1 :
名無シネマ@上映中 :
03/02/21 12:36 ID:1/nW9CpS
2 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 12:43 ID:LFcovqye
2
新スレ初カキコ
4 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 13:07 ID:7KBVHIlo
5 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 13:41 ID:NiLThMm3
8 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 14:56 ID:CpMF6pfN
なんだ?一日で100以上レスついたのか…この調子だと週末もっと伸びるな
何かアカデミーは無理とかゆーカキコを たまに見かけるけど、僕にとってはそんな 事は全然問題じゃない。獲れればそれでいいし、 獲れなくても構わない。 そーゆー「お墨付き」は僕の中では大した事じゃない。
10 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 15:20 ID:f2HezwDi
主人公の元になったピアニストの息子は九州で大学教授 日本語ペラペラ
11 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 15:54 ID:PMGbtN66
12 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 17:02 ID:9DjnDJrz
>9 同意。
13 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 17:05 ID:byuCPctO
14 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 17:12 ID:PMGbtN66
15 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 17:27 ID:cAnzyzft
最後に出てきて全部もってった大尉殿に感服。萌え。
16 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 17:49 ID:Id8uMobj
昨日みた。 めったに映画に行かないのに、エライ映画みてもた〜〜〜というのが第一印象。 前回みたのが「海の上のピアニスト」ねたじゃないです。 同系統の映画かとおもったら、大違い途中で帰りたくなった。 でも、いまはいい映画だったんじゃないかなと思ってる。 最後のドイツ将校にピアノを演奏させられる場面だけど、 何を弾くのかなとどきどきした。 ワシだったら、ドイツ人におべっかして、ベートーベンを弾くだろうなあって、、 でも、ヤパリ、ショパンだった。う〜〜〜んって感じですね。 最後に、ピアニストとしてポーランド人(ユダヤ系だけど)としての誇りを示したかったのかなと、、、
17 :
◆gacHaPIROo :03/02/21 17:53 ID:xMutBbxp
ピアニストの人もたいへんだな
18 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 18:35 ID:wJUbfsIE
ピアノの中の人も大変だな ゲットーの中の人は大変だな
19 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 20:31 ID:/4wILLmr
てっきりバイオリンの中の金と、「○○をしりませんか」って何度も尋ねるおばはん は何かの伏線なのかと思った
20 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 21:26 ID:mxTwsIao
ダンナがこの映画を見て絶賛してた。 やっぱ、みんなもアカデミー賞はこれで決まりとかって思ってるんだろうな。 アニメ版は「アイス・エイジ」がとってほしいな。(関係無いね)
21 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 21:29 ID:x34XVTJs
アパートの隣部屋の女の顔が メチャクチャむかついた。
22 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 22:23 ID:YPluM9Rk
この映画の伝えたいことは・・・こういう史実があったということだろ。 ワルシャワにいたユダヤ人ピアニストが、苦労して生き延びて再び平穏な日を 取り戻す。それだけで説得力十分だと思う。 伏線がないとか説明不足とかいう指摘は、史実の持つ重みがわかってないよ。
23 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 22:28 ID:JfeVPw6c
日本人向きの映画だな。 雨公は果たして感動するのかね。
24 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 22:43 ID:wJUbfsIE
普通 映画で戦闘シーンがあったら登場人物が叫び声とかをあげて (弾もってこーいアバム とか) 盛り上げようとするけど なんか報道カメラマンが見た市街戦の戦場の映像みたいに 淡々としてたね
25 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 22:58 ID:VfPkPev9
ヴィトゲンシュタインみたいにピアニストでありながら従軍し、 右手を吹き飛ばされても左手だけで弾けるピアノ曲の作曲を 依頼(ラヴェル、スクリャービンなど)し、片腕のピアニスト として活動したケースもある。ドビュッシーもラヴェルも従軍。 20世紀最高峰のピアニスト、ミケランジェリはイタリア空軍の 戦闘機乗りだった。芸術家はひ弱という先入観があればこの 作品にも共感を持つのだろうが、実際には多くの芸術家が戦闘員 として、またレジスタンスとして生き、死んだ。その圧倒的現実の 前では、この主人公のエピソードがひ弱なものにさえ思えてしまう。
26 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:06 ID:fWmmV2uh
>>25 人間の持つ生への執着が如実に出てたもんね。
でもそれだけにすごくリアリティあったよ。
当時でもレジスタンスに参加できるだけの
勇気がない香具師だってたくさんいただろうし。
実際の当時のワルシャワもかくあらんや、て感じだった。
こういう映画は今まで見たことなかったな。
27 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:08 ID:VfPkPev9
>>26 …そこが魅力といえば魅力かな、この映画の。
28 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:11 ID:FHOOdwTf
要は「選ばれたものは残る」ということじゃないの? 私はあのコートのところは、 だめじゃーん!!!と思いましたけど。 主人公だけですよね、徹底して冷静なの。
29 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:21 ID:fWmmV2uh
コートのところもそうだけど ちょっとしたきっかけで人の生死が決まってしまう おそろしさも全編通して感じたよ。 最後にナチ将校が哀願するシーンも 人間の執着というか悲哀を感じまつた。
30 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:25 ID:wJUbfsIE
映画制作の常識ではここはこうするだろうというシーンや設定が違うときがありましたが だって実際にはそうだった訳だし みたいな異様なリアリティはありましたね
31 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:34 ID:/xKoIdVc
32 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:40 ID:/xKoIdVc
前スレから引き続いてドイツ語のこととかユダヤについてとか 映画以外に色々興味深いレスを読みふけってしまった。 電車の通行待ちの時に無理矢理踊らせたり、クリスマスの酒に酔って殴ったり。 中にはイデオロギーや中枢部の理論・理屈は本当はどうでもよくて ただ「公然と虐待できること」に快感(?)を憶えていただけの兵士もいたんじゃないかな? こういうのって 戦時下ではない平和な時でも起こってるんじゃないかって ある意味考えさせられる。
33 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:56 ID:jEohQbwd
この作品を見て今まで漠然と過ごしていた今の生活が実はとても貴重な物だな と感じた。住める国があって自分の家があって飢えや寒さに脅える事も無く 自由に行きたい場所にも行ける。色々不平不満があっても平和が良いに決まってる。 でもその平和を勝ち取る為には結局戦って血を流して多くの犠牲を出さなくては いけないのが現状。戦争って勝ち負けとか善悪とかだけで単純に割り切れない 複雑さがあるんだなと感じる。
34 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 00:28 ID:o/resZ5p
晩飯にパンとジャムを食べた。シュピルマンの指しゃぶりシーンが浮かんで(゚д゚)ウマー
35 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 00:36 ID:lFlInE0R
シュピルマンが水の入った缶を開けようとして、 ナチ将校と会うシーンあるじゃないですか。 あそこで、ナチ将校が 「職業は?」と聞いて、シュピルマンの答えが 「Ich war ein Pianist」 これに対する字幕が「ピアニストです」なんですが、 シュピルマンは過去形で答えてるんですよ。 このシーンにすごく違和感がありました。と、過去ログ読まずにカキコ。
37 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 01:08 ID:F8HQdqqT
内容に関係ないんだけどさ。 昼間見に行ったら暇なオバチャンとくだびれたサラリーマンで溢れてたわけよ。 で、二人連れのオバチャンが、ずっと思ったことぼそぼそ全部口に出しやがるしさ。 車椅子シーンでは「あらまァ、うそォ、ひどいわァ……」 ピストル惨殺シーンでは「もぅイヤ、あたしダメ、これダメ(涙声」 ラストのドイツ兵コートのために撃たれるとこでは 「あぁ、あのコートなんか着てるから、あら、ヤダ、ダメ、ダメ、逃げて」 まああれだ、おすぎ宣伝の弊害はデカイな。 映画館にゲシュタポ設置して迷惑な客は強制労働させるといい。
38 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:36 ID:kD5T2/p2
憂鬱な映画だった
39 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:37 ID:j+BWu8Cy
テレ朝で特番やってる
40 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:39 ID:N67jqF0l
10チャンネルに息子が出てるな〜。 何の番組だろう?
41 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:47 ID:Tda8BOkH
(;゚Д゚)テレ朝めちゃくちゃネタバレしてんな・・・ 廃墟シーンを見せるなよ・・・
42 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:48 ID:N4uJmWTZ
>>41 そうそう!最悪・・・・
まあ漏れは見たんだけど。
しかも微妙に曲解してるぞ・・・
43 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:50 ID:j+BWu8Cy
44 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:53 ID:Tda8BOkH
( ´∀`)実況板で実況してたりして
45 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:55 ID:N4uJmWTZ
46 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:56 ID:j+BWu8Cy
47 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:58 ID:N4uJmWTZ
48 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:58 ID:Tda8BOkH
テレ朝終わったね。 結局ほとんど見せてたな。 ・・・・・ってまたやっとる。
49 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 02:59 ID:j+BWu8Cy
テロ朝め、、、
50 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:00 ID:N4uJmWTZ
>>48 あれ見せすぎだよな。最低・・・
あいかわらずおすぎは胡散臭いわけだがw
51 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:00 ID:Tda8BOkH
漏れはTVあんま見ないから、このおすぎのCMも初めて見た ( ´∀`)映画観た後でよかったよ
52 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:01 ID:3ROyCtEa
テレ朝のせいで(おかげで?)また見たくなった。 明日行ってこよう
53 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:03 ID:N4uJmWTZ
>>52 同感。
こないだ見たあとは、おなかいっぱいでウェーって
なってたけど、もう一度見たくなった。
漏れもいこうかな。
54 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:13 ID:a+e0WAil
教えてください テレ朝どんなでした? ポラのインタビューとかあったの?
55 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:14 ID:j+BWu8Cy
>>54 ポラのあった。息子さんやシュピルマンの奥さんとかも出てた。
56 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:17 ID:N4uJmWTZ
>>54 ナレーターの解説による本編のダイジェストがメイン。
ちょっと見せすぎ。
で、なんとかいう女優がポーランドの町並みを散策。
シュピルマンの息子と落ち合う。で日本語でインタビュー。
合間にポラのインタビュー。
最後におすぎがCM打っておしまい。
57 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:20 ID:DSJJk77k
シュピルマンの息子さんって日本語堪能だね。
58 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:24 ID:N4uJmWTZ
>>55 56さんどもです。
ポラ見たかったなぁ。不機嫌じゃなかった?w
60 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:25 ID:N4uJmWTZ
>>59 しかめっ面だったけど、熱く語ってた(と思う)。
戦争映画ではない、といったことを強調してた内容だったと思う。
>>60 ありがとう。そうかぁ。
うん。戦争映画らしくないよね。てか
戦争ってテーマを器にしただけってかんじ。
別に戦争じゃなくてもよかったじゃん〜って思った。
62 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:48 ID:DaSebb6O
俺、見てて何故かルー大柴の顔がだぶって 仕方ナカータよ。
63 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 03:49 ID:X1Ca4uhL
>>6 本:
戦場のピアニスト 春秋社
ウワディスワフ・シュピルマン (著) 佐藤 泰一
http://www.shunjusha.co.jp/news/2003/01/pianist.html 戦場のピアニスト 新潮文庫 新潮社
ロナルド ハーウッド (著) Ronald Harwood (原著) 富永 和子 (翻訳)
原作を読んだらまた見に行きたいんだけど、最寄りの書店で売り切れなので、予約注文したところです(もっと増刷してくれよ!)
同題の本が新潮文庫からも出版されているけど、これは映画とは無関係なのかな?
映画館で見るのは本当に久しぶりだったけど、もう一度じっくり見てみたい作品です
64 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 04:15 ID:gLbxVlDz
いい映画だった〜。 だけど、後ろの席のおばちゃん二人が、上映中、いちいち分かりきったことを話していて、 非常にウザかった。 ユダヤ人が撃たれて殺されるたびに「ヒッ」とか声を上げるし、ピアノのふたを開けて、 引く振りをしたら「音を出せないからね」とか、砲撃で壁が崩れれば「穴開いた!!」とか…… しかも、もうラスト近くになってるのに、シュピルマンの横顔が映ったら「鼻高いねぇ」とか 頷きあってるし…… 涙顔じゃなければ振り向いて注意したのに。
テレ朝しね!
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/22 06:34 ID:EwlZKncG
この映画って 出てくるドイツ人や反ユダヤ主義的な人って みんなブタで醜かったなあ。。 ユダヤは商売うまいだろうというチンケなドイツ兵。 おやじさんに雇用証明だすドイツ人(ポーランド人?) 隠れているところを見つかってしまった隣の女なんて ブス丸出しだった。 あのハンサムな将校とコントラストをだすためか?? 俺ならみんな見た目がかなり良い人ばかりを使うが、、
そういえば確かに美醜はっきりしてるね(w でも廃墟のバーで一緒に隠れたおっちゃんとかも別に美しくはなかったような。 原作知らないから詳しくないけど支援してくれた女の人や旦那とか、ポーランド人じゃない? ドイツ人が基本的に濃ゆいマッチョデブ率高いだけだったりして
68 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 09:24 ID:TFhr9TQM
>>67 たんにユダヤ人が食物の配給が少なくて痩せていただけじゃないのかな?
ナチス支配のポーランド地域でユダヤ人が配給される食物はドイツ人の3分の1、ポーランド人の半分以下だったそうだ
もちろん、こうした差別はナチス特有の人種観によるもの
69 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 09:55 ID:mRniu5mr
ゴールデングローブ賞作品賞とれなかった。。。。 オスカーきついかな。 大体ゴールデングローブにちかい線だからな。 もうポランスキー70かよ。 ちびのくせにもてまくっってたという話きいたことある。 事件おこさなかったら今頃ハリウッドの大物だったろうになあ〜〜〜〜。
70 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 10:01 ID:TFhr9TQM
>>69 監督の個人的な履歴って受賞の選考に影響するのかな?(オスカーってアメリカ人が決める賞でしょ?)
個人的には久々に映画館で見たいい作品だったのでOKなんですが
ドイツ人将校の前で演奏してる時外で待ってる部下が映されるシーン良いよねえ〜
72 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 11:03 ID:KYOwOLvh
>>71 あの部下はどう思ってたんだろうね。
外からピアノの音は聞こえてたのかな。
73 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 11:05 ID:0KA/HMSF
>>64 俺の後ろにも全く同じおばちゃん二人組がいた。
私の時は、車椅子シーンででかい声で「きゃっ!」っていったひとがいた。
75 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 12:06 ID:kSIvIWaC
最後のナチ軍の将校の命乞いはみっともねぇな ユダヤをひとり助けたからってどうにもならんわなぁ まぁ話自体はまとまってる感じがしたけど、 こう言うの好きじゃないんだわ
77 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 12:17 ID:rRHg+Ask
>>76 史実(原作)を脚色しないで忠実に映画化したからでしょ
現実なんてそんなものですよ(ナチスの所業は現実離れしていたようでが)
78 :
:03/02/22 12:35 ID:lcV37kGf
おばちゃんが喋る理由は、 連れがいるのに黙っているのは、その連れに対して悪いと思うから。 だから、おばちゃんこそ、映画は1人で見るべきなのにね。
79 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 13:17 ID:yf+DKWxf
>>76 あの将校が助けたユダヤ人は一人ではない。ポーランド人も助けてる。
シンドラーや杉原ほど多くないが。
あのシーン(将校命乞い)でみっともないと感じてしまうのは 日本人的セップクイズムに毒されすぎだよな。 俺はたとえフィクションだったとしてもあの場面では 泣き叫んで足掻く演出にするのが正解だったと思う。
ピアニストは将校がこなければ、死んでいた可能性も無きにしも非ず。 こなくても助かっていた可能性も無きにしも非ず。 助けたと言う事実それだけでいい。
82 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 13:48 ID:Rcvp1/w0
もう、みっともないとか言うなよ。 あれが死に直面したリアルな人間の姿だと思うがなぁ。 みんなさぁ、自分に置き換えてみればわかるでしょ?
>>82 捕虜になってる状態で俺はユダヤ人を助けた
から自分も助けてくれなんて言えるような状況が
理解できない。自分だったら諦める、だってそんな
状況でベラベラしゃべったら殺されそうだもん。
俺が臆病なだけかな?
84 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 13:56 ID:Rnroyswu
あれをみっともないというのはいかにも日本人のメンタリティかも知れない 日本の軍人は、意識のあるうちに捕虜になったのがほとんどいなかったらしいからね あの将校もソ連ではなくて米英軍に拘束されていたんだったら生還できたかも知れないね 敗戦間近のドイツ軍はこぞって西側で投稿しようと努力していたらしい
85 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 14:05 ID:Rcvp1/w0
>>83 喋らない=死
喋る=生または死
だったら自分なら喋りまくる。
86 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 15:33 ID:5TZfIiy2
>>63 原作本探したけどどこも品切れ、すぐに売り切れちゃったそうです。
Yahoo!ブックスを見ると取寄せ不可になってる春秋社に在庫無し?
近所の書店に予約注文したけどいつになるやら。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/22 16:03 ID:EwlZKncG
>>84 ドイツ兵は「カチンの森」なんかの情報で
ロシアの赤軍も
自分たちと同じように残虐だと知ってたからね。
せめて英米へ! って気持ちだったのかな
88 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 16:26 ID:BYm2bQyc
>>87 そりゃそうだろ。
スターリンは、カフカスの狼?って言われるぐらい
狡猾で冷酷なのは有名だったからね。
それに赤軍なんて粗暴犯で構成された部隊まであった。
米英軍に投降したくなるわな。
89 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 16:31 ID:ZXtT3ymM
>>86 書店に問い合わせたら3/1に増刷分が出荷されるそうです
これほど売れるとは思っていなかったようです
だから実際に入手できるのは3/10ぐらいになるよと本屋で言われてしまいました、、、
90 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 16:34 ID:ZXtT3ymM
>>88 スターリングラードで投稿した9万人のドイツ兵のうち祖国に生還できたのは5000人にすぎなかったそうです
日本軍も旧満州でソ連に抑留されシベリアで強制労働させられましたが、それでも半数近くは生還していますから、ドイツ人への待遇がいかに素晴らしいものだったか想像がつきますね
レディースデーなどは避けた方が良いですね。 あと、ご年輩のおばさまの隣も。 とにかく喋るし泣くので。
92 :
86 :03/02/22 17:23 ID:5TZfIiy2
>89 情報thanks 3/10ですか(´・ω・`)ショボーン
93 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 17:26 ID:Jr3WQBnS
たいしていい映画とは思わなかった オスカーには丁度いいかもね
94 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 18:57 ID:i7qORcUv
オレも期待した割にイマイチという感想。 終わり方がよくない。 だからこの映画、中途半端な後味がなんともいえない。 あの状況におかれて、あそこまで「生きること」のみに固執することが体験 のない自分にはピンとこない。まあ、人にもよるし、自分も実際にその場に たたされれば同じなのかもしれない。けど、もうそれって同時に人間である事 を放棄してるようなもんでしょ。そんな選択を強いられた人を題材にしたノン フィクション映画であんなあっさりしたハッピーエンド的な終わり方はどうかと。 生き残ったら生き残った者なりの苦しみみたいなのがあったはず。 精神的な後遺症とか、そこまで大げさでなくても何かしらあったはず。 随所にいいシーンはあるんだけど、そこが抜け落ちてるんだよね。
処刑シーンがすっばらしい
96 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 19:00 ID:UI4GOuUS
今日観た。絶賛とまでは行きませんが良作ですね。 あと、あのシーンで流れる『月光』が劇中の音なのかBGMなのか 判らなかったのがちと不満点。
97 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 19:11 ID:4MbgHrKk
>>94 その苦しみを大げさに表現したら、嫌味な映画になったでしょ?
>>97 嫌味というのは被害者意識が強過ぎてという意味かな?
99 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 20:29 ID:F1wNAcB5
結局、家族や友人や命の恩人がどうなろうと、 自分さえ助かればうれしいという話ですよね。
100 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 20:34 ID:fFVn79AL
この映画ダメだ(ハリウッドものとはレベルが違うけど)と思ってたけど、 よくよく考えたら半史実なんだからしょうがないかと思えてきた。人間の 追憶なんて美化されるのが当たり前だし、全編に流れるうそ臭いムードも これはこれでよしなのかな。カメラワーク、フィルムの発色、CGの自然さ には驚嘆した。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/22 20:40 ID:EwlZKncG
>>94 良い作品だと思うが、、、、
たしかに「ええ?こんな終わり?」って感じがある。
何かもうひとつヤマを加えて終わらしてほしかった。
それか
助かるまでにしてほしかったね。
それと観ていて、
ドイツ兵からもらうコートでもうひとつシリアスなエピソードを
期待したんだが、、、あれだけか??
このスレの誰かも書いていたが、、
「良い作品」なのは確かだけど「良い映画」かと聞かれたら微妙な所はあるね。 映画的なドラマツルギーには則っていないし盛り上がりにも欠ける。 それでも俺は2回見てしまった……レンタルになったらまた見ると思う。何故か癖になる
>>99 うれしいって・・・その反対でしょう、多分。
生きている事に罪悪感を感じて(前スレでもあったけど)
自殺する人も結構いたらしいよ。
生き延びていくっていうのは大変な事なんだろうと思う。
私たちなんかには縁のない感情なんでしょう。
まぁ、99さんだったら「うれしい」んでしょうw
104 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 21:33 ID:VZVMLE/d
,、ァ ,、 '";ィ' ________ /::::::/l:l ─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !| . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l| 、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! .ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 . \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、 表面的にしか物事を捉えられない人は(この映画を楽しむのは)難しい ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬ _,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,、‐'゙ ン;"::::::. "´ '゙ ´ / ゙、 ' //::::::::: {. / ./::::::::::::: ', . / /:::::::::::::::::. ',.
105 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 21:46 ID:MkXIgmHU
あの廃墟ってCGでしょ?にしても良く出来た映画だと思う。
106 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 21:49 ID:fFVn79AL
>>104 目の肥えた人にとってもなかなか難しいものがある
107 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 21:49 ID:xwb0viyx
oioi
108 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 22:33 ID:e5BrcATM
>>89 さん!
今日、新宿の紀伊国屋書店の6Fに行ったらテレビが置いてあって、予告が流れて
いました。(思わず涙・・・。)テレビの前に、本が何冊か置いてありましたよ!
>>105 さん!
あの廃墟は、ベルリンにあった旧ソ連軍の兵舎を破壊して、撮影に使ったそうですよ!
その他のシーンもCGは使わず、全てロケだそうです。
109 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 22:55 ID:2+vJawXo
とりあえずあの銃声の重さはTVで見ても味わえない。 是非劇場で聞いて欲しいね。
110 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:16 ID:ldia54gW
歴史は現在へ、そして未来へと続いている というのがよくわかるエンディングだと思うけどな。
111 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:23 ID:qVBhGNTR
本当に体験したらほとんどの人が耐えられないような史実を美しい映像と音楽で観客の目前に再現したという点でこれは完成度の高い芸術であるといっていいんじゃないかと思えるね。 絵画で言うならピカソのゲルニカみたいな作品じゃないだろうか?(ちと誉めすぎか?)もう一度見に行くことになりそう。
112 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:30 ID:WKfN6R7d
113 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:37 ID:BNKbUJ3B
杉原はたくさん人を助けたの?
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/22 23:41 ID:EwlZKncG
ドイツ将校の前で 軍隊ポロネーズか英雄ポロネーズを弾いてたら、 彼の戦意を刺激して殺されてたかなw まあ、彼は戦争が敗色濃厚だったから センチになって助けてやろうって気になったと思う。 もちろんピアノに感動したからもあるだろうけど、、」
115 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:47 ID:qVBhGNTR
>>114 彼は親衛隊将校だったわけだけど、ドイツ軍が勝ち進んでいる時だったら、ユダヤ人を救うなんてできないよね(恐らく部下から密告されて反逆罪に問われる)。
終戦間際で軍隊の戦意や士気が衰えて個人の感情や意志が自由になっていたということでしょうね。
グロシーンありなの?
117 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 23:52 ID:qVBhGNTR
>>116 自分で見て判断してくれ
俺は小学生の子供を連れて行ったけど、見せてまずかったというほどの光景はなかったと思う(人間はひどい仕打ちをすることがあるんだよと解説しておいたけどね)
ドイツ人将校のデスクの上に家族の写真があったから、 最後の命乞いのシーンは、 みっともないとは思えなかったなあ・・・。 ともあれ、戦争良くない!と思いました。
119 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:21 ID:wuv0jIFc
>>118 将校の家族の写真を意味ありげにアップしていたよね
これで将校の言動を理解してくれと言わんばかりだった
120 :
116 :03/02/23 00:22 ID:vLAXUmQR
見てからじゃ遅いんだ。 こんど友達と見に行く約束をしてるのだが、グロは大の苦手。 自分、グリーンマイルで、途中退場して吐いたくらい。 夢に出そうなシーンはあった? 親切な人の降臨きぼんぬ
121 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:24 ID:NosD0O02
>>115 今の内に名の通ったポーランド人を助けておけば、万が一の時、命乞いできると思って助けていたりして。
122 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:25 ID:NosD0O02
今の内に名の通ったポーランド人を助けておけば、万が一の時、命乞いできると思って助けていたりして。
123 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:25 ID:wuv0jIFc
>>120 グリーンマイルみたいに肉が焦げるようなシーンはないよ
映像的にグロはないと断言していい
>>118 確かに、あの写真は狙って置かれたんだろうなあと思います・・・。
125 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:29 ID:Hpzu1wrV
>>84 日本の軍人にも結構いるよ、特に将校や上級士官。
一兵卒の方が捕虜とならずが多かったが…
>123 一瞬だけど、焦げた「後」があったやん
127 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:36 ID:wuv0jIFc
>>125 そうだね、将校クラスになると自分の意志というものがあったね
128 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:37 ID:DpN6n4Lh
シンドラーよりはグロクナイ
129 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:37 ID:Lo8YVveV
観てきました。 まだ全然スレ読んでないので、流れに関係ない感想ですが。 主人公よりも、彼にかかわって過ぎて行った人達の方が、 すごく印象に残りました。 映画が終わった瞬間、ピアノ弾いてる手は本人じゃないわよ!と言い合ってた、 おばさん達も、別の意味で印象に残りましたが(w
130 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:40 ID:wuv0jIFc
>>126 ああ、死体の山に火をつけるシーンかな?
あの辺りになると薪に火をつけるような光景に見えた
131 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:42 ID:FZoN7xK2
見てきたけど、激しく退屈でした。 でも映像は美しいし、心を打つシーンはあったので良い映画には違いないけど。 絶賛はされてもエンターテイメントじゃないから、 ヒットするタイプの映画じゃないと思うね。 こんな映画がヒットする日本て国は不思議だ。
>>120 自分はグリーンマイルはまったくグロぽいシーンはなかったと感じてるけど、
これは精神的に見てられないシーンが多数。
グリーンマイルでヤバイなら止めた方がいいんじゃない?と思う。
133 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:49 ID:j0i8WAIC
>122 だったら自分の名を名乗らないわけ無いだろ
134 :
>>88 :03/02/23 00:49 ID:4NvxlT20
シベリア抑留者40万人、うち、死者4万人といわれているね。
135 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:51 ID:wuv0jIFc
>>132 グリーンマイルの処刑シーンはちょっとリアルでえぐかった
特にフランス人が長時間のたうち回って煙りを出すシーンは正視に耐えなかったぞ
これにくらべれば今回ははっとするシーンはあってもあっという間に終わったので助かったな
136 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:52 ID:1qBRgaNk
福田和也が週間新潮で誉めてた。
137 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:53 ID:1qBRgaNk
週刊だた
>>131 > こんな映画がヒットする日本て国は不思議だ。
私は嬉しいけどな
139 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 00:59 ID:wuv0jIFc
>>138 日本人だったらワルシャワの“廃虚の美しさ”は戦争体験世代でなくとも肌で理解できるんじゃないかな?
アメリカ人あたりだと焦土体験がないから実感できないかも知れない(9/11あたりを広島と比べられても困るんだけどな)
140 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:09 ID:QMLaSC9o
>>131 日本人はカンヌ、パルムドールとアカデミーに弱いからね。
これ以上に救いようが無くて気が滅入る映画の「ダンサーインザダーク」も
世界中で日本が一番ヒットしたんだよね。
やっぱり国民に映画を見る習慣が無いから、
時々とんでもない映画がヒットするね。
まあ、良い映画には違いないけど。
141 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:12 ID:wuv0jIFc
>>140 こっちからするとアメリカではやった忍者映画とか理解できないんだけどな
142 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:14 ID:FFTtpwAR
>>115 ホーゼンフェルト大尉はSSではありません国防軍です。
>>118-119 大尉は子供達を大変愛していたそうでそれを表していたのでは。
既出ですが彼は何人もユダヤ人を助けていてシュピルマンを助
けたのが彼と判明したのは彼に助けられた他のユダヤ人が西ドイツ
の実家を訪れた際助けたユダヤ人リストの中にシュピルマンの名が
有ったからだそうです。
143 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:29 ID:YT9JTBlj
これをつまらなく感じる人は 戦争を知らない世代に多いんじゃないかな? とふと思う 知らない世代と言うより 関心の無いタイプの人達と言うべきだろうか
144 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:36 ID:vBtm0G94
最初の方でお婆さんが持ってた鍋を飢えた男が奪ってこぼしてしまった シーン。グロじゃないけどあれはどうみてもゲロくってる様にしか みえなくて鬱。結構頭の中に残ってるなぁ。
145 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:41 ID:wuv0jIFc
>>144 あれは演技する方が大変だなあと感心しながら見ていた
146 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:42 ID:YT9JTBlj
>>144 どこかのラグビー選手は練習中に水を飲ませてもらえなくて
先輩達が飲んで下にこぼした泥水をすすって飲んだそうだ
早稲田の監督でしたっけ?
147 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:43 ID:YT9JTBlj
私はむしろ お婆さんのほうに心が締め付けられた
148 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:48 ID:4AfmoMLx
二回目見たくなってきた いてきまーす
149 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:54 ID:s8WhTQPN
銃に撃たれてもそこまで血が飛び散るわけでもなく ライアンとくらべちゃだめか
150 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:56 ID:YT9JTBlj
演出系の映画と描写系の映画うぃお比べるのは難しいね
151 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 01:58 ID:lLGX7TDS
弾がなくなって、入れ替えしてる間が印象深い
152 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:02 ID:aMGBZuYO
電車が出て行った後のたくさんの散らばったトランクがなんとも
153 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:13 ID:xB+j9ll9
154 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:13 ID:qFGyS1le
キャラメルを六等分するシーンもなんとも・・・(;´д⊂)
後半主人公がほとんど無言というのがイイ。 しかも逃げている緊張感は意外になく傍観しているという感じ。 ポラの狙いなんだろうな。 ひたすら潜伏する主人公の姿におれはなんとなくグァム島の横井庄一氏を思い出してしまった。 若い人は知らないだろうな。
156 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:23 ID:v1pbz3wE
あ〜 なるほど こっちは民間人だけど
157 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:26 ID:p0FZCpMZ
途中で戦闘シーンが出てくるけど、あれは完全にシュピルマンの視点で 撮ってるよね。あれを、色んなアングルから撮って臨場感たっぷりにすれば 戦争映画になるんだけど、常に傍観的に撮ってる。そこにまた、シュピルマン の「自分ひとりが逃げおおせてしまった」という心情を感じ取ってしまう。
158 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:27 ID:sUM2ZXpL
おもしろかった。ユダヤ人モノ好きだな。
159 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:33 ID:qFGyS1le
後半、ひげと髪の毛が伸びまくったシュピルマンは イスラム系にしか見えなかった
160 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 02:43 ID:qgnYj3zp
>>155 漏れも横田氏を思い出してしまった。状況は全然違うけど
ちょっと通ずるものがあるなー。
一人ずつ銃で頭をぶち抜いてくシーン。最後の一人で弾切れ、
弾詰める間、あのおじさんの何も抵抗することもなくただ殺される
シーンが虐殺映像の中で一番痛々しかった。車椅子のシーンも衝撃だったが。
全体を通すと、後ろの方で感動したーとか言ってる女がいたけど、そういう映画ではないな。
ただ戦争の恐ろしさと虐殺の悲惨さをひたすら傍観してるような、心にぽっかり穴があいたような
虚しさと空虚感だけが残る後味の悪い不思議な映画だと思った。
世界情勢にもリンクしてるし、考えさせられる映画。いい意味で俺的5点中4点。
あと、ラストシーンはテロップ流れてもなかなか人帰らない。皆演奏に聞き入ってたなぁ。
非常に席立ち難い状況だ。満員の映画館で数名が申し訳なさそうに席立ってたのが印象的w
あれ?数年前に『船上のピアニスト』ってのを 観た記憶があるんだが、気のせいか?
162 :
名無シネマさん :03/02/23 03:00 ID:cNb80UEs
強制収容所に連行される日のめちゃくちゃ天気がいいのが なんとも・・・。・゚つД`)゚・。
163 :
名無シネマさん :03/02/23 03:03 ID:E5d8mVRe
>>160 全体を通すと、後ろの方で感動したーとか言ってる女がいたけど、そういう映画ではないな。
こういうこと言う香具師多いけど、ただ単にボキャブラリーが少ないんだと思ふ。
いずれにしろヴァカだが。
164 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 03:07 ID:fkh9Rofq
原作の本も同じタイトルですか?
165 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 04:01 ID:W9ZO2bHX
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/23 04:09 ID:tTeV4wX+
連合軍がヨーロッパを解放する場面がいちばんオモロかったのは この映画だよな。 観てるほうも、ホッとしたせいか ひげボウボウで痩せた主人公が着てるナチの軍服がなんかユーモラスだった。 シンドラーのリストではシンドラーの演説が感動的だったのとは対照的だった。 俺的には「ライフ・イズ・ビューティフル」のラストがいちばん好きだが
167 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 04:48 ID:NYPGlGeG
小さい子とかこれみてトラウマにならんかなぁ? 俺幼稚園のころ広島の原爆資料館?かなんかで 吊るされた人間に注射(毒?)して人を殺す映像が今でもトラウマなんだけど。 いろいろとネットでグロいもの見たりして慣れてるつもりでも この映画みてる途中少し鬱になった。
169 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 05:20 ID:uL/F+joL
>>167 よくも、まぁあんなに長々と書けるなぁと思いますた。
論理的でないところもあるし。
170 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 06:39 ID:srMX9rWl
↓公式の詩の意味って誰か分かる?? With a variable key you unlock the house in which drifts the snow of that left unspoken. Always what key you choose depends on the blood that spurts from your eye or your mouth or your ear. You vary the key, you vary the word that is free to drift with the flakes. What snowball will form round the word depends on the wind that rebuffs you.
171 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 08:07 ID:ngMfjyKH
親切な皆さん、どうもありがとう。 一部グロイという意見もありましたが、焦げるシーンや、血などはあまり見られないようなので、勇気を出して逝ってみます。 自分女ですが、「おばさん警報」を受けて、あえて、レディースデイは外そうと思います。 見たら感想書きます。
173 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 09:35 ID:admm76Yc
可変キーでどれが無言にしておかれたその雪を漂流させるかに家を開けます。 常に、選ぶどのキーがあなたの目あるいはあなたの口から噴き出る血液あるいは あなたの耳に依存しますか。キーを変えます。フレークで自由に漂流することが できる言葉を変えます。雪玉が単語を回って形成するものは、 あなたを拒絶する風に依存します。 わからんね
エキサイトとかの糞翻訳をわざわざコピペする奴って何考えてんの?
ドイツ人将校の最後の悪足掻きはみっともないけど人間として当然の行動だとおもう。 私がわからんのは、前に引き出されて銃で撃たれるのを待っているユダヤ人の方だ。 諦観というのはあういう状態のことなのかな。
176 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 11:17 ID:p0FZCpMZ
>>175 どうせ抵抗しても同じことだし、それまでに色んな人間が為すすべもなく
射殺されているのを何度も見ていれば、“ついに自分の番か・・・”としか
思わなくなるんじゃない?
あの状況じゃ、おそかれはやかれ殺されるのは確実だとしか考えられなく
なる気がする。
しかし原作読んで思ったのは、シュピルマンの強運ぶり。現実離れしてる
よね。
177 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 11:38 ID:/TZObCR0
この映画で感動したとか泣いたとか言ってる馬鹿は何だったんだろう・・・。 いい映画だと思うけど、鬱にこそなれ感動なんかないのに。 ドイツ人将校の前でピアノ弾くシーンだけは鳥肌立ったけど、 突然ドイツ人が出てきて突然ピアノ弾かされたっていうポカーソ感もあった。 ホントに映画的脚色とか全然してないんだなこれ。
178 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 11:39 ID:kRDQKytY
179 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 11:55 ID:kRDQKytY
180 :
175 :03/02/23 11:58 ID:eyvz1eP8
あと疑問なのは、冒頭で英仏参戦を無邪気に喜んで一家が避難を中止するところ。 歴史を知る自分にとって、当時のワルシャワ市民の感覚っていうのは理解が難しいです。 あぁ原作読みたいけど売ってなひ...
181 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 12:13 ID:A4FVWQL0
>>180 第一次大戦の時のように英仏軍がすぐにもドイツに攻め込むと信じていたんでしょう。実際には英国の空軍がドイツの港を小規模に爆撃したぐらい、フランスは翌年に攻め込まれるまで何のアクションも起こさなかった。
第一次大戦のトラウマが大規模な軍事行動を起こさせるのをためらわせていた。ポーランド人には英仏のそうした厭戦気分がよく理解できていなかったようだ。
182 :
175 :03/02/23 12:18 ID:eyvz1eP8
>>181 仮に英仏がすぐに軍事行動を起こしても、とりあえずワルシャワは危険だから一時退避しようと思わないかな。
もっとも、東に逃げてもソ連軍がいずれやってくるから意味は無かっただろうけど。
57 :名無し三等兵 :03/02/23 11:52 ID:??? 「戦場のピアニスト」ノヘノヘとユダヤ狩りしていてもゲットーで暴動を起こされ、 ひいてはワルシャワ全市蜂起へのきっかけになり、ヘルマンゲーリング師団まで 投入しなければならなくなった。物資も時間も浪費して戦略的にはまずい事にしか なっていない。ドイツ人にしては無計画な占領プランなのか? それにしても傍観しているドイツお巡り兵の横でヒステリックにユダヤ人を“間引き” しまくるSDが印象的だったが本当に実態はこうだったのか?なんだか1日のノルマでも 決められていたのであらうか。 59 :名無し三等兵 :03/02/23 12:04 ID:??? ↑野外労働帰りのユダヤ人達を無作為に選別して射殺した兵士の襟章が黒ベタ だったからSD兵なのだろうが、P08の弾を撃ち尽くしてなおかつマガジンをかえて まで最後の一人を撃っていたから、今日のノルマは7人!とか決められていたのかも。 それにしてもマガジン交換のあいだ殺されるのをじっと待っているなんて、、、 自分は最後の一人にはなりたくないと思いますた。
>>19 遅レスだが、あの頭のいかれた未亡人は当時の記録映像で出て来るそうです。
カラの鳥かごを持った少女もしかり。私は見ていないがゲットーの壁を撃ち破る
75ミリ軽歩兵砲18型の記録映像もアングルまで映画の通りだという。
ポランスキーはかなり当時の映像や写真を参考にしているようで、ゲットー蜂起の
最終局面で壁の前で登場するユルゲン・シュトロープSS少佐と配下のSD兵士達は
立ち位置から手にするMP28&MP41短機関銃に至るまできっちり考証していて
(サンケイ第二次大戦ブックス『ゲシュタポ』P182、183の写真)そういう意味
でも密度のある絵づくりは好感が持てたが。
映画でもゲットー警備のドイツ警察兵、そのユダヤ人達を間引きするSD兵、それ
を管轄するSS将校やワルシャワ戦の国防軍兵士等それぞれの立場は割と描き
分けていたと思うが一般の人には全部ただの悪い“ドイツ兵”にしか見られて
ないのだろうか。
185 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 15:15 ID:/oOUaxqZ
>184 そうなのか〜下手な戦争映画よりよっぽど考証はしっかりしてるって事かあ。 あの老女は気になったなあ。アゴヒゲの人が画面に登場する度に「この人が 旦那かな…」と思ってしまったが未亡人という事は死んでた訳か つД`)
186 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 15:37 ID:qgnYj3zp
地球上で人間ほど愚かな生き物はいない
Du,du,du,du,du,und,du!
189 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 16:57 ID:0+HY5FUV
>>186 そう思うのは 君が人間だからさ
(どこかの小説より)
190 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 17:26 ID:pw80aBKC
>>186 宇宙でおろかな要素を集合して作られた存在が生き物になったような気がする
決して人間だけがおろかなのではないと思う(地球の生き物で特殊な表現や行動をするけど)
今観て来ますた。記念かきこ。 うーん、なんというかピアノしか能が無いヘタレ男必死だな!(ワラ のサバイバル映画。これを見ると無性にパンが食べたくなる。 個人的には、こういうリアル一徹なのは好きなので、満足ですた。
リアルって言ってる割には、 みんな英語喋ってるし...
>>192 言葉だけじゃなくて、
俳優のカオダチとか演技とか撮り方とか編集とか
小道具の使い方とか
いろいろあるんよ<リアル
撤退するにあたって将校が最後に 食べ物を渡したときのやりとりで泣けた。 映画で泣いたのは幼稚園のとき、不思議の国のアリスで アリスが道に迷って泣いてたとき以来かなw。
195 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 21:35 ID:ASbF6bPZ
この映画の肌触り 手塚治虫と似ている。 人の生死の淡々としている所が。
196 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 21:37 ID:ASbF6bPZ
>>192 それは少し気になった。
ポーランド人がみたら
ウーム
と思うだろうなぁ。
広島、長崎映画での
言葉が中国語みたいなもんでは?
197 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 21:48 ID:dsg6f/K9
英語の吹き替え版なのだと 脳内変換しました
いつまでも映像が頭の中に残ってる。 もう一回観とくかな。ところでさんざん 外出ネタですが、シュピルマンが 絶対に缶詰を手放さないシーンって 妙に可愛くて仕方ないんですが・・・。
199 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 22:01 ID:/8NDeoGx
200 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 22:47 ID:dTiH3Bd0
ドイツ人の親切っぽい人の前でピアノ弾くとこで終わってほしかった。 あと、ドイツ軍のコート着て間違えて殺されちゃってエンドロールでもよかった でも、あの終わり方も良かった
201 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 22:49 ID:dTiH3Bd0
ジャム食いて〜
202 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 22:53 ID:dL25Dduu
>>200 >あと、ドイツ軍のコート着て間違えて殺されちゃってエンドロールでもよかった
それをやったら、ダンサーインザダークでしょうが。
203 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 23:15 ID:dTiH3Bd0
”戦争”を伝える手段としてだったら そんな終わり方もいいかなぁ、とおもって。 つーか、戦争ドキュメンタリーじゃなくて”戦争映画”だもんね
>>203 本作品は実話です!!!
勝手に結末を変えてはいけません!!!!!
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/24 00:02 ID:ss/X9dXT
ユダヤ人って顔つきが やはり中東系だよな。 ヨーロッパゲルマン系とはあきらかに違うなあ。
ポスターにもなってる瓦礫のワルシャワシーンは壮観でした ユーゴかイスラエルで撮影したの?
207 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 00:24 ID:SmcrU+B8
カンヌでパルムドールと聞いたので、もっと期待してたんですが、 普通のむごたらしい戦争映画といった感じでしかも長い。 ただあの人はラッキーだったなぁと思う。>芸は身を助ける 同じナチスものでもライフイズビューティフルの方が良い。
>>207 毛色がまったく違うというか、正反対の映画をここで出してくるか。
ライフ・イズ・ビューティフルと比べるなんて思いもつかんな俺は。
209 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 00:42 ID:nC+ZTM2V
自分があの時代あの場所にいて、仮にユダヤ人じゃなかったとして 更にある程度裕福な家庭をもっていたとして、ああやって迫害されている ユダヤ人をかくまったり協力する事が出来るだろうか? パンフを買ったり原作を読んだりしてもっと知れば更に分かることが あるんでしょうけど、見ただけでも見に行った甲斐がありました。 那智の人だって、ドイツ軍だって、隣人のドイツ人のおばさんだって 個人ではそんなに酷い人いない筈なんだろうにね・・・
210 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 00:43 ID:SmcrU+B8
>>208 思いもつかんか?
てか、見てないのねw
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/24 00:55 ID:ss/X9dXT
>>208 ナチものとして
比較したくなるんじゃないの?
ライフ・イズ〜 のほうが連合軍(米戦車)がやってきたときの安堵感が
強かったな。それだけ暗示的に収容所の恐ろしさが映画の後半を
貫ぬかれていたように思う。
シンドラーのリストとも比較したくなるだろう?普通、、、
208さんはホロヴィッツのドキュメンタリーと比較したいのかw
212 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:00 ID:SmcrU+B8
213 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:06 ID:BTsSdTLw
見てない人は シンドラとライフイズとピアニストを比べるだろうね
214 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:19 ID:ooksiYXi
ライフイズ〜と比べるのは勝手だけど比べて批判するのはかなり的外れな気がします。
215 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:23 ID:wpRlpHmA
どれがいいとか悪いとかいう問題じゃない。 ただ、シンドラーとライフは、ホロコーストを経験しないどころか、戦後生まれの人が作った映画。 その違いは歴然。 スピルバーグもベニーニも、後の時代の人として、過去を振り返って見ている。 この映画はそこが違っていて、ちょっとほかにないかな。 ルイ・マルの映画が、もしかして、多少は、同時代人の感じがあるかな、と。 ルシアンの青春、さよなら子供たち、など。
216 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:36 ID:SmcrU+B8
まぁライフ〜比べてしまったのは戦ピア好きの人には悪かったが、 さよなら子供たちをいいって言ってた彼氏も、この映画まぁまぁ だな、と言っていた。
217 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:36 ID:BTsSdTLw
>>215 未体験者と経験者の違い
それは深く感じましたね
小さい子が祖父に
「おじいちゃんは昔 外国で人を殺してきたの?」
と聞けてしまうような感覚というか
218 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:43 ID:SmcrU+B8
戦争体験してなくても映画はドキュメンタリーじゃないんだから。
219 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 02:01 ID:bTZrFiAg
>>215 逆にポランスキーが体験者だからということを意識しすぎなのではないか?
支持派の人達は感動のあまり、ここの部分で神格化しすぎていると思う。
それでは戦争体験者だったら、みな、こういう風な映画を撮れるのか?
そうじゃなくて、ポランスキーという才能のある監督が、他の映画とは異なる
独特の手法を用いて撮ったから、他の戦争映画と違う映画になったのだろう?
監督が体験者かどうかということとは切り離して、この映画が他の戦争映画と違うもの
だというなら、純粋に映画作品としてどこがどう違うかを比較するべきではないか?
220 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 02:12 ID:SmcrU+B8
映画は何もリアルなだけがいいってもんじゃないよね。 作品として面白いとか感動したとかがあれば。。。
221 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 02:21 ID:bTZrFiAg
>>215 もちろん監督が体験者ということがこの作品の描写に力を与えていることは認める
ほかの戦争映画と異なることをやっている作品であることも分かる
だが本当にこの作品の通常のハリウッド映画の手法(主人公の作り方など)
に反する手法は身を結んでいるのだろうか?
まあ、多くの人が感銘を受けているのだから、それは成果をあげているのであり
別に文句をつけることもないのだけど
ただ俺はねらいは分かるが結局、作品としてどうなのだろうか?と思ってしまった
だからといって別にハリウッドの戦争映画の方がいいという意味でもないのだが
222 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 06:34 ID:pzwx7uqo
>>221 ポランスキー自身がそうであったように個人として民族の絶滅戦争に遭遇、とにかく必死で生き延びようとした記録を一切の解釈抜きで、だけど映像や音楽を美しく演出して映画という作品に仕上げたということでいいんじゃないの。
当然、この映画の解釈は人それぞれということになるわな。
223 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:07 ID:KbFiXKa5
内容は酷いのに美しく仕上げ過ぎ。
224 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:28 ID:lpcsUrVg
>>223 美しく仕上げないとお金取って人に見せられないでしょ
戦争犯罪人を裁く裁判じゃないんだから
225 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:33 ID:KbFiXKa5
戦争犯罪人を裁く裁判じゃないんだから >意味分からんw
226 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:40 ID:lpcsUrVg
>>225 戦犯に見せる証拠物件(収容所を撮影した記録フィルムなど)ではないという意味です
227 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:50 ID:KbFiXKa5
裁く裁判ってのが変って言ってんだよバカ
228 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:55 ID:lpcsUrVg
>>227 “裁”という文字が重複するのはまずいかなと思ったけど、やっぱり気になったかな?
229 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 07:57 ID:KbFiXKa5
歩く歩道みたいなもんかw
230 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 08:55 ID:rZBj4TMs
>>224 >
>>223 > 美しく仕上げないとお金取って人に見せられないでしょ
> 戦争犯罪人を裁く裁判じゃないんだから
戦争犯罪を裁く映画じゃないんだから・・・・・・・なら意味わかる。
231 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 09:00 ID:lpcsUrVg
>>230 223だけど、そういう意味でお願いします
232 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 09:16 ID:Su8Duuqt
この映画がヒットした理由は映画会社の宣伝が上手かったからだ。 これで、おすぎは映画会社にとって使える映画評論家となりました。 おすぎマンセー!
233 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 09:22 ID:lpcsUrVg
>>232 個人的には映像が美しそうだったのに惹かれたな(もちろんテレビの宣伝もあったけど、駅前の映画館に掲げられた看板を見て決心していた)
監督がポランスキーだから期待を裏切ることはないだろうという安心感もあった
生きるも死ぬも神の意志? 偶然?、必然?、奇跡?、運命?・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 生きる者と死に行く者、 いったいなんでしょう? アーメン
235 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 09:43 ID:hjF25wBJ
でもこれでおすぎは、普通の映画好き一般人から見放されるな。 今後誰もおすぎの言うことなんて信じなくなるだろう。 馬鹿なおすぎ・・・。
236 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 09:52 ID:mLECcjch
>>235 そうなの?一般の人はおすぎを芸能タレントとしか見ていないでしょ
237 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 10:13 ID:cfMK9Vau
映画の中で描かれた第2次世界大戦でユダヤ人の命をホロコーストの魔の手 から救ったドイツの軍人のヴィルム・ホーゼンフェルト大尉のような軍人は、 意外にもドイツの同盟国の日本にもいた。樋口季一郎少将という人がそうだ。 樋口季一郎少将は満州で2万人にユダヤ人の命を救った。日本の歴史 教科書には樋口季一郎少将のことが書かれているのは少ないから、みんなは こうした日本軍人がユダヤ人を助けたという美談は知らないと思うけど・・・ ドイツのユダヤ人の命を救ったボーゼンフェルト大尉は旧ソ連で冤罪で死刑 にされてしまったけど、日本の樋口季一郎少将はユダヤ人達の救援活動によ って旧ソ連の戦犯収容所から助け出され命は救われたらしい。
238 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 10:21 ID:LcpM7Mty
>>237 ボーゼンフェルト大尉は旧ソ連で死刑にされてしまったんですか?パンフには収容所で死亡としか書いていなかったけど。
旧ソ連でもユダヤ人は弾圧されていて、スターリンは戦後になるとナチスを真似た専用の収容所まで作ったそうです。ユダヤ人を救った日本の軍人が評価されることはあまり期待できないのでは?
239 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 10:53 ID:ktOi96vX
>>238 ナチスがソ連に侵攻した当初、ソ連在住のユダヤ人はドイツ軍を解放者だと思って大いに歓迎して、集合命令にも喜んで従ったらしい。ヒトラーにもう少し知恵があれば、ユダヤ人でソ連攻撃用の軍隊を結成することも可能だったでしょうね。用が済んだら抹殺すればいいんだし。
240 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 11:02 ID:ktOi96vX
>>239 開戦当時、ソ連には500万人のユダヤ人が居住していた。ドイツのユダヤ人討伐部隊はこのうち約100万人を処刑したとされる。
241 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 11:06 ID:XqIBSmO/
昨夜見てきました。 ホロコースト系の映画は興味あるので今まで色々と見てきましたが、ナチの残虐な行為に 身震いするような怒りがこの映画では湧きませんでした。 殺されていく人が物語の中で「他人」ばかりで感情移入できなかったせいだと思う。 車椅子ごと投げ捨てられる老人、眉間を撃たれる女、間引きされるゲットーの人達・・・どれも映画の中では 「他人」だったし家族は収容所逝きの貨車に乗るところまでで終わり・・・・。 結局、主人公に直接関係する人が殺されていくシーンが無かった。 ただ臨場感やゲットーの廃墟のシーンなど映像美や撮影技術は良かった。 体験したユダヤ人が観たら「ホロコーストってあんな甘いものじゃない」って思うんじゃないかな?
あんまり感動しなかったなあ。
243 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 11:42 ID:FzFQCaD2
241は戦争映画好きであり、残虐なシーンが好きなだけの基地外です
244 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 11:57 ID:K2cpc0g4
ピアノをやってたので、指先を見ようと思ったけど、 どうも暗くて見えづらかったです。なのでちゃんと弾いてるように見えました〜。 最後のオーケストラの華やかなシーンは冒頭に持ってきてもよかったかな〜。 最初が華やかだったら余計悲惨さが伝わる…。 隠れ家?で弾いたショパンのバラードを聞いたときには涙が出ました。
245 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 11:58 ID:7q6ksriY
いや、自分もそうおもったよ。私は戦争映画嫌いだけど。 あの映画の世界の中は勿論悲惨だったと思うけど、自分も見ていて そう感じた。勿論自分は戦争やホロコーストを実際にしらないけど 写真とか本で読んだことと比較してね。 怒りが湧かなかったし、涙もでなかったけど、でも凄く考えさせられる 映画だから、だから駄目とは思わないけど。 史実てのが凄いよね・・
246 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 12:03 ID:nfXh4eLe
247 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 12:09 ID:BTsSdTLw
>>239 ヒトラーも間抜けだね
自分達の自由は自分達で勝ち取るべきだ
とか適当なこと言って最前線に放り込めばよかったのにね
248 :
241 :03/02/24 12:14 ID:rlXPTM6M
>>243 どう読んだらそう感じるのだ?
煽りたいだけだろ。
249 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:01 ID:UY1Hb5SX
>>247 大戦末期になるとドイツ軍は兵力の不足を補うために、ドイツに忠誠さえ誓えば、国籍や人種に関係なく収容所から解放して外人部隊を編成していたが、ユダヤ人だけは適用外だった。
250 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:05 ID:EDUn+yjw
>>241 はげどう。
もっと肉親や友人が悲惨な目にあったほうが、感情移入できるよね。
逃走の手引きをしたポーランド人が射殺されるのを隠れ家からのぞき
見てしまうとか、心寄せていた友人の妹が、身重なのに輪姦されちゃ
うとか。「お前もやれ!」とか言われて強制的に犯す側に入れられた
りすると更にイイ!!(・∀・)
あるいは、自分か家族か、どちらかの延命を選択させられて、自分の
ことを選んじゃうとかね。この映画、映像が綺麗というより、やって
ることが奇麗事過ぎる。
251 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:10 ID:UY1Hb5SX
>>250 主人公は家族全員を失ったんだから十分に悲惨だと思うけど、それをわざわざ再現する必要もないのでは?
252 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:18 ID:OZLMj8WR
悲惨なもの=感動モノ なんだろうな。
修羅場大好き人間が多いなあ、やれやれ
>>250 あなたがどう思おうと、この作品においては、
「史実」を伝えるという意図が遮二無二前面に
出ているので、単に綺麗ごとだけで片づけるのは
いかがなものかと・・・
あと、こういう映画は最後に少しでも「希望」を持たせるのかと
勝手に思ったりしていたけど、
無理矢理ストーリーを作ってくっつけたエンディングではなく、
史実に基づいたあのラストでいいとも個人的には思ったりする。
254 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:26 ID:UY1Hb5SX
ふと思ったんだけど、主人公は当時家族(両親と兄弟3名)と暮らしていたけど、独身だった。もし結婚して子供がいたりしたら、一人で逃げたりせず、家族ともども収容所で命を落としたんだろうな。
「生き延びる」ということが最大のドラマだと思う。 派手なあぼーん映画ならごまんとある。 この映画はこれでいいのだろう。
256 :
241 :03/02/24 13:29 ID:KzDMdMME
>>253 修羅場が好きなわけじゃない。
実際に目の前で子供や親兄弟を殺されたのがホロコーストと言ってだけ。
この作品では怒りにワナワナ身震いすることがないので、ホロコーストの本当の悲惨さが
あまり知らない人たちには伝わらないのじゃないかなって思った。
257 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:33 ID:UY1Hb5SX
>>256 収容所で選別されて生き残っても家族はバラバラにされて、誰がいつ死んだのかなんてまったく分からない状況だった。自分の目前で家族が死ぬ状況なんてほとんどなかったはず。
冷ややかでむごさは伝わるでしょう、そして 最後に残るのこのむなしさ。 だから、このむなしさの感情を見た人が どう感じどう処理されたかによって 評価が変わってくるところがある。 むなしい故につまらないと感じるか 主人公のむなしさに共感できるかによって。
259 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:45 ID:UY1Hb5SX
>>256 家族が一緒に死ぬ場合があるとすれば、収容所に到着直後に死ぬ組に選別され、裸になってガス室に入れられた時。一緒に殺されてしまうだけで、家族が自分の目前で死ぬというのとは意味が違うけどね。
>256 >あまり知らない人たちには伝わらないのじゃないかなって思った なるほど。 でもさ、知らなくても多少は悲惨(グロと言っていい?)だった話を聞いたことがあるだろうし (アンネの日記が子供にも割と読まれてる) 人間には想像力や自分に置き換えて察する能力があるよね? 収容所行きの列車に乗る列から引っぺがされ、戻ろうとする主人公と 雑踏でもまれながらずっと主人公を捜し続ける父親のシーンは案外長かった。 あれは生死を分けた一瞬と葛藤の長さとも思える。 あの父親の顔は忘れられないし、主人公が一人放心して 誰もいない荷物の散らばった道を泣きながら歩いているシーンで 胸中や悲惨さを察することは出来ると思うけどな。 怒りにワナワナもいいけど、どうしようもない苦しみや悲しみというものも描いてるんじゃないかな。
261 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:48 ID:g/PZwl/z
500,000人中たった20人ですよ...
>>256 あなたが言ってる「怒りにワナワナ身震いする」感情は
多分「嘘」の感情でしょう。それは一時的なものにすぎないよ。
本当の「感情」はあなたには一生分からないのでしょう。
263 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:54 ID:1Zu/3Kod
>>258 の書いてるような感覚でこの映画を評価した。
もちろん、そうじゃない人がいてもそれはそれ。
正視に耐えない悲惨な映像すべてを見ても
苦しんで死んでいった人の気持ちを理解しきれるなんて私には言えない。
悲惨さはそれほどでもないこの映画でも
「同じ繰り返しは嫌だ」と深くじっくり考えさせるには私には十分だった。
264 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:58 ID:K7+m4qjU
>本当の「感情」はあなたには一生分からないのでしょう これはちょっと言い過ぎ?とか思ったけど 「怒りにワナワナ身震いする」感情が一時的というのにはちょっと同感。 その後に持続する感情って身震いするほどの怒りから変化する気がするよ。
265 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 13:58 ID:Ny3xfZrV
>>262 いや、そういう言い方をするなら本当の戦争を体験しなければ
本当の感情なんて分かるわけがない。
映画を見たぐらいで分かったつもりになるほうが不謹慎。
映画はあくまで疑似体験であり、そのことを前提に話そうよ。
266 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:01 ID:UY1Hb5SX
本当の怒りなんて実際に肉身を殺されたりしないと理解できないんじゃないの?感情移入するのとは意味が違うけど
256は「ホロコーストの悲惨な史実を伝えて怒りで身震いさせる映画ではない」 というこの映画の評価の一つということでいいんじゃない? まだ見てない人がそれを期待して見に行かなくてもすむように。
268 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:24 ID:Ny3xfZrV
実話だから文句をつけても仕方がないのだが この映画の話には複雑な思いを感じるなあ 結局、芸術はこのピアニストをすくったのかもしれないが ホロコーストを止めることは出来なかった ヒットラーは芸術をむしろ熱狂を生み出すために利用していたわけだし この映画の中ではそんなことは描かれていないのかもしれないが そんな背景を考えながら見てしまった
>>261 ワルシャワにいたユダヤ人の数、だよな。
(戦争前、戦争後)
270 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:37 ID:UY1Hb5SX
>>269 せめてナレーションとか字幕でワルシャワのユダヤ人が何人生き残ったのか(36万人→20名)教えても良かったんじゃないかな?(パンフには書いてあったけど)
ポランスキーは被害を受けた当事者だし、観客がそうした史実を知っているのは当然のように思っていたのかな?
271 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:42 ID:WuQss+ip
この映画は言わないことがすごくたくさんある。 シュピルマンが大尉を助けようと努力したこと、大尉がほかにもユダヤ人やポーランド人を助けていたこと。 でも、なんでも教えて観客を教育するのが映画ではない。そういう映画もあってもいいけど、ポランスキーの映画はそういうものではない。 あとは各自が勉強するなり、何もしないなり、それは本人の自由。 別にパンフ買わなくても、というか、パンフより、本を捜していろいろ読む方がいい。パンフは本やら何やらを孫引きしているだけだから。
272 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:50 ID:cQea6j2n
見終わった後こういう事実があったと提示されただけで、 答の出ない宿題を出されたような気分。 見てる間は「一回で充分」とか思ったけど、 2,3日したら「原作読んでまた見にこよう」と思うようになった。 淡々としてる分、身につまされた感じ。
273 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 14:53 ID:O3BfZBWn
どうでもいいけど、中盤過ぎまでのユダヤ人殺しがあまりにも長すぎ。 2/3位に圧縮してくれれば飽きずに見られたのに・・。 鬱&飽き&関節痛で、せっかくのピアノ演奏シーンに今一集中しきれなかった。 とにかく意味もなく長い。
>>273 そこに意味があるんだよ。
逆に言えば演奏シーンにはたいした意味はない。
強いていえば演奏シーンでピアノのうえにおかれた缶詰に意味がある。
275 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:02 ID:OpYAT7fy
>>256 それで「怒りにわななわ震える」映画を見て何がしたいの?
過去に「怒りにわななわ震える」映画を見て何をしたの?
世にそういう映画は五万とあるのに、何度でもそういう映画を
期待する
>>256 は悪趣味な人間としか思えない。
276 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:21 ID:nPCB+tjg
>>268 芸術は関係ないと思うよ。
単に助かった人間の職業がピアニストだったってだけで、
別に戦場のストリッパーでも何でもよかったと思う。
だから芸術とか音楽云々は頭から外して見たようがいいと思うな。
まあ米屋とかだったら駄目だったかもしんないけど。
時にユダヤ人警察の人達は、あの後どうなったのでしょうか? 推測1:結局ユダヤ人って事で強制収容所送りで全滅 推測2:ポーランド蜂起に参加して全滅 推測3:ドイツ軍に組み込まれて転戦の後、全滅 何か知ってる方はご教授求む。
278 :
268 :03/02/24 15:34 ID:Ny3xfZrV
>>276 いや、そんなことはないのでは?
ピアノが弾けなきゃ、事実として成立しない話じゃないか?
(ストリッパーならひどい目にあった上で殺されるだろう…)
しかし、まあ、あくまで僕の個人的な見方であって、
他の人がそうでない見方をしても全然、いいのですが。
僕はそういう風に見たということです。
279 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:36 ID:E0WsB0Rj
>結局、芸術はこのピアニストをすくったのかもしれないが >ホロコーストを止めることは出来なかった >ヒットラーは芸術をむしろ熱狂を生み出すために利用していたわけだし なんか誤解しているみたいだけど。 芸術を過大評価し過ぎかな。 ロマン主義じゃあるまいし、(芸術の)カタルシスが、現実のカタルシスを引き起こすとでも 言いたいの? 芸術くらいで現実の過酷なシステム(事実)を変えられる力などは残念ながらない。 それと、ヒットラーが利用していた芸術があったとしても、 排除した芸術もあったわけだ(退廃芸術として)。
280 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:37 ID:DKGFQQGL
ごめんなさい、ストーリーと関係ないけど 皆さん、劇場の混雑度はどうでしたか? お昼頃の回に行こうかと思うんですが、やっぱり 初回を狙った方がいいかなぁ。
>>276 長い間、獣のような生活をしていて、自分がピアニストだという事すら
忘れてしまうような状況で、「偶然にも」ドイツ将校との、
他人と接触する事により自分がピアニストだった事を思い出した。
しかも、何かを弾く事を許可された。
弾きはじめる前のなが〜い時間は、過去の事(自分が人間だったこと)を
思い出そうとしているかのようだった。(飢えでヘナヘナだったことあるかもだけど)
「ショパンで感動!」なんてどうでもいいことだと思う。
あの瞬間が奇跡なのだと感じた。
たとえ、あの後で射殺されていたとしても。
282 :
276 :03/02/24 15:43 ID:nPCB+tjg
>>278 >ピアノが弾けなきゃ、事実として成立しない話じゃないか?
うん、というかピアノを弾ける人が生き残ったという事実があるだけなんだよね。
もちろん事実だから変える必要はないんだけど、この人の職業がストリッパーや
整体師でもこの映画の意味はそんなに変わらないということが言いたかったんだ。
まあもちろんピアニストの方が絵になるけどね。
ヒトラーの利用した音楽とはまたちょっと別枠で考えていいと思うよ。
とりあえず、これ見た我々日本人は、アジアの人々に対して、ナチスと 同じような残虐行為を働いたということを、ちゃんと心に刻んでおかなければならない。 まったく、この国はそんな残虐行為を犯していながら、未だにアジアの国々に対して きちんと謝罪もしていない。恥ずかしい限りだ。 この映画は我々日本人の原罪を思い出させる素晴らしい映画だった。 アジアの人達が見れば、きっと日本軍の蛮行を思い出すことだろう。
284 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:47 ID:tVpwLKCW
>>280 平日の13:00〜のは、じいさん・ばあさんが多かったよ。
ちょうど満員くらい。おすぎ効果だろうね。
>>272 同意。パンフも買ったがすぐに文庫も原作も買いに走った。
286 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 15:57 ID:DKbjgH9Q
原作まだ読んでないんですけど、映画は原作と比べて大きな変更点 などありますか?
287 :
276 :03/02/24 15:59 ID:nPCB+tjg
>>281 うん、この映画の一番感動的なシーンだよね。
ピアニストだという設定が生きた唯一のシーンかな。
ただ俺的には、いいシーンでもあるしおまけでもある、って感じ。
288 :
268 :03/02/24 16:01 ID:Ny3xfZrV
>>279 >>282 なんか、ちょっとうっかりしたことを書いてしまったかな?
もちろん僕もこの映画はヒットラーがどうとかいうことを描いた映画でないこと
は承知で、この映画からストレートに上のことを思ったということではないですが。
ただいろいろとファシズムに関する本とかを読んでいたので、
ヒットラーがいかに芸術を大衆操作に利用していたか、みたいなことを
書いたものとかを読んでいたので、そういうことを想起してしまったということ。
あとこの映画は主人公がピアニストだからといって特別な人間だとは
たしかに描いていない。
そこが逆にこの映画の描き方の意味合いではある。
その意味では282さんの言う通り、たしかに芸術どうのといったこととは別枠で
この映画は考えていいのかもしれない。
ただこの映画の本題からはちょっと外れるかもしれないが、
触発されて268のようなことも考えてみたというところです。
映画のテーマということから外れて、いろんな角度から考えてみてもいい。
289 :
268 :03/02/24 16:05 ID:Ny3xfZrV
>>279 ただヒットラーの時代のドイツで芸術がかなりの力を持っていたことは事実。
はっきり言って今の日本で芸術がどれだけの力を持っているかとは比較にならない
ものがあると思う。
これはロマン主義とかではないと思う。
290 :
276 :03/02/24 16:11 ID:nPCB+tjg
>>288 「芸術はホロコーストを救えなかった」って話があったので、
それだとこの映画のテーマからはずれてると思って書いただけですよ。
テーマとは分けて考えるのは全然OKだと思いますよん。
別のとこでこの映画は「音楽を殺させはしないという人々の意志の物語だ!」
とかいう妄想炸裂意味不明な発言を呼んでた影響もありまして・・・・
292 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 16:13 ID:E0WsB0Rj
>ドイツで芸術がかなりの力を持っていた 例えば? あの肉体美を称えた映画のこと? 利用する(権力)側にとっての芸術の話でしょ? 芸術に力があるというのがもし本当だとしたら、現実はまた違った様相を呈していたはず。
293 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 16:16 ID:nPCB+tjg
>>292 ヒトラーが音楽を洗脳的な役割で使ってたのは事実ですよ。
294 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 16:19 ID:Su8Duuqt
一芸に秀でれば助かる事もある。 おまいらもガンガレ
295 :
268 :03/02/24 16:31 ID:Ny3xfZrV
>>292 ヒットラーはワーグナーの曲を演説の時に利用してたんですよ。
荘厳で重厚な曲を流しながら大衆を動員し、大衆の心が昂揚した時にあの独特のポーズで大演説をぶったのです。
巧みに音楽を大衆操作に利用した。
今の日本社会の中での芸術とは違うんです。
芸術のセンスには大いに疑問があるが、今の北朝鮮もそうだと思う。
事実として、このピアニストがたすかったのは、ピアニストという存在が
人々に尊敬されていたという背景はあるのではないか?
だがこの映画はその点を強調するようには描いていない。
むしろ意図的にその点は強調しないで描いたのだろうか?
>>292 君、芸術という言葉を一人歩きさせるなよ。
297 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 16:33 ID:wmHuV2Pt
週刊新潮で豚がなんか誉めてたね
299 :
名無し :03/02/24 17:14 ID:risyD91S
今さっきみてきました。 将校の前で弾かされたピアノに、シュピルマンの戦争で今まで見てきた事へ の怒り、悲しみ、言葉にならないような感情全てがこもっていた気がします。 あまり戦争の事は詳しくないのですが、人間の愚かさ、命の尊さ、希望を失わない 事の大切さなど、いろいろ感じられて、自分としてはよい映画だったと思います。
300 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 17:26 ID:sD9W4mWo
>>295 ドイツ人将校は主人公がピアニストであろうとなかろうと命を助けた可能性はあると思う。
でもゲットーから収容所行きの列車に乗せられそうになった時に、ユダヤ人仲間に「お前は行っちゃ駄目だ」と列から引き離されて助かったのは、主人公が有能なピアニストで深く敬愛されていたからに他ならないだろうね。
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/24 17:29 ID:CyDmzyP2
ナチスの宣伝映画「意志の勝利」はその映像美とキレイで計算されつくした 構図で アメリカでは広告関係につとめる連中の影の古典らしい。 ユダヤ連中もチェックしてるらしいよ。
302 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 17:31 ID:IgqhQG5C
もう二度と見たくない映画だ・・良い意味で。
>>302 オースティンパワーズでも見て元気だしな。
ああ、また思い出して来ちゃったよ・・w シュピルマンが1人泣きながら廃墟を歩く場面が忘れらないよ・・(泣
306 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 17:58 ID:TDMEQM2V
主人公への感情移入を一切排除してる所が凄かったな。 普通は多少なりとも主役に入れ込ませる事で感情操作を行うわけだが その種の作家的あざとさを放棄してるのがこの作品の最大の価値だろう。 これは単にノンフィクションだからというだけではなく、ポラの狙った所でもあると思う。
307 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 18:09 ID:vgWQ4sFd
ホロコーストを知りたくて 「ホロコースト」で検索。 いくつかHPがあったんだけどその中に収容所の訪問記のHPがあって 見たんだけど シュピルマンの家族達が列車に乗っていってこんな事をされていた かと思うとすごく怖かった。
308 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 19:35 ID:fyh5cL/a
>>277 推測1:結局ユダヤ人って事で強制収容所送りで全滅
が正しい。それを知っていれば収容所行きの列車が出発したところでユダヤ人
警察官がドイツ兵に『どうせ誰も帰ってこれないのに』とせせら笑うシーンを
更に深く解釈する事ができます。このシーンが個人的には一番心にざらついた。
309 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 19:40 ID:mHcWNDdC
映画の内容よりも、 自分はこれから、どう生きて(考え方)いこうかと思いながら 見ていました。 最後のオーケストラの間、自分の人生を振り返って、なんか、感無量でした。 演奏が終わって、拍手したかった。
>>309 音が出ないようなひっそりした拍手をしました。
派手な拍手はなんとなくそぐわない気がしたけど
生きのびさせられた不思議さに。
311 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 20:15 ID:mHcWNDdC
同じく、音が出ないように 拍手しました。 まるで、主人公のコンサートを実際に 見に来たかのような錯覚でした。
312 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 20:16 ID:7hBJafoB
深く理解するためには、いろいろと勉強する必要がある映画だね。
>308のようなこともそうだし、
>>261 だってそうだ。
>>271 の意見には、完全に同意するよ。
>もっと肉親や友人が悲惨な目にあったほうが、感情移入できるよね。
こういう感覚の人には向いてないと思うよ。そうじゃない切り口の映画もあって、
それを支持する人も多いってことを知るべきだね。
313 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 20:16 ID:mHcWNDdC
309=311 です
>306 後半の >作家的あざとさを放棄してるのがこの作品の最大の価値だろう。 は同意するが、前半の >主人公への感情移入を一切排除してる所 は賛成できないな。 過去ログにもあったが、(後半の1部のシーンを除けば)主人公の視点でしか シーンが進まないという点は、むしろ感情移入を大きく促していると思う。 列車のシーンで家族と別れ離れになるとか、お向かいの人がユダヤ人という だけで殺されるとか、身を切るような悲しみ・恐怖を俺は感じたけどね。
315 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 21:24 ID:niQGc2La
なぜか、ジャムのシーンで泣けました。
316 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 22:19 ID:SnB/mXTo
うん、あの五臓六腑にしみわたる演技ね。 あれは役者のしがいがあるってもんだよ。まったく。
317 :
ガイン君 :03/02/24 22:57 ID:wvadEtkQ
今日観にいきました 俺のじーちゃん旧ソ連の地平線まで続いてる畑の収容所から骨と皮で帰ってきた話思い出た。 見た後腹減った。 廃墟、NHKでやってたボスの最後の審判の絵そっくりだったなぁ。いつかまた日本もああなるんじゃないかって考えさせられた。
318 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 23:58 ID:TfsCtbnb
パート1がアガってるね。
319 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 00:53 ID:jpnaRS+X
スレのびてるね。 もう語り尽くされた感アリだけど。パルムドールってここのところ自分とは 全然相性無かったんだけど、今年は納得だ。今原作読んでまふ。
あのエンドクレジットはお客さんが立たない(立てない)雰囲気にするから、 その点ではいいなと思ったんだけど、 余韻もなく映像が切れて、館内の明かりがすっとついてしまうので、 ありきたりなエンドクレジットで、こ暗い中ジーンとかみしめてる方が、 自分としては良かった気がしました。 って、これ、単に自分の見た映画館の問題かもしれないけど。
321 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 01:34 ID:XNIx/r7q
撮影時には58キロくらいまで減量したらしいけど けっこう背高そうだから実際骨と皮だけになってたんだろうな。 エイドリアン・ブロディの身長ってどれくらいなんだろう?
322 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 01:34 ID:iI3Eyqm7
『職業はなんだ?』 「オ・・・オナニストです」 『ちょっと来い』 『なんかオナニーしてみろ』 「な、なんかオナニー?」 このシーン一番感動しました
あはははははあははははははあはははははおもしろいねあはははは
なんか、尻つぼみな映画だよね。
>>324 何言ってんの。
終盤の廃屋でのピアノ演奏(缶詰付き)が一番の見所だろうが。
つか、実話なんだから最後無理やり盛り上げても仕方ねーだろ。
326 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 09:14 ID:sshaiE2l
なんか、芸術という言葉が大きく使われているようですが・・・ 個人的には、芸術がウワディクを救ったんではない。 ウワディクはあのドイツ兵、ホーゼンフェルトに見つけられたから 生き延びることができた、これは紛れもないことだ。 すべてはホーゼンフェルトの人間性。 ウワディクが助かった理由はそれ以上でも、それ以下でもない。 ユダヤ人=被害者、ナチス=悪には間違いないし、 この図式を使った表現も大いにちりばめられているのだけど、 ユダヤ人の中にもヘラーみたいなヤツもいる、 ドイツ兵の中にもホーゼンフェルトみたいなヤツもいる。 そういう事実を誇張せずに伝えたかったんではないのかな、この作品は。 ああ、生きていくって難しい? ちょろいもんだぜ?
328 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 11:35 ID:bxRfmICw
しかし、何かと「シンドラーのリスト」が引き合いに出されて、悪く言われている のは可哀想な気がする みんな、さんざん、スピルバーグ、楽しんできたくせに 「シンドラーのリスト」だって評判、よかったような気がするのだが 大体、悪く言われているようなことなんてスピルバーグは百も承知 みんなを楽しませるために、みんなに分かるようにそうしていることなのに…
>>328 そんなに言うほど引き合いに出されてたかな?
それと、どうでもいいけど読点の位置おかしいよ。
>>322 " Was bist du ? "
" Ich bin――ich bin――die 'Onanist'. "
" Komm,Komm hier. Onanieren bitte. "
" Onanieren bitte .... "
331 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 12:59 ID:bxRfmICw
>>329 すみんせん。2チャンだけでなく他のところでもそういう比較したのを読んだのでつい。
句読点はどもっちゃいました。
332 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 13:14 ID:2Hr2wgy0
ショパソの「ポロネーズ英雄」がマイ・フェイバリットなので観に行ったが、 作中で「英雄」は流れなかったな。残念。 「英雄」は、最もこの作品とかけ離れているのは分かるし、使わない必然性も 理解できるのだが、レジスタンス讃歌でないこの作品でこそ使ってほしかったな。 わっかるかなー?
333 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 14:52 ID:sshaiE2l
↑リアルオナニストハケーン!
334 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 15:37 ID:bxRfmICw
>>327 >>すべてはホーゼンフェルトの人間性。
ウワディクが助かった理由はそれ以上でも、それ以下でもない。
そういう意見も分からないでもないが、でもそう言い切ってしまうのもちょっと。
そうするとピアノを弾く必然性はまったくなかったのかということになっちゃうんですが…
335 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 16:02 ID:Zhl7+tDv
ピアニスト と言っておきながら ピアノをひいて「実は嘘でした。」となれば てめーオレに嘘つきやがったのかズドーン となる 彼は主人公の誠実さを試したんじゃないかな?
336 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 16:21 ID:LKaT35NM
原作によるとピアノがぼろかったこともあって、まともな音は出なかったそうだ。大尉の人柄からいって演奏できなくても射殺したりはしなかったろう(でも食糧の差し入れはしなかったかも)。
>>334 レスがついてる、ありがとうございます。
>そうするとピアノを弾く必然性はまったくなかった
個人的にはこんな事を考えてみたりする。
ウワディクを見つけたのがホーゼンフェルト以外の
ドイツ兵ならどんな結果になっただろうか。
(ウワディクがユダヤ人と分かった瞬間に・・・かもしれないし、
「 Spielen (演奏せよ)」と言わずに助けたかも知れない。
それはウワディクを見つけたドイツ兵の人間性によると。
実際には、ウワディクはホーゼンフェルトに出会った。)
どっちにしたって、言葉足らずだった。
でも、観終わった後に各自考えることができるのも映画なわけで・・・。
338 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 20:14 ID:GYDUjr5h
>すべてはホーゼンフェルトの人間性。 >ウワディクが助かった理由はそれ以上でも、それ以下でもない。 いい人間性だったか? 別に普通のやつだったろ。 助かったのは運がよかっただけだよ。偶然が重なって助かっただけだ。 まあ悪いやつなら死んでただろうがな。
339 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 20:19 ID:UG0i5RHC
ポランスキーってやっぱ変態ですね。
340 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 20:23 ID:UG0i5RHC
最後のピアノ演奏。(大尉の前でしたやつね) あのシーンは忘れられないね。 官能というか、死と背中合わせで、しかも2年ぶり(?)にピアノ弾いたわけでしょ? 弾きたくて弾きたくてしかたなかった。 やっと弾けたのは、死と背中合わせ。 もう、凄まじい情熱を感じました。 僕はピアノについてよくわからないですが。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/25 20:36 ID:QXrKh2BF
>>338 あの将校は敬虔なクリスチャンでかなりのユダヤ人を
助けたって記録がソ連に残ってたんだよ。
そのリストの中にあのピアニストがあったって話だが、、、
まあ、戦況が不利だったから、もう弱気になってたかもしれないが、、
342 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 20:40 ID:T+MT8yOt
あの将校は、元々学校の教師だったそう だから、敬語を使っていたんだな
343 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 20:42 ID:GYDUjr5h
>>341 ごめんごめん、ピアニストの人間性がいいから助かったって
言ってんのかと思った。
将校の人間性がよかったから助けてくれたって言ってたのね。
それは意義なし。あいつはいいヤツだ。
確か東京ウォーカーだったかな? 「ユダヤ人ピアニストとナチス将校の心の交流」とかいう コピーをでっかく載せてたのは。 それのお陰で「将校出てこねーなあ」とか思いながら ずっと見てたよ。変な方に集中力向いちゃったせいで感動も半減…。
今日、見てきた。 最後のピアノの演奏が終わって映画が終わって 館内が明るくなるまで客が一人も席を立たなかった。 (私自身も)めずらしいことだった。
それで、映画の感想ですが、 激しい戦闘シーンはなかったけど、 逆にリアルな戦争を経験したような 臨場感があった。
347 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 22:12 ID:ns4D1Bf4
私も、いい意味でもう見たくない、と思った。でも又みにいくけどw ナチス関連の映画は興味あるんで好きなんですが、やはり何度見ても辛いですね。 でも不謹慎ながら、ドイツ軍にかっこいい人が多くて・・・・
348 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 22:15 ID:ns4D1Bf4
>>346 ほんと、そう思った。たんたんとしてるんだけどね、それが余計リアルというか。
この映画がリアルなのは、たとえば人が殺されるシーンでも、 そっと窓から覗いたりしてる主人公の視点が、 まるで自分(客)が機関銃の音にぶるぶる震えながら窓を覗いてるように 錯覚させられるところ。
350 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 22:42 ID:ns4D1Bf4
あの、この映画はドイツでは放映されてるんでしょうか?
351 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 00:07 ID:8ZVc21MJ
>運がいいから助かった でも戦争って本来そういうもんだし これを映画でやれるのはバーホーベンくらいかな
この映画がDVDで出たら、手許に置きたい。あの演奏シーンが 見たい。でも、見たら身を斬られるつらさがあるから見たくない。 じゃあ、抜粋してみようか、って思うかってーと、この映画に 限っては失礼なような気がするんだ。 DVDが出る前からこんなに悩む映画は初めてだ(w
353 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 01:03 ID:KyLq46jr
>>352 うーん、そういう人もいるんだねえ
一応、見た価値はあったとは思える映画だったけど
とてもDVDで手元に置きたいとは思えないなあ
354 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 01:13 ID:NMmdR8Qj
こう言っちゃうとなんだが、サバイバーinワルシャワって感じ。 シンドラーとかと違って凄く個人的な話しだったから、逆に体験を身近 に感じた。 ところで映画では言及がなかったけど、主人公の家族はみんな死んじゃ ったの?
355 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 01:14 ID:8ZVc21MJ
弟は生きてたみたいだけど
356 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 01:22 ID:NMmdR8Qj
>355 そうなのか、サンクス。 個人的に列車に乗り込む直前の妹とのやりとり(「もっと話 しておきたかった」てとこ)が心に残ったので、戦後彼等は 話せたのかが気になった。
357 :
ハリ80 :03/02/26 01:57 ID:Jl/Tqx0M
観た。 素直に、いい映画だった。 ただ、ドイツ兵個々の狼藉っぷりに関してはもう少しカットしても良かったかなと思う。 主人公が逃がされたあとの列車シーンとか。 鼻につくし、何の説明もないまま、家族も協力者も次々に消えていくってのが好み。 前半の流れのままラストまで行ったらどうしよう、と思っていたが、 廃墟での演奏+号泣で全て吹き飛ばしてくれたので良かった。 あの演奏がなかったら、たとえ生き延びてもピアニストに戻れなかったかもしれない。 そう思えた。
358 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 01:59 ID:6XsSDPVt
シンドラーはさあ、資本家だからたくさんのユダヤ人を助けられた。 だから英雄と認められてイスラエルにも名前が刻まれた。 でも、この映画の大尉は、身近な人を数人助けただけ。立場上、それしかできなかった。 この大尉みたいなドイツ人は実はたくさんいた。身近な人を少しだけ助けた人。 でも、こういう人はシンドラーみたいに有名にならないし、イスラエルに名前も刻まれない。 とりあえず、こういう人にスポットを当てたということも評価したいね。 そして、どんなひどい状態でも、ささやかな努力をする人がいることをかみしめたい。
>357 何の説明もないまま家族が消えたら、それこそ ( ゚Д゚)ハァ? だろ
360 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 02:03 ID:8ZVc21MJ
>358 うん、善悪二元論というよりもっとシンプルな個々に スポットが当たってるのは良かった。 お話自体も凄くパーソナルなものだし、良い意味でシ ンドラー的な歴史映画の対極にあると思った。 あっちはあっちで凄い映画だけどね。
いきなり窓から人を落としたときは 劇場が凍りついたよ! いや、あれはマジで(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
363 :
ハリ80 :03/02/26 02:52 ID:Jl/Tqx0M
>>359 そうか?家族がどういう運命を辿るかってのは、列車の前に連行された、
ってことだけで理解できると思うが。そのほうが、
「仲間も協力者もいつの間にか消えていった。それは愛する家族でも、何も変わらなかった」
という無情感が出るかな、と思ったのよ。
上で誰かが書いてたが、ああいうシーンは徹底的に主人公視点にして欲しかったということ。
俯せ射殺とか強要ダンスとかも。窓から見下ろした市街戦のように。
まあ、あくまで俺の好みだ。
364 :
戦場のピアニカ :03/02/26 04:34 ID:x64qAlV6
隠れているのに外を見すぎ、という気がする。 話の展開上しかないことかもしれないが、 そのせいでシュピルマンがドイツ兵を恐れているという 印象がずいぶん希薄になったと思う。 軍病院から前を歩いているドイツ兵をのぞき見ているシーンとか、 手持ちによる主人公主観ショットじゃなくて、 ドイツ兵側のほうから撮って、観客には主人公が外をのぞき見ているのが わかるようにしたほうがかえって良かったのでは?
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/02/26 05:19 ID:aiWdX+Fp
レジスタンスやユダヤ人蜂起はシュペルマンの窓からの視点で捉えていて ニュースの記録映像ようなところがかえってよかったんじゃあ?
366 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 05:49 ID:8ZVc21MJ
確かになんかニュース映像ぽかったよね ねらってやったのでしょうけど
とりあえず、前スレで話題になった持永発言ですが 町山が英訳をその筋に送ったとか さあ、どうなるやら
>>367 なんか「先生に言いつけてやる!」って感じだな。
駄犬の遠吠えなんて放っとけばいいのに。
369 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 09:07 ID:yPEhz3/h
370 :
ガイン君 :03/02/26 09:10 ID:6FxLVpRG
日本がこうゆう映画作ったら銃で打たれたらもがき苦しんでしつこい罠。 あっさり死んでいい!
371 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 09:21 ID:DyYCCVn5
ポランスキーに犯されたと訴えた少女は処女ではなかったし、 催眠剤も事実無根。ポランスキーはハメられたんだよ。 だって状況は和姦でも13歳と性交しただけで有罪だからね。
372 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 09:38 ID:yPEhz3/h
>>371 ソースは?
371さんの言う事が事実であって欲しいです。
373 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 10:14 ID:/pJ3mc7d
スキャンダルか・・・とんでもない醜聞だな。
>>369 それ全部信じてるの?
まぁなんとも言えないよね、ポラはポラで全く違う事言ってるし。
彼女も、今さらになって「ポラに犯された」っていうネタを
利用してるだけに感じる。賞ももらったし。
>>372 ソースは多分ポラの自伝じゃないかな。
そっちも100%正しいとはいえないんだけど。
375 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 11:27 ID:HjzCAN6w
376 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 11:56 ID:e87adNlD
>367 >持永発言、町山が英訳をその筋に送った まじ!?ソースきぼん。 その筋ってどこのことだろうね。 ちょっとコワイ…。
377 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 12:01 ID:aElJvRme
テレビブロス読め
378 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 12:03 ID:aElJvRme
>その筋 一応書いとくわ 各映画会社、外国人記者クラブ、サイモン・ウィーゼンタール・センターに英訳して送ったそう。 そしてインターネットにうpしたそうだ。
379 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 12:08 ID:aElJvRme
380 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 12:41 ID:ygv3GUMX
持永のことなんか、どうでもいい この映画はつまらない
>>371 はめてはめられたって言うつもりなのか・・・
前まで騒がしかった明石屋さんまとB級アイドル騒動みたいな物か。 一緒にするなってか? ごもっとも。
383 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 13:41 ID:N1AofW8v
昨日見てきた。 車椅子のシーンでものすごい悲鳴上げた人が居たよ。 自分は見終わって落ち着いた今になって感動。 スゲェ映画ですた・・・。
384 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 13:47 ID:QrKGzrHG
385 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 14:10 ID:xefBPpHY
>378 サンクス!
386 :
c :03/02/26 14:11 ID:tPn/Qa65
387 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 14:54 ID:mCyKH6uN
強姦罪はでっちあげでも 少女淫行罪は適用されるのね
388 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 15:24 ID:m1pe7oUt
シュピルマンが隠れていた建物に大尉が現れたのは、新しいドイツ軍基地の下見のため。 の解釈でよろしい?
389 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 15:47 ID:jWxVsXRY
アレだったらドキュメントの方が良かったなってのが正直なところ むしろ、戦場のギタリストとかの方が面白かったかも ドイツ兵に見つかって「ギターを弾いて見ろ」 ライトハンドでノリノリにギターを引く主人公 んで射殺と。
390 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 16:09 ID:SCj8lpib
かわいそうな人だなぁ
391 :
EAST BOY :03/02/26 16:54 ID:laHF0heB
こんちは! 明日戦場のピアニスト見に行くです。 学校の図書室にあるスクリーン見てて、映画館で見た方がよさそうだな、と。 超長かったけど、前に書いてあること、すべて読ませてもらいました。 みんなそれぞれ違う意見を持っているようでおもろかったけど、 同じ名前が多くてわかりにくい! ららぽーとの11時30分から。 空腹で見ろ、と書いていた方がいたので昼飯は抜きで。 少し心配な点が・・ シンドラーとかその民族なんとかモノを見たことないんですがわかりますかね?? 浅い人生17年、高校生のガキには難しいかなあ。。 ご意見ください。。
392 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:03 ID:DFmB9cEY
映画の内容より隣に座った女に殺意を覚えた。
393 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:07 ID:vGqokNCq
>>391 アドバイスというほどのものもないが、
今までの戦争映画とは異なる視点のものなのであまりイメージを持たずに
見た方がいいかも。
僕は今までの戦争映画と違うものにとまどい、感性的に入って行けず、
あまり面白く見ることは出来ませんでした。
もっと頭をさらにしてひとつひとつの起きていることや人物の表情などを
よく観察するつもりで見れば良かったのかなあと後で反省。
僕はダメだったが、良かったという感想も多いので、うまく感性的に入れれば
いいのだと思うよ。
394 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:17 ID:m1pe7oUt
>391 思い立ったが吉日。 ちなみに俺がシンドラーを映画館で2回見たのがそのぐらいの年齢だったなぁ。 感想きかせてね。
395 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:35 ID:nKKfJLO7
中学〜高校の頃に見た映画はたとえ駄作でも記憶に残る。 観るべきだ。
396 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:45 ID:Cq7czaPX
強制労働所で、ユダヤ人がドイツ兵に頭を撃ち抜かれて殺されるシーンで、 最後の男のところで銃の弾がきれてしまい、補充してる間になにか起きる のかと思いきや、何も起こらず男は撃たれてしまう・・・というのがやけに リアルだと思いました。普通の映画だとあそこでそのドイツ兵を襲い、とか なりそうだけど、実際そんなことはできないんだよなあ・・・
397 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:48 ID:aeCllHJ+
周りで見てる他のドイツ兵に速攻撃たれるだろうね。 あのおじさんの表情も、恐怖と言うより困惑に近くて逆にそれが怖かった。 自分があの状況でも凍りついてるしかないんだろうと思って・・・。
398 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:55 ID:oCO9CuVR
今日観に行ってきますた。 前もって過去ログ少しだけ見ていたので、泣かない映画であり 主人公が生き延びることを知った上であまり期待せずに観たんですが、 主人公の視点で淡々と映し出されるリアリティがかえって戦争の恐ろしさを 底冷えしそうなくらいに実感できたように思います。 主人公が家族と別れてからは彼の口からは家族に対する思いが語られる ことはなかったけれども、V・E・フランクルの「夜と霧」を読んでからは、 人間は死と向かい合わせの極限状態に置かれると、それに適応するために 心理的防衛機制が働いて感情が鈍麻する、ということが前知識として もてていたので、それはそれでよかったのかなと思います。 かえって、身を隠していた間どんなことを考え何を思って生きてきたのか、 救出されて人間らしい心を取り戻してからどんな苦悩を抱いて生きてきたのか、 作品中では語られなかった主人公の思いに、思いをはせることができたし、 冷静に当時の歴史的背景について思いをはせることもできた。 久々によい作品を観ることができて満足しています。 明日、早速書店で原作を購入し読んでみたいと思っています。
399 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:57 ID:YTqYyaUP
>>396 俺は気まぐれで命拾いするのかと思った。
「あ、弾入れるの面倒くさいし明日まで生かしてやるか〜」って感じで・・・・。
強制労働所では無くゲットーだったと思うけど
400 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 18:40 ID:jWxVsXRY
ライフ・イズ・ビューティフルの方が面白かったし怖かったな
401 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 19:39 ID:CAUGIyrl
>396 あのおじさんって主人公が働いていたレストラン?カフェ?の 人じゃなかった?(思い違いだったかな?)強制収容所行きは うまく免れたけど、結局はあんな形で殺されてしまうなんて・・・ と思った。
402 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 20:05 ID:Rcsl0SgC
「ライフ・イズ・ビューティフル」はすごくストレートに感情に訴えてくる映画。
大泣きしながら同時に大笑いしてる自分にビックリした。
うまく言えないけど、心を大解放して見てたって気がします。
「戦場のピアニスト」は全く逆でした。
見終わった後、全ての感情(喜怒哀楽)を奪いさられた感があったので。
今まで映画を見てそんな風になったことがなかったので驚きました。
だから、「感動した」とか「すっばらしい映画です」とかそういう感想は
正直信じられなかったです・・
ひたすら淡々としていたので、主人公に感情移入するとかとは全く別次元の映画で、
自分はただただ圧倒されてたんだろうなと漠然と思ってました。
でも今日、
>>398 の
「人間は死と向かい合わせの極限状態に置かれると、それに適応するために
心理的防衛機制が働いて感情が鈍麻する」というのを読んで、
もしかしたら自分は知らず知らずのうちに主人公に感情移入してたのかな、
と思いました。
この映画を見終わったあとの自分、まさに感情が鈍磨してたような状態だったので・・
どっちの映画も舞台は一緒だけど、全く別物なので比べることはできないです。
私はどっちの映画も好き。
403 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 20:20 ID:8V3lG9+/
町山、一見もっともらしいことを書いてるようだが、最後の一段落の文章と行動で 自分が持永以下の卑劣なクズであることをマニフェストしてやがるな。 ユダヤ人に自分をなぞらえてるみたいだが、それは自意識過剰としかいいようがない。 それが署名記事であるかぎりは、どんな批評も尊重されるべきだ。 言論の封殺は喪前のウリナラの伝統芸能かもしれんが、 まかりなりにも言葉でメシを喰ってる人間が、他のモノ書きの文章を サイモン・ウィーゼンタール・センターにご注進する・・・ 漏れはこのクソ野郎の言動は絶対に信じない。
404 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 21:33 ID:TKTkdm95
今日見てきました。 おすぎやキャッチコピーにはいっぱいくわされた感がありましたが あまりお目にかかれないタイプのいい映画だったと思います。 しかし、ラスト、戦争が終わり平和になって ハッピーエンドみたいになってたところが残念でした。 ユダヤ人の戦争はまだ終わってないのに・・・
随分キムチ臭いスレになったな。
407 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:09 ID:YBVqb7Wq
>それが署名記事であるかぎりはどんな批評も尊重されるべき >まかりなりにも言葉でメシを喰ってる人間 言葉で批評する職業の人間は、「言葉の内容」が全てで 言葉で斬られるのです ただ >サイモン・ウィーゼンタール・センターにご注進 この辺のノリはね。このあたりに人の性格って出るわな。 こういうのは徹底的に晒し上げてこき下ろすってのが奴の快楽なんだから。 あれが熱狂するマイケルムーアみたいな感じに >ユダヤ人に自分をなぞらえてるみたいだが 隠し切れんねコンプレックスは。かなり血圧高くなっとるご様子
ま、チョソの火病は基本的にスルーの方向で。
ま、チョソの火病は基本的にスルーの方向で。
今日見てきたけれど 芸は身を助ける って感じだった。 ドイツ将校に助けられ、ラストに助け返すのかと思いきや知らん振り・・・ 工場へも友人が見に行き、自分は夕焼けを眺めている。 なんかコイツって・・・ムカツク!と思いますた。
411 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:35 ID:ZfEWyvG7
>>410 作品の中では説明がなかったけど、
実際には、ウワディクは戦後、ソ連に捕虜となった
ホーゼンフェルト大尉を救おうと当局に嘆願している。
というか、おいらは収容所跡のシーンと続くテロップで
ウワディクはホーゼンフェルト大尉のために動いたはずだろうと
伝わってきたけど・・・。
そのあたりを読み取ることも大切なのかと思う。
それならば、収容所で死亡のテロップにそれを付け加えるべき。 深読みさせるばかりでは困る脳・・・
414 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:48 ID:CbZRfus8
拍手がおこってる映画館ってあるの? 私は渋東で見たけど特になかった。 でも、思わず拍手しそうになって、「あ、いけないけない映画なんだ」って思った。 感動したけど、「アドルフに告ぐ」よりは引き込まれなかったかな。
415 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:49 ID:ZfEWyvG7
>>412 411だが事実はそうなのは知ってるよ
でも映画に出て来てないので解釈は自由
416 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:51 ID:CbZRfus8
>>362 私もあそこが一番見てるの辛かったです。
417 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:53 ID:9Ymiv6Rp
>>414 あ 映画館なんだ と思って
音が出ないように小さな拍手をしていたよ
暗くて他のお客さんにはわからないだろうけど
>>413 じゃあ、シュピルマンの手記を読んでみると
少しすっきりすると思います
>>415 ひとつの意見、解釈として聞き流してくだされ
419 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 23:56 ID:CbZRfus8
>>396 ,397
同意。あそこでおじさんが飛びかかって行ったりするよりも妙にリアルで恐かった。
おじさんの、死を目前にしてるとは思えない表情にもね。
本を読むより映画だけを見る人の方が多いと思われ・・・ 手記を読まなきゃ分からないなんて、シュピルマンも可哀想に脳・・・
421 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 00:02 ID:0sf0BGYv
>>420 じゃあ、このように考えてみればどうだ?
【一般的解釈】
ユダヤ人全体=被害者 ナチス=加害者
+【この作品では】
ユダヤ人の中にも悪い奴=この作品ではヘラー などがいる
ドイツ軍の中にも良い奴=同じくホーゼンフェルト などがいる
それさえ理解できればまずは合格。
なお、さらにシュピルマンに興味を持ったなら
自身で動いていけばいい。
そんなところじゃないかな。
>>422 うん。【この作品では】の理解は出来てるよ。
だからこそイロイロ思ったわけなのだが・・・
そうするよ〜アリガd!
424 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 00:33 ID:T7I2bZhp
又週末観にいきます♪ おやすみ〜
戦争映画を見る俺たちって一体……
426 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 07:18 ID:ebipMCsW
>>425 なんかいかんのか?
前スレより落ちてるのであげ。
427 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 07:23 ID:B3CjV0m4
実際の戦争を見ることが出来ればいいけど そういう機会は滅多にないからね
428 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 07:29 ID:D9SQeXOV
>>427 何、言ってんの?
もうすぐ始まるからすぐテレビで見れますよ。
429 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 07:40 ID:ebipMCsW
430 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 07:44 ID:B3CjV0m4
>>428 見る というのは実際に現場でという意味だったが理解出来なかったようですみません
>>429 仕事とかあるので無理です
機会 というのはそういうことを含めての意味です
イラクではなく北朝鮮の場合なら
現代日本人も戦争を体験することになるかもしれませんが
431 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 08:29 ID:pQVVNB+s
432 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 10:51 ID:D9SQeXOV
今、この時期だからこそ、こういう映画を見よう! 別に見なくて反戦運動をするのでもいいが…
433 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 11:03 ID:coGFvL9C
確定申告の季節だよ。サラリーマンでも所得税から軍事費分を 還付請求することで反戦の意思表示ができます。みんなもやろう!
434 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 11:07 ID:LP5OHJCT
ブッシュはこの映画見たかなぁ
435 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 11:13 ID:3H3tbvFg
軍事費に回せるだけ税金を払ってるという自信が ある人だけにしとけよ。 自分たちの利用してる公共のサービス、インフラ の維持・管理費も碌に払ってないのに還付請求で 要らない処理コストを生じさせたらいかんだろ。
また湾岸戦争の時みたく臨時増税になるのか。 俺の金でトマホーク打ち込むのはユルサン。 税金払わんぞ。
>436 じゃあ血で納税してこい。 つか、その手の話はスレ違いなので国際情勢板あたりでやってくれ。
438 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 17:04 ID:54+wwtKc
原作品切かよ!ヽ(`Д´)ノ
439 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 17:11 ID:O7EjG7Hn
将校の前で弾いた曲はなんですよ?
440 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 17:12 ID:RWC/5IvV
441 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 17:22 ID:8TxU4tu5
どこの書店?
茶水の丸善には沢山あった。 丸善の系列は他もあるんじゃないかな。
443 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 18:25 ID:YcsAKkt2
終止主人公の男性がセンス良いじゃないですか。 そこがキー。 エンディングも上手いですよね。 もう一度は観たい。
444 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 18:43 ID:jNnA5nuh
戦争の二面性とか、些細な運命に翻弄される命、反戦とか・・・。 言葉で語ると陳腐になるメッセージが、淡々とした映像の積み重ねの 効果か非常に強く伝わってきました。 普段こんなカキコ読むと鼻で笑っちまうんだが、妙に(´・ω・`)ショボーン 映画自体は、オーソドックスに丁寧に作りこんだ感じで個人的には 好きなので楽しめました。 何か劇場は妙に人が多かったけど、やはりメディアの露出が多いからかな。 そのわりには、テレビなどでは惨いシーンは全然流さないから、 打ちのめされてる人多かったなぁ・・・ 惨殺シーンで目をそむける人多数。 ラストでちょっと救われたけど、帰る人の足取りが重いこと重いこと。 エンドクレジットの最後まで席を立たない人がこれだけ多かった映画は、 魔女の宅急便以来でした…(w
446 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 19:07 ID:bPmNFp5V
バスから降りてきたレジスタンス3人がいきなり 銃を乱射したとき思わずおきてしまった。
447 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 19:31 ID:J0mWzFoT
原作読んだ。 映画のラスト、ドイツ将校がいきなり彼にピアノを弾かせるのは 映画のために付け加えたフィクションなんだろうな〜と思ったら 実話なのね・・・驚いた。
448 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 20:25 ID:dGUeNkD+
マヨレクだっけ?あの人は何者なの?
マヨレクの目つきの悪さに こいつきっと悪い奴に違いないとずっと思っていました。 マヨレクすまん。
451 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 21:21 ID:asal07E9
車椅子ごと窓から放り投げられたのに不覚にもワラタ 普通に良い映画だとは思ったけどおすぎが絶賛してたほどでもないような シュピルマンの生への執念には感動した。
なんか、見終わって数日たってからぐっとくる映画だなぁ。 451さんの車椅子のシーンとか、うつ伏せにさせたユダヤ人を 「ポンポン」って感じで撃ち殺すシーンなんか、 とりあえず、笑うしか反応のしようがないね。
人がぽんぽん死ぬシーンで、前の席のおばさん二人組が退席していった。 けっこうショッキングなシーンが続いたからだろうね。
454 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 21:34 ID:vnbgMb9m
観て来ました。クリスティーナの好きなこと を観て笑った直後だったので、 ギャップがすごすぎて、上映1時間もしないうちにつらすぎて苦しくなって しまい、席を立とうと思った程。満席はもちろんだったけど、年齢層が かなり幅広かったのにも、びっくり。
455 :
名無シネマ@上映中 :03/02/27 21:35 ID:6DZTazPZ
俺はおすぎが絶賛するのはわかるなぁ。 この映画の感想を適切に言語化することはできないだろう。 総合芸術である映画が言語表現に勝つことは、以外に難しい。 だからおすぎが絶賛するのは正しいよ。
>455 素人ならそれでいいけど、評論家ってのは総合芸術を共通語に翻訳するのが仕事だし。 つーかおすぎがやってるのはコマーシャルであって評論ではない。
457 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 00:02 ID:tgBmt4l1
終始殺す場面ばかりの戦場のピアニストよりは ライフイズビューティフルの方が生への執着心や戦争の恐怖を感じることが出来たな まぁ対比はピアノなんだろうけど弱いね 「死を垂れ流す」 という印象の方が強い。
この映画って、 観終わってしばらくたってから、」ジワジワと来るねえ。
459 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 01:31 ID:frl3Ryab
>>444 素人ですが、あんまり上手くないような…。
別の曲に聞こえる。
映画の中では中間部が飛ばされていたので、ちょっと残念でした。
まあ、全部弾くと長いから無理かな。
460 :
ハリ80 :03/02/28 01:38 ID:D24MQx8o
遅レス御免。
>>364 >隠れているのに外を見すぎ、という気がする。話の展開上しかないことかもしれないが、
>そのせいでシュピルマンがドイツ兵を恐れているという印象がずいぶん希薄になったと思う。
狙いだったんじゃないかな。見つかんないもんなんだね、と観客に思わせとくための。
多分、隣のテラスからの対戦車ミサイルぶちかましから、戦車増援シーンのために。
俺ももう、「主人公だしねー」と油断してた。で、ミサイルはそれはそれで爽快だったが
直ぐに「あ、でもやばいって」と、いつのまにか主人公とシンクロしていた。
その後の火炎放射シーンの時には、ドイツ兵が近すぎてハラハラするようになっていた。
461 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 02:18 ID:SyZXId05
既出だったらスマソ。TVで放送されたシュピルマンの息子さんのインタビュー 「人種で人を判断してはいけない。 (ゲットーの中で同胞を裏切る人間もいた) 個人の資質で判断するように (私を助けたナチもいたんだから)」 これがお父さんが繰り返し息子に言い聞かせた言葉だったそうです。
462 :
455 :03/02/28 02:25 ID:O/bbEYK0
>>456 評論家ってのは総合芸術を共通語に翻訳するのが仕事
映像表現はきわめて抽象的なもので、それを言語化、つまり具体化するのが評論だから、
それは全くその通り。
ただね、このスレ見てても思うけどみんな「感動」って単語を使うのね。
おすぎはTV番組上で「これは感動とは違う」って云ってたんだ。
これは俺もそうだと思う。
シュピルマンがホーゼンフェルトに見つかって、ピアノを弾くシーンがそうなんだけど、
全然「感動」してないのに、なぜか涙がぽろっと流れてしまう。
こういうものを「感動じゃない」って、ちゃんと云ったおすぎは偉いよ。
でも「感動じゃないなら何なのか」っていうと、たぶん答えられないのね(笑
だから評論家としては、この映画に負けてる。たぶん誰も勝てないと思うけど。
ただ「映画好き」としては、そういうものを表現した映画が出るのはうれしいと思うよ。
だから絶賛するのはわかるんです。
463 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 02:38 ID:rW3Ub7kB
感動ではあると思う ただエモーションではなくフィーリングなのでは?
なんか、ボディーブローみたいな映画なんだよね。 しばらくしてからズンズンくる。 もう一回みたくなってきたなぁ。 それにしても、 Mr.ディーズの後だっただけによけい効いたわ・・・(w
465 :
455 :03/02/28 03:14 ID:O/bbEYK0
>>463 ただエモーションではなくフィーリングなのでは?
そうだと思いますよ。
ただ「感動」を手元にある「小学館新選国語辞典」でひくと、
【名】感銘して心が強く動かされること
とあります。
心が強く動く「感動」って、エモーショナルなものなんですよ。
パンフで川本三郎がいってるように、この映画の本質は静かなものです。
だから「感動ではない」、つまり「感動という単語は使わない(使えない)」というのは、
言葉を使う評論家としておすぎは正しいんだと思うんです。
>>465 川本はともかくおすぎは評論家ではない。
あれはただの映画好きのおかまのタレント。
仮にも評論家が映画のTVCMで宣伝する事はあり得ない。
公平は批評を下せるわけがないからな。
ちなみに「フランケンシュタイン」や題名忘れたがクソ映画も絶賛してた。
褒める時は作品位選べ馬鹿(w
467 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 10:35 ID:damYqp1z
おすぎがイイ!って言った映画で正解は 「フィールド・オブ・ドリーム」だけ 後は騙された。
468 :
q :03/02/28 10:56 ID:XZ8c+v+v
おすぎは昔 ねらわれた学園や大誘拐を褒めてたから 信用はできない。
469 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 11:07 ID:VIEZ9pAa
>>462 こういうものを「感動じゃない」って、ちゃんと云ったおすぎは偉いよ。
でも「感動じゃないなら何なのか」っていうと、たぶん答えられないのね(笑
その通りだと思う。感動というのはたいがい映画の作り手の作為によって
こちらの心が突き動かされるものだけど、ポランスキーは観客に
働きかけようとか哀しみを語ろうとはしていない。
感動がプラスの働きかけだとすれば、
逆のマイナスだ。沈黙した。あとじさって、観客の心に廃墟を残した。
あの美しいとすらいえる荒涼とした廃墟をひとり歩く主人公の絵が
象徴している。ポランスキーは、主人公を観客の前から立ち去らせる
ことによって、時の流れと断絶と廃墟を遺してみせたんだな。
そんな語り方もあるのだ。おすぎさんはそこを指摘したんだ。
470 :
EAST BOY :03/02/28 12:31 ID:rcUog8Br
こんにちは! アドバイスくれた人ありがとう。昨日行って来たよ。 けっこう事前にPCで情報を集めました。実は彼女との☆初デート☆だったんで。 掲示板見てたらカップルで行くべきではない、暗い、重い、エグイ・・ いろいろマイナス要素があって心配度が上がった。でも前から見に行きたいと話していたんで 行くしかなかった・・ 見終わってからご指摘道理、あんまり会話弾まなかった。 終わってサイゼリアで2時間くらいいたけど映画に関する話題はなかった・・ どうしてくれんだああ?シュピルマンに怒りを覚え、ナチスに殺意を覚えた。 微妙な雰囲気でバイバイ。お〜い!初デートに使う映画じゃない気がしてたし、やっぱした。 今日学校で会ったけれども、映画についてはふれなかった。 映画館で見かけた同じ学校の顔見知りのカップルはみんな、「ロードOF THEリング」見てた。 そっちの方が正しい、そう思った。さすがに「レッド・ドラゴン」見てるカップルはいなかった。 公立高校は昨日高校受験のため、在校生は休みだったのです。 僕が言いたいのは、彼女と来るべきではなかった。ということです。 内容の感想はまた後で。
471 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 12:36 ID:pkqnRboZ
最近ブームの北朝鮮の収容所でもそうだけど、人間って そうなに生への執着心って強いのかな?自分が収容所と かに入れられたら食べることよりさっさと死ぬことを考える と思うが。
472 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 12:56 ID:l92w2izw
>>470 この映画を見て、語り合えるくらいの彼女でないと
長続きしないぞ。
473 :
EAST BOY :03/02/28 12:57 ID:rcUog8Br
こんにちは! 内容について。笑えた、とか書いてる奴いるけど笑える話じゃないし、笑える場面なんてな かった。だからといって感動でもないような・・こーいう事は過去に書いてる人いるので省略。 泣ける・・のかなあ?隣に彼女いるって事を意識した事もあってずっと集中してたわけではなかった。 けど、感動は・・んんんん・・どうなんだ。微妙だ・・ 終わってからもかなり???だったので記念プラス内容理解のためにパンフを購入。 初めてパンフ買った。700円は高いんじゃない?レッド・ドラゴンや、黄泉がえりは600円なのに。 まずシュピルマンことエイドリアンが29歳には見えなかった。 ベートベンの曲がひかれていたらしい場面ではBGMだと思っていた。 ドイツ将校がひいてたなんて驚きです。 内容は 理解できなかった為と思いますが いいとは思えんかっただ。 DVD、VHSが出たら、も一度見ようと思う。 シンドラーも見てない高校生にゃ難しいのかも。シンドラー名作らしいし見てみます。 それでは・・また。
>>473 大学に進学したらドイツ語を取ろう。
そうすれば少しは違ってくるはず・・・多分・・・
475 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 13:54 ID:OykhOy/y
ドイツ語もやってない工房は来るな。俺は女と一緒にいく約束してたけどドタキャンされたんだぞ
476 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 14:03 ID:HQMKEWw7
ドイツ語はいいよ・・・ 第九が毎年歌えるし・・・ 銀河英雄伝説もドイツ語・・・ 小林源文さんの漫画もドイツ語・・・ カルテもドイツ語・・・ ジンギスカンの歌もドイツ語・・・ 勿論、ガンダムのジークもドイツ語・・・ でも、日常ではあんまり使わないんだよなぁ・・・ 鬱・・・
477 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 15:47 ID:sT0IpJs/
>473 近代史をもっと勉強しる! ドイツ語の前に歴史を学べ!
478 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 15:54 ID:TKOnmbPL
カキコにあった笑いってのは苦笑いだろ?
479 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 16:55 ID:unH5is73
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480 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 18:59 ID:chQZvGTE
481 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 22:37 ID:ddVGbbZH
>>344 ワロタ。
今日見に行って来たけど映画館アホほど混んでて2列目だったよ・・首痛い。
これといい、黄泉がえりといい、混んでるな・・・ 平日の昼間にガラガラの劇場でマターリ映画見たいのに・・・
483 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:08 ID:A1r1HzFC
ロードオブザリングと梯子してみたけど。。。。 つらいよこれ。何で映画でこんなにつらくなんなきゃならんの? ロード、のほうでサムが言ってた、 「良いお話はつらいことがあって、そしてさいごはいいことがある、だから印象深いんだ」 みたいなこといってたけど、99%つらいなかでちょっぴりよかった、があっても、やっぱりつらい。
484 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:13 ID:GwSOmmDA
>>461 >「人種で人を判断してはいけない。
> (ゲットーの中で同胞を裏切る人間もいた)
> 個人の資質で判断するように
>(私を助けたナチもいたんだから)」
今日観て来たけど、確かにそういうメッセージは受け取れる
映画だったよな。
捕虜になったドイツ兵の中に、映画の中でユダヤ人を虐待した
連中が居なかった(俺の見間違いだったかも知れないが)のは単なる
「ナチス氏ね」的な映画にしたくなかったからなんだろうね。(ガイシュツ?)
485 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:18 ID:gMXq0SMd
>>471 そんなあなたにはV・E・フランクルの「夜と霧」をお勧めします。
ドイツ強制収容所の体験記録です。
著者フランクルはウィーンに生まれ、フロイド、アドラーに師事して精神医学を学んだ
精神医学者で、ユダヤ人としてアウシュヴィッツ収容所に囚われ、奇蹟的に生還した人です。
限界状況における人間の姿を理解する上で、この本はまさにバイブルとも言える本です。
486 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:19 ID:N5rwTtv3
>>483 99%つらいなかでちょっぴりよかった、があっても、やっぱりつらい。
そう感じたなら、ポランスキーは「してやったり」なんだろうな。
おすぎとは趣味が合わないことがよくわかった!
488 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:29 ID:TvGGr9y7
このピアニスト自体がピアノを弾くことに対してさほど執着してないから 最後のピアノを弾くシーンでも感動が来ないんだよ
489 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:35 ID:lhoWDmDk
いやぁ〜見てきましたよ!火曜日だったけど、すごく衝撃的でそれ以来まだ立ち直れない・・ 最初コテコテのヒューマンもの想像してたけど全然違ってた 妙に淡々としててこれって実写ドキュメンタリー?演出や演技してるの?みたいな。。。 なんか本当にゲットーの取材見たようなリアル感で、そのシンプルさがよけいすごくて感動するね ちょっと題名や題材で敬遠してる人がいたら、一度見てみればわかるっていいたいよ ありがちなヒューマンものじゃない、妙に冷静な視点で描いてあるね
490 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:39 ID:SqrdaMQf
見ているときはつまらなかったが、見終えるとけっこうダメージが
491 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:41 ID:pEl2yaPU
なんか悲しいだけの映画だね。 あるユダヤ人のピアニストの戦争体験ということかな。 小学生の教科書に載ってそう。
492 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 23:45 ID:TvGGr9y7
>>小学生の教科書に載ってそう。 ああコレが全てを言い表しているかも知れない 映画として評価出来ない点と合点する
もいっかい 見たくなってきたです。 明日、レッドドラゴン見た後に見よう(笑 きっと、こっちの方が「痛さ」がリアルだよね。 他の映画見ても殺される場面で顔そむけたりしないのに、 この映画では無意識に目をそらしちゃうね。
494 :
SS :03/03/01 00:36 ID:JivT0LXv
ドイツ語の分かる人に、 大柄なドイツ兵が、街から帰ってきたユダヤ人に向って 何か言い、うつぶせにして撃ち殺すシーンがあるけど 何を言っているのか教えて下さい。
>>488 あなただけですね。執着してないから生き抜こうとしたんですよ
個人的には嫌なユダヤ人ももう少し書いて欲しかった
>>494 「ナチスでないと(ユダヤ人を殺すのは)難しい」
497 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 02:04 ID:GbHLU4C7
>>495 もう少し説明を。あなたにはどのように写るんだ。
498 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 02:13 ID:y4t5XtIP
最後ドイツ人の人、助けて欲しかった…。 演奏聞きに来てたりしたら泣いたかも。
499 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 02:18 ID:z+FAT7vo
今売ってるTVブロスの町山智浩のコラムがすごい面白かった。 この映画について同じ雑誌で評を書いたライターにつっこんでるん だけど、日本人ってやっぱわかってないんよ。基本的に根深いとこを。 考えたい人はブロス読むべし。
>497 495じや無いけど、主人公はあの状況の中で凄く素な「人間」にな っちゃったんじゃないかな。 「生物」と言ってもいいや。ピアノに執着しないというよりも出来な い。サバイバルに必死で忘れている。 だから隠れ家でちょっとだけ余裕が出来た時は、ピアノを弾く喜びを 思い出したりしてる。 極限状態の中、ドイツ将校の前で実際にピアノを弾いた時、彼はきち んとピアニストであれた、戻れた、というのがこの映画のクライマッ クスでしょ。 俺は映画的なカタルシスとは対極にある、あの演奏シーンをスゴイと 思ったよ。
>>499 そういうことは、幕が下りて
「感動したぁ・・・」とかいってる方達に言ってきてください。
502 :
499 :03/03/01 04:19 ID:qqSr5deX
あれ?501さんはブロスのコラム読んで言ってる?つじつまが合わん。
503 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 11:23 ID:Wvsr81UK
>>500 うんうん。まだ食べてない缶詰を前にして、「満腹ですぅ( ´∀`)」
という表情でピアノを弾いてるのがすべてを物語ってると思う。
504 :
:03/03/01 14:06 ID:O1idTffE
今から見てきます
505 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 14:07 ID:o2xRW6t9
506 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 14:15 ID:1URKPs5R
>>500 >>ピアノを弾く喜びを思い出したりしてる。
馬鹿だなぁ
生きるための道具としてピアノがあるだけってワカランかな
ピアノに執着してないから喜びなんか伝わってこないんだよ
あれは単なる道具、手段でしかない。
あのときの主人公は生存出来ればピアノなんかどうだって良いんだよ
だからピアノを弾く行為に感動が生まれないんだよ
507 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 15:33 ID:yJhcRWWf
NHKで、この映画が反戦映画だと言っていたので、見てきた。 反戦どころかシオニスト煽り映画だな。間接的にイラク攻撃正当化する内容。
>506 お前にバカ呼ばわりされる覚えは無いぞ、バカ。 >生きるための道具としてピアノがあるだけって そう思うならそれでも良いだろう。 俺にはきちんと喜びが伝わってきたんだよ。 自分の感性が捉えられないからといって、他人が同じように 感じるわけではないのが判らんのか?
509 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 15:41 ID:cJInY3CN
>>506 主人公は衣食住を欠いて礼節を忘れるの状態にあったのですが
ピアノをひいて芸術(1種の礼節)を思い出す所まで復帰したのですが
>>507 どんな映画だって見ようによっては戦争肯定作品に見えますからね
510 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 16:03 ID:/wmzt55f
ポランスキー ああポランスキー ポランスキー ミミ・レダーが撮れば15分に1回はお涙ちょうだいシーンが入り スポルバーグが撮れば主人公と将校が英雄になり キャメロンが撮れば女性は強く逞しく描かれたろうし 山田洋二が取れば最後は失恋して青空だろう。 ポランスキーポランスキー。あなたはどうしてポランスキーなの? 演出を極力排除して、観客に判断をまかせるの? もーぅ!いぢわるぅ!
511 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 16:04 ID:yJhcRWWf
アメリカが宣戦布告しないの非難するシーンはあったが、ソ連もナチスと一緒に ポーランド分割したというエピソードが出てこないのは何故?
512 :
セルフつっこみ! :03/03/01 16:04 ID:/wmzt55f
スポルバーグ・・・・
513 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 16:10 ID:cJInY3CN
>>510 その中でリアル戦争体験者の人はいますか?
514 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 16:12 ID:+y0FDy5v
>>508 喜びが伝わったんならそれは演出がそのようになったんでしょうね。
原作(といっても翻訳ですし、原作話はスレちがいだとも思いますが)
を読むとあの場面ではピアノ弾く喜び云々より弾けといわれたから弾いた感
が強いですよ。
この映画の宣伝ってドイツ人将校との感動話みたいな売りですけど
原作は一種のサバイバル本です。
515 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 16:14 ID:/wmzt55f
>>513 つまんないツッコミに萎え・・・
リアルで宇宙に行ったことない人はSFは撮れないと?
>514 映画もサバイバルものですよ。 感動ものといわれると、俺も?です。 件のシーンも淡々としているのですが、そこまでの壮絶なサバイバルがあるから 主人公、そしてタイトルが「ピアニスト」である意味が浮かび上がります。 確かに弾けと言われたから弾いたのでしょうが、弾き終わってみると「ああ、俺 はピアニストだったんだ」という感情が読み取れます。 所謂ハリウッド的な分りやすい演出ではありませんから、読み取れない人もいる でしょうけどね。 とりあえず映画を見る事をお勧めします。
>>515 戦死者・戦没者が多いので生存者数は漸減しているけれど
戦時下で暮らした人と宇宙に行った人の数は比較にならないよ。
つまり戦時下で暮らした(戦争経験者)は多いし
>>513 は監督がまさにこの映画の中に生き抜いた人ならではの
映画を撮ったと言いたいのでは?
山田洋ニはポランスキーと同世代だろ。
519 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 17:07 ID:odvci6MG
>>515 >>517 戦争を知らない世代と体験者だと
やっぱり作風に違いが出るんだな〜
と この作品を見て思いました
520 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 17:21 ID:HCCifFrw
車椅子のシーンあたりから胸が痛くなってしまった。 こういう映画って観て、「いい映画だった。感動した」と 素直に思えるようなものじゃないね。 もっと胸につきささるようなもので。 シンドラーのリスト、アルジェの戦い、Uボート、西部戦線異状なし・・・。 みんな胸にずっしりきた。 ただ、一緒に行ったルーマニア人の友達はこき下ろしていた。 ルーマニアはナチスにもロシアにもいじめられたからかなぁ。
これまで「南京大虐殺」の根拠とされてきた英国の新聞記者の著書が中国国民党の宣伝書籍だったことを示す極秘文書が28日までに、東中野修道・亜細亜大学教授の調査により台湾で発見された。「大虐殺」説を覆す決定的な証拠として注目される。
522 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 17:25 ID:9bT3W4aL
シュピルマンになった様な気持ちで、 一緒になって隠れたり逃げたり…を 体感できたので、とても疲れました。 気持ちも重くなりますが、私は好きな作品です。 とても良い映画だったと思います。 突然の爆撃音にビクーリすることが 何度かアリ、心臓がバクバクしてました。(w 平和であること、あり続けることの大切さ… また、その難しさ…人類の永遠のテーマを物語っているのでは …と言う感じがしました。
523 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 17:39 ID:/wmzt55f
>>522 あなたのような人ばかりなら、この世に戦争は無いだろう。
他人の痛みに鈍感で、自己の利益ばかり考える怪物だらけの世の中で・・・
524 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 18:50 ID:NLlJlJXg
実際の話はそうではないみたいだけど、これ、映画になった部分だけで解釈すると あのドイツ将校がピアニストをたすけたのは戦犯を免れるためという計算があったのでは という気もするのだが。 もしかするとポランスキーは、「もう戦争は終わりそうだし、ユダヤ人のピアニストを たすけておいて立場が逆転したときに戦犯になるのを免れよう」と考えてたすけた という設定に実際の話を変更して描いたのではないかという気もするのだが。 ちょっと違うのかな?
525 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:10 ID:1Qv/RCrw
>>524 それでいいんじゃないの?
シュピルマンのやったことは誉められることでは無いし
かといって責められることでもないし
526 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:19 ID:6S/FatCW
>>524 違う
その他のけっこう多くの人を助けたそうだ
元々教育者でもあり、
このドイツ人将校は、シュピルマンの他に
何人ものユダヤ人を助けてるそうだよ。
原作に書いてあった。
527 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:23 ID:n7bFz6VS
>>524 映画の中で、大尉がそのつもりなら、ピアニストに自分の名前を名乗っていたと思うから、そういう計算はなかったと受け取れた。
ただ、捕虜になってからのシーンは、実際にあったエピソードなのか気になった。
一緒に見に行った人は、あのシーンは興ざめだと言っていたが、私はリアリティがあるなと思った。
今週のテレビブロス読んだ?21ページ。
529 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:28 ID:6S/FatCW
530 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:28 ID:n7bFz6VS
>>528 読んでないよ。何が書いてあったの?
しかし、IDがDOQになってるよ。
531 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 19:32 ID:6S/FatCW
おかげで TVブロス休刊のうわさ でてます
532 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 20:12 ID:NLlJlJXg
>>526 いや、それはだから原作っていうか、実際の話でしょ。
それをポランスキーはちょっと変えて描いたとも思えるんです。
ただストレートにひとつの解釈にしてしまうと、善悪の観念で図式化して描くというところに
戻っちゃうから、わざといろいろと解釈できる余地を残して描いたとも思える。
ってえらそうにいってますが、もちろん僕はポランスキーが何を考えているのかは
知らないけど。僕なりのひとつの解釈です。
いずれにしろここの部分はいろんな解釈が生まれるような幅は持たせてあるとは思うので、それぞれ自由に解釈して
いいんじゃないか?
ラストはうまかったな、立つ人がいなかったよ
534 :
:03/03/01 20:56 ID:O1idTffE
>>533 それはそうだ
真っ黒バックのエンドロールだとバタバタ立つ人がいっぱいいるんで
こういうほうがいいな
フィルムが終わって一気にみんな立ち上がるの
今日観ました。感動で泣いたりするかと思ってたら、それどころじゃ なかった。なんか単純にスゲーなー、と思って観ていました。 以前ロレンツォのオイル観た時みたいな感じがしました。どちらも 実話だからだろうか。 題名は戦場のピアニストとかじゃなくて、生きる!とかでいいんじゃ ないかと思いました。
536 :
EAST BOY :03/03/01 21:19 ID:aR1nFI1n
こんにちは! 今日は「パールハーバー」見ました。 戦場のピアニストとは戦う側じゃないから全然違った(当たり前) 日本軍が馬鹿っぽかった。さすがジャップ!頭悪いね・・ でもアメリカがあんな追い込まれるなんて・・真珠湾はわざと攻撃させたって話聞いた事ある。 戦争の終わり方は微妙だったけど、ラストがハッピーエンドでよかった。 ああいう映画にいくべきだった。後悔・・ 長かったけど。あ、ピアニストも長いか。 それっじゃ!! SEE YOU!!
>>511 そんなこと、戦後、社会主義国家としての道を
歩むことになったポーランドで言ったら
どんなことになるか、いまの北の国を見たら
ある程度分かることだよ
さっき見てきました 散々ガイシュツですが見てるときは、もう1回見ようとは思わなかったけど、 今になると、もう一回見たくなってきた。 一番ショッキングだったのは、やっぱ車椅子のシーン。 あからさまに人を殺してるシーンはあれが最初だったし・・・ 他のところも妙にリアルすぎて見てるのが、なんていうか痛々しかった・・・ あと、いきなり音がばーーん!!ってなるところが結構あったから 5回ぐらいびくっっ!ってしてしまったw 音が鳴りそうなところではずっと片耳抑えてたよw あおれと女の人の顔が同じにしか見えなかったなぁ 弟とは働かされてる時に会ったらしいけどよくわかんなかったし・・・ そういうのもふまえて、もう1度見たいです。
あおれと→あと
540 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 21:33 ID:E8zA/U18
>>532 もしそうだとしたらやりすぎだと思う。
将校の日記とかあるけど、ずっと悩んでたみたいだし
当時そんな日記を書く事自体、自分の命の危険を冒してるんだから。
それを変える、もしくはポランスキーがそう読み取ったなら
将校も浮かばれないわ。
まあ、絶対シンドラーとは違うとは言い切れないけど、
個人的にはうっとうしい演出。
541 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 21:40 ID:J7XSImCq
あのドイツ人将校がソ連の捕虜収容所で亡くなったのは1952年で 戦争から7年もたってるんだよね。日本兵捕虜も戦後ずっと抑留されて たくさんの人が亡くなった。そういう歴史も忘れてはいけない
542 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 22:01 ID:2Befwj2w
それで生きて戻って来た人は 必ず 日本は軍国主義の悪魔の国だった とか言います そういう考えの人(または受け入れた人)は戻れたけど そうじゃない人達は・・・わかりますよね? たまにそういう人がテレビとかに出るときがあるけど 察してあげようね
543 :
499 :03/03/01 22:08 ID:zaZw3hsG
528さん、499でもう言ったんだけどさ。 その後の501のつっこみどーよ?
>>532 >僕なりのひとつの解釈です。
解釈はそれぞれだから。
ただあの将校が机に差し出された書類に次々とサインする手を止めて
自分の家族の写真にしばし見入るシーンがあったのは
将校の「人を助ける由来」を表してるんだなと思って私は観ていました。
TVブロス読んでないからそっちが気になる。
545 :
499 :03/03/01 22:48 ID:NwZr2jfV
ブロスよむべし。日本人はもっと世界を俯瞰してみないと。 あの映画ライターは追放されるべき。 日本人って差別に対する考え方が甘過ぎだよ。 だからいつまでも残ってる。アメリカよりたち悪く。怖いよ。
546 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 22:56 ID:hj2vsSPD
シュピルマンの友人はスゲーいい奴だったね ナチス兵の前ではさんざん罵倒していたのに、ちゃんとシュピルマンに伝言して 自分が助けられたわけでもないのに工場の方に聞きに行くし
547 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 23:21 ID:g1udDA1r
>>532 まあ、戦犯を逃れるまで計算してたかどうかは分からんが
戦争にうんざりしてたんだろうね
まあ、みんなに伝えたいことは、 ホーゼンフェルト大尉のような 賢いドイツ人も戦争の中にいた、ってことだろう。
549 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 23:40 ID:JXXsLt1o
>>548 その無垢で善意あふれる感想に乾杯。
もしもネタなら、もうちょっとひねるように。
551 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 00:29 ID:MnOnL/7K
今日観て来た。最初入ろうと思った会は立ち見だったので、別のを観てから 最終回に入ったけどほぼ満席でした。 主人公はことごとく人の善意で生き抜くことが出来たのだなあと思いましたね。 人間不信でおかしくなってしまう人もいたと思うけど、彼はそういうことで悩まなくて すんだのではないかなあ…
552 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 00:47 ID:kpmmf8XK
今日観てきた。 感動はしなかったがいい映画だった。淡々とした雰囲気がいいね。 それよりも、ドイツの軍服を着たシュピルマンが射殺されそうになったとき、 「違う違う!その人はドイツ兵じゃないよ!」 と叫んでいた俺の真後ろのおばちゃんのせいで雰囲気ぶち壊しでした。 おばちゃんもそれだけ映画に入り込んでたんだろうけど。
ドイツ人将校が実際にどうだったかはともかく、心の交流を描こうとはしてないな シュピルマンも助けた理由は聞かなかったよね?
554 :
ハリ80 :03/03/02 01:17 ID:jbltXRVB
何だかうんざりだ。 評論家同士の小競り合いを宣伝したい人間がいるようだ。 ほっとけ。 ドイツ兵将校の行動を打算と見る意見も残念。 映画の解釈は各個自由だと思うが、作品そのものを破壊してしまうような意見は 見るに忍びない。 主人公の恍惚と将校の忘我はきちんと映像に残ってるだろう? わざわざうがった見方をする必要はないよ。
555 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 01:27 ID:tK/XMIQe
>>554 いや、まあ、いろんな見方ができる映画ですから
いろんな解釈があっていい
あのドイツ兵はそんなに悪いやつではなさそうだが現実にはそういう打算があるやつもいるわけだし
人間というのはなかなかややっこしいものなのですよ
人が殺されるたび、思わず「あっ」と声が出てしまいそうになった。
>>527 俺も、あのシーンがこの作品を象徴してると思った。
好きなシーンだな。
>>545 あのさぁ、どんなこと書いてあるのか、大体でいいから書いてよ。
なんか、あなたがブロス宣伝してるだけの関係者か、
評論家の記事鵜呑みにするアフォにみえてきちゃうよ。
558 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 01:52 ID:kpFAJbO8
宣伝だと思うなら、でも興味あんなら立ち読みでもすりゃいいじゃん。不精なチミにちょぴっと書くと、持永っていうライターがユダヤ人は極悪なので あのとき絶滅させればよかった、みたいなこと知ったかで書いてて、それをあの「映画秘宝」の 町山がきちんとズバッと斬ってるんです。そんなアフォなこと言っててユダヤ系によって発展した 映画でメシ食うなってさ。まあ映画のことから発展していろいろ考えさせられた。 こんなの載せたブロスも責任あり。だから宣伝どころか恥さらしだな。 そんで読みもしないで記事鵜呑みとかさー、言う前に行動すれば?557。 めんどくさいからって人せめないでぇ〜
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/03/02 01:54 ID:MIPpMV4m
戦争の後半は 打算というより ナチスの失敗が目立ちはじめて、 ドイツの軍人も良心みたいなものが出てきたって話は良く聞くけどね。 だから戦争末期ほどユダヤや障害者を助けた例が増えていたらしい。 ヒトラーの成功は、その経済政策が当たったことにつきる。 アメリカのニューディールと似た経済政策が奏功した。 それをヒトラーのおかげだと国民がだまされたんじゃない?
>>558 何レスか前からコテハン名乗って書き込んでるみたいだから、
何事かと思ったらくだらねぇ…評論家連中もあんたも。
まぁいろいろ考えるのは良いことだから、がんがれ。
561 :
ハリ80 :03/03/02 02:18 ID:jbltXRVB
>>555 レスありがと。
もちろん色んな解釈があっていい。それを聞かせてもらうのも面白い。
だが、映像の意味が無くなってしまうような解釈は見てて辛い。
ネタでなければ、残念と思ってしまう。
>>558 俺の人生に不必要なので一生読まない。俺は無精者。
ああ、横レス悪いな。
今日見たけど、すごい怖かったよ。 映画見て怖いと思ったの10年ぶり。前知識がなかったのもあったけど。 俺は小学生かと思ったよ。 ただ、質問終わった直後にいきなり銃をぶっ放すシーンはやめてほしいな。 あの場面は心臓の悪い人が見たら、下手したら大変な事になると思うな。 ちなみにこれ、誤爆じゃないからね。
564 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 02:26 ID:KdxdkObH
コテハンって何??
565 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 02:29 ID:KdxdkObH
563さん、なんか説明上手くなかったみたいでくだらねえーとか言われ ちゃいましたが、こんなのあったのね。TANK YOU! by558
>>559 世界史板でするべきことだろうけど・・・
>ヒトラーの成功は、その経済政策が当たったことにつきる。
失業率、経済成長云々はナチスが戦争の準備をするため、
軍事物資をひたすら生産していただけ。
大まかな流れとしては、英仏がドイツを対ソ連、共産主義の
防波堤として利用したというところ。
ヒトラーは純ゲルマン主義を掲げてドイツ人の多いとする
オーストリア、チェコの一部の併合を強行。
ヨーロッパ他国はドイツの行為を苦々しく思ったが、
共産主義が自国に影響を及ぼすことのほうが失うものが大きいと考えたわけ。
これがドイツをこの後付け上がらせる原因となった、ということだ。
ただ、その中でヒトラーはドイツの中で地位を確固たるものにしていく。
いやあ、この映画を観ていろいろ勉強していると自分自身知らないことが多いと
改めて気付かされるね。
567 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 02:32 ID:N8+x7eMT
>>536 :EAST BOY
お前にはロードオブザリング2をすすめる。
お前の民族みたいな奴が出てくるぞ!
主人公の旅の途中で加わる奴。かっこいいから見てこいよ。
568 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 03:10 ID:sygFYpzW
ポランスキーはやはり人間の本質を描くのが上手いですね。 極限状態のなかでは、時にあさましく滑稽であってもなんとか生きようとする。 逃げ回り這いつくばっても生きようとする姿はとてもリアルで切なかったです。 戦後ピアニストがピアノを弾くシーンでは、涙が流れました。 美しい音楽も人間が生きている時間の経過の1部であり、ただそのものだけで 成り立っている訳ではないということが伝わってきたからです。 生きることの切実さを描いた映画だと思いました。
569 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 03:42 ID:vh109+B5
衣食足りて礼節を知るというけど、常に餓死寸前みたいな生活を長期にわたって強いられた主人公がピアノを忘れずに生き延びたという事実。 あのピアニストに限らず、第二次大戦を生き延びたすべての人間に当てはまる話のような気もする。
570 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 10:33 ID:L4SnoTwG
>569 訓練して身に付いた運動や芸は、絶対に忘れないもんだよ?極限状態や無意識になれば なるほどそれが出てきてしまう…パブロフの犬みたいに。 むしろ、ピアノこそが、主人公を極限状態で支え続けたといえるのではないかな?
この映画を見て僕は、やはりやっかみの強い人間だと思いました。 シュピルマンは運もさることながら、人脈に恵まれていました。 鏖殺される人々、飢えで死ぬ人々、家族・知り合い単位で行動し その中では、必死に守ろうとするけど、孤独な他人までは守れない。 シュピルマンが助けられるたびに、僕は彼を妬んでいました。 彼の人徳と、ピアノという才能を通じて得た沢山の人々が羨ましかったです。 逝ってきます・・・。
自分もこういう状況の時、平凡な自分では命をかけて守ってくれる 他人はいないだろうなーと思いますた。あのまま汽車に乗せられて あぼーん確定。万が一逃げても、生き延びれる才覚と運はなさそう
573 :
:03/03/02 11:27 ID:Y5Ag1hyX
汽車にホースで水をかけてほしかった
574 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 12:47 ID:CiXLF/0m
いざという時にまわりの人がたすけてくれるように日頃の行ないを改めないと…
いざという時、自分や家族の命の危険を冒してまで、他人を助け られるかってことも問われるよね。 多くの人は、隠れ家の隣の女性みたいになっちゃうんじゃないかな
576 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 12:51 ID:E7+M+fLD
概出だけど やっぱ一番ホロッとくるのは ジャムのところだろ?
577 :
:03/03/02 13:20 ID:xJnrh9Ee
一粒のキャラメルを6等分したところ。せつなかったです。 あれがあの家族の最後の食事だったりして、、とか思うと。。。
578 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 13:31 ID:ajsh6wMx
私は、杖をついたおじいさんが無理やり踊らされよろけてこけてしまうところでした。
579 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 13:41 ID:OVjcf5iV
ホントに不思議な映画です。皆さんがおっしゃる通り、 見終わった直後より、時間の経過と共にボディブローのように ジワジワ効いてきます。 僕は「お粥」(?)をひったくられたお婆ちゃんが 可愛そうだった。
580 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 13:44 ID:ajsh6wMx
>>579 おばあさんもだけど、それをかき集めて犬のように舐めて食べたおじいさんもかわいそうだった。
581 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 14:00 ID:2sOYAb16
観てきた。いい作品だけど淡々として、強烈なインパクトや感動は なかった。新聞広告に「試写会では終映後観客全員が立ち上がっての 拍手がおきました。是非最後まで席を立たずにご覧ください。そして 良かったら拍手をしてください」と書いてあったので、この淡々と した展開を打破する逆転大仕掛けがあるのだろうと、すげー期待した けど・・・
582 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 14:01 ID:qwxUPnji
でもドキュメンタリーっぽくて、オチとかは無かったね。 実話ベースだから当然なのか。
583 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 14:08 ID:BzbsCQXO
戦場のオナニスト
584 :
532 :03/03/02 14:54 ID:sYlPdfYM
>>561 ドイツ将校は戦犯を免れるために主人公をたすけたのかもと発言した者ですが
たしかにちょっと私のうがった見方でしたかね
なんでドイツ将校がたすけてくれと言うシーンを入れたんだろうと考えててふと
思ったんですが
でもそれがポランスキー監督が本当に伝えたいことならもっと違う作り方をしてますよね
むしろ注意深く、この監督は「やっぱりナチスはひどかったんだなあ」とか、
特定の価値観に集約されないように作品を作ったのかもしれません
つまり、歴史というのはいろいろな角度があり、それぞれの人の立場で
違いますからね
とにかく過去に起こったことをリアルに再現して、よく観察してみよう
というのがこの映画の主旨なのでしょうか?
(特定の価値観に集約して歴史観を提出するのではなくて)
585 :
:03/03/02 15:06 ID:Y5Ag1hyX
クライマックスの曲は エンディング部分が長いね 「ウザイゾ」とかいって殺されなくてよかった
586 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 15:09 ID:ajsh6wMx
>>584 当時のロシア軍と米英軍のドイツ兵に対する扱いの違いについて知っていれば
それ以外にも当時の歴史的背景について知っていれば(一般教養レベルでも)
何故助けてくれ、と言ったのか想像がつくでしょうし、原作を読んでいれば
彼が人道的見地から何人ものユダヤ人を救っていたのだという知識があり、
もっとドイツ将校のとった行動が理解しやすかったかもしれないですね。
もっとも何の知識ももたず、パンフレットも買わずに観た私でも、
彼は良心的な人間であり、愛する家族の写真を長く映した場面からも、
彼が家族を愛する、やさしくあたたかい心をもった人間であることを
感じることができました。それは、主人公の差し入れに缶切りを入れ、
甘いジャムを入れた行為からもわかります。相手を思いやりその必要を
敏感に察知し、相手の必要とする以上のものを無償で与えるその行為からも。
>>586 その彼が救われないのが救われない(?)映画ですね。
いや、煽りじゃなくて、実話を元にしてるだけに
美化のしようがありませんものね。
これが現実だと目の前に叩きつけられた感じです。
588 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 15:26 ID:PoYglHSC
ちょっと前に話になってたホーゼンフェルトが捕虜になった時のシーン オフィシャルに収容所でレドニツキに会ったと書いてあったので 実際にあるシーン(あった出来事)じゃない? ってガイシュツだっけ。 最初の虐殺シーンは頭に焼き付いて離れないかと思ったら 慣れてきたのか後々はあっさり見れてしまったし 作り物だからって訳じゃないけど根に持つ程ではなかった。 泣いた人って主人公と同じ視点になってそこにいるような錯角で 自分だったら親しくない人でも目の前で氏んだら恐くて(悲しくて) 泣いてしまうような感じなのかな。 だったら女性だと泣いてしまう人も少なからずいるのでは。 感動とかじゃない別の意味で。 そう言う自分はそこにいる錯角で常時緊張したまま観ますた。
589 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 15:32 ID:ajsh6wMx
>>587 そうですね。
人道的観点や人類愛からユダヤ人を助けた人の中には生き延びた人もいたけれども、
そのために死んでいった人はもっとたくさんいたんだよね。主人公を助けたポーランド人も
捕まってしまったし。
>>581 そんなこと言ってたのか>拍手
それで終演後拍手してる奴がいたのを納得した。
普段クラのコンサート逝く俺はあの演出でつい拍手したくなったから、
そういうもんでその人はしてるのかと思ってたら、そういう意味だったのか。
淡々とエピソードを積み上げていく構成なので、見終わった直後はそんなもんか…
と思ってたけど、しばらくたった今では一つ一つのエピソードを思い出し、
もう一回みたくてしかたないや。
不思議な映画です。
591 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 16:51 ID:31RpqMMk
唯一涙が出たのが、アップライトピアノのある隠れ家で 音を立てないようにと言われているシュピルマンが そっとピアノの蓋を開け鍵盤のカバーを取り、心で演奏したシーン。 ピアノや音楽への焦がれるような思いが伝わってきて切なかった。
592 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 16:57 ID:nogKblH3
一番感動した(印象的な)シーンはどこ? 漏れは、中盤、収容所に送られる家族から一人シュピルマンが離れて、 廃墟の中を子供のように泣きじゃくりながら歩いてくシーンなんだけど。
593 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 17:11 ID:sA/D00qG
>592 私は、戦後再び嬰ハ短調だっけ?をラジオで弾くところ。 冒頭の演奏と聴こえ方が全然違う。長かった戦争のエピソードが フラッシュバックして、冒頭とほぼ同じように弾いているんだけど、 家族をはじめ、失ったものの多さを意識しないではいられなかった。 シュピルマンの笑顔は素敵だったけど、せつなかった。
594 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 17:16 ID:31PlL/uH
>>592 地面に順番に並べて射殺して、最後の一人のところで
弾切れになった場面。あの間とおっさんの顔が良かった。
>592 ドイツ将校に出会った時、何がなんでも缶詰を手放さない姿が おかしくて悲しくて笑えて泣けた。
596 :
名無シネマさん :03/03/02 18:24 ID:r/yvgUf+
>>592 収容所に護送される列車の前でシュピルマンだけ逃されて
お父さんが彼を探しているところ。
泣けた。
597 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 18:59 ID:03+OjqNf
>596 原作だと、お父さんはシュピルマンを見つけて一旦は彼に近寄ろうとするんだけど、 彼が「助けられた」ことを悟って、さよならの手を振って貨車に乗り込むんだよね。 (映画でもそうだったっけ?) 泣ける・・・・゚・(つД`)・゚・
監督はレイプ魔
599 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 19:11 ID:XCMnTieH
「そこで何をしている」 「缶を・・・開けようと・・・」 なんかこの場面が一番印象に残ったな、恐怖と絶望感と哀れみ、それとなんとも言えぬ期待を感じたシーンだ。
>>592 2つあるんですが、
ドイツ兵に追い詰められても缶詰を手放さない所と
バラ1の最後の音を指が攣りそうな位に弾いてた部分。
あと、最後に出てきた
「シュピルマン? あぁよく知ってるとも!」
って言ってた禿げてた人は弟なの??
なんかヴァイオリンを取り上げられたとか何とか言ってたので
そうなのかなと。
でももしそうなら・・・変わりすぎ・・
>>602 あれは弟ではありません。
音楽仲間といったところか。
弟には見えないけど・・・・・
603 :
596 :03/03/02 20:18 ID:r/yvgUf+
>>597 原作も読みますた。
原作では、父は彼が助けられたことを悟って笑おうとしたんだけど
笑顔にならずに苦痛にゆがんだ・・・ってあって泣きますた。・゚つД`)゚・。
604 :
ハリ80 :03/03/02 20:30 ID:jbltXRVB
>>584 レスありがと。
>むしろ注意深く、この監督は「やっぱりナチスはひどかったんだなあ」とか、
>特定の価値観に集約されないように作品を作ったのかもしれません
多分そうなんだと思う。前半部分は反ナチプロパガンダ的な映像が多いけど、
作品の本質じゃあないだろうね。
主人公を助けたほど清廉な彼でも、生きるために見苦しく命乞いをした。
もちろんドイツ軍人が罰を受けたという単純な図式でないのは明白だよね。
主人公がピアノのことや抵抗運動など忘れて這いずり回ったのと同様、
誰もが生きるために醜悪になってしまったという現実を描きたかったんじゃないかな。
ドイツとかユダヤとか、善とか悪とかを超えて。
過去を憎むって感じじゃなく、ひたすら悲しく、悔しいという感覚なのかな。
605 :
527 :03/03/02 21:30 ID:LIvtztcn
606 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 22:00 ID:ziiTel34
リアルにするったて、やっぱ今は映画でもナチスドイツのハーケンクロイツは出しちゃいけないのね・・・
>606 何度も出てなかった?
608 :
606 :03/03/02 22:24 ID:ziiTel34
>607 別に探してたわけじゃないけど、いわゆる“かぎ十字”は無かったように思うよ。 昔の映画じゃ出まくりだったけど。
609 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 22:27 ID:RwpRHU8R
dts上映で、ピアノの奴くっつけてる愉快な劇場はないのかなあ? 感動はできないけど、見事としかいいようの無い作品ですな。
610 :
:03/03/02 22:27 ID:xJnrh9Ee
ハーケンクロイツ出てたよ。はっきり。
>>606 作品の中ではナチス兵のベルトとか
鉤十字は出ていましたけど、ちょっと分からないかな。
「鉤十字」はこの作品のポイントからずれるのでは?
612 :
:03/03/02 23:27 ID:xJnrh9Ee
いや、旗で大きく写ってたでしょ。遠くの景色だったから そんなに目立ってなかったかもしれないけど。たしかにどうでもいいことですね。
この作品は見終わった後に「感動した」と言って、 何事も無かったように一日を過ごす映画でなくて、 戦争や人種差別について考え直すきっかけとなる映画だと思う。 だから、考えた結果によって映画に対する評価が変わる。 考える材料の少ない人にとっては、あまり面白くない映画なのかも。
614 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 01:00 ID:seZPYOX7
まあ歴史ぐらい勉強したほうがよいよ
615 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 01:09 ID:HBxg8ZSd
むしろこの映画を見てあっさりつまんかったの一言ですませられる人が羨ましい
616 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 02:22 ID:OlZc9+nu
映画を見た直後より、このスレを見て様々なシーンを思い出した時の方が泣けた。 ここのレス一つ一つに、「そうそう、そうなんだ」って妙に共感したりして感動がよみがえってきた。
617 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 02:30 ID:mPIwUAzc
>>609 シネプレックスで最初の1週目がそうだったよ
(2週目から指輪がはじまるのでドルビーだった)
もしかしてやってくれるか? と期待して行ったら
見事 上映直前にdtsのピアノがキター
あまり映画館に来ないお客さんは一瞬本編がはじあまったと思ったんじゃないかな
618 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 02:35 ID:mPIwUAzc
この映画とシン・レッド・ラインが好きですね 自分の観た戦争の映画の中では どちらも主観性 メッセージ性がほとんど無く ただ情景を流して 観客に判断を委ねるというか ただ この作品は段々 この不自然な環境に慣れていくのに対して 細赤線のほうは たまに南の島の 優雅な自然の風景のカットが 入っていて 感覚が引き戻されるというか 戦場などの風景に 違和感を感じはじめたりして 奇妙な体験をしました 2つを比べるとなかなか興味深いです
619 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 04:23 ID:wq3XsvnU
地面に並べて頭を打ち抜くドイツ軍の半袖将校がカッコえがった。
アカデミー賞は、監督賞だけ取るかもしれないな。過去のもろもろの事件を 鑑みてもアメリカはポランスキーをもっと評価したがっている。 どうしてこんな、突き放した映画を撮ることができるんだろうか。 エリ・ヴィーゼルが「語りえぬものを語って死者を冒とくすることはやめて ほしい」というような意味のことを書いていたことがあるが、あの時代を 生きた人々は何かが、ぷっつりと弾け飛んでしまっているんだな。 ある種の諦めがあるんだ。 ところであの廃墟のシーンって、どこまでが本物なのだろう。
621 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 11:49 ID:javHav+r
つらい映画だった。 傑作だという理由も分かるのだが。 でもやはり「バティニョールおじさん」の方が励まされる。 時にはリアルに深刻になったり時には楽天的になる勇気をもらったり 映画は素晴らしい
623 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 12:48 ID:CvYMI1TD
惨殺シーンを一切使わないで主人公の生存願望を表現できてたなら俺は感動したけどね イスを落とすシーンや、並べて撃ち殺すシーンはこの映画に必要なのか?って事
昨日見てきたけど色々考えさせる良い映画でした。 なんでも鑑定団にシュピルマンの息子がでていましたね。九州の大学教授みたいですね 原作は読んでないのだがドイツ人将校がシュピルマンを助ける前にベートーベン(ドイツ人)の曲を弾いていましたね。 それで音楽の好きな将校が助けたと感じていました。 シュピルマンが弾いていたのは、全部ショパン(ポーランド人)で夜想曲など、とても切ない曲ばかりでしたね。 ドイツ語と英語、そしてポーランド語? 殆んどわかりませんでしたが、du duと言われて前に出されて・・・・・・・ 心が痛かったです。 戦争は悲しいですね
625 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 16:04 ID:nyJ+eve6
この映画をみて、自分の中にドイツ兵と同じような性格感情が あることに気づいた。欝だ。
>>625 その事実を受け入れられるのは大事な事だと思う
627 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 17:13 ID:mekuHErM
29歳。
去年までピアニストだったけど、隠遁生活と単独サバイバルで
二年でスリムにダイエットできた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、ユダヤの星を腕につければゲットーに入居できる。
仕事がないから売れるものを売りきったら働けばいいし、
強制収容所に移送されたら95%の確率でガス室送り。
運良く街に逃げても金も食料もないけど、暇だけはある。
ナチの将校と友達になるチャンスもあるからマジでお勧め。
http://www.pianist-movie.jp/pianist/index.html
628 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 17:20 ID:Evb8Vnoy
>>625 ナチスの将校=悪い人間というわけではない。
ある種の非日常的な状況(この場合は戦争)が人の残虐性に火をつけるのだ
ホームレスを殺す少年たちも例外ではない
ジャムがうまそうだったね
631 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 22:17 ID:37dxkOjO
>>618 やっぱり「シン・レッド・ライン」が最高だと思う。
「戦場のピアニスト」はこういう切り口があったかとは思ったけど、ちょっと微妙でした。
632 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 22:52 ID:IbXHpcdf
シンレドラインは神の領域に達してるな。 戦場のピアニストは神なんかいない。人間の映画。 ポランスキーは無神論者だろう。
633 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 00:05 ID:eELK36J7
だいたい戦争映画って、対岸の火事というか、 こっち側の安全地帯で、スクリーンの中の残酷なシーンを見たり かわいそうな子供に同情したり、戦闘シーンに実はワクワクしたり、 という絵空事でしかないわけだけど、 この映画は、なんか明日にでも現実になりそうな感じがした。 窓の外の銃の音とか、突然どーんと爆撃の音がしたり、 音が効果的だったのかも。
634 :
:03/03/04 01:56 ID:BcPXjsJ+
じいさんが椅子ごと落とされるところ・・・悪夢だ。。 精神的にやられたシーン多かったな。。 シンドラーはモノクロだったけどこれはカラーだしね。 とにかく、戦争反対!
635 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 02:07 ID:MPpcdBj5
636 :
:03/03/04 02:19 ID:W4yDmlHY
戦争反対とさけんでいるだけでは、平和はおとずれませんよー ポーランドの国民が戦争に賛成してたわけじゃないでしょ?
637 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 02:26 ID:dJ60hdDs
戦争反対とゆうより、独裁者による人種迫害が怖い。
638 :
:03/03/04 02:35 ID:BcPXjsJ+
>>636 冒頭、ラジオで聞いて喜ぶシーンなかったっけ?乾杯してたよね。
あんな運命が訪れるとは知る由もなかったからだろうが。。
戦争反対、これを強く願う以外他に何ができようか?
人種迫害は独裁者だけが悪い訳ではないし。
639 :
:03/03/04 02:40 ID:BcPXjsJ+
というより人種迫害=戦争でしょうが。
640 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 03:01 ID:HVkfCcPK
ヒトラー知らないの? 普通の戦争とまた違うじゃない。 そうゆう意味だよ。
641 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 03:05 ID:w+xUYetY
「シン・レッドライン」と「パールハーバー」は究極の駄作
このスレを読むと本当に恵まれた人が多いんだなという気がしてくる。 他者への関心もないしな。数十万人規模の虐殺が1990年代にあったなんて 言っても信じてもらえないのかもなw 新聞くらい読めよ。虐殺は人の一部だし、いい悪いではなくそういった歴史も 人の一部だ。
643 :
:03/03/04 03:30 ID:HmJIZlTg
アメリカが日本に対して行った大空襲死者60万人。 原爆の犠牲者は30万人。いずれも民間人を狙った大量虐殺。 ちなみにこの原爆の投下の目標は,当初から日本だった。 ドイツを目標とした計画は一度も無かった。何故か?日本人は 黄色人種であり白人種よりもはるかに劣った人種だからだ,と。
644 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 03:43 ID:HVkfCcPK
>というより人種迫害=戦争でしょうが。 今の戦争で〜人と分かるように腕章付けさしたり、強制収容所に連れてって 大量虐殺したらそれこそ国連で大問題だろ。
645 :
:03/03/04 04:10 ID:HmJIZlTg
失敬。確かにナチのは戦争ではないな。民族抹殺。 俺は人種、国に対する差別意識、反〜感情が戦争を喚起すると 言いたかっただけ。民間人に犠牲の出ない戦争なんてないだろ? 広義の意味での人種迫害と。
646 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 04:29 ID:eyLKz8EK
TVブロスに連載された持永昌也氏なる人物の「戦場のピアニス
ト」の評についてはどうなんですか?。だいぶ騒がれてますけど。
「この時絶滅させておけばよかった。戦場では生き残った者だけが
勝者となる。死んだら負け。そんなユダヤ思想が良く分かるアンチ
・ヒューマニズムな究極の恩知らず映画。胸に迫るのは、むしろド
イツ将校の無念さだよ。かくして奴らは、ハリウッドはもちろんの
こと、現在の世界経済までをも掌握したのであった。ナチよりもユ
ダヤ人の方が極悪とオレは信じる」
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1046259778/
>>638 迫害のなかでも、希望を捨てないで生きたたくましさの描写がされて
いるところだよね。
私はこの映画で「希望」というテーマを読みとりました。
雇用証明も無駄になってしまったけど、家族なりに生きるために行動した
ことが丁寧に描かれていると思うけどなあ。
ドイツのパンって固くてすっぱくて食えたもんじゃない。 でも腹減ってたら一斤全部食べちゃうんだろうな。
>>646 騒いでるのはそのスレの連中だけ。
評論家同士の喧嘩なんて、一部ヲタ以外興味ないよ。
興味ないというか眼中に無いと言ったほうが適切かな。
評論の内容についてはどうなんですか?
651 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 10:42 ID:yunM7VSF
この映画に興味持った人はとにかく一度アメリカのテレビドラマの「ホロコースト」見てみろ。 レンタルビデオ屋を探しまくったらあるかも。
>648 甘酸を好むドイツ人だしな。 ザワークラウトなんて、余所の国の者は食えた者じゃないだろうし。
ノー・メ・グースト・アレマーニャ!
654 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 12:14 ID:R48oBxO2
>>641 シン・レッド・ラインとパールハーバーを一緒にするとはあんまりだ
というか、本当にシン・レッド・ラインの良さが全然わかってない人が多いんだね
ところで、ナチスのユダヤ人収容は戦争の一貫として行なわれたという理解でいいのではないか?
戦争体制維持のためのシステムとして行なったわけでしょ?
つまり、ナチスは戦争をするという前提でユダヤ人へ迫害、収容所での強制労働を行なわせた
戦争と別物とは言えないと思う
もちろんナチスの行なった戦争にはかなり特異性があるのだろうが
他の戦争とまったく別物の出来事ととらえるのは違うと思う
655 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 12:28 ID:0yGfpPaW
そうかな、ユダヤ人収容は歴然たるある特定の人種を撲滅するために行われた のであって、戦争の一貫として行われたと一言ではいえないのではないかな。
んーでもその人種撲滅の理由の大きな所でユダヤ人の富を効果的に はく奪し、それをもって戦費にあてるってのがあったわけだから やっぱ戦争の一貫じゃないか?
657 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 12:43 ID:TnfaYxOL
ナチスのやったことが、それほど特殊なこととは思わない。 歴史上、主に少数派に対する組織的迫害・虐殺は何度も繰り返されている。 原作者が言っていた良くも悪くも「人を人種で判断するな」というのはそういうことへの警告だし、この映画の重要な主題のひとつだと思う。
658 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 13:01 ID:KaSxFNff
一番感動したシーンというか印象に残ったのは 悲惨な話ばかりの中であのドイツ人将校がシュピールマンに パンを差し入れるエピソード パンにちゃんとジャムをつけてくれるなんてほのぼのとしてしまいました。 あのドイツ人の性格がよく現れたいい話だと思いました。
>>658 おまけにカンキリも添えてあった。
ジ〜ン…。
660 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 13:51 ID:wgPQ9EPY
シュピルマンの原作を読んで、ポランスキーは必ずしも原作を忠実に表現していないことが多く分かった。 映画の冒頭で、ワルシャワの放送センターでピアノを演奏するシュピルマンがドイツ軍の攻撃から、命からがら脱出するシーンがあったが、実際に放送センターが直接攻撃を受けたのは、シュピルマンがいなかった時であった。 シュピルマンの家族が連れていかれた収容所の名前は分からなかったが、おそらく労働用に選別されることもなく、到着直後に全員が処刑された。 映画で表現されなかった残虐シーンとして、 ワルシャワ陥落直前に、自宅近くの路上で馬車がドイツ軍の直撃弾を受け、人間も馬も一瞬にして四散するのを目撃した。 シュピルマンが直接目撃したわけではないが、真冬にワルシャワのゲットーに送られてくる家畜移送用のトラックに乗せられたユダヤ人の半数が凍死、死者は立ったまま凍りついていて、生存者がトラックを降りると、転がされた。 ドイツ人のホーゼンフェルト大尉の日記にも、ある知り合いあら聞いた話として、ゲシュタポ(ドイツの秘密警察)がユダヤ人の産院に侵入、赤ん坊を袋に詰めて、霊柩車に投げ込んだという目撃談が記されている。 映画だと、ゲットーを脱出して友人宅に身を寄せた後、隠れ家が砲撃されるまで一ケ所に潜伏していたように描かれているが、実際には7ヶ月の間に5ケ所の隠れ家を移動していた。 ホーゼンフェルト大尉に発見される直前にも、ドイツ人もしくはその協力者と2度ほど接触があったが機転を利かせて難を逃れている。
661 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 13:52 ID:4k0OvEf9
ジャムをなめた時の恍惚の表情はすごかったね
662 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 13:52 ID:nD4fVuI5
ドイツ人が糞に見えたプライベートライアンと比べて、この作品はどうなんですか?
>>660 まぁ、そのエピソード全部入れたらチョット成り立たなくなるから多めにみよう…
>>662 ドイツ人とか、そういった括りで語ってない映画。
どの人種にもいい奴、悪い奴がいるぜ!ってのがテーマの一つっぽい。
664 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 14:01 ID:wgPQ9EPY
原作の巻末に収録されているホーゼンフェルト大尉の日記(1942年1月18日から1944年8月11日付け)には、“国家社会主義者(つまりナチスのこと)のやり方は、、、異なる考え方をする人々の根絶、ないしは絶滅にほかならない” “ユダヤ人住民を殺戮するという恐るべき不正義”という記述が当初から見られ、ナチスの政策に非常な疑問を持っていたことがはっきりと記されている。 虐殺方法についても銃殺やガス殺の他、電流を使った特殊な施設のことまで言及されており、ホロコーストに直接関わったわけではないのに、非常に詳しい知識を得ていたことが分かる。 でも、公然と反旗を翻すのは自分や家族のことを考えると実行できず、密かにユダヤ人やポーランド人の命を救うことで、罪の償いをしていた心境だったようだ。
665 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 14:19 ID:wgPQ9EPY
>>655 『我が闘争』を読むとよく分かるけど、ヒトラーの戦争目的は二つ
一つはドイツ人の生存圏の拡大、もう一つはヨーロッパからのユダヤ人の一掃だった
ヒトラーの世界観によれば、(ドイツ人の立場から見て)ユダヤ人は諸悪の根源であり、彼らがいなくなれば、すべてはうまくいくはずだった
第一次大戦の敗北も、第二次大戦を始めることになったのも、すべてユダヤ人の陰謀だというのがヒトラーの解釈であった
ユダヤ人をヨーロッパ外に放逐する手段がなくなった以上、彼らは絶滅させるしかなくなった
666 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 14:31 ID:mZP2dZvv
ハングル板やニュー速板にいる連中なら 似たようなことを本気で言いそうだね
667 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 15:33 ID:4gHKEtUt
でもまぁ、ユダヤ人のせいで今もあちこちで闘争が起こってるのは確か。 彼らはいつも問題を大きくする。
668 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 15:39 ID:/7snrW65
>>667 それだけ、ユダヤ人同士の結びつきが強くて、異民族と容易に同化しようとしないことを示しているんでしょうね
アメリカなんかで『○○はユダヤ人だから』なんて話を聞いたこともあるけど、そもそもどこでその人がユダヤ人であることが分かるのかが理解できなかった
669 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 15:43 ID:4gHKEtUt
アメリカを牛耳ってるのはユダヤ人だしね。 それで何が中東和平だと小一時間・・・・おっと、板違いになりそうなのでやめ。
670 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 21:14 ID:Y3bOCwrQ
ラストシーンで命乞いしたドイツ兵のお偉いさんは ピアニストの証言で助けられるのですか?
>>670 しっかり映画を観れ!と言っておく。
というか、
しっかりこのスレを観れとも言っておく。
674 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 22:41 ID:RTgAsZGZ
先日の映画の日に、ワーナーに観に行ったら ポップコーン持って入って来てるやつがいっぱいいたよ…。 ほんとにチャレンジャーにも程があるっつの。 それともホロコースト映画って事を知らなかったのだろうか? でもまあ、案の定と言うか何と言うかあまりの悲惨さに 皆さん、ほとんど食えなかったみたいだったが。
675 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 23:08 ID:VfXJufj0
弾倉取り替えしてたあのピストルはもしかして かの有名なワルサーP38なんでしょうか?
676 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 23:51 ID:aa3YTCFB
私は持っていったよ。 そして車椅子落とされるシーン辺りから見ていられないと ひたすら食べて気をまぎらわしてた>ニガワラ 気持ち悪くて食べられないを通り越して食べないといられない状態でした
通はキャラメル持っていく
678 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 23:56 ID:8iBNysWD
>>677 キャラメルをナイフで小さく刻むとさらに臨場感が出るね
てすとしてもよかですか?
>>679 ワーナーマイカルズとかのハーゲンダッツ手売り嬢から
何人かと共同出資でアイス一個買って
分け合って食うのもいいかも。
681 :
> :03/03/05 00:34 ID:tpZwFWOE
わるさーぴーさんじゅはち〜
683 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 04:10 ID:MmVpsbQA
感動したとか言ってる人の気が知れない。マジで。 歴史とか戦争もの映画に知識・免疫がない人かな?と思うけど。 メインテーマが見えていないでしょ? この映画のいいたいことは 「いい奴も、嫌な奴も、運が悪い奴はもちろん、多少運のいい奴も、 そいつがどんな奴かは全く関係無しにみんな殺されちまった。 シュピルマンが生き残ったのはほとんどただの偶然。 マジで胸糞悪い糞な話。けどそれが現実。 ナチス糞、ホロコースト糞、戦争糞、人殺し糞、そうことやっちゃう人類糞。 そのへん心の片隅にとめて、糞にならないよう生きてけ小僧共」 ということなのではないかと。 これだったら、多くがドイツの残虐シーンだったことも説明つくのでは? ドイツ人将校は「糞」ではない人間の一つの例でしょう。
ピアノを弾くふりをするシーンはグッときた。 しかし、「月光の夏」のピアノシーンではぼろ泣きした漏れも、 この映画のピアノシーンでは泣けなかった。 死んでいった人たちが悲惨すぎてシュピルマン一人が生き残ったからといって喜べない。 感動して喜ぶには失われたものが多すぎる。 映画の評価は、薦めもしないが止めもしないという程度。 1800円払うならほかにもっとレンタルすべき作品が・・・というのが正直な感想。
685 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 07:26 ID:3Sbrejqw
感動ものとでも思っているにでしょうか? 感動したかったらアルマゲドンでも観てください。
え?「感動」してる人はここでは少数派だと思っていたが… そもそもシュピルマンが生き残ってよかったね、つうメイン感想を持つやつ なんておるんか?
687 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 07:33 ID:rVgAm7n3
シュピルマンが瓦礫と化した街をヨロヨロ歩いてるシーン、 後姿しか映ってないけど、本当に涙流して泣いてたんだってサ。 こみ上げてくるものがあったんだろうね。
見てきた。 戦争はやっちゃダメだなって思った。 ポランスキの、あの迫りくる恐怖の描きかたに拍手。 (缶詰を落とした後の、ドイツ人将校の映し方とか)
戦争はやっちゃダメだなってそういう単純なもんかねー 国のためじゃなく、自分の家族や誇りを守る為に多くのものは 武器を手にとるんだよ
「戦争イクナイ」だけじゃ、ドイツに侵攻されたポーランドが祖国を守るために 防戦したことも間違った事になる罠。そんなに単純にいかない処が歴史の 難しい処〜
>689->690 被害者と加害者の区別も付かないカバチン
戦争その物が殺し合いという絶対悪であり、それが自衛の戦争で あっても正義という二元論で語る事は出来ない、とカーター元大 統領が仰っておった。 アメリカ人にしては非常に見識のある方だ。
興行が好調なわりにはスレ伸びないな。
>>692 アメリカ人にしては
こういってる時点でおまいさんの見識を疑うけどな
3/5 21:15 NHK総合
その時歴史が動いた
ヒトラー破滅への軌跡
独裁者のサインのなぞ
死の前の結婚式
▽運命の電報
694 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:26 ID:saqsSZMx
ホロコーストはやっちゃだめだよな って感じじゃないの? 戦争はそれ自体悪なんだけど、被害者・加害者とか言い出すと ただの勝者と敗者の問題になっちゃうし 要はどんな時でも、人間として正しく・正義をもってないといけん ちゅーことだろうけど、正しく・とか正義とかゆーのが宗教や民族 で全然違っちゃうからなー むずかしいね ま、今のところはヨーロッパで生まれた人道主義や平和主義が それに一番近いんだろう
695 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:36 ID:l1LhgeM+
ま、アメリカ人がホロコーストについて云々言う資格なんてないけどねw 何が悪かなんて、答えは一つじゃない。
696 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:37 ID:mpq/FfKm
ホロコーストはやっちゃだめとか、戦争はやっちゃだめといったことも特に言ってない気がする ホロコースト、戦争の現場ではこうだったんだよ、ということを淡々と描いたので そこからどういうメッセージを受け取るかは見た人それぞれが考えればいいのではないか? 人間の命がいかに軽いものかということがよく表現されていた 主人公は生き残るのだが運が良かったからに過ぎない そこにひとりの人間の生きていることの根拠のなさ、虚無感がよく現れていた 哀切な映画だ
697 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:41 ID:FtUvNVf2
698 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:42 ID:lxDSVK51
人間の命の軽重なんて所詮は人間自身が決めるものだということでしょうか?ナチスの人種政策も、アーリア民族の優越性の対極にユダヤ人やジプシーの民族絶滅政策があったわけですしね
>>692 だから再選されなかったんだろw)
虐殺自体は人の一部だということを忘れてはいけない。
どんな手段も使うグループと優しいだけのグループが出会ったら
結果はなんでもするグループだけが生き残ってきただけのこと。
殺し合うだけじゃ集団が維持できないけれどね。
しかし、ほんとナイーブな人が多いなw
もちょっとリアルライフを知ろうね。
>>696 その通り!
監督の個人感情を入れずに、ただ淡々と事実のみを描いたからこそ、様々な意見が生まれて、これだけの反響があるんだねー
パンフにあったけど、監督も、「自分の私的な体験談にはしたくなかった」って言ってるしね。
私は、戦争はどんな理由があるにしろ、やってはいけないと思った。
701 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:50 ID:l1LhgeM+
>>696 うん、そういう意味で、アメリカの「正義」を押しつける映画が多い中
これはとてもよく出来ていたと思う。
702 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 13:51 ID:lxDSVK51
>>699 生身の人間に対してガス室を使うか、原爆を使うか程度の違いだよね
原爆を実際に使っちゃう神経の連中が勝者になったわけだ
703 :
696 :03/03/05 13:56 ID:mpq/FfKm
つまり、歴史観という点では特に新しい観点は提出していないかもしれない 歴史にもしもはないと言うが、過去に起きてしまったことは変えられない 過去に起きたことをとにかく映画という表現の特性を生かしてリアルに再現しようとしたのではないか? 過去の歴史の現場でいかに人間の命が軽く扱われたかということを具体的にリアルに描くことに徹したということ そうした作品を見て、何が良くて何が悪かったのか、 こうしたことを繰り返さないためにはどうすればいいのか、といったことは 見た人それぞれが考え議論していけばいいのではないだろうか? この映画自体は「これが良くてこれが悪かったのだ」といった価値観は示していない と思います
>>703 >そうした作品を見て、何が良くて何が悪かったのか、
>こうしたことを繰り返さないためにはどうすればいいのか、といったことは
>見た人それぞれが考え議論していけばいいのではないだろうか?
そういうことがポランスキーのねらいかも知れませんね。
少なくとも、この作品については観た人が「良い映画だった」
だけでは終わらせることのないようにして欲しいとも言えるのでは?
この映画、北の国の連中にも見せて欲しいものです。
705 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 14:57 ID:1p/IsW0K
でも、やっぱ芸は身を助けるねー もしピアノの才がなければ、あのまま汽車に乗せられたろうし 人脈もなかったろうし、ドイツ兵に見つかっても助からなかった かもしれないし
>>705 >>でも、やっぱ芸は身を助けるねー
見つけたドイツ兵があの人じゃなかったら芸も役に立たなかったと思う。
それにあのドイツ兵は、見つけたユダヤ人がピアニストじゃなかったとしても
あのドイツ兵は助けてたと思う。
>>696 さんの
>>主人公は生き残るのだが運が良かったからに過ぎない
>>そこにひとりの人間の生きていることの根拠のなさ、虚無感がよく現れていた
ってそのとおりだと思う。
観る前は、もっとピアノを弾いて弾いて弾きまくる映画かと思ってた(w どーでもいいのでsage
708 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 17:38 ID:rMmC65Jb
生き残った人間の数を見ればわかるように、生き残るか残らないかは 運以外の何物でもない。
709 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 17:50 ID:5/1ruZPl
>>708 運というより“確率”の問題かも知れない
広島や長崎の爆心地でも生き残る者はいた
生存者にとっては運が良かったということになるけど
万単位の人間を全て殺すのは、現実には不可能ということだろう
710 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 18:07 ID:5/1ruZPl
>>709 (例えは悪いけど)どんなに強力な抗生物質を使っても必ず生き残る病原菌があり、しかも以前よりさらに強力になり、もはや薬も効かない
人種差別も似たようなもの、下手に絶滅や根絶を図ると相手を強力にするだけ
嫌な相手でも共存と同化しかないだろう
711 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 19:22 ID:2jqB8vGn
今日観てきました。重いな…。ドイツ兵に言われてピアノを 弾くシーン、圧倒されっぱなしでした。全身全霊で… 自分はあんなふうに溢れんばかりの思いで何かをしたこと無いなあ。
712 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 19:32 ID:If+4SOmL
受験で弾いた曲だったので見ていてよけいつらかったw
713 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 19:37 ID:Vxco41Lg
映画では、主人公が『ピアニストです』と答えると、ホーゼンフェルト大尉が『何か弾いてみろ』と命令口調だったけど、原作では『(ピアノのある部屋に)一緒に来ないか?』『何か弾いてくれないか』と断わっても構わない口ぶりだった。 しかも、主人公が外にいるドイツ兵に気付かれる心配で立ちすくんでいると、『大丈夫だよ、弾いてかまわない。誰か来たら、君は食糧倉庫に隠れろ。弾いていたのは私だと言うから。』と促している。 音楽の好きなホーゼンフェルト大尉は、ピアノを弾きたくても弾けなかった主人公の心情を察して演奏させたのだろうと思った。
観た。 ラストで実話を元にしてると知って、ビックリしました。 人が死んだりするシーンでは鬱になりましたけど、 映画としては、主人公がいくらピンチに陥っても なっかなか死なない(当たり前か)、 というコメディと捉えた私は逝ってよしですか?
原作と違って当たり前 映画なんだから
716 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 21:13 ID:wsP/o+fi
今日観てきた。 >713 「一緒に来ないか?」の部分って「Bekommen Sie.」って言っていたように聞こえたのだけど、 二人称でSie使うのって丁寧な言い回しだった気がする。実際他のドイツ兵がユダヤ人を呼ぶ時はDuを使っていたし。 そうすると訳ミスってこともあるかも。ドイツ語詳しい人、解説キボン
717 :
黒崎 歩 :03/03/05 21:18 ID:eCAyDA6T
(´`)
718 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 21:25 ID:0C430VF3
>>696 そうだね。戦争状況下では、特にナチの時代のユダヤ人においては
彼らの命の価値は無いに等しいものだった。収容所の中において、
彼らは自分が何の価値も無い人間であると感じざるをえなかったそうだ。
719 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 21:29 ID:AcJDeJEA
>>719 人の命に絶対の価値を認めていたら戦争やホロコーストなど起こり得ないでしょ
無限ループですか
ヤフームービーのレビュー、 ファンタジーの方が点数高いというのはどういうことですか。 日本人の精神年齢が低いということですか。
722 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 21:58 ID:WFzYVv9j
NHKでヒトラーやってたよ ならず者国家は厳しい態度でのぞまなきゃダメだな イギリスのチェンバレンは失敗だった
>>721 君が比べているファンタジーはLotRだろうか?ハ針だろうか?
針なら禿堂だが、LotRはストーリーも映画の造り込み方も
なかなか高度なのでファンタジーだからといってばかにはできない。
724 :
696 :03/03/05 22:18 ID:nVas+mVj
>>722 チェンバレンはたしかに失敗した
スターリンがドイツと手を結んだのも許せん
大島がもっとまともなやつだったら
ゾルゲはすごいやつだね
でもポランスキーはそういうことは一切、描いていません
725 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 22:59 ID:Lz4FHdDK
主人公のピアニストいらね、と思った
726 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:09 ID:pkhqzVqh
エンドロールで席を立つ人がほどんどいませんでした。 最後、演奏が終わったとき、連れと顔を見合わせ、 音が出ないように、ちいさく拍手をしました。 映画館を出るとき、連れは言いました。 「手をつないで行こうよ」 「だよな」 俺はしっかりと彼女の手を握り締めました。 見てないなら、ぜひ、一食抜いて、空腹で行ってください。
727 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:13 ID:Lz4FHdDK
>エンドロールで席を立つ人がほどんどいませんでした。 そりゃ本編の一部みたいなもんだから
>>726 詩のような清々しい文ですね。
実話とか原作に忠実なようで、実は巧妙なアレンジがされているのが
演出の魔法なんだと思います。
「ハリーポッター」とか「薔薇の名前」みたいな原作離れだったら台
無しだけどね。
729 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:21 ID:GgMomVMQ
逆に エンロドールで余韻に浸れなかったね 終わってすぐ証明灯くは音楽なるは
弾補充して撃たれるオサーンがなぜか、脳内で ダニー・デビートーに変換される。打つだし脳
731 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:25 ID:nHpWROUD
見終わった後、思わず食い物を捜し求めた。 金さえあれば、うまいものが食える幸せをかみしめた。 かみしめすぎて食いすぎた。
732 :
726 :03/03/05 23:28 ID:pkhqzVqh
ストレートを何球か投げてしまった」。 豪速球でもなく暴投かもしれないけれど。
733 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:32 ID:vdMpyGCL
>>716 友人の話によると、確かシュピルマンの息子さんの
インタビューかなにかでの話だったらしいのですが
(私が見た訳ではないので、ソースが曖昧で申し訳ないですが)
あのドイツ将校は彼の事を最初から「Du(お前)」と呼ばず
「Sie(君、貴方)」と呼んでくれていたそうで
彼は将校に出会った時、何よりその事に感激したのだそうです。
で、友人はその辺がちゃんと表現された字幕じゃなかったので
「そこが大事なのに〜!!」と、ちょっと怒ってました。
734 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:37 ID:k2SZvEmH
前半「シンドラーのリスト」。 中盤サバイバル映画。 ピアニスト関係ねーじゃんと思っていたら、 ドイツ将校の前でのあのシーン。 全てはあのシーンへの前フリだったのかも。 でも将校の命乞いに萎え。
735 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:47 ID:nHpWROUD
そういや「なんでも鑑定団」に息子さん出てたなぁ 今日本にいるんだって?
736 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 23:49 ID:0C430VF3
737 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:19 ID:5RZbkSTW
車椅子のシーンから後ろのおばちゃん二人がしゃべりだして。 人が死ぬたびにあーだこーだ。ここはお茶の間じゃねーよって。
まだ見ていないので何なのですが ラストのテロップのバックにて、延々となされる演奏の曲名はなんでしょうか? アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ? それともバラード?夜想曲? 教えてくだされ・・・・
739 :
726 :03/03/06 00:23 ID:+DY8vX1d
死ぬって大変なことだと思ってからさ。 そんな簡単に死ぬなよ。
740 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:29 ID:eS6sOiD3
主人公の隠れているビルが砲撃を受けた時、 あまりの爆音に主人公の耳が耳鳴りをしている様子を表現するのに 実際に劇場でも耳鳴りのキーンという音を流していました。 ここから推測できることは、もしかすると、この映画で流れている 音楽は彼の頭の中で流れている音楽そのものであるという設定なの かもしれないということです。そういう視点で見ると、たとえ戦場で あっても、人から音楽(心の豊かさ、尊厳)までを奪うことはできない。 というメッセージが透けて見えてくるような気がします。
741 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:44 ID:El+s0qis
観てきますた。素朴な疑問なんだけど、ハンガリー人って英語喋るの?
742 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:47 ID:UkKGtYi0
>>741 ポーランド人の間違いでは
ちなみに この映画は英語吹き替え版だよ
743 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:48 ID:nuqzyMtL
>>741 ハンガリーじゃなくてポーランドを舞台にした映画だよ
英語をベースにしたのはマーケットを考えてのこと
主演男優もアメリカ人
>>733 確かに字幕の命令口調は気になった。
最初はドイツ語ちゃんと聞かずに、字幕だけを見ていたので、俳優(くれっちまん)の演技と違和感があったからだ。
テレビ放映やビデオ・DVD化の時は是非改めてほしい。
>>738 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(ガイシュツ)
745 :
741 :03/03/06 00:53 ID:El+s0qis
うぉぉ間違えた!>ハンガリー
情報サンクス
>>742 743
ちなみに漏れは東京在住だけど、旅行先の福岡のキャナルシティで観てきた。すごいね、あそこ
746 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 00:56 ID:Wq5RERFB
>>740 あのキーンで、耳が聞こえなくなっちゃうのかと思った
747 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:00 ID:PbXJGeDm
車椅子のおじいちゃんがドイツ兵に建物から落とされたのにはビツクリしました。
748 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:16 ID:oJDvxx5R
つまり、年寄りと障害者は国のお荷物とゆうことですな。
749 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:21 ID:nuqzyMtL
>>748 ナチスが戦時中ドイツ国内の身体障害者や精神障害者を一酸化炭素で粛正していたことは知っているよね?表向きは1941年で中断させられたけど、実際には終戦まで続行され、10万人以上が犠牲になったという。
お蔭で現在でもドイツは精神病の患者が極端に少ないのだそうだ。
750 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:24 ID:hG3RCecn
751 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:26 ID:oJDvxx5R
日本の現状とかけあわせて冗談で書いたんですが本当だったんですね。
ある
753 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:27 ID:nuqzyMtL
>>750 もちろん遺伝性のものも存在する(発病する年齢なども予測可能)
755 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 01:45 ID:nuqzyMtL
>>751 戦前は優性遺伝学が当然視される風潮があり、精神障害者が子孫を残さないようにする断種などの措置はアメリカなどでも実行されていた。
ヒトラーはこれをさらに進めて、戦争に突入したら治癒の見込みのない障害者を一掃して、病院施設を傷病兵のために開放する計画を立てていた。
驚くべきことに、ドイツの医者や研究者の大半がこうした過激な政策に賛同、協力していた。障害者の大半は特殊なガス室を備えた施設で殺害され、遺族には遺骨だけが返却され、突然死とだけ通告された。
個別の病院施設での殺害も黙認され、病院で障害者を自ら射殺する医者もいたという。
756 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 03:36 ID:2X4h62OZ
そう、あのベランダから車椅子ごと落とされるおじいさん、 いまだにものすごくびっくりしています。マジっすか。 すんごいショックっす。
757 :
:03/03/06 04:34 ID:EezhDjLl
>>755 ドイツこええ…ナチこええ…
電車とか乗っててキチガイがいると
あ〜殺せよこいつ、とか思っちゃうがなあ
>>755 精神病(に限らず、障害)と遺伝は、非常に微妙なテーマなんだよね。
科学的な研究テーマとしての問題設定じたいが、自ずと差別を内包してしまう。
北欧の福祉国家でも、戦後も障害者の断種が存在したことは、明らかになって
いるよね。
>>757 ナチだけの問題じゃないよ。ハンセン氏病患者の取扱いを見てもわかるよう
に、日本でも、優生学的思想はいまだに生きていますよ。人類はいまだに、
優生学的思想を乗り超えてはいません。
例えば、ノーベル医学賞受賞者のアレキシス・カレルの『人間−この未知なるもの』
が、戦前に書かれているとはいえ、実は、露骨な優生学に貫かれていること
は、養老孟司が指摘していたね。ちなみに、日本語版の訳は、渡部昇一です(w
759 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 05:17 ID:NlUOaaiV
>>756 (ユダヤ人じゃなく)“同胞”のドイツ人でも“役立たず”“穀潰し”とみなされた者はガス室に送り込んで処分した神経からすれば、車椅子ごと窓から放り出すことぐらいどうということもない行為だったのだろう。
760 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 05:37 ID:2X4h62OZ
たとえば、自分ちの性格のすんごくいい妹とかが 足が悪かったりしたら、殺しちゃうのかよー。 ダメだよ、そんなの!
761 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 05:47 ID:NlUOaaiV
>>760 ナチスというか当時のドイツではそれが受け入れられる風潮があった。障害者を排除することでゲルマン民族の優秀さが保たれると考えていた。ユダヤ人やジプシーの排除も同様の優生学な観点から実行されていた。
ドイツ人障害者の粛正は秘密裏に行われていたが、突然死する障害者が余りに多いので、キリスト教会から公然と非難されたこともあり、1941年8月に中止命令が出されている。(実際には終戦まで秘密裏に続行されていたが)
障害者の殺害は一酸化炭素を用いたガス施設で行われていたが、この際のノウハウや関係者が1942年になって本格化したユダヤ人ホロコーストに活用された。
うおお、レスありがとう。 その時代背景、自分なりに調べてみるよ。 やっぱりおおっぴらにはしていなかったんだね。 いやはやひどい話しだ。
763 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 09:40 ID:0pg68gye
劣性遺伝子を排除するのは動物的観点から見れば、とってもナチュラルな行為。 動物はこうやって進化していくんだ。 だけど人間には理性がある。そこを忘れちゃいけないんだ。
>お蔭で現在でもドイツは精神病の患者が極端に少ないのだそうだ。 ↑なんかショックだ。 でもサヴァンみたいに天才的な障害者や、精神病患者も排除したのかな?
765 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 10:28 ID:p6gPNpj9
日本でも同じだったんじゃないの?
伝染病の人と勘違いしてない?
>たとえば、自分ちの『性格のすんごくいい』妹とかが ………。
ナチによる障害者抹殺に関しては「灰色のバスがやってきた」 という本に詳しい。 一読あれ。
769 :
しつもん :03/03/06 10:48 ID:BO45nAVh
ユダヤ&ナチスの映画、、なんだか定期的に作られ、そしてなにかしら受賞しているような気が。。 気のせい? それが気になるので、この手の映画は初めから見る気がしない。。
770 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 10:49 ID:JXLtnOMB
集団をまとめる手っ取り早い方法は 「仮想敵」を作る事だと聞いた事があります。 これは自分がいじめに合わない為に自分も いじめる側に付くとゆーのとよく似ていると 思います。自分は多数の側にいるという 安心感はやっぱりあるのではないでしょうか? 正直、僕が当時のドイツ人だったら、ユダヤ人に 優しく出来なかったかもしれない。自己嫌悪。
771 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 11:23 ID:SYXx5doJ
>>769 そう言わないで逆にどれが本当に自分にいいか、見てみたら?
最近もこんんあい続々、やってます。
「戦場のピアニスト」ナチス収容所から逃れてきたユダヤ人の話
「バティニョールおじさん」ナチス協力者だった一家の話
「銀幕のメモワール」ナチスの目からユダヤ人患者をかくまう病院の話(女優の生涯を追う構成で)
「ふたりのトスカーナ」ユダヤ系イタリア人一家の話(もらわれた孤児の姉妹の視点で)
「暗い日曜日」ピアニスト、ピアニストを雇ったレストランのオーナー(ユダヤ人)、ナチス軍人が1人の女性を争う話
「この素晴らしき世界」収容所から逃げてきた青年をかくまう夫婦の話(コメディタッチで)
「スパイ・ゾルゲ」ナチスの情報をソ連に流し続けたスパイの話
>>771 つっこんで悪いと思うが・・・映画を観たのならこれは許せないだろう。
>「戦場のピアニスト」ナチス収容所から逃れてきたユダヤ人の話
ナ チ ス 「 収 容 所 」 と は 何 で す か ?
ゲットー(ユダヤ人隔離居住区域)と 強制収容所の区別が付かない人が多いよね しょうがないと思うけど 「戦場のピアニスト」や「聖なる嘘つき」に出てきたのはゲットー (主人公達の家族が汽車で送られるのはトレブリンカ絶滅収容所) 「ライフ・イズ・ビューティフル」に出てくるのが強制収容所 (ちょっとぬるい描き方だったけど)
>763 >劣性遺伝子を排除するのは動物的観点から見れば、とってもナチュラルな行為。 別に野生動物は、「劣勢遺伝子だから」と意識して排除する行為を行っている わけではないだろ。人間だけが、意識的にそんなことを行う特殊な生物。 進化論を正しく知っていればこんな暴言は出ない。 スレ違いで失礼。
775 :
771 :03/03/06 12:25 ID:SYXx5doJ
>>772 すみません。間違えました。
収容所でなくゲットーですね。
>>773 ガス室は絶滅収容所だけという理解でいいんでしたっけ?
>774 しかも主観的な価値判断に基づいた抹殺だしな。 ちなみに動物の中には病気や怪我を負った仲間を「介護」する ものもいる。
778 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 12:50 ID:K10ABIjf
>>769 そういう人にこそ この映画は見て欲しい気がする
単純な善悪二元論では無いから
>>749 >>764 バカと天才は紙一重と言うけど
そういう政策をやったら山下清もエジソンもみんなあぼーんだね
779 :
しつもん :03/03/06 12:56 ID:XtaBIa2x
>>771 やっぱり多すぎでしょう!!
戦争のことを描きたいのであれば、架空の世界にしてもいいのでは?
ナチスの酷さが分かっても、ユダヤが何故そんな目にあってるのか
分かる映画はないですよね。
(もちろん優生学まで突っ込んだ映画も無さそうだけど)
ユダヤ悲劇ネタにすれば、取り敢えずどっかからお金がでるのでは?
なんて勘ぐってしまう。
最近何にも知らんと
>>765 みたいなコリアンジョークを飛ばす日本人が多いね。
マジで鬱になる。
781 :
774 :03/03/06 12:59 ID:esXFPoxh
>776 そう。優性論者が自論を展開するときに >劣性遺伝子を排除するのは動物的観点から見れば、とってもナチュラルな行為。 という進化論の誤解を利用しているんだよ。だからこれは、とても危険な考えなんだ。
782 :
771 :03/03/06 13:11 ID:SYXx5doJ
>>779 たしかに企画が通り製作資金が集めやすいということはあると思いますが
それだけにどう他の作品と違った味わいのものにするかを作り手は工夫しているように思います
結局はドキュメントでなくフィクションですから
質的には比較的高いものが多いようなのはそれだけ工夫をこらして新味がないといけないからではないでしょうか?
ポランスキーは実体験もある人らしいし、「銀幕のメモワール」の監督はユダヤ人です
こうしたことも作品に反映されているものと思います
ポリンスキーの実体験っていうとどうも… そういやこの映画、性的な描写は全くないね。
>>783 いや、ポリンキーじゃないんだから・・・。
原作は読む価値あると思うけど、映画はちょっとなあ。 とりあえず当時のドキュメンタリーも一緒にあわせ見て欲しい。
786 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 14:50 ID:mMzMK8E7
>>781 人間の考える優生学的思想は人道的な側面だけでなく、実際的にも大いに問題があることが分かってきた。
生物の様々な形質に一見有害なだけの劣性遺伝子が多く組み込まれているのは、環境の激変にも対応できるようにするため集団としての多様性を大きくする効果があると解釈されるようになった。
例えば、西アフリカの黒人に多く見られる鎌形赤血球は重度の貧血の原因ともなるが、この遺伝子をもっていると、この地に多く発生するマラリアにかかりにくくなることが確認されている。
つまり、人間が考える優劣は短期的な経済的都合や感情に起因するものがほとんどであり、長期的には多様性を損なって、生物としての健全さを失わせてしまう危険が強いということ。
787 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 16:04 ID:mcy9CXSV
ポーランドには何度かいったことがあります。 親しくなったポーランドの人に 「ポーランドはチェコ(当時スロバキア問題でモメ中)や ハンガリーみたいに民族問題でモメないね。」 と聞いたら 「そりゃ、大戦中にユダヤ人始末して、終戦後はドイツ人 追放したから揉める訳無い」とケッコウ怖いことをサラっと 言われてちょっとビビリました。 なお、収容所問題については 「何が起こってたか細かいことはともかく、ユダヤ人が 連れこまれてたのは知ってた筈。ただ、ユダヤ人にはみんないい感触持って 無かったから半分ザマミロって思ってたみたい」 と言ってました。 (ちなみにこの人元共産党員のエリートでしたが、今は 商社的なところで働いてます。なお、ポーランド人は 相対的にみんな親日です)
788 :
名盤さん :03/03/06 16:08 ID:gZkuOqwH
空ピアノ演奏で涙しました。 この映画を観たドイツの人は どう思うのかなって見ている間に思っていました。 ドイツでの評判はどうなのでしょうか?
789 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 16:15 ID:rHrxXtw6
オシヴェンツィム(アウシュヴィッツ)の医官ヨーゼフ・メンゲレ達によって行なわれた 人体実験の成果が、遺伝学や医学・薬学・科学の発達に影響しているのを知っている人ってどれ位いるのだろう? 善と悪は紙一重と言うことだろうか?
791 :
エルビス :03/03/06 16:56 ID:V3DBQ+ud
インザ ゲット〜〜〜〜〜〜〜〜〜
792 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:02 ID:x6e7Acp8
>>789 善と悪は表裏一体というべきかも
ちなみにアインシュタインらユダヤ人科学者なくして大戦中の原爆の開発はあり得なかった
>781 障害者の抹殺はユダヤ人抹殺の影に隠れてあまり語られないが、 案外こっちの方が他人事ではないよな。 日本にも優勢保護法の例があるし、ハンセン氏病患者への強制 去勢はつい最近の出来事だからな。 自分を基準にして、特定の人種や状況にある人を劣っていると 考えるのはやはり恐い。
794 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:18 ID:x6e7Acp8
>>790 ナチスは民主主義の発達したドイツで台頭して大衆の支持を得て権力を握った
ナチス的なるものの怖さはそれが(日本も含めて)世界のどこでも再現される可能性が常にあることだと思う
だからこそ何度でも繰り返し映画の題材になるのだと思う(幾らユダヤ資本がバックアップしても観客に支持されない作品は作れないだろう)
795 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:25 ID:rHrxXtw6
<<792 確かにそうですね。 相対性理論の「E=MC2」と言うのは、物質(特にプルトニウムやウラン等)は 莫大なエネルギーと、大量の光に変換できると言う量子学の証明ですしね。 それでも、アインシュタインは第2次大戦後に原水爆反対運動に参加しましたね。
796 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:28 ID:An0jTO9p
1939年10月、ヒトラーは安楽死計画の開始を告げる文書に署名した。 --命令書-- 党全国指導者フィリップ・ブーラーとブラント博士(ヒトラーの主治医)を、 この計画にかかわる医師たちの責任者に任命する。 特定の医師たちの権限を拡大し、彼らが慎重な診断を行い、 回復不能と診断した患者に対して、安楽死の為の処置を施すことを認める。 この命令書で安楽死計画が実行されて、身体障害者、精神薄弱、精神障害の子供達が 組織的に殺された。(T−4作戦)
797 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:56 ID:x6e7Acp8
>>795 アインシュタインはアメリカに亡命(1933年)した後、ナチスドイツが核兵器を所有する危険性を認識し、ルーズベルト大統領に自ら書簡を送って、アメリカが先に核兵器を開発するよう説得した。
実際の開発計画の責任者はやはりユダヤ系のオッペンハイマーで、ナチスドイツに対抗する兵器として開発の陣頭指揮にあたった。実際に使用された相手が日本だと知って非常にショックを受け、戦後はアインシュタインらとともに核兵器禁止運動に加わっている。
アインシュタインはノーベル賞を受賞する直前に新聞社の招待で来日経験(各地で講演をして回った)があり、この時に受けた歓迎は生涯最高の思い出であったらしい。
>786>793 全くその通りだね。 ついでに言うと、ここで言われている「劣性遺伝子」という表現も、優性学思想 による間違った用例だ。「劣った形質をもたらす遺伝子」とか「自然淘汰される べき遺伝子」という意味で使われるが、遺伝学上で本来使われる意味とは全然違う。 「俺の頭が悪いのは親父の劣性遺伝のせいだ」なんてことを聞いたことはないか? これも典型的な間違った用例なんだ。
映画の話に戻そうか・・・ 確かにナチの強制収容所を題材にした映画はいっぱいあるが、強制収容所は 歴史上あちこちの国に存在したはず。ナチ以外のこの手の映画ってもっと たくさんあってもいいよなあ。 太平洋戦争中のアメリカでの日本人強制収容所の話なんてのを知っている人は、 今は少ないんじゃないか。
ナチのは殺すことを目的とした強制収容所だからなぁ・・・。あちこちには無いだろ
>800 そうだねぇ。そういう意味でナチだけ特別なんだね。
802 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 19:15 ID:fXYFklW0
>>801 ナチのやった行動は特別であると同時に普遍的なものでもあるから永遠のテーマなんだろう
人間がどこまで純粋に画一的になれるかという恰好の見本だろう
ヒトラーは多様性や民主主義は人間を堕落させると信じていた
ポルポトの収容所なんかもある意味で凄いんだが、あれは 基本的に同国人同士ののイデオロギーが原因だからな。 ナチの場合は人種や障害と言った、生まれながらの人格を 否定したところが決定的に違う。
アート・スピーゲルマンのコミック「マウス」は少し参考になるよ。
805 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:03 ID:MPYIT7lB
あのころのドイツ人とユダヤ人は、根本的に宗教が違うから心情的に結構な差があり、差別を生み出させることは容易だった。 ボスニアでは前の年には結婚式で一緒にダンスを踊った同士のムスリムとセルビア人が内戦が始まってからは殺しあった。 区別するのは何だっていい、何らかの理由付けができてしまえばそれはできる。 小学生を使った目の色の違う人の実験(目の色の違いで優劣をつけ、クラス内で差別が生まれるかどうかを実験した)でわかってる。
806 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:09 ID:YjILvSMh
>>805 根本的に宗教が違うんで殺し合いになるんだったらと思ったけど、現在の中東情勢はまさにそれだよね
人類の学習能力なんて所詮そんな程度なのだろうか?
807 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:19 ID:MPYIT7lB
>>806 一番の原因はストレスだよ。
第二次大戦の場合は第一次大戦の捻れと世界恐慌。
今の中東はユダヤ人の入植とフセイン。
そしてアメリカは911の幻影にいまでも縛られて、なりふりかまわなくなってる。
日本は平和だよ、にゃむにゃむ
差別をするこころ。 それは誰の中にあるもの。 だからこそ「それはおかしい」と声をあげ続けることは大切なこと。 一人でも多く。 おいらもそのひとりになっていたい・・・・・
809 :
名盤さん :03/03/06 22:19 ID:7ItdwlIJ
この映画はドイツでヒットしているのか?
810 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:26 ID:MPYIT7lB
脱線しちゃうけど、アメリカなどにいたユダヤ人の投資家はナチスドイツに(ユダヤ人隔離が始まった後も)投資していた。 まあそのユダヤ人投資家のおかげで「天井桟敷の人々」が生まれたりしたのだけど、、
>809 地味な映画にしてはかなりのヒットらしい。
>>808 それはおかしい、差別はだめだと声高に叫んでる人の中にもおかしな人がいっぱいいるのが現実だけどね。
そろそろ井筒爆弾入ります ▽アカデミー賞確実!?おすぎさん絶賛戦場ピアニストを井筒が斬る ▽しんちゃんVS美保
814 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:38 ID:z8wOwwZA
>>812 差別というか不利益が生じないように気を配るのは大切なんだが、一方で個人や民族、あるいは国家のアイデンティティや個性を認める度量も求められるんだよね。
でも807が言うように、過度のストレスがかかった状況では自分と相容れない存在が目障りになって、遂には敵意や殺意まで起きてくる。ストレスとどう向き合うか、人類永遠の課題だな。
815 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 22:40 ID:78NIFBbh
同じネタなら 俺はシンドラのリストの方がだいーぶ 面白っかたがなー
>>815 このスレ、釣っても伸びないから他所いきなされ
試写会で見たんだけど、上映前に説明に出て来た アミュー図の人、ゲットーとホロコーストの区別もついてなかったよ・・・
昨日見ました。 明日もう一回見に行くつもり
>>809 ドイツの歴史教育は徹底しているよ。
日本なんて教科書問題一つをとっても、先行き暗い事は言うまでもない。
821 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 08:18 ID:fL85Ef5l
>>820 確かにひどい感想だね
手前勝手な感動を期待して裏切られたみたいな批判だけど、金払っているのなら構わないか
ロビーの描写、かなりワラタ やはり大阪ってそんなもんなのか? まぁ、広報活動が「感動」を軸にピントハズレなプッシュだから、 こういう勘違い君が見に行くのも一概にその人が悪いとは言えないな。
823 :
ワロタ :03/03/07 09:15 ID:0CtJbNiv
事実2/23、梅田ナビオTOHOプレックス、20時開始(ほぼ満席)はこうでした、、 ・スタート60分で退場者2名確認。90分で更に複数名確認。隣の彼女は居眠り開始。 ・終了後、ロビーで詐欺だ!ボッタクリだ!を大勢が連発。 ・喫煙所ではみんなが薄ら笑い、駄作すぎて声も出ず風。 ・キレたのか?エレベータ蹴る人発見。
>>821 すべてはアメリカが悪い。
教育力の低下。犯罪率の上昇。
アメリカ化の悪影響。
アメリカこそ悪の枢軸である。
>>819 の発言からは左方向のプロ市民のにおいを感じるw
826 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 11:00 ID:3H3nnDL9
>>824 悪というより堕落と退廃の枢軸というべきかも
アメリカ文化は魅力的だが、深みにはまると麻薬のように人間を蝕むからね
>>825 もしくは無知と愚劣のにおい
何も知らないか作為だね。
釣りなのかもしれんが。
今のアメリカはファッショの臭いがする。 性質悪いよ、ホント。ま、イラクなんか ほっといてキタ━━━(゚∀゚)━━━!!! を何とかしてくれ。
ま、イラクでもたもたしてる間に、北が核開発と生物化学兵器 開発して日本があぼーんされるわけだが、アメリカにとっちゃ どーでもいいこと
830 :
しつもん :03/03/07 14:46 ID:NaX2XMfK
映画の質は置いといて僕が気になるのは、、 ナチスどうのこうのというよりは、 「ユダヤは酷い目にあってる」 「ユダヤは可愛そうな民族」 それを世界的に定期的に脳味噌に刷り込まれているのでは。。 ということ。 何故かユダヤ人には優秀な芸術家が多いのも確か。 しかし、 ユダヤネタを扱わずに優れた作品を作っているユダヤ人も多い中、 あえてこのネタを扱うことって、、、 やっぱり何か黒幕があるような気が。。 それとも、そんな民族へのこだわりっぷりがまさにユダヤ人なのか? 表現方法の巧いだけに、単純に「悪と正義」を見せないけど。。。
>>830 ユダヤ絶対善を唱える輩は多いね。
自分の小学校の時の担任は典型的なサヨ教師だったんだけど
「ユダヤ人は世界中の中でも特に頭が良くてすばらしい人たちだから
ヒットラーが嫉妬して彼らを殺したんです」なんて説明されたよ。
子供の時はそれ信じちゃったなあ。
832 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 15:03 ID:8ec1cSse
ドイツ兵の前でショパンなんか弾いてはならない、 だけどシュピルマンはショパン(ポーランド人)を 選んで弾いた。そういうところに感動があるんだ けど、音楽のこと知らないとわからないだろうし、 そういう意味で知らない人には余計わかりにくい 映画だったかも。だから感動がない、とか言われて しまうのかな。 昨日渋谷で観てきたんだけど、エンドロールの 途中で退席する人がたくさんいて残念だった。 別にいいけどさ。それよりも、まだ観てる人 いるのに堂々と真ん中の通路に立ってコートを ゆっくり着込んでた男、ほんと迷惑だった。 最後の曲を弾いてるシュピルマンの手と、その 迷惑男がスクリーンで重なっていて不快でした。。
>>831 その教師はヒットラーの同類って気がする(w
834 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 15:29 ID:RhtNoUx9
>819 もう「ドイツは反省して謝罪と賠償・・」は 流行らないよ。もうちょっといい釣りネタを 考えようね! 30点!!
初デートで見に行くような映画じゃありませんか?これは。
>>836 そうでもないがお勧めというほどでもない
838 :
836 :03/03/07 18:47 ID:SjYviRey
すれ違いかもしれんがデートでおすすめのやつとかないかね? 三月15日以降にやってるやつで。
>>836 ピアニストは暗すぎる、指輪は長すぎる
リロ&スティッチでも見てこい
デートで無難なのはキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンとかじゃないかなー ピノッキオもいいね
841 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 20:38 ID:C9TlYWij
>>830 ユダヤ警察の描写もしっかり有ったんですけど。
ユダヤ人がユダヤ人を迫害するという。。。
>>832 だよな〜!
ドイツ(ベト)の月光ソナタと
ショパン(ポーランド)のバラ1 の対比が
なんと切ない事か・・・
音楽に人種や国境はないってメッセージが切ないっす
だからこそバラ1は端折らないでホスィかった
844 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 21:45 ID:N1sKZ7lO
この映画を見て一番思った事は、 「命の危険を犯してまで、自分を匿ってくれる友人がいるか?」 ということ。 ・・・・・自分はすぐに野たれ死にしそうだ(鬱)
845 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 21:50 ID:UnZWETN5
>>844 しかもその友人は(ユダヤ人ではない)外人(ポーランド人)だったわけだ
ポーランドでもユダヤ人は必ずし好感をもたれていなかったことを考えると、主人公が単に運のいいだけの人ではなかったことを痛感する
846 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 21:56 ID:cWMAzH6P
そう、月光が聞こえてきたときBGMかと思ったけど、ドイツ将校が弾いてたんだよね。 音楽とシーンが不釣合いに思えたけど、ドイツ将校の演奏と聞いて納得。 そんでもって、シュピルマンはショパンを弾く…。音楽に国境はないよ。 バラ1聞くと涙でます。
847 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 22:13 ID:MgPIYnNF
友人というよりは才能を消したくなかったんじゃない? ドイツ将校は友人じゃないけど命救ったし。 音楽は人に多くのものを与えることが出来るからその価値を 知ってる人は命をかけられるんじゃ。
この映画を見ていて、十年程前のアカデミー賞授賞式でビリー・ワイルダー が語ったエピソードを思い出した。 ワイルダーがヨーロッパからの脱出を計った時、ビザを持ってなかった。 なかば強制退去を覚悟していたワイルダーに対し、税関の官使が「職業は?」 ワイルダーが「映画の脚本を書いています」と言うと、「良い脚本を書けよ」 とスタンプを押してくれた。 やっぱり芸は身を助けるじゃないけど、心情的に応援したくなる職業はある かもな。
849 :
:03/03/07 22:29 ID:miPZBV9L
エンドロールで席立って何が悪いの??? そういう映画館の暗黙の了解があるの??? 黒い画面に作製者の英語の名前をじっと見ているのが耐えられないし、 早く映画館で出て一緒に観た人としゃべりたいんだけど。
850 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 22:31 ID:mkuZWsQC
まぁ・・・空気読めってこった・・・849?
なあ、しかもこれはエンドロールがラストシーンだし
>>849 別にそれでもいいんじゃないかな。
絶対、なんてないんだし。
ただ、大概の人がエンドロール目踏めてこの作品を評価してるってこと。
>852 つうか849の >黒い画面に作製者の英語の名前を この一文見てもこの映画見てないのは明らか。
かんけーねーけど、 >作製者の英語の名前 なんか凄い表現・・・
黒い画面ではないわけだが。
856 :
849 :03/03/07 22:50 ID:miPZBV9L
すみません、一般的にどうなのかなぁと思って。 自分が常識ハズレだったら、ぜひ修正しとかなきゃなんで。 この映画は近いうちに観に行こうと思ってます。
っつーか、この映画だけじゃなくエンドロールをたとえ名前だけ流れるだけのものでも、 たとえば端役の役者の名前見て驚いたり、物語を反芻したりして楽しむ奴がいるわけ。 席を立つのは構わんが、そういう人たちに気を配ってなるべく目障りにならないよう さっさとロビーにでるのが普通の大人のマナーってわけよ。
858 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 22:53 ID:mkuZWsQC
857が良い事言ったぞ?まぁ・・・そういうこった。
>856 まあ決してずっと座ってなければならないと言う訳ではないが、作品に よってはラストからの余韻を引きずってる場合もある訳で、そういうのは 作品によって場の雰囲気を読んでね。 出るにしても、延々とスクリーンを遮らないようにしてもらいたい。 中にはクレジット読んでる人もいるし、余韻に浸ってる人もいるわけだから。
そういえばこの前、エンドロールが出始めた頃退出厨か次回組厨か 分からないがドア開けっ放しにしてる奴がいた。 おかげでクレジットも全然見えない。 激しく視聴妨害だあれは。
861 :
:03/03/07 23:06 ID:cOWPAv8Z
オレはこの映画以外で 黒くないエンドロール見たことないけど ほかには例あるの?
862 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 23:08 ID:MxNM8Dsr
自分もラストのクレジットは読む派です。 その映画にかかわった人すべての名前をこの目で見ておきたい、というのもありますが、 “○○○に捧ぐ”とか、最近だと日本人の名前もスタッフでクレジットされているのも 見受けられるので、そういうのを見るのも映画とはまた違う楽しみがあります。 まあ、好き好きですが・・・
>861 ピクサーのエンドクレジットを見ないで帰るバカはおるまい。
864 :
849 :03/03/07 23:09 ID:miPZBV9L
>857,859 なるほどです。立場が逆だった場合を考えると、おおげさでに出て行かれると 確かにムッとしてしまうかもしれません。
866 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 23:10 ID:+bJYQTxa
今「戦場のピアニスト」のサントラ盤買ってきて 聴きながらカキコしてまつ この映画良かったですか?
出るときのマナーを気をつければOKでしょ、 スクリーンを横切る時はせめてかがんで欲しい
868 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:11 ID:fCSWyEbz
エンドロール。基本的にすぐ出る派。 映画の内容だけが重要であって、エピソード含め深い興味が湧いたらパンフ買うし。 かがめったって、(通常の)エンドロールでそう言われちゃ、我慢してたシッコ漏れちゃう(w ってか、849は見てもしないのに的外れな質問すんなよ。
869 :
868 :03/03/08 00:13 ID:fCSWyEbz
あ、分かってるとは思うけど、戦場の〜は、厳密にはエンドロールじゃないし。 もちろん最後まで”映画”見ましたとも。
870 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:21 ID:eWJDB9Kz
漏れが観にいった時は、席は結構埋まってたのに、エンドロールで立つ人は全然いなかっ た(漏れが気づかなかっただけかもしれんけど) なんか、感動が共有できたみたいでいい瞬間だったな。
エンドロールが一番(・∀・)イイ!
既出だけど、やっぱり「”戦場の”ピアニスト」というタイトルはないなぁ。
873 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:40 ID:4WZDtvAi
今思うといい映画でした。 既出だったらごめそ。あら探しを一つ。 ドイツ商工にみつかって「何か一極引け」といわれた場面。 缶きりもないくらい何日も物不足だったから、当然、爪も伸び放題! ピアニストって爪があんまり伸びすぎると、ショパンのバラード第一番 みたいな難曲はひけないよ。 とマジレス。
爪を切る手段なんていくつもありますよ
爪はコンクリとかでガリガリやると削れるよ
876 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:44 ID:9uV5fzLe
>>873 原作でも「爪も切っていない」という描写はあるね。
でも弾いたのはノクターン嬰ハ短調となってるが。
877 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:50 ID:LVg1UtzX
>872 確かにそうですよね。”戦場のピアニスト” ピアニストの彼の活躍を見ようと思って拍子抜けしました。 ・主人公が”戦いに僕も加わりたい””もう逃げたくない” とでいっていたのに、なんか違う行動をしていること ・助けて貰ったドイツ将校を探し出さなかったこと この2点がどうにもモニョです。 極限状態を生き抜いた人をどうこういうわけではないです。 迫害は不当だし、彼だけでも生き延びただけすごいことだと思います。 ただ、映画の描き方としてうーんと思った部分です。
>>874-875 そっか、なるほど。でも失敗すると生爪はがれちゃう・・・
歯でかじったのかな?
>>876 映画では、間違いなく(ドイツ商工の場面)、バラ1。
ノクターンはオープニングのラジオ収録と最後のラジオ収録のときかな。
879 :
:03/03/08 00:54 ID:c9/oFt0Z
>>877 これはノンフィクションなんだからと子一時間..
872です 上げてしまいましたすいません。 しかも”活躍”はないですね。 ピアノ部分がもっとあるか、ピアノを弾きたいという気持ちが もっとでてくるかと思ったのです。
881 :
名無シネマ :03/03/08 01:01 ID:+bVrRdun
シュピルマン氏の息子が「鑑定団」に出演した時 「父は時計が好きでコレクションしてました」って言ってたそうだね。 それを聴いて、隠れ家でなんちゃってレジスタンスに時計を渡すシー ンを思い出してグッと来た。 ポスターに「音楽だけが生きる糧だった」とあるけど、ハゲしく内容 詐称じゃないか?
俺は爪切りで爪切ったことないし・・・・。
この映画見て「感動しました」なんて目を潤ませて力説してる奴は信用するな と思った踏絵映画。
シュピルマンが隠れていた部屋で皿を落した後、部屋から出て見つかった時の 「ユダヤ人よ!!!!」と叫んだ女の憎々しい表情。 食べ物を満足に調達せず寄付を募って私腹を肥やした地下活動家の いかにも信用ならない風貌・雰囲気。 が演技として上手いなと思った。 あと、チェリストの女(名前なんだっけ?)の夫役、ドイツ人将校が素敵でした。 以上あんまり本筋とは関係ない感想でした。
この映画終った後、嗚咽してたお姉さん。何か感じるモノがあったんだろうな。 地獄の黙示録の後、嗚咽してたサラリーマン以来。 俺も嗚咽するほど自分の心の琴線に触れるような映画に出会いたいな。
>>877 既出だけど、ドイツ人将校についてはちゃんとシュピルマンは政府に掛け合っているみたいやね。
映画でそのことが触れられなかったのは俺も「?」だけど、原作のシュピルマンの自伝で書いて
なかったせいかなぁと思ったり。
原作読みました。で、映画でも原作でもそうなんだけど、シュピルマンを見つけた時、 ドイツ人将校は、すぐには彼をユダヤ人だと気が付かないんですね。 私だったら、こんな所にボロボロになって隠れている=逃げているユダヤ人か?と、 すぐに気が付くだろうと思ったのですが、もしかしたら・・・戦争が終わった後、 ワルシャワにはユダヤ人が20人しか残っていなかったということを考えると、 この将校はそういう状況を知っていたのでは?だから、もうここにはユダヤ人はほとんど いないはず(自分達が、そうさせてしまった・・・)という意識があったから、 「いないはずのユダヤ人がいた」という驚きがあったのではないかと思いました。 原作を読むと、ドイツ人将校は映画での印象よりももっと積極的に、主人公を 匿おうとした感じがしますね。 建物の中の見つかりにくい場所を探してくれたり、食料だけじゃなく羽布団まで 用意してくれたり・・・こういう話は、映画にもあったかな?
あれだけ町全体ボロボロにされてたら、ポーランド市民だって ボロボロで隠れてるだろ
889 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 09:01 ID:fCSWyEbz
ボロボロの話はそうかもしれない。 が他は、887に同意。 同意というか気づかされた。 ドイツ人将校は、だんだんヒトラーに疑念を抱いて行くんだろうね。 ってか、何で今やってる映画でsage進行なん?
890 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 11:02 ID:9uV5fzLe
>>886 友人があくまで将校の消息を聞きに行ってるのに、映画のシュピルマンは
「まあいいや」みたいな感じでそれを眺めながら腰を下ろすのがまずいと思う。
891 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 11:03 ID:9uV5fzLe
>>878 爪が伸びた状態で、ノクターンの弾きやすさはどうなの?
井筒は採点不能とかいってたね
893 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 13:30 ID:MQXUVyrD
何年も弾いてなかったのに、しかも寒さと飢えで手がガチガチなのに 琴線に触れるようなピアノが弾けるとは、 才能があるんですね。 その影で氏んでいった人もいたけれど、 生きるも死ぬも運命なんだね。 月光を弾いてたドイツ兵には助かって欲しかったな。 「いかにもピアニストらしい名前だな。」 そこでドイツ兵の名前も聞き返してあげればよかったのに。 でも、余計な口を聞いて撃ち殺された人もいるくらいだから、 言葉を発すること自体、恐怖感があったのかもね。 だから聞き返せなかったのも無理ないか。 それにしても、装飾とカメラワークを抑えた、淡々とした暴力描写は重いね。 重くて深いと思う一方で、皮肉な話だとも感じた。 運命かあ。
894 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 13:33 ID:MQXUVyrD
>>894 相変わらずグダグダ言ってた(ユダヤ人の差別のこととか)
けど最終的に実在の人を描いただけだし
採点するような映画じゃないと言っていた
評論後、スタジオが重くなってた
まぁ井筒だし
井筒ってダレ? えらそーだな(w
898 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 14:32 ID:9uV5fzLe
>>895 結構いいこと言ってると思う。井筒のクセに(w
楽しいとか楽しくないとか言う映画では ないんだろうけど楽しい映画が観たいby井筒
でも、井筒には作れない罠 というわけで、 た だ の 嫉 妬 に 1 0 0 0 点
902 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 22:39 ID:bSAL87YN
子供を引き連れてた変な爺さん(ドイツ兵に笑われてタバコ貰ってた)は もしかして主人公に人を訪ねてた婆さんのダンナさんだったり?
903 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 22:46 ID:rmJe861b
>902 あれが有名なコルチャック先生でしょう?
そうか、あれが有名なポンチャックか・・・。
ゲーム偏差値?
ハメルンの笛吹き男だよ・・・
ドンチャック
908 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 23:48 ID:HSExqlFA
>>893 弾いている最中に、あるいは弾き終わった後に殺されるかもしれない、
でも今までずっと弾けなかったピアノを弾ける喜びに満たされ寒さすら
忘れてしまうほどだったのかもしれない。
909 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 23:50 ID:8NwEf716
ほんまにコルチャック先生出てくるの? 「子どもの権利条約」のもととなるのを作った人でしょ。 「子どものための美しい国」は泣けたなあ。 最後はユダヤ人の子どもたちと一緒に、ガス室へ行ったんだよね。
910 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 23:52 ID:HSExqlFA
彼にとっては、あの瞬間恐怖にまさる喜びを感じた瞬間だったのかもしれない。
911 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 23:56 ID:LQZFrXLO
>902 >903 コルチャック先生ではなくルービンシュタインでは・・・
912 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 00:57 ID:gNrZKjbb
今日見に行った。 主人公が生き延びる事に執着している有様がすごくリアルだった。 あと、ベートーベンとショパンの対比が非常に印象的。 疑問に思ったこと。 ○バスに乗ったとき、なぜ主人公をかくまってたポーランド人は 「ドイツ人の席の近くにいけ」って言ったのか。 ○銃をひそかに手に入れた後らへんのシーンで みんなで並んで街からゲットーに帰る途中、道端にこそっと捨ててたものは何なのか? 銃かと思ったけど、あとで別に関連するシーンなかったよなあ。 自分もあの、夫の消息を尋ねまわるおばあさんは何かの伏線かと思った。 二回も出てくるし。
>912 疑問1は、ドイツ人は逃亡ユダヤ人がわざわざ自分達の近くに来るとは思わないから。 疑問2は、銃で正解。ゲートで見つかるので外から投げ入れた。
914 :
902です :03/03/09 01:12 ID:AxYPd1Jz
>911 ごめんなさい、新潮文庫のシナリオ読んでたら ルービンシュタインでした。ピアニストのじゃないよね?
915 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 01:15 ID:arOTIX+n
>>912 ガイシュツだが、あのおばあさんは実在したらしい。
916 :
911 :03/03/09 01:17 ID:gNrZKjbb
>913 どうもです。 そういえば隠れ部屋を紹介するときもそんなことを言ってましたね。
917 :
911 :03/03/09 01:18 ID:gNrZKjbb
>915 らしいですね。すごく印象に残りました。
918 :
912 :03/03/09 01:20 ID:gNrZKjbb
すいません、911じゃなくて912です。
919 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 01:58 ID:6VCpCSQ+
ユダヤ人警察の友達も結構いいヤシだったな・・・。
920 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 02:21 ID:lb+DZb6D
昨晩見てきました。 とてもイイ映画でしたが、現在ユダヤ人がイスラエルでやっている事を考えると やはりユダヤ人は絶滅させるべきだっただろう、と感じました。
映画館で隣に座ったおばちゃん。花粉症なのは仕方ない。 だ が シリアスシーンでいきなりぶほっとかふきだすな。 もったいないもったいとか言うな。 煩い上に雰囲気ぶち壊しなんだよ…
>>920 君の理解はおもしろいね。俺の隣に座っていた高校生が18禁にすべきだと
言っていたけれど、どっちがあほうだかはなかなか俺には判断がつかないな。
パレスチナ問題の解決は、平和的にか絶滅かしかありえないとは思うけれど、
パレスチナ人の絶滅ってのはまず不可能だから、本当は平和的に解決するしか
ないんだけれどこないだの選挙で勝ったのはタカ派の方だからな。
まあのんきなあほうでも生きていける今の日本の幸せをもう少しかみしめる
ことにするよ。
>>898 結構知識もあったね。井筒さん。このスレを読んで世界がどれだけ残酷なものか
に初めて気づいた人よりは。まあ、年取っているってのはそれだけ知識もあるって
ことだが、見ようとしない人には見えないものだからな。
俺はあんな状況であってもユダヤ人を助ける人がいることにすなおに感動したよ。
自分がそういった状況におかれたら何もなしえないだろうということを知っているからね。
それも人ってことだよなあ。
925 :
920 :03/03/09 04:13 ID:lb+DZb6D
>>923 「オレの考え方は常に正しい」というタイプのお方ですね。
他人の意見に聞く耳を持つ事もこの世の中を生きていくためには必要ですよ。
あなたは、もっといろいろな映画を見て、モノの考え方を磨く事をお勧めします。
また、あなたはパレスチナ問題を新聞やテレビでしか知らないようですが、
日本で報道される「パレスチナ」はかなり事実とは違う、という事を教えておきましょう。。。
ストップ!そういう議論は板違い。
サイードの「イスラム報道」とか「戦争とプロパガンダ」とか読めば?
929 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 04:50 ID:7FHNZadn
土曜日の朝10時の回で見ましたl 重い内容だったせいか、昼寝しちまって、夜中におきました。 今の時間に寝られません。
930 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 04:52 ID:0ovw82n9
920は釣り氏だほっとけ
931 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 07:33 ID:qJiuxlL9
ドイツ人を知っていればなぜこれが起きたのか不思議じゃない ユダヤ人達が逆襲に出ないのにイライラしたよ こいつら不利になると途端にチキンになるのに
920は持永昌也だろ?
昨日見てきた。見てる時より見た後にズシリズシリくる映画だね。 ワルシャワの廃墟とか、ゲットーの生活シーンで何年か前NHKでやってた 「映像の世紀」の第二次世界大戦のシーン思い出した。 だから結構リアルな映画ではないかと。 上映前かなーり楽天的なカップルが何組かいたけど、終わった後ほとんど無言で 出て行ってたよ。
934 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 11:02 ID:J1vDUlje
サバイバル映画として見てしまいました。 (サラリーマン人生にも同じ事が言えるのかな?と・・・) ポイントは 1、他人に認められる才能がある事(芸は身を助ける) 2、但し、奢ら無い事(敵は作らない事) 3、逆らわない事(長いものには巻かれろ) 4、自分を生かしてくれる人に出会う事。(これは運もありますが) すべては「日頃の行い」ですね。 大尉の「情けは人の為ならず」は微妙なところですが、 そういうところが全く無いとは言いきれないかと・・・ 主人公が生き残って、大尉が死んでしまったのは 軍人であったからという理由もありますが、 大尉に何かが欠けていたのかな?とも思いました。
935 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 11:05 ID:WXaSfQDe
925 :920 :03/03/09 04:13 ID:lb+DZb6D
>>923 「オレの考え方は常に正しい」というタイプのお方ですね。
他人の意見に聞く耳を持つ事もこの世の中を生きていくためには必要ですよ。
あなたは、もっといろいろな映画を見て、モノの考え方を磨く事をお勧めします。
>もっといろいろな映画を見て
>もっといろいろな映画を見て
>もっといろいろな映画を見て
いくらここが映画版だからってそりゃないだろ wwww
>>934 お前の理解にはあきれたw
殺されるのに選び出されるのにどれだけ理由があったか。砲弾が落ちる位置
にどんな作為があったか。終戦前後のワルシャワにいったい何人のユダヤ人が
いたのか、戦後ドイツに帰ったドイツ軍人が何人いたかといった基礎的なことを
もう少し知れよ。
>>925 具体的な意見じゃないとコメントしても無意味だしな。それでも平和的に
解決するしかないんだよ。坊や。キャンプデービット合意が夢や幻にしか
ならなかったとしても、それでも平和的解決しかありえない。
いつかはまた旧ユーゴのように殺し合いの時がくるかもしれない。それでも
平和を恒久化する手段は、絶滅か平和的な解決しかない。さすがにパレスチナ人
を虐殺じゃなくて絶滅させることはほぼ不可能なので、残る手段は平和的な
解決しかない。
1000年かかるかもしれないが、それでもやっていくしかないことなんだよ。
ユダヤ人は絶対出てかないだろうしね。
938 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 11:38 ID:HNkEBI09
>>934 よくわかります。同じような視点で見ました。
いつ職を失うかもしれないこの世の中で、いかに今を生きるかって
感じで。
生きるか死ぬかの映画だからレベルはぜんぜん違うんだろうけど。
939 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 11:58 ID:qJiuxlL9
>>937 だったら連中にそう言って来いよ
本当に心からお前がそう望むなら
行動を起こさないってことはどうせ他人事なんだろ?
937には937のやること・やれるがあるだろ。 それをやってるかどうかが問題であって、パレスチナまでいく必要はない。 神ならぬ人の身だからな。 馬鹿か?馬鹿なんだろうけど。
939はカーター元大統領です。
>>934 頑張って明日から1〜4を全て実行してくださいw
943 :
920 :03/03/09 13:08 ID:lb+DZb6D
>>937 あなた今日も絶好調ですね。
ボスニアやキャンプデービットを持ち出して「世界情勢通」ですか(藁
実際、中東諸国に行った事ある人なら分かると思う。
イスラエル入国のスタンプがあるだけで、パスポートのそのページを破られ、
何のためにイスラエルに行ったのか、なぜアラブに入国するのかを厳しく尋問される…
日本の平和な新聞やテレビで得た情報を全てと思っているあなたにはアルジャジーラの報道に目を通す事をお勧めします。
あ、英語が分からないと駄目ですけど…
あなたの936の書き込みを見ても分かるのですが、自分と違う意見を徹底的に排除する考えをお持ちのようで…
まあ、もう脳みそがカチカチに凝り固まった中年のオジサマでしょうから許してあげましょう(藁
あ、私は少し時間をおいてもう一度見に行こうと思います。
小学生の頃ピアノ習ってたんだけど、爪が伸びてると、 先生のめちゃめちゃ怒られた記憶が・・・ ギターとピアノ両方習ってた人ってどうしてたんだろ?
>>920 937では無いのだが、言わせてくれ。
あんたは、自分では良い事書いてあると思っているかもしれんが、
自分の意見を何一つ語ってないよ。
あんたの方が事実を多く知っているかもしれないが、
そこから自分の考えを導き出してない。
「オレは中東情勢に詳しい、だからユダヤ人は虐殺すべき」
論理が飛躍しすぎ。
イスラエル入国のスタンプが問題になる事と
ユダヤ人を虐殺すべきと
どう繋がるの?
相手があなたの意見を理解しないのは、
相手が頑固であったりバカであったりするのではなく、
あなたの意見が非論理的で意味不明だからだよ。
ブロークンウインドウズ理論。
議論系の板へ移動してください
中東に逝っただけで「知ってる」と思うのはイタイよ。 パスポートなんてちょっと前まで世界中で似た様な状況だったし。 俺も10数年前に中米某国に行った後、南米某国に入国しようとしたら 別室で長時間取り調べを受けたよ。 だからといって中米某国が滅びろとは思わん。 俺は海外で十数年暮らした経験があるが、そこで生活しても本当にその 土地と人を「完全に知った」とは思わなかったよ。 部外者に出来るのは少ない知識でも何か建設的な提言をする程度さ。 920の言ってる事は理論の流れとしてDQNブッシュと変わらん。
おながいします 中東がどうのこうのと言って議論してる人たち よそに逝ってください おながいします おながいします
950 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 14:42 ID:AmU/e/Ls
コルチャック先生が痛々しかった。 ゲットーで旦那を探してる老女がうざかった。 生き延びた人間はなぜ生き延びたかなんて関係なく、生き延びたという現実がただそこにある ピアノを弾いたから生き残ったわけでもなく、生き残るために弾いた訳でもなく、 ただそこにピアノがあって弾けたからあの時ピアノを弾いたんだってことを感じた。 そして死もまた同じ。
951 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 14:45 ID:AmU/e/Ls
何が言いたいかって言うと、全ては神の思し召しだって事、、 多分ポランスキーも同じ事いおうとしてたんじゃないかなと。
953 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 15:08 ID:AmU/e/Ls
>>952 そうじゃなくてさ、ポーランドも、ユダヤ人も、主人公も、そしてドイツ人将校もあんな戦争望んでいたわけではない。
でも抗えない大きな運命に巻き込まれて、人を殺し殺される人間になってしまう。
そんなことをどう説明すればいいの?
どうすれば罪はなくなるの?
それはもう、神の思し召しというしかないわけ。
954 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 15:59 ID:AQXmIGpW
>>950 胴囲。
そういう運命だっただけ。
なんか大きな力が働いてる気がする。
だから日ごろの行いが〜とか言われると
まるで心だひとは行いが悪いor努力が足りない
みたいであほらしい。
次スレいるの?
956 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 18:13 ID:oR6AQ1vA
だからこれはコーエンなんかの巻き込まれ型人間を 描いた映画に近いと思う。 あまりの無意味さに変に笑いがおこるような
957 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 18:40 ID:juAzhvss
映画は原作(=自伝だよね?)にどこまで忠実なの?
958 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 18:53 ID:9l0jDAde
ちょっとネタバレだけど、ゲットーで夫を探している女性は、 ドイツ兵に目の前で夫を殺され、精神が狂ってしまったそうです。 当時から、「羽飾りのレディ」として有名だったそうです。
959 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 19:37 ID:Eqdwc2wE
>>934 大尉に足りなかったのは「運」でしょうな。
>>958 そのレディって、主人公がピアニストのアルバイトしてたときに、
レストランみたいなとこにいた金持ちユダヤ人連中の中にいなかったっけ?
あと、連続で頭をピストルで打ち抜かれるおじさんたちで、
最後の人のときだけ、タマが切れて、入れ替えて結局殺される
あのハゲのおっさんって、レストランのオーナー(床下に隠れてた)じゃない?
961 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 19:56 ID:cQ8y24WS
ユダヤ人がゲットーに移った後、前に住んでいたユダヤ人の家は、ポーランド人の 物になったのなら、一般のポーランド人はよろこんだのかな、最近、ヤルゼルスキの 回想録を読んだら、ポーランド人は反ユダヤが多いということらしい、ヨーロッパ人全般 にもいえることだけども。
>961 東欧圏というのは大戦後の共産化教育で、「ドイツから解放された」という 意識が強く、対ユダヤ感情などは戦前のまま、という側面があるらしい。 迫害者としての自分、と言う意識が希薄なんだろうね。
963 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 20:12 ID:cQ8y24WS
今からちょうど60年前、ポーランド北東部の小さな町、イェドヴァブネで、ユダヤ 人の大量虐殺が行われた。約1600人のユダヤ人が、生きたまま焼き殺されたので ある。これまで、この虐殺はナチスドイツ軍によって計画され、実行されたとされ てきた。ところが最近になって、実際に手を下したのは、ドイツ軍ではなく地元の ポーランド住民だったと言う説が浮上した。このニュースはポーランド中に強い衝撃] を与え、その後激しい議論を巻き起こした。
964 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 20:21 ID:cQ8y24WS
イェドヴァブネだけではなく、他のラジウフやヴォウソシ、ヴィズナなどの町でも 、ユダヤ人の集団虐殺は行われたらしい。 ヴァセルシュタイン及びその他の難を逃れたユダヤ人の証言によると、 多くの地元ポーランド人がユダヤ人の殺害に加わっていた。 ポーランド人の目撃者もこれに関しては明確に否定していない。
965 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 20:23 ID:cQ8y24WS
別の証言によると、二人のドイツ軍将校がユダヤ人の中でも役に立ちそうな仕立 て屋や靴屋などの職人を救おうとした。しかしポーランド人たちは、たとえ一人で もユダヤ人を残すなどとんでもない、キリスト教徒の中にも優れた職人は多い、 とそれを拒否したと言う。
虚しい・・・(;´Д`)
でも「ソフィー選択」とか見ると、ポーランド人も決して 楽な思いをしてたわけでなく、ナチのいじめに苦労したみたいだよ。
本日見てきました。 主人公は結局、戦争にも関与しないし、主人公がピアニストであることで 救われる人もいない。映画的にはへろへろな主人公で、レジスタンスに 文化人が参加したフランスとはまた違って、ある意味「ピアニストを撃て」 と思想的に正反対の映画かな?と思えた。 むしろそれで何が悪い?彼は生き延びていい曲を弾いた。それ以上何 がある?と戦中派の主張しているように思えてそれはそれで納得。 むしろこの映画と比べられるのはジョン=ブアマンの「戦場の小さな天使」 あたりではないかと。戦中派の監督の方が(政治性が希薄だから?) 天真爛漫のような気もする ちょっと前レス読みきれなかったんで 概出ならスマソ
969 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:14 ID:qJiuxlL9
このスレの激しい議論を読んできて、色々言いたいことも 頭に浮かんだんだが>958見たとたん吹っ飛んだよ
970 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:16 ID:cQ8y24WS
ポーランド人住民たちが自分の意志で虐殺を行ったとすれば、それはなぜなのか。 一説によると、ソ連軍占領下の20ヶ月の間、ユダヤ人たちがソ連軍に協力したこと に対する復讐だったとも言う。ユダヤ人たちの行為を知れば、地元ポーランド人が 腹を立てるのは当然だった、という証言もある。
971 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:17 ID:H9FTwj2c
「ブリキの太鼓」でも観るか。
972 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:21 ID:cQ8y24WS
帝政ロシアにおいて反ユダヤ主義は、農民、都市小ブルジョアジー、インテリゲン ツィア、労働者階級の最も遅れた部分に十分広くゆきわたっていた。「母なる」ロ シアは、周期的に起こるユダヤ人ポグロムで知られていただけではなく、当時にお いてはかなり大部数の反ユダヤ主義的出版物が多数出回っていたことでも知られて いた。
973 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:26 ID:Qu+oqljn
決して楽しい映画ではなかったけど、 久々に映画らしい映画を見たという感じ。 見終わったあとに「金返せ!」と思わなかったのはこの映画が 久しぶり。
974 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:37 ID:cQ8y24WS
ポーランドのクワシニエフスキ大統領が、第2次世界大戦中に、同国北東部の町 イエドワブネの住民がユダヤ人を虐殺した事件の60周年に当たる今年7月10日、 同町の追悼式で初めてユダヤ人虐殺について公式謝罪した。パレスチナ問題の根底 にある全世界中の反ユダヤ主義は、旧ソ連も含むヨーロッパ各国で特に激しく、 とりわけ、ポーランドは、反ユダヤ主義の最も過酷を極めて国だった。その背景に は、同国国民の圧倒的多数がカトリック信徒であり、カトリック教会の反ユダヤ主 義の教説が表裏一体となった反ユダヤ主義の精神的温床が根強く存在し続けてきた という歴史事実を確認しておくべきである。
975 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:46 ID:cQ8y24WS
11世紀、第一回十字軍遠征からヨーロッパでユダヤ人迫害が始まる。 もともと十字軍遠征は、聖地奪回を目的とした宗教的情熱から発生したもの である。そして、ユダヤ人はキリストを殺し、その呪いによって永遠に放浪 させられているという考えがあったため、ユダヤ人も敵ということになった。 しかも、安定した居住権や身分の保証のないユダヤ人は財産を金銀や貨幣に 替えていた。十字軍は回り道をしてでもユダヤ人居住区を襲い、彼らを殺戮 し、資金や物資を略奪して行った。即刻キリスト教に改宗しないユダヤ人 は女子供の見境無く殺され、多くのユダヤ人が自分の家に火を放って財産も ろとも自殺したという。
976 :
:名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:48 ID:cQ8y24WS
19世紀後半、ドイツのユダヤ人に完全な市民権が与えられた。 その頃のユダヤ人の平均的な資産はドイツ人(キリスト教徒)の4〜7倍で、 それに対する妬みや怒りが芽生え始めていた。
977 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 21:49 ID:H9FTwj2c
コピペはいいから自分の意見を書け。
958、960を読んで、どうしても もう一回見ようと思った。
979 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 22:34 ID:m3tloKJH
本読んだら、細かいシーンをもっと理解できるのかな?
980 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 22:40 ID:WdutGz2b
ショパンのバラード1番(軍人の前で弾いた奴)がはしょられすぎてあれっ?って思っちゃった。 もうちょっと弾いたほうが深みがでるなんて思ってみたりもする。 ちょっと場違いかな…? 長かったけど退屈はしなかったし、なんか心にしこりができるというか不快じゃないけど良い感じでもない なんともいえない物が残った。 自分はナチスドイツのことについて漠然とした知識しか持ってなかったし、 戦争反対の運動に対しても、どことなく冷ややかな印象を受けていた(要するに平和ボケ)けど この映画を見て戦争反対する人がなぜあそこまで必死になっているのかわかったつもりだし 今の世界状況や、昔の日本はどうだったんだろうかとか考えてみたりもした。 (だからと言って日本が残酷な行為をしたから北朝鮮に謝り続けろとかいう考えには辿り着きはしなかったけど) 政治的な問題がどうのこうので戦争を推進しようとしている人や賛成する人もいるけど 実際に戦争になったらこの映画の中の出来事より悲惨な事が普通に起こりうるかも知れないし、 それに巻き込まれる普通に暮らしていた人達のことを考えると、とても戦争には賛成できない。 ・・・と考えるのは甘い考えなのかな? ありきたりな意見ですいません。 なにせ受験が終わったばかりの未成年なものですから。 う〜ん難しい…
>>980 甘い考えです
ただ市民が反戦運動をしているだけでは、
大量破壊兵器を持つ国(たとえばイラク、北朝鮮)の攻撃は防げません
第2次世界大戦前、戦争をさけようとして
イギリス、フランスのとった
ドイツに対しての妥協が原因のひとつです
982 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 22:56 ID:WdutGz2b
>>981 やっぱ全体を考えると大きな惨事を避けるためには小さな惨事は已むを得ないってことか…
そうしなければならない状況になってしまったのは悲しいことだ
でも人間はそういう生き物でもあるんだよね…
ふぅなんか鬱だ
国の指導者も大変だ
983 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 22:57 ID:Fz5G7a4A
>980 ちっとも甘くないよ。 むしろ戦争は攻めて来たら戦うべき、と唱える一分の人。 こんな奴に限って、たぶんその恐怖に”戦争反対”唱えておけばよかったと深く後悔するだろね。 この映画はノンフィクションなんだから、やはり今だから見るべきだよね。 ところでスレ違いだけど、日本がアジア(中国、朝鮮)で残酷なことした。 これは中国側の策略(日本兵の服装を真似たり、強制的に村の娘をさらって、日本軍のせいにした)もあるということなので あまりテレビや本を鵜呑みにしないほうがよい。 個人として狂った日本兵は沢山いたし、残虐行為も働いただろう。 しかしこの映画を見れば、誰しも戦時下では狂うものと、人間はとことん残酷になれるものだと分かるだろ? 731部隊の人体実験の結果が、すべてアメリカ軍に没収されたという事も知っておいてくれ。 (だからその時の戦犯がさばかれないで、会社を設立。 後のミドリ十字)
984 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 23:08 ID:q3zvZQxQ
すごい映画でした。まだ高校生ですが、映画を観て言葉を失ったのは初めてでした。 「R指定にするべきだ。」という意見もあるようですが、目を背けたいものに覆いをするような感じで、 あまり同意できませんね。 醜い物にこそ、人間の本質が垣間見れるような気がしてなりません。
>984 良い時期にこの映画に出会えましたね。 R指定どころか、むしろ十代にこそ見てほしいと思いました。 人間の醜さも、美しさも同時に感じられた映画でした。
986 :
プー :03/03/09 23:20 ID:6974Y0lr
今日、見てきました。 良い映画だったけど、「戦場のピアニスト」って感じじゃなかったな。 どちらかと言えば、「戦場のユダヤ人」(いいタイトルじゃないケド)って感じだった。 逃亡中にピアノを弾いている回想シーンみたいなのがあったけど、もうちょっとそういう場面が多く欲しかった。 全体的に「ピアニスト」っていうより、「ユダヤ人」ってイメージのほうが強く残ってしまったのが残念。
987 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 23:28 ID:qd8wQn+0
>>981 第二次世界大戦の時にドイツに甘い態度をとった失敗を繰り返さないために
今、イラクに強硬姿勢をとらないといけないと本気で思ってるの?
はっきり言って、今、対イラク戦争を始めることはパレスチナ問題を含めて中東情勢をさらに混乱させるだけ
だと思うが
北朝鮮についてはちょっと別で戦争をするだけの理由はあるかもしれない
>>963 -
結構前にNHKスペシャルでやってたよ。
故父親が虐殺に加担してたんじゃないか、と疑うじいさんが
イェドヴァブネにやって来て調査をはじめるんだが、住民は必死に
隠蔽しようとする。友達のじいさんは知らないほうがお前の
ためだ、みたいなことを言うし、加担してたことが当時のメモに
残ってるじいさんは虐殺はなかったと言う。
国の機関が正式に虐殺を認めたら、住民は他にも同じような
事件はあったのにここだけネタにするのはおかしい、と抗議もしたらしい。
数年たてばあの世にいくような老人が、そんなことに必死に
なってるのを見てなんだか脱力したよ。村や子孫を守りたい
気持ちもあるんだろうが、人間は死ぬまで人間なんだなと思った。
スレちがいスマソ
989 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 23:31 ID:qd8wQn+0
もちろん戦争を回避して解決策があるならそれに越したことはない まあ、ベトナム戦争の時より世界的に反戦が盛り上がった中で開戦になることは たしかなので今後、どうなるかだね まさに歴史のただ中にいるのですね
990 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 23:34 ID:WdutGz2b
>>989 でもあんま実感がないんだよなぁ…
やっぱ平和ボケしてる。
>987 板違いだが、同意。 そもそも1930年代のドイツとイラクを比べる事自体が無茶だ。 東西の大戦はある意味で地球の覇権を争う戦いだったが、イラクの 問題はたんに一地域をアメリカの意のままに動かせるかだからな。 北もDQNは重々承知だけど、あんなとこで戦争されたら一番困るのは 日本だよ。
992 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 23:45 ID:lh/XFlIE
>>986 まあ、でも実際、彼がピアニストであった事が
彼の運命を大きく決定付けてる部分もある訳だし。
彼が高名なピアニストでなかったら
おそらくユダヤ警察の友人は彼が収容所送りになる所を
助けなかったのでは無いか…?とかね。
これがポル・ポト政権化のカンボジアだったら
ピアニストなんてインテリ層は
逆にまっ先に殺されてるはずですしね。
993 :
プー :03/03/10 00:11 ID:QTXXnlxi
>> 992 >> まあ、でも実際、彼がピアニストであった事が >> 彼の運命を大きく決定付けてる部分もある訳だし。 あ、なるほど。それもそうですな。 あと、映画の中で”その後”をもうちょっと語って欲しかったです。 絶望からの再生、というテーマで続いて欲しかった。 て、悪い意見ばかりですいません。
994 :
名無シネマ@上映中 :03/03/10 00:33 ID:Dqn6AckE
>960 >あのハゲのおっさんって、レストランのオーナー(床下に隠れてた)じゃない? そのとおり! byシナリオ本
監督はレイプ魔
996 :
名無シネマ@上映中 :03/03/10 00:47 ID:pXbpx22q
ちょっと聞きたいのですが、デートでこれ見に行くのってどうですか? 暗くなりますかね?
997 :
名無シネマ@上映中 :03/03/10 00:47 ID:RN1AnJna
ユダヤ人は死ね
>>996 好みがわからんので答えられん
しっかし混んでたな今日
999 :
名無シネマ@上映中 :03/03/10 00:48 ID:RN1AnJna
アラーは偉大だ。
1000 :
:03/03/10 00:49 ID:RN1AnJna
イスラエルに死を
1001 :
1001 :
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