旧がいっぱいになる前に立てました。
3 :
いえよう。:03/02/02 22:11 ID:???
EMIの会員むけのクレンペラーの芸術。
1:交響曲
2:宗教曲
3:協奏曲
で止まってるが続きはでんのか?
乙
落ちないでおくれ。
>>3 田舎者で、スマソ
EMIの会員むけのクレンペラーの芸術、って初見です。
なんか、すごく良い会で、乗り遅れた気がする・・・
7 :
名無しの笛の踊り:03/02/02 23:50 ID:mMnFHbrj
Part?の2って何じゃ。
なんか不吉な予感がするが、反面ユニークでめだって良し。
今度はちゃんとPart6として立てますとか誰か言っていたが、違う人が
殊勝にも立ててくれたのかな(激しい先陣争い?)。
とまれこのスレも1000目指して頑張ろう!
●「RCGO Live1935-1950放送録音集大成」13CD NM CLASSICS(97 017)\13,000
全6巻に及ぶ壮大なシリーズ企画!第1弾は豪華13枚組大セット
フルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、モントゥー、シューリヒトなど
豪華客演指揮者たち!正規音源による高音質!
1:ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
2:ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35a
3:ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
4:ウェーバー:コンツェルトシュティック ヘ短調
5:R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
2:A.ブッシュ(Vn)3:P.ヴィトゲンシュタイン(P)4:L.クラウス(P)1,2,3:ワルター4:モントゥー5:パレー(指)
録音:1:1936年3月15日 2:3月12日 4:10月19日 3:1937年2月28日 5:1940年1月18日
【CD 2】72’26”
1:レンツォ・ロッセリーニ(1908?1982):古代ローマの版画(1937)
2:ラヴェル:マ・メール・ロワ
3:フランク:交響曲ニ短調
1:ケンペン 2:アンセルメ 3:メンゲルベルク(指)
録音:1:1942年12月17日 2:1940年2月19日 3:10月3日
【CD 3】71’46”
1:ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲
2:サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番
3:ドビュッシー:交響詩「海」
4:フランク:交響詩「アイオリスの人びと」
2:R.カサドシュ(P) モントゥー(指)
録音:1,2,3,4:1939年10月12日
【CD 4】63’28”
マーラー:大地の歌
トルボルイ(Ms)エーマン(T)シューリヒト(指)
録音:1939年10月5日
【CD 5】71’55”
1:マリピエロ:チェロ協奏曲(1937)
2:レーガー:ベックリンによる4つの音詩
3:エルガー:エニグマ変奏曲
1:マイナルディ(Vc) 1:ベイヌム 2:アーベントロート 3:ボールト(指)
録音: 1:1941年1月21日 2:2月20日 3:1940年2月29日
【CD 6】72’11”
1:オネゲル:夏の牧歌
2:ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11
3:モーツァルト:交響曲第40番ト短調
4:R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
2:H.ヘンゲフェルト(P) 1,2:ヤン・クーツィール3:オイゲン・ヨッフム4:カラヤン(指)
録音:1,2:1943年7月22日3:11月21日4:1943年9月(DGG録音)
【CD 7】71’36”
1:オッテルロー:シンフォニエッタ(1943)
2:レーガー:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.101
2:クーレンカンプ(Vn) オッテルロー(指)
録音:1944年1月16日
【CD 8】60’11”
1:ブラームス:大学祝典序曲
2:マーラー:交響曲第1番
1:クーツィール ?ワルター(指)
録音:1:1944年3月5日2:1947年10月16日
【CD 9】64’11”
1:メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
2:ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
クレンペラー(指)
録音:1947年12月4日
【CD10】63’47”
1:ワーへナール:「シラノ・ド・ベルジュラック」序曲Op.23
2:アンドリーセン:オルガン協奏曲(1950)
3:ヒンデミット:交響曲変ホ長調
2:アンドリーセン(Org) 1:セル 2:モントゥー 3:ヒンデミット(指)
録音:1:1948年7月1日 2:1950年11月1日 3:1949年1月12日
【CD11】71’53”
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」
クーベリック(指)
録音:1950年2月9日
【CD12】56’20”
1:ベートーヴェン:交響曲第1番
2:同:交響曲第5番「運命」
1:フルトヴェングラー 2:エーリヒ・クライバー(指)
録音:1:1950年7月13日2:4月28日
【CD13】61’14”
1:ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
2:ブラームス:交響曲第1番ハ短調
1:フルトヴェングラー(指)
録音:1:1950年7月13日
ポールヴィトゲンシュタインの演奏って録音残ってたんだ・・・
13 :
名無しの笛の踊り:03/02/03 01:04 ID:C8ZELxxJ
バラ売りというのは無いのだろうか?
てか、基本的にガイシュツ音源ばっかでわ?
>>12 ワルターとの左手協奏曲は、すでに何種類かのレーベルでCD化されて
いる。つい最近も米Classica D'oroから出ていたし、近々伊URANIAから
も出るそうだ。ただし、昔からヴィトゲンシュタインの左手協奏曲と言
えば、M.ルドルフと共演した米VOXのLPが有名だ。日本でも一度LP
で出たが、今ではこちらの音源の方が入手困難だ。
****** Otto Klemperer, Philadelphia Orchestra ******
Johann Sebastian Bach
Brandenberg Concerto No. 1 , 2 November 1962
Ludwig van Beethoven
Overture to Egmont, Op. 84 27 October 1962
Symphony No. 3 in E-flat major, Op. 55, "Eroica" 19 October 1962
Symphony No. 6 in F major, Op. 68, "Pastorale" 19 October 1962
Symphony No. 7 in A major, Op. 92 (39:42) 2 November 1962
Johannes Brahms
Symphony No. 3 in F major, Op. 90 27 October 1962
Wolfgang Amadeus Mozart
Symphony No. 41 in C major, K. 551, "Jupiter" 2 November 1962
Robert Schumann
Symphony No. 4 in D minor, Op. 120 27 October 1962
>>18 私は
>>17 ではありませんが横レスです
記録は残っているようです。伊ASディスクから一部がCD化もされていました
「今聴いている音楽」スレにカキコしておられた方と同じ方のカキコだとすれば
新しくCDが出たのかもしれませんね。情報きぼんなのでつ
ここに書くべきかどうか分からんけど・・・
藤沢のTAHARAに
レガシーのブル4ライヴとマラ2ライヴがありましたよ。
お近くにお住まいで、まだお持ちで無い方はお早めにどうぞ。
21 :
19:03/02/03 09:27 ID:???
23 :
名無しの笛の踊り:03/02/03 11:20 ID:5KGEnqod
ぢゃぁ心強いっつーか
なんつーか・・そのー・・・
24 :
名無しの笛の踊り:03/02/03 11:49 ID:FKse7pZO
フィラデルフィアとのシューマン4番聴いたことある。
基本的な解釈はPO盤と同じ。ただ、オケの完成度・響きなどやはり後者が
上なので、あえて持っていなくてもという印象だった。
age
タコとシベ聞きたい。
>>17 フィラ管のベト6&7は青裏でも見たことないので
この情報続報を切にキボンヌ。
>>22 大阪で、店員が2ちゃんねらのとこありますか?
大阪で2ちゃんねらってる店?
自分のHP持ってるくらいだから、オペラハウスは意外に見てるかもよ。
駅前ビルのシンフォニアとか、東通りの名曲堂は見てる・・かな。
いやヤパーリ見てないだろうな。
横浜のバナレコに洗うのシャコタンがあったっすよ
800円。
いそげ
おいらは山田狂呪ご推奨の
ミトロプーロス/ケルンのスコッチ1957年録音
をゲットしてきますた
これも非常に良かったんですが、クレのを聴いて以来
3楽章にコーダがちゃんとついてるかどうか
聴いてて気が気じゃない
これも一種の病気でつかね…
何かですね、クレソペラー/フィルハーモニアのベートーヴェン『田園』『コリオラン」序曲』『「エグモント」抜粋』みたいなCDがEMIの“GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY”で出たんでっすが、この『でねん』は“クレソペラー・レガシー”で出ていたヤシとは違う演奏なのですか?
何かですね、何と言うか、sageてしまいますたので、hageますです。
ブタペスト時代の録音完全な形で出んかな
37 :
名無しの笛の踊り:03/02/06 00:17 ID:1pei1Go5
我々が歓喜する正規録音の登場は当面難しそうだから、既出の話題も
含めてマターリいくしかないようですね。
大阪の「オペラハウス」は今でもあるんですか(自分は関東人)。
第9のビデオの広告がレコ芸上に出たときは、我が目を疑いつつも歓喜して
即座に注文したものです。当時はビデオデッキすらもっておらず、クラシック
のクの字も知らない知り合いのもとに押しかけて見ました。その時の感激と
いったら…まったく動かなくなってしまった私の姿をその人は興味深げに
見つめていました。
テンシュテットでマラ7聞きました。
マラ7って、二曲あったんですね。
マラ7は1曲しかないよ。
あるのは2種の録音じゃないの。
ネタにマジレス、カコワルイ。
もしかしたら、マラ7はクレンペラー最大の話題作かもしれませんね。
この演奏が日本で一部のファン(クレヲタのみならずマーラーファン)に
受け入れられているのはうれしいというか頼もしいかぎり。
なんせUKでのクレの初演は、1楽章のほんの数小節で聴衆に多大の衝撃かつ
失望を与え、レコード発売も発売前から期待度ゼロだったという問題作。
獰猛なアングロサクソンの方々にはこの演奏の味はわからんのですかね。
以下、一つの妄想カキコとして読んでください。
最近、まったく自分にはお門違いながら、今何かと話題のチョムスキーの
生成文法についてちょっとだけかじってみた。
サパーリわからんかったけど、恐ろしいまでの抽象度、普遍的志向、原子論的
還元、などなど何かクレンペラーの音楽を思い浮かべてしまったわけなんです。
同時にグールドも。
それで三者の共通項を辿ろうとした。で判明したこと:つまりヤパーリみんな
ユダヤ人であったということなんです。
チョムスキーとクレソは構造主義的なものに立脚しつつ
根本の部分で実在論的なとこが似てる罠
とわかったようなこと書いてみるテスト
第2主題のほうが第1主題より速いマラ7第1楽章は
文法生成以前の普遍的構造を表す
と意味不明なことを書いてみるテスト
45 :
32:03/02/08 02:05 ID:???
アラウのショパコン(1番)前スレでガイシュツです
M&Aのやつね
さげりすぎなので あげ
48 :
名無しの笛の踊り:03/02/09 01:43 ID:58isZewn
クレのフランクの交響曲、久々に聴いた。
やっぱ、すごいわ。
おまいら、クレソペラーのベト全は板起こしという都市伝説を知ってる?
なんだい、それは?
あげ
都市伝説なのか…それは、フルヴェンが54年にVPOと録音した「ワルキューレ」
は、実は最後の魔の炎の音楽の部分はフルヴェンが録音せずに死去したためカラヤンが
指揮したっていうのと同レベルでは?
旧スレ、最初のやつ読みました。
たいていのネタは外出と思われ
クレの「イタリア」ひさびさ聴いた。
「スコッチ」より好きという過去スレの意見もわからんでもなかった。
この際、タイトルは伏せて聴いてみよう。
クレの3連符は最強
イタリアの一楽章、グレイトの終楽章
普通に弾いているだけのようだが、
なぜ、あんなに迫力がある?
59 :
名無しの笛の踊り:03/02/10 11:28 ID:htec1mxL
フィガロのケコーンを聴いてみたいが廃盤ときいて落ち込みます。
テスタメントのデンマーク・ライブがバーゲン落ちしていたのを買ってきました
デンマーク王立管、乾き気味の弦の音が妙に色っぽいです
グラマラスな良さとは逆の、うら若い娘だけがもつ淡いかほり、みたいなものを
感じます(妄想120%)
それとオケのリズム感がえも言われず、いい。レオノーレ第3番で特に顕著なんですが
クレンペラー特有の突き上げるようなフォルテにノリノリでついてきているんです
「アウフタクトをきちんと振るのが大切」という彼の発言はすなわち
彼が「初拍をいかに鋭く振り抜くか」に全身全霊を傾けていたことを表わしたもの
と理解されるのですが、
このライブでは、オケがごく自発的に、あるいは無我夢中で、クレンペラーの激しい突きに対して
負けず劣らず熱い裏拍を押し返すのが聴かれます
もちろんオケにやや非力な感はありますが、それにしても、
やけに萌えるディスクであります
>>61 一期一会の真剣勝負。特に英雄は55年PO盤をより熱くしたような凄絶な
演奏だ。胸を躍らせるためにクレンペラーを聴きたいとはあまり思わない
私も、自然と気分が高揚してくる。
一方、ブラームスではオケは一種の憑依状態と化している。この熱く渋い
ロマンは余人では替えがたい。
>>61 >テスタメントのデンマーク・ライブがバーゲン落ちしていたのを買ってきました
バーゲン落ち?マジかよ。信じられない。
てか、その店どこよ
>>63 61ではないが、千葉の山野楽器で何枚か見たな。2000円しなかったような気が。
65 :
名無しの笛の踊り:03/02/12 22:22 ID:DKEnMKLV
あげ
東芝EMIの「CLASSIC21」のオリジナル企画CD尻図
のクレンペラーの芸術VOL.1,2はまだ販売中らしい。
67 :
62:03/02/12 23:21 ID:???
そのクレの英雄を聴いた後、ここ何十年ダントツ人気ナンバーワンの地位を譲った
ことのないフルヴェン=VPO盤を聴いてみた。
フルヴェンファンの皆さんごめんなさい。こんな迫力ない演奏だったっけ、と
拍子抜けしてしまった。
でも、フルヴェンも好きです。お許しください…。
69 :
名無しの笛の踊り:03/02/13 00:31 ID:V7biW3df
>>67 フルベンちゃんは、そういうクレンペラーの脅威には何十年と晒されて
きたのよ。しかし、この現状(^^♪ フルベンの立場はぜんぜん揺らがない。
それは、クレンペラー熱が落ち着いたら、なぜか考えてみるのも面白い
と思いますよ。
クレンペラーのベト全のオケの音が薄っぺらなのは、オケのせいか、
リマスターのせいか、誰か分かります。演奏はいいんだけど、オケの音
(音色)にかなり失望しています。
フルベンは文化遺産
クレはバリバリの現役といえよう
71 :
61:03/02/13 09:20 ID:???
>>68 1951年12月5日のBPOとのライブとか圧倒的ですよね
私が購入したのは藤沢です
1180円ですた(・∀・)
age
74 :
名無しの笛の踊り:03/02/15 00:57 ID:Fh17gPpO
海ちゃんのイスラエル交響楽団とフィラデル管の4枚組み買いますた。
結果:マラ崩壊してますた。それ以外はデッドな響きで1回聞けば十分。
と思いきや、期待以上にはやってます。そういうわけで、これは絶対買うな。
買うなと言われると買いたくなる心理を知った上の発言か?
78 :
名無しの笛の踊り:03/02/16 00:16 ID:ZNyBaHMM
79 :
名無しの笛の踊り:03/02/16 01:40 ID:T/BLI6g6
クレンペラーに詳しい皆様へ質問です。
先日、中古CD店で買ったCDに、妙なのがありました。
輸入品の上、解説なにもなし。ジャケットには
「Beethoven-zyklus wiener festwochoen 1960」
の文字。レーベルがよくわからないですが「ARKADIA」って書いてます。
曲はベートーベンの交響曲第1番と3番「英雄」です。
裏にしっかり「Direttore;Otto Klemperer」と書いてます。
この時代にしてはなかなか良好な録音。演奏も素晴らしいです。
いろいろ調べても、よくわからない。これ、海賊盤なんですか?
演奏が良いからどうでも良いことですが、何となく気になって・・・
>>79 ヤフオクに出してみ。いい値がつく・かも・よ。
ケースにクレソペラーと日本語で書いてあるCDを中古屋で発見。
klempererと書いてあったので、店員さんに「これクレンペラーですよね?」
と聞いたら、思いっきり「クレソペラーですね」と断言された・・・・
あなたに聞いた私が悪かったです。
82 :
79:03/02/16 22:05 ID:???
>>80 貴重な品なんでしょうか?まあ、貴重だろうがそうでなかろうが、
演奏がよいからこのCDは価値あるものと思いますが。
ジャケットの文字から、1960年のウィーン音楽祭のベートーヴェンチクルスのライブ、
と判断していいんでしょうか。
クレンペラーのベートーヴェンは、EMIの正規盤を持ってますが、
こちらのCDも勝るとも劣らぬよい演奏だと思いました。
「アート・オブ・コンダクティング」のDVD特典映像でフィルハーモニアの
元コンマスの人がなかなか冷徹な見解を述べてましゅね。今となっては
偉大な指揮者だったと思うが、当時は曖昧な指揮法に大変苦労したとか、
独特なバランス感覚は聴覚障害に起因するものだろうとか…。
ある種、特殊な条件下だったからこそ生まれた演奏ということでしゅか。
84 :
名無しの笛の踊り:03/02/16 23:09 ID:Poa+u55h
>>79 マジレス。めちゃめちゃ貴重品。
未だに正規リリースされていないクレファン必聴の音源よ。
>>79 それは名演で有名なチクルスだよ。手兵のPOを引き連れてウィーンに乗り込んだ
御大、しかもベートーヴェンのチクルス! もうタマラン。ザマーミロって感じ!?
今はMusic&Artsnoの擬似ステレオ盤でしか手に入らないんじゃなかったっけ?
以前はArkadiaとFonitCetraからモノラルで出ていて、こっちの方が良かった。
プレミアが付いている場合もあるけど、まあそのうちまたどこかから出るでしょう。
もしかして、イタリアには海賊盤という概念はないんじゃないか?
知ってて、自慢したくて書いたんじゃないの?
ARCHIPELの新譜
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」(*)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(+)
クレンペラー指揮 ラムルーo.(*) VPO(+)
録音:1950年、パリ(*)/1951年、ウィーン。
>>87 VPO->VSO でわ? VOX録音にありませんでしたでしょうか?
>>85 Arkadia盤は何回か中古屋で見たことありますよ
FonitCetra盤のほうが音質が良い、ということになってるようなので
小生は後者の4番+序曲集とStradivarius盤の第九しか
聴いたことがありませんがね
'91年頃までのイタリアは他国に較べ著作権保護がいいかげんだったようで
ほんとおいしいディスクがばんばん出ていましたよね
なお個人的にはFonitCetraもNoNoiseかけすぎで好みではありませぬ…
60年のチクルスなら2年程前にLIVING STAGEから全曲出てたな。某HPでは高音質と評価
されていたよ。ただPart2(1,2,3,6,7,8のうち2,7,8)が音飛びする不良品だったが。
あと、第9だけならCLASSICA D'OROからこの前出た。
90 :
79:03/02/17 22:49 ID:???
>>86 こんなとこまで来て、どうして自慢したりしないといけないんですか・・・
識者の皆様の気分を害したようなので、去ります。
親切に教えてくださった方、どうもありがとうございました。
91 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 08:55 ID:gL4w7gVN
>>79 可愛そう。誰も自慢しているなんって思ってないよ、86だけ。
でもウィーン芸術週間のってそんなに貴重品?
ARAKADIAの第九とVIRTUOSOの第五〔および序曲いくつか)もっているけど
、とくにVIRTUOSOのは確か500円くらいだったような・・・・
におうな…
>>89 LIVING STAGEのチクルスって、不良品回収されて良品が後で出るっていうから
買わずに良品が出るのを待ってたんだけど… 結局うやむや?
あ、そういえば池袋のHMVでクレンペラ−・レガシーのバイエルン放響シリーズが
1150円、2枚買えば15%オフで売ってますた。
94 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 14:46 ID:uvzYf1fW
新世界は良かった
95 :
名無しの笛の踊り:03/02/18 21:26 ID:OejvSjPS
>>93 あー、漏れも気になるな、LIVING STAGE
不良品問題が解決したら買おうと思ってるんだけどねぇ。
age
ヘイワースの本、品切れだって。
深海を潜行中。ウィーン・フィルターが隣に見えま〜す。
ウィーン・チクルスでのクレのリハーサル(エグモント序曲)を見ると、
結構太っていて、指揮ぶりも激烈。意に沿わない団員を恫喝するド迫力。
ヤケドで弱ったというわけでもなさそう。
ウィーン・チクルス、ちょっと力みすぎじゃない?
100get!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クレヲタとしては、クレ以外にどんな指揮者の演奏を聞いていますか?
私の場合、ショルティのマラ9が意外に良かったので驚きました。
今、ついでにブラ4聞いてます。これも悪くない・・
>>101 古いところで、P・バレー、A・トスカニーニ、E・クライバー
G・カンテルリ、G・セル、F・ライナー
>>101 漏れは、クーベリックのモツやドヴォを聴いています。
クレヲタは、漏れも同じですが、幅広く聴くようにしてます。
でも、クレの「新世界より」に優る巨大な演奏は、
ちょっと聴いたことがないですね。実演でも。
>>101 ジュリーニ。音の縦の重なりを重視したところ、共通するものもあると思います。
同じ曲がどう変わるかも興味あるし、同じフィルハーモニアO.で、とか
ブーレーズ。
評判悪いブーレーズですが、クレンペラーファンなら、
一応、その演奏を耳にしておかねばと思いましてね。
でも、最近のブーレーズは、生彩がないですね。
106 :
名無しの笛の踊り:03/02/23 22:54 ID:LF/meVHW
> クレヲタとしては、クレ以外にどんな指揮者の演奏を聞いていますか?
クレソペラー聴いています。
昔、音楽CS局の広告で色々なジャンルの
アーティスト達の中に彼の顔写真があった。
その下には、こう印刷してあった。
『クレン・ペラー』
>>108 「フルト・ヴェングラー」
「クナッパーツ・ブッシュ」
っていうものありそうだね(^^;。
クレンペラーファンとフルヴェンファン及びクナファンは両立するのか?
キタオさんは、ドイツ音楽指揮界における三巨星とどっかで言っていたが…。
根拠はないが、個人的にクレの録音がある曲を
あえてフルヴェンの方で聴きたいと思えるもの
は極めて少ない。
シューマン第四ぐらいかな。
クレのワーグナーの録音が少ないのが、心底残念
だが、残された分だけでもクナよりはるかに魅力を
感じる。
112 :
110:03/02/23 23:57 ID:???
111さんとはもちろん別人だけど、まるで自作自演のようなご意見。
シューマンの4番はフルヴェンの演奏がなければ文句なくクレが
一押し。ベートーヴェンは少なくとも3、8、9はクレのほうが好き。
ブラームスは1番除いてクレ。
クナについてはまったく同意見。管弦楽曲集なんてずっと厳しく巨大
だと思う。
113 :
111:03/02/24 00:04 ID:???
ワーグナーでは、クレンペラーの管弦楽曲集で
ジークフリートのラインの旅を初めて聴いたとき
は、指輪をモノラルでもなんでもいいから録音し
ておいて欲しいと思った。
114 :
110:03/02/24 00:10 ID:???
「ラインの旅」は勇往邁進する希望の行路。いつも重々しいクレにしては、
何かウキウキする感じでノリが抜群ですね。
115 :
111:03/02/24 00:12 ID:???
>>114 いやまったく、書いているうちに聴きたくなってきた。
116 :
110:03/02/24 00:16 ID:???
じゃぁ、一曲聴いてから寝ましょう。グーテ・ナハト。
ワーグナーは全曲ですよ、序曲・前奏曲がよくてもね。
119 :
名無しの笛の踊り:03/02/24 07:55 ID:iPcgBai4
>>111〜116
クレもフルもクナも好きだけど、この一連のキコには打たれる(別に同意はしないけど)!
あげとこ
>>101 クレを好んで聞く漏れとしては、
他にもいっぱい好んで聞く指揮者はいます。
しかし不思議な事に
>>103-105の3名は全くと言っていいほど聞かないんですよ。
人の好みって不思議ですね。
クレは指揮者列伝の中で、ある系統に位置づけられるというような存在では
ない、つまり隔絶した存在だから、「似ているからあの指揮者も好き」という
風にはなかなかいかないよね。本当の意味で親分も子分もいないしね。
クレ上げ
DQN度においても隔絶している。
ドキュソしてなきゃ超絶的名演は生まれないから、それは褒め言葉として
謹んでお受けいたします。
archiphonの戦前録音集、手に入れた。
クレのシベリウス4の録音って残ってるの?
>>83 初めはワロタ、が、最近聴くたびに気になる....
> 独特なバランス感覚は聴覚障害に起因するものだろうとか…。
気になって気になって、虎馬になりそう....
どう思う?
Rシュトラウス聞きました。
な、なんだ、この迫力は・・
元祖ハリウッド音楽に過ぎないシュトラウスが
こんなに高貴で偉大に演奏されていいのか?
いいのだ。
クレならば、許される。
フルヴェンのR.シュトラウスもいいけど・・・
クレに比べると、古臭さを感じる。
クナのワルツはいいと思うが。花のワルツも。
ワーグナーも、「歌劇、楽劇は娯楽」という原点で楽しめる。
フルベンなら、敗戦間近のマイスタージンガー前奏曲が壮絶。
ワーグナーは政治でもあると認識できる。
>>101 私はミトロプーロス、クリュイタンスに長いことぞっこんです
あとはVPOとの共演でのワルター
(第九が、触れるか触れないかギリギリの愛撫の連続のような
甘さがたっぷりでたまらんス)
共通点は、あるかなあ??
クリュイタンスに関しては、どっしりとしたリズム感や
透明度の高い音作りという点で、似ているところも
あるかもしれませんね(猛烈に反論されそうだけど…)
もちろん、ブルックナーとフランクのリズム感が異なり、
大バッハとドビュッシーで透明感が根本的に異なるのと同様に
クレンペラーとクリュイタンスでも
音楽の方向性には大きな違いがあるとは感じます
でもクレンペラーがペレアスを手がけていたらどんな音がしていたのだろう
あるいは聖セバスチャンだったら…とは、時折考えてしまうことがあります
海や牧神もさぞかし厳しくも偉大な演奏になっていたでしょうね
>>129 シュトラウスは過小評価されているところがあると思いますよぅ
ブタペスト時代のライブ「ローエングリン」全曲があった。
韓国プレスのようだ。
イタリアのFONOと書いてある。
134 :
132:03/02/24 23:36 ID:???
>>83 >>128 オケと指揮者の緊張関係がいい結果を生むのは常のことですから。
その要因が性格によるものであれ、
肉体的ハンディキャップによるものであれ、その他であれ、
聴く側としてはアウトプットが良ければそれでよいのかな、と。
オケにしてみたら堪らんと思いますけどね
でもそんな指揮者とあれだけの長い期間一緒にやっていけて
質量共にあれだけの録音を残せたのだから
やはりフィルハーモニアというオケはすさまじいところだったのだ
とも思います
個人的には客演時のライブのほうが
衝撃的なディスクは多いようにも感じますけどね。
見当違いのレスになっちゃってたらゴメソ
クレのメタモルフォーゼンはなんという深遠な演奏なんだろう。
とコーホーチックな物言いをしちゃったけど、この演奏を聴くと
シュトラウスがどうしようもない俗物であったとか、元祖ハリウッド
音楽だとかがにわかに信じられなくなるぞ。
しかし、あのオッサンはこの演奏についてコメントしたことあるのかな?
読んだことないが。
フィルハーモニアも時代によるでそ。
特にNPOになってからは長期凋落傾向だったし。
>>132 私もフォーレとかドビュッシーとか聞くときはクリュイタンスかな。
誇張をしない点と楽曲全体の見通しの良さにはクレンペラーと似た
ものを感じます。まあモントゥーやアンセルメもわりと好きなので
対抗配置がうれしいというのもあるけど。
でもクレンペラーが小組曲を振っていたら真夏の夜のように楽しい
演奏になっていたかも。編曲版のラモーもそうだけど、時として
肩の力を抜いた実に楽しそうな演奏を遺していますからね。
大好きだったオッフェンバックの「パリの喜び」なんかを遺してくれたら、
ボクは嬉しくてフレンチ・カンカン踊りを始めちゃいそうです。
コピペ
”ORIGINALS(イタリア)
LIMITED EDITION ONLY3000 COPIES PRODUCED
・クレンペラー
マーラー第4(ベルリン放送SO 1956)
ベートーベン プロメテウス、エグモント序曲
(PO 1960)
・クレンペラー
ベートーベン第五SYM(バイエルン放送SO 1969)
ブラームス第2SYM(ベルリン放送SO 1957)”
これって、ダメですか?
クレのシューベルト、いいね!
>>139 序曲はウィーンでのライブかな?
とすればCetraかARKADIAあたりからも出てたはず
運命はEMIからステレオ正規盤が出てる
マラ4とブラ2は知らない。どうだったかな
いずれにせよ運命以外は今では入手難だろうし
個人的にはそのブラ2を探してるとこなので
中古屋で見かけたら買うと思う
マラ4は同時期のバイエルンでのライブを持っているが
スタジオ録音よりも快活さ、奔放さで勝る好演
ソプラノがちょつといいかげんすぎる気はするけどね
Originalsは当時のイタリア盤の中では
比較的音質が良好なものが多いので、
その意味でも期待できるセットだと思う
マラ4。快活さ、奔放さは別にして、スタジオ録音の透徹した解釈は
やはり素晴らしい。少しもデレデレしていない高貴な3楽章を何度聴きこんだ
ことか。
皆さんは、背中に「クレソペラー」と書いてあるCDをお店で見つけたら、購入されますか?
146 :
142:03/02/27 02:24 ID:???
またかよ…
>>144 国内の廉価盤で買ってあんまり曲に入り込めなかったんだよね
音が良くなかったのかもしれない
こんどリマスタ盤にトライしてみるよ
皆さんは、背中に「心の癒し アンドリュー・パロット」と書いてあるCDをお店で見つけたら、購入されますか。またそれは、どんな内容のCDだと思いますか?
しない。知らん。
パロットの既発売の宗教曲の抜粋集かな?(知らんけど)
まず、買わないだろう。
【全文】
皆さんは、背中に「心の癒し アンドリュー・パロット」と書いてあるCDをお店で見つけたら、
購入されますか。またそれは、どんな内容のCDだと思いますか?
これが実は、バッハのモテットとカンタータ集なのですね。モテット《来ませ、イエスよ、来ませ》
とカンタータ第198番《侯妃よ、さらに一条の光を》、そしてモテット《イエスよ、わが喜び》という、
死にまつわるバッハの作品の中でも特筆すべき3作品が、収められています。演奏は、各パート1人の
「リフキン方式」にのっとり、清澄そのもの。たいへん美しく、イギリス人のバッハによくある物足り
なさを感じません。バッハの声楽曲入門にも最適の1枚だと思いますが、それにつけても不思議なのは、
ソニーの「売り方」です。「心の癒し」とだけしておいた方が、売れるのでしょうか(???)。
151 :
名無しの笛の踊り:03/02/27 23:33 ID:/BOa8mEh
クレのスレでなんでパロットなんだよ。
しかし、実をいうとパロットの「聖母マリアの夕べの祈り」はガーディナー盤より
ずっと好きな癒しの音楽であるのでR。モンテヴェルディーはホンマ天才だ。
「ポッペーアの戴冠」など「ドン・ジョバンニ」を超えたかと思ってしまう…時間的に
逆だけど。御大はモンテさんについてどう考えていたのだろうか?
パロットは何気にイイ!
クレンペラーも晩年はサーストン・ダートの仕事などに興味を示していたし、
バッハはもっと小編成でポリフォニックな構造を明晰に聴かせるべきだという
考えに傾いていたって言うじゃあないの。そういう演奏を残す時間が与えられ
なかったのがカナスイ・・・
でも、クレの残してくれたバッハは「すこぶる」付きの名演ばかり
じゃないか。それだけでも、漏れは有り難いと思っている。
クレのリハーサルって、雷親父トスカニーニよりおっかない。
クレのリハーサルって、雷親父トスカニーニよりおっかない・・。
156 :
名無しの笛の踊り:03/02/28 09:32 ID:8ye6Ta/L
> クレのリハーサルって、雷親父トスカニーニよりおっかない・・。
しかしズボンのチャックは全開・・。
>>156 くそぉー 朝から大笑いしちまったYO!
でも最後の録音となったモーツァルト「セレナード11番」のリハーサル場面を
見ると、「ナイン、ナインジェントルマン。バスーンイズツーラウド」なんて訛ちゃって、
なかなか好々爺然としたイイ感じだたよ。それにしてもあの「セレナード心に染み入る
クレの声」
長くクラシックを聞いてきましたが、最近この板に来るようになりました。
クレンペラーは最初EMIの「マタイ受難曲」あたりを聞いてぶっ飛び、以来熱心に聞いています。
この板に来てびっくりしたんですが、今どうしてクレンペラーってこんなに人気があるんですか?
このスレが立っている他に、作曲家別スレ、歌手スレ、お茶の水ディスクユニオンスレ、
いつでもどこでもクレンペラーの話が始まる状態。
私がクラシックを本格的に聞き始めたLP末期→CD黎明期には、物故巨匠と言えば、
フルヴェン、トスカニーニ、ワルターが御三家で、
クレンペラーは極論すると、スタンダード名曲をステレオ初期に
大量に録音した指揮者、協奏曲の指揮者という扱いで、
クレンペラーを巨匠として積極的に評価することはあまりなかったように思います。
(私の認識不足、というか、当時単に私が無知だったのかもしれませんが)
いったいいつから、クレンペラーの評価はこんなに上がったのでしょう?
何かきっかけがあったのでしょうか?
評価が上がって、再発売が増えるのはありがたいですが、
中古盤が品薄になったり、高くなったりするのはありがたくないですね。
でも、前にドキュメンタリーで見た「エグモント」序曲のリハーサルでは
譜面台をばんばん叩きつけて「言われたとおりの弓使いでやれ!!」と怒
鳴りちらしててかなり怖かった…
>>159 2ちゃんねら=変わり者=クレンペラー
という事で、2ちゃんねらはクレンペラーという人とその音楽が好き。
2ちゃんねらの総意が世間の総意と取るか否かはあなたの判断による。
>>162それはある意味宇野氏に通じる、ということ?
>>159 クレンペラーで宗教曲から入ったとのは私と同じですね。
私は、メサイアではまりました。その録音のバスを歌った
J・ハインズも亡くなったそうです。
また、クレのマタイを聴いた時も更に衝撃的でした。古い
名曲500の冊子に、「巨人的信仰云々」とコメントして
あったので、直情的、単純な感情表現と予想していたところ
針をおろした途端、全く別世界に引き込まれました。最初か
ら終りまで緊張感というか、大きな抑制力に支配されたよう
な感覚で奥が見極められない洞窟のように思えました。
なお、後年DQNなエピソードを聞くにつれ最初の印象との
ギャップに苦笑しました。
他の言論空間ではまるで相手にされない「主張」が2ちゃんでは堂々と
まかり通っている。クレスレがそれなりに盛り上がっている現象を
これらと同じ次元のものと私は考えたくない…。しかし、相当の変わり者
の集いであることはわが身振り返って否定できない。
>>164 >針をおろした途端、全く別世界に引き込まれました
すごくノスタルジックなものを感じるな〜
期待してるものを初めて聞く時って、
CDでは味わえないドキドキ感がLPの時にはあったね。
LPのロ短調ミサの冒頭って、音が変だった気がする。
つか、近年クレの人気が高くなっているのは、単純に「実際に自分で音を聴いてみる」
ことが可能になったからなんじゃないかな?
LPの頃はレコードは今より相対的にずっと高いものだったし、そもそもモノもなかっ
たから、結局は否応なく評論家の言うことに影響されていた気がする。未だにクレン
ペラー=重厚長大みたいなステレオタイプなイメージで判断する人もいるけどね。
自分でいろいろな演奏を聴けば聴くほど、クレの偉大さが身に沁みるなあ。クレのお
陰で好きになったり見直した曲もイパーイあるし。
ドイツグラモフォンのLP=いつも特選
という図式になる看板選手がいなくなった
こともあるかな。
クレの初期の録音セッションで、歪を怖れて録音レベルを下げようとするエン
ジニアに対してレッグが説教する場面が回想録に出てくるでしょ。
「我々は今、これから30年間、たとえLPが他のメディアになったとしてもその
新しいメディアに移されて、常にカタログに残リ続ける録音をしているのだ。
もっとダイナミックレンジを!」みたいなの。
レッグは間違っていたね。もう50年だ。
>>170 >我々は今、これから30年間、たとえLPが他のメディアになったとしても
>その新しいメディアに移されて、常にカタログに残リ続ける録音をしているのだ。
いい言葉ですね。(^^)/
LPの色、ラベルはDGが好きだったが、アーティストは
EMIが好きだった。
クレヲタになったのは30年前。
当時も、ぶっ飛ぶ演奏好みの人の間では有名だったよ。
漏れもクレヲタになったのは約30年前だが、
一部の熱狂的なヲタがいたよ、当時から。
クレの実演聴いた人も沢山いた。
そういえば、今年は没後30年か・・・
オレはクレ歴25年だが、なんだか平均年齢高くないか…。
異端の系譜のオジサンたちの集い。文句あっか!
176 :
名無しの笛の踊り:03/02/28 22:23 ID:O2EKkgtb
わては21年だす。
夜行で東京まで行こうと思ったが運賃だけで
予算を使ってしまうので我慢していた。
それが、昨今は未発表のものまで出回って・・・。
いつかは花も咲くだろう。
一時は、EMIなんて、クレのベトの正規録音さえ、国内では
廃盤にしてた。
なんという愚かさ!
まあ、漏れはLPで購入してたから、それ聴いてたけど。
178 :
名無しの笛の踊り:03/02/28 22:39 ID:rG1z3lfg
クレの実演を聴いた人が周りにいるなんてうらやましい。
このスレの住人で実際に「歴史」に立ち会った人はいないのかな。
私は夢の中で一度聴いたことある???
ところで、佐藤章氏の回想に触れられていた演奏でいまだ出てきて
いないと思われるのが、バックハウスとのブラP協2。
これ最強!間違いなしなんだけど。
「自分は異端だと思いたい人」に人気があるのかもね。
クレで異端はないでしょ。
異端というからには、せめてシェルヘンとかラインスドルフとか
バレンボイムとかを持ち上げないことには。
たしかにここ平均年齢高そ。かく言うワシは一連の1500円廉価盤
LPではまってしまったのでそれでもクレヲタ歴20年ちょっとになるか。
さすがにいまのところ「実演聞いたぞ」という神は降臨されていない
ようだが、ここの住人だとHungarotonのLPを9集どころかホフマン抜粋版
まで持っているぞといった猛者とか平気でいそうでコワイな。
ラインスドルフやバレンボイムがどうして異端よ。
だって、んなもん持ち上げる香具師なんて普通はいないだろ? >ドルフやボイム
>158
ちとタイミングを外した感もありますが、そのセレ11のリハって
クラシカあたりで放送されたのでしょうか? もしそうなら、最後の
コンサートのブラ3も同様にドキュメンタリーになっていますが、
こちらも放送されたのでしょうか?
教えて君で申し訳ありませんがお教えいただければ感謝の極み。
ラインスドルフは欧米では普通に尊敬されてるよ。
知らぬは極東の音盤厨のみ。
186 :
名無しの笛の踊り:03/03/01 02:43 ID:L6s/gSX9
他の指揮者を貶めるまでもなく、CD時代に入ってからしばらくは
御大を持ち上げる香具師も普通いなかったんだよね。なんせほとんど
CD化されないんだもの。ほんと冗談抜きでこのままLPと共に
忘れられていくのかと思ったくらい。
いやほんとよい時代になったモノぢゃ。皆の衆マターリと行きましょう
マターリと。
バイエルンのスコッチに感動したが、普通のコーダも聴きたくなったので
フィルハーモニアのスタジオ盤も買ってしまった。
ラトルのベト全のように、最近は対抗配置をオリジナル奏法とセットで使う指揮者が多い。
しかし、クレンペラー、ケンペ、クーベリックといった指揮者における対抗配置は、それとまったく
意味が異なり、ロマン派的な和声充填音の強調という方向性を感じさせる。
189 :
158:03/03/01 07:14 ID:RmgtwNKW
184さんへ
出かける寸前なので、あわててレス。
以前出回ったクレの伝記ビデオの中の一こまです。ブラ3、、復活、オックスフォードなども
収録されています。
その他、クレゆかりの20世紀の大物のインタヴュー(エルンスト・ブロッホなど)
がフンダンに収録されており、極めて貴重な記録となっています。
なお、クラシカで放送されたかどうかはわかりません。
190 :
158:03/03/01 07:18 ID:RmgtwNKW
追加:ブラ3も出回りました。こちらはモロに怪しげな代物なので、
ちょっと推薦しかねます(リハーサルと1楽章)。多分、前者はクラシカで放送済み、
こっちは放送されていないと思います。
ここの平均年齢はわからないが、
まあ、少なくとも30年間聞いてても飽きないということだね。
異端と呼ばれるにはちょっとメジャーすぎるかもしれないが、
まあ、指揮者コンクールでは入賞しそうもないタイプの演奏でしょう。
192 :
名無しの笛の踊り:03/03/01 11:20 ID:SNaryq7t
> 指揮者コンクールでは入賞しそうもないタイプの演奏でしょう。
クナもフルヴェンもそうだわな。優勝するのは、多分セルだな。
しかし、初演魔だっただけに譜読みの速さは天才的だったから、
クレンペラーは、結構上位入賞は可能だろう。
で、漏れ32歳。オレはクレ歴25年。
193 :
irubonsarami:03/03/01 13:53 ID:9sS0V0SH
nihonngophpnt naidesu
kankokuniimasu klemperer no emi no bayern no live beethoven 4.5 mahler2 mendel3
bru4 arimasita dvd ha kawanakatakedo yasuiyo
クレンペラーなら、ピアニストでも食っていけるね。
フルヴェンもそうだが。
クレヲタ歴って何だ?
1999.6.11にマラ7買って以来だから、もうすぐ4年....
1975.1.30にシューマン全集買ったが、ヲタらなかった....
ヲタってりゃあ、28年じゃ〜
でも、ヲタるのが遅くて、かき集めるのは楽だったさ。
死んだヲタ爺のを婆様が困って処分・・・・
2000年前後って、こんな婆様がはびこってた様でした。
23歳です。
クレンペラー歴1年
>>192 32−25=7
7歳でクレンペラーを聴き始めたあなたは、モーツァルト並の天才です!
曲はミサ・ソレムニスあたりでしょうか?
しかも自分で買ったとか?
結んで開い〜て手を打ってルソーして♪
オレのガキがそうやっている間、クレ指揮大地「告別」に耳を澄ます7歳。
確かに平均年齢高そうだけど、最近のリバイバルというか
ジャパン史上初めての何となくメジャー扱いはピチピチした
ワカモンが支えている、といってよいのか。
自分も含めて過去悲哀を味わったオジサンたちの影響力は
たかが知れているしなぁ。
ヲタ爺もっと死なねーかな。
202 :
名無しの笛の踊り:03/03/01 22:04 ID:SNaryq7t
192です。
メリー・ワルツではまりました。
>>201 ヲタ爺でなく、良い婆さんに期待しないと!
でないと、不燃ゴミ....
老人会で啓蒙しても、ヲタ爺は入ってるかな〜
遠山女史に切にお願いいたします。
是非とも文部省検定済教科書低学年唱歌に「メリー・ワルツ」を入れて下さい。
7歳の学童期から人生の皮肉、空騒ぎをば学んだ子どもたちが成人する
13年後には、きっとわが国のデフレは終息し、明るい未来が拓けている
ことでしょう。
国じゅうがクレソみたいなDQNになったら日本も終わるといえよう。
バイエルンとのブラ4聞きました。
なんだっ! いつもの構築だけじゃなくて、
ドラマやロマンまで表現したら違反じゃないか!
こんな演奏されたら、他の指揮者の仕事がなくなっちゃうじゃないか!
208 :
名無しの笛の踊り:03/03/01 23:16 ID:SNaryq7t
>>203 山形の眼鏡かけた嫌味な爺さんに「子供にはこんなもんが良いだろう!」と聞かされマスタ。
209 :
184:03/03/01 23:17 ID:???
>189
朝早くから恐縮です。
あ゙ぁ゙LONG JOURNEYお持ちですか。なんと羨ましい。私がその存在を
知ったときにはすでにamazonあたりでは入手不可になっておりましたです。
クラシカの70年チクルスも知ってはいたけどCS導入に踏み切れなくて
結局手元の御大の映像記録はArt ofとベト9のLD2種のみ。
なんとか没後30年企画でこのへんDVD化されないかなあ……
210 :
名無しの笛の踊り:03/03/02 07:11 ID:/FC6IW2F
ロング・ジャーニーのオックスフォードの場面なんか見ると、
お年のせいかほとんど動きがない。なのに、奏でられる音楽は
例によって構築的でしかも推進力がある。アダージョは深い情感を
湛えている。NPOはだいぶ弱体化していたらしいが、クレとはもはや
一心同体だったのだろう。一方、フェルゼンシュタイのインタヴュー
つき!の「カルメン」は凄いノリ。映像が残っているんだから、何とかして
だして欲しい。古くてもこれは歴史的上演なんだから。
212 :
名無しの笛の踊り:03/03/02 12:44 ID:3hxWodH1
>>211 > その嫌味な爺さんの遺産、そっくり受け継いだ!?
全部頂いちゃいました。仏パテ盤が多かったので、ラッキーでした。
爺さんはいつも、その残されたレコードの扱いには興味はないけど、
みんながどれぐらい欲しがるかには興味があると言ってマスタ。
金には煩い爺さんでした。
まるで、クレンペラーそのもののような爺さんだね(笑
でも、大切にしろよ。CDで聴くより、LPで聴いた方が、
音質いいからね。
仏パテ盤か、それは素晴らしい。
独、英はよく見た(買えないけどなかなか)が
仏盤はみないなあ。
仏盤は、一時かなり出てたんだけどね。
最近では、みかけなくなった。
仏パテ盤はソリが出やすくない?
弦の音色や木管のふくらみは一番良い感じだよね。
でも、低音がボトムまでちゃんと出るのはやっぱり英盤かも。
だいぶ前、ベートーベンの第8(PO)がFMの
リクエスト番組で放送された翌日、学校へ
行くと「失望した」とか言うヤツがいたの
で、カチンときて何とか弁護していた。
すると「うん○味のカレーとカレー味の
○んこ、どっちを選ぶ?」と言うヤツがいた。
クレンペラーの第8は、本物のカレーだろうが
口当たりが悪い。反面、本当はカレーでも何でも
ないが相当口当たりのいい演奏もある、という意
味らしい。フルベン、クナ等を好む彼も、クレを
馬鹿にしてるところがあり、重ねてカチンときた
ものだった。
1980年代中頃だった。
>>217 ちなみに、カレー味のう○こ、はカラヤンのことを
言っていたのかな。(W
根っからの文系人間のワタクシは音盤談義は???なのが常なんだけど、
一度だけその種のお話の重要性を認識したことがある。
ボクにとってのマラ2断然・ダントツの名演、すなわちACOとの51年ライブ。
初出のデッカのレコード、確か印刷ミスで発売延期になって、やきもきさせた
上で聴いたあの感動!あのど迫力、そのあとこれを超えたという演奏誰か聴いた
ことあります?
ところが、CD時代になって買いなおしてみると、あの迫力全く消えうせていた…。
何でなの?と訝しく思いつつもう何年もたってしまった。
こういう話には深入りしたくないんだけど、どなたか納得のいく説明
お願いできますか?
>>219 リマスタ失敗と山崎浩太郎さんが書いていますた。
ギルドという輸入盤は音が良いらしいよ。
>>220 ということは、貴殿はかのLPを大事に大事に手放さずに聴き続けて
おられるというわけですね。
バカなワタクシは、まったくもってメディア進化論の単純な信奉者で、
CD買った瞬間にCD処分してしまいました。涙、涙、バカ、バカ。
223 :
222:03/03/02 23:09 ID:???
処分したのはLPです。それにしても情けない。
>>223 クレンペラーのCDだけは処分しませんでした。
大半は廉価盤だけど。
輸入盤のクレいんトリノもあった。
今はLPプレーヤーがあぼんで、CDでしか聴けない。
レコード時代にゲトしておきながら今はなき、クレイントリノの未完成と時計
およびベト1忘れがたい。あれほどザッハリッヒな未完成その後聴いたことない。
ワルターに喧嘩売っている感じだった。なのに今はもってないこの浅はかさ。
226 :
209:03/03/03 00:21 ID:???
>211
いや私も情報皆無です。スマソ
LPといえば、私もそこそこ(トイウホドデモナイガ)のターンテーブル買うまで
あんなにいい音がするとは思わなかったので、国内盤で持っているもの
を国外盤で買い直すという知恵が当時なかったことを今更ながら後悔。
幸いヲタアイテムの物持ちだけはいいので手に入れたものはSP(w で
あろうと死ぬまで抱えていきますが。
あ、そこ、早く死なないかなーちゅう突っ込み禁止。一応まだ三十路です。
……しかし208の爺さんって将来の自分の姿みたいでチョトイヤーン
60年チクルス正規盤と70年チクルスDVDが
化が実現されればなあ、というのが
今年の初詣のお題目 (w
”クレイントリノの未完成と時計 およびベト1”そうそう。
228 :
226:03/03/03 00:27 ID:???
う、終わり3行ゴミが付いてしまった……スマソ
>>227 同じ曲目ばっかりすんなよ、じいさんともチラッと思ったぞ。
ストラビンスキーとか復活。
>>224 チェトラのトリノBOX、そうそう、私にとっても最大級のお宝であります。
あれはTESTAMENTあたりから正規リリースされて然るべき録音でしょう。
というか、その後一切再リリースされていないとことから、逆に版権管理が
しっかりしている音源なのかもと期待しないでもないわけで、そうすると
我らが希望の星TESTAMENT(最近12等星くらいに落ちた気もするが)が
がんばってくれないかな〜と切に祈っている次第。
>>229 いや国内盤が同じ曲目しか出さなかっただけで原盤BOXの最大の目玉
はショスタコの9番であったわけで。まあストラビとあるところを見ると
ご存じの上で書いているかとも思いますが。
7歳でクレ道に入るのもすごい事だと思うが、
7歳でクラヲタになってることもすごい。
漏れも7歳の時にクラシックは聞いてたけど、
演奏者のことなんか考えて無かったよ。
232 :
名無しの笛の踊り:03/03/03 11:17 ID:2Oxyt6Fe
トリノの未完成、今のインマゼールとかピリオド系の嚆矢のような演奏。
時計はPOとの正規盤を上回る生気溢れる演奏だった。この曲、いつも
3楽章でクレのうなり声があがり、気合入れまくりなんだけど、その声の
入り具合も半端じゃなかった。
>>191 「30年聴いて飽きない」
そこまで歳いってないが、クレンペラーはたいてい
一聴・何これ?ニ聴・云?三聴・すげ〜。四聴・もう離せな〜い。
って感じで、言ってみればスルメみたいなんですよね。
チェトラのトリノボックスほすぃー
曲目、録音日等の詳細を、どなたか教えていただけませんか
私はクレ歴まだ10年いってないですね
ちょうどギリギリバブル末のイタリア盤が手に入る時期にクレヲタに
なったので、幸運にもある程度ライブ盤も聴くことができました
チェトラとかフォニットって、今どこが管理してるんですかね
ワーナーになるのかなあ
ん、それともフォニットがチェトラからワーナーに移ったんでしたっけ??
>>232 レコ芸の記事で「トリノのオケがまるでドイツのような
重厚な響きを出し…」のようなコメントがあったが、聴
いて、また安直なこと書きやがってと思ったものだった。
>>234 下一行が正解。ちょっと前はフォニット・チェトラって名前だった。
Testament12等星格下げに賛成。そろそろ意地見せてビクーリさせておくれ。
>234
とりあえず
・ベト1
・みかんせ
・マイスタ1幕プレ
以上17.12.56スタジオ収録
・時計
・ティル
・プルチネルラ
・ショスタコ9
以上21.12.56スタジオ収録
日付はHis Life…による。トリノ箱の表記では17.12.56と21.12.55と
なっている。オケはトリノイタリア放送響(と訳していいのかは未確認)
というとこです。プルチとショスタコ以外はかつて国内盤でもリリース
されたことあり。
ショスタコ9番聴いたことない。聴きたいよ〜ん。
240 :
名無しの笛の踊り:03/03/04 23:26 ID:1LGxx1oj
閑話休題
リアルタイムにてのNHK3ちゃん、藤井先生の魯迅泣けてきます。
ビアズレーとかにも興味があったとか。
欧羅巴ではヴァイマールモダニズムの旗手として、クレが頭角を現しつつ
あるときですね。
ショルティの振ったブラームスってクレのブラームスを真似てるような気がする。
3番を聴いてそう思った。
242 :
名無しの笛の踊り:03/03/06 00:29 ID:CbbLRnH3
> 241
ショルティ?そりゃそうだろう。
フィッシャー・フィースカウの指揮者としての演奏会を断ってまでして、
自ら歌う『冬の旅』を聴きに来てくれる光栄に浴しているのだから。
ショルティさんはピアノご担当だったんでは?
英雄スレでズラ〜と名演をあげている人がいた。なのにクレがない。
文句は言うまい…。
テスタメントのワルキューレの音質どうよ
音質のことは他の人にお願いして、みんな聞いて。
オレは渋谷の犬で「これって、EMIのやつと別テイクですよね」と
店員に念を押したところ、「ハイ、違う奴ですよ」と自信満々な
答えが帰ってきたので、ヤッタと狂喜しながらこれを購入した。
ところが、聴いてみるとどうも同じモノのように思えてならない。
EMIと同一商品をテスタがだすとは思えないが…。
今さら詐欺とか錯誤とか言わんけど、真相を誰か教えてくださいませ。
247 :
243:03/03/06 00:55 ID:???
>>245 悪かった。もしかして長年勘違いしていたのか。
つーか、よくわかってない自分発見。
248 :
242:03/03/06 01:32 ID:CbbLRnH3
>>246 ワルキューレがか?
とりあえず、落ち着いてきちんとした日本語書いてくれ。
> EMIと同一商品をテスタがだすとは思えないが…。
もともとTESTAMENTは商業的にEMIが棄てた音源を拾って
復刻したレーベル。日本盤はEMI、外盤はTESTAMENTなんてある話だ。
今では、レーベルを越えた未発表・未CD化音源発掘屋になっとるがな。
ワルキューレの温室、良いでちゅよ。
買い、でちゅね。
>246
セッションは間違いなく同じだがテイクが同一かどうかは両方並べて
聴き比べるしかないと思う。しかしTESTAMENTは自社でEMIのライブラリ
を漁って音源を発掘してくるそうなので、一部別テイクくらいの話なら
十分にあり得るでしょう。
ただし渋谷犬にそこまで断言できる店員がいるというのは品揃えから
してヒジョーに納得行かんですが (w
252 :
246:03/03/06 10:44 ID:???
>>249 251
レスありがとうございます。つたない日本語スイマセン。
カラクリが何となくわかりました。
TESTAMENTの方が彫りの深い録音であるようには一応思えますが。
別テイクならどこかに記載されていても良いのでは?
てすためんと、塔では1971年録音という触れ込みで売り出されていた。
255 :
名無しの笛の踊り:03/03/06 19:28 ID:EAaJ4reT
Living Stageから出ていた不良プレスなウィーンのベトチクルス、
あれは良品出たのか聞いてみた。
LS側が、不良品とは断固認めず代理店では廃盤扱いとのこと。
ガーソ(;´Д`)
>>241 ショルティ、最近あまり話題にのぼらないけど、いいですね。
特にマラ7は名演です。
ただ、時々自動的に早送り再生になってしまうのは何故?
257 :
名無しの笛の踊り:03/03/06 23:02 ID:vravbT5p
>LS側が、不良品とは断固認めず
あの音飛び聴かせても、んなこと言ってるんだろうか?
俺は返品しても良品なかなか出ないだろうなあ、と踏んでたからいまだに持ってるが、不良を認めんとは。。。
あの音飛び、何度聴いてもドキッってするんだよ。
もちろんチェトラのやつとかには無いんだよね?>音飛び
もってないからわからんのだが。
ようやくクレのフィガロをゲト。
歌手がどうあれ、すごい演奏だ。
問題は第一幕だけでおなか一杯nなっちゃうことかな・・・
259 :
名無しの笛の踊り:03/03/07 16:30 ID:ZUTZ3ZML
許助教授が「マラ9」よりずっと重苦しい演奏と言っていたけど、
ホントだね。第2幕のフィナーレなど息苦しいほどの緊迫感がある。
だけど、一音一音の美しさも格別だし、まさにおなかいっぱい。
それを人は、クレのフィガロ詣でと言う
広報氏はクレのコジは嫌いなのか。
>>241 ショルティのブラ3 確かに両端楽章はクレのに似てるね。
特にテンポやアーティキュレーションなど。
最もショルティの方が随分おとなしいけど。
何が足りないんだろうと考えてみると、
やはり、アウフタクトでの呼吸と続く第1拍の重量感かな。
その結果、ものすごい推進力を秘めながら、絶対に突っ走らないで
蓄積されていくエネルギーの多さ。
あと、ここぞと言う時に吼える金管や、生々しい木管の響き
もちろん、中間楽章で小細工せずに緊張感が継続する点
うーん、似ててもやはり全然違うか・・
>>262 そうね。ただ、同一時期の同一傾向の演奏なのに一方だけ持ち上げるもんで。
>>242 フィッシャー・ディースカウと言えば、彼はEMI時代(とくに60年代以降)
のクレの音楽作りに対して懐疑的だね。自分がソロを歌ったマタイの録音な
ども、リタルランドの多用で台無しとか言っている。ちなみにこの録音では、
忍耐強い英国紳士であるピーター・ピアーズまでが、悲惨だと口走っていた
そうだ。
クレンペラーを受け入れない人たちは大体こんな感じ。
しかし、音楽が止まりそうな瞬間があろうと、生命力が失われる場面が
あろうと、クレのマタイの偉大さは失われない。
268 :
名無しの笛の踊り:03/03/08 11:49 ID:nlCGliXw
演奏家の評価と、聞き手の評価が異なることが多いのは多いと思う。
例えば、メータなんてN響の中ではメチャメチャ評価高いらしいけど、
聞き手としたら???
N響としては音楽が偉大かどうかではなくて、いつもより充実した
デカイ音を出すことができたのが快感だったのだろうと思う。
演奏家側の評価て、所詮そんなもん。
その点、あのマタイが偉大であったとしても、自分が思っているとおり、
なおかつ楽な演奏ができなかったら直ぐに演奏家は反発するから、
音楽の質と演奏家受けするかどうかは全く別物。
演奏家は、音楽の全体像ではなく、瑣末なテクニックや解釈ばかりに
目が行きがちだから、60年代以降のクレなんかは特に評価が落ちる
んじゃないかねぇ。
>>266 音楽より、人物に不信ををもっていると思える。
>>269 まあまあ、それは各自「フィッシャー・ディースカウ自伝」を読んで判断しま
しょう。ちなみにこの自伝、幾多の有名指揮者との興味深いエピソードや彼の
指揮者観が示されていて、興味の尽きない本だと思いますよ。
271 :
有名なお話:03/03/08 19:49 ID:uzKpOeQF
マタイの録音のコーヒーブレークで、クレはヒジョーに「学問」好きな
D・F・ディースカウ君のことをば「フィースカウ君」と呼びかけた。
〜ヘドが出るわいとの意味。
ピアースは僚友ブリテンと共に大の日本嫌いだったという。
〜日本公演を依頼されての反応。
以上、マタイの価値とは全く関係ありません。
クレについて、これだけ興味を示し、その音楽を聴いている
若い人たちがいるというのは、本当に驚きである。
しかし、クレについては、まだまだ賛否両論のようだね。
だが・・・・
「マタイ」については、クレの残した録音について、かなり酷評する
人もいるようだが、それは、クレの「眞の価値」をわかっていない
リスナーのようだ。
>>267さんが言っているように、これは、「マタイ」の解釈の極点まで
到達した演奏。
「マタイ」のみならず、クレのバッハ解釈というものは、最低30年
聴いてみなければ理解出来ない。
又、それは、クレという「怪物」の人間像に迫ることでもあるのだ。
「群盲ゾウを触る」という格言があるが、クレの藝術はまさに、それ。
コーホーなどは、いまだにクレの凄さを理解し得ない。
哀れな人物としかいいようがない。
> 最低30年聴いてみなければ理解出来ない。
まるでコーホーじゃん(藁
>>273 という輩が、今のクレの音楽を「聞いて」いるジェネレーション。
ドアを開けたら、又次のドアがあって・・・
一体何回ドアを開ければ、クレが出てくるのだろうか?
そんな思いにかられるようになれば、クレという「高山」の登頂の
ベースキャンプを設営できた段階だろうな。
おいおい、なんか嫌な香具師が粘着してきたぞ
なんだぁ、このシッタカ爺は
痴呆老人の在宅介護
・・・・キチガイと四六時中、顔を突き合わせて、何年間も、
・食うこと ・寝ること ・風呂のこと ・小便のこと
・便秘の糞の管理をすること ・手に付けた糞を辺りに付けて動き回ること
・3分おきに意味の判らない同じ事を何度も言ってくること
・訳も分からず怒り出すこと etc.
・・・・そういった事との戦いを、何年間も終りが来るまで続けること。
負け戦は許されない。
嫌なら、無視すればよろし。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
哀れな人物としかいいようがない。
>>276 なんてカキコだ・・・
およそ、人間のカキコとは思えないな。
まあ、あんたもいずれそうなる。
考えてみれば、コーホーというのは災厄を一手に引き受け、
われわれをヲタ爺に絡まれることから守ってくれている、
はえ取り紙、いや、キリストのようなお方なのだな。
年寄りは
年金もらわず
早く氏根
※氏根=春を表す季語
悪尾芭蕉
そして、キリストことコーホーは、クレのことを
何も知らずに、死にゆくのである。
キチガイに刃物
老人に2ch
世の譬えに.ゲスとチンポコは触れば触るほどデカクなるといい、シカトする
のが良いことになってますが、チンポコも膨張の限界を超えると中身を吐き
出して収縮して大人しくなる。シッタカ老人も、そのソッチンと同じだからトコトン
付きやってやりましょう。
そしてシッタカ老人の更正に手を貸しましょう。
若き愚かな人物は、おうおうにして夭逝する。
そして、老人は嘆く。
「わしより先に逝きおって!ばか者が!」
クレもそうだった・・・
286 :
271:03/03/08 21:43 ID:uzKpOeQF
ど〜なさったの?
ビール飲みながらメリー・ワルツでも聴いて仲良くしましょ。
昔は老舗のレコード店の店員がこのような爺の相手をしていたものだ。
彼らは「バーンスタインなんて!ニューヨーク・フィルはミトロプーロスやヴァルター
の言うことしか聞きませんよ」といった蘊蓄に上手な相づちを打ったものだ。
ところが最近はどこでも、客の少ない時はラベル貼りや陳列をしなければ追いつかない
せわしない店ばかりになった。今はそれでもインターネットに自分のCD評など
うpすることで、昔の店員相手の蘊蓄の代わりになるのだ。そして、そのなかに
コーホーの悪口を二三言含める。これが不思議な満足感を与えてくれる。叩かれ役
もそれなりの役者でなければならないのだ。
>>287 なるほど。
眞だの藝術だの、胡散臭いだけだけどな(w
コーホーは、「幸四郎」なみの役者だよ。
眞のファンは御大をクレなどと呼ばぬわ。
笑止。
介入するのは厭だけど、クレと愛情込めて呼ぶことぐらいいいじゃんかよ。
そんな権威主義クレ御大も喜ばないよ。
コホコホッコホッ 昆布茶が気管に入ったわい。
ブル8でも聴こうかいな。
まあクナッパーツブッシュをクナと呼ぶ困ったお方も多いが……
真摯なリスナーがほんと少なくなったね。
クレの実演に接した老ファンもほとんど死んじゃった。
そして・・・
「シッタカ」とかいうけったいな表現を使う香具師
ばかりになった。
クレはそれでも、笑っているだろう。
「ほう?わしの藝術に興味を示す若僧が増えているのか?
ロッテが喜んでいるじゃろう。儲かるからのう」とね。
> 昆布茶が気管に入ったわい。
爺ちゃん、それは痰です。
ブル8の大カットはあらゆる権威に歯向かったわけだろ。
終始客観的なところがムカツク
スコッチモナー
ちょいまち、若造若造というけど、このスレの住人でピチピチなのは
あまりいないであるヨ。みんなそれなりにクレ道、年季つんできている
であるヨ。日の当たらない寂しい日々も経験済みであるヨ。
>>298 ムカツク?じゃあ、薬を飲まんとのう。若いの。
そして、クレの「ジュピター」でも聴いたらよいわい。
多少は、ましになるじゃろうて。
>>298 299
別にアンチの人は目下の嘆かわしい状況に出てきてもらわんでも構いませぬ。
スコッチのコーダなんてのは、オリジナルのやつは今までえんえん40分弱付き合ってきて
突然「……というお話だったのサ」といわれたみたいである。それまでの物語に没入して
いた人ほどムカツク。クレンペラーはそういう意味では、「客観的」だったのかどうか、
客観的ならあのノーテンキなコーダを夢からさめたようにして平気で振ることができるはずなのだ。
もう古いがコバナシ
〜ベルリンの壁崩壊を記念して第九(ベトーベン)の
コンサートをTV中継しようというシーン。
スポンサーの要請でスティービーワンダーをソロに
加えるよう指揮者に頼むとしたら。
カラヤン:かまわんが、カメラのアングルはあくまで
私中心で、録音等一切の権利私のものだ。いいね。
バーンスタイン:それは素晴らしい!!じゃあ、歌詞はスワヒリ語
もまじえよう。
クレンペラー:かまわんが、フロインデをフライハイトなどと唄わんで
くれよ。これはベートーベンなんだよ。(クソッタレガ)
>>303 クレンペラーは、平気で振っていたよ。
クレンペラーという人は、そういう人。
だが、やろうと決めたら、コーダのカットなんて、平気でやる。
クロール時代なんて、あんなもんじゃなかった。
まさに、レボリューションであった。
フロインデじゃなしにフロイデだろ、フィースカウ君
クレンペラーってスターなんですね。
クレンペラー通りというのがミュンヘンにあるんだってね。
何故自由と唄ってはダメなの???
何のことかさっぱり。。
バンスタの壁のかけら入り第九を知らないのですか?
>>310 バイエルンとの69年のベト4、5他のお礼です。
それ以前からつながり強かったけど。
これなんてフィースカウ君は絶対ノーといった演奏っぽい。
考えてみるとバーンスタの改竄はクレのスコッチどころじゃないぞ。
クレソがいいやつだと思うのは、戦後国籍はドイツに戻しながらも二度とドイツに定住しない
くらい恨んでいたのに、結局はバイエルンなどドイツのオケを何度も振って戦後のドイツ人を
慰めたことだ。
>>317 作曲家だからね。「なんでもあり」の世界。
ま、それでも、最近のヘボ指揮者よりはましだ。
ウワォ! 爺さんに若造が一蹴されるスレハ〜ケン!
若造、遠巻きに負け犬の遠吠え・・・・
爺さん、余裕だね、嫌味なクレ的であるようでいて、
シ〜カリクレヲタ30年超の薀蓄垂れてる・・・・
あ〜、有り難や有り難や、南無阿弥陀仏・・・・ハレルヤ・・・・
自由、自由なんて唱える奴にろくなのはいない(特に権力者)のがフツウだけど、
バーンスタインがやればなぜか許しちゃう。あの人邪悪な計算ゼロだからね。
バーンスタのマーラーはクレ派の自分はあまり好きではないが。
>>323 確かに、あまり好きではない。
でも何か訴えるものがある。
ただし、VPOとのフィデリオの録音はいただけなかった。
今夜の主役の座を完全にしとめた。カラヤン見てるか〜。
しとめたじゃなくいとめただろ、フィースカウ君。
みんなが言うほど悪くないぞ。
私こそがドイツ・リートの言葉的世界を究め尽くしたあの
世界に冠たるフィースカウなのだ。
フィースカウから始まってフィースカウに終わった。
一件落着。
なんか、水戸黄門みたいなスレだな。
331 :
クレ:03/03/08 23:20 ID:???
トイレはどこだ?
有名なエピソードでつね。
ま、アホレスで盛り上がるも一興さね…
(普段の住人は殆ど参加してないと見た。)
久し振りに時間のとれる明日は
NPOとの1972年復活でも聴いて萌えてみることにします
おやすみ〜
ジサクジエン台風通過
334 :
7:03/03/09 01:05 ID:7+Gcwf9h
NHK FM 3/30 (日) 15:00〜18:00
海外クラシックコンサート − 第30回エクスプロバンス音楽祭2003 −
前半 15:00〜16:30
シューベルト:歌曲集『冬の旅』
演奏 フィッシャー・フィースカウ(P), ゲオルク・ショルティ(Br)
後半 16:30〜18:0
クレンペラー:戦争オラトリオ『人生クソッたれ!』
第一部:「おお神よ、我のギャラを上げたまえ!」
第二部:「みんなが言うほど悪くないぞ」
演奏 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団&クソ爺被害者同盟cho
解説 金子健志
335 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 01:10 ID:uFvEa8IZ
ゲストには、是非ロッテ・クレンペラーさんをキボンヌ
>>271 > マタイの録音のコーヒーブレークで、クレはヒジョーに「学問」好きな
> D・F・ディースカウ君のことをば「フィースカウ君」と呼びかけた。
> 〜ヘドが出るわいとの意味。
クレスレにはまだまだ修行の足らぬ若造じゃが、是非どなたか教
えて下され。この話、どこに書いてあるの? まさかネタでは...
「クレンペラーストーリーズ」でつ。
現在、絶版でつ。
クレンペラー萌え〜
>>338 クレはガウンにこぼしたブランデーに寝煙草の火が移って、本当に
燃えたんだよ。
そうそう。大やけどしたよな。
でも、ガウンにこぼしただけじゃない。
火を消そうとして、さらにブランデーをぶっかけた。
クレらしいエピソードといえる。
ドキュソ燃え〜
燃えるコバケンなんていってるが、クレは本当に燃えた。
格がちがうといえよう。
「ガーシュインはずうずうしい奴だった」by クレ
なーんかマヂレス付けにくい雰囲気だが
>323,324
ことマーラーに関してだけは、むしろクレ御大の方がかなり特殊なんで
ないかなあ。いや、単にいわゆる師弟関係とかいう話ではなくて、御大の
内面におけるその存在の大きさ、という意味で。
御大のマーラーへの姿勢は、財布の中の名刺の話や6番へのスタンスなど
に端的に示されているように、その本質においてものすごくプライベートな
感情を核としているわけで、だから御大のマーラーを純粋に「音楽」として
聴いてしまうのはチョト違うんだろうな〜と思う次第。少なくとも、追悼という
要素を抜きにしてその演奏は語れないのではないかと。
……まあそんなこと考える前からワシも御大のマーラーで育ってきたワケ
ではあるが。
/⌒ ⌒ ヽ
/ ヽ ヽ
/ /~\ ヽ
/ / ―- ヽ、、、人
| ノ (●) (●)| |
| | ヽ | | < 乙葉もクレソが大好き!
. ノ | '〜〜' | | まずは大地を聴いちゃおうよ!
ノ ノ 人\ ・_ ノレ わかるよね!?
>>345 クレ御大は、マーラーの曲よりは、マーラーの「演奏家」としての
才能をより高く評価していた。
そこが、ワルターとの違いである。
徹底的なリアリストである。御大は。
だが・・・
御大が認めたマーラーの作品の演奏は、凄い。
9番の演奏など、最近のへぼ指揮者がたばになっても
かなわない。
時代がようやく御大に追いついてきた。
「5番のアダージェットなどはまるでサロンミュージックです」by クレ御大
349 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 06:24 ID:OAHj55zE
>>344 「生意気な犬」と訳すのが直訳でつ。アーバー、昔の大巨匠でガーシュインなんぞ(失礼!)
を高く評価しているなんて他に聞いたことないぞ。ナウイネェ〜。
マーラーの9番とか大地とか、曲自体も偉大なんだろうけど、クレの演奏の
出現によってその偉大さがはじめて再現されたというか創造されたという感じ。
350 :
名無しの笛の踊り:03/03/09 06:32 ID:OAHj55zE
>>345 肌身離さず生涯持ち歩いた名刺。ずいぶん義理堅い話ですね。
このマーラーへの個人的帰依や反発も含んだ複雑な要素が、むしろ
ワルターなどとは異なる「普遍志向的」なマーラー演奏を生み出した
のだと思います。
あの〜一番最初のCDがクレのバッハ管弦楽組曲1〜4なんですが〜
戦後、プフィッツナー(でよかったかね、フィースカウ君)が
養老院に居る頃、訪ねていき何かできることはないか、とご丁寧
にオーダーをとっていた。
注文は自作を演奏してくれということだったとか。
クレは第1次大戦前のシュトラスブルク(現ストラスブール)で、プフィッツ
ナーが監督を務める歌劇場の助手をしていたのだね。例のハンブルクの一件
で彼の地を去り、キャリアを元に戻していたころの話。ここで同じく助手を
勤めるフルトヴェングラーと親交を深めた。ただその後の二人のプフィッツ
ナーに対する姿勢は微妙な違いがあったようだ。クレはプフィッツナーの音
楽に対して比較的冷淡だった。
> クレ御大は、マーラーの曲よりは、マーラーの「演奏家」としての
> 才能をより高く評価していた。そこが、ワルターとの違いである。
> このマーラーへの個人的帰依や反発も含んだ複雑な要素が、むしろ
> ワルターなどとは異なる「普遍志向的」なマーラー演奏を生み出した
クレンペラーのマーラー演奏解釈をどのように評価されても、それは
ご自由ですが、だからといってその自論のために、他の指揮者とマー
ラーとの関係をねじ曲げて書くのはいかがかと思いますよ。まずは、
ワルターの自伝や書簡集、マーラー伝等をよく読んでみましょう。
バッハもベートーベンもマーラーもストラビンスキーも
皆同じように(クレ流に)聞こえる。
これを普遍志向的と呼ぶべきか、個人趣味的と呼ぶべきか。
いずれにしても、フツーからはかけ離れた演奏だと思われ
>>355 R.シュトラウスがモーツアルトのオペラを指揮した演奏
をほめて、必ず演奏の中、作品の中にシュトラウスがあ
らわれると語っている。そのことを創造的であると、評
している。それが、作曲をし、指揮もする(指揮をし、
作曲もするのかはともかく)彼ら(マーラー、ストラウス
クレンペラー)の特徴であると言う。
加えて、クレメンス・クラウスを不遜ながら全く重要な
存在ではなく、R.シュトラウスの後継者などではない、
と断言している。
指揮した作品にクレンペラー自身が現れる、それこそ
作曲も(指揮も)する彼の真骨頂であると、彼は言いたい
のであろう。
なんでPOのオーボエはあんなチャルメラ音なのだろう?
リマスタリング悪いから。
チャルメラにやみつきです。
チャルメラ、くいて〜
フィースカウ君が吹いてるからかな。
362 :
350:03/03/09 19:38 ID:???
ワルターファンの方ごめんなさい。確かにステレオ・タイプの批判は危険だし、
変に自分を閉ざすだけですね。きちっと聴いてみようと思います。
爺やの質問にだれか答えておくれ。乙葉とは何者じゃ。
ぐぐれよ。ボケ老人。
チミは冷たいお方じゃのぉ。そなオナゴがおること今初めて知ったわ。
ありがと。だけんど、かっわいいおつはちゃんも大地がすきだなんてもえもえ。
爺はもう思い残すことなく逝けるわ。さいなら。
ま、いいじゃない。
大地告別のチャルメラは既出だが虚無僧の笛の音のようだ。
クレが来日したら、尺八で演奏したであろう。
368 :
345:03/03/10 02:22 ID:???
>347,348,350
御大が自分の基準でマーラーを評しているというより、御大の
評価基準がマーラーの姿、と考えているのはワシだけなのかなあ。
確かに「のぼせあがったバカではない」のでマーラーなら
なんでもいいわけではない、と言ってはいる(うぅ肝心なときに
対話が見つからない……記憶違いならスマソ)けど、EMI/PO-NPOで
あれだけ何でも録音した御大が、ことマーラーに関してだけは
曲を選ぶ。しかもその理由が「あの曲はマーラー個人の曲でワシ
には理解できない」。あるいは「あの楽章が嫌いだ」なんて理由も
あるけど、じゃそれ以外の膨大なレコーディングレパートリーは
それより好きなんかい、と突っ込みどころ満載。これはやっぱり、
自分が手を出してはいけない/手を出したくない領域を、マーラーに
限って設けている、と見るべきで、御大にとってマーラーが「特別」
であることの証し以外のなにものでもないでそ。そもそも御大の
回想からして「少年が憧れの人に出会った」モードではないですか。
369 :
345:03/03/10 02:24 ID:???
368の続き。一度に書き込もうとしようとしたら改行多すぎますだと。
作曲家として以上かどうかは別として、指揮者としてのマーラー
にも傾倒していたことは、ベト7についての発言とかから見ても明白。
でも、マーラーを、御大が楽曲解釈の根底においた「作曲家としての
視点」を実践した先達として評価しているのか、と問われると、それは
違うと思う。むしろ全く逆に、マーラーの姿の中に理想を見つけ、
それを自らの信じる道とした、と見る方が無理がない。なんせ音楽的
に(そしておそらくは人生的にも)ほぼ無垢の状態でマーラーに
出会ってしまっているわけだから。
このあたり、マーラー門下のなかでも、ワルターやメンゲルベルクと
は質的に異なる部分を感じる。優劣を論じるつもりはまったくないこと
を断った上で言うと、ワルターやメンゲルベルクの方がマーラーに対して
客観的、というか自分の音楽観とマーラーのそれを対比させることが
可能だったんだろうなあ、と思う次第。
うーむいい加減眠くなって論点が散漫になってきたので一旦打ち切り。
&トゲトゲしい論争するつもりではないのでそのへん宜しく。
ガレス=モリスのフルートの方がもっと尺八に近い。
この人普化宗の坊さんで、袈裟がけ・深編みがさのいでたちで
録音に臨んだのでは?
とは冗談だが、何でこんな東洋チックなんだろう。
今の例は適切ではないかもしれないが、わたしはやはり
クレのマーラーは「個人」を突き抜けているように思うなぁ。
371 :
345:03/03/10 18:45 ID:???
個人的な情念が他者の魂を揺さぶる普遍的な美を生み出すことは
いうまでもなく芸術の1つの在り方かと。御大のマーラーが不発の
私小説レベルだなどと書いたように受け取られているならそれは
小生の不徳と致すところ。
それはともかくクレンペラー 墓 チューリヒでググるとちゃんと
ヒットするんだなあ。いや昔他のエンジンでヒットしなかったのは
事実なんだが、ググることを忘れていたのが我ながら情けない。
しかしワシもいつか御大の墓前に立ちたいものだ。
372 :
名無しの笛の踊り:03/03/10 21:54 ID:qltHQDPT
>>368 わたしはマーラーには大変感謝していますが、すべての曲が好きではありません。
つまり、のぼせあがった馬鹿ではないということです。
こんな感じだったヨ。(対話より)
んで、「1番は終楽章が大嫌いです」といきなり言い切る御大(w
373 :
名無しの笛の踊り:03/03/10 22:19 ID:GUltqjpK
誰かへたな指揮者を直接批判した話。
「可哀想に、キミの父上はスペル間に毒を持っていたに違いない。」
1番の終楽章は、漏れも大嫌いだ。
クレンペラーとは気が合うねえ。
374とは別人だが、オレは3番が大嫌いだ。
6番も「正直言ってよくわらないのです」
5番のアダージョはとてもよい曲だが、まるでサロン・ミュージックですね。
5番のロンド、長すぎる!
(7番は長くてもいいよ。しかも、ゆっくり演奏するともっとイイ!)
>>375 でも、シュトックハウゼンはよくわかるのだ
馬連簿医務との凶相局の感想を誰か教えて下され。
擦れ違いだがマゼール、バレンボイムでブラームスの二重協奏曲を弾き振りしてほしいね。
どっちが主導権を取るのか。
バレンボイムは指揮よりもピアノの方がずっと良いな。ヴィルトゥオジティは
期待できないけど、音楽の掴まえ方が素直だと思う。つまり、音楽を盛り上げる
という点ではそこそこだけど、台無しにしてしまうことはまずない。
>>379 ピアノパートの目立たない名演といえよう
皇帝の出だしはミサソレかと思われ
383 :
345:03/03/11 18:37 ID:???
>372
フォロー多謝
まぁねぇ1番の終楽章は、ねぇ。
……もっとも、苦手な理由がシベ2終楽章がダメなのと同じなので
エラソウなことはいえないが。
御大のマーラーといえば、嘆きの歌を聴いてみたかった気はする。
>>380 これってマゼールがバイオリン、バレンボイムがチェロを弾くということ?
マゼールは余裕かも知れないが、バレンボイムはどうかな。
>>379 バレンボイムのピアノはクレンペラーの指揮と全く違和感なく、堂々たるもの。
ひと昔前の巨匠達と本当に相性がいいと思う。
チェリのコメント「指揮はできないが、いいピアニストだ」に納得。
>>385 >チェリのコメント「指揮はできないが、いいピアニストだ」に納得。
指揮もいいよ。ルービンシュタインと共演した「皇帝」なんか凄いもの。
あの調子でベートーヴェンの全集でも作っておいてくれれば、
驚異的な名演が生まれたのに残念だよ。
バレンボイムはフルヴェンだけでなくクレソの曲もシカゴで振れ。
クレソペラーの曲ってどんな感じ??スマソ
まだ極めてないもんで、
>>386 全く関係無いが、指揮、ピアノ共に充実したものは
ラインスドルフ/ボストンsoと思っておりますね。
初心者より
390 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 00:08 ID:FXnXGnrK
御大はひよっこのバレンボイムを起用してやった見返りに、自作の歌曲を
録音を「強要」した。しかし、バレン坊やは毅然としてクレ爺に対して「ノー」と
言い放った。立派、立派、大したタマだ。御大も常々「ノー」といえる「私」を
強調していたからね。
だがさぁ、なんでフルヴェンに傾倒してクレに冷たいんだよ。バレン殿!
388さんがいうクレの曲の感じ?うーん、誰かが遅れて出てきたマーラーとか
言っていたけど…。もっと、うまく表現できる達人の方にお願いします。
>なんでフルヴェンに傾倒してクレに冷たいんだよ。バレン殿!
真似したくなるものと真似のできないものの差じゃないの?
確かにクレのマネはしようがないね。
あえて言えば、クレの全部反対をするというのも
クレ的態度かもしれないが、
それじゃ普通の演奏になっちゃうし
バレンのフルへの傾倒は、
「演奏することが再創造である」ような失われたロマン主義への憧れだが、
クレソはそれとは違う。もっと現代的な存在だと思う。
バレンからは、まねしようのない方向にある。
バレンボイムのベートーベンは最新録音のフルヴェンだってホント?
(本質がまるっきり違うのだというフルヴェンファンのお怒りというか
余裕はちょっと脇において)
どうせなら70年のベトサイクルを参考に、クレのベトも最新録音にしてくれ。
395 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 11:38 ID:dBot27ua
クレの曲=コルンゴルドとブルとマラを足して
ぐちゃぐちゃにまぜて安い酒あおりながら
一気にたいらげて、帰りにレッグの家の前でもどしたゲロみたいな曲。
397 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 17:59 ID:l0hRPlyz
今日ある店で見つけたんだが、結局買わなかった御大のシューベルトNO.8・9。
これは買いか?どんな演奏なんだろ?
たぶんEMI盤だと思うが8番は必聴でしょう。
なんつーか、妙な情緒を排し真摯にシュベの「交響曲」と
向き合った演奏。
9番は個人的には曲自体の集中度で8番に大きく劣ると
思っているので私にはコメントできませぬ。
なお私は「8番=未完成」派
8番 ブルックナーをコンパクトにより厳しくしたような感じ
9番 ベートーベンの骨格にモーツアルトの歌とスピードを加え、
マーラーのようなスケールを持った感じ
400 :
名無しの笛の踊り:03/03/12 20:36 ID:UHgxz+KS
よくわからんせつめじゃ
アメリカのアマゾンコムでヘイワースの伝記を検索すると、
"Do you like my compositions, Mr. Barenboim?" he asked the
then-rising young pianist; "No, Dr. Klemperer," was the reply.
という逸話が紹介されてた。
バレン坊は、まさに坊やの時に両親に引き連れられてフルヴェンに面会にいき、
そこでピアノ演奏をしてお墨付きの「推薦状」までもらっているのだね。バレン
坊を連れた両親が、フルヴェンと話し合っている様子の写真も残されている。
やはり三つ子の魂というやつでしょう。
405 :
397:03/03/13 09:31 ID:SSPP9TcQ
398さま、399(=401?)さま、
ご教授ありがとうございました。
私は397(≠400)ですが、
やっぱり持った方がいいようですね。
400さま同様、よくわからない(ことに399さま)説明で、
尋常な演奏でないことがわかり、いっそう興味をかき立てられました。
「なんだ、これは尋常な演奏だ」というのにぶち当たるまでに、
いったい何枚買えばいいのやら・・・
そゆアナタにはVSOとのベト5ベト6をお勧め。
あの2つの演奏の良さってのは、どーもクレヲタが求める良さと
違う気がするぞ。
VSOか。LP時代にミサソレを聞いたっけ。
快速ながらも名演だった記憶がある。
VSOって今やウンコだけど、昔はフリッチャイ、カラヤン、クレンペラーなど錚々たる面々が
登場していたんだね。
410 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 00:03 ID:R6o1H77X
クレンペラーのシューマンは買いですか?
>>410 買いである、というより、まだ聴いてなかったの?
明日、即、買いましょう。
412 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 08:24 ID:R6o1H77X
はい!買ってきます。実はあまりシューマンが得意でなくて・・・聞いてこなかった。
すみません・・・・・・
おい!
おまえら!!
テスタメントのBPOライブ、やっぱり出るらしいぞ!!!
梅雨前には入荷するかもしれない
しかも大手のバイヤーには音源のコピーが渡されてるらしい
いま湘南の某ストア地下のクラシックフロアで
タンノイのスピーカで堪能してます。ウマーウマーウマーウマー
416 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 14:54 ID:PPpdM3da
>>412 コーホーのけなしている名演ラインから聞きましょう。
アレグロのテンポだけはクレに近いチェリと比べても面白いですよ。
418 :
413:03/03/16 16:06 ID:???
曲目は
バッハ:管弦楽組曲第3番
モーツァルト:交響曲第29番
ベートーベン:交響曲第6番
バッハの前にリハ(かなりの量になりそう)あり
『対話』でのクレンペラーの発言を知っているので
なんだか、他人の家で意図せず寝室のドアを開けてしまった時
のような気まずさを感じてしまった…
音質は極上
たぶん既発の第九1954年ライブと比べても遜色ないと思う
バッハの終曲のみ強奏でビリついていたように聞こえたが
マスターによるものかどうかは不明
演奏についてここにインプレをカキコするような
ヤボな真似はしないから、お前ら、まずは聴いてみ
419 :
名無しの笛の踊り:03/03/16 16:51 ID:R6o1H77X
>>412 買って来ました。邦盤新品を2枚1700円の安売り!うまうま。
で、ラインから?春とラインが苦手なんですよ・・・。
ジュリーニのファンなのでラインは2種あったが駄目だった。
クレンペラーに期待!
>>420 今なら漏れなくチャイコの「悲愴」がついてきます
クレの悲愴3楽章、一度でいいから、おもいっきり大音量で聴いてみたい。
423 :
名無しの笛の踊り:03/03/17 23:36 ID:Kc5g2J0O
クレのマタイ、エヴァンゲリストがピアーズなんだ。
何となくそそられる所が萌え!
どうせなら、ブリテン指揮でエヴァンゲリストがピアーズと言うのがあればと考えてハァハァするけどやっぱりクレに一票!
>>418 そのなかで、バッハの管弦楽組曲第3番と
モーツアルト29番は、LPで出ていた。
バッハは、ヴァルヒャのオルガン独奏と組
になっていた。
そのバッハは、素晴らしいもので明晰さと
活力に満ちあふれていて感動的だった。
425 :
名無しの笛の踊り:03/03/18 14:26 ID:GGlTP3Du
バイエルン(ENI)とフィルハーモニア(EMI)の復活はどっちがどうなの?
バイエルンの演奏は意外にあさっりとしていた。バーンスタインなみのゴリゴリ感
をもとめていたのだが・・・。
426 :
名無しの笛の踊り:03/03/18 22:27 ID:yafJqVUU
>>422 バスドラムのドンドン!!がイイですね!
>>423 ブリテンのヨハネではピアーズがエヴァンゲリストやってるべ。
クレと関係ねえけど。
クレンペラーの「復活」は、沢山あるね。
バイエルンのは、クレンペラーとしては、不調時の出来だと思う。
又、ハーパーとベーカーの歌唱が今ひとつだ。
フィルハーモニアの演奏は、素晴らしい。クレンペラーの「復活」では、
屈指の名演だと思う。
しかし・・・もっとも素晴らしいのは、1971年の、フィンリー、
ホジソンを迎えてのニュー・フィルハーモニアの演奏だと思う。
これぞ、クレンペラーの「白鳥の歌」的名演奏。
痛々しいところなどどこにもない。
ここで、クレンペラーは、「復活」演奏の生涯をかけた挑戦に幕をおろした。
と思うのだが・・・。
尚、バーンスタインのマーラー解釈は、クレンペラーのそれとは、
よくも悪くも、ベクトルが異なるのではないだろうか?
それぞれ、素晴らしいマーラー演奏であるが、二人は、
異なる「頂上へのルート」を選択したと思う。
それなればこそ、プロセスの違いは明確であるし、
又、二人とも頂上を極めた。
但し、山に詳しい人ならばわかるだろうが、
何をもって「頂上」というのか?
その疑問は残る。
なればこそ、二人の残した「復活」演奏を聴きこむ楽しみがあるというもの。
漏れは、クレンペラーの「復活」を何度も聴いたが、その都度、新しい発見がある。
クレンペラーの藝術とは、漏れにとっては、未だ「頂上」が見えないのである。
偉そうなカキコ、スマソ。
>425
個人的には、緩急のつけ方のしなやかさ、録音の自然さ、演奏の出来、
オケ(特に管楽器)の質など、殆どすべてにおいてバイエルンが上
だと思います。自分の聴いたクレンペラーの復活で、一番よく聴き返す
のがこれです。最近スタジオ盤は殆ど聴くことが無くなりました。
あと、最後の盛り上がりの神懸り的な迫力だけでいえば、最晩年71年の
NPOライブは(ある意味で)すごい。聴いていると、ほとんど「指揮」
にはなっていないことがわかるけど。
クレンペラーの演奏は、細部を顕微鏡でのぞいているような感覚になる。
バーンスタインのように情念で演奏するタイプとはまるでベクトルが別。
バイエルンとのベト4にハァハァ。
431 :
名無しの笛の踊り:03/03/18 23:36 ID:GGlTP3Du
>>428 ありがとうございます。こんな回答をまっていました。ご丁寧にどうも。
確かにバーンスタインとはスタンスが違いますよね。書き方がまずかった・・・。
ところで、やはりバイエルン(EMI)は不調ですか?これ評価高いですよね。
本当に皆さんよいとおもっているのか疑問でした。あしたスタジオ盤かってきます。
安売りをみつけてしまったので、急がねば。1971年盤はてに入るものですか?
433 :
名無しの笛の踊り:03/03/18 23:51 ID:GGlTP3Du
>>429 あら?今度はちがう意見が・・・。音楽は難しいですね。
>>429 >>431 バイエルンの演奏が凡演とはいっていない。クレンペラーとしては、
「不調」の時の演奏ではないかと思っているだけである。
クレンペラーは、シドニーでも「復活」を振っているが、この演奏は、
バイエルンの演奏時と同じく不調であった。よく似ている。
マーラーだけでなく、他のライヴを聴いてみると、意外に、「評判」ほどの
ものではないのでは?と漏れは思う。あくまで漏れの私見であるが・・・。
1971年盤は、アマゾンで検索すればおそらくヒットします。
是非、聴いてみてほしい。
429ですが、投稿時間を御覧になってわかるとおり、私は別に
428さんに反論しているわけではないので、あしからず。
しかし、図らずも二人とも71年盤に言及してしまうあたりは、
ここならではですね(私もシドニー盤持ってるし)。
ちなみに、クレンペラーとバーンスタインという話ですが、
レコ芸の今月号で、大野和士が似たようなことを言ってますね。
つまり、マーラーはモーツァルトなんかを熟知した作曲家で
フレージングは実は極めて古典的。そこにあの情念を押さえ込んで
いるところが彼の個性であって、その両面のどちらに光を当てる
かで大きく演奏が変わってくる、と。
>>435 う〜ん・・・。
428ですが、レコ芸読んでないので、なんともかんとも。
但し、大野和士はクレンペラーもバーンスタインも、
モーツァルトに関しては、素晴らしい演奏を残しているということを
前提にした上での話なんでしょうね?
又、マーラーは、情念を押さえ込んでいるところが彼の個性というのは、
大野さんの個人的なマーラー観ではないでしょうか?
マーラーがモーツァルトを熟知した作曲家というのはわかります。
同時に、当時、モーツァルトの演奏、特にオペラに関しては、
マーラーの右に出るものはいなかった、ということもいえますね。
age
>436
言葉が足りませんでした。詳しく書くと面倒なので簡単に補足
しますが、大野氏の言っている内容は、マーラー演奏ではグワーッ
と(原文のママ)大げさに音楽をうねらせるのは比較的簡単である、
ただしバーンスタインまで行くと例外で、あれは別格の天才だ、と
いうこと。反対の例としては、大野氏が挙げているのは
クレンペラーではなくクーベリックの全集だったと思います。
私の言いたかったのは、クレンペラーのように交響曲の骨格を
重んじて、その規格外のものはカットしたり演奏しなかったりする
というスタンスのスタイルとバーンスタインのような芸風とを
位置づけるには、ある程度まで大野氏のいう両面のどちらに
光を当てているか、という基準を適用するのが理解しやすいのでは
ないか、ということです。
あと、「押さえ込んでいる」というのは、やや日本語としておかし
かったでしょうかね。抑制しているということではなく、その形式
に強引に流し込んでいるということです。「ねじ伏せている」と
いったほうがいいかな。(本屋で売っているので、立ち読みでも
してくだされば、私がくどくど書くこともないですが)。
>>439 丁重なレス、ありがとうございます。
ようやく理解出来たように思います。
レコ芸は、随分前に読むのやめましたが、大野さんの話は
興味深いので、久々に買ってみます。
以上、428でした。
アレグロは遅く、アダージョは速く、
インテンポ風だが、インテンポでもない。
主題間の対比もなければ、感情の変化もない。
といって、無感情かといえば全く違って、やたら燃え上がる。
しかし、音色も奏法は変化しない。
もちろん、作曲家のスタイルによっても変化しない。
無勝手流に思わせながら、楽譜の細かいところまで忠実に演奏する。
なのに、改変、カット、好き放題。
これが、楽曲の構造や骨格を再現している演奏と言えるだろうか?
(因みに、私はクレヲタです。)
昨日、クラシックプレス最終号を見てたら
TESTAMENTのベルリンフィルとの「田園」の広告が出てた。
「田園」にはリハが付いているみたいだが、
このリハに関する初回特典なるものが付くようです。(予定らしい)
438です。
まあ、詮じ詰めてもあまり意味のある議論ではないでしょうけれど、
私が言いたかったのは、「楽曲の構造や骨格を再現している」のではなく、
自分にとっての「かくあるべき構造や骨格」を譲らず、楽曲またはその一般的
イメージがそれとずれている場合は、楽曲の方をいじったり、一般的
イメージとはかけ離れた演奏をすることも辞さない、ということです。
>>442 440です。
納得です。誤読して失礼しました。
イラク攻撃始まりましたね。
こういうときは、3文オペラでも聞くか。
小泉演説、ふだんにもまして空疎だね。
スレ違いスマソ。
>>445 禿同。なに逝ってるかわかってるのは本人だけ。
>>446 聞く方が悪い、知らなかったとは言ってほしくない、烏賊略。
448 :
名無しの笛の踊り :03/03/20 16:30 ID:kRd+BonU
ジジイなら、フセインが死んだ後、
「戦死した米兵のため」
と言いながら【復活】をやりかねんな。ニヤリとしながら。
SBT2-1217 2枚組 \3280
クレンペラーの「田園」
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調 作品68 「田園」
「田園」(1楽章)のリハーサル風景付
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
録音:1964年5月31日、フィルハーモニー・ザール、ライヴ(モノラル)
※全編世界初出音源、発売は4月末より5月を予定
1964年5月、建設されたばかりの“フィルハーモニーザール”最初のシーズ
ン出演のためにベルリンを訪れたクレンペラー。すでに彼のベートーヴェ
ン演奏は“絶品”とされていました。このライヴ録音がしかもリハーサル
ごと最良のかたちで残されていたとは!この歴史的価値を否定する方はな
いと思いますが、それ以上にこの演奏が最上の音楽である点にこそご注目
ください。40年近い月日を眠り続けてきた音源ですが、今後、このレパー
トリーの決定盤として長く聴き継がれるであろう名演です。
初回特典!復刻プログラム+リハーサル風景日本語訳!
449さん、最新情報をありがとです。待った甲斐がありました、と今度は
(も)信じちゃいます。もしかしてこのスレ読んで「当局」が反省した結果
だったりして。
444さん、三文オペラを聴いて私なりに価値転倒に励みましたが、
ため息しかでませんです。ブレヒトのついでに「肝っ玉母さん」でも読みます。
まったくトホホな世界ですな。
452 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 03:06 ID:tvVmeLBq
>>449 今月のレコ芸の塔の宣伝にも出てますね。以下引用。
1964年5月にクレンペラーが BPO を振った噂の名ライブが遂にリリースされます。
クレンペラーの掌中に収まった BPO が演奏するゆっくりと重厚な 「田園」 は、
およそカラヤン統治下のオケとは思えません。MONO ながら音質も大変素晴らしく、
リリースが待ち遠しい一枚です。詳細は次号にて。
次号かよ!
クレの田園は、「ゆっくりと重厚」でないから好きなんだが・・
455 :
名無しの笛の踊り:03/03/21 20:02 ID:Nu3nu0qH
イメージ破壊こそ御大の真骨頂。まあ、聴いてから判断しましょう。
もう456かよ。クレ爺はクラ板のアイドルだ罠。
ちょっとタイミングがずれましたが。
私、「復活」はACO盤が一番だと思っているんですけど、どうも人気薄なようですね。
録音の古さは否定できませんが。
バイエルンライヴは、しなやかさが良いととるか、多少クレにしてはユルフン気味
ととるかで好みが分かれそう。最後の復活はいかんせん録音が…。その場にいたら
このワタクシ多分昇天してしまっただろうが。
ということで、総合点では、隅々まで吟味され尽くされた感のあるPO盤の価値は
やはり不動であると思います。
復活にかぎらず、クレのライヴ発掘はうれしいかぎりだが、スタジオ録音盤の
独自の価値も忘れてはならないと思った次第です。
バイエルン放響とのマーラー4番はどこのレーベルから出ているんでしょうか?
(たしかLindermeierがソプラノだった)
また今でも入手可能ですか?
>>462 ありがとうございます。
入手困難って書いてあってちょっと不安ですが、注文してみました。
464 :
名無しの笛の踊り:03/03/22 20:16 ID:Pny5NCmo
>>459 これ読んで素通りするクレンペラーファンは間違いなくもぐり。
と言うのは彼らの思うつぼ。でも、それでよかんべな。
何たって、ワルター・ベーム・クリュイタンスを超える名演の誕生だ!
>>459 早速、予約しました。待ち遠しいなあ・・
若き日のクレソペラー
,..-‐−- 、、
,ィ":::::::::::::::::::;;;;;:ii>;,、
/:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" :ヤi、
i::::::::::::;:"~ ̄ ::i||li
|:::::::::j'_,.ィ^' ‐、 _,,. ::iii》
|:::i´` `‐-‐"^{" `リ"
ヾ;Y し ,.,li`~~i
`i、 ・=-_、, .:/
ヽ '' .:/
> ‐- 、、ノ
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ < どうだ!!!!!
/ ノ^ 、___¥__人 | \___________
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| |, |ヽ-´
/"" | |: |
レ :|: | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
わしも予約したのだ。
クレンペラーは、全部聴くのだ。
クレヲタなのだ。
>>466 こんな感じで、愛しのエリーザベト・シューマンちゃんも
クレの毒牙にかかっちゃったのか。
褌の中身=スカッド・ミサイルだったりして。
>>468 シューマンちゃんだけじゃあない。
ロッテ・レーマンちゃんも、クレンペラーの「極太きのこ」
に夢中になってしまった。
未確認情報では、ウィルマ・リップも、やられたらしいとのこと。
ウィルマ・リップってVPOとのドイッチェ・レクイエムで共演している人
だったかな。
何かで見た写真(ワルターと写っている)で彼女も写っていたが、凄い美人だった
ような。以上未確認記憶による。
いずれにせよ御大のドン・ジョヴァンニは自らの実体験を踏まえた名演といえよう。
>>470 そうなのだ。リップは、1960年のウィーン芸術週間の、
クレンペラーのベートーヴェンチクルスの、「第九」でも
ソリストとして共演している。君の写真は、そのときの
ものだ。
ドン・ジョヴァンニについては、禿同なのだ。
「コジ」も、クレンペラーにしか成し得ない名演。
「マイスタージンガー」もクレンペラー以上の演奏は
おそらく出てこないだろう。
>>471 サンクス。
ブダペスト時代のものだと思いますが、マイスタージンガーは未聴です。
サイコーを聴いていないのではクレヲタ失格なので、何とか探してみます。
>>472 がんがれ。おそらくアマゾンでヒットするはず。
探してもなければ、佐藤章さんにメール送って、
入手先教えてもらえばいい。
474 :
472:03/03/22 23:00 ID:???
フンドシ締め直して必ずやゲットしま〜す。
クレンペラーの「田園」
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
>>449 > ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調 作品68 「田園」
> 「田園」(1楽章)のリハーサル風景付
> ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
> 指揮:オットー・クレンペラー
> 録音:1964年5月31日、フィルハーモニー・ザール、ライヴ(モノラル)
仕切り直ししたら、モノラルになってしまった....
発売中止になった時は、確か、良質のステレオ、でなかった?
このあたりの事情、教えてくらさい。
ベルリンライブまで時間があるので、あらためて
スタジオ録音の田園を聞きなおしてみました。
やはり、ぶっ飛ぶ演奏ですね。
1楽章はバッハ風にひんやりと進むかと思えば、
展開部の反復進行など、まるでミニマルミュージックのようだし、
2楽章は、木管の旋律がルバートするから
まるで複リズムの音楽にみたいだし、トリルのところは、
ジークフリート牧歌みたいだし、
3楽章は四角四面でまるでブルックナ−みたいに響くが、
にもかかわらず、なぜか1楽章の変奏のように聞こえるし、
以下、冷静沈着なのにオペラみたいな4楽章、
運命も真っ青なぐらい壮大な5楽章など、変わっていること
おびただしい。
それにしても、田園で、こんなに偉大な曲でしたっけ?
地平線の先まで広がる「田園」もあれば、
日曜園芸のためのネコの額ほどの「田園」もある。
480 :
名無しの笛の踊り:03/03/24 22:18 ID:hJK5hEYp
477さんの素晴らしい分析に感動!
意外とクレヲタもクレの田園をマジで聴き込んでいる人は少ないのでは?
小生も反省してじっくり聴きなおします。
481 :
名無しの笛の踊り:03/03/24 23:02 ID:hBwTahVK
え、昔からクレのベトではまず6と思ってますよ?
POとのスタジオ録音もそうだし(ひんやりというのは真にいえてる)、
映像のもそうだし、BPOのもそう。
BPOのは、HUNTで出ていたのと同じかな?ちょっと日付が違うんだけど
(HUNTのは5/29って書いてある)。それでも4.5と一緒だけど6がベストと
思った。基本的にはPOのと似ているけど、音はまぎれもなくBPO(カラヤン
の)。ただ、あれは音は良くなかったけど、今度のはいいんでしょうかね?
482 :
480:03/03/24 23:25 ID:hJK5hEYp
クレ=マッチョという臆断がもしかしてあったのかも。
でも、振り返ってみると、最晩年の演奏など自分にはチトついていけない
テンポの場合も、アダージョの深沈たる味わいなどは絶対他の指揮者では
聴けないぞと確信するが常である。そうなると「田園」はむしろ全編クレの
至芸が聴ける格好の曲かもしれませんね。
483 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 07:41 ID:mvHNBomF
いまさらだけど、運命のVPO盤を今日買いました。800円でした。
良かった!!でも最近ヤフオクでも頻繁にでているよね。
>>477 クレンペラーのベートーヴェンを聴いたことがないんだけど
他の曲もこういう感じなのでしょうか?
全集買ってみようかな・・・
485 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 08:21 ID:mvHNBomF
>>484 さま。
483ですけれど、他の曲もそういうかんじです。全集もおすすめですが、
私はまずEMIからでている4・5のくみあわせの(バイエルン放送響)ものを
お薦めしたいです。ライヴですが素晴らしいです。
>>485 ありがとうございます
まずそれを聴いてみます
クレンペラーのベトなら7番は必聴でしょう。御大の
曲そのものへの思い入れも一番強そうだし。
演奏としては55年の正規モノ盤から聴くのが手堅いかと。
ベト7はディスク・ルフランから出ていた67年ライブが凄かった。
489 :
名無しの笛の踊り:03/03/25 20:42 ID:lBKaUiyQ
>>488 いや、カップリングの大フーガがもっと凄かった。
いえてる。大フーガはコレでしか多分聴けないと思うが残念すぎる。
うちの大フーガは1959年と書いてあるけど、
同じ物?
492 :
名無しの笛の踊り:03/03/26 00:56 ID:Y2+pEjg/
大フーガは、67年のライブ。スタジオ録音ではない。
どうやら、フランス国営放送に録音が残っている
との噂もあるので是非とも!!
493 :
名無しの笛の踊り:03/03/26 03:13 ID:RT/zOTU+
>>488 偶然にも今聞いているよ。(DR-920037)
ケースの裏には1966年2月20日とある。
7番の演奏としては、1960年のウイーンでのベートーヴェンチクルスと
これが双璧かな。(FONIT CETRAほか、いろいろ出ている)
大フーガは確かに凄いね。クレのライブとしては唯一の演奏かな。
ウイーンチクルスの7番のカップリングのエグモントとコリオランの
凄いけど。
VIRTUOSO 94001
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
オットー・クレンペラー指揮
エルサレム交響楽団 1967年 ライヴ・モノ
フィルハーモニア管弦楽団 1960年 ライヴ・モノ
クレンペラーの7番は、確かに凄い。
ユニークなのは、スイスロマンド管との1957年の演奏だ。
クレンペラーにしては、剛毅さに欠けるかもしれないが、
テンポの柔軟さの素晴らしさ!
漏れは、クレンペラーの7番はどれも好きだが、この演奏は、
クレンペラーの「隠し技」がいかに豊富かを物語る演奏である。
流石に、マーラーの衣鉢を継いだだけはある。
あの辛口のクレンペラーが、マーラーの「ベト7」だけは、
口をきわめて絶賛しているからな。
きっとマーラーのベト7とは似ても似つかないんでしょうが・・
スタジオの大フーガ聞きました。
気合はいってますね。
因みに、オリジナルのお気に入りはラサールのやつです。
ベト7の2楽章 ピチカートで終わるのはなぜですか?
ベト7は1955年ステレオ・ヴァージョンを必死で探しているわけだが……
いや、マーラーの真似です。
>>500 海外EMIの交響曲+ピアノ協奏曲全集BOX(紙箱)に入っているよ
クレ上げ
505 :
名無しの笛の踊り:03/03/31 23:15 ID:W0sZzlas
>>505 BACH Johann Sebastian (1685-1750)
Brandenburgische Konzerte BWV1050, Magnificat BWV243
Bathy, Sandor, Tiszay, Somogyvari, Littasy, Budapest Chor, Nagy & Margittay (Klavier & Orgel), Annie Fischer (Klavier), Tibor Ney (Violine), SO Budaeest, Otto Klemperer (Dirigent) 1948-1950
WAGNER
HUNGAROTON HCD-32175 24.03.2003 sFr 36.50
WAGNER Richard (1813-1883)
Brandenburgische Konzerte BWV1050, Magnificat BWV243
Hungarian State Opera Orchestra, Otto Klemperer (Dirigent) 1948-1950
WAGNER
HUNGAROTON HCD-32175 24.03.2003 sFr 36.50
オペラはどうした、オペラは!?
皆さん春眠のご様子で。
とりあえず保全age。
508 :
名無しの笛の踊り:03/04/03 06:51 ID:NulSbYkE
クレンペラーの「さまよえるオランダ人」はいかがなものですか?
ワーグナーの序曲集に震えるほど感動したんですが、あの彫りの深い音楽は健在ですか?
>>508 効果音が入っていて萎える。
しかし、すばらしい。歌手もクレンペラーの演奏に
マッチする。
彫が深いというなら、「ワルキューレ第1幕」の方が彫は深いね
EMIはクレの「ワルキューレ」をもっと進捗させたかったらしいが、
御大はそれより「コシ」やりたいと言い張って生まれたのがアレなのね。
どっちが良かったか…。
特別クレファンじゃないかぎり多分前者でしょうね。
シェーンベルクの浄夜、ヤナーチェクのシンフォニエッタ、バルトークのビオラ協奏曲が入ったCDと
モーツァルト25番、ベト7などのCDを買ってきた。某店で大量に売っていた。
ところでこれは盤起こしですか?
書き忘れたけどオケはコンセルトヘボウです。
浄夜すっげーいいですね。
タイトルがね。
クレの「ワルキューレ」は凄い。
全曲盤でないのが、残念。
ワーグナーの「毒」を平気で飲み干す、御大の胃袋には脱帽。
516 :
名無しの笛の踊り:03/04/04 22:53 ID:g8m2bzDT
浄夜は「すっげーいい」では足りない。
今日何かを予感して「お店」に行った。
胸をドキドキさせながらグレート・コンダクターの売り場に行った。
Aからザット眺めてKに到達した。
klempererを発見した。
喜び勇んですぐ右隣を見た。
knappertsbuschと書いてあった。
外の空気が思いっきり吸いたくなった。
一つも置いてないってこと…か。
売りきれってこと…か。
それだけ人気があるってこと・・・か。
もう、クレンペラー・レガシーのシリーズはどこにも置いてないんですかねぇ。
ブラ全とブル4,5,6,7,8,9を聴いてみたい。
524 :
名無しの笛の踊り:03/04/07 23:53 ID:ZGtAG3rM
クレンペラーって判りづらい。
LP時代、「テンポの遅い」代名詞。
フルトヴェングラーに比べると人気はないし、
某評論家も買ってるような買ってないような
論評だし、も一度買って聴くにはならないのが
現状。さて皆さん何がお勧めでしょうか?
525 :
名無しの笛の踊り:03/04/07 23:54 ID:Tg73os8e
テンポが遅いってわけではなく、アレグロでもアダージョでも同じ速さって感じなんだよねこのおっさん。
524さんはベテランなんでしょ。
究極の名演に判り易いものなんてないですよ。
それに常にテンポ遅いわけでもないし、人気云々が指揮者の価値を決める
わけではないよね。
と、結構マジレスしてしまった。
>>524 「大地の歌」旧盤なんてどう?
今から50年前のこの斬新さ。
>>522 名駅の塔でブラ1とブル6だけなら置いてあったよ。
530 :
名無しの笛の踊り:03/04/09 08:36 ID:KIFXOb5R
>>525 第九の三楽章の速いこと。どんどんいっていまう。
早くフィナーレやりたい、みたいな(W
3楽章は舞曲でいいのだっ
はあ?
スウィングっぽい。
534 :
名無しの笛の踊り:03/04/09 23:08 ID:8yc++vml
私も524氏と同様にクレンペラーのどこがいいのかいまいち分かりません
そこでクレンペラーファンの皆様に質問なのですが、
クレンペラー以外にはどんな指揮者がお好きですか?
演奏家でも構いません
535 :
名無しの笛の踊り:03/04/09 23:16 ID:okN9Lvnw
やっぱヴァントとかギーレンとか。わかるでしょう。
それにギレリスとか。
全部好きにならないでも一向に構いません。肺腑が抉られるような体験を
あなたもしてみませんか。たとえ、ハズレが多くても。
>>525 その意味でレニーと好対照。同じユダヤ系とは思えないほど・・・
>>534 セルとかライナーとか。
でも、クレは他のだれとも全然似てないからなあ・・
クレとバルビローリが好きという人がいるが両立可能とは思えん。
テンポが遅くても感情移入がほとんどない。
そういう意味ではギーレンに通じるものがあるかと。
マーラーとか聞くとすごくそう思う。
536氏には禿同。
鈴木なんとかさんという評論家が、クレとレニーとを対比させて、両者が
ユダヤ的特性の双方を代表しているって言っていた。
フォルムを崩してまで情緒纏綿たる感情移入のレニー。
グノーシス派に連なる数学的構成秩序を追求するクレ。
よくわからんが、こんなことを言っていた。
542 :
名無しの笛の踊り:03/04/10 16:00 ID:NDFl705J
この人のモーツァルトの交響曲は私には面白くない。
なんかスカスカしてる。
クレンペラーとセルが双璧
以前「クリュイタンスとミトロプーロス」とカキコしますた
セル、ライナー、シューリヒト、ムラヴィンスキー等もよく聴きます
統一感?
そんなものないっすよ
VIRTUOSO入荷age
548 :
名無しの笛の踊り:03/04/10 21:37 ID:HhfUyzT5
クレンペラーのジュピター好きです
550 :
546:03/04/11 00:27 ID:???
>>548 私もVPOとのジュピターの圧倒的な満足感を知っているので
クレンペラーのモーツァルトを一概には否定できないという意見です
早くオリジナルのステレオ音源をもとにCDが出されないものですかね
しかも年代的には映像が残っている可能性もある…のかな??
まだクレンペラーの真価に触れていらっしゃらない方には
ぜひEMIの『20世紀の偉大なる指揮者たち』のシリーズの
2枚組をお聴き頂きたいと思います
その雄大さ、荘厳さが石造りの巨大な神殿すらを思わせるベト2や、
無骨ながらも真摯で端正なたたずまいを見せるプルチネルラなど
聴きどころ満載、切れ味抜群、破壊力満点ですよ
○ってやつね。全部サイコー。特にプラハ。
クレのモーツアルトがスカスカというのはどうかと。
クレンペラーとフルトヴェングラーという人はサスガにいないのかな?
両方とも大好きですが何か?
この前、組合に行って古弁の47.5.27と
クレソのワルキューレ1幕を買ってきました。
両方ともよかったです。
554 :
名無しの笛の踊り:03/04/11 04:43 ID:8j5UTs16
クレンペラーのモーツァルトなあ。あれは録音が悪いのではないかと!
最近のリマスタリングは知らないが、初期のモーツァルト・ブラームスは
なんだか音がたよりなかったものなあ。
クレので意外と音が悪いと感じたのはシューマンだな〜
クレのシューマン4番は録音を蹴散らす。
どっちかというと、クレのモーツァルトは50年代のモノラルの方が
生き生きとした演奏で良いな。
バレンボイムとのK.503凄すぎ
559 :
名無しの笛の踊り:03/04/11 17:52 ID:7xJv4JPC
>>552 俺も、フルベンとクレどっちも好き、その証拠に、クレのベト全の
田園の第四楽章壊れていたから、フルベンのベルリンとの最後の田
園の第四楽章を継ぎたして、クレ、フルベン共演の田園CDを作成
しましたとさ。なかなか良いよ。
>>551 25番もいいと思う。
グレート・コンダクターのヤツとACOを振った1951年の両方とも好き。
>>559 なかなかお茶目なお人ですな。とっても無理がありそうだが…。
両者棲み分けで両方好きという人は結構いるかもしれない(それぞれの
得意分野)が、両者とも表看板に掲げるベトは両雄並び立たず、というのが
ボク流の「論理的帰結」なんだが。
でも、もっと説明しろっていわないでね(jitu ha ryouhou yoku kiku
nn desu)。
>>555 私の場合はワーグナーの管弦楽作品集とブルックナーの8番かな?
後者は最晩年のだけど録音が当時のものとしてもいまいち。
563 :
名無しの笛の踊り:03/04/11 23:42 ID:7xJv4JPC
>>561 苦し紛れに作ってみたんですけど、思わぬまとまりに、けっこう満足してます。
違和感は、思ったほどはありません。
・(第五楽章でフルベンにバトンタッチすると)急に上品になったなという
印象。
・あと、ベルリン・フィルはいいオケだと、感心します。
せいぜいそれくらい。
564 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 00:20 ID:A3vNTBrb
>551
御意
昨日たまたまモーツアルト聞き始めてはまってしまった。
33→34→36
35→38→39 って聞いてって
38に惚れ直した。ニ楽章最高。
録音のそんない悪くない(10年くらい前買った英EMI)
あと、33って案外いい曲だな。
個人的には
38=39>35=33
>>36>34
の順。
昨日、近所のブックオフ行ったんです。ブックオフ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいでクラシックCDコーナーの棚が見れないんです。
で、よく店内を見たら、なんか「クラシックCD ALL 20% OFF」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、2割引如きで普段聴かないクラCD買いに来るんじゃねーよ、ボケが。
クラシックだよ、クラシック。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人でブックオフか。おめでてーな。
よーしパパクラシック聴いちゃうぞ、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、モー娘。のCDやるからその場所空けろと。
クラシックCD売場ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
2ちゃん系クラヲタと「ラトルのベー全、逝ってよし!」と、いつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっとクラシックCDコーナーの棚が見れるかと思ったら、隣の奴が、「アダージョ・カラヤン」
っていうCDある?とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、「アダージョ・カラヤン」なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「アダージョ・カラヤン」っていうCDある?だ。
お前は本当にカラヤンの凄さをわかってるんかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、カラヤンって言いたいだけちゃうんかと。
クラシック通の俺から言わせてもらえば今、クラシック通の間での最新流行はやっぱり、
フィリップ・ヘレヴェッヘ、これだね。
ヘレヴェッヘのマタイ旧盤。これが通のCDの選び方。
そして、更にクラヲタ道を邁進したければ、オットー・クレンペラー、これ。
で、ケースにクレソペラーと日本語で書いてあるCD。これ最強。
しかしこれを買うと誤表記CDマニアになってしまうという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはおすすめできない。
まぁ、お前らド素人はSMAPの「世界に一つだけの鼻」でも聴いておけ、ってこった。
クレスレにはめずらしい御仁だ。
クレンペラーを世界の心ある聴き手に広める迷宮のような戦略に感動した!
・・・・失敗した・・・・
570 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 12:43 ID:AaMTbk5Z
EMIがCCCD全面移行らしい。
クレのCDもCCCDか?(汗)
>>558 確かに。その後バレンボイムは指揮も兼ねて2度再録したが、25番だけは
やめておいてほうが良かったんでは、と失礼なことを言いたくなるデキ。
それほど、クレのバックは美しい。クレンペラーに「美」は無縁と勝手に
決め付けていた私にとって、認識を改めさせてくれた思い出の一枚。
それと凄すぎといえば、「アダージョとフーガ」ははずせないでしょう。
ドン・ジョバンニの地獄落ち以上に怖い。
>>570 マジでつか?
冗談やない。そんなことしたらクラヲタは誰も買わなくなるって。
逆に海賊盤天国になるかもしれんぞ。
ごめん、CCCDのこと誰か説明してください。
575 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 19:47 ID:aTVkv9Ci
>>573 Copy Control Compact Diskの略
音声に特殊なノイズを加えることによってPCでのコピー等を防ぐようにしたもの
しかし「ノイズ」を加えるって事は、どういう事か分かるよな
詳しくはここ読みなさい
ttp://www.jayfreak.com/cccd/faq/ EMIはただでさえ糞録音&糞リマスタリングの癖に、今度は雑音入りディスクかよ。アホか…
576 :
573:03/04/12 19:55 ID:???
>>574 >>575 ありがとうございます。一読一驚。さらに熟読して勉強します。
究極的にリスナーの利益にならないような移行では、見捨てられる
でしょうね。
みんなで、CCCDは買わない宣言をしよう!!
クレンペラーもボストリッジもちゃんとした音で聴きたいぞ!!
578 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 20:39 ID:uqUoj8D3
いつからだ?今のうちにまともなものを買っておくか!
しかしひどいな。雑音もそうだが、読み取りエラーがおこるとやっかいだ。
買って直ぐに聞くほど時間もないし。クラシックなんかわざわざやかないが・・・。
安モンの機械で再生しているオレは関係ないのかな。
580 :
名無しの笛の踊り:03/04/12 20:55 ID:205E7R+p
クレンペラーは、例えていえば、恒星のようなものである。
有象無象の連中と一緒にしないで欲しいね。
クレンペラーの音楽がわからない奴は、それでいい。
クナでも、チェリでも、聴いていればいい。
しかし、クレンペラーのモーツァルトのよさもわからないというのは、
なにかしら、「あなたの耳、どうなってんの?」と聞きたくなる。
クレンペラーの残したモーツァルト演奏、特にオペラは、人類の宝とも
いうべきもの。
こういう人には、まず、「序曲集・管弦楽曲集」から聴いてみたら?
といいたくなる。
ワーグナーを聴くのもいいね。クレンペラーのワーグナーは、
アル意味、クナやフルヴェンよりも凄い。
「オランダ人」でもいいから、聴いてみればいい。
「マイスタージンガー」を聴くのが一番の特効薬かもしれないけどね。
582 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 05:26 ID:rM5MfJu0
>581
私の場合、中学の頃に、ベト5・8の入った駅売CDを飽きるほど
繰り返し聴いたのがクレンペラーとの(というかクラシックとの)出会い
でした。ああいうものは、年齢と関係なく、偏見なしに聴けば誰にでも
通じると信じたいものです。
583 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 06:14 ID:ggDgW8zH
ベト8はPOとの全集でも白眉の演奏ですね。
ベト5は自分はもちろん大好きだけど、クレンペラーを
好きになれない人を生み出す演奏かもしれませんね。
もしかしたら。
フィラデルフィア管とのエロイカだけはひどい音で耐えられませんでした。
(モノラルにして聴いたら演奏の凄さは分かりましたが・・・。)
最近出たヴィルトゥオーゾのCDじゃないかえ?
確か60年のPOとの運命も入ってるが・・・(これってウィーン芸術週刊のやつか)
しかしつくづく運命と未完成ってカップリングが多いな。
588 :
587:03/04/13 14:21 ID:???
587は585へのレスばい。
589 :
587:03/04/13 14:27 ID:???
というか、なにいってんだ?俺は。
VIRTUOSOのはこっちだった
シューベルト:交響曲第8番『未完成』(11'20"/11'59")/エルサレム交響楽団(1967年、ライヴ、モノラル)
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』(8'52"/10'03"/5'46"/11'51")/フィルハーモニア管弦楽団(1960年、ライヴ、モノラル)
>>585 ディスクルフラン DR920045
エグモント序曲はちゃんとした録音なのに残念。
591 :
名無しの笛の踊り:03/04/13 22:17 ID:DXK2QDC0
>>586 一応PO盤を指して言いました。
確かにPO旧盤、VPO番、「あの」バイエルン盤などいろいろありますね。
クレヲタの私は最晩年様式の最後のものが一番好きです(もっとも50年代初期の
荒れ狂う表現主義的演奏に最近はかなり入れ込んでいるのですが)。
エロイカの一番はフィルハーモニア旧盤ということでよいでつか?
CCCDは、WAVで抜いて焼き直したら音よくなるよ。
徹底的にコピーして、CCCDなんてアフォなものは「音も悪い上に、
コピーもされ放題」ってのを間抜けEMIに思い知らせるべし。
>>593 > CCCDは、WAVで抜いて焼き直したら音よくなるよ。
焼き直しの方法、公開してくらはいな!
595 :
593:03/04/14 00:37 ID:???
>>594 ずばり書いてしまいたいけど、さすがに問題あるだろうからな・・・
「CD-R」でぐぐれば、詳しい事書いたページが相当頭の方に出てくるよ。探してみて。
2ch内ならCD-R,DVD板をご参考に。
http://pc3.2ch.net/cdr/ クレンペラーの貴重な録音が、間抜けEMIの犠牲になどなりませんように。
EMIが本拠地の他のアーティストのファンは今のことろ
騒いでないんじゃないの。
>>594 MacならQTproにドラッグしてAIFFに「書き出す」。
その.aifファイルを曲順に焼く。
ところで、VIRTUOSO未発表未完成ってどうよ?
598 :
名無しの笛の踊り:03/04/14 20:30 ID:itwVGCnM
下記の演奏をいかに思いますか?
1.ベルリオーズ「幻想交響曲」
2.ドヴォルザーク「新世界より」
3.チャイコフスキー交響曲第4〜6番
ほとんど注目されていないものですが・・・
599 :
名無しの笛の踊り:03/04/14 20:50 ID:itwVGCnM
下記の演奏をいかに思いますか?
1.ベルリオーズ「幻想交響曲」
2.ドヴォルザーク「新世界より」
3.チャイコフスキー交響曲第4〜6番
ほとんど注目されていないものですが・・・
ここでは有名な演奏ばかりだが・・
「悲愴」の3楽章も超有名です。内輪の話ですが。
個人的には、特にチャイ4が好きです。
1楽章提示部の結尾、ロ長調で盛り上がるところなどは
失礼ながら、とてもチャイコとは思えない高貴さで
涙なしには聞けません。
悲愴はアメリカ時代に3楽章までで止めてくれと
コンサート主催者に頼まれたが、当然断ったと
いうエピソード付き。
チャイコフスキーの4,5,6あいかわらず、過度に
表題に支配されるのを嫌うスタイル。
605 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 23:02 ID:ooCBzTUA
クレの悲愴、終楽章が好き。バーンスタインのやり方とは正反対で
そっけないんだけど、知らず知らずにグイグイひき込まれていく。
606 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 23:47 ID:ChrY/70N
>>604 これって、ストコフススキーのエピソードではなかったかな?
607 :
名無しの笛の踊り:03/04/15 23:48 ID:CbGvz7zd
>>604 いんや、「対話」でちゃんと言ってるよ。
悲愴を3楽章でやめろって言われたけど最後までやったって。
608 :
名無しの笛の踊り:03/04/16 00:24 ID:Kc3OvlDe
>>607 だけど、アンコールでもう一回、山岳賞演奏したと書いてたな。
新世界,名演だと思いますが。
要するに全部名演です。このさい「幻想」「新世界」「悲愴」等の
ワケノワカラヌ名称はカットするのがふさわしい。
チャイ5は、作曲者自身が不満だったという事実をつきつける演奏。
色気全然なし。
まあ、私にとっては、「よくやってくれました!」という演奏なんですが。
昨年だったかZDFで「クレンペラー」とかいうドキュメント
タッチの番組があったのだが日本ではやらんな
てか、クレソのフランクどうよ?
レベル的に皇室話題のワイドショウ並み。
エピソード大好き厨満開だな(ワラ
クレがどうしたとか、どう言ったかとか
本の受け売りシッタカはヤメレ。キモイ。痒い。
で、クレの復刻についての感想は書き込みナ・イ・ノ・カ・ヨ?
買ってナ・イ・ノ・カ・ヨ?
マジでオマエら好きでナ・ノ・カ・ヨ(ワラ
とりあず、このスレ・・・・使えねぇなぁ・・・
616 :
でく:03/04/17 02:37 ID:MMqyZwET
>>614 よしよしよしよし。クレンペラーの復刻盤が聴きたいのだね
しかし最近の復刻盤ってEMIのリマスタ盤にせよ、1960年頃のライヴ録音にせよ
たいがいが既に過去スレでがいしゅつしちゃってて、
話題的に、常連さんにとっては、あまり食指が伸びないんだよね
エルサレム響の未完成もクレンペラーの既出盤コンプリートでも目指して
いないかぎり、手を出さぬが吉なのは明白だし
(これも過去スレで、同響とのマラ9についてのインプレががいしゅつです)
ウィーンでのマーラー生誕100年記念のベートーヴェン・ツィクルスも
チェトラ盤並の音質でボックスでも出るなら話題性も高いんだろうけど
5番だけが再発されたところでハァ?ってなとこなんだよな
まあ、マメに中古屋を回る時間とカネがあるなら、伊アルカディアの
マーラー2番(「復活」)1972年ライヴは手に入れておいて損はないかと。
とにかく、デカい。太い。ごつい。固い。重い。そして深い。
それと、これはクレンペラーの個性が十全に発揮されたケースでは
ないのだろうけど、1968年のVPO客演時の一連のライヴも。
言うこと聞かせたいクレンペラーと、言うこと聞きたくないVPOとの
せめぎあいと緊張感がたまらないです
DGから出た運命/未完成のほか、ブル5、マラ5、ジークフリート牧歌、
マイスタージンガー前、トリスタン前、ジュピター、フリーメーソン等
がすでに海賊盤を中心に(モノ盤もあり)市場に流通しています
…ほぼ絶版状態だけど。
以前Weitblickレーベルが発足した時に(コンビチュニーのライヴだったかな)
以後のCD化予定の中にクレンペラーの名前が入っていたので
このウィーン芸術週間のライヴかケルンないしベルリン放送響との放送録音
でも出てくるのか、と期待して待っていたんだけど、
その後まったく音沙汰がないんですよねえ。
おーい、東武トレーディングさ〜ん!!
617 :
でく:03/04/17 02:53 ID:B6LaBjZF
それとACOとの浄夜も。
ただしこれ、1箇所音源に不良があるのがいかにも惜しい…
マターリあれ好き、あれイマイチとかやっててもいいじゃんかヨ。
レベルがどうのこうの2ちゃんで言うんでない。
>>614 要するに復刻を買おうか迷ってるんだろ?
で、評価はどんなものかを聞きたかったと。
素直になれない年頃だな。
>>619 >
>>616 > マラ5があるんですか?
ある訳ゃ無いだろ、ただ指滑っただけさ。
折れの愛鳥マラ2は1963.12.19のライヴじゃ!
前半にモーツァルト29、これ絶品!
折れに甲斐性あればCDに焼くんだが、出来なくてカナスイ....
622 :
でく:03/04/17 14:04 ID:B6LaBjZF
すま〜ん
1968年のVPOとの
(誤)マラ「5」 -> (正)マラ「9」
っすよね
ゆるしてたもれ…
623 :
山崎渉:03/04/17 15:00 ID:???
(^^)
age\
625 :
名無しの笛の踊り:03/04/18 02:38 ID:Z5WEQi3T
チャイ6は、1楽章の「ジャン!!」の後、ぜんぜんテンポが早く
ならないのにたまげる。立派すぎる。また、これを得意げにでもなく
平然とやってのけるところが凄い。ある意味マラ7並みの衝撃。
チャイ4、欲しいのに入手できないのですが、現役盤ありません?
VPOとのマラ9最高!!
チャイ6展開部
テンポが遅いので細かい音符がはっきり聞こえて
かえってスピード感がある
ロックのノリに似てる?
age
1968年のVPO客演時の一連のライヴものは入手困難なものが多いが、
ブル5(M&A)だけはわりとよく見かけるね。
630 :
名無しの笛の踊り:03/04/19 19:33 ID:FBSFdyPh
>>629 「注文が500枚まで到達したら再プレスする」という話だったのだが、
それが最近になって実現した。
しかし、この圧倒的名演が、500人希望者がいたら出してやるとかいう
次元で語られるのは、ボクにとってつらい話だ。
ど こ に 耳 つ い て い る ん で つ か
蔵ファン様。
選ばれし500名ということで誇りを持つべし。
俺はそう思う。
633 :
山崎渉:03/04/20 02:56 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
634 :
山崎渉:03/04/20 06:51 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
635 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 10:34 ID:yFLAcHCb
私が予約した時点では、すでに注文でいっぱいだとのことだった。
やっぱり、良いものは売れるのだよ。
M&Aで他にクレンペラーの録音というと何がある?
638 :
名無しの笛の踊り:03/04/20 17:57 ID:z+RyohoM
漏れもクレのチャイ4・5・6欲しいんでつが、
どうやったら手に入りますか?
640 :
名無しの笛の踊り:03/04/21 16:55 ID:9/ce8C39
あげ
TESTAMENTがBPOとのベト4,5のマスターテープ入手
↑
ネタ元は、レコ芸の塔の広告
642 :
名無しの笛の踊り:03/04/22 23:23 ID:2TTXGTxt
>641
それは凄いな、
といいながら、まだ6番も買いにいけない。
げ、もう6番出てるの?
>643
まだでしょ。ただ、塔だと4月下旬発売になっているので、もう少しで出るかも。
犬だと5月下旬だが・・・
緊急浮上
テスタメントの「田園」は微妙に高いな〜
リハ聞けるだけでも値打あると思われ
で、ベルリンのベトは、他にも可能性あるんでしょうか?
649 :
名無しの笛の踊り:03/04/25 10:51 ID:ml3rR3bg
クレンペラーとハスキルのモーツァルトがあるの?何番でしょうか?
全部EMIが悪い。あの会社が悪の根元。
もったいぶって、クレソ様の貴重な音源を束縛している。
651 :
名無しの笛の踊り:03/04/25 11:08 ID:ml3rR3bg
現時点でのクレンペラーの版権はどうなっているのかなあ?
EMIへの正規録音でなければどこか他のメーカーでもいいから
だしてほしいね。
ジュリーニなんかもそうだよね!
協奏曲のソリストは、やはりユダヤ人優先だったのかな?
653 :
名無しの笛の踊り:03/04/25 15:39 ID:wpJBaCx5
>>650 クレンペラーレガシーも続々と廃盤だしな。没後30周年なのに何の動きもない。
甲斐性なしのEMIは逝ってよし。
クレンペラーさん、指揮台から落っこちる前と後では作品の出来栄えが
微妙に違うように感じるのは私だけだろうか?
>649,563
20番もお忘れなく。
ルツェルン祝祭管弦楽団(?)との59年9月8日(8月9日だったかも)
の演奏。
657 :
656:03/04/25 18:28 ID:???
おっと27番てケルンギュルツェニヒでなかったっけ?
658 :
656:03/04/25 18:32 ID:???
すまぬ20番はPOで9/8だ………
659 :
名無しの笛の踊り:03/04/25 18:52 ID:ml3rR3bg
モーツァルトのPコン、ヤフオクに出ている。高いかな〜。かいですか?
660 :
でく:03/04/26 13:06 ID:aaJg6Vr8
>>648 7番が青裏で出ていたような気がします
7番と言えばブル7もBPOとの共演でありましたよね
661 :
名無しの笛の踊り:03/04/26 14:32 ID:qTViuBGh
>660
青裏のBPOとのベト7は数ある彼の演奏の中でも最も荒々しくおどろおどろしい。
M&Aのハンブルクライヴと似た路線なのだが、さらにテンションが高くて危うい。
とにかく4楽章のティンパニの豪打がとんでもない!
他の曲でもそうなのだが、クレのスタジオ録音ではライヴに比べティンパニが
ずいぶんと抑え気味に思えるのだがなぜなんだろう?
BPOとのブル7はどうもオケが指揮者に対して反抗的になっているんじゃないか
と勘ぐりたくなるぐらい乗ってないように聞こえる。
age
あ、くれそぺらーたん。
オットーって、どういう意味だろう。
かの神聖ローマ帝国の始祖、オットー大帝に因むドイツ漢の名前でつ。
何ゆえにユダヤ人のオットさんのオッ父さんが、もっとも「ドイツ的」な
名をお付けになったのか?それは知らん。が、相当程度にクレンペラー家も
また、いわゆる「同化ユダヤ人」だったのではないのかと想像できる。
ついでに今3チャンにて朝比奈御大のブル4が流れている。久々クレの
あまり評判の良くないブル4の豪快・潔癖な演奏をこれから聴こうと思う。
すてきな解説をありがとう。
そういうのを聞きたかったのです。
私も3を見ています。
666 :
130:03/04/28 19:13 ID:3+UvujmI
「第三帝国の言語」という本(法政大学出版)を書いた
ヴィクトール・クレンペラーは、確かオットーのお兄さんだったと思う。
こっちはあんまりドイツ的ではないネ。
以前どこかで私はレスしたのだが、ヴィクトールはどうもオットーとは無関係
のようだ。『私は証言する』には一言も言及がない。これだけでは傍証にすぎ
ないが、あの困難な時代に、相互扶助精神の豊かな民族の人間が、血を分けた
兄弟について何も言及しないのは不自然と感じた。ただ、ヴィクトールもフランス
文学の大家としての自分とユダヤ人としてのアイデンティティーとドイツ愛国精神
のハザマに引き裂かれた人間して、オットーの人となりおよび音楽なりと同根
の矛盾に満ちた存在であったようだ。今思い出したのだが、確か最後のマラ2の
解説には、クレンペラーの晩年の演奏は「デカルトのような明晰さ」を志向する
ものであった、との評言がなされていたように記憶している。
クレンペラーはわかりにくいという人が出てきても不思議ではない。
668 :
667:03/04/28 22:52 ID:???
マラ2ではなく、「最後の英雄いんボン」だったかもしれません。
670 :
名無しの笛の踊り:03/04/30 04:21 ID:xoTl3kVD
チャイコフスキーの悲愴聴いてみました。
なかなかよいね
生を聞いてない人はクレを語る資格がない
はあ?
ここ久しぶりに見たけど、詳しい人多いね。
質問。「対話」を某所で購入したんだけど、
これって絶版じゃなかった?
>>674 レスどうも。
99年再発売されて、その後また絶版になりませんでした?
>>675 詳しくは知りませんが(買ったのは84年頃だったので)
白水社のHPで検索してみたら「品切れ」となっていま
した。
BPOの田園とかまだかよ。いいかげんにしろよ。
VPOとの運命>>>>BPOとの田園
679 :
でく:03/04/30 18:10 ID:9b82+oEU
>>674-676 以前にカキコした者です
白水社の2002年度目録によれば『在庫僅少』とか
その後しばらく経ちますし
遠からず、店頭在庫がハケたら再び絶版…
という展開になるのはほぼ間違いないと思います
『指揮者の本懐』よりは余程読みごたえのある本ですし
(彼の不器用ながらも揺るぎない確信に満ちた人生には感銘大です。
ユダヤ的な「父」のイメージとはこのようなものであったのかもしれないなあ
、とこれは無学な私の独り合点…)
書店で目にして迷ってるよ、というクレヲタ諸兄におかれましては
一刻も早いご決断をお勧めする次第です
>>678 同じ曲でもないものを比較されるのも如何なものかと。
ちなみにBPOとの4・5番もその充実度たるや、なかなかのものですよ
レコ芸誌上の塔ADによれば、テスタメントより再発されるとの由
本当に楽しみです
>>676 >>679 なるほど、店頭在庫のみのほぼ絶版状態なのですな。
買っておいて良かったです。どうも。
681 :
名無しの笛の踊り:03/05/01 23:33 ID:3pfmZA32
まあ、自分のようなクレンペラーファンは、数は少なくとも、絶対に
各時代、各時代に途切れることはないと信じるています(いやこれは
事実だ!)。だから、白水社が存在するかぎり(クセジュ文庫も「第1刷り」
で終わるケースが殆どなのに、常に毎月何冊かライン・ナップを欠かさない)、
あの貴重な書物が我々の視界から消え去ることはないものと信じています。
皆さん、安心して長生きしましょう。
【追伸】ヴィクトール・クレンペラーの『私は証言する』は、現在ドイツの
若者の「必読書」として、各教育機関で採用されているそうです。
682 :
名無しの笛の踊り:03/05/02 18:10 ID:J92STMtN
漏れは去年アマゾンで買ったよ。>対話
そのときはすぐ届いた。
本懐はけっこう待ったけどね。
age
EMIのブランデンブルクを買おうかと思ってるんですが
どんな感じでしょうか?
漏れ、「対話」は、初版本と、復刻本両方持ってるから、
どうしても欲しい人には、譲りますよ。
ほすい人は、カキコしてください。
>>684 よくも悪くも、クレンペラーの世界という感じ。
買って損はないと思われ
688 :
684:03/05/04 19:33 ID:???
>>687 サンクス
我慢ならんので明日買ってきます
コンセルトヘボウのブル4が53分だとよ。ブル4を53分て単なるキチガイだろ。
690 :
名無しの笛の踊り:03/05/04 20:11 ID:otkRw0/C
>ブル4を53分て単なるキチガイだろ。
クレをキチガイと知ってのお言葉か?
ウィーン響だと51'29''だど。メチャメチャ良い演奏だど。
一度ハマッタラ、他のはタルくて聞けん。
691 :
名無しの笛の踊り:03/05/04 23:33 ID:pakxZIB5
>>690 2ちゃん用語でいうと「禿同」というところ。
ACOよりさらに過激なのがウィーン饗盤。
これは、誰も絶対に真似のできない超絶盤だ!
ほんとこれ聴くと、その他大勢すべてイライラします。
ブルックナーについて「神」だ何だと言いたげな人々に
是非聴いてもらいたい演奏!
絵美ちゃんのブルックナーは6,7番しか売ってないよー
そして今度出るときはCCCD。
クレンペラーを常に軽視してきたのがEMI。
ほんと、逝ってよしだね。
わけのわからん香具師に、リマスタリングさせて、せっかくの名演が台無しだ。
クレンペラールネッサンスが、他の人たちによって始まったのは、
皮肉なものだね。
>>684 > EMIのブランデンブルクを買おうかと思ってるんですが
> どんな感じでしょうか?
古楽領域、宗教曲にクレンペラーは一家言もっていたので、
この辺りは全部良いです。
ブランデンブルクはリヒター捨てました。
ロ短調もミサソレもクレンペラーだけで充分!
アンサンブル小さいが懐はでかい。
ウィーンフィルとの運命はなんかクレンペラーのコントロールが行き届いてない感じ。
>>696 確かにVPOの「自主性」が表に出ている。その点、バイエルン盤は
いかにもクレンペラー臭漂う演奏だ。
その異形の造形に圧倒される人と、流動感に欠ける前に進まない演奏に
ついていけない人に評価は二分されそうだ。個人的には、この2楽章ほど
巨大で気高い演奏を聴いたことは一度もない。
>>874 ていうか、ヴァカモトに個人情報提供していいのかよ。
怖すぎ。
今頃粘着していたりして、、、、。
アメリカの誤爆は精密爆弾によるものであった。
700ゲット。
クレにはまったのは、ブランデンブルグの3番を聞いた時でした。
当時周囲で人気のあったのはカザルス盤でしたが、
それと全く違い、力まず素っ気無いほど自然体で、
文学的でなく音そのものが今誕生してきたばかりのような
摩訶不思議な魅力にとりつかれてしまいました。
まあ、カザルスファンの友人に言わせれば、なんだ、クレのって
ただ弾いてるだけじゃないか、ということのようですが。
702 :
age:03/05/07 09:16 ID:???
>>638 京都寺町京極の中古CD店「アビス」に昨日チャイ4、5,6あったぞ。
703 :
動画直リン:03/05/07 09:21 ID:GES5/Hrz
>>702 人類の宝とでもいうべきクレのチャイを放出し
飢えたるクレヲタに提供してくれるとは
奇特な御仁もいたものだのう
705 :
名無しの笛の踊り:03/05/08 13:25 ID:ZxJWeicb
まあまあ、人には好みがあるからね。
うひゃぁ〜。クレのチャイコは人類のお宝だったのか。
オレは、情けないことにに買って○年、悲愴をちょこっと
聴いただけという「不信心ぶり」が、今圧倒的に確認されてたのである。
必死こいてお宝を探している熱心な同志諸君、どうか幸せなオレに
乾杯してくだされ。
707 :
名無しの笛の踊り:03/05/08 23:07 ID:IHRciE3Z
>>701 先生のブランデン3番って、2楽章(っていうのかなあ?)が
和音2つ鳴るだけですよね?チェンバロ奏者とかの即興なしで。
そこんとこだけマイナスワンのCDみたい。
私も先生のバッハは大好きです。
ところで、テスタメントのBPOまだなの?
>>707 クレのチェンバロ即興が聞きたかった>ブランデンブルグ3番の2楽章
710 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 14:58 ID:ES4N/fBv
さすがにクレンペラー スレだけあって
こわそうな人たち
新世界や悲愴や幻想を聴いて思うけど
クレンペラーってぜんぜん「ドイツ的な」指揮者じゃないってことでいいんですよね
ベートーベンも何もかも 全く同じアプローチでやってる
妙に精神的なのだが
吉田秀和がむっかし書いてた「ドイツ的精神の深奥」というのとは違う
吉田氏には 長いことだまされ続けていたのだけれども
かといってユダヤ的というのも当てはまらない
「クレンペラー的」としか言えない
最近クレンペラー書を二冊立て続けに読んでも そういう感じがした
クレビギナーとして これで正しいのか教えて
711 :
もし、:03/05/10 15:03 ID:???
フルトヴェングラーをドイツ的指揮者の典型とするなら、
クレンペラーは全然「ドイツ的」ではないと思うよ。
重厚な低音にのっかったピラミッド型の音響ではない。
全パートをブレンドさせたりしない。
ロマン的ストーリー性や、自己告白的私小説的趣味はない。
曲の雰囲気を強調する演出はしない。
しかし、
拍子、フレージングを正しくとり、
アウフタクトと呼吸を有機的に結合し、
リズムの輪郭は明確に、音響の中味はギッシリつめる
全パートを解放し、空間的な音響構造を明確にするが、
それ自体が目的になることはなく、
広大な空間と、ゆとりのある時間のなかで、
スコアに含まれるあらゆる有機的、有意味な要素を掘り起こし
そのどの部分に耽溺することなく、しかも最大限の集中力で
オーケストラの潜在エネルギーを爆発させる。
さて、これをドイツ的と呼ぶべきかどうか・・
713 :
名無しの笛の踊り:03/05/10 23:34 ID:5VtFKlND
>>710 「ドイツ的」の定義がよく分からないけど、感じ方としては正しいものと思われ。
あと2週間か・・>ベルリンライブ
ドイツも東西南北で微妙に違うという事で
微妙じゃなく違うじゃないの。
まあ、ドイツ的云々はともかく、
例えば、クレがフォーレのレクイエムをやったら
どんな風だったろう?
骨太で厳粛なフォーレ聞いてみたかった気がする
718 :
名無しの笛の踊り:03/05/13 01:08 ID:3ZMIowf5
>714
何週間も待たされたけど、来週でるんですか?
719 :
名無しの笛の踊り:03/05/14 00:58 ID:lvYwPzH3
>>718 >何週間も待たされたけど、来週でるんですか?
ちょっとだけよ〜ん。あんたも好きねぇ。
720 :
名無しの笛の踊り:03/05/14 18:12 ID:Ejwae7m9
ハンガリー時代のクレンペラーもぜひ聴いてみてくだされ!
モーツァルトの交響曲第39番とかすんごいよ。第3楽章のメヌエットなんて
優雅さなんて糞喰らえの爆走で、ベルリン時代に火山と形容されていたのと
いうのが実に納得できる。
他にはマイスタージンガーなんかもグッド!抜粋なのとハンガリー語なのが惜しい。。
EMIに残した録音はもちろん大好きなんだけど、噴き上がるような熱気が前面に
出るスタイルはほとんど無くなってる。大やけど前に収録した分のベートーヴェン
だってACOとのライブとかと比べたらアタックの激しさが控えめで“借りてきた猫”風。
その代わり(特に大やけど後は)茫漠とした広がりが出てきて、マーラーの7番
みたいな異次元の名演もできたわけだが。。
>>720 ハンガリー時代のCDは、ローエングリンを今日買ったところで、他に
後宮も出ているようだ。
LP時代にフンガロトンからまとまって出たと聞いたけれど、一体何種
程出てるんだろうか。
個人的には、ロスPOとの「こうもり序曲」が妙に気に入っている。こ
ういうアタック精神は、後のモーツアルト作品にも感じられると思う。
みなさん、今日はクレンペラーの誕生日ですよ。
多数の名演をあの世のクレに感謝しつつ、今日はクレンペラーばかりを聴いて
一日過ごそう…。
どーでもいいな
724 :
名無しの笛の踊り:03/05/14 20:12 ID:HqRGp8Kc
今日は指揮真似スペシャル転落編をやろう。
ベルリンの田園age
あまたある、クレの名盤のなかでも、今日は、
あえて、「ミサ・ソレムニス」を聴こうと思う。
クレの残した、至高の名演である。
この演奏に匹敵する演奏は、未だない、というのが漏れの私見。
>721
ハンガリー時代のLPならKlemperer in Budapestがvol.9までと
歌手アンソロ扱いみたいのがたぶん1つであろうかと。
ついでにロエグリについて書くと、LPでは例の聖杯語りのところが
若干カットされているので歴史的価値ではCD版の方が上 (w
729 :
名無しの笛の踊り:03/05/16 16:53 ID:HBRpBtU0
吉田秀和 世界の指揮者 クレンペラーの章より
「この人には、非現実的というのではないが、相対的な日常性の世界とは次元
の違う、超絶的な世界ーあるいはあのバッハからベートーベンにいたる、そう
してヴァーグナー、ブラームスからブルックナー、マーラーにおいても、尚そ
の余映を十分に残しているドイツ・オーストリア音楽に特有の、全くそれ自体
で独立した、内面の深くて充溢した世界といえばよいかーー、そういう世界に
根ざし、そこから生まれてくるものと不断に接触している人間だけが持ってい
るような、一種の時代離れした雰囲気が漂っているのである。クレンペラーこ
そ、マーラーからフルトヴェングラーにいたる、ドイツ・オーストリア系統の
指揮者の最後の大家と言ってよい人だろう、特にシューリヒトのすでにいない
今日。」
時代離れしているのは確かだが、
ヴァントなんかのほうが余程ドイツ・オーストリアという感じがする。
で、その直後にクレを聞くと、おもいっきりぶっ飛ぶわけで。
昨晩寝る前にうっかりクレの軍隊聞いたもんだから、
今にいたるまで、あの音が頭から離れない・・・
ああいう強烈さは、クラシック音楽というよりロックに近いかも。
(でも、楽譜通りに演奏してるんだよね)
731 :
名無しの笛の踊り:03/05/17 23:15 ID:VNrzTe6v
ボクは多くのドイツ・オーストリア系の名曲をクレンペラーを繰り返し
繰り返し聴くことで育ってきた。軍隊に限らず頭に離れない演奏が多い。
比較的最近そのレパートリーに入ったのがコンセルトヘボウとのモツ25番。
この強烈極まりない演奏の呪縛から逃れることはもはやできないし、逃れたく
もない。当然、名曲何選とかいう企画からは完全無視される演奏なわけだが。
クレンペラーの演奏には、あまたの相矛盾する要素が微妙に溶け込んでいる。
大海の如くね。
ヴァントあたりとは、桁が違うのだよ。ヴァントには悪いけど。
クレンペラーの演奏には、底の見えない怖さもあるが、又同時に、
安心して演奏に浸れる快感もある。
クレンペラーの呪縛からは、逃れることは、極めて難しい。
特に、漏れは「マイスタージンガー」を聴いて、そう思った。
残念ながら全曲盤ではないし、原語でもないが、こんな強烈なワーグナーを
聴かされてしまうと、ショルティの名演でさえ、生ぬるく聞こえてしまう。
「ワーグナーはガキの音楽じゃねえんだ!」と言い放ったクレンペラー
ならではの爆演である。
こんな演奏が、どうしていまどきの評論家連中に理解出来ようか。
特に、クレンペラーを常に軽視し、「二流」とあちこちで書きまくった、
コーホーの罪は極めて重いね。
クレあげ
>>734 いや、この人は、相当なクレ通だとみたぞ。
文章は拙いが、説得力はある。
>説得力はある。
そうかあ?それはあなたが共感しただけでしょ。この意見に。
別にクレンペラーをクナッパーツブッシュに変えても全然違和感ないと思うのだが。
こんなこと言うと、732に「クナとは桁が違うだよ。」とか言われそうだけどね(w
>>736 クナに変えたら、コーホーがどうのという文章は書きかえて
もらわないとまずいんじゃないか?736.
738 :
736:03/05/18 01:10 ID:???
実際のところ、クナはワーグナーとブルックナー(まあ他にもいろいろやってるが)
だけだろ?
クレンペラーのように、1920年代当時からストラヴィンスキーやシェーンベルクやってた
ようなキャリアもないしなあ。
どっちが上とかいう問題じゃなくて、やはり、クレンペラーは巨大な存在だと思う。
つか、クナは天然だしなあ。
>>739 そんなことないよ。1920年代にハルサイやヒンデミットとかもやってた。
ガブリエレ・E・マイヤーの文にも
「ミュンヘンで活動を始めた頃、クナッパーツブッシュは
完全に近現代音楽の促進者と目されていたのである」
という記述がある。
無論、後年はクレと同じようにレパートリーを絞ったということでしょう。
つーか、
>>736はクナのことを言いたいんじゃなくて
>>732の文を批判してるだけだろう。
>>741 いやね、俺がいいたいのは、クナがハルサイとかヒンデミットやってた
とか、そういうんじゃあなくて、クレンペラーは、ベルリンで、
クロールオペラで破天荒ともいうべき演奏活動を繰り広げた、
ということなのだよ。
残念ながら、ミュンヘンでやってたクナの比じゃあない。
クナが促進者というのなら、クレンペラーは当時のコンテンポラリー・
ミュージックの権化ともいうべき男だったということは言える。
後年、クレがレパートリーを絞ったという点については疑問がある。
むしろ、フルトヴェングラーも亡くなり、ナチス時代に演奏許可が
出なかった音楽も、自由に演奏できるようになった、
といえるんじゃないか?
その点では、マーラーと似たようなもんだね。
ピーター・ヘイワースの著書を読んでみると、よくわかる。
ま、漏れは、クナも大好きだけどね。
743 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 06:41 ID:6m/92fDU
魔術的リアリズムって知ってます?表現主義のあとの思い切り
無表情というか虚無的なリアリズム美術。新即物主義のうちの
具象の系列だけど。クレがクロールオペラでつきあっていた連中
はその類が多い。後年のクレにもその傾向は残っていると思うが。
744 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 06:50 ID:ed6Sesmb
>>743 いい言葉知った!
だいたいクレの指揮姿が「魔術的リアリズム」ですもんね
クレのクロール時代って本当に聴いてみたかったなあ
吉田秀和氏はさすがに文章はうまいね
特にこう並べて読むと。
基本的にはクレの本質をずばり言っている
ただ、「ドイツ=オーストリア系」っていうとこだけは
クレマニアとしては違和感を感じるところでしょうが
GM69年真夏の音質がすごくヨカッタ
>>744 クレのクロール時代の録音あるじゃん。あ、音が悪いって?
すいません。
クレのクロール時代の録音は、聴くこと出来るけど、
ほんと、当時から実力は凄かったんだなあと思う。
特に、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」や「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
なんか、素晴らしいね。レオノーレ3番もいい。
面白いのは、ベト8を1924、1926年と2回録音してることだな。
748 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 12:46 ID:gzCmWT47
>>748 かなり色々と録音してるよ。Archiphonから5枚組くらいでまとめて
出てた。
750 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 13:04 ID:gzCmWT47
>>748 Otto Klemperer : The Complete 78 rpm Recordings
archiphon : ARC-121/25
Beethoven : 交響曲第1番 、交響曲第8番(アコースティック録音と電気録音の2種)
Wagner : ジークフリート牧歌
Schubert : 交響曲第8(7)番(アコースティック)
Bruckner : 交響曲第8番からアダージョ(アコースティック)
Debussy : 夜想曲から「雲」「祭り」
Ravel : 道化師の朝の歌
Brahms : 交響曲第1番
Beethoven :「レオノーレ」序曲第3番、「コリオラン」序曲、「エグモント」序曲
Brahms : 大学祝典序曲
Mendelssohn : 「真夏の夜の夢」序曲
Weber : 「オイリアンテ」序曲
Wagner : 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
Auber : 「フラ・ディアボロ」序曲
Offenbach : 「美しきエレーヌ」序曲
R. Strauss : 「サロメ」から「7つのヴェールの踊り」、「ティル」、「ドン・ファン」
Weill : 三文オペラ組曲(抜粋)
Hindemith : Das Unaufhoerliche (抜粋)
753 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 13:33 ID:gzCmWT47
>>749>>751>>752 あまり優しくされると
かえって ハズカシサがつのるばかりの 今日この頃です
でも ほんとうにありがとう
目指せクレビギナー脱出 !
754 :
偽クレ:03/05/18 13:57 ID:???
がんがれ。
755 :
名無しの笛の踊り:03/05/18 23:52 ID:W+DvHyWW
自分は自虐趣味も嗜虐趣味もないけど、クレンペラーは60年代までずっと
2流だったと評論して、わが国の善男男女をだまし続けた「あの人」の
罪はやはり大きいよね。ボクだって、クナとフルヴェンの偉大さを
当然認める人間だけどね。それにつけたも、クロールオペラにおける
クレンペラーの業績の偉大さを「実感」できるリスナーは今の日本に
どれだけいるのかな。ヴァイマール文化そのものの歴史的評価に連なる
重要人物なんだよね。クレは。
個人的には最晩年の彼が到達した前人未到の深い境地にも惹かれるし、
50年代後半から60年代前半までのいわばカノンのようなクラシカルな
演奏にも圧倒される。
ただ最近は、クロール時代からアメリカ時代、それと50年代初期から中期の
強烈極まりない荒れ狂う「表現主義」的な演奏にもっとも惹かれるように
なっている。将来はわからんが…。いずれにせよ、かくも幅広い聴き方を
許容する「広大無辺」の指揮者こそオットー・クレンペラーなのだと思う。
私の言うことは矛盾しているか? 確かに矛盾している。
わたしは広大無辺、あまたのものを・・・・。
>>755 実際、LPのライナーノツはいいかげんなものだったものねえ。
せっかく買ったのに、腹が立ったものだ。
757 :
743:03/05/19 06:31 ID:u55oh3R7
「あの人」は基本的にロマン派美学オンリーだから、そうじゃない
ものは理解の外。クレに関しても晩年のをそれに無理して重ねて評価を
変えただけともいえる。まあクレ自身もレパからいってもそういう方向に
いったともいえるけど、基本的にはアンチクライマックス(=即物主義者)
であったことは変わらない。同意しない人は多いでしょうが、「あの人」
のカラヤン嫌いも同じ根から出ている(カラヤンとクレが同じだというの
ではないので念のため)。
実際に録音・演奏を聴かずに戯言を鵜呑みにする傾向のあるクラファンに問題あり
>>756 LPといえば、ベト全集の西村なんとか氏の解説は、
そんなに悪くなかったような気がするが・・
760 :
名無しの笛の踊り:03/05/19 18:09 ID:RG1XZYuO
ペトルーシュカはどうなの?いわく付きの録音らしいが・・・。
チャイコは肌に合わなかったひとですが・・・合うかなあ。
55年のの運命PO/EMI盤ってどんな演奏?
763 :
名無しの笛の踊り:03/05/19 21:46 ID:HOXFJSmu
>>760 ペトルーシュカの演奏はユニークな魅力は感じますがまず失敗でしょう(笑)。
こういう曲は60年代以降のカリスマとオーラでオケを引っ張るクレンペラーでは
なく、50年代中頃までの厳しい統率力と熱気でオケを引っ張るクレンペラーで
聴いてみたかったところ。
チャイコフスキーは個性的名演と評価する向きもあるようですが、個人的には、
チャイコフスキーやドヴォルザークを入れてる暇があったら、マーラーの3番
とか6番、あるいはマイスタージンガーかローエングリンのどちらか一曲だけ
でも録音してほしかった。
あとブルックナーの8番のロンドンでのライブ(青裏で出てる)、どっかにいい
マスターが残っていてひょっこり正規盤で出たりしないものか。(限りなく可能
性ゼロに近い夢ですが)これが世に出れば、クレンペラーのブルックナーはもう
一つ(信者以外にはほとんど相手にされていない)という評が大いに覆ると思う
のですが。(スタジオ録音の8,9番はいいところもあるけれど、やはり入れる
のが遅かったかなとも思う。。)
>>761 他人の文章にケチつけるためだけに2度も書き込んでないで、
一杯つまった中身を達意の文章で語ってくれ。
クレンペラーのブル8なら、ケルン放送響との凄いライヴが
あるよね。俺は、あれで充分満足している。HUNT から出たやつね。
766 :
名無しの笛の踊り:03/05/19 23:54 ID:hvF3jpF5
>>762 引き締まったミディアムテンポで推進力に溢れる言わば模範的名演奏。
発売時音楽学者のクックに絶賛され、グラモフォンの批評なんかによると
クレンペラーのベト5録音のベストとも。
59年録音のユニークさに見せられてしまった人には普通すぎて物足りなく
感じるかも。
フィルハーモニア・オーケストラはこの頃がベストだったんじゃないだろうか。
すごくうまい。
レッグがフィルハーモニアを創設した経緯で、
戦後失職していた演奏家救済、と聞いたことがあります。
音色を均一にしたくってヴァイオリンを女性だけにした、
とも聞きました。
真偽の程はどうなのでしょう...
.55年録音の話題が出たので、当時の概説をお願いします。
768 :
名無しの笛の踊り:03/05/20 23:42 ID:zM6D+Q+e
>>763 ありがとうございました。丁寧な返事に感謝感激!
>>766 「普通すぎて物足りなく感じる」というのは的を得た表現ですね。
クレの場合、ふつーでないのが普通だから。
770 :
名無しの笛の踊り:03/05/21 12:39 ID:tdc8E8by
GREAT CONDUCTORSシリーズのティルってとっても良くない?
クレ自身の60年の録音も含めティルは聴く度につまらん曲と思っていたが(恥)、
この56年のWDRとの録音聴いて初めて「へぇおもしろい曲じゃん」と思ったよ。
曲の姿を明らかにするというのはこういう演奏だなと感じ入ったしだい。(指揮に
よって気にいらなかった曲に目を開かれた例には、他にアンゲルブレシュトの
ダフクロ(あぁ恥ずかしい)がある。)
あのすんばらしいACOとの浄夜も55年だし、この頃ぐらいまでにペトルーシュカとか
録音してくれてたらテスタメント盤より全然素晴らしいものになったろうに。。
何にしてもオイディプス王とかクレがストラヴィンスキー演奏で本領を発揮した録音が
残ってないのは痛恨の極みだ。
771 :
山崎渉:03/05/22 04:53 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
ペトルーシュカのような妙な曲は、クレの妙な演奏がふさわしいと思うが
773 :
名無しの笛の踊り:03/05/23 11:57 ID:hg9mvF5w
ウィーン・フィルとのマーラー9番が出るってさ
いつ?どこのレーベル?
すげえ!と言いたいところだが、なんか5月25日予定だったはずの
BPOとの田園が「6月25日」になってしまってるように見えるのは気のせいだろうか?
気のせいではなさそう・・
ほんとに出るのか?
犬通販瀕死だな(ワラ
テスタメントのHPの近日発売予定リストに入っているので、出るはず。ただ去年からずっと
載ってたコペンハーゲンでのフィデリオが消えた・・・
余裕持って秋くらいに出れば儲けもんと思ってたほうがいい(w
クレンペラーって
顔芸だと思う
783 :
MUSIC & ARTS新譜:03/05/25 20:10 ID:DUmxxVyJ
マーラー:
交響曲第9番(*) 〔1968年6月9日〕
交響曲第2番「復活」(+/*) 〔1963年6月21日〕
交響曲第4番(#) 〔1956年11月19日〕
亡き子をしのぶ歌(**) 〔1955年10月17日〕
[付録]
亡き子をしのぶ歌(++) 〔1949年9月4日〕
オットー・クレンペラー指揮
VPO(*)、バイエルン放送so.(#)、ケルン放送so.(**)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S;+)
ヒルデガルト・レッセル=マイダン(A;+)
ウィーン楽友協会cho.(+)
ジョージ・ロンドン(Br;**)
カール・シュミット=ヴァルター(Br;++)
ヴィンフリート・ツィリヒ指揮(++)
フランクフルト放送so.(++)
録音:〔上記〕、(*)のみステレオ。
http://www.webserve.ne.jp/cadenza/minor/0306f.html リンク切れ御容赦。
784 :
783:03/05/25 20:12 ID:DUmxxVyJ
VPOとの復活はイマイチの印象だったが(他の凄演と比べて)、リマスターされて
今までと全然違なる名演として蘇るのか今から楽しみです。
786 :
名無しの笛の踊り:03/05/25 23:34 ID:DUmxxVyJ
ヒストリーという怪しげなレーベルが、色んな大指揮者の10枚組激安BOXを
次々に出してるけどいよいよクレンペラーも出るようだ。
オットー・クレンペラー(指揮;1885-1973)〜
神秘のマエストロ
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.5 No.12「ラ・フォリア」
ヨゼフ・シゲティ(Vn) LAPO 〔1945〕
モーツァルト:
歌劇「魔笛」 K.620〜序曲 HSOO 〔1949〕
交響曲第25番 ト短調 K.183 RIAS 〔1950〕
交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」 RIAS 〔1950〕
セレナード第6番 ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」 RIAS 〔1950〕
トマ:歌劇「ミニョン」序曲 LAPO 〔1945〕
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲 LAPO 〔1945〕
リスト:死の舞踏 ベルナルド・セガル(P) LAPO 〔1945〕
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ギオマール・ノヴァエス(P) VSO 〔1951〕
ベートーヴェン:
交響曲第7番 イ長調 Op.92 ACO 〔1951〕
「コリオラン」序曲 Op.62 BSOO 〔1927〕
「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a BSOO 〔1927〕
「エグモント」序曲 Op.84 BSOO 〔1927〕
ミサ・ソレムニス Op.123 VSO、他 〔1951〕
788 :
続き:03/05/25 23:38 ID:???
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 BSOO 〔1928〕
ワーグナー:
ジークフリート牧歌 BSOO 〔1927〕
歌劇「ローエングリン」〜第1幕前奏曲 HSOO 〔1948〕
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 VSO 〔1951〕
マーラー:
交響曲第2番「復活」
ヨー・フィンセント(S) キャスリーン・フェリアー(A) ACO 〔1951〕
交響曲「大地の歌」
エルザ・カヴェルティ(Ms) アントン・デルモータ(T) ACO 〔1951〕
オッフェンバック:喜歌劇「美しきエレーヌ」 BSOO 〔1929〕
ドビュッシー:
牧神の午後への前奏曲 LAPO 〔1938〕
夜想曲〜抜粋 BSOO 〔1926〕
ラヴェル:道化師の朝の歌 BSOO 〔1926〕
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
BSOO 〔1929〕
歌劇「サロメ」Op.54〜7つのヴェールの踊り BSOO 〔1928〕
ヴァイル:歌劇「三文オペラ」〜小三文音楽 BSOO 〔1931〕
ヤナーチェク:シンフォニエッタ ACO 〔1951〕
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ACO 〔1951〕
BSOO:ベルリン国立歌劇場o. LAPO:ロサンゼルスpo. HSOO:ハンガリー国立歌劇場o.
RIAS:ベルリン・リアスo. VSO:ウィーンso. ACO:アムステルダム・コンセルトヘボウo.
〔録音年〕
EMIって完全にCCCD化するのですかねぇ。
もしそうなら早めに今持ってないやつ買い集めとかなきゃって考えてるのですが
790 :
名無しの笛の踊り:03/05/26 22:59 ID:zMQnsKRj
1960年のベト7と68年のでは?どちらを買うべき?
中古屋で両方見かけて、両方EMIだった。
791 :
785:03/05/26 23:24 ID:???
>>786 ご親切なご教示ありがとうございます。
思えば、復活はクレンペラーの数種以外全然聴かなくなってしまった
自分なのでした(多分これからも)。
>790
両方。いやマジで。クレンペラーのとってもベト7はかなり思い入れの
ある曲ゆえ。
793 :
792:03/05/27 00:00 ID:???
クレの → クレに 逝ってきまつ……
794 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 00:05 ID:Bjr80cW8
>>790 あなたが何を求めるかによって選択も変わるでしょう。
どちらも、4楽章に入ってすらテンポが上がらない、スローテンポでインテンポの、
ベト7としてはかなり異色の演奏。
一般にクレのベト7として出回っているのは60年のやつ。聴きようによっては些か
dullに聞こえなくもない。個人的にはクレのベト7の中ではあまり買ってない。
68年のは老いの我が儘でレコード会社に嫌がられながらEMIへの3度目のベト7録音
となったもの。60年のと同様テンポは遅いのだが、響きが開放的になっている分
60年のよりも肯定的な音楽に聞こえる。肉体的な興奮に飲み込まれるのではない
ベト7(特に4楽章)として、盲を開かれた思いのした演奏。ただしアンサンブルの
統率は一段と甘くなっているので気になる人には気になるでしょう。
より一般的なクレのベト7の名演を聴きたいのだったら55年盤をお勧めします。
795 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 00:40 ID:u5VsR1Mt
既出だったらスマソ
ブランデンブルク協奏曲のソロのピアノは、アニー・フィッシャーと言うのに注目!
HCD 32175 \1880
「クレンペラー・ライヴ・イン・ブダペスト1948-50」
バッハ:
マニフィカト
ブランデンブルク協奏曲第5番
ワーグナー:
「ローエングリン」第1幕 & 第3幕への前奏曲
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕 & 第3幕への前奏曲
アンナ・バーティ、ユディト・シャーンドル(S)
マグダ・ティサイ(A) ラヨシュ・ショモジヴァーリ(T)
ジェルジ・リッタシ(Bs)
ブダペスト合唱団、クレンペラー(指)
ブダペスト響,ハンガリー国立歌劇場管
録音:1950年1月13日フンガロトン放送ライヴ
1948年10月24日,1949年4月11日ハンガリー国立歌劇場ライヴ
797 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 02:41 ID:wePrnhEe
>788
オケコンの録音なんて、残ってたんですか?
「指揮者の本懐」のディスコグラフィでは、ビオラ協奏曲しか
無かったような(うろ覚え。間違ってたら済みません。)…。
ついでに、VPOとのマーラー9番、聴いたことがないので
楽しみです。情報ありがとうございます。ただ、たしかクレンペラー
本人は、この演奏にあまり満足していなかったらしいですが。
しかし、演奏者自身の判断と、聴き手の判断は別物ですからね。
何にしろ、楽しみです。
聴衆にどなりつけるクレンペラーを聴いてみたい
799 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 05:53 ID:nzL11ghQ
>>787-788 >>797 ACOとの1951年大地の歌も、録音の存在は噂に聞いていましたが
ディスクを見た覚えがありません(アナログLPで出たのでしょうか)
RIASとのモーツァルトも手に入りづらくなっているし
ヒストリーにしてはめづらしく注目してもいいセットになりそうですね
…でもバルトークがVn協のまちがいだったり
大地でシューリヒトのやつが混入してたりして
800 :
名無しの笛の踊り:03/05/27 09:10 ID:rUgAvtRE
>>787-787,797,799
基本的にみな既出の音源ですが、今では手に入りづらくなっているものがかなり入って
いるので、買いではないでしょうか。archiphonとVOXの音源が多いですね。
archiphonのやつは音質に難ありですが、まだ激しかった頃のクレンペラーの素晴ら
しいライブとかクロール時代の録音とか聴くべきものが多いです。
バルトークのオケコンは、ご指摘の通りプリムローズとのヴィオラ協奏曲の誤りでしょう。
大地の歌はVOXのものでVSOの誤りでしょうが、これも今では手に入りづらいです。
VSOとの大地の歌はARCHIPELLから出てた。去年は大量に見かけたぞ。
ARCHIPELLならまだ店頭で見かけることありますよ。
VOXも手に入りにくくなってるのでしょうか?今日寄った新星堂で数点見かけましたが。
今私が探してるのがコジ・ファン・トゥッテ。廃盤らしくなかなか見つからない。
もし再販されてもCCCDだったら困るし。しかし、やはり聴きたい。
ファンとしては辛いところですね。
GM40069のつぎのものはどうでしょう?
メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』
メンデルスゾーン:演奏会用序曲『フィンガルの洞窟』
エディト・マティス(S)、ブリギッテ・ファスベンダー(Ms)
オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団
1969年5月23日、ミュンヘン、ヘルクレスザールにおけるステレオ録音(ライヴ)
ハイドン:交響曲第101番『時計』
オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送交響楽団
1956年10月、ミュンヘン、ヘルクレスザールにおけるモノラル録音(ラ
クレンペラーのモーツァルト=ダ・ポンテ3作の演奏は、
30数年経った今でも未来の演奏という感じがするなあ。
歌手は堪らなかっただろうけど。
ベルガンサなんて、もう意地で歌ってるんじゃないかと。
805 :
山崎渉:03/05/28 12:17 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
806 :
名無しの笛の踊り:03/05/28 14:05 ID:x23t/wbc
>>795 ピアノによるブランデンブルク5番とはいーっすねぇ。
1楽章終わりのソロがピアノだとチェンバロより色々やってくれて楽しめます。
エトヴィン・フィッシャー(清らか)、コルトー(粋)、フルトヴェングラー
(妖しくも思索的)と強烈な個性をもつ演奏が居並ぶ中、アニー・フィッシャー
&クレンペラーがどんな演奏を繰り広げてくれるのか、期待してしまいます。
HNKfmで小澤のコシを聴いたが、ひたすらクレの浮世離れした
超スロー・極美コシが背後から聴こえてきて鑑賞になりませんですた。
808 :
790:03/05/29 01:30 ID:???
809 :
名無しの笛の踊り:03/05/29 19:56 ID:OXSv4j4W
ドン・ジョヴァンニは55年のケルン盤の方が好きです。
特に第一幕終結部の沸騰するような表現が実にかっこいいす。
ツェルリーナもフレーニよりシュトライヒの方が断然いいす。
>>803 745 名前:名無しの笛の踊り メール:age 投稿日:03/05/18 08:53 ID:???
GM69年真夏の音質がすごくヨカッタ
概出。
とにかくあげとこう。6月25日まで
┌─┐
|珍 |
|走 |
│団 |
│と |
│い |
│え |
│よ |
│う |
パラリラパラリラ.│!!│
└─┤
(,,・皿・)(,,・皿・)(,,・皿・))ノ│(,,・皿・) パラリラパラリラ
| ̄A岡 ̄|─| ̄F島 ̄|─| ̄H林 ̄|─□│( ωO┬O)
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄ ◎ ̄  ̄◎ ̄ ≡ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ
珍ポーコー、うざい!
815 :
名無しの笛の踊り:03/06/03 12:50 ID:n6+kIBi1
6月25日までネタギレか
816 :
名無しの笛の踊り:03/06/04 12:55 ID:DAWznL2D
なんとしても6月25日までには
このスレを1000まで消費しなければいけないといえよう。
818 :
_:03/06/04 21:25 ID:???
819 :
_:03/06/04 23:16 ID:???
820 :
名無しの笛の踊り:03/06/05 00:54 ID:uW5RyL3w
821 :
_:03/06/05 00:59 ID:???
822 :
名無しの笛の踊り:03/06/05 01:38 ID:x4N1G5N3
>>803の『時計』の日ってメインのプログラムは何でしたっけ?
>>822 マラ4。今度出る4枚組(ウィーンフィルとのマラ9が入ってるやつ)に含まれる。
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
┏v'┳_━━━ r、 |
yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // /
L_ヽ i V /
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
/|~ /  ̄ \
カラヤソ、悪くない、悪くないぞぉ!
ちょい朝比奈にも見えるけどいい
あごの辺りとか
すげーいいよ。90点くらいつけてもいいよね。
粗さがすと限無いけどさ。
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
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\ _,. -‐ '  ̄ !_
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クレソペラー降臨!!!!!!
バイエルンのコリオランを聴きたいが、現在入手可能なのは裏青2枚組のやつのみ。
5000円はきついなあ。
831 :
822:03/06/07 02:40 ID:OG4seQPR
>>823 さんくすこ
それならArkadia盤で持ってるな
組み合わせて聴いてみよ。
832 :
名無しの笛の踊り:03/06/08 23:26 ID:s1fVe35P
クレンペラーのチャイ5とチャイ6は持ってるけど
チャイ4持ってないんだよね。
持ってる人感想キボンヌ
マラ7売ってねーよえーんえーん
某図書館でPOのブル5ハケーン。
早速焼き焼き。
>>834 神奈川県立図書館を探検せてみな、随喜するよ。
836 :
名無しの笛の踊り:03/06/10 22:54 ID:eo8iY6sh
>>832 外出だが、4番すごいよ。
チャイコは本当はシンフォニストで、
バレエは暇つぶしに書いてたんじゃないかと思いたくなるくらい
マラ7って廃盤なの?まだ見るよ。
コジが見つからない。上のほうの感想見たこともあり激しく欲しいのだが
レガシーシリーズで、買っても買っても補充されてるやつ(モーツァルトやブルックナー6番、マーラー2,4,9番、チャイ悲愴など)があるのに
名盤の誉れ高い幻想やらマーラー7番やらコジやら新世界などは全然見かけない。
どうなってんだ!!EMI!!
バイエルンとの正規盤のブル4もないな。ベト4,5、メンデルスゾーン3番、未完成、マーラー2番はよく売ってるのに。
新宿処女がまだ○Iの地下にあった頃、
1枚単価1,000円でクレンペラーの殆どの録音が平積みにされて売っていた。
その時にオペラ録音は無かったが、
こちらは近所のCDショップの閉店セールで
一組で1000円という破格値で売っていた。
まとめ買いをしてはみたものの、その頃はクレンペラーの凄さなど知らず、
なんだよ、この遅さは!と、殆どを聞かずにダンボールの中に入れていた。
馬鹿ではあったが、幸運でもあった。
処女にS本氏がいた頃の話かな。
それとも、クレンペラーの在庫を大量に残して犬に移ってからかな?
>同じドイツ、オーストリア系の大指揮者でも、ベーム
がかなり現代風の感覚を身につけているのに対し、
クレンペラーは音の背後にかくされた精神の巨大
さの点でベームを凌駕する。ベームの造形が響き
の凝縮から来る緊張力に特徴があるとすれば、
クレンペラーの造型は音をのびのびと開放スケール
の大きさが本領である。テンポの点でもリズムの点
でも十九世紀風の感覚を今に受けついでいるのだ。
ハア???
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
┏v'┳_━━━ r、 |
yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // / 俺のマラをなめろ、ではなく俺のマーラーを聴け。
L_ヽ i V /
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
/|~ /  ̄ \
845 :
つよし:03/06/11 19:42 ID:???
クレンペラーのワーグナー名演集みたいなCD聞いたんだけど、
すごいよくて感動したよ。とくにトリスタンイゾルデの愛の死
はすごかったね。
あれを聴いちゃうと、やっぱ全曲聴きたくなるよね。パルジファルもすごい。
オランダ人しかないのは残念というより他はない。
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
┏v'┳_━━━ r、 |
yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // / わしのCDを廃盤にするんじゃない!
L_ヽ i V /
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
/|~ /  ̄ \
「魔弾の射手」も序曲だけだけど、クレンペラーで聴くと実に素晴らしい音楽だと思える。
評判の良かった他の指揮者の全曲盤が、すっかり色褪せて聴こえて困った。
>>845 えっ!!!!!愛の死はCD化されてるの??
LPでしか持ってないが。
しかも今年は没後30周年だ。クレンペラー大全集を出してくれよー。
もしくは廃盤を復活させろ。マラ復活はもういいが。
>>845 クリスタ・ルートヴィヒが歌ってるヤツですか?
....4枚組のルートヴィヒの全集の???
>>845 最近例の4枚組を2500円で入手しました
いいですよね〜
853 :
832:03/06/13 01:18 ID:UFZUKCNC
クレソのチャイ4、klemperer legacyでもう売ってないのかなぁ。
HMV見ても無かったので残念、国内盤なんて買いたくないなぁ
チャイ4はklemperer legacyじゃ出てないのでは?
私は仕方なく国内盤買いました。聞けるだけで嬉しいのです。
855 :
名無しの笛の踊り:03/06/14 04:08 ID:l1dfaMEm
ていうか、いまは国内盤でも手に入らないのでは?
854さんが買われたのは、いつごろですか?
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
┏v'┳_━━━ r、 |
yバノ゙’' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // / 俺のCDを廃盤にするな!
L_ヽ i V /
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
/|~ /  ̄ \
今、フランクの交響曲を聴いてます。(NPO、1966)
クレの録音の中ではあまり話題になりませんが、巨大な演奏ですね。
大好きなフルヴェン&VPOとはあまり演奏時間は変わりませんが
フルヴェンのような”遅さ”は感じません。
ホントに遅さより巨大さを感じさせます。
でも、この曲でこんな巨大さを感じたら少々疲れますね。
>>857 > 今、フランクの交響曲を聴いてます。(NPO、1966)
> クレの録音の中ではあまり話題になりませんが、巨大な演奏ですね。
あまり話題にならないのは、すでに話題にし尽したから。
フランクの交響曲、で話せば、必ずクレンペラーが出る名盤中の名盤!
が、クレンペラーの名盤、で話すから....
860 :
854:03/06/14 13:26 ID:???
チャイ4は4、5、6収録の2枚組国内盤
確か2年前に京都で購入。あの頃は当たり前のように見たのですが。
>>857 クレソのフランク。
むむ、でかそうだな
巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
f, ミ }
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‘ーj`' : // /
L_ヽ i V / 俺のフランクもマラも巨大だ。
(" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
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巛ミヾヾ \
/ ミ ヽ
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‘ーj`' : // /
L_ヽ i V /
" ` ! _/
\ _,. -‐ '  ̄ !_
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ー ーー
/ ヽ
f, ミ }
'= r、 |
y ぐ 〜 0 ' ̄ ''' } }゙ }
‘ーj`' : // /
L_ヽ i V / 俺のフランクもマラも巨大だ。
` ! _/
: ヽ
f, ミ }
/ ' r、
y  ̄ '''} }
‘ーj`' : // /
L_ヽ i V / 俺のフランクもマラも巨大だ。
` ! _/
866 :
俺のフランクは巨大だ。:03/06/17 00:26 ID:xZzONmfJ
869 :
名無しの笛の踊り:03/06/19 08:53 ID:OWx+mm15
何でクレンペラーのHISTORYだけ少し高いんですか?
ユーロ高だから。
英EMIの旧クレンペラーエディション、ほとんど持っていたのに、
こんなものは、またいつでも買えるだろうからと、金に困った時に売ってしまった・・・
で、自らの不明を恥じながら中古屋を渡り歩く毎日。何とか7-8割は取り戻した。
昨日、場末の店の中古CDコーナーで思いがけず、レアな「ブランデンブルクその他
3枚組み」についに再会。冒頭のラモーで涙が出た。2度と売らないように名前を書い
ておこう・・・
872 :
名無しの笛の踊り:03/06/19 13:52 ID:HBXtB07g
>>名前を書い
ておこう・・・
こういうの好きだ!あなたいい人だね。
俺もクレソペラーなどいつでも買えると思って熱心に集めてこなかった
が、いまごろになって今度出てもCCCDかと焦っているところだ。
>>871 そうか、あなたもか。全く同じだよ、自分も状況が。
一時期(5、6年前)は、輸入CD屋どころか非クラシック系の
中古CD屋にまで旧エディションはあちこちに並んでたし、
まさーかここまでクレソが再評価された上、後から続々と出てくる
同一音源CDがここまでヘタレなリマスターとは予想だにせぬ事態
だったからなぁ。
875 :
名無しの笛の踊り:03/06/19 22:26 ID:GrIN13xE
>>875 これって公共図書館か?
だったらEMIを脅迫して1枚目を納入させろ。
ベルリンPOの田園、まだ塔にでとらんぞ
昨日、犬にいったけど気づかなかったな〜
17日に入荷済みになってるみたいだけど
ひさびさ来ました。2ヶ月ほどお犬様からご無沙汰しているあたしは、
ベルリン・ライブもう売り切れちゃってるんじゃなかいと心配してました。
どうやら杞憂という言葉がまさにピッタリなようで、あたしはチトかなすい。
880 :
名無しの笛の踊り:03/06/21 07:15 ID:evcn5HP5
ベルリンライブ、予約してたやつの入荷案内来たよ。
あとは入金するだけだ。楽しみ〜
いまリハーサル聴いてる。すげーおもろい!
盛り上がってるな。よしよし。
ヒストリーについてたヤナーチェク:シンフォニエッタは、グレート・コンダクターについてた演奏より
もっと変わってますね。
ヒストリーの一番の目玉の「ロマンティック」は今夜の楽しみに取っておきます。
884 :
名無しの笛の踊り:03/06/21 20:32 ID:F+MKQy9w
ベルリンライヴ、とうとう犬と塔に出現してたので 早速購入。
当日のベルリンフィルのプログラム冊子をおまけにつけてくれた。
夜中に聴いてみるつもり。
885 :
名無しの笛の踊り:03/06/21 21:55 ID:iNdCUF4j
わああ、ついにでたんですかぁ〜〜〜。生きてた甲斐があった。
あしたゼターイ買います。予約もしていない私は、このスレの本物系
クレファンには顔を向けられない人間だけど、とりあえず喜ばしくて
ビールで乾杯。早速皆さん感想お願いしますね。
クレのリハーサル怖いのか(ウィーン芸術週間)ホンワカしているのか
(最後の録音)…。楽しみです。
1951のVSOのベト:ミサソレ聴いて大変感動しますた。
ステレオのも買うべきでしょうか?
ブラ:ドイツ・レクイエムもシューリヒトとアーベントロートしか持ってないので買うべきでしょうか?
本日、テスタメントのBPOのヤツ買ってきまつ。
(昨日は、コペンハーゲンライヴを買ったけどとても良かった。か、金が・・・)
>>853>>875 チャイ後期3曲なら、
ヤフオクでさる出品者が出品中。
また、べつの方が今週出品されると予告していますた。
宣伝じゃないから、貼らないよ。
検索しなされ。
BPOライヴ、期待通りの素晴らしい演奏。
待った甲斐十分にあってさらにお釣りが来た。
今後は田園のフルートを聴くたび、「ティアー!ティアー!」という
クレの歌声が思い浮かんでしまいそうだw
それにしてもリハーサルは面白い。結構マターリしてるが
クレの音作りがよく解る。ファン必聴。
>>886 どっちも当然買うべし。
クレの藝術が皆さんかなり理解出来てきているようだね。
いいことだ。
クレは、終生「リハーサル」については熱心だった。
他の指揮者のリハーサルにも相当足を運んでいるしね。
あの、七転八倒の人生のなか、よくやったもんだと感心するよ。
890 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 22:27 ID:O7HPz+bO
HMVのページでテスタメントのベト9が廃盤になってるがほんと?
BPOの田園、音質が極上だね。モノラルだが、下手なステレオよりもずっと鮮明で
クレンペラーの音楽造りがよくわかる。BPOとの他のライブもぜひこの音質で出して
ほしいもんだ。
ところで、テスタメントの社長が予告してたコヴェントガーデンでの「フィデリオ」は
まだ?
>>890 もし本当ならプレミア必至。
会社休んで都内のCDショップ、中古屋を回って店頭分を買い集める。
>>887 チャイコ、えらく高騰してるけど現在入手不可能なの?中古屋なんかで
国内盤2枚組のやつ結構みかけるけどな。ヤフオクではVPOとのベト5も出品
されてるね。希望落札価格が50000円に設定されてるが。
>>890 昨日、いきつけのCD屋に行ったら、あったよ。
随分前からある。買う奴いない。
ちなみに漏れは地方在住だけど。
>>890 私が良く行くショップにも、TESTAMENTの第九ある。
うちとこも相当な田舎だけど。
随分前に私が買って、補充されて以来、誰も買わない。
今度行った時、捕獲しとくか。
896 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 23:17 ID:O7HPz+bO
でもなぜ廃盤?テスタメントは直ぐに廃盤にするメーカーだっけ?
なんか信憑性がないよね。あっ、わたくし890です。
このベルリンでの演奏会、Abonnementsfreies Konzertとなっているが、
前年(63年)10月にオープンしたフィルハーニーの新ホールの
オープン記念シリーズの一環として行われたもののようだ。シリーズ
最後に真打ち登場、というところかな。ベルリンフィルとしてもワイマール
共和国時代の「ベルリンの黄金の20年代」の一翼を担っていたクレンペラー
にオープニングシリーズ特別演奏会の最後の指揮をさせることには象徴的な
意味があっただろうね。
ただしクレンペラー自身は64年のベルリンでのコンサートに関しては
あまりよい印象ではなかったらしい。まず前年秋にオープンした新フィル
ハーモニーのホールについて、非常に辛辣なことを言っていたはずだ。
「見せ物小屋だ」とかなんとかね。このホールでの指揮が全然馴染めな
かったそうだ。
898 :
名無しの笛の踊り:03/06/22 23:35 ID:YFCFpH2X
>>893 国内盤はリマスター最低最悪
犯罪的だね、あそこまでひどいと。
告訴レベルだよね。全く。
クレンペラーの残した録音は、絵画でいえば、ピカソ、ミロ
レベルだよ。それが無残にも・・・。
藝術というものが理解出来ていない輩が、「・・・の藝術」なんて
銘打って、でたらめにひどいリマスタリングのCDを販売する・・・。
許せん!
900ゲット
クレンペラーがDGと契約していれば今頃はもうオケの新譜は一切必要
なかっただろう。
絵画でクレというと、僕ははいつもグリューネヴァルトの例のイーゼンハイム祭壇画の
キリストの磔刑図をイメージしてしまう(確かミサ・ソレムニスのジャケット
に使われているはず)。
ともかく、クレについてリマスターとかヤフオクとかは全然本質的な話
とは思えないだけど、それでも今度のBPO録音はかなりグッドということ
らしいので今から楽しみです。
それはいえる。
クレのBPO録音は、ある意味フルヴェン/BPOより貴重。
よくぞ長生きしてくれたものだ。有難い。
904 :
名無しの笛の踊り:03/06/23 00:08 ID:2oq75EVE
>>897 我々が驚嘆した演奏でありながら、クレンペラー自身があまり満足
しなかった演奏としては、NPOの門出となった第9(1964)がある。
ヘイワースの本によると「失望した」とのこと。信じられません。
おそろしく自分に厳しい人だったんですね。
>>904 クレンペラーが自身満足した録音なんて、ものすごく少ない。
ロ短調ミサは、クレが満足した数少ない録音の一つ。
凄い名演だけど。
906 :
904:03/06/23 00:24 ID:???
>>905 ロ短調は彼が繰り返し聴いた録音として有名ですね。
本人が大好きだったからというわけではありませんが、あのキリエの
出だしは何度聴いてもその度に衝撃を受けます(他で聴けます?)。
他にも多分お気に入りがあったとは思いますが、それが何なのか
こちらで想像するもの一興です。
私は『ロマンティック序曲集』なんて実は大満足だったのではないか
とひそかに見当をつけています。
>>902 BPOとの録音で期待したいのは66年5月のベートーヴェンの第4、5番
を指揮したコンサートの録音だと思うね。BPOの支配人によれば、そのとき
のコンサートは出色で出来で、多くの人たちの脳裏に焼き付いて離れな
かったとのことだよ。あとBPOとの録音では59年のブルックナー7番だが、
ルツェルンでのコンサートはすでにCDになっているが、ベルリンでのコンサート
(高等音楽院のホール)は名演だったそうなので、そのCD化も期待したい。
ルツェルンでの演奏は凝縮されたような表現の独特な演奏だけれどね。
あとベルリンでの68年5月のマーラー9番についてはいきなりクレン
ペラーがキャンセルしてきたそうだ。この事件はベルリン音楽界にとっての
重大問題となったとのこと。残念な話だ。
> (他で聴けます?)。
聴けますよ。強烈なのが。
EISENのチェリ盤。
クレンペラーは生涯、病気や怪我をした人だが、
彼が病気したおかげで、世に出た演奏家も沢山いるね。
フリッチャイもその一人だ。
もっとも、フリッチャイは胃原発悪性リンパ腫のため、惜しくも
早々とあの世に逝ってしまった・・・。
残念ながら、チェリの「ロ短調ミサ」は、クレのそれに比べると
ベストメンバーのフランスと日本のサッカーの試合を見るようなもの。
クレだったら、「みんなが言うほど悪くないよ〜」と言うかもしれないけど。
911 :
名無しの笛の踊り:03/06/23 07:13 ID:THoGKEH7
BPOとのベトは前に出たのでもっているけど(音は悪かった。今度の田園はいいという
触れ込みですが、聴いた人どう?)、4,5より6が良かったと思う。
田園はいいねえ。クレの残した田園のなかでも、屈指の名演。
フルヴェンのルガーノライヴと同格の偉大なドキュメントといえる。
クレの5番も捨て難い。と思う。
クレのベトは、特別。唯一匹敵するのは、フルヴェンのみ。
但し、フルヴェンは音が・・・
>TESTAMENT「田園」
購入初日は1枚目だけでお腹一杯になった。
>>901 クレがEMIと契約しなければクレ&フィルハーモニアのコンビが誕生
しなかった(可能性が高い)事を考えると痛し痒し。
それでもデッカと契約してVPOと録音とか、テレフンケンと契約してBPOと録音
とかいうのも夢想してしまうのだが。DGと契約したらカラヤンがしゃしゃ
りでてきて、妨害工作をされた可能性もあるし(クレをなんとかしないな
らEMIかデッカにいってやる、とか)。
リハ聞きました。
要するに、楽譜のとおりやれと言っているわけですね。
まあ、弦を落とせば、木管が聞こえるとかなんとか、
理屈はわかるが、
その位で、なぜああいう尋常でない結果になるのか??
リハ中は、なんとなく「ベルリンフィル」っぽいところが
残っているけど、
バッハの本番が始まったとたん、いきなりクレ100%に
なっていて、結局謎は深まったというのが第1印象でした。
>>911 買いなおすべし。前に出ていた海賊盤とは次元の違う高音質。
はっきりいって、EMIの糞録音よりもずっといい。
おまけのうち当日のプログラムはタワレコの店頭でももらえるようだけど、
リハーサルの日本語訳ってのは犬通販でしかもらえないのでつか?
>>919 塔でもらえるプログラムの中に折り込んであるよ。
>>920 あ、そうなんでつか。ありがとうございます。
BPOのクレ田園を堪能した後、同じBPOをカラヤンが振った田園を聴いてみた。
同じ曲、同じオケだと言うのに、なぜこんなに(以下略
リハーサル、ほんとに何の変哲もない。それなのにまごう方無きクレの音楽。
とりわけ田園の終楽章に魅せられて、何度も聴いている。田園とは神が住まう
神域だった…。
>>922 おまえはそのレスが書きたいからわざわざカラヤソのCD引っ張り出してかけただけとちゃうんかと
925 :
名無しの笛の踊り:03/06/23 23:34 ID:f9d4RCLE
それでもいいじゃんか (922にあらず)
927 :
922:03/06/23 23:44 ID:???
>>924 いや、初めて買った田園がカラヤソBPOだったもんで、
「どんなんだったかな?」とこの機会に。
ちなみに改めて聴いた感想は、「気がついたら演奏が終わっていた」。
クレの田園は、当方いくつか持ってるけど、その中でもこのBPO盤は、
出色の出来映えだね。
>>923も書いてるけど、終楽章が非常に素晴らしい。
>>922 これはもののたとえだが、カラヤンの「田園」は、やっぱりプログラム前半
のための曲の演奏のように感じられる。後半の曲のための前座みたいなとらえ方
かもしれないね。それと比較するとクレンペラーの「田園」は、プログラム後半
のメインの大曲という雰囲気。
今時「田園」を後半のメインに据える指揮者などあまりいないと思うから、一層
クレンペラーの演奏の大きさが痛感されてしまうな。
>>928 んなことはないよ。この間のラトルのチクルスもメインだった
(前半はブレンデルとのP協4番)
チェリがメインでやったこともある。
まぁ、クレの演奏云々は同感だけどね。
来日公演で田園を前半に置いた人
クーベリック(1965) 田園/バルトーク:オケコン
ムラヴィンスキー(1979) 田園/ワーグナー集
アバド(1986) 田園/ベト4/レオノーレ序曲3
クレンペラーは解釈の系譜という点ではむしろこれらの人に近い
ようにも思う。もっともシンフォニーを前に置き、後半は雑多な
お楽しみやコンチェルトというのは古いプログラムビルディング
の作法で、「前座」というのとはまた違うのだが。
ジェフリー・テイトはクレンペラーの後継者といってもいいよね
932 :
名無しの笛の踊り:03/06/24 00:59 ID:psie3OAa
> 931
モーホーと一緒にするなや。可能性としては、ミッコ・フランクの方が面白いと思うが?
_,, -―- ,,_
/´ `\
/〃 ヾヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
{ ノル'フノリリハヾ、} | 中高年
| イ〃≡ ≡ヾ い| |
!|| 〔´⌒_〕^〔_⌒`〕 |リ' < おっちゃん小遣い少ないけど
. { 、。 ̄r(___)、 ̄ 。, } |
爪 ゝ___,_,___, ィ ,! | 明日買いに行ってくるわ
〃人 `亠=亠'´` 人 \__________
/ ̄ l |\_____/| |  ̄\
/ ヾ | \l>凶<l/ | ∧
買いに行くならおまけ付きの店にいったほうがいいよ
>>930 この秋、ティーレマン/ウィーンPOが
田園/英雄の生涯
を予定。重(ゲップ
田園といえば、マーラー。
そのマーラーの衣鉢を継ぐクレ。
スーパーNBAの世界だ。
マーラー→クレンペラー→バーンスタインという系譜ですか?
ロ短調、東芝EMI盤の音ってどうよ?CCCD化する前に買おうと
決めたんだけど、外盤の方が音いいのかな?
TESTAMENTとEMI、買うならどっちから?というのも訊いてみるテスト。
音のことをいうなら東芝EMI盤は話にならない。
迷わずEU盤にするヨロシ。
TestamentとEMI盤は、どうせ両方買うんだからどっちからでもいいけど、
普通ならまずはEMI盤からでしょう。
TESTAMENT
田園って凄い曲だったんですね。
マーラーが誉めていたのがやっとわかりました。
田園聴いて久しぶりに感動したよ…
>942 ゲッツ。リハーサルの音から既に、といえば言い過ぎか。
これでベト交響曲すべてクレがナンバーワンになった。
慶賀。もちろんあくまで自分的ですので、妄想こくななんて
いじめないでくらはい…。
(なんせ2番までクレが一番なんて思ってもなかった。グレート・
コンダクターのやつです)
レッグの自伝の中で、御大と一緒にPOの能力を各セクションごとに検討
した話が出てくるけど、そのときの結論は「弦セクションにウェイトが足り
ないことを除けばヨーロッパで第一級の能力を有する」だったそうな。
で、その足りなかった「ウェイトのある弦」を得るとクレンペラーに何が可
能だったのか?
・・・・こういうことだったのか! その意味で確信犯的なプログラムだな。
1番はやはり1924年録音のベルリン国立歌劇場O.とのやつが格別だ。
オレ的に言えば、クレンペラーの戦前(20年代)の録音は清新で爽快
に聴こえる。
おっと、ハンガリーのHUNGAROTONから、ブダペストでの48年から50年までの
ハンガリー国営放送録音のバッハとワーグナーのCDが出たね。まだ一部しか
聴いていないけれど、演奏スタイルは実に新鮮な感じがする。
ヴィルヘルム・ピッツを引っ張ってきたのはクレの神通力?レッグの政治力?
949 :
名無しの笛の踊り:03/06/25 09:21 ID:N0bsDW4W
次はpart7だっけ?
952 :
944:03/06/25 23:03 ID:???
>>946 >>947 20年代のベト1は遺憾ながら聴いてないが、私が自分的に一番なのは
ラスト・コンサート・イン・ボンの途轍もなく遅く重いそれです。
それこそ清新・爽快の対極にありますが、誰も真似できない境地に
達していると思います。
>952 鶏野との一番もなかなか
954 :
944:03/06/25 23:41 ID:???
同意。トリノは全部名演だから、ちゃんと出して欲しい。
やっとベルリンライブ買ったよ。あらゆる(といえるほど聴いてないが)
モノラル録音の中で最良かというほどの音質。クレンペラーはライブで
こうしたすごいテープがいっぱいありそうだね。EMIがとっとと地球上から
消滅してそれらが出てくれることを祈りたい。
クレの田園私はちょっと疲れる。なんせ、嵐の後の安らぎをとりあえず
予想していたら、今度は白熱した精神が吹き荒れる終楽章なもんで。
こういう田園はやはり今まで聴いたことなかった。偉大すぎる…。
『ウィーンに生きて』,大塚敬子,音楽之友社,2002年8月発行
↑の著者はオーストリア放送響(現ウィーン放送響)に25年間在籍した打楽器奏者。
92−99ページに、クレンペラーのことが書いてあるが、なんだかしみじみと良い話だ。
皆の衆、ぜひ読め。
958 :
名無しの笛の踊り:03/06/27 08:47 ID:H98IPHe7
HISTORY、値段が値段だからとは思うけど(でも他のより高め)、
音とび多すぎるね。板のつぎ目もぶっつり開くし。
面白かったのは、「復活」と「死の舞踏」とモツ25とヤナーチェク。
やたら濃いね。「復活」のスケルツォが「死の舞踏」に似ているとは・・・(苦笑
前に「魔術的リアリズム」っていったんだけど、この辺はほんとにそういう感じ。
「復活」はフィルとのスタジオよりテンポも速いし、その分荘厳さは減じているけど
、劇的な表情の大きさでは上回る。クレがあんなに表現的になるとは思わなかった。
単独で出ているけど(アーチペル?)、音はこれよりいいんだろうか?
両方聴いた人いたら教えてください。
>>956 どーい。 嵐の後は爽やかな風が吹いて欲しいよね。
あの嵐は、雨風というより精神波というかなんか地獄落ちみたいで・・・
救済してはくれなかった。
田園っていっても、交響詩じゃなくて、
ハ短調のとセットでできた交響曲だからね。
しかも、最初は田園が5番だったんでは?
クレのあの終楽章だと、すんなりと運命に続いて
いく感じがする。
救済って、何の話?
ヤフオクは今週末クレンペラー祭!!
オットークレンペラーと雪の下の一騎打ち。
んで、唐傘が自作自演で吊り上げるVPO運命&未完成。
ただいま吊り上げ工作で21000円!!
釣られるクレヲタもバカ丸だしだな、あはは。
もう一組出てるね>「運命・未完成」
9,800円からだと同じような展開が待ってるね。
965
966
967 :
967:03/07/01 19:11 ID:4pLdNSOs
7月6日は没後30週年。
それまではageておこう。
968 :
968:03/07/03 00:48 ID:???
968
こっちも1000までガンバリマシヨウ。
今日7月6日は没後30年の命日。
改めてクレンペラーの業績に感謝。
>>970 そしてクレンペラーの生前は父を支え、没後はその業績を世に知らしめるために尽力したロッテの業績にも感謝。
命日にはメリーワルツ age
メリー・ワルツはウルトラギャグだから、御大も大いに喜んでくれる
といえよう。
私はクーベリック、ニューフィルハーモニアによる
Otto Klemperer Memorial Concertを聴いた。
そっちもギャグっぽくていいね。
あれはクーベリックでオケもニューフィルハーモニアなのに
なぜか第2ヴァイオリンは左なのだ。おまけに録音もあまり
よくない。1957年のクレンペラーによる第9ライヴの方が
ずっと鮮明な音像だ。
ロ短調聴いてました。
失ったものが大きすぎます....
というかステレオ時代まで生きてただけでも奇跡。
>976 「いえよう」はこの際余計だっちゃ。
クレのロ短調の衝撃は二度とやってこない。