あなたの文章真面目に酷評しますPart52

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1名無し物書き@推敲中?
前スレ あなたの文章真面目に酷評しますPart51
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1184322923/l50


まとめwiki:ttp://www6.atwiki.jp/kata/
過去ログなどはこちら。

テンプレは>>2-3あたりです。投稿・批評する前に必ず読んでください。

文字数が多いスレは、1000に行く前に容量オーバーで落ちることがたまにあります。
ブラウザで表示したとき、書き込み欄の上の表示が480KBを超えたら投稿を控えて次スレを立ててください。
2名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 16:52:05
■投稿する人へ
・あなたが書いた文章を真面目に読み、感想・添削・批評を行ないます。基本的な投稿は
小説ですが、論説文やエッセイなどもOKです。掲示板にコピー&ペーストするのが一番
よいですが、自分のサイトの直アドレスやまたり文庫・アリの穴などの投稿サイトをさらすのもあり。
酷評スレまとめwiki(http://www6.atwiki.jp/kata/)でも投稿できます。
このような場合は、各サイトのトップページではなく、直接「作品の」アドレスを貼ってください。

・創作文芸板は最大改行32行、最大文字数は1024文字です。改行の少ない作品なら
1レスあたり原稿用紙2枚と少しくらい。3レス(原稿用紙7枚以上、もしくは100行以上)を
超える量の文章は、外部に晒してリンクを貼ったほうがいいでしょう。

※※ 時々いたずら目的で本人を騙ってHPアドレスを載せる輩がいます。
HP掲載の文章の批評を希望する人はそのページ、もしくは自BBSに<2ちゃんにて批評依頼中>
と入れてください。クリックして見られる『隠し』でもかまいません。 無い場合は高確率でスルーされます。
スレに直接貼る場合も、一言書いておいたほうがスルーされにくいです。

・投稿する前に読みかえしましょう。痛い間違いは投稿後に修正できません。

・もしも文章を無視されてしまったら、もう一度批評をもらえるように頼んでみましょう。
目についたものから批評していくので、見落としもあります。

・辛辣なことを言われても落ち込みすぎないように。批評をした人とあなたの傾向の相性が
悪かったのかもしれません。でも、あなたの作品をそういうふうに受け取る人もいるという
ことを心にとめておいてください。

■批評する人へ
・批評への参加は自由です。
・当スレは投稿者を育てるのが目的なので、良い所と悪い所を具体的に挙げて、できるだけ
投稿者が納得する形で批評してあげてください。
3名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 16:53:39
※原稿入力時の約束事と諸注意

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○読点は「、」 句点は「。」を使用
○セリフをくくるカギカッコの最初の 「 は行頭一字下げない
○「 」カギカッコ内最後の句点は省略する
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
○投稿には「酷評お願いします」等、投稿であることがはっきりわかるように書き添えましょう。
  本文だけを投稿しても雑談と間違われる場合もあります。
○荒らしはスルーしましょう。酷評のかたちをした荒らしには返レスは不要です。
○返レスがあまりに早すぎると、そのあとの酷評が貰いづらくなります。
  返レスは24時間以上あけて、酷評が出揃ったところでするようにしましょう。

--------------------------------------------------
関連スレ
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
議論になりそうになったらここへ誘導ヨロ。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/

あなたの文章、無理して誉めます
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1112778027/

あなたの構成・主題を真面目に酷評します
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1162625917/
4名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 17:33:52
『好きだから。』
 
桜舞い散る4月の夕暮れ時。

自分の教室… それところか、校舎には部活動を終え 生徒が帰ってしまったため、先生以外は 誰もいない状態だった。



私は 窓側にある自分の机で、静かに泣いていた。

桜が散りゆくところを見ると、小さな頃に味わった あの日の事が蘇ってきてしまったから。



静かに泣いていると、いきなりドアが開き、クラスメイトであり 同じ生徒会の会長でもある 伴野 優太が立っていた。
5名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 17:35:36
↑つづき

突然の事で 驚き、固まっていると



優太『…寺田、どぉした?もう6時半回ってんで』



と言われて、引きずる顔で笑顔を作り



『なんでもないっ!そろそろ帰らなアカンね』



と言いながらも、泣いてたのがバレないように うつ向きながら帰る用意をした。



すると足音が聞こえ、前の机にカバンを置き、普段の行動とはかけ離れたように 乱暴に座った。
6名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 17:36:19
↑つづき

優太『なんにもないワケ あらへんやろ? 気づかれへんと思ったやろケド 目ぇ…赤く腫れてる』



と 自分の目を差しながら言われ、気づかれてた事に恥ずかしさを感じ、顔が赤くなるのが分かった。

すると伴野は 喉で笑う様にクククッと笑った。




優太『寺田が何も言いたくないなら言わんでエエ。ケド、泣きたいんやったら 思いくそ泣いた方がエエ。泣きやむまで… 俺が側にいたるから』



初めて 泣いてるトコを見られたのに、優しく言われ、せき止めていた涙が 次から次へと溢れていく。



私が泣いてる間中、ずっと 頭を撫でてくれていた。

撫でられる事で、余計に涙が溢れる。
7名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 17:37:51

評価お願いします。
現在高3で、プロを目指してます。
8名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 17:56:11
>>7 うまいです。こんなとこに投稿せずに、すぐにプロになるべきです。
9名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:03:29
>>7
プロを目指すなら、投稿規定はきちんと守りましょう。

○段落の行頭は一字下げる
○……三点リーダーは基本的に2個で1セット。なお「・」(中黒)は使用不可
○空改行は最小限に。改行すべてを1行あける等はやめましょう。
○投稿が複数レスにわたる場合は、1/2 2/2 などのように、全体レス数がわかるようにしましょう。
(>>3参照)

投稿規定を守れない時点で論外。web小説としてどうですか等の
投稿が特殊な原稿であること、その評価を求めていることをきちんと
示してほしいものです。気が向いたら読みますが先ずそれだけ。

あと、台詞の二重カッコは飾りとしての効能より、無知と見なされる
副作用が高いので、控えた方がいいと思います。
10名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:03:56
>>4>>5>>6

まず空改行、半角スペース、『』などを改めてほしい。
>>3をよく読もう。

>>自分の教室… それところか、校舎には部活動を終え 生徒が帰ってしまったため、先生以外は 誰もいない状態だった。

まずここから文章の意味が分からない。
「それところか」は「それどころか」の打ち間違いにしても、
ここに使うべき単語ではない。
ねじれというのだろうか、前半と後半で違う文章を書こうとしたのか。
意図が分からないので、ちょっと直しようがない。

他にも言葉の選択がおかしいところが多々あるので、よく読み直してほしい。
音読すると気付きやすくなる。
同じ言葉の繰り返しにも気をつけること。

>>静かに泣いていると、いきなりドアが開き、クラスメイトであり 同じ生徒会の会長でもある 伴野 優太が立っていた。

一行に詰め込みすぎだろう。
さらに言うなら、一人称なので、
ドアが開く→その音で振り返る→誰かが立っている→それは◯◯であった。
というプロセスを踏みたい。

主語の省略が激しいので、時折どちらが行動したのか
どちらのセリフなのか分かりにくいときがある。

本当はもっとあるのだが、揚げ足取りのようになり、
際限がないのでこの辺にする。

以上のことが改善出来てから、描写、内容、会話などが
きちんと書けるよう練習してほしい。
11名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:04:14
>>8

(*´・Д・)エェェ〜?
12名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:09:25
>>自分の教室… それところか、校舎には部活動を終え 生徒が帰ってしまったため、先生以外は 誰もいない状態だった。

部活動を終え、生徒が帰ってしまったため、教室どころか校舎には先生以外誰もいない状態だった。

これなら分かる。だがあまり良くはないか。
13名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:20:44
>>4-6
平易な文体を特徴とする実験小説ですか、素晴らしい出来ですね。
「すると伴野は 喉で笑う様にクククッと笑った。」
ちょっとここが安易かなっと感じるけど、全体的に大変レベルが高いです。
14名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 18:59:35
>>4
「静かに泣いていた。」
「静かに泣いていると」 同じ表現を繰り返すとクドイ

>>5
「引きずる笑顔」 → 引きつる(引き攣る)笑顔?

>>6
「と 自分の目を差しながら言われ、気づかれてた事に恥ずかしさを感じ、顔が赤くなるのが分かった。」
文章がクドイので途中を省いて
「と 自分の目を差しながら言われ、(私は)顔が赤くなった」 のほうがスッキリする。
15名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 19:05:00
前スレにも24時間以内に投稿された批評希望の作品あるからね。
1614:2007/08/15(水) 19:05:50
>>6
ごめん。 一人称だから敢えて直すなら 「(私は)顔が熱くなった」 かな
17748:2007/08/15(水) 21:51:46
>>4-6

『好きだから。東京弁ver.』

 桜舞い散る4月の夕暮れ。部活を終えて、生徒達が帰っていく。教室どころか
校舎にも、先生達と私のほかには、もう誰一人として残っていないのだろう。

 窓側の自分の机で、私はただ静かに泣いていた。小さな頃のあの日のことが、
桜の散る夕暮れに重なったから。

 涙が頬を伝わるまま、窓の外をどれほど眺めていたのだろう。いきなり教室の
ドアが開いて、そこには伴野優太が立っていた。クラスメイトで、そして私も委員の、
生徒会の会長。誰も来ないと思っていたから、びっくりして優太をただ見ていた。

「寺田、どーした?もう6時半回ってるぞー」
優太の声で、あわてて笑顔を作って、
「なんでもないっ!そろそろ帰らないとダメだね」
と言いながら、泣いていたのがばれないように、顔を上げずに帰る支度をしはじめる。
足音がして、前の席の机にカバンが投げ出された。らしくなく乱暴に、優太が前の席に
私を向いて座った。
「なんにもないわけないだろ、気づかれないと思った?目、赤いぞ」
と優太は私の目を指さしながら言った。気づかれてた。恥ずかしさで顔が赤くなる
のがわかる。優太はそんな私を見て、こらえるように笑う。笑い終わると、
「寺田が何も言いたくないならいいけどさ、泣きたいんなら思いっきり泣けよ」
「泣きやむまで……側にいてやるから」
優太の手が優しく私の頭をなでた。胸の奥からこらえていたものが急にあふれた。
涙が次から次へとでてくる。優太になでられるほど、余計に涙がこぼれていく。

 私が泣き終わるまで、ずっと優太は私の頭をなで続けてくれた。


※批評代わりのリライトです。批評の批評お願いします。
18名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 22:11:09
748ウザい。
そんなにリライトが好きならリライトスレ行け。
大体、自分で小説書けない人間が頼まれもしないのにリライトするっていう感覚
が俺には理解不能。

あと新スレになったんだから、「前スレ748」って書いとかなきゃ混乱するだろうが。
19前スレ748:2007/08/15(水) 22:21:52
>>18
すまんす。自分の文章能力(≠創作能力)を高めたいので、
他者から見てどうなのかという、批評が聞きたいのです。
20名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 22:36:13
>>19
鳥はつけた方が良いよ。他人から騙られても知らないよ。
21名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 22:36:24
下手くそな奴にかぎって、リライトしたがるから始末に負えないしな。
22前スレ748改め梨屋 ◆ZrBFXw5A9Y :2007/08/15(水) 22:56:12
>>20
自分の文章能力を把握できればいいので、識別記号っと思ってたけれど
考えてみると、確かに自分が原因で無用な混乱起こすかもしれないので、
トリつけますた。

>>21
ここ下手だなと思ったところ希望。
23梨屋 ◆ZrBFXw5A9Y :2007/08/15(水) 23:06:13
すいません、トリありふれてたので◆Jc4n4r55vwに変えます。
24名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:18:09
>>22

下手だなと思ったところだって? 下手だっつーの。

>桜舞い散る四月の夕暮れ

今時こんなベタな言い回ししねー。古い歌謡曲かよ。

>教室どころか校舎にも

教室は校舎のうちじゃねーのかよ。

>先生達と私のほかには、もう誰一人として残っていないのだろう。

なんだこりゃ。この文章。センスねーよ。
「誰一人として残ってない」が大げさすぎて違和感バリバリ。
あんたが知らないだけで誰か隠れて残ってんじゃねーの?ってつっこみたくなるよ!
25名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:20:06
>>24
同意見
26名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:23:46
趣味として小説書いてる18歳。酷評よろしくお願いします。


 窓の向こうには相変わらずの雨。
 三日前から続いているこの雨は、夏の暑苦しい空気をさらに濃くし、草木独特の匂いを噎せ返る程立ち込めさせていた。
 その灰色の空から降る陰雨が、ただでさえ暗いこの場を余計に暗くさせて、私を苛立たせている。

 早くこのじめじめとした儀式が終わらないかと、嫌でも耳に入ってくる単調で響く木魚の音と、地の底から響いてくるような和尚の声を聞きながら、縋る気持ちで母の方に視線を送った。
 けど、黒い服を身にまとって正座をしている母からは、いつもの明るい表情が消えていて、抜け出したい。なんてとてもじゃないけど言えない。
 それに、あの表情の代わりに現れた今にも泣き出してしまいそうな母の顔に、苛立っていた私の気持ちも、いつの間にか悲しみに染まってしまっていた。
「それでは、お焼香願います」
 和尚の声に、母を初め、親戚たちがみんな立ち上がった。
 つられて私も立ち上がり列に並ぶ。母が香を摘んで、鼻の付け根に持っていくのが見えた。
27名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:25:00
とは言え、ですよ、
>先生達と私のほかには、もう誰一人として残っていないのだろう。
ここはリライト前の、
>校舎には部活動を終え 生徒が帰ってしまったため、先生以外は 誰もいない状態だった。
これよりは遙かにマシだと思える。
一人称で「校舎に誰もいない」と言い切ってしまうのは乱暴すぎるでしょう。
エスパーじゃないんだしw
28梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/15(水) 23:27:31
>>24
>>25

良かったら、センスの悪さをこれでもかと指摘してください。出だしの数行で
これですので、まだまだあるとおもいます。
教えて貰わないとどこが悪いのかすらわからないのですから。
29名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:32:22
>>27
どっちもエスパーなのに変わりがない。曖昧に濁らせるエスパーより
断定できないことを断定して乱暴さがある方がまだ読めるな。俺は。
前者は鼻につく感じ。
30名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:35:15
>>29
ならば人称と視点の勉強を一からやり直した方がいいのでは。
断定と仮定は全く別物ですから。
31名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:38:53
>>28
もとの文章のデキが悪いから、リライトもそれに引きずられる面がある。
自分の文章で勝負しないと的確な評価は難しい。
32名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:40:05
>>28
そのように人の文章をリライトしておいて批評を望むことが
エチケット違反だと指摘されているのです。

もとの作者さんに失礼だと思いませんか。

本当に悪いところを直したいのなら、
オリジナルの文章を上げるのが筋というものでしょう。
33名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:41:18
>>30
乱暴な仮定はエスパーの域であります。鼻につきます。
34名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:43:18
>>27
はぁ?
リライトするんならちゃんと直せよ。
できないんならリライトなんて無謀なまねはやめとけ。
35名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:45:52
>>33
鼻につく、という印象評価でなく、突き詰めればアウトかセーフの問題なんですよ。
例えば公募で、この手の断定をすると絶対的にふりになる、という話。
好き嫌いはまた別の問題だから、もういいです。
でわ。

>>34
リライト君とは別人ですよw
でわ。
36名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:49:24
>28
基本的に当人が求める限りでない場合、
他人の文章を勝手にリライトするのはマナー違反です。
荒らしやマルチよりタチが悪い。
たとえ元の文章がどれだけ糞であったとしても、それは元の書いた人のもの。
著作権侵害ですよ。

自分でキャラや展開を考えずとも書いてゆけるし
アラを探してそれを修正すれば良いのだから
一見楽して文章上達しそうに感じますが、これで上達することはありません。
37名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:51:19
>>28
今日一日を文章にしてみりゃいいだろ。
みんな喜んで酷評してくれるぞw
38名無し物書き@推敲中?:2007/08/15(水) 23:53:26
>>26
もってまわった言い回しが気になる。

>>窓の向こうには相変わらずの雨。

「窓の向こうには」は不適当か。
「窓の向こうは」「窓の外は」としたいところだが、
この一行自体、あまり必要ではない気もする。

続く二行の描写も混乱を招く。
自分がどこにいるのか、どういう状況なのか、結局よく分からない。

一文が長過ぎる。
特に主語の前の修飾語はちょっと削った方がいいだろう。
39梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 00:00:39
>>26
”儀式”ってなんだろうとおもった。木魚の音と、和尚の声が儀式と近い方がいいのかな。
それとも、ちょっと入れ替えて
「嫌でも耳に入ってくる単調で響く木魚の音と、地の底から響いてくるような和尚の声を聞きながら、
早くこのじめじめとした儀式が終わらないかと、縋る気持ちで母の方に視線を送った。」
の方がすんなりしているかな。

・「単調で響く」
単調に響く、か。

・「抜け出したい。」
の句点「。」で混乱した。

・「あの表情」
が「いつもの明るい表情」を指しているのが分かりづらかった。

これらの指摘したところは、全体に対しては大したことじゃないんで、
大きな問題は無いと思います。一文が長めなので、順に読んで
すっと分かるように言葉の順番に気を配ってもらえたらと。
40梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 00:18:28
>>34
同意。主に自分は文章の粗を探しているのです。
リライトでオリジナルを生かした部分というのは、これで良いのだと
判断したところです。文の善し悪しを見抜くこと、これが推敲の
判断能力、文章能力だと思います。
私がこのスレでコメントしていることは、ここは違うと自分が
感じる部分です。で、リライト後の悪いと言う部分は、
自分では気づかなかった推敲するべきところの見落とし。
と考えます。

>>36
反省します。オリジナルの筆者に配慮が欠けていました。
今度からは合意を貰うように心がけます。

>>7
すみません、勝手にリライトしました。
41名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 00:25:54
>>40
アンカー間違いか?
>>34に同意と言っているが、ちっとも同意じゃないんだけど・・・。
42梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 00:28:38
>>41
いえ、リライトするならきちんと直せ。という意見に同意です。
きちんと直せてないのですから。そこが到達目標。
43名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 00:30:17
梨屋、これからガンガレ!
空也のライバルとして
44名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 00:38:16
>>42
存在を知らないかもしれないので一応貼っておく。

あなたの文章真面目にリライトします。第二稿。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1144223299/l50

投稿者はそれぞれ酷評を望むかリライトを望むかでスレを使い分ける。
当たり前の話だ。

別にあんたをいじめてるわけじゃなくて、
スレ違いだと言っているんだよ。

あまり自分勝手なことをしないように。
45梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 00:46:20
>>44
そちらのスレではリライトの酷評をもらえるのか?ってこと。
さっと見ましたが、そうは見えない。リライトしたものへの
評価が欲しいのですが、なにか良いアイディアありますか?
46名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 00:48:20
あのー、何でリライトに拘ってるの?
自分でオリジナル書けばいいじゃん

そもそもリライトは基本的に忌み嫌われるから
誰も親切にレスなんかしてくれないよ
47名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 00:54:25
>>45
まず投稿者のためのスレであるべきだと私は考えるので、
リライトしたものへの評価を求める姿勢は理解しがたい。

あなたのリライトした文章真面目に酷評します

というスレを立てろ言いたいところだが、需要はないだろう。

そもそもリライトというものは元の文を良くするためにすることだ。
良くならないのならする必要がない(これもすでに誰かが言っている)。

自分の文章をリライトしたまえ。

これだけレスを消費している時点で、人に迷惑もかかっているのだよ。
48梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 01:05:18
>>46
誰も間違った揚げ足取りはされたくないのだろうという気持ちがありました。
多くの指摘を見付けた場合は、さすがに直したくなる。で、こう直せばこうなると
示したほうが早いと。リライトした文はそのオリジナルの作者に属するとなんら
疑わなかったので、あまり気を害することは無いのだと軽く考えていたところもあって、
指摘を列挙して、延々と続く揚げ足取り、とされるよりは、批評される人に
とってまだ前向きでソフトな方法だと捉えていました。

直した文が悪いというのは、指摘が悪い部分。見抜けなかったところや
間違った判断をしたところ。と。自分で生み出す能力が皆無なのは
百も承知しているわけですが、ダメだしの力は、創作能力とは別の部分
だと考えてまして、その力は磨きたいなと。
49名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:20:25
理系の考え方でリライトしても困りますよ。

元の文章は、そりゃ糞だったり屁だったり、日本語崩壊しいるものも多数だけど、やっぱりそりゃその人のオリジナル。
オリジナルというのは、その人だけの発想やら雰囲気やらも全て含まれているもの。
ここは主に文法やら技法的な指摘をしているが、
だからと言って他人が勝手に部品を持ってきてすげ替えてもOKな訳じゃない。
あくまで、当人が納得して、自分でリライトして技術を磨かなければ、無意味な話なんだ。
でなければ、その人の世界は消えてしまうわけで。

そこにはあなたの世界はない。
部品部品をどんなに組み合わせたって、あなたのものにはならないし
もちろん元の人には害はあってもひとつの益もない。
元の作者が頭の中で想像した光景や、キャラを、あなた理解しようとしてる?

せっかく赤ちゃんがつみあげた積み木を勝手にこっちが良いと言ってぶちこわしにくる小学生みたいだよ。
50梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 01:21:07
というわけで、前向きな方向を模索した結果なんですが
投稿者にリライトと、そのリライトの酷評を受けること、
この両方の許諾が得られたならば、リライトを試み、
それ以外は真面目に酷評。もちろん、真面目に酷評への
酷評も大歓迎です。

というスタンスでやらせてもらいますので、よろしくお願いします。
51名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:21:39
>>梨屋 ◆Jc4n4r55vw
真摯な姿勢と素直な態度は買うけど、今のあなたはスレ住人にとって迷惑
な存在でしかないよ。

>ダメだしの力は、創作能力とは別の部分
>だと考えてまして、その力は磨きたいなと

編集者にでもなりたいの?
どのみち、創作能力のない人間のリライトなんて望む人間は、ここでは少ないだろ。
ヤマなし、オチなし、イミなしでもいいから、自分のオリジナルを作って
みる事をオススメする。

今のままじゃ荒らし扱いされて終わりだよ。
52名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:24:52
>>50
今書いた自分の>>48の文章を読み直してリライトしなよ。
ヒドい文章だ。

「間違った揚げ足取り」 正しい揚げ足取りなんてあるのか?
「リライトした文は〜」以降が長過ぎる。
問いかけに対して答えになっていないし、文意がそもそも不明だ。

主語述語を使ってまず普通の文章を書けるように。
53名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:27:33
どうしてコテハンの人間は、いつもこんなにウザイんだろう
54梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 01:28:57
>>51
編集者か学校の先生、そういうところの能力です。
ビジネス文書ですが人の文章を添削する機会もありまして。

>>52
あ、すみません、元々長ったらしく回りくどい文章になる癖が
あるようで、指摘していただいて有り難いです。
用語の用法の間違いなども気づかないんですよ。
5551:2007/08/16(木) 01:37:44
>>梨屋 ◆Jc4n4r55vw
素直な態度でオブラートに包んでるけど、結局あなたは自己中なだけのようだね。
あるいは天然なのか。

今のままの姿勢だと、誰からも相手にされなくなると思うよ。
56名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:41:41
>>54
だったらよけい分かるだろ。
リライトは本人がするもの。
その過程で頭をひねって上達する。

批評者にできるのは問題点の指摘だけだ。

まあしかし聴く耳持たぬというならせめてそのコテハンでやってくれ。
そうすればこちらも対処できる。
57名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 01:59:17
批評諸氏の方にお願い。
リライトへの批評は一律禁止でお願いします。
58梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 02:07:38
理解できないと言われると思いますが、私も思うところがありますので、
投稿者の合意が取れたらというやりかたは変えないでしょう。コテを
名乗ったのは、そういう意味合いもあります。迷惑でしたらお手数ですが
NGに登録して下さい。しかし、オリジナル、作者の作り上げた文章、この大切さ。
他者のリライトへの嫌悪感。文章への愛情。今回、皆さんとやり取り
させていただいて、目から鱗が落ちました。

因みに、出来れば全レス目指したい。と思うところですが、控えさせていただきます。
現在、批評待ち作品があります。考えるまでもなくスレッドの主役は、
私の存在よりも、その作品と投稿者です。私にレスをくれた方で、まだ、
前スレの批評待ちの作品と、このスレの作品へ批評をしていない方は、
出来れば、批評待ち作品へ批評を加えていただけないでしょうか。
59名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 02:14:26
なにいってんだい、>>57
リライトしようがしまいが、個人の勝手。
そりゃ、リライトは反感買うかもしれないが、
リライトすることが酷評の意思表示でもあるんだ。

リライトへの批評は一律禁止だと?
おまえの顔の方が一律禁止だよバカたれ。厚顔無恥のな。

いいか、仕切りたかったらここには来るな。ここは2ちゃんねるだ。
お役人が来るところではない。
下手なリライトもスレの一興のうちだ。わかったか。
以上
60名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 02:36:07
原文に対してのリライトはアリだよね。
リライトが一つの評価なわけだから。
ただ、批評の批評がウザイのと同じで、リライトへ批評もウザイだけだと思う。
批評したければ原文を批評すればいい。
61名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 02:39:57
>>59
>リライトすることが酷評の意思表示でもあるんだ
勝手な俺様論乙。

>リライトしようがしまいが、個人の勝手
>仕切りたかったらここには来るな。ここは2ちゃんねるだ
2ちゃんだって公式掲示板のひとつだ。
個人の勝手で何をやったっていいってわけじゃないし、これだけスレ違いな事態
になれば、>>57のような意見が出てくるのも当然だ。

お前の書き込みも一種の仕切りだって事に気付け。

>下手なリライトもスレの一興のうちだ。わかったか。
梨屋 ◆Jc4n4r55vwのやってる事は「一興のうち」を越えてるんだよ。
だからこれだけ叩かれてるんだ。わかったか。
以上。
62名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:01:09
>>58
>理解できないと言われると思いますが、私も思うところがありますので、
>投稿者の合意が取れたらというやりかたは変えないでしょう。

反論できない批判はスルーして開き直りか。どうしようもないな。
「嫌なら見るな(=NGワード指定)」を盾に、傍若無人な書き込みをするのは、公式
掲示板において最低の行為だって事を覚えておけ。たとえそれが2ちゃんであってもだ。

文章力よりも最低限の社会性を身につけないと、世の中に出ても能力を発揮する
場所を与えられないぞ。害虫。
63名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:06:08
下手くそリライトしか出来ねぇ新参コテのターゲットにされてる奴は、録に推敲もしねぇ批評の対象にもならねぇ糞文
自業自得だろ。汚物まき散らして、どうっスか?って、汚物を見せるなとしか言いようがねぇしさ
リライト癖のある奴が出しゃばって来るのは、汚物の烙印が押されたと同じだってわかってんのかね?
64名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:16:52
>>58
>他者のリライトへの嫌悪感

お前の場合は違う。
自分の意向だけで空気読まずに、スレ違いな事をしまくるから嫌悪感を持たれてるんだよ。
65名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:22:32
>>61
>>>59
>>リライトすることが酷評の意思表示でもあるんだ
>勝手な俺様論乙。

ここではみな俺様論だろが
おまえみたいに 自覚がない 奴が一番ヤバイ
66名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:25:12
>>61
>だからこれだけ叩かれてるんだ。わかったか。
>以上。

その叩かれ具合がいいんじゃねーか
見てておもしろい
わかったか
6761:2007/08/16(木) 03:36:27
>>65
>ここではみな俺様論だろが

みなが自分の考えでものを言ってるのは当たり前だ。
その中で、至極真っ当な意見と「勝手な」俺様論に分かれてるんだよ。
両方をごっちゃにするな。

>>66
>その叩かれ具合がいいんじゃねーか
>見てておもしろい
リライト厨の存在を迷惑だと思う人の方が多いんだよ。
これまでの書き込みを見れば一目瞭然だ。
わかったか。


68名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:38:42
で、どこまで自演だ?オマエら当然最低でも3つぐらいは文体使えるよな。
梨屋=空也ならオマエの評価を見直す
69名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 03:53:22
今夜は大漁ですな
70名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 04:06:12
>>58
遅レスになったか?まぁいいけど、これだけは分かれよ。
お前のリライトって、基本的に読めるように言葉をつなぎ直してるだけなんだよな。
だから、お前のリライトで読めるようになった文章を叩いてほしいってのは
仮に酷評部分を手直ししてもこれは救いようがない駄文に過ぎないと、
言えと言ってるようなもんなんだぞ。
どれだけ残酷な要求してんのか、ちょっと頭働かせろ。
71名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 08:29:37
次スレには、リライト厳禁って入れとかなきゃダメだな。
72名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 10:10:23
酷評希望者と批評者の好きにすればいい
投稿せず、批評もしない者が、このスレを占有するな

>>7
1 空行うざい
2 『』がうざい
3 半角スペースが邪魔
4 おかしい日本語が沢山
5 文章にセンスが無い
6 内容がつまらん

最低限、推敲してから投稿しろ。読み直してコレなら
今後書くのは辞めたほうがいい。
73名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 10:17:47
そもそも誰のせいで……

よし、流れを戻すか。
74名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 10:43:31
あわただしく、玄関をあける音が聞えて、私はその音で、眼をさましましたが、
それは泥酔の夫の、深夜の帰宅にきまっているのでございますから、
そのまま黙って寝ていました。
 夫は、隣の部屋に電気をつけ、はあっはあっ、とすさまじく荒い呼吸をしながら、
机の引出しや本箱の引出しをあけて掻きまわし、何やら捜している様子でしたが、
やがて、どたりと畳に腰をおろして坐ったような物音が聞えまして、あとはただ、
はあっはあっという荒い呼吸ばかりで、何をしている事やら、私が寝たまま、
「おかえりなさいまし。ごはんは、おすみですか? お戸棚に、おむすびがございますけど」
 と申しますと、
「や、ありがとう」といつになく優しい返事をいたしまして、
「坊やはどうです。熱は、まだありますか?」とたずねます。
 これも珍らしい事でございました。坊やは、来年は四つになるのですが、
栄養不足のせいか、または夫の酒毒のせいか、病毒のせいか、よその二つの子供よりも小さいくらいで、
歩く足許さえおぼつかなく、言葉もウマウマとか、イヤイヤとかを言えるくらいが関の山で、
脳が悪いのではないかとも思われ、私はこの子を銭湯に連れて行きはだかにして抱き上げて、
あんまり小さく醜く痩せているので、凄しくなって、おおぜいの人の前で泣いてしまった事さえございました。
75名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 10:54:19
>>74
酷評希望するの?やめといたら?
76名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:01:39
読点多過ぎる。
77名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:06:39
>>76
そういう問題じゃないだろ。ゆとり乙
78名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:07:45
梨屋 ◆Jc4n4r55vwのリライト待ち
79名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:11:12
また変な流れになった。
酷評にレスするの止めればいいのに。
80空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/16(木) 11:16:27 BE:90652872-2BP(20)
>>72に同意。
リライトは、少なくとも私は役に立つと思いました。
酷評をお願いするというのは、自分の文章を他人に読んでもらい、
添削してもらって、最終的には元の文を自分で書き直すというのが目的です。
だから、普通に批評をしてもらった上で、「自分ならこう表現する」とリライトするなら、
「こういう表現法もあるのか」と具体的にわかります。

あと、前スレで酷評してくれた人ありがとうございました。
81名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:16:58
酷評も下さずにまた自治論にお熱か。
82名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:19:58
で、>>74
ホントに酷評希望してんの?
83名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 11:37:55 BE:291384959-2BP(20)
>>74
うまい。
物語に引き込まれるし、素晴らしいね☆







なんか読んだことある、ヴィヨンの妻じゃ・・・
んで、部屋まで文集取りに行って確かめたら同じだったw
84空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/16(木) 11:51:49 BE:116553492-2BP(20)
 恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。
 ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。
「ここには、時々人が来る。……あんたみたいに。大体は人間界で死んだ奴さ。でも、死者が全部ここに来るわけでもない。少なくとも、俺はそんなに多くの人間を見たことが無いからな」
 恭子が黙っていると、ミナカタは続けた。
「ここは俺の世界だ。常に俺の思ったように変化し続ける。最近模様替えをしてなくてな。だからさっき、意見を聞いたんだ」
 なんだか突拍子も無い話だ、そう思ってもミナカタを信じるしか無かった。
「いつからここにいるの?」
 ミナカタはゆるゆると首を振る。
「わからない。ずっとこうしてるんだ。というより、ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
 さっき摘んだ花が、手の中で摘む前と変わらない水水しさをたたえている。――根と茎が切り離されただけじゃないの。なんてことないわよ――そんな声が聞こえた気がした。
握り潰したらどうなるのか、試してみたくなったが、むなしいから止めた。非暴力抵抗の勝利。
 それにしても、さっきから“人間界”というミナカタの言い方が気になっていた。
「あなたは、人間じゃないの」
「……神様、かな」
「えっ?」
 思わず間抜けな声が出た。神様って言ったの? 少なくとも、ミナカタの容貌や今までの態度は、恭子が持つ神様のイメージとは正反対のものだった。
「神様って、その――ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」
 世界史や日本史で出てきた神の名を並べたてる。
+++
前スレからの続きものですが長いので、文章作法や描写などの点で酷評お願いします。
視点を三人称に変更しましたが、高見広春先生の「バトルロワイアル」のような表現だと思ってください。
85名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 12:01:34
>>80
お前さんと仲のいいリライト厨は、スレ本来の主旨である酷評を二の次にして、自分の文章力を
磨くためのリライトを目的としている(俺にはそうにか見えない)。
自分勝手なマネもたいがいにしとけと。

このスレにおいてリライトが意味を持つかどうかというのは、この際別問題だ。
86空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/16(木) 12:05:12 BE:90652872-2BP(20)
>>85
もう止めにしましょう。

>このスレにおいてリライトが意味を持つかどうかというのは、この際別問題だ。
>スレ本来の主旨である酷評を二の次
>自分勝手なマネもたいがいにしとけと。
87名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 12:17:20
>>84
読みにくくて、イメージの掴みにくい文章だな。
キャラのセリフも含めて、何が言いたいんだかチンプンカンプン。
素人が身の丈に合わない事をしようとして、失敗してる典型のように感じる。

読者に分かりやすく伝えようと意識してる?
平易な言葉で、シンプルに伝えるという段階から始めてみたら?

今のあなたのレベルも大体見当がついた気がする。
この調子で駄文を毎日投下するよりも、一旦修行期間に入るなり、推敲に推敲
を重ねるとかした方がいいと思うな。
88名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 12:19:40
つまりコテへの私怨だな。優位に立ちたい気持ちが先走って
どんどんチンピラザコ化してるんだけど、こういったリアクションは
勉強になるな。
89名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 12:39:08
>>87
>平易な言葉で、シンプルに伝えるという段階から始めてみたら?

同意
90名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 13:05:56
>>84
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと【摘んだ。】
>【花は争わない】けれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。
日本語的には「摘んだ」と「争わない」はつながらない。
美しいのは、非暴力・無抵抗の「主義」じゃないかな。

リライトするとこんな感じ。
・抗う手段をもたない花は、美しいが脆い。
・非暴力、無抵抗主義は美しいが脆い。
・抗う手段を持たない花は、非暴力主義に似て、美しいが脆い。


>ミナカタを【見つめる】と、近くに咲いた大きな百合が、まるで【似合っていない】事に
>気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。
これも、「見つめる」と「似合っていない」がつながらない。
91名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 13:17:17
>>84
>「〜人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
> さっき【摘んだ】花が、手の中で【摘む前】と変わらない水水しさをたたえている。
>――根と茎が切り離されただけじゃないの。なんてことないわよ――そんな声が聞こえた気がした。
ミナカタのセリフから、直接恭子の心理描写につながってるのは違和感バリバリ。
三人称なら、他人のセリフの後の行動描写には、主語があったほうがいい。
摘んだが重複。

リライトすると
「〜人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
 恭子はミナカタの言葉を聞きながら、手の中にあるガーベラを見つめていた。
 摘む前と変わらない水水しさをたたえたそれは、――根と茎が切り離されただけ
じゃないの。なんてことないわよ――と語りかけているように見えた。
92名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 13:28:19
>84
続編ならリンク入れろとお願いしたのですが。
それができないのなら解説くらい入れろや。
設定も人物も解らないので酷評もリライトもできません。
93空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/16(木) 13:50:39 BE:77703034-2BP(20)
>>92
描写などの表現法などの酷評をお願いしたので、あえてリンクしませんでした。
前スレでかなりリライトなどしたので、そこまで読んでもらうのは大変だと思ったので。
94名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 15:37:27
>>84
「花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。」
自分は一読して意味が分からなかった。 数回読めば分かるけどね。
「非暴力抵抗」という言葉があまり一般的でないからかな・・

「ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。」
ちょっとしつこい文章ですね。さらに「無限であり、無限だから無限なのさ」のような
意味のない説明になってる感じがする。 禅問答のような効果を狙ってるのかな・・

「神様って、その――ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」
細かいことだけど、こういう固有名詞を三つ以上列挙すると煩い感じ。
中2病っぽくなるというか・・ ラノベとかでよくあるけどさ。

「非暴力抵抗」だけど、この言葉が二回目に出てくるときはわりとしっくりしました。
冒頭で唐突にこの言葉が出てくるから違和感があったのかも。
冒頭の文章の前(自分は読んでませんが)からの流れが自然であればこの言葉も
旨く馴染むのかもしれません。
95名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 20:46:38
1/2 
信号は赤。道に車は無し。念のため左右を確認する。異常なし。
エンジン音も特に聞こえない。周りに人もなし。
 時間もないし渡ってしまうことにした。
あたり一面田んぼの田舎道、僕はゆっくり歩く。ただひたすら、祖母の家を目指して。
 二十分ぐらい歩いた。街の方からサイレンが聞こえる。救急車だ。どこかで事故があったのだろうか。
一面田んぼの平坦な土地では何も遮るものがなく、遠くに救急車が走っているのが確認できる。
僕がたどった道の上でサイレンの音が止まった。現場にはRVとその運転手の青年が、落ち着かない様子で立っていた。
意味もなくあたりをいったりきたり、ふらふらしている。動揺している。
「お酒なんか飲むからだよ」と僕は独り言をいう。僕はあたりを見回す。誰もいない田舎道、誰も聞いちゃいない。
「違うよ赤信号でわたるからだよ」後ろで声がした。背筋が凍る。はっと振り向くが誰もいない。
ついさっきあの辺りで僕は信号無視したのだ。気分は悪くないから幻聴とは思えない……と思うと、本当に気分が悪くなってくる。
「僕死んでないよね」救急車の乗せられた人がどんな人なのかは知る由もない。
気味の悪さを振り払うためにあえて笑った。そして歩いた。
祖母のうちについた。
96名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 20:47:10
2/2
「サイレンの音聞こえた?」祖母は聞く。いきなり聞く。
「ああ。現場みたよ。」
「そうかい。最近暇をもてあました、高井さんとこのニートの息子がいたずらして、だいぶ消防を困らせてるんだけどね。」
「ああそうなのか。よかった。」
祖母は僕の言葉をあわてて返した。
「よかったなんてことないだろう。よりゃ、救急車や消防車が出動するようなことが起きないに越したことはないが。」
「ああそうだね。」
僕は返した。僕は死んでない。
「現場見たんだろ。」
僕は息が詰まる。
「いや、遠くで、救急車が走っているのをみただけなんだ。」
僕は中途半端に答えた。僕はRVの記憶を消そうとする。
「あれあんたの足ないよ」
僕は心臓が止まるかと思った。
「冗談だよ。あんたが事故にあわんでよかったよ。」
本当によかった。
 夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
男は「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」と話しているという。
警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。
97梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 21:04:31
>>84
前スレから付き合いさせてもらってるところですが、今回、コテ名乗りました。

 まず失礼のお詫びと感謝を。前スレで勝手に手直し(リライト)し、大目に見て
いただいたのですが、いろいろありまして、大変失礼なことしたなと反省すると共に、
許しを与えてくれたあなたに深く敬意を強く感じているところです。

 この期に及んでさらに図々しいお願いがあるのですが、私こと梨屋、批評の一環として
全面リライト文を書き、その出来の酷評を受けたいという望みを持っていまして、
「梨屋がこれをリライトしてもいいよ、それについての酷評も受けても良いよ」
と、もし、よろしければ言ってはいただけないでしょうか?

 無論、全面リライト文の批評後に、これは梨屋の文だと主張することは一切いたしません。
私のリライト文は、原文著者に帰属する著作物と考えていますので、リライト文をなにがしか
の形で原作者の創作の足しとして活用していただけるならば、これ以上のことはありません。
非常に厚かましいお願いなのは自覚するところですので、万が一、良ければ、通常の批評
ではなく、全面リライトによる批評をしたいと思うところです。


今回は前回との繋がりあるところですので、梨屋がここだけリライトしても完成度を上げない
と考えていますので、批評受けリライト許諾の返答を頂かずに、通常の批評を行います。

以下、文末「と俺は思う」略
今回の全般感想、主語が入った三人称の方がしっくりしている。ただ、ところどころに抜けがある。
気になった点は>>90-91に同じ。>94の「非暴力抵抗」、「間抜けな声」
台詞の纏まりのなさ(後述)、接続詞(後述)、等があるが、語順を入れ替えた方が良い文が
多いので、これについてを述べたい。
98梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 21:09:22
>>84
この部分の冒頭について。
恭子が「非暴力抵抗」という言葉を使うのか?という問題はおいといて、
花は美しい、そして儚い、力に抗えない。花を摘む。の一連のイメージが恭子の
自殺理由を臭わせながら展開〜なんてことはない。非暴力の勝利。転調へ
これは良い。花畑を作り出したのはこのためだったのかとすら思う。だが、
「花は争わない」が良いか?というといただけない。たとえば、

【問 花は[動詞]。 ここに合う[動詞]を選びなさい。】と問われたとき、
「争わない」を思いつく人はまずいない。一般に、咲く、散る、香る…。であるので、
「花は争わない。手がないから。」といわれても「花が争わないこと」がわからないのだ。
ピンと来ない。説明がその後に来ても、だから何?という気になる。
生物学的に言っても、花も競合他種との生存競争はしているわけで。
だが、はじめに連想の誘導をしておけば違和感がなくなる。語順を逆にしよう。

「非暴力抵抗は美しいが脆い。花は(も)争わないけれど、それは手段が無いからだ。」

とすると、座りがいい。これは例えに限らず、行動と思考も一緒。「何かをする。考える。」
よりも、「考える。何かをする。」方が読み手が分かりやすい。であるので、

「非暴力抵抗は美しいが脆い。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。
恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。」

が良い。花、脆さ、摘む。ぶつりという語感も、こちらの方がより引き立つのでは
なかろうか。
99梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 21:34:58
>>84

会話文のまとまりの無いのは、接続詞の使い方に原因があるかもしれない。

「わからない。ずっとこうしてるんだ。というより、ここでは何もかもが無限なのさ。人間界と違って有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」
の”というより、”がイマイチ。「ずっとこうしている」のと「何もかもが無限」という抽象的なことが
結びつかないのだ。むしろ、”というより”は、こちらに入れる方が相応しい

「わからない、”というより、”ずっとこうしているんだ。」

これで、彼がずっと存在していることが強調される。ここで、読む側はなぜ?と感じる。それは

「ここでは、人間界と違って何もかもが無限なのさ。
有限じゃないから終わりが無い。その代わり、始まりも無い」

このように繋げやれば、人間界と何が違うのか、無限と終わりの不在、始まりの不在
まとまりが出る。語を適当に入れ替えて、一番しっくりくるように頑張って欲しい。
100梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 21:47:26
>>84

「ここは俺の世界だ。常に俺の思ったように変化し続ける。」
「最近模様替えをしてなくてな。だからさっき、意見を聞いたんだ」
ここも同様に語順や接続詞を上手く変えればまとまるはず。

・俺の世界であること
(だから)
・思ったように変化すること
(?)
・意見を聞いたこと
(それは)
・模様替えをしていないこと

よりも

・意見を聞いたこと
(それは)
・模様替えをしていないこと
(なぜなら)
・思ったように変化すること
(つまり)
・俺の世界であること

の順の方が繋がりが出るだろう。
101梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 22:02:35
>>84
その他。
「ミナミカタを見つめると〜」の文は、誰が見つめて、何にまるで似合っていない事に
気づいたのかが不明確。むしろ、ミナミカタを見つめることは除いても良い
(多分恭子はミナミカタのことは時々見るだろうから)。しかしミナミカタ、あるいは
周りの景色と、大きな百合が合っていないこと。については何に百合が合っていないのか
を示すことは必要。

それに続く接続詞の「それで」は合わない。
・○○には似合わないな。それで、私も似合っていない。
よりも
・○○には似合わないな。だけど、私も似合っていない。
句点直後の接続詞は省略してもほぼ意味が通じるのでいっそ
・○○には似合ってないな。私も似合っていない。
でも可。省略しても文の意味が通る接続詞が目立つので、たどたどしさを
出したいところや強調したいところ以外は積極的に接続詞を省略してみるのもよいだろう。

些細なところだが、「えっ?」=間抜けな声 ではないだろう。へっ?とか、ほひゃ?
とかあとなんだろ?ともかく間抜けな声というのは、マヌケでないと困る。

最後に、恭子は頭が悪くないはず。奇跡行為を目の前で起こされて、いろいろと
説明してもらったのに、ミナカタを超常の存在と察するのが遅すぎるな。


今回の投稿へのコメント以上です。頑張ってよりよいものにしてください。
102名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 22:20:19
>>95-96
描写不足なので主人公がどこにどういう状態でいるのかが
わからない。よって非常に読みにくい。
信号無視(交差点?)から二十分歩いたならば、一キロ以上は離れてるはず。
なのに事故現場の状況がわかるというのは不自然。

これもちょっと酷いな。
>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
>男は「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」と話しているという。
>警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。

夕方のニュースが流れた。僕が歩いた道。事故現場が画面に写った。
高井信彦という男が逮捕されたという。酒気帯び運転らしいが「赤信号なのに
歩行者が飛び出してきた」と言ってるらしい。
馬鹿な奴もいるものだ。僕は思った。

とかこんな感じで。
 
103名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 22:54:47

「・・・俺が死んだらどうする?」
「・・分からない」幼かった私はつぶやくように言った。
アルコール依存症の父と貧しい家庭、そんなありがちな家庭で私は育った。
最低の父だった。どす黒い毎日だった。
罵声と暴力を投げつける父との生活に限界を感じはじめた頃。
父は自殺した。私が部屋に入り発見した時には既に死んでいた。
心は晴れるほどの澄み切った晴天だった。
てるてる坊主みたいで少し滑稽だった。
暴力は連鎖する。
私はそれを実感している。
アルコールと同時に大切なものまで体内からすっと消えいく。
空は透き通おるような青。
日がきらきら輝いて少し幻想的にすら見える。
黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線を息子が投げかけている。
私はふと何かを思い出すように聞いてみる。
「・・・俺が死んだらどうする?」
104梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/16(木) 23:09:22
>>95-96

 図々しいお願いがあるのですが、私こと梨屋、批評の一環として全面リライト文を書き、その出来の酷評を受けたいという望みを持っていまして、
「梨屋がこれをリライトしてもいいよ、そのリライトの酷評も受けても良いよ」
と、私めに、もしよろしければ、言ってはいただけないでしょうか?
 無論、願う全面リライト文の批評の後に、これは梨屋の文だと主張することは一切いたしません。
私のリライト文は、原文著者に帰属する著作物と考えていますので、リライト文をなにがしかの形で原作者様の創作の足しとして活用していただけるならば、これ以上のことはありません。
非常に厚かましいお願いですが、万が一、良ければ、通常の批評ではなく、全面リライトによる批評をしたいと考えます。

……ということなのですが、梨屋のリライトのスタンスは読んでわかるように。ということでして、梨屋がリライトする余地が残されていません。
むしろ私の実力を超えていますので、ちょっとパスさせていただきまして、通常の批評を。


以下、文末「と俺は思う」省略
「一面田んぼの平坦な土地では何も〜なく、〜走っているのが確認できる」
・”では”に違和感。
 ”には”の方が適切。
・(僕は)”走っているのが確認できる”
 できるは出来るの可能の意よりも、”わかった”とか”見えた”とか、見付けたことを”僕”に相応しい言葉を選ぶ方がよい。

「僕が”たどった”道」では救急車の位置が分かりづらい。どこをたどっていたのかが今まではっきりと示されていないから。”来た道”、”歩いた道”等の方がよい。

「意味もなくあたりをいったりきたり、ふらふらしている。動揺している。」
ここ、主語省略されるときは通常(僕)のルールなはずで、本来なら、落ち着ついていない状況に置かれている、”青年が〜”と主語を入れるべきなのだが、後半部分、僕が被害者になっているかもしれない疑惑問題へも係り、なにか違和感を読者与える表現として、よい。

会話については、”よりゃ”は誤字?。を除いて、全体に流れる雰囲気と良く合い、完成度が高い。

最後のニュースについては>>102に同意。


以上です。何か少しでも参考になればと願います。
105名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 23:12:11
お前別のとこでやれよ
106名無し物書き@推敲中?:2007/08/16(木) 23:17:57
>>95,96
>夕方ニュースが流れた。
>やはりイタヅラだったという。

端折りすぎ。ここまで豪快に端折ってくれると気分がいい。

>夕方ニュースが流れた。
テレビ、ラジオ、インターネット、どの媒体でニュースが流れたのかわからん。
夕方の全国放送で流すようなニュース内容ではないようだ。地方局のローカルニュースなら
地方局とわかるように。

>やはりイタヅラだったという。
おいおいw 端折るな。イタヅラの内容を説明しようよw いたずら電話で消防署を困らせているなら
その具体的ないたずら内容をもう少しわかるように。

端折りすぎといったけど、かいてる本人に端折ってる意識はないと思う。
祖母のせりふまわしをみれば、書き慣れていないことがわかる。

課題
1 頭のなかだけで風景をかかない。田舎道を実際に歩いてその感触を文字にする。
2 せりふ、頭のなかだけで登場人物にしゃべらせない。実在の人物を思い浮かべ、せりふをいれる。

この2点を注意するだけで変わるよ。
107空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/16(木) 23:46:00 BE:97128353-2BP(20)
>>87>>89
確かに、私は本当のど素人です;
何しろ2週間前に創作を始めたという、夏休み中の高校生ですからorz
初めての小説なので、わかりやすさを追求したいと思います。

>>90>>91
主語が抜けていたりするのに、気づかなかったのはとても恥ずかしいです。
指摘ありがとうございました。
最初に一人称で書いていたのですが、アドバイスにより変更したのでおかしいところがありました;

>>94
固有名詞を3つ以上はうるさい、ですか。確かにそうですね。
具体的にありがとうございました。

>>97-101
とっても細かい批評ありがとうございます。
こんなに長く、本気で書いてくれるなんて思ってなかったのでちょっと感動です。
リライトは全然構いませんよ!
批評のお礼になるかはわかりませんが、私の文章なんかいくらでもリライトしちゃって下さい。
でも、批評の代わりにリライトだと分かりにくいので、リライトに説明をちょっと加えてくれたら、嬉しいです。


皆さんたくさんの酷評ありがとうございました。
上にも書きましたが、ど素人なので、推敲してもかなり粗がありました。すいませんでした。
108名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 00:12:42
>>107
投稿するなとは言わないし、若さと勢いで書いたものを批評してほしいという
気持ちも分かる。
けど、駄文を立て続けに読まされる者の気持ちも考えながら、投下をお願いしたい。

確かに書く事が上達への道だけど、ここをロムって素人の文章のどこが悪い
のかを研究したり、良い作品を読んで、それのどこが良いのかを分析するの
も大事だよ。

やみくもに書くだけじゃあ上達しない。
道は長いし、あなたはまだ若いんだから、焦らずじっくりとね。
109106:2007/08/17(金) 00:15:54
>>95,96
てめぇ、わざとミスリード狙ってかいたなw

>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
〜だったという。〜だったという。二度続いている。

イタズラ癖をもっている高井信彦という男が逮捕された

高井信彦は警察の取り調べに対して
「青信号で普通に走っていたのに、飛び出してきた」
と話しているという。

警察は男を公務執行妨害の疑いで容疑者を取調べる方針である。

なんで公務執行妨害? 人身事故なら業務上過失致死、自動車運転過失致死傷罪じゃないの?
警察官を殴ったりしたら公務執行妨害に問われるけど、ここもミスリード狙ってかいたのか?

それにしても端折りすぎというか説明不足でわかりずらくなっている。
文章力がアイディアに追いつけばおもしろいものをかきそうだ。たのしみだ。はやく腕を磨け。
110106:2007/08/17(金) 00:24:21
>夕方ニュースが流れた。やはりイタヅラだったという。高井信彦という男が逮捕されたという。
×〜だったという。〜だったという。二度続いている。
○〜という。〜という。二度続いている。

失礼。訂正させていただく。
111106:2007/08/17(金) 00:31:40
れす番
109と110番だ。hahahaハ
112酷評お願いします:2007/08/17(金) 01:02:17
出だしなのですが…

「アラタはかぁいそうだねぇ。こんなにオイシイもの食べれないなんて」
うっとりするような目つきで三杯目のパフェにとりかかったこの女性はあろうことか……、
「ブふっ」
「ほらぁ、先生ばっかりに食べさせちゃだめだよう」
「……ッ」
もとい、思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたらそこらの小学生と見分けがつきそうにないこの謎の生物は、あろうことか俺の高校の担任である。
「別に嫌いな訳じゃないんですよ、苦手というか、どうせ腹に詰めるならなら他の好きなものを入れたいんですよ」
鼻にチョコレートソースを付け、口のまわりをクリームで白くさせながら、きりりと(しかし、食べることはやめずに)先生は言った。
「そうだね、アラタの言うことも一理あるよね。何でもかんでも口に入れてちゃ幸せに鈍感になっちゃうもの。辛いことの後に良いことがある
とは限らないんだから、小さなことに幸せを感じれることは大切だと思うのよ。でもね……、よいしょ、っと」
油断した俺の口に、苺とバナナと生クリームを支えていたバニラアイスひと玉が放り込まれた。吹き出しそうになったが、紳士な好青年を自負
し、実践してきた成果の一端であろうか、気づいた時には両手で口を包み込み何事もなかったかのようにバニラアイスを咀嚼していた。そして
先生は満足げに続けた。
「どういう味かぐらいは覚えていても悪くはないわ」

 若い女性の店員は先生がお会計を済ますのを不思議そうに眺めながら(俺には何かしら非難めいた眼差しをチラチラ向けつつ)カエルのがま口から取り出された紙幣を困惑しつつもニッコリと受け取ると、「またのご来店をお待ちしております」と爽やかに送り出してくれた。
113名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 01:03:32
>>108
誰もおまえに読んでくれとか頼んでねーよw
つーかおまえマゾか?
114名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 01:14:36
>>113
だれに読んでほしいんだよw
おまえバカか?
115名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 01:45:59
>>114
<だれに読んでほしいんだよw

それを読みたいと思う人間に に決まってるだろ、トンマ
読みたくなきゃあぼーんすることも覚えろ。 トリップ付いてるんだから。
116名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 01:57:43
読むに堪えないとはっきりいわれるのがそんなに怖いのか
悪いがここは駄文は駄文と徹底的にこきおろすスレだから
117名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 02:01:35
>>116
<悪いがここは駄文は駄文と徹底的にこきおろすスレだから

誰もそれは否定していないと思うが?
118名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 02:02:32
一つ、いいですか?お前ら何様だよw
この板には自分を毒舌な評論家だと思い込んでいる屑が山のように居りますなw
文壇デビューさえしていない青二才が人様の文章を評価しようなんざ、とち狂いもいいとこです。馬鹿も休み休み言いなさい。
119名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 02:02:41
>>112

どういう場所なのかという説明も描写もない。
パフェという単語で喫茶店なのかなとは思うが、だから描写をはぶいていいと
いうわけではない。
語り手である「俺」にしても、どっかの生徒らしいという事以外何も分からない。

ひとつの文が長すぎる上にクドすぎ。
書いてる本人は気の利いた表現をしてるつもりなのかもしれないが、ことごとく
スベっている。読んでて痛々しい。

登場人物のセリフにも強烈な電波を感じる。
全体の印象としても意味不明。

>思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたら
↑日本語になってない。思考の論理回路が破綻しているのはあなただと思われ。

他にも言うべき事は山ほどあるのだが、アホらしくて書く気にもなれない。
そういうレベルの文章です。
120名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 02:08:56
>>118
何をいまさら……
それでも読んでほしい、酷評してほしいと思う人が投稿するのがこのスレ。
おかしいと思う酷評はスルーすればいいだけ。何度も言われている事だ。

まあ、あなたはプロの先生や編集者だけに作品を見てもらってくださいw
121108:2007/08/17(金) 02:18:09
>>115
俺は空也 ◆4dbIFOhX2さんみたいな人の作品は、真面目に読んで真面目に酷評
したいと思ってる。スレタイ通りになw
だからこそ>>108みたいな事も言いたくなる。

ちなみにあなたは、ここへ投稿する時「誰もおまえに読んでくれとか頼んでねーよw 」
なんていう気持ちで投下するわけ?
122115:2007/08/17(金) 02:25:46
>>121
いや俺投稿したことないし・・
>>115のような書き込みを投稿というのなら別だが。

仮に「投稿」してもおまえには読んでもらいたくないよ。
それはおまえの言う通りだよw
123名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 02:41:25
今夜も大漁ですな
124108:2007/08/17(金) 02:47:37
>>122
>仮に「投稿」してもおまえには読んでもらいたくないよ。

名無しがほとんどを占める2ちゃんで、そんな回答はナンセンス。

ついでに言うなら、あなたみたいな考えの人には投稿してもらいたくないな。
あなたが「おまえには読んでもらいたくないよw」と言うのと同じようにねw
125115:2007/08/17(金) 02:53:43
>>124
ならお相子だな(よく分からんがw)

俺が気になったのは>>108の中のたった一文

<駄文を立て続けに読まされる者の気持ちも考えながら

ここだけだ。 あまりにも頭に乗ってるように見えたからな。
言い過ぎた部分は許してくれ。 所詮名無しの戯言だw
126名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 03:42:17
>>125
たしかに私も>>108の駄文云々の件は気になりました。
「読まされる人の気持ちを考えろ」とは、明らかに上から目線であると同時に、自らを評論家を以って任じているかのような高慢な態度に感じます。
またそのニュアンスには拒絶の意味合いが強く含まれているように思え、本来の酷評するといった目的を果たせていないように思います。
拒絶するくらいなら読むな…と。はっきり言って何様のつもりですか?
127名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 03:46:21
>>124
いやはや、あなたの満足出来るセンスに富んだ回答とはどういったものですかな?
是が非でも教えて頂きたいものです。
128名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 04:10:32
もー相手しなきゃいーじゃん

くだらない
129名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 04:13:07
お願いします。誰か>>103を酷評して下やってください
130名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 04:19:55
時制の変化は意識的なんだろうね?
過去のことに関していきなり現在形になっている。
おれは現在に戻ったと思ったが、過去のままだった。
酷評以前にそれ以外言うこともない。
ただの文章
131名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 04:28:52
晴れるほどの…と書いてあるにも関わらず、晴天だった、と断定している。
132108:2007/08/17(金) 04:29:14
>>126
:空也 ◆4dbIFOhX2Aさんには申し訳ないと思ううけど、今まで投稿されたものは、
やはり駄文の域を出てないと思う。
勢いに任せて書いたものを、勢いでポイポイッと連投している印象を受けたので、
多少嫌味なニュアンスを含むのを承知で、ああ書かせてもらった。

>「読まされる人の気持ちを考えろ」とは、明らかに上から目線であると同時に、
>自らを評論家を以って任じているかのような高慢な態度に感じます。
俺は作品というのは「読んでもらう」ものだと思ってる。
俺だって自分の作品を人に読んでもらう時は、どんな人であれ「ありがたい」と思っているよ。
評論家気取りしてるつもりはないけど、「読む人の気持ちを考える」というのも
必要だと思うし、そういう意味では>>108を失言だとは思わない。
あなたがどう受け取るかは自由だけど。

>またそのニュアンスには拒絶の意味合いが強く含まれているように思え、
>本来の酷評するといった目的を果たせていないように思います
ここ数日のようなペースで、ああいったものを連投するよりも、もっと練って
推敲してから、投稿すれば?という意味で言ったんですがね。
ちなみに俺は空也さんの文に対して、ちゃんと酷評もしてるよ。どれがどれ
とは言わないけど。
拒絶するくらいなら、読みもしなければレスもしないよw
133名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 04:39:26
>>130
意図した物ですがやはり分かりにくかったですか。
ありがとうごさいます
134名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 06:16:46
よし。ワシが添削してやろう。

---------------------------------------------------------
「……俺が死んだらどうする?」
「……分からない」
 私は幼かった。そんな無茶な問いに答えられる訳がない。
 貧しい家庭というものは、概ね何かしら問題をかかえているものだ。私の家庭では、その問題とは父親自身だった。
 鳥かごの中の鳶と雀。その爪で千切られ引き裂かれた日々は、単なるカウントに過ぎなかった。二度と立ち上がれなくなるまでの。
 不意に天井にぶら下がった父の向こうの空は、これまでにないほど高く、蒼く映えていたのを覚えている。
---------------------------------------------------------

途中までだが、ワシが適当に書き直すとこんな感じだ。
4、5行目にもうちっと文章を加えてみてもよかったかな。
「カウント」よりもっといい日本語があれば使いたかったんだが。
青い空を自分の気持ちの比喩として使うのはいい感じだと思う。
できるならそれにもうひとつ付け加えて、家庭を鳥かごにして見ますた。
父が首吊り自殺したというのは、そのまま言うとそのまますぎるので、
あえて詳しく説明はせずに読者に勝手に察してもらうようにっつーのは如何かと。
そうすると自分も自殺するかもしれないという暗示があとにも生きるかな、と。
>最低の父 >どす黒い毎日 >心は晴れるほどの
こういうのをそのままの説明ではなくて、どう最低なのか、
どうドス黒いのかを語れるといいと思うんだが。
>黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線
視線を説明するには長いような気も。いいたいことは分かるが、
もうちっと簡潔に軽蔑や汚らしさやおぞましさを出せるとベターではなかろうか。
最後のほうで時制が変わっているのは、過去から現在にフェードインしていくからだぬ。
ワシは全然問題ないと思います。
135空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 07:18:35 BE:233107294-2BP(20)
おはようございます。
寝てる間に私の駄文について議論があったみたいですね。
108さんは真面目に考えてくれているようで、とてもありがたいです。
中学時代の大嫌いだった先生を思い出しました……。
気分を害するほどの駄文の投稿、本当にごめんなさい。
自分でも常に推敲しているのですが、未熟さ故に悪いところに気づけない部分があります。
友達など身近な人ではここまで細かい批評をしてくれないので、このスレを利用させてもらっています。
もう何回か見直してから、続きを投稿させてもらいます。
108さんは気にくわないかも知れませんが、駄文だ、と思ったらまたそう書いてください。

あと、他の人の批評の邪魔になるのは嫌なので、もう議論は止めましょう。
スレ主旨と違ったレスすいません。
136名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 08:22:20
ミカエルは、ロブマイヤーのグラスにロマネ・コンティをなみなみと満たし、舌と喉とをしめらせた。
 ちなみに、ミカエルのいる応接間のシャンデリアもまた、ロブマイヤーなのだから、来客のほうも感心する。
 来客のピーターは、ゴブレットを手に取って、しげしげとながめた。ピーターはミカエルにたずねた。
「これもロブマイヤー?」
「そう、それもロブマイヤー」
 ピーターは、ソファを立って、飾り棚に置いてある磁器を観察した。
「これって、マイセンですよね?」
 ピーターの問いに、ミカエルは答えた。
「そう、大当たり。アンティークの勉強をよくしてるね」
 ミカエルは、ピーターにロココのイスに座るようすすめた。
 そして、ミカエルはヴェネチアン・グラスにシャンパンを注いで、ピーターに渡した。
「これ、高いんだろ?」
 ミカエルは手をふった。
「どうってことないよ」
 一口にシャンパンといっても、ピンキリで、やや高価なシャンパンをふるまったのである。
 ピーターはシャンペンを口に含んだ。
「ところで、音楽はなにをかけようか?」
 ミカエルはピーターにたずねた。
「バッハのマタイ受難曲なんかいいんじゃないかな?」
 ミカエルはピーターの所望どうりの曲を再生した。ゆったりとしたテンポの曲が流れる。
 ピーターはグラスから口を離して、話した。
「まだ曲の全部を聴いてないんだ」
(かきかけ)
137名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 08:22:39
>あと、他の人の批評の邪魔になるのは嫌なので、もう議論は止めましょう。

お前がえらそうに仕切るな。誰のせいだと思っているんだ
138名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 08:30:53
>>137
つまんねえ因縁つけるなよ……大人気ねえな。

気にするなよ>空也
139名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 08:50:17
 小柄な老人の体が突然三倍近くも膨れ上がったのを見て、表情の凍ったセルゲイはスペズナフナイフを取り落とした。
 今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。
 ただひとつ彼に解る事は、今の老人の肉体は彼等コサックのどんなに屈強な兵士よりも巨大で、かつ惚れ惚れするくらいダンディだったという事だけだった。

 一枚岩から削り出したようなごついフォルムの上半身は、目の錯覚か真っ赤なオーラに包まれて見えた。恐らくスチームや色つきライトを使ったトリックだ。
 けた外れに分厚い太ももは、最新鋭の重機のように滑らかに伸縮し、実に堂々たる足取りで崩壊する建物の間を進んでくる。やはりこれもトリックだ。
 すくみ上がりそうなほど大きい背丈も、もちろんトリックだ。もはや三メートルに達していようかという高さの肩にくっついた頭から、優越感に浸った目が見下ろしてくる。どんな気分だ? その目にトリックに騙されて逃げ惑う兵士達の姿は、いったいどんな風に映っている?

 老人は兵士達に向かってゆっくりと両手をかざすと、怪しげな妖術でも使うような素振りで腕を振りまわしはじめた。そしてそれはまさに怪しげな妖術だった。
 目の前の風景が暗転し、建物が赤黒く染まったような気がした。思わず笑ってしまいそうだった。その腕はいかにもといった禍々しい光を放ち、人間の体から出るはずのない「ぶうん」という唸りをあげていたのだから。
「ハアアアアアアアアアッ!!」
 腹腔に響く不気味な唸り声に、鳥肌が立った。
 兵士のうちで逃走本能に背けたのはセルゲイただひとりだったようだ。上官が撤退命令を叫んでいたように聴こえたが、くだらない幻聴に付き合ってなどいられない。
 だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。
 セルゲイは真相をえぐり出すナイフを拾い上げると、熱気と狂気をはらんで著しく歪んだ元老人の顔をぎろりとにらみつけた。
 その面の皮剥いでやる。顔の筋肉がこわばっていたので、上手く表情が作れたかは甚だ疑問だった。
 熱に浮かされたように彼は前進した。
140名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 08:51:32
>>136
脚本のト書き乙
141人形師 ◆wa1a4mh476 :2007/08/17(金) 09:29:33
>>136
私は酷評スレの住人ではありませんし、酷評には懐疑的ですが、
ちょっと通りがかったので。

その描写がどういう目的で書かれたのか判りませんが、「香水はシャネル、
バッグはグッチ、靴はエルメス、時計はカルティエ、服はアルマーニ」と
言っているような感じです。それぞれの分野の第一級品叉はメーカーを
上げていますが露骨すぎ、ミカエルが悪趣味な成金か俗物に見えます。
しかも、ロココというのは様式であって、必ずしも高級品を表す言葉では
ありません。ミカエルを滑稽な俗物として描きたいのであれば、非常に
効果的な描写だと思いますが、そうでないなら書き直した方がいいと思います。

あと、ワイン、特にロマネ・コンティのような赤ワインは、グラスに並々と
注いだりはしません。グラスの底に数センチほど注ぎ、グラスの中に充満
した香りを楽しみます。また、飲み頃のロマネ・コンティは最低でも数十万円
はすると思いますから、ピーターに渡したシャンパンとは格の差がありすぎる
ように思います。また、赤ワインとシャンパンでは飲むTPOが違いますから、
二人の人物が赤ワインとシャンパンを飲んでいるのは不自然な気がします。

その他、ヴェネチアン・ガラスは装飾品に使われる色ガラスですので、
通常グラスには使いません。グラスに使われる高級ガラスはボヘミアン・
ガラスです。
142名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 09:37:53
>>134

役に立つ意見をありがとう。
143空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 09:50:57 BE:226632375-2BP(20)
>>84の続きです。酷評お願いします。

「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。
「さてはあんた、信用してないな。そうだな、確かに――お前が言ったような神とは、ちょっと違うかもしれん。だけどそれ以外に言い方が無いんだ。支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ? ここには服従させるものが無いしな」
 恭子は、ミナカタの言葉に疑問を感じた。
「でも、思い通りにできるんでしょう? ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?」
 恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき――
 時が止まった。
「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
 そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。
恭子はミナカタに、切り立った崖から流れ落ちる、大きな滝を見た。数百年の時を生きる、苔むした巨木を、そして巨岩を、見た。美しい音楽を聴いた時ぞくぞくするような感覚が、その何倍もの大きさになって恭子を襲った。
 ミナカタが目をそらしてようやく、恭子は我にかえった。
 ――自分は馬鹿だ、と恭子は思った。ミナカタが、神と正反対だって? 今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか? 
ジーンズとTシャツ、それに煙草さえ無ければもっと、神様らしく見えるのだろうが、結局は、そんな物にしか目がいかなかった自分が馬鹿なのだ。
144名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 11:53:29
>>135
てめぇ、はスルーだ。
145梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 11:53:58
<前文略>。以下文末「と俺は思う」省略

>>103
「心は晴れるほどの澄み切った晴天だった。」
・心 ”が” 晴れるほどの〜
 ではないか?”は”のままでは、心が晴天のように晴れていること
 になってしまい空模様が示されず、綺麗に今の空模様と昔の空模様が対にならない。

「アルコールと同時に大切なものまで体内からすっと消えいく。」
 ”俺”が大切にしているものが今まで示唆されてない。
 かつての父と同じように、自堕落な生活を日々を送っている”俺”が
 大切にしてること、を読み手が想像するのは苦しい。

「黒く腐敗し、うじの湧いた動物の死体を見るような視線」
 どす黒い毎日との対になる部分だが、冗長。腐った死体でもみるかのような
 視線を投げられる。は観念的すぎる描写。観念的でも悪くはないのだが、
 ”視線を投げかけている。”では、状況の描写の様に見え、”俺”の心に
 写る子供の眼差し、心象なのだということが、分かりづらい。

 数行だけのとても短い文章なので、対比の部分の要所に韻を踏む、あるいは
 韻を踏んで要所を外すという言葉遊びの要素、リズム感が欲しい。

以上、何かの参考になればと。
146名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 12:37:43
>>26です。
前回指摘されたことを意識しながら書き直してみました。
言い忘れていましたが、続物の冒頭部分です。


 三日前から続いている雨は、夏の暑苦しい空気をさらに濃くし、草木独特の匂いを家中に噎せ返る程、立ち込めさせていた。
 その陰雨が、ただでさえくらいこの場を余計に暗くさせて、私を苛立たせている。 
 このじめじめとした儀式はどうしても好きになれない。
 それでも、単調で響く木魚の音と、地の底から響いてくるような和尚の声は、遠慮なく耳に入ってきた。
 早く終わって欲しい。私は、縋る気持ちで母の方に視線を送った。
 けど、喪服姿で正座をしている母からは、いつもの明るい表情は消えてしまっていた。
 これでは抜け出したい、なんてとてもじゃないけど言えない。
 それに、あの明るい表情の代わりに現れた今にも泣き出してしまいそうな母の顔に、苛立っていた私の気持ちも、いつの間にか悲しみに染まってしまっていた。
「それでは、お焼香願います」
 和尚の声に、母を初め、親戚達がみんな立ち上がった。
 つられて私も立ち上がり列に並ぶ。母が香を摘んで鼻の付け根に持っていくのが見えた。
 おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。
 写真には、皺だらけの口元が少しだけ緩んでいる顔。
 そういえば、その人の笑顔を久しぶりに見たような気がする。
 それが写真の中の、口元だけの笑みであっても。
 いつから笑った顔を見なくなっていたんだろう。
 そう考えながら、私も香を摘んだ。
147名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 15:38:26
>>112
まず、冒頭をセリフで始めるのは止めたほうがいい。
読む側は、場所も人物も分からない状態なので、いきなり会話が
出てきても興味をそそられない。会話の内容も意味不明。

>もとい、思考の論理回路が破綻しているランドセルを背負わせたらそこらの
>小学生と見分けがつきそうにないこの謎の生物は、あろうことか俺の高校の
>担任である。
この描写は、下手な見本みたいなものだな。
思考回路が破綻している部分が本文にないので、破綻してると言われても
読み手に伝わらない。
謎の生物も同じ。どこが謎なのかわからない。
二人の関係が読み手に分からない状態で、「あろうことか」と言われても
何がなんだか。

「あろうことか」というのは「とんでもないことに」と言う意味だから、とんでもない
状態でなければつかないほうがいい。

例えば、二人ならんでパチンコをやっていて、となりでガンガン出しながら
「ドル箱もってこい」と命令する子供みたいな女性が、「あろうことか高校の担任
だった」とかね。
148名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 15:45:23
>>136
描写が足りない。

>ちなみに、ミカエルのいる応接間のシャンデリアもまた、ロブマイヤー
>なのだから、来客のほうも感心する。
どんなシャンデリアなのか、具体的に。

>ピーターは、ソファを立って、飾り棚に置いてある磁器を観察した。
>「これって、マイセンですよね?」
ここも磁器の具体的な状態、カラーとか模様とか、雰囲気とかそういうものを
描写してから、「マイセンですよね?」とセリフにつなげるのが王道。
149名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 16:00:52
>>134
大体いいんじゃないかな。
ただ小説というのは全体のバランスもあるから細切れに貼っても意味ないんだけどな。
各レスごとに問題がなくても、つなげたらボロボロということもあるから。

>「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
日本語としては間違いではないけど、セリフとしてはこなれてない感じ。
素直に
「俺は、人を服従させたいとは思わない」
でいいはず。

全体的に主語を意識しながら文章を書けるようになっているので、あとは
自分で考えながら書くようにしたほうがいい。
150名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 16:36:40
>>148は、描写と説明の違いがわからないクズ
151名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 17:52:12
>>150>>148に描写と説明の違いを教えてくれと素直に頼めないから、ヒッシに煽っている模様。
152梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 18:09:10
>>112
<自己紹介前文略>以下文末「と俺は思う」略

彼らの状況が掴めない点、「思考の論理回路が破綻しているランドセル」、
文の長さ、そして印象としてのクドさについては>>119>>112に同じ。
その他として

・「あろうことか……、」
 で、あろうことか、何なんだ?と言う疑問が湧くのだが、問題は
 次にくる「ブふっ」である。何の音かがとても気になるのだ。あろう
 ことか、が何を指すのかも分からず、さらにこの状況も分からず、
 不快さを誘起させる。会話は二つの謎を説明しないまま平然と進むため、
 読み手はおいてけぼりとなり、「もとい、」といわれても、もといが
 何を訂正したいのかも想像がつかない。そして、この文の最後の最後で、
 「あろうことか」がやっと現れ、また出だしを読み返し、この「もとい」が
 あろうことか……に続く文なのだと分かる。これは不親切。
 ” ○○あろうことか……。もとい、××あろうことか、□□なのだ。 ”
 の強調の効果が生かされるどころか、マイナスとなっている。

・「咀嚼」。バニラアイスは果たして咀嚼(噛み砕く)ものか。否である。

・店員の反応、(俺には何かしら非難めいた眼差しをチラチラ向けつつ)
 店員に顰蹙を買った経緯が書かれていないので、これも読み手が
 置いてけぼりとなり、不親切。

・鼻に〜きりりと言った。
・辛いこと〜大切だと思う
 のフレーズは好き。

以上です。何かの参考になれば。
153名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 18:16:44
>>84
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

「恭子はなんとなく、」 なんとなくはいらない。なんとなく感じたのは恭子だから「なんとなく」をいれることによって視点のゆらぎに繋がる。

>花は争わないけれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

これをいいたいが為に、
「恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと摘んだ。」
とってつけたように感じる。

つづく
154梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 18:20:26
>>136
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

梨屋はあまり教養が無いので、グッズのブランド名称で
なんか高価なんだろなと誤魔化された。が、どう豪華なのか
全く分かっていない。よくよく考えてみると、豪華なワインに
豪華なシャンデリア、豪華なゴブレット、豪華な磁器。
豪華なシャンパン。であって、このシーンの絵が浮かばない。
このシーンの会話も「コレって豪華ですか?」「そんなことないよ」
というやり取りなのだといった理解である。スカスカで良い
シーンなら素早く読めて、これはこれでも良い。

以上です。なにかの参考になれば。
155名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 18:32:02
>>84
おっかなびっくり書いている。
つまり自信がないから、悪い部分が文章となってあらわれている。

つづく
156名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 18:42:32
>>84
>ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

「ミナカタを見つめると、」 誰がミナカタを見つめた? 恭子か? 恭子視点でか?

「それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。」 私って誰? というかいつのまにか私=恭子?

つづく
157名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 18:52:30
>>84
この自信のなさ、原因はなんだろう。
一人称での書き込み不足だな。一人称をしっかり自分のものにしていないからだ。

つづく
158梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 18:55:28
>>139
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略。

これは、このシーンに至るあらすじが無いと、中身を理解するのが
大変である。ので、投稿された部分だけで判断する。

・人称、主語の不適切な省略。
 「今度は一体どんなトリックを使ったんだ。パニックで頭の中が痺れてしまい、
 お得意の八百長を暴く時のいろはもすっ飛んでしまったようである。」
 誰が使ったんだ?と思い、誰がすっ飛んでしまったようだと思ったのか不明確。
 このような、誰が何を考え、語り部が誰で、何を見てどうなっているのかが
 一目で分からない文が目立ち、不親切。

・抽象的装飾語による説明の映像
 「かつ惚れ惚れするくらいダンディ」
 ダンディは非常に曖昧な言葉で、例えば手元の辞書には
 ”からだつきがスマートな上に、衣服の着こなしもよく、人との応対の仕方などにそつの無い男性”
 とあるように、この言葉からでは、映像として<巨大化した老人>の姿をイメージできない。
 これらのように、どうしても映像として想像できない説明が散見され、不親切。

・感想
 アクションシーンで読み手に映像が想像できないのは辛い。
 冗長な装飾が多く、不親切。もっと簡素に。そして具体的に。
 過剰で映像の想像を伴わない文の連続は却って軽快さが失われ、マイナス。

・「だって曹長、こんなの明らかなトリックじゃないですか。」
 このフレーズは彼の置かれた立場、有能さを想像させる。ベタだが好き。

以上です。何かの参考になれば。
159空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 19:13:42 BE:77702562-2BP(20)
>>155>>157
前にも書きましたが、これが初小説なので書き込み不足等は勘弁してください。
よろしければ>>143も酷評お願いします。
160梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 19:19:50
<自己紹介前文略>。以下文末「と俺は思う」略
>>146

 全般、安心して読めました。
 若干気になった点を述べます(わざと読み手に気にさせているのであれば問題なし)

・「どうしても好きになれない。」と「今にも泣き出してしまいそうな母の顔」
 前者は恒例となった行事、例えば、法事などを予感させる。だが一方
 後者は悲しみをこらえる悲劇直後を想像させる。この不一致感。

・「おもむろに視線を動かすと、ふと黒い額縁がすっと視界に入ってきた。」
 遺影を意識する説明にしては過剰に感じる。おもむろ、ふと、すっと、
 視界に入ってくる、そこまで気が付きづらいものとは思えない。
 目立つものなので。

・「その人の笑顔」のその人と主人公の関係。
 いつもの明るい母が悲しみに暮れる故人だが、一方で、主人公は
 故人をその人と呼び心理的距離を持つ。遺影の笑みを久しぶりに
 見た ということは、いつもは笑みをみていない=いつもがあるということ。
 同居関係で母は慕い、私は距離感。母へ私が抱く感情は良好。
 つまり継父か?。勿体ぶる必要があるほどの確執が、これから
 描かれていくならなら良し。

以上です。なにかの参考になれば。
161名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 19:22:09
>>84
それともうひとつ。
根源的なものだ。ぺらい。ぺらぺらだ。
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 これをいいたいが為に書くのであれば、
『非暴力抵抗は美しいが脆い。』 について深い考えをもっていなければ書けない。

このひと言を書く為に三百枚を使った。or かっこいいから文章に混ぜた。
意識の違いだな。

>>159
おお初小説か。なら、なおさら厳しくいくとするか。143は84が終わってからだ。

つづく
162梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/17(金) 20:06:41
>>143
すいません、順番狂いました。以下「と、俺は思う」略。
総評として、前回の投稿部分に比べると、とても読みやすい
・全体のバランスがあるのに注意
・「恭子、お前は俺が、人を服従させたいと望むと思うのか?」
・主語の意識の改善
これらは>>149に同じ。

その他
・神と支配者の違い。
 「支配者とか王様なんてのは権力が絡んでくるだろ?」
 神は王様ではないので、権力願望を持つだろうと想像できず、問いかけが不自然。
 ”著名な神様−えらい人−王様−権力好き”といった誘導がほしい。

・「時が止まった。」
 本当に時が止まったのか、恭子が時が止まったように感じたのかが分からず不親切。
 思うに前者だと思うが、たとえば、時が花から落ちる雫、花びら、etcといった
 その場にある動かなければならないものが静止する描写がほしい。後者なら主語を入れれば良い。

・「今の感動こそ、まさしく神のオーラじゃないか?」
 一連のイメージ描写、”――”間を示す記号。心理描写。その後に来る「今の感動」
 言葉が示す事象と離れていて、あれは感動だったのかと戸惑い、不親切。
 オーラは外に発せられた後光的印象、。内から沸き出した存在感を受けとるような
 イメージの描写を、一言で現す語としては不適切。

・ミナカタが望めば、服従させる人たちも、さっきの花みたいに生まれるんじゃないの?
・一連のイメージ描写の言葉のテンポ
 これらは好き

以上です。なにかの参考になれば。
163名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 20:11:35
>>84
印象。
ストーリーテラーの良い部分を伸ばしたらいい。
どんなに面白いストーリーが浮かんでも現在の基礎体力(文章力)では良い部分を活かしきれない。

基礎体力がないと判断した点
>水水しさをたたえている。
なんの疑問もなく、「水水しさをたたえている。」 とかいてしまうところで判断する。

「瑞々しさをたたえている。」 「みずみずしさをたたえている。」

適切な漢字を使うか漢字をひらくか。だけでも印象が違う。そのことに気づかない。
そんなこと考えてもみない。読書量が少ないからだ。

つづく
164空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 20:24:50 BE:181306447-2BP(20)
>>163
いえ、それはわざと水水しさ、と書いたのです。
変換して「瑞々しさ」しか出てこなかったのですが、
辞書にはきちんと「水水しさ」という字も載っています。
花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。
(水々←としなかったのは、原稿で水と々が区切れてしまったからです)
ヤフーで検索にもかけて、実際どの程度この漢字が使われているだろうかと調べた上で、
その字をあてたのですが、読書量の不足ととられたのは少し悲しいです。
自分で言うのもなんですが、同年齢の人と比べたら遥かに本は読んでいると思うので。
165空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 20:32:35 BE:259008858-2BP(20)
>>163
それでも、瑞瑞しさと書いた方がいいでしょうか?
確かに、意識して使ったとは判断されないでしょうし、
読む人によっては「読書量不足」ととられてしまうのですよね……
166名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 20:39:55
167名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 20:42:37
>>164
>花の水分を感じるときに、「水」という漢字の方がイメージしやすいかと思いました。

ここの感覚がずれちゃってるんだろうな。
168名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 20:47:55
>>165
自信をもって、「水水しさをたたえている。」 と表現したなら
それでいいのだよ。作者の個性なのだから。

俺の一言でゆらぐような個性なら個性じゃないんだよ。表現とはそういうものなんだ。
表現に間違いなんてないんだ。自信をもって書きなさい。

84終わり。143は明日。
169名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 20:58:38
>>141
>>148
>>154
すばらしくまじめな酷評
とても参考になりました
ありがとうございました
いろいろなご意見があって
とても興味深く拝読しました
自分で気がつかなかったことを
気づかせてもらった感じです
170名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 21:10:15
 ああ、遅かったか。せっかく俺も調べたのに逃げるなよ。
>>163 >>168は真剣な相手に対して、ある意味卑怯な気がしないか。

「みずみずしい」については三省堂辞典で 【瑞瑞しい・水水しい】
(1)つやがあって若々しい。つやつやと輝いている。「―・い若葉」
(2)若々しく新鮮である。「―・い感覚に満ちた詩」[

なので「水水しい」という表記はあるのだが、問題は意味・例文のほうで、
じつは「みずみずしい」には「水分を多く含んでいる」という意味はないことが分かった。

 さらにグーグルしてみたら
ネット上では化粧品や肌の水分の話題で「水水しい肌」と書くことが多く、広告的意図を
感じる。
芥川龍之介は「水水しい」の表記を用いているがあくまで「金剛石(ダイヤモンド)のブ
ロオチ」に対して、であった。

 俺としては>>84で「水水しい」を使わない方に一票。化粧品の宣伝レベルの
「みずみずしいって、水水しいってことなんですよ。水分が大事なんです」
「なるほど、うまいこと言いますねぇ」的な表現を使いたければ、どうぞ。

 なお、他の指摘点については
>>161の指摘は正しい。例えばガーベラが摘んでも花持ちがよいのは、非暴
力抵抗の勝利ではなくて品種改良が進んでいるから。園芸屋さんの勝利。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%A9

>>84
(恭子は)ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に
気づいた。それで、私に似合う花も無いな、と胸の内で笑った。

 これは中間話法ではないか。文法的には原文の通りで、OK。
171112です:2007/08/17(金) 22:19:06
酷評ありがとうございました。書き込むのは二回目、一回目はほぼスルーで、酷評されるのは初めてであります。
こういうライトノベルな文章に対する反応を知りたくて書き込みしてみました。なので全体的な内容とか設定とかはほぼノータッチです。
文が長くてクドいというのはとても参考になりました。もっとサラッと書けるように頑張ります。
以下、見苦しい言い訳ですので、すっ飛してくださって構いませんです。

・『電波』(←よくわかりませんが受け入れます、すみませんでした)
・「ブふっ」←先生がアラタの口に苺を突っ込んだ、その音です(メモ帳で書いてたら、説明を入れ忘れたorz)
・「思考の論理回路〜」は「謎の生物」にかかります(←悪質なわかりにくさ)
・先生の思考の論理回路が破綻していると、アラタが断定した理由は、
 「かわいそうだね」と言った次の行動が「先生ばかりに食わせるな」と苺を突っ(←書き忘れたorz)
・「あろうことか」を使うのに、この場合は、『二人の関係』は必要ないさ〜(←見苦しい言い訳)
 それに傍から見たら小学生に見える(そして幸せそうにパフェをつっついている)やつが
 自分の担任だと読者にカミングアウトするのに
 「あろうことか」は使っていいと思うのです(←現実を受け入れられないやつの戯言)
・「バニラアイスを咀嚼」 アイスひと玉を口に入れたら噛んで小さくするのです(←ひと玉食うのお前くらいだ)
・店員さんは年長(というか保護者)に見えるアラタがおごられているのが理解できないのです。

もっともっと酷評のしがいのある文章を書けるように精進します。
ほんとにありがとうございました!
172名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 22:21:17
  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙   テストしていた
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;> 
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f    そんなふうに考えていた時期が
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!   俺にもありました
173LC:2007/08/17(金) 23:05:12
 おねがいいたします。 

 土曜の朝九時に目が覚めたら上出来だ。目覚まし時計も鳴らないのに、
すっきり爽やかな気分で朝が来た。
 だけど、ベッドの中に一人ってことに気が付いて、ちょっとだけ焦って
布団を跳ね飛ばして、裸足で歩く音をぺたぺたさせながらドアを開けたら
丁度、坊主頭のドレミどりんが出かけようとしているところだった。咄嗟
に行く手を阻むべく、顔を見上げて立ちはだかり、両手を広げた。
「一人でどこ行くの?」
「どいてくれる? シャンプー買いに行くんだから」
 ドレミどりんは、キャンキャンわめく子犬には興味ないみたいな鬚面の、
ものすごく渋い顔で間抜けなことを言った。
「シャンプーなんか、いらないでしょ、坊主なんだから。石鹸で十分」
「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
「百歩譲ってシャンプー使ってもいいけど、ちょっと待ってよ。久し振り
に休みが一緒なんだからさ」
 そうなのだ、折角一緒に住み始めたっていうのに、全然擦れ違いの日々
なのだ。ドレミどりんは、仕事が徹底的に不規則で、土日はおろか、昼も
夜もないのだ。普通のお勤め生活をしているあたしと休みが合うなんて、
月に一度の奇跡なのだ。
「待てないね。置いてっちゃうもんね。寝坊した庄野さんが悪い」
 あたしは二重に落ち込んだ。休みに九時まで寝ているのは罪なのか、こ
んな仕打ちを受けるのか、と言いたかった。それに、いつものことだから
仕方ないのだけれど、ドレミどりんは、朝っぱらからあたしのことを庄野
さんと呼んだ。多分、ご機嫌ナナメ、なのだ。機嫌がいいと、庄野っち、
と呼ぶ。大差ないか。本当は下の名前、未春、とか、ミハルちゃん、とか
って呼んでほしい。
174空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 23:28:23 BE:233107766-2BP(20)
>>173
偉そうなこと言える立場じゃないが、気づいた事があったので。
>「失礼なことを言うんじゃない。石鹸でいいわけがない。地肌に悪いじゃ
ないか」
とあるけど、石鹸って地肌に悪くないよ。
無添加だから。(無添加じゃないものは石鹸としての価値無い)
石鹸でわざわざ髪を洗う人もいる。
洗った後は髪がアルカリ性になってキシキシするけど、クエン酸や酢を薄めたもので洗い流すとOK。

うん、別に大した問題じゃないかも。
175名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:35:54
空也とかいうカスは消えてほしい もうレスしないでほしい 目障り
176名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:37:23
石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。
177名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:37:50
あほか。
おまえの方が目障りじゃ。175は今すぐ氏ね!
みんなそう思っているよ。
178名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:43:21
氏ねとまでは思わないが、同意。
それぞれの批評に意見や反論は普通にありだが、一方的な文句はいらん。
179名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:43:54
↑どうした笑
逆上?
180名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:47:29
おい、空也。「アリの穴」に投稿してみれ。
おまえはまあまあセンスがある。10代にしては。
アリには粘着も来るだろうが、へこたれるなよ。
181空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 23:52:27 BE:116554829-2BP(20)
182ヤマモト:2007/08/17(金) 23:53:17
>空也
あげてみな。
僕が責任もって見るから。
183名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:53:53
どうでもいいよ
184名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:56:40
石鹸の話より美容院のHPセンスに禿ワロタ
185名無し物書き@推敲中?:2007/08/17(金) 23:56:58
>>181石鹸は脂との親和性がとても強い。皮膚というのは多少の脂を保つ方が健康的である。
そういう意味で頭皮とかデリケートな地肌に悪いんでしょ。納得である。
186空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/17(金) 23:57:16 BE:407938379-2BP(20)
>>180
センスがあるなんて言ってくれてありがとうございます!
「アリの穴」には、未完のものを投稿してもいいんですよね?
今までに、このスレでアドバイスをもらって書き直したものを、投稿してみようかな。
187ヤマモト:2007/08/17(金) 23:58:39
いまあげてみてくれ。
酔っていてそろそろ寝るので早めに。
188空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/18(土) 00:05:23 BE:97128735-2BP(20)
無題で投稿しました。15枚のものです。
189人形師 ◆wa1a4mh476 :2007/08/18(土) 00:25:28
>>188
ざっと読んでみたけど、10代でこれだけ書ければ大したものだね。
まだムラがある感じはするけど、漢字とひらがな、カタカナのバランスが
所々官能的で良かった。「瑞々しい」は個人的に「水々しい」の方がいい
と思った。作品の方向性がまだ定まっていない感じがして、投稿された
部分だけでは何を言いたいのかよく判らなかったのは残念かな。その、、、
教科書みたいに記述が平坦というか。また明日にでもちゃんとした簡素を
入れてみるよ。アリの穴ではhydという表記で簡素人をしています。
今後もよろしく。
190空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/18(土) 00:36:51 BE:103603744-2BP(20)
>>189
感想ありがとうございます。
あの、これは長編の予定なので、
まだ全然物語の本質というかポイントに到達してないんです……;
酷評は明日ですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
191梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 01:03:40
>>173
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

主観度高いが気になる点。作為的にねらった部分があるならはまったということ。

・主人公の性別がわからない。
 語り手が女性であると最終的に信じられるのは「普通のお勤め生活をしているあたしと」
 語り手の性別が謎のまま放置されているのは不親切。

・「ドレミどりん」の名前。
 全く予期しない言葉ドレミ〜に出会い、なんだコレはと戸惑い、文頭まで戻って
 読み返し、固有名であるのを確かめる。ドレミどりんがひらがなで終わるため、
 区切れが分からず、「ドレミどりん」であると答えを出すのに労を要すのは不親切。
 読み進めると気にならなくなる、苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。

・冒頭「だけど〜」の長文:読点の位置のせいかリズム感が無く苦手。もっと細かく切ってほしい。

・「ドレミどりんは、キャンキャンわめく〜言った。」の長文に続く台詞
 この一文が長く、次の台詞がドレミどりんの発した台詞かと勘違いを誘い不親切

・主人公の口癖:〜のだ。がどんな状況だと使われるのかわからない。うるさくない程度にもっと出現しても良い

・漢字:主人公はなにか幼稚っぽく、画数の多い漢字の使用に違和感。

・一緒にベッドに入る同居生活なのにシャンプー使用が間抜けなことに思えていいのか。

感想
 好みの範疇と思うが明るいトーンが良い。後半の状況説明的な部分がテンポよく、
 軽快でとても楽しく読めた。

以上です。なにかの参考になれば。
192梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 01:06:40
>>171
コメント返答どうもです。このように、筆者から表現の狙い、状況、疑問点など
説明をもらえる立場であれば、いいのです。しかし、読者は通常、筆者へ疑問
を挟めません。読者が読んで、疑問を抱かず、書いてることがわかること。
わかりやすいこと。
 表現のこだわりを持つことは、とても大切なのですが、一方で読者を置いて
けぼりさせないこと。梨屋は親切な文章を評価しております。
是非、この言い訳を作品へと組み込んでください。創作のよすがとなれば幸いです。
193名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 01:41:30
1/2
「この星では“人間”という生命体が星全体を支配しております。
いえ、他にも数え切れない数の生命体が生息しているようなのですが、
人間がその高い知能をもってして高度な文明を築いております。」
円盤型の宇宙船に乗った、どこからやってきたかもわからない宇宙人2人。
宇宙船を月の上空に浮かべて、なにやら話している。
もう一人がさっきの話を返した。
「興味ありますな、資源も豊富だろう。何で誰も、どの星も、この星に宇宙貿易の誘いをしないのだ。」
“地球”の紹介をした宇宙人は得意げに知識をひけらかす。
「そりゃ、資源は豊富ですよ。この星は火山活動が活発なので、熱資源が豊富です。石油とかいう油で物を動かして生活しているそうですよ。人間って奴は。なにより自然がきれいです。」
「自然がきれいだってどんな風にだ」
「説明するより、実際に見たほうが早いですよ。」
彼らは猛スピードで……広大な宇宙の尺度からすればゆっくりとしたスピードに違いないが……一瞬で地球の大気圏の真上まで宇宙船を接近させた。
「この星でもトップクラスの高さを誇る山があるんですよ。宇宙人は“キリマンジャロ”って呼ぶんですけど。その山頂にかぶっている雪がきれいでね。」
彼は過去にこの星を視察したときの記憶を語った。宇宙船はその場所に向かう。
「雪なんかないじゃんかよ」
はじめてこの星を訪れた彼はいう。もう一人の宇宙人は焦った。場所は確かだと思うのだが。
「今は暑いから、雪がないんだよ。」
確かガイドブックには、年中雪がきえないとあったはず……。
194名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 01:42:36
2/2
「ここで雪が見れないんなら、上のてっぺんか、下のてっぺんいって巨大な氷を見ようか。」
地球に詳しい彼が提案で南極にいった。彼らが雪や氷にこだわっているのは、彼らの住む惑星が恒星と近い距離にあるからである。地球が始めての彼が口を開く。
「凄い勢いで、氷が海に沈んでるな。ほら、またただ。ここも夏なんだな」
地球に詳しい彼は、またあっけにとられる。
「なぁ、そろそろ砂の風景が恋しくなってきたぞ。」
地球恒星に近い彼らの星では、植物が育ちにくい。地球が始めての彼がそう提案した。
「いいねえ、暑苦しい感じがいかにも俺らにあってる。」
地球に詳しい彼は、自分の知識に疑問を持ち始めた。というか、ガイドブックと違う。
地図と地球人が“砂漠”と呼ぶ地域が一致していない。なんだか広くなってる。
「結構僕らには住みやすそうだよね。砂の上は地球人には住みにくいそうだけど。」
「ああ、いい星だ。しかしわかったよ。この国から思ったほど氷の輸入に適してないんだ。残念だったね。」
二人はうなずく。そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。

195名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 02:20:50
>>190
アリに投稿した奴を読んだ。
小説の形にはなってきている。
このレベルだと、細かい表現とか文章の技巧を考えるよりもまず書き上げたほうがいい。
書いていくうちに上手くなるから。

仮に作品を仕上げれることができれば、ラノベなら一次通過のラインには乗ると思う。

196名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 06:11:37
>>193-194
脚本のト書きというか、それ以前ですね。
セリフがズラズラと並んでいるだけで、イメージがさっぱり頭に入らない。
小説で大切なのは描写(ry
その上、文章自体にも魅力がない。

オチも弱すぎ。
星新一の凡作を100倍くらい劣化させたようなシロモノですね。
197名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 09:07:46
>>196 おまえが馬鹿ということはよくわかった
198名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 09:27:32
>>197
顔真っ赤w
199名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 10:28:55
>>193>>194
誤字や脱字、助詞の間違いに気をつけよう。
とにかく一度書いたら読み直してほしい。

宇宙人が二人いてどちらにも名前がついていないので
非常に混乱を招きやすい。
どうせハードSFではないのだから、ピピでもなんでも適当に
名前をつけた方がよくないだろうか。
二人目の宇宙人が喋るときの「もう一人が」というのがいかにも乱暴だ。

宇宙船の移動も詳細に描写する必要は無いのだが、
「いった」だけで済ますのはやはり引っかかる。

「地球恒星」に近いのか?
ということは水星人か金星人ということか?
ならばそう書いた方がいいと思う。
あと自らの星を「暑苦しい感じ」とは言わないのではないだろうか。
それは地球に住む我々を基準にした印象で、
そこで生まれ育った彼らにはそれが標準のはずだ。
「気温が高い」とか客観的な表現ならまだ分かるが。

これではオチていないので、ここで話が終わりだとは思わなかった。
もし終わりなら、それこそショートショートを1000編くらい読んで
勉強した方がいいと思う。
彼らが地球を観察して出した結論に、意外性も、皮肉も、
メッセージも含まれていない。
単に地球環境が破壊されています、ということを言っているにすぎない。
宇宙人を登場させたのなら、その視点の面白さがなければ作品として
成立しないと思う。貿易をあきらめるというだけでは弱い。
逆にオチの意外性を求めないというのなら、
叙情性が感じられるほど地球の描写に力を入れて、
全く別の面白味がないとつらいと思う。
200名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 13:26:03
>>193-194
文章が雑。

>地球に詳しい彼が提案で南極にいった。

>地球が始めての彼が口を開く。

>そうして、彼は地球視察を終えて、どこかへ消えた。
 ――「彼らは」だろう。

中身もお粗末であるのは既レスのとおり。
201名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 14:31:39
>>173
ただもんじゃないと思ってぐぐってみたら作家でごはんに全文みつけた。おもしろいわ。あんた天才かもな。
202名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 16:11:43
梨屋がふらふらしながら読んでる姿を思い浮かべたら、笑ってしまった。
その梨屋が>>173について面白い感想をかいてる。以下に抜き出してみた。
>苦労のせいか、忘れられない効果とインパクトはある。
203名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 16:25:38
私の頭に何か硬そうで柔らかそうなものが ぐしゃっ と当たった。?
私は頭に手をやった。赤い。地面にトマトが落ちていた。おっといけない。

あれれれれ。最近のトマトは樹に生るのだろうか。私は止めている歩みをそのままに視線を上げる。

白い脚。

鳶色の髪をなびかせながら、こっちをニヤニヤして眺めている娘が樹の太い枝に腰かけていた。

私は自我モードを俺に切り換える。

いい脚してんじゃん。

「トマトを投げたのはお前か」
「知らないね」

可愛い顔をして口の利き方がなっちょらん。俺のアルクトゥールス魂にぽっと灯が灯ったが、それとは
悟らせない。俺はその娘の洋服が、汚れてぼろぼろになっているだけで、実は大層上等なものである
ことに気づいた。白の木綿、そして凝った装飾が今は昔と朽ちている。ただその所為で運命を曲線した
脚の白さが 却ってまぶしい。
204名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 16:25:40
>>188
読んだが、相変わらず人称と視点に無頓着なのが直っていない。
一人称の「私」を「恭子」にしたから三人称になるというものではない。

内容については、恭子の心の動きが不自然すぎる。
自殺の動機を伏せたままここまで話を進めるのも疑問だ。

指摘されたところを少しずつ直していくことが、
悪い方へと作用しているように思う。
205名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 16:25:59
酷評できないので、このスレ的に>>173は不適格と言わざるを得ない。
つーか全文読んだ。嫉妬してる。
206名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 16:41:43
「あんたがそんな怪体ななりをしてれば、誰だってトマトをぶつけたくなるさ。あたしじゃないけどね。」

私は彼女が俺が背中に背負っているグランドピアノを避けて俺の頭にトマトをぶつけたことに今気づいた。恐ろしい
女だ。野茂以上の逸材がこんな片田舎に眠っているとは。「よっ こい しょおおっと。」俺はグランドピアノを背中から
降ろす。再び持ち上げる時はド根性で40ポイント消費するので、降ろすときは弾くと決めた時だ。このあまっちょは
からかいがいがある。

ラ。440ヘルツ。

「。なんなんだい。時報なら間に合ってるよ。」
「赤ん坊はラの産声でこの世に生を受ける。ラは短調の出だしだ。そう、赤ん坊はこの世に産まれ出たことを
恐怖することから始める。」
「///」
「どうした?」
「ばか。いくらなんだってまだ早いよ。今日知り合ったばかりじゃないか。あたしそんなに軽い女じゃないから。」

調子の狂う娘だということが判明。だから調べという。しかしたった一音で響きのいい女だ、俺の見立ては相変わらず
鋭いなー。困っちゃう、テヘッ///
207名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:02:13
俺のハンデは指が高速しないことだ。だから和音に頼る。カデンツァと呼べば恰好はつくが、宗教音楽をしたい
わけではない。ギターから来るコード修道者でもないので、Eディミニッシュマイナーとゆわれてもなんのことやら。

ひとすじーのながれぼ しー の しー のとこがそれだという噂だ。カシオペアのおにいさんがゆうとったど。さておき。

俺の十八番はスラブ系の泣かせ系。奴隷に堕したマグダラのマリアこと真の第三のマギ・ロサの運命が物語る
メロディ。久石譲せんせいお得意のジャンル。これは棄てで弾く。俺は好みなのだが、こいつにはアたらんだろう。
俺はワルツが好きなのでワルツで。ここはのんびりした水田風景だから俺のレパートリーから山田村ワルツを
選ぶ。山田村にも岩手と富山があるが、富山でやってみる。

無反応。ヤッパリナ。しかし、おべんちゃらを言う娘でないことが判明。俺の嫌いなタイプではなくてよかった。
208名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:04:53
>>140
描写が足りない文章は
脚本のト書きにみえる、てこと?
209名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:13:13
>>143

だめだ。なにも感じない。

初小説だから、そんなの関係ないんだよ。
「ほめられたい」 「うまいね」 こんなことを期待してかいているうちはだめだ。
こころの底から湧き出た ことば はどんな下手くそな文章でも読んだもののこころを動かす。
たとえそれが呪詛でも、賛美でも、嘆き、感謝でもだ。必ずこころを打つ。
おまえさんの文章にはそれがない。

つづく
210名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:20:40
プゥ

と音がした。思案してる俺と静寂を破る音・刹那が閃く。うッ                 うウッ  こ これは

「…お前なあ。美少女には美少女の責任があるとは思わんのかね。限界越えてんど。」
「え?何?どしたの?」

俺は無言でヘ長調を選択する。フラットがひとつ。ヘとはファのことだ。大林宣彦監督のホラー映画 ハウス で
たったひとり生き残っためがねっこがファンタだったなー と思い出しつつ ラブベリー味も発売されたファンタ
を考えて弾く。ゴールデンアップルは美味だった。俺はないがしろにしてるがベーシックなグレープとオレンジも
悪くない味である。

ドーはドーリンークのドー レーはレスカのレー ミーはミーリンーダのミー ファーはファンタのファー
ソーはソーダのソー ラーはラムネのラー シーはシチューのシー さあの・み・ま・しょ・おー

・ごくごくごくごくごくごくごくご♪

「ちょっとおもちろい^v^」
「さっさと白状しろ。おまえがこいたんだな。」
「ゆるしてくんろ旦那。ほんの出来心でさあ。」
「よし。じゃあ木蔭へこい。お仕置きしてやる。」
「ちょーしにのんないの。身体だけが目当てなの?男ってみんなそうね。」まどかな瞳がくるくると光った。
「冗談だよ。」
「シチューは違和感あるわね。」
「他になんかあるのかよ。」
「馬鹿言わなきゃ見逃してあげたのに。シードルがあるじゃない。」
「それは俺の美学に反する。」「あら。」これがいつもの口調なのだろうか。
211名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:22:10
白、黒、白、黒。
目の苦しさに違和感を覚え重い瞼をそっと開く。
一面に広がる天井が薄茶色になったり濃い茶色になったり、交互に移り変わって瞳に反映する。
俺の視界は反射的に細まった。
中心部に目をやると、蛍光灯がチカ、チカ、と音を立てながら濁った光を二秒ごとに刻んでいる。眩しさのあまり顔面を腕で覆いながら重い体を起こしてスイッチをOFFにした。
ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。閉め切られたカーテンの隙間から漏れる光に照らされた自分の姿。
髪は無造作に伸びて寝癖の跡がヒドくボサボサで、肌は不気味な程に真っ白で、青くなった口元が浮いているようにも見えた。浮腫んだ瞼が重苦しい。
悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。
その光景から逃げるようにしてカーテンへと手を掛けた。白く暖かく眩い光が俺を包み込んでいく。
数日ぶりに浴びた光は、何故だか、いつもより心に染みた気がした。
212梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:25:58
>>202
くそっ、多分狙ったようにやられたんだ。
LCさんの作品を読みにいこう。楽しみだ。

さて、その前に空也宛のコメント連投します。
流れきるならすいません。
213梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:26:37
>>188(1/5)
読ませて頂きました。十分承知していると思いますが、あらかじめ注意を。
このコメントは素人の発想なので真に受けないで下さい。読者へ狙う効果、
筆者の込めた意図を、素人の梨屋が評して結果陳腐でつまらないものと
なるのは全く本意とするところではないからです。以下「と、俺は思う」略
214梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:27:24
>>188(2/5)
イントロ〜異世界へは、問題はない。それ以後の展開を適当にまとめ、順に示す。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・自己紹介
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。
記述された事柄は、あまりまとまりがない。恭子の感情にしても短い間で驚いたり、落ち着いたりを繰り返す。
215梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:28:16
>>188(3/5)
なのでまとまりがあるように入れ替えてみよう。
・謎の男の登場
・男は風景を花一面に変える奇跡を見せる。
・恭子は驚く
・男は平然としている。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く
・自己紹介
・恭子はミナカタを人間か疑う
・ミナカタは神と明かす。恭子は驚く
・恭子はミナカタの存在を神と強く感じる
・恭子はここにミナカタがいつからいるか問う
・ミナカタはこの世界が無限の世界と明かす。
・恭子は混乱しながらここは天国かと聞く(※再質問)
・男は厳密には違うと答える。
・恭子は生きているようだと確認する。
・タバコの煙でむせることを利用した生の実感と間
・恭子の自殺を男は知っており、止められなかったことを悔やむ
・ミナカタは自殺者の世界と明かす
・ヒナゲシの花を使った恭子の自殺理由の暗示
・ミナカタはそろそろ模様替えを望み、恭子へ口を開いたと明かす。
・ミナカタはここが自分の世界と明かす
・恭子は混乱しながらも考えをまとめる
・恭子は自分の自殺をなぜ知り、止めようとしたのか尋ねる
・ミナカタは現実世界をのぞき見せる。
・みすぼらしい一室
・発泡酒を飲み、カップ麺をすする男
・ミナカタは男が近々自殺すると予告
・恭子は驚かず、頷く
・一転別の場所が写る。
216梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:28:55
>>188(4/5)
(↓これは後のために取っておく。)
・手の中のヒナゲシの花の語りかけ
・非抵抗主義の強さを心にとめ場面展開

この様にすれば、より驚きがまとまり、自殺者の世界にいる種明かしの
勿体ぶり、転じてその悲しさ、と抑揚が付く。望む効果が出るよう、
もしくは流れが自然に繋がるように組み直すとよい。言葉が持つ間や
余韻を流れに生かして欲しい。筆力からすると違和感を感じさせず
入れ替えるのはさして難しくはないだろう。仮に例に従ってみると

(前略)むしろ、最高!と叫びたい気分だった。
「こんなもんか」
 恭子の感動をよそに、男は単調な口調で答えると、煙草を取り出して吸い始めた。花の香りが台無しだ。
「なんなのこれ……! というかここは一体どこ? もしかして、天国?」
 聞きたかったことが、次々と恭子の口から飛び出す。はしゃぎすぎないよう、言葉の調子を抑えるのに苦労した。不思議な力は一体なんなのか、とても気になったけれど、口は違う言葉を発した。
「そういえば、あなたの名前を聞いてなかった。私は黒川恭子」
「俺は南方健、ミナカタって呼べよ。ケンはださいから」
「あなたは人間じゃないの」
 ミナカタは真面目そうに言った。
「神様だよ」
「へっ?」
(後略)

と労さず、ある程度自然に繋げる。(この入れ替えは図らず
ユーモアを作る。ケンはダサイ。転じて神様だよ。とは、さすがに
スベる恐れがあるが、流れの中のアクセントにはなるだろう。)
217名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:29:33
…。
218梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 17:31:14
>>188(5/5)
加えて一点。指摘があることで分かるが、「非抵抗主義」の言葉は
十分に重さを持てる言葉だ。そして非抵抗の結果、破れて死を選ん
だ恭子が、その価値を再認識するなら、これは一つの作品として
分かりやすいメッセージにすらできるだろう。少なくとも気持ちの
転換を描くためにヒナゲシの語りをすぐに使ってしまうのは惜しい。
折角なので章の切り替えといった印象を強くさせたい場面辺りに
生かしてほしい。


 恭子はミナカタの言葉を聞きながら、手の中のヒナゲシを見つめていた。
握り潰したらどうなるのか、恭子は試してみたくなったが、むなしくなって止めた。
普通なら手のひらの温度で萎れるのだが、そんな様子はいっこうに見えない。
細い茎いっぱいに瑞々しさをたたえたそれは――根と茎が切り離されただけじゃないの。
なんてことないわ――と語りかけているようだった。



最後に、感想。
担がされてるの俺?繊細な印象を受ける文体、表現はとてもとても。
初投稿時のたどたどしい、背伸びをしたような文は消え去っている。
ここまで変わるものなのか。同一時期の同一作者の物とは、変わらぬ
自分の文章力を思い起こすとどうにも信じがたい。なるほど酷評への
余裕のある対応も、やらせならば、頷ける。
もし本当に、書いた都度推敲しているのなら、先に思うように筆を
走らせ、思いつくものを次々と打ち込み、そのあとにじっくりと練り
上げてほしい。推敲はいつでもできるものなのだから。勝手に思い入れ
を抱いた読者の一人として、梨屋はこの長編の終わりを結ぶ文字を
読みたいと、切に望んでいますので。

以上です。何かの参考になれば。
219名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 17:31:37
なるか?
220名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 18:02:15
文章作法

84
“人間界”
思わず間抜けな声が出た。神様って言ったの? 少なくとも、ミナカタの容貌や
“ ”、の使い方。 ?の後の空白、この辺はきちんと出来ている。いうことなし。

84.143
「神様って、その――ゼウスとか、アッラーとか、天照大神……みたいな?」

…… の後ひとつ空けたらよい。
「神様って、その――ゼウスとか、アッラーとか、天照大神…… みたいな?」

143
「ははあ」ミナカタはにやりと笑う。

「 」、の後は一ます空けるといい。     「ははあ」 ミナカタはにやりと笑う。

すっきりと台詞は台詞だけにしてもいい。 「ははあ」
                           ミナカタはにやりと笑う。


つづく
221名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 18:08:04
描写

>恭子がミナカタを見つめると、ミナカタもしっかりと恭子の目を見た。風や花たちのざわめきが遠のき――
 時が止まった。

風や花たちのざわめきが遠のき――時が止まった。 といきなり、いわれても読んでるほうは風や花たちのざわめきを本文から感じていないんだよ。
文中に風や花たちのざわめきを感じさせる描写がないからな。
場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。

つづく
222名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 18:15:14
ミナカタミナカタと五月蠅いのお。ムルナントカのが親しいのだろ。
223名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 18:35:32
>>143
描写2

場当たり的に作者の頭に浮かんだ景色を切り貼りされて押しつけられた印象しか受けない。
ということは自己中心的な文章をかく癖があるということだ。

>そう言って笑ったミナカタの声は、木で出来たフルートの音色に似ていた。瞳はガラスのように澄んで、それでいて海のように底が見えない。

木で出来たフルートの音色を知らない読者もいることを忘れている。
自己中心的な文章には、興味を示さず読者は読み飛ばす傾向がある。

木で出来たフルートの音色がいかに素晴らしいかを描写することによって、フルートの音色を知らない読者でも十分惹きつけることが出来る。
木で出来たフルートってどんなものなのだろう? 興味をもった読者はネットで調べるかもしれない。
心地よい描写というものは、ひとを行動に駆り立てるほどの力を持っている。

終わり
224空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/18(土) 19:39:29 BE:207207348-2BP(20)
>>195
小説の形になってますか!
がんばって仕上げてみます!

>>204
よくわからないんです。人称と視点が;
ここに主語を入れればいいだろうか、と迷いながら書いている感じです。
自由間接話法というのでしょうか。
そんな高度テクに手を出してるのがいけないかもしれませんが;

>>209
そうですか、確かに、心の底から湧き出る言葉ではないかもしれません。
もっと、恭子の感情に移入するというか、そういうことが必要かもしれませんね。
225空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/18(土) 19:40:29 BE:310810368-2BP(20)
>>213-216
そうやって、箇条書きにするとわかりやすいですね!
そういう細かいプロット作りも必要かな……勉強になりました。
アリの穴にも書かれたんですが、今のは全部うっちゃって、
新しく書き直そうかな、と思っています。
>>218
いや、私は嘘を書いたりしてません。自演もしてないし、やった時点で負けですからね。
釣りにしたって、こんなわかりにくい釣りは意味も無いし……
初投稿のときは、マジであれが全部を出し切った実力だったんです。恥ずかしいですが;
自分でも、書き始めの文と比べてなら成長した、って思います。
それも全部、このスレの酷評のおかげですよ!
特に梨屋さんは最初っから添削してくれてたし、感謝しています。

>>222
諏訪大社のタケミナカタからいただいた名前です。
京極夏彦先生も作品に登場させていたことがありましたが……
ムルナントカってなんですか?

>>220-221>>223
自己中心的な文!!! 直したいと思います。
木でできたフルートについては、柔らかいかんじなのですが、書くのを忘れていました;

小説って奥が深いですね。
書いてみなくちゃわからないことが沢山あると知りました。
皆さん酷評ありがとうございました。
226名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 19:47:46
すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ
227梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 20:46:45
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

>>193-194
流れ的に今更、梨屋からの細かいコメントを入れるのは
さすがに気が引けます。序盤にコメントを入れられなかった
梨屋の負けです。
メッセージが一貫して、二人の宇宙人が地球温暖化で
変わっていく地球を他人事のように淡々と語る。これは悪くはないです。

なんの役にもたたず、すみません。
228梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 21:10:01
>>203
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略
気になった点を述べます。
・「私は頭に手をやった。赤い。」
 赤いという視覚より、先に潰れたトマトの果汁の感触を手で感じるべき。
・「おっといけない。」
 なにがいけないのかが述べられておらず、宙に浮いた言葉は不快。不親切
 言葉を足して何がおっといけないかを説明するか、削るべき。
・「白い脚。」
 枝に腰掛けた人を下から見上げて、白い脚だけではなにかよくわからず、不親切
 具体的に読み手がイメージできるよう、続く細部描写が欲しい。
・私は自我モードを俺に切り換える。
 一人称を俺に変えたことが分かりづらく、不親切。
 「”俺”に切り替える」等、記号を使い、明確化してほしい。
・「可愛い顔をして」
 かわいい顔をしていることがここで突然知らされる。唐突で不親切。
 そのまえに顔立ちについての描写がほしい。
・「アルクトゥールス魂」
 なんなのかわからないが、これはこれでよい。ただし、そのあとに○○魂に火が
 ついた勢いある変わった行動、もしくは心理の描写がなければ、不親切。
・「俺は〜朽ちている」
 絵が浮かばす不親切。服が朽ちるなどは、読み手はとても不思議になるのに、
 平気な主人公の考えは違和感を感じ、不親切。

・なっちょらん
 主人公のキャラを立たせるために良いので、活用してほしい。

感想
何がどうなっているのか分からないが、勢いがあるので、あるところで区切り、丁寧に
この不可解なシーンへ解説を書く等、そのままの勢いを生かしてみるのもよいだろう。

以上です。何かの参考になれば。
229名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 21:11:29
>>226
>すこしはレス控えろよクズ それか自分専用のスレ立てろクズ 
>ここはおまえだけのスレじゃないんだぞクズ


黙れ!マルフォイ!
230名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 21:31:22
梨屋よ。アルクトゥールスとは御者座の星である。ここから じゃじゃ馬ならしを
連想するのが教養というものだ。いちいち細かい解説を入れるのは野暮と
日本では言う。お前にはこの国の水は合わないのではないかと考える。
231名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 21:33:43
デモマア カペラと牛飼い座とどっちがどっちだったか忘れちってるから

もし俺が外してたら居てもいいや。当たってたらはっきし言ってお前はこの国に
百害あって一利梨屋。
232名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 21:38:16
あと、日本人のふりをしてる韓国人(近日消滅)に親切するやつぁ
大馬鹿もんやで。なにせ国費で飯喰ってるごくつぶしなのやさかい。
233梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 21:42:10
>>206-207
ごめんなさい。続きがあるのに気が付かなかった。ナンセンスギャク物だったのか。

・「私は〜今気づいた。」
 私→俺の人称替えとグランドピアノ。グランドピアノを背負っているのは
 驚きに価するので、私→俺というさらなる遊びよりもここは一点に絞るべき。
 この文はもう少し捻れば俺がグランドピアノを背負っていることを、今気づいた
 という遊びもできるだろう。超展開への気付きは語り部が超展開だと教えて
 くれる方が親切。
・「40ポイント」
 何が消費されるのか、主語が無く不親切。
・「ラ。440ヘルツ。」
 擬音が欲しい。
・調子の狂う娘だということが判明。
 どこが調子が狂うのか、判明の判断理由が想像できず、不親切。
・「ひとすじー〜さておき。」
 これだけでは曲がわからず、置いてけぼりとなった。不親切。
・「俺の十八番は〜」
 テンポは良いが、ちと長く感じた。今までの文章のリズムが整ってないので
 必要以上の長描写で外しを期待ているのならば、面白さが分からなかった。
・「…お前なあ。〜」
 誰の台詞かわからず不親切。
・「ちょっとおもちろい^v^」〜
 ナンセンスさが加速していく会話だがもはや付いていけない。休む場所や
 ネタの解説がほしい。

総評
 読者お構いなしで専門用語をまくし立てるとか結構楽しめた文や会話も
 あったが、梨屋はあまり笑いのレベルが高くないので脱落してしまう。
 ベタさを出して、全般、素人にも安心して楽しめる親切さがほしい。

以上です。なにかの参考になれば。
234梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 21:48:38
>>230
開き直りですが、梨屋には教養がございません。

>>173
全文読ませていただきました。あっという間に物語に引きずり込まれて
余韻を残す読後感もあり、とてもよかったです。ありがとうございます。
235梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 22:18:21
>>211
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略

・「俺の視界は反射的に細まった。」
 直前の一文で状況が掴めない疑問を抱いたまま、持って回ったような
 間接的描写を理解しなければならないのは不親切。単純に目を細めた
 等で落ち着かせて欲しい。
・「中心部に目をやると、」
 まだ、どこに主人公が置かれているかもわからない状況なので
 どこの中心部かが掴めず、不親切
・「ふと、鏡に写る自分の姿が目に入る。」
 部屋の描写がほしい。突然現れた鏡戸惑い不親切
・「悲しく、虚しく、悔しく、滞りのない怒りが沸き上がってくる。」
 何をどこになぜ感じたのかといった理由が分からず不親切。
 この心境の前にある程度ほのめかしが欲しい。
・「その光景から」
 光景という漠然なものが鏡の中の自分の姿だとすぐには分からず不親切。

感想
 例えがおおすぎます。連続する間接的な表現で、読むのが疲れました。
 状況が分かりづらく不親切。息の抜き所を適度に作り安心させてください。

以上です。何かの参考になれば。
236梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/18(土) 22:42:27
>>231
>百害あって一利梨屋。
レス見落としました。この一言言いたいがためにか、と勘ぐってしまった。
いいです。

>>225
>そういう細かいプロット作りも必要かな
この箇条書きは、後付です。アリの文をなんとなく感覚的に繋げ直したあとに、
どこをどう変えたかをまとめるため、後から箇条書きを作りました。
 出来事はまったく変わりませんが、梨屋は回想部分や本文の有り物から
恭子像を見て、驚きは驚きのところへ、死へのほのめかしはそれをと、ベタに
集めて、構成し直したようです。が、やはり流れを持たせた中の台詞は、
より実感が出ると思います。
 小説のプロットの作り方はいろいろとあると思いますが、とりあえず
ある程度書き綴った後から、こういうことなんだと、方針を固める自由連想に
似た手段もあっていいのだと想像します。
 大切なのは、筆を投げずに最後まで書き上げることでしょう。というより、
ただ梨屋が完結を見たいからなのですが。
237名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:18:33
1/4
オレは目を覚ました。あたり一面真っ白。なにもない。何も感じない。寒さも熱さも感じない。
ほほに風のあたる感覚が懐かしくなる。ここでは風がないというか、空気すらない感じがする。
「やぁ、ようこそ死後の世界へ。」
オレの目の前に白ひげをはやした、爺さんが現れた。爺さんはほほの筋肉がないかのような、無表情さだ。
「お前さん、これからどうするのだ。」
どうするもこうするも、状況がつかめない。ここはいったいどこで、なんでオレはここにいるのだ。
「だからいったろうに、ここは死後の世界じゃ。お前さんは死んだんだよ」
オレの心を見透かしたように、爺さんは語る。たんたんとしているのが、妙に気が触る。
「爺さん、ここは癌申告みたいに、恐る恐る言ったほうがいいよ」
オレは口を開いてみた。
「お前さん、ここには癌で死んでここにいる人もおるのだから、言葉に気をつけたほうがいい。さもないと、殺されるよ」
面白い爺さんだ。なんで死後の世界まできてしななきゃならんのだ。
「爺さん、悪いけど死んでる自分がもう一回死ぬなんて、おかしいよ」
「お前さん、生前お前さんの部下が、ヘマをやらかしたときに、部下さんに殺すぞっていうたやないかい」
そっか。とりあえず大変な目に遭わされるということなのか。
「ここでのルールはきまっちょる。よからぬことをして、みんなから殺意を抱かれたら、次は人間に生まれてしまう」
人間?結構じゃんかよ。人間の生き方は経験済みだ。もし台所の覇者、ゴキブリになるなんてことになったらオレは死んでもやだ。
オレは今は、死んでるらしいから、可笑しな言葉ではあるけど。
「最悪だ人間なんて、オレは死んでもなりたくないぞ」
俺の周りに亡霊が集まってくる。
238名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:19:40
早口。無理して書く必要があるの?
239名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:22:12
2/4
「俺たち死んでるじゃないか。いまさら死んでどうする」
亡霊はざわめく。騒いだって……あくまでこれはオレの予想だけど……騒いだって、この爺さんが各人の生まれ変わりを決定するのだから、無駄だ。
「お前たち、人間にされたいのか」
亡霊は静まる。
「いいか、人間にされたくなければ無駄に欲することなく、慎ましくここで生活し、前世の反省にいそしむことじゃ。」
爺さんの言葉で、亡霊はさっと散った。もう何も聞こえない。
いままでどおり、なにも感じない。オレは爺さんに話しかける。
「なんで人間になりたくないんだ。」
人間経験者のオレは問う。なんで1+1=2なんですかって聞いてるようなものだ。
ヘタな動物より人間のほうがいい。
「もの好きもおるもんじゃのぅ。そんなに人間にされたいか」
別に構わんという顔をした。当然だろう。働けば飯が食えるというすばらしい制度を持っているのは人間だけだ。
「だってアイツら63億人におるのに、みんなよってたかってで共食いをしちょるもん。毎日休まず。そりゃぁ、惨めなもんだよ。」
オレは、はてなという顔をする。人間って共食いなんてしないはずだ。アマゾンの奥地かなんかに住むといわれる食人族の話か……。
もしかしたら前世の記憶が薄れているのかもしれない。1+1は本当に2だっただろうか。
いや、絶対に2だと思って、オレは聞いた。
「爺さんあんた誤解してるよ。みんな牛も豚も食うけど、人間は食わないよ」
「違うのかい。」
爺さんは、不思議そうにオレをみる。オレは今の記憶上じゃ、爺さんは間違っていると反論できる。
「北半球の人は楽園に住んどるらしいやないかい。」
楽園?そんな表現ははじめて聞いた。確かに先進国は北半球に限定されているし、食うのにこまらない。楽園かもしれない。
「しかし楽園に住むのは一握りなんじゃろ。あとは食われちまうんじゃ。」
やはり爺さんは誤解している。
240名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:23:17
3/4
「食われるってなんですか、聞いたことないですよ。」
爺さんはまゆをひそめる。この人は根本的に誤解をしているに違いない。
「毎日ニュース見てたからわかりますよ。人間はこれを南北問題とよんでます。北半球の先進国の一握りしか、豊かな生活ができないんです。そりゃぁ、南半球の貧しい土地に生まれて、餓死なんかしたら惨めなもんですよ。」
「いやぁ、そうじゃなくてね」
爺さんは落ち着いているが、緊張感を持って話を切り出した。
「あんたが生前コーヒーが好きじゃったの」
オレは戸惑う。なんで生真面目にそんなことを聞くのだ。
「貧しい家に生まれた青年がおった。コーヒー栽培をしておった。でも商売人が儲けたいがために、高い値段で買ってくれなかったんだ。」
爺さんは話を続ける。
「青年は過労と栄養失調の為に死んだ。そして青年の作ったコーヒーがお前の口に入る……あんた青年の命すすっておったのじゃの。共食いだな。」
「ええ、共食いですね。」
「お前さんわかっとろうが、あんたの楽の為に何百人も、何千人もしんどる。あんたは罪深い。また人間になるだろう。」
オレはうつむいた。どこからか亡霊の悲痛な叫びがきこえる。背筋が凍る。おかしい、さっきまで何も感じなかったの寒い。とても寒い。
今にも凍え死にそうだ。
「爺さん、寒い。楽にしてくれ!」
オレは叫んだ。
「人間しか枠がないがそれでもいいかのぅ。」
オレはうなずく。もし豊かなところで生まれればまた楽な思いができる。

241名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:24:01
4/4
爺さんは男を地上に追いやった。北の人間の為に、貧困に苦しめられている労働者の家に生まれたという。
「また人間が増えちまいましたね。」
神様と呼ばれるその人は爺さんに語りかける。
「いいんですよ。彼は望むとおり、再び人間になったんですから。もお、本当にだれもなりたがらないんだから。彼を脅して、また人間世界に帰しちゃいました。」
この世界では、今日も共食いが行われている。それに誰も気づくことはない。
「まぁ、わからないから楽なんでしょうよ。本当は生きている間に、人間にならないために悪いことをさせないようにするのがいいですけど。」
神様は語る。今日も誰かが誰かに食われているのだが、やっぱり誰も気づかない。
「人間は愚かだからできんでしょうよ。邪魔者は、下の世界で醜い争いに参加してもらえば、ここの治安は守られるってもんです。」
爺さんは今日も人間世界に落とせそうな奴を探している。爺さんの仕事の甲斐あって、人間の人口はさらに増えている。

242まさお君 :2007/08/18(土) 23:27:55
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243名無し物書き@推敲中?:2007/08/18(土) 23:59:58
理解 御理解 理解。
 私は目の前にいる臓器コーディネーターを名乗る男が、
何度「理解」という言葉を使っただろうか、と考えていた。
 大学病院の前の通りにある喫茶店の中で、私たちはもう
一時間近くも向かい合っていた。
 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
私はこの男が説明を始めて、「それはどういうことですか」とか、
「なぜですか」とか、疑問以外のフレーズをまだ声に出していない。
 長い間話を聞き続けているが、灰色の背広を着た自称
命のコンサルタントが、淡々と無表情に説く様を見ていると、
私の中で疑問は広がるばかりだった。
 あれこれ間接的な喩えを引用して、長々と話を続けてはいるものの、
内容は要するに私の望んでいたサービスは得られないということに尽きた。
「もちろん前金は、今日までの費用を差し引いて全額お返しします。」
 既に私の耳は、男の声を単調な雑音としてしか受け取れなくなっていた。
結論を変えられるのではないかという深刻な思いが、私に話の切り上げを拒ませた。
 私は大学病院に入院している妻の骨髄を得るために、この男に仕事を依頼した。
前金はこれまで溜め込んだ貯金を使い、残りは借金をしてでも支払うつもりだった。
 男の話によれば、懇意にしていた米国の医者の病院に、警察の手入れが入り、病院
そのものの存続が危ぶまれているという。手入れの原因は違法な臓器取引に関する
うわさが絶えないというものであり、その騒動は当然男と医者の接触を阻んだ。
そのことはつまり、期限までに確実に、妻に必要な骨髄を得るルートが
消えたことを意味していた。
244243残り:2007/08/19(日) 00:02:19
「とうことで御理解いただけましたでしょうか」
 できるわけがない。
 どうしても私は理解の意思表示を出せずにいた。
私はこの男の「絶対に」「確実に」という言葉を信じて
前金を払ったのだ。
 ここで頷いてしまえば、妻は数ヵ月後にはこの世からいなくなる。
「なんとか・・・なりませんか」
私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。


前スレに書き込んでしまった。こっちで酷評願います。
245名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 00:09:56
>>237-241
ネタの意味はわかる。
ただ、筆力が追いついていないかな。
結局ね、セリフと主人公の心理描写しかないので、急ぎすぎな感じがするんだ。
もう少し、セリフとセリフの間に、爺さんや周囲の状況の描写入れて、テンポを
落としたほうがいい。
246名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 00:20:34
>>243-244
読みにくいな。
まず、骨髄移植の件を隠す必要がないと思う。
もっと早く出したほうが、主人公の焦りが伝わるはず。

もう少し場所の描写があってもいいかな。
これだと単なる説明。
>大学病院の前の通りにある喫茶店の中で、私たちはもう
>一時間近くも向かい合っていた。
> 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

下の二行は文章が捩れている。
男の行動と、わたしの行動を対比させるなら
男は何回もお代わりを頼んだが、私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない。
という意味になるように書かいたほうがいい。
247空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/19(日) 00:23:24 BE:116553492-2BP(20)
>>236
>大切なのは、筆を投げずに最後まで書き上げることでしょう。というより、
ただ梨屋が完結を見たいからなのですが。

すごく嬉しい言葉です。
夏休みが終わりに近づき、憂鬱な気分になってたところですが、頑張って書き上げたいです。
でも、中篇〜長編の予定なのですごく時間がかかると思います;;
プロットについては、書いた方が自分の頭の中を整理できると気づいたので、
「ストーリーエディター」というソフトをダウンロードして、今作ってます。
248243:2007/08/19(日) 01:35:45
>>246
>もう少し場所の描写があってもいいかな。
 そこは出だしの何度「理解」という言葉を使っただろうか、
という心理を受けて、「長時間」喫茶店にいるということを
伝えようとしてるわけで、詳しく「場所」の描写をしている
わけではないですが。喫茶店やファミレスの中の詳しい描写って
いります?基本的な質問ですが詳しい風景描写や空間描写って
全部の場面でやらなきゃだめですか?(風景描写が嫌いというわけではないです
むしろ個人的には心理描写より楽だと思うので)


>下の二行は文章が捩れている

捩れてるっていうのはどういう意味?
男のコーヒー(カップ)は男と店員に何度も手を付けられているが、
私のカップは私にも店員にも誰にも手をつけられていない。
湯気も消えてコーヒーもカップも冷え冷えとしている。
こういう感じを出したいとき
>私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない
だと上の効果が出せないのでは。説明調になると思う。ただでさえ
一人称の文体は私と対象の対比になりがちなので、(その分表現幅が減る)
唐突にカメラの位置を変えてみても良いのでは?
249名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 01:56:22
どれどれ、俺様がみてやろう。

なんだ!? 捩れ、っつーか、あほか。
なんで自分の行動を

>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

って書いてんだ?
感覚がおかしい。いや、まじでずれてる。
250名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:03:27
>男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

逆にこれがだな、

 私は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、男の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

なら、わかる。
いいかい。自分の行動を客観的に書くのは変だ。
ある事件のあらましを他人に説明するとき、自分(私)を客観的に描写することはある。だがそれとは違うだろ。
251243:2007/08/19(日) 02:15:10
>>249
主語はカップだから自分の行動じゃないし。
その文は男とカップが、主語であってね。

252名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:29:35
>>248
>一人称の文体は私と対象の対比になりがちなので、(その分表現幅が減る)
>唐突にカメラの位置を変えてみても良いのでは?

駄目です。一人称ではカメラの位置を変えてはいけません。

ですので、この場合は、あなたが書いているとおり、
>私は、最初に注文したコーヒに手をつけてすらいない
と書くしかありません。

「表現幅が減る」というのはそのとおりで、それが一人称で書く際の制約となります。
その制約がいやなら三人称で書くしかありません。
253名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:30:20
>>251
おまえ、まじであほか。主語が行動するわけじゃないだろ。
主語が行動するならコーヒーカップが行動するっていうのか?
ま、おまえにもわかるように説明してやる。

あの文の文意は、
「私はコーヒーカップに手をつけなかった。」
つまり、
「私はコーヒーを飲まなかった。」
という私の行動だ。わかるか?
そんで、その、私はコーヒーを飲まなかったことを、

>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

こんな回りくどく書いて変だと思わないのか?
いやまじで。誰かに聞いてみそ。
254名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:33:28
そうそう、>>252のいうとおり、三人称一視点ならおkだろうな。
「私」のところを何某の名前に置き換えての。
255名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:38:20
>>243
俺には細かく批評できる能力はないけど、あなたの文章、はっきり言って読みにく
いよ。これといった魅力も感じないし。
つけてもらった酷評にも素直じゃないレスを返してるけど、今からそんな姿勢じゃ
ひとりよがりを絵に描いたワナビで終わりだろうね。
256名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:42:05
>>234
戦争策動家ってのは教養がないものなんだそうだ。



お前は日本人のふりをした韓国人のくせに、日本人に日本語を講釈垂れてる。
257243:2007/08/19(日) 02:42:18
>>250
たとえば
「彼はコーヒーを飲んだが、彼女のカップは一度も手をつけられていなかった。」
これは逆説対比で、「彼は」と「カップは」の
それぞれ述語がはいっていいわけだよね。後の文は否定という形で(俺の国語間違ってる?

分かりにくくしている原因は「人」述語 逆接「物」述語っていう文章だからでしょう。

俺が悪かった。もう変なことしない。
258243:2007/08/19(日) 02:45:52
>>255
以前は素直だったけどねえ。
納得いくまで質問くらいさせようよ。批評に批評しちゃいかんって
ルールなの?ここは?
259名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:50:10
読みにくいというのは説明調だからだろうな。
論理的でわかりやすい面もあると思うよ。

感覚がおかしいといったが、
>>243は真面目でしっかりした文章を書いている。
しかしイメージでいえば背広を着たセールスマン。
短編なら我慢できるが、あの調子で長編はきついだろうな。
もっと余裕をもたせた方がいい。
書き手自身に余裕というか遊び心がほしい、といったところか。
260名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:52:48
>>258
ならお好きなように。
ひとりよがりな文章書いたり、批評に対する批評でもやって人生終わってください。
261名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 02:56:54
>>257
>分かりにくくしている原因は「人」述語 逆接「物」述語っていう文章だからでしょう。

そんな小難しいことじゃねーよ。

>「彼はコーヒーを飲んだが、彼女のカップは一度も手をつけられていなかった。」

この文章のように「彼」「彼女」ならよい。後ろが「私」になるとだめなんだよ。

 彼はコーヒーを飲んだが、(私)のカップは一度も手をつけられていなかった。

手をつけられていなかった、って、おまえ、自分が手をつけなかったんだろ? っていうツッコミが入るだろうな、普通は。
262名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 03:13:18
>>248
>基本的な質問ですが詳しい風景描写や空間描写って
>全部の場面でやらなきゃだめですか?
その場面でセリフのやりとりがあって、ある程度まとまった文章の量になるなら
情景描写を入れたほうがいい。

詳細に描写する必要はなく、喫茶店なら、どういう雰囲気なのかがわかればいい。
内装の雰囲気、客の入り具合、客層、店員の様子、BGM、イスやテーブルの状態、
照明の様子、席から見える風景、こういったものの中から、二つくらいチョイスして
描写すれば十分だと思う。


>捩れてるっていうのはどういう意味?
他の方のレスもありますが、一人称の場合は、常に内部視点で書くのがルール。
問題の部分は「私の行動」を外部視点から客観的に見た書き方だからNG。

> 男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
263名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 03:24:15
>> 243 はね、離人感って状態を現しているの。
 ショックな出来事があったとき目の前の現実感を失って、自分に起こっている
出来事を他人の経験のように思ってしまう状態。

 だから冒頭で話し相手の言葉の意味をスルーして「理解」の数を数えたりするし

> 私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
> 深刻な思いが、私に話の切り上げを拒ませた。
> どうしても私は理解の意思表示を出せずにいた。
> 私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。

 こういう回りくどい言い方になる。最後の文なんて、普通の文法で読んではいけな
いだろ。

 ただ離人感について読者に理解してもらえなかった以上、作者は言い回しを直す
よりも、離人感について分かりやすく表現する方法を考えよう。


 書き方の問題点としてはむしろ、「私は、私が」という言葉をもう少し減らせるだろう
点、あとは

> 私はこの男が説明を始めて、「それはどういうことですか」とか、
> 「なぜですか」とか、疑問以外のフレーズをまだ声に出していない。

 この文は解釈しようがない。「この男が説明を始めて」が邪魔で文のつながりが分
からなくなっている。
264243:2007/08/19(日) 03:25:04
>>252
確かに分かりにくいことは認めたうえで、
カメラの位置は私が「男の行動」と「カップの様子」を、読者に
語りかけている一人称であるつもりなんだけど。私が目線を変える
という意味だよ。つまり単純に 男は→私は ではなく、男は→カップは という風に。


>>253
カップは行動しないから受動態にしてんだけどなー。



265名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 03:32:44
>>264
納得いかないなら好きにしたらいいだろ。
266243:2007/08/19(日) 03:37:07
>>261
自分のっていうか・・・
カップは私にも店員にも誰にも手を付けられなかった。
こういうニュアンスを出したかったわけ。だから
前の文で男に店員を立ち止まらせたわけだ。
「手を付けられる」のは私であるという慣用性なんかあったっけ。

いや俺が何か間違ってるかもしれん。少し考えてレスします。とろくてすまん。
267名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 04:01:11
アホはスルーでお願いします。
268名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 04:03:51
>>266

>>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。

私はまさにこの文章を読んだときにそう思った。
お前のカップはお前しか手をつけねえだろ、他の人間が手をつけるのかよ、と。
それが狙いならいいんじゃないかな、その狙いにどんな意味があるかは知らないが。

問題なのは作者であるあなたの説明があったからそう確信が持てただけで、
原文を読んだだけでは間違いなんだか狙いなんだか分からない。
その点こそが問題であり、みんなが指摘していることなんだ。

>>264のレスを見て思ったけど、指摘をちょっと取り違えているのではないかな。
受動態か能動態かの話は誰もしていないよ。
269名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 06:10:31
あれだな。こいつらが情景描写情景描写って五月蠅いから 情景描写一切しないといい文章になる。

こいつらの言うことの眞逆をやると面白くなる。なんたってこいつらの退屈さときたら超一級だからな。
270梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/19(日) 10:33:45
なんか盛り上がってたんだな。

男は何度も店員の足をとめて、コーヒーのお代わりを頼んだが、
私の前のカップは、誰からも手をつけられることなくそこに置かれていたままだった。

こうじゃね?
271名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 12:11:39
>>235有難うございます。とっても参考になります。
272名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 13:01:22
>>270
店員が客のカップに手をつけたらおかしいべ
「手をつける」で一つの意味をなす熟語だろ
273名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 13:12:14
> 私の前のカップは、誰からも手をつけられることなくそこに置かれていたままだった。
さらにに人工的で硬く、より不自然にしてどうするんだっつーの。
274243:2007/08/19(日) 14:19:07
>>263
離人感という言い方があるのね。勉強になります。

私のカップは(私にも誰にも)一度も手を付けられなかった。
つまり私を他人(外部)の経験として含んだ文章であることは
間違いないです。
私の行動を客観的外部的に描写してはいけないという一人称
ルールを徹底すれば、離人感をかもす文章はいただけないという
ことなのかな。少なくとも分かりにくくしてしまう。

>>268
ねらいというか、意図したのは「男は飲んだが、私は飲まなかった」
というような単線的な対比表現を極力避けたいなと思ったから。
「男はコーヒーのお代わりを頼んだが、私の前のカップは放っておかれている(私からも)」
そういう感じ

>>272
手を付けられていない。誰からもふれられず動かされていない。というのは無理が
あるかな。最初に書いたのは
「男はコーヒーを何度も頼んだが、私の前のカップは一度も触れられなていなかった」
だったんだけど、直感的に変えようと。
どちらにしろ離人感が出るのは否めんです。私を外部のものとして描写するのが
一人称としてまずいと。
275243:2007/08/19(日) 14:55:27
>>270
ニュアンスはそういう感じ 何からも触れられず 湯気も消えてる 冷め切ってる
なんだか放られたような。
つまり、状況に置かれた「私」の心理との関連付けがほしかった。
私の切実な思いにもかかわらず、手を離されてしまう、手を引かれてしまう
というような。
276杉井光 ◆HIKARUZG8U :2007/08/19(日) 15:01:27
 そんなら、コーヒーカップを「私が擬人化して観察した感想」を書くといいですよ。
”私の目の前のカップは、私からも店員からも始終無視され続けて冷え冷えと黙りこくっているように見えた。”
277名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 15:11:44
一読してすとんと得心できない段階でもうだめなんだよ。
>>173を読んでみ? すらすら読めるだろ。難しい単語も紋切り型の表現、手あかの付いた慣用句もない。
文体のこどもっぽさはともかく、おまえらこういうの何でマネしないの?
278名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 15:31:06
>>277に同意。
243はまだ気付かないのか。
自分の意図がどうであれ、読み手に拒絶されたら、もうその時点で書き手として
負けてるんだよ。
自分のやり方を読み手に理解させようとするより、読み手に理解されるには何が
必要なのかを考えろ。
279名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 15:49:00

芸術家なら、読み手の事など考えるな。
280名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 16:01:56
>>279
一種真実。だがその点においては俺は井上靖翁に倣い中間を征かせてもらうとしよう。
281名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 16:05:01
>>277-278の作法ではいつの日にか

ばあぶうー あぷぶば?ぶう? う"ふぅ〜

になるのも遠くないからな。挑戦して構わんが、こいつらのしようとしてることは 世の文学を皆そうしようとする
企てであるからして。
282名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 16:07:34
しかし…

ものすごおく 細かいやつらだね。そんなにコーヒーカップに人生を見ちゃうタイプなのか。

ならいっそ文章などやめてコーヒーカップ職人になろうというのが筋だろう。
283空也 ◆4dbIFOhX2A :2007/08/19(日) 16:27:21 BE:64752825-2BP(20)
>>279
でも、芸術性という面では、
小説家よりも>>282の言うようにコーヒーカップ職人の方が優れているだろう。
って思っただけ。
ttp://www.h6.dion.ne.jp/~lambre/cup.htm
284263:2007/08/19(日) 16:31:15
>>274
> ルールを徹底すれば、離人感をかもす文章はいただけないという
> ことなのかな。少なくとも分かりにくくしてしまう。

いや、いけなくない。こういう表現はすでに世の中に存在するし、
あなたが少しでも興味を持ったのなら、使ってもよい。
(ただし読者に分かってもらえる形で)

わざわざ
> 「なんとか・・・なりませんか」
> 私は塞がれそうになる声を、絞り出すようにして聞いていた。

 こんなすごい(普通の文法にとらわれているやつには理解できない)
書き方をしたんだ、自信を持って貫いていいよ。
「なんとかなりませんか」って言ったのは「私」だぞ? 分かっているか?>読者

> あの文の文意は、
>「私はコーヒーカップに手をつけなかった。」 つまり、
>「私はコーヒーを飲まなかった。」
>という私の行動だ。わかるか?
>そんで、その、私はコーヒーを飲まなかったことを、
>>私の前のカップは一度も手をつけられていなかった。
>こんな回りくどく書いて変だと思わないのか?

↑これはジョーシキ君の考え方だ。物事に主体的で結構だね、きっと悩みが
少ない人生だろう。

 てかおまえら、なにげなく飲んでいたコーヒーがいつの間にか減っているの
に気づいて
「あれ、俺、いつのまにこんなに飲んだっけ?」
と思った瞬間が、ほんとうに今までないのか?
285名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 16:31:38
243さんがただ単に「手をつける」が
この場合「飲む」という意味になることを知らないだけだろ。

>>248を読んでそう思った。
286名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 16:35:27
割と見切り発車でバカチョンは送り込んできたのだね。

まあ日本文化に触れさせすぎると洗脳されるつースタンスだから仕方ないが。
287名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 17:03:20
>>285
そういうことだよね。
食事に手をつけないというのは、食べないということだし
肉料理の皿に手を付けないとくれば、肉料理は食べていないという意味だし
コーヒーカップに手をつけないというは飲まないということ。
普通はそういう風に文意を理解する。
288名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 17:56:47
失礼します。
酷評お願いします。



「なるほどね」
食卓に並べられた串カツの一本をつまみ上げて、好子はふふんと笑った。
「つまり私が嫌いってことね」
僕を嘲るかのようにゆらゆらと串カツを振り、ソースもかけずにかぶりつく。僕
は木偶のぼうのように突っ立ったまま、油でてらてらと光る好子の唇を眺めてい
た。
「つまり、私が嫌いってこと」
今度はやや自嘲気味に呟く。僕はいたたまれなくなり、串カツが山盛りになった
皿に目を落とした。米も炊いたことがない好子が半日かけて揚げたものだ。串カ
ツを食べたいと言ったのは、僕だ。
好子は次々に串カツに手を伸ばす。豚肉と玉ねぎ。じゃがいも。うずらの卵。し
しとう。
あたりには咀嚼の音が響いた。一定的なリズムの、いかにも乱暴な音だった。
泣いているんだろうな、と僕は思った。彼女はたぶん、泣いている。抱き締めてあ
げたり、一緒に串カツを食べてあげたりすることに意味はなかった。意味はない
ぶん、簡単に実行できそうだった。しかしどうしても、好子か串カツのどちらか
に手を伸ばそうとするとひどく虫酸が走るのであった。

289名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 18:02:32
昭和に帰ってもかまわんど。

ちなみに俺は玉子丼で田舎出のおなのこを騙すスケコマシの話を思い出したある。垢抜けてはないな。そしてほほえましくも
ない。ただ鬱陶しい。昭和の男女のいさかいを平成にもという願い。
290243:2007/08/19(日) 18:11:45
>>276

単線的な対比法を使うくらいなら、俺も擬人法を使うね。確かに分かりやすい。

>>284
普段意識できていない感覚手法を、指摘してもらって大変ありがたい。
わかりやすさを考えつつ、離人感を出していけたらと思いますね。


>>285 287
例えば 243の文で「私の目の前のコーヒーは手を付けられていなかった」
とはしないのね。この場合コーヒーが繰り返しになるし、コーヒーは飲み物だから。

カップはカップであって、カップに手をつけるか、つけないか 触れるか触れないか
なのね。私や店員や幽霊や誰かが。

たとえば、妹がコーヒーに手をつけた。弟が飲み物に手をつけた。
これが文意として「飲む」になるのはわかる。
しかしね。

妹がカップに手をつけた。
これだけじゃ「飲んだのかさわったのか」そもそも何を飲んだのかも
わからんでしょ?カップの中が果たして、飲み物なのかどうかもさ。

カップに手をつけるというのが、すぐに「飲む」ことになるというのは
感覚としてない。むしろ私は飲んでないし店員は触ってないし幽霊にも
ふれられてない。という多重感としての、手を付けられていない。
 
291名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 18:16:03
>>290
アドバイスに聞く耳を持たないなら投稿する必要ないだろ?
一生下手糞な文章を書いていればいい。
それだけのこと。
292243:2007/08/19(日) 18:27:28
アドバイスになってない批評には
とことん質問とつっこみをいれるよ俺は。
聞き入れた振りしても自分の文章は向上せんだろ。
293名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 18:32:26
まあなんだ

ハングル語を習わないで日本語を教え込まれて育ったのだから

韓国人という意識は棄てて生きるしかないど。謙虚坦懐になれ。お前らは偉そうにする手続きを経ないでここに居る。
294名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 18:37:37
傾いた基礎の上に建物を建てることは出来ない。243は始まるなり終わってるな。
295243:2007/08/19(日) 18:55:28
>>294 変なレトリックはいらんし。
「男は何度もコーヒーを頼んだが、私はカップに一度も手を付けなかった」

基礎ってこの単調な説明文のことね。
294がさ。基礎から出ようとしないことにはなんの異論も無いよ。
でも俺はできれば面白い描写をこころがけたいんだな。
296名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:10:19
面白い描写。

骨髄が非合法にしか手に入らない社会の到来を描いて何が面白いのか御理解に苦しむ。

いかな世界がお前に辛くあたったからといって、それへの復讐心から文章するのはいただけん。
297名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:12:22
それに 近頃はアウトローってのは言葉遣いが慇懃無礼なんんか。逆説的には興味深いが ならなんのために
アウトローなのかわからんわ。
298243:2007/08/19(日) 19:18:48
>>296
どんなアドバイスだ。つかお前は精神科医か。
心理分析は頼んでないよ(笑)

299名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:22:13
その問題を解決せんとお前は悲劇の再現を願望して悲劇を描き続けるのでな。

悲劇は悲劇回避のために書かれなければならない。
300名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:22:38
>>243はばかだな。ここにいるのは読者以外の何者でもない。
どう読むかは読者の自由。誤読されるのがいやなら他人の目にさらすな。
301名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:34:04
ばかだとは思わないが、世界が呪詛すべき対象かどうか、考え直す必要はある。
302243:2007/08/19(日) 19:37:13
>>299
あんたは無用な心理分析病をまず治すことだ。それが社会で一番嫌われる。

>>300
読者とか言うなよ。酷評者にさらしてんだ俺は。誤読 引きずりおろし 偏見
排斥 指導欲 スパルタ欲 サディスト なんでもござれの酷評者バカリの群れの中に。
そのほうが勉強になるからな。 比較的。

誤読されていやってなんだ。嫌じゃないよ。おもしろいよ。ただ俺の批評に対する
批評がスルーされて、逃げられてるだけっていう状況だろ。いきなり精神分析
されても困るよ。
303名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:38:31
>>302
逆説教はやめろ。

永遠を求めるものは常に 滅亡を求めるものに優越する。
304名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:45:05
まあ言葉を変えれば お前はまだ 表現が己の生きてきた過去をさらす行為ということに無頓着であったというわけである。

おおいに構わない、若いとはそういうことだ。わかってないことが多い。しかし改めなければサクラ以外の読者は
得られない。俺みたいに40も近くなる頃顔を青くしてもつぶしがきかんど。
305名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 19:51:03
うひゃー

>>250には慄然とする。まさに。これが許される日本語ってのはありえねえ。大野先生も危機感抱くわけである。
306243:2007/08/19(日) 20:10:47
>>303 304
まいりました。

>>閑話休題>>
あのさ。
酷評者は、自分の批評が、投稿者に批評されるかもしれない
くらいの覚悟はよろしく頼むよ。
質問したり、異論を挟めない批評者はどうかと。
質問に答えられない 異論に返せないっていうのは、
そんだけの批評力しかない文章で軽く批評してきてるって証拠だろう。
そんな文章は評し返されて当然だとおもう。
307名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:23:59
俺は批評の批評はおかしいというのはおかしいと考えてる。

それを許せば、頭をひねって新しい表現を求めてるやつを頭ごなしに恫喝して操作するやつが最も徒労なくして
文脈を支配できる。

不当だと思うときは遠慮なく双方納得がゆくまで論をたたかわせてしかるべきである。

もちろんそれはスレの予定外の消費になるので、だから酷評者は作者が納得のゆく酷評をする義務がある。
あらかじめ反論を封殺しておいて袋叩きは言論を支配しようとする企てに他ならない。
308名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:35:02
ヘンな批評をすれば、それを否定するレスがつくことはある。
ただしスルーされる場合もある。
真っ当な批評に投稿者が反論してくれば、当然荒れた流れになることもある。
ヘンな批評でも同じ結果に至ることはあるが。

まあ、何か考える手本になれば充分じゃね?
それ以上は欲張り過ぎ。
309名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:35:26
原文に「1+1は赤です」とあったから「そこは2だろ」と指摘したら、赤でいいんだと言い返す人と
議論するのは難しい
310名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:39:52


それは詩的だ。俺はそれを2と直すのは不粋と考える。もちろん理数系の土俵でそれやられたら混乱は拍車だろうが。

けれども、一見不条理に思える詩的表現から理系成果が導かれてまったくおかしくない。文系と理系はそうして
互いにフィードバックしあう存在である。
311名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:51:30
日本語は生き物
時代によって変化していく
何が正しいかなんてないのだ
312名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 20:56:16
いやあ

他国民が他国に利する方向に日本語をもってゆこうとして文脈が壊されるのには抗う。
313名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 21:06:08
1/3
男は車に乗ってそこにやってきた。別に彼はそこで車から降りて何かをするわけではではない。
ただ、人目につかないところを探してやってきたのだ。
「死ぬっちゅうんやから、死ぬんや」
車内で男はつぶやく。辺りは真っ暗、なにも見えない。幽霊しか歩いていないよう暗さだ。
「人生ろくなこっちゃない。生まれ変わっていい暮らしするど。」
男はこれまで苦しんできた。職場でうまく行かない。
坂下という上司にいつも叱られていた。
「田中君、君はいつも俺の指示を待ってばかりだ。まったく最近の若者は」
坂下はこれが口癖だった。うるさい。俺はお前よりいい大学でてんだ。
「仕事できないからってその態度は、田中君、いったん同じ会社で働けば学歴なんて関係ないからね。」
うるさい。何でバカなお前にいわれなきゃならんのだ。
「だいたい、大学名で威張るなんて、30年遅れてるよ。」
うるさい。入社1年目の俺になにができるっていうんだ。受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ。俺を見くびるな。
「お前、そんなひねくれだから彼女もできないんだろ。」
周りの女性社員が笑う。確かに俺は顔はいいほうじゃない。お喋りも上手くない。女の子がなにを考えているのか、この年になってもよくわからない。
だいたい、40過ぎのおまえに俺の恋愛事情なんぞ、なんでとがめられらきゃならんのだ。
俺は隣に座っていた同期の大槻さんという女性社員に助けをもとめた。
「大槻さん、俺そんなこと言われる筋合いないぞ。」
大槻さんは坂下にこういった。
「こいつ確かにもてませんよ。こいつなんかきもいし、アレもちいさいですから。」
坂下は大笑いした。大槻は大笑いした。
俺は拳を握り、不気味な笑みを浮かべた。
314名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 21:07:02
2/3
次の瞬間。俺は坂下を立てないほどボコボコに殴り、大槻をトイレに引き込んだ。残業で残った三人以外に人はいない。
「大槻てめぇ、きもい俺に犯されろ。俺の小さいアレを感じるんだ。」
俺はトイレのなかで、力いっぱいに逃げようとする大槻を数回殴り、泣き声も聞こえないようになってから、彼女のスカートをめくって、パンツをおろし、俺のちいさいアレをいれた。
ほとんど気を失っているはずなのに、彼女の叫ぶような声がかすかに聞こえる。むしろ俺のS心をくすぐるだけだった。
俺は精子を中にだした。こんな奴、子供を産めなくなればいい。それから俺は足早に会社を後にした。
そしていまである。某難関大学を卒業し、俺の人生はこれまで順風満帆だった。いまだに童貞だったのは、残念だったが。
そして俺は今日、はじめて女を犯した、もういいじゃないかと思う。俺は人生を壊してしまった。上司に暴行をくわえ、女性社員に性的暴行を加えた。新聞にこう書かれる。
終わった。まぁいいだろう。無理やりだったとはいえ、交尾したのだから、動物的使命は終えた。
「いいんだよ。死ねばリセットさ。」
一晩中車を飛ばして、俺はわけもなくここを選んだ。ここにくる途中買った練炭に火をつけようとする。
いや、ちょっとまて、と思った。死ぬのはまだ早いような気がする。もしも生まれ変わりの制度が存在していなかったらと思う。
俺は鳥肌がたった。夏だったが、クーラーを切る。
「どうせ死ぬんなら、もう一度会社に戻って、坂下にとどめを刺してからがいいか。」
時計が一秒一秒時間を刻む。もうすぐ時間は俺にとって意味のないものになる。じっくり考えることにした。
「いや、天国であいつにとがめられるのは嫌だ。大槻のくそ女を犯したぐらいがちょうどいい。」
また女を犯そうかと思った。でも一日二回もできるほど今日は体力はない。自分のおこした事件のせいで、完全につかれきっている。
「ああ、やっぱり戻ろうかな。」
俺はつぶやく。一度、大学時代の友達に別れをいったほうがいいような気がする。
でも、俺死にますなんて、意味がわからない。全力でとめられる。
315名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 21:08:04
3/3
俺は窓の外を見る。練炭に火をつける。近くに工事現場があるらしい。工具をもった男が歩いている。
「おかしいぞ、あの車。」
男たちが俺の車に早足で駆け寄る。俺の車内を見た瞬間、予感的中といった様で、ハンマーを運転席の窓ガラスに振り下ろした。
「あぶないじゃないか!殺す気か!!」
俺は叫ぶ。車の窓ガラスというのはよくできていて割れても、とがった部分がなくなるように粉々に砕け散り、怪我をしないようにできている。
「あなたの方こそ、危ないですよ。死ぬ気ですか。」
彼らは俺を車から引きずり降ろすなり、練炭を指差した。
「あんた。死んじゃいかんよ。ちょっと頭を休めたほうがいいじゃないか?ところであなた酒飲みますか?」
俺はうなずく。親切な彼らは、作業員がいつも集まるという居酒屋に俺を招待した。
「生きるのが辛いのはお互い様やけぇ、俺に悩みをぶつけてみぃ。」
温和そうなおじさんが、俺の相手をした。
俺はしばらく無口だったが、酔うとすべてを話してしまったらしい。
気づいたら警察署にいた。
316名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 21:11:39
>>306
批評の批評は基本的にはスレ違いだからね。

投稿者は、誰かに自分の文章を見てもらいたくて投稿するわけだろ?
誰に見てもらえるのかはわからないし、どんな批評がつくのかもわからないが
「酷評」されるのを承知の上で「酷評」スレに投稿してるんだろ?

だから酷評に文句があるならスレから去ればいいだけのこと。
でなければ、こっちに投稿したほうがいいと思う。
【NO】あなたの文章親身になって批評します【酷評】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1177413219/l50
317名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 21:14:21
>>316
図星を衝かれた時どう回避するかという姿勢の見本乙。

お前は部下に心の底から嫌われる中間管理職の素質しか無い。
318名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 22:28:29
>>313-315
三人称の外部視点で始まってるのに、途中から一人称になってるな。
三人称の場合、心理描写で「俺」が登場する分には構わないけど、
主人公の行動を描写する場合は外部視点になるので要注意。

全体的に描写に難あり。
冒頭シーンの「そこ」がどこなのか全然わからない。
昼なのか、夜なのか、周囲の情景などの描写が必要。

いきなり回想シーンも問題ありだが、回想シーンもセリフと心理描写だけで
周囲の人物、状況の描写がない。

まず描写を覚えないと小説にならないと思う。
319梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/19(日) 23:33:34
私、梨屋と名乗る新米コテでございます。ちょいと
疲れていまして、以下の方々
>>237-241
>>243
>>288
>>313-315
のコメントを梨屋が24h内に付けられそうにありません。
密かに作品全コメントを目指していましたが、力が及ばず無念。
オイ梨屋、なんか言え!とのご指名があれば
お時間をいただきますが、必ずコメントを差し上げます。

で、ですね。上記の作品の中にはコメントが未だに付いてない
ものもありますので、他の批評者の方々、コメントよろしくお願い致します。
320名無し物書き@推敲中?:2007/08/19(日) 23:57:30
>>313-315
 自殺、いじめネタの小説は毎年多数書かれているらしいので、ただ思いつきで
「会社でいじめられて自殺ってこんな感じかなぁ」と想像して書いたのでは共感が
得られない。
 このネタで書いちゃだめということはないので、作者は会社いじめで自殺のなに
について書きたかったか、テーマをもっと掘り下げる必要がある。

 テーマによっては、たとえばいじめの憎らしさを書きたいのならもっと女子社員
の身なりや言動について描写する必要があるし、官能小説ならもちろんエロ描写
が必要。
 人情ものなら、友達とのくだりや助けに来た工員のことをもっとしっかり書くかな。

 起承転結もテーマがどれかによって組み立てが変わる。

 面倒なので先に宣言しておくと 逆批評歓迎。
321名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 01:07:56
>>309が243の本質を言い当ててるな。
この手の奴は相手にする価値ナシだ。
322名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 01:20:52
>>313-315
318と320のレスに同意。

それに一行目からいきなり誤字(「ではではない)」が出てくるのに萎え。ちゃんと推敲しろよ。
これだけの分量なのに描写がほとんどない。
回想シーンもチープかつリアリティなさすぎ、会社イジメを徹底的にリサーチしろ
とは言わないけど、もうちょっと練り込めよ。
323名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 10:59:30
>>313-315
 正直いって悪文すぎます。客観的に文章を吟味するために、一度声に
出して読んでみては。私もたまにしますが。また、三つ目の早すぎる流れ
は失笑ものです。とびぬけた感じが良いといったら良いのですが。丁寧さ
のあるとびぬけ方をしてほしいものです。
324名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 13:20:47
AM6:30
部屋にジリリリと鳴り響く目覚ましを止めベットから起き上がると、まだ眠たい目を擦りながらカーテンを開けた。窓から真っ白な朝日が差し込んで部屋中を照らす。
こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎えるんだ。
部屋を出て階段を下り洗面所に向かうと、顔を洗って歯を磨いてリビングに直行する。
ドアを開けると、ぷーん、て香ばしいベーコンの香りと甘いコーヒーの香りが部屋中に広がって、グーってお腹が鳴る。
お腹に手をあてながら食卓の並ぶ席につくと、すでにお父さんが食事を終え、新聞を読んでいたから驚いた。
いつもなら夜中の仕事で疲れて、朝はぐっすり寝ている筈なのに。でも、お父さんと食卓の席に並ぶのは、かなり久しぶりの事だったから、嬉しくて、自然と笑みが零れた。
おはようって声掛けたら、ちょっと照れ臭そうなおはようが返ってきて。
たっぷりとバターを塗ったトースト、ベーコンエック、スクランブルエッグを頬張って最後にコーヒーをすする。
「ごちそうさま!」
バタバタしながらリビングを出て、また歯を磨いて、部屋に戻る。ブレザーの制服に着替え、身仕度を整え終わると、部屋を出た。
「いってきます!」
リビングにいるお父さんに手を振ると、家を出た。
325名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 13:53:36
俺にとって この世で最も恐ろしいこと。それは、目の前で 愛する妻と娘が犯されること。
http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/200610170000/
2番目に恐ろしいこと 「クリスチャンの少女を孕ませてしまい」  
 http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/20061222/
                   ‐‐  .
.           /, -、     `.:.、
            /  、__ノ      ::.ヽ.
.           /           .::.::.:::',
            ′        /⌒ヽ.::}
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326名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 14:05:55
>>324
何コレ……?
文法的に特別狂った所は見当たらないけど、小学生の作文みたい。

>こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎えるんだ
起きてから太陽の光を浴びるまで、ほとんど時間はかかってないでしょ。
ここで「ようやく」を使うのはおかしい。

>お父さんと食卓の席に並ぶのは、かなり久しぶりの事だったから、
>嬉しくて、自然と笑みが零れた。
>おはようって声掛けたら、ちょっと照れ臭そうなおはようが返ってきて
なんじゃこりゃ。昔のホームドラマかい。
読んでるこっちが恥ずかしくなる。

>バタバタしながらリビングを出て、また歯を磨いて、部屋に戻る。
>ブレザーの制服に着替え、身仕度を整え終わると、部屋を出た。
しごく当たり前の行動を、平々凡々と説明しているだけ。
こんな文章なら、ない方がマシ。
327名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 15:31:11
>>324
主人公の年齢にもよるけど、「ジリジリ」「ぷーん」「グー」等の擬音が幼い感じ。
一方で、ベーコンとコーヒーの香りに空腹感を感じるのはやや大人びた感じがするので
アンバランス。 「ブレザーの制服」のヒントはあるけど小学生なのか高校生なのか?
四行目の「私の一日」の「私」を見逃すと男か女かも分からない。

<お腹に手をあてながら食卓の並ぶ席につくと
「食卓に着くと」とか「朝食の並ぶ席に着くと」でないと変。
それと空腹だからといってお腹に手を当てるのは漫画的な表現でいかがなもんか。

<たっぷりとバターを塗ったトースト、ベーコンエック、スクランブルエッグを頬張って
玉子がダブっててコレステロールが高そう! 食欲旺盛な元気少女or少年という感じだが
もし少女なら玉子料理を一個減らしてサラダにするとか・・
仮に体育会系の元気少女であるのなら、むしろ「少女」らしさをどこかで描いて欲しい。
328名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 15:42:13
少し肌寒さを感じて、僕は赤くなった手をパーカーのポケットに突っ込んだ。
まだ三月の半ばだ。いくら厚着しているとはいえ、暖房は買うべきだな。
そうだろ?伊織に同意を求める。だが、伊織は柔和な笑みを浮かべたまま
返事をしようとしない。
――苛々とした。
「伊織、さっきから何で無視するんだ?」
幾分低い声で、脅すように言っても反応はない。
ただ馬鹿みたいにニコニコ笑っている。
元々我慢強くはない僕は、「返事ぐらいしろ」と
声を荒げて伊織の肩を揺さぶった。
すると、ごろん、と伊織の頭が床に落ちてしまった。
ごめんよ、乱暴にするつもりはなかったんだ。
優しく語りかけながら元に戻してやる。
彼女はなにか怒っているのだろうか?
明日、ケーキでも買ってあげよう。
そうすれば機嫌が直るかもしれない。
そんなことを思いながら、僕は伊織の膝に頭をのせ、眠りについた。
329名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 16:46:48
>>328
「柔和な笑み」の後の「馬鹿みたいにニコニコ笑っている」の表現の違いは
主人公の狂気が進行してるということなのかな?
だとするとちょっとその変化が速すぎるように感じた。

「伊織」は多分人間の死体なんだと思うけど、首から血やなんかは出てないのかな?
血が抜いてあったり、何らかの処置が施されてるのならそれを明確にしないとリアリティがない。
もし等身大の人形であるなら、どこかでそう分かるようにして欲しい。

冒頭の「赤くなった手」が寒さからくるものでなく、出血のヒントであるのならなおさら
ごろんと頭が床に落ちて綺麗なままというのは違和感がある。
330名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 18:47:23
ここんところの投稿作品がどれも同一作者のものに見えて仕方がない件について
331名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 19:18:21
>>324
なんの為のシーンなのかよくわからないな。
朝起きてからの行動の説明が連続しているだけで、内容もありきたり。
家の描写も、主人公のキャラも、父親の描写もないので、まったく意味がない
シーンになっている。
まるまる捨てて別のシーンに差し替えたほうがいい。

父親との関係が伏線になるならば、父親の人相風体や服装を描写しないと
ダメだし、会話もあったほうがいい。
332名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 19:25:25
>>328
完全に描写不足。
まず屋内なのか外なのか、その程度の説明は必要。

>少し肌寒さを感じて、僕は赤くなった手をパーカーのポケットに突っ込んだ。
こういう書き方だと普通は野外を連想するよ。

屋内の話らしいので、部屋の情景を描写しながら主人公の生活をなんとなく
演出して、伊織の描写にはいる。伊織が人形なら直接的に人形と表現する必要はなく
主人公の目から見た印象で、人間らしく描写してもいい。一人称だから。
333名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 19:39:24
>>237
<「爺さん、ここは癌申告みたいに、恐る恐る言ったほうがいいよ」→ 癌宣告

>>239
<(オレは)別に構わんという顔をした
<オレは、はてなという顔をする。  → 三人称と一人称がごっちゃになった視点

>>240
<「青年は過労と栄養失調の為に死んだ。そして青年の作ったコーヒーがお前の口に入る
<……あんた青年の命すすっておったのじゃの。共食いだな。」
<「ええ、共食いですね。」

って簡単に納得しすぎでしょw もう少し悩むなり、否定するなり、描写によって間を置くなりしないと。
主人公は共食いなんてあり得ないと確信してたのに、こんなつまらん例え話で簡単に納得しちゃうのか?
さらに南北問題=間接的な共食い なのは自明なので主人公は南北問題について触れないほうがいい。

<オレはうなずく。もし豊かなところで生まれればまた楽な思いができる。
もし貧しいところに生まれたらどうすんの?
そもそも「共食い」の世界に再び戻りたいと思う必然性が感じられない。

>>241
「オレ」が「男」になってる。 最初から「男」で統一したほうが自然でしょう。
「神様」が突然ここで現れるのは唐突感がある(なんとなく「爺さん」=神様だと思ってたけど)
神様の言葉遣いも変だけど何か意図があるのだろうか?
334名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 19:57:46
官能小説の批評も可ですか?
Hライトノベルです。ほとんど序章の部分で批評しにくいでしょうが。
内容はもとより、描写を酷評していただけると嬉しいです。
17で童貞なんで、そういうのがすげーわからんとです。

http://www6.atwiki.jp/kata/?page=%E6%B5%AA%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%80%81%E8%82%89%E6%AC%B2%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85%3F
335名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 20:09:16
>>331
なんの為の酷評なのかよくわからないな。
“家の描写も、主人公のキャラも、父親の描写もないので”、まったく思いやりのない
批評になっている。
“まるまる捨てて別のシーンに差し替えたほうがいい”
全文に目を通したことのあるような口ぶりでいってのける。

作品との関係が評す評されるにあるならば、作品に敬意を表し評し評される者互いに向上しないと
ダメだし、会話もあったほうがいい。
336名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 20:17:12
投稿者諸君に教えよう。

ここは、自分では何も書けないカスどもが主流になって、酷評の名の下に
悪口を言い放つスレだから、せっかくの作品を晒すのは止めるべきだ。
337名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 20:24:37
>>329>>332
アドバイス有難うございます
とてもためになりました。
確かに言われてみれば
描写不足で場面の想像ができませんね
精進します
338名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 21:06:23
>>334
 Hはムードが大事、と。
H話に必要なことがなにかは分かっている。それを模索中な感じが伝わってきて、
好感が持てるお話でした。現状なにが問題かというと、

 本番の前に、ヒロイン達をかわいらしく見せる盛り上げエピソードをまず書かね
ばならない。そのためには主人公が引き立て役にならなければならないんです。

 主人公は冒頭で、偏差値の低い大学を馬鹿にしている。これって非常に邪悪な
行為です。その邪悪な行為を恥じればいいのに、自分が格下に落ちてしまった
ことだけを悔やんでいる。卑怯な邪悪さですね。
 そんな主人公を励ましてしまうと、ヒロインの人格も低く見られてしまうのです。
 ここはヒロインの気高さを見せるために、主人公の卑怯さを厳しく(しかもかわ
いく)叱るべきでしょう。

 後半、妹に煮炊きの世話をさせておいて感謝しない邪悪な主人公、かつヒロイン
に慰めてもらった直後だというのに妹に浮気することではっきりと卑怯さを見せて
います。
 ここでも妹はもっと怒るか悲しむかしたほうがいいですね。

 逆に、主人公をとことん鬼畜なやつにしてもいいんです。そのとき主人公ははヒ
ロインや妹をかわいそうなくらいいじめる悪役になる。情け無用にいじめる。
 でも一瞬、ヒロインや妹が見せる愛の涙を見て、強烈な後悔と自己嫌悪に襲わ
れる、なんてのもあります。

 こんなのはアリガチな一例なので、他に良い引き立てかたがないかいろいろ模
索してみてください。賽の河原に石を積むようにとことん魅力を引き出す描写を積
んでいくのです、私自身もいまだ失敗ばかりのテクニックです。
339:2007/08/20(月) 21:22:32
文章表現を批評するのに、……ねばならない、とか書いているカスwww
340名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 21:26:11
それでもただ煽るだけの>>339よりはマシでしょw
341名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 21:34:12
>>340
いや、それでも投稿者にとって有害な行為をするよりはましだ。
342338:2007/08/20(月) 21:44:07
>> 339

ああ、すまん。じゃあ
「本番の前に、ヒロイン達をかわいらしく見せる盛り上げエピソードをまず書かね
ばならない(と>>334も思っているはずだ。実際書いてるんだし)」

と読み替えてくれ。

 引き立て役の主人公が出てこないタイプの例ならば、
登場人物が全員女の子の話もあるよ。ボーイズ・ラブなら全員男の子で、
受けにも攻めにもどっちにも萌えられるのな。
343名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 22:03:03
>>336
それでも投稿は止まないんだな、これが。
みんな誰かに評価されたくてたまらないんだと思うよ。
友達に読んでもらっても、あまり厳しいことは言ってもらえないし。
344梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/20(月) 23:02:20
<前文自己紹介略>。以下文末「と俺は思う」略。
>>324
若干気になる点
・主人公が女の子であることが分かりずらく不親切。
 主人公が女の子かな?と思い始めたのは 「ドアを開けると〜」 の行から。確信できたのは
 「ちょっと照れくさそうなおはようが返ってきて」 の、シーン終盤になってからである。
 主人公の性別が分かっていると、同じ文でも印象が変わる。できることなら、読み手が
 主人公像を想像しながら文字を追えるように、冒頭から性別は明かして欲しい。特に冒頭
 の文体などは、性別が分かりづらい。例えば、以下ちょっとだけ変えてみる。
 〜
 部屋にジリリリと鳴り響く目覚ましを止めベットから起き上がると
 まだ眠たい目を擦りながらカーテンを開けた。<セリフ>
 窓から真っ白な朝日が差し込んで部屋中を照らす。
 こうして太陽の光を浴びて、ようやく私の一日がスタートを迎える。
 〜
 ここは男性的、客観的な印象を与える文体である。「セリフ」=「もうこんな時間か」等を入れて
 しまえば、完璧に男性の朝になる。進むに従い、女の子らしい文体へと移っていくが、冒頭から
 女の子らしさ全開の文にしてほしいところだ。

・淡白な行動のみの記述
 シーン全般を通して平坦に進む。そして、自分の容姿、格好に無頓着であり、女性らしさがない。
 お気に入りの小物、衣類、癖、髪型、顔形、背格好、コンプレックス、こうしたことを僅かでも盛り込み、
 シーンにアクセントが付き、キャラを立てるだけの余地があるため、勿体ない。

・その他
 「食卓の並ぶ席につくと」:食卓は通常テーブルですね。これは見直し漏れでしょう。
 「コーヒーをすする」:梨屋としては女の子にコーヒーをすすって欲しくはないのである。

(感想)元気のある感じがします。あと、お父さん、娘から好かれているようで、羨ましい家だなと。
 主人公の話は別のシーンでじっくり書けばいい話で、重要でないワンシーンとしてはさほど問題は無いと思います。

以上です。何かの参考になれば。
345名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 23:03:13
tp://www.geocities.jp/msgid6/home.html
よろしくお願いします。
小すば一次予選落ち作文です。
トップの挨拶文の枠外に「酷評スレ依頼中」と背景と同じ色で挿入しています。
346名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 23:11:27
>>345
時代物は季節の描写が重要視されるジャンルで、書き手にも大御所がおおく
要求される水準が高いんだ。

文章作法やストーリーどうこうよりも、冒頭から情景描写ができていないから
このレベルだと何作書いても一次通過は無理。
別のジャンルで挑戦したほうがいいと思う。
347名無し物書き@推敲中?:2007/08/20(月) 23:45:46
>>345

文章うまいね。
ただ前半から引き込む力がない。
こういうジャンルでは丁寧な描写が求められるんだろうけど
そういった小細工に気をとられて「おもしろさ」との両立ができないのなら
>>346さんのいうとおり他のジャンルで挑戦した方がいいと思う。
348名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 00:26:43
>>326>>327>>331>>335
>>344
有難うございます。
すごく勉強になります。
m(__)m゛
349名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 01:02:20
>>313-315
全体評価は論外なのだが、ひとつだけ。

>「田中君、君はいつも俺の指示を待ってばかりだ。まったく最近の若者は」
>「仕事できないからってその態度は、田中君、いったん同じ会社で働けば学歴なんて関係ないからね。」
>「だいたい、大学名で威張るなんて、30年遅れてるよ。」

↑上司のセリフは救いようもなく下手なのだが、

>坂下はこれが口癖だった。うるさい。俺はお前よりいい大学でてんだ。
>うるさい。何でバカなお前にいわれなきゃならんのだ。
>うるさい。入社1年目の俺になにができるっていうんだ。受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ。俺を見くびるな。

↑それに対する主人公の文句は、結構歯切れが良くて、リアルっぽい。
「受験勉強じゃお前より頑張ってきたんだ」なんてなかなかイカしている。

他人(この場合は上司)の言葉もこのくらいのレベルで書けるようになれば相当なものだとおもう。
それには実人生をしっかりと生きることだわね。
350名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 01:05:49
>>342
>>339みたいのは相手にしないほうがいいと思う。
カマッテ君は放置がいちばんだから。
351名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 01:35:42
>>345
面白いかどうかはともかく、文章はうまいと思う(これで初めて書いたっていう
のが凄い)。描写もそれなりにできてると思うけど……
これで一次通らないんだ……
恐ろしいな新人賞って。
352名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 06:32:52
>>345
確実にスレの平均以上の出来。
ではあるが>>347も指摘してる通り冒頭でちっとも引き込まれないかな。
時代小説が好きならば諦めないで再考してみては如何だろうか。
プロだって読者を引き込む出だしに毎回苦心するんだから、あとひと頑張りしてみましょう。
353名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 07:05:10
>>116-117
亀レスで申し訳ないが
このスレは投稿者を扱き下ろしたり貶める為に存在していない
当然批評者が投稿者に毒を吐いて優越感に浸るスレでもない

まだ夏休みだからなのか批評者でテンプレ読まない新参者が多いな。
354名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 07:44:23
駄批評家もこきおろすことは決定条項である
355名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 09:41:11
>>338
丁寧な批評ありがとうございます。
好感が持てるとは嬉しい限りです。

なるほど、主人公を通してキャラの魅力を引き出せということですね。
たしかに、そういうエピソードを盛り込まないと好感持てないですね。
356名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 10:33:33
>>352
>確実にスレの平均以上の出来

結果的には誉め言葉になってないw
357名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 12:14:38
時代物を書くならせめて「しゃばけ」程度には書けないと話にならない。商業レベルならあれが最低ラインだろ
358名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 12:29:48
>>357
>せめて「しゃばけ」程度には書けないと話にならない
せめて……って、随分大きく出たなw
359名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 12:46:09
読んでるのは女子供だけ いくら売れててもあれじゃあな
360名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 13:01:30
「しゃばけ」って、情景描写とか優れてるの?
361名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 13:23:32
情景描写は出来てると思う。
362名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 17:30:49
できてると優れてるは別なんだけどね
時代小説は、戦前戦後に大先生の徒弟制度で世に出たとか
佐藤春夫主催の同人から直木・芥川賞、時代劇脚本無数とか
妖怪がごろごろしてるんで文章勝負は無理な気がするけど、
売れてるのはライト時代劇つかエンタメ系なんで>>345には
がんばって欲しい
363名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 19:41:40
>>350
自演乙。
364名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 20:36:31
>>345
こういうジャンルはね、少しでもおかしいところがあると「正体が見えた」とか言って
切り捨てられるから、これでは一次落ちも仕方ないと思う。

>一朗太のいでたちは、黒の単羽織に紫紺の正絹袷つるばみの角帯。
>高級な素材で仕立てよく、誰が見ても立派な豪商の若旦那であった。

前半はいいんだけどね、「高級な素材で仕立てよく」「誰が見ても」で、なんだそりゃとがっくりする。
流して書きすぎ。こういうところをきっちり書かないとキツイ。

>傾城(けいせい)とも不夜城とも呼ばれたこの町を効果的に演出した。

傾城とは遊女のことなのだから、これは間違いだろう。

>お前も二十を超えた盛り、そろそろ色話のひとつも知るべきであろうと、父親の
>津島輔三郎から無理矢理金子を押し付けられ、屋敷を出たのはほんの一時前のことであった。

これって落語の『明烏』そのままじゃん? と、私なら判断する。
話の設定にオリジナリティがなく、文章も平凡。
ゆえに「一次落ちも仕方ないと思う」次第。
365345:2007/08/21(火) 22:56:21
皆さんレスありがとうございます。
何せ初作品初投稿ということで、自分の文章を客観的に見ることが難しく、増長と卑下の間を行き来している状態でした。
一次はと思っていましたが見事に玉砕し、今書いている話にも愛着が無くなってしまい、それならいっそこちらのスレでボロクソにやられて、自分の脳内で萌えるだけの頃に戻ろうと思い晒した次第です。

文法はとりあえず問題がなさそうだと解りましたので、安心しました。
指摘部分を再度見直して、頑張りたいと思います。
時代物は、よく人からメールでも文章が硬いと言われていますので、現代物より自分に向いているのではと思っています。

本当にありがとうございました。
366名無し物書き@推敲中?:2007/08/21(火) 23:46:46
アリに書いたヤツをここで批評してもらうのは、アリ?
367345:2007/08/22(水) 00:09:40
>傾城とは遊女のことなのだから、これは間違いだろう。

傾城「町」の脱字です。ご指摘ありがとうございます。
後ほど訂正いたします。

古典落語も、しゃばけももっと勉強いたします。
ありがとうございました。
368名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 00:18:28
ここ数日、激しい頭痛に悩まされている。
最初の頃は普通の頭痛だったが、最近では旋毛の辺りを鈍器で滅多打ちにされたような強い痛みを感じるようになった。
一度頭痛が始まると、体中の細胞が一斉に収縮活動を始めたかのような焦燥感に襲われる。
やっと頭痛の波が過ぎたと思っても、その後は強烈な吐き気に何時間も悩まされる。
私を診察した医者は全て無能だった。奴らは口を揃えてこう言った。
「どこにも異常は見あたりませんが……」
 

このままでは仕事も辞めることになりそうだ。
今は休暇を貰って、なんとか生活できているが、会社内で目立った成績を残せていない私には、それも今週一杯が限界だろう。
今日は木曜日。来週の月曜には私は解雇される。
それまでに何とか解決できないものか……。
369名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 02:35:18
>>398
短すぎて評価が難しいが、このカットバックは余計。
>私を診察した医者は全て無能だった。奴らは口を揃えてこう言った。
>「どこにも異常は見あたりませんが……」
この二行をカットしても問題なく流れる。
どうしても必要ならば地の文で説明したほうがいい。

あとはなるべく早く主人公を登場させることかな。
370名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 03:03:15
ただの説明文でしょこれ。
現状を語り形式で説明してるだけだから
興味を引くどころか、冒頭でこれをやられたら
直ぐに閉じるを押すと思う。

短すぎるし評価以前問題な気がする。
371名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 08:06:53
>>369って馬鹿?w 馬鹿だよね?w
372366:2007/08/22(水) 10:38:27
解答得られなかったんで、アリに投稿したヤツを晒します
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20070821000104
373名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 11:08:57
僕は高校三年生。ひとつ歳下のかわいい彼女をゲットしたけど、なめられちゃいけないと思うんだ。で

「なあ、SMプレイ興味ある?」とぶつけてみた。
「えっ…ソフトならいいよ…」含羞らいながら答えた。僕は有頂天で
「おっしゃー! じゃ、おながいします」
「うん。…王女さまと呼んで頂戴。」

結局俺たちはほのぼのした時間を過ごした。
374名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 14:51:44
>>368
「頭痛」が四度もでてきているのが気になります。また、
「最初の頃は普通の頭痛だったが、最近では」って、「最」が続けて
でてくるのもしつこいような気がします。
 仕事を辞めることになりそう、じゃなく、やめさせられる、ですよね。
 
 私なりにリメイクして書いたものを。

 とんでもなく頭が痛い。
 ささいな痛みだったのに。が、このごろに至っては旋毛の辺りを
鈍器で打ち付けられているような痛みを感じている。強烈な痛み。
 いったん頭が痛くなると、体中の細胞が縮こまっていくような感覚に
とらわれる。焦ってしまい、どうしようもない。そして、例え頭痛が
過ぎたとしても、追って吐き気に見舞われる。
 医者どもに診てもらったのだが、「特に異常はありません」の一言。
 彼らは無能だ。そんなわけないというのに。

 このままだと解雇されるに違いない。
 会社ではとりわけ目立った成績を収めていない。休みをもらっている
とはいえ、今週いっぱいが限界だろう。
 時間がない。どうにかならないものか。
375名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 15:01:51
自分のサイトで晒します
http://12.xmbs.jp/kitunebeya/
拙い文章ですがお願いします

『管理人に言いたいこと』
『小説感想板』

に書き込んでいただければ幸いです
376名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 16:19:24
稚拙で短いですが投下します。他のサイトで晒してました。冒頭部だけですがお願いします。
確認しましたが、>>2>>3を守ってないものもあるかもしれないので、そのときも注意を下さい。

 例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう? 
 恋愛、仕事、人間関係。ほかにもまだまだあるだろう。それらの重い重いものを背負いながら、俺らはこうして毎日を送っている。廻る世界を暮らしている。見えない明日を彷徨っている。
 昨日も苦悩して、今日も彷徨い、明日も迷うのだろう。最良の選択をするために。当然ながら、最良の選択をすることは、常識であり当然であり当たり前のことである。しかし。
 しかしでは、二者択一。ツーオアナッシング。だったらどうだろう? 二つあるうち、その片方しか選べない場合はどうするだろう? それこそ苦渋の選択。どう行動をとるか。
 時に喚いて。時に泣いて。
 時に叫んで。時に諦めて。 時に怖がって。
 畏怖感を抱き、焦燥感を抑え。
 そして。苦しんで。 苦しんで苦しんで。
 一つの答えを導き出す。
 それは。
 果たしてその選択は正解なのだろうか? 正しいのだろうか?

 ――そんなこと、知らない。知るわけが無い。興味も無い。関心も無い。好奇心すら湧かない。暇つぶしにもならない。どうでもいい。どうでもいい。
 もちろん分かっているさ。そんなことを言うのは逃げているだけだと。避けているだけだと。怖がっているだけだと。
 弱い、証拠だ。脆い、証しだ。崩れた、証明だ。戯言で、詭弁。強がっているだけ。虚勢を張っているだけ。
 そして。俺はそんな奴の一人。哀れで墜落した男。夢を掴み損ねた愚かな男。故に。夢を諦めた、弱い男だ。
377名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 16:35:47
だろう、だろう連呼しすぎて鼻につくし読みにくい。
それに何が言いたいのかさっぱりわからない。

もし人に全部読んでもらいたいなら冒頭部で人をひきつけないと
話にならないよ。
378名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 17:37:01
>>376
なんというか、作者の主張になってるんだよね。
自分語りというか、冒頭から作者の演説を聞かされている感じ。

まず主人公を登場させて、主人公の目線で物語を進めたほうがいい。
379名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 17:43:09
>例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう? 

気持ち悪いな。なんか変な文章
380名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 17:54:06
>>376
< 例えば、人間という生物でこの世に存在する限り、実に多種多様で十人十色的な悩みや葛藤があるだろう?
冒頭から意味不明。
この文章の前に「(自我を持つ)生物」について考察なりがされていないと、何を「例え」てるのか分からない。
もし 「人間という生物で」→「人間という生物は」 だったらそれほど違和感はないけど・・

<(最良の選択をすることは)、常識であり当然であり当たり前のことである。
くどすぎ。効果的な反復とは思えない。
さらに「最良の選択をすることは」→「最良の選択をしようとすることは」でないと変。意味がまったく違う。

<しかしでは、二者択一。ツーオアナッシング。だったらどうだろう?二つあるうち、その片方しか選べない場合はどうするだろう?

「ツーオアナッシング」が意味不明。 仮に「オールオアナッシング」でも二者択一の意味ではないし・・
ルー大柴的な受けを狙ってるのかな? 何にせよくどすぎる!

他にも全体にしつこい表現が多く、自我が溢れ返ってる感じで、冒頭からこの文章がきたら読者は萎えてしまうよw
381名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 18:08:42
中学初の夏休みも終盤にさしかかったある日の夕方。
私はベランダに置いてある折り畳み式の椅子に腰を掛けながら、ただ景色を眺めていた。
ベランダは風通しがよくて、今日も冷たい風が右から左へと流れてくる。
その度にストレートの長い髪がフワって空中でなびいた。
「……あれ」
その時、目の前に広がる景色に何故か違和感を感じた。何かが足りない気がする。でも、なんだろう?
「――あ」
暫し考えてピンときた。
そうだ、トンボだ。トンボが見当たらない。
私は夏休みに入ってから、トンボを全く見掛けていなかった。昔は、数えきれない程のトンボが、空中を舞っていたというのに。
でも私には思い当たる節が一つあった。
ベランダから、遠目に見える、立派な家々が立ち並ぶ住宅街。
あそこはもともと、大きな森だった。
ここは結構な田舎で、ゲームセンターとかコンビニとか、何一つなくて。
遊ぶ所と言ったら、近くにあるその森しかなかった。そこでよく、弟と近所の女の子と一緒にトンボとりをしたり、かくれんぼをしたりして遊んだっけ。
でも数年前、その森は取り壊されて住宅街になった。近くに、コンビニも出来て便利になったけど、
それからトンボも、カブト虫も、あんまり見掛けなくなって……
暮らしが便利になるのは、もちろん嬉しい事だけど
そういう面もあって、複雑な心境だった。
もう、あの時みたいに、
「トンボとりに行こう!」なんて、言えないんだなって思ったら、きゅうっと締め付けられるような、切ない気持ちになった。
「――!」
その時、一瞬、赤トンボが視界に飛び込んだ。
見上げると、そこには、一匹の赤トンボが、空中を舞う姿が――
そして、そのまま
深く綺麗なオレンジ色空
に重なって、
消えた。
382名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 18:12:04
>>376の者です。
>>377>>380を読んで確かにそうだよなあと力量不足を痛感しました。
駄文も駄文な作品に意見を下さってありがとうございます。
これからも精進をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
383名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 18:14:32
>>376の者です。>>378>>380を読んで、確かにそうだよなあと自分の力量不足を痛感しました。まだまだです。
駄文にご意見ありがとうございました。これから精進していきたいと思います。
384名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 18:24:07
>>381
改行しなくて良い所まで改行しちゃってるからスラスラ読めない。
それから説明臭い文章っては上手く隠すか、最低限にしないと下手に見えるし
テンポも悪くなる。

>>その時、目の前に広がる景色に何故か違和感を感じた。何かが足りない気がする。でも、なんだろう?
「――あ」
暫し考えてピンときた。

なんてのは、悪いけど凄く下手。もっと自然に書かないと。

でも小説にはなってるから頑張れば上手くなると思う。

385名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 18:41:10
>>381
冒頭一行目が説明くさい。
それとカメラの位置がバラバラな感じ。

>中学初の夏休みも終盤にさしかかったある日の夕方。
>私はベランダに置いてある折り畳み式の椅子に腰を掛けながら、ただ景色を眺めていた。
>ベランダは風通しがよくて、今日も冷たい風が右から左へと流れてくる。
>その度にストレートの長い髪がフワって空中でなびいた。

主人公が景色を眺めていたならば、次の文章は景色の描写につながるはず。
なのに、ベランダの描写に逆戻りしているから読み難い。
四行目は外部視点っっぽい書き方になっている。
386名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 19:22:46
>>385
>説明くさい
>外部視点っっぽい

なんでちゃんと言い切らないの? 自信ないの? 自信ないなら偉そうに酷評なんか
しないほうがいいよ。優越感に浸りたいのかな?
387名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 19:34:48
批評の揚げ足とるヤツはなんなんだ?
晒した本人が苛ついてるの?
388名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 19:48:51
たしかに的はずれな批評は第三者が読んでてもいらいらするわなw
389名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 19:54:03
>>381
<暮らしが便利になるのは、もちろん嬉しい事だけど
<そういう面もあって、複雑な心境だった。

前に「コンビニも出来て便利になったけど」といってるので、こういう 説明くさいw 文章は要らない。
「複雑な心境」と言ってしまわないで、何かの描写であらわすと味のある表現になりそう。
例えば(コンビニで買った)お菓子の袋を、開封しないままじっと眺めてる、とか

赤トンボが現れてから消えるまでが速すぎる感じがするので
もう少し間が欲しいところです。 どこかにとまって少し羽を休めるとか・・
390梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/22(水) 21:14:13
>>345
たぶん投稿者さん、もうココ見てないかもしんない。投稿者に俺のコメント読まれないから、
後から安心して出てきたわけじゃないよ。決して。ただ間に合わなかっただけ。そう、頑張って
はみたけど、間に合わなかった。ともかく、コメントを入れよう。感想ぐらいは入れるべきだろ。
そうだよ、素人の意見だっていえば、許されるに決まってる。そーだよ。許してくれるんだよ、
頼むよ、だれかわからない誰かの人。お願いします許してください。

……個人的な葛藤はさておき、文章表現についてノータッチですが単なる感想を。
思ったことをさらけ出したい気分なので。

〜以下感想〜
やっべ、時代劇なんて読んだことねぇよ。書いてることが全然わかんねぇよ。
出だしの夕暮れから夜へと変わりゆく空の「色」の表現から、当たり前のように使われる
地名から何から字面を眺めるだけで、精一杯。漢字よめねぇし、服装、小物に至るまで
全然ついてけねー。能力の限界。真っ白。ナレーションのところでやっとで生き返った。

 つまり、江戸風俗のがまるで知識ねぇから、俺にはコレをまともに読むにあたり
国語便覧をはじめとした副読本が必要らしい。描写は云々とか、普通にコレを
読める層がいるんだから、時代劇って敷居高かいよ。高すぎですよ。
投稿者はコレで初小説っていうし、住んでる世界が違う。俺にどうやってコメントしろっての。

コメントして、馬鹿を証明しなきゃならねーのか?あぁ!?このインテリども!!
どうせ俺は学のねぇ サ ル だよ。あぁ、サ ル さ。

ま、こんなサルでも吉原から帰ってきたシーン辺りからは不思議と面白かった。
箕輪船のシーンは特に。へぇー、江戸時代の商船使った商いって、こんなだったのかぁ
と関心したし、豪商の息子と使用人達の関係とかは人間味があって面白く、
続きが読みくなったです。
391梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/22(水) 22:42:54
>>368
<前文、自己紹介略>。以下、「と俺は思う」略。
やや気になった点
・「鈍器で滅多打ちにされたような強い痛み」
 例えば、「(刃物)で刺されたような痛み、」よりも
 「(ナイフ)、(千枚通し)で 刺されたような痛み」
 の方が、本人が痛みを主張するときに自然に出てくる言葉ではないだろうか。
 読み始め、かつ、痛みの訴えの切り出し部分なので、ここは痛みの表現として
 (鈍器)という漠然とした物よりも(角材)、(スリコギ)、(バット)等の具体的に
 想像しやすい物の方が親切。

・「体中の細胞が〜感覚にとらわれる。」
 ここは読者には想像がつかない感覚ですが、次の文で吐き気という
 誰しも分かる感覚を持ってきたのがフォローとなり、一人称の強引な
 心情説得力の特徴が出ている。

・「仕事も”辞める”こと」
 >>374のとおり、
 辞めさせられる、辞めなくてはならない、羽目になる、クビに、続けられない等、
 自分では辞めたくはないが、会社や病気の外力によって
 追い込まれるような受け身の言葉の方が相応しい。

・「会社内で目立った」
 (ここでは今年になってから、ここしばらく、入社以来ずっと)等の目立てなかった
 期間を漂わせる言葉を入れることで、主人公の立ち位置が出て親切。

>>374のとおり、頭痛という言葉は減らしたほうが良い。

感想
 堅い感じで中年くさい雰囲気を醸す文体に安定感を感じます。

以上です。何かの参考になれば。
392名無し物書き@推敲中?:2007/08/22(水) 23:04:10
 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。
 ゴミや汚物の散乱した木立からは蝉の鳴き声ばかりがわんわんと鳴り響き、すえたような悪臭に混じって、時折ひんやりとした空気が彼の火照った耳をなでていった。
 もう振り返るのさえ恐ろしかったが、アレクサンドルは彼が逃げてきたセンター街の方角に目をやった。
 空も見えないほど乱立していたビル群はみな破壊され、せいぜいが四、五階分までの高さしか残されていなかった。
 その向こうの夕日ばかりがガラスのように美しく、黒煙をあげる鉄塔は疑問符の曲線を真似た姿でねじまがり、その先端は荒廃したこの街のどこかを指していた。
 これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった。いや、老人の姿をしていたのは最初の五分だけで、戦う時は五十歳ぐらい若返って熊のような大男に変身していたのだから、老人が戦った跡と言うのがふさわしいかどうかは分からない。
 とにかく敵の身長は熊をも超えていた。全身のあらゆる筋肉が岩の塊のように強固で、超自然のオーラをまとい、体の表面のすべてが赤みがかっていた。端正だが野性味のあふれる顔立ちは、思い出すだけで腹のたつ余裕の笑みを浮かべていた。
 不意に獣じみた唸り声が聞こえ、アレクサンドルは素早く辺りを警戒した。
 来た。ビルに挟まれた道路を、ゆらゆらと赤い光の群れが近づいてくる。兄弟で散歩ですかと尋ねたくなるような風景、全く同じ姿の大男が全部で八人。
 化け物め。アレクサンドルは奥歯を噛み締めると、突撃銃を携えて高架下の木立に分けいった。ドラグノフの射程範囲はせいぜいが四百メートルだ。高架の巨大な柱に背を付け、ビルの影から敵が顔を出すのを息を潜めて待ち続けた。
 異様な熱気が顔に吹きつけ、ビルの表面が赤みを帯びて見えた。
 夕日が沈み、通りの奥から噴き出す赤い光が次第に濃くなる。
 すぐそこの地面にひっくり返っていた蝉の死体が、バチッと音を立てて弾けた。
 木立の中は数歩先も見えない闇に落ちていった。
393345:2007/08/22(水) 23:48:04
>390
梨屋 ◆Jc4n4r55vw さんレスありがとうございます。
見てましたよ、私。ここ殆どロムですが、常駐しておりますw

時代劇、敷居が高いです。
私もこれを書き始めたときは「吉原」の単語しか知らず
遊女と花魁と芸者と舞子の違いも知らず、江戸検定3級の試験に落ちたサルでございます。

ところで感想うれしく拝見しました。
とても面白かったです。
梨屋さんも短編でも書いてみたら、面白いんじゃないかなあと思うんですが。

ではでは、ありがとうございました。これを励みに頑張ります。
394名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 00:11:05
>>392

外人の作家が良く使う、本編とは関係ないキャラを冒頭で出して世界観をあらわす
手法なのかなとちょっと想像してしまった。

それほど酷くは無いんだけど、文体が硬い印象がある。そのせいかテンポも悪い。
もう少し柔らかいほうが読みやすいんじゃないかな。
まぁ意識的にそうしてるならべつだけど。

細かいところで言えば
吐いたうえに、振り向くのも嫌な人間が
武器を持って待ち続けるってのは変なんじゃないかな?

395名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 02:07:03
>>梨屋 ◆Jc4n4r55vw
>>390の書き込みは、俺も面白いと思った(同時にウザかったけどw)。
こんな感じの文体で何かオリジナルを一本書いてみる事をオススメしたい。
オチやストーリーはなくとも、それなりに読ませるものが出来るような気がする。
396名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 04:21:27
>>392
文章自体は悪くないけど、プロットの説明で留まっちゃってるな。
読む方としてはちょっと退屈だし、この先を読んでみようという気にはならないかな。
間に描写やセリフなんかも入れて、全体にリズム持たせるなり、読者を引き込む工夫
が必要かと。
397名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 10:51:39
>>396 どこにセリフいれるんだよ 馬鹿かオマエは
398名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 15:40:13
>>384>>385>>389
有難うございます。
とても勉強になります。
もっと自然に書けるように頑張りますm(__)m
399名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 15:41:37
>>392
>無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
>胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。

 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまってしまった。
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになる。

文章の最後を少し変えてみたら少しは丸くなる気がする
400名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 17:16:49
>>394>>399dd

>>396ガンバッテミル
401名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 17:34:09
 無人のセンター街を逃げ回っていたアレクサンドルは、高架下のコンクリート塀の傍にうずくまった。
「うぅっ……うげぇっ! がはっ、げほっ、げほほっ」
 胃の内容物を全部吐き出すと、周りの異臭や音が一気に押し寄せてきて、気を抜くと空っぽのペットボトルのようにぺしゃんこに潰されそうになった。
 ――……ハァ、ハァ。ち、ちくしょう。ちくしょう!
 ゴミや汚物の散乱した木立からは蝉の鳴き声ばかりがわんわんと鳴り響き、すえたような悪臭に混じって、時折ひんやりとした空気が彼の火照った耳をなでていった。
 もう振り返るのさえ恐ろしかったが、アレクサンドルは彼が逃げてきたセンター街の方角に目をやった。
 ――ああ、なんてこった、町が。
 空も見えないほど乱立していたビル群はみな破壊され、せいぜいが四、五階分までの高さしか残されていなかった。
 その向こうの夕日ばかりがガラスのように美しく、黒煙をあげる鉄塔は疑問符の曲線を真似た姿でねじまがり、その先端は荒廃したこの街のどこかを指していた。
「あのジジイ……!」
 アレクサンドルは怒りを覚え、奥歯を力の限り噛み締めた。
 これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった。いや、老人の姿をしていたのは最初の五分だけで、戦う時は五十歳ぐらい若返って熊のような大男に変身していたのだから、老人が戦った跡と言うのがふさわしいかどうかはわからない。
「……ハッ!」
 と、突然獣の唸り声が聞こえた気がし、アレクサンドルは急いで辺りを警戒した。
 ビルに挟まれた道路の向こうで、赤い光の群れがゆらゆらと漂っている。無論パトカーのランプなどではなかった。
 ――来た。
402名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 18:47:24
 アレクサンドルはすぐにそこから逃げ出そうとした。だが、ゴミに紛れて木の根本に倒れている兵士が目にとまり、思わず立ち止まった。
 顔は赤黒く焼けただれ、ヘルメットの回りにハエがたかっている。
 もうその兵士を助けられない事は明らかだったが、アレクサンドルに逃げようとする気持ちは再び起きてこなかった。死んでもなおその兵士の手に握られているナイフの鋭い光が、彼の足を凍り付かせていた。
 アレクサンドルは、ナイフ一本で老人に立ち向かっていったただ一人の勇敢な友の名を思い出していた。
 ――俺は、一体何をしようとしていたんだ?
 頭からさっと血の気がひいていくのを感じた。怒りが恐怖を上回り、足が震えだした。いつの間にか、相棒のドラグノフを握る手に力がこもっていた。
 アレクサンドルは突撃銃を抱えて、木立の中に分け入った。ドラグノフの射程範囲はせいぜい四百メートルだ。高架の巨大な柱にぴたりと背をつけて息を潜め、ビルの影から敵の姿が見えるのを待った。
 夕日が沈み、通りから噴き出す赤い光が次第に濃くなっていった。
 異様な熱気が顔に吹きつけ、ビルの壁面が赤みを帯びて見えた。
 すぐそこの地面にひっくり返っていた蝉の死体がバチッと音を立てて弾けた。
 アレクサンドルは目を血走らせ、銃を構えてひたすら老人を待っていた。
 木立の中は、数歩先も見えないような暗闇に落ちていった。
403394:2007/08/23(木) 21:41:16
台詞等を入れたお陰で
柔らかくなったね。
だいぶ読みやすくなった。
けど地の部分は硬さが目立つかな。
硬くする部分と柔らかくする部分を上手く使いこなせれば緩急がついて上手く見えるよ。




404名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 22:35:19
みなさん、ここは酷評するスレですよ
405名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 22:58:50
そうだったな。んじゃ酷評

>>これらはすべてあの謎の老人と軍隊が戦闘を繰り広げた跡だった 〜 わからない。
この数行説明的過ぎるし、説明にしても下手糞。素人臭い。
「……ハッ!」なんてコテコテ過ぎて使うと恥ずかしいよ。

それに不必要な描写が多すぎる。
406名無し物書き@推敲中?:2007/08/23(木) 23:26:13
407名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 02:23:13
お願いします


 今年は暖冬だったせいか、例年よりも早くに開花を迎えた桜は既に満開をすぎて、吹雪くように散り始めている。
ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。
 若々しく、いつまでも少女めいている母は、せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。
次いで、でもお天気でよかったね、とも。眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。
前向きで楽観的な母らしい言葉だな、と思う今朝のやり取りだった。
 実際、高く真っ青に澄んだ空を背景に、さわさわと降る白い花びらのコントラストは体育館の扉ごしにもうつくしい。
壇上にいる、校長からの祝辞も耳を通りすぎていく。明日からはしばらく雨が続くそうだから、こんな景色ももう見納めだろう。
「───えー、一同起立。A組から順に、静かに退場してください。父兄のみなさまは……」
 意識が散漫なままに式は終わり、学年主任の誘導に従って体育館から新入生たちが吐きだされていく。
ガタリとパイプ椅子にぶつかる音や、ペタペタと歩く上ばきの足音が、館内に漂っていた緊張感を和らげていくようだった。
 立ち上がると、だぼっとした学ランが下がってきてしまい、少し歩きにくい。息子の成長を見こして、
両親が余裕を持ってあつらえさせたものだ。仕方がないとはいえ、袖口が余っていて少々不恰好である。
 来年の桜が咲くころには、逆に裾が足りなくなるほどに身長を伸ばしてやりたい。そんな事を思いながら、体育館をあとにした。
408名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 03:15:57
>407
冒頭の桜についての描写がたいへん巧いと思いました。
谷崎の「細雪」か、あるいは渡辺淳一の「化粧」を読んでいるような錯覚さえしました。
409名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 04:30:14
>>407
リズム感や言葉の選択はそれほど悪くはないと思います。
気になった点は以下の通りです。

>吹雪くように散り始めている。
>ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。

■「吹雪くように散る」には絶えず一定の風が吹き付けているわけで、次行の「ときおり吹く風」とはやや矛盾する。

> 若々しく、いつまでも少女めいている母は、せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。
>次いで、でもお天気でよかったね、とも。眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。

A..『せっかくの入学式なのに散っちゃってて残念ねえ、とため息混じりに呟いていた。次いで、でもお天気でよかったね、とも。』
B..『眉根を寄せたのは一瞬で、すぐにいつもの無邪気な笑みが彼女の顔を彩る。』

■『ため息混じりに呟いていた』と『眉根を寄せた』は表現的にダブりなので、Bの文がクドイ気がする。整理し、AとBの文を結合させたい。
■「いつまでも」と、「いつもの」は重複ぎみ。どちらか表現を変えたい。

410名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 04:31:57
>>409つづき

>>前向きで楽観的な

■『前向きで楽観的』なのは、前文のやりとりを読めばわかることなので省略すべき。

>>意識が散漫なままに式は終わり、学年主任の誘導に従って体育館から新入生たちが吐きだされていく。

■わざとやっているのかもしれませんが、やや硬い気がする。

>ガタリとパイプ椅子にぶつかる音や、ペタペタと歩く上ばきの足音が、館内に漂っていた緊張感を和らげていくようだった。
>立ち上がると、だぼっとした学ランが下がってきてしまい、少し歩きにくい。息子の成長を見こして、

■「ガタリ」「ペタペタ」「だぼっ」と、この二行にオノマトペが集中しすぎている。別にオノマトペを追放すべきとは言わないが、文章の雰囲気にはあわないのでは?

>息子の成長を見こして、 両親が余裕を持ってあつらえさせたものだ。

■少年の一人称ならば、説明文くさく、少々不自然か。
411名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 11:16:52
>>407
ぜんぜんだめ。高校生が無理に硬い文章書いたみたい。もっとふつうに書けばいいのに。
412名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 13:02:37
>407
工房(厨房)の新入生の一人称だとしたら

>いつまでも少女めいている母
>無邪気な笑みが彼女の顔

とか、書くかな?
情景描写も、高校生ならもっと視野が狭いというか、目の付け所が違うと思う。
三人称にしたらなんか文章が変だし。

死んだ旦那の魂が息子の身体の中に入った設定ならアリかもと思った。
413名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 13:05:07
>>407
構文が下手でわかりにくい。あと出しの文章。
初心者にありがちな「うるさい描写」がわかりにくさに拍車をかけている。
カメラの位置にも問題あり。

一人称の場合、主人公の内部視点になるから、何かを描写する場合は
そこに主人公がいるというのが前提。
冒頭の文章からすると、主人公は野外にいて、散りゆく桜を見ている印象で
母親と二人で見てるのかなと思えば、実は回想でした、という非常にわかりにくい
文章になっている。(朝の出来事というのが後出し)
5行目まで読んでも主人公が今現在どこにいて、何をしているのかがわからない。

次の文章もまた、風景描写をメインにしていて、
>実際、高く真っ青に澄んだ空を背景に、さわさわと降る白い花びらのコントラストは
>体育館の扉ごしにもうつくしい。
後半でようやく体育館がでてくる。(これも後だし)
少なくともこの文章は、主人公の現在位置を読み手に伝えるのが主目的なんだから
「体育館の扉越しに見える〜」という風に始めるべきじゃないかな。

冒頭の入学式が大切なシーンなのかと思えば、あっさりと一行二行で終わってるし
風景描写も意味がないし、全般的に、この文章このシーンで、何を伝えたいのか、を考え
ながら書くようにしたほうがいいと思う。
414名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 13:17:17
>>407
「うるさい描写」ってのは同じものを何度も描写することね。
桜の描写、風景描写ばかりで、必要な描写がない。

入学式が退屈ならば、主人公の目を通して、会場の様子(規模)、人々の様子、気温、
壇上の人物、横を向けば、同級生がいるはずだし、髪型とか、制服の様子
(ブレザーがよかったとか、セーラー服がどうこうとか、学ランは珍しいとか)そういうものを
含めて表現して、読み手にわからせるようにしたほうがいい。
415名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 16:07:38
>>407
無駄な語句、説明が多すぎる。

>今年は暖冬だったせいか、例年よりも早くに開花を迎えた桜は既に満開をすぎて、吹雪くように散り始めている。
>ときおり吹く風に揺れる枝には、もうだいぶ葉が覗いていた。

         ↓

 桜は既に満開をすぎて、散り始めていた。

これだけで、良い。
416名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 16:30:03
>>409-410

は全然読めてないな。

■『ため息混じりに呟いていた』と『眉根を寄せた』は表現的にダブりなので、Bの文がクドイ気がする。整理し、AとBの文を結合させたい。
これはダブリじゃくて心理状態の変化を表すためにワザト使ってる。

■「いつまでも」と、「いつもの」は重複ぎみ。どちらか表現を変えたい。
これも重複なんじゃなくて「いつまでも」は母の説明、「いつもの」は心理の変化を提示しているだけ。

■『前向きで楽観的』なのは、前文のやりとりを読めばわかることなので省略すべき。
これは強調するため或いは、前文を纏めるために使ってる。 必要が無いわけじゃない。

まぁ >>413-414あたりも同類かな

417名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 17:02:10
──正義をなさんと欲するものよ、心して読むがよい…

悪をなす者は世界が永遠ではないと誤解しているがゆえの恐怖を持て余している。
その根底にあるものは怯えなり。彼らをいかに懲らしめるかではなく、心安らぐ
言葉をつむぎ給え。暴力が彼らを更に凍てつかせる 悪は人の目覚めよりの連綿
たる鎖錠なり いにしえびとの罪を悟りつつ うつつびとに向かいあい給え
倦むことなく たゆまず歩き 時に飛び 時に走り 時に休み 時に忘れ しかし
思い出す。巡る春と 征く夏と 踊る秋と 眠る冬 時は流れ。

心凍てつくとも ほのかたれ

必ず最後に どんなに挫けそうになっても 願った道を


…という書き込みがあるノートはそこで破れていた。おかしなことがある。
このノートは俺の数学のノートで、そこに書かれている字はまぎれもなく
俺の字で、傍らに当時好きだった女の子の拙い落描きがあるのだが

俺、こんなこと書いたか?高校一年生で?

どうにも腑に落ちんのだが、まーそーゆーこともあるかなーと思いつつ
俺はネカフェのドリンクを取りにゆくことにした。

ノートを持ち込んでる理由?それは9月1日に判る。劇場で会おう。
418名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 18:43:07
>>416
407さんでつか?
いちいち反論しているようではダメだよ。
419名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 18:59:44
>>418 酷評スレにくるのはMの子だから
420名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 19:09:30
>>415
あなたはまるで携帯小説みたいな人ですね
421名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 19:18:26
「……ん……賢!」
誰かに肩を揺さ振られ、夢から現実へと引き戻されていく。
「やっと起きたか、お前また荒井に怒られっぞ」
まだ眠たい目を擦りながら顔を上げると、目の前には呆れ顔の博司がいた。
「……お前こそ、怒られるよ。前向いたら?」
いきなり起こされた俺は不機嫌になって、博司に冷たく当たった。
「何ソレっ、冷てぇ。せっかく起こしてやったのに〜」博司はスネてプイっと前を向いた。
……まるでガキだな。
でもまぁ、なんだかんだで付き合いは結構長い。
いわゆる腐れ縁ってヤツ。
「いいか?ここは重要だから、ちゃんと覚えとけよ」
チョークを手に取ると、乱暴に黒板へと数式を書き写す、数学担当の荒井先生。
そうか、今の時間は数学だった。けど荒井の授業ってホント、つまんないんだよな……。

白髪混じりのボサボサな髪に、柄の悪いヤクザのような顔付き、そしてメタボリックと診断されても、おかしくないような、出っ張ったお腹。
荒井が歩く度にピッチリとした革のズボンがギシギシと悲鳴を上げている。
何故そこまでしてピッチリしたものを……
毎回数学の授業で会う度に荒井は色違いのピッチリズボンを穿いてくる。
正直、痛い。と、皆口々に言う。……確かに自分もそう思う。
とりあえず、荒井が言っていた重要なところだけをノートに書き写す。
大体重要ポイントを教え終わった後は、荒井の自慢話か、説教やらで授業が終わる。
――授業終了まで残り15分。
……さて、もう一眠りといきますか。
俺はまた机に顔を伏せ、深い眠りについた。
422名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 19:30:11
酷評したのにそれを酷評されてる奴www

くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwww
423名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 19:34:12
>>421
下手糞。

以上
424名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 19:43:03
>>416
自信があるなら公募に出せばいいんじゃないか?
文章的には一次通過も無理なレベルだが、それ以前に、まとまった
枚数を書く力がないと思う。
425407:2007/08/25(土) 19:55:45
>>408-415
たくさんの貴重なご意見、ありがとうございます
自分ひとりで書いているだけでは気づかない事を色々とご指摘頂き、とても参考になりました
特に、自分が意図した通りに、読んでくださる方も受け取る訳ではない
という当たり前の事を、再確認させて頂きました
自分のイメージを、ひとさまにもなるべくそのまま受け取って頂くには
まだまだ文章力が足りなすぎですね……

>>418-419
416さんは自分ではありませんが、私の狙いを察して(?)
こういう意図があるのだろう、と汲み取って頂いたみたいですね
Mの子……そうですねw自分としましては、今回かなり思いきって晒させて頂きました
ものすごく緊張しましたが、忌憚のないご意見が伺えてよかったです
では、ありがとうございました
426名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 20:02:18
批評を批評する奴もどうかと思うが
指摘されて困るんだったら最初から批評なんてするなよ。

と思ってしまう。
427名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 20:17:24
>>426 批評する側もプロばかりじゃないからね。批評家の練習にも使っていいんではないかと思う。
428名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 21:43:34
>>426
指摘は的外れだから何も困ってないって。
馬鹿馬鹿しいから深追い議論しないだけ。
429名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 21:58:12
その割に必至すぎ
430名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 22:05:45
>>421
これ冒頭か何か?
授業中のワンシーンをだらだらと綴っただけという感じだね。「だから何?」みたいな。

全体がどんな話なのか、コレじゃ全く予想もつかないし、興味もひかれない(つまり
続きを読みたいとは思わない)。

先生についてはやたらと細かく描写されているが、その割には本来必要な情報
が書かれていないような気がする。情景描写も少しは入れた方がいいんじゃない?
431名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 22:10:40
>>425
50枚くらいでもいいから、短編を仕上げてみたら欠点がわかると思う。
書き始めの頃はストレートに表現しないのがカッコイイと勘違いしちゃうんだけど
それだと長いものは書けないから。
432名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 23:38:25
>>422
酷評依頼に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評をする。 ← ゴキブリみたいな人間だね。
433名無し物書き@推敲中?:2007/08/25(土) 23:59:29
>>422
酷評依頼に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評をする。
      ↓
その酷評に対して酷評した奴を中傷する。 ← 蛆虫みたいな人間だね。
434名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 00:02:04
あなたの「文章」を酷評するスレですよ
435名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 00:02:54
>>432

くやしいのうwwwwwくやしいのうwwwwwww
436名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 00:05:23
ま、的はずれな酷評には噛み付きたくなる気持ちも分かるがな。
>>243みたいなのは論外だが。
437名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 00:08:05
もう裸足のゲン自重しろw
438名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 13:20:27
これから恋に落ちるやつらに言っておく。

かわいい顔をして、あいつらは持てる力をすべて使い倒して

おまえら よりすげー存在なのあたしらは と一言も言わないで言外に
圧しつけようと試みてくる。

誰もがそれに騙された今日までであった、だが恐れることはない、あいつらは
おおばかちゃんりんちゃんちきおけさ、頭の足りないことこの上ない。考えてみろ。

お前に惚れた女だど。
439名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 14:50:43
「的外れ」だと思うなら、模範になるようなシッカリとした評を、自分が出すことだ。

それこそが「的外れ」な評をした奴に対する牽制になるんだよ。

でなきゃ、作者の自演と思われてもしょうがないだろうな。

とりあえずスレタイ一万回嫁。
440名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 17:26:55
まづかいよりはじめよ 隗、か。

10秒で一回として10万病、30時間弱だな。ホレ、がんばれ。
441名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 19:14:18
>>439
批評に対する批評を書くなとはどこにも書いてないよ。
てか、なんで自分の批評自体を「文章」だと思えないんだろうか。

>>433は冗談で書いてるんだろうけど、批評やメタ批評も立派な文学だよ。


 それはともかく

>>407の「眉根を寄せる」は、もっと不快な出来事に使う言葉。桜が散る散らない
について気にするなら「ため息混じりに呟く」くらいがちょうど良い。
 だから「眉根を寄せる」が不用意に思えた。
「いつまでも少女めいている母」「無邪気な笑みが彼女」についても、>>412に同感。

 ところが、>>407内には母親と主人公についてそれ以外の特徴が書かれてい
ないため、たとえば
「この母親は桜が散ることについていちいちため息ついたり眉根を寄せたり無邪気
に笑ったりするような人なのだろう」
「主人公は入学式なのに自分の母親を無邪気だ楽観的だと妙に高い目線から見
ていて、同級生には目がいかないような人物なのだろう」
みたいに、読み取れる内容をわざと書いているんだととらえてしまう。それが>>416

でも>>425を読む限り、作者自身にそんな表現意図はないっぽい。

 この現象って、たんに作者と批評側とでコミュニケーションが取れていないから
起こっているのではないか。
442名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 20:18:30
批評の批評がなぜ嫌われるかと言うと、他者の批評に噛み付くことで
「俺が一番すげーwww」という自己満足に見えるからなんだよね。

「作品Aがダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思えば
「作品Aはすばらしい」という批評をすればいいわけ。
そこで考え方の違いとか、評価するポイントの違いがあれば勉強にもなる。
投稿者の為にもなる。
どっちの意見が妥当なのかは読んだ人が決めればいいことだから。

ところが「作品Aがダメだ」という批評の批評は、大抵の場合作品Aからは
離れて、揚げ足取りに終始する事が多い。
あくまでも、投稿された作品に対しての批評という形にしたほうが有意義な
ことは間違いない。
443名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 20:38:43
>批評の批評がなぜ嫌われるかと言うと、他者の批評に噛み付くことで
>「俺が一番すげーwww」という自己満足に見えるからなんだよね。
 お前の主観。

>「作品Aがダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思えば
>「作品Aはすばらしい」という批評をすればいいわけ。
 批評の文章を批評しないで済ます方法を提示しただけ。

>そこで考え方の違いとか、評価するポイントの違いがあれば勉強にもなる。
>投稿者の為にもなる。
>どっちの意見が妥当なのかは読んだ人が決めればいいことだから。
 誰に言い聞かせてるの?

>ところが「作品Aがダメだ」という批評の批評は、大抵の場合作品Aからは
離れて、揚げ足取りに終始する事が多い。
 また一般論ですか。

>あくまでも、投稿された作品に対しての批評という形にしたほうが有意義な
ことは間違いない。
 批評の文章が批評を免れたほうが有意義な根拠がどこにも示されていません。
444名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 20:45:23
眠気をこらえてまっていました。
とらせていただきます。444ゲット。ありがとうございました。
445名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 21:05:22
>>444 誰?
446名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:10:42
>>445
よしよ氏
447名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:14:24
>>442がこのスレタイの「批評」を「酷評」に変えたやつなら何をか
況や エッ いわんやってこう書くの だな 大いにありうる

櫻井よし公って単なる韓国利権屋だったんだな。シンプルな悪役で
吃驚。
448名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:19:06
>>435みたいのは批評とは言わんだろう。単なる荒らし。
449名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:19:53
>>442
「作品のAという部分がダメだ」と言う批評があって、それが的外れだと思っ
た場合
「作品のBという部分がすばらしい」という批評をしてしまったら、
 Aという部分がダメであることを間接的に認めたことになるだろ?

 批評家の誤りを指摘するには
「作品のAという部分がダメだ」という批評そのものが誤りだと、ズバリ言うしかない。

>>243の件なんかまさにそうだろ。コーヒーを誰が飲む飲まないについて
批評家が「作品のAという部分がダメだ」と言ったのに対して
作者が「作品のAという部分はいいんだ」と答えてしまったから、議論がグダ
グダになった。

「作品のAという部分を問題にすること、問題の取り上げ方自体が間違いだ」
と指摘するのにどれだけ苦労したか。
450名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:19:56
俺も批評する人間だが、批評に批評は大歓迎。
批評の批評がいやなんだったら、最初から他人の批評なんてするな。と思う。
そもそも批評じたいが自己満足。
間違った情報を与えないためにも論じ合う方がよっぽど投稿者のためになる。

「私は批評しますけど、私の批評には批評しないでくださいね^^」なんて
そもそも、投稿者に失礼だろ。



451名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:31:45
おまえら酷評するのに小説も批評もないだろ。たいして区別もつかんくせに。
452名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:35:50
>>449
というか無料掲示板で誰でも批評できる仕組みなんだから、批評家が
間違っていても問題ない罠
批評家はもしかしたら小学生かもしれないし、小説なんか読んだことのない
人間かもわからないけど、そういう人の批評や感想をもらうことも大切なんだよ。

批評家の誤りを正してやろうという人も、プロとは限らないし、
誤りを正してやろうという自己主張は見ていてウザイんだよね。

あと、投稿者本人が反論するのは別にいいと思う。
アホだと思ったら以後の投稿をスルーすればいいだけだから。
453名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:37:12
>>450
具体的に聞きたいんだけど、どの批評が君のレスなの?
454名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 22:44:05
とりあえず小説家も批評家もレベルが上がるのなら言うことはないだろう
SとMが密かに絶頂を目指すのではなく、大勢の人の意見に触れられるのが掲示板の利点だろう
ところで批評する側はSだから攻められるのが嫌なのだろうか?
455梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/26(日) 22:57:03
>>393
遅レスですが、江戸検定なるものの存在を初めてしりました。
資料を見ながら調べながら書いたとは思えない出来ですね。
資料へあたる創作スタイルというのは、時代劇に限らずいろんな
ジャンルへチャレンジできると思います。

>>393
>>395
感想に面白いのレスが付くとは、梨屋にとってなぜかとてもプレッシャーで。
最近投稿へのコメントをさぼってたのは、なんだかちょっとしたモノでも
書かなきゃイケナイような気がして、今やっとでソレに区切りついたんです。
出来上がったソレに具体的な、まじめな酷評、添削等をもらいたいんですが、
それなりに量があって、改行やり直すのも煩わしく、ここに投下するほかに
どこに投稿すればいいんでしょう?
面白い言われた文体で書いたら、出来上がったのはどうにも
ケータイ小説的なんですね。

まぁ折角書いたんで、やっぱり人目に付くところがいいんですが。
456名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:12:40
>>454
ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね。
批評の批評をしたがる人は、投稿文をうまく批評できないけど、自分の存在感を示したいと
いう感じの人が多い。

言葉の用法の明らかな間違いや、勘違いの指摘は問題ないと思うけど、個人ごとの
意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。
457名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:15:03
だったら批評に批評をするかどうかについても人ごとに意見が違うんだから、
批評に批評をするのになんの問題ないな
458名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:28:18
>>456

>ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね。
 これは小説の書き手の事を言ってるんだね。

>批評の批評をしたがる人は、投稿文をうまく批評できないけど、自分の存在感を示したいという感じの人が多い。
 経験論だね。参考のひとつにはなるだろうね。

>言葉の用法の明らかな間違いや、勘違いの指摘は問題ないと思うけど、個人ごとの意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
 所感だね。たぶん論争に発展しやすいのだろうね。詩・ポエム板に議論を続けるスレというのがあるけどそっちで続けてもらう?

>批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。
 そうだね。
459名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:31:05
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/
とりあえず批評の批評についてはここで続けるか。
460名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:44:50
>>456
> ある程度わかってる人、文章が書ける人は他人の批評にはケチをつけないんだよね

ある程度小説について分かっている人は、現スレみたいな杜撰な批評を書かない。
まずは感想と批評の違いを知るべきだ。

> 個人ごとの 意見の違いについて「正してやろう」という姿勢はウザイね。
> 批評する人ごとに意見が違ってもいいんだから。

 作家には正しい小説の書き方を押しつけるくせに自分は表現の自由を主張する。
ほんっとうに、どこの批評サイトに行ってもいるんだよなこういう輩が。

 小説の書き方が問題であるのと同じく、批評の書き方だって問題になるんだよ。

 自分の批評文に無批判なら、天国の小林秀雄のところに行って
「おまえの批評とと俺の批評は同価値だ。意見は人それぞれだからな」
って言ってこい。

 せっかくだから次からは別スレに行くわ
461名無し物書き@推敲中?:2007/08/26(日) 23:55:51
夢とは何かという問いに、僕はもう一つの意識と答える。


この文章のどこが悪いのか教えてもらえませんか?
462名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 00:12:20
文法的には正しい。用字用語的には「一つ」ではなく「ひとつ」。
文意としては夢は夢、意識は意識だから間違い。
463梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/27(月) 00:15:01
>>461
一対一の対応がないからじゃいからかな。
たとえば読み手の自由度、補える余地を幾つか作ると

・(お前の)夢とはなにか、という(先生の)問いに、ぼくは、もう一つの意識と答えるor答えた。

・(寝ている間に人間が見る)夢とはなにか、という(教授の)問いに、ぼくは、もう一つの意識と答える。


最初の文節の”誰が”疑問を出して、”どういう意味を持つ”夢か、なのかが
読んでもすっとわからない不親切さはあるでしょ。

「もう一つの意識です」
夢とは何かと問いかけに、ぼくはそう答える。

だと、何だか平気なのにね。
多分、狙ってるところは、上に上げた二つの例とは違っていて、
自問自答か、天から聞かれたとして、みたいな感じじゃないかと
思うけれど、言葉足らずで、不親切だとオレは思う。

参考になれば。
464名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 00:15:04
>>461
その一文だけならおかしくないよ。
僕の主観だから、ピンクの象でもなんでもOK
465名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 01:47:51
>455
ここがイヤならアリの穴。
466名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 02:34:04
携帯小説っぽかったらアリ穴向かないだろ。
ぼろくそにけなされて終わるだけ。
467名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 02:43:35
とりあえずここに晒せば?
468407=425:2007/08/27(月) 05:27:28
>>431>>441
遅くなりましたが、重ね重ね批評、アドバイスありがとうございます

なんだか色々とご指摘頂く度に、自分がいかに適当に文章を書いていたか
という事に気づかされて、お恥ずかしい限りです
話をきちんと纏める力もないのに、今まであまり深く考えずに書いていたんだなーと……情けないです

表現や言葉のおかしさなども、やはり第三者の方のご意見を伺えるのは助かります
自分で何度推敲しても、どうしても主観が抜けなくて
結果、ひとりよがりな文章になっているんだと思います
考え方ってもろに文章に出るので、なるべく客観性を持って書けるようになりたいです……

それでは、度々失礼しました。みなさまどうもありがとうございました
469469:2007/08/27(月) 17:07:38
 ただ日常を浪費するために、時間を通過させるために、その事が仕事であると思って生きてきた。
 それじゃ、いけないんだ。
 そう悟る瞬間はない訳ではない。
 しかし、おれは今までのおれを離れる事が出来ない。

 バス停から降りて矢鱈滅法に歩きわまって、東北の多少の標高のある鬱蒼とした山中といえど、喉が渇いた。
 50mほど先に湧き水からでた細い小川が見える。
 誘われるように歩み、つめたい水の風に頬を撫ぜられ、岩に苔生すさまに、ああ、これが自然なんだよと頷きつつ、水に手を浸す。
 思ったほどつめたくはなかった。
 こんな生水を飲んで腹をこわしはしないだろうか、と思ったが、
 なぜおれがこうしているのかを想って、ええい、と声を上げて水を喉に流し込んだ。
 ふと目を岩に上げれば、沢蟹が2つのはさみを振り上げて、やあ、というようにおれを見つめていた。
 おれは生臭いような気持ちと、可笑しな気持ちがないまぜになって沢蟹を指ではじき跳ばした。

 ふと思い立って、家を離れてどこか遠くへと行きたいと思ったのだ。
 いや、ずっと思ってきた。
 それを実行することにめんどう臭さを持ち続けていた。
 だがこの想いは消えることがなくおれの脳裏にこびりつき続けていた。
 だから、この想いは半ば義務のように、俺を実行へと押しだした。
 そこにあった感情は、どこか遠くへと行きたいという想いではなく、むしろ嫌々に仕事をこなすかのような心持ちであった。
470469:2007/08/27(月) 17:08:46
 日常を離れ、非日常の空間へと己を置くことで、
 おれはこれまでの俺を離れた視線で再確認し、もとの日常世界に、すこし違ったおれとして舞い戻る。
 そのようなアタマで考えた筋書きがある。
 どこかの本から剽窃してきたかのような想い。
 おれは誰とも心を通じない、客観的にみれば孤独そのもの。
 しかしながら、おれの心が周囲の世界から独立して、個性を持っているかといえばそうでもない。
 せせこましく、みみっちい底辺の消費社会と情報社会との沈殿物を拾い集めたような、継ぎ接ぎでできたボロ雑巾でしかない。
心は錦、などという言葉があるが、錦などは上等な糸と熟練した技能がなければ織り得るわけがないのだ。

 どこか、ほんとうに孤独になりたい。
471469:2007/08/27(月) 17:11:26
 中学になって、強制された部活動のために夏休みでも朝はやくから学校に行かねばならなかった。
 おれは部活動が大嫌いだった。
 小学生の頃は毎日遅くとも5時には家に帰ってアニメを見られたのに強制された。
夏休みは午前中からアニメがやっているし、衛星放送でも少し昔の、だけどすごく面白いアニメ映画がやっているのが楽しみでならなかった。
なのに部活動のせいでみられない。そして色々とキツことを偉そうに命令されやらされているのに耐えられなかった。
 しかし、夏の日の朝に感じたあの匂いは、今も忘れる事はない。
 湿っているけど爽やかに感じられる、滝のふもとにいるのにも似たような風と、これから太陽が上がって燦然と輝こうとしているという予感が、
思春期のあの頃のおれを、強制された行動のために動いていたおれを、どこか別の世界へと誘わんとしているように、別世界への入り口のように、
それは限られた時空にしか拓かれない、おれをおれだけの場所、無縁の場所へと繋げてくれる何か、何かだったのだ。
 その部活動に、おれと同じようにいつも一人でいて、みんなと騒いだりしないで淡々としている、だけど決してイジメられたりもせず、かといって不良でも優等生でもない目立たないやつがいた。
 おれはそのまま中学2年生の夏休みも同じように部活をやって過ごした。
472469:2007/08/27(月) 17:12:10
 おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
 校長は、そいつが自殺したと言った。
 男が住んでいたニュータウンが接する、山の中で、そいつは首を縊った。
 おれがあの夏の日の特別な風を受けていた、その風が吹き下りてくる、特別な緑の匂いを含ませるのが、その山だった。
 そいつはその山に、ときどき登っていた。
 何かを振り切るように、振り返れば自分の家も、学校も見えるその山を登った。
 しかし振り返らなくても、駅を通過する電車のや救急車のサイレンの音は、そいつを追い越していってしまっていた。
 かつて、ニュータウンが出来る前に毘沙門さまのあった場所がある。
 いまはそこには、もちろん誰かの家が建っている。
 毘沙門さまは解体されて、山の中へと移された。
 基礎と外郭だけが真新しく、毘沙門さまの奉られる内郭だけが古めかしく立った。
 そいつはそれをながめた。
 そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。
 
 はじき跳ばされた沢蟹は、羊歯の繁みにいってしまって、見つけられなくなってしまった。


以上、長くなりましたが酷評よろしくお願いします
473名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 17:15:53
ageで
474名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 19:19:18
>>469
冒頭で人生観みたいなもの訓示するのはNG
冒頭シーンからすぐにカットバック(回想)に入るのもNG
この二つは初心者がやりがちなんだけど、大きく評価を落とすから止めたほうがいい。

文章的には描写ができていない。
>バス停から降りて矢鱈滅法に歩きわまって、
>東北の多少の標高のある鬱蒼とした山中といえど、喉が渇いた。
>50mほど先に湧き水からでた細い小川が見える。
>誘われるように歩み、つめたい水の風に頬を撫ぜられ、岩に苔生すさまに、
>ああ、これが自然なんだよと頷きつつ、水に手を浸す。
これだと主人公がどこにいるのか全然わからない。
道路が舗装されているのか、山道なのか、時間も周囲の状況も不明確なまま。
主人公の服装とか手持ちの荷物なども言及がない。

なんとなく心理描写をやりたいんだろうなと想像はつくけど、客観描写が不足
しているので自分語りになっている。
構文が下手で、表現もどちらかと言えばイタイ系だな。
もう少し冷静に、自己陶酔ではなく、他人に理解してもらえる文章を心がけたほうがいい。
475名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 19:42:29
>>469 
 詩的で格調高い文体に十九世紀ロシア文学の匂いを嗅いだ。それと同時に、
新しい感覚も持ち合わせている。表現力、描写力があり、リズム感もあるので
読んでいて心地よい。淡々とした筆致だが重厚、言葉選びも的確なので、
文句のつけようがない。まだ作家を志したばかりの初心者であるなら、
生まれもった文学的センスがあるのではないか。

 孤独な「おれ」の日常、そして中学校時代、小学校時代のカットバックを
挟みスピード感をもたせ、読者を飽きさせない。こういう工夫は好感がもてる。
冒頭から一気に物語に引き込まれた。
 主人公の冷め切った語り口、投げやりな態度はいかにも現代的で、
読者が共感できるキャラクター作りに成功している。

 
476名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 20:46:08
>>469
<ただ日常を浪費するために、時間を通過させるために、その事が仕事であると思って生きてきた。

冒頭の重要そうな一行から、何を示しているのかよく分からない。
「その事」って「家を離れてどこか遠くへと行く」こと?
それを「仕事であると思う」って?
「沢蟹を指で弾き飛ばす」気持ちも不明。 「生臭いような気持ち」とは・・

>>471
「湿っているけど」から始まる文章、とっ散らかっていて日本語になってないので
何行かに分けたほうがよいでしょう。

>>472
「男」と「そいつ」が違う人物なら「男」の出現が唐突過ぎる。 同じ人物ならそう分かるように。

<そいつはその山に、ときどき登っていた。
<何かを振り切るように、振り返れば自分の家も、学校も見えるその山を登った
それまで一人称視点だったのに、神の視点に変わってる。

<そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。
「そいつ」が死ぬ前に自分の心境を語ってくれたのかな? でなきゃ「おれ」には分からないはず。
477名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 20:56:31
>>769
俺が読んだ限りでは、無意味な駄文だと思った。
自己陶酔したいなら日記でどうぞってかんじ。
478名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 21:14:32
>>469
「自分語り」に対しては「誰もおまえのことには興味なんかないんだよ」という
批評言説があるが、こういうものを読むと、そのとおりだなと思う。
479名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 21:22:33
>>430
遅れてすみませんm(__)m
有難うございます。勉強になります。
480梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/27(月) 21:29:34
梨屋です。酷評お願いします。

ttp://sakka.org/training/?mode=view&novno=866
リンク先これでいいのかな、動的なリンクなら切れちゃうかもしれないけど。
作家でごはんってところが結構真面目な批評多かったんで、
そこに投稿しときますた。オレならここはこう書くといった
具体的な指摘をいただけるとありがたいです。
481YOSHI:2007/08/27(月) 21:50:07
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
オヤジは、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ケンが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。
思わずミクが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。

482山田悠介:2007/08/27(月) 21:51:05
『宮殿では朝食の時間を迎えており、メイド達が次々と豪華な料理を運び出していた。
それは朝食とは思えないほどの豪華さで、一般市民がこの料理を見たらこれが本当に
朝食か?と目を仰天させるに違いない。これだけで一般市民との差は歴然と離れており、
王様が毎日どのようにして暮らしているかはこの朝食だけでも想像がついてしまう。
なおも料理は運び込まれていく。
王様の目の前に全ての料理が出そろった。豪華で目を見張るほどの大きなテーブル。
目の前には全てが金で作られているナイフやフォーク。
そして、背もたれが必要以上に天井へと伸びている豪華なイス。
全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。』
483名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 21:53:49
↑カオス
484名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 21:55:39
>>469
一般的に、一人称の小説は、うまくやれば読みやすいがうまくやらないと非常に重苦しくなったりうざったくなったりするという傾向がある。
つぎはうまくやってね。
485名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:05:25
>>482
なにそれ。舐めてるの?
486名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:16:24
>>482
山田悠介ってリアル鬼ごっこの人だよな?
なんでここに貼るのかわからん。
487名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:19:08
>>482
冷静に読んでみて…

山田さんは豪華を表現する言葉を「豪華」しか持っていない人なんだと思いました。
488名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:19:25
みなさん、これがカオスです
489名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:20:10
これがプロの文章だというのだから驚きだ
490名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:30:32
故意に語彙を制限して繰り返しの面白さを強調。これがレトリックってやつだよ。
491名無し物書き@推敲中?:2007/08/27(月) 22:33:18
>>480
描写が弱いね。
>スレート波板の工場の壁に挟まれた構内道路
もうちょっといろいろ書こうよ。
天候とか、音、匂い、温度、湿度、工場の性質によっていろいろあると思うけど
工場らしい雰囲気が出るように。

人物描写もないので、登場人物がよくわからない。
人相風体はもとより、服装。工場なら作業服なんだろうけど、汚れ方とかいろいろ
あるはず。

文章的には大体いいんじゃないかな。
心理描写も自然に入っているし、セリフのつながりもそんなに悪くない。
上達する見込みはあると思う。
492395:2007/08/28(火) 02:12:36
>>480=梨屋 ◆Jc4n4r55vw
文章自体は歯切れが良くて、なかなかいいと思う。
ただね、心理描写ばっかりで、物理的な描写や人物描写がないから、物語に入って
いけないんだよ。というか物語ですらないけどw

さらに言うなら、三行で済む事を何ページも使って書いているという印象がある。
その割りにラストに付け足された「彼女」との会話も唐突というか蛇足に思えたりするし。

全体的な印象で言うなら、「読むのがタルかった」という感じです。

「オチやストーリーはなくても、それなりに読ませるものが出来るような気がする」
と、>>395では書いたけど、今回の作品は誉めるワケにはいかない。
欠点はあなた自身でも分かっているようだから、次はそこから目を背けずにじっくり
作品作りにチャレンジしてみて。
純文学系の短編を読んで参考にするのもいいかも。

文章を見る限りでは、いいセンスを持っていると思うから。
493名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 02:46:00
>480
最初に登場人物の名前が複数、怒濤のように出てきて、
しかも誰が誰だか全くわからないうちに(立場、性別、関係、年齢、何故工場にいるのか)
じゃんけんの、パーだかチョキだか、グーだか、指が何本だかと出てきて
頭がぐるぐると掻き回されたかんじ。

「説明しよう」でほっと一安心したが、
じゃんけんのルールの説明はあっても、それで主人公が負け続けていることも、金穴であることも解ったが、

「で、このひとたち、誰?」状態。

そしてすかさず、再びじゃんけんに突入。
宮野ちゃんが女性だと解ったあたりで、読むのやめました。すいません。

文章のテンポは好き。安定してるとは思う。次回作に期待。
494名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 03:11:42
>>480
地の文が一人称の饒舌体である上に、会話も地の文とトーンが同じなので、最初から
最後まで作品全体がざわついているように感じた。なので読んでいて疲れた。

>ここで、オレらというか、オレはなんのためにジャンケンしているのか? ということについて説明をしよう。
この手の読者への語りかけは、好みの問題なのだろうけれど、私としてはちとウザい。

>金曜の給料日まであと2日。そして今、可愛いゲームに参加中。
この「可愛い」とかも書きすぎで、可愛いかどうかの判断は読者に投げたほうがいいと思う。
冒頭の「このカワイイ遊び」はいいんだけどね。

>金曜の給料日まであと2日。
で、スパっと切って終わる。私ならそうする。

全体に「狙いすぎ」の感あり。
レベルは高いですけど。
495名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 03:33:47
久々にスレへ来てみた。腕試しに>>472でも直してみる。

 おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
 始業式早々、そいつが自殺したと、公務員よろしく、校長は酷く事務的に語った。
 そいつは、住んでいたニュータウンが接する山の中で、ひっそりと首を吊っていたそうだ。
 部活に励んでいた時、爽やかな風が吹き下りてきたことがあった。
 実は、その特別な緑の匂いを含ませるのが、その山だった。
 聞けば、そいつはその山に、何かを振り切る様に時々登っていたとのこと。
 振り返れば、自分の家も、学校も見えるその山を――。
 しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
 これでは、風情も何もあったものではない。……そいつの凶報も。

 かつて、ニュータウンが出来る前に毘沙門さまのが祀ってあった場所がある。
 今そこは開拓され、既に誰かの家が建っている。
 毘沙門像は、解体されて件の山中へと移り、基礎と外郭は真新しく修飾され、
毘沙門さまのおられる内郭だけ、以前と同様古めかしい設計となっている。
 そいつは生前、ぽつりと漏らしていたそうだ。
 あれじゃまるで毘沙門さまが閉じ込められている様だ、と。
 
 おれがはじき跳ばした沢蟹は、繁みに弾み落ち、見つけられなくなってしまった。
496名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 03:37:05
失礼。
 >しかし、駅を通過する電車や救急車のサイレンの不協和音も、特別な風を伝って聞こえてしまう。
これ訳分からんな。吹き下りると言っておきながら。
山の上に救急車が走ってるのかという……。
497名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 04:01:46
>>480 開幕早々スレート波板ってなんぞ?と、ググった。
あと、セリフから入っても面白いかもしれない。
じゃんけんシーンを抜粋。()内の提案は如何だろうか。

「さいしょはグー! じゃんけんポン!!」
 スレート波板工場の壁に挟まれた構内道路に、(幼い、明るい、元気な)声が響き渡る。
 オレは右腕を振り下ろし、拳を力一杯握りしめ、腹の前で力強く止めた。
(同時に繰り出されたみんなの手を一瞥すると――、)
 オレが出した握り拳の左側には、やや短めで太い人差し指と中指の指二本が一つ。
 そして右側には、細い指をピンと先まで開いた手が一つ。 (読者に結果を見せる)
 ――おおお、あいこだ! 助かった!! (喜ぶ感情を表現してみる)
 危なかったー。ほんと、勝てる予感がしねーよ。(結果の二重表現カット)
 いやいやいや、オレは勝つ! 勝つんだよ、……勝つんだよね?
 おととい負けたばかりだし、そんでまた負けるなんて、そんなの神様が許さねぇはず!!
498名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 05:51:32
そもそも
>おれは9月1日に朝礼で突っ立っていた。
この一文からして既になんだか変だと思うんだけど……
499名無し物書き@推敲中?:2007/08/28(火) 14:06:18
文の最初だからおかしいんだな。
天気や残暑具合、生徒の様子を書いてみるといいかもしれない。
500梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/28(火) 21:52:04
24h経ったよ!これで大手を振ってレスできる。皆さん真面目な批評有り難うございます。
>>491->>494の批評をかってに総括させていただくと
・課題1 描写不足
 テンション高めの心理描写から書き始めてしまったせいか、調子を崩さずに
 他の描写が書けなかったという無様さを露呈してしまいました。正直言って
 力量不足を痛感しているところです。
 極めて遅筆だったのですが、暗中模索で書いたためか、自分がこういう話を
 書けるとは自分で驚いています。ですので、今後の対策としては、思いつか
 なくてもとりあえず書いて、あとから推敲で整えてみようかと思います。

・課題2 一本調子の文体
 読み返すと、テンション合えば(例えば、真夜中とか)そこそこ読めるんですが
 テンション合わないと、ウザくてしかたなかったりします。こういう全部本人独り言で
 語りますよってやつを”饒舌体”というんですね。勉強になりました。なかなか
 心理描写以外の事へ移るのが難しく、コレは課題1と被る部分大ですが、
 なんとか緩急つけて、読んで休める部分を作れるようにしたいと思います。

・その他 詰め込み過ぎ
 まぁ、処女作だったせいか、思いつくままにいろいろな要素を組み込んでいって
 しまったようです。当然、上手く機能せずに、読み手にとって余計な要素という
 マイナスに働いてしまったのかなぁと。引き出し多くは無いはずですので身の丈
 にあった程度を丁寧にというところでしょうか。読者への語りかけは、冒頭の状況
 説明を自然に出来ず、かといって文体の調子を止めたくもなく、それでも収拾
 つけなきゃと作ったところで、逃げですねw

>>497
 添削有り難うございます。とても参考になります。かなり分かりやすくなりました。
 なんで思いつかなかったんだろ。

しかし、なかなか自分の文章ってのは客観視できないっすね。皆さん梨屋の駄文への
批評を寄せていただき有り難うございます。おまけに文章のセンスとかテンポとかまで……
まぁなんか恥ずかしいです。新たな趣味に出会えたことに感謝です。機会をみてまた挑戦します。
501名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 18:15:05
>>495
 俺もリライトしてみた。ちょっと整理しただけだが。

 9月1日、俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。
 壇上では校長が、あいつが死んだと告げていた。
 死体が発見されたのはニュータウンに隣接する山だった。夏の日には特別な緑の
匂いを含ませた風が降りてくる山だった。その山の中でひっそりと首をくくったと
いう。
 あいつは、ときとぎ振り切るように山に登っていた。
 そして、山に登る時は、振り返ることもなかった。後ろに見える自分の家や学校の
風景から避けているようですらあった。
 昔、このあたりに古い毘沙門堂があった。ニュータウン建設の際に邪魔になるとい
うことで解体され、今は山の中に移されている。新しい毘沙門堂は本尊の毘沙門様と
内郭だけはかつてのものを使い、基礎と外郭が新たに造られた。
 毘沙門様が閉じこめられているようだ。
 移された毘沙門堂をみてあいつはそう言った。
502名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 18:31:08
取りあえず、9月1日ってのはどう見ても邪魔じゃね?
伏線になってるならともかく。

日を明確にする必要が無いなら、描写にした方がいいと思う。

  夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、涼しげな風が吹き抜けるようになった頃、
 俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

とか。即興だから変かも知らんが。
(季節の描写と二学期って表現が重複気味で嫌な感じ。9月1日でも同様だけど)
503名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 18:58:46
気晴らしに、もうちょい見てみる。
……書いて気付いたんだが、改稿に対する改稿してたorz
スレを良く読んでいなかったんだ。うん。すまない。
てなわけで、>>495>>501を手直し。

>あいつが死んだと告げていた
告げるのは瞬間の動作で、告げていただと継続のニュアンスがして違和感。
>山だった。〜山だった。
末尾が全く同じってのはどうかと。一段落に山が三回てのも気になる。
>振り切るように
振り切るなら、その対象が無いとイメージできない気が。
>風景から避けて
逃げて、かな
>新しい毘沙門堂は本尊の毘沙門様と内郭だけはかつてのものを使い
意味がすぐには取れず、ん?て思った。

とか。勝手気ままに手直ししてみた。改悪だったらごめんです。

 夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、ブレーカーの落ちる心配も要らなくなった頃、
俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。
 壇上で校長が、あいつが死んだことを告げた。
 死体が発見されたのはニュータウンに隣接する山の中だった。夏の日にはそこから
特別な緑の匂いを含ませた風が降りてきて、身体の中に巡っている嫌な空気を浄化してくれる。
そんな山の中で、ひっそりと首をくくったという。
 あいつは、ときどき何かを振り切るように山に登っていた。
 そして山に登るときは、後ろに見える自分の家や学校から逃げ出すように、決して
振り返ることをしなかった。
 昔、この辺りには古い毘沙門堂があった。ニュータウン建設の際に邪魔になると
いうことで解体され。今は山の中に移されている。新しい毘沙門堂は基礎と外殻が
新たに作られ、本尊の毘沙門様と内郭にはかつてのものが用いられた。
『毘沙門様が閉じこめられているようだ」
 移された毘沙門堂を見て、あいつはそう言った。
504名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 19:18:08
背後から地を這うように吹き上げた一筋の風は、
肩越しに右の頬へ小さなひび割れを刻むと、
そのまま目の前のプレートを左右にカタカタと揺らして見せた。
505名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 21:10:43
>>502
まぁ、捨てる必要もない。使いにくいけど。
二学期の始業式よりも日付の方がうったえるものはあるからな。

  9月1日――
  二学期初日の朝礼で、俺は突っ立っていた。

とか、ダッシュで強調するって意味もあるな。
どっちにしても、半端に文章の中に入れると、邪魔なのは確かだ。
506名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 21:17:50
>>503

> 夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、ブレーカーの落ちる心配も要らなくなった頃、
俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

表現が迂遠だし、直感的に季節がわかりにくい。
クーラーのせいで夏場はブレーカーが落ちやすいが、ここでそれを出しても邪魔になるだけ。

>身体の中に巡っている嫌な空気を浄化してくれる。
ここもそう。半端になにか凝ったようなこと言おうとして、かえって安っぽくなってしまっている。

507吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 21:39:04
>>502
>夏の厳しい日差しもいくらか和らぎ、涼しげな風が吹き抜けるようになった頃、
>俺は二学期の最初の朝礼で突っ立っていた。

こんなのいかにも下読み段階で落としたくなる文章ですよ……
508名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 21:49:32
>>507
俺もそう思う。9月1日の方がまだ気が利いてる。
509名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 21:49:36
まるで暑中見舞いだしなw
510名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 21:56:55
批判する人間の法則:自分で例を挙げることは絶対にしない
511名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 22:07:35
批評する人間の法則:批判されると涙目で変な法則をつくる
512名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 22:20:52
>>506
>>507

激しく、激しく、同意。
513名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 22:26:53
一人遊びごくろうさん
514名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 23:38:52
>495だが、
なんかどんどん改変されていって、面白いなw
515名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 23:45:58
部活では俺と同じようにいつも一人でいる奴がいた。
皆と騒いだりもせず、淡々とし、だけど決してイジメられたりもせず、
不良でも優等生でもない、目立たない奴がいた。

中学2年の夏休み。俺は部活をやらされて過ごした。

9月1日。夏休みが終わった日。朝礼で俺は突っ立っていた。
校長は言っていた。そいつが自殺したことを。

そいつの家、ニュータウンが接する山の中、
そいつは首を縊ったのだった。
あの夏の日の俺が受けた特別な風が吹き下りてくるその山で、
特別な風に特別な緑の匂いを含ませるその山で。

そいつはときどきその山に登っていたのだそうだ。
振り返れば自分の家も学校も見えるその山で
何かを振り切るように、登っていったのだろうか。
そして、登るそいつを、麓の街の電車の音とかは、追い越していくのだ。
救急車のサイレンの音だけはたぶん最後は違ったのかもしれないが。

かつて、ニュータウンが出来る前、毘沙門さまのあった場所がある。
もちろんそこには、誰かの家が建っている。
毘沙門さまは解体されて、山の中へと移された。
基礎と外郭だけが真新しく、毘沙門さまの奉られる
内郭だけが古めかしく立っている。
そいつはそれをまるで毘沙門様が閉じ込められているようにみたという。




これは散文詩だろ。違うのか?
516名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 02:37:44
 200億光年の彼方へ

 ──10億年がたった。
 ──20億年がたった。
 ──30億年がたった。
 ──56億7000万年がたった。
 弥勒菩薩、マイトレーヤが現れた。
 弥勒菩薩はいう。
「一切衆生を救わん」
 死んだ人間が300億人の魂が、弥勒菩薩によって救済された。
 ──100億年たった。
 ──さらに、200億年たった。
 ある菩薩の年齢が500億歳に達した。
 ある如来の年齢は、1000億歳。
 ある観音の年齢は、1000兆歳。
 ──無量大数年たった。
 ある仏の年齢が、青蓮華歳になった。
 そして、ブッダの年齢は、不可説歳になる……。
517名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 10:03:30
>516
折伏でつか?
518名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 16:26:20
 空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ。まあ、そんな考えで高校を出て専門に入って、
社会には出ないで俺は家に引きこもっていた。何となくで社会に出て働くやつと、働かないであれこ
考えて社会を底辺から見下ろす俺とでは俺のほうが上だと思っていて、それは今でも変わらない。
社会が空気を読めよ、空気を読んで働けよと俺に働きかけようとも俺は空気が読めないふりをし
ていた。もちろんそれは自意識過剰で誰も俺など見ていないこともまたうすうす感じてもいた。
 くだらねえ毎日を浪費しているだけだろうと言われればまあその通りで、昼過ぎに起きて飯を食
って巡回サイトを一通り眺めてギャルゲをして飯を食って、メタボリックという言葉を知った俺は日課
に散歩を取り入れた。
 パソコンにガタがきつつある。専門学校に入るときに親に買ってもらったものだ。CD‐ROMを入れ
ると引っ掻くようなノイズが混じり始めている。バイトも二年前に辞めて、いよいよ金がついえてきた。
パソコンがぶっ壊れた暁には短期のバイトをしようかと思っている。それもすぐ止めるけど。金なんて
最低限あればいい。死ぬときにちょうど預金残高がゼロになるのが最良の人生だと思う。
 金なんてその程度のものだ。
 たまに金があれば人の心も買えるとかマヌケなことを言うやつがいるが、そんなはずがない。人の心
が金で買えてたまるか。
 そもそも俺はそんなもの、いらないのだ。

   *

百枚くらいの小説の書き出しです。よろしくお願いします。
それと超カメレスですが、前スレ>>985氏ご指摘ありがとうございました。
519名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 17:19:47
中二病の臭いがする。
主人公の自立で〆るなら、テーマはまぁ良いんでない。
520名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 17:25:15
>>518
前にも誰かが指摘してたけど、冒頭から主人公がずらずらと所信表明し過ぎると
押し付けがましく感じるし、お腹いっぱいでその先を読む気が減退します。
主人公が持つ世界観は、物語が進行するにつれて他者との関係の中で自然に
明らかになっていくほうが良いでしょう。
主人公の境遇、外見や性格などは最初のほうで紹介して問題ないですが。
一人称小説の難しいところです。
521名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 18:28:50
少ない言葉で世界を表現してしまうのが理想の冒頭ですかね
風景の細かい描写だけとか、心象もしくは事実の羅列だけとか、どれか狭い世界に偏ったのがたらたらと続くのは冒頭としてはイレギュラーですかね
522名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 18:38:47
冒頭は行動あるいは、行動の中で現れる心理描写
それに付随する風景描写だな。僕は俺は私は
こうなんだみたいなプロフィール発表は
物語展開中に展開できるよう工夫したほうがいい。

ただし、相当におもしろい私語りなら、例外は
あるかもしれんが、冒頭はリスク高し。
523名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 18:55:09
>>518
冒頭はなるべく早く主人公を登場させて、どこにいて、何をやっているのかを
読者に伝えるようにしたほうがいい。
自分の部屋にいるなら、主人公の視点で部屋の様子を描写する。
パソコンデスクの前に座ってるなら、パソコンで何をしようとしているのか。
そういうことを説明しながら、心理描写に入っていかないと小説にならない。
524名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 19:46:45
>>517
折伏の方が断然しっかりしてる。文章とか色々
525名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 20:28:34
>>521
冒頭で
「主人公を取り巻く世界」を表現するのは結構だけど
「主人公が抱く世界観」をベタに書いてしまっては、唯の自分語りになってしまうと思う。
そういうものが物語全体を通して語られるのが小説の面白さだと・・
526梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/30(木) 21:03:56
>>518(1/2)
前スレ748は現在、梨屋と名乗っています。前スレ949さん。コメントの前にまず、お詫びをさせてください。

 前スレではここ変えればこんな感じにと、気軽な気持ちであなたの文章へ手を加えてしま
いました。他人から勝手に手を加えられることに抵抗を感じることを知らず、軽率なことをし
てしまったと悔いています。申し訳ございません。

以下、コメントに移らせていただきます。「と、俺は思う」略。気になった点。
・心理描写の時制
  上記の行から、「〜いた。」へと時制が過去形へと移る。行動の時制とは異なって、
 心境での過去形は、現在では当時とは心境が違い「当時の自分はそう思っていた。」
 意味も与えられる。そのように読むと、では、今、主人公は何時にいて、当時をふり返り、
 何を考えているのだろうか?ということ語られず不親切だが、文脈からすると、回顧部
 ではなさそうなので、「いる。」 等の現在形へすれば、混乱することなく親切。

・「社会が空気を読めよ〜俺は空気が読めないふりをしていた。」
  読点の位置ためか一読したとき、「社会」の擬人化したセリフ部が不明確で「社会」が
 どこまで掛かるのかが分かりづらい。この擬人化が明確でないため、次の行の「もちろん
 それは」が何を指すのかが分かりずらく不親切。

・その他
 「働かないであれこ」”れ”は改行時の脱字ですね。
 「CD‐ROMを入れると引っ掻くようなノイズが混じり始めている。」
 回転時のドライブから聞こえる異音か、音楽CD再生時のノイズか一見わかりずらかった。
527梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/30(木) 21:06:07
>>518(2/2)

(感想)
 この文体、梨屋は好きです。
 さっと一回目を通して特に引っかかりも無く読めました。読み直して
みて、さほど読点が打たれてないこと、それでも自分が無理なく意味
が取れたことを気付き、読みやすい文章に力を感じます。
梨屋としては特に良かったフレーズをチョイスすると自虐的だけど
確信持って居直るのが好みというか、
「空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ。」とか
「社会を底辺から見下ろす俺とでは俺のほうが上だと思っていて、
 それは今でも変わらない。」などは特に気に入りました。

 梨屋は本来小説を読むとき、「セリフ」が始まる、動きが出る、
までは序章は斜め読み、必要があれば読み返すことが多いです。
ですので冒頭主人公が今置かれた心境をただ語るだけでも大きな
問題とはあまり思わないのですが。しかし、この文章、「」や、擬音、
行動描写をはさみながら進めても全然問題のないモノローグですので、
何かやらせたり、話させたり、なにか見ながら、の方が雰囲気や
アクセントが付いてよりよいのかもしれません。
 もちろん、他の方のコメントのとおり、冒頭でさっさと人物紹介を
するのは自然で、読み手が物語へ入り易く親切です。

以上です。なにかの参考になれば。
528吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 21:13:50
全然関係ない話で申し訳ないのですが、梨屋さんって農家の方なんですか?
529梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/30(木) 21:31:29
>>528
梨屋=なしや=最初に書いたレス番748。
だからコテ名付けは職業とは無関係。
俺がオッサンになってしまったこととはやや関係。
530名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 21:38:13
>>528
あまりに関係なさすぎて梨汁吹いた
531梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/30(木) 21:44:25
すいません、入れ替えてるうちに変になっていたので訂正。

>>526
心理描写の時制の出だし
<上記の行から>
の行とは→「社会が空気を読めよ〜俺は空気が読めないふりをしていた。」
です。

あと>>527では
冒頭でさっさと人物紹介をするのは自然と書きましたが、
「人物紹介」では言葉足りず、「5W1H」の描写と言いたかったわけです。
532名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 23:16:32
ちょっと聞きたいことが。
文中に半角文字を入れるのはご法度?

例1
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ――『Back to the Future』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。

例2
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ――『Back to the Future』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。

例3
 昨今、古い映画が、再びテレビなどで持て囃されている。
 丁度その手の番組を見ていると、僕が好きだった懐かしい作品が紹介された。
 ――『バックトゥザフューチャー』。
 ああ、これよく見たなぁ。シリーズもので、三部作だったはずだ。
533名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 23:17:23
>>532 自由
534名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 23:21:13
おk。思うに、物語中で統一することが重要なのかな。
535名無し物書き@推敲中?:2007/08/30(木) 23:31:13
>>532
まぁ、簡単なことをいうとだな。下読みはどうかわからんが、編集ってのは売れるものを
探しているのであって、重箱の隅ちまちま突いているほど暇じゃないんだよ。
でだな、お前さんはその例を出してきたが、それが縦書きの小説の文章になったときの
ことを想定したか?
その時に、英語が縦書きに混ざって印刷されるわけだ。で、読者が見て読みやすいか
どうか。読みやすけりゃ、問題ない。自信ないなら、カタカナにしとけ。無難だからな。
536名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:07:13
「このラッシーで流し込むと、いいらしい」
 奴の左手の大振りのガラスのコップには白い液体がなみなみと、入っている。
その表面には、小さな沫が不規則に浮かんでいて、まだらに茶色い。
ガラスの汚れかとも思ったらが、浮かんでいるのは得体のしれない、ゴミだ。
「これを飲むのか?」
 勘弁してくれ。俺は繊細なんだ。
「それ自体が、目的じゃないだろう。こっちだ」
 奴の右の指の間には、粒上の欠片がある。一見、ただの丸薬に見える。
でもよく見ると、粗雑な植物の繊維が毛羽立つように、表面から出ている。
「これは、ここから、持ち出すなよ」
 俺だって、そこまで馬鹿じゃない。
 幻想よりも、鮮やかなトリップ。目的を見失うなってはいけない。
「嫌なら、これを、そのまま」
 奴は手の中の、繊維を更に小さく丸めながら、言った。
その手は黒くて関節が以上に太い。
「ケツから入れればいい。吸収することでは、同じだ」
「残念だ。俺、ずっと下痢してるから、刺激ですぐ、出ちまう」
 そのまま、笑おうとした。でも、喉の奥で奇妙な音が鳴るだけだった。その音は、吐く前兆のあの音に似ている。 
「たった5分でいい。5分、ケツの穴を押さえれば吸収される。簡単だろう?」」
 追い詰められた。
537名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:15:20
536だけど、以上に→異常に。
緊迫感をテーマに、何故かラッシー(あのインドのヨーグルトドリンク)が
ふと浮かんだので。続きは・・どうしよう。
538名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:29:56
>>525
? よくわからんけど議論したかったら別館でやってね。あっちも見てるから。
539名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:36:38
 外は多分、暑い。 目の端を何かがよぎった。奴が素早く、手を動かす。歯を
「ほら」
 わざとらしくぱっと開いた手の中のものは、多分、蝿?こんな大きな蝿、存在しているのか。
まるで蝿の形の、すずめ蛾だ。
「今は、暑くて、明るい」
 俺はつぶやいた。すずめ蛾なんて、今は飛ばない。
「おまけ」
 俺には構わずに、奴は素早く、左手のコップの中にそれを投げ入れた。
その衝撃で、白い表面が大きく波打つ。
「船」
 俺が、そう言うと、奴は片目をつぶって、今投げ入れた黒い固まりを指差して、言った。
「これ?」
 俺はうなづく。
「グッドセンス」
 大きくて器用な右手の親指を俺の方に向けて、奴は歯を見せた。
今こそ、笑うタイミングだ。
540名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:47:58
539は、536の続きです。539の一行めのラストは消し忘れ。
硬質&リアリティでの思い付き・・これからの展開は?
何書いても、どうせ、どうにもならんし、何にもならん。
でも、こんな濃い展開も書いてて、面白い。
541名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:50:50
>>518

このスレ的にはNGを出されやすい書き出しだけど、プロローグとして見ればそんなに
悪くないと思う。

ただ
>空気なんか読みたくねえし、読む気もさらさらねえ
言ってる事が微妙に重複してないか? しかも短い一文の中で。
書き出しがこれっていうのは印象としてマイナスかと。
542名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 01:57:50
>>536&539
わざとやってるのかもしれないけど、「5W1H」が全然なってない。
作者であるあなた自身が行き当たりばったりで書いて、しかも推敲もろくにしていな
いという印象があります。
もうちょっと練ってから投稿してほしい。
543名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 02:04:13
>>542
思い付きは、その通り。
でも、5W1Hはプロローグから説明しないかな?
インドの麻薬窟に迷い込んだジャパニーズトラベラーが、達者なインド人
ディーラーに丸め込まれていく図って説明から書いちゃうと、空気が消える。
544名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 02:10:30
543、だけど、プロローグじゃなく、これは、情景ですね。
空気もスレも読まずに、で悪い。文章だけでいいのかと思って。
545名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 03:06:54
>>536>>539
句点の位置がおかしい。なぜこんなぶつ切りなの?狙い?多すぎて読みにくい
あと誤字脱字も多い。投稿する前に見直してほしい。推敲というより見直しレベル

状況が全く分からないから、ひとまず気になったところだけ
546名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 03:15:10
とある情報交換型サイトにて、言葉使いを巡って論争が繰り広げられ、方言での書き込みの是非にまで問題が発展しました。
荒れる発言を削除依頼されても放置する管理人が怠慢なのではないか、と指摘しましたところ
「管理人を責めるのはお門違い。言葉使いを正さなかったからといって管理放棄にはならない。第一気に入らないサイトには来なければいい。ネットの世界では常識」
とネットマナーサイトのURLを貼りつけられました。
私は個人の管理しているとはいえ情報交換型サイトと、二次創作など作品を公開する管理人の自己満足サイトとには相違点があると認識しておりますので以下の文章をレスしました。不自然ではないでしょうか?


ここは個人が運営しているサイトとはいえ、多数の利用者が互いに情報を交換しあうのを目的として作られたサイトであるのだから、他のサイトとは始めから指向性が違うのでは?
「嫌なら来なければいい」と言うのは、議論の余地すらないということですか?

ネットマナーなどと芒洋としたものを不退転の決意を持って信じて疑わないかの如く掲げ殊更に強調しても理詰めの思考と何ら変わらず、あまつさえ排他的な態度をとるのは都合の良いこと甚だしいかと存じます。
これでは?
547名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 03:23:20
>>546が長すぎて文章が途切れているので後半だけ。

あまつさえ排他的な態度をとるのは都合の良いこと甚だしいかと存じます。
これでは問題が解決しないのも普遍妥当な結果かと。

本来はこういう場に書き込む内容ではないのでしょうがよろしくお願いします。
548名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 08:38:07
どうでもいいが

ホントウに事務的に学生の自殺を報告する校長は 居るのか。

俺の小中高時代、学内で自殺したやつはいないし、高校で中退がひとりいたことが大ニュースになったくらいだ。
登校拒否が中学で一人。

お前らがやっとることは描写なのか絶望世界希望なのかわからんのである。とりあえづ 面白くはない。
549吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 09:01:10
とりあえづwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
550名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 13:18:29
>>538
>>525は議論じゃないだろ。
いいアドバイスだよ。
551名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 14:02:10
次の方ドーゾ
552名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 14:15:32
トイレに入ると私は、いつもトイレットペーパーで便器の汚れを拭き取る。
手際よく2分程度でピカピカに磨き上げる。
それから、後2分かけて便器の周りや目に付く場所から汚れやゴミを
取り除く。
私は、綺麗になったトイレを微笑みながら眺め回した後、
便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
こらえていた大便を排出する。
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが
そうはしない。
便は固くないほうだ。柔らかくも無く、適度な滑り心地で
一気に大便を排出する。
ほんの10〜20秒の出来事だ。
御尻を紙でふき取り、大便の横に汚れた紙を落とす。
私は、立ち上がりズボンをはく。
ここからが本番だ。私は綺麗な便器を、床の上に無造作に
排出された大便や汚れた紙を交互に眺め回す。
553名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 14:47:08
>>552 キタナイ
554名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 20:14:06
>>552
>御尻を紙でふき取り、
なぜ「御尻」? 
「お尻」または「おしり」では駄目だというのなら、その理由を主張したまえ。
555名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 20:25:46
「あっ」
兄の驚いた声に振り向くと、飯田君が落ちるところだった。
「あっ」
それを見て、僕と飯田も同時に声を上げた。 寄りかかっていた手すりが折れて、飯田君は
団地の屋上から4階下の地面に落ちようとしていた。
ぱたぱたぱた、と何かを掴もうとしているようにも羽ばたこうとしているようにも見える
不思議な動きをした後、飯田君はやっと少し驚いたような顔で
「えっ」
と言った。そしてゆっくり落ちていった。
「兄ちゃん!」
飯田は慌てて折れた手すりに向かって走っていった。そして、そこにうずくまっていた兄を
「どけよ!」
と蹴りつけてどかせると、下を覗き込んだ。飯田は兄を完全に舐めている。
飯田は5秒ほど下を見ていたが、すぐに立ち上がり、急いで下へ降りていった。
 飯田が出て行ってから、兄も少しの間下を覗き込んでいた。そして、家のほうへ走っていった。
一人だけ残された僕はどっちに付いてゆくか迷ったが、兄は救急車を呼びに行ったのだと思って、
とりあえず飯田の方に行くことにした。


50枚の小説の書き出しです。よろしくお願いします。
556名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 20:29:09
一体誰が落ちたんだよ……
557名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 20:41:16
>>555
 叙述トリックですね。
推理小説に詳しくない私でも、読んで面白いと思いました。

 しかし「50枚の小説の書き出し」だとすると、いきなり最初から濃いですね。
この冒頭と同じ調子で似たトリックが続くと、読者の頭が疲れてしまいそうです。

 読者を飽きさせないためには、冒頭は軽いトリックを1ネタくらいにして、
「代名詞の錯誤」とは違うトリックもいろいろ織り交ぜつつ、緩急をつけるとよさそう。
558名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 20:44:22
>>555
飯田と飯田君が紛らわしい。どっちかあだ名で呼んでみる。
559名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 21:02:12
>>555
説明も無しに人物が多く出ているうえに、
状況も説明が少なすぎて状況の変化に付いていけない。
場面の舞台をもう少し固めたほうがいいのでは?
560名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 21:29:55
ここを弾かれた羊たちが、別板で迷惑をかけている。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1188453866/
どうかここの住民たちに優しい言葉をかけて、連れ戻してくれないか?
561名無し物書き@推敲中?:2007/08/31(金) 22:15:00
>>555
>飯田君が落ちるところだった。
>飯田君は団地の屋上から4階下の地面に落ちようとしていた。

ここ文意が重複しているから、どちらか表現を変えたほうがいいと思われ。
562梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/31(金) 22:22:57
>>552
プロット的に箇条書きすると、こうでしょうか?

・結果と相反する嗜好描写
・ワンアクションで可能な行為
「○○するのは当たり前のことだが、”代名詞+否定"」
・桁外れ的描写
・行為のもたらした異常性のある結果の描写

 この「」の言い回しが衝撃的。感動した。これがないと成り立たない。
ワンアクションで行える行為の選択、結果と相反するような嗜好の選択
そして異常性のある結果の選択。それぞれの相応しい選択が行われている。

 ただ、梨屋的に画竜点睛を欠いたと思うのは順番かなと。ほんのちょこっと変えて
例えば↓のように入れ替えた方が、やられた感が強いのではないかと梨屋は思います?

私は、便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
綺麗になった便器やその周りを微笑みながら眺め回した後、
そこで、私はこらえていた大便を排出する。
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが、そうはしない。
一気に大便を排出する。便は固くも無く、柔らかくも無く、適度な
滑り心地で排出される。ほんの10〜20秒の出来事だ。


ともかく他に先んじて、構造についてのコメント入れたくて雑になりましたが
何か参考になれば。
563吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 22:33:23
>>562
農民が差し出て文章論を述べるなんて図々しいと思う
564梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/31(金) 22:38:00
>>563
すみません、きっと皆さん周知のテクニックだとはおもったんですが
素直に感動して。
565吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 22:44:45
そんな……謝ったりなんてするなよ
おれツンデレ体質だからそういうの弱いよ……
566梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/08/31(金) 23:14:36
>>565
梨屋は実は>>552をさっと読んだときに先入観のためか
>便器から少し離れた床の上にしゃがみこみ、
の行をたまたま「便器」「しゃがみ」しか拾い読みしてなくて
最後の最後でなんでソレが床にあるの?と驚いたわけです。

読み返してみたとき、どこでミスリードが引き起こされるのか考えて
ああ、こういうことか、と。ただ、きちんと文字を追えばミスリードが
回避されてしまうだろうと思って残念で。

こういうの面白いっすね。
567名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 00:05:56
 良助は、陰茎にできた初期硬結を触った。痛みはない。
 しばらくたつと、初期硬結は自然に治り、硬性下疳が生じた。しかし、これも自然に治った。
 次には、鼠頸部のリンパ節に、これまた無痛性の腫脹ができて、良助は、検査を受けることにした。
 STDとは、性病のことである。sexuality transmited diseasesの略だ。良助は、梅毒血清反応検査を受けることにしたのだ。
実は、陰性期というのがあって、受けても陰性にしかならない時期、期間、ピリオドがある。これを経過しなければならない。
 梅毒は、届出の義務がある。良助は、性病予防法か感染症新法かなにかにそれが明記されていると記憶している。
 良助は陽性だった。梅毒陽性。しかし、早期発見、早期治療なら、完全に治ることになっている。
 良助は、ペニシリンによる駆梅療法を受けた。良助が恐れていたのは、ペニシリンによるショック死である。
たしか、アナキラフィシー・ショックというのだったろうか? 
 良助は、無事完治して、無事に退院した。良助は、性病について以前よりしっかり学ぼうとした。
「梅毒以外にも、淋病や軟性下疳や、第四性病といわれるニコラ・ファーブルが届出の義務があるようだ。なるほど、ふむふむ……」
 良助は、パートナーに性病を感染させてはならない、と考えた。また、中絶についても正しい知識が必要だと認識した。
 良助は、恐ろしい教訓を、性病から学んだのである──。
568名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 00:12:27
>>555
恥かしながら、3回読みなおしてやっとわかりました。
「僕」「僕の兄」「飯田・兄」「飯田・弟」の4人がいるのですね。

で、50枚ずっとこの調子で続くのでしょうか。
シニフィアンとシニフィエに関する実験としては面白いかと思いますが、
読者がついてきてくれるのかどうか、不安にも思うのですが。
569名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 00:15:00
>>567 これ筋書き? まさか本編じゃないよね。
570名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 00:59:31


ゾウさんが水浴びをしていました。その日は暑かったのでゾウさんは
半日ずっと水たまりの中にいました。お日様を見ながら
ゾウさんはお母さんが生きていた頃を思い出していました。
ゾウさんのお母さんは1年ほど前に寝転んだまま起き上がらなくなりました。
でも、お母さんはそれまでゾウさんのことをずっと大事にしてくれたことを
ゾウさんは太陽が少しずつ上昇してゆくのを見ながら思い出していたのです。

こういう板、スレがあるなんて知りませんでした。
短いかもしれませんが、論評お願いします。
571名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 01:00:09
「インドを訪問した人は、二通りに分かれる。徹底的に嫌うか、どうしようもなく嵌まるか」
 自分がとちらか、確かめたかった。
 カルカッタのホテルから、一歩も出れなかった人を知っている。
「ずっと毛布を被って寝ていた。でも、街の奔流に耐えられなかった」
 一歩踏み出して、知った。
 熱い、 空気が濃い。まるで、じりじり熱した中華鍋だ。そこに、いきなり放り込まれた。
「タナカさんですか?」
 それは僕の名前?
「オニモツ、お預かりします」
 魔術のように、もう僕の手には、トランクがない。
光るように黒い、目の前の、顔。それは異国の顔だ。
「水」
 彼の動きを見て、思った。やっと、僕は身軽だ。
572名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 01:07:21
543で571ですが、反省して、プロローグを書いてみました。
今、一番信用できないのが、自分の推敲なので、迷惑な思い付きを続けてみます。
573名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 01:32:43
ネタなのかマジなのか分からない投稿が続くな……
574名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 01:39:18
572だけど、ネタっぽいけどマジ。それくらい、自分的には必死。
希望と絶望の間だ。ネタで、いいけど。その方がいい。
575吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 01:42:45
無理に個性出そうとしてるの?
もう少しオーソドックスな文章見せてくれないと評しようがない
576名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 01:54:44
>>574
なんか気合を感じたから戻って本文読んでみたけどやっぱ濃ゆくて俺には無茶苦茶にしか見えなかった・・・
もう少し長めの話で書いてみたら良いんじゃないかと思う。
575じゃないが無理して短く書いてるみたいな印象は感じた。
濃い文章が書きたいって気持ちは俺もすごい共感できるけど
もう少し読みやすく、ちょっと長く書くってスタンスにしたらどうだろうか?
少なくとも俺は、そういう風になった574の文を読んでみたいと思った。
577名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 02:01:54
>>572
つまり、571、536、539と続くということ?
もういちど順番にアップしてくれないか。
578名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 02:10:39
>>571
まず無意味な句読点がな…
倒置法もここぞという時に一回使えばいい。
誰が何を言っているのか全くわからん。まるで一人が一人で喋って、一人で考えてるように見える。
579投稿します:2007/09/01(土) 02:54:42
 雨の匂いが濃くなって、夏が近い事を知る。
 窓を閉めて、そのまま窓際に腰をおろす。フローリングがひんやりと冷たくて、その温度が快い。カーテンは開けたままで、鏡のようになった窓ガラスに私が映った。
 手の中には体温で温まったマニキュア。私は十本の指に、丁寧にそのベージュ色を塗り始める。


 十代の無鉄砲さを、私は取り戻し始めていた。怖いものなどなにもなかった。 失うものがないと、ひとは強くなれる。使い古された言葉は、やはり、真実だ。

 ただ若いだけの女、それが私だった。何かを強く求めたり、或いは求められたり、そんな価値など私にはない。社会的身分とか、夢だとか、そういったものにはまるで縁がない。いつか彼が言った言葉を思い出す。
「あなたは僕を、好きなときに捨てる権利がある」
 野暮ったい言葉。
 見誤られた価値は、彼が貼ったレッテルであり、一つの安全牌であり、自傷行為でもあった。

580続きです:2007/09/01(土) 02:56:06
 彼は自分を恥じていた。
 詳しく言えば、私と一緒に居るときの自分を。
 なぜこんなことになったか、を彼はいつも考えていた。そしてこの現状を、あらゆる苦しみの原因を、自分によるものだと結論づけたらしかった。
 私から見れば、それは心から意味のない努力だった。自分に罪を科して、そこに救いを求めるなんて、上等な逃げ口上とは思えないから。


 両手の爪が全て、濡れたように光る。大人っぽくて、いやらしい。
 私は好きなときに、大人になれる。子どもにもなれる。彼を軽蔑しながら、愛することもできる。とても素敵なことに思えた。私の価値は、それだけだった。 私の価値は、私だけのもので、彼のマゾヒズムと、その裏返しのサディズムを満足させるものなんかじゃない。
 十も年の離れた、守るものがある男。彼が、私に跪き、私を侮蔑する。
 私はわざと、マニキュアを厚く爪の上にのせた。
 きっと彼が迎えにくるまでには乾かないだろう。

581最後です:2007/09/01(土) 02:57:13
「あなたは僕を、好きなときに捨てる権利がある」

 彼は今日も沈んだ顔で似たような言葉を吐くのだ。 自傷の快美に酔いしれて、恍惚としながら、嘆き苦しむのだ。そして私を、優しく抱くのだ。

 その時、を思い浮かべて、思わず笑ってしまう。
私の部屋?車の中?どこかの、ベッドの上?どこでもいい。
 諦めているのか、焦れているのか、それともそのどちらもなのか。
 彼が私を抱きしめる時、様々な感情がないまぜになった、あのいとおしい表情を浮かべるだろう。
 乾かないマニキュアのように、彼にとって私は触れてはいけないもので、触れてしまったからには汚れるしかない。

 両手の爪の上で、貝殻のように乗せられたマニキュアを眺める。このマニキュアがよじれて、彼のスーツに付いたら、―奥さん、気付くかなぁ?

 美しいカタストロフを想像して、ぞくぞくした。
私たちには、こんな下卑た、最低の別れが、きっと似合う。

 どうやら私は、心から、彼をあいしているらしい。
 玄関のチャイムが、予定の時間よりも早く鳴る。私は嬉しくて、急いで彼を出迎えた。
582名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 02:58:20
ページ数振り忘れすみません。
どなたか酷評お願いします。
583名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 03:14:41
>>582
冒頭の描写が窮屈。風景しか見えない。女の子そのものが見える工夫をする。

>彼は自分を恥じていた
によって人物の性質を限定している。ここは想像に任せるべき。
584名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 03:29:20
>>579-581
まず、空改行をやめましょう。

冒頭からの自分語りはやめましょう。

書かないほうがよいことを書きすぎです。

と、いうことで、以下、勝手に再構成(大幅に削除)。

 雨の匂いが濃くなって、夏が近い事を知る。
 窓を閉めて、そのまま窓際に腰をおろす。フローリングがひんやりと冷たくて、その温度が快い。カーテンは開けたままで、鏡のようになった
 窓ガラスに私が映っている。
 手の中には体温で温まったマニキュア。私は十本の指に、丁寧にそのベージュ色を塗り始める。
 両手の爪が全て、濡れたように光る。大人っぽくて、いやらしい。
 私は好きなときに、大人になれる。子どもにもなれる。
 彼は私と一緒に居るときの自分を恥じていた。
 なぜこんなことになったか、を彼はいつも考えていた。
 私はわざと、マニキュアを厚く爪の上にのせた。
 きっといつまでも乾かないだろう。
 両手の爪の上で、貝殻のように乗せられたマニキュアを眺める。このマニキュアが彼のスーツに付いたら、奥さん、気付くかな?
 ぞくぞくした。
 玄関のチャイムが、予定の時間よりも早く鳴った。私は嬉しくて、急いで彼を出迎えた。
585 ◆xF/Vwed5xI :2007/09/01(土) 03:58:37
>>579-581
不倫ですか?
自分が満足ならそれでいいと思いますよ。
他人に迷惑かかるか考えない人のようですし。
そういう人は必ず同じことを繰り返して勝手に傷付くんですよ。
自業自得です。
586吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 04:04:48
夏って雨の匂い濃いの?
587名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 05:04:01
ここってギャルゲ系のモノでもOK?
588名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 05:04:31
>>587
sage忘れすいません
589名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 07:00:27
>>587
あなたがMなら問題はないと思われます
590名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 07:02:14
「ギャルゲ系」の意味がわからないので、まずその説明からしてもらえる?
591名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 07:59:04
>>585
批評しろ。ここは人生相談スレじゃねーよ
592518:2007/09/01(土) 09:12:51
>>519
まだ書き終えてませんが、一応はその方向で進めるつもりです。

>>520-523
不勉強なものでこういう書き出しがリスキーであるとは知りませんでした。
言われてみれば当たり前のことですが、文章で指摘頂いたことで意識的になれると思いました。
とても勉強になりました。ありがとうございます。

>>526-527
・時制
〜いた。の方が何となく趣きがあるかな、みたいなオレ理論なんですが、やはり混乱がありましたか。
改めます。

・「社会が(ry
・その他
このあたりは完全に推敲の粗ですね。修正します。
・感想
前回は文章面の指摘が多かったのでそういってもらえてありがたいのですが、
酷評スレですのでその辺はご堪忍を。

>>541
>>言ってる事が微妙に重複してないか? しかも短い一文の中で。
うわ、盲点。改めるなら
空気なんか読め(ま)ねえし、読む気もさらさらねえ
ですかね。強調してます。
593名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 12:42:27
まとめwikiに作品を投稿しました。
皆さんの意見を聞いて少しでも改善できたら、と思っています。
どうぞよろしくお願いします
ttp://www6.atwiki.jp/kata/pages/33.html
594名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 13:31:05
ここで批評している人ってプロの物書き、もしくは評論家の人なんですか?
是非、批評している方々が書いた小説を読んでみたいのですが。
今度、少しマイナーな小説の一文をのっけてみるかな。どんな批評がでるか楽しみだ。
595名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 13:44:29
>>594
俺は素人だが、東野圭吾の超殺人事件を読めばわかるけど、世の中酷評できない小説の方が稀だよ
596名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 14:36:15
>>594
そういう投稿をした馬鹿は過去にやまほどいる。
597名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 14:41:51
前後の文が無いので批評しにくいかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。


「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
迷彩服姿の男は舌を鳴らし、不満の体をあらわにする。

(たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……)
文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で煮えたぎっていた。

「……あなたがた人間は我々ウルクを――そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の外務長官が言った。
喉の奥で響いているようなグルルというオークの鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。

「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、あなたがたは未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。
男はオークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色を浮かべていた。

「もし異議があるならば『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
そう捨て台詞を吐きながら、オークは戈を抱えて部屋から去っていった。
598名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 14:43:43
>>594
プロの評価がほしければ、お金払ってスクールにいくといいよ。
ここは素人が集まる掲示板だから。
599597:2007/09/01(土) 14:48:55
すいません。>>597は携帯小説からコピペしたもんなので基本事項が支離滅裂でした;
改訂版を置いておきます。

「結論から言いましょう。ミスリル鉱山の採掘権は渡せません」
 迷彩服姿の男は舌を鳴らし、不満の体をあらわにする。
(たかが異次元からの漂流者が、何をほざいてやがる……)
 文明遅れの野蛮民族だと鷹をくくっていた分、屈辱が男の懐の中で煮えたぎっていた。
「……あなたがた人間は我々ウルクを――そちらではオークと呼ぶらしいですが、野蛮で不潔な種族としか思っていないのでしょう?」
 溜め息をまじえた声で、遠慮がちにオーク側の外務長官が言った。喉の奥で響いているようなグルルというオークの鳴き声が、男の肝を少しずつ冷やし始める。
「我々だって社会性を持つ種族なのです。四六時中獣を狩り続けていた時代は遥か昔に消滅しているのに、あなたがたは未だ我々を狩猟種族と見なし、ミスリル鉱山にまで手を伸ばそうとしている……」
 一言一言がオークの口から発せられる度に、兜の下から覗く瞳の光が濃くなっていく。男はオークから放たれる威圧感に完全に圧倒され、目には恐怖の色を浮かべていた。
「もし異議があるならば『鉄』とかいう愚金属の武器に頼ってみればよろしいのでは?」
 そう捨て台詞を吐きながら、オークは戈を抱えて部屋から去っていった。
600名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 14:53:38
>>597
途中ということだけど何を評価して欲しいの?
貼られた文章だけでは、場所の描写がない、人物の描写がないので
小説としての評価はちょっとできないな。

小説としての評価が欲しいなら、冒頭を貼るとか、途中ならば
場所や登場人物の描写を加えた上で、例えば格闘シーンを見て欲しいとか、
世界観ができているかとか、人物や風景の状態が伝わるかとか、
具体的にポイントを示したほうがいいよ。
601名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 15:29:19
>>593
小説ならば、
>主人公のセリフ→主「」     
>ロリ校長のセリフ→校長「」
とかやっちゃダメ。
注釈なしで誰のセリフかわかるようの書くのが小説のルール。

シナリオならば、シーンの変わり目について、どこの場所なのかはっきり
説明する必要あり。

どっちにしても、展開が一人よがりすぎてデキはよくない。
602名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 16:36:18
 なんかあれだな。きちんと批評される暗黙の条件として、
冒頭(なるべく自分語りでない動きか情景)
あるいは、情景風景込みの状況描写
みたいなのが確立しとるな。

単なる説明(プロット的なもの含め) 心理描写(いわゆる自分語り) うんちく
だけだとスルーされるあるいは、スルーと代わらない酷評をされる確率が高い。
つまり、現代小説の弱点は風景描写ってことなんだろうか。
  
603名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 17:05:50
>>599
おもしろそうだね。

ラノベ作者ってため息が好きだよね。
会話の調子をとるためだけに何発もため息が入っているのを見かける。

後で同じような感情表現が重複してるけど、ため息では真意が汲み取り難いからごてごてつけてしまうんだろうね。

あと、読み取れる範囲では世界観も従来の西欧ファンタジーやSFの複合に過ぎんね。

心の中のセンテンスと目の色を同時に表現しているのに関しては俺は是非を問えん。
604吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 17:11:21
ラノベは見た瞬間に吐き気がする。
605582:2007/09/01(土) 19:41:58
>>583
>>584
批判どうもありがとう。内容の取捨選択についてもっと考えるべきだと感じた。>>584は確かに読みやすくて、悔しい。理解して貰いたくて、くどくど書く癖があるのかもしれない。

>>585
内容について批判されるとは思わなかった。悪い事はドラマになりやすいので、不倫をモチーフにしただけだよ。

>>586
湿度が上がると、雨が土臭くなる気がする。個人的過ぎる感覚なんだろうか。


正直助かった。また何か書く事があったら、また酷評を宜しくお願いします。
606梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/01(土) 19:59:47
>>605
 投稿時の規定、たとえば、ここはダッシュ記号"―”は二回連続だとか、
他の所では同一段落のクエスチョンマーク"?”の後は全角スペースを入れる。
とか、そういう決まりがあるので、公募向けに作る時にはそういう約束事は
チェックしたほうが良いんではないかと。
 酷評とは違うかもしれないけれど、後ほど感想を入れたいと思いますが
要ります?
607名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 20:15:30
外部の小説投稿サイトに投稿したんだが、
悪ノリし過ぎの調子こき過ぎでひかれたらしく、まったく感想が付かない。
スレの皆さんの、力と時間を貸してください……orz。

ベニー松山氏の文章に感化して書き(パクリ)上げたもの。
文章の読みやすさその他が批評目的のメインで、キャラの丸パクリと厨設定はスルーで。
http://www.raitonoveru.jp/cgi-bin/ant3/anthologys.cgi?action=html2&key=20070828021120

読むと疲れる上とは逆に、アホなノリで頭空っぽにして読める文体を目指した作品。
こっちも文章関係が批評メインですが、改行部分とか文章リズムについても批評して欲しい。
http://www.raitonoveru.jp/cgi-bin/ant3/anthologys.cgi?action=html2&key=20070828015518

※リンク先にも感想を書けるスペースはありますが、
 向こうに感想を寄稿すると「IPアドレス」やらが表示されるので、
 不利益を被りそうな方はご注意。酷評をお願いします。
608名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 20:30:37
 僕が彼女を見たのは、桜の散り始めた入学式のときだった。そのときの僕の頭の中には、初めて制服を着たことによる不安と緊張でいっぱいで、彼女のことなど微塵も考えていなかった。
けれど一学期を終える今では、帰り道を歩いている僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。

小説の冒頭なのですが、読み手にインパクトの与える文が上手く書けません。
どなたか、酷評お願いします。
609名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:06:55
>>608
オーソドックスだけど、倒置法を使ってみる。

>そのときの僕の頭の中には、初めて制服を着たことによる不安と緊張でいっぱいで、彼女のことなど微塵も考えていなかった。
こことか、もうちょい未来の事件を先に出して、最初の状況説明は後にする。あとは主人公がインパクトのある奴になれ。

文法的には助詞がまずい
>僕の頭の中には〜でいっぱいで〜微塵も考えていなかった。
なんとかしる。
> けれど一学期を終える今では、帰り道を歩いている僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。
一学期の始まりから今までの場面展開が急すぎて、帰り道の方の描写がゼロ。唯一の描写が主人公の頭の中。「けれど」の後に状況説明を二つ詰め込んだ感じ。なんとかしる。
>僕の頭の中には
同じ表現はなるべく避ける。なんとかしる。

全体を通して酷評する価値があまり感じられない。学校の先生に優しく教えてもらった方がいい文章。
610名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:29:25
>>608
余分な形容詞や副詞が多い。
大して効果を挙げていないのなら、迷わず削除すべき。

で、こんな感じかな。

 僕が彼女をはじめて見たのは、入学式のときだった。そのときは、不安と緊張でいっぱいで、彼女のことを考える余裕などなかった。
 けれど一学期を終える今、僕の頭の中には、もはや彼女しかいなかった。

特に冒頭は味も素っ気もないくらいでちょうどいい。料理でも前菜はあっさり系でしょ。
いきなり肉の塊をだされても困るし、続かない。メインはあとのお楽しみでね。

611名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:36:11
>>602
× つまり、現代小説の弱点は
○ つまり、初心者の弱点は
612名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:44:51
おまえら、リライトするなら>>610くらいできるようになってからやれよ
613名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:45:11
>>607
インパクトは文章で出すのではなく、主人公が置かれている状況で出すもの。
例えば、主人公がブタに跨ってるという状態で始めればインパクトはあるわな。

冒頭ではカットバック(回想)を使わない。
心理描写で始めない。会話出始めない。
まず主人公がどこにいるのかをわかるように情景描写から入る。
614名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 21:51:27
>>562
どうもありがとうございます。

自分の文章を見直すためのよいきっかけになります。
梨屋さんが言われるテクニックは意識してませんでした。
そのテクニックが読者を引き付けるために有効かどうかは
自分にはよく分かりません。
でも、そう言うものがあるなら、そこまで考えられたら
とても自分に役に立つのではないかと思いました。

行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
自分が思ったのは、
そこで、私はこらえていた大便を排出する。と次の行の間が
説明不足なのではと言うことです。
梨屋さんの書き直しは、この辺の不足感を補っているのではないかと
思ったりしてますが、まだはっきり分かりません。
それと、梨屋さんのご指摘を読んだ後、文章の筋と思われる
部分とは全く関係ない、変な間や、意味不明の不必要な強調
が自分の文章にはあるのではないかとなんとなく思いました。
批評をもらって大変ありがたいです。
615614:2007/09/01(土) 22:10:17
あ、完全に間違えてしまいました。すみません。

>>行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
>>自分が思ったのは、
>>そこで、私はこらえていた大便を排出する。と次の行の間が
>>説明不足なのではと言うことです。

行き当たりばったりに思いつくままに書き進めた後、
自分が思ったのは、
便器の中に大便を排出するのは当たり前のことだが
そうはしない。と次の行の間が
説明不足なのではと言うことです。

こっちが正しいです。
616梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/01(土) 22:31:51
>>614-615
どうも梨屋です。

あの部分の順番を変えたのは
(その1)
「しゃがむ」と「排出する」の間に、一行時間を使わせる描写を入れて
私がどこにいるかを読みとりづらくさせ、ミスリードへの期待を増した。

(その2)
「そうではない」行の後には、嘘の”当然では無い”記述
(本当の”当然では無い”は床への排出)を素早く簡素に示し、
ミスリードへの期待を増した。

加えて言うなら
「そこで、」を場所の「そこ」でと、さての意の接続詞「そこで」に
掛けてみましたぐらいです。


ひょっとして、ひょっとするとですよ、ミスリードを狙って書いたわけで
はないのですか?

ズボンを下げるのがなくて、引き上げるのが最後に来たりとか……
ここからが本番だとか……
床に無造作にとか……

周辺の記述を見て結構自信あったのに……orz
617名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 22:44:52
>>607
まず上のほう。
神視点の使い方が下手。
風景描写が観念的でクドイ。
人物描写が弱い。
状況描写が弱い。
カメラの振り方というか、描写の順番がおかしいので読みにくい。
文章は下手なほう。

例えば冒頭シーン、
夜の闇の中で、小高い丘全体が光ってるんだろ?
周囲がほのかにあかるいはずなのに次の文章で、暗闇の中で大樹光っていると
いうのはおかしいし、さらにその次で、
>大樹が光り輝いているのではない。
とくると意味不明。

なぜこういうことになるかというと、神視点で語り手がすべてを知っているのに
知らないふりをして、情報を小出しにしているから。
初心者がやりがちなミス。
自己評価0点というのはまず妥当かな。
618名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 22:49:34
>>610
はじめて彼女を見たのは入学式のときだった。そのときの僕は不安と緊張でいっぱいで、彼女の事を考える余裕などなかった。
けれど、一学期の終わりになって、僕の頭の中には彼女しかいなかった。


ちょっと変えてみた。
どっちがいいかわからんけど。
文としては、最初の文のメインが「初めて彼女を見たこと」で、次が、「僕は不安と緊張でいっぱいだった」だから、
それを中心にする。
また、第3文の「今」はなんか嫌な感じなんで削除。わざわざ「今」を強調する理由もなさげだし。
むしろ、だんだんと彼女のしめる割合が大きくなったいう印象を与えたほうがいいと思う。
後、最初の文と第3文の「彼女」は固有名詞に差し替えると締まると思うけどね。
一学期はどうかな。さらりと季節を出したい気もするが。

はじめて、美咲を見たのは入学式のときだった。そのときの僕は不安と緊張でいっぱいで、彼女を気にかける余裕もなかった。
でも、夏休みを迎えるころには、僕の頭の中には美咲のことしかなくなっていた。

上をさらに改修。「夏休み」だとちょっと臭いかもしれん。
まだ手を入れる余地はありそうだな。
619名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 22:53:22
>>607
ファンタジーだとベニ松や手塚の影響受けた人が多いね。
ハルヒは田中哲弥っぽいけど。
620名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 22:57:43
>>607
下のほう。
こっちも情景描写ができてないな。
第1章だけど、暖かい晴れた日という描写から、屋内か屋外かの説明もなく
次の文章で武術の稽古のシーンになっている。
これだと読者はついていけない。
一人称なんだから、主人公の目に映るものを順番に描写していかないと。

その後も、状況の説明がなく長々とカットバックに入るという、まあ読めないレベル。

回想を使わずに、リアルタイムを丁寧に書くようにしたほうがいいかな。
もう少しラノベ以外の本を読んだほうがいい。
621名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:01:26
多くのラノベワナビに言えること
結局この一言に尽きる
「ラノベ以外も読めよ」
622梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/01(土) 23:01:27
>>608
 読めて意味も通るから、冒頭よりもそれから展開されるストーリーや
会話の方が気になったり。これで文字数100ちょっと。原稿用紙の
1/4くらいでしょ。
全体がこんな文体で合っているなら良いし。彼女言ってるから恋愛物
だろうから、文章が意味読んで分かれば、ストーリーが面白かの方が
大事というか、ともかく、物語動きはじめたところを見ないとなんとも。
会話や展開が、良ければ大して問題無いのではないかと梨屋は思います。
623名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:03:08
>>607
まぁ、他の人にも言われているけど・・・

> その夜は――新月の夜であった。
> 新月の夜とはすなわち、月明かりの失せた夜である。夜間の明かりの
>大部分を占める月明かりを失い、星々の明かりだけを孕んだ夜は、夜間を
>生活の場とする夜行性の獣の類でさえも活動を控える、常闇の時。

最重要な冒頭で新月なんて誰でも知っていることの説明をするなって。
しかも、「その夜は――新月の夜」とか、いきなり「夜」かぶっているし。
新月は月がでてなくて暗いなんて、普通の常識がありゃわかる。
624名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:05:34
普通の常識w
625名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:09:20
>>607 冒頭の部分

> (その夜は――)新月の夜であった。
> (新月の夜とはすなわち、月明かりの失せた夜である。夜間の明かりの大部分を占める)月明
>かりを失い、星々の明かりだけを孕んだ夜は、(夜間を生活の場とする)夜行性の獣の類でさえ
>も活動を控える、常闇(の時)。
>その深き闇の支配する空間に、(紅く染まった燐光に)ぼんやりと浮かび輝く小高い丘があった。

( )内を削除すると以下になります。 加筆はありません。

新月の夜であった。
月明かりを失い星々の明かりだけを孕んだ夜は、夜行性の獣の類でさえも活動を控える常闇。
その深き闇を支配する空間に、ぼんやりと浮かび輝く小高い丘があった。


「文章の読みやすさその他が批評目的のメインで」と言われたので、ばっさりと削除しましたが
いかがですか? 意味は殆ど変わらずに「読みやすく」なると思います。

「紅く染まった燐光に」の削除は、後に 「煌々と輝く燐光」や「紅の輝きを帯びて」の表現が
出てくるのと、「〜に、 〜に」の文章が読み辛いという理由です。
626名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:10:42
 京本龍太郎は勉学をしていた。
 法学、医学、物理、化学、神学、哲学、薬学、サイエンス、トポロジー、流体力学……。
 京本は、火星ミネルヴァ大学のプラズマ物理学を卒業している。インテリでエリートである。
 京本は語学にも堪能で、日本語はむろん、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、中国語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語などを解す。
 しかし、京本の知の挑戦はこれだけではない。
「いずれ、リーマン予想を解こう」
 としている。
 京本は、ほかに、工学や光学、社会学、政治学、経済学、商学、音楽、美術、体育、スポーツ、文学なども学んだ。
 京本はいう。
「大江文学は、ピエール・ガスカールの影響がみられますね。いささか、ペダンチックすぎやしないか」
 ブレイクやイェイツはいうにおよばない。
 京本は、政治学だけでも、マックス・ヴェーバーやエドムント・バークを読んでいる。
 京本は、図書館を訪れた。
 ニュートンのプリンキピアや、アインシュタインのオリジナル論文を耽読する。
 次に手にとったのが、マンデルブロー集合やジュリア集合についての著書である。
 図書館には、ざっと10万冊以上はあるが、京本はそれをとっかえひっかえ丹念にほぼ全部読破してゆくのである。
 驚異的な速読術、多読濫読術である。
「京本の教養は、こうして生まれるのだ」
 と、京本の友人の名誉教授中島広光はいう。
「かれはいずれ、ノーベル賞でもとるのではないか? フィールズであれ、アーベルであれ、京都賞でも、ウルフ賞でも」
 その中島の予想通り、京本は後にとある研究によって、レヴェルの高い賞の授賞式に立つことになる。
 本人にいわせてみれば、
「継続は力」
 ということになるのだが。京本は「謙虚」という美徳も兼ね備えていた。なぜならば、
「人間は無知な対象に対しておうおうにして傲慢になりさがる。しかし、知的な人間は無知に対しては常に謙虚だから」
 なのだ、ということなのだ。
 知的な京本は、クールで、沈着冷静で学者としての落ち着きを身につけていた。
627名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:18:36
>>607
下のほうはいきなり念仏って感じだな。
読んでて眠くなる。
まず、文体とかリズムとかより、どの文を読ませたいのかっていう、文章内での優先順位ができてない
という印象を受ける。

僕は彼女に会いに行った。彼女はベンチに座っていた。僕は彼女に好きだと言った。

例にすれば、こんな文章を読まされている感じでね。
一番強調したい文章に向けて他の文を収束させてないんで、えらく単調に感じてしまう。まず、文章のど
の部分を見せつけたいのか考えた上で、他の文をその文を強調させる脇役にするつもりで文章を構成
するようにしないと、どんだけ小手先でひねくりまわしても無駄だろうな。
628614:2007/09/01(土) 23:20:54
>>616
どうもレスありがとうございます。
ミスリードを意識して狙って書いたわけではありません。
ただ、無意識には、そうしようとしていたのかも知れません。
ここは、自分なりに文章を点検してみたいです。

これを思いつくままに書きながら意識していたことは
こういう奴はいないだろうなと言うことと、
いやまてよ、トイレは超プライベートな空間だから
説得力を持たせることは出来るかも知れない。
それで、真っ先に思ったのが、ここに出てくる私の個人的な
嗜好ということで、そのつもりで書き進めていました。
他にもあると思いますが、安易に個人的な嗜好としました。
ここからが本番だという記述は、ここから
この異常な出来事の核心部分に
入っていくぞという合図のつもりでした。

どうも、自分は、まだ内容の方ばかりに囚われて
文章のテクニックには意識が行っていないみたいです。
内容が出来上がった状態で、それを文章のテクニックで
書き上げていくレベルになれたらとても嬉しいです。
勉強になりました。
629名無し物書き@推敲中?:2007/09/01(土) 23:42:32
>>625
上手いなあ。
630607:2007/09/01(土) 23:52:20
>>620
まず、批評していただきありがとうございます。
ズバリ下手と言って貰えると、上手なのかヘタなのかがハッキリと認識できるので助かります。

・冒頭部分に対するツッコミ。
描写は細かく小出しにするのが重厚な作風には合っていると考えていました。
本作の描写は、周囲のアイテム使って上手に描写できていると思っていました。
そして、そこそこ書けてるんじゃねーの俺とか思っていました……青かったぜ俺。
書き込みを読ませて頂いて、背筋の寒気と共に、軽く自惚れてたことを実感してます……orz。

・なぜこういうことになるかというと
自分の視点を読者に伝えられなかったのに、力不足を感じています。
神視点で情報を小出しにする方法の是非については、全ては自分の力不足が原因で……方法に罪はありましぇん……

>>620
・稽古シーン
実は、自分でも読み直してヤバイと感じていました。
読者に配慮した文章を心がけます。

・長々と〜
本作の文章では、基本コンセプトが語り部が語り部をいじめる「一人称:一人イジメ」だったのですが
それが読めないと言われると、当初の予定を潰してでも、なにかしらの大幅な改善が必要なようです。

・感想を読んだ感想
書き込んでいただいた批評は、親切・丁寧・判りやすく、問題点の認識が容易でした。
ほかにも気づいた点があればドンドンお願いします。
大変参考になりました。ありがとうございます。
631607:2007/09/01(土) 23:53:32
>>623
書き込み拝見させていただきました。
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

>>625
批評ありがとうございます。
暗闇も紅い燐光も、後の仕掛けに必要なアイテムだったので強調していたのですが
それがゆき過ぎて文章自体のレベルを下げていたようです。
大変参考になりました。

>>627
感想ありがとうございます。眠い文章を読ませて申し訳ないです。
書き込みを拝見させて頂いて、しっかりとした文章技術を身につけようと思いました。
重ね重ねになりますが、ありがとうございました。

・独り言
自分の文章のへたれさと、技術の無さに軽く絶望。
あと予想以上に高い、2ちゃんの批評クオリティーに感動。
ほかにも気になった点があれば、ヨロシク酷評お願いします(長文感想なら、むこうにもどうぞ)。
皆様、ご批評ありがとうございました。
632酷評してください1:2007/09/02(日) 00:04:44
「オレオレ、オレだよオレ!」
受信オンにするや否や鼓膜に飛び込んでくる大絶叫。
またか……俺は心の中で軽く舌打ちしたがまあ仕方ない。相手を落ち着かせるために俺は敢えて冷静な声を出した。
「こちらは勝々山消防署です。あなたの名前と住所……」
「うわあああーっ!とととにかくオレの家がも、も、燃えてるんだーっ!早く来てくれーっ!」
「あの」
電話は切れてしまった。
まあいいさ、またすぐかかってくるだろう。俺がイヤホンマイクの音量を少しだけ下げると同時に再び受信ランプが点滅した。
「はい、勝々山消防署です」
「火事です、すぐに来てください」
おや、先程のオレオレとは少し違うようだな。ずいぶん声が落ち着いている。通行人の通報だろう。俺はマイクの音量を少し上げた。
「はい、そちらの住所は?」
「焼野原4丁目13番地、文福アパートです」
「わかりました。すぐに向かいます」
通信を切り、出動隊に連絡を回す。
633酷評してください2:2007/09/02(日) 00:06:18
俺は消防士だ。
といっても実際に消防車に乗ってホースを持って出動するのではなく、こうして通報を受けるのが仕事である。安全な上、公務員だから給料も高い。まだ32歳の若さで俺は既にでかいマイホームを建てた。
ところで、通報してくる人間とは当たり前だが大抵気が動転していて、まともな受け答えの出来るものなどほとんどいない。最初は面白かったが、最近はだんだん飽きてきた。もっと面白いヤツはいないかな。こんなことは口が裂けても言えないが。
そんなことを考えてニヤけていると、再び受信ランプが点滅した。
「はい、勝……」
「あ、あなた!?」
妻の声だった。ここにかけてきたということは……
「家が火事なのか?」
答えはない。ただ、すすり泣きの声がするだけだ。
「家が、火事なんだな?」
俺は念を押す。
「ええ、そうよっ!!」
パチン。右の鼓膜が破れた。残った左耳に神経を集中させる。
「いつからだ」
「そんなのわからないわよ!買い物から帰ってきたら……早く、早く来てっ!」
切れた。まったくせっかちな妻だ。俺は時計を眺める。買い物帰りということは、精々30分くらいだろう。
俺の家の大きさだと、あと20分かな……全焼するまで。
出動隊への連絡はゆっくりでいいか。だって半焼だと保険がおりないから全焼よりタチが悪いからな。
人間、このくらい冷静でないとな。
634605:2007/09/02(日) 00:31:28
>>606
忠告、本当にありがとう。感想(批評?)、時間の余裕があるときにでもくれたら凄く嬉しい。
635574:2007/09/02(日) 00:47:11
>>576
今、書き出して、でもほんとの思い付きなので、きちんとしようとしたら大変なことになってしまい。

(私ゴトですが、ものすごい自信で出したのが一次も通らなかったり、?で出したのが最終
に行ったりの経験&苦しいことで気持ちが消耗して。
書いても何にもならない、どこにも自分がないがいい、で書けなくなって。
でも、どこにでも書かないと今の自分が、駄目だ。ここにいるってことはまだ、続けられるんだろうか?)

本当にありがとうございます!
そう言っていただいただけで救われました。
636名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 00:47:26
>>633
鼓膜裂けるとものすげー痛いよ。
637 ◆xF/Vwed5xI :2007/09/02(日) 01:02:13
内容がなくて、何が文章なの?

馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
638名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 01:04:29
誰に言っているの?
639574:2007/09/02(日) 01:14:13
>>637
もし、自分向けなら。
ただ文章かいて、そこから、深めることもある。
その過程でだんだん自分の中が、クリアになるように感じることもあったな。
そういえば。
640名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 01:20:24
>>637
批評の対象に関してだったら別館行こうか?
641名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 01:48:05
コテハンから判断するに、↓こういう流れかと。

585 名前: ◆xF/Vwed5xI [sage] 投稿日: 2007/09/01(土) 03:58:37
>>579-581
不倫ですか?
自分が満足ならそれでいいと思いますよ。
他人に迷惑かかるか考えない人のようですし。
そういう人は必ず同じことを繰り返して勝手に傷付くんですよ。
自業自得です。


605 名前: 582 [sage] 投稿日: 2007/09/01(土) 19:41:58
>>585
内容について批判されるとは思わなかった。悪い事はドラマになりやすいので、不倫をモチーフにしただけだよ。

637 名前: ◆xF/Vwed5xI [sage] 投稿日: 2007/09/02(日) 01:02:13
内容がなくて、何が文章なの?
馬鹿馬鹿しいにもほどがある。


ナンクセにもほどがあると思うけど。
642名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 02:32:41
 タイトル アメリカン・スタンダード/競争社会

 笠井は、1000兆円つかった。
 風間は、6000兆円。
 金森は、7000京円。
 二宮は、2000万言語を理解できる。
 金沢は、3000万言語を理解できる。
 安達は、7000万歳になろうとしている。
 安部は、無量大数ドル使用した。
 小林は、不可説ユーロを消費した。
 神田は、10の100乗センチ、身長がある。
 梅田は、10の200乗キログラムのステーキを食べた。
 梅宮は、100万ギガバイトの記憶力を持つ。
 佐藤は、300万テラワットの電力を使用した。
 佐々木は、400万ペタボルトの電気を使用した。
 横尾は、5000万トンのフランス料理を食べた。
 本田は、6000億歳になろうとしている。
 マシューは、7000兆歳になんなんとする。
 マルタは、10の800京乗歳になろうとしている。
 ──そして、10の10乗の10乗の10乗の年月が経った。
643名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 10:15:22
>>632-633
もちょっと取材しないとリアリティが出ない。「火事ですか救急ですか」が抜けてる。
緊急通報は非通知であっても強制的に発信者番号から氏名・住所を調べられるので「まあいいさ」ってことはない。
ケータイでも位置情報通知システムってのが運用されていて、ケータイからいちばん近い基地局の位置は確実にわかる。
ケータイがGPS機能内蔵なら数m単位で場所が特定可能。ちいさい消防署らしいが、内勤専門の消防署員てのも考えにくい。

文章は素直で読みやすい。ぜんぜんおもしろくないが。
644名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 11:11:40
>>609-610-618-622
酷評ありがとうございます。
大変参考になりました。

追記、というより謝罪なのですが、冒頭しか書いていないのに、内容構成を書くのを忘れていました。
すいません。
型は 現在→過去→未来 のように進む感じです。
冒頭が現在、なので次の段落は入学式の回想から始まります。
「桜の散り始めた」「帰り道」「今」「1学期の終わり」は必要なので削除できないのですが、

それでも、とても参考になりました。
622様の言うとおり、大切のなのはこのあとなのだろうと思いました。
この先の内容も書き直していきたいと思います。
645酷評お願いします1/2:2007/09/02(日) 11:27:16
 二つの輝きが乱舞する。
 それぞれの異なる光がうねり、混ざり合い、狂い合う。
 光が弾け、連続する爆音。
「くっ……」
 一人の少女が荒廃した大地を駆ける。
 他には何もない。
 少女の命を奪おうとする存在とそこら中に転がる無数の死体を除けば。
「ははぁ! ジュエルもそろそろ底が尽きてきたか!?」
 少女の背中から下品な笑い声が聞こえてくる。
(くそ……今は一刻も早くここから脱出しなければ)
 足を踏みしめ、さらに速度を上げようとする。
 ころんと頭を飛び越えて少女の目の前に何かが転がる。それは赤く輝く宝石。
「な――っ!」
 駆け出そうとした足を踏ん張り、腰にぶら下げた革製のポーチから地面に転がったものとは違う宝石を取り出して、目の前にかざす。
 地面に転がった宝石が眩しいほどの光を放ち、一瞬遅れて少女がかざした宝石も光を放つ。
 爆音。次の瞬間に少女の体は空を飛んでいた。
「あくまでも逃げ続ける気か!」
 忌々しそうな声が聞こえてくる。当たり前だ。今の私には逃げることしか出来ないのだから。
 赤く染まった空を翔る少女。その背中には透明に透き通った翼が生えてはためいている。
(あと少しだ。あと少しで)
「逃がしてたまるかよ! お前は死ななければならないんだよ! 俺のためによぉ! ひゃははははっはぁ!」
646酷評お願いします2/2:2007/09/02(日) 11:28:19
 少女の背後から何かが迫ってくる。
「ぬ……ジュエルアームか。だが、間に合う!」
 背中の翼が一際強く輝き、さらに速度を増す。
 風を切り裂き、空を翔る。周りの景色が溶けていく。
 だが、そんなスピードをあざ笑うかのように、背後から無数の宝石弾丸が迫ってくる。
 体を捻り、急上昇、急降下を繰り返して初弾をかわす。
 途切れそうになる意識を必死に繋ぎとめ、さらにかわす。宝石弾丸が頬をかすめる。
 前方に空間の歪みを見つける。
「見えた!」
 あの歪みこそが、ここから抜け出せる唯一の出口。
 体を翻す。後ろが一瞬見える。
 少女の目が見開かれる。
 無数の宝石弾丸の中に一際大きなものがあった。
 今までのが銃の弾丸なら、あれはロケット弾だ。自動追尾らしく、螺旋を描きながらこっちに向かってくる。
 考えるより先に体が動く。再び前を向いて歪みに手を伸ばす。
「逃がすかよぉぉぉぉぉぉぉ!」
 背中に衝撃。意識が一瞬途切れる。宝石弾丸が胸を貫いたのだ。
「が……っぁ」
 後を追うように無数の宝石弾丸が体を貫く。
 空に血にまみれた羽根が舞う。
「あ……あと少し……」
 それでもなお、少女は手を伸ばし、
 空を舞う赤い羽根を無慈悲に切り裂いてロケット弾が迫ってくる。
 爆音。
647名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 11:31:46
>>645 現在進行形と体言止めの悪しき羅列。ダメな文章の見本ですね。
一次も通らないレベルです。もっとたくさん本を読みましょう。
648名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 11:36:04
↑ジジイのキンタマ中毒残飯ジャネ?
649(=´ω`=)y─┛~~ ◆iZBKegNFqA :2007/09/02(日) 13:29:45
>>608
質問。
入学式に「桜の散り始めた」になにか意図はあるの?
散りはしてもここは「桜が満開」のほうがいいような気がする。

もし、仮に現在、彼女は死んでいないのであれば、
そのへんはもう少し練る必要はあると思う。
650名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 13:36:30
>>648
> ↑ジジイのキンタマ中毒残飯ジャネ?


まるで残飯だなwww

  













お前の手口はすべて知っている
残念だな残飯
ばかやろうwww

 
651名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 13:40:36
感想文の評価御願いします
「There are full of memories. And more…」
文才のない僕が書く感想文は80人の感想文の中に埋もれてしまうだろう。
しかしそれは理系の人間であるのだから仕方がないことだ。
しかし、80人の誰にも負けないようなものを得ることができたと思っている。
まず、はじめにこれは一人の感想でなく80人の感想であるだろうがこの11日間はとにかく本当に楽しかった。
楽しかったことだけを考えていても進歩しないので今回の旅行で自分が得られたものを考えてみようと思う。
11日間で自分はいったい何を学んだのか?
正直なところ講義の内容とかはあまりはっきり覚えていない。
でも、それぞれの研究者たちが普段どういうことを考えているかなどこれから生きていく上で重要なことははっきりと覚えている。
まだほかにもたくさんあるがうまく言葉にできない人間としての生き方、考え方など根本的なものを多く学ぶことができた。
偉大な方々の生き方などを知ることができたのだからそれを参考に自分の生き方を見つけて行きたいと思う。
また、講義以外からもたくさん得るものがあったと思う。
特に同じ高校の友達とは友情を深めることができ、他校の人たちとももう会うことはないかもしれないが親しくなることができた。
帰りの空港で本気で泣きそうになった感覚は忘れない。
忘れることのできない思い出。
今回のたびは間違いなく自分にとってプラスになったと思う。
11日という短い間だったが今まで生きてきた中で最も自分に影響を与えたのではないかと思う。
強制退国になった自分は再びアメリカに行くのは大変らしいがまた本気でいきたいと思った。
本当にありがとうございました。
652名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 14:36:57
>>651
学校に提出する感想文でしょうか?
その前提でいうと、冒頭の数行は言い訳がましいので削除しましょう。

>まず、はじめにこれは一人の感想でなく80人の感想であるだろうが
こういう「先まわり」をした言い方もよくありません。言わずもがなです。
削除しましょう。
素直に「この11日間はとにかく本当に楽しかった」だけで十分です。

>帰りの空港で本気で泣きそうになった感覚は忘れない。
これは素直な表現で、この文章の中でいちばん光っています。
ただし、「帰りの空港では本気で泣きそうになった」くらいに短く決めたほうがいいかも。

>強制退国
というのは強制退去のことでしょうか? 高校生が団体旅行で何をしたら強制退去に
なるのかも気になるところですが、まあそれは読み手も承知のことなのでしょう。
653名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 14:45:10
>>645
> 一人の少女が荒廃した大地を駆ける。→「一人の」は不要。

>ころんと頭を飛び越えて少女の目の前に何かが転がる。それは赤く輝く宝石。
この宝石はどこから出てきたのだろう?

>その背中には透明に透き通った翼が生えてはためいている。
翼は最初から生えていたのか、それとも宝石が光を放つというイベントによって
新たに生じたのか分かりにくい。
 イベント発生時までに「大地を駆ける」「足を踏みしめ」との表現があるので
恐らくそれまでは、空は飛べない=翼はない と想像できるが、冒頭の「乱舞」は
飛べそうなニュアンスもある。

>爆音。次の瞬間に少女の体は空を飛んでいた。
ここで、爆発で宙に投げ出されたのか、翼を獲得して飛べるようになったのか明確にすべし。

以上を含めて、全体に登場人物の動きが見えにくい。(その点では>>646のほうが明快)
さらに戦闘時にもう少し主人公の肉体的な感覚の描写があるとよいと思う。
具体的に何をどう感じて 「くっ……」や「あ……あと少し……」なのか。
654名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 14:45:42
>>645 ラノベというか、漫画じゃん。やるなら激戦っぽさを出そうぜ。

 中空を、二つの輝きが乱舞する――!!
 異なる光はうねり、混ざり合い、荒れ狂う。
 瞬間、光が弾け、周囲に連続した爆音が轟いた。
「くっ……」
 一人の少女が、荒廃した大地を走り抜ける。
 ここには、少女の命を奪おうとする存在と、そこいら中に転がる無数の死体(それも五体満足ではない)を除けば、辺りは草一本生えてはいない。
「ひゃはぁ! ジュエルもそろそろ底が尽きてきたか!?」
 駆ける彼女の後方から、追う者の下品な笑い声が、風に乗って聞こえてくる。
 彼女の名前は、ジュエルらしい。
 ジュエルは顔を歪め、地を蹴り、さらに速度を上げようとする。
 しかしその時、ころん、とポニーテールを飛び越えて、彼女の目の前に赤い宝石が転がってきた。
「な――っ!」
 ジュエルは足を止め、腰にぶら下げた革製のポーチから、別の透明な宝石を取り出し、目の前にかざす。
 落ちた赤い宝石が眩い光を放ち、大気を震わす大爆発を起こした。
 追う者が眼を凝らすと、爆煙の中から、透明の翼を生やした彼女が、不死鳥のように羽ばたいた。
 煙幕が散り、追う者は拳を握り締め忌々しそうに声を上げる。
「あくまでも、あくまでも逃げ続ける気か!」
 彼女の翼は、赤く染まった空を透かし、力強く羽ばたき飛翔する。
(あと少しだ。あと少しで)
「逃がしてたまるかよ! お前は死ななければならないんだよ! 俺のためによぉ! ひゃははははっはぁ!」
655名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 14:57:37
>>654
ポニーwww
656名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 15:01:53
うさぎ結びでも、サイドバックアップでも、三つ編みでも、
ストレートでも、ショートボブでも好きに汁!
657名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 15:14:38
>>651
「強制退国」という一大イベントについての感想がないと、全体に綺麗事で嘘っぽくみえる。

>正直なところ講義の内容とかはあまりはっきり覚えていない。

このような正直さで、強制退国から学んだことについても触れてみては?
658名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 15:33:41
>>645-646
神視点なんだけどね、書いてる本人以外は状況が理解できないと思う。
>一人の少女が荒廃した大地を駆ける。
>他には何もない。
>少女の命を奪おうとする存在とそこら中に転がる無数の死体を除けば。

この書き方だと、少女も場所も初登場だと思うんだけど、少女の服装も装備も
外見・服装も全然わからない。それで「皮製のポーチ」とか言われてもイメージが
わかない。
場所もそう。荒廃した大地だけでは何がなんだか。
砂漠みたいなとこ? グランドキャニオンみたいな岩場? それとも廃墟になった都市?
だとしたら建物の様子は? 道路の状態は?
無数の死体の様子は? 
少女を狙う存在とは?

主人公を動かしながら、そういう部分を描写していかないと小説にもシナリオにもならない。
アクションの書き方も下手。
659名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 16:33:18
>>657
どの辺に入れるのが良いですかね
強制退国が出てきてるのは最後ですが最後にまたそのことを書くのもなんですよね?
660「酷評」が2つあったので:2007/09/02(日) 16:49:02
隣の部屋から女の声が聞こえる。
声は少しずつ大きくなり、何かを懇願している。
もう少し音量を下げればいいのにと彼は思う。
女の声は昂揚し、これから起こる身体の変化を露骨な言葉で絶叫する。
不意に家具の脚が床を叩き、男の低い呻き声がしたあと、箱の中の薄い紙を乱暴に引き抜く音が5回した。
彼は今日は止めようと思った。明日はもう少し早い時間に。

大学受験に失敗したのは5年前のことだった。
放心状態のまま半年が過ぎたあと、父親のコネで役所の清掃局に就職し、独身寮に入った。
自涜は今でも毎日することを心掛けている。
高校生のとき、テレビの深夜番組で、東大に現役合格した学生の多くは、受験勉強中、1日2回以上の自涜経験があるとするアンケート結果を知り、彼はそれを実行しようとした。
2回まではできたが、続かなかった。
ある晩、炬燵の上に脚を広げた女の性器に付着した大量の精液の写ったページを広げながら炬燵布団の中に手を入れているところを襖を開けた妹に見られた。
妹は炬燵の上から彼の腕の行方に視線を移して襖を閉めた。
「兄ちゃんが入ってると臭い」
妹は彼が炬燵に入っているときは入りたがらなくなった。
1日2回以上の自涜が続かなかったのはそのせいではなかったかもしれないが、できないのは頭が悪いからだと思い始め、結局、受験したすべての大学は不合格に終わった。
今でも彼の日課は、自涜である。

この街に住む男や女が他の生ゴミと一緒に出した精液や膣分泌液を拭い取って丸められたティッシュペーパーの入った生ゴミ収集袋を、週2回、彼は運搬車に放り込む。
運転するのは隣の部屋に棲む27歳の熊本だ。
熊本の被っている帽子の下には、毛根のない頭頂部と疎らにしか生えていない毛髪のある側頭部を有する頭蓋骨が隠れている。
顔は青白く肉厚で眉と髭が濃い。自涜常習者に見える。隣の部屋からは毎日同じAV女優の声と乱暴にティッシュペーパーを引き抜く音が一晩に何度も繰り返し聞こえてくることがある。
彼と熊本はほとんど口を利かない。

雨上がりの朝、彼の部屋のドアが叩かれた。
寮長は熊本が首を吊ったことを告げた。
揺れる絞死体からは精液の匂いがしたという・・・
661名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 17:24:13
>>659
最後に書いても別にいいのでは?
自分の中で一大事だと思うのなら、最後といわず、途中を削ってもメインで書くべきだし。
少なくとも、もし私が国外で強制退去の目にあったら強烈な体験だし、それをメインに書くけどなぁ・・
貴方がたった一行でさらっと流してるのが不思議に思えたんです。
662アメリカンジョーク??:2007/09/02(日) 18:37:49
 怒りにかられた俺は奴に言ってやったんだ、
お前の母ちゃんはゆるゆるだったよって。
そしたら奴、顔真っ赤にしてこう言ったんだ。
「ヘイ、ユー、ゆるゆるなのはユーのファザーだよ、ベイビー」
すかさず俺はこう返した。
「you、ルー、you、ルー」
なにが言いたいかって?
本当のゆるゆるは大柴ってことさ。
663名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 19:32:26
>>661
強制退国っていってもそんな実感はなく旅行会社さんがほとんどやってくれたし

逆にもうひとりそうなった子がいたんだけどその子とその事で仲良くなれたからそんなやばいって思いはしなかったんだけど

664名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 19:36:34
 土煙が視界を遮る中、私は小さな集落での略奪任務に集中していた。すっかり荒れ果てた土壌に住む輩にも多少の財産はある。
 略奪は勝利者の権利であり、戦乱の時代において古今東西変わる事の無い当然の行為だと長年感じている。
 金と食糧と処女。行為も変わらなければ、それによって奪取される物も変わる事は無い。
 巨大たる城壁を打ち砕く大鉄槌。白昼光に応える刄。滴る返り血。
 これが現代の戦争。
 頬に付着する乾いた血痕が涙に道を譲り、細い線を成す。
 不快な程、冷たい。
 目前に在る人間だった物体は流れ出た鮮血に浸り、首だけがマリオネットの如く異様な方向に転がっている。
「まぁ初めて人を殺したなら無理ないさ。気にすんなよ」
 ポンと肩に重みが伝わる。 相変わらず馴れ馴れしい牢人だ。
「何の事?」
「お前さん、泣いてんぜ。少年兵なら尚更辛いか……」
 馬鹿明るい髭面が優しく微笑む。薄汚い顔だが、何処か気品が隠れている様にも見える。
「泣いていない。それに」
「それに?」
 殺しは慣れて……。
「おっと、じゃあ俺は行くぜ」
 牢人はそう言い残すと、少女が犯されているのを見学に行ってしまった。
665名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 19:46:57
>>660
冒頭シーンの部屋の描写が足りない。
冒頭から数行でカットバックというのはNG。
外部視点なのに主人公の人物描写がない。
全体的に説明で終わっていて小説の形になっていない。

主人公を動かしながらストーリーを進めるようにしたほうがいい。
666名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 19:59:34
>>664
書き手本人以外には理解不能だと思う。

まず略奪任務の具体的な描写がない。
時代も場所もよくわからない状態で
>巨大たる城壁を打ち砕く大鉄槌。白昼光に応える刄。滴る返り血。
>これが現代の戦争。
これだけではなにがなんだか。
人物描写も弱い。

何の説明もなく主人公が人を殺してどうこうという件も唐突。
略奪任務が戦闘ということらしいので、もっと具体的に戦闘行動を描いて
主人公がどういう風に行動したのかを書かないと話にならない。
667名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 20:10:26
残飯は話にならないwww
668吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 20:14:56
ラノベはうんざりだ。
669名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 20:41:24
>>664
>すっかり荒れ果てた土壌に住む輩にも
「土地」だろう。農業の話でもなさそうだし。

>巨大たる城壁
間違い。「巨大な」

>白昼光に応える刄。滴る返り血。
>これが現代の戦争。
とても「現代」とは思えないのだが。

>当然の行為だと長年感じている。
ここで「長年」といっておきながら、
>少年兵なら尚更辛いか……」
少年兵かよ!

>牢人はそう言い残すと、少女が犯されているのを見学に行ってしまった。
「少女が犯されているのを見学に行っ」たことが、この流れでこの場で、なぜ「私」にわかるのか。
こういうのを視点の混乱という。
「見学」もひどい。せめて「見物」くらいにせよ。
670名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 21:33:16
>>665 馬鹿のひとつ覚え。おまえには面白い小説は書けないだろうな。
671名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 21:50:59
>>649
過去に春での出来事がいくつかあるので、時制をわかりやすくするための目安としてです。
ですが、649様のおっしゃるとおり、彼女が死ぬわけではないので桜は満開でもいいかもしれませんね。
なるほど、参考になりました。
桜の成長速度をよく調べたうえで、考えていきたいと思います。
672梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/02(日) 21:56:10
>>579-581
すっかり遅レスで済みません。
感想(1/2)
 ガキが好みそうな洒落た上っ面だけの詩云々、読む方が恥ずかしくなるような
気取った自分語り云々。などと言われる恐れがあり、恥ずかしくて他人にはとても
勧められない。
 だが、男という生き物はロマンチストなのだ。梨屋は独りでこっそりと楽しみたい。
 過剰な装飾にたよらない、平易で緩やかなリズムを持つ文体は、流し読みの一読目
でも心地いい。しっとりと落ち着いた女性にぜひ朗読してもらいたいものだ。
 では内容に入ろう。話の筋は、一つ、女性がマニキュアを塗りながら不倫相手
の既婚男性を部屋で待つ。二つ、既婚男性の妻に自分の存在を知らせようとする。
三つ、既婚男性との関係を想う。この三つの中で文章の大半を占めるのは、
三つ目の語りである。
 そして、この三つの混じり具合がすばらしい。三つ目の語りの内容は初読時には
あまり頭に入らなかったが、台詞や行動描写が適度な間隔で入り、飽きずに言葉を
楽しみながら読み進められた。結果、マニキュアを塗りながら不倫相手の既婚男性
を部屋で待つ、行動描写だけが頭に残っていくのだが、最後でマニキュアの跡を残
そうとする意図が明確に示されたのがすばらしい。
 マニキュアを塗ることが伏線だったこと、なぜ"私"が男性との関係を振り返って
いたのかの気づき、そして結末が語られないこと、これらの豊かな余韻が生まれ、
読後感が高い。
 読み返してみると、独白の出だし「十代の無鉄砲さを、私は取り戻し始めていた。」
から企てられていたことがわかり、驚きを味わえる。章の大半を占める独白にも
かかわらず、"私"が語るのは、彼は私をどう考えているのかばかりで、
結局、"私"は彼をどう思っているのか、なぜ関係崩壊を望んだのか、
「私は、心から、彼をあいしているらしい。」の一文を除いて、ほとんど伏せられて
いることに注目したい。
 饒舌な言葉で示されない"私"の行動の裏にある想いは、読者に任せられ、読み
返しても飽きのこない奥行きを与えている。
673名無し物書き@推敲中?:2007/09/02(日) 21:58:39
>>579-581
感想(2/2)

 無主張故の題材選択の軽さ感、空行の多さ、縦書きには相応しくない改行位置
(縦書きにしてみた)、「何かを強く求めたり、或いは〜まるで縁がない。」の初めに
現れる「関係」とそれに続く文が全体から孤立している気がするとか、
「結論づけたらしかった。」がどうにも調子外れ。
 こうした些細な気になる点はあるが、何かおかしな所はないか? と、細かく
追っていると、気が付いたら作品を読みこんでしまうという状況で、批評もなにも
あったものではない。
 最後に、これ単独の短編でも良いのですが、できることなら、十分に感情移入して、
語りが抑制されて展開された話の終章としてこれを読んでみたい。そんな話があるの
なら、手元に置いておきたいと思うわけです。まぁこれは好みなんで、そういう
人間もいるということで。
 梨屋はろくに小説読んでないので、既存の作家と比較してといった論じ方ができ
ないのですが、ほのめかしが徹底されて効果を出している作品で、センス的な偶然
にしろ、周到に図られた練りの結果にしろ、良い物を読ませてもらいました。


まぁなんだか長くなりましてすみません。以上ですが、
まともに距離を置いて読めてないので、参考にはしないでください。
6741/3:2007/09/03(月) 01:28:49
 その日、高杉広実と出会ったのは偶然だった。久しぶりの休日なのでたまには自分で昼食でも作ろうか、
と思って冷蔵庫を開けた私は、中にはビールとつまみばかりという惨状を認めると一瞬でそんな気持ちを
失って、結局近くのファミレスに行くことにした。そしてウェイトレスに連れられて空いている喫煙席へと
向かっている時、ちらりと向こうの禁煙席に座っている制服姿の学生が目に入ったのだ。
 私はウェイトレスに一言伝えて席の案内を取り消すと、まっすぐ禁煙席の方向へと歩きだした。
「やあ、ヒロザネくん」
 私が気さくに話しかけたのにもかかわらず、高杉は顔を本からこちらへ向けると、眉間にしわを寄せて
睨んできた。心なしか、殺気というやつも含まれているのだが気のせいか? 私は苦笑をしながら高杉の
対席に滑り込んだ。
「いやあ、それにしても奇遇だね」
 私はにこにこと笑顔を浮かべる。のだが、依然として高杉はこちらを睨み続ける。ふむ、こういう人物の
相手は難しいものだ。微塵も好意を持ってくれない。
 私は改めて高杉の様子を眺めた。テーブルの端にドリンクのコップがある。これはドリンクバーのものだ。
そして手には一冊の本。かなり分厚い。私にはとうてい読めそうにもない。
 で、あるのはそれだけだった。まあ、なんとなく分かったがあえて訊いてみる。
「きみも昼食かい、ヒロザネくん?」
「まず言っておきますが」
 そこでやっと高杉は初めて口を開いた。眉間に指を当てて、迷惑げな面持ちで。
「大原さん、その呼び方は止めてもらえますか? 苗字で呼んでください、苗字で」
「うん? いい名前じゃないか?」
「…………」
 うお、殺気百パーセントの視線で睨まれた。これはさすがにヤバそうなので、私は肩をすくめて苦笑して謝った。
675名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 01:29:22
「ごめんごめん。悪かったよ高杉くん」
「……それとですね」
 高杉は一度大きなため息をつくと、勘弁してくれというような口調で言った。
「いきなり他人の座っているところに来ないでいただけますか?」
 私はうろたえた。何よりもショックな言葉が発せられたのだ。私は震える声でなんとか口を開いた。
「な、なんだって? わ、私が他人? きみとはイロイロした関係じゃな――」
 突然高杉は立ち上がり、身体をテーブルに乗り出して私の口を無理やりに塞いだ。むがむがともがいていたが、
このままだとずっと離してくれそうにないので、おとなしく口を閉じるとその手は離れていった。見ると、額に汗を
にじませて息を荒くしている高杉がいた。
「いい加減、あなたを訴えたく思うのですが」
「ほほう、それも愛の表現方法の一つかな?」
「あなたが相当な変人だとは分かっていましたが、本当に勘弁願います……」
 本当に泣きそうな顔をしていた。さすがに私もそこまでSではないので、ここらへんで許してやるとしよう。私は
笑いながら「それにしても」と腕組みをした。
「いったいドリンクバーで何時間粘っているんだい?」
「四時間ですが」
 あっさりととんでもない時間を答えてくれた。うーん、こういうところが普通の人とは外れていて恐ろしい。喫茶店で
コーヒー一杯で、というのはよく聞くんだがなぁ。
「……それはものすごく店側に迷惑な話で。きみはネットカフェ難民ならぬファミレス難民か?」
「べつに飲み物一つでも客は客じゃないですか」
 まあそれはそうなんだが。私はなかなか思いやりのない制服姿の高校生を見つめた。短い髪に、神経質そうな切れ目。
形のよい顔に柳眉、とこれだけならかなりモテそうである。なのだが性格がアレなだけに、それはありえないが。
 私はメニューを手に取りどれを頼もうかと悩んでいたが、ふと高杉を見ると、もう諦めたのか私などいないかのように
読書にふけっている。ここは友好度アップさせておこう、ということで私は話題を振った。
6763/3:2007/09/03(月) 01:31:31
「何を読んでいるんだい?」
「…………」
 無視で来たか、いい根性をしている。私はにやりと笑って次の話題を繰り出す。
「ところで高杉くん、きみは恋をしているかね?」
「…………」
 おお、どうやら徹底的に私を蔑するつもりのようだ。高杉は何も答えずドリンクを飲もうとする。口に含んだ瞬間を
見計らって、私は次なる攻撃を仕掛けることにした。
「そういえば、朝倉くんがきみのことを好きだということだが、きみはいかに?」
 口から噴出したオレンジジュースがテーブルにぶちまけられた。ゲホゲホと高杉は苦しそうに咳き込んでいる。私はにこにこと笑った。
「いいリアクションだね」
「…………くだらない冗談ばかり言うあなたにはうんざりです」
 高杉は紙ナプキンでジュースをふき取りながら私を睨んでくる。私は苦笑した。
--------
酷評お願いします。
677名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 01:46:54
>>674
>制服姿の学生が目に入ったのだ。

というので、大学生かと思っていたら、高校生なの?
高校生は学生ではありません。生徒です。

「制服姿の生徒が目に入ったのだ」では不自然ならば、
「制服姿が目に入ったのだ」とかにすればよい。
678676:2007/09/03(月) 02:24:17
>>677
げ、本当だ……。
見直し不足でした、すみません。
679名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 02:29:07
>>674-676
まず、全体として何が言いたいのか分からない。
主人公である「私」が、どういう人間なのかも分からない。
高杉についても、高校生らしいという事以外は不明。
「私」と高杉との関係についても同様。
なので読み進めていっても「???」な印象しか受けない。
仮にわざと情報を伏せているにしても、文章力がないから全く引き込まれない。

文章そのものもいちいち大仰で、言葉の選び方が悪い箇所が目立つ。
>ビールとつまみばかりという惨状を認めると
↑これなんかその典型。

二人のやりとりもセリフ回しも不自然きわまりない。
>「な、なんだって? わ、私が他人? きみとはイロイロした関係じゃな――」
>突然高杉は立ち上がり、身体をテーブルに乗り出して私の口を無理やりに塞いだ
二人の共通の職場とかならまだ分かるが、ファミレスでこんな展開になるか?
オーバーも甚だしい。
>「いきなり他人の座っているところに来ないでいただけますか?」
>「いい加減、あなたを訴えたく思うのですが」
>「あなたが相当な変人だとは分かっていましたが、本当に勘弁願います……」
>「…………くだらない冗談ばかり言うあなたにはうんざりです」
高校生とは思えない言い回し。
こちらにしてみれば、高杉の方がよほど変人。

地の文にしても、リズムもつなぎ方も悪いので、読んでてだらける。
「……」の多用から察しても、ラノベに大きな影響を受けていると思われるが、
もっと普通の小説を読んだり音読したりして、勉強する必要ありと見た。
680676:2007/09/03(月) 02:42:22
>>679
話の途中までであるということを説明していませんでした。失礼。
話は簡単な叙述ネタのものです。高杉くんは女子生徒。
なので、キャラに関する説明がないのは意図的です。

文章のほうですが、なるほどたしかにオーバーになってしまっています。
ただ、それを控えめにするとどうも地味に……。ここら辺をどううまく書くかですね。
やはりもっと読んで書いて力を付けるしかありませんか。
681679:2007/09/03(月) 02:52:18
>>680
傷口に塩をすりこむようで悪いけど
>話の途中までであるということを説明していませんでした。失礼。
いや、話の途中までっていうのは分かるんですよ。
でも俺が言う「全体として何が言いたいのか分からない」っていうのは、この
場合、あなたの文章力の問題だから。
その辺勘違いしちゃダメよ。

あと、基本的には即レスも厳禁。テンプレを読むようにね。
682名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 05:46:07
>>674-676
>>680
叙述トリックを仕掛けるならばなおさら人物描写が必要なんだけど。
描写でもって誤誘導するってことね。
作品としては主人公が何者なのかもわからないし、相手の高杉の描写もない。
キャラが立ってないから心理描写もセリフのやり取りも面白くない。

>突然高杉は立ち上がり、身体をテーブルに乗り出して私の口を無理やりに塞いだ。むがむがともがいていたが、
>このままだとずっと離してくれそうにないので、おとなしく口を閉じるとその手は離れていった。見ると、額に汗を
>にじませて息を荒くしている高杉がいた。

「つけたタバコは消せって」言われるけど、高杉が立ち上がってテーブル越しに口を押さえたとして
その後どうなったのか。説明がなければ立ったままになる。椅子に座ったのならそういう説明が必要。
683名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 06:22:48
夏の間鳴り響いた蝉の声もやみ、気づけばもう季節は秋の空が広がる。
アパートで過ごす夜の時間もひところと違って涼しい。
寝苦しい夜も少なくなり、嬉しいはずなのだけれど、何しろ、季節の変わり目というのは物悲しい。
それは毎年のことであって、今さら、いちいち感じることではない。
ただ、常日頃人と接していない生活を送っている反動か、
時間の流れには却って敏感になってしまう。
斉藤は、一人暮らしのアパートの床で、そんな風に物想いに耽っていた。
大学に入学したのは、もう遥か昔のことのように感じられるほど、時間の経つのは早く、残酷だった。
斉藤が通う私立の大学は、名門とは程遠く、多くの人が滑りとめにするような中規模の大学である。
ただ、入りやすい偏差値の割には、就職実績もよく、
様々な設備も充実しているという評判の、よくありがちな私立大学だった。
684名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 07:42:30
>>679
>まず、全体として何が言いたいのか分からない。

こんな冒頭で何が言いたいか分かるわけねえだろ。
おまえこそもっと小説読めよバーカw
685685:2007/09/03(月) 07:45:59
よろしくお願いします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 私は地元の大学の福祉学科を卒業して、精神保健福祉士の資格を取得しました。そして、地方公務員採用試験に合格して、地元の県が運営する公立の精神科デイケアで働くことになりました。
大病院は自前でデイケアを運営していますが、中小のクリニックや地元の国立大学付属病院では自前でデイケアを運営することが出来ません。
ですから、それらのクリニックの患者を受け入れる私の職場のような県が運営するデイケアが必要なのです。

 私はもともと技術者を志し、私の通った進学校では理系を選択しました。しかし、選択した物理の中間考査の成績はたったの5点でした。
教師は頭を抱えたのでしょうか、私は彼に呼び出され、お叱りを受けることになりました。
この成績では到底技術者にはなりえないと自覚させられ、やむなく文系の大学へ進学し、縁があって精神保健福祉士となった次第です。

 デイケア課に配属された最初は、福祉に携わる者としての使命感に燃えていました。
精神病患者や人格障害者は世間からのいわれのない偏見や迫害を受けています。彼らの社会復帰や病気の治癒への道筋を立てるのをサポートするのが私たちの仕事であると考えていました。
待遇は決して良くはありませんが、やりがいはあると思い、この仕事に就くことを誇りにさえ思いました。
精神を患ったメンバーさん達に大いに同情し、共感し、精一杯支えようと努力しました。しかし、仕事を続けるうちに、いわれのない偏見から守る立場から、彼らに偏見を持つ立場に入れ替わってしまったのです。
686685:2007/09/03(月) 07:47:44
 私が担当することになったメンバーは6人です。殆どが統合失調症の患者さんで、あまり言いたくはないのですが大抵は地元では悪名の高い底辺高校を卒業された方が多いです。
もしかして高校の偏差値が低いと精神の病気になりやすいのでしょうか? 統合失調症患者の遺伝に関する研究は数多く存在しますが、学歴と病気の関係の相関関係も知りたいものです。
 そのメンバーさんの中で、デイケアのなかで数少ない、地元の有名進学校を卒業し、早稲田大学に進学された方がいらっしゃいました。彼は良く本を読む方でした。
私は彼に話しかけると、彼は本から顔を私に向けました。彼が精読していた本には英語で「The Catcher In The Rye」と書かれていました。古い野崎考訳でしょうか、それとも最新の村上春樹訳なのでしょうか、と考えました。
彼は精神の病気で病んでいるからでしょうか、その顔には感情がなく、目は死んでいました。
 その顔はジャニーズ系で、整った顔立ちをしていました。その学歴とその顔を持っている彼は、病気でさえなければ女性にかなり人気があっただろうにと思うと、少し勿体なく思いました。正直、私の好みの顔です。
たとえ魚が死んだような目と能面のような愛想のない無表情な表情であっても、その端正な顔立ちは女心をくすぐられてしまいます。
私たちスタッフとメンバーさんとの恋愛は、学校における教師と生徒の関係のように固く禁じられていますので、私は邪念を捨て何も考えないようにしました。
687685:2007/09/03(月) 07:50:06
 私は彼に「『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいるのですか?」と愛想良く尋ねました。彼は寡黙なのか、低い声で「はい」とだけ答えました。
開かれたページを見ると、横書きのアルファベットの文字列が並んでいました。彼は英語で書かれていた原書を読んでいたのでした。「もしかして英文ですか?」と私は尋ねました。
もしかして英語が得意なのでしょうか? 彼は「TOEICは900点でした」と先回りをするかのような回答をしました。
私は大げさに、しかし本心から「それはすごいですね!!」と驚いて見せました。この仕事にはメンバーさんに対する愛想と社交性がとても必要なのです。精神を病んだ方は根が暗い方が多いので場の空気を盛り上げることが必要なのです。
 彼は私の言葉に特に反応せず、視線を本に戻しました。少し自閉的なようです。確か医師の診断書には「統合失調症で自閉の傾向有り」と書かれていたのを思い出しました。
精神の病気が彼の心を閉ざし社交性も失わせたのでしょう。そういった経緯を思い出し、彼のつれない態度に対し私は特に気にせずその場から立ち去りました。
688名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 07:51:42
>精神の病気が彼の心を閉ざし社交性も失わせたのでしょう。


残飯は精神病患者で犯罪人
 
 
689名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 07:56:03
>>683
>斉藤が通う私立の大学は、名門とは程遠く、多くの人が滑りとめにするような中規模の大学である。

こんな短い一文のなかで『大学』が重複している……
こういうの読むと、もう少し見直せばいいのにっていつも思う
もはや酷評以前の出来
690名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 08:04:13
残飯の顔は酷評以前の人権問題
 
 
691名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 12:06:24
>>684
なんという低レベルな反応だろう。
読み間違えているし、品格もない。
692名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 12:43:26
>>691 ケンカは別のスレでやれよハゲ
693名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 12:45:21
>>691 2ちゃんに品格を求めるなよクズ
694名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 13:04:50
>>683
>大学に入学したのは、もう遥か昔のことのように感じられるほど、時間の経つのは早く、残酷だった。
どこが残酷なの?
こういう表現を使うならば、主人公が残酷に感じている部分を描写しないと。

冒頭で主人公が物思いに耽ってるというのは初心者がやりがちなことだけど、冒頭シーンではNG
主人公を動かしながら、考えさせたほうがいい。
この場合だと、主人公が部屋の掃除をしながらとかね。
荷物を整理しながら、時間が流れるのは早いな〜とか、別れがあったな〜とか具体例をあげて
時の流れは残酷だなと思わせたほうがいい。
695名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 13:10:16
  
  
            恋 愛 ? そ れ は い く ら で 売 っ て る ん だ ? 
















ぶははは!クッサイクッサイ 
いも残p@あん
696名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 13:38:07
>>691
クズにクズ呼ばわりされるクズ
697名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 14:27:52
>>649
>冒頭で主人公が物思いに耽ってるというのは初心者がやりがちなことだけど

何様のつもりだよw おまえだって初心者だろうがw
698名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 14:31:26
残飯は自称若手天才作家www
 
 
699名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 15:56:45
いまさらですが、90の二回の「つながらない」は、
なにが繋がらないのでしょうか? 繋がっていないとは思えません。
説明してください。納得できません。
700579-581:2007/09/03(月) 16:55:22
>>672
感想ありがとう。心から。

私の書くものは結局マスターベーションで、それを自覚している。最初の数行で思いきり見破られていて、思わず赤面した。最初の数行、それが一般的な読みだと思う。
内面描写の一人善がりっぷりを改めて自覚した。色々模索したい。

自分の書いたものを読み込んで解釈してもらうこと自体、生まれて初めての経験で、単純に嬉しかった。
そして、書きたかった事を読み取ってくれた。自分の文章が他人の理解を得られるものなのか不安だったので、一つの経験として、貴方の感想が自分に蓄積された。くどくど書くのは結局、理解されないのが怖いからなので、もう少し言葉を削って書けるようになりそうだ。

この話を長編に直して、習作として今度は身近な人に読んで貰おうかと思う。
恥ずかしがりやの自分が2ちゃんに書けたのはやはり匿名掲示板だったから。
貴方の言葉で、理解されない恐怖心が少し拭えた。
今度は学生時代の恩師の所にでも持ち込んで、一度ボロクソに言われて来ようと思う。


最後にもう一度。
読んでくれてありがとう。
大事な時間を割いて、感想をくれてありがとう。
701名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 17:19:47
>>699
>ミナカタを見つめると、近くに咲いた大きな百合が、まるで似合っていない事に気づいた。

文の構成が、ちぐはぐという意味では? 何回か読むと景色が浮かぶけれど、
一読しただけではナニを言ってるんだろうと思ってしまう。
【見つめる】がミナカタと百合にかかっているので、何に対して【似合ってない】のかが曖昧だと思う。

例えば、

>顔を上げると、大きな百合のそばに立つミナカタの姿が、目に飛び込んできた。
 並べて見るにつけ、彼には似合わない花だと感じた。

のように2文に分けるとスッキリするのではないかと。
素人の拙い意見で申し訳ない。
702吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 17:37:07
>>84 >>699
初めて読んだけどどう見てもちぐはぐだよw
一節と一節の繋がりが悪すぎる。
こんな度し難いものを晒しておきながら「納得いかない」だとか、図々しいにも程がある。
単純に能力不足に他ならない。
書く能力及び見る能力の不足。
上の方でも的を射た評を受けているじゃないか、何が不満で再び差し出てきたのか。
まともな小説を読んで出直していただきたいね。
703名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 17:44:43
>>699
納得できなければ無視すればいいだけ。
議論して納得したければ金払ってスクールにでもいけ。
704名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 18:11:02
>>699
上のほうの解説
>恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぶつりと【摘んだ。】
>【花は争わない】けれど、それは手段が無いからだ。非暴力抵抗は美しいが脆い。

ここは論理の捩れね。
どういう状態でも花が人間と敵対することはないというのが前提。
主人公もそれを知っているから、何気なく花をつんだわけだ。
だがこの文章の二行目は、
抵抗する「手段があれば」、花は人間に敵対する、抵抗するという意味になる。
整理すると
<どんな状態でも花が抵抗することはありえないから、なんとなく花を摘んだ。
<でも状況によって花も抵抗するはずだ。←論理的矛盾
<非暴力抵抗は美しいが脆い。

これだと論理的におかしい。リライトするならばこんな感じ。

・恭子はなんとなく、手元にあったオレンジ色のガーベラをぷつりと摘んだ。
 抗う手段を持たない花は、非暴力主義に似て、美しいが脆い。

抵抗しないから摘んだ→花は抵抗する手段をもたない→それゆえに美しい。
これなら筋が通るということ。
705名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 19:57:50
>>689>>694
アドバイス本当にありがとうございます。
大変参考になりました。
これからもっともっと勉強していきます!
706名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 20:45:58
>>701
そうでしたか、オレはすぐに意味がわかったので、
なにがおかしいのかがわかりませんでした。

>>702
オレは別人です。
それに悪い文ではないと思いますよ。

>>704
なるほど、よくわかりました。
わざわざ説明ありがとう。
707吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 21:00:35
オレは別人ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
708名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 21:36:36
おれは変人です
709名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 23:47:59
お前らは空也に負けてるだろ。
ためしに晒してみろよ。自分の文章を
710名無し物書き@推敲中?:2007/09/03(月) 23:52:50
>>709
書店でお買い求めください。
今月号の文藝春秋にも載っています。
711名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 00:35:01
>>710
誰だよ。
712名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 01:08:46
>>710
誰か言わずに、そんなことを言っても無意味。
言えないだろうけど。妄想ですか。
713吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 01:44:27
買って読むほどの文章じゃないんだから。
そんなに>>710をいじめてやるな。
714名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 04:15:05
そもそも買える訳がない。>>710の文章なんて売ってないんだから
全部>>710の妄想、作り話
715名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 04:18:58
一人で盛りあげてるか
愛情乞食残飯 
 
716名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 10:55:00
空也に負けたお前ら
717名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 11:14:39
 牢獄のようなこの部屋で、文章を打ち込んでいる。ディスプレイの青白い光は俺
の顔をどう照らしているのだろう。ハエがいる。羽音をたてて俺の思考を阻害してい
る。
 キーボードを止めて思考を止めれば、ハエがわずらわしいと感じないのかもしれな
い。ベッドに突っ伏した。
 それでも思考は止まらない。
 何も考えないのは逆に難しく、ラジカセの音をゼロにしてもスピーカーからサーッとい
う音が漏れるのと同じように、考えるのをやめても思考のノイズが頭の中で鳴る。
 羽音が不快だ。
 ハエは天井で俺を見下ろすようにとまった。汚い部屋だなあとか、汚らしい男だな
あ、とかそういうことを思っているのだろうか。だがハエのほうがよっぽど不潔だ。ぶっ殺
す。手元のティッシュ箱を投げつけたらハエにあたった。殺すつもりではいたが、あたる
とは思っていなかった。
 ハエはそのままティッシュ箱と一緒にカーペットに墜落した。ティッシュのバーコードが印
刷されているところに汚らしいハエの体液がこびりついた。一枚のティッシュを取り出し
て、ハエをつまみ手の中で不快な感触を確かめる。気持ち悪い。ハエを包んだティッ
シュで箱の汚れもふき取った。
 ゴミ箱の中には黄ばんで丸まったティッシュの塊が山と盛られており、一番上の塊は
今朝捨てたもので、精液の匂いがする。ティッシュの山にハエの死骸を捨てた。精液
の染みこんだ、生の象徴の中に死骸が包まれる。
 いや、ティッシュの中にあったのは数億もの命の素であり、今はただのタンパク質なの
だから何の例えにもなっていないのかもしれない。生も死もない。俺はただゴミ箱の中
にゴミを捨てただけだ。
 ハエを殺してもテキストを打ち込む速度に変わりは無かった。締め切りも字数制限
もないのだからそれでも構わない。パソコンのカーソルが次に打ち込まれる文字を待
ち構えるように点滅しているが、キーボードに置かれた指はぴくりとも動かないので、俺
はまたベッドに突っ伏した。


他スレで書き散らしものです。酷評よろしくおねがいします。
718名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 15:29:20
>>717
基本的な描写ができていないからブツ切れ。
まず、主人公がどういう状態でパソコンをやっていたのかがわからない。
パソコンデスクなのか、座卓なのか、部屋の状況もわからない。
それでいて、突然ベッドに突っ伏すというのは唐突。

>キーボードを止めて思考を止めれば、ハエがわずらわしいと感じないのかもしれな
>い。ベッドに突っ伏した。

それでまた何の説明もなく
>ハエを殺してもテキストを打ち込む速度に変わりは無かった。
とパソコンの前に復帰して

何の説明もなく
>キーボードに置かれた指はぴくりとも動かないので、俺
>はまたベッドに突っ伏した。
またこれ。

もう少し、情景描写、行動描写に気を配ったほうがいい。
719名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 16:07:10
>>717 描写、情景を増やしてみた。参考になるだろうか。

 薄暗い部屋で、俺は一人パソコンに向かい、単調に文章を打ち込んでいる。
 朝も昼も夜もずっと缶詰状態だと、牢獄のようにさえ感じてくる。
 デスク上のディスプレイは、俺の顔をどう照らしているのだろう。
 さしずめ青白く染まり、死に掛けた囚人といったところか。
 ――ハエがいる。
 周囲を飛び周り、羽音をたてて、俺の思考を阻害してくる。
 キーボードを打つ手を止めて思考を中断すれば、ハエがわずらわしいと感じないのかもしれない。
 無の境地というやつだ。
 俺はデスクから離れ、ベッドに突っ伏してみた。しかし、それでも脳裏を巡る思考は止まらない。
 論文の期日やテーマが頭にちらつく。
 人間誰しも、何も考えないのは逆に難しく、俺もまた、思考のノイズが頭の中で鳴り響く。
 それはまるで、ラジカセの音をゼロにしても、スピーカーからサーッという音が漏れるのと同じように――。
 ……羽音が不快だ。
720名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 16:10:40
>締め切りも字数制限もない
ごめん(´・ω・`)
721名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 17:10:47
>>719 すげえ下手。小説になってない。
722名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 17:54:53
>>721
じゃあ、お前が手本見せてみろ
723名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 17:55:42
>>717
>>719
この短さだと、作品自体の評価がヲチかあるいは場面描写に大きくウェイトが偏ってしまう。
そういう構成は悪くないと思うんだが、どうもその二点が作品を成立させるだけの強さが無いと思うんだ。

多分、ハエが死んで死骸がティシュの上に〜って下りが一番書きたかった場面なのかなと思うんだが、
読者の目を止める為にもちょっと捻った表現をいれるとか、
ハエが死んだ辺りから男の視点からじゃない視点、例え客観的(?)に書くとか。
そういう「ここが魅せたい!」みたいなこだわりがもっと露骨に書いたらどうだろう。

全体的にだらっと読めてしまって印象に残らなかった、個人的な感想でスマン。
この文章にこだわりがあるならそのままでもいいと思う、こういう文章が好きな人もいるんじゃないかって思うし。
724名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 18:00:57
志賀直也
725名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 18:16:43
スレ違いかもしれなくて申し訳ない。文章の良い悪いを言っているわけではないし、
必要ならばこのような描写も必要だということは重々承知しているがあえていいたい

このような、不愉快な描写が行われている作品が多々あるが、最後まで読み進んでも
あえてこのような汚らしい世界を描写する必要があるのか疑問なのだ。

おそらく、その後この描写が生きてくることを想定してかいているものと思うが、個人的に
このような文章が始まると、その時点で放棄してしまうことが多い。純文学などで似たような
展開のものもありそうだが、これでひきつけられるのだろうか
726名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 18:22:22
>>717
>汚い部屋だなあとか、汚らしい男だなあ、とか
>汚らしいハエの体液

表現がかぶり過ぎ。 部屋や男は
「薄汚れた」、「小汚い」、「むさ苦しい」、「臭そうな」、等の形容もできる。
ついでに冒頭のほうで、部屋や男が汚らしいことを示す描写をチラッと出しておいたらどうか。
キーボードが手垢で変色してるとか、ディスプレイが煙草のヤニで黄ばんでるとか。

>一枚のティッシュを取り出して
英文の直訳っぽいので「ティッシュを一枚取り出して」が自然でしょう。
727名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 18:29:35
>>725
まぁ、不快感快感は個人の問題だから。
みんな同じ不快感快感を持ってるわけじゃないよ。当たり前だけど。
728名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 18:55:05
>>725
言いたいことはよくわかる。
同意。
729梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/04(火) 18:59:50
>>685-687
難しいっすね。これ。この文章がどう使われるのかで
評価が大幅に変わります。わざとか素か、という話ですが。
後者なら大幅な直しが必要だと梨屋としては思います。
どちらにしてもよくキャラクターを感じ取れる文章です。

このノリでどこまで読者に我慢させられるか、
これが腕の見せ所ではないかと。

すみません、何の役にも立てない抽象的なコメントで。
730名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 22:30:38
>>727
といっても、ネガティブ系の文章を書かれて喜ぶのは少数派だしな。
それをあえてやるんなら、その少数派を狙っているのがわかるか、そうでなきゃ、
それなりの理由があると言わんと、なかなか受け入れられないわな。
731酷評お願いします1/2:2007/09/04(火) 22:39:06
「右手の小指からにしようか」
 真之介は右手の果物ナイフを真希の爪の間に差し込んだ。白桃を切るように、白い指へと銀色の異物は押し込まれていく。
 プツリという音がして、赤黒い液体がナイフを伝う。
 口に下着を突っ込まれた小指の持ち主である真希は、顎を上に向けて呻いた。
 板張りの床に頭を何度もぶつける音が響く。
「ほら、言うことを聞かないから、こんな風になるんだよ。小指が無くなっちゃうかもしれないけど、いいのかなぁ」
 真之介はおどけた調子で言う。
 真希は涙をためた目でちぎれそうなほど首を振った。小指が無くなってしまっては、まともな生活が送れなくなってしまう。こんな異常な状況におかれても、真希はなぜかそれだけを考える事は出来た。
 真之介はどこから持ち込んだかわからないガスマスクのようなモノを被っている。それ以外は何も身につけていない。全裸だった。陰茎は肥大している。
 セーラー服を着ている真希とは対照的だった。
 こんな男だなんて知らなかった。真希は目を見開いて真之介の行動を追う。
 三十階建ての瀟洒なマンションの二十八階。
「鉄人二十八号みたいでいいだろ」
 そんな風に真之介がエレベーターのボタンを押しながら言ったのを真希は覚えていた。鉄人二十八号の事を真希は知らない。
 黒で統一された家具に、白い壁紙、壁際にはひときわ大きなオーディオが置かれた部屋。
 オーディオからは訳の分からないノイズの様な曲が流れている。真希が何の曲と聞いた時に、真之介がスリップノットとだけ答えた。それが曲名なのか、演奏者の名前なのか真希にはよくわからなかった。
 薄紫色の携帯電話が真希の無傷の左手の方に転がっている。手を伸ばしても届きそうにない。
「こんな所に簡単に付いてくるからこういう事になるんだ。ママに教わらなかったかい?」
 それは怪しい人の時はもちろんそうだ。真希はそう思う。それでも怪しい人は見分けが付かない。生まれた時から東京に住んでいるのに、未だに分からなくて痛い目を見ている。
 今日のは特別危ないのかもしれない。真希は天井の間接照明の薄暗い光を見つめて瞬きをする。
732酷評お願いします2/2:2007/09/04(火) 22:42:53
 オーディオから怪しげな男のシャウトとギターの轟音が響く。部屋中を灰色の煙が低く流れている。部屋の隅の木製の古びた台の方から煙は流れ出していた。
真希は最初に部屋に入った時、インセンスだと思った。革張りのソファに座らされて、真之介が飲み物を作ると行って台所へ行ってから、どんどん体に力が入らなくなった。
「言うとおりにしていれば、きっと死んだりはしないよ」
 くぐもった声で真之介が真希に告げる。
 
 真希は学校をサボってネットカフェで漫画を読んでいた。格好いいな、そう思ったから、いつものように側に行って、チラチラと胸元を見せた。今日の下着はお気に入りのピンク。
 朝の気分がちょっとそんな感じだったから選んだ。最近サルってなかったからかもしれない。薄手のシャツにぴったりとしたパンツ姿の真之介はストレートの髪をかき上げながら、真希の事を誘ってきた。
「ドライブでも行かない」
 お金の稼ぎ方はもっぱら男からだった。真希の財布はそこら辺を歩く男達だった。ちょっと裸になって事を済ませば、数万円を手に入れられる商売だ。個人経営者だなんて。真希はうそぶいていたけれど。

 小指がズキズキと痛むのを真希は感じる。ネピアと書かれた箱からティッシュペーパーを取り出して真之介は真希の小指を包んだだけだった。ティッシュペーパーは真っ赤に染まっている。
 真之介の手に握られたナイフの刃が。真希のブラウスをを舐めるようにすると、刃を追うように生地は勝手に左右に分かれていった。モーゼの十戒ってこんな感じだったんだろうか。ブラジャーが露出されていくのを真希はそんな事を考えて人ごとのように眺めた。
「ピンク色好きなんだ?俺は嫌いだよ」
 真之介はそう言って真希のブラジャーを引きちぎった。肩と背中のホックの辺りで、ブラジャーは裂け、赤い痣を残し真希の体から離れていく。
「白い体に、乳首は要らない」
 全裸でしゃがみ込み、横たわっている真希の側の真之介は息苦しそうな声で言う。ガスマスクに覆われた真之介には表情は無い。
 怪しげな音楽に乗って体を左右に揺すっている。その度にペニスが左右にしなり反対側へ勢いよく振れる。棒のようでもあり、蛇のようでもあり、亀のようでもある。
 不思議なものだと真希は思う。体の奥を貫かれると快感が脳天まで走る。犯される感覚を思い出し、真希は目を閉じた。
733お願いします1/3:2007/09/04(火) 22:44:35
 ブラウザをリロードすると、液晶ディスプレイに若い女が現れた。
 焦点を失った両眼。首にかけられた工事用のロープ。首は骨が折れあらぬ方向を向
いている。だらりと垂れた舌からまだ少量の唾液が流れ、鬱血した頬を夕日が染めて
いる。
 首吊り死体だった。
 二十歳前半と思われる女の首吊り死体がWebの画面に浮かんでいる。
 その女の死顔を隆行は見つめた。
 携帯電話で写したと思われる画像は手ブレではっきりとしない部分もあったが、顔
立ちを間違えるほどではない。細面の輪郭とやや垂れ気味の両眼。左目の下に小さな
黒子がある。普通に生きていて笑っていれば、それなりの美人だ。だが、今は両眼は
大きく見開かれ、眼球が飛び出るかのようだった。生前の顔を知っていなければ、そ
う判断することは難しい。
 隆行はキーボードの上に手を置いた。
 殺風景な部屋の中にノートパソコンのファンと壊れかけたクーラーのモーターが響
ている。昼間の猛暑を吸った都心のコンクリートは夜になっても部屋の温度を下げず、
半開きにした窓から入る風もアスファルトの乾いた熱気を含んだままだった。ときお
りビルの間の街路樹で鳴く蝉の声が微かに届いて来る。
 手の甲に落ちた汗を合図に、隆行をキーボードを叩き始めた。
 『シュレディンガーよりマックスウェルへ』
 メーラー立ち上げて、隆行は題名にそう打ち込んだ。宛先にはN社の携帯電話のア
ドレスが自動設定されてある。
 『ラプラスのファイルが例のサイトにアップロードされた。場所は、S県Y山中。被
害者は――』
 『被害者』と書いたところで、隆行は一度手を止めた。自分の書いていることは正
しいのか。その思いが浮かぶ。だが、それもすぐに消えた。あいつは自殺をするよう
な女ではない。隆行がゆかりについて唯一知っている事実はそれだけだった。
 『被害者は、20代と思われる女一名。ただし、今回は自殺ではない。他殺だ。』
 隆行は書き終えてキーボードを叩くようにメールを送信した。
 ディスプレイでは、ゆかりが揺れていた。
734731-732:2007/09/04(火) 22:45:01
ネガティブな雰囲気で恐縮ですが、監禁されていく様子を書いてみました。
三人称で視点のブレが無いかどうか気になっています。
よろしくお願いします。
735お願いします2/3:2007/09/04(火) 22:46:18

   ○ 

 死因は他者による絞殺。凶器は首を吊っていたロープ。
 手書きの書類をコピーした検視結果にはそう書かれていた。
「読みが当たったってことか……」
 小さく呟いて、澪は検視結果をスキャナーに挟んでノートパソコン操作した。
 鈍い作動音がして、画面にゆっくりと書類の画像が出来上がってゆく。課の備品の
スキャナはもうだいぶ年代もので、最新の安価な機種よりもはるかに性能が悪い。何
度か購入申請してみたものの、すべて却下された。備品は買った当時の計画された耐
用年数が来るまでは決して買い換えない。堅いことだが、その結果が非能率として返っ
てくる。
 数十秒かけてようやくファイルができあがる。解像度を高く設定したため、ファイ
ルのサイズがやたらと大きい。手書きの書類のそれもコピーが元では、こうでもしな
いと文字が判別できないのだ。ディスクの容量もかなり使うが、こちらの方は心配な
かった。パソコンだけは最新機種を支給されている。課員全員が連名で上申した結果
だった。支給されなければ、各自が自費で買うしかないと言って、ようやく購入が決
まった。むろん、上の方が捜査員個人の懐具合を心配しているわけではない。情報漏
洩が発生した場合、私用パソコンからの流出だと情報管理のミスを叩かれるのは上の
ほうだからだ。
 出来上がったファイルにパスワードを設定していると、
「榊巡査、ご苦労様だな」
 振り返ると山口警部補が立っていた。
 相変わらず足音を立てずに後ろに立つ人だ。澪は思った。
「しかし、お嬢さんすごいね。一課の連中でも写真だけじゃ他殺って判らんかったぞ」
 山口警部補が澪のパソコンをのぞき込みながら言った。澪は反射的にディスプレイを
閉じた。表面柔和なのだが、どうも得体が知れない。一課の古参刑事はみなそういう
ところがある。
736お願いします3/3:2007/09/04(火) 22:47:32
「ありがとうございます」
 『お嬢さん』と呼ばれてカチンと来るのをこらえつつ、澪は答えた。首吊り死体を
パソコンの画像の状態で他殺と報告したたため、それが一課で話題になっているらし
い。
 だが、自分で他殺と判定したわけではない。最初の情報提供者の言葉をそのまま真に
受けただけだ。もっとも、何故信じたのかは自分でもよくわからない。
「まぁ、心強い味方が出来たと思っているよ」
 澪の心情を察したのか、山口警部補がいたずらっぽく口の端で笑った。
「さすがに、インターネットってのか、こっちの世界に詳しいやつは一課にゃ少なく
てな。どうやって捜査していいか、正直困ってるわけだ。サイバー課の新鋭が加わっ
てくれりゃあ、御の字だよ。しかも、新鋭の美人巡査ならいうことない」
「山口警部補……」
 さすがに澪は怒気を込めた。
「すまんすまん。そう怒るなって。当てにしているのは確かだ。実際、こっちとして
は微妙な案件だったんで、あまり準備してない。10人も死んでるんじゃ総出だろうか
ら、いずれ駆り出されるのは間違いなかったが、分野違いだし、手伝い仕事になると
踏んでたんだが――」
 10人の死者。
 澪はその言葉を噛みしめた。
 警視庁生活安全部サイバー課。コンピューター犯罪を中心調査する部署としては、
今までで最悪とも言える事件だった。
 ある自殺サイトで、呼びかけ人の煽動的とも言える勧誘の結果、一度に10人もの集
団自殺に発展したのである。しかも、その呼びかけ人――自殺サイトのハンドルネー
ムでは『ラプラス』――は、それ以前にも集団自殺を実現していたのだ。
 しかも、警視庁ではこの自殺サイトの情報を掴んでいた。もっとも、捜査の必要性を
感じた時にはすでに遅く、この集団自殺は止められなかったかもしれない。しかし、
次の事件についてはそうではない。
737名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 23:05:18
>>731-732
初心者レベルかな。
書き方すると冒頭なんだろうけど、描写の順番に問題あり。
部屋の様子、真希の状態を描写してから、暴行シーンに入ったほうが効果的。
セリフから始めているので、描写がちぐはぐでわかり難くなっている。

>口に下着を突っ込まれた小指の持ち主である真希は、顎を上に向けて呻いた。

これだと説明的で文章が不細工になるし、しかもセーラー服が抜けている。
先に真紀の描写をしておけば、すっと収まるはず。

それと冒頭から細切れでカットバックに入る展開はNG
時系列にそって書いたほうがうまくまとまるはず。
738名無し物書き@推敲中?:2007/09/04(火) 23:18:48
>>733-736
文章的にはいいんじゃないかな。
読みやすい、伝えたいことも理解できる。
水準レベル。
ただ、人物描写がない点はマイナス。
隆行、澪、山口警部補、それぞれどんな人物なのかわからない。
展開としては冒頭シーンが短すぎるので、もう少し書き込む必要あり。

それと場面転換が唐突。
場面が大きく変わる(読者にとって初めての場所)につながる場合は、情景描写から
入るのが鉄則。
739名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 00:32:06
>>731 こういう感じはどうだろうか。

 ――ゴン!――ゴン!!
 板張りの床に、真希が頭を何度もぶつけられる音が響く。
「ほら、言うことを聞かないから、こんな風になるんだよぉ」
 真之介は彼女の髪を引っ張り、顔を近づけ手繰り寄せ、飄々とおどけた調子で言った。
 そして彼女の耳元でささやいた。
「ふーむ、右手の小指からにしようかー」
 真希の目が、恐怖と驚きで見開かれる。
 真之介は右手に握り締めた果物ナイフを、彼女の指元にあてがった。
 白桃を切るように、白い小指に銀の異物は押し込まれていく。
 プツリ――という音がして、赤黒い液体が刃を伝う。
「うぅっ!!」
 口に無理矢理自分の下着を突っ込まれたまま、彼女は顎を上に向けて呻いた。
「ははっ、小指が無くなっちゃうかもしれないけど、いいのかなぁ」
 真希は涙をためた上目遣いで、ちぎれそうなほど首を振った。
 小指が無くなってしまっては、まともな生活が送れなくなってしまう。
 だが、こんな異常な状況におかれても、真希はなぜか思考を巡らせる余裕はあった。
 事の発端は数時間前――、

で、回想へ行くのはどうかな。
740梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/05(水) 00:42:18
(1/2)

 食卓の上に吊された昼白色の蛍光灯の光がムラの無いたまの小麦色を強調している。神奈川育ちだと言う丸まるとした肉付きの良いたまを前にして、いつものように梨屋と名乗る男は食卓についた。
「お、良い色してるね。元気が溢れてる感じだ」
「きっと、おいしいよ。『た、べ、て』なんてね」
慌てて梨屋は開かれたままの入り口へと顔を向ける。梨屋が入ってきたときと変わらず、台所の入り口の先は、しんと静まり返っている。それで梨屋は安心したのか、たまへと顔を戻した。
「誰かに聞かれたらどうしようかと思った。焦った」
そう言うと、梨屋は食卓の上で頬杖を突いて俯いて、蛍光灯が作った自分の影を見つめ、口を開いた。
「最近、全然間に合わない。なんでだろ」
「書くのが、時間かかりすぎなんだねー」
「うん、うん、そういうこと。筆が遅いんだ。読むのも早くはないんだけどさ」
「能力無いんだね。サイノー無い。無い袖は振れないってこと」
 梨屋には、ここ暫くハマっていることがあった。それはインターネットの匿名掲示板で、投稿者の文章へあれこれとコメントを付けること。”梨屋”とは、そこで男が名乗る名だ。そのコメント付けが投稿に追いていないのだった。
 時折、近くの車道から車の走行音が壁越しで小さく聞こえてくる。庫内の温度が上がり始めたのか、不意に年期の入った冷蔵庫が低く唸り始めた。その音に押されてか、梨屋は口を開いた。
「そうなんだけど、できるものなら真面目に全投稿者にコメントしたいんだよなぁ」
「けど、やれてないし。使える時間って、限りがあるし」
「うん。できることには限りがあるのはわかってる。けど、返事があると、俺なんかでも、なんか役に立てたのかなぁと。できれば立ちたい訳なんだ」
頬杖を外して顔を上げた梨屋は、同意を求めるかのように、たまを見つめた。
「ありがた迷惑だと思う人もいるはず」
梨屋はたまから目をそらし、食卓の上で握りしめ、その手を見つめる。
741梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/05(水) 00:43:47
(2/2)

「やってることは難癖つけてるわけだし。思い上がりが入ってる」
梨屋はちらと食卓の上にある果物ナイフを見た。
「役立ちたい? 立ってる? 自意識過剰の自己マンっだって。匿名でいいのにわざわざ名乗ってさ」
梨屋はうつむいたまま、どこにも視点を合わせず、ゆっくり食卓の上を右手の指でなぞっている。指がたどる先には果物ナイフが転がっている。
「けど、俺は、そういうつもりじゃないんだ。名前が分かれば、またコイツ、素人のくせにまた適当なことを何か言ってるなって、流してもらえるだろうって」
「そう、物は言いよう。つまり、名前は名乗りますが責任負いたくありませんってことだよね」
梨屋は椅子から立ちあがると、左手でたまをガシリと掴む。梨屋の右手には食卓の上にあった果物ナイフが握られている。
「そうじゃない。そうじゃない」
「と思いたいだけ。自分への言い訳だけが上手くなって。小心な卑怯者だね」
「だからなんだ。俺が好きにするだけだ。そうだ、俺の勝手だ。」
 冷蔵庫は静かに唸り、蛍光灯はただ、立ち上がった梨屋と食卓の影を床に落とし続ける。台所に、ザクっという梨を切ったような音が響いた。梨屋はとうとうナイフを突き立てたのだ。食卓に甘い香りが広がった。

 たま(多摩)という名を持つ梨。その名から玉無しとも揶揄される品種は、祇園と豊水を掛け合わせて作られた赤梨系の梨である。多摩川沿いの地域で多く栽培され、神奈川県はその生産量の8割以上を占めている。

 残暑も和らぎ、食欲の秋が来た。


〜〜
叙述トリック的なのを試してみたくなり頑張りました。それと、三人称と、
「……」にたよらず間が取れるのか、も。まぁ人物描写は相変わらずなんですが。
引き出し無くて語りが本音にとことん近い自問自答の自虐芸なのは
大目にみてもらうとして、どんなもんでしょう。酷評お願いします。
742名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 01:38:38
なんかグロい投稿が続いたな……

>>733>>735-736
>しかも、その呼びかけ人――自殺サイトのハンドルネームでは
『ラプラス』――は、それ以前にも集団自殺を実現していたのだ。

一読したとき、なんか微妙に不自然で引っかかった。で、考えてみたんだけど
この場合「実現させていたのだ」の方がしっくりくる気がするのだが、どうだろう
重箱の隅レベルな上に、酷評でもなくて若干スレチなのだが……
もしこれ的外れな指摘だったら申し訳ない。ただちょっと気になってしまって
743名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 01:41:02
>>740-741
冒頭の文章が読みづらい。
そのため「たまを人間の呼称として把握させる」ことに失敗している。
そもそも「たま」という固有名詞で、
この叙述トリック的な試みが成功すると判断した時点で、失敗だったといってもいい。

総じて文章が読みづらい。
印象としては文章が「うるさい・くどい」。
描写に同じアイテムを使いすぎ。
例:蛍光灯 影 冷蔵庫
744名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 01:46:06
このスレでは「冒頭からのカットバック(あるいは心理描写、語り手の叙述)はNG」
と判で押したように言われますが、冒頭というのは大体、最初の一行からどの辺まで
を言うのでしょうか?
最初の数行? それとも一章まるごと?
この場合は中篇以上の作品という意味です。

ちなみに自分は、読者を引き込むものがあって、読んでて違和感もない文章なら、
冒頭がカットバックだろうが心理描写だろうが構わないと思っているのですが、
やっぱりそれって間違いですかね?
745名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 01:52:45
ずっと下手っぴだ。でも絶対に2個仕上げる、出す。
それが出来ないなら、死んだ方がいい。
746名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 01:58:44
プロローグとか?

■カットバック
映画・テレビで、ある場面と別の場面、またはもとの場面とを交互に転換する手法。
切り返し。

いきなりは、やらない方がいいかもね。
おすすめ2ちゃんねるに、エヴァ板があるから例えると、
冒頭から、うだうだネルフ(組織)のこと語られても面白く無いでしょ。
更にシンジ君(主人公)のもやもやうじうじな性格を見せられても困る。
使途来襲という、謎の敵とアクション、国連壊滅で視聴者を引き込んだわけだ。
物語中盤で、ネルフ設立や当時の人物、背景などがカットバックで語られてた。
これで視聴者は、あーなるほど、と思えるわけ。

ごめ、うまく言えない。
747名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:10:17
>>744
>ちなみに自分は、読者を引き込むものがあって、読んでて違和感もない文章なら、
>冒頭がカットバックだろうが心理描写だろうが構わないと思っているのですが、
>やっぱりそれって間違いですかね?

全然正常だと思うよ。
ただ一般的には、冒頭からカットバック入れるなら、そこから始めたほうがいいんじゃない?
ってことなの。時系列にそって進めたほうがわかりやすいし面白いんだから。

心理描写も同じことで、読者を引き込むものなら冒頭から続いても構わない。
ただ一般的には、キャラが立ってない状態で、苦しいとか、辛いとか、憎いとか、そういう
心理描写があっても読者は引き込まれない。
作品の中でキャラクターに感情移入するからこそ、その心理描写に同調できるんだから。

例えば北斗の拳でラオウが死んだとき、リアルで葬式をやるほどその死が悼まれたのは
作品の中でラオウの生き方が描かれているからなんだよね。
冒頭で死んでたらそこで終わりでしょ? ってこと。
748名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:11:50
 いつものように梨屋と名乗る男は食卓についた。

 昼白色の蛍光灯の光が、目の前にいる、たまの小麦色の肌をより強調している。
 川の近くで育ったと言う、たまを前に
「お、良い色してるね。元気が溢れてる感じだ」
 と、からかう。
「きっと、おいしいよ。『た、べ、て』……なんてね」
 たまは丸々とした身体をさらし、茶化すように梨屋に微笑みかける。
 梨屋は慌てて、開かれたままの入り口へと顔を向けた。入ってきたときと変わらず、台所の向こうは、しんと静まり返っていた。
 梨屋はたまへと顔を戻した。
「誰かに聞かれたらどうしようかと思った。焦った」

-----
リライトおKとのことだったので、順を入れ替え削除。追加分は少な目にしてみた。
「いつものように」も削った方がいいかも。
続いて「食卓に」となると食事かと思うので、食卓のメニューがえらい気になる。
749名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:25:15
あ、「……」を使わない練習だったのか。それなら

「きっと、おいしいよ。た、べ、て?」
 たまは丸々とした身体をさらし、茶化すように梨屋に微笑みかけた。
「なんてね」

と、台詞を分けてみる。
750名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:35:55
「かおり」という品種の梨があるらしい。
「たま」なんかよりこっちを使うべき。
751名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:37:17
>>744
>最初の数行? それとも一章まるごと?
>この場合は中篇以上の作品という意味です。

基本は、「絶対に入れない」心構えで書く。
これに尽きます。

そうはいっても長編の場合は、展開によって入れざるを得ない場合もある。
そういう例外はもちろんある。
しかし100枚程度の作品では不可。
最初の数行なんてのは論外。
一章まるごとでも駄目。
752名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 02:37:48
>>749
ナシは茶化すように微笑んだりしねえべ?
753名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 04:39:24

 食卓の上に吊された蛍光灯の白いひかりが、ムラのないたまの小麦色の肌を強調している。丸まると肉づきのよい彼女は、
神奈川育ちらしい。その目の前に、梨屋と名乗る男はいつものように食卓へとついた。
「お、いい色してるね。元気が溢れてる感じだ」
「きっと、おいしいよ。───た、べ、て。なんてねー」
 とんでもないたまのセリフに、慌てて梨屋は開け放したままの出入り口をふり返った。台所の古ぼけたドアの向こう側は、
梨屋が入ってきたときと変わらずしんと静まり返っている。梨屋はひとまず安心して、たまへと顔を戻した。
「誰かに聞かれたらどうしようかと思った。焦った」
 脱力して、梨屋は食卓の上に頬杖を突いて俯く。蛍光灯が作る自分の影を見つめながら、口を開いた。
「最近、全然間に合わない。なんでだろ」
「書くのに時間がかかりすぎなんだねー」
「うん、うん。そういうこと。筆が遅いんだ。読むのも早くはないんだけどさ」
「能力ないんだね。サイノーない。ない袖は振れないってこと」
 梨屋には、ここしばらくハマっていることがあった。それは、インターネットの匿名掲示板へ投稿された文章
───利用者は、主に文章力をアップさせる目的で晒している───に、あれこれとコメントをつけること。
”梨屋”とは、そこで男が名乗るハンドルネームだ。そのコメントづけがここ最近、投稿に追いついていないのだった。


自分もお粗末ながらリライトしてみた。全体的に、一文に詰めこみすぎのきらいがあると思う
だからテンポ悪くて読みづらいのかな、と
それと、匿名掲示板〜のくだりは説明不足だと思ったので、つけ足してしまいました
あれ、知ってるひとにしか通じないなと思って
改悪になってたらスマソ
754名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 07:35:38
>>737は馬鹿。才能ないよオマエ。
755名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 07:53:41
>>754
ここは人を罵るスレじゃないよ。
756731-732 ◆l7JLrBoKcE :2007/09/05(水) 08:26:43
754は私ではありません。
酷評感謝いたしております。
仕事に行きますので今夜また。
757名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 17:52:34
>>733
>生前の顔を知っていなければ、そう判断することは難しい。
一読してピンとこない。「そう判断する」とは、かつて「それなりの美人」であったと判断するってこと?
この状況では、生前の顔を知ってる者でさえ、「そう判断」し難いのでは?

>>735
>死因は他者による絞殺。
絞殺の「死因」は窒息じゃないのかな?
さらに官憲の書類としては「絞殺」より「縊死」を使いそうだけど。

>堅いことだが、その結果が非能率として返ってくる。
ちょっと変。例えば「頑固なのも結構だが、その結果が〜」なら分かる。

>>736
>『お嬢さん』と呼ばれてカチンと来るのをこらえつつ
いや、既にカチンとは来てるでしょw それを表面に出さないだけで・・
「カチン」とは不意に鳥肌が立つようなもんで、堪えられる性質のもんじゃないと思う。

>しかも、(新鋭の)美人巡査ならいうことない
前の行に「新鋭」があるのでここでは要らない。

>もっとも、捜査の必要性を感じた時にはすでに遅く、この集団自殺は止められなかったかもしれない
「かもしれない」は不要なのでは? 「〜遅く、仮に本腰を入れてもこの〜」なら分かるけど。
758梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/05(水) 20:08:37
>>731-732
自分で駄文晒してるのに、余所様の文章を語る恥ずかしさといったら。
岡目八目という言葉を噛みしめる梨屋です。では以下文末「と、俺は思う」略。
若干気になった点
・暴行を受ける真希の状況
 「口に下着を〜」
 「板張りの床に〜」「セーラー服を〜」「薄紫色の携帯電話が〜」
 「真希は天井の間接照明〜」「台所へ行って〜」
 冒頭部で真希が、どんな状況に置かれているか。説明するのは
 見付けられた範囲でこれだけ。なぜ逃げ出せないのか、なぜ無抵抗な
 状態なのか、これらが暴行受けている描写を読んで見えないし、
 気になりっぱなしなので、恐怖感、緊迫感がイマイチとなり不親切。
・真希の心理と描写との不一致感
 爪の間に刺されるともの凄い痛みがあるそうで、実際真希は口が
 ふさがれ呻いている。しかし直ぐに痛みが無かったように、「なぜかそれだけを
 考える」、「今日のは特別危ないのかもしれない」と淡々としすぎているのは
 不親切。恐怖のために壊れかけた真希だと読むが、やはり強く自分を
 他人事のように感じる説明がきちんある方が親切。最後の部分も類次。
 さすがに、今まで経験したことのないだろう虐待と、変態を前に、「快感が
 脳天まで走る。犯される感覚」を予感するのが理解できず不親切。説明が欲しい。
・その他
 確かに今の強烈な出だしは印象に残るが、物語の入りやすさとしては
 >>737の「部屋の様子、〜効果的」と、「時系列にそって〜」の方が
 読み手にとって丁寧で、最終的に暴行シーンの強烈さが印象付けら
 れるかも、しれない。物語を書き終わった後にでも、試しに入れ替えて
 みて出来映えの検討をする価値はあると思う。
(感想)
 真之介の異常性は強烈、ガスマスクで全裸でちんぽぶらぶらが目に浮かぶ。
 見たもの、聞いたものの描写は丁寧で必要ないところ必要なところのメリハリ
 があり、十分に場面を想像できる。彼の心理描写は無いが、どちらかというと
 真希より心理を想像しやすいので、梨屋は異常者なのだろうかと一抹の不安が。
以上です。何かの参考になれば。
759名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 20:20:24
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0753.txt
http://wannabee.mine.nu/uploader/files/up0754.txt

文章をアップしました。区切りが少ないところは無視して、
なんでもよろしいので、批判してください。今後の参考にさせてください。
しかし、センスの良さはここの中では飛びぬけています。
760梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/05(水) 20:50:45
>>733 >>735-736
同様に克服しちゃだめだろ、的な恥ずかしさを克服しコメントします
岡目八目な梨屋です。以下文末「と俺は思う」略。

気になった点
・「首吊り死体だった。」:ロープで釣られているではなく、首にかけられている
 とあり、死体が横たわっているのか釣られているのかがパッと分かりづらく不親切。
・「死因は他者による絞殺。〜検視結果にはそう書かれていた。」:ミステリの
 常識かも知れないんですが、やっぱり>>757と同じく他殺判断理由説明が欲しく、不親切。
・「さすがに、〜いうことない」「実際、〜手伝い仕事になると踏んでたんだが―」
 この山口警部補の説明しようのセリフがわかりにくく不親切。
 捜査一課主体の捜査本部にサイバー課の榊巡査が応援に来たと
 前者のセリフで理解したと思ったが、次のセリフ、こっち=捜査一課
 が、何を「準備していない」のか、「総出で駆り出される」のはどこの誰
 なのか、手伝い仕事になるのはどちらなのか、が分かりづらく不親切。
・その他
 >>742と同じ部分で引っかかった。ラプラスがそれ以前にも集団自殺の
 扇動に成功していた重要に思える情報が唐突に現れて不親切。
 >>757のもっとも、捜査から〜は同様。

(感想)
 若干の気になる点がありましたが、読んで良く分かる文章で、物語の
 理解を妨げることなく読み進められると思います。スキャナー〜の部分、
 警察のお役所体質が良く出ていて、リアるっぽさを感じることができました。
 この先、面白ければ良いなぁと期待しますね。

以上です。何かの参考になればと。
761梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/05(水) 21:05:13
>>734
見落としすみません。真希の心理描写を視点に含まないとして、
視点の違和感、梨屋は感じませんでした。
762757:2007/09/05(水) 21:21:34
ごめん。 >>757の2段落目を訂正
>さらに官憲の書類としては「絞殺」より「縊死」を使いそうだけど。  は無視してください。
「縊死」は首吊り(自殺)に特化した言い方だったのね。
763名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 21:49:03
−−情けをかけるな−−あるいは−−情に流されるな−−
彼女が事あるごとに様々な人から言われた言葉。
そこには泣くなど、まして誰かを哀れに思って泣くなど有り得なかった。
だが、それは遠い過去の話だ。
彼女がまだ流浪の民で、あの、ひどく好戦的な一族の一員だった頃の話。
そこで彼女は過去を振り返る。
小さい頃からどのように人から奪うか、殺すかを教えられた。
ずっと違和感を感じていたのだけど、
こう言う違和感を感じる自分が異分子だと思っていた。
一族の思想に合わない者は皆殺されたから、殺されたくなくて隠していた。
特に強い違和感を感じた時、彼女が生まれてからずっと一緒にいた狩猟犬が、
病気で死んだ時。
それは寿命だと知っていたにも関わらず、彼女は何故か落ち着かなかった。
次は一族が、
内輪揉めで何人か人が殺され残った人々もバラバラになってしまった時。
私はずっと泣きたかった。
彼が側に来てくれて、初めて泣けた。
「ペスフェの方にドブニョル族と言う集団がいた筈だ。
彼等なら彼女を引き取ってくれるだろう」
「彼女を返すのか?」
「それが、一番いい方法だと思う」
ティシーニュは目隠しをしながら彼等と数日間生活を共にした。
だが彼女はこの声の持ち主がつきっきりで看病し、
彼女の世話をしてくれているのを知っていた。
数日後、彼女は飲み物を飲んだ直後眠くなった。
目が覚めたら老若男女見知らぬ顔が大勢覗き込んでいた。
「流浪民族」にとって女は財産なのだ。
一人の女が水を飲ませてくれ、一人の男が首飾りをかけてくれた。
私は彼らの中から強い男を選び、子を育て、死ぬ。
きっかけを与えてくれた男……(かすかにワノ、云々と聞こえた気がする)
に彼女は深く感謝を捧げた。
764717 ◆MLBLZkojBM :2007/09/05(水) 21:55:13
酷評ありがとうございました。

>>718
ありがとうございます。了解しました。

>>719
>>718氏の指摘があまり生かせていないような気がします。
ありがたいのですが、あまり参考になりませんでした。ですが>>721は他人です。
なので一応酉つけておきます。

>>723
この後も書くつもりでいたので、先に表記しておくべきでした。すいませんでした。
感想としては描写にメリハリをってことでしょうか。了解しました。

>>726
指摘された部分を訂正しました。ありがとうございます。
765酷評希望 投稿1/2:2007/09/05(水) 22:32:27
初小説・・・と言っても小説の形態すら成してない気がして、ひたすら不安ですが酷評お願いします
今まで小説のようなものすら書いた事のないド素人ですがどうか呆れないでください

人々のざわめきが聞こえる。
喜怒哀楽、様々な含みを持った声達だが、いずれにしろ、俺の住む世界とは無縁の響きがある。
朝の日差しが差し込み、活気付く集会所の隅で、俺は人々の様子を眺めていた。
――俺にもあんな時代があったな
 フン、と鼻を鳴らすと、わざとらしい羨望の眼差しを、幸福そうな人々に向けつつ、俺は人気の無い方へ歩き出した。
人々は、一見すると、日々の暮らしに満足しているように見えた。しかし、俺はそれが欺瞞だと知っている。
彼らは世界の闇の部分から目を背け、偽りの自由という名の安酒に悪酔いしているに過ぎない。
 朝の明るみから遠ざかる様に、俺は集会所の集まる本棟の隅から長く続いた、ほの暗い回廊をただ突き進んだ。
――腐りきった支配体制、犯罪の横行。自分達のすぐ側で行われている不正に目を向けようともしない。
必要なのはほんの少しの勇気だけなのだ。
力のない弱者達でも、勇気を持って団結すれば、必ずこの状況を打破できるはずだ。
久しぶりに、かつての若い感情を宿した俺は、くすぐったい微笑を浮かべながら暗闇の中を行く足取りを早くした。
 ――かつて俺は、虐げられた同胞を見捨てる事が出来ずに、単身、処刑場の真ん中へ飛び出した。
しかし結果は無残なものだった。俺の正義は瞬く間に圧倒的な暴力の前に砕け散った。俺も所詮、弱者の一人だったのだ。
だが、希望はある。この世の中を変える可能性は常に俺達に委ねられているはずなのだ。
必要なのは、一握りの勇気。立ち上がろうとする意思だけなのだ。
しかし、高い理想と勇気を持っている筈の自分が、この裏社会に身を置いている現実を思い出すと、ただ自嘲するしかなかった。
 俺は長い回廊の先に繋がる、古い木造りの巨大な別棟の入口に立つと、吹っ切れたように思考を止めた。
――やれるだけの事はやった。それでも、世界は変わらなかった。ただ、不遇だっただけなのだ。
いつものように、だだっ広い空間の隅に定めたマイスペースに腰を下ろすと、束の間の休息に浸った。
 しばらくすると、不意にコツコツと足音が聞こえてきて、なけなしの休息は中断した。
766酷評希望 投稿2/2:2007/09/05(水) 22:33:00
――誰だ? ……まさか
素早く建物の出入り口に目を向ける。
――まさか、体制の追手が……?
 緊迫した空気の中、来訪者は出入り口についた電灯が作る明るみの直前まで来ると立ち止まった。
俺は薄暗がりの中に、目を凝らしてそいつの顔を探っていたが、やがて正体に気がつくと同時に戦慄した。
「こらあ! 朝っぱらから、またこんな所でさぼりやがって!!」
来訪者は俺を見つけるとものすごい勢いと剣幕でこちらへ向かってきた。
「な、何故ここがわかったんだ!?」
俺の問いに答えはなく、その代わりの様に素早く、圧倒的な暴力の気配が俺の顔面めがけて伸びてきた。
 俺はあえなく体制の追手に捕まると、首根っこを引きづられて役所へと連れて行かれた……

 ――「見た? あいつ」
誰も居なくなった筈の体育館に、小さな犯罪者の声が僅かに反響した。
「見た見た。ビョーキだよ、あれ」
767名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 22:36:33
>>765 村上春樹みたいな感じで、うまいと思います。センスあり。
768名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 23:11:43
ちっとも春樹っぽくはない。
が、下手ではない。
文章から余計な要素を削っていく力を身につけるとどんどん巧くなると思う。
769名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 23:35:22
765 766は中学生が自分に酔っているみたい。

759はセンスはありそうだけど、結局はメインが無さそう。
770名無し物書き@推敲中?:2007/09/05(水) 23:55:31
批評お願いします。
____________________________

顔面の骨が痛い。
昼の陽によって出来る翳が好きだ。チョコレート色の。思い出のような。
憂鬱な貴方が好きだと君は言う。
俺は実際憂鬱である。永遠に憂鬱である。
夕日の中を走っていた。君の手を繋いでいた。
硬く尖った大きな塊が追って来ていた。
それに掴まると俺達は死んでしまうだろう。だが俺達は笑っていた。
空まで続く高い壁伝いに走っていてそれが途切れた先には海がある気がしていた。
だからオレンジ色の海に沈みたいと思って走っていた。
水の中で泣くとオレンジが少しだけ青くなるかもしれないがそれでも美しい色をしているだろう。
二人の身体が沈んでいく。底などはきっと無い。
そして俺達は泣き続けてそのまま消えていく。
オレンジの中で口付けをしたまま静かに消えていく。

___________________________________
771名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 00:14:46
淡白で意味の通る、必要最低限の綺麗な文章である事が大事
装飾はほどほどに
772名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 00:32:06
>>770
雰囲気はすごく出てるね。
でも詩っぽいね。小説より詩だね。
雰囲気はすごく出てるから、良い小説が書けるかも。
773名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 00:36:17
バカどもスレタイ嫁
774名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 00:40:37
【NO】あなたの文章親身になって批評します【酷評】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1177413219/

すっかり忘れられてるね
775名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 01:41:36
>>763
小説以前のデキかな。
情景描写も人物描写もないので、書いてる本人以外は内容を理解できないと思う。
776名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 01:52:41
>>765-766
途中を抜き出したのかな?
それとも主人公が実は猫だったとかいうショートショートなのかな?
SSは描写が薄くても成立するジャンルなので、批評してもしょうがないけど
中短編の小説だとすれば、時代背景とか世界観の説明が足りない。
777名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:04:22
ふと思ったんだけど。
諏訪さんの「アサッテの人」の冒頭部分がここに投下されたとしたら、どんな
評価を受けるのだろう?
778名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:10:45
例え神が書こうと批評するのは批評人
779名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:20:12
>>776
主人公は覗き魔、なんじゃないの?違うかもしれないけど
なんか描写が少なくて分かりづらいな。多分わざと抑えたんだろうけど、空回りしてる印象
780名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:38:34
>>770 確かに詩っぽい。でも読みやすいかも。
781名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:41:35
>>767
これを村上春樹みたいというのは、釣りでなければ、真性の馬鹿であろう。
782名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:51:40
>770
すまないが、一行も解読できない。

なんで顔面が痛いのか? なんで骨なの?

>昼の陽によって出来る翳が好きだ。チョコレート色の。思い出のような
はあ? 何それ? なんで思い出なのか? 顔面とどうつながるのか?

4行目の夕日で挫折。
こんなに短い文章で、こんなに理解できなかったのは久しぶり。
783名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 02:52:37
あらすじって、章付けて書く?

 プロローグ
 うんたらかんたら
 一章
 なんたらかんたら
 二章……

それとも通しで書く?(私的に通しかな)

 うんたらかんたら
 なんたらかんたら
784731-732 ◆l7JLrBoKcE :2007/09/06(木) 03:09:47
>>737
冒頭として書きました。
>部屋の様子、真希の状態を描写してから、暴行シーンに入ったほうが効果的。
そうですね。場面の説明の無い状態から入る小説などもあると思うのですが、
何かまだ足りないものがあるのだと思います。
台詞は通常ですと避けるのですが、あえて書いてみました。
シーンに引き込むには効果的だが、嫌う人も居るとは理解しています。
他の部分が効果的に組めていないので、さらに足を引っ張ってしまうかもしれませんね。思いつくままの順で書いているので、カメラを意識してリライトしてみたいと思います。
説明文との指摘はおっしゃるとおりだと思います。
その部分は違和感を感じてはいました。セーラー服などの小道具を使う場合は、
先に提示していた方がいいかもしれませんし
キャラもこの文だけでは全然書けていないですね。

カットバックはどうも気を抜くとすぐやってしまうので、最終的に完成したり
シーンを書き終えてから順番を書き直すという方法ででも改善して行ってみようと思います。レスありがとうございました。

>>739

>事の発端は数時間前――
こういう書き方は盲点でした。参考にさせていただきます。
オノマトペやうめき声や笑い声は出来るだけ避けたのですが、
効果的に使えれば特に避ける必要も無いのだなぁと感じました。
リライトありがとうございました。
他の方の書き方を見るのはとても参考になります。
785731-732 ◆l7JLrBoKcE :2007/09/06(木) 03:11:26
>>758>>761
暴行の状況に関しては、悪い癖で情報を隠そう隠そうとしてしまうようです。
大事なトリックの一点以外は隠さず開示するというのを意識していきたいと思います。
描写に関してもマゾっぽい話に持って行きたかったのですが、
キャラ立てをおざなりにしている事で不明な事になってしまっていますね。
練り込み不十分でした。
普通の状態から一転するというのを読者は期待しているのですね。
どうも私は淡々と始まってしまうと飽きてしまうタイプなようで、
ショッキングな事から始めようとしてしまいます。
他人に受け入れてもらえるような書き方をする事も大事ですね。
入れ替えの件はとても参考になります。
真之介の外見に意識を取られてそれ以外をおざなりにしてしまったのかもしれません。
三人称における心理描写と視点はまだまだ課題です。
心理描写は三人称ではどうやったらいいかまだまだ分かっていません。
視点の違和感を感じないとのお答えとても助かります。
感想と指摘、ありがとうございました。
786名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 04:44:09
ちょっとスレ違いかもですが、質問させてください

例文:大会社の社長令嬢というミドリの立場は、ミドリから友達を自由に選ぶ権利すら奪った。

こういう風に、一文に人物名が二回ってNGですか? 「彼女」などに置き換えた方がいいのか、あるいは文章自体を変えるべきか……
すみません、よければ教えてください
787名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 04:52:22
>>786
多分、「彼女」にした方がいいと思う。
文法(?)的にもいいかもしれないし、何よりそっちの方が綺麗に感じる。

あと、俺だけかもしれないけど。
「彼女は」「ミドリは」みたいな言葉が間隔短く出されると個人的にすごく読みづらいと思う。
788名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 04:57:12
うーん、そうだねぇ。

1、ミドリの社長令嬢という立場は、彼女から「友達を自由に作る権利」すら奪った。
2、ミドリは、友達を自由に作る権利すら奪われた。大会社の社長令嬢という立場によって……。

こんなところだろうか。 選ぶより、作るの方が良いかもしれない。
このミドリって人にもよるが、
選ぶ→高飛車な感じ。「この私が友達になってあげるわよ?」
作る→人間っぽさがある感じ。「何でも話せる友達がほしーなぁ……」
789名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 04:58:50
大会社の社長令嬢という立場は、友達を自由に選ぶ権利さえもミドリから奪った。

俺ならこう推敲するかな。
前後の文章によっては後半の「ミドリ」も省ける。
790名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 05:09:39
>>796
>一文に人物名が二回ってNGですか?
文法的には問題なし。

>「彼女」などに置き換えた方がいいのか、あるいは文章自体を変えるべきか……
前後の文章のバランスを見て決める。
上の例だとミドリという人物名が頻繁に出てうるさいなら、彼女に置き換えるとか
主語を省略するなどの対処が必要。
791名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 05:13:41
俺の推敲

大会社の社長令嬢というミドリの立場は、ミドリ自身から友達を自由に選ぶ権利すら奪った。

固有名詞を固定して「立場」と「自身」を対比させる。
792名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 05:17:04
やはり前後の文で、略も修飾も変わってくるね。
直前の文で名前出したのなら、彼女でも良いし、
明らかにミドリと分かるのなら、省いても良い。
793名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 06:27:34
>>786
大会社の社長令嬢という立場は友達を自由に選ぶ権利すら奪うものだ。

一般化。
794名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 07:17:31
>>776
>中短編の小説だとすれば、時代背景とか世界観の説明が足りない。

みなさん、>>776みたいな馬鹿に騙されないでね。
時代背景や世界観を「説明」なんかしたら、それだけでマイナスです。
新人賞では一次通過もできません。
「説明」ではなく「描写」をしましょう。
795名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 09:58:34
大会社の社長令嬢というミドリの立場は、友達を自由に選ぶ権利すら奪った。

別にこれで十分だろう
796名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 10:11:42
>>792
どうも最後のくだりが読み難いだから

大会社の社長令嬢というミドリの立場は、友達を自由に選ぶ権利すらない
この方が読みやすい
797765-766:2007/09/06(木) 10:26:53
レスありがとうございます
一応ssのつもりだったのですが、落ちがわかり難かったみたいで非常に申し訳ないです
描写不足、理解しました
様々な点力不足ですが、次は落ちと描写により気をつけて書いてみます
798名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 11:16:32
>>777
どこ?
冒頭ってのは引用の部分?
それとも引用は省いて、その次から?
799名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 11:18:09
>>794
説明 = 描写 って意味だろ。
お前はいつも必ず一次落ちだろ?
800名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 11:41:05
説明と描写は=ではない
ただ説明はなんでも悪で描写こそ正義みたいな今の風潮はおかしいと思う

描写すべきことを説明してしまう人が多いので
描写の大切さが叫ばれるのは分かるが
説明すべきことを無理矢理描写することなんてできない

説明すべきことは説明すべき
描写すべきことは描写すべき
801名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 11:43:59
酷評の酷評をしてどうする、と言いたい。
802786:2007/09/06(木) 12:22:39
>>787-793>>795-796
スレ違いにも関わらず、たくさんのアドバイス感謝致します
>>790さんに文法的には問題ないと仰って頂けて、ほっとしました
が、やはり人物名をわざわざ二回出さなくとも、いくらでも別に書きようはありますね
他の方の例文は、とても参考になりました。色々と模索して、出来るだけ
分かりやすく読みやすい文章を目指したいと思います
有難うございました
803梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/06(木) 12:41:27
梨屋です。皆さん>>740-741への批評、感謝です。

>>748-749
>>753
添削感謝です。悪文どう直せばいいか、どう書けばいいのか、とても
参考になります。これ入れた方が、あれもと、一文へあれこれと詰め
込んで、一文一意から離れていたこと。添削していただいた文と
見比べて良く分かりました。

>>743
「叙述トリック的な試み」いけるか?と少ない知恵と意識が
全部そちらへもってかれてました。同じアイテムの繰り返し利用。
同じものをまた使った方が、ドラマ等のシーンのカットと同じで
時間や静寂感の雰囲気でるんじゃね?と思い付いて、
それしか考えてなかったようです。

>>750
>>752
この低レベルさなのに、オチを読んでいただいてすみません。ググって
みたんですが、かおりは幻の梨なんですねー。これはいいですね。
しかし青梨なんで、「小麦色」ネタは使えないなーどうしよう。
と新たな問題に頭を抱えております。

 コテ名的に梨ネタの一つぐらいは持ちたい。うん。よし直して、返レスにしよう。
と思っていたのですが、どうにも一文一文を短くすること。一人しかいないのに
二人いるように錯覚させる文にすること、語り手が一人だと分かったところで
なんだかなぁというセリフ回し、ヒント的な違和感を設置する難しさ、オチの弱さ
と相まって、未だ中途で終わっております。難しい。全然難しいよ。アメリカン
ジョークやショートショート的な類が要求する水準を実感したというか。

自分一人では盲目なので、たいへん助かります。ありがとうございました。
804名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 13:24:19
梨屋さん、仕事をしなさい。
2ちゃんねるばっかりしてないで
805名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 14:04:13
馬鹿のする酷評はトコトンブン殴る。当たり前だ、邦の死活問題だ。
806名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 15:31:14
>>805
ここは、投稿した人が、さまざまな酷評をもらうスレです。

あなたのジャッジは誰も期待していません。
酷評に対する批評はこちらで↓
あなたの文章真面目に酷評します 別館 Part2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1142687473/l50
807名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 16:40:15
うむむ。酷評お願いすべきかどうするか。
実際ここで晒すのって、怖いものがあるんだよね。
808名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 16:57:28
褒めてもらいたいなら晒さないほうがいいよ。
809名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:00:57
>>765-766
よく分かりませんでした。
主人公が(どなたかも推測してた)犬や猫だったりすると
>「こらあ! 朝っぱらから、またこんな所でさぼりやがって!!」の台詞が変だし・・

妄想力豊かな知的障害者が何処かの施設を抜け出して、小学校?らしき場所に侵入し
誰にも理解されることのない思索に耽っている・・そんな風に読めました。

主人公の脳内の「集会所」や「処刑場」、「古い木造りの巨大な別棟」が客観的にどんな場所なのか、
また主人公の風貌や、彼が抱く反骨精神に満ちた世界観の謎が最後まで明かされない。
ぎりぎりまで情報をコントロールして、最後のオチでドカーンとすべてが明らかになるのかと思いきや
そうならない・・
分かる人には分かるのかな? 自分には無理でした。
810名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:08:14
>>808
素直に褒めてもらえるほどのもの内容だったら良いけど、そうでもないのなら褒めてもらいたいわけではないのですよ。
読んで思ったことを言っていただければ、中傷誹謗の範囲でなければ酷評批評は有り難いですしね。
ここで晒すのは怖いと言ったのは、下手に晒してIP調べられて、なにかしらPCに攻撃受けたら嫌だなと。
もちろんそういう人ばかりではないのでしょうが、2chってそれくらいの事しそうなイメージがあるので。
811名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:28:27
>>797
せっかくなんだから種明かししてほしかった……
なんか妙に気になってしまうじゃんかw
812名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:34:46
>>810
>下手に晒してIP調べられて、なにかしらPCに攻撃受けたら嫌だなと。

ねーよw
813名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:37:17
>>812

悪かったな。
こちとら2chカキコは初めてなんだよ。
滅多に来ることもなくて、悪いイメージばかり聞いていたからな。
814名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 17:38:56
残飯はイメージじゃなく真性の悪人
 
 
815名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 18:04:46
こんな親切で緩いと言われている板でびびってりゃ世話無い。
2ちゃんが怖いなら半年ロムれ。
ここだけじゃなく、どこの板でも言われるぞ。
816名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 18:06:48
何これ釣り?
文章晒さなくたって、ここに書き込んでる時点で一緒じゃんw馬鹿かwww
>>810は日本語でおkだし……あれだけで十分レベルが知れる
判ったらカエレ。半年といわず一生ROMってろ
817名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 18:46:24
梨屋さん、仕事をしなさい。
2ちゃんねるばっかりしてないで


↑わろうたw
818777:2007/09/06(木) 18:50:04
>>798
1ページ目の一番最初の書き出しからです。
819梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/06(木) 21:07:53
>>804
いや、いちおー昼休みに出勤前まで書いたのに手を加えて、ですね、
えぇ、その、感謝の意をですね、あの、早急に、

……正直どっきり。もうちょい仕事に身を入れます。はい。


>>797
巨大な別棟=体育館、長い回廊=渡り廊下
集会所=教室、集会所の集まる本棟=校舎
支配体制=学校(教育)、体制の追手=教師、役所=職員室
人々=生徒、クラスメイト
処刑場=ドッチボールコートかな?
犯罪者=?落ちこぼれ、不良、イジメっ子?
主人公=邪気眼の持ち主?

と読んだけど、どうでしょうか。
820名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 21:22:40
>>819
処女?
821梨屋 ◆Jc4n4r55vw :2007/09/06(木) 21:37:00
>>770
>>782に同意。すいませんわかりません。難解です。
カッコつけてランボー詩集を借りたは良いけど、投げ出して
しまった大昔をふと思い出してしまいました。
俗っぽい歌謡曲的なので満足できる感性しか
持ち合わせてないんで、勘弁してください。


>>820
え゛ッ?ケツの穴は貸す趣味ないッス。俺ノンケっす。
822名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 21:38:51
投稿したいのですが、どの程度までの書き込むのが妥当でしょうか。
あまりに長くなりそうでしたら、そのURLを引っ張ってきた方が良いですか。
823名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 21:40:36
>>821
童貞?
824名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 21:42:39
>>822
投稿するなら3レス分くらいまでかな。
それでほぼ力量はわかる。
URLを提示する場合は、酷評依頼中とどっかに入れてな
825名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 21:53:49
>>824
お前ごときに力量がw
826名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:08:21
822です。
上記のwikiを利用させていただきました。
全体の出だしの一部ではありますが、酷評頂ければ幸いです。

http://www6.atwiki.jp/kata/pages/34.html
827名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:39:26
 i. ツ              ゝ_!
 !_l     _r' ⌒ヽ    ノ ,/
 l ゝ、  ゙T ̄了:) , ri' ' ,/
  ゙ゝ、 `)"ー、._,r:'"`  l、,/
    ヾ、     l :  i ,/
     Y    l :  l'
      !     l : ,l   , '''  ̄ `_ 、
      l、   l : l, /    ((.´ヽ'.ヽ
      /~ ニ口ニ{/      ‐   .- ヽ
     .!   ヽノ ゙!   ___'`=''__.l
      !   i  ゙! -<_______,`ゝ
       .!    i. ゙i  〈.  -=・=- -=・=-}-、
      !   i  !.  }      ,ハ   .!f/   
        i   l  !ヽ._ ノ    ,‘,,-,,',  .!ノ'  
       .i  l. i   i.ヽ.   ,''-===-'; .l     
         i .l .i  /\ \;; `''';;;'''´;/
       i.~.!~'|/ヽ、`ヽ、`ー''ー'i´
       ,..! .i !,'ニ二.`ヽ 、` ー ' {` ー- 、__
     <゙ヽ.               ` ーヽ ヽ__7
       ヽ. ヽ.              `ー/
        ゛、  }`i' .l"~ ̄{ ,/  ヽ; ;/
          } l l {   }.〈    { l
          { } 〈; .}  //   ,| l.
             | l  l l  //     .i i' 
           / }. { } /_〈      ,! 〉
          ,.zk_/ /k._)       '-^'

まあ自信はありますよ
828名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:41:15
>>826
視点がわかっていないようなので、神視点はやめたほうがいい。

まず、「うら若い女性」だけど、その人物に関する情報を「視点主が知らない」なら
「若い」とは書けないはず。これこれこういう感じで「若く見える」という書き方で
なければならない。
神視点なら、外部視点で登場と同時に服装とか装備をとかを描写する必要あり。

また登場人物の「名前隠し」があるが、そんなもの隠す必要がないし
視点が登場人物の内面に入る場合、自分の名前や相手の名前は
知ってるはずなので、隠すと不自然になる。

>今彼女がいる場所は、川辺である。一見、見晴らしのよさそうな場所に
>思えるが、そうでもない。
>ゴツゴツとした大岩が連なっており、人一人が隠れるには充分な場所が、
>そこかしこにある。
「見晴らしがよさそうな場所」と思うのは誰?
読者の心情を想像するような表現は使わないほうがいい。

>前触れもなく現れた、見目十三、四歳ほどの少年に腹を立てた彼女は、
>見る見るうちに顔をむくませた。
ここは視点の混乱。
腹を立てたということで彼女の内面に入るならば、少年の名前がわかるはず。
外部視点で「腹を立てたように見えた」なら、そういう風に見える具体的な描写が必要。
829名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:41:27

        ____                ____                ___
      /⌒  ⌒\          ./⌒  ⌒\          /⌒  ⌒\
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, -‐ (_)    |r┬-|     |, -‐ (_)    ?|r┬-|     |, -‐ (_).    |r┬-|     ?|
l_j_j_j と)   ?| ? | ??|     ?/l_j_j_j と)   ?| ? | ??|    ?/ l_j_j_j と)  ? ? | ? | ??|     /

      /⌒  ⌒\          ./⌒  ⌒\          /⌒  ⌒\
    o゚((●)) ((●))゚o        o゚((●)) ((●))゚o      ?o゚((●)) ((●))゚o 
   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   /::::::⌒(__人__)⌒:::: \   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
, -‐ (_)    |r┬-|     |, -‐ (_)    ?|r┬-|     |, -‐ (_).    |r┬-|     ?|
l_j_j_j と)   ?| ? | ??|     ?/l_j_j_j と)   ?| ? | ??|    ?/ l_j_j_j と)  ? ? | ? | ??|     /

      /⌒  ⌒\          ./⌒  ⌒\          /⌒  ⌒\
    o゚((●)) ((●))゚o        o゚((●)) ((●))゚o      ?o゚((●)) ((●))゚o 
   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   /::::::⌒(__人__)⌒:::: \   /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
, -‐ (_)    |r┬-|     |, -‐ (_)    ?|r┬-|     |, -‐ (_).    |r┬-|     ?|
l_j_j_j と)   ?| ? | ??|     ?/l_j_j_j と)   ?| ? | ??|    ?/ l_j_j_j と)  ? ? | ? | ??|     /
830名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:43:20
>>828
神視点ってどういう意味ですか?

三人称 = 神視点ですか?
831名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:45:42
浅田
           _
           |
       ,、‐''''´ ̄ ̄``''''-、,
     /  \/      ::\
    /  \/\/     ::::::ヽ
    / \/\/\/    :::::::ヽ
    |ヽ/\・∀・ /\/   ::::::::|    アキラメロン
    |./\/\/\/\   :::::::::|
    ヽ  \/\/\    :::::::::/
    ヽ /\/\    ::::::::::/
     \ /\    :::::::::::::::/
       `''-、、,,:::::::::::,,、、‐''´
832826:2007/09/06(木) 22:49:51
>>828
神視点なら「うら若い」という言い方でOKなのではないのですか?
それを前提で説明しているわけなので。

見晴らしが良さそうな場所は、その言葉の通り、
客観的に多くの人がそう思うだろう場所です。

あなたの間違った酷評は酷い
833名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:54:37
>>832
さすがにその態度は無いだろw
834名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:56:04
>>830
人称と視点は別。
大抵の小説は登場人物の視点で物語を書いていく。
一人称の場合は、視点主は一人。わたしや僕、俺が最後まで物語を語る。
三人称の場合は、視点主を切り替えながら書くことができる。

神視点というのは、登場人物以外の「神」のような存在が語り手となり、自由
自在に視点を移動させることができる。
慣れていないと視点が混乱しやすく、ちぐはぐになりやすい。
835名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:57:13
>>834
つまり、神視点が悪いのではなく、
神視点を使いこなすには技術がいるってことでよろしいですか?
836名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 22:57:54
>>834
>神視点というのは、登場人物以外の「神」のような存在が語り手となり、自由
>自在に視点を移動させることができる。
>慣れていないと視点が混乱しやすく、ちぐはぐになりやすい。

ペッタンとしたスコンブ。それもひとつの芸として認めないわけではない。
837826:2007/09/06(木) 22:58:33
むりに批判しよう、なんて考えは捨てて読んでください。
838名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:00:42
待ってよ。
オレは三人称の種類の中に、神視点というものがあるって聞いたけど、
神視点は三人称じゃないの?
839名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:01:09
>>832
すべての【情報を知っている】「神」ならば、人物の名前その他の情報も
知っているはず。だから「うら若い女性」ではなく、キャラクターの名前で語らなければ
ならない。

【情報を知らない】「傍観者」のような神視点ならば、若いかどうかは外見からの
判断になる。

神視点はやめた方がいいというのは、初心者はこの区別ができないから。
840832:2007/09/06(木) 23:03:05
>>839
じゃぁ、傍観者のような神視点なら私は間違っていないんじゃなありませんか?
841名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:05:54
>>840
傍観者のような神視点ならば、
外見の描写をしてから「うら若く見える」という書き方になるはず。
「うら若い」と断定はできない。
842832:2007/09/06(木) 23:07:44
>>841
読者って、そんなこといちいち気にするのですか?
話がそれでおかしくなることはないでしょう。
843826:2007/09/06(木) 23:09:59
ストーリーに関してはどうでしょうか?
自分ではいけてると思いますが
844名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:12:38
うら若い(形)
=いかにも若くて初々しい。

「いかにも若くて初々しい女性」に置き換えたら問題はないんでないの
845名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:12:45
>>843
しらねーよ
テンプレも読めないやつの作品なんか読みたくないね
846名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:13:17
>>843
素晴らしいと思うよ。
よほどの知識が無ければ扱えないストーリーだね。
背景も難しいはずなのに上手い
847名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:14:37
>>842
読者ってw
そういうのはデビューしてから言ってね。
上手く書けてると思うなら、さっさと投稿してデビューすればいいし。

一次も通らないと思うけど
848826:2007/09/06(木) 23:17:39
>>847
新人賞の受賞作を見ても、なにが面白いのかわからないですね。
なぜか説明できますか?
文章の上手さでは私で十分なはずですよ?
新人賞受賞作を雑誌で読むかぎりでは
849名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:18:18
次に産まれてくるときはチョンがイイ。
850826:2007/09/06(木) 23:20:25
たとえば、私の作品と新人賞受賞作品との違いはなんでしょうか?
具体的に説明できるのでしょうか?
できないのなら、一次も通らないなんて言い方は失礼でしょう
851名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:26:08
>>848
構成も下手だよ。
冒頭シーンがナタクとランエイの顔見世だけ。
その割にキャラの基本情報が出てこないのでイライラするよね。
短い冒頭の次に、延々と設定を読ませて、半年前にカットバック。
この段階で落選決定。

半年前からはじめたほうがいいかと思うけど、視点の狂いが気持ち悪くて
読めないレベル。

勘違いしてるみたいだけど、君の文章は下手だよ。
852名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:28:13
826は偉そうだから嫌いだけど、
文章に出てくる言葉は上手いと思う。
素人なりに上出来でしょ
853名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:29:44
視点よりも地の文と台詞の乖離感が。ターゲットがわからない。
854名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:29:59
>>826
>うら若い女性が背中や腰に荷物を
と、書いておきながら、そのあとで、
>瞳の色は深く茂ったような緑、歳の頃は幼くも見え、老いても見え、判断がつきにくい。
は、ひどすぎる。

>「……悪かった。一人であんまり先に行き過ぎて、お前を待つのも退屈だからって、驚か
>せてやろうと思って隠れてた俺が悪かったよ。だからそんな顔近づけんなよ、蘭瑛(らんえい)」
那咤が蘭瑛に話しているのに、これでは那咤が読者に話しているよう。
つまり、説明的なセリフということで、下手の見本。

全体に文章の基礎ができていない。

>今は過ごしやすい気候なのだが、今日はいつもとは違って格段に暑く、
ぎこちない。

>あれよこれよと言う間に、
「あれよあれよ」だろう。

>声と共に、飾り気はまったくなく、布を巻きつけたような質素な服を、それとは思わせないほど
>上品な着こなしと動作から、自然と気品を漂わせて歩く女人の姿があった。
ガチャ文にもほどがある。

自分の書いた文章を声に出して読み返してみたらいい。
話の中身がどうこう言う以前の出来。
855名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:30:27
>>851
お前よりは上手そうじゃね?w
856名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:34:00
別館逝って言えよ。あげてやるから。
857826:2007/09/06(木) 23:34:20
>>854
うら若いという事実がありながらも、そういった容姿をしている、
という意味ですよ。批判する前に見直してください。自分を。

それにガチャ文と思っているのはあなたの主観でしょう。
他の人はそこではそうは思いません。
858名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:35:30
なんつーか、借り物の文章をあれこれと組み込んでる感じ。
859826:2007/09/06(木) 23:36:25
>>858
たとえば?
理由を言えずに批判ですか?
860名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:37:25
861名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:37:25
だってそういう感じがしたもん。しゃーねーじゃん。
862名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:38:09
863名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:38:43
>>859
褒めてほしいなら、それなりのスレを探せ。
ここは君を満足させるスレじゃないから、他人の意見を聞きたくないなら
覗かないほうがいいぞ。
864名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:39:02
>>862
マルチはやめろ
865826:2007/09/06(木) 23:40:34
>>863
理由を聞けば、おかしな主観での批判と、直感の批判だけ。
それで納得できないのは当然でしょう。

850に答えてみて
866名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:43:22
>>865
金原みたいな文書が下手な奴でも芥川賞受賞だから、
あんたの文章力でも問題は無い。ただ、それほどおもしろいとは思えない。
それが問題。
867名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:43:37
>>864 スマン
868名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:44:22
>>865
このスレは、いろんな人の意見を広く聞くスレ。
直感的な批判もあってもいいし、おかしな主観の批判があってもいいの。

納得するまで話をしたいなら、お金を払ってスクールに通えばいいよ。
869名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:45:09
>>857
「うら若い」とうのは「若く見える」という意味。
「老いても見え」るとは矛盾する。前提がどうしたという話ではない。

>他の人はそこではそうは思いません。
「他の人」って誰? 同じレベルのお友達?

もうひとつ言えば、設定自体もオリジナリティのない黴が生えたような代物。
文章は下手で、話は阿呆くさい。取り柄がない。
870名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:46:24
山田先生やYOSHI先生でも小説家やってるからな。
文章の上手い下手はデビューしてしまえば関係ないかも。
ただ、ああいう系統では新人賞は取れないわけで。
871名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:50:03
野ブタが新人賞を取ってるからわからんぞ?
872名無し物書き@推敲中?:2007/09/06(木) 23:56:13
826がつまらないなら、土方や浅田次郎の歴史物もおもしろくないな。
873名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:04:36
>>850
>たとえば、私の作品と新人賞受賞作品との違いはなんでしょうか?

文章が下手なところと、構成が素人くさいところと、設定がありきたりであるところと、
読んでいて面白くないところです。

逆に聞きますが、読者はあなたの作品のどこに魅力を感じるのですか?

>それによって身動きの取れなくなった蘭瑛は、否応なしに倒れこんでしまう。そこへ
>少年の刀の矛先が、蘭瑛の眼前に向けられた。
>だが蘭瑛は怯むどころか、少年を睨みつける。すると終始無言無表情だった少年の
>表情が、意地の悪い狡賢そうな、それでいてどこか茶目っ気のある笑みに変わる。

「それによって」「そこへ」「だが」「すると」
小学生の作文並みのぎこちなさです。リズムのかけらもなく、素人の踊りに似たお粗末
な描写です。
こういう文章を読者がお金を払って読むと思いますか?
874名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:06:21
「それによって」「そこへ」「だが」「すると」

↑こんなの芥川賞受賞作品でも使われてる言葉だぞ。
873はおかしくないか?
875名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:06:24
はい、以下自演のフォローはいりまーす
876名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:07:32
芥川龍之介みたいに「が」と言えばそれで玄人か?
873はたしかにおかしい。あんやも文章を書くときはそれらを使うだろ?
877名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:09:29
>>874
言葉云々じゃなくてリズムの問題じゃないか?
878名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:12:06
>>877
少なくともぎこちなさは感じないぞ。
879名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:13:41
評価お願いします 短いですが・・・
_________________________

久し振りにモーリスギターのクリスティーヌを掻き鳴らす。
ギブス、メロウ、あおぞら辺りの譜を見つつ。
メロウならもうちょい練習すれば弾き語りくらいはできそう。
ただ練習し続ける気力が俺にあるかどうか。

因みに今日は午後七時に起きた。今日の太陽を知っていない。
880名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:13:59
>>850
ラノベ方面はよくわからないけど、一般文芸としてみれば冒頭の書き出しからして
賞を取れるレベルじゃあないかな。
情景の描写が足りないのでどんな感じの場所なのかいまいちわからない。
人物の描写、服装、位置関係、全部足りないと思う。
セリフ回しもあまり面白くない。

さらに岩場でかくれんぼやってるシーンが面白いとは思えないし、意味があるとも
思えない。世界観がよく出ているわけでもないし、なぜここが冒頭なの? とは思う。

その後、説明が長々と入るんだけど、
世界観を説明するのではなくて、二人の会話とか、実際に化け物が出てくるとか、
物語の動きの中で表現するのが小説の面白さなんでね。
文章や視点の問題を置いておくとしても初心者のレベルは脱してないと思う。


881名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:14:49
"刀の矛先"の検索結果 12 件中 11 - 12 件目 (0.03 秒)
みごとにラノベばっかしw
882名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:16:03
>>826
賞狙うには文章力的に厳しいと思うけど、そこまで酷くはないかな。

>その中を、うら若い女性が背中や腰に荷物を背負って歩いていた。
>うら若い女性が困り果てた口調で、捜し人の名を呼んでいる。

上のほうで「うら若い」について議論になってたけど、
言葉自体よりも短い間に二度使ってるのが気になった。

>先程まで誰もいなかった、自分の座っていた荷物の置いていない方の隣から、突如声を掛けられたために彼女は驚いて省みた。

あと「省みる」とは「ふりかえってよく考える。反省する。」ことだから振り返る動作のことじゃないよ。
883名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:17:51
めちゃめちゃな文章なのにどうしてこんなに自信満々なんだろうな。そのほうがふしぎだ。
884名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:19:24
>>883
お前よりはましだろ?
885名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:20:20
自分の文章を客観的に眺められない、というのは初心のうちはよくあることですよ。
886名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:21:47
>>822 自惚れることなかれ。物書きは、何万何億書こうが修行の身。

 湿気を含んだ温い風が頬をなで、きつい日差しが容赦なく照りつけてくる。
 髪を後ろで結った若々しい女性が、その中を、背中や腰に荷物を括って歩いていた。
 彼女は困り果てた口調で、右往左往、捜し人らしき名を呼んでは目を配る。
「那咤様! 那咤さまー!!」
 名前の後に、尊敬の意を表す接尾を付けている。この女性は付人だろうか。
 ここは一見すると、見晴らしのよさそうな川辺に見えるが、実際はそうでもない。
 ゴツゴツとした大岩が連なっており、人一人が隠れるには充分な空間が、そこかしこにある。
「那咤様……。いつまでも隠れていないで、出てきてくださいよぅ」
 彼女が、今度は力の抜けた情けない声で叫んだ。
 しかし、辺りはシンと静まり返っている。誰もいない。
 その様にガクリと肩を落とす。彼女は項垂れて重い荷物を外し、大岩に座り込んで一息ついた。
887名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:24:35
>>885
自分の批評を客観的に眺められないのはお前
888名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:26:42
>>884>>887

>>826本人?
でなかったとしても、煽りは止めような。
889名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:27:33
煽りと言ったところで、事実だろ?
890名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:29:10
リライトの>>886

若々しい女性が、その中を、背中や

その中いらないんじゃね?何のために頬をなでさせて、照りつけてくるっていう
受け身使ってアップのカメラにしたのかと。
891名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:29:46
たとえば886は元の文章に手を加えただけ。
元を作る力は負けてるだろ?
892名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:31:53
>>850
もちっといくと、半年前のカットバックね。
>「蘭瑛、庚蘭瑛はおるか」
> 艶かしい声が、石造りの建物に響き渡る。声と共に、飾り気はまったくなく、布を巻き
>つけたような質素な服を、それとは思わせないほど上品な着こなしと動作から、自然と
>気品を漂わせて歩く女人の姿があった。すらりと背が高く、一見優しそうだがどこか癖の
>ある独特の眼差し、三つ網のように一本に結っている長い黒髪が印象的だった。
> 女人の横には、青年と呼ぶにはまだ幼さの残る男性が付き従っている。男性は恵岸行者を
>通り名としている、托塔天王李靖の第二子、木咤である。木咤が付き従っている女人が、
>観世音菩薩である。

「声が」「声と共に」が重複しているので、若干時間戻った感じがするよね。
さらに、半年前に戻ってるんだから、セリフの主が誰なのかを早めに出さないと読者は
イライラするわけ。どうでもいい描写が続いて、さらに男の説明がはいって、
ようやく「観世音菩薩」が出てくる。こういうのはよくない。

視点の問題も絡むんだけど、語り手の神は「観世音菩薩」とか「木咤」とかわかってるん
だから、それを知らないふりをして、「女人」とか「男性」と書くのはよくない。
最初から「観世音菩薩の艶かしい声が響く」とかでいいはず。
さらに、場面が変ったんだから、そこがどういう建物なのか、描写が必要。
「石造りの建物」だけでは不足。
これだと、予選通過も厳しいと思う。

どこで、どんな人物が、何をやっているのか。それが読者に伝わる文章であれば、細かい表現とかは
そんなに重要じゃないんだ。実は。
893名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:38:21
>>892
あんたの言ってる「石造りの建物」だけで済まさないところは、
細かい表現を必要としている考えだろ?
石造りの建物の説明がそれほど重要か?
石造りの建物で何をしているのか、何が起こるのかが重要なんだろ?
894名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:42:01
>>893
それを全部ひっくるめて描写すると言ってるんだと思うよ
895名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:44:07
>>894
じゃぁ、細かい表現がいるってことだろ。
石造りの建物で十分じゃないのか?
石造りの建物の説明が詳しくなければ話が進まないのか?
大まかな言い方で問題ないところだと思うが?
896名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:44:38
>>889
 一行レスじゃなくて、もっと具体的に頭を使って書こうや。
 なんかこういう程度の低い自演みたいなのが湧くから、批評の批評は無意
味だってなめられるんだよなぁ……。

>>826、神視点や○○視点という用語を使うと混乱するなら、とにかくカメラを
置くと考えればいい。どこでもいいからカメラを置く。そしてカメラが見聞きした
ことしか書かない。想像禁止、「客観的に多くの人がそう思うだろう」みたいな
一般常識も、禁止。

↓ここからは、川辺にカメラを置いた場合。

 川辺にカメラを置いたら、まず最初に目につくのは川辺という風景。大岩がご
ろごろしているならなおさら、人間より風景のほうが目につくはずだ。
 次に、音。川の流れる音は聞こえないか? その次に女性の叫び声が混じっ
て聞こえるよな。川の音と女性の声は、どちらが大きい?

 んで声のするほうを「見ると」、はじめて「背中や腰に荷物を背負っている人間」
が岩の間に見えるわけだ。
 君はその人物がうら若い女性だと、どこを見て判断した?

あと、夏の川辺って意外と涼しいから、「湿気を含んだ暖かい風と、暑い日差し」
を案外感じないかもね。今からでも間に合うから、出かけて実感してくると良い。


 別の場所、たとえば女性のすぐそばにカメラを置いた場合は、「人を探している
女性」のあとをカメラがついていくことになるわけだ。
 岩の間を人捜ししている女性の後をついていったら、さあどんな景色が見える
だろう。
897名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:45:40
たとえば、石造りの建物を、説明するとすればどう説明する?

石造りの建物を題材にして、なにかそれに説明を加えてみてよ。
もちろん、自分で創造した石造りの建物ね
898名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:47:14
>>895
だろうね。もっと他にも大まかな言い方でいいところだらけだけど。
899名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:47:52
>826
何か祭りになっていて楽しそうだな。
沢山のレスもついているので、やめとこうかと思ったけど、冒頭について少しだけ。

題名と人物の名前から中国らしいとの判断がつくが、冒頭の情景描写では一切そんな雰囲気が見えない。
中国と言っても相当広いし、場所によっては全く違ってしまう。
つまり、どういう世界なのか。ここはどこなのか、が想像ができないので、引き込まれない。

>見晴らしが良さそうな場所は、その言葉の通り、
>客観的に多くの人がそう思うだろう場所です。

漠然とした説明だけでは多くの人は具体的な「中国の見晴らしがよさそうな川辺」は簡単に思い浮かばないと思う。
せいぜいがカレンダーとかテレビで見る中国の風景だけだろう。
それすらろくに知らない人間には、全く解らないと断言しても良い。
それが読者側の想像力が貧困だと思うのなら、全くのお門違いで、何の知識もない人にたった数行でイメージを喚起させるような描写をしてこそ、優れた小説になるのだと思う。

作者の人は、どの程度風景のイメージを持って描写した?
書く当人が漠然としていては、読む方には伝わらないだろう。
景色や人物の風体をスケッチに描いてみてはどうか。
きっと禄でもない貧相な絵しか描けずに愕然とするのではないかと思う。
書かない部分で想像する必要がないと思うのなら、それまでだよ。
ぺらっぺらの薄い世界は、どんなに細かくしつこく書いても薄いまんまだ。
900899:2007/09/07(金) 00:48:42
>湿気を含んだ暖かい風と、暑い日差しが

ぱっと見、人は今年の日本の猛暑を思い浮かぶと思う。この場所ではどうなのか? その場所の気候は? 中国独特の気候、季節は日本とはどう違う?

>川辺である。ゴツゴツとした大岩が連なっており

大岩ばかりの川岸か。ならばどのようにして移動しているのか。砂利があるのか、川は大河か。清流か濁っているのか。植物は?虫は? 日影はあるのか。

>今は過ごしやすい気候なのだが、今日はいつもとは違って格段に暑く

ということは秋?春?初夏? それとも日本の四季のイメージと違うのか? 何故暑いのか? 天気が良いからだけ?

と、情景に関してばかり書いたけれど、人物にしても同様。
何の前知識のない読者に、最初にでてきた2人のイメージを刻みつけなければならない。
「うら若い」「幼くも見え老いても見え」
これは人物描写を読んで、読者が感じるべき主観であって、作者があまり使わない方がよいのでは?
しかも言ってることが混乱しているので、で、結局どうなのよ、とこちらとしては思うだけ。
丁寧で解りやすい文章で具体的な風体や面相、持っている荷物の重さ、かさばりかた、ふと滲み出る女の性、流れる汗や、息づかいを感じさせて欲しい。

それから次に続くナレーションは1/4以下の量にした方がいい。
でないと読者がついていかない。
教科書読んでいるんじゃないんだから萎えるよ。
解説した方が楽なのでやりがちなんだが、これを物語の中で説明的でなく描写するのが力量の示しどころだろう。
できることならナレは一切出さない意気込みで書いていくつもりの方が良いと思う。

・・・と、自分が昔、人に注意され激しく凹んだことと同じことを書きました。
まだこちらも勉強中ではありますが。
情熱はありそうなので、もうちょっと人様の意見を謙虚に聞ければ成長すると思います。
頑張ってください。
901名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:49:32
オレも石造りの建物に詳しい説明を求める理由がわからない。
必要無いだろう。そんなことに詳しかったら読むのがしんどい。
902名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:50:04
900げっと
903名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:52:11
>>893 >>895
これも視点と絡んでくる問題でね、
人物視点の場合は、その人物の知っているボキャブラリーで語ればいいんだけど
世界を知っている神視点の場合、語り手の神はその建物がどういう性質の建物なのか
知ってるんだから、○○の宮殿とか情報を開示する必要があるんだ。

そうでなくても場面が変った場合、どういう場所なのか描写は必要。
西洋の場合は、石造りの宮殿とか城とかでもある程度通じるけど、中国の場合、宮殿
なんかも木造が普通だからね。
石造りの建物といわれても、ちょっと想像がつかない。

とにかく、場所の描写ができないと予選通過も難しいよ。
904名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:54:01
>>899
情景なんて大まかでいいと思うが?
読者はそんなところをきにしない。
一部のマニアだけだろ?気にするの
905名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:57:32
>>903
石造りの建物にいる、それは創造する必要ないだろう。
そこが原っぱではないことがわかる程度で良さそうだ。
なぜそんなことをいちいち創造するんだ?読者は
そこで何をして、何が起こるのかが重要なんだろ? なんでいちいち建物の説明なんだよ。
つまらん小説になる
906名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:58:40
>>903
しかも○○宮殿ってなんだ?
適当に作った宮殿の名前で読者はイメージが湧くのか?

ためしに、あんたが石造りの建物の描写の例を考えてみろよ。
907名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 00:59:45
>>901
石造りの建物にいると、自然と石造りの建物にいるときの目の配り方、
耳の澄まし方になるんだよ。作者だってちょろっと
「石造りの建物に『響き渡る』」なんて書いているじゃん。
 そのときにさ、「歩く」「付き従う」なんて不用意に書くと、
「観世音菩薩と木咤はどこから歩いてきたのだろう?」とか思っちゃうわけよ。

 観世音菩薩の一日を頭のなかでシミュレートして、観世音菩薩が現実に
することだけを書く。
 そうすれば、たとえば石造りの建物の造形美について書かなくたって雰囲
気は出ると思うよ。
908名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:02:03
結局お前ら、
石造りの建物の描写例を書けないなw
909907:2007/09/07(金) 01:02:38
>>905
ちなみに>826は、「そこが原っぱではないことがわかる程度」すら描写で
きていないぞ。
910名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:08:11
>>904
そうともいえないぞ。
病院に長期入院していると外の景色に触れたいんだよ。
そのような方々にとって読書は情景がみえたり感じたりするんだよ。
大まかでいい部分と詳細に描写する部分の選択だと思うな。
911名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:09:25
>>904-906>>908
もちつけwww
とりあえずスレ違いだから別館で書いて貰え
912名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:09:32
>>905-906
君が情景描写をいらないと思うならそれでいいと思うよ。
どこかに応募してデビューすればいいわけで。

>適当に作った宮殿の名前で読者はイメージが湧くのか?

中国の宮殿といえばある程度イメージがわくと思うよ。
石造りではないけどね。
日本人なら○○城といえば、天守閣とか石垣とかそれなりにイメージが
思い浮かぶのと同じ。

>ためしに、あんたが石造りの建物の描写の例を考えてみろよ。

俺なら中国もので石造りの宮殿みたいな、不用意な場面設定はしない。
自分が描写できる範囲で場面を作るから。
913名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:24:27
>>912
石造りの建物と言ったんだ。
誰も中国とは言ってない。
石造りの建物に描写がそれほど必要ないことに気づくから、
ためしにやってみろ、って言ってるんだよ。お前の勉強不足がよくわかるぞ。
なにも必要の無い描写をすることは無いんだ
914名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:40:02
>>904
>読者はそんなところをきにしない。
>一部のマニアだけだろ?気にするの

どういう読者を想定しているんだ?
仲間褒めのサイトで「面白かったよ〜」と言ってくれる読者か?

せめて編集者並みの眼力を持った読者を想定して書かなければ
クズ文章を垂れ流す自己満足で終わるだけだぜ。
915名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:49:02
>>913
建物の規模、柱の状態、照明の様子、窓の位置、通路なのかホールなのか。
いろいろあるだろ。
916名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:57:28
>>915
それをためしに描写してみろよ。
なぜできない?
917名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 01:58:51
>>914
アホか?
もっと広い一般の読者はそんなこと重要じゃないって考えるんだよ。
仲間褒めのサイトはお前の家だろ。
広い範囲で考えると、そんなところ重視しないんだよ
お前は客観が無さ過ぎる
918名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:14:57
>913

つ「題名・中国御伽草紙」
919名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:16:37
なんか面白いのがわいてるな。
短い文章で鮮やかにイメージさせられる力量がある人の言ならまだしもこれはまたw

石造りの建物に描写がそれほど必要ない、って言うのが凄い。
中国だとも言わないのか、ますますイメージ不能だな。
ちょっと「石造り 建築様式」とかでぐぐって、これに決まってるだろってのを指定してくれ。
他の町並みや世界観が描写されてれば想像で補えるがこれじゃ無理、
背景描写を必要としない小説ならそれでもいいけどこれスカスカなだけだし。

>>914
わざわざこのスレに来て、「この程度で十分だろ!」と力説するんだから、
内輪褒め用の同人仲間もいないんだと思うよ。
>>904の考える「読者」はどこを気にしていると思ってるのか聞いてみたくもあるが、
とんでもない地雷踏みそうな気もしてストレートに言えない俺。

つかまあ、脳内イメージが立ちすぎちゃって盲目化してるんだろうね。
なんでこの素晴らしさが分かんないんだよお前らおかしい!みたいな。
920名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:17:38
>>879
閉じこもっている男の子がギターを弾く描写ですかね。文面からはちょっと読み取りづらいです。

> 久し振りにモーリスギターのクリスティーヌを掻き鳴らす。
> ギブス、メロウ、あおぞら辺りの譜を見つつ。
ここだけ読むとギターに詳しくて上手い人にも見えますね。後で実力はわかりますが、あまり短い間隔で読み手の予想を裏切られても混乱してしまいますから、この辺で暗示していてもいいですね。

> 因みに今日は午後七時に起きた。今日の太陽を知っていない。
「知っていない」は「知っている」を無理に否定形にしたものですね。文章表現としてはそういう細かい所よりも、比喩や暗示を組み込んだり読みやすい文章を心がけた方が楽しく書けますよ。
921名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:18:31
>>918
お前はアホか?
オレが言ってるのは「お前らに石造りの建物の描写例をしてみろ」ってことで、
中国にこだわれとは言ってない、って意味だろ。
それまでのオレのレスを見てみろ、自分で創造した石造りの建物、と言ってるだろ。
なぜそこまでアホなんだ?
922名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:21:08
俺が言ってるのはお前らに「石〜」に訂正

>>919
では、お前がためしに描写例をどうぞ。
できないの? やってから言ってね。
そうでなきゃ仲間内以外は褒めてくれないよ?
923名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:22:52
>>919
世界の中心で愛を叫ぶを買った読者の多くは、そんなこと気にしない。
お前は視野が狭すぎ。
924名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:23:24
>>922
>できないの? やってから言ってね。

この言葉そっくりそのままお前に返す。
925名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:23:52
>>921
「自分で創造した石造りの建物」
なんだ、盛大に釣られてたのかwww
926名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:24:23
>921
中国にモアイがあったら、何だと思うだろう?
ヨーロッパに鳥居があったら、書いた奴馬鹿じゃなかろうかと思うだろう??

「石造りの建物」が、何故そこにあるのか、そこの土壌の文化を意識せずとも考えないといかんだろう?
これが完全なファンタジーならともかく、題名に中国と入っているのなら、それっくらい考えろってことだよ。
927名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:25:45
>>924
必要ないのに、重要だと言ってる奴らに、オレは「やってみろ」
と言ってるので、オレにそれを返しても無駄だ。
自分がやってから「な?こうしたほうがいいだろ?」と言ってみろってことだ。
お前はアホか
928名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:27:13
>>925
アホか?
じぶんで「石造りの建物」が出てくる場面を作って、
その石造りの建物の描写例を書いてみろってことだ、何度も同じことを聞くって、
幼稚園児か?
929名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:29:30
オレは、石造りの建物に説明は要らない、なぜならそれは話ではそれほど重要ではなく、
ただ、そこにあるのが気の建物ではなく、大まかに石の建物だと説明しておけばいい。
しかし、石の建物の描写が必要だと言い出す奴が現れた。
では、その場合、自分で状況を作り、石造りの建物の説明をしてみろ、
話の上で、それが必要ないことがわかる、と言っている。
だからためしに描写をやってみな。
930名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:31:25
日本語でおk
931名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:32:38
「アホ」をNGワード指定したら少しは見やすくなるかな?
人を罵倒せずに意見を言えんのか。
932名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:35:05
どうしてわかんないかなあ。

単純に「石造りの建物」を描写するだけじゃ意味ないんだよ。
それだけなら、あんたの言うとおり、全く必要ない。
「石造りの建物」で十分だよ。

こっちが言っているのは、
そこの舞台の、一つの重要なアイテムとして「石造りの建物」を出した訳だろう?作者は。
ならば具体的な映像「石造りの建物」を見せることによって、物語の世界のイメージを感じさせなければならない訳だ。
この話しだと、その建物の歴史とか荘厳さとか、何かわかんないけど神聖な何かとか、これから何か始まるぞっていうワクワク感とか。
印象を読者に持たせる。これが描写だよ。

単に細かく説明することと、全然違うんだよ。
933名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:36:44
小説の書き出しですが、ぜひ酷評してください。
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日田矢交差点の地下には、四つの路線が走っている。
この辺り一帯を、たとえば有楽町マルヤマビルを誕生日ケーキの上飾りに譬え、
上空から鋭いナイフで真っ二つに切ったとすると、
スポンジ部分には地下鉄の駅や通路がまるで蟻の巣のように張り巡らされているに違いない。
地上のデコレーションが派手でも、中身がすかすかのケーキなど、あまりありがたいものではない。
改札を抜けて、清掃中の濡れた床に注意しながら日田矢公園出口ヘ向かった。
まっすぐに伸びる地下通路の天井は低く、歩けば歩くほど自分の身長が縮んでいくように思える。
途中、振り返ってみたが、一緒に電車を降りたはずの女の姿はそこになかった。
日田矢線の車内でちょっとしたハプニングが起こった。
しばらく霧ヶ関駅に停車していた電車が、説明のアナウンスも特にないまま空調を切り、
まったく動かなくなってしまったのだ。
場所が場所だけに何か異臭がしないかと辺りを嗅ぎ回りたくもなる。
どれくらい停まっていたのか、ぼくはドアに凭れたまま、
ガラス窓の向こうに見える東日本臓器移植ネットワークの広告をぼんやりと眺めていた。
広告には『死んでからも行き続けるものがあります。
それはあなたの意思です』と書かれてあった。
よほどぼんやりしていたのだと思う。
すでに五本木駅で電車を降りた先輩社員の立山さんが、まだ背後に立っていると錯覚していた。
934名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:38:35
>>930
言うと思ったが、
オレは、のあとは一貫してその説明、
オレはのあとは、言っているまでが、『』の中と言ってもいい、
それがわからないから、読解力が無いんだよ、お前は 
935名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:40:16
>>932
石造りの建物は、重要なアイテムではないだろ?
ただその場の説明をしただけだろ?
なぜ勝手に重要なアイテムにしてるんだよ。
その建物の説明が、それだけ話に重要か?
936名無し物書き@推敲中?:2007/09/07(金) 02:41:45
>935
ところで、あんた、作者のひと?
937名無し物書き@推敲中?
>>936
いや違う。ただ、描写しなくていいところを、しろと言ってるのが気になった。