【再販制を考える】

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1金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
【再販制を考える】

新聞、書籍の再販制は是か非か?
経済板らしいアプローチで熱い議論を戦わせてください。

廃止派過去スレと1
>>2

擁護派過去スレと1
>>3
2金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 00:54

1 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん 投稿日:02/08/12 03:26
「聖域無き構造改革」を掲げる小泉内閣。
しかし、本当は「聖域」が存在するのです。それは再販価格維持制度。
新聞・書籍・雑誌・音楽用CDをメーカーが決めた価格で売らせる制度で、
本来は独占禁止法違反ですが23条で“例外的に”認められています。
公正取引委員会は諸外国にならい何度もこの百害有って一利無き制度を
廃止しようとして来ましたが、そのたびに「再販制度廃止は文化衰退に繋がる」だの
「ドイツやフランスだってやってるじゃないか」だのと言った抵抗に遭い、今だに
廃止は実現していません。大体、新聞業界や出版業界が『再販制度の盟友』だと言う
ドイツやフランスだって日本みたいに半永久的に定価で売らせる義務を課すような
制度ではなく時限再販ですし、両国とも今年から導入した統一通貨・ユーロの
共通経済圏である他国から否応無く市場開放の洗礼を受けています。そして、
英国では1997年に再販制度が破綻しましたが出版業界は今でも普通に存在しています。
それにも関わらず日本の出版業界は「再販制度絶対護持、古本屋・漫画喫茶・
図書館断固粉砕」などと狂気としか思えないようなネガティブキャンペーンに奔走し
求心力を失い続ける一方。いい加減、再販制度に甘え切っているから市場に
不信任を突き付けられているんだと言う自覚を持ってもらいたいものだと思いませんか?

前スレ http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1006772274/
関連スレ http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029080184/

2面 http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029090387/

 参考

公正取引委員会
http://www.jftc.go.jp/

メディアの圧力で持論を活字化出来ない東京大学・三輪芳郎教授のサイト
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~miwa/MIWA_JIS.HTM
3金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 00:59
1 名前:@ 投稿日:02/05/23 00:40
経済学者は「再販売制度を廃止しろ!廃止すれば競争が
激しくなって価格も安くなる」と主張するが、それは
大きな誤りというもの。
出版業界が歩んできた歴史を紐解けば自明だ。
再販売維持制度と委託販売制度を廃止してしまったら、
本の価格はとんでもなく高くなるし、多様性もなくなります。
というか、出版界にはもともと再販制と委託販売制度なんてなかったんだよ。
もともとは書店の買い切り制だった。
この制度だと、売れれば大量に仕入れるけど、売れなければ大きな赤字になってしまい、
「買い取る側(書店)」のリスクが極めて高かった。
そのため書店のサイフの紐は固く、売る側の出版社にとって、「リスクは少ないが、
発行部数が伸びない」という嫌なパターンにはまってしまっていたんだ。
大量に作っても買い取ってもらえないため、売上は伸びないし、読者の手にも届かない。
出版社は経営上、価格も高めに設定しなければならない・・・と悪循環が続いていた。
出版社は印刷物を作るだけでは商売として成り立たないのだが、そんなパッとしない時間を出版業界はしばらく過ごすことになる。
明治30年に、出版業界に参入してきたのが「実業の日本社」。
この会社の増田義一によって「委託・返品無制限制度」が実行に移される。
書店にとって、「商品は全て委託販売です。返品は無制限。自由にどうぞ」という この制度の導入は大きかった。
この制度のおかげで、今までできなかった「見込み注文」ができるようになり、
リスクを心配しなくても良くなったからだ。
これが現在の出版業界の基礎である「委託返品制度」の始まりだ。
「再販制度反対」、「委託返品制度廃止!」という主張が いかに消費者の利益を損なうのかということがわかっただろう。
再販制度・委託返品制度を廃止すれば、
@本の価格は今よりも高くなる。
A出版される本の点数も少なくなる。 と、消費者にとっては不利益だらけなのである。
もとスレ
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1016570401/
Part2
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1022082043/
4金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 01:12
世界一高い日本の新聞価格をなんとかして欲しい。
5sage:02/10/05 01:13
>1
おつかれ。
ほんとに中立だなこりゃ。
65:02/10/05 01:14
まちがえた。
逝ってきます…
はじめて過去ログ読んだよ。

「再販制は委託販売」とかいうデムパな主張が混乱の原因か。

再販売だろうろ委託販売だろうと事柄の経済学的評価には
微塵も影響しない。
>>7
そう。それで「その範疇に当てはまらない岩波の本はどうなる」と突っ込まれ
>>3のスレを立てたヤシは玉砕した。

俺は>>3の正体は“自称”再販問題研究家のT.Tに違い無いと確信しているのだが。
まあ、極めて素朴に考えれば、
再販制を廃止した場合、
書籍の全般的な価格は競争によってある程度低下し、
その代わり一部の専門書が手に入りずらく
なるということだよね。

やっぱ単純な話だね、こりゃ。
需要があれば供給は衰えない。
図書館の設置軒数を増やすとか、専門書の需要を増やす努力をすれば良いものを。
そだね。
売れる情報は本屋で売って、
売れない情報は図書館にだけ置くか
ネットにでも載せればいい。

「再販制は委託販売」とかいうデムパな主張
を無視すれば、やっぱ単純な話。
12金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 04:13
>9
経済板にある以上「すべての商品は市場の見えざる手にゆだねるべき」という
意見になることは理解してるよ。
でもそれこそ単純過ぎないかい?

>8
岩波書店の本が買いきり商品の事?
岩波は全国各地に特約店を設けていて、その書店は委託であつかっている。

13本音は再販廃止希望という噂の大阪屋がんばれ:02/10/05 05:56
再販制度、委託販売制度もひどいけど、二大取次ぎによる寡占
状態が問題じゃないですかね?

本屋は売れ筋の本だけ取り寄せたいのに、連中ときたらそうい
う細かい注文には耳を貸さない。(大手書店の言うことは聞く
のかな?)

売れない本ばかりどんどんおしつけやがって。

まあ、委託販売契約の分は片っ端から返品するだけなんだけ
どね。

運送業界の反映には結構貢献していると思いますよ。

でも、本を書く、本を編集する、本を作る、本を売る、という
文化の発展には全く寄与してないんじゃないかな。

というわけで、二大取次ぎの力を失わせる方策きぼ〜ん。

でも、それってやっぱり再販制度廃止であり、取次ぎとの契約
上付随してくる、委託販売の廃止でしかないと思うのよ。

再販と委託は別物だけど、どっちか一方だけというのも想像で
きないなぁ。。。切っても切れない関係じゃん。
14金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 05:58
>>11
今でも十分そうなんですが。

>>8
岩波の話をされても何も反論にならないと思いますが?
あれは買い切り商品で書店ごとの契約なので再販制とは関係がないです。
個別の契約にケチつけるのは筋違いでは?
15金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 06:03
>13
>でも、本を書く、本を編集する、本を作る、本を売る、という
>文化の発展には全く寄与してないんじゃないかな。

委託販売だから本屋が売れるかどうか分からないものでも置いてくれる。
良い本か欲しい本かを判断するのは読者。
棚に並ばないことには判断できない。
だから小さな出版社でも新しい本や面白い本を作ることが出来る。
そのための委託販売。
これがないと、長いスパンで売れる本を書店が置きたがらなくなる。
16金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 08:44
>>13

>本屋は売れ筋の本だけ取り寄せたいのに、連中ときたらそうい
>う細かい注文には耳を貸さない。(大手書店の言うことは聞く
>のかな?)
これって再販制度がなければ店頭に並ぶ本は書店が決定するということですよね?
そうなると、本屋で目的の本を以外の意外な本を見つけたりする楽しみが
無くなってしまうのでさみしいです。ま、これは個人的な趣味なんで
そのために再販制度が必要、なんて主張する気はありませんが。

あと、再販制度がなくなると大手書店が売れ筋の本を安売りして客寄せ、
みたいなことを始めたら小規模書店はやばくないですか?
17金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 09:08
>>16
>あと、再販制度がなくなると大手書店が売れ筋の本を安売りして客寄せ、
>みたいなことを始めたら小規模書店はやばくないですか?

大資本が寡占するのが目的なのだから当然だろ。
書店だけじゃなくてスポンサーに頼らない小さな出版社も潰れて
広告業界としては一石二鳥。
資本家の言いなりにならないメディアなど不要。
おお!
再販制のおかげで、
メディアは「資本家」の言いなりにならないで済んでいる
のですね!
おお!
第二十三条  この法律の規定は、公正取引委員会の指定する商品であつて、
その品質が一様であることを容易に識別することができるものを生産し、
又は販売する事業者が、当該商品の販売の相手方たる事業者とその商品の
再販売価格(その相手方たる事業者又はその相手方たる事業者の販売する
当該商品を買い受けて販売する事業者がその商品を販売する価格をいう。
以下同じ。)を決定し、これを維持するためにする正当な行為については、
これを適用しない。ただし、当該行為が一般消費者の利益を不当に害する
こととなる場合及びその商品を販売する事業者がする行為にあつてはその
商品を生産する事業者の意に反してする場合は、この限りでない。
2  公正取引委員会は、次の各号に該当する場合でなければ、前項の規定
による指定をしてはならない。
 一  当該商品が一般消費者により日常使用されるものであること。
 二  当該商品について自由な競争が行われていること。
3 第一項の規定による指定は、告示によつてこれを行う。
4 著作物を発行する事業者又はその発行する物を販売する事業者が、
その物の販売の相手方たる事業者とその物の再販売価格を決定し、
これを維持するためにする正当な行為についても、第一項と同様とする。
(以下略)
「再販制は実は販売代行」という主張がこの問題と全く無関係な理由。

1 再販制廃止論者の主張は、独禁法23条を廃止することである。
2 仮に、現在の出版社と書店の関係が、販売代行であって、独禁法
 23条にいう再販売に該当しないのであれば、独禁法23条の規定が
 なくとも出版社・書店には何の影響もない。
3 したがって、独禁法23条を廃止しても問題ないことになる。
4 他方、現在の出版社と書店の関係が、実質は販売代行に近い
 ものであっても、ともかく法律上は独禁法23条にいう再販売
 に該当するのであれば、同様の行為は他の商品では禁止されている
 のであるから、なぜ新聞・書籍だけが特別扱いされるべきか
 を実質的に示す必要がある。
5 結局のところ、「再販制は実は販売代行」というだけでは何の
 説明にもなっていない。
22金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 14:41
再販をなくした時点で、何軒の本屋が廃業するかが見物。
駅前に五軒あれば二,三軒。一軒なら一軒。
半分も残れば良いんじゃないか?
>>22
ちなみに無くなっていない現状でも昨年1年間で2000軒以上潰れています。
25金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 20:17
都内山手線ターミナル駅から7つ目の私鉄駅に住んでますが
新刊の本屋が一軒もなくなりました。
図書館は歩くには遠すぎて通えません。
26金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 20:41
出版社の社員って超高給取りなのに本は売っても儲からないように出来てる
のですか。なんか矛盾してるなー。
27出版社勤務:02/10/05 21:22
>>26
そんなことないよ。むしろ零細出版は一族経営が多くて社長は羽振りが
良いけど、一般社員はあわれなモノ。
28金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 21:45
出版社は個人商店だからね。
上場している出版社なんか数えるほど。
出版業界全体で動く金なんて製薬会社一社の規模にすぎない。
どうこをどう見れば儲かってしょうがない業界に見えるのか?
このスレに巣くうマスコミ幻想のでかい中学生の世界観を是非開陳していただきたい。
29金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 21:56
過去ログ長すぎてふぉろうできん。

日本の本は高くないことは強調しておこう。

>>23
駅の無いところはどうせいと?
31金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 23:20
>>17
出版の市場規模は大小全部で2兆円ちょい、電通は一社で1兆8千億円。
再販廃止で大きいところが何社か残ったところで
さくっと買収(゚Д゚)ウマー。
>>27,31
それで前スレの後半に「米国は日本と年間の刊行タイトル数がほぼ同じなのに
市場規模は20倍。何故?」と言う疑問が呈されていた。結論は出ずじまいだが、引き続き情報求む。
33金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 23:46
>>28
個人商店をだしにして再販制度擁護ですか?
結局、「本屋が潰れるから」というのが再販維持の
理由だということでよろしいか?
35金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 00:47
本屋を潰さない為に再販制度を作ったのか?
嘘つけ。新聞社、出版業、レコード(古い?)会社がボロ儲けする
為だろうが。
36金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 00:49
結局、「大資本による情報のコントロールが出来ない」というのが再販廃止の
理由だということでよろしいか?
>>35
どこがどの程度儲けてるの?
38金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 01:37
>>37
教えて君ハケーン
39金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 01:52
>>38
ハケーン君発見。
40金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 10:09
>>37
35は無根拠なので無視してください。彼の妄想です。
4127:02/10/06 10:26
>>32
そんなのワカランよ。
てゆうか、ウチの本の売り上げが20倍になっても社長が給料に
反映してくれるとは思えん。
42金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 11:00
>>40
妄想だという根拠は?お前も無根拠だろ。
43金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 12:31
小さい出版社はもちろん中堅といわれた所も潰れていってる。
数少ない上場企業出版社はは赤字計上。
書店にいたっては年間1000件のペースで廃業している。

現在の出版システムに一番疑問を持っているのは業界の人間だよ。
「おまえら儲けているに違いないから既得権益の再版制を廃止しる」
って妄想だし、「廃止すれば何もかも上手くいく」なんて
海綿状脳の発言を見るとこのスレには経済板学徒は降臨してくれないんだな
とがっくりしてしまう訳。
44金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 12:51
>>43
>上場企業出版社はは赤字計上

と言いながら集英社、講談社、角川なんか超高給なんでしょ。
赤字なのに社員に法外な給料だすほうがおかしいよ。そういう
会社が潰れるのは当たり前です。
45金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 14:50
10月6日付・読売社説(1)
http://www.yomiuri.co.jp/08/20021005ig90.htm
[構造改革特区]「抵抗に屈せず導入を加速せよ」

いいこと言ってますが再販制度で守られた業界の商品も特区で
販売されるのでしょうか。新聞宅配の契約が安く出来るとか新刊書、
音楽CDが安く売買できるとか。読売は新聞産業だけは例外だと考え
てる訳じゃ無いですよね。
>>44
降断捨の社長の息子(まだ役員待遇ではなかったはず)は
飲み会で同僚に「みんなー! 降断捨の給料は高いかー?」と聞いて回るとの噂が……。
47金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 17:29
>>44
赤字だろうと黒字だろうと
給料いくら出すかなんてそんなの会社の勝手です。
おかしくないです。
だいたい超高給っていくらだよ。
あんまりマスコミ幻想膨らませてもらってもねえ。
48金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 17:41
>>42
お前が「どこの出版社が儲けているか?」という答と
その根拠をだすことができないのが根拠だよ
妄想くん。
49金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 18:41
なんか、出版社がすごく儲けているとか、法外な超高給とか、
全然具体的な数字が出ない話だけど
勝手なイメージだけで話されてもしょうがないよな。

妄想と言われてもしかたない。
50金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 18:51
>法外な超高給とか

そりゃあ日給8000円の>>44に比べれば
たとえ年収400万円でも法外な超高給ですよ。
51金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 19:11
お前ら日給8000円の44をいじめるな!

あ、俺は日給8000円じゃないよ。
年収350万だから。
ま、44に言わせれば法外な超高給取りだけど。
>17=36

「資本家」だの「大資本」だの随分懐かしい言葉を使うねぇ。
ひょっとして、O月書店とかA木書店の方かな???
だったら、再販制が在ろうと無かろうと貴方の会社は
早晩つぶれるので、心配しなくていいよん。
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 21:36
そんな本屋シラねえ。
なんでもいいけど次の妄想をどうぞ。
54金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 21:49
>>43
経済学的にはデフレ時代に競争を激化させたってつぶしあいを助長させるだけで
誰もよいことがないというのが定説です。

それに諸色に比べて書籍の値段の上昇が少ないのにそれに手を付ける意味も見出せません。

競争条件を変えろという政治的なことだけでしょ、問題なのは。
55金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 21:53
インタゲしれ。
56金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 22:03
マスコミにとどめを刺すべく
博報堂@児玉人脈系が代議士は学者を使って再販制度廃止の後押しをしてくれています。
これで日本の左翼言論を封殺できます。
テレビやインターネットのようなメディアのみ生き残らせて
情報をあふれさせ、左翼どもに正しい情報を判断をできないようにさせるのが狙いです。
再販制度を廃止しましょう。
57金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 23:49
世界一高い日本の書籍、雑誌をなんとかして下さい。
58金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 05:44
外国の新聞でも買えば?
日本語以外も読めるなら。
てゆうか日本語すら不自由じゃん、おまえ。>57
59金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 13:02
>>58
57は新聞の事は書いてないよ。
ちゃんと読んだ?
アホですか?
60金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 14:47
じゃあ書籍雑誌に読みかえてみな。
同じ事だよ。
61金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 18:13
>>60
今度からちゃんと読んでから批判しましょうね。
自分は読み間違えておいて人の日本語がどうのこうのと
よく言えたもんだよ。ほんと。アホですか。
62金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 22:43
で、外国の雑誌や書籍を買えばいいという回答に満足しましたか?
63金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 00:25
>>62
回答?
間違えた言い訳じゃなかったの?
64金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 00:41
>>44
社員に高給って営業や事務職もそうなの?
ベストセラー企画の出来る一部の編集者だけじゃないの?
トップの作家に書かせるコネクションや、新人作家を発掘して育成する能力とか
ルーチンワーク化出来ない特殊技能でしょ。
能力のある人間に金を出すのは当然のことでは。
少なくともノーベル賞級の発明に対して子供の小遣い程度の手当てしか出さない
企業よりは健全。
65金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 00:49
再販制度が問題になり初めて新聞、大手出版社は社員の給与を発表するのを
止めてます。でも新聞も大手出版社も初任給は都市銀行より多いです。
>>65
上場企業なら公表してるんじゃないの?
67金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 01:07
出版業界の者です。

別にどこかが指導監督しているわけではないから、
「一般に」出版社の社員は高給取りだとか、
「一般に」編集者の給与水準が高くて営業管理部門が安いとかは言えないわけですよ。

またーり仕事してても高級もらえるところもあれば、
死ぬほど働いて雀の涙みたいな給料の会社もある。
ほかの業界と一緒。バラバラなのよ。
そういう当たり前のことをふまえてやりましょうよ。

ちなみにいわゆる再販制・委託販売は、なくした方がいいと思っています。
新聞、書籍、雑誌、CDと、商品別の論議しなきゃ。
出版は今はめちゃめちゃつらいはずです。
価格が下がるとやってけないかも。特に、制作関連。
>>66
新聞社は全国紙・地方紙問わず1社も、
出版社は少なくとも漫画大手5社は全く上場してません。

ちなみに上場している出版社の平均年収。

学研(東証1部)   82万1000円
インプレス(東証1部)56万円
ベネッセ(東証1部) 68万1000円
ゼンリン(東証1部) 47万6000円
昭文社(東証1部)  60万7000円
ぴあ(東証2部)   75万8000円
角川書店(東証2部) 85万4000円
翔泳社(店頭)    60万5000円
中央経済社(店頭)  62万3000円
スターツ出版(店頭) 45万1000円

音楽業界は以下の2社。

日本コロムビア(東証1部) 64万6000円
エイベックス(東証1部)  67万1000円
70金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 06:51
386 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/07 02:07
>337
新聞が収益構造の改革に無頓着なのは、
産業自体の構造に原因の一つがあるんじゃない。
価格競争が制限されていれば、それだけ量の競争の比重が高まるわけで、
収益構造うんぬんより部数伸ばした方がよっぽど利益が出る、とか。

そんで結局シェアの取り合いになって、
各社が大きいシェアを得ようとするため、似たような製品ばかりが市場に出回る。

これは民法の番組にも当てはまるかな。
価格競争をせず、シェア(視聴率)の取り合いになるから、似たような番組ばっかになる。
話しずれてるけど。

71金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 06:51
387 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/07 05:41
>>386
それって制作費を落とせってだけの話だろ。
ソフト産業ってのは企画で勝負する以上の競争方法はないんだけど?
特に外注のこと考えると無茶な話だ。
72金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 06:51


388 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/07 08:59
>>386
>>387
てゆうか、ソフト産業のコンテンツ制作って
すごくメンタルな部分が大きくて、石鹸箱作るようにコストだけ考えても意味ないんです。
金をケチっても才能のみで評価される作り手のモチベーション下げるだけですし、
今より全体のバラエティが貧しくなるだけでしょう。
悪く言えばヤクザな世界ですが、
娯楽を求める人にだけ娯楽(含報道)を提供し商売が成り立っているのであれば
誰に迷惑かけているわけでもないし、
「つまらない」とか「もっと安ければ買う」という人は
そもそもお客さんじゃないので「買わなくて結構ですよ」というのは至極当たり前でしょう。

制作の根本が人のメンタルである以上
産業構造そのものが物質を売り買いするものとは別と考えるべきだと思います。

落語が収益構造の改革に無頓着なのは
産業の構造自体に原因がある、
と言われてもなあ、というのと同じことです。
73金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 20:02
>>69
少なすぎ、月収ですか?
>>69は1ケタ少ないね。
yahoo企業情報の「8,540千円」を読み間違えたんだろう。
よって、ケタを修正すると以下の通りになると思われ。

学研(東証1部)   821万円
インプレス(東証1部)560万円
ベネッセ(東証1部) 681万円
ゼンリン(東証1部) 476万円
昭文社(東証1部)  607万円
ぴあ(東証2部)   758万円
角川書店(東証2部) 854万円
翔泳社(店頭)    605万円
中央経済社(店頭)  623万円
スターツ出版(店頭) 451万円

コロムビア(東証1部) 646万円
エイベックス(東証1部)671万円
75金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 22:32
>>57
日本の書籍は高くないよ。
何を根拠に「世界一高い」というの?
76イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/09 00:36
>社員に高給って営業や事務職もそうなの? ベストセラー企画の出来る一部の編集者だけじゃないの?

 営業の方が手当てが多く付いて、編集者より給料の高い出版社もありますから
一概にそうとは言えませんねえ。事務職は、いくらなんでも他より安いでしょう(藁)。
まあ、出版社によって例えば「初版の刷り部数」でも、編集者(部)が決める所もあれば、営業が大きな
権限を握っている所もあるので千差万別。中には、営業の方が出世コースなんて珍しいところもあります。

 ほんで〜。出版業界の「奇妙奇天烈」なのは、ベストセラーを出した編集者より、売れなくても
「偉い先生の高尚な本」を手掛けた編集者の方が評価されるなんて場合もあります(藁)。
もちろん、この逆の方が多いだろうけどね。っていうか、そう思いたい。

 それと、優秀な編集者には「引き抜き」がかなり多いのも事実。それで給料や役職がアップする
のはもちろん、例えば「年に2冊」しか作らなくてもいいなんて条件が付く事も。ノルマ点数に
縛られる事無く、納得のいく本作りが出来る訳です。

 まあ、一定ランク以上の出版社の給料が高いのは、事実だと思いますよ〜。っていうか
それ以前に、今ごろ残業代削減なんて言ってる出版社がいくらでもあります(藁)。
77金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 06:16
般書板にもスレ立ったので相互リンク。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1033822817/l50
78金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 06:47
>>74
 某地方新聞社、50歳、記者、1100万円。←親。高い?給料のほとんどが手当
だけど。産経はかわいそうなほど安いらしい……
79金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 06:57
大卒50歳で1100万なら普通だと思ふ。
80黒澤:02/10/09 06:58
ついに出た!
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81金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 07:05
てゆうか、>>74見る限りごく普通。
再販廃止は消費者の利益が何より優先
83金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 21:54
再販制度でボロ儲けage
>>67
同意です。
給料ネタは不毛ですね。
あと「廃止派はマスコミに対する妬み」
みたいな言い方も不毛ですね。

粘着君は無視してマターリ行きましょう。
85金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 23:15
>>83
お前のこといってんだよ粘着くん
86金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 23:16
>>81-84
とりあえず競争で安くなるって根拠を示そうよ。
結果として金のある企業のみの寡占になるのであれば不可。
87金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 23:32
まあ、スポンサーが付く企業の寡占になるよ。
それは間違いない。
んでテレビと同じ末路。完全にスポンサーの言いなり。書店まで抑えられるでしょ。
88金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 23:39
>>85
猿は山に帰りなさい。
89金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 23:40
>>88
バカはもう黙れ
もはや断末魔にしか聞こえない。
>>86
> 競争で安くなる根拠
安くならない理由がない。再販が無くなれば値引きが出来る。
在庫嵩ませるのと多少安くして売るのとどっちか良いかは自明。
> 金のある企業のみの寡占になるのであれば不可
意味が分からないしそもそも有り得ない。
本を作ることに関してどんな参入障壁がある?
取次が9割以上寡占である現状の方がよっぽど問題。
それに寡占が問題なのは価格を引き上げられるからであって
それが三社だろうと十社だろうと競争をしている限り問題ない。
携帯電話ぐらい持ってるだろ?

>>87
テレビは個別契約のスカイパーフェクトTVみたいな方に行く。
91金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 08:43
>>90
>本を作ることに関してどんな参入障壁がある?

石鹸箱作るのとは違うんだぜ?(w
92金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 09:14
>>90
だからどう安くなるのかシュミレーションして見せてよ。
発行点数の減少や大型店の返品率の増加とかの問題が噴出してくるんじゃないの。
値引きの本のみを求めるのなら日本人は全員生協会員になっている。



93金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 09:22
参入障壁なんて嘘。
石鹸箱作るのと同じ感覚で参入しようとして下手打った奴の言い訳
>>92
売値を好きに付けれるんなら売れない本は安くなる。何を疑問が挟めるんだ?
あんたは同じゴム買うのに並びのコンビニとマツモトキヨシどっち行くよ。安い方だろ。
> 発行点数の減少
売れない本作る方が悪い。そもそもそれは営業努力で解決するべき課題。
> 大型店の返品率の増加
当然買い取りに移行。
95金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 10:48
>売れない本作る方が悪い。そもそもそれは営業努力で解決するべき課題。

長いスパンで売れる本が出版できなくなる、っていう意味、わかる?
石鹸箱と本は違うんだよ。
どうも鈍いねえ。
96金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 11:08
廃止しても結局以下のようになる。

本は委託販売本と買い切り本に二分化。

再販制度のメリットを熟知している再販廃止を望まない書店と出版社によって
直販と委託販売契約という形態に移行。
当然現行の再販制度流通よりもコストがかかるので価格に上乗せされる形で
全般に値上げ。

一方買い切りの本を置く書店は古本屋と競争することになり
仕入れコストの面で負けるため軒並み倒産。
もしくは買い切り本を扱わなくなり、出版社も出版しなくなる。

安くなるわけがない。
97金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 11:11
必 死 だ な (藁
98金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 11:37
反論できないとすぐこれだ。どうしょうもないな。
>>95
そういう需要がある限りそれを供給して利潤を得ようとする売り手はいる。それも適正な範囲でね。
今の、そういう何年も売れない本を本屋に並べされてるのと、どっちがまともかは言うまでもないね。
100金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 12:28
>94
前スレの終わりの方にも書いたけど、再版制の無いアメリカでも
新刊書籍は委託で流通していて、返品率は日本と同程度。
非再版制下でも書籍は委託で流通する商品なんだって思うしかない。
完全買切ってのはさすがに無理があり過ぎ。

買切は無理という前提でシュミレーションしてみてよ。
>>96
古本の扱いはどうすべきか思案中だけど、
他国の例を見るにそういうことにはならない。
>>100
取り敢えず再販ね。
再販による価格統制さえ無くなれば
お試しみたいに委託するのは
別にやってもやらなくても構わないよ。
103金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 12:48
>>99
すぐに売れない本でも棚においてもリスクにならないから置いてもらえるわけで
その結果長い目で見て売れるか売れないか判断される。

>今の、そういう何年も売れない本を本屋に並べされてるのと、どっちがまともかは言うまでもないね。

なんのことを言っているのかさっぱりわからない。
そんな本が本当にあるのか?
104金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 12:50
しかし、現状の書店の取り分を考えるとこれ以上安くなるとは考えられない。
ただでさえ利が薄い書店がそれを望むかね?
105金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 13:15
>>101
>他国の例を見るにそういうことにはならない。

本当かよ。何か前提が間違ってないか?
106金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 13:31
海外にはブックオフがないということじゃろか?>106
>>103
そもそも滅多にしか売れないような本は淘汰されるのは競争社会では自然なこと。
その上で、
そういう本の需要がある以上それを当て込む売り手がいるのも競争社会では当然。
競争相手が少ないとこで商売をしようと考えるヤツがいる、ってのはまぁ自明だわな。

これはどっちかというと委託販売の弊害の話になるのかな。
書店に選択権が無く取次による選択(とそれ故の画一的な品揃え)
>>104
再販が廃止され書店の選択肢が増えれば取り分は相対的に増える。
アホみたいに高い仕入れ値が続けられるわけないしね。
って委託販売の、じゃないか。
ま、いいや。
110金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 13:55
本の原価を勉強しなおしてくらさい>108
111金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 13:57
>90
>安くならない理由がない。再販が無くなれば値引きが出来る。
在庫嵩ませるのと多少安くして売るのとどっちか良いかは自明。

バカ!
値引して在庫処分をする位なら、返品した方がよっぽどマシだよ。
112金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 13:59
>>107
なんか一人合点で意味不明。
かみ合ってない気がするんですが。

長いスパンで売れる本は何と競争しているんですか?
時間とですか?
欲しいと思う人がその本と出会うチャンスとですか?
それとも置けば売れること間違いないしの漫画とですか?
113金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 14:01
>>111
同意。分かり切った損を選ぶバカはいない。
売れなければ売らないのが一番。
買いたい人だけ買えばいいし。
欲しいか欲しくないかの二択だ。値段なんかあってないようなもんだ。
114金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 14:03
>>106
あ、そうかも。
115金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 14:15
>>107
出版の機会がそんなつまらない理由で失われるのなら
競争なんかしなくていいよ。
本作りしている人も本読みも競争しているわけじゃないから。
出版物のユーザーが望むのが
マジョリティの拡大や安く手に入れることだとでも思っているのかな?
読みたい物がたくさんある、という状況こと望めど、
バラエティの縮小など誰も望んでいない。
競争するとすれば質と出版点数と手に入りやすさという3点であり
値段など手に入りやすいかどうかの一要素に過ぎない。
それとて図書館と古本の選択がある。
一方で出版社は制作コストの問題があり、
制作そのものが不可能であるような状況もユーザーは望んでいない。
ユーザーにとっては100円の得が、制作側にとっては死活問題であるのなら
そんな小さな得はいらない。
出版屋って暇なんですね。こんな時間に。

>>111
そうですか。
ならそうすればいいんじゃないんですか。
返本に応じてくれればの話ですけど。
再販廃止してまで応じますかね。
知りませんが。

>>112
> 何と
他の書店。
なんかコストとかリスクとかの観念が欠如してるんじゃないですか?

>>113
売り手の我が儘なんて聞く耳持ちませんよ。
最も重視されるべきは消費者の利益。
本来もっと安く買えるならそうするべきだしそうあるべき。
117金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 14:25
>>116
>他の書店。
やっぱり噛み合ってません。

どうしてゆっくり売れる本が書店と競争するのですか?
何を想定しているのかさっぱりです。
118金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 14:30
>売り手の我が儘なんて聞く耳持ちませんよ。
>最も重視されるべきは消費者の利益。
>本来もっと安く買えるならそうするべきだしそうあるべき。

いや、本来もっと安く帰るっていくらなの?
妄想だろ?
コストとかリスクとかの概念が欠如してんじゃないか?
印税と労力がハナから見合うように予測できるなら
大手商社はとっくに出版に手を出してるよ。
博打の世界なんだよ、出版は。子どもは口出すな。
>>115
> 出版物のユーザーが望むのが
> マジョリティの拡大や安く手に入れることだとでも思っているのかな?
あなたは同じモノが千円と十万円で売られてたら十万の方買うんですか?
自分は同じモノなら安い方が良いですが。

> 読みたい物がたくさんある、という状況こと望めど、
> バラエティの縮小など誰も望んでいない。
> 競争するとすれば質と出版点数と手に入りやすさという3点であり
> 値段など手に入りやすいかどうかの一要素に過ぎない。
> それとて図書館と古本の選択がある。
さいですね。
競争による需要掘り起こしの拡大、特定の需要への特化などは望むところですね。
その為の再販廃止と競争原理の導入です。
あと繰り返しますが価格は安い方が良いです。

> 一方で出版社は制作コストの問題があり、
> 制作そのものが不可能であるような状況もユーザーは望んでいない。
> ユーザーにとっては100円の得が、制作側にとっては死活問題であるのなら
> そんな小さな得はいらない。
高コスト体質是正。頑張って下さい。
給料下がろうとそれは本来消費者が払わなくても良かった分ですから気にしないことです。
それと競争をより導入すれば出版への参入が他より厳しいなんてことないでしょうし、
「不可能になる」こともないのでご安心を。
あと繰り返しますが価格は安い方が良いです。
>>117
理解しようと努めましょう。
競争主体は文中の「ヤツ」です。

>>118
泣き言なんて聞きたくないデスよ。
コストは引き下げましょう。
リスクは軽減しましょう。
出来ずに競争に負けるならどうぞ潰れて下さい。
121金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:22
>>120
流通コストは下がるかもしれないけど
制作コストはもう下がりませんのであしからず。
そんなことで競争しても意味無いし。
122金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:24
>高コスト体質是正。頑張って下さい。

高コストと言いきるからにはなんか著作物に対するコストというものに
独自の理論があるんでしょうね。その根拠も含めてご教授ください。
123金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:26
>あなたは同じモノが千円と十万円で売られてたら十万の方買うんですか?
再販制度が廃止されても委託販売になるので
そんなあり得ない想定は無意味です。

今より高くなるという根拠は示されました。
あなたの安くなるという妄想はもう結構です。さいなら。
124金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:32
>>120
>理解しようと努めましょう。
>競争主体は文中の「ヤツ」です。

全然意味が通りません。
長いスパンでしか売れない本を淘汰するのは価格競争によってではなく、
買い切りだと回転が悪い本は書店に置かれなくなるという事情によるんですが?
買い切りシステムだとスピードが悪いという理由で
バラエティが求められるという一番大事な消費者利益を損ねると言っているんです。
あなたは値段が一番大事だとしか言いませんが、
本を一月に何冊買って何冊読んでいくら使っているんですか?
本の消費者でもない人が消費者面をして消費者の利益をしたり顔で語られても説得力がありません。
125金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:34
>コストは引き下げましょう。
>リスクは軽減しましょう。

これを実現しているのが再販制度。
再販制度下で参入もできない奴はすでに競争に負けている。
負け犬の遠吠え。
126金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:52
>119
>さいですね。
>競争による需要掘り起こしの拡大、特定の需要への特化などは望むところですね。
>その為の再販廃止と競争原理の導入です。

全然関係ないと思います。

>あと繰り返しますが価格は安い方が良いです。

なら古本でがまんしな。
127金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:55
何だか、経済的問題に単なる消費者の利害を主張しているだけの人間が存在しているようだな。

再販制が公平かの問題はさておくとして
自由競争の概念を勘違いしているようで、自由がないから安く買えないと主張している。
自由競争は本来価格に対しては変動させるものではあるが下げると決まっているものではない。

また消費者を代表して安く買いたいと主張するならそれでもよいが
経済問題を扱うのに買い手だけの主張で議論したって誰も聞いてくんないよ。
極端な言い方をすれば単なる奴隷制度推進だからね。

また、
再販制をやっている団体があることが問題なのか
再販制を強制させられることが問題なのかわけて議論してくれや。

前者を解消するには別の意味で規制が必要だからね。
128金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 16:58
>>119
>高コスト体質是正。頑張って下さい。

商品の値段を上げてもコストは下がるね。
意味わかる?
なんか3人ぐらいで張ってるんですかね。
現場の声が聞けて役立つんで良いんですけど。

>>121-122
それはこっちの知ったことではないです。
企業努力期待してます。
競争に負けて潰れてもそれはそれ。

>>123
> 委託販売になるので
なるほど全品委託ですか。中小書店にはそういうゴリ押しも効くかも知れませんね。
でも大規模店舗がそんな戯言を聞く必要はないですし、彼らはライバルの中小書店より安く売るでしょうねぇ。
あらあら。全品委託販売の中小書店は潰れちゃいますね。どうしましょ?w
>>124
> 長いスパンでしか売れない本を淘汰するのは価格競争によってではなく、
> 買い切りだと回転が悪い本は書店に置かれなくなるという事情によるんですが?
要するにその手の本ばっか集める書店も出てくるってことですよ。
その細いけど確実な需要だけを集約的に狙う書店がね。
出版もそうですね。体力で負けるなら何かに特化するのは当然でしょ。

> 買い切りシステムだとスピードが悪いという理由で
> バラエティが求められるという一番大事な消費者利益を損ねると言っているんです。
バラエティも重要ですが価格も重要ですよ。多いに越したことないし安いに越したことない。

> あなたは値段が一番大事だとしか言いませんが、
> 本を一月に何冊買って何冊読んでいくら使っているんですか?
> 本の消費者でもない人が消費者面をして消費者の利益をしたり顔で語られても説得力がありません。
今週は外科手術があって寝てるしかないので三万ほど。
週刊ワールドウェポンが思いの外ツボでした。重グスタフとか。
>>125
だから作り手や売り手の利益が守られる必要なんて絶無なんですよ。
消費者の利益が最優先です。
それと二大取次による寡占は立派な参入障壁でしょ。

>>127
需要と供給の均衡点が今より上に行くならそれはそれで致し方なしでしょう。
まぁ、作り手の言い値が需給の均衡でつく価格より安いなら
それは作り手の不利益ですから再販はやめるべきということになりますけどね。
普通に考えれば有り得ないことだと思いますけどね。
価格を好きに付けれるのなら製造コストの望みの利益を乗せますし。
これが受給均衡点より上なのは経験的に分かっていることですね。
経済学の教科書の引用みたいでアレですけど。

>>128
どうぞ。好きにやって下さい。
132金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 17:45
>>131
>需要と供給の均衡点が今より上に行くならそれはそれで致し方なしでしょう。
>まぁ、作り手の言い値が需給の均衡でつく価格より安いなら
>それは作り手の不利益ですから再販はやめるべきということになりますけどね。
>普通に考えれば有り得ないことだと思いますけどね。
>価格を好きに付けれるのなら製造コストの望みの利益を乗せますし。
>これが受給均衡点より上なのは経験的に分かっていることですね。
>経済学の教科書の引用みたいでアレですけど。
価格の均衡を長期リスクを無視したテキ屋の一過性の商売のように考えても現実には合わんよ。

で、あんたは
>再販制をやっている団体があることが問題なのか
>再販制を強制させられることが問題なのかわけて議論してくれや。
これについてはどっちなんだい?
133金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 18:05
>129
>なるほど全品委託ですか。中小書店にはそういうゴリ押しも効くかも知れませんね。
>でも大規模店舗がそんな戯言を聞く必要はないですし、彼らはライバルの中小書店より安く売るでしょうねぇ

委託契約を拒んで売れ筋の商品を仕入れなければ
安く売りようがないんですが?
134金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 18:10
>今週は外科手術があって寝てるしかないので三万ほど。
>週刊ワールドウェポンが思いの外ツボでした。重グスタフとか。

何冊買ったんだかしらないけど
それ、消費できんの?
いくら安くても消費しきれないなら普通はそれ以上買わないし、
物理的保持にも限度がある。
人間の脳にも本を読む時間にも限界がある。
無駄に安くしても意味無いから。
あんまりつまんない嘘つくなよ。
135金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 18:12
このバカは短期的な物の見方しかできないということはハッキリした。
>>132
主に後者。

>>133
ゲーム理論はご存じですか?
「囚人のジレンマ」はご存じですか?
作り手は書店以外でどこで売るんですか?
作り手が全て委託販売しかしないと本気で思ってるんですか?
他を出し抜こうとするところが出ないと本気で思ってるんですか?

>>134
同じ物買うなら安い方が良いでしょ?何言ってるんですか?
137金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 20:36
>作り手が全て委託販売しかしないと本気で思ってるんですか?
>他を出し抜こうとするところが出ないと本気で思ってるんですか?

作り手はよその本がいくら売れようが売れまいが
自分のとこの本が売れさえすればいいので関係ない。
まるきり同じ内容の本を値段で勝負しているわけではないので。
石鹸箱売ってるのとは違うと何度言えば理解できるのだろうかこのバカちゃんは。
>>137
永遠に理解しませんよ、そんな嘘は。
本だけが消費者に不当な価格を押しつけて良い理由はないんですよ。
139金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 21:43
なんで普通に商売できなんだよ。
ごちゃごちゃ言ってないで努力しろ。
140金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 22:17
>>136
>主に後者。

後者だとすると現有出版社と書店が再販制をしいて商売することを非難する理由はないことになるが
141金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 22:18
>>139
普通とか常識とか主張する人間のいうことは独善が多いね
142金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 23:18
>>141
あなたもね。
143金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 07:36
>>129
>でも大規模店舗がそんな戯言を聞く必要はないですし、彼らはライバルの中小書店より安く売るでしょうねぇ

大型店ほど返品率が高いです。
非委託化すればかえって高コスト化します。
都心の大型店には買切り本を多く置く店もあるための発言と思いますが、
実際は特別契約の委託販売になっていることが多いです。

>>138
理解しにくいかもしれないけど出版社には
販売シェアって概念は希薄ですよ。
無いとは言わないけど。
耐久消費財と言い切れない商品だからだと思うけど。

それと、おまいら少しはオチツケ。
144金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 07:45
>販売シェア

たしかに書籍に関してはそんなものないな(w
145金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 09:33
>>144
 新潮と文春のシェアとか(w
146金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 19:16
エート、それは新潮フェアとか、そういうシャレだろうか?
花子 再販制と並び出版流通を支える委託制とは、どんな制度なの?

太郎 委託制度とは、出版社が取次や書店に対し出版物を配本し、
販売を委託し、書店は委託された出版物を販売し、一定に期間
内であれば、返品できる制度のことだよ。
書籍の委託には、新刊委託は通常105日間、長期委託は4ヶ月
〜6ヶ月間、常備寄託は通常1年間(本来は「委託」であるが、
税法上社外在庫として扱われる)の三つがあるんだよ。
雑誌の委託期間は、週刊誌は45日間、月刊誌は60日間、コミ
ック・ムックは60日間となっているよ。 委託期間の過ぎた商
品や、注文品、買切品などは、売れ残っても返品できないこと
になっている。
再販制に起因する言論の不自由

 今年六月五日の衆議院「規制緩和に関する特別委員会」に、
参考人として日本新聞協会の理事で再販対策特別委員長でも
ある渡邊恒夫読売新聞社社長が出席し、出版再販とからめ
つつ、新聞を中心にした著作物の再販制の必要性を主張した。
 渡邊氏の発言は、例によって著作物再販は文化を保証する
制度だという主張で貫かれていた。だが、聞き捨てにならな
い主張も繰り返されている。以下、議事録より抜粋して紹介
したい。
野田佳彦議員「(再販制維持の必要性について)まさに国民の知
る権利であるとか言論の自由という建前を振りかざす以上は、
特定のイデオローグの暴論と片づけてしまうならそれは扱う必
要はないのかもしれませんけれども、こういう(再販見直しの)
意見についてもう少し、やや公平に扱う必要があるのではない
かという印象を私自身も持っております」(渡邊氏はこの質問の
前に、専修大・鶴田教授、東大・三輪教授、慶応大・金子教授
の三氏を指して「非常に偏見に満ち、新聞を何とかしてつぶし
てやりたいと思っておられる」「三人のイデオローグ」と悪罵
していたことを受けての質問)
渡邊恒夫氏「再販をやめてしまえというような、ただ流通経済の立場から、
経済法の立場からのみ――経済法にもならぬ、こんなものは、そういう考
え方は。そういういいかげんな物の考え方について何で新聞が大きなスペ
ースあけてこのような愚劣な考え方を報道しなければならないのか。国民
の一%も支持しない少数意見を、それも(公取委の設置した再販問題検討
小委員会の)中間報告はちゃんと報道したのです、立派に。あらゆる機会
に中間報告というのはこういう愚劣なものだということを報道している
のです。報道してないのではないのです」
秋葉忠利議員「新聞は全部で7200万部発行されている。そこで、
それではこの再販売価格維持制度の問題についての甲論乙駁が公
平に取り上げられて、読者にもいったいどういうところが問題で、
その問題についてはこういう解決策があるんだというような形で
説得力のある議論が展開されているかというと、これもまた渡邊参
考人が述べられたように、再販売価格維持制度をやめるべきだとい
う主張をしている人たちの意見はミニコミにしかあらわれない。
(中略)これほど大きな問題について、ただ単にこっちの方がいい
んだという意見だけではなく、やはり再販売価格維持制度を廃止す
べきだという主張も取り上げ、さらにそれについての綿密な反証を
する、事実をもとにした反証をするというような議論の仕方がどう
しても必要だと思います」
渡邊氏「私は(中略)凶悪な人たちの議論を大々的に報道する義務
を感じないのです。オウム真理教の教祖の議論を長々と新聞に連載
して書けと言われたって、書きません。それと同じことです。(中
略)私は、このような少数のくだらぬ学者の言うことを大々的に報
道することが正義に即したものだ、新聞の主張する正義とか言論の
自由に即したものだとはちっとも考えられません」
自らを「公器」であるとして再販制の存続を訴えているにもかかわ
らず、まったく独善的な主張のもと、自社利益のために大キャンペ
ーンを展開していることを自ら暴露したようなものだ。こんな連中に「言論の自由」がどうのこうのといってほしくない。
 当日、数多くの新聞記者が取材していたにもかかわらず、都合の
いい発言をつまみ食いして自社のキャンペーンに利用はしている
ものの、ほとんどの新聞はこのような渡邊氏の発言を報道しなかっ
た。愚劣なのは新聞経営者だけでなく新聞記者も同じだ。
154金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 21:34
>>149
の鶴田俊正教授の「規制緩和」は面白かったな。
再販制に異議を唱えたせいで出版が危うかったとかの経緯も含めて。
156金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 22:01
これに関してはナベツネよく言った!とだけ述べよう。
本当に廃止派ってすげえ少数派だよな。
何で支持されないかよく考えてみな。
古本で十分だろ?
心理学から見る日常のシクミ 第3回 「98.8%の真実」

統計的に考える場合、一般的にはその母集団の大きさ、つまり
大勢に対して調査を行った方が、より精度が高くなるといえま
す。また、調査結果評価する大切な指標でもあります。

そのため、ちゃんとした調査であれば、まちがいなく何人に調
査をしたかが書いてあります。言葉で書いていなくても、(n
=1697)という風に書いてあれば、その数字が調査対象者数で
す。もし調査数の書いていない調査があったら、それだけでそ
の調査の意味がなくなってしまいます。書いていない場合、忘
れたのではなく、書いてしまうとボロがでてしまうので、あえ
て書かずに、どこかごまかしていると解釈してしまうのがよい
でしょう。
そして、そのあとその理由として、再販制維持の意見が紹介さ
れており、再販制維持が支持されていることを前面に押し出し
た記事になっていました。最後に申し訳程度に、消費者団体に
対する調査では70%が再販制を廃止すべきだという意見だっ
たことが添えられていました。

この記事をちょっと読む限り、再販制が圧倒的に支持されてい
るように読めます。でも、なんか変ですよね。意見の総数は合
計28,386.もありますから、普通だったら、国民の意思を正確
に反映している数になります。でも再販制維持の支持者が
98.8%ってのはあまりにも不自然です。
一般的には、どんなに圧倒的に支持を受ける意見であっても、
調査を実施してみると数%は反対意見が存在します。調査内容
にかかわらず、賛成とか反対といった人は存在しますし、反骨
主義を貫く人もいるからです。ましてや、再販制を廃止すれば、
書籍やCDのディスカウント販売が見込めるわけですから、ち
ょっと考えれば、国民には再販制維持に反対の人もかなりいる
はずだということが想像できます。ですから、98.8%という
数字はあまりに不自然だといえるでしょう。

それに、意見が3万近く集まるってのも不自然です。そもそも、
日常生活の中で、国や自治体が国民に対して意見を求めること
自体、知らないことが多いのではないでしょうか。さらに、偶
然意見が募集されていることを知ったとしても、面倒だから答
えないって人が大部分ではないでしょうか。この3万人近い人
たちはいったいどこから集まったのでしょうか。
どうも、今回の報道の裏にある話を事情通から聞くと、この2
万8千人ものの再販制維持論者は、書籍協会、書店組合等の業
界団体が、模範回答を作った上で、努力目標を課して、再販制
維持の意見を送らされたんだそうです。なんだかなぁですよね。
再販制維持の業界団体の組織票を、あたかも、国民全体から支
持されたのごとく記事にしているわけです。

つまり、母数がいくら多くても、母集団が偏っていては、全く
無意味なことをこの記事はよく表しています。そして、この例
はあまりにも極端すぎるのだけど、心理学の調査でも同じこと
がいえます。調査対象をどう選んだかも大切なのです。調査対
象を多くすることも必要ですが、それより、母集団がどのよう
な集団なのかが重要になります。

以上、引用元
http://www.nifty.com/keyman/kuro/kuro_colum_010502.htm
※158の後に以下を追加。

でも、注意しなければいけないことがあります。いくら対象者
数が多くても、全く意味をなさない調査も存在するからです。

2001年3月15日付朝日新聞朝刊の記事に『98%が再販維持希
望、今月中に存廃結論 公取委が意見聴取』と題する記事があ
り、次のように始まっていました。

『新聞や書籍などの著作物の再販売価格維持(再販)制度に
ついて検討している公正取引委員会は十四日、同制度に対して
国民各層から幅広く意見を求めた結果を発表した。それによる
と、全体の九八・八%にあたる二万八千四十八件が維持を求め
る意見で、廃止を求める意見は一・二%の三百三十八件だっ
た。』
163金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 23:44
古本ではいけない理由をどうぞ。
>>163
お勤めご苦労様です。
再販でなければいけない理由をどうぞ。
(´-`).。oO(そりゃあ「失業の危機」が来るからに決まってるでしょ)
166金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 23:56
>>165
そんな見も蓋もない。
167金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:00
古本でいけない理由がないなら再販でいけない理由もない。
168金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:02
すばらしい御主張です。驚嘆しますた。
胸に刻み込むため、繰り返させていただきます。

古本でいけない理由がないなら再販でいけない理由もない。
古本でいけない理由がないなら再販でいけない理由もない。
古本でいけない理由がないなら再販でいけない理由もない。
169金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:07
御主張の理解を深めるため、対偶をとってみます。

再販でいけない理由があれば、古本でいけない理由がある。
再販でいけない理由があれば、古本でいけない理由がある。
再販でいけない理由があれば、古本でいけない理由がある。

ここで、再販でいけない理由はさんざん既出です。
おお、そうすると古本でいけない理由もあることに…

>>143
> 返品率
確かに高いらしいですね。
中小書店の返本には応じてくれないってのもありますけど。
> 非委託化
んー、、別に委託でも買切りでもいいです。
問題なのは再販売価格維持行為。

>>167
古本はどうでも良いですけど、再販は不可不可。
不当な価格で買わされて良いワケがない。
171金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:15
>おお、そうすると古本でいけない理由もあることに…

そうです。そこのところを是非!
古本こそ正当な価格で買う機会ではないのでしょうか?
お願いします先生!
>ここで、再販でいけない理由はさんざん既出です。
>おお、そうすると古本でいけない理由もあることに…

つまり古本でいけない理由がなければ
既出とされている再販の理由も不当な主張ということになるわけですか。
これは面白い。
173金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:20
>>170
>不当な価格で買わされて良いワケがない。

あなたの求める正当な価格での購買は
どうやら古本屋で事足りるようですが。
174金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:22
誰か言ってたけど、やっぱ3人組みたいだね。
175金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:32
3対1だとすればやっぱ廃止派は少数派か。統計は正しかった(w
176金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:37
3人いるかもしれんが組じゃないんだが。

同意見の人間がいたからって、なんでも仲間にするのはどうか?
廃止論の起点と同じくなんか陰謀論と同じ発想だな。
177金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:39
そんなことより古本でダメな切実な理由を教えてください。
古本屋に彼女を寝取られたからとかそんな理由でも親身になって聞いてあげよう。
178金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:46
>>173
新刊がバカ高いから古本まで世界一高いです。涙
179金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:48
また妄想か。根拠がねえんだよ。
180金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 00:56
98.8%って数字が公正取引委員会の資料として採用されたほうが問題。
採用理由について言及した資料は無いの?
181金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:13
さすがに「古本があるからいいだろ」とかいう
厨房意見にマジレスする香具師はいないわな。
182金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:17
>>179
あなたもね。
183金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:21
>>181
いやマジで。
なんで古本じゃダメなの?理由がないだろ。
184金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:24
>>180
99.8%の元ネタはこの公取の文書(敗北宣言)です。

http://www.jftc.go.jp/pressrelease/01.march/010323.pdf

要は、パブ米をやったら、業界の大動員がかかってしまったということです。
TIME誌の田代まさしの件と似たようなもん。
185金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:29
>>183
どうしても聞きたいなら、こちらのスレでどうぞ。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1031292312/
186金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 01:37
>>184
だから聞きたいのは、明らかに業界の希望として出された数字を公取が
採用したかって点だよ。
そのほうが不自然。
187金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:13
>>170
要するに問題なのは小売店に価格格差が無い事だけなの?
再販制では1000円で売られている本が、非再販制では
メーカー希望小売価格2000円で、A店では1800円、B店では1500円って状況になったら
廃止派の勝ち?
188金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:23
>>187
古本の方がもっと安くなっているので負け。
189金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:27
>>186
サンプルの取り方を間違えた。それだけ。
公聴会形式ならここまで偏ることは無かっただろう。それと、
あんまり指摘されてないけど文化庁が「再販制度絶対護持」をゴリ押ししている点も
考慮に入れる必要がある。行政内不一致の場合、首相のトップダウンでも無ければ
どちらか一方が勝と言うことは有り得ない訳だが活字文化懇談会会長の小渕内閣から
文教族のドンである森内閣、そして欺瞞的再販擁護論者である猪瀬のマブダチである
小泉が首相をやっている間に再販制度廃止なんて出来る訳が無い。
>>187
さいですね。ある本がそうなるのもそれが受給の適正価格だからOK。
またある本が再販制では1000円で売られていて、非再販制では
メーカー希望小売価格2000円で、A店では800円、B店では500円てのもOK。

>>173
私は新品で適正な価格で買いたいんです。
古本で買うのはどうしても手に入らない絶版本とかのみ。
私の選好に関しては口出し無用。
つーかなんで新品と中古に同じ価値を認めてるわけ?
あなたは同じPCが新品50万(しかも法的に値下げ出来ない)、
中古20万で売られてたら新品の価格が不当に高いと思わないの?
191金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:32
>あなたは同じPCが新品50万(しかも法的に値下げ出来ない)、
>中古20万で売られてたら新品の価格が不当に高いと思わないの?

中古20万が正当な価格だとあなたが判断し、かつそれが購入できる状況にあるのに
なにが不満なの?あなたが主張する動機には根拠がない。
それは「中古だから」。それが私の「選好」。

ところであなたは中古が新品より安いのは何故だと思う?
それが理解出来るなら私が新品を望む理由は理解出来る。
193金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:39
>>189
間違いなら取り直すでしょ。
まず消費者団体から指摘が入る。
それをなぜ公式に残したの?公取は全員再販擁護だったって事?

194金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:39
>つーかなんで新品と中古に同じ価値を認めてるわけ?

本という商品が売っているのは情報であり、その質は中古でも劣化しないから。
情報の一次発信のスピードを求めるのならそのプレミアムだと思って定価を支払え。
安いが一番の利益だと考えるなら君には中古がぴったりだ。

ま、君が本をただの紙の束だと思っているだけなら理解できないだろうね。
誰かが書いていたけど、石鹸箱と同じように考えている人がいくら不当だと主張しても
説得力ないよ。
君の本に対する評価が不当なだけ。
一生本を買わなくていいよ。
>>192
綺麗な本が欲しいだけなら諦めろ。お前は贅沢を言っているだけだ。
情報の早さを求めているのならぐだぐだ言わずに早く金を払え、安い店を探す暇もないはずだ。
我が儘なだけ。
「マクドナルドのハンバーガーを1円にしろ」と言ってるのと同じ。
196金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:45
>ところであなたは中古が新品より安いのは何故だと思う?

売り手が仕入れ値を自分で決めて仕入れ、
制作コストを無視できるから。
わかりましたか?
197金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:46
>>190
適正な価格なんてものはもともと存在しない。
売り手と買い手が両方同意した価格があるのみ

あなたが新品の本が高いと思うのも単なるあなたの選考にしかすぎないのよ。
それを他人に主張してどうしようって言うの?

198金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:48
>197
同意。

価格に同意できないなら買わなければいいだけの話だ。
安い方が良いなら最良はタダか?(w
頭の悪い欲張りだな。
199金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 02:51
>>196
>売り手が仕入れ値を自分で決めて仕入れ、
>制作コストを無視できるから。
つまり>>192は新品も製作コストを無視しろと主張しているわけですね。
なるほどなるほど。
>>192もう黙れ。
>>194
なるほど。そういう言い訳を自分に言い聞かせつつ企業努力を怠るわけですね。
> 本という商品が売っているのは情報であり、その質は中古でも劣化しないから。
質が劣化しないのなら何故古本は新本より安いんですか?
あなたは綺麗な本にもボロボロの本にも同じ価値を認めるんですか?
悪いですけどそんなのはあなただけです。現に中古だってボロけりゃ安くなります。
> 情報の一次発信のスピードを求めるのならそのプレミアムだと思って定価を支払え。
お断りです。そもそも私は
「俺様の言い値で買えイヤなら買うな」が出来ないようにすべきだと言ってるんです。
他の財と同じようにね。
> 安いが一番の利益だと考えるなら君には中古がぴったりだ。
先にも書きましたがイヤです。

>>195
お断りです。
「ぐだぐだ言わずに俺様の言い値で買え」ですか。本気で企業努力とかしないんですね。
> 「マクドナルドのハンバーガーを1円にしろ」と言ってるのと同じ。
そうですよ。1円に出来ずとも他との競争に勝つために可能な限り安くするのは企業として当然でしょ。

>>196
で、何故中古の方が安く売られてるんですか?
新品と同じ価格にしないのは何故ですか?

>>197
そうですね、「適正な価格」とは「売り手と買い手が両方同意した価格」ですね。
仰るとおり、売り手が「俺様はこの価格で売りたい」という価格は不当な価格です。

>>198
それは当然でしょ?
安いに越したことないんだから。
201金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:03
192は綺麗な紙のたばを安く買いたいだけで
別に本の内容にはこだわらないと。
著作権も頒布権も考えてない妄想を開陳する理由がわかりました。

そんな192に耳寄り情報。
駅前のスーパーは角の文房具屋で100円売ってるノートが98円でした。
早く行ってらっしゃいな。
>>200
>> 安いが一番の利益だと考えるなら君には中古がぴったりだ。
「安いが一番の利益」ではないですよ。
「同じモノなら安いに越したことない」です。
203金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:07
「イヤです」「お断りです」の連発か(w
子どもだな。
お前には本は売らんよ。
白いノートでも買ってな。
204金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:08
>>200
>そうですね、「適正な価格」とは「売り手と買い手が両方同意した価格」ですね。
>仰るとおり、売り手が「俺様はこの価格で売りたい」という価格は不当な価格です。
同意しないことが保障されているので不当な価格になりえない。
売る側の価格設定と販売の自由すら否定するんですか?

またあなたと同じへ理屈を使えば
「俺様はこの価格で買いたい。」という価格も不当な価格なんですが。

>>201
なんで頒布権が出てくるんですか?
映画の話なんて振ってませんよ。
知らないのに適当な単語をそれっぽく使うのはやめましょう。

話を逸らしたいのは分かりますがね、核心に戻しますよ。
「あなたは同じ本が1000円と900円で売られていたらどちらを買いますか?」
206金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:09
>>200
商売は取引不成立になることがあるということを
わざわざ言葉に出さないと実感できない人なんだな。
教えてあげよう。
普通の人は「あ、高いからいらない」と心の中でつぶやいて諦めるんだ。
例えそれが大根でも。
207金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:11
>>205
同じことをあなたに聞こう
「同じ本を1000円と900円で買う人がいたらいたらどちらに売りますか?」

永遠に水掛け論をしたいかい?
>>204
不自由な競争条件でなら不当でしょ。
本が再販売価格を維持して良い理由ってホント何なんですか?
>>207
私のは「A書店1000円、B書店900円」とかって具体的な例になりますが
あなたのはどういう状況を想定しているんですか?オークション?
210金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:17
>>205
核心が聞いて呆れるぜ。
100円でも金を払えば王様気取りか?
お前みたいな奴が掃除のおばさんに横柄な態度を取るんだ。
ギブアンドテイクって知ってるか?
211金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:19
>>208
あのさ、再販制と不自由な競争条件を何で結び付けたんだい。
ものすごい勘違いをしているよ、あんた。
212金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:21
>>193
現職・OBから異端視されている元委員のクソジジイ・伊従以外はほとんどが廃止派だけど
仮に23条廃止法案を出したとしても国会の同意が全く得られない。活字文化懇談会に自民党から共産党まで
全政党の議員が名を連ねているような状況で国会を通すのが絶望的な以上、何も打つ手は無い。
そう言うこと。
>>209
207じゃないが、

売り手が自分で値段を決めてその値段で買いたい人にだけ売っている現状と
あなたみたいに根拠無く安くしろとわめく人と
どっちを選択しようかと考えることの正当性だと思うが?
214金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:23
>>209
ある客が1000円で本を買うといった。
そういう人がいる状態で1000円で売るのをやめて900円で必ず売りますか。

って状態。
>>211
本気で言ってるんですか?
メーカー希望小売価格ってなんで出来たんですか?
>>214
古のたまごっちか何かの抽選販売ですか?
実際に本を売る時にそういう状況が起こりえるとでも?
217金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:25
>>212
それってつまり国民の代表である議員が民意を代表して維持を支持していて
公取は特殊な少数派がたまたま多かったってだけなんじゃないの?
218金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:26
>>216
現状がそうですが。
219金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:27
>>215
何を言っているのかわからんな。

寡占の問題と寡占が押し付ける諸契約について混同してはいかんな。

220金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:28
>>215
消費者が小売店で買い物するときに
店員に値段を聞きやすくするためにある。
221金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:29
>>217
国民の大多数は再販制度なんてどうでもいいんだよ。
だけどマスコミは再販擁護の意見ばっかり垂れ流すから疑問点や問題点なんて
自分の頭で考えなきゃ気づくはずが無い。大体、議員なんて大企業なり労組の言うことは
聞いても消費者の意見なんざろくすっぽ取り上げないのは昔から何も
変わっちゃいないってことさ(ちなみに、消費者団体以外では関西経済連合会が
再販制度廃止を提言している)。
222金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:30
>>216
はい?
売り手がつけた値段で物が売れているときに売り手側が値下げをするなんてことがありますか。

売れないと思うから値を下げるんだけど
>>219
他の商売なら売れなければ安くする。
それを本はメーカーが制限している。
販売業者の事業活動の重大な柱の一つである
販売価格の自主的決定を出来なくしている。
これを「不自由な競争条件」だと言っているんですよ。
224金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:32
>>209
それ、古本屋だねえ。

好みとかなんかと言ってるけどさ、
俺も藤原紀香とただでセックスしたいけど
なんかやらせてくれないんだよね。
まあ、あんまり贅沢や我が儘言うのもアレなんで
あきらめてるけどさ。

君一人の我が儘でみんなに迷惑かけるなって小学校で教わらなかった?
>>220
定価の設定を独占禁止法で禁止されたからです。
本は何故か免れてますけどね。
私はこれを本にも適用すべきだと言ってるんです。
226金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:35
>>223
売れなければ返本して損をださないのが本です。
勿論返本しないでいつまでも売れない本を棚に置いておくのも自由ですが。

出版社同士は競争してますが?
227金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:36
>>223
>販売価格の自主的決定を出来なくしている。

だから、そうしたくなければ本屋が自分で買いきって売ればいい。
販売側とメーカー側の契約の自由もあるぞ
そしてそれを公的機関が妨害しているわけじゃないぞ。

あなたは本屋に文句言ってきたら
>>226
それは委託販売の話でしょ。
価格を拘束している合理的な理由は何ですか?
229金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:38
>>225
じゃあ、あらゆる業種の定価設定自体を個々の契約侵害だと独占禁止法の規定を非難することもできますね。
>>227
それは委託販売の話でしょ。
価格を拘束している合理的な理由は何ですか?
その2。
231金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:39
>>228
他人の商売に合理的な理由を聞きにいくのかいあんたは?
232金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:39
書店と出版社の契約にケチをつけているわけね。

自分で買い切りの本屋でもやれば?
それで競争して勝てると思っているならね。
上手くいくならとっくに誰かやってるよ。

ま、古本屋が手っ取り早いけど。
あ、古本は嫌いなんだっけ?
>>229
どうぞして下さい。
で、本が価格を拘束される理由は何ですか?
234金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:40
>>230
出版と販売の個別契約
はい。でそれが法的に守られる理由は?
236金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:41
>>233
出版社と本屋がお互いに同意した契約だから
それ以上のものはない
>>212
廃止法案ではなくて公取の文章についてお尋ねしたのですけど・・・。

公取のほとんどが廃止派ならばおっしゃるなら
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/01.march/010323.pdf
このような文章にはならないでしょう。

この文章のデータは明らかにおかしいけど
あなたの説明もおかしい。
238金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:42
>>235
法的に守られてる?
個別契約を禁止したいのか?
独占禁止法適用除外制度のことです。
つまり適用除外を廃止しても良いと言うことですね?
240金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:43
>それは委託販売の話でしょ。
>価格を拘束している合理的な理由は何ですか?

委託販売で価格を指定しているから。
出版社が全国どこでも同じ値段で売ります、
本屋で注文すれば取り寄せもするし注文しても返品化です、
ということを消費者へのサービスとしているから。

それをいらないサービスだと思う人は古本屋に行くので何も問題ないのだけど。
241金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:44
>>237
実現性が無いのをわかり切ってて飽くまで個人的見解「だけ」を貫けって言う方が明らかにおかしいよ。
242金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:45
>>239
あのね、適用除外だから法的に守られているなんていったら
適用することも法に守ってもらうことになるだけどな。
>>242
どっちでも良いですよ。
要するに独占禁止法適用除外制度は要らないんですね?
244金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:47
>>239
やると流通コストがかかって高くなるという仕組みは過去ログに。
税金もかけずに再販制一つでコストダウンできるのなら維持しない手はない。
>>237
学界や経済界でも廃止派が多数意見ですが何か?

まさか著作権者がマスゴミを味方に付けてることを見抜けない訳でもあるまいに。
246金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:49
>>243
なんか情けないなあ。
要るから適用除外されてるんだろ?
当たり前のこと聞くなよ。
247金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:51
>>243
勝手に自分の結論だけを書くなよ。

独占禁止法の適用除外していることもその適用があることも
立場によって保護があったり、それを取り除いた入りしているように見えるだけだ。
必ずいえるのは法が介入していること
これ以上のことではない。

だから法が介入すべきかどうかで争うのは意味があるが適用除外であることがどうかなんてのは
法的にどうかなんてのはナンセンス。

>>244
根拠になりませんよ。
他の財やサービスでは確保されている競争の利益が
出版物の場合だけ不可能になる理由はないんです。
>>246
消費者が競争の利益に預かれないで善い真っ当な理由はないでしょ。
当たり前じゃないですか。
250金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:55
>>248
全部の産業が同じ商売でないと我慢できない口かい?

で出版物だけが例外でいけないと思うなら自分でその例外の商売をしてみれば
誰も止めないし、そういう商売がぼちぼちあるようだけど。
251金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:55
>>248
石鹸箱じゃねえっての。あほ。
252金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:56
>>249
競争させるかどうかは消費者のためではなくて商売人のためなんですけど。
253金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 03:58
>>249
自費出版やってみ。あと古本屋。それで満足できるだろ。
周りの商売人にも持ちかけてごらん。
再販制度なんか関係なく実現可能だから。
それに君の言うとおりなら、再販制度の本なんかより売れて儲かるし
みんなに感謝される。
>>250-251
今までありとあらゆる財やサービスが競争によって価格を押し下げれてきました。
さて出版物がそうでないといえる根拠は?
255金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:01
>>248
君の好きな白いノートと宮部みゆきの小説は何が違うのか
良く考えてみるように。
宿題だ。お休み。
256金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:02
>>254
駅の立ち食いそばが値下げしたという話はついぞ聞いてませんが?
257金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:03
>>254
出版物の価格と平均物価を比べてそんなこといってるんだろうな?
258金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:04
鯛焼きの値段も上がりっぱなしだ。
キムラ屋の肉まんもいきなり12円上がったな。
259金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:06
コンビニのおにぎり、高くなったなあ。
260金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:06
電車賃上がりました。
261金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:08
タクシー代も上がってるね。
映画料金も。
まぁ、特異な例を出してくるとは思ってましたが。

で、価格競争によって一般的に価格は押し下げられることは認められましたね。
では本がその例外である理由は何ですか?
その特異な例のように製造原価ギリギリで作ってますか?
流通経路をこれ以上短くは出来ませんか?
263金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:10
>>262
あんたがまず一般的に出版に比べて価格が押し下げられたことを証明しろ
再販価格で売っていて原価ギリギリなんてコトは有り得ませんね。
流通は二大取次の寡占ですね。
企業努力で安くなる余地は有りですね。
では何故それをしないのですか?
265金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:12
>>264
なんだ?原価ぎりぎりでないから許さないだと。
出版業界が原価ぎりぎりであるかどうか以前の問題だ。

やはり、産業奴隷推進者か?
266金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:12
>で、価格競争によって一般的に価格は押し下げられることは認められましたね。

はあ?
何か特異なものがありましたか?
肉まんが特異なら本だって特異だ。
>>265
妙な誤読はやめて下さいな。
私は価格が押し下げられる余地の話をしてるんです。
268金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:15
>>264
一人合点独りよがり妄想開陳開始か?
もうやめろよ。半泣きなんだろ?涙でブラウザにじんでいるんだろ?
269金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:15
>>267
だから余地があるとしてそうしなければならないなんてのは
働いている人を奴隷としてしか考えていない証拠なんですが。
>>266
過当競争の外食と独占禁止法の適用除外の出版が同一ですか。
ただの身贔屓ですね。
>>269
出版だけが競争を免れて良い理由にはなりません。
272金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:17
>>267
君は本の原価も知らないのにそんな話ができるわけないでしょう。
つまり無駄な妄想。
273金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:18
>>270
過当競争なのになんで2割近く値上がりしたの?
>>272
はいはい。仮に製造コストが目一杯だとしても流通コストは引き下げられますね。
275金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:20
>>271
お前は本を書いている人を
叩けばペンを走らせるマシンかなにかだと思っているんですか?
276金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:20
>>274
流通コストも知らないのだから妄想。
277金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:23
>>271
あんのねぇ、競争を阻害していけないというのは新たな競争者の妨害をしてはいけないということで
利益をどれだけ取るかなんてのと関係ないの。
利益が上がると思うから商売はじめるのみなさんは。
競争で少しでも価格を低くしなければ淘汰される状況におかれて価格を引き下げない理由が何かありますか?
コストがいくらでも引き下げないと負けるなら引き下げますよ。

>>275
泣き言は向かいの壁にどうぞ。

>>277
二大取次の寡占による新規参入障害ですか。
あれも深刻ですね。
流通も競争させるべきだと私も思います。
279金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:29
>>278
>二大取次の寡占による新規参入障害ですか。

あれ、嘘。
新規参入しても時間と投資の割に儲からない商売だから。
てゆうか、それこそ営業努力の足りない奴の泣き言。
280金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:30
>>278
>競争で少しでも価格を低くしなければ淘汰される状況におかれて価格を引き下げない理由が何かありますか?
>コストがいくらでも引き下げないと負けるなら引き下げますよ。
だから、そうできると思うやつが自分のリスクで市場に参加していくばくかの利益を上げる。
それがいないことを文句言う消費者は単なる甘ったれ。

281金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:30
>競争で少しでも価格を低くしなければ淘汰される状況におかれて

これ、なんの話?
どういう前提なのかさっぱりわかりません。
282金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:34
半泣きでムキになるなよ>278
>>280
再販を除外された状況で甘えたこと言われましてもね。

>>281
「再販が廃止され価格競争が出来る」状況です。
>>282
彼氏、もう本泣きですよ(w
さて。そろそろ眠くなってきましたので落ちます。
手術後の傷も完全にはくっついてませんし。
貴重な現場の意見や泣き言ありがとうございました。
286金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:37
>>283
>再販を除外された状況で甘えたこと言われましてもね。

意味不明。

>「再販が廃止され価格競争が出来る」状況です。

つまり不合理なことをわざわざ実行した君の妄想の世界の話ですね。
妄想につきあえません。
287金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:37
>>283
あんたが再販に組しない本屋を始めて
その商売が再販制を維持している連中より利益を上げられるのにそれをつぶされたことを証明できたら
あんたの意見に賛同してもいいよ。

そうするまでは単なる遠吠え。
288金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:37
>>245
だから公取の文章に限定して聞いているのに・・・。
その公取の文章には「文責 読売新聞」とか入っているわけじゃないでしょ。
おかしなデータを検証もしないで資料として採用した人間は誰かって聞いてるの。
委員会には複数の人間がいてほとんどが廃止派なんでしょ。
不自然じゃないの。
289金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:38
>>287
同意。

どうして実行して成功した奴がいないのか
よく考えて見たまえ。>285
290金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 04:40
>>285
悔し涙をアクビと言い張るあなたに激ラブ。
もう少し勉強してくらはい。
>>288
送られて来た意見をそのまま編集せずに載せてるだけだろうが。
ヘタに手を加えて投稿者(=マスゴミ)に「捏造だ」とか騒がれる方が
危険だってこともわからんのならもうこのスレには来るな。ヴォケ。
292金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 06:06
何だ、祭りだったのか。
293金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 11:38
>>291
意味不明だ。

>ヘタに手を加えて投稿者(=マスゴミ)に「捏造だ」とか騒がれる方が
>危険だってこともわからんのなら

どういう電波だ?
294金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 12:27
祭で袋だたきされた人、電波強いね。
逆にいえば出版社は在庫の廉売による解消ができないという点で、
リスクを負っている。よって、価格設定や印刷点数を吟味しているはず。
他の製品と同じように在庫にも税がかかるし、保管コストもかかる。

決して出版業界がぬるま湯だとは、私は想わないのですが。
>>295
そんなこと知った事じゃありません。
この不況に出版界だけが儲けて良い正当な理由があるとでもいうんですか?
消費者の利益を考えられない業界は叩かれて当然です。
即刻再販制度を廃止するべきです。
297金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 14:56
>>291
100件も無作為電話調査すれば明らかに差が出てくるでしょ。
マスコミが捏造したデータと主張していたくせに。
マスコミに騒がれるのが危険なら最初から委員会による
再販制検証は意味をなさない。
顔を真っ赤にしてマスコミ陰謀論を振りかざすのはもう止めなさい。
偏ったデータを採用した点についてのみ検証してください。
さてさて。

>>286
> 意味不明
価格競争を免除されてることを「甘えている」と言ってるんですよ。
いい加減理解しないフリはやめましょうね。
そしてもっと苛烈な競争をして他社を蹴落とし
自社と消費者の利益を膨らまして下さい。

>>287
私は公正な条件下で可能な限り自由な競争をしろと言っているだけです。
二大取次が寡占的地位を利用して何をしてるか知らんわけではないでしょ。
http://www.juri.konan-u.ac.jp/home/hamatani/wsdocs/zemi/material/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E6%97%A5%E7%89%88%E8%AD%A6%E5%91%8A.htm
(公正取引委員会のサイトのは消されているのでどこぞのミラー)

>>295
> 廉売のよる解消が出来ない
安く売れば良いんです。売れないなら安くすれば買ってくれる人もいるでしょう。
「中古で安く買え」と繰り返す人がいましたが同じように新品でも安く売れば良いんです。
同じ値段の古本は売れるなら新本が売れない理由はありませんし。
それに、そもそも出版にそんなアホなリスクを負わす必要はありませんね。
再販は廉売のよる在庫の解消という企業の販売活動を拘束・阻止する悪しき慣習だと言えますね。

>>296
消費者の利益を考えない出版業界が叩かれるのは当然だと思いますが
出版界が儲けていけない理由はありませんよ。
より激しく競争をして敵を蹴散らしシェアを広げマーケットを広げ
もっともっと利益を得れば良いんです。
それが消費者の利益にもなるんですから。
299金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 15:21
>私は公正な条件下で可能な限り自由な競争をしろと言っているだけです

今でも自由な競争は可能だし、
あなたのいうことが正しいのならむしろ今こそ廉売すれば
確実に製版制度に与す側に勝てるでしょう。

なぜそれを誰もやらないのか、よく考えてみましょう。
コストを知らない人の妄想だと笑われているんですよ、あなたの主張は。
300金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 15:25
>安く売れば良いんです。売れないなら安くすれば買ってくれる人もいるでしょう。

本が売れない理由が価格で解消できるならダイソー本はベストセラー連発だな。
石鹸箱つくってるんじゃないって何度言えば分かるんだ?
お前は格安ノートでも買い漁ってろ。
301金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 15:26
>>298
>より激しく競争をして敵を蹴散らしシェアを広げマーケットを広げ
>もっともっと利益を得れば良いんです。
>それが消費者の利益にもなるんですから。

電波極まれり。君は本を読んだことも買ったこともないんだろ?
302金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 15:35
>>299
廉売しても古本に負けるしな。
303金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 16:48
>>299
どの業界でもそうやってるんだよ。お前らも少しは努力しろ。
>>300
お前は石鹸箱作ってろ。
304金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 16:54
返本制なくれば、コンビニから週刊誌以外消えるだろうな。
305金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 17:00
セブンイレブンの会長は、再販制廃止論者なんで、逆に売れ筋の本をもっと置きそう。
306金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 17:22
>>298
>私は公正な条件下で可能な限り自由な競争をしろと言っているだけです。
>二大取次が寡占的地位を利用して何をしてるか知らんわけではないでしょ。
いいかげんに寡占を非難しているのか再販制を非難しているのか区別しろよ。
307金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 17:23
>>296
やはり商売人を奴隷としか思っていないようだな。
不況だから儲けてはいけない?

あんた働いたことある?
少し前にバイト先のファミマの店長にこのネタ振ったら
「確実に売れる週刊誌とコミックスとあとエロ本と横浜ウォーカーぐらいしか置かなくなるかもね」
みたいに言ってた。
でも防犯目的で夜でも立ち読み客に居て欲しい、とは
ATMが入って警備員がいつでも駆けつける体制になってから
特に思ってないはらしい。
「再販制が廃止されたらすぐさま良心的な出版は壊滅してしまうと
いうのは、一時期の『米は一粒たりとも入れるな』というのと同じ
感情的極論に通底するところがあるような気がする。なにも再販制
が良い悪いと言っているのではない。それはみんなでオープンに慎
重に議論して、正当な結論をまとめればいいだけのことだ。僕が言
いたいのは、『文化を守れ』的な声高なメッセージが、一方の利益当
事者であるメディアによって好きなだけほいほいと流されている現
今の状況は、あまりフェアとは言えないんじゃないですか、という
ただ一点である。・・/・・横並びの制度からは、横並びの文化しか
出てこないのではないか。」
作家の村上春樹氏の『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』(朝日
新聞社、1997年)の一部である(181頁)。至極当然な意見だと大方
の読者が同意されるだろう。しかし、この部分に先行する次の記述
にも注目すべきである。「僕は去年の夏に日本に戻ってきて以来、出
版業界の複数の人から『村上さん、再販制の問題ではあなたは余計
なことを言わない方がいいですよ』とやんわり釘をさされた。要す
るにこれは今のところ、かなり剣呑な話題なのである。この業界は
出版も販売も『再販制は善、正義である』という統一見解でがっち
りと一致団結している。下手に口をはさむと袋叩きにあいかねない
という雰囲気さえある。/でも小さな声で正直に言えば、これはそ
んなに髪振り乱してヒステリカルになるような問題だろうかと、僕
としてはいささか首をひねらざるをえない。」
9月号の第1回の連載で、著作物の再販に関わる現下の政策上の論点
については紹介した。「経済憲法」とも位置づけられる独禁法は、原
則違法の再販行為に関して著作物についてのみ例外的に適用を除外
している。この現行適用除外制度を見直すにあたって、制度維持を
是とするためには「相当の特別の理由が必要である」との判断を前
提とするのは当然である。1996年12月に総理に提出した「意見」
で、行政改革委員会は、この前提を踏まえて、「新聞の個別配達制度
や書籍・雑誌のいわゆる委託販売制度」の果たしている役割を考慮
しても、「これまでのところ・・引き続き独禁法の例外措置として存
続させることの是非について十分説得的な論拠を見いだすことはで
きなかった」と述べた。
「余計なことを言わない方がいいですよ」と釘をさし、それに従わ
ない書き手のものを掲載しないという共同行為を行い、さらに「文
化を守れ」的な声高なメッセージを一方的に流すという、普通の消
費者の顰蹙を覚悟した行為に横並びで業界を挙げてのめり込むのは、
オープンに慎重に議論して多数の国民の賛成を得る自信のなさを告
白しているようなものだ。昨年秋に、丸善の「経営上の都合」から
出版直前に刊行を中止した鶴田俊正著『規制緩和』を、周囲の反発
を覚悟して刊行した筑摩書房に対する業界内部での反応は猛烈だっ
たという(「著者の再販見直しの主張には会社として反対だが、多様
な主張を出版するのがわれわれの責任だ」というのが社内での説明
だったと言わる)。なかでも、書店からの電話が殺到した。「文化を
守れ」という言葉は、出版社や書店の占有物ではないし、まして守
るべき「文化」の内容を国民・消費者に代って「出版界」やその周
辺の「文化人」が勝手に決めてよいはずはない。
新聞再販についても同質の状況だ。維持側の最大の論拠である「再
販制の廃止は新聞宅配制度の崩壊につながる」との主張についても、
冷静な議論は前稿で紹介した『論点公開』を参照されたい。ここで
は、村上氏のコメントを紹介する(上掲書、314〜15頁)。「『日本の
高い新聞宅配率は、日本の文化システムのクオリティーが高いこと
の証だ』というキャンペーンが一部で盛んに繰り広げられているけ
れど、それはちょっと違いますよね。新聞宅配率の高さと文化の高
さは、必ずしも正比例するとは限らないと僕は思う。文化のあり方、
生活のスタイルというのは、場所によってそれぞれにあり方や基準
が違うのだから、そんなことは一概には言えないだろう。『今日は新
聞を買うか、買わないか』『今日はどの新聞を買うか』という選択肢
を手放したくないという人だって、世界にはたくさんいる。都会と
地方で同じ新聞を、同じように配達している日本のあり方のほうが、
世界的に見ればむしろ特殊なのだ。
/文化という物差しを持ち出すならば、むしろ、国中から主要な全
国紙、地方紙がまる一日ごっそり消えてしまうことの方が、文化的
にはよほど問題ではないのか?」この文章は、どうして日本でだけ
新聞は一斉に休むのか(「新聞休刊日」)という問いかけに対して、
新聞社サイドの防御マニュアルに従ったような反論が寄せられ、「そ
の手のことは、あまり大きな声で言わない方がいいですよ」という
忠告を受けたことに対応したものだ。
「著作物だから・・」という主張がある。適用除外は著作権法に基
づくものではないし、ビデオテープ、レーザーディスクなどの映像
媒体やコンピューター・プログラム、データベースなどの「著作物」
は適用を除外されていない。アメリカやイギリスでは著作物に関す
る適用除外は存在せず、日本以外の主要国では、書籍についてドイ
ツとフランスが、新聞についてドイツが適用を除外するにすぎない。
音楽用CDを適用除外とするのは日本だけだ。
書籍の流通はどうあるべきかという課題の検討に移ろう。前稿で述
べたように、書籍の流通の抱える問題点は少なくとも15年前と変わ
らないし、再販を廃止すれば問題点が解決するわけでもない。以下
に説明するように、書籍の流通にはきわめて重大な欠陥があり、最
大の被害者はもちろん消費者、とりわけ本好きの読者である。次い
で、著者、さらに、この分野での活動に関心のある有能な出版人、
書店経営者である。ほとんどすべての産業分野に共通だが、とりわ
け書籍のように製品の差別化が著しい分野では、流通システムが画
一的・硬直的であれば、流通する生産物の質が低下し、需要者がそ
っぽを向き、有能な供給者も遠ざかる。結果として、産業が停滞し、
現行システムの維持により自らの利益を守ったはずの流通業者自身
も、先の見えないじり貧状態に陥る。沈みゆくタイタニック号の上
で「この椅子は私のものだ!」とがなりたてているようなものだ。
状況を的確に判断しないのも自由だし、自己責任だから放っておい
てくれということかもしれない。しかし、読者であり、書き手でも
ある、つまり、ユーザーである私を含む消費者にとっては迷惑千万
な話なのだ。
各書店は自分の欲しい本を欲しいだけ入手(仕入れ)できるだろう
か?書店主が、特色ある品揃えによって差別化して店のファンを作
ろうとすれば、取次から注文どおりに本が送られてこなければなら
ない。現状ではこの条件は満たされない。現行システムでは、一定
期間内であれば返品自由であり、送料は取次が負担する。書店にと
ってrisk freeだから、注文は過大になる。このため、取次による積
極的な「調整」が不可欠である。さらに、隣接する書店が重複して
注文し、結果として特定の地区に大量の在庫が生まれる事態も防止
しなければならない。もちろん、書店主の判断ミスによる在庫も取
次がコストを負担して引き取らねばならない。かりに、売れ残った
在庫を値引き販売することが可能であり、それが返品するより書店
にとって有利であれば、返品しないことに伴うrisk負担と引き換え
に、欲しい本の仕入れが可能となり、書店の差別化が実現できる。
再販制度の下では、在庫処分セールが不可能な書店は返品するしか
なく、それを前提とする取次は書店の注文を受け入れない。
現実には、取次は、立地・店舗サイズなどによって各書店を区分し、
各区分ごとに決められたパターンに従って配本する、「配給システ
ム」を採用している。同じような書店は同じ区分に属するから同じ
配本を受ける。書店主が好むと好まざるとにかかわらず、書店の金
太郎飴化は不可避だ。欲しい本が配本されないという書店主の不満
は多いが、再販制をはじめとする現行流通システムの下では、この
不満は解消されない。
書店の開業は困難ではない。しかし、どのような書籍を仕入れるか
という基本的選択の幅は著しく限られ、品揃えの自由はない。再販
制によって価格設定の自由もない。これだけ不自由であれば、書店
は、取次から送られる本というモノの置き屋、置き場所提供業、不
動産業とでもいうべき存在だ。同じ商品を並べるだけだったタバコ
屋と似ている。返品制にどっぷりつかり、テナントビルのようにな
って、どこでも同じようなコーナーを集めただけだと言われて著し
く地位を低下させた一時期のデパートとも似ている。ここも「文化
の殿堂」と呼んでいた。工夫の余地のない分野には創造的で活気の
あるビジネスは育たない。
生産者である出版社にとって、画一的で柔軟性に欠ける流通システ
ムは、重大な制約になるはずだ。自社の商品をどのような流通経路
で販売するか、価格設定をどのように差別化するか、販売促進活動
をどのように展開するか、状況の変化にどのように対応するかなど
という、通常の企業にとって基本的な戦略や具体的な戦術を展開す
る余地がほとんど存在しない。実際に行われることは、取次の担当
者との間で何部受け入れてもらうか必死で交渉することが中心だ。
取次が受け入れれば、パターンに従って書店に配本される。あとは、
たとえば、書店を回って、本当に書架に陳列してくれているかをチ
ェックし、できるだけ顧客の目につく棚や平台への移動をお願いす
るだけである。
たとえば、新宿地区の書店で積極的なキャンペーンを展開して東京
の都心部でまず注目を集めたいと考えても、選択可能な手段は著し
く限られる。もちろん、小売価格の引き下げはできないし、大量仕
入れを条件に書店への納入価格を引き下げる(数量割引)もできな
い。数量割引した本をしなかった本と返品時に区別できないのだ。
数量割引がないとしても、書店と直接交渉して大量に仕入れること
も、売れ残った本の返品コストは誰が負担するのかという問題が障
害になる。
書店に対するのと同じ理由で、出版社にも工夫する能力のある人的
資源が引き付けられず、出版業界には創造的で活力のあるビジネス
が育たなかった。画一的で柔軟性に欠けるシステムに安住し、保守
的・権威主義的・停滞的な雰囲気が充満し、「出版人としての良心」
「文化活動の擁護者」などという言葉を交わしながら、消費者を無
視し続けた。雑誌という定型化され、パターン配本による配給シス
テムにより適合した商品が、業界の中心部を占める主要な出版社の
収益源であったことが、書籍には不幸な点であった。
私の見るところ、主要な出版社の経営上の優先関心事は雑誌であっ
て書籍ではなく、重要な人的資源の投入先はもっぱら雑誌だった。
雑誌の流通にとっては、現行システムは相対的に不都合は少ないか
ら、主要な出版社にとって、書籍の生産・流通に対する現行システ
ムの弊害は重要ではなかったのだ。「書籍は『儲け主義』の対象にす
べきではない」とする誇り高い自己正当化は、「儲け」、つまり利潤
は消費者の支持の帰結だという簡明な事実を無視している。大方の
消費者は、画一的で柔軟性に欠ける流通システムの押し付けよりは、
「儲け主義」に忠実であることを求めるはずだ。
出版業界に創造的で活力のあるビジネスが育たなければ、その「素
材」を供給する著作者の活動にも悪影響を与える。たとえば、出版
業界が、riskをまともに取ることができなければ、創造性と潜在的
可能性に富んだ新規参入者を引き付けることはできない。よほど売
れない本の場合を除けば、著者の印税は、定価の10%である。販売
数量の増加に伴ってこの比率が逓増することはない(よくよく調べ
ると、例外的な流行作家の場合に、たとえば13%のケースもあるら
しいが、ここでもめったに逓増はしないという)。欧米のように人気
のある作家の次回作の版権をめぐって出版社が競争(入札)すると
いう話は聞いたことがないし、そもそも、10%の印税率を前提に進
行中の出版交渉に他の出版社がより高い率を提示して競争するとい
う話も聞いたことがない。
保守的・閉鎖的・協調的な業界体質の結果なのか、「文化」活動に「カ
ネ」の話を持ち込んではいけないという出版社側に有利な雰囲気づ
くりに成功した結果なのかは不明だが、著作者の側からの不満は表
面化しない。再販制維持のキャンペーンに著作者の代表と称する人
達が積極的役割を演じているが、多くの著作者がこれに異を唱えな
いことが少なくとも私には不可解だ(もっとも、ほとんどの著作者
は、実質的関心がないか、盲目的に同調しているだけだろう。理解
したうえで、「しかし、ああいう連中を相手に異を唱えるのは、時間
とエネルギーの無駄だ」と判断している人達も少しはいるかもしれ
ない)。
画一的で柔軟性に欠ける現行システムの中心に位置するのが2大取
次だ。しかし、この2社が、書籍・雑誌の生産流通を牛耳っている
とか、独占力の行使を欲しいままにしているようには見えない。大
株主が大手出版社であることもあるが、小売業界(書店)と出版業
界の両業界の団体との協議に基づいて維持される画一的で柔軟性に
欠ける生産・流通システムの「配給センター」「配送センター」が主
たる役割と見える。ただし、掲載の是非をめぐって議論が起きた写
真入りの『フォーカス』をめぐる騒動の際の取次は、「コントロール・
センター」として利用できる可能性を示したから、この位置づけに
関していささか危険だと考えた消費者は、出版関係者であるか否か
を問わず少なくないだろう。
326金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/12 23:51
以上、引用元。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~miwa/KEISEMI10.HTM

廃止派の代表的な主張を簡潔に述べた文章です。
維持派について同様の文章があれば教えて下さい。

これまでどのような主張が両派からなされてきたのか
を理解した上で議論したほうが有益だと思いますので。
327金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 00:19
>>326
電波の一言で片が付きます。お疲れさまでした。
328金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 00:28
>>326
>「供給側が画一的で柔軟性に欠ける流通システムに固執することを通して現状に安住し、結果とし
>て、より多様で良質の出版物を受け取る権利と、書店で本を見つけ選ぶ楽しみを読者が奪われている状態をどうすべきか」

現行システムの変更により消費者が「より多様で良質の出版物を受け取る」
ことが出来ることの具体的な論拠が示されていないと思うんですけど。
329金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 00:31
>>328
ああ、それは続きに書いてありますので、読んでください。
全文引用を避けただけです。

>>327
貴方こそ、いつも本当にお疲れ様です。
330金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 00:32
結論ありきの論立てで電波だから。
>>326
正直、リンクだけで充分。
スレの無駄遣いすんな。
332金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 01:15
衣料品だってダイエーでもヨーカ堂でも似た様な物しか買えないんですけど。
だいたい傾奇者でも無い限り、一部の人間以外にはそれほど衣料品に多様性なんていらないと思うし。
333金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 01:20
>>331
お前は犬のチンポでもしゃぶって寝てろ
334金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 01:50
>>333
コピペよりは自分の言葉でしゃべっている事を評価しよう。
品性は一つも無いけど。
廃止派の一人でレベルを下げてるんで、皆引いてる事に気づきましょう。
335金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 11:29
これが電波君の虎の巻なんだ。
へー、どうりでここに書いてないことに言いよどんだり
数字のことになると弱いわけだ。
「ヤツは電波だ」と一方的に決めつけ具体的な反論はしない、出来ない。ナベツネとやり方は一緒ね。下品で下劣。
337金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 13:56
反論してもそれに対する反論ができないんだから
反論する必要ないだろ。

そもそも数字も根拠もない。
また泣くのかい?
338金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 15:20
結局、>>326のリンク先って、まず「理想の状態」が設定されていて
「現在はそれがさまたげられている」ことを前提に議論しているんだよね。

>出版社にも工夫する能力のある人的資源が引き付けられず、出版業界には創造的で活力のあるビジネスが育たなかった。

これなんか電波の最たるもの。こう言い切るにはまず、
(1)人的資源全体の能力・質を把握して
(2)現在の出版業界の人材の能力・質を把握して
(3)現在の「能力ある」人材が出版業界にいた場合のどのような能力を発揮するか算出し
(4)現在の出版業界と比較する
ことができなければならない。
こんなことが出来るのは神さまかデンパかのどちらかじゃないの?
だいたい「創造的で活力あるビジネス」の具体例くらい挙げてくれなきゃね。

そりゃこの人がずっと出版や取次ぎ、書店で働いてきた人間ならまだこう言う
資格があると思うが、この人ってただの学者だろ?
学者特有の単なる傲慢、って感じがするね。
それとも本が出版してもらえなくて恨み骨髄に達しているとか。(W

339金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 16:26
>それとも本が出版してもらえなくて恨み骨髄に達しているとか。(W

まあ、それだよね。
「なぜ俺は世間に認められないのだマスゴミが俺の邪魔をしている」
ってありがちな電波と同類。
まともな学者じゃないからこういう事を言う。
340金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 20:22
>>333
この反応を見る限り、誉めてもらわないと切れるタイプ。
電波といわれても仕方なし。
341金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 20:33
>そりゃこの人がずっと出版や取次ぎ、書店で働いてきた人間ならまだこう言う
>資格があると思うが、この人ってただの学者だろ?

俺が思うに
資格っていうか、
そう思いたい、という心理状態は理解できるという
心情的な何かを認められるというだけなんだけど。
342金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 20:59
>>340
お前は粘着キティ
343金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 21:10
ついにふてくされちゃったか
もっと勉強しような(w
344金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 22:04
>>343
あなたもね。
345金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 22:21
キミらまだやってるの?
さてさて。

>>299
その現状で消費者が競争の利益を与れないことを非難してるんですよ。
価格競争をせず、流通改革を考えない現状をね。

>>300
そろそろその泣き言も聞き飽き気味です。
あなたの作る本が売れないのもあなたが失業の危機なのも私の関心事ではないんです。
企業努力でコストを、価格を引き下げられない理由が何かありますか?

>>306
両方です。不公正な競争条件全てです。

>>309-326
面白いですね。
辺恒を筆頭に議論すら拒んで既得権益の護持を図る人達の汚さはどうにもなりませんね。
ヴォルテールの爪の垢でも飲ませてやりたいとこですが。
347金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/13 22:51
このスレに、生粋の経済板住人はいない罠。
自白?
1:事実に対して仮定を持ち出す
     「犬は子供を産むが、もし卵を生む犬がいたらどうだろうか?」
2:ごくまれな反例をとりあげる
     「だが、時として尻尾が2本ある犬が生まれることもある」
3:自分に有利な将来像を予想する
     「何年か後、犬に羽が生えないという保証は誰にもできない」
4:主観で決め付ける
     「犬自身が哺乳類であることを望むわけがない」
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
     「世界では、犬は哺乳類ではないという見方が一般的だ」
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
     「ところで、カモノハシが卵を産むのは知っているか?」
7:陰謀であると力説する
     「それは、犬を哺乳類と認めると都合の良いアメリカが画策した陰謀だ」
8:知能障害を起こす
     「何、犬ごときにマジになってやんの、バーカバーカ」
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
     「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」
10:ありえない解決策を図る
     「結局、犬が卵を産めるようになれば良いって事だよね」
11:レッテル貼りをする
     「犬が哺乳類だなんて過去の概念にしがみつく右翼はイタイね
12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
  「ところで、犬がどうやったら哺乳類の条件をみたすんだ?」
13:勝利宣言をする
   「犬が哺乳類だという論はすでに何年も前に論破されてる事なのだが」
14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
     「犬って言っても大型犬から小型犬までいる。もっと勉強しろよ」
15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
     「犬が哺乳類ではないと認めない限り生物学に進歩はない」
>>339-341
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
     「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」
>>347
同意。
352金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 01:54
>>339-342
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
     「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」

こうでしょ。
自分だけ例外にしてはいけない。
どっちでもよござんす。くだらんことでageるな。
354金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 05:25
>>346
まず、あんたが消費者代表という立場を抜け出さない限り、公正なんて言葉を吐いても誰も聞かんよ。
355金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 07:39
いやまったく。
356金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 07:50
消費者代表という立場を認めないのが公正なのか?
357金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 08:24
てゆうか、電波くんは本買ってないし読んでないから。
358金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 08:32
>>356
消費者のことを考える立場の意見は認める。
消費者代表からの意見は公正の観点から認めない。

だって、それだったら社会的に解決する問題ではなく当事者間でやってくれとしかいえないもの。
359金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:04
公正に見れば電波氏は消費者代表じゃなくて産業奴隷推進者代表でしょ。
もちろんその立場からの意見として認めていますよ、このスレの人たちは。
360金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:15
>>346
>価格競争をせず、流通改革を考えない現状をね。

何か勘違いしているとしか思えないのだけど

現状は法的にも価格競争をすることが可能です

にもかかわらず
新規参入を含めて
誰もそれをしないという状況です。
なぜなのか?

データを集めて商売をする側から儲けとリスクと勝ち負けの観点からよく考えてみましょう。
あなたに足りないのは数字です。
361金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:21
>>346
>企業努力でコストを、価格を引き下げられない理由が何かありますか?

あなたが価格を下げれば売れると本気で思っているのなら
自分が買う立場で考えてみるといいでしょう。
タダでも欲しくない本と10万円でも欲しい本があるはずです。
商品とは欲しいと思う人にだけ売れて利益が出ればいいのです。
情報という商品は無理して売ったり買ったりする必要はありません。
362金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:24
>>346
>面白いですね。
>辺恒を筆頭に議論すら拒んで既得権益の護持を図る人達の汚さはどうにもなりませんね。
>ヴォルテールの爪の垢でも飲ませてやりたいとこですが。

この電波文を引用したのはあなたでしょ?
虎の巻を見せて切り札切ったつもりだったのが
ことごとく一蹴されて
>>338氏に痛いところつかれて
別人格が書いたことにしたくなったのですか?
363金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:35
>338 の言い分はなんか香ばしいんだが?
当事者が自分に都合の良いことを言うのは当然なのに、当事者以外の意見は認めない
なんて、思考停止もいいとこ。思考停止したやつは、自分達では思考停止に気づかない
典型ですな。
364金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:45
>>363
338の文章ちゃんと読めば

当事者が自分に都合のいいことを主張するのはまだわかる(その意見に賛同するということではなく)
しかし、第三者の立場にあるべき人間が当事者レベルの意見しか言わないのはどうだろう

ってことがわかると思うが
365金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 09:59
自分に都合の悪い事は、全部根拠の無い偏見と言ってるようにしか見えないが。
366金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 10:06
都合が良い悪いはともかく
あの電波文が全部根拠の無い偏見なのはまちがいない。
367金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 14:33
>>357
8:知能障害を起こす
     「何、犬ごときにマジになってやんの、バーカバーカ」

>>359,362
7:陰謀であると力説する
     「それは、犬を哺乳類と認めると都合の良いアメリカが画策した陰謀だ」

>>358,366
4:主観で決め付ける
     「犬自身が哺乳類であることを望むわけがない」
マスコミ板のスレ(90%以上が廃止派)
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/mass/1033140538/
>>367
また自分の言葉で発言し無くなったな。
コピペなら発言が矛盾してても他人事と思えるからね。
分かりやすい逃避行動だね。
370金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 14:57
たしか書籍板にもスレがあったような。
誰か過去スレまとめてくれ。
371金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 14:57
>>369
8:知能障害を起こす
     「何、犬ごときにマジになってやんの、バーカバーカ」
一般書籍板(まだ議論に入ってない)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1033822817/l50

マスコミ板
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/mass/1033140538/

マスコミ板過去ログ「国民の99%が再販維持を望んでいる???」
http://natto.2ch.net/mass/kako/984/984617115.html

マスコミ板の「マスコミ規制・再販撤廃も小泉流トップダウンで」は捜索中。
373金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 15:14
>>367
>>371
うーん、なんかあってないよ。
意味分かっててコピペしてないでしょ?
374金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 15:25
>>373
14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
     「犬って言っても大型犬から小型犬までいる。もっと勉強しろよ」
375金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 15:34
マスコミ板初めて見た。
こいつらキモい。ルサンチマンの塊だな。
こういうとこからきてんのか電波くんたちは。
あっちじゃ論理派気取れるだろうけど、
そりゃ肯くばかりの中にいれば勘違いもするだろうよ(w
あっちのが居心地いいならもう来ないほうがいいんじゃない?
半泣きで助けを呼んだりするなよ、電波が増えてもウザイから。
376金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 15:35
>>374
うんそうだね。すごいね。
ここの住人の大半は、この問題に興味がないので
いちいちageないでよ。
彼の魂の叫びはコレ↓

333 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/10/13 01:20
>>331
お前は犬のチンポでもしゃぶって寝てろ

379金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 16:20
再販制度は廃止が妥当。中小書店が潰れる?別に構わんよ。
書籍の品揃えなんて何処も金太郎飴、似たようなもんだし、
理工学書なんかの専門書は大型店かネットで手に入れるしか
手段がないもん。
句の過ぎた本はディスカウント!これに尽きるぜ。
古本でも買ってください。
381金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 20:11
>>375
こんなところで陰口言ってないでどうぞ
マスコミ板いらっしゃい。
経済板の皆さんからも呆れられてるようだし。
呆れられているのはお前だっての>電波
もう経済板にくんなバカ。
>>382
出版関係者にしてはボキャ貧ですな。
なんか自分の思い通りにならないと全部出版関係者の仕業か?
陰謀論者って気持ち悪いな。
385金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/14 20:24
>>382
無視しろよ。
反論もできない負け犬電波は荒らししかできないんだから。
了解すますた。>385
さてさて。

>>358
消費者代表からの意見のつもりはさほどないですけどね。
軒並み斜陽産業に堕した独禁法適用除外産業が再活性化するには
より公正で苛烈な競争をするしかないと思っていますので。
「本が売れない」のではなく売る努力が足りないんです。

>>360
> なぜなのか?
カルテル。出来れば今のまま競争をせずにいたいという心理は分かりますがね。

>>361
その理論のすり替えももういい加減効きませんよ。
欲しい本が少しでも安いに越したことはなく
競合する書店が利益を得るべく余所が10万なら内は9.8万
というような価格競争をするべきだと言ってるんです。
> 商品とは欲しいと思う人にだけ売れて利益が出ればいいのです。
(消費者利益の観点から)認めません。

>>以下
なんとか泥仕合に持ち込んで議論を打ち壊そうと躍起ですね。
「反論に反論出来ないから反論しない」とか凄いですよね。ゆんゆんしてます。
>>387
お前は犬のチンポでもしゃぶって寝てろ

これ便利だね(藁。
389金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/15 02:10
>「反論に反論出来ないから反論しない」とか凄いですよね。ゆんゆんしてます。

へー、あの引用した電波文への反論を責任もって電波文を書いた人の立場になって反論出来ると?
それは面白い。

できもしないことを言うなよ(w

とりあえず>>338さんの指摘に反論をお願いしますよ。
こんなの許してる国は日本だけだろ
いいから禁止しろ
391金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/15 19:46
再販制度は打ち出の小槌
>>390-391
どっでもいいけどageるな!!
実の無い発言しかできない奴の主張など誰も信用しない。
393金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/15 21:38
わかりました。
これから本は全てビッグオフで買うことに致しまふ。
394金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/15 21:50
そうしてくれ。
ビッグオフ…
396中立:02/10/15 23:40
擁護派は文化の発展、廃止は自由競争が不可欠であると考え、
それを前提にしているから議論自体出来る訳ないじゃん。
2ちゃんだけじゃなくて、公取とメディアもこんな感じの議論を延々と
続けて平行線なんだろうな。
>擁護派は文化の発展
この板では誰もそんなこと言ってないが?
398中立:02/10/16 00:16
>>397
解釈上、そのように取れるが?
399金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/16 01:16
日本だけっていうのは本当なの?
400金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/16 01:27
>>398
情報という商品はヤクザなものなので
買うか買わないかどっちかしかない
取引不成立なら売らないよ

というのが文化の発展と解釈されるんですか。
それはすごい。
>399うそです
401中立:02/10/16 01:43
>>400
書籍や音楽CDは単なる情報ですか?
それに情報媒体すべてが再販規制を受けてるわけではないよ。
>401
単なる情報です。
価値の低い情報と価値の高い情報があるだけ。

情報の価値は主に確度とスピードとクオリティによって決められ
価値の低い情報は無償だし、高いものはその存在が眼や耳に触れることすらない。

例えば
中古で安くなった情報は
スピード(鮮度のない)が落ちたことによって
価値が下がっており、
逆に中古で高くなった情報は
クオリティが高くなった(どこでも手に入らないプレミアがつくとか)ために
価値が上がっている。

新品の再販本はこれに対し、注文すれば手に入るうえ、取り寄せした後も返品も自由
というサービスと全国一律価格というサービスを売りにしている。

どちらを選ぶのも自由。

再販規制などというものはないでしょう。
個別の契約の誤りでは?
買い切りの本を作りたい出版社(著者)と売りたい書店と買いたい読者が
揃わないだけの話。
追補
>価値の低い情報は無償だし、高いものはその存在が眼や耳に触れることすらない。

もちろん価値が低くても流通されずにその存在が眼や耳に触れることすらないものも
あります。

404中立:02/10/16 02:33
>>402
ごめん、粘着で悪いけど、
>新品の再販本はこれに対し、注文すれば手に入るうえ、取り寄せした後も返品も自由
>というサービスと全国一律価格というサービスを売りにしている。
というのが、まさに文化云々だと思うのです。
例えば、洋服もスピード(流行)とクオリティ(ブランド?)で価格が構成
されると思いますが、新品でも値下げされることはありますよね。

自分は再販は良い制度だと思うのだが、他業界との整合性がとれて
いない点や、CDや新聞などが実質値下げ販売しているという現状を
考えると、廃止論者の意見にも耳を傾けないといけないと思うのだが。

>再販規制などというものはないでしょう。
ああ、これは言い方が不適切でした。
405中立:02/10/16 02:44
>廃止論者の意見にも耳を傾けないといけないと思うのだが。
いかん、>>396の発言と矛盾してるかも(汗)
さてさて。

>>389
取り敢えず、引用したのは私じゃないですよ。
で。>>338氏に関してですけど、
(ホントはもう少し泳がしておきたかったのですが)
「こんなことが出来るのは神さまかデンパ」って彼は言ってますね。
で、再販廃止論者は自由競争による最適化を主張しますね。
「経済板」「自由競争」「神さま」で何か思い浮かびませんか?
経済板の住人ではない>>389氏や>>338氏にそれを聞くのは酷でしょうかね。
ヒントはアダム・スミスと神の手。
つーか経済学の祖すら知らずになんで経済板にいるんですか?マジで。

>>
…独禁法適用除外は要らないと?
407金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/16 07:49
>>404
あのねぇ、このスレで本屋が全て再販制で売れなんて言ってる奴はほとんどいない。
単に、現行で再販制をやっている人間をやめさせるのはどうか?っていっているだけだ。

また
>新品の再販本はこれに対し、注文すれば手に入るうえ、取り寄せした後も返品も自由
>というサービスと全国一律価格というサービスを売りにしている。
これが文化云々だというなら
サービス形態そのものも文化云々であって、廃止派のある一つの形態のサービスをやめろというのも文化の話になるから
同じこと
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/1196062/ref=b_hp_rs_3_2/249-8100453-7522749

アマゾンにて非再版本取扱開始。
売れれば非再版本の取り扱いは広がるし、売れなければしぼむ。
非再版というビジネスモデルも需要が無ければ市場から消える。
これ市場原理なり。
>このスレで本屋が全て再販制で売れなんて言ってる奴はほとんどいない。
>単に、現行で再販制をやっている人間をやめさせるのはどうか?っていっているだけだ。

電波君はこれが分からないらしい。
合法カルテルなんて非合法化しろ
411金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/16 23:46
再販制度でボロ儲けage
412338:02/10/17 00:17
>>406
>つーか経済学の祖すら知らずになんで経済板にいるんですか?マジで。
アダム・スミスの名前くらいは知っていますがね。著作の内容の正確なところは知らないけど。
私が言いたいのはそういうことではなくて、要するに>>326のリンク先は
出版界の現状にしても再販制度廃止の影響にしても、なんら論拠が示されていないので
ただ、出版界に対する憎悪をぶつけているようにしか見えん、ということです。
つまり経済学以前の問題。議論にならない。
413金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/17 00:57
>>412
つーか、406が言ってるのは、廃止、中立、維持のいずれの立場
を取るにしても「自由競争による最適化」という経済学の初歩中の初歩を
議論の前提として共有してくれないと、経済板で議論する意味がない、
ということだと思うが。
414338:02/10/17 09:50
>>413
ああ。なるほど。
でも、それと出版界の現状を「工夫ある人的資源が引き付けられない」
「活気あるビジネスが育たなかった」と認定する事とは関係ないと
思うのですが…。
>>413
自由競争というのは>>408が指摘するように
再販本も非再販本も
両者は扱う著者・出版社・書店・読者のニーズにおいて競争されるべきもの。

現状は
なんの規制もないのにもかかわらず(電波君はカルテルだと陰謀論を打つが)
非再販本が再販本との競争力で負けているというだけのことだと思うが。

再販制度を廃止すれば非再販本は競争せずに勝てるということになる。
自由競争の最適化といいつつ
再販制度廃止は再販本と非再販本の競争において
一方を強制的に駆逐するだけ。

大きな目でみると
非再販本は再販本との自由競争による最適化であまり出回らない
というだけのこと。
416金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/17 20:31
ところで自由競争の最適化を持ち出して
芸能人のギャラや広告の対価を説明出来る人います?
417おフェラガモ一郎:02/10/18 02:15
>>415
> 非再販本は再販本との自由競争

「非再販本と再販本が競争する」というあなたの言ってる枠組みがそもそもおかしいべ。
『海辺のカフカ』が非再販本と再販本で競争してるか?

それを無理矢理いうなら、
新刊書店の『海辺のカフカ』とブックオフの『海辺のカフカ』と古書店の『海辺のカフカ』
は競争してるだよな。それで本がキレイでセコハンでも気にならなきゃなら安い方を買う罠。
ふつう。
この「競争」は、再販制があろうがなかろうが、新刊書店と古書店・新古書店の
店頭価格に差がある限りで成立するもので、再販制そのものとは関係ないんだな。

ようするに、再販制がなくなれば「再販本と非再販本の競争」がなくなるのは当たり前の話で、
まったく何の意味もない。
オフサイドがなくなれば、オフサイドで入れたシュートとオフサイドなしで入れたシュートの
「競争」がなくなる! ほざいているのと一緒だよ。
418金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 09:38
>>417
何を言っているんだい?

現状に非再販制で新品の本を売る人がいないことがそのまま再販制と非再販制を競争させていないことにはならんぞ。

最後の4行はさらにわけわからん。
再販制と非再販制の競争をなくすために再販制を政治的に消滅させるから自由競争の阻害だという意見なのに
あなたはそれを追認しているだけだぞ
419金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 11:27
>>417
海辺のカフカを再販本で出すか非再販本で出すかを
著者や出版社が選択する自由くらいあると思うんですが?

当たり前だけど非再販本を出すなら新しいコンテンツが基本。
これは契約の問題で当然、
既に再販本として出ているものについては著者との合意が必要でしょう。
実際、今ある非再販本はそうでしょ?
同じ出版社から出ている同じ内容の本が再販本と非再販本で出るなんて
あり得ないんじゃないですか?

で、再販本と非再販本が競争するなら、当然著者出版社もそれを選ぶわけで
望まれないほうがしぼむだけ。

現状でも非再販本に手をつけている著者・出版社・書店が少ないので
そのどれとしても新規参入は容易でしょう。
消費者利益を優先しる!という人にとっても望むべき産業として優遇され
たちまち再販本しかあつかわない著者・出版社・書店を駆逐するんじゃないですか?

これこそ公正な自由競争というものです。
420金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 11:58
>現状でも非再販本に手をつけている著者・出版社・書店が少ないので
>そのどれとしても新規参入は容易でしょう。
>消費者利益を優先しる!という人にとっても望むべき産業として優遇され
>たちまち再販本しかあつかわない著者・出版社・書店を駆逐するんじゃないですか?

現状がそうなのにどうして非再販本を書く著者、作る出版社、売る書店が増えないんですか?
>>420
>現状は
>なんの規制もないのにもかかわらず(電波君はカルテルだと陰謀論を打つが)
>非再販本が再販本との競争力で負けているというだけのことだと思うが。

>大きな目でみると
>非再販本は再販本との自由競争による最適化であまり出回らない
>というだけのこと。

(w
422金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 12:24
>>420
売れないから。
423422:02/10/18 12:25
買う人がいないから。

のほうがいいかな?
424金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 15:22
アマゾンが結果的に弱小出版社を不利にしていること
http://www.hituzi.co.jp/kotoba/20021012ns.html
425金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 16:44
>>420
結局、非再販本が出回らないのは
まだまだ営業努力が足りないというだけの話なのでは?
というか、その気がある著者・出版社・書店がいないのでは
しかたがないが。
426金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 17:22
非再販本で価格競争しろという主張をするなら
そういう事業を実現するために金を出せばいい。
何も法規制がないんだし、
再販本と競争すれば勝てるという見込みがあるようだし、新規参入も楽だろう。
それが消費者の利益になるというならなおさらやるべきだ。
で、誰がその見込みを信じて金を出すの?
電波でなく、主張に裏付けと確信があるならとっくに誰かやってそうだけど。
広告業界あたりがな。
出版社は断固再販護持。
二大取次は出版社が出資している。
二大取次の寡占率は95%超。
書店は取次から委託され本を置くだけ。
書店は取次に逆らえば本を回してもらえず干される。

まさに カ ル テ ル だな。

そもそも独禁法適用除外制度は
「公取委は合法カルテルに口出し出来ない」
ということなんだが。

そして今は「非再販で商売出来るならやれば?」という議論(?なようだが
仮に今書店が非再販をやったところで本を回してももらえないだけ。無意味。

いい加減「法規制がない」っていう嘘が見破られてるのに気付けよ。
428金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 21:08
>仮に今書店が非再販をやったところで本を回してももらえないだけ。無意味。

いや、てゆうか、非再販本の出版点数がそんなにないってだけだろ。
非再販本を出しているとこは出してくれだろうよ。
何わけわかんないこと言ってンの?

もっと非再販本の点数を増やしたいなら自分で出版社でも起こしたら?
非再販本を売る書店の棚を占領することも夢じゃないぜ?
もっとも非再販本を書きたい作りたいってスタッフや著者を探すほうが先だけどな。
ギャラ次第じゃないか?
それもこれも企業努力って奴だ。がんばってみ。
429金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 22:52
>>424
弱小出版社が再販制に反対していること(424のリンク先と同じ著者)。
http://www.hituzi.co.jp/kotoba/20010331ns.html
430金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 23:06
>>428
むりでしょう。
まず取次が扱ってくれない。ダイソーの百円本なんかは流通まで全部やっているから少なくとも
店頭に置けるわけでさ。
小売価格が一定であることを前提にシステム化されている取次・流通が、そんな出版社のために
配慮するわけがない。現実を知らない幼稚な議論。
431金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 23:28
>>430
じゃあ非再販本の取り次ぎも起こせばいいじゃん。
新しい産業やるならそれくらいやれっての。
甘えんなよ。
独禁法の適用除外を外して公取委にカルテルを摘発させるのが先決だな。
カルテルという陰謀論は
企業努力の足りない奴とマスコミ幻想が肥大した無職の電波です。
メーカー希望小売価格にさせろ。定価なんて公取委が許さん。
435金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/18 23:49
別に本なんか読まないくせに(w
436イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/19 00:35
 流通の話になってきましたねえ。実際問題、トーハン・日販の持つノウハウは
絶大なものでして、あのセブンイレブンでさえも「雑誌の流通」に関しては、
トーハンを使っているぞなもし。

>もっと非再販本の点数を増やしたいなら自分で出版社でも起こしたら?
>非再販本を売る書店の棚を占領することも夢じゃないぜ?
>もっとも非再販本を書きたい作りたいってスタッフや著者を探すほうが先だけどな。
>ギャラ次第じゃないか?
>それもこれも企業努力って奴だ。がんばってみ。

 絶対無理(藁)。結局、カルテル云々と述べてみたところで、実際に取次が押さえ
ている「流通・金融・決済」の三大機能から話を始めないとどうしようもないですねえ。
437金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 00:48
金があればできるだろ。
地方銀行作るより簡単だ。
438金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 01:25
アメリカは、出版社→書店の直販が多い。
非再販商品の直取引をする出版社が増えれば道は開けるでしょう。

もっとも、以前2ちゃんで再販廃止派の版元さん(ここ重要)に
「なんで書店以外の販路の開拓をしないの?」
って聞いたら「面倒だから」って回答されたから
直販なんて無理無理無理(藁。

既存の流通さえ考えなければ非再販本の流通はすぐできるよ。
擁護派が既存流通に拘るのなら判るが、廃止派もシステムには触れずに
価格拘束だけを問題にしている。
これでは進展は無い。
439金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 01:36
>436 セブンイレブンは再販制さえなければ本の流通に乗り出すとか言ってるじゃなかったっけ。
440金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 01:43
>>439
ソースは?

コンビニ業界は価格競争の業界じゃないから
回転率の悪い書籍を扱うとは思えない。
とくにスペースをかなり取るのは致命的。
雑誌ほどの集客力も無いしね。
441金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 01:47
取次は新規参入出版社と契約するにあたって、
審査とかしてるわけ?
もししているなら、それはやはり参入障壁と
言わざるを得ない。
法律による障壁ではなく、業界慣行による
障壁だが、競争政策という観点からは
両者を区別する必要はない。
セブンイレブンが本もやりたいって言ってたのは俺も聞いた気がする。
でもそれってネット通販とかじゃないの?
ttp://shop.7dream.com/find/a07a/030/index.asp

すでにやってますが何か?
イーエスブックスと手を切りたいって事?
結局
廃止派は起業とか新流通を作るとか
そういう前向きな考えが出来ない甘えん坊ですか?
はいはい。競争は公正な条件でやるものなんでちゅよ。
446おフェラガモ一郎:02/10/19 03:28
>>438
>既存の流通さえ考えなければ非再販本の流通はすぐできるよ。

ダイソーの百円本とかね(w

あのね、書店は全部取次の丸抱えで、取次は大出版社の丸抱えなのよ。
既存の流通を越えたところにたとえばクロネコヤマトのブックサービスなんかがあって、
そのヤマト運輸でさえ、本の安売りはできない罠。
そんなことしたら、出版社の倉庫に入れてもらえないわけ。
つまり再販価格維持契約を結ばない流通業者には本を卸さないのよ。
流通業者が仕入れできなくて、どうやって「企業努力」するのって話。
甘えん坊もなにも、残された道は倉庫から強奪でもするしか「ないぞなもし」。
(ゾッキ本・新古書店ルートは除く。こりゃ要するに売れ残りのバルクセールだから)

だから海辺のカフカの非再販本は新刊書店に並ばないわけ。
それで再販本と非再販本が競争しる!なんてのは、ちゃんちゃらおかしいというもの。

カルテルってのはあながち電波でもないのよ。
447おフェラガモ一郎:02/10/19 03:41
>>419
>海辺のカフカを再販本で出すか非再販本で出すかを
>著者や出版社が選択する自由くらいあると思うんですが?

ない。
ないの(w
だから再販制が問題だという人が出版業界内部でさえ、いっぱいいるわけ。
海辺のカフカの著者は稀有なことに、再販制に懐疑的な人として有名。
その人ができないの。
あれだけの流行作家がごり押しできないわけ。ごり押しってのが個人の努力だろ?
努力がたりん、と叱るのは簡単だけど、問題はそういう次元を越えた「システム」の問題なの。
だから再販価格維持「制度」が問題なわけだよ。

「再販本と非再販本が競争」するという概念は捨ててくれ、頼むから。
そんなことは絶対にあり得ないの。話がこんがらがるだけ。
448金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 03:45
>>431
>じゃあ非再販本の取り次ぎも起こせばいいじゃん。
>新しい産業やるならそれくらいやれっての。
>甘えんなよ。

じゃあ、「再販制度はんた〜い」っていうヤシが居なくなるような経済社会を、てめえで作れば?
再販制を擁護したいならそれぐらいやれっていうの。
甘えるな(w
449金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 04:23
>>447
元有名漫画家が年一回発行している個人誌を
楽しみにしていますが何か?
去年500円だったのが今年1000円でしたが不満は有りません(藁。
450金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 04:59
>>447
449の言うことももっともだ。
同人誌出して非再販本にすればいいじゃねえか。
虎の穴にでも卸して「いくらで売ってもいいですよ」って言えばいい。
そんな簡単なことも思いつかねえのか?
452金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 09:26
>>448
実際、現状のところあんたの言ってる「再販制はんたーい」は社会的に無力だから
無視するので大した実害はありません
453金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 09:28
>>447
おいおい、作家が自分の望む方法で本を売れないのは
寡占の問題であって再販の問題じゃないだろう。

あんたこそ話を混乱させているよ
454金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 09:29
>>451
自分に不利な条件を公正でないというのはただの甘えです。
455金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 10:19
>>452
>社会的に無力
に根拠が無いのが電波
456金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 12:46
でかい規模で商売やれる金がないだけの話だろ。
金さえあれば自分で出版から流通から販売までなんでもできる。
商売やる自由が保障されてる以上にどんな公正があるんだよ。
頭悪いな。>>451
457金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/19 14:46
既存のシステムと同等の大規模な流通システムを作るための金を
銀行が貸してくれないのは
やっぱり出版業界のカルテルのせいなんですか?(w
458名無し:02/10/19 14:51
担保や保証人があれば、借りられるのでは…。
459名無し:02/10/19 14:59
売れない作家を世に出すために、売れる作家で調整しているそうですが。
その点、同人誌は完全競争社会な訳だが。
自費で本を出すのも価格設定も自由だが、売れる物もあれば売れない物もある。

「城割り」ならぬ「図書館割り」を本気で口にする出版業界は、
図書館がグーテンベルグの印刷機発明よりも以前から存在する事実を直視すべきだろう。
極端な話、再販制度に胡座を掻き続ける出版社が無くなっても「良書」の供給が
0になることは有り得ない。
ここんちのやつらは、金があれば何でもできる、と言いたいがために「経済」板にきてるのか?(w
なにが楽しいんだ?
>>461
再販廃止されると失業の危機が訪れる方々なんです。それを汲んであげて下さい。
463イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/19 22:39
>439・442
>セブンイレブンは再販制さえなければ本の流通に乗り出すとか言ってるじゃなかったっけ。

 あまり知られてないようですが、鈴木さんが元々「トーハンの出身」だった事を念頭に入れて
おかないと、彼の意図するホントの所が見えなくなるぞなもし。まあ、イトーヨーカドーには
中途で入社してたのですねえ。

 もちろん、彼はセブンイレブンでオンライン書店を立ち上げるなど革新的な事もしてますが、
基本的には「再販制度は徐々に撤廃していこう」という考え方の人です。以前、政府の規制緩和
委員会でもそのような発言をしています。

>取次は新規参入出版社と契約するにあたって、審査とかしてるわけ?

 取引条件(特に支払いスパン)に大きな差を付けてますねえ。当然、新規の出版社が
圧倒的に不利です。
464イナゾウ@ビブリオマニア・ザ・ハード:02/10/19 23:09
>同人誌出して非再販本にすればいいじゃねえか。
>虎の穴にでも卸して「いくらで売ってもいいですよ」って言えばいい。

 まあ、どうでもいいけど、原価率とかってどうなっているのかしらん?。どんな
システムになってるのか気になります。儲かってそうなのは間違いないけど〜。

 あと同じ秋葉でも、虎の穴とメッセンオーとK−BOOKSで同人誌の値段って
違ってたっけ?。どこで買っても同じだったような気がするが・・・。ひょっとして、
これもカルテル?(藁)。
465金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/20 01:29
>>463
なるほど、取次がしたいって事ですね。
コンビニを維持させる流通システムを書籍の配送でもつかえれば
小額の投資で新しい市場開拓が出来ますね。
強い流通がなければ維持できないところはすごく似た業界ですね。

>>460
個人的には図書館好きなんで出版と揉めてるってのは悲しいんだけど、
図書館に収蔵された本を第三者に閲覧させるっても出版社、著作者には利益がまったく無いってのが
問題になってるんだよね。
ネット上で市販のソフトや画像データを公開していれば捕まるよね。
この点はどうなの?
著者、出版社に利益還元すべき?図書館の文化的存在意義から既得権として現状で行くべき?
再販が廃止されたら図書館に近い書店ほど小売価格の下落が想像されるけど
税金で運営される公共施設が相場に影響を与えるのは問題にならない?
466金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/20 03:38
再び荒れてきましたね。

再販価格維持制に対する競争政策の観点からの評価は
遥か昔に決しています。有害です。
だからこそ他の商品では禁止されているのです。

新聞、書籍が例外とされている理由は、それらが
「文化」だからということです。
しかし、ゲームは文化ではないがゲーム攻略本は文化だといわれても、
あまり説得力は感じないですね。個人的には。
467金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/20 03:46
出版業界にあるのは既得権益の死守だけさ。
消費者のことなど頭にあるわけないじゃん(w
そんで図書館の件は?
一方的に批判しないでちゃんと会話しようよ。
悲しいじゃん。
469金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/20 13:24
>>464
同人誌の版元が「この値段で売ってくれ」って条件出して個々に契約しているだけ
版元が好きな値段で売って良いよって言って書店が合意して契約交わせば可能。

やればできる。
要するに非再販本の販路開拓はぜんぜん努力不足ってだけ。
やることやってからカルテルだなんだって言ってくれ。
>>464
大抵の場合、同人誌の値段は発行サークルが決めているが
売れ残った場合の処置(返品or値下げ)は任意。どの同人ショップに委託するかも
サークルが決められる。全国網のチェーンで「関東地域限定」とか指定可だったり。

>>465
実を言うと日本は先進国の中で人口当たりの図書館設置軒数が格段に低い。
ここが一番の問題。図書館の設置件数を増やせば出版業界言うところの「売れ筋でない良書」の需要が
それだけ増加するし現在は大規模館に集中し過ぎている1館あたりの需要を分散させる効果も
発生するだろう。特に、過疎地では書店の一番のお得意先が図書館だと言うケースが珍しくないし
某野党議員に至っては「過疎地には図書館が無いから再販制度が必要」と本末転倒極まりない
ピンボケ発言をかましている。それならば過疎地に図書館を設置する努力を最優先ですべきだ。
どこぞの出版社社長は「図書館は都道府県に1つあれば十分」などと暴言を吐いたそうだが
「本を読む習慣」を身に付ける場を奪うことが業界の利益になるとは到底考えられない。
猪瀬の図書館法17条廃止=利用料徴収も老若男女問わず本離れを加速させるだけで業界には
何の利益ももたらさないであろう。
471イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/20 17:11
>469・470 
 どうも〜、サンキュー。464で同人がカルテル云々と書いたのは、軽率だったよ。謝。
         
>465
>著者、出版社に利益還元すべき?図書館の文化的存在意義から既得権として現状で行くべき?

 まあ、昔の西ドイツの話ですが、図書館は「公貸権」と称するものが義務付けられていて、
書店から一般客より「割高な値段で本を仕入れる」制度になってましたねえ。これが近隣の
書店を保護する役割を果たしていたぞなもし。早い話、「図書館での貸し出し」が書店の
販売機会を奪っている事に対する「補償」になっている訳ですねえ。ちなみに日本がどうか
というと、図書館は書店から「1割引ぐらい」で仕入れてます(藁)。 

 まあ、販売機会を奪っている図書館に、書店が「割引で本を納める」というのは、何とも
皮肉な事です(藁)。もちろん、図書館がお得意様であるというのは事実なのだが・・・。
>>471
ドイツには官公庁・企業・図書館などの大口需要向け割引サービスがあるよ。
473イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/20 17:31
 まあ、スウェーデンの例も挙げると、図書館で本が一冊貸し出されるごとに、政府が
作家協会に幾ばくかのお金を支払うという国もあります。確か、1クローネと聞いた
覚えが・・・。471と合わせて考えると、近隣の書店に還元するか、それとも作家へ
間接的に還元するか、ですねえ。やろうと思えば他にも色々方法はあるでしょう。

>「本を読む習慣」を身に付ける場を奪うことが業界の利益になるとは到底考えられない。
>猪瀬の図書館法17条廃止=利用料徴収も老若男女問わず本離れを加速させるだけで業界には
>何の利益ももたらさないであろう。

 激しく同意。ビブリオマニア的には、本を読んでくれる人が少しでも増えて
くれたらいいなと電車に乗っていても思いますねえ。だから、利用者負担だけは
頼むから止めてくれ。自分で自分の首を締めてどうする?。それこそ「自爆テロ」に
違いない(藁)。図書館に何らかの制限、あるいは出版業界に何らかの補償が必要と
いうなら前述の通り、幾らでも他に方法がある。
>472
 おおっ!?。早くもツッコミが!(藁)。まあ、統一する前の昔の話です。
475金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 01:34
再販制度でボロ儲けage
476金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 02:11
正直本屋なんか今の1/10あればいいし
田舎もんは本読まなくて良い
肉体労働してろ
477金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 02:15
本を書く人も本を出す会社もいまの1/10で十分足りるような
気もする。その程度の削減では、言論の多様性とやらも、特に
ダメージをうけないだろう。

だが、なぜか、本というものには妙な魔力があって、ついつい
書いたり出したりしたくなるものらしいけれど・・・・・・・・・・
478金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 02:16
>>470
      人口(千人) 図書館数(1館人口) 蔵書数(千)(1人当) 登録者数(千)(%)
日本    125,570(95)  1,950(90)(64,395)  161,694(1.3冊)  16,038(13%)
ドイツ   79,365(90)  13,032(95)(6,090)   123,288(1.6冊)     --
イギリス  56,352(90)  24,869(94)(2,265)   129,612(2.3冊)   33,678(60%)
フランス  56,634(90)  3,366(95)(16,825)   95,000(1.7冊)    6,300(11%)
カナダ   28,847(96)  3,672(95)(7,855)   70,077(2.4冊)     --
イタリア  59,104(91)  2,366(90)(24,980)   80,030(1.4冊)    6,756(11%)
ロシア   147,022(89)  96,177(95)(1,528)  983,356(6.6冊)   54,201(37%)
  *「世界の統計」 アメリカは統計なし

ぐぐって見つけましたが、ちょっと古い資料ですね(日本は今2500館くらい)。
日本の少ないのはおいといて、ロシアの多さにびっくり。
ソ連時代に資産ですかね、共産党マンセー(藁。
図書館の充実は嬉しいのですが、出版が税金に依存するようになるのは
あまり感心しない。
479金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 02:32
>>471>>473
国立国会図書館スレで国会図書館は定価の半額しか支払わない
って書き込みを見ました。
図書館法で出版社に納入義務が課せられてるんでしたよね。
罰則はあっても行使された事は無いから守らない出版社も多いって。
不況で本が売れないから図書館と揉め出したのかと思ってたけど、
半額ってのが本当なら出版社と図書館の対立はかなり根深そう・・・。

還元している国もあるんですね。
このまま平均販売数が減り続けていったら税金から還元って方向に行くんでしょうね。


480金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 02:37
>>477
アメリカの書籍の市場は3兆円、日本は1兆円。
アメリカの30分の1の市場規模が理想ですか・・・。
ま、特にコメントはしませんが。
481金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 03:08
正直新聞なんか無くてもいいし
田舎もんは新聞読まなくて良い
ネットで満足してろ
482金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 03:15
書籍に頼らずともネットで誰でも自由に情報公開出来るようになった以上
文化的側面から再販制度を維持する必要性は薄いような
483金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 11:55
で、まとめると
現状は背反制度があっても自由で公正な競争が可能であるにもかかわらず
金がない、もしくは金を出してくれる人がいない、さらには本気な著者がいないので
非再販本はなかなか世に出ないだけであると。
まとめると
現状は再販制があるせいで不自由で不公正な競争しか出来ず
国民利益の観点から即刻廃止すべきであると。
>484
そもそも国民利益って何?
市場原理を、必要ではない市場や準備の整っていない市場に押しつける
のが得策とは到底思えない。
486金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 16:44
>>485
そうやっていつまでも「市場原理なんか要らない」「準備が出来ていない」と
再販制度に甘え切っているから現在進行形でブコーフに客を奪われてるんだろうが。
487金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 17:00
>486
んで、国民利益って何?
下の部分は撒き餌だよ(w。
488金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 18:39
出来るだけ少ない可処分所得でより多くの情報にアクセスが可能な状態であることが
この場合の「国民利益」だろう。著作権法は「創作」と言う無形の行為に民法上の「財産」としての価値を
与える定義としての機能が本来の目的であり「著作権者の気に入らないことを何でも禁止する為の法律」では
ないのだから、社会情勢に合わせて読者の知る権利と著作権者の排他権を調整するのは当然。
そして、現状は著作権者の排他権が強すぎて読者の知る権利が阻害されている為に不均衡が生じている。
489金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 18:47
>>488
あんたの言っているのは「国民の利益」ではなく「消費者の利益」だろう
本を買うやつが国民で作ったり売る側は国民ではないとでも言うつもりか。

それに知る権利を勘違いしているよ。
情報を無償に近い形で得ることが知る権利ではない。
社会参加する人間がその運営に当たって情報を得る権利のことだ
490金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 19:23
インターネットがあるからなぁ。正直、リアル書店は無くとも
絶対困ることはないし、調べ物もネットで済むことも多い。
リストラされよ、出版・書店業界!
491名無し:02/10/21 19:27
小説のスペースが増えていいかも。
492イナゾウ@ビブリオマニア:02/10/21 19:32
>479
>国立国会図書館スレで国会図書館は定価の半額しか支払わない
>って書き込みを見ました。

 まあ逆に言えば、向こうは入ってくる本を選べないからねえ。ちなみに今現在、
1日200点近い新刊が発刊されているけど、どうしようもないクソ本だって沢山
ある訳だし〜。ちなみにイギリスでは無料で納入されています。

>このまま平均販売数が減り続けていったら税金から還元って方向に行くんでしょうね。

 いやあ、そこまで「情けない業界」にはなりたくないねえ(藁)。
493金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 19:44
>>489
作ったり売ったりしている人間も他人が作ったり売ったりしている本を
買わなきゃ本を作ることも売ることも出来ない以上「国民」に該当しますが何か?
創作ってのは0から出来るものだと本気で信じてるのならおめでてーな。

> 情報を無償に近い形で得ることが知る権利ではない。

だから「低コストでより多くの情報を得られる権利」だって言ってんだろ。
通信手段が限られていた30年前ならいざ知らず、ネットの出現を始め
社会情勢がこれだけ大きく変化している中で出版業界が再販制度に拘っている現状では、
再販制度はむしろ「知る権利の妨害」にしかなっていない。
494金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 22:28
書籍の出版や流通に関わるのは一部の人々だけど、
書籍の消費者はほぼ全ての国民。
だから後者の利益が優先される。
政治は一部の人々のためではなく、全ての人々の
ために行われるものだからね。

ほかの業界も含め、常に「作る側・売る側の利益」を優先するなら、
それはそれで一貫した政策かもしれないが、
現在の日本はそうした政策は採っていない。
そうした中、書籍についてだけ「作る側・売る側の利益」を
優先すべき理由は、どこにも無い。
495名無し:02/10/21 22:38
べつに書店が値引きして売っても作り手は関係ないんじゃないでしょうか?
496名無し:02/10/21 22:39
しかし書店の売れない本を運んだり出したり何ヶ月も並べるスペース代
とかそういうコストと消費者の利便性とか、そういう兼ね合いもあるし
497金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 22:44
現在、書籍に 再販制が認められているのはただ一点、文化的側面からだけです。
したがって、文化的側面で意味がなくなったのであれば再販制は廃止されるべきです。
498金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 22:55
今は再販制度の枠外にある同人誌がカルチャー作ってるにゃ(w
規制に庇護された書籍にそれだけのパワーがあるのかにゃ。
499名無し:02/10/21 22:57
車や料理の本も文化なんですか
500金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/21 23:40
簡単にまとめると
再販制度廃止を訴える人に利益は
同人誌の古本によって得られるってことでいいですか?
501金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 00:12
>>492
タダでよこせなんてイギリスの図書館は図々しい・・・って思ったらイギリスも
公貸権導入しているのね。

もうちょっとレスが付くかと思ったらあまりつけないなぁ。
著作者の権利は守られるべきと思いつつも、話しが利用料の徴収になったら
まずいって所か。
他人の既得権にうるさい人間は、自分の既得権が奪われる危険性に
も敏感って事だな(藁。
>>494
だから再販制で消費者が損ねられている利益ってなんなの?
具体的にイエ。
503金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 01:35
本を定価で買わされること
504金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 02:02
セブンイレブンの弁当も割引にしろ。
505金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 02:13
そういえばこのスレだか前スレだかでフランチャイズが合法なら再販制も合法だろって話が出て
うやむやになったな。
506金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 02:48
>>502
書籍・雑誌に限って思いつくままに。

●小売店間で価格競争がないため、ふつうの商品では当たり前の「安売り」がない。
しかもポイントカードのような小売店の経営努力にさえ業界団体が難癖を付けてたりする。

●末端価格が一定なので流通関連業者のマージンも一定している。そのため流通のイノベーションが
起きにくい。その分コスト高になっている。大量仕入れ、廉価販売という普通のことさえできない。

●再販制(小売価格の拘束)を前提とするため、委託販売になっている。この委託販売のため、
書店は取次(卸売り)の「パターン配本」に頼って、品揃えなど経営努力をするインセンティブが
希薄になっている。結果として個性のない同じような品揃えの書店ばかりができてしまう。

●ふつう売れ残りはバーゲンで売りさばくが、再販制下では価格を下げられないので、
(委託販売だから当然だが)返品される。返品された本は一定期間後(しかし意外とすぐに)裁断される。
その分コストがかかっており、そのコストが次の新刊の価格に転嫁されている。
(需要・供給曲線から言って当たり前。価格が硬直的ならば、需給バランスは数量によってしか
調整されない。恒常的な在庫を必然的に生む価格統制は市場にとってロスを生むだけ)

続きをだれか書いてちょーだい。
507金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 02:55
>> 再販制も合法だろ

出版物の再販制は最初から合法ですが何か?
ここで話すべきは、合法かどうかじゃなくて、その法(独禁法の適用除外)が
いいのか悪いのかってことでしょ?
508金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 03:24
>>506
全部フランチャイズに言えることだな。
どうなってんだ?
居酒屋もコンビニもマックも全部国民の利益を損なっている。
どうも、とらぬ狸の皮算用のようにしか聞こえないが。?>506
510金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 04:04
>>508

そりゃ例えば大講談社が大講談社書店チェーンを展開してれば言えることだね(w
フランチャイズのメリットは大量仕入れのコストダウンと商品管理システムの一元化だぜ。
再販制下の現行書籍流通にそれができてるか?
メーカー、流通、小売りすべてが別の経済主体で、コストダウンはできない、商品管理はでたらめ。
これでフランチャイズと同じって感覚がちゃんちゃらおかしいというもの。
フランチャイズは各店舗の情報を一手に集約して、メリハリのある商品生産、品揃えができる。
メーカーから流通から、判断主体がバラバラの一般の流通システムとはワケが違う。
そういうフランチャイズに特有のメリットが現今の書籍流通にあるか?

価格拘束の正当性を擁護しようとするからそうなるの。

ケツ拭いて出直せや。
511金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 04:13
>>510
啖呵切っちゃったのに間抜けな自己レスですまそ。
もとのメッセージにつられてついフランチャイズといったが、これ適切でない。
メーカー直販でも同じことだすしな。
>>478

関係ないんだけど、このデータ、例えばイギリスなんて一館あたりの平均蔵書数は5000冊くらい
にしかならないよね? (129,612,000÷ 24,869)
酔っぱらってるから計算間違えてるかもだけど(w
5000冊っていったら、大きめのスライド書棚5個分だぜ。
8畳の部屋に収めようとすれば収まる。そんな「図書館」使いものになるのか?
ってすげえ素朴な疑問。
http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/ikeda/010515/index.html
第6回 「情報社会主義」の崩壊
──メディアにこそ、「規制緩和」と「競争原理」を

●「民意は再販維持」の異常

 インターネットの世界では、次々に新しいバズワード(専門用語
めいた流行語)が出てくる。デジタル・デバイド、ユビキタス・
コンピューティング、収穫逓増・・・陳腐な話をいかにもかっこよく
飾るのがバズワードの特徴だ。特にエコノミストと自称する人々が
よく使うのが、電子商取引(EC)で流通機構が
「中抜き」される、という話だ。これはdisintermediationの訳で、
もとは1970年代に欧米の金融業界で起こった銀行から証券への資金の
移動を指して使われた言葉である。

 しかし実際には、顧客が直接証券を買うわけではなく、伝統的な商業
銀行が没落して新しい金融技術を駆使する投資銀行が主役になり、仲介
機関の性格が変わっただけだ。インターネットでも、昨年の日本のB2C
(Business-to-Consumer)のECの売上高は、小売業全体のわずか0.26%に
すぎない。仲介業者はそう簡単にはなくならないのである。

 日本でECが発展しない原因として、よく通信料金が高いといわれるが、
高価な携帯電話の急成長を見ても明らかなように、問題は料金より
サービスの中身だ。日本の電子モールは、品揃えが貧弱な上に、値段は
普通の大型店と変わらない。流通コストは、明らかにインターネット
経由のほうが安いはずなのに、店頭と同じ価格をつけるのは、日本の
流通業界全体が巨大な暗黙のカルテルになっているからだ。これでは、
わざわざインターネットで買う客がいないのは当たり前である。
 Amazon.comの年間売り上げは、創業から5年で28億ドルに達し、
米国の書籍業界でのシェアは10%を超えた。ところが日本にできた
Amazon.co.jpは、再販売価格維持制度(価格カルテル)のために
定価販売しかできない。アマゾンは2年前に日本法人を作り、当初は
クーポンのような形で割引する方法も考えたというが、大手の取次や
出版社に取引を拒否され、結局いっさい値引きしないという条件で、
中堅の取次を通してやっと商品供給のめどが立った。しかし価格競争が
ないのでは、消費者にとって大した魅力はない。ただでさえ立ち遅れて
いる日本のECは、決定的なハンディキャップを負うことになった。

 独占禁止法で再販は禁止されているが、書籍・新聞など著作物だけは
適用除外とされている。公正取引委員会は、この例外規定を廃止する
方向で何度も調査を行ったが、そのたびに業界の強い反対を受け、
今年3月にも「当面廃止を見送る」という結論を出した。今回の著作物
再販制度についての意見募集(パブリック・コメント)に寄せられた
意見は、「再販制度を廃止すべきだ」とするもの338通に対して、
「維持すべきだ」とする意見は28000通あまりに上った。

 この結果について日本新聞協会は「98%の国民が再販維持を求めて
いることが判明したにもかかわらず、公取委がいまなお『競争政策の
観点から著作物再販は廃止すべきである』とする考え方を撤回しない
のは、全く理解できない」という渡辺恒雄会長(読売新聞社長)の
「会長談話」を発表し、新聞各社もこれを引用して「民意は再販維持」
などという社説を掲げた。
http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/ikeda/010515/p02.html
●真の「言論の多様性を守る」

 しかし28000という数がいかに異様なものかは、他のパブリック・
コメントと比べてみれば歴然としている。たとえば最近、話題に
なったNTTの「Lモード」について総務省に寄せられた意見は賛否
あわせて70通だが、これは例外的に多いほうだ。28000というのは、
明らかに組織的に動員された「意見」であり、社会主義国の選挙で
共産党の候補が「満場一致」で当選するのと同じである。こんな
数字を根拠にして競争政策そのものを否定する高圧的な態度は、
5年前の衆議院の公聴会での渡辺氏の発言を思い起こさせる:


私は公取委員会の私的研究会なるものの権威を全く認めておりません。
[・・・]我々の議論が極めて凶悪で刑事罰の対象になる反社会的行為で
あると断定するような三輪教授を含んだこの三人の――イデオローグと
称しておるわけでありますが――こういう凶悪な人達の議論を大々的に
報道する義務を感じないのです。オウム真理教の教祖の理論を長々と
新聞で連載して全部書けと言われたって、書きません。それと同じこと
であります。


 読売新聞の発行部数は1000万部を超え、かつてソ連共産党機関紙
『プラウダ』の立てた世界記録に迫っているが、気に食わない意見を
排除するところもプラウダに似てきたようだ。出版社も著作物再販に
ついての反対意見は載せないため、ここに言及されている東大の三輪
芳朗教授の論文はどこの雑誌にも掲載されず、三輪氏のホームページ
< http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~miwa/MIWA_JIS.HTM > でしか見る
ことができない。この価格カルテルの理由が「言論の多様性を守る」
というのだからお笑いだ。
 カルテルは、麻薬のようなものだ。そのときは手っ取り早くもうかるが、
常習すると競争力の低下を招き、結局は業界全体が死に至るのである。
佐野真一『だれが「本」を殺すのか』(プレジデント社)は、出版業界の
売り上げが毎年数%ずつ低落し、かつての映画産業と同じ衰退の道を
たどっていると指摘している。取次から画一的に「配給」される定価販売の
本を並べ、返品自由でリスクを負わない書店は、本についての知識も経営
感覚も失い、出荷された本の40%にも及ぶ膨大な返品の山が、中央公論社や
駸々堂など「良心的」な出版社を押しつぶしてゆく・・・

 また官庁にある記者クラブは、部屋代ばかりか電話代も電気代もすべて
役所持ちだ。兜クラブ(東証記者クラブ)に入ろうとしたブルームバーグと、
それを妨害しようとした記者クラブの1年越しの闘いは、国際的に有名になった。
プレス・クラブは米国のホワイトハウスにもあるが、単なる記者会見の場所で、
日本のように各社の記者がみんなそこに「出勤」して食事から麻雀まで一緒に
やっているような情景は世界のどこにも見られない。このように官民ぐるみで
談合する「情報社会主義」が横並びの官庁べったりの記事を生み出しているのだ。

 問題は活字ばかりではない。私がかつてHotWiredで書いたように、地上波
デジタル放送の計画は破綻しているが、新聞がこれにふれることはタブーである。
新聞社はそれぞれ系列民放の「電波利権」を持っているからだ。総務省の記者
クラブには、記事を書く記者とは別に電波をもらうためのロビイングをする
「波取り記者」がいて、総務省を批判する記事を「押える」のを仕事にしている。
 インターネットによって「中抜き」が自動的に起こるわけではない。ECは
既存の流通ルートを共食い(cannibalize)するものだから、古いしくみに「IT」
だけを乗せても効率は上がらないのである。日本のECが立ち遅れているのは、
技術やインフラの整備が遅れているためではなく、古い仲介業者が新しい業者の
参入を妨害しているためだ。その最悪の代表が、他の業界については
「規制緩和」「競争原理」を声高に主張するメディアなのである。

 しかし現実は変わり始めた。紀伊国屋書店の松原治会長や角川書店の角川歴彦
社長など、出版界の中心人物が再販制に公然と異を唱えはじめている。私の友人
にも、新聞協会の公式見解に賛成の記者は1人もいない。日経新聞の記者は、
「販売経費は経営の最大の重荷になっており、日経は直営店をほとんど持って
いないので助かった」という。「裸の王様」がいなくなれば、状況は一変する
かもしれない。

 以上の理由で、このコラムは印刷媒体に載せることはできない。しかし
ソ連では地下出版しかできなかったが、HotWiredがあれば全世界に発表できる。
歴史の教えるように、社員にさえ支持を失っている情報社会主義をいつまでも
維持することはできないし、読者をだまし続けることもできない。
インターネットは、無限の「言論の多様性」を作り出したからである。
おい、池田大作、らくがきをコピペするなら下げろ。
つーかリンクすりゃいいだろうが。
再販廃止で斜陽産業を再生させよう!
>>512
シェイクスピアをおいておけば図書館になるんだろう。
521金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 12:59
>>511
現状は実質委託販売で注文返品自由な再販本は限りなく直販だと思うが。
契約の形式が保険を兼ねてもってまわった形になっているだけだろ。
>>506
良いこと言うね。
言われることはもっともなんだけど、再販廃止で商品価格が下がらなきゃ
意味が無い。
実際日本の書籍の価格が外国より安いのは確か。

523金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 14:03
>>510
いや、てゆうか、それでフランチャイズがどうして価格拘束されなくちゃいけないのか
理由になってない。
524金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 20:53
>>493
「低コストでより多くの情報を得られる権利」
初耳だなそんな権利。
525金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 23:14
初めて見たが、おかしな展開だな。
再販制の廃止を主張する側が立証責任を負わされてるみたいだが、逆じゃないか?
普通に考えりゃ、新聞、書籍についてだけ例外的に再販制を存続させる理由が問われるべきだろ。
526金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/22 23:55
>>525
多数絶対主義ですか?
527金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 00:34
なんでもいいけどフランチャイズはなんで価格拘束されてんの?
528金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 00:48
>>525
そこは突かないで!
それが言えないから再販制擁護派は苦労してるんじゃないの(w
529金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 01:05
てゆうか独禁法で禁じることが例外なんだぞ?法規制なんだから。
わかってるか?
530金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 01:15
>>529
再販価格維持行為が一般的に禁止されている根拠が知りたいのなら、
独禁法の教科書を読んで下さい。
531金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 01:27
>>525>>528
ネタかとおもったら本気なの?
再販制は合法だからに決まってるじゃん。

おまいら
「のび太のくせに生意気なんだよー」って言うジャイアンかよ(w。

「やめてー剛さーん」って静ちゃんの気分(藁藁。
ごめん、新聞書籍の再販ね。
533金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 01:30
>>530
で、なんでフランチャイズの価格拘束は独禁法に触れないんだ?
教えてくれ。教科書に書いてないんだよ。
534金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 02:12
>>533
マジレス。

http://www.jftc.go.jp/ に載ってる電話番号に聞け。それが一番確実。
535金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 02:35
>>533

だからさ、書籍流通はフランチャイズとは違う。
講談社チェーンがあるか? 講談社の暖簾で商売している本屋があるか?
しかも、新刊書店を営むに当たって、現状、個々の商品に唯一の再販契約を結ばなければ
店を開けないじゃないか。
自分で牛丼屋をやろうと思えばできるが、吉野屋のチェーンになっちゃおうかな、
やめとこうかな、松屋にしようかな、みたいな選択の自由はないの。

そりゃ日販にしようかトーハンでやろうかってのはあるの。でも、再販価格維持契約は
一律にメーカーと直でやんなきゃいけないわけさ。そんなフランチャイズがあるか?
セブン-イレブンが雪印と再販価格維持契約を結んでいるか?
ローソンがグリコと再販価格維持契約を結んでいるか?

ちなみに公取の独禁法&フランチャイズに関する考え方。もっといいのがあるかも。
 ↓
http://www.fcajapan.gr.jp/database/data20.html

基本はフランチャイズオッケー。ただし、
「販売価格については、統一的営業、消費者の選択基準の明示の観点から、
 必要に応じて希望価格の提示は許容される。
 しかし、加盟者が地域市場の実情に応じて販売価格を設定しなければならない場合もあることから、
 実際の販売価格を制限・拘束し、それを維持させることは一般指定の第12項(再販売価格の拘束)
 又は第13条(拘束条件付取引)に該当するとされることがあろう」

にがにがしい、って感じだな、公取(w
536金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 02:47
>>535
本屋はショッピングモールみたいなもんで
講談社の本を置く棚があるという暖簾や
集英社の本を置く棚があるという暖簾の集合で店を構成してる。
棚の構成は自由。
岩波の本を置きたくないと思えば置かなくていいし。
537金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 02:56
>しかも、新刊書店を営むに当たって、現状、個々の商品に唯一の再販契約を結ばなければ
>店を開けないじゃないか。

再販契約を結ばずに売れる新刊本、
つまり非再販本を出版している版元だけと取引すればいい。
できないわけじゃない。
同人誌専門書店だってありだし。
無い物ねだりを言うなよ。

↓と同じ理屈だ。
芸能人がマッサージしてくれる店を開きたいが
プロダクションが芸能人を貸してくれないので店が開けない。
538金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:05
>>521

これも違う。出版流通はメーカー直販ではない。
講談社が自社で売れば認めてやるよ。
岩波など書店がメーカーになって、自社の書店を持ってることはあるけど、一般的ではない。
あと教科書ルートなどは直販だけどね。

で、メーカー直販こそがいつも経済社会において最適な資源配分を行っているとは言えない。
いつも問題はそこだよ。
需給ギャップは必ず存在する。
これを調整するのは価格でやるか、数量でやるか、二通りしかない。
価格が硬直的なら、必ずロスが生じている。つまりみんながほしい商品がないか、
在庫がありすぎる、ということ。

メーカー直販のメリットの一つは、末端までの商品管理で、常に在庫を適正最小に保てることだよね?
その分、全国への販売網とか営業マンの教育とか、膨大なコストがかかる。
そのコストをベネフィットが上回る限りにおいてしか、上記の条件をクリアできない。
再販制下の書籍流通が百歩譲ってメーカ直販だとしても、それをクリアできてるか? 
って話になる罠。
539金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:09
>>536

なるほど(w
じゃあ、セブン-イレブンの牛乳コーナーで、雪印の列は雪印の暖簾、チチヤスの列は
チチヤスの暖簾で「構成」されている。
で、チチヤスとセブン-イレブンは、再販契約を結んでいるのか、いないのか?
どうなのよ。
540金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:18
>>537

つまんないね、きみの話。
541金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:28
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
   「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」
542金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:30
>>537

わかんねぇやつだな。
芸能人がマッサージしてくれれば万々歳じゃないか(w
芸能人がマッサージするのが再販制のない出版物流通だよ。
しかも実際に「芸能人、マッサージしてくれ!」とのたまうよりも、もっと常識的で穏健な主張だ。
なにせほかの商品ではすべて「芸能人がマッサージして」いるのだから。

キャラメル、カメラ、ワイシャツ、すべてにおいて芸能人のマッサージ状態という夢の世界が、
なぜ出版物に限っては駄目なの? そこを答えなさい。
543金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:45
芸能人は自分の仕事はマッサージ師じゃないと主張しているんでしょ。
544金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:50
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
     「ところで、カモノハシが卵を産むのは知っているか?」
545金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:53
>539
店が契約をしているのはセブンイレブンの本部とでしょう。
店で売る商品全てを一括して本部と契約している。
本部はセブンイレブンという商品販売のパッケージを店と契約しているメーカーだ。
メーカーがどこからどういう契約でパッケージの原料(つまり商品構成の一部であるチチヤスの商品)を
仕入れてこようが店には関係ない。

書店が版元の出す本の原料である紙や印刷を仕入れていないのと同じ。


で、書店にはその本部がたくさんある。
つまり棚毎に本部が違うわけだ。
ショッピングモールだから。
546金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 03:56
>>542
現実的に芸能人がマッサージしてもいいのに
マッサージしたがる芸能人がいないって話だろ。
>>541>>544
なにこれ。
スネ夫降臨?
548金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 04:33
>>545

なるほど(w

ならば、あるコンビニ店主がローソンからセブン-イレブンに鞍替えしようと思う罠。
なぜかというとセブン-イレブンのほうがローソンより「パッケージ」が優れているから。
ところがローソンに鞍替えしても「パッケージ」は変わらないって状況が再販制下の書籍流通。
なぜなら、再販価格維持契約は、書籍という最終生産物のメーカーと直の契約だからだよ。
講談社の棚はパッケージを買えても講談社の棚でしかない。それなら乗り換える必要はない。
あんたの路線で言えば、コンビニやりたかったらセブン-イレブンしかないってことなのよ。

書店がショッピングモールだというのも当たらないね。
講談社の特定の本を売りたかったら講談社と再販契約するしかない。
家電コーナー作ろうとしたら「最終生産物の」メーカーと直に再販価格維持契約を結ばにゃならん。
「ソニーの棚」があり、しかも「ソニーの商品」は値下げできない。
そんなショッピングモールがあるか?
だいたいなんでコンビニ(チェーン)の話からショッピングモールの話になるんだ?
549金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 04:50
つづき。
「だからメーカー直販のショッピングモールなんだよ!」
というつっこみがきそうなので、先に手を打っておく。

じゃあメーカー直販だらけのショッピングモールがあったとするわな。
液晶テレビで考えてみ。
全国、「液晶テレビ」を買おうとすれば、そのショッピングモールに行くしかないとするわな。
(だって出版物はそうでしょ?)
値下げなし、バーゲンなし、商品構成(パッケージ)の違いなし。
ま、在庫が優れているかそうでないか、の違いくらいしかない罠。つまり売り場面積の話。
一般的な商品流通の好ましい条件に照らして、このシステムになんのメリットがあるの?
資源配分の最適化(夢でもいいから)は、どのように保証されるの?

各小売店舗が好きな商品を好きなだけ好きな価格で仕入れして、儲かれば御の字、
駄目なら次で頑張ろう、そういうふつーのシステムと比べてどこが優れているのか、ゆってみ。
コンビニではペプシの500mlが147円で買える。
ビックストアでは同じモノが120円で買える。

なぜ新聞書籍ではそれが出来ないのだ?

…まったくいつまで甘えているつもりだろうな。出版は。
551金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:12
>ところがローソンに鞍替えしても「パッケージ」は変わらないって状況が再販制下の書籍流通。

この辺で間違っているからここ以下のあなたの議論はナンセンス。

書店にはローソンもセブンイレブンも並列してある。
あるいはサンクスがない書店もある。
書店の構成を形成する棚を自由に組み合わせることができる。
それが書店独自のパッケージを作っている。
書店を構成するのが各フランチャイズ契約ということになる。
乗り換えるとかそういう例えはあたらない。
552金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:13
>書店を構成するのが各フランチャイズ契約ということになる。

書店を構成するのが各フランチャイズ契約の組み合わせということになる。
553金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:21
>>549
>各小売店舗が好きな商品を好きなだけ好きな価格で仕入れして、儲かれば御の字、
>駄目なら次で頑張ろう、そういうふつーのシステムと比べてどこが優れているのか、ゆってみ。

各販売代行端末が決まった価格で仕入れして、儲かれば御の字、
ダメなら返品して損を極小に押さえることができる。

ふつーのシステムで商売したいなら書店以外の商売をすればいい。
やるやらないは自由だ。
あるいは最前から出ている非再販本を出版する版元と組んだり同人誌を売るとかね。
それが優れているのならすぐにやればいい。本当に優れているなら消費者も飛びつくだろうよ。
今なら独走できる。儲かること必至だ。どうしてやらないのか?
554金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:39
>>551

嘘だぁ。
あなたは議論の核を無視している。たぶん意図的に。
出版物の再販価格維持契約はメーカと直なんですよ。これがキモ。
あなたがおっしゃっているのは、要するに日販とトーハンのパターン配本の違い、
みたいなことだけじゃんか。
講談社の本は講談社と再販価格維持契約しなければ置けないの。

海辺のカフカを店頭に置きたい! というのは海辺のカフカの需要を書店経営者が
見込んでいるからでしょ?
で、海辺のカフカを置こうと思えば、メーカーと直で、しかも再販価格維持契約なしでは置けないの。
なんでパッケージが同じ次元で「並列している」なんて言えるの?

パッケージの比喩が変なのは、書籍流通の場合、ハリーポッターの最新刊一冊でも
「パッケージ」と言えてしまうことだよ。今までの既刊はいらない、最新刊がほしい、
そういう「パッケージ」が、セブン-イレブンのパッケ、ローソンのパッケと同じ次元で並列している
と、どうしてそう言えるのか?

それに世間話になるけど、書店が自分の店の棚を自由に組み合わせるなんていうことはできないの。
だって委託販売なんだもの。
「(この価格厳守で)置いてください」と言われない限り来ないの。
町の書店主の悩みは、厨房の万引きと、欲しい本が入荷しない、ってことだぜ。

あと資源配分の最適化に、なんであんたの言う枠組みでその優秀性が保証されるかも答えなさい。
話の本筋は、こっちだ。
555金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:40
>>549
>ま、在庫が優れているかそうでないか、の違いくらいしかない罠。つまり売り場面積の話。
>一般的な商品流通の好ましい条件に照らして、このシステムになんのメリットがあるの?

紙メディアに載った情報という商品を扱うには最適なシステムってこと。
買う人は立ち読みで買う買わないの判断が可能だし。
ただの物理的な紙の束や実体のない電子データとは違うから。
556金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:48
>>553

>各販売代行端末が決まった価格で仕入れして、儲かれば御の字、
>ダメなら返品して損を極小に押さえることができる。

だからー、その返品コストはどこへ行くの?
あんたが言ってるのはやる気のない書店の戯言でしょう? 版元からみたらどうなのよ。
戻ってきちゃうのよ、本が。ただで運べないし、倉庫代もかかるしぃ、裁断も業者に頼んで
やってもらうの、金払って。うっぱらっちゃって、後はさよならなら楽なのにぃ。

全体として、という話をしてるの。なんで価格拘束をして委託販売ならば、経済社会にとって
ロスが少なくて最適な資源配分がされてると言えるの? そこを答えろ。by公正取引委員会
557金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:49
>あなたがおっしゃっているのは、要するに日販とトーハンのパターン配本の違い、
>みたいなことだけじゃんか。

全く逆です。

>出版物の再販価格維持契約はメーカと直なんですよ。

その通りです。

>なんでパッケージが同じ次元で「並列している」なんて言えるの?

海辺のカフカを置かないという選択が可能だからです。
版元と契約を交わさないのは自由です。

>あと資源配分の最適化に、なんであんたの言う枠組みでその優秀性が保証されるかも答えなさい。

初版以上のロスがない。
出版という見込み生産しかできない博打商売の知恵。
版元がリスクとリターンをもち、書店は販売代行業に徹することができる。

本の値段を決めて売りたいならそういう供給元を自分で作るのが公平というもの。
なんの規制もない。
558金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:52
>>555

やっぱりそうか、中小書店員のみなさん、書店主のみなさん、
再販制護持論者は、中小書店の敵ですよ!
559金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 05:57
>>558
どういう理屈かさっぱりわからない。
情報端末は接続しやすい方がいいに決まっているだろう。
便利な場所にあれば問題ない。
広けりゃいいってもんだと思っているのか?
本屋の仕事を馬鹿にするな。
560某大手出版社:02/10/23 05:58
中小書店の返本には応じていません。
委託販売?何のことですか?
561金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:00
わらわせんな妄想が>560
562某大手出版社:02/10/23 06:07
事実ですよ。どこで売れようと同じなので出来ればデカい所にまとめてやってもらった方がコスト効率が良いんです。中小書店なんて要りません。
563金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:09
>>557
チャット状態だね。

>版元がリスクとリターンをもち、書店は販売代行業に徹することができる。

だから、なんでそれが「経済」という一般現象にとって最適な状態だといえるの?
「書店が仕入れリスクを抱え、リターンを得てはなぜいけない?」って話になるぜ?
ほかの小売業は、みんなリスクを背負って仕入れて、リターンを虎視眈々と狙っている。
それが悪いとなぜ言える?

>海辺のカフカを置かないという選択が可能だからです。

なに言ってやがる。ベストセラーをみすみす逃してなにがビジネスなんだよ。
確実に売れるんだぜ。今日の晩飯の献立がそれで決まる。
なんで金儲けのベストセラーを「仕入れないのが俺の自由だもんね」と言いつつ、
んなことしてまで再販制を護持する論理構築せねばならんのか?
書店はボランティアじゃねぇ。

と、ホントは書店主に言ってほしい今日この頃。秋深まるねしかし。

何度も言うが、ベストセラーが来ない、って嘆いてる書店主のほうが多いのよ。
中小書店に自由なんか、ないの。

>初版以上のロスがない。

嘘つけ。初版が返品されているじゃないか(w
しかも初版を刷って、注文があれば増刷するというのは再販制がなくたってできるぜ。
あんた、なに言ってるの?
564金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:10
煽りはともかく、中小書店って儲かってるの?
とてもやっていけてそうには見えないけど
565:02/10/23 06:16
>>559

いいか、書店員、よく聞け。
>>555は売り場面積が大きければ大きいほどいいと言っている。いわゆる立ち読み効果。
中小書店はいらない、デカイ書店が身近にどーんとあればいいと言ってるの。
中小書店はばんばんつぶれろ、在庫のバリエーションがない店はつぶれろと言っているの。
その程度の読解能力だから、厨房に馬鹿にされるんだ。
>>564
一応寡占率90%超を誇る二大取次様が需要がかぶらないように配本してくれているらしいよ。でも何故かガンガン潰れてるけどね。
567金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:20
>>565
>中小書店はいらない、デカイ書店が身近にどーんとあればいいと言ってるの。

そんなこと言ってンじゃないだろ。
売り場面積が大きければ有利なのは事実じゃん。
有利不利の認識にすぎない。頭悪いのはお前。そうでなければ悪意ある解釈。
568金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:26
>嘘つけ。初版が返品されているじゃないか(w

それが初版のロスですが、なにが嘘なんですか?

売れるか売れないかわからない本を書店が置いてくれるのが再販制のいいところ。
買い取りなら初版の足が悪ければそれっきり。
書店の棚の動きも鈍くなる。

書店が書籍や雑誌の広告の役割を果たしているということを忘れてはいけない。
そもそも他の商品に比べて書籍はほとんど広告を打たない。
それは再販制度のおかげ。
569金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:29
>>567
ほらみろ。あわててエクスキューズするあたりがかわいい(w
売り場面積が大きければ有利なのは事実じゃん、だって、認めちゃってるし。
きみは正しいんだよ、自信を持ちなさい。もっと素直になりなさい。
再販制→委託販売→パターン配本、という図式なら、大書店が「有利」で中小書店は
クソして寝ろ、状態だと、そういう風なことだよ。全く正しい。
安心して眠れる。
570金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:44
>>569
何言ってンのかなあ?
有利ってのはファクターの一つとしての話だ。
面積だけじゃないだろ本屋は。

例え面積だけの問題だとしても競争したいならでかい店構えればいいって話じゃん。
安売りしたって体力勝負って点では金持ってなきゃ勝てないし。
値引きにしても大書店が有利なのは同じ事だよ。

中小の本屋を馬鹿にしてんのはお前だ。あんまり自慢げに不見識を晒すなよ。
>>569−570
つまり金で解決できる問題でしかないってことでしょ?
自由競争ってそういうことだよね。
572金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:55
>>566
>でも何故かガンガン潰れてるけどね。

簡単なこと。本が売れてないから。それだけ。
573金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:56
>570

じゃあ、パターン配本に頼るしかない中小書店と、
独自の品揃えが可能な中小書店では、
どっちがいいわけ?
574金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 06:58
もちろん本が売れないのは本を読まない人が増えたからってだけなんだけど。
本を読まない人はいくら安売りしても読まないし。
ブックオフにだっていかないから。
本なんて限られた趣味人のための嗜好品だからさ。
>573
主語がねえよ、馬鹿ちゃん。
>>568
それは「委託販売」の良いところであって「再販制の」良いところではない。

>>574
根拠less。それはどこの統計だ?思いつきで書くなよ。
それに本が売れないなら需要の掘り起こしをすればいいだろ。
企業努力不足を消費者に転嫁してんじゃねーよ。
577読書子:02/10/23 09:29
廃止でも存続でもいいけどさ、
一消費者としてはさ、

(1)商品の寿命を伸ばして欲しい。ほんの数年前の本がすぐ手に入らなくなる状況をなんとかしてくれ。
(2)現在の書籍の多様性は維持して欲しい。
(3)(1)がさまたげられない範囲で値段が安くなれば良い。

優先度は(1)>(2)>(3)。
はっきり言って月あたりの出版点数が減ってもかまわない。
値段に関しては多少高くてもかまわない。
本の性質をよく考えてくれ。
578名無し:02/10/23 09:37
やたらに多いと売れない本の方が多くなってくる。
本を出してもらえる著者はいいけど
579金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 11:21
>>563
この人、「経済にとって最適」とか言う言葉を使いながら
自分で勝手に最適な状態を定義しているよな。
経済にとって最適な状態など頭で考えたってわかるわけもないから自由に商売させてみてその動きに任せようってのが
自由主義の経済システムなのに。
あなたが再販制を批判しているのと同じようにあなたが言っていることもあなたの恣意的な商売形態の押し付けだってこと理解しているのかな

「書店が仕入れリスクを抱え、リターンを得てはなぜいけない?」
だからそういう商売に付き合ってくれる出版や取次ぎを探してやれば?
ってことになる。
それがないというのは単に書店の努力不足か選択肢が少ないということだろう。
選択肢が少ないことが社会的な問題だとしてもそれは寡占の問題で再販制度そのものの問題ではない。
強制的に再販制度をやめさせて
「版元がリスクとリターンを得て書店がリスクを軽減する商売がなぜいけない」って疑問にはどう答える?

>なに言ってやがる。ベストセラーをみすみす逃してなにがビジネスなんだよ。
>確実に売れるんだぜ。今日の晩飯の献立がそれで決まる。
>なんで金儲けのベストセラーを「仕入れないのが俺の自由だもんね」と言いつつ、
>んなことしてまで再販制を護持する論理構築せねばならんのか?
それは個々の書店の勝手だろう。なぜ他人が矯正する必要がある。
あんたは目に付く他人の商売方法の欠点をいちいち指摘して回るのか?


580金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 11:24
>>576
消費者無謬論者ですか。

企業の努力不足を容認するのも消費者の自由です
581金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 13:45
>>576
じゃあ、おめえ「歯車便覧」って置き場所に困るくらい分厚い本、
いくらなら買うんだ?
安ければ誰でも必ず買うんだろ?
売れないのは安くないからなんだろ?
582金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/23 14:01
>576
>それに本が売れないなら需要の掘り起こしをすればいいだろ。
>企業努力不足を消費者に転嫁してんじゃねーよ。

別に責任転嫁なんかしてないでしょう。
売れないという現象の客観的な分析であって、だからどうということじゃない。
読む人がいないからしょうがないじゃんって話だ。
無理に売ることはない。本屋が減るのは誰のせいでもない、本を読む人が減った必然だよと。

それとも需要の掘り起こしで同じように
JTはタバコ吸う人を増やそうとしなくちゃいけないんですか?
子供は勉強したくないのに塾に通わせるようなもんでしょ。
無理矢理川に頭つっこませても馬は水を飲まない。
横レス
>>579
価格競争を制限して良い理由になってないぞ。
自由主義の経済システムはどこに行った?

>>580-582
分かった分かった。あんたはそのまま失業しなさい。
>>583
再販制存在財理由は離島でも同一価格で本が買える、
普遍的な文化振興の1点のみだからね。

価格競争を制限理由にならんと言われるかもしれないが、
本屋が減ると本が高くなるから
自由競争で価格が高騰するなら、しないほうが良い。
図書館数が今の10倍くらいになれば状況は変わるかもしれないが、今は無理。
585金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 04:02
>>583
>価格競争を制限して良い理由になってないぞ。
誰も制限なんかしとりませんが。
本を値下げして売ろうととめる法律なんかないよ。
かってに書店と出版がそうしているだけだ
586同一人物:02/10/24 04:24
>>579
>「書店が仕入れリスクを抱え、リターンを得てはなぜいけない?」
>だからそういう商売に付き合ってくれる出版や取次ぎを探してやれば?
>ってことになる。
>それがないというのは単に書店の努力不足か選択肢が少ないということだろう。

何度言やぁ分かるんだこのガキぁ(w
ハリポタが静山社と再販価格維持契約を結ばずに売れるか?
営業努力で静山社が「非再販で売りますから卸してください」って言っても駄目なの。
なぜかって? カルテルだからだよ(w
ソニーの商品はソニーと価格維持契約を結ばずとも、売れるの。
なんでハリポタは駄目なんだよ?
その理由を述べよといろいろ言ってるのにいっさい聞こえてこないじゃないか。
人の商売に文句を付けるのはよくない。その一点張り。あほかっての。

そーじゃなくてここは経済板なんだから、経済の流通のシステムとしてどうなの、
再販価格維持契約ってのは何がいいの? イケナイの? って話をするんだよ。

私は単純に、需給ギャップは、価格か数量でしか調整されないでしょう? それで、
価格が硬直的な市場では、数量でやるしかないから必ずロスがでるでしょう?
それをどうするの? そのデメリットをカバーしてあまりあるメリットが現今の再販制下の
書籍流通にあるの? おらぁねえと思うって話をしているだけじゃんか。
価格が硬直的なモデルでは数量調整しかないって話は、ミクロ経済学の最初の10ページ目
(くらい)にでてくる話だ。イロハのイだ。
こっちが勝手に最適な資源配分モデルを妄想してるんじゃねぇ。
587金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 04:45
>>586
おいおい
だからあんたが引用したすぐしたの文に

選択肢が少ないことが社会的な問題だとしてもそれは寡占の問題で再販制度そのものの問題ではない

ってのが書いてある。

そもそも
>そーじゃなくてここは経済板なんだから、経済の流通のシステムとしてどうなの、
>再販価格維持契約ってのは何がいいの? イケナイの? って話をするんだよ。
そんな話が出ていないのは過去スレを見ればわかると思うが。

廃止派の意見は消費者が安く買えない、新規参入ができない
それに対してそれに反対する人は
誰も止めてない、勝手に商売できる

って応酬をさんざんしているだけだ
全部政治的な話なの。

廃止派もその反対派も再販制の経済的利益には触れてないの。
あんたが批判するならこのスレで行われている議論が板違いだと批判するべき



588同一じんぶちゅ:02/10/24 05:56
>>587

あのねぇ。そもそもあらゆる言説が政治的で何で悪いのかわからんが、それはおいといて、
出版物の再販制は独禁法の条文でオッケーになってるわけだから再販制廃止汁! つうのは
法改正汁! つうことなわけで、それは国会審議を経なければならず
つまりは政治的言説そのものなんだよ馬鹿野郎。

その政治的言説の中に経済的ファクターが入ってきて何が悪いのかわからんし、
俺があんたの話につきあっていることを、ほかのやつも批判しろ! みたいな、
僕だけが悪いんじゃないもん、みんなやってるもん、みたいな小学生の言い訳みたいなこと言われても
応対に困るのよね。クソして寝ろ。

再販制度というのが法律の条文でモロに書いてあるわけじゃない。
再販価格維持契約はこれのこれの場合はオッケー、と書いてあるだけなワケだよ。
ところが現今の書籍流通ではこれがデファクトスタンダードになっており、
したがってカルテルだ、と言っている。
「勝手に商売」は、できない。
「ハリーポッター、当店で予約すれば10%オフ!」なんてことができない。
それの批判も含めて「再販制」の批判なんだよ。
「制度」としての批判があり、経済現象としての流通システムとしての批判があって、
なにがわるい?
経済板で、経済現象としての流通システムとしての批判をして何が悪い?
589金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 06:18
>>587
短めのつづき。

出版物再販制は一つのユニークな商品について一律に小売価格を拘束するものであって、
あんたの言い方で言えば、まさに「寡占(究極的には独占)」状態のデメリットそのものじゃないか。

再販制が標準的になってる市場(出版物市場)において、寡占状態と同じデメリットがあり、かつ
非再販本がメジャーでないのは再販はオッケーというネガティブな肯定(適用除外)があるからで、
そういうことなら独禁法の適用除外をなくしちゃえば、これが解消されるんだからいいじゃないか。
つう話をしているわけだよ。
>>584
図書館を十倍に増やしてから再販廃止しろって?
そこまで出版を甘やかす必要はないよ。
それに再販を廃止したからって高くなると決まってるわけでもないしね。
それを裏付ける信用に値する統計があるんなら見たいけど。
あぁ、「国民の再販支持率98%」の人達の出した統計とかはダメですよ。念のため。

>>585
工作員さんおはようございます。
独占禁止法適用除外制度が廃止されれば
出版の価格統制は真っ先に告発されます。
残念でした。
591金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 11:39
勝負あったな。廃止派の勝ち。
592金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 11:42
著作物は寡占でもしかたないだろ。
593金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 11:52
>>590
>工作員さんおはようございます。

こういう妄想を抱くやつ、キモイ。
工作員は失礼だな。それに三人組なんだから黒い三連星とかと呼んでやるのがよいだろう。
595金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 19:50
勝手に三人組とかいうな。
少なくとも俺は徒党を組んだ覚えはない。
596金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 20:27
>>595
>少なくとも俺は徒党を組んだ覚えはない。

ああそうか、自作自演だったのか。勘違いスマソ。
597金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 20:35
自分が不利になって多数から反論されると
妄想が激しくなっていくという標本
598金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/24 22:41
前から1人しか居ない。
その証拠に強制ID版には来ないし。

っていうか、文化的側面を主張するならともかく、
再販制維持を主張して利益を得る奴なんて関係者以外いないだろ。
妄想ではなくて、至極まっとうな推論。
599金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 00:08
なんだよ強制ID板って。
一貫して経済板で議論してるだけだろが。
お前はあっちこっちクソスレ立てて逃げ回るばかりしか手がないのか?
議論が不利になるとほとぼりさめるまで出てこないくせに。
流れ見てれば一人じゃないことくらいわかるだろ。
600金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 00:49
マスコミ板のこと?なら、たまに書き込んでるよー。
でも新聞の再販にはあまり興味ない。

再販擁護で何人かいるのは間違いない。
実際あって話したら意見が分かれるとはおもうが(藁。
601金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 00:51
>>590
アメリカの書店事情は大型店舗のチェーン店の増加の為
価格競争、集客力で劣る個人店舗、中小チェーンの淘汰が進んでいます。
それを踏まえたうえで1994-1997年のマスマーケットペーパーバック(日本なら文庫、新書に相当する
一番取り扱い量の多い本)の平均単価の推移ですが
1994 $5.70
1995 $5.85
1996 $6.57
1997 $8.37
出版年鑑より

と、かなりの価格上昇になっています。
ポイントは1995年、この年からアマゾンが営業をスタートして全国的な
価格競争に突入しているのです。
この現象が日本では起きないって根拠を示してみてください。
602金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 00:51
関係ないけど なんとなく
http://www.casphy.com/
学生検索と学生ランキングだって
603金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 01:31
>>599
確かに2人くらいは居るな。
604金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 01:40
>>601
「それを踏まえたうえで」の前後の繋がりが意味不明。

価格競争、集客力で劣る個人店舗、中小チェーンの淘汰が進んだことと
価格上昇の因果関係を経済学のロジックで説明してよ。

「AがBの後に起こったから、BがAの原因だ」というのは
最も稚拙な詭弁だということは言うまでもないと思うが。




605金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 01:59
>>604
書いたほうが判りやすいと思っただけ。
詭弁だと思ったら無視して、日本での価格競争は
安くなる理由だけでいいよ。

606金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 02:11
>>604

> 「AがBの後に起こったから、BがAの原因だ」

これは出版業界の常套手段。
一例「万引きの増加がブックオフ大量出店の後に起こったから(略)」
607同一人物:02/10/25 02:24
>>601

どうでもいいけど、再販制下の日本でも、小さい書店はばたばた潰れ、
デカイ書店チェーンが売り場面積をどんどん増やしているぜ。
価格競争がないにも関わらず、だ。

そもそも「一般に価格競争があるとそのアイテムの平均単価が上がる」というのがあんたの枠組みの
前提になっているわけだから、そっちの根拠をまずおまえが示すべきだろう。
価格競争がない世界が理想なのなら、こんなところで愚痴言っていないで、
家電量販店に行ってメーカー希望小売価格を守るように指導して回ったらどうか。
608金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 02:54
>>577

全く正しい。
数年前の本がすぐ買えなくなるのは、現今の再販制が「長期でじっくり本を売るために必要」
なんてなことを言いながら、そのモデルに耐えられず単純に倉庫代がかさんで自滅してるわけです。

数年前の本でも欲しければ多少高くてもかまわない、欲しい本は注文手数料を払ってでもすぐ欲しい、
というのが本好きの人情でしょう。ところが現在注文手数料も取れない。
これをやると再販制の論理が崩れるからなんですね。
609金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 03:13
>>607
消費者利益が最優先って主張だと思ったから価格が上がるかどうかの
問題に振ったのだが・・・。
やっぱり消費者なんてどうでも良くて、例外許すまじってだけ?
610同一人物:02/10/25 03:20
>>581
>売れないのは安くないからなんだろ?

前提が間違っている。
いらない本はただでもいらない。『歯車便覧』に興味がなければ0円でも欲しくない。
そういう状況は一般の商品と同じで、なにも珍しい話ではない。
逆に、一般的には原点に対して凸である無差別曲線の形状からして、価格が下がれば
需要量が増えるのも、出版物と一般商品との間に差はない。

ここがこんがらがっているからあんたの話はおかしくなる。

出版物も価格競争汁! というのは需給バランスの調整に、
数量だけでなく価格というインデックスも入れろと言うこと。しごく常識的な主張だよ。
売れない本が0円でも売れないのは、売れないセーターが0円でも売れないのと同じことだ。
0円でもいらない商品が生産されてしまうのはなるべく避けた方がいい。

ところが現今の再販制・委託販売の流通システムでは、とりあえず本を作れば書店に置いてもらえる。
書店に置いてもらった時点で一回メーカーにはお金が入る。ここがミソ。
したがってタダでもいらないような本がどんどん増えることになる。
611金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 03:24
つづき。

現今の再販制・委託販売システムでは、上で言ったように、
とりあえず売れようが売れなかろうが本を作ればキャッシュが入る。
売れ残りの返品は出版社へ戻ってくるが、その際は買い取るわけで、キャッシュが出ていく。
それなら出ていくキャッシュよりも多くのキャッシュが入るようにたくさん新刊本を作ればよい。
従って、市場で売れようが売れなかろうが、出版点数をべらぼうに伸ばしていけば、
当座は問題ないというビジネスができるわけだ。

こんなの永遠に本が作れるワケじゃないから破綻は目に見えている。したがってすべての版元が
これをやっているわけじゃない。しかし、そういうドライブがかかりやすい構造はわかるでしょう?

現今のわけのわからん出版点数の増加(90年代で出版物のアイテム数は2倍になっている)は
これで説明できる。そのおかげで、本来は長期でじっくり売りたい本を置くスペースが
店頭にも流通在庫にもなくなっている。

それで市場全体としてのパフォーマンスが落ちている。業界は自分で自分の首を絞めている。
これは私の個人的見解ではなく、ココロある業界人ならじつはみんな懸念してることでしゅ。
612金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 03:37
>>609

全くわかっていない。

価格競争が激化すれば価格が上がる、という推定があなたの枠組みだ。
そういう枠組みにはついていけない。まずその根拠を示すのが筋だろう。
前提そのものが受け入れられない議論には加われない。

例外を許さないというのは規範的な意味ではない。単純に望ましい経済システムの話として
やっているわけだ。資源配分がそろばんにあうかどうかと言う話だけで、とにかく例外はゆるさん、
みたいな説教話をしているわけではない。そこがわからんなら、うどん食って寝ろ。
米国と日本じゃ人口・購買力・国土・輸送費用その他で差がありすぎじゃない?
欧州のどこかの国のデータならまだしも。
614金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/25 17:31
>>609
このスレでも書いたつもりだったけどもう一度書いてみる。
再販制が無くなっても委託制が無くなる訳ではない。
委託残は出版社の負担となるので予想される返品ロスは価格に事前に上乗せされる。
日本の場合も返品経費の上乗せはあるが、商品返品のため別の書店で販売できるので
その額は小さい。
大型店ほど在庫を抱えるため返品率、返品量と多くなる。
価格競争となれば大型店舗ほど有利であり、小型店は減少していく。
出版小売は大型化して返品増にともなう価格へのロスの上乗せは
増大すると考えられる。

考えられるじゃなくて、実際増大してたんだけどね。

>>613
うん、その辺の違う条件から日本ではどうなるのか考えて。
運送費は一番に考えたけど同時期にアメリカ全土で運送費の価格高騰があれば
納得できるよね。

私は再販制の完全肯定でも完全否定でもないよ。
まずは検討してみよう。
関連スレです。

マスコミを経済学的な視点から考える http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1029080184/
616金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 01:25
再販制度でボロ儲けage
>>616
右翼の街宣活動だよな〜。
本気ならナベツネ刺せよゴルァ。
618金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/28 02:51
おまんこ
619金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 01:19
>>617
再販制度でボロ儲けage
620金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 01:52
「儲けのカラクリ」って本で定価1500円の本を7000冊印刷した場合の費用が
書いてあったので、参考に。
著者10%、本製作全部で27%、出版33%、取次ぎ8%、書店22%
出版の取り分でかいです。再販制を死守したいのが分かる。
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |  616を回収に来ました。                 経済板をきれいに |
    |__  ________                    __  ___|
     ,_∨_______       γ===============┐..    V
   . γ;二二二, ll .__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//  \______/ )\ゥアア・・ 
. _  // ∧_∧ |.|| | .|    東京都   .l l,,,,,,,,,,,,,,,,,,\____/ /__\
[_].//( ´∀`).| || | .|           ヽヽ丶    |8|| ̄ / / ̄ヽ  |6|
.└/l__/__  ).| || .|__| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽヽ ヾ-ー「:l|_/ /__∧ ヽ  || <>>616
  |    (_/ [||| --|_________ヽヽ  ゞ |.:ll ./ /;´Д`) ミ. ∧_∧ ポイッ
  lフ  ,------|.l_|二二l_l/ ̄ ̄/l /γ二二..ヽヽ __ヾ |.:|/.    \ヽ⊂(∀`  )ミ
 [ll三// ̄ヽ\|.\===l二二l__l /// ̄ヽ\~ヽヽ_匚|]二||二二二||_.(⊂  )
  └--l .※ ..l ..凵======-l/.l .※ ..l |_l~(\__/~'==l=======l==/y  人
    丶  ./_/   丶_/_/    .丶  ./_/_/ ̄~~丶_/_/_/ ̄ ̄ ̄ (___)__)
622金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 02:17
>>620
これで平均返品率が40%近いんでしょ。
著者印税は前払いだし。
つくづく儲かんない商売だな〜ってのが正直な感想。
623金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/29 03:13
印刷製本代も前払い。
620は出版が儲からないのを証明されますた。
実は擁護派の工作員?
もしくはグレイツな馬鹿?
まったくだ。競争によって努力した企業が更に利益を上げられるようにしなくてはな。そういうわけで再販は廃止だな。
625金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/30 10:59
朝日新聞10/30社説
■読書週間――本は読まれているのに

…本は読まれなくなったのではない。むしろ、読まれない本があふれていることに
問題があるのではないか。
 出版不況といいながら、『出版年鑑』によれば、昨年の新刊書籍は前年より6千点
も増えて、初めて7万点を超えた。しかし返品率が4割にのぼる。実際には6割しか
売れていない計算である。
 売り上げを増やすために、とにかく本をたくさん出す。返品が来る前に、また別の
新刊を出し続ける。そんな「自転車操業」が出版業界の実態である。新刊偏重で、
本の寿命も短くなっている。
 悪循環を断つ第一歩は、出版社が思い切って刊行点数を絞ることだ。じっくり企画
をたて、丁寧に売っていく。読みやすいように体裁を工夫することも大事だ。


現状認識は奇しくも>>611とほぼ同じなのだが、新聞社様の説く解決法は、
「悪循環を断つ第一歩は、出版社が思い切って刊行点数を絞ること」だそうだ。
それが出来ないシステムの問題なのにね。
「再販制度」という単語を口に出せないばっかりに…(w
>>624
ただ、今回の朝日社説は従来の(朝日を含めた)「古本屋・漫画喫茶・図書館粉砕が
出版文化=再販制度を護る第一歩」みたいな的はずれな論調よりはマシに思えた。

やはり、4月の中古ゲームソフト事件最高裁判決で古書市場弾劾が八方塞がりになった影響は
かなり大きいのではないかと思われ。
627イナゾウ@ビブリオマニア:02/11/02 01:05
 まあ、新刊の発行点数が「やけに増えてきている」出版社は、経営が危ないと
あらぬ誤解を受けますので注意しましょう(藁)。出版社的、自転車操業〜。

>悪循環を断つ第一歩は、出版社が思い切って刊行点数を絞ることだ。

 まあ、発行点数で「編集者のノルマ」を設定している出版社は多いですねえ。
例えば、文庫なら月2点担当といった感じ〜。この点を改善するには、編集者の
ノルマを発行点数ではなく、「売上金額」に直せばよいという至極単純な話ぞなもし。
そうすれば1点、1点作り込もうという気にもなるだろうさ。自然、刊行点数も減る。
628金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/02 10:31
構造改革経済特区については新聞権力は他の業界に公然と痛みを押しつけて
いるが、新聞業界は何をするかが明確では無い。しかし当然特区では再販制度
に縛られない新聞販売店を作って値引き競争するべきだと思う。新聞業界は
自分達だけ特別で痛みを分かたず高見の見物出来ると考えてるようだが、それは
大きな考え違いである。
629読書子:02/11/02 11:22
刊行点数が減るのはかまわないけど、ジャンルが偏る現象はどうやったら防げる?

インシュリンダイエットの本もハリー・ポッターも店に一種類あれば充分。
某書店でワンコーナーをまるまるハリー・ポッターで埋めているのを見た時は
一瞬、火をつけてやろうかと思ったよ。
630金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/03 23:27
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
631金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/05 09:51
>>629
>店に一種類あれば充分

???
そう思うあんたの情緒の根拠を経済板に相応しい理論で教えて欲しい。
競争するのは書店だけじゃなくて出版社同士もじゃないのかな?
632金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 00:56
新聞業界は再販制度でヌクヌクとボロ儲けです。
世界一の高価格!
633金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 01:00
ネットがあるので もう新聞は買いません。
>>629
現状書店は二大取次様が適当に配本して下さった本を置くところです。

再販止めれば各書店が好きなようにジャンルを設定出来るようになるでしょう。
635おフェラガモと同一人物:02/11/06 02:46
>>625

611でも言ったように、「奇しくも」一致したのではなく、ご指摘の朝日の社説の論旨は、
ココロある出版業界人なら共有している現行制度への一般的な疑念なんですよ。

でもって、再販問題にまで踏み込めなかったのは惜しい、というか致命的、というご指摘は、同感。
本来なら再販&委託販売を批判すべきなのに、「新刊点数を減らせ」などと主張するのは
実現できそうもないスローガンを言ってれば格好がつく万年野党の遠吠えみたいなもんだよね。

「新刊点数を減らせ」というのは、現行の書籍流通を憂える出版ジャーナリストと称する人も
みんな言うのだが、まったく不可能。(イナゾウ氏の見解には別途お答えするでつ)

そもそも、そんなことができるなら、現状のような「自転車操業」などするわけがない。
新刊を作ればキャッシュが入ってくるのだから、点数を絞るなどというインセンティブは(一般的には)
働かない。んなことしたら、キャッシュがまわらなくなって即、会社ごとあぼーんだもんね。

再販制・委託販売のメリットとして「とりあえず本を置いてもらえる」という点をあげる
人が多いんだけど、くり返しになるが、これがアダになっている。

「とりあえず本を置いてもらえる」というのは常に供給過剰のドライブがかかるということ。
供給が過剰で、価格が固定されているなら、高返品率=生産・流通の非効率は当たり前のことだべな。
需要がキャッチアップしている状況なら別に問題にならなかったんだけど、需要が頭打ちなら
このデメリットがモロに現れる。

まぁ、再販制のメリットを宣伝してまわっている工作員たちも、その歴史的役割は終えたことを
そろそろ素直に認めたらどうか、と思うでつ。
636金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 03:54
>>635
別に俺は再販維持派ではないが
もともと再販のメリットの主張が供給過剰な状態であることなんだけどな。

>「とりあえず本を置いてもらえる」というのは常に供給過剰のドライブがかかるということ。
>供給が過剰で、価格が固定されているなら、高返品率=生産・流通の非効率は当たり前のことだべな。
非効率でもいいからどんどん本を流してくれよっていうのが再販制を守りたい人の意見。
それを自由状態でやったら当然ゆがむから民間の自主統制で調整しようってのがその根幹だろ。

だから、経済の効率を主張する人間と相容れないのは当然。
もともと経済問題で再販制を話し合ったって無駄なのよ。
政治裁定で経済効率より優先させているものがあるだけなんだから。

そういう意味では朝日の主張も単にその経済効率を後回しにしたつけを出版社が努力しろといっている点で
価値観のぶつかり合いを経営効率にすりかえている時点でおかしいのだが。
637読書子:02/11/06 08:49
そんな事より>>631よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
昨日、近所の○○堂書店行ったんです。○○堂書店。
そしたらなんかハリー・ポッターがめちゃくちゃいっぱいで歴史コーナーがなくなったんです。
で、よく見たらなんか下手くそなダニエル・ラドクリフの似顔絵が書いてあって、僕もはやく読みたい、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、ハリー・ポッター如きで普段来てない○○堂書店に来てんじゃねーよ、ボケが。
ハリー・ポッターだよ、ハリー・ポッター。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で○○堂書店か。おめでてーな。
よーしパパ上下巻買っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
638金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/06 21:40
そういや電車でずいぶん年のとったじいさんがハリーポッター読んでた
639金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 02:04
>637

そりゃ競争の結果だな。
歴史コーナーは競争に負けたんだよ。
それを読みたがるお前も負け犬ってこった。
640金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 02:30
>>639
お前も一回くらい勝ってから偉そうにしろ。
641金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 08:52
再販廃止で勝つのは広告業界。
ざまあみろマスゴミ。
スポンサーなしで商売できなくなりゃイヤでも土下座せざるをえんな。
642金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 09:12
再販制度を無くしたいのは、アマゾンなど、ネット販売大手業者だよ。
彼らは、販売量が多いから、販売部数を武器に出版元にダンピングを要求
できる。安いから売れるし、さらに儲かるはず・・・・・・
でも今の制度では、できないから工作員をネットに貼り付けて宣伝してる。

 USAでは、零細の本屋が潰れていった。私は安い本が大好きだし、競
争力の無い本屋が潰れるのも仕方が無いと思うけど、アマゾンなんかが、
ネットの世論を強引に作り出して、傲慢ぶるのが、我慢できないんだよ。

 
643金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/07 22:15
>でも今の制度では、できないから工作員をネットに貼り付けて宣伝してる。

あほらし。ソースは?

>USAでは、零細の本屋が潰れていった。私は安い本が大好きだし、競
>争力の無い本屋が潰れるのも仕方が無いと思うけど、アマゾンなんかが、
>ネットの世論を強引に作り出して、傲慢ぶるのが、我慢できないんだよ

妄想のしすぎは体に毒ですよん(w
644金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/08 02:36
またポイントカード批判だ。
ttp://www.shinbunka.co.jp/

>筑摩書房・菊地明郎社長、ポイントサービスは再販契約違反と声明

>競合店排除・新規参入店阻止につながる場合、読者から書店を奪う結果と
>なる弊害も予想され、出版物の販売方法としては問題として、再販契約書
>および覚書書に沿った販売を求める。

「読者から書店を奪う」ってのが意味不明だすな。
経済合理性を否定して高度な「政治的」判断とやらで再販制を擁護するなら、
なんでポイントカードがいかんのか、どういう「政治的」合理性があるのか
説明してみろってんだ。
645金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/08 04:20
儲けたいなら書店なんかやめておけってことだ
646金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/11 19:05
書店業界は、ただ今、バブルの最中ですた。
647金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/13 22:18
ああああ
648金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/14 17:05
>>646
お前の言うバブルとはなんなのか激しく問いつめたい
649金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/14 18:13
激しくときましたね、バブルとは、日本語にトランスしると、泡ね、

後は考えて下され。
650ナイル:02/11/14 19:17
大学生協で専門書を値引き販売してるのはどうなんだ
文系の専門書は研究者および研究者予備軍ぐらいしか
買わないんだろうから実質的に再販制度が意味を
なしてないのではないか
大型書店やネット書店でも会員制の書籍購買組合みたいなのを
つくれば値引き販売しても良いのか?
>>650
欧米では「ブッククラブ」と称してそう言うシステムが実在する。
日本でもドイツのベルテルスマン社がそれをやろうとしているが、出版社や取次の妨害で
座礁しかかっている。
652イナゾウ@ビブリオマニア:02/11/14 21:53
>「新刊点数を減らせ」というのは、現行の書籍流通を憂える出版ジャーナリストと称する人も
>みんな言うのだが、まったく不可能。(イナゾウ氏の見解には別途お答えするでつ)

 まあ、業界全体が末期症状ですからねえ・・・(藁)。当たるも八卦、当たらぬも八卦と
ばかりに新刊点数ばかり増やしていけば、当然返品が増える。取次の支払い条件も悪化するし、
初版部数も益々削られていくばかり・・・。ジリ貧の一言(藁)。

 ところで、取次から「まともな支払条件を受けている」出版社なんて、上位数十社に限られ
ると思うんだけど、どうかしらん?。ゼネコンの台風手形並の条件も存在してます(藁)。
653イナゾウ:02/11/15 23:25
>書店業界は、ただ今、バブルの最中ですた。
>お前の言うバブルとはなんなのか激しく問いつめたい

 まあ、世間一般でバブルが終わってから、書店の出店ラッシュがありましたけどねえ。
今は、当然のごとく死屍累々。ト・日販が自分の帳合(取引先)シェアを増やすために
煽りまくってたのも一因でしたねえ。

 しかし、ポイントカードを煩く言うのはどうしてなのか、ホントに謎。
654金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 01:44
新聞業界は再販制度でボロ儲けです。
655ナイル:02/11/16 02:00
おい誰か大学生協での値引き販売の是非について
答えてくれよ
生協は取次=>書店という通常の流通ルートじゃないから
値引きはいいということなのか
それと生協は取次を通してないのか?
656中大卒で独禁法ゼミ出身:02/11/16 02:18
確か大学生協での書籍販売は再販制度そのものが適用されないはず
658ナイル:02/11/16 03:04
>>657
生協も取次を通しているということなのかな?
いまいち意味がわからないけど
それと司法試験予備校も法律書を値引き販売してるぞ
生協はともかく予備校はあきらかに営利目的なんだから
事実上専門書については再販制度は意味が無いのではないか
659 :02/11/16 07:00
既出かもしれないけど。
取り分は、定価の内、出版社60%、取次20%、本屋20%。
流通で、40%も消えてるわけね。
ここの部分を圧縮するだけでも、安くなるんだけどね。

>>658
というわけで、取次を通してても、定価の10%入るんでOKなんでしょう。
660金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 09:35
>659
取次ぎは10%だぜ。
661金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 17:51
>>653
やっぱり答えなくてはと、貴殿のいうように世間のバブルはハジケました、
書店業界バブルは丈夫で長持ち、それで皆さん幸せというもの、
という意味で、バブルの最中ですた、と書きました。
しかしバブルは、あくまでバブル、皆さん分っているんでしょうが@
662金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/16 18:08
読むだけでも、とても勉強になります。
考え方を学び、それに則って当たり前のことをコツコツやれば、
成功するはずです。何も特別なことではないのです。
そのための最短のツールも紹介しています。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~ka-mi/method.htm
663金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/17 02:56
あれ?別に再販は値引き販売自体を規制するものではないだろうに。
値引き販売の抜け駆けを業界が阻止することを公取委が取り締まらない、
というだけだろうに。

雑誌なんかは一部雑誌は時限再販始めてるのがいくつかあるし(実効性はさておき)

それから、三輪教授は既存の産業政策をただただ批判する「定説クラッシャー」として
「批判するだけで市場主義しか提案できない」と揶揄されることもある。
市場主義のすべてを批判するわけじゃあないけど、論客としては説得力に欠けるのよ。

現状を俯瞰したネタ&論文が少ないのが再販制の話をするときの難点なのよね。
大学が大学経営を語れないのと同じように・・・
664金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/17 03:06
>>663
他の業種で業界のやっている事に規制をかけられていると
その例外のことが保護とか不当とかというよくわからん多数決論理がまかり通るみたいです。
>>664
それから自然に考えると、
655なり658の話は是非を外野が決める必要はない。

取次なり業界なりが認めるかそうでないかだけ、
あとは身内でやれという話。

その身内の嫌がらせを公取委が取り締まれるように
するかが再販制のキモ。
666ナイル:02/11/17 14:04
要は大学生協や司法試験予備校向けには
その特殊性から値引き販売を黙認するが
一般の読者に対して大きな影響があるネット書店や
大型書店に対しては再販制度の崩壊につながるから
その値引き販売を断固阻止するというのが
出版業界の基本的なスタンスということなのかな
667金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/17 16:40
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
>>666
最近はそれに「古本屋・漫画喫茶・図書館断固粉砕」も加わる。
古書市場に関しては今年4月の中古ゲームソフト事件最高裁判決以降、かなり
停滞しているっぽいが。
669イナゾウ@ビブリオマニア:02/11/17 18:52
>生協も取次を通しているということなのかな?

 まあ、そういう事ぞなもし。もちろん、出版社側と大学生協が直接やり取りする
時なんて、その大学の先生が本を出す時ぐらいしかないけどねえ。「50冊、指定
配本付けて下さい」とか〜。
 
 もともと、大学生協に書籍部を作ったのは、今は亡き鈴木書店という人文社会を
専門にしていた取次でした。2001年12月7日没。合掌。ここが倒産した時は
業界のあり方を巡って、結構話題になりました。

>あれ?別に再販は値引き販売自体を規制するものではないだろうに。
>値引き販売の抜け駆けを業界が阻止することを公取委が取り締まらない、
>というだけだろうに。

 その通り!ぞなもし〜。再販制度は、とどのつまり「定価販売してもいいですよ〜」と
いう制度に元々過ぎないのです。何が問題になっているかは、もう書くまでもないでしょう。
670金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/18 00:39
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
671金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/18 00:43
>>670
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
672金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/18 00:44
>>670
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
ウヒャ
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
673金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/18 00:45
>>1-670
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
674金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/18 00:48
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
 新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
  新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
   新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
    新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
     新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
      新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
       新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
        新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
         新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
          新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
 >>670
君の活動を支持するウキャ
675イナゾウ@ビブリオマニア:02/11/19 22:39
>新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。

 まあ、市場に競争相手がごく僅かという点ではそうかもしれんが、それを言ったら
テレビだって同じだろうに・・・。どうして、新聞の方が風当たりが強いのかしらん?。
やっぱりテレビは「タダ」だからでしょうか?。

 それなら、イギリスなどの諸外国には「フリーペーパー」という地下鉄で無料配布している
新聞があります。もちろん、掲載広告だけで採算を取っている新聞ですが、内容的には
一般紙と比べても遜色が無いとか。 

 都内など大都市周辺でしか出来ない芸当だけど、日本でも誰かやってみたらどうかしらん?。
676金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/20 00:34
たまーに
「新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。」
というからいいのです。
>>676
厭味も通じない(w
再販の不当性はスレ見返しても明らかだけど、結局はマスコミ様の政治力のお陰でどうにもならずか、な。
679金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/20 21:24
>>678
そろそろ現実を見ろや。
再販廃止派の主張は>>663の指摘するように世間的には電波で通っているということをさ。
680金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/20 23:30
世間的には...って プッ
681金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/20 23:32

679はデンパか?
682金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/21 00:06
ゆんゆんですな。
683金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/21 01:40
世間的=自分的
684金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/21 01:55
>>675
新聞ではないけど、リクルートは無料のビジネスモデルで大きくなったよね。
スキャンダルもあったがインターネット時代にもうまく移行しているし、目の付けどころはいいと思うのです。
---
俺的ポータルサイトを作ろう
http://mysite.ddo.jp/
685金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/21 11:20
>>684
リクルート、いま全然ダメだよ…。
686新聞宅配:02/11/21 20:35
経済特区では各産業へ見本を見せるべく値下げします。購読料半額!!
これだけ他の産業にハッパをかけて新聞だけぬるま湯商売は許されません
からね。請うご期待。
687イナゾウ:02/11/24 17:18
>新聞ではないけど、リクルートは無料のビジネスモデルで大きくなったよね。

 「住宅情報」とか出している雑誌も、広告料収入が90%ぐらい占めてるのが
結構あるしね。

>経済特区では各産業へ見本を見せるべく値下げします。購読料半額!!

 経済特区って、どこなのかしらん?。
688金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/26 02:16
構造改革経済特区では新聞の安売りして貰えるのでしょうか。
世界一高い日本の新聞価格をなんとかして下さい。
689金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 17:47
02/11/27 09:14 ID:pOeCoNew
「進歩的」で「民主的」な新聞こそが、規制緩和を阻む最大の反動勢力である!
http://www.bc.wakwak.com/~masasaki/Dereguration.htm
再販制を守ろうとするマスコミのやりかたは、まるで北朝鮮のよう。
690金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 17:49
>>688
やっぱ、新聞高いよね。
景品とか要らないから
安くして欲しいんだけど・・・
691金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 20:40
02/11/27 18:56 ID:08yXps5/
インターネットの無料ニュースサイト配信を見直す方向で、
全国紙各紙が談合してるらしいよ。
「ニュースなんかネットでタダで読める」という状況は
数年後にはなくなることでしょう。

闇カルテル反対!
闇カルテルは新聞価格だけにしろ。
692金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/27 22:17
再販制度に甘えてるアフォ共の被害者面はまだまだ続きそうな気配
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1038383059/l50
693金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/28 08:59
>>692
被害者は書店だけだよ。

694金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/28 17:19
っつーかさぁ、そんなにブックオフをあぼーんしたいんだったら
再販制度廃止が最も効果的だって事をいい加減に認めたらどうなんだと
やる気ナシなうえに被害者面のDQN本屋共を小一時間(略
695金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/28 22:19
世界一高い日本の新聞価格をなんとかして下さい。
696イナゾウ:02/11/29 15:12
>692
 まあ、書店での万引きの被害については、『ジュンク堂書店になぜ人が集まるのか』
という最近の新刊を読むと面白い。三宮店の話だが、無職のプーさんがカプセルホテルに
泊まる金欲しさに高額な書籍を狙って万引きを繰り返すというもの。それを店員が捕まえ
ようと追いかけると、文具売り場から掴んだ「文鎮」を投げつけられて、危うく殺されそ
うに(藁)。

 まあ、ブコーフの隆盛で書籍が「換金の容易」な商品になってしまったのは事実だと思うよ。
幾らで買い取るかも明確だし、それが転売目的の万引きに拍車をかける〜(藁)。

>っつーかさぁ、そんなにブックオフをあぼーんしたいんだったら
>再販制度廃止が最も効果的だって事をいい加減に認めたらどうなんだと

 まあ、再販制度を廃止した所で、ブコーフはちゃんと生き残っていくだろうけど〜。
あれは「定価の1割で買って半額で売る」というビジネスモデルが最強な訳(藁)。
原価率8割の一般の書店業界が、原価率2割のブコーフに敵うはずが無い。
697金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/29 15:21
>>695
会社で読めば?
698金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/29 15:24
>>691

海外発のニュースをリアルタイムに翻訳してみることになって、
いいんじゃないか?
699イナゾウ:02/11/29 15:28
 まあ、せいぜい「定価が分からなくなって」、バイトの人が幾らで買い取れば
よいか悩むぐらいぞなもし(藁)。
700イナゾウ:02/11/29 15:28
 ついでに700初ゲット!(藁)。
701金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/29 17:34
>>696
だから国家公安委員会で古物営業法施行規則を改正して
現状、1万円未満の商品に関しては免除されている身分照会の義務規定を
「書籍・雑誌」に拡大すれば対応出来ることを出版文化の危機だとか
煽ってる被害者面が気に食わないっての。そもそも、時を同じくして図書館からも
大量に本が消えているんだがそれも換金目的か?
出版業界に言わせれば「文化を破壊している図書館の蔵書が盗まれようが
どうしようが知ったこっちゃない」んだろうが。
702金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/29 20:52
五社会の何社かがポイントカード導入してる店を
訴える準備を進めてるらしいよ。
703イナゾウ:02/11/30 12:30
 万引きについては、701の「古物法改正」の案で同意ですねえ。まあ、実際のところ
「ブコーフでも万引きの被害は結構ある」らしいのだが。ここまでくると、盗む人の気が
知れないッス。

>そもそも、時を同じくして図書館からも大量に本が消えているんだがそれも換金目的か?

 ああ、書店しか意識してなっかたけど、図書館にも被害があるのですねえ。っていうか、
今の図書館って本に「**図書館」と捺印してないのかしらん?。何年も行ってないもので〜。

>五社会の何社かがポイントカード導入してる店を訴える準備を進めてるらしいよ。

 別にポイントカードぐらいやってもいいと思うんだけどねえ。テナント・ビル全体で
やってるカードはどうするんだろう。
704金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/11/30 16:58
>>703
KO電鉄系のK文堂がグループ共通カードから離脱しろと
猛烈な圧力をかけられてまつ。たぶんSAVE系の離風呂も。
705金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/01 00:26
世界一高い日本の新聞価格をなんとかして下さい。
706金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/05 00:11
↑やめればいいだろうが!
707金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/05 01:50
世界一高い割に偏向記事だれけの日本の新聞をなんとかして下さい。
708イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/05 22:59
>704 どうも〜。レスさんくす。

 そういう理不尽な輩には、「糞でも食らってろ!」と言ってやりませふ。
709金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/07 23:59
世界一高い日本の新聞価格をなんとかして下さい。
710金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 01:09
政治板の猪瀬罵倒スレより

730 :2ちゃんねるけっこう仮面 :02/12/07 22:53
朝日新聞のこの冬のボーナスは平均で260万円で
40歳で2000万円を超えるらしい。すげえもらいすぎ。あんなうそばかり報道しやがって。

手元にある出版労連の機関紙によると、今年の冬の出版各社のボーナス回答状況は次の通りです。

小学館 平均 265万3227円
集英社 平均 255万850円
光文社 平均 289万5192円
マキノG 平均 259万6233円
福音館 平均 311万235円

 となっています。いっときますが、上の額は年間でなくて一回のボーナス支給額です。
 出版不況といったって、こんなもんです。(w
711金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 01:13
まあ、新聞社大手三社は、本音で言えば値下競争したくってたまらないんだけどね(w
712金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 12:13
いいえ、値下げしたくないから闇カルテル結んで価格を維持しているのです。
713金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 12:40
>>710
その陰で、朝日新聞の勧誘員が一軒一軒、ドアのチャイムを鳴らして、
「一ヶ月でもよいから新聞をとってください」とやつれきった表情で
回っている。きっと新聞の購読をやめる人が多いんだな。これらの人は
多分、超低収入。

デフレデフレと言いながら、ここ十年間で購読料を上げ、給料もあがっ
ているのがマスコミ。別に他人の給与をやっかんで言うわけでないが、
超高給取りのテレビ局とか新聞社が、銀行系の評論家を集めて経済問題
を論じても現実離れした空論ばかり。
714金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 16:20
>>713
ゴチャゴチャいわんでもいいから
早く共産主義革命起こせよ愚図(w
715金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/08 19:34
>>713
いいこと言った。
>>714
お前はバカ。
716金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/09 03:58
>>715
いや、お前がバカ
717金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/10 03:22
新聞社に友人がいる人はきいてみな、本体も販売所も売り上げのほとんどが広告収入だから。
広告業にとって一番重要な他社と比較優位に立つためには、シェアはどうしても必要。
タウン誌やゴミ袋つけるとか、日曜増刊するよりも、シェアをのばすには値下げが一番にきまってる。
商品券をつけるのは再販制度で値下げできない新聞の苦肉の策なのよ。
718金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/10 03:57
この不況に朝日新聞の記者の冬のボーナスは260万円だそうです。
260万円ですよ。新聞代金は再販制度で価格維持して世界一高い
宅配料とって260万円もボーナス貰ってるとは...
719金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/10 18:01
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
720イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/10 23:40
>その陰で、朝日新聞の勧誘員が一軒一軒、ドアのチャイムを鳴らして、「一ヶ月でも
>よいから新聞をとってください」とやつれきった表情で回っている。

 この前ベランダで洗濯物干してたら、外から「1ヶ月でいいんで新聞とって下さい」と
声をかけられてビックリしたぞなもし。まあ結局、断りましたがねえ。

>超高給取りのテレビ局とか新聞社が、銀行系の評論家を集めて経済問題
>を論じても現実離れした空論ばかり。

 まあ、その昔、ベンチャーや起業を盛んに説いていた「編集委員」が、「じゃあ、
**さんが先陣を切って模範を示すべきと思うんだけど、どうなの?」と、宮崎某に
突っ込まれてシドロモドロになってたのを思い出したよ。これも似たようなものですかねえ。
721イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/11 00:23
 まあ、話はいきなり変わるけど、「これは一生モノ」とまで大切に思ってる本が
あったら、今の内に「保存用でもう1冊」買っといた方が良いぞなもし。

 自分もそういうバイブルみたいな本があるんだけど、何回も読んでいる内に
ページが取れてくるわ、背表紙から分解しそうになってます。で、もう1冊買おうと
思ったんだけど、絶版になってるからもうどうしようもない(藁)。

 今のこの業界、「新刊ラッシュの自転車操業」が年々酷くなってるから、絶版になるのも
驚くほど速いのですねえ。重版かからずの初版オンリーなら、2年もたないと考えた方が
よろしい。出版社の管理できる本の点数は「ほぼ一定」だから、新刊が出ればその分だけ
既刊が消えている事になります・・・。
722おフェラーリ三郎:02/12/11 01:28
>>721

おっしゃる通りで、再販制擁護論者は出版点数の多さ=アイテム数の多さをもって
再販制まんせーというのだけれども、そのおかげで単純に商品サイクルが縮まっている
ということを隠蔽するんですな。

>>704
がんばれK文堂!

「講談社、ヤマダ電機に5%ポイント還元から自社出版物を除外するよう要望書送付」
ttp://www.bunkanews.co.jp/sokuho.html

がんばれヤマダでんき!
723金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/11 02:29
ブコーフで図書券が使える件はこないだ日本図書普及と「図書券の使用自体は
問題無いことを確認・図書券加盟店と誤解させる店内表示の撤去・地裁で認定された
賠償の全額放棄」で和解したそうだが、ポイントカードはじきに訴訟が
起こされるんだろうな。もちろん、失敗したら一気に再販制度あぼーんの可能性が
非常に高い諸刃の剣。と言うか、むしろそうなって欲しいものだが。

>>722
アニメイト・ゲーマーズ・とらのあなと言った店の方が「五社系」の取扱額は圧倒的に
大きいはずなんだけどな。もちろん、全店ポイントカード有効。
724金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/12 00:52
講談社社員の現実離れした超高給を考えるとヤマダ電気を応援したいですね。
725金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/12 03:43
726名無し:02/12/12 15:07
なんで未だに返品に対して金を取らないんだろうね? 再販制を
潰さなくても返品コストをちゃんと書店に負担させるようにすれば
大分ましになると思う。

出版産業で何がムダかと言って返品ほどムダな物はない。
返品作業のコスト、結局売れなかった紙の束を印刷・製本するコスト
の損だけでなく、「売れるか分からないけど、どうせ返品できるから
いいや」という安易な注文が増えることの損失がまた大きい。
結果、注文過剰が恒常的になり、いざ本が欲しい時には注文した
部数が入らない。出版社が儲けるためには部数を上げるだけでなく
刷りすぎないようにすることがとても大事で、「ベストセラー倒産」
なんて言葉もあるくらい。

各書店が、売れ筋をちゃんと掴んだり適切な棚作りをしたりして
返品が少なくなるように努力するインセンティブがあれば、要る本、
売れそうな本を絞り込んで仕入れるようになる。そうすればムダな
部数を刷らなくても済むようになり、誰にとっても得になる。今は
そういう努力をしても、全く金銭的に報われない。返品のコストを
全ての書店が均等に負担しているのが現状。

これから新規に取引する書店には、正味を今の条件より増やすのと
引き替えに、段ボール一箱あたり千円くらいの返品料を取ればいい。
そういう書店が増えれば注文過剰は是正され、余計な部数を刷る
必要もなくなるわけだから、出版社にとっては有難い。だから、
良く売れるけど、返品されたらゴミになる見込みの高い書籍 (例えば
芸能人の暴露本とか) は返品有料の書店に優先的に配本するように、
出版社の希望に応じて設定できるようにする。そうすれば既存の
書店でもやる気のある所は返品有料制に切り替えるはず。書店の棚も
個性的になり、森林資源も無駄使いされずといい事づくめ。

経済学的に考えればこうなると思うんだけど…。
727金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/13 00:28
講談社社員の現実離れした超高給を考えるとヤマダ電気を応援したいですね。


728金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/13 00:51
>726
じゃあ、取次の送り付けを何と説明する?
返品覚悟で番線をもらう営業をする版元だって多数居る事実を知っているのか?
729イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/13 23:47
>アニメイト・ゲーマーズ・とらのあなと言った店の方が「五社系」の取扱額は圧倒的に
>大きいはずなんだけどな。もちろん、全店ポイントカード有効。

 まあ、昔は貯まったポイント分「値引き還元」していたけど、今は自社グッズと交換オンリー
になったからねえ。テレホンカードとか〜。虎穴もいつのまにか、値引きからグッズ交換に
なってしまった。その代わり、商業誌でもポイントは付くようになったが・・・。この辺の
事情がよく分からんぞなもし。まあ、値引きといっても同人誌オンリーで商業誌は元から
ダメだったけどねえ。

>726
 ROAじゃないけど(藁)、今はちゃんと書店も「利益率考えて注文してる」から、
そう滅茶苦茶な過剰注文はしていません。取次の物流が止まる年末年始だって、最近は
ストックをそう多く抱えていないはず。。ただ、一旦売れると分かった商品は、確かに
過剰注文が凄いけどね。50冊、100冊は当たり前の世界。だって現金と同じような
ものだもん!(藁)。ほんで〜、売れ残ったら返せばいいと。
730イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/14 00:07
>726

 まあ、729の続きだけど〜。別に返品料なんて取らなくても「買い切り」にすれば
済む話ぞなもし。そうすれば、「取次の送り付け」だってそうそう出来るものではない。
出版社だって、書店から来た注文を「5冊できたのを1冊に、10冊できたのを5冊に、
100冊できたのを10冊に」なんて減数しなくても済む。まあ、それが出来ないから、
こう「身悶えするような状況」が続いてるのだが〜(藁)。

 それに「新刊洪水」の事も考えれば、ダンボールも開けずに「即返品」というのも
あながち分からない話ではない。っていうか、その事も触れないとフェアでは無いです
ねえ。まあ、配本が多過ぎるというのも、その辺の書店さんから見れば贅沢な話では
あるのですが〜。
731金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/16 10:59
すごい初歩的な質問で恐縮なんですが、
古本屋は再販制度に抵触して違法って事にはならないんですか?
再販制度にそこまでの拘束力がないって事なのかな?
732金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/16 15:34
>>731
再販制度除外規定ってのは団体で制度を採用して商売しようと違法じゃありませんよって規定。
本屋が再販制度をしなきゃいけないって規定ではない。
733金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/16 19:46
>>731
(もちろん、実際はそのような法的裏付けなど存在しないのだが)仮に再販制度が
出版業界が考えているような著作権の(実際には有りもしない)「再販価格維持権」の行使だとしても、
それに最も近似している権利である譲渡権(著作権法26条の2)は初回の販売時に消滅する。よって、
消費者が第三者(それが個人であるか古物商を業として営む者かは問わない)へ所有権を価格面始め
いかなる条件で譲渡しても、著作権者なりその執行代理人である出版社に価格面での拘束を行う権利が
存在しないことは明らかである。

なお、独禁法23条に於ける適用除外は不公正な取引方法(昭和57年6月18日公取委告示第15号)のうち
12項(再販売価格の拘束)については見逃してやると言うだけであり、昨今の出版業界が血眼になっている
ポイントカード潰しは、出版業界と同様に再販制度の対象となっている音楽業界ではポイントカード発行が
恒常的に行われている実態などから考えても13項(拘束条件付き取引)に抵触する可能性が極めて高く、
この点ひとつ取っても出版業界の再販制度に対する過信と、そう遠からず自滅に向かう運命は明らかだろう。
734金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/18 01:40
新聞業界は再販制度で不況知らずのボロ儲けです。
新聞記者の冬のボーナスはなんと260万円だそうです。
頼むから記者の給与下げて新聞値下げして下さい。
735金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/19 01:07
退職日の「特別昇給」、全都道府県・政令市で実施判明
http://www.asahi.com/national/update/1218/003.html

新聞記者は脱法行為の再販制度でボロ儲けして庶民には目が飛び出す
ようなボーナス貰っておいて公務員の給料に文句つけるな。
736金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/20 02:48
>>734
新聞社員が1000人で260万円×1000人=26億円

購読者が1000万世帯あって26億円÷1000万=260円

260円÷12ヶ月で、月あたり22円の値下げ。これで計算合ってる?
なんかおもしろくない話題ぞなもし(w
737イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/20 22:52
 まあ、「書店の返品率」の問題の続きだけど〜。最近は信じ難い事に、取次が
ナショナル・チェーン(大手書店)に対して「返品率を下げたら報奨金を付ける」
とまで言い出してます。全くあべこべじゃないのか、と思う今日この頃(藁)。

 そのおかげで「実販率の低い企画物(セット関係)」は、根こそぎ書店から駆逐
される事に。ますます「仕掛け」の類が増えるぞなもし。
738金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/20 23:42
>>736
新聞記者は夏のボーナスも高いんですよ。月給も退職金も高いんです。
739金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/20 23:43
あと年金も庶民には法外な額です。
740金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/21 10:22
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2002/0625naigai-shouhizai.pdf
主要な消費財及びサービスに係る内外価格差調査結果(2001年)について(平成14年6月25日)(
http://www5a.biglobe.ne.jp/~NKSUCKS/journal1.html
内閣府が25日発表した2001年の内外価格差調査によると、東京の新聞価格
は、ニューヨークの2倍、シンガポールの3倍、ロンドンや香港の3割増
などとべらぼうに高く、政府の保護下にあるコメよりも更に価格差が大き
い割高商品であることが分かった。また、雑誌(週刊誌)も東京が主要8
カ国中もっとも高く、規制産業である活字メディア全体として、世界中で
最も高い価格を消費者に支払わせている実態が浮き彫りとなった。
741金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/22 00:16
742金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/23 15:03
ここらでこのスレの議論を一つの成果にしてみようやと言うことで、
出来そうな所から提案。

出版業界が血眼になっているポイントカード潰しは独占禁止法第19条(不公正な取引方法の禁止)に
違反する可能性が極めて高い。確かに同法第23条は「著作物」への適用除外を定めているが、この適用除外は
不公正な取引方法(昭和57年6月18日公正取引委員会告示第15号)第12項(再販売価格の拘束)への
適用除外には成り得てもそれ以外の条項にも幅広く適用される訳ではなく、特にポイントカード潰しは
同じ再販制度の対象となっているCDでは幅広く定着していることから考えても第13項(拘束条件付き取引)に
違反する可能性が極めて高いのではないか?

参考

> (排他条件付取引)
> 11 不当に、相手方が競争者と取引しないことを条件として当該相手方と取引し、
> 競争者の取引の機会を減少させるおそれがあること。
>
> (再販売価格の拘束)
> 12 自己の供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次の各号のいずれかに掲げる拘束の条件をつけて、
> 当該商品を供給すること。
> 一 相手方に対しその販売する当該商品の販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品の販売価格の
>  自由な決定を拘束すること。
> 二 相手方の販売する当該商品を購入する事業者の当該商品の販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させること
>  その他相手方をして当該事業者の当該商品の販売価格の自由な決定を拘束させること。
>
> (拘束条件付取引)
> 13 前二項に該当する行為のほか、相手方とその取引の相手方との取引その他相手方の事業活動を不当に拘束する条件をつけて、
>  当該相手方と取引すること。

そこで、このスレの有志でここまでに寄せられた情報を総括して具体的な事例を独禁法違反で公取委に申告しようではないか。
743金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/23 15:20
竹島いいんちょはナベツネと完全に握っちゃってるよー
744金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/23 15:29

マスコミの力の根源はマスコミの言う通り投票するバカが多数存在すること。

国民がマスコミに踊らされなければ彼らの利権なんてどうにでもなるのだが...
745金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/23 17:21
取りあえず、記者クラブと再販制の廃止を、、
746金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/23 21:32
>>743
しかしポイントカードの件はナベツネと敵対関係にある
講談社にダメージを与える口実にもなり得る罠。

実を言うとナベツネとて、本心から再販制度を信奉している訳ではなく
新聞協会会長の座を獲得し、なおかつ求心力を維持するのに最も都合がいい
スローガンだから「再販絶対護持」を振りかざしているに過ぎない。
あのジジイは激昂にまかせているように見えて恐ろしく計算高い自作自演を
多用しているのだよ。だから、いざ再販制度廃止が決まったら決まったで
支配下の拡張団を総動員して弱小地方紙を片っ端から叩き潰しにかかるだろう。

魚住昭『渡邉恒雄・メディアと権力』は↑のナベツネの本心を匂わせる記述が有って
唸らされたが、出版元の講談社に気を遣ったのか再販制度の話(特に、国会での大暴言)は
ほとんど出て来なかったのが惜しまれる。
747金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/24 17:39
新聞社は再販制度という独禁法違反の例外指定を受けつつ、
特定勢力の意向により公器たるメディアの公正性が失われないよう
株式非公開というのがお約束ですよね。
例として未上場会社四季報に記載された朝日新聞を例にとると、
村上上野の創業者一族の子孫が個人で発行株式の7割超を掌握している事がわかり、
資本金6億円という事業規模に比して明らかに過小資本であります。
このように一方で法律による特権的利益を受けつつ、他方で市場による監視が作用しない閉鎖的会社の体裁をとることは相乗的に腐敗が発生する原因となりませんか?
>>747

> 特定勢力の意向により公器たるメディアの公正性が失われないよう
> 株式非公開というのがお約束ですよね。

同じメディアでも放送局は株式上場しているが(但し、外国資本が20%を超えてはならないと言う
規制はある)。海外の新聞社は株式上場しているのだろうか?

株式上場している放送局:
日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日(以上、東証1部)・ニッポン放送(東証2部)・
朝日放送(大証2部)・中部日本放送(名証1部)・RKB毎日放送(福証)・新潟放送(JASDAQ)

テレビ東京・関西テレビも近く上場予定。
749金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/25 02:54
財界、政界の実力者、官僚の師弟の入社枠作ってベッタリ癒着しておきながら
株式非公開にしても無意味。マスコミの権力との癒着は重傷だ。
>>748
WOWOW(東証マザーズ)・スカイパーフェクトコミュニケーションズ(大証ヘラクレス)も
751金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/25 22:30
新聞記者のボーナスに驚愕!!
http://www.shinbunroren.or.jp/cgi-bin/nego/html/index.html

みなさん、日本の新聞価格は世界一高いこと知ってますか?
新聞社ボロ儲けです。
752金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/25 22:43
おまえらが新聞を取るからやろ。
753金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/26 06:43
だれか、インターネット新聞出すやつ、いねえか、無料でな。
広告は見てやってもいいぞ。
754金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/12/29 12:17
経済特区での新聞安売りに期待しましょう。
新聞業界は煽るだけでなく自ら血を流してくれる筈です。
755イナゾウ:02/12/30 21:43
>同じメディアでも放送局は株式上場しているが(但し、外国資本が20%を超えてはならないと言う
>規制はある)。海外の新聞社は株式上場しているのだろうか?

 名前はどこか忘れたけど〜。海外の著名な新聞が、某宗教系団体の傘下に
買収されてしまって、これまた有名なそこの記者が辞表を叩きつけた、な〜んて
話がありますねえ。
756イナゾウ:02/12/30 21:45
 保全上げ〜。
>>753
どこの新聞社でもやってるじゃん。
オンライン情報を広告として本紙の宣伝をしているんでしょ。

>>756
ageなくても書き込みがあればdat落ちしません。
書店は元旦から営業してるぞ。
出版社も働け。
758イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/31 10:31
 まあ、取次ぎ(物流)が正月休みで止まってしまうと、出版社も仕事になり
ませんからねえ。た〜だし、正月でも会社に来ている編集者は結構いるかもしれん(藁)。

 まあ、インショップの書店だと、ビル全体に合わせないといけないからキツイです。
例えば、ダイエーだと元旦から営業しているんじゃなかったかしらん?。必然的に
その中に入っている書店も元旦から営業ぞなもし。

 もっと悲惨な例だと、初売りで8時開店で書店もそうなってしまうケースさね(藁)。
>>758
元旦から営業、ご苦労さん。
来年も万引きの年だろうね。
版元にとって、万引き=売上。新年からガンガン
ドキュソに働いてもらわないと。
こちとらそれで、夏ボーナス200万もらえるのだから。
760イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/31 11:43
 いや〜ん。正月は実家で骨休みに決まっているぞなもし。むしろ、
東京に戻れるかどうかが不安。一人だと油断して新幹線の指定席を
取っていないんですねえ(藁)。

>版元にとって、万引き=売上。新年からガンガン
>ドキュソに働いてもらわないと。

 なかなか斬新な意見だ。その発想は評価できますが、書店員さんに
そのまんま言ったら「犬に喰われろ!!」と罵られますねえ。
>>760
ブックオフは、元旦より営業。
買取をお待ちしております。
ガンガンいきましょう。
762イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/31 17:22
 いやあ、早速今日の新聞チラシに入ってましたよ。「ブコーフは元旦から営業」って(藁)。
まあ、かくいう自分も、ごくたま〜にブコーフを利用する事があります。以前、探していた
「絶版ものの漫画」を運良く見つけたことがある。あれは神懸り的幸運だった・・・。

 まあ、99.999%は書店さんで買ってますけどね〜。それに自分は付箋代わりに
本の「ページ隅を折る」癖があるので、どうあがいてもブコーフに本は売れない(藁)。

 書店の万引き問題に一言添えるなら、万引き被害相当額を「損金処理できる」ように
税務署が認めてやればいいんですけどね〜。しかし、これがなかなか認めてくれない。
763イナゾウ@ビブリオマニア:02/12/31 17:23
 いやあ、早速今日の新聞チラシに入ってましたよ。「ブコーフは元旦から営業」って(藁)。
まあ、かくいう自分も、ごくたま〜にブコーフを利用する事があります。以前、探していた
「絶版ものの漫画」を運良く見つけたことがある。あれは神懸り的幸運だった・・・。

 まあ、99.999%は書店さんで買ってますけどね〜。それに自分は付箋代わりに
「本のページ隅を折る」癖があるので、どうあがいてもブコーフに本は売れない(藁)。

 書店の万引き問題に一言添えるなら、万引き被害相当額を「損金処理できる」ように
税務署が認めてやればいいんですけどね〜。これがなかなか認めてくれないけど〜。
 スマソ。二重カキコだった・・・。鬱陀氏脳・・・(藁)。
少年マガジンがGWも休まず発売したことに出版労連が抗議するぐらいだから……。
休日、正月、配送便休みの為バイト中心のシフトです。
万引き作戦実施中、警戒せよ。
万引きを損金で認めると、書店の脱税やりやすいね、だから駄目じゃない。
767イナゾウ@ビブリオマニア:03/01/01 17:27
>万引きを損金で認めると、書店の脱税やりやすいね、だから駄目じゃない。

 まあ、何十年も前から税務署と書店の間で「認めてくれ、いや認めない」の
押し問答が続いているからねえ。結局、税務署が認めてくれるのは、汚れ・
破損、スリップ紛失等で「取次ぎに返品できなくなった本」を書店さんが
古本屋に売って生じた損失額だけになるぞなもし。

 一度、万引きの現場に居合わせた事があるけど、逃げる犯人と追う店員が
エスカレーターを逆走してきて、なかなか迫力がありました(藁)。

 とりあえず万引き犯は「両手首切断」という事で〜。
768オーガ昌宏:03/01/01 23:14
図書館に配架された分を損金処理していいですか?>税務署
万引き問題の一番の問題は、
損失は全て書店で、版元・取次は売上になるので関係なし。
版元は、所詮書店フゼイと思っていますから。
これ客注問題と同じじゃない。
770イナゾウ@ビブリオマニア:03/01/02 11:38
 以前、書店で店員さんと話していたら、

「あれ?。これ売れてないはずなのに、いつのまにか減ってる。ちょっと
 調べてみるわ。(端末に打ち込んで来る)うわ〜、やっぱりヤラれてた!。
 この本、アンタんところの商品なんだから、万引きでやられた分は
 献本してんくんない?。」

 な〜んて、言われた事がありましたけどねえ。もちろん、笑ってごまかし
ましたぞなもし(藁)。

 まあ、客注問題も同様ですかねえ。まだ、返品できるだけマシかと。
鍵のかかったガラスケースにでも入れとけや。
772金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/02 21:11
出版業界の皆様へ

ポイントカード潰しは独禁法23条の適用除外を受けられませんよ〜ラララ♪
773金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/02 21:23
>>772
出版業界の業界団体も、一応弁護士には相談してると思うよ?
その上で、ポイントカード潰しをしてるのかどうかは知らないけど。
774金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/03 10:09
>>773
では、何故同じ再販商品であるCDを出しているレコード会社は
ポイントカード潰しをしていないのか激しく謎。
775金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/04 10:05
四季報1冊1750円ぐらいで、CD-ROM版う〜ん確か5600円これも、再販価格の影響?

CD-ROM版なんだから同じ1750円ぐらいにして欲しい。
776金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/04 10:11
ドイツでは裁判で「CD-ROMも紙媒体と同内容を収録している場合は
再販制度の対象」と言う判断が下されているが、日本はどうなのか知らん。
777山崎渉:03/01/07 06:51
(^^)
778金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/09 01:40
ポイントカードだけど、基本的に再販価格維持契約を結んでよろしいという
規定がある限り、結局のところいかなる手段を持っても再販価格維持をさせて
オッケー、ということなんですよ。

再販価格維持契約を結んだ時点で、小売店にはその定価を維持する義務が生じるわけで、
小売りがその義務を怠っている限り、ポイントカードやめろ、と言っていことになる。

ポイントカードは実質的には値引き販売でありますからして、これを認めると、
本来の再販価格維持契約オッケー、という規定そのものが無意味化してしまうわけ
ぞなもし。

だからポイントカードをつぶそうとしても法的には別に結構なんです。
以上は原則論。

CDはオッケーなのに、出版はなぜだめかと言えば、単純に音楽産業はすこし柔軟で、
出版業界はもっと原理主義的(藁)だということに尽きるんじゃないの?

そういうわけで、やっぱり独禁法をいじらなきゃダメなんですよ。
そうじゃないといつまでたっても、独禁法を錦の御旗にされちゃうからね。
779金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/09 19:48
>>778
いや、公取委は一昨年「ポイントカードは金券などの景品と同様に
解釈され得るものであり全く問題無い」と言う見解を明らかにしている訳ですが。
780イナゾウ@ビブリオマニア:03/01/12 02:52
 まあ、公取委によれば、ポイントカードの是非は「当該事業者間で判断しろ」
との事です。よって力関係で強い方の意見が通る。ジャイアニズム万歳!(藁)。

 ただ、再販制度が硬直的な運用になっているから、弾力的な運用が望まれると
釘は刺してはいるのですけどね〜。

 そういえば、人文系出版社の藤原書店なんかは、直接注文だと10%分のポイント
を付けるとか以前言ってたから、取次ぎ・書店を通さないやり方なら、可能性はある
という事かしらん?。
781金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 02:57
 ポイントも7パーセントまでいいってことになってるね。実質公取は再販制度をうちから壊そうとしてるんじゃないかと思われ・・・
782イナゾウ@ビブリオマニア:03/01/12 03:02
 7%もポイント付けてくれたら、書籍に年間100万以上使っている
自分の家計は凄い事に!。でも調子に乗って、貯まったポイント以上に
余計に本を買う罠(藁)。
783金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 03:14
 それはすごい。ただ、7パーセントもポイントつけられる書店なんて
ないんじゃないかと思われ
784金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 03:15
価格の変動リスクがないといろいろできていいよなぁ。
煙草と本くらいだよな。価格が変わらないのって。
これはむしろ生鮮食品以外の全業種に当てはめるべきだとおもうよ。
燃料、電気製品、米、酒、などなど。
不当廉売多すぎ。
785金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 03:27
 たばこはほとんどが税金だけどね。
全業種にあてはめたら・・・
いったいどうなるんだろ。
あまりいい世の中にはならん気がする
786金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 03:29
>>784

いくら不当廉売が問題でも、食管法時代に戻るのはたくさんだ。
787金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/12 03:50
 ポイントカード割引の原資を得るために、取次ぎを中抜きして、
出版社と直接取引きをするような書店はないのか。
そんなことはこの業界全体がゆるさないのか

>>787
角川は再販制度廃止後を睨んで直販体制にシフトしている。
ポイントカードにどう言う対応をしているのかは知らんが。
>>788
具体的にどんなことしているの?
業務提携なんかのグループ化のこと?
トーハン・日販を通さず小売に直販(取次経由ルートもあるにはあるが)。
メディアワークス・主婦の友社・同朋舎などが角川ルートの販路を使用しているのは
有名だぁね。
791金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/19 22:30
本は石けんとはちがう。
石けんであれば生活必需品。
A社の石けんが高いとなれば、B社の安い石けんで代替需要をまかなえるが、
C社の「石けんに関する本」とD社の「石けんに関する本」を比べて、
C社の本が高いからD社の本で代替需要をまかなうというわけにはいかない。
一口に「石けんに関する本」と言っても、
「石けんの歴史」に関する本とか、
「石けんの種類」に関する本とか、
「石けんの通信販売」に関する本とか様々で、同じ本は二つとして存在しない。
また、同じ「石けんの歴史」に関する本であっても、著者が代われば、内容や切り口
も全く異なる。
書籍は、代替需要が全く見込めない商品なのです。
792金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/19 22:49
>>262
本の生産の場合、
版を作るための費用がほとんどを占めていて、
一度版を作ってしまうと、それ以降は二束三文なんです。
たとえば、1000部印刷しても1万部印刷しても
印刷費はほとんど同じなんです。
印刷費などで計100万円かかるとして、
10000部印刷した場合は、定価が500円でも採算があうけど、
1000部しか印刷しない場合は2000円とか2500円くらいにしないと
採算が合わないんです。
だから、本の場合は、大量に印刷して委託で撒けば、返品を考慮しても
なんとか採算が合うのですが、
買い切り制だと、思い切り印刷部数を少なくして、定価も高くせざるを得ないのです。
石けんは違うでしょ?
1000個作る場合と10000個作る場合では、後者のほうが10倍もコストがかかる。
なんか久しぶりに香ばしいヤシが現れたな。
794山崎渉:03/01/20 12:56
(^^;
前回は「石鹸箱」だったが今回は「石けん」らしい。
796金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/28 02:18
経済特区では新聞販売店の値引き販売を認めてはどうでしょうか。
新聞業界は他業界の尻を叩くだけでなく率先して痛みを分かつよう
にしてください。
797金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/01/29 19:26
798金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/01 11:03
このデフレの時代に新聞価格だけ高止まり、朝日と読売の価格が全く同じ
というのはどういう事だ!闇カルテル以外考えられるか。
799金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/01 11:49
おれは良い洋書には何万円も出すけどな。
おれみたいな人間は少数派だという主張はそのとおりだと思う。
結局、誰のための本か?
という疑問でしかないような気もする。
800金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/04 17:03
>>798
同じ新聞でも大阪本社版は東京本社版より8ページも少ないのに同じ値段です。
801金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/06 20:13
20世紀フォックス日本支社、映画館の値引き妨害
http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003020603734

「頒布権=再販価格維持権」の図式はもはや崩壊した。公取委にはこの調子で
「著作権法には明文化こそされていないが再販価格維持権が存在する」と言うデマゴーグ共の
駆逐に全力を挙げて欲しい。
802金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/06 23:35
構造改革特区
新聞販売店による新聞の値下げ競争を認めろ。
新聞業界はひと事の様に考えず自ら血を流せ。
803金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/09 13:02
構造改革特区では新聞業界も利権を捨てて血を流せ!
804金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/11 19:28
805金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/16 12:40
誰か教えて下さい。
朝日と読売の新聞購読料が全く同じ理由。
新聞社は売り上げが落ちて火の車なのに値下げ競争しない理由。
構造改革経済特区での新聞販売店による値下げ販売をしない理由。
806金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/16 12:46
新聞なんて買わなくとも生活できるだろ。
807イナゾウ:03/02/22 02:46
>本の生産の場合、
>版を作るための費用がほとんどを占めていて、
>一度版を作ってしまうと、それ以降は二束三文なんです。

 まあ、「名刺」と同じように考えればいいさね。刻印の入った新しい名刺を
作ったら、版だけで8000円近く掛かりました。後は紙代だから、何百枚刷ろうが
大して掛からん。
808金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/23 09:00
講談社、戦後初の赤字転落
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200302/21/20030221k0000e020020000c.html

avex並の責任転嫁オンパレード?
809金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 13:52
>>805
ここであなたが何を主張しようが、
再販制の論議がテレビや新聞・雑誌・書籍などでなされることは
未来永劫ありえません。
これらの業界は全て利害を共有しているからです。
内閣が検討をはじめても、その論議が報道されることは絶対にありません。
ここだけで一生やっていなさい。
810金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 13:59
再販制を批判している経済学者が、ある出版社に持論を
出版できないかどうか打診したそうな。
で、結果は「ご縁がなかったということで」。。。
再販制に反対する経済学者の著作が日本の出版社から出版されることは
ほぼ100%ありえません。
ここで何を主張しようが、現実は絶対にかわりません。
あしからず。
811金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:01
再販制を批判している経済学者は、自著を同人誌印刷会社で印刷して、
自転車に積んで一冊ずつ売り歩いてみてはいかがでしょうか?
現実的な解決策だと思いますよ。
じゃ、がんばってね(w
812金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:17
再販価格維持制度と、販売委託制度との議論が意図的に混同されている点が胡散臭がられているのです。
どの道、出版業界の未来は暗い。
ほっとけば、そのうち沈没。めでたし。
814金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:35
再販価格維持制度継続、販売委託制度継続⇒現状維持…沈没
再販価格維持制度撤廃、販売委託制度撤廃⇒弱小出版社の倒産・淘汰
再販価格維持制度撤廃、販売委託制度継続⇒一部雑誌の低廉化、書籍全般の価格上昇
再販価格維持制度継続、販売委託制度撤廃⇒岩波による一社独裁
815金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:38
ブックオフへ行けば去年出た本が100円コーナーに並んでいたりする。
本屋でチョット前に出た本を買うのなんてまったくばからし。
816金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:40
書店からの返品を受け入れるかどうかは、出版社の自由な選択に任せていいと思うんですよ。

再販価格維持制度については、国民が貧しく書物と無縁の人が多いと考える向きには、
図書館を作るか、再販価格維持制度を導入するか、あるいはその両方をすべきであると
政府が検討する必要があります。
817金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:50
>>275
要するに、再販売制度の廃止によって、価格が2000円から
500円に下がったとする。
著者への印税は価格の10%程度だが、この場合1冊あたりの印税額は
2〇〇円から50円に下がる。
印刷部数を1000部とすると、著者の取り分は20万円から5万円に下がる。
反対派は本を書いたことあります?
しんどい思いしてやっと書き終えた作品が5万円(w
こんなんでだれが本を書くかって言うの?
本を書く人が少なくなれば、出版物のバラエティが失われる。
818金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 14:51
>>817
再販価格維持制度が撤廃されれば、明らかに出版点数が減るでしょうね。
819金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 15:05
メルマガと似たり寄ったり程度の本は出版しなくてもいいよ。
820金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/24 15:13
>>360
要するに、書店網も一から整備して、取引する出版社も
ゼロから開拓して、さっさと出版業に進出すればいいじゃんてこと。
だれも止めやしないよ。
そんな法律ないし。
ダイソーが似たようなことしてる。おれはダイソーに期待しているよ。いろんな意味でね。
自信満々で進出したようだから。
ディスカウントして本がじゃんじゃん売れるのならだれだってしてるよ。

>>810
文芸社なら印刷してくれるよ。
822金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 01:48
編集「ムラカミ先生、今度の作品も素晴らしい売れ行きです。
ウニベのカブカ、希望小売価格2000円での販売でしたが、
売れ行きがいいため値下げしました。店頭価格は800円くらいです」

ムラカミ「。。。。。。」

編集「先生、印税ですが、初版部数1万部で、価格800円、印税率10%で、
合計80万円。今週中にお振込みしておきます」

ムラカミ「。。。。。。(顔まっかっか)」


後日、ムラカミ先生から、「もう作家は引退する」との電話がありましたとさ。。。



「良い本を安い価格で手に入れたい」・・・。こうした気持ちは分かる。
ただ、作家に良い本を書いてもらうには、作家の創作意欲を刺激する必要があることは
理解できるのではないだろうか?
カネが全てだとは言わないが、作家はそれこそ「叩けばペンを走らせる機械」などではないのである。
作品が正等に評価されなければ、創作意欲などなくなってしまう。

俺はダイソーには期待しているよ。
聞くところによると、ダイソーの小説は価格100円で初版10万部だそうな。
印税率10%として、100万円。
印税100万円の作家が10万部ものヒット作品を書けるだろうという予測は
どうやったら出せるのだろうか?
823金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:05
再販制廃止派の間違っているところは
作家を「叩けばペンを走らせる機械」などと考えているところ。
村上春樹が渾身の力をこめて「海辺のカフカ」を書いたのはなぜか?
作品が正等に評価されて、対価として金がもらえるからだ。
もちろん、カネが全てだとは言わないが、作品が正等に評価されなければ
創作意欲などなくなってしまう。

再販制廃止派の間違っているところは、「価格が下がっても、作家の創作意欲は下がらない」と
考えているところ。
再販制下の場合、海辺のカフカが定価2000円、初版10万部、印税率10%とすると
印税総額は2000万円。
100万部まで増刷されれば2億円。
俺は村上先生の作品であれば、これくらいの金が払われるのは当然だと考える。
だって、他の人間が「海辺のカフカ」ほどの作品を書くことはまず無理だからね。

見方を変えれば、再販制廃止派は
「素人だって海辺のカフカぐらい余裕で書ける」と考えているようなもの。
印税額が半分に下がってしまったら、村上先生は作品を書いてくれなくなる。

824金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:31
そんな素晴らしい作品なら再販制が廃止されて定価1万円になっても
売れるから大丈夫。なんで800円で売る道理がある? アホですか?
もともとそんな価値がなくて800円でしか売れなくなるのなら所詮
それだけのものだったってことだからしょうがないけどね。
825金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:35
作品の質というのは、「作家の創作意欲」に極めて強い影響を受ける。
小説は(実用書でも何でもそうだが)「一定時間をかければ一定の作品が一定量生産できる」という
性質のものではない。
作家なら分かると思うが、その日の気分や体調によってスラスラペンが走ることもあるし、
逆もある。
カネが全てだとは言わないが、作家にとってカネが強いインセンティブになっているのも事実。
価格が下がれば印税も下がり、したがって作家の印税額も当然下がる。
作家の印税額が下がってしまったら、才能のある作家ほどやる気を無くすでしょうね。
で、安い印税で「生産」される作品と言うのは、やはり質も下がる。
質が下がれば売れない。
外形的にはともかく、内容的には「真っ白なノート」となんらかわらない小説が「大量生産」されるようになる。
読んでも面白くもない作品など、興味のない者にとっては「真っ白なノート」と
なんら変わりないからだ。
そりゃあ、価格こそ安いかもしれないが。。。
文学作品はテレビやステレオではない。
テレビやステレオは、価格が下がろうがなんだろうが、生産ラインがヘソまげて
生産される商品の質が下がるということはないが、文学作品は違うのである。
826金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:40
>>824
ご自分で徹夜してでも小説を一本でもよいから書いてみなさい。
その小説を1000円で買ってあげるから。
827金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:42
>>823
その村上春樹が日本文芸家協会内でも有力な再販制度批判の論客なのを知ってて言ってるのか?
「日本の出版業界は言論の自由を謳いながら再販制度批判を封殺している。これは恥ずべきことだ」と。
828金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/25 02:44
>>824
わかってないね。
「価格が下がらない」ということは「印税が下がらない」ということで、
そのこと自体が作家の創作意欲を維持できる「保険」のようなものだ。
価格が下がらないからこそ作家が安心して作品の執筆に全力を尽くせうるのである。
経済板に経済を知らん出版業界関係者が来てますなぁ。

村上春樹はもっと高い印税率を提示したところで書くようになるだけのこと。
>>829
経済屋が経済を理解していないから不景気なんじゃないのか?
すべて金で解決できると思っているあたりお坊ちゃまクンの主題歌を思い出すな。

作家みたいな後ろ盾の無い仕事をしていると人間関係のいい所が一番重要になってくるよ。
831金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/26 09:51
刑惨省まで再販擁護かよ!
http://www.yomiuri.co.jp/top/20030226it01.htm
>>825
質問だけど、「作品の質」ってのは誰が決めるんだ?
833金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/02/28 18:13
なんかまたアカ日が図書館バッシングやってたね。
「図書館を利用するヤシはモラルが低すぎる。その行動が出版業界(=再販制度)を
死に至らしめていることを自覚しろやゴルァ」とかなんとか。
834イナゾウ@ビブリオマニア:03/03/02 00:30
 皆さん、作家の印税ばかり気にしていらっしゃいますが、仮にも彼らは
先生と呼ばれる方々です。世の中には「フリーのライター」という、本当に
後ろ盾の無い人が大勢いらっしゃいるのですよ〜ん。

 名刺の肩書きは、まんま「フリーライター」であったり「ジャーナリスト」
だったりしますけど。出版社の駆け出しにプロパー社員というだけの理由で、
妙に気を使わなければならなかったり、原稿料が1枚2000円ぐらいだったり
(10枚書いても2万円だ・・・)彼らこそ大変です。
835金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/04 21:28
銀行が出版社に「再販制度に甘えてたら金貸してやらんぞ」と
圧力を懸けるのはアリだろうか? イギリスではこれが再販制度あぼーんの
引き金になったと言う話だが。
836金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/04 21:45
>>835
なぜ日本の銀行が消費者のためにそんなことをしてやる義理がある?

出版社が再販制度に甘えて利益上げているんなら
銀行が不良債権を自分で作るようなものだし

再販制度が出版社の利益と関係ないなら、銀行がそのようなことを申し入れる意味がない
837金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/04 23:13
>>835
イギリスの銀行は、出版業界は自由競争した方が利益が出ると考えていた、
ということか・・・?
838金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/04 23:33
>>836
だから、日本でも今みたいなガチガチの再販制度を続けてたら
利益が出ない市場構造になって来ているんだよ。出版業界はその事実を認めたくないから
古本屋・図書館・漫画喫茶・ポイントカードに責任転嫁し続けている。
839金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/04 23:40
>>838
利益が出ないんだったら再販制度はやめるのではないのか?
出版業界は非合理的に再販制度を維持しているのか?
840金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/05 00:19
>>839
講談社や小学館のような大手や二大取次は「再販制度を廃止したら
現状よりもっと悪くなる」と信じ込んでしまっている(一昨年の3月に「当面の間は
存続」の答申が出されるまで10年ぐらい「再販制度絶対護持」をわめき続けて
いたから今更引っ込みが付かないのかも知れんが)。ポイントカード導入に
踏み切った書店や中小の出版社、それに大手でも自社流通をやっている角川は
「もしかしたら再販制度が足を引っ張っているんじゃないか」と気づき始め、色々と
試行錯誤している状態だが二大取次の寡占や出版労連の妨害などでなかなか大胆な
緩和には踏み切れないでいる。
841金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/05 00:22
>>840
では別にほっといても利益が上がるほうが勝つだろう。
おせっかいする意味はない。
銀行としてはとくに
842金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/05 00:30
《「再販制度絶対護持」を掲げる抵抗勢力一覧》

文部科学省 http://www.mext.go.jp/
文化庁 http://www.bunka.go.jp/
(社)日本新聞協会 http://www.pressnet.or.jp/
(社)日本書籍出版協会 http://www.jbpa.or.jp/
(社)日本雑誌協会 http://www.j-magazine.or.jp/
(社)日本出版取次協会 http://www.torikyo.jp/
(社)日本書店組合連合会 http://www.shoten.co.jp/
(社)日本ペンクラブ http://www.japanpen.or.jp/
(社)日本レコード協会 http://www.riaj.or.jp/
(社)日本音楽著作権協会 http://www.jasrac.or.jp/
(労)日本新聞労働組合連合会 http://www.shinbunroren.or.jp/
(労)日本出版労働組合連合会 http://www.ne.jp/asahi/jfpw/unions/

※(社)日本文芸家協会は江藤淳が理事長だった頃は「再販制度絶対護持」だったが、
江藤の死後は村上春樹・夏目房之助ら再販制度に懐疑的な会員の発言力が増しており
2001年3月の提言でも「再販制度に問題が有れば見直しにやぶさかではない」と
している。また、(社)日本図書館協会は再販制度支持を表明していたが今では
出版業界に「再販制度の敵」とみなされ、糾弾されている。

《おまけ・「俺たちにも再販制度をよこせ」と無謀な要求をしている勢力一覧》

(社)コンピュータソフトウェア著作権協会 http://www.accsjp.or.jp/
(社)コンピュータエンターテインメント協会 http://www.cesa.or.jp/
(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会 http://www.jpsa.or.jp/
(社)日本映像ソフト協会 http://www.jva-net.or.jp/
843金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/05 20:18
町田市立図書館・NHK「クローズアップ現代」に対する図書館の見解
http://www.city.machida.tokyo.jp/new/oshirase/new0201_05.html

東京都町田市は全国でも数少ない地方交付税不交付(=黒字)団体な訳だが、
そこでの資料費内訳が上記のようなものであるとすれば他の地方交付税に
頼っている自治体でさらに資料費が切り詰められているのは想像に難くない。
出版業界へのアガリが法制化された場合、そのような状況に追い打ちをかけて
ただでさえG8の中でも最低レベルの人口当たり設置館数・資料割り当て数で
「文化貧国」と蔭口を叩かれている状況を悪化させこそすれ好転させることは
有り得ないだろう。
844金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/05 23:07
構造改革特区で血を流さないのはマスコミだけですね。
高見の見物ですか。 特区では再販制御免の販売認めろ!
845名無しさん@3周年:03/03/05 23:11
>840
現状では再販制度は既得権益団体の保護制度として機能していて、
新規参入障壁になってるんだな。
846金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/06 01:26
>>844
多額の税金が無駄遣いされている政府や地方自体・特殊法人と
民間の業界を比較すること自体がおかしい。
再販制といったって、税金は一銭も使われてはいない。
そんなことよりも、公正取引委員会こそ公務員で、ろくな仕事もしていないのだから
「行政改革」「小さな政府」の方針に従って権限と人員を縮小すべきなんだよ。
大手マスコミが本気になってやろうと思えば、簡単にやれるはず。
中堅の新潮社や文芸春秋あたりですら、政治家の首の一つやふたつ飛ばすのは
わけのないこと。
マスコミだけは敵にまわさないほうが良いと思う。
847金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/06 03:48
>>843

前にも出た話だが、そのとき出たデータでは図書館数(人口比)の国際比較は
あまり意味がないものだった。
諸外国のデータに含まれる図書館には、一館あたりの蔵書数が数千程度しかないものも
含まれていることが多い。843は「G8で最低」と言っているデータを出してみてほしい。

公共図書館の役割は憲法で保障されている最低限の文化的生活を担保するための
いわばセーフティネットとして、また当代最高水準の知的環境を提供する特殊機関で
あるべきであって(この二つは矛盾しない)、たとえ数万円程度であろうとベストセラーの
複本を50冊もそろえるべきではない。その50冊がそれぞれ何回転するか考えてみればよい。
税金で運営されている機関は民業を圧迫せぬようつとめるべきなのは当然。
民業栄えて税金が払えるのだから。
848843:03/03/06 04:14
出版業界の言い分には全く共感を覚えないが、図書館側の姿勢にも
疑問とするところはある。それは1995年のJLA総会で再販制度支持を決議し、
現在もなおむそれに引きずられたままの状態にありながら出版業界に
「再販制度の敵」として弾劾されていることだ。図書館は堂々と胸を張って
「我々が少部数の『良書』を買い支えるから再販制度が無くなっても
心配しないで欲しい」と出版業界のバックアップに回れば良いのだ。

>>847

      人口(千人) 図書館数(1館人口) 蔵書数(千)(1人当) 登録者数(千)(%)
日本    125,570(95)  1,950(90)(64,395)  161,694(1.3冊)  16,038(13%)
ドイツ   79,365(90)  13,032(95)(6,090)   123,288(1.6冊)     --
イギリス  56,352(90)  24,869(94)(2,265)   129,612(2.3冊)   33,678(60%)
フランス  56,634(90)  3,366(95)(16,825)   95,000(1.7冊)    6,300(11%)
カナダ   28,847(96)  3,672(95)(7,855)   70,077(2.4冊)     --
イタリア  59,104(91)  2,366(90)(24,980)   80,030(1.4冊)    6,756(11%)
ロシア   147,022(89)  96,177(95)(1,528)  983,356(6.6冊)   54,201(37%)

出典「世界の統計・2000」※アメリカは統計なし

> その50冊がそれぞれ何回転するか考えてみればよい。

「中古屋を潰せばその分だけ新品が売れる」と言って無謀な法廷闘争を仕掛け、
最高裁で敗れ去って自滅したゲーム業界の愚を知らない訳ではあるまいに。
「1冊あたり10回転する50冊を置かせなければ新刊が500冊売れる」なんてのは、
出版業界が今みたいなガチガチの再販制度を続けている限り幻想を通り越して
妄想の域を出んのだよ。

http://www.translan.com/jucc/precedent-2002-04-25a.html
849金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/06 19:52
このデフレの時代に売り上げ落ちてる癖に値下げしないのはおかしい。朝日と読売
が全く同じ値段なのは更におかしい。価格を申し合わせてるんじゃないの?
再販制に抗議するためにブコフでしか本は買いません。
>>850
そして出版業界はますます再販制度に固執する罠。
どうにかしてこのスパイラルを断ち切らんと業界の行き着く先に
正真正銘の破滅が待っているのは必定なんだが。
852金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:16
>>848

たぶん同じデータだ。よく見てほしい。
日本の場合、総蔵書数は各国と比べても遜色ない。
逆にこのレベルで図書館数がやたら多い国というのは、
図書館の規模がきわめて小さいことを示している。

このデータによれば日本の総蔵書数は161,694,000冊。図書館数の1,950で割ると
一館あたりの蔵書数は82,920冊。

同様にドイツは一館あたり9,460冊。イギリス5,212冊(!)、
フランス28,223冊、カナダ19,084冊、イタリア33,825冊、
ロシヤ10,224冊となる(検算してないから間違ってるかもしれない)。

近所に蔵書6万の区立図書館があるが、全く使えない。
少なくとも十万冊を超えなければ、ちょっとした調べもの
(そもそもちょっとした調べもののために図書館はある)がしたくても
機能しないことが多い。
これは主観だから、10万という蔵書数にこだわってるわけじゃないんだが、
イギリスなんか、5000冊だよ、平均蔵書が。
これで図書館でござい、図書館が多うございましょうと威張られても困るじゃないか。
これなら小学校の図書室レベルだ。下手したらちょっとした本好きのレベル。

それに漏れは、図書館で回転する書籍がなくなるぶん同量の新刊が売れるとは
一言も言ってないぜ。あなたの妄想のほうがひどいのではないか。
853金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:25
>>851
業界関係者じゃなきゃ別にそれでもいいんじゃない
854金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:27
???
????????????????????????????????????
?????????????????????????????????????????
?????????
855金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:29
追加。
ちなみに、上記の国のうち少なくともイギリス、ドイツ、フランス、カナダでは
公貸権が認められている(貸し出し数に応じて著作権者が公共部門からお金をもらえる)。
日本には勿論ない。
856金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:33
さらに追加。
不安になってきた。日本の公共図書館数が1950館しかないって?
このデータ、間違いじゃないよね?
各国で図書館の定義がかなり違うのではないかしら。
857金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 00:38
>>856
日本だと図書館はでかい図書館の分館になっている建物が多いけど
この統計だとどういう区分なんだろう?

分館ひっくるめてひとつなんだろうか
858金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 01:47
>>852
> それに漏れは、図書館で回転する書籍がなくなるぶん同量の新刊が売れるとは
> 一言も言ってないぜ。あなたの妄想のほうがひどいのではないか。

「50冊複本がある本を100回貸し出せば、それだけで5000部売れたのと同じことになる。」
(佐野眞一「誰が本を殺すのか」345ページ)

>>855
日本の出版業界は「著作権の重要性をわからせる為」と称して利用者からダイレクトで徴収しろと
公貸権の制度を根本的に曲解した要求をしている。それと

> 日本には勿論ない。

これは誤り。日本では映像ソフトのみこの制度が存在する(レンタルビデオと同様
「レンタル用」の市販用より高額なソフトを購入する方式)。

中途半端な知識で噛み付かない方が身の為だ。ヴォケ。
取り敢えず、再販擁護派は人の話を全く聞かない・
都合が悪い事実を持ち出されると逆ギレするしか能が無い・
自分は絶対に悪くないと開き直る、と言う結論が
出たって事でファイナル・アンサー?
860金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 02:50
>>858

だからなんで佐野の言ってることがオレの言ってることと関係があるの?
妄想にもほどがある。ほとんど病……(以下自粛)

> 日本には勿論ない。

 >これは誤り。

これはよくできました(笑)。
言い直しましょう。書籍出版物に関しては日本に公貸権はない。
なんにせよくだんの町田市図書館は予算をちゃんと取れるように頑張ってほしいもんだな。
その予算はベストセラーの複本なんぞ使わないでほしい。
んなことするから、出版業界によけいな揚げ足をとられるわけだよ。
861金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 03:03
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5695

この新聞全体通して言えるけど、書店組合の腐りようといったらない。
「取り次ぎを通してやめさせてもらいました」
ゲシュタポか。
862金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 11:02
>>858
>「50冊複本がある本を100回貸し出せば、それだけで5000部売れたのと同じことになる。」
図書館で本を借りることができなくなってもその本を買うとは限らん。

俺だったら本屋に立ち読みに行くか、読むことをあきらめる本も多い

863金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/07 13:15
>>859
それがどうした?
>>861

こっちも読むとさらに業界の腐れっぷりがよくわかるよ。

http://www.shinbunka.co.jp/
>>856
図書館数に付いている(90)ってのは1990年って事でしょ。
ちょっと古い資料だよね。
http://www.jla.or.jp/2001pub.html

http://www.jla.or.jp/2001pub.html

ついでに2000年と2001年の図書館数。

http://www.jla.or.jp/sinkan01.htm

増えている図書館。

出版と図書館は喧嘩するな。
仲良き事は美しき哉。
http://www.jla.or.jp/2000.htm

2000年間違えますた。

>>859>>861
こういった煽り気味の書き方は好きじゃないなぁ。
予断を持って討論対象を見ていることがありありだからね。

後から釣ったとか煽りますたとか言い出しそうで気が削がれる。
869金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/08 07:10
マスコミ板に新スレ立ったよ。

今こそ“益無き聖域”再販制度粉砕を!
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1047041003/l50
870金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/08 23:18
再販制擁護・堅持論者への疑問
http://www.pot.co.jp/zu-bon/zu-03/zu-03_142.html
>>870
長岡義幸の出版時評はニッパンの本屋タウンで検索すると
日販在庫有りになってるね。
このスレを見ている限りじゃ取次は取り扱い拒否くらいしそうなのにね。
このスレで再販批判している人間は当然読んでいるよな?
872金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/12 01:41
>>867

データサンキュー。
このデータでは日本の一館あたりの平均蔵書数は10万を超えるるね。

人口あたりの設置館数ではイギリスに遠く及ばないが、そのイギリスの図書館
とやらは平均(平均だよ)5000冊くらいの蔵書しかないわけだ。

出版物の公貸権を時期尚早とする論者は日本の図書館数はイギリスの1/4などと言うが、
上記のような事情を隠蔽しているんですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/katsuji/news/tosyokan/20021118_01.htm
の馬場俊明(甲南大教授)のコメント参照)
>>872
どういたいしまして。

ぐぐッた時にもう一つ気付いた事はイギリスでは教区図書館って教会ごとの
図書施設の伝統があるんで、やたら数が多いのはこれが入ったいるためじゃないかな?
874872:03/03/12 03:52
>>873

なるほど。そうなると、ますますそのイギリスの蔵書の貧しい図書館は、
お説教本やら賛美歌集やらで、あふれけぇってるかもしれないわけだ。
我々がイメージする図書館とはかけ離れたものになるかもね。
このへん詳しい人はいないかしら。
まぁ、G8でいちばんの「文化貧国」とは、たいした違いだ(w
875金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/12 05:55
>>872
しかし、それを言い出すと「出版業界関係者はイギリスで
5年前に再販制度があぼーんした事実を隠蔽している」と斬り返される罠……。
>>875
しかし、それを言い出すと「再販廃止論者は韓国で
あぼーんしたはずの再販制がいつのまにやら復活した事実を隠蔽している」
と斬り返される罠……。

877金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/13 01:35
構造改革特区での新聞、雑誌、書籍の値引き販売をお願いします。
笛を吹くだけでなくマスコミも応分の血を流しましょう。
878金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/13 13:52
再販制度の病理が如実に現れたハリポタ不良在庫現象
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/20030313092838.html
879金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/13 14:58
>>878
書籍は原価が安いからいいんだよ。
880金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/13 16:40
>>878
それは、再販制の弊害というよりも、
「委託販売制度の優秀さが証明された」ということだね。
やはり書籍の販売には委託販売制度が最適だ。
そして、その委託販売制度を支える大前提が再販制。
>>880
ならブクーオフに文句を言うのは筋違いだね。
委託販売は再販制でなくとも出来る。

「出来なくなる」って?
なら辞めちまえ。

消費者が不当に高く買わされて良い理由はねぇ。
再販制辞めてガチンコで競争しろや。
>>880

何言ってるの。
もし本当に不良在庫で本屋がひいひいいってるなら、
それは末端小売店の仕入れ感覚が全く麻痺しているということの証左だよ。
委託販売・再販制の大きな弊害の一つが「証明された」わけだな(w
>>883
言っておくけど不良在庫の具体的な数が出るのは大手ナショナルチェーンだけだよ。
末端の書店が100冊仕入れて10冊残ってもニュースにはならない。
100万仕入れて10万以上残した書店があるんだよ。
885金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 02:27
>>882
あなたがここで何を主張しようが
何も変わらない。
再販制を批判する主張が日本で報道されることは
絶対にありえない。
886金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 03:29
確か
ヴィレッジヴァンガードとかいうサブカル系雑貨・書店の店主が
自著で書いていたが(書名は店名でヒットしたはず)、
買切本の数も結構多いって書いてたなぁ、実数は覚えてないけど。
>>884

「末端小売店」と言うのときの末端は「末端価格」の末端と同じ意味。
大手だろうが末端は末端なんだよ。最終的に消費者の手に商品を渡す(売る)業者のこと。
紀伊国屋だろうが旭屋だろうが、末端小売店。そういう小売店は、
委託販売・再販価格維持なんかやってると、ビジネスマインドなんて育ちようがないって話。

仕入れノーリスクの商売(再販・委託販売)ばっかしてるからそういうことになる。
ナショナルチェーンだろうがなんだろうが事は同じ。
近所の八百屋だって売れ残りリスクを抱えて商売している。
寒い日に鍋物する家が多いからって、雪国まいたけ仕入れすぎた八百屋が泣いてたって、
そんなの自己責任じゃんか。
肉屋、魚屋、電器屋、寿司屋、牛丼屋、文房具屋、靴屋、服屋、酒屋、みんなおなじように
仕入れリスク、売れ残りリスクを背負って商売している。当たり前の話。

翻って書店業界では、売れ残りがニュースになるという、この異常さ。
あほですよ。
888金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 16:43
>>887
バカが。。
おまえ出版業界で働いたことあるのかよ?
書店とか出版社で働いてみてから言ってみろ。
何も分かりもしない奴が。
889金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 16:51
>>887
>肉屋、魚屋、電器屋、寿司屋、牛丼屋、文房具屋、靴屋、服屋、酒屋

これらは全てある意味で生活必需品
食わなければ生きていけないし、洋服や電器も現代では必需品。
小説は必需品ではない。
読まなくても全く困らないし、ハリーポッターだって興味ない奴は
絶対に読まない。
必需財であれば価格を下げることで売れることがあるが、必需財ではない
本の場合、売れるかどうかは出版してみてから出ないと本当に分からない。
ハリーポッターだって企画を持ち込まれた出版社の多くは断った。
「売れた」というのはあくまでも結果論であって、出版する前には売れるとは
断言できない。
結果だけを見て判断しているからそういう発想になる。
一度出版社で企画を通す経験をしてみてから判断してみろ。
肉屋、魚屋、電器屋、寿司屋、牛丼屋、文房具屋、靴屋、服屋、酒屋。。。これらは
売り出す前からある程度売れるということが予測できる。
売れ行きが悪ければ半額にしたりすれば「即日完売」ということもありうる。
ハリーポッターを半額にしたところで、興味のない奴は絶対に読まない。
890金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 17:14
>>94
>売値を好きに付けれるんなら売れない本は安くなる。何を疑問が挟めるんだ?
あんたは同じゴム買うのに並びのコンビニとマツモトキヨシどっち行くよ。安い方だろ。

バカが。
委託販売制度だけを残して再販制だけを廃止したら、
売れない本をわざわざ値引きして売って損を出すバカがどこにいるか?
売れない本はさっさと返品して損が出ないようにするだけだろうが。。。
その結果
@売れる本⇒値引きしなくても売れるから値引きしない。売れ残ってしまった分は全て返品。
このほうが書店の利益は大きくなる。
A売れない本⇒値引きして販売して損を出すくらいならさっさと返品する。

こうなると、出版社は売れる本しか出さなくなり出版のバラエティが失われる。
「委託販売制度と再販売制度は一心同体」という意味がやっと理解できた?
891金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 17:43
やっぱり、やってみないと分らないと思う。
やらざるを得ない時代がすぐそこ迄来ていると考えるんだが。
先送り、先送りだな、いまの政治とそっくりってことか。
892金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 18:03
>>228
>それは委託販売の話でしょ。
価格を拘束している合理的な理由は何ですか?

(答え)
出版社側が売れ残りの本を全て返品で受け入れるからです。

出版社側⇒定価を維持できる代わりに返品は全て受け入れる。
書店側⇒値引きできない代わりに売れ残りは全て返品できて、仕入れ値が返ってくる


再販制度だけを廃止して委託販売制度だけを残すと、>>890
の理由によって出版物のバラエティが失われてしまいます。
これが「文化の衰退につながる」という理論です。
他の商売では不良品などの場合を除けば、原則として返品は不可能です。
逆に聞きたいが、出版業界だけが「返品も全て受け入れ、かつ値引きも認める」という
他の業界よりも極めて不利な条件を受け入れなければならない「理由」とはなんでしょうか?

では、委託販売制度と再販売制度を同時に廃止してしまうと、
書店の買いきり制度ということになります。
これは他の業界と同じシステムですが、出版業界に限ってこの方法はなじみません。
本は生活必需品ではないので、その本を必要としている消費者全てに行き渡ってしまうと
もはやいくら値引きしようがそれ以上は絶対に売れないからです。
福袋につめて一袋500円で売っても買う人は現れません。
必要でない人にとって本はゴミ以外の何ものでもなく、ゴミにお金を出して買う人はいないからです。
これでは書店さんは困ってしまいます。
少しずつ不良在庫がたまり、値引きしても全く売れない。
だから出版業界には委託販売制度が絶対に必要で、その委託販売制度を維持するためには
再販売制度が絶対に必要なのです。
その理由は>>890で説明したとおりです。
893金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 18:24
>>892
「本は生活必需品ではない」ということを理解していただくために
次の例を比べてみてください。

<書店が福袋を売り出しています。一袋500円です>
@女子高生が一袋買いましたが、中を開けてみるとAV女優のヌード写真集が入っていました。
A小学生が一袋買いましたが、中を開けてみると経済学のテキストが入っていました。
B男子高校生が一袋買いましたが、中を開けてみると幼児用の絵本が入っていました。

<ディスカウントショップが福袋を売り出しています。一袋500円です>
@女子高生が一袋買いましたが、中を開けてみるとドライヤーが入っていました。
A小学生が一袋買いましたが、中を開けてみるとケシゴムが入っていました。
B男子高校生が一袋買いましたが、中を開けてみると石けんが入っていました。


上の二つのケースを比べてみてください。
極端な例ですが、本は必需品ではないので、それを必要としていない人にとっては
ゴミ以外の何ものでもないということがよく理解できると思います。
書籍は必要な人に行き渡るとそこで売れ行きがピタっと止まってしまい、
それ以上は値下げしようが福袋にしようが絶対に売れないのです。
絶対です。
必要がない人にとってはゴミ以外の何ものでもなく、ゴミを買う人はいないからです。
生活必需品は違う。
ほとんど全ての人にとって必要なもので、それが安売りしているならば買う人は出てきます。

全ての本を委託販売にする必要も全ての本を買い切りにする必要も無い。
両方有って良い。
委託販売をしてでも書店に並べたい本もあるだろう。
それは出版社が自らコストとリスクを背負ってやれば良い。

「値引きしても絶対に売れない」と言うのは嘘。
何の根拠もない極論に過ぎない。

消費者の嗜好が多様で有る以上ニッチな潜在需要は常に存在し
過当競争を避けそこを狙おうとする出版社は必ず存在する。
故に「バラエティが失われる」と言うのも嘘。
誰にも買われない本のバラエティなど無くても誰も困らない。


どれも出版業界の自己保身だな。つまらん。
そんな理由で消費者にツケを回してるからいつまでも斜陽産業のままなんだよ。
俺はヤンサンを定価では買わんが百円でなら買う。と言うかいつもそうしてる。

はい、値引きしても売れない、は崩れました。アホらし。
896金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 18:41
>>895
それはいずれにしろあなたがヤンサンを必要としているからです。
値引きする・しないに関わらずね。
そうではなくて、「価格を安くしようがしまいがヤンサンを買うことは絶対にない」という
人が大勢いるという事実です。
それが「ヤンサンは生活必需品ではない」ということの意味です。
値結局あなたはヤンサンをニーズに持っていて、
それを「安く買うか」「高く買うか」という選択をしているの違いがあるというだけの
話であって、本が生活必需品であるかどうかという議論とは全く別物です。
897金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 18:49
>>894
>「値引きしても絶対に売れない」と言うのは嘘。
何の根拠もない極論に過ぎない。


私は「その本を必要としている人に行き渡れば」という前提を置いたはずです。
その書店に買い物に来るお客さんのニーズの数が、仕入れた数よりも少なければ
仮に他の地域に潜在的なお客さんがいたとしても、その書店に関する限り本の売れ行きは
ピタっと止まってしまうのです。
北海道に住んでいる人が日常的に大阪の本屋に行くということはありえません。
値引きして売れるというのは、結局はその本をニーズにもっている人がいたからであって、
「価格を安くしたから売れた」ということとは全く別物です。
そうではなくて、本は価格を安くしようがなにしようがある期間を過ぎると
売れ行きがピタっと止まってしまうということを言いたいのです。
書店でアルバイトしてみてはいかが?
俺はいくら安かろうと化粧品は絶対に買わないだろうが
なら化粧品は生活必需品ではなく価格競争の必要もないのか?
そもそも嗜好品だとしたとして、競争しなくて良い理由なんて何もないだろ。
そんなこと他の業界、CDなり花屋なり、で言ったら殴られるっつの。

それに潜在需要や嗜好ってのは瞬間瞬間で変わるもの。
俺だって或いは百円で良さげな化粧品が有ったら
お袋さんにでも買ってやろうと思うかも知れない。
故に需要が満たされる、という前提自体がナンセンス。
だいたい需要が決まってるんなら立ち読みなんてなくなるだろ。
書店でアルバイトでもしてみろよ。
899金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:14
>>895
かりにあなたが「歌舞伎には全く興味がない」と考えていると仮定しましょう。
あなたは歌舞伎の本を100円で「安い」と言って買いますか?
買わないでしょう。
逆に、歌舞伎が好きで好きでたまらない人であれば1万円出そうが10万円出そうが
値引き一切なしだろうが買うのです。
そして、その人が「もう少し安く買えればいいのにな。。」と考えるのは勝手ですが、
「値引きすれば買うという人がいる」という事実を指摘しただけでは、
歌舞伎の本が生活必需品であることの証明にはなりません。
900金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:17
>>898
化粧品は女性にとっては生活必需品であるとほぼ言い切ることが
できます。
また、書籍はほかの商品と違って文化的な側面があります。
石けん箱やケシゴムなどと同列に論じることは文化の冒涜に当たります。
901金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:21
>>898
>俺だって或いは百円で良さげな化粧品が有ったら
お袋さんにでも買ってやろうと思うかも知れない。

こうしたニーズがありうることは否定しません。
しかしながら、そうしたニーズだけで、本来的なニーズを満たす以外の売れ残り本を
すべてさばくことができるかどうかは疑問です。
ようは、そうしたニーズだけで書店の売れ残り本がさばけるのかということ。
そうしたニーズはあまり多くありません。
902金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:27
>>900
「書籍が文化である」ということの一つの証明として、
日本には図書館法という法律で、自費出版も含め、この国で出版された
書籍は全て国立国会図書館に納本しなければならないという義務があります。
他の表品でこうした扱いを受けているものがあるのでしょうか?
国会図書館でそうした扱いを受けていることからも分かるように、国会議員のほとんど
全ては書籍の文化的な側面を認めています。
そして再販売制度を改正するためには国会を法案が通過する必要があります。
こんひとことだけでも再販売制度を廃止することがほぼ不可能であることが
理解されます。
国会議員のほとんどは国会図書館を利用します。
>>899
生活必需品かどうかなんてそもそも相手にしてない。
少しでも安く買いたい人間が書店間の競争によって
本来受けられるはずの利益を阻害されていることが問題なんだよ。
って
> そして、その人が「もう少し安く買えればいいのにな。。」と考えるのは勝手ですが
そのことはしっかり認識してるみたいだがね。
彼らは本来もっと安く買えるはずだし買えるべき。
それが再販制によって阻害されている。

>>900
音楽は文化じゃない?CDは価格競争してるが。
文化なら文化でもっと競争してもっと安く多くの人がそれ享受出来るようにしろよ。
それとも可処分所得の小さい人間に文化は不要ってのか?そらぁ文化に対する冒涜だろ。

>>901
ニーズの区分など不可能。そもそもさばけるかどうかなどどうでもいい。
> そうしたニーズはあまり多くありません。
無根拠。

>>902
図書館法と再販制は関係ない。
再販制を止めると納本義務が消滅するのか?
904金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:46
905金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/14 19:55
>>903
結局あなたは「本が安く買えればいい」ということね。
で、再販売制度を廃止すると本は高くなるよ。
これは間違いない。
廃止してしまった後でそのことに気づいて
「こんなはずじゃなかったよ〜」と嘆いてももう遅い。
廃止できないけどね。絶対に。
説得力のない素敵な負け惜しみありがとう。
>>905
903じゃないけど、なんで廃止後は復活させられんの?
韓国ではできたんでしょ。
書店の店頭在庫を返品後にも価格保障しているから、問屋は
店頭在庫自体を担保として新しい商品を入れる。
小売価格の拘束とは別だとは思うが、商品自体を通貨として扱かう(本)本位制とでも
呼ぶべきシステムができている。

・・・なんか表現が間違っている気もするので遠慮なく指摘してくれ。
909金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 01:24
>>906
とにかく、再販制を廃止すれば本は高くなるし、
現状は再販制度のおかげで安い本が買えるのだから
あなたは現状に満足でしょ?
910金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 01:57
>903
おいおい、CDも書籍も事実上の値引き販売はやってるよ。
CDは一応ベスト盤という存在はある。
でも、台湾盤(471ではじまる)逆輸入の現実を見ると、ハァ・・・

最近出版企画がそれなりに変化していて、
ハードカバー→ソフトカバー→新書→文庫
って書き下ろし企画がどんどんシフトしてるのよ。
新書・文庫の書き下ろし企画は事実上の値下げ。

一時期週刊誌の一部で時限再版ブームになった。
東京ウォーカーなんかはバックナンバー取扱店で値引き販売やってるけど、
あまりにも売れなくて表紙が脱色してやんの。

再版はあくまでもカルテルを当局が見逃してやるってだけで、
抜け駆けは今すぐにでもできる。ただ、ソレを内輪が絶対許さない。
アマゾンが送料無料にするのだって相当揉めたんだから。

まぁ、「北風と太陽」方式なんだろうなぁ。
鶴の一声でいくら北風吹かせてもついにこの牙城は崩れなかったw
911887:03/03/15 04:18
なんか錯綜しているな。

書籍・出版物の需要に關する特殊性を言い立てても始まらないわけですよ。
生活必需品かどうかというのも関係がない。
「当該商品が必需品でなければ、すべて委託販売・価格統制のあるマーケットこそ
最適な資源配分ができる」というなら、それを証明してみなさい。
できたらノーベル経済学賞ものだから。

書籍が、価格に関して需要が弾力的でない、というのは、一般論としては嘘。
同じ本を買うのに、安い方を買わない、という行動を合理的なものとして理論化できたら
これもノーベル賞ものだからがんばってください(同じ本、がミソ)。

ハリーポッターがなぜブックオフでも売れるのか?
図書館で順番待ちしてでも、ただで読もうという人がいるのか?
単純に一般論として、出版物はほかの商品と同じく、
需要曲線が右下がりだということです。
本に限って、需要曲線が右下がりでないというならデータを出しましょう。

個々の商品に関しては値段がいくら下がっても買わない人がいる、というのは
当たり前の話。テレビ、ラジオ、雪国まいたけ。
いずれも、いらないひとは0円でもいらないわけで。
これは出版物に特徴的な性質ではないわけですよ。これをいくら言っても始まらないです。
>>894
小説現代は通常890円を500円に下げたらかなり部数が伸びたそうだね。
913金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 06:52
確かに再販制度が、
逆に自分で自分のクビを締めているところはある。
倉庫に眠る膨大な返本の山を安く叩き売りたいが、
再販制度で値引きは、絶対に許されない。
これをやると、この世界でやっていけなくなる。
スーパーみたいな理屈が通れば、
楽になれるところもあるんだが。
914金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 07:15
ゴミ箱漁ればよいのでは?
再販も十分問題だけど二大取り次ぎに因る寡占も同じぐらい大問題だよな。
まぁ、書店が価格競争するようになれば必然的に奴等の寡占もなくなるだろうけど。
916金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 11:29
>>911
重要なレスだね。
このスレのハイライトともいえる。
917通りすがり:03/03/15 11:42
>>911
つうか、再販制維持派の人は
「最適な資源配分」なんか追求してないってのは読めばわかると思うんだが。

バラエティに富んだ出版=無駄な配分

そして必需品じゃないから最適な資源配分を損なってもいいって意見なんだろ。

まったくあさってな議論をしているよ、あんたら。
需要を見ない供給に意味はあるんでしょうか。
919金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 17:44
書籍は値引きすると、売れるよ。
取次ぎや出版社と連携して、
制限付の値引きセールをデパートの催しものでやると、
人が殺到する。
デパートでは回数を増やしたいのだが、
再販制度がネックになってできない。
920金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 18:13
>>911
書籍の需要の価格弾力性が極めて小さい(=安くなっても
需要が爆発的に増えることはない)ということですが、
書籍にはまた、「文化の多様性を維持する」「言論の自由を守る」という
使命があります。
これが他の商品との明確な違いでもあります。
現状の独占禁止法では、そうした特殊性を認め、
特別に価格拘束が認められているわけです。
価格拘束を廃止してしまうと、それこそ「売れ筋のもの」だけを出版する
という傾向に拍車がかかってしまい、文化の多様性を維持することが困難に
なります。
現状ですらなかなか売れそうにもない書籍は出版しづらい事実があるわけですから
再販制が廃止されると一大事です。
再販売制度が存在する限り、
「この本は短期間で爆発的に売れるとは思えないけれども、
長い目で見れば少しずつ売れるかもしれないから、文化のためにも
出版しておこう」という動機での出版の可能性がゼロではないわけです。
再販制を廃止してしまうと、こうした動機での出版はほぼ不可能になります。
経済学のテキストなんて、市販はほぼ不可能になるでしょうね。
そうした本は、大学の生協のみでほそぼそと販売されることになるでしょう。
もちろん印税も微々たる物です。
ひょっとすると、学術書は全て自費出版になるかもしれません。
921金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 18:35
>書籍にはまた、「文化の多様性を維持する」「言論の自由を守る」という
>使命があります。
>これが他の商品との明確な違いでもあります。

土建には洪水から声明を守るという使命があり、ヤクザにはチンピラか
ら街を守る使命があり、売春婦には素人をオオカミから守る使命がある。
いい加減に「俺は偉い」という妄想から目覚めないとね(w
>>920
うっそだー。そもそも再販制度は治安維持法下の軍部による
活字媒体検閲の義務化と言う“鞭”に対する見返りとしてくれてやった“飴”。
「文化の多様性」やら「言論の自由」なんて綺麗事とは180度正反対の所から
出発している、と言うのは近代教育史では常識。

いい加減に歴史の捏造は通じないってことを認めろや。
んー? T.Tさんよう。
923金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 18:44
>>917
そうそう。
「最適な資源配分」など求めてはいない。
そして、最適な資源配分を徹底追及することが
はたして「本当の意味で」消費者のためになるのかどうかということも不明。
むしろデメリットが大きいと。。。
「消費者にとっての100円の得」が「文化にとっての100億円の損失」に
つながりかねない。
現在、一日に140冊の新刊が出ている。
再販制を廃止してしまったら、これが一日50冊になるかもしれないし、
10冊になってしまうかもしれない。
廃止派は「無駄な本など消えてしまってもいい」と主張するが、
廃止しなければ出版できていたはずの書籍の中に、読者にとって生きる勇気を
与えられたはずの一冊があったかもしれないし、人生を深める知恵を与えられた
一冊があったのかもしれない。
また、困難な病気を抱えていた方が、その一冊に出会えたことで、前向きに
頑張れる気持ちがもてたのかもしれない。
そうした可能性を、「経済的合理性がない」などという、鉄仮面のごとく冷酷な
一言で片付けてしまっていいものなのかどうか?
個々の商売人としてはもちろん「売れる本」を出版することが使命だが、
かりに「それほど売れなかった本」「ぜんぜん売れなかった本」が、そのことだけで
「全て無駄だ」と片付けられてしまっていいのだろうか?
大きな疑問を感じるわけです。
それこそ「文化の冒涜」と言えるのではないだろうか?
そういえば、書籍をトイレットペーパーにたとえた方もおられたようだが、
そうした方は「無駄な本」をトイレットペーパーがわりにしてケツを拭いても
何も感じない方なのだろう。
これからはネットの時代になるんだろうか。
売れにくい本とかは原稿をどこかのシステム上に保存しておいて
金を払うと印刷所にデータ送られて製本とか。
形態が文庫本に統一されそうでなんだが。
925金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/15 19:59
>価格拘束を廃止してしまうと、それこそ「売れ筋のもの」だけを出版する
>という傾向に拍車がかかってしまい、文化の多様性を維持することが困難に
>なります。
部分的に撤廃すればいいんじゃない?
漫画雑誌、コミックスのみ自由化とかさ。
過去の名著の文庫本なんてもうさんざん刷りまくってしこたま
稼いだんだし、もっと安価に提供して小遣いの少ない学生でも
買いやすいような工夫もできるように規制を解除して欲しい。
>>925
韓国がそう。
出版物の半分がコミックになっちゃったんだよ。
927911:03/03/16 06:05
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文字化けしてしまった……。

わたしは単純に、現状では出版物は供給過剰であると思っています。
ふつうの商品では、需給ギャップは価格と数量の両方で調整されるのですが、
再販制下では価格が一定ですから、数量で調整するしかありません。

で、需給ギャップ、というのは「返品」で現れます。売れないので返しちゃう。
ふつうの商品では不良品が返品されるのですが、本の場合は委託販売制なので、
売れ残ったら返せばいいんですね。
業界では、書籍の平均返品率は約4割とも5割とも言われています。
つまり作った本の半分近くが返品されるということです。

ちなみに返品率は1990年代に急激に上がりました。
90年代で日本の出版点数は2倍に増えているんですが、
これに需要が追いついていませんので、返品が増えるのは当たり前なのですが。

さて返品された本は、しばらくは倉庫で注文を待ちますが、
しかしかなり早い段階で「断裁」されます。もちろん、業者にお金を払って断裁する。

在庫保有のコストよりも断裁の方が安いので、みんな切り刻んで捨ててしまうわけです。
(最近は掟をやぶってブックオフなんかに持ち込む版元も増えてるらしいけど)
「品切れ・重版予定なし」というのは、多くはこの状態であることをさしています。
数冊ずつでも残せばいいじゃないかと思うのですが、アイテム数が増えたので、
そうはいかなくなってきちゃったわけです。

(おおざっぱですが、10万冊保有できる倉庫は、10万アイテムなら1冊ずつ保有できます。
しかしアイテム数が倍になって20万になると、半分は破毀せねばならないわけです)

本の寿命が最近短くなった、と言われる理由の一つがこれです。
929続き:03/03/16 06:10
返品率5割ということは、つまり平均して半分はゴミを作っているということです。
残念ながら、ゴミは「文化」をまもりません。
これらのゴミは、生産→流通→返品→裁断と各段階ごとに
確実にロス(コスト)を生んでいます。
そのロスを別の新しいアイテム(本)の生産や流通に、あるいは質の向上や効率化に、
あるいはイノベーションに振り向ける方が、「文化」に寄与できる可能性は高まります。

半分の返品率ということは、半分はコストだけかかるゴミの生産をやっているわけで、
つまり出版関連業者の持てる力の半分がロス(骨折り損)になってるということです。
その分、出版関係業者は無駄に働いており、その分、人件費も運送費も倉庫代もかかっており、
その分、書籍の価格も高くなっているかもしれません。
資源の「最適配分」というのはこういうことをなくすことです。
資源を最適配分した方が、「文化」に貢献できる余地も増えると思いますが。

なお、再販制がないと経済学の教科書も発行できなくなる、というのは嘘です。
スティグリッツもマンキューも、みなアメリカで出版された本ですよ。
そのアメリカに、再販制はありませんのです。
930金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 17:24
>>929
ところがだ、
書籍の生産システムをよく考えてみると、
少なめに印刷するよりも、多めに刷って委託でばら撒いたほうが
1冊あたりの単価が安くなるのです。
極端な話をすれば、
1冊作っても、1万冊作っても印刷コストはほとんど変わらないのです。
印刷コストは一冊一冊の本に転嫁されますので、多めに印刷したほうが
安い本になると言えます。
だから、「需要ぴったりの生産」と言えば言葉は良いが、
そうした方法では多めに印刷した場合に比べ、消費者は割高な価格を負担させられる
ことになってしまうのです。
931金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 17:28
>>929
また、返品率が5割だから、
印刷部数を半分に減らせば返品率がゼロになるかというと
そういうことはぜんぜんなくて、
印刷部数を半分に減らしても返品は同じくらいの数字になってしまうのです。
これは私の会社で実験してみた結果です。
机上の空論では、現実は変えられないのです。
印刷部数を半分に減らすと、版元としては価格を二倍に引き上げなければ
赤字になってしまうことになります。
印刷部数が少なくなればなるほど消費者は高い価格を押し付けられてしまうことになるのです。
取り次ぎの寡占を排して流通コストを引き下げて下さい。
933金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 23:09
また、書籍特有の問題もあります。
書籍は原則として「一人一冊以下」しか買いません。
同じ本を二冊買う方はごくまれです。
化粧品とか石けんであれば同じものを何度も・何個も買うということが
考えられますが、書籍はそうではありません。
何度読んだとしても、磨耗したり減ってしまったりすることがないからです。
このため書籍は、一度みんなに行き渡ってしまうと、それ以上は
値下げしようが福袋にしようが絶対に売れないということになるのです。
ですから書籍を「買い切り」にすることは極めてリスキーなのです。
売れ残りが出たときに、値下げしても全く売れないからです。
934金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 23:16
公正取引委員会が恐れているのは、
再販売制度が他の「著作物」にもなし崩し的に拡大されてしまうことでしょう。
だから、「著作物の範囲を明確にする」などという意欲を見せるのです。
独占禁止法を読みましたが、再販売制度を適用されるものに
「著作物」としか記載がなく、
ゲームソフトもパソコンソフトも「著作物」であるので、現状でも
再販売制度を適用する余地があります。
裁判で争えば勝てる可能性があると思います。
ですので、ゲーム会社などがそのことに気づいて、再販売制度を導入しようとする前に
いちはやく著作物の範囲を明確にしてしまいたいということでしょう。
しかし、業界の猛反対にあって「著作物の範囲の明確化」は実現していません。
935金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 23:19
理屈でまるめこもうとしても無駄。嘘をつくな。
CDやゲームだってひとつ買ったら普通買わない。
936金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/16 23:32
>>935
音楽CDにはすでに再販売制度が適用されています。
だから著作物であるコンピュータプログラムにも再販売制度が適用できるのでは
ないでしょうか?
出来るだろうな。ただ書籍と違って小売りがそんな統制に従う理由はない。
938金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 00:08
>>928
そうだよね、マスコミはこの問題は、絶対に?書かない。

言論の封殺って言えるだろう、自然保護団体もなにやってんだよう!
939金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 00:22
>>937
やりかた次第ですね。
まず、ゲームソフトなどでも書籍と同じように、

@委託販売制度を導入する。売れ残りがでれば
仕入れ値で全品引き取る。

A流通網を整備する。出版業界で言うところの取次のような
組織を作り、その取次にあたる組織が小売店の開拓と資金決済を
担当する。

B卸売り価格を一定にする。書籍で言えば69〜67%程度ですが、
ゲームソフト会社から受け取るときの価格を一定にしておかなければ
返品の際に非常に困る。

などです。
資金力があるところならば余裕でしょう。個人的にはソニーコンピュータ
あたりならできそうな気がする。
940金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 00:38
>>939
ソニー一社だけで、トーハン・日販二社あわせた売上げよりも
はるかに大きいのだから、トーハン・日販にできてソニーにできないはずがない。
ゲームソフトにも再販制を導入してみて、価格がいまよりも安くなるかどうかを
調べてみて、それで今よりも高くなるようであれば再販売制度の検討に着手
するということでいいではないでしょうか?
ソニーはいつぞや小売価格を統制しようとして公取委にどやされてたっけね。
小売りはリスク取ってでも多く仕入れて多く売りたいとこが多いから再販価格維持は受け入れないだろうな。
そして委託販売はソニーが全力を以て拒否してる。

ファミコン・スーファミ時代が再販制下で今が撤廃した状態。
今はソフトは3割安くなって並んで買うこともなくなったな。
942金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 01:14
>>941
それは電器製品とかの価格を維持しようとしたからでしょ?
電気製品は「著作物」ではないので、再販制度は適用できないよ。
ただゲームソフトは別。
ゲームソフトは「著作物」なので、再販売制度を適用しようと思えば出来る。
ただ、同時に委託販売制度も導入しなければ、ゲームを仕入れる店がなくなるので
そのままでは難しいでしょうね。
問題はソニーが委託販売制度を受け入れるかどうかだ。
だから廃止派の「版元だけがぼろ儲け」という主張は誤り。
版元は価格拘束という有利な条件を受け入れる一方、返品という不利な条件も
同時に受け入れている。
943金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 01:27
>>942
 版元は価格拘束という有利な条件を受け入れる一方、返品という不利な条件も
 同時に受け入れている。


そうそう、それで泥舟に乗って沈んでいくわけさ。再販制心中。
>>942
s/ソニー/ソニーコンピュータエンターテインメント/;
ゲームソフトの値引き販売をしていた小売店を閉め出して公取委に突き上げられたんだよw
945金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 01:51
いきなりDQNな質問で申し訳ないが
再販制を維持することで、業界には利益があるのか?
高ければ売れなくなることは理解しているだろうに。

多く売って儲けるという発想は無いの?
946金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 01:59
>>934
> ゲームソフトもパソコンソフトも「著作物」であるので、現状でも
> 再販売制度を適用する余地があります。

Windowsに負けてしまったマイナーOSとしてIBMの「OS/2」というOSがある。
コレなんかはパッケージ販売を撤退して
「標準使用料金」と言う概念を用いてソフトウェアの対価徴収方法を回帰させている。

需給曲線が露骨に出るのが情報なんですけどね・・・
著作物には
鮮度が命の"生モノ"と文化的側面が強い"耐久消費財"的なものの
両方あるんですよね。
なーんかこれが利害と一緒にごっちゃになってしまっているから余計に混乱しておる。

>922
おいおい、近代教育史→近代史の方がしっくりくると思うのだが・・・
947911:03/03/17 02:14
>>930-931

まったくステキな業界情報をありがとう。
千冊作るのも5千冊作るのもコストがほぼ同じで、
かつマーケットの事情を勘案して千冊しか売れなさそうならそこででとどめればよい。
五千冊作ってムリヤリ流通させる道理がない。
これが可能にしているのは委託販売・再販制ゆえなわけですよ。
つまり現行書籍流通は「作っちゃったから、とりあえず流しちゃおうか」みたいな
業界の恐るべきコスト感覚のなさを日々醸成しているわけだよ。
あなたの話から逆にそれが証明されている。

だいたい印刷原価はサンクコストだからしょうがない(委託再販制がなくても必要なコスト)
としても、流通・返品・裁断プロセスでまた余計にコストがかかるじゃないの。
売れ残りはバーゲンすればよい。
製造コストの分岐点と同等の合理性が、ムリヤリ返品させることにもあると何で言えるのよ。
948911:03/03/17 02:35
>>945

再販制がなくなって本が高くなっても、それはそれでいいわけですよね、本来。
本来出版業界が得られてしかるべき報酬が再販制・委託販売ゆえに低くなっているかもしれない。
再販制というのは「出版社の値付け至上主義」のことであって、
出版社の値付けはタダシイ、1円たりとも値引きはまかりならぬ、という制度です。
音羽だか一橋だかの書籍販売部で、鼻くそほじりながら、
やっぱ、この本1500円じゃ〜ん、みたいなことで決まった値段を、なんで業界アゲて
守らなきゃならんの?
たかだかポイントカードで何で恫喝されねばならんのか?
ちゅうことです。
>>933

>売れ残りが出たときに、値下げしても全く売れないからです。

需要曲線と、需要の価格弾力性を勉強し直してきてください。
ごめん、948に追加。
再販制というのは「出版社の値付け至上主義」のことであって、
出版社の値付けはタダシイ、1円たりとも「値上げ」はまかりならぬ、という制度でもある。
出版社の値付けこそ真理! これにたてつく奴はぶっ殺す、ということ。
次スレ立てました。

再販制度の功罪を経済学的に議論するスレ・第2面
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1047866919/l50
952金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 15:47
>>944
訴えれば勝てるかもね。
「ゲームは著作物であり、再販制度の適用を受ける」と言って。
953金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 15:54
公正取引員会がいくら再販売制度を改正しようとしても、
絶対に改正できません。
法改正には国会を通過させる必要があり、業界の
猛反対を受けるからです。
いいかげんに諦めたらどうか?
再販売制度を改正することは未来永劫、永久に不可能です。
断言しておきましょう。
ゲームやCDは再販制が無くても商売がやっていける証左。書籍も同様。
だいたいゲームが再販適用除外に値するかどうかは公取委が決めること。

>>953
アンタいちいち「絶対」とか「ほとんど」とか「断言出来る」とか主観で語りすぎ。説得力が絶無。
アンタが作る本が売れないのはアンタの能力不足のせい。再販に守ってもらってねーで転職でも考えろ。
955金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 18:41
そうだよな、絶対にできない、永久にとか、未来永劫にとか、断言だとか、
それなら言うぜ、日本国は未来永劫に、永久に続くのか?

出版もここ10年でだいぶ変わるんじゃないかい。
956金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 20:34
返本率5割なら、超ベストセラーだろ。
957金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/17 23:25
>>955
よく考えてみろ。
官僚や政治家の不祥事であれば、新聞やテレビはよろこんで
報道する。
しかし、新聞とその系列化のテレビは、再販売制度に関する批判的な
報道は絶対にしません。
しかし、再販制度を擁護する報道ならどんどんする。
官僚の不祥事でもなんでもそうだが、テレビや新聞で報道されて
初めてわかることで、報道されなければ社会的には「存在しなかった」ということと
ほぼ同じことです。

958 :03/03/18 06:32
新聞拡張が取り上げられないのと同じだね。
社会問題として一度ちゃんと取り扱って欲しいが。
ま、しないだろうな。
959金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/18 08:31
殺人が起きても取り上げないんだからね。新聞権力は金儲けの為なら
偏向歓迎ということです。これ以上マスコミの「偏向報道の自由」
を許していていいんですかね。
960金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/18 18:39
>>959
新聞拡張団が原因で殺人事件が起きたという事件があったのかどうかは
わかりませんが、
かりにそうした事件がおきたとして、どこの新聞やテレビが報道するのか
考えてみては?
報道される?
または報道されたことがある?
このスレも残り少なくなったから雑談モードで。

山手線に乗っていたら、産経新聞が駅売りで一般紙のなかでの売れ行きが
第一位になったという広告がでていた。
(ABCのデータによるらしい。なお「一般紙」には日経は入ってない)。

他紙が130円のところを100円にするだけで、「あの」産経が第一位になる、
というのはちょっとイイ話かも。
宅配の方も安くしたんだよね。部数のびたのかな?
産経の主義主張はおいといて、
やっぱ駅というのがポイントなのでは?
100円ならすぐ買えるから。

>>960
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2002/0519-13.html
意識不明だけど、FNNが報道したらしい。
ニュー速+でも祭りになってた記憶がある。
>>962

そうだね。
またしても脱線だけど、「HEADLINE TODY」という(たぶん東京だけと思うが)
フリーペーパー(最初は日刊の新聞紙、現在は週刊)が発刊されたとき、
新聞業界は陰に陽に圧力をかけたらしい。

共同通信とか時事も配信拒否したんだと。
社長の中山清美がインタビューで言っていた。

今はWEB新聞になってるが。
http://www.headlinetoday.co.jp/
「ぱど」というフリーペーパー。
業界人の多い広告業界板では散々言う奴が多い。

「ぱど」ってどう?
http://society.2ch.net/test/read.cgi/koukoku/1010498469/-100
>>965

ネーミングが、そもそもだめだと思う(w
ケーサツの広報誌みたいな名前なんだもん。
ホットペッパーはさすがリクルートだけど、あんまりあこがれられる
商売じゃないよな。角川も似たようなのやると聞いたけど、どうなるのかな。

本は安い
新聞は高い

968金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/24 20:25
本はそれほど高くない。
新聞は滅茶苦茶高い。
969金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/24 22:38
本は高いよ。
内容のないスカスカ本でも、
1500円とか2000円だもん。
金返せって言いたくなるよ。
970金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/24 23:40
>>969
何であなたはそんな本を買ったんだい?
971金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/24 23:44
良い本はもっと高くても買うけど、
どうでもいい本はもうちっと安くしてくれないとな。
個人的には少年サンデーが一番お買い得感が強い(自爆
972 ◆zWQbQJ1IYs :03/03/25 00:36
本をもっとたくさん読んでスカスカじゃない本を選択する目を養いましょう。
973金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/27 04:05
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1016642730/832
新聞協定というものがある。日本の総理大臣はテレビのトーク番組等に出てはいけないという取決めだそうだ。
情報談合クラブの掟を破ってはいけないということらしい。横並びの護送船団方式を堅持するための知恵だ。

ちなみに検索エンジンで新聞協定を調べてみるといい。その存在についての記述が全く無いのに驚かされる。新聞協定はマスコミにとっては触れられたくないタブーである事が良く分かる。
自分達の情報は頑なに隠しておきながら、他人の情報は当たり前のようによこせと声高に叫ぶ恥知らず。それが日本のマスコミの本性だ。
974 ◆HMTbVHa3Kg :03/03/28 00:07
>>973
なるほどググっても何も出てきません。
マスコミが隠蔽しているとか書いているが
妄想と紙一重の陰謀論の(・∀・)ヨカーン(w

嘘と妄想の跋扈するネットでは検索結果しか信用できない人間の方が信用できんな(ww
975金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/28 23:01
一般書籍板の再販スレは閑散としてるうえにレベル低すぎだね。
奴等と来たら他の業界の事情に疎いどころか何も学ぼうとしないし
「街中で堂々と営業する盗品交換所」さえ叩き潰せば再販制度は
未来永劫安泰だと本気で信じ込んでるフシすらある。

もはや買い手にも売り手にも有害無益でしかない再販制度が一日も早く
あぼーんすることを願ってage
976金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/28 23:18
やっぱ新聞は高い。
977金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :03/03/28 23:19
ここ数年の広告欄を見ると、節操がなくなってるな。
978金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:03/03/28 23:36
新聞の再反省がなくならないのには理由があるのです。
979 ◆zWQbQJ1IYs :03/03/29 01:10
>>975
どっちかといえば好意的な意見が多いからな。
書籍板に書くべき意見を経済板スレに書き込む時点で
あんたはへたれ。
980975:03/03/29 14:56
>>979
一般書籍板にも書いたけど何か?
981 ◆ouJfS5b30c
>>980
持論を展開して啓蒙してみろって。
アニメ板にオタク氏ねって書く香具師の方がよっぽど気が利いてる。