1 :
無名草子さん:
こんなストーリーじゃ夢も希望も持てない。
読み終わった後に暗い気持ちにしかなれないという
ような小説を紹介し合いませんか?非常に鬱な人生しか
おくっていない人が共感できるような小説募集です。
したがって、主人公達が紆余曲折を経てハッピーになってしまう
ような話は勘弁です。主人公が足掻いても何も変わらず最後には死んで
しまうというような話が良いです。
ちなみに、今のところ私が好きなのは新堂冬樹の無間地獄です。
桐生夏生の「グロテスク」が今のところ自分の中の最鬱大賞。
次点でカーソン・マッカラーズ「悲しき酒場の唄」
前者は学歴と階層社会と性差への深い深い地獄のごときルサンチマンで
脳をやられた。読了後、寝込む。
後者はもう虚脱感でいっぱいのラストに……。
鬱状態のとき読書ってできるか?
いくら読書板でも、なんでも本でわかるなー!
長時間労働+ノルマで疲労を溜めろ
そのうち頭の中にカスミがかかって来て・・・
ちくしょぉおぉおおーーーー!!!
ってスレ違いに吼えてみる
ふぅ
まだ気が弱い
もう直ったのに
4 :
無名草子さん:05/01/15 08:21:50
花村満月の「欝」
タイトル通り。てか、花村さに関してのスレを誰かたててくれんもんかな。
5 :
無名草子さん:05/01/15 10:38:47
中谷彰宏
6 :
無名草子さん:05/01/15 12:47:45
>>5 わろたw。
「女王陛下のユリシーズ号」とか鬱度高くない?
7 :
無名草子さん:05/01/15 12:59:09
8 :
無名草子さん:05/01/15 19:16:02
檜山良明の「日本潰滅」
米ソの核戦争に日本が巻き込まれ、ソ連の原潜から日本に核ミサイルが撃ち込まれるという小説。
ラストが…日本全滅ですよ…
ああ鬱になるなあ。
9 :
無名草子さん:05/01/15 19:23:21
>>5 絶対読まねー。
読めと言われたらウツになるw
ん、どうなのぉ?いいのぉ?
>>1さんいいのぉ?そんなスレ立てていいのぉ?
どこに立てるのぉ?ん、ねぇ、なんてタイトルなのぉ?
言わないのぉ?言わないと立てないよぉ?立てないでいいのぉ?
ん、どこなのぉ?ん、なんてタイトルなのぉ?ねぇ?
ん、そこに立ててほしいのぉ?ここぉ?ここぉ?
ここでいいのぉ?ねぇ?内容書かないでいいのぉ?ねぇ?
それじゃ立てれないよぉ?ん、エラー出ちゃうよぉ?ねぇ?
立てていい?スレッドたてちゃっていいのぉ?ねぇ?
あー、すごい。ねぇ?すごいよ?ねぇ?
ダメだよぉ?ちゃんと自演しなきゃ?
自演しなきゃ埋まっちゃうよぉ?ねぇ?いいのぉ?
ねぇ?埋まっちゃっていいのぉ?
あー凄い、こんなに煽られちゃって、煽りがすごいよぉ?
いいのぉ?いいのぉスレ消しちゃっていいのぉ?
ここで消しちゃってもいいのぉ?まだ100も行ってないよぉ?
いいのぉ?スレ消していいのぉ?それじゃ消すよぉ、消すよぉ、
あっ・・・
11 :
無名草子さん:05/01/16 21:22:14
海と毒薬かな
数学の基礎
声も出ないほど鬱...
13 :
無名草子さん:05/01/16 23:00:32
解析概論 どこがわかりやすいんだ・・・・
14 :
無名草子さん:05/01/16 23:11:20
15 :
無名草子さん:05/01/16 23:17:19
>12>13
必要に迫られ理解しなくてはならない者以外には効かない
求人情報誌
ベタだが「人間失格」
18 :
無名草子さん:05/01/18 14:08:09
大人のための残酷童話
救いがない
tesute
時代設定は昭和30年代から40年代くらい。
まだテレビが高級品で裕福な家にだけ普及し始めたころ。
主人公の少年タケシはテレビを観るために
友達のトオルの家に毎日のように遊びに行っていた。
そこでトオルは「俺がおまえの上に馬乗りになる、そしたらテレビを見せてやる」
とタケシに命令した。タケシはテレビを見るために仕方なく馬乗りをされながら
テレビを見ていた。 どうしても見たい番組があったから仕方なかった。
タケシは父に「とうちゃんテレビを買ってくれよお」としつこく頼むのだが
彼の父は「だめだ、だめだ」と許してくれない。
ある日、タケシが自宅に帰ると信じられないことが。
テレビが家にあるのだ。母がニコニコしながら出迎えた
「よかったねえタケシ。とうちゃんに良く礼を言うんだよ」
「ありがとう、とうちゃん」
父はいつもどおり不機嫌な顔で酒を飲みながら「ああ」と
ぶっきらぼうにうなずいた。
その夜、タケシは興奮して眠れなかった。そして考えた。
「あれほどケチで頑固なとうちゃんがテレビを買ってきたのはどういう
風のふきまわしだろう?とうちゃんもホントはテレビが欲しかったのかな?」
次の日、タケシはシンジを家に誘った。
「おまえんちはテレビなかっただろ。俺の家には昨日からあるんだ。
観にこいよ」
シンジと共に帰宅したタケシはシンジに命令した。「テレビを観るあいだは、俺の
馬になれ」。シンジの上の乗りながらテレビを観るタケシ。
突然、タケシの父がやってきて、タケシを殴った。
父は真っ赤な顔をして立っていた。
「なんで殴るんだよ。俺だってトオルの家でテレビを観るときは
馬になってたんだよ」。父は何も言わず出てった。
母がポロポロ泣きながらタケシに言った。
「とうちゃんは仕事の帰り、おまえがトオルくんの家で馬になってるのを見たんだ。
それでテレビを買ってきたんだよう。」
21 :
無名草子さん:05/01/21 15:24:20
屍鬼
>>12 「数学の基礎」って島内剛一の?
あれを読まなければならない立場になる人って、数学科でもあまりいない
ような気がするが……。
大抵の数学は、あそこまで基礎にさかのぼらんでも大丈夫だからなあ。
23 :
無名草子さん:05/01/21 17:55:10
確かにグロテスクはかなり鬱になるな〜
あれって男の人が読んだらどういう感想になるの?
やっぱり鬱になる?
>>22 よく知ってるね。
基礎からやり直し。
こういうのは言われて読むもんじゃないからね。
25 :
無名草子さん:05/01/25 21:50:43
山田宗樹 嫌われ松子の一生
重松清 疾走
26 :
無名草子さん:05/01/25 21:58:39
夏目漱石のこころ
おもしろいけど読後感が最高に鬱
27 :
1992年入省:05/01/25 22:26:29
>>12 >>22 >>24 人事異動で数学の知識を必要とする部署にかわり、同僚から教わって、何とか
挫折せずに読み進めています。鬱な気分になれるレベルには達していません。
28 :
無名草子さん:05/01/25 22:39:13
金原ひとみの話。
だんだん話が暗く重くなっていって、読後感は確実に悪い。
29 :
無名草子さん:05/01/26 00:17:40
内田春菊
女性的な鬱気分体験
男だけど。
30 :
無名草子さん:05/01/26 01:05:59
ベタだけど山本文緒。
32 :
ウツボ:05/01/26 08:42:26
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
33 :
無名草子さん:05/01/26 10:18:49
満月
「ぢん・ぢん・ぢん」
最強
ブス女がこわれていくさまがあああああああ
久坂部 羊
「廃用身」はここ数年の中で最強。マジ鬱。
タイトル忘れたが広告で「父の実験として豚の臓器を移植させられる美少女」とかあった
ホラー系小説は鬱になりそうだ
美少年がレイプされたりする小説は鬱になる
池澤夏樹「花を運ぶ妹」
ただし前半のみ。後半からは希望がみえてくるため。
38 :
無名草子さん:05/02/09 08:29:20
悪魔の飽食
人体実験系はやはり
40 :
無名草子さん:05/02/19 10:06:26
意外と鬱な気分になるような小説は少ないんだな
高村薫「神の火」
読後しばらくこの小説の世界に浸かって鬱な気分が抜けないはず
42 :
無名草子さん:05/02/19 15:49:30
森村誠一「野生の証明」
イタタマレナイ
鬱な気分の時ならどんな小説を読んでも鬱な気分になれるよ
44 :
無名草子さん:05/02/22 01:58:29
山木文緒さんの短編集。
山木文緒さん自信が鬱っぽい(?)だから全体的にクライ感じの話が多い。
すっごい余韻がのこるから好き。
新井素子「おしまいの日」「チグリスとユーフラテス」
光瀬龍「SFマガジン版・派遣軍還る」
46 :
無名草子さん:05/03/03 12:25:10
戦争童話集は人間でいることが嫌になるタイプの鬱になる
血と骨とかさ
ヤンソギルの本は鬱なのが多いような
Zとか
48 :
無名草子さん:05/03/04 01:24:34
49 :
無名草子さん:05/03/07 14:13:01
自己破産する方法
50 :
無名草子さん:05/03/07 14:32:12
山本周五郎、水上勉、太宰治
52 :
吾輩は名無しである:05/03/16 11:40:05
po
53 :
無名草子さん:05/03/16 12:50:25
金閣寺
この手の小説としては有名だけど
隣の家の少女と家畜人ヤプーは読んどけ
この2つを読んでからは、ほとんどの小説で欝になりにくくなります。
56 :
無名草子さん:05/03/17 12:34:34
エルヴェ・ギベール「ぼくの命を救ってくれなかった友へ」
HIV陽性の診断を受けても、まだ男あさりがやめられない主人公の
業の深さにウツ・・・。
最近だったら吾妻ひでおの失踪日記も結構欝になった。
59 :
無名草子さん:05/03/17 23:17:32
60 :
無名草子さん:05/03/18 00:14:08
桜井亜美。
慟哭
津原泰水「ペニス」
この人の小説はなんか精神状態が下向きになる
電波女が句読点なしに電波トークをまくし立てるくだりで
なんともいえない生理的嫌悪感で本を閉じた
63 :
無名草子さん:2005/03/25(金) 11:01:57
プルトニウムと半月
こいつベストセラー出して金稼いでんだろうなって思うとかなり欝になる。
不幸話の小説を読むと楽しい。
新堂冬樹「吐きたいほど愛してる。」
視覚的表現のグロさ、ストーリに内包される
人間の醜さ・弱さ・狂気が、強烈な負の
インパクトを読み手に与える。
お肉(またはチャーハン)を食べる予定がある場合、
読んではならない本。
お肉食いてぇ
67 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 13:43:50
u
68 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 14:07:45
漫画だけど手塚治虫の「火の鳥」
一生懸命生きてる人があっさり殺されたりする。
69 :
無名さん:2005/04/05(火) 16:56:22
芽むしり仔撃ち 大江健三郎
とあるプロジェクトが中止となり解散。有能なひとはどんどん引き抜かれ
去って逝く。残った凡な連中であがいてたころに、隣のグループのリーダ
が貸してくれた本。
あれから5年、私、技術屋ですらない orz
世界の中心で、愛を叫ぶ
71 :
吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 23:23:34
i
72 :
無名草子さん:2005/04/16(土) 18:36:10
めまい 唯川恵
読まなきゃ良かった…
73 :
無名草子さん:2005/04/18(月) 04:10:12
中島らも
バンド・オブ・ザ・ナイト
こんなもん読み切れるか!
読んだけどさ…
74 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 01:47:35
廃用身ってどんな話?
76 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 21:47:57
>>61 うむ。慟哭はたしかに鬱になるけど、ああいった最後も好きだな
77 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 22:55:25
一晩中泣いて 泣いて 泣いて 気が付いたの〜
78 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 12:04:23
f
79 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 00:00:46
隣の家の少女、今読み終わったよ。
後悔してる
なんで?
81 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 02:02:30
疾走 2ヶ月前に読みましたが未だに立ち直れません。
82 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 02:27:09
市川たくじの【Separation】と【VOICE】
にんじん
作者忘れたけど中国の本
「豊乳肥臀」
毛沢東(←一発変換で出た!)の共産主義時代の話。
おっぱいフェチ男の出生から晩年まで。
貧困と死と欝要素がもりだくさんです。
印象に残ったシーンは
飢餓でガリガリの女が
男の放り出した饅頭に犬のようにくらいつき
男が女に挿入するとこ。
「絶望系 閉じられた世界」
86 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 12:55:19
[
「自殺自由法」
88 :
無名草子さん:2005/06/02(木) 15:10:57
鬱になるには殺人事件本がいいだろ
89 :
無名草子さん:2005/06/03(金) 02:04:04
リアルで長時間労働とノルマに漬け込まれると鬱になれるよな
そんなわけで失業じゃい!
そのたびに2ちゃん来てるが板増えたよな〜
2ちゃんずっと見てる方が鬱になれる
91 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 01:32:53
いや、ストレス解消になるはず。
だれかを叩けばの話
92 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 11:51:58
94 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 18:01:48
95 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 18:08:07
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96 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 19:39:40
既出だけど隣の家の少女。
orz
97 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 20:20:15
>>94 そしたら粘着認定され
またストレスたまる
されど罪人は竜
99 :
無名草子さん:2005/06/11(土) 21:23:28
嶽本野ばら『ツインズ』―キモイ
山本文緒『プラナリア』―駄目女
江国香織『ウエハースの椅子』―うつくしき絶望
楠本まき『致死量ドーリス』※漫画―リスカ描写が痛い
あと『赤毛のアン』は嫌いな人にとっては「ナメクジ」のようなものだと指摘した評論家がいるらしいね。
101 :
無名草子さん:2005/06/16(木) 03:57:47
ねぇ、誰か知ってる?
魔術士オーフェンって。
・・・ラノベなんだけど。や、引くなよ。
あれ、最初はしょうもないけど、最後の方すごいんだよ。。
中学のころ、あの本で『絶望』が何かを知ったんだ。
・・・今思えば、その後何年かは確実に鬱だった。
中学生のころだから、ダメージがでかかったってのもあるかもしれないけどね。
ちょっと、誰かわかるって人いない?
芸人失格
旅先の暇つぶしに読んで、鬱悪化。
病院に直行。
105 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 02:37:11
廃用身・・・
これってノンフィクション・・???
107 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 14:33:32
ガイシュツかもしらんが重松清の「疾走」。かなーり鬱になったよ…。
「シンプル・プラン」スコット・スミス著。映画にもなっているが、原作の後味の悪さったらないよ。
人間が一番こわい!
タイトル通り。雪深い、とある田舎町に、妻と幼子とで慎ましくも幸せに暮らす実直で平凡な男(主人公)がいましたとさ。
が、ひょんな事から実兄とその友人、主人公の三人に、大金を手に入れるチャンスが訪れてしまう。三人は、この大金を手に入れるべく、実にシンプルなプランを作ったのだが…。
金が絡んだ時の人間の本質が垣間見えて怖い。心理戦にもドキドキさせられる。そしてなんともやりきれない結末…。
損はさせませんぜ!
夜中に鬱な話を思い出してすごく鬱な気分になって枕を涙で濡らすのが大好きな俺にうってつけの小説?
…それは、どうだろう。
私は心拍数が上がっちゃったわよシンプル・プラン
113 :
吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 11:10:30
o
いまさらだけど三浦綾子を読んでみた。
塩狩峠ウボァー
調子に乗ってもう一冊読んでみた。
氷点ウボェー
まじウツス…
ほほう
116 :
吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 11:46:18
\
舞城王太郎
なんだかもう
隣の家の少女
蠅の王
は押さえ説け
119 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 12:06:04
urrsu
井上ひさし『偽原始人』
秋山端人『イリヤの空、UFOの夏』
桐生祐狩『夏の滴』
かなあ。
短編なら松本清張の鬼畜ぶりが突出してる。
「武将不信」を読んだ時は、ほんと寝込んで、作者を恨んだよ。
その後東北旅行行った時に、主人公の墓にお参りしてきたw
>1
小説じゃないけど鎌田慧の「自動車絶望工場」
>59
モーホーつながりで「夜になる前に」
>120
ニセ原始人、朝日新聞に連載されていたんですが近所の小学校(倉敷市立中●小学校)では井上信者の教師が
朝日新聞購読している家庭の生徒に切り抜きを持ってこさせてクラス全員に回し読みさせてました。
導入部分はともかく。。。_| ̄|○ 。。。あの結末をよまさせられた小学生たち・・・
別の意味で欝になってしまった。
122 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 11:23:32
o
貴志祐介「青い炎」
ケッチャムの本。キングの「死のロングウォーク」
微妙にすれ違いかな
125 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 23:47:51
ft
126 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 00:07:29
大石圭の小説全般…これといった転機がなく、ほとんどがえっ?これで終わり?というような結末ばかり…淡々とした展開と鬱な精神描写…とことん墜ちる…。特に『死者の体温』は読んでいて本当に死にたくなった…。
127 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 11:22:01
バカ一
吉村萬壱「ハリガネムシ」
ヤメテ('A`)
129 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 04:47:25
東野圭吾「秘密」
これはもう後味悪すぎ。酷すぎ。こんな異常で残酷で余韻が6時間以上残る作品は人生で初めて。ある意味ホラー。
青の炎とか、とても切ないと思っていたのに、これを読んで馬鹿らしくなった。こんなにヤヴぁい作家がいたとは。
130 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 19:50:12
グロテスク
残虐記
廃用身
疾走
晩鐘
あと新潮45の事件ルポものも読後感強烈。
131 :
名無氏にFA:2005/09/19(月) 20:10:34
電車男でも読め
スレの住人の気持ちになれれば鬱に
132 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 20:33:00
池袋母子餓死日記 小説じゃないけどね
>>103 立ち読みでも鬱になった。とにかく愚痴の連続で落ちぶれた腹いせとしか思えない
ようなまさに女の腐ったような感性の持ち主。
こんなもの出すほうも問題だと思った。
134 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 21:58:52
岩井しまこ
135 :
無名草子さん:2005/10/04(火) 13:25:53
原作に忠実
136 :
無名草子さん:2005/10/04(火) 19:11:36
アンドレイ・クルコフの
『ペンギンの憂欝』
最後はなんだかやりきれない気持ちになる。
137 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 00:09:08
野沢尚の深紅。映画化するみたいだけど、あのグロさは小説でしか出せないと思う。
138 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 19:23:58
吉本ばなな
あまりに知的センスにかける。鈍いだけで優しさもない。
139 :
無名草子さん:2005/10/17(月) 10:22:32
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
140 :
無名草子さん:2005/10/22(土) 12:07:20
井上ひさし「四十一番の少年」
141 :
無名草子さん:2005/10/31(月) 02:18:44
遠藤周作の「私が・棄てた・女」
落ち込みます。
東野圭吾の白夜行 ちょっと読んだだけだが気分悪い
143 :
無名草子さん:2005/11/17(木) 17:14:15
ハリーポッター。
少なくとも、現時点では夢も希望も持てない。
145 :
無名草子さん:2005/11/20(日) 13:02:28
北方先生のブラディドールシリーズ
登場するヒロインの7割が主人公とお互いに傷をなめあって
愛し合った後にあっさり暴漢に殺されたり、主人公をかばって
撃たれたする。自分が命を懸けて守り抜こうと決めた自分の息子が
身代わりになって爆死したりとにかくやりきれない。
146 :
無名草子さん:2005/12/09(金) 00:54:43
島田荘司「異邦の騎士」
147 :
無名草子さん:2005/12/09(金) 00:56:30
全然
石田衣良『LAST』
149 :
無名草子さん:2005/12/09(金) 10:26:19
森博嗣「すべてがFになる」
いまいち理解できない自分に鬱になりました。
あれは文章が下手なんだよ
151 :
無名草子さん:2005/12/10(土) 00:23:24
>>13 およそ一年のスーパー遅レスだが、
あれはある程度数学やってから読む本。
とりあえず薄っぺらい微積の本一冊やって、
何かもやもやした気分で読むと、目から
鱗な気分になれる。
あの本の凄さは、素人向けじゃないんだよな。
てーか、定番の小松左京「牛の首」、
検索したらまだ出てないみたいなんで書いとく。
黒田晶『メイドインジャパン』
佐藤ラギ『ギジョル』
永沢 光雄『AV女優』
サンドラ・ヴォ・アン『私の中の中』←最強
などかな。
個人的には 浅田次郎の小説全般かな
うまく言えないけど ものすごく残酷な感じを受ける
もう話の途中からね・・・・
浅田次郎のエッセイは面白くてよいのだが・・・・
154 :
無名草子さん:2005/12/13(火) 22:03:53
スーザン・ヒルの「ぼくはお城の王様だ」
スパイラル〜推理の絆〜の城平京の小説
「名探偵に薔薇を」はいいぞ
人によっては鬱になるが
俺はあれが人というものかと思う。
腐った果実 ってのは小説じゃないけど見てみ
156 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 03:24:28
綺麗で透き通ってるような鬱がいいな〜なんかないですか?
ウブメの夏
159 :
無名草子さん:2005/12/21(水) 20:58:35
天童新太かな
下品な描写と拙い文章が苦痛な感じ
「スイート・リトル・ベイビー」
障害児で生まれた子を四年間外に出さずに満足に飯も食わさず
もちろん愛さず可愛がらず小さい部屋に閉じ込め通し。
赤ん坊の兄はその子を「化け物」と呼んで時々 突っついて遊んで「あげてる」
父親はもちろん母親に罪悪感なし。
指摘されても曖昧な笑みを浮かべてスルー。
最後は助けも間に合わず病院に担ぎ込まれるが弱って死亡
「誰にも愛されず四年間の生涯を終えた」
「この子の人生は何だったんだろう」って文章が鬱
4歳くらいまでだと自我がないからまだマシかも分からんね
松本清張「弱気の虫」
最近ようやく
柔らかな頬の鬱から脱出したんだよ
桐野作品つらい。
164 :
無名草子さん:2005/12/28(水) 00:01:38
江戸川乱歩
「芋虫」
きついっす。
165 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 12:37:36
大したものだ
さんざんガイシュツだが、重松清の『疾走』
未だに読んだことを後悔してる…orz
映画は全然重くなかったけど。
豊島ミホ「檸檬のころ」
…心の古傷が('A`)
168 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 01:02:54
或る阿呆の一生
169 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 14:28:30
ジョン・ソール「暗い森の少女]と、既出ですがスティーブンキングの「死のロングウォーク」と「ペットセマタリー」
どれもそれなりに読む価値あるけど、元気なときにした方がいいかもしれません。
変身 カフカ
171 :
無名草子さん:2006/01/11(水) 20:07:32
三崎亜記の「バスジャック」
最初の「二階扉つけてください」ラストがイヤー!!
172 :
無名草子さん:2006/01/19(木) 19:40:52
カートヴォネガット作品全般・・・・
「タイタンの妖女」で、ラムフォードが全能なる全次元の存在になった理由、サロが何万年という永劫に近しい時間をタイタンで待ち続けた理由、そして主人公コンスタントが、全人類に嘲られながらタイタンに向かった理由が分かったとき、
もう、鬱を通り越して、笑うしかなかった。
ハーモニクスのシーンで相棒が最後に言う台詞が泣ける・・・・
最後の最後に主人公が見た、「天国の誰かさん」が言う台詞は、5回読んで5回泣いた・・・・・そして鬱になった
「猫のゆりかご」は、読んでいる間、きっと俺は鬱になっているんだろうな、という自覚があったけど、どうしてかケラケラ笑うしかなかった。
173 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 11:22:23
脱出したんだよ
『イン ザ ミソス〜プ』
村上ドラゴン
175 :
無名草子さん:2006/01/29(日) 22:55:49
隣の家の少女って作者誰ですか?
ケッチャム
177 :
無名草子さん:2006/01/30(月) 02:48:49
疾走 いま よみおわったよ
きついねぇ エリが走れなくなったりたくさんの男とやったり、しかもすごいツンデレ
ツンデレLOVE
はぁ〜けっちゃむけっちゃむ
179 :
無名草子さん:2006/02/01(水) 20:43:22
隣の家の少女読んだけど思ったほど鬱な気持ちは味わえなかった、メグにあまり人間としての魅力を感じなかったからかな
疾走の方が多少は良い感じで鬱な気分にさせてくれた
こんな俺をもっとどうしようもないくらいの鬱状態にしてくれるような小説を教えてくださいm(__)m
貫井徳郎
「殺人症候群」
これは相当やりきれない、胸ふたぐ小説だ
ほぅ・・
さっそく明日本屋に行ってみます、ありがとうございましたm(__)m
182 :
無名草子さん:2006/02/02(木) 00:22:01
池袋母子餓死日記
183 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 12:56:47
総督
高橋和巳「邪宗門」
読み終わった後、2,3日放心状態になった。
もうあれから10年以上経ったが、読み返して
みる気力はまだない。
吾妻ひでおの「失踪日記」。
186 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/19(日) 12:15:08
魔性
187 :
無名草子さん:2006/02/19(日) 18:52:07
彼岸の奴隷よりエグイのありますか?
188 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 16:14:13
白夜行
189 :
無名草子さん:2006/02/23(木) 19:50:50
吉村昭「星への旅」
短編集。若者の集団自殺、少女の死体が解剖される話など。
>>187 小川勝己はエグいわな
夢野久作の「死者の恋」も結構きてます
191 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 13:46:42
鬱になれる小説をみるよりも、
新聞や雑誌や新書を見たほうが鬱になれるんでねぇ?
192 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 13:52:08
193 :
無名草子さん:2006/02/24(金) 16:39:31
上村知巳 「ゲーム」
「そして、粛清の扉を」黒武洋
195 :
無名草子さん:2006/02/26(日) 10:09:59
タイトルが出てこないんだけど、
筒井康隆の、浴槽の排水口にティンコがはまって抜けなくなる短編
重松清
「見張り塔からずっと」
読んで一ヶ月近くたつけど未だに鬱が抜けない
197 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/07(火) 13:13:42
ケッチャム
199 :
無名草子さん:2006/03/10(金) 14:51:08
タイトル忘れたんだけどヒロインが輪姦されてしまったのに
くやしい・・・でも感じちゃう・・とか言って腰振ってるマンガ
クリムゾンコミックス
ビクッ んんんんんんッ! グチュ
ぶる く 極 グチュ 低
ぶる や あああああっ! 抗
し 媚薬さえなければ・・・ で
ズッ い こんな奴らに・・・ き
! ビクッ な
いつもなら・・・ もみ い
でも・・・ イカせてもらえない も
エンドレスワルツ
>>198 自分もこのスレで知ってちょっと興味持って調べた。というか教えてもらった。
陰悩録
角川文庫の「日本列島七曲」収録
ですって。筒井康隆スレの人ありがとう。
抜けなくなったのはtinkoではなくて、おタマタマの方だな。
丁度排水溝に二つとも吸い込まれて、ほんでどちらもがつっかえて出られなくなったらしい。
「陰悩録」は小説だけど、実際に体験したことに基づいてるとエッセイの中で
言ってた。
204 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 12:54:13
国家の品格
Yoshi
206 :
無名草子さん:2006/03/19(日) 21:04:50
見張り塔、読んだよ。
2話目が個人的に一番効いた。
ラストの光景を想像したビジュアルがいつまでも頭から離れない。
「深く息を吸って」
ポストサガンと言われた作家の本
209 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 19:16:38
七つの怖い扉 とか言う本の、一番最初にあった
精神薄弱者が殺人をする話。
その話がイヤすぎて、その本はすぐ売った。
210 :
無名草子さん:2006/03/21(火) 23:46:31
嫌われ松子の一生
邱永漢『濁水渓』。
「お金の神様」にこんな過去があったのかと驚く。
212 :
無名草子さん:2006/03/26(日) 22:19:27
松本のやついいよね
213 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 00:26:30
江戸川乱歩の
孤島の鬼
214 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 01:51:41
車輪の下
215 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 02:05:47
>>28 亀田けど、さっき蛇にピアス読んで鬱った。コロスナヨー
西澤保彦「黄金色の祈り」
217 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 10:55:36
小川洋子「寡黙な死骸〜」
風邪で寝込んだとき読んだから一層鬱になった
筒井康隆「驚愕の曠野」
救いようが無い
218 :
無名草子さん:2006/03/27(月) 11:00:56
人間関係で鬱になれるのは氷点かな
219 :
無名草子さん:2006/04/02(日) 20:58:15
リアルで鬱って何?
220 :
無名草子さん:2006/04/03(月) 02:02:52
「永遠の仔」読んでいる1週間会社でも立ち直れず
電話受ける声や話し方が欝過ぎて仕事にならなかった…
「ホタルの墓」お盆の頃毎回読んであえて欝になっている。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 13:15:26
嫌われ松子の一生
別に日常生活に支障はないけど俺です
223 :
無名草子さん:2006/04/11(火) 16:17:55
屍鬼
小野不由美
主上はグロとか多し。
224 :
無名草子さん:2006/04/11(火) 17:56:54
嵐が丘
書かれた時代が違うということもあるけど、登場人物達が皆自己中&自己主張激しすぎ。
現代の日本の人間関係にはありえない。
恋愛小説の名作といわれているから楽しみにしてたのに、上記の理由で鬱になりました。
225 :
無名草子さん:2006/04/17(月) 06:23:43
コミックばくとつげ義春夜久なんとか著小説じゃネエよ。野坂昭如の乱離骨牌鬼胎?図書館で読んだきりだがどちらも救いの無い話再刊してくれ。
ケッチャムの「オンリー・チャイルド」
こういうスレでは「隣の家の少女」の方がよく挙がるけど
結局は警察も法も助けてはくれないというのが妙にリアルで鬱だった。
227 :
無名草子さん:2006/04/17(月) 15:14:23
>>221 私も嫌われ松子に一票。
悪いほうに悪いほうにいったあげく、希望をもち始めたところでジエンド。
自分の将来もそうなるかもと不安になって鬱。
228 :
無名草子さん:2006/04/25(火) 10:27:20
私も嫌われ松子の一生
妙な読後感がある。
東野圭吾「殺人の門」
久坂部羊の新刊『無痛』
何かと話題ですが、どうですか。
231 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/04(木) 13:27:05
車輪の下
232 :
無名草子さん:2006/05/04(木) 19:05:16
>>223 『屍鬼』には激しく同意。結末は忘れたが、読んでるうちに暗くなってくる。
作者は小野不由美だったっけ?
ノーハルキ
ノーウツ
耳をすませば
翼はいつまでも
阿部和重『シンセミア』
登場人物がえげつないヤツばかり。
重松清 ナイフ
野球選手の話で欝
男だったら興奮するのかな…
グロテスクは本が重くて手首痛くて欝
237 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 12:16:13
ドストエフスキー
桐野夏生 「冒険の国」
救われないと言うか、コレで終わりかよ!?みたいな。
ジョニーは戦場へ行った
>>239 ずっと読みたいと思いつつ放置している。
設定聞いただけでも欝になれるよね・・・
241 :
無名草子さん:2006/05/25(木) 13:51:05
十二国記
何故阿部公房が出てこない?
243 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 15:55:53
東野の白夜行かな?
架空の登場人物のはずなのに滅茶苦茶嫌悪感を覚えた。
でもああゆう女って実際いるかも。
この間の平塚5遺体の女=あの女
きもーーーーーーー
蝦夷地別件
船戸与一
北海道ツーリングの前に読んで衝撃
アイヌ達の悲惨な運命に鬱
物語ゆかりの地を回ってあるき、観光名所等は一つも覚えていない。
245 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/06(火) 12:58:22
代々受け継いだ
246 :
無名草子さん:2006/06/07(水) 07:02:26
つーか大抵の純文は読むと欝になる
247 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 14:10:46
248 :
無名草子さん:2006/06/15(木) 14:11:59
249 :
無名草子さん:2006/06/20(火) 01:49:18
隣の家の少女。読んだ
もう駄目かも。
250 :
無名草子さん:2006/06/21(水) 23:56:23
夢野久作あたりは?
252 :
無名草子さん:2006/06/22(木) 01:21:04
隣の家の少女の内容を教えてくれませんか?
気になってます。
誰か教えて下さい。
コンクリ
>>253まじですか…
そうゆう鬱は嫌だなぁ
読むの控えます
256 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 13:04:26
あまり本を読みすぎるとマジで鬱になるから嫌だ。
自殺とかしないで、それを乗り越えると自分のレベルが何ランクも上がって
いるのを実感できる。
ということで「ノルウェイの森」 君のフェラチオは最高だったよ のセリフを
実社会でもフツーに使えるようになったオレは勝ち組。
太宰治「きりぎりす」
世間で言うところの強者とはこうなのか?と考えてしまう。
258 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 18:02:35
浅田次郎の「地下鉄に乗って」
こんなラストの他に方法はないのかよって思ってしまう。
鬱っていうか実に暗い気分にさせてくれる。
259 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 19:03:45
遠藤徹の『姉飼』『弁頭屋』
どちらも短編集だかほぼ鬱話…
260 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 21:06:01
浅田次郎は、薔薇盗人も微妙に鬱になるのがあったような。
全部が全部じゃないけど。
261 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 21:39:26
蹴りたい背中
ジーキル博士とハイド氏
262 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 22:21:23
今となっては
2006年w杯サッカー日本代表物語
263 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 22:34:17
ノルウェイの森は最高欝賞
筒井康隆の短編『村井長庵』
桐野夏生『アイムソーリー,ママ』
265 :
無名草子さん:2006/06/23(金) 23:03:56
乙一 『暗いところで待ち合わせ』
昨日このスレを見て、今日『隣の家の少女』と『最悪』を買った私。
楽しみだ。
268 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 11:35:21
>>266 オレもこのスレで「隣の家の少女」を知った。
ググると読まなきゃよかったのオンパレード。ボクには読む勇気がありません。
読み終わったら感想ヨロ。
269 :
自信家:2006/06/27(火) 18:07:25
270 :
自信家:2006/06/27(火) 18:17:28
>>20 喜国的チンチン下ネタをネーミングから期待したぜ
271 :
自信家:2006/06/27(火) 18:22:12
基本的にイジメが絡んでくる本は鬱
273 :
自信家:2006/06/27(火) 18:48:54
>>195 あれと同様の話がガキデカで漫画化されててそっちの方が豪快に笑える
>272トリィヘイデンは清々しい気持ちになるよ
ちゃんと最後に救われるって大事。。
絵本だけど わたしのいもうと
救いがなさすぎる…
最近ノルウェイの森が気になってます。どんなストーリーか軽く教えてはもらえませんか
まず主人公と、主人公の親友と、その恋人(直子)がいる。
主人公の親友が自殺する→直子が精神病院に入る。直子の姉も昔自殺していた。
主人公は直子を想いつつ大学で知り合った友人と遊びまくる。
そんな中、緑という女性と出会いセックスする。緑の生い立ちを聞く。
その後直子も自殺する。直子の世話をしていた年上の礼子さんとセックスをする。
直子の思い出を語る。終わり。
↑うまく書けてる
276です。自殺系は鬱ですよね…買ってきたいと思います。ありがとうございました
嫌われそうだけど
辻仁成の『ピアニシモ』はどーかな?
281 :
無名草子さん :2006/07/06(木) 13:14:59
古井由吉
282 :
無名草子さん:2006/07/06(木) 14:01:18
おい!ワタナベ君は緑とはセックスしてないぞ!
そうだっけ?屋上でキス止まりか。。
六番目の小夜子
ドグラ・マグラって鬱になれますか?
286 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 00:07:30
>>268 266だが…隣の家の少女読んだよ…。
マジ鬱小説。
ページ繰るのが怖かったよ。
著者は書いてて胸糞悪くならんのかね…。
人間って集団になると本当に恐ろしい…。
小説じゃなくて漫画だけど
凍りついた瞳/ささやななえ
は鬱になるよ。
被虐待児の実体験。
カポーティの夜の樹
288 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 05:35:40
不夜城
クリスティの「カーテン」
ポワロ好きの人ならわかってくれるとオモ。
290 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 12:01:22
ポール・オースターの「偶然の音楽」
トンプスンの「死ぬほどいい女」
291 :
268:2006/07/07(金) 21:07:49
>>286 サンクス。やっぱり読むのやめるよ・・・。
怖いもの見たさってあるけど、やっぱ読めない。
292 :
無名草子さん:2006/07/07(金) 21:09:54
重松清「疾走」
長いの読むのが嫌なら映画観てもよし
映画は見ないほうがいい。幻滅する
294 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 01:20:48
「地下室の手記」
295 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 02:21:55
疾走読んだよ。鬱というかむしろ清々しく感じた。
疾走が一番
次に人間失格とか斜陽とか太宰系
軽い鬱としていちご同盟
297 :
無名草子さん:2006/07/14(金) 17:36:02
疾走は確かに鬱だ
298 :
無名草子さん:2006/07/15(土) 16:34:30
高橋和巳
「邪宗門」
299 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 02:20:48
石田衣良「4teen」
これ、すごくおススメです
300get
301 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 05:37:42
>>299 4TEENは全然鬱じゃないだろw
スレ違いだよ
同意
「4TEEN」で鬱な気分にはならないな
303 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 17:51:01
「4TEEN」は爽やか青春小説だよ
304 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 17:52:57
お前らウザイ
2板使うヤツは小心者、粘着性、病的、無責任、オタク
女々しい これじゃ持てる訳ね−な
305 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 18:10:39
オマエモナ
306 :
無名草子さん:2006/07/16(日) 18:45:10
コピペに反応しちゃいかん
307 :
無名草子さん:2006/07/17(月) 01:09:11
ほとんど既出だけど、
「百夜行」「幻夜」「リリイ・シュシュのすべて」「疾走」「死に至る病」
「疾走」はどこかのレビューで作家か誰かが「重松清にしてはハッピーエンド」
みたいなこと言ってたけど、途中が鬱過ぎて全くそんな風に思えなかった。
308 :
無名草子さん:2006/07/17(月) 01:19:55
「疾走」はラストのラストだけ見ればハッピーエンドだが、
それ以外はダークすぎるので、鬱な気分になれる小説の代表格といっていいだろう。
309 :
無名草子さん:2006/07/18(火) 22:45:42
310 :
無名草子さん:2006/07/21(金) 12:51:09
隣の家の少女は思ってたより普通だった。
虐待がどれほどエスカレートしていくかは見物だったけど、正直期待してたほどの欝加減はなかった。
>>285 ドグラマグラは鬱じゃないよ。
オドロオドロしくて、楽しく読めるよ。
眼球譚。
筒井康隆「二度死んだ少年の記録」
やっぱりグロはきついんで。
314 :
無名草子さん:2006/07/24(月) 15:21:52
>>313 あー、なつかしいな。厨房のとき読んだよ。
実話だと思ってたんだけど、どうやら違うみたいだな。
315 :
無名草子さん :2006/08/04(金) 13:10:42
イラストに騙された
316 :
無名草子さん:2006/08/04(金) 15:09:48
額の中の街
とか?
私は好きだけど、欝な児童書…
宮尾登美子『櫂』
読み終わったばっかだけど・・・
「辛気くさい」って言葉はこういう時に使うんだなと思たよ・・・
あんな女房いたら自分も逃げ出すな、女だけどw
318 :
無名草子さん:2006/08/15(火) 03:47:49
「蝿の王」はどう?
あと遠藤周作の「沈黙」。
どちらも読んだ後、3日くらい引きずった。
D著「キぐるみ」
死にたくなった。
320 :
億PV/日を:2006/08/26(土) 12:23:43
金閣寺」三島由紀夫
鬱な気分になれるスレ盗作で賞金500万円とったって!佐藤って奴
盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】のスレに
田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!
322 :
:無名草子さん :2006/09/08(金) 12:07:15
却下
既出だけど廃用身と嫌われ松子の一生
仕事の関係で16時間以上一つの椅子に座ってなきゃいけないときに
暇つぶしのため持ち込んだのがこの二冊で・・・まじ死にたくなった
ドグラマグラ読んでたら友達が離れていきますた。丁度基地外お経のとこです。
友達かわいそう
326 :
無名草子さん:2006/09/12(火) 19:21:59
虐待系は一気にドドーッって来る感じ
やっぱラスト主人公自殺が一番鬱が長引くと思う
スレ違いですが読むと元気になる小説みたいなスレはないんですかね…
死亡推定時刻
329 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 07:16:16
綺羅光「陵辱女子学園」
鬱になって抜けなかった。
シモネタでごめん
330 :
無名草子さん:2006/09/21(木) 08:24:45
>>329 それって、母親がやられてるの見ながらやられた女の子が「この世界はほろんでしまえばいい」とか言うやつだっけ。
その後、奴隷化。
おれは本屋で立ち読みしながら、上巻のその部分で不覚にもエクスタシーに達した。
安部公房全般。
鋭い人間観察は自分の内側を指摘されているようで苦しい。
『棒』を高校生で読んだが、画一化された人間や利用される人間というのが当て嵌まっていて、衝撃だった。
>>321 見た。えらく面白いスレ。盗作で500万円詐欺した佐藤亜紀てのが
「赤裸々告白」してる。 盗作本「バルタザールの遍歴
↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原
本人後輪中。盗作犯人同士がバトル?!
ベタですが…
ドストエフスキー『地下室の手記』
太宰治『晩年』『人間失格』
間違っても晴れた日曜の午前中なんかには紐解かないこと…
同じくベタですが、太宰治「トカトントン」
何だか背中が寒くなりそうでした。
太宰治ネタが続いてますね
自分は『斜陽』をお勧めします。
貴族の一家が没落〜、母ちゃん結核で死、戦争から戻った弟は薬中、姉は私生児の出産を
自己の革命生きた証として宇和ああああああああああああああああああ
M.C
太宰の作品を読んでいると、「走れメロス」も何か裏があるんじゃないかとつい思ってしまう。
私自身は読んでいないものなんだけど、夫曰く、
ソルジェニーツィン「イワン・デニソビッチの一日」が禿げしく鬱だそうだ。
「収容所群島」なんてどうなるんだろう。
誰か読んだ人いる?
>>336 イワンは鬱!
『夜の霧』も最高!ユダヤ人強制収容所の地獄の日々をうわあああああああ
338 :
無名草子さん:2006/10/01(日) 18:13:58
桐野夏生「柔らかな頬」
救いがない度でいえば随一
今日、大石圭の「死体の体温」読んで、
ちょっと欝。こういうの好きなんだけど。
小川洋子・アンネの日記も読んでると、
なんか、声が出なくなる感じになる。
340 :
無名草子さん:2006/10/06(金) 03:36:00
中学の時に夏目さんのこころを読んだ時はショックだったなぁ
今ではなんともないんだけどね、好きな人がいて青春真っ只中だったあの頃の私には衝撃的でした
>>340 いい時に読んだね。そういうのも貴重だ。
>>328 仲間。読後は暫くなにもできなくなった。
343 :
無名草子さん:2006/11/15(水) 11:42:24
戸梶圭太の自殺自由法
死亡推定時刻・わたしが棄てた女とか読んでみたが、一番これが鬱になった。
乙一の「seven rooms」
姉ちゃんカワイソス
「疾走」は爽やかなラブストーリーじゃん。文章の主体がアイツで、読者に「オマエ」と
語りかけてくる文体は最低だけど。エリは俺が今まで最も夢中になった小説中のヒロイン。
鬱なら東野圭吾の「秘密」かな?
コレは感動的な話に見せかけた最低に邪悪な裏切りの話だ。さすが東野圭吾レベルに
なるとこんな芸当が出来るんだな、と感心した。鬱にもなった。
347 :
無名草子さん:2006/11/24(金) 04:55:55
「オーディション」「ピアッシング」「インザミソスープ」
村上龍
「隣の家の少女」ってどんな内容なの?
349 :
無名草子さん:2006/11/27(月) 03:07:11
小池真理子「レモン・インセスト」
人間失格
このスレであげられてた重松清の「疾走」読んだけど、コレ普通じゃね?
352 :
351:2006/11/28(火) 22:33:28
すまん、レスよく読んだらハッピーエンドな話なのな、この本。どうりで。
353 :
age:2006/12/02(土) 22:24:45
age
354 :
無名草子さん:2006/12/03(日) 03:37:10
>>1 福永武彦の「死の島」を読んでください。
俺はこれを読んで希望のカケラをことごとく踏み砕かれました。こんなに救いの無い小説は他にないです。
>>354 気になったのに、調べた結果、絶版で鬱になってきた。
入手できる見込みを考えると、確かに"希望のカケラをことごとく踏み砕かれ"る思いだ。
"救いの無い小説"とは言いえて妙。
・殺人者はそこにいる逃げ切れない狂気、非常の13事件
・殺ったのはおまえだ修羅となりし者たち、宿命の9事件
・その時殺しの手が動く引き寄せた災、必然の9事件
・殺戮者は二度わらう―放たれし業、跳梁跋扈の9事件
「新潮45」編集部の新潮文庫
358 :
無名草子さん:2006/12/14(木) 23:17:16
「バグダッドのモモ」
子供向けな文章で最初から不幸が滲みでていて最後は……
>>357 それ一個買ったらはまった。
古本屋とかに同じ本が5、6冊はある
天童荒太「家族狩り(文庫版)」
ハードカバー版とは内容が違うらしいので、いずれそっちも読んでみたい
貴志祐介の「青の炎」が鬱だった。
362 :
無名草子さん:2006/12/30(土) 17:36:56
363 :
無名草子さん:2006/12/30(土) 22:38:24
ちなみに「隣の家の少女」は実話がベースです。。
江国香織の「すいかの匂い」は、短編集だけど全部感触がひんやりべっとりしていてちょい鬱。
遠藤周作の「留学」は、大学生くらいの研究志望の人が読んだら鬱。
マリー・ンディアイの「みんな友だち」は、これも短編集だけど、表題作が特にお勧め。でも最後に収録されてる短編も、ものすごくいい。
364 :
無名草子さん:2006/12/31(日) 01:24:24
「夏の葬列」 山川方夫
365 :
無名草子さん:2006/12/31(日) 03:33:57
出てるかもしれないけれど、石田衣良の「LAST」。
借金やら何やらで人生が壊れかけている人たちの話(短編)で、
現代社会をテーマにしているだけあって、ヤクザとの絡みの描写も容赦ないですし。
呼んでいて今の自分の環境にほっとしてしまったり。
>>361 物悲しい気分になる比較的ライトな鬱だよな
「車輪の下」で最高に鬱ったのは自分だけなのか知りたい。
ボトルネック・・・怖かった(((|||゚Д゚;)))ガクガクブルブル
369 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 16:14:26
モーヴァン です
冒頭から 鬱・・・でも美しい
370 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 23:27:33
グロテスク買ったけど未読。妖気を感じて読み出せない。
371 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 23:36:28
野坂昭如 骨俄身峠死人葛。読んではいけないものを読んでしまった。
見てはいけないおどろおどろしい世界が描かれている。救いはゼロ!
372 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 01:01:08
ジェイムズ・エルロイ『ビッグ・ノーウェア』
ロス・マクドナルド『さむけ』
ヒューバート・Jr・セルビー『ブルックリン最終出口』
友成純一
グロテスクはたいして鬱じゃない
やたらエンターテイメントに昇華されてて良い
OUTのが鬱的には来る
375 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 06:28:31
たしかにグロテスクはデフォルメ過剰で漫画的すぎて鬱にはならないね。
376 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 00:26:42
疾走
377 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 20:37:05
花村萬月「ぢん・ぢん・ぢん」「鬱」「二進法の犬」
梁石日「Z」「断層海流」
島田雅彦「自由死刑」(この人のはこれしか読んでないけど他のもなかなか鬱になれそう)
しかし俺にとっての極めつけは、小説ではなくドキュメンタリーなんだが、
清水潔「桶川ストーカー殺人事件〜遺言」
これはもうどうしようもなく救いが無い。
フィクションじゃないだけにやりきれない思いだけが残る・・・。
佐藤友哉はどれも鬱必至
疾走はどんな感じのウツになりますか?
380 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 14:15:31
葛西善蔵全ての私小説が救いが無く虚無に置き去りにされるような読後感
381 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 20:29:32
たぶん今週発売された「ナーバスノート」って誰か知ってる?
宮本輝の「階段」
あとは古いのですが、
林芙美子「骨」、「河沙魚」(題名合ってないかも)
梅崎春生「猫」
葉山良樹「セメント樽の手紙」
沈まぬ太陽 御巣鷹山編
384 :
無名草子さん:2007/03/01(木) 03:39:07
今読み終わったけど、乙一の「ZOO」のなかの何編かは結構くるね。
グロい表現が満載だし。
385 :
無名草子さん:2007/03/01(木) 11:56:07
東野圭吾『殺人の門』とか深町秋生『果てしなき渇き』。
夢、希望は微塵も無い。
386 :
無名草子さん:2007/03/03(土) 21:32:11
人間の証明
最後一か所ででれでれに泣いていやーな気分になった。
すっきりした読後感ではなかった。
坂口安吾
388 :
無名草子さん:2007/03/03(土) 22:40:20
ハグルマ
389 :
無名草子さん:2007/03/03(土) 22:48:27
作者自身がうつ病っぽい金原ひとみ
別に主人公が不幸になるわけじゃないけど、講談社の念力密室!の乳児の告発って話はかなりぞっとしたな。
コレット『シェリの最後』だろう。
あんな美しすぎる文章で絶望的な世界を描いてるんだから。
393 :
無名草子さん:2007/03/16(金) 22:38:44
蕁麻(いらくさ)の家 萩原葉子
表紙からして鬱になる・・・モチロン内容も(涙
携帯小説と呼ばれる類いは総じて鬱な気分になる
あんなん売れてるて日本\(^o^)/オワタ
395 :
無名草子さん:2007/03/17(土) 16:04:37
「ノートルダムの鐘」の原作とかどうかね?
ディズニーだと一応ハッピーエンドなのに、この原作だと死にネタorz
少なくとも自分はこれ読んだ後、ものすごい鬱になったよ・・・
396 :
無名草子さん:2007/03/17(土) 16:06:17
アーサー・ミラー『セールスマンの死』
テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』
戯曲だけど……
実にイイ感じのスレだな…
セリーヌの『夜の果てへの旅』『なしくずしの死』も鬱小説の定番だな。
399 :
無名草子さん:2007/03/26(月) 03:39:58
アガタクリストフの悪童日記
そこまで鬱じゃないけど、悲しい事とか酷い事がたんたんと書かれてて
読んでくうちに感情が冷めてきて、読後「何これ」って感じになった
アゴタ
401 :
無名草子さん:2007/03/26(月) 13:12:59
松本清張は鬱になれる率高い。「鬼畜」は最高。
402 :
無名草子さん:2007/03/26(月) 16:27:37
水上勉も撃になる。。。
「越後つついし親不知」とかさ
鬼畜の映画版だけでも鬱だわぁ
404 :
無名草子さん:2007/03/26(月) 23:41:37
405 :
無名草子さん:2007/03/27(火) 00:28:22
アンドレイ・クルコフ「ペンギンの憂鬱」
主人公の行く末を考えると鬱になる
ドリアン・グレイの肖像
せっかく買ったのに読み返す気が起こらない…
「ハツカネズミと人間」
救いのない結末。
「不思議な少年」
あんまり本読まないから大した事ないかもしれないけど
「車輪の下」より遥かにヤヴァイ。
救いがないとかそれ以前の問題よ。
409 :
無名草子さん:2007/04/29(日) 21:50:09
乃南アサの晩鐘・・・しばらく立ち直れんかった
乙一の「失はれる物語」はいい意味で鬱になった
411 :
無名草子さん:2007/04/29(日) 23:06:31
既出かもしれんが
乙一の「暗黒童話」は最悪の気分になる
乙一って虐められっ子のふりして実はサディストと思う
413 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 21:32:36
このスレみて疾走読んだんだがかなりイイな。
何か似た感じでオススメってある?
414 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 23:01:45
主人公がどんどん堕ちていって、最後には救いが全く無くなるような本は無い?
例えるなら君望のマナマナルートみたいな…
分かりにくい例えですまんが。
415 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 23:31:45
東野圭吾「殺人の門」
416 :
無名草子さん:2007/05/07(月) 23:41:55
グロテスク
417 :
お腹いっぱい@気まぐれアナスイ:2007/05/08(火) 00:03:54
まぁ、明かしては出版されないと思いますが、
最後に呪いがかかる物ですね。
418 :
無名草子さん:2007/05/08(火) 01:11:30
419 :
お腹いっぱい@気まぐれアナスイ:2007/05/08(火) 01:34:13
いえ、呪いとは精神的に、
つまりsubliminal-effectに、
影響するのが。極、一般的。
其の事が脳裏から離れない訳です。
知らぬ間の騒動が其れに繋がってしまい
『何故?』と鬱に為っていく訳です。
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <呪いとは精神的に、つまりsubliminal-effectに、影響するのが。極、一般的。
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
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/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <だっておwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
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ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
421 :
お腹いっぱい@気まぐれアナスイ:2007/05/08(火) 01:55:19
絡まれてる?(Φ_Φ+)
星新一の「みらいそっぷ」とか、やや鬱になるかも。
展開があっけらかんと、だけど残酷。
423 :
無名草子さん:2007/05/08(火) 12:40:11
殺人の門はいい鬱だった。
グロテスク買ってみるか…
425 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 00:05:06
ずいぶん前からコレットを布教してるひとがいるね
426 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 01:10:08
『ブレイブ』
こんな人生が現実にありませんように…。
427 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 02:32:28
短編なら朱川湊人の「微熱の日」。
>>425 あの感覚的な文章の真価が理解できない無神経な人間よりはましだよ。
そのコレットを尊敬していたカポーティ『叶えられた祈り』。
「金持っててもこんなグジャグジャな生活しかできんのかい!」って
ある意味『冷血』にも増して鬱になること請け合い。
430 :
無名草子さん:2007/05/13(日) 13:51:40
読んでないんだから理解できるも何もない
じゃあ読んで。
「生きとし生けるもの」山本有三
「lost girl」アンドリュー・ハイパー
433 :
無名草子さん:2007/05/21(月) 07:52:27
漂流街
434 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 01:12:10
蛇とピアス
435 :
無名草子さん:2007/05/22(火) 02:30:43
辻仁成の海峡の光
桐野夏生「メタボラ」
新聞小説連載中読んでて、ラストで・・orz・になった。
桐野を読むのは初めてだが、ひょっとして全部あんなのか?
437 :
無名草子さん:2007/05/31(木) 22:51:14
>>399 続編の「二人の証明」と「第三の嘘」も読めばもっとうつになるよー
小川洋子のホテル・アイリス
最後の二段落で鬱になって、半年くらいこの人の小説を読めなくなった。
438 :
無名草子さん:2007/06/01(金) 10:58:07
439 :
無名草子さん:2007/06/01(金) 11:06:49
轟桃次郎
なんじゃこりゃ?!ってかんぢ
440 :
無名草子さん:2007/06/09(土) 23:06:45
このスレ見て神の火を読んだ。
鬱にはならなかったけど無性に餃子を食べたくなった。
441 :
34:2007/07/01(日) 17:36:48
43
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『壊れるほど近くにある心臓』
『リリイ・シュシュのすべて』
『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』
あと『城の崎にて』
佐藤春夫『小説智恵子抄』。
欝というよりは呆然状態かもしれないが...
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| ハ ハ
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/ << ) cuuo)〜
| ハ ハ
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/ ( ヘヘ cuuo)〜優
誰か一人でもそばにいてくれたら救われるんだろうな…
実際そうでもなかったりする、、
疾走はマジでキツい
エリ=夏帆?
鴨長明 方丈記
449 :
無名草子さん:2007/08/09(木) 17:45:12
ブックオフで100円で入手できる部類でいうと、江国香織の「冷静と情熱の間」
あぁいうの全然読む気になれなかったんだけど、あんまり暇だから読んでみたら、
三十過ぎの女が最後はフリーになっちゃってなんかもうね、ぐったり疲れた。
格好つけてるけど丸裸って感じ。
江国香織って読む人によっては鬱だよね
東京タワーも読後にキモイと思った
452 :
無名草子さん:2007/08/18(土) 17:28:48
ゲームのさよ教並のはないのかな?
454 :
無名草子さん:2007/09/10(月) 09:54:48
乃南アサ『幸福な朝食』『微笑返し』
乃南アサは鬱度高いと思う
>>454 『幸福な朝食』は独身女性が読むと主人公の病理がうつりそうで
読後の「読まなければ良かった」という後悔的な鬱が相当残る
『微笑返し』は山本文緒のように乃南アサも病んでるんだろうな
と思わせる
456 :
無名草子さん:2007/09/10(月) 20:00:54
シェイクスピアの作品。
あと作者の名前忘れたけど「1984」。世界観も恐ろしいし
最後は極めて鬱…。
ケッチャムの作品
青の炎
俺だけかな?
青の炎は、切ない気持ちにはなったが、鬱とはちと違ったような‥‥
主人公が最後に死ぬ話は全部鬱になる
461 :
無名草子さん:2007/09/13(木) 23:33:47
>>454 乃南の短編も怖い
旦那にやかんの熱湯かけるやつとか
462 :
無名草子さん:2007/09/14(金) 06:04:16
燃えつきるまで
ゾラ 漱石後期
464 :
無名草子さん:2007/09/14(金) 23:24:16
大崎善生「スワンソング」。
帯で児玉清が「押し寄せる清々しい感動・・・云々」てコメントしてるけど、とんでもない。
主人公は死なないが、主人公と付き合った女たちが死んでゆく。
「僕たちの恋は強く激しく深かった」なんていうけど、読みすすめるうちに怒りがこみ上げ、最終的には鬱な気分にしかなれない。
精神的におかしくなる女ばっかり。
以下、あらすじを知りたくない方は、読み飛ばしてください。結末を書いています。
主人公は編集者をしている20代の男なのだが、同じ編集部にいる3年付き合っている美人で仕事の出来る恋人がいるにも関わらず、アルバイトの若い女と恋に落ちる。
アルバイト女は、どんくさいというか、男に依存するようなタイプ。
アルバイト女は病的なまでに「眠れない」「寂しい」などの電話を掛けてくる。
主人公はしばらくは二股をしているのだが、やがて、恋人はその関係に気づいてしまう。
精神的に追い込まれた恋人は、アルバイト女に無言電話を掛ける。
そして、その電話でアルバイト女も精神的に追い詰められる。
無言電話の犯人が恋人だということを調べ上げる主人公とアルバイト女。
恋人は会次第に無断欠勤するようになり、部署を転属させられ、休職状態に。
主人公は「自分が、今、守るべきはアルバイト女」とばかりに、献身的にアルバイト女に尽くす。
恋人は、知らない男に体を売り、そのことを告白する手紙を主人公に送る。
罪悪感が募る主人公だが、アルバイト女のことしか頭にない。
恋人は主人公に電話をし、主人公は「お前のことを本当に愛していた」といい、恋人は「ありがとう」と明るく答えた。
そして、恋人はホテルの浴槽で変死体で見つかる。アルコールと睡眠薬の摂取のし過ぎの果て、自殺だった。
それを知ってアルバイト女はさらに精神的におかしくなる。
465 :
無名草子さん:2007/09/14(金) 23:35:13
つづき。
献身的に介護する主人公は、海外転勤になり、アルバイト女(この時点では、すでにアルバイトは辞めているが)を連れて行こうと決意する。
しかし、アルバイト女に断られる。
主人公とアルバイト女は、音信普通になり、数年後、主人公は風の噂でアルバイト女が他の男と結婚して幸せに暮らしている話を聞いた。
そして、さらに数年後、アルバイト女が女の子を出産するも、離婚したとの噂を聞く。
ふたりが別れてから十年という月日が経った頃、主人公は、アルバイト女の実家近くまで行く。
アルバイト女の母親と会い、「あの子は半年前に癌で死にました」と聞かされる。
「最期まで、あなたと過ごした頃のことを話していた」と聞き、主人公は驚く。
そして、遺された女の子の名前を聞いて、主人公が唖然とするところで終わる。
女の子の名前は、かつて二人が自殺に追い込んでしまった、主人公の恋人の名前だった。
主人公が馬鹿すぎる。アルバイト女、ウザイ。一番かわいそうなのは死んだ恋人。
「知らないおじさんが、金をくれるというのでセックスをした。コンドームもつけずに何度も射精された。
知らない男のチン○を付かれながら、あなたとのセックスを思い出す」(←小説の原文も、こんな表現)
という手紙を出すところまで精神的に追い詰められ、ホテルで自殺(怪死)。
こんな馬鹿な主人公なんか、アルバイト女にくれてやればいいのに・・・死ななくてもいいのに・・・。
主人公とアルバイト女は最悪。自分たちが主人公の恋人を追い詰めておきながら、被害者ぶっている。
特に、主人公の恋人が死んでからは、完全に被害者になってる。ウザ杉。
アルバイト女が幸せな結婚も出来ずに若くして死んだのは、仕方ないとしか思えない。
主人公は、自分が死に追いやった恋人が、自分のことを呼ぶ声が聞こえるなど妄想。
自分がどんなひどいことをやったか、わかっているようで全くわかっておらず、自分に都合のいい解釈しかしない。
それなのに、美しい青春の思い出のような出来になっている小説です。
>>464-465乙。
その作者の名前、「読んでてムカツク登場人物」スレで
何回か見た気がする。
児玉さんはなぜそんな推薦文を…。
>>464-465 典型的な男の良くある願望話だね
こういうこと本気でやろうとしてるDQN実際いるし
それを書いちゃっただけな気がする
目障りな話ではある
アニメだけどスクールデイズ最高だろ!!!
スクイズ!!スクイズ!!
小説とかマジファックwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
469 :
無名草子さん:2007/09/15(土) 16:13:57
あさのあつこ「福音の少年」。
最初から、最期まで、とにかく鬱です。
最初から、火事で住民みんな死んじゃうアパートが出てきます。
ヒロイン・藍子が最悪です。
こんな最悪な売春女子高生のために、アパートの住民は殺されるなんて、ひどすぎ。
主人公の少年ふたりも、こんな藍子のために危険を犯すなよ・・・と忠告してやりたい。
どんなに学校で優等生で素敵な女の子でも、政治家相手に売春するなよ、そして、人を巻き込むなよ、と言いたい。
まったくスッキリしないし、結局、ラストもグダグダだし、何が言いたいのかもわからん。
「売春女子高生は死んで当然だが、他に巻き込まれた人たちが不幸すぎる」としか感想が持てない。
とにかく鬱。読まなきゃ良かったくらい。
470 :
無名草子さん:2007/09/15(土) 16:43:45
そんな糞小説読んでないでスクールデイズ見ろよwwwwww
ばッッッッー〜…かじゃねぇの?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
アホすぎるwww
ア板か葱板に帰れ
472 :
無名草子さん:2007/09/15(土) 21:25:56
スクールデイズに勝てそうな小説が無いから逃げるんですね^^
>>472 そうだね勝てそうに無いからもう書かなくて良いよ
474 :
無名草子さん:2007/09/15(土) 21:36:39
おやおや
ブンガクさんは諦めが早いですねぇw
>>474 俺はブンガクさんなんていう名前じゃねーよ池沼
476 :
無名草子さん:2007/09/15(土) 22:04:53
あらあら
ブンガクさん
怒らないで怒らないで
歌野晶午の「女王様と私」
鬱になるというか、主人公の異常さに読み終わってから気味が悪くなる
ジョン・ル・カレ 「寒い国から帰ってきたスパイ」
スパイってカワイソスorz
479 :
無名草子さん:2007/09/17(月) 14:52:30
新野剛志「FLY」
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481 :
無名草子さん:2007/10/03(水) 13:33:39
既に出ていたけど
遠藤周作 「私が棄てた女」
頑張れば救われる、お天道様は見ている、希望、優しさ、幸せ
そういった言葉が木端微塵に吹き飛ばされウツ。
太宰治 「人間失格」
主人公の苦しみを全面に出しているから。読み手がウツだと共感多し。
ユーモアチックな所もあり。
「夜と霧」ヴィクトール・フランクルの強制収容所経験に基づいた作品
絶望・・・人生オワタ
村上 龍 「限りなく透明に近いブルー」
底辺駄目人間達の「破滅的エチしかないが何が悪い」
>>471 かなりの遅レスだが「私が棄てた女」はあの八方塞がり感がたまらよ。
個人的には 「隣の家の少女」・「永遠の仔」か。後者は読後感悪くないけどな。
既出だけど桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
主人公と同じ年代のときに読んでしまって
単純な中学生だった自分には鬱に感じた。
あとは金原ひとみの「蛇にピアス」
小学6年のとき学校の本棚にあったから読んだ。
何で小学校にあるんだと思った。
同級生にはエロいと言われたが
自分はそれどころじゃなく鬱。
484 :
無名草子さん:2007/11/21(水) 14:10:20
ほんっっっとにベタだけど・・・
『斜陽』『人間失格』『痴人の愛』
「わが愛しの妻よ」山田風太郎
486 :
無名草子さん:2007/11/21(水) 15:28:58
漫画だけど
奇子 / 手塚治虫
痴人の愛って鬱になるか?
むしろ、あんだけ長い作品の癖に最後に汚い終わらせ方した細雪の方が嫌だw
痴人の愛はイライラするだけで鬱にはならんな
読んだ本人が何かトラウマを誘発させる何かがあったのかも>痴人の愛
490 :
無名草子さん:2007/12/14(金) 06:59:37
山田宗樹『聖者は海に還る』
ケッチャムは何冊か読んだけれど、平気。
やっぱり土壌的に日本文学がいいかな。
「人間失格」は何度も読んでそのつど凹む。
「グロテスク」精神的にグロイ。
「夜と霧」怖い。
「境界を生きた心子」哀しい。
「こころにナイフをシノバセテ」腹立つ。
全体的に鬱気分で。
492 :
無名草子さん:2007/12/18(火) 01:41:29
立原正秋 「冬の旅」主人公と親友 これじゃ可哀そうすぎないか?
「グロテスク」
>>491さんの言うように精神的にグロ。
「私が棄てた女」
>>481さんのいうように辛すぎます。
「犠牲 サクリファイス」柳田邦男
息子の自死という現実と向き合ってこの本を書いた著者の気持ち・
自死を選ぶまでの洋二郎さんの心を思うと、やりきれなくて
しばらく誰とも話せない状態に陥った。
493 :
無名草子さん:2007/12/28(金) 23:26:09
桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
中学生の主人公のクラスに美少女変人転入生がやってきて仲良くなるけどその子が実の父親に殺されてバラバラ死体にされる話
最高に鬱になれると思う
ケッセル『昼顔』。
可憐なタイトルからは想像もつかない悲惨な結末。
崇高な結末を迎えた『天の夕顔』とは本当に好対照。
太宰治 「斜陽」
新堂冬樹 「吐きたいほど愛してる」
乃南アサ「晩鐘」
小説じゃないんだけれど、
漫画家・山田花子の「自殺直前日記」
497 :
無名草子さん:2008/02/10(日) 16:08:21
トリイ・ヘイデンのノンフィクション
個人的に実話の方が恐ろしい
夢に出てうなされた
>>492 サクリファイスほんと鬱になったわ
神様に「じゃあ心が傷つきやすい人は生きられないのかよ!?」って
問いただしたくなった
モーパッサン「女の一生」
愛した人々全員クズでした。母さえも…
まだ途中だけど、鬱。ムカムカする。主人公かわいそ過ぎる
グロとか救いようがない話とかより悪童日記が沈めたんだけど、こういう雰囲気の小説他に無いかな?
501 :
無名草子さん:2008/03/20(木) 02:47:31
あ
単純なグロとかレイプとか悲劇じゃなくて、ひたすら精神的に追い詰められる系の鬱小説ってないかな。
乙一の『死にぞこないの青』の主人公のイジメられ描写が相当良い感じに鬱だった。
殺人&性的暴力&薬物中毒&貧困生活とか無しで鬱になれる小説はないでしょうか。
主人公がただ列車に乗って旅をした。
それだけの事をかいていながら読者は鬱になる。
そいういう小説がありましたらお教え下さい。
エログロビッチマダーシンナーにはおなかいっぱいなんです><
自分もそういうの知りたいな
直接的な内容というより、漂う空気感や世界観が鬱な小説というか
読者が鬱になるってだけなら、
一般的なそれなんてギャルゲ?エロゲ?な甘酸っぱい青春を描いた系小説とか、
多少不幸な境遇に置かれた主人公が、温かい友人や家族に囲まれて立ち直る系の主人公が幸せな小説を読むと、
読み終わった後とか読んでる途中に我に返った瞬間、非常な鬱になると思うw
読者が非リア充な場合限定かも知れんが。
耳をすませばを見て鬱になるってのと同じ理屈か。
まあわからないでもないがw
かなり既出だとは思うけど、春樹の「羊をめぐる冒険」とか。
諦念感が漂ってて自分的には鬱空気本。
武者小路実篤「友情」
ジッド「田園交響楽」
世の中顔でございます
509 :
無名草子さん:2008/05/10(土) 19:15:41
ラスマンチャス通信
510 :
無名草子さん:2008/05/14(水) 01:39:29
新堂冬樹の「砂漠の薔薇」
お受験ママが暴走してく話なんだけど、暴走していく様より前半の主婦間のドロドロが鬱。
511 :
無名草子さん:2008/05/14(水) 05:50:17
乃なみアサの小説は読んでる時面白いんだけど
読後は鬱になる
女の悪意みたいなもの
この人が女友達に対して悪意を持ってることエッセイで知った
とくに無邪気で悪意のない友達に心で悪態ついてるところ
それなら言えばいいのに態度にはあらわさないところ 京都人か?
512 :
無名草子さん:2008/05/15(木) 05:56:40
「殺人とかの理由(オチ)が過去のレイプだった」小説多い。子供の時レイプされたオチ小説2冊と実はお母さんが昔売買組織にいたオチ小説、知らないで連続で読んで凹んだ。
1
3か
いだん
514 :
無名草子さん:2008/05/16(金) 23:59:05
515 :
無名草子さん:2008/06/02(月) 03:49:54
パトリシア・ハイスミス 「女嫌いのための小品集」
「男子高校生を女性嫌悪症にさせるためのショートショート」といってもいい。
女性のいやな面をここまで書くか。
ちなみにハイスミスは「太陽がいっぱい」「リプリー」の作者。上記の本があまりにひどいので、反応を見るため最初はドイツ語版で出版したらしい。
ジャック・ケッチャム「オンリー・チャイルド」
読んでる途中で不快感に襲われ、鬱になり、吐き気を催す。それが正常反応だと思う。
少年にたいする性的虐待。(それ以上はネタバレになるから言わない)
もう既にでてると思うが 個人的には 重松清の疾走 映画方も暗い
個人的どころか欝小説の鉄板
518 :
無名草子さん:2008/06/28(土) 14:52:34
東野圭吾「さまよう刃」
やりきれない・・・
イリヤの空、UFOの夏
秋山瑞人
520 :
無名草子さん:2008/06/30(月) 03:51:51
古いけどアッシュベイビー
522 :
無名草子さん:2008/06/30(月) 10:03:39
隣の家の少女はコンクリの話し?
なら、読まない方がいいか。。。
本当のコンクリ殺人事件の話し聞いただけで3日ぐらい気分が悪かったからな。
何も読まぬとも暗くなったわ…
集英社ナツイチカバー ダウンロードご存知?
作ったらサイズ小さいのだけど、
あたしがいけないのかしら?インク無駄をしたわ
ヤン・ソギル「闇の子どもたち」
タイの幼児人身売買の話。
毎日のNEWSを見聞きする方が鬱になります。
たしカニ
>>524 読んだ。ほんっっと酷いな……
子供のチンコに直接精力剤注射するとか
ペド全員死ね
鬱になりたければ奥さん犯されて殺されて
「泣くとうるさいから」って赤ん坊まで殺して天袋に入れられた
旦那さんのノンフィクション読めばいい
学生時代からやりとりしてきた手紙の内容とか何年間も
収録されてるんだけど
すごい救われない気持ちになる
奥さんが絵が好きな人で
はしっこに子供の似顔絵とか
団子三兄弟のイラストとか描いてるんだよ……
529 :
無名草子さん:2008/08/03(日) 13:25:04
乃なみアサの小説
人間の裏表と陰険さがみえて鬱になる
531 :
無名草子さん:2008/08/18(月) 09:03:24
散々でてるけどグロテスク。
ほんとに欝になった、寝込んだ。
一ヶ月暗い気持ちで過ごした。
532 :
無名草子さん:2008/08/18(月) 12:49:35
グロテスクで読後に爽快感があった俺って・・
(ラストはもっと違ったほうがいいような気がしたけど)
白夜行って鬱になったな
作者好みの悪女ならのうのうと生きながらえるのかよと
534 :
無名草子さん:2008/08/19(火) 08:53:31
筒井康隆「敵」
年取るとねぇ・・・・・
535 :
無名草子さん:2008/08/19(火) 10:14:33
高野悦子「二十歳の原点」やろ
ケッチャム「オフシーズン」
グロテスクに私も一票。
本で人をあそこまで欝にするのってものすごい。
もう読み返せない、こわくてページをめくれない。
ガイシュツですが
残虐記
これはさー・・・なんていうか私は主人公に感情移入した
てかケンジが可哀相 鬱程度は軽いよ
人間失格
これは鬱がテーマ(ry 不朽の鬱作
美しいから読み終わったときに綺麗な気持ちになる(清々しいとかじゃなくてね
これはわかる人にしかわからんと思うわ
鬱な気分になりたいから読むんじゃなくて、鬱な気分になってから読めば良いよ
さきほどグロテスクを読み終えました。 が、特に暗鬱となる感はまるでないです。 作品として素敵だと思いました。
ボトルネック、あれは鬱になった。自分も主人公と同じような考えだから
542 :
ー:2008/10/07(火) 00:45:41
「隣の家の少女」読んだけど
これ筆者が日本人じゃなくてよかったよな
悲しい話だけど和訳のチグハグさが鬱さを半減してくれる
京極夏彦の小説 ほとんど全ての作品でレイプが出てくる
羽田洋介の「黒冷水」は最後の最後で鬱
「リアル鬼ごっこ」でも鬱になった。
545 :
無名草子さん:2009/02/07(土) 13:15:31
アッシャー家の崩壊
↑。すごく良いよね。単純に面白いし
鬱とか神経症気味の人にはしっくりくる主人公だと思う
破戒
548 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 05:22:58
隣の家の少女
の作者を
教えていただけないでしょうか
549 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 06:27:02
550 :
無名草子さん:2009/03/07(土) 10:51:04
内田百けんの柳藻はガチ
エリ・ヴィーゼルの「夜」
アウシュビッツで・・・子供がトラックから、ドドーって
火の中の落とされる光景・・・地獄
「夜と霧」は、作者の力量のせいか、爽やかささえ感じたけども。
ドグラ・マグラ
文は読みやすかったけれど、無間地獄に引き込まれる。
読後2週間抑鬱状態になった。
抑鬱状態が2週間を越えると鬱病の可能性が高いと聞くが、そのスレスレの所まで持っていかれた。
554 :
無名草子さん:2009/03/14(土) 00:50:32
「死にぞこないの青」 乙一
くらーい話で鬱になる
乙一の『天帝妖狐』
556 :
無名草子さん:2009/04/11(土) 12:00:02
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
タイトルから、軽い学園物のラノベかなって思って借りてきた
最初で「あれ?」とは思ったけど・・・
既出かもしれないけど
新堂冬樹の「吐きたいほど愛してる。」
中村文則作品
島田雅彦 「自由死刑」
予想はしていたがドラマとは全く違って
死にぞこないの青 はそんなに鬱でもなかったな…最後がアレだし拍子抜けした
隣の家の少女はきつかった
560 :
無名草子さん:2009/06/06(土) 22:00:43
スカイ・クロラの中2病度に鬱になった。
重松清は疾走より見張り塔の方が鬱になれるでしょう
疾走はエリの状況は割とありふれてるし、
シュンジの方の田舎社会特有の空気というのがピンと来ませんでした
見張り塔の方は解説にあるよう、「自分だったら手を差し延べられるのに!」
と思っても所詮見張り塔から眺めてるだけじゃ、助けることはできないというもどかしさもあり落ち込みました
桐野夏生のグロテスクは面白かったですね、スレにちらほらありますが、自分も鬱にはなりませんでした
563 :
無名草子さん:2009/06/28(日) 14:50:54
花村萬月「ブルース」
車谷長吉「塩壼の匙」
565 :
無名草子さん:2009/07/18(土) 15:20:16
破戒
田舎教師
566 :
無名草子さん:2009/07/18(土) 21:43:57
江戸川乱歩「妖虫」
itと呼ばれた子シリーズ
描かれてる虐待のえぐさと、それが虚偽であると知ったダメージで嫌になる
あと、漫画だけど浅野いにお「ひかりのまち」
568 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 10:51:48
たこになったおかあさん
569 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 11:51:57
十六の墓標
570 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 11:54:19
サンクチュアリ
秘密
塩狩峠
異邦の騎士
572 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 14:32:45
素粒子
573 :
無名草子さん:2009/07/23(木) 15:42:52
787 :名無しさんの主張:2009/07/21(火) 16:36:06 ID:???
長期的に、狡猾に、執拗に社内いじめをしているのにもかかわらず、退職しない弱者社員に対して、
業を煮やした沖電気関係退職勧奨者側が、K谷Aずみ診療の医師と共謀して、弱者社員を退職、自殺に追い詰めた犯罪行為例
まず、いじめ首謀者の一人が、弱者社員から受けたとする虚偽捏造のセクハラ被害を訴える。
退職勧奨者側は、事実確定として、弱者社員の処分を決定。医師に事実として伝え、弱者社員は精神が病んでいるので、
統合失調症の診断をするよう依頼。ここまでの流れは弱者社員不在、事実確認無しの状態で行われた。
その後、事の真相を知り、冤罪を訴えた弱者社員に対して、圧力、脅迫を重ねて、存在しない事件の罪を被せた。
しかも診断書代は弱者社員に支払わせて、診断書は退職勧奨者が取り上げ、返却に応じない始末。
退職勧奨者側は、申告者が嘘をつく筈がない。医師が統合失調症の診断をしたから、事実だと主張。
医師側は退職勧奨者が精神が病んでいる社員が事件を起こしたと聞いたからだと主張。
犯罪行為の企画、立案、立役者 実行者 キャリアアドバイザー大・春
574 :
無名草子さん:2009/07/24(金) 07:14:31
荒神
575 :
無名草子さん:2009/07/25(土) 00:31:22
疾走/重松清
持病の躁鬱が悪化した
576 :
無名草子さん:2009/07/25(土) 00:40:19
確かに重松清は欝な気分になる作品多い
577 :
無名草子さん:2009/07/25(土) 08:32:35
天使のナイフかな
久しぶりに小説を読んでブルーになった
578 :
無名草子さん:2009/08/06(木) 23:59:42
貫井徳郎の殺人症候群
かなりキツかった。
色々想像しちゃうし。
579 :
無名草子さん:2009/08/07(金) 07:36:14
荒野のおおかみ
580 :
無名草子さん:2009/08/07(金) 09:42:29
明日の話はしない/永嶋恵美
双子の姉をいじめまくる弟が鬼畜すぎ。病気だかってムチャクチャ。お釜の姉ちゃんの話は好きだ。全体的によく書けてはいるが気分へこんだ。
581 :
無名草子さん:2009/08/16(日) 12:39:02
唐辺葉介のPSYCHE
内気な少年が色んなものに惑わされて次第に頭がおかしくなっていく
ラノベっぽい出版社で難しい表現も無いけど僕にとっては良い作品でした
こんな感じの作品ご存知の方居たら教えてください
582 :
無名草子さん:2009/09/21(月) 22:55:47
>>542 ケッチャムは英語が難しから原書で読んでも鬱半減
10年位前の本で表紙に碇シンジみたいな男の子が描かれている小説わかりませんか?
単純な題名でいじめ等を題材にしている小説です
わからなくてモヤモヤしております
重松清のナイフ?
>>584 違うんです
表紙は黒なんです
んで、プラスな感じの題名だったと思います
短編集ですけど
ここの人ならわかるかなーって思ったのですが、難しいですよね…
死の棘
重松清の疾走…物語が非現実的すぎてついていけなかった。それにエロ描写が多すぎて
読み終わった後は鬱というより、モヤモヤした気分になった。上巻は面白かったんだけど。
京極夏彦の魍魎の匣。気の狂った登場人物が多く出てくる。
グロ描写、後味も悪く、読み終わった後はちょっと鬱になった。
588 :
無名草子さん:2009/10/15(木) 22:45:39
>>541 「ボトルネック」は読んでる間
もう少し救いのあるエンディングを期待しちゃうんだよね
589 :
無名草子さん:2009/10/16(金) 22:17:59
蝿の王
昆虫の描写が鬱。
死体、殺戮の描写も鬱。
ラストも鬱。
話が矛盾したり、文体も厨臭くてたまにイラッとするのも鬱。
主人公のダメっぷりも鬱。
鬱小説は結構読んでますが、これはスマッシュヒットです。
言いたい事はわかるが四つ目何か違うだろw
確かにw
でもこの作者の文章はたまにイラッとするな。
文体が稚拙なくせに人を鬱にさせるってずるい。
ウィリアム・ゴールディングの?ノーベル賞作家だぞ
593 :
無名草子さん:2009/10/17(土) 14:37:22
違う。
田中啓文。
594 :
無名草子さん :2009/10/17(土) 18:53:18
つまらん本なんて読むな。
そんなの勧められても読みたくない。
本嫌いを増やしたいのか。
上に並んだ本は、絶版にするんだろうな。
595 :
無名草子さん:2009/10/18(日) 11:07:01
片山恭一「君の知らないところで世界は動く」
一度絶版になったけど、手直ししてまた出版された。
最後少しだけ希望を持たせた終わり方してるけど、
いつまでも鬱々とした気持ちから抜け出せない。
596 :
無名草子さん:2009/11/20(金) 23:06:34
カフカの「変身」
蝿の王!意外に面白かった…けど?読みにくいっちゃ読みにくいけど
598 :
無名草子さん:2010/02/25(木) 14:02:46
長野まゆみの夏至南風
あれは終わり方がものすごく吐き気がする。
描写が透明なのが返って気持ち悪さを際立たせる。
まあ、その他作品はかなり好きなんだけど。
599 :
無名草子さん:2010/03/04(木) 02:50:41
月に泣く
丸山健二
600 :
無名草子さん:2010/03/05(金) 07:58:54
乙一「seven rooms」
古処誠二「ルール」
東野圭吾「百夜行」
佐藤友哉「水没ピアノ」
法月綸太郎「頼子のために」
太宰は笑って読めるなあ。
太宰は笑って読めるなぁ
乙一Wwwww
長野まゆみ作品で、少年が鬼になる話(題名忘れた)が鬱になった。
自分と親友をさんざん虐待した奴(権力者の息子)に復讐するため鬼に
なるんだけど、結局敵は討てずに自分が弓矢でやられてしまう。
親友に「お前は鬼になってはいけないよ」と言い残して死亡。
鬼の亡骸を抱いた親友の背後から権力者の息子が歩み寄ってくる・・・。
というどうしようもないラストで終わり。
603 :
無名草子さん:2010/03/08(月) 19:46:41
乃南アサ「不発弾」
わざと読者を鬱にさせようとして書いたのかとすら思ってしまう。
604 :
無名草子さん:2010/03/08(月) 23:14:18
605 :
無名草子さん:2010/08/01(日) 05:08:41
保守
当時、好きだった漫画家が挿絵をするというので買ってみた「時限爆呪」
全く救いなくて、中学生のとき欝気分味わった