するなんて。
まるで欲求不満みたいじゃない。
確かにここ数週間、肌を合わせていないし、それが寂しくない、と言えば嘘になるけれど。
そう。結局私達はあの後も関係が続いている。
周りにばれないように秘密にしながら、恋人という関係を1年続けてきた。
(翼がこういう事に鈍い娘で助かったわ……)
少なくとも学校ではあからさまな態度は取れないので、友達同士のフリをしなければならない。
朝もたまにしか一緒に登校しない。
本当は毎日一緒に登下校したいんだけど。
だから、たまに翼抜きで2人きりで会うときには思いっきり甘えている。
「去年のクリスマス、凄かったなあ……。」
あの日以来、『お泊り会』の頻度が飛躍的に上がった。
特に女の快感を覚えたての頃は、夏休み中は3日おきくらいに、(もちろん日中はずっと一緒で)
二学期に入ってからも休日に特別な用事が無ければ、大抵どちらかの家に泊まりに行った。
遊季は面白がって色々と試し、どんどん私の身体を性的に開発していった。
私も強く求められると断りきれずに、身体をどんどんいやらしく変えられていった。
でもどこか、それを心地よく感じている私がいるのも確かなんだけど。
もう、私の身体で遊季の指と舌が触れていない所は無いんじゃないか、
っていうくらいに彼女は私の身体を知り尽くしている。
それで去年のクリスマスの頃には、私はすっかり遊季の物になっちゃっていて。
付き合い始めて初めてのクリスマス、という事で何か妙に興奮した二人は
お小遣いを貯めて隣町の安いビジネスホテルを予約して、
夕方から翌日の朝までずっとしていた、という訳。
「本当に猿みたいだったわね…あの頃は。」
別に冷めた訳では決して無いんだけど、3年生になって数ヶ月。
やっと少しは落ち着いたと思う。
受験勉強もあるし、そう毎日毎週している訳にもいかない。
(でも、もう半月以上抱いてもらっていない……)
ちなみにそういう事をする時、完全に私は受身になってしまう。
何とか私も遊季を気持ち良くしてあげたいんだけど、必ず逆襲にあって。
ちょっと遊季に触られると、私はすぐ駄目になってしまうから、
いつもする時の主導権は彼女が握りっぱなしだ。
(何とかしたいんだけど…こらえ性の無いこの体がいけないのよね……
ううん、むしろそんな体にした遊季がいけないのよ。いつかぎゃふんと言わせないと。)
思うだけならタダだ。
実際に実行できるかどうかは別物ね。
456 :
校門前:02/05/22 00:20 ID:wkQBXUmk
それにしても、朝からあんな事を思い出しちゃったからかしら。
あそこが少し湿っちゃったみたい。
「ああ、恥ずかしいな……。こんな中学生、そうはいないわよね……。」
そうこうしているうちに、美空中の校門が向こうの方に見える。
「あっ、遊季。」
向こうの方に遊季の姿が見える。
小走りに駆け出したくなる自分がちょっと恥ずかしいけど。
走って駆け寄ったらまた『犬みたい』なんて言われるかしら。
ううん、いいわ。せっかく遊季のことを思い出してたんだし。
そう思ってたら、彼女は手を振りながら女の子を呼び止めてた。
「あれは…かなちゃん?」
少し気をそがれて落ち着いた私は、早歩きで遊季とかなちゃんの所に向かって歩いていった。
かなちゃんっていうのは『関谷かなめちゃん』の事。
今年から同じクラスになって、その持ち前の明るさと人懐っこさで
すぐにクラスのみんなと友達になってしまった。
かなちゃんは双子の姉で、『関谷朋貴君』っていう弟さんがいる。
確か1組って言ってたかな。
本人達は否定してるけど、やっぱりそっくりなのよね。
あの姉弟が服を取り替えたら、もしかしたらすぐには気付けないかも。
とっても仲のいい姉弟で、いつも一緒に居るみたい。
学校でもよく一緒に居るのを見かけるし、一緒に下校してるところもよく見かける。
457 :
「た」:02/05/22 00:23 ID:wkQBXUmk
僕はn@e氏みたいに日常描写とかうまい事書けないので、サクッと行こうと思いますね。
何かしら感想とか指摘とかありましたら、またよろしくお願いします。
おお遊季×梢の続編、激しく待ってました。
そして、かなめキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
絡むのか、絡まないのか。
楽しみであります。
まだ序盤のようで、
今のところ指摘するような点は見受けられませんでしたが、一点だけ。
というかこれは個人的なお願いかな。
前作にも言えたことですが、
なんとなく梢の物の見方が年相応のそれより若干高い気がしまして。
私の気のせいかも知れませんけどね。
もうちょっと中学生っぽく青臭くしてもいいかなぁって気が。
「た」氏がこれを読む前に、どなたかが私を論破してくれるとありがたいかも。
>>458 普通じゃないことを気付かれるのは恥ずかしい、から距離を置く、
ってのはありだと思いますけど……。
でも458氏の書くこともわからなくはないです。
もっと梢の視野は狭い方が良いかも。
「私って異常?」と「遊季のことが好き」との間で
葛藤とかしててほしいかなぁ、と思ったり。
460 :
旧247:02/05/22 22:31 ID:ACNYLz8C
一番気になったのは「」と()の使い分け。
(何とかしたいんだけど…(以下略))ってのがあるんで
()は心情描写ですよねぇ。
すると梢は
「去年のクリスマス、凄かったなあ……。」
「本当に猿みたいだったわね…あの頃は。」
「ああ、恥ずかしいな……。こんな中学生、そうはいないわよね……。」
とかブツブツ言いながら歩いてるのでしょうか。
「ここ数週間」と「半月以上」って意味違うと思います。
「走って駆け寄る」は重複表現っぽい
「女の快感」はちょっと梢っぽくないかも。
「初めてイクことを知った頃」ぐらいが萌えです。
「彼女は私の身体を知り尽くしてる」
「いつもする時の主導権は彼女が握りっぱなしだ」
「彼女は手を振りながら」も
遊季なら遊季ときちんと書いた方がいいです。
代名詞は血の通ったものになるようにしましょう。
「いつも〜握りっぱなし」もちょっと気にかかります。
意味が重複してますよね。
「持ち前の明るさと人懐っこさで
すぐにクラスのみんなと友達になってしまった。」
転校生ならともかく、普通にクラス一緒になっただけの子に使うには
不自然かもしれません。
「秘密に」「性的に」私には冗長な感が強いです。
「とっても仲のいい姉弟で、いつも一緒に居るみたい」
なんか凄く前段との繋がりが悪くて
取って付けたような印象です。
「二人はとっても仲が良くて〜」とすると少しは変わると思いますが
抜本的な解決ではないような。
461 :
「た」:02/05/23 02:22 ID:2qpesFLw
>かな
この先の展開を一番小さくまとめると出番はここだけです(;´Д`)
一番大きく展開を広げた場合はもう少し出番があるので保険で一応出てもらいますた。
>梢の視点
ん〜、僕が佐伯さんはTLS3ののぞみ、一番精神年齢が高い娘、と認識してるからでしょうか。
でも一番の問題点は僕が普段好んで人妻モノやフランス書院を読んでるからでしょう。
そんなヤツが女子中学生の心理描写をしたらやっぱり綻びが出ちゃうみたいですね。
「」()はそのままさらっとやっちゃいました。確かにちょっと口に出してるのは
アレな独り言ですね。とほ。
二重表現の癖は全然治ってませんね。今後出切るだけ気をつけますです。
「ここ数週間」と「半月以上」は同じ意味のつもりで使ったんですが
何かまずいでしょうか?よく分かんないんでもう少し詳しく言及してくれると
助かります。色々と指摘は助かりますんでよろしくです。
462 :
ブルー:02/05/23 03:04 ID:pVUBUCfW
月曜か……。
それよりも、旧247さんお久しぶりです。
いつも突然現れますね(w
「た」さんお疲れ様です。
えっと、まだ読んでないので、感想は次にまわしますが、
この調子で頑張ってください。
今日はFFの登録に疲れたので……
n@eさん読ませていただきました。
自分も他の人みたいにこのままエロ抜きのほのぼの路線でもいいかな〜
と、思っていたのですが、
選択<25〜27>辺りを読んで気が変わりました・・・・
ぜひエロをお願いします。
それと「た」さんの作品も454から455あたりの描写が
すごく想像をかき立てるのですが、梢の回想だけではなく
具体的な描写がぜひ読みたいと思いました。
>>462 ブルーさんそれってFFオンラインの登録ですか?
464 :
旧247:02/05/23 12:32 ID:nhUYdGQL
>ブルーさん
ずっといますよ。
ただ、添削が必要と思った時だけこの名前を使ってるだけです。
ここ数週間は3〜6週間、
半月以上は一月未満な16〜22,3日くらいを
私は想像してるっぽいです。
>>445 好みは…自分でも良くわかりませン。
1は春日さンとえび、2は茜と丘野、3は遊季と二階堂さン。
安桃が攻略可能だッたら間違いなく2の一押しだッたでしょう。
>>454-456 自分の持ッている梢のイメージ、「言葉少なだけど頭の中で妄想が暴走しがち」
に近そうで結構いい感じです。独り言も多そうだし。
数週間と半月以上のイメージは旧247さンに同意です。
すいません、ちょっと不調なんで今日のアップは見送らせていただきます。
来週ということで。もしかしたら土日にまとまったら上げるかもしれませんが。
そんなところで。
467 :
「た」:02/05/25 03:43 ID:K6nn1dev
う〜ん。僕は日常的に「数週間」を2〜3週間程度に使ってますもんで。
「同じ言い回しを連続させるのは格好悪い」と思ったんですけど、
もっと格好悪い事態ですね。いかんかったなあ。
>>463 自分は「こういうシーンを書きたい」「こういうセリフを言わせたい」
ってのがまず浮かんでそれに向かって話を進めていくんです。
それで、クリスマス周辺に関してはそういう書きたいシーンが浮かばないんですね。
でも、どういうことをしていたかは一応イメージがあるので、
端折り書きですけどこんな感じでした、っていうのをうpしてみますね。
468 :
「た」:02/05/25 03:45 ID:K6nn1dev
イメージとしては僕が東京に行く時よく使うビジネスホテルです。
池袋北口のソープ街にひっそりある1泊4000円のホテルでして。
まあ中学生は普通寄り付かないところですしね。
そこに部屋を取って、コンビニで食べ物を買い込んで着替えとH用具も持ち込んで
チェックインの6時にいそいそと部屋に入って片方の部屋に荷物をまとめて
もう片方の部屋をH用の部屋として。
H用の部屋に入るや否やもう待ちきれないといった感じで抱き合う2人。
服を脱ぐのももどかしいといった感じで、キスをしながらベッドに倒れこんで取り敢えず1ラウンド。
その後、服を脱いでマターリともう1ラウンド。
荷物部屋に移動して休憩をかねて夕食。汗をかいたのでポカリス○ットがとっても美味しい。
そのまま大人しく食べてればいいのにイチャつきながら食事をしていたため
だんだんイチャつきが本気になって荷物部屋の床でまた1ラウンド。
H用の部屋に戻って2ラウンド。3ラウンド目に入ろうとするも梢が
日付が変わると風呂に入れなくなることに気付いて小休止。
仲良くお風呂で洗いっこ。そのままあわあわプレイで1ラウンド。
狭い湯船に無理やり2人で入って遊季の膝の上に乗っかる梢。後ろから身体を弄ってくる遊季。
湯船でもう1ラウンドいこうとするも梢がのぼせそうなので取り敢えず風呂をあがる。
H部屋で本格的にひたすらH。イキ疲れた梢が根を上げるので一旦荷物部屋で休憩兼夜食。
ここで一々部屋の移動の際に服を羽織るのが面倒になる遊季、
H部屋を放棄して荷物部屋を愛の巣にすることを画策。
梢を押し倒して後半戦突入。遊季の責めにへとへとになる梢、
何度目かの絶頂のままぐったりとして寝入ってしまう。
しかしオウガの生まれ変わりのような遊季、寝ている梢をおもちゃにして色々やりたい放題。
おちおち寝てられない梢、遊季がこっそり買ってきたドリンク剤を飲まされて最終戦に突入。
窓の外が明るくなってすずめの声が聞こえだし、もうどうなってもいいと思う梢。
そのまま完徹の状態で黄色い太陽に目を細めつつ帰路に。家でまる半日眠りこける2人。
乳首とま〇こは擦り切れてヒリヒリ、舌はもつれるわ遊季の指はつるわ。
全身だるくてもうしばらくHはいいや、と思うも
正月明けには初詣の後にちゃっかり姫初めをかます2人であった。
469 :
3が一番抜きやすい:02/05/27 11:16 ID:d1F7l69U
「た」さんアンタサイコーだYO T−T
続きも頑張ってくれ
あぼーん
____ ________ ________
|書き込む| 名前:| | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゜Д゜) / < ここに「sage」(半角)と
⊂ つ | 入れるとスレがあがらない。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \___________
| |
| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
472 :
「た」:02/05/29 21:51 ID:IP+PNpEI
続きうpしてもよかでしょうか。
yoka
474 :
朝の挨拶:02/05/30 02:01 ID:mZhS/iiQ
「…?何か渡してるの……?」
遊季はニヤニヤ笑いながらかなちゃんの肩をパンパン叩いてる。
また何かくだらない事をしようとしてるのね。
遊季はよく突拍子もない事を思いついては、周りを巻き込んで楽しんでる。
そういうのが好きな翼なんかは、積極的に彼女の企みごとに参加したりするみたいだけど。
「周りの身にもなって欲しいわ……。」
遊季は勉強でも何でもそつなくこなすから、そういうくだらない事をしながらでも
学校生活を余裕たっぷりで十分に過ごす事が出来るんだろうけど。
「かなちゃんが巻き込まれるのは、ちょっと可哀相ね。」
そう思いながらやっと2人に追いつく。
やっぱり体が小さいと、歩幅の都合上なかなか追いつけないわね。
「おはよう、遊季。おはよう、かなちゃん。」
私が挨拶すると2人は振り向きながら
「おっはよう、梢。」
「あ、梢〜、おはよう。」
遊季から受け取ったらしい紙袋を鞄にしまいながら、かなちゃんが口を開く。
「晴れてよかったね〜。晴れると、やっぱり気分いいよね。
天気予報は今日、天気崩れるって言ってたけどさ。どうなんだろうね?」
変わり映えしない、いつもの会話。でもそういうのって、何か安心出来ていいわね。
「今日は体育もあるしね。梢、体操服ちゃんと持ってきてる?」
遊季はくだらない事を聞いてくる。でも体育か。
体操服は忘れてないけど、体育自体はやっぱり好きになれないわね。
体が小さい方が有利な競技なんて全然ないし。
少し憂鬱だわ。
少し気分を落としてると、予鈴が鳴り響く。
考え事をしながら登校してたからいつもより遅れてるんだ。
「あ、急がないと遅刻しちゃうよ!ほら、2人とも走る走る。」
「ほら、梢、急がないと追いてっちゃうわよ?」
ほらね。
こうやって学校の中に駆け込む時だって、必死に走らないといけないもの。
体が小さいのって、やっぱり損だわ。
あ〜あ、小魚とか食べてるのに、何も効果ないのね。
そう思いながら、先を行く2人の背中を追いかけて私も走るのだった。
「ピーッ」
先生の笛がなる。今は3時間目、体育の授業。
今日の体育はハードル走だ。
(やだなあ……)
体育は全般的に苦手だけど、陸上種目の中じゃハードル走は特に苦手。
他のみんなはハードルをまたぐようにして走るけど、
私は一々ハードルの前で立ち止まるようにして、
『ぴょん』とジャンプしないととても飛び越せないからだ。
本来なら曇ってきた天気を『過ごしやすくて良い』なんて思うはずなんだけど。
(はあ……)
憂鬱な気分の私にとっては、この曇り空は余計に気分を暗くさせるだけの効果しかなかった。
「ほら、あんたの分なんだから。さっさと取りに行くわよ。」
遊季が私の手を引っ張る。目指すは体育倉庫だ。
私の走りが目に余るという事で、特別に低いハードルのコースを作るらしい。
走り終わった私は、彼女からその話を聞いてがっくりした。
はあ、期待はしてないけど、今度の体育の評価も低いんだろうな……。
期末の保健体育のテストで、少しでもカバーしなくちゃ……。
ガラガラガラ…ガコン
私がハードルを物色していたら、物音と共に周りが暗くなった。
「ん?何で扉閉めてるの?ハードル運び出せないじゃない。」
手を止めて私は遊季に尋ねる。
「あはははは、ちょっと〜、まだ本気にしてるの?もう一個コース作るなんて嘘よ。」
え?え?どういうこと?
「ね?最近してないしさ〜。私いっぺん体操服の梢としてみたかったのよね〜。」
ちょ、ちょっと遊季、本気?
「ね〜、あたし明日、明後日と用事があってさ〜、週末に会えなさそうなのよ〜。ね?えいっ。」
ドサッ
うろたえる私を無視して、マットに押し倒してくる。
「ちょ、まっ…ん…うん…ちゅっ……。」
反論しようとする私の唇を、遊季の唇が覆う。
(もう…強引なんだから……。あ…舌が…ん……)
477 :
「た」:02/05/30 02:07 ID:mZhS/iiQ
n@eさんの続きを楽しみにしつつ、場繋ぎに続きです。
僕は情緒とかそういう言葉は親の腹ン中に置いてきちゃいましたから、
もうとっととこんな展開です。
ご指摘や感想なんかありましたらまたよろしくお願いします。でや。
遊季×梢の体育倉庫プレイハァハァハァハァ
ツボを分かってらっしゃる>「た」さん
女の子同士の秘め事感&中学生の幼さ感を残しつつ、
エロというよりえちぃ感じでハァハァさせて下さいませ。
以上、この組み合わせをもうまともに見れない者からのささやかな願いw
遅れてます。
一日遅れで今日中には上げますので。
さて、俺たちの学年の男子の殆どが安藤に手を出そうと考えないのは
もしくは手を出すのに二の足を踏む羽目に陥ってるのは
俺が推測するには
見過ごすには若干大きすぎる問題が安藤の存在と性格にあるからだ。
ぶっちゃけて言えば、基本的に安藤は一匹狼なんである。
別に端から見て孤独ってわけじゃない。
お弁当を食べるのが一人とかそういうことはないし
安藤が誰かに爪弾きにされるなんてことはそもそもありえない。
ただ安藤は存在そのものが孤高でありまた単独なのだ。
普通新しく誰かと知り合ったときは
「○○の友達」とか「○○部の人」とか
自分の知る人や何らかのものと従来ある関係を派生させて
新しい人を当てはめる。
しかし安藤はそんな「ごく普通のこと」を許さない。
誰の知人でも友人でもなく、最初からただ「安藤」として認識される。
安藤は一個の確たる存在として世界の最初からいて、
安藤から世界が派生することはあれど
誰か、何かとの関係において安藤が世界に存在してるのではないなんて
こんな妙なことまで思ってしまったりして。
そう、こんなあまりにも当たり前のことを
平気な顔でひっくり返してしまうのが安藤桃子、略して安桃なのだ。
安藤桃子は
何処で買ったのか想像もできない(しかし相当ものは良さそうな)鞄を持ち
俺たちが知るよしもない香りを身にまとい
見たこともないブランドのラケットを使い
誰も知らないような本を読む。
しかもそれがことごとく似合う、というか
俺に言わせれば格好いい。
私服もきっと凄くて
周囲の注目を集めまくってるんだろうけど
制服を着ていたって、安藤は青葉台に染まりきらない。
俺が何を言いたいのかというと、
服や鞄が凄いんじゃなくて安藤が凄いんだ、ってこと。
それはただ美人だからとか颯爽としてるからじゃなくて
安藤がほかの世界を知っているからじゃないかと
俺は思ってる。
だから安藤は一人浮いた存在で
ついでにこの街から出て行かなくてはならない俺も
根っこがなくなってしまったようで
今は何となく、安藤と話すのが以前より楽だったりする。
集に交わってもなお一人それに依拠せずに自分たれる安藤、
普通の人間ならば、
その存在に気圧されるのが自然かもしれない。
だけど今の俺には、世界に自分だけの絶対座標を持っているような
そんな安藤の存在が、立ち居振る舞いが、
この街を好きで、この街から離れることなんて考えもしないだろう
かすみや波多野よりありがたい時がある。
転校を繰り返してきた沢田さんに
安藤と似たものを感じる時もあるんだけど
沢田さんが青葉台をどんどん好きになってくれてるのがわかるから
沢田さんに故郷のようなものが出来るとしたらそれは嬉しいことだから
以前の沢田さんを要求するなんて、それは俺のつまらないエゴだから
俺は沢田さんにはどうも前ほどは気軽には話しかけられなかった。
勿論友達だし、普通に話はするけど、
今は意識してワンテンポ置いている。
初めは波多野も沢田さんも
「あれ、なんか小笠原おとなしいぞ」って顔してたけど
それも段々普通のことになってきたと思う。
俺と安藤が話している時、
たまたま教科書でも借りに来たのだろう三組の奴の視線が
ちくちく刺さって痛いことがある。
注目の理由は、木地本いわく
「安藤とあんなに楽しそうに喋れる男はお前だけ」らしい。
そう、安藤は基本的にすごく喋りにくい奴である。
人の名前はあまり覚えないし
覚えるのは安藤が多少なりとも気に入った相手と
どうしようもなく虫が好かない相手だけ。
更に言えば、どうやら後者の方が圧倒的に多い。
たとえば、同じく1組に来ることの多いかすみである。
安藤は、かすみのことが相当苦手なタイプみたいなんである。
「いつもオドオド、ビクビクしてるところが本当にイヤ」
「弱者気取りのところがイヤ」
「あんなのに掴まったら人としてダメよ」
らしい。
安藤がかすみのことを良く思っていないのは一目でわかる。
言ってしまえば「眼中にない」って態度を崩さないのだ。
かすみもさすがに察してるのか自分から安藤に話を振ることはない。
しかしかすみの幼なじみとして、突然安藤みたいな奴に
そんなことポンポン言われたら頭が真っ白になるし
「おまえ何様?」って反感だって湧くってもんだ。
ま、ムキになって反論とか、いちいちしないけど。
正直安藤相手にそんなことやっても、体力がもたん。
ただ、それを聞いて以来
かすみが俺のクラスにいる時に安藤が来ると
かすみが俺に用があるときは波多野が
かすみが波多野に用があるときは俺が
安藤の相手をすることになった。
今のところこれはこれでうまく回っている。
……だけど、俺が転校してしまったら
いったいどうなってしまうのだろう?
>>483 安桃の描写、すごく(・∀・)イイです。
安桃側から見た主人公の描写も読んでみたい。
何故、安桃の攻略できるTLS2Rが出なかったのか…
2の中で一番好みのキャラなのに…
安桃って綾香ちっくかも
>486
完璧超人っぽいな
安藤に出来ない事ってなんだ?
清純。
かすみ的やぼったさ。
安桃で一本書こうと思っているのですが、
漏れはゲーム本編以外は知らないので、
小説その他のゲーム以外の場で安桃が語られていたら
矛盾したものが出来あがってしまいます。
その辺りの情報をご存知の方おられましたら、
ご教示いただけませんか?
>安桃に出来ない事
人前で涙を見せる事。人知れず悔し涙を流していそう…。
>>490 公式に語られたものはゲーム本編だけの気がする…。
没シナリオが存在してそれがどこかにウプされていたらしいけど。
>>490 CDで「波多野の弾丸サーブに敗北した」「波多野が女か確かめるため着替え中に胸をじっと見詰めた」
「ケーキが作れる(君子に勝った)」「フルートを吹ける(かすみに勝った)」
「剣道、美術、水泳、バスケットもこなす(勝負して勝った)」
没シナリオでは裕福な家庭で育って、忙しい両親に振り向いて褒めてもらうため
テニスを頑張る、という設定だったはず。
493 :
490:02/06/05 05:11 ID:OFL1r3Ch
>491-492
ありがとうございました。
安桃についてはゲーム本編の情報が少なすぎるので不安になっていたのですが、
漏れがイメージしていたのとほとんど違い無かったので
これならなんとかやれそうです。
今日から書き始めますので、遅くとも明後日くらいには貼り付けられると思います。
496 :
490:02/06/06 11:40 ID:AiqHLcsn
長くなったので何回かに分けて貼り付けることにします。
まだSSを書き始めたばかりなので表現も稚拙ですし、
ストーリー展開も先の予想のつくもので、みなさんに
満足いただけるものとはなっておりませんが、初心者を
育てると思って、よろしくご指導ご鞭撻のほど、お願いいたします。
497 :
陽炎 1:02/06/06 11:40 ID:AiqHLcsn
「あーーーっ! 人の荷物を勝手にっ!」
振り返るとそこに安藤がいた。プール横の茂みに隠すように置かれていたバッグ。
名前が確認できるものがないかと、中身を確かめたその時に、いきなり声を
かけられた。
「開けないでよ、もうっ!」
「安藤…。それ、おまえのなのか?」
「そうよ、勝手にいじらないでよね」
「なんでこんなところに置いてあるんだよ?」
「そんなの決まってるじゃない。教室に持ち込めないものを、ここに隠してあるのよ。
いつ持ち物検査があってもいいようにね」
当たり前のように言い放つ安藤。でも、それって校則違反だぜ。
「なんで私服なんか持って来てるんだよ」
「そんなのどうだっていいでしょ? それより、この事はないしょだからね。いいわね」
一歩踏み出して挑むように俺を見上げる。まあ、安藤はいつでもこんな感じだけどね。
別に告げ口するようなことでもないし黙っとくか。
「あ、ああ…」
我ながら情けない声だ。いつもの事だが、安藤に強気に出られると俺は腰が引けて
しまう。そんな俺に安藤はいつもの挑発的で蠱惑的な微笑を向けた。ちくしょう、
子供あつかいかよ。
「じゃあね〜」
クルリと向き直り校舎に向かう安藤。彼女の均整の取れた後姿に、俺は言葉に
出来ないイラツキと焦燥を感じていた。
498 :
陽炎 2:02/06/06 11:41 ID:AiqHLcsn
何故、安藤が私服を隠していたのか。その日の放課後、俺は答えを見つけた。
神社の脇を通る人通りの少ない市道、初夏の日差しに目を細める俺とすれ違った
アウディ。その助手席に安藤が座っていた。
あのバッグの服を着て、学校にいる時よりずっと気合の入ったメイクに変えて、
俺が見たことのない笑顔で笑っていた。
そして、俺とすれ違う一瞬、安藤は確かに俺に向けてあの蠱惑的な微笑を
浮かべた。
……悔しかった。別に安藤にホレてるわけじゃない。でも、自分と同い年のはずの
アイツが、ずっとずっと遠い所にいるような気がして、ただ、それが悔しかった……。
499 :
陽炎 3:02/06/06 11:42 ID:AiqHLcsn
「小笠原、わたしバカじゃないの。自分のやってることくらいわかってるわ。自分で
責任の取れないことはやっていないわよ」
安藤はそう言った、いつもの自信に満ちた表情で。
「どういう意味だよ…」
ふてくされているのが自分でもわかる。ちくしょう、俺はガキだ……。
「べつにね、いつまでも愛して欲しいわけじゃないの。そんな聞き分けの悪いことは
言わないわ。奥さんも子供もいる人だもの」
昼休み、誰もいない視聴覚室で、俺は昨日のことを安藤に問いただしていた。
安藤は何の禁忌も存在しないかのように、その言葉を口にした。
わたし、不倫してるの
「騙されてんだよ! 妻も子供もいて愛してるだなんて、絶対騙してるんだ!」
「何度も言わさないで! わたしバカじゃないのよ。彼が優しいのは今だけ、わたしに
飽きるまでだってわかってる。でもね、それはわたしも同じなの。いつまでも一人の
人を愛し続ける自信はないわ」
安藤の顔が正面から見られない。安藤の瞳の方が俺よりずっと強い……。
くそっ! 俺、間違ってるか? 俺のほうが間違ってるのか!?
「あの優しさはわたしだけに向けられたものじゃないわ。ずっと昔には奥さんにも、
わたしに出会うまでは他の人にも向けられたもの……。そんなことくらい、あなたに
言われなくてもわかってる……」
安藤の表情が曇る。当然だよな…、俺みたいな無責任な立場じゃない、安藤は当事者なんだ。俺が考えつくことくらい、安藤はずっと前に考えて、そして悩んで……。
うな垂れる俺の唇に柔らかいものがそっと触れた。
「……口止め料。感謝しなさいよ、あの人以外で、わたしの唇をしっているのは小笠原
だけなんだからね」
そう言って笑う安藤の顔は、俺の知ってる安藤とは少し違っていた。助手席の安藤に、
少しだけ…似ていた……。
500 :
陽炎 3:02/06/06 11:42 ID:AiqHLcsn
あれから学校の帰りには神社に寄るのが日課になっていた。他の連中にバレるのを
恐れたのだろうか、あの日以来アウディを見かけることはなかった。それでも、俺は
毎日人通りの少ないあの道を歩いていた。
安藤……。負けず嫌いの安藤、何でも完全にこなす安藤、生意気で高飛車で倣岸な口調を使って命令形で話す女。それだけに敵も多い。ただ、誰も安藤を拒絶できない
でいたのは、安藤がいつでも結果を出すからだ。誰も文句のつけられないレベルで
安藤はいつでも結果を残していた。
中学の頃からの友達だ。波多野との勝負もずっと見てきた。でも、俺は彼女の何を
知っていたんだろう…、知ってるつもりでいたんだろう……。
昼過ぎに一雨来たせいか、アスファルトから陽炎が立ち昇っている。体にまとわりつく
蒸し暑い熱気、遠くから聞こえるニイニイゼミの声。もう梅雨も終わる。石段を上った
神社の境内は雨上がりの匂いに包まれていた。
501 :
陽炎 5:02/06/06 11:43 ID:AiqHLcsn
なんだか全てがおっくうになっていた。
そういえば、今日は木地元達と遊びに行くことになってたな……。
東女子の子と合コン…か…、それも、もういいか……。
木地元に断りのメールを入れ、奉納相撲用の土俵に腰を下ろす。屋根があるので
ここは濡れてはいないが、いつもよりは少し湿気がある。
少し迷ったが、直接土俵に寝転がってみた。冷たい土の感触が妙に心地よかった。
ふぅ…、土まみれだ……。また君子にしかられるな。
そう考えると何だか変におかしくて、俺は大声で笑っていた。
気がつくと辺りはもう暗くなっていた。いかん、ちょっと寝てたな。
ケータイを確かめるとメールが二件。木地元と君子か…。
どうせ見なくても中身はわかっている。メールを打ち返すのも面倒だ。俺はぞんざい
に土を払うとカバンを抱えて立ちあがった。
502 :
陽炎 6:02/06/06 11:43 ID:AiqHLcsn
うす暗い境内にポツリポツリと灯る蛍光灯。それに照らされるベンチに彼女は座って
いた。
こんな人気のない場所に若い女性が…。危ないな…、この頃は拉致だのレイプだの
という悪い噂も聞く、この間も東女子の子がマワされたという無責任なメールが実名
付きでまわってきた。話半分に聞いておくにしても、調子にのってるクズどもが多い
のは事実だ。
声をかけようか? しかし、この状態だと、俺が変な奴らと同じに見られかねない
しな……。
うつむいて膝を見つめる彼女は、まだ俺のことに気がついていないようだ。子供じゃ
ないんだ、何があっても自己責任なんだし、このまま帰るか?
自問してみる。まあ、考える前に答えは出てるんだけどね。そんな事が出来るはず
がないんだ。いつものおせっかいの虫がうずきだした。何度も失敗してるのに俺って
バカだよなぁ……。ま、いっか。見た感じ20くらいの人だ。どうせ同じ学校でもない
んだし、最悪、俺が悪者になればあの人には被害がない。
自嘲しながらベンチに近づいていく。俺の足音は聞こえているはずなのに、その人は
顔を上げようとはしなかった。
503 :
陽炎 7:02/06/06 11:44 ID:AiqHLcsn
「あの、すみません。この頃は悪い噂もありますし、こんな人気の無いところにいると
危ないですよ」
へっ、どうとでもなれ。この後、この人がいきなり逃げ出そうが、俺のことを変質者を
見る目で見ようが、まったく気にならない…はずもないんだけどね……。まあ、その
辺りは慣れてるから……。
だが、その後の展開は俺がまったく予想しないものだった。
「……小…笠原?」
この声は、安藤…? いつもより少しかすれている、言葉に力がない。でも、それは
間違い無く安藤の声だった。
彼女がゆっくりと顔を上げる。蛍光灯の頼りない光に照らされていたのは俺の知って
いる安藤ではなかった。
俺がまだ見たことのない涼しげな夏物のワンピース。ブランド物らしい瀟洒な時計と
ネックレス。高そうなバッグ。そこにいる安藤は学校にいる時なんかより、ずっと大人
で女で……。
違う! そんなところじゃないんだ!
泣きはらした目、崩れたメイク、何よりも、迷子の子犬のような心細げな表情。本当に
安藤なのか?
そこにいたのはいつもの自信に溢れた彼女ではなく、ひどく小さくて儚げな女性
だった。
<つづく>
>>490さん
おつかれさまっ。
二日でこれ何回分も書けるのかぁ。
正直羨ましいっす。
で、安藤書いてる一方の当事者としては
「私は私の安藤を書くんで、あなたはあなたの安藤を書いてくれ」
ってところかな。
どうやら全然違うらしいんで、安藤の見方。
あと、「た」さん、大丈夫だよなー。
辛いっすよね、毎週とか、定期的に載せるってことが。
ただ、載せられない時は一言書こうよ、ってそれだけ。
次は来週水曜かな?
505 :
「た」:02/06/07 02:16 ID:6ExNlBrt
>>490 わ。安藤で不倫ッスか。以外ちゅーか似合うっちゅーか。
確かにTLSキャラで不倫できそうなのっていないですね。あとは本多さんくらいかな?
って言うか筆の早さがうらやますい。続き楽しみです。
僕の方もそろそろ続きうpできそうなんで。いいですか?しても。
>>陽炎
うっわー
安桃への主人公の気持ちの揺らめきが
ドキドキ感を高めてイイ感じですね
あと筆者さんの有言実行な姿勢に敬礼
続きもガンバ
>>「た」さん
遊季・梢は大好きなシリーズなのでうpきぼんです
おっ、「た」さんアップできますか。
私見ですが
・このスレ住人のカキコの時間帯は22時〜翌5時である。
・一日幾つもSSが上がる日と全く上がらない日があるよりは
毎日一つくらいの方が感想カキコもしやすい。
と考えています。
んで、本日は私が上げる当番なので
たとえ「た」さんが今すぐアプ出来るとしても
明日6時以前のアプは避けていただきたいのです。
人が多くないんだから、共存共栄といきましょうよ。
それから490さん、
木曜日だと水、木、金と三連チャンになるので
出来れば日曜か月曜に定期的に書いて頂けると
ありがたいのですけれど。
あ、もっとずっと早く書ける方で
週一でアプなんてまどろっこしいと仰られるのでしたら
当面水曜と金曜だけ避けていただければいいのですけど。
「殆どの奴は眼中にない」
「他者に注がれる視線が冷たい」
そしてもう一つ
「反論できない」
ってのが安藤の話しにくさの正体である。
上を知らなくては、何が下であるか、わからない。
そして、勉強、ルックス、運動能力、センス、財力、その他
安藤は圧倒的なパフォーマンスを発揮して常に高く聳えているものだから
それらについて〜それらを総合した人間というものまでも〜
評価する資格があるのだと思わせられてしまう。
安藤は、また反論できない痛いところばかり突いてくる。
一時期流行った物まね選手権の淡谷のり子のようなものだ。
本当に歌が上手い人だからこそ、他人の歌を評価することが出来る。
そしてその評価には、もはや誰も文句をつけることは出来ない。
淡谷のり子が10点をつけるのなら
こと歌を本物並に歌えるという点では
評価しなくてはならないんだろう、と思うわけで
安藤が評価する、ってこともつまりはそれと同じである。
木地本いわく
「うちのクラスの男たちは最初こそ同じクラスで色めきたったけど
すぐに眼中にないって強制的に理解させられて戦意喪失した」
「まぁ反論しにくいって言われれば、確かにな、って思うよ。
だけどそれ以前に喋ることがないからな……安藤とは」
とのこと。
木地本にしても苦手意識は否めないようだ。
ちなみに安藤の木地本評は
(とりあえず覚えられてはいたらしい)
「暑苦しい」
とのこと。それはあの髪のことなのか性格のことか
俺にはちょっとわからなかったけど。
安藤は、今は一応俺のことを友人として認めてくれているようで
だから何とか話せるのだけれど
それでも安藤と日常会話を成立させることは
独特の緊張感がある。
安藤のキツい物言いを
聞き流す印象を与えないように流し
安藤が言い過ぎだと感じたら
安藤の譲歩できるような方法で反論する。
だけど俺は、その緊張感が決して嫌いじゃなかった。
安藤は、頭の回転が速い。
だから安藤と話してると、
それまでにない自分が引き出される感じがするのだ。
波多野に言わせれば、
「安藤と小笠原がモードに入ったら止められない」
らしい。
神経戦だからな、他の人を巻き込むわけにもいくまい。
……神経戦を伴う安藤との会話に、
波多野とのお喋りとは違った楽しさがあるのもまた事実だ。
それを認めるのはやぶさかではない
とはいえ、安藤と一緒に下校するとしたら
駄目もとで声かけたらなぜか一緒に帰れちゃった三日目ののぞみ並に
家までを長く感じるんじゃなかろうか。
…………っておい、のぞみって誰だよ。
安藤の性格について俺なりにまとめれば
男子一般には非常に微妙な評価が下されている。
というか、正直あまりいい話を聞かない。
「高嶺の花」
とか言って遠くから見ていれば満足な奴もいれば
「お高くとまりやがって」
なんて言う奴だって決して少なくはない。
ひどいものになると
「ああいう女をヒィヒィ言わせて溜飲を下げたいものだ」
とか
「箱がいいから中身はどうでも(・∀・)イイ!!」
とか、青葉台にもやっぱりそういう奴もいるわけで。
そういうこと言ってる奴らの気持ちもわからなくはないんだが
俺から見ると、安藤は猫科というか、
ただ単に凄く気まぐれで、やりたいことしかやらないだけに見える。
というより、俺にはそういう風にしか見えない。
普通なら、「マイペース」という言葉が表すイメージは
「おっとり」とか「のんびり」だが
もしかしたら、他人の言動に左右されないってことでは
あれはあれでマイペース人間の一種なのかもしれないな。
…………相当に変種ではあるが。
512 :
490:02/06/07 08:39 ID:b3B4tZ5n
>504-505
書き方が悪かったようで誤解させてしまいましたが、
陽炎はまだ全編書きあがったわけではありません。
昨日貼り付けた時点で、あの倍くらいの量が書きあがっていました。
そこまで書いて、一度に貼り付けるのには長すぎるので
切りのいいところまで貼り付けたわけです。
執筆のスピードは私も早い方ではありませんよ(w
安藤の性格に関しては、今までの描写は全て主人公視点のものです。
ですから、私の捉えているものとは少し角度を変えて書きました。
これから安藤の弱さの部分の描写になるので、イメージは変わると思います。
安藤のような情報の少ないキャラは、他のピロインに比べて自由に書ける分、
筆者の人間観察の能力を問われますね。
正直、n@eさんと比較されるのはつらいというのが、本音です。
私の書く安藤はありきたりで、n@eさんに比べれば見劣りがしますからね……。
513 :
490:02/06/07 08:50 ID:b3B4tZ5n
>507
了解です。
では、「た」さんのアップを待って、次は日曜に貼り付けることにします。
このスレには来たばかりでローテーションのことまでは考えていませんでした。
書きこみの日にちを見ればわかったのでしょうが、
そこまでは注意していませんでしたから。
今のペースで書いていけば、陽炎は今週末には完了します。
昨日貼り付けたものの3〜4倍の量となりますので、
日曜から貼り付けても、水曜までには終わると思います。
>>490さん
毎日張り付けられるんだ……本当に凄いっすね……。
私は私で「ありきたりの安藤」を描いてるつもりですよ。
だから、安藤観の違い、なんでしょうね。
あと、そのうち私も安藤の弱さを描くかもしれないので
そうなったら多分そのあたりでも
すごい違いが出てくるんじゃないかな、
って思ったり。
515 :
「た」:02/06/08 07:21 ID:aLKLMqH7
了解です。確かに一度に沢山うpされると久し振りに来た人がビビッちゃうかもしれませんしね。
1〜2日置きにちゃんと増えていくと「週刊TLSSS」って感じで見てて楽しいかも。
>>506氏の何気ない一行がとっても嬉しかったり。(単純)
んじゃうpします。
遊季の舌が私の歯や歯茎をちろちろ舐める。
くすぐったさと気持ちよさで私の口のガードが緩んだ隙に
ぬろっ
舌が口内に割り込んでくる。私が乗り気でないときの遊季のいつもの手口だ。
そのまま遊季の舌は、歯茎の裏や口腔の粘膜を刺激してくる。
(ん…そこも弱いのに……)
何とか遊季の舌を押し返そうと、口腔の奥に逃がしていた舌を伸ばしたのがまずかった。
それは遊季の思うツボで。
そのまま私の舌は遊季の舌に絡めとられて、ねっとりと唾液をまぶされてしまう。
(ん…ん…ああ…頭が痺れそう……)
遊季の舌は全く遠慮を知らないかのように、私の舌に巻きついて、しごき、こすり立ててくる。
駄目だ。元々遊季に唇を重ねられた時点で私は負けていて、選択権は失っていたんだ。
すっかり抗う気力をそがれた私は、されるがまま遊季の舌に口腔を蹂躙されて。
ついには鼻を鳴らしながら、遊季の舌に自分の舌を絡め始めてしまった。
「あ…ん。」
遊季が唇を離してしまった。
(遊季…もっと……)
涎が口の端から垂れるのも構わず、私ははしたなく舌を伸ばして遊季を追いかけてしまう。
はっはっと息を荒げて舌を伸ばす私は、お預けを食らった犬のようなのかもしれない。
「クスッ」
遊季は軽く笑うと、私の伸ばした舌にもう一度舌を絡めてくる。
ご主人様にお預けを解かれた私は、大喜びで舌をもつれさせる。
「ん…ん……。」
遊季が、突き出した私の舌をちろちろと舌であやして来る。
じれったい。もっと、もっと口を吸って欲しい…もっと舌を絡めて……。
「ああ…ん…む…ちゅ……。」
そう思って私が口を突き出すと、分かっていたかのように遊季の唇がまた私の唇を覆う。
(嬉しい…もっともっと遊季とキスしたい…あ……)
感激しながら、遊季の舌に私の舌を絡ませていると、
遊季が舌に唾液を乗せて、私の口腔に送り込んでくる。
「ん…ちゅ…コクン、んん…ちゅ…んん……。」
私は遊季の首に腕を回し、送られてくる唾液を夢中で飲み下した。
(遊季の唾飲むの、好き……)
遊季はキスをする時、よく唾液を口の中に送り込んでくる。
私はそれを飲むのが大好きだった。
遊季の色に染められていくと言うか、遊季と私の違いが薄まっていくと言うか。
私がその一体感にウットリしていると、
(ああん……)
遊季はまた口を離してしまった。つい恨めしげな目で遊季を見てしまう。
「梢…いいよね……。」
518 :
誘導:02/06/08 07:29 ID:aLKLMqH7
遊季がゾクリとするほど優しく甘い目で私を見つめてくる。
(ああ…この眼だ…この眼が私を何でも言いなりになる駄目な女にするんだ……)
「あ…でも……。」
『遊季に身を任せてしまいたい』そう思う気持ちと、キスが止まった事で思い出してしまった
『今は授業中』という事実による引け目で私が戸惑っていると、
「ああんっ」
「ふふっここはもうこんなにしてるのに。」
遊季がスパッツ越しに私のあそこを擦ってくる。
私のあそこは遊季とのキスで、もう染み出るほど濡れてしまっていた。
スパッツのあそこの部分が黒く染みになっている。
「あ、あ、でも…んんっい、今は、授業ぅンッ、ちゅう、だし…はあ、ああ……」
もう私のあそこからはちゅっ、ちゅっ、と湿ったいやらしい音が漏れてくる。
遊季が指でスパッツ越しに擦る度に、私の意識はあそこから湧き出てくる感覚に支配される。
「ふふっだから……?」
「あ、ああん、だ、だから…誰かああッ!き、来たり、んンッ、し、したらぁ……」
何か違う、論点がずれてる気がする。
でもあそこを擦られてると思考が鈍って、何を言っているのか自分でも良く分からなくなる。
もじもじと、無意識にお尻をマットに擦り付けてしまう。
519 :
誘導2:02/06/08 07:37 ID:aLKLMqH7
「ふ〜ん、じゃ、誰も来ないのなら大丈夫なの?」
ああ、ああ、そうなのかな…誰にも見られないなら、ここでこうしてても良いのかな……。
「次の授業は1,2組が体育でハードルを使うから、ハードルは出しっぱなしで片付けなくて良い、
って授業の初めに先生が言ってなかった?安心してここでHできるわよ?」
言いながらスパッツ越しにあそこを擦るスピードを速めてくる。
(あああ…あ、あそこが…あそこが……。ああ、そうなんだ、誰も体育倉庫に来ないから、
ここで遊季としてても良いんだよね……。ああ…嬉しい…。んん……。)
「だから、梢はここで気持ちよくなっても何も問題ないのよ……。」
遊季が甘い声で囁いてくる。
ああん…耳元で囁かれるだけでも耳が感じる……。
「ね、梢もしたいんでしょう?」
ああ…気持ちよくなりたい。気持ちよくしてもらいたい。
今なら誰も来ないし気持ちよくなっても良いんだ……。
して欲しい。遊季にして欲しい……。
「うん…。して……。」
もう私はためらうことは出来なく、Hをねだってしまうのだった。
「まあ、梢がどうしてもって言うから、してあげるわね。」
ちがう、ちがうの。私そんな、どうしてもなんて言ってない。
私はそんなはしたない女の子じゃ……。
「ん……。」
遊季がまたキスをしてくれる。
お互いの舌が絡み合う感触に酔ってしまい、さっきまで何を考えていたのかさえもうどうでも良くなる。
駄目だ。結局心でどう思っていても、遊季に触れられると私は身体を預けるしかなくなる。
でもそれでもいいのかも。その間は遊季のことだけ考えてればいいんだから。
こんな素敵な事は他にはないわ。
520 :
「た」:02/06/08 07:43 ID:aLKLMqH7
一区切りって訳じゃないんですが個人的に忙しくなりそうなんで
来週は見送らせてもらいます。スレ的には安藤+安藤で賑やかでいいんじゃないかと。
安藤も一皮剥くと脆い女。
というのはオフィシャルの没シナリオでもそうっぽいのでいい感じですね。
っていうか安藤の弱気な姿(;´Д`)ハァハァ スベテヲサラケダシテクレ・・・
>>遊季×梢
二人のイチャイチャラヴがイイ!!
そして梢タン、僅かに残った背徳感とためらい?が快楽に飲み込まれていくさまがハァハァ
寸止めキッツイYO・・・
あらら「た」氏多忙ですか
次うpまで期待してますsage
522 :
490:02/06/09 08:18 ID:eaJfYmZs
>「た」さん
相変わらず濃いですね。圧倒されます。
3はプレイしていないのでストーリーやキャラクターの性格に関しては
批評できないのですが、
感嘆符や疑問符の後は、「言ってなかった? 安心して」といった感じに
スペースを空けたほうが読みやすいように思います。
「陽炎」に関してなのですが、一昨日、昨日と急用で執筆できなかったので
宣言した通りのUPは不可能になりました。
なるべく早いうちに仕上げようとは思うのですが、
今週はちょっと忙しくなるので、完成は来週以降にずれこみます。
では今回の分を貼り付けます。
523 :
陽炎 8:02/06/09 08:19 ID:eaJfYmZs
「もう! どうして、いつも見つけて欲しくない時に見つけるのよ! こんなとこ誰にも
見られたくないのに!」
眉を寄せ唇を噛み、今にも泣き出しそうな顔で安藤が俺をなじる……。
何も言えなかった…、何を言っていいのかわからなかった……。自分は無力だと、心の
底から思った……。
「……今日ね…、別れたの……」
しばしの静寂の後、安藤がポツリと言葉を洩らした。直りきらない傷口を無理やり広げる
ような安藤の言葉、見ている俺も辛い……。
やめてくれ! こんなの安藤じゃないだろ!
「…安藤、辛いようなら……」
「ダメなの…、心に溜めておいた方が、もっと辛くなるの……」
ほろり、と安藤の頬を涙の雫がつたう。張り詰めていたものが切れたのか、瞳に溜まった
悲しみは大粒の涙になって止め処もなく流れ出した。
「…ご…めんね。ごめんな…さいね……。でも、他…に言える…人…い…ない…の…」
しゃくり上げながら、鮮血のしたたる様な言葉を一言一言搾り出す。俺は覆い被さるよう
に安藤を抱きしめた。彼女を包んであげたかった。この世のどんなものからも彼女を
守りたかった。
524 :
陽炎 9:02/06/09 08:19 ID:eaJfYmZs
「安藤、俺が受け止める! 全部、俺が受け止めてやる! だから、泣け!!」
俺も安藤も自分の役割がわかっていた。だから、少しも躊躇わなかった。安藤は俺の
胸に顔を押し付けて、ありったけの涙を流し出した。
泣き声は聞こえない。唇をかみ締め体を震わせ、安藤は自分から溢れ出ようとする
嗚咽を必死に噛み堪えていた。悲しみに屈服すること、感情の奔流に全てを委ねて
しまうことは、彼女のプライドが許さなかった。必死になって全身でそれを拒絶して
いた。背中に回された安藤の両腕が、まるでそれが最後の絆であるかのように、俺の
体を強く強く抱きしめる。俺の腕の中で、安藤は静かに、しかし激しく泣いていた。
どのくらい、そうしていただろう。安藤はふいに顔を上げ、泣きはらした赤い目で俺を
見つめた。
「ありがとう…、落ち着いた……」
「そうか……」
互いに腕を解いて、ベンチに腰掛ける。安藤は俺の顔を見ようとせず、ただ、胸の内
にある何かを吐き出すために、ポツリポツリと小さな声で言葉を紡いでいった。
不倫相手の奥さんに関係を知られたこと、今年中学に上がった娘さんにも知られて
しまったこと……。
「この間言ったことね…、あれが強がりだって、自分でもわかってた……。好きだった
もの…、本気で好きだった…。本当は終わりがあるなんて考えたくなかった……」
全てを過去形で話す安藤。無理に終わらせようとしていることが、俺にもわかる。
「自分で責任が取れるなんて嘘…。まだ小さな女の子の心…傷つけちゃった……」
「でもな、それは……」
「違うの…、あの人だけじゃないの……。二人なの…、わたしにも責任…あるの……」
こんな時まで安藤は頭が回りすぎる。俺の言葉を先読みして自分で答えを出して…。
そう、いつだって全部自分で…、自分だけで……。
……それがむしょうに腹立たしかった。
そうしてはならないのに、彼女を慰めなければならないのに、俺の語気はだんだんと
荒いものになっていく。
「安藤、そんな風に自分で結論出していったら、どこまでも落ち込んでいくぞ。相手は
いくつ年上なんだ? 俺達よりどれだけ余分に生きてる? 受け止めるものが大きく
て当然だろ!」
「…………」
なんだよ! 言い返せよ! いつもの安藤なら、こんなじゃないだろ! 自分が間違っ
てたって、無理な理屈で相手を言い負かしてるだろ! いつもみたいに俺のこと言い
負かしてみせろよ!
「責任を考えなきゃいけないのは、向こうの方なんだよ! どんなことになるのかなんて
簡単に想像がつくし、家族があるのなら、それを大事にしなけりゃならなかったんだ!
安藤が傷つく必要なんて……」
「やめて!!」
「安藤……」
「……好きだった人のこと…そんなふうに言われたくないの……。大好きだった人のこと、
そんなに簡単に嫌いになれる?
周りからはどう見えてたのかわからない…。彼にとっても遊びだったのかもしれない…。
でもね…、わたしには、初めての恋愛だったの……」
あれだけ泣いたのに、どこに涙が残っていたのか。安藤の頬を悲しみ色の雫がつたう。
俺は右手を伸ばし、それを拭って、
「……小笠原…」
何かを言いかけた彼女の唇を、そっとふさいだ。
安藤は一瞬大きく目を開き、そして、ゆっくりと瞳を閉じた。
最初は軽く、少しずつ強く唇を押し当てる。
安藤の細い頤に手を当て主導権を握った俺は、少しだけ口を開いて、まだ堅く閉じて
いる安藤の唇を軽くノックする。
2度、3度、舌先で優しく触れると、彼女も俺の意図がわかったのだろう、唇を開いて
俺を迎え入れてくれた。
最初は軽く唇の周りを攻める。ゆっくりと円を描くように舐めあげる。グロスの甘いような
少し苦いような味。安藤の味。
十分に時間をかけて周りを攻め、今は俺自身となったような舌を、安藤に進入させる。
まだ奥に縮こもっている安藤に、挨拶をするように優しく舌先を触れ合わせる。彼女の
心を解きほぐすように軽く優しく舌先のマッサージを続ける。時折口蓋に舌が触れると、
安藤は甘い吐息を洩らした。そうか、安藤もここが感じるんだ。
数を数えるように舌先で歯列を一本一本舐めあげる。
それ自体には神経は通っていないが、ここも大事な性感帯だということを、俺は知って
いる。あえて、歯茎には触れない。軽く軽く、じらすように舐めあげる。それをもどかしく
思ったのだろう、安藤は自分の舌を伸ばして俺を誘導してきた。
誘われるままに上顎の部分を舐める。先程も感じたが、やはり安藤はここが好きらしい。
歯の付け根あたりを重点的に攻める。前歯から奥歯まで円を描くように舐めとっていく。
「そこじゃない!」とでも言うように、安藤は俺を強く押し上げた。なるほどね、ここが
そんなに攻めて欲しいのか。
お望み通りに口蓋を攻めてやる。舌全体を押し付けるようにして緩急をつけながら出し
入れしてやると、安藤の呼吸は更にはげしくなった。彼女の呼気は荒く、更に荒れ、
頬にかかる鼻息が少しくすぐったい。
「……ん…あく…ん、んん……ん……」
吐息が心地よい。ようやく心を開いてくれたのだろうか、安藤は今までに見たことのない
柔らかな優しい表情をしている。
こいつ、こんな顔を隠していたのか。それが何だか嬉しくて、俺は更に彼女を攻め立てた。
安藤の隠している全ての顔が見たかった。
何の前置きもなく、いきなり安藤の舌裏に俺の舌を潜りこませる。
その瞬間、安藤の動きが止まった。体を硬直させ、抗議をするかのように瞳を開く。そこ
に映る感情は困惑。
そうか、ここか!
今までと明らかに違う反応に俺は確信し、舌裏を攻め立てる。奥に逃げようとする安藤
を強引に絡めとり、縦横に舐めつける。
その間にも唇に対する愛撫は忘れない。優しく強く甘噛みをくりかえし、彼女の性感を
高めていく。
もうすぐだ! 何かが見えた気がした。だが、もう一つのものも見えた。
そろそろ息が苦しいのだろう、安藤の表情は快楽よりも苦痛を訴えるものとなっている。
心残りではあったが、最後に舌先を軽く触れ合わせ、俺は唇を離した。
キスを終えた後も、安藤は焦点の合わない瞳で俺を見つめている。二人とも息が荒い。
しばらくそうして、何も言わぬまま見詰め合っていた。
「……ビックリした」
呼吸が落ち着いたころ、安藤が口を開いた。
「キス…うまいのね……」
「まあな」
誉められて悪い気はしない。
「やっぱり七瀬さん?」
安藤の瞳に、少しだが、いつものからかうような光がある。それが嬉しかった。
「こーゆー時に、そーゆーこと聞くかなぁ?」
わざと間延びした口調で言ってやる。安藤の口元がほころぶ。素直にそれを嬉しく
思った。
2人は見詰め合い、少し笑った。
気持ちが高まる。安藤をいとおしく思う。俺はもう一度、右手を伸ばした。
「待って」
安藤が俺を軽く押しとどめる。拒絶されるとは思っていなかった。少し、辛そうな顔を
していまったかもしれない。
「ここじゃ…、ダメ・・…、誰か来るかもしれないから……」
安堵、とたんに表情が優しくなる。我ながら現金なものだ。
「…ごめんね…、わたし、小笠原のこと利用してる…。辛いのごまかそうとしてる……」
俺の表情を誤解したのか、安藤の顔が再び曇る。
「だーかーらー、安藤は考えすぎなんだよ。辛いんだろ? 苦しいんだろ? だったら、
吐き出せよ。俺が受け止めてやるから」
「でも……」
煮え切らない安藤に、俺はもう一度くちづける。今度は触れるだけの軽いキス。
「小笠原……」
叱られた子供のような心細げな顔で安藤が見上げてくる。
「こういう時には友達に頼ってもいいだろ?」
「……うん」
安藤は、もう一度俺の胸に顔をうずめた。
<つづく>
ね・・・ねちっこいキスや・・・(;´Д`)ハァハァ
どうしてうまいのか、安桃じゃなくても気になるところだね。
>>530 @かすみ(本命)
A君子(対抗)
B波多野(穴)
C木地元(大穴万馬券)
う〜ん、うまくまとまりませんで来週に回します。
ごめんなさい。
それまでに陽炎が完結してるといいな、と。
ぬ?
>>532は新たにSSをうpすると申しますか!?
読みたい!読みたいので頑張ってくだちい。
535 :
532:02/06/15 23:45 ID:P7czC/Vh
>>534 スマソ、現在別スレ用にメモオフSS執筆中でして
(同時進行でTLS3ものを)
ここには強力な作家さんが揃ってらっしゃるのでよく拝見してます
機会がありましたらお目汚しにアップさせていただきたいなと…
じゃあメモオフが終わったら?期待。
安桃キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
538 :
490:02/06/16 16:14 ID:RftL0+Bz
すみませんすみません、本当にごめんなさい。
この1週間立てこんでいて、全然執筆できませんでした。
大口叩いておいてこの有様とは……
本当に自分がなさけないです。
昨日から書いて、ようやくえっちのところまで書き進みました。
区切りが悪いので、今日はH前までにして、Hは明日貼り付けます。
安藤と歩く。
月明かりの下、言葉もなく、ただお互いを、それだけを絆のように感じて、人通りのない
道を手を繋いで歩いた。
小さな手、柔らかい手。あんなにテニスに打ち込んでいるのに、どうしてこんな綺麗な
手でいられるのだろう?
心細そうにギュッと握ってくる安藤の手を、そっと握り返す。
いつしか俺達は立ち止まり、誰もいない道端で、もう一度唇を合わせた。
月だけが二人をそっと見ていた。
「遠慮しないで上がってね」
「ああ……」
「あ、大丈夫よ。今日も帰って来ないから」
安藤はバッグから鍵を取り出し、玄関の鍵穴に差し込んだ。
豪邸と言ってもいいような大きな家、手入れの行き届いた庭。俺の家の何倍くらいあるん
だろう? ちょっとだけ考えてやめた。団地とじゃ比べ物にならないよな。
ただ、その家には明かりが無かった。
家に帰れば誰かがいる。親父やお袋がいなくったって、君子がいる。俺にとって、家族が
そこに居るのは、当たり前の風景だった。
でも、安藤には誰もいなかった……
「さっきのシャツ出してもらえる?」
「これか?」
俺にはよくわからないが、有名なメーカーのものらしい上品にまとまった家具を、趣味良く
配置した安藤の部屋。そこに通され、最初に安藤はそう言った。
「ええ、だいぶ汚しちゃったから、お湯洗いしないと落ちないと思うし」
俺が着ていた夏物の開襟シャツは、安藤のメイクがベットリついて、ちょっとお話になら
ないありさまになっていた。手水場で安藤がメイクを直している間にカバンに突っ込んで
いたのだが、どうやら、それを洗ってくれるようだ。
「ん〜、悪いな」
「わたしが汚したんだしね。お風呂の用意する間に洗うだけだから」
俺の渡したシャツとにらめっこをしながら、安藤が答える。
「う〜ん、白い服だし、これだけひどいとシミになっちゃうかも。ホントごめんね。
それより、お風呂は先に入る? それとも後から入る?」
一度も俺の顔を見ないまま、はしゃいだ声で安藤が言葉を続ける。
そんな居たたまれない光景に耐えきれず、俺は安藤の肩に手を伸ばした。指先が触れた
瞬間、安藤の体が強ばる。
「無理するなよ……」
後ろからそっと抱きしめる。
柔らかく、壊さないように。安藤の心と体。そのどちらも、そっと抱きしめる。
「……無理じゃ…ないわよ」
力を抜き、安藤が俺に体重をあずけてくる。
「無理じゃない…、強がってもいないわ……。
小笠原に抱いて欲しい…それは、ホント……。
でもね…、この後、わたしがどうなるかわからなくて、それがちょっとだけ怖いの……」
「……そうか」
安藤を抱きしめる両手に、少しだけ力を込める。お互いの鼓動を強く感じた。
「小笠原、もういいわよ」
抱きしめる俺の両腕に、そっと手を押し当てて安藤が言う。
「落ち着いた。お風呂の仕度してくるね」
「ん、頼む」
俺の顔を正面から見つめて、安藤は今度はちょっと笑った。
「言っておきますけどね、わたしのいない間に変なことしないでよね」
「変なことってなんだよ」
「下着がなくなってたら、小笠原のせいだからね」
「俺はパンツより、中身に興味があるんだよ」
安藤の軽口に少し舌を出して答えてやる。
「小笠原のえっち〜!」
安藤は嬉しそうに、本当に嬉しそうに笑って部屋の外に出ていった。
その後姿を見届けて俺はベッドに腰を下ろす。
ふぅ……、疲れた……
こういうやり取りはなれてない。相手を気遣った癒しの会話か…、難しいな……。
力を抜いてベッドに寝転ぶ。
うわっ! や〜らけ〜! これがウォーターベッドってやつか? こんなの初めてだよ。
あいつ、こんなとこでも贅沢してるんだな。
なんだか嬉しくなって、子供のようにゴロゴロと転げまわってしまった。
少しはしゃいで、その後、それを取り戻すように、今までよりずっと冷静になる。
ここでこれから…安藤とするんだな……
大丈夫だろうか…、心を癒すSEX…俺にできるだろうか……?
不安な心とは裏腹に、愚息はMAXになっていた。
<つづく>
ここで感想書き込んだら、中途半端だって思われるかな?
>>490さん
おつかれっす。
「大口叩いてこの有様」と仰いましたが、
本当に難しいですよね、定期的にアップするってのは。
なんだか、安心しました。
あぁ自分だけじゃないんだなぁ、って感じで。
それでも間が一週間で済んでるんですから、立派だと思います。
で、いよいよ佳境ですが、
結局安藤の料理法ってのは似てきちゃいますね。
で、何処まで似てるか知りたいので
出来ればエピローグ(エッチから数日後?数週後?数ヶ月後?数年後?)
をつけてほしいなぁ、って思ってます。
文章自体は、すごく読みやすいです。
今日の分も楽しみにしてます。
あと、スレ住人の皆々様
感想書くのもなかなかに難しいことだということはわかってるつもりですが
今よりはもうちょっと積極的になってもいいんじゃないかな、と。
感想が職人を育て、スレを肥えさせるのですから。
一言でも、気が利いてない言葉でも、たとえ批判でも、
職人は反応をもらったら、一様に嬉しいものですよ。
たいがいの職人は、そんな瞬間のために職人やってるんですから。
ドアが開いて、廊下から光がさし込む。
「電気消しててくれたのね」
「やっぱり、恥ずかしいだろ?」
逆光にシルエットだけ映る安藤が部屋の扉を閉じると、もう一度、俺達は深奥の闇に
包まれた。
「もうベッドにいるの?」
「自分の部屋だし、明かり無くても来れるだろ?」
「む〜、せっかち〜」
どこか笑いを含んだ明るい声で、安藤が答える。風呂上りの甘い香りが近づいてきて、
俺の差し出す手を受け取った安藤もベッドに上がった。
「うりゃ!」
そのまま手を引いて、安藤を抱きかかえる。うん、バスタオル巻いてるだけで、下着は…
とりあえず、ブラは着けてないな。
「あ、もう! ムードないわね〜」
「今日は楽しいセックスするからな。そういうのは、また今度な」
「へ〜、次がある気でいるんだ〜」
「え? それじゃ、今日だけ? 今日だけ私を利用する気なの?」
おどけてそう言う。闇の中でも安藤の顔が綻ぶのがわかる。
「ん〜とね〜、これから先次第ね。うまく出来たら考えてあげてもいいわよ♪」
「了解! んじゃ、気合入れてやりますか!」
背中に回した腕に力をこめ、俺は安藤の唇を奪った。
神社の時のような手順は踏まない。愛撫代わりに唇を強く押し付け、安藤の唇を揉み
しだきながら、強引に舌を進入させる。
さっきとは違う荒々しいキスに少し戸惑っていたようだが、今度は安藤も積極的に舌を
からめてくる。互いに主導権を握ろうとしばらく攻防を続けたが、やがて根負けしたよう
に、安藤は俺に全てをあずけてきた。
神社でも感じたことだが、安藤はまだキスにも慣れていない。開発しきれずに別れた
のは、さぞかし相手も無念だったろうなぁ、と何だか妙な気持ちになった。
安藤も、神社の時よりよほど出来あがっている。今度はじらして盛り上げる必要も無い。
さっきのキスで安藤の弱点はわかっている。俺は、口蓋に舌全体を押し当て、円を描く
ように緩急をつけて動かした。俺に抱き着いている安藤の腕に、力が込められていくの
がわかる。
腕を遊ばしておくわけにはいかない。左手は、そのまま背中に当てて姿勢を固定し、
残った右手をゆっくりと背骨のラインに乗せて降ろしていく。
腰骨の辺りまで降ろした手で、ゆっくりと揉み解すように優しく愛撫する。安藤のまだ
慣れていない体を、少しずつ開いていく。
それほど慣れていない上に、俺の相手をするのは今日が初めてだ。まず安心させな
ければならない。キスは求められるままに激しく、愛撫は細心の注意を払って優しく。
微妙なバランスを考えながら、安藤の体を攻略していく。
明かりがないのがつらい。相手の表情がわかれば、もう少し楽に進められるのだが、
この暗闇の中では勘と経験に頼るしかない。こんなことなら、木地本に誘われた時、
もっと遊んでおけばよかった。顔で相手選んでる場合じゃないよな……
愚痴を言っても後悔しても始まらない。今までに蓄えた知識と経験で安藤を喜ばせなけ
ればならないんだ。
キスは次の段階に移っている。あの時見つけた安藤の弱点、舌裏を、また、執拗に
攻めてやる。
俺の舌で包み込むようにして、安藤の舌を指フェラの要領でしごきたてる。激しい動き
は、あえて行わない。弄るようにゆっくりと抜き差しを繰り返し、立てた舌先で舌裏の
溝をゆっくりと愛撫してやる。
限界まで伸ばした舌で、安藤の舌の付け根をチロチロと攻めてやると、安藤は体を
大きくくねらせて、それに答えてくれた。
うん、どうやら、効いてるな。
一旦、唇を離す。姿勢を変える時に相手の口の中に舌を入れたままでは、さすがに
心配だ。
安藤の吐息を感じながら左手に力を入れ、彼女の体を覆うバスタオルを引き抜くと同時
に、俺が下になる形でベッドに倒れこむ。
安藤の裸の胸が直に押し付けられる。胸に感じる重みが、何とも言えず心地よい。
「…ビックリしたぁ、こういう時は先に言ってよね」
安藤が鼻にかかった声でかわいく抗議してくる。
「そんなかわいい声で言ったって、文句言ってんだか甘えてんだか分かんないぞ」
もう一度何かを言おうとした唇を優しく奪うと、安藤も強い力で唇を押し付けてきた。
今度は主導権を握るつもりなのだろう、安藤が積極的に俺の中に進入してくる。
好きなように入ってこさせておいて、安藤の舌を甘噛みすることで固定する。
ビックリして逃げようとするが、そうはさせない。唇を使って痛みを与えないように甘噛み
しながら、逃げ場のなくなった安藤を俺の中で存分に弄ぶ。
舌を伸ばしていない分、余裕を持った動きが出来る。俺の中に捕虜となった安藤を、
細かく細かく攻め立てる。
「……んー、く…んく……あ…く………」
安藤が洩らす吐息。俺は征服感に酔いしれた。
しばらく遊んだ後開放してやると、安藤は大急ぎで自分の中に逃げ込んでいく。それを
追いかけて、もう一度安藤に入りこみ、今度は向こうでかわいがってやった。
その間も、手は遊んでいたわけじゃない。
左手は肩甲骨の辺りを優しく愛撫し、右手は安藤の形のよい尻を、さっき腰の辺りを愛撫
した時よりは、よほど強い力で揉んでいた。
厚い脂肪の上からも、安藤の体が熱くなっているのがわかる。手のひら全体を使って押し
付けるように揉みしだくと、安藤は耐えかねたように体を揺らした。押し付けられた胸が、
その度に形を変える。豊かな胸の感触を楽しみながら、俺は安藤を攻める手に更に力を
加えた。
俺のふとももに押し付けられた安藤の腰が、軽く前後に揺れている。
熱くヌメッた感触。濡れている。安藤は確かに俺の愛撫で女を熱く燃やしている。
俺の愛撫だけでは物足りなくなったのか、自分で押し付け体を揺することで、安藤は更な
る快感を求めていた。
まあ、俺も人のことは言えないわけで、密着した俺と安藤に挟まれた俺の分身は、限界
まで膨れ上がり、安藤が俺の愛撫に合わせて上下する度に、まるで絹のような感触の
彼女の肌にしごきたてられ、発射を押さえるために必死で尻に力を込めなければならな
かった。
俺の腿も安藤の腹も、お互いの流した体液でヌトヌトにヌメッている。
そろそろいいだろう。
俺は右手を伸ばし、両足の間から差し込む形で安藤の女に触れた。
予想していた通り、そこは熱く濡れそぼっていた。
まずは、手のひら全体を押し付ける形でやさしく揉んでやる。指は特に使わず、力の
加減だけで感じを確かめるために、陰唇やクリトリスの周りを強く弱く押してみる。
安藤のことは、まだよくわからない。オナニーがクリ派なのか中派なのかが分かれば、
どう攻めていいのか目星がつく。それを確かめるための軽い愛撫だ。
右手を動かしながらも全身の感覚を鋭敏にして、安藤の変化を感じ取る。さっきも感じた
が、やはり表情が見られないのはつらい。少しの兆しも見逃さないために唇も離した。
陰唇を強く押せば、体を堅くする感じで押し付けてくる。ここは使っているようだ。
クリトリスの周りはやはり強く感じるようだ。さっきよりも良い反応がかえってくる。
「……ん、んんー…、小…笠原ぁ…」
「どした? やっぱりこの辺りがいいか?」
親指を使って、今までよりずっと強い力で揉んでやる。
「……言えない…よぉ…」
「そこまで言ったら、全部言ってるようなもんだって」
どうやら、安藤はクリ派のようだ。
左手も持っていく。ふとももの内側を優しくさすってやる。右手の動きに合わせるように、
時には少しずらすように動かしてやると、安藤はもどかしげに体を揺さぶる。
右手の動きにも変化をつける。人差し指と中指を小陰唇をなでるように優しく前後に
動かし、その間に親指を押し当ててクリトリスの周りを揉んでやる。
オナニーはクリ派のようだが、安藤はまだ剥けていない。強い刺激を避けるため、愛液
をすぐ下の蜜壷からすくって塗りたくる。それを潤滑液にしてさねの方からしごくように
揉みたてると、安藤のせつなそうな声が一層大きくなった。
「あ……、あ、ん、あ…くぅ……、そこ、ダメ……や、そこ……」
かわいい声でそんなことを言われても説得力が無い。ここでやめるバカなんているものか。
「ホントにやめていいのかな〜?」
愛撫する指の力を少し弱めてやると、安藤の腰がそれを追いかけるように向こうから俺に
押し付けてくる。
「体は正直ですね〜。ホントにやめてもいいんですか〜?」
「……ん〜〜〜〜」
安藤は抗議するように鼻を鳴らし、背中に回した両腕で俺の体を力一杯抱きしめた。
今、安藤はどんな顔をしているのだろう? どんなかわいい顔をしているのだろう?
明かりを消しておいたことが残念でならなかった。
<つづく>
550 :
490:02/06/17 21:24 ID:1W9OF1kT
ようやくベッドシーンに入れましたが、予定より大分長くなっています。
あと一回は愛撫にかけて、その後挿入ですし、2回戦も予定していますから、
しばらくはお付き合い願わなければなりません。
>n@eさん
安藤は早いもの勝ちのところがありますね。
もともとn@eさんが書いていたところに割り込んですみませんでした。
エピローグの話なのですが、今、ここで書くのでしょうか?
それとも、話の最後に付け加える形でかまわないのでしょうか?
話の最後は決まっていますし、それが後日談の形になることも決めてあるのですが、
オチを先にバラしてしまうのは話を書いていく上でつらくなりますので、
ここで発表することは堪忍していただきたいのです……
どうしても知りたいようでしたら、次までにフリメのを取ってメール欄にアドレスを
書きこみますので、メールでお問い合わせ下さい。
エピローグの件は、勿論話の最後で構いませんよ。
そんなに急いで知りたがってるってわけでもないですし。
で、今回分なんですが
この主人公像はTLSものとしては「?」だと正直思いました。
なにしろTLSにおける「(性的)開発」ってのは
「手を握る」が最終段階なわけで
なんていうかその牧歌的な世界観を覆してまで
490氏が何を描きたいのかますます注視したいと思いますです、はい。
いいところで「続く」に…。
しかし小笠原はどこで、誰と経験を積ンだのか?
ススんでいるように見えて実はまだウブな安桃の「可愛らしさ」を
引き立てる為に小笠原をテクニシャン(?)に設定したンでしょうか。
553 :
490:02/06/18 06:55 ID:WRUcJKlT
主人公はプレイヤーが自己を投影するための対象ですから白紙の部分が多く、
語られない部分を想像で補うことになるのですが、
TLSは他のゲームに比べて生の恋愛に近い感覚が大きいために、
私は思春期の自分と重ね合わせてしまったようです。
もちろん、個人でゲームを楽しむためには、これでまったく問題は無いのですが、
FFとしては、主人公もヒロインも自己流に解釈した、読み手にザラついた違和感を
与えるものなど問題外です。
当然、万人に認められるものなど書けませんが、それでも、多数が共有している
原作の雰囲気を尊重することで、作品を受け入れてもらう素地は作れます。
n@eさんに指摘していただいたおかげで、それに気付けたのは幸いでした。
とりあえず、昨日貼り付けたものは全て撤回し、神社でのキスの辺りから受け入れ
安いものに書きなおしていきます。
最初からプロットを練り直さなければなりませんし、今までの文章との矛盾も考えな
ければならない。なにより、自分の書きたい作品とは違ってきていますから、
時間はかかると思いますが、一度書き始めたものを完結できないのは心残りですし、
なんとか最後まで書き上げたいと思います。
>>490さん
いや、あなたはあなたの「書きたい作品」を
このまま書いてくれたら良いんじゃないかな。
この路線は、これはこれで私には面白いしさ。
TLSの世界観から半ば逸脱して初めて描けるものもあるだろうし。
ただ、その場合でも(そんな場合だからこそ)
定義するのは難しいけど大多数の人間が感じるだろう
「紛うことなきTLSらしさ」をどこかに散りばめていてほしいなぁ。
『陽炎』は、あなたの書きたいやり方であなたの思うとおりの
「完結」に持っていって全然構わないと思う。
で、その結果、TLSのキャラを借りただけ、って言われないものに仕上がれば
それは立派にTLSものだと思うしさ。
今回は、今の路線で頑張ればスレ住人は受け容れてくれるんじゃないかな。
で、『陽炎』を思うとおりに完結させて
その後に別のテーマで「多くの人が考えるTLSらしさ」に
挑戦してみれば良いんじゃないか、と私は思ってる。
書きたいものがはっきりしているなら
それが自分の投影だとはっきり言えるくらいのものなら
変えない方がいい。
視聴者の反応によって、今後TLSジャンルを続けるかは
検討の材料にしてもいいと思うけど、
今、頂上が見えてきた作品を放り出して
最初から書き直すのは、それこそ誰も望んでないと思うんで。
あと、フリメの件だけど一応私のを書いておきます。
今後の方針とかでもしお迷いなら、意見くらいは言えると思うんで。
>490氏
最初に不倫云々があった時点で、「他の人とは毛色の違ったものが書きたいのだな」
ってことはわかってたし、俺はその後もそういうのを楽しんでたよ。
こういうふうになったのは残念。
実際のあなたのことはもちろん知らないが、ここに書きこんだ意見を見てると
誠実で人の意見をよく入れる人のようだし、そんな性格の人なら、
>「紛うことなきTLSらしさ」をどこかに散りばめていてほしい
>TLSのキャラを借りただけ、って言われないものに仕上がれば
といった意見があれば制約として受け取るだろうしね。
自分で書きなおすと決めたのなら、外野の意見なんか無視して
書きなおしたほうがいいと思う。
あと、書きなおすのも辛いようなら、逃げてもいいと思うよ(w
一旦、自分の中で出来あがった物語を解体して再構成するのは大変な作業だからね。
しょせん掲示板の書きこみなんだし、義務で書くようなものじゃない。
面倒だったら他に行って、そちらでSS書いた方がいいかもね。
556 :
490:02/06/18 19:39 ID:WRUcJKlT
>555
何だか全部見透かされてますね(w
お察しの通り、書きなおしも>549の続きも書けません。
しばらく休んで何回かゲームをクリアしてみます。
まあ、どうしても書けないとなったら逃げ出しますが、
その時は、ちゃんと一言ご挨拶に伺います。
>>555さん
ちなみに、ここ以外も含め、あなたの見た範囲の書き込みから
私ことn@eはどういう性格の人間に映るんでしょうか。
ご負担にならないようでしたら、是非お教えください。
>>490氏
とりあえずもう少し気楽に完結させちゃえばいいと思うんすけど。
書いた本人が「TLSらしいじゃん」って言えばTLSらしいんだし。
TLSの普段の雰囲気と違うものが出てくるんなら、それはそれでパロディとして
オフィシャルではできない楽しみ方って事だからやっぱり楽しいんだし。
気楽に、気楽に。
どうせ義務じゃないんだし490氏は言ってみれば『書いてやってる』身分なんだし。
「いいじゃん。俺の、俺なりのTLSってやつを見せ付けてやるじゃん。見さらせ。」
ぐらいのつもりでいってもいいと思うんすけど。
559 :
555:02/06/19 14:47 ID:UB6BpxMt
>>557 n@e氏
これから書くことは全て終了したことに対する解釈で、私の洞察力が他より
優れているわけではないことを先に明記しておきます。
今回問題があったのは、
>>551で主人公像を「?」としてしまったことでしょう。
文体や表現の問題を指摘するのは批評として当然のことなのですが、主人公の
性格や作品理解といった修正の効かないところを指摘された場合、書き直すより
他に方法がなくなるわけで、書き直しを要求する覚悟がないのなら、そうした指摘は
最初期、もしくは終了後に行うべきでしょう。
原作に手を握る以上の選択肢がなかったことは490さんも知っているわけですし、
>>530のように「どうしてこんなに上手いの?」といった疑問程度に押さえておいて、
作品中でなんらかの説明があるまで、待ってあげた方がよかったと思います。
どちらにしても、n@e氏には今回のことで萎縮することなく、作品の発表も他作品の
批評も続けてもらいたいと思っています。
>490氏
こういう意見が続いているとスレの雰囲気が重くなるので、作品の批評もしておきます。
あなたの文章は非常にねちっこくて(・∀・)イイ!!のですが、今回はキスをしている時間
が長いせいか、独白の部分が長く続いて単調に感じられます。
当然、口はふさがっているのでセリフは言えないのでしょうが、要所に擬音を挟む
ことで、それは解消できるとおもいます。
560 :
「た」:02/06/19 21:48 ID:/XZ5HD6V
490氏が頑張ってるようでとても嬉しいんすけど
(;´Д`)すんません。死にそうです。
今週いっぱいがなんちゅーかひとつの山っちゅ―感じでして。
ちょぴっと人生がかかってまして。月曜にはうpしたいんですけど、なんとも。
まだ安桃SSの続きも読んでませんし。他の方の作品、楽しみにしとりますー。
最近ブルー氏来ないね。
FFで忙しいのかな?
562 :
490:02/06/22 08:41 ID:xFlnIPi4
私のせいでもり下がってますね。すみません。
その責任もありますし、今回は書きなおし無しで続きを書くことにしました。
明日中には貼り付けます。
>559 550氏
なるほど、お言葉通りなのですが、キャラクターの性格の描写というのは
FFの肝ですし、そこを指摘されるのは当然だと思っています。
急な方向転換は効きませんから、しばらくは今のままの主人公でいて、
TLSらしさを何らかの形で付け加え(できるかなぁ……)、
紛い物でないFFに仕上げたいと思います。
>n@eさん
昨日は金曜だったのに書きこみもありませんし、
私のせいでお気を悪くなされたのなら、真に申し訳ありませんでした。
すみません、昨日はちょっともう途中から収拾ついてませんで
気がついたら朝でした。
今書けている分、後ほど(今日中に)上げさせていただきます。
「ああいう風に生きてみたいよ」
皮肉だったり愚痴だったり賛嘆だったり羨望だったり
そのシチュエーションや発言者でニュアンスは変わるけれど
安藤のことを語る際のお決まりのフレーズである。
そんな言葉が聞こえてくるたびに
安藤みたいに生きるのは相当楽じゃないぞと
口にこそ出さねど、俺は思う。
皆は、安藤みたいに生きられないんじゃなくて
安藤みたいに生きないことを
それぞれの理由から選択してるんだろうって
そんな風に俺は考えてるから。
安藤がひとたび敗北を喫した時に受ける傷は、
波多野への執着を見る限り、きわめて深いに違いない。
敗北する度に負う傷の大きさ、深さが、俺に
「皆が安藤みたいに生きないことを選択してる」
なんて考えさせしめる大きな理由だ。
人の生き方について色々と言えるほどの人生経験が
俺にあるわけじゃないけど
実際、ほかの奴がこんな生き方をしたら、
身が持たないんじゃないだろうか。
そう感じずにはいられない時もある。
もしかして安藤は、
いや……きっと、多分、間違いなく安藤は、
波多野を追いかけてこの学校に来た。
たった一度の敗北のために。
安藤の成績なら、どこの私立でも楽勝だったろう。
それなのに何故青葉台一本だったのか、
そこに波多野の存在は介在していなかったのか?
小一時間問い詰め……たことはないけれど、
似たようなことは無いわけでもなかった。
あれは一年の晩秋だったろうか
夕暮れも早くなった二階の廊下
図書室帰りの俺は
帰りがけの安藤を見かけた。
ラケットやウェアが入ってるんだろう大きなバッグを持った安藤が
10メートル
鞄の重みで身体をこころもち斜めにしながら
7メートル
練習の後の厳しさを顔に張り付かせて
5メートル
近づいてくる。
3メートル
目があった、
1メートル
そんな気がした。
30センチ
「小笠原、ちょっと時間ある?」
0センチ
上がりかかった俺の足が止まった。
安藤に声をかけられたこと自体が驚きだったけど
それ以上に、人の名前を覚えないことで知られている安藤に
名前を覚えられていたってことに驚いたりしたっけ。
Uターンする安藤と一緒に俺は、どこかぎこちなく廊下を歩いて、
誰もいない安藤の教室に入った。
安藤は窓際に立って
すっかり寂しくなった校庭の、葉の落ちた銀杏の木に視線を投げる。
俺は、知らない誰かの机に寄りかかる。
数秒間の沈黙。
普段なら沈黙とも思わない時間さえ、この時ばかりは重かった。
俺から話しかけようか……でも、何を?
そこで俺の思考はループする。
答えは出ない。
答えなんて、出っこない。
何十周目かのループに入っている時、
不意に投げつけられたのが、冒頭の問いだった。
「ねぇ、小笠原は敗北感って味わったこと、ある?」
そんなこと当たり前じゃないか、と思った、
「何か」基準を置いた時、トップに立ってる人間以外は、
何らかの敗北感を味わうことになる。
よしんば勉強でトップの座を堅持していても
運動、芸術的センス、果てはルックスや人望まで
全ての面で常にトップというわけにはいくまい。
だから
「敗北感を味わったことの無い人間なんて、いるはずないだろ」
って俺は言った。
少しぶっきらぼうな口調になったという自覚があった。
それは明らかに安藤の予測していた範囲の言葉だったようで
安藤は窓の外を見ながら、ゆっくりとかぶりを横に振った。
何か興味が惹かれるものが視界に入ったのだろうか
安藤はさっきまでよりも遠くを見つめ、
それから一つのびをした。
安藤の背中が描いたアーチは、しなやかだった。
吐息。
極限まで引き絞られた弓が放たれるイメージ。
安藤の背中から腕にかけてのテンションが解放される。
安藤がゆっくりと振り返る。
今更ながら安藤をまじまじと見ていたことに気付いて、
俺は何となく目をそらす。
視界の隅でとらえる安藤の表情は、特に変わっていなかった。
美人ではあるが、険のある、人を寄せ付けないいつもの表情。
けれど
「う〜〜ん、そうじゃないんだなぁ」
言葉にこもっていたのは俺の予期していた失望ではなく、
ちょっと困ったようなニュアンス。
俺はそれを意外に思う。
こういう反応をされるとは、思わなかったから。
個人的にはセンチなら問題ないと思いますが
TLSシリーズで「過去回想」ネタは微妙だと思ってるんですがねぇ。
結局使ってしまいました。
>>490さん
御心配をおかけしました。
昨日は酔ってしまってさっき起きたら誰かの家でした。
今、まだ帰り道です。
いやはや……。
亀でアレだけど
490氏の主人公は勉強:1 運動:4 態度:1 性格:5 経験:5
の弥生ちゃん攻略妖パラメーターだな、とか思える。
n@e氏のほうも今度読まなきゃ。
何か知らんがギャルゲ版に行けんぞ。
ごめん。直った。何なんだったんだ?
すでに俺の脳内では波多野と安藤は新婚旅行から帰ってきてます
575 :
「た」:02/06/24 22:28 ID:aFoEMWkE
実際、安藤が攻めかなとか思いながら
・金持ちで文武両道、芸術面もバッチリなのに波多野を追って田舎の公立高校(多分)に入学
・禁断の恋が待ってるだけだから演劇部はやめてテニス部に入ってくれと哀願する
・着替え中の波多野の胸板をじっっと見つめる
等の一途な設定を考えると安藤は誘い受けかな、とか思ったり。
これまでのあらすじ・・・梢は遊季の甘言に乗ってHしてくれとねだってしまった。
(あ……)
気付くと私の体操服は捲り上げられている。
「梢の胸…もう『触って触って』って切なそうよ……?」
私の耳に舌を這わせながら、遊季がいやらしく囁いてくる。
「ああ…そんな事…うんんッ」
突然、遊季が私の胸を強く掴んできた。思わず声が漏れる。
「触って欲しいんでしょ……?」
首筋にキスをしながら遊季は優しく胸を撫でてくる。
その言葉を認めるしかない私は、ただ黙って小さく頷くのだった。
「ああ…あく……。」
一度強い刺激を受けた私の胸は、柔らかい刺激を受けるだけでも奥の方がジンジンしてくる。
遊季は私の胸を円を描くように撫でまわしてくる。
でも乳首の周りだけは中々触ってくれない。乳首の周りだけ避けて私の胸を撫で回してる。
(あはあ…もっと直接して欲しい……)
そう思ってると、
「あ、ああっ」
やっと乳首を軽くつまんでくれる。でも意地悪な遊季の指は、またすっと離れていく。
(遊季の意地悪ぅ……)
「ね…乳首、吸われるのと舐められるの、どっちがいい?」
遊季が私の胸元に顔を寄せながら囁いてくる。くりくり弄られている乳首がたまらなく気持ちいい。
ああ…やっとお預けがお終いなのね。
吐息が乳首にかかるだけで、もうゾクゾクしてくる。
すっかり焦らされて、たまらなくなっていた私は
やっと訪れるであろう、胸への強い刺激が早く欲しくて
「吸って舐めて……。吸って舐めて欲しいの……。ああ、早くぅ……。」
遊季の頭を両腕で抱えながらはしたなくおねだりをしてしまう。
恥ずかしい。恥ずかしいけど、今はこの胸の疼きをどうにかしてもらう事しか考えられない。
「ふふっ。ちっちゃいくせして欲張りな胸ね、梢。」
私の乳首を弄りながら、また意地悪な事を言う。
「ああ…そうなの、私の胸、欲張りだから、早く、早くしてぇ……。」
ちゅっ。
「っ、あああッ!」
やっと遊季が私の乳首にキスをしてくれる。
(あああ…す、凄い……)
右の乳首にキスをしたかと思うと、今度は左の乳首をちろちろと舌先で舐めてくる。
「あ、あ、遊季、遊季ぃぃ……。」
ちゅっ、ちゅぅぅっ
「あ、はあぁんっ」
遊季は大きく音を立てるように私の乳首を吸い立てる。ああ、遊季、吸って、もっと吸ってぇ……。
「あ、あ、ああああああっ」
遊季は私の乳首を吸いながら、口の中でいいように舐めまわしてくる。
もう片方の胸も、いやらしい手つきで弄り回している。
これ好き。乳首を吸ってもらいながら、乳首の先っちょをちろちろ舐められると、
もう胸から乳首が取れてしまいそうな気分になって、
(もう駄目、ああ、もう胸だけでイッちゃいそう……)
「あく、あ、ああん、私、もう、ああ、もう……。」
イッちゃう、そう言おうとした時、遊季は計ったように私の胸から顔を放す。
ああ…あと少しだったのに……。
私の横に腰掛けると、ひょいっと私を後ろ抱きにしてくる。
「ううん…ねえ遊季、何でやめちゃうの?もっと、もっと…ああッ。」
遊季は後ろから手を回して、唾液で光る私の乳首をぬるぬるとしごき立ててくる。
はああ…私の乳首、あんなに勃起してる……。
「梢〜あんた胸は全然大きくならないまま、乳首ばっかりこんなに成長しちゃって。
本当に恥ずかしいわね〜。いやらしいわよ?」
すっかり勃起した私の乳首を、根元からきゅっ、きゅっ、としごきながら囁いてくる。
「ああん…だって、だって遊季がいつも私の乳首を弄るから……。」
「ふふっ、こんなに乳首が敏感だと、いつもブラの中でこすれて感じちゃったりするんじゃない?」
ひどい。何でそんな事言うの……?
「くすん…遊季、もういじめないで……。」
579 :
「た」:02/06/24 22:36 ID:aFoEMWkE
続き再開します。
490氏が続きを書いてくれると言ってくれてるので嬉しい限りです。
不倫安藤は可愛いのでいい感じですね。
n@e氏の方もいい感じですけど。
安藤って愛されてるんだなあ。TLS2R、出て欲しいっすね。
感想、ご指摘などありましたら、またお願いします。でや。
580 :
名無しさん@ピンキー:02/06/25 01:51 ID:DPpluhRR
前スレから続くTLSのエロ小説、
一冊にまとめて同人誌にしてくれ・・・
自分で編集して「窓の中の物語」あたりのソフトで読む、よろし。
安藤の頬に軽くキスして股間から手を抜き取る。
「……え? どうしたの?」
「心配しなくても、ちゃんと続きしてやるからさ。
ちょっとだけ腕の力抜いてくれるか?」
「別に、そんなこと心配してるわけじゃ……」
「ほらほら、早く早く」
「む〜〜〜〜」
安藤の背中に腕を回し、ゴロン! と、もう一度体勢を入れ替える。
今度は俺が上になった。
「こっちのほうがさ、いろいろしてやり易くなるだろ?」
「……ばか」
安藤の背中に回した左手で体重を支え、彼女の負担を減らす。その間に右手は安藤の
豊満な乳房に伸び、唇は頬にもまぶたにもキスの嵐を加えていく。
耳に舌を這わせながら、とろけるように柔らかい乳房を優しく、時に強引に揉みしだく。
シャンプーの香りを楽しみながら味わう安藤の耳朶は甘く、そこから感じられる決して風呂
上りのものではない熱さは、俺の興奮を嫌が上にも掻き立てる。
乳房に伸ばした右手ですくうように揉みたてる。手の平に吸い付く肌の感触が心地よい。
テニスで鍛えた安藤の体。仰向けになっても形のよい胸はその量感を失わず、俺の手に
余るような魅力的なボリュームを保っている。手首のスナップ効かせるようにして、手の平
全体を使って揉みたてる。強く握ると指と指の間からはみ出る柔肉。着やせするのだろう
か、安藤の胸は服を着ている時よりも、ずっと大きく感じられる。
「……ん、んーん、…あ、…小笠原ぁ……」
甘噛みした犬歯を耳たぶに沿って軽く動かしてやると、安藤は甘い吐息共に唇を押し付け
てきた。軽く唇を触れあわすだけの小鳥のキスを何度も繰り返す。
「……小笠原ぁ…」
「大丈夫、ここにいるから、な」
「……うん」
少しでも不安を取り除いてやりたい。彼女の負担を少しでも軽くしてやりたい。
今までのどのセックスよりも、ずっと優しく丁寧に彼女の体を扱う。俺のできるのはこれ
だけしかないから。今だけ忘れられるのでもいい、俺の出来ることはこれしかないから。
右手にこめる力を少しだけ強くする。
「……ん、ふ…」
「痛い?」
「…だいじょうぶ…、気持ちいいから……」
「そっか」
親指の腹を使って乳首を擦りたてるようにして揉む。強く力を込めた指が、乳首を擦る
たびに、安藤が体を固くして耐えかねたような吐息を洩らす。
もう少し強くしてもいいのか?
親指を押し付けるようにして乳首をつぶしグリグリと揉みたてる。その間も他の4本の
指と手の平を使って乳房の愛撫は続ける。
「…ん〜、ん、ん、、はふ……あっ・……」
安藤の呼吸は荒く、時折、堪えかねたようにかわいい声を洩らす。そんな安藤が愛お
しい。錯覚だとはわかっていても、今だけはこの腕の中にいる無防備でかわいらしい
安藤が俺のもののように思えた。
キスの位置を段々と下に下ろしていく。頬から首筋に、そして鎖骨のくぼみを舐め、
噛み、存分に味わって次に安藤の豊満な乳房に移る。
右側は手で攻めている。口は左に持っていった。
乳首の少し上の辺りをきつく吸ってやる。
「…だ…め、痕ついちゃ…う……」
ポン! と強い音をたてて口を離すと、そこは少し熱を帯びていた。安藤の白い肌に
今日の印が残せたはずだ。
「ごめんな、今日の記念が欲しかったんだ」
右手で乳首を弄びながら、おどけた声で言ってみる。
「おかえしっ!」
安藤が俺の首筋を強く吸う。
「おい! そんな目立つ所をか!?」
夏服の季節だ。首筋のような目立つところにキスマークを残されてはたまらない。必死
で振り払おうとするが、安藤は俺の首に両手を回して強引に唇を押し付けてくる。
ポン! と、もう一度強い音がして、安藤が唇を離した。首筋に充血の感覚…、絶対に
痕が残ってるな。君子やかすみに見られたら、どう言い訳するんだよ……。
「これで、おあいこよね♪」
そう言って、キスマークがついた所を安藤がゆっくりと舐めあげる。
うわ、悔しいけど、これ気持ちいいよ。
「おあいこじゃないよ……」
ようやく抱擁から開放され、口をもう一度胸に運びながら俺は愚痴った。
ちくしょう、お礼はたっぷりくれてやるからな
「でも、キスの痕が残せる関係っていいわよね」
思わず零れた言葉。ポツリとつぶやく。
「え…?」
「あ……」
しまった! 聞き返していい言葉じゃない!
「……小笠原」
「何も聞こえてないよ!」
安藤の豊かな双球。その1つを無理やりに攻め立てる。いきなり乳首を口に含み、乳暈
ごと唇で挟みながら、舌で攻めてやる。
「え? も…う……?」
戸惑う安藤の声をまったく無視して、そのまま攻め続ける。さっきのお返しとばかりに
強く吸い込み、頭ごと後ろに下げて安藤の乳房を引き伸ばす。
「……や、…やぁ……」
ちゅぽん! と、かわいらしい音をたて乳房を元の位置に返してやる。
「さっきのお返し〜」
「もう! もう一回、目立つとこにつけるわよ!」
「それは困るな」
安藤に反撃を許さず、俺はもう一度左の乳首に舌をはわせる。今度は右手で同時に右
の乳首も攻めてやる。しばらく他を攻めるのはお休みだ。親指と人差し指を使って、しご
きたてるように揉んでやる。左の方も舌で縦に小刻みに舐め上げ、早く強い刺激で安藤
に快感を与えていく。
「あ、あ、あ、あ、あ…、や…あ…。強すぎる…よぉ……」
そんな泣き言は聞く耳を持たない。少しエスカレートして、今度は前歯と爪を使って今ま
でより更に強い刺激を与えてやる。
「や! だめ…ホント…だ…め……、ホント…変…なっちゃう……」
変に? ふ〜ん、面白い。それじゃ、変にさせてやろうじゃないか。
右手を乳房から離し、下に下ろす。
そこは、さっきより凄いことになっていた。
安藤が濡れやすいのは、さっき攻めた時にわかっていたが、こんなになっているとはさす
がに思わなかった。一帯が熱くヌメり、太ももの辺りをなでるだけでぬちゃぬちゃといやら
しい音がする。
「安藤、凄いな」
固くとがった乳首を開放し、少し言葉で攻めてやる。
「…………」
「濡れやすいんだな、こんなの初めてだ」
「……言っちゃ、やぁ」
子供に戻ったような安藤の言葉遣いがかわいらしい。安藤を愛おしく思う気持ちが、自分
でも押さえられないくらいに高ぶっていく。
「そういうとこも好きだよ」
キスをした彼女の頬がやけに熱い。きっと真っ赤になっているのだろう。
これだけ出来あがっていれば、もう大丈夫だろう。俺はいきなり中指を安藤の中に沈めた。
「ん! ……ふぅ。…あ!」
熱く溶けたぬかるみは、何の抵抗もなく俺の中指を飲み込んだ。
思わず力が入ったのだろう、入り口の辺りが痛いくらいに締め付ける。しっかりとスポーツ
に打ち込んでいるだけあって、安藤の下半身はよく鍛えられている。
この中に…、これから……
口にたまった生唾をゴクリと飲み込む。その音が聞こえたのではないかと不安になった
が、安藤の方はそれどころではないようだ。
「やぁ、だめ…今は…ホント、そこ…だ…め……」
体を細かく震わせながら、切れ切れに声を絞り出す。
「だめってことは、本当はして欲しいんだろ?」
「や! ちょっと待って! 今はホントに……」
腹側をなでるように指を半回転させてやる。
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
声にならないように、安藤が鼻を鳴らす。少し緩んでいた入り口が、もう一度強く指を締め
付ける。どうやら指がアレにかすったようだ。
そうか、安藤のGスポットはこの辺りだな。
それがわかれば話は早い。さっき擦った辺りを押すように揉みながら、指を出し入れして
やる。強く締め付ける力に対抗して出し入れが強引になるが、安藤はそれに苦情を言え
る状態ではない。
「お…ねが…い、ホン…ト、つ…よす…ぎ……。やぁ! ホント…おね…がい……」
「一回、いっちゃえよ」
口をまた乳房に戻し、もう一度執拗に攻め立てる。コリコリに勃起した乳首を尖らせた舌先
で細かに素早く攻めてやる。
左手は腰に回し、あまりに強い刺激から逃げようとする安藤を強引に固定する。腰を押さ
えられているぶん、上半身は大きく暴れる。縦横に揺れる乳房を逃さないために、口一杯
にとろけそうな柔肉をくわえる。そうして固定した中で、安藤のかわいい乳首を今までより
もずっと強く攻め立てる。
「ん〜〜〜〜〜、…んぅ、ん、ん……」
上半身と下半身を同時に襲う快感に、もはや言葉も出ないのだろう。安藤は鼻を鳴らし
ながら、強い力で頭を俺に押し付けてくる。
きつく締め付ける力に対抗し、無理やり中を攻める指をもう一本増やす。中指と人差し指
でGスポットを中心に縦に横に中を蹂躙する。
今まで遊ばせていた親指でクリトリスの辺りを押しつぶすように揉みだすと、安藤は呼吸
も、ものならない様子で俺を強く抱きしめてきた。
「ん〜〜〜〜〜〜〜! ん〜〜〜〜〜〜!!」
そろそろ決めよう。
外の親指と中の中指で挟むように、両方の弱点を攻めてやる。両方をシンクロさせて細か
く震わせる動きに、安藤はもう逃げることすら出来ない様子で俺に体を強く押し付ける。
口を胸から離して形のよい耳に移す。複雑な形の耳殻を舐めながら、俺は最後の呪文を
口にした。
「安藤、俺はここに居るから、ちゃんと側にいるから、安心していいよ」
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
安藤は俺を強く抱きしめ、強く締め付け、その後、力尽きたように全身の力を抜いた。
<つづく>
588 :
490:02/06/26 00:05 ID:78fDYWhm
2日遅れてしまいましたが、続きです。
今の状態では何を書いても愚痴と言い訳にしかならないので、
主人公を自然に書けるようになるまで、しばらくの間、作品の貼り付けのみで
私の生の発言は避けます。
次は日曜に貼り付けたいと思います。
いや、エロイなあ。ねちっこくて。
>>580-581を読んで、
これまでの2ch系TLS小説を抜粋してテキストにまとめてみたんだけど、
うpしていいものか。
良ければ今晩辺りに上げようかと…。
声優板最萌・女性の部本戦、6月29日午前0時より開始。
本戦の組み合わせ表は以下のとおり。
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Name/4099/2ch/seiyu-saimoe.html 1組(6/29) 南央美(予選29組1位) VS 沢城みゆき(予選13組2位)
4組(7/2) 岩男潤子 (予選17組1位) VS そのざきみえ(予選3組2位)
8組(7/6) 緒方恵美(予選24組1位) VS 久川綾(予選4組2位)
9組(7/7) 井上喜久子(予選19組1位) VS 白鳥由里(予選10組2位)
11組(7/9) 千葉千恵巳(予選12組1位) VS 金田朋子(予選9組2位)
13組(7/11) 浅田葉子(予選21組1位) VS 新谷良子(予選11組2位)
14組(7/12) 大谷育江(予選31組1位) VS 松岡由貴(予選22組2位)
15組(7/13) 西村ちなみ(予選5組1位) VS 岡村明美(予選20組2位)
17組(7/15) 丹下桜(予選4組1位) VS 釘宮理恵(予選6組2位)
20組(7/18) 今井由香 (予選15組1位) VS 桑谷夏子(予選17組2位)
26組(7/24) ゆかな(予選7組1位) VS 三石琴乃(予選5組1位、抽選により2位扱い)
27組(7/25) 皆口裕子(予選25組1位) VS 長沢美樹(予選14組2位)
29組(7/27) 田村ゆかり(予選23組1位) VS 堀江由衣(予選31組2位)
32組(7/30) 飯塚雅弓(予選32組1位) VS 新山志保(予選12組2位)
593 :
590:02/06/28 22:07 ID:MMIR9Hv5
ヤター!
ありがとうございます!
>>593 どうもありがとう、今読んでます。とっても嬉しい。
日曜にデータが吹っ飛んだこともあって
今週もまたアップできません。
ごめんなさい。
>>596 ごくろー(596)です。負担にならん程度に頑張ってください。
>>587 >俺はここに居るから、ちゃんと側にいるから、安心していいよ
この呪文、本当に良く効くンだよね…更にエロエロな続きを期待。
>>593?グッジョブ! おいしくいただきました。
他の続き&新規SSも楽しみにしてまふ。
>>593 うわー。懐かしいっす。全部読んでたなー。
よそのSSスレでも編集して保存してた人いたけどTLSでやってもらえるとは。
安藤プレイ日記とかも名作だったなあ。
>>599 TLS2ゲーム本編に、もし安桃が攻略可能だったら‥だろ?
あれ作った人はTLSの世界観よく理解してたな〜と思った。
なかよし-ドキドキグラフのA〜Jまでちゃんと考えてたし。
601 :
593:02/06/30 20:35 ID:h/MEhWnY
>安桃リプレイ
あれは傑作ですね
楽しいしラストは感動したし
あのおかげで安桃が好きになれたって気さえします
だからSS集に掲載させていただこうかと思ったんですが
リンク?が絡んでるから扱いが難しくて…
イベント解説が後述してある形のアレね
でも残したい作品だと思うのでなんとか考えてみます
他に(・∀・)イイ!!作品がありましたらご紹介下さい
僭越ながら
>>593に追加させていただきます(差分の形がいいのかな?)
安藤リプレイは本当に名作だったね。いかにもTLSに起こりそうなイベント、
いかにもTLS2の主人公の取りそうな行動、セリフ。
ちょっとプレステでは出来なさそうなヤバめのイベント。
安藤の可能性ってヤツを見せ付けられた。
卒業式X2が入ってた辺り
>>593の趣味を感じつつ
かすみの蜘蛛の話も当時は興奮したなあ。確かn@e氏の作品なんだよね。
当時はかすみスレはかすみはマゾだの計算ずくだの定説が流行ってたね。
603 :
ブルー:02/07/03 00:08 ID:usH4obZ4
>>593 お疲れ様です。
さっそく解凍してみますた・・・
自分のSSの痛さっぷりにすぐに閉じますた(w
604 :
「た」:02/07/03 00:33 ID:CrVOxWQD
あ、ブルーさんだ。FFどうですか?
新作気長に待ってますよー。
605 :
おねだり:02/07/03 00:34 ID:CrVOxWQD
「本当はいじめて欲しいくせに。まあいいわ。じゃあ、梢。あなた、どうして欲しい?」
え……?
「だから、次はどこを触って欲しいのか言って。」
言いながら、膝で私の腿を左右に割ってくる。やだ…この格好、恥ずかしい……。
遊季はいつもどこを触って欲しい、とか何をして欲しい、とかそういう事を私の口から言わせる。
言わないといつまでも直接は触ってくれないわ。
だから、どんなに恥ずかしくても私は言わないといけない。もう半分儀式みたいなもの。
遊季は右手で私の乳首をしごきながら、左手で腿の付け根をスパッツ越しに撫でさすって来る。
ああ…その先を触って欲しいの……。早くあそこを触って欲しい……。
我慢できずに直接おねだりしてしまう。
「あ…あそこ……。私の女の子、触って……ああッ!」
突然、遊季がこれまでしごくように弄ってた私の乳首を、ぎゅっと捻りあげてくる!
(ん、あ、ああぁぁぁ……)
びくびくっと身体が小さく痙攣する。今の乳首への刺激で軽くイッちゃったみたい。
「違うでしょ?ちゃんとはっきり言うの。お・ま・〇・こ。でしょ?」
耳元で囁きながら、遊季はまた私の乳首を優しくしごき立ててくる。
ああ…もう私の乳首、おかしくなっちゃった……。
あんなに強く摘まれたのに、ジンジンして凄く気持ちいい……。
「ほら、ちゃんと言って。」
また遊季は私の乳首を引っ張るように強く摘む。
「っ、ああッ!」
(あうぅぅ、乳首ちぎれちゃうぅ……)
イッたばかりの乳首は、刺激を受けるとジンジンと痛いくらいに感じちゃう。
でもその快感は頭に響くような感じで、どんどんと私の思考を侵食していく。
そして私の脳は思考を停止してしまい、ただ反射的に私の口が
「お、おま〇こ……。おま〇こ触ってぇ…、おま〇こぉ……。」
はしたない4字言葉をかすれた声で呟くだけだった。
「いつも思うけど、こうやって梢の下を脱がす時ってさ、何か赤ちゃんのおしめを換えてるみたい
な気分になるのよね。うふふ、可愛いわよ、梢〜。」
「いやぁ…恥ずかしい……。」
遊季は楽しそうに私のスパッツを脱がしている。
私は身体に力が入らずに、されるがままになっている。
幾らか冷静になった私の耳に、壁の向こうから授業の声が聞こえてくる。
(私、こんな所で何やってるんだろう……)
そう思ってると、
「はい!ご開帳〜♪」
(何やってるも何も、強引な恋人の誘いを断れずに逢引をしてるだけじゃない)
事態を受け入れるべく、私の思考はちょっとあきらめモードが入っていた。
607 :
つるつる:02/07/03 00:39 ID:9pG9kZ3U
「うふふっ相変わらず生えてないわね〜。つるつるで可愛いわよ。」
「うそ…そんな事ないもん……。」
遊季はまた私のあそこの毛について意地悪を言ってくる。
いつも『つるつるで可愛い』だの『私は梢の秘密を知ってるのね。』だの意地悪を言う。
「こんなうぶ毛程度で偉そうな事言わないの。いいじゃない、似合ってて可愛いって言ってるのよ?」
ううう、こんな事褒められても嬉しくないわ……。
「ん、梢の匂いがする……。いい匂いよ……。」
遊季は私のあそこに顔を近づけて、変態みたいなことを言う。
「いやあ…体育で汗かいてるのに……。恥ずかしい……。」
「それがいいんじゃない……。素敵よ、愛してるわ。梢。」
私を見つめ、真剣な表情で愛を囁いてくる。
(ずるい、遊季……。そうやってたまにしか言ってくれない『愛してる』を言われちゃったら
もう何も言えないじゃない……)
私は、また黙って遊季に身を任せるのだった。
「可愛いわよ……。梢のおま〇こ。ひくひくしてる……。」
「いやあ…恥ずかしいからあんまり見ないでぇ……。」
遊季は私のあそこに顔を近づけて、じっと見つめている。ああ…恥ずかしい……。
ふうっ
「ひゃあッ!?」
私のクリトリスに息を吹きかけてくる。それだけで背筋がゾクゾクする。
でも遊季はずっと私のあそこを見てるだけで中々触ってくれない。
(ああ…恥ずかしいのに……。見られてるだけで、何だか……)
608 :
「た」:02/07/03 00:44 ID:9pG9kZ3U
続きなわけです。引き続き感想、ご指摘などありましたらお願いしますです。
でも、これ読んで立つもの立ってくれてる人、いるんでしょうか。いたら嬉しいんですけどね。
ええ、もっともっとラヴラヴエロエロおながいします。
、、、弟クンの出番はありますか?
610 :
593:02/07/03 20:22 ID:SbRmMDvu
>>「た」さん
自分にまともな感想書けるかどうか謎ですが、
いやもう、何と言っても遊季×梢って設定だけでナニがアレしてしまいます。
マジで。
>>609氏のおっしゃる通り、もっとエロエロ行って欲しいとも思うんですが、
一方でそれと相反する「エロというよりイチャイチャエチィ感じで」って思いもあります。
ただそれも「た」さんの目指す趣向で描いていただければ構わないと思いますし、
そもそも、この話は非常に好きなシリーズですので、次も期待しています。
終盤の、遊季の視線に恥ずかしがる梢描写がタマリマセン。
…つーかツルツル梢(;´Д`)ハァハァ
SS作家さんのアップの合間に
>>593のSS集でもお楽しみ頂ければと思い、
ご要望の多かったTLS2R安桃リプレイの差分をアップさせていただきました。
ttp://members16.tsukaeru.net/tls123r/ss_101.zip かつての作家さんへの敬意と、現役作家さんの今後のご活躍に期待をこめて…。
611 :
「た」:02/07/03 22:41 ID:ulPx1aBI
>>609 えっと、取りあえず第2話の間は弟クンに出番は全くありません。
予定ではこの話は最大4話(起承転結)構成です。
・第3話は話の雰囲気がちょっと変わってしまい、それに対して戸惑う人が出るかもしれない。
・第2話でやめておけば今のラブラブエチだけで終わって収まりが良さそう。
・っていうかいったい何人が読んでいてくれてるのだらう。
ちょっとでも続きを読んでみたい、って人がいたらもう少し頑張ろうと思います。
あ、もちろん第2話は何とか最後まで書きますけど。
>>593氏
乙カレです。いや、今通して読み直しちゃいましたが安桃、名作でしたな。
TLSの「間」が本当に巧い。こんな感じで時子リプレイとか出来ないかなあ。
ちなみに自分では1話が「控えめで初々しいラブラブ」2話が「エロエロ」の
つもりなんですがどうでしょう。そんなに違わないかな。
安藤リプレイ…久々に読ンだがイイ…時子リプレイ…禿しく読みたい…。
どこかに神はいないのか。
>>605-607 盛り上がッてまいりました、という感じが。
イチャイチャ→エロエロと徐々にからみがエスカレートしてますな。
しかしこのまま梢は受けで終わッてしまうのか…?
…続きは当然読みたいです。
ちと主旨違いっぽだけど遊季×梢以外の女の子同士カップリングってないかな
すまんね、こういうの好きなのさ(w
可能性が在りそう・萌えそうなものを(独断で)列挙してみます
みどり×綾音
みさき×弥生
みさき×のぞみ
葵×かすみ(逆もいいかも)
君子×かすみ
安桃×葵
璃未×佳織
センパイ×君子
早苗×君子
かな×たかね
かな×里佳
かな×笑
まどか×かな
時子×かな
む、3はかなめばっかりだ(w
あと見たいのが
○○×翼子
>>613 安桃×葵は本命だけど逆もいいかな。
センパイ×君子も逆アリかな。
時子×かなも逆アリだな。っていうかまどか以外にはかなは総攻めってことで。
バサ子は総受けかね。誰に対しても受けっぽい。
個人的には後は
エビX春日
あと、何があっても後藤さんは受け。絶対総受け。
同人で見たことあるのはエロなしも含めて
香坂Xかおりん
本多X後藤
エビX本多
遊季X時子
すまんね。俺もこういうの好きなの。
消えてしまった分、大枠ではまとまってきたんですが……
スマソ、来週こそは。
今週は平均睡眠2時間強だったんで
あまり頭使うのは駄目みたいです。
>>615 あ、そんな身体に無理を。
ムチャしんでも現状3人もSS書きがいるんだから
万全の状態でいってもいいんじゃないかと。
>>610 SS01.lzhが>593のとこで消えてしまい、楽しめない(・A・)
590さんのリンク先がつながらないよ(泣
619 :
593:02/07/07 20:55 ID:Ks2C7FQ4
>>619 お疲れさんです。最近安桃ついてるこのスレ、ついでだから言っちまおう。
安藤誕生日おめでとう。
え〜っと?主人公はヘタレだから家には押しかけずに学校でプレゼントを渡すんだっけ?
621 :
490:02/07/08 20:01 ID:v33cVyTr
バイクで事故りまして、今日まで入院していました。
退院はしたものの、右手はまだギブスが入っていますし、
続きはしばらく書けそうにありません。
もっと早く報告するべきだったのですが、自分で掲示板に書きこめる状態ではなかったし、
こういうFFを書いていることを友人に話すわけにもいかず、
気にはかけていたのですが、今日まで報告が遅れてしまいました。
もうしわけありません。
>>490さん
本当にご災難でしたね……。
とにかく今はゆっくりと休んでくださいまし。
ギブスが取れたら、
右手のリハビリとしても良いかもしれませんよね>>SS
>>490さん
それはまた災難な。早く良くなるよういのっとりますね。
624 :
「た」:02/07/10 02:30 ID:jBo5LBiG
同志が事故にあったりデータが飛んじゃったりと大変な事になっておりますが。
僕の方はイレギュラーな事は起こっておりません。
>>490氏の回復を祈りつつ続きのうPをしますね。
「ふふっ恥ずかしい娘ね〜。何もしてないのに、おま〇こから愛液がどんどん溢れてくるわよ。」
「ああ…やめて…言わないで……。違う…これは違うの……。」
全然違わない。私のあそこは遊季に見られてるだけで、勝手に潤ってくる。
早く触って欲しくてたまらなくなっている。
私の身体、どうなっちゃったの……?助けて、遊季。もう、これ以上は……。
「さて。これ以上放っておくとどうにかなっちゃいそうだし。梢のおま〇こ、頂くとしますか。」
(あはあ…早く、早くぅ……)
遊季はいつも私をギリギリまで追い詰めてくる。本当に意地悪な娘……。
ちゅっ
「うんん……。」
とうとう遊季の舌が私のあそこに触れる。私の胸は期待に震える。
「ねえ…気持ちよかったらちゃんと『おま〇こ気持ちいい』って言うのよ?」
そ、そんな恥ずかしい事……。
「いいわね?ん…ちゅっ…んん……。」
遊季の唇が私のあそこにキスの雨を降らせる。ああ…気持ちいい……。
「ん…はぁ……。あ、ああんっ。あ、あ、もっとぉ……。」
「梢…気持ちよくない?」
「え?ちゃんと、んっ気持ち、いいわよ……?」
(あん…遊季、やめないで……)
「じゃ、ちゃんと『おま〇こ気持ちいい』って言ってよぉ。」
ほ、本当に言わせるの?そんないやらしい言葉……。でも言わないと多分続きしてくれないし……。
「お…おま〇こ気持ちいい……。」
ああ…もう、恥ずかしくて死にそう……。何べん言ってもこの言葉には慣れないわ……。
「ん、よろしい。ちゅっ、んん…ジュルルッ、ちゅうぅぅぅ……。」
(いやぁ…そんなに音、立てないでぇ……。恥ずかしい……)
「は、ああっ、ああん…んん……。ん、ああっああああッ!」
(あんん…遊季の舌が、舌がぁ……)
さっきまでわざと音を立てるようにして、私のあそこを舐め回していた遊季の舌が、
ぬるりとあそこの中に入ってくる。自由自在にあそこの中を舐め回して……?
「?ゆ、遊季ぃ……。止めないで、もっとしてよぉ……。私のあそこ、もっと舐めてよぉ……。」
「違うでしょ?あそこじゃなくて、お・ま・〇・こ。ちゃんと言わないともう舐めてあげないわよ?」
「ああっ、言う、言うからぁ……。おま〇こ、おま〇こ気持ちいいから、だから、
だから早く、早くおま〇こ舐めてぇぇぇ!」
観念した私が言うや否や、遊季の舌が私のあそこの中で好き放題に暴れ回る。
「あ、っ、ッンンンああああああっ。」
まるで別の生き物みたいに遊季の舌が私の内壁を舐めまわす。
こうやって私はいやらしい言葉を言う事に慣らされている。
それに気付いてはいても、私はどうする事も出来ないでいた。
つぷ……
(んんっ…今度は遊季の指が私のあそこの中に入ってくるぅ……)
遊季の指はピアノをしてるからか長くしなやかで、とっても色っぽい。
すっかり濡れそぼった私のあそこはさしたる抵抗をすることもなく、
遊季の指がどんどんあそこの中に埋まっていく。
「梢の膣ってちっちゃいから、簡単に子宮まで指が届くわよ♪」
「あ、あ、あ…遊季、奥は、奥はぁぁ……。」
遊季の中指が子宮の手前のへこんだところを擦ったり軽くノックするように叩いたりしてくる。
(そこは、そこはぁぁ…駄目え、感じる、感じちゃうのぉぉ……)
私の身体は遊季にどこもかしこも開発されてしまったけど、
特に感じるようにされてしまったところの一つがその膣奥のところだ。
「ああ、遊季、許して、そこは許してぇ……。」
遊季は悔しいくらい、私の感じる箇所を的確に正確に刺激し続けてくる。
(ああ、恥ずかしい…腰が……)
私の意志と関係無しに腰が勝手にくねってしまう。
既に私は遊季の指先一つに完全に支配された、操り人形も同然だ。
「ふふっ。腰をクネクネさせちゃって。いやらしい動きね、そんなにたまんない?」
遊季が意地悪を言う。でもその間も指は動き続けて私はろくな返事も出来ない。
ただこくこくと頭を縦に振ることしか出来ない。
さらに遊季の指が私のお尻の方に回る。そ、そこは……。
「あ、ああ、そこは、そこはぁぁっ。」
「いいんでしょ?梢。お尻の穴いいんでしょ?」
私の愛液を絡ませた遊季の指がお尻の穴に……!
今年に入ってから新しいターゲットとして遊季に狙われだした箇所、お尻の穴。
こんなところ、感じるはずがないと思っていたのに
遊季の執拗なまでの愛撫が私の感覚を狂わせてしまったんだ。
「いや、いやなのぉ…そこは、そこはおかしくなっちゃうぅぅ……。」
今ではすっかり性感帯として快楽に目覚めさせられてしまって、
お尻の穴だけでイかされることもあるくらい。
その入り口の辺りを、遊季の指がゆるゆると刺激をし始める。
628 :
「た」:02/07/10 02:38 ID:jBo5LBiG
と言うわけで続きです。
ラブラブ<エロエロな雰囲気になってるでしょうか。
いや、デフォルトはやっぱりラブラブ路線なんですけど。
引き続き感想、ご指摘などありましたらお願いします。
後、立つものが立ってくださった人も言って下さるとこいつは喜びます。
でや。
あぁ、ちゃんと息子も反応してるから安心しる。
遊季たんと梢たんのレズネタは漏れ利用頻度No1ネタだす。
>>630氏とほぼドウイ
建つどころかかなり利用させていただいています
堪えようとしながらもドップリとえろに飲まれていく梢タンがたまらんです
やや梢一人称の言い回しが濃すぎな気もしますが
これは以前の「た」氏の(参考文献に関する)解説を見て納得でありますし
もはやそんな些細な事などど〜でもイイ気がしてきました(w
ご自分のペースとスタンスに自信を持ってこれからもハァハァさせて下さい
632 :
「た」:02/07/11 23:10 ID:In+ekenZ
わーい。一行でもいいですから反応があると嬉しいです。
>>631氏
え。参考文献とか書きましたっけ。記憶があやふやで。
僕が参考にしてるのは、まずこれまで読んだTLS系のSSは参考にするとして
フランスだと管野響(大先生)、香山洋一、田沼淳一。マドンナで殿山徹二、
あとラッシャーヴェラクがやけにエロい小説書くんでいつも(;´Д`)ハァハァしながら読んでます。
って言うか僕のお勧め作家を書いてみただけだったり。
この先の展開がさらに濃い予定・・・とか言ったら・・・引きます?
ああ…ますますハードに…梢が遊季の肉奴隷に…。
梢の言い回しもいい感じ。
このままの調子でロケットで突き抜けろ!
…ラッシャーヴェラク、漫画は読ンだ事あるけど最近は小説も
書いていたのか…。
俺の戸惑いを感じ取ったのだろうだろうか。
安藤は切れ長の瞳を悪戯っぽく輝かせる。
安藤はついっと窓際から離れて、
俺の腰掛けていた机から見て
(桂馬の動き先とでも言えばいいだろうか)
一つ左、二つ前の席に横向きに腰掛ける。
俺と安藤の距離自体はさっきまでと殆ど変わっていない。
さっきまでとの違いといえば、安藤の顔の角度くらいだ。
安藤の頬は夕陽を跳ね返して、オレンジ色をしている。
栗色の髪の毛まで、少しオレンジがかって見えた。
ふぅっ。
一つ、深く息をついて、安藤が話し始める。
俺が今までに聞いたことのない、穏やかな口調で。
「たとえばね、小笠原は世界一のお金持ちじゃないでしょ。
でも、だからと言って小笠原は敗北感を覚えるかしら」
「無意識下では、敗北感覚えてるんじゃないかな」
俺は言ってみた。
「ビル・ゲイツとかポール・アレンとか、
金持ちはひがみの対象として無条件に認められてるみたいだしな」
安藤は、ちょっとだけ笑った。
「うん、そういうところもたしかにあるかもね。
でも、小笠原は、世界一のお金持ちじゃないからといって、
悔し泣きしたこととか、ある?」
「いや、そんなことで泣いてたら、相当変な奴だろ」
「そうよね、そんなことで泣いてたら、相当変な人よね」
最初横向きだった安藤は、次第に俺の方に向き直りながら、
でも視線は合わせないまま
俺の言ったことを、ゆっくり繰り返した。
……やっぱり、美人、だよな。
いつの間にか俺は見とれてた、安藤に。
いつも波多野といがみ合ってる姿ばかり見ていたから
そんなこと思わなかったけど、こいつって……
「ねぇ小笠原、私はね、『そんなこと』じゃ済ませられない敗北感のこと、
そう、人生を変えるくらいの、敗北感の話をしているんだ」
安藤は妙に一語一語、区切るように喋った。
俺は、何も口を挟めなかったから、
こいつがいつになく
〜躊躇いがちに、なんてフレーズさえ浮かぶほど〜
ゆっくり喋るのを黙って聞いていた。
「ね、小笠原は高林にテストで勝てなくて、泣いたりする?」
これがどのくらい真剣な問い掛けだったのか、
俺にはその時にはわからなかったのだが。
「いや……彼奴の頭は特別製の計算機だからな、
ミス無し競争だからテストで勝てる時もあるけれど、
実際はとてもかなわんよ。」
安藤がホッと息をついたのが聞こえる。
いや、耳で聞いたわけじゃない、俺は感じたんだ。
高林勇次。
俺の上にある名前。
顔は知らなくても、別に良いと思ってる。
最初は、漠然と、勝ちたかった。
上にあった名前が一つだけなら、その名前に注目し
その名前より上に自分の名前を置きたいと思うのは自然なことだろう?
実際一学期の期末では俺の方が点数は上だった。
けど、奴の夏休みの宿題とやらを見れば
俺なんかとは頭の出来が違うのは一目瞭然なのだ。
俺だからこそ、余計にわかってしまう。
そこにある差がいかに圧倒的なものなのかを。
高林の宿題とやらを見て以降、もう高林に勝とう、なんて
そんな考えは起こらなかった。
実際二学期一発目の課題テストも
二学期中間も、俺は奴の後塵を拝した。
そこに悔しさは、なかった。
「小笠原……」
安藤は、真顔だった。
「私も。高林や小笠原に試験で勝てなくても、何とも思わない」
そうだ、俺は不思議だったんだ。
波多野への執着を見る限り、安藤は自らの敗北をとことん許さない奴だ。
だから、初めのテストで俺の名前の真下に安藤の名があったときは
何というかもう「しまった」と思った。
これじゃ俺までわけのわからん絡み方をされそうだぞ、って。
でも、実際には、そんなことはなくて……
俺は九割九分は安心、ホッとしたとしか言い様のない心境だったけど
もしかしたら残りの1%かそれより少ないかもしれないが厳然と、
寂しさによく似た気持ちを覚えていたのだった。
「ん……」
何かを言いかけて、安藤の唇が震えた。
安藤に注意が引き戻される。
数秒間、緊張が場を支配した。
安藤が何か言いかけたまま、止めたりするから。
俺は安藤が何を言いたいのかわからなくて
でも、これから先に言うことは、大事なことだという気が強くして。
だから、安藤が口を開くのを、ただ待つ。
安藤が、鋭く、そして苦々しげな視線を俺に向けた。
何でそんな眼で見られなくちゃならないのか、俺はわからない。
……いや、違う。
俺を見ているのではなく、安藤がこれから話そうとするものを、
安藤がその視線の先に感じているのではないか。
だとしたら、それはきっとその視線が表すとおりの苦々しいもので、
どうして赤の他人に近い俺がそれを聞かなくちゃならないのだろうか、なんて
漠然とした不安が俺の胸を掻き回す。
安藤が、大きく、息を、吸った。
「私が、悔しくて泣いたのは、一度だけ」
「知ってる」
間髪入れずに口を挟んだ。
早くこの空気を変えたくて。
このまま、この空気が続いたら、安藤が壊れてしまうような気がして。
「うん、小笠原が知ってるってこと、私は知ってるよ」
安藤の笑いは、弱々しくて。
「だから、こうやって話してるんじゃない」
本人はさもおかしいと笑ったつもりなのだろう。
でも俺には、安藤はむしろ苦しそうにしか見えなくて。
どうしてこんなに苦しそうにしながら、
安藤は俺なんかにこんなことを喋ってるんだろう。
それが俺には見当もつかなくて。
「私ね、あの時、本当に、本当に勝ちたかったんだ。
安藤の
声が
震えてた。
俺は
気づいてないふりを
装った。
「……あの日、パパとママが来てたんだ」
次に安藤が口を開いたのは、
前の言葉を発してから一分半を少し回ったくらい後で、
その声のトーンはもう平静で、先程の感情の高ぶりは、
もうすっかり去っているようだった。
「あの頃、パパとママはお仕事が本当に忙しくて、
私はせいぜい一ヶ月に一回、パパかママのどっちかと
一緒に食事できるかどうか、ってところだった。
あ、今はそんなこと、ないんだけどね」
安藤は、家族が大好きなんだな……。
珍しく照れくさそうな顔を浮かべる安藤を見て、そう思う。
良いことじゃないか。
「それが、大会の日は
午後からだけどパパとママが一緒に見に来てくれるって。」
「忙しい合間をぬって、パパとママが来てくれる。
だから、私は、何としてでも優勝、したかった。」
安藤はその薄い唇を、何かに耐えるかのように曲げた。
「ううん、優勝じゃなくても良かった。
でも、せめて表彰台に昇って、
パパとママに、私もこんなに頑張ってるんだ、って見せて
喜んでほしかった」
安藤は、前年の新人戦で二位。
重いサーブもさることながら、華麗なテクニックは波多野以上だった。
波多野も、あの日、「次は強敵だから」って緊張感露わにして言ってたな。
波多野が勝ったのは、運動量で僅かに勝ったのと、
いちかばちかのヤマカンが当たりまくったからだ。
……それと、もしかしたら俺のエールが届いたのかもしれない。
…………そのことを思い出すと、恥ずかしい。
「それが、初戦で負けるなんて、
パパとママがせっかく来てくれたのに
試合してるところも見せられない、なんて」
安藤の声が、今度は怒りで震えた。
「『そんな時もあるよ』って
パパとママは私を慰めてくれたけど、
でも、私は、やっぱり自分を許せなかった」
安藤が泣きじゃくってたのは、見ていた。
俺は波多野と抱き上げて祝福しながら、
(後で「重かったぞ」って言ったらグーで殴られた)
そんな安藤を痛々しいと思っていたから。
「今でも、あの時私はテニスで勝つためのあらゆる面で、
波多野より上だったと思ってる」
なんでそんなこと、言うんだろう。
「でも、負けた」
瞬間、余計な口を挟んだ、と思う。
「ええ、わかってるわ」
苛立たしげに答える安藤。
沈みかけの夕陽を浴びて赤く染まった顔が怒気をはらむと
俺は嫌でも赤鬼を連想してしまう。
赤鬼が、また一つ息をついた。
「一言で言えばね、わからなくなっちゃったんだ。
頑張ることの意味が。」
安藤が切れなくて、本当に良かったと思う。
今切れられたら、俺じゃ収拾のつけようがないから。
安藤は、ポツポツと喋った。
さっきのこともあって、俺は何も口を挟むことが出来なかった。
「今まで、私は勝つために努力してきた。
努力したら、必ず結果はついてきていた。
結果がついてきたから、私は頑張れたんだと思う」
「波多野は、決して私が負けるような相手じゃなかった。
そりゃ決して弱くはなかったけど、
その時の私からすれば、苦戦するような相手でもなかった」
「原因もわからないまま、私は負けた。
今までで一番不可解な敗北だった。
私だけじゃない。コーチも男子部の生徒も、皆一様に首を捻ってた」
「それでね……」
安藤はそこで、小さく笑った。
「なんか、私、それ以来、いまいち本気で頑張れなくなっちゃった」
安藤は、また「フゥ」と息をついた。
「頑張らなくちゃ、って思う度に、またあんな思いをしたら……って
あの試合のことが浮かんでくるんだ」
安藤は、遠い目をした。
俺は、なんで安藤は俺にこんなこと話すんだろ、って
何度目かの問いを投げながら、黙って話を聞いていた。
「今まで頑張ってこれたのが、逆に、
どうしてあんなに頑張れたのかな、って思うようになっちゃって……」
安藤の苦笑。
普段殆ど見ることの出来ないものを
今日はやけに沢山見せてもらった気がする。
でも正直、もうお腹いっぱいで、胸焼けを起こし始めていた。
だけど安藤が切れたらやばいと思うから
きっと今日の安藤を切らせたら取り返しがつかないと思ったから
俺は黙って、それに耐える。
「多分ね、波多野と戦って勝つこと自体には、意味はないんだ。
なんていうか、けじめなのよ。
もう一度、前を向いて頑張っていくための。」
それで敗北の記憶を本当にすり替えることが出来るのか、俺にはわからない。
でも、安藤の話を聞く限り、安藤が波多野との再戦をこうまで望むのも
わかる気はしてきた。
すり替えられるのなら、それも良いんじゃないか。
そう素直に、思えた。
キーンコーンカーンコーン
最終下校時刻を知らせる鐘が鳴った。
「ハァ……なんでこんなこと、小笠原に話しちゃったんだろ」
安藤は、もういつもの安藤だった。
ともすれば傍若無人、傲岸不遜にも見える安藤。
どこまでも勝ち気に突っ張ってる安藤。
だけど、もう俺は、おまえが本当はどんな奴かわかったからさ。
終わってみれば、貴重な体験だったと思う。
安藤は思ったより、ずっと話せる奴だったし。
途中何度も緊張感に押し潰されそうだったけど、
終わってみればまぁそれはそれ。
「もしかしたら、小笠原は幸せな人間かもね。
そういう悔しさを知らないんだから。」
「なんかそれって、子供だって言われたような気がするな」
「フフッ、そうかもね。」
そういう安藤の笑いこそ、子供めいているじゃないか。
安藤がつい、と立ち上がって鞄を肩に掛ける。
「行くわよ、締め出されたくないでしょ」
「ん、あぁ」
俺は生返事で後に続く。
安藤の家は俺の家とまるっきり逆側だから
俺と安藤は正門を出たら別々の方向に歩くことになる。
別れ際、安藤は
「聞いてくれて、ありがとう」
って言った。
俺は、安藤から聞いた「ありがとう」という言葉に
そんな何げないはずの響きに妙に動揺していた。
何を言えば良いのか、わからなかった。
安藤がニコッと笑う。
「じゃあね」
明るい声。
「じゃあな」
それだけ返すのが、俺には本当にやっとのこと。
安藤がいなくなって、途端に「寒い」と思った。
さっきまでは何ともなかったのに。
振り返る。
安藤の後ろ姿は小さかった。
と、俺が振り向いてから二秒ぐらいして、安藤もこっちを振り返った。
俺は大きく右手を振る。
安藤は、小さく左手を挙げた。
あるいはそれが、決定的な一つの現れだったのかもしれない。
外はもう暗くて
やっぱり空気は冷たかったけど
「これで良かった」という満足感が
俺の身体の中で煌々と灯っていた。
それ以来だろうか、少なくとも俺は安藤を
どうも風評どおりには見られない。
別に惚れたはれた、ってことではないと思う。
ただ、波多野と話している時安藤が不意に話に入ってきても
そのことで居心地の悪さとかを覚えることはなくなった。
そのあたりから次第に、
波多野と安藤の空間での俺の居場所が出来た気がする。
調停者、判事としての立場が。
「わかったわかった、それじゃ5人で行くよ、今日の放課後ね」
波多野の諦めたような声。
ま、5人ならぴったり一レーンで収まるしな。
「波多野、首を洗って待ってなさいよ」
「はいはい」
うんざりしたような波多野の声。
(安藤さん、来るんだ)
中里さんの囁き。
かすみへの態度とは裏腹に、
安藤は中里さんのことは結構気に入っているようで
一度など、何があったか安藤が中里さんに数学を教えていたことがあった。
その教え方の丁寧さと姉が妹を見るような安藤の眼差しに
俺は少なからず驚かされたものだった。
安藤から示される積極的な好意に
中里さんも決して悪い気はしていないようで
波多野があんまり安藤に理不尽な態度をとると
中里さんからも何か言いたげな視線が
控えめながら飛んでくるようになっていたのだった。
おおお。明日は早いから後でゆっくり読もう。
うpお疲れ様です。
キユが振る話は無視してあげないと。それが礼儀。
安藤過去編だけ別のSSに出来たんじゃ、と言ってみたり。
うううむ。安藤の昔話に引き込まれすぎてボーリングに行く事をすっかり忘れてた。
何かCDドラマのマイ☆マイ安藤よりよっぽどこっちの安藤をオフィシャルに据えたい気分だ。
このSSでの各人の思い・立場・相関関係が説明されていよいよ本筋。
ボーリングで5人が揃う事でどう話が転がッて行くのか…興味津々。
でも今までの分だけで十分各人のSSとして成立している…贅沢なSSだ。
657 :
「た」:02/07/17 01:25 ID:TasawrCs
続きうpしますです。
658 :
2穴攻め:02/07/17 01:26 ID:TasawrCs
ぬるるっ
愛液をまぶされて揉み解されたお尻の穴に遊季の指が侵入していく。
「ほぉら。奥まで入っちゃったわよ。」
「かっ…はっ…ああぁ……。」
遊季の指が根元まで差し込まれる。異物感を感じながら私の呼吸が止まる。
もう完全に思考は停止して自分はただの肉穴なのでは、という錯覚さえ起こってしまう。
膣に差し込まれている方の遊季の指が刺激する場所を変えてくる。
今度は膣の奥、背中側の窪みの辺りだ。ああ…そこも駄目ぇ……。
そこも膣の中で特に感じる場所の一つで。しかも……。
「ふふっここがいいのね?おま〇この奥の窪み、前と後ろ両方から……。」
「ッんあああぁぁぁ!あ、あ、あ、こ、擦れて、擦れてるぅぅ……。」
お尻の穴に差し込まれた指が、腸壁越しにその箇所を刺激してくる。
ただでさえ感じる箇所を膣壁側と腸壁側で同時に擦られ、
私は生きた心地もせずに、遊季の指の動きに合わせて悶える事しか出来ない。
あ、あ、あ、駄目、もう駄目。
前の穴を弄られるだけなら階段を上るように段々と昂ぶっていくけど
後ろの穴も弄られるとまるでエレベーターを登るように、急激に頂点に向かって行ってしまう。
「っく、あ、あく、あああっ」
しかも前の穴も遊季の指が的確にポイントを責めてくる。
腸壁越しに膣の奥の感じるところを指で刺激しながら、膣側の指を入り口の方に戻して。
クリトリスの裏側の、深い快感を与えてくるあの辺りを、鉤型に曲げた指が執拗に擦ってくる。
「ん、あ、んくっ、遊季、死んじゃう、もう死んじゃうよぉぉ……。」
「うふふっ天国の入り口、見える?もうおま〇こイキたい?」
659 :
3点攻め:02/07/17 01:26 ID:TasawrCs
ピチャピチャといやらしい水音が体育倉庫の中に響く。
私の恥ずかしい液が溢れ出て遊季の指の動きに合わせて音を立ててるんだ。
遊季の指の膣側への刺激が圧迫するように軽く叩くような感じになってきた。
あ、そうされると何かおしっこが出ちゃいそうな変な感じになるの…いやぁ……。
「ああ、ああ、駄目、駄目ぇ…出る、そこ、そこやめてぇっ、出ちゃうのぉ……。」
「梢のイキ顔、取り合えず1回見ておきたいから、もう我慢しないでとっととイッちゃいなさい。」
おしっこが出ちゃいそうな感覚を我慢していると、
ちゅぅぅっっっ
遊季の唇が私のクリトリスを吸う。
散々昂ぶっていた私が、その3点責めに堪えられる訳もなく。
「ッッあ、あああぁああっい、いく、イクぅぅ、ッ、ッッ!…あ、ああああぁぁぁぁ……」
目の裏側で赤や緑の火花が飛び散ったかと思うと、激しい絶頂感に全身が包まれた。
身体は極度に緊張しきって腰がガクガクと機械みたいに震える。
さらにイッてる最中なのに遊季の指の動きは止まらない。
私のあそこをずっとかき回して、いやらしい音を立て続ける。
イッてる感覚がなくならないまま次の絶頂がやってきて、そのままイッた状態が続く。
「…ッは…あ……。」
息が続かない。呼吸もままならない。
許して、遊季、許して。もう、本当にもう駄目ぇ……。
遊季は私をじっと見つめながらあそこに差し入れた指を動かし続けてる。
しゃぁっ
「いやあああん……」
絶頂感が収まってきて身体が弛緩してきた頃、
凄く濡れてびちゃびちゃになったあそこから、うすいおしっこみたいな液体が吹き出てきた。
(恥ずかしい……)
以前遊季が言っていた『潮吹き』と言うヤツだ。
遊季の指に弄られてイクと、最近は必ず『潮』を吹いてしまう。
恥ずかしいから我慢したいのに勝手に出てしまって。
遊季は『梢の身体がやらしいから潮を吹くのよ』っていつもいじめる。
私の身体、どんどんHにされていってる……。
(ああ…身体が……)
嵐のような感覚が去った後、目の前がかすんで身体が浮くような気分になる。
上に向かって落ちていくような訳の分からない感覚。
体中の力が完全に抜けてぐったりとなってしまう。
「梢……。」
そんなとろけてしまいそうな身体をぎゅっと遊季が抱きしめてくれる。
イッた後のどこか不安になる気持ちも、遊季に抱きしめられると不思議と薄れていくのが分かる。
(ああ…やっぱり私は遊季が好きなんだ……。遊季がいないともう駄目なんだ……)
抱き合って舌と舌を絡ませながら、私は呆然とそんな事を考えるのだった。
661 :
「た」:02/07/17 01:31 ID:TasawrCs
取りあえず第2話の中盤が終わってこの後は第2話クライマックス、という事になります。
区切りもいいので来週は休みを貰うかもしれませぬ。
引き続き感想、ご指摘は大募集です。1行でもいいんで。でや。
>>661 乙勃。ゆくーり休んで続きをよろ。
で、梢たんが遊季たんにご奉仕するのは何時かね?
弟クンとして乱入し、遊季たんと激しく絡みたい。
そんな弟クンに激しく嫉妬する梢たんハァハァ(*´Д`)
罪な遊季たん。
664 :
「た」:02/07/18 01:18 ID:QyImjCGt
>>662氏
・・・分かりやすいっちゅーか予想しやすいっちゅーか・・・。予定では
次 回 う p 時 が そ う だ っ た り し ま す
あうあう。見抜かれてますか。
>>663氏
佐伯さんは遊季一筋として、本文で遊季の心理描写をしてない以上は
遊季が両刀使いでないという保障ができないですからね。
それもアリ、ということで。
>>664 遊季たんが梢たんの目の前で弟クンとまぐわうのは、
梢たんが嫉妬する姿を見れたり、大好きな梢たんに見られたり、
と色々嬉しいことが多いからだと思いまふ。
あ・・・悪女や・・・。
梢たんにクンニしてあげず、弟クンのばかりフェラする遊季たん。
自分の舌をじっと追う梢たんの視線に、
切なげな表情に内心ハァハァ(*´Д`)
(・∀・)アクジョ!
例によって放課後の校内で戦闘中の遊季と梢。
しかし偶然翼子に発見されてしまう。
口封じのため翼子に攻撃を仕掛ける二人。しかし二人がかりの
積極的攻勢も翼子の底なしのスタミナの前に力及ばず、ついに
体力の尽きたところを、覚醒した翼子に逆襲、粉砕される。
そして息も絶え絶えの二人を残し、まるでスポーツか何かで
いい汗かいたと言わんばかりに、元気に去っていく翼子であった…
妄想スマソ
覚醒翼子・・・どんな感じなんやろ(;´Д`)
>>669 翼子の場合、思い込んだらアクセル全開、というイメージが。
(つかあの位置から進学校に合格するとは)
んで、それまで良く知らなかったエチ方面に関しても、遊季との
戦闘で目覚めてしまい、これ(・∀・)イイ!!となった。
そして、そのまま物凄い勢いで遊季&梢の戦闘技術を学習
して、ついには自分のものにしてしまった、と。
最後には、逃げようとする遊季と梢を力づくで押さえつけての
反撃が開始される…とか。
しかし翼子のばあい、「攻め」側だとしてもSっ気はなくて
スポーツの「先攻・後攻」とかと同じ認識をしてそうな。
>>670 イイね。
翼子はやはり受け側がとてつもなく可愛い気がする。
具体的な絵はサパーリ浮かばんのだけど(w
いやそういう風に、ソッチ方面に無頓着なバサ子だからこそハァハァなのかもね。
これは「た」氏設定の遊季・梢コンビを仕向けるしか…。
潮吹き梢…エエのお…。
遊季・梢VSバサ子だと…
バサ子攻められる→バサ子「おかえしだよー」→第2ラウンドFight カーン
→ハンディキャップマッチを物ともせずバサ子完勝。満足気に退場。
失神グロッキーな遊季・梢。
バサ子にかかるとエッチも登校中の徒競走と同じレベルに…。
673 :
「た」:02/07/19 01:39 ID:Qt3ghqgo
ス・・・スポーツでんがな。
バサ子の攻めってピンと来ないけど確かにいつまでも受けのままって感じでもないのかなあ。
僕の話ではバサ子が活躍する予定がないので誰か「遊季と梢は恋人同士」の
設定だけ流用してVSバサ子編、やってくれないもんですかねえ。
どうも自分の脳内だとバサ子とエロが結びつかなくて。
バサ子は眩しすぎていやらしい方向に持ってけないっす(;´Д⊂
出先からAirH"で書き込もうとしたのですが
なぜか使ってもいないのにProxy規制にひっかかってしまうらしくて
予定を変更して今帰宅しました。
4カキコ程度の内容ですが、二時からアップ致します。
沢田璃未
中里佳織
波多野葵
学年でも貴重な、ルックスに関する話題に必ず出てくるような女の子が
三人も揃っていることがどうやら他クラス男子の羨望の的のようで
クラス替えも近い今頃になっても「一組だったら良かった」なんて声が上がる。
これに比肩しうるのは三組の
森下茜
安藤桃子
風間こだち
くらいだろう。
運動系美女クラスという趣の三組に比べ
文化系美少女クラスという印象を与える一組の三人
見事なまでの棲み分けだ。
クラス決めに、担任の何らかの意向が働いているのかもしれない。
麻生先生はともかく、三組の担任に関しては、そこそこ疑わしい。
もちろん、学年男子全体という枠で括れば、一番人気は三組の森下茜だ。
陽気でおしゃべり好きで、女性的な健康美の権化たる森下茜に比べると
波多野は日常の女らしさで、
中里さんはいまひとつ打ちとけにくい性格で水を開けられ
一組では(おそらく学年でも)沢田さんだけが
森下茜と対等に渡り合うことが出来ると噂されているらしい。
しかし、三組の三人と一組の三人には大きな違いがある。
一匹狼の安藤、剣道部と姉べったりの弟さんのことで
昼休みとかあまりクラスにいられないらしい風間さんと違い
一組の三人、かなりの頻度で一緒に行動している。
他に誰かいることも多々あるが、三人はいつもお昼を同じ島で食べてるし、
体育もバレーボールとかバスケなら、
大概三人と他のグループがくっついてチームは編成される。
中心になってるのはやはり波多野だ。
転入してきた沢田さんと一番初めに親しくなったのは俺と波多野だったし
中里さんが文化祭実行委員として奮戦してた時、
援護射撃をしたのも波多野と俺。
で、波多野を中心に仲良くなった沢田さんと中里さん、
(その二人と微妙な距離を置いて、波多野をつけ狙う安藤)
って図式が出来ているわけだ。
経緯からして当然といえば当然なんだが、
俺は波多野、中里さん、沢田さん(それに安藤)たちと
御一緒する機会にかなり多く恵まれているわけで、
時々他の奴の俺を見る視線がいやに冷たかったりする。
いや、そりゃ学年でも話題になるような
見た目だけでなく性格も良い(安藤はひとまず保留(笑) )女の子たちと
軽口を叩いたりお茶を飲んだりする時間は
楽しくないわけはないんだけどさ。
それに、君子はともかくとしても
木地本いわく「結構人気ある」かすみや
あまつさえ最近じゃ森下さんとも妙に接点があったりして
女性(それも可愛い子限定)を惹き付ける、
ある種のフェロモンを俺が出してるんじゃないか、
なんて言われてるらしい。
たしかに顔が良い奴なら、他にいくらでもいるしな。
俺だって、なんで今こんなに女の子ばかりが周りにいるのか
不思議に思ってるくらいだ。
教室からふと窓の向こうを覗けば、樹の上に丘野さんがいる、
階段を歩けば、早苗ちゃんが上から降ってくる。
クリーニング屋さんに行ったと思えば風間さんの家だし
神社に行けばあゆみちゃんがトレーニングに使えるか調べてる、という具合。
誰も信じてくれないかもしれないが、理科室で幽霊と出会ったら
幽霊までちょっととぼけた女の子だったし……。
絶対、どこかおかしい。
なんだか、この一学期間で、
最後の一年を青葉台で過ごせない無念を晴らせ、なんて
神様に因果律を操作されているみたいだ。
でも、こんなことばかりなら、未練がより募るよなぁ……。
日々の交遊関係をか、それともフェロモンとやらを見込まれたのか、
この間の修学旅行の時には
「一生のお願いだ、お前と同じ班にしてくれ」
って奴がいたりして。
で、そいつは最終日には肩を落として無口になっていた。
きっと沢田さんにコクったんだと思う。
最終日の沢田さんは久々に見るクールビューティーモードだったから。
沢田さんがクールビューティモードを発動させるのは
それなりに理由がある時だろうから
そんな時は、俺も波多野も中里さんも
敢えて必要最小限しか沢田さんには触れないようにしてる。
それはきっと「友達甲斐がない」ってことではないと思う。
例えば、沢田さんがクールビューティモードの時も、
俺たちは遊びに行くのをやめることはない。
俺たちに付いていくのが面白そうだと思えば、
沢田さんは沢田さんで付いてきてくれるんだし。
自分のせいで皆が遊びに行けない、って感じたとしたら
凄く嫌がりそうだから、沢田さんは。
俺だってそういうの、嫌だしな。
今の沢田さんは、普段すごく人懐っこい眼をしてて
いつもチャキチャキ動き回ってはあっちこっちでよく笑ってる。
俺は、それが沢田さんの地だと思うから
そういう沢田さんを見てた方がずっと気持ちよかったから
だからこそ、やっぱり時々は一学期と同じ
物思いに耽った陰りのある横顔が出てくることが
感情を押し殺して、誰に対しても無関心を装うその顔が
割合は減じたとはいえ
沢田さんには絶対に欠かせない一部分であることを
認識せざるを得ないのだ。
その陰りを生むものが何なのか
そこに踏み入るべきかどうか、迷ったことは何度かあった。
今は、転校することが決まったことで、
俺はそこに踏み入らないまま
日々を過ごすという結論で落ち着いている。
五人で下校っていうか寄り道だ。
ボーリング場は、駅よりさらに向こうにある。
最初はほぼ横一列に並んでいたのが
ガードレールを契機にして、前と後ろに分かれた。
前に中里さんと沢田さん、
後ろに波多野と安藤。
さて、俺はどっちの会話に入ろうかな……。
1)前の二人の会話に入る
2)後ろの二人の会話に入る
3)一番後ろを、一人ぶらぶら歩く。
n@eさんいつも楽しく読ませていただいております。
というわけで希望選択肢は俺最萌の中里さんがいる「1」でおながいします。
1だ! 1です。 1がいい……
>>680 ううむ、迷ってしまいますな。
沢田さんと中里さんとのにぎやかな会話にも加わりたいし
波多野と安桃の気が合うのか合わないのかみたいな会話も聞きたいし。
うむ ここは2でおながいします。
684 :
「た」:02/07/21 01:27 ID:vI6JXdnc
>>674 ぬあ。n@e氏もそうですか。
僕の方も何かプロキシ外せって言われて書き込めないんですよ。使ってないのに。
取り合えず家族共用のパソコンから書き込んどりますが。
・・・セーブしてロードを活用して1,2どっちも選ぶことはできませんか?・・・できませんか。
となれば「そのカップリングが好き」という理由で1番をお願いします。
土日は人が少ないのかな?
n@e様、ここはひとつ全部という事で…、無理かなやっぱり。
では無難に3かな?
ブルーさんの茜ちゃん小説読みました。状況描写が超詳しくて
最高でした!! 杉山に犯される方も読みたかった。
TLS2がまたやりたくなったですね。
前に知識のないバサ子をどうにかしたいという人がいたが
自分は後藤さんをどうにかしたい。
春デート→チュー→スカートの中に手を突っ込んで・・・。みたいな。
@X2、AX1、BX2・・・n@e氏はどうするんだ?
沢田さん×かおりん、安桃×波多野は、折れ的にどちらも完全なワカーンなので迷う。
でも僅差で1.が見たいかな。
案外、安桃とかおりんの会話なんてのもオツかも知れず(ダメカー
>>688 バサ子・後藤さんは、いいですね。なんか。真っ白って感じで。
どうにかしたいよ、ほんと。
そしてどっちも受け。
そういや今日は草薙さんの誕生日だが
この人ほどエロが浮かばんキャラも中々いないんじゃないか
正直、キモイしな。
キャラとしての草薙さんは結構好きだなぁ。
特に階段で倒れた折れを涙目で介錯、じゃなくて介抱してくれるとこなんて(・∀・)イイ
告白の時の「ちょっと待って、気持ちを落ち着けるから・・・」も萌えるな。
695 :
???:02/07/26 16:16 ID:8Tz+ZAS7
生意気な草薙先輩をシメてやる!
と言ってみるテスト。
>>695 別に生意気っちゅー訳でもない気が。
そんな事よりやつの取り巻きの一番左の子を俺に下さい。
とりあえず1番で書くことだけ報告。
内容は来週ということで。
ついでだから話題の主について話させてもらえば
草薙先輩は「先輩=おっとりで天然」のフォーマットからは
外れまくってるのが心意気感じるよなぁ、と。
「後輩=内気で恥ずかしがり屋」とか
「文学少女=病弱」とか
「幼なじみ=料理が得意」とか
「陸上少女=ポニー」とか
こういうフォーマットを突き詰めて決定版的な萌えを目指すのもいいけど
フォーマットから逸脱したところにある萌えを
発見する(プレイヤーに発見させる)ことの悦びを私は叫びたい。
そういう意味でTo HeartっぽすぎるTLS2のキャラ配置は
どうかなぁ……なんて思ってしまったり。
しかし波多野、森下、早苗はベタいようで微妙に外してきてる気もしないでもないけど。
あと本多さンはあまり病弱っぽくない気も。
やたらとベラベラ独り語りするし朝っぱらから元気に「おはよう!」だし。
ほしゅ
DIONよりテスト
701 :
「た」:02/07/31 00:09 ID:L8LWOkt8
n@e氏はDIONっすか。俺と同じっすね。700ゲトおめ。
@の選択肢、頑張ってください。沢田さんXかおりん〜。
という事で前回の続きをうpしますです。
ーこれまでのあらすじー
梢は遊季の3点攻めに屈服し、潮を吹いてイッてしまった。
キーンコーンカーンコーン……
遊季と抱き合いながらキスをしていたら、チャイムの音が聞こえてきた。
もう授業が終わりなのね。倉庫の外から生徒たちの声も聞こえてくるわ。
次の時間もグラウンドを使うクラスはハードル走のはずだから
この倉庫にいても人には見られないはずだけど…ちょっとドキドキするわね。
「梢ぇ…今度は私もぉ……。」
遊季が甘え顔で擦り寄ってくる。ふふっ何だか可愛い。
「でも…授業が……。」
「そんなのサボっちゃえばいいのよ。もうかなめには頼んであるし。『遊季と梢は体調が優れない
から休んでます』って先生に言ってくれてるはずよ。」
……最初から計画してたのね。しかもかなちゃんまで使って……。
「ねえ、梢だけ楽しむのなんて不公平よぉ。ねえったらぁ。」
もともと遊季が無理やり始めたくせにムチャを言ってくる。
でも、遊季にこうやって甘えられるのに弱いのよね。
「求めてもらえてる」という実感に嬉しさを感じつつ、
私も遊季を気持ちよくしてあげたいという想いも働いて、つい
「うん…じゃあもう少しだけね。」
遊季の思うつぼだ、と思いつつも私は誘いに乗ってしまった。
703 :
梢の奉仕:02/07/31 00:12 ID:L8LWOkt8
「早く、梢、早く。」
遊季は嬉しそうにスパッツを脱いでマットに腰掛けた。
私は遊季のあそこを舐めるために四つん這いになって顔を埋める。
「ん…ちゅっ……。」
(遊季のここ、もう濡れてる……)
遊季のそこはもう潤っていて、花弁も少し開いてる。
(私を見て、感じてくれてたの……?)
もしそうなら、やっぱり嬉しい。
相手に気持ちよくなってもらう事で自分も気持ちよくなれる。
それはとても素敵な事だと思う。
(いいな、遊季のここ。)
遊季のあそこは身体と同じようにしっかり発育してて大人みたいな感じで。
私みたいにツルツルじゃなくてちゃんと毛も生えてる。
『水着の季節とか、手入れが面倒なのよ。』
なんて遊季は言うけど、やっぱりちゃんと毛の生えてるあそこが羨ましい。
私のあそことの違いといえばクリトリスも。
私のは「粒」って感じだけど遊季のは「突起」って感じで。
遊季は以前『梢の事を考えながら毎日オナニーしてたらこんなに大きくなっちゃったのよ』
って言ってたけど本当かしら。弄り続けたから大きくなったのなら
私のもいつかこんないやらしい大きさになるのかしら。
毎日弄る…遊季に毎日クリトリスを吸われて、弄られて…
こんなにいやらしい大きさのクリトリスにさせられて…それを遊季のと擦り合わせて……。
「ハァ、ハァ、んっ…ちゅろ……。」
遊季のあそこを舐めてるだけで、何だか興奮してきちゃった……。
私のあそこから、触ってもいないのに新しいおつゆが溢れてるのが分かるわ……。
「うふっ…。夢中で舐めてる梢って…本当に犬みたい……。ん…、私のおま〇こそんなに美味しい?
私のおま〇こ舐めるの、そんなに好き?…はぁ、本当に、梢は…いやらしい娘よね……。」
ああ、そんな恥ずかしい言い方しないで……。でも美味しいの、遊季のあそこ。
遊季のあそこを舐めるの、好き……。
遊季が興奮してくれてるって思うだけで、私もたまらなくなってくるの……。
くちゅっ
「んむんっ」
遊季の指が私のあそこに伸びる。
ああ…恥ずかしい……。私のあそこ、また濡れてきたのがばれちゃう……。
「ん…梢……。このニチャニチャしたの…何……?私のおま〇こ、舐めて…感じちゃった……?
んんッ…ハァ、ハァ、私のおま〇こ…舐めて…、自分も、んっ…して欲しくなった……?」
ああ…遊季の指が私のあそこを弄ってる……。
遊季のを舐めてるだけで濡れてきてるのに…、
いやらしい私のあそこに、遊季の指が入ってくるぅ……。
これじゃあ感じちゃって遊季のを舐めてられない……。また、駄目になっちゃう……。
「ね、言って……。私のおま〇こ、舐めるの…好き……?また…イキたくなった……?」
頭に霞がかかったような私は遊季に囁かれて
「……うん……。遊季のあそこ…舐めるの好き……。して…また私にHな事…して……。」
言ってしまった。遊季にあそこを弄られながら、
私の思考はただ『もう一度イかせてもらう』で完全に占められてしまった。
705 :
「た」:02/07/31 00:16 ID:L8LWOkt8
という訳で続きです。1ッ週間空けちゃいましたが、
話なんてないようなものなので問題はないでしょう、と。
感想、ご指摘は大募集中なので1行でもいいんでよろしくお願いします。
でや。
>>701 簡潔なあらすじね…。
第2ラウンド、いよいよ梢が攻に…と思ッたら結局遊季の掌で弄ばれる
ダンシングドールなのでしょうか。そンな梢もかわいいが。
で、かな姉さンは2人がナニをしているのかとッくにお見通し?
708 :
「た」:02/08/01 00:55 ID:yULEygh3
かな姉さんならとっくにお見通しでもおかしくないですが
全くこれっぽっちも気付かなくてもおかしくはないですな。
>>707氏
どうも自分は「攻守がはっきりしてる」エロが好きなので696969は入らなさそうです。
あれは「お互いが高めあう」象徴だと思うで、ここ一番には使うやもしれませんが。
ダンシングドールって昔、奪取よん苦労にあったような気がしますなあ。
今思うとエロい名前のミニ四駆だった・・・。
かなたんは弟クン絡みでないと気付かないだろう。
710 :
「た」:02/08/02 20:10 ID:yBF66bld
急遽私生活に異変が起こり、人生の山場が来やがりました。
夏コミ参加も出来やしません。
ちょっと続きのうPがペースダウンするかもしれませんが許してください。
何とか完結までは持って行きたいと思っとりますんで。
気軽に待ってるからボチボチやってや。
私もとりあえず今日は無理です。
日曜にはあげますので、お許しください。
気にせず、マイペースでしる。
俺はちょっと足を速めて、前の二人に追いつくことにする。
後ろの二人は、和やかとはいかないまでも特段険悪な風でもないしな。
二人に追いついて、一番車道側に俺が並ぶ。
左から俺、沢田さん、中里さんとなった。
「あっ」
「えっ?」
俺を見ると中里さんの頬が瞬時に赤くなった。
そのまま俯いてしまう。
会話のもう一方の当事者たる沢田さんはどうやら傍観者を決め込む気らしく、
俺が横に来たことだけ横目でちらと確認すると
何食わぬ顔で歩く。
おいおい、何話してたんだよ。
中里さんの先ほどのリアクションが気になって仕方なかったが
俺は尋ねることが出来なかった。
(すごく気になる……)
無言のままひたすら歩く。
ただそれだけで時間が過ぎていく。
気まずい……。
中里さんは時々恐る恐るこっちに視線を向けては
俺が気づくとパッと下を向いてしまう。
じゃあ俺が中里さんを見てたら、
こっちを見ないであらぬ方向に視線を向けてばかりだし。
救いを探して、何気なさを装いながら沢田さんをすがるような目で見ても
どこ吹く風、って感じで……。
き、気まずすぎる……。
よ、よしっ、意を決してさっきまで何を話していたのか
中里さんに直接きいてみよう。
「あのさ……」
「あ、あのっ……」
俺と中里さんの声がハモった。
視線が絡み合う。
驚きを満面にたたえた中里さんの表情が、ゆっくりと緩む。
きっとそれは俺の顔にも張り付いた驚きやその弛緩を
鏡に映して見ているようなもの。
「ん?何見つめ合ってるの?」
沢田さんからしたら、鴨がネギ背負って飛び込んできた、そんなところだろう。
その言葉に互いの視線からパッと顔を逸らすのもほぼ同時で
そして多分、視線をそらしたことに
罪悪感めいたものを感じているのも一緒で
だから
「小笠原君、お先にどうぞ」
「中里さんから話してよ」
あ……また、ハモった。
「本当、仲が良いわね」
沢田さんの苦笑めいた微笑み。
うっ……そんなこと言われたら……ほら、中里さんはまた顔が真っ赤だし。
俺は自分の顔が何色してるかわからないけれど
中里さんと同じ赤をしてるのだったら
それも悪くない、かな。
「あ、あのね、小笠原君」
ようやく中里さんが話し始める。
「も、もうすぐね、クラス替えね、って言ってたのよ」
クラス替え……そうなんだよな。
あとほんの二週間と少しで、新しいクラスになるんだろう。
その時にはもう俺は、青葉台の生徒じゃなくなっているのだから
常に意識の一方にはありながらも
意図的にそのことは考えないようにしていたのだけど。
「波多野さんや沢田さんと、また一緒だったらいいな、
それに、波多野さんはどんな顔するかわからないけれど……」
中里さんはそこで小さく笑みを浮かべて
「今度は安藤さんとも一緒だったらいいな、って。」
「あぁ、そうだと良いね」
クラス替えの後、
女の子は泣いて前のクラスを惜しんだりするけど
でも新しいクラスに適応が早いのも女の子の方なんだよな。
いつも不思議に思う。
「私ね、毎年、クラス替えなんてなければ良いのに、って思ってたんだ」
うん、中里さんなら本当にそんな感じがする。
「わ、私、あんまり積極的な方じゃないから、
クラスにやっと馴れてきた頃にまたクラス替え、その繰り返しで」
中里さんは俺の方を向きながら恥ずかしそうに笑って、
そしてゆっくり前を向いた。
「でもね、今年は違うの。
今年のクラスは今までで一番離れたくないクラスだけど
はじめて、クラスが別々になっても
みんなお友達でいられるクラスだったと思えるの。」
中里さんは、彼女らしく静かに、でも力強く言い切った。
「だからね、バラバラになっても、良いんだ」
もう一回沢田さんと俺を順番に見て
中里さんは溢れんばかりの笑顔を湛えた。
俺は
1.「来年も、同じクラスだったら、良いね」と言う
2.「クラスが違っても、友達は友達だよ」と言う
3.何も言わずに曖昧な笑みを浮かべる
>>「た」氏
串通してもないのにアクセス制限かかるのはDIONくらいですんで
敢えて振ってみましたとさ。
で
>>人生の山場
とのことですが
う〜む、汝に幸多くあれ(謎
とりあえず、自分の書いてるものについては予想以上に手詰まり気味。
フローチャートと個々のシナリオの流れはだいたい出来てるんだけど。
ブレーンが欲しい、と贅沢言ってみるテスト。
おお、中里さんと沢田さんが、いかにもって感じに動いて(喋って)る。
選択は微妙にムズいけど、自分は素直に1.かなぁコレは。
ああでも2.だと沢田さん寄りに移行しそうな気配も…ううむ。
判断やや保留気味ですが、暫定として1.で。
弟クンとかなたんの二人で、
遊季たんと梢たんの二人を可愛がるのはまだか?
里佳たんを可愛がるのもまだか?
一日に八度オナニーしないと夢精するくらいの性欲の権化な弟の為に一肌脱ぐかなたんキボンヌ
723 :
「た」:02/08/05 20:19 ID:zB3P5vJh
>n@e氏
ぬあ。見事に乗せられた。ちくしょう。
山場は見て見ぬ振りをしたいけどそうも行かないので何とか頑張ります。
とりあえずかおりんに非常に萌えたのでご馳走様。
何かキックオフ読んでるみたいな気分でしたわ。いい感じ。
ん〜・・・自分は2番でお願いします。
今週金曜あたりを代わりに僕の続きにしようかな、と思いますんで。
724 :
名無しさん@ピンキー:02/08/07 02:26 ID:nW24YvWx
じゃあ俺は三番で…おながいします
中里さンがどンな反応をするか、璃未リンがどンな反応をするか…
あれこれ考えていたら決められなくなッてしまッた…。
2か3なンだが…。
ご報告。
今回は一番最初に反応をもらえた1番で書くことにします。
では47時間以内に上がるだろう「た」さんの続きを楽しみにして
今週は休みます。
ちなみにキックオフは私がジャンプ読むようになった冬
最初に見た号で終わってしまった漫画でした。
たしか、はぐれ悪魔超人コンビ対ニューマシンガンズ、
南葛対東一中、ケンシロウ対シン、の頃だったような。
キックオフ・・・俺全巻持ってる・・・。
728 :
「た」:02/08/09 00:19 ID:5oXd5kz5
続きうpするです。
遊季のまんこを舐めて興奮した梢がおねだりしたところからです。
「…ふふっ。そこまでお願いされちゃあ仕方ないわね。ちょぴっと待っててね。」
息を荒げながら遊季が立ち上がる。何をする気……?
立ち上がった遊季は倉庫の奥に行って何かゴソゴソやってる。
何かを隠しておいて、それを取り出しているような……。
「じゃーん、そんな事もあろうかと密かに用意しておいた、このぺニスバンドが役に立ちそうね。」
……楽しそうに振り返った遊季が手にしていたのは、いつも私たちが使っている
双頭ディルドー付きのバンドだった……。
「…遊季……。」
少し呆れてしまった。用意周到というか、なんと言うか……。
この時間、ここで私とHすることを早い段階から本気で計画していたって事ね……。
でも、心のどこかで「嬉しい」と思っている私がいることも確かだ。
そこまでして、私としたいって事よね?そこまで私を求めているってことよね?
…私もしたいよ、遊季とならいつでもずっと抱き合っていたいんだよ。
……好きよ、遊季……。
恥ずかしいし、遊季が調子に乗るので普段言わないけど、改めて思う。
(遊季、好き……)
「ん…ん…ちゅっ…ッンン……。」
遊季は自分のあそこにディルドーの片側を挿し入れて、バンドを装着して立っている。
私は遊季の足元にひざまずく。
そして遊季のあそこにそそり立つディルドーを舐めしゃぶる。
これと同じモノが遊季のあそこの中に入っているのよね……。
…そして、この大きなモノが後で私のあそこの中にも入ってくる……。
遊季のいやらしい腰使いが私のあそこを突いて、感じるところを擦って、いろんな角度から挿入して、
私が「もう許して」って言っても知らん振りして責め続けて……。
「ん…むぐ…んぷッ…ちゅっ……。ね、遊季……。」
「うふっ、梢、咥えてもいいわよ……。」
(んんっ…嬉しい……)
興奮した私は堪らずディルドーを口一杯に咥える。
「ああ…いいわ、梢……。梢のフェラ顔、凄くHよ……。」
遊季も興奮しているんだ。
(ああ…だんだんディルドーが、遊季から生えてる本物のおち○ちんみたいに思えてくる……)
そう思うと私のおしゃぶりしているモノが本当に遊季のおち○ちんのような気がしてくる。
私は遊季に気持ち良くなってもらう為に、遊季のおち○ちんを懸命におしゃぶりする。
キャンディを舐めるようにぺろぺろとおち○ちん全体を舐める。
口に頬張って中でちろちろと舐めたり、赤ちゃんがおしゃぶりを楽しむように吸ったりしてみる。
口の中にある快感のツボをおち○ちんに押されるような感じがして、私は凄く興奮してきた。
(遊季、私のおしゃぶり気持ちいい?私のおしゃぶりで精液でそう?遊季の出す精液なら…
…遊季…我慢しないで私のお口に精液、出して…私、遊季の出す精液飲みたい……)
731 :
どっち?:02/08/09 00:22 ID:5oXd5kz5
興奮のあまり、とろけてしまった私の思考は妄想と現実の区別も付かなくなってしまっていた。
ただ、早く遊季に犯して貫いて欲しい、この硬くて大きいのを私の中に埋めて欲しい……。
それだけしか頭には浮かんでこない。
ちゅるっ
「あんっ。」
遊季が腰を引いてしまったので、私の口からおち○ちんが抜け出てしまった。
もっとおしゃぶりしたいのに、遊季の意地悪。何だか口の中が寂しい……。
視線を上げると、ディルドーと私の舌との間に唾液の糸が光ってる。
それが何だかとってもいやらしく見えて、私は恥ずかしくなって俯いてしまった。
(私、あんなに夢中になって咥えてた…はしたない……)
「梢…もっとおしゃぶりしていたいって顔ね……。でもだ〜め、今度は梢の下のお口で
しゃぶってもらうんだから。さ、言って。どっちのお口に欲しい?」
「え?」
「だ・か・ら、おま〇ことお尻の穴、どっちに入れて欲しいの?別に『どっちも』でもいいわよ?」
遊季はどちらの穴を使うかを私に言わせる気なんだ。
お尻の穴は確かにあそことは違った感じがして気持ちいい。
でも、どうしてもお尻の穴で気持ちよくなることにまだ抵抗を感じてしまう。
お尻で感じるなんてやっぱり変態だと思うし、まだ少し怖い。
それにお尻を弄られてると、どんどん私が駄目な娘になっていく気がする。
732 :
「た」:02/08/09 00:26 ID:5oXd5kz5
佐伯さんは実は指だけでなくもっと太い物もお尻に入れちゃってたりしました。
という訳で続きです。
次回は挿入シーンでしょう。
感想、ご指摘はやっぱり募集中です。一行でもいいのでお願いします。
でや。
>>732 精液は弟クンから譲ってももらってくらはい。
梢たんは遊季たんの上にのせてよろ。
梢たんが遊季たんを後ろから突くのもよろ。
あと、後ろはバッチイから衛生的にね。
>>732 あっ、感想。
遊季たんのを美味しそうに舐めるしゃぶる梢たんハァハァ(*´Д`)
愛があって良いよ。TLSには愛。必須よ。
梢たんや遊季たんの聖水は拝めますか?
聖水は飲む物、または浴びる物です。
737 :
「た」:02/08/10 22:24 ID:6FDqw8H8
あ、そうなんですわ。前戯のときにも言おうと思ってたんですが、
流れの都合上、アナルに指やそれ以上太い物を入れることがあっても
コンドーさんを付ける描写や、終わったあとで拭う描写は省きますです。
もしかしたら佐伯さんが気付いてないうちに遊季が済ませてるかもしれませんし、
実はTLSキャラの腸内には雑菌がないので安心なのかもしれません。
流れを止めたくないんで。そこのところご理解よろしくです。
聖水は・・・今のところ予定はないです。っちゅーか頭から抜け落ちてました。
大きい方は好きじゃないんですが、小さい方は結構平気なんで、
ネタが切れたり、流れの都合上入れられそうだったら聖水も使います。
飲んだり、浴びせたり、撒き散らしたり、どういうシチュでやると効果的ですかね。
大は却下ですな。
小は(*゚∀゚)イイ!!
小は体でいらなくなったモノとはいえ、
かつて、梢たん、遊季たんであったモノをこしたモノ。
ばい菌も居ないのです。
あれは、梢たん、遊季たんの体内を通り、体を構成していた
梢たん、遊季たんであったモノなのです。
大は違います。
口から後ろの穴まで、いわば人の体は筒。
あれは体の外なのです。
よって、半分は細菌ですし、ただのゴミにすぎないのです。
ひかれますた。
ひかれたって?
「梢、私はお前を実の妹のように思ッていた…。」
真田さンと言えばこのセリフ。
小を出すなら気持ち良さげに浴びて欲しいッす。
>>742 するってえと遊季は手足がサイボーグになるんかい?
高林じゃあるまいし。
「来年も、同じクラスだったら、良いね」
「えっ」
中里さんが漏らしたあまり小さくない驚きの声。
その声に俺が中里さんの方に顔を向けると
ほんの一瞬だけ目があったものの、
中里さんはすぐ視線を切って顔を伏せてしまった。
中里さんは、離れ離れになっても良い、と言った。
でもそれは覚悟であって
失望を未然に食い止めるための防波堤とでも言うべきものであって
クラスが離れてもずっと友達と言えるような人たちと
また一緒のクラスになれるなら、それに越したことはない。
それはやっぱり当たり前のことなのであって
だから俺は、中里さんが離れ離れになっても構わない、と言ったとしても
やっぱり自分の思ったことは伝えておきたかった。
俺は、来年も中里さんと一緒のクラスだったら
きっと楽しくなるだろうな、と思ってるから。
「来年も、同じクラスだったら、良いね」
そうは言いながらも、ちくちくしたものを俺は感じてる。
この言葉を言った気持ち自体には、何ら嘘偽りはないと思う。
けれど、これは結果的に嘘になってしまう言葉だって
俺は知っているのだから。
転校することなどつゆ知らない中里さんを
(たとえそう言ったら喜んでくれるとしても)
ぬか喜びさせるようなことを俺は言ってるのだから。
今、この一時喜んでもらうために、嘘をつくことは許されるだろうか。
ばれない嘘ならついてもよい、って人は俺の周りにもいるが
新学期に入れば、いや、終業式になれば、すべてわかってしまうことだ。
あまりに短期的な嘘であると言ってよい。
少なくとも、中里さんに比べて俺は不正直だし、卑怯だ。
俺たちは、また少しの間、無言だった。
靄のかかった西側の空は、朱色と橙を混ぜたような色をしてる。
夕方は海からの風が吹いて、俺たちの鼻を潮の匂いがくすぐる。
「ねぇ」
それまで傍観者に徹してた沢田さんが俺の方を向いて
「今、何考えてたの?」
その言葉には、真摯なものが何欠片か入っていて、
俺は少なくとも自分が落ち込んでることを
沢田さんに見抜かれてしまったとわかった。
いったい何処まで見抜かれてしまったのだろう。
沢田さんは、鋭い。
「鼻が利く」とでも形容すればいいのか、
沢田さんの洞察力は、俺の周りでは群を抜いていた。
きっと沢田さんの特殊な家庭事情がその洞察力を育てたのだと思うのだが
俺は沢田さんの家庭の事情を、具体的には殆ど知らないのだった。
「いや、何でもないよ」
俺は、沢田さんの負担にだけはなりたくなかった。
沢田さんは誰よりも早く「これは無理」「諦めなくちゃ」って言いながら
本当は誰よりも諦めが悪い人なのだから。
たとえば飼っていた鳥が逃げたとしたら
沢田さんは「残念。でも仕方ないわ」って言って
それから「今頃あの子も自由を満喫してるかな」と笑うだろう。
でも「仕方ない」なんて言ったところで
本当に沢田さんは吹っ切れてるわけはなくて
きっと他人の見えないところで自分を責めて、一人唇を噛んでる。
自分の責任じゃないことまで抱え込んでしまう、そんな人だから。
転校することを沢田さんに話していないことで
「どうして転校することを私に話してくれなかったのか」と
沢田さんはきっと自分を責めるだろう。
いっそ、転校が決まったときにすぐ話してしまえば……
そんな風に思うことすらこの頃ではある。
でも、俺はこれ以上沢田さんに何かを抱えさせたくなかったんだ。
青葉台でやっと本来の快活な女の子に戻れた沢田さんを
これ以上傷つかないために無関心を装い、本当の自分を眠らせていた
そんな臆病なところのある沢田さんが
俺と関わったために傷つく、そんなことがあっていいわけはない。
何も俺が転校することで沢田さんが傷つくとは限らない。
そんなことを思ったこともないではない。
だが、それはあまりに不用意な考え方で
そんな考え方をして誰かを傷つけた日には、
夢見が悪いったらありゃしない。
とにかく俺は、俺の目の届くところに
俺のせいで気落ちしてる沢田さんがいるなんて真っ平ごめんだったし
どんなに沢田さんが落ち込んでいたとしても、
きっと俺にはわからせないそのことも、とても嫌だったんだ。
だから、他のみんなにもまして、沢田さんには
俺が転校するなんて、そんなこと言えやしない。
う〜ん。いい。(・∀・)イイ!
沢田さんが本当に「らしい」
それにしてもCDのせいかもしれんが、
本当に中里さんの隣を沢田さんが歩いてるのは収まりが良いなあ。
>>745 主人公の不誠実さの表現、面白いよ。
中里さんと比較するとこもツボをつくね。
(・∀・)イイよ
751 :
「た」:02/08/20 00:38 ID:CoNdoMQl
取り合えず山の中の谷に一旦入ったので(謎)
続きをうpしようと思います。
ディルドーをまんことケツ穴どっちに入れるか、という所からです。
「……前の方に入れて……。」
やっぱり出来るだけ普通にして欲しい。私は前の方に入れてもらう事にした。
「ん?な〜に?どこって?」
「…だから…前の方……。」
聞き返してくる遊季。まさか。遊季はまた……?
「もお。梢ったら本当にとぼけるのね。私は『おま〇ことお尻の穴、どっちに入れて欲しい?』
って聞いたのよ?どこかはっきり言わなかったら分かんないわよ。分かんないからお尻の穴に
入れちゃうかもしれないわよ?お尻に入れると梢、可愛い反応するしね〜。」
やっぱりだ。ここでも遊季は私にいやらしい言葉を言わせようとする。
(もう許して……)
目で訴えてみる。
「うんうん、分かったわ。こっちに入れて欲しいのね?」
そう言って遊季はお尻の穴に指を這わせる。ああっ嫌。お尻に入れるのは嫌あ。
「お、おま〇こ!…おま〇この方に、入れて……。もう、いいでしょ?もういじめないで……。」
ちょこっと涙が出てくる。もう恥ずかしい事、言わせないで……。
ちゅっ
遊季の唇が私の涙を拭う。そのまま遊季は私の顔にキスの雨を降らせる。
(ん…遊季……)
遊季は押し倒すように私をマットに寝かせ、あそこにも指をあてがって、
ゆっくりと優しく撫で回してくれる。
「ごめんね、梢。でも、私は梢にいやらしい言葉を言って欲しいのよ。」
え?何でよ……。普通にしたいのに……。
「梢がいやらしい言葉を言う時って、本当に可愛いのよ。ね?もっと言って?
言ってくれないともうしないわよ?」
あそこへの刺激を続けながら、遊季は意地悪な事を言ってのける。
卑怯だ。私が遊季の言葉に逆らえない事を知ってるくせに。
遊季の顔を見てみると笑いながら、でも目だけは真剣に私を見つめている。
その目に見つめられてると不思議と抗う気持ちが萎えていく。
私が恥ずかしいのを少し我慢するだけで遊季が喜んでくれるなら、それもいいのかもしれない。
うん、どうせここには遊季と私しかいないんだから……。
「うん。分かった……。遊季、もう我慢出来ないから…私のおま〇こに入れて…
遊季のおち○ちん、私のおま〇こに入れて動かして……。」
「いい子ね…梢……。もっと言って……。もっと梢の可愛い口からいやらしい言葉、聴かせて……。」
そう言うと、遊季はディルドーを私のあそこに擦り付けてくる。
ちゅっ、ぬりゅっ、くちゅっ、
入れてもらう事への期待で洪水状態のあそこは、
ディルドーの動きに合わせていやらしい音を立てている。
「うん…いいの、おま〇こ気持ちいいから、早く入れて……。お願い、遊季……。」
私はもうためらうことなく、恥ずかしいおねだりを続けた……。
754 :
おねだり:02/08/20 00:41 ID:CoNdoMQl
「あ、あああ…は、入ってくるぅ……。」
もう頃合と見たのか、遊季がディルドーをわたしのあそこに埋めてくる。
ぬぷぷぷっ
すっかり濡れている私のあそこは、さしたる抵抗もなく塊を受け入れていく。
「どう?梢。梢のおま〇こどうなってる?」
「うん、うん、いいの。私のおま〇こ、一杯なの。ああっ遊季、
私のおま〇こ、グシャグシャにかき混ぜてぇ……。」
私の言葉に目を細めた遊季は、ゆっくりと律動を開始した。
ぬっ、ぬっ、ぬりゅっ
ディルドーがあそこの入り口を出入りする。
やっと入れてくれたけど、遊季は浅い動きしかしてくれない。
(遊季、もっと、もっと奥の方も……入り口だけじゃ切ないよぉ……)
「ゆ、遊季……。」
耐えられなくなった私は少し腰を上げて、遊季に押し付けようとした。
「ああん……。」
まるで分かっていたかのように、遊季も私の動きに合わせて腰を少し引く。
あそこの奥にも欲しいのにぃ……。
「なあに、梢……。気持ちよくない?」
「ああン、遊季の意地悪ぅ…もっと、おま〇この奥も擦ってえ……。」
「?そんなことないわよ?普通にしてるでしょ?」
いいながら遊季はニヤニヤしてる。
あそこも相変わらず入り口しか擦ってくれない。
「ねえ、お願い。おま〇この奥が切ないのぉ……。お願い、お願いぃ……。」
755 :
「た」:02/08/20 00:46 ID:CoNdoMQl
挿入しました。後はフィニッシュに向けてひた走るのみでしょうか。
感想、ご指摘などまた募集します。一行でもいいんで。
特に最近ご指摘があまりないんでこれで良いのか不安です。
もっとも人の意見を反映させられるだけど文章力があるかは疑問ですが。
でや。
梢 必 死 だ な
…その必死さに(;´Д`)ハァハァ
梢たんは通販にハマってそうな予感。
通販か、、、
エログッズ通販?(;´Д`)
>>755 遊季が調子にのって焦らしすぎると、小魔神になってしまうかもしれないので、ある程度のところでガンガンいこうぜモードに移行させちゃってくらはいまへ(笑)
「お、奥まで、奥まで欲しいの! もっともっと欲しいのっ!」
「いいのね? 梢のことを奥の奥までえぐってもいいのね?」
「いいよぉっ! おま○こ、奥までぇっ!」
「やめてと言われてもやめないからね。ふふふっ」
ってな感じで、体育系の遊季が本気で腰を使えば、文系の梢の体力ではかなうはずないでしょうし。
ましてや男性とちがって射精して萎えてしまうことも無いディルドですから、イっってしまって敏感なところでさらに犯しつづけ、もっと高いところまでご案内してしまふのれす。
761 :
n@e:02/08/24 03:03 ID:wZp8WGdf
う〜ん、また駄目でした。 まとめれば一週ぶんくらいになると思うけど来週によろしくお願いします。
私の名前は森下茜。
夏休みにやってきた海で、私は男の人に襲われて別荘の中に連れ込まれました。
「いや、離して!人を呼ぶわよ!」
男の人はか細い抵抗をあざ笑うかのように私を平手で打ちます。
私は水着を脱がされ、生まれたままの姿を見知らぬ人の前にさらしました。
男の人はいきなり私のあそこにむしゃぶりつきます。
「へへ・・・クリちゃんが口の中でピンピン動いてるぜ」
汚らしいことばとともに、男の人は私のお尻の穴に指を突っ込んできました。
「いやぁ・・・」
お尻の中で指がコリコリと動くたび、
おしっこをしたいような感じが湧き上がってきます。
やがて、私は男の人の指の動きにあわせて、喘ぎ声を上げるようになっていました。
「これくらい揉み解せば充分だな!
おまえはケツの穴で感じてるようなアナル女なんだよ!
これからそれをたっぷりと教育してやる!」
男の人は言うと、私のお尻の穴を犯します。
こうして、私はロストバージンをお尻で迎えることになってしまいました・・・
私の名前は沢田璃未。
風景画を描こうと入ったの森の中、私は男の人に襲われて木に縛り付けられました。
「たまらねえカラダしてるな、このメスガキが。
名前は・・・璃未か。璃未のマ○コを見せてもらうぜ!」
私は服を脱がされ、一糸まとわぬ姿をさらされました。
男の人の舌があそこに延びてきて、
いやらしい音を立てながら私のあそこを味わいます。
「かわいらしい色しやがって。
まってろよ、たっぷり楽しませてやるからな!」
男の人は言うと、私のあそこに熱くたぎった肉塊を押し込んできます。
泣き叫んでも、それに答えてくれるのは木々のざわめきだけ・・・。
「ほれ、もっと愛情を込めてしゃぶるんだよ!」
私の胎内に欲望を吐き出した男の人は、
汚れたものを私の口で清めるように強制します。
私の口の中で、私を貫いた物がまた大きくなっていきました。
「ご馳走のついでだ。ケツの穴もいただいてやるから感謝しろよ!」
男の人は言うと、私のお尻の穴にむりやり肉塊をねじこみます。
何回もお尻を突かれ、気が遠くなった私はおしっこを漏らしてしまいました。
「ションベン漏らすほど良かったのか?だったらもっとしてやるよ!」
おしっこをする私に興奮したのか、
男の人の物が私のお尻の中でさらに硬くなっていくのがわかります・・・。
男の人は私の口を、あそこを、お尻を、何回も何回も弄びました。
一晩中私を嬲って満足したのか、
男の人は私のパンティをあそこにねじ込んで帰っていきました。
ねじ込まれたそれを抜く気力もなく、
私は汚し尽くされた体を横たえて気を失いました・・・。
レイープ(・A・)イクナイ!! ワカーン(・∀・)イイ!!
レイープ(・∀・)イイ!! ワカーン(・∀・)イイ!!ドッチモ(・∀・)イイ!!
「私の名前は君子」
襲うね。
私の名前シリーズ続きキヴォンヌ。
「んっ…ん…んん…」
「あ…せ、先輩、お、俺、もう…」
香坂先輩の柔らかな唇が俺を包みこむ。しっとりとした柔らかな舌が俺のモノを舐めまわし、信じられないほどの快楽が俺を狂わせる。
家庭科部の部室をなにげに覗いたら、部の備品や消耗品のチェックをしている香坂先輩を見つけたんだ。そして、彼女の手伝いをして、お茶を淹れてもらって、なんてことはないおしゃべりをしていたのに。
なにか言葉の選択を間違えてしまったのだろうか。
気が付くと俺は香坂先輩と唇を重ねていた。舌を絡め合いながら先輩の胸に触っていた俺のモノが「こんな状態」になってしまったのを、先輩に見つからないわけがなかった。
「あら…窮屈そうねぇ…そうだわ。この間読んだ本にやり方で治してあげる」
一体先輩がどんな本を読んだのかしらないけれど、こうして先輩が俺の股間に顔をうずめ、あんなことやそんなことを…。
「も、も、もう、俺…っあああっ!」
俺は、先輩の口の中に、あの可憐な唇の奥に情欲の塊を流し込んでしまった。
「あぁ…あ…す、すみません…」
「あら? とっても美味しかったわ?」
「え?」
「うふふ、こんなに美味しいだなんて知らなかったの。…もっと飲ませてくださるかしら?」
…後日、先輩の作った謎なジュースを飲んだとき、先輩が本気で俺のアレを美味しいと思っていたんだと思いしらされた…。
>>768 (;´Д`)続けて本番シーンキボンヌ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)キスに至る経緯キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
770 :
768:02/08/25 10:42 ID:ix3sXvmH
>>769 実は香坂先輩で最初に思いついたネタは、
「あら〜早いのね〜」
(あんたが遅いだけですっ!!)
というものだったのですが、多分多数ネタだろうと思ってボツにしますた。
771 :
768:02/08/25 10:43 ID:ix3sXvmH
>キスに至る経緯
「そう言えば、君子ちゃんに聞いたんだけど」
「何ですか?」
「君子ちゃんのファースト・キスの相手って、貴方なんですって?」
「!」
げげ、き、君子のヤツ何もそんなことまで先輩に言わなくたっていいじゃないか。
にこやかな表情だけど、多分先輩は俺のことを責めている。
妹の唇を奪った鬼畜な兄だとか思ってるに違いない。
「え、ええ、そうです。
でも、子供の頃のことですよ。およめさんごっことか言って、結婚式の真似事してて」
「君子ちゃんいいなぁ」
「…え?」
「だって、私より先にファースト・キスを経験しているんですもの」
「えと、それは、誰でもいいってものじゃありませんし」
「そうね…だからうらやましいの。君子ちゃんは、貴方のことが大好きだから」
おいおい、そりゃ俺達はよく仲がいい兄妹って言われるけど、そういうことは…
「いいなぁ…」
そう言って先輩は目を閉じた。いや、いつもこんな表情という気もするけど、そんな先輩はあまりにも無防備だった。
俺はありったけの勇気を振り絞って右手を伸ばし、先輩の頬を撫でた。
一瞬、ピクッと反応する先輩。
だけど、拒絶しようとはしない。
いいのかな? い、いいのかな?
俺の視線は先輩の唇に吸い寄せられていた。桜色の柔らかそうな唇。
「ん…」
先輩の唇が甘かったのは、さっきまで飲んでいたミルクティーのせいなんかじゃない筈だ。
舌を伸ばし、先輩の唇を割る。先輩の中に滑り込む。そこから先は夢中だった。
こんなんでご希望に添えますでしょうか?
772 :
768:02/08/25 10:53 ID:ix3sXvmH
>本番に至る経緯
「…もっと飲ませてくださるかしら」
先輩の手の中で、俺の者は充分にいきり勃っていた。
「あ、あの」
「何かしら?」
「お、俺も、先輩の、その…飲みたい…です」
「あら…」
驚きに大きく目を開き、頬を染める先輩。
「…でも困ったわ…今日はあまり可愛い下着じゃないし…それに、もう汚れてしまって…」
俺は先輩を抱き寄せる。
「あ」
「俺ばかり見られるんじゃ、不公平ですよ」
「え、ええ…」
「先輩の…見たいです」
「…」
真っ赤になっている先輩。でも、拒否の言葉は出てこない。
俺は先輩のスカートをたくし上げると、白い太股に指を滑らせた。
「あ…!」
ひくんっ、と震える先輩。むちっとした太股を撫でまわす。…今度膝枕お願いしようかな。
そして、俺の指先がショーツの上に達した。
773 :
768:02/08/25 12:40 ID:ix3sXvmH
>本番に至る経緯・2
「あ…ああ…」
目を閉じて俺のなすがままになっている先輩。ショーツの上からなだらかな丘を撫でるだけで甘い吐息を漏らしている。
その愛らしさに突き動かされるかのようにまた唇を貪る。
「んっ…ん、んっ!」
俺の指の動きに合わせて先輩がくぐもった声をあげる。指先は、しっとりと…いや、すでにじっとりと濡れたところを撫でまわしていた。
「すごい…こんなに…」
「………」
無言で真っ赤になっている。そう言えばさっき、下着を汚してしまって云々と言っていたけどこれのことだったのか。
そうすると、先輩はあの時…俺のことを口でしてくれた時から,興奮してこうなっていたんだ。
「あっ、そ、そこは…だめ…」
濡れてぴったりと肌に張り付いたショーツごしに、微妙な凹凸を探っていた俺の指が、小さな特記に当たった。
「だ、だめ、あ、あああ…」
これがクリトリスってやつか。以前読んだエッチな小説で、女の人の一番感じるところだと書いてあったけど、本当のことらしい。
指先を少し動かすだけで、先輩が面白いほどに喘ぎ、わななき、のたうっている。
「先輩…そろそろ、いいですよね?」
「……?」
先輩を椅子に腰掛けさせ、その正面に跪く。たくし上げられたスカートから伸びる長い脚に頬ずりする。
「あ…」
俺の手がショーツをつかんだとき、一瞬先輩が身体を堅くした。
だが、拒絶の言葉は出てこない。俺はその布きれを引き下ろし、先輩の大切な所を剥き出しにした。
774 :
768:02/08/25 12:51 ID:ix3sXvmH
>本番に至る経緯・3
「……………」
俺の視線をそこに浴びても、先輩は脚を閉じたり、手で隠したりしようとはしなかった。
ただ顔を真っ赤にして、少し目を反らして恥ずかしさに耐えていた。
「綺麗です…先輩…」
「…そんな…こと…私…毛深いし…」
「そんなことありません」
俺は先輩の脚を大きく広げさせ、顔をそこに近づけた。
「ああ…」
もう恥ずかしくて目を開けていられないのだろう。
「綺麗です…とても」
俺はその美しいところに、うやうやしく接吻した。いや、そんな風に落ち着いていられたのは最初だけだった。
先輩の味と匂いで頭がいっぱいになる。もっと、もっとそれが欲しくて舌を伸ばし、先輩のことを舐めまわす。
「ああっ! あっ、あっ、ああっ!」
仰け反し、白い咽を晒して喘ぐ先輩。それでも、大きな声を上げないように必死で抑えているようだ。
俺はそのことにも気付かず、ひたすら先輩のクレヴァスやクリトリスをしゃぶり続けた。
「あっ、はァッ…ああっ、ああっ、ああああっ!」
あまりの快感のためか、脚を閉じて俺の顔を遠ざけようとする先輩。俺は強引に先輩に吸い付き、一番感じるところを集中的に舐めまわした。
「あアァ! やァッ! ハァッ、し、死んじゃう、あ、ああっ」
長い髪を振り乱してイヤイヤを続ける先輩。だが俺も止まらない。そこをひときわ強く吸い、甘噛みした。
「−−−−−−−−−−−−−−−−−−!!」
声にならない叫び、とでも言うものを俺は初めて目の当たりにした。
先輩はこれ以上ないほど大きく仰け反り、全身をこわばらせて、つまり、イッってしまったんだ。
775 :
768:02/08/25 13:10 ID:ix3sXvmH
>本番に至る経緯・4
立ち上がった俺は、ぐったりとした先輩を見つめていた。
よほど激しく振り乱したのだろう、長い髪は背後の机の上に広がってしまっている。
未だ余韻が冷めないのか、頬も耳も真っ赤になっている。
それに対して、白い咽が無防備に晒され、吸血鬼でなくとも吸い付きたくなるほどだ。
制服越しに愛撫していたから胸は見えない。でも、この服の下で、先輩の乳首が勃っているのだろうか。
そして、先輩のあそこ…たっぷり溢れた汁でテラテラと光るそこは、この上なく美しかった。
‐先輩が欲しい‐
俺は本気でそう思った。
あとわずかで転校する俺とこんな関係になって、先輩は困るかもしれない。
犯り逃げだ、と憎まれるかもしれない。
だが今の俺は、そんなことを考えているだけの余裕なんてなかった。
俺は先輩の上に覆い被さり、背中に腕を廻して抱き寄せた。
「あ…」
弱々しい声。
先輩の頭の後ろから手で支えるようにしてこっちを向かせる。
「…先輩」
「………」
「…俺、俺、先輩が欲しいです」
「………」
身体と身体を近寄せ、顔を近づける。こつん、と額が当たる。
そう言えば、前に熱があるんじゃないか、ってこうしてくれたことがあったっけ。
いきり勃つモノを先輩にあてがう。ピクッと先輩が震える。
「…好きです。先輩………麻衣子さん」
「………………」
先輩は、これまで以上に赤くなって、目を閉じた。
俺は迷うことなく、彼女の唇を吸った。舌を絡め、睦み合い、溶け合った。
唇を離し、先輩の腰を支えるようにして抱え込む。意外と大きなお尻はとても柔らかかった。
そして俺は、一思いに突き入れた。
>>768氏
(;´Д`)フゥーご馳走様。香坂さんをおかずに一発ひっかけました。
同人やマイマイのせいでギャグ担当になっちゃってるけど、
香坂さんって別にこういう普通のエロって似合うと思うんだけどなー。
可愛いし。良い身体してるし。押せば押し倒せそうだし。
777 :
768:02/08/26 00:03 ID:MEuVch+E
>>776 気に入っていただけたようなら何より。
でも、濡れ場になるとキャラ固有の口調とかが出なくなるからあまり特徴がなくなっちゃいますよね。このあたり漫画の方が有利だななぁ。
まぁ、香坂先輩なら胸が豊満、丘野さんならぺたんこ、という具合で描写すればいいんでしょうけど。
>香坂さんって別にこういう普通のエロって似合うと思うんだけどなー。
「2」のキャラで一番妄想を掻き立てられるのは私の場合かすみです。
あのおどおどしたしぐさがS心をくすぐる(笑)
二番手は君子。ロリロリ萌え(殴)
香坂先輩はその次にそそられます。優しく包まれてしまいそうですが。
おっとりしたおねいさんをムリヤリ強い押しで押し切りてえ。
779 :
768:02/08/26 22:37 ID:VDlZjfNT
しかしバス通学組は、かすみ・中里さん・あゆみちゃんでしたっけ?
なんかいかにも痴漢に遭いますというタイプの娘ばかり…(汗)
それを言ったら電車通学組もそうかもしれないけど、茜の場合チョップで(違
「お姉さん、本気にしちゃうぞ」を聞こうと電車通学にすると
・・・スットコドッコイなイントロが流れる罠。
「ぞ」違いだ!
茜たんは二学期の
「ねっ、一緒に雪だるまつくろうか?」が(・∀・)イイよね。
782 :
768:02/08/27 09:40 ID:jZWDsxFx
あゆみちゃんの黒パンストもフェティッシュでいいんだよなぁ…う〜ん。
キャラ的にメグだから(こら)いぢめがいもあるだろうし。
>>782 メグ?
>>781 いやさ「あなたの声が聞こえたからそのままシュートしちゃった。」
も捨てがたい。
784 :
768:02/08/27 12:23 ID:jZWDsxFx
>>782 すみません(^_^;
いきつけのギャルゲー掲示板の用語使ってしまいまいた。
「ときめきメモリアル」の美樹原愛(めぐみ)嬢のことです>メグ。
ストレートロングのおかっぱ頭(一部を三つ編みにして後ろでまとめてますが)
小柄で貧乳、内気で「あの、あの」と言っている、という感じの娘さんなのですが、彼女を基準に類似項目の多いキャラを「メグ系」とか呼んでいるもので(^_^;
TLS2だと中里さんとあゆみちゃんがベクトル的に近いです。
まぁ、「ずっといっしょ」の石塚美樹嬢の「巨乳メグ」とか、「Lの季節」の舞波優希嬢の「死神メグ」みたいな変な呼称には発展していませんが(^_^;
# 中里さんが美樹を見たら「がっでぇ〜〜〜む」でしょうな(^_^;
785 :
768:02/08/27 19:39 ID:jZWDsxFx
突発的に中里さん
「あ…雪」
「どうりで寒いと思った」
帰り道、ちょっと寄り道して河原を歩いていたら雪が降ってきた。
「早く帰ったほうがいいな」
俺だけならともかく、中里さんが風邪を引いてしまう。
「あ…」
「どうしたの?」
「あ、あの、もう少し…」
中里さんが小さな声で言う。内気な彼女にしてみれば、精一杯の勇気を振り絞ったのだろう。その勇気に応えてあげたかった。
「寒くない?」
「平気よ」
微笑む中里さん。そんなわけないよ。握っている手がこんなに冷えているじゃないか。
そう思ったとき、子供の頃の思い出が蘇った。いささか気恥ずかしいけど、彼女の勇気に比べれば大したことじゃないさ。
「えっ!」
俺は制服の上着の前を開くと、中里さんを背後から抱きしめ、制服で包むようにして風をさえぎった。
「えっ!? えっ!? ええっ!?」
中里さんはもう真っ赤だ。いつも下校の時に、恥ずかしがって先に行ってしまうときのように。
でも今は彼女は俺の腕の中にいる。…彼女を放したくない。
「子供の頃に、さ」
「え?」
「君子と遊んでいて、こんな風に寒いとき、こうしてやるとあいつ喜んだんだ」
「君子ちゃんが…」
「本当はコートでも着ているといいんだけどね」
中里さんもだいぶ落ち着いてきたようだ。姿勢こそ恥ずかしいけれど普通に会話ができる。
786 :
768:02/08/27 19:48 ID:jZWDsxFx
>>785 続き
「…今でも」
「えっ?」
「今でも、こんなことしてあげるの? 君子ちゃんに」
「まさか」
「…よかった」
「え?」
「なな、なんでもないの」
また真っ赤になる中里さん。
でもこうしていると暖かいな。それにとっても柔らかくて。
「あ…」
少し強く抱きしめて、長い髪に顔をうずめる。…いい匂いがする。
「お、小笠原、くん?」
「…いよ」
「え?」
「…君子相手じゃ、こんな気持ちにならないよ」
「え? え?」
中里さんの耳元に唇を寄せる。
「好きだ」
「!」
「中里さんのことが好きだ。ずっとこうしていたい。
もっと…中里さんを感じたい…」
半ば無意識に、俺の手が彼女の胸を撫でてしまっていた。
「…………」
真っ赤になってうつむいている中里さんは、それでも、俺の手を払おうとはしなかった。
俺はもっと大胆に、彼女の胸を…小さいだなんて気にしているけど、それでも柔らかくて、暖かい膨らみを揉みほぐした。
「軽蔑されるかもしれない…でも…俺…」
俺の分身はこれ以上ないほどにいきり勃っていた。制服のズボンと、中里さんの着ているスカートごしに、彼女にもはっきりわかっているだろう。
787 :
768:02/08/27 20:03 ID:jZWDsxFx
>>786 続き
「…………」
「ごめん、勝手なことばかり、でも、俺、俺…」
「あっ…!」
胸の先を摘むようにして愛撫する。堅くなったものを背後から彼女にこすりつける。
片手がスカートの上から、彼女の腰のあたりをまさぐる。それでも我慢できなくなって、スカートのファスナーを探り、引き下ろす。
そこから中にもぐりこみ、スリップの上から撫でる。
「あっ、あ…ああ…」
スリップをたくし上げるようにして太股に直に触れる。柔らかな感触がさらに俺を煽る。
「ああっ、そ、そこは…」
ショーツの上から触れた。…濡れている。ヌルリとした感触。
(中里さんも…?)
その瞬間、俺の心臓が跳ねた。
「うっ!」
「えっ!?」
俺は、彼女に後ろから抱きついたまま、果ててしまった。
788 :
768:02/08/27 20:08 ID:jZWDsxFx
>>787 続き
ようやく二人の時間が動き出したとき、俺は自分が何をしてしまったかを理解した。
急速に体温が下がっていく。
「ご…」
「…………」
「ごめん…ごめん、ごめん!!」
俺はなりふり構わず土下座した。最低だ。俺は最低な男だ。
河原の地面に額をこすりつけるようにして俺は謝り続けた。
中里さんが、ようやく口を開いてくれた。
「本気?」
「え…?」
「さっきの。本気?」
真面目な顔。本当に怒っているのだろう。
「お、俺…」
「好きって言ってくれたの、本気?」
「え?」
彼女の表情は真剣だった。
「…好きだ。本当に、中里さんのことが。
いつもいつも中里さんのことを考えていて…さっき、中里さんを抱きしめたら…止まらなくなって…。
あんなこと、するつもりじゃなかったのに」
いつの間にか俺は泣いていた。
中里さんは俺の前にしゃがみ、優しい声で囁いた。
「…私も、好き」
「え?」
「私も、小笠原君のことが好き…抱きしめて欲しいって、ずっと思ってた」
789 :
768:02/08/27 20:19 ID:jZWDsxFx
>>788 続き
「それじゃ…?」
「許してあげる。今回だけ」
今回だけ、か。
それでも俺にとってその言葉は、何よりもうれしかった。
「無かったことにしてあげる。そのかわり…」
彼女が言葉を区切る。ああ、何でも言ってくれ。許してくれるのならどんなことだってする。
君に嫌われずにいられるなら…。
「今度の日曜日、デートして」
「え?」
「場所はあなたが決めて。そして…あんな風じゃなくて、ちゃんと告白して」
「…うん」
中里さんが立ち上がる。さっきと違って,少し悪戯っ子のような微笑を浮かべて。
「それで、今度は、最後までして」
「へ?」
「と、途中で終わっちゃたりしたら許さないから」
真っ赤になってそう言うと、かばんをもって一目散に走っていってしまった。
そう、いつもいっしょに下校した時みたいに。
リターンマッチは、日曜日。
今度は失敗しない。そう決意した。
…こんなところで終わり(笑)
790 :
768:02/08/27 20:25 ID:jZWDsxFx
言い訳(笑)
ごめんなさい、なんか変な方向に発散してしまいました(汗)
最初に思いついたのは、
>>785 の姿勢から告ってキスしようとしたら身長差のせいでうまくいかなかった、というお笑い系のネタだったのですが、暴走したらこうなりました(汗)
コトを最後までさせなかったのは、遮蔽物もないであろう河原でってのは中里さんが可哀想に思えて(^_^;
(コトをしてしまって二人して風邪ひいたオチは避けました(^_^;)
しかし、日曜日のデートは冒頭からギクシャクしたものになりそう…。
791 :
768:02/08/27 23:07 ID:mjs0F7Ri
…よくよく考えてみれば中里さんって下校会話時にコート着てるやん(^_^;
そういう時期なわけで。
だから最初から設定的におかしかった罠。
鬱だ。
いや、いい。
ガクランの中にすっぽり収まる中里さん カワ(・∀・)イイ!
793 :
768:02/08/28 11:10 ID:XG+JuYp9
>>792 なんかお持ち帰りしたくなるサイズですよね(笑)
身長では君子よりも低いのに胸とかでは勝っているのは、もしかしたらトランジスタ・グラマー(死語)なのか、それとも君子がガリガリなのか。
中里さんは生真面目そうだけど、本を色々読んでいるから性知識もある程度は持ってて、夢想的というか妄想癖というか、そっちに持っていけばよかったかなぁ。
でも途中でやめられたからと言って積極的に続けろと言ってくる子でもないでしょうし。
「許して欲しかったら…靴を舐めて」ってのもかなり違う(笑)
色々妄想はしますがそれを口に出せる度胸は無いのです。
谷崎潤一郎なんて余裕で読んでます。
795 :
794:02/08/29 22:10 ID:9jhXbcTP
>>794 まぁ私の場合あちこちのサイトに18禁SSとか投稿していますしねぇ(^_^;
(TLSのSSはありませんけどね)
「何かお困りなら、私で良ければ相談に乗るわよ」
たしかに沢田さんは、転校というこの事態に際して
一番役に立つアドバイスをくれる可能性が高い人だろうとも思う。
それがいいとばかりに中里さんも大きく頷く。
「あはは……は。なんか沢田さんにそう言われるとは…ねぇ」
沢田さんの言葉は、彼女が出会った頃とは大きく変わったことを示唆してて
だからやっぱり彼女には言えない、「転校」の二文字を。
もしかしたら俺は
「俺が転校することで沢田さんが傷つかない」ことも
それはそれで嫌なのかもしれない。
それなら辻褄が合う。
なぜ転校することを伝えられないのか
それは、沢田さんが気落ちしたのを見たくないからであり
また、沢田さんが全く気落ちしないとして、それもまた見たくないからなのだ。
中里さんは、きっとすごく残念がってくれるだろう。
俺はまた、中里さんがどんなに良い娘なのか、
きっと思い知らされることになる。
安藤は、きっと憎まれ口混じりに残念がってくれて
周りはその憎まれ口に「おいおい」って引くかもしれないけど
俺はそこに口調とは違う心情が入ってたら、きっとわかってやれるから。
波多野は、きっと何やかやと俺にしてくれようとして、
で、きっとかすみをけしかける。
かすみは……かすみはどうするんだろう。
そう、転校を直前まで告げないというのは
たしかに悪くない選択かもしれない。
転校を知らせることで強制的に移行する非日常の世界では、
みんなの善意にあまりに息が詰まるから。
来る日も来る日も「みんなが何かをしてくれようとしている」
そんな空間の中心で過ごしたくはなかったから。
それよりも、最後の最後まで、
いつもと同じ青葉台の空気を吸っていたかった。
出来ることなら、さも突然の転校だったように
みんなの前から消えてしまうのもいいかもしれない、とさえ思う。
これがとことん自分本位の考え方なのは頭ではわかってる。
わかってはいるんだ。だけど……
横断歩道が目の前で明滅する。
殆ど誰も何も喋らなくなった俺たちは
後ろからやってくる安藤と波多野を何とはなしに待った。
あの二人にこの状況を変えてもらいたかった。
期待に違わず、二人は周りを気にする素振りもなく
よく通る声をゴキゲンに響かせて喧々囂々とやり合っていた。
おいおい、また道行く人が振り返って見てるぞ。
しょうがない奴らだよなぁ。
話題はどうも「一時期のセレシュ」の「プレイ中の叫び」についてのようだ。
はぁ……俺は、ちょっとだけ波多野と安藤を羨ましく思った。
「……元気よね」
沢田さんが、ポツリと呟く。
「そうだね……」
俺にはとてもそんな元気は無い。
これからあの二人とボーリングをすると思うと
とてもじゃないが身体が持たない気がする……。
くいっ。
うん?俺は一瞬何が起こったのか把握できなかった。
くいっ。 もひとつくいっ。
中里さんが俺の袖を引いて、俺と目が合うと信号の向こうを指さした。
「ねぇ、あれ、君子ちゃんじゃない?」
県道を挟んだ信号の向こう側で、
駅に向かう道の信号待ちをしている後ろ向きのシルエットは、
たしかに君子に似過ぎていた。
君子キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!!
っていうか袖口をくいくい引っ張る中里さん(´Д`*)ハァハァ
あ、そういや458KBやん。ペース的に連載2個ともやばそうっすな。
>>799 中里さんの「くいくい」がいいっしゅ(*^^*)
君子…なのか? 「似すぎていた」ってのが気になる。
もしや梢?(笑)
# 身長が違うからわかるか、さすがに(^_^;
803 :
768:02/08/30 20:11 ID:xRMpzCBD
かすみネタでひとつ。
いつもの時間。いつものバス。
通学ラッシュと通勤ラッシュで満員の車内。正直窮屈だと思うけど、私みたいなとろい女の子には一番向いていると思う。
以前は、この満員が嫌だったけど、1年も経てば慣れてしまう。それに。
「…あ」
中3のころから次第に膨らみ始めた私の胸。最近ますます大きくなって、クラスの男の子とかにHな目でみられちゃう。恥ずかしいから、あまり大きくならなくてもいいのに。
その私の胸に触れる人。いつも同じバスに乗るサラリーマン風の人。いつも同じバスの同じ場所。
この人は私の胸に触れ、私もそれを拒まない。
口をきいたこともないけど、そんな関係が半年以上続いている。
きっかけは、すし詰め状態のバスが急ブレーキした時。
この人が身を呈して私をかばってくれた。両手でふんばって、みんなの体重が私にかからないようにしてくれた。
そのことを憶えていたから、何日かあと、弾みでこの人の手が胸に触れた時に、「この人チカンです」とか言わなかった。
ちら、とアイコンタクトして、OKしてあげた。
それ以来、こんな時間が続いている。誰も知らない、二人だけの秘密。
ある秋の日、気まぐれで制服の下にスリップもブラも着けずにバスに乗った。
いつものようにあの人の手が私に触れて、一瞬驚いたように動きが止まった。
久しぶりのアイコンタクト。
私は真っ赤になって目を伏せて、制服1枚ごしに乳首を弄ばれて下着を濡らした。
そんな日が続いたのに。あの人の姿が急に消えた。
会社員だから出張とかあるのかも。そう思って一月以上経った。
転勤とかしたのかもしれない。リストラされちゃったのかも。
そう思いつつ、私は今日も家を出る。
もしかしたら今日はあの人がいるかもしれない。私の胸に触れてくれるかもしれない。
今日も明日もいつもの道で…。
TLS2の風間こだち。
剣道部主将の彼女は蒸れる袴の下に越中ふんどしを締めていて、
こっそり一人で洗濯している…というのはどうだろう。
主人公に着替えを覗かれて袴の下の越中を見られてしまうとか、
シスコンの弟・健太が姉の持ち帰った汚れた越中をなめつつオナニー…とか。
同じくTLS2の波多野葵も主人公に調教されて、
転校先の博多から主人公が持ち帰った
山笠の衣装(子供用)を着せられてしまう…というのに萌え。
そして深夜の公園に連れ出して鉄棒オナニーを強要。
子供用の締め込みが股間にギリギリ食い込んで、
思わず鉄棒にまたがったまま失禁…ていうのはどうか?
>805
まぁまぁマターリ逝きましょう。
常連さんも読んでましよ。最近ROMでごめんなさい。
807 :
768:02/09/02 00:07 ID:2uE8VrKd
>>805 スレ紹介ありがとうございます。
エロパロ板とエロ漫画小説板以外には出入りしていないもので(^_^;
投稿SSとか書いているのも今一時代遅れなんですよね、私の場合。
未だにエヴァのSSなんて書いていますし。
妄想が溜まるまで時間がかかる体質のようです(^_^;
アスカの…何でもない。
ゆッたりと進む大河SSに妄想炸裂のSS、私はもう
指をくわえて○○を握ッてROMるしかござりませン。
御馳走様です。
809 :
「た」:02/09/03 00:20 ID:VOsXt3gE
>>805 うわー懐かしいっすな。
実はこれの「かすみは全て計算ずく」の言いだしっぺって自分ですよ。
何かそんな気がするんですよね。例の占いの本を拾った時とか。
なんちゅーか10日くらい空けちゃってますが続きのうPをしたいと思います。
まんこにディルドーが入ったけど遊季が焦らすので梢が堪らなくなった所からです。
もう駄目。あそこの疼きが止まらない。
恥ずかしいけどもう一度、ううん、もっと自分で腰を動かすしかないわ……。
我慢できずに私がまた腰をくねらせようとすると、
ずんっ
「っんんああああぁぁぁ!!」
そんな浅ましい私の動きを分かっていたように、遊季が鋭く腰を打ち付けてきた。
(あ、あ、あ、お、おま〇この奥まで…奥まで届いて……)
遊季はそのままおま〇この奥を、子宮の入り口の辺りをコツ、コツ、と小突くように突いてくる。
「あ、あ、あ、ゆ、遊季、いい、奥…おま〇この奥、いいよぉ……。
もっと、もっとおま〇こ擦ってぇ…おま〇こ掻き回してぇぇ……。」
ずっと入り口辺りで焦らされていた私は、散々昂ぶっていた事もあって、
すぐに限界が見えてきた。
「あ、駄目、遊季、駄目、駄目になっちゃうぅぅ……。あ、あ、あ、いい、おま〇こ、いいっ!」
遊季が腰を大きくのの字を描くようにして、おち○ちんでおま〇こを掻き回してくる。
ああ、駄目、ごめん遊季、私、私、もう先に……。
「いいのよ、梢。何度でも……。もう嫌って言うくらいイかせてあげる……。」
遊季が耳元で熱く囁いてくる。そのまま耳の裏も舐めてくる。
(ああ…、耳が感じちゃう……。遊季の熱い吐息が、ゾクゾクする……)
「んっ…ちゅっ……んぷっ…ちゅるっ……。」
堪らず遊季の唇にむしゃぶりつく。夢中で舌を絡ませる。
「ああんっ……。」
すっ、と遊季の舌が離れる。ん…もっとキスしていたいのに…寂しい……。
811 :
1回:02/09/03 00:21 ID:VOsXt3gE
「んっあっ、あっ、あっっ!あっっ!あああっっ!!」
口を離した遊季は体勢を起こし、本格的な律動を始める。
ぬっちゅ、ぬっちゅ、じゅぶっ、ずぷっ
体育倉庫の中にいやらしい水音が響く。私のおま〇こから出てる音だ。
「ああっあく、いやあ、い、イイっ、ん、んああっっ!だ、駄目、駄目えっ!」
遊季の息遣いと水音と、私の喘ぎ声と、
世界からそれ以外の音が消え去ったような錯覚に私は陥る。
ふと遊季の顔をちら、と見ると凄く余裕の表情だ。
受け取る快感をコントロールしている、といった感じで。
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ
「ほら、ほら、いいのよ、我慢しないで、梢っ。」
入れ始めの時からは想像もつかないような、遊季の激しいピストン運動に
私のおま〇こは、身体は、心は完全に支配されていた。
「あ、あ、駄目、遊季、イクッ、もう、本当に、ああっ、ああっ、ん、んんんん〜〜〜〜っっ!!!」
頭のてっぺんまで電流が走ったような感じがして、私は激しい絶頂の渦に巻き込まれる。
「……取り敢えず1回目ね……。」
薄らぼやけた意識の中、遠くの方で遊季が何か言ったような気がした……。
遊季は私がイッた場合、その絶頂をより深いものにするために、
しばらく柔らかい刺激を送り続けてくれる。
「ん…ううん…遊季ぃ……。」
ゆるゆるとおま〇こを掻き回しながら、ぎゅっと抱きすくめてくれる。
遊季の温もりに抱かれながら私はウットリとしてしまう。
心も身体も遊季一色に染まって夢見心地といった感じになる。
812 :
まだ:02/09/03 00:22 ID:VOsXt3gE
「梢って相変わらずこらえ性がないわね。」
クスクス笑いながら遊季が囁いてくる。
(遊季が『我慢しないで』って言ったくせに……)
「ん…ちゅ……。んん……。」
絶頂の余韻に浸ってる私は文句を言うのも億劫なのでキスで返事をする。
お互いに背中に手を回して身体を弄りあう。ん…気持ちいい……。
「でもね。私はまだイッてないのよね……。」
「んっんんっ…あ…はああっ……。」
遊季はまたゆったりと、でもおま〇この中の感じるポイントをしっかりと押さえて動き始める。
イッたばかりの身体は痛いみたいに感じすぎるけど、
遊季の優しい動きでまた身体が反応を始めてしまう。
(ああ…そこ、駄目…またすぐに駄目になっちゃう……)
「あっ…遊季、遊季ぃ…そこぉ……。」
遊季はディルドーでおま〇この入り口の上側をゆっくりと擦ってくる。
そこを擦られてると身体の芯がうずくような感じがして。
目の裏まで、いっきに、太い快感がズトンと突き抜けるような
そこを刺激されると、もう刺激する相手の言うままになるしかないような
そんな気持ちになってきちゃう。
813 :
「た」:02/09/03 00:26 ID:VOsXt3gE
そろそろ佐伯さんも卑語を言う事に抵抗がなくなったみたいです。
賛否あるかもしれませんが、僕は女の子が恥かしい言葉を口にすることに興奮する方です。
では相変わらず感想、ご指摘などを募集します。
1行でいいんで。よろしくお願いします。でや。
814 :
768:02/09/03 00:43 ID:EVCswPei
>>808 まぁEVA系のWEBページで拙作のSSを探していただくというのも一興ですが(^_^;
でも、アスカに何か生えていたり、シンジが女の子になってたりとアブノーマルなものもあるので注意(笑)
(注:ノーマルな18禁作品もありますし、非18禁作品も書いてますよ(汗))
>>810〜812
梢が可愛いですねぇ(笑)
小っちゃな彼女が淫らに腰を振っているところを想像するだけでゾクゾクきます。
ちょっと気になったのは、閉じカッコの前に句点がある点でしょうか。
「……。」 ←こんな感じで。
>>813 どんどんいちゃってください。
らヴらヴで。
>>810-812 普段おとなしい梢も心を許した相手の前では出血大解放。
時には娼婦のように 淫らな女になりな…。
でも読ンでるとそンな梢が愛おしくなッてくる…。
>>814 うい、探してみます。遊季×梢もア×シもラブラブファイヤーなのが好き。
817 :
「た」:02/09/05 00:51 ID:wgWT3r0h
>>814 あー。すいません。何か変でしょうか?
文章での創作活動なんてこれが初めてなもんですから、よく知らないんです。
どういう風にやったらいいんでしょ。
「」の中って句点って入れない方がいいんですか?
>>815-816 ・・・今後の展開が変な風になっても石とか投げないで下さいね・・・。
818 :
768:02/09/05 00:58 ID:A9fxaSoy
>>817 閉じかっこの類 )とか」とか』とかの直前には、句読点は入れないのが
普通なようです。
少なくとも、手持ちの小説やエッセイの大半はそうなっています。
(手持ちの本全てを調べたわけではありませんので断言はしかねますが)
途中に句読点が入るのは問題ないと思います。あくまで閉じかっこの直前。
「・・・・」って使い方する作家さんも結構いるとおもいますけど?
要は如何に相手に文章を通じて伝えるかであって、あまり気にする
必要はないかと思う。
「・・・・」でためらいとかの感情が表現できたりするんだし。
820 :
768:02/09/05 01:17 ID:A9fxaSoy
>>819 私は句読点("、"と”。”)について述べているのであって、"…" 等の使用に言及はしていないのですが。
なお、個人的には「・・・」ではなく「…」の方が好きです。
実際「…」は私も多用しますし、「だめっ…」のように、閉じ括弧の直前に置くことも多いです。
「・」はあくまで中黒点であって、「…」とは違う文字だと認識しています。
まぁこのあたりは多分に趣味の問題ですが。
821 :
768:02/09/06 13:46 ID:vSb5QQxx
>>804 こだっちゃんだと、道着姿の時に抱き寄せてHしようとしたら拒まれて、
「だ、ダメよ…汗くさいわ、私」
「俺は気にしないよ」
「わ・た・し・が気にするの!
特に剣道部は防具の匂いとか、いろいろあるんだから…」
「じゃあ今度、練習前に、おろしたての道着でお願いするのはいいんだ?」
「え?」
なんて会話があると、汗くささを気にするオトメゴコロとか描けてよさげな気がします。
Hなことするときは道着の下がのぉぱんだったりすると個人的に萌えですが。
袴の横の合わせのところから手をもぐりこませて…(笑)
話と流れに関係ない上に個人的趣味(wに走って申し訳ないが
スク水・ブルーマ(スパッツ)等の特殊装備が似合う…というかハァハァな歴代キャラはどんなもんだろうか?
ちなみに自分は
綾音タン・君子のスク水
天野ッチのデートみじゅぎ
草薙センパイの巫女姿
スットコ・佳織んのブルーマ
二学期あゆみタンのみじゅぎ
こだっちの袴
かな部活イベントの体操着
遊季と夏デートの(略
・
・
ああ3の娘らにブルーマ着せたかったなハァハァ
里佳タンに着せたりしたら氏ぬほど萌えるんだろうなぁ…
そうそう、その他の特殊装備として育美クンの制服ってのもあったか(w
あとちょっとなんですが……明日載せることにします。
>>822 後藤制服は夏服がよろしいかと。
あ、ある意味後藤さんは春デート服も特殊装備だな。
エプロンはのぞみ。はプロンものぞみ。(Cookin MAMA)
沢田さんの襟付き体操服+緑ブルマ。
あと特殊装備じゃないけどあゆみちゃんの体操服から覗くへそ。
825 :
768:02/09/07 13:57 ID:0pvmNNnG
>>824 草薙先輩は冬服だからいいものの、夏服だとピンクのブラウスが似合わないのではと危惧(^_^;
(冬服でももちろん下に着ているんでしょうけど、ブレザーで隠れるのは大きいかと)
小笠原君子
俺の妹。
横断歩道の信号が、青になる。
駅に向かう道は、まだ赤のままのようだ。
「お〜い、君子ぉ!」
横断歩道を半分くらい渡ったところで君子だと確信した俺は、声をかける。
「あれ〜、お兄ちゃん」
振り返った君子が俺と一緒にいた人間を認識して、目を白黒させる。
「……と沢田さんと中里さんと波多野さんと安藤さん、こんにちは」
小さな会釈を返す中里さんと安藤。
沢田さんは小さく、波多野はそれより大きく手を挙げた。
「ん、なんでお前、こんなところにいるんだ?」
「香坂先輩を迎えに行くんだよ」
香坂麻衣子。
家庭部で君子と一番仲が良かった先輩だ。
その時既に青葉台の卒業式は終わっていたのだけど、
それから二日に一回くらいは、君子は香坂先輩と会っていた。
二人とも、新しい旅立ちを前にして
その不安や緊張を共有できる仲間がいることが心強いんだろう、と思う。
香坂さんにそういう人並みの不安とか緊張とかがあるのか
俺にはちょっとわからないのだが
君子曰く「人一倍そういうのが強い人」らしい。
君子は昔からそういった人情の機微とかにいやに敏感なところがあって
俺は君子のそういう鋭さにいつも舌を巻いていた。
その敏感さは俺に流れていない血のせいではないか、なんて
俺には冷静には考えられない疑問が鎌首をもたげることもあった。
俺と君子は、血が繋がっていないのかもしれない。
君子が単に年子なだけでなく、誕生日が九月とわかると
小学校の先生やら友達のお母さんやらが
何処か腑に落ちない表情になるのを
小さな頃から見続けてきたのだから
如何に鈍感な俺でも、何処かがおかしいことはわかってた。
小学4年の保健の授業で妊娠の期間を習った時、
君子と俺が普通の兄妹ではおかしいってことをはじめて本格的に悟った。
俺がうちの子じゃないのか
それとも君子がうちの子じゃないのか
二人とも父さんの子、という線は幼すぎて考えられなかったから
俺は、俺こそが父さんと母さんの子供だって思いこもうとして
家に帰るなり怖い顔を作って、君子に
「お前はうちの子じゃないんだぞ」って言った。
突然そんなこと言われて、意味も分からずきょとんとしてる君子に
「君子はもらわれっ子なんだぞ。
だからお兄ちゃんは、君子のお兄ちゃんじゃないんだぞ」
って言ったら、君子は大きな声で泣き出して。
あんなに泣きやまない君子ははじめてで
だいたい君子を泣かせたこと自体あまりに久しぶりで
すぐにどちらがうちの子か、って敵愾心は後悔に変わって
それに、
今は俺の言葉を信じて君子が泣いてるけれど
本当のもらわれっ子は俺で、
俺こそが今ここで泣いているべきなのかもしれないから。
君子が受けたショックは、俺が受けるべきものなのかもしれないから。
気がついた時は君子の背中を抱きしめて、俺は涙を流してた。
君子は俺の胸に顔を埋め、俺の腰を抱えるようにして、まだ泣いていた。
その日、わかったことは
血縁ってのはただその機会を与えてくれるだけで
家族ってのはそれとは根本的に関係なく成立してるってこと。
家族ってのが個人の婚姻をベースにしたものである現在
そもそも家族以外の人間との出会いが家族の始まりなのであるから
血が繋がってなかったとしても
俺と父さん母さんが
君子と父さん母さんが
俺と君子が
家族として「ある」ことは出来るのではないか、ってこと。
そんな風に言葉に出来るまでには、
本当はもう少し時間がかかっているのだけれど。
どちらが母さんと本当に血が繋がってるのか
やっぱりそれが気にかからないわけでもなかったけど
父さんと母さんだけでなく
気がつけば、俺の周りは、爺さん婆さんに至るまで
俺にも君子にも公平に優しかった。
「こんなに豊かな愛情に囲まれているのだから
少々のことには目を瞑ろう。
血が繋がっていないことで不利益があるわけではないみたいだし」
初めは建前だったことが
何時の間にか本音になっていた。
誰かにこんなこと言われたとしたら
俺はもしかしたら意地でも認めなかったかもしれないけれど
自分が一人でいるときにそう思ってしまったのなら、
後はもう素直に受け入れるしかない。
その夜は二人で手を繋いで寝た。
血が繋がっていないけれど、俺たちにはたしかに絆があった。
次の日からしばらくは
「お兄ちゃん」と言われる度に何処か照れくさくて
もしも親が再婚して、血の繋がっていない妹が出来て
その子に「お兄ちゃん」と言われることになったら
こんな気持ちなんだろうか、と思った。
自分の子供じゃなくても「息子」とか「娘」と言える父、母。
血が繋がってないないのに「お兄ちゃん」と抵抗なく言える君子。
父さんと母さんの子供は、やっぱり君子なんだろうなぁ。
我ながら、つまらない要因でものを言っていると思うけど、
父さんや母さんと君子との間でそんなつまらない共通点を見出す度に
俺は無性に寂しくなったり妙に気持ちがささくれだったりした。
外見はというと、不思議なことに、俺と君子が一番似てるくらいだった。
じゃあ血液型はというと、父さんと母さんがA型とB型、それもご丁寧に
それぞれ爺さんがO型だったらしいんで、何型が出てきてもおかしくない。
>>830 n@e さん
君子と添い寝〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(*^^*)
あぁでも小4と小3か。普通Hな気分にはならないな(笑)
もし君子がベタベタにブラコンな子だったら、非血縁EDってことで恋人関係に…ってシスプリかいっ。
まったく脱線しますが、一卵性双生児の男女2組がそれぞれ結ばれて夫婦になった場合、その間に生まれた子供ってのはイトコなんでしょうかねぇ?
それともきょうだい?
いえ、今回のエピソード読んでいて、上記のようなカップルで、夫婦の一方が事故死とかして残された子供を一方の夫婦が育てたら…と考えてしまったもので(汗)
>>833 そ れ だ ! ! ! >>TLS4の姉か妹
実際3学期主人公は君子と誕生日が10ヶ月離れてないんだよね。
3学期プレイ時は君子と合体してもいいってことか?(;´Д`)ハァハァ
>>833 冷静に考えればDNAが同じでも違う人生を送れば違う人格、って事なんだろうけど
こういう風に人格を無視して肉体情報だけを取り扱うっていうのも
鬼畜な感じがして興奮するにゃあ。(話がずれてる)
どうせなら三学期主人公があと三週間遅く生まれていれば
君子が同い年、同じクラスで
「学校では『お兄ちゃんって言うな』って言っただろ!!」
「ごめんよ、お兄ちゃん…あっ……また言っちゃったよぉ」
って鳴沢唯ちゃん的展開きぼんぬ。
かすみが年上になるのが難点ではあるがな。
その場合君子は攻略可ですか?
それどころか血の繋がってないお母さんまで攻略可でふ。
君子ははれて娘となりまふ。
この妹はお兄ちゃんの布団に入ってきて、
眠ったふりしてる背中に「す」「き」とか書いちゃう妹ですか?
>>836 年上だけど犬っぽくて頼りにならないかすみ萌え(笑)
>>820 一般に商業作品として流通している文章だと、
点々は「……」の三点リーダ二つ。
そこらにある小説でも雑誌でもいいから見てごらん。
842 :
768:02/09/08 16:15 ID:3SWhKClj
>>841 なるほど。勉強になります。
(とりあえず今すぐ見ることができた館淳一の「養女」では、3点リーダ2つとなっていました)
つまり中黒点を並べて使わない、というのも正しいんですね?
# というか句読点の話からどんどん逸れていくな(笑)
「……」ではなく、間隔の同じ「‥‥‥(‥×3)」の方がより自然になると思われ。
ってこれは気分なので、どうでもいい事ですが… 好きなようにするのが一番かと。
844 :
768:02/09/09 15:47 ID:2nhrS9DR
>>841 あれから自室の本棚の文庫本などをパラパラめくって見てみました。
20冊くらい(出版社で言うと7社くらい)見た感じでは「……」が使用され
ている場合は、2文字分の長さに点6つというケースばかりでした。
古い本だと「……」は使われていなくて「──」というか、途中が切れていな
い2文字分の直線が用いられていました。
>>843 上の点から考えると通常の文字2文字分、という点では「……」の方が向いて
いる気がします。
>好きなようにするのが一番かと。
ということで、自分としては今後「……」を使おうかと考えています。
845 :
「た」:02/09/10 02:06 ID:Ccm99Uyy
今週、人生の山場の最大級の物が来ます。
来週以降もし来なかったら人生から逃げ出したと思ってください。
僕は「…」はこれで辞書登録しちゃったので「…」で行く事にします。
何かエロ板全体で思いっきりdat落ちがあったらしいですね。
スレ立て後60日以上過ぎてる物が対象とかで。復帰したみたいですがここが落ちたら嫌だなあ、と。
それでは続き、うpします。
佐伯さんが一回イキました。まだ遊季は許してくれません。
846 :
続行:02/09/10 02:07 ID:Ccm99Uyy
りゅっ、りゅっ、
だんだん遊季の腰の律動が速くなってくる。ああ…おま〇この中で、擦れて……。
「んっ、う…ううん……。ああ……ン。」
また遊季のディルドーが、深いところをえぐるようにしてくる。
また私はリラックスして、遊季に身を任せてしまう。
「ああっ…遊季ぃ……。」
遊季は腰を動かしながら私の胸を撫で回してくる。
恥ずかしいくらいにツンっと立っちゃった乳首がたまに遊季の指に当たって、たまらなく気持ちいい。
遊季はそのまま私の乳房を少し強めに揉みしだいてくる。
普段ならきっと痛いはずの力の入り方なのに、発情しきってしまった私の身体は
遊季から送られてくるあらゆる刺激を快感と捕らえてしまうみたいで。
「ああっ…遊季ぃ……。おっぱい…気持ちいい……。もっと揉んで……。乳首も弄って……。」
遊季は任せてと言わんばかりに、胸を揉みながら乳首をコリコリと転がしてくる。
ああ…こうやって胸を揉まれてるだけで…何だかまた……。
「ううんっ!」
遊季は左の乳首をクリクリ弄ったまま、右の乳首に口をつけてきた。
847 :
噛:02/09/10 02:08 ID:Ccm99Uyy
「あっあっああっ……。」
遊季に乳首を吸われて舐められて、その度に私は身体をピクンっとさせてしまって。
体中がゾクゾクと震えてくるよう。
カリッ
「ん、んああぁぁっ!か、噛んじゃ……。」
遊季が私の乳首に軽く歯を立ててくる。
痛いくらいに勃起した私の乳首は、でも、それさえも快感に感じてしまう。
「ん?噛んじゃ…何?嫌?」
遊季はさっき甘噛みした乳首にチロチロと舌を這わせる。
ああ…もうどうにかなっちゃいそう……。
「ん…いいの……。遊季…もっと乳首噛んで……。もうどうにでもして……。」
「うふふっ。やっぱり梢ってちょっとマゾっ気あるわよね……。痛いの、いいんでしょ……?」
ああ…そうなのかな……。私、そうなのかな……。分かんない、そんなの分かんないよぉ……。
「あ…ああん……。遊季ぃ…遊季はそういう娘…嫌い?私…そうなの……?」
遊季はそっと、そんな私の唇をキスで塞いだ。
遊季の差し入れてくる舌に、私は夢中で舌を絡める。
「ん…ちゅぷ……。んむ…ん…ううん……。」
唇が離れる。遊季は腰を動かして私のおま〇こに刺激を送りながら目を見つめてくる。
いつもの、見ているだけで吸い込まれそうな、不思議な瞳。私をなんでも言いなりにするあの目。
「そう。梢は自分では気付いてないけど、あなたはちょっとくらい痛いのや恥ずかしいのも
気持ちいいって感じちゃう、そんないやらしい娘なのよ……。でも私は梢のそういうところも
好きだから…梢は気にしなくていいのよ。そのままで、いやらしくて可愛い、私だけの梢でいて……。」
そう言って遊季はまた私にキスをしてくる。乳首もまた抓るように刺激してくる。
(ん…そうなの……?私ってそういうのが気持ちいい変態さんだったの……?)
でも遊季に意地悪されるのは嫌いじゃないし……。遊季にならいじめられてもいいし……。
そういう私を可愛いって、好きだって遊季が言ってくれるのなら…それでも…いいのかな……。
848 :
M:02/09/10 02:09 ID:Ccm99Uyy
「うん…もしかしたらそうかも…しれない……。」
遊季の舌に口腔を蹂躙されて、乳首もコリコリと抓られて、おま〇こも擦りあげられて。
ピンクの霞がかかったような蕩けきった私の脳は、
遊季の言葉を全て何の疑いもなく受け入れてしまうのだった。
「ね、じゃあ梢、自分で言ってみる?」
遊季がおま〇こを擦りながら言ってくる。何を言うっていうの……?
「『梢はマゾです』って10回言ってみて。恥ずかしくて、きっともっと気持ちよくなるわよ?」
(え…何でそんな事言わなきゃいけないの?)
「梢、自分で今『そうだ』って言ったじゃない。いいから、言ってみてよ。何言っても梢は梢よ?
何も変わりゃしないわよ」
言いながら遊季は催促するように子宮の辺りをコツコツと小突いてくる。ん…そこ、感じるぅ……。
「で…でも……。」
私が渋ってると遊季の腰の動きが止まる。
「ね?言ってみてよ〜。梢がやらしい言葉言うの聞きたい〜。」
ああ…また遊季のダダが始まった……。こうなったらテコでもきかないし……。
「ね〜。ね〜ったら〜。」
また腰を動かしてくる。あ…そこ弱いのに……。
遊季はダダをこねながら、その割には私の急所をしっかりと強く責めてくる。
(あ…乳首…そんなに抓っちゃ……。んんっ…おま〇こ…奥まで届いてるぅ……)
…仕方…ないな……。もう……。
結局、私は遊季の責めとダダに屈服してしまった。
元々遊季が言い出した時点で私に選択権はなかったのかもしれない。
「じゃ…じゃあ……。梢は…マゾ…です……。」
あと…9回言えばいいだけの話…なのよね……。
849 :
「た」:02/09/10 02:14 ID:Ccm99Uyy
何やら雲行きが怪しくなってまいりましたが。
引きましたか?引かないで下さい〜。
「。」はこれまであまりにずっと「。」でやってきたので
急に変えると気持ち悪いので取り敢えずは「。」で行きます。
「。」の方が気持ち悪い、という意見が出ましたら変えようと思います。
それはそれとして感想、ご意見は常時募集ですのでよろしくお願いします。
一行でいいんで。でや。
850 :
768:02/09/10 02:40 ID:62i6R9BE
>>849 梢に自らマゾと言わせる遊季が素敵過ぎます(笑)
もう梢のほうも酔ってしまって10回以上口にしてしまったりして。
851 :
:02/09/11 03:25 ID:LR9BRzH4
…このまま自己暗示にかかッてどンどン堕ちていく梢。
とりあえず二人気持ちよさそうなンでこのままの展開での続きを期待。
だからまた来て下され。>「た」様
…逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…
君子と一緒に、駅まで歩いてきた。
駅を通らなくてもボーリング場には行けたのだけれど
別にたいした時間のロスじゃない。
むしろこっちの方が道なりだ、とも言える。
改札前の広場の端で君子と波多野たちが喋りに興じてる中
何となく置いてきぼりになった俺は、
改札を通り抜けて人捜し顔の香坂さんを見つけた。
集団を離れ、香坂さんに近づく。
「こんにちは、香坂さん」
「あら、君子ちゃんの、お兄さん。
奇遇ねぇ〜、これから君子ちゃんと会おうと思ってたのよ」
ほんと、相変わらずな人だな。
「奇遇ってわけでもありませんよ、ほら」
俺は左手で君子のいる方角を示す。
少し目で追いかけて、あぁ、と納得顔の香坂さんは
「君子ちゃんは、何やらお取り込み中みたいねぇ」
「いや、そんなことないですよ」
俺と香坂さんは、君子たちの集団に向かって歩く。
「ところで、もう準備は出来たの?」
「え、何のですか?」
「ん?お引っ越しのことよ」
「んあっ!!香坂さん、そのことはっ!!」
俺は動転した。
「あっ……そういえば、秘密だったのよね」
口元に人差し指を立てて、「秘密」を強調する香坂さん。
香坂麻衣子は、君子がただ一人、転校することを打ち明けている人間でもある。
香坂さんが第一志望の大学に合格したのは三月十日だった。
その日の夜、香坂先輩にしてはまともな時間に電話がかかってきて
「やっと受かったわよ」
なんて言うから、君子も電話口ですごく喜んでた。
随分心配してたものな、君子。
香坂先輩が滑り止めの私立落ちちゃった、とか
そういう情報は俺にまで逐一伝わってきてたし。
なんだか気が緩んだのか
君子は香坂先輩に引っ越しのことを洗いざらい喋ってしまったらしい。
ま、もう卒業しちゃった香坂先輩なら仕方ないか、とは思ったものの
他の人もいるってのにこんなこと言われると……。
幸い、誰も気づいていないようでホッとする。
それにしても、これ以上香坂さんと一緒にいたら
今度こそ引っ越しの件、ばれてしまうかもしれんなぁ。
俺は内心冷や汗をかきながら
「そろそろ行くぞ」
と、俺に背中を向けてた波多野に耳打ちする。
「おっ、わかったわかった」
ちょうど会話の切れ目だったようだ。
波多野が
「うんと、それじゃあ、またね」
「うん、波多野さん、沢田さん、中里さん、安藤さん、お兄ちゃん、またね」
香坂さんも、ぺこっと頭を下げた。
「それじゃあ」
「またね」
君子と香坂さんは本当に幸せそうな笑みを交わし合いながら、
俺たちとは逆方向の人混みの中に消えていった。
きっとこれからまた、妖しい色彩の創作料理などをうちで作るのだろう。
俺たちの集団も、目的地に向かって動き出す。
……火事だけは、気をつけろよ、君子。
それと、ガス漏れも、だな。
香坂さんの出番はこれだけっすか?
そして君子は兄との約束守れませんか?
三学期だからまだいいものの……複雑だ。
あー、でも3学期だとこういう事にもなるのかねえ。
それよりもアニキ以外はちゃんと苗字で呼んでアニキだけ「君子ちゃんのお兄さん」か。
なんつーか、香坂先輩っておいしいキャラだよなー。
>>858 ん?
>「うん、波多野さん、沢田さん、中里さん、安藤さん、お兄ちゃん、またね」
>香坂さんも、ぺこっと頭を下げた。
君子の台詞でしょ?
860 :
768:02/09/15 11:47 ID:37wDVI3M
>>858 ふと思ったのが
「君子の兄に対する呼称が『アニキ』だったら、メカ君子なんて作っているのかなぁ」
という馬鹿な連想(汗)
「いやいっそ、女の子たちをチェキしているんだから『兄チャマ』の方が…」
と、馬鹿な連想はさらに拡大していきますた(汗)
# でも四葉よりはよっぽど有能な気がする…
>>860 俺は12人もいらない。みさきだけいればいいよ。
862 :
768:02/09/15 12:07 ID:37wDVI3M
>>861 実際12人は多すぎだと思いますし、もともとGマガで連載されていた読者参加企画のころは兄一人妹一人の兄妹が9組という感じで、あなたならどのお兄ちゃんになりたい? という設定だったかと。
PSのゲーム化の際に帰国子女組3人が増えて、さらに全員登場ってことで12人妹状態になったわけで。
ときメモみたいに途中のイベントで何人かが登場するとか、TLS1・2みたいに季節で選択すると妹の組み合わせが変わるとかもありえたんじゃないでしょうかねぇ?
(まぁ全員出したからこそあの吹っ飛びぶりを見せてくれたのは間違いないと思いますが(笑))
900行く前に次スレだろうな……
「た」氏の安否確認されたら、誰か立ててください。
俺は無理だったんで。
864 :
「た」:02/09/16 00:24 ID:paz6g+ez
えー。なんちゅーか人生の山場から転げ落ちました。
ちょっと感覚だけで出来ない文章製作は今の状況だときつい物もありますが
何か悔しいんでせめてお話自体は完結するまでやり遂げたいですわ。
次スレ立て宜しくです。
865 :
:02/09/16 04:33 ID:6D1OKtfq
866 :
天プレ:02/09/16 06:07 ID:DCZ7tUAP
867 :
天プレ:02/09/16 06:08 ID:DCZ7tUAP
868 :
天プレ: