1 :
無名草子さん:
あーゴメン。あんまり時間空いてたから、つい。余計なお節介でした。
>1
乙
>>5 2, 3は1とは別人で、俺もあんまり時間空いてたからやった。スマソ。
まーとにかく1乙ってことで。
8 :
無名草子さん:05/01/07 05:30:04
新スレ乙! あげとく
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「NG」「新書」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
テンプレ
「…ヤフーの群れを観察してみると、…首領らしいヤフーが一匹…いるようである。
ただしそれは他の連中に比べて、きまって身体は一層奇形であり、性質もまた
人一倍ねじけているそうだ。そして、いわゆるこの首領は、たいてい自分に
最もよく似たお気に入りをいつも一匹連れているという。彼の役目というのは、主人の
足や尻を舐めてやったり…当然このお気に入りは、群れ全体の憎悪の的になるわけだが、
だから彼は身を衛るために、決して首領の身辺を離れない。…」(スウィフト「ガリバー旅行記」)
10 :
無名草子さん:05/01/07 13:07:13
←対→の新しい決着の場はここか。
保守と革新、どっちの勢力が強いか見届けるとしよう。
>989 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:05/01/06 22:41:19
>今月の岩田規久男はどうだろう?
岩田規久男 『日本経済を学ぶ』 ちくま新書
とりあえず第1章読み終わったが、中身は基本的に従来と同じ。
英国病・サッチャリズムの研究中らしく、日本経済と対比して論じている。
同じちくま新書の『経済学を学ぶ』『マクロ経済を学ぶ』に比べるとくだけた感じで書いている。
高度成長期の話でバターが高くてまずいマーガリン食ってたとか、
雑談を交えた講義風に書いたらしい。文体も「です」「ます」調。
宮島喬 『ヨーロッパ市民の誕生』 岩波新書 も併読中。
こっちの感想はまた機会があったら。
>>12 前スレ40-51あたり参照。サイトはともかく、本は不評
ちくま新書の2月
金子 郁容 (編著) 『(仮)学校評価 ―情報共有のデザインとツール』
堀江 珠喜 (著) 『(仮)「人妻」の研究』
山田 雄一郎 (著) 『(仮)英語教育はなぜ間違うのか』
遠藤 秀紀 (著) 『(仮)パンダの死体はよみがえる』
森岡 正博 (著) 『(仮)感じない男』
呉智英編『刑法39条は削除せよ!是か非か』(洋泉社新書)が面白い。
様々な論者が独自の見解を述べているのだが、とりわけ小谷野敦の問題提起
が面白い。従来型の「人権派」を批判しつつも(千葉一幹とかいう馬鹿が
思い切り叩かれていて爽快)、死刑存置論者が往々にして「遺族の感情」という
言葉を持ち出すのに対して、小谷野は「遺族というのは、本当に被害者の代弁者
たりうるのだろうか」と言う。「自分がもし不条理に殺されたら、その犯罪者を
死刑にしてほしい、と言う。仮に私に「遺族」がいたとして(略)、加害者を許す
などといわれたら、たまらないからである」。
他にも社会学の立場(橋爪大三郎)や精神医学の立場(滝川一廣)からも39条の
問題点が語られていて勉強になる。一読を。
1月27日(木)創刊 ちくまプリマー新書
橋本治(著) 『ちゃんと話すための敬語の本』
内田樹(著) 『先生はえらい』
玄侑宗久(著) 『死んだらどうなるの?』
最相葉月(著) 『熱烈応援!スポーツ天国』
吉村昭(著) 『事物はじまりの物語』
次回刊行 3月9日(水)
>>14 題名だけじゃ何が何だかわからんな。
『感じない「人妻」はよみがえる』 だったらわかるんだが。
イミワカラナイヨ!!
\\ イミワカラナイヨ!! //
\\ イミワカラナイヨ!!//
./ ̄\ / ̄\ ./ ̄\ モキュ
/ ´゚'ω゜∩ | ゚'ω゜`∩ / ´゚'ω゜|
(( |⊃ ノ ( ⊃ ノ (⊃ ⊃ ))
ヽ、 | ヽ . / | ノ
° \ / ) ノ | / ゚
o 。 ゚. \ .フ < /. . | / 。°o
──\\─ レ 。 V ── VV ─//────
三 \\。 川 川 。゜ 川 // 三 三
未亡人の研究とかも誰か ヤ ラ ナ イ カ
+ ;
* ☆_+
: , xヾ:、__,..-‐‐:、、,へ.........._
く '´::::::::::::::::ヽ
/0:::::::::::::::::::::::',
= {o:::::::::( `Д´):::::}イデオロギー対決マダーーー!
':,:::::::::::つ:::::::つ
= ヽ、__;;;;::/
し"~(__)
定方あきらの『憎悪の宗教』はパラっと見た感じでは面白そうだった。
nが結構少ないので内容が薄くないか心配ではあるが。
あとがきにも書いてあったけど、
タイトルは『聖なる憎悪』の方が良かったな。
24 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/01/10 00:33:30
●岡田英弘『中国文明の歴史』講談社現代新書…【8点】
山川版『民族の世界史 漢民族と中国社会』所収の論文の改稿。いわゆる「中国」に
関しては著者が今まであちこちで述べていることと重なるが,基本書と思うので中国を
語りたい人は是非読んでほしい。キーワードは「商業と都市」「アルタイ化・日本化」。
♯内陸遊牧民族史に関しては漏れも土地勘とか,時空のスケールがいまいち掴めなくて
サパーリです(;´Д`)。カルムイキアとかオセット人とか最近ニュースでよく出てくるね。
著者(と奥さん)への興味深いインタビューハッケソ
http://homepage2.nifty.com/tkeizo/book130812-j.html >岡田「いま出来る言葉が十四カ国語あるんですよ。まず日本語(笑)、それから英語、
> 中国語、韓国語、満洲語、蒙古語、チベット語、サンスクリット語、マレー語、フ
> ランス語、ドイツ語、ロシア語、ラテン語、ギリシャ語です。」
>>23 自分がみぎ寄りだからって誤魔化すなよ(プゲラ
森岡正博って誰?
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「NG」「新書」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」
さっそくあぼーんがポコポコと……
今年の新書界のトレンドを予測しよう
32 :
無名草子さん:05/01/10 22:51:03
>25
少しは静かにしてらんないのか?
プ・ロ・奴・隷・ク・ン?
新書のネーミングセンスって悪くないか?
普段あまり本を読まない人でも、
気軽に手に取りやすいような、または物珍しさで手に取らせるようなタイトルを付けるのも
狙いの一つなのだろうが。
岩波・中公(ラクレは別)はわりと堅いタイトルが多い方だけど、
ちくまは狙い過ぎかと。
ウンコに学べ!
とか?
『子どもが減って何が悪いか!』も一例だな。これはタイトルのせいで売れないと思う。
売れてる新書ってこんなもんだぞw
新書(日販調べ 2004年12月17日〜23日 )毎週火曜日6時 更新
順位 前週 書名 著者 出版社 価格
11 頭がいい人、悪い人の話し方 樋口裕一 PHP研究所 750円
22 オニババ化する女たち 三砂ちづる 光文社 756円
3- 養生の実技 五木寛之 角川書店 720円
43 バカの壁 養老孟司 新潮社714円
55 座右の諭吉 齋藤孝 光文社 735円
64 コミュニケーション力 齋藤孝 岩波書店 735円
7- 明治・大正・昭和史話のたね100 三代史研究会 文藝春秋 714円
86 あなたの運命が変わる方位学 細木数子 KKベストセラーズ 1300円
9- マルクスだったらこう考える 的場昭弘 光文社 756円
107 死の壁 養老孟司 新潮社 714円
1、2とかはタイトル売れだろ。思えば4も著者+タイトル売れ(それにしてもまだランクにあるのかよ)
まあ昔でいえばカッパブックスみたいなのと同じ土俵で戦ってるんだから
ちくまだろうと岩波だろうとあわよくば!と思ってるだろ。
タイトルがダサかったり、口に出すのが恥ずかしい感じのヤツだと、
いくら内容が良くても、知り合いとかに薦めづらくない?
以前、とある本を友人に薦めてみたら、
本の名前を聞いた途端に爆笑されてヘコんだのだが…。
ネットのレビューを参考にできない情報難民は
インパクトや印象でも買うか決めるだろうから
題名と帯の煽りが勝負じゃないかな
>>26 面白そうではあるが・・・高い確率でハズしそうでもある
>32
黙れネオコンサバティブ野郎
>38
確かにそうかも。
俺はタイトルに惹かれた本を見つけても、
まずアマゾンのレビューのほか、色々な書評サイトで調べた後で、
実際に自分でも一通り目を通してからでなければ買えない性格なんで。
本の買い物は失敗したくない。
これもデジタル・ディバイドの一種かな?
あれは経済格差についてが正しいんだっけ
43 :
無名草子さん:05/01/11 16:36:52
新書なんて書評あれこれ探して読んでるうちに読めちゃうだろうに。あげ
44 :
無名草子さん:05/01/11 23:40:48
>>36 養老猛司・斎藤孝・佐伯啓思の本って、読む前から
「どうせまた同じようなこと書いてんだろうな〜」
って先入観にとらわれてしまう。
46 :
無名草子さん:05/01/12 02:09:21
新書買うのに品揃えのいいお店ってありますか?
新宿近辺でいいところあったら教えてください。
47 :
無名草子さん:05/01/12 02:42:18
先入観に囚われて本を読む馬鹿がいるスレはココですね。
48 :
無名草子さん:05/01/12 11:04:04
海外には新書に代わる読書形式は存在するんでしょうか
>47
だから黙れっつってんだよキョクウ野郎
50 :
無名草子さん:05/01/12 19:22:42
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「NG」「新書」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」
あんにょんはせよ
タブーがどんどん増えていくなw
幽々白書みたい。
推奨NGワード
「推奨NGワード 」
新書を紹介している本でいいもの有りませんか?
57 :
無名草子さん:05/01/13 23:33:48
>50
は?ミギーが何ぬかしてんだよ。だいたいお前新書読まないだろ?
お得意の北一輝でも読んでろ。
推奨NGワード
「ミギー」「北」
60 :
無名草子さん:05/01/14 09:17:13
右や左のだんな様
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」
ネオコンのバカがNGワードNGワードうるせーな。
荒らし・煽りは放置って原則を知らねーのかよ。
64 :
無名草子さん:05/01/14 13:33:54
スレの最後にまた有用なレスだけ適当にまとめるので
保守係の方々はdat落ちさせないために頑張ってください
66 :
無名草子さん:05/01/14 17:43:41
>65
人にばっか頼って自分では何にもしねーのかよ
やっぱ保守寄りの思想持ってるやつってむかつくな
>>56 59
ありがとうございます。
参考にします。
>>63=
>>66 うぜーよ馬鹿。お前もう書き込むなよ。
共産党板にでも行ってろ。
ここも早くIP導入して欲しいよ。
IDでは?
今日出た 『自由という服従』 光文社新書 数土 直紀 (著) がわりと面白い。
73 :
無名草子さん:05/01/14 21:48:17
内容は知らないが、
ありがちなタイトルのつけ方が読書意欲をそぐ。
ここも早くIP導入して欲しいよ。
>>72 この人の授業受けたなあ・・・。退屈だった。
とりあえず今月は
下田徹『板前修業』集英社新書
磯田道史『武士の家計簿』新潮新書
この2冊読んだけどどっちも良かったな。
>>75 同じ大学の予感。生協の新書、品揃え悪いよなぁ。
数土さんて数理社会学か何かの人だっけ?
いや、保守主義思想の権威
おれらの見方だ
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」
保守主義というのは反グローバリズムであり反米
>>61に大爆笑できる私は年寄りですか、あ、そうですか。
83 :
無名草子さん:05/01/15 23:55:30
>81
親米派さんは新書なんて読まないで世間の言うことに流されててね
ブサヨもウヨ厨も首かっ切って死ねや
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」 「ヒダーリー」「親米派」
推奨NGワード
「推奨NGワード 」
右翼・左翼専用推奨NGワード
「推奨NGワード 」
ウヨ(害宣車)もサヨ(死民運動)もめざわり。スレ違いどころか板違い。
これ以上やったら通報すっから。
>92
見えようが見えまいがミッギーもヒーダリも存在し続けるよ
94 :
お願いします:05/01/17 12:14:04
今、大学3年なんですけど、去年1年で本はたくさん読んだのに、
新書を1冊も読んでいないことに、今年になって気が付きました。
去年出た新書の中でお薦めのがあったらベスト5ぐらいまで挙げて欲しい
なと思います。それと、一言お薦めポイントも書いてくれたら幸いです。
そんな漠然とした質問されてもねぇ。
つーか、自分の関心のあるテーマを論じた新書の導入部分だけでも
立ち読みして当りを付けてみてはどう?
大学生のくせに・・・
ひっだり寄りのくせに・・・
>>94 近代史に興味があるならば、
・佐藤卓己『言論統制』中公新書
いよいよ改憲案が出る2005年、旧来の護憲・改憲を超えた視点を求めたいなら、
・長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』ちくま新書
昨今はやりの教育改革路線とは違った、「ゼロ成長」社会前提の教育論に興味があれば、
・広田照幸『教育』岩波書店、思考のフロンティア(新書ではないが、分量は同じ)
最近、日本からどんどん「自由」が失われていってて嫌だな、と思う向きには、
・五十嵐太郎『過防備都市』中公新書ラクレ
なぜ、「愛国心」「自由」が多くの日本人にとって切実なテーマにならないのかが疑問ならば、
・浅羽通明『ナショナリズム』『アナーキズム』ちくま新書
色々、本を読んでるうちに、バカばっかりの世の中に嫌気がさしたならば、
・長山靖生『「人間嫌い」の言い分』光文社新書
漠然としたものに漠然としたもので答える・・王道ですな。
>>94が何時、近代史に興味があるとレスしたのか気になりますが・・
一昨年なら 福田和彦:江戸春画の性愛学 全3冊
右のみんな、喜べ。
今月の「諸君」のベストは佐伯の「自由とは何か」だったぞ
めずらしくベタ誉め。左どもの嘆きが聞こえてくるなw
なお、ベターの中に香山リカが入ってたのには驚いた。
ケータイがどうのってやつだったと思うが、まったくノーマークだった。
102 :
無名草子さん:05/01/20 01:55:59
宮崎の評価なんてどうでもいいんだが。
気にしてる奴がいるんだな
>>101 ベターでとりあげてもらったことがあるが、
びみょーに読みはずしてたw
>>103 新書の著者の人達の中にも2ちゃんねらーが居る、と理解して良いですか?
●福岡伸一『もう牛を食べても安心か』文春新書…【8点】
安心じゃない!という著者は,あー宮崎てっちゃんとお友達っぽいあの人かー。BSEに
関する論点がだいたい整理できるほか,忘れられた科学者シェーンハイマーの業績とか
にも触れてておトク。遺伝子組み換え作物にも慎重派のようだが詳しく聞いてみたい。
♯おりしも,こういうことになってるんですね…
【牛肉】夏にも3割輸入再開へ BSE問題の日米協議
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005011901004946 ●A・バスブース『サウジアラビア 中東の鍵を握る王国』集英社新書…【7点】
有数の産油国・富裕国であり,イスラーム主義の源流の一つでもある王国の矛盾を描く。
911以降のアメリカとの微妙な関係,サウジの分割の可能性を秘めた(!)「キッシンジャー
計画」,国外(モロッコなど)でのワッハーブ派の浸透ぶり,などが新しいかな。
うーん,『屋根の日本史』とかまだ読んでないけど
もう1月下旬なので一応2004年のベスト10を。テキトーなので参考にしないで…
●浅羽通明『アナーキズム――名著でたどる日本思想入門』ちくま
●浅羽通明『ナショナリズム――名著でたどる日本思想入門』ちくま
●田島英一『上海――大陸精神と海洋精神の融合炉』PHP
●内藤正典『ヨーロッパとイスラーム――共生は可能か』岩波
●三浦展『ファストフード化する日本』洋泉社新書y
●秋山弘之『苔の話――小さな植物の知られざる生態』中公
●桑村哲生『性転換する魚たち――サンゴ礁の海から』 岩波
●金子勝・児玉龍彦『逆システム学』岩波
●加藤祐三『幕末外交と開国』ちくま
●古矢旬『アメリカ 過去と現在の間』岩波
>>102 わからんが、このスレではどうやら宮崎はカリスマらしいw
109 :
無名草子さん:05/01/21 08:43:51
的場昭弘『マルクスだったらこう考える』(光文社) 【6点】
社会の発展は外部からの衝撃によって起きるとか、グローバリゼーションにより
かえって共産主義が可能になるとかいうのは、へえーという感じ。
ただ「マルクスだったらこう考える」ということの結論が、世界中の人々の
水平的な連合と直接民主主義というだけでは寂しいだろ?
もっとマルクスの著作からの引用がほしかった。
古矢旬『アメリカ 過去と現在の間』(岩波) 【10点】
へびさんのベスト10にも入っているが、アメリカの政治思想の歴史的
変遷をユニラテラリズム、帝国、戦争、保守主義、原理主義の5つの角度から
分析する。これまでに現われた保守主義を4つに分けてその異同を指摘する
個所は秀逸。名著。
岩波2月
・ 山家 悠紀夫 『景気とは何だろうか』
・ 井波 律子 『奇人と異才の中国史』
・ 中島 義道 『悪について』
・ 佐藤 俊樹 『桜が創った「日本」』
>・ 佐藤 俊樹 『桜が創った「日本」』
『武士道の逆襲』と同じタイプの本かな?
岩波新書のwebページ微妙にきれいに改装されてるね。
テーマはこれに似てるな。
大貫恵美子『ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義』(岩波書店、2003年)
>>108 だいたいこのスレに書いたのだけでガス。
古いので買って読んだの,読んでもここに書かなかったのは10冊もないかな。
岩波から中島の本が出るのか・・・。
116はアチキでガス。
>>109 昨日の就任演説でも,6ヶ国を名指ししての件りは
自由の「水平的拡大」「モジュール的性格」が…
つかそんなこと言う国ってアメリカしかないよね。
>>109 >古矢旬『アメリカ 過去と現在の間』(岩波) 【10点】
同意。名著だと思う。
岩波新書らしく、専門的叙述を省略して読みやすいというのもいい。
アメリカという国の起源から、現在に至る過程を理解するのには格好の書だと思った。
アメリカ的な自由、アメリカ的な民主主義の平板さを感じる昨今、まことに読み応えがあった。
単純な二元論など、現在の日本も二重写しに見えてくる。
あんまり面白そうじゃないね
>>120 位置づけは新書なんだけど本のサイズが新書サイズじゃないという謎のシリーズ
123 :
無名草子さん:05/01/23 12:23:36
>>118,119
109ですが、古矢氏のアメリカの「モジュール的性格」
という指摘も鋭いと思いました。この本を読んでいると
就任演説がどういう背景・思想に依っているかがよく
理解できる。
古矢教授から単位をもらった身としてはうれしい限り
We got the Amerian Jeazas
岩波新書を見ないんだけど・・
>>120 つか、みうらじゅん 『正しい保健体育』って何やねんw
理論者のパン!セ、ちくまのプリマー、と出版社はジュニア向け新書に力入れてるのか。
岩波ジュニア新書はジュニアに読まれてるのかな。
大学生以上にも十分通用するしっかりした本も結構あるよね。
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」 「ヒダーリー」「親米派」 「アメリカ 過去と現在の間」
おもしろくないよ
ちくまプリマー新書よりパン!セのほうが面白そうなラインナップだ。
新書の棚に並んでないのが難点だが。
子どもさんが普通の新書を読まなく(読めなく)なったということだろうけど
甘口にしたら読むってもんでもなかろう。
いっそ全部コミックにしろ。
おもしろくないよ
135 :
無名草子さん:05/01/25 03:15:12
あぐぇ
136 :
無名草子さん:05/01/26 00:09:41
137 :
無名草子さん:05/01/26 21:11:50
新書ではないけど洋泉社新書yの「ファスト風土化する日本」のシリーズもの
とでもいうべきムックが出てるね
「検証 地方がヘンだ!」というタイトルです
こ こ は 新 書 ス レ で す
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」 「ヒダーリー」「親米派」 「アメリカ 過去と現在の間」
「ムック」
140 :
無名草子さん:05/01/28 19:43:31
何かないの?
141 :
無名草子さん:05/01/29 00:14:22
ちくまプリマー新書よさそう
142 :
無名草子さん:05/01/29 01:03:55
>>140 ちょっと頁数が少ない。
厚い紙でごまかしてるが。
ちくまプリマーはお子様向けだよ。
145 :
無名草子さん:05/01/29 20:21:41
ちゃんと話すための敬語の本(ちくまプリマー新書 001)
橋本 治著
先生はえらい(ちくまプリマー新書 002)
内田 樹著
死んだらどうなるの?(ちくまプリマー新書 003)
玄侑 宗久著
熱烈応援!スポーツ天国(ちくまプリマー新書 004)
最相 葉月著
事物はじまりの物語(ちくまプリマー新書 005)
吉村 昭著
146 :
2月:05/01/29 21:52:44
岩波新書(18日)
山家 悠紀夫 『景気とは何だろうか』
井波 律子 『奇人と異才の中国史』
中島 義道 『悪について』
佐藤 俊樹 『桜が創った「日本」 ソメイヨシノ起源への旅』
岩波ジュニア新書(18日)
西沢 江美子 『米をつくる 米でつくる』
太田 順一 『ぼくが写真に学んだこと』
毎日中学生新聞編集部 『ニュースの言葉 日本と世界のいまがわかる』
講談社現代新書(20日)
山本 義郎 『グラフの作り方−レポート・論文に強くなる(仮)』
村田 晃嗣 『アメリカ外交史(仮)』
雑喉 潤 『「史記」の人間学』
神野 志隆光 『「日本」とはなにか−国号の意味と歴史』
あちゃ。重なっちゃって恐縮です
★洋泉社新書y 2/7
増川宏一『将軍家「将棋指南役」』
湯山光俊『はじめて読むニーチェ』
★ちくま新書 2/9
金子郁容編著『学校評価――情報共有のデザインとツール(仮)』
堀江珠喜『「人妻」の研究(仮)』
山田雄一郎『英語教育はなぜ間違うのか(仮)』
遠藤秀紀『パンダの死体はよみがえる(仮)』
森岡正博『感じない男(仮)』
★平凡社新書 2/10
森村宗冬『義経伝説と日本人』
加地正郎『インフルエンザの世紀
――「スペインかぜ」から「鳥インフルエンザ」まで』
道方しのぶ『日本人のルーツ 探索マップ』
蒲原聖可『ベジタリアンの医学』
★PHP新書 2/15
臼井隆一郎『榎本武揚・「ガイアツ」と闘った外交官(仮)』
齋藤孝『齋藤孝の<平成徒然草>(仮)』
生田哲『脳と食生活(仮)』
島田恒『NPO・失敗と成功の法則(仮)』
★光文社新書 2/16
山田真哉『さおだけ屋はどうして潰れないのか?
――身近な疑問からはじめる会計学』
関なおみ『時間の止まった家――「要介護」の現場から』
矢野新一『おんなの県民性』
後藤哲也/松田忠徳『黒川温泉 観光経営講座』
ダナイジャイ・キール/山際素男:訳『アンベードカルの生涯』
★講談社現代新書 2/17
山本義郎『レポート・プレゼンに強くなるグラフの表現術』
村田晃嗣『アメリカ外交』
雑喉潤『「史記」の人間学』
神野志隆光『「日本」とはなにか』
★講談社ブルーバックス 2/17
竹内繁樹『量子コンピュータ』
時実象一『理系のためのインターネット検索術』
監:新井紀子/編:e-教室『数学にときめく Part2(仮)』
★集英社新書 2/17
尾崎哲夫『英単語が自然に増える』
木田元『新人生論ノート』
立川武蔵『ヒンドゥー教巡礼』
アルノ・グリューン/上田浩二/渡辺真理『人はなぜ憎しみを抱くのか』
★岩波新書 2/18
山家悠紀夫『景気とは何だろうか』
井波律子『奇人と異才の中国史』
中島義道『悪について』
佐藤俊樹『桜が創った「日本」』
★文春新書 2/20
坂本多加雄『スクリーンの中の戦争』
鍛冶俊樹『戦争の常識』
小田中直樹『フランス7つの謎』
幸井俊高『男のための漢方』
大石道夫『DNAの時代――期待と不安』
★新潮新書 2/20
井上薫『司法のしゃべりすぎ』
島津義秀『薩摩の秘剣 野太刀自顕流』
持田鋼一郎『世界が認めた和食の知恵――マグロビオティック物語』
早川謙之輔『木に学ぶ』
★中公新書 2/25
古井倫士『頭痛の話――片頭痛から遺伝子異常まで』
浜辺陽一郎『コンプライアンスの考え方
――信頼される企業経営のために』
齋藤直樹『カラー版 フライフィッシング――渓流釣りの愉しみ』
吉田鋼市『アール・デコの建築――合理性と官能性の造形』
151 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/01/30 01:48:29
なんか健康関係が多いですね。
経済学の入門書っぽいのも最近よくある。
光文社はまた山際さんか!
フレディ村田は『米国初代国防長官フォレスタル』�
中公新書ってのがあるみたいよ
今月(1月)まだ1冊も買ってねーや。
「感じない男」が気になる。
うちの近所の図書館は いまだに岩波+中公+講談社偏重の構成で
それらは新書コーナーにまとまっているが文春などは各棚に散らばっている。
どこもそんなもん?
>>152 前に無痛文明論という本を出していたから、その一般向けだろ。
内容は知らんが、間違ってもEDの本ではない。
155 :
無名草子さん:05/01/30 17:07:34
誰か新書を原稿用紙20枚程度に要約した要約文を
見れるサイト教えてください。
もしくは自分が要約したのを見せてもよいという人が
いましたら貼り付けてください
>>155 メールで送ってあげるからアドレス教えて。
村田氏の本が講談社から出るってのは意外だな
158 :
無名草子さん:05/01/30 18:53:27
金子郁容編著『学校評価――情報共有のデザインとツール(仮)』
この人、バブル期に一橋で堤オーナーの授業をプロデュースしたり
慶応の幼稚舎長やったりと、専門がよくわかんないけど面白そう。
文春の坂本多加雄氏は3年ぐらい前に亡くなってるから、だれか編者がいるのかな?
>>159 手元にある 金子・松岡・下河辺 『ボランタリー経済の誕生―自発する経済とコミュニティ』 実業之日本社 1998
の奥付だと、 情報論・ネットワーク論・意思決定論・組織論 になってる。
学位も工学みたい。西垣通に近い感じなのかな。
『さおだけ屋〜』は『女子大生会計士の事件簿』(←一応新書版だからこのスレの守備範囲かな?)の人だね。
マイナー新書だけど、名古 忠行 『イギリスの国家観・自由観』 丸善ライブラリー も面白そうではある。
フォレスタルはかなり良かった。
とりあえず俺は買うよ。>村田
162 :
無名草子さん:05/01/31 03:29:44
さおだけ屋はどうして潰れないのか?
って凄いタイトル付けだな。
それが会計学の本なのか?
どんなんだろう、早く読みたい。
163 :
無名草子さん:05/01/31 09:57:34
文春の坂本多加雄だが、故人じゃないの?
4つ上のレスも読まない・・・
レフティは自分の脳内理論語るだけで精一杯ってことだよ
察してあげな
166 :
無名草子さん:05/01/31 22:29:19
左巻きの恐ろしさ。
167 :
無名草子さん:05/01/31 22:37:42
>>153 うちの区の図書館はその3社に加えて、なぜか平凡社新書が
専門コーナーを与えられている。なぜかって言ったら平凡社に失礼かw
しかし、文春ですらコーナーないのに、この優遇ぶりが不思議だ。
平凡社は学術出版社としてそれなりに格があるからでは?
文春は週刊誌の延長。
169 :
無名草子さん:05/01/31 23:53:40
>>168 それにしちゃ平凡社新書に見るべきものがないのは、いかんともしがたい。
だったら筑摩のコーナーがあってもいいはずだ
筑の字が...
172 :
無名草子さん:05/02/01 12:41:01
ちくま新書のコーナーを作れ!!
ちくま新書、テーマはいいんだが中身がつまらんのが多い。
174 :
吾輩は名無しである:05/02/01 22:01:36
>>36 オニババの本、オトコが書いてたら大騒ぎだったろうな。
オニババの巣窟=津田塾の内部では読まれているのだろうか?
あそこはひ だ り 思 想 養成所だからなあ
プリマー新書の最相葉月『熱烈応援!スポーツ天国』をば。
マイナースポーツの観戦記として結構面白かった。「武蔵ブームに
乗っかろう」と宣言した古武道宗家の思い切りの良さに感嘆・爆笑。
ただ、ページ数(150強)からいって600円台に抑えてほしいところ。
厚めの紙質でボリューム感を出したいのかしら。
それってスポルティーバの連載?
プリマーのカバーやけにオサレだと思ってたら、クラフトエヴィング商会が担当らしいね
さすがだ
今月の宮崎哲弥は狂牛病本だったな。
181 :
吾輩は名無しである:05/02/03 22:32:26
彼女が言ってた。津田塾ではオニババの本は『禁書』だそうでつ。
教員の未婚率すごいんだそうでつ。
宮崎はこの前、朝まで生テレビに出てたな。
教育について語ってた。
>津田塾ではオニババの本は『禁書』
お茶吹きだしたぞどうしてくれる
184 :
無名草子さん:05/02/04 19:24:41
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」 「ヒダーリー」「親米派」 「アメリカ 過去と現在の間」
「ムック」 「津田塾」
お前はこのスレを読みたいのか読みたくないのか
推奨NGワード
「左」「右」「サ」「ウ」「朝日」「プロ」「市民」「奴隷」
「キモ」「必死」「感想」「宮崎」「中身」「批判」「ヘーゲル左派」
「みぎ」 「キョクウ」「スカタン」 「ミギー」「産経」 「ネオコン」
「共産」 「ヒダーリー」「新書」「親米派」 「アメリカ 過去と現在の間」
「ムック」 「津田塾」
あぼーんされてて詳しい内容は判らないけど
煽りが来てるんならスルーしろよ
構ってクンは無視されるのが一番ツライらしいぞ
188 :
無名草子さん:05/02/05 23:05:03
↑こういう忠告クンが一番ツライらしいぞ
189 :
3月:05/02/06 16:58:42
『(仮)考えあう技術 ―教育と社会を哲学する』 ちくま新書 苅谷 剛彦 (著), 西 研 (著)
『(仮)売文生活』 ちくま新書 日垣 隆 (著)
『(仮)ありえない日本語』 ちくま新書 秋月 高太郎 (著)
『(仮)DNAから見た日本人』 ちくま新書 斎藤 成也 (著)
『(仮)万博幻想――戦後政治の呪縛』 ちくま新書 吉見 俊哉 (著)
『(仮)勉強ができなくても恥ずかしくない (1)どうしよう・・・の巻』 ちくまプリマー新書 橋本 治 (著)
『(仮)学校で教えない性教育の本』 ちくまプリマー新書 河野 美香 (著)
『(仮)奇跡を起こした村のはなし』 ちくまプリマー新書 吉岡 忍 (著)
あと新書じゃないけど、ちくま学芸文庫でラッセルの哲学入門が出るそうなので
哲学好きな人はどぞー。
金沢治 『デジタル家電が子どもの脳を破壊する』 (講談社+α新書)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062722941/250-4243470-7549860 >脳の退化をどう防ぐのか!子どもの脳専門医が提言!!
>私は、最近子どもの脳が「退化」をはじめているのではないかと感じています。
>昔の子どもとは異なり、最近の子どもの脳内での情報処理回路は、
>非常に単純なプロセスを介するだけになってきているようです。
>どうも子どもたちの思考回路のなかで入力される情報が、
>脳内でただ単に「快」か「不快」か、という二進法的な
>デジタル処理によってしか吟味されずに出力されてしまっているようなのです。
>極端なようですが、いまの子どもたちの単純な二進法の思考回路は、
>赤ちゃんの思考回路に近く、「脳が退化している」のです。
オラ、なんだかすっげぇワクワクしてきたぞ!
でも端金とはいえネタの為に身銭を切るのはヤダなぁ……
「今月のワースト」の有力候補ですな
>>189 小谷野(評論家入門・平凡社)の次は日垣隆か。
あと東大卒に「勉強ができなくても〜」って言われてもなあ
高卒の人とかが、勉強が出来なくてもやれる!とか書いているなら・・説得力もあろうが・・。
東大卒に言われてもね・・説得力のカケラも微塵も雀の涙ほどもない。
日垣さんの新潮新書がもうはや3刷らしいね
195 :
無名草子さん:05/02/07 21:33:57
196 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/02/08 03:48:33
○原田多加司『屋根の日本史』中公新書…【7点】(昨年12月)
著者は十代続く檜皮葺・柿葺職人の当主,といいつつ何気にそうとうインテリな人。
竪穴住居から,寺社・民家・城郭まで。勉強になるし,イラストや写真も多いのだが,
盛り込みすぎたせいか,基礎知識のない者にはわかりづらいところがあったなあ。
♯構想中らしき次作「海外神社」の企画に期待(新書とか,安い形でキボンヌ)
祥伝社新書が創刊だそうで。
祥伝社新書 2月28日
『抗癌剤 知らずに亡くなる年間3』 平岩 正樹
『模倣される日本』 浜野 保樹
『「震度7」を生き抜く』 田村 康二
『ガンダム・モデル進化論』 今 柊ニ
『ウチの社長は外国人』 大宮 知信
>>189 『正しい保健体育』 よりみちパン!セ みうら じゅん (著)
がアマゾンで品切れになるくらいそこそこ売れたみたいだけど
また性教育か。
>>198 カッパブックス→光文社新書 以上に ノンブックス→祥伝社新書 だね。
> 『抗癌剤 知らずに亡くなる年間3』→健康、不安もの
> 『模倣される日本』 →趣味(アニメとかでしょ?)
> 『「震度7」を生き抜く』 →不安もの
> 『ガンダム・モデル進化論』 →趣味、中高年w
> 『ウチの社長は外国人』 →ビジネス、不安もの?
本格的新書って感じじゃないけど、まあまあかな。
201 :
無名草子さん:05/02/09 23:02:30
「不安もの」ってw
パッと見て意味不明なジャンル名をつけて売り出されるゲームのようだ
タクティカル・エスピオナージ・アクションとかな
不安モノは売るためには重要だよ
204 :
というか知らない人もいるだろう:05/02/10 22:35:51
>>203 五島 勉さんの『ノストラダムスの大予言』シリーズとか。もう「古典」といってもよいだろう……。
205 :
無名草子さん:05/02/10 23:54:14
>>196 なぜかうちの大学生協では、売上ベスト10の2位に食い込んでるのだが。
・・ちなみにうちの母方の実家には「うだつ」があります。
大学の講義(生活文化論みたいなやつ)で使ってるんじゃない?
207 :
無名草子さん:05/02/11 00:21:38
208 :
無名草子さん:05/02/11 20:55:02
わからないことや知らないことが延々と続くと、理解できないので退屈になってくるんですが
それでもとりあえず読み通します。
これって時間の無駄しょうかね?皆さんどうしてます?
とりあえず読んでおけば情報の欠片は残ってるから、もうちょっと優しい本を読んだときに
とっかかりができていいかも、とか思うのですが
わからないことを知るために読むんじゃないのか?と言ってみるテスト。
確かに未知の知識が延々と続くと、段々読み方がいい加減になって
読んだ後何も残らなかったりすることはあるな。
そういう時はページ折・ペンでマークしながら読むようにしてみたり。
最近出た 湯山光俊 『はじめて読むニーチェ』 新書y
が自分にとってまさにそんな感じなわけだけど、ニーチェ本はみんなこんな感じなのかな。
やさしいニーチェ本知ってる人いたら紹介してください。
210 :
無名草子さん:05/02/11 22:19:02
>>209 ありきたりの哲学入門書のほうが分かりやすい。
もしくは中公の世界の名著シリーズの『ニーチェ』の解説を読む。
中公クラシックス『悲劇の誕生』に手塚富雄氏の解説があればそっちのほうで。
思うにニーチェ入門に最適な新書ってあまりいいのがないような気がする。
永井均の『これがニーチェだ』(講談社現代新書)は
あきらかにニーチェを題材にした哲学本なので初心者には向かない。
講談社現代新書なら西尾幹二『ニーチェとの対話』のほうがいい。
>>210 >思うにニーチェ入門に最適な新書ってあまりいいのがないような気がする。
やっぱりそうなのか。 永井・竹田はニーチェそのものって感じではないし。
西尾の「対話」も永井・竹田の方かと思ったけどそうでもないんだ。
西尾見てみるかな。あと中公の解説も見てみるよ。
解説書よりニーチェの著作そのまま読んだほうがいいかも
そのあとで解説本読む
ただ、岩波文庫はやめとけ
>>212 それが正攻法なんですが―特にニーチェの場合は―、基礎体力が・・・orz
>>213 だから書店にまだ在庫があれば世界の名著シリーズ『ニーチェ』だと。
分かりやすい解説のあとにツァラツゥストラと悲劇の誕生があるからおいしい。
>ただ、岩波文庫はやめとけ
なんで?
訳が無茶苦茶なんだろ
なにニチェニチェ笑ってんだよ
プリマー新書の略称は「ちくプリ」なのかしら
ニーチェは筑摩文庫の全集の訳がわかりやすい
221 :
『カンフーハッスル』は5回みた:05/02/12 23:42:08
>>208 それでよいと思います。とりあえず読みとばして、一度目よりも二度目、
二度目よりも三度目、……というふうにしていけばだんだんわかってきて、
おもしろくなってくる本もあると思います。
私の場合、マックス=ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本
主義の精神』がそうでした。学生のころから数十回は読んでいるはずなの
ですが、前回読んで理解できなかったところが今回はわかる、というのが
少しずつふえるだけで、いまだに、すべて理解できているとはいえません。
>>209さんの方法も参考に、本を読むことを、とにかく楽しんでください。
222 :
無名草子さん:05/02/13 00:26:00
223 :
無名草子さん:05/02/13 17:22:43
森岡正博「感じない男」ちくま新書
まさに題名のとおりですなあ。しかしこの人がこんな本を書くとは
びっくりしました。日本嗜癖行動学会なるものに投稿した論文に手を
加えたものがはいってるそうですが、何でも学問になるんですね。
>>208>>221>>222 レスありがとうございます。
色々工夫しながら読むのも大事なんですよね。
歴史系の新書とか、一度読んだだけでは割とスパッと内容を忘れてしまったりするんですが
やっぱり概要を理解しやすいよう要点に付箋貼ったりとかされてますか?
学校の試験じゃないんで、年号とかまで頭に詰め込もうとは思わないんですが
最低限、人に聞かれた時説明できるくらいには覚えておかないと意味無いよなぁ、とか思ったり
>224
自分は本には線を引かない派なので、付箋を貼りまくりです。
重要度に応じて赤青緑黄と付箋の色を使い分けてますよ。
ジャンルによっては貼りすぎて本が凄い事になりますがw
一冊読み終える頃には、自分が重要だと思った箇所がいつでも開ける、オリジナルブックの完成です。
226 :
無名草子さん:05/02/14 09:19:26
本橋哲也『ポストコロニアリズム』岩波 【5点】
ファノン、サイード、スピヴァクの言説を中心に
ポストコロニアリズムの思想を紹介する。
主観的・感情的な記述が目立つ。「入門書」としては、
もっと客観的な視点をもって書くべきだろう。
4分の1ぐらいはクソだな
229 :
無名草子さん:05/02/14 15:43:23
>>227 流行りの「バカ」物と「男」物が入ってない所が硬派っぽくていいね。
「馬鹿の壁」は前文に出てきてるけど「もてない男」くらい入れてもよかった
ような気はするね。さすがに岩月を入れるわけにはいかないだろうが。
硬派って概念自体先入観による産物なんですがね
定番っぽいのばっかりだ。
「ジュンク堂の専門書の書棚でロングセラーとなっている、読んで間違いのない基本の百冊」
ということです。
「フェミニズム入門」とか「動物化するポストモダン」とか
クズ本も混ざってるけどね。
234 :
無名草子さん:05/02/14 20:45:07
それはお前にとってはクズ本かもしれないが、
俺にとってはクズ本では無いかもしれない訳で
それをいちいちクズ本とか言われると、俺もクズ本かなとか思ってしまって
俺にとっては、本当はクズ本じゃない本も読まなくなってしまう可能性もある訳で
もしお前がクズ本だと気付いても、今後はあたたかい目で見守っていてほしいと思う 。
「よくない本」は荒れるので「よかった本」にすれば?
>234
>235
ワロスw
どこがどう悪いのか具体的に説明しない。
感覚的にダメ出しをするが対案を出さない。
悪い点を具体的に説明できないので、
どうすればその作品が昇華できるのかという意見は言わない。
とにかく反対意見だけで「ダメ」「クズ」「クソ」ぐらいしか言わない。
これで君も今日から立派なネット批評家だ。精進せよ。
239 :
無名草子さん:05/02/14 23:31:12
教えて君のコピペに似てるな
「昇華できる」?
241 :
無名草子さん:05/02/14 23:55:12
>>238のレスにあるような人間は順調に増えております。
生暖かく見守りましょう。同志!!
>どうすればその作品が昇華できるのかという意見は言わない。
頭悪そ〜
>>227 「国際政治」 冷戦真っ最中の66年の発行。高坂正尭は好きだが如何にも古い。ソ連崩壊前の著作はどうしても古びよう。
「不平等社会日本」 この手のものなら もっと面白いモノが出てきている。統計をもとに検証しているので当然古びる。
「知のソフトウェア」 コピーもままならない時代の苦労話と記憶する。そもそも立花隆が古びた。
>>244 入ってるよ
『日本の思想』(丸山眞男著) 日本の思想史の包括的な研究がなぜ貧弱なのか
という問題提起からその日本的特質が何に由来するものかを構造的に読み解き
これからの日本の思想はどうあるべきかを問うた文明論的考察。
>「不平等社会日本」 統計をもとに検証しているので当然古びる。
反証可能性のある実証的な社会「科学」ならば当たり前のことだと思うけど。
当然と当たり前の戦いですか?
>>243 「国際政治」はどうしても時代に合わない記述(核についての辺り)を除けば
今でも十分読める内容だと思うぞ。つーかその論法だと国際政治の古典は
ほとんど読まなくて良くなるじゃん。カーだって今でも読まれてるし。
「不平等社会日本」についても、統計使った研究が古くなるっていうなら
デュルケーム「自殺論」なんて何年前の著作やら・・・。
「不平等社会日本」は社会科学の実証研究をするゼミの入門的な輪読書としてもいい本だと思う。
統計的にはそれほどややこしい手法はでてこないし、検定などの簡単な紹介も巻末についてる。
社会科学の研究法といえば 高根正昭「創造の方法学」もロングセラーだけど
(手持ちの版で第23版)、
>>227のリストに載ってないのは残念。
阿部謹也が入ってない。
それは入れなくて賢明だったな
>>248 「国際政治」、古典は言い過ぎじゃないの?
>>252 高坂の「国際政治」が古典だなんて一言も書いてないようだが?
本屋に行ったら光文社の新刊が出てた。
『アンベードカルの生涯』が『アドベントガール(?)の生涯』に見えて
「なんだろう?」と手に取ったらガンジーと同世代のインドの政治家だった。
買わなかったけど以外とおもしろそうだった。
ハードゲイのやつ出たな。ちょっと厚めだから読了時間かかる鴨
256 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/02/17 23:40:32
>>205 そういう実物を知っているのはこういう本(『屋根の日本史』)を読むうえで強みだね。
ヒワダ葺、コケラ葺ったって実物を目近に見たことないもの。
関西の人が羨ましいかもしんない。
○岩田規久男『日本経済を学ぶ』ちくま新書…【8点】 1月刊 参照レス
>>11 戦後復興から平成の長期停滞に至るまでの日本経済を政府の経済政策と絡めて略述。
この人はインフレターゲット論者なのか。わかり易く書いてあるから洗脳されますた。
でもインタゲが採用されてないってことは,対立する見解も強固にあるってことだよね。
来週は,僕もポスコロ
>>226行きまっつ
257 :
無名草子さん:05/02/18 00:55:18
小谷野の評論家入門、読んだけど
誤植多すぎ
このスレ副島隆彦とか本気で読んでる人多そう
未だにイデオロギー対立が世界情勢の深刻な問題だと思ってるやつ多いのと同じようなもんだ
『国連とアメリカ』 岩波新書 最上 敏樹 (著)
『多民族国家 中国』 岩波新書 王 柯 (著)
『明治デモクラシー』 岩波新書 坂野 潤治 (著)
『宝塚というユートピア』 岩波新書 川崎 賢子 (著)
『ことばの由来』 岩波新書 堀井 令以知 (著)
『認知症とは何か』 岩波新書 小澤 勲 (著)
新書って、文庫に比べると結構、各社大きさがまちまちなんだね。
家にあった新書で比べたところ、
横幅 岩波アクティブ=角川
>文春=中公=新潮
>ちくま(プリマーも)=洋泉=PHP
=岩波=光文=講談=集英=平凡
縦幅 平凡=光文=PHP<その他すべて同じ といった感じでした
坂野潤治はここんとこよく新書出すね。半ば引退して暇になったのか?
264 :
無名草子さん:05/02/19 08:57:18
265 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/02/22 01:29:33
○本橋哲也『ポストコロニアリズム』岩波新書…【7点】 1月刊 参照レス
>>226 まー今話題の「女性国際戦犯法廷」が無批判に肯定的に出てきたりするんでナンだけど,
コロンブス関連・カニーバル論などは面白いと思ったよ。ちょっと粗いのかもしれんが。
ファノンらの紹介も現在に直結する問題提起や切り口があって,素人には有難かった。
266 :
無名草子さん:05/02/22 16:32:01
>>265 226ですが、女性国際戦犯法廷だけでなく、ファノンやサイードの
思想も、全く無批判に、正しいと決めてかかっているでしょう?
ぼくは別にウヨじゃないけど、入門書としてはもっと客観的な視点が必要なんじゃ
ないかと思ったんですよ。コロンブス関連などは確かに素人には面白かったけど。
>>266 そうなのかな。よく知らないから。
サイードについて,彼自身が「オクシデンタリズム」に陥ってるのではないか,
という批判の紹介はあるけどね。入門書としては,評価できる点を挙げて,
とりあえず読んでみろ,ということでもいいんではないの。
まーポストコロニアリズムにしろカルチュラルスタディーズにしろ
最初っから告発と糾弾の学,というかある立場からの主張を含むものの如くであり,
もちろん客観的な検証には堪えるべきではあるが,
何よりも目のつけどころと切れ味で勝負,みたいなところがない?
単に
>>266がファノンやサイードの思想を気に入らなかったから
批判がないのは物足りなかったと言ってるだけの話に見える。
まーそうは言ってもカルスタ・ポスコロの悪口なんて
ネットでちょっと探りいれるだけで山のように引っ掛かるからねー
>>266 同意。けっきょくどんな知識人が語ろうが、合理的・客観的根拠をしめしながら論理を展開しなければ、けっきょくはやってることはウヨサヨと同じになりかねない
クセジュのポスコロ本を読んで思ったんだけど、やっぱり外国人が書いた
本は、日本人が書いたと較べてノーマルだよ。岩波のが
>>266のような批判
をもたれるのはわかる。書き手が客観性を持とうとしてないようにみえる。
272 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/02/24 03:01:22
ふむふむ。しかし告発される側よりする側のほうが気持いいからなあ。
少なくとも2ちゃんでブッシュ政権を叩くときとかは使わせてもらおうw
(告発されて開き直ったりもするけど)
○松井章『環境考古学への招待』岩波新書…【9点】 1月刊
貝塚から大山椒魚の骨を,トイレ遺跡から花粉や寄生虫卵を発見し,ウマの頭蓋骨に開
けられた穴を考察して,当時の自然環境や生活を推定する学問。いやー面白かったーよ。
見知らぬ分野・文系と理系の融合・学者の研究生活仄聞…という漏れの好きなパターン。
そろそろ2月刊のを仕入れてきます。
『「人妻」の研究』を誘惑に負けて買ってみた。
まだパラパラ見た程度だけど、巻末の参考文献が異様に多い。
小説や雑誌を駆使して、人妻のイメージの変遷を語るって感じ。主に明治以降。
堅苦しすぎず下品すぎず、割と読みやすい。テーマがまさしく新書向きだね。
>>271 事実と意見の区別をつける教育をしていないからね
理科系の作文技術 中公新書
TVの影響で流行った「怪獣な名はガギグゲゴ」の著者なんかはそれができない典型例だったな
読んだのかよ!
読まずに批判てのは学問の道に外れるからな
新しく創刊された祥伝社新書の第一弾、浜野保樹「模倣される日本」を読む。
ちょっと読み始めたところで大した内容ではない事が判明、
超斜め読みに変更。40分弱で読了。
オタクカルチャーと日本伝統文化の海外での認知度をやや大げさに伝えて
日本人のプチナショナリズムをくすぐるというありがちなパターン。
これといって新味はなく
小泉八雲的な伝統文化の持ち上げ方をしているところなどはむしろ古臭い。
ただ注目すべきは、さりげなく、日本の文字が非効率だというトンデモ主張が紛れ込んでいる部分。
(超斜め読みなので不正確かも。)
つまり日本語の漢字カナ混じりという使い勝手の悪い文では情報が伝えにくいので
それを補うために絵による伝達の方法(つまり漫画やアニメ、絵文字)が発達したという。
自分は、漢字かな混じり文という比類なき日本語文の豊かな特質が
漫画などの発展に寄与したという呉智英らの説がほぼ定説となっていると思っていたので、
この人の妄説にはちょっとびっくり。
例の志賀直哉のトンデモ主張や韓国のハングルなどを好意的に取り上げている。
>>277少なくともタイトルは読んでいるわけだから、あながちいかんとも言えない。
人間の想像力をみくびってはいけない。
新井一二三『中国語はおもしろい』講談社現代新書
まず日本語に感心した。こういう風に書けたら最高だろうな。
やっぱ文章力あげるために、中国語、漢文は通らないといけないかな?
281 :
無名草子さん:05/02/26 20:57:34
>>281 それは文章力云々というより、当時の知識人の基礎教養だったから。
>>283 呉智英は基本的に受け売り(述べて作らず)だから、
「呉智英の説」って言い方はちと語弊があるな。
>>284 この説は確かオリジナルだと思ったが…
柄にもなく記号論なぞを援用した分析だったぞw
>>278 ちょっと立ち読みしただけでも「どーでもいいですよ」感が感じられた。
287 :
無名草子さん:05/03/01 09:34:37
>>278 同新書『ガンダム・モデル進化論』よりマシでは。
「ガンダムのビジネスモデルの進化を論じている本」かと思ったら、「ガンプラの進化」を追っている本だった。
中身を見ずに買った私が悪いのだが、
「ガンプラの到達点、PGシリーズ」
なんていう小見出しが続く駄文には、本気で泣きたくなった。
289 :
無名草子さん:05/03/01 14:11:48
★ちくま新書 3/7
苅谷剛彦 西研 『考えあう技術 教育と社会を哲学する』
日垣隆 『売文生活』
秋月高太郎 『ありえない日本語』
斎藤成也 『DNAから見た日本人』
吉見俊哉 『万博幻想 戦後政治の呪縛』
★ちくまプリマー新書 3/7
橋本治 『勉強ができなくても恥ずかしくない(1) どうしよう…の巻』
河野美香 『学校で教えない性教育の本』
吉岡忍 『奇跡を起こした村のはなし』
★洋泉社新書y 3/7
佐藤忠男 『映画から見えてくるアジア』
大山真人 『宝くじ戦争』
浅野秀剛 『葛飾 北斎・春画の世界』
★平凡社新書 3/10
石浦章一 『東大教授の通信簿
吉岡逸夫 『なぜ日本人はイラクに行くのか』
村瀬春樹 『おまるから始まる道具学』
★新潮新書 3/15
山田吉彦 『日本の国境』
柳本通彦 『明治の冒険科学者たち 新天地・台湾にかけた夢』
三田村蕗子 『夢と欲望のコスメ戦争』
浜島裕英 『世界最速のF1タイヤ ブリヂストン・エンジニアの闘い』
★ PHP新書 3/15
三澤一文 『なぜ日本車は世界最強なのか(仮)』
松田忠徳 『ふたりの温泉旅行術(仮)』
小沼純一 『武満徹(仮)』
森隆行 『豪華客船物語(仮)』
小阪修平 『図で考える論文の技術(仮)』
★ 光文社新書 3/17
池田知加 『人生相談「ニッポン人の悩み」』
山根節 『経営の大局をつかむ会計』
高嶋克義 『営業改革のビジョン』
斎藤潤 『日本《島旅》紀行』
★ 集英社新書 3/17
加藤健二郎 『戦場の現在−戦闘地域の最前線をゆく』
西郷信綱 『日本の古代語を探る−詩学への道』
醍醐麻沙夫 『アマゾン河の食物誌』
晴山陽一 『英語は動詞で生きている!』
★ 岩波新書 3/18
最上敏樹 『国連とアメリカ』
王柯 『多民族国家 中国』
坂野潤治 『明治デモクラシー』
川崎賢子 『宝塚というユートピア』
堀井令以知 『ことばの由来』
小澤勲 『認知症とは何か』
★ 岩波ジュニア新書 3/18
ピッキオ/編・著 『カラー版 草花のふしぎ世界探検』
香瑠鼓 『ダンスでコミュニケーション!』
森住明弘 『新版 環境とつきあう50話』
★ 文春新書 3/18
西ヶ谷恭弘 日〓貞夫/写真 『名城の日本地図』
中山二基子 『「老いじだく」成年後見制度と遺言』
烏賀陽弘道 『Jポップの心象風景』
塩谷紘 『独りで学べる英会話』
野口卓 『名前のおもしろ事典』
★ 講談社現代新書 3/20
伊藤進 『ほめるな』
矢田浩 『鉄の惑星』
深見奈緒子 『世界のイスラーム建築』
真壁昭夫 『新しい金融工学』
和田秀樹 『最強の受験勉強法』
★ 講談社ブルーバックス 3/20
竹内淳 『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』
J・D・ワトソン/A・ベリー 青木薫/訳 『DNA(上)』
J・D・ワトソン/A・ベリー 青木薫/訳 『DNA(下)』
柳瀬和明 『日本語から考える英語表現の技術』
★ 中公新書 3/25
板坂耀子 『平家物語 あらすじで楽しむ源平の戦い』
福田千鶴 『御家騒動 大名家を揺るがした権力闘争』
遠田雄志 『組織を変える<常識> 適応モデルで診断する』
廣野由美子 『批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義』
内藤高 『明治の音 西洋人が聴いた近代日本』
★ レイブックスインテリジェンス(青春出版社)
晴山陽一 『人生に必要な最低限の英会話』
正井泰夫/監修 『江戸・東京の老舗地図』
★ 生活人新書(NHK出版) 3/10
矢島裕紀彦 高橋昌嗣/写真 『文士が愛した町を歩く』
赤木昭夫 『説得力』
山本晴義 『ストレス一日決算主義』
★ 角川oneテーマ21(角川書店) 3/10
晴山陽一 『仕事の会話100−すぐに英語で言えますか?』
全浩天 『カラー版 世界遺産・高句麗壁画古墳の旅』
風樹茂 『リストラ起業家物語』
齋藤孝 『上機嫌の作法』
★ 中公新書ラクレ 3/10
川崎洋/編著 『にんげんぴかぴか こどもの詩(2)』
森博嗣 『ミニチュア庭園鉄道(3) 欠伸軽便鉄道天ヶ丘線の野望』
諏訪哲二 『オレ様化する子どもたち』
★ 日経文庫 3/15
野口智雄 『ビジュアル版 マーケティングの基本<第2版>』
金井壽宏 『リーダーシップ入門』
★ ベスト新書(ベストセラーズ) 3/18
円満字二郎 『大人のための漢字教室』
★ 講談社+α新書3/20
横井寛 『準・歩き遍路のすすめ』
佐藤立志 『老後の費用はいくらかかるか 60歳からの年金生活』
姜尚中 『在日 ふたつの「祖国」への思い』
谷沢永一 『なぜ、この人だけが成功するのか ここ一番の百の名言百の智恵』
眞田祥一 『「隠れ脳梗塞」の見つけ方・治し方 「寿命百歳」時代を満喫する生活術』
★ KAWADE夢新書(河出書房新書) 3/22
小泉十三 日本語倶楽部 『「頭がいい人」と言われる文章の書き方(仮) 文章のうまい、ヘタはここで差がつく!』
★ 寺子屋新書(子どもの未来社) 3月下旬
鎌仲ひとみ 金聖雄/海南友子 『ドキュメンタリーの力』
★ 文庫クセジュ(白水社) 3月下旬
ピエール・グリマル 北野徹/訳 『古代ローマの日常生活』
★ 丸善ライブラリー(丸善) 3月下旬
山田茂樹 橋爪宏達/藤岡淳 『インターネットが電話になった
東倉洋一 岡村久道/曽根原登 『情報セキュリティを法制度』
不作じゃ
川崎賢子『宝塚というユートピア』
内藤高『明治の音 西洋人が聴いた近代日本』
あたりをまず立ち読みで
リスト乙
とりあえず『学校で教えない性教育の本』だな、うん (*´Д`)
日垣以外は買わないな、不作
ワトソンのDNA上下2巻でハードカバーと同じ値段な罠。
姜尚中はこの前出た単行本の焼き直しくさいな。
とつげき東北 『科学する麻雀』 講談社現代新書
麻雀の定説とまったく違う戦術は、読んでいて面白いのはたしか。
こういうのも知的興奮というのかな?w
ただ、科学=数値、裏づけ無し=文学ってのはどうかと。
理系を自称する人って、ちょっと思い込みはげしすぎかも。
山本義郎 『グラフの表現術』講談社現代新書
他の類書を結構読んでるんだけど、これが一番わかりやすかった。
お薦めしたい。
村田晃嗣 『アメリカ外交』講談社現代新書
アメ分析ではNO1だと思う。今年のNO1に推したいくらいだ。
何とかの一つ覚えでネオコンしかいえない人にはお薦めしたい。
307 :
無名草子さん:05/03/02 09:22:12
>>24 岡田英弘『中国文明の歴史』講談社現代新書
旧稿の改稿だが、今読んでもおもしろい。
ただし、頭の切れすぎる岡田氏のヒラメキによる記述が多く、
学界では定説でないものも豪快に断定してしまっている。
(だからおもしろいというジレンマ・・)
ある程度は眉につばをつけて読む必要があるが、岡田史観を堪能できる。
308 :
無名草子さん:05/03/02 09:27:22
井波律子『奇人と異才の中国史』(岩波新書)
あいかわらず「はずれなし」だが、取り上げる人数が多い分、
従来の井波氏の新書と比べるとやや物足りない。
とりあえず中国史上の著名な文人について知るにはうってつけの本。
309 :
無名草子さん:05/03/02 09:33:54
渋谷由里『馬賊でみる「満州」』(講談社選書メチエ)
タイトルそのままの本。馬賊関係の一般書が入手しにくいので、
とりあえずの一般書としては有益。ただし筆者は若い方のようで、
意欲はあるのだが、それが文章にマイナスに跳ね返ってしまっており、
やや読みにくい箇所も。「浅田次郎推薦」の帯だが、一般読者には
難解か。知識をあれもこれもぶち込むのではなく、削るべきところは
削った方が分かりやすかったと思う。
浜島裕英 『世界最速のF1タイヤ ブリヂストン・エンジニアの闘い』
プロX風で悪くないかも。フェラーリとの関係も読めそうだし。
おお、いい展開だ
ラティモア 『中国』 岩波新書
ベストセラー、だが内容は酷いね。でもこれが東京裁判や戦後の日本史に
影響を与えたと考えれば、無視できる本ではないかもね。中国に関する記述
は無視してもかまわないが、最後のアメリカの対中政策に関する記述は
必読だと思う。ルーズベルトとの関係を考えれば、ラティモアが戦後の日本の
行く末を決めたといっても過言ではない。
倉石武四郎 『中国語五十年』 岩波新書
著者の中国語学習の記録と、日本人の中国語学習の変遷。日本人の中国語学習が
漢文を離れ、音読中心に向うのは、まるで今の英語学習の苦難を見るようだ。
薮内清 『中国の科学文明』 岩波新書
タイトルとは違って、ごく一般的な中国史と中国文明史。基本的な中国史の知識を
得るには、内容も易しいし一番いいと思った。戦後の政治的影響も多きいが、これくらい
なら問題ないのではないか。ただ、中国の科学が、著者が絶賛するよりはるかに劣る
のはしかたがないだろう。西洋は偉大すぎた。
ちゅうごうくがだいすきなんだね
敵を知り己を知れば(ry
おっとこれも支那の古典だったか
便乗して中国中毒。
岡田英弘「中国文明の歴史」講談社現代新書
おそらくすごくクセのある岡田史学を前面に出してる点、注意して読まないとね。
でも人口の増減や漢字の発音といった切り口が、僕にとっては斬新だった。
清朝が倒れた後の日本の影響を扱った章もおもしろかった。
杉山正明「遊牧民から見た世界史」日経ビジネス人文庫
遊牧民とは銘打ってあるけれども、東アジアに力点がおいてあるかな。
もちろん中央〜西アジアも手を抜いてるわけじゃないけども。
世界史的常識を覆そうとやたら気負っているのが読んでて疲れる。
って、新書じゃないっすね。
宮崎市定「大唐帝国」中公文庫
これも新書じゃないけど。
タイトルに反して、後漢末から五代十国までの手ごろな通史。
やっぱり安心して読める。
三冊ぶっとおしで読んだら頭が痛くなってきた。
新書にカラフル装丁登場 “飽和市場”に新風?
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050302bk06.htm >「講談社現代新書」は40周年を機に昨年10月、
>人気グラフィックデザイナー中島英樹氏に依頼してデザインを一新した。
>こちらも1冊ごとに違った色を、表紙の中央と背表紙にあしらう。
>書棚に並べると、背表紙が色とりどりのストライプ模様を描き出す。
>「半年しかもたない季節商品でなく、ロングセラーを送り出すという意思表示を込めて、
>『20年後に見ても斬新なデザインを』とお願いしました。
>色の数は無限なので、全作品、色を変えるつもり」と上田哲之・同出版部長。
>クリーム地に挿画を配した旧デザインは33年も親しまれてきただけに反発もあったが、
>少しずつ定着してきたという。
>色の数は無限なので、全作品、色を変えるつもり
もうコメントの仕様が・・・
>>315 おまけに「中国の大盗賊・完全版」 講談社現代新書
をどうぞ
>少しずつ定着してきた
そういえる根拠が知りたいな。
>半年しかもたない季節商品でなく、ロングセラーを送り出す
それができるようになってから装丁を変えりゃあいいじゃんかよ。
現状、単発商品しか出てないじゃん。
王敏 『ほんとうは日本にあこがれる中国人』PHP新書
中国共産党幹部が読んだら100点与えそうな内容。最初の、中国で流行ってる
日本文化以外はちょっと酷いかも。鳥居民がこの本を読んで嘆いてたのがよくわかる。
小田中直樹 『フランス7つの謎』 文春新書
何故フランスは、政教分離をめぐって議論するのか、ストに出会うのか
マクドナルドを解体すると拍手喝采がおきるのか、標識がバイリンカルなのか、
アメリカを目の敵にするのか、大学生がストライキをおこすのか、美味いフォー
やクスクスを食べられるのか、これら、フランスにいけば思いつくであろう問い
に著者が答えている・・・・が、その答えには賛否両論でるのではないか?
また、著者の日仏比較論もどうか。ただ、そういうのも含めた上で、フランスが
議題にのぼるという点になれば、面白いかもしれない。章末にブックガイドあり。
参考になった。
鍛冶俊樹 『戦争の常識』 文春新書
戦争の組織の仕組みを丁寧に解説している。戦術論や戦史を捨てて、軍隊の人事や
組織のあり方、用語についての解説にのみ絞っているのは、他の類書とは違う特徴だろう。
基本的なことばかりだから、軍事用語の基礎知識として所持していてもいいと思う。
>>287 よーしパパもタイトル買いで自滅体験告白しちゃうぞ〜。
●高木勝『アメリカ一国支配の終焉』講談社+α新書…【3点】
なになに,著者は明大教授か…と,目次も見ずに買ったんだが,よくテレビに出てくる
いかにも銀行マン出身っぽいあの人だったw んでブッシュ絡みは最初の4割ぐらいで,
2ちゃん政談レベルというか聞いた話が殆ど。残りの6割は小泉(経済政策)批判。
まあ後半は金融破綻処理の話とかはチラッとためになったが,総理にふさわしい人材の
一人として海江田万里とか唐突に出てくるし…。何よりも題名がハッタリだよなあ。
>>322 ●鍛冶俊樹『戦争の常識』文春新書…【8点】
確かにこれはいい本。軍法会議と軍事裁判,兵と下士官と将校,自動小銃と機関銃など
それぞれの違いは何かとか,とにかく平易で,痒いところに手が届く解説。全くの軍事
オンチにもお勧め。但し絵がないので兵器の理解にはイマイチ。用語索引が欲しかった。
325 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/03/05 02:59:06
>>307-315あたり
ちうごく物は古典だけど中公の『科挙』『宦官』『馬賊』とか短い題名のがエーだなあ。
中国だけじゃないけど岩波の可児弘明『鵜飼』とか。ええなあ。
次回『パンダの死体はよみがえる』行きます。
326 :
無名草子さん:05/03/05 03:31:56
>王敏 『ほんとうは日本にあこがれる中国人』PHP新書
>中国共産党幹部が読んだら100点与えそうな内容。
PHP新書なのに、共産党よりの本なの?
>>326 PHPは文庫、新書にかぎらず、右も左もあります。
田島英一『上海』とかも結構スゴイですよ。
PHP文庫で出してる太平洋戦争研究会の本も、書いているのは左です。
出版社は思想集団ではありませんからこういうことはあります。
328 :
無名草子さん:05/03/05 09:01:01
>>327 そうなのか。
たまたま読んだ数冊がえらい偏っていたので誤解してた。
レスさんくす。
329 :
無名草子さん:05/03/05 11:46:21
>>326 中国マンセーしてるのは左だけじゃなくて自民党の右寄りにも多いぞ。
右翼の中国趣味もそうとうなもんだ。
山田雄一郎『英語教育はなぜ間違うのか』ちくま新書
日本における英語教育の問題点を丁寧に解説してる。言葉のあいまいさもなく
英語教育論にありがちな理想論を振りかざさないのもいい。論理的とはこういう
ものかと感心した。文章もよかった。
吉田一彦『無条件降伏は戦争をどう変えたか』PHP新書
無条件降伏は、アメリカの戦争観を表すものであり、原子爆弾などの莫大な戦争被害
をもたらした原因でもあった。無条件降伏と条件降伏の違いをわかってない人や、原子
爆弾投下は日本が降伏しなかったからと思っている人は読んだほうがいいと思う。
日本の歴史学に溢れているイデオロギーを解毒するにはいい本。
坂本多加雄『スクリーンの中の戦争』文春新書
意外なことに、政治的な立場からの批評を差し控えて、映画のよさをそのままみてる。
非常にすぐれた文明論になってる。淀川長治レベルのよさはある。こんな文章も書けた
のかと今更ながら驚いた。
地獄の黙示録とエマニエル夫人の比較論や、タクシードライバーと現代社会論、
太陽の帝国にみるスピルバーグの健全さの指摘は、面白い。専門家らしく映画がどんな
背景を使っているのかの説明もよかった。
イデオロギー批判というイデオロギー、という陥穽か
★ちくま新書 4/7
内田隆三 『社会学を学ぶ』
義江明子 『つくられた卑弥呼 ―<女>の創出と国家』
桑原茂夫 『この博物館が見たい!』
島田裕巳 『不安を生きる』
長山靖生 『いっしょに暮らす。』
高橋哲哉 『靖国問題』
★ちくまプリマー新書 4/7
橋本治 『勉強ができなくても恥ずかしくない(2) やっちまえ!の巻』
藤原正彦・小川洋子 『世にも美しい数学入門』
333 :
無名草子さん:05/03/05 21:05:08
俺は右翼だが、森林保護運動をしている。
神は森にいる。鎮守の森、そして世界の森を守ることこそ神道である。
右翼の存在価値もそこにあると思っている。
森林保護にウヨもサヨもねーよ
川上和久『イラク戦争と情報操作』宝島新書
パナマ侵攻、湾岸戦争、911、アフガン、イラク戦争でも、アメリカの情報操作は
結果として全部明るみにでてるように、結局失敗してるわけで、それは日本のメディア
でも取り上げられるくらい周知の事実なわけだけど、逆にアメリカの凄さがまったく
みえていない。もっともっと巧妙ではないのか。成功例はバレてないからレポがない
のはしょうがないのかもしれないけど。
美 し ひ 祖 国
「近頃は環境右翼なんてのもいますからね」
>>294 >>講談社ブルーバックス
>>J・D・ワトソン/A・ベリー 青木薫/訳 『DNA(上)』
>>J・D・ワトソン/A・ベリー 青木薫/訳 『DNA(下)』
ワトソンの本が新書で読めるなんて!
講談社エライ!
>>337 俺は親書で買ったんじゃヽ(`Д´)ノウワァァン
339 :
無名草子さん:05/03/06 09:47:55
>>338 「親書」って何ですか。単行本のことですか?
340 :
無名草子さん:05/03/06 10:14:43
>338
私もそうだけど、値段は一緒(2520円と1260円×2)だからいいじゃない
高校の先輩で当時出てたブルーバックスを全部読んだと
豪語した人いたけど東大いったな。
新潮新書ならいまんとこ簡単かな。ちくまは「162番って欠番」の人とかがいたね。
岩波とか中公は無理ポ…
なんか書店でパンドラ新書とかいうのを見かけた
またどこかから創刊されたのか
ホント、ブルーバックスって玉石混交だね。
ワトソンの本が出る同じ月に
竹内淳『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』
なんてのも出る。
高校数学で量子力学がわかるなら、誰も苦労しないんじゃ!!
日本文芸社、パンドラ新書のラインナップ。
『合コン&宴会芸大全』 糸井 重里 著 定価880円
『頭のいい子より賢い子の育て方』 星 一郎 著 定価880円
『生きることは学ぶこと』 福原 義春 著 定価880円
『人を見抜く心理術』 多湖 輝 著 定価880円
『〔学校ごっこ〕六輔、その世界史』 永 六輔 著 定価880円
いわゆる新書好きが手に取るタイプではなさそう。
糸井さんのは、似たようなタイトルのがなかったっけ?
と思ったので調べたら、
・スナック芸大全(角川文庫 ) 糸井重里 /角川書店 1984/09出版
てのがあった。
で、もともとはこれ、1979年のゴマブックスだったようだ。
新書読みは読まない出版社といい、その内容といい、
似たようなテイストの新書を四半世紀ぶりに出版。
何気ない新書に、妙な歴史を感じてしまった。
>>336 「美しひ」なんて使う右翼がいたら笑うけどね。
内田隆三は気になるな。『国土論』があまり注目されなかっただけに
俺は注目しよう。
346が見えないな。相変わらず荒らしかw
NGワード登録されてるとも知らずにw
自己アピールはいいから、スルーしとけ
>>345 興味はないけど書いてるのは結構大物だな。
糸井重里は最近「おいしい生活」出来てないんじゃないだろうか
353 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/03/08 04:07:31
●遠藤秀紀『パンダの死体はよみがえる』ちくま新書…【7点】
大自然で生態を観察するのではなく,博物館の骨格標本を計測したり,動物園の動物が
死ぬとすかさず引き取ったりする「遺体科学者」の主張。社会への提言含む。冒頭のゾウ
の解剖シーンから引き込まれる。文章が異様に上手いんだけど,ちょっと気張りすぎかな。
○倉都康行『金融史がわかれば世界がわかる』ちくま新書…【6点】(1月刊)
ポンド→ドルと移行してきた基軸通貨の歴史や,金融力と経済力は違うという話は勉強に
なったが,マネー経済の実感みたいなはわからんね。オプションとか未だに理解できない
漏れが悪いんだけどさ。現状と将来に関してはもうちょっと生臭い話もしてほしかった。
♯ネットではフセインが石油をユーロ決済にしたのがイラク戦争の一因だとかよく目にする
けど,こういう金融のプロから見たらどうなのかねえ。
次回は岩波『景気とは何だろうか』行ってみます
354 :
無名草子さん:05/03/08 05:28:38
>>345 ゴマブックス版「スナック芸大全」なぜか持ってるな。
夏目房之介がイラスト描いてるのなw
多湖輝もゴマブックスの常連だったから・・・
355 :
無名草子さん:05/03/08 08:59:15
>>345 日本文芸社って、数年前にも「にちぶん新書」というのを出してたな。
あっちのほうが、まだしも教養新書っぽかった。
>>354 つか多湖輝が光文社の編集者を支援して「ごま書房」を作らせたんだよね
>>353 ヘビさんって何してる人なのかしら。
知ってるかた教えて。
358 :
無名草子さん:05/03/09 14:26:08
神野志隆光『「日本」とはなにか−国号の意味と歴史』(講談社現代新書)
日本という国号がいつ成立し、中国にも認知されたかを説く
1・2章はまあまあおもしろい。とくに「日本」なんて偉そうな
国号を中国がよく認めたものだと・・・
ただ、論の立て方が平板で、似たような史料操作がつづく後半は
飽きる。あと、この人は中国の歴代王朝の正史に関して誤解してる
ところがある。正直、これで720円は高い。
359 :
無名草子さん:05/03/10 11:17:00
安藤雄一郎『江戸の養生所』(PHP新書)
映画赤ひげで有名な小石川養生所の実像を描いたもの。
前置きが長いのが難だが、本論はおもしろい内容になっている。養生所も、段々腐敗して、所員による患者への虐待行為もあったことは驚いた。読んでいると、江戸時代なのか現代の話なのか、錯覚してしまう。新書というより研究書に近い内容になっている。
>>358 小熊英二『日本という国』(YA新書より刊行予定)を期待してみるテスト。
361 :
無名草子さん:05/03/10 14:24:57
『癒しのナショナリズム』はまぁ、フィールドワークが入ってて面白かったな。
古矢旬の本アマゾンではそれほど好評じゃないなぁ・・
村田の本はそんなに主観が入ってないのか?
362 :
無名草子さん:05/03/10 17:24:08
さおだけ屋は〜ってのは面白いですか?
365 :
無名草子さん:05/03/11 00:57:13
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社新書)【9点】
売れているだけあって、面白い。
たしかに内容はやさしすぎるきらいもあるが、
構成、文体など、すべてが非常に練られていて、
著者の「頭のよさ」が垣間見れる。
まさに売れる本のお手本みたいな内容だ。
デイヴィッド・クリスタル『消滅する言語』中公新書
世界中にどれくらいの言語があって、それがどんなスピードで消滅してるのか、
ただただ驚くばかりだけど。あと、論文の手本にしたいくらい文章が上手い。
三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』講談社現代新書
弁証法に対する見方がかわった。今や廃れた弁証法、しかも共産主義の影響
が強い本なんだけど、これは面白い。科学化学物理生物を弁証法的に解釈して
みせたりしてるんだが、そんなことってできるもんなんだね。
367 :
無名草子さん:05/03/11 12:54:00
>>362 サクサク読めるし内容も平易。
500円くらいなら買うが。立ち読みで十分。
368 :
無名草子さん:05/03/11 19:59:47
>>367 そうですか。
今日、本屋をブラっと見てきたら
売り切れていたようでなかったですわ。
369 :
無名草子さん:05/03/12 03:20:12
>>367 うちの近くの本屋にもなかった。
売り切れなの?
さおだけ〜
かなり売れてるけど中身しょぼい
371 :
無名草子さん:05/03/12 16:42:50
『「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」はなぜ売れるのか』(禿文社新書)
井上薫『司法のしゃべりすぎ』新潮新書
判決理由は、「実定法に基づき主文を導く法理論的過程」でなければならない。
この定義に適合しない部分を「判決理由欄の蛇足」という。ところがこの「蛇足」が
判決であるかのように世間で一人歩きしている。判決の「蛇足」は社会にどんな
影響を与え、司法にどれくらい悪影響を及ぼしているのか。
判決文の正しい読み方を学ぶのであれば是非。これ読むのと読まないのとでは、
事件の見方は全然違うと思う。一応、今年のNO1に推したい。
今月の「諸君」の高評価モノはなんか統一性があったな
宮崎の推す本て何かズレてる。
宗教とか狂牛病とか。理系の本全然ねえし。
判決文の蛇足って傍論のことか?だとしたら著者の見識を疑うね。
おまいは歴史問題にとらわれすぎ
つか、蛇足もわからずに現役判事にケチをつけるのかと
はげ
379 :
無名草子さん:05/03/13 10:13:53
「東大教授の通信簿」(平凡社新書)
巨大組織東大についての実情が書かれていて勉強になりそう。
380 :
無名草子さん:05/03/13 16:01:40
東大教授に向かって「誤解している」と言い切れる
>>358っていったい何様??
381 :
いもQ助教授(岬の灯台卒):05/03/13 16:08:13
>>380さんへ
>>358さんに、どの部分が誤解していると思っているのか書いてもらい、それ
から判断しましょう。
382 :
無名草子さん:05/03/13 16:23:35
>>380は、東大教授だから誤解しないと言う図式が脳内にあるのだろう。
学歴信仰教の信者だろう。
383 :
380:05/03/13 16:39:07
最近は、素で馬鹿な発言しても釣りっていっとけば済むねw
けど、超弩級の馬鹿だな
>>380
385 :
駒場の助教授:05/03/13 17:41:58
>>380さんは、大学の教授なのかもしれません。
みなさんも、やさしい目でみてあげてください。
でも実際、私の上司、先輩だったら困るな……。
386 :
無名草子さん:05/03/13 18:24:56
またまたバカが釣れたよwww
387 :
無名草子さん:05/03/13 18:29:38
馬鹿が息巻いております。ご注意ください。
388 :
無名草子さん:05/03/13 18:48:57
>>386=
>>380さんだとすれば、
>>380さんは大学教授ではないということになる。
そうすると、あるいは、
>>382さんが正しいということになるかもしれませんね。
またまたバカだといわれたら、こちらで勝手にそうだと認定してしまいましょう。
389 :
無名草子さん:05/03/13 20:27:57
>>388 おまえにどう思われようがどうでもいいんだよバーカついでにハゲ
390 :
388:05/03/13 20:35:21
>>389 私は東大を出たバカだが、ハゲではない。
>>390 どこの学部・学科・専攻を何年に卒業されましたか?
同級生にはどんな方がいましたか?
馬鹿みてえ
394 :
390:05/03/13 22:42:13
>>391 1992年に文学部を卒業、武田幸男教授の教えをうけた。それ以上はいわない。
>>393 そうだね、バカ相手におとなげなかった。スマン。
やった!また荒れてきたぞ。
けっきょくみんなミぎ利きかひダり利きかなんだよな。
しばらくいい感じだったんだけどね
399 :
無名草子さん:05/03/14 12:37:16
400 :
無名草子さん:05/03/14 14:14:06
400ゲット
下斗米伸夫『ゴルバチョフの時代』岩波新書
本書は二点、ブレジネフ、ゴルバチョフの個人史、そしてペレストロイカ、グラスノスチが
おこした正統主義(スターリニズム)の評価の変遷、歴史の見直し、社会運動の影響など
を扱っている。ソ連史を学ぶなら是非。
渓内謙『現代史を学ぶ』岩波新書
歴史の意味、テーマ、史料、文章について、カーのソ連研究、コリングウッドの歴史論、
著者のペレストロイカとソ連解体による研究状況の変化の経験を中心に扱っている。
回想録が面白い。
402 :
無名草子さん:05/03/14 18:38:43
岩波を読んだら、他の本でサヨ的バイアスを修正しなくてはいけない。
効率悪し。
釣られるなよ
406 :
無名草子さん:05/03/14 22:36:21
『明治デモクラシー』岩波新書、坂野潤治著
に期待。
理由は、ウヨサヨ漫談で盛り上がりそうだから。
>>406 坂野潤治って、民主主義マンセーではあるけど、
「戦後民主主義マンセー」ではないみたいだね。
岩波新書にしては面白いものである事が期待できる。
>>403 そもそも何を基準にみギヒだりを決めるんだよ
新書の話しる
411 :
無名草子さん:05/03/15 02:02:08
>>410 南京なんてもう飽きたよ。捏造なんか分かってるって。
政治で歴史は捏造できますね、知ってます。
そんなんに拘ってるようじゃ本格的に思想哲学に触れるのは
まだ先だな。まぁ素人は「正論」「諸君」で鼻息荒くしとけ。
そういうこった。
このスレは新書スレであって
ビョーキのオトコノコが元気になる場所ではないと何度言ったら
しかし、ここは批評理論ヲタや精神分析屋が元気になるところでもないですよ。念の為。
新書の話で荒れるのは仕方ないだろ。
子供の頃から愛読していた岩波新書に騙されていたことを
大人になってから気づいた奴がどれだけいると思ってるんだ。
恨み骨髄。
それは大人になってないよキミ!
419 :
無名草子さん:05/03/15 13:53:35
やっぱり岩波 しょせん岩波 岩波書店〜♪
ビョーキノオトコノコって言い回しが某ブサイク女子大生を思い出してキモイんですけど
別に、岩波だっていいのはあるだろ
なきゃ困る
ラいト思想もれフト思想もなきゃないで困るんだよ
鈴木孝夫『教養としての言語学』岩波新書
最初は理論的なんだけど、後は、あいさつ、人称代名詞、指示語の仕組みの説明。
これが面白くなかった。でもこれが日本語の文法研究のレベルなんだよね。他所の国
の言語学とはりあえる人っていないねえ。
小川和男『ソ連解体後』岩波新書
ソ連解体後の経済的、思想的混乱を描いた。中澤孝之『資本主義ロシア』岩波新書
とテーマがほぼ同じなんだが、中澤著のほうがよかった。
村上陽一郎『安全と安心の科学』集英社新書
交通事故、原発、医療などで社会的に問題になった事件を中心に、いかに事故を防ぐ
仕組みを構築するか、そのための思考と戦略の説明。村上さんの著作はあいからわず
レベル高いね。
426 :
無名草子さん:05/03/16 00:22:21
新書で荒れる理由。
新書は非専門家を対象とした教養娯楽本だから。要は程度が低い。
それを読む人間の程度も低いが、当の本人は「俺様こそ知識人」だと思ってる。
意見の合わない相手(特に政治的思想的意見の合わない相手)が無教養にみえる。
で互いに叩き合う。
専門以外の知識を手っ取り早く仕入れるために読んでる学者だっているだろ。
>>426のような分析はプロによるもの?
それとも素人がプロ気取ってるのかな?w
ありがちな釣り
社会言語学者の啓蒙書を「文法研究」と言ってる時点で(ry
俺は読んでないから何とも言えんけど、
>>372は
法学板のデンパな法理論を(ryでお墨付きを頂いていたから
買う前に立ち読みした方が無難かと
今年のNO1
>>430 図書館で明治書院の日本文法講座をお読みになったらどうでしょうか。
鈴木孝夫先生は同じ内容でかかれていますよ。
つか、明らかに読んでもいないやつがコメントしてるのって何って感じするけど
>>431 そういうおめでたい人がここを荒らしているんでないのかな?
>判決文の蛇足って傍論のことか?
反論してるやつってこの程度だろw
435 :
無名草子さん:05/03/16 19:26:19
新書の感想書かないくせに、
気に入らないコメントにコメントしてるだけって、
じゃあ何しにここ出入りしてるのって話やん
怒らない怒らない
新書を媒介として人間の思想の偏りを表出するスレなんだよ
なのにそれを嫌がるアホがいる
439 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/03/17 01:26:00
●山家悠紀夫『景気とは何だろうか』岩波新書…【8点】
景気変動のメカニズムや,衰退期への入り方から見る日本経済の時代区分など。これも
わかり易いので,著者の苗字の読み方すら知らなかった私は,また洗脳されますたー。
しかし景気が良くなっても暮らし向きは変わらない社会になったというのは厳しいなあ。
♯岩田さんの本(
>>256)は,小泉構造改革は景気にとっては逆噴射だが,長期的にはや
ったほうがいいという立場だったが,この人は構造改革そのものに冷淡というか批判的。
しかし暮らしをよくするために組合や労基署,はたまた経団連に期待するっていうのも,
なんだかなあ。バーンとビジョンを示し責任をとれる政治家が出てこないものかね。
440 :
無名草子さん:05/03/17 16:41:22
>>439 景気に関する新書では、昨年5月刊の
嶋中雄二「日本の景気」(角川oneテーマ21)
もおすすめです。
昨年の新書スレで9点つけときました。
>>439 「暮らしをよくするために組合や労基署,はたまた経団連に期待する」
こんなこと書いてました?デフレ時の構造改革には消極的というだけでしょ。
すみません、
>>441は忘れてください。岩田氏と山家氏を混同していました・・・
443 :
426:05/03/17 20:38:43
山家や金子なんてマル経の亜種だろ。
445 :
無名草子さん:05/03/17 22:02:47
マル経って革マルのこと?
m9(^Д^)プギャ---ッ
448 :
無名草子さん:05/03/18 14:29:20
446 :無名草子さん :05/03/17 23:55:55
マル経って革マルのこと?
うるせー逆システム食らわすぞ
食わせて食わせて!
おい、おまいら。
時には他人の意見を素直に聞き入れることも必要だぞ
金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か ちくま新書 (516)
前半は金本位制成立の過程
イギリス(パックスブリタニカ)からアメリカ(パックスアメリカーナ)に至る金本位制の始まりと終わりまでの歴史
後半は金交換停止によって新しい金融史が始まったことの解説
具体的にはデリバティブなどの金融商品の開発
デリバティブは歴史的にはドルショックよりかなり前からあるが、
ニクソンショックによってより加速された
まとめ(読んだ気になれるお話)
ベトナム戦争によって財政赤字が拡大したが(ドルの地位低下)、
アメリカに魅力的な金融商品があり、引き続きアメリカにお金を呼び込むことに成功した
ドルは安くなったが安くなりすぎはしなかった
金融商品開発がこの国を助けた
ただこれからはわからない
ユーロの登場でアメリカの地位が脅かされている
著者はドル・ユーロの二極になると考えている
日本は自国の資金を自国で賄えているので開発の必要がなかった
読書のポイント
ある程度金融(用語)をかじってないと面白くない
裁定取引を知っていれば大丈夫
デリバティブ(ズ)の説明はなかなかわかりやすい
誤字あり
(誤)最低取引→(正)裁定取引
★ 岩波新書 4/20
山田 雄一郎 『日本の英語教育』
浅野 裕一 『古代中国の文明観―儒家・墨家・道家の論争』
烏賀陽 弘道 『Jポップとは何か―巨大化する音楽産業』
田沼 武能 『難民キャンプの子どもたち』
★ 岩波ジュニア新書
行方 昭夫 『英語の発想がよくわかる表現50』
岡田 吉美 『ウイルスってなんだろう』
毎日新聞科学部 『生きものたちのシグナル』
快読術の行方キター
>>444 そうなんスか? 金子タンについては稲葉振一郎が
学問的バックグラウンドについて書いてたけど。
>>452 ああ,あったあったw>最低取引
詳しそうなので教えて下さい。ドル基軸体制っていうのは安泰なんですか。
この倉都って人はグリーンスパンの手腕を高く評価してるが,もうかなりの歳だよね。
>>453 4月の岩波はイマイチかなあ。
456 :
へび ◆avhs6rL9G6 :05/03/21 01:17:13
○加地正郎『インフルエンザの世紀』平凡社新書…【7点】(2月刊)
「カゼ症候群」のうち,インフルエンザウイルスによるものがインフルエンザである。
著者はカゼ研究50年という偉いお医者さんで,若き日の米国留学の思い出とかもあり,
広く浅くという感じだが,とりあえず「A香港型 H3N2」とかの意味はわかった。
次はちくま『DNAから見た日本人』行きましゅ。
それはインフルエンザ限定ですか。
感染症(ウィルス、細菌)関係で一番面白いのはなんですか?
458 :
無名草子さん:2005/03/21(月) 09:45:07
>>457 主にインフルエンザで,その他のウイルス性カゼが少々。
わしゃ458は読んでないのだが、ウイルスに関しては
○畑中正一『現代ウイルス事情』岩波,1992
が良かった。いまチラっと見てみたら、ヘムアグルチアニン(H)も
ノイラミニダーゼ(N)もシフトもドリフトも全部書いてあった(;´Д`)
ただちょっと古いので,SARSとかはついてない。細菌関係だと,
○吉川昌之介『細菌の逆襲』中公,1995
これは抗菌剤の開発史と耐性菌の進化の機構がよくわかった印象がある。
(当時,今はすっかり忘れているw)しかしこれもちょっと古い…か。
×ヘムアグルチアニン→○ヘムアグルチニン すまそ
中高生向けの新書が巻末に参考文献を列挙しないのはなぜだろう。
中高生レベルこそ文献リストが必要だろうに。
>>455 専門家ではないので正直わかりません。
基軸通貨でなくなるドル
http://tanakanews.com/f0315dollar.htm ドル離れはあるようです。
目安は穀物やエネルギーの支払いが
ユーロに変わる頃でしょうか
フセインが石油をユーロ決済(ドルがいらなくなる)しようとして、
アメリカにたたかれたという話もあります
ユーロと言っても11カ国(15?)の集まりなので
アメリカのように一つにまとまっているわけではありません
その意味で(まだ動きにくい)もう少しドルは有効ではないかと
森嶋道夫『サッチャー時代のイギリス』岩波新書
なんか必死にサッチャー=ヒトラーって図式に持っていこうとしてるのが
今となっては虚しい。
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』岩波ジュニア新書
前評判に期待したんだがそれほどでも。ギリシァ、ヘブライはいいとして、
近現代の哲学の解説としてはいかがかと。
>>462-463 あ、どうもです。
うーん,しかし白状すれば(しなくても)おいら経済はまるでわからんですよ。
うーたんはともかくとして(w,でもファンですけど)
学者でも実務家でも言ってることが180度違ってたりするし。
東アジア共通通貨だって,今すぐ出来るという人はいないけど
一応偉い人が真面目に考えてるわけでしょう?
クルーグマンて人は実績も人気もあるみたいだけど,どうもね…
だいたいあの喋り方が(ってそれは山形浩生か)
講談社貼っときます。
★講談社現代新書 4/20
星浩『自民党の50年』
芳沢光雄『試行錯誤のすすめ(仮)』
真壁昭夫『新しい金融工学』
上野修『スピノザの哲学』
★講談社ブルーバックス 4/20
田中修『クイズ植物入門』
朝日新聞/be編集部:編『マニュアル不要のパソコン術』
山田克哉『宇宙のからくり 第2版』
武村政春『DNA複製の謎に迫る』
やたー、上野スピノザだ
>>466 ヘビさんって謙虚なのね。文体からもうかがいしれてたけど。
たくさん本読んでもこういう感じの人でありたいもんです。
僕はどっちかいうとナマカジリの知識すぐひけらかすような輩やので。
田中修『クイズ植物入門』
山田克哉『宇宙のからくり 第2版』
来月はこれだ買おうかな。
最近読んだ本『新書アフリカ史』。なんか新書らしからぬ分厚さだった。
感想。
イスラムの知識が薄いせいで大航海時代まではそこらへんの歴史の入り組み様が
イマイチ理解しにくかった。まーアフリカにしぼってあるのでしょうがないか。
ヨーロッパから侵略されるあたりからようやく薄ボンヤリとわかったけど頭の中に世界史年表頭入ってたらなー。
近代のナショナルとトライブから見た国のとらえかたは僕には新鮮な知識でした。
しかし今の日本の繁栄は運がいいだけなのかとも考えさせられた。アフリカは奥が深いというかよくわからん。
生半可+聞きかじり ???
なんかオイシソウな知識ですネ
472 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 01:55:01
そーいえば日垣隆「売文生活」はどう?
あちゃー個人スレがあったのか・・・しかも10スレ目
474 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 17:05:06
ブルーバックスってなんか安っぽいくせに値段は高いんだよなあ。
あと内容が簡単なのか難解なのかよくわかんない。
表紙だけ見ると学校の教科書みたいで簡単そうなんだけどな。
475 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 17:28:13
売文はおもしろいだろうけど1回読んだら2度と読まないだろうねえ
476 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 18:16:43
石浦章一『東大教授の通信簿』(平凡社新書2005.3)【5点】
東大の授業評価の実施に関する顛末。上位大学の教員なら興味深く
読むのかもしれないが、地方私大に勤める自分には正直、
「なにえらそうなこと言ってるんだ」とヒガミます。
うちの大学じゃアンケートやってもまともに帰ってきません。
いっそのこと、教授の個人名をさらしてしまえばおもしろかったかも。
東大生が書いた株の教科書とか、東大を売り物にした本ってあるけど、
それを教授がやったらオシマイのような気がするんだが。
「東大」ってので興味を引こうってのもあざといが、逆に東大と聞いただけで反感覚えるやつもアホ
立ち位置系
東大出の教授も東大の教授もいくらでもいるのに、
わざわざ東大を前面に出さないといけないのは悲しいきがするね
妬み出たー
たしかにバカやっても妬みですませる東大出はある意味うらやましいかもw
日垣の『文生活』カナーリ面白かった
485 :
484:2005/03/29(火) 00:04:27
間違った、売文生活だった
日垣はもう飽きたよ。
同じような執筆者に依頼してんじゃねーよ、クズ編集者が。
楽することばかり考えて、新しい書き手を発掘しようという意志も努力もゼロ。
それゆえにここ数年、読みたい新書など無に等しい。クズ編集者は氏ね
>481
憧れてるんだよ
489 :
無名草子さん:2005/03/29(火) 23:44:27
『東大教授が新入生に薦める本』とかいう新書もあったな。
あれってどうなの?
なんだかんだいって母校だからな
493 :
○○えもん:2005/03/30(水) 20:20:08
卒業はしていないが、ツンツン八女人はどうなのか?
4月分貼っておくーよ。マイナー新書は勘弁(洋泉社までw)。
★ちくま新書 4/7
内田隆三『社会学を学ぶ』
義江明子『つくられた卑弥呼――<女>の創出と国家』
桑原茂夫『この博物館が見たい!』
島田裕巳『不安を生きる』
長山靖生『いっしょに暮らす。』
高橋哲哉『靖国問題』
★洋泉社新書y 4/7
井崎正敏『ナショナリズムの練習問題』
森達也『こころをさなき世界のために』
★平凡社新書 4/11
吉田新一郎『校長先生という仕事』
林信吾『しのびよるネオ階級社会――”イギリス化”する日本の格差』
多川精一『焼跡のグラフィズム――「FRONT」から「週刊サンニュース」へ』
小石房子『江戸の流刑(るけい)』
★新潮新書 4/15
李御寧『ジャンケン文明論』
内田樹/名越康文『14歳の子を持つ親たちへ』
中原英臣/佐川峻『愚問の骨頂』
藤沢秀行『野垂れ死に』
デズモンド・モリス/横田一久:訳『「裸のサル」の幸福論』
梶原しげる『そんな言い方ないだろう』
★集英社新書 4/15
泉嗣彦『医師がすすめるウオーキング』
江成常夫『レンズに映った昭和』
野村祐三『豪快にっぽん漁師料理』
ラース・スヴェンセン/鳥取絹子『退屈の小さな哲学』
★PHP新書 4/15
萩野貞樹『大人の敬語(仮)』
平田雅彦『企業にとって社会的責任とは何か(仮)』
横山泰行『「ドラえもん学」入門(仮)』
藤沢晃治『「手っ取り早く記憶する」技術(仮)』
★光文社新書 4/15
青木人志『「大岡裁き」の法意識――西洋法と日本人』
磯部潮『発達障害に気づく――見た目は普通のすこしヘンな子』
松瀬学『関東学院・春口廣――強いだけじゃ勝てない』
牧秀彦『名刀――その由来と伝説』
京須偕充『古典落語CDの名盤――70の名作と28人の名人・上手』
★岩波新書 4/20
山田雄一郎『日本の英語教育』
浅野裕一『古代中国の文明観――儒家・墨家・道家の論争』
烏賀陽弘道『Jポップとは何か――巨大化する音楽産業』
田沼武能『難民キャンプの子どもたち』
496 :
4月刊行予定その3:2005/03/31(木) 00:46:39
★講談社現代新書 4/20
星浩『自民党の50年』
芳沢光雄『試行錯誤のすすめ(仮)』
真壁昭夫『新しい金融工学』
上野修『スピノザの哲学』
★講談社ブルーバックス 4/20
田中修『クイズ植物入門』
朝日新聞/be編集部:編『マニュアル不要のパソコン術』
山田克哉『宇宙のからくり 第2版』
武村政春『DNA複製の謎に迫る』
★文春新書 4/20
野口卓『名前のおもしろ事典』
梅棹忠夫:編著『日本文明77の鍵』
粕谷一希『鎮魂 吉田満とその時代』
百地章『憲法の常識 常識の憲法』
山内昶『ヒトはなぜペットを食べないか』
★中公新書 4/25
ロナルド・ドーア『働くということ――グローバル化と労働の新しい意味』
横手慎二『日露戦争史――20世紀最初の大国間戦争』
奥本大三郎『東京美術骨董繁盛記』
橘木俊詔『企業福祉の終焉――格差の時代にどう対応すべきか』
今月は珍しく平凡社に期待。
(『焼跡のグラフィズム』と『江戸の流刑』)
森達也の本が洋泉社からでるのはちょっと意外
>>へびさん
乙! 自分は4月は見送り仮名・・
真壁昭夫『新しい金融工学』
上野修『スピノザの哲学』
を買い枡。
上野修に期待しつつ百地章をネタとして買おう
多川、粕谷、奥本の三冊かな
>481
貶められてるんだよ
506 :
今月:皇紀2665/04/01(金) 21:52:20
内田隆三 買って損はなさげ。
高橋哲哉 あるサイドにとってはネタ用、別のサイドにはマジレス用、どっちのサイドも要チェック
吉田新一郎 タイトルが目を引く。書店でパラ見してよさげなら。
林信吾 似たような本たくさん出てるから微妙。たぶん買わない。
多川精一・小石房子 雑学仕入れに面白そうだ。
李御寧 韓国論壇の偉い人。文化大臣か何かやってたはず。たぶん買う。
江成常夫 これもタイトル良い。店頭でパラ見してよさげなら。
青木人志 地味に買い。
浅野裕一 買い。
百地章 高橋哲哉と似た理由。もちろんネタ用。
ロナルド・ドーア 買い。
百地って世間では知ってる人間いるの?漏れ日法にいたから知ってるのだが。
508 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 21:57:02
金の続く人が買えばええんだ。
509 :
無名草子さん:皇紀2665/04/02(土) 00:34:29
今月はこんなとこかな。
多川精一『焼跡のグラフィズム――「FRONT」から「週刊サンニュース」へ』
小石房子『江戸の流刑(るけい)』
井崎正敏『ナショナリズムの練習問題』
浅野裕一『古代中国の文明観――儒家・墨家・道家の論争』
粕谷一希『鎮魂 吉田満とその時代』
つまんねーんだよ
>>510 憲法学者にコヴァ系って、やな筋だな・・・
高橋哲哉のようなトンデモ野郎が東大教授いられて
いまだに平気で本が出せる世の中の方がずっとやだ。
と、読まずに申しております
まさか『さおだけ屋はどうして潰れないのか?』が宮崎のベストとは思わなかった
またいつもの
ジサクジエンが始まりました
518 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 12:22:16
晒しあげてみます。
520 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 18:14:53
宮崎なんて無視していいよ
みえみえだもん
仕事がないんだから許してやろう
521 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 20:39:22
その通り。宮崎の評価などどうでもいい。
★ ちくま新書 5/11
今村仁司 『マルクス入門』
藤川洋子 『少年犯罪の深層 ―家庭調査官の視点から』
添谷芳秀 『日本の「ミドルパワー」外交 ―戦後日本の選択と構想』
中垣陽子 『社会保障を問いなおす ―年金・医療・少子化対策』
阿満利麿 『(仮)無宗教からの『歎異抄』読解』
★ ちくまプリマー新書 5/11
橋本 治 『勉強ができなくても恥ずかしくない (3) それからの巻』
藤森照信 『人類と建築の歴史』
宮崎も『さおだけ屋〜』を選ぶとは、なかなかの見識ではないか?
新書とはすなわち啓蒙書なんだから、
わかりやすければわかりやすいほど評価されて当然ではないのか?
今村仁司のマルクス本は
過去の今村の著書の焼き増しの予感
>>522 あんまり欲しいの無いな。
藤森照信は面白そうだが隅研吾の新書と似た内容になりそう。
今村仁司も講談社の新書の焼き直しのような気が。
敢えて読むなら添谷芳秀か。
橋本治はオナカイッパイ。。
526 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 07:34:19
宮崎って「書評家」ってポジション(笑)を守らなきゃいけない立場
だから、政治がみえみえ
俺はあらゆるところに目を配ってるって印象を与えるために、突然
ジュニア新書を持ち上げてみたり、それに、呉智英がのっかったり
あほらしいことがおおすぎる
でも、宮崎も自分が何一つ、まともな仕事ができないって知ってるし
ばれるひとにはばれてるってわかってるけどね
いみなしおくん
528 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 18:11:01
庶クンなんてウヨ雑誌の連載での評価なんてあてになるわけがないだろw
これだからバカウヨ厨は困る
>481
祟られてるんだよ
531 :
無名草子さん:2005/04/04(月) 22:44:52
なんで朝日の文化部も宮崎を
書評委員なんかにしてんだろ。
目障りなんだけど
>>531 斉藤貴男と柄谷行人がいるじゃないか。
元気を出したまえプロ市民君w
534 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 00:32:58
サヨサヨしいスレですね。
536 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 06:52:59
宮崎って1冊として、読むに値する本、売れた本を書いてないのに
人様にあれこれ言うってのがおかしいわけで
お前、書評やめて、本書いてみろって言われるのが一番怖いっていうね
もろい立場
>>536 別に宮崎某じゃなくて一人の書評として読めばいいのに
なんでそんなイヤな考えに到達するのかなあ。
自分のほうがもっといい書評ができるとか思ってるのかねぇ、こんな人は。
539 :
無名草子さん:2005/04/06(水) 05:42:52
それなら、金とっちゃいかんし
雑誌全部やめて
ネットにでもかいときゃいい
宮崎いいよな
読んでないけどな。
>481
貪られてるんだよ
さおだけ屋が流行っているようですが、あえてその隣にあった『経営の大局をつかむ会計』を買って読んでみました。
さおだけ屋と同じ光文社新書です。
著者は「まえがき」で、以下のようなことを書いています。
この本は、ビジネス経験を持っておられる方に向けて、財務諸表を読む力をつけていただくために書かれた。
ビジネスを知らない会計の専門家が書いた本は、テクニカルな解説は優れているが、本質的な利用法
は教えてくれない。他方、経営者の書いた会計の本は、財務諸表の読み方の勘所を教えてくれるが、
実際の財務諸表はあまり出てこない。本書はその中間を埋めるものであると。
というわけで本書は、教科書と経営者の書いた本の両方を読む気力のない怠惰な読者へ向けて書かれたものですw
本書で扱われている財務諸表自体は、ソフトバンク・楽天・ソニー・トヨタなど実際の企業のものが
出てくるのですが、解説に出てくる具体例は、雑誌等で間接的に見聞きしたような話や著者の創作ばかりで、
非常に薄っぺらいものになっています。会計リテラシーの勘所を掴むという意味では役に立ちません
かといって、何かを体系的に解説したり、用語を丁寧に解説しているわけでもないので、今後の学習に
繋がるような入門書的としての役割も果たすかどうか疑わしい。結局、新書の体裁はしているものの、
PHP文庫や知的生き方文庫によくある粗製濫造本の類といってよいでしょう。読み飛ばすのは楽ですが、
まあ、読んでも何も残りません。気休めに役立つ程度でしょう。
著者は監査法人勤務とコンサルティング会社経営の経験を持つ慶應ビジネススクールの学者さん。
確かに実務経験のある学者さんは貴重なのでしょうが、そういう経験と才能は、テクニカルな体系を
きっちり解説した上で、実務的な感覚を載せてイメージ豊かに解説するという風に発揮されるべきなのでしょう。
が、残念ながら本書では、少々ビジネス経験があるだけの学者が、利いた風な口で勘所を述べるという
最悪なかたちで発揮されてしまいました。駄本です。
>481
弄ばれてるんだよ
東大コンプ刺激するとこうなるわけだ
>>531 それよりトンデモ本量産者
天外伺郎を書評委員からはずせ
548 :
531:2005/04/08(金) 00:00:03
>>547 こいつは完全なオカルト信者だもんな。
とにかく朝日はどうかしてる。
天外伺郎は確かにトンデモさんだが、
宮崎は少なくともバカなことは言わないけどな。
いつまでたっても書生臭い「批評家見習い」ではあるが。
それより斉藤貴男の方が(ry
550 :
無名草子さん:2005/04/08(金) 00:56:55
貴男ちゃんの悪口をいうな!
そういや、天外伺郎と茂木健一郎の対談がブルーバックスで出てたよな。
茂木って一応はまともな脳科学者だと思ってたけど、
養老孟子ともつるんだりしてるところをみると、
トンデモ方面の人になりつつあるのかな?
クオリアなんて、脳科学という一分野の中では便利な概念なのかもしれないが、
何かすごいパラダイムの転換みたいに宣伝してるのには違和感持ってたけど。
養老孟子×
養老孟司○
茂木自身が何をやってるのかがよく分からない。
池谷のほうが信頼できそう。
557 :
無名草子さん:2005/04/08(金) 23:18:23
飽きませんね皆さん。
558 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 00:16:26
宮崎は科学主義による批評が多くなってる
つまり間違えないようにってやりくち
まあ、文系のくせに科学を割りに分かってるのだけは評価してもいいな
でもあまり威張っちゃ駄目よ
新書愛好家であるのは俺らに似てるなw
>481
窮められてるんだよ
561 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 10:49:31
>へび
新刊新書の情報ってどこから手に入れるのですか?
562 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 15:58:16
>561
取次か書店関係だろ
アマゾンで検索をかけて、「最近の出版の順」で並び換えると、発売前でも
出版社が入力しているデータがでることがある。
あとは
>>3のサイトがやっぱり情報がはやい。
564 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 20:19:13
『石油を読む』藤和彦 日経文庫 読了。
シリーズ名は文庫だし、ここでも挙げられてないんだけど、いちおう
新書サイズの本てことで。
石油事情の現在をわかり易く解説してくれている。著者は内閣参事官で
エネルギー政策分野を専らにしてきた官僚。
日本では、ITや金融、アジア経済などに経済問題の話題が集まることが
多く、石油については経済誌などでもあまり取り上げられない。
しかし、石油産業は今でも世界最大の産業の一つだ。今現在の石油事情を
知るという意味では手ごろな一冊。評価◎
「世界を動かす石油戦略」と同じ人じゃなかった?
566 :
564:2005/04/09(土) 20:29:03
>>565 そうれす。
「世界を動かす石油戦略」ちくま新書。
「石油神話ー時代は天然ガスへ」文春新書。
いずれもこの人。新書界の石油担当みたいな人ですね。
最近買った新書を読みかけも含めてちょっとコメント
『批評理論入門―フランケンシュタイン解剖講義』 中公新書 廣野由美子
フランケンシュタインを素材に、小説の技法と批評理論を幅広く解説。
ストーリーとプロットの章で、フランケンシュタインのあらすじも紹介しているので
フランケンシュタイン読んでなくても大丈夫な設計。役に立つしおもしろかった。
ただ、文学板で用語の間違いがあるなど指摘されていたみたい。
『イギリス人の国家観・自由観』 丸善ライブラリー 名古忠行
トマス・モア、ホッブス、ロック、バーク、ミル、ベンサムなど有名な思想家から
ラスキ、グリーンなどのややマイナーな人物までかなり多くの思想を紹介してる
(有名どころで載ってないのはオークショットくらいか?)。
『社会学を学ぶ』 ちくま新書 内田隆三
これも上の本以上に目いっぱい著名な学者を詰め込んでる。
とりあえずデュルケームまで読んでみたけど勉強にはなる。
『明治デモクラシー』 岩波新書 坂野潤治
大正デモクラシーだけでなく、先行する明治時代の思想や運動からの
発展・承継(戦後も射程に入れつつ)を意識してみようという本。
戦後啓蒙思想は今日の民主主義が戦前の思想や運動と無関係に敗戦と同時に
始まったと説いてきたというが、本当にそうだろうか。
なんか最近「戦後民主主義」は「批判のため」の用語になってる…。
『国連とアメリカ』 岩波新書 最上敏樹
国連とアメリカの問題を、国連の成立期までさかのぼって論じる。
これから読みます。
『フランス7つの謎』 文春新書 小田中直樹
>>322 最近読んだ中ではかなりおすすめ(特に1〜3章)。面白いし勉強になる。
日本との比較の部分がややあっさりしているので
ちょっと不満に感じる人もいるかも。
>481
煽られてるんだよ
572 :
506:2005/04/10(日) 01:04:24
内田隆三「社会学を学ぶ」読んだ。
内容は想定の範囲内だったが、これは買いだね。
高橋哲哉「靖国問題」。あんまり期待してなかったが、思ったより良かった。
主張したいフレーズを、フォント変えて強調してるのが厨っぽいが。
靖国参拝賛成派は、最低限この程度の認識を踏まえて、
立論しないとダメだね。
573 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 05:24:12
宮台新書書かないかな。社会学の。
574 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 09:38:47
575 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 13:16:11
宮台っていってることは正しいのに
なぜかつまらないね
代表作ってある?
ブルセラとヤリチンのイメージが悪すぎて本買う気にならん。>宮台
頭いいのは認めるが。
売買春を認めてるのが致命的にバカ
577さん読まずに言うのはやめておきましょうね
先生!売買春を認めるとどうして馬鹿なんですか?
580 :
577:2005/04/10(日) 16:34:43
売買春を認めるとどうして馬鹿なの?童貞君
>>581 なんか釣られてるような気がするが、まあいいか。いちおう蒔いた種だしな。
で、性を売り物にするというのは社会にとって有益ではないから。
エロ本が「有害図書」と言われているのがそれを示しているだろうしね。
社会に対する影響、ってのを考えろと。宮台はそのあたりが、
リベラリズムの名の下に軽視されていて、
家父長制の解放だとか、自己決定権だとかをぬかしよる。
バカ。ヤバイ。
>>582 その点本人も最近は反省しだしたらしい。本人の公式ページでそんな文章があった。
滅茶苦茶に堅気(カトリック)な嫁さん貰ったせいかもしれないが。
584 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 19:09:18
同じ頭いい人間でも浅田彰のものを読むと開放感がある
宮台は「俺は現実的な議論」っていうけど開放感が全くない
585 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 19:10:19
そういえば新書で人を刺した奴がいたな。
586 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 19:17:42
どうやって! (?_?)
紙使いか
588 :
506:2005/04/11(月) 00:13:30
589 :
へび ◆avhs6rL9G6 :2005/04/11(月) 00:57:16
●斎藤成也『DNAから見た日本人』ちくま新書…【7点】
先行諸説や最近の楽界の成果を広く紹介しようとしたせいか,やや散漫。とゆーか素人に
はどのデータがどのくらいの重みを持つのかわからない。もっと著者自身の方法論やp.98
に示されたような主張の詳細を聞きたかったかも…ってそれは専門書を見ればいいのか。
>>561 563の仰る通り,
>>3がすべてです。
>>585 どーゆーことっすか!
>>ミヤダイ関係
彼は援助交際については確か途中で態度を変えたんだよね。
で,今ここをチラッと見ると,売春一般に関してはまた違うのでは?
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=255 いちいちフォローしてないんでわからんけど。
次『世界のイスラーム建築』かなんか。
>>582 その社会に対する影響とやらは実証されたことあるの?
てゆーか、
リベラリズムと「売春の自由」が両立すると思ってたところがバカなんでしょ?
>>宮台
>>582 >
> で、性を売り物にするというのは社会にとって有益ではないから。
なぜ?建前に反して日本は売春天国だが、犯罪率が高いとか他国と比して社会秩序が乱れているわけではないよ。
> エロ本が「有害図書」と言われているのがそれを示しているだろうしね。
エロ本読んだことない奴なんているの?エロ本読んだ奴がみんなおかしくなってるのならとっくに
世の中めちゃくちゃになってるはず。エロ本が「有害図書」と言われているのは、性に臆病なPTAのおばさんや
宗教か゛かった保守派が騒いでるだけ。性が実存と結びついた特別なものであることを示しているだけだ。
だから過剰に反応する。過剰な反応は性に対する過剰な関心を示していると俺は思う。
> 社会に対する影響、ってのを考えろと。宮台はそのあたりが、
> リベラリズムの名の下に軽視されていて、
> 家父長制の解放だとか、自己決定権だとかをぬかしよる。
> バカ。ヤバイ。
多様な社会では特別な価値基準はなく、何を選択するかは個人に委ねられる。
だから自己決定能力が大切になってくる。その能力がない奴が絶対的な根拠や超越的な価値を提示しているように見える
くだらないカルト宗教にはまって悪さしたり、自己決定を拒否して引きこもりになったりする。
しかしカルト宗教を選択するのは自己決定といえる。だから縛りとしてリベラリズムの「他者の権利を
侵害しなければ何をしても自由だ」という考え方が必要になる。
売春はもうすでに社会にありふれてるし、だからといって繰り返しになるが特別社会が乱れているとは思えない。
逆に売春を厳しく取り締まるとアングラ化して社会に不利益を及ぼすんじゃないか。
売春の需要はあるし、禁止して排除するより現状を肯定して国がしっかりコントロールしてくれと俺は思う
593 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 14:52:18
十二分に乱れていますが?何か?
>>584 おれは柄谷を読むと開放感がある
浅田とか柄谷は左翼だから資本主義社会を認めてない
システムを解体しようとするから開放感があるんじゃないのかな
アナーキーな感じ
>>593 どうせ女子高生の性体験率が高いとかじゃないの、乱れてるって
そんなのどうでもいいよ
外国人犯罪とかは怖いけど
命とられないなら良しとしろよ
↑
この程度の発想しかないようです。
馬鹿ですね。
>>596 まともな反論しろよ
俺でも自分の言ってる事に穴があるって感じるのに
つまんねー奴だな
そんな穴のあるような意見を書かないでください。
社会は女子高生の性体験率が全てなんですね。
馬鹿馬鹿しくて反論する気にもならない。
>>598 わけわからん
社会の話じゃなくて売春の話をしてんだろ
社会問題は売春以外にもいっぱいある
社会が乱れていたとしても売春がすべての原因ではないだろ
性の乱れ=社会の乱れなわけがない
>>598 お前ほんとに反論できないの?
ガキの屁理屈はやめろよ
大前提として性を商品化するのは明らかにタブーだろ。そこ無視しちゃいかんだろ。
性の商品化は明らかなタブーなのか、知らなかったw
タブーだからこそ、吉原以来、売春婦は差別視されてきたんだろ。
おおっぴらにできるもんじゃないことはみんなわかってる。
>>604 性がタブーなのは同意 世界的にそうだと思う
ただ性の商品化がタブーというのはフェミニストの考え方としか思えん
でもなぜに性の商品化がタブーという考え方があるんだろ?
>>605 タブーを商品化してるんだからなぁ。ま、タブーに役が付くようなもんだろw
性は人間の本質に関わるからそれを商品化することは
人を売買するようなものだということなのか?
609 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 17:37:57
>>595ってバカか阿呆ですか?
>どうせ女子高生の性体験率が高いとかじゃないの、乱れてるって
どういう発想から出てきたの?
>そんなのどうでもいいよ
何故?
>外国人犯罪とかは怖いけど
そうですか。
>命とられないなら良しとしろよ
はぁ?
ここは釣堀じゃありませんよ
>>609 >
>>595ってバカか阿呆ですか?
> >どうせ女子高生の性体験率が高いとかじゃないの、乱れてるって
> どういう発想から出てきたの?
> >そんなのどうでもいいよ
> 何故?
> >外国人犯罪とかは怖いけど
> そうですか。
おまえは外国人犯罪より女子高生の性体験率のほうが重大なのか?
社会が乱れていたとしても売春がすべての原因ではない
性の乱れ=社会の乱れなわけがない
性の問題に過剰に反応するなよと言ってるだけだろ
>>611 「乱れていたとしても」
これは、どういうことですか?
乱れているか、乱れていないか分からないんですか?
社会の乱れの要因の一部であるのには、変わらない。
全ての原因でなければ、問題視してはならないとでも?
「性の乱れ=社会の乱れ」なわけがないという根拠は?
売春なんてものは、抑制の出来ない男の為にあるようなもの。
宮台真司は、阿呆みたいな事を言う教育者。
評論家にでもなっちまえば?
はいっちゃったか何か知らないけど、あんたの頭は逝っちゃってるよwww
614 :
506:2005/04/11(月) 19:15:05
>>603 フェミ=性の商品化に反対、は偏ったレッテルだ。
フェミ女の中には、男女平等の観点から、男の性を積極的に商品化することを
主張するグループもある。何かの本で読んだが、具体的な主張者名は失念。
>>607 「労働」もまた人間の本質に関わるわけだが、これを商品化する(給与所得者)のは、
人間を売買するようなものだ。だとすれば、労働の商品化は許されているのに、
どうして性だけが商品化は許されないのか、という理屈も成り立ちうる。
>>613 あいつは、大学教授という安定身分を手に入れた上で、バカ相手に適当なことを
書き散らかしてラクに暮らすために、研究者になったんじゃないかとたまに思う。
実際、まともな研究業績と呼べるもは初期の頃だけ。
福田和也や長谷川三千子なんかもそうだが。
研究やらないなら大学に籍置くな、評論一本で食え、
テメエの足で立て、と考えないこともない。
>>612 >
>>611 > 「乱れていたとしても」
> これは、どういうことですか?
> 乱れているか、乱れていないか分からないんですか?
乱れているか、乱れていないかは個人の価値観の問題ともいえる
俺は諸外国と比較して乱れているとは思わないけど、乱れているといってる奴が
たかだか女子高生の性体験率程度のことだったらくだらないなと思う
俺はニートとか外国人犯罪とか格差の問題のほうが
将来的なことを考えると気になる まったく乱れてないとは思ってない
でも許容範囲内
> 社会の乱れの要因の一部であるのには、変わらない。
それこそ根拠は?
> 全ての原因でなければ、問題視してはならないとでも?
売春がすべての原因とみなす奴がいたとしたら馬鹿な奴だなって程度の話
> 「性の乱れ=社会の乱れ」なわけがないという根拠は?
だから俺は今の社会は乱れているとは思ってないの
でも性は乱れているといえるかもしれない 性的に自由な人間は増えている
だからなんなの?そんなの人の勝手だろ 無問題
> 売春なんてものは、抑制の出来ない男の為にあるようなもの。
あんた女?マジでフェミニストだったのか
結局売春って何が悪いの?性的に自由なことの何が悪いの?
それがそんなに社会を乱してるの?他にもっと大事な問題があるんじゃないの?
あんたの頭が一番大問題だよ。
こんな馬鹿がいるから社会が乱れるんだよwww
>>616 性の問題に過剰に反応するなよ
頭の悪い道徳主義者のくせにwww
618 :
612:2005/04/11(月) 19:52:33
>それこそ根拠は?
出会い系サイト云々、こんなのがあるだけでも十分乱れてる。
価値観の問題ともいえる。
>だから俺は今の社会は乱れているとは思ってないの
>でも性は乱れているといえるかもしれない 性的に自由な人間は増えている
>だからなんなの?そんなの人の勝手だろ 無問題
人の勝手で済めば問題はないが。性感染症でもうつしたらどうなる?
人の勝手じゃなくなるような気がするが・・。こうなれば大いに問題が出てくる。
妊娠して中絶するかもしれない。これも大問題。人一人の命を絶つのだから。これでも問題がないと言い切れるか?
>あんた女?マジでフェミニストだったのか
何時女って言った?男は売買春がいけないと言っちゃダメなのか?
抑制を出来ない男を批判して女だ!フェミニストだと言われる筋はないが。
619 :
612:2005/04/11(月) 20:06:44
追記
>結局売春って何が悪いの?性的に自由なことの何が悪いの?
抑制の出来ない者の要求に妥協しているだけ。悪いものは悪い。ただそれだけ。過去から考えられたもの。
男女に限らず、貞操や節操を守るべきだろう。
>それがそんなに社会を乱してるの?
将来的には素晴らしく大いに乱してくれることでしょう。
>他にもっと大事な問題があるんじゃないの?
尻軽女が出来ることが大事な問題じゃないと仰りたいわけですか。
最小の人間関係の単位の「家族・夫婦」関係を築けなくなるだろうと思いますがね。
まあ良いですよ。
金欲しけりゃ体売る。簡単な商売。
バカはバカ同士、目の前の快楽に負かされて病気のうつしあいをやってりゃいい。
少なくとも、まともな10代は居ると個人的には思ってる。
>>618 > >それこそ根拠は?
> 出会い系サイト云々、こんなのがあるだけでも十分乱れてる。
> 価値観の問題ともいえる。
出会い系サイトは性の問題か?性が絡んでくるのは認めるが
> >だから俺は今の社会は乱れているとは思ってないの
> >でも性は乱れているといえるかもしれない 性的に自由な人間は増えている
> >だからなんなの?そんなの人の勝手だろ 無問題
> 人の勝手で済めば問題はないが。性感染症でもうつしたらどうなる?
> 人の勝手じゃなくなるような気がするが・・。こうなれば大いに問題が出てくる。
> 妊娠して中絶するかもしれない。これも大問題。人一人の命を絶つのだから。これでも問題がないと言い切れるか?
学校や親がプラクティカルな性教育すればすむ話 それを回避しようとする大人は問題がある
性感染症や妊娠中絶は個人がリスクを負うしかないだろ それが怖いならセックスしなければよい
あと俺は別に性的な自由主義者ではないんだよね 中絶に関しては賛成派
> >あんた女?マジでフェミニストだったのか
> 何時女って言った?男は売買春がいけないと言っちゃダメなのか?
> 抑制を出来ない男を批判して女だ!フェミニストだと言われる筋はないが。
あんた本当に男?男の性欲は強いでしょ そんなに簡単に抑制できるの
できない奴がいるからこそ売春賛成なんだよな
性犯罪起こされるよりましだ
621 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 20:22:33
本格的に電波が飛び始めました。
>>619 > 追記
> >結局売春って何が悪いの?性的に自由なことの何が悪いの?
> 抑制の出来ない者の要求に妥協しているだけ。悪いものは悪い。ただそれだけ。過去から考えられたもの。
> 男女に限らず、貞操や節操を守るべきだろう。
抑制する必要がない なぜ貞操や節操を守るべきなの?
> >それがそんなに社会を乱してるの?
> 将来的には素晴らしく大いに乱してくれることでしょう。
根拠がない
> >他にもっと大事な問題があるんじゃないの?
> 尻軽女が出来ることが大事な問題じゃないと仰りたいわけですか。
> 最小の人間関係の単位の「家族・夫婦」関係を築けなくなるだろうと思いますがね。
> まあ良いですよ。
> 金欲しけりゃ体売る。簡単な商売。
> バカはバカ同士、目の前の快楽に負かされて病気のうつしあいをやってりゃいい。
> 少なくとも、まともな10代は居ると個人的には思ってる。
俺にとっての大事な問題は性以外のこと
最小の人間関係の単位の「家族・夫婦」関係を築けなくなることはあるだろう
でも必要がなくなったのならしょうがない 資本主義の問題だと思う
家族が社会化されちゃったんだから これからは市場が提供してくれるんしゃないの
×しゃないの
○じゃないの
>>620 学校や親が性教育をしたところで、巷に溢れるエロメディアにはほとんど無力。
とりわけ最近はますますエロに接近しやすくなっている。
男のエロ心はつねに煽られているのだよ。もう荒らしだね。エロ荒らし。
それに欲望は連鎖する、という前提が正しいとすれば、
売春の存在はさらなるエロを生み、エロの連鎖を引き起こす。
その結果、男は性的欲望を募らせていくんじゃないかな。
それは女への性的欲求を不断に刷新し、
しばしばエスカレートな欲望に繋がっていくんだと思う。
>>624 性から隔離すればいいの エロに接近しやすくなっている現状でそれができるの?
それに売春を禁止すれば地下に潜ってしまうよ 需要がなくなることなんてないだろ
リスクを負って売春を商売にする奴が出てくるよ
>>626 それは厳しく取り締まれよ。なにその警察の力が及びません、みたいなスタンス。
628 :
612:2005/04/11(月) 20:40:05
>学校や親がプラクティカルな性教育すればすむ話 それを回避しようとする大人は問題がある
>性感染症や妊娠中絶は個人がリスクを負うしかないだろ それが怖いならセックスしなければよい
>あと俺は別に性的な自由主義者ではないんだよね 中絶に関しては賛成派
無責任な事を言ったと思えば、セックスしなければ良いですか。定番のお答えをどうも。
ハッキリ言って論外。
>あんた本当に男?男の性欲は強いでしょ そんなに簡単に抑制できるの
>できない奴がいるからこそ売春賛成なんだよな
>性犯罪起こされるよりましだ
よくもまあ非礼な事をぬけぬけと。性欲の強くない男は男じゃないとでも?抑制できる男は男じゃないと?
獣じゃあるまいし、理性がありますから抑制は出来ますが?抑制する事は犯罪ですか?
>抑制する必要がない なぜ貞操や節操を守るべきなの?
必要がある。獣じゃあるまいし、理性を保つべきだ。道徳的にどうかと言う話だ。
最後に、しょうがないで済めば苦労はねえんだよ。句読点ぐらい打て。
>>627 警察が厳しく取り締まってくれるのか?
厳しく取り締まったとしてもだからこそリスクを負う奴は出てくると思う
儲かるから
630 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 20:47:33
こんな電波野郎にニートがどうのとか語られたらお仕舞いだな。
>>628 > >学校や親がプラクティカルな性教育すればすむ話 それを回避しようとする大人は問題がある
> >性感染症や妊娠中絶は個人がリスクを負うしかないだろ それが怖いならセックスしなければよい
> >あと俺は別に性的な自由主義者ではないんだよね 中絶に関しては賛成派
> 無責任な事を言ったと思えば、セックスしなければ良いですか。定番のお答えをどうも。
> ハッキリ言って論外。
何で論外なんだwセックスしないのもひとつの賢い選択だろ 面倒はいやだ
好きな奴だけやれ
> >あんた本当に男?男の性欲は強いでしょ そんなに簡単に抑制できるの
> >できない奴がいるからこそ売春賛成なんだよな
> >性犯罪起こされるよりましだ
> よくもまあ非礼な事をぬけぬけと。性欲の強くない男は男じゃないとでも?抑制できる男は男じゃないと?
そんなこと言ってねーよw抑制できねー馬鹿がいるからしょーがない
> 獣じゃあるまいし、理性がありますから抑制は出来ますが?抑制する事は犯罪ですか?
違うw
> >抑制する必要がない なぜ貞操や節操を守るべきなの?
> 必要がある。獣じゃあるまいし、理性を保つべきだ。道徳的にどうかと言う話だ。
> 最後に、しょうがないで済めば苦労はねえんだよ。句読点ぐらい打て。
お前が何を苦労してんだよ たんなるアホな道徳主義者じゃねーか
お前だけ貞操や節操を守ってればいいだろ 人を巻き込むな
宮台に関連してと言う事なら、せめて
「リベラリズムと“売春の自由”の整合性」
というところに議論を限定しろよw
それでもスレ違いだがな。
広く倫理的に売春の是非を論じてたら、
スレ何10本あってもキリないぞアホーー
東大法学部以外の奴はリベラリストを名乗っちゃ駄目だって知ってた?
637 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 21:14:53
電波が逃げ出した(ゲラゲラ
ここって餌を付けなくても釣り放題だなw
>>633 それだけみたら、整合性はあるんだよ。それだけに限定したらな。
ただ、そんなのたしかめても意味ない。当たり前だもん。
なんつったって、リベラリズムなんだから。
640 :
612:2005/04/11(月) 21:21:28
終わりでいいけど、阿呆な道徳主義者って言う発言はいかがなものか?
ちょっと考えて発言しないとね。
道徳心は馬鹿なことですか?道徳を重んじるのは馬鹿なことですか?
641 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 21:23:23
自由放任電波主義(ゲラゲラ
キチガイに何を言ってもムダ。道徳をといてもムダ。常識といてもムダ。
正論言ってもムダ。存在自体ムダ。
男は性欲強いとか馬鹿な事言ってるね。統計か何か取ったのか?って思う。
思い込みの押し付け。阿呆らしい。
644 :
506:2005/04/11(月) 22:10:11
道徳心が馬鹿なんじゃなくて612が馬鹿だと言いたいのだろう。皆は
645 :
612:2005/04/11(月) 22:34:47
馬鹿で結構ですよ。ええ馬鹿でいいです。
売春容認する輩より真っ当に生きてますから。
全然議論読んでないんだけどこういう理屈はどうだろう。
従来プライベートな領域で処理運用されていたものが社会化されると、
家庭を持つインセンティブが減るよね。今の年金問題他のネック・出生率の低下は、
1家庭あたりの子供の減少ではなく(これはそう減ってない)、そもそもの家庭を持つ
人間の減少によるところが大きい。だから売買春のようなものは少なくとも表立って
肯定してはいけないんだ、とか。でも「少子化の何が悪い!」みたいな新書もあったっけ。
理屈はわかるけど、612は道徳が大事だといっているのだ。
612は佐伯啓思(本物)
┌────┐
|____| ま
━┷━━━━┷━ち
丿丿> < ヽ\ が
( 人 人 丶 ゝっ
/ ∇∇ \ノ て
│ ∞ ○ る
○ノ r^ よ
├ ┤ │ |
 ̄├ ┤
しかし、道徳って言葉に条件反射的反発する奴ってかっこ悪いなー。
反抗期の中房みてえだ。
651 :
無名草子さん:2005/04/12(火) 22:17:47
頭が悪い人ですか?
道徳振り回すのがうざいだけ。
正義を振りかざす左翼と一緒。
なんか、スレ違いで一生懸命議論してる人たちってバカみたいだね。笑える。
おまえだって釣られてる
ナショナリズム―名著でたどる日本思想入門 ちくま新書 浅羽 通明
これ読む価値あるの?教えて
一方ではスレ違いで一生懸命議論して、
一方では半角板でうp主に感謝申し上げる。
こういうバランスがいいんだ。なんか。
>>655 ある。と、思う。段落変えが多く、かなり読みづらいが。
>>652 人でなしですか?
あんたの存在がよっぽどウザいよ。分かってるかな?
>>658 おまえもじゅうぶんうざい。
スルーしろ
661 :
506:2005/04/12(火) 23:23:09
>>655 ほぼ独学(大学で政治学の専門的訓練は受けていないはず。
司法試験は選択科目政治学で通ったらしいが)で
政治学を学んだ人のはずだから、その人「だけ」を鵜呑みにするのは危険。
一方で、公務員予備校の教師として結構な数の生徒を
公務員に送り込んでいるから、表面的なぬるい記述に、
それほど誤り等は無いだろうが。
どっかで、ヴェーバーを語るのに「「世界の名著」シリーズの解説文は読んだが
岩波訳の原典は難しくて読めなかった」と告白していた。
謙遜かもしれないが、正直な人だね。
評論家としての記述の読みやすさ・面白さには定評がある。イマイチマイナー止まりだが。
本人は昔のゴーマニズム宣言によくキャラとして出演してた。
系統的には、呉智英・橋本治が師匠筋と思われる。
そのあたりが好き(読める)なら読めばいいんじゃない。
一般書籍板内に浅羽スレがあるから、どういう階層の人らが読者か見てくるといい。
一言で言うと、政治学における「日曜大工のプロ」って印象。
>>661 『ナショナリズム』についてはどうですか?良い点悪い点あると思うけど。
663 :
506:2005/04/12(火) 23:54:15
>>662 ごめん、最近の浅羽さんの本は…というより、政治学だと学者の書いた本以外、
ほとんど読まなくなって久しいので分からない。
ナショナリズム論で入門だったら
・山川出版の「国民国家とナショナリズム」(100pくらいのうすーい本。かなりお勧め)
・大澤真幸「ナショナリズム論の名著50」(ちょっと難しい)
あたりがお勧め。
ホブズボーム「ナショナリズムの歴史と現在」
ケドゥリー「ナショナリズム」(訳があまり良くないと思う)
なども良いのでは。
日本思想史を素材にした、客観的なナショナリズム論と言ったらなんだろう。
適当な入門書思いつかないや。ごめん。
「国民国家とナショナリズム」
値段安いし面白そう。ページ少ないけど。
「スルーしろよ」って書き込むヤツもスルーできないわけで、なんとなくパラドキシカル。
復習。
>>494-496 ・・・・・4月はスルーかなぁ。
ぬるぽ
667 :
無名草子さん:2005/04/15(金) 20:12:23
ふつうにガッ
科学する麻雀 面白いじゃん
669 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 00:22:31
内田樹/名越康文『14歳の子を持つ親たちへ』
本屋で立ち読みしたが、何気におもしろいかも
グータンの名越なんだけど、この人の話が興味深い
『スピノザの世界』面白そうだったので購入。
気が向いたら感想書いてやるよ。
671 :
無名草子さん:2005/04/19(火) 23:38:41
★ 岩波新書 5/20
松田 浩 『NHK―問われる公共放送』
海老坂 武 『サルトル―「人間」の思想の可能性』
岡本 夏木 『幼児期―子どもは世界をどうつかむか』
須貝 佑一 『ぼけの予防』
>>672 乙
朝日岩波連合かなこれ
『NHK―問われる公共放送』
文春新書
稲垣武『朝日新聞―反日ジャーナリズムの実体』
愛国が極右扱いされるのは日本だけだな。
>>676 愛国=反米になるからGHQが徹底的に叩いた
産経新聞が右扱いだが実は左なんだよね 中道左派
だから、ウヨ厨はニュース系の板へ帰れよ。
せめてヨーロッパとアメリカでは保守/リベラルの意味合いがまったく異なることくらい
勉強してから戻って来い。
680 :
へび ◆avhs6rL9G6 :2005/04/22(金) 03:25:07
●深見奈緒子『世界のイスラーム建築』講談社現代新書…【8点】
極めて内容のある本だ。17の建築物を取り上げ解説しているのだが,地域も時代も幅広
いため,殆ど「世界建築史」的な視野をもつ。むろん紙面も限られ,急ぎ足に過ぎる感も
否めないのだが,入門書として好適。アーチやドームの種類など,サービス精神も満点。
※イスラム以前のアラブやペルシャ由来のもの,キリスト教の影響を受けたもの,各地の
土俗的建築を採り入れたものなど実に豊饒だ。東京ディズニーシーのなんちゃって東洋風
建築にまで視線は及ぶ。イーワーンとかムカルナスとか,今まで絵では知っていたものの
名前を知らなかった建築要素がわかるのも楽しい。著者は女性で,しかも改宗していない
ので,国や地域によっては立ち入れない建築物もあるというのに難儀なことだ。
3月発行分まだ3冊ぐらい残ってる…orz 次『国連とアメリカ』あたり消化。
681 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 04:10:11
じつに下世話で申し訳ないんですが、『世界のイスラーム建築』なる本を
読もうと思ったのはどのような理由から?
>>679 じゃあさぁ、オマエの「ウヨ」ってレッテル貼りには学問的裏づけがあるのかよ?
高橋哲哉とか斉藤貴男みたいなトンデモ売国野郎が平然と新書を出してるのは
オマエのような岩波教養主義者のせいだろが。消えろカス。
だからニュー速に帰れよ
斎藤貴男って何でも『監視社会』とか『ファシズム』に結び付けたがるおじさんでしょ?
高橋哲哉は報ステにたまに出て来る
教育基本法改正・軍国主義反対おじさんだっけ?
普通に生活を送っている人にとっては、
二人が煽るような『監視社会』や『軍国主義』なんかの危機感を感じていないだろうし、
むしろ治安悪化や犯罪に巻き込まれることの方を危惧してるでしょ。
どーでもいーや。
>>685 うぜーな。おめーの方がスレ違いじゃねーの?
新書についてレスしろよ。
新書って啓蒙書だから
プロパガンダに利用される事とは切り離せない。
ウヨサヨの話が付いてまわるのは当然だろ。
PHPや文春新書なんて在日を追い出せば日本が大国になれるなんて夢想してるバカが書いて読んでるだけ
687の脳内でしょ。
確かPHPや文春新書で在日批判や韓国批判を書いていた人って
在日だったような気がするが。
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ |:::/, ─-.| -──--、、 | ミ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | |::| / l ヽ ミ |
| | |::| .,l .| _ 、 /ヽ / ヽ ̄ ̄ .|
| 童 | -::::|-─-、 ,ヽ/ ̄::::─ヽ\_ミ( 丿 .| 私
| 貞 |/:::::::/┘::::::丶-ノ( ┘::::::::|/ ̄ |ミゝ___ | は
| だ |\::::|ト.::::::::ノ| | ゝ:::::::::ノノ ヽ |ミ/ | |ミ| |
| | .|  ̄' | | |  ̄ ̄ ) / |ミ| |
| | | (: , _) ノ / /ミ| |
| > | .ゝ-/ イ イ ̄ ヽヽ|.<
\____/ | ,.====...、 | |:::: _├ \____
_── | /── ̄ ̄
| ::::::::::::::| ::: ̄ ̄:::: | ハ :::::::::::::::::::::::::::
| iiヽ ::::::::::::| :: :: | |iiヽ :::::::::::::::::::::::::
| iiiiiiiiヽ ::::::::ヽ :: : /| |iiiヽ :::::::::::::::::::::::::
| iiiiiiiiiiiiiii| :::::::::::ヽ___..,イ | |iiiiiヽ ::::::::::::::::::::::::
692 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 00:15:03
┌┬┬┬┐
―――┴┴┴┴┴―――――、
/.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________
/. ∧// ∧ ∧| || ||| || /
[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || <
>>684を迎えに来ました
||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ. _|| \__________
lO|o―o|O゜.|二二 東|.|京 精神病院 ||
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l_||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
>>681 うーむムズイ… 一言で言うと,全然知らないからじゃないスかね。
イスラームについては,このスレでもたまに書いてる程度には興味がある。
建築は… 『屋根の日本史』で弾みがついたかな?
けっこうマイブームなのかもしれない…
694 :
687:2005/04/23(土) 01:23:45
ウヨサヨ言ってる大学生諸君w、友達とも普段からそんな会話してるのかい?
それとも頭を良く見せたくて、必死に背伸びしている高校生なのかな〜w
今時、出版社でしか物事の善し悪しを考えられない、化石のようなインテリを気取る必要は無いんだよ。
数年の猶予の後、実社会に放り出されれば、そのご自慢の知識も糞の役にも立たないんだから。
ぼくらは、インテリなんかを目指さなくても、読書こそ高尚な趣味だと思っている、
言い換えれば、読書しか能が無い、ニート予備軍で愛国者のプロ市民であれば十分じゃないか。
>>694 意味不明の事を書くなー
…もしかして、あんたこそがまさしくその
「化石のようなインテリ」じゃないの〜?
自分の脳内だけに存在する「敵」と会話してる人にかまっちゃ、ダメ。ゼッタイ。
>>697 脳の不自由な人を差別しちゃダメ。ゼッタイ。
だーからここは皆さんがゲンキになる場所ではないのですってば
そうそう居場所のない市民主義的教養人が傷をなめあう場でつ
林信吾はいいね。
クソウヨの俺としてはムカツクことも結構言ってるんだが、
まぁ許す。
自分のことクソウヨとかいうかね。
サヨクも手の込んだことするな
皮肉も通じないとやりにくい
なんか、まともに読了後の感想を書いてくれている、へび氏とかを除くと、
ウヨサヨの煽り合いをしているヤシの年齢が分かっちゃうスレだよなぁ…。
青木 人志 『「大岡裁き」の法意識 西洋法と日本人』 光文社新書
前半が西洋法継受の話。後半は法意識・法文化の話。
後者は、川島武宜 『日本人の法意識』 岩波新書 以後の議論が
紹介されているので、川島読んだ人は読んでみるといいかも。
>>704 教養から思想や政治を切り離せると思ってる脳みそお花畑バカよりはマシ。
ウヨクとかサヨクとか内容空疎な言葉を並べる
「思想や政治」は
ニュース速報や政治思想の各板でどうぞ
>>707 ウヨサヨの内容空疎なレッテル貼りはオマエだろ。
語るに落ちるな。
709 :
無名草子さん:2005/04/25(月) 13:53:49
若島正(京大教授)は語る
「数学から文学にかわって驚いたのは、回りの人間の頭の悪さだった。
数学をやっていたときはみんなが天才に見えたし、事実本当にすごいやつも
いた。でも、文学研究ではついぞそういうやつにお目にかからない。」
日本一頭のいい文学者の名言ですby乱視読者の新冒険
>>709 新書じゃneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!
マルチコピペはともかくとして、
若島正には新書も書いて欲しいよな。
タイトルは
『文系の秀才より理系の凡才』でオネガイ。
>>709 「文学部的頭の良さ」ってのに鈍感なだけじゃないか?
713 :
無名草子さん:2005/04/25(月) 22:57:57
荒らしにいちいち餌をあげない
天才集団は将棋指しだな。
★ 新書y 5/7
矢幡洋 『自己愛上司があなたを悩ます』
白倉敬彦 『江戸の男色』
★ 平凡社新書
莫邦富 『日中はなぜわかり合えないのか』
岡田尊司 『自己愛型社会』
武光誠 『地図で読む日本古代戦史』
新井潤美 『不機嫌なメアリー・ポピンズ』
佐藤嘉尚 『「面白半分」快人列伝』
小川裕夫 『日本全国 路面電車の旅』
★ ちくま新書 5/11
今村仁司 『マルクス入門』
藤川洋子 『少年犯罪の深層 ―家庭調査官の視点から』
添谷芳秀 『日本の「ミドルパワー」外交 ―戦後日本の選択と構想』
中垣陽子 『社会保障を問いなおす ―年金・医療・少子化対策』
阿満利麿 『(仮)無宗教からの『歎異抄』読解』
★ ちくまプリマー新書 5/11
橋本 治 『勉強ができなくても恥ずかしくない (3) それからの巻』
藤森照信 『人類と建築の歴史』
★ PHP新書 5/16
三澤一文 『なぜ日本車は世界最強なのか(仮)』
木村幸比古 『吉田松陰(仮)』
新野哲也 『直観力をみがく思考法(仮)』
斎藤茂太 『大遺言(仮)』
★ 光文社新書 5/17
長坂道子 『世界一贅沢な子育て』
吉本佳生 『金融広告を読み抜く』
高間邦男 『組織変革のセオリー』
薬師院仁志 『英語を学べば馬鹿になる』
★ 集英社新書 5/17
岡田尊司 『悲しみの子どもたち 罪と病を背負って』
南條竹則 『中華文人食物語』
平岡泰博 『流星の貴公子テンポイントの生涯』
福井健策 『著作権とは何か 文化と創造のゆくえ』
★ 新潮社新書 5/20
伊藤惇夫 『政治の数字 日本一腹が立つデータブック』
武部隆 『自閉症の子を持って』
篠田達明 『徳川将軍十五代のカルテ』
池内ひろ美 『妻の浮気 男が知らない13の事情』
★ 文春新書 5/20
大塚ひかり 『美男の立身、ブ男の逆襲』
兵藤哲夫/柿川鮎子 『動物病院119番』
藤原総一郎 『企業再生とM&Aのすべて
鎌田浩毅 『成功術 時間の戦略』
根本橘夫 『傷つくのがこわい』
★ 岩波新書 5/20
松田浩 『NHK―問われる公共放送』
海老坂武 『サルトル―「人間」の思想の可能性』
岡本夏木 『幼児期―子どもは世界をどうつかむか』
須貝佑一 『ぼけの予防』
★ 岩波ジュニア新書 5/20
香山リカ 『10代のうちに考えておくこと』
左右田健次 『酵素のちから −生命を支える−』
★ 講談社現代新書 5/20
松下文洋 『道路の経済学』
諸富祥彦 『生きる意味のレッスン』
鈴木謙介 『カーニヴァル化する社会』
山崎敬之 『これがアニメだ』
★ ブルーバックス 5/20
吉田たかよし 『分かりやすい話し方の技術』
原岡喜重 『だれでもわかる高校数学・三角関数』
桜井邦明 『宇宙科学の最前線(1) 宇宙の誕生と進化』
祖父江義明 『宇宙科学の最前線(2) 銀河からみた宇宙の構造』
★ 中公新書 5/25
福島章 『犯罪精神医学入門 人はなぜ人を殺せるのか』
久米郁男 『労働政治 戦後政治のなかの労働組合』
西村賀子 『ギリシア神話 神々と英雄に出会う』
芳澤勝弘 『白隠一禅画の世界』
★ プレイブックスインテリジェンス 5/2
丹野顕 『江戸の盗賊』
田村秀行 『だから、その日本語では通じない』
★ 中公新書ラクレ 5/10
市川力 『「教えない」英語教育』
半藤一利/泰郁彦/横山恵一/戸高一成 『歴代海軍大将全覧』
矢幡洋 『働こうとしない人たち 拒絶性と自己愛性』
保阪正康 『メディアの迷走 朝日・NHK問題と日本人』
★ 生活人新書 5/10
NHKアナウンス室ことば班/編 『ことばおじさんの気になることば』
柏木集保 『これであなたも競馬通!』
村松友視 『ライバルを探せ! 対立構造のすすめ』
★ 角川oneテーマ21 5/10
長尾和夫 『ビジネス英語 三〇日間で交渉力強化!』
多湖輝 『50歳からの頭の体操』
★ KAWADE夢新書 5/20
野口京子 『楽しそうに生きてる人の習慣術』
★ ベスト新書 5/20
川口素夫 『ストーカーの日本史』
★ 講談社+α新書 5/20
山崎晃資 『発達障害と子どもたち』
加藤良平 『「遺伝子工学」に学ぶ「いい会社」の作り方』
滝川義人 『ユダヤの格言99 人生に成功する珠玉の知恵』
長野茂 『腹がすっきりすればすべてが変わる』
河島令三 『鉄道カレンダー 全国とことん楽しむ行動案内12カ月』
★ 近代文芸社新書 (上)5/10 (下)5/20
堀口正弘 『オリンピア祭 −古代オリンピック−』
岡本英敏 『教会が教えないイエス・キリストのこんな話』
★ パンドラ新書 5/中旬
東京サザエさん学会 『磯野家の謎(仮)』
岩松研吉郎 『日本語の化学変化(仮)』
樺旦純 『他人の目が気になって仕方がない人へ(仮)』
近藤誠/ひろさちや 『死に方のヒント がん患者よ、医療地獄の犠牲者になるな(仮)』
★ 文庫クセジュ 5/下旬
ギヨーム・ダンドロー 『NGOと人道支援活動』
723 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 19:37:27
チャーリー本出すんだ
>白倉敬彦 『江戸の男色』
ウホッ!いい新書・・・
『歴代海軍大将全覧』と『江戸の男色』かな
>東京サザエさん学会 『磯野家の謎(仮)』
うほっ、懐かしい。
ことばおじさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
それはともかく、「自己愛」という言葉が目立つ。
今年のキーワードの萌芽か?
乙。
>南條竹則 『中華文人食物語』
中華文・人食物語かとオモタ
最初見たとき「中華食人物語」に見えたよ。
それはさておき、来月は新書多いね。
>>715-722乙
5月は面白そうなのがたくさんありまつね。
書名見たかぎりで,読みたいのが10冊ぐらいあるな…
もちろんそんなには読めないわけだが。
とりあえず漏れも『江戸の男色』ほじくってみるか(バッチイ?
>>728-729 南条って人は小説は読んだことないが新潮新書『中華満喫』書いた人だよね。
二番出汁じゃないことを祈りつつチェキしる。
まちがい ×新潮新書→○新潮選書
732 :
506:2005/04/27(水) 01:45:07
岡本夏木 『幼児期―子どもは世界をどうつかむか』
吉本佳生 『金融広告を読み抜く』
藤原総一郎 『企業再生とM&Aのすべて
久米郁男 『労働政治 戦後政治のなかの労働組合』
半藤一利/泰郁彦/横山恵一/戸高一成 『歴代海軍大将全覧』
中垣陽子 『社会保障を問いなおす ―年金・医療・少子化対策』
小川裕夫 『日本全国 路面電車の旅』
ギヨーム・ダンドロー 『NGOと人道支援活動』
ぱっと見、この辺がいいかなと。
733 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 01:55:00
知らんがな(´・ω・`)
>>715 > 矢幡洋 『自己愛上司があなたを悩ます』
なんか橋本治の二番煎じな匂いがする。
かつてちくま新書で書いたような
固い内容のものを書いて欲しいよ。
そっちの方がよっぽどタメになる。
時事ネタにおもねればいいというものではない。
>鈴木謙介 『カーニヴァル化する社会』
また2ちゃん本かよ。
736 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 12:48:41
矢幡洋2冊
岡田尊司2冊
同じ人が書きすぎじゃない?
737 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 13:34:50
海軍大将に期待。
738 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 14:18:58
ここらで個人攻撃本が欲しい
739 :
無名草子さん:2005/04/27(水) 14:24:30
2001年12月10日 TrackBack
昔の雑誌を読み返していたら、懐かしい話題を見つけた。
若い部員は知らないと思うので紹介する。
将棋世界昭和63年4月号の付録に「タイムトライアル112」というのがあった。
プロ棋士達がどれだけの時間で解けたかが載っていた。
初級編(3手・5手詰)40題で、谷川4分21秒 森内4分26秒 村山4分39秒
羽生4分40秒 佐藤4分59秒 田中5分28秒 浦野5分48秒 清水女流7分55秒
塚田8分35秒 沼15分20秒 山田女流22分52秒という結果だそうである。
これを見た岡田敏氏(あぶり出しで有名な詰将棋作家で全日本詰将棋連盟会長)
が挑戦したところ8分34秒だったという。ところが、
とてつも無く凄い人が居た。そう、あの若島正氏(詰将棋の神様のような人)
である。何と!2分29秒!!1問あたり約3.7秒である。頁をめくる時間を考えたら
3秒くらいで解いている計算になる。ちなみに今の若島氏は詰チェスに転向し、
日本人初のインターナショナルマスターとなっている。
「詰将棋でやりたい事が無くなった」のが転向の理由とか
若島ヲタUzeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
ありゃ生まれつき脳が普通と違うんだから凡人の参考にはならん。
高機能アスペルガーみたいなもん。
そんなに頭がいいんなら新書でも書いて、
少しは愚民の役にでも立ってくれよ。
>武光誠 『地図で読む日本古代戦史』
またこの人か・・・
久米郁男 『労働政治 戦後政治のなかの労働組合』
久米さん初新書キタ。
つか若島のコピペってなんでその前後の文章が無いの?
文学板だけじゃなくていろんな板で見かけるけどどういう意図で
各スレに貼り付けてんだ?。
若島にバカにされたどっかの文学部教授の私怨だろ。
745 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 18:21:28
>736
こいつらの各新書編集部への
売り込みは凄いからね。編集者はそれを本にするだけだから
楽チン。こうして駄本量産、市場が荒れるわけだ
今月の宮崎はわけのわからん仏教本だったな。
宮崎は敬虔な仏教徒だからな
748 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 21:30:18
烏賀陽弘道『Jポップとは何か――巨大化する音楽産業』
↑
これ結構面白かった。
レコード会社とその周辺産業がどうなっているのか分かりやすくてためになった。
>>748 へー読んでみよう
サンクスです
ジャスラック利権が載っていると面白いんでしょうが
何故なら朝日や岩波が出せる分野だから
Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 岩波新書 新赤版 (945)
¥819 (税込)
750 :
へび ◆avhs6rL9G6 :2005/05/02(月) 01:50:21
●最上敏樹『国連とアメリカ』岩波…【9点】
国際法・国際機構論研究者の立場からの,まあアメリカ批判なのだが,かの国は理想に
燃えて国連システムを作った当事者でありながら,多国間主義と本質的に折合いが悪い
という指摘は面白い。国際<連盟>成立からの歴史的な外交交渉エピソードもいろいろ。
♯近ごろ日本でも安保理常任理事国入りをめぐって論議が囂しい,というか,どこが支持
表明したとか一喜一憂してる一方,アメリカの尻馬に乗って,脱退しろ!とか,分担金を
減らせ!(無理),滞納しろ!とかいう声も聞こえてくるけど,ちょっと違うよなあ。
>>746 「単発の新書」ってアリかよとオモタ。
アメリカ批判はするけど中国批判の本を出そうともしないな、
かの出版社は。
752 :
無名草子さん:2005/05/02(月) 23:26:19
m9(^Д^)プギャーーーッ
753 :
無名草子さん:2005/05/03(火) 01:59:40
辻康吾の中国関連本ってどうなの?
岩波系ではマシな方?
そんなの自分で判断すれば?
755 :
無名草子さん:2005/05/03(火) 08:57:00
判断出来れば、普通聞かんだろw
756 :
無名草子さん:2005/05/03(火) 09:01:15
★ ちくま新書 6/8
関満博 『現場主義の人材育成法
高田里惠子 『(仮)グロテスクな教養』
金賛汀 『(仮)拉致 ―国家犯罪の構図』
肥田舜太郎・鎌仲ひとみ 『(仮)内部被曝』
中山元 『高校生のための評論文キーワード100』
★ ちくまプリマー新書 6/8
吉永みち子 『(仮)変な子と呼ばれて』
吉岡 忍 『(仮)ある漂流者のはなし』
高田里惠子 『(仮)グロテスクな教養』
どんな内容なんだ?
へえ、つまんなさそうだな。
岩波の「アメリカ外交」 なかなか良し
>>751 そうだね。T・K生『韓国からの通信』みたいなの出せばいいのにね。
763 :
へび ◆avhs6rL9G6 :2005/05/04(水) 02:36:03
>>764 そう捏造です
東京女子大の先生が書いたはず
中身も50%は作り物
その後の歴史
強敵朴大統領が暗殺
韓国で一番優秀な大統領
池明観だよね。
岩波は当時あそこまで(というのは匿名だったりプロパガンダだったり)
熱心に他国の反体制派を支援してたんだからさ。
開発独裁下の民主化弾圧というところは今の中国と同じじゃない。
新書をイデオロギーで分類するとどうなりますか?
左寄りは岩波。
右寄りは文春と中公。
というイメージだけはあるんだけど。
>>767 凄く左 岩波 朝日
やや左 文春 中公
右 該当者無し
769 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 08:20:25
ロナルド・ドーア『働くということ』(中公新書) 【8点】
著者は高名な社会学者。マラソン的歴史観、労働市場の柔軟性の2つの意味、
市場個人主義の考え方など、重要な指摘がなされている。
訳がこなれておらず、編集が悪いせいか論旨が分かりにくい個所があるので
減点したが、すぐれた著書だと思う。
>>768 右がないなら左右で区別する意味がないんだけど、何を基準分けてるの?
右は海外にあり
772 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 12:11:23
PHP新書がスルーされている件
右左というよりも反日−親日で分けた方がいいのかな。
日本の出版社なのに親日というのもへんか。
反日←岩波、朝日|中公、文春、PHP→親日
岩波・中公 一部を除いて事実関係の間違い記述は無い
文春 多少ある
PHP 信用して読めない
印象論
775 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 14:57:21
反日・親日って頭悪そうw
776 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 14:58:52
中国や韓国を馬鹿にしちゃだめ!
ここで空気読まずマジレスするが、
出版社で信用できるとかどっちよりだとかいうのはナンセンス。
著作ごとに比べるべき。
778 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 15:50:41
空気の読めない人は黙っていてくださいね。
黄金厨の質問にマジレスかよおまえら
過去ログ嫁!で済む話を
780 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 16:26:56
と黄金厨めが申しておりますがいかが致しましょう?
781 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 17:32:46
ほたくってたら?
新書の編集者って真剣に仕事してないよな。
玉石混交
中公新書だけはガチ
785 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 22:24:22
>>784 「携帯を持ったサル」の前科ありな中公新書
786 :
無名草子さん:2005/05/04(水) 22:28:07
まんこ堂
>>785 「いじめを許す心理」はかなり面白いんだけどね。
新書はごにょごにょ・・
「ケータイを持ったサル」はなんかマズいことがあったの・・・?
中公新書は 不平等なんとか以来 買ったことがないのに気がついた。
791 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 18:18:34
廣野由美子「批評理論入門」がいい
792 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 18:43:23
どういいの?
>>791 ありゃわかりやすくていいやね。
部外者の「文学の人ってただ小説読む以外に何やってんだろ?」
という疑問に端的に答えてくれる。
読み終わったら「やっぱ文学なんて俺には何の役にも立たねぇや」
ってことで安心して元の文学とは無縁の日常に戻っていけるw
794 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 20:52:41
教科書的なものがいいと思うようになってきた
本人の勝手な意見や、体系化されてない思いつきの書かれた
本は一般の読者には役に立たない
それよりもしっかりとした研究に支えられた一般的な本が
実は一番難しくて、読み継がれるのだと思う
その意味で「批評理論入門」は素晴らしい
795 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 21:21:28
796 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 21:23:22
もう読まれてないよ
批判されつくしたし
批判され尽くされたら読まれなくなるというもんでもないでしょ。
思想的に力がある本は、たとえそれが批判的な迎えられ方であろうとやはり読まれる。
精密なデータや研究結果を提示する本では作り出せない魅力がある。
我々庶民には手っ取り早くわかりやすく役に立つ本が必要なんだよう。
どうせ頭はこれ以上良くならないんだから、
なんつーかこう、安易に頭良さそうに見せられるような本。
799 :
へび ◆avhs6rL9G6 :2005/05/06(金) 02:52:14
●多川精一『焼跡のグラフィズム』平凡社新書…【7点】
これも一気に読めた。自伝三部作の2冊目(1冊目は平凡社ライブラリ)だそう。著者は
陸軍参謀本部肝煎りの対外宣伝雑誌『FRONT』制作会社に,学校出たてで抜擢された人。
若きクリエイターの仕事論,そして戦争の時代,戦後の混乱をどう生きたかの貴重な記録。
♯個人的には面白かったけど(1冊目未読だし),いわゆる本格新書じゃないのと,
最近点数にメリハリがないので7点(おいおい)。
次は『江戸の流刑』と思ったけど,『御家騒動』読んでみようかな
>>790
800 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 19:01:10
王柯『多民族国家 中国』(岩波新書)。【7点】
作者は近現代の東トルキスタンの専門家。「多民族国家」の現代中国の
状況、問題点などをコンパクトにまとめている。初読者向けか。
この作者の専門・出身ならではの視点をもう少し読みたかった。
あと、少数民族弾圧などの内情も素っ気無くあたりさわりない。
共産党政権が、ダライラマの故郷の村に学校を作ったとか言うエピは・・・
801 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 22:30:35
「キリスト教は邪教です!」講談社アルファ新書
適菜収 訳
今読み中。なかなか面白い。
ニーチェのキリスト教批判書「アンチクリスト」を新訳したものだが、
「バカの壁」だの「ヨタ話」だのと、現在の流行語や口語を意図的に
使って、わかり易い文章に翻訳しなおしたもの。
つか、もともとこの本はこういうラフな文章で書かれていたんだろう。
それを明治以来の外来崇拝の翻訳で、やたら難しい言葉を使った
日本語訳になってしまっていたのだと思われた。
この語り口のほうが、本来のニーチェの息遣いを感じ取れる気がする。
ちなみに結構売れてるようで、渋谷のブックファーストでは
新書9位だったよ。
802 :
801:2005/05/07(土) 22:32:36
この適菜収氏には、この訳文でそのものズバリの
「ツァラトゥストラ」を訳してもらいたいもんだ。
803 :
無名草子さん:2005/05/07(土) 22:37:29
ラフな文章ってw
>>801 ちょっと見てみたけれど、これって翻訳なの?
アンチクリストって結構分量あると思ってたんだけど。
抄訳なのかな?
805 :
801:2005/05/08(日) 00:42:35
>>804 まあ、相当意訳はされてると思うが(W
ただ、原文のままのアンチクリストでも、ニーチェはこんな口調で
キリスト教を罵ってたんだろう、と思われ。
806 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 01:06:28
それはないだろw
哲学の超訳ってのは斬新なアイデアだね。
でもニーチェ以外でやったら怒る人多そう。
哲学なんて糞。哲学やってる奴も思弁的なのに惚れてるだけの糞。
809 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 01:41:57
そうだねお前も糞。
なにニーチェって。くだらね。ただのきわものエッセイストでしょwwwwwwwwwww
811 :
無名草子さん:2005/05/08(日) 04:55:25
適菜訳、オレも読んだ。たしかに面白い。
しかし、このタイトルを通す講談社もすごいな
812 :
無名草子さん:2005/05/09(月) 20:54:16
その本重松清がほめてなかった?
違う本かな。
813 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 08:50:19
違う本だろ
814 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 03:24:27
815 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 15:19:30
連休のせいじゃないの。
キリスト教は邪教ですもなかったし
816 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 12:37:37
ありゃわかりやすくていいやね。
817 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 20:20:02
どれ?
818 :
無名草子さん:2005/05/12(木) 20:35:33
新書は全部わかりやすいのが取り柄
まぁ入門書だからな。
興味を持ったら先に進めばいいし、興味がわかなかったら教養として
知っておけばいいし、まぁそのくらいの内容、価格ってことだ罠。
しかし、内田隆三の『社会学を学ぶ』はわかりづれー!
新書ではポモ丸出しの言葉遣いはやめてくれよな、
普通の奴が読むんだからよ!
社会学なんてポモの巣窟じゃん
ところで大変なニュースが。岩波文庫の紫禁城の黄昏の完訳本が発見された。
この本はReginald F.Johnstonが清朝最後の皇帝宣統帝溥儀の家庭教師として
紫禁城に迎えられ5年暮した清朝末期のインサイド・ストーリーで、「ラストエンペラー」の
種本にもなったが、この岩波文庫は訳者入江曜子の偏向と岩波の編集方針によって、
敢えて一部分が訳出されていない出版界未曽有の犯罪的スキャンダルなのだ。
原作では日本がなぜ満州を建国したかが客観的に述べられていて、東京裁判史観を
覆すものと言われていた。その完訳が見つかり、ここで掲載され始めた。
http://www4.diary.ne.jp/user/401628/ 渡部昇一「満洲は日本の侵略ではない」 「WILL」創刊号より
(前略)
『紫禁城の黄昏』は戦後長らく世界中で再出版されませんでした。
映画「ラスト・エンペラー」がヒットしたので、岩波書店が岩波文庫として刊行したのです。
ところが、この文庫ではシナという国のあり方を説明した1章から10章までがまったく削除されて11章からはじまっている。
しかも序文でも満洲国に関係ある人物が登場すると、1行でも2行でも虫が喰ったように削除するという、
信じられないことをやっている。
『諸君!』2005年5月号
“歴史上のif”と『岩波城の黄昏』
渡部昇一(上智大学名誉教授)
http://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/index.htm 岩波の訳者は、「溥儀は蒋介石や張学良にだけは頼りたくなかった」というような部分を
「頼りたかった」というような意味に“誤訳”してるらしいな。
腐った出版社だ。
アカって、ほんと嫌だね。
>>822 なんだ、岩波が完訳を出すわけじゃないのか。。
教養主義も堕ちたもんだな。
またビョーキか
オトコノコの政治キャラ売りは
ニュース速報とかでどうぞ
ここは新書スレです
827 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 08:07:44
828 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 11:00:26
ビョーキノオトコノコ
829 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 12:16:09
なんかいるな
>>876 気取ってんじゃねーよ。
だったら有益な書評のひとつでも書いてみろ。
5つ星のうち5 紫禁城の黄昏 岩波版, 2005/04/10
岩波書店と翻訳者が、日本人に真実を知らせたくない、との黒い意図から原著の冒頭1〜10章をわざと訳出せず、
日本人を欺き続けてきた証拠となる、”貴重な”本。新訳と比較すれば、岩波書店や翻訳者
の、反日ぶりの動かぬ証拠が明らかになる。その”貴重さ”に対し、五つ星を献呈したい。
5つ星のうち1 偏向訳の岩波本は真実を伝えません, 2005/04/26
中山理氏が完全訳された新しい「紫禁城の黄昏」を読んで岩波本と比較すると、岩波が相当
偏向していて、読者をミスリードしようとする意図が明白になります。岩波本だけ読んだ人は、
洗脳されている恐れがあります。ぜひ今度完全訳されたものを読んで、中国というものの本質
と岩波や朝日が行ってきたことがいかに犯罪的であるかをご自身で発見されることをお勧めします。
5つ星のうち1 紫禁城の黄昏 岩波版, 2005/04/10
原著から冒頭1〜10章の訳出を、著者に断りなく、ある意図をもってスル−した改竄本。
日本人に知られたくない、明らかにされたくない決定的な部分があるから。「紫禁城の黄昏
岩波版」と今度出版される新版とを読み比べると、岩波書店が隠したかったことが白日の
下にさらされる。自分の手で改めて完訳本を出せば、些かなりと日本人に罪滅ぼしができ
たのに、岩波さん、もう遅いね。
数十年前の政治の季節の頃は、本を読むことだけでなく、所構わず政治思想を熱く語るのも
インテリ気取りの文科系左翼学生の専売特許だったのにね。
ビョーキ扱いされるのは残念だ。
833 :
無名草子さん:2005/05/13(金) 19:29:35
今は政治思想を語るのは工業系ウヨク学生の専売特許ですよw
反日国家に対して怒りを持ち、毅然とした
態度を取ることが「ウヨク」と言われるなら
ウヨクでけっこうじゃないか。日本が好きだもの。
捏造歪曲削除して翻訳して平然としているのがビョーキじゃなくてなんだというんだ?
中国共産党レベルだろ。
>>833 バカウヨはバカにしてもいいが
工学舐めるな
日和った無責任な団塊バカサヨ。
総括しろよw
確かに自意識過剰なお子様の多い文学部よりも、工学部の方が遥かに使えるね。
まぁ法学部が一番偉いけどw。
インテリ左翼かぶれの文科系学生は、いつまで浅田彰wとかに縋っているのかねぇ。
もうフリークス以外には何の影響力も持ってないのにw。
哲学板に行って覗いてみるといいよ。滑稽だから。
こいつらって左翼インテリの言葉を借りなきゃ何も言えないんだよなぁ。
イラクの三馬鹿騒動の時でも、浅田とかが三馬鹿を擁護しているのを聞いて一安心って感じだったし。
インテリ気取るなら、いい加減、自分の頭で考えられるようになってからにしろっての。
影響力があるから本読んでるわけじゃないでしょ。
>838
どうせお前は『構造と力』とか難しくて理解できないアフォなんだろw
あー浅田って、あれか?
メガネカマキリってイメージのw
早くスレ伸ばして
>>830の期待に誰か応えてやれよ
どうでもいい話でスレを伸ばす
暇なオマエラに乾杯
浅田彰、なんか新書出さないかな
>>840 『構造と力』って難解な(当時の)現代思想を、
暴力的にわかりやすく要約してしまおう、というコンセプトだったんでしょ?
意図としては、当時の難解ヲタクに対する嫌がらせだった。
あにはからんやベストセラーになってしもて、
難解本の代表みたいに言われて本人びっくり。
やはり本物のバカにはかないませんでしたとさ。
工学部の人は政治思想語らんほうがいいよ。共産主義になっちゃうから。
>846
大丈夫か!?
848 :
某省技官(岬の灯台工学部卒):2005/05/14(土) 09:22:22
>>846 きちんと勉強して、よく考えとれば、語ってもいいっちゃないと?
共産主義とかいまいち分からん・・・
自分のものはみんなのものって言う思想?
851 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 11:27:54
政治ごっこもいいけど法学教育を受けた人間なら誰でも知ってるような
最低限の知識ぐらいもっておけよと思うことしばしば
852 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 12:50:45
悪について読んできまつ。
そうだなぁ。体系的な知識を求めるのではなく、簡略化された消化しやすい知識を求めるのが新書読者なのかもしれんね。
856 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 14:26:33
新潮の「波」に出ていた意見を宮崎ぱくってるな
本当に1ヶ月に何十冊も新書読んでるのかなぁ・・・
それだけが気になる。
>855
よっぽどの読書大好き人間か、研究者でもない限り、
分厚くて難しい本なんて読む暇なんて無いんだから仕方ないでしょ。
通勤・通学の電車の中くらいしか読書の時間を取れなきゃ、
サッと読める新書の方に手が伸びるのではないかと。
でもまぁ、ちくまプリマー新書のページの薄さと文字の大きさにはまいったな。
余白がありすぎる。
>ちくまプリマー
ありゃ詐欺だな。300円でも高い。
860 :
無名草子さん:2005/05/14(土) 19:16:15
詐欺ではありません。卑劣なボッタクリです。
宮崎売れてるのに60冊とは恐れ入るな
まあ斜め読みなんだろうが
>>862 854のリンク先で宮崎が言ってる。
それとも、「売れてる」とは何の話? という話?
864 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 03:35:06
プリマーは小中学生向けなんじゃないの。
今の子供は字数が多いと最初から敬遠するしな。
イトコの子(10歳)が、漫画のワンピースが字数が多いので
絵だけ見てると言った時はびっくりした。
>>863 854のリンク先見てなかったのと、
861のレスにレスアンカーがついてなかったので、
何のレスか分からなかった。サンクス。
867 :
無名草子さん:2005/05/15(日) 20:13:55
そろそろ『江戸の男色』の書評プリーズ
小飼って人、馬鹿にしてたけど
ただものじゃないね。
869 :
無名草子さん:2005/05/16(月) 20:31:28
ブルーバックスって出るペース遅いね。
出る冊数が他の新書と比べて少ないのでは。
一応毎月出てはいるぞ。