北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三十一章

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1無名草子さん
「撻懶の野望を打ち砕かねばなりませぬ」
「撻懶の心の闇を拡げればよいのじゃな、粘罕殿」

【前スレ】
北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三〇章
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1216359773/

【出版状況】
・水滸伝 ハードカバー、文庫ともに、全19巻まで発売中。
・北方水滸伝・楊令伝 1-6巻まで発売中。文庫版は、まだ未定。
【替天の志(ローカルルール)】
★楊令伝に関し、詳細・ネタバレを含む内容に関しては、
 小説すばる公式発売日(基本、毎月17日)発売に解禁とする。
★公式発売日前日以前の早売りに関しては外部に記述して誘導に留める等、
 早売り派の配慮と自重を持って行動されたし。
★文庫新規参入者は文庫派専用スレがあるので、深入りする前に移動すべし。
★原典との対比に付いては制限は設けず、
 ただし、場の雰囲気に応じ臨機応変に対処されたし。
★☆荒らしは徹底無視するべし。耐えに耐えよ。☆★
★専ブラウザを使用すべし。★
>>970あたりで次スレ用意し誘導すべし.。
関連リンクは>>2-4
2無名草子さん:2008/08/12(火) 13:12:39
☆有志によるHP☆
小説すばる :ttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/
水滸伝公式 :ttp://www.shueisha.co.jp/suikoden/
過去スレなどまとめサイト :ttp://www.geocities.jp/titianhangdao/
wikiまとめサイト :ttp://www8.atwiki.jp/suiko/

☆ 関連スレ ☆
北方謙三・水滸伝 文庫版専用スレ 第七章
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1212291057/
北方謙三・血涙〜楊家将後伝を語ろう
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1129298663/
【北方謙三】ブラディ・ドール2【約束の街も】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1178340236/
【連載中】北方謙三の作品を語る・第二巻【楊令伝】
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1178896382/
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専ブラリンク集 よければ導入せよ
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●Jane Style :ttp://janestyle.s11.xrea.com/
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3すばる8月号の状況:2008/08/12(火) 13:15:32
【遊軍】
  〔楊令軍〕 
    (黒騎兵) 100   楊令 蘇h  
    (青騎兵) 200   張平  
    (カク瑾隊) 3000  カク瑾 蘇端  
    (越里隊) 3000  耶律越里
  〔遊撃隊〕   3000  史進 鄭応 班光
【梁山泊】
  〔郭盛隊〕 1万5千   郭盛
  〔工兵隊〕 1000    陶宗旺
  〔砲兵隊〕         呂皖   
  〔韓成隊〕 3500    韓成 宋万
【清河】〔張清隊〕  1万  張清 山士奇 黄鉞
【安平】→東50里〔呼延凌隊〕1万 呼延凌 李英 鍾玄
【南大樹鎮】〔馬麟隊〕6000  馬麟 祖永 曽潤       
【冀州】〔鮑旭隊〕 8000  鮑旭 岑諒 田忠 (ショウ丹)
【歴亭】〔扈三娘隊〕4000 扈三娘
     〔花飛麟隊〕8000 花飛麟 董進 黄表
     〔重装備隊〕 600 李媛 荀響   
【大城】〔韓伯竜隊〕3000 韓伯竜 孫安 馬霊
4単行本派誘導:2008/08/12(火) 13:17:46
第1巻 2006年10月17日〜2007年1月16日  本スレ15章〜17章
第2巻 2007年1月17日〜4月16日        本スレ17章〜19章
第3巻 2007年4月17日〜7月16日        本スレ19章〜21章
第4巻 2007年7月17日〜10月16日       本スレ21章〜22章
第5巻 2007年10月17日〜2008年1月16日  本スレ22章〜23章
第6巻 2008年1月17日〜4月16日        本スレ23章〜26章
第7巻 2008年4月17日〜7月16日        本スレ26章〜29章
第8巻 2008年7月17日〜              本スレ29章〜
5無名草子さん:2008/08/12(火) 15:31:46
>>1
乙関勝
6無名草子さん:2008/08/12(火) 15:35:36
>>3
黒騎兵には、むかし侯真や張平もいた。ダントツの強さを誇る騎馬隊だと思うのだが、
6月号では、たいしたことなかったね。
7無名草子さん:2008/08/12(火) 15:42:19
>>6
軍神童貫がいれば、精強黒騎兵でも、この程度。
童貫がいなければ、史進の赤騎兵でも、圧倒的な破壊力、ってことじゃねぇ?
8無名草子さん:2008/08/12(火) 16:23:39
童貫は、梁山泊を三方から攻めるというが、梁山泊には郭盛隊15000しかいない。
梁山泊軍は分散しているんだな。
反対に、童貫本隊は9万が密集している。しかも、四方を敵に囲まれている。
この状況を作り出したのは、童貫自身。
これが勝敗を決定づけるの?ひょっとして、これが読み合い?
9無名草子さん:2008/08/12(火) 16:44:30
梁山泊が四方から童貫本隊に接近しても、兵力は半分以下。
禁軍はビクトモシナイ。「度人」を叫ぶ以外に勝利の道はないな。
10無名草子さん:2008/08/12(火) 16:53:54
劉光世と張俊は、期待はずれだったな。
畢勝・ホウビには遠く及ばないということかもしれんが、
周通でも、あんなに頑張ったのにな。
11無名草子さん:2008/08/12(火) 16:56:23
頑張る必要はない。早く終ろうぜ、ドウカン・ファイト。
12無名草子さん:2008/08/12(火) 16:58:22
たっぷりあと四ヶ月続きますんでw
13無名草子さん:2008/08/12(火) 17:03:47
>>9
実際に闘った方臘信者が、どれだけ「度人」を叫んでも、童貫軍は戦い続けた。
方臘信者の真似をした梁山泊の「度人」の叫びで、童貫軍が浮き足立つのは、変。
14無名草子さん:2008/08/12(火) 17:09:55
方臘戦から時間が経過している。戦らしい戦ができなくて、殺戮を余儀なくされたから、
方臘戦が忌まわしい記憶になったというより、あれだけ多くの死者を出した戦の後なのに、
また大きな叛乱が起きた。普通に厭戦気分が漂ってきている、でいいんじゃまいか?
15無名草子さん:2008/08/12(火) 17:24:17
梁山泊に人が増えたのは、宋の重税が原因。
財政に苦しむ宋は、兵士の給与を削減しないのだろうか?
仮に削減されていたら、厭戦気分もすんなり理解できるのだが。
16無名草子さん:2008/08/12(火) 17:30:26
>>13
今回は度人を口にしたわけじゃないだろう?
韓成の部隊を見ただけだ。
17無名草子さん:2008/08/12(火) 17:34:21
>>14
やっている最中は無我夢中だが、時間が経過するほどに、自分のやったことが
嫌になるということはありうる。
問題は、そういう精神状態が、集団的に発生するかだな。
18無名草子さん:2008/08/12(火) 17:43:38
方臘戦に参加した兵士は、ほんと足手まといだな。
燕京戦に参加した地方軍の方が、まだ役に立っていたかもしれんなw
19無名草子さん:2008/08/12(火) 17:50:53
>>18
童貫元帥によるフォローはあるのかな?
自軍の兵卒の精神状態を、まったく把握できていなかったということだろう?
方臘戦から何の影響も受けていない地方軍よりも、役に立つと思っていたわけだから。
20無名草子さん:2008/08/12(火) 17:54:48
>998 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/08/12(火) 15:26:08
>そもそも宋水軍は、禁軍なの?

禁軍の兵数を数えるときに、水軍の人数は含まれていたことがないので、
禁軍ではないと思う。しかし、禁軍の将軍が影響力を発揮していることは
間違いない。
21無名草子さん:2008/08/12(火) 17:58:22
>>1
スレ立て 乙〜
22無名草子さん:2008/08/12(火) 18:05:37
>>10
7月号で、楊令が童貫軍を断ち割ったということで、梁山泊の兵士が
童貫を怖れなくなった、ということを史進が言っている。
日本の選手がオリンピックで金メダルを取ったようなものか?
ちょっと気分は良くなるな。
23無名草子さん:2008/08/12(火) 18:08:04
気分がいいのは1日ぐらい。財布の中身を見ると、鬱になる。
24無名草子さん:2008/08/12(火) 18:12:52
>>17
集団的に発生したから、治癒させるのは無理なんだな。
対策としては、方臘戦参加の兵士を全員開封府に帰す。
韓成軍の居場所を探し、殲滅する。二つしかない。
25無名草子さん:2008/08/12(火) 18:18:50
方臘戦は史実で、いまやっているドウカン・ファイトに比べ、宋滅亡にとって
はるかに重要な戦だが、たった3500にこうまで振り回されるというのは、
禁軍と梁山泊の値打ちを下げるような気もしないではない。
26無名草子さん:2008/08/12(火) 18:32:18
侯蒙はそろそろ死ぬ頃かな。
正史では、宣和三年(1121)、宋江の叛乱が起こったとき、東平府の知府
に任じられたのだが、東平府に赴く前に死亡している。
27無名草子さん:2008/08/12(火) 18:40:38
>>25
ドウカン・ファイトが、宋江の叛乱の拡大豪華版だとすると、李俊が言っていた
火攻めは十分考えられるんだよな。
『張叔夜は軽装兵を出して海を離れるよう宋江達を誘いながら戦い、
両軍の兵がぶつかる頃合いを計って、宋江達の船を焼かせた。』
28無名草子さん:2008/08/12(火) 18:56:06
>>27
>ドウカン・ファイトが、宋江の叛乱の拡大豪華版

金軍侵攻の前倒し前哨戦の意味合いもある。
29無名草子さん:2008/08/12(火) 19:12:28
>>27
侯蒙も登場したんだから、張叔夜も出てほしいよね。
30無名草子さん:2008/08/12(火) 19:25:30
>>1
これって、前の重複スレ?
まだ残っていたの?
31無名草子さん:2008/08/12(火) 21:26:16
兵士がどうこうってより、劉光世や張俊の心の傷の問題なんじゃないの?
特に劉光世は何度も度人の殺戮を担当してるし。
32無名草子さん:2008/08/13(水) 12:27:05
劉光世は、戦っている兵士たちの心の動きを想像して、代弁していたような感じだったよ。
33無名草子さん:2008/08/13(水) 12:48:27
>>29
宿元景が禁軍将軍だったのだから、張叔夜も武人でいいんじゃない?
34無名草子さん:2008/08/13(水) 12:58:48
張叔夜は、靖康の変のとき、講和派が主流を占める中で、開封府に三万の兵を入れ、
金軍の陣を夜襲している。他の禁軍の将軍たちは、すでに戦死しているか、童貫没後、
軍閥化していったかだろうな。唯一、張叔夜だけが首都を守ろうとした。
35無名草子さん:2008/08/13(水) 13:22:32
>>33
楊センがあのようなショボい退場の仕方をするのなら、
宿元景役が楊センでもよかったな。
招安の功労者宿元景が童貫と並ぶ敵というのには、
すぐにはなじめなかった。
36無名草子さん:2008/08/13(水) 13:37:24
蕭譲が死んだら、文治省のトップは、陳娥になるのか?
金大堅はどうなる?
37無名草子さん:2008/08/13(水) 13:41:49
【聚義庁】 楊令 呉用 宣賛 杜興 公孫勝
  〔調略〕 公孫勝 武松 喬冽 〔間者〕 戴宗 徐絢 〔闇塩〕 燕青  
  〔兵站〕 蒋敬 孟康 李立  〔通信〕 張横 王定六  〔交易〕 曹正 盛栄
  〔文治省〕200 金大堅 陳娥 〔保育所〕 金翠蓮 宣凱  
  〔医師〕 白勝 文祥 毛定 〔大工〕 劉策  〔鍛冶〕 高平 陸博 田峯
  〔薬師〕 馬雲 〔牧場〕 皇甫端 段景住  〔酒屋〕 朱椛 朱杏
  〔その他〕 チョ律 蒼香 
【致死軍】 侯真 羅辰

【洞庭山】〔水軍〕1万1千 李俊 費保 倪雲 童猛 狄成 項充 張敬
    (大型船40艘 中型船150余艘)
  〔造船〕 阮小二 趙林
【楡柳荘】 上青
【杭  州】 孫二娘 張朔 瓊英 ウ梨
【洞宮山】 顧大嫂 カク嬌 陳夫人 白寿 王貴 王清 
【女  真】 蔡福
【子午山】 秦容 蔡豹 公淑
38無名草子さん:2008/08/13(水) 13:44:09
洞庭山の水軍は、ほぼ出払っているか、ごく少数の残留部隊しかいないはず。
造船設備という重要な戦略拠点を、宋が放置しているのは、不思議だな。
いまなら少数の地方軍で陥せると思うのだが。
39無名草子さん:2008/08/13(水) 14:32:58
曹正が出てこんなー。北方本でも、原典の特技肉切りの話は出てきていた。
済州で肉屋を営んだことのある孫二娘とコンビで、表の稼業として肉屋を
始めればどうだろうか?敵地に潜入するには、うってつけだと思うが。
40無名草子さん:2008/08/13(水) 14:41:56
蒋敬は兵站担当だが、梁山泊本寨にいて、全体を見渡す立場になったような感じ。
かつての柴進の立場だな。
曹正は兵站から交易担当に。孫二娘・瓊英と同業だな。
上青も李俊のやっていた交易に関わっていて、その中心人物のような感じだったが、
瓊英が李俊に船を貸してくれと頼みにきたところからすると、瓊英とは別ルートの
交易の道なのだろうか?
41無名草子さん:2008/08/13(水) 14:46:02
>>38
洞庭山を宋軍が占拠する実益は大きくないが、造船施設の破壊は、
当然考えなければならない戦略だよね。
梁山泊側は、かつて孔明が、敵の造船施設で建造中の艦船を破壊した。
42無名草子さん:2008/08/13(水) 15:03:58
宋水軍も、もっと登場しないと駄目。
楊令伝の初めの頃、梁山泊は海上の運搬ルートを創設し、水軍は物資の輸送
で大活躍していた。
運河の発達した宋なんだから、宋水軍も童貫軍の食糧の輸送に協力しなきゃ。
18万の大軍。ちょっとした地方都市が出現したのと変わらない。現場で
調達していたのでは、すぐ底をつく。開封府や北京大名府に蓄えたものを輸送
しないとな。
43無名草子さん:2008/08/13(水) 15:14:15
はっきりとは書いてないが、陸上輸送だけのような雰囲気だよね。
44無名草子さん:2008/08/13(水) 15:22:39
>>39
公孫勝、燕青、武松クラスの働きができないことは承知の上だが、
曹正や孫二娘あたりの働きで、戦局に変化が生じるなんて話があれば、
楽しいよな。戦時なんで、孟康・李立はフル回転だろう。交易要員は、
反対に暇じゃないかな?
45無名草子さん:2008/08/13(水) 15:25:03
普通に考えれば、孟康と李立の手伝いをしてるんじゃない?
46無名草子さん:2008/08/13(水) 15:31:39
>>35
宿元景と聞煥章が同門の出身という話はスルーされていたからな。
47無名草子さん:2008/08/13(水) 15:47:23
>>28
童貫と梁山泊の闘いは、靖康の変後の南宋と金(斉)の闘いを一部先取りしているな。
宗沢が詳しく紹介されているサイトを見た。
岳飛と韓世忠が義勇軍として宗沢の下に駆けつけるのは、金軍が北に去った後、
宗沢が開封府を開放したときだ。宗沢が、若い岳飛を将軍に抜擢する。
このあたりは、楊令伝の童貫と一部キャラが被る。
だからといって、童貫の死が、宗沢の死期まで延ばされることはないと思うが、
宗沢は登場するにしても、高宗の側近の文官という設定かもしれんな。
童貫もけっこう年配。続いて活躍する宗沢はもっと年配では、読者が飽きる。
開封府奪回の栄誉は、岳飛のものになるんだろうな。
そのとき、開封府を守る梁山泊側の将が誰だかが気になる。
48無名草子さん:2008/08/13(水) 15:49:20
>>47
義勇軍によって膨らんだ宗沢の軍勢20万というのも、童貫軍の兵数と似ているしね。
49無名草子さん:2008/08/13(水) 16:01:05
ドウカン・ファイトがあと四ヶ月もあるのなら、徐絢が青蓮寺のメンバーに接近して、
そこで一波乱あってもいいな。まあ扈三娘と花飛麟の濡れ場があったんで、重複
を避けられたのだと思うが、開封府の話の進展が遅い。
50無名草子さん:2008/08/13(水) 16:07:20
張浚は比較的早くから史書に名が登場するが、劉リはもう少し遅い。
楊令伝には出ないような気がするね。張浚は張俊と紛らわしいし。
51無名草子さん:2008/08/13(水) 16:11:59
“童貫”としては影武者を使って死んだ事にして、“宗沢”と名を変える可能性は?
52無名草子さん:2008/08/13(水) 16:16:30
>>37
文治省の200名は、少なすぎる。
北宋は、いまでこそ単なる収税機構に堕しているが、
元来は内政を重視した王朝。
真宗のとき占城稲を江南各地に広め、江南の開発に力を入れた。
二期作・二毛作を奨励し、農業生産力を上げた。
梁山泊も内政に力を入れないと。。
53無名草子さん:2008/08/13(水) 16:18:26
>>51
影武者のことは、何回か前にほのめかしていたから、面白い選択肢ではある。
童貫が死なずに生きていれば、丁度宗沢ぐらいの年齢なんだ。
54無名草子さん:2008/08/13(水) 16:22:18
「似ている」
 楊令が、呟いた。
「何が、ですか?」
「宗沢の用兵が、童貫に似ているのだ」
 たしかに宗沢の用兵は、文官とは思えない巧みなものだった。しかし、童貫は死んだ。
吹毛剣で首を落とされるのを、呉用はその目で見た。
「劉豫」
「二人だけのときは、呉用とお呼びください」
「あれは、童貫だ」
55無名草子さん:2008/08/13(水) 16:30:51
>>53
宗沢に子供がいれば、苦しい選択になるぞ。
56無名草子さん:2008/08/13(水) 16:33:43
「宗沢の子」で検索した結果、『長岡藩医・宗沢の子』しか引っかからなかった。
捏造しても、当分バレることはない。
57無名草子さん:2008/08/13(水) 16:35:26
「宗沢の子孫」では、0件だ。いける。
58無名草子さん:2008/08/13(水) 16:49:09
>>54
斉と梁山泊は、偶然だろうが類似性があるんだよな。
一、科挙を廃止した・・・これは梁山泊がやりそうなこと
二、賊徒を丸抱えした
ちなみに、劉豫が生まれた年は、『劉豫出生於1073年』
現在52歳。呉用より8歳若いが、俺は気にならない。
59無名草子さん:2008/08/13(水) 16:56:34
>>58
梁山泊で1073年生まれといえば、この二人。公孫勝・宣賛(52歳)。
なお、宋史劉豫伝に「建炎二年正月・・・豫は前忿を懲し、遂に反謀を蓄え、
其の将関勝を殺し、百姓を率いて金に降る」という 記述がある。
梁山泊の関勝と同姓同名の人物を、劉豫が殺したことになっている。
関勝がらみで、劉豫=宣賛という線もある。
60無名草子さん:2008/08/13(水) 16:58:41
宣賛が関勝を殺してどうするww?
61無名草子さん:2008/08/13(水) 17:09:24
劉豫(1073-1146)・・・・公孫勝・宣賛と同年生まれ
宗沢(1060〜1128)・・・童貫と同年じゃねぇ?
62無名草子さん:2008/08/13(水) 17:28:38
>>52
かつて梁山泊の領地にいた地方軍は撤退したんだろうが、
地方の役人も同じなのかね?読み落としているのかな?
63無名草子さん:2008/08/13(水) 17:41:27
>>49
相手は若い范斌あたりか?任先なんか、ああ見えて、けっこういい年だよな。
64無名草子さん:2008/08/13(水) 17:42:22
秦檜(1090〜1155)も、まだ35歳。
ソープ行きまっせ。
65無名草子さん:2008/08/14(木) 05:49:41
そういや、秦檜の嫁って妓館の女なのかな?
66無名草子さん:2008/08/14(木) 12:56:51
呉用がかっこよすぎてもう駄目
俺が女ならヌレヌレだw
67無名草子さん:2008/08/14(木) 13:26:33
 唐昇は、あからさまに、軍議から排除されそうになった。
 斡離不と撻懶が、しっかり手を組んでいる。
「オリキャラの時代は、終ったのだ。最初に唐昇、次に蕭珪材が死ぬ」
「まず完顔成だろう。帝に名が似すぎている」
 宋への進攻は、梁山泊との連携というのが半分である。残りの半分は、一度大戦を
経て、軍を整理するためにやるのだ。
「間違いない。完顔成が死ぬ」
68無名草子さん:2008/08/14(木) 13:40:27
>>67
蕭珪材はともかく、なんのキャラ立ちもしてない完顔成(耶律披機に通じるなにかを感じる)と老齢かつ吹っ切れた唐昇は死にそうだな
69無名草子さん:2008/08/14(木) 13:42:14
>>34
李福というのは、史実上の童貫の腹心らしいが、将校不足を埋めるために登場せんかな。

李福
童貫の将校。童貫が誅殺された後、張師正の残兵を受け継いで叛乱を起こす。
青州を中心に四万の軍兵を糾合す。虐殺・掠奪を繰り返したため、韓世忠に鎮圧された。
70無名草子さん:2008/08/14(木) 14:03:42
 どちらかといえば警戒の手薄な、青蓮寺本隊の方は、部下の二十名が、ひとりひとり
について調べている。
「侯真殿、青蓮寺本隊って何ですか?」
 文脈からいって、妓館でない方の従来からの青蓮寺を指していることは明らかだった。
しかし、徐絢には「本隊」という言い方が気になった。
「忍者部隊月光が、四人と二人に分かれて行動することがあった。四人の方を本隊と言って
いたのを覚えている」
 どうでもいい話題だった。男と女がひとつ部屋にいて、するような話題ではなかった。
「侯真殿、今夜は泊っていかれた方がいい、と思います」
 言い終わって、スキンの買い置きがなくなっていたことを思い出した。やばい。中出し
されると、中絶費用がかさむ。
「わかった。ここで、眠らせて貰う」
「来て」
「いや、床でいい。スキンの買い置きがないんだろう?」
 読まれていた。
71無名草子さん:2008/08/14(木) 14:13:28
>>34
それと姚平仲。
姚平仲は、童貫に嫌われていたが、童貫も姚平仲の武勇には心服していた。
方臘の乱における武功も、随一と言われた。
72無名草子さん:2008/08/14(木) 14:20:03
連投君のお時間です。
73無名草子さん:2008/08/14(木) 14:20:33
地方軍の将軍として、太原府:張孝純、燕京:郭薬師はあるんじゃない?
74無名草子さん:2008/08/14(木) 14:23:32
>唐昇は、軍を燕京に留めたままだった。

燕京は、宋に返したんじゃなかったっけ?
蕭珪材を降伏させただけで、いまだ金の領地だっけ?
75無名草子さん:2008/08/14(木) 14:39:27
ところで、羅辰は孔亮のような部下になれたのか?
76無名草子さん:2008/08/14(木) 14:41:04
>>74
燕雲十六州を返還しただけで、燕京は、蕭珪材を降伏させて以降、動きはないと思う。
斡離不が郭薬師を降伏させた史実を、唐昇と蕭珪材に置き換えたということか?
77無名草子さん:2008/08/14(木) 14:42:06
>>75
孔亮のようになれたからこそ、羅辰はずっと登場してこないのだと思う。
78無名草子さん:2008/08/14(木) 14:48:14
>>76
金の攻撃対象地域は、金が占領して、宋に返す。
宋の攻撃対象地域は、宋が占領に失敗し、金の領土となる。
こういう状況かね?
ここは史実と異なるのだが、ドウカン・ファイト集中のため、
当初は宋から金への歳幣の話題はスルーする予定だったのかね?
金は燕京という最大の城郭を得たのだから、どちらが得をしたという
ことなし、ということだったの?
79無名草子さん:2008/08/14(木) 15:03:05
>>68
完顔成は、阿骨打とほぼ同年と想像しているのだが、
そうすると57歳前後という年齢になっている。
唐昇の年齢はよくわからないが、董万よりは年長のようだった。
祝家荘戦(1106年)のとき35〜40歳だとすると、現在54〜59歳。
老齢というほどでもない。
80無名草子さん:2008/08/14(木) 15:08:36
>>79
呼延灼が梁山泊攻撃(1107年)の将に抜擢されたのが35歳のときなので、
唐昇もそれくらいの年齢だろうな。
81無名草子さん:2008/08/14(木) 15:55:46
【1125年】
  10月:呉乞買、討宋の詔。西路軍粘罕、東路軍撻懶・斡離不。
  12月:金軍、進攻開始。太原府駐留の童貫、敵前逃亡。太原府将軍張孝純。
      東路軍、玉田・薊州・檀州攻略。燕州府包囲。守将郭薬師降伏。
      金軍、ここに燕雲十六州を完全制圧。
      徽宗、「己を罪する詔」を発して退位、位を太子の趙恒(欽宗)に譲る。
      欽宗、慶原府まで侵攻していた東路軍斡離不に国書。違約は徽宗にあり、欽宗は無関係。
      斡離不激怒。東路軍、河北の諸城郭を陥落させて黄河に迫る。
【1126年】
   1月:欽宗、李綱を兵馬元帥に任命。
      姚平仲、金軍に敗北。
      欽宗、李綱を解任。金軍に和議を申し入れる。
      欽宗、賠償金を整えることができず、金軍、三鎮割譲の約束を取り付けただけで、引き揚げる。
   8月:呉乞買、再度討宋の詔。左副元帥粘罕、右副元帥斡離不。
   9月:粘罕、太原府攻略。張孝純を捕虜にする。
  11月:金軍、南下。洛陽・平陽・河陽を陥し、開封府に迫る。
 閏11月:25日、開封府を陥す。前回の包囲時と異なり、場内大混乱。
【1127年】
   3月:宋国を廃す。楚建国。
      25日、徽宗・欽宗を燕京まで護送。
   4月:1日、金軍全軍の撤退を終える。
82無名草子さん:2008/08/14(木) 16:35:07
【1127年】
   5月:1日、趙構、南京応天府で即位―高宗。
  10月:高宗、南京応天府から揚州に動座。
      宗沢と岳飛、帝の南幸に反対する→岳飛、官位を剥奪される。
      この頃までに、宗沢は開封府を回復しているが、正確な月日については調査中。
【1128年】
      高宗、金軍南下の知らせに驚き、揚州→鎮江→杭州へ。杭州を臨安府と改名。
    春:金軍、三度開封府に迫るも、宗沢によって撃退される。
      →この闘いは、開封府をめぐる攻防だけで、次の11月の金軍進攻のように大掛りではない。
       梁山泊と宗沢の闘いになるのかもしれん。
      宗沢、高宗に開封府に帰還するよう懇請するも、聞き入れられず。この年、死亡。
  11月:金軍、進撃開始。
83無名草子さん:2008/08/14(木) 16:55:24
>>79
双鞭のおっさんも死んだしその辺りの年齢の人一掃されそうじゃない?
84無名草子さん:2008/08/14(木) 16:59:30
方臘は、趙仁に「地図」を捨てろと言ったが、
宗沢は、岳飛に「陣図」を勉強しろと言った。
そのときの岳飛の答えが、方臘の言ったことに似ている。
「兵家が尊ぶのは臨機応変で、運用の妙は一心にあります」
85無名草子さん:2008/08/14(木) 17:01:39
>>83
阿骨打の子も成人したのが多いし、後がつかえているからな。
完顔成・唐昇は、そろそろだろうな。
許貫忠など、坊さんが気になって仕方ないと言っていた。
86無名草子さん:2008/08/14(木) 17:09:35
李綱は青蓮寺の者という設定で、南宋成立までは、秦檜と意見の違いはないが、
その後、華北の領土の扱いで、秦檜とは対立せざるを得ないよな。
ここの面白さは、華北の領土放棄=梁山泊(斉)を壊滅させて金の領土とする、
という思惑が絡んでいるところが複雑。
当面の敵は、李綱や岳飛なんだが、背後のより大きな敵が秦檜と撻懶。
しかも、梁山泊と撻懶は味方として戦う場面の方が多い。
かつてないコンテクストになるな。

華北領土放棄派・・・高宗・秦檜・杜充+撻懶
華北領土死守派・・・李綱・岳飛・宗沢
87無名草子さん:2008/08/14(木) 17:15:30
そのような高等戦略を秦檜と撻懶が展開するとすれば、
健気に王安石の夢を追いつづける李富はどうなるんだろう?
中国全域で夢を実現することは不可能。よって江南の地だけを
別天地にして、そこで夢実現。やはり華北の領土は、金にくれてやって、
講和を急ぐということになるのだろうか?
88無名草子さん:2008/08/14(木) 17:30:42
【1128年】
  11月:金軍、南下。中原を占領し、南宋と対決。
        →粘罕:山西から河南を経略、
        →兀朮:山東を経略。
      粘罕、濮陽付近を攻略。
      杜充(宗沢の後任の開封府守将)、黄河の堤防を決壊させ、金軍の西進を阻止。
      高宗、揚州から杭州へ動座。
      呂頤浩、張浚、劉光世、韓世忠、張俊ら、杭州以北の要地に配備される。
89無名草子さん:2008/08/14(木) 17:34:19
>>87
大商人から集めた金を、貧乏人に配って満足、なんて展開じゃないだろうなw?
90無名草子さん:2008/08/14(木) 17:41:25
金を集めることで、組織を維持し、発言力を保持しようということだろうが、
滅亡前の混沌の中で、青蓮寺も一枚岩でいられるはずがない。
秦檜は女真に幽閉されている間に講和派になる。
李綱は禁軍崩壊後の軍閥に近づいていくんじゃないか?
その上にいる李富としては、戦の趨勢を見て、徐々に講和派に傾いていく。
主戦派の多くは、高宗に見捨てられるのだから、李富は講和派だよ。
91無名草子さん:2008/08/14(木) 17:49:41
秦檜間者説は古くからあって、話としても良く出来ていて面白い。
秦檜と岳飛の対立を軸に敵方の物語を進めるなら、王安石の夢がどうたら言っている李富は、
きっと邪魔になると思う。江南に押し込められた南宋は、北宋に比べると“小さな政府”。
王安石は“大きな政府”のようなもんだろう?
92無名草子さん:2008/08/14(木) 17:52:32
それ全然違うw
93無名草子さん:2008/08/14(木) 17:57:13
華北に集中している大地主・大商人から金を徴発して、方臘の乱で荒れた江南の地に、
中小自作農を創設していく試みをやろうと思えば、李富の夢は、江南の地で花咲くこと
になる。
ただ、軍事と政略によって、金と南宋の境界を確定しようとする秦檜・撻懶とは、目標が
違うけどな。
94無名草子さん:2008/08/14(木) 17:59:19
          ∩m,っ
          )  く
        ,/   ::::::ヽ
       ,/     ::::::丶
      ,ィ         ::::..
     /     (”)    .::::..
     ,      j j   (。) .::j
     !      ノ j:   n  ::::l
    l      (_ノ' ,ノ `つ ::::l     だが現実はドウカン・ファイト
     !         ̄  イ::::.......|      花飛麟は劉光世に勝つぞ
   |           ` :::::::!
     !            ::::::::l
    l            :::::::::j
.     、         ::::::::::ィ
     ゝ、        _:::ン'
      ,/;;;`┬---┬;;;;,,ハ
     ハ;;;;/^つ rー ;;;;;i;;;;;;l
     ノ;;;;〉;;〉,イ  し'〈:;:j;;;;;,,ゝ
     ヽ V,/;ト、 /ト、ソ ノ
      ヽ_/;;;| X j:: >-く
       !;;;;;;;/ ^ヽ`.|/ r  l
       j;;;;;;/ r  Y , 0mn
        `ー'ヽ l_ハ ) ,,メ
          ゝ、_,つ_ノ
95無名草子さん:2008/08/14(木) 18:14:06
>>93
しかし、敵の爪を剥いで拷問していたやつらじゃないと、替天の志とか、王安石の夢は
実現できないということなのかね?
「政治好きは、ひとりよがりのバカ」というのが、この小説のテーマか?
ふつうの庶民、出て来いよw
96無名草子さん:2008/08/14(木) 19:09:15
本日の連投君タイムは終了いたしました。
明日もまた12時より、開始させていただきますので何卒、生暖かい目でお見守りください。
97無名草子さん:2008/08/15(金) 08:11:45
今月号の話題解禁はいつから?
昨日書店で入手したんだが・・・
98無名草子さん:2008/08/15(金) 08:17:51
公式発売日が明日なんで明日から。
と、いっても日付変更とともにみんながみんな買えるわけではないので昼ごろまで待っててあげると君も好漢の仲間入りだ
99無名草子さん:2008/08/15(金) 08:35:13
>>98
なるほど、昨日ツタヤで普通に売っていたんで遅くても今日発売かと思ってた
耐えに耐えよ
100無名草子さん:2008/08/15(金) 12:09:09
いつも前日に置いてた本屋が、置かなくなった。
店員に「まだ入ってませんか?」と聞くと「まだです」と。


大人しく明日まで耐えに耐えるか・・・・・
101無名草子さん:2008/08/15(金) 14:34:01
ネタバレ期待でここを覗いている奴の方が多いだろう?
いやなら読んでから覗くだろうし。
102無名草子さん:2008/08/15(金) 14:39:20
>>88
楊令伝を15巻までやるとしても、いまのゆったりペースだと、
斉の成立(1130年)まで、いきそうにないんだよな。
1128年あたりまでかな、という気がしてきた。
103無名草子さん:2008/08/15(金) 14:46:11
楊令と岳飛の闘いは、きちんと書いてみようと思う、なんでもう少しいくと思うがな。
104無名草子さん:2008/08/15(金) 14:51:01
宋禁軍の将軍が死んでも、まったく補充がないところを見ると、
梁山泊対童貫の闘いは、そんなに長く続かない。
陳ショ・趙安の戦死も、割合アッサリだったから、8巻いっぱいで
終るのではないかと思っている。
ここからの展開は、早くなるんじゃないか?
105無名草子さん:2008/08/15(金) 14:58:51
>>95
暗殺と王安石の夢を混ると、中和されるわけではないよな。
夢を語らせるには、宋江のような手を汚さないトップか、愚直に戦う
平凡な将校がいいのかもしれない。
106無名草子さん:2008/08/15(金) 15:06:52
金メダルの夢を見て、ドーピングすれば失格だからな。
107無名草子さん:2008/08/15(金) 15:18:53
>>105
聞煥章が何を言っても山拓みたいで駄目。
李富が直接やった悪事は、唐牛児に対する違法取り調べだけで、
他は命令しただけなんで、そんなに手が汚れている感じはしない。
でもまあ、李富よりも、何恭や蒼英が語った方がすんなりと受け入れられる。
公孫勝による邵房粛清をボンヤリ見ていた楊令には、カリスマないよな。
軍令に違反した林冲に死罪を命じようとした宋江の必死さがない。
108無名草子さん:2008/08/15(金) 15:55:35
>>85
許貫忠という奴は、何するために登場したんだろうな?
109無名草子さん:2008/08/15(金) 15:58:42
というか王安石が夢見た国、とかいう時点でもう薄ら寒いよな。
王安石の新法ってようはたんなる増税と地方軍の引き締めなのに、民がどうとかアホくさい。
それに富の再分配じゃ貧民は救えない、新しい富を創出しないとどうにもならん。
110無名草子さん:2008/08/15(金) 16:06:12
元々童貫の軍師にするつもりだったのだろうが、童貫が軍師不要の将軍だった。
童貫が経験を積んだ将軍ということで、楊令の場合とは違い、軍師不要でも
違和感がなかった。そこで周信を鍛えるために、周信につけた。周信があっけなく
戦死した。許貫忠は、唐昇を見つけた。以上。
111無名草子さん:2008/08/15(金) 16:10:53
>>109
それは20世紀後半に証明された。
旧法党の反発で新法党の政策が実現できなかったと思っている李富は、
一度は実現させたいと思っているのだろう。そして、失敗に終る。
112無名草子さん:2008/08/15(金) 16:16:44
梁山泊も塩と交易で稼ぎすぎなんだよな。
だいたい第三セクターは赤字覚悟なのに。
梁山泊=戦う黒字第三セクターみたいだもんな。
113無名草子さん:2008/08/15(金) 16:24:33
梁山泊が水滸伝の前半のように強い志を感じさせていれば、李富が何を考えようと
焦点がボケなかったと思うが、梁山泊の志が見えにくくなってから(やったことは2年の
免税のみ)、李富が政治志向になってくると、いったいどうなるんだろうと思うな。
114無名草子さん:2008/08/15(金) 16:57:47
残党狩りのときのような息苦しさがなくなったのは、青蓮寺の性格変化のおかげなので、
ここは大いに評価されてよいと思う。賊徒が多数はびこり、方臘・梁山泊と大きな叛乱
が国内に起こっているのに、ゲシュタポみたいな秘密警察が全国に精密な情報網を
持っているというのは変だと思う。
ただ、その青蓮寺が王安石の夢を抱き、それに押し出されるように、楊令梁山泊の志が、
とりあえず宋を倒すだけ、あとのことは誰か考えてくれ、それじゃあんまりなので2年の
免税はしておくか、軍費は自力で稼げるから、というのでは分かりにくい。
115無名草子さん:2008/08/15(金) 16:59:37
現実世界というのは、理解しにくいところがある。
実在する人間が、一面的には捉えにくいからな。
機嫌のいいときと、機嫌の悪いときは、別人に見えることがある。
小説のキャラクターで、そのような現実世界を描くのなら、人物を絞らないとな。
多数のキャラが登場する群像小説では、ある程度パターン化されたキャラで
世界を構築するという妥協がないと、話そのものが見えにくくなる。
116無名草子さん:2008/08/15(金) 17:08:26
北宋末は、徽宗の乱費と度重なる戦乱で、増税が厳しかったのは事実だ。
梁山泊が緊急の措置として二年の免税をしたのは、正しいと思う。
結果、畑の実りが豊かになった。
しかし、そういう梁山泊の措置に対する農民の反応が出てこないのは、
不安になるな。当然、喜んでいると思うのだが。
117無名草子さん:2008/08/15(金) 17:22:47
宋を倒した後どうするかは、晁蓋・宋江も明確にはしていなかった。
晁蓋・宋江は、幸運にも宋を倒せなかったので、倒した後どうするを
明確にする必要もなかった。楊令伝では、それを明らかにしなければ
ならない時期が近づいてきたね。
その抱負をもっているのは、呉用と宣賛だったのだが、この二人が
精彩を欠く。
118無名草子さん:2008/08/15(金) 17:28:38
それは宋江の替天行道の内容を明らかにできない、と同じなんじゃないか?
119無名草子さん:2008/08/15(金) 17:33:14
御託の多い李富や梁山泊より、野望渦巻く金や宋の廷臣の方が、よっぽど理解しやすいのは確かだ。
120無名草子さん:2008/08/15(金) 17:44:30
>>119
金は面白いが、蔡京や王黼は終っている。
とにかく早く徽宗退位の場面を迎え、うざい宋の廷臣が処刑される日が
待ち遠しい。

>>115
蔡京などは初登場時も現在もパターン化されたキャラだったが、
最初の頃はもっと深みがあった。年老いて実力がなくなったというのもあるが、
最近の蔡京はひどい。
121無名草子さん:2008/08/15(金) 17:57:05
鮑旭隊、馬麟隊の将校は、そろそろ活躍するかな。
岑諒・田忠・祖永・曽潤は、いずれも上級将校になったばかりの時期に登場して以来、
目立った出番がないので、弱いイメージしかない。
122無名草子さん:2008/08/15(金) 18:02:58
俺の頭の中では、鮑旭隊のショウ丹が謎の人物になりつつある。
一般の兵卒の中にも、官軍で部下50名を率いていたような奴がいた、
その程度では梁山泊の上級将校になはなれないんだぞ、の例示でよいのか?
123無名草子さん:2008/08/15(金) 18:16:03
花飛麟というのは珍しい名前だと思っていたけど、探せば同姓同名の中国人がいるね。
鍾玄は、李鍾玄のように、名である者が多かった。
124無名草子さん:2008/08/15(金) 18:40:35
>>121
花飛麟隊、呼延凌隊にいれば、登場機会も増えるが、
他の部隊だと、出番が減るな。
張順のように、19巻を通じて1回しか視点のない奴でも、易々とキャラ立ち
していた昔に比べると、いまの若い奴は、じっくり8巻ぐらいかけないとキャラ
立ちせんから、花飛麟や呼延凌隊だと出番が増える。
125無名草子さん:2008/08/15(金) 18:42:39
でも董進はここ数回でキャラが立ったわ
126無名草子さん:2008/08/16(土) 09:41:10
李明視点は初めてだよね?
やっぱああいうまともな軍人はいいな。
そして蒼天瓢様も鎮三山様とはまた違って魅力を放ち初めていらっしゃる。
しかし関係者の誰かがここ見てるとしか思えんな。
127無名草子さん:2008/08/16(土) 12:44:49
歩兵と騎兵の描写のバランスが良くなったな。
歩兵将校の視点はどっしりしていて安定感がある。
128無名草子さん:2008/08/16(土) 13:05:00
それにしても呉用殿は本当に立派な頭領になったな。
129無名草子さん:2008/08/16(土) 13:10:33
曽潤はちょこっと登場したが、祖永が出てこんな。
130無名草子さん:2008/08/16(土) 13:28:07
あまりに出てこないから、どっちが杜遷の甥だったか忘れちまうな。
131王英:2008/08/16(土) 13:36:12
俺はいつ回想してもらえるの?
132無名草子さん:2008/08/16(土) 13:43:30
2世戦士を一歩上に上げるのには、旧世代の戦死を触媒にせんといかんか・・・
まぁ、しょうがないがな。黄表のお付き合いはどうかと思ったけどw

>>131
息子がいるだろ
133無名草子さん:2008/08/16(土) 13:47:28
>>131
回想する人が、公孫勝と白寿しかいなくなったな。
>>132
いくらなんでも、会った事の無い息子達は無理だろ。
134無名草子さん:2008/08/16(土) 13:53:01
もう呉用伝に改名しようよ
続編は楊令殿と岳飛の闘いを描く「楊令伝」で
135無名草子さん:2008/08/16(土) 13:55:53
犠牲者 二名
ハードボイルドは甘くねー。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
136無名草子さん:2008/08/16(土) 13:57:33
アレはともかく黄表はもったいない、と思うのは俺だけ?
137無名草子さん:2008/08/16(土) 13:57:39
>>133
まあ白寿の方が、王英との時間は長いからなー。
138無名草子さん:2008/08/16(土) 13:58:43
>>136
前回、やっとキャラ立ちできたのにな。
それで死ぬようなら、黄表は、そこまでの男だったということだ。
139無名草子さん:2008/08/16(土) 14:30:12
>>136
視点のもらってない若手も容赦なく死なしていくぞ
というメッセージだったんだろう
しかし、惜しい人材だったよ
140無名草子さん:2008/08/16(土) 14:38:41
陰険な奴だと思っていたら、お世辞にコロリの戴宗。案外、お人良し。
141無名草子さん:2008/08/16(土) 14:40:44
陶宗旺の「立ち会っただと?」に不覚にも泣いてしまった
142無名草子さん:2008/08/16(土) 15:02:35
郭薬師キタ━━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
143無名草子さん:2008/08/16(土) 15:13:45
>>140
と言うか、楊令伝になって一度呉用から離れて諜報部隊を率いる様になってから
戴宗は器が小さくなってく一方だな。
144無名草子さん:2008/08/16(土) 15:39:22
郭盛が覚醒した。調練ばかりやらされていたときの郭盛とは、隔世の思いがする。
145無名草子さん:2008/08/16(土) 15:50:33
しかし、水滸伝時代じゃこんなコメディっぽい戦争は考えられなかったね
水滸伝はまともな軍人ばかりで、後半はマンネリ気味だった。
これは楊令伝のいいとこだと思うw
やはり、呉用殿の変化が転機だったよ
146無名草子さん:2008/08/16(土) 16:00:24
一人で楊令の指揮下で闘う事を夢想して方天戟振ってたの思い出したねぇ。
泣ける
147無名草子さん:2008/08/16(土) 16:06:07
羌肆は、赫元に消されたのだろうか・・?気になる・・・
イキイキし始めた羌肆に死相が・・
148無名草子さん:2008/08/16(土) 16:13:34
李明が一人立ちしたのは実に喜ばし事だが、
来月辺りの、「凄い!蕭珪材殿凄い!」の布石にしか見えん…。
149無名草子さん:2008/08/16(土) 16:16:10
>>147
なんか、そんな感じの現れ方だったねぇ

しかし、史進、張清が別格としてその下の大将格が馬麟と鮑旭か。
何か一気に世代交代が進んだ感があるね。
150戦場配置図:2008/08/16(土) 16:28:26
                               〔大城〕 韓伯竜4千
                           〔南大樹鎮〕 馬麟6千

              呼延凌1万
                ×
           【第4軍】【第5軍】2万

      楊令6千             郭盛1万5千
                            ×
                       【衛政】【張俊】2万
       
鮑旭7千×【寇亮】1万  【童貫】  【第2軍】【第3軍】2万×花飛麟1万
                 【岳飛】            
                1万2千          史進3千
                              
               【劉譲】2万        (韓成3千5百)
                  ×        
                張清1万
151無名草子さん:2008/08/16(土) 16:33:19
>>148
斡離不と撻懶が、耶律大石より、さらに田舎者という設定だからな。
宋禁軍を精強設定にしてしまったので、こうならざるを得ないが。
152無名草子さん:2008/08/16(土) 16:34:30
禁軍にあと4名将校がいれば、ビシッとしまるのだがな。
153無名草子さん:2008/08/16(土) 16:42:19
              烏古廼―――――――――――――――――― ○
                |                            |
盈歌(インコ)――――劾里鉢(ガリベチ)――――劾者(ヘテェ)       |
 |              |              |            |
撻懶         阿骨打―呉乞買         撒改          烏古乃          
                                 |            |            
                                 粘罕       斡離不―女
                                               |
                                             耶律越里
154無名草子さん:2008/08/16(土) 16:45:40
一節に2〜4人の視点が入るテンポの良い進行だったな。
杜興の長広舌もなかったし、ラストの「楊令すごい」もアッサリしていて悪くない。
155無名草子さん:2008/08/16(土) 16:52:54
>>150
しかし、馬麟はどうして南大樹鎮に居座ったままなのだ?
兵站線確保のためか?

>>152
花飛麟・呼延凌は、ここまで十分にスポットを浴びたから、
番号軍相手の戦になるんだろうな。
楊令・鮑旭・張清の3隊が、ここから活躍。
馬麟隊の将校は、出番がないなw
156すばる9月号:2008/08/16(土) 17:09:29
【遊軍】
  〔楊令軍〕 
    (黒騎兵) 100   楊令 蘇h  
    (青騎兵) 200   張平  
    (カク瑾隊) 3000  カク瑾 蘇端  
    (越里隊) 3000  耶律越里
  〔遊撃隊〕   3000  史進 鄭応 班光
  〔韓成隊〕   3500  韓成 宋万
【主力部隊】
  〔郭盛隊〕  1万5千  郭盛
  〔呼延凌隊〕   1万  呼延凌 李英 鍾玄
  〔鮑旭隊〕   7000  鮑旭 岑諒 田忠 (ショウ丹)
  〔張清隊〕     1万  張清 山士奇 黄鉞
  〔花飛麟隊〕   1万  花飛麟 董進
【梁山泊】
  〔工兵隊〕   1000  陶宗旺
  〔砲兵隊〕         呂皖
  〔重装備隊〕   600 李媛 荀響   
【南大樹鎮】
  〔馬麟隊〕   6000  馬麟 祖永 曽潤          
【大城】
  〔韓伯竜隊〕  3000 韓伯竜 孫安 馬霊
157無名草子さん:2008/08/16(土) 17:15:06
>>155
李英が曽潤に向かってなれなれしくするなと考えていたから、
二世以外の新キャラは、黄表と同じ運命を辿るやつが多いのだろう。
董進・鄭応・鍾玄のように、最近丁寧に書かれた新キャラもいるが、
これから宋や金の将軍にも視点が振られるから、岑諒・田忠らは、
詳細には描かれないかもしれない。それでいいと思うけど。
158無名草子さん:2008/08/16(土) 17:23:31
>>154
粘罕・李明・劉譲・羌肆・韓世忠と、初めて視点を与えられたキャラが多かったし、
久しぶりの郭盛視点もよかったからな。
直接戦闘に参加しない韓世忠が、農民に変装して、庶民視点で両軍の闘いの
感想を述べるところは、似たような趣向の楊令視点とともに、秀逸。
ただ、童貫視点で、梁山泊の領民が軍とともに立ち上がらないことが確定した
ところと、斡離不・撻懶が戦下手で、結局蕭珪材が出てくるところは、予想して
いたこととはいえ、少しさびしいな。
159無名草子さん:2008/08/16(土) 17:26:52
今回、開封府潜入組についての叙述がなかったことと、斡離不・撻懶が意外に弱い
ことがわかったことで、梁山泊が開封府に進攻するんだろうな。
ドウカン・ファイトは、次回終結かもしれんよ。
160無名草子さん:2008/08/16(土) 17:32:48
韓世忠が独立の気配を見せていたし、宋水軍も独立勢力のような雰囲気を放っていた。
地方軍の動きの中にも同様のものが伺える。
軍閥化の様相が一気に加速されたね。
あとの興味は、童貫の影武者。
161無名草子さん:2008/08/16(土) 17:51:57
>>142
太原府に駐留する地方軍の将軍名。張孝純の可能性も出てきたな。
162無名草子さん:2008/08/16(土) 17:53:13
>>160
>あとの興味は、童貫の影武者。

「太原府に、『童』の旗が揚がっているそうです」
「俺は、ひとつで済ませたいですね」
童貫の首はひとつということじゃねぇ?
そのあとの「星が空いっぱいに散っていた」を深読みしなければ。
163無名草子さん:2008/08/16(土) 17:57:37
>>157
これから梁山泊の領土が増えたり減ったりするんだろうけど、
新占領地に将軍格として派遣する人材は、限られてくるよな。
岑諒や田忠にやれるわけがないという気がする。
軍閥化した地方軍などの将軍を、そのまま使うこともありそうだな。
それらは、戦の役には立たないだろうから、主決戦場には、梁山泊がいまの
面子で東奔西走するわけだ。
164無名草子さん:2008/08/16(土) 18:02:56
>>159
六隊に分割された童貫本隊のうち、四隊までが名無し将校によって率いられている。
長引くなら、名前を与えられるだろうからな。
165無名草子さん:2008/08/16(土) 18:04:36
>>160
「混沌」「流動化」と抽象的に表現されていた部分が具体化されて、分かりやすくなったね。
166無名草子さん:2008/08/16(土) 18:11:30
>>159
徽宗退位は、宣和遺事では、斡離不軍の快進撃を徽宗が恐れた結果だが、
今月号の調子だと、それが契機となることはないな。童貫戦死の報が開封
府に伝わったことが原因だろう。
167無名草子さん:2008/08/16(土) 18:18:31
>>147
ここで青蓮寺が野望を顕にするのなら、童貫敗戦後の見通しを
李富に語らせるべきではないか?
金の実力は分かった。梁山泊は強いが急に領土を拡大できる状況ではない。
童貫戦で梁山泊も相当傷つくからね。
軍閥化が進行して、その中から北宋に変わる巨大軍閥が現れると思っている
のか、江南に新天地を開拓するほかないと思っているのか?
168無名草子さん:2008/08/16(土) 18:23:16
>>136
こうして結果が分かってしまうと、董進の発言が、すごく分かりやすい伏線だったんだな。
169無名草子さん:2008/08/16(土) 18:27:19
>>148
楊家将の営業もからんだ話なんで、「蕭珪材すごい」は大目に見てやろうw
170無名草子さん:2008/08/16(土) 18:47:03
>>157
ただ、カク瑾隊には副官がいるのに、耶律越里隊にはいない。
でも、ここは兵数が少ないから、まだいい。
1万五千の郭盛隊に将校がいないというのは気になるな。
171無名草子さん:2008/08/16(土) 18:51:07
>>170
主戦場での戦闘に参加しない馬麟隊・韓伯竜隊に、二人ずつの将校は
必要なのかな?
172無名草子さん:2008/08/16(土) 18:52:50
>>170
バカ、ここから呉用と杜興が上級将校として参入するんだよ!
173無名草子さん:2008/08/16(土) 18:52:54
>>168
烏古乃が宋江の父親に似ているというのは、かなりヒネッタ伏線だったけどなw
174無名草子さん:2008/08/16(土) 19:00:24
>>156
細かいけど、韓伯竜隊は四千な。
175無名草子さん:2008/08/16(土) 19:04:16
>>165
宋が崩れてきたという印象が強くなったね。
童貫戦が、どのような終り方をするのか、楽しみになってきた。
176無名草子さん:2008/08/16(土) 19:07:06
>>158
そのうち、粘罕と韓世忠以外の3名は、死亡フラグだけどなw
177無名草子さん:2008/08/16(土) 19:12:09
>>134
楊令と呉用の役割分担に関しては、今月号で道筋がついた。
いい感じになってきたんじゃない?
178無名草子さん:2008/08/16(土) 19:18:51
>>155
岑諒・田忠は、次回、登場のチャンスがあるが、
祖永は今月号で逃したから、当分出番なしかな?
179無名草子さん:2008/08/16(土) 19:33:31
○○○については、年齢・性別を考えると、ここが限界だったかな、と思う。
最後は戦士として死ぬべきだったんだろう。
祝家荘戦の頃から、戦が大好きだったみたいだからな。
180無名草子さん:2008/08/16(土) 19:37:51
先月に引き続き、ラスト・シーンが、次回へ期待をもたせるな。
郭盛頑張れよ。
181無名草子さん:2008/08/16(土) 19:56:45
生き残りキャラの出番が減って、若手の活躍が目立ってきたが、
ベテランはベテランらしい役割を果たしてきたから、不満材料は
減った。
182無名草子さん:2008/08/16(土) 19:59:16
○○○はずっと好きじゃなかったけど、最期にはちょっと泣いた。
そして郭盛が次回死ぬとしか思えなくなった。
なんだあの露骨な死亡フラグ。
183無名草子さん:2008/08/16(土) 20:04:03
○○○は李媛の良い先輩だと思ったけど
しかし、李姉弟は両方難ありだなw
184無名草子さん:2008/08/16(土) 21:20:38
ここまで来て○○○に殆ど触れられてないのを見て
読者にも登場人物にも嫌われたキャラだったんだなあとしみじみ思ったw
185無名草子さん:2008/08/16(土) 22:18:25
○○○、死ぬ3日前に濃厚なのを花飛麟とやっといて今際の際には晁蓋かよw
186矮脚虎:2008/08/16(土) 22:27:55
・・・。
187無名草子さん:2008/08/16(土) 22:31:42
てんてー郭盛殺さないでー
188無名草子さん:2008/08/17(日) 03:44:31
○○○が死んで花飛麟が鬼になったけど、そのまま確変モード入らず
暴走しかけたのを史進が殴り飛ばしたのは良かったと思う。
189無名草子さん:2008/08/17(日) 08:43:59
劉光世が不死身の趙安的なポジションを引き継ぐのかな?w
190無名草子さん:2008/08/17(日) 15:18:10
>>184
ネタバレになるから控えていただけで、嫌いというほどではなかった。
好きでもないけど。性格は変わっている女子だったよね。
剣の腕前も、あれくらいが限界かなと思う。
191無名草子さん:2008/08/17(日) 15:50:12
>>185
王貴には、内緒にしておいてやろうな。
死に際に思い出してもらえない息子w
192無名草子さん:2008/08/17(日) 15:52:10
>>183
難有りが何人かいた方が面白い。
難有りの究極は、安道全。
193無名草子さん:2008/08/17(日) 15:59:29
>>189
梁山泊はスターが多かったから、敵役の趙安が忙しかっただけ。
これからは敵役にスターが増えてくるから、特定の個人に斬られ役を
集中する必要ない。
194無名草子さん:2008/08/17(日) 16:23:57
>>160
今回、もっとも進化した部分は、そこだな。
戦の推移と併行して、社会の変化もしかっり捉えられていて、好印象。
張横は、現在も南京応天府に居住しているのかどうか知らないが、
青蓮寺の残党狩りを、以前ほど気にしなくてよくなったのだから、
戦闘要員以外を全国の主要都市にばらまいて、社会の変化を
梁山泊の好漢の眼でレポートしてもらいたい。
洞宮山には、顧大嫂ほか多数の女性がいるが、元々職人ではないから、
製作を統括する人間が一人いれば足りるはず。ここの連中を全国に
ばら撒けないでしょうか?
195無名草子さん:2008/08/17(日) 16:28:59
田虎のところにいた唐昇に誘われた索超は、唐昇の勧誘を断ったが、
軍閥が割拠する状況になれば、梁山泊に共感を示す軍閥には、梁山泊
の方から積極的に人を派遣するようなことも必要になるんじゃないか?
196無名草子さん:2008/08/17(日) 16:36:16
金対策に、公孫勝・武松・喬道清と、三人も配置するのは多すぎる。
文官の蔡福もいるわけだし、ピンで営業しても、十分やっていける
連中なんで、各地を移動して、梁山泊に近い軍閥を作っていくべきだ。
197無名草子さん:2008/08/17(日) 16:41:23
仲間を増やすこともやらんとな。
まだ原典の田虎の部下で投降してきた奴の中に、使えそうなのいるんじゃないか?
198無名草子さん:2008/08/17(日) 16:46:02
耿恭、方瓊
199無名草子さん:2008/08/17(日) 16:50:24
今月号の韓伯竜は、ボロクソに言われていたからな。
“流浪の汚れがしみついた”
“育ちがつくりあげた僻み”
“河北の地方軍が動員され、根城にいられなくなり、大城に流れてきた”
200無名草子さん:2008/08/17(日) 16:56:46
>>183
二十歳前って、精神の偏りが大きいぞ。
それを隠す技術がないと思うんだ。決して悪い奴じゃないんだが。
ストレートに偏った性格が外に出てしまう。
通常は年取るほどに円満な人格になってゆく。
その意味で、李英は自然だと思う。
いままでの二世は、半世紀ぐらい前の、いわゆる「良い子」が多かった。
201無名草子さん:2008/08/17(日) 17:08:55
唐斌・・・唐昇と范斌に似ているから無理か?
葉清・・・葉姓のオリキャラは、北方本には2〜3人いた。無理か?
202無名草子さん:2008/08/17(日) 17:10:25
五郎と源太は、結局戦闘員にはなれないのか?
203無名草子さん:2008/08/17(日) 17:24:31
>>152
数字の部隊と戦うというのは、少し気になるが、童貫戦の終了時期との関係
もあるから、名前は振られないかもしれんね。
張叔夜だとビッグ・ネームすぎて将校というのは不自然だ。
姚平仲、李福なら、史実キャラかつすぐに消えるキャラなんで、問題ないと思うが、
登場時期はもう少し後。
原典で高Qの部下だった十節度使の名前は、もう使った?
204無名草子さん:2008/08/17(日) 17:44:44
>>194
【洞宮山】 顧大嫂 カク嬌 陳夫人 白寿 王貴 王清
                  ↑
             これでいいんでねぇ?

顧大嫂:口減らしのために梁山泊に入れられた貧農の次男、三男(いずれも10代)の調練
カク嬌:間者として大きな城郭に潜入
205無名草子さん:2008/08/17(日) 17:46:29
>>182
最期の立ち回りは、けっこう面白かった。
従来なかったシチュエーションでの闘いだった。
206無名草子さん:2008/08/17(日) 17:53:22
青蓮寺の大商人からの徴発は、興味あるな。
実際、北宋滅亡で没落した金持ちは多い。
花魁の語源花魁も、そういう家の子だったと思う。
207無名草子さん:2008/08/17(日) 18:03:40
>>140
呉用の戴宗への言葉は、まるっきりのお世辞でもないと思う。
宋江の叛乱の基本には、全国に張り巡らした“人のネットワーク”というのがあった。
魯智深・武松にネットワークを広げる仕事をさせていたが、叛徒をいくつか糾合させた
だけで、完成度の高い“人のネットワーク”を作り上げたのは、戴宗だったな。
208無名草子さん:2008/08/17(日) 18:06:30
そういう人のネットワークの中から、張青・孫二娘が登場した場面などは、
ゾクゾクしたな。軍閥や賊徒が割拠すると、それらとの調整にあたるため、
要所要所に交渉能力の高い人材を配置する必要がありそうだな。
209無名草子さん:2008/08/17(日) 18:10:47
>>202
日本刀部隊は、強力な秘密兵器になると思うがな。
韓成隊が秘密兵器になるのは、童貫軍に対してだけ。
童貫戦が終れば、3500の小さな部隊にすぎない。
210無名草子さん:2008/08/17(日) 18:27:50
>>208
それと梁山泊から離れて一人で金の廷臣をやっている蔡福のように、
梁山泊から離すと、意外な成長を遂げるキャラがいるから、洞宮山
でウダウダさせているよりは、期待が持てるよな。
211無名草子さん:2008/08/17(日) 18:30:49
          .|: |              
          .|: |              
       .(二二X二二O           
            |: |    ..:+ ..      
      ∧∧ |: |           準備して待っていたのに、  
      /⌒ヽ),_|; |,_,,         結局、蕭譲は死なないんですか?   
_,_,_,_,,〜(,,  );;;;:;:;;;;:::ヽ,、 
   "" """""""",, ""/;
  "" ,,,  """  ""/:;;
  ""   ,,""""" /;;;::;;
212無名草子さん:2008/08/17(日) 18:55:39
>>211
もう逝ったか、逝く途中なんじゃねぇの?
多分、呉用との会話を最後に、フェードアウトしながら死んだって事だと思うよ。
213無名草子さん:2008/08/18(月) 07:41:27
ダメだ…
まるでキャラに思い入れがもてない
そんなところで花栄の名前を出して欲しくなかった
214無名草子さん:2008/08/18(月) 12:33:19
>>213
呼延凌は、まだ輪郭がぼやけているが、
花飛麟は、○○○の死によって、かなり明瞭になってきたと思うぞ。
花栄の名前が出たのには、少し驚いたが、花飛麟の気持ちを
引き締めるためだろうから、いいんじゃない?
215無名草子さん:2008/08/18(月) 12:34:30
花栄初登場時の年齢はよくわからないが、まだまだ花栄の方が
大人に見えるがな。
216無名草子さん:2008/08/18(月) 12:46:25
5〜6巻あたりで、楊令、童貫、呉用、史進、呼延灼といった主要キャラがおかしかったが、
ここ何回かで完全復調したと思う。
彼らがしっかりしていれば、若い二世キャラは、引っ張られてよくなってくる。
侯真に代表されるような素直でバランスのとれた性格の二世ばかりだったが、
腹の中で色んな感情が蠢動している李英のような異色キャラも登場してきて、
面白くなってきた。
217無名草子さん:2008/08/18(月) 12:49:41
今回、初めて視点が出てきた韓世忠・羌肆などは、いい出来だと思う。
童貫戦が始まって以来、地方軍がどうなっているのかよく分からなかったが、
そこも童貫視点で明らかにされた。
218無名草子さん:2008/08/18(月) 12:59:11
「志」の扱いが非常に良くなってきた。
実は志がもっとも輝くのは、まだ梁山泊が影も形もない時代に、
宋江と晁蓋が酒を酌み交わしながら、将来の夢を語っていた頃なんだろうな。
夢が現実に近づくと、志を持つ者には色んな疑問・矛盾が生じてくる。
敵対する側から見ると、胡散臭く見えたりする。
それらの様子が、呉用と花飛麟の会話、韓世忠と韓伯竜のところで、具体的に
叙述されていた。
219無名草子さん:2008/08/18(月) 13:02:43
そのうち「替天行道」の旗を勝手に掲げた盗賊団も登場するのではないか?
勢いに便乗する悪い奴は、きっといるはず。
220無名草子さん:2008/08/18(月) 13:17:08
>>214
花飛麟と呼延凌は、次回はあまり出番がないだろうな。
敵の部隊が「第二軍」・・・といった背番号軍なので、登場シーン少ないと思う。
楊令vs童貫・岳飛
郭盛vs衛政・張俊
鮑旭vs寇亮
劉譲vs張清
221無名草子さん:2008/08/18(月) 13:18:25
南大樹鎮の馬麟と、所在不明の韓成が、重要な働きをするんじゃない?
韓伯竜は動けないような気がするが、李俊が水軍1万を率いて沙門島まで来ている。
これと重装備部隊は、参戦するだろう?
222無名草子さん:2008/08/18(月) 13:22:06
>>217
「賊徒に近くなっている辺境の地方軍」
「国が水軍の兵にまで、きちんとしたことができなくなった」
ここは、大注目だな。
対金戦に動員された地方軍と、梁山泊近辺の地方軍以外は、
ほとんど戦力とも呼べないものになっているんだろうな。
223無名草子さん:2008/08/18(月) 13:22:54
>>221
童猛は騎馬隊指揮の経験者だからなw
224無名草子さん:2008/08/18(月) 13:43:05
>>154
一般の兵士が「楊令すごい」をやるのは、いいことなんだよ。
頭領が「すごい」と思われなきゃ、統率はできない。
音頭をとったのが、それほど年の離れていない郭盛だったのもいい。

ところが、楊令の父親ぐらいの年齢のオッサンがやるとしらけるよ。
高校生ながらオリンピックに出場した生徒に対し、お世辞を言っている
職員室みたいで、傍で見ているのが耐えがたい。
「坊ちゃん」の赤シャツや野だいこを連想させるんだ。
225無名草子さん:2008/08/18(月) 14:00:27
>>219
了義山の偽装に対しては、志の神聖を守るために戦った梁山泊だが、
最近の梁山泊を見ていると、盗賊団にカネをやって利用することぐらい、
軽くやりそうだな。
226無名草子さん:2008/08/18(月) 14:06:16
>>223
水軍だからって、水の上でしか戦えないということはない。
あまり役に立ちそうにないのは、特殊な調練しかしていない潜水部隊。
船上での闘いは弓が中心なんで、水軍の1万全員に弓を持たせて、
敵の騎馬隊を殲滅できるんでねぇ?
227無名草子さん:2008/08/18(月) 14:07:41
項充の部隊などは、バリバリで戦えると思うな。
他の部隊も、今月号の費保隊の闘いぶりを見ると、まったく問題ない。
228無名草子さん:2008/08/18(月) 14:08:56
水滸伝はキューバ革命が下敷きになってるから、聖戦的な要素が強いね。
楊令伝は、もっと武王の門に近いような感じだな。
軍閥ってのがなんとも婆娑羅っぽいんだよ。
229無名草子さん:2008/08/18(月) 14:18:28
隊長の李俊も、陸戦の指揮官をしていた期間が長い。
船上での闘いの調練は、かなり特殊なもの(主として接近戦)だろうが、
使用する武器を工夫すれば、陸戦に応用できないことはない。
基本的には同じだろう。
水軍には1万の戦闘員の他に、1万の水夫がいることが分かったから、
操船の調練はしていない純粋な戦力がいるということだ。
230無名草子さん:2008/08/18(月) 14:31:55
>>228
岳飛より先に韓世忠のところで、軍閥生成の軌跡が見られそうな予感。
いままで登場した地方の役人は、蔡京の閨閥のようなロクでもない奴
ばかりだったが、禁軍が梁山泊に敗れれば、下級役人がクーデターを
起こして、その中から、梁山泊や他の軍閥に協力するのも出てくるかも
しれない。
231無名草子さん:2008/08/18(月) 14:49:13
>>221
大城の韓伯竜が、兵站線を確保するために、宋の地方軍と対峙していることは
繰り返し述べられていたが、馬麟もそうなのかな?
李明軍との闘いでは、後詰で出陣してきていたが、棗強付近への出兵は無理なの?
232無名草子さん:2008/08/18(月) 14:50:29
>>230
李師師が主要な城郭に、黄文炳のような青蓮寺の手の者をばら撒いている。
あれ、どうする?
233無名草子さん:2008/08/18(月) 15:36:40
蘇h:戦闘場面では、張平・カク瑾が描かれることが多く、あまり出番なし。
張平:カク瑾と立場が入れ替わった感じ。常に楊令の側にいる女子高キャラ。
カク瑾:そろそろ楊令軍から独立させないと、出番が減るばかり。蘇hと交替でいいんでねぇ?
蘇端:案外肝が小さい。ギャグをやるような状況ではないので出番なし。
耶律越里:斡離不の甥という驚愕の事実発覚。ただし面識はないので、新展開はないかもしれない。
鄭応:カク瑾クラスまで成長するかと思っていたが、董進に先を越された感じ。
班光:今月号で急成長。
董進:水滸伝時代のエピソードを生かして、出番急増中。
李英:二世キャラの新製品。従来の素直なだけの二世とは毛色が違う。
鍾玄:普通の人
呂皖:役立たず
韓成:旧方臘軍の中に埋没してしまった感じ。部下の様子を語るレポーター。
宋万:同様に、旧方臘軍兵士の中に埋没。部隊が語られることが多く、個がない。
侯真:成長しているのかもしれないが、致死軍というより間者のようだ。
羅辰:何をしているのか不明。
陸博/田峯:どうして鍛冶部門ばかり充実してしまったのか不明。
234無名草子さん:2008/08/18(月) 15:38:23
山士奇:張清が飛礫を投じる前に何かやらないと、永遠に出番なし。
黄鉞:6月号でちょこっと登場。
祖永:そもそも馬麟隊の出番が少ない。
曽潤:今月ちょこっと登場。李英からなれなれしくするなと思われている。
岑諒:猪突猛進型か慎重型のいずれか。
田忠:猪突猛進型か慎重型のいずれか。
ショウ丹:平兵士のまま?
李媛:重装備部隊という特殊なポジションなので印象には残る。
荀響:カク瑾とのやりとりがないと、単なる副官。
韓伯竜:楊令と韓世忠の評価のギャップに驚く。
孫安:特になし。
馬霊:特になし。
喬道清:公孫勝に付っきり。童貫戦が終れば、見せ場があるのかもしれない。
徐絢:期待される間者。
チョ律:呉用の側に常時いるわけではないのか?
蒼香:飯炊きでもやっているのか?
235無名草子さん:2008/08/18(月) 15:55:32
下級将校から上がってきた奴は、おおむね力攻型と慎重型の組み合わせで構成されている。
山士奇と黄鉞を雛型として、曽潤−祖永、田忠−岑諒、と似たようなペアが多いな。
236無名草子さん:2008/08/18(月) 15:58:37
各部隊に隊長の他に2名の上級将校を配置する運動が推進された時期があった。
様式美を追求していたのか、毎月のように、上級将校が2名ずつ増えた。
董進・黄表・鍾玄・班光のように成長を示す者もいるので、機会があれば、他の
将校も詳しく語られるのだろうが、張清隊・鮑旭隊・馬麟隊の6名は、機会少ない。
237無名草子さん:2008/08/18(月) 16:05:55
呂英が音沙汰無しだな。戦が始まったから当然かもしれんが。
238無名草子さん:2008/08/18(月) 16:09:16
>>236
孫安・馬霊も加えてくれ。
239無名草子さん:2008/08/18(月) 16:10:33
>>237
韓世忠の韓伯竜に対する蔑視は、そのまま楊令伝読者の呂英に対する感想
のような気がしないでもない。後日の話も死に様も何もなく消えていくキャラが
いてもいいんじゃない?聞煥章の死によって、実質、呂英は終っているし。
240無名草子さん:2008/08/18(月) 17:12:05
楊令伝ラストの視点は呂英か耶律大石きぼん。
241無名草子さん:2008/08/18(月) 17:15:08
>>240
俺の希望は扈三娘の息子2人だな
2人とも梁山泊には関わらず一般の民になってるオチで
でもどこで切るのかな楊令伝
242無名草子さん:2008/08/18(月) 17:21:04
>>239
あるとすれば、李明に接近か?女真の情報には明るいはずだから。
243無名草子さん:2008/08/18(月) 17:51:03
>>236
既出だがそれよりも郭盛隊の上級将校をどげんかせんといかん
244無名草子さん:2008/08/18(月) 17:51:48
>>241
楊令は皇帝にはならないということは、物語の中で繰り返し言われているからな。
死ぬか、梁山泊を去るか、そこが終りだろうな。
245無名草子さん:2008/08/18(月) 17:56:46
>>243
その前に、郭盛隊が全滅しそうで怖いんだが。
246無名草子さん:2008/08/18(月) 18:22:25
>>245
そこで来月号で呉用と杜興の無駄飯食いコンビ参戦ですよ
杜興は遊撃隊の副官経験あるし呉用も江南で実戦経験を積んできた
チョ律の見せ場もできる、郭盛隊は一気にスター部隊になるぞw

ただこれだと宣賛から「ずるい。呉用殿、ずるい」と言われそうだ
センセー、宣賛の見せ場もおながいします
247呉用:2008/08/18(月) 18:44:46
  _  __
 _ )|//
 ))川_、/つ   _, ‐''"⌒ヽ.,,
く `Y  「 |´  /  -=‐-.、___,)
 ヽゝ_ノ ノ  /    ´⌒`) ・ ・.)
  >  /   |  i⌒ヽ  //´二`ヽ   口が裂けておるから、人の半分も飯は食っておらんぞよ
./  /     |  iiJ ) (_ノ    }   >>246
   /      `Tゝ_)   __ノ
   /     _ノ    ( ̄
248無名草子さん:2008/08/18(月) 18:52:13
ポパイのAAとして使えそうだな。
249無名草子さん:2008/08/18(月) 19:01:54
>>244
童貫の次は、岳飛と楊令の闘い。岳飛の死亡年は決まっている。
それまで金と南宋の戦いは続く。しかし、楊令伝は、そこまで続かない。
撻懶・秦檜コンビに対抗して、梁山泊と岳飛が和解という大ドンデンガエシ
でもない限り、結末は見えてるじゃんかw?
250無名草子さん:2008/08/18(月) 19:47:47
「出かけるぞ、宣賛」
「どこへですか?」
「戦場に決まっておろう」
「何をおっしゃいます、呉用殿?本寨の守りは、どうなるのです?」
「郭盛の言っておったとおりじゃ。童貫が兵のいない本寨を攻撃するはずがないではないか」
 覆面に隠された宣賛の口元が、もごもごと動いていた。
「郭盛隊の一万五千で、童貫を討つ」
「そんな?新兵ばかりの部隊ですぞ」
「それにわしが戦場におらんと、何も作戦のない戦になってしまうであろう。
一部読者に受けが悪い。全員を集めろ」
 太鼓が、叩かれた。
 聚義庁の前に、宣賛と杜興とチョ律と蒼香の四名が集まった。
「出動するぞ。我ら五名で、童貫の首を取る」
251無名草子さん:2008/08/19(火) 00:08:34
すばるが出て数日はこのスレもまともになるのに
今月はダメだったな
ケンゾー先生、楊令伝はこの先大丈夫なんですか?
252無名草子さん:2008/08/19(火) 07:41:25
話が終わらずに最終的には、全20巻とかになったら面白いな。
253無名草子さん:2008/08/19(火) 08:18:52
>>252
そのほとんどが馬が走り回る小規模な戦争シーンか…
254無名草子さん:2008/08/19(火) 12:04:15
>>218
幹部や将校は、そういう志の捉え方でいいと思うのだが、
一般の平兵士は、もっと無邪気に替天行道していていいと思うな。
そのへんの描写少ない。
外部の庶民が梁山泊を嫌ってはいないが、闘いに参加することまではしない。
そこは分かったが、入山希望者も多い。そこらあたりを、もっと詳しく。
255無名草子さん:2008/08/19(火) 12:14:50
>>253
戦闘シーンは、悪くない。
最悪は6月号。騎馬隊しか出てこない。そかも将校の名前を伏せてあって
分かりづらい。
7月号でも、呼延灼視点で遠方の花飛麟の闘いをちょっとだけ描くような
遠目の描写が多くて迫力がなかった。10km先の花火を見ているような
感じだな。
今月号は、歩兵の視点から騎兵を描くことが多く、安定感のある描写だったぞ。
256無名草子さん:2008/08/19(火) 12:18:43
>>252
どうやら斡離不・撻懶も当初は名前を出すだけで、台詞や出陣の場面は
予定されていなかったような感じだな。今回、急遽挿入されたみたいだ。
長くするなら背景となる史実だけは、正確にやってもらいたい。
257無名草子さん:2008/08/19(火) 12:26:53
今回の燕京の守備隊長が郭薬師であったように、事実を数行書くだけで
いい。進行上の都合で史実を変える必要のあるところは別として、進行に
影響の少ないところまでフィクションだと、時代小説を読んでいる気がしない。
258無名草子さん:2008/08/19(火) 12:29:42
時代小説だと思って読んでるの?!
259無名草子さん:2008/08/19(火) 12:43:03
>>251
ちゃんと読め。ほとんど好意的な感想ばかりだろうw?
260無名草子さん:2008/08/19(火) 12:44:24
>>258
広い意味ではそうだろう。現代小説でもSFでもない。
261無名草子さん:2008/08/19(火) 12:59:23
>>235
真正の二世以外は、水滸伝の108人のように、必ず丁寧に人格を描写しなければ
ならないものでもないだろう。機会があれば書いていただくというスタンスでよいと思う。
どちらともオリキャラなんだが、108人の子とそれ以外では、読者側の思い入れも
異なる。ただ、原典キャラである孫安・馬霊などは、もちいと書いてもらいたいな。
262無名草子さん:2008/08/19(火) 13:03:14
格付け

@梁山泊系原典キャラ
A史実キャラ
B血縁二世
C方臘系・田虎系原典キャラ
D青蓮寺系オリキャラ
E梁山泊系オリキャラ
F金系オリキャラ・・・蕭珪材除く
263無名草子さん:2008/08/19(火) 13:11:16
>>214
連環馬を相続できなかった呼延凌は、双鞭の遣い手になって、
暴れまくるのがいいと思うな。
“楊雄に似ている”が尾を引いて、キャラが定まらないんだと思う。
呼延灼に似てくれば、問題ない。
264無名草子さん:2008/08/19(火) 13:13:38
呼延灼に比べると、前職が軽すぎるんだ。
将来官軍を背負って立つ男とまで言われた呼延灼。
片や、風呂屋のバイトの呼延凌。
世間の見る目が違って当然。
265無名草子さん:2008/08/19(火) 13:18:17
>>262
@〜Dまで、個人差があるよ。
なんとかしてほしいのは、完顔成。
唐昇も蕭珪材と同等の評価を受けていたが、
年齢を考えると、そろそろのような気がするな。
266無名草子さん:2008/08/19(火) 13:23:25
>>264
前職だけですべてが決まるわけではない。
宋江も鍾玄も、ともに地方の小役人だが、カリスマが全然違う。
267無名草子さん:2008/08/19(火) 13:29:29
>>161
張孝純は、太原府の知府で、文官のような気がするな。
でも、敵前逃亡する童貫を詰る場面は有名なんで、将軍でもいいかな、
と思っている。知府ということになると、北方本では決まってつまらん奴だから。
268無名草子さん:2008/08/19(火) 13:32:20
太原府の『童』の旗を立てた、というのが、後になって意味を持ってくるかもしれんね。
この叙述を見た瞬間、梁山泊と童貫の闘いは決着がつかず、童貫は開封府防衛の
ために帰還。太原府を陥された罪を着せられ、欽宗に処断される、という史実と似た
ような展開もありかなと思った。
269無名草子さん:2008/08/19(火) 13:37:40
>>259
大きな戦の前、戦の最中によく出てくる、細切れな視点のリレーで、
テンポが良くなってきたのが勝因だ。内容も豊富だった。
疑問に思っていた点も、数々解消された(方臘戦ショックの謎とかね)。
270無名草子さん:2008/08/19(火) 13:40:12
○○○が死んだが、同じく美形とされている瓊英は、交易担当になった。
いよいよ梁紅玉登場の気運が高まってきたな。
271無名草子さん:2008/08/19(火) 13:48:02
>>268
童貫と梁山泊の最終決戦の開始と同時に、蕭珪材・唐昇を先鋒とする金軍の
進攻も開始されたからな。開封府には、三万の予備隊しか残っていないんじゃない?
李明がどこまで頑張れるかしらんが、陳ショのアッサリ戦死を考えると、
長くはもたないような気がする。
ここで徽宗を退位させて、金軍と政治決着を図るという展開が可能かどうかだな。
童貫軍が急ぎ帰還の可能性はある。
272無名草子さん:2008/08/19(火) 14:03:29
>>268
童貫は、徽宗の退位まで考えているよ。勅命無視して梁山泊と闘い続ける
ことも十分考えられる。
それに童貫軍が開封府に帰還するとなれば、梁山泊は追撃するんじゃないか?
金軍と同時進攻なら、追撃も可能だぞ。
追われる童貫軍の被害は甚大。殿をやれる人材がいるか?5万を残して、5万が
帰還するのでは、共倒れの危険が大きい。
273無名草子さん:2008/08/19(火) 14:19:19
欽宗の講和の申し入れを金軍は受諾するわけだから、開封府は三万の予備隊
で足りるんじゃないか?金軍は、開封府を占拠しうるほどの大軍じゃないし、
そもそも歳幣以外に進攻の目的はない(撻懶の狙いも燕雲十六州だけみたいだし)。
274無名草子さん:2008/08/19(火) 14:23:55
ウ〜ン。童貫と楊令の闘い一色だと思っていた次回も、蕭珪材と李明の闘い次第で、
大きな政治変動に結びつきそうだね。楽しくなってきた。
275無名草子さん:2008/08/19(火) 14:40:45
>>206
明代末期に馮夢龍(ふうぼうりゅう)によって編纂された短編小説集「醒世恒言」に収められている
ので、実在した人物かどうかは知らない。
でも、その生い立ちが、楊令の母済仁美によく似ているんだな。
楊令の恋人として登場すれば面白そうだな。
276無名草子さん:2008/08/19(火) 14:59:12
>>264
呼延凌だけでなく、ほぼ全員、前職がみすぼらしい。
楊令:捨て子
張平:触法少年
花飛麟:山ごもり無職
韓伯竜:用心棒
鮑旭:強盗殺人犯
馬麟:賞金稼ぎ
少しましなのは、以下の数名
呼延灼:官軍将軍
史進:保正の子
扈三娘:保正の娘
鍾玄:地方公務員
郭盛:官軍兵卒
277無名草子さん:2008/08/19(火) 15:10:13
アウトロー集団のように言われることの多い梁山泊だが、
実は、柴進のような名族の子孫、大商人盧俊義、官軍将軍呼延灼・関勝・秦明、
けっこう名士が多かった。山賊をやっていた連中でも、山賊になる前は、そこそこ
の名士だった者が多い。
278無名草子さん:2008/08/19(火) 15:36:47
水滸伝は原典に忠実な前職が多かったが、楊令伝では、最底辺の無職が
圧倒的に多いな。
279無名草子さん:2008/08/19(火) 15:43:17
>>275
楊令視点の回想を見ていると、比較的新しい女真時代、子午山時代から、
徐々に古いところの回想に移行してきている。
父母の回想に関しては、例の病気があるから、回想されるかどうかわからんがな。
280無名草子さん:2008/08/19(火) 15:45:23
>>278
無職というか子供が多いから、就職先が梁山泊という感じだな。
281無名草子さん:2008/08/19(火) 15:47:39
>>279
今月号でも、親と子のことは考えたくないと言っていましたね。
282無名草子さん:2008/08/19(火) 15:50:40
それは、阿骨打の子供のこと、呉乞買の子供のこと、徽宗の子供のことじゃねぇ?
283無名草子さん:2008/08/19(火) 15:52:16
>>279
犬の白嵐の死で傷ついた心は、解珍の犬の子をもらったことで回復したはずだが、
人間の死となると、そうもいかんか。
284無名草子さん:2008/08/19(火) 16:04:01
>>262
金の武将をオリキャラになさったのは、史実で金軍のやった部分の多くを
楊令が取ってしまうからだろうな。国内平定戦も、討宋戦も、史実とは
かなり様相が異なってくる。
ただ、馴染んだ史実キャラ名だと、いちいち覚えなくてもいいというメリット
があるし、併行して他の本も読んでいる人には、登場してきただけで嬉しい
というのがある。
285無名草子さん:2008/08/19(火) 16:07:59
>>283
白寿と王清、張横と張平に、楊令の前で仲良くさせる調練を施せばどうだ?
286無名草子さん:2008/08/19(火) 16:09:16
>>284
反対に、史実キャラだと、登場しただけで、物語の展開を読まれてしまう、
というデメリットもあるな。
しかし、梁山泊側にオリキャラが多数なので、金までオリキャラだと、
無国籍小説のような感じなってしまう。
童貫のように、史実キャラだけど、内容は異なるよ、でいいと思う。
287無名草子さん:2008/08/19(火) 16:16:30
>>284
オリキャラというのは、何度も名前が出てきて自然に覚えてしまうものだからな。
その小説の中だけの付き合いなんで。
めったに登場しないオリキャラの場合、忘れることがある。
特に原典のある小説、史実をベースにした小説の場合、積極的にオリキャラを
覚えようとは思わない。
288無名草子さん:2008/08/19(火) 16:31:12
>>278
しかし、この先軍閥化した地方軍を梁山泊が丸抱えすることがあっても、
近時の地方軍の弱さを考えれば、その将軍が梁山泊の幹部になるという
ことも有りえんな。地方軍の有能な将軍・将校というのは、劉光世と韓世忠
で打ち止めなんじゃない?
289無名草子さん:2008/08/19(火) 16:44:46
>>278
初登場時にひとかどの人物で、その後も重量感を増しているというキャラが、
激減した感じがする。方臘(曲はあるが)、耶律大石、蕭珪材、粘罕ぐらいか?
とりわけ梁山泊に少ない。晁蓋・宋江・盧俊義・秦明・関勝・李応・柴進といった
キャラが減った。
290無名草子さん:2008/08/19(火) 16:49:41
頭領楊令が若いから仕方ない。ひとかどの人物呼延灼の劣化ぶりは、
見るに忍びなかった。死ぬ直前に復活だからな。
291無名草子さん:2008/08/19(火) 16:57:19
>>289
上青はそこそこ風格があったと思ったな。
水軍の連中は、後に出番が減ることを見越してなのか、
序盤登場場面が多くて、無駄にキャラ立ちしてんだよな。
ぜひとも童貫戦で闘ってもらいたい。
292無名草子さん:2008/08/19(火) 17:04:49
>>287
たしかに鍛冶の陸博・田峯は、少し間を置くと忘れてしまうだろうな。
だが、その場面に関していえば、わかりやすくなるし、名前は忘れても、
どういう人間だったかは、後々の記憶に残る。
雷横の上司や部下は、名前付きで登場した。名前は忘れたが、何を
したかは記憶に残っている。王定六のところで登場した仇も同様。
293無名草子さん:2008/08/19(火) 17:14:59
>>276
軍隊での指揮能力や武術が問題にされるのだから、名家の血や俗世間での立身出世は
関係ないと思うが、あまりに寂しいな。
そんな連中が梁山泊内部で「出世」したとか云って騒いでいると、楊令が首をひねっていた。
こういうのって、よくある話だよな。役所や会社のような職場でない任意の団体で、
支部長とか部長とかの役職についた奴を、まわりで囃しているアホ。
294無名草子さん:2008/08/19(火) 17:33:45
>>265
完顔成というのは、単に女真族らしい名前というにすぎないからな。
日本人でいうと、山田太郎みたいなもんだろう?
いちおう金軍のトップ。三国志の夏侯惇の位置付けのようだが、
どうも加工豚という印象なんだな。
295無名草子さん:2008/08/19(火) 17:48:16
完顔成には、女真ナショナリズムが強いという個性が与えられたので、
この先、蔡福や唐昇と対立するかもしれんのだよな。その後ろ盾である粘罕とも。
それがドラマを生み出す素になるのか、うざいから公孫勝に殺されるのか分からんが。
296無名草子さん:2008/08/19(火) 17:51:51
完顔成が出続けるとしても、撻懶が会寧府でシティ・ボーイに洗練されるまでの繋ぎだと思う。
予想以上に撻懶と斡離不が田舎者だったからな。あれじゃいかん。策士撻懶のイメージから
程遠い。秦檜に振り回されるだけだ。
297無名草子さん:2008/08/19(火) 18:01:54
>>282
おまい、このスレにはまりすぎw
普通に親子一般のことだろうよw
童貫戦が終了すると、少し暇ができる(岳飛の動向いかんによるが)。
親子のことを考えるのが嫌な楊令が、自分が子を成すということに、
どう向かい合うかというのも、面白い課題になるな。
298無名草子さん:2008/08/19(火) 18:06:39
阮小二の息子が岳家軍に入ってくれればそれはそれで面白いと思うんだけどなー。
299無名草子さん:2008/08/19(火) 18:22:17
>>274
次々回のような気がするな。
金軍の南下時期が若干早い。
史実では、ほとんど戦闘らしきことがなかった。
無人の野を行くがごとく開封府まで到達した。
しかし、小説的には、それじゃ面白くないから、白熱した戦闘を織り込むため、
若干南下開始を早くしたのだろう。
300無名草子さん:2008/08/19(火) 18:24:16
>>298
それは、俺もあった方がいいと思う。阮小二は実子がありながら、趙林を息子のように
可愛がっている。なんか面白い話ができそうだ。
301無名草子さん:2008/08/19(火) 18:25:55
>>273
開封府の三万の予備隊の将軍が、姚平仲になるのかな?
金軍の陣に夜襲をかけ敗退した姚平仲に驚いて、
欽宗は主戦派李綱を解任している。
302無名草子さん:2008/08/19(火) 18:27:50
徽宗退位ではなく、青蓮寺による追い出しだろうな。
欽宗は王黼を死罪にし、蔡京・童貫を追放している。
北方的には、こういう荒業は、青蓮寺だ。
欽宗は、徽宗同様、阿呆に決まっている。
この場面にだけ登場する宰相李邦彦は、蹴鞠要員のバカ宰相なので、登場なし。
主戦派李綱と講和派秦檜は、田舎者撻懶と斡離不を翻弄するための猿芝居。
303無名草子さん:2008/08/19(火) 18:29:34
なんだか主戦派宋江と講和派盧俊義の猿芝居で高Qを翻弄した梁山泊みたいだな。
304無名草子さん:2008/08/19(火) 18:31:34
>>302
前に金軍の出兵を抑えるため、外交使節として会寧府に赴き呉乞買に会ったのも
秦檜なんで、秦檜は終始講和を基調とした外交姿勢を貫くのかもな。
305無名草子さん:2008/08/19(火) 19:07:19
>>304
それがシンプルでいいな。この先、秦檜の視点なども出てくるのかもしれんが、
いまのところ思ったほど秦檜の出番がない。
主戦派李綱、講和派秦檜を、裏で操る李富という構図が、分かりやすい。
306無名草子さん:2008/08/19(火) 19:08:59
>>301
第一回目の金軍進攻では、姚平仲が開封府の軍を掌握しているが、
第二回目は、あの張叔夜が、帝を背負って開封脱出を試みるんだよな。
そこまでやるかどうか知らんが。
307無名草子さん:2008/08/19(火) 19:17:47
あと気になるのが、童貫を討つのが楊令になるのか、青蓮寺の陰謀に
嵌り、最期は羌肆に討たれるのかだな。
今回の羌肆を見ていると、“羌肆に暗殺される”も、ドラマチックでいいな。

それと、短命に終った張邦昌の楚があるのかどうか。
張邦昌は、金軍第一回進攻に際し、皇弟の康王が軍前計謀使に任命されたとき、
その副官となっている。李綱は反対している。要するに講和派だ。
308無名草子さん:2008/08/19(火) 23:50:47
>>307
羌肆。暗殺。なぜ、暗殺なのか。そう思った。
ドラマチックでありすぎる。そんな気もした。
気がするだけ、と言えば言えた。
なんだかわからないなにか別のもの、という気もある。
そう思えはじめた。
309無名草子さん:2008/08/20(水) 05:34:41
流れぶった切ってスマンけど、見出し(?)に書いてある「虚宙斉天に翔びしこと丹鳳挿翅虎の如くも」ってくだりは扈三娘のことを指してるのか?
雷横好きで扈三娘嫌いな俺にとって、あんな女を雷横に例えられるのは我慢ならないんだが。
310無名草子さん:2008/08/20(水) 06:30:41
我慢できんのならここでグダグダ言う前に編集部に文句言って来い。
お前の我侭なんぞ知ったことかよ。
311無名草子さん:2008/08/20(水) 06:37:03
>>309
雷横好きなら気持ちは分かるが単行本には載らないから安心しろw
扈三娘は本当に人気が無いな、かく言う俺も聞ちゃんの死の方が悲しかったw
312無名草子さん:2008/08/20(水) 07:27:45
あんなもん、さしみのつまのようなもんなんだから、いちいち気にするヤツがアホ
313無名草子さん:2008/08/20(水) 11:50:49
お騒がせしております。

ヒント:扈三娘は美形
314無名草子さん:2008/08/20(水) 12:02:55
>>308
楊令と闘って戦場で死ぬというのが大方の見方だろうが、
史実は、
欽宗によって流罪→流されている途中で死罪に変更→殺される。
まるで流罪になって陸謙に命を狙われた林冲のようなんだ。
315無名草子さん:2008/08/20(水) 12:19:04
>>299
それもあるが、青蓮寺が徽宗退位のための工作をする時間が必要なんだろう。
史実では、徽宗は童貫が太原府から開封府に逃げ帰った直後に退位している。
金軍出兵後、1ヶ月かそこらの早さだよ。
316無名草子さん:2008/08/20(水) 12:20:57
>>314
太原府で敵前逃亡したことが、流罪/死罪の理由だが、
今月号で、童貫不在なのに“太原府に『童』の旗が立った”というのが、
意味深長なんだよな。
317無名草子さん:2008/08/20(水) 12:22:28
敵前逃亡した童貫に対する張孝純の捨て台詞「何の面目あって天下の人にまみえん」を、
李明相手に言ってもらいたいものだが、楊令伝の禁軍と地方軍の優劣関係からすると、
李明が張孝純に云いそうなんだよなw
318無名草子さん:2008/08/20(水) 12:26:48
ついでに、張孝純の部下で、冀景と孫翊が登場しないかな?
319無名草子さん:2008/08/20(水) 12:42:07
>>315
欽宗の即位は、暮れか正月早々。金史と宣和遺事で、時期に若干のズレ。
1125年12月というのが通説。
斡離不が開封府を包囲したのも、金史だと1月7日〜17日の10日間だが、
宣和遺事だと、2月22日から33日間いたことになっている。
320無名草子さん:2008/08/20(水) 12:48:51
>>318
童貫軍・趙安軍には副官がいた。
遼の三将軍にも、それぞれ副官がいた。
蕭珪材の副官の名前は忘れたが、ちゃんと討宋戦に連れて来いよ。
最近、副官が流行らないよな。まったく出てこない。
321無名草子さん:2008/08/20(水) 13:03:37
>>319
いままでは年号が出てこなかったが、靖康の年号は有名なんで出てくるかね?
322無名草子さん:2008/08/20(水) 13:04:52
>>320
カク瑾と蘇端の運命に象徴されているな。出てこなくなった。
副官の扱いが、孔明・カク思文のように、他の上級将校の上位にあるというニュアンスと、
呼延灼隊の程順・韓成・李英のように、身近に置いて教育中の若手将校というニュアンスがあった。
これは呼延灼独自のものだと思うのだが、他の副官と違うので、混乱したな。
趙安隊の公順も、死亡報告だけだった。
副官の時代は終ったな。
323無名草子さん:2008/08/20(水) 13:07:29
>>320
蕭珪材の副官は、麻哩だな。
324無名草子さん:2008/08/20(水) 13:12:30
>>319
宣和遺事だと、王黼らの処刑は、斡離不軍の到達直前にバタバタと行われている。
開封府包囲以前に、新体制は整っているな。
325無名草子さん:2008/08/20(水) 13:28:09
>>309
最期まで個性的な扈三娘であって、キャラの完成度は高いと思うが。
死に際に、我が子ではなく、初恋の男の顔を思い出すところなど、
空気読めない扈三娘の面目躍如。
326無名草子さん:2008/08/20(水) 13:30:03
>>301
主として西夏を相手に戦をしていた武将だが、方臘の乱には参戦している。
史実の童貫は、姚平仲の武勇を怖れ、敬遠していたようだ。
楊令伝の童貫が武勇のある男を嫌うはずがないので、姚平仲は、登場すると
すれば、童貫に嫌われていたというところだけがピックアップされる。
留守居の予備隊の将校という位置は、十分考えられるな。
でも、梁山泊戦に連れて行ってもらえないので、強くはない。
327無名草子さん:2008/08/20(水) 13:45:27
開封府滞留中の金軍を夜襲したという記録もあるが、
北へ撤退中の金軍を追撃して、呉乞買の怒りを買い、
金軍の第2回目の討宋戦を招いたのが姚平仲であるとも
言われているな。
328無名草子さん:2008/08/20(水) 13:47:21
>>302
宰相李邦彦は阿呆でも、陰で秦檜が操れば問題ないんでねぇ?
329無名草子さん:2008/08/20(水) 13:49:03
>>327
40万の大軍で追撃したというから、たぶん嘘だろうw
330無名草子さん:2008/08/20(水) 14:21:21
>>306
童貫が欽宗に逮捕された後、開封府にやってきた義勇軍の大将の一人だよ。
他にチュウ師道、姚古、チュウ師中、折彦質、折可求などがいた。
331無名草子さん:2008/08/20(水) 14:23:02
>>295
阿骨打と同世代だとすると、戦場で活躍できる期間は長くない。
討宋戦で戦死すると予想しているが?
332無名草子さん:2008/08/20(水) 14:26:44
>>322
副官の地位につく者もいなくなったが、そもそも新キャラクターの補充が
抑制されているな。戦死者が出てきているのに、補充がない。
333無名草子さん:2008/08/20(水) 14:36:40
>>330
童貫がどのような死に方をするのか、あるいは宗沢として蘇るのか、も興味あるが、
その義勇軍の話などを見ると、欽宗時代には、旧禁軍は壊滅している感じだな。
すでに、岳飛や張俊らの軍閥に吸収されていると見た方がいいな。
334無名草子さん:2008/08/20(水) 14:57:42
軍閥は旧禁軍系の三つ(岳飛・劉光世・張俊)と地方軍系の一つ(韓世忠)を中心に描き、
他は存在するにしても、名無しで登場だろうな。
335無名草子さん:2008/08/20(水) 14:58:41
>>326
童貫が敬遠していた云々は、チュウ師道のことであって、姚平仲はその副官
とするものもあるのだが、どっちなんだろう?
336無名草子さん:2008/08/20(水) 15:19:18
>>333
李富は、金策に忙しいようだが、軍事力はどうするつもりなんだろう?
かなり前の李富視点では、童貫が負けるとは予想していなかった。
しかし、童貫が勝っても、この国はこの先10年保たないと考えていた。
新国家建設のために童貫は邪魔で、禁軍は弱体化させた方がいいと
考えているのは分かる。
ところが、現在梁山泊や金と交戦中。戦を継続する必要があるとともに、
クーデターを実現するためにも軍事力は必要。
袁明存命中から、青蓮寺の意のままになる将軍を作り出すことに腐心していた。
趙安や董万には若干影響力を持てたが、青蓮寺の意のままというところまでは
いかなかった。
このように考えてくると、チュウ師道、姚平仲は、新国家(欽宗政権)の自前の
軍という感じがしないでもない。
337無名草子さん:2008/08/20(水) 15:21:18
金軍も河北を占領できるほどの兵力はない。
梁山泊も童貫戦で、相当の兵力を損なうはず。
旧童貫軍のような巨大精強な軍を青蓮寺が持つ必要はないんだよ。
禁軍予備隊の他に、燕雲十六州に配備していた地方軍、および
若干の旧禁軍の部隊が10万も集まれば、開封府の防衛はできる。
338無名草子さん:2008/08/20(水) 15:25:42
梁山泊は童貫戦で兵力を損なったとしても、意外に早く回復するだろうよ。
なにしろ戦勝軍だ。
欽宗〜高宗は、童貫戦終了後は、比較的大きな地方政権の様相を呈する
のではないか?金との国境に多くの兵を配備して全土を支配する国家では
なくなるので、開封府には、思った以上に兵が集まると思う。
339無名草子さん:2008/08/20(水) 15:40:31
>>328
徽宗退位、王黼死刑、蔡京追放、北方水滸伝の登場人物では以上だが、
実際には、古い有力官人は、全員処断されている。大規模な政変だ。
宣和遺事では、良く書かれていない李邦彦だが、その政変を上手く泳いで
欽宗政権でも宰相を続けた彼は、そこそこの人物なのかもしれないね。
まあ、秦檜と李綱がいるから、登場しないと思うけど。
340無名草子さん:2008/08/20(水) 15:43:06
こうなってくると、任先、范斌、石倫が、すごくうざくなってきたなw
出てきて何かやるつもりなのかな?死ねばいいのに。
341無名草子さん:2008/08/20(水) 16:00:51
>>340
聞煥章が登場して以降、蒼英、呉達、何恭の出番は激減していた。
彼らが殺され、あるいは引退して穴が空いたのだが、そのころには
青蓮寺の出番そのものが減っていた。
補充の必要はなかったが、石倫・陸謙を補充した。
陸謙が死んだときも、范斌を補充した。
しかし、青蓮寺の実態は、李師師・赫元・羌肆になっていた。

僕は、思い出していた。すでに亡くなった患者の病室へ、毎日三度、食事が
運ばれていたことを。配膳部への連絡ミスだった。
342無名草子さん:2008/08/20(水) 16:02:51
>>340
任先って、この先、北宋がなくなって、激動の時代が来ると予想して、
いまのうちに退職金もらって、さっさと青蓮寺を辞めてしまいそうなんだけどね。
李富や沈機や史文恭のような執着心がまったく感じられないよね。
343無名草子さん:2008/08/20(水) 16:09:21
任先は、元祖薄味キャラだからな。
水滸伝の初期は、濃いキャラが多かったが、
中でも青蓮寺の袁明・洪清・黄文炳といったあたりは、
たっぷり煮込んだカレールーのようにドロドロ。
妙に軽くて明るくて仕事のできない任先には違和感があった。
こいつ絶対に拷問とかやったことないよな。
誰が任先を採用したの?
344無名草子さん:2008/08/20(水) 16:11:33
呂牛が時遷を殺したとき、任先はウン城にいたはずだよな。
何やってたの?気づかなかったの?
345無名草子さん:2008/08/20(水) 16:26:02
北宋禁軍は史実では対耶律大石戦で壊滅
楊令伝はそれがドウカン・ファイトで壊滅になるのかな?
今一まだ展開が読み切れないね。
346無名草子さん:2008/08/20(水) 17:11:21
>>345
実は青蓮寺はまだ徽宗退位を口にしていないんだよね。
それを口にしたのは童貫。
これが先の展開を読みにくくしている。
347無名草子さん:2008/08/20(水) 17:19:09
進攻ルートだけを見ると、現在南下中の金軍が西路軍(途中燕京に寄り道したが)。
梁山泊が東路軍なんだよな。
ただ、周囲に地方軍もいるから、梁山泊が全軍で開封府へ進撃することはできない。
あるいは、金軍だけで開封府進攻かもしれない。
和睦はあるだろうから、金軍の帰路は安全だろう。梁山泊が援護して撤兵することは
ないんだと思う。
348無名草子さん:2008/08/20(水) 17:37:05
青蓮寺としては、外敵である金や梁山泊よりも、宋の旧体制を倒すことが先決問題になる
のだろう。童貫軍は精強ではあるが、文官は国民の反感を買うことしかやっていない。
この旧体制を倒さなければ、いかに精強な軍をもっていても、第二、第三の梁山泊が現われる。
その混乱に乗じて、北方の異民族の進攻を受ける。
かつて袁明が言った、人の心の中の替天行道を潰さない限り、状況は好転しないのだろうな。
そのためには、一時的に利敵行為となることをやらざるを得ない。
しかし、将来的には、金の力を利用して梁山泊を倒そうという意図は秘めている。
ただ、梁山泊と金の同盟関係も簡単には崩れない。粘罕がいるからだ。
完顔成の女真ナショナリズムと、撻懶の田舎者出世主義は、結びつくのだろう。
そこから、
粘罕→漢人傀儡政権(楊令伝的には梁山泊による新国家)による華北統治
撻懶→女真族による直接統治(あるいは燕のように華北を田舎者の新国家にする)
349無名草子さん:2008/08/20(水) 17:41:20
それなら、青蓮寺と童貫が一体となって、旧体制を打破すればいいんじゃないか?
350無名草子さん:2008/08/20(水) 17:46:32
元々袁明と童貫は、仲良くない。というか袁明が童貫を苦手としていた。
李富も同じじゃないかな。童貫とはどうだか知らないが、侯蒙は苦手と言っていた。
童貫自身、帝と旧体制を嫌ってはいるが、自己の存立の基礎となる体制
そのものを倒すという発想は出てこないんじゃないか?
そこが裏の組織と表の組織の違い。青蓮寺は、裏の組織であることを
やめようとしている。必然的に表の組織は壊す。
裏も表も敵に回して戦争している梁山泊と青蓮寺の違いは、そこじゃないか?
351無名草子さん:2008/08/20(水) 17:51:17
>>348
>しかし、将来的には、金の力を利用して梁山泊を倒そうという意図は秘めている。

それは本文ではまったく触れられていないぞ。
秦檜間者説から想像を膨らませただけだろう?
ただ、斡離不と撻懶の田舎者ぶりからすると、
青蓮寺に利用されそうではあるがなww
352無名草子さん:2008/08/20(水) 17:56:47
>>349
と、いうことは赫元が現れたってのは羌肆を殺すんじゃなくて
青蓮寺が童貫にもっと深い形で接触って事?
353無名草子さん:2008/08/20(水) 18:17:19
>>338
簡単には勝たせてくれないと思うが、ここまでの流れを見れば、
最初梁山泊を包囲していた童貫軍が、金軍の出兵により、
反対に梁山泊に包囲される形になった。
兵力では勝る童貫軍だが、どこか一箇所が崩れると、童貫本陣
もやばいことになる。
354無名草子さん:2008/08/20(水) 18:24:54
>>352
俺も、赫元の薄気味の悪い登場の仕方から、一瞬、羌肆は殺されるのか、と思った。
しかし、李富が考えているのは、自らが考える新国家建設の邪魔をされないように、
禁軍と梁山泊の戦が長引いて、童貫軍が開封府を留守にする時間が長くなること
ではないかなと思った。
徽宗を替えようという点では、李富と童貫の考えは同じだが、次をどうするかは、
完璧に李富独自の考えを打ち出したいのでは、と思う。
355無名草子さん:2008/08/20(水) 18:29:36
まあ、楊令との戦を最後に退役しようと考えている童貫には、徽宗退位を推進する馬力も、
その後をどうするかについての腹案もないだろうがな。
都に童貫軍がいれば、政変はやりにくいことは確かだ。禁軍と青蓮寺は、あまり仲が良くない。
>>352
徽宗退位について青蓮寺と禁軍が協力するという計画なら、李富が直接童貫と密謀を
めぐらすと思う。少なくとも、その宮廷代理人である侯蒙に謀る。
羌肆の仕事は、戦況の推移を見て、膠着させることではないかな?
356無名草子さん:2008/08/20(水) 18:32:15
青蓮寺は、禁軍を配下に置きたいだろう。
しかし、現在の強い禁軍では配下に置けない。
少しだけ弱くなってもらって、配下に置きやすくするじゃないか?
357無名草子さん:2008/08/20(水) 18:42:33
>>353
あるいは、梁山泊が劣勢になったところで、馬麟隊と水軍の参戦という展開かな?
358無名草子さん:2008/08/20(水) 18:44:15
>>356
青蓮寺はカネは握ったからな。
総帥童貫を手足のように使うことはできないが、若い岳飛やその他の将軍ならば、
と考えそうだな。
359無名草子さん:2008/08/20(水) 18:45:15
梁山泊との戦いは継続されるだろう?そのために童貫は必要じゃないか?
360無名草子さん:2008/08/20(水) 18:47:15
童貫は退役していいような年齢だから、李富は、そのことも念頭に置いて、
計画を練っていると思う。梁山泊との勝敗いかんに関わらず、童貫は戦後
いなくなる。
童貫が勝てば、梁山泊の脅威は去る。
反対に童貫が負ければ、梁山泊と金の同盟を破棄させることで、梁山泊の
脅威を減殺する。
361無名草子さん:2008/08/20(水) 18:53:58
>>357
水軍の参戦は、“沙門島到着”の伝令から、大いに期待できるが、
馬麟隊については、誰も期待していなかったな。
地方軍への手当てのため、動けないのかもしれんな。
362無名草子さん:2008/08/20(水) 18:57:36
とにかく次回は鮑旭隊に頑張ってもらいたいわ。
鮑旭は比較的よく登場するが、岑諒・田忠・ショウ丹は、すっかり忘れてしまった。
それと、張清も、もう少し山士奇・黄鉞に見せ場を譲ってやれや。
363無名草子さん:2008/08/20(水) 19:05:06
>>336
現在の宋地方軍の弱さを考えると、地方軍で自前の軍を作ることは不可能だろう。
やはり旧禁軍の生き残りに期待するだろうよ。
364無名草子さん:2008/08/20(水) 19:07:35
問題は、梁山泊戦の決着がつく前に、徽宗退位のクーデターが起こった場合
の話だ。童貫を失った禁軍の全員が開封府に帰ってくるとは限らない。
軍閥化して梁山泊近辺に割拠し、捲土重来を期する岳飛という展開もありうる。
残留の予備隊を自前の軍とすることは、十分考えられるよ。予備隊だけど、
地方軍よりはましだろう。その将軍が、チュウ師道・姚平仲というのはあるんじゃない?
365無名草子さん:2008/08/20(水) 19:15:27
>>362
メインは、楊令軍だろうな。
カク瑾・蘇端は、緒戦以来、ご無沙汰だ。
童貫と岳飛で1万2200。
楊令隊単体で激突するような人数だな。

史進と韓成は、他の部隊の応援と見た。
呼延凌・張清・花飛麟は、倍の人数に当たっている。
それか、七千vs一万の鮑旭vs寇亮の戦に介入し、まず寇亮を片付け、
童貫本陣の西側に突破口を開ける。
366無名草子さん:2008/08/20(水) 19:39:47
童貫軍10万、梁山泊6万5千で闘っているんだが、水軍と馬麟隊が加わると、
8万になる。陣取り優位は梁山泊だから、いい勝負になる。
367無名草子さん:2008/08/20(水) 19:43:00
郭盛隊がどこまでもつかだな。梁山泊の弱点は、ここだ。
童貫軍では、兵力にあまり違いのない寇亮隊。
史進か楊令が介入すると、崩れが早い。
368無名草子さん:2008/08/20(水) 19:51:39
おおまかに言って、6つのパーツに分かれて闘っている。
童貫・岳飛本陣の牽制は、楊令がやる。
鮑旭と寇亮は、兵数が大きく違わない。
残り4つのパーツに、史進隊・韓成隊・馬麟隊・水軍が攻撃を仕掛ければ、完璧じゃんか?
369無名草子さん:2008/08/20(水) 21:09:04
だめだ、どうしても自分ではないものが息を吸わせてしまう
370無名草子さん:2008/08/21(木) 04:51:51
>>367
新兵だからな。
緒戦は5000人無理矢理増やしたのと、楊令の介入でウマくいったが、あの調子だと
心もとない感じがするよねぇ。

しかし、今回の童貫戦は関勝、呼延灼、穆弘の重厚さとは違って小粒だけど
キャラの種類が多い感じだ。
新兵だらけの郭盛軍、何だか恐ろしい韓成軍、成長中の呼延凌軍、花飛麟軍、
んでもって張清、鮑旭、馬麟がいて史進遊撃隊に、楊令軍。
これはこれで魅力的だよ。
371無名草子さん:2008/08/21(木) 08:29:36
>>370
新兵が、人ではない何か別のものになって戦闘を闘えばいいという気がする。
毛ほどのためらいもなく、戦闘を闘う。
毛ほどのためらいもなく。
372無名草子さん:2008/08/21(木) 12:17:30
>>370
水軍をお忘れになっちゃ困ります。
李俊・・・かつては穆弘と並ぶ陸上部隊の隊長
費保・・・今月、劉光世・張俊と闘ったところを読むと不安なし
倪雲・・・一時期、洞庭山で歩兵の調練をした経験あり。軍学の話題好き。
童猛・・・かつて陸上部隊。宿元景と騎馬隊で闘った経験あり
狄成・・・赤手隊隊長。先鋒で斬り込めば威力発揮
項充・・・水陸両用部隊。一時潜水の調練もしていたが、歩兵として十分闘える。
張敬・・・叔父の張順は、呼延灼戦のとき、梁山湖から上陸し歩兵と闘った。
373無名草子さん:2008/08/21(木) 12:27:21
>>371
ためらいもないが毛もなくなった。
人ではない何か裸電球のようなものになって闘った。
374無名草子さん:2008/08/21(木) 12:30:47
>>372
6月号で張清が闘っている傍で、ペチャクチャ話しかける李俊がウザかったが、
歩兵指揮官としての勘を取り戻すための陸戦参加であったのならば、
次回、その体験が活かせることになる。
375無名草子さん:2008/08/21(木) 13:05:06
>>367
寇亮については、彼が劉光世・張俊の援軍に赴くところを、一度叩いている。
手の内も見えたわけだから、その時闘った部隊(史進だっけ?)をやれば、
比較的早期に殲滅できるのではないか?
初登場時の寇亮は、あまり強そうには見えなかった。
376無名草子さん:2008/08/21(木) 13:08:51
韓成隊は、劉譲隊以外には、すべて有効だな。
前回の出動時よりも、戦果が期待できる。
377無名草子さん:2008/08/21(木) 13:14:37
>>372
今月号に載っていた宋水軍に関する情報によると、
当分本格的な水上戦は望めそうにないからな。
水軍も、輸送・交易等他の業務がないときは、積極的に
陸戦に参加しないと、出番がなくなってしまうぞw
378無名草子さん:2008/08/21(木) 13:28:07
>>340
扈成・赫元・羌肆・秦檜に比べると、精彩を欠くな。
もう一度確認のために、三人が過去にやった仕事
〔任先〕
李富の後任だが、きわどい仕事は沈機がやっていた模様
馬桂による呉用暗殺の補助(あるいは監視)→成果なし
役人の数を減らす仕事◎
〔石倫〕
内政担当の何恭の代わり
不正な蓄財の没収◎
〔范斌〕
方臘の乱の調査◎
銀山の調査をしていた陸謙の後任ではあるが、銀にかかわる仕事については特に言及なし
379無名草子さん:2008/08/21(木) 13:51:17
>>356
青蓮寺と軍部の関係は、いまひとつ見えにくいよな。
どちらかというと、軍部よりも、宰相府寄りではあったが、
袁明と蔡京が密接というわけではなかった。
袁明は蔡京に向かい、「我々はもっと話し合う機会を持つべきだった」と言った。
方臘戦のとき、地方軍を動かす権能を童貫がもぎとったが、
それまでは帝→宰相に軍を動かす権能があったので、一時、青蓮寺が代行した。
現在は宰相の地位が無機能化しているので、青蓮寺は軍の行動については
口を挟めない。軍部担当の蒼英・呉達のような役職は不要になった。
楊令伝の初めの頃は、まだ叛乱抑圧の仕事をしていたが、
方臘や梁山泊の乱は、短期間で鎮圧できる叛乱の域を越えてしまった。
叛乱鎮圧は軍の仕事となり、青蓮寺は、新国家建設を目指す政党となった。
青蓮寺と軍を結びつけるものは、思想と利害以外にない。
こんな感じ?
380無名草子さん:2008/08/21(木) 14:11:55
水滸伝が始まった当時は、蔡京は軍部の力を弱くすることばかり考えていた。
蒼英・呉達の仕事というのは、その蔡京の政策実現のためだったのかな?
禁軍と地方軍は対立し、地方軍の将軍の中には、叛乱を企てるものもいたから。
反対に、水滸伝後半になると、>>378のように、軍部よりも、文官対策が重要になった。
こうしてみると軍部、文官、青蓮寺のトライアングルの中で、青蓮寺は自由に
自己の意思を実現している。いちおう帝の寵妓李師師がいるために、青蓮寺は
帝直結の機関だと書いてあった。財力と帝の後ろ盾によって、実力を発揮する。
381無名草子さん:2008/08/21(木) 14:13:22
その徽宗を廃するのなら、早く欽宗を登場させて、密接な関係を構築する必要が
あると思うのだが?それとも、宮廷クーデターは童貫がやるのだろうか?
382無名草子さん:2008/08/21(木) 14:15:03
実は早くから欽宗を取り込んでいました、ということになるんじゃないの?
383無名草子さん:2008/08/21(木) 14:17:55
徽宗がつんぼになって、李師師が耳元で囁いても、何も聞こえなくなった。
利用価値がなくなったので、徽宗を退位させます。
384呂皖:2008/08/21(木) 14:19:01
それ、俺のこと
385無名草子さん:2008/08/21(木) 14:42:36
 雨が降ってきた。二十五年間ほとんど降らなかった雨が、このところ
まとまって降ることが多い。
 一時は及慈雨ダムに貯まった水を放流することも検討したが、この
調子だと、その必要もなさそうだ。
 呉用は、蝙蝠傘を開いた。中からゴキブリの死骸が四つ落ちてきた。
どうしてゴキブリが蝙蝠傘の中に侵入してきたのか、理由はわからない。
「ゴキブリは生き物だ。何が起きるか、わからない」
 傘をさして歩くと、ゴキブリのフンの匂いが漂ってきた。耐えがたい臭さだ。
「自爆テロ」
 呉用は、ゴキブリ軍の志の強さに、あらためて驚嘆した。
386無名草子さん:2008/08/21(木) 15:55:24
>>382
目立った動きは、大商人に重い負担を課すというところだけですね。
青蓮寺の動きは、伏せに伏せておいて、一気に表に出すという意図でしょう。
タイミングが重要になってきますので。
387無名草子さん:2008/08/21(木) 16:26:20
「久しぶりの肉なので、兵たちは喜んでいます」
 穆凌は、行儀よく、饅頭に肉の汁をしみこませて口に入れている。夏津で
料理人を見つけてきて牛を捌かせているとしても、それは十日に一度もない
特別な日なのだ。
「俺が遊撃隊に兵糧を運んでいたら、毎日でも牛を捌いてやるぞ」
 その男は、面白くなさそうな顔をして、牛刀を研いでいた。
「どうした、史進、穆凌、なぜ黙る?」
 穆凌は、急に饅頭の味が不味くなったような気がした。
「タレが出てくれば解珍を語り、魚肉の饅頭が出てくれば朱貴、朱富を語り、
焼饅頭が出てくれば顧大嫂を語る。牛を捌いても、腸詰が出てきても、豚の
脳味噌を食う話が出てきても、なぜ俺を語らんのか?」
 その男は、安丘で妓楼をやっていた頃、頼まれれば遠くの城郭までわざわざ
出向き、牛を捌いていたという。
388無名草子さん:2008/08/21(木) 16:36:10
李立の美味い魚料理
李立の妻
389無名草子さん:2008/08/21(木) 16:45:32
      ,.. -::::‐:-..、_
    ,.r::::;r''"-‐  "'-、::-、
   /:::;r'        ヾ::ヽ、
  ,i:::i'              !::::l
  ,l::;!     = ー   、 l::::l
  .l i! ,r-__ヽ t- ;_-_- 、  !::」
  !;l l. '┴'ソーi' rエユ:.ヽ/i!"::!
__,..ィ:';.ヽ _ -'  ヽ`-  ,!.,;i!,r'
::::::'i;:.';'" .r'(_  _,)、` ´.;':::;!   
::::::::!;::':";;:;;''"-'_-';;;;;;;;:;,::'::';!       いつも首を傾けていたら、首筋が凝ってきた。
::::::::ィ;::'r'" ̄`ヽ、/ `!;.::.'.;'::ヽ、_
::::::::::'lヾ;:`7    ` l;:;r'"::::::::::::::`
::::::::::l  r' `    ヾ':::::::::::::::::::::
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::::::::l: ´ ∧         ヽ::::::::::::::::
::::::::l   !:/:`ヽ      ノ:ヽ::::::::::
390無名草子さん:2008/08/21(木) 17:08:22
「俺は周通殿に、馬を見る眼があるなら、人を見る眼もあるだろうと言われて、
将校に上げられたのだ」
「俺は、牛や羊を捌けるのなら、人も捌けるはずだと言われて、洞庭山で歩兵
の調練をやらされた」
 徐寧が生き残っていれば、恥を晒さずに済んだのだ。酒を浴びるように飲んで
は、李俊を相手に愚痴をこぼした。その姿を見かねて、聚義庁は交易担当に落と
した。別に交易担当要員が不足しているわけではなかったのだ。
「梁山泊の領民の中には、志ある若者がいて、再び洞庭山に兵が集まっていると
いう。行くのか、曹正?」
 洞庭山には、阮小二と趙林以外に人はいなかった。童貫戦の最中なので、将校
は一人もはずせない。
「何か、心にひっかかるものでもあるのか、曹正?」
 段景住は、酒に溺れていた頃の皇甫端を思い出したのかもしれない。
「安い野菜を日本へ売ろうと思っていたのだ」
391無名草子さん:2008/08/21(木) 17:13:44
>>390
なぁ、コテ付けてくんね?
一人が書いてるのか、複数人がデタラメに書いてるのが見分けつかんからさ。
392無名草子さん:2008/08/21(木) 17:16:21
>>372
沙門島に水軍1万が到着したという伝令だから、
大城と南大樹鎮の部隊と交替する可能性が高いな。
水軍には歩兵経験者が多いとはいえ、敵は童貫軍。
出番の少なかった韓伯竜隊/馬麟隊も脚光を浴びる。
393無名草子さん:2008/08/21(木) 17:29:13
馬麟隊は即戦力だが、韓伯竜隊の実力は未知数。
李俊と項充と狄成は、主戦場に駆けつけるべきではないか?
394無名草子さん:2008/08/21(木) 17:30:34
入山後数ヶ月は将校調練というのがあって、すぐには戦場に出ないのが梁山泊
の伝統だからな。
395無名草子さん:2008/08/21(木) 17:44:00
>>379
>青蓮寺と軍を結びつけるものは、思想と利害以外にない。

童貫は、侯蒙との会話の中で、青蓮寺は信用できない奴らみたいなことを
言っていたよね。
童貫は、在職中は自分の職責をまっとうし、最大の敵梁山泊との戦いが
終れば引退しようと考えている。
李富のような野心は、かけらもない。
いまのところ童貫の部下の中にも、青蓮寺のやろうとしていることに賛同しそ
うな将軍・将校はいない。将来はどうだか知らないけどね。
396無名草子さん:2008/08/21(木) 17:51:38
>>378
何恭と蒼英もそうだったが、典型的な文官は出番が少なくなるよな。
青蓮寺でも現場に出ない奴は、きびしい。
397無名草子さん:2008/08/21(木) 18:06:36
>>395
将来の秦檜と岳飛の対立を考えると、青蓮寺と旧官軍系軍閥の溝は広がるばかり
のような気がしますね。青蓮寺は、まず張俊を取り込むことになるのでしょうか?
距離感は、こんな感じかな?
                     (マイペースだが岳飛に同情)
                            韓世忠
【講和派】秦檜――――――――対立――――――――岳飛【主戦派】
         張俊
                      劉光世
             (アルコール中毒で晩年精彩を欠く)
398無名草子さん:2008/08/21(木) 18:39:11
>>307
>それと、短命に終った張邦昌の楚があるのかどうか。

秦檜は、楚の建国には猛反対だった。
靖康の変当時は、秦檜も主戦派だったんだな。
楚建国に反対したため、徽宗・欽宗と共に金に拉致された。
後年、講和派の代表となる秦檜なので、ここで楚の建国に
猛反対されると紛らわしくなる。
また、張邦昌と推薦するのが金なのか梁山泊なのかという
問題も生じ複雑になる。金に楚を建てるだけの政治力があるとも
思えないし、梁山泊がどうして開封府に北宋官僚の傀儡政権を
建てるのかという疑問がある。
シンプルで理解しやすいのは、楚=梁山泊の開封府駐留軍
(この時点で、梁山泊が華北全域を占領するには時間が足りない)
399無名草子さん:2008/08/21(木) 18:54:22
>>398
童貫戦終了後1年。
これを1年しかないと見るか、1年もあるとみるかだな。
童貫戦で傷ついた梁山泊軍が、1年でどこまで回復するか?
第1回目の金軍南下は、賠償金の支払要求+梁山泊軍を援護+撻懶の野望
の三つの意味があった。
第2回目は、反対に金軍の賠償金支払要求の出兵に対して、梁山泊軍が協力
するという意味合いがあるのかもしれん。梁山泊の兵力が少なければな。
梁山泊はこれに便乗して、北宋を滅亡させる。
400無名草子さん:2008/08/21(木) 18:57:50
つーか童貫と梁山泊の闘いが、この先1年続く可能性はないの?
前回だったか軍費は引っ張り出そうと思えば、ないことはないような
ことを言われていたが。
401無名草子さん:2008/08/21(木) 19:02:45
>>399
1年もないかもしれないよ。
今年いっぱい闘ったとすれば、8ヶ月。
現在夏のようだから、来月号で終了したとして、やっと1年。
402無名草子さん:2008/08/21(木) 19:13:17
>>400
首都に外国が進攻してくれば、さすがに童貫も、首都防衛を考えるだろう。
現時点では、李明が何とか防ぐと考えているので、梁山泊と闘っている。
そして金軍は遅くとも来年早々には開封府を包囲する。
403無名草子さん:2008/08/21(木) 19:17:27
>>399
>第2回目は、反対に金軍の賠償金支払要求の出兵に対して、梁山泊軍が協力

童貫戦で、どの程度梁山泊が消耗するかは、終ってみなければ分からないが、
2回目の金軍進攻では、撻懶の野望がさらに大きくなっているような気しない?
強敵童貫は、その頃はたぶんいないんだから。
404無名草子さん:2008/08/21(木) 19:27:09
撻懶と斡離不の田舎者設定は、物語に不確定要素を持ち込んで面白いかもしれないね。
田舎者なので、常識はずれの気宇壮大な夢を見る。
これに引っ張られて物語がグイグイと前進するようになるのかもしれない。
水滸伝初期の晁蓋・宋江の志も、ある意味、田舎者の気宇壮大な夢だからね。
まあ、宋江は晁蓋より、若干慎重だったけど。
なんだか楊令伝に欠けていたものが、上手く補填された感じがする。
405無名草子さん:2008/08/21(木) 19:37:17
楊令の天才的戦略は、阿骨打の死によって、修正を余儀なくされた。
緻密な戦略は崩れ、グズの呉乞買は、阿骨打の代わりにはならない。
しかし、知力は阿骨打に劣るが、向こう見ずなところだけは阿骨打を上回る
田舎者の登場で、新たな戦略を組み立てられる、というところだな。
406無名草子さん:2008/08/21(木) 19:42:38


      ∧_∧   ∧_∧ ))
    (゙゙ヽ ゚∀゚)') ('(゚∀゚ /゙゙)   田舎者軍団に勝てると思うなよ
  ((  \    / ヽ    /
     ((⌒)  (   )  (⌒))
      ``ヽ_,)  (,__,ノ゙´´
     斡離不   撻懶
407無名草子さん:2008/08/21(木) 20:26:32
劉光世が晩年酒に溺れたというのを、
青蓮寺&秦檜との政治的妥協の結果、岳飛を見殺しにしてしまった事を気に病んで
酒に逃げ込んでるうちにアル中になったって描き方になりそうだなぁ。
408無名草子さん:2008/08/21(木) 21:17:26
>>398
史実の秦檜は強烈なナショナリスト→金に一度捕らわれてからは現実主義者って感じだよね
だから当時は張邦昌に猛反発したけど、あとで深く理解を示した、という。
でも北方版秦檜は初登場時から現実主義者だからその辺りは史実から変わるんだろうね。
409無名草子さん:2008/08/22(金) 00:28:23
>>397
大体そんなとこだと思う。
金軍が潰れて軍閥が出来る間、張俊が力を伸ばすはず。
410無名草子さん:2008/08/22(金) 01:32:43
>>408
わかるような気がする。
秦檜は、いつでも秦檜だった。そんな感じなのだ。
ナショナリストのありようが、現実主義者のありようという
かたちをとる感じなのだ。
史実のありようと北方小説のありようが異なるかたちとなっている。
史実ではない、別のものになった。
そんな気がする。
気がするだけ、という気もする。
411無名草子さん:2008/08/22(金) 12:41:58
>>404
水滸伝では、「志」が主観的概念(登場人物の動機)で、物語を前進させる推進力
だった。楊令伝では、「志」が客観的に分析を加えられる対象になっている。
それはそれで面白いのだが、物語を推進する力が弱くなっていた。
宗教団体である方臘軍団が目立ったのは、信仰という強い推進力(主観)があったから。
ここにきて、新たな推進力となる登場人物の主観が、各方面から噴出してきた感じで、
物語の進行が力強くなってきた。
412無名草子さん:2008/08/22(金) 12:45:06
>>235
差し出がましいようなんだが、たとえば、鮑旭と岑諒が二人だけで会話するのではなく、
そういう場面に名無しの下級将校・王定六の長躯隊隊員・伝令の兵士・室内ならば従者
のような平の兵士が常に控えていれば、岑諒クラスの上級将校(鍾玄・田忠・祖永も同じ)
が、上級将校らしく見えるのではないだろうか?
鮑旭の命令を岑諒が受け、それを伝令に命令する。命令を受ける場面、調練を受ける場面、
怒鳴られる場面しかないと、平兵士と変わりがないように見えてしまう。
413無名草子さん:2008/08/22(金) 12:47:56
>>409
童貫の視点によると、欽宗時代も、禁軍はいきなり軍閥化するのではなく、
兵力は減少するものの、禁軍としてまとまって行動するんでしょうね。
ただ童貫存命時のような結束の強さはない。軍閥化の萌芽はある。
それは、青蓮寺との関係の濃淡によるのかもしれませんね。
414無名草子さん:2008/08/22(金) 12:50:21
童貫が地方軍から優秀なのは引き抜いているから、姚平仲や張叔夜が、
岳飛ら四大軍閥と同等の地位で登場することは難しくなっているな。
すでに活躍している劉光世・岳飛・張俊・韓世忠以外の史実キャラは、
弱い地方軍の将軍か、張俊らの部下として名前が出てくるんじゃないかな?
415無名草子さん:2008/08/22(金) 12:51:55
問題は、高齢の宗沢だよね。
416無名草子さん:2008/08/22(金) 13:09:21
>>413
〔劉光世〕
  負傷中なので、欽宗時代は活躍できない。兵も張俊に預けたまま。
  他の三人に比べると、出遅れるのは確実。
〔岳飛〕
  梁山泊戦の布陣からすると、今後の岳飛の闘いには、童貫の敵討ち
  という感情的要素も加わるので、最後まで講和を拒むことになる。
〔韓世忠〕
  地方軍の将校なので、各地に発生する小軍閥のサンプルとして、軍閥
  生成過程が描かれるのかもしれない。他の三人のように政治的抗争に
  巻き込まれることはない。
〔張俊〕
  初登場時は質実剛健な雰囲気を漂わせていたが、はるか後日の岳飛
  刑殺への関与を考慮すると、秦檜(青蓮寺)との関係を深めていくものと
  予想される。
417無名草子さん:2008/08/22(金) 13:12:43
寇亮は、間違いなく死ぬような気がするんだが、
衛政は、岳飛の部下になりそうな気もするな。
劉譲は、どうだろう。童貫が死ねば、劉譲が禁軍総大将となる立場だが。
418無名草子さん:2008/08/22(金) 13:18:15
すごい蕭珪材殿がいるから、李明はアウトだろうな。
419無名草子さん:2008/08/22(金) 13:25:04
>>415
開封府奪還は、岳飛と韓世忠の見せ場になるんだろうから、
宗沢が武人として登場ということはないんじゃないか?
青蓮寺以下の文官は、ほとんど南宋の高宗の下へ行くの
だろうから、文官でもない。
青蓮寺から十分な援助を受けられない岳飛のパトロンかも
しれんな。青蓮寺の徴発を免れた大商人。盧俊義タイプかもよ。
愛国爺さん。
420無名草子さん:2008/08/22(金) 13:34:34
>>349
青蓮寺が北宋の滅亡を願うのは、一見奇異な感じもするが、
青蓮寺は昔から役人の数を減らすこと、腐敗を一掃すること、
などを主張していたよね。現実化するには、一度壊して、
良質な部分だけで新国家を作る。
ただし、新国家は初めは当然小さいから、小さいなりに、
金と梁山泊から離れたところで国家経営を行い、次第に大きくなる。
辻褄は合っているんだよね。
421無名草子さん:2008/08/22(金) 14:00:25
おまいら童貫戦死を当然の前提で話をしているが、
童貫が死ぬのは、史実では来年なんだよね。
422無名草子さん:2008/08/22(金) 14:02:44
海上の盟・燕京戦を見れば明らかだけど、年表にはおおまかに従っているだけで、
ドンピシャ正確に史実を踏襲しているわけではない。童貫、本年死亡も覚悟して
おいた方がいいよ。
423無名草子さん:2008/08/22(金) 14:43:30
野球は今日死んだ。
424無名草子さん:2008/08/22(金) 15:16:23
>>421
どう考えても、今回、勝負がつくよ。
勝負つかないまま、開封府へ撤収する童貫を想像できない。
怒涛の勢いで金軍が首都に迫れば、展開違ってくるかもしれないが、
梁山泊に華をもたせないで、蕭珪材を祭り上げることはしないだろうw?
425無名草子さん:2008/08/22(金) 17:04:59
「撤収する」
 童貫は、全軍に命令した。
「元帥。まだ三位決定戦が残されておりますぞ」
 劉譲が、兵の間から出てきて、声をかけてきた。
 陽の光の中で、三名の兵が裸で横木に両手を縛られ、棒打ちを受けていた。
すでに皮が破れ、血が光を照り返している。
「脱走か?」
「いえ。一人はエラーで敵の得点を許し、一人は連日の勝ち越し点を許し、もう
一人は不調のため三番を外されました。日本人の希望を打ち砕いた三人です」
「劉譲」
 劉譲が、直立した。
「人と思うな。私は、上原を蘇らせた。新井を蘇らせた。セオリー通りの采配を揮い、
あくまで騎馬戦にこだわり、勝利は目前だったのだ」
 金メダルを、捨てたのだ。不況に喘ぐ日本人が、野球金メダルに光を見出した。
それを躊躇なく踏み殺し、一億に達した。
「野球など」
 言ったが、それ以上言葉は出てこず、童貫は軽く馬腹を蹴って、馬を進めた。
426無名草子さん:2008/08/22(金) 17:50:15
>>416
元々有名な四人だし、楊令伝でも慣れてきたから、姚平仲などは、張俊あたりの
部下でもいいかも。
一気に岳飛にいくのか、劉譲を挟むのか、張俊・劉光世だけ禁軍に残り岳飛は
独立するのか?興味が尽きないね。
427無名草子さん:2008/08/22(金) 18:27:21
>>426
独立はすぐにはないんじゃない?
張俊他の部隊は開封府に帰還したが、岳飛だけ引き続き梁山泊警戒のため、
付近に残る。その後、開封府で政変が起こるとか、財政難から地方軍や禁軍
の出張部隊に兵糧を送れない。何かないと独立はしないだろう。
428無名草子さん:2008/08/22(金) 18:32:14
>>424
李明と蕭珪材の闘いの推移によって、大きく左右されると思うんだ。
後詰に回った完顔成・撻懶・斡離不が頑張れば、意外に早く開封府を包囲するんじゃない?
429無名草子さん:2008/08/22(金) 18:36:47
>>422
やりようによっては、岳飛処刑までいけるのかな?時間を少し繰り上げて。
430無名草子さん:2008/08/22(金) 18:49:29
>>424
今回の金軍南下に際しては、梁山泊は開封府に進まないような気がするんだな。
もともと7万の軍が童貫戦で消耗する。周囲には地方軍もいる。それらの何割か
が開封府防衛に動員されたとしても、四囲を敵に囲まれた梁山泊が開封府進攻
に割ける兵数は、楊令軍6000程度かもしれない。
開封府占拠の手柄の9割は金軍に帰属するわけで、楊令が開封府へ行っても、
金軍南下が梁山泊の戦略の役に立ったことへの礼を述べる程度のことで、
発言力は大きくない。
431無名草子さん:2008/08/22(金) 19:00:05
>>428
二つの闘いの時間的推移の前後が重要になるね。
李明戦は、開封府到達が終点。
童貫戦は、どちらかの大将の首が取られることが終点。
オーソドックスには、こうなるんだろうけど、領地を敵地方軍に囲まれた
梁山泊軍は動きにくい。
梁山泊殲滅が目的で出兵した童貫軍は、一時梁山泊殲滅を後回しにして、
首都防衛のために撤収する可能性がある。
432無名草子さん:2008/08/22(金) 19:03:38
童貫軍の主力が梁山泊に釘付けになっているからこそ、金軍が討宋戦に踏み切った
という事情もあるだろう。童貫軍が開封府に引き返すことになれば、金軍もビビるので
はなかろうか?
433無名草子さん:2008/08/22(金) 19:05:22
そのときは、梁山泊軍の何割かも、童貫軍を追いかけて、進攻するよ。
蕭珪材が速攻で開封府に到達するということは、
童貫戦での消耗も、それほど激しくない時期だ。
434斡離不:2008/08/22(金) 19:25:11
>>432
>金軍もビビるのではなかろうか?

            ____
  +        ./ \  /\ キリッ
        / (●)  (●)\  
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \   
      |      `-=ニ=-      |     田舎者に怖いものはない。
      \      `ー'´     / +
435無名草子さん:2008/08/22(金) 19:35:10
>>412
対等な関係にある張清と李俊、古いが花栄と朱武の会話なども、平兵士を入れて
三人でやった方がいいような気がする(もちろん、平兵士は命令を受けるだけ)。
理由:戦場でそんなにのんびり話しをしてていいの?と思えるから
    平兵士に対する命令の台詞で閉めると、戦場の緊張感が伝わる。
436無名草子さん:2008/08/22(金) 19:47:16
若い兵士が気を使うから、中年の将校は、離れて飲み食いをするという場面があった。
たしか童猛だったかな。
休憩時間はそれでいいとしても、実戦になると、将軍・将校の周囲には平兵士が常に
いるはずだ。
趙安が話し掛けた平兵士のように、印象的な登場の仕方でなくてもいいから、もっと
名無し平兵士の台詞を増やしてほしい。
437無名草子さん:2008/08/22(金) 19:51:35
最近のこのスレは、名無しばかりだがな
438無名草子さん:2008/08/22(金) 20:12:00
>>412
周通は、最後の場面では、下級将校・平兵士に積極的に話し掛けていた。
内心はこれから始まる戦に怯えていたのだが、あの話し掛けで、上級将校
らしく見えた。
439無名草子さん:2008/08/22(金) 23:03:54
>>436
わかるような気がする。
平兵士が、平兵士でありすぎた。そんな気がする。
将軍のありようと、将校のありようが、平兵士のありようと違いすぎた。
そんな気がする。
440無名草子さん:2008/08/22(金) 23:25:57
ウザッ
441無名草子さん:2008/08/23(土) 10:38:59
蕭珪材、蕭珪材ってたまには唐昇のことも思い出してやれよ
442無名草子さん:2008/08/23(土) 11:35:55
金版のすごい楊令殿、すごいなので無理です。
443無名草子さん:2008/08/23(土) 12:03:50
>>127
加えて、客観描写と主観描写のバランスもよくなってきたな。
何のために闘っているかが、語られるようになってきた。
444無名草子さん:2008/08/23(土) 12:05:36
>>441
唐昇は、祝家荘戦の頃からのヒストリーが、まとめて語られた。
死ぬ。
445無名草子さん:2008/08/23(土) 12:34:49
>>204
孫立、孫新、楽和が、まだ語られていないからな。
全部を顧大嫂が語るわけではないにしても、
洞宮山で何か製作しながら語るというのも寂しい。
顧大嫂は、もっと目立つ場所にいた方がいいな。
446無名草子さん:2008/08/23(土) 12:42:27
カク嬌も母親と一緒に文治省ということは考えられなかったのかね?
古くから梁山泊にいたから、間者のような仕事が急に出来るように
なるのは不自然だけど、文治省ならやれすなんだが。
若い女なのに飼い殺し状態だな。
447無名草子さん:2008/08/23(土) 12:45:01
ブスなんだろw
448無名草子さん:2008/08/23(土) 13:27:59
>>445
孫新は顧大嫂だわな。
楽和…孟康、孫立…杜興/鮑旭もいる。
449無名草子さん:2008/08/23(土) 13:36:48
>>446
カク嬌は妹ではなく姉じゃなかったか?
そうとういってるよ。
450無名草子さん:2008/08/23(土) 13:46:44
>>36
先月の呉用によると、もう偽印鑑も必要がなくなるみたいじゃない。
65歳なんで隠居だな。他に何か技能がありそうもない。
451無名草子さん:2008/08/23(土) 13:48:54
偽印鑑を作る必要がなくなっただけで、印鑑そのものは必要だろう。
たとえば斉を建国したら、皇帝の印が必要になる。
452無名草子さん:2008/08/23(土) 14:08:25
>>397
最初に大きな亀裂が生じるのは、靖康の変の後、開封府奪還を主張する
宗沢・岳飛と、南京応天府からさらに南の揚州に移った高宗(青蓮寺)の
間で起きそうだな。このとき、宗沢と岳飛は官位を剥奪されている。
しかし、開封府奪還には成功。
453無名草子さん:2008/08/23(土) 14:40:28
>>375
どうせ史進か楊令が来て、寇亮を倒しそうなんだけど、
鮑旭隊の岑諒・田忠は、名前が登場しただけの印象しかないんで、
ここで踏ん張ってもらいたいな。
454無名草子さん:2008/08/23(土) 15:08:22
郭盛隊に多い新兵が劣勢になって星野ジャパンのように舞い上がり、
味方騎馬隊の進路の邪魔をしないか心配だ。
455無名草子さん:2008/08/23(土) 15:18:34
童貫と梁山泊の闘いが白熱してきた。
李明と金軍の闘いの場面は出てくると思うが、
開封府の政変は、伏線だけかもね。
そろそろ欽宗が顔を出してもいいような気がするな。
456無名草子さん:2008/08/23(土) 15:36:43
童貫と岳飛を残して、周囲に五つ戦闘がある。
この五つで梁山泊劣勢なら、楊令・史進は童貫に向かえないから、
クライマックスは9巻になだれ込むような気がするな。
8巻ラストは、梁山泊側の誰かの最期で盛り上げて終了。
457無名草子さん:2008/08/23(土) 15:45:58
童貫の性格からして、ここで密かに地方軍に連絡をとって、
戦闘に参加させるようなことはしないな。
打たれても打たれても岩瀬を使った誰かと同じだ。いつも同じパターン。
梁山泊側は、水軍1万の使い方次第で、優位に立てるチャンスがある。
458無名草子さん:2008/08/23(土) 15:52:40
>>457
冀州軍に韓伯竜軍を襲わせるぐらいは、やると思うが?
459無名草子さん:2008/08/23(土) 16:31:31
 開封府の城壁は、厚かった。李英自慢の重装備部隊が一ヶ月城壁に
取り付いていたが、いまだに抜けない。
「地下に穴を掘り、城内に侵入するというのは、どうでしょうか、楊令殿?」
 かつて王定六が、牢城から脱走したときに使った手だ。致死軍の兵を数人
潜入させれば、城門を開けることも容易になる。しかし、王定六を、いま長躯隊
から外すことはできない。
「いい人材がいます、楊令殿」
「チャールズ・ブロンソンは、このスレに何度も登場したから、もういいぞ」
 李英の後ろに、見知らぬ男が立っていた。さっきから荀響が、男と李媛の距離
を気にしている。
「トンネル掘りの名手、GG佐藤です」
460無名草子さん:2008/08/23(土) 16:53:19
>>457
不可解なのは、馬麟隊が主戦場に来ないことだよな。
461無名草子さん:2008/08/23(土) 17:43:30
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)  
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ   馬麟隊そのものが、不思議でしょうがない。
  .しi   r、_) |   
    |  `ニニ' /   
   ノ `ー―i
462無名草子さん:2008/08/23(土) 17:51:36
>>267
張孝純は、1回目の討宋戦で、童貫の敵前逃亡を詰り、
2回目の討宋戦で、粘罕に捕虜にされている。
重要人物だと思う。地方軍将軍として登場キボン。
463無名草子さん:2008/08/23(土) 18:26:18
>>453
花飛麟隊と呼延灼(凌)隊ばかりが、脚光を浴びていた感じだな。
張清隊の将校は、田虎つながりで覚えやすいが、
馬麟隊、鮑旭隊は、隊長が登場しても、将校が登場することが少ない。
464無名草子さん:2008/08/23(土) 18:51:45
>>456
楊令隊と史進隊を合わせると9000になるからな。
他で交戦中の部隊がそれぞれ頑張れば、一気にけりがつきそうな感じじゃねぇ?
465無名草子さん:2008/08/23(土) 19:23:05
>>464
先に童貫戦の決着がつくと、梁山泊が(金の)東路軍の役割を果たすことになる。
全軍での進撃は無理だが、禁軍予備隊はあまり強くないし、生き残った童貫本隊
の数いかんによっては、楊令軍と重装備部隊ぐらいは、開封府へいけるかもな。
466無名草子さん:2008/08/23(土) 19:54:13
>>464
徽宗退位のスペースを作らなきゃならんから、速攻で決着がつくことはない。
467無名草子さん:2008/08/23(土) 20:06:20
>>466
史実のように、金軍開封府到達前に徽宗退位があるとは限らないから、
先に童貫戦の決着がつき、その後に徽宗退位、という可能性もある。
宋にとっては、金軍進攻も脅威だが、童貫戦死はもっと脅威。
468無名草子さん:2008/08/24(日) 13:37:56
日曜日だと昼間でも静かなのか、ここwwwwwwwwwwwwwwwww
469無名草子さん:2008/08/24(日) 15:29:49
>>467
わかるような気がする。
宋のありようが金軍のありようによって脅かされる感じなのだ。
徽宗退位のありようは童貫のありようによって決まる気がする。
絶対に死ななそうな気がする男というものがいる。
それが童貫だった。戦死。脅威。なぜ、脅威なのか。
そんな感じなのだ。
なんだからわからないものを見た、という感じなのだ。
470無名草子さん:2008/08/24(日) 16:14:36
うざ
471無名草子さん:2008/08/24(日) 17:26:00
>>467
帝室の財産の使い道はどうなるかな?
これを取り上げれば、徽宗は帝位に愛想をつかして自ら退位するという可能性もある。
これを金軍への賠償金にするのだろうか?
472無名草子さん:2008/08/24(日) 17:43:26
史実では、1回目は賠償金と取れなかった。
開封府に駐留していた期間も、きわめて短い。
李明を破って開封府にまで到達したが、
その後、宋軍の逆襲に遭って、撤退したという展開もありうる。
473無名草子さん:2008/08/24(日) 18:07:56
>>472
8ヵ月後にすぐさま第2回目の進攻をする。
燕雲十六州を除くと、いまのところ華北への領土的野心は表面化していない。
よほど腹が立たないと、1年以内に再度の進攻というのはしないと思う。
賠償金が取れないから撤収というのは、子供の使いみたいなんで、
宋軍に追われて撤収という線も十分考えられるね。
あるいは秦檜が魔術的な外交手腕を発揮するのか?
西夏の動向なども注目されるね。
474無名草子さん:2008/08/24(日) 18:10:49
>>472
一回目は李明を抜けなくて撤退ってのはどうか
475無名草子さん:2008/08/24(日) 18:20:38
西夏は、形の上では金に臣従しているが、遼の天祚帝を匿った過去もあるし、
実際、遼滅亡後も、金を干戈を交えている。
476無名草子さん:2008/08/24(日) 18:23:17
>>474
それもありうるな。開封府まで南下するのは、深入りしすぎて撤退中、宋軍
に襲われる危険もある。史実と違って、宋軍の弱体化のペースが遅いので、
講和しても、簡単に撤退させてくれるとも思えない。
477無名草子さん:2008/08/25(月) 01:11:14
NHKの番宣に北方先生出てたけど
放送日いつかわかる人いる?
478無名草子さん:2008/08/25(月) 13:47:48
花飛麟隊 : 第2軍・第3軍2万と交戦中
  扈三娘の戦死で興奮した花飛麟は、序盤遮二無二突出
  童貫の首を狙う。史進・班光にたしなめられ冷静さを取り戻す。
  第2軍・第3軍の隙を見きわめようとしている。
郭盛隊 : 衛政隊・張俊隊2万と交戦中
  幻王軍の援護を受け、敵をはね返す。
  幻王軍が離れた後、新しい敵が近づいてくる。
呼延凌隊 : 第4軍・第5軍2万と交戦中
  互角の押し合い。
  花飛麟隊を離れた史進隊の援護を受ける。
張清隊 : 劉譲隊2万と交戦中
  劉譲は腕を負傷し一度本陣に戻る。
  再び出陣してきた劉譲隊と対峙。
鮑旭隊 : 寇亮隊1万と交戦中
  寇亮に押し込まれている。
  互角に闘う他の部隊に比べると、鮑旭隊は若干劣勢。
韓成隊 : いまだ戦場に姿を現さない。
479無名草子さん:2008/08/25(月) 13:54:23
幻王軍・史進遊撃隊の援護があったとはいえ、他の部隊は、倍する敵と
互角に闘っている。最も少ない兵数を相手にしている鮑旭隊のみが苦戦か・・・

AAA 幻王軍・史進遊撃隊・韓成軍
AA  張清軍
A   花飛麟隊・呼延凌隊
B   鮑旭隊・馬麟隊
C   郭盛隊・韓伯竜隊

このくらいの実力差があるのかね?
480無名草子さん:2008/08/25(月) 14:31:09
童貫の寇亮に対する評価は下がったはずなんだが、
その割には、少数で鮑旭に当たらせている。
鮑旭は、舐められているのかね?
481無名草子さん:2008/08/25(月) 14:53:18
もうじき秦容枠が必要になってくる。そういうことかい?
482無名草子さん:2008/08/25(月) 14:57:37
扈三娘が死んでエロ要員がいなくなった
もう読む価値ないな
483無名草子さん:2008/08/25(月) 15:21:51
エロ小説ではないだろうw
484無名草子さん:2008/08/25(月) 15:30:25
>>480
岑諒・田忠の実力が分からないから、童貫も鮑旭隊を舐めているんじゃないか?
485無名草子さん:2008/08/25(月) 15:41:27
>>478
郭盛隊に新たな敵が近づいてきたところで終了している。
他部隊もそれぞれ敵を抱えている。混戦は続くな。
梁山泊の遊軍である楊令・史進は動き回っているが、
童貫・岳飛は本陣で静かに構えている。
兵数は宋軍が上なので、童貫・岳飛が動いたところで
大きく戦局が動くのだろう。
梁山泊が局面を変えるには、水軍(あるいは馬麟隊・韓伯竜隊)の参戦か?
またもや方臘生き残りが、ええとこ取りか?
486無名草子さん:2008/08/25(月) 15:54:32
幻王軍ですら6300騎全軍で動いている。
韓成軍は、騎馬500に、歩兵3000なんだよな。
童貫側に方臘生き残りに対する備えがあれば、
そんなに困難な敵ではないような気がするがなー。
487無名草子さん:2008/08/25(月) 17:40:31
>>486
今月号でも方臘戦の残酷さを他の兵士に語って処罰されていたのがいるから、
韓成軍は、効果的な場面で出てくるということだな。
俺は、童貫・岳飛本陣で使うより、他の部隊に対して使うのが効果的だと思うが。
488無名草子さん:2008/08/25(月) 17:58:53
>>480
よく読め、評価が下がっただろうというのは梁山泊側の分析。
童貫の考えは「全て実戦」評価が下がったのかどうかは分からない。
489無名草子さん:2008/08/25(月) 18:02:25
岳飛の予想では、幻王・史進・韓成を、全部本陣が引き受けるだった。
まさか童貫が韓成軍に浮き足立つのか?
そりゃやめてくれよ。
490無名草子さん:2008/08/25(月) 18:10:03
>>488
ただ、生き残っている童貫の幕僚の中では、もっとも実績がないのが寇亮。
梁山泊でいうと、各隊の上級将校クラスだと思っていたんだが、
名前が出ていたために、一軍を率いるようになったとしか思えん。
その寇亮に、鮑旭が苦戦とは。。。
491無名草子さん:2008/08/25(月) 19:48:07
まだ始まったばかり。
これから鮑旭が、形勢逆転するのかもしれんよ。
492無名草子さん:2008/08/26(火) 00:05:08
わかるような気がする。
わからないような気もする。
493無名草子さん:2008/08/26(火) 14:59:32
何を今更と思うかもしれませんが、今放送中のアニメ「コードギアス」って北方水滸に似てませんか?
ルルーシュが楊令、スザクが岳飛あたりで。
494無名草子さん:2008/08/26(火) 17:19:25
コードギアスは知らない。アンギラスなら知っている。
495無名草子さん:2008/08/26(火) 17:51:11
>>481
新兵の多い郭盛隊がいちばんやばいかと思っていたが、
遊軍もそれは十分承知していて、ちゃんと援護している。
史進:花飛麟隊の援護→呼延凌隊の援護
楊令:郭盛隊の援護→鮑旭隊の援護
寇亮のところは兵1万だから、幻王軍と鮑旭隊の攻撃を受けてピンチ
童貫動く。
あるいは、童貫、郭盛隊を直撃。楊令、援護に向かい、童貫と激突。
496無名草子さん:2008/08/26(火) 18:22:59
俺は、どっちかっつーと、李明と金軍の闘いが気になる。
金軍がずっと現在の陣容で闘い続けるのか、
年取った完顔成・唐昇などが、呼延灼と同じように死ぬのか?
斡本は粘罕と同じく政治家として登場しそうな気がするが、
兀朮がいつ出てくるのか?期待しちゃいます。
497無名草子さん:2008/08/26(火) 18:31:05
>>496
だが、完顔成・唐昇と二人も倒しちゃうと、李明すごすぎだろう?
むかしは陳ショより弱かったからなw
498無名草子さん:2008/08/26(火) 18:49:39
>>496
兀朮は斡離不と入れ替わるようにして大活躍を始めるが、
斡本が本領を発揮するのは呉乞買の死後なんだよな。
粘罕の後継者のような形で登場するのかな?
499無名草子さん:2008/08/26(火) 19:11:54
>>498
斡本あたりになると、現在の宋の高官のように、権力争いばかりしている
蔡京や王黼のような扱いじゃないかな?
撻懶は秦檜との関係があるから今後重要になってくると思うが、その対抗馬
は梁山泊に近い粘罕が相応しい。
斡本は最初粘罕と組んで、撻懶が推す呉乞買の子阿魯を帝位に就けようと
する。ここは斡本・粘罕が勝って、斡本の養子合刺が第三代皇帝となる(1135年)。
これだけなら、斡本を粘罕の後継者と位置付ければいい。
ところが後がある。斡本は、同志である粘罕を失脚させる(粘罕死亡は1137年)。
それだけなら、まだ分かりやすい。
まだ後がある。粘罕失脚後、撻懶と阿魯が復権する。
斡本は、この二人と組んで、粘罕の作品といっていい傀儡国家斉を廃止する。
つまり、劉豫失脚。
まだ後がある。斡本と弟兀朮は、最終的に阿魯を失脚させ、撻懶を処刑する(1139年)。
結果的に、金朝は阿骨打の血統(子と孫)が支配的勢力となる。
裏切りの連続の斡本であるが、金朝本筋の阿骨打の血統一色にした点をどう扱うか。
楊令伝の壮大な戦略は、楊令と阿骨打の頭脳から出てきたことを思うと、
変節極まりない斡本を、楊令・阿骨打戦略の正当な後継者と見れないこともないが、
宮廷闘争ばかりで、格好良く描かれることはないだろう。
とくに、撻懶とともに斉を滅ぼした点を重視すれば、梁山泊の敵ともいえなくはない。
やはり蔡京のような扱いになるんじゃないかな?
500無名草子さん:2008/08/26(火) 19:22:14
>>496
兀朮が阿骨打の子として登場し、戦場で活躍するとなれば、
読者の目には、こんなに元気のいい阿骨打の子がいるのに、
どうしてヘボの呉乞買が阿骨打の後継なの?と疑問になってくるよな。
斡離不と同じく田舎者として登場のような気もするな。
501無名草子さん:2008/08/26(火) 19:24:33
すると阿骨打の四人の子というのは、
斡本
繩果
訛魯観
訛里朶
ということになるのか?
502無名草子さん:2008/08/26(火) 19:31:32
呉乞買が死ぬところまで、楊令伝が続くかどうかで決まる。
呉乞買存命中に終了するなら、阿骨打の子は名無しのままかもしれない。
撻懶は策士などではなく、青蓮寺に利用されるだけ。
兀朮は斡離不の後釜として田舎者武将として登場。
撻懶(青蓮寺)と粘罕(梁山泊)の対立が、呉乞買の次の帝位にまで及ぶ
のならば、阿魯と合刺の名前ぐらいは出てくるのかな。
斡本は、合刺の養父ということで、同じく名前だけの登場。
503無名草子さん:2008/08/26(火) 19:34:05
基本的に梁山泊の闘いを描き、それと直接闘う童貫や岳飛が描かれる。
ここが中心。北宋と南宋の文官や、金朝内部の権力争いは、
青蓮寺が関わる部分を除けば、彩り程度の扱いじゃない?
504無名草子さん:2008/08/26(火) 19:38:03
ただ、呉用・公孫勝・武松・燕青・戴宗、あるいは李富は、これからますます爺になっていくわけで、
彼らの見せ場というと、宮廷内の権力争いを陰で操ることなんだよな。そこそこには宮廷闘争も
ないと、彼らの出番が減る。
505無名草子さん:2008/08/26(火) 19:56:13
>>503
兀朮と岳飛・韓世忠らの闘いを、すべて梁山泊が代行するなら、金は
詳しく描かれることはない。
ただ、史実は強い金、弱い宋。弱い宋の代わりに闘う岳飛ら軍閥、という
構造なんだが、岳飛らが宋禁軍の将軍であること、金軍がそれほど強く
ないというところが、楊令伝では違う。
この先、梁山泊が強くなる一方なら金の出番はあまりない。梁山泊も
思ったほどには人が増えないのなら、金と連合して闘う。その限りでは、
金内部の権力闘争も描かれる。いまの書き方とだいたい同じになるね。
506無名草子さん:2008/08/27(水) 02:35:34
>>505
史実のありようと、物語のありようが、異なるかたちになっている、という感じなのだ。
金のありようと、宋のありようの力関係で、梁山泊のありようが決まる、という気がする。
507無名草子さん:2008/08/27(水) 06:34:02
>>506
コテつけろ
508無名草子さん:2008/08/27(水) 07:35:43
ダラン、オリブが暴走して唐昇を殺っちまうって展開はどうだ?
509無名草子さん:2008/08/27(水) 10:04:52
次に戦死する梁山泊の将予想
本命:郭盛
対抗:ホウ旭
大穴:馬麟
510無名草子さん:2008/08/27(水) 11:37:46
王進学院出身じゃない郭盛で決まりだろうな
511無名草子さん:2008/08/27(水) 11:53:00
>>497
今や禁軍第二位の将軍です
512斡本ヒストリー:2008/08/27(水) 12:10:51
>>499のまとめ
1.皇位継承問題
    斡本・粘罕(合刺派)vs撻懶・呉乞買(阿魯派)
2.斉廃止問題
    斡本・撻懶・阿魯(廃止派)vs粘罕・劉豫(存続派)
3.阿骨打系支配(1139年)
    斡本・兀朮vs阿魯・撻懶 →刑死
513無名草子さん:2008/08/27(水) 12:29:45
呉乞買崩御まで楊令伝が続く可能性は高くないから、
斡本が出てくるとすると、皇位継承や斉をめぐる権力闘争が
そろそろ始まるという時期だわな。
蔡京の扱いの悪さを考えると、そんなに期待できない。
兀朮を阿骨打の子にするのは難しいだろう。理由は斡離不と同じ。
514無名草子さん:2008/08/27(水) 12:33:19
母の身分が低いことから虐げられていた斡本が、嫡出の甥合刺
を養子にして、権力闘争を勝ち抜いていくドラマは、面白そうで
あるが、過去の北方作品を読むと、この作家は皇位継承問題のような
ちまちました閨閥の話が大嫌いw
斉廃止問題は、もしかすると梁山泊に深く関わるかもしれないから、
登場はありうる。ただし、「粘罕と撻懶の対立」に簡略化される可能性大。
515無名草子さん:2008/08/27(水) 12:43:18
>>511
前の梁山泊戦から10年経過しているから、李明も少しは成長していると思う。
だが、あえて趙安を死なせて、金軍に当たるのが李明になったことからすると、
趙安よりは簡単に負けるということだな。
かすかに期待しているのは、陣を後退しようとする李明に対し、地方軍将軍
である張孝純が、「なんの面目あって天下の人に見えん」と罵ること。
516無名草子さん:2008/08/27(水) 12:53:21
>>514
今月号の粘罕と蔡福の関係を見ていると、撻懶も秦檜から餌を見せられて、
青蓮寺の戦略に踊らされるキャラになる可能性が高い。
全体的に従来登場していた梁山泊・青蓮寺・宋禁軍の優位は揺るがないのだろう。
517無名草子さん:2008/08/27(水) 13:03:20
>>508
将来はともかく、北宋滅亡までは、ありえない。

>>509
郭盛が死ぬと、2ヶ月連続で、ラスト・シーンを飾るキャラが戦死ということになる。
予告先発みたいになるから、郭盛はないような気もするな。
518無名草子さん:2008/08/27(水) 13:10:46
本命は郭盛だよ。郭盛隊には、将校が他にいない。
鮑旭・馬麟が死ねば、次の隊長は誰だ、という問題が生ずる。
郭盛が死んでも、新兵が残るだけだから、分散させて各部隊
にばら撒けば終り。
519無名草子さん:2008/08/27(水) 13:29:45
>>515
かなり成長してることは伺えるし、そもそも趙安野戦は得意じゃなかったし、側近一千騎は赤騎兵と戦えるレベルだし、
この小説世界では首が落ちるときにならないと首は落ちないから案外持ちこたえるかもよ。
520無名草子さん:2008/08/27(水) 14:02:42
顧大嫂を呼び戻す必要もあるから、郭盛だな。
ベテラン兵の調練は各部隊でやればよいが、
足手まといになる新兵の調練は、分離してやらざるを得ない。
521無名草子さん:2008/08/27(水) 14:05:42
新兵は洞庭山にやられているから、顧大嫂も洞庭山ということになるじゃん。
522無名草子さん:2008/08/27(水) 14:16:21
>>515
オリキャラはたくさん出ても覚えられんが、史実キャラは名前だけでもいいから
出て欲しいな。
523無名草子さん:2008/08/27(水) 14:20:23
今月号の郭薬師は感動的だった。西京大同府近辺の闘いだけで郭薬師
が消えてしまうと、何だゴルァということになりかねない。
524無名草子さん:2008/08/27(水) 14:23:22
        張孝純!張孝純!張孝純!
  −=≡    _ _ ∩.  _ _ ∩.  _ _ ∩
 −=≡   ( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡
−=≡   ⊂  ⊂彡⊂  ⊂彡⊂  ⊂彡
 −=≡   ( ⌒)  ( ⌒)   ( ⌒)
  −=≡  c し'   c し'    c し'
525無名草子さん:2008/08/27(水) 14:43:36
かつて意外なところで金翠蓮が登場したように、
まだ未登場の原典キャラ、たとえば崔道成なんかが出ることはないかな?
526無名草子さん:2008/08/27(水) 14:47:29
周謹なども未出だが、少し時代がずれている感がある。
527無名草子さん:2008/08/27(水) 14:50:03
陸謙はかなりずれていたが、違和感なかったぞ。
528無名草子さん:2008/08/27(水) 14:52:15
すると聞達、李成なども可能性ある?
529無名草子さん:2008/08/27(水) 14:56:22
官軍の将として登場するのは、これからは史実キャラだろう。
すでに岳飛なんかが登場しているから、いまさら原典の敵役が登場するのは、
何かヘン。
530無名草子さん:2008/08/27(水) 15:04:40
>>518
ホウキは、もう語られたっけ?
ホウキ最期の場面、近くにいたのが郭盛と項充で、
ホウキは彼ら二人を先に撤退させ、趙安に向かって突撃した。
郭盛と項充に語ってもらいたい気がする。
531無名草子さん:2008/08/27(水) 15:07:46
なんか放棄は語られているみたい。
532無名草子さん:2008/08/27(水) 15:34:43
>>530
高Qに唆されて、程順が指揮した呼延灼戦第二ラウンドでは、
重装備部隊を編成する前の李応が隊長として先鋒を引き受けている。
ちなみに第二陣の隊長は李俊、本陣は晁蓋。
李応の下に、樊瑞・項充・孫立がいた。
いちおう李媛・李英姉弟と項充には接点がある。
533無名草子さん:2008/08/27(水) 15:39:06
>>520
孫新は呉用も語れる。屋台で火の番をしていた孫新に何か仕事をやってくれ
と呉用に頼んだのは顧大嫂。当時の呉用は、まだ偉い人扱いだった。
534無名草子さん:2008/08/27(水) 15:43:28
>>167
そういえば、高廉が水中で活動する軍を組織して、流花寨を襲ったこともあったな。
あの時代の生き残りはいないのだろうな。当時の青蓮寺は、何でもやる働き者だった。
535無名草子さん:2008/08/27(水) 15:45:09
いまでも忘れられないのが、朱仝らが戦死した双頭山戦。
その闘いそのものも面白かったが、その前段がイイ。
最初、流花寨近辺に、趙安軍三万と宿元景軍三万が出てくる。
聚義庁は流花寨殲滅作戦だと勘違いして、主力を流花寨近辺に集める。
ところが官軍の真の狙いは、双頭山だった。
呼延灼が疑念を抱く。柴進も兵站の動きから疑念を抱く。阮小二も敵水軍
が動いていないことから疑念を抱く。
各人がそれぞれの専門分野で得た勘で、官軍が流花寨に本腰をいれて
いないことが次第に明らかになる。あの場面はスリリングだった。
そして、突然、双頭山で猛威を揮う北京大名府軍。黄信負傷。
駆けつける秦明・林冲・史進。
>>533
呉用の権威失墜。現場の勘重視は、だいたいこの頃から始まったのかな。
536無名草子さん:2008/08/27(水) 15:51:19
>>535
このときの北京大名府軍の将は、董万だと思う。
当時の北京大名府軍は、童貫軍以外の禁軍と遜色なかった。
あるいは楊セン軍よりは強かったかもしれんな。
最近のように、地方軍ということで一括されて、北京大名府軍
まで弱くされたのでは、梁山泊軍の闘いの幾つかが霞んでしまうのだが?
                 ┌─┐
                 |も.|
                 |う |
                 │出│
                 │ね│
                 │え .|
                 │よ .|       
      バカ    ゴルァ  │ !!.│
                 └─┤    プンプン
    ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ  (`Д´)ノ    ( `Д)   うるせーんだよ!
    | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ◎−>┘◎      キコキコ
538無名草子さん:2008/08/27(水) 16:08:04
>>535
いきなり負傷した黄信の場面から始まるところが、緊張感を高めたな。
闘いの全貌ではなく、ある局地戦が終了したところから始まる。
最近は、「いきなりだった」と言いつつも、最初から全部描写する。
あまり「いきなり」感ないよね?
539無名草子さん:2008/08/27(水) 16:09:43
今月号は、まあ面白かったんだが、来月はちと不安があるな。
「手枷足枷は全部とれた」「作戦もへったくれもねえ。力と力のぶつかり合いだ」
という空気が漂ってきた。
>>535の現場重視は、敵の作戦の解明を、聚義庁はできないのに、現場はできた、
という意味だった。最近の現場重視は、単なる猫の喧嘩。敵が右手で殴ってきたから、
その右手の攻撃を防いで、左手で殴り返したというにすぎん。
540無名草子さん:2008/08/27(水) 16:17:23
金軍の出動にしたって、兵力で圧倒的に劣勢の梁山泊軍の窮地を金軍が救った、
というのではなく、こうなるのは最初から計算の上という余裕ぶちかましが目立った。
やっと兵数の上で真正面から闘えるようになって、お楽しみのドウカン・ファイトが
佳境に入りますよって感じか?
541無名草子さん:2008/08/27(水) 16:25:17
>>540
李明軍の戦いと童貫軍の戦いをリンクさせることで、話を面白くすることはできるだろう?
金軍との実戦は、これが始めて。蕭珪材と趙安は闘ったことがあるが、蕭珪材軍は
金軍の一部にすぎない。童貫にとっては、金軍は分からないことが多すぎる。
金軍が開封府を目指しているのなら、童貫のイライラは募るよ。
梁山泊を倒しても、帰る場所がなくなる。
金軍の進攻速度が速ければ、援軍を送る可能性もあるんじゃないか?
542無名草子さん:2008/08/27(水) 16:26:20
金の兵数からして、長期間の開封府占領はないと読んでいるんじゃまいか?
543無名草子さん:2008/08/27(水) 16:27:42
長期間の開封府占拠。連動して梁山泊軍も開封府に進攻すると誤解させる
方策を梁山泊が講ずることもできると思う。
544無名草子さん:2008/08/27(水) 16:31:26
思い切って、童貫戦が佳境のこの時期に、徽宗退位という政変をぶつけてみるとか?
545無名草子さん:2008/08/27(水) 16:40:33
>>544
童貫も徽宗退位について考えているとはいえ、戦の真っ最中にそれが起きると
慌てるわな。方臘軍の生き残りを見て浮き足立つより、宋内部の政変の方が、
衝撃は大きい。
546無名草子さん:2008/08/27(水) 16:43:11
この場合、青蓮寺は自前の軍を持つ必要はない。
帝が正式な手続を経て交替すれば、開封府に帰ってきた童貫は、
何も言えない。むしろ禁軍が出払った今こそ、政変を起こすチャンスといえる。
547無名草子さん:2008/08/27(水) 16:50:56
「浪費癖のひどい帝が退位して、若い帝が立たれたというだけのことであろう。
何も変わりはない。我らは目の前の梁山泊軍と闘うだけだ。違うか、岳飛?」
548無名草子さん:2008/08/27(水) 17:00:33
しかし、裏の組織青蓮寺が、宰相、前宰相を処刑し、宮廷権力を全面的に掌握
したとなれば、話は違ってくる。軍費・兵糧の面で、青蓮寺が童貫・李明をバックアップ
するかどうかも、即座には分からない。
549無名草子さん:2008/08/27(水) 17:02:53
バックアップするだろうw?開封府クーデター政権にとっても、金軍・梁山泊は敵ww
550無名草子さん:2008/08/27(水) 17:04:38
>>546
つーか金軍と梁山泊に怖れをなした徽宗が、自ら退位するという可能性だって残っている。
551無名草子さん:2008/08/27(水) 17:19:41
ついに来るべきところまできたな。
いつ何が起きてもおかしくない状況になってきた。
童貫戦死、金軍開封府占拠、徽宗退位、ビッグ・イベントを目白押しだ。
史実を知って読んでいる人もいるだろうから、大事件が起こる順番は、
変えられるかもしれんよ。
552無名草子さん:2008/08/27(水) 17:42:47
>>534
俺は石秀が死んだ二竜山戦で、火達磨になって油の壷に飛び込んだ手の者が忘れられない。
553無名草子さん:2008/08/27(水) 17:59:41
>>551
同志を数人失ったとはいえ、ここまで梁山泊が優位に戦を進めてきたからな。
このまますんなり終るとは思えない。いちど窮地に追い込まれ、他の場面で
大きな変動があり、梁山泊が盛り返す。そんな感じがする。
554無名草子さん:2008/08/27(水) 18:05:00
李俊予想の火攻めは、童貫によってスルーされたなw
555無名草子さん:2008/08/27(水) 18:06:40
ところで楊令伝になって欧鵬の名を見ていないような気がする。
556無名草子さん:2008/08/27(水) 18:28:45
>>555
跳躍してからの槍の攻撃も、その後は見なかったなー。
557無名草子さん:2008/08/27(水) 18:40:27
>>553
童貫本隊が本格的に闘うのは、今月が始めてだから、まだまだ終らないですよね?
558無名草子さん:2008/08/27(水) 19:25:28
>>540
女真の出兵があることは、梁山泊首脳は分かっていたからな。
秦檜に一時的に妨害されたが、烏古乃を殺せば、一気に開戦に
傾くことは、楊令にも呉用にも分かっていた。
559無名草子さん:2008/08/27(水) 23:32:26
>>557
童貫が、どういう戦闘を闘うのかは、なんだかわからない、という気がする。
いろいろな、戦闘の闘い方が、考えられる気がする。
でも、最終的には、楊令と童貫の、一騎討ちというかたちになる、という気はする。
560無名草子さん:2008/08/27(水) 23:47:22
コテつけろカス
561無名草子さん:2008/08/28(木) 12:11:09
>>539
スポーツにたとえると団体戦だと思うのだが、団体戦らしく感じられるのは、
遊軍である幻王軍・遊撃隊・韓成隊が救援に向かうところぐらいか。
どうも梁山泊軍、童貫軍で一個の個体のようで、個人戦をしているような印象。
「相撲は生き物だ。土俵の上のことは力士に任せる他ない」
562無名草子さん:2008/08/28(木) 12:31:23
>>535
流花寨は最後に建設された梁山泊の砦であり、開封府に最も近い。
呉用の頭には、宋軍は、まず流花寨の殲滅作戦をやるだろうという先入観がある。
宋側は、その裏をかいて、双頭山殲滅作戦。
いちはやく見抜いたのは現場の将校たち。たしか秦明は軍令違反による処罰覚悟
で双頭山の救援に向かったはず。結局、処罰はなかったと思うが。
これを契機に、徐々に現場の判断を優先させるべきではないか、という考えに
梁山泊は傾いてゆく。
ところが弊害もあった。董平が戦死した双頭山戦だ。孫立・杜興・鮑旭は敵の接近
を予感していたが、董平は予感できなかった。敵の動きに関する情報を聚義庁が
いちはやく双頭山に伝えていれば、もっと早く援軍を出せていたはずだ。
563無名草子さん:2008/08/28(木) 12:47:56
情報を集約している聚義庁と、現場裁量のバランスの問題だと思うんだ。
上から一方的に命令を出すだけの方式が駄目なのは、>>535で証明された。
しかし、現場裁量を広げすぎ、聚義庁が情報集約を怠ると>>562になる。
564無名草子さん:2008/08/28(木) 12:57:23
作戦の規模が、外国である金を動かすという、壮大なものになってきた。
敵の兵力を分散させるための陽動といった目に見える小回りのきいた
作戦でなくなった。
軍師の仕事が、戦場で各部隊に命令を出して、効率よく敵を殲滅すると
いうところから、外交に変質したんだな。
そうなると、戦場での細々とした命令など必要なくなる。
565無名草子さん:2008/08/28(木) 13:00:04
>>555
実は陶宗旺は、欧鵬が好きじゃなかったとかw?
義兄弟の契りを交わした李逵も、その後、欧鵬のことなど忘れていたみたいだし。
案外、人に好かれない奴なのかもよw
566無名草子さん:2008/08/28(木) 13:02:30
>>564
ただ、梁山泊は、それでもなお少数で多数と闘っている。
軍師の仕事が変質し、戦が100%「力と力」の競り合いになったというなら、
軍師の仕事が功を奏すと、兵力が逆転している、というなら理解しやすい。
かつて梁山泊に勝利したことのある童貫軍なんで、個々の兵の力量は
互角であると思っている。
567無名草子さん:2008/08/28(木) 13:05:16
梁山泊が兵力を分割して童貫軍を取り囲み、
童貫・岳飛をある意味孤立させたのだって、立派な作戦じゃないか?
金が動く前は、宋軍が梁山泊を包囲するような形だったんだぜ。
568無名草子さん:2008/08/28(木) 13:07:02
>>565
流花寨で、呂方と仲良くしてなかったか?
569無名草子さん:2008/08/28(木) 13:16:31
最後の最後までパッとしない欧鵬ではあったな。
上級将校らしく部下に指示を出している場面が、少なかったからかもしれない。
最期のシーンも、まるで花栄の従者のような死に方だった。
570無名草子さん:2008/08/28(木) 13:22:28
そんな北方版欧鵬にもファンがいるらしい。
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10086237058.html
571無名草子さん:2008/08/28(木) 13:36:59
>>567
梁山泊を包囲する形で殲滅したかった童貫が、金軍出兵により、反対に
包囲される形になったところは面白かったな。郭盛隊のように緩やかな
丘の斜面に陣取り、兵の弱さを補っている部隊もある。陣取りでも梁山泊
が優位に戦を進めているな。
一度は形勢逆転があると思うのだが、郭盛隊が童貫・岳飛にやられるのかな?
572無名草子さん:2008/08/28(木) 13:39:08
>>530
趙安を闘った男は、穆弘と花栄が有名だが、
実は韓滔とホウキも、趙安の首を狙って趙旗の方向へ突入したんだよな。
なんか忘れられているようで、かわいそ。
573無名草子さん:2008/08/28(木) 13:47:37
>>154
二竜山は、軍師解珍、副官カク思文という時期があったが、
現在の杜興は解珍のようなポジションなんかな?
お笑い芸人が文化人っぽく振舞っているようで、
なんか今の杜興にはノレない。
李立・阮小七もそうだが、顧大嫂・孫二娘にペットにされると、
立ち直るの難しいんだよね。解珍役は無理だべ。
574無名草子さん:2008/08/28(木) 14:15:09
>>239
効果的な登場場面があれば登場すればいいと思うが、
呂英のためにわざわざ苦労して登場場面を作ってやることもあるまいよ。

呂牛が時遷を殺すのではなかったと後悔していた、というような意味不明なところは
なくなってきた。最近、そういう余計な不満を抱くことはなくなった。
呂牛なんぞに同情してもらいたくない。
人間の想像力を超える残忍な犯罪者も、時間をかければ理解しうるものなのかもしれない。
しかし、理解する時間が惜しい。クソはクソのままでよい。
575無名草子さん:2008/08/28(木) 14:18:29
>>573
解珍とはまた違った味が出せればいいのだろうが、コミカルな味わいのない
杜興は、あまり面白くないな。最近は呉用を相手に喋ることが多いので、
杜興本来の魅力が出ていない。フルチン事件のときの杜興が最高。
576無名草子さん:2008/08/28(木) 14:31:16
>>567
金を利用して宋を倒すという戦略が、楊令の基本戦略なのだが、
この件に関して、単身女真に乗り込み、連携できないか模索した
魯智深の名が出てこないのが気になるな。
子午山における長い魯達と楊令の会話の中に、金のことも出て
きたはずだ。
577無名草子さん:2008/08/28(木) 14:43:37
>>576
その話が出てくるときは、救出に向かったケ飛の勇敢さと、
生還後林冲と片腕を食った話ばかりになる。
金と連携するために努力した人々(魯智深、蔡福蔡慶兄弟、武松)らは
もっと評価されてよい。
578無名草子さん:2008/08/28(木) 14:46:45
宋江・呉用を忘れてないか?
579無名草子さん:2008/08/28(木) 14:48:54
>>574
侯真が生きているかぎり、第1巻でのからみが生きてくると思うがな。
王貴・王清救出の際、チラッと接点があったが、最終的には侯真が
呂英の息の根を止めるような気がする。まだ出番はあるよ。
580無名草子さん:2008/08/28(木) 14:59:46
>>559
方臘戦ラスト近く、ほぼ勝敗が決した段階で、童貫と石宝の一騎討ちがあった。
林冲と呼延灼の一騎討ちのような必然性は感じられなかったな。
581無名草子さん:2008/08/28(木) 15:01:21
結局、童貫は石宝の打撃で腕が痺れ、石宝を討ち取ったのは岳飛。
一騎討ちにおいては、童貫はあまり役に立たず、若い岳飛じゃないと
話にならないことが分かったところが、あの場面のいいところじゃないの。
582無名草子さん:2008/08/28(木) 15:02:22
王進との会話では、元帥、やる気満々じゃんかw?
583無名草子さん:2008/08/28(木) 15:03:27
中年どうしの酒場の会話は、全部あんなものだよ。
若い頃のスポーツ自慢、仕事できた自慢・・・。
もう少し阿呆になると、セックス強かった自慢、博打強い、酒強い自慢・・・。
584無名草子さん:2008/08/28(木) 15:10:18
>>580
呼延灼戦あたりだと、兵数が少なく、一騎当千の強者の一騎討ちは戦局を
大きく左右することがある。とくに大将の一騎討ちだと、勝敗を決するな。
両軍で18万の会戦で大将どうしの一騎討ちがあるとは思えんが、
童貫にとって、今回の戦は、卒業旅行みたいなもんだから、やるかもしれんね。
585無名草子さん:2008/08/28(木) 15:42:04
>>584
有名選手の引退試合というのをオープン戦でやるじゃん。あんなもんか?
586無名草子さん:2008/08/28(木) 15:55:25
>>581
童貫は、大柄で筋骨隆々で若いときから天才武術家だったわけじゃない。
それに現在の年齢を考えれば、楊令と対等な勝負ができるわけがない。
どうしても生涯最後の戦で一騎討ちをしたいという元帥のわがままを、
周囲が許しちゃうという展開じゃないか?
討ち取られた歴戦の勇者に全員で敬礼。さっさと終ろうぜ、ドウカン・ファイト。
587無名草子さん:2008/08/28(木) 16:35:40
>>581
それまでの石宝は、そこそこ活躍していて、最後の一騎討ちなしに戦死しても
物足りないということはなかったから、やはり童貫の高齢を表現するために、
あの蛇足的な一騎討ちがあったんだろうな。
呼延灼など登場するたびに、年齢による体力低下を嘆いていたからな。
588無名草子さん:2008/08/28(木) 16:38:40
 試合の終った五カ松球場のマウンドに、童貫は立った。
 はじめからこの大会を最後に、引退する気など、童貫にはなかった。
ここで梁山泊を殲滅すれば、ナイターの視聴率は15%を超えるはずだった。
そして、次は金を倒す。王者宋は、再びお茶の間の人気を回復するはずだったのだ。
 童貫は、マウンドの土を掬い上げ、袋に詰めた。
 最後に敵の強打者楊令と一騎討ちをしたかった。しかし、そのようなルールはない
と審判にはねつけられた。確認しようと審判に近づくと、退場を命じられた。
「確認しただけだよ」
 ベンチを蹴飛ばしたい衝動を必死にこらえ、童貫は審判にアピールした。
退場は免れたが、罰金を取られた。
 開封府を出陣するときは、絶対に勝つと断言した。
「申し訳ない」
 しかし、生き延びた。リベンジの機会は必ずあるはずだ。自分を非難する者は、
時間の止まった連中だ。生きている限り、何度でも挑戦する。それが童貫の
生き方なのである。
589無名草子さん:2008/08/28(木) 16:50:59
>>562
梁山泊側も、平原平定戦が、ダブル・ミーニングな戦だったな。
双頭山近郊の平原をウン城のような城郭にする意図は前からあった。
ところがあえてこの時期に兵を出したのは、他の地域で新しい
塩の道を作っていることから、青蓮寺の目をそらすためだった。
590無名草子さん:2008/08/28(木) 16:54:36
一筋縄では理解できないのが水滸伝の戦。それを理解できる
首脳部と、理解できない単なる仕官。キャラの分別の役にも立っていましたね。
591無名草子さん:2008/08/28(木) 16:57:46
            ,'
          〈               , ‐‐'''""゙゙゙゙ヽ.
           ,ゝ             r┴-≦三三≧___,、
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        {  {,_ノ              i.     _,ィ''⌒'i :!
        }         ,r'"゙゙ ゙゙̄"'''‐ヽ、r、ミ に ,ニ! l
        {         /  ,r‐- .,,_   ゝ、  .」 k′
        `ヮ____ /_____/,,,,,, ,.r''"゙ ゙̄"ヽ====e / |   それが、あんさん、いつのまにか
         `"""゙゙゙゙゙7 ̄ ̄ ̄ /  ,.. - 、.  ゙i `'''''′j    力と力の闘いになりましてん
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592無名草子さん:2008/08/28(木) 17:10:29
>>589
局地的な小さい戦だと、そのような意味付けができるが、>>564のいうように、
戦略が外国をも巻き込む巨大なものになっている。
戦闘そのものは単純なものになり、そこに外交やら国内の権力闘争がからんで、
戦の行方が左右されるというように変わってきているんだよ。
593無名草子さん:2008/08/28(木) 17:18:26
>>587
童貫と呼延灼の一騎討ちなら、まだ良かったかもしれんな。
童貫と楊令じゃなー。結果が見えすぎている。
脇で岳飛が童貫のアシストをするなら、最初から岳飛と楊令でいいと思う。
594無名草子さん:2008/08/28(木) 17:21:27
まだ童貫と楊令が一騎討ちしたわけじゃないんだけどw
595無名草子さん:2008/08/28(木) 17:33:25
>>173
そういえば、宋江の父の名が宋英だった。李英、呂英、身内キャラは、なにげに『英』の名が多い。
596無名草子さん:2008/08/28(木) 17:36:02
>>42
水軍の扱いが難しくなってくるな。
敵である宋水軍は、まとまった戦闘力ではなくなってきたみたいだ。
597無名草子さん:2008/08/28(木) 17:38:53
>>596
まとまってはいるんだろう。金儲けに忙しくて、戦をやらなくなった。
水軍は金がかかるから国が面倒をみなくなったんだな。
韓世忠が水軍を組織し、梁山泊水軍の新たな敵になるのではないか?
宋水軍の中でも闘いたい奴は、どこかの軍閥の世話になる。
艦船は事実上旧宋水軍の所有物になるんだろうから、これは大きな財産。
598無名草子さん:2008/08/28(木) 17:44:18
たいした用事もないのに、ちょこちょこ顔を出していた張敬が、かわいそうになってくるな。
水軍の他の部隊はツブシがきくが、潜水部隊だけは、水がなければ活躍できない。
599無名草子さん:2008/08/28(木) 17:50:18
バサロを発明したのが張敬だったらすごいな。
600無名草子さん:2008/08/28(木) 17:54:49
>>598
河童と同じだからな。このあいだの日曜、河童のミイラ見たよ。
601無名草子さん:2008/08/28(木) 17:59:17
>>598
前に童貫が長江を渡渉するとき使った小舟で造る簡易橋梁があったな。
輜重の移動を邪魔するため、あの舟底に穴を開ければいいんじゃないの?
仕事はいくらでも戦場に転がっているぞ。あたま使え。
602無名草子さん:2008/08/28(木) 18:06:32
エリア88よろしく
水軍で旧梁山泊占拠。開封府襲撃とかいうことになれば出番が…
603無名草子さん:2008/08/28(木) 18:24:21
方臘戦以外は、水軍の活躍場面はなかったのよ。
梁山湖がないからな。
ところが、方臘戦で出てくるのが、100万人を収容し、連環馬まで使える大原野。
604無名草子さん:2008/08/28(木) 18:28:27
>>602
19巻の開封府直撃コーナーは、駆け足でやったからな。
楊令伝では、じっくりやれそうだ。
605無名草子さん:2008/08/28(木) 18:57:50
>>602
次回の開封府進攻では、必ず水軍も開封府に行くと思うのだが、
今回は沙門島に到着だから、別の行動になりそう。
開封府襲撃なら、洞庭山から梁山湖へ直行だと思う。
606無名草子さん:2008/08/28(木) 19:10:34
>>555
俺は、楊林の名が久しく登場していないような気がする。
607無名草子さん:2008/08/28(木) 19:16:15
>>605
海天だったらドウカン・ファイト乱入かと思うけど
沙門島に到着、だったから迷ってる
河水と見せかけて済水を遡上するつもりなんじゃないかって
まあ中間地点的な意味で書かれてるだけだと思うけど
608無名草子さん:2008/08/28(木) 19:25:52
楊林と張敬は、似たところが多い。
楊林…ケ飛の鎖鎌の後継者
張敬…張順の潜水の後継者
比較的明確な個性を与えた。そこで一安心しちゃうんだよな。
後日見せ場をやればいいと思ってとりあえず放置。
年月だけがむなしく過ぎて、いつまでたっても活躍できない。
609無名草子さん:2008/08/28(木) 19:28:26
>>607
なるほど。いきなり洞庭山から梁山湖ルートを辿ると、宋にその先の進軍路を察知されてしまう。
いちおう童貫戦参戦とフェイントかけておいて、開封府へ。ありうるな。
610無名草子さん:2008/08/28(木) 20:20:46
>>574
理解できない→嫌い→理解したくもない、って凄く幼稚だな。人付き合い上手くできてますか?
611無名草子さん:2008/08/28(木) 20:27:21
>>610
どちらかと言うと、君みたいな嫌味ったらしいヤツの方こそ、僕は付き合いたくないな。
612無名草子さん:2008/08/29(金) 00:12:59
以前に呉用が宣賛に一緒の覆面をやめようぜって言おうとしたことがあったよな、
あれって暗殺の優先順位が呉用の方が高いから宣賛の身を案じてのことだったと思うんだけど、
今回赫元が登場したのは羌肆に暗殺の命令をしに来たんじゃないかな?
本塞から兵がいなくなったことや、充実感を感じる羌肆の前に不気味な描写で姿を現したことから
俺には嫌な予感しかできないよ・・・・
613無名草子さん:2008/08/29(金) 10:09:13
>>612
今の羌肆なら暗殺とか断りそうじゃない?
614無名草子さん:2008/08/29(金) 12:24:05
>>613
しかし、暗殺しやすい状況ではあるな。
ただ、羌肆も配下を多数連れているようではなかった。
こっちにはチョ律もいる。
615無名草子さん:2008/08/29(金) 12:26:16
チョ律が宣賛と話があって、一緒にいるときがやばいね。
金翠蓮や宣凱を本寨から逃がすかどうかという話が出ていたのが引っかかるよ。
616無名草子さん:2008/08/29(金) 12:31:46
洞庭山に呉用がいたところを狙う、というのがそもそもの話。
あれから羌肆も多忙でペンディングされていた。
赫元が「早くしろ」と叱責するのかもしれんな。
617無名草子さん:2008/08/29(金) 12:41:59
>>611
童猛。
馬桂の殺し方も異常だが、秘密漏洩を予防するため、聞煥章の妾を無断で殺すあたりも異常。
これで、時遷に共感を持たれては、時遷が迷惑。時遷は裏切り者の馬桂を殺そうとしていた。
猟奇殺人の犯人と、付き合う気はないね。
さらにいうと、一時、梁山泊と青蓮寺の同質性を強調されている時期があった。
孫二娘が洞宮山の秘密を守るため、罪のない老人を殺した。
ここは呂牛の殺人とパラレルに描かれたのだと思う。迷惑だ。
618無名草子さん:2008/08/29(金) 12:48:17
>>608
張平は楊令の傍にいるから出番多いのにな。
張敬は、合コンで隅に男三人座ったなかの一番端の奴みたいに浮かばれない。
619無名草子さん:2008/08/29(金) 13:02:01
>>606
楊雄の回想では、平凡で目立たないことばかり言われましたよね。
それより目立たない楊林は、なんて言われるんでしょう?
620無名草子さん:2008/08/29(金) 13:04:04
公孫勝に回想させると、ロクなことを言わん。
燕青だったら、高唐で、柴進と燕青を救出した話を言ってくれるはず。
621無名草子さん:2008/08/29(金) 13:15:40
水滸伝の前半で、ひょっとすると孫立・黄信以上の働きをしたのではないか
とも思われる孔明の話題が出てこない。
ざっと思い出しても、語るべきところは多い。

白勝;生辰綱奪取で最も重要な働きをしたのは、実は孔明・孔亮兄弟
楊令;楊志は孔明に騙された。その後、孔明は楊志の副官となった。
武松;桃花山の弱兵の調練を孔明に任せた。
花飛麟;孔明は流花寨で父花栄の副官だった。
曹正;二竜山・流花寨の兵站で、いずれも副官をしていた孔明とはよく喋ったはず。
童猛;ベン口造船所襲撃で、孔明の最期を見る。

最期の場面が語られる可能性が高いが、生辰綱や桃花山も忘れられない。
なお武松のあだ名「行者」の名付け親は孔明。
622無名草子さん:2008/08/29(金) 13:23:14
穆春も、入山後の話題が少ない。
秦明にビビッた楊令を庇って、花栄に喧嘩売ったところぐらいしか
思い出せんな。
入山前の穆春なら、武松・李俊らが語れる。
623無名草子さん:2008/08/29(金) 13:29:34
>>616
任先も馬桂を補助して呉用を暗殺するよう李富から命令を受けているはずだが、
馬桂が死んだこと、宋江捕縛が優先されたことで、あの命令は解除されたのかな?
624無名草子さん:2008/08/29(金) 13:51:03
>>609
現在の金と梁山泊の力関係を見るに、開封府一番乗りの栄誉は、梁山泊水軍
が勝ち取りそうな感じ。
あわてた童貫は、2万の兵を開封府に帰す。
625無名草子さん:2008/08/29(金) 13:53:00
誰が帰るの?
626無名草子さん:2008/08/29(金) 13:55:19
名無し将校の率いる第2軍〜第5軍に、史実キャラを当てれば面白いのにね。
姚平仲と張叔夜が開封府に帰るとかになったら、サイコ―。

【第2軍】 姚平仲
【第3軍】 張叔夜
【第4軍】 牛皐
【第5軍】 湯懐
627無名草子さん:2008/08/29(金) 14:10:33
>>622
祝家荘戦でも、呼延灼戦でも、施恩・穆春は、これといった見せ場はなかったな。
闘いの場面が回想されることはないような気がする。
628無名草子さん:2008/08/29(金) 14:12:12
>>626
梁山泊水軍が開封府に到達する前に、移動の伝令が出るかもしれんが、
李明と金軍の闘い如何にもよる。李明が開封府近郊に陣取れば、予備隊
とともに、金軍と梁山泊水軍の両方に当たるという展開もある。
かりに童貫本隊から援軍を割くとするなら、郭盛隊を始末した後の衛政隊、
張俊隊のような気もするな。
629無名草子さん:2008/08/29(金) 14:14:08
>>626
昨夜読んだ世界史の全集だと、岳飛・劉光世・韓世忠・張浚が四大軍閥のように書かれてた。
張俊ではなく、張浚なんだ。紛らわしいけど、張浚も出てくるのかな?
630無名草子さん:2008/08/29(金) 14:25:24
>>629
張浚と闘った粘罕から、武将としての力量は高く評価されているな。
ただ、現在はまだ28歳ぐらい。高宗の下で累進する。
631無名草子さん:2008/08/29(金) 14:31:24
>>626
今現在、岳飛の下にいる名前を覚えられない二人は、オリキャラだよね?
王貴が岳飛の部下になるのかどうかも気になるが、わりと名前の知られて
いる牛皐、湯懐、張顕らはどうなるのだろう?
632無名草子さん:2008/08/29(金) 14:34:17
>>631
徐史と孫範な。俺も時々徐礼と間違えることがある。
633無名草子さん:2008/08/29(金) 14:37:13
>>631
楊令伝で徐史と孫範がどうなるのかは知らないが、
このスレにおける徐史と孫範の運命は決まっている。

完顔成と同じ運命だ。
634無名草子さん:2008/08/29(金) 15:09:47
>>633
おまえ一人で勝手に決めるな。


しかし、童威する。
635無名草子さん:2008/08/29(金) 15:21:31
>>629
検索すると、張俊と張浚は、あちこちで混同されている。
ほんとうに紛らわしいのだと思う。俺は、出てこないと思う。
636無名草子さん:2008/08/29(金) 15:32:25
>>628
>郭盛隊を始末した後の

郭盛隊の敗北を予想する人が多いが、予想が増えれば増えるほど、
郭盛が大奮闘するかもしれんよ。
新兵とはいうものの、軍に入って1〜2ヶ月じゃないから、そこそこには
闘えると思う。
また、楊令や史進も、郭盛隊が弱点なので、集中砲火を浴びることは、
当然予想している。
637無名草子さん:2008/08/29(金) 15:41:34
>>617
それは、呂英ではなく、呂牛に対する感想だろうww

趙安と喋っていたときの呂英は、19巻で初登場したときの「実直」さがあったな。
それ以前の聞煥章との会話は、19巻と違って、呂牛そのままだった。
あの時点で、呂英はいらないと思った。
638無名草子さん:2008/08/29(金) 15:48:06
「まるで呂牛に会ったようだったな、文立。ああいう男ではなかったが」
「父親とは違い、実直な間者だと思っておりました」
639無名草子さん:2008/08/29(金) 15:55:47
>>555
花飛麟の弓の技を見た誰かが、欧鵬のことを思い出し、
「すげえもんを見た」の台詞が再現されるのかな?
640無名草子さん:2008/08/29(金) 15:57:21
>>626
名無し軍団が、壊滅的な打撃をうけるかどうかで決まるな。
他の軍団がアッサリ負けて、名無し軍団だけが圧勝する展開は、
想像しにくいけどな。
641無名草子さん:2008/08/29(金) 15:58:37
>>635
張俊の方は軍閥で合ってるはず。張家軍でしょ。
張浚の方は、確か宰相だよね。
642無名草子さん:2008/08/29(金) 16:31:47
最近小説もアニメ化が頻発してるが、
きつい描写が多いし、漫画の先例があるし、
具体的な顔のイメージが付くのも嫌だから
北方水滸伝はOVAでもアニメ化は無理そう(というか反対運動が勃発しそう)

ただ、CDドラマならできるのではないでしょうか?
問題は声優ですが、どんな配役がいいですか?
643無名草子さん:2008/08/29(金) 16:38:05
???
644無名草子さん:2008/08/29(金) 17:18:25
むかしのラヂオ・ドラマのことか?
645無名草子さん:2008/08/29(金) 17:46:46
>>628
蕭珪材・唐昇と李明・地方軍の闘いが楽しみだね。
趙安と一進一退の好勝負だったので、どちらかが一方的に勝利する
ことはないと思うんだ。
ただし、長引くと金軍は兵站の問題が出てくる。
646無名草子さん:2008/08/29(金) 17:51:35
>>640
名無し軍団も、寇亮軍程度の実力はあるのかもしれないが、
劉譲や衛政ほどではないだろうと最初から高をくくって見ていられるよな。
647無名草子さん:2008/08/29(金) 17:54:09
おまいら、まだ禁軍が匿名掲示板だと思っているのかw?
648無名草子さん:2008/08/29(金) 18:01:50
>>626
現在30代後半の牛皐が禁軍将校であっても不思議はないな。
靖康の変後、金・斉と戦ったが、一度劉予の斉に降っている。
宋の将軍として返り咲いたのは、1133年だ。岳家の有力将軍となったのは、
ご存知のとおり。
649無名草子さん:2008/08/29(金) 18:10:53
韓世忠は、政争の中心となる開封府や南京応天府から離れた場所にいる。
現在率いている軍を基礎として軍閥を形成しやすい立場だ。
岳飛は宋禁軍の中心人物となりそうな気配。
禁軍内部に将来家来となる将校たちがいた方がいいような気がする。
650無名草子さん:2008/08/29(金) 18:11:57
主戦論を唱えて、張邦昌(あるいは代役の秦檜)に禁軍を追い出されるんじゃないか?
この時期の講和派というのは、今戦えば負ける、南で力を蓄えようという人々。
梁山泊から連続して戦っている岳飛は、その勢いで主戦論。
651無名草子さん:2008/08/29(金) 18:17:41
第8巻だったかなー、いきなり梁山泊と無関係の解珍の視点で始まる巻があった。
あんな感じで、宗沢が登場、なんてことはないかね?
652無名草子さん:2008/08/29(金) 18:22:21
初登場でいきなり視点、というキャラクターはいなくなったね。
岳飛・劉光世・韓世忠といった重要キャラクターですら、
しばらくしてから視点をもらった。
宗沢は重要人物だが、岳飛らとのバランスをとって、地味に
出てくるんじゃない?
653無名草子さん:2008/08/29(金) 18:23:14
祝家荘篇は神回。異論は認めない。
654無名草子さん:2008/08/29(金) 18:25:51
解珍は初登場時52歳だったからな。宗沢は65歳。もう隠居するかっつー年齢だよ。
なんか○○の変名のような気がしてならん。
655無名草子さん:2008/08/29(金) 18:35:13
静かすぎる童貫が不気味ではあるな。
いまのところ梁山泊ペースで戦が進んでいる。
次回は何かやるだろう。
656無名草子さん:2008/08/29(金) 18:41:28
>>626
張叔夜は、史実と原典とでキャラが違いすぎるからなー。
原典の張叔夜しか知らない人は、いきなり史実に近い張叔夜が出てくると
戸惑うと思う。
657無名草子さん:2008/08/29(金) 18:43:40
>>621
孔亮の回想をするところで、ちょっとだけ名前が出てたんじゃないか?
658無名草子さん:2008/08/29(金) 19:04:30
「ぶって!」
 渡辺と大江は、怒りを抑えきれなかった。しかし、ここで陳夫人をぶってしまえば、
相手の思う壺だ。振り上げた拳を、静かに下ろした。
「どうしたの?梁山泊を離党しようと誘ったのは、わたしよ。どうして、ぶたないの?」
 陳夫人は、自分は、洞宮山のような僻地で、物品の製作をしているような人材ではない。
ただちに梁山泊を離党して、新党を立ち上げるのだと、二人に語った。
「わたしは、裏切り者なのよ。さあ、ぶって!」
659無名草子さん:2008/08/30(土) 12:03:14
>>658
陳夫人は、まだ何もやっていないからな。馬桂だ。
660無名草子さん:2008/08/30(土) 12:16:05
>>656
年齢的にも、張叔夜が禁軍将校をやるのは無理があるね。
張叔夜(1065年?1127年)
661660:2008/08/30(土) 12:20:09
(1065年?1127年)とあるのは、(1065年ー1127年)がうまく表示できなかった。
662無名草子さん:2008/08/30(土) 12:50:27
>>660
【第2軍】 姚平仲
【第3軍】 仲師道(のぎへんに中)
【第4軍】 牛皐
【第5軍】 湯懐
663無名草子さん:2008/08/30(土) 12:58:29
あまり期待を膨らませていても、名無しのまま終るかもしれんしw
664無名草子さん:2008/08/30(土) 13:00:58
想像するのは無料だ。大いに妄想しよう。
665無名草子さん:2008/08/30(土) 13:10:15
>>656
侯蒙は出したのだから、張叔夜も是非お願いしたいな。
徽宗側近の爺役でもいいから。
666無名草子さん:2008/08/30(土) 13:13:20
>>663
名無しのままかどうかは、童貫戦が長引くかどうかで決まるな。
次回で終了なら名前を付ける意味はない。
もう少し長引くなら、禁軍将校の中から、将来靖康の変で活躍
する武将、将来岳飛の部下になる武将が登場した方が、後との
つながりがいい。
667無名草子さん:2008/08/30(土) 13:28:30
オリキャラでも、劉譲のように、いい味出してきたのもいるが、
禁軍も梁山泊と同じで、将来中心人物になるべき岳飛に遠慮して、
劉光世・張俊・衛政の伸びが、いまひとつだった。
誰もが均一のペースで成長するわkではないので、劉光世をグンと
伸ばして、後日岳飛がそれを上回る速度で成長して追い抜く、でもよかった。
668無名草子さん:2008/08/30(土) 13:37:22
でもまあ、二番手の人たちが、あまり強くなりすぎると、トップの楊令・童貫を
天才扱いしなきゃならなくなるので、ほどほどでいいような気もしますが。
669無名草子さん:2008/08/30(土) 13:40:31
>>668
いやトップと二番手クラス、三番手クラスの間に、格差がありすぎると思う。
まだまだ劉光世や衛政らには、伸びシロがある。
とくに梁山泊の新上級将校には、兵卒の例と変わらないようなのもいる。
670無名草子さん:2008/08/30(土) 13:46:15
劉光世は後の事考えると、そんなに強くなくていい。
調整役キャラをもっと全面に出さなきゃ。

逃げ足の早さが売りの張俊ってキャラが芽生えて来たのはなかなか面白いところだ。
671無名草子さん:2008/08/30(土) 13:58:23
>>668
水滸伝のときは、席次下位の好漢が、首脳部を上回る知見を示したり、
頼りがいのある指揮官ぶりを発揮しても、あえてセーブすることはなかった。
解珍、韓滔、劉唐、宣賛、孔明、杜興など、他にも大勢いる。
大活躍しましたが、実はそんなでもないんですよ、と凡庸なところもある
という描写をするようになったのは、水滸伝の終盤から。
楊令伝では、それがひときわ目立ってきた。能力の序列を明確にしておこう、
どうして楊令と岳飛ばかりが、いいとこ取りをするのかを、他のキャラの凡庸
さを示すことで読者に分かってもらおう、という叙述が増えた。
能力に差があるのは当然で、それを示す叙述もあっていいと思うが、
そこに神経を使いすぎると、個々のキャラが完全燃焼していないような印象を
もたれる危険がある。
672無名草子さん:2008/08/30(土) 14:16:33
鄭天寿ですら、花栄を相手に、自分の考えた作戦を堂々と述べ、
実行したからな。梁山泊の昇進組将校には、こういうのがまったくない。
673無名草子さん:2008/08/30(土) 14:17:23
キョウオウもそうだよね。相手はカク瑾と鄒潤だったが。
674無名草子さん:2008/08/30(土) 14:24:08
一応ニュースだ。スレチかもしれんが。
史記 武帝紀<一> 2008/08/29

http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=3086
675無名草子さん:2008/08/30(土) 14:28:45
原典オタに配慮しなければならないから、原典の108人は、何らかの形で
見せ場を与えるというノルマがあったな。鄭天寿のところなど、秦明・花栄
がいるのに、鄭天寿にあそこまでやらせていいのか、と思った。
まあ直後に転落死したから、あれで良かったのだろうが。
彼らに比べると、穆春・欧鵬レベルの上級将校が増えたような気がする。
676無名草子さん:2008/08/30(土) 14:32:34
その点、花飛麟・呼延凌などの二世は、一段上という感じだが、
若いからヘマをすることがある。少し年長の上級将校によるフォロー
があるといいね。
677無名草子さん:2008/08/30(土) 14:36:00
董進と花飛麟の関係は、次第に良くなってきてるじゃん。
678無名草子さん:2008/08/30(土) 14:43:03
>>671
劉唐にしても、宣賛にしても、一人で立っていける男が、たまたま組織に
属しているという感じだった。
いまの上級将校の中には、お前は梁山泊を離れて生きていけるのか?
と意地悪な質問をしたくなるようなのもいる。
野武士野球から、管理野球になった感じ。
679無名草子さん:2008/08/30(土) 14:54:04
>>678
原典キャラと新キャラとの間に感じられる断層は、そこだよね。
李立なら今梁山泊がなくなっても、峠で食堂やって食っていくのだろうが、
一度梁山泊を離れた盛栄は、結局、梁山泊に擦り寄ってきて
梁山泊抜きでは商売ができないといった感じだ。
680無名草子さん:2008/08/30(土) 14:56:30
前職がない二世が多いから、その点に不安を感じるんだな。
林冲と花飛麟はともに山中で武術修行をしたが、禁軍師範になった林冲と、
山を降りて梁山泊に直行した花飛麟とでは、逞しさに違いがある。
まあ、いまさら言っても仕方ないが。
681無名草子さん:2008/08/30(土) 15:08:41
>>679
そういう意見、しばしば見かけるけど、言ってもしょーがないよ。
李立が食堂をやっていた頃は、梁山泊の兵力はせいぜい1万。
比較的規模の大きい叛徒というにすぎない。
後に同志となる人々は、ほとんど何かの職に就いていた。
祝家荘戦以降の梁山泊は巨大だからね。いきなり入山する奴が
増えるのはあたりまえ。
それに、鍾玄のように、元地方役人という例も出てきている。
682無名草子さん:2008/08/30(土) 15:13:02
ま いまでいうなら 学校卒業して 軍に就職するのにちかいものになってきているな
683無名草子さん:2008/08/30(土) 15:23:25
>>671
楊志・石秀・雷横が死なないままだったら、どんなにすごい梁山泊になっていたのだろうと
何度も妄想したからな。それにひきかえ、黄表ww
684無名草子さん:2008/08/30(土) 15:30:59
>>681
そこだな。なんか違和感あるところ。
水滸伝梁山泊は、兵数は少ないのに、将校がものすごく充実。
楊令伝梁山泊は、兵数が多いのに、将校が質的に水滸伝に劣る。
董進・班光・黄表のように、良くなってきているのも多いから、
この調子で、岑諒・田忠・祖永・曽潤も頑張ってほしい。
それと、期待はずれの蘇端君もw
685無名草子さん:2008/08/30(土) 16:06:41
>>655
 童貫は、迷っていた。
 ここで連環馬を遣えば、梁山泊に圧勝できるかもしれない。梁山泊に鉤鎌鎗法
の準備はなかった。そのことは、すばる九月号を読んで確認していた。
「呼延灼は、死んだか」
 連環馬は、呼延灼の独創ではなかった。梁山泊水軍の李俊は、水上の連環馬
とでも呼ぶべき戦法で、宋水軍と闘った。あのときは、そんなに非難されなかった。
その上、連環馬について、呼延灼に様々な助言を与えたのは、他ならぬ童貫なの
である。だいいち、徐寧が鉤鎌鎗法を編み出したということは、連環馬は、呼延灼
に限らず一般的に用いられる戦法ということではないのか?
「元帥。【連環馬】の検索結果と、【連環馬 童貫】の検索結果を、比較してみられる
べきです」
 劉譲だった。右腕に巻いた包帯が、痛々しかった。
686無名草子さん:2008/08/30(土) 16:39:31
>>684
蘇端は名誉挽回しないと、緒戦で岳飛を見て、ビビッていたところだけが
印象強いからな。
687無名草子さん:2008/08/30(土) 16:47:50
蘇hも、黒騎兵で、一兵卒のままだな。張平・侯真は一人立ちした。
そろそろ上級将校になるのかね?
688無名草子さん:2008/08/30(土) 17:23:58
>>684
杜遷の甥では、評価低いのかな>祖永?
養子の楊令は、あんなに評価高いのに。
689無名草子さん:2008/08/30(土) 17:36:55
>>655
童貫に関しては、@戦死するのか?A欽宗に処刑されるのか?が第一の論点。
戦死であれば、@今回の戦で死ぬのか?A宗沢として復活し靖康の変後に戦死するのか?
が第二の論点。
ドウカン・ファイトのクライマックスが、@8巻か?A9巻か?という問題もからんできて、
展開が予想しにくくなっている。
690無名草子さん:2008/08/30(土) 18:14:30
緒戦の双方ともあまり戦果の出なかった手合わせ以来、趙安や花飛麟ばかり
描いていたから、次回は童貫・岳飛vs楊令・史進の激突になると思うけど。
691無名草子さん:2008/08/30(土) 18:24:41
侯真と徐絢の登場するコーナーを見ていると、徽宗退位はまだ先のような感じだな。
あるいは梁山泊に感づかれないように、下準備は進行していて、晴天の霹靂のごとく、
欽宗政権が誕生するかもしれないのだが。
692無名草子さん:2008/08/30(土) 18:27:36
(ア)梁山泊水軍の開封府進攻はあるか?、(イ)李明と金軍の闘いはどうなるか?
(ウ)赫元は羌肆に何を指示したのか?
梁山泊と童貫の闘い、徽宗退位の二つを含め、複雑な動きになるな。
693無名草子さん:2008/08/30(土) 18:38:56
>>636
9月号ラストの郭盛隊に近づいてくる「新しい敵」というのは、一度押し返された衛政軍
と張俊軍が、体制を整え直して、再度攻めてきたとも思えるし、童貫・岳飛が動いたとも
思えるな。どっちだろう?
694無名草子さん:2008/08/30(土) 18:41:30
>>693

>「本陣から、一万ほどの軍が出てきている」
岳飛。
楊令軍の姿がどこにも見えない、というのが不気味。
695無名草子さん:2008/08/30(土) 18:44:35
まさか童貫が2200騎だけで岳飛と離れることはないよな。
696無名草子さん:2008/08/30(土) 18:52:42
>>692
地方軍と新編成の金軍は、すでに一度燕雲十六州で衝突している。
この闘いの詳細は、次回簡単に触れられるのかもしれんが、たぶん
金軍が勝ったんだろうな。李明は太原府だろう。ここで、再び衝突。
697無名草子さん:2008/08/30(土) 19:08:46
戴宗が燕雲十六州に行ったのは、何か特別な仕事があるのかな?
単に両軍の戦の模様を報告するだけなら、手下をやればいい。
698無名草子さん:2008/08/30(土) 19:10:54
軍監とまではいかないが、梁山泊と童貫の戦の進行と歩調を合わせて、
北の戦を進める必要がある。たぶん、金軍単独での開封府占拠は難しい
だろうから、その時期を調整する必要があるんじゃないか?
699無名草子さん:2008/08/30(土) 19:23:11
>>500
呉乞買はヘボとばかり云ってられなくなっているぞ。
交易によって帝室の財産を増やしている。
粘罕は、一番権力を視野に入れているのは、呉乞買だと言っている。
撻懶と呉乞買は阿魯を後継者にすることでは手を組むから、
岳飛と戦う梁山泊が、呉乞買によって梯子を外され、最終的には
岳飛にやられるという展開もありうる。
その後の秦檜による岳飛粛清までは、巻数の都合でやれないんじゃないか?
700無名草子さん:2008/08/30(土) 19:26:39
>>451
まだ蔡福の個人的な考えにすぎないが、斉=梁山泊の可能性が強くなったな。
701無名草子さん:2008/08/30(土) 19:29:04
まだ先に出てくる斉はいいとして、目の前に迫った楚はどうなるんだ?
あまりに短命なんでスルーか?
702無名草子さん:2008/08/30(土) 19:40:58
>>701
靖康の変が終っても、梁山泊の支配地は、そんなに大きくなっていないと思うな。
後年の斉のように、華北の独立政権となるには小さすぎる。また敵も多い。
公孫勝の物言いからすると、楚に関しては、宋の文官張邦昌を帝にするという、
正真正銘の傀儡政権になるのではあるまいか?
張邦昌が南京応天府の高宗の下に逃げ帰るというのは北方的ではないので、
青蓮寺に暗殺されるとか。。。
703無名草子さん:2008/08/30(土) 19:52:51
靖康の変後、一時的にせよ、梁山泊・金と宋軍の和睦はあるんだろうからな。
妥協の産物として、旧北宋の官人による傀儡政権というのは考えられる。
ただ、これは見せかけの和平であって、裏では、梁山泊・南宋ともに勢力拡大
に勤める。両軍によって邪魔になった楚は、南宋主戦派によって殺されるか、
梁山泊によって殺されるかは分からんが、どちらの陣営にとっても邪魔でしか
なくなる。
704無名草子さん:2008/08/30(土) 19:58:22
>>703
和睦はないんじゃない?
和睦の片方の主体である北宋は滅亡する。
南宋は北宋とは無関係に建てられた国だよ。
ただし、靖康の変直後の梁山泊の勢力は弱い。
そこで形ばかりの傀儡政権を造って、北宋の旧官軍を抑えこむ。
しかし、南宋主戦派が反発。こんな感じじゃねぇ?
705無名草子さん:2008/08/30(土) 20:00:26
その前に、徽宗退位があるんだ。そっちを先に語ってくれ。
どうも真相がよくわからん。宣和遺事を読んでいると、漫画みたいだ。
706無名草子さん:2008/08/30(土) 20:14:11
>>704
和睦は、第一回目に欽宗政権との間でなされる。
ここで約束された三鎮の割譲。これが梁山泊の領地になるかどうかだな。
707無名草子さん:2008/08/30(土) 20:31:16
>>704
南宋は、南宋としてそこにあった、という感じなのだ。
北宋のありようと、南宋のありように、
梁山泊のありようが関わるかたちなのだ。
そんな気がする。
708無名草子さん:2008/08/30(土) 21:38:10
コテつけろ
709無名草子さん:2008/08/30(土) 23:18:31
>>674
うぉぉ
これは・・・・ どこで連載してるんだ?
710無名草子さん:2008/08/30(土) 23:22:40
>>689
2はなかなか考えにくいよな。全うさせて死なせて欲しい
711無名草子さん:2008/08/31(日) 16:04:12
>>709
月刊ランティエ。という雑誌。史記の小説化というよりは史記の成立過程と武帝の生涯という小説。
712無名草子さん:2008/08/31(日) 16:11:16
史記 武帝紀<一> 2008/08/29 、読んだ。
713無名草子さん:2008/08/31(日) 17:18:49
「蘭痴慧将軍、これは?」
714無名草子さん:2008/08/31(日) 17:34:29
>>705
退位した後の徽宗は、一時、南京応天府に逃げるが、そこで江南に徽宗を帝にした新王朝開設の噂
が立つ。欽宗は、徽宗を江南より連れ戻し、宮中に軟禁するのだが、これが青蓮寺構想と絡むのかな?
つまり、青蓮寺による徽宗退位は、危うくなった北宋を欽宗に背負わせ、自らは徽宗を中心に江南
に新王朝を建てる。これが岳飛らに発覚し、潰される。高宗による南宋は、その第二弾。
715無名草子さん:2008/08/31(日) 17:36:54
つまり李綱=欽宗政権を囮にして時間を稼ぎ、その間に江南に新政権の準備をする。
自分が人形にされていることを悟った欽宗の怒りが爆発して、王黼・蔡京・童貫を粛清
する。こういうこと?
716無名草子さん:2008/08/31(日) 17:39:06
そんな力、欽宗にあるわけないだろうww?
蔡京・王黼・童貫の処罰は青蓮寺がやるか、あるいは史実とは異なり、
開封府を占拠した梁山泊の手によるかだよ。
717無名草子さん:2008/08/31(日) 17:42:26
徽宗にしてみれば、浪費ができるという以外に、帝位の魅力はないわけだ。
帝位についていれば生命の保障がないと思えば、自ら退位するだろうな。
「己を罰する詔」は、他人に強要されて書かされた、という解釈も可能なので、
クーデター説も十分成り立つとは思うがな。
718無名草子さん:2008/08/31(日) 17:48:16
しかし、徽宗の芸術家の側面は、ほとんど描かれていないな。
多くの読者にとって、徽宗という人は、世界史の教科書に載っている
「桃鳩図」によって記憶されていると思うのだが。
719無名草子さん:2008/08/31(日) 17:53:01
桃鳩図という呼称は、後世の人間がつけたものじゃないか?
作品の中で「桃鳩図」という呼称は使いにくい。図柄まで説明
するの面倒なんじゃねぇ?
720無名草子さん:2008/08/31(日) 17:55:04
靖康の変で拉致されるとき、徽宗の引越し荷物の中に、絵画や絵描き道具
がたくさんあった。この程度の扱いはされてもいいよな。
721無名草子さん:2008/08/31(日) 18:01:12
>>706
講和があるのは確かだが、姚平仲が金軍を攻撃した話をアレンジすれば、
講和は敵を油断させる方便にすぎず、金は武力で追い返されるという展開もありだ。
怒った金は、2回目の進攻。今度は講和なんて生ぬるいことはしないで、
徽宗・欽宗を拉致する。
722無名草子さん:2008/08/31(日) 18:08:00
>>662
童貫の部下は、童貫色に染まっている感じで、主戦派だの、講和派だの、
物事を考える人間はいないような印象なんだな。戦ロボット。
その中から、主戦派姚平仲・仲師道が出てくるとは想像しにくい。
また、彼らは徽宗が退位と同時に発した檄文に応じて上京してきた
義勇軍ではなかったっけ?
723無名草子さん:2008/08/31(日) 18:09:38
>>722
童貫が死ねば、各人色々と考えることはあるだろう。
青蓮寺寄りになる人間もいれば、旧官軍の手で新しい国を造ろう
という武将が登場してもおかしくないよ。
724無名草子さん:2008/08/31(日) 22:24:48
顧三娘のクンニ&フェラ描写よかった
725無名草子さん:2008/09/01(月) 12:01:22
>>721
戦の場面になれば、敵方の武将の視点も増えてくるが、
それでも梁山泊のキャラの視点が6〜7割を占めるからな。
梁山泊以外が舞台になるときは、誰か梁山泊の人間が描写
しなかぎり、それらが詳しく語られることはない。
726無名草子さん:2008/09/01(月) 12:04:21
燕京戦は、宋軍対遼軍の闘いであったにもかかわらず、けっこう詳しかったぞ。
727無名草子さん:2008/09/01(月) 12:18:56
>>725
宋側に割けるスペースを考えると、姚平仲・仲師道のやったことは、岳飛に振られる
可能性が高いな。
728無名草子さん:2008/09/01(月) 12:22:22
>>714
いままでの徽宗の扱いからすると、退位の問題は、もっとシンプルだと思う。
729無名草子さん:2008/09/01(月) 12:33:42
>>728
時期とすれば、次回あるいは次々回で徽宗退位だよな。
金軍が開封府に達する前に、徽宗退位があるはず。
730無名草子さん:2008/09/01(月) 12:41:30
19巻で梁山泊が開封府に潜入したよりも、騒ぎが大きくなるのは確か。
王黼が密かに開封府を脱出し、欽宗に捕らえられて処刑される話とかもある。
退位した徽宗の南京応天府行きや、蔡京の逃亡も、金軍が開封府に
達する前の話。
731宣和遺事要約:2008/09/01(月) 13:43:37
158 太原府の童貫、使者馬擴を粘罕の元へ遣わす。
    童貫、開封府へ逃げ帰る。張孝純、童貫を詰る。
159 斡離不、燕山府を陥落させる。郭薬師、降伏。
    粘罕、朔州の武県、代州の忻県を陥落させ、太原府を包囲。
160 斡離不、中山府へ進攻。
161 徽宗、「己を罰する詔」により退位。
162 欽宗、即位。李業を遣わし、金国に講和の申し入れ。
164 斡離不、慶源府へ進攻。守将楊信功を捕らえる。
165 陳東、蔡京・王黼・童貫ら六賊の誅殺を、宰相李邦彦に要求。
171 金軍、黄河北岸の守将梁方平を撃破。
172 黄河南岸の守将何灌も敗走。金軍、黄河を渡る。先鋒郭薬師。
173 欽宗、王黼を追放。
174 李綱の進言により、王黼死罪。
176 徽宗、南京応天府に逃亡。蔡京も江南へ逃亡。
177 2月2日、斡離不、開封城下に迫る。
179 金軍、攻撃開始。李綱、防戦に当たる。
732宣和遺事要約:2008/09/01(月) 13:44:30
180 欽宗、鄭望之・高世則を講和の使者として、金軍へ遣わす。
    欽宗、童貫を捕らえる。
181 欽宗、李綱の反対を押し切り、皇弟康王と張邦昌を金軍の人質に差し出す。
182 斡離不、康王を偽者と疑い解放する。代わりの人質として肅王趙樞を要求。
183 義勇軍の将、姚平仲・仲師道、開封府に到着。
    姚平仲、金軍を夜襲。
184 講和。
185 梁師成刑死。
186 姚平仲、開封府を去る。
187 金軍、撤退。
189 仲師道・李綱、撤退中の金軍を襲撃する計画。
190 李邦彦、仲師道・李綱を撤収させ、金軍襲撃を未然に防ぐ。
191 蔡京、潭州に流罪。1ヶ月後死亡。
193 上皇道君(徽宗)、南京応天府から開封府に帰る。
733無名草子さん:2008/09/01(月) 13:56:40
>>731
>>732
GJ!
金軍の第1回進攻で起きた事件は、ほぼ網羅されたな。
童貫は、流刑にされた後、死罪に変更されて殺されている。
金軍が去った後ぐらいの出来事かな。
こうしてみると、仲師道・姚平仲・李邦彦・張邦昌は、必要なような気もするな。
徽宗時代の政治家・軍人は、ほぼ全員死んでいる。
734無名草子さん:2008/09/01(月) 14:15:10
童貫死亡後の禁軍は、次のような運命を辿っている。

1.金軍撤収後も、金軍と宋の義勇軍との闘いは、小規模ながら続いていた。
   仲師中;金軍を楡次で迎え撃ち、苦戦に陥って戦死
   姚古;盤陀で潰滅し、隆徳府へ撤退
   張師正;金軍に敗れ、北京大名府へ撤退。宣撫使の李彌大に斬られる。
2.童貫の将校李福は張師正の残兵を受け継ぎ、青州で叛乱を起こす(山賊に近い)。
3.北京大名府の李彌大は、韓世忠に李福の乱を鎮圧させる。
4.韓世忠、李福を斬首し、その部下四万を配下に収める。
735無名草子さん:2008/09/01(月) 14:18:46
>>733
仲師道・姚平仲は、現在禁軍にいる将軍・将校が代役をするかもしれんが、
梁山泊戦後、どのくらいまとまった兵力が残るかで決まるな。
ボロボロになるまで禁軍がやられたなら、仲師道・姚平仲の義勇軍も出る幕
がある。
736無名草子さん:2008/09/01(月) 14:23:31
禾中師道、単語登録しますた。
737無名草子さん:2008/09/01(月) 14:34:21
>>735
義勇軍が現時点で多数の兵力を有して、金軍・梁山泊軍と対等に闘う
展開は予想しにくい。地方軍でさえ、あんなに弱いからw
やはり名無し禁軍将校の中から登場するのが自然じゃないかな?
童貫死後、彼らがバラバラになって、金軍・梁山泊と闘う。

【第2軍】 姚平仲
【第3軍】 禾中師道
【第4軍】 張師正(あるいは牛皐)
【第5軍】 李福
738無名草子さん:2008/09/01(月) 14:51:55
>>737
しかし、すでに登場している岳飛・張俊・劉光世の出番が減るから、新キャラが出てくる
可能性は低い。劉譲・李明だって戦死するとは限らない。
いずれにしても、秦檜につく将軍(張俊・劉光世)と、李綱につく将軍に分かれると思うが、
李綱も青蓮寺であることを考えると、岳飛は李綱にはつかず、ここに姚平仲らが当て
はめられる可能性があるぐらいだな。
739無名草子さん:2008/09/01(月) 14:57:13
侯蒙がまだ生きている。史実では死んでいるから、この先長生きはしないけど、
童貫と侯蒙の会話では、ひどく青蓮寺を警戒していた。
侯蒙が岳飛に耳打ちすれば、岳飛は青蓮寺を中心とした南宋とは距離を置く
かもしれんな。
740無名草子さん:2008/09/01(月) 14:58:15
李富は侯蒙が苦手なんだよな。
死ぬ前に、ひと働きするかな、侯蒙?
741無名草子さん:2008/09/01(月) 15:07:20
>>536
今月号の韓世忠視点では、北京大名府の軍管区から、太原府出兵の命令がなかった、
という話が出ていた。北京大名府軍管区は、ちゃんと機能しているよ。
ただし、将軍はいても何も仕事をせず、若い将校の韓世忠に任せきりだがw
742無名草子さん:2008/09/01(月) 15:08:51
>>724
劉光世と扈三娘の闘いを語ってやれよww
趙安や呼延灼の最期よりも良かったと思うぞ。
743無名草子さん:2008/09/01(月) 15:27:29
>>733
第1回開封府占拠後も生き残る文官

李富…裏の総帥なので、表では働かない。
侯蒙…高齢。宗沢化は無理だろう。
秦檜…期待大。ただし李邦彦の代わりにはならないと思う。
李綱…期待大。
任先・石倫・范斌…まったく期待していない。

欽宗政権は、蔡京・童貫・王黼の粛清をした点では、非常に強い側面を見せる。
ここは青蓮寺(李綱)の仕事になるのだろう。
反対に、金に対しては弱腰。史実では、方臘戦と燕京戦で禁軍が弱体化したことが
原因だったのだろうが、楊令伝では、梁山泊戦および蕭珪材戦で弱体化する。
ここで秦檜に弱腰外交をやらせるのは、後々まずいような気もするな。
744無名草子さん:2008/09/01(月) 15:34:33
>>733
いちど宰相の座を退いた王黼を、再び宰相に戻したのは、高Qに対する仕打ち
を、宰相の権力を使ってやらせるためではないでしょうか?
それが終れば、王黼を宰相にしておく意味はないので、李邦彦が登場すると
思います。欽宗と李綱の仲が親密だとすると、李綱に反対する立場の李邦彦は、
徽宗が残してゆく、というのがいいと思います。
745無名草子さん:2008/09/01(月) 15:50:21
>>743
>任先・石倫・范斌…まったく期待していない。

童貫。この大事な場面にきて活躍するぐらいなら、もっと早くに頭角を現して
いるはず。とくに任先。
靖康の変で女真に拉致される要員でいい。
746無名草子さん:2008/09/01(月) 15:55:09
>>327
>北へ撤退中の金軍を追撃して、呉乞買の怒りを買い、

宣和遺事では、そこは姚平仲ではなく、禾中師道。
後に欽宗は、李邦彦の進言の惑わされず、禾中師道の言う通り、
金軍を追撃していればよかったと後悔している。
747無名草子さん:2008/09/01(月) 15:56:42
おまいら、中師道や姚平仲が禁軍の名無し将校ではないかと予想しているが、
俺は、名無し将校の率いる第2軍〜第5軍までは、壊滅状態になるんじゃないか
と予想している。その後、軍閥の核になる少数の兵力しか残らないんじゃないか?
そう考えると、禁軍留守部隊、あるいは地方軍将校として、登場する確率が高いぞ。
748無名草子さん:2008/09/01(月) 16:03:05
禁軍はオリキャラ劉譲と原典キャラ李明は絶対に戦死すると思うがなあ
749無名草子さん:2008/09/01(月) 16:19:56
>>743
>ここで秦檜に弱腰外交をやらせるのは、後々まずいような気もするな。

史実では、女真の騎兵が宋にとって脅威なんだが、楊令伝では宋軍や梁山泊
の方が騎馬隊は強い。
政治力においても、青蓮寺や梁山泊の方が優位。
女真の軍事力に怯えて、宋の廷臣がどっと講和派になったという展開は見えにくいね。
青蓮寺あるいは南宋が脅威に感じているのは、あくまで梁山泊。
女真は上手くあしらわれて、帰っていくんだろうな。
騙されたことがわかると、田舎者だけに、怒りは大きい。
靖康の変で、それが爆発。掠奪殺戮やり放題となるんだろう。
750無名草子さん:2008/09/01(月) 16:21:41
>>748
そうかもしれんが、李明には少し頑張ってもらわんと、徽宗が退位する暇がなくなる。
751無名草子さん:2008/09/01(月) 16:49:24
前回からの流れからすると、次回は童貫vs梁山泊の闘いの場面が中心だな。
李明と金軍の闘いも、少しは描かれるだろうが、金軍が李明を破って、一気に
開封府まで進むことはない。やはり○○戦死の報が開封府に届き、北の闘い
も金軍優位という報が届かないと、徽宗は目が覚めないのだろうよ。
案外、徽宗は自分から退位するというかもしれんな。青蓮寺は、そこまで読んで、
童貫に非協力的な態度を示すのかもしれない。
752無名草子さん:2008/09/01(月) 16:55:33
李富は、童貫や侯蒙だと、自由に使えない。
しかし、若い将軍たちなら、手足のように使える、と思っているかもしれんしな。
753無名草子さん:2008/09/01(月) 17:02:22
前時代の政治家は一掃され、宮廷の顔ぶれが変わってしまうな。
膿が政争しているような宋の宮廷にはうんざりしていたが、
欽宗即位と同時に、膿を全部出すなら、いままでのつまらん政争も
無駄ではなかったことになるな。人心一新は気分がいい。
754無名草子さん:2008/09/01(月) 17:08:07
>>745
忘れそうな頃になると、名前だけがゾロゾロ並べられるからな。
はっきり云って、イラン。
李邦彦・張邦昌がいた方がいい。それと、そろそろ出て来い康王。
755無名草子さん:2008/09/01(月) 17:12:37
>>754
大商人からカネをせびるらしいが、そういう目に見えた仕事は、下っ端の手の者がやる。
任先・石倫・范斌は、ほんと何にもやらない。月給泥棒。
756無名草子さん:2008/09/01(月) 17:15:54
李富も、こいつら三人は死ねばいいと思っているんじゃないのか?
妓館に入り浸りで、李師師・赫元・扈成としか話しをしないだろう?
757無名草子さん:2008/09/01(月) 17:19:45
>>756
羌肆や周炳も含めて、後から登場した連中は、全員キャラ立ってんのに、
むかしからいる任先と石倫は、どうしたのかね?
758無名草子さん:2008/09/01(月) 17:26:55
蔡豹を蕭珪材の下で学ばせたいという蔡福の願いは、かなうのでしょうか?
759無名草子さん:2008/09/01(月) 17:42:11
>>758
蕭珪材殿はすごいけど、王進殿はもっとすごいから、蔡福も満足してるんじゃねぇ?
760無名草子さん:2008/09/01(月) 17:47:13
>>755
范斌と石倫は、積極的に李師師が嫌いだという意思表示をしているんだよね。
将来、青蓮寺内部をかき回す必要が生じたとき、使えるかもしれんよ。
徐絢が石倫か范斌に接近するとかな。
761無名草子さん:2008/09/01(月) 17:51:10
>>757
高い崖から飛び降りた楊令が、どうして死ななかったのか、
今でも悩んでいるんじゃないのw?
762無名草子さん:2008/09/01(月) 17:58:55
>>760
この間、秦檜・李綱と並べて名前が登場したのは、廷臣があまりに少ない
からじゃないの?李邦彦・張邦昌が登場したら、フェイド・アウトの可能性
もある。
徽宗が蹴鞠友達の李邦彦を宰相にするなんて、徽宗らしくていいじゃないか?
金と梁山泊に脅えて、オロオロする宰相というのも、見てて気分いいぜ。
763無名草子さん:2008/09/01(月) 18:01:55
宋側にお笑いキャラがいたことないからな。李邦彦がそうなると面白い。
764無名草子さん:2008/09/01(月) 18:18:46
>>688
杜遷と宋万はコンビで出てきたが、性格はまるで違った。
林冲とすぐに仲良くなり、王倫への反感を露わにする宋万とは対照的に、
林冲を警戒して、中々心を開かない杜遷。見事なコントラストだったな。
765無名草子さん:2008/09/01(月) 18:23:39
>>372
最近の童猛は、測量技師の腕ばかりが強調され、操船が巧みであることや、
騎馬隊の指揮までやれる戦士としての側面が忘れられている。
そろそろ戦場で暴れてもらいたい。
766無名草子さん:2008/09/01(月) 18:29:55
史記スレ立ててみたいんだけど需要ある?
767無名草子さん:2008/09/01(月) 18:36:58
項充も長く出ていませんね。
洞庭山で調練をやり、地名をいくつかつけて以来、登場していないような気がしまうま。
768無名草子さん:2008/09/01(月) 18:38:00
>>766
「蘭痴慧将軍www」
769無名草子さん:2008/09/01(月) 18:43:54
>>768
螻堵将軍wwww
770無名草子さん:2008/09/01(月) 18:49:19
>>766
史記も騎馬隊が活躍するみたいだし、俺は完結してからまとめて読む。
771無名草子さん:2008/09/01(月) 19:04:59
>>767
倪雲は、水軍の中で一人だけ、目立った場面がない。
772無名草子さん:2008/09/01(月) 19:15:18
>>734
その展開がそのまま採用されることは有りえないと思うが、
青州で李福の乱が起こり、それを韓世忠が鎮圧して、
そのまま青州に居座ることになると、梁山泊としては目障りだな。
773無名草子さん:2008/09/01(月) 19:35:41
>>706
金としては、新たに領土となった燕雲十六州の経営で手一杯。
モンゴルや西夏と国境を接することにもなり、そちらへの手当ても必要。
講和条件として出された三鎮の割譲は、梁山泊の新領土のような気がする。
中山府,河間府、太原府。
ただし、宋は約束するだけで、実行しなかったけど。
774無名草子さん:2008/09/01(月) 19:49:08
>>746
岳飛も後に主戦派の代表となるのだが、現時点で禁軍全軍を掌握しているわけじゃない。
新米の将軍だ。李綱の提案で、チュウ師道・姚平仲とともに、金軍を追いかけるかもしれんね。
775無名草子さん:2008/09/01(月) 20:04:38
すっかり「僕の考えた楊令伝」スレだなぁ。
もうおまえらが書けばいいのにw
776無名草子さん:2008/09/02(火) 07:10:34
「ぼくのかんがえたようれいでん」

のほうが似合ってるなw
777無名草子さん:2008/09/02(火) 12:11:16
>>751
ぐずぐずしているから、先に福田が「己を罰する詔」を出してしまったなw
778無名草子さん:2008/09/02(火) 12:34:53
 童貫は梁山泊軍に敗れ、金軍は河水を超えた。
 徽宗は宣和殿に出御し、「己を罰する詔」を読み上げ、退位を宣言した。
「金は未払いの歳幣の支払いを求めてきておる。政治的空白を作るなら一番いい時期で
あると判断した。欽宗の方が上手くいく」
 李邦彦は、詔書を受け取った。
「王黼を処断なさいますか、陛下?」
「大変苦労させられた。花石綱を集めたいと言っても、聞く耳もたず。朕の浪費に限って
真っ向反対した」
「民には、他人事のように聞こえますな、陛下」
「『ひとごとのように』とあなたはおっしゃったけどね、私は自分自身のことは客観的に
 見ることができるんです。あなたとは違うんです」
779無名草子さん:2008/09/02(火) 13:50:25
>>762
張邦昌が登場するとしても、岳飛伝のような悪役でもなく、最近の小説のように
金と宋の間を取り持った苦労人でもないんじゃないか?
文官は裏の人間でない限りゴミ扱いというのが、いままでの流れだからな。
張邦昌の楚なんてものもあったぐらいで軽く流される。騎馬隊が原野を駆け巡る。
780無名草子さん:2008/09/02(火) 14:09:59
 騎馬隊で原野を駆け巡っていれば幸せだった。原野を駆け巡らない文官など、
人間扱いする必要もなかった。
781無名草子さん:2008/09/02(火) 14:16:12
>>774
主戦派の代表と言っても実際に北伐をやったから有名になったってだけで(しかも北伐自体は大失敗)、指揮下の軍せいぜい 3 万ぐらいの普通の軍閥だろ、岳飛も。
戦功だけでいけば遥かに韓世忠の方が上だろう。
782無名草子さん:2008/09/02(火) 14:31:13
>>764
王倫の梁山泊を奪取することだけで、ひとつのミニ・ドラマだったからな。
その中心に林冲がいて、それに関わる杜遷・宋万・安道全も生きてくる。
いまは同志が終結した先の全面戦争の段階なんで、オリキャラ上級将校
に多くのことを期待しても、戦以外にやることがない。
むしろ戦場を離れている喬道清・戴宗・燕青・侯真らに期待したい。
梁山泊以外では、韓世忠や撻懶や秦檜。
783無名草子さん:2008/09/02(火) 14:33:45
>>781
非業の最期を遂げているしな。そのあたりで人気があるのだろう。
俺も韓世忠の方に将としての力量を感じる。兀朮も散々な目に会っているし。
784無名草子さん:2008/09/02(火) 14:54:45
>>782
戦場で闘う人物の生き様・死に様は、どうしても似てくるよな。
そのあたりは呼延灼や扈三娘のように登場機会の多い人物でやればいいと思うんだ。
岑諒と田忠で似たことをやっても、それほど感動できるとも思えない。
その意味で、黄表の死に方などは、納得できた。
むしろ孫新や安道全の生き様・死に様の方が印象に残る。
785無名草子さん:2008/09/02(火) 15:33:58
>>780
いちおう今回、戴宗の飛脚通信網が2〜3万の軍勢に匹敵すると言われていた。
蕭譲の偽造文書も、これがあったおかげで、無意味な軍事行動を減らせることが
できたと言われていたしな。
色々とお褒めの言葉を頂戴しているのだが、見せ場はないな。
786無名草子さん:2008/09/02(火) 16:01:28
>>782
宋や金で起きた出来事に、梁山泊がどれだけ関わっていけるかなんだよな。
現在行われている童貫との戦いは、半分は燕京戦で負けた童貫のこと、
残り半分は靖康の変後の金宋の戦いの前倒し(岳飛・韓世忠が登場している)。
それを金軍の討宋戦の中に織り込んでいる。
公孫勝・武松ほかの間者的な動きができる人たちは、もっと宋・金の政治闘争
に関わっていってもらいたい。
787無名草子さん:2008/09/02(火) 16:05:42
そのうち楊令伝の舞台となることが多くなる南京応天府に、いまでも張横と
その妻はいるのだろうか?
788無名草子さん:2008/09/02(火) 16:12:57
楡柳荘に居座りつづける上青にも頑張ってもらいたいな。
太湖沿岸で交易に便利なんだろうが、荒っぽい性格のわりには、
戦に出てくることがない。年なのかな?
789無名草子さん:2008/09/02(火) 16:15:48
李俊の弟分だから、戦えないような年でもない。
デブで戦では使いものにならないとか?
790無名草子さん:2008/09/02(火) 16:22:56
>>762
高Qは史書にはあまり記録が残っていないらしい。
原典の蹴鞠のおかげで出世した高Qというのは、
李邦彦がモデルなのかな?
791無名草子さん:2008/09/02(火) 16:32:41
>>790
徽宗の浪費の場面は、いくつか出てきたが、蹴鞠や画作の場面はなかったね。
王黼や高キュウの遊ぶ場面も、李師師の妓館。
ソープと釣り以外に遊びはないのかね?
792無名草子さん:2008/09/02(火) 16:51:01
原野ばかり見ていると、たまに蹴鞠でもありゃいいのにと思うな。
793無名草子さん:2008/09/02(火) 17:06:48
>>746
撤退する金軍を宋軍が襲撃し大損害を与えるという展開はありだろう。
和睦条件違背を責めて出兵するのが第2回目の討宋戦。
それにしては第1回目とのインターバルが短い。
和睦条件の不履行というより、積極的に宋が和睦を破棄したという方が理解しやすい。
もちろん主戦派の独断専行であり、講和派にはその意思はないがな。
李綱が第2回目の討宋戦前に罷免されている。ここは独断専行の責めを
負わされたと考えればいい。
794無名草子さん:2008/09/02(火) 17:09:17
金軍を追跡し、そこで完顔成と唐昇を討つとなると、姚平仲や禾中師道ではなく、
岳飛の仕業だな。
795無名草子さん:2008/09/02(火) 17:11:17
禁軍将校少ないんだから、仲良く三人で攻めろ。
796無名草子さん:2008/09/02(火) 17:27:18
>>794
韓世忠とかも気まぐれでやりそうな雰囲気醸し出してるよな。
史実でもこの時期やりたい放題暴れてるし。
797無名草子さん:2008/09/02(火) 17:38:18
宗沢が靖康の変後、突如として現われるのか、あらかじめ登場させておいて
靖康の変後、突如動き出すのか、どっちだろう?
798無名草子さん:2008/09/02(火) 17:58:43
>>796
韓世忠は良くなったな。禁軍に組み込まないで正解だった。
予想外の動きをする軍団ができそうだ。
799無名草子さん:2008/09/02(火) 18:09:55
>>797
年齢が引っかかるよな。
50歳をすぎると「老いた」が口癖になる楊令伝だからな。
800無名草子さん:2008/09/02(火) 18:21:50
>>749
水滸伝の終盤から騎馬隊の強さがやたらと強調されるようになって、
いまさらそれより強い女真騎馬隊を出しにくくなったな。
最初は、たいして強くない宿元景騎馬隊とかもいたのにな。
ここが史実と正反対なんで、物語の構築にも影響している。
後日、女真が漢人の政治制度を真似たことからわかるように、
政治的な成熟度は比較にならない。ここは史実に近い。
しかし、軍事力の逆転現象があるのと、梁山泊が金をリードしている
ことから、楚や斉の位置付けも違ったものになるし、金と南宋の
講和の様相も違ったものになりそう。
801無名草子さん:2008/09/02(火) 18:27:50
どこをどう読んだら、宿元景騎馬隊が大して強くないように思えるんだ?
802無名草子さん:2008/09/02(火) 18:31:21
>>762
白時中は無しか?
803無名草子さん:2008/09/02(火) 18:32:21
>>801
童威・童猛と互角だったからじゃない?
804無名草子さん:2008/09/02(火) 18:48:46
>>787
張平を連れて子午山に向かう場面では南京応天府が出発点だった。
妻は裁縫に凝っているんじゃなかったか?
引越ししたという記述は思い出せんな。
退位した徽宗との間に、何かないかな?
805無名草子さん:2008/09/02(火) 18:54:41
>>803
実際に戦闘したのは祝家荘戦で、他にも盛りだくさんな内容だったのでアッサリ負けた
という印象が強いのだろう。
それ以前、まだ梁山泊の兵力が少なかった時代は、宿元景騎馬隊は動くだけで脅威を
与えていたものだ。たった5000騎なんだがな。
いまは5000騎の騎馬隊なんて、一晩寝れば簡単に出来上がってしまう感じがする。
806無名草子さん:2008/09/02(火) 19:14:36
>>805
朱仝や雷横ですら、かなり緊張していたよな。
当時は敵味方ともに少ない兵力で闘っていたにもかかわらずだ。
それに比べると、いま行われている童貫戦は規模が遥かに大きい。
もう少し上級将校は堂々としていてよい戦を闘っているといえる。
807無名草子さん:2008/09/02(火) 19:28:28
鮑旭や馬麟を見ていると、10年老けただけの成長をしているといえるが、
あれが岑諒や曽潤でもいいと思っている。
若い李英などに、迷いがあるのは仕方ないからな。彼らはその後の成長
を楽しみに、ということで成長を待つ。
昇進組の新将校に、孔明・石秀のような有能なのが少ないのが寂しい。
808無名草子さん:2008/09/02(火) 19:33:42
つーか田忠や祖永らが横並びで同一の能力というのがおかしい。
最初からそこそこの能力はあるが、それ以上伸びない奴とか、
成長しない時期が長いが、伸びるときは急成長する奴とか、
色んなのがいていい。
とにかく二世よりも目立たないことをモットーにしている奴が多すぎる。
809無名草子さん:2008/09/02(火) 20:48:02
史記の一巻がでてたからちょっとだけ立ち読みしたら
まあいつもの通りの北方センセのキャラクターだったわ

ちょっとおなか一杯
810無名草子さん:2008/09/02(火) 23:09:51
一冊で完結させた物は同じ様な流れでも
すばらしい内容になってるから、暫くの間
大長編物は書くの辞めたらいいのに・・・・・
811無名草子さん:2008/09/03(水) 00:02:52
年齢が年齢だからな。
構想してある長編は早めに書いておきたいんじゃないのかな。
812無名草子さん:2008/09/03(水) 00:30:35
娼館に行って、つづけざまに五回したたかに精を放って、
2、3日使い物にならなくなったのでその分の銀も払ったとか
クソしょうもないエピソードをあちこちで使い回す北方w
でも楊令様はスーパーヒーローなので筆下ろしから六連発だったけどw
813無名草子さん:2008/09/03(水) 05:33:23
>>797
宗沢は難しいな。死に様がなんとも北方っぽいから出して欲しいんだけどね。
ここから凄く長いペースで書くなら「ついに宗沢も逝くか」感が出せるとは思うが、
今の時間の進み方だと無理だろうな。

童貫の死に様を宗沢から借りてくる、って話は前々スレあたりから出てて、
それが一番無理が無いのかも、と思われていたけど、帝や国のありようにさっぱり興味を
失った様子の童貫にはそれもまた難しいだろう。

814無名草子さん:2008/09/03(水) 12:16:52
>>813
義勇軍の大将にして開封府の守備を任せられる宗沢は無理かもしれないが、
岳飛が軍閥を形成してゆく過程で、資金や人員の面で協力する爺キャラとして
なら登場できるような気がします。
815無名草子さん:2008/09/03(水) 12:25:46
>>802
実は白勝の腹違いの弟、という展開はないか。失礼しました。
816無名草子さん:2008/09/03(水) 12:58:42
>>814
水滸伝の終盤もそうだけど、童貫軍が出てきて戦ばかりになると、
青蓮寺の出番がほとんどなくなる。
宗沢のキャラが少しかぶった童貫に引き続き、宗沢が似たような
活躍をすると、ほんと戦ばかりになってしまう。
青蓮寺が活躍することで、梁山泊の非戦闘要員も活躍できるわけだから、
宗沢は武将でないほうがいいような気がする。
817無名草子さん:2008/09/03(水) 13:05:47
宋の廷臣たちな。これまでは、蔡京と王黼と高Qがゴミのように漂って
いるところを見るのが、はげしくつまらなかった。
戦の結果だけで国の行末が決まるというのは、プロレスの結果だけで
すべてが決まってしまうようで、面白くない。それが大きな要因であると
しても、武官が皇帝や宰相になる意思がないのに、どうして軍事だけで
すべてが決まるのか不思議な感じがしていた。
818無名草子さん:2008/09/03(水) 13:12:18
闘う人間は美しく、文官といえば堕落と腐敗。
コントラストが極端すぎたな。
819無名草子さん:2008/09/03(水) 13:14:34
闘いが決して美しいわけではない。方臘戦で童貫軍の将兵が大きな心の
傷を受けたように、戦を美化しているわけじゃない。
ただし、文官が軽視されすぎているのは認めざるを得ない。
とくに金や梁山泊にまともな文官がいることに比べると、宋はひどすぎる。
820無名草子さん:2008/09/03(水) 13:16:14
裏の組織青蓮寺に優秀な人材を集め、表の廷臣は選りすぐりのクズを集める
理由は、ついに説明されなかったな。
821無名草子さん:2008/09/03(水) 13:23:41
忠臣蔵の敵役でも、宋の表の廷臣よりは、まともなのが出てくるよな。
表の廷臣をダメ人間にすることによって痛快さを感じる読者いるのかな?
そういう需要ある?表の廷臣を人間以下にすることで、プロレス小説へ
まっしぐら、という印象なんだが。
822無名草子さん:2008/09/03(水) 13:29:26
>>821
忠臣蔵の悪役は、ちゃんと物語に関わってくるだろう。
宋の廷臣は、ただのゴミなんだな。いてもいなくても同じ。
基地外じみた浪費で財政をガタガタにした徽宗ぐらいだな、
物語に間接的にかかわったのは。
823無名草子さん:2008/09/03(水) 13:38:47
>>820
水滸伝の初期は、高Qが禁軍で大きな顔をしていて、禁軍は地方軍より弱い
という設定だった。だから梁山泊の敵として相応しくなかった。
廷臣も腐敗の極みで、梁山泊の敵として相応しくない。
裏の組織青蓮寺が必要とされたのは、そういう理由。
禁軍は改革されたが、廷臣は相変わらずなんだろうな。
欽宗クーデターにより、腐敗廷臣は一掃されるんじゃないかな?
824無名草子さん:2008/09/03(水) 13:47:54
ほんと「私が読みたい楊令伝」だな…
アホすぎる
825無名草子さん:2008/09/03(水) 14:49:27
>>821
全共闘時代、晩年のコルトレーンのダラダラと続くアドリブが喜ばれたからな。
「戦は生き物」は、それを連想してしまう。きっちりアレンジされた演奏は好まれ
なかった。
826無名草子さん:2008/09/03(水) 14:57:53
>>817
蔡京は宰相を退いてはいるが、一族で要路を占め、宮廷で大きな勢力を持って
いるはずだよな。武力を持たない廷臣、簡単に青蓮寺に暗殺されてしまう廷臣が、
どうしてのうのうと生きていけるのだろうと思ってしまう。保身のための手だては、
色々と講じていると思うのだが、あまり出てこないね。
827無名草子さん:2008/09/03(水) 14:59:52
高Qについては書かれてあったぞ。
人一倍保身感覚が鋭く、青蓮寺や致死軍の暗殺者を寄せ付けないほど
身辺を護衛で固めているそうだ。
828無名草子さん:2008/09/03(水) 15:02:57
その高キュウを追い落とした王ホって、天才?
829無名草子さん:2008/09/03(水) 15:12:17
>>823
これから活躍が予想される秦檜・李綱が青蓮寺として登場したから、
裏の人間が表の人間を追い落とすという展開にほぼ間違いはない。
かつてのように強力な秘密警察組織を維持できるかどうかは、
青蓮寺の財と手腕次第だが、華北に手の者を配置しても、こんどは
梁山泊側にやられる可能性が高いな。
南宋は、北宋に比べ、情報音痴かもしれんよ。
830無名草子さん:2008/09/03(水) 15:15:38
>>826
蔡京に関しては、清濁併せ呑んで、お腹こわしたんだろうな。
831無名草子さん:2008/09/03(水) 15:28:11
>>822
蔡京らに関しては、もうすぐ処刑(ないし死亡)が確定しているから、
徹底的にダメ人間でいいと思うんだ。処刑されたときの爽快さが増すからな。
ただ前世代がいなくなって、再び似たようなクズ新人が出てくると、疲れるよ。
その点、秦檜・李綱を青蓮寺にしたのは、いいアイデアだと思った。
832無名草子さん:2008/09/03(水) 15:48:18
>>825
童貫の闘いというのは、魯達が関勝に言った皮肉の全国版であって、
童貫が梁山泊に勝てば、喜ぶのは宮廷の阿呆どもだけなんだよな。
方臘戦を最後に退役するのは後味が悪いので、楊令相手に戦らしい
戦をしたい、徽宗の退位は考えている、と一応理由らしいことは言って
たけど、第三者から見れば、魯達の皮肉がドンピシャ。
どうしても乗れないよなー。
833無名草子さん:2008/09/03(水) 15:50:03
李富などは叛乱勢力に対する偏見が濃厚で、馬桂が呂牛に殺されても、
梁山泊に殺されたと信じて疑わなかった。
韓世忠も、韓伯竜の薄汚れた様を見て、梁山泊に偏見を持っている。
童貫は違うんだ。一生かけて探し求めた、敵らしい敵。
そんなに梁山泊が好きなら、梁山泊へ来いよ、と思ってしまう。
834無名草子さん:2008/09/03(水) 16:09:51
地位の低い者のなかには、殺された身内・仲間の仇討ちのために、闘う者もいる。
趙安などは、そうではなかった。童貫となると、さらに趙安よりも次元が高いのか、
変人なのかよくわからんが、まあ前衛芸術みたいなところがある。
人それぞれ、闘う理由は違うんだよ。
835無名草子さん:2008/09/03(水) 16:12:41
魯達が関勝にあんな皮肉を言っていなければ、気にならなかったと思うが、
長い小説なんで、似たようなシチュエーションが出てくることは避けられない。
関勝と童貫の性格の違いとして理解するほかあるまいな。
茶目っ気のある関勝、病的なまでに自分の理想とする戦にこだわる童貫。
836無名草子さん:2008/09/03(水) 16:22:12
>>835
魯達が関勝に皮肉を言ったときとは、状況がかなり異なるよ。
当時雄州は関勝がしかっり守って、泥棒一人いなかった。
現在の宋は、国が水軍にカネさえ出せない状況になり、梁山泊
の乱のような大きな叛乱が起きているぞ。
837無名草子さん:2008/09/03(水) 16:27:52
童貫が徽宗退位について思うところを述べたのは、童貫軍が梁山泊に勝利しても、
決して徽宗以下のカスどもが得するわけじゃないぞ、という意味じゃねぇ?
838無名草子さん:2008/09/03(水) 16:52:19
>>831
王黼や高Qの性格を、いまさら変えるのは無理だろう。
蔡京の鋭さがなくなったのは、高齢ということもあるしな。
9月号の呉乞買の扱いを見ていると、若干まともな人間として
扱っているから、騎兵に非ずば人に非ず、という状態は解消されてきつつある。
839無名草子さん:2008/09/03(水) 16:59:09
>>755
大商人というのは、青蓮寺からカネを取られることを、黙って見過ごすのかな?
三国志の馬商人は、自衛のために、劉備を雇って自衛したよな。
840無名草子さん:2008/09/03(水) 17:02:49
>>834
童貫は軍事力をペニスの代わりにして戦をセックスにする男だからな
841無名草子さん:2008/09/03(水) 17:06:44
>>839
いちおう華北の商人だけを狙うんじゃないか?
そうなれば南宋(青蓮寺)の人気はなくなり、華北で梁山泊が独立国を
造りやすくなる。
842無名草子さん:2008/09/03(水) 17:08:07
了義山のことを考えると、青蓮寺が梁山泊の名を騙って、商人からカネを巻き上げる
ような気もしますが・・・
843無名草子さん:2008/09/03(水) 17:18:18
>>820
有能な人材の芽を、蔡京が潰してきた結果、ほんとうに人材がいなくなって、
国が潰れそうになっているんだよ。
ここはもっと強調されてよい。かなり前に書かれていたことなので、楊令伝
では忘れられている。
844童猛:2008/09/03(水) 17:30:22
で、俺は、騎馬隊の指揮をすることになるの?
845無名草子さん:2008/09/03(水) 17:32:39
>>842
偽装をするだけの時間的な余裕があればだな。
青蓮寺も急いでいるだろうから、そこまで周到な策をめぐらす余裕はないよ。
いたずらに複雑になるだけ。
846無名草子さん:2008/09/03(水) 17:37:55
>>838
>蔡京の鋭さがなくなったのは、高齢ということもあるしな。

青蓮寺を利用して叛乱を鎮圧するため、青蓮寺に力は与えるが、強大になりすぎないよう
警戒する。蔡京と袁明のせめぎ合いは、スリリングだったがな。
帝に失禁させて言うことを聞かせるだの、金持ちからカネを巻き上げるだの、
短絡的な行動をする人間が増えた。
もっとも後でしっぺ返しがくるのなら、それはそれでよいが。
847無名草子さん:2008/09/03(水) 17:48:24
>>845
青蓮寺が正式な増税手続を踏んで(そういう手続が宋にあればだが)、
商人からカネを巻き上げるのではなく、私的にそれをするなら、都市部を
含めて、騒乱があちこちで火を吹くだろうな。
それこそ晁蓋が期待していたような状況になってくる。
梁山泊としては、青蓮寺にやりたいようにやらせ、被害にあった商人らを
味方につけられるんじゃないか?
運送業や土建業を営む商人なら、若くて元気のいい、すぐにも兵士となるような
人数を抱えているだろう。
また、カネを根こそぎ奪うわけじゃないだろうから、資金援助も受けられる。
848無名草子さん:2008/09/03(水) 17:59:49
>>847
>運送業や土建業を営む商人なら、若くて元気のいい、すぐにも兵士となるような
>人数を抱えているだろう。

そういう軍や賊徒以外の社会集団が登場した例は、塩の道と飛脚網以外にないし、
仮に登場したとしても、調練された軍とは闘えないと思う。
849無名草子さん:2008/09/03(水) 18:07:44
>>523
で、降伏した郭薬師は、金軍の将軍になったのでしょうか?
850無名草子さん:2008/09/03(水) 18:18:26
>>834
賄賂も否定する立派な童貫元帥でしたが、最後に一言、どうして徽宗や蔡京
を守るために(結果的にそうなる)闘わないといかんのだ、あほくさ、と人間らしい
台詞が欲しいな。
851無名草子さん:2008/09/03(水) 18:27:51
>>850
童貫は三度の飯より好きな戦ができるんだから、そんなことは言わんよw
852無名草子さん:2008/09/03(水) 18:33:06
武道家の中には、そんなのがいたんだよ。闘うことを神聖化してる奴。
いまはめったにいないと思うがな。
普段、お目にかからない人種なんで、童貫は理解しづらいな。
853無名草子さん:2008/09/03(水) 18:57:31
武器を神聖視したり、無茶な精神論を振り回したりしないから、その点、童貫は
まともだけどな。合理的な戦をしている。
王進と反対に外向きなんだが、同根であるところも感じさせる。
子午山を訪ねたのは、そういう意味もあったのかもしれない。

ただ、ここまで童貫を巨大にする必要があったのかね?
徽宗・蔡京・青蓮寺、全部霞んでしまった。
精強な軍を率いているが、バカな文官や同僚の将軍に足を引っ張られる。
それでも闘い抜いた悲劇の将軍。もっと登場場面を減らし、人間くさい童貫でも
よかった。何しろ、賄賂を受け取らない宋の高官ということで、宋の初期設定から
はみだした人物だからね。はみだした人物が、宋側で最も登場場面が多いというのは、
不安定な感じがした。
854無名草子さん:2008/09/03(水) 19:10:20
南宋時代に活躍する岳飛たちが、全部童貫の部下になったことも、
童貫を必要以上に巨大化させたな。
童貫との闘いのさなかに、梁山泊の人物によって、志の空虚さが語られたり、
新しい国の形が見えてこないことまで語られている。
童貫が、乗り越えるべき古い国そのものになっている。
小柄で華奢な童貫、頑張りすぎ。
855無名草子さん:2008/09/03(水) 19:11:47
蔡京を倒さなければ、結局、高Qや童貫を倒しただけということになりかねない。
856無名草子さん:2008/09/03(水) 19:30:10
もっとも宋らしくない部分を倒すことで、宋を倒したことになる、という不可解さはあるな。
857無名草子さん:2008/09/03(水) 19:53:27
>>856
このスレの予想通りに、徽宗退位が青蓮寺のクーデターであるならば、
印象が変ってくるよ。同質な集団どうしの闘いが、徽宗・蔡京・王黼らが
いることで歪められていた。全体のトーンは同質な集団の闘いなのに、
徽宗・蔡京・王黼が目障りで、すっきりしないところがあったからな。
858無名草子さん:2008/09/03(水) 19:57:24
そうなると、俺たちがイメージしていた宋らしい宋は、青蓮寺が倒すことになるのか?
梁山泊と金が開封府を占拠して、欽宗に、六賊の処刑を命じる、はないかね?
859無名草子さん:2008/09/03(水) 20:00:26
むかし晁蓋は、バカは生かしておいた方が梁山泊に有利になるといって、
高Qをあえて殺さなかった。
蔡京や王黼を殺すと、李綱や秦檜という優秀な奴が、宮廷を独占すること
になるぞ。やはり青蓮寺によるクーデターじゃないか?
860無名草子さん:2008/09/03(水) 23:08:14
>>856
宋が、宋でありすぎた。そんな気がする。
宋は、いつでも宋であった。そんな気もする。
861無名草子さん:2008/09/04(木) 06:40:26
梁山泊による開封府攻めは間違いなくカタルシスが得られるな
俺としては戦闘場面より梁山泊全軍が開封府に進軍する場面の方が楽しみだけど
862無名草子さん:2008/09/04(木) 08:00:00
今日のNHK教育22:25〜22:50でケンちゃんが水滸伝語るぞ
863無名草子さん:2008/09/04(木) 12:51:45
>>862
洗濯屋乙
864無名草子さん:2008/09/04(木) 12:56:41
>>861
韓世忠のように梁山泊に攻めてくる地方軍もいる。あれ、どうする?
865無名草子さん:2008/09/04(木) 12:59:03
>>859
そろそろ南へ行って準備を始めてもいいよな。
徽宗から欽宗に変っても、開封府にいては何もできないということは
わかりそうなもんだ。
866無名草子さん:2008/09/04(木) 13:02:31
さすがの青蓮寺も、そこまで先は予想できないんじゃないの?
南は方臘の乱で荒れ果てている、ということになっているし。
867無名草子さん:2008/09/04(木) 13:06:17
最初は南京応天府だから方臘の乱とは無関係。
杭州には梁山泊の人間がいるから、そのうち江南のレポートもあるんじゃないか?
そのうち梁山泊の乱と金軍の南下で、北が荒れるということになるだろう。
その間に、江南は回復。
868無名草子さん:2008/09/04(木) 13:14:07
>>864
これから先は占領地の地方軍を追い出して、自前の軍を駐留させるというのは
かなり難しくなるような気がするな。いくら弱いとはいえ、地方軍全部を敵に回して
闘い続けるのは骨が折れるし、自前の軍を作るとなると、カネが莫大かかる。
童貫軍が予想以上に大損害を受け、開封府も落とされたとなると、丸ごと梁山泊
の傘下に入る地方軍も出てこないかなー。
宿元景・趙安を相手に、禁軍のやり方に文句を言った地方軍の将軍などは、
もう残っていないのか?
869無名草子さん:2008/09/04(木) 13:15:21
洪州とか南の地方軍は、叛乱の嫌疑を受けて左遷された将軍が多い
という話だったのだが、南宋は、そんなところに国を建てるのか?
870無名草子さん:2008/09/04(木) 13:19:35
>>868
秦明・関勝のような有能な地方軍の将軍はもはや期待できないと思うが、
100人が100人クズばかりということもないだろうにな。
あるいは将軍はクズでも、将校にしかっりしたのがいて、将軍を追放・処刑し、
南宋系の軍閥、梁山泊にはいる。あるいは独立する。賊徒化する。
いろいろ考えられると思うが。
871無名草子さん:2008/09/04(木) 13:22:52
>>869
西京河南府と京兆府にはしっかりした将軍が多く、治安が良好という叙述も以前あった。
たとえば、呂方の親父。
国境線には優秀な将兵が配置されているとも書いてあった。
話が古いが呼延灼・関勝。戦死した雷横に敬礼した部隊。
872無名草子さん:2008/09/04(木) 13:26:22
青蓮寺も地方軍を強くしようと考えていた。ただし、冗員の整理は行っていた。
とくに地方軍を弱くするような政策を宋がとったという記憶はない。
蔡京は軍が強くなりすぎないように神経を使っていたらしいが、水滸伝終盤
には、軍を強くするという青蓮寺の意見に同調したし、楊令伝になってからは、
実権を失っている。
873無名草子さん:2008/09/04(木) 13:28:28
水軍について書かれていたことだが、軍費の問題があるんじゃないの。
カネくれなきゃ、バカバカしいから命を的にして闘うことはないよ。
方臘戦・燕京戦で打撃を受けたというのもある。
874無名草子さん:2008/09/04(木) 13:30:48
>>870
実戦がおおくなれば、利権目当てで将軍になった奴は、さっさと引退する。
韓世忠の小型版が各地にいて、大きな軍閥を頼るようになる。
金と梁山泊に挟まれた地域の地方軍は、両面に敵を持つことになるから、
梁山泊の庇護を受けることになるかもしれんよ。
875無名草子さん:2008/09/04(木) 13:38:23
基本的に宋は文治主義だ。
雷横がウン城から逃亡するときに登場したウン城の知県と軍人の関係を
見ても、知県の方が上位。
双頭山明渡しのときの梁世傑と周信の関係を見ても、梁世傑が上位。
戦で混乱しても、各地方は文官をトップに行動すると思うがな。
876無名草子さん:2008/09/04(木) 14:26:15
北宋末に限らず、混乱期の中国の軍閥は、もっと多彩で、
必ず盗賊出身の有力軍閥が二、三あった。
張俊なんかはそれなんだが、楊令伝では童貫軍が童貫死後も、
ある程度まとまって行動しそうな雰囲気がある。
靖康の変後に分裂という展開かな?
877無名草子さん:2008/09/04(木) 14:36:06
>>873
実際、旧地方軍がその後どういう運命をたどったかについては、
あまり書かれたものがない。単純に給料払えなくなったから解散。
実家へ帰って農業やってくれ、というのもあったんじゃないか?
878無名草子さん:2008/09/04(木) 14:46:55
>>800
歳幣を北方異民族に支払うのも、異民族の武力を怖れてのことのような気がするんだがな。
879無名草子さん:2008/09/04(木) 14:50:34
>>875
そのあたりの地方の事情が、まったくわからなくなってきたな。
韓世忠の関係で冀州、岳飛と劉光世がいた田舎、その二つ
から想像する他ないな。
880無名草子さん:2008/09/04(木) 14:52:15
騎馬・・・軍が強くなる記号
地方・・・軍が弱くなる記号
881無名草子さん:2008/09/04(木) 15:02:54
>>875
地方で独自に徴税できればできる話だ。
靖康の変の後は、さすがに無理だろうな。
やはり軍閥化する。最小単位は、樊瑞とか韓伯竜がやっていた自警団。
これが、合併で大きくなるという感じだろう。
宋が潰れて食いはぐれる旧官軍の兵の多くが、軍閥に行くな。
そのうちの有力ないくつかと南宋は結ぶ。
>>874
地理的に梁山泊に協力せざるを得ない軍閥もあるだろうな。
882無名草子さん:2008/09/04(木) 15:10:26
>>880
元々、宋では強兵を禁軍に、弱兵を廂軍に、と分別していたから、
それで間違いない。
ただし、楊令伝になってから、廂軍が極端に弱い。軍隊の扱いをしてもらっていない。
883無名草子さん:2008/09/04(木) 15:14:04
宋の地方軍(廂軍)には、他の仕事に就けない者を収容する福祉政策の意味合いと、
無頼の徒を軍隊に収容することで治安維持を図る意味合いがあったらしいからな。
水滸伝時代が少し強すぎで、現在の姿が正しいのかもしれんよ。
884無名草子さん:2008/09/04(木) 15:21:08
>>841
林冲の妻張藍の父親は、たしか大商人ではなかったか?
親娘とも青蓮寺の被害者になるのかな?
885無名草子さん:2008/09/04(木) 15:27:44
>>884
実は張俊の腹違いの兄である。
886無名草子さん:2008/09/04(木) 15:41:45
で、結局、馬麟は張清隊の騎馬隊の指揮はやったんだっけ?
887無名草子さん:2008/09/04(木) 15:44:37
>>886
それを言ったのは杜興だろう?勘違いの常連。
888無名草子さん:2008/09/04(木) 15:57:40
>>884
他にも開封府には、許定の家族がいる。
“方臘の光と、許定殿が漂わせる闇。どちらがどちらを呑みこむか”
889無名草子さん:2008/09/04(木) 16:24:22
>>879
梁山泊の領内ですら、よくわからないからな。
戦をやっている地域の住民は避難したぐらいか、わかったのは。
890無名草子さん:2008/09/04(木) 16:47:29
>>882
物語内部で、軍や将軍の強さのランキングみたいなものがって、
宋軍の場合、いま闘っている禁軍以外には、人材がいないような印象を
もたれているな。童貫や趙安には及ばないにしても、そこそこ働ける
唐昇程度の人材が地方軍にいても不思議はないんだが、過去に登場
した唐昇や許定を丁寧にやりすぎたために、いまだ名前の登場しない
地方軍の将軍・将校は、はるかに実力が劣るような印象になっている。
童貫・関勝・呼延灼・秦明レベルの将軍を登場させるのは無理だとしても、
いちおう国軍なんだから、もう少し層が厚くてもいいのではないかと思う。
町内で運動会のリレーランナーを探しているような層の薄さを感じる。
強さのランク付けを丁寧にやりすぎるんだと思う。他の小説だと、もっと
無造作に次々に将軍が登場する。北方水滸伝も、前半はそうだった。
891無名草子さん:2008/09/04(木) 16:54:19
庭の小さな池で泳いでいる鯉だけを見ているような感じするね。
いちど登場したキャラを、ピークが過ぎても使いまわして、新キャラを
覚える手間を省いてくれているのだと思うけど、国軍なのに人少ねーという
印象を免れない。自然にいる鯉のように無数に登場させては覚えるの
が億劫だが、少なすぎるのも寂しー。
892無名草子さん:2008/09/04(木) 16:58:20
〔参考〕
  オリキャラ…たくさん登場すると鬱陶しい。
  史実キャラ…たくさん登場してもすでに知っている読者は平気。
           知らない読者でもオリキャラと違い調べることができる。
893無名草子さん:2008/09/04(木) 17:17:32
>>890
童貫軍に関しては、殲滅に近い大損害を受けて戦が終るという先入観を持ってしまうよな。
物語に大きな区切りをつける必要から、禁軍が消滅したことを表現しなくてはならない。
そのために、将軍が死んでも補充はしない。名前が出ていた衛政・寇亮で間に合わせる。
岳飛や張俊が軍閥の基礎にすべき兵力すら残らないほどの大敗北が見えてくる。
また、物語に区切りを付ける必要上、地方軍にも(韓世忠以外は)ろくな将校が残って
いないことにする。童貫禁軍の敗北を境に、北宋の軍事力は無に等しくなる。
一気に梁山泊は華北全域を支配する。そのために、童貫軍生き残り以外には、宋に人材
がいないことにする。
894無名草子さん:2008/09/04(木) 17:51:14
宋軍にまだまだ人材はいる。
@南部には童貫・高Q体制に反発して左遷された反骨精神旺盛な将軍が多数いる。
A西京河南府・京兆府近辺は治安が良好なので、賞金稼ぎ馬麟の獲物が少なかった。
B古来叛乱が頻発した青州には、秦明のような有能な将軍が配置された。
C国境警備は国防の要。呼延灼・関勝のような有能な将軍が配置された。
D北京大名府軍は、とくに禁軍との関係が強い。董万・唐昇・凌振はこの軍出身。
E南京応天府には許定がいた。許定は李富が方臘と対等な実力を持つと誤解した将軍。
895有力候補:2008/09/04(木) 18:06:05
禾中師道…引き揚げる金軍に追い討ちをかけ、金軍の第2回目の南下を招いた。
姚平仲…開封府郊外に駐留中の金軍に夜襲をかける。
張叔夜…金軍の第2回目の進攻により壊滅状態の開封府を一人で守る。
李福…史実の上では旧童貫軍の後継者。盗賊化し青州で叛乱を起こす。
宗沢…文官ながら靖康の変の後開封府を奪還する。
896無名草子さん:2008/09/04(木) 18:13:35
>>878
そこは諦めるしかないな。童貫軍を最強の軍にすることで、水滸伝のクライマックスが
成立した。しかも、童貫は騎馬隊指揮の名手。
897無名草子さん:2008/09/04(木) 18:53:51
>>896
しかし、女真の地が良馬の産地であることは、北方作品に一貫した周知事項。
宋軍が北で良馬を入手したことがあるのは書かれていたが、これから北は
敵地になる。宋軍は、いつまでも精強な騎馬隊を維持できると考えない方がいいね。
898無名草子さん:2008/09/04(木) 18:55:20
鬱陶しい騎馬vs騎馬の戦闘シーンが減るかもしれんね。朗報。
899無名草子さん:2008/09/04(木) 18:56:20
次回、郭盛が歩兵だけの軍団で、童貫騎馬隊を殲滅する。
900無名草子さん:2008/09/04(木) 19:02:13
郭盛は丘陵の上に陣取っているはずだな。
坂道名物、油流しはやらんのか?
901無名草子さん:2008/09/04(木) 19:06:45
油流して、瓢箪矢で、童貫の200騎、全身火傷w
902無名草子さん:2008/09/04(木) 19:10:05
それとも曹操が使った、アレやるかw?
903無名草子さん:2008/09/04(木) 19:15:50
そんなこと考えていると、童貫が2200騎だけで、郭盛軍1万5千を殲滅させる
なんていう無茶な展開になるかもしれんから、やめとけ。
904無名草子さん:2008/09/04(木) 19:21:18
>>897
たぶん西遼経由でアラブ馬を手に入れる。さらに強力になるかもしれんぞ。
905無名草子さん:2008/09/04(木) 19:41:29
宣賛が高平に命じて造らせていた鉄板だがな、
俺は、あの鉄板を磁石にして、原野に並べるんだと思う。
もちろん上に砂をかけて見えないようにしてな。
蹄鉄が鉄板に貼り付いて、騎馬は動けなくなるわけよ。
弓矢で全滅だなww
906無名草子さん:2008/09/04(木) 19:41:52
>>867
史実だと方臘の乱で荒れた江南の回復は秦檜が一生かけて成し遂げたぐらいの大事業で、そう早く終わっては無い
907無名草子さん:2008/09/04(木) 19:42:22
>>895
牛皐を忘れるな。もう30代後半。
908無名草子さん:2008/09/04(木) 22:26:49
909無名草子さん:2008/09/04(木) 22:44:52
先生、本人が語ってるのな
910無名草子さん:2008/09/05(金) 12:20:55
昨日の放送見たが、水滸伝と楊令伝とでは、座標軸が変化しているな。
水滸伝は60年代当時世間に溢れていた熱気(もちろん作者の心の中にも)
で書いている。水滸伝の終了とともに60年代の気分も終り、楊令伝は
70年代以降の気分だな。
911無名草子さん:2008/09/05(金) 12:24:43
本屋へ行けば、ソルジェニーツィンの『収容所群島』、
国内では内ゲバ事件や連合赤軍事件、
海外ではポルポト政権による大虐殺、
そんな気分で楊令伝は書かれているのかな?
912無名草子さん:2008/09/05(金) 12:35:02
そう考えると、邵房を殺させた事件などもわかりやすいな。
楊令伝が続編なので、単純に、
水滸伝=60年代の気分で伝奇小説を解体再構成
楊令伝=60年代の気分で史実を再構成
だと思っていたんだが、そうじゃない。
913無名草子さん:2008/09/05(金) 12:38:18
志の扱いは変化した。
あれだけ役人の腐敗の描写が多かったのに、楊令伝では少ない。
反対に、元地方役人の鍾玄などが、無造作に梁山泊の将校をしている。
水滸伝の延長ではなく、70年代の気分だな。
革命が成就するのは楊令伝の段階なんだが、当事者は「これって本当に
革命なのか?」と戸惑っている。
914無名草子さん:2008/09/05(金) 12:41:12
      ,.. -::::‐:-..、_
    ,.r::::;r''"-‐  "'-、::-、
   /:::;r'        ヾ::ヽ、
  ,i:::i'              !::::l
  ,l::;!     = ー   、 l::::l
  .l i! ,r-__ヽ t- ;_-_- 、  !::」
  !;l l. '┴'ソーi' rエユ:.ヽ/i!"::!
__,..ィ:';.ヽ _ -'  ヽ`-  ,!.,;i!,r'
::::::'i;:.';'" .r'(_  _,)、` ´.;':::;!   
::::::::!;::':";;:;;''"-'_-';;;;;;;;:;,::'::';!       第2回目は、闇塩の道についてレクチャーするからな。
::::::::ィ;::'r'" ̄`ヽ、/ `!;.::.'.;'::ヽ、_
::::::::::'lヾ;:`7    ` l;:;r'"::::::::::::::`
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915無名草子さん:2008/09/05(金) 12:50:22
70年代は粛正だの内ゲバだの大変だからな。
916無名草子さん:2008/09/05(金) 12:57:00
>>912
水滸伝が文庫化されたこともあって、楊令伝については語られる機会が少なく、
水滸伝についてばかり語られる。俺も、なんとなく水滸伝の延長だと思って
読んでいたから、楊令伝の深いところで大きな変化が起きているのを
見逃していた。晁蓋と宋江が死んだから、キューバ革命をモチーフにした
水滸伝も終了なんだな。夢としての革命思想は60年代には実在していた。
それが消滅した後に、現実に新しい国を造るための闘いが進行し、結果的
に新しい国を造らなければならない立場になってしまった。そういう人々が
描かれるのだろうな。
917無名草子さん:2008/09/05(金) 13:13:23
正直、暗黙の了解だと思っていた
918無名草子さん:2008/09/05(金) 13:41:58
基本的には、60年代の気分は水滸伝で終了でいいんだろうな。
ただし、楊令伝は、もう少し雑食性だ。
「招安」がないところが北方水滸伝最大の特徴だし、前作からの
生き残りもいるし、若い兵士も相変わらず替天行道を読んでいる。
ところが首脳陣は、彼らとは違う現実に直面する。
水滸伝のときは厳密な意味では領民を持たなかった。楊令伝では、
領民がいる。
919無名草子さん:2008/09/05(金) 13:45:22
南宋や岳飛らの軍閥にも領民がいて、内政において、競うべきライバルがいる。
面白くなるな。ところが、戦は続き、内政に力を入れる暇がない。
不作で飢饉が生じたりすると、悩みは増す。
920無名草子さん:2008/09/05(金) 13:46:56
>>905
磁石は無理かもしれんが、落とし穴を隠すための鉄板ならありうるんじゃねぇ?
921無名草子さん:2008/09/05(金) 14:03:30
>>919
二年間は免税という間は、収税機構も必要でなく、話は簡単なんだ。
二年が経過して徴税するとなると、上手くいくのか心配だな。
そのための膨大な人員も必要になる。税を払うことに喜びを感じる庶民はいない。
922無名草子さん:2008/09/05(金) 14:16:13
>>882
聞煥章が地方軍の人員整理をして、鉱山や運輸で働かせていたことがあったが、
そういう改革以前から、宋の地方軍は人夫仕事をさせられていたんだろうな。
923無名草子さん:2008/09/05(金) 14:26:57
>>913
ただ創作テクニックの問題としてみると、鍾玄のように「上司が賄賂もらっているの
見たことある」というだけなのと、魯智深のように腐敗役人に冤罪を着せられ父親を
亡くしたというドラマがあるのとでは、キャラの個性が全然違ってくる。
魯智深の父親の死は、宋の腐敗だけでなく、塩専売制と闇塩を語るための
オリエンテーションでもあった。
924無名草子さん:2008/09/05(金) 14:46:47
>>919
夢や理想で語れるのは、志で結ばれた軍団を維持している間だけなんだろう。
梁山泊と無関係の庶民を相手にせざるを得なくなったとき、必ず軋轢が生じる。
そういうところまで描けるかどうかだが、楊令伝に入ってから、やたらと戦闘
シーンの描写が詳細だ。
925無名草子さん:2008/09/05(金) 14:47:52
少人数で闘っていた頃に比べ、量的な迫力を出す必要があるから、仕方ないといえば仕方ない。
926無名草子さん:2008/09/05(金) 15:13:18
>>923
闇塩、青蓮寺、牢城の模様、飛脚屋、保正の暮らし、地方役人・軍人の仕事・・・、
多くのものはすでに語られて、それらに梁山泊のキャラ(あるいはその家族)を
からめて語るものが少なくなったんだよね。
927無名草子さん:2008/09/05(金) 15:17:08
>>925
入山前を語られていない新キャラが多いから、戦でキャラ立ちさせないといけないという
事情もあるんだろうよ。
928無名草子さん:2008/09/05(金) 15:19:47
>>926
探せばまだある。宋の帝の暮らし、宦官の仕事、表の廷臣の出身階級の暮らし、
科挙に落第した奴の話はあったが合格する連中、半農半猟の女真族の暮らし・・・。
929無名草子さん:2008/09/05(金) 15:24:13
>>923
雷横が宋江と出会うキッカケとなった石泥棒の話なども、手が込んでいるし、
金持ちの道楽と貧乏人の命の価値が逆転していて、この時代を表現する
良いサンプルになっていた。
930無名草子さん:2008/09/05(金) 15:29:46
そういう話は洪水で流されたように、消えてしまったな。
映画に制作費をかけられなくなった頃、核戦争で滅びた地球上に
数名の人類が生き残り、荒涼とした原野で闘い続けるという殺風景な
映画をよく見たが、あれを思い出す。
931無名草子さん:2008/09/05(金) 15:33:41
まだ建造物が出てくる攻城戦、水と船が出てくる水上戦の方がいいな。
ほんと騎馬隊優位のおかげで、広い原野でばかり戦をするようになった。
932無名草子さん:2008/09/05(金) 15:45:08
>>930
童貫の性癖も関係しているな。宿元景と趙安が出てきた戦は、そんな殺風景な感じ
じゃなかった。流花寨攻めもあったし、地方軍の出動もあったから、他から遮断され
た閉塞感がない。
童貫は、前の梁山泊戦もそうだったが、自分の軍だけで闘おうとする。他からの干渉
を一切排して、自軍による戦一色にしようとする。前の梁山泊戦のように五万で足りない
と思えば、あらかじめ童貫軍を17万に拡大しておく。ほんと息苦しい奴。
933無名草子さん:2008/09/05(金) 15:51:21
童貫戦ももうすぐ終わるだろうし、その後は展開も変わるだろ。
少しはガマンしろ。戦ばかりでつまらんは聞き飽きた。
934無名草子さん:2008/09/05(金) 15:52:19
>>932
おまえは、面倒 終太郎かw?
935無名草子さん:2008/09/05(金) 16:13:45
遮断し続ける童貫の人生
@出世争いを遮断。有無を言わせぬ実力で禁軍唯一の元帥になる。
A禁軍の他の軍を遮断。自分の軍に干渉させないが、他の軍にも干渉しない。
  唯一の例外は、あまりに弱い高Q軍の調練を呼延灼にやらせたこと。
B賄賂を遮断。
C停戦の勅命を遮断。
D地方軍の援軍を遮断。唯一の例外は方臘戦。
E家族生活・社会との交わりを遮断。住居は禁軍府内。
F男根を遮断。
936無名草子さん:2008/09/05(金) 16:29:14
>>897
良馬は常時補充しなければならないものではなく、
段景住がやっているように、良馬に子を産ませればいいんだよ。
937無名草子さん:2008/09/05(金) 16:41:30
>>922
実際には、重要地方都市には、禁軍の兵が少なからず駐屯していたようで、
これが地方の戦闘要員。いわゆる地方軍(廂軍)は、築城・道路の補修・食糧の輸送
などに従事していた。軍事調練も行われず、戦に参加することもない。
兵士の入れ替えは常時行われていたようで、禁軍は常に強兵、廂軍は常に弱兵だった。
938無名草子さん:2008/09/05(金) 16:52:06
>>854
岳飛らの登場のさせ方としては、それ以外にないと思うが?
ただし、童貫さえ倒せば北宋が倒れたも同然というまでに童貫像が巨大
になりすぎたことについては同感。
939無名草子さん:2008/09/05(金) 16:59:26
>>928
悪徳役人に騙されて財産巻き上げられ両親は自殺、食えなくなったから
梁山泊に来たという将校がいたっていい。
両親を高Qに殺された侯真ぐらいしかいないんじゃないか?
少なすぎるよ。
940無名草子さん:2008/09/05(金) 17:04:45
>>939
昨日の教育テレビの番組だと、水滸伝のページを開いて文章を指摘して
内容が述べられていたのは、役人の腐敗の部分だけだった。
それなのに、楊令伝に出てくる宋側の人物は、清廉潔癖な童貫、童貫、童貫、童貫、童貫。
941無名草子さん:2008/09/05(金) 17:21:41
袁明視点は、李富と聞煥章が中心になって青蓮寺を動かすようになって極端に減った。
宋江視点も、宋江入山後は減った。
童貫は最後まで視点を若い将軍に譲らなかったね。
942無名草子さん:2008/09/05(金) 17:47:54
>>940
単行本と文庫本も、ちゃっかりカメラに収まっていたな。
みなさまの受信料で宣伝できたな。
943無名草子さん:2008/09/05(金) 17:52:06
「よし。もっと写せ。画面変るな。水滸伝ビデオはいらん」
と昨夜見ながら思っていた人もいるのかな?
944無名草子さん:2008/09/05(金) 17:59:28
さすがにすばるの名前までは出てこなかった。文芸誌に連載云々だったな。
楊令の名前も、宋江が旗を託したところで出てきただけだ。
まあ、あんまりやりすぎるとずうずうしいからなw
945無名草子さん:2008/09/05(金) 18:23:19
訛里朶(がりだ、女真音:オリド)の生年1096年 - 没年1136年は、ソースがあった。
http://www.weblio.jp/content/%E8%A8%9B%E9%87%8C%E6%9C%B6

前スレ906 名前:阿骨打の子[sage] 投稿日:2008/08/09(土) 17:53:20
は、いい線ついているぞ。

第一子 第一庶子 斡本   1088年生まれ  現在37歳
第二子 第一嫡子 繩果   1090年生まれ  現在35歳 →今年中に死亡する。
第三子 第二嫡子 斡離不 1092年生まれ  →楊令伝では烏古乃の子。烏古乃は叔父ではなく遠縁。
第四子        訛魯観
第五子        訛里朶 1096年生まれ  現在29歳
第六子 第四嫡子 兀朮   1098年生まれ  現在27歳
946無名草子さん:2008/09/05(金) 18:51:01
>>501
阿骨打の子らは、そこそこの年齢でありながら、ヘタレの呉乞買よりも帝に
向かないわけだから、兀朮は阿骨打の子にはしにくいな。斡離不同様に、
一族の勇者ということになるのだろう。

斡本;陰謀好きの第一子。非嫡出であるため根性が歪んでいる。
  推定1088年生まれ(37歳)−1141年死亡
  第三代皇帝合刺の養父
繩果;早死した第二子(第一嫡子)
  推定1090年生まれ(35歳)−1125年死亡
  第三代皇帝合刺の実父
訛魯観;推定1094年生まれ(31歳)
訛里朶;生年1096年 - 没年1136年(ソースあり)
947無名草子さん:2008/09/05(金) 18:56:31
ただ、呉乞買に関して、阿骨打の子から次の帝の座を脅かされたこともあった、
というような叙述もあった。阿骨打の四人の子が、全員しょんべんたれ呉乞買に
劣るとはいえないと思うよ。
948無名草子さん:2008/09/05(金) 18:59:31
あるいは阿骨打が、将来楊令がその天才的戦略を実行しやすくするように、
あえて御しやすい呉乞買を第二代皇帝に指名したとも考えられる。
斡本の裏切り人生を、阿骨打は見通していたのかもしれないね。
949無名草子さん:2008/09/05(金) 19:01:42
年齢については改変される可能性あるよ。
童貫なども、実年齢より5〜6歳若く設定されている。
950無名草子さん:2008/09/05(金) 19:05:10
>>949
耶律大石なんかも何故か大幅に年齢上がってたしな
951無名草子さん:2008/09/05(金) 19:05:54
>>938
青蓮寺がいまのところ牙を隠している。
秦檜・李綱の登場。今月号の童貫の李富に関する述懐から、何かやるのは明らか。
952無名草子さん:2008/09/05(金) 19:13:20
>>949
>>950
ただ、第三代皇帝合刺の年齢は大きく動かせないだろうから、
阿骨打の子も、子供を持つぐらいの年齢にはなっているはず。
953無名草子さん:2008/09/05(金) 19:19:48
>>907
牛皐については、岳飛の軍閥が次第に大きくなってゆく過程が描かれるのか
どうかで、登場時期が変ってくるんじゃないか?童貫戦後、あるいは靖康の変後
にそういう場面があるなら、牛皐らは、後日登場じゃないかな?
954無名草子さん:2008/09/05(金) 19:23:36
>>950
耶律大石は11歳上がってたよな。あれは一体なんだったんだろう。
955無名草子さん:2008/09/05(金) 19:25:19
>>904
マジレスすると、そりゃ無理だろう。
やはり南宋軍閥の騎馬隊は、大きな敗北後は、維持するのが困難になるよ。
韓世忠は水軍で兀朮を撃退した記録もある。やはり南は船だ。
956無名草子さん:2008/09/05(金) 19:26:49
>>954
宋禁軍をてこずらせたわけだし、そこそこの貫禄を感じさせる年齢にする必要が
あったんじゃない?
957無名草子さん:2008/09/05(金) 19:33:39
耶律大石の場合、実力で帝にのしあがるからな。重量感は必要だな。
958無名草子さん:2008/09/05(金) 19:38:38
耶律大石の立てた西遼は、現在の地理でいうと、新疆ウィグル自治区よりも
さらに西だな。金(斉)との間に一つ国があって、その隣りだ。
もう出てこれないんじゃねぇ?
959無名草子さん:2008/09/05(金) 19:45:06
現時点では、大石は外蒙古にいるがな。
それから先は、ひたすら西に向かう。
天山ウイグル王国を臣従させるのは、それほど先の話じゃないから、
接点をもてるとすれば、このあたりまでだ。
大石が遼の故地の奪還を図って兵を出すという展開もあるかもしれないが、
史実では1143年のこと。楊令伝は終っているな。
ただし、楊令伝では金の足を引っ張り、梁山泊に活躍させる必要がある。
モンゴルや西夏もあるが、楊令伝読者にはなじみがない。
耶律大石による早めの出兵がないとはいいきれない。
960無名草子さん:2008/09/05(金) 19:49:45
西遼については、西遼じしんが史書を残していない。
砂漠の田舎国なんだ。
漢人やアラビア人・ペルシャ人も、西遼については断片的な記録しか残していない。
作家が比較的自由にやれるところなので、大胆な展開を期待できるかもよ。
961無名草子さん:2008/09/05(金) 19:49:47
>>954
耶律大石関連のエピソードが11年早回しになる、というのはどうか
962無名草子さん:2008/09/05(金) 20:09:20
耶律大石がグル・ハンを名乗って即位したのが1132年。
天山ウイグル王国を臣従させたこと、さらに東カラ・ハン朝を征服したこと以外は、
よくわからない。外蒙古で腐植した勢力は、史実では金に破られ、大石は西に
逃げた形なんだが、楊令伝的には都合が悪い。
やはり中原にいつでも出兵できるポジションは保っていたいね。
963無名草子さん:2008/09/05(金) 20:10:10
>>961
おまい天才だなw
964無名草子さん:2008/09/06(土) 01:26:11
>>960
西遼だった。
西遼のありようは、なんだかわからない、という感じなのだ。
西遼が、西遼でありすぎた、という感じだ、とは言えば言えた。
作家が、想像力の限りをつくして、原稿用紙と戦闘を闘うべきだ、とは感じた。
書ききった。書いて、書いて、書ききった。それでもまだ、私は書き続けている。
そんな感じになるまで、ほんとうに書いた、という感じになってはもらいたい。
そんな感じなのだ。
965無名草子さん:2008/09/06(土) 10:25:30
ウザい
966無名草子さん:2008/09/06(土) 12:27:03
>>962
中原というより燕雲十六州の奪還、つまり燕構想の実現を夢見る耶律大石だな。
聞煥章の片腕扈成と、聞煥章と大石を引き合わせた呂牛が、金国を牽制するために、
大石に出兵させるという展開じゃないかな。
常に金国と梁山泊に共同で攻められていたのでは、南宋はすぐに敗れてしまう。
そのための方策の一つ。どちらかというと主戦派になじむ戦略だろうか。
967無名草子さん:2008/09/06(土) 12:29:23
>>959
1132年の即位は、チュー河畔のベラサグンで行われた。
現在の地名でいうと四川盆地の重慶の近くなので、まだ中国といえる。
1134年以降は、根拠地が現在のキルギスやカザフスタンになるから、
登場は無理。
それまでは、外蒙古から中国奥地の山岳地帯で勢力を伸ばしていた。
山岳兵の闘いも見ものになる。騎馬隊は役にたたない。
968耶律大石根拠地(まとめ):2008/09/06(土) 12:43:27
1124年 燕から外蒙古に逃れる。
1125年 鎮州可敦城(モンゴルのオルコン河上流)
1127年 カシガル(新疆維吾爾自治区喀什市)軍に勝つ。
1131年 ウイグル、耶律大石をとらえ、金に献じる。
       天山ウイグル王国を臣従させる。
1132年 西遼建国。
969無名草子さん:2008/09/06(土) 12:44:42
なんかもう歴史ヲタのオナニーだな、ここ。
きもちわる
970無名草子さん:2008/09/06(土) 13:06:14
>>941
このスレでも、他のブログでもそうだが、17〜19巻の童貫はとても評判がよい。
原典の童貫と大幅にキャラが変化していることと、周囲が腐敗役人ばかりの
中で、自分の職分に忠実で、戦に没頭する童貫に好感をもつ読者が多かった
のだろう。
しかし、楊令伝になって、梁山泊側の新キャラがパッとしない、生き残りのベテランが
劣化していくのに反し、童貫一人は老化速度が遅い/方臘戦ではかつて梁山泊が
使った戦法を丸取り/岳飛・劉光世らの視点を期待していたのに童貫視点が
やけに多い、等々の理由で飽きられてきたな。
971無名草子さん:2008/09/06(土) 13:07:41
>>968
楊令伝の終了するあたりまでなら、十分物語にかかわってこれる位置だな。
972無名草子さん:2008/09/06(土) 13:09:40
>>970
海上の盟のような宋の命運にかかわる条約でも、童貫や青蓮寺がノータッチ
であれば、廷臣の大失策扱い。結果的に金の進攻を招くから失策には違い
ないのだが、ならばどうして禁軍や青蓮寺は反対しない?
小説の前面に登場するこの二つの集団は、阿呆の尻拭いをするために、
せっせと仕事をする。権限が強いのか弱いのか分からなくなるな。
973無名草子さん:2008/09/06(土) 13:23:55
【次スレ】
北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三十二章
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1220674966/
974無名草子さん:2008/09/06(土) 13:50:23
>>970
力量が対等な敵と、余人を交えないで、戦らしい戦をしたいというところも、
見方によっては鼻につく。

 童貫は、期末試験の前日まで登校しなかった。禁軍府の教場で、騎馬と遊んでいた。
遊んでいることを他人に見せたいような、派手な遊び方だった。
 試験範囲は、仲間の高キュウから聞いた。
「どうして登校しない。ちゃんと授業を聞いていれば、試験前日にバタバタすることもあるまい」
「それでは試験が易しすぎるのだ」
 一夜漬けで闘うべき敵だと、童貫は思っていた。そうすることで、やっと試験らしい試験を
受けることができる。期末試験を敵として認識できるのは、一夜漬け以外の準備をまったく
やらないときだけなのだ。
975無名草子さん:2008/09/06(土) 13:55:37
常日頃から賄賂を取っていれば、軍費がないと大騒ぎすることはなかったんじゃないか?
976無名草子さん:2008/09/06(土) 14:00:40
>>971
耶律大石の名は登場しなかったが、どうやらモンゴルではないかと思われる集団
が力を蓄えているような叙述はあった。
大石が可汗に推戴されている可能性はある。
977無名草子さん:2008/09/06(土) 14:05:58
>>975
計画性がないんだよな。戦は生き物だと思っているんだろうしw
978無名草子さん:2008/09/06(土) 14:14:17
>>976
モンゴルだったら、山岳兵ではなく、また騎馬隊じゃないかよww
979無名草子さん:2008/09/06(土) 14:36:41
「おまえがいてくれて、楊令殿はどれだけ助けられただろうか、と時々思う」
「そんな。俺なんかが」
 戴宗はお世辞を真に受けている。張青と孫二娘に性根を入れるため、役人の仕業の
ように装って小屋を打ち壊した頃の、図太さや冴はまったく感じられなかった。呉用は、
戴宗の劣化を嘆いた。
「いてくれて、よかった。楊令殿と二人だけで話す時、いつもはじめにそれを言う」
「楊令殿が、ですか?」
 読点が多すぎる。いつもの戴宗の癖だ。
「そんなふうに言われているなんて、俺は考えてもいませんでしたよ」
 処女のように、喜んでいる。これでは亡くなった張横と張順の父も、嘆いているに違いない。
 戴宗が、涙ぐみそうな眼をしていた。邵房の代わりに、戴宗を殺すべきだった。呉用は、
なんとなくそう思った。
980無名草子さん:2008/09/06(土) 14:40:25
>>978
三国志の致死軍は、たしか山岳兵だったよな。
あれ以来、山岳兵の登場はない。
青蓮寺の高廉軍も、水中で行動する部隊を作ったはずなんだが、
呂方に接近を見破られてから、登場がない。
981無名草子さん:2008/09/06(土) 15:12:57
>>748
劉譲は韓成隊にやられて終わり。
李明は、すごい蕭珪材殿だろうな。
完顔成と唐昇に死んでもらって、兀朮を後任にしてもらいたいのだが・・・
982無名草子さん:2008/09/06(土) 15:14:49
斡離不も2年後に死ぬから、もう二人いるな。
案外唐昇も長生きするのかもよ。
斡本、訛里朶が戦場に出ることもありうる。
地勇の光(孫立)、地数の光(孫新) →ついでに地楽の光(楽和)もまだ
地周の光(陳達)、地隠の光(楊春)
地微の光(王英)、地異の光(鄭天寿)
天殺の夢(李逵)、地闊の光(欧鵬)

義兄弟ではないと思うが、二人とも呼延灼戦で死んだ遊撃隊の穆春と施恩
なお、欧鵬を語ると、流花寨組は全員語り終わることになる。
それに比べ、二竜山と双頭山は大勢残っている。
984無名草子さん:2008/09/06(土) 15:38:39
>>833
李富の叛徒(梁山泊)に対する偏見は、世間によくある紋切り型。
インテリだし、諜報のプロなんで、もっと穿った見方をするのかと
思っていたんだが、拍子抜けした。
これに対して、韓世忠の偏見は、自然な感じ。
他人や他集団を好きになったり嫌いになったりする理由は、意外と
他愛ない。
985無名草子さん:2008/09/06(土) 15:42:20
>>983
孫新は、水滸伝のとき、顧大嫂が長く回想したんで、また顧大嫂がやると
同じようになる。といって他人がやると、徐寧を仲間にしたときの話を孫二娘
がやらない限り、ちんこネタしかない。
986無名草子さん:2008/09/06(土) 15:44:21
>>983
施恩は将校としての活躍はほとんどなかったね。
もっとも印象に残っているのは、替天行道に書き込みをしてまで
貪り読んでいたことか。
987無名草子さん:2008/09/06(土) 16:00:37
先月号で、公孫勝が豚の脳味噌を「ちびちび」食べていた。
公孫勝は小食で、むかし樊瑞が公孫勝の3倍食べて恥じている場面があった。
あの場面を思い出した。
988無名草子さん:2008/09/06(土) 16:06:00
ひどいネタバレだな。すばる派、もう少し自重せよ。
989無名草子さん:2008/09/06(土) 16:16:11
韓天麟など、先の梁山泊戦で戦死した将校の回想は、結局なかったね。
990無名草子さん:2008/09/06(土) 16:17:50
>>760
徐絢は徐寧の娘ではないか、という意見もあったが、
調べてみると、徐寧の結婚生活は半年。女房に逃げられている。
孫新は、鎧を相続する者がいないから、自分に鎧の処分を任せろ、と徐寧と交渉している。
徐寧に子はいないな。
991無名草子さん:2008/09/06(土) 16:30:10
>>987
現在の梁山泊は河水のほとりにあるんだろう?
公孫勝と劉唐が大昔にやっていた河水のほとりの砦跡が登場しないかな。
992無名草子さん:2008/09/06(土) 16:32:05
そこで、公孫勝が石秀を回想ですね?
993無名草子さん:2008/09/06(土) 16:41:27
>>982
唐昇に関しては、「野戦は苦手」と秦明が言っている(文庫7巻・367頁)。
「原野戦に引き摺り出せば、あしらい方はある」
次回、戦死決定だなw
994無名草子さん:2008/09/06(土) 16:43:34
しかし、北京大名府の軍管区の中では、もっとも若くして、つまり秦明よりも若くして
将軍になった男だ。アドレナリン。
995無名草子さん:2008/09/06(土) 16:52:08
>>842
了義山の闘いをやったことがよかったのかどうか、
史進・陳達と穆弘・宋万らに議論させていたよな。
史進や陳達は、戦の後でこんなに分析をするのかと驚いていた。
呼延灼は、戦の反省会もしない若い連中を見て嘆いていたが、
いつからこんな情けない梁山泊になってしまったんだろうな。
996無名草子さん:2008/09/06(土) 16:52:55
>>994
アナドレンといいたいのか?
997無名草子さん:2008/09/06(土) 17:09:50
>>995
了義山戦後の神経質な議論は、ちとやりすぎかなと思ったな。
しかし、志が強調されている時代にはクソまじめな議論、
志がやかましく言われなくなると学級会の雰囲気。
この関係は、面白くないな。
「宋を倒す」という一点で結ばれていれば、同志は結束できるのかが疑問になる。
10万人近い人間を統率するには、ある程度厳しい規律は必要ではないかな?
998無名草子さん:2008/09/06(土) 17:17:00
>>993
いくら梁山泊が徴発しても、唐昇と祝家の連中は、野戦をしなかった。
痺れをきらした扈三娘が飛び出して、戦局に大きな変化があったね。
999無名草子さん:2008/09/06(土) 17:19:05
童貫、郭盛、劉譲、唐昇、寇亮、李明
誰が死ぬのじゃ?
1000無名草子さん:2008/09/06(土) 17:20:41
すべては小説すばる十月号で明らかになる。

北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第三十二章
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