吸血大殲 第14回 鮮血の舞踏場

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このスレは、吸血鬼や狩人、あるいはそれに類する者が闘争を繰り広げる場である。
無論、闘争だけではなく、名無しの諸君の質問も随時受け付けておる。
気軽に質問をして欲しい。
なお、ルール・闘争への参加方法に関しては>>2-20あたりを参照してもらいたい。
関連リンクもその中にある。
ルールはスレごとに改定が進んでいるので、常連の者も目は通しておくがよい。
まずは、自分の所属する勢力を決めてもらう。
カテゴリA(狩人:人間)
カテゴリB(狩人:吸血殲鬼……吸血鬼でありながら、吸血鬼を狩る者の総称)
カテゴリC(吸血鬼、妖魔)
カテゴリD(その他、傍観者)
 
原則、自勢力と他勢力とで争うことになる。
ただし、相手方の了解があれば、他勢力とでも共闘は可能であるし、
同勢力の相手とも対戦可能だ。
初めて参加する者はこのスレでテンプレ(>>7)による自己紹介と戦闘スタイルの紹介をしてほしい。
出典を知らぬ者もおるのでな。
なお、これらの紹介文は左手が参加者データサイトに転載してくれるであろう。
紹介が終わったあとは、JBBSの雑談スレにも顔を出しておくがよかろう。
 
闘争相手の募集はJBBS・吸血大殲板の雑談スレ、
あるいは闘争打ち合わせ専用スレにて行うがよい。
雑談はJBBSの雑談・舞台裏スレで行うのが基本であるが、羽目を外さぬ限り、このスレでも多少のことは認める。
観戦しながらの応援・野次・結果予想・解説はキャラハン・名無し問わず歓迎しよう。
ただし、キャラハンは常に己のカテゴリー・立場を念頭において行動すること。
 
本スレは基本は吸血鬼と狩人の戦いであるが、
要は月夜の退廃、血塗れの狂気、そういうものに理解があるなら吸血鬼に縁が無くても歓迎する。
ただし、闘争のバランスを保つ為、あまりに雰囲気・桁の違うキャラクターの参加は遠慮してもらう。
(例、ドラゴンボールの孫悟空、孔雀王の後期の孔雀、ゴッドサイダーなど)
一応、強さの上限としては我やアルクェイド、アーカード、姫あたりを基準に、
常識的に考えて他キャラと闘争を保てるレベルを、参戦出来るキャラの強さの上限としよう。
又、本スレはあくまでも闘争という形を取ったクロスオーバーのやり取りを楽しむスレである。
勝ちに執着した戦い方は、好ましくない。
どう魅せる戦いをするかが、本義である。
・戦う前に自分の自己紹介のレスをハイパーリンクなどで明示しておくと相手も作戦もたてやすかろう。
・又、戦う前に参加者データサイトも参照すること。
・リアルタイムでやるか、じっくり数日に分けてやるかは自由である。
 最初にそのことを明示しておくと、相手に親切であるな。
 自分が何時まで闘争できるか、最初に明示すること、
・質問の回答はなるべくすること。ただし、答える時期は各人の裁量に任せる。
・メール欄に出展作品と所属する勢力を記入すること。闘争中の裏合わせ等もメール欄で行う。
 闘争中のものは、対戦相手のメール欄を常にチェックして置くようにせよ。
 必要に応じて、JBBSの会議室スレッドも使用するがよい。
・戦いの舞台を最初に設定すると、地形を生かしたトリッキーな戦いができよう。
・最初に通常の闘争か、選択肢を使うか、トリップを使って闘争(>>4参照)するかを決めよ。
・名無し諸君の飛び入り参加の為に『マリオネット』『ドッペルゲンガー』(>>4参照)がある。
 好きなキャラに化けさせ、ステハンとして参加するが良い。ただし、ルールは厳守のこと。
・自キャラだけでは勝てそうにない相手と対戦する場合、
 共闘者を募集・指名してバランス をとるのもありであろう。
・1対複数、複数対複数の戦闘では、タイミングを合わせるため、
 同じ相手と闘争している他キャラが全員レスを返してから自分のレスを書き込むようにせよ。
・自キャラが死んでも、蘇生能力を持ったキャラが復活させてくれる。遠慮は不要である。
・昼間にしか来られないキャラであっても、幾日かに分けてレスを返しながら闘争を進めていくことは可能。
 ただし、あらかじめ対戦者にそれを伝えておけ。
・闘争中はテンションを保つため、質問への回答が後回しになることもある。
 機を見て答えていくようにするので、質問者は了解してほしい。
・名無しの介入(野次・応援・解説・アドバイス・感想等)も推奨する。
 富樫・虎丸のような名無し歓迎しよう。
・参加者は常時募集しておる。気軽に参加するがよい。
・ルール討議・闘争の簡単な裏合わせは雑談スレで行うようにせよ。
・参加者・ROM共、効率よくログを追うため、かちゅ〜しゃの導入を推奨する。
・かちゅ〜しゃによる閲覧を容易にするため、闘争者は戦いが終わった後、レス番をまとめておくがよい。
  (例.>1>3>5>7>9>11>13>15>17>19>21
     >23>25>27>29>31>33>35>37>39>41>43)
・レス数が1000に近付く、もしくは容量が限界に近くなった時は一旦闘争を中止。 
 そのスレッドで行われた闘争をまとめるレスを書き込むこと
マリオネット及びドッペルゲンガーについて説明しよう。

 ・マリオネット
   任意のキャラ(大殲に参加・不参加を問わず)に変化する能力を持った人形である。
   変化したマリオネットの戦闘能力は元となったキャラをほぼ完璧に再現したもので、
   元のキャラが持っている能力は基本的に全て使用可能である。
   大殲未登録のキャラを一回限りで操作してみたい者のための人形であるが、知性・言動も
   コピーできるため、既に大殲登録済みのキャラを自分でも操作してみたい場合などにも使用
   は可能である。なお、大殲登録済みのキャラに変身させ、元キャラと戦わせるつもりなら、
   後述のドッペルゲンガーを使用せよ。

 ・ドッペルゲンガー
   大殲に参加している任意のキャラの一人に化ける能力を持った魔物である。
   闘争舞台のどこかにある鏡から出現し、元となったキャラを襲う。
   戦闘で倒すか、鏡を破壊すれば消滅する。
   なお、ドッペルゲンガーの能力はレベルに応じて異なる。

<LV1>力や能力は本人の一回り下の能力を有する。
       知能は極めて単純で、無口・無表情である。
   
<LV40>本人の能力を完全に出し切っている。
       知能はある程度有していて戦略性もあるが、完全ではない。
       無口・無表情。

<LV60>LV40の能力に加え、本人の知性・言動も完全に再現できる。
       能力的には、元となったキャラと完全に互角である。

ドッペルゲンガー、マリオネット共に名無しがステハンとして飛び入り参加するために用意
されているキャラである。これらのキャラを使いたいものは、まず雑スレにてどちらを使うか、
何に変身させるかを告知せよ(マリオネットの場合は出典も)。問題ないようであれば、打ち
合わせスレにて対戦相手を見つけて都合を合わせるがよい。マリオネットを大殲未参加のキャラ
に変化させる場合は、変身後のキャラの能力等の紹介を本スレに書き込むことを義務とする。

マリオネット・ドッペルゲンガーの使用は、名無しに限定されるものではない。
大殲スレのキャラハン、他スレのキャラハンでこれらを操作したいものがあれば、名無し同様に
名乗り出るがよかろう。 なお、いかなる場合であれ>>2のルールは厳守せよ。
マリオネットを使う場合、ルールに反するキャラへの変身は不可である。
〜トリップ戦闘ルール〜 ※『トリップ戦闘』とは自分の名前欄の名前の後に半角で『#12345678(適当な8文字以内)』
  等と入力し、それによって出来たトリップの値で勝敗を
  決定しようというものである。 ・戦闘の例 GM(ゲームマスター):状況描写
 ↓
 ハンターA:トリップをランダム入力&行動描写
 ↓
 ハンターB:トリップをランダム入力&行動描写
 ↓
 GM:トリップの値を元に勝敗判定。
    勝利者にポイント追加。
    引き分けなら相打ちか相殺。
 ↓
 GM:状況描写
 ↓
 ・
 ・
 ・
 これを繰り返す者と思ってくれればよい。
 規定のポイントに達するか、ターン数を超えることで戦闘終了である。
 トリップは始めの桁で値が大きい方を勝ちとする。
(アルファベット大文字>アルファベット小文字>数字>記号) ・アルファベットはA、数字は1が最強
・記号は全部互角
・GMを入れるか入れないか、ターン制・ポイント制を採用するか特定の場面
 (トラップ・術の成功判定等)だけの採用にするか、は自由
6少佐:02/02/22 06:57
闘争とは、血の香りが漂うべきだ。
恍惚と屈辱に塗れるべきだ。互いの全存在をかけ、相手を粉砕する。
腕を引き千切り、足を圧し折り、はらわたを潰し、首をもぎ取る!!
そうあるべきだろう? 深く暗く美しい、
闇の奥底にて、血を浴びて輝く夜族(ミディアン)というものは。
 
さて、ここで僭越ながら、具体的に「闘争を演出する方法」について語りたい。
別に「こうしなさい」という命令ではない。あくまで「こうすると、いいかも」という程度の助言だ。
 
1)「闘争する理由」「闘争する場所の表現」に凝る。
   血と硝煙の匂いが薫る、そんなイメージを喚起する文章表現を加えてみる。
   これだけでも、相当雰囲気が出ると思うのだが、いかがかね?
2)「化物は化物らしく」する。まあ、要はただ「攻撃の応酬」をするのではなく、
   負った傷の描写や、内面的な昂ぶりを表現しつつ、
   闘争してはどうかという提案だ。例えば、我が憎き戦友アーカード君なら、
  「引き千切った相手の腕、その傷口に口づけをし、 真紅の鮮血を飲み干した」など、
   攻撃表現以外にもキャラ的な演出描写をいれてはどうだろう?
3)冗長にならないよう、気をつける。ただ闘争するのではなく、
 「このキャラならば、こうした方がらしい」という考えを意識して、
  クロスオーバーならではの「ドラマ」を展開しようではないか。
  読んでいるだけの者も楽しめる、世界にはまれるスレッド育成を心がけよう。
 
 くくく、私らしくないね。しかし、あえて提言しておきたいのだよ。  ここは、吸血鬼の闘争の場としてスタートした。
 畑外の闘争者も多くいるようだが、だからこそ、
「吸血鬼ならではの空気」を表現するよう努力しようじゃないか、ええ?
 血!
 肉!
 骨!
 殺戮!
 蹂躙!
 そして闘争!
 
 狂え狂え、狂って戦え! 血みどろでない闘争に、存在意義はない!
 狂気を! より狂おしい狂気を!
 諸君、私は期待しているよ。
 今夜が麗しき闘争の夜となることを・・・。
■関連リンク
■参加者データサイト『吸血大殲 Blood Lust』(左手作成・過去ログも全てこちらにあり)
http://members.tripod.co.jp/humituki5272/taisen/index.html
 
『闘争記録保管所』(緑川淳司作成・各闘争ごとに整理された記録)
http://members.tripod.co.jp/tajuunin/taisen.html
 
 
■吸血大殲本家サイト
 
From dusk till dawn
http://www.uranus.dti.ne.jp/~beaker/
  
『戦場には熱い風が吹く』
http://ha7.seikyou.ne.jp/home/hagane/index.html
  
  
■過去スレ
 
吸血大殲―もの凄い勢いで吸血鬼が闘争するスレ―
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1006254260/
 
続・吸血大殲〜新たなる吸血鬼達の闘争の舞台〜
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1007397067/
 
吸血大殲3〜血と肉と硝煙の円舞曲
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1007821285/
 
吸血大殲 episode4〜ノスフェラトゥのゲーム
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008007040/
 
吸血大殲 第五章 闇に住まうモノ達の饗宴
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008445608/
 
吸血大殲 第六章 闘争者たちの饗宴
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1008955227/
 
吸血大殲 第七章 大殲争・Vampirkrieg
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1009488808/
 
吸血大殲 第8章 月赤の狂騒曲
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1010428850/
 
吸血大殲 第9章 貴族達のサーカス
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1011453047/
 
吸血大殲第10章 戦鬼ヲ憐レム歌
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1012347069/

吸血大殲第13章 〜血華の夜想曲〜 
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/
 
 
■太陽板の質問・雑談スレ
 
吸血大殲/陰 其の14〜神羅屋敷地下室 餌の時間〜
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi?bbs=TheSun&key=009742840
 
■専用JBBS(打ち合わせ・舞台裏などはこちら)
ttp://jbbs.shitaraba.com/game/163/vampirkrieg.html
自己紹介用テンプレートである。
 
出典 :
名前 :
年齢 :
性別 :
職業 :
趣味 :
恋人の有無 :
好きな異性のタイプ :
好きな食べ物 :
最近気になること :
一番苦手なもの :
得意な技 :
一番の決めゼリフ :
将来の夢 :
ここの住人として一言 :
ここの仲間たちに一言 :
ここの名無しに一言 :
Bloody carnival and ... Destroy! Destroy! Destroy! 〜久遠美喜(M)vsミア・フォーテー

>前スレ560 (ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/560)


「流石は不死身の化け物だ! 死んでも死んでも蘇る!!」

おぞましい切断面を晒しながら、半欠けの悪鬼が歓喜の声を上げる。

「そう、いらないモノは壊せばいい。それがこの世界の唯一のルール!」

ガラクタの山をチカラで巻き上げた。暴風が吹き荒れ、大地に醜い爪痕を残す。


地上を襲う、破壊! 破壊!! 破壊!!!


「・・・デカブツ、何か忘れてないか?」

嵐の中心で踊っていた舞姫が、いきなり怪物に言葉を放った。

「ゴチソウの代金は、しっかり払ってもらわないとな」

亡者の女王の、不可解な台詞は続く。

「『たとえムーア人がバジリスクを殺し、その躯を大地に貼り付けようと、隠微な毒は槍を通し、いつしか勇者を殺す』
 ・・・ってな。はじけろ!!」


次の瞬間―――――――――

不死身の怪物の腹が膨れ上がった。
続けて起こる、破裂音。
怪物の腹を、胸を、腕を脚を内側から破って、虚ろな表情の天女が飛び出してくる。
何人も、何人も、何人も!!
次々と湧き出す天女たちは、さらに怪物にまとわりつくと
怪物の肉体を爆発させていく。

「悪食も、時と場合を考えろって事だな。・・・さて、と」

爆発と再生を繰り返す怪物から、地上で震える少女に視線を移した。
そしてニヤリを笑いかけ、

「食べたよね、アンタも。・・・そう、ご想像通りアンタもバクハツだ」

残った左手の指を、ぱちんと鳴らす。

少女の中で、何かがもぞりと動いた。
10狼鬼(M) :02/02/22 10:28
〜狼鬼vs暗黒騎士ガウザー〜  導入1
 
とある山中のダム工事現場―――――
 
それは、まったくの偶然だった。
偶然、作業中のパワーショベルが取り除いた大岩。
それが千年の災厄を封じたものであることなど誰一人として知る由も無かった。
 
――――――――石棺。その大岩を注意して見れば気付いた筈だった。
だが、工期の遅れから急ピッチで作業を進めなければならない作業員達がよしんば気付いたとしても
手を付けずに放置しようとは思わなかっただろう。
 
石棺を重機が冷徹に押しのけた時、風が吹き、雷鳴が轟いた。
石棺に封じられていた存在が、目覚めたのだ。
「…………ガオレンジャー…………、千年の恨み…今こそ晴らす!」
その存在の名は狼鬼。黒き角の有る、狼の風貌を持つデュークオルグ。
狼鬼は慌てふためく作業員達に剣を向けた。
「―――取るに足らない連中だが、俺の錆付いた腕を蘇らせるには充分だ」
物騒な言葉に耳を疑った作業員の何人かが足を止めた。それが彼らのデッドラインだった。
「三日月剣・ムーンライトソニック!!」
  
           QUEST.Krieg   「剣戟、閃く!!」
 
11黒岩省吾 ◆sChIjITA :02/02/22 10:30
〜狼鬼vs暗黒騎士ガウザー〜  導入2
 

「ダム建設を中止して下さい!」
人間どもが俺に寄ってかかって抗議してくる。
俺は黙って人間どもの群を押しのけ、人間の作った楼閣、東京都庁へと入って行く。
 
俺はすでに滅びた闇の一族―――ダークザイドの生き残りだ。
無論、そのことを知る人間はほとんどいない。
今の俺は戯れに出馬した都知事選に勝利し、東京都知事となっている。
 
「よろしいんですか?」
秘書、ユリカが俺に問うてくる。俺は吐き捨てるように答えた。
「今、あのダムを建設する必要はない。だが、俺が人間どもに何かしてやる必要もない。
 愚かで、嘘つきな人間の為にはな」
 
俺は人間の女に惚れるという失態を犯し、その結果・・・手痛い目に遭っていたのだ。
俺の心中は、人間への失望と憎しみに埋められていた。
ダム建設など、本当はその腹いせに過ぎない。同じダークザイドのユリカはそれに気付いているのか、
寂しげな目で俺を見ていた。
 
その眼差しにすら苛立ちを感じた時、机の上の電話が鳴った。
 
「都知事だ」
「た、大変です、黒岩さん!建築現場が!」
切羽詰まった口調が、電話の向こうから伝わってくる。
ダムの建設現場からのようだ。
「どうした、落ち着いて話せ」
意図的に力強い言葉を出し、そう命ずる。
しかし、次に伝わってきたのは、断末魔の雄叫び、そして、
人間の骨が砕ける音だった。
 
俺は受話器を置くと、ユリカに命じた。
「ダムの建設現場で事故が起こったようだ。車を用意してくれ」
「今から、ですか?」
「ああ、急いでくれ」
電話越しですら伝わってくる、強烈な怨念。
それを感じ取って、俺の顔は無意識のうちに笑みに似た表情を作っていた。

「何があったかは知らないが・・・いい気晴らしになりそうだ」

                             
                            第X話 アジじゃねぇ!4(仮題)


12都民:02/02/22 13:51
>11
ダム建設中止しろやゴラァ!!
(火炎瓶投擲)
13久遠美喜(M):02/02/22 14:55
>9

『……小せえ』
 
 全身を爆発させながら、欠けた口を開いてホークが喋る。
 
『小せえ。小せえ。小さすぎる』
 
 身体の七割を灰燼に帰されながら、ホークが嘲笑う。
 
『破壊ってのは――あれぐらいじゃねえと』
 
 吹っ飛んでいった人差し指が、ぴっと空を向く。
 
 
 太陽が落ちてきた。――そう思った。
 
 
 大気がびりびりと圧されて震え、耳にきんと響く。
 真っ黒な空を焦がす一筋の炎の柱。
 一直線に落ちてくる。
 
 
 ……人工衛星を撃墜したんだ……
 
 
 激突。
 
 
 圧倒的質量が大地を根こそぎ抉り取って消し飛ばす。
 身体が何メートルも浮くような地震。
 次いで巻き起こる見えないナイフのような突風。
 そして――熱。
 爆発はもはや炎にならず、風を真っ赤に染め上げるだけだった。
 散らばる残骸が風に乗った瞬間焼かれて灰になる。
 ありとあらゆる存在が、ことごとく燃え尽き破砕し一瞬で塵と化して行く。
 悪夢も、ホークも、死んだ人たちも、お母さんも――――――
 
 法術防壁のおかげで、そこだけ嘘のように澄んだ色の空気の中、
 私は――――――
 
 
 悪魔の高らかな笑い声を、聞いた――――――
 
 
 私の中で、なにかがもぞりと動いた。
14エージェント:02/02/22 14:58
>12 (後ろから近付いて首筋に弛緩剤注入)
さ、こちらへどうぞ
ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/512
vsジャッジ・デス
 
常識外れにも程があるわ……ロケット弾を口で受け止めるやと。
おまけに武器も手放してもうた……洒落にならんで、マジで。
 
――せやけどな。
ワイからパニッシャー奪いたかったら、このベルトを――
 
「忘れたらあかんでッ!」
 
ベルトを思いっきり引っ張る。
一瞬宙に浮いたパニッシャーが、ジャッジ・デスの膝の裏に突き刺さり、バランスを崩した。
たまらず倒れる異形の男。
 
しかし、奴の身体の下敷きになって、どのみち回収はでけへん。
近づいていったら、あの爪の餌食になるんは間違いないやろう。
何か手を考えなアカン。何か、コイツに致命的な一撃を与える方法を……
 
「アホンダラが! オンドレみたいなノロマにやられるか、ドアホ!」
 
挑発しつつ、飛ぶように近くの店に転がり込む。
さて、大根役者が乗ってくるかどうかや……。
Bloody carnival and ... Destroy! Destroy! Destroy! 〜久遠美喜(M)vsミア・フォーテー
>13

爆音が全身を焼き尽くした。

閃光が全身を叩き潰した。

熱風がタマシイを引き裂いた。

振動が灰を吹き散らした。


天から降りてきた最大級の滅びに歓喜の声を上げる。

死の太陽がそれすら打ち砕く。

破滅の白が ヒ カ リ ニ ノ ミ コ マ レ ―――――――――――――







・・・・・・悪夢の一夜は過ぎ去った。
17ジャッジ・デス:02/02/22 15:49
>15
ウルフウッドvsジャッジ・デス
 
思わぬ方向からの一撃に、ジャッジ・デスは体勢を崩し転倒した。
「ひげへもむがァ!ひのォおほずれはァびょうぼうはりィィ!(逃げても無駄!死の訪れは平等なり!)」
口にロケット弾をくわえこんだまま、店のなかに逃げ込んだウルフウッドを追いかけるために立ち上がった。
18久遠美喜(M):02/02/22 15:58
>16

 私の中の何かが、私を食い破って出てこようとしたとき、
 
「――美喜ちゃん!」
 
 真っ白な果てから、ひとりの少女が現れる。
 
「もうやめて! これ以上やったら、美喜ちゃんの心が壊れちゃうよ!!」
 
 気づけば、一面の焼け野原の中にいた。
 首に絡む熱い温もり。
 頬に触れる雫。
 
「せっかくできた友達なのに――――なくしたくないの――――――」
 
「……花華留、ちゃん……」
 
 そうだ、私は……
 この光に守られているんだ――
 
 
 
 
 
「――スマン、俺がもっと早く来てたら、守れたかもしれない……」
 
「言葉で償えるものじゃないわ……」
 
 オジさんが、花留菓さんが、言ってくれる。
 でも、それは違う。

「……違う。誰のせいでもないよ……」

 一面燃え尽きた街並み。どこにも見覚えの無い世界。
 それは、誰のせいでもない――
 
「御免なさい……」
 
 それだけ言うのが精一杯だった。
 後は大声を出して泣いた。
 
 
 
 
 
 ―――――――――――――久遠美喜は、その後、姿を消した。
 
 
                                          Fin
19久遠美喜(M):02/02/22 16:00
ごめんなさい、>18は失敗。
20久遠美喜(M):02/02/22 16:02
>16

 私の中の何かが、私を食い破って出てこようとしたとき、
 
「――美喜ちゃん!」
 
 真っ白な果てから、ひとりの少女が現れる。
 
「もうやめて! これ以上やったら、美喜ちゃんの心が壊れちゃうよ!!」
 
 気づけば、一面の焼け野原の中にいた。
 首に絡む熱い温もり。
 頬に触れる雫。
 
「せっかくできた友達なのに――――なくしたくないの――――――」
 
「……花華留、ちゃん……」
 
 そうだ、私は……
 この光に守られているんだ――
 
 
 いつのまにか、私の中の何かは消えていた。
 
 
 
 
 
「――スマン、俺がもっと早く来てたら、守れたかもしれない……」
 
「言葉で償えるものじゃないわ……」
 
 オジさんが、花留菓さんが、言ってくれる。
 でも、それは違う。

「……違う。誰のせいでもないよ……」

 一面燃え尽きた街並み。どこにも見覚えの無い世界。
 それは、誰のせいでもない――
 
「御免なさい……」
 
 それだけ言うのが精一杯だった。
 後は大声を出して泣いた。
 
 
 
 
 
 ―――――――――――――久遠美喜は、その後、姿を消した。
 
 
                                         Fin
21久遠美喜(M):02/02/22 16:06
レス番まとめです。
 
久遠美喜vsミア・フォーテー
 
前スレ分ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/627

現スレ分
>9>13>16>20
>17 vsジャッジ・デス
 
戸口に現れたジャッジ・デス。
そこに――酒入りの瓶を投げつける。
割れた破片が突き刺さり、男はずぶ濡れになるけど、無論効くわけがあらへん。
 
せやけどな――
 
「かなり臭うやろ。相当度数高いウォッカやで。それこそ火炎瓶にも使えるくらいな。
 さて――これは何やと思う?」
 
ワイが手にしとるライターの炎にジャッジ・デスの視線がいったとき。
ぽいっと、その火を落としてやった。
 
導火線のようにジャッジ・デスの足元まで続く酒のライン。
それが炎の蛇になる。
 
「ワイは悪い子やからな。火遊びかてするんや」
23ジャッジ・デス:02/02/22 17:13
>22
ウルフウッドvsジャッジ・デス
 
「!?」
炎はジャッジ・デスの足元まで到達し、足から腰へと駆け登る。
「ほひャァァくなはへをォォォ!(小癪なまねを!)」
炎が全身を包む直前に、ジャッジ・デスは弾丸を思わせるスピードでウルフウッドめがけて飛びかかった。
その突進を紙一重でかわすウルフウッド。いや、左肩を浅く切り裂かれていた。
突進をかわされたジャッジ・デスは、テーブルや椅子をはじき飛ばしながら店の反対側の壁に激突した。
服から煙を出しているが、火は完全に消えている。
「ばんはくゥゥふゥきはなァァァ!はァァァ、ひねッ!ほおべッ!はへろッ!(万策尽きたな!さあ、死ね!滅べ!果てろ!)」
前スレ(ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/401-500
>422 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜気がつけば2人きり〜)

背景で太陽が昇ったり沈んだり、ナハ(略)が空へ吹っ飛んで
たまたま飛んできたジャンボジェットにたたき落とされて肉塊になったり、
追い撃ちにV.L.の蘇生魔法が失敗して消失したりしてたけど、まあその辺は気にせずに。

・・・V.L.の背後に、『ナハ(略)の微笑み』という
気味の悪いモノが見えたような気がするが、見間違いかなにか気の迷いとでもしておいて。

「よくもナハ(略)様を「ていっ!」ぐっはっ!?」
とりあえず、振り向いたV.L.の横っ腹を、氷で作った棒でかなり手加減無しに殴っておいた。
いい手応えだった。
ちょっとは怒りが治まった。

少しだけ冷静さを取り戻したフローズンハーフは、本来の目的を思い出していた。
「…そういえば、杖はどこ?」
盗んだ本人が消えてしまったので、目の前のV.L.に尋ねるのが一番手っ取り早いのだが…
25V.L.(使役中):02/02/22 18:14
>24 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜流されて俺〜)
 げぐはぁ。 
 こ、こちらの感情を無視して、いきなり棒で殴りますか〜! 
 これだからオカマは風情がない……がくーり。 
 
 衝撃に耐えきれず、私は倒れ込みます。
 ああ、なんて事でしょう。
 あの青い……かどうかは知らない大空で、ナハ(略)様が歯を輝かせて笑っています。 
 とても――き――れ――――――…………怖い想像をしてしまいました。 
 
「…そういえば、杖はどこ?」  
  
 フローズンハーフ様が、何かを思いだしたかのように訊ねてきました。 
 吸血鬼を殴り倒しておいて、良い度胸です。 
 
「――杖?」 
 
 ふと、あるであろう場所を見渡す。 
 そこには潰れたロードたちの手と氷の弾、アリ型キメラヴァンプの死骸、 
 ついでにナハ(略)の衣類の切れ端が散乱し、訳がわからない状態になっていた。 
 なので、私は、端的な一言ですべてを表現することにしました。
 
「どこか♪」 
>25 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜ないすしょっと〜)

「どこか♪」



――その言葉を聞いた瞬間。
  フローズンハーフは、手に持っていた氷の棒をモーニングスターに作り替えた。

そして。

「…てぇえりゃあアァッッッ!!」
腹の底からの叫びとともに、氷のモーニングスターを振り回し、V.L.を殴り飛ばした。


・・・ぐしゃっ。

やたらキレイな放物線を描いて、V.L.の身体が飛んでいき、地面に激突してヤな音をたてた。

「ぜぇーっ、ぜぇーっ、ぜぇーっ・・・」
(とっくの昔から呼吸してないのに)肩で息をして、モーニングスターを地面に落とす。

…あらためて自分がやっちゃった破壊痕を見て、泣きたい気持ちになったけど、
倒れてそのままのV.L.の方から視線を外して杖を探しはじめた。

――後悔、先に立たず。
27市民:02/02/22 19:21
>14
くっはぁ!!(崩れ落ちる)→(火炎瓶落下)→(炎上)
28V.L.(使役中):02/02/22 20:00
>26 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜天然の黙示録〜)



 ――ぐしゃ。 
 
 
 
 
 ひ、酷い。 
 本当のことを言ったのに……私は頭から地面に叩き付けられ、
 ちょっとおかしな方向に首が固まってしまいました。 
 痛い――感覚はありませんが、きっと痛い――痛い。 
 人をこき使ったり問答無用で殴り倒したりなおかつ雪オカマだったり…… 
  
 コノウラミハラサデオクベキカ!

 無防備に地面をあさるフローズンハーフ様。 
 その背中に目がけ、私は手頃な所にあった棒きれで殴りかかる。 
 
「氏んで下さい、フローズンハーフ様!」
29エージェント:02/02/22 20:37
>27 (砂をかけ鎮火させる)
ああ忙しい忙しい(引きずっていく)
30御神苗優 ◆3eaxRfqE :02/02/22 22:13
>前スレ595
御神苗優VSタオ
 
俺が体を引いたことで、彼女の狙いがあやふやになったようだ。
彼女の体はその動きを止めることなく突っ込んでくる。
そこに俺の繰り出した左ストレートが炸裂した。
 
避ける間もなく、まともに顔面で受け止めた彼女は、
再び民家の壁へと吹っ飛んでいく。
 
やべぇ、女の子の顔面にマジでグーパンいれちまった。
何やってんだ、俺は!! 

自己嫌悪に陥りかけた俺を再び現実に引き戻したのは、
再び起き上がる彼女の姿だった。
彼女はむくりと起き上がると、身体を回転させ、壁を思い切り蹴り飛ばす。
彼女はまるで大砲の弾みたいにして、俺に向かって突進してきた! 
 
俺も彼女に向かって跳躍する!! 
狙いは彼女の上空。彼女を上からキャッチ、上空で一回転してパワーボム狙いだ。
31タオ ◆0Ym4iRJw :02/02/22 22:37
>30
御神苗優vsタオ
(トリップ判定:L-2=N>3で、ボクの勝ちぃ!)
(現在ポイント タオ2/御神苗3)

あいつがボクを追って跳んで来て。
空中で僕を捕まえた。
そのまま一回転してボクを地面に落とそうとしてる。

そうは・・・行くか!

ボクもあいつを掴んで、さらに身体を回転させた。
両膝を、あいつのお腹のあたりに押し込む。
ここからじゃ、もう身体の位置を入れ替えることなんて出来ない!

あいつの身体が、地面と、ボクの膝に挟まれて、押しつぶされた。

地面に着地したのと同時に、ボクは跳躍した。

ボクの背中の方で、あいつが起き上がって来てるのが分かる。
意外に頑丈なんだな、なんて思いながら。

「空刃拳!」
振り向きざまに空刃拳を放った!
32御神苗優 ◆GX5eeDhA :02/02/22 22:52
>31
御神苗優VSタオ

俺は彼女のさらに上に跳び、彼女の腰のあたりを捕まえた。
このまんまパワーボムの体制に移行しようと回転した瞬間。
彼女も俺を掴んでさらに半回転した。
しかもご丁寧に腹に膝まで入れるサービス付だ。
体勢を入れ替えようにも、時間が足りない。
俺は地面に思い切り叩きつけられた。
 
「ぐはぁ!!」 
 
腹にくる衝撃。一瞬、息が止まる。
やってくれるじゃねぇか!!
 
彼女は俺を叩きつけるとすぐさま跳躍して間合いを取っている。
俺はちとふらつきながらも立ち上がった。
 
俺がまた立ち上がったことに、多少は驚いてるみてぇだな。
ま、そりゃそうか。
あれ食らったら普通はあばらの一本や二本は折れるか罅いるかで、
立ち上がれんだろうしな。
 
「空刃拳!」
彼女は振り向きざまにさっきぶっ放した気の弾丸を打ち込んできた! 
 
今度はさっきみたいにはいかねぇぜ? 
俺は気を掌に集めるイメージを思い浮かべる。
掌が熱くなり、光を発し始める。
A・Mスーツの機能の一つ、サイコブロー。
こいつで気の弾丸を打ち消し、その閃光を目くらましにして、
真正面から突っ込む!!
気づいたときには、彼女の目の前には俺の水平チョップが待ってるはずだ!! 
 
VS G.G.スレイマン【毒を以て毒を制する闘い】
前スレ >617 >619
 
 ――――ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
 
 高らかに詠唱される魔族の呪文。途切れることの無いと錯覚させるような長い長い咆吼は、
次々に『死の呪文』を相殺し――
 
 やがて、一切が消滅した。周囲には、呪文の苗床となった人間達の肉塊が散乱し、焼け焦
げた血の臭いが充満している。
 
 魔族の肉体は、ぼろぼろに破壊されている。肉体の周囲で炸裂した『屍体爆弾』は、その爆
発自体が地雷並みの破壊力を持っていた。

 腕が砕け、足が砕け、腹がえぐれ――だが、それでも魔族は生きていた。口から零れる、くぐ
もった唸り声。
 
「けええええええ……えええええぇぇ……」
 
 連続した魔法発動によって乱れに乱れていた『歌』は、ようやくその滑らかさを取り戻していた。
それに伴い、魔族の肉体は『復元』を開始する。破壊面が大きく盛り上がり、その内側から、ま
るでサナギから脱皮するように、新たな肉体を生み出していく。
 
 と――――
 その時だった。
 
 ――<どらい・きる>――――いぐじすとぉ!!――
 
「――――け? けえ?」
 
 不思議そうに、声の方向に顔を向ける。そこには、ライトアップされたスレイマンと、スタッフを
構え、つり下げられた男が一人。そして、正面から迫るのは――――
 
「――――――け?」
 
 それが、魔族の最後の言葉だった。
 
 ――魔法に対しては、魔力圏はそれを異物として認識しない。魔力は魔力を拒まない。同質の
力で成り立つ存在を、魔力圏は自動排除しない。従って、明確な防御反応を取ることが出来なか
った魔族は――なにひとつ抵抗もせずに、生み出された魔法をその身に浴びる。
 
 一瞬後。
 
 ふぁさ…………という、乾いた音が聞こえたような気がした。
 
 不可視の魔力が流れ過ぎた後。
 そこには、胸から上を根こそぎ失い、沈黙を以てそこに立ちつくす、巨大な魔族の下半身だけが
残っていた。

34タオ ◆K8rrSnLc :02/02/22 23:13
>31
御神苗優vsタオ
(トリップ判定:0-2=0<Gで、御神苗さんの勝ちぃ!)
(現在ポイント タオ2/御神苗4(リーチ))

あいつの掌が、光を帯びた。
(・・・あいつも、気を使う――!?)
そう思った瞬間。

辺りが光で覆われた。

「わっ!」
思わず目を閉じた。

次の瞬間、ちょうど鎖骨の辺りに、強い衝撃が走った。
目を開けると、そこにはあいつの顔。
口の端を歪めた、『ニヤリ』なんて言う擬音がぴったり来るような表情。
その瞬間、僕は理解した。

あの光は目眩ましで、今の手刀が本命だって事に。


また、ボクは吹っ飛んで、地面に転がった。

起き上がって、あいつを見る。

その時、ボクはある事に気が付いた。
(・・・そう言えば、あいつから・・・血の匂いがしない・・・)
正確には、人の血の匂い。
あいつの身体に染み付いてる血の匂いは・・・新しくない。

(もしかしたら・・・)
ボクは、勘違いをしてたのかも知れない。
村のみんなを手に掛けたのは・・・あいつじゃなかったのかも知れない。

(だとしたら・・・誰が・・・?)

ボクは・・・ボーっと立ち尽くした。

(トリップ判定修正、-2から-5へ)
35御神苗優 ◆l/o3xAbQ :02/02/22 23:26
>34
 御神苗優VSタオ
 
俺の掌が光を帯びたのに彼女は驚いたらしい。
だが、次の瞬間。

辺りは閃光に包まれた。

「わっ!」
彼女は思わず目を閉じてる。
狙い通りだ。

俺は一気に間合いを詰めると、彼女の胸元に水平チョップを打ち込む。
衝撃に目を開いた彼女は、目の前に俺がいることで、
さっきの光がブラフだったのだ、と気づいたようだ。
 
再び、彼女は吹っ飛んで、地面に転がっていく。
しかし、不屈の闘志で再び起き上がっきた。

しかし、なんか感じが妙だ。
起き上がったはいいが、闘志が急に萎えちまってる。
しかし、今はゴチャゴチャ考えるのはよそう。
 
俺は立ち上がった姿勢のままボーっと突っ立ってる彼女に近づくと、
彼女の腹に掌打を放つ!! 
 
36タオ ◆BjYqfLFc :02/02/22 23:54
>35
御神苗優vsタオ
(トリップ判定:K-5=P>lで、ボクの勝ちぃ!)
(現在ポイント タオ3/御神苗4(リーチ))

(ボクは・・・)

ボーっとしてて、あいつが近付いて来たのに気付かなかった。

あいつの闘気が一瞬膨れ上がったのを感じて、やっと我に返った。

(考えるのは、後だ! 今は・・・戦わなきゃ!)

あいつの掌打がボクに当たる寸前で、ボクはほんの少し身体をずらして、それを避けた。

そのまま、あいつを掴んで――。
「そぉー、っれぇ!」
背負って、空に投げ、
「たぁっ!」
ボクも追いかけて、飛んで、
「えいっ! はっ! とうっ! やぁっ!」
あいつが体勢を立てなおすより早く、拳と蹴りを叩きこんで、
「これでぇ、どうだぁ〜っ!!」
火炎輪から噴き出した炎と一緒に蹴り上げた。


あいつが地面に落ちるより先に着地したボクは、もう一度突っ込んだ!
37ファントム:02/02/23 00:10
ハインケルvsファントム 

時は深夜。月は天高く輝いている。――――場所は港。倉庫街の一つ。 
第四倉庫の一番奥で、ファントムは暇を弄んでいた。 
 
今回の任務は護衛。この港に密輸されたヤクの護衛だ。 
指定の倉庫に隠されたヤクを確認して、上に報告するのために来たのだが、それはあたしの仕事じゃない。 
眼下にいる、リズィの仕事だ。 
 
リズィはご丁寧にも、兵隊を20名強ほど護衛のために連れてきた。 
黒スーツに、黒いグラサン。黒いサブマシンガンを皆さん装備なさっている。 
厳重に厳重を重ねた警戒体制だ。 
 
その上、この港はインフェルノのシマのど真ん中だったりする。 
武装した20名の兵隊を全滅させるだけの兵力を、組織に気付かれずに持ってくるのは無理だ。 
 
そして、このあたしまでいる。 
 
――――――――は、完璧だね。 
 
まぁ、今回のヤクは渾身の力作らしい。このロスでヒットしたら、全国に流す計画まで立っている。 
リズィが、組織が慎重になるのも分からなくは無い。  
組織がアジア市場、ヨーロッパ市場に食い込めるかどうかの決定打にすらなるみたいだからね。 
どうしてもこのヤクの情報は漏らしたく無いんだろうさ。 
 
つまらない仕事だ。あたしは心の中で悪態をつくと、コンテナの上で横になった。 
――――――――――――その時、広大な倉庫は闇に包まれた。 
 
  ゴォォォーーーーン 
 
倉庫の門が大きく、ゆっくりと開け放たれた。 
距離が離れているせいもあるが、月の光が逆光になっているため、詳しくは確認できない。 
だが……間違いない。 
開け放たれた門には―――――――― 人の影がくっきりと写っていた。 
38御神苗優 ◆l/o3xAbQ :02/02/23 00:19
>36
 御神苗優VSタオ
 
彼女がボーっとしてたから、油断してたのか? 
それとも、彼女が俺が近づいてくる『気』を感じたのか? 
彼女は、俺の掌打が当たる寸前で、わずかに身を避けて攻撃をかわす。
 
そう思った次の瞬間。
 
「そぉー、っれぇ!」
 
俺は彼女に背負われ、宙に飛んでいた。
 
「たぁっ!」
 
彼女は気合の入った叫びをあげて、俺に向かって飛び上がってくる。
 
「えいっ! はっ! とうっ! やぁっ!」
 
俺が体勢を立てなおすよりも早く、拳と蹴りの連打が俺の顔に体に打ち込まれていく。
 
「これでぇ、どうだぁ〜っ!!」
 
そしてフィニッシュは、靴から噴き出した炎と共に蹴り。
ちりちりと肌が焼ける感触と共にハンマーで殴られたような衝撃を感じる。
 
そして俺は落ちていく。
だが、俺より先に着地した彼女は、再び俺にむかって突っ込んできた!! 
 
俺はすかさず体勢を立て直すと、彼女に向かってドロップキックの体勢をとる。
さぁ、俺の必殺の御神苗流星キックが強いか、君の攻撃が強いか、勝負だ!!
 
39御神苗優 ◆CuF9WdfI :02/02/23 00:20
>38のトリップはこっち使ってくれ。
前スレ>446 アーカードVSアベル・ナイトロード
 
「あの出来損ないなら、その窓の下で潰れているだろうよ」
 アベルの問いに対し、その男はそう吐き棄てた。
「なっ……!?」
 慌てて窓の方を向き――そして両肩に激痛を感じ、アベルは男へと向き直った。
 絶句した。
 男の腕。光槍によって壁に縫いとめられたそれとは違うものが、アベルの肩を掴んでいる。
 そして。
 
「拘束制御術式(クロムウェル)、三号二号一号、解放」
 
 次の瞬間、男はバラバラに
 分解した。
 体中のいたるところに無数の眼が現れ、蠢いた。
 胴体は巨大な黒犬と化し、アベルの喉笛を狙って飛びかかった。
 それに支えられていた頭はごろりと床に転がり、血を撒き散らしながら笑っていた。
 髪は足は腕はその他の部分は、
 無数の蝙蝠/百足/闇に転じ、部屋中を埋め尽くす。
 その光景は、まさしく悪夢にでも出てきそうなものだった。いや、それすらも埋め尽くす――闇。
 アベルが知っている吸血鬼の中でも、ここまでバケモノじみた者はそうはいない。
「まさか――」
 この男は、あの犯人を殺した。なぜか。彼とつながりがあった吸血鬼の氏族? まさか。彼が吸血鬼だから?
 そう、この男もまた狩人なのだ。
「――まさか」
 手にした拳銃を、肩を掴む腕にむけて撃つ。光槍が腕を引き千切る。
「不死の王、アーカード!?」
 さらに、残された残弾二発を犬に向けて叩き込む。
 対魔戦闘弾の光は、闇の中で輝きを失いつつあるように思えた。
41タオ ◆TAOadAbE :02/02/23 00:53
>38
御神苗優vsタオ
(トリップ判定:B-2=D<Cで、御神苗さんの勝ちぃ!)

ボクの特攻に合わせるように、あいつが飛び込んで来た。

両足を揃えて、大砲みたいに突っ込んでくる!!

かわ・・・せない!

今まで食らった打撃のせいかもしれない。
ボクの心に迷いがあったのかもしれない。

とにかく、身体が反応しきれなかった。

その蹴りを、ボクはお腹にモロに食らって・・・吹っ飛んだ。


吹っ飛んで、壁に叩きつけられて、やっと止まった。

立ち上がろうとしたけど・・・駄目だった。


ボクは・・・久しぶりに敗北の味を知った。
>37 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
ヴァチカンの神罰の地上代行者が、アメリカに派遣されるのは珍しい。
イスカリオテの主な活動地域は欧州、ならびに中近東がメインだ。
それが、今回こうしてアメリカのへんぴな港の倉庫街に足を運んだのには相応の理由がある。
 
新種の麻薬、それ自体は別に珍しい事でもない。
イスカリオテが顔を突っ込む様な事でもない。
向こうの警察なり縄張り争いをやっている奴らにでも任せておけばいいだろう。
 
それが、ただの麻薬であるならば。
 
今回流通されようとしている麻薬は水で粉末を希釈し、それをこともあろうに聖書のページに漬けた代物だという。
ドラッグに加えて、聖書を燃やすという背徳感によるトリップ相乗効果を狙ったというところか。
実に安っぽい、子供じみた発想ではある、しかし――。
 
許しがたい、まったくもって許しがたい所業だ。
神の御心を知るべき聖書を以て堕落への道を歩まんとする愚者共。
こいつらには、我らイスカリオテの13課が神罰を下す。
その為に現地の司法に介入し、強引に捜査権を奪ってまでこの港を突きとめたのだ。
 
一人残らず殺して、奴らの取引のタネは全て燃やし尽くしてやる。
彼女は神の代理人、神罰の地上代行者なのだ。
さび付いた倉庫の門に手を掛ける。
少しずつ、軋む音を立てて押し開いた。
 
「さぁ、出てこいインフェルノ、そしてファントム」
 
その手には、シュツルムピストルからアタッチメントを取り除いたカンプピストルを握っていた。
43『ドライ』:02/02/23 01:12
>42 ドライvsハインケル 
 
扉が開け放たれ、女は言葉を発する。 
その言葉を聞こえた者はいるだろうか? 
 
否、否、否――――――――その声は、銃声によってかき消される。 
 
       パララララララララララララッッ!!! 
          パララララララララララララッッ!!!
             パララララララララララララッッ!!! 
 
サブマシンガンから発せられた銃声が、辺りを響き渡らせる。 
銃弾の嵐が、侵入者を襲う。マズルフラッシュが、倉庫を照らす。 
 
「なんだぁっ!? おい、侵入者か!?」 
 
リズィの怒声が、銃声に負けじと響き渡っている。 
 
確か、門の警備は、7人くらいだったかね……。  
コンテナの上から見下ろす者が、3人。馬鹿正直に門に突っ立ているのが4人。 
みーんな、イングラムM11……サブマシンガンで武装している。 
 
「は、面白いじゃねえかっ!! そんなに血の雨を降らせたいのかねっ!!」 
 
脇に捨て置いたステアーAUG(突撃銃)を手に取り、コンテナから飛び降りる。 
相手の戦力は不明だ。恐らくは10〜15人。捨て身の鉄砲玉だろう。 
 
ドライは、怒声と、銃声が響き渡る闇の中を駆け抜けた。 
>43 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「派手な歓迎じゃない」
 
降り注ぐ銃弾を横目にハインケルは走る。
手近なコンテナを盾代わりにして銃弾をやりすごさなければならない。
走るハインケルの、二メートルも離れていない場所で、銃弾が地面を絶え間なく叩いている。
 
数発の銃弾が、カソックをかすめて通り過ぎる。
時には体をかすめる銃弾もあった。
あちこちから、血を滲ませている。
それでも、ハインケルの足は止まらない。
 
一つのコンテナへ辿り着いた。
だが、すぐにその陰に飛び込んだりはしない。
インフェルノの尖兵達へと向き直り、手の中のカンプピストルを向け、引き金を引く。
 
放物線を描く対戦車榴弾がスナイパーの潜むコンテナを直撃、刹那、爆発、炎上。
それを見届ける暇もなく、懐から二挺拳銃を取り出す。
爆発に一瞬我を忘れる地上のスナイパー達。
そして、それは致命傷だった。
 
銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声銃声。
銃声を伴奏にしているかのようにスナイパー達が舞う。
そしてそれが途切れた時、糸の切れた人形の様に地面にくずおれた。
 
「さて、と。次は何処?」
 
どう猛な肉食獣と化したハインケルが陰から陰へと、獲物を探して蠢きだす。
45御神苗優:02/02/23 01:35
>41
 御神苗優VSタオ
 
彼女の捨て身の攻撃と、俺の流星キックが交差する。

彼女は必死に避けようとしていた。
しかし、動きが緩慢だ。ダメージの蓄積のせいか、それとも精神的なものかは分からない。
俺の流星キックはカウンター気味に彼女に命中した。
 
軽量級の彼女の体は勢いよく宙を舞い、民家の壁に激突した。
彼女の体はゴムマリのようにはずみ、そのまま地面に倒れた。
 
手加減できなかった。それだけ、彼女の技のキレがよかった。
あのままいってれば、負けちまったかもしれねぇ。
 
俺は着地すると、すぐさま彼女の元にかけよると、彼女の生死を確かめた。
 
まだ息をしてる。体のほうも、どうやらそれほど損傷はない。
とっさに受身を取るだけの余裕はあったみたいだな。
 
俺は彼女が目を覚ますまで、墓穴を掘ることにした。
けっこう骨の折れる仕事だ、時間はロスしたくない。
 
小一時間ほどしただろうか、彼女は目を覚ました。
どういう状況なのか理解した彼女は身構えるが、俺のやっていた事と話で、
なんとか理解してくれたらしい。
今後、どうするのか、などと墓穴を掘りながら話をしていたとき、
さっきまで青天だった空が、突然曇りだした。
46アーカード ◆ARCARDr. :02/02/23 01:44
>40 VSアベル・ナイトロード
 
 闇の構成物が部屋を満たしている。
 犬、としか形容のしようがない闇色の肉食獣。
 コウモリにしか見えないそれは、しかしそれらしいディテールが欠落している。
 あんな巨大なムカデは見た事がない。
 そして、闇色の腕はもはや冗談の領域だろう。
 
 それは、まさに狂気の、悪夢の産物。
 だが、この世に存在するどのような者も、これほどの悪夢を見る事はあるまい。
 
 その闇は、どう見ても闇でしかないのに、闇の姿で笑っていた。
 このうえなく、笑っていた。
 
「ほう、さすがはヴァチカン。私の事くらいは知っているか」
 
 何処からともなく響くアーカードの声。
 その声に、特にこれといった感慨は込められていない。
 
「だが、このままではおまえの命はないぞ」
 
 ドスッ。
 
 その声と同時に、肉を突き破る音。
 
「……え?」
 
 呆然と、首を下へ向けるアベル。
 その目が見たモノは――。
 
 腹を貫き、背中から生えているとてもとても真っ黒な腕。
 だが、今やその腕はアベルの血を受けて赤く染まっていた。
47『ドライ』:02/02/23 01:46
>44 ハインケルvsドライ 
 
爆発――――――――リズィは呆気に取られるしか無かった。 
銃声は未だに鳴り響いているが、恐らく門の首尾は全滅だろう。 
 
馬鹿な――――相手の戦力は? ここは組織の縄張りのど真ん中だぞ? 
なぜ気付かない? 相手はどこのどいつだ? 
 
(えぇい!! ちくしょうっ!!!) 
 
「散らばれ!! 散会するんだ!! 個々に侵入者を撃退しろっ!!!」 
 
固まっていては危険だ。リズィは長年の経験から、そう判断した。 
懐から拳銃を出し、弾数を確かめ、コッキングする。 
 
――――この重く冷たい感触は、こういうときには非常に頼もしい。 
 
(……行くよっ!!) 
 
リズィもまた、拳銃を構えながら銃声の鳴り響く方へ駆け抜けた。 
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
 
ドライもまた、コンテナの間を飛び移りながら、目標に向かって駆けていた。 
48タオ ◆TAOadAbE :02/02/23 01:53
>45
御神苗優VSタオ
 
ボクはあいつ・・・じゃないや、御神苗さんから話を聞いて、謝った。

御神苗さんは悪くなかった。
それなのにボクは、勘違いして飛び掛った。

「これから・・・どうするんだ?」
御神苗さんがボクに聞いてくる。
どうする、って言われても。
みんなはいなくなっちゃったし、どうしたらいいのかなんて、分からない。

答えにつまって、ちょっと俯いたその時。

いきなり地面が薄暗くなった。

「!?」
驚いて顔を上げた。

空には、大きくて、黒い船がいくつも浮かんでいた。

「何・・・アレ・・・?」
独り言みたいに言葉を漏らしたボクの中で、何かがざわめいた。
(何だろ・・・あの船から、嫌な感じがする・・・)
もしかして、これが父さまの言ってた『邪悪な波動』って奴なんだろうか。


黒い船は、しばらくボク達の上で動かずにいて。
それからゆっくりとどこかに向かって動き出した。

(確かめてみよう――!)
そう考えた次の瞬間、ボクの足は黒い船を追いかけていた。
>47 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
ハインケルは陰の中を走り続ける。
生粋の暗殺者である彼女は、完璧に夜の闇の中にとけ込んでいた。
 
合間から見えるインフェルノの人間を、一人、また一人と着実に仕留めていく。
男達は、自分がいつ殺されたのかも知覚していまい。
それほど、完璧に気配を感じさせないスナイプ。
 
4人射殺したところで、3人の人間が比較的密集している場所を発見した。
チャンスとばかりに口元を歪めて、懐からパイナップルを取り出す。
ピンを抜いて、真ん中に投擲。
 
カンッ、と言う音に振り向いた男達。
それが何なのかを理解した時にはもう遅かった。
男達の恐怖と驚愕に歪んだ顔が、爆発の閃光に飲まれて消える。
一際大きな爆音と爆発の花火が上がって、辺りを照らし出した。
 
「後半分ってところかねぇ?」
 
そう呟きながら、ハインケルを誰何する男の脳天を撃ち抜いた。
50エピローグ:02/02/23 02:14
>33
G.G.スレイマンVS名も無き魔族【毒を以て毒を制する闘い】
 
その場所に、ヒトが踏み込んだらなら、まずは濃密な血肉の香りを感じ取ることだろう。
臭いは、どの生物にとっても最も原始的でかつ、強烈な感覚だ。
 
そして、次にはパチパチと何かが燃えるような音を聞くだろう。
閉鎖されたこの空間では小さな音でも良く響く。
 
やがて、薄闇に目が慣れた頃、見なければ良かったと後悔するだろう。
 
まず目を引くのはそこらじゅうに散らばった肉片だろう。
脳髄はそれが獣の肉であると判断したがるかもしれないが、残念ながら手首だとか、
耳だとか、人間の物であることを示す痕跡こそはっきり残っていたりする。
 
次に、部屋の真ん中に置かれた冗談のようなオブジェだ。
その形を例えるならば、人間の下半身。小型の自動車にも匹敵する大きさを持ち、
バッタのような足をもつものを人間と呼んでよいのなら、の話だが。
 
そして、脳はそれを見ることを拒否したがるだろうが、目はイヤイヤながらも引き付けられてしまうだろう。
元の色が判らなくなるほど血に塗れた魔人と、異常に膨れ上がり不気味に蠢く肉塊を。
 
その肉塊には5本の指がついた前肢と、靴をはいた後肢と、眼窩が空洞になった顔がついていた。
 
魔人はじっくりとその肉塊を眺めたあと、まるでそうするのが自然であるかのように、
肉塊に付いている顔面に足をかける。
頭蓋骨がみしり、といった音を立てると
「ぎぃいいぃいいぃいいっぃいいっ!!」と肉塊についた顔面が悲鳴をあげ、その眼窩から血涙が漏れる。
 
「クク、前のが壊れちまったからな、貴様にはたっぷり俺の相手をしてもらうぞ」
と、肉塊に向かって魔人は告げる。
「だが、あいにく今日はもう疲れた、また今度遊びに来てやろう」
 
と、言って右手に仕込んだ杖を肉塊に向け、杖がなにやら音を立てると、肉塊の動きが止まった。
いや、よく見れば非常にゆっくりと動いてはいる。
<停滞>の呪法によって、その肉体に流れる時間を遅延させられたのだ。
 
「それまでじっくりと力をつけとけ、パパは期待してるぞ?・・・ってな、クハハハハハハハハハハッ!」
と、たっぷり嗤うと魔人はこの場を立ち去った。
 
 
ところで、魔人は自分の仕掛けた玩具を忘れてしまったのか、
数ヶ月たってもここに戻ってくることは無く、やがて、<停滞>の効果も消えうせた。
そのせいで、栗色の髪を持ち、大きな眼鏡を掛けた童顔の監督官が過労死寸前にまで追い詰められ、
若き無資格戦術魔法士がわざわざトリスタンから引っ張り出されることになるが、
 
それはまた、別の話となる。
名も無き魔族VSスレイマン【毒を以て毒を制する闘い】
のレス番まとめだ

前スレ分

(導入) >318 >319
(闘争)>327 >349 >367 >377 >414 >426 >438
>458 >486 >497 >513 >563 >597 >617
>619
 
本スレ分
(闘争続き)>33
(エピローグ)>50
 
以上だ、遠慮なく殺れる相手だったんで楽しめたぞ、クハハハハハッ!!
52『ドライ』:02/02/23 02:17
>49 ハインケルvsドライ 
 
(馬鹿な……!?) 
リズィは戦慄した。この女はなんだ? 何者だ? なにをやっている? 
まさか、まさか、まさか、まさか―――――――――――― 
 
――――――――この女、一人で進入したのかっ!? 
 
驚愕の事実。だが、信じるしかない。 
女……侵入者はリズィにまだ気付いていない。 
距離が離れすぎているからだ。コンテナ三つ分先に奴はいる。 
 
(狙うなら、今だ) 
 
それはリズィらしからぬ行動だったかもしれない。 
だが、リズィは感じていた。――――――敗北を。 
本能的に、感じていた。自分たちは、あの女に、負ける、と……。 
 
その不安感を拭うために、リズィは走る。 
 
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」 
 
目標目掛けて一直線に―――――――― 
 
パンッ パンッ パンッ !!! 
 
拳銃が火を拭く。目標に目掛けて、乱射しながらもリズィは駆ける。 
その様を見たドライは、クスリと笑った。 
 
(リズィ、あんた……死ぬよ)
>52 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
発砲音――!
掛け声と共に放たれたそれを察知したハインケルは、そちらを見ずに前に飛ぶ。
一拍置いて、先ほどまでハインケルがいた場所を銃弾が通り過ぎ、コンテナの壁を叩いた。
そのままの勢いで前転して立ち上がりざま振り向き、その主へ狙いも付けずに乱射。
遠くて確かな判別は付けられないが、とりあえず敵は体勢を崩したようだ。
 
そのままその敵を無視して、周りから集まりだした男達へと意識を向ける。
互いの手を交差させる様に組んで、左右から迫る男達へと引き金を引く。
一回引き金を引くたびに一つの銃声、それに併せて一人の男が倒れる。
その過程がきっちり7回繰り返された。
それを確認して、ゆっくりと構えを解いた。
 
すっかり静かになった辺りを、それでも油断なく見回す。
どうやら、あらかた雑魚は片付けたようだ。
だが、そう、まだ真打ちが出てきていない。
つまり、ファントムだ。
 
「さぁ、余興はこの辺でいいだろう――ファントム?」
 
ハインケルは、必ず自分を見ているであろうファントムに、そう声を掛けた。
54『ドライ』:02/02/23 02:47
>53 ドライvsハインケル 
 
リズィが撃たれた……。 
致命傷では無い。だが、着弾のショックで崩れるように倒れるリズィ。 
ゆっくりと、ゆっくりと倒れていく……。 
 
崩れ落ちる黒人の女。 
膝を突き、がくりと倒れ込む……。 
丁度、その女を盾にしていたかのように、そこから銃身が伸びている。 
 
パパパパパパパパパパパパパッッ 
 
「ハハハハハハッ!! 甘いねえ、侵入者っ!!」 
 
リズィのぴったり真後ろをつけていたファントム。 
あの女はこちらを意識していない……。突進しながらもステアーAUGを乱射する。 
 
「あたしがファントムっ!! あんたがご所望のファントムだよっ!!」  
55御神苗優:02/02/23 03:33
>48
御神苗優VSタオ
 
女の子の名前はタオと云うらしい。
俺の話を聞いて納得してくれたらしく、
勘違いしていきなりぶん殴ってきたことを素直に謝ってくれた。

「これから・・・どうするんだ?」
俺は彼女に聞いてみた。
彼女は答えにつまり、俯いた。
どうやら身内ももういないみたいだ。
「もしよければ・・・・・・」
俺がアーカムに誘おうと声をかけようとした瞬間。

いきなり地面が薄暗くなった。

「!?」
俺たちは驚いて空を見上げた。

空には禍々しい気を放つ、黒い船団が浮かんでいた。
 
「何・・・アレ・・・?」
独り言のように言葉を漏らす彼女。
俺も答えを考えあぐね、ただただ空を眺めていた。

黒い船の群れは、しばらく上空で停止していたが、
やがてゆっくりとどこかに向かって動き出した。

それを見た彼女は黒い船を追いかけ走り出した。
 
「あ、ちょっと待て!!」
 
俺はそれを見ると急いでプレートを彼女に放った。
彼女はそれをキャッチする。
 
「何かあったら、すぐそこに連絡するんだ。出来る限りの手助けはするぞ!」
 
彼女は力強く頷くと、再び船の消えた方角へと走り出す。
そして俺も、自分の仕事場へ向かい走り出した。
 
その後、俺もまたこの黒い船団を追って各地を走り回ることになるんだが、
その話は、いずれ又語ろう。
 
56タオ ◆TAOadAbE :02/02/23 03:39
御神苗優vsタオ
レス纏めだよ。
 
前スレ分(ttp://salad.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1013867220/)分
>564>565>566>568>569>572>576>580>581>587>588>590>593>595
本スレ分
>30>31>34>35>36>38>41>45>48>55

御神苗さん、お疲れさまでした!
57キング・マキシマム:02/02/23 04:12
狩人は混沌の象徴、悪魔城に向かっていた。
そして、とうとう悪魔城の巨大な門の前にたどり着いた。



すると、突然、上空からいくつかの巨大なチェスの駒が降ってきた。
駒が人型に変形し、其の中で王の駒が狩人に話し掛ける。
 
「我輩は、王・マキシマム。悪魔城無敵の門番よ!」
 
他、兵士、騎士、僧侶、城兵の駒が狩人に対して、戦闘姿勢をとる。
 
「言っておくが、我輩の頭脳の前ではいかなる虚勢も意味がないぞ! グハハハハハ!」
  
(戦力 *全て、オリハルコン製で高機動、怪力 
 王・マキマシム 必殺技? なにそれ、食べ物?
 城兵×2 必殺技 キャスリング(王と身代わりに犠牲)
 騎士×2 必殺技 ライトニングバスター(接触して爆発)
 僧正×2 必殺技 バギクロス(真空刃) ツインビニングソード(突進技)
 兵士×8 必殺技 灼熱拳(接触して打撃技))
 
 
(対戦者先着2名まで♪ 5時になったら中断予定)
58キング・マキシマム:02/02/23 04:35
むっ、いかん!
我輩のカラータイマーがっ!!
諸君、続きは昼にしよう!!!
 
ジュワッチ!
59葛丸(M):02/02/23 04:36
黒いボディの機械の侍が現れ、
凛とした名乗りを上げる。
 
「我が名は、学天則 葛丸一號(がくてんそく かずらまるいちごう)
参る!!」
60両儀 式:02/02/23 04:37
>57-58 
おい………このみなぎったアドレナリンをどうしてくれるんだよ……。 
61両儀 式:02/02/23 04:37
>59 
ジ………
62葛丸(M):02/02/23 04:41
>58 キング・マキシマム
おのれ、逃げるか!!
拙者は昼に来られるとは限らぬぞ?
・・・くっ、声ももう届かぬか。
 
>60式
む・・・拙者は罪も無き者とは闘わぬ。
ここは失礼させていただく。
御免!
 
(バーニアを噴射して帰還)
63両儀 式:02/02/23 04:45
>62 
……なんだったんだ……。
64狂阿弥(M):02/02/23 13:55
狂阿弥 VS ミア・フォーテー 導入
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
廃墟の街を駆ける、異形の集団。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
鬼の面を着けた、忍び装束の男たち。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
その先頭を行く、髑髏を模した面の男。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
伊賀同心四人衆が一人、狂阿弥。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
彼らが狙うは一人の女。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
死してなお生き続ける、その女。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
ミア・フォーテー。

「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」
総勢十人の忍びが、彼女を襲う!
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>64

「一体何だってんのよ!?」

突然現れた怪しい格好の奴ら。
チャンバラ・ドラマから抜け出して来たような時代錯誤な格好の。
でも、足にはスケボーを装備していて。

「ナムアミダブツって、アンタらブッディストじゃないのかよ!?」

飛んでくる投げナイフ―――いや、シュリケンか? ―――をかわしながら、
一人だけローラースケートを履いてる髑髏面の奴に左手の拳銃を発射。
親玉らしいそいつに銃弾がヒット―――


―――する前に、そいつを庇う様に進み出た鬼面の一人の脳天が砕け散った!?


「―――何なのよ、こいつら・・・」

背後から迫って来た奴の腹を蹴り飛ばし、
右側から斬りかかって来たもう一人の攻撃を『ブレード』で捌きながら
私は目の前の光景に慄然とする。

・・・この後、さらにおぞましい光景が展開されようなどとは、ぜんぜん気づきもしないで。
66狂阿弥(M):02/02/23 14:32
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
 
目の前で下忍の一人が、狂阿弥を庇い、銃弾を喰らって弾け飛ぶ。
頭を失ったその亡骸が、目の前を遮る。

躊躇もなく、手に持った大鎌を振るい、下忍の骸を真っ二つに両断。
そして、嘆く。
 
「お、おおぉぉぉぉ・・・何という、何ということ・・・」
「貴様ぁ! 何と惨いことをするかぁ!!」
 
 
その間にも、下忍どもはミアへの攻撃の手を緩めない。
二人が、ミアの足を狙って手裏剣を投擲。
二人が、スケボーで壁をつたい、横合いから忍び刀を振るう。
 
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・」

背後の狂阿弥は、ブツブツと念仏を唱えながら、いささかも速度を緩めず、追ってくる・・・
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>66

「ムゴいのはアンタらの方だろーがぁぁっ!!」

邪魔になった仲間の死体を両断しておいて、惨いも何もないもんだ。
しかも攻撃はしっかり仕掛けてくるし。

とりあえず、足元に飛んで来たシュリケンをジャンプでかわし・・・・・・

「・・・てぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

思わず口から思考が漏れる。だって・・・・・・

「スケボーで壁を滑ってるぅぅぅぅぅぅっ!?」

非常識だ。一瞬ならともかく、あんな長時間壁をスケボーで滑れるはずがない。
これはもしかして・・・

「東洋の神秘って奴!?」

・・・はっきり言ってどうでも良かった。
気を取り直し、双方から襲ってくる斬撃に対処。
右の奴を『ブレード』で殴り倒し、左の奴に拳銃弾を2発。

「念仏唱えてる暇があったら、とっとと帰れエセブッディスト!!」
68狂阿弥(M):02/02/23 15:03
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>67
 
銃弾を身体に受け、また下忍が一人逝った。
それを見た狂阿弥の嘆きは収まるところを知らない。
 
「お、おぉぉぉぉうぅぅぅ!!! なんたること、なんたる罪深いことだ!!
「小娘、堕地獄必定はもはや覚悟せい!!」
 
いいつつ、『ブレード』で殴られ、気を失ってこちらに流れてきた下忍の首を鎌で刎ねる。
くるくると回転するそれを左手で掴み、その口蓋に火薬を仕込み、ミアに向かって投げつける。
 
「南無阿弥陀仏!!」
 

首を投げつけると同時に、潜んでいた下忍が飛び出してくる。
月の光を背にして、廃屋の屋根をスケボーで滑ってくる下忍二人。
その二人が、上からミアに襲いかかり、呼応するように、先程手裏剣を放った下忍二人が襲いかかる。

「南無阿弥陀仏!! 南無阿弥陀仏!! 南無阿弥陀仏!!」
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>68

「何だそりゃぁぁぁっ!!」

生きてる仲間の首を刎ねたあげく、投げ飛ばすようなアンタが罪深くないっての!?
・・・ダメだ。東洋人の感覚にはついていけない。

「とぉ!」

飛んでくる生首を打ち返すために、『ブレード』を構え直し―――


「・・・っ! うわちゃっ!?」

目の前で破裂する生首。
とっさに『ブレード』を盾にするが、それでも一瞬視界がさえぎられた。

カンカンカンカンッ!!

飛んでくるシュリケンを音だけを頼りにかわし(それでも二発背中に突き刺さったが)、
振り回されるカタナをとっさにしゃがみ込む事で外す。
そのまま『ブレード』の引き金に指をかけ――――――

「邪魔だどけぇぇぇぇっ!!」

マシンガンのように銃弾を乱射。周囲に弾をばら撒く。

「アッタマきた! 何だか知んないけど覚悟しろっ!!」
70キング・マキシマム:02/02/23 15:43
フハハハ、ここから先は一歩も通さぬ。
さあ、来い!
我輩の軍団の恐ろしさ、見せてやるわ。
71狂阿弥(M):02/02/23 15:45
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>69
 
ミアの手にした『ブレード』から銃弾が乱射される。
咄嗟のことに反応も出来ず、全身に鉛玉を撃ち込まれ、弾け飛ぶ下忍たち。
 
しかし、攻撃範囲にあった狂阿弥は違った。
銃弾を確認するが早いか、近くにいた下忍の首をむんず、と掴み、自らの前にその肉体を掲げる。
ばら撒かれた銃弾は、その下忍に当たり、狂阿弥には傷一つない。
 
「おおぉぉぉ、またしても罪を重ねたか、小娘ぇ・・・」

しかし、このままでは接近する前に蜂の巣だ。
怨嗟の声を上げながら、路地に入り、一旦姿を隠す狂阿弥。
速度において上回る今であれば、不意も打てるはず。
 
その間下忍どもには頑張ってもらおう。
 
 
既に残った下忍は三人。
未だ攻撃に参加していなかった二人と、手傷を負ってはいるものの戦えるもの一人。
しかし、その動きに乱れはない。職務を、下命を確実にこなすのが彼らの存在意義なのだ。
 
猛然とミアに迫る三人。
傷を負った一人が先頭に立ち、その背後に、二人が縦に並んで銃弾を喰らうものを減らそうと試みる。
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>71

「だぁぁぁっ!! 邪魔だ! どけ! 吹っ飛べぇぇぇっ!!」

目の前のニンジャ(仮)に『ブレード』の銃弾を叩き込み、体制が崩れた一瞬を狙って後ろの奴を拳銃で射撃。
飛び上がって上から降ってくる最後の一匹を拳銃を握ったままの左手の甲で叩き落す!

ぐしゃ

ついでに踏みつけ息の根を止める。
『グエ』という鳴き声はとりあえず無視。

死んだふりをしていた一匹が、地面すれすれを滑りながら襲い掛かってきた。
私は半歩右へ移動。
目標を失って間抜けに壁に突っ込んでいくそいつの頭に拳銃で一発。

ぱん!

乾いた音を立てて飛び出す銃弾。湿った音を立ててはじけるニンジャ(仮)の頭。


「・・・・・・ハア、ハァ、ハ・・・・・・」

とりあえず敵は全滅したみたいだ。
死体が一つ、二つ・・・九つ・・・あれ?

「一人分、足りない?」
>28 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜どっちもまぬけでした〜)
「あああ…折れてるって事はたぶん無いとしても、この中に埋まってる事はあり得るわよねぇ…
 ううぅ、ワタシのバカァ……えぐえぐ…」
 
泣きながら、潰れた手首やキメラヴァンプの死骸や布キレや氷の球が散らばっている
森の中の小さな広場で、ネクロマンサーの杖を探し続けるフローズンハーフ。
 
死骸をどかしたり、氷球を動かしたりしてるその背中に、迫りくる人影……
 
「氏んで下さい、フローズンハーフ様!」
「―えっ?」
 
気づいて振り向いたときにはもう遅かった。
V.L.がその手に棒を持ち、振り下ろしてきた。
 
        ぽかっ☆
 
「あたっ!?」
本来、ただの棒きれならば霊体であるフローズンハーフに触れる事も無くすり抜けるハズなのに、
その棒はフローズンハーフの頭を直撃した。
…なんらかの魔力の宿った棒なのか?
とはいえ、そんな都合のイイモノがそうそう落ちてるとは思えない。
 
「って、ソレ…?」
ふと思い、有無を言わさずV.L.の手首を氷で拘束して持っていた棒を奪い取る。
その棒には見覚えがあった。
探していたもの=盗まれたネクロマンサーの杖、だった。
74狂阿弥(M):02/02/23 16:45
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>72

裏道を疾走しながら、小瓶を取り出し、一気に飲み干す。
その瞬間、びくり、と身体が震える。
目が今まで以上の狂気に爛々と輝き出す
 
身体能力を一気に高め、痛みすら感じなくさせるという、伊賀の秘術「伐娑禍の術」
狂阿弥の唇が、ニイィ、と歪んだ。
 
下忍を一掃し、その数を数えるミア。
気が逸れたその一瞬。
 
月の光を背に、狂阿弥が襲いかかる。
 
「南無阿弥陀仏南無!!」
「儂に斬られれば、極楽往生! 安んじて涅槃に行けいっ!」
 
信じがたいほどの速度で大鎌が振り下ろされる!
75キング・マキシマム:02/02/23 16:52
フハハハ、皆、我輩に恐れをなしたか!
カラータイマーが点滅している。
さらばだっ!
じゅわっ!!
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>74

「・・・だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

畜生、油断した。髑髏面がまだ残ってたんだった!!
とっさに『ブレード』を振り上げ大鎌をガードしようと試みるが―――――


ギィィィィィィィィィン!!!!


激突した金属同士が悲鳴を上げる。何とかピンチを免れたっ!?

・・・やられた。腕一本持っていかれた。
完全に切断はされてないものの、左腕はもう、使い物にならなそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・コ ノ ウ ラ ミ 、ハ ラ サ デ オ ク ベ キ カ

私は残った右腕でしっかり『ブレード』を保持すると、相手の側面に飛び込んで
脳天めがけて回し蹴りを放ちつつ、『ブレード』を横薙ぎに振り回す!

「私が行くのは天国だ! アンタはちゃっちゃと地獄へ落ちろ!!」
77アンデルセン神父(M):02/02/23 17:11
>75
ゲハァハァ。

昨日のケコーン式でためたストレスを発散させるためのサンドバッグになりなさい、
キング・マキシマム!!

(銃剣を取り出す)

……あれ、いなくなってしまったんですか。チィッ、せっかく久しぶりに異端を殲滅できると
思っていたのに。

修道院帰って寝るとしますか。
78狂阿弥(M):02/02/23 17:19
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>76
 
側面からの回し蹴りに、異常なまでの速度で反応、長大な鎌を盾にして防御。
そして、その衝撃をそのままに、後ろに跳び『ブレード』の横薙ぎの一撃を回避。
 
そして素早く向き直り、ミアの受けているダメージを確認。
・・・左腕が、コワレタらしい。
その有様を見て、肉食獣めいた獰猛な笑みが浮かぶ。
 
「だから、儂に斬られれば極楽往生、涅槃へ旅立てるというに・・・」
「抵抗を続ければ、堕地獄必定、おお怖や怖や」
 
うそぶきながら、身を低く屈めてミアに襲いかかる。
低い姿勢から、跳ね上げるような大鎌の一撃。
到底、大鎌のような巫山戯た大きさの武器とは思えないほどの速さ。
 
「南無阿弥陀仏!!」
狙いは、左腕の完全破壊!
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>78

「ゴクラクなんかにゃ行かないって言ってるだろうがっ!!」

足元からうなる大鎌の一撃。
私はジャンプしてその大きな刃の上に飛び乗ると、その上からさらに飛び蹴りをかます!!

「テンチュー!!」

何となく意味不明な叫び声をあげながら。
80V.L.(使役中):02/02/23 17:37
>73 (V.L.(使役中) vs フローズンハーフ 〜まぬけ、暁に死す〜) 

 手応えアリ! 
 幽霊に何故、棒が当たるかはさておいて、始めて有効な打撃を与えました。 
 良し、この勢いで攻めれば……

「って、ソレ…?」  

 そんな言葉と共に、冷気を一投。さっくり腕が凍り、棒を奪い取られます。 
 ああ、私のせっかくの武器が――と思っていたら、雪オカマが叫び声を上げました。  
 
「ネクロマンサーの杖じゃない!」 

 ネクロマンサーの杖? はて、どこかで聞いたことがあるような? 
 (註:間抜けを召喚した魔法の杖です)
 ……なんだか色々と思い出してきました。それこそ、走馬燈のように。 

 召喚者がナハ(略)だったこととか。
 ジャンボジェットでナハ(略)が死んだこととか。 
 蘇生に失敗して、完全に消えたこととか。 
 召喚者が氏んだから、ここに留まる理由がないこととか。 
 そもそも命令はなんだったか、とか。
 
 ――――――あれ、私は何をしていたんでしょうか? 
 
 あたりを見渡す。 
 目の前には、なんだか凄い形相のフローズンハーフ様がいらっしゃいます。 
 手には赤い札付きの杖を持って、ぶらぶらと揺らしていました。 
 
「……さてと」 
 
 地面へ一気に魔法陣を書き上げ、異世界への道を開きます。
 迷わず飛び込む、私。

「では諸君、達者でな」
81狂阿弥(M):02/02/23 17:41
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>79

「ぬ!?」
 
振り上げた大鎌の上に乗った!?
驚愕の間もなく、そのまま飛び蹴りをしてくるミア。
 
無論防御が間に合うわけもなく、見事に顔面にその一撃を食らい、
吹き飛ばされ、廃屋に叩きつけられる。
 
しかし「伐娑禍の術」の影響下にある身体は痛みすら感じず、
何事もなかったかのように跳ね起きる。

「済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、
 済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、
 済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、
 済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、
 済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、
 済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる、済度してやる」
 
ブツブツと呟きつつ。
 
「けきゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!」
 
怪鳥のような叫びと共に、一足飛びに間合いを詰め、大鎌を振り下ろす!
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>81

「余計な親切ドデカいお世話っ!!」

突っ込んでくる大鎌を、何とか『ブレード』で受け止める。

・・・くっ

さすがに片腕では分が悪い。何とかしないと・・・

!!
あれだ!

私はじりじりと後ろに下がりながら目的の場所へと近づき、
見つけたそれを蹴り上げた!

飛んでいったのは壊れたスケボーの車輪の一つ。
相手の右肩目掛けて唸りをあげる!
83狂阿弥(M):02/02/23 18:04
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>82

「ぬぅわぁ!!」
 
ミアの蹴り上げた車輪が右肩に当たる。
痛みは感じずとも、身体機能は正常なのだから、力が抜けてしまう。
 
こちらの力が緩まったのを見てとり、距離を取ろうとするミア。
 
「逃がさぁぁん!!」
 
叫びつつ、大鎌の柄を左手でぐいと捻る。
すると、柄に仕込まれた刃が踊り出す。
 
そして、その刃を距離を取ろうとするミアに向かって突き込んだ!
>80 (V.L.(使役中)vs フローズンハーフ 〜そして伝説へ〜)

「では諸君、達者でな」
そんな言葉を残して、V.L.は魔法陣に消えた。

あとに残されたのは、ネクロマンサーの杖を握りしめ、ぶるぶると震えながら
立ち尽くすフローズンハーフ。

そして、氷の球が降ったせいでわりとヒドイ事になってる森の広場。



「………はあぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜……」
長い溜息をつき、一気に脱力するフローズンハーフ。
…とりあえず、悪魔城へ帰ろう。
やるべきことはやったんだし。

―――――どうせもっかい召還すれば、V.L.はいくらでも殴り飛ばせるし。

肩を落としつつもにやりと笑いながら、フローズンハーフは悪魔城の在る方角へと飛んでいった。


その後。

悪魔城の地下牢から、まぬけの悲鳴がときおり聞こえたり聞こえなかったりしたという。
まぬけに幸あれ。
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>82

「やだ、逃げるっ!!」

いきなり間合いを伸ばしてきた髑髏面の一撃を、私はバック宙でかわして『ブレード』を操作。
ブレード部分が二つに割れる。
バランスを崩して地面を転がるものの、体勢を立て直して狙いを定める。

「エセブッディストのニンジャ(仮)! よく覚えときな」

飛来する穂先をさらに転がってよけ、私は相手に声をかけた。

「こっちじゃ相手をゴクラクに送る時はこう唱えるんだ・・・」

停止して再び相手を捕捉。しっかり狙いをつけて・・・

「『エィメン』ってな! ・・・くたばれ時代錯誤野郎!!」

ビームを発射するもう一つの引き金を引いた。


ィィィィィィィィィィィィィィン!!!!


絶叫と閃光がほとばしる―――――――――
V.L.(使役中)vsフローズンハーフ レス番まとめ

前スレ分
>411 >412 >413 >414 >415 >416
>417 >418 >419 >420 >421 >422

今スレ分
>24 >25 >26 >28 >73 >80 >84

いろいろとありがとうね、V.L.さん。
87狂阿弥(M):02/02/23 18:35
狂阿弥 VS ミア・フォーテー
【狂い念仏】
>85
 
隠し刃の一撃も躱された。
―――踏み込みが甘かったかっ!
 
だが、体勢は崩れている!
今ならばっ! 殺れる!!
 
しかし、ミアの『ブレード』が二つに割れて、そこに光が見えた。

(まさか・・・!?)
 
光が、広がっていく・・・

「光が、光が見える・・・ひゃはははは、阿弥陀如来の光臨じゃあああああ」
 
・・・『ブレード』から放たれた閃光が狂阿弥を焼き尽くした。
<遠野志貴の多難?な1日>
 
それは、何気ないごく普通の休日だった。
……死徒である私には休日も何も関係ないけど。
 
気紛れで、街に遊びに出た私はある男性と出会うことになった。
といっても、アルクェイドのしたぼくの志貴のことだけど。
 
ふと、この前、アルクェイドと一緒に食べに行った中華料理屋での会話を思い出す。
 
『志貴はねー、どんな時でも私一筋なんだ』
 
『志貴と私の絆は誰にも引き離せないんだ』
 
『ああ、ごめん。アルトルージュ、あなたにはまだ恋人がいなかったわね』
 
『まあ、いくらあ〜ぱ〜でロリッ子でどうしようもないあなたでも、いずれは恋人ぐらいできるわよ』
 
……その後、中華料理屋が半壊したのは言うまでもない。
 
その時の事を思い出して、私の心にドス黒いものが芽生えた。
……アルクェイド、あなたのご自慢の恋人がどれほどのものか見せてもらおうじゃない!
 
 
俺はアルクェイドとのデートの待ち合わせ場所に向かっていた。
もっとも、まだ時間まで2時間以上あるのだが……
 
どうせ、アルクェイドのことだ。
1〜2時間程度は早く来ていておかしくない。
 
そう考えながら、待ち合わせ場所の公園に向かう。
そこに前から黒い服を来た少女が俺に走ってくるのが見えた。
……って、アレはアルトルージュ!?
 
 
私は、目前の男―志貴に駆け寄る。
そして……
 
「久しぶりね、志貴。ねえねえ、どうせ、今日、暇でしょ? これから、私と遊びにいかない? 私が奢るから!」
 
さりげなく上目使いで志貴を見つめる。
もちろん、こっそり魅了の魔眼を発動しているのは言うまでもない。
 
(ルール:トリップ3本勝負、
私(この書き込み)>志貴(トリップ)>志貴(トリップの勝敗による心情の揺らめき描写)>私……
で先に2本先取した方が勝ち)
89『殺人貴』 ◆iaMwIbWo :02/02/23 19:03
>88<遠野志貴の多難?な1日>

『―――――これから、私と遊びにいかない? 私が奢るから!』

なんなんだろう、コイツは。
いきなり現われて、いきなりデートのお誘いとは。
………知ってる筈なんだけどな、俺にはアルクェイドしか見えないってコト。

「あ、悪いけど、これからアルクェイドと―――」

デートなんだ、と続けようとして違和感に包まれた。
90えぴろーぐ:02/02/23 19:03
【狂阿弥 VS ミア・フォーテー】

『ブレード』から放たれた閃光が狂阿弥を焼き尽くした。
死の瞬間に、何やら叫んでいたらしいが、知ったことではない。
 
「ううっ、痛いよ・・・」
 
切り裂かれた左腕を押さえながら、よろよろと廃墟の街を後にする。
 
結局あのニンジャどもがなんなのかはわからないが、そんなことに思いを巡らす暇も気もない。
とりあえずは、生き延びた。まずはそれだけで充分だろう。

                                                      【終幕】


ククク。レス番纏めだ。
>64>65>66>67>68>69>71>72>74
>76>78>79>81>82>83>85>87
 
南無阿弥陀仏。
91『殺人貴』 ◆hKILL/T. :02/02/23 19:12
>89<遠野志貴の多難?な1日>

―――――どくん!

鼓動が一回り大きくなったのを自覚した。
何故だろう、アルトルージュが無性に可愛く見える。

アルクェイドをそのまま幼くしたような姿。
アルクェイドに似た顔立ち。
アルクェイドより長い太陽の色の髪。
アルクェイドと同じ血の色の瞳。
アルクェイドと―――――

   違う!
   そうじゃない!!

比較なんかじゃない、目の前のアルトルージュから目が離せないんだ。
―――どうかしてる。
どうかしてるって解ってるのに、どうして―――――
>91
<遠野志貴の多難?な1日>
 
(ふふん、どう、アルクェイド? ご自慢の恋人も私にかかればこんなもんよ♪)
 
私の魅了の魔眼は確かに効果をあげている。
もう一押しで『堕ちる』!
 
リィゾとフィナから習った必殺コンボで一気に決着よ!
 
「……アルクェイドが何? ……私と遊ぶのは嫌?」
 
今度は、涙目で志貴を見つめる。
ついでに魅了の魔眼の効果を更に強める。
 
「そうよね。私みたいな出来そこないなんて魅力ないよね……」
 
うつむく。
それでも、上目使いで志貴をちらりと見ることは忘れない。
全て、きちんと計算済み。
角度とか……
93『殺人貴』 ◆KR38uULw :02/02/23 19:35
>92<遠野志貴の多難?な1日>

―――――どっくん!!

何だかヤヴァイぞ、俺…。
さっきからどうしょうもなくアルトルージュが愛しくなって来てしまってるじゃないか。
不自然だ、と頭の片隅で警告が上がって来ているっていうのに、中心の方が聞きやしねえ。

その涙目!
角度を完璧に計算され尽くした上目遣い!!

俺はどうすれば良いんだ、アルク―――――
94『殺人貴』 ◆hKILL/T. :02/02/23 19:56
>93<遠野志貴の多難?な1日>

―――――ぷつん…

   何かが

   切れる

   音が  聞こえた…

『―――私みたいな出来そこないなんて魅力ないよね……』

「ばかっ! そんなワケあるもんかっ!!
 出来損ない、だって!?
 違う、例え世界を敵に回してでも、俺はそれを否定する!!」

ぎゅうっ、と目の前のアルトルージュを強く抱き締める。
ああ、何故今まで冷たい態度を取っていたんだろう…。
こんなに、愛が、溢れてきている―――――
(垂れ流し状態)

「ダメだ、こんな言葉幾万回繰り返しても足りない、想いは言葉に足りなさ過ぎるっ!!」

言うなりアルトルージュを両手で抱え上げる。
止まらない。
想いが。
思考が。
ココロが。
今すぐ、全身で確かめないと、どうかしてしまいそうで……。

「…行こう、アルトルージュ…」

腕の中にすっぽりと収まったアルトルージュが何か言っているようだが、聞く耳ナッシング。
俺、遠野志貴は愛に生きるのだ。
何処へ向かう?
そう、誰にも邪魔されないトコロへ―――――
95ねこアルク ◆ICNeko.Q :02/02/23 19:59
…………。
>94<遠野志貴の多難?な1日>
 
遅い、アルクェイドはそう思った。
いや、まだ約束の時間までには一時間以上あるのだが。
 
志貴は、アルクェイドが約束の時間よりずっと早く来る事を知っている。
だから、志貴も約束の時間より早く来る。
それが二人の暗黙の了解だからだ。
 
「も〜、志貴遅〜い。何処で油売ってるんだろ?」
 
公園のベンチに腰掛けて、頬を膨らませてながら足をぶらつかせている。
どことなく、全身から猫のような気配を漂わせているように見えるが、気のせいだろう。
年相応の行為には到底見えないが。
 
 
そうして待つ事2分。
遂にアルクェイドは我慢の限界に達した。
早すぎるとかいう突っ込みはとりあえず黙殺されるだろう。
だって、アルクェイドだから。
 
「……志貴、おしおき」
 
決然とベンチから立ち上がり、志貴の家の方へと歩いていく。
 
 
――そして、見てしまった。
アルトルージュを抱きしめて、もはや誰にも邪魔の出来ない領域に達してしまった志貴の表情を。
それを見た瞬間の衝撃を、何と表現すればいいのだろう――?
 
その答えは、すぐさま行動に表現された。
ざわり、と空気が蠢くような気配、金色の瞳。
そして、その表情は――まさに、鬼。
 
そう、久しく忘れていたが、アルクェイドは血を吸う鬼なのだ。
鬼と化したアルクェイドが、地を蹴って二人を追撃する。
 
「志〜〜〜〜〜〜〜〜貴〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
 
いや、何というか、形容しがたいモノがそこにいた。
>94 >96<遠野志貴の多難?な1日>
 
「わああっ!?」
 
志貴は私を抱えて、走り出す。
しまった、ここまで強力に魔眼が作用するとは計算外だったわ。
そして、唐突に志貴の2つ名を思い出した。
 
『絶倫超人』
 
もしかして、貞操の危機?
アルトルージュ、ぴ〜ん〜ち!
 
……など思っていると、嫌な気配を感じた。
これは……アルクェイド?
 
雰囲気からして、マジ切れモードのようのだ。
追いつかれると命にかかわる。
 
前門の絶倫超人、後門の悪クェイド。
私は絶体絶命の危機に立たされた。
さしあたって、どっちかをどうにかしないと……
まずは……
 
「プライミッツマーダ―、アルクェイドをどうにかしなさい!」
 
プライミッツマーダ―が唸り声をあげて、アルクェイドにおそいかかる。
なにやら、物凄い破壊音が聞こえているが、この際、気にしない。
 
「志貴、早く! アルクェイドに殺されるわよ!! 最大戦速で離脱開始!!!」
98ねこアルク ◆ICNeko.Q :02/02/23 20:36
bye bye Shiki…… 
悪魔城と呼ばれる城がある。魔王のごとき吸血鬼の王と悪鬼共が住まい、人々の恐怖と畏怖
の対象となってきた城だ。
城から立ち昇るまがまがしい毒気は病魔を呼び
周囲に立ち込める瘴気が心を腐らせる。

だから・・・
この城に近づこうなどと思う人間は、普通は居ない。
『普通』『人間』は・・・

だが今は普通の時では無いし、集まりつつ在る者達も人間では無い
ロボットやマシンノイドや機械兵やサイボーグ達。
機械の為に報復の為に集まった一騎当千の戦士たち。
その目的は悪魔城の完全破壊とエリザベス・バートリーの滅殺・・・
そして石像にされたマルチの救出なのだ。

今、科学の申し子達と伝説に生きる魔物の戦いが始まる。
 
   ――― ルール ―――
 
1)攻撃側は正門、裏門、屋上(或は窓)から侵入。
2)攻撃側の目標は悪魔城主要部に爆弾の設置とエリザベス・バートリーの滅殺。
  最上階の大広間に石像にされ安置されたマルチの救出。
  防衛側はそれの阻止。
3)開始時間は22:00。 終了時間は最長06:00予定。
4)途中参戦OK。
5)レスには現在地と攻撃側、防衛側を明記を徹底して下さい。

100導入 ◆HM13Liok :02/02/23 21:01
「しかし、ここの化物にそんな物が利くのか疑問だな」
リオの左腰に携えられた剣 ―ラグナロク― が当然の疑問を発した。
確かに化物の中には毒物など利かない者が多いし、肉体を持たない物も居る。
肉体がなければ、そもそもガスなど利きはしない。
「致死性は失われても、ある程度の効果は期待できます」
肉体の有る物なら、肉体で痛みを感じる者なら確かに効果はあるだろう。
リオの目標はあくまでエリザベス・バートリーただ1人なのだから。

右腰に催涙ガス仕様のシュツルム・ファウストを2本。
左腰に剣を携え、背中にはO-エチル-S-ジイソプロピルアミノエチルメチルホスホノチオレートと書かれた
10L高圧タンクを四っつ背負ったリオが正門前に佇み
東の空を見上げていた。
東の空の彼方に浮ぶ筈の米軍軍事衛星を見つめているのだ。

もしも、それをハッキングする事が出来るなら悪魔城攻略は容易になる。
しかし残念ながら、それは攻撃可能位置に居なかった。
第一、かの衛星は成層圏で大陸間弾道弾を打ち落とす為の物で地上への攻撃能力を持っていない。
リオは仕方なく衛星での攻撃を諦め、姿勢制御への介入に留めておいた。
 
「160億円の衛星を使った落下攻撃とは豪勢だな」
「所謂メテオですね・・・落下予定時間は0600・・・それまでに決着を着けないといけません」
落ち着いた声でリオは返答しているが、カチャカチャと鳴り響く剣の鍔が彼女が怯えている事を現している。

「恐いか?」
「いえ・・・・」
「そうか・・・」
「はい。」

時間が刻一刻と過ぎてゆく。


場所:正門(攻撃側)
101遠野四季 ◆cNr9Es.g :02/02/23 21:06
>97 
 
 ブォン… ブォォォォンッ!! 
 
公園の奧で、重い音が鳴り響く。 
排気量750CCの化け物エンジンが公園をに、所狭しと鳴り響く。 
 
漆黒のバイク……ドゥカティに乗るその男は……。 
 
「…………」 
 
クラッチを離し、アクセルを回す。 
タイヤが地面を噛み付き、粉塵を巻き起こす……。 
そして――――――――単車は動き出す。 
 
「シキィィィィィィィィィィィィッッッッ!!!!」 
 
回転数応じて、ギアチェンジをしながら男は叫ぶ。 
ブォンっと迫力あるウィリーからのジャンプでお天気吸血鬼と地上最強の家畜を飛び抜ける。 
加速力は絶大。現在のスピードは時速60km  
 
このまま……標的に突っ込むっ!! 
  
「シキィッ!! オマエはオレのものだぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!」 
 
絶叫と共に差し出す腕。この腕を想うヒトに掴ませるため、シキは叫ぶ。 
 
(トリップ勝負:オレが勝てばシキをさらう。負ければ好きにしろ)
>101
とりあえず、アルクェイドは振り切ったようだ。
……で、目の前にいるのはバイクに乗ったロアの転生体。
 
「頭、痛くなってきた……」
 
そもそも、発端はなんだっけ?
何か、すごく投げやりになってきている自分に気づく。
 
志貴が私を優しく地面に降ろす。
志貴はナイフを抜いて、眼を蒼く光らせていた。
 
「えっ……?」
 
閃光が走った!
>102
直後、ロアの転生体とバイクはバラバラになっていた。
1、2、3……計34分割。
 
芸術ね……。
そう、思っていると、志貴が再び私を抱えて駆け出す。
 
……まだ、私の危機は去っていなかったようだ。
ああ、私って不幸〜!
 
なんて、浸っていると突然!
104遠野四季 ◆17thMv4s :02/02/23 21:22
>102 
「うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」 
 
死点を突かれるまでも無く、バイクのスポークにナイフを突っ込まれ、 
オレは大空に羽ばたいていった……。  
 
105遠野四季 ◆17thMv4s :02/02/23 21:24
>103
オレは空に羽ばたいたのが、ロアの魂だと気付くことは無かった……。
(悪魔城最上階 大広間へ続く卑鉱石の廊下)
 
1人の妖艶な女性がそこに佇んでいた。
彼女の名は、エリザベス・バートリー。
魔王ドラキュラの姪である。
 
「クスクス、あんな醜いビスクドールの為にご苦労なことですこと」
 
先日、エリザベスは日本に行った際に1人のメイドロボを石像にして持ち帰っている。
特に理由はない。
いや、強いて言えば、その機械人形がエリザベスの嗜虐心を刺激したのだ。
たまに石化を解除して、その機械人形を暇つぶしになぶっていた。
 
そして、今、その機械人形のために鉄屑たちがここ悪魔城に集結している。
 
「いらっしゃい。一人残らず、石像にしてあげますわ」
 
エリザベスはそう呟くと、犠牲者を今か今かと待ち構えていた。
 
(エリザベスは大広間の扉の前にいる。マルチの石像は大広間の中。
早期にエリザベスを撃退すると、伯爵の登場もありうる。伯爵本人も了承済み
戦闘場所と誰と戦っているのかは常に明記のこと!)
107シエル(M):02/02/23 21:59
>103 

 珍しいこともあるものです。あの、あの、あの、ナルバレックが私に日本行きを命じました。 
 聞いた話によれば遠野君もちょうど日本にいるとか。 
 アルクェイドにくっついていると言っても、ちょっとぐらい顔を合わせるのは許されますよね? 
 だから、ちょっと色々やりまして、二人の待ち合わせ場所を探し出しました。 
 足取り軽く、公園へ向かいます。ちょっとからかってやろうかな、とか思いながら・・・
 
 ――――そう。そう思っていたんです。最初は。 

 遠野君は走っていました。 
 小脇にアルトルージュを抱えて。 
 目をこれでもかと血走らせて。 
 あの目は忘れません。 
 そう言う時の目です。
 
 パチン。 
 肩にかけていた鞄のカバーを外します。 
 そこには、対あーぱー吸血鬼用の道具が入っていました。

 ガチャリ。 
 それを構えます。 
 あの、ますた〜? と気の抜けた声がしましたが、気にしません。 
 
 チッ。
 狙いを定めます。 
 あーぱー二号? いえ、今日はあちらではなくて・・・ 
 
「――――――遠野君の――」

 トリガーを引き絞ります。 

「不浄ものぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!」  

 はわわわわー! 
 弾頭(セブン付き)が第七聖典から射出されます。 
 それは遠野君を捉えるとそのまま加速し、ぐんぐんと上昇していきました。  

 第七聖典改「宇宙葬式典」――セブンを射出して、三段爆裂をしつつ角度とか調整しながら、 
 成層圏を突破して色々な敵を宇宙に捨ててくる、最終兵器です。 
 さすがに今日は炸薬を抑えていますから、ちょっとお星様の気分が味わえるだけですけど。 
  
 ・・・・・・さて。 

「アルトルージュ?」 

 私は微笑みを浮かべながら、こっそり逃げ去ろうとするお姫様の名前を呼びました。 
 
「覚悟は良いですね?」 
108HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/23 22:03
悪魔城の真正面から乗り込む…自殺志願者でもないと考えつかない狂気の沙汰。

しかし今それを行おうとしている一体のアンドロイドが居た。
…その姿は異様その物であった。

半透明の甲冑…そして兜から突き出た一本の角。
その姿はまるで伝承上の「竜」その物であった。

「……フレイムユニット確認…………OK」
「……ベイルアタック確認……」
何かが分かれるような音とともに盾の裏側の巨大なハサミが展開される。
「…OK……システムオールグリーン。
「……システムL.E.D.起動……これより殲滅を開始します。」

白い悪魔の蹂躙が…今始まる。

(悪魔城正面口手前500M)
>107

『アルトルージュ? ……覚悟は良いですね?』
 
第七司教―シエルが微笑みを浮かべながら、私に迫ってくる。
 
「あは、あはは……」
 
私はシエルが前進した分だけ後ずさる。
 
不味いなあ。
どうしよう?
 
そうだ!
 
「甘いわ、シエル! あなたの弱点は解析済みよ!」
 
シエルに高速で突進。
シエルの繰り出す黒鍵を潜り抜け、翡翠さんのカレーパンをシエルの口内に叩き込んだ!
 
同時にシエルの顔が赤・青・黄色と変化し、泡を吹いて倒れる。
 
「ふう、一丁あがりっと!」
 
そして、立ち去ろうとした瞬間、背後に悪寒を感じた。
振り向くとそこには金色に眼を輝かせたアルクェイドが微笑を浮かべ、立っていた……
 
神様、私、何か悪いことをしたでしょうか?
機械系大殲〜悪魔城の悪夢〜
>100の続き
 
「さて、そろそろ始めましょうか・・・ラグ?」
「ああ行こう」
 
リオは剣―ラグナロク―を引き抜くと、ゆっくりと正門に近づいて行く。
マルチの運命はこの一戦に掛かっているのだ。
どんな手を使っても勝たねばならない・・・・
 
「・・・・・・行きます」
正門を剣の一閃で切り裂くと悪魔城に侵入してゆく。

場所:悪魔城正門(攻撃側)
>機械大殲導入
 
悪魔城の眼前・・・そこに一人の男がいた。
マントの下から覗くその体は・・・機械。
異形というに相応しい姿である。
 
pi pi pi pi

規則正しく響く電子音。
何回鳴ったであろうか・・・男が不意に声をあげた。
 
「時間ダ。コレヨリ悪魔城ニ乗リ込ム」
 
隣の同僚(>108)に声を掛けると男・・・ミラージュ騎士、ランドアンド・スパコーンは
ゆっくりと悪魔城に向けて歩き始めた。
 
(悪魔城正面。serioと一緒)
機械系大殲〜悪魔城の悪夢〜
(場所:裏門2km後方)
・・・ここが我々の敵がいる場所か・・・思えば多くの仲間が失った・・・今、おまえ達の敵を取ってやる!!
・・・いざ我が最後の戦場へ!!
機械系大殲・防衛側導入 
 
(悪魔城の一室、書庫にて) 
 なにやら騒がしい。 
 不気味なほどの静かさがにわかに揺らぎ、弾けるような響くような、硬質な音が伝わってきた。 

「……何事か」
「いえ、無粋な来訪者というやつです。いつものことですよ」
「さすがはドラキュラ伯爵は人気が高い、と言うことか」 
 
 手にしていた本を置く。読み慣れない異界の本に興味は尽きなかったが、ガラではない。 
 
「私も混ぜて貰って良いものだろうかな、この娯楽に」
「貴方様、自らですか?」 
「眷属を連れていないのだ、私しか居まい」 
 
 群青の外套を翻す。 
 その完璧なまでに整った容貌に不釣り合いなほど、凄惨な笑みが浮かんだ。 
 
「謁見の予約は私の方が先なのだ、割り込みは許せんな」
【機械大殲/導入】
 
「わたしもつくづくお人好しだな・・・」
艦載機の中で一人ごちる。

私は宇宙海賊リプミラ・グァイス。
ふとしたことで立ち寄ったこの星で、まぁ、いろいろあって、
悪魔城とかいうところに殴り込みに行くことになっている。
 
「そろそろか。装備を確認、っと・・・」
 
例の姉妹から借り受けた『バレット・アンチマテリアルライフル』、
それともともと身につけている『ウエポニック・クロウズ』
・・・これには小口径のビーム砲とソードがセットになった手甲、
丸ノコ状の刃が内蔵されているソーサー、突撃攻撃時に有効なブレードを含む。
 
本体というべきリプミラ号は自動修復中。
私しか、頭脳体しかいないのは不安ではあるけれど・・・

「さて、と・・・じゃあ、派手に行こうか!」
 
不安を振り払うように、艦載機のスピードを上げ、一気に悪魔城の窓に突っ込む!!

場所:悪魔城/窓(攻撃側)
機械大殲

『彼方へ 彼方へ! 告げよ 知らせよ 銀河のどこへでも
 運命のトランペット吹き鳴らし 正義の勇者がやって来たと
 悪魔は覚悟しろ 祈って待つがいい
 我らは征く 星星の海を越え
 我らは進む 宇宙の果て越えゆくまで』


雄雄しい歌を響かせながら、ネズミ型ロボットの大群が突撃する。
その数なんと二十万匹!

(悪魔城正面口)
私、ふみこ・オゼット・ヴァンシュタインは現在、レイオット・スタインバーグとともに
アルトルージュ・ブリュンスタッドの使者としてこの悪魔城を訪れていた。

「外が騒がしいようね」

私は、あてがわれた一室の窓から外を眺めた。
騒がしいはずだ、外には機械人形の群れが押し寄せている。
おそらくは、この悪魔城を攻略するつもりなのだろう・・・馬鹿らしい話だが。

「どうする?このまま放って置いてもいいのだけれど」

私は、ベッドに気だるげに横たわっている男に意見を求めた。
レイオット・スタインバーグ。私の主人だ。

「そういうわけにもいかないだろ・・・。面倒くさいことだがね」

溜息を吐きながらそういう姿は、本当に面倒くさそうだった。
私はその主人の姿に軽く肩をすくめながら、
部屋の真ん中でうずくまるプライミッツマーダーに声をかける。

「こうなった以上、君にも協力してもらうわよ」

プライミッツマーダーは顔をあげると、仕方ない、協力してやるかと言わんばかりの
横柄な態度でゆっくりと立ち上がった。

「さて、じゃあ行きましょうか」
 
(城:部屋)
117フォーレン(M):02/02/23 22:26
機械大殲 〜無敵の力は僕らの為に〜

「・・・ここが悪魔城ですね。」
重装甲車から姿を現したのは身長約2m、漆黒のアンドロイド。
 
「正面に悪魔城正門を確認。砲撃の後突入を開始します。」
 
(悪魔城正門前:500m)
機械系大殲〜悪魔城の悪夢〜
(場所:裏門2km後方)
我、今より進軍する・・・(なぜか抜刀隊が流れる)戦友よ・・・俺を見守ってくれ・・・
(裏門500mまで接近)
機械大殲
>114

「始まったようだな。では、しばらくの間よろしく頼む」

宇宙海賊の肩にちょこんと飛び乗り、ネズミ型ロボットはそう挨拶した。
遊園地リバティランドで働く民生ロボットであるそのネズミ型ロボット。

「ヒャッホウ! と叫んだ方がいいのかな?」

一緒に城の内部に乗り込むと、同型機との連絡を取り合う。

「そうだ。速やかに目標を確保しろ。チュイー!」

(悪魔城/窓)
120馬呑吐(M):02/02/23 22:34
(機械系大殲:防御側・導入)
 
 悪魔城の一室、二人の年代物(?)の吸血鬼が何故かチェスではなく将棋を指している。
一人はロングファング、「親知らず」とも言われる古老の吸血鬼。
 
(ぱち)「ふむ」
 
もう一人は馬呑吐、中国古来より生き続ける吸血鬼にして道士。
 
『これで(パチ)王手ネ』
「待った」
『これで何回目アルか? いくら吸血鬼でも待つのに限度がアルヨ』
 
と、馬が突然振り返る。
 
『ふむ、東より金気の訪れ…それも多数アルネ』
「やれやれ、来たかね」
 
二人が立ち上がる
 
『勝負はおあずけ…いや、どっちが沢山スクラップを作れるか勝負とするかネ?』
「…ま、いいけどな」
 
 その場で馬の身体がバラバラと呪符になり散開、ロングファングも鮮やかな歩みで闇に消えた。
 
(城:転移して悪魔城廊下)
121ワッハマン(M):02/02/23 22:43
金色の身体に、骸骨にも似た顔を持つ、オリハルコン製のサイボーグ。
彼が如何にして其処にやって来たのかは定かではない。
だが、彼は今までもこうしてあちらこちらを巡って来ていた。
自分の思うがままに―――
 
 
 
 
 
 
 
 
――彼はひたすら、悪魔城と呼ばれる場所の厨房で飯を食っていた。
外が妙に騒がしいが、それにも気付かず。
  
機械大殲:ワッハマン(M)参戦:悪魔城厨房
>120 導入

 馬と別れ、武器庫へ転移。

 サウジーネと交霊(チャンネル)、状況を問い合わせる。

 ついで、預けておいたブラッドジャケットを供出してもらう。
 封を解かれ、むくむくと人型を取り戻すインスタント吸血鬼。

 BJを手元に4体、あとはサスペンドモードで城内各所にストック。
 大口径ライフル、ショットガン、ナイフ、電撃ナックル・・・
 他、スペアキットとして予備の人工心臓、紫外光、熱遮蔽のボディスーツ。
 装備を確認し、号令一つ。

「んじゃ、いくか」
「シュア!」
 返事はいつも、そればかり。

 ブラッドジャケットはフォーメーションを組み、一斉にステップを踏んで<径(パス)>に消えた。

(転移先:不明)
123秋葉流(M):02/02/23 22:46
機械大殲・防衛側導入
悪魔城の一室、秋葉流は退屈していた… 
「あ〜あ、まったく、なんでこ〜んな辺鄙なとこに城たてっかね〜」 
娯楽と言えばチェスだの、将棋だの辛気臭い物ばかり、たまにやるには面白いかもしれないが…
お…?
少しの轟音と地響き、やがて、彼の耳が金属音を捉える…
 
退屈凌ぎに、もってこいの娯楽がやって来たようだ… 
「さってと、楽しませてくれよォ〜」

現在位置:悪魔城廊下
狼鬼は、岩に腰掛け笛を吹いていた。
その眼下には死屍累々たる光景が広がっていた。
逃げ遅れた作業員達であったモノ、破壊し尽くされた重機の残骸。
お膳立ては済んだ。あとは、自分自身の体から放たれるオルグの波動を感知させればいい。
千年の怨念を晴らす――――全てはその為に。
 
と、視界に何かが飛びこんできた。
―――車か。千年も経てば形も動力も変わるものだな――――そんなことを思いながら車を見据える。
車から一人の男が降りてくる。隙の無い立ち振る舞い。剣の使い手か…?
「………人間如きが俺に――――いや、違うな。オルグでもない。まったく別の存在というわけか」
狼鬼は三日月剣を構え岩から降り立つ。
「俺の名は狼鬼。千年の怨念を晴らすために蘇ったデュークオルグ…本命とは違うが―――
―――狩りを始めるとしよう」
狼鬼は、己が荒ぶる闘争本能を剥き出しにして、黒き影となり駆け出した。
 
    ――――――― 闘 争 開 始 ―――――――
125カミーラ ◆ICarmilA :02/02/23 23:00
今夜は月の明るい夜でございます。血を凝り固めて作り上げたような赤い月。

その月を振り仰ぎながら、わたくしは伯爵様の城の時計塔の最上階で、防御火点を
作っておりました。先日はバートリ様と遺恨交じりの対決をいたしましたが、わたくしも
吸血鬼の端くれ、危急あれば助太刀に参上するのも貴族の義務でございましょう。

それに、今日の相手はまがいもののからくり人形、遠慮する必要はありません。
塔は丈夫な石造りで、たいていの弾丸は何の効果もないでしょう。光線兵器を使う
ものは必然的に私の銃の射界に入ることになります。

わたくしの銃は、20mm機関砲弾を利用する対物狙撃銃でございます。射程は2000m、
射程内であれば、高初速徹甲弾によって、40mmまでの装甲を貫徹することが可能です。
その代償として、単発で、しかも重量が30kgを越えてしまいましたが、わたくしの
運動神経と身体能力を持ってすれば、扱うことは容易です。

足元の時計塔は、トラップと怪物の巣でございます。ここに登ってくるにはさぞ時間の
かかることでしょう。初弾を装填し照準器を覗き込んだ私の目に、正門の前に集合する
敵の姿が目に入りました。

(防衛側:時計塔屋上)
126十文字宙(M):02/02/23 23:03
>124 すまねえ、つい書き込んじまった。

(機械大殲導入)
俺は、エイリアンに似た反応を感知しここに来た。
――――俺のように故郷を失うものを出してはならない。
そのために、今名も知らぬ者達と手を取り戦う。

「コスモエナジー、スパーク!」

コスモ星で作られた銀河警備用サイバロイド…コスモX、出陣!
(場所:悪魔城正門前)
機械系大殲
>110からの続き
 
「サテライト経由、全機へ・・・・」
リオがすべての機械達に通信を送る。
「作戦開始・・・・蹂躪!」
 
言うが早いか、悪魔場内へマスタードガスの詰まったシュツルム・ファウストを発射。
そのまま、廊下へと侵入してゆく。
 
場所:正門→廊下移動中(攻撃側)
(機械大殲:防御側) 
 
 大地が揺れている。
 それは此処、悪魔城目掛けて襲来する機械仕掛けの戦士たちの閧の声(ウォークライ)の所為ばかりではなかった。
 実際に地面が鳴動しているのだ。地底の大魔霊が黄泉返ろうとするかのように。
 正門のすぐ脇の地面が盛り上がり始めた。土を掻き分け、回転する三角形の円錐――巨大なドリルが出現する。
 二本並び立つそれに続き、馬鹿でかい道化師の顔も姿を現す。更に後には機関車と客車が何両か。
 これは「長足クラウン号」。人血を啜り、最悪の病原菌であるゾナハ病を撒き散らす吸血機・自動人形(オートマータ)たちの移動車両である。
 
「間に合ったか。フランシーヌ様は低俗かつ半端な人形どもの首などお喜びにはならんだろうが、かねてよりの盟約に従い我ら『真夜中のサーカス』、ドラキュラ伯爵とその一党に加勢しよう」
 
 何時の間にか「長足クラウン号」の顔の上に立ち、そう呟いた影がある。
 灰色の鍔広帽に同色の楽士の衣装、手にマンドリンを抱える“これ”――そう、これは人間ではない。
 フランシーヌ人形に仕える『最古の四人(レ・キャトル・ピオネール)』の重鎮・アルレッキーノであった。
 客車の土砂よけの窓が開いていく。中にみっしりと詰まっているのはどれもこれも人形ばかりだ。
 ピエロ、クラウン、猛獣使い、火噴き男に空中ブランコ乗り、サーカスの団員を模した醜悪極まりない虚ろなる生き人形たち。
 
 きりきり。かちかち。きりきり。かちかち。
 
 正確な歯車の音に乗せ、無数の自動人形たちが踊り出る。あるものは武器を持ち、あるものはその爪や牙を光らせて。 
  
(悪魔城・正門前)
129コロサス神父(M):02/02/23 23:07
(機械大殲:防御側導入)
 
「ふむ・・・」
 
以前、尼僧ブライドが言っていた悪魔城に立ち寄ったが
面倒な事に巻き込まれてしまったようだ。
 
本を閉じ、廊下にある窓から外を見る。
無数の機械達がこの城に向かってきているらしい。
 
「無粋なものですな。歴史ある建物を何だと思っておるのか」
 
再び蔵書庫へ戻り、几帳面に元有った場所へと本を戻す。
 
「さて、参りますか」
 
(蔵書庫から廊下へと移動)
130HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/23 23:07
>111
「時間ダ。コレヨリ悪魔城ニ乗リ込ム」
マシンボイスで彼はセリオに指示をくだした。

「了解しました……すでに妹は正門を突破したようですね…」
「…それでは参りましょう……スパコーン様。」

その言葉と同時に破裂音、ソニックブームの音が当たりに響く。
セリオの体は音速を越えたまま悪魔城の中に飛び込んでいった。

(悪魔城の正門をくぐったところ)
131ブリアレオス(M):02/02/23 23:07
機械大殲、導入トレス・イクスとブリアレオス
 
これはオリュンポスお得意の政治的パフォーマンスってヤツだ。
戦術警察特殊部隊が国境を越えて出動、他国の悪の組織と戦いますってワケ。
しかも、オリュンポスの技術力を見せつける、威嚇目的を含んでいるのか。
それとも新技術、新戦術の運用実験を兼ねているのか。
俺の仲間は無愛想なロボットばかり。
外見だけなら俺も似たような物だが俺はサイボーグだ。
12機のコットスは警察の正式採用機体、機体性能は申し分無いがなにぶんかなりの石頭。
もうちっと愛想のいいAIを搭載できない物かとぼやいて見る。
せめて相棒のデュナンがいれば気分もだいぶ違うだろうが、今回の出動命令は俺だけだ。
理由は簡単、俺が『ヘカトンケイレス』だからだ。
ああ、ヘカトンケイレスってのは無制限端末化デバイス搭載のサイボーグの事だ。
つまり、回線さえ接続すればなんでも俺の体の一部に出来るってコト。
その気になれば俺1人で空母が運用できる。タコ足配線脳なんて呼び方するヤツもいるがね。
まぁ、そう言うワケで輸送用VTOLの降下準備スペースで大気中なのは俺と12機のコットスだけ。
気が滅入るね、どうも。
 
「否定(ネガティブ)、貴公の発言には重要な誤りがある」
 
ありゃ、知らないうちに独り言を言っていたらしい。
すっかり忘れてたがもう1人お客さんがいた。無口な上にちびっちゃいんで、まあしかたがない。
ヴァチカンで積んできたこのお客様はどうやら神父様らしいが、
どこからどう見ても(俺の目で見ればって話で普通の人間から見れば人間に見えるぜ、念のため)戦闘用サイボーグだ。
いや、アンドロイドか?どっちでもイイケドな。
空挺降下のときに一緒に放り出せばイイってんで同乗してるってワケで。
これもヴァチカンとオリュンポスの政治的同意ってヤツだ。
 
目標は、ヨーロッパの古城、『悪魔城』だ。
命令はテロリスト(どうやら妖怪や吸血鬼たちだって話だ)を攻撃し、
最上階に捕らわれたアンドロイドを救出せよ。
アンドロイドの人質を救出せよってのは前代未聞だが、まあ、命令だししょうがない。
俺は心が広いから、ロボットを差別する気も無いしね。
 
お、目標が見えたネ。
それじゃ、行って見ようか。
コットス01から12まで順次起動。重力制御素子「ダミュソス」を励起状態に。
それではいきますよーはい、3、2、1、GO!!
 
巨大な蜂のようなVTOLが、12機のコットスと俺、そして別行動の神父様を一斉に吐き出した。
(悪魔城上空250m)
132M66(M):02/02/23 23:08
機械大殲
(場所:正面かなり後方)
状況把握:任務・敵壊滅
      :目標・最上階
      :現在の武器・HK−51
               大型ブッシュナイフ 1
               自爆用40M爆弾
現在・交戦中・・・作戦指令コード発令・・・任務遂行せよ
133サウジーネ:02/02/23 23:08
「あはは、みなさん、気合、はいってますね〜」
 
魔女―サウジーネは異端礼拝堂で椅子に座りつつ、そう呟いた。
今回、彼女には極めて強力なモノを使役する権限がエリザベスから与えられている。
 
且つ、他の魔の眷属にも精神感応で城内の情報を報告する仕事もある。
割と重要な役割である。
 
「では、侵入者のみなさん、私とある古代兵器が此処、異端礼拝堂にてお待ちしています〜!」
 
にこにこ、笑いつつ、サウジーネは犠牲者が来るのを手ぐすね、待ち構える。
 
(防衛側:異端礼拝堂)
134コスモX(M):02/02/23 23:10
>>128
「何だ…!地震か?」
あたりを見渡すと地面から巨大な機関車が現れる。
「噂に聞いてた人に生き血をすする悪趣味な人形どもってわけか…相手になってやるぜ!」
(悪魔城正門前)
機械大殲
>128 vsアルレッキーノwith真夜中のサーカス

二十万匹のネズミ型ロボットが突撃する。
鋭いその歯で城門に穴を開け、どんどん潜りこんでいく。
目指すは囚われのお姫様!

「全軍前進! 目の前の人形をかじり倒せ!」
136メフメット大公(M):02/02/23 23:12
機械大殲・防衛側導入

棺桶の中のここちよい眠りから、メフメット大公は目を覚ました。

なにやら外が騒がしい。

扉を開け廊下に出てみると、下級妖魔どもがあわただしく走り回っている。
近くの一匹を捕まえ、大公は事情を聞いた。

「機械人形どもの殴り込みだと!? ふふ、面白い。起き抜けの眠気覚ましには
ちょうどよいわ」

その言葉とともに、大公の部屋から身長4mはあろうかという巨体が現れた。
その身長を除けば大公にうりふたつ、これぞ「メフメット大公の機械人間」。

「頼んだぞ、もうひとりの私」
大公の命じるままに巨人は廊下を歩き出した。それを見届けると大公はまた自室
に戻る。

「では、楽しませてもらおうか」
(本体 部屋 機械人間―闘技場へ)


>116

 黒い鎧――<スフォルテンド>に身を包んだ俺は、オゼット達と別れ、
一人大理石で作られた廊下を進んでいた。
 
「さて――と。一体どうするかね」
 
 そんなことを呻きながらも、意識は鋭く周囲へと巡らされている。
死徒化したことによって強化された感覚は、周囲の状況を大まかに
とは言えこちらに伝えてくる。
 
「……誰も居ない、か?」
 
 まだ、こちらにまでは侵入してきていないらしい。
 
「……まあ、なるようになるか」

 頭の中に、悪魔城の大まかな見取り図を思い浮かべる。

「こっちは、確か――」
 
 呟いた瞬間。闘技場と書かれたプレートが、先を促すように視界の中に
飛び込んで来ていた。

 
(防衛側:廊下→闘技場へ)
138ザコ軍団:02/02/23 23:13
機械大殲防衛側
 
悪魔城に漂う悪霊。主の命によりその内の一部が正門側の防衛に当たっていた
悪霊は人骨に乗り移り多数のスケルトンを形成する
 
その中でも弓矢で武装したものが正門から侵入してくるものに向かって
一斉に矢を放った
 
(防衛側・悪魔城:正門) 
機械大殲
>118の続き
・・・裏門に接近中・・・敵の姿が見えず・・・門を撃破!!!そのまま進軍する・・・
(場所:裏門から食堂へ)
>130 
スパコーンの前を凄まじい早さで駆けて行く影。
serio・・・何故かMHと同じ姿をした小さな電気騎士。
 
その後を追うようにスパコーンも大地を蹴る。
手には実剣(スパイド)
 
周囲をサーチし敵影を探しながら悪魔城へと飛び込んでいく。
 
(悪魔城正門)
さて・・・どうしたものかしらね。

(大理石の廊下)
142フォーレン(M):02/02/23 23:15
機械大殲 〜無敵の力は僕らの為に〜
>117
「作戦開始・・・・蹂躪!」
司令官からの衛星通信を受信する。
両手の大型火器を構え、モードを戦闘態勢に移行する。 
武装は高圧エネルギー弾を連射するパルスバルカン。
非装甲のバイオモンスターなど紙屑の如く葬れる筈。
>128
「・・・前方に兵員輸送車、および機械歩兵を確認。」
「・・・識別信号なし。敵勢力と判断します。」
 
(悪魔城正門前)
143トレス・イクス(M):02/02/23 23:17
>131 機械大殲
 
 VTOLから吐き出されたトレス。
 すぐさまパラシュートを広げ、落下位置を調整。
 計算によって弾き出された的確な落下で、時計塔屋上へと着陸。
 そのまま内部へと侵入を開始した。
 
 暗い時計塔内部を見回すトレス。
 無表情に辺りを一瞥した後、
 
「常駐戦術思考を強襲戦仕様(アサルトモード)で起動――戦闘開始(コンバット・オープン)」
 
 と、恐ろしく抑揚を欠いた平板な声でプログラムを起動。
 瞳孔が、凍てついた蒼みを帯びて拡いた。
 
 場所:時計塔最上階
144ワッハマン(M):02/02/23 23:17
>121
 
何も言わず飯を食っていたサイボーグが、何かに気付いた。
・・・・さっきから少し気にはなっていたが、やはり何か騒がしい。
両手に骨付き肉を持ちながら厨房から出て見ると―――
 
 
 >127  爆風が突如彼を襲った。
 
 
無論、オリハルコンに包まれた彼の身体には何の影響も無い。が――
 
持っていた骨付き肉がしっかり吹き飛ばされていた。
思わず、一瞬、絶望の表情を見せた。が、近くに食堂を見つけ、直に気を取りなおした。
 
現在位置:悪魔城・食堂
145コスモX(M):02/02/23 23:17
>134の続き

「こういうときは先手必勝!」
俺は右手を自動人形達の群れに向けた。
「エックス!ブラスタァーッ!!」
高温の熱線が自動人形達を蹂躙し焼き尽くす!
146ザコ軍団:02/02/23 23:18
>138補足
 
目標は正門からの侵入者
>110>127セリオ
>115>135ネズミ型アニマトロイド軍団本体
>117フォーレン(M)
>126十文字宙(M)
>132M66(M)
あたり
機械系大殲
>127からの続き
 
びらん性の毒ガス、マスタードガスが充満する廊下には敵の影が無かった。
「まさか・・・無人?」
「いや、罠かも知れん。気を付けろ」
 
慎重に廊下を進んでゆく。
 
(攻撃側:廊下)
148馬呑吐(M):02/02/23 23:19
機械大殲:防御側
 
>147
「いきなりガス攻撃とはどっちが悪役かわかったもんじゃないネ…急々如津令!」
 突然廊下に突風が吹き、ガスを入り口の方迄押し流す。
 ガスが晴れた大理石の廊下の中央に道服にコート、首にはマフラーの小太りの男。
馬呑吐だ。並び歩く機械人間共を一瞥してニヤリと笑った。周囲にはもぞもぞと動く
額に札の貼られた屍、彊屍が無数に起きあがる。
 
「ニイハオ、ポンコツ諸君」
 
懐から4本の直剣のミニチュアを取り出し、そのポンコツ共に投げつける。
 
「幽棲道士、馬呑吐が相手になるヨ!」
 
直剣のぶつかった地面が爆散、大きな穴が空いた。
 
(場所:大理石の廊下)
 
機械大殲
>141 vsふみこ・O・V

「人間だ。構うな。とっと通り抜けて時計塔に急げ!!」

ネズミロボの大群が、散開と集合を繰り返しながら廊下を駆け抜ける!!

(大理石の廊下)
>147
(セリオの姿を確認)
お嬢さん、そんなに急いでどこに行くのかしら?
(壁にもたりかかりながら声をかけた)
 
大理石の廊下
>149
ネズミ・・・あの方向は時計塔ね。
まぁ、メデューサヘッドどもが掃除してくれるでしょう。
(無視)
152コロサス神父(M):02/02/23 23:23
>147 量産型セリオ
「ふむ、ガスとは無粋ですな。
ですが闇教団の装備に対して、そのようなモノは無益ですぞ」
 
(大理石の廊下)
153M66(M):02/02/23 23:23
機械大殲
>132の続き
・・・現在、正面正門まで距離500、多数の敵の姿を確認・・・できるだけ回避して敵本隊に
  潜り込むこと・・・
154ザコ軍団:02/02/23 23:24
>143 機械大戦防衛側
 
時計台最上階に降り立ったトレス・イクスを迎え撃つは
重装備に身を固めた生きている鎧(リビングアーマー)と
数体ののメデューサヘッド
  
 
リビングアーマーがトレスに向けて斧を投げつけた
 
(時計塔最上階)
機械大殲
>138 vs雑魚軍団

爆散し、その数を減らしながらかじりついてくるネズミロボ。
張り付き、内部から補修用の接着剤を吐き出して動きを止める。

(悪魔城正門前)
(悪魔城からの対空放火を浴びて、ボロボロの艦載機)
 
火砲援護はないと思ってたけど・・・っ!!
甘かったか・・・
 
あそこからか・・・ちっ!
なめるなよぉ!!
 
(艦載機は時計塔上空で爆発四散)
(そこから武器を持って飛び出してくるリプミラ)
(時計塔の屋上に降り立ち、カミーラと対峙)
 
その辺にしといてもらえるかい?
あんまりこんなトコからどかどか撃たれちゃたまんないんでね。 
 
場所:時計塔屋上
157フォーレン(M):02/02/23 23:26
>142 機械大殲:攻撃側

>138
「バイオモンスターを確認。殲滅を開始します」

矢が数本飛んでくるが、高純度ラコニアで覆われた装甲には
傷一つつけられないだろう。
攻撃に専念し、手のパルスバルカンを骨人形に向けて掃射する。

(悪魔城正門:vsザコ軍団(骨))
機械系大殲
>148
 
「・・・・・敵発見・・・殲滅」
ラグナロクを正眼に構え、一気に間合いを詰める。
突きから薙ぎ、そして振り上げから打ち下ろしと流れる剣技を披露してゆく。
しかし、それはすべてフェイント。
本命は、後方の姉さんからのフレイムランチャーだ。
 
「・・・(姉さん、今です)」

無言の通信がセリオに飛ぶ。

攻撃側:廊下
機械大殲 
 
>134 コスモX
 両手が二本の槍と化した鎧姿の女・ナイト・ミシェールと、それを担ぐ一輪車の男・スピーディ・フランクが突撃する。 

「一瞬で死になさい!」
「ボクらのスピードに追いつけるかなー?」 
 

>135 ネズミ型アニマトロイド軍団
 
「怯むな仲間たちよ! 我らの戦い、フランシーヌ様に捧げるのだ!」 
 
 アルレッキーノの号令で、ネズミにたかられていた自動人形たちは精気を取り戻した。
 身体中に群がるそれらをもぎ取り、叩き潰す。あるものは口から火炎を吐いて周囲を焼く。 
 それでも数の不利は否めない。 
 
(場所・悪魔城正門前)
160見てる人:02/02/23 23:28
ワッハマン(・∀・)イイ!!
161コロサス神父(M):02/02/23 23:28
>149 ネズミ型アニマロイド
「ほう、これはいけませんな。
ネズミは駆除しておかないと不衛生です」
 
言うが早いが、神父の身体が縦に二つに裂け、
中から無数の生き物―――邪妖精が飛び出す。
 
「喰らえい、邪妖精軍団!」
 
アニマロイド達を食い尽くそうと、邪妖精が襲いかかる!
 
(大理石の廊下)

162秋葉流(M):02/02/23 23:29
機会大殲防衛側
まだ、廊下までは誰も来ないようである… 
おや、あそこにいるのは…ま、あいつについていってみるかな…
「よお、あんたもここに来たのかい?」
とりあえず、声をかけて『闘技場』とかかれたプレートの奥に入った
廊下→闘技場
163コスモX(M):02/02/23 23:29
>>159
「なんの!エックス・スカイハァァァイ!」
俺は高く舞い上がり、女性型自動人形を蹴り飛ばす!
「とぉぉぉっ!」
そして着地と同時に適切な必殺技の検索が始まる!(BGM:365の必殺技)

164ジャンパーソン:02/02/23 23:31
機械大殲

ネオギルド、SSN、帯刀コンツェルンが壊滅してどれぐらい経っただろうか。
あの鋼の超英雄がどこへ消えたのか、誰も知らなかった。

しかし、彼はまだ戦い続けていた。今日は暗雲垂れ込める古城の上―
「急げ!スカイガリバー!」

ジャンパーソン・ファイト・フォー・ジャスティス!
>159 vsアルレッキーノwith真夜中のサーカス

砕かれ、爆散し、オフしたメモリチップを撒き散らしながら、
それでもネズミロボの群れはひるまない。
同胞にために、悪の人形を打ち倒す!
大量に密集し、数の力で押し潰す。

(悪魔城正門前)
166HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/23 23:32
>158
私はそのまま廊下を駆け抜けていく…
すると前方で戦闘している人影がある。
(…リオ!あのままでは不利…なら!)

私が決意するのと同時にリオから声がかかる。
「・・・(姉さん、今です)」
「リオ!支援開始します!」
私はリオが射線から退くのを確認すると生ける屍どもに炎を放った。

青白いほどの高温の炎が生ける屍ごと馬呑吐を包み込んだ。
>166
(セリオが放った炎が馬を包む)
あの女・・・邪魔ね。
(ルガーを取り出して目を狙って打つ)

攻撃側:廊下
>139の続き
食堂に到着・・・ちょうどそのときに>144のワッハマンと遭遇・・・
「・・・貴方はなにをしているのですか?・・・このような危険な場所に・・・・」
その時ワッハマンの隣からレミィが現れた・・・
「あなたは、誰?」
・・・その時現れた少女に今までの経緯、最終目標を教えた。
 
・・・私は、そろそろ行く・・・お互い無事を祈って・・・無事だったらまた会おう・・・
(移動:廊下へ)
>162
 
 闘技場の入り口にさしかかったところで、背後から声をかけられて、
俺はそちらを振り返った。
 
 ひとりの若い男。確か――人間の秋葉流と言ったか。
 
「まあ――取り敢えずね」
 
 そんな言葉を返して、奥へと足を進める。
 視界に入るのは、典型的な闘技場のそれだ。

 未だ相手の居ない闘争の為に作り出された空間は、ただ静かに沈黙
を保っている。
 
(防衛側:闘技場)
170馬呑吐(M):02/02/23 23:36
機械大殲:防御側
>158 量リオvs馬呑吐
 
次々とポンコツ1体に切り倒される彊屍の群れ、その剣が今度は馬に迫る。
 
「ハッ、ガキが。見くびるんじゃないヨ」
 
 次々と迫り来る大剣を気の通ったマフラーで受け流す。そしてポンコツが一歩引くと
其処には…同型のポンコツが巨大な(>166)銃口を構えていた。
 
「やるネ、だが甘いヨ…急々如津令、撃!」
 
 呪の描かれた掌を銃口から迫る炎に向けて突き出すと無数の鬼の顔が飛び出し相殺。
辺りに爆発の衝撃が散らばった。

(場所:大理石の廊下)
171ザコ軍団:02/02/23 23:36
機械大戦防衛側
>155ネズミ軍団
骨を粉々に砕かれでもしない限り滅びる事のないスケルトン軍団
だが内部から接着剤で動きを止められてしまってはどうしようもない
 
剣や棍棒の一撃で次々とネズミを潰すも、その数の前に圧倒されつつあった
 
>157フォーレン
それに加えフォーレンの放つパルスバルカンの連打が
ネズミともども次々と骨を砕き、スケルトンの数は次々と減っていく
 
 
だがその前に新たな戦力が登場
中庭の噴水からサッカーボール大の大きさの水の塊が飛び出し
侵入者側に襲い掛かる。その水は鉄をも溶かす強酸だった
 
(悪魔城正門)
機械大殲/攻撃側
>161 vsコロッサス神父

「人間は傷つけるな! 丁重にお帰り願え!」

ネズミロボのバックパックからゴキブリの大群が飛び出した。
混乱に乗じて部隊を分けると、邪妖精に向かって突撃する。

(大理石の廊下)
173カミーラ ◆ICarmilA :02/02/23 23:37
>156

何機か飛行機の機影が見えましたので、対物銃で狙撃いたしました。その甲斐
あってか、一機は撃墜できたようでございます。

ですが、轟音とともに時計塔の屋上に墜落した機体から、人影が降り立つのが
見えました。

わたくしは、そばに置いていた愛用のFN P90を手にとると、その人影に対峙いた
しました。少々口の悪い方のようでしたが、きりっとしたお顔はなかなかの美しさ
でした。それに、美しい金色の髪。こんなところでお会いしたのでなければ、ぜひ
仲良くなりたいところでしたが……。仕方ありません。命をいただいて、その後で
ゆっくりと血を啜らせていただくことにしましょう。

わたくしはゆっくりと銃を構えると、引き金を引きました。連射モードに設定された
銃から、銃弾が飛び出します。

>166 >148 
 
スパコーンとセリオが悪魔城の廊下を進む。
レーダーに複数の反応。
 
やがて前方に複数の影が見えてくる。
セリオがその内の一つにフレイムランチャーを構え、そして放った。
 
続けざまスパコーンが駆け、そして実剣でその炎を薙いだ。
175カミーラ ◆ICarmilA :02/02/23 23:38
すみません、わたくしは防衛側です。
176コロサス神父(M):02/02/23 23:40
ネズミ型機械は数が多く、邪妖精を持ってしても食いきれないようだ。
 
「いけませんね・・・戻れい、邪妖精軍団!」
 
>170 
「むっ!?」
 
相殺が目に入った瞬間、邪妖精を集合させ盾にする。
 
「危ないことをなさいますな、馬殿」
 
(防御側:大理石の廊下)
>167
訂正。私は防衛側ね。
178神敬介(M):02/02/23 23:41
機械大殲 導入
 
俺の名は神敬介。沖縄にある水産大学に通う、ごく普通の学生だった。
そう、あの時までは・・・・・・
 
俺の父は世界的な科学者で、ロボット工学の第一人者でもあった。
そこに目をつけた奴らが居た。
G.O.D.日本壊滅を狙う、悪魔の手先ども。
奴らへの協力を断った親父は、俺ともども、奴らに殺された。
 
いや、殺されかけた、というべきか。
俺は瀕死の親父の手により、深海作業用サイボーグに改造され、
再びこの世に蘇ったのだ。仮面ライダーXとして。
 
そして俺は父の仇であるG.O.D.を叩き潰した。
苦難の連続ではあったけれど。
日本内でのG.O.D.組織は潰したものの、
その残党は世界中に根を張り巡らし、復讐の時を待っている。
俺はそいつら全てを借り出す為、日本を離れた。
 
俺がその噂を聞いたのは、スペインでG.O.D残党と戦った後、ふと立ち寄った小さな港町でだった。
それまで無人だったはずの城が突然、邪悪な気に塗れ始めたというのだ。
しかも、近隣の村々では行方不明者や原因不明の殺傷事件が多発しているという。
 
G.O.D.の残党か?俺は確認のために、その噂の元となった城へと急いだ。
 
そこは、素人目にも判るほどに、邪悪な気を周囲に放出していた。
G.O.D.とも違う、純粋な邪気。
遠目から城を観察していた俺の目に、とんでもないものが映った。
 
あれはなんだ?腐りかけた死体が歩いてる? 
まさか、そんな馬鹿な!! 
しかし、俺の目は確実にそれが死体だと訴えている。
人の尊厳を奪い、その死をも蹂躙する悪党が、あそこには存在する!! 
俺は決心した。ここを叩き潰す。
そして、死者達に安らかな眠りを与えるために。
 
「だーーーーいへーーーんしーーーん!!」
 
俺は叫んだ。その叫びと共に、体の表面の擬似皮膚がスーツに覆われていく。
頭部に収納されていたマスクが展開され、俺の頭を包む。
そして俺は異形の戦士の姿となる。
 
「行くぞ、死を弄ぶ外道ども!!」
 
俺は叫ぶとクルーザーにまたがり、一気に城門へ飛んだ!!
 
【機械大殲】
>173 カミーラ
 
あんた一人に構っている暇はない・・・
けど、簡単に通してはくれそうにないか!!
 
(銃弾を左手の手甲で弾きながら、カミーラに接近)
(弾けなかった分もあるが、いずれも致命傷には至らない)
 
でりゃああ!!
 
(右手に携えていたバレットライフルをカミーラ目掛け、棍棒のように叩きつける)
 
 
場所:時計塔屋上/攻撃側
180トレス・イクス(M):02/02/23 23:44
>173 機械大殲:攻撃側 対カミーラ
 
 敵と思われる吸血鬼を発見、どうやら他の敵と交戦中の様だ。
 両手に世界最大の戦闘拳銃"ディエス・エレ"を構え、その吸血鬼に冷たい銃口を向ける。
 刹那、轟音と共に無数の銃弾が牙を剥いて女吸血鬼へと向かった。
 銃口が、熱せられる。
 
 場所:時計塔最上階
防衛側
>170>174

 空中から人影が5体現れる。
 出現と同時に二人がショットガンで射撃、スラグ弾による制圧(標的はセリオ)

 3人がライフルとナイフを構え、先行する。
 近距離からの徹甲弾か・・・でなきゃインファイトで潰す。

(場所:大理石の廊下)
機械大殲/攻撃側
>171 vs雑魚軍団

強酸がネズミロボを次々と溶かしていく。
組み体操をして盾をつくって防御しながら、本隊はさらに特攻を続ける。

(悪魔城正門)
>181
※馬とは反対側から出現、挟撃
機械大殲 防衛側 
 
>163 コスモX 
 
「バカめ! これでこのナイト・ミシェールを封じたと思うの?」
 
 女の胴体部が割れ、幾つもの針、というか杭が突き出る。 
 
「ハリネズミにおなり!」 
 
 コスモXに向かって全弾発射! 
 
>165 ネズミ型アニマトロイド 
 
「鼠風情がやってくれるものだ。――ローリング・スラッシャーを出せ!」
 
 アルレッキーノの叫びと同時に、客車から直系およそ五メートル、全長約十五メートルの巨大なローラーが出現した。
 ドゲのついた大車輪は、付近の人形もろとも機械のネズミを粉砕していく。
 
(場所:正門前)
機械大殲
>168
・・・現在廊下・・・かなり多数が潜入したと見ていいだろう・・・私も撹乱のため・・・頑張るか・・・
(移動:図書館へ)
186ワッハマン(M):02/02/23 23:50
>168
事情を聞く。なんとなくで入った場所で、
いきなりそんな事態に遭遇するとは思ってなかったが・・・
話を聞いた以上、その”彼女”を見捨てる訳にはいかない。
 
  ――助けよう――
 
とりあえずそれだけを思うと、彼は宛ても無く、とりあえず駆け出した。
 
所々で戦っている機械や、絡繰りや、その他異形のものを見かける。
それにも構わず、ただひたすらに駆ける。そして。
 
 
      とりあえず飛びこんだ場所は、妙に開けた場所だった。
 
 
攻撃側:現在位置:闘技場
機械大殲/攻撃側
>176 vsコロッサス神父

爆発によって吹き散らされるネズミロボとゴキブリの群れ。
しかし邪妖精は撤退した様子だ。

「チャンスだ! 人間を生け捕りにしろ!」

特攻し、張り付き、接着剤を吐き出して神父を固めていく。

(大理石の廊下)
188コスモX(M):02/02/23 23:51
>>184
迫り来る無数の杭のミサイル!そのときコスモXは!
「コスモサイクロンッ!」
両腕を前に突き出し、捻りを加えると強烈な嵐が志向性をもってナイト・ミシェールを、
放たれた杭を捲き込んで暴れ出す!
機械大殲 防衛側
 
エリザベスの所に突如としてテレポートストーンを使って
現れる
 
「なんじゃ騒々しいのぉ・・・エリザベスとやら用事とはなんじゃ?」
「わらわは忙しいのじゃ手短に頼むぞい」
 
腰に手を当て威風堂々と立っている
 
(場所:最上階大広間-エリザベスの部屋)
190カミーラ ◆ICarmilA :02/02/23 23:51
【機械大殲】

>179 リプミラさん

「意外と乱暴ですのね」

突進してくるリプミラが叩きつけてきたバレットライフルの銃身を、カミーラは軽やかな
ステップでかわす。

「M82なんて、あなたのような女性が振り回していいものではありませんわよ。……ところで」

カミーラは銃を油断なく構えたまま言う。

「このまま下に下りるのでしたら、ここは通してさしあげますけれど、どうなさいます?戦う、という
のでしたら、どちらかが死ぬまで戦うことになりますが」

(防御側、時計塔屋上)
>185 
 機械系大殲:防衛側 
 
 騒音が随分と大きくなってきた。あちこちで戦いが起こっているようだ。 
 ふと、そこに人影――いや、人外の人形が近づいてきた。 
 
 ふむ、相手をしてみるか。 
 
 気配を殺しつつ、様子をうかがう……。 
 
(場所:書庫)
「むう、一部の者が此処に近づいているな。時計塔最上階はカミーラ1人か」
 
悪魔城最上階の一室で鏡の表示される城内の様子に顔をしかめている男がいる。
彼の名は人形使いナハツェーラー。
ヴァンパイア三銃士の1人である。
 
イノヴェルチを離反した彼は悪魔城に逗留していた。
だが、いかんせん肩身がせまい。
これで功績をあげ、伯爵やエリザベスの歓心をかう必要がある。
 
離反時に大量のキメラヴァンプを引き連れてきた。
これらを上手く使えば……
 
「お前達、時計塔のカミーラの支援に迎え!」
 
ナハツェーラーはそうキメラヴァンプたちに指示を出す。
作戦ミスは今後のためにも許されない。
193フォーレン(M):02/02/23 23:52
機械大殲 攻撃側

>157 ザコ軍団
>171
嵐のような光弾の掃射でスケルトンの数は急速に減って行く。

「・・・敵勢力レベルの低下を確認。支援行動に移ります。」

噴水から吹き出た水球には目もくれず、武装を変更。
「照準。敵兵員輸送車両。・・・セイフティ解除。・・・発射!」
(>128 >184)地中から出現した輸送車両に向け、
プラズマランチャーの一撃を発射。眩いばかりの光弾が
客車に直撃する。

(場所:正門前)
194馬呑吐(M):02/02/23 23:53
機械大殲:防御側
 
>174 スパコーンvs馬
 
 馬の腕ごと爆炎の壁を剣が凪払う。その向こうに立つのは騎士が。
馬は切れた腕にマフラーを巻き付けフンと唸る。腕は何事もなかったように繋がった。
 
「ガハハハハ、無駄だヨ、そんななまくらじゃワタシは滅ぼせないネ」
 
(場所:大理石の廊下)
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐
>166>170>174
 
フレイムランチャーの炎が荒れ狂い、廊下が高熱に包まれる。
流石に、これでは攻撃出来ないのか、悪魔城側からの攻撃が薄れる。
 
「チャンスですね・・・」
 
リオは背中に担いだタンクを一本抜き出し、炎に投げ入れた。
『ボゥン!』
高熱に晒された高圧タンクは一気に弾け、その内容物をあたりに撒き散らす。
最凶の毒ガスと呼ばれるVXガスを・・・
 
攻撃側:廊下
>189
 
「あら、ノーブルレッドの方ですわね。クスクス、歓迎しますわ」
 
エリザベスはマリアベルに微笑をたたえながら告げる。
 
「現在、大理石の廊下、正門前あたりが激戦地をなっております。ご支援、お願いできます?
上手く、やってくれればオリハルコンやダマスクスなどのレアメタルをお好きなだけ差し上げますわ」
 
(場所:最上階大広間-エリザベスの部屋)
197コロサス神父(M):02/02/23 23:56
>187 ネズミ型アニマロイド
「ぬおっ!?」
 
邪妖精を集中させたのが仇になった。
盾ごと接着剤に絡め取られ、無様に転倒する。
 
「ぬぬ・・・不覚。これはいけませんな・・・
(この接着剤を食い尽くすのはかなり時間がかかりそうですね・・・)」
 
(防衛側:大理石の廊下)(一時的に戦闘不能)
198HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/23 23:56
>167
>170
私は何者かによって撃たれた弾丸が近付くのをセンサーで確認すると
爆発に乗じて腕の巨大なベイルで防御を計る。
弾かれ、跳弾となる弾丸。

「…目標変更します……変更した目標に攻撃開始。」
弾丸の飛んできた方角に向けてフレイムランチャーを放つ。
>184
「なんだ、こいつら!?」
 
正門目に着地した俺は目を疑った。ピエロのような奴らとロボットが戦ってる?
どうやら、ロボット側が攻撃してるようだ。ならば。
 
「助太刀するぜ!!ライドルスティック!!」 
 
俺は腰のベルトのSボタンを押し、ハンドルを思い切り引っ張る。
ハンドルを取り出すと、それは一気に2mほどの長さに伸びていく。
 
「行くぞ!!」 
 
俺はクルーザーに乗ってピエロに突撃をかける!!

機械大殲/攻撃側
>184 vsアルレッキーノwith真夜中のサーカス

あっという間にひき潰されていくネズミロボ軍団。

「ひるむな! 最後の一兵まで戦い続けろ!!」
「「「「チュイー」」」」

回り込み、軸をかじり倒し、歯車に挟まって動きを止める。

(悪魔城正門)
機械大殲>185からの続き
>191
・・・なんだこの気配は・・・誰かいるのか・・・
 
図書室をサーチ中・・・バンパイヤ・ロードを発見!!!
 
・・・気づかない振りして・・・不意打ち攻撃!!!「そこか!!!」(ミサイル発射)
202ザコ軍団:02/02/24 00:00
機械大戦防衛側
 
>178神敬介
正門から突入してくる新たな影
それの上空を飛び交うハゲタカから背を丸めた小柄な生物
せむし男が次々と投下され襲い掛かる
 
>182ネズミ軍団
せむし男はネズミ軍団を上空からの踏み潰しで潰していく
その軽快なフットワークで自爆からも比較的ダメージを受けずにいる
 
>193フォーレン
水を無視しながら支援砲撃をするフォーレンに強酸性の水が絡みつく
プラズマランチャーにも水はまとわりつき、それ以上の支援砲撃を不可能にする
 
それに加えてせむし男がフォーレンに向けて重力を利用した体当たりを食らわす
(場所:正門)
>186
 
 ……視界に、男が一人。
 見覚えのない男だ。おそらくは、侵入者の一人なのだろう。
 俺は目の前の彼に向かい、ひとつ肩をすくめると。

「さて――取り敢えず、始めようか」
 
 一言。
 じゃこ――と、いう音を立てて、右手に構えたスタッフを操作。
 無音詠唱。
 そのスタッフの先端を、男に向けて。鋭く、撃発音声。

「――イグジストッ!」
 
 <ブラスト>が発動。顕現した爆炎は、一直線に男に向かい炸裂する。
 
(場所:闘技場) 
ナハツェーラーが時計塔に支援に向かわせたのは、
コウモリとコンドルタイプのキメラヴァンプであった。
 
――足場の不安定なあそこなら空を飛べるものが有利。
 
そう、考えたのだ。
 
時計塔に入ったバットヴァンプとコンドルヴァンプは1人の神父を捕捉する。
 
バットヴァンプ
「キシャァァァッ!」
(トレイ・イクスに向かって、H&K-MP5(サブマシンガン)による一斉射撃)
コンドルヴァンプ
「……………」
(死角から、隙をうかがっている)
 
(防衛側:時計塔最上階)
【機械大殲】
 
>190 カミーラ
 
取引、というワケか。
先を急ぎたいところだが、あんたのその銃の腕、放置するには危険すぎるんでね。
・・・倒させてもらう!
 
(言うが早いか、左腕の手甲からビーム砲を発射)
(その間に距離を詰め、思いっきり殴りかかる)
 
 
場所:時計塔の屋上/攻撃側
206バンパイア・ロード ◆aVampirE :02/02/24 00:03
>201 
 機械系大殲:防衛側 
 
 こちらの世界の兵器――確かミサイルと言ったか。 
 それが私に向かって飛んできた。 

 ここで喰らってやる義理はない。 
 
 手先から炎を呼ぶと、その弾頭に当てる。 
 炎に触れ炸裂したミサイルの爆炎に隠れ、私はリーガーに向けて爪をふるう。 
 
 (場所:書庫)
機械大殲/攻撃側

「時計塔までもうすぐだ! 全軍突撃、リーダーを援護しろ!」

(時計塔前)
機械大殲 防衛側
 
>196 エリザベス
 
顎に手を持っていき少ししかめる
 
「ふむ・・・研究材料には事欠かないが・・・
 数少ない夜の種族の友人じゃからな・・・協力してやろう♪」
 
「ではアースガルズを召喚じゃ」
 
(場所:最上階大広間-エリザベスの部屋)
 
 
異次元の空間が開き悪魔城正門に巨大なゴーレム
【アースガルズ】が姿を現す
 
『ゴオォォォォォォォ!!!』
 
(アースガルズ正門前へと出現)
 
>198
空に軽く印を書いて魔力を展開させる。
炎は私をさけて虚空に舞い散った。
 
「さて、人が増えてきたわね。廊下では狭すぎるわ
プライミッツ・マーダー、行くわよ」
 
私はプライミッツマーダーと共に廊下から移動した。
 
(防衛側:廊下から移動)
210馬呑吐(M):02/02/24 00:06
機械大殲:防御側
>195
 
 ポンコツの片割れから投げ込まれた金属のタンクが爆ぜ、辺り一面に死のガスが
吹き出す。
 
「これはたまらないネ」
 
 懐から呪符を数十枚、辺りにバラ撒く。馬を護るように呪符が散らばり、馬の周りの
ガスの流れを遮る。
 
「やれやれ、少しお仕置きが必要だネ、このポンコツには」
 
 更に懐から剣のミニチュアを出し、先程タンクを投げたポンコツに投げつける。
 
(場所:大理石の廊下)
211トレス・イクス(M):02/02/24 00:07
>204 機械大殲:攻撃側 対キメラヴァンプ*2
 
 突然の乱入者達に、一瞬反応が遅れた。
 両腕を交差し、サブマシンガンの銃弾から光学系センサーを保護。
 ボロボロになった僧服をあざ笑うかのように、人工皮膚と人造筋肉にひしゃげた銃弾が張り付いている。
 
「常駐戦術思考を強襲戦仕様から殲滅戦仕様(ジェノサイドモード)へ書き換え(リライト)」
 
 片腕それぞれに構えた"ディエス・エレ"の乱射が、二体のキメラヴァンプを砕かんと牙を剥く。
 
 場所:時計塔最上階
212メフメット大公(M):02/02/24 00:07
(機械大殲防衛側)
>186 >203 vsワッハマン
闘技場についたときには、すでに三人の先客がいた。
うち二人は見知った顔――レイオットと秋葉 流だ。
もうひとりは機械人形――敵だ。

機会の大公は巨大なダンビラを振りかざし機械人形ににじりよる。

(場所 闘技場)
機械大殲/攻撃側
>202 vs雑魚軍団

プチプチ潰れていくネズミ軍団。
それでも果敢に取り付き、歯を立て、自爆する。
機械大殲 防衛側 
 
>188 コスモX 
 
「な、何なのこの風は!」 
 
 放った杭を吹き散らされ、ミシェールは風の中で絶叫した。
 
「ええ、ミシェール、合体だ! オレのスピードならこんな風など屁でもないわ!」 
「オーケーフランク! 人間が、お舐めでないよ!」 
 
 再び一つに結合した両者は、暴風をものともせずコスモXに向かって走り出した。
 
>200 ネズミ型アニマトロイド 
 
 雪崩のごとく、地をならし、全てを灰燼に帰していく巨大ローラー。
 だがその動きが突然止まった。アルレッキーノの顔が訝しそうになる。
 
「どうした? むう、全自動型は意志の疎通が出来ないから不便極まりない――まさか!」 
 
 アルレッキーノの危惧は的中した。ネズミたちの攻撃は、或いはその残骸は歯車に絡み付き、その機構をついに止め得たのだ。
 だがそれに払った代償は――。

(場所:正門前)
215ブリアレオス(M):02/02/24 00:10
>131 >201 >206
オレたちゃ暇な遊撃勢力、どこで何をしようかねぇ・・・
そろそろ空中で待機するのにも飽きてきたし。
 
適当な所に行っちゃうか。
コットスは12機ちゃんといるね。
 
それじゃ、手近な窓に飛び込むとするか!
 
手近な窓に飛び込むと、そこはとてつもなく広大な書庫だった。うんざりするな、この本の量は。
どうやら何かはでに戦闘中らしいが、オレはちっとも気にしない。
目の前に優雅な格好をする青年が。スキャン開始、人間じゃぁ無さそうだね。
バイオロイド風のヤツはみんな敵だと思えって言われてるから、こいつは敵だと判断する。
 
コットス、強襲陣形(アサルトフォーメーション)展開、蜂の巣にしておくぞ!
機械大殲
>206
・・・やったか?・・・いや!!!まだだ!!!!!
バンパイヤ・ロードと一端距離を置いてからライフル掃射と同時にミサイル発射
217コスモX(M):02/02/24 00:11
>>214
「それを待ってたぜ!!」
再び合体した二体の自動人形を前に俺は身構えた。
「コスモスピィィィィィンッッッ!!!」
両腕を突き出した姿勢から跳躍し、高速回転。
ドリルのごとき貫通力と突進力、そして先ほどのコスモサイクロン。
三つの力が一つになる時、まさに百万パワー!
機械大殲/攻撃側
>202
 
俺の上空でハゲワシが群れをなして飛んでいる。
すると、奴らは抱えていた猿の様な物体を多数投擲してきた! 
 
「こんなものぉ!!」 
 
俺はライドルスティックを一閃させ、そいつらを片っ端から叩き潰していく。

219秋葉流(M):02/02/24 00:13
>186 >203 >212 vsワッハマン
「――イグジストッ!」
音と同じに爆炎が男に炸裂…
錫杖をかまえる、まさか、これでくたばっちゃ、面白くない…
メフィストが接近するより早く…
「弧月!!」
叫びとともに法術を炸裂させた。
>211 バットヴァンプ&コンドルヴァンプVSトレイ・イクス
 
バットヴァンプ
「キヒャァッ!?」
(羽を撃ち抜かれ、失速。慌てて、柱の影に身を隠す。再生を待つ)
コンドルヴァンプ
「キィッ!」
(もともと、牽制行動中のため回避。一気に天井まで上昇)
「灰になれ!」
(焼夷手榴弾を何発もトレイ・イクスに向かって投下)
 
(防衛側:時計塔最上階)
221フォーレン(M):02/02/24 00:15
機械大殲 攻撃側
>193
>202 ザコ軍団
「強酸化学兵器と確認。脅威レベル0と判断。支援を続行します。」
強酸攻撃。せむし男からの体当たり攻撃を受けるが、意に返す風もない。
「上空敵勢力の殲滅を開始。−特殊武装:バ−ストロック−起動。」
背面バックパックが左右に開き、上空に向けた4連の短砲身が覗く。
「味方勢力を効果範囲から除外−ファイア!」
灼熱の高速エネルギー弾が、上空に連射される。

(場所:正門前)
機械系大殲:防衛側 
 
>216 
 避けられたか。 
 距離を取っていく姿に舌打ちをしながら、魔法を組み上げる。 
 風がまとわりつき、銃弾を弾く壁になった。 
 掃射された弾丸が壁にぶつかり潰れ、落ちる。 
 
>215 
 そこへ、また新たなる侵入が現れた。 
 なるほどどうして、なかなか盛況だ。 
 再び銃弾の掃射。 
 その弾丸とミサイルが触れ、私の目前で弾けた。 
 
 ――これを好機とするか。 
 
 爆発にまみれながら、私は新たな魔法を使う。 
 透明化の防御魔法。そして…… 
 
 リトフェイト――本来なら、ただ浮かぶだけの魔法。 
 
 だが、リミットを外した浮揚の魔法に囚われた人形たちは、 
 高速で天井に叩き付けられ、めり込む。
 
 まだだ、まだ、数は多い。 
 
 私は休むことなく、新たな魔法を組み始めた。 
 
(場所:書庫)
223カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 00:17
【機械大殲】

>205 リプミラさん

相手が左手をこちらに向けたのを見て、カミーラは反射的にFN P90で自分の身を
守ろうとする。次の瞬間、強化プラスチックと金属でできた銃は熱を帯びて溶け落ちた。

「光線兵器?」

カミーラは、単なる金属の固まりとなったFN P90を投げ捨てると、刃渡り30cmほどの
長大なナイフを取り出す。そして、殴りかかってきた敵の目前で身を沈めると、相手の
右足に強烈な回し蹴りを放った。

(防衛側:時計塔)
>195 >210 
スパコーンの実剣は間違いなく相手・・・馬を切り裂いた。
だが馬の傷は瞬時に再生し、リオに向かって剣を放つ。
 
だが・・・リオを庇うようにして回り込んだスパコーンが剣をはじき飛ばす。
 
「君ノ相手ハ私ダ・・・」
 
その言葉と同時に飛ばされた馬の剣をキャッチしてそのまま投げ返した。
そしてスパコーンもそれに続くように馬に肉薄する。
 
(大理石の廊下)
225トレス・イクス(M):02/02/24 00:21
>220 機械大殲:攻撃側 対キメラヴァンプ*2
 
「〇・四三秒遅い」
 
 銃弾に空中にある焼夷手榴弾が次々と撃ち抜かれ、爆散する。
 更に、手榴弾を撃ち抜いた銃弾は一見でたらめな方向に飛んでいったと見せて、柱や壁を巧みに跳弾。
 
「命中(ヒット)」
 
 その声と共に、柱の陰に隠れたはずのバットヴァンプのいる場所へ跳弾が迫る。
 
 場所:時計塔最上階
プライミッツマーダーと共に悪魔城を駆け抜ける。
悪魔城はいまや、どこもかしこも大騒ぎだ。
 
「ふふっ、どうなるかしらね」
 
(>220 交戦中のヴァンプキメラとトレス・イクスに気付いた)
あれは確かヴァチカンの・・・面白そうね。
 
(防衛側:時計塔最上階へ)
機械大殲 防衛側
>正門側ALL 
 
アースガルズの両腕のジェネレーターが起動する
 
『ゴオォォォォォォォ!!!』
 
(対消滅バリア発生準備・・・トリップ判定
 成功者には発生前に正門を抜けられる)
 
場所:正門前
>224(>166)
セリオ姉妹&スパコーン VS 馬 & ブラッドジャケット

 後方からの狙撃が機械人形を襲う。よろめきながらも盾を掲げて振り向くセリオ。
 先行の3人は散開、左右および正面から接近。

 右方の一人は銃撃をかけながら、さらに後方に回り込むように移動。
 左方の一人は関節を狙ってライフルを狙撃。
 正面の一人はベイルの影に入るようにしながら接近。

 後方二人は軟弾頭弾での狙撃を継続。その一部をスパコーンに振り向ける。

(場所:大理石の廊下)
229ワッハマン(M):02/02/24 00:24
>203 >212 >219 レイオット メフメット大公 秋葉
 
そこには、男が、二人。
誰か、なんてことは分かるはずも無い。
 
が。
 
こうやって待ち構えてるからにはおそらく、敵なのだろうと推測して見る。
その間にも敵は既に行動を起こしていた。――避ける術は無い。
爆炎が容赦無く彼を包む。――さらに。
 
>212 >219 追い討ちをかける様に振り下ろされる巨大な剣。術。
        こんな連撃をまともに食らって生きていられるはずもない。――が。
       
         その時―――
 
はははははははははは。
 
何処からとも無く笑い声が響く。
 
わーはっはっははははははは。
 
場違いなほどの笑い声は、煙の中から発せられていた。
 
はーっはっはっはっはっはっはははははは!!
 
笑っている。彼が、ダンビラを何の問題も無く片手で掴みながら、笑っている。
一つの傷も負う事もなく、ただひたすらに彼は笑っている。
 
ダンビラごと、その所持者を投げつつ、彼は先程爆炎を放った男に殴りかかろうとしていた。
 
攻撃側:現在位置:闘技場
機械大殲 防衛側 
>217 コスモX 
 
「あ、あ、いや、いやあああああッ!!」
「オレのスピードを超えるだとォォォォッ!!」 
 
 二体の人形の悲鳴を聞いて、アルレッキーノは舌打ちした。 
 
「馬鹿どもめ、私が出るしかないか。――しろがね以外の人間に我が技を振るおうとはな」
 
 アルレッキーノは瞳の無い右目と、それが二つ有る左目を細めた。
  
(場所:正門前)
231コスモX(M):02/02/24 00:27
>>230
俺は、二体の自動人形が「人形」になるのと同時に着地した。
「さて…真打の登場ってわけだ!」
両拳を合わせ、眩い光を放つ光剣を抜き放つ!
「コスモ・ブレードッ!」
232ジャンパーソン:02/02/24 00:27
攻撃側

>164
戦闘機スカイガリバーが上空に到着した時には、既に戦いは始まっていた。
全世界のロボットに向けて発信されたSOS。それを受けて、彼はやって来た。

スカイガリバーのハッチを開け、ジェット噴射で飛び出す。
手近にあるのは時計塔だ。その外壁に取り付くと、右拳を換装する。
「ブレイクナックル!」
巨大な鉄拳が外壁を砕く。

場所:上空→時計塔
>222
ちっ!!弾が効かないとは・・・そう言い終えた後に天井にめり込み床に落ちる・・・
銃の残弾数を確認したら全て打ち終えていた・・・ 
全弾打ち終えた銃を捨ててなぜかホッケー用のスティックを持っている。
・・・ミサイル全弾発射!!!バンパイヤ・ロードに向かってミサイルの雨が降る。
空になったポッドを捨てて身軽になり、バンパイヤ・ロードに特攻をかける。
機械大殲
>216 >233
既に先客が戦っている。コイツもサイボーグかアンドロイドか。
まぁ、連合部隊の一員だろう。
つーことはお仲間だよな。
 
Olynpas:Res(001)よー、オマエさんも救出部隊か?オレはオリンポスのESWAT、協力するぜ(EOS)
 
>222
何をやったのか知らないが、4機のコットスの重力制御が乱れ天井に叩きつけられる。
だが、コットスはもとより手榴弾の直撃を蚊に刺された程度に感じない頑丈&鈍感ロボットだ。
気にもせずに(コットスに気にするなんて上等な機能があればだ)フォーメーションを展開。
姿を消してるみたいだね。光学迷彩か?
嗅覚、圧力感知、熱映像、紫外線、音波探知・・・etc、と。ビンゴ!これでOK,捕まえた。
 
「ファイア!」
  
12機のコットスの対サイボーグライフルから、凄まじい勢いで純銀弾頭のホロウポイント弾が吐き出される。
こっちに来る最中に立ち寄ったヴァチカンでありがたい司祭様が聖別したありがたい弾丸だ。
お祈りが本当に効き目があるのかどうかは知らないがこれだけの弾丸を叩き込まれて無事な生物ってのはいないよな。
【機械大殲】
>223 カミーラ

ちっ! さすがにこの程度じゃ・・・わたっ!
たたたたっ!!
 
(攻撃を躱され、逆に足払いを受ける)
(そのまま衝撃を無理に殺さず、左手を軸にして転がって体勢を立て直す)
 
・・・反撃、させてもらうよ!
 
(胸を覆っているクロウズを外し、金属部分から丸ノコ状の刃を展開する)
(それを鞭のようにしてカミーラに攻撃)
 
喰らえッ!
 
 
場所:時計塔の屋上/攻撃側
>225 バットヴァンプ&コンドルヴァンプVSトレイ・イクス
 
バットヴァンプ
「クギャァッ!」
(羽の再生が終わったと同時に今度は右足を吹き飛ばされる)
「クキャアアアアアア !」
(一箇所に留まるとは不利と見て空中を高速で飛行しながら、H&K-MP5斉射)
「ケッケッケッ!」
(狙いはトレイ・イクスの頭上に小さな歯車(といっても半径1M)。歯車を固定するネジを打ち抜く。
歯車がトレイ・イクスの頭上に落下)
 
コンドルヴァンプ
「フシャァァァァァッ!!」
(爆風を煙幕代わりにしてトレイ・イクスに急降下してのキック!)
 
(防衛側:時計塔最上階)
(>227のトリップ判定)
>229

 ……小型爆弾並みの破壊力を持つ<ブラスト>。
 その直撃喰らって傷ひとつないだと?
 
「なんと、まあ――」
 
 だが、そんなことを呟いている暇もなく。
 延々と笑いを放ち続ける男は、こちらに肉薄し、その拳を繰り出している。

「――――ちっ!」
 
 全身の筋肉を爆発させるように伸縮させ、一気にその場から跳躍。
 空中に浮かびつつ、再び魔法を発動。
 
「イグジストっ!」

 <アサルト>発動。衝撃波を封入した力場が、ワッハマンに向かい炸裂。
 
(防衛側 場所:闘技場)
 
>236
キメラヴァンプの二匹はなかなかよく戦っているようだ。
だが、いささか相手が悪いだろう。
 
「プライミッツマーダー、行きなさい!」
 
プライミッツ・マーダーがトレスの右手を噛み砕こうとする。
私はそれに合わせてトレスの眼に狙いをつけてルガーを撃った。
(防衛側:時計塔最上階)
機械大殲
>234
・・・誰だ?・・・私は只の戦闘ロボットだ・・・協力は感謝する。気をつけろ!!奴は強いぞ!!!
機械大殲 攻撃側
(>227)対消滅バリア突破判定
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐
>198>210>224>228
 
突然庇うように現れた機械の騎士に一瞬の驚き。
しかし、0.05秒後には持ち前の冷徹さで状況判断。
一歩さがって様子を見ることにしたようだ。
「有り難う御座います、スパコーン卿・・・」

微笑む、礼を言うリオ。
戦いの場で返事が返って来るとは期待していないが、とりあえず言う所はメイドロボらしい。

姉の戦い。スパコーンの戦い。
それぞれに手を出す理由を見つけられない。
ならば、する事は決まっている。
状況に受動的に動ける準備をすることだ。
「さて・・・ラグ、<存在意思>の用意を・・・隙を見てケリをつけます」
 
リオの持った剣に力が収束してゆく。
 
攻撃側:廊下
244ザコ軍団:02/02/24 00:37
機械大戦防衛側
>213ネズミ軍団
自爆によりせむし男が撃破されるペースより上空から補給される数の方が多い
このペースだとネズミ側の全滅は時間の問題だった
 
しかし
>218
>221
の攻撃でせむし男の輸送機にあたるハゲワシが次々と撃破されることによって
せむし男の援軍が到達できなくなる
 
せむし男達はネズミ軍団の数を減らすも全滅までには至らせる事が出来ず
悪魔城の悪霊が正門に出せる戦力はもはや無くなりつつあった
 
それでも残った、スケルトン、酸の水、せむし男は果敢に抵抗を続ける
(悪魔城正門)
機械大殲/攻撃側
>227
 
突然、城門から巨大な人形が現れた。
ゴーレムって奴か?
 
そいつは現れるや、両手を光らせ始めた。
 
「やばい!?」 
 
俺はいそいでクルーザーを発進させると城門をくぐりぬけようとする。
急げ、クルーザー!! 
 
機械系大殲:防衛側 
 
>233
 気丈にも人形は立ち上がり、最後の賭に出たようだ。 
 何やら棒きれを振りかざし、体ごと向かってくる。 
 あのミサイルと一緒になって…………だが、 
 だが、こちらも既に迎撃の手は組み上がっていた。 
 
 手先から冷気が生まれ、部屋全体を覆い尽くす。 
 壁に居並ぶ本棚すべてが凍り付き、膨大な蔵書がすべて塵になった。 
 熱を持って突き進むミサイルも力無く落ち、転がる。 
 
>234 
 そこへまた別の人形どもが銃弾を浴びせかけてきた。 
 不思議なものだ。こちらは姿を消しているのに、 
 やたら正確な攻撃ばかりが繰り返される。 
 それが人この、形たちの力なのだろうか。 
 
 魔法の抗壁で銃弾はすべて、地に転がる。 
 それを後目には私は凍てつき、動きの鈍った人形一つを切り裂く。 

>222  
 だがその背に――バンパイヤリーガーのスティックが叩き込まれた。 
 
 ただの棒きれとは思えない衝撃にもんどり打って、倒れる。 
 転がりながら距離を取るのが、精一杯だった。 
 
(場所:書庫)
247カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 00:39
【機械大殲】
>235 リプミラさん

「楽しくなってきましたわね」

カミーラの目が生彩を帯びる。戦いは、貴族の義務。それに、彼女にとっては
女性を魅了するのに次ぐ愉悦でもある。

足払いで体勢を崩すことなく、余裕で立ち上がった相手の動きを見て、カミーラの
悦びは更に大きくなった。相手の放った鞭を避けることなく、手で掴む。銃の熱から
手を保護するために付けていた革手袋が裂け、その下の肉を食い破る。血が迸るが
カミーラはそれを一切意に介さない。表情も全く変わらない。

「さて、ご自慢の鞭はこれこの通りですわ、どうなさいます?」

カミーラの口が半月形に歪む。

「流した血の償いはしていただきますわよ」
機械大戦 防衛側
 
【対消滅バリア発生】
 
強力なバリアがエネルギーの壁として発生
(近くに居る者は衝撃で思い切り吹っ飛ぶ)
 
ジェネレーター冷却状態
対消滅バリア消滅
 
一時的なバリア発生
やはり一体では【神々の砦】たる力を発揮できず
249トレス・イクス(M):02/02/24 00:39
>236>239 機械大殲:攻撃側 対キメラヴァンプ*2、ふみこwithプライミッツマーダー
 
 上空から落下する歯車を見たトレスは、"ディエス・エレ"を一挙動で格納。
 次いで、背中に背負っていた20ミリバルカンキャノンを歯車の方へ向けて発射。
 秒間二十発の重機関銃弾が歯車を惨めな鉄屑に変えてはじき飛ばした。
 銃弾は、もはや取り合う威力もないと判断し、そのままその身で受け止める。
 やはり前と同じ結果で、銃弾は人造筋肉を貫く事はできなかった。
 
 そして、その暴力の嵐は二体のキメラヴァンプにも降り注ごうとする。
 だが、それは横合いからのガイアの怪物と、それを従えた魔女に邪魔をされた。
 光学系センサーを狙った銃撃を、頭を振って頭部で受け、プライミッツマーダーはバルカンキャノンを放り捨てて回避した。
 すぐさま、背中からパンツァーファウストを取り出してプライミッツマーダーに発射した。
 
 場所:時計塔最上階
機械大殲/攻撃側
>227
 
突然、城門から巨大な人形が現れた。
ゴーレムって奴か?
 
そいつは現れるや、両手を光らせ始めた。
 
「やばい!?」 
 
俺はいそいでクルーザーを発進させると城門をくぐりぬけようとする。
急げ、クルーザー!! 
 
251ジャンパーソン:02/02/24 00:41
攻撃側

>239
『目標A:機械・識別信号あり―味方』
…へ向けて射出される移動体あり。迎撃。
右足から抜いたビームガン・ジャンデジックで弾頭を撃ち落とすと、
私はその射撃を行った者へ向き直った。
『目標E:生物?―吸血鬼・敵』
ならば。
「ジャンパーソン・フォー・ジャスティス!」

場所:時計塔
252コスモX(M):02/02/24 00:42
>>248
「くっ?!」
気付くのが遅れた。
おかげで衝撃をもろに受けてしまい、エネルギーも少なくなった。
「…仕方がねえ…、おあつらえ向きに堀もあるし…なっ!」
ジャンプして堀に飛び込む!
「コスモッドルフィン!!」
俺は思う存分エネルギー源となる水を体に受け、力を蓄える…。
機械大殲 攻撃側

>227 (バリア突破)
「大型戦闘歩兵を確認。・・・高エネルギー反応あり・・・増大中。
 高速移動モードで強行突破を試みます。」
体内ジェネレータをフル稼働し、ゴーレムの脇をすりぬけ城内に突入。

(城内正門をくぐり城内へ)
>251
また新たな敵が現れたようだ。
ヴァチカンの神父はプライミッツマーダーに任せ、
私はこちらを相手にすることにした。
(カトラスを抜き取り、待機)

(防衛側:時計塔屋上) 
機械大殲 防衛側 
>248 
 
 突如現れた巨大人形が発した閃光。それは付近のものたちを容赦なく消し去っていく。
 アルレッキーノら自動人形たちはその被害を受ける事はなかったが、衝撃で弾き飛ばされた。
 木の葉のように宙を乱れ飛ぶ人形たちの中にあって、アルレッキーノだけは優雅に地に舞い降りた。
 油断無く周囲に目を配りつつ、動きを止めた巨人を仰ぐ。
 
「我らが同類とはいえ凄まじい破壊力だな。――さて、あの人間は何処へ行った?」 
 
(場所:正門前)
>249 バットヴァンプ&コンドルヴァンプVSトレイ・イクス
 
バットヴァンプ
「……!?]」
(銃弾が全く効かないことに驚きの顔。2度目は流石に応えたらしい)
「シャアアアアアアアアアアアア!」
(被弾を気にせず、トレイ・イクスに肉薄、奥の手の超音波攻撃)
 
コンドルヴァンプ
「ガッ、ガアアアアアアアアアアアアア!」
(バットヴァンプが超音波攻撃を放つのを見て、それに便乗。全速力での突進、肉弾攻撃!)
 
(防衛側:時計塔最上階)
【機械大殲】
>247 カミーラ
 
どうするって? 決まってる。
こうするんだ、よ!!
 
(鞭を思いっきりぶん回す。無論、握ったままのカミーラごと)
(胸は丸出しだが、気にする様子も無し)
 
(そしてそのまま地面に叩きつけようとする)
 
 
場所:時計塔の屋上/攻撃側
258秋葉流(M):02/02/24 00:46
…弧月、あれだけの爆炎、そして、止めに斬撃… 
これだけの攻撃を食らって、無傷とは… 
「はっ、こいつはすげえや…」
言葉では戦慄しながらも…楽しんでいた…
人生を楽しめないはずのオレが…
「ありがとよぅ、白面」
とりあえず、独鈷を数発投げつける…
この程度で効くとは思わないが援護ぐらいにはなるだろうと思いながら
259コスモX(M):02/02/24 00:47
>>255
「………俺は、ここだーーーーーーっ!」
高く舞い上がり、アルレッキーノの前に踊り出る!
「さあて…余計な邪魔が入ったが続きと行こうぜ!」
260HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 00:48
>210>224>228>243

…目標の撤退を確認すると後方からの狙撃が私を襲った。
2、3発当たるがダメージには至らず私はバランスを崩す。

「…目標再変更…殲滅開始。」
取り囲む彼らに私は攻撃を仕掛けることにした。

弾丸をかわしつつ前方の3人に炎を放つ。
261秋葉流(M):02/02/24 00:48
>258
レス番忘れたぜェ…
>238
262ジャンパーソン:02/02/24 00:49
攻撃側

>254
目標はこちらの出方を伺っている。なら先手必勝。
「アークファイヤー! ジャンバルカン!デュアルレーザー!」
右手に火炎放射器、左手に大口径バルカン砲、足からレーザー砲。
「ファイヤー!」
遠慮呵責なしの集中砲火を叩き込む。

場所:時計塔
>249
>249
至近距離から放たれたパンツァーファウストに直撃され、
プライミッツマーダーは派手に吹っ飛んだ。
しかし、戦車ですら破壊できるその砲撃も、
ガイアの魔物の前では大した効果をあげない。
 
そのまま空中でバランスを取り、床に着地。
炎を纏ったまま、トレスに猛烈な勢いで突進をかけた。
(タックル)
 
防衛側:時計塔最上階
>246
凄まじい冷気が迸った。液体窒素?違うよなぁ。
なんだコリャ?
コットス04が凍りつく。
その一体が青年の放った一撃で稼動不能状態に。再起動命令もエラーノイズで返される。
どこをどうやったらこんな事が出来るんだか。
 
バリヤでも張ってるのかこっちの攻撃が効くそぶりも無いし。
コットス01〜03、格闘戦へ、05〜12はオレの援護。
自分の75mm対装甲滑腔砲を構え、サイティング。
この程度の目標なら2000m先からでもはずすほうが難しいネ。
凄まじい爆音と共にすべてを飲み込むかの勢いでマズルファイアが吹き出す。
さて、建物の中でこれ使うのはマズかったかな?
265馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 00:52
>224>228>243>260
 
「カッカッカ、機械人形風情が面白いコトを抜かすネ」
 
 投げ返された剣をマフラーの一振りで弾き飛ばし、更にその後のスパコーンの剣を身体に受けた
…かと思いきや左右にステップバックする影が。馬が2人に分かれた。
 
「「幽棲道士に挑む愚かさ、身を以て知るがいいネ」」
 
 ブラッドジャケット共の射撃(>228)に合わせて左右からスパコーンに抜き手を見舞う。
更に残った彊屍数十体をポンコツの一体(>243)へと向ける。
 
「謝謝、ロングファング。貸しにしとくネ」
「彊屍共、怠けてないでそこの鬱陶しいポンコツとでも遊ぶアルヨ」
 
 
(場所:大理石の廊下)
機械大殲:攻撃側 場所:図書館
>246
冷気・・・ふっなまるい!!私は元々ホッケーリーガだ!!!オイルもハイパーニトロを使用している!!!
こんなの冷気にはいらん!!!!!
 
食らえバンパイヤ・ロード!!!ソルジャー・スラップ・ショット !!!!
ソルジャー専用のパックを叩き付ける。
機械大殲/攻撃側
 
>227
 
巨大人形の手から凄まじい衝撃波が繰りだされるのと、
クルーザーが城門を通過したのは、ほぼ同時だった。
 
「ふぅ、危なかった・・・・・・」 
 
俺は後ろを振り向くことなく、クルーザーを駆って城内に向かう!!
 
(城門突破。城内に侵入成功)
268トレス・イクス(M):02/02/24 00:55
>256>263 機械大殲:攻撃側 対キメラヴァンプ*2、ふみこwithプライミッツマーダー
 
 発射済みのパンツァーファウストをすぐさま投げ捨て、同時に"ディエス・エレ"を構える。
 向かってくる二体のキメラヴァンプの心臓部へポイント。
 超音波で多少聴覚系センサーが狂っているが、光学系センサーが生きているので問題ない。
 世界最大の戦闘拳銃が放った牙は、確実にキメラヴァンプの心臓を噛み砕いた。
 
 そして、一度は吹っ飛んだプライミッツマーダーに向き直った。
 既に、大したダメージもなさそうにこちらへと突っ込んできている。
 次なるパンツァーファウストを取り出して発射、それを横目に確認しながらバルカンキャノンへと走り出した。
 
 場所:時計塔最上階
>262 ジャンパーソン
現れた機械人形は、両手両足からありとあらゆる攻撃を繰り出してきた。
 
「全く、せっかちね。女にもてないわよ」
 
軽口を叩きつつ、印を描いて炎を防ぎ、バルカンの射角を逃れ、、
レーザーの合間を縫ってジャンパーソンと名乗った男に向けて走り寄り、
手に持ったカトラスを袈裟懸けに閃かせる。
防衛側:時計塔最上階
機械大殲滅 防衛側 
>259 コスモX 
 
「ふふん。餌にしては随分と威勢の良い人間だな」 
 
 冷笑したアルレッキーノはマンドリンを軽く爪弾く。
 
「人間を超えし我らのスピードについて来てからにして貰おうか、大壮言語は」
 
 雷瞬――掻き消えたアルレッキーノはコスモXの前に在り、マンドリンを叩き付けた。
 
(場所:正門前)
機械大戦 防衛側
最上階よりアースガルズを見ている
 
「ふむ・・・意外なほど抜けられたか・・・・ジェネレーターの冷却では当分動かせれぬの・・・」
 
悪魔城の地図を見やる
 
「わらわが出ばるのはまだ先じゃ・・・アカ、アオや少し見てくるのじゃ」
 
命令と共に【精神感応デバイス】アカ&アオが偵察に向かう
 
(マリアベルの位置:最上階-展望台)
273カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 00:58
【機械大殲】
>257 リプミラさん

「あら、まあ」

リプミラの鞭の動きに翻弄され、カミーラは宙に舞った。が、そのまま相手の
意のままに操られる理由はない。カミーラは鞭を握っていた手を放すと
身体についた勢いを利用して飛ぶ。そして、身をひねって勢いを殺し、屋上の
レンガ積みの上に降り立った。。

(防御側:屋上)
>268
飛んでくるパンツァーファウストの砲弾を飛び越える。
砲弾は、そのままむなしく飛んでいき、爆音をあげて時計塔の壁を破壊した。
 
後ろの爆音は気にせず、そのまま空中からトレスに襲い掛かる。
(いまだ炎を纏ったまま)
 
防衛側:時計塔最上階
275ジャンパーソン:02/02/24 01:02
攻撃側

>269
『射線から逸脱 魔術反応 こちらに接近』

鈍い音を立ててカトラスが装甲板を切り裂く。しかし紫色の超合金の
機体に対しては、表面を削る程度だ。
「くっ!」
接近戦を仕掛けてきた魔術師風の女吸血鬼の腹部に膝蹴りを入れ、
そのまま…
「ニーキックミサイル!!」
ゼロ距離で膝から大型ミサイルを発射した。

場所:時計塔
276コスモX(M):02/02/24 01:03
>>271
「何っ?!」
速い。動きが捕らえきれなかった。
マンドリンを叩き付けられたが、大したダメージではない。
「速さで相手を翻弄するタイプってわけか…じゃあ、こっちも最速で行かせてもらう!」
その場でステップを踏み加速の準備を開始する。
「コスモランッ!アーンド!エックスツイスター!!」
アルレッキーノの懐に飛び込むと同時に跳躍、回転を加えながらのアッパーカット!
>268 バットヴァンプ&コンドルヴァンプVSトレイ・イクス
 
バットヴァンプ &コンドルヴァンプ
「「ブギュルウァァァァッ!!」」
(心臓を打ち抜かれ、灰に……)
 
(防衛側:時計塔最上階)
【機械大殲】
>273 カミーラ
 
さすが・・・すごい身体能力だな。
 
(鞭に使っていたクロウズを再び装着しつつ、目はカミーラから離さない)
 
でも、これ以上遊んでいる暇もない。
本気で、行かせてもらう!
 
(低い姿勢から、カミーラに向かっていき、ジャンプ)
(空中で右肘、両膝のブレードを展開、回転しながら突っ込む)

はぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!
 
 
場所:時計塔の屋上/攻撃側
279トレス・イクス(M):02/02/24 01:06
>274 機械大殲:攻撃側 対ふみこwithプライミッツマーダー
 
 襲いかかるプライミッツマーダーはひたすら走る事で回避する。
 どのみち、肉弾戦で勝ち目などないのだ。
 自分は"ガンスリンガー"、ならばその土俵で戦ってこそ勝機がある。
 
 ギリギリの攻撃をヘッドスライディングで回避。
 そのままバルカンキャノンのある場所へと到達した。
 すぐさま手にとって振り向き、プライミッツマーダーへと発射。
 秒間二十発の暴力が怪物へと降り注いだ。
 
 場所:時計塔最上階
機械系大殲:防衛側 
 
>266 
 背後から忍び寄る一撃――片手だけで浮かび上がると、それを紙一重で避ける。 
 なるほど、まともに受けたら堪らないな。 
 距離を取り、着地する。 
 するとそこへ――  
 

>264 
 三体の機械人形が私に躍りかかってきた。 
 その一体をかわし、二体目を蹴り飛ばし、三体目の頭を貫く。 
 手応えが悪い。まるで鉛の固まりを切り裂いているような、鈍さ。 
 蹴り飛ばされ、動きが歪になった人形の胴を両断し、最後の一体も首を刎ねる。 
 
 ガタイの割に動きは良いがそれだけ。
 存外大した相手ではなかったか、と内心溜め息をついた。 
 
 が、その時―― 
 
 質量と衝撃が体を打ち抜き、腹が背骨ごと裂けた。 
 千切れた上半身を起こすと、大口径の銃を構える大型の人形が見える。 
 あれが私を撃った……まんまと囮にやられた、ということか。 

 血を吐き出しながら、上半身だけで這いずる。 
 一歩……腹が生まれる。 
 二歩……腰が蘇る。 
 三歩……太股が再生する。 
 そして、四歩。
 生まれ変わったばかりの足で地を蹴ると、硝煙に充ちた部屋に真空の渦を呼んだ。
>228 >265 
後方から放たれたブラッドジャケットの銃弾。
スパコーンはそれを避けることなくその身で受ける・・・だが。
 
「銃カ、ソンナモノ私ニハキカヌ」
 
同時に左右から迫る二人の馬。
スパコーンは上段に剣を構え・・・そして振り下ろす。
それによって生じた衝撃波が馬達を吹き飛ばした。
 
「貴公ラモ知ルガイイ。ミラージュニ挑ム愚カサヲ」
282ザコ軍団:02/02/24 01:10
機械大戦防衛側
 
>267仮面ライダーX
>253フォーレン
ゴーレムのバリアを突破して城内に潜入した二人
その後長い廊下を進んでいく二人の前に
廊下を横並びに埋め尽くすように奇妙な柱のような物が待ち構えていた
 
その柱から火炎弾が一斉に発射され二人を襲う
一直線の廊下。左右に逃げ道は無い
 
(悪魔城内、廊下)
283フォーレン(M):02/02/24 01:10
機械大殲

>253
「脅威レベル0。生体反応、熱源なし。機体状態オールグリーン。
 進入を続行します」
 
(城内:城内入り口→廊下)
>279 トレス・イクス
バルカンキャノンの雨がプライミッツマーダーに降り注ぐ。
弾丸が肉を抉り飛ばし、骨を削り取る。
さしものガイアの魔物も体を大きく跳ね飛ばされ、その体を壁に叩きつけた。
 
しかし、無限の生命力を持った怪物だ。やはりこの程度では死にはしない。
よろよろと立ち上がると、その姿からは想像も出来ないようなスピードでダッシュ、
正面から襲い掛かる愚をさけ、常にトレスの射角から外れるように移動し、
次第にその距離を縮めていく。
 
つけられた傷は、既に再生をはじめていた。
(タックルしようとする)
 
防衛側:時計塔最上階
285サウジーネ:02/02/24 01:15
「あはは、正門の方たちは結構、やられてますね。廊下、時計塔は膠着状態と……」
 
サウジーネはせっせと城内の情報を最上階に送る。
 
「どうしましょう? そろそろ行動しましょうか」
 
横の土偶の形をした異形の機械人形を見て、そう呟く。
 
「フォボスさん、そろそろ出番ですよ。戦闘準備をしてください」
 
『了解』
 
横の機械人形がつぶやく。
その名はフォボス―古代文明の遺産である。
キラーマシーンとして驚異的な戦闘力を誇る。
 
『重力制御システムオールグリーン』
 
『火器管制システムオールグリーン』
 
『戦闘準備オーケー』 
>260>281
 セリオ姉妹&スパコーン VS 馬 & ブラッドジャケット

 左方から炎がなぎ払う。
 左方の一人は跳躍して後退、下半身を焼かれ、膝関節が炭化、着地に失敗して転倒。
 正面の一人は接近しながらさらに右へ機動。放射器のノズルが追い、右方に跳躍。
 全身を焼かれながらも、護法胴着の防護効果で致命傷を避け、後退。

 その隙に後方に入り込んだ三人目が、高速徹甲弾でタンクとノズルの連結部を狙撃した。

 後方二人は狙撃部位を変更。膝を狙って体勢を崩す狙い。
 スパコーン・セリオの下半身を狙い、フルオートでショットガンを連射する。

(馬の呼びかけに対し)
(馬鹿、しゃべったらどれが本体かばれちまうじゃないか)

(場所:大理石の廊下)
機械大殲:攻撃側 場所:図書館
>280
・・・よけた・・・だと?なかなかやるではないか・・・もう一撃!!ソルジャー・・・
ちょうど、放とうとした時に真空の渦に巻き込まれそうになり、身を固定して攻撃に備えた。
機械大戦 防衛側 
>276 コスモX 
 
 そのアッパーを、アルレッキーノは左拳で受け止めて見せた。
 唇のない口が歪む。笑い染みた形に。 
 
「素晴らしい。君たち人間の武術というやつ、これは実に素晴らしいね」
 
 跳ね上がった右足がコスモXの腹部に叩き込まれる。後方へ飛ばした相手に追いすがり、自動人形は凄まじい連打を放つ。
 右足刀、左肘、右拳。左の掌底の後、またマンドリンを振るうと見せ掛けて左後ろ回し蹴り。
 コスモXは再度後ろへ吹っ飛ばされる。
 
「滅びねばならぬ人間が作り上げた連綿たる技術のリレー……儚いが美しいものだよ。だが安心したまえ、君たち人間を一掃してから、我ら自動人形が君らの文明を伝えていってやろう」
 
 アルレッキーノの両の二の腕と腿から幾つもの触手が伸びる。先端から灼熱の舌を吐く触手がコスモXに迫る。
  
(場所:正門前)
289カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 01:19
【機械大殲】
>278 リプミラさん

「さすがにこれをまともに受けるわけには行きませんわね」

突っ込んでくるリプミラを見ながらカミーラは呟く。回転する刃物と化したリプミラには、
全く隙がない。

「仕方ありませんわ」

カミーラは跳んだ。後ろに。

「申し訳ありません。いったん失礼いたしますわ」

その言葉とともに、カミーラは数発の手榴弾を放った。そして、いくつかの塔をわたり、
蔵書庫の中に逃げ込む。

(防御側:時計塔屋上>蔵書庫)
機械大殲
>280
おいおい、冗談だろ?
75mmといえば第二次大戦時の戦車の主砲と同じだ。
食らっても無事なのか?いや、確かに胴体ぶっ飛ばしたよな。
でも、すぐ再生する。こりゃトコトンまでにバケモノだ。ほんとに人間じゃないね。
バイオロイドもここまでデタラメじゃないぜ。
 
「・・・酔っ払ってるわけじゃないよな、オレ」
 
ぼやきながらも次弾を装填。聖別されてるらしい銀の散弾を詰めた爆裂榴弾。
信管の対象深度は人体レベルにまで浅く。
コットス01〜03はあっさりやられちまったからな。今度はもっとマジに行きますか。
コットス05〜07の電脳の戦術領域にアクセス。オレの戦術領域と同調させてより効率的なコンビネーションをする。
 
コットス05が空中からライフルで牽制の射撃をしながら接近、06は背後からパンチを繰り出し、
07は正面からライフルで殴りかかる。
オレは、一歩引いて三体のコットスの隙間から優男を狙う。
真空の渦巻きが三体のコットスを跳ね飛ばした瞬間。
タイミングは完璧。再び引金を引く。
戦車砲のような砲火を吐き、凄まじい発射音が再び響いた。
291トレス・イクス(M):02/02/24 01:21
>284 機械大殲:攻撃側 対ふみこwithプライミッツマーダー
 
「常駐戦術思考を殲滅戦仕様から翻弄者仕様(トリックスターモード)へ書き換え」
 
 事此処に至って、トレスはプライミッツマーダーの殲滅は諦めた。
 バルカンキャノンを放り捨て、両手に"ディエス・エレ"を構える。
 そして、時折目や脳を狙って銃撃しながら、窓際へと移動する。
 
 場所:時計塔最上階
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐&ブラッドジャケット
>260>265>281

数十体の彊屍が廊下を埋め尽くす。
これでは身動きが取れない・・・
「・・・・鬱陶しい連中です・・・」
「リオ、焦るな。」
「分かっています・・・ラグ・・・一体につき七秒で倒しますよ」

「リミッターカット開始・・・」
安全の為に設けられた電子的束縛が外れ、亜音速の攻撃が始まる。
剣を片手に彊屍の群に飛び込んで。
片手で揮った剣が一体を袈裟懸けに斬り伏せ、零式射出貫手が一体の頭部を吹き飛ばす。
剣を振るった勢いを利用し、クルリと反転。
その体勢からの回し蹴りで数体を薙ぎ倒す。
数十体居た筈の彊屍を、ほんの140秒足らずでほぼ壊滅させる。

リオは今、まさに戦鬼か戦乙女の如き戦風と化した。

 
攻撃側:廊下
293コスモX(M):02/02/24 01:24
>>288
「悪いが…俺は只の人間じゃない!」
攻撃すべてを受けて吹き飛ばされ、なおも立ち上がる。
「俺の体は…失った故郷の記憶!そして…かけがえのない友の心が宿っているんだ!!」
向かってくる触手に左手を向ける。
「コスモ…ファイアー!!」
触手を焼き尽くした炎はアルレッキーノの衣装に火の粉を散らし焦げ付かせる…。
機械大殲/攻撃側
 
>282
俺は長い廊下を猛スピードで飛ばす。途中、何匹かの化け物に出会ったが、
ライドルスティックで吹き飛ばし、クルーザーで跳ね飛ばした。
 
その時、前方に横陣を組んだ柱のようなものが並んでいる。
その柱が一斉に火炎弾を撃ちこんできた!!
 
俺はクルーザーの水中移動用の大型プロペラを逆回転させた。
やがて、俺の前方に小さな竜巻が起こる。
火炎弾は竜巻の飲まれ、天井や壁に散っていく。
 
俺の目の前の火炎弾が消えたのを確認すると、俺はプロペラを正回転にチェンジする。
一気に加速するクルーザーを、俺は滑空させた。
このまま柱ごと突き抜けてやる!!
 
>275 ジャンパーソン
ジャンパーソンの放った膝蹴りが、私の腹部にヒットした。
後方に飛んでショックを和らげる。しかし、敵の攻撃はそれだけでは終わらなかった。
近距離からのミサイル発射。
これが当たれば、私とて流石に死んでしまうだろう。
 
私はこの時ばかりは死徒の身体能力の高さを感謝した。
後方に飛んでそのまま着地すると、間髪いれずにその場から飛び退る。
間一髪、ミサイルは私を直撃することなく、
壁にあいた大穴からどこかへと飛び去っていった。
 
私はそれを確認せずに、目の前の敵へと走り寄った。
さっきは装甲の上を浅く削るだけだった。
ならば、狙うは装甲の無い場所・・・稼動部分だ。
 
防衛側:時計塔最上階
296フォーレン(M):02/02/24 01:27
機械大殲 攻撃側

>282
「低温のエネルギー兵器を確認。損傷予測・・・ゼロ。」
「味方の損害を考慮し、対エネルギーバリアを展開します。
 特殊装備:バリアフィールド起動。」
怪物が放った火炎弾は手前1m付近で不可視の壁に遮られ、消滅して行く。
「バイオモンスターと認識。殲滅−開始」
パルスバルカンを横薙ぎに掃射し、怪物を蜂の巣に。

(悪魔城内、廊下)
297ワッハマン(M):02/02/24 01:28
>238 >258 レイオット 秋葉
 
わーーーはっはっはっはっはっはっは!!
  
哄笑が止む様子は無い。
 
男への攻撃は避けられた。振りかえったところに、またしても突き刺さる魔法。
 
―――再び、彼の身体を、今度は凄まじい衝撃が包む。
彼の周囲の床石がボロボロに破壊されてく様子が見える。――が。
 
ははははは!はーっはっはっは!
 
それでも彼の身体を傷つけることは不可能だった。
 
>258 次いで飛来する幾つもの独鈷。
衝撃を受け、未だ直立したままの彼に容赦無く叩きこまれる。
 
わははははは!はーっははは!
 
・・・やはり、効いていない。
ひとしきり、攻撃を受けた彼が再び行動に移る。
走りだし、観客席を駆け上り――
 
     ば き っ !!!
 
所々にある柱を強引にもぎ取ってしまった。
それを次々と敵に向かって投げつづける。へし折り、投げ、へし折り、投げ―――
・・・・・天井が嫌な音を立て始めたことにも構わず、へし折り、投げる。
 
わーーーーはっはははははははは!!
 
攻撃側:現在位置:闘技場
機械系大殲:防衛側 

>287 
 人形の一体が動きを止めた。 
 
>290 
 すると、今度はあの体躯を持った人形どもが呼吸を合わせて攻撃して来た。 
 銃で足止めし、背面からの攻撃で回避を誘い、正面からの攻撃で視野を潰す。 
 だが、銃弾は届かず拳は脇へ抜け銃床の一撃は真空に飛ばされた。 
 切り裂かれ、微塵になる人形を後目に、私は新しい魔法を組み始める。 
 
 最大の魔法、核撃を。

 再び砲弾が迫った時、私の核撃と砲弾とが交錯し、あたりが閃光と熱に満たされた―― 
  
(場所:書庫)
>291 トレス・イクス
窓際に移動したトレスを追い詰めるべく、プライミッツマーダーは床をけった。
バルカンキャノンは既に彼の手には無い。
両手に構えた二挺拳銃では、ガイアの魔物の突進は止められない。
 
時折放たれる脳や目を狙っての銃撃を飛び退ってかわしつつ、
プライミッツマーダーはトレスに飛び掛った。

防衛側:時計塔屋上
【機械大殲】
>289 カミーラ
 
(リプミラの突撃は躱され、時計塔に大穴が空くにとどまる)
(そこへ投げ込まれる手榴弾)
 
まずっ!!
 
(素早く後ろに跳ぶ、が爆風に巻き込まれ、ゴムまりのように跳ねながら、落ちる)
(時計塔から落ちそうになるが、胸のクロウズを外し、ロープ代わりにして塔の屋根の端からぶら下がる)
 
あいたたたた・・・

(屋根に上り、辺りを見回す)

どうやら引いた、か・・・
ならいまのうちに!
 
(大きく助走をつけて、本館の窓に向かってジャンプ)
 
 
場所:時計塔の屋上 > 廊下/攻撃側
301ジャンパーソン:02/02/24 01:33
攻撃側

>296
さすがに身が軽い。ニーキックミサイルもたやすく回避されてしまった。
さらにカトラスを構える。材質は良質だが特別ではない以上、装甲を切断
することは出来ないだろう。ならば関節部を狙うのがセオリー。
それに対応するには。
ジャンバルカンとアークファイヤーを外し、電磁棒ジャスティックを構える。
狙いはひとつ、肉を斬らせて骨を断つ。

場所:時計塔
機械大殲 防衛側 
>293 コスモX 
 
「そうか。では私の『緋色の手(レ・マン・スカラティーヌ)』で君を殺し、記憶も心も滅ぼしてあげよう」
 
 アルレッキーノの左の掌がコスモXに向けられる。大きく開いた穴からは戦車の装甲も打ち抜く焔が発射されるのだ。
 これこそ『最古の四人』のみがフランシーヌ人形より授けられし最終兵器・『緋色の手』。
 ゆっくりと向けた死の穴から猛烈な勢いで炎弾が発射される。その数、無数。 
 
(場所:正門前)
>297 ワッハマン
 
「ちっ――!」
 
 周囲に次々と突き刺さる柱の山。
 そして、針等を失ったことによって自重を維持出来なくなった天井が、軋みを上げつつ歪んでいる。

「……こりゃ、まずいな」 
 
 魔法のまったく通じない機械の男に、崩壊しつつある闘技場。どうすればいいのかは、明白だった。
 
「――――逃げるか」
 
 嘆息と共に呟いて、俺は粉塵の舞い上がる闘技場を後に、再び悪魔城内部へと離脱していた。
 
(防衛側:闘技場→悪魔城 廊下へ)
>301 ジャンパーソン
走りながら関節部分に狙いを定める。
敵はなにやら棒のようなものを構えているが、そんなものは気にしない。
その棒を持った腕ごと、切り落としてしまえばいいのだから。
 
私は棒を持っている方の関節部に腕に狙いを定め、
カトラスを閃かせた。

防衛側:時計塔最上階
305サウジーネ:02/02/24 01:39
>289
「カミーラ様、蔵書庫に移動。苦戦中みたいですね。では!」
 
サウジーネはそう呟くと転移の魔方陣をはり、蔵書庫に移動する。


・ 
(精神感応でカミーラに語りかける)
(カミーラ様、私、サウジーネです。
今から、キラーマシーン・フォボスに正面から戦闘させます。
カミーラ様は死角からの狙撃に専念してください)
 
『索敵レンジ内ニ 生体反応有リ 警戒ヲ要ス 警戒ヲ要ス』
(警戒態勢)
306HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 01:40
>265>281>286
前方の敵を撃退したことを確認すると後方の敵の攻撃の対処を開始する。

私は神速で振り返り装甲を利用し徹甲弾を弾く。
振り返りの動作途中で盾のハサミを展開する。

そして後方の人物に攻撃を仕掛ける。
「…ベイルアタック!!」

金属音とともに彼は上半身と下半身が別れ、そのまま生きることを止めた。

続いて飛んできた散弾を難なく交わすと私は反撃にフレイムランチャーを放つ。

(場所:大理石の廊下)
307トレス・イクス(M):02/02/24 01:40
>299 機械大殲:攻撃側 対ふみこwithプライミッツマーダー
 
「〇・〇四秒遅い」
 
 まず、銃撃でプライミッツマーダーの両目を一時的に潰して、距離感を僅かでも狂わせる。
 そうして銃を収納、両手を開けてプライミッツマーダーを待ち受ける。
 その爪がトレスの頭部を捉えようとした瞬間、小柄な体を利して懐に潜り込んだ。
 それから、両手を怪物の胴体に掛けて、相手の勢いそのままに窓の方へと投擲。
 
 派手なガラスの破砕音をさせて、怪物は遙か下方の地面へと落下していった。
 
 場所:時計塔最上階
308メフメット大公(M):02/02/24 01:41
>238 >258 >297 vsワッハマン

もうひとりの自分が風を切って飛んでいくのを体感しつつ、自室の
大公は驚愕していた。

「1トンをこすもうひとりの私をこうもやすやすと投げるだと!?」

闘技場の壁にたたきつけられた機械人形は、しかしすぐさま立ち上がった。
全面に入った無残なヒビは、すぐに消えた。本体が傷つかぬ限り、機械人形も
また傷つかないのだ。

「なぁぁぁめぇぇぇるぅぅぅなぁぁぁ!!」

飛来する柱を拳で打ち砕きつつ、なおも機械人間はワッハマンニ迫る。

(場所――闘技場)

機械大殲:攻撃側 場所:図書館
>298
・・・なに!?核爆発だと!!この空間でつかうか!!!・・・このバンパイヤだけでも道連れにするか・・・
  すまん戦友(とも)よ・・・敵を取れなかったみたいだ・・・ゆくぞ!!バンパイヤ・ロード!!!
・・・そう言うと全エネルギーを冷却装置にそそぎ込み部屋全体を絶対零度近くまで瞬間冷凍させた。
 
・・・バンパイヤ・リーガーエネルギー切れで機能停止。作戦不可能。
【機械大殲】
 
>300
飛び込んだはいいけど・・・ここどこだ?
・・・まあ走り回ってりゃどこかにつくだろ。
 
(いいつつ走り出す)
 
 
場所:廊下 > 蔵書庫/攻撃側
311コスモX(M):02/02/24 01:42
攻撃側:
(マズイ…あんなもの食らったら装甲が持たない…!)
俺はすぐさま右手を向ける。
「エックスウォーター!」
焼け石に水かもしれないが何もしないよりマシだ。
そのまま、位置を微妙にずらし直撃を避ける。
(そして…これが本命…大きく張らなきゃ男がすたるってもんだ!)
「コスモX…影分身!!」
『緋色の手』に対抗するには次の手を決めなければならない…!
機械対戦
>298
真空に弾かれたコットスが光に飲まれ、こちらも凄まじい熱と爆風にセンサーが麻痺する。
1瞬の後、センサー類再起動。エラーチェック、げげ、カメラが4機(半分も)死んでる。
電磁系のセンサーも半数近くが沈黙。困ったね。
見ると、焼け焦げて所々溶解したコットスが三機ころがってる。
残り5機の自己構造解析。エラーチェック。2機が沈黙。残りは3機。
被害額は考えたくないネ。
熱でやられた滑腔砲を捨て、4本の腕にシルバーコーティングされたアサルトナイフを抜く。
人間から見れば刃渡り40cmを超える鉈をナイフとは呼ばないだろうが。
残った3機のコットスも同様の構えを取る。
3機のコットスの制御を完全に占領。これでこの3機は文字通り「オレの一部」になる。
教化筋肉の加速された動きで完全なコンビネーションをとって優男に切りかかった。
313ジャンパーソン:02/02/24 01:45
攻撃側

>304
『行動パターン 武器落とし―応用』
相手の策ははっきり分かる。あの女吸血鬼は戦い慣れしているが、だから
こそその最善手を取ってくる。なら、こちらはそれを外す。

「ワイヤーナックル!」
いきなり意味もなくジャスティックを握っていた右手を射出!
目標を失って躊躇した女吸血鬼めがけて右足からもう一発のニーキック
ミサイルを射出した。

場所:時計塔
(サウジーネ&フォボス&カミーラvsリプミラ・ヴァイス)
 
>310
『目標ヲ 射程内ニ補足.攻撃ヲ開始スル!』
(蔵書庫に入ってきたリプミラにいきなり、プラズマビーム!)
 
「あはは、私は物陰から見てますね」
 
サウジーネは物陰から、様子をうかがっている。
 
防御側:蔵書庫
315馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 01:48
>281>286>292>306
(これは失敬ネ、ロングファング)
(念話で答えてくれるとは思わなかったアルヨ。返事は不要ネ)
 
 衝撃波をまともに喰らって2人の馬が大きく吹っ飛ぶ。2人とも空中で姿勢を直し、
廊下の壁面に足をついて跳躍。
 
「「ハ、オもしろイ!!」」
 
 合掌した2人の手の片方には無数の札、もう一方は無数の短剣が。掌に捻りを加えると
扇のように広がる。
 
「「急々如津令…」」
 
 2人同時に腕を構え、再度ブラッドジャケットのショットガンの雨(>286)に合わせて
一方の馬はスパコーンの足元めがけて衝撃を伴う短剣を。もう一方は辺り一面に触れただけで
火炎を爆裂させる符の雨を降らせる。
 
「撃ァッ!!」
「疾ッツ!!」
 
「「ちょこまかと鬱陶しいポンコツ共め、大人しくするアルヨ」」
 
 
(場所:大理石の廊下)
316M66(M):02/02/24 01:48
機械大殲:攻撃側 場所:正面正門500m手前
>153の続き
・・・現在の所、正門交戦中・・・手薄な裏門より進入せよ。

・・・裏門へ移動
317秋葉流(M):02/02/24 01:51
>297
「こりゃあ、やばいかなぁ」
こっちの攻撃が全く効かない機械相手に取れる手段は1つ…
何時も言ってて実行はほとんどしてない手段
「逃げるか」
呟きとともに闘技場を脱出し、廊下に出る。
あの二人は無事に逃げたのだろうか?
…考えたが、裏切り者の自分が心配してもしょうがない…
それより、次の相手を探さねば…
闘技場→廊下 防衛側
機械系大殲:防衛側 
 
>309 
 核の爆圧が部屋を瞬間的に煉獄へ変えた。 
 その猛威を、一瞬のうちに冷気が奪い取る。 
 なんだ? 
 理解する前に体が凍結し、拘束する。 
 
>312 
 そこへ、コンビネーションを伴った連撃が加えられる。 
 動きを奪われた私に、それは避けようもない。 
 切り裂かれ、断たれ、砕かれる。 
 バラバラに潰され、ミンチのように引き延ばされ、私は果てた。 
 
(場所:書庫……バンパイア・ロード、退場)
 
 だが……
319センチネル ◆I1vAclr6 :02/02/24 01:53
正門前に全長6,7メートルの巨大なロボットが出現した。

「・・・正門前ニテ敵ノ大型兵器ヲ確認。
 でーた照合・・・・・照合終了、『神々の砦 アースガルド』。
 作戦ニ支障アリ。破壊。」

冷却中のアースガルドに目掛けてワイヤーナックルを発射。
>294>296 仮面ライダーX フォーレン
 
 ……廊下を駆け抜けていると、近くから戦闘音が聞こえてくる。
 視界にはいるのは、炎を吐き出す柱を中を突破しようとしている2人。
 
「――敵、か」
 
 小さく呻いて、スタッフ操作。
 無音詠唱――

「――――顕っ!」
 
 走りながら撃発音声。さらに間髪入れずにスタッフ操作。

「イグジストッ!」

 スタッフの先端から<ブラスト>が連続して顕現。
 二名の侵入者に向かい、それぞれの爆炎が炸裂する。 
 
防衛側 場所:廊下
【機械大殱】
>314 フォボス&サウジーネ
 
なんだと!! うわぁぁぁぁぁ!!!
 
(フォボスのプラズマビームを受けてダメージを負う。が、致命傷には至らない)
 
くぅぅ、よくもやってくれたね!
お返しだ!!
 
(左手のビーム砲を斉射。同時に接近し、フォボスの顔面に蹴りを放つ)
 
 
場所:蔵書庫/攻撃側
機械大殲 防衛側 
>311 コスモX 
 
「はは、水遊びでこの『緋色の手』を無すつもりとは。少々過大評価していたかな」
 
 噴出する水流は業火に灼かれ大量の水蒸気と化す。辺りは白い煙に包まれた。
 今更のように己が衣服が焼け焦げているのに気付いたアルレッキーノの顔が恐ろしく歪んだ。
 
「……貴様、フランシーヌ様より賜りしこの装束に傷をつけたな……! 許さぬ!!」
 
 怒号したアルレッキーノ、その左手が放つ炎は地表を抉り取っていく。疾る爆炎、立ち上る黒煙。
 世界は灼熱地獄へと変じた。すくなくともここ、悪魔城の名に相応しく。
 
「残像だと、小賢しい。――全て消し炭にすれば事足りる!」
  
(場所:正門前)
323カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 01:58
>305 サウジーネさん

(同じく精神感応で伝達する。)
「了解いたしました。よろしくお願いします。さて、それでは」

蔵書庫に隠しておいたFNミニミ分隊支援火器を取り出したカミーラは、手早く
動作をチェックする。

「大丈夫ですわね。さ、お待ちしておりますわ」

古びた本が並ぶ書庫の陰から銃口だけを突き出して、カミーラは相手を待ち構える。
>318
やっとこのバケモノは肉塊になった。
焼夷手榴弾を置き土産に部屋を去る。
機密保持の為の、破壊されたコットスの自爆も忘れない。
 
遊撃任務としてはここまでやれば上出来でしょ。
残ったコットスは3体。
やれやれ、また始末書ダナ。
 
重力制御で中に浮かび、窓から撤退。
>309はまだ生きてるな。ついでに回収。
 
その直後、書庫では自爆したコットスのダミュソスが重力崩壊を起こしたとか起こさないとか。
 
ブリアレオス、撤退。
>313
右腕射出!?予想外の行動に、少しの躊躇を覚える。
やはり、こういった手合いは戦いにくい。
私は今までこういった手合いと戦ったことが少ない。
だから、どういう戦術を取りえるのか、予想が立たない場合があるのだ。
 
だからといって、いつまでもぼぅっとしているわけにも行かない。
相手は私の一瞬の隙をついて、またもやミサイルを放っている。

私はジャンパーソンに蹴りを叩きつけると、その反動を利用して大きく跳躍、
そのまま空中で一回転し、着地。
その拍子に、窓から落とされるプライミッツマーダーの姿を確認した。
二対一では、いささか不利な状況といわざるを得ないだろう。
 
私はすばやく壁にあいた大穴に走り寄ると、そこから外に飛び出した。
 
「我、契約により命ずる!焼き尽くせ、地獄の業火!」
 
魔力が集中し、時計塔最上階を炎が埋め尽くす。
私はその置き土産を確認すると、静かに落下していった。
 
防衛側:時計塔最上階→???
機械大殲 防衛側
>314 サウジーネ
精神感応デバイス【アカ】がサウジーネの方をつつく
 
『あーわらわじゃ、そちらの様子はどうじゃ?』
 
アカからマリアベルの声が聞こえてくる
 
(精神感応デバイスアカ:蔵書庫)
 
>319 センチネル
展望台より正門前を見る

「何!?センチネルじゃと!?
 アースガルズ動けるか?」
 
『ゴオォォォォォン!!!』
 
「大丈夫なようじゃの・・・・」
機械大殲/攻撃側
 
>320
俺が一気に加速して柱を突き抜けようとした、まさにその瞬間。
俺の横で突然、爆発が起きた。
咄嗟に姿勢を制御しようとするが、突然のことで完全に姿勢を崩した。
 
俺はクルーザーから離脱した。乗り手を失った鋼鉄の馬は、
柱に激突し、そのまま向こうに突き進んでいく。
やがて倒れる音が聞こえた。
 
しかし、誰だ?一体何処から?
俺は周囲を見やる。
そして横合いに、中世風の鎧に身を固めた戦士が立っていた。
 
「お前がやったのか!」 
 
俺は叫ぶと腰からライドルスティックを取り出す。
 
「行くぞ!!悪魔の手先め!!」
 
機械大殲 防衛側
>319 センチネル
『ゴォォォォォォン!!!!』
 
叫びと共にピンポイントバリアを腕に纏い
センチネルを潰しに殴りつける
 
(アースガルズの大きさは20メートルくらい)
 
場所:正門前
329ジャンパーソン:02/02/24 02:06
>325

ニーキックミサイルは外れたが、あの女吸血鬼は逃走した。
離れ際の蹴りも火炎も機体を損傷させるには至らない。

「そうだ、急がなければ」

私は、悪魔城の奥へ進路を取った。その前に、ある地点へ通信を―

時計塔→???
(サウジーネ&フォボス&カミーラvsリプミラ・ヴァイス)
>321 >323
 
『右肩部パーツ破損、顔面ダメージ軽微 戦闘行動ニ支障ナシ』
 
『目標確認 破壊 破壊 破壊』
(フォボスの右腕が鉄球に変化、リプミラを殴り飛ばす)
 
『ジェノサイドバルカン、標的捕捉、発射(ファイア)』
(胸部から大口径のバルカン砲がリプミラに火を噴く)
 
<カミーラさん、今です、狙撃お願いします>
 
防御側:蔵書庫
 
(以降、順番は私>カミーラ様>リプミラさんで……)
331ワッハマン(M):02/02/24 02:07
>308 メフメット大公
 
敵の一人が、柱を打ち砕きながら向かってくる。
正面からそれを見据え、
 
        がぎんっっ!!
  
鈍い音を立てつつ、刀と腕がぶつかり合った。
続けざまに、
 
    ガガガガガガガッ!!
 
打ち合う。ひたすらに打ち合う。
その間、二人の頭にはら瓦礫が降り注いでいた。
柱の破壊により、とうとう天井が耐え切れなくなったらしい。
 
   ガガガッ!!!ズガガガガガッ!!
 
――それでも、攻撃の手を休めることは無い。
 
      ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
わーっはっはっはっはっはっはっは!!!
  ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
 
  闘技場は、崩壊した。
 
攻撃側:現在位置:闘技場(崩壊)
>327 仮面ライダーX
 
「……悪の手先、ね」
 
 武器らしきスティックを構えながら言ってくる相手に、顔に苦笑を浮かべる。
 もっとも、マスクに隠れて見ることは出来ないだろうが。
 
「さて――少しの間、付き合って貰おうか!?」
 
 叫びつつ、濁った音共にスタッフ操作。呪文選択を<ブラスト>から<ハック>へ。

「――イグジストッ!」
 
 魔法発動。赤い力場平面が、どこか昆虫に似た顔の侵入者に向かい射出される。

防衛側 廊下
333トレス・イクス(M):02/02/24 02:14
>325 機械大殲:攻撃側 
 
「戦域確保(クリア)――常駐戦術思考を翻弄者仕様から索敵攻撃(サーチ&デストロイ)に書き換え」
 
 炎は特別問題にはならないが、光学系センサーがやられる恐れがある。
 僧衣の懐からミラーシェードを取り出して掛けた。
 そのまま、バルカンキャノンを拾い上げて炎を突っ切り、階下へと消えていった。
 途中で、装填音をさせながら。
 
 場所:時計塔最上階→廊下へ
>286 >315 
前方の馬、後方のブラッドジャケット。
双方ともに足下を狙って攻撃してきた。
そしてもう一人の馬は何かの紙を投擲した。
 
「動キヲ封ジル気カ・・・ナラバ」
 
そう呟くと同時にスパコーンは地を蹴って跳んだ。
更に壁を蹴りそのまま紙の中に実剣を投げ放つ。
実剣に触れて爆発した中を突っ切り短剣を投げた馬へ肉薄した。
そして頭を掴もうとする。
地面に叩きつけるつもりだ。
 
「切ッテ平気デモ頭ヲ潰セバドウダ?」
 
(大理石の廊下)
335ジャンパーソン:02/02/24 02:15
>330
センサーに反応がある。味方と敵が交戦しているのか?
私は当該地点に急ぐことにした。
「アールジーコ、間に合ってくれ!」

場所:蔵書庫へ
336カミーラ ◆9XvGx942 :02/02/24 02:16
(サウジーネ&フォボス&カミーラvsリプミラ・ヴァイス)
>330

了解。
 
精神を集中する。銃口から発射された銃弾が敵の身体を貫通する
イメージを感じながら、引き金を引き絞る。連続して銃弾が発射され、
銃が反動で暴れまわろうとするが、カミーラはそれを筋力で押さえつける。
 
(トリップ判定、わたしのトリップがリプミラさんのトリップを上回っていたら、
リプミラさんの身体のどこかに着弾)

(書庫:防御側)
>306>315>334
セリオ姉妹&スパコーン VS 馬 & ブラッドジャケット

 死者は身体が半分になったぐらいで死にはしない。心臓を潰されれば別だが。
 上半身だけになった人造吸血鬼はセリオの足元に転がり込み、今度こそ徹甲弾を放射ノズルに叩き込んだ。

 機を合わせ、残り4人の狙撃が四方からセリオを襲う。

(場所:大理石の廊下)
338コスモX(M):02/02/24 02:18
(攻撃側)
>322
炎に包まれる正門前。
灼熱地獄を現出させるほどに激怒するアルレッキーノ。
「悪いけどなぁ…」
アルレッキーノの後ろに回りこみ肘打ちを叩き込む!
「人形風情が逆ギレしてんじゃねえぇぇぇぇっ!!」
態勢を崩したアルレッキーノを後ろから掴み、両手をクラッチ。
それと同時に高く舞い上がる―――雲を突き抜けるほどに高く。
「365の必殺技の一つ!」
339M66(M):02/02/24 02:19
機械大殲:攻撃側 場所:裏門近く
>316の続き
今のところ、特に問題なし・・・裏門へ近づこうとする。
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐&ブラッドジャケット
>306>315>334>337

彊屍に攻撃を開始して238秒。
もはや、一体の彊屍も動いていない。
早くマルチの元へ向かいたい気持ちを押さえつけ、周囲の状況を分析。

「姉さんが苦戦してますね・・・」
「では援護するか?」
「はい・・・」
 
ブンと剣を振りかざし、虚空に向けて振り下ろす。
ラグナロクが練った<存在意思>が破壊の光となって姉とブラッドジャケットに突き進む

「・・・・・(姉さん、避けて!)」
無言の通信が姉に迫る危機を伝える。
姉はこれで避けられるだろう・・・
しかし、離れた所から打ち出された光にブラッドジャケット達は気付くだろうか?

いや、例え気付いたとしても避けられまい。
分子間の結合を解き、全てを滅ぼす死の光が廊下を突き進む。
 
攻撃側:廊下
吸血大殲/攻撃側
>332 レイオット・スタインバーグ
 
「……悪の手先、ね」
 
俺の耳に、奴の苦笑する声が聞こえた。
しかし、すぐに奴のトーンは切り替わった。
 
「さて――少しの間、付き合って貰おうか!?」
 
奴は叫ぶと、剣状の武器を俺に向けた。

「――イグジストッ!」
 
すると奴の持つ剣から赤い剣が、俺に向かって撃ち出された!!
 
俺は横っ飛びに飛んでそれを回避すると、
腰にライドルを差し込んでロープに変化させた。
俺は壁をけると、奴めがけて飛び掛りながらロープを投げる!! 
 
342フォーレン(M):02/02/24 02:24
機械大殲 攻撃側

>320
>330
廊下の化け物を殲滅し、蔵書庫へと進行する。
共に居た味方は、移動デバイスで廊下を突っ切っていったようだ。
「動体反応。熱源反応。共に感知。識別信号を確認」
 味方勢力交戦中と判断。支援を開始します。」
分かれ道から敵勢力を感知。蔵書庫に進入。
「敵勢力1を確認。」
(フォボスに向け、パルスバルカンを斉射)

(場所:蔵書庫入口)
343メフメット大公(M):02/02/24 02:24
>331 vsワッハマン

奇妙な笑いを浮かべた男と、ただひたすらに打ち合う。
並の相手ならとうに百人は殺せるだけの剣戟を、この男は全て防いでいた。

しかもチタン合金の100倍の硬度を持つぜラム鋼製のダンビラには、すでに
刃こぼれが生じ始めているではないか。

楽しい、楽しい、本当に楽しいぞ!!

「ククッ……クク…ハハハ、ハハハハ!!」

いつしか機械人間は、眼前の男と同じように哄笑を発していた。
崩れ始めた闘技場にも気づかぬほどに。

次の瞬間、視界は白い粉塵にさえぎられた。

(防御側 場所 闘技場 闘技場、崩壊)


344サウジーネ:02/02/24 02:24
>335
「あはは、少し邪魔ですね。加勢に来られると面倒ですから、これの相手でもしておいてください」
 
サウジーネはそうつぶやくと、魔方陣を描きはじめる。
 
「異界(ネメシス)の異形の者、良い闘争の機会を与えてあげますよ♪」
 
魔方陣から現れたのは……?
345秋葉流(M):02/02/24 02:25
>316 
裏門が手薄になってるようなので裏門に行く事に決める、丁度誰かが侵入してきたらしい 
「へへへへ、やってるじゃねえか」
侵入者に声をかけ、錫杖を構える
廊下→裏門
346コスモX(M):02/02/24 02:26
(攻撃側)
>338の続き
空中で態勢を入れ替え、
両足を掴み、
アルレッキーノの両脇に足を入れ、身動きが取れないように固める!
「コスモッ!ドライバーッッッッ!!!!」
そして、落下。
二人分の過重、そして地球の重力が威力に換算される―――。
そして、アルレッキーノは頭部を地表に叩き付けられていた。

347センチネル ◆I1vAclr6 :02/02/24 02:27
>328
「アースガルズ、近接戦闘ニ移行。迎撃。」

突っ込んでくるアースガルズにカウンター気味に口からビームを発射しつつ後退。

「腕部ニ対消滅ばりあヲ確認、近接戦闘ハ圧倒的ニ不利。」

後退しつつ小型のセンチネルによる爆撃攻撃、アースガルズのいたる所で爆発。
>335
「ガオォォォォン!」
 
(シャンパーソンに巨大な鍵爪を振り下ろす!)
 
>325
途中にあった木の枝をクッション代わりにして、
さしたる衝撃もなく地面に降り立った。
周囲を見回し、寄ってくるプライミッツマーダーを確認する。
その姿には、もはや何の外傷も見られなかった。

「・・・どうやら、現在の武装ではいささか心もとないようね。
プライミッツマーダー、付いてきなさい」
 
私はそういうと、悪魔城の武器庫に足を向けた。
 
(武器庫へ)
350M66(M):02/02/24 02:28
機械大殲:攻撃側 場所:裏門
>345
・・・センサーに反応・・・個数1・・・速やかに排除し城内に進入せよ・・・
 
秋葉流に向けてライフル掃射。
351ジャンパーソン:02/02/24 02:33
攻撃側

>348
現れたのは巨大な龍のような生物だ。
「ジャンブレーダー!!」
右腕に自分の身長ほどもある大剣を装備し、爪を受け止め斬り返す。

場所:蔵書庫前
機械大殲 防衛側
>347 センチネル
片腕で対消滅バリアを展開
爆撃を防御
 
『ゴォォォォォォォォン!!!!』
 
残りの片腕でエネルギー展開
背中のブースターでダッシュ
 
場所:正門前 
353HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 02:36
>315>334>337
「っ…ノズル部に被弾…ランチャー使用不能!」
舌打ちと同時に私は足で男の頭を踏みつける。
生々しい音とともに男の脳漿が飛び散った。

クソ…きりがない…手間取ってとリオより連絡が入った。
「・・・・・(姉さん、避けて!)」

…まさか…アレを!?
私はとっさにフレイムユニットを廃装し飛来する光をかわす。

全く無茶をする………そう思っていると不意に辺りが爆炎につつまれる…
「な……何事!?」
とっさにベイルで防ぐ。
フレイムユニットがリオの攻撃の余波で爆発したのだ…

廊下はまさに灼熱地獄と化していた。
>351
「グオオオ!?」
(左腕が切断される)
 
「キャアアアアアアア!」
(精霊干渉。辺り一面に電撃攻撃!)
 
防御側:蔵書庫前
>341 仮面ライダーX
 
「――――!?」
 
 いきなり、スティックがロープに変化。相手はこちらに飛びかかりながら、
こちらにそれを投げつけてくる。
 
「はっ――」
 
 ひとつ叫んで、表情に笑みを浮かべる。投げ込まれてくるロープの先端をつかみ取ると、
俺は思い切りそれを引っ張る。
 
 ロープごとこちらにとんでくる仮面の男に害し、腰から引き抜いた<ハード・フレア>カスタムを照準。
三回の銃声と共に、45マグナム弾が襲いかかる!
機械大殲 防衛側
>346 コスモX 
 
 全身を貫く電流のごとき衝撃に、アルレッキーノは呻く事しか出来なかった。
 ひしゃげた頭部の隙間から、目から鼻から口から、自動人形を動かすエネルギーの源、擬似体液が零れていく。
 後から後から。最早アルレッキーノにそれを止める術はなかった。 
 
「……馬鹿な……この……私が……。『最古……の……四人』たる……この私が……」
 
 大地に伏したアルレッキーノの手が上がる。虚空を掴むかのように宙を彷徨った後、手は地面に落ちた。
 糸の切れた操り人形のように。
 
「フランシーヌ様……使命果たせず……お許し……」
 
アルレッキーノ・完全沈黙
(場所:正門前)
357秋葉流(M):02/02/24 02:38
防衛側 裏門
>350
「おおう、銃器かよ、サビシィなあ」
門の影に慌てて隠れ、銃弾をかわすと懐から独鈷をいくつか取り出し
「独鈷よ飛んで刺され!」
言葉とともに独鈷を相手の周囲に飛ばす、元よりあてるつもりは無い
358ワッハマン(M):02/02/24 02:38
>343 メフメット大公
     
     ・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・
はーっはっはっは!わーーーっはっはっはははは!
            「ククッ……クク…ハハハ、ハハハハ!!」
 
二つの笑い声。そして鳴動が闘技場に響き渡る。
そして直後、闘技場と呼ばれていたそれは瓦礫の山に変わった。
 
ははははははははは!! 
 
崩れた瓦礫の中、矢張り傷一つ無い身体で彼は笑い続けていた。
相手の姿を見失ったが、それでも彼は止まらない。破壊しつづける。
自分が埋まっている瓦礫を、叩き壊しながら、
彼は瓦礫の中から何処かへと消えて行った。
 
攻撃側:現在位置:悪魔城城内
>349
「さて、と。こんなものでいいかしらね」
 
私はパンツァーファウストをとMG34を担ぎ、
プライミッツマーダーにも予備の武器や弾層をくくりつけ、
私は武器庫を後にし、戦場へと戻った。
 
防衛側:武器庫→廊下(レイオット、ライダーX側)へ
360コスモX(M):02/02/24 02:41
>356
「…あばよ。アンタ、結構強かったぜ…」
俺は振り返ることなく城内に向かった。
先に突入した連中の援護に回る必要がある…。
(場所移動:正門前→城内・廊下へ)
361ジャンパーソン:02/02/24 02:43
攻撃側

>354
電撃攻撃だ。かなり厳しい。しかし―
右腕のジャンブレーダーを突き刺し、思い切り振り回して叩きつける。
「無駄な抵抗はよせ!」

場所:蔵書庫前
362M66(M):02/02/24 02:43
機械大殲:攻撃側 場所:裏門
>357
・・・対象物回避・・・前方より飛来・・・回避不要・・・接近戦に持ち越すために接近
363センチネル ◆EGNL1Xyo :02/02/24 02:44
>352
「目標高速接近、回避不能。」

爆撃を続けて片腕を封じつつこちらもバーニア全開でダッシュ。
両手の平にビームフィールドを形成し、片腕で相手のパンチに対応、残った腕でアースガルズのボディに全力パンチ。
(トリップ判定、センチネルが勝てば腹部へのパンチ成功。失敗したらセンチネル右腕破損。)
364馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 02:49
>334>337>340>353
 
 スパコーンの一撃が馬の頭を床に叩き付け、頭を貫く。
 と、頭を潰された馬の身体がバラバラの符に変化してスパコーンの全身に何重にも
纏わり付く、まるでミイラだ。
もう一人の馬はそれを笑いながら下品な笑みを浮かべ、身動き出来なくなったスパコー
ンへと歩み寄る。
 
「甘いネ、騎士殿」
 
 と、そこに大爆発を起こしたポンコツの装備による炎と衝撃波(>353)。馬の身体が炎に包まれる。
周囲の床に散らばった残りの符を全て爆発させて炎を吹き飛ばし、その中から現れた馬は
腹に大きな風穴が空いていた。
 
「オオおオオ?! やってくれるネ人形風情ガ!」
 
 
(場所:大理石の廊下)
>361
 
「ギャアアアアア!」
(右胸が大きく抉れる)
 
「グオオオオオオオ!」
(特攻、巨大な牙で噛み千切ろうとする!)
 
防御側:蔵書庫
機械大殲 防衛側
>363 センチネル
(トリップ判定)
 
全力のパンチをセンチネルに攻撃
 
『ゴォォォォォォォン!!!!』
 
ブースター全開
 
 
マリアベル(展望台)『センチネル・・・・小型ながらやりよるのぉ・・・』
 
 
アースガルズの場所:正門前
367サウジーネ:02/02/24 02:53
>361 >365
「あはは、やはり下級妖魔ですね。上級妖魔は扱い難しいですからねえ」
 
サウジーネは戦いを見ながら、次の召還の為の魔方陣を描きはじめる。
 
「さて、たまにはこんなのもどうでしょう? どうせ、滅びて当たり前の存在ですし」
 
魔方陣から生み出されたのは?
 
防御側:蔵書庫前
機械大殲 防衛側
>333 トレス・イクス 
 
「全く、アルレッキーノも存外だらしがないな。あの程度の輩に遅れをとるとはね」
「ひひひ、あいつらはフランシーヌ様に手ずから造って貰ったからって増長してるのさ。自業自得だよ」
 
 喋りながら廊下を歩いて行くのは二人の影がある。
 派手な背広に蝶ネクタイ、異様な馬面の男が抱えているのは腹話術に使うと思しき人形だ。
 だがこれは二人ではない。二つ、だ。彼らは人形、フランシーヌに仕える自動人形なのだから。
 アメリカでそれと知られた凶悪極まりない自動人形・パウルマン先生とアンゼルムスである。
 
「さて、我々は無能な屑人形とは違う、そこの所を見せ付けてやろうではないか、諸君」
「へへ、まだ血が吸い足りねえよう、パウルマン」
 
 後ろにはいつしか十数体の人影が続いていた。あるものは頭から、あるものは胸のど真ん中から、そしてあるものはその全てから銃火器を突き出した人形たちが。
 銃人形(ヒュジプーベ)であった。 
 
(場所移動→廊下へ)
369秋葉流(M):02/02/24 02:55
防衛側 裏門
>362
光覇盟宗 法力 金剛弾
心の中でそう唱えると、独鈷を相手の正面に数個飛ばす
同時に錫杖を構えて接近戦に備える…
370ジャンパーソン:02/02/24 02:56
攻撃側

>365
「ジャンデジック!」
ジャンブレーダーを切り離すと、ビームガン・ジャンデジックを抜いて
頭部めがけて数発を正確に撃ち込む。
動きが止まったところへ…
「ニーキックミサイル!!」
右膝から、二の腕ほどの大型ミサイルが発射された。

場所:蔵書庫前
371トレス・イクス(M):02/02/24 03:00
>368 機械大殲:攻撃側 パウルマン先生とアンゼルムスwith『真夜中のサーカス』
 
 とある廊下を移動中に、敵味方識別信号にマッチしない集団を発見。
 数が多い、敵の能力も未知数だが、そんな事は関係ない。
 殺人人形は、ただ使命を果たすのみ。
 
「常駐戦術思考を索敵攻撃から殲滅戦仕様に書き換え」
 
 魔法のように、両手に"ディエス・エレ"が現れる。
 無慈悲な銃口が集団に牙を剥く。
 全員の頭部を狙って引き金を引いた。
 
 場所:廊下へ
372真由子人形:02/02/24 03:00
>367 >370
「私の修理すべき人形は何処かしら?」
(サウジーネがジャンパーソンを指差す)
 
「そう、アレね……。アレを直せばいいのね?」
(ジャンパーソンに駆け寄る)
 
「あなたも修理してあげるわ……」
(背後から鋭い爪を振り下ろす)
 
防御側:蔵書庫前
>370
「グギャアアアアアアアアアアアアアア!」
(頭部を吹き飛ばされる。致命傷。のたうった挙句、消滅)
機械大殲/攻撃側
>355 レイオット・スラインバーグ
 
 奴は俺のライドルがスティックからロープに変化したことに、
多少驚いたようだ。
しかし、それでも冷静に判断してロープの先端を掴み取ると、
思い切り引っ張った。
 
奴は飛んでくる俺に対して腰から大型の拳銃を取り出し、俺に発砲した。
一発、二発、三発。三回の銃声が廊下に響き渡る。
俺は一発は顔を傾けて、一発は左腕で、そして最後のは胸で受ける。
しかし、俺の体は一万メートルの深海で耐えられるよう設計されてる!!
これくらいの拳銃弾ではビクともしない!! 
 
「これでも食らえ!!」
 
俺はライドルのハンドル部分をベルトに差込むと、電撃を放出する!!
カイゾーグを動かす、高圧の電撃に耐えられるか!!
 
375M66(M):02/02/24 03:05
機械大殲:攻撃側 場所:裏門
>369
・・・前方より飛来・・・このままだと接触する恐れあり、回避(左方向)・・・回避後、アタックせよ
  (裏門左方向に回避後、ライフル全弾発射・接近戦モードへと移行)
>353 >364 
頭を潰して殺した馬・・・その体が紙となりスパコーンを束縛する。
紙とは思えないほどの強度だった。
そして動きを封じられたスパコーンの元へ本物の馬が歩み寄る。
とどめを刺すつもりだ。
 
次の瞬間・・・凄まじい爆音が響いた。
serioのフレイムランチャーが爆発したのだ。
スパコーンにも衝撃が襲う。
が、致命的なダメージはない。
皮肉にもスパコーンを束縛していた紙が身を守ったようだ。
>340>353>364>376
セリオ姉妹&スパコーン VS 馬 & ブラッドジャケット

 セリオが飛び退のき、フレイムユニットが爆発し、"光"が来襲した。
 前方にいた人造吸血鬼が避ける暇も無く消滅。ほぼ通路幅一杯の攻撃に対し、後続は壁をぶち抜いて部屋に飛び込んだ。
 遅れて、爆圧と炎が押し寄せ、もろくなった壁が崩れ落ちる。

 一瞬遅れたものが2体、完全に間に合わなかったのが2体。
 一人はかろうじて腕一本で助かったが、壁をぶち抜いた際に瓦礫に埋もれていた。

(場所:大理石の廊下)
>374 ライダーX
廊下の先で戦いの音が聞こえる。
見るとどうやら、レイオットと怪しげな男が交戦中らしい。

私は無言でパンツァーファウストを構えると、
背を向けた男に向かってそれを発射した。
 
防衛側:廊下
379ジャンパーソン:02/02/24 03:10
攻撃側

>373 >372
「ふう…」
龍型の怪物を撃破し、一息ついていると―
「危ないジャンパーソン!」
と、襲いかかったのは少女のマネキン人形だった。
その爪を腕で受けるが、装甲から火花が走る。これは少し手ごわいか?

「アールジーコ!」
声をかけたのは私のサポートロボ・アールジーコだ。

「ジャンパーソン、さっさと奥に進むよ!」

場所:蔵書庫前
機械大殲 防衛側
>371 トレス・イクス 
 
 異形の一団を襲った猛打は何体かの人形たちを蹴散らした。
 だがそのほとんどはまだ生きている、というか動いている。バズーカの直撃を以ってしても、これら自動人形の動きを止めるのは至難の技なのだ。
 
「ほほう、あれが噂に名高いヴァチカンの殺人人形かね。アレ相手では滴る体液は期待出来んな」
「いいじゃねえかよう。首をぶち折ってオイルを頭から被ってやれえ。いびつな歯車はオレがフリスビー代わりにしてやるよ」 
 
 銃人形たちの後ろに隠れた二体は瞬時に指示を出す。 
 
「お前たち、前進しつつ弾倉が空になるまで撃ち続けなさい」
「きひひ。てめえは蜂の巣になっても動けるのかぁい?」
 
 轟音と炸裂音が廊下に鳴り響いた。 
 
(場所:廊下)
381コスモX(M):02/02/24 03:13
>378
城内に突入すると、廊下の先から物音が聞こえてくる…。
「エックスレーダー!」
自分でも108の秘密なのか365の必殺技なのかわからない機能を使い確認する…。
―――どうやら、こちら側の仲間が敵二名と交戦中のようだ。
「今行くぞ…エックスマラソンッ!」
俺は躊躇することなく走り出した。
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐&ブラッドジャケット
>353>364>376>377

ブラッドジャケット達を滅びの光が包み、セリオが廃棄したフレイムユニットが誘爆を起こす。
高熱の余波に身体を晒しながら、スパコーンと馬呑吐の戦いに目を向ける。

「・・・・・・!?」
「これはマズイ」

そこにはミイラの様に呪符で絡め取られ動きを封じられたスパコーンの姿があった。
動けないスパコーンに馬呑吐が止めを刺さんと歩み寄っている。
ダン!
考えプログラムが走るより先にリオが駆け出し―――
ぶちゅっ
左手の零式射出貫手が平手のまま馬呑吐の頭をもぎ取った。

頭を失った首から吹き出す鮮血が、リオの朱色の髪を
より朱く汚してゆく。
 
攻撃側:廊下
383真由子人形:02/02/24 03:16
>379

「行かせないわ。壊れた人形は修理されないといけないの……」
(爪を連続して振りつづける)
 
防御側:蔵書庫前
384秋葉流(M):02/02/24 03:18
>375
「行くぜェ」
声と同時にライフル弾を1、2発食らうのを覚悟で突っ込む
1発、2発、3発、食らいながらも全速力で前進して…
「もらった!」
錫杖を横に振るった
>374 仮面ライダーX

 直撃した45マグナム弾を意にも返さず、ロープに導かれるままに男は
こちらへと飛翔する。
 
 と……男はなにを思ったのか、自らのロープの先端をベルトに差し込んだ。

「……なんだ?」

 呟いた、その瞬間。
 思考が、真っ白に染まる。なにも冠挙げられないままに、びくびくと痙攣する
身体が床に崩れ落ちた。

(電撃――――)

だが、気が付いたときには既に遅い。全身をやけどが襲い、指の一本も動かせない。
しばらくすれば回復するのだろうが、そんな時間は無さそうだ。

 取り敢えず、脳内に於いて呪文書式を用いない魔法回路を形成開始。
 果たして、間に合うか――?

 その時だった。
>378
 近くから、なにかが発射される、そんな音が聞こえた。
386HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 03:24
>364>376>377>382
…爆炎が収まったのを確認すると私は地面に降り立つ。

「…これはまた…ハデにやっちゃいましたね…」
自分でもあきれるほどの惨状。

ふとリオの方を見る…殆ど決着はついていた。
「…リオももうそろそろ終わりそうですね……しかし…フレイムユニットが全損ですか…
けっこうな痛手です…」

愚痴をブー垂れながら私は実剣を二本抜いて次の戦闘の移行の準備をする。

攻撃側:廊下
387M66(M):02/02/24 03:24
機械大殲:攻撃側 場所:裏門
>384
・・・ライフル排除、ブッシュナイフへ切替・・・前方敵、接近中・・・回避行動を
  (ブッシュナイフで錫杖を受け流し、首をねらって攻撃)
388ジャンパーソン:02/02/24 03:25
攻撃側

>383
「私は、壊れてなどいない!私の戦いは、正義のためだ!」
「あのドアごと、やっちゃえジャンパーソン!!」

あの人形にワイヤーナックルを叩きつけ距離を取る。
「合体だジャンパーソン!」「了解!」
アールジーコが変形し、ジャンデジックと合体する。

「チェックレディ」「ジックキャノン・ファイヤー!!」
アールジーコの二門の砲口から、凄まじいプラズマの奔流がほとばしった。

場所:蔵書庫前
389カミーラ ◆FCQx8ET2 :02/02/24 03:26
>342 フォーレン
 
蔵書庫の入り口に現れた人影が、いきなり何かを連射した。光芒が伸び、
古の知識の詰め込まれた書籍を破壊していく。

「いきなり乱暴な方ですわね。そういう方は敵であろうが味方であろうが
許せませんわ」

カミーラは、持ち替えたラティー対戦車ライフルの照準を侵入者に合わせると
引き金を引き絞った。
(トリップ判定。わたしのトリップ>あなたのトリップならどこかに弾があたります)

(蔵書庫:防御側)
390トレス・イクス(M):02/02/24 03:26
>380 機械大殲:攻撃側 対パウルマン先生とアンゼルムスwith『真夜中のサーカス』
 
 飛来する種々様々な銃弾を、しかしトレスは気にも留めない。
 めったやたらに連射されたそれは、どれも光学系センサーを的に捉えていなかった。
 ならば、受けに回る必要などない。
 
 銃弾に僧衣を、人工皮膚を弾け飛ばしながら背中のバルカンキャノンを取り出し、発射。
 不気味な音と共に、廊下に殺戮の嵐が吹き荒れた。
 
 場所:廊下
391真由子人形:02/02/24 03:27
>388
「壊れた人形に私がやられる!?」
(プラズマの嵐に飲まれ消滅)
 
場所:蔵書庫
(>389 トリップ判定用)
>388
 
「あはは、ラプミラさんも蔵書庫の向こう側に吹き飛ばされたままですし……。
あとは、アレだけですね。フォボス、やっちゃってください!」
 
『目標ヲ 射程内ニ補足.攻撃ヲ開始スル!』
(プラズマビームを発射)
 
防御側:蔵書庫
394馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 03:30
>376>377>382>386
 
 両腕は使い物にならない程炭化している。其処に手刀を固めたポンコツが迫る。
足も燃え落ちつつある以上回避もままならない。残るは――口。
 
「鬼哭征愁 寡身の宴! 鬼人六腑の肋を食む! 急々如津令!」
 
 馬の口から巨大な式鬼の塊が吐き出され、迫るポンコツの腕に食らいつく。ごりごり
と腕部基幹フレームの歪む耳障りな音を立ててなおも鬼が腕を喰らう。
 
「カカカカカカカカカカカカ、只…では死…なぬ…よ」
 
 嗤い終わった直後、ごろりと馬の首が落ち、廊下を刎ね転がっていく。
後には頭から上を失い噴水の如く血を吹き上げる馬の首から下と片腕をごっそり奪われた
セリオの姿があった。
 
 
(場所:大理石の廊下)
 
395ワッハマン(M):02/02/24 03:34
>358
 
何処かへ消え、適当に辺りを破壊しつつ、
ひたすら笑いながら進み、
 
そして彼が再び正気を取り戻した頃には―――
 
 
 
 
 
―――テーブルの上に果物の盛り合わせを見つけ、
また、食べているのであった。
 
攻撃側:現在位置:悪魔城のどこかの部屋
396ジャンパーソン:02/02/24 03:37
攻撃側

>393
「ぐあっ!!」「ジャンパーソン?!」
プラズマが装甲をえぐる。
ジックキャノンは強力だが連射はできない。再チャージ完了までは―
アールジーコを分離して図書室の中に乗り込む。

「アークファイヤー!!」
どうせここの書物は焼き払っても構わないものだ。右手に火炎放射器
を装備、片っ端から焼き払って隠れている相手をいぶり出す。

場所:蔵書庫
機械大殲/攻撃側
 
>378、385 レイオットスタインバーグ、ふみこ・O・V
 
俺の狙い通りにロープを握った奴に、俺はロープを伝導体にした電撃を浴びせた。
その体は痙攣すると、床へと崩れ落ちた。
 
この隙に止めを刺そうと思った瞬間。
後ろから何かが発射される音が聞こえた。
 
俺は後ろを振り向く。
そこには俺に向かってロケットを打ち込む女と飛んでくるロケット砲の存在があった。
この体勢では逃げられない!! 
 
俺はロケット砲をまともに食らい、吹き飛ばされた。
柱を突き破り、壁にめり込んでようやく止まる。
 
体のほうに損傷はないみたいだが、今の衝撃でプロテクターが大きくへこんじまってる。
俺はめり込んだ体を引き抜くと、ライドルを再びスティックに変更する。
 
「貴様も仲間か!!ならば容赦はしない!!」
 
俺はロケット砲を撃ちこんだ女に向かって走り出した。
 
>394 
唐突にスパコーンに対する拘束が緩む。
紙を引きちぎって周りを見渡す。
 
どうやら戦いは終わったようだ。
ブラッドジャケットの姿はなく、馬は首を吹き飛ばされて倒れている。
だが此方側も大きなダメージを受けている。
 
「大丈夫カ?任務ノ継続ハ可能カ?」
 
そう声を掛けながらスパコーンは辺りを確認する。
 
まだ戦いは終わらない。
399秋葉流(M):02/02/24 03:42
防衛側 裏門
>387
「たいした速さだよ、けどなあ」
錫杖を手放し、相手のナイフを首の皮1枚でかわす…
「オレはなんでも出来ちまうんだよ…」
ボクシングで言うクロスカウンターを法力付きでお見舞いしてやる。
機械大殲 防衛側 
>390 トレス・イクス 
 
「いやいやこれは物凄まじい。流石は名にしおう『ガンスリンガー』」
「きしし、やっぱ量産型のこいつらじゃ駄目さ、パウルマン」
 
 銃人形たちがバルカン砲の斉射を受け、擬似体液を撒き散らして木っ端微塵にされているのを目にしながら、二体は平然と会話を続けている。
 当然ともいえる。自動人形には心など無い。恐怖も悔恨も無いのだから。 
 
「どうやら私の生徒たちは全員欠席のようだし」
「パウルマン、やろうぜやろうぜ!」
 
 パウルマンは頭部に手をかけて持ち上げた。首が外れる。
 と、中から折り畳まれていた五十センチ近い刃が直立した。
 
「ああ、そうだなアンゼルムス」
「いひひひひ、行くぜ!」 
 
 パウルマンの手から滑り降りたアンゼルムスは、その異様に長い手でパウルマンの身体を掴むと一気に旋回させ始めた。
 次の瞬間投擲。刃をトレスに向け、パウルマンの身体は一直線に飛んで行く。 
 
(場所:廊下)
401フォーレン(M) ◆J6fMDw9k :02/02/24 03:43
>399 カミーラ

本棚影から轟音と共に20mm弾が飛来する。
赤外線センサーで捕らえた弾丸が紅い筋を描いて右脇腹に命中。
対戦車用の弾丸では、流石に無傷と言うわけには行かない。
弾丸は脇腹をえぐりながら背中を貫通していった。
「・・・バランサー、右脚伝達系に損傷。自己修復へのエネルギー集中。」
センサーを赤外線追跡に切り替え、弾丸の軌道をトレース。
そこに生体反応を確認した。
「実に正確な攻撃です。シーレンタイプと同等と判断します。」
銃を構え、狙撃主に呼びかける。

(場所:蔵書庫)
>396
 
「あはは、非戦闘員の私を巻き込むのは感心しませんね」
 
サウジーネはそう笑いながら、水の壁で炎を防ぐ。
 
『破壊 破壊 破壊 破壊 破壊……』
 
『ジェノサイドバルカン、目標捕捉。殲滅開始!』
(大口径のバルカン砲がジャンパーソンに火を噴く!)
 
防御側:蔵書庫
>397 ライダーX
私はパンツァーファウストを投げ捨て、倒れているレイオットに駆け寄った。

「大丈夫?しっかりなさい。あなたを殺して良いのは、私だけよ」

そういってにやりと笑う。

見ると、先ほど吹き飛ばされた男が、なにやら叫びながらこっちに向かってきている。
私は腰からナイフを一本取り出すと、腕と肩の繋ぎ目の部分に向けて投擲。
身体能力が向上した私の力で投げつけられたナイフは、
物凄いスピードで、向かってくる男の方に飛んでいった。

さらに、プライミッツマーダーに積み込んだパンツァーファウストを取り出し、
もう一度標準をあわせた。
 
防衛側:廊下
404ジャンパーソン:02/02/24 03:48
攻撃側

>402
「くっ!…このままじゃ!やあっ!!」
堅固な装甲を全面に出して突進、接近して電磁警棒ジャスティックを
捩り込む。
「放電開始!!」

場所:蔵書庫前
405コスモX(M):02/02/24 03:51
攻撃側:廊下
>403
見えた!男女一名ずつ…それと、鉄兜を思わせるヘルメットの者…。
「あれは…たしか、Xライダー?!」
伝説の存在だと思っていた「仮面ライダー」と共闘できるのか…!
だが、女の方が投げナイフからロケット弾と洒落にならない攻撃を仕掛けている。
「間に合うか…?いや、間に合わせる!!コスモダーッシュ!!」
勢い良く加速すると同時にコスモブレードを抜き放ちナイフを払い落とす!
「…あなた一人じゃ分が悪い…助太刀するぜ!!」
406比良坂初音 ◆MnyvFT4. :02/02/24 03:52
機械大殲:攻撃側 

少しばかり遠出をしてしまったのは失敗だった。
まさか留守を狙う敵がいたなんて・・・・初音は自分の軽率さを深く後悔していた。
眼前に広がるのは、破壊されつくした校舎と生徒たちの無残な屍のみ
そこに残されているのは気取った紋様が記された香り付きの封筒だ。
それには巣の主である初音への侮辱で埋め尽くされた挑戦状とマジカルチケットが同封されていた。
  
バートリー伯爵夫人・・・できれば正面切っての争いは避けたい相手だ。
しかし、縄張りを蹂躙され、お気に入りの『贄』までも奪われてしまっては逃げるわけには行かない。
初音はマジカルチケットをかざし、悪魔城へと乗り込んで行った。

(転移先はトリップ判定大文字、小文字は共通とする。
先頭文字がアルファベット以外なら二番目以降の文字で判定)
ABC・錬金研究棟   DEF・時計塔  
HIJ・蔵書庫       KMN・地下水脈
OPQ・大理石の廊下  RST・闘技場
UWW・異端礼拝堂   XYZ・悪魔城最上階―大広間
>404

『アーム部 損傷レベル 8 戦闘続行可能……』
(右腕でガード)
 
『殲滅モード、開始。消去スル』
(身体全身の砲門を開放。最大火力で砲撃開始!)
(トリップ勝負)
 
防御側:蔵書庫
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs 馬呑吐&ブラッドジャケット
>386>394>398

「大丈夫カ?任務ノ継続ハ可能カ?」
「・・・左腕完全破壊・・・ボディ中枢へのダメージ・・・軽微・・・大丈夫です。」
束縛を解き放ったスパコーンが確認を取ってくる。
ざっと機能スキャンを行い、心配させまいと微笑みを持って答えた。
右手に持ったラグナロクが何やら言いたそうだ。
 
「さて、では次に行きましょう・・・」
そう言ってスタスタと歩き出す。
目指すは最上階。
エリザベス・バートリーとマルチが待つ大広間へ・・・

攻撃側:廊下→大広間
409カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 03:54
>401 フォーレンさん

銃弾は敵の脇腹を貫き、そこにあったものを吹き飛ばした。

「堂々の名乗りとは、今時珍しい方ですわね」

相手の言葉に応えて、カミーラは敵の前に姿をあらわした。手には、より軽く扱いやすい
FN P90を持っている。

「さあ、はじめましょうか。わたくしはカミーラと申します。あなたのお名前は?」

(蔵書庫:防御側)
410M66(M):02/02/24 03:56
機械大殲:攻撃側 場所:裏門
>399
・・・敵より攻撃、回避・不能・・・
 (クロスカウンター状態で完璧に入り頭部破損)
・・・頭部破損の為、行動不可・・・機密保持の為自爆シーケンスに入ります、カウント10
 
・・・しばらくして裏門あたりで大爆発があった・・・ M66(M)リタイヤ
機械大殲 防衛側
 
正門前を見ている
 
「センチネルは殲滅したようじゃの・・・アースガルズは・・・
 出力の使いすぎで身動き出来ぬようじゃし・・・・」
 
アースガルズが次元の中へと消えていく
 
「ゆっくり休むのじゃ・・・・・アースガルズの修理に向かわねばならぬの・・・
 致し方ない・・・・ここはひとまず去らせてもらうぞい・・・」
 
【最上階・展望台からテレポートジェムで退場】
攻撃側

>407
「うおおおおおお、ジャンデジック!ニーキックミサイル!デュアルレーザー!」
全身の内装火器をフルに叩き込む。

場所:蔵書庫
>400 機械大殲:攻撃側 対パウルマン先生とアンゼルムスwith『真夜中のサーカス』
 
 もの凄い勢いで飛んでくる首から上が刃物と化した敵。
 だが、トレスは決して慌てずにその敵に二挺拳銃をポイント。
 
「〇・三一秒遅い!」
 
 敵をうち砕くべく牙を放った。

(トリップ判定)
 
 場所:廊下
414HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 03:59
>394>398>408
リオが辛くも馬を倒した事を確認すると私もリオの後を追い最上階へと足を進めた。

途中でスパコーン様に話しかける。
「…実剣では有りませんが…これを…」
私はベイルの中の光剣をスパコーン様に差し出した。

攻撃側:廊下→大広間
白「しかし、我々はこんなところにいるんでしょうね?」
 
黒「俺に聞くな。だが、正直、疑問だな」
 
白「アレ、あそこから誰か来ますよ?」
 
(初音と遭遇)
防御側:地下水脈
416メフメット大公(M):02/02/24 04:00
機械大殲 防衛側

>343>358 vsワッハマン

ワッハマンが去って数十分後、瓦礫の山の中から手が突き出された。
それから頭が、肩が、胴体が、と巨体が全貌をあらわしてゆく。

その体には、すでに傷は一つもない。

「ふふ、ポンコツぞろいと思っていたがなかなかどうして楽しませてくれる
では、新しい相手を探すか」

その眼を自室の本体と同じく喜悦に輝かせながら、機械の大公は動き出した。

(現在、適当に相手を探しながら移動中)

>406 vs比良坂初音

光の柱が、地下水脈の闇を切り裂く。
そして光が消えたその場所には蜘蛛神・比良坂初音の姿があった。

初音が場所を確認しているそのスキをつき、「はぁっ!」というかけ声とともに
人間ひとりぐらいならあっさりと押し潰せそうな氷の球が前方から飛んできた!
>412

『ダメージレベル限界値突破.形状維持不能 形状維持不能!』
(撃ち負けて、大爆発!)
 
「あはは、これは困りましたね。仕方ありません。
最上階に侵入者が来たようですので、撤収ですね」
(空間転移で消える)
 
防御側:蔵書庫>悪魔城最上階
機械大殲 防衛側
>413 トレス・イクス 
 
「君は実に面白いね。私の攻撃でこれから死ぬというのに、顔色一つ変えないのだからね」
「けへへ、こいつはただ恐怖と絶望でおかしくなっちまってるのさ!」 
 
 背後からのアンゼルムスの叫びを受けて、パウルマンの刃がトレスの頭部へ――。 
 
(トリップ判定) 
 
(場所:廊下)
>397 仮面ライダーX
>403 ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン
>405 コスモX
 
 携帯ロケットが命中し、爆音。
 何事かと、状況を把握しようと努める――と、気付けば、傍らにはオゼットの姿。

 ――あなたを殺して良いのは――
 
 その台詞に、重度のやけどを負ったこちらの表情にも、思わず苦笑が零れる。
 まったく彼女らしい発言だが。

「――お……ぁあっ!」
 
 焼け付いた唇と生体を駆使して言葉を発する。それを撃発音声として魔法発動。
 瞬時に解放された魔力は全身に行き渡り、肉体を攻撃前の状態に復元。

 再生した肉体を持ち上げて、即座にスタッフをつかみ取る。無音詠唱。

 眼前には、いつの間にか2人に増えた敵がいる。その彼らに向かい、俺はブラストを放っていた。

「――イグジスト!」
 
 小型爆弾並の威力を持った爆炎が、「敵」に向かい指向される。

防御側 場所:廊下 
421ジャンパーソン:02/02/24 04:06
>418
「熱限界値突破…」
がっくりと膝をつく。
「ムチャしたねジャンパーソン」
アールジーコだ。
「こりゃーちょっとメンテしないと無理だよ」
「分かっている、頼む」

場所:蔵書庫
422フォーレン(M):02/02/24 04:07
機械大殲 攻撃側

>409 カミーラ

本棚影から現れた狙撃主。

「人間の女性が、大型火器をあのような精度で操れるとは。非常に稀なケースですね。」

女の手にした物を確認すると、相手の行動パターンを予測。
強襲か?離脱か?
だが、女の行動は、
「さあ、はじめましょうか。わたくしはカミーラと申します。あなたのお名前は?」

「ますます稀なケースです。是非にもデータを取りたくなりました。」
「私の識別名はフォーレン。貴方の敵です。」
銃を構え、センサーをフル稼働させ、視界内の敵をサーチする。

(蔵書庫)
>408 >414
「あら、よく此処までたどりつきましたわね? クスクス」
 
エリザベスは2体のメイドロボを前にして、微笑を浮かべる。
 
「あなたたちのお目当てはアレでしょう?」
(向こう側に置かれている石像を指差す)
 
「まあ、救出という行為自体、無駄ですけどね。行きなさい、私の眷属たちよ!」
 
空間から突如、大量のコウモリが現れ、セリオたちに襲い掛かる!
 
防御側(ボス):大広間
>408 >414 
スパコーンは2人の後ろに付いている。
突発的な事態にも対応するためである。
 
3人が向かう先は大広間。
今回の任務の目標が存在する地点だ。
 
途中serioから光剣を渡された。
自前のがあるはずだが何となく言い出せずに光剣を受け取る。
 
3人は黙々と上階へと向かう・・・目的地は近い。
425比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/24 04:09
>417
vs フローズンハーフ
どうやら転移は成功したらしい
しかし、ここは何処だ?
と、考える間も無く、巨大な氷弾が飛来する。
だが、この程度の攻撃避けることなど容易い。
  
初音は、ひらりと宙を舞い氷弾を回避すると
糸を使いそのまま天井に着地、改めて周囲の観察を開始した。
  
(現在地、地下水脈)
白「まあ、女性を手にかけるのは気が進みませんが……」
 
黒「アルトルージュ様の命令だ。悪く思うな」
 
白「では、いきますよ」
(辺りに霧がたちこめる)
黒「なぶる趣味はない。すぐ、楽にしてやる!」
(初音に斬りかかる)
427トレス・イクス(M):02/02/24 04:12
>419 機械大殲:攻撃側 対パウルマン先生とアンゼルムスwith『真夜中のサーカス』
 
 トレスの放った銃弾は、ことごとく敵のブレードに弾かれてしまった。
 もう、回避も間に合わない――!
 
 ガ ズ ッ
 
 そんな鈍い音をさせて、ブレードがトレスの頭部を貫いた。
 一拍遅れて、傷口から赤黒い皮下循環剤が吹き出す。
 虚ろな目でがくりと膝を付き、トレスはその機能の全てを停止した――。
 
 Ax派遣執行官HC-IIIX、機能停止。
 
 場所:廊下
428HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 04:16
>423
「…雑魚は引っ込みなさい!」
私は両腕の剣を神速で振るう。

刹那、辺りに突風、いや、竜巻が巻き起こった。

コウモリ達は風に遊ばれ、部屋の壁のあちらこちらに叩き付けられる。

(大広間 )
>425>426 フローズンハーフ&黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)vs比良坂初音

「まあ、様子見だったしね…」
氷球はあっさりと回避された。そのうえ天井に着地し、周囲を観察しはじめる。

白「では、いきますよ」

黒「なぶる趣味はない。すぐ、楽にしてやる!」

そこにアルトルージュの配下の白騎士と黒騎士が攻撃をしかけた。

「…あら、それじゃワタシは…援護させてもらうわね」
それを離れた位置から確認し、フローズンハーフは騎士達を援護できる位置へと移動することにした。
>377>394
馬 & ブラッドジャケット

 瓦礫ががらりと崩れ、なかから人造吸血鬼が抜け出した。
 ついで、人造吸血鬼は瓦礫を押しのけ、半身が失われた肉塊を引き出す。
 肉塊は脈打ちながら血を吹き出し、瞬く間に全身を再生した。

「やれやれ、しくじったな・・・」
 もう一体があそこまでの無差別破壊兵器を持っているとは思わなかった。
 それでもかろうじてかわしたのは、勘と経験と――悪運ゆえか。

 無事なバックパックからボディスーツの予備を取り出し、着替える。
 無事なBJにもう一体の頭を発掘させ、人工心臓を接続した。
 ポンプが脈打ち、修理完了。

 と、視界の端に見慣れた生首が映る。
「お宅も首だけか。お互い、しくじったもんだな」

 言いながら、BJの首を切断。馬呑吐の首にすげ替えた。
 人工心臓を取り出し、もう一度BJの首に接続して再生。
 我ながらあほらしい光景だが、さすがに慣れた。

「さて、次はどこかね」
 サウジーネに城内の戦況を問い合わせる。

(廊下)
吸血大殲/攻撃側:廊下
>403 ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン
>405 コスモX
>420 レイオット・スタインバーグ
 
俺はスティックを手に彼女に立ち向かう。
女性は先ほど、俺と戦っていた戦士の傍らに移動していた。
 
彼女は俺の姿を確認すると、腰からナイフを引き抜き、投射した。
なんだ、この速さは?
とうてい人の投げたモノとは思えぬ速さで飛んでくるそれに驚きながらも、
俺はスティックで叩き落とそうとした。
 
その時。
 
俺の目の前に黒い影が立ちはだかり、そのナイフを叩き落す。
 
「…あなた一人じゃ分が悪い…助太刀するぜ!!」
 
どうやら敵ではないようだ。
 
「すまない、感謝する!!」
 
俺は戦士に声をかけるとすぐさま前方を確認する。
彼女は二発目のロケット砲を撃とうとしている。
 
「撃たせはしない!!」
 
俺は一気に詰め寄ろうとする!! 
が、しかし。
 
「――イグジスト!」
 
先ほど、俺が倒した男が動き、小型爆弾並の威力を持った爆炎が、俺たちに向かい発射された!!
 
俺はすぐさまライドルを伸ばすと、棒高跳びの要領で宙高く飛ぶ!!
上空から一気にXキックで止めを刺す!!
 
432カミーラ ◆ICarmilA :02/02/24 04:23
>422 フォーレンさん
 
「女性の身体をそのように探りまわるものではありませんわ」

カミーラは笑顔で言うと、銃の引き金を引き絞る。FN社が開発した高初速弾が
音速の約二倍の速度で銃口から吐き出される。
カミーラの身体能力は、もともと軽量で扱いやすいこの銃を扱うには十分すぎる
ほどだった。

(蔵書庫:防御側)
433馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 04:24
>430
 ロングファングによって首を刎ねられたBJと接続、馬がむくりと起きあがる。
 
「やれやれ、首から下丸ごとすげ代えるハメになるとはネ」
 
周囲を見回し、状況を確認。苦笑するロングファングに挨拶をする。
全くお互いロクでもない事に巻き込まれたものだ。
 
「では、もう一暴れするとするかネ、ロングファング君」
 
(現在地:大理石の廊下)
434メフメット大公(M):02/02/24 04:25
>408>423>428

凄まじい鬼気を感知した機械の大公は、最上階の大広間へと
かけあがった。

そこではすでに機械の戦乙女たちと妖女の戦いが開始されていた。

怪鳥のような絶叫とともに、とりあえずラグナロクを持った機械女の
方に殴りかかる!!
435秋葉流(M):02/02/24 04:26
>410 
「ま、こんなもんだろ…やぁれやれ、一休みといくかなァ」
頭部への一撃は、完全に決まったようで相手はピクリとも動かなくなった。
これで、今日の退屈凌ぎ終了といこう…
…腰を下ろそうとする、瞬間、時計のような音が耳に聞こえて来た…空耳、じゃないよな…
「逃げるか…一応」
猛烈にやな予感がしたため、走って逃げる…

後ろではカウントを続けるやつの体…出きるだけ遠くに、逃げるか…
爆発音、後、静寂…正しい判断だったか…さて、次はどこに行くかだな
裏門→廊下
436サウジーネ:02/02/24 04:26
「さて、どうしましょうか? 流石に私1人では辛いですね。切り札も破壊されましたし……」
 
城内の仲間に状況を伝えた後、サウジーネは考える。
何が最良の策かを……
 
「そうですね。この手で行きましょう!」
 
何を思ったか、箒で悪魔城から飛び去った。
437ジャンパーソン:02/02/24 04:26
>427
「メンテナンス完了」
「よーし、行くよジャンパーソン」

廊下に出てみると、先程のロボットが倒されていた。
「……」
彼の持っていたバルカン砲を右手に、左手にジャンバルカンを装備。

場所:廊下
>433

 馬に皮肉笑いで返す。
 城内各所の集積所からBJ2体を補充。

「じゃ、俺はこっちにいくぜ、せっかくだからな」
 BJせいぞろいで馬鹿歩き。
 縮地法で空間を転移した。

(防衛側、大理石の廊下→廊下)
>434 
殿にいたスパコーンは後方から何者かがやって来るのを確認した。

リオに殴りかかろうとするその影の前に立ち光剣を展開する。
そして殴りかかろうとした腕に向かって一条の光が走った。
 
「邪魔ダ。引ッ込ッンデイテ貰オウ」
 
(大広間)
>431 仮面ライダーX コスモX
いきなり駆けつけたもう一人の男にナイフははじかれてしまった。
まぁ、あの軌道ならばパンツァーファウストの直撃は避けられないだろう。
それよりも、空中からキックを放つあの男だ。
あの男はレイオットを狙っている。やらせるわけには行かない。
 
私はレイオットを突き飛ばすと、MG34を撃ちつつ、
キックに当たらないようにその場から移動した。

防衛側:廊下
機械大殲 攻撃側

>432 カミーラ

女が手にした銃から嵐のような弾丸が放たれる。

両手人指し指、二の腕の筋肉微動を監視し、発砲タイミングを予測。
各部スラスターを総動員し滑るように回避する。
それでもなお、かわし切れない弾丸が装甲を削り、ボディ各部にめり込み、
端末パーツを弾き飛ばす。

「見事な銃捌きです。しかし・・・。これはどうですか?」
頭部をカミーラに向けると、側頭部センサーに直結している熱線砲を起動。
二本の紅い筋がカミーラの身体を襲う。

(蔵書庫) (トリップ判定)
442コスモX(M):02/02/24 04:41
攻撃側:廊下
>440
「冗談じゃないっての! コスモブロック!!」
とっさにクロスアームブロック。直撃とは言え、防御態勢になっていれば
被害は最小限に食い止められる。
「・………! 逃がすか!!」
こちらも負けじと高く跳躍。
「コスモX! ………大車輪!!」
側宙の高速回転からの体当たり。これなら銃弾が当たりづらい。
一直線にふみこを狙って加速していく―――――――――!
機械大殲 防衛側
>427 トレス・イクス >437 ジャンパーソン 
 
 トレスの頭部に突き立ったブレードを引き抜き、パウルマンは上体を起こした。刃が身体の内部へ畳まれて行く。
 皮下循環剤に塗れたトレスの残骸を鼻先で笑ったパウルマンは、頭部を装着し直した。
 
「下らんね。所詮我々自動人形の敵ではないよ。この調子では良い授業が出来るかどうか心配だな」
「ははは、全くだぜえ」 
 
 笑いながら廊下の奥の方へ進みかけた二体の足は止まった。
 振り向く。
 新たなる闘争者が立っていた。否、“者”に在らず、これもまた“物”。

「少々前言撤回した方がいいかもしれんな、アンゼルムス」
「かもしれねえなあ、パウルマン。ひゃはははは」
 
 パウルマンは今度はアンゼルムスを放り投げた。長い腕を振り乱し飛んで行く。
 裂けるほど広げた口から見えるのは鈍色に光る歯だ。その硬度はパウルマンのブレードと同じ硬度十。
 ダイヤモンドに等しい刃がジャンパーソンの喉元に肉薄する。
 
(場所:廊下)
444サウジーネ:02/02/24 04:46
>436
「さて、このお屋敷ですね。たしか、名前は倉田佐祐理さんでしたか?」
 
魔女は庭に下りる。
 
「ふふ、まあ、侵入者のことぐらいは調査済みですよ」
 
そのまま、屋敷の一室に侵入する。



「あはは、倉田佐祐理さんですね? 初めまして、サウジーネといいます」
 
にこやかに突然の出現に戸惑う佐祐理に話し掛ける。
 
「……最近、辛いことがあったそうですね。……楽になりたくありませんか?」
 
佐祐理が動揺する。
そこをついて、サウジーネは佐祐理に口付けを……
 
佐祐理が崩れ落ちる。
 
「あはは、これでエリザベス様の勝ちですね。すぐに悪魔城に戻りましょう!」
 
そして、フッとサウジーネの姿が消えた。
445比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/24 04:46
>429
フローズンハーフ&黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)vs比良坂初音


ちっ・・・こいつらまでいたのか
『糸』が知らせてくれなければ今ごろは真ッ二つだ・・・・・
しかも周囲には早くも霧が立ち込め始めている・・
すでに固有結界に取りこまれてしまったようだ。急がねば・・・・・
ならば!!
  
初音は考えを定めると、すばやく行動を開始する。
糸を利用した不可思議な動きをもって、フローズンハーフとの間合いを一気に詰める
  
もはや1番の弱敵を突破し、この場所から脱出する以外に手は無い。
初音は、フローズンハーフを視界に捕らえると、渾身の速度で斬糸を放った。

(場所、地下水脈)
>442>440>431
レイオット&ふみこ&ブラッドジャケット VS Xライダー & コスモX

 転移して抜けたところでは戦闘が続行中だ。
 武器補充ついでに長大な対物ライフルと携行ロケットを持ってきた。
 ライフルの型名は忘れたが、カミーラが好みそうな奴だ。

 戦法的にはたいして変わらん。銃撃で制し、接近して止めだ。
 2名の後衛がショットガンと大口径ライフルを空中のXライダーに連続発砲、
 一人は対物ライフルの狙撃チャンスを狙う。

 ライフルとナイフを構え、二人が先行した。

(防衛側 場所:廊下)
447ジャンパーソン:02/02/24 04:47
攻撃側

>443
「ジャンパーソン!」
「直線的だ。捕捉はたやすい」
両目の照準が目標を完全にロックする。
ジャンバルカンとバルカンキャノンが、重金属の豪雨を自動人形に
叩き込む。
刃がジャンパーソンを捉える前に、アンゼルムスは無様なダンスを
踊りはじめた。

場所:廊下
448カミーラ ◆FHp9rydA :02/02/24 04:49
>441 フォーレンさん
 
カミーラは相手の放った熱線を避けるために咄嗟に横にとんだ。
その動きを予測していたかのように、熱線がカミーラの後を追う。

(トリップ判定:蔵書庫:防御側)
>445
フローズンハーフ&黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)vs比良坂初音

白「なかなか素早い動きですね。全船団包囲開始!」
(初音を取り囲むように幽霊船団が陣形をとる)
 
黒「おのれ、逃げるか!? 卑怯者め!」
(初音に肉薄。後ろから斬りかかる)
 
場所:地下水脈
450秋葉流(M):02/02/24 04:51
VS初音
>429
地下水脈に次の敵を探しにやって来た…
あれは先ほどのやつと同じアルトルージュの配下の騎士達か、相手にしてるのはかなりの妖だが…
とりあえず、見物させてもらうか
廊下→地下水脈(休憩中)
>431仮面ライダーX >442コスモX

「……く……」
 
 呻く。呪文書式を用いずに発動する魔法は、精神にかなりの負荷をかける。
肉体自体は完璧に復元したものの、立ち上がった俺は僅かによろめいた。
 
 と――ブラストを回避した仮面の男が、跳躍した姿勢のまま、こちらに蹴りを放ってくる。

 ――――やばいっ!
 
 本能的に感じた脅威に、肉体が即座に反応――しない。消耗した精神は、明らかにこちら
の反応速度を落としている。

 直撃―――!

>440 オゼット
 と。その瞬間、オゼットがこちらを突き飛ばした。ふらつきながら、壁に激突。

「――――ぐっ!」
 
 だが、蹴りは回避出来た。スタッフを構え、新たに魔法を放とうとする。

>446 ロングファング
 ……その瞬間。発砲音が聞こえた。
 仮面の男に向けて銃弾が跳躍。それに便乗するように、こちらも魔法を放っていた。

「――――顕っ!」

 <アサルト>発動。衝撃波を封入された不可視の砲弾が、仮面の男に向けて襲いかかる。 
>>445 フローズンハーフ&黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)vs比良坂初音

「なっ…!?」
岩をすり抜け、蜘蛛神の背後にまわって騎士達の援護をするつもりでいた。
だが、その考えは甘かったようだ。
迫りくる斬糸が、フローズンハーフの身体を捉える……!

(………あ、あぶなかった………)
…蜘蛛神の斬糸によって微塵に斬り刻まれる前に、なんとか岩の中に避難することができた。
だが、無事とは言いがたい。
片腕と片足を持ってかれていたうえ、『もしものとき』のために持ってきていたマジカルチケットを落としてしまったのだ。

(…魔力をかなり削られたし、もう何も出来そうにないわね…
 元に戻るまで、悪魔城が落ちなければいいのだけど…)
フローズンハーフは、岩の中を通り、地下墓地へと逃げていった。

(フローズンハーフ・リタイア)
機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs エリザベス&メフメット
>423>428>434>439
 
エリザベスとメフメット。
二人の不意打ちをセリオとスパコーンが打ち砕く。
攻撃と防御。
防御と攻撃の拮抗状態。

冷静な状況判断。
減速させ落下させた米軍軍事が悪魔城に到達するまで、あと1時間。
それまでにマルチだけでも助け出さねばならない。
 
リオは二人に戦闘を任せ、マルチの元へと駆け寄った。


攻撃側:大広間
454サウジーネ:02/02/24 04:59
(>444の修正です)
>436
「さて、このお屋敷ですね。たしか、名前は倉田佐祐理さんでしたか?」
 
魔女は庭に下りる。
 
「ふふ、まあ、侵入者の事情ぐらいは調査済みですよ」
 
そのまま、屋敷の一室に侵入する。



「あはは、HMX−13 セリオさんのマスター、倉田佐祐理さんですね? 
初めまして、サウジーネといいます」
 
にこやかに突然の出現に戸惑う佐祐理に話し掛ける。
 
「……最近、辛いことがあったそうですね。……楽になりたくありませんか?」
 
佐祐理が動揺する。
そこをついて、サウジーネは佐祐理に口付けを……
 
佐祐理が崩れ落ちる。
 
「あはは、これでエリザベス様の勝ちですね。すぐに悪魔城に戻りましょう!」
 
そして、フッとサウジーネの姿が消えた。
機械大殲 防衛側
>447 ジャンパーソン 
 
 道化人形に或いはこの上なく相応しいダンスを踊るアンゼルムスは、後方へ伸ばした長い腕が千切れる前にパウルマンの身体を引っ掴んでいた。
 またも振りかぶってパウルマンを投げると、銃撃で腕が半ば吹き飛ぶ。同時にアンゼルムスは床を蹴っていた。
 既に首のブレードを露出させたパウルマンと、襤褸屑のような身体に成り果てたアンゼルムスは揃って突撃した。
 
「ははははは、さて問題だ、どちらをかわすね?」
「どっちも、はナシだし無理だぜえ、くへへへへ」
 
(場所:廊下)
456フォーレン(M):02/02/24 05:05
>448 カミーラ

(m<F) 被弾

女は振り向きざまに放った速射熱線砲を横っ飛びで回避した。
熱線は宙に吸いこまれるように消え、倒れざまに放たれた弾丸をまともに浴びる。
おびただしい弾丸がボディの各部を余すところなく穿つ。
重金属製の装甲がはがれ、ちぎれ飛び、弾丸の嵐で床に着くことなく舞い躍る
・・・・・・
カミーラが全ての弾丸を撃ち尽くしたとき、
アンドロイドは身体各部から黒煙を上げ、崩れ落ち、全機能を停止した。

(フォーレン:活動停止)
(蔵書庫)
457ジャンパーソン:02/02/24 05:05
攻撃側

>455
「理論上不可能ではありません」
既にジャンデジックとアールジーコは合体し、ジックキャノンをチャージ
し終えていた。
「最後の一発、だけどね」「ジックキャノン!」

廊下一杯にプラズマの嵐が吹き荒れる。

場所:廊下
リオ&セリオ&スパコーン vs エリザベス&メフメット
>428>434>439>453
 
「あら、何処にむかってらっしゃるの?」
 
エリザベスは量産型セリオの背後に空間転移し、首を掴んで、広間の向こう側に投げ飛ばす。
 
「賞品は私を倒してからですわよ?」
 
エリザベスが手をかざすと量産型セリオに激しい稲妻が落ちた!
吸血大殲/攻撃側
>440、442、446、451
仮面ライダーX&コスモXVSレイオット&ふみこ&ロングファング
 
俺が空中高く跳躍し、鎧の戦士を狙ったのを見て取った彼女は、
まだ身動きの取れない戦士をつきとばすとサブマシンガンを乱射し、間合いを取る。
 
俺の蹴りは不発に終わり、目標を失った衝撃は床が吸収する。
 
彼女のほうに、先ほどの青い戦士が向かっていった。
俺は戦士の方を振り向いた。
その時、幾発かの銃声が響き渡り、衝撃が俺を襲う。
新手の敵か?
 
俺がその衝撃でよろけたのその隙を、鎧の戦士は見逃さなかった。
 

「――――顕っ!」
 
男は剣を俺に向けた。そう思った瞬間、凄まじい衝撃が俺を襲う!! 
なす術もなく、俺は壁に弾き飛ばされた。
 
「やってくれるじゃないか!!」
 
俺は立ち上がると、破損した石を数個拾うと、
新手の敵に指で弾く。
ちょっとした拳銃弾程度の威力はあるはずだ。
 
そして俺は再び鎧の戦士に立ち向かうべく、走り出した。
 
460サウジーネ:02/02/24 05:13
(悪魔城最上階、大広間に現れる)
 
「そこまでです! そちらのHMX−13 セリオさん。あなたのマスターの倉田佐祐理の魂は拘束しました。
もし、無事開放してほしいのなら、そこの量産型セリオさんを始末してください」
 
にっこり笑みを浮かべて、つづける。
 
「ああ、私を殺しても無駄です。たとえ、ポップコーンの袋を破る音で私がショック死しても、
あなたのマスターの魂はあの世に飛んでいきます」
 
そして、更に……
 
「もし、同志うちができないなら、この場で自害してください」
 
あくまで微笑を浮かべまま、そう告げた。
461馬呑吐(M)@防御側:02/02/24 05:16
>438
 ロングファングとBJが消えた後、暫く何かを読むように馬は辺りを見回す。
 
「ふむ。大広間に大凶有り、かネ」
 
懐から一枚符を出してひらりと振ると、派手な音と煙と共に馬の姿がその場から消えた。
 
(場所:大理石の廊下>大広間)
462秋葉流(M):02/02/24 05:19
>452
糸で切られた、氷妖が何やら紙切れをおとしていった…
「何だ、ありゃ…」
とりあえず、近付いてよく見る事にした…
>459 コスモX
あの男は、パスを渡って突然現れたロングファングと、
レイオットに任せておけば良いだろう。

「来なさい、プライミッツマーダー!」
 
私は、プライミッツマーダーと共に、もう一人の方に走り寄った。
男は奇妙な動きでこちらに迫ってくる。
弾丸が当たらないような工夫だろうか。
 
だが、一つ忘れていることがある。
それは、私が死徒で、普通ではないということだ。
 
正確に狙いをつけ、ルガーを全弾撃つ。
空になったルガーを投げ捨てると、腰につけたナイフを投擲。
五本のナイフがコスモXに向かって尋常ではないスピードで迫る。
そして駄目押し。
 
「プライミッツマーダー、行きなさい!」

ガイアの魔物が、大きく口を開いて彼の頭部を噛み砕こうと踊りかかった。

防衛側:廊下
464比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/24 05:20
>445>449
フローズンハーフ&黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)vs比良坂初音
  
マジカルチケット!!どうやらまだ運が残っているらしい
黒騎士の斬撃を辛くもしゃがみこんで避けると、そのまま黒騎士の股間をスライディングで潜り抜け
船団の砲撃を糸で弾きながら-----もっとも何発かは貰ってしまったが・・・・
チケットを握り締め、魔力を込める。
転移の瞬間、何人かの声が聞こえたような気がしたが・・・・・
亜空間の中でそれらはかき消されていった。
  
(地下水脈→大広間へ)
465コスモX(M):02/02/24 05:25
>463
マズイ…マズ過ぎる!
大きな犬と銃弾に投げナイフ…!
「こんなもの全部食らってたまるかよっ!!」
無理やり軌道を変え、自ら壁に衝突する。
「カハァッ・……」目眩がする。だが、まだ終わってない!
466カミーラ ◆FHp9rydA :02/02/24 05:29
>456 フォーレンさん

危いところで熱線を回避したカミーラは、相手の最期を見ることになった。
斉射した銃弾が相手の身体を穿ち、身体の機能を停止させていく。
動かなくなった敵を見下ろしながら、カミーラは呟いた。

「さて、バートリ様、私、義務は果たしましたわ。あとは、ご自身で努力して
くださいませ」

カミーラは最後に敵の残骸に一瞥をくれると、銃を手に蔵書庫を出、いずこ
ともなく消えた。

(蔵書庫>離脱:任務終了)

 
機械大殲 防衛側
>457 ジャンパーソン 
 
 奔流のような光のうねり、それは廊下とそこにいたものを押し流し尽くした。
 後に残るのは洪水が全てを押し流した後と同じ、残骸だ。
 自動人形たちの。 
 
「お、おのれ……」
「け……へ……仲間以外で……オレらをここまでにしたのは……テメエが初めてだぜ……」
 
 パウルマンは胴体にようやく右手だけが残っている。それ以外の部位は全て消失していた。
 アンゼルムスときたら下顎を失った頭部しかない。
 
「あ……在り得ん事だ……しろがねですら滅ぼせなかった我々が……。いやだ、いやだ……死にたくない……。そうか……この感情を、果ても知れぬ奈落の底へ落ちていくようなこの感情を……人間はこう言うんだったな……」
「……絶望、かよ、これが……」
 
 パウルマン先生とアンゼルムス:完全沈黙 
 
(場所:廊下)

468サウジーネ:02/02/24 05:36
>460
場が一瞬、静まり返る。
 
「ああ、一つ、大切なことを忘れてました」
 
大広間の鏡に倉田家の様子を映し出す。
そこには昏睡状態で倒れている佐祐理の姿があった。
 
「これが、佐祐理さんの魂ですね」
 
サウジーネの右手に白い光の球が浮かび上がる。
 
「これが証拠です。納得していただけました? それではご決断をお願いします」
 
サウジーネはにこにこしながら、セリオに告げた。
469ジャンパーソン:02/02/24 05:37
攻撃側

>467
ジックキャノン発射終了と同時にジャンパーソンの全身から蒸気が
噴き出す。
「だから言ったろジャンパーソン」
「…だめだ。まだ私は倒れるわけにはいかない…」
もうエネルギー残量は0に近く、武器もほとんど使い尽くした。
「ジャンデジック一発でも撃てればいい…」
「ダメだよー!」
「私はあのHM13型と、今戦ってる機体の姉妹機と約束したんだ…」

ふらつく機体を無理矢理に起こし、最上階へ昇る。

場所:廊下→階段
レイオット&ふみこ&ブラッドジャケット VS Xライダー & コスモX

>459 Xライダー
(接近型、ね・・・)
 前衛の二人は飛来した石を手で軽く弾き、全く速度をゆるめること無く接近、
 ヤツの斜め後方、死角になる位置に入り込んでいく。

 後衛もショットガンをフルオートで射撃して足止めを狙い、距離を詰めていった。

>465 コスモX
 対物ライフルの絶好の狙撃チャンスが訪れた。
 壁にめり込んで無様に身動きが取れないでいるコスモXに対し、対物ライフルをファイア。
 長大な砲口の先からあたりを白く染める閃光が発し、高速徹甲弾がコスモXを射抜いた。

(防衛側 場所:廊下)

(コスモXに対しトリップ判定、あちらが勝てば致命傷は避ける)
471HMX-13 serio ◆CEriOo46 :02/02/24 05:49
>468
……・私は無言で武器を捨てた。

「煮るなり焼くなり好きにしなさい…私はどちらも望まない。」
(>470のトリップ判定用)
>468 >471
もうエネルギーゲージは点滅している。
しかしせめて一撃、と大広間まで登り切る。と、目の前の風景は―

撃つのはあの貴婦人の吸血鬼か、それともあの魔女か。
否、人質などという卑怯なことをしている魔女だ。
最後の力を振り絞り、
「ジャンデジック・ショックパルスモード!!」

そして、ジャンパーソンのエネルギーは0になった。
(ジャンパーソン・機能停止)


(トリップ判定、失敗したら神経麻痺)
474サウジーネ ◆AMmDvbXo :02/02/24 06:03
>473
「……!? 邪魔はさせません!」
 
サウジーネは咄嗟に防御結界を発動させる!
 
防御側:大広間

機械系大殲 
リオ&セリオ&スパコーン vs エリザベス&メフメット
>458>460
 
エリザベスからの雷撃がリオを撃つ。
しかし、そんな事でショートを起こしている場合ではなかった。
何故なら、セリオとそのマスターの魂がサウネージにより窮地に立たされて居たのだ。

「卑怯な・・・・」
ラグナロクが怨嗟の声でうめく。
しかし、リオはうめきはしない。
人間なんてどうでも良い・・・決してそう言う事では無い。
その目には意思の輝きが燃えていた。
 
「ラグ・・・<存在意思>を!」
「何? 君の姉のマスターを殺す気か!?」
「・・・早く」
「そんな事出来る訳が・・・」
「早く!!」

リオは信じているのだ、セリオとそのマスターの絆と言う力を。
だから、サウネージに向かって<存在意思>を使った。
その魂ごと滅ぼす光を。


攻撃側:大広間

その場に居る者すべて<存在意思>の回避にトリップ判定。
476サウジーネ:02/02/24 06:06
>474
(A>D 防衛成功)

「あはは、残念でしたね。そう簡単に切り札は渡せませんよ?」
 
ジャンパーソンの特攻は空しく、結界に弾かれた。
 
「では、おやすみなさい。永遠に……」
 
サウジーネの放つ光の弾がジャンパーソンを貫いた。
機械大殲防衛側
>453>475

トリップ判定
>475
「何を!?」
 
エリザベスは周りに暗黒瘴気を展開させ、存在意志の遮断を図る。
機械大戦防衛側
>475
トリップ判定
480HMX-13 serio ◆DEE5qZPE :02/02/24 06:13
>475
(トリップ判定)
481サウジーネ ◆FXwnHc9. :02/02/24 06:13
>475
「懲りませんね〜」
 
サウジーネは防御結界を回りに張り巡らす。
>ライダーX
「さて、どうするの?君のお仲間は死んでしまったけれど。
私達も、君と遊んでいる暇は無いの。
正義の味方気取りもほどほどにして、お互いここは引きましょう。
君も、ここで死ぬのは本意ではないでしょう?」

そういって、目の前の男から視線をはずし、
レイオットとロングファングに向き直り提案する。

「ここまでにしましょう。伯爵への義理は十分果たしたわ」

二人は賛成の意を表すと、それぞれ武器を収めた。
私はそれを確認して、虚空に魔法人を描く。

「我、万物の精霊と契約せし物、青の空色、この名のもとに契約の履行を請求する。
我と我の友の身をこの場から連れ去り、彼の地に運ぶべし!」

描かれた魔方陣は、詠唱の終わりと同時に青く輝きだし、
その光はレイオットとロングファング、
そして、私とプライミッツマーダーを優しく包んだ。

「さようなら、正義の味方気取りの坊や」

その言葉を最後に、私の姿はその場から掻き消えた。
>475 
・・・何ッ!!
(トリップ判定)
>472
…もう体が動かない…。
狙撃されたのか…内部回路損傷…エネルギーが…足りない…。
「すまん…宙………」
(リタイア)
>475
 そして、転移した馬を待っていたのは…
 
「む? これは正に大凶ネ」
 
咄嗟に符を取り出して再度跳ぶ。
(トリップ判定)
>482
結局、何も出来なかった。敵に翻弄され、挙句の果てに坊や扱いまでされるとは・・・・・・
悔しさに震えながらも、ともに闘い、敗れた戦友(とも)の亡骸を背負い、俺は城を後にした。
 
(仮面ライダーX、敗北)
東の空が明るく燃える。
それは、リオが用意していた軍事衛星の墜落。
大気との摩擦で砕けたパーツが
数千枚に及ぶ、チタン製の装甲が
赤く燃えつつ落下してくる・・・

その破片は、伯爵のメテオほどの威力で悪魔城を叩き潰すだろう
それの落下は、リオの計算より27分遅れて到達した。
488比良坂初音 ◆CJCVMblo :02/02/24 06:27
>475
どうやら逃れる事ができたらしい・・・・・
ここは、何やら大広間のようだ。
だがそこに存在意志の閃光が迫っていた。
(トリップ判定) 

>487
(エピローグ エリザベス・バートリー)
 
「クスクス、死なばもろともですか? 無駄ですわよ」
 
エリザベスがそう呟くと同時に、悪魔城側の姿が皆、掻き消えた。
もちろん、セリオたちの目的であるマルチの石像も含めて……
 
悪魔城が衛星の落下で崩壊した。
しかし……
 
「クスクス、みなさん、無事でしょうか?」
 
エリザベスたちは、悪魔城の真の姿である天空に浮かぶ逆さ城に転移した。
 
「あの機械人形たち、残念でしたわね、クスクス……。さて、それでは溜飲を下げましょうか」
 
エリザベスはマルチの石化を解く。
そして……マルチに鍵爪を突きたてた。
悲鳴が大広間に響き渡る。
 
「もう、コレ、飽きましたわね」
 
そう、エリザベスは呟いて後、マルチの頭を右手で握りつぶし、炎でその身体を焼き尽くした。
 
「クスクス……」
 
エリザベスの笑いが静かに広間に響き渡った。
490サウジーネ:02/02/24 07:12
(エピローグ サウジーネ)
>487

「あはは、この魂、どうしましょう?」
 
サウジーネは倉田佐祐理の魂を見つめ、考える。
 
「うーん、そうですね。今度、建造予定のゴーレムの核にするか?」
 
ちらりと横の魔獣、ケルベロスを見る。
 
「これの餌にするか? どうしましょう」
 
少し、考えて、決断する。
 
「はい、味わって食べてくださいね♪」
 
サウジーネは倉田佐祐理の魂をケルベロスの口の中に放り込んだ。
>487 (エピローグ、バンパイア・ロード) 
 
 衛星の落下により、完全に倒壊した悪魔城――――その、一角。 
 核の熱量と零下の冷気によって嬲られ、重力震で崩壊した「書庫」の一室。 
 何故か、そこに一人の青年が立っていた。 
 
「少々、休みすぎたか」 
 
 一言、呟く。 
 そして、改めてあたりを見渡した。 
 そこにはあの司書の姿もなく、そもそも部屋そのものが崩れ、本の一冊すらない有様。 
 広陵とした大地に煉瓦や岩の残骸、数多の金属片やそれに類するがらくたが転がるばかり。 
 
「やれやれ」 
 
 とても疲れたように、青年は呟いた。 
 
「あの本、読みかけだったのだがな」
>487 (エピローグ 人形使いナハツェーラー)
 
「くそ……」
 
ナハツェーラーは衛星の落下を察知し、いち早く悪魔城から脱出した。
そして、あたりの木を背もたれにしているうちに眠ってしまった。
 
朝日が昇り、ナハツェーラーの木陰にも陽が差し、ナハツェーラーの身体も灰になった。
>487 エピローグ
青い光が私達を包んだ一瞬の後、
私とレイオット、そしてプライミッツマーダーは、
逆さ城のとある一室にその身を移していた。

「やれやれ、今回はやけに疲れたわね」

私はそう言って溜息をつくと、ベッドに腰掛けた。
レイオットも、そうだな、と大きく溜息をついてモールドを脱ぎにかかっている。
プライミッツマーダーはプライミッツマーダーで
大きくあくびをしてまた部屋の中央に我が物顔でうずくまった。

結局、何も変わらない。私も、レイオットも、プライミッツマーダーも。
機械たちが起こした反乱は、無意味だった。

(本当に、やれやれ、ね)

私はベッドに横たわると、静かに目蓋を閉じた。
今日は久しぶりにぐっすり眠れそうだ、等と思いながら。
>487 エピローグ メフメット大公(M)

機械の大公は、殺風景な砕石所にひとり立っていた。

もう少しで、彼の待ち人がくる。

あの機械達の襲撃以来、人間が作る機械の強さに興味を覚えた彼はさらに
強い機械との戦いを求めこの極東の地――日本にたどり着いたのである。

そしてそこで、彼はひとりの恐るべき機械戦士を見つけた。

秘密結社ダークの黒い悪の戦士を。

バイクの爆音が聞こえてきた。

あと少しで始まる闘争に、機械と本体――二人の大公は笑みを浮かべた。
馬 呑吐 & ロングファング エピローグ

 逆さ城の一室。
 結局手持ちぶさたになった馬とロングファングは、最初の部屋に戻って将棋の続きを打っていた。
(ちなみに、スクラップ勝負はどちらからともなく胸のそこに沈めた、やれやれ)

『むぅ・・・』
 今回唸っているのは馬の方だ。ロングファングは片膝を立て、いかにも余裕の表情で茶を啜り、
(しめしめ)
 とほくそえむ。

 局が変わったわけではない。形勢逆転の理由は単純、先に戻ってきたロングファングがこっそり駒の位置を変えておいたためだ。

『むう・・』(ぱち)
「ふむ」(ぱち)

『待った、それやめるアルヨ』
 ロングファングにやりと笑い、
「しゃーねぇな・・・」
 と返す。
  ・
 ・
 ・
 不死者の夜は、こうして呑気に更けていく・・・
496黒岩省吾 ◆sChIjITA :02/02/24 11:58
〜闇の騎士VS漆黒の狼〜
 
>124
 
黒い狼。
俺が現場に到着した時、まず目に映ったのがそれだった。
電話越しにすら感じ取れた、凄まじいまでの怨念に満ちたラーム(魂)。
こいつか。
何者かは理解できなかったが、俺の好奇心は強く疼く。
結果、俺はユリカが止めるのも聞かず、車から降りていた。
 
降りた途端、俺の足は止まる。
すぐ足元に、首を失った人間が、かつて頭部のあった場所から地面に血を吸わせていた。
その様を見て、俺は不快感と――――軽い哀れみを覚える。
 
(馬鹿な・・・この俺が・・・人間などの死体を見て何故悲しくなる?)
俺は自分の感情に一瞬葛藤する。
それがいけなかった。
 
気がつくと黒い狼は三日月剣を振るい、俺の眼前に迫っていた。
 
「ちっ!」
 
自分を呪いながら、掌低で剣の峰を叩き、軌道を逸らせる。
重い一撃だった。今の姿で当たっていれば、即死だったはず。
同時に強く地面を蹴りつけると、その狼を思わせる戦士を見据えたまま、ある程度の距離を取る。
 
俺は震えていた。無論、恐怖からではない。
歓喜に満ちた武者震いだった。一瞬の葛藤など吹き飛んでしまうほどの期待に、俺の胸は躍った。
 
「はははっ・・・そうか!貴様、俺より強いのか!それでこそ戦う甲斐がある!」
 
思わず笑い声を挙げながら、着地する。
「だが、これだけのことをやったのだ。落とし前はつけてもらうぞ」
 
そう告げると、風を切る音をたてて、そいつに指を突きつけた。
 
「知っているか!?世界で初めての死刑は、紀元前578年ローマのグラシナスという小さな村で執行された。
 その地は今はナルハと名前を変え、だが、死刑執行の場所には今でも十字架が残っているという!」
 
己の知識を披見すると、頭上に自らの手をかざす。
「貴様は・・・死刑だ!ブラックアウトッ!」
俺は暗黒騎士の姿をとると、黒き狼の胴を薙ぐべく刀を振るった。
 
>23 vsジャッジ・デス
 
「……オンドレの言うことは正しいんやろな」
 
酒場の扉に肩を預けて呟く。
 
「人間は……生きていくには罪を犯さなアカン。
 多かれ少なかれや。
 いつか――ホンマに神さんの使いでもやってきて、人間全部薙ぎ払っていくんやないかとも思うわ」
 
懐に手を突っ込む。当たるひんやりとした鉄の感触。
 
「――せやけどな」
 
取り出した拳銃をジャッジ・デスに向ける。
 
「――それでも、ワシら生きとるねん。
 地べた這いずり回って、泥舐めながらな。
 やから――」
 
パン、と軽い音。
弾丸が吸い込まれるようにジャッジ・デスの口の中へ。
そこにある――ロケット弾へ。

 
「――やから、オンドレには反吐が出る。
 閻魔さんによろしゅうな」
 

大爆発が起こる酒場に、ワイは背を向けた。
498サウジーネ:02/02/24 21:31
忘れたころに……
遠野志貴さんの受難をつづった話のレス番まとめです。
あはは〜、アルクェイドさん一筋とか寝言をいうのは止めましょう。
 
>88>89>91>92>93>94>95>96>97>98>101
>102>103>104>105>107>109
499紅丸:02/02/25 00:53
それでもボクは闘うよ! みんなのため世界のため、命をかけて闘うよ!
500バレッタ(M):02/02/25 01:04
・・・♪(赤ずきんの格好をした少女がスキップ中)
 
・・・この辺に目標が居るって聞いたのに何も出てこねぇ!
あの情報屋ウソ教えやがって!!(壁にケリ)
 
 
・・・(>499に気づいてケリを止める)
初めまして(にっこり)
わたし闇狩人(ダークハンター)のバレッタって言うの。よろしくね♪
 
ねえねえ?この辺りでダークストーカー(闇の住人)の話を聞いたこと無い?
最近ここいらで人が行方不明になっているって話よ
>499
無言でロケットパンチを発射。
502ジャッジ・デス:02/02/25 01:06
>497
ウルフウッドvsジャッジ・デス
 
炎上する酒場から、一筋の煙が立ち昇った。火災の煙とは明らかに違った、意志をもっているかのような動き。
煙は一つの固まりとなり、なにかの形へと変化した。
それは顔だった。酒場で粉々になったはずの男、ジャッジ・デスの牙を剥いた顔だった。
「死人をォォ殺すことはァァァ、誰にもォできぬッ!」
上半身までを形作った意志を持つ煙は、嘲笑と怨念の入り混じった声を出す。
「断罪ィィィィ!この世界のッ!すゥゥべてをォォォォォ!」
狂気に満ちた叫びをあげながら、煙は何処かヘと飛び去っていった。
503紅丸:02/02/25 01:06
>500 フッ・・、偶然だな。俺もその噂を聞いてやってきたんだ。
お嬢ちゃん、まさかとは思うが・・。
あんたがソイツとかいうオチじゃないだろうな?
504紅丸:02/02/25 01:07
>501 何ぃっ! やはりワナか!? うぁあ!!? (直撃)
>504
「・・・・?戦闘能力皆無、囮ノ可能性有リ。」

506バレッタ(M):02/02/25 01:10
>503
・・・え?
 
こんな、こんな可憐でか弱い少女を捕まえておいて
誘拐事件の犯人だなんて言うのっ!?
 
しくしく(俯いて泣いている)
507フォルテッシモ:02/02/25 01:11
>505
YESだよ、デカブツ。
(空間破砕攻撃)
508エミリオ(M):02/02/25 01:11
>499
(光の翼を持った、少女と見紛う程に美しい少年が空より舞い降りる)
・・・それって、正義とかなんとか言う奴?

ははっ!
面白いねぇ・・・正義なんて言う、形のないものに生命をかけられるのか、君は!?

じゃあさ・・・見せてよ、その証拠を・・・。

光 よ !
(身体から光の束が溢れ、紅丸を襲う!)
509紅丸:02/02/25 01:11
炎の中から立つ者一人!
>505 何故だ・・、何故なんだトラスク・・。
俺とお前、そしてセンチネルは親友だったはず・・。
(変身している)
>506
「人間ノ少女ヲ確認、すきゃんニ反応アリ。・・・・?
 人ノ体ニ魔物ノ魂。特例的存在。」
>507
後ろから攻撃を受ける。
「!!!出力13%低下。戦闘ニ支障無シ。」
振り向きざまに両腕に装備したガトリングを乱射。
 
512エミリオ(M):02/02/25 01:16
>510
(センチネルを見る)
へぇ・・・あのセンチネルも来てるのか。

こりゃ・・・楽しめそうだね。
(リフレクター設置)
513バレッタ(M):02/02/25 01:17
・・・(しばらくして顔を上げる)
可憐な少女が涙を流しているのに誰も慰めに来てくれないなんて・・・
 
ム カ ツ ク 
 
>510
ムカツクから目の前のロボットをぶっ潰す!
鉄屑にすりゃぁ。ちったあ小金になるだろうからなっ!
 
うおおりゃぁ!(カゴからミサイル)
>512
乱射しながら上空を見上げる
「軍サイキッカー部隊所属ノサイキッカーエミリオ確認。
 らいぶらり検索・・・・・主兵装高熱兵器。」
エミリオを警戒しつつフォルテッシモとの戦闘続行。
515エミリオ(M):02/02/25 01:20
>513
あっははは・・・。
かの有名な鬼畜守銭奴までいるじゃないか。
 
僕と遊んでみない?
516紅丸:02/02/25 01:20
>511-512 お前ら! オレを無視すんな〜! (30mmチェーンガン掃射)
517エミリオ(M):02/02/25 01:21
>516
(>508を見てくれ・・・と言っておくよ)
518フォルテッシモ:02/02/25 01:22
>511
ちっ・・・
仕留められなかった。撤退する。
(離脱)
519紅丸:02/02/25 01:23
>517 センチネルの攻撃と一緒に我慢したんだよ!
こまい事言うな!
(頭をつかんで栓抜き攻撃)
520エミリオ(M):02/02/25 01:24
>519
顔は・・・止めてくれないかな。
僕の生命なんで、ねっ!
(左右ジャブ→回し蹴りのコンボ)
521バレッタ(M):02/02/25 01:25
>515
今のあたしはとってもムカついているわ・・・
それでも良ければ相手になってあげるわよ。ボ・ウ・ヤ?
 
ウントモスントモ言わない機械よりは
ボウヤの方が楽しめそうだものね
 
くすくすくす
(エミリオに集中)
522紅丸:02/02/25 01:27
>520 「やべっ・・ 延髄にモロに入っちまった・・」
(足がふらつく)
>521 悪いな嬢ちゃん! これで暇つぶししてろよ!(ゲームウォッチを投げる)
523以上、自作自演でした。:02/02/25 01:27
age
524エミリオ(M):02/02/25 01:29
>521
機械を相手にしてもつまらない、ってのは同意するよ。
だって、泣きもしないし、叫びもしないからね。
 
君は、どんな声で鳴いてくれるんだろう?
 
・・・聞かせて欲しいな、君の鳴き声!
(バレッタ目掛け、光のプリズムを投げつける!)
525センチネル ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:30
>518
「目標撤退。目標、だーくすとーかーニ変更。」
526バレッタ(M):02/02/25 01:30
>522
これは伝説となった(後略)・・・!?
 
くぬっ!このっ!
うぉぉりゃあぁっ!(ゲームに熱中)
527エミリオ(M):02/02/25 01:31
>522
(ふらついてるところにプリズムを投げつける)

(食らうと、プリズムに取り込まれた後に、爆発するよ)
528紅丸:02/02/25 01:32
>525 おっと、寝るなよ。(フラついた体でも後ろに回りこみクラッチ)
ブレンバスターだ!(地面にセンチネルの頭を叩きつける)
529バレッタ(M):02/02/25 01:32
>524
ぐわっ!?(ゲーム熱中のためモロに食らう)
カキコキキーン(見事にプリズムに閉じ込められる)
 
>525
・・・(マナ板の上の鯉状態)
530センチネル ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:33
「好機、攻撃開始!」
右腕のガトリングでバレッタに射撃開始。左腕のガトリングでふらついている紅丸
に狙いをつける。
 
531エミリオ(M):02/02/25 01:35
>529
ははは・・・。戦いの最中に別のものに気を取られるなんて。
君、ホントにあの鬼畜守銭奴?

まあ、良いや。

 砕 け ろ !
(バレッタを封じたプリズムが破裂し、バレッタを吹き飛ばす!)
532紅丸:02/02/25 01:35
>527 (技をかけおえて寝そべっている所を直撃、爆発)
アポビャ〜!!
533センチネル ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:36
(微妙にズレが生じている。)
>528
「!?目標消失・・・!!」
頭を地面に叩き付けられる。
(ちなみにセンチネルは全長7メートルのロボット)
534エミリオ(M):02/02/25 01:40
>532
何だ・・・正義がどうとか言ってたけど、隙だらけじゃないか。
つまらないね。もっと頑張りなよ。
 
さてと・・・。
適当にし掛けて行くかな・・・。
(リフレクター設置)
535バレッタ(M):02/02/25 01:41
>531
・・・(爆発)
ぐわっ!?・・・あ゛(ゲームが粉々)
 
あたしのゲームウォッチが・・・
アレの末端価格幾らだと思ってるのよっ!
 
カネの恨みは恐ろしいわよっ!?
(カゴからサブマシンガンを取り出し乱射)
 
>530
爆発で吹き飛んだおかげで幸運にも射撃回避
536センチネル ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:41
伏せた状態から起き上がる。
「状況把握・・・だーくすとーかーダメージ有り。紅丸モ同様。」
エミリオをロックオン。

「空カラノ攻撃ハ脅威、排除。」

背中から小型ミサイル発射(残り使用可能回数3回)
537紅丸:02/02/25 01:42
>533 「知っとるわい 根性で叩きつけたんじゃ!」
(プリズムの爆発で吹き飛ばされ、回想シーン突入)
お、おわりじゃ母さん・・。
>533 センチネル
マリベ『目標確認じゃ!アースガルズ!全力パンチじゃ!!』
 
『ゴォォォォン!!!』
 
センチネルに全速力でパンチ
539 ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:43
(なぜか500以降が表示されない。すまないがあげさせてもらう。)
540エミリオ(M):02/02/25 01:44
>535>536
(バリアを張って防御)
あっぶないなぁ・・・。
当たったら死んじゃうじゃないか。

天罰だ。

消えてしまえぇっ!
(八方にレーザー射出、内二本はリフレクターに反射、予測不能の軌道を取る!)
>537
バかっティ!
>539
マリベ『!!!????目標消失じゃ!帰るぞアースガルズ!』
 
『ゴォォォォォン!!!』
 
異次元に消える
543センチネル実弾兵装 ◆gXVQ7kBg :02/02/25 01:51
(>542います、私まだいますよー)
>542
「?空間転移確認、がとりんぐ消失、予備兵装装備。」
右腕にショットガン(かなり大型)装備。
(無防備)
544バレッタ(M):02/02/25 01:51
>540
おわっ!?(スウェー)
のうわっ!?(ダッキング)
 
よ・・・避けきれねえ・・・
!?(ぴこりーん)
 
(>537の下にヘッドスライディング。肉の盾にする)
545エミリオ(M):02/02/25 01:54
っと、やっばい・・・力が足りなくなったな・・・。
(両腕を交差させ、周囲の気を取り込む)
 
(無防備)
546センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 01:55
>540
レーザーを2本喰らう
「胸部ニれーざー被弾、装甲溶解。損傷35%。」
エミリオをロックオン、ミサイル全段発射。
(トリップ判定,自分が勝てばバリアを突き抜ける。)
547紅丸:02/02/25 01:55
(回想シーン中、浮かんできたのは自分の人生の師であり、友だった人々だった・・
プロレス技が得意な母、遊んでばっかりの巨人、女たらし、熊を殴り殺す男、眼鏡の蛇男)

ろくなのがいねえじゃねぇか・・。
死んでしまおうか・・。ろくな人生じゃなかった・・。
それは交流関係と果てしなく繰り返される戦いそのものが証明している。
私はなぜ闘う? 生きているからだ。ではなぜ生きている? なぜ生き恥をさらしているんだ?
大切な人達と別れたまま・・ 運命にもてあそばれて・・
(>544の爆風をくらう)
・・そうだ 何の負い目があるだろう 人は色々言い訳をさがす でも
生きる事に理由は必要ない!!
(飛び起きる)
>545 うわぁ〜っ!!(両手からプラズマを発生させ、エミリオに猛ラッシュを浴びせる!)
548ジャッジ・デス:02/02/25 01:59
・・・?お、俺はァァァなぜこんなところにィィィ・・・?
!とォォりあえずそこの小娘ェ!お前はッどえらく悪だァァァ!
裁きを受けよォォォォ!
(バレッタに突進)
>547
!?
くっ・・・力が、回復しきってない時にっ・・・!
(ラッシュを全部食らうが、力は半分回復)

>546
ちぃっ!
(バリアガード!)
(>546とのトリップ勝負!)
550バレッタ(M):02/02/25 02:04
>548ジャッジ・デス
ァアン!?(ギロリ)
誰が悪だってぇ?
 
地獄の沙汰もカネ次第って言うだろ?
ならこの世もカネ次第に決まってるさあっ!
(後方に飛び退りながら地雷をバラまく)
 
551センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:06
>549
(c>9エミリオガード成功)
「有効打ニナラズ、背部ゆにっとぱーじ(切り離し)。」
背中のミサイルユニットを切り離す。
「空中戦ニ移行。ばーにあ出力30%あっぷ。」
足をバーニアに変形させてエミリオめがけて飛ぶ!!
552センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:07
(ごめんなさい、今日はそろそろ落ちます。)
553ジャッジ・デス:02/02/25 02:09
「強欲はァァァァ罪悪なりィィィ!判決はァ死刑ッ!」
 
BUH−KOOOOOM!
 
「ぐあァァァァァァ!」
(ジャッジ・デス爆散)
554エミリオ(M):02/02/25 02:09
>551
「突っ込んで来たか・・・鉄屑になりたいのかい?」
僕は、ニィ、と笑う。
「こんなもんでしかおもてなし出来ないけど・・・受け取ってよ!」
センチネルに向けて、光の矢を放った。
555紅丸:02/02/25 02:09
>549 >551 (エミリオをつかんでセンチネルへと飛んで行く)
どうやらここはいがみ合っている場合じゃなさそうだ。行くぞ!
お前は上! オレは下だ! 
(エミリオをセンチネルの上空へ投げ飛ばし自分は下へ 
っておい、これアンパーの時使ったネタじゃん)
556ジャッジ・デス:02/02/25 02:11
(>553は>550のレスゥゥゥ。)
557センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:15
>554
エミリオが撃ってきた光の矢を左腕部に食らう、ガトリング爆発。
「左腕武器消滅・・・作戦行動に支障無シ。」
>555
「共闘ノ申シ出確認、了承。」
エミリオの上に回りこみ、ショットガンを捨て両腕のロケットパンチを発射。
558エミリオ(M):02/02/25 02:15
>555
「っとと・・・そんな事しなくたって、自分で飛べるよ、僕は」
体勢を立て直して、言った。
「さってと・・・面倒だから、纏めて殺るか・・・光 よ !」
僕は両手を広げ、身体から大量の光をセンチネルと紅丸に照射した。
559バレッタ(M):02/02/25 02:17
>553
あははははっっ!
口の割にはたいしたことないなっ!
 
 
よっし次はあの羽を生やしたガキだ
捕まえて見世物小屋に売り飛ばせば・・・じゅるり
 
>554>555
・・っとイマノウチにまとめてふっとばしちまうか
ファイア!(かちん)・・?(かちん)
???(かちんかちん)
 
ガ━━━(゚ロ゚)━━━ン
弾切れかよっ!?
 
帰るか・・・(トボトボ)
(離脱)
560紅丸:02/02/25 02:19
現在の位置関係(推測)
センチネル

エミリオ

オレ
>558(当然喰らう プロレスラーは相手の技を全て受けきるから)
パンピレポニョ〜ン!(絶叫)
561エミリオ(M):02/02/25 02:22
>557
「ぐ・・・ぅぁっ!!」
背後からの衝撃。
そのまま、僕の身体は地面に叩きつけられた。
 
「痛いなぁ・・・い た い よ !」
562センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:22
>560
「共闘相手ガ損傷、単独戦闘開始。」
エミリオに高速で近づきパンチを繰り出す。
563エミリオ(M):02/02/25 02:25
>562
「ちぃっ・・・!」
紙一重でかわしつつ、隙をうかがう・・・。
564センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:27
「行動予測。現時点デハぱたーんFニ該当。」
着地しつつ上半身を半回転し、右ストレートを放つ。
565紅丸:02/02/25 02:28
(回想シーン、はさっきしたばっかか)
「矢尽き刀折れ・・ 何か武器はないか・・ 」
(偶然落ちていた木製ハンガーを見つける)
あれだ・・っ
566センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:29
>565
格闘時の移動途中何かを踏みつける。
567エミリオ(M):02/02/25 02:31
>564
「はっ・・・遅いよ!」
デカブツの背後に回り込んで、光の矢を放った。
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

倒壊した悪魔城…その瓦礫が突如として空中に上がっていく。
吹き荒れるエネルギーの奔流、その中心に黄金の電気騎士が立っている。

「……サウジーネ…好き勝手やってくれるじゃないの…」
「………一億万倍にして返す。」
そんな単位はない…と皆が突っ込んでいるだろうが彼女は無視して空を見上げる。

セリオの眼中に逆さに浮かぶ城が入る、
「……あそこか……よし。」
その声と同時にセリオが消える。

瞬間移動。
物理法則を無視し彼女はいきなり逆さ城の中枢へ移動した。

「サウジーネ!!!出てこぉぉぉぉぃ!」
城のガラスがビリビリと震えた。
569センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:38
>567
「ががっ!!」
背中に光の矢が生える。
「が、動力部ぶろっくニ被弾、動力炉露出、危険。危険。危険・・・・」
(背中から動力部が見える)
「限界活動時間マデ4分。戦闘続行!!」
リミッターを外し、口部からの拡散レーザーを発射。
(残り4分)
570紅丸:02/02/25 02:38
>566 (活殺自在の術しているので我慢)
571センチネル実弾兵装 ◆9j.Z0FdI :02/02/25 02:41
(自分が限界です、残りはまた後程・・・)
572サウジーネ:02/02/25 02:42
>568
(逆さ城のサウジーネの研究室から)
「……ひえっ!?」
 
サウジーネは突然の乱入者の剣幕の驚いていた。
あわてて、主のエリザベスに連絡する。
 
「エリザベス様! 侵入者です。すぐさま、撃退を!」
 
『ああ、今、アニメ版ヘノレシングを見て、小西に呪いをかけている最中だから、忙しいの。
自力で何とかして頂戴』
 
「そ、そんな〜!」
 
サウジーネは久々にピンチだった。
そこに研究室のドアを蹴破って、セリオが突入してきた。
 
「……しかたありません。ゾンビのみなさん、やっちゃってください!」
 
魔方陣から召還された大量のゾンビがセリオに襲い掛かった。
573エミリオ(M):02/02/25 02:43
>571
(了解、こっちも限界みたいだ)
(明日の夜・・・かな?)
574紅丸:02/02/25 02:43
>571 「今だっ!直伝、烈射迅雷破!!」
(毒塗りの矢を>567に喰らわす)
575紅丸:02/02/25 02:46
やめたっ。 実力は五分、残った体力の分だけオレの分が悪いや。
このハンガーの味は、他の奴に教えてやることにしよう・・。
(クロスボウを投げ捨て、飛んで帰る)
576エミリオ(M):02/02/25 02:47
>574
限界だって・・・言ってるだろうがっ!
 
・・・僕のこの手が光ってうなる。
お前を倒せと輝き叫ぶ!
ひぃっさつ! シャァァイニングゥ、フィンガァァァァァッ!!
(掌に光を集めて、>574に突進)
(当然矢は当たる)
577紅丸:02/02/25 02:50
>576 (頭部破壊により失格、その反動で遠くへ飛んでいく)
578エミリオ(M):02/02/25 02:50
>575
って、あれ・・・?
(光ってる右手を見ながら、左手でぼりぼりと頭を掻く)
どうしようかなぁ、これ・・・。
>572
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

「うざい、どいて。」
セリオは右腕を何度も前方に繰り出す。
そのたびに巨大な空気の固まりが前方にすっ飛んでいく。

ゾンビ達はセリオが腕を前に出すたびに体の一部が消滅していく。
そして流れ弾が研究室のあちらこちらに着弾し研究施設を破壊していく。
580サウジーネ:02/02/25 03:00
>579
 
やばい……
死ぬかも……
 
だが、悪魔城内なら圧倒的に地の利はこちらにある。
そう判断したサウジーネは空間転移で禁書庫に逃げることにした。



禁書庫。
莫大な数の封印指定のある本が納められている。
隠れ場所もたくさんある。
さしあたって、サウジーネは……
 
「ここに隠れます!」 
 
手近のぽつん1つとおいてあるダンボール箱の中に隠れた。
 
(ゲノム兵も気づきませんし、これならやり過ごせます!)
581エミリオ(M):02/02/25 03:03
う〜ん・・・。
ここは一つ・・・。

光よ、っと。
(掌に集めた光で>580のダンボールを照らし出す)
>553
復活ゥゥゥゥ!運よォォく、交通事故でェ死んでたバイカーの死体をォ見つけて乗り移りィィィ、
素早いィ復活をォォ・・・・
誰もいなァァい?帰るかァァ・・・・・
>580
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

「どうやら図書館に逃げ込んだようね…」
…警戒しながら歩を進める……と。

「………何?このあからさまに不自然な位置にある段ボール…」
通路のど真ん中に鎮座している段ボール、箱には温州みかんとかかれている。

「……邪魔!おりゃ!」
思いっきり蹴り飛ばす。
……何故か中に人が。

「………あんた……何を…………って、あぁぁぁぁ!!!」
と言うか気付け…(w
584サウジーネ:02/02/25 04:12
>583
 
不味い、死ぬ、しぬ、シヌ〜!
ダンボールから蹴り出されたサウジーネは箒に乗って、禁書庫の奥に向かう。
 
「あそこにいけば!」
 
そう、あの10号ロッカーの中に切り札がある!
585綾香タン人形:02/02/25 04:18
>584
サウジーネがロッカーを開けると、1つの人影が飛び出した。
 
「セリオ! あんた、何、女の子に暴力、ふるっているのよ!?」
 
そう、セリオのマスターというか友達というか、そういった感じの来栖川綾香を模した人形。
悪魔城のドッペルゲンガーの応用だ。
彼女は格闘技のチャンプでもある。
これさえ使えば! 
 
「エクストリームキック!」
 
綾香タン人形の必殺の飛び蹴り。
当たれば、吹き飛んでセリオは大爆発だ。
586遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 07:34
……そう、私はあの日、泥棒猫―アルクェイド・ブリュンスタッドの下に
兄さんが去った時から、抜け殻になった。
 
ただ、日々、使用人の琥珀の血を吸い、灰色の日常を過ごす。
確実に反転衝動が進行していくのが自分でも分かる。

ある夜、唐突にこういう考えに至る。
 
――私はもう戻れない.なら、もう行きつく所まで行くだけ……
 
――私は自由になったんだから、苦しいワケなんて、ない
 
 
その考えに至ったとき、心が軽くなったような気がした。
どうせ、このまま時を過ごしてもいずれ……
 
 
私は夜の街に繰り出した。
眼に映るヒトをかたっぱしから、略奪する。
1人、又1人と略奪していくと私の心が軋みをあげて壊れていくような気がした。
 
――構わない。
 
――どうせなら、このまま壊れてしまった方が楽でいい。
 
そして、10人ほど略奪した時、私の前にソイツが現れた。
>586 
それは、いつものようにこの街に巣食うあしきゆめを狩り出した、
その帰り道でのことだった。

夜の街に響く恐怖に引き攣った声。
突如として騒がしくなる街中。
依然として上がり続ける絶望の声。

私は逃げる人の流れとは逆流して、その騒動の元凶に辿り着いた。

それは、一人の美しい少女。
自虐的な何かを浮かべ、ただその場に立ち尽くしている。

「・・・堕ちてしまったのね」

ポツリとそう呟くと、私は腰のルガーを引き抜いた。

「私の名前はふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン。
君のような化物を狩る化物よ。さぁ、君の時間は終わったわ。帰りなさい、化物」
588遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 08:06
>587
 
目の前に見知らぬ女―ふみことなのっている―がいる。
魔女の格好をしている。
……時代錯誤も甚だしい。
 
そして、ふみこは銃を私に向けている。
馬鹿らしい。
そのような玩具で私をしとめるつもりなのか。
 
ふみこの立つ場所は彼女にとっては幸いというべきか、
建物の影になっていて、視認しにくい。
昼間なら、たちどころに略奪できるのだが……
 
どうでもいいか。
数分後には私が死体となるか、彼女が略奪されるかのどちらかなのだから……
 
「……私を狩るですって? 寝言は寝てからいうものですわ」
 
私は彼女に向かって略奪を開始した。
決定打にならないだろうが、深手を負わせることはできるだろう。
>588
一瞬の違和感が私の腕を襲う。
次の瞬間、私の腕は大きく抉られていた。
突然のことに、咄嗟にビルの陰に体を隠す。

一体、何をされた?彼女は、私の見る限り何もしていない。
魔術的なものかとも考えたが、それだと判断するための材料が少なすぎる。
正体がわからない以上、彼女の前に無為に体をさらすのは危険だろう。

私は物陰から極力出ないように、彼女がいるであろう方向に向けて
ルガーの引き金を絞った。
590遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 08:35
>589
 
彼女は私から腕だろうか?
まあ、とにかく身体の一部を略奪されたようだ。
 
そして、物陰に潜んでからの銃撃。
無意味だ。
 
銃弾は私に届く前に全て略奪できる。
来ることさえ分かっていれば……
彼女に声をかける。 
 
「こんなに自由で愉快なのは生まれて……
初めて.だから、今更戻る事なんてできっこない」
  
本当だろうか?
心がズキズキ痛む。
 
――でも、私、遠野秋葉はもう戻れない。
 
 
……潜んだ物陰ごと略奪を試みる。
隠れるならいぶり出せばいいだけのこと……
 
……ビルの壁が砂のように崩れ落ちる。
 
「逃げることなんてできないわ」
>590
突如として、私と彼女をさえぎっていた建物の壁が消失した。
弾丸も、何らかの要因で彼女に届く前に消えてしまったようだった。
予想以上に強力な能力だ。現状では手の打ちようがない。

私はそのままビルの谷間から走り出し、路地裏を目指した。
少しでも時間を稼ぐために、腰につけたスタン・グレネードのピンを抜き、
彼女の足元に投げつける。

その振り向いた一瞬に、彼女の顔が見えた。
その顔は、言葉とは裏腹に、とても悲しそうに見えたのは気のせいだろうか?
592遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 09:01
>591
 
「クッ……!」
 
爆発音とともに突然、私の視界が光に包まれる。



視界が回復し、体勢が整った時にはすでに彼女の姿はなかった。
 
「ふん、なによ、結局逃げ回る事しかできないんじゃない」
 
そう毒づきつつ、私は彼女を追跡する。
いつどこで襲ってくるか、分からない。
私の周囲に檻髪を張り巡らしながら、警戒しつつ、進む。
 
途中、私と出あった不幸な通行人が2〜3人程、犠牲になる。
 
……胸が痛い。
こんなに楽しいはずなのに……
どうして……?
 
そして、私は路地裏にたどり着いた。
>592
路地裏には、こんなところに誰が居を構えるのかいまいち疑問だが、
マンションの工事現場が広がっている。
ここならばうまく身を隠しながら彼女と戦えるだろう。

私は工事現場に隠れると、彼女の能力について一つの仮定を立ててみた。

――――――彼女の能力は、視線を媒介にしているのではないか?

いわゆる、邪眼というやつだ。
私が攻撃された箇所は、考えてみればあの時彼女から見えていた部分だけだし、
壁を丸ごと消失できる威力を持っているのに、
そのまま壁ごと私を消さなかったというのも妙な話だ。
それに魔術の類ならば、スタングレネードで一時的に失明したときでも、
路地裏に向けてそれこそめくら撃ちして私を討つことも出来たはず。
だが、彼女はそれをしなかった。いや、出来なかったと見るべきだろう。

そうこうしているうちに、彼女が工事現場に足を踏み入れるのが見えた。
私は自分の仮説を試すために、そこら辺に転がっていたスパナを
鉄骨の上から彼女に投げつける。

「上よ!」

彼女の注意を引くことになってしまうが、彼女の位置からではこの闇だ、
私の位置は上手く確認できないだろう。
594遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 09:36
>593
 
私が工事現場に踏み込むと同時に……
 
『上よ!』
 
と声がした。
なんて愚か……
死ぬのがお望みなら、略奪してあげる。
そう思って、上を向くと何やら―スパナだろうか、が飛んできた。
 
「無駄よ……」
 
私に届くはるか手前であっけなくスパナは略奪・消滅される。
 
「さんざん逃げ回ってくれたけど、これで終わりね!」
 
そのまま、私の頭上のもの全てを略奪させるべく、上方を視界に入れる。
鉄骨が、コンクリートが次々に砂をなり、崩れ落ちる。
>594
確かに彼女はスパナを確認し、その後スパナは消滅した。
やはり、彼女の能力は視線に関係したもののようだ。

それにしても、なんて強力な能力だろう。
四百年間さまざまな魔を目にしてきたが、
これほど強力な力は見たことがない。

しかし、そう感心してばかりもいられない。
彼女はどうやら、このビル全てを崩壊させてでも私を燻り出すつもりらしい。

私は崩れ落ちる鉄骨を次々と飛び移ると、
空中を浮遊するセメント粉の詰まった袋を手に取り、彼女の方に投げつける。
そして、袋に向けて小さく魔力を集中させ、彼女の目の前でセメント袋を爆破した。

袋に詰まったセメント粉は空中に撒き散らされ、私を遮る煙幕となった。
私からも彼女の姿を確認できないが、大体の位置は把握している。

私は腰のナイフを抜き取ると、鉄骨を蹴って彼女に飛び掛った。
とりあえず狙いは目だ。目を潰す。
596遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 10:10
>595
 
「あっ……!」
 
私の周りが粉塵に包まれる。
しまった……!
 
どこから来る!?
これを利用して、死角をつき、私を攻撃するつもりだ。
 
「ふざけないでよ……っ!!!」
 
私は目の前の粉塵を略奪していく。
視界だけは確保しないと……!
>596
いくら頑張ろうとも、視界に広がる粉全てを取り払えはしないだろう。

私はそのまま焦る彼女に飛び掛ると、
勘を頼りに彼女の目のあたりを狙って手に持ったナイフを閃かせた。

ナイフは、彼女の両目を真一文字に切り裂いた。
私はそのまま着地すると、視界を失ってよろめく彼女の鳩尾に、
拳の一撃を食らわせる。
彼女は小さくうめき声をあげると、そのままその場に倒れ伏した。
598機械大殲まとめ:02/02/25 11:10
機械大殲まとめ

発端・ルール
>99

各者導入、移動、待機その他
量産型セリオ@ラグナロク装備 >100>110>127>147
エリザベス・バートリー >106>196
HMX-13 serio >108>130
ランドアンド・スパコーン(M) >111>140
バンパイヤリーガー(M) >112>118>139>168>185
バンパイア・ロード >113
リプミラ・グァイス(M) >114>310
ネズミ型アニマトロイド軍団本隊(M) >115>207
ふみこ・O・V(死徒) >116>141>151>209>226>349>359
フォーレン(M) >117>283
ディートリッヒ・モイゼA(M)  >119
馬呑吐(M) >120>461
ワッハマン(M) >121>144>186>395
ロングファング >122
秋葉流(M) >123>162>450
カミーラ >125
十文字宙(M)(コスモX(M)) >126
アルレッキーノwith『真夜中のサーカス』(M) >128
コロサス神父(M) >129>152
ブリアレオス(M) >131
M66(M) >132>153>316>339
サウジーネ>133>285>454
メフメット大公(M) >136
レイオット・スタインバーグ(死徒) >137>169
ザコ軍団 >138
トレス・イクス(M) >143
ジャンパーソン >164>232>335
神敬介(M)(仮面ライダーX(M)) >178>267
マリアベル・アーミティッジ(アースガルズ) >189>208>272>411
人形使いナハツェーラー(&バットヴァンプ&コンドルヴァンプ) >192
センチネル(M) >319
ルシファーホーク(M) >348
真由子人形 >372
比良坂初音 >406
黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ) >415
フローズンハーフ >417
599機械大殲まとめ:02/02/25 11:11
戦闘開始
>127

正門前
コスモX(M)&ネズミ型アニマトロイド軍団本隊(M)&フォーレン(M)&仮面ライダーX(M)
vsアルレッキーノwith『真夜中のサーカス』(M)&ザコ軍団&アースガルズ
>128>134>135>138(>146)>142>145>155>157>159>163>165>171>182>184>188>193>199>200>202>208
>213>214>217>218>221>227>230>231(>237)(>242)>244>245>248>250>252>253
コスモX(M)vsアルレッキーノ(M)
>255>259>271>276>288>293>302>311>322>338>346>356>360
センチネル(M)vsアースガルズ
>319>326>328>347>353>364>366

大理石廊下
量産型セリオ@ラグナロク装備&HMX-13 serio&ランドアンド・スパコーン(M)
vs馬呑吐(M)&ふみこ・O・V(死徒)&ロングファング
>147>148>150>158>166>167>170>174>181(>183)>194>195>198>210>224>228>243>260>265>281>287
>292>306>315>334>337>340>353>365>376>377>382>386>394>398>408>414>430>433>438
ネズミ型アニマトロイド軍団分隊A、B(M)vsコロサス神父(M)
>149>161>172>176>187>197
仮面ライダーX(M)&フォーレン(M)vsザコ軍団
>253>267>282>294>296>320
仮面ライダーX(M)&コスモX(M)
vsレイオット・スタインバーグ(死徒)&ふみこ・O・V(死徒)&プライミッツマーダー&ロングファング
>327>332>341>355>359>374>378>381>385>397>403>405>420>431>440>442>446>451>459>463>465>470
(>472)>482>484>486
トレス・イクス(M)vsパウルマン先生とアンゼルムス(M)
>333>368>371>380>390>400>413>419>427
ジャンパーソンvsパウルマン先生とアンゼルムス(M)
>437>443>447>455>457>467>469

時計塔最上階
リプミラ・グァイス(M)&トレス・イクス(M)vsザコ軍団&カミーラ
>143>154>156>173>179>180
リプミラ・グァイスvsカミーラ
>190>205>220>223>235>236>247>257>273>278>289>300
トレス・イクス(M)&ジャンパーソンvsバットヴァンプ&コンドルヴァンプ&ふみこ・O・V(死徒)&プライミッツマーダー
>204>211>220>225>236>239>249>251>254>256>262>262>263>268>269>274>275>277>279>284>291>295
>299>301>304>307>313>325>329>333

悪魔城書庫
バンパイヤリーガー(M)&ブレアリオス(M)vsバンパイア・ロード
>185>191>201>206>215>216>222>233>234>241>246>266>280>290>298>305>309>312>318>324
リプミラ・グァイス(M)vsカミーラ&サウジーネ&フォボス
>310>314>321>323>330>336
フォーレン(M)vsカミーラ
>342>389(>392)>401>409>422>432>441>448>456>466
ジャンパーソンvsサウジーネ&ルシファーホーク(M)
>335>344>348>351>354>361>365>367>370>373
ジャンパーソンvsサウジーネ&真由子人形
>367>372>379>383>388>391
ジャンパーソンvsサウジーネ&フォボス
>388>393>396>402>404>407>412>418>421
600機械大殲まとめ:02/02/25 11:12
闘技場
ワッハマン(M)vsレイオット・スタインバーグ(死徒)&秋葉流(M)&メフメット大公(M)
>186>204>212>219>229>238>258>297>303>308>317>331>343>358>416

悪魔城裏門
M66(M)vs秋葉流(M)
>316>345>350>357>363>369>375>384>387>399>410>435

地下水脈
比良坂初音vs黒騎士(リィゾ)&白騎士(フィナ)&フローズンハーフ&秋葉流(M)
>406>415>417>425>426>429>445>449>452>462>464

大広間
量産型セリオ@ラグナロク装備&HMX-13 serio&ランドアンド・スパコーン(M)&ジャンパーソン&比良坂初音
vsエリザベス・バートリー&メフメット大公(M)&サウジーネ&馬呑吐(M)&秋葉流(M)
>408>414>423>424>428>434>439>453>458(>454)>460>468>471>473>474>475>476(>477)>478(>479)
(>480)>481>483>485>488

タイムリミットイベント
>487

エピローグ
エリザベス・バートリー
>489
サウジーネ
>490
バンパイア・ロード
>491
人形使いナハツェーラー
>492
ふみこ・O・V(死徒)&プライミッツマーダー&レイオット・スタインバーグ(死徒)
>493
メフメット大公(M)
>494
馬 呑吐(M)&ロングファング
>495
>597 エピローグ
「これはこれは、珍しい客もあったものだな。
しかもいたいけな少女を小脇に抱えてるときた。
ますますもって興味をそそるじゃないか」

建設中止になった廃ビルに居を構える女魔術師は、
私を見るなりそう言うと、咥えたタバコを灰皿に押し付けて、
にやりと口の端を吊り上げた。

私はそれを無視して脇に抱えた遠野秋葉―彼女が持っていた学生証からわかったことだ―
をソファーに寝かせると、彼女の道楽の集大成とも言えるコレクションルームに足を向けた。

「おい、どこにいく。私は無視か」

「少しその子を見ていて」

私はそれだけ言うと、彼女のガラクタを漁り始めた。
十分ほどで目的のものを見つけ、再び事務所に戻ると、
暇を持て余した道楽女が、ちょうど秋葉の学生証を確認しているところだった。

「面白い娘だな。遠野秋葉・・・あの『遠野』の血筋だ」

私はその脇をすり抜け、ソファーに寝かせた秋葉に近寄った。
女はそんな私の態度も別段気にした風もなく、さらに話を続ける。

「私はこの娘の兄に少しばかり縁があってな。
そいつのおかげで、私は邪眼殺しを失った。
今は各地で死徒狩りなどしているようだが」

私はまた秋葉を抱え、事務所の扉に向かう。
扉に向かった私の背後から、魔術師は声をかけた。

「何故、助けた。遠野の娘だということは、つまり、反転したということだろう?
お前はそういったモノを狩るのが仕事のはずだ」

「・・・彼女の悪女ぶった笑みが、いびつに歪んでいたから。
化物になりきれない人間を狩るのは、私の仕事ではないわ」

「甘いことだな」

私の答えに、女魔術師はにやりと笑うと、
タバコを一本取り出して、それに火をつけた。

私はそのまま、もう用もなくなったこのビルから出るために、ドアノブを捻る。
扉をくぐる間際、思い出したかのように事務所の主に短く告げた。

「あぁ、『水晶の瞳』、貰ったわよ」

「・・・何?」

その呆気に取られたような声を無視して、
私はそのままその廃ビルを後にした。
602導入:02/02/25 14:39
ファントムvs銃士 ファントム 
   
何度見ても何も存在しない荒野。そこには金色の砂と、それを彩る植物しか存在しない。 
風は激しく、砂を巻き上げこの広大な大地を拡散としている。 
しかし、太陽の日差しは強く、サボテンの水分を急激に奪っていった。 
 
そこを、一台の車が駆けていた。  
 
漆黒の車。艶のある車体。威圧感を隠さず出している暗黒のベンツ。 
どう見ても堅気の者が愛用するのには見えないその車は、砂と、灼熱の日差しが吹き荒れる大地に停車した。 
 
バンと重い音を立てながらドアが開かれる。 
車から出てきたのは少女。金髪の女。真紅のライダースーツに身を包んでいる。 
おおよそ、漆黒のベンツなどから出てきて良い容姿はしていない。 
 
少女は、一度太陽を見上げると、胸のポケットからサングラスを取り出し、翡翠の瞳を隠した。  
 
暫く――――3分ほど、少女は景色を眺めたあと、トランクルームをこじ開けた。 
中には、口に猿ぐつわを回され、腕を後ろに縛られた神父……牧師が 
痣だらけになりながらも、静かに横たわっていた。 
 
「は、久しぶりのお日様だぜ」 
 
少女はそう言い捨てると、男の胸ぐらを掴みあげ、トランクルームから投げ出した。 
 
「ここなら、誰にも邪魔されずあんたを始末できる……そうだろ?」 
 
風が吹き荒れる荒野。 
少女はその美しき金色の髪をなびかせながら、男に笑いかけた。 
亡霊vs銃師
>602

(・・・ふむ・・・これは少々まずいですな・・・)

縛られ、転がされながら不覚を取った経緯について思い出そうとする。
魔物狩りの依頼があったのが2日前。
それを受けて取引の場に出かけたのが1日前。
そして・・・

(・・・なにやら薬を嗅がされて意識を奪われここへご案内、と・・・)

経緯については問題なさそうだ。しかし、一回の魔物ハンターに過ぎない自分が何故?

照りつける太陽の下、疑問だけが脳裏を渦巻いていた。
604ドライ:02/02/25 15:26
>603 ドライvsラルフ 
 
照りつける太陽も、サングラスを掛けていればさほど問題は無い。 
いや、この気温の中、まったく風を通さないライダースーツは少し堪えるが……。 
 
ドライは、懐からナイフを取り出すと、男を拘束するもの、すべてを切り払った。 
そして、自由になった男に水が入ったペットボトルを投げつける。 
 
「飲みな」 
 
そう言い捨てると、ドライは懐に手を突っ込む。 
胸のホルスターに納められた拳銃……コルト=カバメントをおもむろに取り出すと、撃鉄を起こす。 
金属音を立てながら、弾がいつでも射出されることを確認したら……。 
ドライは銃口を男に……男の眉間に向けた。 
 
―――――――――静寂 
 
何分経っただろうか、沈黙を破り、ドライは笑う。 
そして、拳銃を一度、手の中で回すと、牧師に放り投げた。 
 
「これもやるよ」 
 
ドライは不適な笑みを浮かべながら、男を見つめている。 
 
「これで、あたしは丸腰。……あぁ、ナイフはあるけどね。 
 ――――どうする? 命が惜しいなら、あたしを撃つしか無いよ」 
ドライvsラルフ
>604

「・・・・??」

相手の不可解な行動に悩みながらも、拳銃とペットボトルを足を使って拾い上げる。
そのまま手の中で玩び――――

「いえ、結構ですな」

拳銃を相手の方へ、投げ返した。

「私の仕事は人を狩る事ではありませんので」

そして少女に背を向け、

「それでは、失礼いたしますな」

歩き出した。
606ドライ:02/02/25 16:02
>605 
 
 ギリ…… 
 
歯が擦れる音。荒野の空気が変わる。少女の瞳から、余裕の笑みが消える。 
少女は、拳銃を受け取ると……そのまま男の背中に思いっきり投げ返した。  
 
「てめえ……」 
 
少女は怒りで翡翠色の瞳を燃やしながら呻く。 
憎しみを込めた歯ぎしりは、歯そのものを削り取ってしまいそうだ。 
 
「ご託はいらねえ!! てめえは黙ってその拳銃を受け取るんだ!!」 
 
少女が懐から取り出すは、真鍮の輝き。真鍮製の懐中時計を手の中に納めると、天高く掲げる。 
懐中時計の蓋が開く……。そこから流れ出るは音楽。 
オルゴールの音色が、静かに荒野に響く。 
 
「この音楽が止まったら、銃を取ってあたしを撃て。じゃないとてめえ……マジで死ぬぜ」 
 
賛美歌517番 (Jesus Is Calling)―――――――― 
その曲が、神歌だと女は知るはずも無い。 
だが、いままで、このオルゴールの音色を聞いて、生き延びた者などはいない。 
それだけは確かだった。
ドライvsラルフ
>606

「・・・・・・仕方ありませんな」

男は背を向けたまま左手を出し、拳銃を受け取った。
その場で振り向くと、両腕をだらんと下にさげて聞こえてくる賛美歌に耳を澄ませる。

「・・・しかし趣味の悪い曲ですな。神の元へ帰ってどうするというんでしょう?」

聞こえてくる曲にけちをつける銃師。
一瞬浮かんだ表情は、苦笑か? それとも・・・・・・

「・・・救いは、ありましたか?」

サングラス越しに視線を浴びせかけながら、かつて神に仕えていた男はそう問い掛ける。
608ドライ:02/02/25 16:25
>607 
 
「あんた……この曲が、なんの曲なのか、知っているのか……」 
 
音楽は流れ続ける。 
ネジは限界まで巻いていある、しばらくは止まらないだろう。 
 
男は、この曲になにか思うところあるらしい。 
自分も、この曲……というかこのオルゴールには、少し思い入れがあるので、  
男が、何を感じたのか気になった。 
 
男の武装は、トランクに詰め込むときに全て取り払った。拳銃一丁のはずだ。 
対して少女は……見た限り、手に持っているナイフしか無い。 
胸のホルスターに刺さっていた拳銃は男の手の中。 
他にも、色々ごてごてした銃があるが、それは車の中だ。 
 
……救い――――か―――― 
 
「悪いね、あたしはファントム。成仏できないから、ここにいるんだよ」  
 
牧師の問いの答えはそれ。 
オルゴールのメロディは、まだ暫く続いてくれそうだった。
>46 アーカードVSアベル・ナイトロード
 
 アーカードの腕が、アベルの背中から生えている。
 服を裂き、皮を破り、肉を千切り、骨を砕いたそれが。
 
 アベル・ナイトロードを貫いていた。
 
 どう考えても致命傷。
 しかし。
 
――異音。何かを切り裂く音。
――異音。何かを咀嚼する音。
――異音。何かが、粘着質の液体の中に沈みつつあるような、不気味な音。
 
 闇よりもはるかに黒い腕は、いつの間に切断されたものか、ちょうど肘のあたりで裁断されていた。
 そして、それは、冗談のようにカソックの内側へと沈んでゆくのだ。
 
 [ナノマシン"クルースニク02"四十パーセント限定起動――承認]
 
「退いていただけませんか、アーカードさん?」
 黒い腕が陰も形も見えなくなってから、『それ』が口を開いた。
 人間とも吸血鬼とも違う、何かもっと別の存在が。
 
「教皇庁とヘルシング機関が争うのは得策ではない……もう一度言います」
 その足元には、赤黒いものが渦を巻いている。
 血だ。
 アーカードに殺された男の血液。
 アーカードに貫かれた時のアベルの血液。
 アーカード自身が流した血液。
 
 未だ乾かないままのそれらが、茶色く変色したそれらが、絨毯に染み込んだそれらが、部屋中にぶちまけられたそれらが。
 アベルを中心に集まっている――!
 
「我々が喧嘩などしていては大変なことになる――。退いて、ください」
ドライvsラルフ
>608

「ええ。私の嫌いな―――主とやらに捧げられた曲の一つですよ」

表情を変えず、男は少女の問いに答えた。

「賛美歌517番『Jesus Is Calling』。神の子とやらが自分の所に帰って来いと。
・・・非常に傲慢な曲ですな」

風が、ざわめく。

「死は救いになどなりませんぞ? それでも貴女は亡霊のままいると?」
611ドライ:02/02/25 16:45
>610 ラルフvsドライ 

……黙れ。 
――――黙れ、黙れ、黙れ、黙れっ!!! 
 
少女は、懐中時計を地面に叩き付け、ナイフを振りかぶる。 
ビュン、と音を立てて、ナイフは放たれる。 
瞬間、ナイフは男の頬を掠め、どこかへと飛んでいく。 
 
「黙れ……。黙れよ……」 
 
少女は頭を垂れながら、それだけを口にする。 
オルゴールの音色は、砂に埋もれながらも、静かに鳴り響いていた―――― 
ドライvsラルフ
>611

「亡霊に死を与えることは出来ません」

頬から一筋の血が流れた。
気にせず言葉を続ける元聖職者の男。

「貴女として死を選ぶか。あくまで亡霊のまま生きるか・・・」

風が流れ出る血液をさらってゆき――――

「貴女のまま生きるという選択肢もあるはずです。貴女は一体どうしたいんですかな?」

照りつける太陽が両者の影を引き伸ばして――――
613ドライ:02/02/25 17:06
>612 ラルフvsドライ 
 
あたしが何をしたいのかだって? こいつは何様なんだ?  
あたしが死のうが、死ぬまいが、知ったこと無いじゃないか。  
少なくとも、こいつは今日ここで死ぬ。―――――――それだけは確かなこと。 
 
フッ、と少女は笑みを漏らす。 
オルゴールの音色には、もう力など無い。 
ゆっくりと流れるその曲は、もう事切れる寸前だろう。 
 
少女はゆっくりと両手をあげた。 
それは、降伏の姿勢に見えないことも無い。 
それは、挑発のポーズに見えないことも無い。
 
――――――――ただ、遊びが終わりの時間に差し掛かっていることだけは確かだった。  
ドライvsラルフ
>613

「・・・救われん様ですな。お互いに」

相手の答えは冷笑だった。思わず苦笑する銃師。

「ふむ・・・」

途切れ途切れの音色。
泣いているのか、それとも歓喜に打ち震えているのか――――

男の左腕がゆっくり上がっていく・・・・・・
615ドライ:02/02/25 17:18
>614 ドライvsラルフ 
 
音が途切れるその瞬間――――――――悪魔は獲物を確認する。
ドライvsラルフ
>615

引き伸ばされた一瞬に、灼熱の暴力は解き放たれようとして―――――
617オルゴール:02/02/25 17:35
>616  ラルフvsドライ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
――――――――そして、真鍮の輝きは神の歌を奏でるのを諦める。 
618ドライ:02/02/25 17:36
>617 ラルフvsドライ  
 
オルゴールが――――止まった……。 
 
 
             ジャガン……!! 
 
天に向かって力無く突き出しだ両腕。 
その腕を包むジャケットの袖から、銀色の死神が飛び出る。  
 
――――S&W M5906  
銀色のオートマチック拳銃の冷たい感触を手で確かめると、少女は後ろに大きく跳ぶ。 
 
「YEAAAH!!」  
 
標的などは確認しない。宙に浮いているその間。弾倉に残った銃弾を全て吐き出す。それだけだ。 
銀色の死神は、口から火を吐きながら叫ぶ。それは死の賛美歌。 
 
空に、銃声が響き渡る……。 
ドライvsラルフ
>618

咄嗟に体を傾けた。

修道衣の下の鋼の義腕が鈍く光る。

こめかみを銃弾がかすめる。義腕が激しい音を立てる。背中に赤い線が刻まれる――――

灼熱の大地にただ一回。

肩越しの一発が、相手に向かって絶叫を上げた。
620遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 17:56
>597 >601 エピローグ(遠野秋葉)
 
……それは一瞬の出来事だった。
私の視界が真っ赤にそまり、そして腹部に鈍い痛みを感じて、私の意識は遠のいていった……。
 
 
再び、眼を覚ました時、白い天井が視界に入った。
 
「ここは……病室?」
 
『秋葉さま、お目覚めですか?」
 
横から、聞きなれた声がする。
横を見ると、琥珀と翡翠が立っていた。
 
『秋葉さま、真夜中に街にお出かけになるのはいけませんよ』
 
琥珀が怒った顔で私にそう言った。
 
『秋葉さま、暴漢に襲われて、眼を切り裂かれて、失明寸前までいったのですよ』
 
翡翠が私にそう告げる。
 
暴漢?
何、言ってるの?
私は確かにあのふみことかいう女に……
 
そこで、自分の眼の異変に気づく。
 
『秋葉さま?』
 
「ごめんなさい、1人にしてくれる?」
621遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 17:57
>620
琥珀と翡翠は怪訝そうな顔をしながらも、退室していった。
そこで、改めて檻髪を発動させてみる。
 
……何も起こらない。
私の髪は赤く変容している。
しかし、それまでだ。
 
「そういうことね……」
 
理由は分からない。
だが、私は力を失い、同時に狂おしい衝動もかなり弱まったように思える。
 
ふと、私の枕元に手紙が置いてあることに気づいた。
封を切って、中を見る。



……要約するとこういうことになる。
私の今の眼は義眼(といっても普通に視ることはできる)で、力は使えない。
あのふみこという女のが言うには、力の発動の源の1つである眼さえ断てば、
かなり衝動は収まるらしい。
 
「でも、私はどうすれば……」
 
もう、私には兄さんも力もない。
狂気に逃げることも意味をなさなくなった。
 
「……? 廊下が騒がしいわね」
 
琥珀と翡翠の驚いたような声が聞こえる。
同時に、聞きなれた声も……
 
そして、私の病室の扉が開いた……
622ドライ:02/02/25 18:02
>619  ラルフvsドライ 
 
「――――――――チィッ!!」 
 
銃弾が、頭を掠めた。跳ばなければ直撃だったろう。 
だが、一発。たったの一発しか相手は撃たない。 
 
撃ち尽くした二丁の銀色の悪魔を捨て、両手を自由にする。 
後ろに、跳び、傾いた身体を、地面に突いた片手で支え、その力で倒立する。 
 
開いた片手には――――――――ベレッタ M93R  
 
男に背を見せながらも、頭と銃口だけは男へ向け……引き金を絞る。 
軽快な音を立てながら、フルオート拳銃は弾倉に残る全ての銃弾を吐き出す。
623遠野秋葉 ◆La2AKIHA :02/02/25 18:10
レス番まとめですわ。
最後はこじつけっぽいのが悔やまれますわね。
……兄さんの馬鹿。
 
>586>587>588>589>590>591>592>593>594>595
>596>597>601>620>621
>584 >585
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

「セリオ! あんた、何、女の子に暴力、ふるっているのよ!?」

「え!?綾香!?なんでここに…って…」

ロッカーから突然現れた綾香、いきなりセリオに攻撃を仕掛けてきた!
「エクストリームキック!」
空中に垂直に浮き上がったはずなのに45度の角度でこちらに飛んでくる綾香。
…物理法則って何なのだろう…

「………うぉぉぉぉっ!マト○ックスッッッッ!」
セリオは体をのけぞらせ、回避する。
…何故か回避の瞬間時が止まった用になりカメラワークが360度セリオの体の周りをカバーする。

そして後方で大爆発。
それに乗ってセリオはサウジーネに剣を抜きつつ平行にすっ飛んでいく。
「玉とったぁぁぁぁぁっっ!」
ドライvsラルフ
>622

飛んでくる銃弾の雨を飛び退いてかわし、あるいは右腕の義腕で弾きながら
少女の元へと近付いていく。多少の傷など物ともしない。

パキン!!

男のサングラスが被弾して砕け散った。
同時に閃く男の拳銃。

少女の手首に銃弾が迫る。
626ドライ:02/02/25 18:50
>625 ラルフvsドライ 
 
罵声と共に地面に突いて、身体を支えている腕を引き抜く。瞬間、砂が舞い上がる。 
45口径の銃口から放たれる。絶望的な破壊力が砂を抉った。 
 
支える腕が無くなり、少女を頭から地面に突っ込む―――――――― 
寸前、ベレッタを投げ捨てたもう片方の手で、地面に手を突く。 
 
だが、重力は殺せない。身体が崩れ落ちるその前に、支えていた腕が地面を走る。 
……砂が巻き上がる。 
 
(目つぶし) 
 
男の視界が無くなる一瞬。少女は姿勢を立て直し、バック転を繰り返す。 
そして、お互いの距離は10m程開く……。 
 
「牧師ぃっ!! あたしを殺せないのかい!?」 
 
少女は笑いながら叫ぶ。手にはコルトパイソン。 
少女が武装している拳銃は6丁。あとは、護身用のデリンジャーが足首に隠されいているだけ。 
 
だが、あのヘタレ牧師を8回は殺せるはずだ。  
 
「あたしは殺せるぜ!! あんたを殺って、あたしはあんたの恨みを買う……それだけだ!!」 
 
銃口から、火が噴く。今日、何度目の轟音か……数える者はいない。
ドライvsラルフ
>626

「殺せない訳ではありませんぞ? 殺さないだけですからな!!」

ボロボロのコートを振り回した。相手の銃弾の的にする。

「貴女は生きるべきです! 自分で自分を救ってみなさい! 幻影のままでは消えるだけですぞ!!?」

コートに穿たれた穴を通して、さらに一発銃弾を打ち込む。

「私は死にませんぞ? 救えぬまま散るなど真っ平御免です!!」
628ドライ:02/02/25 19:38
>627 
 
何も知らない。何も理解していない。赤の他人。 
敵だ。あいつは敵だ。なにも分かっちゃいない。 
  
救いだって?  ――――――――黙れっ!! 
 
「うるせえっ!! てめえはもう喋るな!!」 
 
視界を隠すコートから飛び出た銃弾を、紙一重で避わしながら、少女は吠える。 
シリンダーの中に納められた銃弾を、全て撃ち尽くす。 
 
「救いだと? そんな奇跡は、二年前に灰となった!! あたしは二年前に死んだんだよ!!」  
 
デリンジャーを取り出し、乱射。――――すぐに弾が尽きる。 
 
「もう、誰もあたしを知らない!! 救ってくれる人なんていないんだよっ!!」 
 
ジャケットに隠し持った三本のスローインダガーを取り出し、投擲。 
――――――――これで武器は尽きた。 
 
「救いを求めるあんたを殺せば、あんたはあたしのことを記憶の中に留めてくれるかい?」 
 
武器は無くなった。少女は、武器を求めて、漆黒のベンツへと駆け寄る。 
車内は、重火器で埋まっている。少女は、必死で駆けた。 
ドライvsラルフ
>628

「奇跡なんぞに頼らせません! 救いを求めるなら私が救います!」

義腕が根元から弾けとんだ。肉体の限界はもう近い。

「貴女のことは貴女が救えばいい!! 誰が知らなくても貴女の事はご自身が知ってるはずです!?

相手追いかけながら、先にある車へ銃口をむける。

「させません!!」

―――――――――――――――パン!!
630ドライ:02/02/25 20:17
>629 ラルフvsドライ 
 
ボンッ 
 
轟音。だが、少女にはひどくあっさりと聞こえた。 
銃弾がガソリンタンク命中し、爆発するまでに時間など掛かりはしない。  
車は火をあげて、その機能を失った。 
 
数秒後、車に積めていた無数の火薬が着火し、更なる大爆発を巻き起こす。 
少女は、その爆風を真っ正面から受けながら、ただ呆然としていた。 
 
男の説教には、色々思う所があった。 
反論したいこともあったし、とにかくもっと話をしたかった。 
 
だが、そんなことはどうでも良い。 
 
「――――――――おいおい、マジかよ……」 
 
炎上する車を見て、少女は呆然とするしか無い。少女の身を守る武器はもう無い。 
フル装備で来たつもりだが、その大半を車内に置いてけぼりだ。 
 
お気に入りのアゥグ=ライフルも、最近入手したベネリM3も、 
なんか格好良いから持ってきたスティンガーも、全てに火に包まれている。 
 
少女は唖然しながらも振り向き、力を込めて説教を続ける男に問いかける。 
 
「おい、おっさん――――どうやって、あたしは帰れば良いんだ?」 
 
ここは荒野。荒れ果て大地。故に荒野。 
生命の存在を許さないその大地に、二人の男女は佇んでいた――――
631ドライ:02/02/25 20:19
このスレは、今晩で使い切っちまいそうだからな……。  

ファントムvs銃士 途中経過 
>>602-608>>610-619>>622>>625-630 
632導入:02/02/25 23:03
どさ。
鈍い音ともに、死せる巨龍の首が床に落ちた。
少年は顔に付いた返り血を拭い、手にした刀を振って血を落とすと、
後ろに居る仲間に手で合図した。
 
ここは巨大迷宮の地下10階。石造りのそこにはもはや日の光すら届かず、
饐えた臭いが充満している。
そこを行く、3人の集団があった。
一人はにこにこと笑顔を浮かべた、剣術使いらしき少年。
一人はアサルトライフルを手に、腰にはナイフと呼ぶには長大すぎる獲物を挿した少年。
そしてもう一人は中世風の鎧に身を固め、機関銃かチェーンソーのような得物を持った青年。
ここに来た目的こそ違ったが、最終的な目標が一緒だった彼らは、
多くの苦難を乗り越え、ついに最終階の此処まで辿りついたのだった。
 
「おい、御神苗。なんか同じところをグルグル回ってるんじゃないのか?」
中世風の鎧に身を固めた男が、ライフルを手にした少年に語りかける。
 
「いや、そうじゃねぇ。多分、ここは隔離された幾つかのパートをテレポーターでつないでんだ。
となると、もうすぐで終点が見えてくるはずだぜ?」
御神苗と呼ばれた少年は、鎧の男に答える。
 
「信じていいのかなぁ?」
嘆息を付く男に、ニコニコと笑った少年が肩を叩いて頷いている。
 
「と・・・・・・その前に・・・・・・・お客様をお出迎えに来たようだぜ?」
御神苗は手にしたライフルを確認する。
 
彼らの目の前には、道化師じみた格好をした小男が立っていた。
恭しく一礼をすると、その男は彼らに向かって飛び掛ってきた!! 
 
633フラック:02/02/25 23:34
>632 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)
 
 道化師のような格好をした、小男。 
 いや、そうではない。あの服装も体液が滲んで鮮やかに見えるだけで、ボロ布をまとっているだけだ。 
 顔も人間のそれとは違う。 
 それは、妖魔とも呼ばれる化け物の姿――  

”ようこそ我が小劇場へお越し下さった。久しぶりのお客―― 
 そう、久方ぶりに出迎える価値のありそうな観客だ。手厚く歓迎いたしますぞ”

 老人と子供、それが同時に喋るような錯覚を感じる独特の声。 
 手にした錫杖のシャンシャンと鳴る音。 
 何もかもが、不快な感覚を引き起こす。 
 
 その音にまみれ、小男――フラックは、先頭を歩く青年へ殴りかかった。

 が、鉛弾の雨に迎えられ、フラックはやむなく天井に張り付く。
 重力を無視したかのように悠然と天井に立ち上がると、さらに激しく錫杖を振り始めた。
 
”ほう、すばらしい! 観客が良いと私の舞台にもますます磨きがかかる。 
 では、楽しんでいただこう。まずはパートナーたちの挨拶だ” 
 
 錫杖の音が、より大きくなる。 
 それに従うように、足下から幾つもの死体が動き出した。 
 手にナイフ、アサルトライフルを持った、哀れな盗掘者たちが。 
  
 命を失ったリビングデットどもは、銃を振りかざし侵入者たちを迎え撃った。
634ヤシャ(M):02/02/25 23:47
>633(狂王の試練場――フラックとの遭遇)
 
「降りかかる火の粉は払わないわけには・・・いかないね」
 
ニコニコと笑いながら、少年がゆっくりと刀を抜く。
それと同時に、顔つきががらりと変わり、鬼のような形相に。
「ヤシャ」・・・凄腕の賞金稼ぎにして剣の達人。
それが、彼だ。
 
悪鬼もかくや、という形相のまま、ヤシャは一直線にリビングデッドどものただなかに向かう。
(銃を撃たれる前に、ケリをつける!)
 
 
 剣風一閃。
 
 
ヤシャの左右にいた五人ばかりが首と胴をバラバラに吹き飛ばされる。
そのまま、返す手も見せず、もう一閃!
 
目の前の一人が両断される。
 
「この程度か?」

ニヤリ、と凄惨な笑みを浮かべ、フラックを見る。
その表情は、まさに夜叉。
635御神苗優:02/02/26 00:05
>633 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)
  
俺たちの目の前に現れた、道化師のような格好をした、小男。 
服のように見えたそれも、ただのボロ布がまるで道化師のように見えてるだけだ。 
顔も人間のそれじゃねぇ。まさに、化け物の姿だった。  

”ようこそ我が小劇場へお越し下さった。久しぶりのお客―― 
 そう、久方ぶりに出迎える価値のありそうな観客だ。手厚く歓迎いたしますぞ”

老人の声と子供の声が一緒くたになったような、独特の声で、奴は語りかけた。
手にした錫杖を激しく鳴らして、奴は戦闘を歩いていたヤシャに襲い掛かってきた、
 
「こっちはあんたの上演にはとんと興味がないんでね!! 
 怪我をしたくなけりゃとっとと帰んな!!」
 
俺はヤシャを援護するように愛用のアサルトライフル、H&K G3A3を奴に撃ち込む。
7.62mmの弾丸の雨にはさすがに近づけないと判断したのか、奴は天井に張り付いた。
 
「な!?」
 
俺はあっけにとられた。
奴は重力を無視したかのように悠然と天井に立ち上が。、さらに激しく錫杖を振り始めやがったのだ。
 
”ほう、すばらしい! 観客が良いと私の舞台にもますます磨きがかかる。 
 では、楽しんでいただこう。まずはパートナーたちの挨拶だ” 
 
奴は錫杖を狂ったように振り回す。 
その音に従うように、床に転がっていた死体が動き始めた。 
手にナイフ、アサルトライフルを持っっている。
中にはアーカムの先行部隊の姿もある。
 
「・・・・・・ざけんじゃねぇぞ!!人の死をなんだと思ってやがる!!」
 
 
俺は叫ぶと一気に突っ込む。
ライフルで死体の頭をぶち抜き、サイコブローで死体の中の悪霊を消滅させる。
横に居たヤシャは一瞬にして五、六体のグールを片付けていた。
 
「ひゅう♪」
 
俺は口笛を吹くと、天井に張り付いた道化師を見上げた。
 
「さぁ、劇団員は始末したぜ、座長さんよぉ!!」
 
636片倉優樹 ◆YUUKIsi6 :02/02/26 00:17
VS ン・ダグバ・ゼバ
  
──内閣府十五階 特異生物管理委員会委員長室
 
「捕殺令状、ですか?」
手渡された書類を見て、優樹は眉をひそめた。
 
「はい」
浦木良隆──特異生物管理委委員長であり、同時に甲種特異生物でもある──は優しげな笑みを浮かべたまま頷いた。
 
「対象はン・ダグバ・ゼバ。未登録の甲種の怪(アヤカシ)です」
「罪状は・・・殺人?」
「ええ。人間を一人や二人殺したぐらいなら見逃したのですが、さすがに街一つは目立ちすぎです」
「街って、それじゃあ・・・」
人間を主食とする怪(アヤカシ)も存在する。だが、いくらなんでも街一つ分の人間を一日足らずで平らげる怪は存在しないだろう。
 
「どうやらあれの目的は食事ではなく「狩り」のようです。人間などを狩って何が楽しいのか理解できませんが・・・
とにかく、それは本日付けで有害指定生物と認定されました。特遺法により、捕殺を許可します」
「殺すのは嫌だな・・・」
「あれは、怪であって怪とは異なるもの。殺すのをためらう必要はまったくありませんし、失礼ですが、優樹様にはその余裕もありません。
優樹様に出動を要請しているのも、EATでは捕殺すらままならないと判断したからです」
「それでもやっぱり、殺すのは嫌だよ・・・」
優樹は捕殺令状を丁寧に折り畳み、ポケットに突っ込む。
 
「優樹様」
「捕縛します。大丈夫、今までもやってこれたんだから・・・」
それ以上の会話を避けるように帽子を被り治すと、優樹は委員長室を後にした。
その後ろ姿に向けて、浦木が深々と頭を下げた。
>636
VS 片倉優樹

静かな夜の街。
ただ空に爪痕のような白い月が浮かぶだけの夜に一人、歩いている。
・・・退屈だ。
まだ標的になる人間(リント)は居た筈だが、全て狩り尽くしてしまったのだろうか?
それとも逃がしてしまったのだろうか?
・・・どちらにしても、遊戯(ゲゲル)は少々失敗だ。

「少し、物足りないな・・・。」

誰に聞かせるでもなく、呟く。
また次の『狩場』に移動しよう。そこでまた楽しめばいいか・・・。
そう思い、少し歩みを早めようとした時―――――

不意に、白髪の少女が視界に現れた。
638導入1:02/02/26 00:44
(鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> 導入1)

「JOKER呪い」は、ここ最近急速に広まっている、都市伝説の一つである。

「自分の携帯から自分の携帯をコールすると、JOKER様が出る。
 殺したい奴、邪魔な奴の名前を言えば、JOKER様が殺してくれる」

話だけなら、昔からあった都市伝説と、さほど代わりはない。
だが、「JOKER呪い」が他の都市伝説と違うのは、それを裏付けるような殺人事件が、連続して起こっているという点だ。
食い殺されたり、全身の骨を砕かれたり、被害者は人の仕業とは思えない殺され方をしていく。
だが、それでも「JOKER呪い」を実行する者は後を絶たない。
所詮噂は噂だと思っているのか、それほどまでに殺したい相手がいるのか。
今日も、JOKERは街の闇を駆け抜けていく…。


その日、JOKERこと須藤竜也は、とあるデパートの女子トイレにいた。
もちろん、覗きを働きに来たわけではない。
今日のターゲットはこのデパートの従業員の女。依頼人も同じデパートの従業員の女。
随分歪んだ職場関係もあったものだが、そんな事は彼にとってはどうでもいい。
ただ、依頼通りに殺せばいい。それで自分が楽しめれば、もっといい。

仕事は簡単に済んだ。当たり前だ。悪魔に抵抗できる人間など、いるはずがない。
黒い球体から繋がる異空間から、いつも通り被害者の断末魔の様子を楽しむJOKER。
悲鳴が上がる。どうやら、死体が発見されたようだ。
そろそろ帰るか、と思っていると、今の悲鳴を聞いたのか、トイレに一人の高校生が飛び込んできた。
その女を見て、JOKERの顔色が変わった。

あいつ、人間じゃねぇ。
この俺が、あんな山奥の精神病院に押し込められてるってのに、あいつは人間のふりして社会生活送ってやがる。
気に入らねぇ。ムカつくぜ。
決めた、次はあいつだ。自分が人間じゃねぇ事を思い知らせてやった後、嬲り殺してやる。

そう考えたJOKERは女の後ろに立つと、「まさか」とか何とか呟いている彼女に声をかけた。

「そのまさかなんだよ、お嬢ちゃん」
639鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 00:46
(鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> 導入2)

学校からの帰り道、友人と立ち寄ったデパート。
そこにあんな事件が待ち受けていようとは、その時の私は夢にも思ってはいなかった。

しばらく買い物を楽しんだ後、友人がトイレに行くというので、私は外で待つことにした。
取り留めもなくボーッとしていた私の耳に、友人の悲鳴が飛び込んできたのは、その時だった。
急いで中に飛び込むと、友人は隅の方にしゃがみこんでガタガタ震えている。
「どうしたの、何があったの?」
私が問うても、ただ震える指で個室の一つを指さすばかり。
訝りながらもその部屋を覗き込んだ瞬間、私にも友人の悲鳴の意味が完全に理解できた。
人が殺されている。それも、尋常な殺され方ではない。
部屋中が真っ赤に染まるほどにズタズタに引き裂かれた死体。まるで、鬼か悪魔にでも襲われたかのような。
これでは、身元の確認も難しいだろう。
ふと私は、死体の右手が何かを握っているのに気が付いた。手紙のようだ。
そっと取り上げて開いてみると、そこにはただ一言、こう書かれていた。

 次ハ、オ前ダ。          JOKER

「自分の携帯から自分の携帯をコールすると、JOKER様が出る。
 殺したい奴、邪魔な奴の名前を言えば、JOKER様が殺してくれる」
そんな噂は聞いた事がある。でも、まさか?

「そのまさかなんだよ、お嬢ちゃん」
「!」

突然後ろから聞こえてきた声に、私は慌てて振り返った。
そこには、紙袋を被って血まみれの刀を持った男が、いつの間にか立っていた。
その身に纏ったコートにも、返り血が染みついている。

「ハッ、お前人間じゃねぇなぁ?
 面白くねぇ。不愉快だぜ。
 真っ当な人間のこの俺が、クソ親父にあんな場所に閉じこめられてたってのによぉ。
 人間でもねぇクソが、人間のふりして高校生ごっこかぁ?
 面白くねぇ、面白くねぇんだよぉぉぉぉぉ!!!!!」

ひとしきり、刀を振り回してわめき続けた後、男は言った。

「よぅし、決めた。次のターゲットはお前だ。
 だがな、ただで死ねると思うなよ。徹底的にいたぶって、じわじわ嬲り殺してやる。
 覚悟しときな!!ヒャーハハハァァァァ!!!」

高笑いしつつ、黒い球体の中へ消えるJOKER。どうやら、ここで仕掛ける気はないらしい。
だとしたら、人気の多いデパートは危険だ。他の無関係な人間を巻き込みかねない。
急いで人気のない場所へ向かわなければ。
いつの間にか気を失っていた友人の無事を確認すると、私は駆け出した。
>633 >634 >635
(狂王の試練場――フラックとの遭遇)
 
「ちっ――――」
 
 吐き捨てながら、背中に背負った散弾銃を取り出す。
 周囲に展開する動く死体――どうにも信じがたいが――に向けて、照準、発砲。
 銃口から飛び出した大量の大粒散弾が、正面の死体の上半身を綺麗に吹き飛ばした。
 湿った音を立てて、残った下半身ががっくりと崩れ落ちる。
 
 即座にに弾丸をリロード。
 発砲、リロード、発砲、リロード、発砲――――!

 連続して吐き出される散弾に、爆音と湿った音を立てながら、次々にしたいが倒れ伏していく。
 やがて、8体ばかりの動く死体を粉砕したところで、手にした散弾銃の残弾が尽きた。

 銃口から硝煙の煙を立てるそれを躊躇無く投げ捨てて、俺は右手にスタッフを構える。
 反射的に胸部を見下ろすと、そこに残された拘束度は、残り8だ。

 ここまで来た道のりを考えれば、驚くほど少ないが――それはひとえに、近くで戦っているあの2人のおかげだろう。
 そんなことを考えつつ、「ふ――――」
 
 と言う呼気と共にスタッフ操作。じゃこ――と言う音と共に操桿を引き、装填された呪文書式、一回分の魔力を活性化。

「―――イグジストッ!」
 
 <ハック>発動。1デュラピッド消費。胸部から、乾いた音を立てて拘束端子が弾け飛ぶ。
 瞬間、スタッフ先端に派生した赤い力場平面が発射される。
 
 目の前に迫る死体の群れは、瞬間的に上半身と下半身を分断され、地面へと転がっていく。

「さて……掃除は終了。あとは―――」
  
 腰のホルスタから拳銃――<ハード・フレア>カスタムを抜き放ち、天井にhりついているそれに向かい照準。

「あんただけだな」 

 にやり、と獰猛な表情で呟いていた。
641須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 00:59
>638>639 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

(異空間内で様子を見ている)
ハ、人気のないところへ逃げようってのか?
そんなこと俺が許すとでも思ってるのか?
・・・おら、お前らあの女と遊んでやれ!
(デパート一階に来た所でヘルハウンド2体を放つ)
さあこれでパニックだぜぇ・・・どうするのかなお嬢ちゃん?
ヒャハハハハ・・・
 
(ヘルハウンド、現れるなり鈴鹿に向かって体当たり)
>54 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「何ッ?」
 
予想外の位置からの攻撃に、一瞬反応が遅れる。
すぐさま我に返ってコンテナの陰に走り出そうとするが、やはり完全には間に合わない――!
ステアーAUGから繰り出された一発の銃弾が足を貫いていった。
 
「くぅッ!」
 
思わず倒れ込みそうになるも、何とかコンテナの陰に飛び込む事はできた。
しかし、足の傷は思ったよりも深くて当分は動けそうにない。
何とか、時間稼ぎと応急処置をしないと……。
 
懐から、閃光手榴弾を取り出し、ピンを抜き、静かに、しかし速やかにコンテナの外へと転がす。
数瞬後、目を灼く鮮烈な白光が辺りを満たす。
サングラスを掛けたハインケルは、それを横目に足の応急処置を始めた。
>642 vsハインケル 
 
手榴弾がコンテナの影から転がり出たのを視認してから、 
それがスタングレネードだと理解できるまでの時間。それはほんの一瞬。 
 
だが、手榴弾が光をまき散らすには充分な時間だった。 
 
「―――――― チッ……!!」  
 
目を覆い隠す瞼だけでは、あの強大な光を途絶することは無理だ。 
腕を眼前で十字に構え、光を目を突き刺す光を遮断する。 
 
それはかなり危険な行為だったが、相手は攻撃の牽制に目くらましを使ったのでは無く、 
時間稼ぎに利用したはずだ。ならばこの一瞬の隙が生死のを分けることも無いだろう。 
 
そして、光がまだ消えないうちに、 
手榴弾が転がってきたコンテナの方に、アゥグ=ライフルを一斉掃射。 
 
軽快な轟音が、鉄の箱を叩く。 
644鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 01:16
>641 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

1階まで駆け下りた私の前に、2頭の犬が現れる。
犬といってもただの犬ではない。
たちまち、フロアはパニックに陥った。
まずい。ここではおおっぴらに力を振るうわけには行かない。

だが幸いな事に、奴らは周りの客には目もくれず、私に向かって一直線に体当たりしてきた。
そのタイミングに合わせて自分から後ろに飛び、近くの店のショーウィンドウに飛び込む。
空中でガラスの破片を掴み、もつれ合って落ちたヘルハウンドの喉笛を掻き切った。
パニックに陥っている周りの人間には、私の行動は目に映らなかっただろう。

店内は大騒ぎになっているようだが、今は仕方あるまい。
心の中で店内の人達に謝りつつ、私はデパートを出た。
近くの路地裏に、廃棄されて久しいビルがあったはずだ。
とりあえず、そこに向かおう。
645フラック:02/02/26 01:23
>640 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)  

”さすがはここまでたどり着いた方たちだ、なかなかお強い” 

 配下の死人どもを一瞬で滅ぼされても、フラックの様子は変わらない。 
 相変わらずのしわがれた声で、余裕に充ちた言葉を返してくる。 
 
”では、こんな手なら如何しますかな?” 
 
 銃弾を避けるように天井を走ると、フラックは三人の真上で足を止める。 
 そのまま息を吸い込むと、息を吐き出した。 
 炎と、毒とに充ちた息。それが部屋一杯に広がる。 
 
 熱と窒息性ガスの二重奏が哀れな冒険者たちを飲み込む。 
 
 それにまみれるようにフラックは錫杖を振るい、躍りかかった。 
 忍者、と呼ばれる戦闘集団の祖ともいわれる、圧倒的な速度と体術を以て。
646須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 01:30
>644 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

ち、人間じゃねぇだけあってやるじゃねぇか。
だが・・・相手が人間だったらどうする?
(異空間から、鈴鹿の近くの路地裏に飛び出す)
 
ヒャハ・・・JOKER!!
(オールドメイド発動、鈴鹿の近くにいたサラリーマンが
一時的に洗脳状態になって彼女に襲い掛かる)
>643 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「チッ……かわいげのない暗殺者さんだねぇ」
 
閃光手榴弾がほとんど効果を上げなかった事を悟って毒づく。
幸い、銃弾は今のところハインケルを捉える様子はない。
コンテナの壁を叩いて空しいメロディを奏でているだけだ。
とりあえずの応急処置を済ませるだけの余裕はあった。
 
すっくと立ち上がり、足の調子を確認。
――よし、これなら何とかなる。
二、三度足を踏みならして、そう確信した。
 
相変わらず銃弾が壁を叩く音が響く中、マズルフラッシュと銃声からファントムの位置を特定。
懐から手榴弾を取り出してピンを抜いて投擲、取り出してピンを抜いて投擲、取り出してピンを抜いて投擲。
爆発、爆発、爆発。
赤々と照らし出される夜空とコンテナの陰。
 
「とりあえず、私と同じ高さまで降りてこい。てめぇに見下ろされる位置ってのは虫酸が走るんだ」
 
炎をバックに、ハインケルが歩き出す。
648ヤシャ(M):02/02/26 01:36
>645 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)  

炎と窒息性ガスを前にして、なおも。
ニヤリ、と笑みを深くする。
 
すうっ、と自然体で、剣を構え直す。
やや右寄りの青眼の構え。
 
前へ踏み込みながら。
 
 
 風を、斬った。
 
 
その一閃は、炎とガスを空気もろともに両断。
 
その余勢をかって、フラックにも一太刀を浴びせる。
が、さすがに浅い。
 
「御神苗! スタインバーグ! そっちに抜けたぞ!」
 
自らも背後に向き直りつつ、叫ぶ。
649片倉優樹 ◆YUUKIsi6 :02/02/26 01:42
>637 VSン・ダグバ・ゼバ
 
「やれやれ、始める前から肩が凝っちゃったね・・・」
街の近くまで送ってくれた警察官の強ばった顔を思い出して、優樹は苦笑する。
ぐるぐると肩を回し、懐のポケットから焼酎のミニボトルを取り出して、軽く煽る。
続いて街の地図を取り出し、しばらく考える。
これだけの広さの街をくまなく調べて歩くのは難しい。
結局頼りになるのは、勘と嗅覚。
幸い、ここは風下だ。血と、肉の焦げたような匂いが嫌というほど運ばれてくる。
 
「しばらく焼き肉は食べたくないね・・・」
呟くと、匂いが強い方へ向けて歩き出した。
 
歩き出してから一時間、途中で焼酎が切れたので自販機で缶ビールを三本買い、飲みながら歩く。
不意に、足音が聞こえた。
聴覚を研ぎ澄ませる。右前方、数百メートルと言ったところか?
素早く頭の中に地図を思い浮かべる。
── 中央の大通りだ。
ここからでは怪(アヤカシ)かどうかは分からないが、既に向こうはこちらに気付いているかも知れない。
だとしたら、不審な行動をとるわけには行かない。
急く気持ちを抑え、ゆっくりと足音の方に向かった。
 
もう足音はすぐ近くだ。
ゆっくりと角を曲がると、大通りを足早に歩く青年の姿が目にはいる。
どうやら、彼もこちらに気付いたようだ。
心音や内臓の動きに少し違和感はあるが、怪(アヤカシ)だという確証はない。
優樹は敵意がないことを示すように両手を上げる。
左手に持った缶ビールが少し間抜けだ。
 
「こんばんは。はじめまして。
 あたしは警視庁刑事部第六課の片倉優樹。
 この街の住人は鏖殺しにされたって聞いたけど、生き残りがいたんだね。
 よかったら、話を聞かせてくれないかな? 」
いつでも行動が起こせるように慎重に間合いを測りながら、声を掛けた。
650御神苗優:02/02/26 01:51
>645、648 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)  

奴は一瞬で配下の屍人どもが倒されたのを見てもなお、その余裕の表情は変わらない。
 
”さすがはここまでたどり着いた方たちだ、なかなかお強い” 

奴は床の上にいるかのように天井を走ると、俺たちの真上で足を止め、楽しげに声をあげた。
  
”では、こんな手なら如何しますかな?” 
 
奴は息を大きく吸い込むと、思い切り俺たちに向かって吐き出した。

凄まじい熱と、神経系の毒か?麻痺しそうになる体を気力で持たせていた時、
俺の横に居たヤシャはニヤリと笑った。
そして青眼に構えた剣を宙に向かって一閃した。
 
その時、風が割れた。
 
俺たちを包んでいた奴のブレスが一瞬晴れる。
奴は余勢を駆って奴に斬りつけたがさすがに甘かったようだ。
奴は凄まじい勢いで降りてくる。
 
「御神苗! スタインバーグ! そっちに抜けたぞ!」
 
ヤシャは俺たちに向き直りつつ、叫んだ。
 
「よっしゃあ、まかせな!!」
 
俺はライフルを投げ捨てると、腰からスラリとナイフを引き抜く。
今まで幾人もの強者たちを俺と破ってきた、俺の相棒。
俺は両手でナイフを構えると一気に奴に向かって跳躍した!! 
奴のもつ錫杖とナイフが交錯する。
奴の杖は俺の左脇に当たり、俺は壁に跳ね飛ばされたが、その代償に奴は錫杖を腕ごと失った。
しかし、それでもまだ奴の勢いは止まらない。
レイオット向かって一直線に突き進んでいく!! 
 
651鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 01:55
>646 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

近くにいたサラリーマンが、いきなり襲いかかってきた。目つきが尋常ではない。
路地裏に、JOKERの影が見えた。奴が何かしたのだろう。

掴みかかってくる手を避けたが、制服の袖があっさり引き裂かれた。
どうやら、無理矢理限界を超えた力を引き出されているらしい。早めに倒さないと、彼の体が保たない。
攻撃方法は直線的で単純であり、見切るのが容易だったのは幸いだった。
顔面を狙ってくるパンチをよけつつ、その腕を取って一本背負い。
自分自身の勢いも手伝い、男はしたたか地面に叩き付けられた。
もがきつつ尚も襲いかかってこようとするが、首筋に手刀を入れ、気絶させる。

これでとりあえずは大丈夫だろうが、一応スカーフで手を縛っておく。
あとは、周りの人達に任せれば大丈夫だろう。どうにか、暴漢を撃退したという線で落ち着きそうだ。
しかし、思わぬ時間をとってしまった。私は、奴の消えた路地裏へと駆け込んでいく。
652須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 02:08
>651 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

くそ、役にたたねぇリーマンだ!
・・・感づかれたか。

・・・ああ、うるせぇぞ電波!
言われなくても、俺直々にあの女をズタボロにしてやらぁ!
ヒャッハァーーーー!!!!

(ミノタウロス2体召喚)
燃えろぉ!!
(炎魔法アギラオ発動、同時にミノタウロス1体が殴りかかる)
>649
VS 片倉優樹

「ク・・・ク、ク・・・。」
思わず笑いが漏れる。
彼女の質問が可笑しかったのもある。
だけど、それ以上に彼女が予感させてくれる何かが僕を笑顔にする。
そして、笑顔を浮かべこう告げる。
「生き残りは居ないよ。
全部、僕が殺した。」
そして、彼女の反応を見もせずに――――
「・・・でも、まだ物足りないんだ。」
地面を蹴り、一気に接近。
彼女の腹部を狙い拳を繰り出す。
>647 vsハインケル 
 
爆発。爆炎。炎。炎。真紅の熱が、闇を照らす。 
ファントムはそれに紛れて気配を消す。 
 
――――炎が照らし出す闇は、より深く、その闇を強調する……。 
 
侵入者……女が足を速めたその時。ファントムは女の背後に降り立つ。 
そして、女が自分に気付くよりも速く、その白い首筋に、肉の厚いナイフを突きつける。 
 
アゥグ=ライフルの銃声が鳴りやんでから約6秒。それは人間技では無かった。 
ナイフを突きつけながら、ドライは言う。  
 
「あんた、何者だ? どこ回し者なんだい?」  
 
凍てついたその声は、暗殺者のそれだった……。
>645>648>650
(狂王の試練場――フラックとの遭遇)
 
 腕を失いながらもこちらに突っ込んでくる道化師。
 それを正面に収めて、俺は軽く、後ろへと跳躍した。
 
「……悪いが――遅い」
 
 手にした銃の撃鉄を引き起こし、そのまま道化師に向かい照準。
 着地と同時――発砲。
 
 轟音と共に放たれた45マグナム弾は、ろくに回避行動も取らない道化師に向かい命中した。
 大口径の軟弾頭が体内にて変形。発射速度全てを破壊力に変換し、目標に炸裂する。
 
 着弾の反動で体勢を崩した道化師に向かい、さらに連続射撃。合計五発の銃弾が、
僅かな間をおいて道化師に炸裂した。

 血と肉片をぶちまけながら、道化師が地面に崩れ落ちる。

「――すまんね」
 
 自分が撃ち殺したその男に向かい、俺はそんな一言を投げかけていた。
 目の前には、物言わぬ肉塊が転がっている―――― 
656鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 02:26
>652 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

『御前、いかがいたそう』

囁く雑鬼の声に、私は答えた。ここならもう、人目を心配する必要はない。

「やっておしまい」

その声と同時に、ミノタウロスの前に巨大な鬼が出現する。
常に私に付き従う使鬼だ。
雑魚は鬼に任せておいて、私は直接JOKERに向かう。

「いでよ、大通連!」

両の拳を合わせて離すと、私の手の中には一振りの刀がある。我が愛刀、大通連だ。
迫り来る炎を、その一振りで斬り払いながら突進する。
多少の火傷は負うが、問題になるほどではない。
狙うはJOKER一人!
657アーカード ◆ARCARDr. :02/02/26 02:26
>609 VSアベル・ナイトロード
 
 血が、ざわめいている。
 アーカードの血も、雑魚の血も、アベルの血も、全てが一緒くたになって渦巻いている。
 そう、アベル・ナイトロードを中心にして。
 
 それは、あまりにもおぞましく、あまりにも禍々しい。
 並みの精神の持ち主では、果たしてまともに理性が働いていたかどうか。
 
 だが、此処にいるのはアーカード。
 闇の腕が取り込まれるのを見て。
 辺りの血がアベルに集まっていくのを見て。
 
 笑っていた。
 
「クッ、クククッ、クハハッ、ハハハハハハハ!」
『我々が喧嘩などしていては大変なことになる――。退いて、ください』
「大変なこと? あぁ、その通りだな! 私とおまえ、これほどの化物がぶつかり合うのはとても大変なことだ!」
 
 その返答は銃声で以て行われた。
 銃弾が一発、二発と、いや、三発、四発、五発六発七発――!
 外しようもない距離からの死が襲いかかろうとしていた。
 
「さぁ、お楽しみはこれからだ!」
658片倉優樹 ◆YUUKIsi6 :02/02/26 02:43
>653 VSン・ダグバ・ゼバ
 
「生き残りは居ないよ。
 全部僕が殺した」
青年は、笑顔で言う。
 
(ああ、似ているな・・・)
自分を殺そうとした、唯一の同族の顔を思い浮かべる。
同時に、彼を殺した人間のことも。
 
「・・・・・・でも、まだ物足りないんだ」
そんな優樹の感傷など全く気にもとめず、青年は一足で間合いを詰め、拳を繰り出す。
青年の動きは人間離れしていた。
だが、優樹もまた人間ではない。
拳が触れる直前に地面を蹴り、数メートル後方に飛び退く。
 
「あなたが、ン・ダグバ・ゼバさんですか」
感傷を振り払い、努めて冷静な声を出す。
 
「あなたには日本政府から捕殺命令が出されています。
 あたしとしては大人しく捕まって欲しいんだけど・・・」
青年から放たれる殺気は薄れるどころか、より一層強まっている。
 
「そうもいかないみたいだね。
 じゃあ、少し痛い目に遭ってもらうよ」
腰から特殊警棒を引き抜きながら、殴りかかる。
いきなり頭を狙う。この一撃で昏倒させるつもりだ。
659須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 02:44
>656 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

このアマ、悪魔まで使いやがるのか!?
(交戦中のミノタウロスにもう一体が加勢)

(鈴鹿の刃を避けようとする・・・が、
避けきれずに肩口を斬られる)
い・・・ってぇじゃねぇかこのアマ!!
人間のフリしてのうのうと暮らしてやがる化物女が・・・
電波が命令してきやがるんだ!俺の邪魔をするんじゃねぇ!!
(がむしゃらに斬りかかる)
>654 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
――いつの、間に?
 
まったく気付かなかった、気付けなかった。
首筋にナイフを突き付けられるその瞬間まで。
これが、ファントム……。
 
つ――と背筋と頬を冷たい汗が伝う。
動けない、動く事など許されない、動いた瞬間に死ぬ。
そう、直観した。
 
その時、
 
『あんた、何者だ? どこ回し者なんだい?』
 
ファントムの問いかける声。
……女だって!?
僅かな驚愕。
自分がそうだとはいえ、まさか名にしおうファントムが女だとは思いも寄らなかった。
 
だが、そんな事に構っている場合ではない。
話しかけてくる、その間に殺らない様ではファントムも粗がある。
ココをチャンスと見て、ハインケルは仕掛ける事にした。
 
「我らは神の代理人、神罰の地上代行者……」
 
後ろの気配が僅かに緩んだ。
言葉の意味をとっさには理解しかねたのか。
そんな事を考えなければいいのに。
 
そのゆるみを付いて、背後に肘撃ちを繰り出す。
それは、確かに鳩尾に食い込んだ感触を返してきた。
思わず、ファントムがナイフを取り落とす。
 
「我らが使命は、神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅する事――」
 
そのまま後頭部で顔面に頭突きを入れた後、後ろを振り向きながら跳躍して距離を取る。
 
「Amen!」
 
銃声が、響いた。
661フラック:02/02/26 02:57
>655 (狂王の試練場――フラックとの遭遇)

 鉛弾に打ち抜かれ、フラックの体が転がる。 
 長き時を渡り生き抜いてきた妖魔の、不死に近いとさえ言われた肉体ももはや朽ち始めていた。 

 その時――――

”があああああああああー!” 
 
 尾を引く叫び声を残して、フラックの体が閃光に包まれる。 
 緑色光が消えた時、フラックもまた消失していた。 
 始めからすべてが幻影だったかの如く、錫杖も道化服も残らず消え去っている。 
 
 ふと、その時レイオットの足下で小さな何かが動いた。 
 十センチほどのピンクの肉だ――――それが確かめようかと屈んだ時、 
 ピンクの肉の塊は地面にとけ込むようにして消えた。 
 それは、フラックの舌。 
 これこそが妖魔フラックの頭脳であり心臓であり、中枢だった。  
 本体が無事な限り、フラックは蘇る。だが、それは今ではない。 
 
 一向は、魔神にうち勝ったのである。
662鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 03:00
>659 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

奴の側にいたミノタウロスは、どうやらもう1体の加勢に向かったようだ。
ちらりとそちらを見たが、あの様子ならば2対1でも問題ないだろう。
それに、召喚者を倒せば、奴らも消滅するはず。

JOKERは、好き勝手な事を喚きながらガムシャラに斬りかかってくる。
剣術の心得はないらしい、動きはほとんど素人だ。

「化物女、か。確かに私は人間じゃない。
 だが、自分の心の弱さを電波などのせいにし、罪もない人を殺し続けるお前よりは、
 よほど人間らしく生きているつもりだ!」

奴が斬りつけてきた刀を受け止め、手首をひねると、刀は簡単に奴の手を離れて宙を舞った。

「今まで殺してきた人々の痛み、思い知るがいい!」

とどめの一撃を振り下ろそうとした、その時…!
>660 vsハインケル 
 
「ガッ………!!」 
 
激痛が身体を襲う。痛みを感じる。ならば重傷では無い。顔面に打たれた頭突きは少し利いた。 
が、そんな痛みも不理解な真実の前には霧散した。  
 
地上の神罰代行人……? 
使命……? 
神……? 神だって……!?  
 
――――――――銃声。迫り来る銃弾。 
 
それを、僅かに姿勢を変えて、避ける。肩を銃弾が抉ったが、そんなことはどうでも良い。 
 
馬鹿な……馬鹿な、馬鹿な、馬鹿な!! 
 
「あんた……ここをどこだか知ってんのかっ!?」 
 
ジャガッ、と音を立てて、真紅のジャケットの袖から白銀の拳銃が飛び出る。 
 
「ここは暴力と金が支配する街……ロスだぞっ!?」 
 
S&W M5906を両手に構え、女に銃口を向ける。 
 
「Lost Angels ――――天使なんて、神なんていない街なんだぞっ!!」 
 
銃口が火を噴く。少女の絶叫は、この街のあり方を語る。 
この街に、神は存在してはいけない。……その思いを銃弾に込めて。
>649
VS 片倉優樹

流石だ。そう来なくちゃ楽しめない。
より強く歓喜で顔を歪める。
そこで彼女の発した言葉は信じられない物だった。

「―――捕まえる?僕を?」

言葉を反芻し、鴉のような鋭い声で笑う。
こんどは喜びじゃない。嘲りの笑いだ。
その後振り下ろされた棒を腕で受け止め、笑いを止める。

「・・・冗談のつもりなんだろう?」

そして、ニヤリと笑顔を作り―――
白い、神々しさすら感じさせる異形の姿に『変身』する。

「本気でやらなきゃ―――楽しめないよ!!」

叫び、彼女の頭へと回し蹴りを放つ。
だが、多少手は抜いてある。
この程度で終わってもらっても困るからだ。
665須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 03:16
>662 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

(刀が弾き飛ばされる)
ぐっ・・・畜生、どいつもこいつも俺の邪魔ばかりしやがって!
てめぇも、あの小僧や女も、クソ親父も!!
・・・そうかい、そんなにてめぇは人間らしいのなら・・・

(鈴鹿が刀を振り上げるのを見て“黒い球体”から鈴鹿の友人を引きずり出す)
わかるか?お前さんの大事な大事なご友人だよなぁ・・・
ヒャーッハハハハハ・・・JOKER!!
(オールドメイド発動、鈴鹿の友人が洗脳状態になる)
人間だったら、そう簡単に友達は斬れねぇよなぁ・・・
さあどうするんだ?電波には逆らえないぜぇ!
ヒャハハハハハハハ電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波!!!!!!

(鈴鹿の友人にナイフを持たせる。
「電・・・波、電波、電波電波・・・」と呟きながら彼女は鈴鹿に襲い掛かる!)
>663 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「あん? 寝ぼけた事言ってんねぇ」
 
唇を歪めて、ファントムの放った銃弾へと身を屈めて突っ込んでいく。
その銃弾は、僅かにハインケルの髪を散らしただけだった。
 
「神は自ら助ける者を助く。いないと思い込んでる奴にはいないだろうさ」
 
ハインケルは走る。
 
「信じよ、さすれば救われるってねぇ!」
 
手の拳銃を、ファントムの眉間に突き付けた。
ファントムも、銃口をハインケルの眉間に突き付けた。
 
両者共に、ぴくりとも動かない。
互いの視線が、それぞれの思惑を孕ませながら絡み合う。
だが、どちらも決して退こうなどとは思ってもいない。
ただ、苛烈な意思のみをぶつけ合っていた。
667片倉優樹 ◆YUUKIsi6 :02/02/26 03:39
>664 VSン・ダグバ・ゼバ
 
振り下ろした警棒は嘲笑と共にあっさりと受け止められる。
 
「冗談のつもりなんだろう? 」
青年の顔が笑みを形作り──直後、光に包まれる。
次の瞬間目の前にいたのは、神々しいまでに白い──異形。
 
「本気でやらなきゃ──楽しめないよ!! 」
叫びと共に、側頭部に回し蹴り。
咄嗟に右手を引き、特殊警棒で受け止める。
──が、衝撃を殺すことは出来ず、そのまま数メートルはじき飛ばされ、茂みに突っ込む。
 
「あたしはちっとも楽しくないけどね・・・」
呟きながら、くの字型に曲がった警棒を構え直す。
ふと左手を見ると、まだ缶ビールを握ったままだ。
苦笑して、僅かに残った中身を空け、茂みに投げ棄てる。
 
「本気で行かなきゃならないっていうのは、その通りだね」
言うが早いか、白い異形に向けて再び突進する。
特殊警棒を振り上げる。
だが、これはフェイント。
本命は、筋力増幅(ブースト)した左腕による腹への一撃だ。
668鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 03:41
>665 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

とどめの一撃を振り下ろそうとした、その時…!
JOKERが黒い球体を出現させ、中から一人の人間を引きずり出した。
デパートのトイレで気を失った、私の友人だ。
しまった、いつの間に…!

「電・・・波、電波、電波電波・・・」
そう呟きながら、彼女は手にしたナイフで突きかかってくる。
さっきのサラリーマンと同様に、洗脳したのか。

だが、私は内心安心していた。
正気の彼女を人質にとって迫られたら、私にはおそらく対処のしようがなかったろう。
嬲り殺されるか、彼女に正体を知られるか、二つに一つだったはずだ。

突き出されるナイフをかわしながら、機会を計る。今だ!
伸びきった腕からナイフを叩き落とし、私は友人の身体を抱え込むと、そのままJOKERに向かって突進した。
洗脳が解けたわけではない友人は暴れもがくが、鬼の力の前には問題ではない。
JOKERが黒い球体の中に逃げ込む前に、私の刀は奴の心臓を捉えていた。
669須藤竜也<JOKER>(M):02/02/26 04:00
>668 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER>

(胸に突き刺さった剣を呆然と見つめる)
な・・・んだ?これ、は・・・
・・・畜生・・・畜生、畜生畜生畜生畜生・・・
“向こう側”みてぇなヘマはしねぇはず、だったのに・・・


・・・ヒ、イヒ、ヒャハ!
まだ・・・終わりじゃねぇぞぉ!!
JOKERは死なねぇ!!次はそのオトモダチの番かもなぁ!!
楽しみにしてるんだな!!!!
ヒャッハハッハハハッハハ、ハハ、ハ、ハ・・・

(JOKER、死亡・・・?)
>667
VS 片倉優樹

あまりに軽く吹っ飛んだので、少々やりすぎたかな?と思ってしまった。
再び立ち上がり、向かってくる。
その姿を見て、脳天に雷が落ちたかのような衝撃を感じる。
リントの真似をしていればきっと最高の笑顔になっているんだろうけど、
今は仮面の顔だ。笑顔が見せられなくて残念だ。

「さぁ、やろうよ。出し惜しみなんてする必要は無い。」

向かってくる彼女の方へ僕もゆっくりと歩き出す。
棒が振り上げられる。
だけど、全く見ない。
左腕が狙っている。
棒は騙しでこちらが本命なんだろう、と思った。
だけど、全く見ない。
拳が、腹部にめり込んだ。

たたらを踏み―――内臓からせりあがって来た血を吐く。
これはいい。どう考えてもリントの出せる力じゃあない。
口に残る血の味を感じながらまた、笑う。

「アハハハハハ、最高だ!
君も――――――僕たちの側か!!」

同じ化物である事でまた嬉しくなる。
再び地面を蹴り、接近する。
前のときとはスピードが全く違うけど。
僕は手を刃の形にして、斬りつけた。
671鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 04:28
>669 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> エピローグ

JOKERは倒れた。
それと共に、奴の喚び出したミノタウロスも消滅したようだ。
刀をしまい、雑鬼を喚び戻すと、私は友人─洗脳が解けた際に、気を失ったらしい─を抱えて路地裏を後にした。

奴の最後に言い残した言葉…「JOKERは死なねえ!!」か。
ひどく心に残る言葉だ。もしかして、これは始まりに過ぎないのではないか?
そう考えた時、ふと思い至った事があった。

鞄、どこにおいてきたっけ…?
それに、袖が破けた上にあちこちに焦げ目の付いたこの制服、どうしよう…?

そんな日常的な思いに場所を奪われ、私の危惧はどこかへと消え去っていった………。


───The End…?───
672鈴鹿御前 ◆Y4SUZUKA :02/02/26 04:30
鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> レス番まとめ。

>638 >639 >641 >644 >646 >651 >652
>656 >659 >662 >665 >668 >669 >671

もしかしたら、第2第3のJOKERが現れるかもしれない…?
673片倉優樹 ◆YUUKIsi6 :02/02/26 04:33
>670 VS ン・ダグバ・ゼバ
 
確かに、相手は優樹の狙いに気付いていた。
気付いていて、避けなかった。
優樹の拳が異形の腹に叩きつけられる。
骨が砕ける手応え。
砕けたのは、優樹の左拳。
皮膚が裂け、白くささくれ立った骨と、薄桃色をした肉が露出する。
血液の流れを制御しているので、血は出ない。
痛覚を遮断しているので、痛みもない。
優樹は冷静に考えを巡らせる。
筋力増幅は長時間は使えない。
即座に追い打ちを掛けようと一歩踏み出す。
 
「アハハハハハ、最高だ!
 君も────僕たちの側か!! 」
一足早く動いたのは、白い異形だった。
先ほどとは比べものにならない速度で接近し、手刀を放つ。
 
その手刀を、左腕で真っ向から殴りつける。
みぢみぢと肉の裂ける音。
異形の右手は優樹の左腕を肘の辺りまで割って、止まった。
優樹は筋肉と血管を操作して、喰らい込んだ右腕を拘束する。
そして、今度は右腕を筋力増幅(ブースト)。
特殊警棒を握ったまま、自分の腕が壊れるのも構わず、殴る、殴る、殴る。
>673
VS 片倉優樹

受け止めた、だって?
・・・面白い!益々楽しくなってきた!!
躊躇わずに腕を引き裂き、肉片に―――。
がくん、と腕の勢いが殺される。
―――信じがたい事だった。
彼女は、血管を制御して僕の腕を拘束しているのだ。
何度も拳が繰り出される。

視界が、歪む。
意識が遠のいていく。
・・・違う。
これは純粋な思いだけを残りして、思考が濾過されているのだ。
残る物は、身を焦がすほどの―――――喜び。

「ハ、ハハはハハハHaハHAハ!!」

抑揚がバラバラの声を上げる。
声と同時に右手が折れるのも構わず、力任せに引き抜く。
そして、半ば千切れかかった腕を振って血飛沫で視界を奪う。

そして、前蹴りで吹き飛ばす。
・・・・楽しい。このままこの時間がもっと続けばいいのに。
まだ、笑い声は止まらなかった。
675片倉優樹 ◆RTD6a70w :02/02/26 05:42
>674 VSン・ダグバ・ゼバ
 
相手は腕を引き抜こうとしてくる。
ここで離してしまったら、次に打てる手はほとんど無い。
血管と筋肉が引きちぎられ、血と体液が服を汚すのにも構わず、拘束を続ける。
 
右腕は機械的に拳を繰り出す。
否、もはや手首の先は拳の形を成していない。
肉と骨の塊がへばりついた右腕をひたすら叩きつける。
 
突然、笑い声が上がった。
楽しそうな、心の底から楽しそうな、歓喜に満ちた笑い声。
 
ずるり、と肉と肉が引き剥がされる音。
血飛沫が視界を奪う。
胸に衝撃を感じた。
次に、浮遊感。
再び数メートルほど吹き飛ばされる。
手首から先がないことを思い出したのは、咄嗟に地面に手を突いた後だった。
アスファルトに血と肉が混じった紅い線が残る。
咳き込みそうになるの、呼吸器系を制御して押さえる。
肋骨の何本かは折れ、肺に突き刺さっている。
 
(綺麗に折れてると、直すのが楽なんだけどな・・・)
場違いなことを考えつつ、立ち上がる。
さすがに相手も深手を負ったのか、追撃はない。
ため息を一つ。
 
「そろそろ、やめにしませんか。これ以上やったら、死んじゃいますよ」
返事を期待せずに訊ねてみる。
 
笑い声が、止まった。
瞬間、優樹は反射的に動いていた。
左足で踏み込む。同時に筋力増幅(ブースト)。
アスファルトが大きく抉れ、優樹の身体は弾けるように加速。
ただただ、真っ直ぐな動き。
だが、避けることの出来ないほどの速度で白い異形に迫る。
 
(トリップ判定)
ドライvsラルフ
>630

「・・・・・・・・・・・・ふっ」

炎上する車をしばらく無言で見つめていた銃師が、いきなり声を立てて笑い始めた。

「ふははははははははっ!! 『かくして二人は神の身元に』、と言う訳ですかな!?」

声は次第に大きくなり、荒野に哄笑を響かせる。

「・・・冗談ではありませんな。私の運命は私が決めます」

笑うのをやめ、拳銃を手の中から消し去る銃師。
そして少女に背を向けると、ゆっくりと歩き出した。

「這ってでも帰らせていただきますぞ? 私はまだ、やり残している事がありますからな」

男はその場で振り返ると、少女に向かって右手を差し出して

「貴女は、どうしますかな?」
>676 ドライvsラルフ 
 
今の状況を上手く飲み込めていないのが、ファントム ドライだった。 
真っ白になった頭を必死で回転させ、自分が何をすべきか考える。 
 
――――他のファントムだったら、この状況をどうやって切り抜ける!?
アインならどうする? ツヴァイなら……? 
……が、そんな答えの無いの疑問も、男の問いかけを聞いた瞬間、霧散する。 
 
「――――て、てめえ!! ちょっと待てよっ!!」 
 
何、一人で自己完結していやがるんだ、このおっさんは!? 
 
「あの車どうするんだよっ!? てめえ、ここが何処か分かってんのか!? あぁ?
 最短の宿場でも、100km以上あるんだぜ!? ……って、おい!! 聞いてんのかよ!!」 
 
男が差し出した手を叩き飛ばし。 
少女は混乱した頭を必死で振り絞って、怒鳴り散らす。 
 
「――――良いか。取りあえず、弁償しろ。そして、どうするか考えろ」 
 
少女は美しい翡翠色の瞳で、男を睨む。 
 
「あ、あたしは嫌だからな。歩くのはゴメンだ。というか、そんなことをしたら死んじまう」 
ドライvsラルフ
>677

「意外ですな。亡霊が死を恐れるんですか?」

叩かれたその手をぶらぶらと振りながら、男は少女の言葉を揶揄した。

「弁償ですか? 依頼料を頂いていませんからな。そこから引いておいて下さって結構です」

あるはずのない依頼料を盾に、男はしれっと言い放つ。

「ま、ここで消えるのも貴女の勝手です。・・・ああ、これは返しておきますな」

少女から受け取った水入りのペットボトルを取り出して、少女に向かって投げ返した。
再び少女に背を向けて――――――

「それでは失礼。縁があったらまた会いましょう」

男は当てもなく、歩き出した。
>678 ドライvsラルフ 
 
「――――――――チッ……おい、待てよっ!! 待てったら!!」 
 
男の背中を追いかけ、少女も駆ける。少女は男を理解できない。 
この状況は、決して冗談で済ませられる状況では無いからだ。 
 
「あんた、どうするつもりなんだよ? マジで歩いていくつもりなのか!? ……おいっ!!」 
 
問いかけを無視して、歩を進める男に少女は必死で食い下がる。 
 
この男はなんだ? 何を考えている?  
まったく掴めない。今まで会ったことの無い種類だ。 
街のチンピラとも、クソみたいなマフィアとも、さかしいサイス・マスターとも違う。 
そして、あの男――――――――あたしをこの道に引き込んだあいつとも全然違う。  
 
「あぁ……ちくしょうっ!!」 
 
少女は、少女を無視して歩き続ける男に 
思いっきりペットボトルを投げつけてから、男を追い始める。  
 
「分かったよ。あたしも付いていくよ。……ったく、このおっさん、何考えてんだが……」 
 
黙々と歩き続ける男を、小走りに追いながら、少女は言う。 
 
「良いか? これが終わったら、今度こそあんたを殺すからな? ……って、無視すんじゃねえっ!!」 
 
太陽が照りつける金色の荒野。そこを漠然と突き進む、二人の人影……。  
砂の中に忘れ去られた懐中時計は、荒野に生という秒針を与え続ける―――――――― 
 
         
 
            THE END 
ファントム(ドライ)vsラルフ レス番纏め
>>602-608>>610-619>>622>>625-630>>676-679  
 
ハ、クソ牧師め……。運良く生き延びやがって……。 
良いか? 次はねえからな? この荒野を出たら……って、おい!! 待てよ!!!!
狼鬼VS暗黒騎士ガウザー〜怨念VS知性〜 

>496
 
「なんと…!?」
男は三日月剣の峰を叩き刃の軌道を逸らせた。咄嗟の判断としては上出来だ。
面白い………これほどの相手なら最高の狩りができる!
「貴様は・・・死刑だ!ブラックアウトッ!」
なにやら薀蓄をたれていた男はその声と同時に姿を変えていた。
「なるほど、それがお前の本当の姿か!」
胴薙ぎに斬り付けてくる白刃。三日月剣を合わせ、防ぐ。
「三日月剣!ムーンライトソニック!!」
後ろに飛び退くと同時に一閃!光線が奴めがけて迸る!
 

狼鬼VS暗黒騎士ガウザー
 
>681
 
「三日月剣!ムーンライトソニック!!」
かけ声とともに、恐るべき熱量を持った光波が迫りくる。 
相当な威力を持っているようだ。
 
「飛び道具もあるのか・・・なかなか厄介だな」
黒き狼の放った光を、風圧を浴びつつも紙一重で避ける。
バグンッ!
不気味な爆音を立てて地面が割れ、亀裂が口を開く。
その亀裂が砕けた石を喰らう。
その様を横目で見やり、俺は口を開く。
「ほう・・・恐ろしいな」
 
その言葉とは裏腹に、俺の口調にはまだ余裕が残っていた。
もっとだ、もっと強く。
俺の余裕を消せ。俺の迷いを絶て。
あの女のことなど、考えられないように――――――――ッ!
心中で叫びながら、半ば無意識に俺はヤツに刃を打ち込んでいた。
何度も何度も。
上から、横から、斜めから。執拗に振り下ろしていく。
鋭い金属音が、絶え間なく鳴り響く。
ダークブレードと三日月刀とが、幾たびとなくぶつかり合う音。
俺の刀がことごとく防がれていく音。
 
「全く素晴らしい・・・・・・」
 
思わず感嘆の言葉が漏れる。
 
「だが・・・・・・荒いッ!」
 
ほんのわずかの隙。
それを見極めると、俺はヤツのボディに拳を叩き込んだ。
ダメージを狙ったものではない。
わずかな間合いを作るためのもの。
 
そしてその間合いから・・・俺は一気に飛びかかる。
上段から真っ二つに、黒き狼を裂くために。
 
鈍く重い音。
 
そう、その一撃すらも防がれた音だ。
それに戸惑っている暇はない。むしろ喜ぶべきことではないか。
俺は刀をそのまま、黒き狼の頭上に押しつけていく。
あとは、力比べだ。
 
燦月製薬……
日本におけるイノヴェルチの1大拠点であり、異形の怪物『キメラヴァンプ』を産みだした所でもある。
 
そこの本社工場に襲撃をかける2つの影があった。
爆発音とともに、辺りが炎に包まれる。
燦月製薬に雇われた傭兵達が迎撃に向かうも、次々に返り討ちにあった。
そんな中……
 
 
『た、大変です!』
 
「ふむ、どうしたね、諸井女史? そんなに慌てて……」
 
『し、侵入者です! 詳細は不明ですが……』
 
「ふむ、それで……」
 
『「それで」じゃありません! 相手は化け物です!! 傭兵部隊とキメラヴァンプ数体が瞬殺されたんです!!!」
 
「落ち着きたまえ、ならば、私が指揮を取る。それでいいだろう?」
 
『は、はあ……』
 
「戦争というものはね、チェスと同じだよ、諸井女史。最弱の駒の兵士でも使い様はいくらでもある」
 
ナハツェーラーは不敵に笑いつつ、そう呟く。
 
「無節操に戦力を投入しては勝つ事は出来んよ。まあ、今から、私が見本を見せてやろう」
 
<ルール>
基本的にトリップで進行。
頭文字と末端の文字で判定。
東出立とキャロライン・ネフェシュにHPを設定し、最後まで0にならずたどり着くことができたら、そちらの勝ち。
こちらの描写(トリップ)>そちら(トリップ)>判定(ダメージOR回避描写>キメラヴァンプ撃破描写)の流れで……
そちらのHPはともに12。

・ステージ1(中枢部ビル前)攻撃力3
ワシ型キメラヴァンプ&アリ型キメラヴァンプ
・ステージ2(1階ロビー)攻撃力3
イカ型キメラヴァンプ&蜘蛛型キメラヴァンプ
・ステージ3(プール)攻撃力4
カメ型キメラヴァンプ&サメ型キメラヴァンプ
・ステージ4(実験プラント内)攻撃力4
サソリ型キメラヴァンプ&ヒル型キメラヴァンプ
・ファイナル(実験プラント中枢)攻撃力3
人形使いナハツェーラー
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>683

「なんとまあ、お約束の光景だな」

顔から剥がしたマスクの一枚を飛んでくる銃弾の盾にしながら、スーツ姿の青年は即席の相棒にぼやいた。

「何を言ってるんですか! そんな事を言ってる場合じゃないでしょう!?」

警備員の一人を刃を鈍くした十字剣で殴り倒し、相棒であるところの僧衣姿の少女はそう、答えを返す。

「大体、何故が私の後をついてくるんですか!?」
「サラリーマンは仕事が命」
「これのどこが仕事ですか!?」
「企業スパイに喧嘩売ってきたのは君だろう!?」

口論しながらも手を休めない二人組。
大企業のエージェントである青年と葬式屋の戦闘尼である少女の話は、すれ違った挙句横滑りしている。
V酵素の奪取を狙う青年と、施設の破壊を目論む少女の間には長くて深い溝が横たわっていた。
それはそれとして・・・・・・

「・・・とにかく、目的地は一緒なんですから邪魔しないで下さいね」
「・・・それはこっちの台詞だ」
「・・・・・・何か?」
「・・・・・・んにゃ、別に」

何度目かの合意をみて目の前の敵に向き直る二人。
そこにいたのは・・・
>684
(ステージ1)
(実験プラント中枢部)
ナハツェーラー
「まずは、小手調べといこうか? 屋内では飛行タイプのキメラヴァンプは使えんからな」



(中枢ビル前)
アリ型キメラヴァンプ
「シャアアアアアアアアアア!」
 
アリ型キメラヴァンプは奇声とともに、4本の手に持つ4丁のサブマシンガンを2人に向かって乱射した。
だが、これはおとり。
本命は……
 
ワシ型キメラヴァンプ
「こっちだ。焼夷弾で焼き尽くしてやる!」
 
上空に浮かぶワシ型キメラヴァンプが焼夷弾を何発も2人に向かって投下する!
たちまち、地面が炎の海に……!
 
(攻撃力3 東 HP12 キャロライン HP12)
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>685

「ほいほいほいっと」

ぱぱぱっとマスクを散らして銃弾を防ぎながら、
アリ型キメラヴァンプに接近する青年。

「これでも食らいなさい!!」

隠し持った銃―――殺人酩酊酒『乾坤一擲(ファイナルショット)』入りの水鉄砲で
ワシ型キメラヴァンプを狙撃する少女。

炎の海を駆け抜けながら、二人は一直線にビルへと急ぐ!
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>686 (J>v、E> 7 キメラヴァンプ勝利)

「終了っと。・・・けほ」

腰に差した扇子を引き抜いて広げ、アリ型キメラヴァンプを斜めに寸断する青年。

「エイメン!!」

最低の軍用酒を食らって落ちてきたワシ型キメラヴァンプを十字剣で真っ二つにする少女。

ビルのロビーに転がり込んだ二人は、慌てて服についている炎を消す。

「まったく、ハードだな・・・」
「そんな事言ってる場合じゃないってば!! 前みて前!?」

(東 9/12 キャロライン 9/12)
>686 >687
(ステージ2)
(実験プラント中枢部)
ナハツェーラー
「ふむ、中に侵入してきたか。では、これでどうだ?」



(1階ロビー)
蜘蛛型キメラヴァンプ
「ギュオオオオオオオオオオオオオオ!」
 
突然、天井から東に向かって蜘蛛型キメラヴァンプが刀で斬りかかった!
辛くも、東はかわすも怒涛の連続攻撃が東に襲い掛かる。
袈裟斬り、喉突き、居合斬り……!
 
イカ型キメラヴァンプ
「……………」
 
蜘蛛型キメラヴァンプに気を取られていたキャロラインにイカ型キメラヴァンプの背後からの奇襲!
 
イカ型キメラヴァンプ
「シュコオオオオオオオオオオ!」
 
何本もの触手がキャロラインに向かっていく!
 
(攻撃力3 東 HP9 キャロライン HP9)
割り込み失礼、今スレのインデックス。

>21 久遠美喜 vs ミア・フォーテー
>51 名も無き魔族 VS スレイマン【毒を以て毒を制する闘い】
>56 御神苗優 vs タオ
>86 V.L.(使役中) vs フローズンハーフ
>90 狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>498 遠野志貴の多難な一日(遠野志貴、アルトルージュ、アルクェイド、遠野四季、シエル(M))
>598>599>600 機械大殲
>623 ふみこ・O・V VS 遠野秋葉
>672 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> 
>680 ファントム(ドライ) vs ラルフ
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>688

「これはこれは・・・っと」

すべるように動き回りながら、二枚の扇子で受け流す青年。

「変、態、は、お下がりなさいっ!!」

触手を切り落としながら相手に迫る少女。

異形との戦いは、否応なく二人の体力を消耗させていく・・・。
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>690 (C>k s>c 引き分け)

「チィィィィッ」

かわしきれず、ざっくりとスーツを切り裂かれる青年。

「大丈夫ですか!?」

イカ型キメラヴァンプを膾切りにした少女が、慌てて駆け寄る。

「・・・ぱーす!」

何を思ったのか、いきなりそんな事を言い出す青年。
すばやくその場に身をかがめると、蜘蛛型キメラヴァンプの足を引っ掛けた!

「ちょ、ちょっと!?」

動転しながらも、それを十字剣で出迎える少女。

ごとり

蜘蛛型キメラヴァンプは、綺麗に真っ二つになった。

「で、大丈夫なんですか!?」
「・・・先を急ごう」
「ああ、ちょっと、もう!! 待ちなさい・・・」

(東 6/12 キャロライン 9/12)
>690 >691
(ステージ3)
(プラント中枢部)
諸井
「ホントに大丈夫なんですか?」
 
ナハツェーラー
「諸井女史。そう、慌てても仕方あるまい。効果は上がっているぞ、確実にな」



(プール)
キメラヴァンプの実験用として、使用されているプールに2人はやってきた。
突如、背後から1つの影が2人に襲い掛かる。
2人とも謎の影の体当たりをうけ、プールに叩き落される!
そのまま、影もプールに飛び込む。
 
サメ型キメラヴァンプ
「クアアアアアア!」
 
元々、水中戦なら、圧倒的な強さをほこるサメ型キメラヴァンプ……
まさに「水を得た魚」……
東に向かって鍵爪を振るう!
 
カメ型キメラヴァンプ
「ケケケケケケ……」
 
そして、最初の予定通りに元々、水中に潜んでいたカメ型キメラヴァンプがキャララインに斧を振るう。
水中での動きとは思えない速度で……! 

(攻撃力4 東 6/12 キャロライン 9/12)
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>692

「もがががが・・・・・・」

水中を平泳ぎで泳いで、サメ型キメラヴァンプの一撃をかわす青年。

「ぶくぶくぶくぶく・・・」

突っ込んでくるカメ型キメラヴァンプに手に持つ十字剣を突き出す少女。

いずれにせよ、何とかしてここから脱出しなければ!!
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>693 (H> 5 E>s キメラヴァンプ勝利)

「・・・ぷはっ」
「・・・こふっ」

何とかしてプールから飛び出した二人。
だが、流石に不利な水中戦。二人ともすでにボロボロだ。

「・・・ちょっと下がってて下さいね」
「おい、こら! なにをする気だ!?」

剣呑な表情でくすくすと笑いながら、なにやら取り出す少女。
水の中に入っても壊れていないそれは・・・

「爆着弾!? 何でそんなの物を持ってるんだ!?」
「吹っ飛んじゃえ!!」

ドッカーーーーーン!!!

たちまち起こる閃光と衝撃波。
気付いた時にはすでに、プールは中の水ごと消滅していた。

「ハハハ・・・なかなか過激だね・・・」
「うふっ、さっさと先へ行きましょう♪」

(東 2/12 キャロライン 5/12)
>693 >694
(ステージ4)
(プラント中枢部)
諸井
「もう、あとがありません!」
  
ナハツェーラー
「諸井女史、何をするつもりかね?」
 
諸井
「知れたこと、ここに現存するV酵素を全て持ち出して、脱出します!」
 
ナハツェーラー
「無意味だ。もう、脱出用ヘリは奴等の侵入時にあおりを食らって破壊されているぞ」
 
諸井
「(逆上)あなたが、あなたがっ!? つまらないことを提案するからっ!」
(ナハツェーラーの胸倉につかみかかる) 
 
ナハツェーラー
「はなしたまえ」
(諸井に平手うち。諸井の首が飛ぶ)



(実験プラント内)
2人がプラント内に侵入すると同時に照明が消えた。
元々、キメラヴァンプは夜の眷属。
真の闇でも行動に支障はない。
獲物を狙うEXグレードのキメラヴァンプ2匹の眼が光る! 
 
サソリ型キメラヴァンプ
「キュアアアアアア!」
 
サソリ型キメラヴァンプが奇声をあげ、東に襲い掛かる。
猛毒をもつ尻尾がうなりを上げ、東に……!
 
ヒル型キメラヴァンプ
「クカカカカカ……」
 
パララララとヒル型キメラヴァンプのマシンガンが乾いた音を立て、キャロラインに発射される。
そして、すぐさま、ヒル型キメラヴァンプはマシンガンを捨て、触手をキャロラインに叩きつける!
 
(攻撃力4 東 2/12 キャロライン 5/12)
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>695

「さすがに少々つらいかな、っと。どうしよう?」

サソリ型キメラヴァンプの尻尾の先をミリ単位の見切りで避け続けながら、青年は愚痴を漏らした。

「知らないね。・・・とっとと死にな」

人格が交代したかのように冷酷な声で返答しながらヒル型キメラヴァンプの触手を切り刻む少女。

目的地までは、あと僅か。
>696
(トリップ忘れ。判定はこちらで)
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>696(>697) (K<A g<M 東&キャロライン勝利)

「いや、僕はまだ死にたくない」

尻尾を掴んで投げとばし、さらに切り取った尻尾をサソリ型キメラヴァンプの心臓に突き刺す青年。

「だったらそうするんだね。・・・くたばりな!」

ヒル型キメラヴァンプを十文字に切り裂き、その場でさっと十字を切る少女。

そして・・・

「ここか!?」
「覚悟しな!!」

ついに二人は目的地に辿り着いた。
そこにいたのは・・・
>696 >697 >698
(ファイナルステージ)
(プラント中枢)
 
「……仕方あるまいな」
 
ナハツェーラーは、椅子に座りながら呟いた。
正直、ナハツェーラーは侵入者がここまで強力だとは思いもしなかった。
 
そして、ナハツェーラーのいる中枢部のドアが開いた……



「よく、ここまで来たな。全く、賞讃に値するよ」
 
ナハツェーラーは2人に話し掛ける。
 
「だが、まだ終わりではないぞ。何故なら……」
 
その瞬間、2人の背後から心臓を狙ったナイフが飛んできた!
 
……そう、椅子に座っているナハツェーラーはナハツェーラー自身が催眠術で生み出した幻覚。
本物は2人が部屋に入った瞬間、催眠術をかけると同時に背後にまわり、ナイフを投擲したのだ。
 
(攻撃力3 東 2/12 キャロライン 5/12)
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>699

「なっ!!?」
「しまった!!」

目の前の敵が一瞬で消えうせ、かわりに背後から飛んでくる投げナイフ!!

青年が少女の前に飛び出た。そして扇子を一閃させる!

「一体何を!?」
「いや、何となく――――ね!!」
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>700 (G<B s> . 引き分け、東&キャロライン勝利!)

カン!

青年の扇子は確かに飛んできたナイフを弾き返した―――――少女の方向へ。

「私に当ててどーするんですか!」
「いや、何となくね・・・・・・すまん」

思わず素に戻りかけて怒りを爆発させる少女。しれっと頭を下げる青年。

「そんな事言ってる場合じゃないだろ?」
「・・・そうですね。さて、と・・・」

呆然としている親玉に向かって十字剣を向ける少女。改めて扇子を構え直す青年。
そして・・・

「「・・・OK?」」

二つの刃による旋風が、ナハツェーラー目がけて突っ込んできた。

(東 2/12 キャロライン 2/12)
702導入:02/02/26 19:03
(ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード) 
 
 旅の途中で立ち寄った、とある街でのこと――。 
 場違いな豪華ホテルに騒がしい警察たち、それとやって来たマグダラ修道会の依頼。  
 どれをとっても陳腐そのもの。 
 だけれど、一番陳腐だったのはこの街を騒がせている事件だった。 
  
「近いよ、気をつけて」   
「わかってるわよ!」  
   
 人の気配が消えたホテルの中。寄り添うように進み足音が三つあった。 
 その主たちはゆっくりゆっくりと足をすすめ、一階また一階と徐々に終点へ近づく。
 歩みはようやく、終点へとたどり着こうとしていた。問題のフロア、七階へと。
 
 七階のフロア、すべてを覆い尽くすような死骸、死骸、死骸。  
 首を断たれ腹をえぐられ血を抜かれ、これでもかと残忍に殺してある。  
 あたりはむせ返るほどの血の臭いに染まっていて、壁もあちこちが返り血で汚れていた。  
  
「――――あっ……」 
「アズマリア! しっかりして!」 
 
 その香が一番濃い所。千切れた手足で舗装された廊下の片隅で、  
 そいつはただ悠然と佇んでいた。  
 流れるような金髪、白磁のような肌、血と同じぐらい赤い瞳。  
 伝説に出てくるような、吸血鬼がそこにいた。 
 
「――――無粋だな」  
  
 唐突に、一言。  
 
「悪魔を連れているなど、酷く無粋だ」 
  
 吸血鬼の姿が消える。 
 次に現れたのは、黒髪の少年の背後。 
 吸血鬼はその頭を掴むなり、手頃な窓目掛けて叩き付けた。  
 ガシャン、と鳴った絶望と共にその体が屋外に放り出される。 
 
「クロノ!」 
「クロノさん!」 
 
 少女の悲鳴が、叫びが硬質で寒々しいホテルに響く。  
 その声から逃げるように、少年の体は闇に飲まれていった。 
 
「これでようやく、殺し合いが出来る」 
 
 慌てて距離を取る二人を見下ろしながら、吸血鬼は犬歯を顕わにして笑う。 
 
「違うかな、シスター?」 
 
 外套を広げ、裾を翻す。その両手には異様に鋭い爪が光っていた。 
>702
「違うかな、シスター?」 
 
この重圧感。
間違いない、こいつはヴァンパイアロード!
吸血鬼の王。その名の通り君主(ロード)たるもの。
 
「クロノ、クロノが・・・・・・!」
「大丈夫!あの程度でやられるような奴じゃ無いから!」
 
悲鳴にも近い声をあげるアズマリアを背後に回しながら、私は叫んだ。
しかし・・・・・・・・まいった。
私の武器は大部分がクロノの持っているパックに詰め込んである。
アズマリアにも一応持たせてあるが、それ程多くはない。
裏を返せば、今の私の武装は実に貧弱。
ヴァンパイアロードを相手するにはあまりに分が悪い。
クロノが戻るまでもつか?
・・・・・・否。
クロノが戻るまで待っていたら、その前にやられるのが落ちだろう。
 
 
―――――切り札は一発だけか。
 
 
私は不測の事態のために身につけておいた福音弾(ゴスペル)を思い描いた。
たった一発。
それが私達の命綱。
 
はぅ・・・・
 
私は小さく息を吸う。
確実に仕留められる瞬間までコレは使えない。
それまで、聖火弾(セイクリッド)が持てばいいけど・・・・・・・・・。
 
私は銃口を奴に向ける。
 
「・・・そうね。でも、やられるのはあんたよ!!」
>701
「あっ、ぎゃあああああああ!」
 
まっぷたつにされた挙句に心臓を貫かれ、ナハツェーラーの身体が灰になっていく。
そして、部屋に静寂がだけが残った。
705バンパイア・ロード:02/02/26 20:39
>703 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード) 
  
「・・・そうね。でも、やられるのはあんたよ!!」
 
 気丈にそう言い放つ、シスター。 
 その後ろに隠れる少女も決してロードから目は逸らさない。 

 ――強い娘たちだ。この者たちなら、永遠の命を与えても良いかもしれんな。 
 
「試してみるか」 
 
 何気なく呟く。その言葉に二人の間に緊張が走った。 
 その刹那――――――ロードの爪が浅くシスターの肩口を切り裂く。 
 並の人間では、知覚することも出来ない速度。 
 爪の煌めきが生む残滓だけがその場に留まっていた。 

「どうした、ただ立ち尽くしても始まるまい?」 

 挑発に乗ったのか、シスターが拳銃を立て続けに発砲してきた。 
 それを避けるわけでもなく、ロードは全身で受け止める。 
 体に弾痕が穿かれたが、瞬く間にその傷も塞がった。 
 神聖な力を込めた銃弾でさえ、彼の体には大した影響を与えられない。 
 
「その程度か? このままバラバラになるか?」 
 
 再び、爪が煌めく。 
>666 ドライvsハインケル
 
両者硬直の状態。緊張が身体を石のように堅くさせる。 
互いに、互いの眉間に突きつけた拳銃……。 
 
こちらの残弾数3発。向こうは……多分6〜8発……。 
だが、この距離からでは1発で充分だ。問題は―――― 
 
ただ、無為に時間が過ぎていく……。 
 
……フ、と少女が笑う。 
 
「……オイオイ、このまま一日を過ごす気かよ?」 
 
敵の眉間に押しつける銃口に、更に力を込めて少女は語る。 
 
「ハ、ビビッてんのか? ……良いだろ、あんたに撃つタイミングをくれてやるよ」 
 
そういうと、開いている片手で懐から真鍮の懐中時計を取り出す。 
時計の蓋を開けると、そこからはキリストを想う賛美歌が流れ出る……。 
 
「このオルゴールの音色が止まったら、撃ちな」 
 
少女は、不適な笑みを浮かべる。 
 
――――少女はこの曲を賛美歌などと思っていない。知りもしない。 
少女の中でのこの曲は、死者をあの世に送り出すレクイエム……。 
言うなれば、死者にしか聞こえない魔の音色―――――――― 
 
少女は、グリップを握る手の力を強めた。 
707遠野四季 ◆17thMv4s :02/02/26 21:21
死徒27祖による『聖域』襲撃
ヘルパートVS遠野四季
前々スレ纏め
>90>91>113>118>168>177>198>327>366
(>359>367>442 エンハウンスVSコルゴン 乱入戦)
 
前スレ 
>479-482 
 
クソ、クソ、クソ――――――――クソォっ!! 
 
熱の衝撃が、オレを救ってくれたことは確かだった。だが、この傷はなんだ? 重傷だ。血が止まらない。 
ちくしょう、ちくしょう……!! 痛すぎるじゃないか!! 
 
オレは必死で化け物の拘束から逃れると、木の海に飛び込んだ。  
 
ニゲロ、ニゲロ。ここは逃げろ。オレじゃあいつには叶わない。 
もっと――――もっと、力が必要だ!! だから逃げる!! ……サヨナラだ!! 
 
そして、森の中を駆けようとしたその時。 
彼の前には一匹の悪魔。死神。復讐貴……。 
 
「――――――――エンハウス……」 
 
四季は、記憶の欠片を呼び起こして、その名前を呼ぶ。 
>705 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)

奴が何事か呟く
来るッ!!
私は奴の攻撃を受けるために身構える。私の後で、アズマリアもその体を硬くする。
だが。
 
「痛ぅッ!」
 
次の瞬間、私の肩口を何かが掠めていく。
みれば、服を裂いて肩口から血が滲んでいた。
・・・・・・見えなかった。
奴が何をしたのか、いつ仕掛けてきたのか。
 
 
もし、首を狙われていたら。
 
 
背筋を冷たいものが走る。
 
『どうした、ただ立ち尽くしても始まるまい?』
「ロゼット!!」
 
奴の声と、アズマリアの声に我に返る。
 
「く!!」
 
私は向かってくる奴に向けてトリガーを引く。
もらった!!コレならかわせないッ!!
だが、奴は平然と私に向かって近づいて来た。
炸裂する聖火弾(セイクリッド)が奴の体を抉る。
だが、その穿たれた傷は次の瞬間に再生していく!
 
「冗談!?」
『その程度か? このままバラバラになるか?』
 
奴がその爪を煌めかせる。
来るッ!!
 
「アズマリア!」
「きゃ!!」
 
私はアズマリアを抱えると、横っ飛びに奴と直線軸からはずれる。
しかし。
 
「つぅ?!」
 
遅れた!
奴の爪が、私のふくらはぎのあたりを掠めていく。
足から流れ出る熱い液体。
深い傷ではないが、傷であることに違いはない。
 
「この・・・・・・!!」
 
私は奴をきっと睨み付けると、再びトリガーを引く!!
>657 アーカードVSアベル・ナイトロード
 
 射撃。射撃。射撃。射撃。
 狂ったかのようにただ銃弾を撃ちまくるアーカード。
 狂人のような笑みを浮かべて、彼はただ引き金を引く。
 
 しかし、それを見ても、アベルは恐れも怯えも震えもしない。
 ――化物は、化物を恐れはしない。
 
「仕方ありませんか……」
 アベルは、諦めたように首を一つ振った。
 
「ならば、」
 四方から迫り来る銃弾が直撃し、
 弾かれた。
 アベルの体を護る鎧のごとく、彼の身を漆黒の翼が包んでいる。
 銃弾など、全く歯が立たなかった。
 
「少し、手荒くさせてもらいます!」
 アベルの手には、柄の両端に刃のついた巨大な大鎌が握られていた。
 勢いよく翼を開き、突撃する。風が部屋中に渦巻く中を、ただ駆け抜ける。
 一瞬。
 ただそれだけの時間を以って、黒と黒とはぶつかりあった。
710バンパイア・ロード:02/02/26 22:10
>708  (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)


 再び、聖別された銃弾が体に撃ち込まれた。 
 避けることなく銃弾は体にめり込むが、その力はあまりにも小さい。 
 繰り返し繰り返し、鉛弾が撃ち込まれるものの、命は絶ちきれない。 
 そこまでおぞましく、そこまで圧倒的で、その不死の王は佇んでいた。 
 
「なるほど、さすがだな」 
 
 その意志の強い瞳に。 
 弱気ものを守る心にも。 
 代え難き価値が見て取れた。 
 
 ――ふむ、この娘ならば。 
 
 また、爪を振るう。浅く傷つけ、命を奪わない程度に。 
 手を切り裂き、足を傷つけ、全身を隈無く傷つけた。 
 だが、その目から意志の輝きは消えない。 
 
 ――やはり、な。 
 
 疑念は確信に変わる。この娘はまれに見るほど気高き魂を持っている。
 吸血鬼の身に堕とし、娘に加えるならば、これほど相応しいものも居まい。 
 シスター、と言うのも洒落が効いていて良い。 
 
 攻撃の手を変える。 
 一度手が振るわれれば四つの閃光が走る「攻撃」から、 
 爪を伸ばし麻痺毒を注入する「拘束」に。 
 鋭い爪の一本から、ひたひたと麻痺毒が零れる。 
 
「……抵抗するな。すれば、苦しむぞ?」 
 
 ゆっくりと肩口に向けて、麻痺毒を近づけ――――
711バンパイア・ロード:02/02/26 22:21
>6661 (狂王の試練場――玄室)

 テレポーター……空間を飛び越える装置。これを乗り継いで、幾つもの部屋を越えた先。 
 そこは大きな、扉の前だった。手慣れた要領で扉を蹴破り、一斉に部屋に乗り込む。 
 迷宮の最深部に位置するそこは――とびきり大きな玄室だった。 
 情報が確かであれば、ここには「魔よけ」と呼ばれる”力”を持った遺産が眠っているはずだ。 
 薄暗い部屋の中を明かりが照らし出す。 

 ――――――? 
 誰もが息を呑む、瞬間。 
 
 暗がりが光に切り裂かれると、その奥から気だるそうな表情の青年が現れた。 
 
「何の用だ? 今、ここの主は留守だ。早々に立ち去られよ」 
 
 三人は予断なく、身構える。 
 その青年が明らかに、人とは違う気配を発していたことに気付いたから。 
 
「――――そうか、魔よけを欲する者たちか。これは面白い」 
 
 バンパイア・ロード。
 この迷宮の中央に座する、永劫の命を持つ吸血鬼。
 魔よけを守る、魔術師に仕える古きものどもの王だった。

 気だるそうな表情が一変し、微かな笑みが浮かんだ。 
 手を振りかざすと、光の差し込まない暗がりから幾つもの人影が浮かび上がる。 
 青年以上に白い肌と赤い瞳をした、美しい少女たちが。 
 
「まずは前座と行こう、ためらってくれるなよ?」 
 
 手を無言のまま振り下ろす。 
 それに従い、少女たちは冒険者たちに躍りかかった。 
 長い髪を揺らし、美しい笑顔に凄絶な微笑みを浮かべながら。
712ヤシャ(M):02/02/26 22:39
>711 (狂王の試練場――玄室)

「ためらう? 何をだ?」
 
言葉と共に、剣を振るう。
ヤシャに向かってきていた少女の一人が、崩れおれる。
いつの間にか、首と胴が分かたれて。
 
しかし、少女たちは躊躇無く向かってくる。
そしてまた一閃。
 
今度は腹から二つに裂かれて、鮮血と共に一人が散る。
 
「俺は自分に向かってくるヤツを見逃してやるほどお人好しじゃあ、無い」
 
後ろに向かって尋ねる。
 
「どうする? 俺が全部、斬ろうか?」

言いつつ、まるで無造作にまた一人、斬る。
>710 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)

私の放った一撃は、やはり無駄に終わった。DAM(くそ)!!本当に化け物だわ!
それでも負けるわけにはいかない!
私はなおも奴に向けて聖火弾を打ち込む。
 
 
『なるほど、さすがだな』
 
 
奴が口の端をあげる。
何がおかしいのかはわからないが。
私は奴を睨み付ける。
 
次の瞬間。
 
「あぅッ?!」
 
二の腕を何かが掠める。
 
「つ!」
 
太股が大きく服ごと切り裂かれる。
 
「う・・・っく・・・!」

全身を次々と痛みが襲う。
奴は一瞬のうちに私の全身を傷付けていた。
 
「ロゼット!!」
 
アズマリアが叫ぶ。
 
「平気・・・よ、この程度! 傷は深くないから・・・・!」
 
私は痛みをこらえて奴を睨み付ける。
そう、だ・・・私は負けられない。
諦めるのはヤダ!!足掻いて足掻いて、そして必ず活路を切り開く!!
 
奴はそんな私を見て、ふっとほくそ笑んだ。何かやる気ね・・・・・・。
 
次の瞬間、奴の爪がつっと伸びる。
 
『……抵抗するな。すれば、苦しむぞ?』
 
は・・・冗談じゃない。
 
「抵抗するなって言われてね、抵抗しない奴なんて居ないのよ!」
 
私は近づいてきた奴の額に銃を突きつけ、その眉間を打ち抜く!!
>706 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「……は、古風な趣味だねぇ」
 
 
我に来よと主は今 優しく呼び給う
などて愛の光を 避けてさまよう
 
帰れや、我が家に 帰れや、と主は今呼び給う
 
疲れ果てし旅人 重荷を下ろして
来たり憩え、我が主の 愛のみもとに
 
迷う子らの帰るを 主は今待ち給う
罪も咎(とが)もあるまま 来たりひれ伏せ
 
 
メロディに合わせて口ずさみながら、その時を待つ。
来る時を見つめて、銃を握る手が僅かに汗ばんだ。
>714 vsハインケル 
 
この女は、人を殺している。 
あたしと同類。 
だが、何かが違う。 
そう、何かが―――――――― 
 
「――――あんた、どうして武器を持っているんだ?」 
 
食べ物には困らない。 
着る物も別段、不足していない。 
寝る場所もある。 
レイプも、殺される心配も無い。 
家族も、信じられる人もいる。 
毎日、当たり前のように目覚められる。 
 
なのに――――――――なぜ? なぜ!? 
 
「あんた……何者だよ!? 自分から望んで、こんな泥沼に入るのかよ?」 
 
オルゴールの音色は、絶え間なく響く……。 
716御神苗優:02/02/26 23:14
>711 (狂王の試練場――玄室)
玄室に居たのは、気だるげな青年貴族風の男だった。
しかし、その肌は白いを取り越して青白く、唇は紅よりも赤かったが。
  
 
「何の用だ? 今、ここの主は留守だ。早々に立ち去られよ」 
 
ただ、そう言葉を発しただけだった。
にも拘らず、なんでここまで震えが走る?
俺は思わず身構えた。他の奴も気配で身構えたのがわかる。
 
「――――そうか、魔よけを欲する者たちか。これは面白い」 
 
退屈しのぎが出来る、とでも考えたのか、奴は妖艶な笑みを浮かべた。
その笑みはまさしく、夜魔の一族の頂点に立つに相応しい、禍々しさだった。
 
「まずは前座と行こう、ためらってくれるなよ?」 
 
奴は手で合図をするとそこで思い思いに遊んでいた少女達が突然に立ち上がると、
鋭く伸びた犬歯を光らせ踊りかかってきた!!

ヤシャが真っ先に動いた。
 
「ためらう?何をだい?」
 
奴は踊るように少女達を斬っていく。なんの躊躇いもなく。
斬られた少女達は苦しみ、悶えながら灰になっていく。
 
「どうする、僕が全部斬ろうか?」
 
そんな余裕の声さえ上げるヤシャ。
俺はそれを止めた。
 
「これでわかったろ?これ以上は無駄だ。さぁ、真打さんに登場してもらおうか!!」 
 
俺は手にしたアサルトライフルを奴に向かって打ち込んだ。
頭に二発、心臓に二発、右肩に二発、左肩に二発。
撃ち終わった瞬間、すぐに俺は銃弾を追いかけるように跳躍した!! 
逃げても逃げなくてもダメージ大きいぜ!? 
 
717バンパイア・ロード:02/02/26 23:23
>713  (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)

 眉間が打ち抜かれる。額から血が溢れ、体がぐらりと揺れた。  
 脳を砕かれ血が目に入り、一瞬だが視界が無くなる。 
 油断した? 
 いや、むしろ期待していた。こうして足掻いてくれることを。 
 混濁する意識が晴れるまでの数瞬の間、ロードは心の中で笑っていた。 
 
 鮮明に映し出されたシスターの顔を見るまでは。 
 
 近い! 
 一瞬、爪を伸ばそうかとためらう。だが切り裂けばそこまで。 
 この娘を吸血することは適わない。眷属に加えることも。 
 躊躇いが脳裏を駆け巡る。判断を鈍らせる。 
 
 そして爪は――――――伸びなかった。 

 ぎりぎりの所で、爪の伸びていない腕で少女の肩を掴む。
 だが、それだけでも十分だった。 
 触れた皮膚と皮膚――そこから力が急速に流れ込んでくる。 
『吸精―エナジードレイン―』
 力を奪い取り、経験を失わせる魔力。 
 その力がシスターの体を駆け巡った。 
 
 力無く突進は止まる。そう、後は――――――。
>675
VS 片倉優樹

真っ白な意識。
視界はぐにゃぐにゃに歪み、もう彼女の姿を見ることすら難しい。

地面を蹴った音と風を切る音で彼女がこちらへと突進して来ている事を認識する。
―――迫る死の予感に寒気と、熱気を感じる。

「――――。」

笑おうと思ったけど、血を吐くことしか出来なかった。
自分でも不思議な程滑らかに腕が上がる。
彼女に手をかざし、自然と口から言葉が紡がれる。

『ガジョバサ ダンギバダダジョ(さよなら、楽しかったよ)。』

手の向こうにある目標に精神を集中する。
炎を超えた、白い光の向こうへ彼女を葬るために。

(トリップ判定)
>711>712>716
(狂王の試練場――玄室)
 
「――――ありゃ。お見事」
 
 ぼんやりと呟く。連続で切り捨てられたドラキュリーナ達を見下ろしながら、
手にしたリボルバー拳銃を所在なさげに玩ぶ。
 
 瞬間、御神苗は一声叫ぶと、手にしていたアサルトライフルを連続で発砲。
閉鎖された室内に銃声が木霊し、聴覚を一時的に麻痺させた。
 
 それに追従手売るように、俺も目の前の男――時代掛かった貴族のような
風貌だ――に向けて、スタッフを構える。横から回り込むように走りながら、
操桿を引き、無音詠唱――
 
 と、その時だった。発砲を終えた御神苗が、発射した銃弾を負うように跳躍。
一気に男との距離を詰める。

「な――――!」
 
 思わず、絶句。距離が近すぎる。これでは――

(魔法が撃てない!)
 
 スタッフの先端を逸らし、その場に立ち止まる。僅か一瞬の躊躇――――
>715 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
オルゴールは鳴り続ける。
果たして、この女は曲の意味を理解しているのか否か。
ファントムの言葉に、一瞬そんな思考が浮かんだ。
 
「この身は神に捧げた。私は神の為に武器を取り、神の為に殺す」
 
オルゴールは鳴り続ける。
 
「それだけだ。理由なんて必要ない」
 
オルゴールは鳴り続ける。
 
「あぁ、それと自分だけが不幸でございって面は止めな、虫酸が走る」
 
オルゴールは鳴り続ける。
 
「アンタは今の自分に納得してるのか?」
 
オルゴールは鳴り続ける。
 
「人は記憶の彼方、遙か遠い日、心に負った小さな傷を庇う為に武器を取る」
 
オルゴールは鳴り続ける。
 
「今のアンタは、微笑みながら逝けるのかい?」
>717 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)

コレで終わるとは思っていない。
要は時間稼ぎがしたかった。
 
私はアズマリアに目配せすると、『あるモノ』を手渡す。
 
彼女はそれを見ると、私が何をしようとしているのかわかったようだ。
大きくうなずくと準備に取りかかる。
私は、手に持っていた銃に福音弾(ゴスペル)をセットする。
 
コレが失敗したら終わりね・・・・・・。
 
これは賭だ。
奴の出方が少しでも狂えば、失敗する。
 
「・・・決めるわよ!」
 
私は傷の痛みをこらえながら、体勢を崩している奴に向かって一気に駆け寄った!!
次の瞬間、奴が私を睨み付ける。
そして・・・・!
 
「・・・ふ・・・ぅ・・・っ!!」
 
奴の腕が私の体を掴む。
エナジードレイン。
相手の力を奪い取るヴァンパイアロードがもつ力。
 
力が・・・うまく・・・入らない・・・。
 
傷の痛みと相まって、私はくたりとその場にへたり込む。
奴は、私のそんな姿を見下ろすと、ゆっくりと私の首筋に口を近づけてきた・・・
 
 
『私の狙い通り』に!!
 
 
「アズマリア!!今!!」
 
私の声に合わせて、奴を中心に天使級結界(エンジェルス)が展開される。
コレを狙っていた!
動けなくなれば、当て放題。
おまけに、再生能力も多少なりとも押さえられる!!
 
「・・・わかっ・・・た?・・・・・・人間をあんまりなめないことよ・・・・・・!」
 
私は奴に向かってにやりと笑って見せた!
722バンパイア・ロード:02/02/27 00:04
>719 (狂王の試練場――玄室)

 娘たちは、それこそ一瞬で蹴散らされた。 
 今や少年が一人、ライフルを放ちながらこちらに向かってきている。 

「さすがはここまで来た人間たち、と言うことか」 
 
 何処か自嘲気味に、ロード
 ライフル弾が唸りをあげて迫る。 
 それと重なるように少年もまた、飛び掛かってきた。 
 
 それを目にするとロードは、音もなく跳び上がる。
 羽が舞うように宙へ浮き、銃弾も少年も足下に通した。 

「――――まだだな、この程度では」 
 
 信じがたいほどの高さで留まったまま、聞き慣れない言葉を唱え上げる。 
 ――――魔法。異質な力の総称。 
 三人を眼下に納めたまま、ロードは魔法を解き放った。 
  
 ――マダルト――
 
 玄室全体に氷の膜が張るほどの冷気が生まれる。 
 娘たちの死骸も凍てつかせ、辺り一帯を零下の吹雪に包み込んだ。 
>720 vsハインケル 
 
怒りは自制を失わせる。彼女の怒りは頂点へと達していた。 
 
何も知らないくせに。何も分からないくせに。 
何も理解しようとしないくせに。何も救え無いくせに……。 
 
黙れ。黙れ。黙れ。 
 
「――――うるせぇっ!! てめえに何が分かるってんだ!!」 
 
怒声とともに繰り出すは、真鍮の輝きを握った拳。 
銃に意識を回していた敵の腹に、その拳を沈める。 
 
女がよろめくその瞬間、彼女を蹴り飛ばし、間合いを取る。 
蹴りの反動で、自らもバック転。更に間合いを確保。 
 
ドライは、怒りに身を任せ力を得る。今までそうして生きてきた。そしてこれからも……。  
 
「あんた、あたしを知ってんのか!? 赤の他人が――――説教なんてくれるんじゃねえっ!!」 
 
こいつは駄目だ。あいつの敵だ。人を殺して平然としている。 
こんなんじゃ……レイジが可哀相だ――――!! 
 
バック転から姿勢を整えるのと、女が自分を捕捉するのは同時。 
S&Wはとうに投げ捨て、今、両手に収まっているのはベレッタM93R 
フルオート拳銃の掃射、女を襲う。 
 
「……死ねっ!! てめえは駄目だ!! てめえはもうお終いだぁ!!」 
 
渾身の絶叫が、倉庫を包む。 
724ヤシャ(M):02/02/27 00:22
>722 (狂王の試練場――玄室)

凍てつくほどの冷気。
 
「くっ、魔法・・・か・・・」

全身を冷気が襲う。
抗うすべとて無い。このままでは、死ぬ・・・?
 
 
ふと、思い出す。
 
『現象の結果を変えるのは人の意志の力だ!』
 
(ガゴゼ・・・いや・・・親父)

そう、自分はそれを体現したのではなかったのか。
現象すらねじ曲げる意志の力。
生存不能を生き延びた己の力。
 
 
「お、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
 
 
己の意志を叫びとして、吠える。
全身から、不可視の波動が迸る。
 
冷気すらも弾け飛ばすほどの波動が、玄室に奔った。
725バンパイア・ロード:02/02/27 00:30
>721 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)

「アズマリア!!今!!」

 その声に合わせ、幾重もの結界がロードの体を覆った。 
 
 ――――なんだこれは。
 ――――天使、異形の力か? 
 
 慣れない異質な力が幾重にも幾重にも重なり、体から自由を根こそぎ奪い取った。 
 手が足が指先が、絡みつく力場に押さえ込まれ感覚を奪われる。 
 体系の違う異形のモノどもの力、今のロードでは防ぎきれるものではなかった。 
 
 ――――しかも、目の前の娘は何か切り札を持っている。
 
 吸精を受けても消えない瞳がそう物語っていた。 
 唯一自由になるのは、少女を掴む手とその爪。 
 
 少々惜しいが、ここで滅びるわけには行かない。 
 指先に、微かな力を灯す。 
 爪が光の勢いをもって、少女の体を貫くように伸びた。 
 
 後は辛うじて動く手で、投げ捨てる。 
 
 結界も時期に解ける。それをただ、待つだけで良い。 
 体の感覚を奪い続ける結界と、怯える少女を睨みながら、ロードはただ立ち尽くした
726御神苗優:02/02/27 00:31
>722(狂王の試練場――玄室)
「さすがはここまで来た人間たち、と言うことか」 
 
奴は、自分の手下の吸血鬼がやられたのにも、あまり反応がなかった。
唯一の反応といえば、口調がどこか自嘲気味だったくらいだ。
んなことはどうでもいい。
俺は目の前の敵を叩き潰すだけだ。
 
奴に俺の撃ち込んだ弾が走り、それを追うように俺も突っ込む。
だが、それは空振りに終わった。
 
「――――まだだな、この程度では」 
 
奴は重力を無視するように宙に浮かびやがった!!
そのまま、玄室の宙高くに浮遊し、俺たちを見下ろす。
  
奴は俺たちに向けて静かに手を下ろした。
その途端に、凄まじい冷気が玄室内を駆け巡った!! 
 
「く、魔法かよ!!」
 
俺は咄嗟に顔の前で腕をクロスさせ、冷気を防ぐ。
体のほうはA・Mスーツがあるからいいものの、生身の頭をやられたらまずい。
 
それでも、スーツの表面が凍り始める。なんつう冷気だ。
冷気はやがて止んだ。俺はゆっくりと目を開ける。
そして、スーツの能力を開放した!! 
一気に体が膨れ上がり、体に纏わりついていた氷を一気に粉砕する。
 
「この程度でくたばるほど、ヤワな鍛え方はしてねぇんだよ!!」
 
俺は奴に向かって吼えた。
727夏柳三十朗(M):02/02/27 00:43
夏柳三十朗(M)vsブレイド 導入

大都会ニューヨークの片隅の倉庫に、一人の怪人物がたたずんでいた。

三つ揃いの黒服に白いシャツ、ボウタイにテンガロンハットという西部劇に
登場する葬儀屋然としたファッションに身を包んだ巨漢である。

手にしているのはレバー・アクションライフルの傑作――ウィンチェスタ―73
西部開拓時代に活躍した連発式ライフルであるが、この男が持つとオモチャの
ように貧弱に見える。

彼の名は夏柳三十郎――通称ポーキー、闇の世界に悪名高い殺し屋ファミリー
「緋の天使」の三男である。彼は闇の組織に「デイウォーカー」と呼ばれる
吸血殲鬼ブレイド抹殺の依頼を受け、ブレイドの知人の医師カレンを人質に
この倉庫に呼び出したブレイドを待っているのだ。

三十朗の退屈交じりの鼻歌が止まった。倉庫の入り口に立つ、全身から闘気
を漂わせた黒い戦士を見出したのである。

「お姫様を救い出せるかい、王子様?」軽口とともに、三十朗は
ウィンチェスタ―をブレイドにむけ発砲した。

Let,s mortal combat begin!!


728ブレイド:02/02/27 00:47
>676 vs夏柳 
 
ブレイド。デイウォーカー。昼歩く者。 
彼を知っているものなら、彼の恐ろしさも知っているはずだ。 
彼を怒らしてはいけない。それは、死をも超える恐怖。  
 
神祖と化したフロストを殲滅してから数ヶ月。 
「吸血鬼最強」の名は、彼にこそ相応しいであろう。 

そんな彼に、自分から刃向かう吸血鬼はいない。そう――――吸血鬼はいないはずだ。 
 
相手の発砲を確認。……頭を僅かにずらし、銃弾を紙一重で避わす。 
 
ブレイドは静かに語る。  
 
「カレンはどこだ?」 
 
人質を取られている。迂闊には動けない。 
人質……下衆め。下衆過ぎる。 
 
ブレイドは、サングラスの奧の瞳に、怒りの炎を燃やした。
729片倉優樹 ◆RTD6a70w :02/02/27 00:47
>718 VSン・ダグバ・ゼバ
 
白い異形は腕をかざし、何事かを呟いた。
その声は優樹の意識には届かない。
一足飛びで、脇を抜ける。
相手の斜め後方で、左足を軸に身体を回転させる。
異常な負荷が掛かった足首が嫌な音を立ててねじ曲がるが、無視。
振り返る反動を利用して、首筋に爪先を叩き込む。
白い異形は顔面から地面に崩れ落ちた。
同時に、優樹もバランスを失って転倒する。
 
しばしの静寂。
優樹は倒れたまま可聴域を広げて、心音を確認する。
 
(よかった、生きてるね・・・)
安堵のため息をもらす。
だが、いつまた起きあがるかも分からない。
筋力増幅の副作用で痙攣する腕と足に力を入れ、危なっかしく立ち上がる。
 
(早く浦さんに連絡しなきゃ・・・)
しかし、潰れた腕ではポケットから携帯電話を取り出すことさえ出来ない。
しばし悩んで、大通りに出る途中で見かけた公衆電話を思い出す。
あれならば、この腕でも何とか連絡できるだろう。
 
「あたしが戻ってくるまで、目を醒まさないでね・・・」
優樹は、ぴくりとも動かない白い異形に向けてそう言い置き、よろめきながらその場を離れた。
>723 ハインケルVSファントム(ドライ)
 
「……ちっ、キレやがった」
 
打撃のダメージに片膝を付きながら、ハインケルはファントムを見やった。
 
怒りというモノは、往々にして目を曇らせる。
それは、油断に繋がり、敗北へと繋がるモノだ。
だから、ファントムが叫んだ瞬間、ハインケルは勝機だと思った。
 
だが、この女は。
ファントムを冠する目の前の女は、間違いなく怒りを糧にしていた。
怒りにまかせながら、立て続けに打撃を放つ。
怒りにまかせながら、正確に射撃する。
 
かわそうとするハインケル。
その行為の正否を分けたのは、痛む足だった。
先刻、ファントムの突撃銃に貫かれた足がズキリと痛んで、バランスが崩れる。
 
「……クソッ!」
 
必死に体を捻るが、かわしきれない。
かがみ込み、両腕を交差して頭部をはじめとする急所を守る事に専念した。
 
肩に、腕に、脇腹に銃弾が突き刺さる。
サングラスが弾け飛び、こめかみから血が舞い散る。
たまらず、辺りを血に染めながら地面に倒れた。
 
「くぅっ……!」
 
致命傷ではない、が、当分動けない。
それに、出血も酷い。
このまま放っておけば、いずれ失血死に至るだろう。
 
ギリッと、歯ぎしりをする音が鳴った。
731サウジーネ:02/02/27 01:04
>624
「……うわ、当たったらマジで死にます!」
 
そんなあわてふためくサウジーネの足元に何故か、バナナの皮が……
 
ステーン!
 
「あいたたたたた……」
 
転んだ拍子に運良く攻撃を回避したようだ。
セリオは派手に本棚に激突し、そのまま、本の山に埋もれた……
 
「逃げるなら、今のうちです!」
 
フッとサウジーネの姿が消える。



今度は、大理石の廊下に逃げてきた。
ここの一角には、サウジーネが作り上げたゴーレムがある。
 
「これなら勝てます!」
 
サウジーネは物陰から、プロポでゴーレムを操り始める。
 
「ふふ、さあ、必殺技の火炎放射なり何なりかましてください」
 
サウジーネは不敵な顔でそう呟く。
 
「こういう時は序盤に必殺技を出した方が負けるんです。おやくそくです、ふふふ」
>725 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)
 
捕らえた!!
私は銃口を奴へと向ける。
 
・・・・・・どす・・・・・・!
 
え?
最初、何が起こったのかわからなかった。
 
「きゃぁぁぁぁぁ?!」
 
アズマリアの悲鳴。
次の瞬間、激しい激痛が胸に襲いかかる。
伸びた奴の爪が、私の胸を貫いていたのだ。
 
「がふ!?」
 
肺から、血が逆流してくる。
心臓をはずれたのは幸い・・・か?
 
とはいえ、流れ出る血は肺を浸していく。
・・・・このままでは・・・・死ぬ・・・・・・?
・・・・・・・死ぬ?
いや・・・だ・・・。そんなのは・・・・いやだ!!
死にたくない!死にたくないよぉ!!
 
「ロゼット、ロゼット!!」
 
アズマリアが私に駆け寄ってくる。
・・・・・・・。
虚ろな瞳でアズマリアを、そして奴を見据える。奴が結界をふりほどくも時間の問題。
ここで・・・私が倒れれば、つぎは・・・・・・。
逃げ出したい、助かりたい。そんな感情は、アズマリアを見た瞬間に吹き飛んでいた。
アズマリアに、ヨシュアの姿が重なる。・・・助ける・・・アズマリアもヨシュアも両方とも!!
 
「アズ・・・ぐ・・マリア・・・聞いて。 標準が・・・うまく・・・・合わせられない・・・・。貴女が・・・・・が・・・・お願い・・・・。」
「で、でも。」
「いいか・・・ら・・・・・・! トリガーを引くのは・・・わた・・ぐッ・・し・・・! 手を貸して・・・・・・。」
「・・・・うん。」
 
アズマリアの手が、私の手に添えられる。血の気が失われた指先に、彼女のぬくもりが伝わってくる。
 
「準・・・備はいい・・・!?」
「はいッ!!」
 
霞んだ視界にもかかわらず、彼女が真剣な表情をしているのがわかる。
いける・・これ・・なら!!
 
「狼の牙に・・・休息を!彷徨・・・える魂に・・・安息を!そして・・・悪魔に・・・・死・・・の鉄槌をッ!!」
 
奴が結界をふりほどくと同時に、トリガーにかかった指が引かれる!
 
『『AMEN!!』』
 
私とアズマリアの声が唱和し、福音弾が奴へと向かっていく。
はは・・・もう・・・げん・・・か・・・・い・・・・・。
私は、その結果をみることなく倒れた。
733夏柳三十朗(M):02/02/27 01:20
>727>728vsブレイド

「そうおこるなって、ニガ―とヴァンパイアのあいのこ」

露骨な蔑称とともに、三十朗は倉庫の片隅からカレンを引きずり出しブレイド
の方に突き飛ばした。

あまりにもあっさりとした人質の解放にとまどったようなブレイドの眼が、
ふいに厳しくなった。彼女のほそい首を二つの手がしめあげている!!

「『オッタモール氏の手』さ」憤怒に燃えるブレイドを嘲笑するかのように
三十朗が言った。

「パリで悪名をとどろかせた絞殺魔オッタモールの手を切り
落とし、魔術的処置を加えたモンだ。俺の脳波に同調してそいつは動く、その
女を助けたきゃ、その女がくびり殺される前に俺を倒すこったな」
>729
VS 片倉優樹

―――――決着は、あっけない物だった。
あそこからさらに加速したのだろうか?
ぼんやりとした人影は突如として視界から消え去った。
目標を失い、掌に集中していた力は放たれる事無く拡散して行く。

刹那、後頭部に鈍い衝撃。
―――――僕の意識は、そこで途切れた。


倒れた時そのままで、目覚める。
もう姿は白い異形では無くなっている。
・・・力を使い切ってしまったようだ。
彼女を探すべく、辺りを見回してみたけれど何処にも居ない。
どうやら、トドメを刺さずに行ってしまったらしい。

「ハ、ハハハハ―――僕の、負けか。」

ふらり、と立ち上がる。
腕と、ボロボロの内臓が敗北の痛みを教える。
遊戯(ゲゲル)には勝ちか―――負けか。それだけしか存在しない。
・・・そして、用済みの敗者は速やかに退場しなければならない。

掌に力を集束し、自分の胸に当てる。
放たれた力は僕の体を白光で包み焼き尽くしていく。
ああ、彼女へのメッセージはちゃんと書けただろうか―――。
多少、心残りはあったが仕方無い。
自分は敗者なのだから。


数秒後。
そこにはただ灰と、血で書かれたメッセージだけが残されていた。
「き み の か ち だ 」と。
>730 vsハインケル 
 
火薬の匂いが、彼女の怒りを紛らわす。 
硝煙が晴れたそこには、冷たい床にひれ伏す狂信者。 
 
血が流れている。女は倒れている。だが、まだ生きている。 
トドメを――――トドメを刺さなければ。  
 
撃ち尽くしたベレッタを捨て、腰に刺したパイソンを引き抜く。 
 
――――どうして、どうしてこいつはこんなに強いんだろう―――― 
 
信じるものがいれば、そんなに強くなれるのか? 
カミサマとやらは、そんなに心強い奴なのか? 
 
少女の胸に、興味という華が咲く。 
それは、キャルという小悪魔を目覚めさせるのには、充分な餌だ。 
 
少女は、瀕死の女に駆け寄り、こめかみに銃を突き付ける。 
そして、不適な笑みを浮かばせながら、女に言い放つ。 
 
「オイ、ローマって、良いところなのか?」 
 
あたしを――――あたしをそこへ連れて行く気は無いか? 
見てみたいんだ、カミサマとやらをさ……。 
 
少女の誘い、神の使徒はどう答えるか。それはまた別の話。 
だが、少女の頭は、既にローマ旅行のことで一杯だった。 
>37>42-44>47>49>52-54>642>643>647>654 
>660>663>666>706>714-715>720>723>730>735  
 
あたしとハインケルとやらのレス番まとめだ。 
……まあ、あたしの勝ちって奴だな。へへ。
>731
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

偶然にもバナナの皮で難を逃れたサウジーネ。
そのためセリオはそのままのスピードで本棚に直撃した。
「こるぁ!避けるなぁ!ってあああっ!」

ドサドサドサ!
轟音とともに本の雨に飲み込まれる。

…しばし経った後、うずたかい本の山が一瞬にして四散する。
中心には黄金の電気騎士。
「……あんのアマ……絶対にシバく。」

「あいつの居場所は…………」
センサーを駆使し居場所を探る。
「いた……ここね!………テレポートッ!」
瞬間、セリオがポンッ!という音とともに編集が入ったかのように消える。

こちら大理石の廊下前。

「………っと到着!」
再び編集したかのように出現するセリオ。
すると目の前にはゴーレムが一体……
「あ…やば…」
繰り出された拳を難なくかわす。
するとなにやらアンテナらしき物が頭の上についている。

「え……ラジコン!?………と言うことは。」
「ふふふ…良いこと考えちゃった……電波送信!」
耳のセンサーから見えるはずのない電波が飛び出しゴーレムの頭のアンテナに収束する。

するとゴーレムは突然サウジーネの方向を向く。
…しかも敵意すら持ち合わせているようだ。
「いけ!ゴーレム君!…サウジーネをたたきつぶすのよ!」
『ま。』
>636 >637 >649 >653 >658 >664 >667 >670 >673 >674 >675 >718 >729 >734

レス番まとめだよ。
・・・いい相手だったね。楽しく遊べたよ。
739ブレイド:02/02/27 01:42
>733 vs夏柳 
 
ブレイドは怒った。彼の怒りは沈黙。もう、誰も彼を止められ無い。  
カウボーイが、何を考えているのか。狙いは何なのか。 
そんなものは、もうどうでも良い。 
 
         全殺しだ。 
 
over kill など、馬鹿相手には無用の単語。馬鹿はしななきゃ直らない。  
ならば、殺し尽くしても、殺しすぎだということは無いだろう。 
 
馬鹿が何かほざいている――――――――――――黙れ。 
 
相手が、下衆な高説をほざき終える前に、腰のハンドマシンガンを抜き放つ。 
片手にカレンを抱きかかえたまま、狙いも定めずに引き金を絞る。 
 
秒間50発の銃弾が、馬鹿を襲う。 
コンクリートの地面が、倉庫のコンテナが火花をあげて弾け跳ぶ。 
だが、ブレイドは止まらない。もう、殺し尽くすまで止まらない。 
740サウジーネ:02/02/27 01:49
>737
 
ゴーレムがサウジーネに向かって、進撃する。
 
「うわっ! ひ、卑怯ですよ。それを作るのに、どれだけ……!」
 
最後まで言葉を述べることなくゴーレムに踏まれるサウジーネ。
紙のようにペラペラになる。
 
「……ギャグじゃなかったら、死んでます」
 
紙のようにペラペラになりながら、サウジーネは考える。
一発逆転の手を……
 
ポクポクポク……
チーン!
 
フッとサウジーネの姿が消える。



時計塔内部に転移する。
ここには、マリオネットの貯蔵庫がある。
 
其の中のひとつを魔力であるものにかえる。
 
「さて、私の切り札になってもらいます」



時計塔にセリオがやってきた。
時計塔の最上階からサウジーネは不敵にセリオに告げる。
 
「そこまでです! これが何か分かりますか?」
 
そう、そこには来栖川芹香の姿があった!
 
「さあ、この人の命が惜しくば……、ダイ・アモンにハァハァしなさい!」
>722>724>726
(狂王の試練場――玄室)
 
 一瞬の躊躇。
 それが、まさに命取りとなった。
 
 いつしか宙に浮かび上がっていた男の口元から零れるのは、生まれてこの方、
一度として聞いたことのない言葉だ。

「―――これは―――」
 
 それが高まって来るに連れ、左腕に組み込まれた計測器――簡易魔力計の針
が、狂ったように左右に振れ始める。魔法発動に伴う、イマジネーション・バースト
の波動を検知している―――!
 
「ちっ―――!」
 
 即座にスタッフの解放桿を操作。構築されていた魔法回路をキャンセル。脳内に
構築されていた魔法回路がゆっくりと霧散していくのを感じながら、間髪入れずに
再びスタッフを操作。
 
 瞬間、相手の魔法が発動。玄室全体に炸裂した魔力は、猛烈な冷気となって辺り
一面に展開する。
 
 だが――――
 
「―――イグジストッ!」
 
 <デフィレイド>発動。1デュラピッド消費。正面に、魔力によって生み出された力場
平面が展開。それはこちらの全身を包み込むように展開すると、迫る冷気を、直前で
足止めする。その展開時間、約20秒。

 周囲から、モールド越しに猛烈な冷気が伝わってくるが――消してそれは、耐えら
れないほどではない。

 魔法の展開限界と同時、発動していた魔力の嵐は消滅する。床全体に貼り付いた
氷を踏み砕くように走り出しながら、俺は牽制の銃撃を放つ。

 なんの効果もない45マグナム弾だ。反動を手首で器用に逃がしながら、一発、二発、
三発。
 
 連続して轟く銃声が、玄室に木霊する。
 その間に、右手に携えたスタッフを操作。呪文変更、無音詠唱。そして――

「――――イグジストッ!」
 
 撃発音声。<ブラスト>発動。
 男の体内を発現点に設定された魔法が、瞬く間にその効果を顕現――!
>740
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

サウジーネが何やら言っている。
「うわっ! ひ、卑怯ですよ。それを作るのに、どれだけ……!」
卑怯者の代表格にそんなこと言われてモナー(w

話が終わりきらない内に私は無慈悲にゴーレム君に命令を下す。
「ゴーレム君!踏みつけだ!」
『ま”。』
虫のようにあっけなく踏みつぶされるサウジーネ。

ゴーレム君の足がどけられるとまるでアメリカアニメのようにぺらぺらになって出てくる。
「……珍空間!?」
…もしかしてここは珍祖スレ?
とか何とか思っている内にサウジーネの姿が無くなっている。

「あ……また逃げられた!」
私は再びセンサーを駆動するとどうやら時計塔に逃げ込んだようだ。

砂埃を立てながら爆走し時計塔の前に到着すると最上階に人影が!
煙と何とかは高い所に登りたがるというのは本当らしい。
やはりそこにはサウジーネが居た。

「そこまでです! これが何か分かりますか?」
私はサウジーネの傍らを見る。

すると芹香さんの姿がそこにあった!
私は思わずたじろぐ。
追ってサウジーネは言う。

「さあ、この人の命が惜しくば……、ダイ・アモンにハァハァしなさい!」
0.1秒で決まった。
それだけは絶対に嫌だ。
どうする………・

743夏柳三十朗(M):02/02/27 02:22
>739 vsブレイド

「ひゃははは!! 人の話はよく聞けよニガ―!!」

飛来する秒間50発の弾丸をに動じる風もなく、三十朗はウィンチェスター
を構えた。

ブレイドにではなく弾丸に。

ライフルの銃声が立て続けに轟いた。そしてその弾丸は飛来したブレイド
の銃弾のうち軌道上、三十朗に当たるもの全てをはじき飛ばしたのである。

「俺の本当の特技はこれよ、その気になりゃ機関銃より早いかもな。
この連射に耐えうるようこのウィンチェスターはビス一本まで高分子チタン
鋼を使った特製品よ」

さらに三十朗はブレイドの足元に発砲した。外したのではない、その証拠に
ブレイドの足元からは紅蓮の炎が立ち昇ったではないか。平凡な9ミリ弾と
見えたものは超小型ナパーム弾であったのだ。

「フライドチキンになりな、ニガ―」
744サウジーネ:02/02/27 02:31
>742
 
勝ちましたね……とサウジーネは確信する。
しかし、これだけでは決め手に欠ける。
だから、もう一つの用意した奥の手がセリオの背後に迫る!
 
「セリオたん、( ´Д`) ハァハァ!」
 
無数のダイ・アモンのマリオネットがセリオに飛び掛る。
これなら、勝てる。
撃退したとしても、精神的消耗が半端ではないだろう。
 
その時……
 
『ダイ・アモンさん、さいこー』(カクカク)
 
いらんことを芹香のマリオネットが呟いた。
サウジーネの背筋に悪寒が走る。
もし、これが聞こえていたら、偽物とばれてしまう!?
745ブレイド:02/02/27 02:39
>743 vs夏柳 
 
驚愕は二度続く。一度目は、対吸血鬼用決戦兵器。 
ガーリックエキス入りの銀の銃弾が、人間を貫く前に弾けとんだこと。 
二度目は――――   
 
「――――――――!?」 
 
巻き上がる炎に、ブレイドが取るべき行動も二つ。 
火に包まれる前に、カレンを投げ飛ばす。――――これで彼女は助かる。 
そして、骨すらも灰にする炎に包まれながら……突進。 
 
「AHAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」 
 
鈍重なコートを脱ぎ捨て、少しでも炎を蹴散らす。 
腰からショットガンを抜き放ち――――――――SHOT!!! 
 
相手に走り寄りながら、ひたすら散弾銃を連射する。
>744
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

私が考えあぐねていると後方からキモイ声がする。
「セリオたん、( ´Д`) ハァハァ!」
おそるおそる振り返る……そこには……
無数のダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモン
ダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモンダイ・アモン

「イヤァァァァァァァァァァッ!」
恐怖に駆られた私はその群れに対してソニックブレードを放つ。
空気の固まりがダイ・アモン達を吹っ飛ばす。
しかし…

「ウグゥッ!セリオたん…もっと優しく…ハァハァ( ´Д`)」
全く利いていない……化物!?

私は防戦一方になっていた……というかキモイヨー (TT)
「ハァハァ( ´Д`)ハァハァ( ´Д`)ハァハァ( ´Д`)ハァハァ( ´Д`)ハァハァ( ´Д`)ハァハァ」
AIが壊れそうな状況下、私はかすかな声を聞いた。

『ダイ・アモンさん、さいこー』(カクカク)
それはまさしく時計塔の上から聞こえた。
芹香さん!?……何をトチ狂ったことを…って…あ、もしかして。

「……テレポートッ!」
私はこの場から姿を消す。
747サウジーネ:02/02/27 02:53
>746
「あ”っ……!?」
 
瞬間移動したかと思うと、芹香のマリオネットが一撃の下にセリオに破壊された。
ただの木片に戻って、パラパラと地面に落ちた。 

「あは、あは、あははははは、い、いやですね、セリオさん……」
 
サウジーネは後ずさる。
 
「他愛もない悪戯ですよ〜。許してくださいません?」
 
セリオは無言でサウジーネに近づく。サウジーネは更に後ずさる。
 
「えっ、駄目? ……右ですか? ……左ですか? ……もしかして……」
>747
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

私は人形を破壊するとサウジーネの方向に向きなおる。
「あは、あは、あははははは、い、いやですね、セリオさん……」
何か言っているようだが聞かない。

「他愛もない悪戯ですよ〜。許してくださいません?」
私にとってはもはやどうでも良いこと…

「えっ、駄目? ……右ですか? ……左ですか? ……もしかして……」
「ここからオチなさいっ!!」
美しい、放物線を描いて…サウジーネが飛んだ。
749サウジーネ:02/02/27 03:11
>748
 
「あ〜〜〜れ〜〜〜〜!」
 
そのまま、サウジーネは放物線を描いて、空に消えていった。
 
キラーン!
 
★彡
750サウジーネ:02/02/27 03:11
>749
(サウジーネ、再起不能(リタイア))
>750
「”復讐の〜風〜 「マスタァァァァァァァッ!」” 」
セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ

貴女が負けた理由……たった一つのシンプルな理由…
「アンタは私を怒らせた。」

(fin)
752夏柳三十朗(M):02/02/27 03:19
>745 vsブレイド

三十朗のウィンチェスターが吼えた。しかし、今度はブレイドの銃撃も
以前よりは冷静さを取り戻している。全ての散弾を打ち落とすことは
できず、いくつかの散弾が三十朗の体に食い込んだ。

三十朗は「ぐおお」と叫んでのけぞり、すぐにニヤリと笑った。
体にあいた大穴が徐々に小さくなり、食い込んだ散弾が排出されていく。

「驚いたかい、再生細胞処置を受けていてな。ヴァチカンのゴミ処理屋と
まではいかねえが、並の吸血鬼程度の再生力ならあるぜ。さて、火の次は
雷だ」

今度ウィンチェスターから飛び出したのは、当たれば標的を1万ボルト
の電圧で包み込む特殊弾――ハイパワー・エレクトリック・ビュレット
であった。
えっと、闘争中にお邪魔したかもしれないけど、はじめまして。
オレ、「ヒカト」っていうんだ。吸血鬼をやってる。
人間の世界を化け物たちから守るためにここにはやってきたんだ。
ということはカテゴリはBでいいんだよね?

オレの能力は自分の「血」。オレ達の間での吸血鬼の血ってやつは
なぜか同じ闇の者達にとっては猛毒なんだ。その血を使って戦う。
おかげで他の闇の者達には異端だの、裏切り者だの言われるけどね。
今のこの姿は力を使いすぎて幼体に戻ってるんだけど、
闘争の時は成体に戻って戦うつもり。

それじゃこれからみなさんよろしくね。

754ブレイド:02/02/27 03:41
>752 vs夏柳 
 
相手もまた、化け物だった。再生能力持ち、特別な銃弾を扱う人間。  
太陽の下を歩き、血を吸わないでも生き続けられる化け物だ。  
 
  ドクン……  
                 ドクン…… 
 
        ドクン……  
 
血がたぎる……。熱い……。喉が……喉が渇く……。 
渇きを……。渇きを癒すには……。 血、血、血。 
 
瞬間、ブレイドは駆ける。その速さは神速。 
身を包む炎は空気との衝撃で消え、迫り来る銃弾を余裕で避わす。 
そのspeedは神速。残像を生みかねないその速さで、敵の眼前に迫る。 
 
敵の眼前にたどり着いたブレイド。相手がまばたきする暇さえ与えなかったはずだ。 
彼が誇らしげに構える銃を一瞥し、感想を漏らす。 
 
「……ほぅ、チタン製か。チタンは良い。オレも大好きだ」 
 
その声と共に、彼の顔面に拳を沈ませる。 
全体重と、腰の回転、そして憎しみの炎を拳に込めて、ブレイドは一撃を放った。 
テンプレだね。
出典 :献血ラッシュ(天原ふおん・別冊はなとゆめ)
名前 :ヒカト
年齢 :少なくとも何百歳
性別 :男
職業 :異界の闇の者達の侵入を防ぐ結界を守ってるんだ。
趣味 :最近はゲームをよくやるね。ソフトも結構持ってるよ?
恋人の有無 :恋人っていうか…仮親をやってもらってる旭
好きな異性のタイプ :…………旭(ボソッ)
好きな食べ物 :やっぱり吸血鬼だし、血かな
最近気になること :守ってる結界の修復
一番苦手なもの :うーん…マリエルっていう同じ吸血鬼の女の子・・・・
得意な技 :闇の者にとっては猛毒の血を使った攻撃だね。
一番の決めゼリフ :『人間は儚い すぐに死んじゃって寂しいよ…』
将来の夢 :旭が望むならずっと同じ時を生きていきたい……
ここの住人として一言 :これからよろしくね
ここの仲間たちに一言 :原典は少女漫画なんだけどいいよね?
ここの名無しに一言 :こういうことするのは初めてなんでおいおいがんばります
>>753 
よ、ヨロシクお願いしマス……。 
と、とりあえず、ここじゃなんデスから、こちらでお茶でも……ドウデス? 
  
http://jbbs.shitaraba.com/game/163/ 
 
ここ、流れ弾がけっこう来ますから………。 
い、いや、嫌なら良いんですけど……。あぅ、スイマセン……
757夏柳三十朗(M):02/02/27 04:17
>754 vsブレイド

ハイパワー・エレクトリック・ビュレットの軌道上から、ふいにブレイド
がかき消えた――そう知覚したのとブレイドがいつのまにか自分の眼前
に立っているのに気づくのは、ほぼ同時だった。

そして、自分がいつのまにか凄まじい勢いで宙を飛んでいるのを知るのも。

ブレイドの全体重、スピードをこめた拳をくらったのだということ
を理解したのは、叩きつけられ、突き破られたコンテナの中でであった。

「くそったれめえ、うすぎたねえあいのこが!!」顔の半分を破壊されながら
も、瞳から血光を燃やし三十朗は立ちあがった。その手からウィンチェスター
を離していないのはさすがプロだ。

接近するブレイドに向け、今度は着弾すると中から破片が飛び散る榴散弾
を放つ。例え弾が当たらなくとも、中の破片が当たれば無事ではすまない。
758ブレイド:02/02/27 04:27
ブレイドvs夏柳 途中経過レス番まとめ
>727-728>733>739>743>745>752>757 
 
759マゼンダ:02/02/27 12:29
はぁい♪
ZMANから参戦させてもらうわ。
アタシの名前はマゼンダ。人呼んで『炎のマゼンダ』よ♪
ヨロシクねぇ♥
アタシ達はイーデアって言われてる機械生命で、
アタシはその中でも最高位に属する六芒星神の1人っだたの。
それで、その中でも、邪進化と呼ばれる暴走を経て人間を狩り食らう存在になって、
悪魔(イーデア)と呼ばれるようになった六芒三邪神の1人ね。
普段はこの通りのオカマ口調だけど、興奮したりすると男口調に戻っちゃうわん。
 
闘争についての解説するわ。
あたしの得意技は高熱を発することよ。
1000℃や10000℃は当たり前、岩石の沸点の約2万℃も朝飯前、
その気になれば一瞬で辺り一面を蒸発させる事が可能ね。
必殺技の『劇的灼熱闘髪魂(ヘルファイアスピリットアロー)』は、
髪の毛から100,000℃のプラズマ炎の矢を無数に放つ技よん。
760マゼンダ:02/02/27 12:30
テンプレートよ♪
 
出典 : ZMAN
名前 : マゼンダ
年齢 : 不明ね。
性別 : 男よ♪
職業 : 六芒星神、六芒三邪神
趣味 : 弱っちいヤツをぶち殺す事と、強いヤツと戦うことよん
恋人の有無 : いないわよン
好きな異性のタイプ : 異性でも同性でも、アタシは強いヤツが好・き♥
好きな食べ物 : 人間の生命力(アバス)よ♪
最近気になること : Z(ザイン)が起動したことね
一番苦手なもの : 甘チャンの甘々な言動は背中が痒くなるわよ。あと、OZは苦手。
得意な技 : 燃やすことよ
一番の決めゼリフ : 勝利は、勝ぁぁつっ!!!
将来の夢 : 面白おかしく行ければそれだけでOKよん
ここの住人として一言 : ほとんど雑談専用よ、アタシ強すぎるし♪
ここの仲間たちに一言 : 楽しく殺りましょ♪
ここの名無しに一言 : ヨロシクねぇン♥
761:02/02/27 13:23
どうやらお取り込み中のようですね、はじめまして私の名は朧
気法師であり、仙道の修行者です。
自らを高めるべくより強い相手と戦うのが私の宿命
どうやらここで相手に不自由する心配はありませんね。
カテゴリーはAになります。
私の使う技は、万物の根元である気を自在に操ることですが
仙道の最終目的は己の感情を殺し天地万物の理、
すなわち道に意志を還元することで永遠の存在になることです。
そのために、私は、クンフーにより己を鍛え上げることを常に怠らず
精進しているのです。
では、よろしく


762バンパイア・ロード:02/02/27 13:43
>732 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)
 
 洗礼が始まる。
 鉛の弾と鉄火を用いた、神聖なる洗礼が。
 少女の重ねられた手から生まれ、汚れた空気を切り裂きつつ舞う。 
 未だ結界から離れられぬ、不浄なるもの目掛け。 
 福音をもたらす儀式が始まった。 

『『AMEN!!』』

 拘束を振り解いたと同時にその銃弾は飛来し、
 避ける間も与えず、青年の眉間を貫いた。 
 「福音弾――ゴスペル――」
 マグダラ修道会の生み出した退魔の弾丸。 
 着弾の衝撃で希少銀が砕け、呪文が解放される。
 その圧倒的な魔力に青年の上半身は消し飛んだ。 

 頭欠、いや腰から上を丸ごと失い、吸血鬼だった物は倒れる。 
 飛び散る鮮血は絨毯を朱色に染め、壁にもう一度赤いペンキを塗りたくった。
 自らもフロアを舗装するオブジェと成り果て、吸血鬼は沈黙する。 
 
 微かな時を経て、灰に身を潰す、その時まで――――――  
763サウジーネ:02/02/27 13:54
レス番まとめですね。
私がネタをやるのは、初めてです。
 
>568>572>579>580>583>584>585>624>731>737
>740>742>746>747>748>749>750>751
764:02/02/27 14:29
テンプレです
出典:スプリガン
名前:朧(ミラージュと名乗った時もありましたね)
年齢:20代です
性別:男です
職業:スプリガンでしたが、後に、トライデントに移籍しました
趣味:修行と鍛練ですね
恋人の有無:修行中の身ですからね
好きな異性のタイプ:上に同じです
好きな食べ物:精進料理です
最近気になること:己の未熟さ
一番苦手なこと:お酒はちょっと苦手ですね
得意な技:八卦掌独特の動きで相手との間合いを外し
虚をつくことで実体をつかませない動き (私が朧と言われる理由です)
:大地の振動、空気の流れ、相手の気を感じることで
どんなに速い動きでも捕らえることができる(人間の体は非常によくできています)

:打撃と共に相手の体の気の流れを狂わせることにより 動かせなくしたり心臓を止めることができる)
(不死身な相手や獣人にも効きました)
:撃つ直前の気を読むことで残像残して回避する
(私に飛び道具は通用しませんよ)
:分身の術
分身し相手を幻惑させる
(以前一度だけですが)
:自分の気配を消して闇に同化させる
魔術で創られた異次元空間でも有効
(魔道士を相手にしたときに使いましたね)
硬気功:体内で気を練り張り巡らせ銃弾程度なら体で止める)
軽身功:おのれを無にすることで重さを消し葉の上に乗れるぐらいに軽くする
765バンパイア・ロード:02/02/27 15:13
>741 (狂王の試練場――玄室)

 一人の少年は気合いを放ち、冷気を散らした。 

「――――ほう」
 
 沸き起こる”気”の奔流を天井に爪を突き立てかわす。 
 
 一人の少年は甲冑と鍛錬で、冷気を乗り切った。 
 
「――――なるほど」
 
 獰猛に吼える顔を眼下に見る。 
 
 そして最後の一人――甲冑を身にまとう男――は”意外にも”魔法使いだった。 
 
 聞き慣れる言葉、見慣れる魔力の流れ。きわめて異質な、 
 それこそ異界で使われているような魔法が組上がり、冷気を阻んだ。 
 甲冑の男は流れるように動き、銃弾を三連射。 
 バンパイア・ロードは身を揺らし、天井から飛び降りてそれをかわした。
 
「――――何?」 
 
 拙いな。
 始めて、ロードに緊張が走った。 
 銃やナイフならば、余程の「魔力」を持った品物でしか吸血鬼を殺しきることは適わない。 
 だが魔法ならば、それこそ一撃でもケリは付く。
 「不死者を灰に還す魔法」があれば確実に――――。 
 自らの魔法抗壁を意識を向けた。
 如何なる魔法も異質な力も掻き消し無力化する、無意識の壁に。 
 
 …………一気に叩くしかあるまい。 
 
 再び呪文詠唱。大凍、マダルトを超える冷気を呼ぶ呪文ラダルトを呼び起こす為に。
 トゥルーワードを刻み、絶対零度を生みだす「零下の核撃」とも呼ばれる魔法を紡ぐ。 
 
 その時。

『――――イグジストッ!』
 男が叫んだ。

 不可視の魔力がロードに迫る。
 いや、より厳密に言えばそれさえも認識できず、気付いたら魔力が抗壁が輝きを散らしていた。 
 甲冑の男がまた、新たな呪文を使ったらしい。
 男の魔法とロードの抗壁。二つが正面からぶつかり、青白い閃光を放ちながらせめぎ合う。 

 そして――――四散したのは男の魔法だった。
  
 閃光の影に隠れるようにしつつ、ロードは呪文を解き放つ。 

 ラーアリフ ダールアリフラー ターザンメ
 LA      DAL          TO 
 ラ       ダル         ト 
 
 トゥルーワードが今、解き放たれる――――――!
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>704

とりあえず、悪(っぽいもの)は滅びた。

「さっさと施設を爆破して脱出しましょう!」
「了解、っと。・・・ちょっと待った」

隣でごそごそやっていた青年が、爆着弾を仕掛け終わった少女を呼び止める。
青年の指差す先には何やら機械につながれた半裸の女性の姿が・・・

「うん、立派だ」
「何を見てるんですか! ちょっとあっち向いててくださいっ!」

正直な感想(何がだ?)をもらした青年を殴り倒し、持ち前の怪力で女性を引きずり出す少女。
呼吸があるのを確認した後、自分の服を・・・

「濡れてる上にボロボロです」
「言っとくけど、僕のもだよ?」

着せられなかったので、さっきの悪(仮)の残した衣服を被せて背中に背負う。
そしてその場を脱出し・・・・・・・・・
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>766

えぴろーぐ。


「・・・・・・で、その女性――リァノーンさんだっけ? ――その後はどうなんだい?」

タバコを咥えたまま、青年は少女に問い掛けた。

「元気そうでしたよ? オードリー営繕尼様もついていらっしゃいますし」

そのタバコを奪い取り、吸殻入れに捨てる少女。
青年は恨めしそうに少女を見つめ・・・二本目のタバコを取り出すのを諦めた。

「しかし、二千年生きてるお姫様とは・・・信じられないこともあるもんだ」
「信じられない事ばかりだから、世界は面白いんですよ?」
「ま、それはそうだけどね」

久々の再会に、雑談の花を咲かせる二人。

「・・・そう言えばアズマさん?」
「ん?」

しばらく話し込んでいた少女が突然、何かに気付いたかのように青年に詰め寄った。

「どさくさに紛れて入手したサンプル、一体どうしたんです?」
「・・・バレてた?」
「バレバレです。・・・で?」

少女の詰問を、しばらくのらりくらりとかわす青年。
ようやく観念したのか、あさっての方を見ながらおもむろに切り出した。

「あぁ〜、何だ。家には非常に電気を馬鹿食いする居候がいるんだな、これが」
「・・・それがどうかしたんですか?」
「売り飛ばした」
「何ですってぇぇぇぇぇぇぇっ!!!?」

目を三角にしながら青年を締め上げる少女。

「何で貴方はそう・・・・・・・」
「だから僕だって・・・・・・・」
『・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・』
『・・・・・・』
『・・・』





  『大手製薬会社燦月製薬、謎の爆発事故!!!』
     『杜撰な管理体制が明るみに!?』
         『元関係者はこう証言』
           『・・・・・・・・・・・・・』
             『・・・・・・』


――――――――――――――――――――――――――― END .
東出立&キャロライン・ネフェシュvs人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ


「まとめですわ」

>683
>684>685>686>687>688>690>691>692>693>694>695>696(>697)>698>699>700>701>704>766
>767

「・・・何でこんなにネタっぽくなったんだろう?」
「貴方の所為です! 貴方のっ!!」
インデックスの2

>689 中間まとめ

>736 ハインケル VS ファントム(ドライ)
>738 片倉優樹 VS ン・ダグバ・ゼバ
>763 セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ
>768 東出立&キャロライン・ネフェシュ vs 人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>765 
(狂王の試練場――玄室)
 
「――――!?」
 
 発動の瞬間――確実に展開していたはずの魔力圏が、何かに阻まれたように停滞し……
男の周囲に、青白い閃光をほとばしらせる。だが、あれは<ブラスト>の効果ではない。

 こちらの魔力と、なにか似たような性質の力――それらがお互いに接触、境界面で拮抗し
ている。その間、僅か数秒。競り負けたのは――

 こちらの魔法だった。力を失った魔力圏は一瞬にして拡散。魔法は、顕現しない。
 
「――なんだと?」
 
 その場から走り出しながら、驚愕の声を上げる。詠唱も無しに、こちらの魔法を無効化して
みせた――――?
 
「ちっ!」
 
 滑りそうになる足下に気を払いながらも、視線は男からは動いていない。
 両腕でスタッフを支えながら、新たな呪文書式を選択する。無音詠唱の為、操桿を――

 その時だった。男の口から呪文詠唱。ほぼ一言とも思えるそれを口にした瞬間、魔力計が
先ほどよりも激しく反応する。

 反射的にスタッフ操作。呪文変更、無音詠唱!
 
 ――――ラダルト、と聞こえた気がした――――
 
「はっ――遅い!」
 
 それに対抗するように、こちらも声を上げる。撃発音声。空間を切り裂くような鋭い声――!
 
「――――顕ッ!」
 
 <ジャミング>発動――瞬間、構えたスタッフの先端から魔力圏が展開。それは顕現寸前の
男の魔力に干渉すると、構築されていた魔法回路を攪乱し、組み込まれていた意味その物を
無力化する。

 流石に考慮外だったのか、男の表情に軽い驚愕が浮かぶのが見えた。一瞬の空白。にやり、
と笑みを浮かべて、俺は2人に対し声を上げた。
 
「――――今だ、行けッ!」
>762 (ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード)
〜エピローグ〜
 
僕、クロノは一心不乱にホテルの階段を上り続けていた。
 
くそ!無事でいてくれ!
 
奴はヴァンパイアロード。吸血鬼を統べるもの。
まともな武装をしていないロゼットとアズマリアの二人では嬲り殺しにされるのがオチだ!
上手く動いてくれない足がもどかしい。
 
5階・・・・・・
 
6階・・・・・・・・・・
 
・・・・?
 
7階へと向かう踊り場に来たところで、僕の耳に何かが聞こえてきた。
コレは・・・・・・歌。・・・・・・・『賛美歌』?
 
 
歌い主は思ったとおりアズマリアだった。奴の姿は見あたらない。まさか、二人だけで!?
そんななか、彼女に膝枕されてロゼットが横たわっている。
服のあちこちが切り裂かれ、その胸元は紅に染まっている。
まさか・・・・・!?
 
「ロゼット!アズマリア!」
 
アズマリアが歌うのを止めて僕へと顔を向ける。
 
「良かった、無事だったんですね!」
「僕は平気だ!そんなことよりまさか、ロゼットは・・・・・?!」
 
く〜〜・・・・・・す〜〜・・・・・・
 
・・・・・・とうのロゼットは安らかな寝息をあげている。
・・・・はぁ・・・・無事だったんだ・・・・・・。でも、だとしたら・・・この服の汚れは・・・・?
 
「そうか・・・・・アズマリア。君が・・・・やってくれたんだね。」
「・・・・はい。」
 
神の力を体現する者。代行者(アポスルズ)。彼女はその代行者。
彼女の歌には、傷付いた者を癒す力がある。だが、その代償として・・・・・・。
 
「その代償に、君には不幸が降りかかることになるんだよ?」
「・・・・・・・かまわない。今、此処でロゼットを失う方がもっと辛い事・・・・・・だから。」
 
・・・・・・そうだね。
僕はアズマリアと一緒にロゼットを抱き上げると、その場を後にした。
・・・・着地したとき、僕等の車を下敷きにして壊したことをどうやって弁明しようか考えながら。
〜〜〜〜END〜〜〜〜
ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード レス番まとめ
 
導入
>702
闘争記録
>703>705>708>710>713>717>721>725>732>762
エピローグ
>771
 
アズマリア
「・・・何とか勝てたみたい・・・です。」
773通りすがり:02/02/27 22:46
>760
男かYO!このオカマがぁ!
>682 狼鬼VS暗黒騎士ガウザー 〜時を越えて〜

「ぐぅっ………?!」
奴の拳が腹を打つ。そして、続けざまに唐竹割りに刀が疾る。
だが、その程度では揺るがない。三日月剣でどうにか防ぐ。
「なかなかやるな、貴様っ………」
力比べ、根比べ。
こうなると、とにかくもう一度隙を作らせるしかない…!
「フンッ!」
ありったけの力で押し返し、間合いを離す。
「三日月剣、クレセントブーメランッ!」
三日月剣を奴に向けて投擲。もう一度手に戻ってくる軌道を描くようにして。
俺は懐の魔笛を構える。
「笛」ではあるが、その短剣の如き形状は武器としても使用に耐えうる。
「その首………いただくぞっ!!」
――――俺は、三日月剣を追いながら奴に向かい走り出した。
775ヤシャ(M):02/02/27 23:12
>770 (狂王の試練場――玄室)

魔法は、危ういところでスタインバーグが打ち消したらしい。
そして、かけ声。

「了解!」

それに弾かれるようにして、男に向かって一足飛びに飛ぶ。
剣を左肩に抱えるようにして、振り下ろす。
 
 
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
 
 
前進エネルギーと、剣の重量、それにヤシャの膂力と技量。
それら全てが一つとなった、凄まじいまでの一撃。
 
その一撃は男を二つに切り裂いた上、地面すら抉った。
 
「これで、どうだ!?」
776ブレイド:02/02/27 23:37
>757 VS夏柳 
 
敵が攻撃の準備をする。弾を装填し、撃鉄を起こし、狙いを定め……SHOT
かなり素早い。常識を逸したspeedだ。……だが、それも四度目。 
 
既に――――――――見切った。 
 
弾が銃口から、吐き出される。その瞬間、既にブレイドは銃弾の軌跡を読んでいた。  
銃弾の弾道上……道筋を見極め、身体をわずかに動かし、避ける……。 
 
それで充分だった。……が 
 
眼前で弾が散乱。その一つ一つが凶悪で、鋭利な殺人武器。  
しかし、ブレイドは難なく避わす――――はず……。 
 
(―――――――カレン……!?) 
 
散弾の軌跡には、我が相棒。永遠のパートナー。彼女を失うわけにはいかない。 
ブレイドは走る。そのspeedは、凶器がカレンを襲うよりも僅かに速い。 
 
覆い被さるようにして、カレンを庇うブレイド。 
その大きな背中に、無数の破片が刺さる。 
 
「 ――――SHIT…… 」 
 
口から、一筋の血を垂らしながら、ブレイドは呻く。
777御神苗優:02/02/27 23:50
>765、770、775 (狂王の試練場――玄室)
 
奴の気が一瞬、乱れた。
どうやら、レイオットが魔法を打ち消したみたいだ。
そして、俺たちに掛け声をかける。
 
それにいち早く反応したのはヤシャだった。
 
一気に奴まで跳躍すると、剣を袈裟懸けに一閃させた。
その一太刀で真っ二つにされ、床すら抉った。
 
「これでどうだ?」 
 
ヤシャはニヤリと笑う。
しかし、その体はヤシャの足元でざわざわと蠢き始めた。
なんだ、この禍々しいまでの気は?
 
「ヤシャ、気をつけろ!!まだ生きてるぞ!!」 
 
778夏柳三十朗(M):02/02/28 00:04
>776 vsブレイド

榴散弾から飛び出した無数の破片すら、ブレイドはかわしてみせた。

しかし、ブレイドはなにを思ったか三十朗とは関係ない方に突っ走っていく。
人質――カレンを庇うためであった。

「へへ、感動のきずなってヤツだな。意外なところで人質が役に立ったぜ」

眼前の光景に心を動かされるどころか嘲笑した三十朗の右手の先で、ウィン
チェスターが軽やかに弧を描いた。

トリガーガードにつながったレバーが起こされ、空薬莢が宙を飛ぶ。

ブレイドが背中を向けているうちに新たに装填されたのは、中国に伝わる
伝説の霊薬――眼まで白い白蛇の肝をすりつぶした粉末に7847種の
薬草を加えたもの――入りのカプセル弾であった。

その性が善か悪かに関係なく、あらゆる妖魔が浴びればその部分が腐れ
ただれるという霊薬入りの弾丸が、いまだ背中を向けたままのブレイドに
襲いかかる!!
779バンパイア・ロード:02/02/28 00:15
>777 (狂王の試練場――玄室)

 金の髪が。
 白い肌が。 
 赤い眼が。 
 一刀のもとに叩き斬られ、二つに割れる。 
 右半身と左半身は重力に従い、どぅ、と重い音を立てて倒れた。 
 二つになった吸血鬼から血が噴き出す。 
 玄室の床を濡らし、止めどなく血溜まりが広がっていった。 
 
 だが。 
 
「………………………………ははは」
  
 笑う。 
 
 右手が土を掴み、左手が石を押す。 
 右足がつま先を立てると、左足は地を蹴った。 
 
 血を撒き散らしながら、半身どもが動き出す。 
 
 右半身は振り返り、左へ飛んだ。
 左半身は舞い上がり、再び天井に張り付く。 
 二つに分かれたバンパイア・ロードの体が、
 それぞれ自分の意識を持っているかのように行動を始めた。 

 「不死王」

 この二つ名には嘘も偽りもない。紛れもなく不死であり、紛れもなく不滅。 
 その力は二つに裂かれても、何ら遜色はなかった。 
 
 右半身が剣士に向かい爪を振るう。 
 一閃する間に四撃が生まれる手刀は、的確に心臓、首筋、眼球、眉間を狙って繰り出された。 
 ただただ、命を奪うその為だけの一閃が。 
 
 左半身が上から少年を強襲する。 
 着地した足がそのまま下段の足払い、避けた体に爪の連撃、それもかわすと再び足が。 
 旋風のようになって、半身は踊る。
  
 そのすべては、この侵入者たちに身の程を教えるために。
780ヤシャ(M):02/02/28 00:30
>779 (狂王の試練場――玄室)
「はは・・・まったく・・・」
 
 思わず、笑いが漏れる。
 全く、笑わなければやっていられない。
 
 真っ二つになった相手が、二つに分かれたまま襲ってくるなんて。
 最低の悪夢よりなおタチが悪い。

 といっても、そのまま座して死を待つ訳にも行かない。

 ほとんど『目にも止まらぬ』攻撃を、確実に『見て』回避する。

 刀を盾にして手刀を受け流す。
 それでも受け流しきれない攻撃が、左の側頭部を掠めた。
 
「舐め・・・るなよぉっ!!」
 
 受け流されて流れた身体を、右足で蹴り飛ばす。
 半身しかない身体では、踏ん張りきれずに吹き飛ぶ男。
 
「・・・粉みじんにしねぇとしょうがねぇかな・・・」
 
 再び刀を構えなおし、隙を窺う。
 左側頭の傷はけして軽くはない。
 それでも、ヤシャの『闘気』は衰えない。

 それが、ヤシャがヤシャたる所以。
781御神苗優:02/02/28 00:36
>779 (狂王の試練場――玄室)

奴の体がびくびくと動いていた。
最初は死後に起こる痙攣かと思った。
しかし、違った。それは死の舞踏の始まりを告げるものだった。
  
「……ははは・・・・・・ははは・・・・・・ははははははははは!!!」 
   
男は狂ったように笑った。 
 
そして、血を撒き散らしながら、奴の半身が動き出したのだ。 
 
右半身は振り返り、左へ飛び、左半身は舞い上がると、再び天井に張り付いた。 
二つに分かれた奴の体は、あたかもそれぞれが一個の個体であるかのように、動き始めた。 
 
右半身はヤシャに向かい爪を振るう。 
 
だが、俺はそっちを見てる余裕なんて無かった。
奴の左半身が、死を呼ぶ旋風となって襲い掛かってきやがった!!  
天井から着地した足でそのまま足払いを、
それを避けると体に爪の連撃が、
それをも辛くも避けても、今度は再び足が俺を襲う。 
 
奴の爪がスーツをかすめ、火花が散る。
避け切れなかった一撃が頬をかすめる。
一瞬、体が麻痺しそうになるも、俺は気力で持ちこたえ、
無理やり体を動かして奴の攻撃を受け流し、避け続ける。
半分しかない顔に凄惨な笑顔を浮かべる奴。
 
「ふざけんじゃ・・・・・・ねぇぞぉ!!」 
 
俺は繰り出してきた腕を捕らえるとアームロックを極める。
腕の骨が折れる感触。
そして俺は壁に向かって奴を叩きつけた。
 
「もう一度、あの世送りにしてやる!!」 
 
俺は奴に向かって吼えた。
 
782ブレイド:02/02/28 00:45
>778 vs夏柳 
 
 ドスン…… 
 
寂しい音とともに彼の背中には突き刺さるのは 
無数の鋭利な破片と、薬品が詰め込まれた一つの銃弾。  
 
激しい痛み。身体が熱い。熱すぎる……。 
 
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!!」 
 
背中が、灼けるように、燃えるように熱い。身体が……腐っていく……。  
ブレイドは、吸血鬼とは言えない吸血鬼だ。吸血鬼のあらゆる弱点を克服している。  
だが、所詮は「夜族」。いくら太陽の下を歩けたとしても、生粋の夜族であることに変わりは無い。 
 
夜族を土に還えさんとする、その力に、ブレイドが逆らえるはずは無かった。 
 
――――が、ブレイドは歩く。重い一歩を踏みしめ、ゆっくりと歩み寄る。 
 
己の身が土に還えるのは良い。そんなことは怖くは無い。 
だが、カレンは生きなければならない。 
彼女に昔のような平和な毎日を送れる人生を、返してあげなかればならないのだから……。 
 
ズザリ…… ズザリ…… 
 
ブレイドは一歩、一歩、狙撃手へと歩み寄る。 
その姿はまさに修羅。鬼の子そのものだった……。
783マゼンダ:02/02/28 01:18
>773
あたしに文句を言ってる・・・?
この美しくて強くて完璧なあたしを馬鹿にしてる?
 
 
・・・・・・男で悪いかこのド腐れが!!
ぶち殺してやるぜクズ野郎!!
劇的灼熱闘髪魂(ヘルファイアスピリットアロー)!!
784夏柳三十朗(M):02/02/28 01:33
>782 vsブレイド

『アレを食らって、さらに動けるだと…?」

今まで戦ってきた妖魔のなかで、アレを食らってさらに彼に向かってくる
者などいなかった。

どんな誇り高き妖魔も、アレを食らえば地獄の業火にあぶられるがごとくの
激痛に苦しみ、彼の足元で早くとどめをさしてくれと哀願したのだ。

「恐ろしいヤツ、念には念を入れとくか」

つぶやきとともにライフルが鳴り、ブレイドの胸に穴があいた。
なおも前進しようとしたブレイドは、次の瞬間、なにかに引かれるように
床に崩れ落ちた。

三十朗が得意げに言った。

「俺の切り札『質量弾』さ。こいつを食らうと分子の密度が変化して、質量が
三倍以上に増えちまう。どんなすばしこい野郎もでぶと一緒さ」

倒れたままのブレイドに、三十朗はあゆみよった。

「せめてもの情けだ、とどめはお前自身の剣でさしてやるよ」

言い放つと、ブレイドの背中から剣を抜き放ち、ゆっくりと振りかざした!!
>779>780>781
(狂王の試練場――玄室)
 
「――――これは、また」
 
 両断され、独自に活動する男を視界に入れながら、呆れたように呟く。

 味方――ヤシャと御神苗がそれぞれに防御と攻撃をくりだすが、大したダメージにはなっていないだろう。
真っ二つになってまで生きているような相手に、あの程度の攻撃が有効打になっているはずがない。

「……参ったね、こりゃ――単細胞生物って訳でもないだろうに」
 
 苦笑しつつ、その場から移動。氷が僅かにゆるみ、足下からぴちゃ、と水音が聞こえる。戦闘を続ける四者
――正確には三者だが――が視界全体に入る位置に移動。

 スタッフを操作。疑似詠唱端子が呪文書式の上をなぞり、脳内に魔法回路を構築。
 視界が重くなるのを感じながら、標的を探す。
 半分になった男。狙うのはどちらだ――?
 
 瞬間、御神苗が男の半身を壁に叩き付けているのが見えた。バランスを崩しているのか、そのまま床に崩れ
落ち、壁を背にしながらぎこちなく立ち上がろうとしている。
 
 ――――決まりだ。
 
「イグジストッ!」
 
 スタッフを向け、撃発音声。瞬間、男が背にしている壁の中を発現点として、強力な衝撃波が炸裂する。破裂
するように壁が粉砕。最大出力で発動した<インパクト>が、壁の破片ごと衝撃波を叩き付ける!
786両儀 式 ◆eyer5/uc :02/02/28 02:23
式vs初音 導入 
 
「……おまえが深山泰子か?」 
 
太陽が真上にあるお昼時。その人は現れた。 
整った顔立ちはとても美しく、男の目には美少女。女の目には美少年として映っただろう。 
 
浅葱色着物の上に、真紅のジャケットを羽織ったその姿はかなり際立っていたが、 
似合っているのはだけは確かだった。 
 
「おまえに聞きたいことがある」 
  
着物の彼女はそう語りかける。 
銀色の瞳は凍てついていて、わたしのすべてを見透かされているような感覚に陥らせる。 
 
女は、そっとわたしの耳元に顔を近づけ、呟く。 
 
「おまえを汚したクズどもを殺したのは誰だ?」 
 
――――沈黙。だが、女は言葉を続ける。  
 
          教えろ 
 
その一言は、わたしの心を掴みとり、今にも握り潰そうとしているそれだった……。 
わたしは何も考えられず、ただ恐怖した。 
 
このヒトは似ている――――あの御方に――――
787ブレイド:02/02/28 02:37
>>784 vs夏柳 
 
胸に開いた弾痕は、死の痛み。 
だが、彼の怒りはそれすらも凌駕する――――――――はずだった。 
 
「――――――――!?」 
 
身体が……重い……これは? いま、撃ち込まれた銃弾の効果か?  
否、それは問題無い。この重さは……。 
 
(足が、腐り始めたのか……) 
 
カレンを締め付ける首も、そろそろまずいはずだ。 
ケリを付けるか……。だが、身体は動かない。 
 
シュラ…… と背中の刀を抜き放たれる。 
キリキリキリ… ネジが回る音……。 
 
フッ、とブレイドは笑みを漏らす。 
この勝負、この一瞬に掛ける―――――――― 
 
「Wowoooooooooooooo!!!」 
 
ブレイドの叫び。それと同時に、彼の刀の柄が弾ける。 
そこから飛び出るは8本の刃。 
最凶のトラップが、ブレイドに勝機を与える。 
788比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/28 02:48
>786
式vs初音  

ひっ・・・・・・
この人怖い、助けて姉様っ
  
かなこは女から必死で逃れようとするが
女は、尚もかなこに追いすがり、同じ質問を繰り返す。
「教えろ」
かなこはひたすら逃げる、だがやがて逃げた先は行き止まりになる。
もう、逃げられない。
女はにやりとほくそえむと、また質問を繰り返す
「教えろ」
 
もう・・・だめぇ・・・・
早く早く、助けて姉様
 
そして、女がかなこの肩に手をかけようとした時
視界が白く煙り、女へと無数の糸が飛ぶ、
視界が晴れると、かなこが心の中で必死に救いを求めていた最愛の人がそこに立っていた。

「かなこに何をしようとしてたのかしら?私の方こそ教えて欲しいわ」

789両儀 式 ◆eyer5/uc :02/02/28 03:06
>788 vs初音 
 
「――――――――」 
 
ほぅ? 式は心の中で感嘆する。いずこから現れたこの女。素晴らしい。 
その漆黒の髪も、その冷徹な瞳も、雪のような肌も、全てが素晴らしい。 
 
そして、極めつけは――――――――この糸。 
 
左手にまとわりついた白い糸を式は一瞥すると、女の問いに答える。 
 
「勘違いするな」 
 
オレは知りたいだけだ。あいつらを殺した奴を。 
オレは探しているだけだ。あそこまで見事にヒトを殺してくれる殺人者を。 
 
式は女にそう語る。そして―――― 
 
「それと、おまえはなんだ? ヒトか?」 
 
銀色の瞳が、女を容赦なく睨みつける。 
790比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/28 03:15
>789
式vs初音
  
「さぁ、どうかしら?」
女の鋭い視線を避けるように初音は笑う。
「探してどうなさるのかしら?あれは人が関わってはならないもの
あきらめるのがいいわ、人の世界に踏みとどまりたいのなら」

そこで初音は言葉を切り、女の反応を確認する。 
791両儀 式 ◆eyer5/uc :02/02/28 03:33
>790 vs初音 
 
――――そうか、やはりそうなのか。 
 
式は笑う。笑うしかなかった。 
希望通り。いや、それ以上の結果が待っていたのだ。 
素晴らしいことだ。心の中で、好きなだけ笑わせてもらった。 
 
「そうか、やはり『あれ』は『こちら側』の事件だったか……」 
 
式は冷淡に言い放つ。 
 
「残念だったな――――オレはとっくに、おまえと同じ世界を歩く者になっているんだよ」 
 
容赦なく、式は女を睨む。 
言え……あいつ等を殺したのは、誰だ……。
792比良坂初音 ◆iOHATUNE :02/02/28 03:41
>791
式vs初音

「そう・・・・・でしたら仕方が無いわね」
そう呟くと、初音は女に向けて容赦無く斬糸を放つ
「真実は地獄で確かめるといいわ!」
793両儀 式 ◆eyer5/uc :02/02/28 03:52
>792 vs初音 
 
「チッ――――」 
 
女の放った、糸らしきものを紙一重で避わす。   
 
どういう能力だ? 式は考える。 
糸を操る? 馬鹿な。ヒトがもてるの能力では無い。 
 
――――――――そうか、ヒトじゃないのか……。 
 
ジャケットの胸ポケットから、刃渡りの長い短刀を取り出し、右手に構える。 
腰を沈め、銀色の瞳で相手を見据える。 
 
女。こんなものじゃないだろ、おまえの強さは? 
もっと、もっと本気になって、オレを殺して見ろ!! 
 
式は、姿勢を低くしながら女の元に駆ける。手には短刀。 
それを、彼女の胸に突き立てるために駆ける。
794サウジーネ(似):02/02/28 04:04
ブレイドvs夏柳 途中経過 
 
>727-728>733>739>743>745>752>757>776>778>782>784>787 
 
両儀式vs比良坂初音 途中経過 
 
>>786>>788-793
狂王の試練場 途中経過
(レイオット・御神苗・ヤシャ vs バンパイア・ロード)

>632 >633 >634 >635 >640 >645 >649 >650 >655 
>661 >711 >712 >716 >719 >722 >726 >741 >765
>770 >775 >777 >779 >780 >781 >785
ふぁ・・・(あくびをかみ殺しながら資料を置いて去る)

>21 久遠美喜 vs ミア・フォーテー
>51 名も無き魔族 VS スレイマン【毒を以て毒を制する闘い】
>56 御神苗優 vs タオ
>86 V.L.(使役中) vs フローズンハーフ
>90 狂阿弥 VS ミア・フォーテー
>498 遠野志貴の多難な一日(遠野志貴、アルトルージュ、アルクェイド、遠野四季、シエル(M))
>598>599>600 機械大殲
>623 ふみこ・O・V VS 遠野秋葉
>672 鈴鹿御前 vs 須藤竜也<JOKER> 
>680 ファントム(ドライ) vs ラルフ
>736 ハインケル VS ファントム(ドライ)
>738 片倉優樹 VS ン・ダグバ・ゼバ
>763 セリオ・オブ・ゴールド VS サウジーネ
>768 東出立&キャロライン・ネフェシュ vs 人形使いナハツェーラーwithキメラヴァンプ
>772 ロゼット&アズマリア(M) vs バンパイア・ロード
798黒岩省吾 ◆sChIjITA :02/02/28 11:03
狼鬼vs暗黒騎士ガウザー 途中経過
 
>10-11 >124 >496 >681 >682 >774


 
799サウジーネ(似)
ブレイドvs夏柳 途中経過 
 
>727>728>733>739>743>745>752>757>776>778>782>784>787 
 
両儀式vs比良坂初音 途中経過 
 
>786>788>789>790>791>792>793 
 
ドライvsラルフ 
 
>602>603>604>605>606>607>608>610>611>612>613>614>615>616
>617>618>619>622>625>626>627>628>629>630>676>677>678>679  
 
ドライvsハインケル 
 
>37>42>43>44>47>49>52>53>54>642>643>647>654 
>660>663>666>706>714>715>720>723>730>735