天使禁猟区連載中

花とゆめ平成6年15号より「天使禁猟区」という漫画が掲載されました。
この漫画について語りませんか。
尚、この漫画は古の時間魔法の影響で2日に1話ずつの速度で連載されるようです。
時々時間軸がずれたり狂ったりして合併号になる事もありますが気にしないでくださいませ。


関連スレ
【美徳のよろめき】由貴香織里18【悪徳の栄え】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1141657407/l50

連載中スレの楽屋裏　第１１幕
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1141490276/l50

連載中スレまとめサイト（くどいカオのグルグルあらすじ書き氏）更新停止
ttp://rensaityu.bufsiz.jp/

　目覚メヨ…

天使禁猟区　物質界編　電気仕掛けの天使 ACT.1

　失楽園――パラダイス・ロスト――
　海を亜鉛色に染め　森を黄砂に　風を硝煙に　天を焦がす者達よ
　地獄(デーモン)の花嫁になった　アダムの最初の妻　かの奔放なる女　リリスの悪業を
　かつて天上で最も輝ける存在だった者　かの美しき堕天使(ルシファー)の叛乱を
　今再び繰り返さんとする者達よ　天を翔る　有翼亜種達の嘆きを聞け
　彼らは創世神の御使い　審判の日を告げる者
　――神でもなく　人でもない――その名は天使(エンジェル)――


何万年もの間凶悪な邪獣・叛逆天使達を投獄管理してきた精鋭ぞろいの第五天内懲罰所中空回廊。
数々の天使が負傷し、羽をもがれ、権天使(プリンシパリティーズ)の称号を持つ者すら重傷を負っている。
そこを襲ったたった２匹の邪鬼(イヴル)、奴らに「アレ」を渡してなるものかと、彼は最後の力で邪鬼を探してまわっている。
が、ドアを開けたところでその首筋に何かが打ち込まれ、彼は絶命した。
彼の命を奪ったのは勿論、探していた邪鬼達。
ただの邪鬼だと思うなと、彼らは殺した天使の羽を投げ捨てる。
「陰府(よみ)(地獄)の"炎の祭壇王(ゲヘナおう)"の第14子　龍使い(ドラゴンマスター)"九雷(クライ)"とそのいとこ紫羅九音(アラクネ)や！
　俺達の天使の結晶(エンジェルクリスタル)をもらいうけに来たで!!」

長い、化石になるぐらい気の遠くなるような時間の中ずっと探してきた。
天使でありながら邪鬼と組んだ咎で堕天使とされた者の最高刑、肉体と精神を裂かれ天使の結晶にこの世の果てが来るまで氷づけにされた…
彼らが探していたのはアレクシエルと呼ばれる天使の、肉体が封印された天使の結晶であった。
その肉体は天地対戦の時と変わらず美しい。
だがそれは彼女の抜け殻、魂は物質界(アッシャー)(人間界)のどこかで転生して罪の消える日まで修行の身。
その星の数の人間共の中からたった一人の彼女をみつけださなくてはならない。
九雷はきっと見つけて見せると誓い、アレクシエルが復活したその時こそ、神や天使、そして人間共の最期の時だと涙を流す。

そして俺達の新しい創世記が始まる時…!!

人間界、ニュースではパソコン使用中に首から上が破裂した状態で見つかったという変死事件が報道されている。
そんなニュースをよそに、喧嘩をしながら神に願いを請う少年、無道刹那。
１対３でありながら殴られても一向に堪える様子のない彼に、先輩である相手は痺れを切らす。
刹那は凶器を手に相手のひとりを殴り倒し、その傷口から血が舞った。
血を見てめまいを起こした刹那に今がチャンスとばかりに殴りかかる３人。
刹那がボコボコにされたところでそれまで静観していたもう１人が止めに入る。
頭に血がのぼっているのかその忠告を聞かない彼に止めに入った吉良と呼ばれる少年は腹に蹴りを入れ、彼らは悪態を吐きながらも去っていった。
吉良は奴らはお前の茶髪やら目つきやらが気に入らないと言っている、後輩とダチの板ばさみでどっちにも手は出していないと刹那に声をかけた。
返事をしない刹那に蹴りを入れると一言。
「エッチしてぇ…」

あそこまで奴らを追いつめておいてツメが甘い、という吉良に対して血を見ると昔から眠くなると答える刹那。
血を見るたびに我を忘れて相手を殺しそうになり、それを制止するかのように眠気が襲う、その感じが何故か懐かしいような…
と、突然刹那の頬を平手打ちにする少女、沙羅。
刹那の妹であるらしく、中学時代に刹那を悪の道に引っ張り込んだらしい吉良までも攻め立てるが、吉良は意に介した様子はない。
沙羅は両親が離婚してバラバラになっても月一で会おうという約束をしていたために怒っているのだが、刹那はそれが面倒くさかったと言い捨てる。
そんな兄妹喧嘩の様子を傍で見ていた沙羅と同じ制服を着た少女、沙羅の友人で斉木翠雀(るり)といい、オーラなどもみえる霊感少女なのだという。
翠雀は刹那を見、その大きく光を放つ真っすぐな翼のようなアストラル光(オーラ)は初めてみたと驚く。
が、刹那は一言。
「うわ…ダッセー女ァ…」
刹那の言葉にショックを受けた翠雀は足早にその場を去り、友人を傷つけられた沙羅は怒って刹那をさらにボコボコにするのだった。

何故今日の約束をすっぽかそうとしたのか問う沙羅。
刹那は年頃の兄妹が仲良く遊んでいるのは変だと答える。
イギリス人の祖父の血のおかげで茶色の目・髪・そっくり同じでどこから見ても兄妹だとバレバレだと。
何故両親は別れてしまったのか。何故母は自分にはあんなに優しいのに兄貴の事…
「嫌ってたかって？　俺は知ってるよ　気色悪いんだってさ　俺がフツーと違うんで…」
台詞の意図が飲み込めない沙羅が刹那に近寄ろうとして、空き缶を踏んで倒れこむ。
沙羅を抱きとめ、共に倒れこむ刹那。
うっかり見えてしまった胸元に、照れ隠しに「お前は安産型だ」と口にして再び殴られた。

　ああ神様　俺はケダモノでせうか
　俺はエッチがしたいお年頃なんです　そこまではいーんです　ただ問題は…

学校の窓べりで悩む刹那に吉良はその辺の女をまわしてやると言うがケツの軽いのはヤダと拒否をする。
そこへ教師と生徒のもめる声が聞こえてくる。
どうやら学校にフロッピーディスク(注：外観はCD-ROM)を持ってきたことで怒られているらしい。
「変なタイトルだな　「天使禁猟区」？」
だが没収しようとした教師をガラスが割れるほど教室扉に押し付ける彼、松野。
暗い奴がついにキレた、ベンキョーのやりすぎ、などと周りの生徒はそれを見て評する。

一方、翠雀は学校で不良と思しき生徒に囲まれ本当に霊など見えるのかと詰め寄られていた。
そこへ沙羅が担任が呼んでいると呼びかけ、窮地を脱する。
翠雀が頭が良くて先生受けがいいからやっかまれている、少しくらい言い返すとびっくりするのに、
と助言する沙羅に対して本当のことだからと返す翠雀。
帰り道、見知らぬ外人に「あなたは神を信じますか？」と声をかけられる。
相手にせず振り切ろうとする翠雀の手をとり、やっとあなたの様な人間にめぐり会えたと感動するその外人。
神を心から崇拝し、その力を小さな体に秘めている、特別な…選ばれた人だと、翠雀に何かを託す。
これを託すのはかつて天上で最も光り輝いていた神にも等しい御方、ロシエル様の御身のためだと。
しかしその外人の頭を後ろから足蹴にする刹那。
翠雀の手を引いてその場を去る刹那の顔を見て、その外人はロシエルと呼びかける。
しかしそんなはずはない、ロシエル様と同じ顔、まさか…アレクシエル!!

逃げる途中で眼鏡を落として割ってしまった翠雀。
そんなものはまた買えばいい、あんな奴に関わってるとロクなことがないと注意する刹那。
お礼を述べながらも、先日の印象からおじけづく。
だが意に介した様子もなく眼鏡をしない方が可愛いなどと言い放つ刹那。
その様子に、この間も悪気があったわけではなくただ思ったことを正直にその場で口にしているだけと気付く。
天使のような心を持った人、やはりあのオーラは見間違いではなかった、と感動する。
刹那と別れて帰宅した翠雀は高揚した気分のままに、折角だからと先ほど渡されたフロッピーを実行してみることにする。
名前を入力してくださいとの指示に従うと突然ディスプレイが輝き始め、頭の中に学校で不良に絡まれた時に言われた悪口が蘇る。
「泣カナイデ　"ルリ"」
そんな翠雀にパソコンの中から呼びかけるものがある。
意識に直接通信しているというそれは、もっと強くなれる、誰よりも美しく誰にも負けない選ばれた特別な女の子だと励ます。
まるで夢を見ているような心地良さに、翠雀は問い掛ける「あなた…誰？」
「"ANGEL"ダヨ　"ラピスラズリ"」

学校、翠雀が突然明るくなったことを話題にしている不良グループ、泣かないからつまらないと飽きた様子。
翠雀は沙羅に、刹那が好きになったから協力してほしいと持ちかける。
あんなののどこがいいのかと問うが、実の兄妹で妬いているのかとからかわれる。
売り言葉に買い言葉状態で、結局協力することになり、学校の礼拝堂に刹那を呼び出して会うことにした。
その様子を窓の外から覗いている、翠雀に「天使禁猟区」を渡した外人。
監視の守護天使(ホーリーガーデアン)の気配もなく、アストラル光も強力だが天使の物とは異質、ただの人間としか思えない…
そこに上級天使が禁忌を破って人間界になんの用があるのかと問う、アレクシエルを奪った邪鬼が。
お前らと遊んでいる暇はないと力を解放する彼は、第一階級の高位体、智天使(ケルビム)であった。
激昂した九雷は攻撃を加えるが、彼はそのまま逃げてしまった。
攻撃はそのまま礼拝堂へと向かい、ガラスが割れて３人に降り注ぐ。
沙羅を庇う刹那と、それを見つめる翠雀。
刹那の頭の中には謎の言葉が繰り返され、それを振り払うかのように謎の力が落下してきた巨大な十字架から二人を守った。

正気に戻った刹那は自分だけガラスを浴びていないことに昔のことを思い出す。
共に事故にあった母親が大怪我なのに、かすり傷ひとつ負わなかった刹那。
私の子とは思えない、まるで悪魔にでも守られているみたいだという母親の言葉…
だがすぐに沙羅の様子が気にかかり、無事だとわかって安心する。

　ああ　神様　とっくにバレてっと思うけど　俺が欲しいのはたった一人だけ…

だがそこへあの邪鬼がやってきて、突然刹那に抱きつく。
アレクシエルと呼びながら…先ほどの刹那の力を目の当たりに彼がアレクシエルだと確信したのだ。
だが紫羅九音がそいつは「男」だと忠告すると、九雷はショックのあまり泣き出す。
人が集まると退散する二人だったが、側では翠雀がガラスを大量に浴びて倒れていた。

翠雀は入院するほどの必要はないものの、小さな破片を浴びて目が見えなくなってしまっていた。
最後に見たのがあんな光景なのは嫌だ、みんな沙羅の所為だ、と泣く翠雀。
そこへパソコンから呼びかける声。
「僕ダケハ君ノ味方ダ　君ヲイジメル子ガイルナラ消シテアゲルヨ」
見えずとも呼びかけるその声に翠雀は沙羅の名を告げた。
「"ムドウサラ"の消去ヲ　一切ノ　消去ヲ」


ビルの屋上で話し込むクライとアラクネ。
違うと思うと言うアラクネに絶対アレがアレクシエルだ、愛のチカラでわかる、というクライ。
きっとお前を覚醒させてやる、と意気込むクライとは対照的に、風呂でやすんでいる刹那。

　ああ神様　助けてくれ
　犬畜生だろうとケダモノだろうと　それでもやっぱり
　俺はあの子しか抱きたくないんです

あれ…由貴先生カインは？('A`)

伯爵カインシリーズとはだいぶ毛色が違うなー特に主人公。
近親相姦抜きにしたらいやに健全だ。

ていうか少女漫画の主人公の第一声が「エッチしてぇ」ってどうなのｗ

翠雀可愛いなーと思ったらいきなり失明かよ！
刹那よ、お前は妹しか目に入ってないのか。
一緒に助けてやればよかったのに…

ロシエルって何者なんだろう？アレクシエルとやらの関係者？
ってか生まれ変わりなのになんで同じ顔なんだ？

初めて見る作家さんだ。
とりあえず
絵、濃い━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!
なにやら妖艶な香りがしますな。

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天使禁猟区はヤバそうなものらしいが、松野くんはどうなってしまうんだ！
メガネっ子好きとしてはまた登場させてほしい
天使禁猟区に関わってるって事は重要ポジションだよね？

＞フロッピーディスク(注：外観はCD-ROM)

ﾜﾛｽｗｗｗ

>>13
はじめの方のニュースと天使禁猟区は明らかに関連性があるし、
今頃首から上が吹っ飛んでるんじゃないか？

ちょ、ちょっと一読しただけでは把握できないのは第一話だからなのか自分の頭が悪いのか。
とりあえず刹那がアレクシエルに激似、そしてロシエルにも似ている、ということはわかった。

>>16
アレクシエルは刹那の前世で確定じゃまいか
九雷の愛のチカラを信じる限り
ロシエルはアレクシエルの血縁者とかかな。

生まれ変わっても顔が同じなら、
もしくはアレクシエル→ロシエル→刹那の順で生まれ変わってたりするのかも。

九雷ﾀﾝなんだかｶﾜﾕｽ

>>17
後者の説はないんじゃないかなー
ロシエルとアレクシエルはあくまでも別人って感じっぽいし。
同じ顔なのにアレクシエルだと思ったって事は、
今はロシエルは死んでるとかで存在しえないって事なのかなー

>>18
アレクシエルにベタボレって感じでショタカワイイ

新連載って、カインは放置？
九雷ｶｺｲｲね！やっぱ由貴先生の描く少年は良いね。

憧れの女性と再会したと思ったら男か…少年の純情粉みじんだな

アレクシエルの魂が刹那ってことは
沙羅はロシエル繋がりかも。

九雷たちは物質界へどうやってきたんだろう。
やはり学校の裏山とかにどこでもドアみたいなのがあるんでしょうか。

しょっぱなから血がｲﾊﾟｰｲ・・・
そして刹那は血を見るとﾊｧﾊｧ。ってことはアレクシエルとやらは残虐な天使？

ドロドロした展開くるかなーwktk

凄い勢いで情報ｲﾊﾟｰｲ･･･
今度は兄妹か
これが異常に思えない由貴先生www

>>24
ﾊｧﾊｧとは正反対と違うか？眠くなるんだしｗ

血が好きすぎて自己制御で眠くなるということかと思った。
ってこれ少女漫画だよな？

今の時点じゃどこをどう意見したらいいかわからないｗ
まだ導入って感じで要っぽいとこは謎が多いし結構長く続きそう？

倒れて「にゃん」てのは少女漫画だな。
刹那は父親と住んでるのかね。風呂がえらい洋風・・・これも由貴ワールドですか

>>29
カインがあるし息抜き程度かと思ったが
物質界編、と銘打っているからには天使の世界編もあるんだろうし
おまけに近親相姦までからんで
この一話を回収するだけでもけっこうかかるかもなー。
読んでてどこに重点を置いたらいいのか詰め込まれすぎていてさっぱりわからんｗ

>>29
由貴なら２〜３巻くらいでまとめてくれそう。
赤い羊の刻印だって２巻だったし。

この1話だけで普通の2〜3話分はありそうだしな・・・

世紀末東京を舞台にしたサイバーパンク･･･なのかな。
ゲームが出てくる所とかそれっぽい。
メガテン思い出すな。

とりあえず翠雀たんは俺がもらってきます。

あやしい外国人ﾓｴｽ

先生にキレてる男子学生俺にそっくりw

イギリスとのクオーターって設定がわざわざあるって事は
カインシリーズとなんらかの関連性が…？

>>38
そのうち過去にさかのぼっていって、カインとリンクするんだよ！

少女漫画なんだし、沙羅への想いは報われないよね。
沙羅と吉良先輩がくっつきそうな感じ。
でも、実は血がつながってないって設定でてくるのかな。

どう見ても由貴さんは近親相姦ネタが大好きです。
本当にありがとうございました。

最後の最後で血がつながってなかったとかいうのが
少女漫画のお約束みたいなもんだが…由貴ならそれを裏切ってくれそうｗ
今までの作品を見る限り心中あぼんエンドもアリか？

ルリルリカワイソス…

それにしても濃い第一話だな・・・
最近の少女漫画の王道は母親に愛されず、なんてトラウマは小出しにしていくはずが第一話であっさり暴露、
妹を愛してます、妹もまんざらではなさそう、ってのも展開早いし
開きなおりというか心意気というかとにかく強気なんですねこの作家さん。

とりあえず
ヒロインの沙羅を差し置いて刹那のお風呂シーン（そんな大層な描写じゃないけどｗ）
があるのはさすが少女漫画ですねｗ

2話では松野くん出るかな？
期待している

お風呂シーン、倒れ掛かってドキリ、メガネをとるとかわいいぞ、姫様的妹、
クールな吉良、ショタ向け九雷、お姉なアラクネ、知的上品な美形外人、
お約束詰め込まれすぎというか萌え選択肢多すぎｗ

この人には日本が舞台なんて似合わないんじゃない？なんかパッとしないなー

>>48
確かに。
日本どころか地球を飛び出すような超展開ｷﾎﾞﾝ

確かに和風は違和感あるな。
あの洋風な風呂は作者もそれを解っているからなのか。
…いや、単に趣味というべきか。
しかし独特の世界だな…

翠雀たんはラピスラズリ可愛い

九雷きゅんは色黒関西弁ｶｺｲｲ

九雷ﾀﾝかアラクネの姐さん、
早々にあの上級天使とやらにサクっと殺られて消えそうな悪寒がしないでもない。
いきなりキャラ多いしあまりにピチピチと活きがよすぎる。
誰かが捨て駒に違いない。

また加藤死んだ。何度目だよ

加藤って誰かに似てねぇ？

兄妹の良心はどんな人なんだろう

電気仕掛けの天使 ACT.2

学校での授業中、先日教師ともめていた松野が突然「天使が呼んでる」と言って帰宅してしまった。
放課後、刹那は１人戸籍謄本をとるために区役所へと向かった。
もしかしたら沙羅とは血が繋がっていないかも、というはかない希望だったが、逆に二人が紛れもない兄妹であることを証明されてしまった。
やっぱこの気持ちはただの気の迷い、反抗期(もとい)発情期(違う！)思春期(これだ!!)のなせるワザに違いない。
ご無沙汰のところに会うから思いが高揚する、落ち着くまで会わないと鋼鉄の意志で誓った刹那が公園へ向かうと…
そこでは沙羅が一人泣いていた。
誓ったばかりのために必死に葛藤する刹那だが、結局は沙羅に声をかけた。

沙羅は翠雀のお見舞いに行き、目が見えなくなったのは沙羅の所為だと言われたことを伝える。
刹那は逆恨みだと言うが、沙羅はあんなことになってしまったのだから仕方がないと、とっさに沙羅しか守れなかったと口走ってしまう。
誤魔化すために母親を引き合いに出すが沙羅はそういうところが女の子をドキドキさせるのだと言う。
翠雀の言っていたことは少し当たっていて、確かに嫉妬していたからこそ後ろめたい。
ブラコンだと言って去っていく沙羅に、刹那は自分と同じことを言っていると感じる。
だが、その思いは違う…兄に対する「好き」と、自分の「好き」は違うものだ。

そんな刹那の様子を伺うクライとアラクネはただのアホ、アレクシエルには似ていないと評する。
だがとっさの時には先日のように力を発揮するかもしれないと試しに公園のオブジェを壊して攻撃を加え、
普通に間一髪でそれを避けた刹那にアレクシエルならそんなもの指一本で蹴散らすと文句をつける。
刹那は怒り、更に説明を聞いてクライたちがアブない人達だと認識する。
病院へ帰れという刹那に対して、自分たちは人肉を食らう邪気皇族の末裔だと脅しをかけるクライ。
だが緊張感なくストッキングの伝線を気にするアラクネにその尻を蹴り飛ばす。
勢いのまま刹那に抱きつくアラクネだが、オカマと見抜いた刹那は辛らつな言葉を浴びせ、その場を去る。
怒るアラクネを鎮めるために偽者だった時は食ってしまえば問題ないと言うクライ。

その背後では先ほどの公園のオブジェが粉々になっていった…

クライとアラクネのことを吉良に相談する刹那は、逆に下の問題はどうなったのかと問われる。
誤魔化す刹那に、沙羅と会うのをやめたらどうかと助言する吉良。
二人でいるのを見かけた、あんな顔でいたら他人にもバレると言われ否定する刹那。
ならば沙羅で遊ばせてもらおうかとうそぶく吉良に、指一本でも触れたら殺してやると激昂する。
「お前って…昔っからやっかいな恋しかしねーのな」
意味深な吉良の言葉を訝る刹那だったが、そこへ松野が頭が破裂して死んでしまったという報せが入ってくる。
外人からもらった「天使禁猟区」というパソコンのゲーム中になったことを聞いて、翠雀がそのゲームを手にしていたことを思い出す。
その場を走り去る刹那の背中に、吉良が「今夜の月はとびきりでかいからな」とまた意味深な言葉を呟く…

学校で沙羅が翠雀の家にいることを聞き、家へと向かう刹那。
家に入ると翠雀の両親が眠ったまま起きず、沙羅が困惑していた。
翠雀の部屋には鍵がかかって開かないと言い、刹那が様子を見に行くことにする。
刹那は部屋の扉を叩くが、翠雀はパソコンの中の天使と会話していてそれに応えない。
目を治し沙羅を消してくれると言うその天使は、同志も頑張っているから心を同調させて呪文を唱えてほしいと請い、翠雀はそれに従う。
翠雀を含め呪文を唱える者のいる家が発光し、それが高層ビルを中心として五芒星を描く。
その様子を見物しているクライとアラクネは、恐怖の大王(アンゴルモア)の復活、天使と悪魔　人間共の第三次天地対戦(ハルマゲドン)の始まりだと言う。
一方、ロシエル様についていくしかないと、この身が魔道に堕ちようと彼の御方の封印を解くのだと主に懺悔する「天使禁猟区」を配り歩いた智天使。
翠雀達の放つエナジーを利用してロシエルの封印を解く！
その衝撃で翠雀は弾き飛ばされ、東京は停電することとなり住民はいつも以上に大きく見える月に慄くのだった。

包帯のはずれた翠雀の目は見えるようになっており、呼びかけに応えるとそこには刹那と同じ顔をした３枚羽の天使が浮かんでいた。
翠雀をラピスラズリと呼び、自らをロシエルと名乗る天使はこの地上に封印される前まではかつて天上で最も輝いていたのだという。
復活のお礼を述べるロシエルは、恍惚とする翠雀に目を治したお礼にもうひとつの要求をする。
「君の情報(データ)と残りの霊力を…吸収させてよラピスラズリ」
ロシエルの体から電気コードのようなものが延びて翠雀に絡みつく。
他のみんなも天国に逝ったから、さびしくないよ…と吸収し尽くしたロシエルは薄く笑う。
そんな翠雀の部屋へ刹那は扉を破って入り込む。

振り返った天使の顔を見て思わず「ロシエル」と口走る刹那。
だが何故そう思ったのか？　知らない相手なのに。
ロシエルは刹那に抱きついて責める。
「ひどいね…僕を忘れたなんて言わせないよアレクシエル
　それは罪悪感から無意識に現実逃避しているにすぎない…
　僕を殺そうなんてするからだよ…」
「ほら…僕のこの顔と君はそっくりだろ？　アレクシエル姉さん…」
コードだらけの体、血まみれの顔、そして足元に転がる無数の天使の死体…！
刹那はあまりの情景に叫び声をあげるのだった。

>57
12行目
×刹那は逆恨みだと言うが、沙羅はあんなことになってしまったのだから仕方がないと、とっさに沙羅しか守れなかったと口走ってしまう。
○刹那は逆恨みだと、あんなことになってしまったのだから仕方がないと言う沙羅に、とっさに沙羅しか守れなかったと口走ってしまう。

>58は2/3

うわああぁぁ一日でいっぱい氏んだああぁぁ
るりﾀﾝ…orz

アラクネさん('A`)
オカマ('A`)

アンゴルモア？　ノストラダムスですか？
ていうか吉良さんも天使なのかもしや

ああ…松野くん('A｀)

なんつうか因果な兄弟関係を繰り返してるんだな、刹那…

刹那が近親相姦願望持ってるのは、前世のアレクシエルが弟とｴﾛｲ関係だったせいだったりするのか？

ってかオカマかよアラクネ…お色気姉さんだと思ってたのに
翠雀の死(?)よりもなんかショックだった

>>66
紗羅の前世がロシエル……いや、それはないよな
そうだったらキモすぎる

アラクネはお姉さんじゃなくてお兄さんなんですか・・・orz

そしてアレクシエルがロシエルの姉か。
ロシエルは弟？妹？
性別に疑い深くなってきたうえ
吉良先輩は刹那にラブなんじゃないかと思ったりしたんですが。

松野クン狂った上に頭が破裂して死亡・・・
そして破裂すら描写してもらえないとはｶﾜｲｿｽ

吉良先輩はなんか知ってるキーパーソンですな

吉良も前世関係者かな

この漫画って天使が悪役サイドなの？
誰が敵か味方か微妙にﾜｶﾗﾅｲ…

しかし実は義理の兄妹って逃げ道が速攻で消えたな…

>>72
アレクシエル→天に反旗を翻して邪鬼に味方した
邪鬼たち→オカマキレイ、ショタカコイイ
ロシエル→なんかキモイ

だから天使が悪役なのかな。
それぞれに真実があるって感じかもしれんが

由貴の漫画だと悪役って言うより敵役が多いもんね

>>74
>ロシエル→なんかキモイ
>だから天使が悪役

ひでぇｗｗｗ

いやまあキモイのはともかく、
ロシエルサイドはやってる事普通に悪役だわな。

ﾊﾞﾛｽｗｗクラムチャウダー吹いたｗ

>反抗期(もとい)発情期(違う！)思春期(これだ!!)

ココに笑ったんですが
全体的にギスギスしてるので小ネタでなごむしかない…orz

俺の翠雀たんにひどい事したから悪者です

>>79
鋼鉄の意志が瞬時にぼろぼろになるところで笑った

>>73
こんなに早く消してしまうとは・・・

天使ロシエルと天使アレクシエルは敵対
アレクシエルに従っているのが邪鬼のアレクネにクライ、
ロシエルに従っているのが上級天使の外人さん

ってことか。
天使同士でも派閥がありそうだな。

この漫画難しい。
これ以上登場人物が出てきたら俺の頭も爆発する

>>84

禿同。
一回読んだだけじゃ理解できない。
さらに、由貴作品は一冊読むのにかなり時間がかかる気がする。
自分の頭が悪いせいかな？

いや、たしかにややこしい。
ちょくちょく整理しないとわからん・・・
そのうち家計図のように勢力図みたいなの欲しくなりそう

見難いが手始めにこんなんで


　　　　　　　　　　　　┌――【アレクシエル】―対立―【ロシエル】――主従(?)―【外人】―┐
　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　↑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　協　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　利
　　　　　　　　　　　　力　　　　　　　前世　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 用
　【イヴィルコンビ】―┘　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 松野←―┤
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　【無道刹那】――恋心―→【無道紗羅】――┐　　　　　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　(元?)友　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　友　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人　　　　　　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　【斎木翠雀】←―-―┘　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【吉良】
　　　　　　　　　　　　　　

どーでもいいけど、この人って漫画のタイトルの付け方がうまい。
内容以上のものを想像させる。
「カフカ」とか良かった。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(人間)━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　┃
┃　┌──友人──【無道刹那】──兄妹──【無道紗羅】─┐　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┃　│　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　┃
┃　【吉良】　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└(元)友人──【斎木翠雀】 ┃
┗━━━━━━━━━━前━━━━━━━━━━━━━━━┓　　　　　　　　│　　　 　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　世　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　【松野】─―┤　　　　┃
　　　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗━━━━━━| ━━━┛
　　　　　　　　┏━━━━━|━━(天使)━━━━━━━━━━━━━━━┓　　│
　　　　　　　　┃　　【アレクシエル】――姉弟(?)――【ロシエル】─┐　　　　　┃　　│
　　　　　　　　┗━━━│━━━━━━━━━━━━━━┓　主従(？)　　┃　　│
　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃　　│　　　　　┃　　│
　　　　　　　　　　　　　仲間　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　┃　【外国男】─利用-┘
　　　　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┗━━━━━━┛
　　　　　　　　　┏━(邪鬼)━━━━┓
　　　　　　　　　┃　九雷　アラクネ　 ┃
　　　　　　　　　┗━━━━━━━━┛

改変してみた
まだ2話だけなのにめちゃくちゃ難しい

アンゴルモアの大魔王か。
これを出すからには１９９９年までには完結するよね。

>>89
素早いな！ＧＪ。
今後すんげえでかい図になったりして。
いやそんなには長編にならないか。

> 恐怖の大王(アンゴルモア)の復活、天使と悪魔　人間共の第三次天地対戦(ハルマゲドン)の始まり

とあるから悪魔、大王とやらはでてくるんだろうな。

>>87>>89
見やすいね！ＧＪ。

>>88
ｲﾝﾊﾟｸﾄあるタイトルだよな。
でも長くて言いづらい。なんて略せばいいんだろう??

>>92
天使
天・禁
禁猟

のどれかじゃね？

天禁が一番響き良いな

これから徐々にロシエルとかの記憶がよみがえるのか。
クライたちはアレクシエルの魂が欲しい、ってことは記憶を戻らせたいのかな。
殺したら手に入るから追い掛けます、とかなのか？
それによって敵か味方か変わってきそう。

　

刹那の前世ってアレクシエルで決定なの？
実は沙羅がアレクで刹那は敵の目をくらます為のダミーとかそういう展開がいいな。
闘うお姉さんカコ(・∀・)ｲｲ!!

ロシエルとレベルEのバカ王子ってそっくりじゃね？

人肉食べるなんて怖いなー

これ読むと、花ゆめ買ったんだよなぁ？とつい確認してしまう。
惜しみなく死んでいくな・・・。

いきなりシリアス展開が続く中で
九雷ﾀﾝだけは心のオアシスになってくれそうな予感がします(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>91
ロシエルとやらが恐怖の大王なんちゃう？

>>98
似てるけどあんな実は…！！！なキャラじゃないと信じたい。
レベルEおもしろいよな。２巻いつ出るんだろう。

刹那の友達の話じゃ外人の配ってたFDはゲームとして噂されてるらしいけど
あれ結局はロシエルと交信するシステムなんだよな？
どこをどう伝わってゲームってことになったんだ？ｗ

…擬似恋愛ｼｭﾐﾚｰｼｮﾝとかと同じような扱いですか？

どうでもいいけど「沙羅」じゃなくて「紗羅」

ほんとにどーでもいい

紗羅は刹那の前世に関わりあるのかな。
上で出てたロシエルの生まれ変わりとかいうのは勘弁して

紗羅と刹那が惹かれあってるのも前世に関係してるんじゃ？
ロシエルとアレクシエルは敵対してるからなー。
いや関係してるなら前世で血が繋がっているほうが大きいか。

ただ紗羅とロシエルじゃ性格違いすぎる気もする。
そのうち鬼畜なサラになるかもな。

「前から私に欲情しやがってキモいんだよこのヤロー」
とか言っちゃう紗羅になるのか？色んな意味でﾊｧﾊｧ

>>5で守護天使やら天使の階級とやらが出てきたので調べたみた。
いろいろ説があるらしいからそのひとつってことで。

九つの階級があり、上級・中級・下級に分かれている。
階級が高い順に

▽上級天使
　　熾天使（セラフィム - Seraphim）
　　智天使（ケルビム - Cherubim）
　　座天使（スローンズ - Thrones）

▽中級天使
　　主天使（ドミニオンズ - Dominions）
　　力天使（ヴァーチュズ - Virtues）
　　能天使（パワーズ - Powers）

▽下級天使
　　権天使（プリンシパリティーズ - Principalities）
　　大天使（アークエンジェルス - Archangels）
　　天使　（エンジェルス - Angels）


上級ほど神に近く、下級ほど人間に近い。
人を守護する守護天使(ホーリーガーデアン)は下級の「天使」にあたる。

人間が死んだら天使になるのかな？

羽の生えた翠雀ﾀｿ…想像するとｲｲ

電気仕掛けの天使 ACT.3

叫び、離せとわめく刹那をロシエルはあっさりと解放する。
刹那は部屋の外へと弾き飛ばされ、その時閉まった扉の音で翠雀の両親は目を覚ました。
両親は暗いのを訝り、翠雀の部屋へと向かってその場に転がる刹那を怪しむ。
翠雀を心配してドアを開けようとする両親を止める刹那。
だが開いた扉の向こうには…目の見えるようになった翠雀がベッドに座っていた。
天使に見えるようにしていただいたという翠雀に、ただ喜ぶ紗羅。
だがそれならばあの景色は一体なんだったのか、あんな禍々しいものが天使かと刹那は疑う。

帰途に着く刹那と紗羅、紗羅はクーラーの使いすぎかとのんきにはしゃいでいる。
そこへ暗闇に乗じて盗みを働いていた刹那を目の敵にしている先輩があらわれる。
紗羅の着ている制服が「聖ステラマリス女学園」のものだと知るとその場でナンパをする。
だが刹那の怒りを買ってボコボコにされることになる。
この暗さなら血は見えないから、この間のようなことにはならない…
噴出す血に殺してしまうからと刹那を止める紗羅。
まだ幼い頃、紗羅にいたずらしようとした近所の大学生を殴って死の淵を彷徨わせたことがある刹那。
それから母が刹那と紗羅をひき離しはじめたのだという言葉に我に返り、それきりその場を去った二人。
やられた相手はコロスといきまいていた。

紗羅を家まで送り届けたが、母に会うのは遠慮すると言う刹那。
昔と同じところを汚していることに気がつき、幼い頃と同じように舐めて治療しようとする紗羅。
そこへ心配で外を見回っていた母親が現れ、刹那を無視して紗羅を強引に家の中へと連れて行った。
刹那を無視したことを責める紗羅だったが、刹那は逆に母親へ感謝する。
このドス黒い欲望を殺し、紗羅を自分から守って欲しいと神に祈るのだった。

ロシエルの元へあの智天使が訪ねてきた。
翠雀の姿をしていたロシエルは彼をカタンと呼び、一目で見抜いたことを褒める。
吸収したときに得たデータを利用して翠雀の姿を模していたロシエル。
データさえあれば瞬時に物質を形成・分解することが可能なのだ。
天地対戦でアレクシエルが神に叛逆し、その対戦で封印されたロシエル。
だがロシエルの攻撃でアレクシエルも力尽きたのだ。
その天使結晶が邪鬼に奪われたことを報告するカタンはロシエルに神性界(アツイルト)へ戻って欲しいと請う。
創世神の力が圧縮され悪魔の力が活発になる惑星十字列(グランドクロス)へと近づき、神は力を蓄積させるための永い眠りについているのだ。
神なき今天使の園 創造界(ベリアー)では上級天使の権力争いや独裁が続き、混沌としている。
そのためカタンを含む同志はロシエルを指導者とするべく、権天使以上は地上に降りてはならないという禁忌を破り人間を犠牲にしてまでロシエルを復活させたのだ。
今の天上を救えるのは「有機天使アレクシエル」と対を成し天上最高の地位にあった「無機天使ロシエル」なのだと。

だがロシエルは今はまだ戻れないと言う。
先ほどの少年の顔、波動、そして一目で自分を「ロシエル」と呼んだ彼は間違いなくアレクシエルの魂を宿した人間だからだ。
カタンは監視がついていないことなどからそれを否定するが、ロシエルはそれがわざとらしいと言う。
しかしわざわざ刺激してまた封印されでもしたら、と忠告しようとしてロシエルの怒りを買うカタン。
謝罪するカタンに抱きつくロシエルは攻撃したことを謝り、自分を助け出してくれた忠義に感謝していることを告げる。
だが幾世紀も土の中に閉じ込められていた屈辱からもう少しあの少年を調べたいというロシエルの言葉に従うカタン。

「ああそうだカタン…ひとつ聞き忘れてた
　僕 は 美 し い ？
　かつて神性界で君臨していた頃の様に…」
「ええ…今も昔も少しも変わらず万物…この世のどんな宝玉もかなわない
　永遠にロシエル様の至高の輝きは色褪せる事がありません」

皆がそう言っていた、誰もがロシエルを愛し欲していた、あの創世神でさえ…
だがアレクシエルだけが拒んだ。
そして生まれ変わってまでも拒み続けると言うのなら、何度でもその身をこの手で切り裂いてあげる…

東京大停電は48時間で終了、爪痕こそ残したものの通常のように働く人間を揶揄する吉良。
停電の日刹那にやられた相手は吉良と言い合うが、いい加減にしないと本気で怒ると言われて引いてしまう。
その相手、洋司はむしゃくしゃした気分のまま街に出、ぶつかった聖ステラマリス女学園の生徒をナンパするが…
その相手はあの翠雀であった。
公園でいちゃつく二人だが、洋司はあのお堅い女子校のお嬢様が簡単にのってきたことに驚く。
洋司は紗羅のことを訊ね、翠雀は刹那の弱点が紗羅だという洋司のために紗羅をおびきだそうかと持ちかける。
躊躇する洋司に口づけする翠雀、その拍子に洋司は何かを飲み込んだ。
それは翠雀に化けたロシエルの体の一部…
体内に入り神経線維コードが毛細血管をはいまわり視神経に絡みつきつきやぶり脳へ到達、身体中へいたりやがて同化する…！
肉塊と欲望のみで形成する、ロシエルの傀儡人形となる。
洋司の叫び声とともにコードが体を突き破り、それを笑って見ているロシエル。
もうすぐやわらかい肉を喰わせてあげる…

翠雀は、学校帰りに紗羅を誘う。
紗羅は何の疑いもなくそれを了承した。

刹那の家には紗羅のリボンが結び付けられたカバンに落書きされた呼び出し状が投げ込まれていた。




豆知識
ロシエルは悪魔の名前から
元・主天使(ドミニオンズ)の貴公子で、甘い言葉と姿で人々を誘惑し魂を堕落させるとか…

>>112
下から4行目
×汚している
○怪我している

ああ…洋司

名前が出たと同時にお亡くなりに

アレクシエルは硬派っぽそうだからキモイロシエルを受け入れられなかったんだろうな

シスコンＶＳナルシストの対決がこの話の肝になる訳か…

ロシエルとカタン、ホモくさいな･･･

妹に手を出したら負けかなと思っている

うわあああああロシエル　ドＳだあああああ
そしてカタン　ドＭだ・・・・
なにこのプレイ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

こんな妹が欲しかった(´・ω・｀)

ロッシー妖しすぎるよロッシー。
１ページ目が完全にホラーなんですが。

懐中電灯を持ったお母さんもロシエルに負けないくらい怖いです

ロシエル→アレクシエルは
憎んでいるというより歪んだ愛情ってかんじだな。
歪みっぷりが半端じゃなさそうだからなんかもう好きなだけ突き進んでくれ。

洋司ﾀﾝ第一話目から完全に捨て駒キャラで哀れ・・・
吉良先輩なんか腹黒そうで(･∀･)ｲｲ!!

ロシエルこえええ
超こええええ

ロシエル様ﾃﾗｳﾂｸｼｽ

と思った私はいけない人間でしょうか・・・orz
変態ですか下僕ですかそうですか

敵に回すとろくな目にあわないよロシエル…
言うこと聞いといたほうがいいよ。カタン、君は正しい。
敵にしなくても洋司のような目に合う可能性もあるが。

智天使ってかなりの上級なんだね。
なのにかしずいてる…足でも舐めそうな勢いだ。

この人の漫画って、なんか・・・・
いけない気持ちになってくるよ・・・・・・
自分が変になったのか、漫画自体が変態なのかどっちだｗ

主従も悪役もキモいキャラも大好物な自分にとっては
ここぞとばかりにロシエルは萌え直球な悪寒
…ちょっと吊ってくるｗ

>>131
漫画の醸し出す奇妙な渦に巻かれて貴女自身も変化したに違いない…
多分どちらも正解です

前回までは翠雀たんをぬっ殺したロシエルをぶっ殺したかったが、
ロシエルはなんかいい具合にイカれてるし
中身は違えど外見は同じままで妖艶な翠雀たんがたまらんのでやっぱり生かす

よ…妖艶なるりﾀﾝ…ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…ｳｯ

こんなに息子に冷たい母親ってのも珍しいな。
もしかしてそれが離婚の原因か。

昔近所の兄ちゃんにいたずらされそうになった紗羅たん・・・。






(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

刹那ってDQNだねｗ

ご主人様…(*´д`*)ﾊｧﾊｧ

カタンはまともなのか…ちゃんと考えてるんだな。
いやでも…まともと言ってはいけない気も…よくわからなくなってきた…

趣味性癖はひとまず置いておくとして行動の理由はまともだろう、多分。

えっと、ロシエルとアレクシエルが敵対、
刹那はアレクシエルの生まれ変わりで、ロシエルにそっくり・・・と言う事でおk？
ルリの顔になったのはエネルギー吸ったからで、元の姿（？）が
刹那そっくりだった訳だよな。　　ここまでは把握した

アレクシエルとロシエルは相討ちで封印されていたんだよな。
刹那はアレクシエルにも似てるんだっけ。
姉弟なら似ていても当然だが。
今後ロシエルと戦うことになったりするのかな。
なんか殺しても死ななそうな最強キャラってかんじだが…
自ら狂い死にとかはありそうだけど。

>>135
妹に傷なめさせる息子なんてそりゃ嫌じゃないか？

兄の傷を舐めちゃう妹も････ｗ

『地戒呪縛陣』って技ゲームとかに出てきそう
いやだから何ってわけでもないが

兄妹に親父がいるのか？

戦うにしてもどうやって戦うんだろ。
とりあえず強いとはいえロシエルのような力はないわけだし、飛べないし。
戦っても間違いなく死にますよなにあの美しい悪魔。

>なにあの美しい悪魔。
一応天使だからw

ロシエル様直球ど真ん中の自分はやばいのかと心配して
ここ来たら、同志が多くて安心したw

　　　　〃〃∩　 _, ,_
　　　　　⊂⌒（　`Д´）　＜　ヤダヤダ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ 　　　


　　　　　　　　　　　　 [ﾖ
　　　　〃〃∩ 　_, ,_ ﾉﾉ　ｷｨｨｨ
　　　　　⊂⌒（#`Д´）illi　　　＜　ロシエルなんかヤダヤダ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ⌒ヽ[ﾖ （
　　　　　　　　　　　 ⌒Y⌒　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ


　　　　〃〃∩ 　_, ,_ 　ｸﾞｽｯ
　　　　　⊂⌒（ ﾟ´Д⊂;　＜　翠雀たんを返せよう
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⌒レ 　　　


　　　　　　　∩
　　　　　⊂⌒(　　_, ,_）　＜　翠雀たんが好きなんだよぅ……
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ 　　　

データさえ得られれば今後ロシエルが紗羅の姿をして
｢ねえ、僕は美しい？｣とか｢お前を引き裂いてあげるよ｣とか言うことも有り得るわけですね…

ロシエルが美しいってことは「同じ顔」の刹那も美形設定？

サラがかわいい設定の気がするから、兄妹とあきらかにわかる外見らしい刹那も間違いなく美形設定。

大丈夫怖くないよ…って大学生の台詞の横に小さく「怖いわい」って書いてあってﾜﾛｽｗｗｗ

>>153
ほんとだｗｗ

ええっ？
普通に刹那はハイクオリティな美少年設定じゃないのか？

由貴さんが描くと普通に綺麗だから、
設定上美形なのかどうかがわからなくなってw

刹那と吉良先輩はどっちが男前に描かれているんだろう？？

刹那は少女的な美少年、
吉良先輩は男らしい美形
･･･かな

一番可愛いのは翠雀たんでおｋ

｢公園でいちゃつく二人｣
洋司・・・最後にいい思いできてよかったと思おう。

電気仕掛けの天使 ACT.4

もう紗羅を巻き込むことはしない、泣かせたくないと思いながら現場へ駆ける刹那の姿を通りすがりの吉良が見ていた。
一方でクライも、刹那がアレクシエルならきっとシッポを出すはずだと様子を伺っていた。

呼び出された先の廃工場では紗羅が椅子に縛り付けられていた。
自分のことよりも一緒にいたはずの翠雀がいなくなったことを心配している紗羅。
だがそこへ洋司と抱き合いながら翠雀があらわれ、その様子に紗羅も刹那も驚く。
そして「翠雀」は…紗羅のことが嫌いだと言う。
いつもかばってくれていたが、それは優しさからではなく「可哀相で内気」な親友を助けることで優越感を楽しんでいるのだと。
ただまわりからいい子に見られたくて、そうされた後の人の惨めさや劣等感など足げにして…
偽善者と責める翠雀に、そんなことは考えたこともないと泣く紗羅。
その様子を工場上階から眺めているクライは翠雀の正体が上級天使であることを見抜いていた。
全身から漂う波動は確かに聖なる光のはずなのに背筋が凍りつくように冷たい霊気、とても怖いものだった。
だが刹那も翠雀が偽者であることを見抜き、紗羅に翠雀の言葉は嘘だから安心するように言う。
そんな刹那を背後から攻撃しようとしている洋司、一瞬で体勢を入れ替えて洋司の所持していたナイフを本人に突きつけ紗羅の解放を要求する刹那。
だが洋司の様子がおかしい…その体は一瞬で化け物へと姿を買え、仲間もその様子に慄いた。

助けようとするクライだったが、アラクネはアレクシエル覚醒のチャンスだと様子を見るようにとそれを止める。
ナイフで攻撃する刹那だったが、そのナイフが折れ、逆に腕をねじり折られてしまう。
恐れをなした仲間たちは逃げようとするが、翠雀…ロシエルの攻撃によって全員殺されてしまい、紗羅はその光景に気を失う。
今にも死にそうな刹那に、クライもロシエルも何故目覚めようとしないのかと訝る。
それでも紗羅の名を呼ぶ刹那に、紗羅の存在が「無道刹那」でいさせているのだと気がつくロシエル。
ラピスラズリとの約束もあるし紗羅を殺してしまえばいい、というロシエルにやめろと叫ぶ刹那。
謎の光があたりを包み、洋司だった肉傀儡(ゴーレム)は消滅した。

廃工場へ姿をあらわしたのは６枚の羽を持つ天使であった。
この光の空間ではロシエルの力はかき消されてしまい、翠雀の姿を保てない。
これが誰であるのか気付いて悪態を吐くロシエル。
そこへカタンが脱出口を開き、逃げ出した。

カタンがあの闇でも光でもない力の正体を尋ねると、ロシエルは「アダム・カダモン」と答える。
遠い昔、まだ魔術は白も黒もなく存在していた。
もとは一つの霊体だった天使と悪魔がそれぞれの地にすみ魔術もそれぞれの研究や進化を遂げて黒魔法と白魔法に別れていった。
その太古の昔に失われた宇宙魔術を自在に操ったと言う伝説の聖隠者(アダム・カダモン)。
その強大な力を動かせる刹那に関わるのは危険だと忠告するカタンだが、ロシエルは口出しは許さないと諌めるのだった。

アダム・カダモンの優しい光につつまれて刹那の傷が治っていく。
まるで母親の胎内で羊水に漂っているような心地良さを感じていた。
だがアダム・カダモンは黙って去って行ってしまう…行かないで欲しいと願う刹那だったが、それは叶わなかった。
目覚めた刹那の元へはクライ達が姿をあらわし、ロシエルにやられた全員は洋司を除いて無事であることを告げる。
やっぱりお前は普通の人間ではなくアレクシエル様の生まれ変わりだと言うクライだが、紗羅の方が気になる刹那。
前世なんて自分には関係ない、今は今で大事なことがあるからお前も自分の国へ帰れと伝えてその場を去ろうとする。
だがクライは自分の国は人間と天使に滅ぼされたのだと涙を流す。

クライはゲヘナ皇家一の剣の使い手で皇位継承権もあったが手の付けられない乱暴者で、
オカマのいとこアラクネ同様当時の王の悩みのタネであった。
修行のために地獄の第３層沈黙(チンモク)へ追放処分されていたクライ。
だがその頃のゲヘナ皇国は人類が環境を破壊した影響で病んでいた。
ゲヘナは人間界と表裏一体、光と影の関係で人間界の歪みがダイレクトにあらわれるのだ。
クライがゲヘナに戻った時に見たのは見渡す限りの血の海と死体の荒野。
城の中には父親、側近、母親や兄弟が変わり果てた姿もあった。
弱体化したゲヘナを攻め落とすために、天使たちが休戦条約を破って皆殺しにしたのだ。
これが天使のすることかと激昂するクライ。
アレクシエルに拾われ、邪鬼の生き残りと合流した中にアラクネがいたのだった。

だが王はクライを追放する前に邪鬼皇族に伝わる神龍を封印した龍石のピアスを渡していた。
父は天界の怪しい動きを予知し、龍石をクライに託して追放を名目に逃がして未来を託していたのだ。
死体の山の中、絶望で彷徨っていたところを天使にみつかり殺されそうになったところをアレクシエルに助けられた。
「仇をとってやる」「それにはもっと強くなれ」と魔術を、戦い方を教えてくれた…
「神も悪魔もない理想郷を一緒に作ろう」と言ってくれたのに…だから信じてここまでやってきたのに…
クライの告白に何も言うことのできない刹那、クライはなおも叫ぶ。
「こんな風に見捨てるぐらいならなんであの時血の海でのたれ死にさせてくれへんかったんや!!」

かすかな希望の光を与えておいて打ち砕くのはひどいと刹那…アレクシエルを詰るクライ。
その様子を、物陰から吉良が眺めていた。

ほんとだ、羽が6枚ある。
なんか綺麗やーアダム・カダモン。
アダム・カダモンって発音しずらいなアダム・カダモン。

九雷は国の未来をまかされた皇子さまだったのか。

天使たちはゲヘナを攻めてきたのに、
九雷を助けて仇をとってやる、ってアレクシエルの行動は天使側にしたら裏切りだよな。

うわああああああああああああ手がちぎれたああああああああ



と思ったらあっさり治った・・・

地獄界でオカマは差別されるのか
切ねぇ

翠雀ﾀﾝの姿で鬼畜プレイをしておきながら
アダム・カダモンに動揺するロシエル・・・


なんだかいけない道に足を踏み入れてしまいそうです。
なんなら私の首もｒｙ

九雷皇子、熱いもの背負っててなんかイイね

ショタ皇子と美しき女戦士……うーんたまらん

そらアレクシエルに心酔もするよなー。
恋ではなく憧れ、尊敬というかんじか。

っつーかあんなバケモンには勝てねえよ絶対。
今回も助けが現れたからよかったものの。
ロシエル最強。

最後のコマの吉良さんがものすごい思わせぶりなんだけど何かあるのかなwktk

しかしなんで九雷は関西弁なんだろうか

それ思った＞クライ関西弁

今回は沙羅タンにナイフ突きつけるるりタン（中身ロシエル様）に(*´д`*)ﾊｧﾊｧ

やっぱり意味ありげな吉良先輩。

意味ありげなだけで実は普通の先輩であっさりあぼ〜んに1票

どんな漫画にも一人はいる、主人公がピンチになると
颯爽と現れてその危機を救っていくおいしいとこどりな奴と予想ｗ

キラ先輩は、漫画の世界でいう「メガネ君役」なんだよきっと！
どんな冒険のときでも、常に主人公に付きまとってさりげなく心の支えになったりするアレ。
アレのカッコイイ版。

どんどんシスコン街道を突っ走っていく刹那・・・
こりゃもう止まらんなｗｗｗ
取り敢えず吉良の今後の動向に期待。

>>179
戦闘の解説とかやるわけか

髪の毛がやや長めのヤンキーさん、けっこうよく出るね

アレクシエルはかっこいいのに刹那は妹の尻追ってばっか…

電気仕掛けの天使 ACT.5

それでも今の生活が大事なら、紗羅の方が大切だと言うのなら、刹那はアレクシエルではない。
アレクシエルが自分を見捨てるはずはないと、両親を殺した愚かな人間と同じだと責めるクライ。
その話が本当なら人間を憎むのも無理はないと言う刹那。
だが人間も知っててやっているわけではない、いつだって良かれと信じて研究し、努力して…ここまできてしまった。
人間も苦しみ、もがきながら生きている…
もし本当に自分がアレクシエルなら、なぜ今人間に転生したのかその意味を考えたいと言う刹那を突き放すクライ。
それ以上何も言わず刹那は去っていった。

当時を回想するクライ。
見渡す限りの死体の荒野で、生きている者を探すクライに水を求める声が聞こえる。
喜び、水を与えようとした相手の首が腕の中へと落ちてきた。
生き残りの首を落とした天使３人はクライが女であることを見抜き、その欲望を果たそうとする。
バレたら処分だといいながら、バレなければいいと事を進めようとする天使に抵抗するクライ。
その天使を切り裂き…現実の天使の姿を嘆く者があらわれた。
こいつらと悪魔とどう違うのか、綺麗事並べたてないだけまだ魔物の方が純粋だと。
悔しかったら強くなれ、弱いものは死ぬだけだと言うその者は「有機天使アレクシエル」！
彼女が神に反旗を翻した瞬間だった。

アラクネと再会し、夢中で魔術や剣術に励んだクライ。
少しでもアレクシエルの役に立ちたい、近づきたいという一心であった。
アレクシエルは男のような戦士の手である自分を嘆く。
クライに対して女の子は誰かに守ってもらってこそ美しくもやさしくもなれるのだから、そんなに強くならなくてもいいと諭す。
だがクライはアレクシエルは綺麗だと、その手もあたたかくて優しいと…女に戻らず、もっと強くなってアレクシエルを嫁にすると豪語する。
愛した男がお前のようだったなら、こんな事にはならなかったのだと嘆くアレクシエル。
今度生まれるならば男に生まれ変わりたいとこぼす彼女に、クライはなおも想いを強くした。

アレクシエルの手には戦う相手によって属性を変える無敵の伝説の神剣 七支刀御魂剣(ななつさやみたまのつるぎ)が常に光っていた。
だがロシエルを封印するためにつき立てられた神剣は砕け散り、アレクシエルは相討ちとなって天使軍の手に落ちた。
その後は何百年も眠って力を溜め、仲間を集め、機を待ち続けた。
それなのにやっとめぐり会ったあいつは、アレクシエルと同じ顔であんなことを言う…!!

何かが割れるような音が聞こえ、苛立つクライは攻撃を加える。
そこにいたのは吉良だった。
気配に気付かなかったことを悔やみ、アラクネは好みの男だから苦しまないように殺してあげると攻撃を加える。
だが吉良はそれを軽く避けてアラクネを壁に叩きつける。
綺麗な女と言われたことに気を良くしたアラクネは殺すのをやめようとするが、肩の様子から男と悟った吉良はスカートを捲ってまで確認してしまう。
オカマと言われてキレたアラクネは前言も忘れて滅茶苦茶に攻撃して殺してしまった。
美味しくいただくつもりだったのにミンチになってしまった吉良を置いて去っていく二人だったが…

吉良の胸にある何かの模様が鼓動を打ち、彼の体に流れ落ちた血液が戻っていく。
復活した吉良は笑いながら、バレなかったみたいだと起き上がる。
大分再生に時間がかかるようになったからこの体も限界かもしれないと悟る吉良。
それにしても邪鬼の残党、アレクシエルの双子の片割れ　かの狂天使ロシエル…あげくにアダム・カダモンまで…
刹那にも困ったもんだと言いながら再生し損なった腕を拾ってくっつける。
「でもそうやすやすと刹那を渡すわけにはいかねーよ　なにしろあいつは生まれる前から俺の女だからな」
俺を敵にするも味方にするも、つまり人間・天使・邪鬼どれを亡ぼすもすべて刹那次第と笑う吉良。
世界が刹那の覚醒を待っているのだと…

刹那は紗羅を家まで送り届け、気絶したままの彼女をベッドに寝かせていた。
ベッドサイドで紗羅を見守りながらクライの言葉を思い出す刹那。
自分が普通ではないことはわかっていた、どんな事故でも本人はかすり傷ひとつ負わずに自分の周りに不幸な事故がついてまわる。
母親や、翠雀…
だから認めたくない、母が自分を嫌うのもみんなその所為だから。
「気味が悪い」「私の子とは思えない」と聞いてしまったあの日から、すっかりひねくれて狂ったように無茶な遊びをしてよく紗羅を心配させた。
自分のために泣いてくれたのは紗羅だけだった…

昔、疑われた刹那を信じてくれたのも紗羅だけだった。
父親は他の女性と会っていて、母親は神経質になって離婚して紗羅を連れて行くと騒いでいた。
家には帰らず、誰も自分のことを知らない街で、誰もぶったり責めたりしないところで生きると言う刹那についていくという紗羅。
紗羅をいつも守ってくれていたのは刹那だから…
逃避行は２日間、駅でつかまっておしまい。
だが一緒に逃げようと言ってくれた時どんなに嬉しかったか…
気の迷いなんかじゃないとわかっている、あの頃から刹那には紗羅しかいなかった。
愛しくてたまらないのに、抱きしめてしまったら粉々に壊してしまう…傷つけたくなんかないのに…
刹那は溢れる想いのままに、紗羅にキスをした。

それを、母親が見ていた…



豆知識
アラクネは女神と機織り競争をして勝ち、そのために蜘蛛にされた美しい乙女の名前から
ゲヘナ皇国では3,6,9などが魔法数とされ、名前にこれらがついていることが皇族の証

アラクネさんは体が男なので胸はありません
イヴルさんたちは体を改造してしまうとアストラル体(オーラの一種)が変化して特殊能力を失う恐れがあるため
「私は男なのにこんなに美人でスタイルもいいのよ！」と思ってそれを楽しんでいるだけなので、本当の意味でのオカマとは違うかもしれない…

え？(;ﾟДﾟ)
アラクネさんが男でクライたんが女で

吉良さんが人間でなくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；

いまだ！
クライたん、げとー！！

( ﾟдﾟ)九雷ﾀﾝ・・・


(ﾟдﾟ)・・・オンナ？！

あれ〜？
少年の純情と思いきや実はアブノーマルな同性への憧れ？

あーん吉良先輩が死んだーーー！！

と思ったら再生したああああああああああ(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

アラクネが男だったことで油断していた・・・

もう性別じゃ騙されないぞ。
ロシエルは女で刹那のお母さんは実はお父さんに違いない。

アレクシエルとロシエルは双子なのか。

誰か主人公の恋の行方を心配しｒｙ

吉良先輩は刹那狙いの人なのか…前世ならともかく今それはちょっと。
「この体が限界」って事は体取り替えられるっぽいし、女性になって出直してください。

もはや誰が男でどれが女で恋の矢印なんだかあこがれなんだかﾃﾗｺﾝｶﾞﾗｶﾞﾗｽ

アレクシエルかっこいいな。
見た目も美しいが言動も。

アレクシエルの愛した相手って誰だろう
ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ

狂天使って。ロシエルにぴったりだな。

「たった今から神に反旗を翻す！」
アレクシエルｶｺｲｲよアレクシエル
九雷が百合感情を抱くのも仕方が無い

この連載、どういう方向に話を転がしたいのかまだまだ全然分からん。
このまま進んじゃうと自分的には駄作だぞこれ。

ロシエルが刹那の学校に転校してきてウホッなラブコメになるんだよ
ルリたんも何事もなかったかのように生き返って参戦

もう吉良先輩が実は女だという展開でも驚かんぞ。

母親に見られるって一番嫌だな。刹那…

アレクシエルの愛した男ってのが吉良先輩の前世とか？

>>204
それっぽいと思った

>>201
妹への恋と天使の話が混在してるもんな。
しかも刹那は戦いだの危機だのにまったく興味がないという。

>>205
「愛した男がお前のようだったらこんなことにはならなかった」
「生まれる前から俺の女」

なんかストーカー臭というか吉良さんがヤバイ人の気配がします

吉良（前世）の愛が盲目すぎてなんかダメになったとかかな

無道家のママンってある意味一番可哀相

>>209
あんなﾄﾞｷｭｿな名前を子どもに付けてる時点でもうかわいそうな人生確定です
これは報いです

紗羅はともかく、刹那なんて儚そうな名前、どんな想い込めてつけたんだろうな・・・

字面が何となく格好良い気がするから

さっさと死ねって事じゃないか？

名前付ける時点ではこんな変態シスコン野郎になるとは思わないはずだしそれは流石に…

次回修羅場の予感wwwキレた母親の暴走を期待。
けどキスだったからまだ助かるかもな
もし脱がそうとしてた所見られようもんならry

ある意味ロシエルより怖そうだな。
もしやラスボスは母？

おめー、兄が妹に性欲バリバリなのを発見したら
親としては普通に親戚に預けるとかなんとか
コトがコトだけに、引き離すのが正解だべ。

っつーかいったいどうしたいんだろこの展開。
別れる→やけになる→反省する→使命を感じる→天使として立ち上がる
とかそんなかんじ？

電気仕掛けの天使 ACT.6

　もし汝が地獄に堕ちたくなければ　罪を犯した片手を切り捨てるがいい
　もし汝の片足が罪を犯したなら　その片足を切り捨てるがいい
　もし汝の片目が罪を犯したなら　それを抜き出し捨てるがいい
　両目そろったまま地獄に堕ちるよりも　片方の眼になり神の国に入る方が良い
　もし　汝が　地獄に堕ちたくなければ

刹那を殴り、父親にそっくりだと、お前など生まなければ良かったと詰る母親。
紗羅は自分と同じような目には合わせない…こうなることはわかっていたが、許されないことだ。
もうじき正式に離婚が成立して名字が変わっても、実の兄妹である事実は決して変わりはしないのだから。
お前たちのことを考えて無理やりに引き離したのに、お前は紗羅を地獄に堕としたいのかとなおも責める母親を止めたのは紗羅本人であった。
紗羅にずっと隠してきた自分の気持ちを聞かれてしまったことにショックを受ける刹那。
しかし紗羅も刹那の事が好きだと言う。

だがわかっていた、紗羅の好きだという気持ちと自分の気持ちが別物であることを。
弄んでいるだけだと断定する母親の言葉を肯定する刹那。
心の中では否定しながら、本当のことを紗羅に告げるわけにはいかないと反対の意味の言葉を投げつける。
紗羅は泣きながら部屋に戻り、二度と紗羅には会うなと言う母親に言われなくてもわかってると言う刹那。
だがそれは母に言われたからではなく、紗羅のためだ。

手に入れるのは恐ろしいほど困難なのに、失うことのなんとた易い事――
自分より紗羅を愛する男なんているわけがないと、刹那は泣きながら去っていった。

吉良が父親ともめながら家を出ると、そこには刹那が待っていた。
神を信じるか、近親相姦は罪になると語る刹那。
自分が天使の生まれ変わりであるらしいことや、声をかけてきた悪魔のこと、そんなことはどうでも良くて紗羅のことしか考えられないことを伝える。
あいつらが用があるのは前世の方で、自分ではないことも…
溺れるように人を愛する刹那のことを羨ましいと言う。
自分は父親に愛される資格などない、世の中には騙し続けるしかないこともあるのだと言う吉良。

刹那は突如寒気を感じ、吉良は顔色が悪いから帰って寝ろと伝える。
思い出したように、お守り代わりにと自分の持っていた石を刹那に渡す。
刹那の去った後、いつまで覗き見しているつもりだと怒鳴る吉良。
そこへ、ロシエルの意識体があらわれる。
自分のおかげで生き延びたくせに、その人の子の体で何ができるかと揶揄するロシエル。
生まれ変わるたびに刹那、アレクシエルを守ってきたのが吉良であることに思い至り、
もし守護天使を殺したのならそれが正しいと言って笑いながら去っていくロシエルだった。

紗羅のもとへは翠雀がお見舞いに訪れ、昨日のことはお芝居だと笑う。
今、翠雀は刹那と付き合っていて妹がうざったいから脅してほしいと言われ協力していたのだと。
信じようとしない紗羅だが、たった15年過ごしただけの紗羅の方が自分との何百年よりも大事なのかと憤る、ロシエル。
そこへカタンが駆け込んでくるが、別にロシエルは紗羅を殺したのではなくデータを取っただけであった。
紗羅は簡単には殺しはしないというロシエルに昔と違うものを感じるカタン。
そんなカタンにロシエルは口づけをする。

何かに気付いたカタンはロシエルを突き放す。
咳き込んで飲み込みかけたカプセルを吐き出せば、ロシエルはちゃんと飲まなければいけないと言う。
カタンは上級天使だから人間のようにゴーレムになる心配はない、ただゆっくりと体を侵食し、やがてロシエルと同化するだけ…
その言葉に、天上でロシエルを掲げる同志はまさか…と思い至るカタン。
それを肯定し、みながそう望むからだと笑うロシエル。
そんなことをしなくてもあなたを慕うものはいるというカタンに、お前みたいな綺麗なやつにはわからないと言うロシエル。
ふたごの姉にまで裏切られたのに、何を信じれば良いというのか…
数少ない純粋な天使であるカタンを、たまに汚してやりたくなるというロシエルは攻撃を加える。
そうしながら、無道刹那はアレクシエルで、覚醒させてから殺してやるから邪魔をするなと忠告する。
だからハンパはやめて屈服して絶対服従するか、同化するかを選べと迫る。
そう、父親の言うことはきくものだ…

変わってしまったロシエルを嘆くカタンだが、今の腐敗した天界にはロシエルの力が欠かせない。
アレクシエルが以前ロシエルを封印した時、殺すこともできたはずなのにそうしなかった。
だが次にアレクシエルが覚醒した場合今度こそロシエルの命は危ない、ロシエルを失うわけにはいかない…
無道刹那が本当にアレクシエルでも、今はただの人間。
今なら、まだ自分にも彼を殺すことが可能かもしれないとカタンは気付くのだった。

この漫画における階級図

創生神（神）
　↓
聖人　アダム・カダモン（行方不明）
　↓
有機天使アレクシエル(姉) ―対(ふたご)― 無機天使ロシエル(弟)
　↓
――第一階級――
熾天使(セラフィム)
智天使(ケルビム)
座天使(トロウンズ)
　↓
――第二階級――
主天使(ドミニオンズ)
力天使(ヴァーチューズ)
能天使(パワーズ)
　↓
――第三階級――
権天使(プリンシパリティーズ)
大天使(アークエンジェルス)
天使(エンジェルス)

現在実権を握っているのは熾天使最高会、指導者は熾天使メタトロン
それぞれ階級ごとに長がいて、他の天使を絶対的な権力で統治している

ち　ち　お　や　…？　( ﾟдﾟ)

若作りのパパだね

　 _ 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　ﾁｯｽ！ﾁｯｽ！
　⊂彡

紗羅と刹那は両思いなのか
そうでないのか…

俺以上に紗羅を愛するやつなんかいない!!!!って、DQNながら真剣な刹那に感動したよ。

吉良先輩の正体がさっぱりわからんな
っていうか「生まれ変わるたびに」？

自分はDQNと思いつつもロシエルが愛しくなってきちゃってるんですが…
何百年って気が遠いよ。
死なないとか意識がずっと残るってのもなんか哀れというか切ないな。

みなさんそれぞれなんだか大変な想いを抱えてらっしゃいますな

カタン刹那の返り討ちにあって死にそうな悪寒…

あれ？思ったより悲恋ムードが…。
即効、他の相手現れると思ってたのに。
もしかしてクライが刹那とくっつくの？？
いやだよ、ママン。見た目がうほっじゃ…。

九雷もアラクネも元の性別通りの格好でも相当かっこいい＆カワイイと思う。
むしろあの二人ベストカップルだよなぁ

吉良先輩に父親がいるってなんか意外だ。
勝手にひとりで生きてるイメージ持ってた。

「父親そっくり」って、まさか未登場の刹那パパンも…？(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ロシエルの台詞によると

・吉良とロシエルは以前に接触アリ
・吉良はロシエルのおかげで生き延びたことがある
・吉良はアレクシエル側
・吉良が刹那の守護天使を消した？
・刹那（アレクシエル）を覚醒してから殺したい
・自分はカタンの「父親」

ってことだよな。訂正あったらヨロ。
吉良とアレクシエルの繋がりがよくわからんな。

> お前たちのことを考えて無理やりに引き離したのに

って母親の愛情だよな・・・。
哀れだ。母は別に間違っちゃいない。

吉良先輩、「年寄りは写経でもしてお迎え待ってりゃいい」ってシブいなｗｗ

＞あいつらが用があるのは前世の方で自分ではない
これ、相談されてる当の吉良先輩もそうっぽいんだよな実は…

>>239
それ思った。唯一信頼してるっぽいのにひどいな。

普通に学校の知り合い程度でそんな相談されても困るが
吉良は面倒見がよさそうだ。

自分が無道ママなら、ゆくゆくは子供にはそれぞれ伴侶を
見つけてもらって、いずれは孫の顔を見たいような〜。
実の兄はやっぱしそこは遠慮してほしい。つーか、放置する親が
いたらちょっとイヤン。

天使禁猟区　物質界編　クライング・ゲーム ACT.1

地下道、ドラッグの売買を行っている二人。
その内の一人は、以前紗羅を廃工場に誘拐した人物だ。
洋司がいなくなったことを話し、クスリで誤魔化したいと言う。
金欠だからと言う彼に、売人は新種のクスリをサービスする。
珍しい、カプセル型のドラッグ…
バッドにならないか心配する彼に、売人はノープロブレム、と。
その口調からいつもの売人ではないことに気がついた彼は売人の正体を暴くために目深に被った帽子を剥ぐ。
そこにいたのは、この世のものとは思えないほど綺麗な外人…どこかで見たことがあるような…
サイコーにいい夢(トリップ)を、友達の洋司と同じユメを…売人の格好のロシエルは頽れる彼に囁いた。

どこだかわからない場所で、刹那のことを探す紗羅。
ようやく見つけた刹那は翠雀の腰を抱きながら紗羅を拒絶する…
…泣きながらうなされていた紗羅を心配して母親が起こしにきていた。
友達は帰ったのかと聞く母親に、先ほど部屋で翠雀と交わした言葉を思い出す。
夢ではないかと言う母親に、部屋の隅から羽根を発見してあれが夢ではなかったことを確認する紗羅。
母は、紗羅へとてもいい話を持ってきたのだと言い、紗羅はその内容に衝撃を受けた。

学校では、翠雀が欠席している。
刹那が自分を嫌いだと言ったことを思い出し、嘘を吐くのが下手な刹那が自分のために吐いた嘘だと思いたい紗羅。
嫌われても、それでも自分は刹那のことが好きだから…！
母親が「いい話」の内容を刹那には伝えないであろうことを思い、紗羅は耐え切れず授業を途中で抜け出してしまった。
刹那が好きだという想いだけを胸に。

刹那は学校で女の子が訪ねて来たと呼び出される。
クラスメイトは可愛い子の姿に騒がしくなるが、その内の一人がそれが妹の紗羅であることに気がつく。
刹那は紗羅の登場に動揺を隠せない。
帰れと言う刹那だが、紗羅は大事な話があると言う。
話を聞こうとする刹那だったが、キスしてくれたら教えてあげると紗羅は言う。
自分が眠っていないとできないのかと問う紗羅を突き放す刹那だが、学校をサボってまで来たのだという紗羅の言葉に心は揺れる。
キスしてくれたら、嫌いでも構わないから二度と会わないという紗羅の言葉にキスをしようとする刹那。
甘くしびれるような、夢でも見ているみたいな、女の子のいい香りがする…
それはどこかで嗅いだことのある…
まさに口唇が触れ合おうかという瞬間、「お兄さん」と口走った紗羅から刹那は離れた。
違う…お前は誰だ？　その匂い、「お兄さん」と呼ぶ、お前は…

そこへあらわれる紗羅。紗羅が二人いる…?!

刹那は最初にあらわれた方の紗羅が翠雀の家で出会った天使だということに気がつく。
その言葉に部屋の羽根はやはり、と思い至る紗羅。
ロシエルは開き直り、もう少しで自分の人形にしてあげたのにと笑う。
ラピスラズリのように体ごと吸収したわけではなく、感情面のデータしか取れなかった紗羅では騙せなかったのも仕方ないと言う。
「ラピスラズリ」、吸収、言葉の意味を理解できない刹那にロシエルは死んでいった翠雀のことを説明する。
翠雀を殺したという言葉に、彼女が変わったのは全て目の前の人物の仕業と気付いた紗羅は「化け物」と罵る。
その言葉に激昂したロシエルは電気コードで攻撃を加えようとするが、刹那がそれを庇う。
お前らの思いが無力であることを証明してやると言いながら、ロシエルはその場から姿を消した。

そして二人の姿を物陰からカメラを構えて見ているものがいた…

カタンがロシエルを訪ねると、彼は化け物呼ばわりされたことにショックを受けていた。
そこへ、先ほど刹那たちの様子を物陰からカメラを構えて見ていた人物があらわれる。
カタンが訊ねると、前のが壊れたから新しい人形(おもちゃ)だと説明する。

自分たちが何かとんでもない事態に巻き込まれていることを知って刹那に詰め寄る紗羅。
だが紗羅を巻き込むわけにはいかないと思っている刹那は冷たく突き放す。
紗羅は、泣きながら母親についてイギリスへ行くことを刹那に告げた。母親の実家、ロンドンに。
これだけは自分の口から伝えたかったが、こんなことなら来なければ良かった、同情する兄貴なんか嫌いだと去っていく紗羅。
これでいいんだと思いながら、刹那は涙を流す。

その様子を眺めているクライとアラクネ。
アレクシエルが味方にならないなら戦力を固めなければならないから窖に帰ろうと言うアラクネだが、クライは人間も自分たちと同じだと実感していた。

翌日、校長室に呼び出された紗羅。
匿名で送られてきた手紙を見せられ、驚きに目を見開く。
一方刹那の学校では、クラスメイトが彼の噂をしていた。
恐らく一番仲の良い友人が教室に入ろうとする刹那を止めるが、刹那は構いもしない。
教室の黒板に貼り出されていたもの…

「無道刹那　実の妹と報われヌ禁断の愛！！　神ノ裁きヲ受けよ」

刹那と、紗羅のキスシーンの写真であった。

天使の癖にセコイ手を使ってくるな…
まあ効果的ではあるんだろうが。

ロシエルはエロゲーのやりすぎだと思います

洋司に引き続き、二人目の犠牲者か･･･
あんな感じになって死ぬのかなあ？　また。

>>226
結局、両想いってことでFA？

妹まで恋にがんばっちゃうんですか。
この展開だとロシエル様が活躍したほうがなんだかすっきりしてしまう。
しかしそんな地味な手を使うロシエル様は見たくない・・・

化け物！
紗羅めなんてこと言うんだ！

ロシエルのあの傷つき方は、何かトラウマでもあるんだろうか＞化け物

美に異様に執着してるよな。
自分が美しいということが最重要課題なのか。
でも天使って老けなさそうだからそんなに心配しなくてもね。

タイミング的にロシエルが化けてるとは最初全く思わなかった。
姿が完全に変えられるって恐ろしいな。

「イギリスに帰る」発言で主人公がクオーター設定だったことを
思い出した。今後舞台がイギリスに移ることもあるんだろうか。

しかし、バケモノってあんまり日常的にいわねーな

てゆーか、どうして偉い天使様がいちいちこんな
小細工をするんだろうね。
プチっと潰すくらいの手間でなんでもやりそうなのに。
やりかたが回りくどくて、非効率だ。
寿命が長いし長年寝てたから、テキパキと物事を片付ける
ことに興味がないのかな？

遊んでるとしか言いようがないな。

>>254
そのほうが作風に合ってるね

今回は普通な展開だったな。

と思った自分はアブノーマルな世界に慣れてきたんだろうかとちょっと不安になった。

>>256
精神的に打撃を与えて苦しめてやりたいと思ってんじゃないのかなあ

刹那が紗羅に萌えることで、無道刹那の自我が強くなっているから、
二人を決定的な破局に追い込むのがアレクシエル復活の最短ルートなんじゃね？

ボビーｷﾝｸﾞｶﾜｲｿｽ

>>255
確かに、言わないかも。
でも洋司が変身したときも皆「化け物」って言ってたね。
この世界では言うのだろうか。

兄貴とキスしてた写真ってだけで校長室・・・
ちょっと厳しくないか？
取り敢えず確実に狂気が増していってるロシエルにｳｯﾄﾘしとこう

これはコラです！

ロシエルを見るカタンの目がすごく優しい
カタンは生粋のマゾってことですか

さらにファザコンの疑いがあります

この作者は近親相姦が好きなんだな

イギリスはいってるから兄妹でちゅーぐらいいいじゃん

でも、カプセル飲ませようとしてたからディープキスだよねw
さすがにそれはまずいんじゃ…
（写真でそこまで判別できたかは別として）

うちは家族でちゅーします、でいいじゃん
やる家はやるじゃん

クライング・ゲーム ACT.2

クライを探しているアラクネに、"沈黙の間"で神龍と会見(コンタクト)中だと教える片羽を持つ邪鬼の男女。
いつ戦争を始めるのかせかす二人に、窖の訛りを直せとため息をつくアラクネだった。

神龍３姉妹を召喚し、接見するクライ。
アレクシエル抜きでロシエルに勝つ方法を長姉で未来視(さきみ)の龍翡翠(ジェイド)へ問う。
だが無機天使に対抗できるのは有機天使のみ、無道刹那だけだと答える翡翠。
納得しないクライをからかう次姉琥珀(アンバー)と、毒舌でフォローする末妹の瑪瑙(アガット)。
そんな妹たちを黙らせた翡翠は、近いうちに無道刹那は覚醒すると予言する。
驚くクライに、今までの事件は彼に一時的な目覚めを促しては元に戻すものであったことを説明し、今彼がはめられた罠は確実に覚醒へと向かわせていると言う。
その隙にアレクシエルの魂を天界側に奪われてしまえば、この戦争は我らの負け。
邪鬼王国の血は滅び、神龍ら魔獣精霊は天界の支配下に置かれてしまうことになる。
刹那の監視に戻るというクライに翡翠は警告する。
アレクシエルの復活は東京崩壊を伴う。首都を失った日本は亡び、世界はバランスを崩して最終戦争のひきがねとなる。
さらに、アレクシエルが覚醒すると言うことは無道刹那の死を意味する。

思わぬショックを受けるクライだが、アレクシエルさえいてくれれば良いと彼女のエンジェルクリスタルを眺める。
たかが人間一匹よりもアレクシエルの方が、と思うもののアレクシエルの姿に刹那の姿が重なる。
動揺し、怪我をしながらも再びアラクネと二人物質界へと向かうことにする。

刹那と紗羅のキスシーンの写真を否定する二人の母親。
刹那を否定し紗羅を守って欲しいと言う母と、毅然とした態度で兄を拒絶しろと示すシスターに、紗羅は同調できない。
近親相姦の罪を語り、「汝　地獄に堕ちたくなければ罪を犯した片手を切り捨て　その体で神の国へ行くがよい」との言葉を引用するシスター。
実の兄妹間の恋情を否定し、汚れた感情だと切り捨てるが、紗羅はそんな単純な思いではないとその言葉を否定する。
天国の話が本当なら、自分は死ななければならないと…
罪を犯した部分を切り捨てねば行けない天国ならばこの心臓を抉り出さねばならないから、本気で兄を好きだというこの思いを…！
寝顔にキスされたときも気付いていて止めなかったという紗羅を諌めるシスターと母。
だが、刹那を好きだという気持ちをずっと抱えてきた紗羅にはそれがなくなってしまえばそれはもう自分ではないと説明する。
この汚れた心臓と共に地獄に堕ちる覚悟だと言う。
刹那と堕ちる地獄なら怖くはないのに…

もう、嫌いだって言わないでほしい、ウソでもいいから…
「大丈夫か？　痛いとこないか？　紗羅」
幼い頃の刹那の台詞を思い出す。

お兄ちゃん…お兄ちゃん…紗羅は　心が痛くて　痛くて　死にそうです

刹那の学校でもあの写真のことが噂になっていた。
心無い言葉に刹那のピアスが痛み、昔吉良に穴を空けられた時のことを思い出す。
血の痛みを思い出し、感情をコントロールしろと吉良は言っていたが、いつまでもこんなこと我慢できないと落ち込む。
張り紙は見つけ次第はがしているが、またすぐさま学校中に貼り出される。一体誰が…
そんな時、食堂であの時紗羅をさらった先輩が噂している声が耳に入る。
刹那だけでなく紗羅さえも侮辱する言葉に激昂した刹那は彼に殴りかかろうとするが、あっさりかわされて逆に痛めつけられる。
そんな彼の目を見て、どこか操られているような様子を不審に思う刹那。
食堂を出て行こうとする彼らを吉良が睨んでいたが、ロシエルの配下となった彼は吉良に中指をたてて去っていった。

刹那が汚れた頭を校外の水飲み場で洗っていると、どこからかあの写真とうたい文句の書かれたコピーが大量に降って来る。
周囲からの否定の言葉と、母親からの罵倒の言葉を思い出してパニックになりながらビラを拾い集める刹那。
だがそのビラを踏みつけて刹那を殴る吉良。
落ち着け、みっともない、と言われるが確かにここに書いてあることは本当なのだからみっともないと言う刹那。
実の妹を本気で抱きたいと思い続けてきた、自分は異常なのだと…
世界中の奴が自分をいかれてると、今に地獄に落ちると言う刹那をその通りだと肯定する吉良。
だがそいつらの中に一人でも刹那の側の立場で物を言った奴はいない。
でも刹那が本気で紗羅を好きなら仕方がない…苦しんだのは他の誰にもわからない、ならば見物人に何を言われても構わないと諭す吉良。
その不器用で真っすぐな愛し方を知っている、その恋が間違いでもいいと。

ずっと誰かにそう言ってもらいたかった。
誰か一人でも自分を責めないでいてくれるなら、嫌いでないなら、生きていても構わないなら、それでもいい。

吉良の胸で泣く刹那を校内から見つめるロシエルの配下。
その影は既にロシエルの形をしていた。

刹那は主人公ならではのまっすぐさと思って甘受していたが
紗羅もずいぶん濃いこと言うな・・・

クライたん刹那に惚れﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!???

ロシエルーもっともっと怒ってロシエルーー(n‘∀‘)η !!

>>275
自分もそう思ったよ。アレクシエルへの想いが強いだけで気のせいかなあ。

兄が好き妹が好きの心情はわからなくもないですが、
ちゅーしてた→近親相姦

話が早くて異性にモテそうな人々だ

刹那死亡フラグｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!

刹那、吉良先輩にしちゃえよ。
吉良先輩、そこでキスしちゃえよ。

東京崩壊って何か一気に話が大きくなってきたんですが

刹那が死んでアレクシエルVSロシエルってのも面白そうだな。
地球が滅んで物質界編が終わって、次どっかで対決、で二部構成か？

次回ロシエルﾀﾝまた大暴れの巻ですか？(･∀･)ﾜｸﾃｶ

ロシエルに対抗できるのはやはりアレクシエルだけなんだね。
不死身の狂天使だもんな。

九雷→刹那フラグ？

しかし、ママンの口ぶりだと、近親相姦と言うより性的虐待だよな…
刹那ｶﾜｲｿｽ
まあ、本人が間違ってるのは確かなんだけど。

大阪弁みたいなのはアナグラってところの方言ってことでおｋ？

おにゃのこっぽいクライたんｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!

一応胸の谷間がみえる

>>278
女子校は単に戒律に厳しいだけっぽいけど、
男子校の方はなんかDQNだらけって感じだな…

吉良先輩刹那にやさしすぎじゃね？

>>280うほっ

>>290
刹那にというかやっぱりアルクシエルに対してなのかなあのやさしさ

アナグラにいた双子がかわいい

そんな優しすぎな吉良先輩に惚れｗｗ

一応ヒロインなのにあんまり目立ってない紗羅たんは俺がもらってきます

じゃあ自分はカタンﾀﾝあたりをいただｋん；ｇｌｒｋうわあやめてくださいロシエルさまｈｌ・ｊｇ・ｌｊｈｒ

クライング・ゲーム ACT.3

視線を感じて見上げる吉良、その視線の先からロシエルに侵された男が去っていった。

一方、刹那の学校に潜入したクライとアラクネは刹那の巻き込まれた事態に驚いていた。
ダサい制服と、男ばかりの男子校の様子が気になるアラクネはそれどころでもないようだが…
そんな中教師に見つかって髪の色を咎められた二人だが、アラクネが誤魔化し余計に事態が悪化する。
刹那を見つけたクライは教師を振り切って走り出し、その姿を認めた刹那は逃げ出す。

クライは教師をまいたが刹那にまかれてしまった。
そして刹那は窓から、どこかへ向かう吉良の姿を発見する。

吉良はロシエルに侵された彼を訪ねていた。
発作のように電気コードを吐き出す彼に加藤と呼びかける吉良。
助けてくれと縋る加藤に、難しいと答える。
だが加藤の意識が戻ったのはどうやら一瞬のこと、ドラッグに慣れている所為で意識が残ってしまったようだった。
吉良の制服を裂いて胸を晒すロシエル。
バラバラになった吉良の体を再生した紋様のことを、自らの血の跡だというロシエル。
この血のおかげで吉良は不死身の体となった…だがそのききめも切れかけている。
アレクシエルとではなく自分と組むのならまた血を分けてあげると言うロシエルは、「アレ」を渡せと吉良に迫る。
だがそれはとっくに真の主人である刹那に渡したと言う吉良に、ロシエルは正気かと問う。
お前を殺して刹那から奪うというロシエルの元へ、吉良を訪ねてきた刹那が姿をあらわす。

刹那の目の前で、ロシエルの攻撃が吉良を殺した。
それを発見したクライとアラクネは、それが以前廃工場で殺した奴だと気付いて驚愕する。
吉良を殺された怒りに我を忘れる刹那。
いつもの血を見たときのめまいが襲うが、そんなものがなんだっていうんだ、と力を込める。
ピアスが砕け散り、以前吉良から託された石を取り出す刹那。
そこに剣のような影が映り、確かに「アレ」がアレクシエルの手に渡っていたことを確信するロシエル。
クライはそれがアレクシエルの神剣、七支刀御魂剣であることに気がつく。

元素霊までもが同調して騒ぎ狂い、胸がつぶされそうなほどの怒りの伝わる圧迫感。
そして刹那の背中に生えた何より美しい３枚の羽…間違いなくアレクシエルだと確信するクライ。

鏡の中の自分である私を求める限りお前に救いはないと、永遠に私には勝てないとロシエルに告げるアレクシエル。
試してみようというロシエルに切りかかるアレクシエルだったが、その剣が切り裂いたのはロシエルの分離した加藤の体だった。
今の生でも人殺しになったこと、人間界からも天界からも追われる身になったことを笑いながらロシエルは去っていった。

傷口から電気コードが這い出し、死にたくないと苦しむ加藤。
彼を抱き起こし、冥道へと導くアレクシエル。
神も悪魔も信じなくていいから、あの光と自分の力を信じて進めと言うアレクシエルに、加藤は涙を流しながら逝った。
その体からはロシエルの一部であるあのカプセルが分離され、アレクシエルはそれを破壊した。

ゴーレムになった人間から毒素を分離させ、その人間を浄化させることは不可能だ。
最初から加藤を救うために殺したのだ…
そんな芸当ができるのはアレクシエルだけだ。

クライはアレクシエルの名を呼びながら羽の消えた刹那の体に抱きついた。
ちゃんとロシエルを殺していれば良かったとクライに謝罪するアレクシエル。
できなかったものは仕方がないというクライだが、それを否定し何かを言おうとするアレクシエルに刹那の意識が戻ってきた。
そして神剣は元の石の姿に戻る。
自分の中のアレクシエルの存在に慄く刹那。
クライは砕けたピアスが護咒符(アミュレット)代わりであったことを悟り、
刹那が不用意に人殺しをしないように血を見たら戦意喪失するようにかけた封印だと語る。
神剣を封じた石の送り主とピアスをした人物は同一人物かという問いに肯定する刹那。
そしてクライは廃工場で彼を殺害していたことをも告げる。
だが彼は何度でも蘇る化け物であったらしい。
ちょうどあんな具合に…

無傷の吉良に刹那は問う。
「まさかあんたまで…人間じゃない…？」




豆知識
加藤と吉良は不良の中で一番仲の良い設定。
ロシエルが加藤を選んでのり移った理由も彼にはかくれたとても強い霊感があって吸収しやすかったから。

不良だから加藤という名前。きっと3年B組。

　　　　　　　ヽ|/
　　　　 ／￣￣￣｀ヽ、
　　　 /　　 　　　　　　ヽ
　　　/　 ＼,, ,,／ 　　　|
　　　|　（●） （●）|||　 |
　　　| 　/￣⌒￣ヽ　U.| 　　・・・・・･･･ｺﾞｸﾘ。
　　　|　 | .ｌ~￣~ヽ |　　 |
　　　|U ヽ ￣~￣ ﾉ　　 |
　　　|　　 ￣￣￣　　　 |

前回吉良に救われた直後にこれかよ…

不良さんまた名前が判明した途端にｼﾎﾞﾝﾇorz

アレクシエルin刹那を見るロシエルの顔が恍惚としてて……
こいつもシスコンか

ずっと気になってたんだけど何で羽が３枚なんだろう
アダム･カダモンにいたっては６枚もあったし
偉い天使になるほど羽の数が増えるのかな？

３枚って何かバランス悪いな

宗教画の天使にゃ風車状態になってる奴が
いるからな

にしても偶数がバランス取るのによかろうに。

>303
でも刹那とは方向性が真逆だな
ものごっつひねくれてそうロシエル

>>300
緊迫感で息を飲んだがお前見て脱力したじゃないかｗ

刹那はアレクシエルは冷酷な天使みたいに感じてるな。
加藤を助けたのは慈悲だと思ったんだが。
意味深な言葉を残して消えたしアレクシエルも謎だ。

3枚の羽・・・真ん中の羽がどういう動きなのか少々気になる。
6枚もあったらひしめきあってもっと大変な動きなんじゃないのか？

ああ…加藤

松野くん、翠雀たん、ヨウジ、加藤で名前ありキャラが死んだのは四人目ですね

加藤…ろくでもねえ奴と思っていたが
死んでみると可哀相だな。ﾅﾏﾝﾀﾞﾌﾞ。

平凡な苗字のキャラだからぜったい死にキャラだと思ってたｗｗｗ

>きっと3年B組。

金八先生…でおｋ？

金八先生の加藤はどんなキャラ？

>>315
加藤優（まさる） - 直江喜一
荒谷二中から桜中学校の金八が担任する3年B組に転入してきた生徒。
転校早々、松浦悟と殴り合いの喧嘩をし、クラスを騒動させる。
事業に失敗した父がサラ金からの莫大な借金を残したまま蒸発してから、
母・正枝（千之赫子）と共に暴力団からの過酷な取立てに痛め付けられながら、
アルバイトをして辛うじて家計を支える日々を過ごしている。

腐ったミカンのまま死ななくてよかったな加藤

>>316
完全DQNというわけではなくて、実は良い奴キャラなのか
ありが�d

やっぱり、刹那＝アレクシエルか。
もうちょっと捻りがあると思ってたのに。

実は紗羅がアレクシエルとかいう展開だったらやだ

クライング・ゲーム ACT.4

確かに首の動脈にさえ怪我をしていたのに無傷でそこにいる吉良。
吉良は胸の血の跡を見せ、それがロシエルの血であること、この血の魔力が自分を不死身たらしめていることを語る。
それが前の対戦でアレクシエルがロシエルを傷つけた時の返り血であることも。
自分を騙していたのかと、やはりアレクシエル目的で近づいたのかと問う刹那。
それを肯定し、人間ごときに情などわかないと切り捨てる吉良。
刹那は吉良を殴り、詰る。
今までの思い出の全てが、先ほど自分にかけてくれた言葉さえも嘘だったのかと。
それすら刹那がアレクシエルだったからしてくれたこと…
自らを天使ではないと否定した刹那は、その能力で校舎を破壊する。
校舎中の窓ガラスが割れ、謎の３人がその力を感知した。
そして刹那は、止めるクライの言葉も聞かずその場を去っていった。

クライは刹那を追い、アラクネは吉良に忠告する。
刹那を傷つけたままで構わないのか問うが、全部本当のことだと言う吉良。
しかし泣きそうな顔をしているのは何故なのか…
廃工場で吉良の存在に気付けなかったのは「生きている気配」がなかった所為だ。
人間でないことはわかったが、それが本当にロシエルの血なら返り血ではなく奴からもらった可能性もある。
味方とは限らないというアラクネに、自分が天使に見えるのか問う吉良。
だが今の吉良の体には再生能力以外は感じられない、無力だと攻撃を仕掛けるアラクネ。
吉良はナイフで自ら血の跡がある部分を切り裂いた。

噴出した血から刀が姿をあらわした。
その刀でアラクネに襲い掛かる吉良。
前の大戦で身体を失い、ロシエルの血で不滅の精神体となった。
それがたまたま十数年前死にかけた「吉良朔夜」というこの人間の肉体に憑依した悪霊が自分だと語る。
そんな自分に感情があるのかと問い掛けるが、今自分を殺さないのが感情だと答えるアラクネ。
ただそう認めるのが怖いのだと。
そしてその心をくれたのはアレクシエルではなくただの人間、無道刹那…
皮肉を言い合いアラクネは去り、吉良は加藤の死体をその場に埋めた。
何故か自らのライターと共に。

刹那は父親に連絡を取ろうとするが、電話から漏れ聞こえる声で出張ではなく不倫相手と旅行に行ったことを知ってしまう。
怒りのまま電話を切った刹那は、その怒りをコントロールの取れない力で周囲にぶつける。
追ってきたクライにも冷たく当たるが、クライは逆に慰めようとする。
しかし刹那はそれを同情だと言い、お前もアレクシエルが大事で自分なんかどうでもいいと怒る。
それに言い返せず、それでも何かを言いかけるクライ。
雨の中立ち尽くしたままの彼女に向かってきた車を、刹那はその力で弾き飛ばした。

力が使えるのかと問うクライを怒る刹那。
自分一人守れずに何が敵討ちかと。
女ってのは守ってもらってこそ綺麗にもやさしくもなれる、男のフリなんかしてないで早く守ってくれる男を見つけろ…と。
自分はもう、紗羅を守ってやれないけれど…

一瞬抱きしめ合う二人だったが、刹那は涙を拭ってその場を去っていった。

アレクシエルに言われたのと同じ言葉、とっくにクライが女だと言うことに気付いていた。
だが、アレクシエルに言われた時はただ胸があたたかく気持ち良かったのに、何故か今は胸が苦しい。
何故こんなにも切ないのか…

先ほど車を弾き飛ばす刹那を見ていた少年がいた。
あれが例の少年に間違いない、この近くにあの方がいると言う謎の少年…

刹那は昔紗羅と二人で逃げ込んだ廃ビルへと足を運んでいた。
もう子供ではいられない、しかし大人にもなりきれない。
紗羅にはもう会えないし、学校にも行けない。
母も、父も、先輩も、誰もいない。
誰も「無道刹那」を必要としない。いらない。

ほら、認めてしまえばこんなものだ。

刹那は廃ビル内に落ちていたカッターナイフを手首に当てる。
俺には誰もいない、そんなのもどうでもいい…

無道刹那の死　それは東京崩壊を意味し　やがて世界は終わりを迎える――

おいおい死ぬとは思っていたがそんな死に方あるかよ('A`)

謎の３人、二人目は「あの方」を探してる少年だよね。
三人目がなんとなくイケてそうで気になります(*´Д`)新たな変態登場ですかﾊｧﾊｧ

刹那の親父最悪だったのね('A`)
実はこの一家で一番まともなのは母親かもしれない

最悪の辛い状況で父親を頼った刹那ってちょっと意外というか好感持った。
そしてあっさり空振りでなんだかｶﾜｲｿｽ

九雷→刹那の片思いフラグ確定？
しかもかなり切ないな。

刹那、悪気がないのはわかるが罪な男だな
メガネをとるとかわいい発言もそうだったが殺し文句をさらりと言うあたり
まっすぐで純粋と言うべきか天然スケコマシと言うべきか・・・

謎の少年は何者だ
天使かな？

倒した相手の事後処理をする漫画ってめずらしいな

ここで主人公が死んで天使として復活ですか

クライング・ゲーム ACT.5

水音がして、刹那の頭からそれが滴った。
「甘ったれてんじゃねぇぞ」
熱湯か何かかそれはとても熱く、聞こえた声はそれをお茶だと言った。
まだ死ぬ気なら茶がまずくなるからよそでやれと、謎の男性が姿をあらわす。
いつからそこにいたのか問う刹那にまずは拭けとタオルを渡す常に笑顔の男性は、どうやら目が見えないようだった。
しかし先ほど「甘ったれんな」と言ったのはドスのきいた低い声だった。聞き間違いだっただろうか？
嫌な雨だと言う彼に、死ぬ気が失せた刹那は誰何する。
雨宿り中の神父だという彼は大好きな日本茶を持って公園でゴロゴロするつもりだったと言う。
茶をすすめられた刹那は、眼が不自由なのに何故自殺しそうだとわかったのかと問う。
目が見えないと逆に五感が発達すると語る神父。
先ほどのは第六感とでも言おうか、空気が張り詰め痛いほどの殺気が感じられたと言う。

声の様子で刹那が学生であることを見事に当て、失恋でもしたのかと自殺の理由を問う神父。
いろいろ嫌になった、絶対に好きになっちゃいけない相手を好きになった罰だという刹那に、その手の相談は最近多いと言う。
同性愛かと聞く神父に、刹那は思いっきり否定する。

しかし神父はそれをくだらないと言う。
他人に責められるのが辛いからそれから逃げるための自殺、それはただの負け犬だと。
肝心な時に逃避していると責める言葉に激昂する刹那。
これ以上苦しめと言うのかと怒る刹那を肯定する神父。
しかし苦しくても逃げてはいけない、辛くても苦しくても不死鳥のように蘇り立ち上がればもっともっと強くなる。
今自分が一人だと感じるのは集う星々も動揺に迷い苦しんでいるから、もっと強くなり周りが見えるようになれば決して一人出ないことがわかるはずだと言う。
思うままに生きて、苛む運命など最後に大笑いしてやればいい、あなたにはそれができるから…
だが刹那は今会ったばかりなのに何がわかるのかと怒る。
神父はオーラが視えると言う。
とても力強く翼のように輝いて、まるでアダム・カダモンそっくりで…！

アダム・カダモンについて語る神父。
６枚の羽輝ける後光、男でも女でもある両性具有(アンドロジーヌ)の完全体、太古の昔神が創造した最高の存在、白と黒の魔術師聖なる陰者(ハーミット)…
それがあの廃工場に現れた天使のことだと気がつく刹那。
神父はかつて一度だけあの方を見たことがあると言う。それは目も眩むばかりの神々しい美しさだと…
けれどその光を浴びた時から視力を失ったこと、それ以来ずっと長いことあの方を探してきたことを語る神父。
何故かといえば、自分から光を奪ったアダム・カダモンを同じ目に遭わせるため、そのためだけに生きてきた…
そう言って神父は首筋の大きな傷痕を晒して見せた。

ビルの上、雨に歓喜するロシエルの元を訪ねるものがある。
大天使(アークエンジェル)シンクタンク候補生「キリエ」だ。
彼女の美貌を褒めるロシエルだが、彼女はロシエルの足元にも及ばないと謙遜する。
ロシエルは彼女を呼び寄せ、口づける…それをロシエルを訪ねてきたカタンが見ていた。

カタンは場を去ろうとしたがロシエルに止められる。ちょうど話があったからと。
内戦にかまけていた天界もそろそろ地上の異変に気付きはじめた、キリエを呼んだのはその報告だと言う。
カタンが地上での騒ぎが悟られぬように張った結界が一部壊されていたことを報告するキリエ。
それはつまり、カタンと同等かそれ以上の上級天使が既に地上に降り立っていると言うことを意味する。失態だ。
ロシエルの復活が天上に知れるのも時間の問題だ。
封印を解くために人間を犠牲にした「天使禁猟区」計画…もし熾天使(セラフィム)最高会の耳に入ったらただではすまない。
だからこの場は自分に任せ、カタンは天上勤務に戻るように告げるキリエ。
ロシエルに問うカタンだが、地上ではキリエはカタンの上官になると無情に告げられる。
必死にとどまろうとするカタンだが、命令に逆らってばかりいる部下は必要ないと言われてしまう。

一方神父の同じ目に遭わせるという言葉に慄く刹那。
アダムなんとかいう天使に目をつぶされ首を切りつけられて殺されかけたのかと考える刹那に、神父は陽気に告げる。
「な〜〜んつってっ！　うそぴ〜〜っ」
首の傷はただの事故の傷で、みんなびっくりするものだからと笑い、ただあの方のもう一度見せてくれた奇跡を見せて欲しいのだと言う。
目の光を失う瞬間に垣間見た光景…あれは泡沫の幻か、それとも遠くない未来か…
それは本当に夢のように美しい楽園(エデン)であったと語る神父。
そんな彼に刹那はカッターナイフをかざし、その顔の横で寸止めした。
まばたきすらしないうつろな瞳が本当に見えないのかいぶかしむ刹那。
また変な天使かと思ったが…
アダム・カダモンの光景は夢だという刹那に、そうかもしれないが信じているのだと言う神父。
敵か味方かは自分で判断しろと言う彼が、自分の名前を知っていたことに驚愕する刹那。
だが、振り返ったそこには既にその姿はなかった。

紗羅は欠席の続いている翠雀の家を見てくるように教師から頼まれていた。
もうすぐ転校するのだし、せっかくだからと説得されて翠雀の家へと向かう紗羅を、クライが発見する。
翠雀の家に着いた紗羅は、優しく出迎える翠雀の母に疑問を感じる。やはり翠雀が死んだなんて嘘だったのだろうか…
だが翠雀はパソコンと一体化し、ロシエルの電気コードで父親をその身に取り込んでいた…！

先ほどの神父のもとに、刹那とクライの様子を見ていた少年…天使が舞い降りてくる。
神父は彼をラジエル君と呼び、そのラジエルは神父をザフィケル様と怒鳴った。
なんとザフィケルは座天使長(グレート・トロウンズ)、天界７大天使の一人であった。
許可なく地上に降りたことを責めるラジエルだったが、ザフィケルはそれを茶化す。
おかげで収穫はあったと言い、これから忙しくなるから今のうちにディズニーランドに行っとこうとはしゃぐザフィケル。
本当に辛いのは、これから…

雨で濡れてぐちゃぐちゃの土、ボロボロになった校舎。
洋司に続いて加藤まで消えた仲間は不安を感じているようだ。
そんな二人は、土の中からのぞく人の手を発見する…

翠雀ﾀﾝがぁぁぁぁ(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
加藤ｸﾝの手がぁぁぁぁ(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ロシエルがカタンに冷たい・・・おしおきプレイでしょうか

ザフィケルのキャラかなりいいなｗ
ふざけてるのか悟ってるのか、なに考えているのかわかんないところが(･∀･)ｲｲ!!

ザフィケルがカタンの張った結界を壊したのか。
てことはザフィケルはロシエル側ではないってことだな。
刹那（というかアレクシエル？）の味方ってかんじだし。

天使がディズニーランドに行くのかｗ

羽賀研二でも見えましたかってｗｗｗ

このキャラで「甘ったれてんじゃねぇぞ」ってドスのきいた低い声で言ったのかｗ

>>339
なんかカタンより相当偉い天使みたいだから地上に降りるには必然的に結界壊さなきゃいけなかったんでない？

何か一気に登場人物増えたな。

羽が５枚ある俺は何天使ですか？

同性愛ﾊﾞﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

「クラブのセンパイとか・・・」ﾊﾞﾛｽｗｗｗｗ
これはよい二面性キャラですね

る…るりﾀﾝが、漏れのるりﾀﾝがああああああああああああああああああああああああああ・ﾟ･(つД｀)･ﾟ･

なんじゃあのぬめぬめした電気コードは！！ひぎゃー

このあとるりﾀﾝは最強の頭脳を持ったコンピュータとして
主人公達をサポート…なわけはないかorz

七大天使って、ちゃんと七人出てくるんだろうか。
まだ増えるのかよキャラ…

7人キャラがしっかり書き分けられるなら増えてもいいけど
おいしいとこはこのザフィケルで使っちゃったんじゃないのかと不安になるなw

クライング・ゲーム ACT.6

掘り返された加藤の遺体。
現場検証する警察は、彼の致命傷となった傷口が異様なほど見事な切り口であることに驚いていた。

完全に自我を失った翠雀は「無道紗羅ノ消去ヲ」その一念だけで動いていた。
翠雀の姿を信じられない紗羅だったが、翠雀の母は翠雀が寂しがっていると自らその身体を捧げ、翠雀のコードに絞め殺される。
紗羅はやめてと叫んでいた。

紗羅を追ってきたクライは電柱の上に佇む天使を発見する。
その天使は紗羅の様子を見ているようだ。
怯えてかわいそうにと言いながら、苦しめて苦しめて殺せというロシエルの命令に忠実な彼女、キリエ。
キリエは翠雀の憎悪を煽って紗羅を襲わせているようだった。
本気でキリエが紗羅を殺そうとしていると悟ったクライだったが、もし紗羅が死んだら、と考える。
どんな目に遭っても苦しいほどに愛し続けているあの女がいなくなれば、刹那は誰のものでもなくなる…

紗羅は翠雀に問う、本当に自分が憎いのか、あの廃工場で聞いたのは全部本当のことだったのか。
それなら殺してもいい…それで少しでも翠雀が救えるのなら、してあげられるのはそのくらいしかないから…
慈しむ紗羅の思いにこたえる翠雀。
だが、キリエはそれが理解できない。もはや翠雀は憎しみと殺意の残像でしかないはずなのに。
なお紗羅を襲おうとしない翠雀に痺れを切らしたキリエは自ら始末しようと攻撃を加える。
それを見たクライは激昂し、キリエに攻撃を加えた。

自分は何を血迷っていたのか、あの刹那が紗羅を殺されてそのまま他人に心を移すような器用なタマかと。
その攻撃にキリエは驚愕する。
まるで地獄(リンボ)の業火のように生きている炎、炎を司るゲヘナ皇家の聖龍使いは滅んだはず…
そしてキリエは逃げ出し、クライは紗羅のもとへ向かった。

紗羅は翠雀が庇っていて無事だった。
破壊されたマシン本体と、千切れた電気コード。
こんなになってまで自分を助けてくれた、自我を取り戻した翠雀に呼びかける紗羅。
やっと忌まわしい体から解放され自由になり、本当のことが言える…！
　今までも…これからも翠雀は紗羅ちゃんが大好き
それが本当だと言いながら翠雀は消えていった。

そこにあらわれたクライのことを、紗羅は覚えていた。
親友とはいえこんな姿になった奴に気後れもせずに向かっていった紗羅に恐ろしくなかったのかと尋ねるクライ。
どんな姿だろうと怖くないと言う紗羅は、最後に本当の翠雀の言葉が聞けて良かったと言う。
その最後という言葉に不穏なものを感じるクライが問い返せば、紗羅は母についてイギリスに行くと言う。
刹那を置いていくのかと詰るクライだが、紗羅は向こうで結婚するのだと告げる。
会ったこともない実業家の息子…母がとても気に入っているらしい。
紗羅を刹那の手の届かない所へやるのに必死なのだ。
自分だけ幸せになるつもりかというクライに幸せにはなれないと言う紗羅。
刹那以上に誰かを好きになるのは考えられないから…

本当にそれでいいのか、一生自分に嘘をついて生きていくのか…
そんなつもりなら自分が刹那を奪ってやると言ってクライは去っていった。
だが紗羅も、未来のない恋に苦しんでいた。

キリエの脱出を手引きしたのはカタンだった。
攻撃を加えたのがアレクシエルのエンジェルクリスタルを奪った邪鬼だというカタン。
戦闘経験のない士官候補生であるキリエを案じるカタンだが、プライドの高いキリエはそれを拒絶する。
ロシエルの寵愛を受ける自分がうらやましいのだとカタンを詰ってその場を去っていくキリエ。
そして、もしかするとロシエルはわざと若すぎるキリエをつかったのではないかと思い至るカタンだった。

加藤の死体が出たこと、ガラス窓が割れたことなどが話題になっている。
死の直前に加藤が刹那と争っていたことから話題は刹那のことになる。
無神経でなきゃ顔なんか出せないと笑うクラスメイトを睨みつける刹那の友人。
そこへ刹那が登校してきた。
「誰が無神経だって？　この"無道「ガラスの心臓(ハート)」刹那"君に対して失礼しちゃうわっ」
途端にざわつくクラス。
刹那の机には掃除用の雑巾やモップが置かれていて、厭味を言いながらクラスメイトが笑う。
顔で拭いたらというそのクラスメイトの顔をつかって刹那は自らの机を拭いた。
泣いてたくせにと言い返すクラスメイトにモップの先端をつかって攻撃、寸止めする刹那。
吉良の言葉を思い出しながら…
いつでも文句を言えばいい、１対１で勝負をしてやるから…そしてその時は本気で顎の骨を砕くという刹那に顔を青くするクラスメイト。
お前と口をきく奴なんていないという捨て台詞を吐いた彼だったが、刹那の友人はいまどきそんな台詞は小学校のイジメでも言わねーと刹那を手伝うのだった。

笑顔の戻った刹那は、友人に自分は自分としてしか生きられないと語る。
本気で紗羅が好きなのかと問われて本気で笑う刹那に、出会った頃のことを思い出す友人。
深窓の美少年みたいな顔しててもっと繊細でおとなしい奴かと思ったのに、中身とのあまりのギャップの激しさに大笑いした、と。
「無道刹那」は殺しても死なないという友人の言葉に泣く刹那。
事態はなにも好転していないのに、今までそばにありすぎて気付かなかった優しさにふれただけで、ただそれだけで生きていける…

警察では加藤の仲間が事情聴取を受けていた。
最後に彼と会ったときのことを聞かれ、学食でのこと、刹那ともめたことを思い出す。
加藤に痛めつけられた仕返しにあいつが殺したんだ、前に消えた洋司もあいつにこだわってた…二人とも奴が殺した！
「あいつだ!!　無道刹那！　あいつが加藤を殺したんだ!!」





豆知識
刹那の友人の名は岡崎君。加藤君と同じで下の名はまだない。

るりﾀﾝ・ﾟ･(つД｀)･ﾟ･
るりﾀﾝ・ﾟ･(つД｀)･ﾟ･

小学校のイジメと言うよりはなんというかこう……女々しい

翠雀ﾀﾝ・・・(´･ω･`)ｶﾜｲｿｽ
そしてそれ以上に翠雀ﾀﾝの母おそろしやー

いまさらだけどカタン、ｶｺｲｲな

刹那を励ます友人(･∀･)ｲｲ!!
ぜひ彼をメインキャラに！

しかし改めて思ったが、無道刹那ってすごい名前だなー

人が落ち込んでると何時間でも黙ってそばにいる、って
刹那そんな忍耐強い奴だったのか…
思ったこと何でも口にする、って言ってたから
もっとガンガン突き進んじゃう奴かと思ってたｗ

ヒロインをさしおいて九雷ﾀﾝが極上キャラに成長中の件について

ルリﾀｿは悪の組織に魂を拾われてラスボスとして登場。間違いない。

ところでこの漫画、このまんま学校や現代を舞台に話が進んでいくんだろうか。
天使や悪魔の皆様が激しく浮いてるよ・・・

唐突に出てきた友人が実にいい味出てる

>>364
自分も気になっていた。
というか日本の学校が舞台、という時点でこの人の作風に合っていないような気も・・・。
しかし「物質界編」となっているから天国編、三途の川編とかもあるのかもしれん。
ラスボスは閻魔大王になったルリ様。

紗羅がいい子ちゃんキャラすぎるな〜。
このままイギリスいってヒロイン交代？
そもそも紗羅がヒロインなのか、この漫画。

というか九雷ヒロインでいい気がしてきましたよ？

>>365
実はこいつが真のヒロイン

ｳﾎｯ

天使禁猟区　物質界編　推定有罪 ACT.1

「今の俺の名前はサクヤ　「キラ　サクヤ」だ　――ハジメマシテ」
刹那と吉良の出会いは暑い夏の日のことだった。

髪と目の色の所為で学校の先輩から嫌がらせを受ける刹那。
髪を切られそうになったところに失敗して血が流れ、我を忘れて彼らを殴ってしまう。
血の臭いで自分の中に眠っている獣の存在を認識する…
そこへ投げ込まれた爆竹。ガキ同士の喧嘩で死人を出すなと言ってきた、それが吉良朔夜だった。

初めて会った気がしなかった、懐かしい何かに会ったような…
悪いことばかり教わったが、それ以上にたくさん救われた。
思い出すべてが偽りだなんて信じたくはないと願う刹那。

一方朔夜は自宅で父親に問い詰められていた。加藤の件で今朝警察が来たことについてだ。
朔夜は父親を挑発するが、父親は優しい子だったと言う。
父は煙草をくわえた朔夜を殴り、母親のいない分立派に育てていこうと生きてきたのにと激昂する。
しかし朔夜はこんなバカ息子見捨てればいい、実の息子だというだけで何故そこまで思えるのかと問う。
この11年間の数々の不祥事、涙ぐましい努力…それは父に愛されないように、見限られるために。
何を言っているのか理解できない父に、本物の朔夜は死んでいて自分は化け物だと告げる。
そうして出て行く朔夜を父は止められなかった。

吉良朔夜は11年前の交通事故で7歳で死んだ。
少年の、朔夜が現在の朔夜に語りかける。
母親がかばってくれなければ即死だったが、それでも瀕死に変わりはなかった。
しかし、そこにあらわれた真ん中に血の跡を持つ小さな丸い発光体がやがて人形となり、朔夜に語りかけてきたのだ。
もし生きていたら何がやりたかったか。
本を読んで世界のことを知りたいと答える朔夜。
ヒトガタは言う、お前の目的を果たす変わりに「吉良朔夜」の身体を使わせてほしいと。
しかしそれは数年後再びの死を意味し、父を心配した朔夜はもうひとつ条件をつける。
父親に嫌われるようにしてほしいと。
自分は心の中で父を愛するから、再び自分が死んだときに父が悲しまないように…！

その遠まわしな父への愛情が、現在の朔夜には理解できなかった。
しかし少年朔夜と同化したせいで優しさや思いやりまで吸収され、今まで感じたことのない思いに悩まされることとなった。
僕らは二人で一人の「吉良朔夜」になったのだと告げる少年朔夜。君は人間になったのだと。
父さんが、刹那が好きかと尋ねる少年朔夜。肯定する現在の朔夜。
刹那はこれまでのアレクシエルの生まれ変わりとは違ってごく普通の少年で、できの悪い弟のように思っている。
このバカみたいな世界が好きだった、いつだって本当に楽しかった…
そう思う現在の朔夜に、生きたいように生きればいい、疲れたからもう少し君の中で眠っていると言って消えていく少年朔夜。
彼の言葉を噛みしめる現在の朔夜――

引越し準備をしている紗羅にクライが声をかける。
自分のことを刹那から逃げるいくじなしだと言う紗羅。
刹那の昔の彼女の話を持ち出し、これからもそんなことがあれば耐えられないから逃げるのだと言う。
紗羅は幼い頃刹那に買ってもらったおもちゃの指輪をクライに渡す。
クライに刹那のことを頼み、そのまま紗羅は行ってしまう。
紗羅が大事なのだと告げる母に、ずっと一緒にいるという紗羅…
しかし指輪はクライのサイズには合わずに落ちてしまった。
こんなものが自分に似合うわけがない、受け取るのは自分ではないからと気付いているクライ。

学校に刹那を尋ねて警察がやってくる。加藤の話を聞くためだ。
しかしそこへクライがあらわれて紗羅がロンドンに行ってしまうことを告げる。
ロンドンには婚約者がいることも。
さらって逃げろ、さもなくば後悔する、と叱責して指輪を返すクライ。
クライの協力で警察の手を振りきり刹那は空港へと向かう。

アレクシエルがなかなか目覚めない理由にクライは気付いていた。
彼女は目覚めたがってなどいない、人間でいたかったのだ…

刹那を追う警察を見ながら悪態をつくクライ。
しかしそう言いながらも泣くクライをアラクネがそっと慰めた。

空港で、そろそろ出発しようかという紗羅と母親の元へ刹那が到着する。
決心が揺らぐからふり向いてはいけないと思う紗羅。
追いついた警察が止める最中、最後の別れだからと刹那は本当の想いを伝える。
好きだから、一緒に逃げよう、と…
しかし紗羅は母親に抱きつき、刹那はショックを受ける。
そのまま警察が刹那を連れて行こうとし…
紗羅は、母親を振り切って刹那のもとへ駆けつけた。
「いらない…!!　神様の祝福も鐘の音も純白のブーケも…何にもいらない…！　お兄ちゃんだけいればいい…!!
　もう二度と話さないで　でないとお兄ちゃんを殺して…私も死ぬよ」

母はその場に頽れ、二人を追いかけようとした警察の足元に爆竹が投げ込まれる。
刹那の手に何かが投げ込まれ、辺りには発炎筒がたかれる。
さっさとハネムーンに行っちまえというその影は、吉良朔夜。
刹那はその姿に感激する。
一方、刹那を逃がしたことを責める警察に朔夜は日本刀を渡す。
「俺が　加藤を殺しました」

朔夜が刹那に投げて寄越したものはピアスと軍資金だった。
今はもう彼が何者でも構わないと思う刹那。
お兄ちゃんと呼ぶ紗羅にデコピンを食らわし、刹那と呼ぶように言う。
そしてクライから渡された指輪を紗羅の左手の薬指にはめる。


　行ける所まで行こう一緒に　神様から見放された地　有刺鉄線を引き裂いて
　誰も俺たちを知らない　誰も見ていない場所(ところ)　天国に一番遠い場所(ところ)　2人だけの王国へ…

良い最終回だった、感動した

綺麗におさまったな。
いままで本当にありがとうございました。

なにこれ最終回？
ろろろロシエル様はーーーー？！

>373
9行目
×話さないで
○離さないで

自首する吉良先輩のコマ、ｶｺｲｲ！

子供時代の吉良とは精神体が違ってるのか。
なんか切ない話だった。

なぜだか主人公カップル？には触れたくないというか
あーよかったね、というくらいしか言うことが浮かばん。
九雷ﾀﾝが可哀相じゃないか！

いやいや、ACT．１だから。

吉良がライター一緒に埋めたのはそのためだったのか。
しかし吉良のとーちゃんｶﾜｲｿｽ

吉良が本読んでるシーンちょこちょこあったけど
こういう理由だったのか。泣ける…
それにしても吉良父は刹那父に比べたらなんて出来た人なんだ

吉良父は私がもらってきます

>>384
ころしてでも、うばいとる。

その隙に幼い吉良もらっていきます

じゃあ私は刹那父に食っていただきます

泣くクライをアラクネが慰めるシーン良かった。
いいコンビだね。

＞素直になれない義理の息子と義父

これなんてカインとニールおじさん？

389は空気読んでくんない？

カイン忘れてたな・・・
今回でひとくぎりか。しかしまだ続くんだよね？
カインは置いといてこっちの作品に集中ってかんじかな。

クライには刹那よりアラクネが良いよ
オカマとオナベで丁度良いじゃないか
いとこ同士は結婚できるんだぜ問題ないよ

クライとアラクネ・・・たしかに見た目混乱させるペアだが
信頼しあってるかんじで(･∀･)ｲｲ!!ね

人気がありそうなキャラは九雷ﾀﾝ？

自分が好きなのはロシエル様と吉良先輩。
ドMですみません。

自分も一番好きなのはロシエル様…だが、
ヒロインとしては九雷＞沙羅。
ロシエル様のためにも九雷タンのためにも
キリエタンとっとと沙羅殺しちゃえよとか思っちゃ
駄目ですか？w

たしかにそうだな、と納得してしまった自分もすでにロシエルのしもべなのか・・・orz

でも刹那もわりと好きだ。
妹のことしか頭にないって点が解消されればいいんだが無理か。

自分もクライ好きだけど
>>395の最後の２行で凄く不快な気分になった。

紗羅嫌われてそうだと思ってたから>>397を見てちょっと安堵ｗ

しかしアレクシエルが覚醒しないと話が進まないんじゃないのかね？
刹那が紗羅にしがみついてる限り無理っぽいし。
だからといってロシエル様が別れさせるためにちまちまと姑息な策を練る姿も見たくないようなｗ

ロシエル天使の癖にやることがまわりくどいんだよｗ
キリエたんのがよっぽど豪快じゃわい
もっと思い切って突っ込んでゆけ！

紗羅は刹那とは逆（？）に有名な悪魔の生まれ変わりとかなー

推定有罪 ACT.2

　翼の中でゆっくりと目を閉じて　まどろみの中　眠りから覚めると　…私達は気付くの
　「これはみんな夢だった」…「悪夢はもう終わったんだ」って…

幼い意識が問う、そこにいる天使は誰か、何を持っているのか、丸くて赤いものは何か…？
丸くて赤いものは血だらけの地球。何故、血だらけなのか。
天使は言う。天地対戦でうまく自分と姉を始末した気でいたから忘れたのかと。
「よく御覧よ大熾天使長(ザ・グレートセラフィム) メタトロン　これは君だよ」
皿に盛られた生首、それを持つのはロシエル!?
首は腐れ落ちロシエルは嗤う。「これがお前とセヴォフタルタの死に様だ!!」

セヴォフタルタ(愛称：セヴィー)がメタトロンを尋ねると、彼は発作を起こして泣き喚いていた。
メタトロン付きのシスターから話を聞くセヴィー。
先程メタトロンが見ていた予知夢の内容を聞き、そして…シスター達を始末した。
殺害場所を浄化してメタトロンの新しい世話係を補充するように命令しながら場を去るセヴィー。
再び尋ねたメタトロンは構ってもらえなかったことでご立腹のようだった。
夢など気にするな、薬の時間だと言うセヴィーにメタトロンは言う。
死んだ弟のサンダルフォンが生まれてこなかったから悔しくて自分に変な夢を見せるのだと。
馬鹿なことを、薬をすすめるセヴィーだがメタトロンはすっかり拗ねてしまったようだ。
セヴィーは自分を嫌いだからジブリールに会いに行くというメタトロン。
元智天使長(グレートケルビム)ガブリエル(ジブリール)…
ジブリールに会わせてくれなければ薬は飲まないとごねるメタトロン。

折れたセヴィーはメタトロンをジブリールのところへ連れてきた。
幼い姿に似合わず口説き文句をかけるメタトロンだが、ジブリールには一切反応がない。
セヴィーはその様子を見ながら彼女をおかしくなった女だと言い、傍らに潜むザフィケルに語りかけた。
さすがは熾天使長付宰相セヴィー殿と笑いながら物陰から出てくるザフィケルは会議を抜け出してきたらしい。
ザフィケルはメタトロンを母親の愛情を欲しがる人の子と同じだと言うが、セヴィーは神が作り出した人造亜種、化け物だと罵る。
そしてザフィケルには自分たちを嗅ぎ回る暇があるなら叛乱天使の一人でもあげてみせろと首筋に刀を突きつける。
ただ道に迷っただけだと嘯くザフィケル。
騙された振りをしながら嫌味を言って去っていくセヴィー…

ザフィケルを探していたラジエルが声をかけてきた。
ここは一般天使は立ち入り禁止区域なのだが、
上司が会議をすっぽかした所為でさんざん嫌味を言われていたらしいラジエルには関係ないようだ。
目が見えなくても大抵のことは平気だとラジエルを諭すザフィケル。
ザフィケルの仕事部屋へと戻りお茶にする二人。話題はメタトロンとセヴィーのこと。
神なき今天使の頂点に立つのは七大天使の一人であるメタトロンだが、
実際に執政を行っているのは宰相であり同じく七大天使の一人セヴォフタルタであるという…
メタトロンとセヴィーが治めるようになってから内乱が鎮静化しつつあるというラジエルだが、それは恐怖政治の表面的な結果。
素顔を隠したままのセヴィーを信用できるのかとザフィケルは言う。

　有　罪
　それが神の下した裁決　そしてそれが正しいんだ
　――この世界においては――

刹那がアイスを買いに言っている間にナンパされていた紗羅。
それを止めた刹那は彼氏だと言われて無駄に喜び、紗羅は拗ねてしまう。
いつまでもこの幸せが続かないことはわかっていても、今だけ幸せな恋人達のフリがしたい。

　ただ今だけこの刹那(いっしゅん)だけでもいい　ここには神様はいないから　誰も俺たちを知らないし　誰も俺たちを責めない
　――俺たちは推定(たぶん)有罪――
　この世で一番幸せな罪人

吉良が逮捕されたニュースを、テレビ越しでなく力を使って見ているロシエル。
彼の元をキリエが訪れると、ソファの上で眠っていた。
美しいロシエルに幸せそうに毛布をかけようとするキリエだったが、ロシエルはカタンだと思ってその名を口走る。
キリエだと気付いたロシエルは任務に失敗した彼女を冷たく責める。
釈明するキリエだが、計画がすべて裏目に出ているロシエルは機嫌が悪い。
ロシエルに見捨てられることを恐れるキリエはカタンには負けないと誓いを新たにする。

何かを見ているロシエル…
ホテルの一室、そこでは刹那と紗羅が今結ばれようとしていた。
幼い頃のことを思い出す紗羅。痛いところはないかと問う幼少の刹那に、心が痛いと想う。
ロシエルはその様子を見ながらアレクシエルの名を呼び慟哭する…

　――私達は　有罪――
　――この世で一番罪深くて一番幸せな仔羊達――

もう戻れないと泣く紗羅。怖くて心細くて、悲しみと切なさがこみ上げてくる。
涙が止まらないのに…なぜ、こんなに幸せなのか…

一方のロシエルは、何故アレクシエルはこんなにも自分を苦しめるのかと苦悶していた。

新しい天使ｷﾀｰ

ウホッ早くもやっちまったのか
どんどん逃げ場なくなってくな主人公ｶﾎﾟｰ

メタトロン様超ｼｮﾀ(ﾟ∀ﾟ)

知ってる名前の天使が出てきた…と思ったら腑抜けだったよガブリエル

これから有名どころの天使もどんどん出るのかな？
どんなテイストが加わるのか楽しみ

>>406
何喜んでんだお前

サンダルフォンも有名な天使だよね

メタトロンて確か一般にはでっかい天使じゃなかったっけ？
逆手にとって幼児なのかｗ

狂気のロシエル様ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!
ロシエルがイカれてると面白くなるな、この漫画。

てかアレクシエルの愛情が欲しいみたいなのに
生まれ変わりとはいえｴﾁｼｰﾝ見せられるなんてちょっとｶﾜｲｿｽ・・・

セヴィーﾀﾝとやらロシエルを狂天使と言ってるけども
彼もロシエルに負けじと劣らずの狂いっぷりに見えるんですが。

ザフィケル様萌え

アレクシエルとロシエルを始末しそこねた・・・
ってこの子かわいい顔して実はすごい策士だったりするのか？

ルシファーとかも出てくるのかな

>>415
子供なのをいいことにセヴィーたんが色々吹き込んでるんじゃないのか
「あいつは敵です、あいつがいなくなればあなたが天使の王様ｗです」とか

でもロシエルが何百年がどうこう言ってたし天使に年齢の概念があるのか…
つうか何で幼児なのかメタトロン

サンダルフォンは胎児の天使とかいうくらいだから、胎児じゃなくなることはできなかったんだろうか

ちょ、ま、サラってちゅうがくせえじゃなかったっけ

メタトロンて若い天使とかいう呼ばれ方もしてた気がする。
そこから幼児なのかな。しかし幼児の外見であんな口説き文句言うやつなんか嫌だ。

だがそこがいい


「これ以上待ったら化石になっちまう」
まだ高校生の癖にｗｗｗ激しく嫉妬

口説き文句ってジプリールにか。
セヴィﾀﾝに言ってる我が儘かと一瞬思ったｗ甘え上手さん

全部計算の上だったら…ｶﾞｸﾌﾞﾙだ

刹那と紗羅ｵﾒ・・・と言いたい所だが
兄妹でヤっても大丈夫なの？
遺伝子が濃くなって云々聞いたことがあるけど

>>424
遺伝子は完璧じゃなくどこかしら欠陥があるものだが、それを補うことができている
だが遺伝子の近いもの同士で子を成すと、欠陥のある遺伝子が表に出てきやすくなる
…とかそんな感じだったとｵﾓ

しかし由貴ﾀﾝの場合それを言うとカインの存在を真っ向から否定することになるぞｗ

さすがに子を作る気はない・・・よなあ？

家族性のヤバイ因子がなければ即困るようなことはないから
大丈夫じゃない？　
辺境の超小さい集落でも、住民の血が濃くなりすぎるけど
ときどきよそから種をもらうくらいで済んでるし。
犬猫でも、親子間での交配よりはまだ管理しやすいし。

通常より若干免疫力の弱い子になると
聞いたことはあるが…
歴史上そんなに稀な例でもないし
一代ですぐに悪影響があるとは考えにくいよ

子供つくる気があるとも思えないが、避妊してるとも思えないな…
まあできちゃったときはちゃんと育てそうな気もするけど

ホテルなんだしちゃんと避妊してると思うよ

ガブリエル→ジブリールって何語？

ヘブライ語名 ガヴリーエール、アラビア語名 ジブリール
日本ハリストス正教会ではロシア語読みからガウリールとよばれる。

略してジブリ

>>432
thx!

あと、えらい下になってるんでage。

推定有罪　ACT.3

「天使禁猟区」すべてはそこから始まった。
若者たちの間で静かにはやっていたそのゲームこそ続出していたパソコン使用中変死事件の元凶と考えられる。
そしてそれは紗羅の親友 翠雀を巻き込み、彼女はみるみる美しく人をひきつける妖しい魅力に満ちていく。
しかしそれはまるで「魔」のような美しさ、この世のものとは違う危険な罠。

東京大停電の日に翠雀は殺されロシエルに乗り移られていたと推理する刹那。
ロシエルの目的が刹那の殺害ではなく、追いつめて覚醒させるためにあったのではないかと語る。
訝る紗羅に自分が天使様なのだと言ってキスする刹那。
その行動にどこが天使だと怒る紗羅に、堕天使だったと語る刹那。
信じるか訊く刹那だが、紗羅は刹那がその羽で自分を守ってくれたこと、ずっと知っていたと言う。
そして刹那は加藤を殺したことを語る。
ショックを受ける紗羅だが、離れるのは嫌だと抱き合う二人。
犯罪者になったとしても、今度は自分が刹那を守るのだと誓う紗羅。
もう、二人で一人なのだから。

　神様どうか私達を見捨てて下さい…どうか…

警察の取調べをのらくらと受け流す吉良、凶器の日本刀は道で拾ったと供述している。
反抗的な吉良にキレた警官が食って掛かろうとしたところにアラクネが現れ彼らを気絶させた。
バカだと罵るアラクネに、おかげで刹那達が遠くへ行けて積年の想いも遂げられたのだと語る吉良。
何故わかるか問うアラクネに「視えた」と答える。視たくて視たわけではないと。
そしてもう一人覗いているやつがいた、おそらくロシエル。
あらためて何者かを問うアラクネだが、持っていた証拠品の日本刀をダシに誤魔化される。
その刀には前世からのつきあいで世話になっていると語る吉良。
前世とはアレクシエルと共に戦ったときのことではなく…
アレクシエルは"刹那"に生まれ変わる前にも様々な時代の様々な人種となって何度も転生していた。
だがいつの人生でも若くして非業の死を遂げている。それが天界のプログラムであり、堕天使の最高刑。
そしてその刀との出会いは「刹那」の１つ前の前世。
その時のアレクシエルは遊郭の若い遊女であった。

先祖が将軍から受け継いだ大事な刀を売る話をしている少年。
少年は自分のことを好きだと言ってくれた遊女を身請けするために大金を必要としていた。
だがここで誰かを待っている気がするという遊女に、少年はその愛を疑う。
昔の花魁が小指を切り落として愛を証明した話を持ち出すが、遊女が実行しようとすると慌てて止めるのだった。
少年は彼女の客ですらなく、隠れ忍ぶ仲であった。
そして二人はある夜駆け落ちするのだが…
結局見つかって少年は切り殺される。
怒りに我を忘れた遊女はアストラル力で遊郭の若旦那を殺してしまう。
彼女はその力ゆえに里から売られたのだった。

逃げる遊女に追っ手が迫る。
吉良は、以前にとりついていた人間の少女の姿で殺された少年に身体を使わせてもらう契約を交わす。
最期の願いは理解不能なものだったのだが…
闇雲に探し回る追っ手と違ってすぐに"アレクシエル"を発見した少年。
その姿を喜ぶ遊女だが足をやられていてもう逃げられないと悟っていた。
少年の最期の願い、愛していると言ってほしい、俺の言葉で、俺の体で、俺の心で…あの人を安らかにしてほしい。
その願いをかなえようと身体を重ねる二人だが、遊女は"今"の少年こそが待っていた人物だと気がついた。

追っ手に見つかればまたこの遊女は悲惨な殺され方をするだろう。
ならばいっそ苦しまぬように今殺してしまえば…少年は刀をかざす。
そのとき遊女にアレクシエルの意識があらわれ、殺してくれと頼んだ。
「今まで誰も私のために神の運命に逆らってはくれなかったのに…!!」
彼女を殺し、流れた涙の意味に戸惑う少年。
何故こんなことが最期の望みだったのか、胸の痛みも悲しみもわからない…

"怒りのような感情"で追手を全員殺し、契約終了とともに再び霊体となったときに少年の刀「不知火」はそれに従った。
徳の高い高僧千人以上の血を吸って自ら主人を選ぶ霊剣となっていたのだ。
その後、吉良になるときにいつでも呼び出せるようにと刀をロシエルの血の跡に封印したのだった。

結局アレクシエルを救えなかったと語る吉良だが、アラクネはその遊女は充分救われていたと思う。
人間の涙の意味を問うアラクネに、人間になってまだ11年目だからもう少し考えると吉良は言った。

デートをする刹那と紗羅の様子を見ているキリエ。
ロシエルの怒りを鎮めるために紗羅を殺そうとし、それをカタンが止める。
他の人間が巻き添えになっても構わないとは過激だというカタンに言い返せず別の視点から反論するキリエ。
気になることがあるというカタンに自分を失脚させるつもりだといきまく。
だがロシエルは自分以外見ていないといい、自分がロシエルの子供であるとカタンは告げる。

電気店のテレビから流れるニュース、殺された加藤とその容疑者のことが告げられている。
成田空港で起こした乱闘事件、見覚えのあるライター。
刹那は吉良が自分の身代わりに警察につかまったことを知った。

ロシエルだけでなく吉良先輩も「視ていた」のか！
なんというか・・・このふたりが可哀相になってきた

なんだこの前世の話、泣けるじゃねーか・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

> 自分がロシエルの子供であるとカタンは告げる。

工エエェェ(ﾟдﾟ)ェェエエ工

展開がいろいろ凄くて、別にたいしたことがないような
気がしてたけど、これが罠だろうが刑罰だろうが、
よく考えたら殺人は殺人だよ〜。どうなるんだよ〜。

吉良先輩（の中の人）切ないな〜
ところで以前クライの回想で言ってたアレクシエルの愛した男ってのと同一人物って事で良いのか？

繰り返し残酷な死で転生させるってすごいな。
刹那の場合あんま堪えなさそうな気もするが。

カタンがロシエルの子ってどういうことですか！
父子で怪しいプレイしてたのか。
性別だけかと思ったら血縁も疑わなきゃならんのかこの漫画。

吉良先輩ちょっと健気すぎる(*´д`*)ﾊｧﾊｧ
前世もそうだがなにも殺人の罪までかぶってやるなんて…

折角の初体験に2人もﾃﾞﾊﾞｶﾞﾒがいた主人公ｶﾌﾟﾙｶﾜｲｿｽ

そういえば前にロシエルはカタンに父親の言うことをきけとか言ってたなぁ

>>442
「ずっと待ってた」とも言ってたしねえ。

しかし時代劇かよ。
「アストラル力」という言葉があまりにも似合わん…

色っぽいアレクﾃﾗ美ｼｽ
つーか吉良はどうしてアラクネにこんな暴露話を？

まさか死ぬつもりで告白？(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
あ、でもロシエルの血で死ねないのか。
この体も限界かーみたいなことは言ってたけど。
死ねないってのも怖いんだな。

>>467
あの時代の日本的にはアレクシエル顔は濃いだろうな

そういえば刹那も「クォーター」で納得されてる
部分があるもんねえ。

その若くして非業の死、っていう天界のプログラムとやらは誰が決めたのかね。
神様？

>>450
ていうか黒くない日本髪がスゲー似合わねえｗ

遊女、あんまり似合わないかもｗ

若死にはｶﾜｲｿｽだけど、梅毒で体が爛れて鼻がもげて
精神がおかしくなって死ぬよりちょっといいかも

梅毒ってそんなやな病状になるのか…ひええ

天使って見かけは男っぽかったり女っぽかったりしても
生殖器とかはないと勝手に思ってたが子供つくれるのかー
そういや九雷をやっちゃおうとしたおっさんがいたな

>>455
アダム･カダモンが男でも女でもある完全体と言われてたから、普通の天使には性別はあるんじゃなかろうか

今のところちゃんと性別は決まってそうだよね
十戒の通りに神が淫行を禁じているなら
初めから天使には器官そのものを作らなけりゃいいのになｗ

ジブリールが女って明言されてたしなあ

ってか描写少ないから最初分かんなかったけど
吉良とアレク、ヤッちゃったんだ。

> 俺の言葉で、俺の体で、俺の心で…あの人を安らかにしてほしい

って言ってるから、それも含めて吉良が受けた「最期の願い」だったんだと思う。
でも心はカラッポってかんじだよな。理解していないかんじだし。

推定有罪　ACT.4

吉良が身代わりに捕まり、自分だけが幸せな時間を過ごしていたことを知った刹那。
紗羅は悩む刹那に帰ろうと持ちかける。
吉良の好意を無にするかもしれない、母に見つかったらまた離れ離れにされるかもしれない…
だが決して負けない、別れない、たとえ離れても生きてさえいればそう信じられる。
繰り返される紗羅の言葉はまるで自分に言い聞かせているかのようだった。
痛いほど切ない紗羅の祈り…

人目に付かないところにやって来たキリエとカタン。
カタンの「ロシエルの子供」発言を説明してもらうため。
天使同士が子供を成すことは禁忌中の禁忌、ロシエルといえど重罪のはずなのだ。
カタンは「子供」というのは正確ではないと語りだす。

天上を支配する階級制度、ロシエルを筆頭に熾天使(セラフィム)から第九位の天使(エンジェルス)まで。
そして現在は階級制からも忘れ去られた最下位天使精霊天使(グリゴール)、カタンは自分はかつてそのグリゴールであったと語る。
だがグリゴールは肉体を持たない精神体、それが何故ケルビムになれるのかキリエは疑う。

かつて人間とほぼ変わらぬ肉体を持っていたために上級天使の命で地上で活動していた労働階級グリゴール。
だが彼らは誘惑に弱くよく人との間に子を成しそれらが魔物となって数々の悪が生まれたという。
それゆえ神の怒りに触れ肉体を奪われてしまったのだった。
姿こそ見えなくても空気中に無限に存在し、天使が翼から発するアストラル波を受信して用途に応じた元素変換を行うのが現在の役目。
そして命はかない彼らはひとつの任務が終わると力を使い果たし死んでしまうのだ。
キリエはそんなグリゴールの存在を見下したように扱うが、カタンはそれでも無残につけられた傷は痛いのだと訴える。
誰もがそれに気が付かない、気が付いてくれたのはあの方だけだった。

感情を抑えられたグリゴールの中にも物を考える変わり者がいた。そう、たとえばカタンのように。
自らの存在を嘆き、なんのために産まれてきたかを考える嘆きに突然応えが返ってきた。
神の声かと思ったそれは光の洪水のように、アストラル光、エーテル光、メンタル光を放っていた。
声はチャンスを与えると言う。
「私達を取り巻く元素達がどんなに私達を慈しんでいるか　愛しいか　恋しいか
　憎しみも悲しみも　どこかへ還りたいと魂が枯渇する望郷の想いもお前達は知らねばならない…
　自らの手で手に入れなければ　得がたい真実は見えやしない」
空気(エアリエル)、水(アンディーン)、緑(マニキン)、大地(ノーム)、風(シルフ)、そしてただ一面の光！
精神だけの存在に肉体の与えられた瞬間であった。

地に伏し指を切る、それが肉体の「痛み」。
これからは怪我をすれば血が流れ、声も出るしじきに目も見えるようになる。
女性の生きにくい天上界のために男の子にしておいたと言う声に、自分に性別があることを訝る。
声は登録するために必要な名前を与えた。
「導きたる者」を意味する"カタン"という名を。
あなたは一体、と問うカタンに声の主は会いたければ神性界(アツイルト)のエテメナンキへ来るようにと言う。
そのときに礼を言うも恨み言も言うも自由だと。

神の塔(エテメナンキ)、アツイルトは創生神と創生神の寵愛を受けし一人の天使だけの楽園(エデン)。
ならばあの方がその天使様…!!

それからカタンは狂ったように勉強し、功績を上げた。
アツイルトの天使がロシエルという名であること、ロシエルに会うには上級天使になることが必要だと知ったからだ。
そしてついにシンクタンク候補生となったカタンは最高会議見学のためにアツイルトへ参上することができた。
そこでロシエルの姿を発見し、我を忘れて駆け寄り、かつてのことを口走る。
だがロシエルはカタンを鞭で打ち、懲罰を与えるために連れて行く。
罰を受けることよりも覚えていてもらえなかったことにショックを受けるカタン。
しかし二人きりになった途端ロシエルは打ち解けたように話しかけ、秘密をばらしてはいけないと笑う。
生きる希望を持ってもらおうと思っただけなのに、ここまでこられたことに驚いたと言うロシエル。
さすが僕の子供だと…

しかし話の矛盾点を指摘するキリエ。
今のロシエルは人間で言えば16,7歳くらいだが、何百年前の当時に25,6歳の姿をしているのはおかしいと。
カタンはそれを説明できず、キリエは話を信じようとしない。
話を変え、キリエには紗羅を殺せない、刹那がそうはさせないだろうと言う。
ならば刹那を殺すと言うキリエだが、それは危険だと助言するカタン。
だがキリエはそれを怯えだととり、言い訳するヒマがあるなら行動するのみとその場を去ってしまう。

今まで女だからというだけで辛い思いをしてきたキリエ。
恋愛が最大の禁忌である天上では女性は情欲をかきたて堕落を誘う存在として迫害を受けているのだ。
女であることを武器にしている天使はいるが、キリエは純粋に頑張ってきた。
だから雲の上の存在であったロシエルが声をかけてくれたことは夢のようなことだった。
すべては愛していると言ってくれたロシエルのために、嫌われては生きていけない。
いつもならばロシエルの命に従ったであろうカタンは何故かキリエを見捨てることができない。
それに、かつて姉に会うこともできないと、その姉に憎まれているのだと落ち込んでいたときとロシエルが同じ状態にあるような気がしている。
ロシエルはもうすぐ君のためにたくさんの血が流れると、すべては君の罪なのだとアレクシエルに向けて喋っていた。

吉良との話をクライに伝えるアラクネ。
だが血の跡のことだけはわからない、何故ならアレクシエルとロシエルとの決戦の時にその場にいたのは二人だけだったはずだから。
そこへジェイドが吉良は少なくとも今は敵ではないと告げる。
そして吉良が前世のアレクシエルを殺したことで天界のプログラムが狂ったとも。
だが不鮮明にしかわからなかった未来は決定した、天界の定めた東京崩壊の日はアッシャーでの1999年7月×日。
明日だ！
明日…東京崩壊と共に刹那が死ぬ…

明日いっぱい人が死ぬと怖がるメタトロン。セヴィーがそれを慰めている。
それは天命、主の下した裁きのプログラムであるからと。
あとは「神のみぞ知る」…！

明日一番の電車で帰ろうと約束する刹那と紗羅。
刹那は何故か胸騒ぎを感じている。
この夜が永遠に明けなければいい、そんな気がして…

つまりカタンはグリゴールとしては
一度も仕事してないの？

1999年7月……ノストラダムスか？

>>464
ま、そゆことですねｗ

あわわわ。ロシエルは創生神に愛されている唯一の天使？！
そしてアレクシエルは創生神に近づくことすら許されていない？
ぎゃ、逆じゃないんだよな？

昔のロシエル様はまともそうだなあ…

カタンを救ったのは間違いなくなんか利用するためだと思ったが
過去のロシエル様は案外清く正しい奴だったのか？
そんなのロシエル様じゃなーいﾟ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ

なんかさ…過去のロシエルのいい奴っぷりはとてもいい話で
感動すべき部分なんだろうけど、何か物足りないのは何故なんだろう…

変なキャラが多すぎて俺の人を見るベクトルが変わってきたのか？

たしかになんかアクがないというかなんというか
ロシエルってかんじがしないな。
精神体とやらが違うとかじゃないのか？

なんで若返ってるのさ

狂ってきて活き活きしてきて若返ったんじゃないか？

ロシエル様、キリエに声掛けたときはもう若返ってたの？
それってアレクシエルに封印される前？後？
ちょっと時系列がわからん。

若返った後じゃないかな。
封印される前か後かはよくわからんが後かなー

多分、さらなる美の追求で
ヒアルロン酸を大量に打ったんだよ！

封印前後で若返ったかどうかが違うとしたら
封印された副作用で若返ったとか…何か追加効果のある封印だったのかな

そして話豚切って申しわけないんだけど気になって仕方ない
…カタンの言う通りグリゴールが天使の力を使うのに利用されて死ぬのなら
ロシエルがカタンに肉体を与えた時もそのせいで他のグリゴールが
ﾇｯｺﾛされたんだろうか…？
それともロシエルくらい地位の高い天使になるとグリゴールを使わなくても
力を使えるんだろうか？

腐まみれ

>>477
後者…だと思いたい。
普通の天使の能力ではできないような「奇跡」みたいだし。
前者では救いが無さ過ぎる…

フツーに前者なんじゃないかなー

前者だったら悲惨だな…救いようが（ry

女の立場低いのか天界…
ハイテクなように見えて保守的だ

アレクシエルがロシエルを憎んでいたの？
ロシエルはお姉ちゃん好きだったのかな。何かかわいそう。

つうか天使同士が子作りしちゃいけないならどうやって生まれてきてんだ？
神様が粘土こねこねしてるのか？

推定有罪　ACT.5

　1ト9ト9ト9ノ年　7ノ月　空カラ 恐怖ノ大王ガ降ッテ来ル

ノストラダムスの予言について語り合う小学生男児二人。
一人は予言について知らず、ゲームの話と勘違いしている。
一瞬大きな鳥のような幻影を見るが、すぐに消えてしまう。

赤い雨…いや、赤いガラスが降り注いでいる。
刹那は羽を生やし空に浮かんでいた。
そのガラスは美しいが、何故か悲しい光をしている。
暗闇の中に光を見つけて進んでいくと、パソコンに向かう子供が一人。
"せつな"という名前の主人公を使ったゲームをしていると言う。
"せつな"が死ねば世界は終わり、だがまたやり直せばいい、とウサギのぬいぐるみを抱いて笑う。
だが刹那はそれを否定する。一度選択した道を後戻りはできないと。
その言葉が気に入らない子供は止める刹那を振り切ってリセットボタンを押してしまう。
「でんきコードがからまってきてしんじゃうもん」と言いながら…

一瞬ダメージを受けた刹那だったが、すぐに無事であることに気が付く。
そして…次に気付いたそこは吉良のいる独房であった。
精神だけ飛んできた刹那に生身では戻ってくるなと警告する吉良。
刹那は長い輪廻の旅を見守っていてくれたのが吉良だと言うことを思い出して涙を流す。
これは夢だから目がさめれば忘れるけれど、俺がお前のことを忘れないからそれでいいと吉良は言う。
ロシエルとの戦いの時もお前のために死んでやった、計算外で生き残ったけれど、と触れ合えない刹那を抱きながら語る。
もうすぐ紗羅が目を覚ますから帰るようにと促す…

紗羅が目をさますと刹那が涙を流していた。
だが刹那は理由を覚えていない。とても悲しくて大事な事だったのに目がさめた途端忘れてしまった。
紗羅はかつて観た、呪いをかけられて昼夜交互に獣にされてしまい抱き合うことのできない恋人同士の映画の話をする。
そんな夢だった気がするという刹那、その足元には無数の羽根が散らばっていた。

キリエがマネキンでオーラレイバーという武器の試射をしている。
すべてのアストラル力を蓄積して発射し、標的の物質元素を一瞬にして破壊するもの。
それを、紗羅に使うつもりなのだ。

不安を抱えたまま刹那と紗羅は東京への帰路につく。
その途中でナンパされている女性を成り行きで助けることになった刹那。
彼女は刹那にくっついたまま紗羅を挑発する。
その後は二人の仲をからかったお詫びにとファストフードで食事をおごられることになる。
あまりに幸せそうな二人だったから思わず意地悪したくなったという彼女は円条樹里絵と名乗る。
旧家の令嬢で、秘密で付き合っていたのがバレて引き裂かれた恋人に会いに家出してきたと語る。
東京で一人暮らしをしていたはずなのだが、文通していた返事が来なくなったのだ。
不安で、刹那に似ているという恋人を思い出してうらやましくなったと言う彼女に一緒に彼の家を探してあげると進言する紗羅。
刹那は急いでいるのにと拒絶しようとするが、苦しい恋をしている目だという紗羅のために協力することにする。
しかし、刹那は何故か彼女からは異質な敵意を感じる…

拘留中の吉良のところへ父が尋ね、取引先の北海道へ行かなければならないと告げる。
朔夜の罪は育てた自分の罪でもあるのだから、二人で頑張って生きていこうと言う父。
吉良は自分は本当の朔夜ではないと繰り返し、お前の息子は無実だと言う。
だが信じられないだろうからと、突然マジックミラーを素手で殴り壊した。
ものすごい量の血が流れるが、吉良の腕に傷はどこにもない。
あらためて自分が化け物であると語る吉良だが、父はやはり信じようとしない。
その目の前でミラーの破片で腕を切り裂き、血が体内に戻っていく様を見せ付ける。
驚き突き放す父に一瞬悲しげな目を向ける吉良。
だがすぐに暴言を吐いて父を否定し、二度と東京に帰ってくるなと言い放つ。

こんなやり方しか知らない、一刻も早く東京から逃げて欲しい。
俺の中の朔夜と一緒にあんたの幸せを願うから、早く忘れて新しい人生を歩んで欲しい…
さよなら俺の父さんだった人…

手紙の住所の場所へ行き当たった刹那と紗羅、樹里絵。だがそこはマネキン工場だった。
刹那はその辺で聞いてくると一人出て行き、紗羅は住所の書き間違いだと慰める。
樹里絵は紗羅の指輪について問うが、オモチャの指輪だと照れる紗羅。
だが刹那が初めて買ってくれた思い出の品だから、どんな高価な指輪より大切な宝石だと語る。

刹那が通行人に住所を聞こうとしたところで、その手紙が羽根と化した…

愛する人からもらったものが宝物だという紗羅に、幼稚だと言う樹里絵。
その幸せのまま天国へ送ってあげる…
キリエは本性をあらわし、オーラレイバーを解放する。
「ごきげんよう無道紗羅さん…」

キリエ、ヒロインを消そうとする悪役なんだろうけど何故か憎めないな。ｗ
必死杉て涙をさそうよ。

吉良先輩切ない…
こっちが主役でいいよもう

刹那がそれを助けようとした瞬間にアレクシエル覚醒という流れか？

ごきげんようとは優雅だなキリエ

ちょっとなにこれ吉良先輩切なすぎ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

いや、吉良先輩はもちろん切ないけどお父さんも切ないよこれ・・・
最後にくずおれてるところなんてマジで泣きそうになった
刹那とサラは死んでもいいからこの親子だけは幸せにしてやってくれ・・・

ちょｗ氏んでもいいとかｗ
でもこの世界の天使変な奴ばっかりだから
（この先マトモな奴が出てくるかもしれんが）
死んで天国行っても救われる気がしないよなぁ…

三途の川とかあるのかな
え？違う？

ごきげんようとか言う女子高生…今時ありえないけど
この画風なら許せてしまうのは何故だ。ｗ

しかも見た目だけならヒロインの紗羅よりも女子高生に見えるなキリエ。
というわけでキリエ可愛いよキリエ。

前回カタンに他の人間を巻き添えにすんなって忠告されたからって
律儀に人気のないとこに呼び出してから攻撃加えようとするキリエたん

思い込みの激しさは天禁キャラ一な気がするね。
あそこまでかっとんでいると、むしろ憎めないな・・・

キリエってどっかで見たキャラと思ったら、ウテナの金髪妹キャラ（名前失念）に似てるなー。
単なる悪役じゃなく、ロシエルの為にがんがってるから何か微笑ましいよ。
このまま感情移入したカタンとﾌｫｰﾘﾝﾗﾌﾞって展開はないものか。

>>498
天禁イチ思い込み禿げしいキャラはロシエル様に決まっている！ｗ

>>499
七実だね。
確かにカタンのが似合いだ。
塚、典型的なﾂﾝﾃﾞﾚタイプだよなぁ。ｗ

キリエたんに萌えるスレと化している・・・。ｗ

というわけでキリエたんｶﾜｲｲよキリエたん。

キリエたん脳内の「旧家のお嬢」イメージが知りたい。
「見ておわかりの通り」ってワロタ。

>>496
しかし瑠璃も沙羅も「〜してくださらない？」とか
「〜さしあげますわよっ！」とかってコトバ使いを
学校内の会話でフツーにしてる世界だしなぁ。

「ごきげんよう」が挨拶の学校が近くにあるよ。
確かにお金持ちの多い私立高校だな。

これでサラを傷つけてさあロシエル様は喜んでくれるのか。

>>504
「君はもう用済みだよ。ｗ」で側近からはずされるか
「物質界の人間を傷つけて天界に戻れるとでも思ってるのかい？」
で天界永久追放のどちらかでは。ｗ

>>502
キリエは洋館豪邸よりも日本家屋豪邸のが何気に似合いそうだ。
和服のキリエﾀﾝﾊｧﾊｧ。

ロシエルはわざとキリエたんをけしかけて刹那に向かわせてるんだよな。
これで刹那がキレてアレクシエルが覚醒したらロシエルの思うツボ！だけど
アレクシエルが現れたらもうキリエたんのことなんてすっかり忘れてしまいそうだ。
どっちにしろむくわれないキリエたん・・・

>>506
キリエ：「ロシエル様、わたくし遂に無道紗羅を殺りましたわ！」
ロシエル：「なんだ…君まだいたの？」

とかなるｵｶｰﾝ。ｗ

結局キリエたんには鬱展開しかないのかｗ

>>505
天界追放で天使じゃなくなったら悪魔になるとかいう設定なんじゃまいか？
まぁ天使も悪魔も区別つかない位、腹黒い連中多いけどさ・・・

推定有罪　ACT.6

無闇に他人を信用するものではないと言いながらオーラレイバーを発射しようとするキリエ。
彼女がロシエルの仲間と察した刹那が駆けつけ、紗羅の指輪に反射した光がキリエをとらえて一瞬ひるむ。
その隙に刹那が当身をくらわし、キリエは気絶した。
樹里絵が敵であることを信じられない様子の紗羅だが、今見た通りなのだ。
助けられたと言う紗羅に、キリエがひるんだからだと言う刹那。
それは刹那からもらった指輪の光によるもので、だからこそだと紗羅は言う。
だが幸せそうなふたりの後ろで起き上がるキリエ。邪魔はさせないと刹那に向けてオーラレイバーを放つ。
それを紗羅がかばった。

降り注ぐ、赤いガラス…

昔、お祭りの日。
転んで、着物が汚れて泣いている紗羅を置き去りに先に行ってしまう刹那。
だが刹那は紗羅のために、楽しみにしていた金魚すくいをあきらめて紗羅が好きな赤い石の指輪を買ってきてあげていたのだ。
子供の指にはサイズが合わなかったが、紗羅はとても喜び、その笑顔を照れたように見つめる刹那。

　いつかこの赤い指輪が私にぴったりになったら…　幸せな花嫁さんになれるよ

刹那の呼びかけに、血を吐く紗羅。
指輪が割れてしまったことに謝罪をして、こんなことで幸せになれるのかと涙を流す。

　いつか…幸せに…

紗羅の命は儚く散った。

昨日の紗羅の台詞が刹那の頭によみがえる。
生きてさえいればまた出会える。生キテサエイレバ…

必死に紗羅を揺り起こす刹那だが、応えはかえらない。
何故こんなことになったのか。自問する刹那の背から3枚の羽があらわれる。

じゃあ吉良先輩が幸せになるには？と考えてみると
アレクシエルの生まれ変わりだから刹那と親しくしていたわけじゃないとは言っていたが
やっぱアレクシエルが覚醒して愛が報われるって展開なのでは。
しかしそうすると刹那は消えるってことだよな？
どっちかを選ぶというのもどちらも大事でできなさそうだし、なんか救いが見えない。

ロシエル様が幸せになるには・・・もうみんなロシエル様にいじめられてあげてください(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

刹那から発せられる恐ろしい熱量のアストラル波動に慄くキリエ。
なすすべもない彼女にカタンが助けの手を差し伸べる。
情けは受けないと言うキリエに、カタンはロシエルは最初から捨て石にするつもりで官位のないキリエを召喚したのだと告げる。
キリエはショックのあまりそれを認めず、カタンの手を取ることもなく刹那の放つエネルギーに飲み込まれた。
そしてカタンが刹那の姿を認めたとき、そのエネルギーが彼の半身を切り裂く。
かつてのロシエルを回想しながら倒れるカタン…

突然立ち上がった吉良は、取調べの刑事たちに伏せろと警告する。
言葉の意味を理解しようとしない刑事たちにどうせ無駄だろうがと繰り返し…そして光に飲み込まれる。

天上ではラジエルがザフィケルへ報告し、謎の2名がそれを感知し、メタトロンが亡びを感じていた。
そして龍に跨ったクライが光に飲み込まれていく東京を上空から見ていた。

崩れ落ちるビルを見上げる吉良は刹那の身代わりになって紗羅が死んだことを悟り、
自分の他にも命がけで刹那の運命を変えるものがいたことに驚く。
刹那の胸にかけられていた石が割け、同じように吉良の体から血が噴き出した。
傷口を押さえながら吉良は刹那に向けて叫ぶ。
「もう俺の声も聞こえないのかよ…！　怒りと憎しみで我を失ったまま…俺を…再び殺すのか…！
　世界を殺すのかよ…刹那――――!!」


――オ前達ハ　有罪――

ｺﾞﾒﾝ、変なタイミングでレスした・・・逝って来る・・・

キリエたーん！！　ぶわっ！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

うわああああんキリエﾀﾝ本当に捨て石だったあああ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

おおおぉい！
キリエたんとカタンのラブ展開は？！

( ﾟдﾟ)


真っ二つに切り裂かれてるのってカタン・・・？（゜д゜）

誰か紗羅の心配をｒｙ

紗羅もｱﾎﾞｰﾝなのに霧恵ﾀﾝへの追悼レスしかないのが笑える。ｗ

前回の赤いガラスってのはこれの伏線だったのか…
そりゃ刹那からしたら悲しいモノだよなあ

カタンﾀﾝの脳裏によぎったロシエルが優しいロシエルってのがなんか泣ける（ ´Д⊂ヽ

>>516
大丈夫だ、カタンも死にそうになってる。
次回からは「天使禁猟区〜あの世編〜」でカタンとキリエのラブストーリーが始まるよ。

＞「もう俺の声も聞こえないのかよ…！　怒りと憎しみで我を失ったまま…俺を…再び殺すのか…！
＞　世界を殺すのかよ…刹那――――!!」
この台詞見て、一瞬俺＝世界と勘違いした。
違うよね？

世界の中心で愛を叫ぶ…

吉良先輩ってアレクシエルに殺されてたっけ？
なんか何度も生まれ変わってるみたいでよくわかんなくなった。
アレクシエルのために死んだ、ってのと殺されたってのじゃ大いに違うよなあ。

新キャラが２人？
２人目は美形の女のようですよ！

>>522
むしろ復讐に燃えたキリエﾀﾝが刹那側の味方になってロシエル様と闘う展開ｷﾎﾞﾝ。
かつて優しい言葉をかけてくれたカタンを想いつつも…って展開だったらﾛﾐｼﾞｭﾘ状態で尚ヨシ。

これはロシエル的には「キリエよくやった」展開だよな。
ロシエル様キリエﾀﾝのことを思い出してあげてください・・・

>>526
女だよな？！　美人だといいなぁ。
この漫画女少ない…というよりことごとくｱﾎﾞﾝされちゃうから女キャラは貴重だ。
瑠璃・沙羅・キリエとｱﾎﾞﾝされて今残ってる女キャラっていねーじゃんよ。orz

>>528
むしろ「キリエにしては良くやったね・・ふふ。(←嘲笑）」って感じじゃまいか？orz

ほんとだ・・・女キャラ。

と思ったがクライﾀﾝがいるぞ！
アレクシエルも一応女だな。
もういっそアラクネも女キャラってことで。

そういやロシエルのカットがないね。
どっかで見てるよなあ？

>>529
しかも殆ど主要キャラだしね・・・
まさかこのキャラが？！って展開は由貴漫画ならではだね。
ヒロインまで死んでしまうとは。

あのメタトロンとかいう子供、目が鋭いぞ。
子供のフリして中身は・・・ってことか。

オ前達ハ有罪、ってのは兄妹である刹那と紗羅がタブーを犯したことに対してかな。

>>533
ﾍﾛｲﾝどころかﾋｰﾛｰまで死んだりしてな。ｗ

で、ｱﾚｸが覚醒⇒天界に殴りこみって展開で
ﾍﾛｲﾝ（=ｱﾚｸ）も確保・近親愛も解消で一石二鳥ｼﾞｬﾝ。

>>536
刹那が死んでアレクシエルとして戻るのなら沙羅はどうなるんだろう？
天使じゃないからフツーに三途の河？

しかも刹那が女で沙羅も女のままだったら、女×女ってことになって
兄×妹と同じ位のタブーになってまうがな。

ジブリールもいるぞ＜女

喋りそうにもないっつうか動きそうにもないが

吉良先輩に声かけられた刑事の片方が頭を指差してる
「こいつ頭大丈夫か？」って言いたいのか

>>536
元々天使のキリエﾀﾝはどうなるんじゃろ？

物質界の人間殺した罪でアレクと同じ、ツライだけの輪廻の中に
放りこまれるんだろうか…刹那過ぎる…｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

>>540
切ないの字が違うｗｗｗ

あの輪廻は堕天使の最高刑だろ？
神に反旗をひるがえしたくらいじゃないと最高刑まではいかないのかもしれないと好意的解釈

間違えた｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡
「切な過ぎる…」だ。

>>537
刹那の精神が消えてしまうと紗羅には興味なくなったりしないかな。
アレクシエルの興味は吉良先輩に向かうのでは。
前に出てきたアレクシエルはなんか勇ましくてかっこよかったな。

刹那の死＝物質界の滅亡、って話だったが
紗羅の死でもう物質界は終わり、ってことかな。

>>544
紗羅が死んで運命が変わったみたいなニュアンスぽいね

>>543
成程・・・吉良は前世の記憶としてアレクを求めるけど
現世の自分としては刹那と親父に情が湧いてしまったから
非常になれない自分とその相克で苦しんでるんだな。

>>546
刹那も吉良先輩と同じで前世と現世の自分との相克で悩むのかね。

しかし前世でも実は吉良ではなく、ロシエルを愛していて
吉良はカモフラージュとかだったりしたら、前世も現世も
近親愛でどっちにしろ救いがないな。orz

…って展開ｷﾎﾞﾝ。ｗ（←鬼畜。

アレクシエルかっこよさそで期待。
しかしこのまま放心状態で刹那の精神が凌駕されちゃったら
ただの妹ｽｷーな人でした、で後味悪いな。

そうか、アレクシエルにも近親相姦という可能性が残っていたか。
憎しみは愛情の裏返しってやつで。

>>547
ロシエルが沙羅に固執した理由って刹那＝アレクが愛したからだろうしなぁ。
アレク側も何らかの感情があったと思うべきだろうね。

カモフラージュにされた吉良先輩との三角関係で、結果吉良前世が
殺されたから>>512の「また俺を殺すのかよ」の台詞に繋がるのかも試練。

なんか昼ドラみたいな展開だなそれ。ｗ

ホント、刹那×紗羅にしても、アレク×ロシにしても救われない展開だし
吉良前世×アレクも何かいわくありげで純粋に恋愛感情じゃなさそうだし
この際本気でカタン×キリエの展開を希望したくなってきた…

カタン×キリエがタンキリエという一つの単語に見えた…疲れてるのかな

紗羅一応ヒロインだし（だよな？）、キスでもすりゃあっさり生き返ったりするんじゃないの？
なんて思ったんだけどそうはならないのかな。

>>554
どうがんがっても刹那と沙羅のまんまでは兄妹で
ハッピーエンドには持っていかれへんのやから
このままｱﾎﾞﾝor転生というオチでもなけりゃ
二人の恋愛は消化出来んよーな気がする。

>>555
…というか、コレって少女漫画だよな？
最終回迎えてもカタがつきそうな恋愛って一つもなさげなんだが。
というよりむしろ戦闘モノになってきてるし…

しかもヒロインは清純派でミッション系女子校の美少女だし、主人公は妹萌えだし、
色っぽいお姉さん（けどカマ）は出てくるし、ロリ系子悪魔少女は出てくるしで
なんか一歩間違うと青年漫画になりそうな設定なんだが…ｗ

>>556
眼鏡少女（ルリ）も追加で。

天使禁猟区　物質界編　GOOD-BYE MOTHER―せめて両手をかざし青の星に別れのキスを送ろう―　ACT.1

吉良は怪我をおして自宅を訪ねる。父親の安否を確認するために。
自分の正体を知って東京に残っているはずはないと思ったが…瓦礫の下敷きになった父を発見する。
呼びかける声に目を覚ます父、何故北海道へ向かわなかったかと吉良は問う。
このまま行ってしまったら二度と息子には会えなくなる気がして戻ってきたと父は言う。
事故の後まるで別人のようになってしまった朔夜を医者は母を目の前で亡くしたショックだろうと言っていた。
父は以前の朔夜に戻れないのならばこれから2人で今まで以上の思い出を創っていこうと思っていたのだと語る。
あの時母が生まれ変わらせてくれた新しい命…紛れもなくお前は私の息子。
どんなに反抗していても目の奥でいつも辛そうだった、助けを求めていたと…
そう、いつだって苦しかった。まわりの人々を愛していることに気付かず、騙し続ける苦痛に息が止まりそうなのにも気付かず。
いつの間にか人間になりたいと願っている、そんな感情にさえ気付かずに…
やがて父は目を閉じる。
吉良は必死に刹那の名を呼んだ。

刹那は誰かに呼ばれる声を感じながら、紗羅のいない世界など意味がないと涙をこぼす。
誰かが目の前にいるような気がして、それが紗羅であるような気がして手を伸ばすと…


そこにいたのは吉良だった。
明日の追試で数学を教えて欲しいと言う刹那のために生徒会をサボってきたと言う吉良。
刹那は自分が眠っていたこと、さっきまでの出来事がすべて夢であったのかと思う。
だがそこへ紗羅が訪ねてきて、妹の紗羅は確かに死んだ、あれが夢であったのかと恐慌に陥る…

紗羅は妹と呼ばれたことに激昂し、そして刹那は気が付く。
赤の他人で、半年前からつきあっている彼女、紗羅。
そして吉良は窓越しに加藤の名を呼び、その脇には洋司が共にいる。
みんな死んでなんかいない…こっちが本当の現実…

吉良の制服のボタンが取れかかっていることに気付き修繕を買って出る紗羅。
そのとき吉良の胸元がはだけ大きな傷痕があるのが見えた。吉良はそれを交通事故の名残だと語る。
血の跡ではなかったかと尋ねる刹那だが…
「何の事だ？　無道」
あれも夢だったと言う刹那だが、先輩はこんな風に柔らかくは笑わなかったような、自分を「無道」とは呼ばなかったような気がする。

何かが…違う…

帰路につく刹那と紗羅の前に翠雀が現れ、二人を羨む。
刹那はコンタクトにしたからその方が可愛いと言い、前にも同じことを言ったような気がすると思う。
だがこっちが現実…天使や悪魔が本当にいるわけはない。
公園のオブジェも普通のままだ。
だがブツブツ言っていたのを紗羅に実力行使でツッコまれる。
紗羅は先程の刹那が翠雀にかけた言葉にヤキモチをやいているようで、刹那に背を向けてみつあみにしていた髪の毛をほどく。
風に揺れる紗羅の髪に何かを思い出した刹那は紗羅を抱きしめ、2度と離れたくないと言う。
とても悲しい夢を見たと…
夢の世界では紗羅は彼女ではなく妹で、それでも愛していて、自殺未遂までしたことを語る。

刹那を呼ぶ声が頭に響くが、続きを紗羅に促される。
2人は駆け落ちして遠い地でやっと結ばれ自由になる…それはハッピーエンドなのではないかと紗羅は問う。
だが追っ手に追われた刹那をかばって、紗羅は…
続きを語らず何でもないという刹那に何かを察したのか、紗羅は悪い夢だったのだと慰める。

また刹那を呼ぶ声が響き、吉良からもらった石がなくなっていることに気付く。
紗羅はそんなものはじめからなかったと言うが、とても大切な物だったはずだと探す刹那。
訝る紗羅の指には本物のルビーの指輪がはまっている。刹那がはじめて買ってくれた、簡単には割れたりしない石…

だが、それは刹那のあげた指輪ではない。あれは砕け散ってしまったから。
紗羅は続きを言わなければずっとここにいられると言うが…
ずっとここにいたいと願う刹那、そうできたらどんなにか幸せだと。
でも誰かが呼んでいる…

だってここは現実じゃない。紗羅も本物ではない。
「俺の想いが創り出した　夢のレプリカだ…」

レプリカの紗羅は泣きながら崩れていった。刹那もまた涙をこぼす。
ここが虚像世界(レプリカワールド)でもずっとここにいたかった。
でも戦わなくてはならない、誰かが呼んでいるから…


吉良は必死に刹那の名を呼ぶ。
止まらない血は刹那でないと塞ぐことができないらしい。
ここで死ぬのか、自分でも死ぬことができるのかと、それもいいかと笑う吉良。
だがそこへ影が差し、自分だけ楽になろうというのかと問う声がする。
あんたが呼ぶから夢から出てこれたのに…

3枚の羽をたたえ、紗羅の遺体を抱いた刹那が立っていた。

吉良父ぃーーーー｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ！

紗羅の死んだ現実を選ぶとは刹那やるな

親父さーん！！

吉良親父なんてできた父親なんだ
それに比べて刹那の父は・・・

やばい、吉良父のシーンでマジ泣きした｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡
切なすぎるよ…

刹那の両親とかも何気に巻き込まれて死んでるんだろうか。
あ、でも父親は不倫旅行中で無事とかorz

吉良父に泣いた(;´д⊂ヽﾋｯｸﾋｯｸ

副題なげぇ

MOTHER、青の星って地球（物質界）のことだよな。
けど結局滅びなかったってことでいいのかな。

もう吉良父が主人公でいいよ　

>>568
物質界と銘打ってるからには地球滅亡なんだろうけど
東京しか滅亡してないな。ｗ

久しぶりの翠雀ﾀﾝｷﾀｰ

で、ロシエル様は？

>>569
賛成したい。が死んじまったぞ（;´Д⊂）

ロシエル様はカタンが死んで傷心の身です。

そうであってほしい。
ロシエル様、カタンのこともたまには思い出してあげてください。

キリエのことも（ｒｙ

キリエ？誰だっけ？


とか言いそうなロシエル様が出ないとなんか淋しい

副題がポエムってる

吉良父にホイミ

夢のレプリカ。壊れていく紗羅。
多少ポエムっても絵と合っててなんかカコイイな。

刹那がレプリカワールドで紗羅の指輪を見て
思い出のそれと違う、って現実を思い出したならﾁｮﾄ感動的だが
俺の金で本物のルビーなんか買えっこない、でﾊｯとしただったら嫌だなｗ

いやー、小さなルビーくらいなら買えるんじゃないか？
親父専務だとか言ってたし

>>576
むしろザオリク、世界樹の葉
アレイズ、フェニックスの尾ーー(⊃д`)｡･ﾟ･｡

話はともかくこれ描いてる人ありえないくらい絵が下手だよね

自分はそれほどヘタだとは思わんが
たしかに好みが分かれる絵かもしれんな。

>>581
もっと昔の作品を読んでみろ！自分は正視できなかった

>>581
体はともかく顔と華やかさにかけては右に出るものはいないぞ（左にならいるかもしれないが）

うんすごく丁寧に描いていて綺麗な絵ではあるんだけど、何か根本的に下手と言うか・・・いやでも好きなんですけどね

>>584
ちょｗｗおまえ褒めてるのかそうじゃないのかｗ

他のキャラはどうか知らんが、翠雀たんは顔も性格も上手に描かれている

翠雀たん大好き

デッサンおかしいけど、丁寧に描いてるから好感度高

普段少年漫画系統の絵ばっかり見てきた自分は
デッサンなんて気にならないくらいまず画面の線の量にﾋﾞｸｰﾘしたｗ

>>579
そういえば専務だったな、忘れてた�d
逃避行の金額見て小遣い少なそうとか勝手に思ってたんだが
刹那が普段使い込んでるのかｗ

夢オチになるのかと一瞬びびりましたw

今回の刹那の夢妄想でわかったことが一つある。
沙羅ﾀﾝはﾔﾊﾟ妹設定じゃなきゃ萌えない。

禁断だからこそ…ってのもあるよな。
ていうか吉良先輩とサラって絵的にお似合いだと思った。

あんな優等生な吉良先輩イヤです

どっちも愛してる親父さんに謝れ

今回親父さんの台詞一つ一つに泣きそうになったよー…。
何とかして助かってくれないものか。

親父さんごめんなさい・・・・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・ﾕﾙｼﾃ・・・

腐臭

そもそもアレクシエルのパワーってのがまだよくわからんからな。
生き返らせたりできないのかね。
もし可能ならまず吉良父から頼みます。

>>589
ﾃﾞｻｰﾝもｲﾏｲﾁ、描き分けもﾎﾞﾐｮｰな感じなんだけど、雰囲気出すのが巧い作家だよな。

瑠璃ﾀﾝが普段はどう見てもダサい眼鏡っ子なんだけど、
ロシエル入りの時はちゃんと妖しい魅力があるのがいい。

雰囲気だけはいいよ

GOOD-BYE MOTHER―せめて両手をかざし青の星に別れのキスを送ろう―　ACT.2

　やすらかに散っただろうか
　最期の時は苦しかったかい　怖かったかい
　今はもう冷たい掌が　蕾を固く閉じているから
　赫い唇と風に揺れる髪が　これは夢かもしれないと　俺を迷わせるから
　お前の痛みで　お前の最後の言葉(さよなら)でもって　俺を殺しておくれよ

崩壊した東京を竜の背に乗って上空から眺め、生きているものを探すクライ。
荒れた大地と屍の山は嫌な記憶を呼び起こす…
クライは刹那たちを発見して降り立ち、紗羅が死んでいることにも気が付く。
刹那に何故こんなことになったのかと問うがわからないと返される。
自分が巻き込まれている事情を知りながら紗羅を選び多くを犠牲にしてきた、その天罰だというのならどうすれば良かったのだろうかと。
ただ紗羅の笑顔を見ていたかっただけだと、悲しみのあまり吉良に抱きつく刹那。
だが吉良は血を吐き、刹那はそれが自分の力で割れた石の所為だと気が付く。吉良の正体を思い出したから…
そして石を修復しようとしたその時、それを制止する声がした。

あらわれたのはアダム・カダモン。名をセラフィタといった。
それはクライも聞いたことのある、創生神が創りあげた最高の存在、古の時代に失われた時間魔術を使える唯一人の伝説の天使…
セラフィタは石を砕いて吉良を消滅させるように言う。
かつてロシエルを封印し砕け散ったアレクシエルの剣、意思を持ち生きているその神剣はその時ロシエルの返り血を浴び強力な再生能力を手に入れた。
そのまま地上に降り主人の生まれ変わりを探し続け、その精神を人間に重ねることで長い時間を生きてきた…
七支刀御魂剣こそが吉良の本当の姿。
だが何故消滅させなければならないのかと刹那は問う。
神剣であるにもかかわらず天界の奥に封印され、何万人もの魂を吸いついには自ら血を吸い寄せる魔剣となり、
アレクシエル以外の代々の持ち主がその邪念に耐え切れず発狂したり自らその剣で命を落としたこと…
人間のフリをしても人間にはなれない、今に災いを呼び寄せるとセラフィタは諭す。この世界を救うために、少しの危険も冒せないと。

世界を救う方法があるのかと尋ねる刹那に、世界が崩壊する前、
紗羅の死亡した直後まで時間を戻しそこで時空を固定させると答えるセラフィタ。
つまり地球上の時間を止めて「東京は崩壊していない」ことにするのだ。
セラフィタはいま神性界の天地創造の館(エテメナンキ)に幽閉されており、今の姿は幽体(スピリット)にすぎない。
力尽きて再び世界が動き出し滅する前に、誰かが天使軍を打ち破りセラフィタを救出せねばならない。
創生神がセラフィタの謀反に気が付く前に。
それができるのはアレクシエルの魂とアストラル力を受け継いだ者、
黒の黙示録に予言された天使でも人でもない救世使…無道刹那だけなのだ。

だが刹那は普通の高校生だった、そんな重い責任は背負えない。
それに何故紗羅の死んだ直後なのか、紗羅を生き返らせてはくれないのか。
必死に問う刹那にセラフィタは無情にも「紗羅の死は必要だった」と語る。
創生神の眠る今だからこそ、あそこで刹那が死んでいたら世界は救い手を失い、
また愛する者の死がなければ覚醒はありえなかったのだから。
だが刹那はそれに納得がいかない。
なおも七支刀を葬るように促すセラフィタと、それを煽る吉良。
人間のふりをした物のために世界を犠牲にするのか、この世を一番に思うのなら、真の救世使ならばできるはずだと。
この身体を朔夜と父に返してやらなければならないと。

だが刹那は思う。本当にこの世界は俺に冷たかったか？
ちっぽけな俺を優しい手で包み込んでくれたのはこの世界の人々ではなかったか？
そして刹那は石に力を込める。

吉良の傷は塞がった。
刹那の助けたいこの世界は、"吉良先輩"のいるこの世界なのだ。

セラフィタに紗羅の魂の行方を尋ねる刹那。
星幽界(ヘイディーズ)、死者のみが行き来できる禁区だと答えが返る。
刹那は、そこへ紗羅の魂を探しに行くからその方法を教えてくれたら言うことをきくと交換条件を出す。

それを聞いてクライも吉良も驚く。
そんなことしても簡単に生き返るわけがないというクライにやってみなければわからないという刹那。
絶対無事に戻るという刹那だが、アレクシエルもそう言って戻ってこなかったと泣くクライ。
クライを慰め、蹴られても踏まれても約束だけは守る不屈の男、
根性があれば不可能なんてないと信じているホンマもんのアホだと刹那は自分を評す。

アレクシエルのように利口ではないからあきらめが悪い。
危険だから、不可能だからといって仲間や恋人を切り捨てるなんてマネはできない。
本当の救世使ならば愛している仲間も世界も見捨てたりしないのではないか、と啖呵を切る刹那。
セラフィタはその言葉に優しく微笑む。

七支刀がいつもとは違う形に姿を変えた。
その刃で刹那の心臓を貫けば、しばしの間仮死状態となり魂はその体を離れることができるようになる。
だがもし魂が7日経っても戻らなかったり、または胸からその刃を抜いた時には、
無道刹那の体は完全なる死を迎え再びその体に戻ることはできない。
それでも良いかと尋ねるセラフィタに、必ず紗羅と戻ってくると答える刹那。クソ天使共との決着はそれからだ!!
吉良は呆れたように溜息を吐くが、もうお前を探し回るのはごめんだと刹那にクギを刺す。
前世の遊女を思い出し、また同じ思いをさせるのかと思う吉良。

名を叫ぶクライに微笑んで、刹那は吉良の刃を受ける。

セラフィタは思う。アレクシエルに成し得なかったことでも刹那にならばできるかもしれないと。
そしてこれから起こる様々な出来事からこの世の理(ことわり)、あるべき姿、真理を自分で気付くようにと。
刹那を護り共に戦うべく運命(さだめ)られた使徒たちを探すように…
それは人間や悪魔や天使、様々な種族に存在する。彼らの信頼を集め真の王者となるように…！

　私の愛しい子供達　ああどうか　過酷な運命を課してしまう私を許してほしい
　私はいつでもお前達を見守っている　狂わんばかりに願い続けよう　私の愛し子(この世界)達の幸いを…!!

指に落ちた水滴に意識を取り戻すカタン。
自分は死んだのではなかったかと思ったところへ、ロシエルがその体を踏みつける。
死んだ方がましだったかもしれないと冷たく言い放つロシエル。
カタンの左半身は焼け焦げたようになり、腕も足もなく胸からは骨がのぞいていた。
有機天使の覚醒の場に行くなんて馬鹿だと罵るロシエルは助けなければキリエのように骨も残らなかったと言う。
何故こんなになってまでキリエを助けようとしたのか、意図には気付いていたはずなのにと訊きながら瀕死のカタンに攻撃を加える。
血を吐き苦しむカタンになおも冷たいロシエル。
カタンは、キリエが一秒でも長くロシエルに笑いかけてもらおうとする姿に昔の自分を思い出していたと語る。

ロシエルはその答えに満足したのかもう一度チャンスを与えると自らの羽根をカプセルへと変化させた。
これを飲めばすぐ体が元に戻るというロシエルに笑い出すカタン。
とうとう自分を殺すのかと言い、助かると言っているロシエルはその言葉が理解できない。
あなたには私が必要なのに置いていくのが忍びないと涙を流すカタン。
確かにそれを飲めば体は再生するだろうが、中身は他の天使達と同じ人形になってしまう。
本来のカタンは殺され、無償の忠誠を誓うたった一人の男を永遠に失うのだと言う。
「高貴なるロシエル様…！　誰よりも輝いて誰よりも美しく　その光は天上界すべての者を魅了する…そして…
　誰よりも可哀相な…ロシエル様…！」
黙れ、自分の命令に逆らうお前がいけないのだ、と激昂したロシエルは無理矢理カタンの口にカプセルを押し込む。
カタンはそれを飲み込み…傷口からは電気コードが湧き出して傷を塞いでゆく。

美しいと言われたことを否定するロシエル。
この体は汚らわしい、忌まわしいもので構成された物質…自分は神の排泄物…！
この世で一番高貴な汚物、それが真実の姿。そんな手の中から生まれたたった一つの綺麗なもの、カタン。
純真で無垢で真っ直ぐで、懸命に慕ってくれるのが可愛くて…カタンにだけは自分のようになってほしくはなかった。
それなのに人間共の血で汚れてしまったカタンの手。
あの時天上に帰っていればこんな事せずに済んだのにと泣くロシエル。

逆らうなど、勝手に死ぬなど許せない。
自分を一人にするなんて許さない……

東京が元に戻り、そのうえ時間が止まっている。
その様子を理解できないアラクネはクライを探し、その姿をビルの上から何者かが眺めている。

クライ達を発見したアラクネは刹那は死んだのかと尋ね、吉良はオルフェウスのように冥界へ妻を迎えに行ったのだと説明する。
長い間探し続けて気が遠くなりそうだったが、待っている方も辛かったのだと悟った吉良。
「――せや　出きる事は待つ事だけ　「神のみぞ知る」って言いたいとこやけど神様もよう知らんやろな…　神も案外大ボケやな！」
クライは気丈に涙を拭う。
「よう！　神様　刹那が帰ってきよったら覚悟しとき！　アホの集団怒らせっと怖いんやで!!」
中指を立て、神に向けて啖呵を切った。


　運命に抗う者達を笑うがいい
　勝ち目のない戦いでもいい　あきらめる事は裏切りだから

　殺しあおう
　俺達は声を張り上げ血を流して悪足掻きをしよう
　その時こそ
　俺たちの創世記が始まる…！



　GAME　OVER
　　　OR
＞ CONTINUE



天使禁猟区・物質界編／おわり

ｷﾓ

パターンといえばパターンだが
解説役キター−−−−
こういうキャラってお使いに出される側の
肝心な質問とか要求はきっちりシカトするよね

刹那は世界のことを考え始めた、ということか？
それともやっぱり紗羅のことしか考えていないのかな。

吉良先輩…
刀？

　( ﾟдﾟ)

正体が神剣とは・・・。
それで感情に疎かったのか吉良先輩。

何か最終回の情報量が多すぎて理解できないorz

実は敵、なんて展開がありそうだと思ってたんだが
さすがに「物」とは思わなかったな・・・

ん〜、じゃアレクシエルの愛した男は別にいるのか？

ロシエル様ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!
で、狂おしいほどにカタンを愛してる、ってことでいいんでしょうか。

何かまたすごいプレイだったなロシエル様w

ロシエル様とカタン、から
ロシエルとカタン様、の図に逆転したのかと一瞬思ったが
結局カプセル飲んじゃったよ・・・orz
このふたりで切なくなるなんて思わなかった。

カタンを踏みつける図にちょっと萌えてしまいました(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>611
・吉良＝意思を持っているアレクシエルの剣・七支刀
・創生神←（敵対？）→セラフィタ・・・神性界に幽閉
・セラフィタを救出するには神が率いる天使軍を打ち破らねばならない
・紗羅の魂は星幽界(ヘイディーズ)にある

要点をまとめるとこのくらいか？

神、天使軍ってのは悪ってことになるのか？
その天使の中でもアクレシエル派とロシエル派に分かれてるのかね。
クライは天使じゃないからまた別だよな。

妹を生き返らせてやるから、先にこの俺様を助けろ

くらいのネタを先に出さないとなー
普通、きいてやる気にもならないとｵﾓ…

確かにいきなり出てきて天使軍を打ち破れ！と言われてもなあ。
前に「たった今から神に反旗をひるがえす」とアレクシエルが宣言してたから
天使軍＝ロシエルたちだよな。一応紗羅を殺された恨みはあるな。

あの宣言の時にアレクシエルが持ってた刀が七支刀か。
吉良先輩はクライと会っていたんだな。

めちゃくちゃカタカナの名前の奴らがなんで日本の刀使うんだ
そのうち中華キャラも出てくるのか？

アレだ
大昔にジャンプでやってたゴッドサイダーってマンガみたいなもんだ
帝釈天と弥勒菩薩とあと二人仏教の仏様が魔王サタンを地獄に落としたゆー超設定

>>623それ聞いて、やはり大昔のマンガだが
「百億の昼と千億の夜」思い出したよ。
阿修羅王と釈迦とユダとアトランティスの生き残りとが
帝釈天と弥勒とイエスと大天使ミカエルとポセイドンと戦うSF。

整理
物質界編で死んだキャラ

人間：ルリたん＋両親、洋司、加藤、沙羅
天使：キリエたん、カタン（→復活？）

でおk？
「東京は崩壊していない」ことになったんなら、
他の犠牲者も死んでないことになったんだよね？

やっと舞台変わるのか。ちょっと期待

>>622
女キャラｷﾎﾞﾝ。

もちろんアルとか言っちゃうのかな

糞

兄妹愛・イギリス系クォーターって設定が出た時点で
カインの子孫に繋がる家系（近親相姦は遺伝？ｗ）
かと思ったんだが違うのか…？

なにそのＤＱＮ設定

きっと あの世でカインが出て来るんだよ！お助けキャラとして。

あーあ、しらける

オルフェウスって結局奥さん連れて帰れないよね…
例えとしては不吉ジャマイカ吉良先輩。

ギリシャ神話のことだよな。
振り向いたから妻が消えたってやつ。

屑

>>630
時代的にお婆ちゃん辺りがカインorマリーの子供なのかも知れないね。

――破壊ト再生ノ叛逆児ヨ　オ前ノ時代ノ幕が開ク――


天使禁猟区　星幽界編　仮面の少女　ACT.1


　「美しき愛しき我が妻最愛のエウリディーチェよ　ああ私は君を失ってしまった」
　死の国(タルタロス)の王ハデスと女王プルセフォネは
　愛するものを亡くした琴(リラ)の名手オルフェウスの嘆きとかき鳴らされる哀切な旋律を聞く
　それがあんまり悲しいので　それがあんまり切ないので
　死の国(タルタロス)の住人も王様も女王様もオルフェウスの妻を地上へ帰す事を許してしまう
　けれどオルフェウスは長い長い地上への帰り道、手を引く妻の顔を決して見てはいけないという禁忌を犯し
　エウリディーチェは顔を覆って闇の底へ小鳥の様な悲鳴をあげて堕ちて行った
　――堕ちて行った――


来訪者(ビジター)があらわれた事を感じている謎の存在。
見たこともない輝きを持つ光の子、だがまだ未熟で若く完全には目覚めていない。
今ならまだ間に合う――この日を待っていたのだ。

今日のためにお前を育成してきたと、フードを被った人物に十字架型の杖のようなものを託すその存在。
真の力は一度きりしか発動できないから心して使うように、それがお前の運命を決めると語る。
フードの人物はしつこいジジババどもと文句を言う。
そしてその存在は去ってゆくフードの人物のことを歯車のひとつと呼ぶ…

1999年最後の審判の日、この星は世界の終末(ラグナロク)を迎えるはずだった。
しかし、物質界のありとあらゆる国々 都市がすべてその時を止めて沈黙してしまった。
「しかし一体誰が」「何のために」「どうやって」――？　考え得る答えはただ一つ。
これほどの質量の、しかも古代に失われたはずの時間魔術を操れるものはただ一人。
現在行方不明のアダム・カダモン「セラフィタ」が物質界崩壊プログラムを阻止している…
それは至高天(天界)創造界(ベリアー)で開催されている天使長会議。この一大事に緊急で開かれたものだ。
その会議に堂々と欠席している力天使長ラファエル、理由を問われた副官は体調を崩しているのだと言う。
癒しの天使ともあろうラファエルが病気になるのか？　副官の女性は連夜の女遊びがたたったのではと笑う。
が、セヴィーは十戒を犯すような品のない発言がお気に召さなかったようだった。
だが副官すらも顔を出さないミカエルよりはマシかと言うセヴィーに彼がいてはまともな話し合いにならないという意見が出る。
大事な会議をブチ壊されるのがオチだと…

その意見を述べた人物は物質界崩壊時の報告をする。
アレクシエルの転生した姿である「無道刹那」が、妹を殺された怒りで力を発動し東京を崩壊させたところまでわかっていること。
その後の存在確認は不明だが、自らのアストラル熱量に肉体が耐え切れず自滅したのではないのかと…

その時メタトロンが何かを感じ、恐れのままにセヴィーの名を呼ぶ。
あいつがくる…！

扉が開き、突然の報告者があらわれる。
ロシエルが至高天にあらわれたとの情報が得られたのだ。
しかし、彼の背後には既にロシエルの姿が！

不在の間"玉座を守っていてくれてご苦労だった"とメタトロンとセヴィーに告げるロシエル。
動揺する天使長達に、無道刹那は生きているとも語る。
何度転生しようとアレクシエルは欠けがえのない魂の片翼だから感じることができるのだ。
だが現在は「人間」であるはずの刹那の魂の行く先は一つ、星幽界。
天使や悪魔が侵入できない人間の魂の聖地(サンクチュアリ)、唯一人元七大天使の屍天使ウリエルを除いて。

深い深い深淵と…どこまでも続く漆黒の闇の迷宮と孤独…！
――それが死

真っ暗な、どこかもわからぬ場所で意識だけを取り戻す刹那。
手が、足が、体が動かない。目も見えないし耳も聞こえない。
自分には身体がないのかと、このまま意識だけで永遠の時を過ごすのかと恐慌する。
そんなのは嫌だ!!!

「お前の耳は聞こえる!!」
だがそこへ突然響く闇を裂くような人の声。
「お前の声は出る！」「お前の目は見える！」

ひらけた視界に入ってきたのは、フードで顔を隠した人物。
「おめーの名前は？」
問いかけにもうつろな刹那の尻を蹴り飛ばし、さっさとお前のフザけた名前を言えと言う。
「フザけた名前で悪かったな――っ　俺は無道刹那だ!!　文句は親に言いやがれー!!」

啖呵を切ったところで紗羅を追って仮死状態になったことを思い出す刹那。
そこへ、冒頭でフードの男と会話していた存在があらわれ刹那に挨拶をする。
顔だらけのその形状に嫌悪する刹那だったが、彼らは気にした様子もなく名乗りをあげる。
この地上に人間が生まれ出でた頃より冥界を統べてきた存在、
昇華した上級霊の結晶体、星幽界の指導霊「閻羅王(えんらおう)」であると。

リーダーならば、と紗羅の行方を尋ねる刹那。
だが彼女の魂は既に監視下にはないと言う。
星幽界の中心の泉(フヴエルゲルミル)に植える巨大な霊木「宇宙樹(ユグドラシル)」に住む男、
地獄門の鍵守人(ヘルゲートガーディアン)に連れ去られたのだと言う。
星幽界は死者の溜まり場、霊格を上げたり邪念を落とすために修行をし、
その成果如何で地獄門(ヘルゲート)行きか楽園門(エデンゲート)行きかが決まる。
鍵守人はその地獄門の門番。最も恐れられる亡者の処刑人。
そいつが何故紗羅を連れて行く必要があったのか問う刹那に、宇宙樹の生贄にすると言っていたと答える閻羅王。
「地獄に堕ちる程罪深く若く美しい少女の魂」を所望されたのだという。
紗羅のどこが罪深いのかと怒る刹那だったが、実の兄である自らと結ばれたことこそが罪であることに気が付く。

宇宙樹へ行く方法を尋ねる刹那に、今のお前では歯が立たない相手だと忠告する閻羅王。
「相手がどんなバケモンだろーと可能性が0だろーとそんな事でおじ気づくよーなハンパなホレ方しちゃいねーんだよ！」
背後でフードの人物がその台詞に大笑いするが、刹那が睨むとぴたりと止める。
天の選んだ救世使の力を見てみたいこともあって協力することにした閻羅王。
だが樹への道はそのフードの男が知っている、お前の唯一の守護霊だ、と語ると一方的に消えてしまった。

俺の先祖か何かかと尋ねる刹那に冗談じゃないと悪態をつく男。
守護霊も背後霊もつかない珍しい人間だから、頼まれてしょうがなく指導霊やってやってるのだと言う。
そしてお前みたいな生意気なガキが大嫌いだと告げる男は、約束だから道案内はするが味方だと思わないことだと笑う。
怒った刹那は大声で文句を言うが、男は冷静に忠告する。
大声を出して感情を高ぶらせない方がいい、精気(エナジー)目当てに魂を食いに来る亡者(グール)もいるから、と。

刹那はお約束のように背後からグールに襲われるが、自分のことは自分で始末をつけるとの刹那の言葉を受けて手出ししない男。
キレた刹那はお前も食われろと男を引っ張り込むが、もちろん何の解決にもならない。
引っ張りすぎたフードがはずれ、刹那はその正体に驚くが…
今は、それどころではない。

面白そうだな星幽界。

守護霊、刹那のキザ台詞に爆笑GJｗ

歯が立たない奴相手に戦えんのかね。
アストラル力は自由に使えるようになったのか？

ラファエルミカエルウリエルｷﾀｰ
知ってる天使が名前だけとはいえまた出てきたよ

ラファエルは女遊びが激しくて
ミカエルは傍若無人？
ラファエルﾀﾝちょと期待。

フードの中の人って既出キャラってことだよな
吉良先輩？じゃないか

刹那自身？とかオモタ。

死んだ"人間"でああいう態度とりそうな奴ったら1人しか思い浮かばないんですが

ｸｿﾏﾝｶﾞ

「おどきよ」のロッシーめっちゃかっこええ(*´д｀*)ﾊｱﾊｱ

>>649
ダーク翠雀たん？

男って明記されてるからそれはないだろｗ

んじゃ学校の誰かだな。
あんま気にしてなかったからよく覚えてないが。

翠雀たん再登場はないのかな…


ヨウジか？

ああなんか早くもこんがらがってきた…
沙羅が地獄に落ちてきたなら人間にとっては星幽界＝地獄ってこと？
悪魔のいる地獄はまた別にあるんだよね？

星幽界って地獄なん…？普通にあの世かと思ってた

>>603によると
星幽界(ヘイディーズ)は死者のみが行き来できる禁区
>>639によると
「人間」の魂の行く先は一つ、星幽界。
天使（元七大天使の屍天使ウリエルを除く）や悪魔が侵入できない人間の魂の聖地(サンクチュアリ)。

死ぬと人間の魂は星幽界に行く、っつーことかな。
悪魔が住む地獄は別でいいと思う。
悪魔ってのは天界を追放された堕天使、のはずで
人間とは縁遠いイメージを勝手に持ってるんだが・・・どうなんだろ。

悪魔が住む地獄と、九雷たちのいた黄泉の国？っていうのは同じ所なんだろうか

>>641によれば、星幽界の中にさらに地獄と楽園があるようですよ

ほんとだ。邪念を払わねば地獄行きか。

>>660
天使や悪魔が行けないヘイディーズで人間の魂を
地獄行きか天国行きか別けると取ったよ
地獄門、天国門は門とついてるからそれぞれの入り口って感じで。

腐女子の巣

このスレ好きなんでまとめサイト作ってみた。
需要あったらどうぞ。

http://angelsanctuary.blog66.fc2.com/

>>664
乙。激しく乙。君にロシエル特製カプセルを進呈しよう。

閻羅王って調べたら閻魔大王のことだった…
微妙に宗教混じってる？
今のところ、キリスト教世界観が基本で？
ところどころギリシャ神話とか仏教wという感じ？

どうみても基本は仏教
キリストさんは転生せえへんよ

>>667
そうか…
チベット仏教だと、観音菩薩とか阿弥陀如来の化身が
代々転生して指導者になるとかあるよね。
ああいうノリか。

仏教って天使でてくるのん？
なんだかごちゃごちゃしてて良く分からん

天使はキリストとかユダヤとかそっちだと

そのうちアメテラスオオミカミとかも出るんじゃね？

仮面の少女　ACT.2

亡者が騒がしいと嘆く影がある。
この聖域を侵し自らの平安を乱すものはここまでは辿り着けないであろうともうひとつの影に同意を求め、その影はそれに答える。

フードの男は加藤であった。
何をやっているのか問う刹那だが、そんなのは後だと加藤は刹那を突き飛ばす。
グールが加藤を襲うが十字杖を突き刺すことでグールは溶けて消えた。
感心する刹那だったが、どうやら加藤の名前が思い出せない。
悩んでいるところを加藤が殴って名乗り上げ、刹那はその迫力に思わず謝罪する。
だが、加藤は胸の傷をさらしてこの傷をも忘れたというならケリを入れると脅す。
閻羅王から、刹那の前世のイザコザに巻き込まれバケモンみたいな体にされて利用された挙句お前に殺されたのだ、と聞いたのだ。
成仏させてくれたのも刹那だから守護につくのが道理だと言われたが、何故自分を殺した奴を守らなければならないのか。
あの痛みをわからせてやろうか、俺の人生をどうしてくれるのか、叫ぶ加藤。
刹那は翠雀を思い出し、今の自分が何人もの人間の犠牲の上に成り立っていることを思い知る。
だが…
「まァ　すぎた事はいーか」
予想外の加藤の台詞に刹那は思わずずっこけた。

死んだのはしょうがないし、別に目的があって生きていたわけでもなし、とりあえずヒマだからつきあってやる、と。
自分を殺した奴を前にして「まあいいか」と言えることが理解できない刹那は何故そんなに簡単に人生ふっきれるのかとつっかかる。
「俺　根性ねーもん　自分さえ良けりゃあいーし」
「お前さぁ　いくらがんばったってなる様にしかなんないもんだぜ？
　何でもそーやって責任だ何だってかたっ苦しく人の事ばっか考えてて頭痛くねぇ？
　クズはどーしたってクズなんだからよォ　大きな流れには逆らわずヘラヘラ進んでった方が利口ってもんだぜ」
その言葉に刹那は何故か自分の方が間違っているような気がしてきて落ち着かない。
俺のように生きるのが前向きな人生だと言う加藤に刹那は俺たちもう死んでるとツッコみ、
一応ショックを受ける加藤だが次の瞬間には宇宙樹へ向かおうとする。

すっかりペースを乱された刹那は、本当に紗羅を連れて地上へ帰れるのか不安を覚えるのだった…

刹那の肉体はイヴルの本拠地である地獄の第三層、窖の王宮「万魔殿」に安置されていた。
目覚めぬその肉体にクライが語りかける。
それを影で見ていた吉良に、右の片羽を持つ男のイヴルが絡んでくる。
人間の来るところではないという彼に、人間に見えるのか問い返す吉良。
なおも突っかかる彼だが、そこにアラクネがあらわれて彼、ボイスを諌めた。
片割れのノイズが探しているという言葉に去っていくボイス。
アラクネは、ゲヘナが亡んだ理由は物質界の汚染が原因の一つで人間を憎んでいるから気をつけろと忠告。
それとも正体を説明するか…だが吉良は自分の身は自分で守ると不知火を翳す。
それに、今の自分の名は"朔夜"だ…自分は人間の匂いがするらしいから…
ボイスはノイズと落ち合ったがアレクシエルや刹那のことも気に入らない様子だ。
あんなに心配そうに見つめて、あんなやつのどこがいいのか…

至高天ではロシエルが戻ってきたことが噂になっていた。
正式発表はまだらしいが、セヴィーの独裁が終わることを喜んでいる。
毎月の定例会議には天使長が全員欠席という報告を受けセヴィーは苛立ちを隠せない。
彼らが欠席したのは、ロシエルと、彼が不在の間に権力の座を奪った形になるメタトロンとの反目に巻き込まれたくない、
そしてどちら側に着くのが有利なのか静観するつもりなのだと気が付いていたのだ。だからこそ体制を固める必要があるというのに…

シスターがメタトロンに頼まれたうさぎのぬいぐるみを渡す。
だがそれは彼のお気に入りのものとは違ったらしい。
彼女はこれでいいと言って…その背から銃を取り出しメタトロンを人質に取った。
そしてメタトロンと宰相セヴィーの辞任を要求！
メタトロンは必死にセヴィーの名を呼ぶが、セヴィーは冷静に彼らと取引しようとする。
彼女は本気ととられていないと思ったようだが…その時銃口がひとりでに彼女の方を向いた。
そこから吐き出されたのは…電気コード！
背後からロシエルが彼女の体を粉砕した。
その死骸を踏みつけ、玉座にうずくまるメタトロンを抱えるロシエル。
その姿にその場にいた天使たちはロシエルに万歳三唱する。
会議の知らせが自分に来なかった、その"臣下の不手際"を責めようとは思っていないと言ってロシエルは玉座に座る。
さて、本日の議題は？

その様子を上方より眺める影がふたつ。
ロシエルの出現に叛乱分子の抵抗…おもしろくなってきたと語る。
だがプライドの化け物セヴィーがこのままにするわけがない…退屈せずに済みそうだ。
影は自らをミカエルと言った。

刹那はふと目を離した隙に加藤とはぐれてしまっていた。
だが道のわからない場所で暴れても仕方がない…
なるようにしかならない、そういうところは加藤の言うことにも一理ある。一理だけ。
座り込み休憩しながら、あらためて紗羅への思いを強める刹那だった。

一方加藤は閻羅王に呼び出されていた。
あまりのんびりしていると情がうつると忠告されるが、加藤はあっさりとそれに反論する。
加藤はいくら修行を積んでも霊格がすさみきっていて上がる気配がなかった。
このままでは地獄門行きになるところの最後のチャンスがこの任務だったのだ。
地獄で焼かれたくなければ真の任務を果たせと言う閻羅王。
加藤は違いなくあいつを十字杖で宇宙樹の泉に沈めてやると笑う。
「俺はなァ　しれっとした顔で裏切られんのも裏切んのも　慣れっこなんだよ」

神の子である至高天のすべての天使が、賛美し、敬い、服従を誓い、そして畏れてやまない存在であるロシエル。
すべての者がその命令に従うのを待っている。
なのに、何故か…その端末(チップ)を飲んだ他の者は数時間で目を覚ましたのに、お前は起きようとしないのか…
ロシエルは、カタンのおさめられた棺に語りかける。

今号なかなかテンポがよくて面白かった。

カタンﾀﾝ、起きないとロシエル様が孤独のようですよ。

加藤ー!?

・・・誰だっけコイツ、と一瞬考え込んじゃったのは内緒w

加藤キタ
しかしこいつもまた一癖あるな…
個人的にはセヴィー対ロシエルが気になる
っていうか選挙するのか？！

ボイス、クライに惚れてんのか

加藤のキャラなかなかｲｲ！

と思ったらあっさり裏切って暗いキャラに行くんですか・・・orz

セヴィーよりロシエルを応援したくなるのは美しいからでしょうか。
ロシエルに権力与えたらまずいだろ、と思うんだが
セヴィーも前出た時を思い出すとけっこうイカれてたよな。

自分用地獄メモ。
・クライは陰府(よみ)(地獄)の"炎の祭壇王(ゲヘナおう)"の第14子。
・本拠地は地獄の第三層、窖の王宮「万魔殿」。
・ゲヘナが亡んだ理由は物質界の汚染が原因の一つ。

>>676
同じく加藤って誰だっけ？と思った1人。
いまだに洋司と区別がついてないのは俺だけの秘密だ。ｗ

洋司って誰だっけ…クスリやってた奴か？
ルリﾀﾝと公園でヤってたのが加藤？

>>683
逆だよ…

>>681
ゲヘナが滅んだ原因で思ったんだけどさ、
物質界の大気汚染なんかで弱体化したゲヘナを天使軍が攻めたんだよね？
天使軍をけしかけたのはロシエルだったのだろうか
姉さん姉さんばっかで戦争のことなんて興味なさそうな顔してやはり恐い

>>684
おのれ加藤め俺の琉璃たんを！とか思ってたが逆か。

しかし濃い顔…もとい濃いキャラばっかでインパクトに
欠ける顔は見事に覚えてないなー。
この漫画にはめずらしく非美形キャラでいい味出してる加藤の今後に期待する。

ｲﾝﾊﾟｸﾄに欠ける顔代表⇒はじめに天禁のゲームやってた人。

・・・もはや名前すら思い出せん。ｗ

>>687
刹那の親友は？

…そもそもあいつ名前あったっけ？orz

>>687
松野
>>688
岡崎

なんか岡崎君って奴いなかったっけか

うわああああああ微妙にかぶったごめん

>>689
おぉ、言われてみればそうだった気がする。ｗ

しかし全国の岡崎さんや松野さんには申し訳ないが
無道とか刹那とか紗羅とか吉良とかのインパクトあり杉な
名前の前には無力としかいいようがないよな。

琉璃とかキリエとか九雷とかアラクネとかの前には（ｒｙ

塚、他にも重要な登場人物が多すぎて覚えてられないのが現状。

ｻﾗｼｱｹﾞ

>>693
登場人物もそうだがキャラの前世と現世の繋がりとか
相関図とか物質界・天界等の世界観を覚えるのでｲﾊﾟｰｲな俺がいる。

まるで「ぼく地球」の現世のコイツが前世ではコイツで
あいつが嘘ついていてー…みたいな相関のややこしさを感じる。

相関図、で思い出し>>89を確認してみて
松野って誰？
と困惑している俺がいる

登場人物が増えれば増えるほど
これからどんどん氏んで淘汰されていくのではと怯えずにはいられない

時にロシエル様はカタンの入った棺を
自分で担いできたんですか？ｗｗ

>>697
汗だくで必死に運ぶロシエル様は見たくないですｗ

ロシエル、カタンが起きるまでずっと
起きろ起きろとささやいたり罵倒したりしてそうでｶﾜｲｿｽw

腐

ヲタと結婚したいなんて可愛いすぎる。心優しき美舞ミムタスが好きだhttp://yaplog.jp/naranobanbi クチュピチャピチャ ぁ、いっちゃう。ご主人様のいっぱいペロペロさせてください。 みむを犯してください。

加藤と美香ちゃんがよい
美形系じゃナスのが

るりタンもう回想でしか出てこないのかなあ。

最初に出てきた女の子、実はるりタンという展開希望。

>>703
あの世だから瑠璃ﾀｿ出てきてもいいのにな…

翠雀たんはあの世で幸せになれたかのう

仮面の少女　ACT.3

何故目覚めようとしないのか、そんな姿になったのか…問いかけながらカタンの棺をひらくロシエル。
だが這い出た電気コードがロシエルに攻撃を加える。
ロシエルはそれを防ぎ、コードは棺の中へ戻っていく。
人形の片鱗すらないうごめくコードと肉の塊のような姿…それが今のカタン。
カタンをつくった頃の力と今の力は根本的に変化してしまったからだろうか…だから他の天使と違って上手く同化できないのだろうか。
そうだとしたらこのまま細胞の再生がされずにカタンは死ぬかもしれない。
これが報いかと思いながらも、なお勝手に死ぬことは許さないとロシエルは棺にすがりついた。

メタトロンはくまの着ぐるみのような服を着てお気に入りのうさぎのぬいぐるみと会話をする。
セヴィーに嫌われているかもしれないというのが目下の悩みのようだ。
そのセヴィーは部屋の片隅で、呼び出した智天使長代行ドビエルと落ち合っていた。
先日の定例会議欠席について言いつくろうとするドビエルだが、セヴィーの用件はそれとは関係がない。
連れられて行った先には、先日メタトロンを襲ったスパイの手引きをした神巫女(シスター)が情報を吐くように拷問を受けていた。
天使の急所ともいえる翼には末端神経が集中していて、それを痛めつけることが拷問の手段になる。
「女」を見下した発言をするセヴィーだが、彼女は自らの信念を誇りセヴィーを偽善者と罵った。

彼女が噛み千切った部分に付いた血ごと服を千切り取り、セヴィーは極刑を命じる。
罪状は最も不名誉なる「第一級姦淫罪」、その現行犯であるからと。
魔王の妻(リリス)の烙印を押し両の羽を切り落とせ――
勇ましく反論していた彼女もその台詞にはさすがに恐怖し、殺してくれと叫んだ。

部屋を出るセヴィーとドビエル。
セヴィーはドビエルに、ロシエルと自分とどちらが恐ろしいかを尋ねた。

智天使S・Tナンバー3「カタン」、ロシエルに心酔していた彼が地球の停まった日から行方不明であること、
彼ならロシエルを助けるために無断で地上に降り人間を犠牲にすることも厭わないのではないかと語るセヴィー。
もしそうならば重大な軍規違反。天使長の管理ミスで部下同様罰せられなければならない。
そう言って先程のシスターが刑を受けているところを画面に映し出す。

この怒りはよほどショックなことがなければ忘れることができない…
例えば、長年かけてやっと復活したロシエル様がこの女のような叛乱分子の手にかかり命を落とすような悲劇が起きぬ限り…！
だがロシエルはほぼ不死であり、だからこそアレクシエルも封印するしかなかったと語るドビエル。
セヴィーはそれを否定し、智天使長代行に選んだことの恩義をたてに返事を迫る。
もしも"不幸な事故"が起きた時には見返りはあるのかと尋ね、それが肯定されるとセヴィーの手の甲に誓いの口づけをするドビエル。
彼が去った後セヴィーは口づけられた手袋を炎の中に投げ込み汚らわしいと言って体を震わせた。

卑怯だと言われることなど怖くはない、自分のために消えてもらう！
加藤が十字杖を掲げ背後から刹那に襲い掛かる。
だが寸でのところで刹那が気付き、それは果たせなかった。
気付いているなら避けるか反撃するかしろと逆ギレする加藤。
刹那はただ寝ていると思われて起こされようとしたのだと判断したようだった。

先を急がせる加藤は、消えたのはお前の方だと反論する刹那にタメ口をきくなと怒る。
痛みを訴える刹那に霊体は本来痛みなど感じないことを説明する加藤。
生前の観念が痛みを感じさせているのだ。
修行して煩悩を落としてもらえ、そうすれば死んだ女を生き返らせるのが無理だとわかると言う加藤にやってみなければわからないと返す刹那。
不可能なものを不可能だとわかれば無駄な努力などしないで済む、後でがっかりすることもないと語る加藤。
てきとーに流してれば死んでからも気楽なもの、死ぬことも怖くなかったと言う。
だが突然痛みが加藤を襲い…心配する刹那の手を加藤は拒絶する。
「汚ねぇ手で触んなっ　この近親ソーカン野郎が」
実の兄妹で愛し合ったことを気持ち悪いと、
手近でやれる相手がほしかっただけなのにカン違いでこんなところまでくるなんてかっこ悪すぎると言い捨てる。
死人が生き返るわけもないのに…！

刹那をそれを否定し、やってもいないうちから負けを認めるくらいなら戦って傷ついた方がマシだと言う。
否定することは可能性すら殺す、今までの努力や犠牲を無駄にすることなんかできない。
それに…加藤は、息を引き取る前「死にたくない」と言っていた。
加藤は嘘だと否定するが、刹那はなおも責める。

戦えるやつをバカにすることで自分のプライドを保とうとする、心をマヒさせ何でも「大した事ない」事にして現実の痛みから逃げている。
それは全部一生懸命やれないことへの言い訳、その実傷つくのを恐れている。
「可哀相だ　生きながら腐って死んでいったのに気付かないあんたが…！」
激昂した加藤は刹那に攻撃を加えようとするが、再び胸の痛みが襲って十字杖を取り落とし、刹那の前から走り去る。
誰もいないところで胸をさらし…そこにあったのは、傷口から噴き出す電気コード！
閻羅王は浄化されたはずの恐怖に囚われて実体化して見えるのはお前の心が弱いせいだと言っていた。このままでは亡者となるとも。
一瞬過去の思い出が頭を過ぎり、それを振り切るように消えろと念じてコードは消え失せた。

刹那を殺しさえすれば、その霊力を自分のものにすればもう苦しまなくていい世界にいける。
だが、自分は苦しいと思っていたのか…？

突如グールがあらわれ加藤を襲う。霊波を遮断するグール避けのコートも、十字杖も置いてきてしまった。
そこへ刹那があらわれグールに十字杖を突き刺した。
消える瞬間、グールの「タスケテ」という声が聞こえた刹那。そしてその霊力が十字杖を通して体に流れ込んでくることも感じる。
だからさっき、加藤がそれで自分を襲ったことにも…

泣きそうな顔の刹那に何かを言おうとする加藤だったが、
「ま、すぎた事はいっか」
自分の言葉を真似されてしまう。
十字杖を返され、またこれでお前を襲うかもしれないのにと反論する加藤。
だが刹那はこれで貸し借りなし、イチイチ疑ってたらキリがないと言う。殴れたり触れたりできるのだから、互いに煩悩だらけだとも。

そして加藤は気付く。
刹那が バ カ であることに。
筋金も気合も年季も鳴物も入ったバカ。だからおめでてー程キラキラしている。
バカは死ななきゃ治らないというが、こんなバカ見た事ないから、もう少し、見物してみようか…

カタン起きてー
セヴィﾀﾝのほうがロッシーよりもはるかに悪役になってきた件

あのうさぎ喋ってるのか？
ただのメタトロンのひとり遊びか？

情が移ってきてる件

加藤茶いい奴かも

セヴィーって潔癖症なんかな

ネカマまみれ

くだらないキャラ漫画にまかるハエ共ｗｗｗ

年下に「生きながら腐った」と一方的に言われて
同情されるなんてめちゃくちゃ嫌な状況だな

でもなんだかんだいって仲良くなってるし加藤は刹那かばって死にそう。
「前回はただの巻き込まれだが今回は自分の意思だぜ」とか言って

なんだか加藤に死にフラグが立ってるような

すでに死んでるけどまた死ぬんですかｗ
成仏するかしないかということか？

成仏したらどうなるんかね？
生まれ変わるのかな

印象が薄いヤツor非美形キャラは所詮死ぬ運命なのかこの漫画…orz

イヤ違うよ、善良で無力な奴等が死ぬ漫画なんだよ。
琉璃ﾀﾝも正気取り戻した途端にｼﾎﾞｰﾝだったし。

加藤も根が善良＆実は小市民なキャラをさらしたので死亡EDルートに入った。

生き残りたければ悪となれということか…
しかもなるべく濃ゆ〜いキャラのｗ

仮面の少女　ACT.4

飛んでいた鳥が羽を落とし、地に堕ち骨となった。
そこに落ちた仮面を拾う少女。
地面から人の形をした骨を掘り出し、仮面を重ねるとそれはグールとなった。
彼女の語り口からはヘルゲートガーディアンの配下であるらしく、至高天からの追手を恐れている。
その指には紗羅の指輪が…

グールの叫び声が聞こえ、加藤茶と織田無道と言い合って険悪になる加藤と刹那。
自分はコートのおかげでグールに感付かれにくいからお前が先に行けと言う加藤。
そこに人の気配がし、殺すという加藤にまだ敵(グール)かどうかはわからないと言って人影を追いかける刹那。
手を取った人物の指には、紗羅の指輪…！
刹那を振り切って逃げていく人影を追う刹那、加藤が止めるが聞くわけはない。

天界ではセヴィーがロシエルの居城の情報をドビエルに渡していた。
それからロシエルが運ばせていた棺のことを語り、奴の弱みを握ることになるかもしれないと言うセヴィー。
ロシエルの命が狙えなかった時はその棺だけでも手に入れるようにと…
その時何者かの気配を感じて彫像に攻撃を加えるセヴィー。
うろたえるドビエルだが、セヴィーは見当がついているからもういいと言う。
もう一度首を切られなければわからないらしいと…
彫像の影に潜んでいたのはザフィケルであった。

セヴィーの元へ昼寝の時間のはずのメタトロンが尋ねてくる。
眠れないから歌を歌ってほしいという。お気に入りのうさぎが、昔はセヴィーがよく歌っていたと語ったのだという。
だがもう歌は忘れてしまったというセヴィー。
ならば手を握っていてほしいと願うメタトロン。

　手を…はなさないで…

ようやく追いついた刹那は紗羅かと誰何して何故逃げるのかと問う。
こんな顔を見せたくなかったと振り返った人物は涙を流していた。
その顔は紗羅、思わず刹那は抱きつくが紗羅は刹那の胸を刃で貫く。
謝罪しながら、この罪に堕としめ汚した刹那の血でしか自らの魂が浄化されないと語る紗羅。
自分のために消えてほしいという紗羅に、刹那はそれしかないのかと呆ける。
だが加藤が紗羅の腕を落とした。
そして十字杖越しに彼女の姿を見せると…その正体はグールであった。
助けてという声が聞こえ、そのままグールの攻撃を受ける刹那。
怖くない、苦しくないといいながら刹那はその仮面を取り…君は自由だと告げる。
驚く加藤の前でグールは昇華されて消えていった。
加藤はその時の優しい光をどこかで感じたような気がするが…

仮面で何者かに操られていたことを悟る刹那だったが、加藤はアレが本物の妹だったら消されてやるつもりだったのかと責める。
刹那は、紗羅が大切なものすべてを犠牲にして自分と一緒に来てくれたのに、命までも投げ出して自分を守ってくれた、
だから自分を消すことで救われるのなら、紗羅に殺されるのなら構わないと思ったのだ。
聞いてる方が恥ずかしいと突き放す加藤。
どうしてそこまで夢中に慣れるのか、マジに女にホレぬいてそいつのことで頭がいっぱいなんて気持ち悪いと言う。
ヤバイと思ったら自分から壊す癖がついていた、理由もなく捨てるからよくぶったたかれた、と。
何でそんなことをと問う刹那に、殴る、と答える加藤。
本気になったら、夢中になってその女の事しか目に入らなくなって束縛して…その女が一度でも浮気しようもんなら…きっと殴る…

加藤の言葉にうち捨てられた仮面が反応する。
なにかの影がその目に映る。

そんな光景が自分の中にインプットされていて、どこかで歯止めがかかっていると語る加藤。
照れながら、自分はちゃらんぽらんすぎるかもしれないがお前はシンコクになりすぎだと言う。
もう少し肩の力を抜いて気楽にやれ、とも。
そうしてコートの半分を刹那に渡す。
例を言う刹那に、特殊な霊力を放っているからグールを寄せ付けられたら困るからだと加藤は言う。
顔が赤いとからかう刹那に、無理矢理コートをかぶせて誤魔化す。

何かの気配を感じて加藤が振り返ると、そこには先程の仮面が！
それが加藤の顔に重なって……消えた。
気持ち悪いと思いながらも消えたことを不審に思う加藤。
どうかしたのか聞いてくる刹那に対して、何でもない、と思うと返した。

侵入者がシスターにロシエルが運び込んだ棺のことを問う。
彼女が答えるとあっさりと殴り捨てる侵入者。
棺を見つけた二人は、その中から何か音がすることに気が付く。
「…サマ　ロシエル…マ　ロシエルサマ…」
棺を破って出てきた腕が、侵入者の頭をを捕える！

棺の安置された部屋を訪れたロシエルは、こんな時間に非常識な客だと言い捨てる。
「それにしても…　食欲が出て来たのはいいけれど　カタン…！
　なんてお行儀の悪い食べ方するんだい…？」
這い出た電気コードが侵入者二人を捕えその身を引きちぎっていた。

うわっｗ加藤死にそう街道一直線かｗｗ

ロシエル相変わらずだし、カタンも素敵にイメチェン
めちゃ萌えるんだけどｗ

うわああああカタンまで狂ったああああああ

謎のご主人様にも萌え

そして加藤すげー好きになってきた
なのにお面に憑かれてヤバイ気配・・・

ででで電気コードってﾅﾝﾃﾞｨｽｶー

重大事項発覚です
あのセヴィﾀﾝに優雅に歌を歌っていた時代が？！
(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

>>726
>カタンも素敵にイメチェン

善良でいい子ﾁｬｿだったから死亡フラグ立ってたけど
コードになって生きながらえたね。これが天禁ｸｵﾘﾃｨ？

コードになったからもう完全に人格消失かな＜カタン
しかしロシエル様いちいちポーズも台詞も芝居じみていて白々しいよ

と思いつつなんか見捨てられない(*´Д`)

お見事、ってザフィケルカコイイな。
ザフィケルは完全に反ロシエルってことでいいのかな。
嗅ぎ回ってるというより攻撃に出ちゃったし。

少女のご主人様とやらがヘルゲートガーディアンで紗羅の魂を持ってった奴ってことか？
仮面を倒したら案外あっさりたどりつけるんじゃ。
って仮面を倒す＝加藤死亡かよ！

>>733
>ザフィケルは完全に反ロシエルってことでいいのかな。
>嗅ぎ回ってるというより攻撃に出ちゃったし。

ザフィケル様は嗅ぎ回ってるだけですよ？(ﾟдﾟ)

ｷﾓｽﾚ

服装はきもいがセヴィフォタルタは結構美形だな。今更気付いたが。

カタンはもうだめっぽい気がしてきた。
カタンの体を栄養分にしてロシエルチップが育ってるってだけの状態なんじゃないかな。

織田無道…今なにしてんだろう

今さらですが

>>723
下から5行目×尋ねて○訪ねて
>>725
5行目×例を○礼を

>>737
そんな状態になってもまだロシエルの事思ってるカタンを想像するとｾﾂﾅｽ

カタンはああやって喰い続けてとんでもなく巨大に増殖していくんじゃないのか。
最後は愛情が故にロシエルさえも喰っちゃって大団円。

>>741
生まれた子供が親を喰っちまう種の生物みたいでｺﾜｽｗ

>>741
ロシエル素直に喰われちゃうのかw
ロシエル喰ったらそれこそ化物になりそうだね

屑

LUNA SEAの歌キタコレ

殺され〜た時〜の数だけ♪美し〜くなれるなら〜♪

天使禁猟区　星幽界編　大地の天使Uriel　ACT.1

死体に残されていた烙印から、侵入者が金で雇われた堕天使であると気付くロシエル。
失敗した時に依頼主が割れないようにするためではないかと思われるが、それは無駄なこと。
脳は死んでも細胞の一つ一つが記憶している、その情報を引き出すのはロシエルにとって容易いことだ。
視えた依頼主が多分本人ではないだろうとアタリをつけると、そいつを尾行している様子も視えてくる。
それに気付かないようだからエリートは困る…元締めを調べて後でまた揺するつもりだったのだろう…
そして見えてきた元締め、セヴィーの任命でジブリールに代わり智天使長になったという点数稼ぎのドビエル。
その影にセヴィーがいることは間違いない。ロシエルは身の程知らず、と薄く笑う。
カタンのコードが心配そうにロシエルに寄せられたので心配せずに休みなさいと優しく声をかける。
今度はもっと新鮮で、若く柔らかい生餌をあげよう…

一体いつになったら宇宙樹に着くのか、7日以内に戻らなければ体が死ぬとこぼす刹那だが加藤は意に介さない。
元々顔見知り程度だったがここまでお気楽野郎だとは思っていなかった刹那。
吉良とは大違いだと思いながらも、そういえば下の名前は知らないと親しく話しかける。
加藤は脳細胞が死んだから忘れたと言い、からかおうとした刹那に釘を刺す。
「茶 じゃねーぞ」
突如霧が出てきて注意を促す刹那だが、応えの返らないことに振り返るとそこに加藤の姿はなかった。

会議に出席しなかったことを訊くラジエル。
ロシエルが戻って大騒ぎだったことを告げるが、ザフィケルは彼を平和でいいと評する。
そこへ名も名乗らぬ来客が訪れる。
部下の女性は必死に止めようとするが、ザフィケルはそれを受け入れて彼女を下がらせた。
「ようこそ宰相 セヴォフタルタ殿」
大物にビビり退散しようとするラジエルを、セヴィーは彼を面白い"気"をしていると言って止めた。
気まぐれで士官学校から拾ってきた子供、興味があるなら解剖して調べさせると。
ザフィケルはそれを止める。小さい男の子がお好きでも、などと嫌味も交え。
セヴィーは笑えないと言って解放し、ザフィケルがそのまま下がらせた。
その冷たい瞳、死人の様な何も感じないプラスティックの目のようだとラジエルは怯える。

忙しい時なのに、護衛もつけずに来訪したというセヴィー。
足場を固めようにも今の天使軍の結束はガタガタだ。
かつて栄華を誇った四大元素(エレメンツ)「地・水・火・風」の四大天使も今は形だけ。
「火」の守護天使ミカエルは荒くれ物で天界一の問題児。「水」のジブリールは心を失くし人形状態。
「風」のラファエルは女にうつつをぬかし、「地」のウリエルは行方不明。
現在の七大天使もザフィケルを含めくせ者揃い。
その嫌味を軽くいなし、ウリエルが雲隠れしたのも無理はないと語るザフィケル。
地獄へ堕とす手伝いをしたが、ウリエルはアレクシエルのことを深く愛していた。
だからこそ自らを責めて身を隠したのだと。
愛をくだらないと言い捨てるセヴィー。
今回の来訪の目的はそんな話ではなく、何をコソコソ嗅ぎまわっているのかとザフィケルに探りを入れるためだった。
方向音痴で道に迷うだけだと説明するザフィケルだが、セヴィーはその服を切り裂き首筋を晒す。
裏切るな、大戦前からの戦友だと言うセヴィーに素顔も見たことがない友人だと思うザフィケル。
一度は許すが二度目はない、今度こそその首を斬り落とすと告げるセヴィーにザフィケルは御意を返す。
セヴィーは場を去る前にひとつ質問を寄越す。ウリエルと交友があったのだから今どこにいるのか知らないか、と。
「――いえ 存じません。けれど彼は地獄の番人であり緑なす大地を守護する者。「黒の天使」ウリエル。
　ならばひっそりと 地の底に身を隠しているのやもしれません」

加藤の方でも刹那のことを探していた。
武器もないのにグールに出会ったら…と心配したところで、刹那を消すのが閻羅王との約束であったことを思い出す。
自分のソンになることには動かない男だったはずだ、今までだってそうやって生きてきた…
そう思う加藤の頭の中に声がする。
「そうよ迷ってるヒマはないわ　忘れてはいけない　彼(せつな)に貫かれた体の痛みを　未来ある人生を断たれた恨みを」
誰何するがその答えは返らない。
「ほらもう時間がないわ　あなたの精神は限界にきてる　美しい悪夢(ナイトメア)があなたを喰いつくそうと口をぱっくり開けている」
気が付くと傷口からは電気コードが噴き出している。
やめろと叫ぶ加藤に、笑う影……
「だってあなた仮面を付けてしまったんですもの」

悲痛な波動(パルス)を感じる刹那だったが、背後から仮面をつけたグールがあらわれてコートを破った。
逃げながらも風に乗った匂いを感じとる刹那は、霧がそれを悟らせないためのカムフラージュだと気付く。
崖を見つけ出し、そこで立ち止まって追ってくるグールをかわして崖下へと落とさせる、が、寸でのところでグールが刹那の足を掴んだ。
この風の感じは間違いなく水の匂い…
刹那は何とか崖につかまり、グールは一人で落ちて行った。
そこにあったのは星幽界の中心の泉。霊木「宇宙樹(ユグドラシル)」…！
泉に落ちたグールが溶けて消えた。泉の水が霊体を溶かすと感付いた刹那は慌てて崖をのぼるが、そこに加藤があらわれる。
そこをどくか手を貸してくれと頼む刹那だったが、加藤は刹那を蹴りつけた！

ギリギリのところで加藤が刹那の腕を掴み、なんとか落ちることは免れた。
マジかと問う刹那に加藤は大マジだと返す。俺が手を離せばお前は消える…
「無道刹那の霊力を吸収した後消滅させる」それが加藤が天国へ行くための、閻羅王の出した「宿題」。
睨みつける刹那に、自分さえ良けりゃいいと言ったのに何を期待していたのか問う加藤。
説教くさい言い分も、妹への愛情も、使命も、そんなうざったいものはすべてこれで終わりにしてやる！
だが一瞬我に返った加藤は苦しみ、刹那はその隙に崖を上った。
心配する刹那に顔が熱いと言う加藤。
そこへ、仮面(ペルソナ)に逆らうからだと言いながら人影が現れた。
それは紗羅と同じ顔をした…だが黒髪の、メイド姿をした少女。
驚く刹那に少女は言う。
邪念に取り憑いたら最後、その者が消滅するまで取れないのがその仮面、
抵抗すればするほどその「気」を吸って力を増し、精神の奥まで食い込む…
いくら霊体(スピリット)とはいえ、顔がこそげ落ちたらきっと痛い。
加藤の顔には仮面が食い込み、そこから血が流れていた。

加藤ﾁｬﾝｶﾜｲｿｽ・・・

カタンの世話をやくロシエル…なんか幸せそうだな。
それが逆に哀れ。

セヴィﾀﾝまさかとは思っていたがロリショｒｙ

紗羅と同じ顔って、どんだけそっくりさん登場するんだ

前レスで「良心的な小心者が死ぬ漫画」とか言われてたけど、
むしろ「変態が生き残る漫画」って言ったほうがより近い気が…ｗ

主人公ｶﾎﾟー⇒近親相姦兄妹。
アラクネ⇒オカマ。
ロシエル⇒ナルシト。
カタン⇒電気コード。
謎の少女⇒メイドコス。
セヴィ⇒ロリショタ。

ラジエル君が死なないか心配だ…

逆に考えるんだ　変態になれば生き残れるさと考えるんだ

あ

ウリエルってのもアレクシエルが好きだったのか。
アレクシエルが「愛した男」候補と思っていいんだろうか。
本命だった吉良先輩は刀だったし。

ああ、そういやそんな伏線もあったっけ。

ロシエルはアレクシエルを姉として愛して（？）いるのだろうか
それとも恋愛感情を持っているのか

とりあえず今のロシエル様にとっては
カタン＞アレクシエル
って気がする。目の前のことでいっぱいいっぱいな感じ。

臭くてキモイ女まみれ

屑漫画スレ

ああ……加藤……

加藤の下の名前、そんなに恥ずかしいような名前なのかね

大地の天使Uriel　ACT.2

　逃げられない　どんなに戦ったって勝てやしない　何をしたって無駄なんだ　今までのように――

逆らっても苦しい思いをするだけ、一度仮面をつけたら消滅するまで操り人形(マリオネット)だと笑う少女。
その指には紗羅の赤い指輪が嵌まっている。
紗羅なのか、と訊く刹那に彼女は「人形(ドール)」だと答える。ご主人様の忠実なお世話係(メイド)なのだと。
では指輪は？　との問いには、この世で一番好きな方…ご主人様であるヘルゲートガーディアンからもらったのだと答える。
黒髪以外は紗羅とそっくりだし、指輪も同じ、ヘルゲートガーディアンに記憶を変えられたのだろうかと訝かしむ刹那。
しかし伸ばした手は彼女に触れることはなく通り抜けてしまう。彼女は実体、生身だから霊体の刹那では素通りしてしまうのだ。
本当に紗羅ではないのか確認する刹那に彼女は笑う。
「紗羅かもしれない私を傷つける事は出来ないってわけ　なのね」

再び加藤が刹那を襲う。必死に呼びかける刹那に答えは返らない。
仮面は邪念に吸い付く反生命体…加藤は邪念の毒に冒されすぎていた。
ただの人間のくせに十字杖でグールを倒して霊力と一緒に邪念も自分の体に取り入れてしまった。
刹那にはグールを昇華させるほどの正(プラス)の力があるから平気だが、加藤は違う。
殺せば殺すほどグールの妄執を取り込み増幅させ、知らぬ間に闇に蝕まれてゆく。
加藤の精神は負(マイナス)の波動で崩壊寸前だったから仮面はそれに反応した。
着ていたコートも霊気を遮断するどころかグールが感知しやすいエーテル波を放っていて、あれでは見つけてくださいと言わんばかり…

刹那は閻羅王に騙されていたことを知った。
可哀相だから終わりにさせてあげるという彼女が邪念に目覚めを呼びかける。
加藤の胸の傷から、亡霊が噴き出した！

亡霊は刹那にまとわりつき、その力を奪い取ってゆく。
そしてドールは加藤にささやく。今こそ恨みをはらせ、彼に無残に殺されて悔しかっただろう、苦しかっただろう…
だが振りかざした十字杖ごと加藤の手をとり刹那は涙を流す。
閻羅王は最初から同士討ちをさせるつもりだった、自分たちは虫ケラか!?
そう、加藤には刹那を憎む権利がある…でもそれは正気に戻って自分の意思で示した場合の話だ。
刹那は必死に呼びかける。
「でも…こんなの違っているだろ!?」

「なあくやしくねーのかよあんたらしくねぇ!!　あんたはコケにされんのが一番嫌いだっただろ!?
　いつものあの負けん気はどーしたんだよ　やられたら倍にして返すのがあんたの流儀じゃねーのかよ」

　無駄だ　どんなに努力したって無駄だった

「忘れるなよあんたは人間だ!!　こんな妄執に喰われるな!!　あきらめるなよ!!」

　一体いつから信じる事をあきらめてしまったのか
　そうだ昔は確かに愛していたしいつか振り向いてくれると信じてた
　殴られても　蹴られても

「今度こそあきらめないで可能性を信じてくれよ…！　自分自身を侮るなよ！　今戦わないでいつ戦うんだよ　逃げないで戦うんだ!!」

加藤の意識に吉良の言葉が甦る。
『今やらないと一生後悔する　生きてる間に戦っとかないと魂腐るぞ』

薬に逃げていた。死に瀕した父親に会いにも行かない加藤。
苦しいと訴える彼に、なら戦えと返す吉良。

傷つけられる前に傷つけたし裏切られる前に裏切った。
いつだってそうやって生きてきた。悲しい程弱いからそうやって自分を守ってきた。

「いつまでも逃げきれるもんじゃねえ　いつか必ずとっ捕まって小指を失うより重いツケを払う時が来る　今行か(戦わ)ねーと死ぬまで後悔するぞ」
吉良の言葉(やいば)はいつも鮮やかに確信を刺し貫く――
「本当に生きていたいのなら戦えよ　ボロボロになってもみっともなくても…朽ち果てるのが嫌ならもうちっとマシなクズになれよ」

だが加藤は戦わなかった。通夜にも、葬式にも出なかった。

『可哀相だ　生きながら腐って死んだあんたが』『死ぬ事なんか怖くねーよ　すぎた事はまぁいっか』

刹那の台詞、自分の台詞、思い返す加藤。
本当の意味で生きる事の出来なかった奴が死ねるわけがない…

「すぎた事は…いいって…？」
「いーわけ……いーわけあるかァァ!!!」

加藤の仮面が左半分砕け落ちた。
驚くドールだったが、残りの半分が落ちればお前も消えると脅す。

お前が俺をやらなければそのまま霊気を吸われて消えると刹那に呼びかける加藤。
刹那は正気に戻ったのかと訝る。
だが加藤には刹那にはできないことが、そーゆー奴だからとわかっていた。
でも自分は違う、自分自身のために望みどおり戦ってやる！

加藤は刹那の手をとり、そのまま十字杖で自らの胸を刺し貫いた。
こうすれば刹那に霊力は戻るし、仮面が魂が死ぬまで取れないのなら死んでみせるまで！
何故かと問う刹那に加藤は笑う。
俺が死んでも何も変わらないが、お前にはやることがある。
俺のために前に言ってたたわ言を証明しろ、信じる事はムダじゃない、不可能なんてないって奴を！

お前のためじゃない。こうすればお前一人くらいは「俺」という奴(クズ)がいた事を忘れられない…
そう、ただの嫌がらせ――

仮面が割れ、加藤の体が消えていく。

そうだ、あの時死ぬのが怖かった。何も残さず何も産まず　たった一人ただ無意味に消えていくのがたまんなく怖かった――
生きてる間に気付けばよかった　みっともなくても情けなくっても　死んでまで後悔するぐらいなら…

俺の気持ちはお構いなしかと呼びかける刹那。
もう誰も俺のために消えたりしないでほしい…！
消えるなと叫び…一瞬光が瞬いた。

ドールは驚き、ケンカばかりして嫌い合っていたはずなのに何故無意味な行動をするのか不思議がる。
でもそこらを掘り返せばいくらでも代わりのグールがいるし、刹那が「大事な人かもしれない私」を傷つける事はできないだろうと強気だ。

だがお前なんかが紗羅であるはずがない！
刹那の眼に恐怖を覚えるドール。霊気がさっきまでと全然違う…
代わりがいくらでもいるなんてふざけるな、紗羅だって加藤だってこの世にたった一人のかけがえのない命。誰にも代わりは出来やしない!!
そうやってあいつらの苦しみなんてお構いなしにグールを使い捨て弄んできたと責める。
加藤は嫌な奴だった、いばり散らして乱暴で自分勝手で…でもあいつのおかげでこんな旅なのに結構楽しかった。
本気で嫌ってなんかいなかった…!!
転生も叶わず消滅しなきゃならない程悪い奴じゃなかった、心の痛みのわからないお前らなんかよりよっぽど上等だった！

刹那の背中に三枚の羽が出現し、俺の友達(ダチ)を返せとドールに攻撃を加える、が木の根が隆起してきてそれを庇った。
驚く刹那の足元に仮面がひとつ落ちてくる。
顔を捜すドール…仮面の下には機械(ロボット)のような素顔…！
見ないでとうずくまるドール、そこに何かの音が聞こえてきた。
ドールはそれをご主人様と呼ぶ。
「助けて…ウリエル様――っ!!」

「俺の人形をいじめるとは怖い者知らずだな　おや…客人は天使だったのか…？
　俺は宇宙樹の番人 地獄門処刑人(ヘルゲートガーディアン)　何人たりともこの聖域を侵す者は許さない」

巨大な竜の頭に乗って、ヘルゲートガーディアンが姿をあらわした。

なんか強そうな化け物ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!

と思ったらその上に乗ってる奴か。
セヴィﾀﾝが探してる人ここにｲﾀｰ。

加藤・・・orz

吉良先輩の台詞いいな。
刀とは思えん。

刹那はプラスの力で溢れてるとはまさしく正統派ヒーローってことか。

吉良父に次ぐ悲しい回だったよ加藤・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

>>771
キリエﾀﾝのことを忘れて（ｒｙ

加藤ただの脇役じゃなくなってきた

加藤は親父と何があったんだ

また非変態が死んだ・・・

>>772
琉璃たんのことも忘れてやいないかい…orz

ドールカワイス

wwwwwwww

閻羅王は結局何がしたかったんだ…？

やべえ泣いた。
死亡フラグが立った途端いい奴になっていったな加藤。

敵か味方かカウボーイ

>>779
自分の手は汚さず邪魔者を抹消したかったってことかな

>>774
虐待でもされてたんかな
だから不良化という典型的パターン

この世界の親父には1か0しかないのかよｗ

>>780
逆ｼﾞｬ？
いい人になったから死亡フラ（ｒｙ

きっとドールも良心を学ぶと同時に死亡フラグが立つよ。

逆ｼﾞｬﾈ？
ですな。ﾈが抜けた…orz

>>768
同じく、あの竜？がヘルゲートガーディアンかとｵﾓﾀ

大地の天使Uriel　ACT.3

一体何人の悪霊を切り裂いてきたのか、死神を思わせる黒光りする地獄の大鎌。
一切の感情を捨て去った引きずられそうな闇の波動、他には何も感じられない、真っ黒だ!!
こいつは大物だ…!!　ケタ違いの…！
この男こそ宇宙樹の番人、地獄門鍵守人(ヘルゲートガーディアン)!!

一瞬のうちに攻撃を受けた刹那はそれが見えなかった。
ウリエルはその隙に落ちた顔をドールに戻す。
眠れる死者の森を騒がせ、使用人に恥をかかせ、宇宙樹の平安を乱した罪は重いと告げるウリエル。
潰されそうな威圧感を感じるが、何故か胸が熱い…体の奥からチリチリと湧き上がってくる怒りが…暴走しそうだ…!!

怒りを抑えながら刹那は問う。
ドールと同じ顔、同じ指輪をした女を探していること。閻羅王がお前が連れて行ったと言っていたこと。
例の少女、と紗羅のことを思い出し、閻羅王が刹那に聖域を侵させ処刑させようとしたことに気付くウリエル。
ドールを下がらせ、知りたければ俺を倒し力ずくで聞きだすがいいと攻撃を開始する。
問答無用だと悟った刹那は十字杖を取り、迎え撃つ！


―至高天　貧民窟(スキッドロウ)―

お腹が減った、と歩いている子供に「天使喰らい」と石を投げる他の子供。
悪魔っ子、あっちへ行けと罵られ、少女は血を流す。
そこへ声をかける老爺、少女のような不幸な子を施設へ連れて行くのが仕事だという。
他にも仲間がいるから仲良く一緒に行こう、お腹いっぱい食べられる、もう飢えることはない……

先ほどの老爺はロシエルに、足のつかない子供ばかり例の部屋へ集めたと報告する。
入浴中のロシエルはそれを労い、棺を調べようとした侵入者の処分を買って出る彼に考えがあると言う。
ゴミはゴミ溜めに返すのが道理、あの子鼠をいぶり出してやろう…暇潰しに…

　オ腹ガ減ッタラ生キ物ヲ食ベル　ソノ次ノ日モ　毎日毎日　必ズ何カヲ食ベテイル　毎日生キ物ヲ屠ッテル

食べられる他の子供を、黙って見ている少女と泣き喚く少女。
カタンは次に泣き喚く少女を捕える。

　毎日毎日　死体ガ増エテ　世界中ガ死体デ埋マル　死体ヲ食ベテ美シイ華ガ咲ク
　生キ物ノ手モ足モ目モ　ミンナ屍肉カラ産マレル

お腹いっぱい食べられるよ、と言われた言葉。

　食ベラレタノハ私達？

カタンはやがて食べていた少女の胴体を落とす。
最後に残った少女は自分の番かと問いかける。
「あたしは綺麗に食べて　食べかけは嫌だよ」
黙ってしまったカタンに彼女は語りかける。
怖くはない、お兄ちゃんと同じだから。自分も天使(なかま)を食べたから。

こんな風に人の心を読むから気味悪がられて意地悪された。
汚くて暗い地下共同墓地に何日も閉じ込められた。天使の死体がいっぱい話しかけてきてうるさかった…
すると一つの新しい死体が言う、「このままじゃ餓死するから私を食べろ」と。
少女は食べたのだ。
しばらくして大人に助け出してもらったが、「堕天使」の烙印を押され貧民窟に捨てられた。
神様は本当にいるのだろうか？　自分は天使だが見た事はないしいくら呼んでも来てくれない。
でも死んだら会えるかもしれないし、自分でも誰かの役に立てるなら、食べてもいい…

だがカタンは少女の頬をコードでそっと撫でた。少女はカタンが本当は優しいことに気が付く。
恐くて、迷っているからこその今の姿であることにも。
大事な人を守りたいのに、まだ心の底に優しさと良心が残っている。
それなのに体だけが血肉に飢え乾き欲望を満たそうとするから、こんなにも苦しい。
優しかったロシエルと共に在った時代…あの頃に…還りたい…

ドビエルは目覚めたとき誰も起こしに来なかったことを不審に思う。
布団をはぐと、そこには何者かの死体！
そして机の上には綺麗にデコレーションされたロシエルに差し向けた刺客の生首!!
もう昇進を気にしている場合ではない、このままでは自分が消される。
今度こそ確実にロシエルの息の根を止めなければ!!

刹那はウリエルに押されていた。
攻撃をしても木の根ですべて阻まれてしまうのだ。
そしてその根に囚われてしまう。
土地すべてが奴の配下であること、木も大地も全身で奴を守護していることに気付く刹那。大地すべてが奴の聖域(テリトリー)!!
問題はあの大鎌だが、大きさと長さを逆手に取るなら懐に入り込むしかない。
ほんの一瞬でもいいから隙があれば…
ウリエルは捕えた刹那を真っ二つに切り裂こうと寄ってくる。
「虫ケラの如きちっぽけな人間が我々に逆らえばどうなるか その思い上がりは…魂の死をもって償え！」

だがその時先ほどウリエルが乗っていた竜の叫び声が聞こえてくる。
突然のその廃竜(ニドヘッグ)の叫びに驚いたウリエルが一瞬気をそらし…刹那はその隙に木の根を弾き飛ばす。
だが甘い、ウリエルは鎌を振るう！
ウリエルの鎌は刹那の額にわずかに刺さり、その腹には刹那が加藤の仮面の破片を突き刺していた。
不意をつかれたウリエルは泉に向かって落ちてゆき、刹那はそこに十字杖を突き立てる。
大地の護りから離れたこの一瞬に全てを賭ける!!

ドールが叫び、ウリエルは泉に落ちた。
泉からあがったその顔の脇に彼の鎌を突き刺し、勝利を宣言する刹那。
約束通り紗羅の居場所を吐いてもらう、そうでないと今の俺は何をするかわからない――
ウリエルをかばい、愛する人を失うことの恐ろしさを知ったから謝る、だからやめてほしいと懇願するドール。
その背後で、ウリエルの顔から仮面が砕け落ちた…

「ああ…私は…今まで自らの創り出した仮面に操られてしまっていたのか…？」

そしてウリエルは刹那の姿を認め、アレクシエルかと呼んだ。

うああエグい…
「人食い」じゃなくて「天使食らい」になるんだな。
語呂に違和感。

> 優しかったロシエルと共に在った時代…あの頃に…還りたい…

な、泣けたー｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ
カタンと2人、あの頃に――なんていいシーンなんだぁぁぁぁ





と思った直後になにをやってるんですかロシエル様・・・orz

ウリエルはアレクシエルにラブなんだっけね。
強そうだから味方にしたら無敵なんじゃないのか。

閻羅王はウリエルも利用してたわけだな。
顔からしてなかなかの悪役。

>>794
ウリエルよりロシエルの方が強そうだ
でもってロシエルよりアレクシエルの方が強そうだ（なんとなく）

しかし物質界編終わったら天使キャラ増えること増えること。

ロシエルは案外精神的に弱くてちょっとつつかれると壊れてしまいそうだ。
その点アレクシエルのほうが強そうだな。なんとなく。

ロシエル様入浴シーン(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
これは読者サービス・・・？

この漫画ヒロイン人気はイマイチかもしれんが
かわいそうな人を描くのがうまいかもｗ

ょぅι"ょｷﾀｺﾚ

カタンあんな姿で人格が残ってるってことかー！
なんか悲惨。

男のふりした女共
腐女子は消えろ

梅

>>800紗羅は嫌いではないよ
典型的ヒロインと言う感じで
シブの身体に入っている時の話はなかなか面白かった

シブじゃなくてジブです
間違い

ぉぃιぃょぅι"ょ

>>798
能力的には一緒でもなんか精神面で不安があるよね＞ロシエル

てか加藤さん大丈夫ですか…

結局加藤の下の名前はなんだったんだろね。
やっぱりry

漢字一文字のあの人かーー！！

ょぅι"ょよカタンを連れて逃げるんだ

>>805
連載中スレのルールわかってるか？

カタンその子と人生（？）をやり直してー
と思う一方で
ロシエル様を救ってあげてくださいとも思ってしまう。
ロシエルを動かせるのはカタンだよカタン。

カタンは父離れして幼女と明るい未来を築いて欲しい。
でもロシエルチップを飲まされたし難しいかもしれない。

もしカタンがいなくなったらロシエルはいよいよ暴走するかね…
見たいような見たくないような

主従萌えとしてはカタンには是非とも残って欲しいが
カタン本人の幸せのためには…と考えると複雑だﾓﾆﾖﾓﾆｮ

カタンは棺おけごと移動しなきゃならないのだろうか。
だったら幼女にゃ無理だお。

>>817
とりあえず中身…だけで大丈夫じゃないかね？
移動中の彼を何も知らずに見た人にとってはブラクラかもしれないけど

棺桶をかついで逃げる幼女・・・すさまじいな

ルリとキリエがいなくなった今、この幼女に賭けるしかないな。

>>820
何を。ｗ

しかし結果幼女萌えになったカタンがロシエルの元を
幼女と共に出奔する展開ｷﾎﾞﾝ。

カタンが消えたら・・・
ロシエル様の失望のあまり激高する哀れな姿が目に浮かびます。


・・・ちょっと見てみたいな。
しかし怒りは幼女に向くんじゃないのか？
で、カタン、ボクに逆らうからこうなるんだよ、で再び主従に戻る悪寒。

>>821
萌え担当を是非。ｗ
塚、ルリとかキリエとかの女キャラどころかヒロインまで不在なんだぜこの漫画。

>>819
むしろ走る棺桶に乗る幼女

天使食らいの汚名を背負った
傷だらけの少女って良いな良いな

じゃあ幼女ﾀﾝが成長して美しくなるまで待とうではないか。

光源氏計画がいまここに発足

>>825



　　　　〃〃∩ 　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　`Д´）　＜　ようじょじゃなきゃ嫌だ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ ⊂ノ
　　　　　　　　　　　　　　ジタバタ

　　　　〃〃∩ 　_, ,_
　　　　　⊂⌒（　`Д´）　＜　ようじょ！
　　　　　　 ｀ヽ_つ＿_つ
　　　　　　　　　　　　　　ジタバタ

　　　　　　_, ,_
　　　　　（`Д´ ∩　＜　ようじょようじょ〜
　　　　　⊂　　　（
　　　　　　　ヽ∩　つ　　ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

幼女がヒロインの漫画かよ。ｗ

まぁ待てﾓﾏｲﾗ。　天国編があるじゃないか。
幼女ﾀﾝが成長するよりも、美しき女天使or美少女系天使が
出てくる天国編を待ったほうが早いじゃないか。

しかし神様に会ったこともない天使ってどうなの

あの思い込みが激しいメイドロボはどうよ。＞次期ヒロインの座

思い込みが激しいだって…？
なんとなくデジャヴ

つまりあのメイドロボもウリエルに利用されてゴミのように(ry

えーでもでも
カタンがいなくなっちゃったらロシエルは絶対に昔に戻れないような気がするんだ
昔はいい人だったんでしょ？
だったらいつかは元に戻る可能性も…

戻るとしたら鍵になるのはカタンだよな。
幼女をロシエルが攻撃
→カタンがかばってあぼん
→ロシエルうわあぁぁぁぁぁ
→カタンごめんよカタン｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡明日から心を入れ替え…ないかな…

>>834
結局変わってないwwwwwww

ネタバレ：カタン幼女化

ょぅι"ょヵヮィィょぅι"ょ

ネナベキモ
腐女子はカエレ

しかし天使は成長すんのかね。
爺さん天使は見かけないしロシエルも若返ってツヤツヤしてるし
ある程度まで成長はするが不老ってことなのか。
案外幼女は幼女のままで「この役立たず！」とカタンを罵倒する日が来たりするかもしれん。

>>839
ヒント：ょぅι"ょを拾ったジジイ

成長するかしないかは個人差なんじゃないか。
メタトロンとかはショタのままだし（それとも最近産まれたのか？

カタンはでかくなったしね

大地の天使Uriel　ACT.4

　懺悔の天使 屍天使ウリエル　彼は神の道を冒涜せし者、罪深き亡者を裁き地獄へ送るという冷徹なる処刑人
　彼は罪深き者達をその者の舌で宙吊りにし 無残に「永遠の焔(ジャハンナ)」に投げ入れたという
　「神の焔」という意味を持つUrielの名　この焔とは「地獄の炎」の事である

地に木や草が芽吹く。荒地だった岩場や岸辺が見る間に森に変わってゆく。
ウリエルは不安にかられ自ら仮面の邪想に意思を奪われていたことをその木々に謝罪する。
刹那はウリエルが声を出していないことに気が付く。彼は直接頭に言葉を送り込んでいるのだ。
先ほどまでの激しさとのギャップに呆然とする刹那。
廃竜がとっさに刹那を助けようと叫びだしたことから、刹那を気に入ったらしいことを語るウリエル。
そして宇宙樹の館へと刹那を招く。十字杖も忘れぬようにと。

だが簡単には信用できない。本当に仮面に操られていたのか？
それに泉の水には霊体を溶かす作用がある、生身のウリエルはともかく刹那はどうやってあそこまで行けば良いのか。
ウリエルは翼を広げ大地へと呼びかける。それは黒い翼…いや、生命を育む大地の色。
泉の中から木の根が浮き上がり道ができ、緑から分けてもらった力で二人の傷も治癒した。
しかしドールは突然倒れる。どうやら動力切れらしい。
ウリエルは宇宙樹に来れば消滅した友人を助けることができる、と言う。
それに、紗羅に会いたいと思うのならもう一度信じてほしいと願う。アレクシエルを想いながら…

窖では刹那の帰りを待ちわびてクライが焦れていた。現在5日目。
ボイスはあんな奴信用ならないから自分たちだけで戦争を始めようと言って怒りを買う。
ぶっ飛ばされたボイスに、ノイズはもっと女心を研究しろと忠告する。
場を去ったクライは天使結晶の安置されている部屋へ行くが、そこでは吉良がアレクシエルを見上げていた。
七支刀の時代のことを想う。お前の望みは何か、何を願うかアレクシエルに訊かれたこと。
願いはただ一つ…アレクシエルの髪に触れたい。
もし抱きしめる2つの腕があれば、包み込む体があれば、見つめる両の瞳があれば…
それでもやはりあの男を選ぶのだろうか？
でも両手があっても手は届かない。触れられたところで変わるわけもない…

ドールの非礼をわびるウリエル。彼女は生まれたばかりの無垢な赤子、人の心も悲しみや苦しみも何も知らない。
元は何の魂もない形だけのものだったドール。隠遁生活のために他人と接触を嫌って創り出した世話係。
金属製ではなく、仮面と同じ植物繊維が硬質化した物質で構成されていて、機械というよりは生命体に近い。
もう少しで組織も安定し顔が取れるようなこともなくなる。
丁度地球の止まった日…人間のための冥界に何故か天使の、少女らしき魂が迷い込んできた。恋に破れた痛いほどの悲しみを抱いて…
ウリエルに姿を重ね合わせたのか、その姿、声があまりに憐れだったので、その魂をひろいあげドールに移植したのだ。
生来思い込みの激しいタイプのようだが、自分を生み出した主人としてウリエルに忠誠心を抱いているらしい。
ウリエルはドールの背中を露出させ、そこにあった螺子を巻いて動力を復活させた。
突然人形を脱がせ出したことにギョッとした刹那は、精密機械みたいな外見なのに螺子巻き人形であったことにまた驚く。
意識を取り戻したドールは慌てて茶の用意をしようとするが、ウリエルに請われて「赫の部屋」の鍵を出す。
「無道紗羅」の部屋の鍵を…

部屋の中、椅子に座す人影に駆け寄る刹那。
だがその人影は力なく崩れ落ちる…それは人形だった。
どういうことかと問いかける刹那に、捕えた囚人の魂を封印して閉じ込めるためのヒトガタだと答えるウリエル。
だが彼女の魂はある男が連れ去ったのでその中は空だ。
元々閻羅王の魂の「坩堝」から紗羅の魂を探し捕えたのは彼の頼みだったのだから。
…紗羅の魂は至高天へと旅立った。天界へ。
理解できない刹那に、お茶にしながら話すというウリエル。
椅子の腕に彫られた「SETSUNA」の文字、それでも残る紗羅の匂いに、確かにここに紗羅がいたのだと刹那は実感する。

霊体だから茶を飲めないことをドールと口論する刹那。
ウリエルはその様子に頭を抱えながらも紗羅を連れ去った男のことを説明する。
座天使長ザフィケル、かつて長きに渡る天地大戦において最も果敢にして惨忍な猛将として恐れられた男。
だが戦の後失明と同時に突然悟ったかの如く非武装主義かつ人間や悪魔との共存を唱え始めた。
刹那にも一度会ったことがあるという言葉から、かつての神父を思い出す。

何故そいつが紗羅を連れ去る必要があったのかと激昂する刹那に、お前の力を欲しているのだろうと冷静に答えるウリエル。
「無道紗羅」がその手にある限り必ず彼と会うことになるだろうから。
敵の真直中に罠と知りながら行けと言うのかという刹那だが、ウリエルは天界全てが敵ではなく彼は味方に近いという。
あんたは？ と問う刹那にウリエルは「それはお前が見極めよ」とだけ答える。
それはあの神父と同じ答え…

とりあえず借りを返すことにすると言うウリエル。
加藤が自害したときに刹那が無意識に行った時間魔法、加藤の魂は消滅寸前に時間を固定されて今も残っている。
それが十字杖の中に吸い寄せられたのだと言う。
古の時間魔法を使えるのはあの方のみと思っていた、と考えながらもウリエルは助言を与える。
再び生命力を与えて精神世界から彼を覚醒させることができれば魂が復活する、と。
生命力を与えるには、刹那の羽をひとつ与えてやればいい。
ロシエルは自分の羽を他人の体内に入れることでその者に全く新しい「負」の生命を与えることができる、
ならば少なからず正反対の生命力をもたらす事が可能なはず。

先程と同じ扉に刹那を案内し、今度は「蒼の部屋」の鍵で扉を開ける。そうすればそこは「蒼の部屋」の空間。
そこにあるのは邂逅の樹、加藤の光をその上に乗せるよう指示するウリエル。
加藤はどうやら自分が一番辛かった時期の夢の中にいてまともな話のできる状態ではない。
だが彼の精神世界に入り外へ連れ出さねばならない、そこで会うのはお前の知っている彼ではないだろうとウリエルは忠告する。
心の中ではいくら刹那の力が強かろうと関係ない、飲み込まれてしまったら最後。
しかし刹那は加藤と約束したのだ。どんなに小さな希望でも光があるなら不可能などないと証明すると！
門を開き、精神世界へと導くウリエル。そして忠告を加える。
「正」の力と言えど羽の一部を与えたならばその者は少なからず「業」も背負うことになる。
それは呪われた運命、渦を巻く大木の年輪のように…何度でも悶え苦しんで死んでゆく…！
「私の「声」が架けた呪いによって…あなたは何度も血を流し死んでゆく…!!　アレクシエル」
精神世界に入り込んだ刹那に向けて高笑いするウリエルは、その光を抱いて永遠に君を手に入れたと笑うのだった。

ウリエル騙したのか・・・？

行け、刹那。茶を助けるんだ！

ドールｶﾜﾕｽ(；´Д`)

ドールの中身はキリエたん!!!

梅

ｷﾓｽﾚｻﾗｼｱｹﾞ

吉良先輩はアレクシエルの思い人を知ってる訳か…

ザフィケルさんがすごかったらしい件

キリエﾀﾝがこんなとこにｲﾀ─wwﾍ√ﾚvv〜─(ﾟ∀ﾟ)─wwﾍ√ﾚvv〜─!!!!

しかし今はウリエルに中世を誓っているが
ロシエルとまみえることになったらあっさりそっちに逝きそう。

>>854
いや、むしろ利用された恨みからロシエルに復讐
orウリエルの力になりたいが為に主人公側について
ロシエルと戦いそうなんだが。
闘うメイドさん(;´Д`) ﾊｧﾊｧ。

あれ、アレク→吉良（の前世？）だと思ってたのにアレクの想い人は別の人なのか

ドール（キリエ）は顔には出さずとも心の中で、刹那を見た瞬間「げっあいつなんでこんなとこいんの？」とか
自分の顔見た瞬間、「無道紗羅かよ？！！」とか突っ込んだりしたのだろうか

死んでも無駄なくリサイクルな漫画ですな

メイド服姿で機関銃をぶっ放すドールたん…(*´д`*)ｲｲﾖｲｲﾖｰ

吉良先輩、髪に触れるだけでいいんですか。
妙に切ないんですが・・・（;´Д⊂）

盛り上がってるとこ悪いけど、キリエたんの魂はドールとして生まれ変ったってことじゃないのん
生まれたばかりの赤子って言ってるのだし

ｷﾓ

腐女子共

ボイス微笑ましいね。

ロシエルのもとにいたら絶対幸せになれないが、
ウリエルもウリエルでアレだしキリエが心配だ

キリエもアレだから心配ない、よね？ｗ

あげ謝罪　申し訳ない

メイド型ドールを作る職人ウリエル、最強だよ。

ウリエルﾊｧﾊｧしてる…。まともな人だと思ったのに…。

いや登場から既にまともでないだろw

メイドの服もウリエルの手作りなんだな・・・
これはもしや今までの中でもかなり上位の変態天使やもしれん。

メイドさん、ロシエルに次いでウリエルにもとことん尽くしてｼﾎﾞｰﾝしそうだなー。

大地の天使Uriel　ACT.5

一度精神世界に入ってしまえば加藤を暗黒面(ダークサイド)からひっぱり出し、羽根を与えることができない限り脱出は不可能。
刹那…アレクシエルに語りかけるウリエルは今は自分の手の中にある、と大鎌を振り下ろす！
しかしそれは邂逅の樹の土台に突き刺さり、何事かとドールが駆けつける。
ウリエルはまだ仮面の邪念が自分の中に残っているのかと恐怖する。
それに比べアレクシエルはいつでも強い、どんな危険にも後ろを顧みず真っ直ぐ前を見つめている…

入口を探す刹那は胎児の姿を発見し、そこに吸い込まれた。それこそが加藤の精神世界への入口！
吸い込まれた先は映画館のような場所で、子供の目線らしき夫婦喧嘩がスクリーンに映し出されていた。
誰かの思い出だろうか…映像は「故(ゆえ)」と呼ばれた子供本人が殴られるシーンで唐突に終わる。
誰の過去だったのか、故とは誰のことか。呟く刹那に応えが返る。
「「故」は俺の名だ　生前の親父が俺にくれたのはその変な名前と青アザだけだった…」
座席に加藤の姿を発見し、探しに来たと声をかける刹那。
ユエというのが女の名前のようだから言うのを嫌がっていたのかと思う。
だが加藤はお前なんか知らないと言い、刹那はウリエルに言われた言葉を思い出す。
とりあえずここから出ようともちかけるが、加藤はどうやって、と問う。
もう動けない…その体は電気コードで座席に縫いつけられていた！

加藤は負け犬に似合いの鎖だと自嘲する。
そしてスクリーンにはまた映像が映し出される。
加藤の５つ年上の姉「冴(さえ)」、この世で一番嫌いな女。

久しぶりに帰ってきた父との団欒、部屋の隅に立っているだけの故に「ゆー君」と呼びかける冴。
彼女はお土産としてフランス製アンティークオルゴールをもらって喜び、そして故への土産は何かと問う。
忘れたと言う父、冴はそれをなじる。そのやりとりを聞いていられなかった故はぬいぐるみを姉に投げつけ、怒った父に殴られた。
その夜、オルゴールを盗んで裏庭に埋めてやった。いい気味だと思っていた。