岩波に限らず「新書」 2冊目

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1名無しさん
2無名草子さん:02/05/12 21:04
お疲れ様。
しかしシンプルすぎ(w
3無名草子さん:02/05/13 01:00
このスレはこんなもんでしょう。
4無名草子さん:02/05/13 01:18
なんで

2ch 新書総合スレ part2

にしなかったのかと小一時間ほど・・・
5無名草子さん:02/05/13 05:51
それはPart3からでいいかと。
まあ、前スレのペースから行くと2003年の年末になるけどな・・・
6無名草子さん:02/05/13 07:25
岩波ジュニア新書はひどいね
ほとんど売国新書
自国よりアジア他国のことを優先しろ、日本人はひたすらアジアにつくし
北朝鮮からどんなことを言われても、どんなに挑発されても
どんなことをされても疑うな、友好的にせよ
もう、キチガイの域です。
これを子供のころから読ませようって魂胆はまさに外道
7無名草子さん:02/05/13 07:54
小林英夫「日本軍政下のアジア」 岩波新赤

日本の植民地経営を物資・通貨の面から検証するという趣旨はいいのだが、
内容が自虐すぎてとても読んでられない。

情報面では結構面白いだけに、何とももったいない。
8無名草子さん:02/05/13 14:10
>>6
クズ本多いけど
「フランス革命」、「科学の考え方」、「進化とは何だろう」はよいよ。
それより「中国報道の読み方」(アクテイブ)は近年の新書のなかで最悪。
30年前の岩波新書みたいな内容。
9無名草子さん:02/05/13 17:31
岩波ジュニアの「歩いてみよう東京」を参考に、東京の様々な
名所巡りをした日々が懐かしい。
国土地理院の人が書いたせいか、日本道路元標、日本経緯度原点、
日本水準原点まで網羅。3つとも行ったが。
10 :02/05/17 20:05
岩波ジュニアの「漢文の読み方」を読んでます。
読みやすい。
11無名草子さん:02/05/17 20:37
岩波アクティブは「コミュニケーションの為の英会話作法」
だけ買った。これは良い本だと思うけどさりげなく
rise の説明のための例文が、
The people rose against the goverment
for their oppressed life.
なんて入るんだよね。
12 :02/05/23 00:00
age
13無名草子さん:02/05/23 05:42
岩波ジュニア新書
新版 現代社会100面相
鎌田慧著

どうもおかしいと思ったらやっぱりピースボート関連!
とにかくまだ分別のつかない子供には読ませたくない本である。
強烈な朝鮮びいき
14 :02/05/24 00:32
統一教会の事を詳しく知りたいのですが、
よい新書ないでしょうかね?
15無名草子さん:02/05/29 22:07
『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』 おもろいタイトルだ(笑
16無名草子さん:02/05/30 20:27
dat逝き防止あげ
17無名草子さん:02/06/04 20:41
桜井哲夫「アメリカはなぜ嫌われるか」

9割はおもしろく読んだけど、日本が自尊心を取りもどすためには
侵略の事実をきちんと認識すべき、だとか、憲法9条は日本の貴重
な財産だ、とか奇妙で非現実的なな記述が散見されるのがナンダカ…。
18無名草子:02/06/04 20:43
くすっ・・
19無名草子さん:02/06/04 21:28
最近の流行か知らんが、やたらと歴史認識に触れる著者増えたね。
俺は本気でウザイと思ってるけど。全然著書と関係ねーじゃん。
特に新書書いているのに多い。なんでだろうね。
おなじ主張してる連中には嬉しいのかもしれんが、ただウザイだけだよ。
20無名草子さん:02/06/05 03:30
>>19

禿同。かといって具体的にどうすればいいのか全然書けてないし。
「歴史問題」を解決できず今だに引きずってる事を、若い世代に対して
申し訳ないとか少しは反省してるのかね、あの世代は。
マジでウザすぎ。
2117:02/06/05 10:51
おっと、一応フォローしておくけど、「アメリカはなぜ嫌われるか」は
9割がたは面白い本です(w。

最後の最後で首をひねらざるを得ないんだけどね。
22円導先生!!:02/06/05 15:10
23無名草子さん:02/06/05 17:00
ここ最近で面白かった新書を…。「目からウロコ」と「読みやすい」が
キーワードです。脈絡はなく、ジャンルばらばらですが。

岡田英弘 「歴史とはなにか」(文春新書)
鄭 大均 「在日韓国人の終焉」(文春新書)
竹下節子 「不思議の国サウジアラビア」 (文春新書)
小谷野敦 「もてない男」(ちくま新書)
原彬久 「戦後史のなかの日本社会党」(中公新書)
鈴木真哉 「刀と首取り」(平凡社新書)
東浩紀 「動物化するポストモダン」(講談社現代新書)
24無名草子:02/06/05 17:01
ふん、ふん。
2523:02/06/05 17:43
すんません、どうしてももう一冊入れたくて

袴田茂樹 「現代ロシアを読み解く」(ちくま新書)

これお薦め。読みやすく、目からウロコ。ロシア人っておもしれー
26無名草子さん:02/06/05 17:48
>>25 読んでみます。
職場にカムチャッカの研修生が来て居て、コミュニケィシォンの参考に、
手軽なロシアの本を読もうかなと探してをった処です。サンコス。
27無名草子さん:02/06/06 14:29
>>21
漏れの感想は他人のふんどしで相撲取ってると思った
28無名草子さん:02/06/10 03:31
『寺田寅彦は忘れた頃にやってくる』は面白かった。
あったかくなるよ。読み終わると。
29無名草子さん:02/06/16 01:50
少し昔の本だが、オギュスタン・ベルクの『日本の風景・西欧の風景』(講談社現代新書)を
読みはじめている。とりあえずおもしろい。
30無名草子さん:02/06/16 21:42
光文社新書って読むのないな。
31無名草子さん:02/06/16 21:47
「ゴシックとは何か」酒井健/著(講談社現代新書)
32a:02/06/19 00:56
岩波新書 「資本論の世界」 内田義彦

世代を超えて、読みつがれる古典には理由がある。そう痛感させられた本だ。
マルクスが描いた社会主義国家はついえたけど、
彼が、「資本論」で用いた、社会分析の手法は、いまだ、光を失ってない。
むしろ、ますます輝きを増しているように見える。
長期不況の中、企業は相次ぐ合併・再編を繰り返す。
経済のグローバル化により、熾烈な競争はいよいよ世界を舞台にする。
終身雇用神話が崩壊し、生き残りのため必死で自らをみがくサラリーマン。学生。
もしかしたら、マルクスが警鐘を鳴らす資本主義社会の末期現象が、今、最も
顕著な形で現れているのかもしれない。
確かに一般的には、もう終わった学問だと見放されつつある。
でも、日経的価値観に包まれた、今だからこそ、
「資本論の世界」=人間解放の原点にしばし立ち返ってみる事が必要なんだと思う。
僕はただのノンポリの学生だけど、彼のロジック、エネルギーには、衝撃を受けた。
これが古典の力。カール・マルクス、あんたはすげえ。
33無名草子さん:02/06/19 10:29
今ごろ「資本論」を「岩波」で読むのにはちょっと抵抗があるな
34無名草子さん:02/06/19 10:54
俺も。
今の構造改革の議論から離れて、日本人の生活は豊かではないのか?
の問いが必要だと思うよ。
『「豊かさ」とはなにか』飯田経夫
35無名草子さん:02/06/19 18:07
>>32
随分と古い本出してきましたな。
宇野構造「資本論の経済学」(岩波 青)あげ
36無名草子さん:02/06/19 18:24
内田義彦「資本論の世界」はおれも大傑作だと思う。
マルクスを超えてしまっている。
37無名草子さん:02/06/19 18:54
それはない。
38無名草子さん:02/06/24 13:46
最近の岩波新書のラインナップすごいな。
モロ左翼だよ。毎月その手の本だすことはあるまいに。
昔のサヨ専門書は、売り物にならないからほとんど絶版にしたのにな。
なんかおかしな方向に向かっている。
もしかするとサヨ関連書のまとまった引き取り先でもできたのかな?
図書館に全部入れさせるとかで売上保っているとか。
なんにせよ一般読者には関係ないことだがな。
39無名草子さん:02/06/24 14:16
今年に入ってから確かに多い。>>38
どうでもいいけど




40 :02/06/26 15:39
ちくま新書と文春新書が最近おもしろい
41無名草子さん:02/06/29 08:55
>36
思想としてより再生産論とか、メカニズム的なことを
知識として備えておくのは重要かな。その意味でいい本でしょう。

42無名草子さん:02/06/30 16:46
鄭大均は面白いね。中公新書「日本のイメージ」「韓国のイメージ」
セットでぜひ。日本人の韓国観、韓国人の日本観の変遷がよーく
分かります。冷静で妥当、かつ分かり易い分析。嫌韓も謝罪派も
読みましょう。

あ、「在日韓国人の終焉」もオモロカッタ。
43助子:02/06/30 18:04
無名草子さんへ。

あなたにお願いがあります。レポート書いてください。韓国の本についてなんですけど。
44無名草子さん:02/07/03 21:35
>>34
>『「豊かさ」とはなにか』飯田経夫

1980年に講談社から出た本だね。
タイトルがそっくりの「豊かさとは何か」(暉峻淑子/岩波新書/1989年)なら持ってます。読んでないけど(w
ざっと流した感じは、経済論というより人生指南書といったところか。
45無名草子さん:02/07/06 15:02
定期AGE
46無名草子さん:02/07/11 17:40
新書スレ分散でここは廃墟。
47無名草子さん:02/07/11 17:46
>>44
9月に岩波新書
暉峻淑子「新・豊かさとは何か」
が出るね
48無名草子さん:02/07/12 10:56
Nice age
49無名草子さん:02/07/12 13:22
>>14
新日本新書と言う共産党直系の新書がある.

ほかに
http://homepage1.nifty.com/kito/uc.jouhou.htm
50無名草子さん:02/07/12 18:59
>>14
「チュウシャトロケの神」と「デンチゼンノウの神」が、あの教義を
理解するためのキーワードだ!!
51無名草子さん:02/07/12 19:20
大塚久雄はどうよ
52無名草子さん:02/07/13 16:01
>>51
工房のとき、「社会科学における人間」よんだとき、感動したけど
実は単純な近代化論者かもしれない。
53無名草子さん:02/07/14 21:11
あげとくか
54七誌:02/07/15 22:48
最近中国史関係でおもしろい新書ありませんか?
55無名草子さん:02/07/15 23:32
最近出たなかで中国史関係ってなかったような気がする。
古いのでよければ、平凡社新書の「儒教ルサンチマンの宗教」なんかお薦め。
56七誌:02/07/16 22:50
>>55
ありがとうございます。
浅野先生でしたっけ。
57無名草子さん:02/07/22 21:48
最近の講談社現代新書何だよ。
倉沢愛子「『大東亜』戦争を知っていますか」
読まずにいうけど、絶対にクズ本。

58無名草子さん:02/07/22 23:39
氷見潔『紀元1世紀のレジェンド』近代文芸社、名著の予感。
59無名草子さん:02/07/22 23:43
文庫クセジュってどーよ。
60無名草子さん:02/07/23 00:01
>>58
近代文芸社というのが……。
61:02/07/23 00:31
>>59
 私は大好きです。
 想うに、飽きるまでもクセジュは文庫です。
62無名草子さん:02/07/23 10:10
>60
著者の氷見さんの学識は本物です。
63sage:02/07/23 10:18
東大式レッスン「戦争の近現代氏」はマジで面白い。
講談社現代新書
64無名草子さん:02/07/23 11:09
>>57
読んだから言うけど、完璧にクズ本
65無名草子さん:02/07/23 15:54
>>64
そこまでいうのは、、、。
この本は未読ですが、以前、倉沢さんの専門書を読んだかぎりでは、いたってまとも。
ああ、だけど、題名から期待されるような感じではないですね。
66無名草子さん:02/07/23 21:52
「誰にも知られずに大経済オンチが治る」(ちくま新書)ってどう?
読んだ人がいたら感想求む。
こういう経済系の啓蒙本はつい衝動買いして後悔するパターンが
非常に多いのだが・・・。
67無名草子さん:02/07/23 21:55
永井均の「ウィトゲンシュタイン入門」買おうかどうか考えてるんだが。
この本ってどう? 読んだ人いたら感想求む。
68無名草子さん:02/07/24 09:40
>>67
講談社の現代思想の冒険者シリーズ「ヴィトゲンシュタイン」
をよんだほうがいい。飯田隆、文章うまいし。永井本は悪くないけど物足りない。
69無名草子さん:02/07/24 23:34
なんで最近の講談社新書、サヨ色になってんの?
毎月毎月、戦争に関するもの出すのはかまわないが、左翼丸出しは勘弁。
もっとノーマルな色出してたんだけどな〜どうしちゃったんだろ。
70無名草子さん:02/07/25 11:26
>69
同意ですな。いや、サヨでもウヨでも面白ければいいんだけど、
サヨ的な本って、同じよーなことを、書き方工夫して書いている
だけなんだもん。しかも結論先にありき、だし、つまらん。
71無名草子さん:02/07/25 15:23
光文社新書が最近面白い。
72無名草子さん:02/07/25 15:52
具体的にはどの本?>光文社
73無名草子さん:02/07/25 18:56
『キャノン特許部隊』と『職人技を見て歩く』
たしかに創刊のときに謳ったように、現場主義からという観点が活きているように思う。
ただ、漏れは、同じような表紙の、集英社新書も好きだが。
74無名草子さん:02/07/25 21:09
光文社新書、江川達也「全身漫画家」は良かった。
75無名草子さん:02/07/25 22:42
ところで、何で「新書」って言うんだろ?

好きな新書
「現代思想としての環境問題」(中公)
76無名草子さん:02/07/26 00:16
たしかに。
考えてみれば、文庫から新書というのは、かなり距離がある。
岩波が最初?
77無名草子さん:02/07/26 05:43
>>66
稲葉振一郎いわく「悪い意味で予想通りの内容」だそうだ。
http://www.hotwired.co.jp/altbiz/inaba/020716/
買わなくて正解。

>>69>>70
別に左翼色は強くないと思う。左翼の本も出しているだけだろ。
それに、講談社新書の左翼は、藤原帰一『戦争を記憶する』みたいな
比較的まともな左翼だ。バカ左翼は岩○に巣くっていると思われ。
78無名草子さん:02/07/28 11:13
最近同じ出版社で昔からの新書と別の系統を出すことが多いが
内容がかなり薄く、正統な新書とは差別化されているように感じる。
79無名草子さん:02/07/28 11:45
>>77
ここのところ毎月左翼もん出してるよ。
自衛隊とか民族とか歴史とか集団的自衛権の本とか立て続けに出しているけど
モロ左翼の解釈。よくあれだけの人発掘できたと思う。
80無名草子さん:02/07/28 14:47
>>78
ただ、中公の「ラクレ」は、かなりまともなのでは。

『「勝ち組」大学ランキング』って題名はひどいけど、中味はいたってまとも。
東大教養部の改革や、部局型の大学院重点化を密着型で追ったもの。

81無名草子さん:02/07/31 23:14
中路正恒『古代東北と王権』(講談社現代新書)。これはほんとうはとても
スリリングな本なのだ。新しい、革新的な解釈が随所にあって、それが
それぞれ言ってみれば究極的な解釈になっている。たとえば三輪山の杉。
それが、日高見国から連れてこられた蝦夷たちが皆伐した後に人々が植林した
ものではないか、という発想をこれまで誰か懐いたことがあっただろうか? 
きわめつけは、敏達十年三輪山山麓での蝦夷アヤカスの誓いのこと。
口まねをして言わせられたこと、それが部族の将来を永遠に決定して
しまうというアイロニー。
征服されることの理不尽、そしてそのやるせなさがこの本の基調に
あるように思う。
もう読んでからだいぶになるが、この頃になってやっとこの本の
エッセンスが分かるようになってきた気がする。
82無名草子さん:02/08/01 18:01
>>81
俺はその本ちっとも評価しない。
解釈は新しい物出そうとしてるけど読み方が古いんだもん。
無批判に原典を追って空想を広げただけじゃないか。
説得力ないし。
83無名草子さん:02/08/02 01:48
>82
純粋に歴史学をやっている人からみればそう見えるのだろう
というのは分かる。しかしあの本の狙いも魅力もそういうところでは
なくて、資料・史料の向こうに、そして資料・史料を網にして、生きた
物語を見ることなのではないだろうか。----- 征服されることのやるせなさ
のようなもの ------。類書と比べれば物語が見える気がする。
それは「空想を広げた」というよりは、それまで誰も試みていなかった
幾つかのテキストを隣接させたことによって、思考の空間が
思わぬ方向に広がったということなのではないだろうか。説得力も、現状
での可能性ということを考えれば十分にあると言えると思う。
今後、胆沢近辺で一度きちんとした花粉分析を行なえば、正確に言えることが
随分増えるだろうとは思うが。
それと、ここはスレが違うかもしれないが、あなたは西郷信綱の
『古代人と死』は読みましたか?
「新しい読み方」というものの例を教えてもらえれば幸いです。
84無名草子さん:02/08/02 05:43
>>83
読みましたが何か?と答えますけど激しく板違いです。
純粋に宗教学をやっている人からみればそう見えるのだろう、と。
しかし「生きた物語」を見たいなんてみんなそう思って研究してます。
史料から関連ある部分を拾い集めてまとめたという
誰でも試みてきたアプローチじゃないですか。
解釈は宗教学者としての力量次第でしょうけど。
私はその辺には特別凄いと思うものはなかったです。
ただ読み方が本当に古い、素直すぎます。
教育委員会編纂の「○○県の歴史」くらい素直。
神話をそのまま読めばそりゃ思考の空間も広がるだろうと思うんです。
歴史学的な読み方は完全に棄ててるようなので
そこを突っ込んでは酷でしょうが。
85無名草子さん:02/08/02 19:54
>84西郷信綱の『古代人と死』のことを言ったのは、その中の
「三輪山神話の構造」と『古代東北と王権』の1、2章
(「蝦夷の三輪山一、二」)が、ほとんど同じ問題をほとんど同じ深さで
論じていて、しかも後者の方に少しだけ先へ進んでいるところがあるの
ではないか、と思ったからです。両者がとても近い問題を論じている
と思いませんか?
わたしは歴史学にも大いに関心はあるのですが、古代史学の最近の仕事
というのをあまり知らないでいます。何かお薦めの本を教えて
いただければ幸いです。できれば新書で。
86無名草子さん:02/08/02 22:25
論争読むのめんどいんでやめれ。
87無名草子さん:02/08/02 22:51
>>75
97年ごろに読んだ
出版された92年は私が大学に入学したときで、
もし大学1年生のときに読んでいれば、
もっと実のある大学生活だったんじゃないかと、
悔やんだ

内容は
バードウォッチング=地味=付き合いベタ=女の子にフラレル、ということである

88無名草子さん:02/08/03 05:32
>>85
あなたの興味にぴったりじゃないかもしれませんが
中公新書の「日本書紀の謎を解く」はぜひ読むといいと思います。
これはびっくり。
8985:02/08/03 11:34
>88
有難うございます。さっそく手に入れて読んでみます。
90無名草子さん:02/08/04 03:45
評判いいね、「日本書紀の謎を解く」
森に例える部分は邪魔だけど。
一世一代の大仕事だから気持ちはよく分かる。
91無名草子さん:02/08/05 13:06
中路さんの『古代東北』は確かに西郷さんの『古代人と死』と
深く関連していますね。国家の成立の根元のところで三輪山神話を
読み破ろうとするところで。
92名無しのオプ:02/08/11 14:50
おもしろそうだね。
93無名草子さん:02/08/12 01:51
>>66
あんまりよくない.経済学の考え方をみにつけたいならば,
フツーにミクロ経済学やゲーム理論の入門書でも読んだ方がマシ.
この本を読んでも経済学の考え方は身につかないと思う

・著者としては易しく説明しているつもりなのだろうが説明が空回りして余計分かり難くなってしまっている.
・全般を通して「経済学を理解していないお前達のために易しく解説してやる」
というニュアンスが鼻につく.
・「草稿を院生に読ませると面白がって素人には分かりにくくなってしまうから,
編集者や奥さんなどシロウトに感想を求めて手直しした」みたいなことを書いていて,
余計なこと書かなきゃいいのに,と思った.

タイトル名と同じくらいDQNな本
9466:02/08/12 19:24
>>93
丁寧なコメントありがとう。
ただもう手遅れ、買ってしまった・・・・。
95無名草子さん:02/08/12 19:56
NHk出版とちくま新書が比較的読みやすいし、内容があると思う。
96無名草子さん:02/08/12 21:20
>>95
読みやすいかも知れんが、内容があるとは思えない
97無名草子さん:02/08/13 00:37
ちくまって新書が一つしかないから、品の下がるタイトルが混じってしまうのがイタイ
98無名草子さん:02/08/13 21:08
複数の新書持ってる出版社ってのはむしろ少数派だと思うが。
99無名草子さん:02/08/13 22:06
橋爪大三郎「はじめての構造主義」ってどうスか?
ちょっと気になってんだけど。
100無名草子さん:02/08/14 20:19
>>99
分かり難い。 「構造主義」(講談社現代新書)がいい。
101無名草子さん:02/08/14 22:22
>>100

文春のは?「寝ながら覚える構造主義」だっけ?
102無名草子さん:02/08/16 04:09
文春 PHP の新書ははずればっかりな印象
103無名草子さん:02/08/16 21:10
PHPはいいと思うけど、
文春は、もう新刊が出るたびに
ダメになっていくのがわかって同情するよ。
104無名草子さん:02/08/20 02:52
講談社新書は硬いと見せかけ、面白かったりする。

まぁいずれの出版者も著者によるでしょ?
出版社で判断すると隠れた名著を見逃すかもよ。
105無名草子さん:02/08/20 21:04
106無名草子さん:02/08/21 09:23
山辺健太郎「日本統治下の朝鮮」岩波新書
資料が豊富。共産主義マンセーな記述もみられるがそれも時代の為せるわざ
と思えば御愛嬌。よくある日本の朝鮮統治肯定論など大部分が化石左翼とも
言えるこの本であっさりと否定されてしまうところに自由主義史観派の哀しさがある。
107無名草子さん:02/08/21 20:27
>>106
品切れじゃないですか?
108無名草子さん:02/08/21 22:37
>>99
名著だと思うYO
109106:02/08/22 09:26
>>107
アンコール復刊されました。
110無名草子さん:02/08/22 10:50
ちくま新書の「正義を疑え!」山口意友 を今読んでいるんだけど、
なかなか面白いんでないかい?ときどき、「?」ってなことも書いて
あんだけどさ
111.....:02/08/22 17:59
 文春新書は盗作(無断引用)事件が多いですね。岩波でも何冊もありますが、
全体数に比べてのパーセンテージで言うと……。んでも文春の『伝書鳩』は
面白かった。
112無名草子さん:02/08/24 19:17
ガイシュツかも知れぬが

「ネットワーク社会の深層構造」江上雅之(中公新書)

 2chやる本読みなら読んどけ
題名がダサいから売れていないと思う(サブタイの『「薄口」の人間関係へ』を生かせばよかったのに)
2chで日々行われている、罵倒・語り・嵐の源流から知ることができる

筆者の江上の近著知っている方があれば教えてください
113無名草子さん:02/08/26 00:25
>>112
江上じゃなくて江下だよん
114無名草子さん:02/08/29 00:08
>>113
がいーん、いま気がつきました
すみません>allと著者
指摘サンクスコン

「ネットワーク社会の深層構造」江下雅之(中公新書)です

112を書いてから読み返しました
2000年1月発行の本で、にちゃんねるやあめぞうなどには触れていませんが
この本を読めば、「にちゃんねる」を「あめぞう」から語る奴よりもサラに深い薀蓄たれることが出来ます
115110:02/08/29 11:01
前言撤回。ちくま新書の「正義を疑え!」山口意友は
思っていたような本ではなかった(´・ω・`)…

正義というより愛をテーマにした本でした。まあ哲学好きな人には
面白いのかな?

それより、文春新書の春日武彦の「17歳なんたら」(タイトル失念)
を読んだけど、どーしちゃったの、この人?すげーファンだったの
に…。自分語りばっかりだし、なんか精神的に追い詰められてるよ
うな気配…
116無名草子さん:02/08/29 23:01
>>106
俺は岩波の「日本統治下の朝鮮」には最低の評価与えたけどな。
一言でいうと、”露骨”すぎると思う。今更って感じがする。
それに植民地支配肯定は自由主義史観だけじゃねーべよ。
つーかそれ以外が大多数でねーのかい?

文春新書「サムライカード、世界へ」
JCBを世界で使えるようにするサラリーマンの努力に感動した。
文春新書「文豪の古典力」
最低だったよ。
117無名草子さん:02/08/31 22:00
最近出た岩波の「植民地朝鮮の日本人」
回収になりましたが理由の「人名の重大な誤り」って何?
そんで改訂版はもう出たんでしょうか?
118新書担当:02/08/31 23:26
>>117

まだでーす
119無名草子さん:02/09/02 03:37
「さみしい男」 を読了

出だしの男の現状を読んでのけぞりそうになった
男のさみしさが移って鬱になりそう

「男という不安」「もてない男」。。。男受難の時代はこれからもつづくのか
120名無しさん:02/09/02 05:37
『さみしい男』も『もてない男』も読んだけど、両者の主張は対極的だね。
前者は恋愛宗教肯定派、後者は否定派だ。
どちらかと言えば、論旨が一貫している後者の方が俺は好きだ。
(ユーモアもあって宜しい)

『孤独のためのレッスン』を読んだ時は諸富はおもしろい、と思ったけど、
『さみしい男』はハズレだと思ったよ。
121無名草子さん:02/09/02 07:51
>>119
それは合わせ鏡
122無名草子さん:02/09/02 15:54
>>120
「さみしい男」の後半、恋愛を扱った段で混乱が見える
39歳・既婚・娘5才の諸富には既婚者の恋愛についてはっきりとは主張しにくいのでしょう

>論旨が一貫している
確かに小谷野の主張は一貫していましたが、今の彼に「もてない男」のような書き方はできるのかな

学者先生は若いころの恋愛経験なら書けるけど、現在の恋愛については期待しないほうがいいのか
123無名草子さん:02/09/02 22:32
>>121
合わせ鏡だから女の受難でもあるということか
男、女ともに受難の時代だとしても、それが私の幸せにどう関係するのか
男とか女でくくると、わからなくなるんです


「さみしい男」の冒頭は

 「男に元気がない」「いい人は増えたけど、いい男はいなくなった」などと言われてだい
ぶ経ちます。最近はそれを通り越して「男の人を見ているとなんだか気の毒になるのよね」
と女性からため息をつかれる始末。

ホントにこんなこと想ってたり云ってる女っているのかなあ

「いい女にしか、いい男は集まらない(逆も同じ)」って事がわからないのか
124無名草子さん:02/09/03 04:16
岩波はやっぱりいいですよねええ
125無名草子さん:02/09/04 04:51
ちくまの関満博「現場主義の知的生産法」(だっけ?そんなタイトル。)
おもろかった。
これだけ動いてるぜっていうただのエッセイだけど。
126名無しさん:02/09/04 05:26
> 125
梅棹の本から、どれくらい進歩が見られますか?
127無名草子さん:02/09/04 22:11
「僕はガンと共に生きるために医者になった」(光文社新書)という本を
読まれた方はいらっしゃいませんか?
128無名草子さん:02/09/06 12:37
>114
江下雅之の「ネットワーク社会の深層構造」(中公新書)を買って
ちょこちょこ読んでみたが、専門性のない雑談だな。さらに悪いのは、
自分の意見、自分はこれで行くという主張がないんだよな。
困った本だ。こんなもの蘊蓄にするなよ。
129125:02/09/06 18:36
>126
梅棹の本って?
この人の本、これが初めてだったので判らないっス。
すいません。
130無名草子さん:02/09/06 22:36
梅棹忠夫「知的生産の技術」という本があった(今でもあるけど)。
それと比較してどうか、ってことでしょ。

全然違う本だと思うけど。ノウハウの類の話はいつの間にかどっかに
行っちゃって、自分の仕事について熱く語っちゃってるし。
131名無しさん(126):02/09/06 23:06
> 125/129
すんません、130さんが書いて下さっている通り、
梅棹忠夫の『知的生産の技術』(岩波新書)からみて、どれくらい進歩したかが
知りたかったです。

梅棹の本は、もともと1968年に雑誌への連載記事として書かれ
始めたものだそうですが、今読んでも示唆に富む本だと思います。
132125:02/09/06 23:34
>130,131
ありがとうございます。

梅棹の方、読んだこと無いですが、
(すいません、今度読みます)
「知的生産」という点からすれば、130サンの言うとおり、
関の方は全然書かれてません。

私も学生なので、「こんな先生のもとで勉強してみたいなー」と
思ったから「おもしろい」と判断を下したまでです。

もっと勉強します。。。
(と言うか、本読みます。。。)
133130:02/09/06 23:49
いや、「全然」ってこともなくて、若い頃カードをせっせと作ってた体験談はあったし、
自分はこうしてるよ、みたいな話もあった。
だけど結論としては「整理してる暇があったら、とにかく書け。そして、現場に出ろ」(w
134無名草子さん:02/09/07 01:51
>>114
>>128

今日、買ってきちゃったYO

        へ        ヘ
        /  \     /  \
       /    \__/    \
      /              ヽ
     /  O        O     ヽ  ソンナニダメナノ・・・・・
     |       ⌒   ∪  ※   |
     |                  | ___
      |                 |    /\
    / \_   ___   __ ノ   /   \
  /| ̄ ̄ ̄|    |  |    |   ̄ ̄ ̄| \    .\
../  |     \_/   \_/      │  \   /
    |                     │   \/
    |                     │   |
    |                     │ :/
    |_______________|/
         |    |  |    |
   ///    \_/   \_/  //////
135無名草子さん:02/09/07 11:55
>>134
とりあえず自分の目で確かめろ。
読んだ後賛同でも批判でも、おまえの中に何かが残ればその本は無駄じゃないだろ。
136無名草子さん:02/09/08 17:24
他人の評価だけで(しかも2ちゃんの書き込みで)その本の評価を定めてしまうような人間は
どんな本を読んだって時間の無駄だよ。
137無名草子さん:02/09/09 11:28
>136
あんたも何か評価してみてくんさい。
138無名草子さん:02/09/10 13:32
「ビジネスマンのための新・教養講座」 (洋泉社)はどう?
宮崎哲弥の新書案内の連載って信用できるけど。

139無名草子さん:02/09/10 20:20
>>138
タイトルに偽りあり。要するにただ連載をまとめただけの本で、新書という
スタイルになじまないような気がするね。ただ宮崎が好きなら楽しめる
かもしれんが。
140無名草子さん:02/09/11 20:28
>>139
今読み終わったが、タイトルに偽りあり、に激しく同意だな。
”教養”と銘打つなら、「経済」に限るべきではないだろうね。
ただ面白いことは面白い。ビジネスの現場の最前線を覗いた、そんな
感覚は持つね。
141無名草子さん:02/09/11 23:21
9・11一周年あげ
「軍事革命」(中公新書)はイイ!
142無名草子さん:02/09/12 01:56
>>140
ただ、木村剛が出てくるのには辟易する。そのせいでこの本の価値も台無しだな。
なぜあの賢明な宮崎が、木村剛のようなトンデモ・エコノミストにはまるのかわからん。
143無名草子さん:02/09/14 00:56
>>136
2chの中でも、ここは良スレだからな。
みんなの書評は、かなりの程度信じていいんじゃない?
学生だと時間いっぱいあって本たくさん読めるけどさ、
働いてると、あまり読めんのだよ。読むのが遅いから
だけだけどさ。
くだらん本だと、本当に時間の無駄になる。
144無名草子さん:02/09/15 02:26
光文社新書から出た海洋堂のやつ、結構面白い。
社長がやりたい放題で笑える。
145無名草子さん:02/09/15 23:37
>>144
詳細きぼんぬ
146無名草子さん:02/09/24 02:03
「読書力」  (岩波新書) 斎藤孝
 面白かった。なぜ本を読む必要があるのかを問うた本。「自己確立」と「コミュニケーション能力の向上」
の2点から読書の有効性を説明している。読書を通じて多様な側面からモノを見る目を
養うことが自己確立にとって重要であり、これができていないと絶対的なものを捜し求め
精神の放浪を続けることになるというようなことが書いてあった箇所が印象に残ってる。
 
147無名草子さん:02/09/24 11:35
>146
ナルホド
148無名草子さん:02/09/24 11:37
手許にないから、題名正確じゃないが、
「ピープス博士の秘められた日記」(岩波新書黄版)

陰茎屹立・・・・という文句があった。

をゐをゐだいぢやうぶかよ。
149無名草子さん:02/09/24 22:25
>>143
異論はあると思うが、本っていうのはその「本」だけで評価が決まるものではなく、
読む人間がいて、その人間がそれを読んで何を感じるか、考えるか、によって評価
すべきものだと思う。少なくとも個人レベルではね。それ以上望んだってしょうがない。
「誰が読んでもクズ」っていう本は確かに沢山あるし、「誰もが認める名著」ってのも
あるかもしれない。だけど、多くの本は読む人間によって評価が違っても当然だと
思うんだけどね。
自分と波長が合う、信頼できる書評家がいたとする。だからってある本に関して常に
その人と同じ評価になるわけじゃないよね。ましてや一人一人真摯に書き込んでいた
としても、年齢も経歴も環境も異なる(どころか、さっぱりわからない)名無しさんの
評価だけで、仮にも自分が面白そうだと思って手にした本を読む前からダメ本だと
決めちゃうのはどうかな。もちろん参考にはなるよ。参考にはなるけど、それはあくまで
単なる参考なわけで。自分が読まなきゃ自分の評価ってものを出せるはずがない。
150無名草子さん:02/09/25 09:45
現代新書の「精神科にできること」、かな〜り面白いです。
精神科医には文系タイプと理系タイプがいるとか、
この数年で診断法も治療法も薬も発達してる、とか。

朝日新聞に載ってる中公新書の広告、ちいさいなあ。
読売グループだから?

151無名草子さん:02/09/25 09:58
>149
自分の評価を出すことになんか価値あるの?
152無名草子さん:02/09/25 13:17
>>151
本を読んで良かったってのは、
面白かったとか、得るものがあったということだと思う。
評価を出すってのは、自分にとって良かった点があったかということでは?
他人の評価は低くても、自分にとって欲しかった何かがあるかもしれないし、
そう考えると >>149 の意見はそうだなぁと思ったのでした。
153無名草子さん:02/09/25 15:18
はいはい、ツマンネー議論は終わり。
さてさて、次なるお薦め新書は何かな?
154無名草子さん:02/09/25 16:50
『アメリカのユダヤ人』
岩波新書

ユダヤロビーの強力さに激しく萎え
155無名草子さん:02/09/25 21:28
新書好きのみなさま、新書売り場に求めるものは何ですか?
こうあってほしいとか、こうなってほしいとか、希望を言ってください。

来月から新書担当になりそうなんで、参考に…
156無名草子さん:02/09/25 21:52
>>155
とりあえず新刊はちゃんといれてほしいね。どこの出版社のやつでも。
まあゴッソリ売れ残ってるの最近よく見かけるから、あんま書店には
強くいえねーんだけれども。
本当はバックナンバーできるだけそろえて欲しいんだけれど、無駄に
大量出版されて場所食っている昨今、新書に場所さけとはいえねーし。
157無名草子さん:02/09/25 22:20
>>156

レス さんきゅです。
新書売り場は年々狭くなってきているのは事実。
来年春には新潮も出てくるというのに。

希望、まだまだ言ってください。
いい売り場にしたいんで。
158無名草子さん:02/09/25 22:42
新書だけの売上ランキングとかあったら参考になるかも
159無名草子さん:02/09/25 23:18
>>158

なるほど。作ってみます。

あと、よく他の店で見かける「担当者オススメ」とかのPOPってあるけど
内容についてのコメントは必要?
それ読んで、「買ってみよう!」っていう気持ちになったことありますか?
POPについての意見もお聞かせ願いたい。
ジャマだ!とか思う人もいるだろうなぁ。

あと、あなたが知ってる「新書売り場が充実してる書店」
教えてください。
160無名草子さん:02/09/26 00:19
>>159
俺はコメント参考にしてるよ
161無名草子さん:02/09/26 16:00
>>159
>あと、よく他の店で見かける「担当者オススメ」とかのPOPってあるけど
>内容についてのコメントは必要?

俺は店のお薦めで買うことはない。でもそーゆーコメントはよくみてる。
コメントには店員がどんな考えしているのか判って、みてて面白い。

>あと、あなたが知ってる「新書売り場が充実してる書店」

それはこっちがしりたいくらいだよ〜(w
言ってもしょうがないと思うけども、俺は北海道に住んでいるんだが、
大型書店の新書コーナーはどこも一緒だとの印象を受ける。品揃えもそう。
162無名草子さん:02/09/26 21:27
>俺は店のお薦めで買うことはない。でもそーゆーコメントはよくみてる。
>コメントには店員がどんな考えしているのか判って、みてて面白い。

確かに購入の参考にはしないけど、どんなヤシが店員なのか興味は湧くね。
雑誌と同じで鮮度が重要なので(俺にとっては)、新刊が出たら祭をしてほしい。
おねがい。
163無名草子さん:02/09/26 23:27
今日、新しくでた講談社現代新書の「国語トレーニング」読んだ。

・・・・・・なんでこう偏ったやつばかりに書かせる?
せめて最低限、テーマに沿ったことだけ書かせるくらいの努力はしろ。
思想や歴史がやりたけりゃ、その手の本だせばいい。
164無名草子さん:02/09/27 14:17
藤原帰一の新作よいよ。
165無名草子さん:02/09/28 01:17
現代新書の『9.11と日本外交』、かなーり、いいです。
共同通信のワシントン支局の人間が書いているのでアメリカ国務省の人脈別考え方がわかる。
四六版で出せばよかったのに。新書じゃもったいない。
166無名草子さん:02/09/28 21:50
155です。
いくつかのレスをいただきありがとございました。
昨日正式に新書担当を言い渡されました。
参考にさせていただきます。

洋泉社「江戸の春画」売り切れです。読んだ方いらっしゃいますか?
167無名草子さん:02/09/29 03:49
新書売り場の担当さん
頑張ってください。
新書で望みたいのは、あっという間に売れきれてしまうような新書が入ったときに迅速に、本当に迅速に入れて欲しいということです。
とはいえ、版元によっては、まてどくらせど送ってこないとも聞きましたが。
ただ、銀座のなんといったっけ、必ず、2日でない本は入れるという書店もあるので、このへんは営業努力かしら。
松屋のはす向かいにある書店です。
168名無しさん:02/09/29 15:19
>>155
新書売場(と文庫売場も)には、必ず、目録を用意して下さい。
数100冊ある本の中からタイトルだけで探すのは大変ですから。

あと、複数の新書を多数おいているような大きい店であれば、
本棚の上にでも「○○新書」と書いた札を出して下さいね。
あるいは、本棚の側面に地図を出すとか。

健闘を祈ります。
169無名草子さん:02/09/29 15:33
>>167
教文館のこと?
170無名草子さん:02/09/30 01:11
おおそうでした。
ありがとう。
171無名草子さん:02/10/02 22:54
おまえら、なんか面白い新書ありませんか?
172無名草子さん:02/10/03 00:37
>>171
造形職人海洋堂の発想      宮脇修一 光文社新書
世界最高のレーシングカーを作る 林義正  光文社新書

マジで面白かったっす。
光文社は職人気質な連中がどういった人生送ってきたかというの多いね。
他とは違う色だしてる。
173無名草子さん:02/10/03 02:41
『トルコのもう1つの顔』
小島剛一 著
中公新書 

トルコ政府でさえ把握していない
トルコの少数民族の実体を把握してしまった
言語学者の著書。
トルコの辛辣な少数民族政策を白日のもとに。

トルコでは絶対発禁本間違いなし。
クルド人問題に関心ある人には超おすすめ。
174無名草子さん:02/10/04 03:59
11月10日発売のNHK生活人新書を、あの有田芳生がまだ書いてます。
創刊1周年記念のために急遽締めきり前倒し。
『コメント力を鍛える』だって。
3章を書いているって、全部で何章?

……とほほほ。
175無名草子さん:02/10/04 09:45
age
176無名草子さん:02/10/04 09:52
大野盛雄『アフガニスタンの農村から』

今手にはいるかどうか知らないけど、岩波新書の中でかなり好きな本
ソビエト侵攻前のアフガンの姿にはいろいろ考えさせられるよ
17793:02/10/04 20:21
梶井厚志『戦略的思考の技術』(中公新書,2002)

面白かった.
要するに,数式を使わないゲーム理論の解説なんだけど,
説明が分かりやすいし,文体がかなりウィットに富んでいて.
ヘタなエッセイより気が利いている.

>「誰にも知られずに大経済オンチが治る」(ちくま新書)
よりもコッチを読みましょう…
178無名草子さん:02/10/04 20:22
>>177
グッドタイミング、今それ読んでるw
まだ最初のほうだけど、なんか常識みたいなことしか言ってないなあ。
179無名草子さん:02/10/04 21:42
香山リカ
 若者の法則
 読みやすくて一気に読んでしまったが、で?どうなん?ってのが感想っす・・・
180名無しさん:02/10/04 22:11
>179
香山リカは何冊か読んだけど、中身がないと思った。
話題の現象を精神医学用語(?)で解説することが多いけど、
ご本人の理解が及んでいるかどうか怪しい。
『自転車なんとか…』ってのは、特に酷かった。
181無名草子さん:02/10/04 22:40
藤原帰一、ここでお薦めなわりには全然良くなかったぞ。
182無名草子さん:02/10/04 23:20
>>180
だよなぁ。中身があるのだかないのだかようわからん。
こういう感想をもらす若者の法則もあるのだろうか?とレスしずらい心境っす。
183無名草子さん:02/10/05 05:47
>>178
社会科学は,社会的な「常識」を言語化し,整理し,体系化したものを言うから
(例えば経済学だと「需要と供給」という「当たり前の常識」が
大真面目に論じられている),一般人の直観から思いきりズレる「奇矯なこと」は,
入門書レベルでは,それほど書いていないと思うよ.
入門書で登場する事例は,ほとんどがシンプルなものだし
シンプルな事例では,普通「直観」と「理詰めで出した答え」にそれほどズレはない.

むしろ社会科学が意味を持ってくるのは,複雑な事象.
「科学」とは一定の手順を踏めば誰でも,正しいか否か検証可能なことを言うけれど,
「直観」は理屈で検証ができないからね.
特に複雑な事象では「アレだよアレ」では通じない.

「常識」を大真面目に理論化しておくことの意味は,検証の可能性を担保しておく
ことにあるわけだ.
だから入門書レベルだと「一見して常識的なことしか書いていないように見える」のは
仕方ないといえば仕方ない.ただ「常識」とは違って,入門書の説明には,
より厳密な認識へのステップが用意されている…科学につらなっている….
次のステップへのつらなりに意義を見出せないのならば,読む意味はあまりないかも.
184無名草子さん:02/10/05 17:26
「道徳を基礎づける―孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ」 講談社現代新書
はどうよ?
185無名草子さん:02/10/05 18:35
>181
岩波の『テロ後』などを読むと、藤原さんの考え方のユニークさというよりは、コーディネーターとしての有終さといった感じか。
186無名草子さん:02/10/05 18:36
間違い。
有終⇒優秀
187無名草子さん:02/10/05 18:39
藤原帰一?聞いたことないな。誰?
188181:02/10/05 19:42
>>185
文章はかなり上手いと思う。でも典型的な左翼だとも思う。
「戦争を記憶する」を読んだ感想なんだが、アメリカ映画でも
世界中のどの戦争映画でもそうだろうけど、所詮ショービジネスとして
の受けであったり、作り手のパターンにしかすぎないものに、
思想を見るのはどうかと思ったね。丸山の言論活動を強制からの解放だと
言ったりするのもどうかと。そしてなによりタイトルの「戦争を記憶する」の
名にふさわしくない内容でもある。中身が、反戦運動の肯定と、正しい戦争かそうじゃ
ないかってのに尽きるってのがな。「記憶する」ってのとはかけ離れているだろう。
結局、昨今にぎわせている歴史認識論争に参加しただけじゃねーのかと。
あと、アウシュビッツは戦争犯罪じゃない。国家犯罪だ。ドイツ人はユダヤ人と戦争してない。
189無名草子さん:02/10/05 20:03

 東大法学政治学研究科って本郷の人ですか? 学術論文書く
のに「文章が上手い」か否かなんて関係ない気がするけど。あ、
でも明快な書き方ができるかどうかというのは、評価の対象に
なるかもしれないな。『戦争を記憶する』という題名からは
さすがに歴史認識論争(戦争責任論)を連想させますが、
この人は高橋哲哉とかとは何か関係はあるんですかね?
 
190無名草子さん:02/10/05 21:00
「自分の力を信じる思想」 PHP新書
 魅力的なタイトルだし、アマゾンでも4つ星だったので読んでみたが
酷すぎる。何を言ってるのかさっぱりわからない。たぶん難しくて理解できないのでは
ないと思う。やっぱ、自己啓発本的な新書は買うのよそう・・



191無名草子さん:02/10/05 21:13
>>190
PHPはタイトルだけのクソばっか
当たったためしがない(と煽って見よう
192無名草子さん:02/10/07 10:49
高橋哲哉とか小森陽一とかどうでもいい人に比べれば
はるかに現状認識が高いと思うが>>藤原帰一
193無名草子さん:02/10/09 02:06
藤原帰一の岩波新書と神野直彦の中公新書を買ってきた。
神野は今読んでるけど結構いいね。
194無名草子さん:02/10/09 02:08
>>184
あほかw
195蕪名草子さん:02/10/09 21:55
ここじゃあPHP評判悪いみたいだが
氏家幹人とか面白いと思うけどどうかな?
196無名草子さん:02/10/09 22:42
>184
著者は誰だい?
197無名草子さん:02/10/10 00:00
>>196
フランソワ・ジュリアン
198191:02/10/10 00:05
もうちょっと正確にかきやす.
少なくともPHPの特に社会科学系は全滅という印象。
もっとも漏れの読んだ範囲だけど。

自分のイデオロギーイッパイの見解を、
価値中立的な説明を装いながら主張、みたいなのバッカ。

あからさまなウヨサヨっぽい主張とは違って、妙に偽装が上手いので、
専門外の人はダマされそうだなぁ。

書いている人はウヨサヨの人なんだけどね。
199無名草子さん:02/10/10 01:07
>>198
ストレートに右翼っていえばいいじゃん。
PHPが左翼に書かせるわけねーんだし。
それとも、右翼と直球でいくと馬鹿にみえるからウヨサヨにしたのかな?(w
200蕪名草子さん:02/10/10 02:08
なるほどー
PHPの評判悪いのはそういうわけですか。
ちなみに皆さんが特に酷いと思われるのは??
読んでみるんで教えてください。
201198:02/10/10 02:22
>>199
飯田経夫とか単純に右翼と言えないような気もするので
「右翼」と断定するのは留保したんだけど。

確かに、西部邁のお弟子さんとかの右派が多いのは事実。

んで、右左問わずPHPのは学問的精度低そう、というのも率直な感想。
例えば八木秀次なんか専門の学者のくせに、
外国人の著作の引用が、他の学者が論文の中でした部分訳からの孫引きばっか。
(学者なら、既に翻訳が存在する著作でも、改めて翻訳し直すのが普通。
特に既存の翻訳が読みにくい場合)
202無名草子さん:02/10/10 02:27
>>195
氏家幹人って大江戸死体考の著者だろ?
なかなかいいよね。
学陽文庫の小石川御家人物語は糞だったが。

でもPHPから出してたっけ?
203無名草子さん:02/10/10 09:39
飯田経夫は近経の人だけどマル経も評価してるね。
204195:02/10/10 10:45
>>202
PHPからも出てるよー。
「江戸人の老い」ってのが。
しかし、小石川御家人物語はくそでしたか。
買わないように気をつけます。
205無名草子さん:02/10/10 12:54
>>201
>(学者なら、既に翻訳が存在する著作でも、改めて翻訳し直すのが普通。
>特に既存の翻訳が読みにくい場合)

誤訳がないかぎりは、みんな利用しているだろう。
誤訳でもかまわず利用しているのもいるけど(w
八木でPHPのやつは、『明治憲法の思想』だろう?
そんなに孫引きあったかね?というか、ふつー参考にしたら
それを利用するのが学問的精度につながると思うけども。
それを書かずに、直接引用したなんていうより、はるかにマシじゃねーのか?

そーゆーところしかみないってのは、揚げ足とりっていわんか?
206無名草子さん:02/10/10 18:06
八木は電波だよ。相手にするな。
207無名草子さん:02/10/10 18:29
「子供のための哲学入門」(講談社現代新書)永井均
 はっきり言って難しくてなんだかわかりませんでした。
けれども、あとがきによれば、哲学は学ぶものではなくて
するものなんだと。人の哲学を聞くのは退屈なものなんだと。
哲学は昔の人の哲学を理解することが目的なのではないということを
理解してもらえれば、目的は達成されたことになるってあった。
こういう読み方で良かったのかなとおもっとります。
208無名草子さん:02/10/10 21:41
>>207
この人の授業、今期受けてるぜ。
209無名草子さん:02/10/10 22:32
>>208
いいなぁ。だが、俺には理解できんかったよ・・
210無名草子さん:02/10/10 22:39
>>194
?意味が分かりませんが?

>>208
俺も昔授業とったよ
「子供のための哲学」なんてタイトルだから、結構人集まってたよ
勿論参加者はみるみる減っていくわけだけど
211191:02/10/11 01:30
>>205
>誤訳がないかぎりは、みんな利用しているだろう。
>誤訳でもかまわず利用しているのもいるけど(w

なあ、君は一次文献に当たらないで「誤訳」か否かどうやって判定するのよ?
論文なんかで、既に翻訳が存在する著作の引用の後に
「○○教授の訳を一部改訳」と注記があったりするのは、
一次文献に当たってきちんと確かめたことを示す意味合いもあるんだぜ。
君は大学生か高校生かもしれないけど、この人は「学者」なんだぜ?

>『明治憲法の思想』だろう?そんなに孫引きあったかね?

孫引き「しか」ないと思うが。『明治憲法の思想』以外にもあるぞ。

>ふつー参考にしたらそれを利用するのが学問的精度につながると思うけども。

確認もしないで素性の良く分からない論文や文献(や翻訳)を
自分の論文の論拠として利用するの?どうしてそれが「精度」の高まりにつながるの?
電波ですか?

>揚げ足とりっていわんか?

評論家ならともかく、それで「学者」を名乗ったらダメでしょ。つーか、
マイナー言語ならともかく、英仏独語だぜ?
辞書引きながらでも確認しないとダメでしょ。「学者」名乗るなら。
まあ君の界隈ではそれで通用するのかもしれんけど。
もしそうならこれ以上言うことは無い.ご自由に.実際はアヤシイ箇所は他にもあるよ。
面倒だから一々書かないけが。妙に偽装しているから検証もメンドイし。
212191:02/10/11 01:34
俺は右だからダメとか左だからダメとか言ってないからな。
「ドキュソだから」ダメと言っているのね。

「右」の憲法理論なら小嶋和司か古関彰一でも読んだら?
八木はクズ本だから勧めない。
213無名草子さん:02/10/12 00:34
中公新書には厚いのがある。
214無名草子さん:02/10/12 00:56
191がうざい。
215無名草子さん:02/10/12 01:08
>>211
>なあ、君は一次文献に当たらないで「誤訳」か否かどうやって判定するのよ?

それは話が違うとしかいいようないっすね(苦笑
自分の元の発言もわからないのか?

>孫引き「しか」ないと思うが。

君は本当に一次文献に当たったのかい?(プ

>確認もしないで素性の良く分からない論文や文献(や翻訳)を
>自分の論文の論拠として利用するの?どうしてそれが「精度」の高まりにつながるの?
>電波ですか?

なんかドンドン話題がずれていくのはどうしてでしょうか?
ついでに一つ聞くけど、確認したのかしていないのか、どうして貴方にわかるの?
電波ですか?
まあ、返答自体すでに電波ですが(w

受け答えくらいはマトモにしよう。
マトモっぽいこといったって、受け答えがチグハグなら話にならん。
それともそれがわかっているからトンズラかな?
どっかの四流五流の学者センセの僻みじゃないことを祈りますわ(w

216無名草子さん:02/10/12 18:52
ハイデガー存在神秘の哲学 (講談社現代新書)古東哲明
難解だよ〜。ハイデガーを解説した本ではないのに、それでも俺には理解できませんですた。
ハイデガーが何を言いたかったのか、知りたいっす。
217無名草子さん:02/10/13 08:42
216がそんなこというから俺までハイデガーが気になってきたじゃないかw
誰かいい本知らないかね??
218無名草子さん:02/10/13 20:15
>それは話が違うとしかいいようないっすね(苦笑

PHPの新書はイデオロギー的な主張を偽装している駄本が多い>>198
しかも誤訳かどうか一次文献に確認すら取らず書き散らしており誠実とは言えない>>201
そこから>>205 >>211 >>212 という流れになっているんだろうが。
脳味噌膿んでんの?

>君は本当に一次文献に当たったのかい?(プ

そもそも八木が論文を書く際に一次文献に当たったか否かと
俺が論文を書く際に一次文献に当たるか否かは何の論理的関係もないが。
「学者」は普通当たるんだよ。普通は。他人の訳を丸丸使ってる時点で「やっつけ仕事」
「恣意的引用」と非難されても仕方が無いんだよ。そういう世界なんだから。

>確認したのかしていないのか、どうして貴方にわかるの?

だからね、確認の有無以前に他人の訳を使ってる時点で手抜き仕事なのよ>>211参照。
これは八木に限らずだが。八木が挙げる文献なんてロールズとか、
その筋の有名どころばっかりだろ。社会科学系の院生以上のレベルで
ロールズくらい原書で読めないヤツなんているの?
相当レベルの低い世界にお住みのようで。せめて論理的な日本語を書けるようになろうな。
「(w」「(プ」なんて書いてる時点で終わってるからまあ許してやるよ.
ボク,がんばって勉強してね。2chばっかやってると将来無いよ。サヨウナラ
219無名草子さん:02/10/13 20:32
>>217
1木田元『ハイデガーの思想』岩波新書
2三島憲一『戦後ドイツ その知的歴史』(岩波新書)
3小野紀明『政治哲学の起源―ハイデガー研究の視角から』(岩波書店,2002)
4フォン・クロコウ『決断 ―ユンガー,シュミット,ハイデガー』(パルマケイア叢書,1999)
5笠井潔『哲学者の密室』

1が分かりやすくてお勧め。
2はハイデガーを含む現代ドイツ哲学者たちの戦後世界での影響に焦点を当てている。
三島さんのドイツ哲学ものはお勧め.他にニーチェやハーバマスの翻訳などを書いているよ。
3は未読だけど、他の本が分かりやすかったので挙げてみました.
4はドイツ保守哲学者(思想家)のナチスへの関与を論じている。面白い.
5はおまけ.小説。作中でハイデガー哲学がそれなりに解説されている.
ソフィーの世界のようなものだと思って読めばそれなりに得るものが.
220無名草子さん:02/10/13 23:59
>>219
おおー!!
サンクス。
明日早速1、2あたりを探しにいってみる。
哲学関係の本ていっぱいあってどれがいいのかさっぱわからんかた
からたすかったよー。
221無名草子さん:02/10/14 00:12
>>220
むずいっすよ…

哲学の海におぼれないように。
222無名草子さん:02/10/14 00:31
新聞の書評でとりあげられる新書って、ろくなのな
いような気がするんだけどそんなことない?
最近だと、黒崎政男『デジタルを哲学する』とか香
山リカの『プチナショナリズムなんとか』とか。
223:02/10/14 00:43
朝日新聞12日付別刷り「be」の囲み記事「ランキングッズ」-モニター発・新書(良く読む新書シリーズ)-によれば
(調査協力:インフォプラント/9/20~25、複数回答:約450人)、

1 岩波 176(人)
2 中公 107
3 講談社現代 71
(以下略)

しかぁしッ!

 新書は読まない 125

ムリヤリ押し拡げて、云へることは、日本人の4人に1人は「新書」を読まない、ということ?
224無名草子さん:02/10/14 00:53
岩波が1番なのが意外だ・・・・・・
中公だと思っていた。

つーか中公好きな私は少数派だと証明されたな。
225無名草子さん:02/10/14 00:58
>>224
中学、高校のときなんかに先生が推薦する本が岩波だったりもするからね。
自分で本を探す人種はともかく、なんとなく本を買う人たちの中だと
岩波に親近感、安心感があってもおかしくないと思う。

自分の本棚もその順位通りの蔵書数だわ。
226無名草子さん:02/10/14 01:54
岩波が一番有名だからじゃないのかな??
225さんの言うとおり先生の推薦図書って岩波ばっかだし。
新書なんて普通、学校の課題以外で読まないよね。
あとは朝日新聞だから岩波をPUSHって気もしなくもない・・・・。

ちなみに俺はちくま新書が一番好きだな・・・。
ぜひとも略されてしまった4位以下も知りたい。
227無名草子さん:02/10/14 02:20
PHP新書でも良い本はある。
「京都学派と日本海軍」は、大東亜戦争に協力したと言われている西田幾多郎、
田辺元、高山岩男らの京都学派は、実は海軍との協力で陸軍主体の中国戦線拡大
⇒大東亜戦争という流れを食止めようとしていた事実を新資料を使って実証的に論証。
大島康正、下村寅太郎論は力作。
読みでがある名著だと思う。
228無名草子さん:02/10/14 03:12
229:02/10/14 11:37
>>226
4 集英社 57(人)
5 講談社+α 50
6 ちくま 39
7 光文社 35
7 文春 35
9 PHP 31
10宝島 20
※その他 63
>「興味あるテーマならどこの新書でも読む」といった声も多い
>新書「創刊フ」はブームでも、新書ブームには至っていないよう

とのことです。
回答が450人という規模ではあまり有意性は無いかのもしれません。
230名無しさん:02/10/14 18:18
岩波はトップだというのは、昔から新書を出しているからだろうねぇ。
数も多いし。

洩れが良く読むのは、岩波、中公、講談社現代くらいだけど、
本としての出来の良さでは、中公>講談社>岩波、ではないかと感じる。
岩波は著者に有名人が多いせいか、編集者がきちんと内容をチェックしていない
(著者が書き流している)ように感じるものがある。

>229
メジャーな割には講談社ブルーバックスが出ていないのがナゾですね。
(売れていない?)
あと、老舗のクセジュの名がないのも淋しい。
231無名草子さん:02/10/14 19:10
たしかにブルーバックスが入ってないのは「?」ですね。
「○○新書」という名称でないために盲点だったのか。
PHPや宝島にすら負けているとは。
逆に、講談社+αは高すぎるような気が。
232無名草子さん:02/10/14 23:45
>>230
クセジュは文庫扱いだったりするということは無いのかね?
まあ、クセジュを平積みにしている書店と言うのは見たこと無いが。

個人的には、フランス地方史とかだと結構いいのがあったりするんだけどね。
「戦時下のアルザス・ロレーヌ」なんかはドイツ史を学ぶ人間なら読むべし。
233無名草子さん:02/10/15 00:35
文庫くせじゅは良書が多いね

一般的な日本人の観点からすると
テーマがマニアックなのが多いのもそそる.
234無名草子さん:02/10/15 02:22
クセジュはいつも眺めるだけ
「フランス革命史」ってのを何年も前に買ったけど、未だに読んでない(´д` ;)
235名無しさん(230):02/10/15 20:27
>232
確かに「文庫クセジュ」でしたね。失礼。
版型とテーマの傾向から、新書のうちに数えていました。

昔『和声の歴史』を読んだが難しかったなぁ。

そもそも、新書の定義って何?
内容:書き下ろしの啓蒙書(例外多し)
版型:岩波新書とかのサイズ(クセジュは文庫?)
…かな?

ここでは話題に上っていないけど、新潮選書や朝日選書も内容的には
新書の領域と重なるものが多いと思う。
236無名草子さん:02/10/15 23:51
かつてはエロ小説も新書だったけどなぁ…。

>>208
昔この人の前で卒論発表したぜ。
卒論なのに1万字以下だったからあきれられちゃったぜ。
237無名草子さん:02/10/16 01:18
>>236
ワラッタ! 慶応の人ですか?
238無名草子さん:02/10/17 20:59
>>237
チガーウ、そんなに賢くない。
某国立大。
当時はノンビリした校風だったし、直接の指導教官ではなかったから、笑い話で済んだ。
239無名草子さん:02/10/18 00:14
>>238
寝台ですか、智葉台ですか?
240無名草子さん:02/10/18 01:03
某仏文庫では同一の小説を時代が下るごとに
  ハードカバー単行本→新書→文庫
にして出していた。
こんなものを『新書』呼ばわりしたら怒られるかな?

>>239
山が綺麗なところですた。
241無名草子さん:02/10/18 03:09
藤原帰一は
高橋哲哉とか小森陽一とかに比べたら
ツマラんかったよ…?


何で売れてるの?
242無名草子さん:02/10/18 03:19
千葉大でしょ?
243無名草子さん:02/10/18 18:23
「哲学のすすめ」岩崎武雄(講談社現代新書)
 まぁ金と時間かけてまで読む必要はないかもしれない。
アマゾンなら3つ★くらいかな。
 前半部分は、哲学とは何かということを科学との比較で説明し
それは結局、価値判断の基準なんだ明らかにする。そして価値判断の
究極の目的は幸福の追求にあるとして、幸福を快楽との比較で
説明。おいしいもの食べて、おまんこすれば幸せというありがちな
快楽主義ではいけないけれども、結局それは各々の判断によるものなんだと説明。
さらに後半部分では、この哲学を社会体制やら政治にまで拡大していろいろ
言ってた。
 論理的だし、平明でわかりやすいが、なんか物足りない感じ。出版が1966年だってさ。
30年程読み継がれてるのか…

244無名草子さん:02/10/18 18:52
さあ、みんなもどんどん投票してね!

2ちゃんねらが選ぶ最強の売国奴は誰だコンテスト
http://dempa.2ch.net/seroon/soc/x3d8d714c5a9ab.html
245キャロルくん:02/10/18 19:02
 まず、最近わたしが敬愛する・・・・先生の
芥川竜之介関係のサイトをここに紹介します!
ぜひ、見てくださいね!

http://www12.brinkster.com/uhikaru/akutagaw.htm

そして、私のスレで、

不思議な国のアリスに関することを何でも書き書き。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1034769192/

待っているよん!
246無名草子さん:02/10/19 22:04
馬鹿さらしあげ
247無名草子さん:02/10/21 22:23
「神、この人間的なもの」なだいなだな 岩波
さっき買ってきて、半分読んだ
「権威と権力」「教育問答」「民族という名の宗教」に続く、
なだ(なだい?)の集大成みたいなカンジかな、違うかな
対話形式なのでさらっと読めるが身につかない罠かも。。。

あと、書店の新書担当さんへ
京都の丸善で酔う戦車の「この新書が面白い」が出たときに
載ってた新書をレジの脇のワゴンに可能な限り集めていた
10冊買った(このミスみたいであざといけど嬉しかったので、参考にしてチョ
248無名草子さん:02/10/21 23:06
ペンネームのなだいなだはスペイン語で、
「何もなくて、何もない」の意味。
nada が「何もない」で、y が「and」。
249無名草子さん:02/10/21 23:31
>>248
サンクス
表紙をぼんやり見ていると
なだ い なだ に見えるのは錯覚かインテンドか、そういうことなのか

それと、短いあとがきを先に読んだら、権威、民族の続編として書いたとありました
250無名草子さん:02/10/21 23:35
>>247
なだいなだなって回文かよ(しかも回文じゃないし
アホです俺

「神、この人間的なもの」 なだいなだ著 岩波

です
251無名草子さん:02/10/22 00:03
ネタかと思って突っ込まなかったのに
252無名草子さん:02/10/24 00:42
岩波の赤とか青の色分けってどんな意味があるの?
253無名草子さん:02/10/24 01:13
>>252
出版順だよ
赤版→青版→黄版→新赤版
254無名草子さん:02/10/24 01:24
新赤になってからはだめぽ。
255無名草子さん:02/10/24 03:54
なだいなだが妙な団体に所属してたか、署名に協力してたか忘れたが、
その事を最近知ってちょっと失望。
256無名草子さん:02/10/24 18:37
刊行物のリスト化されてるページしらない?中公新書のでさ。
257無名草子さん:02/10/25 19:43
>>253

サンクス
258無名草子さん:02/10/26 00:07
>>254
新赤より黄のがよっぽどダメだと思うんだが。
最近の新赤も酷いことは酷いけどね。
259無名草子さん:02/10/26 00:30
青最強
260無名草子さん:02/10/26 16:41
中公新書の新刊の関根清三[倫理の探索 - 聖書とその周辺から]
はどうだろう??購入予定なんだけど。
261無名草子さん:02/10/30 15:31
「不幸論」PHP新書 中島義道
 PHP新書は内容がひどいのが多いがこの本は面白かった。
 幸福とは盲目な状態であり、人は本来不幸な存在であるという衝撃的な
書き出しではじまる。
 著者は幸福な状態を定義する。
 1自分の欲望が叶えられ
 2その欲望が自分の信念に合致しており
 3その欲望が世間から承認されていて
 4その欲望を叶えるにあたって他人を傷つけない  状態と。
 はっきり言って、以上4項目を同時に満たすような幸福な状態など
ありえないことがわかる。にも関わらず、世間では幸福真理教とでも
呼びたくなるほど、人々は幸福であることを求め続けている。
その欺瞞を鋭く指摘した著書であると思う。宗教で幸せを得ようと考える奴を
相対化する思想であるとも思う。
幸せの青い鳥が頭から消えない奴。一読の価値があります。


262_:02/10/30 16:00
不幸論ってショーペンハウアーでも十分ではないの?
263無名草子さん:02/10/30 18:32
>>261
俺も昨日買ったよ。
なんだか2chにいる奴には好まれそうな内容だよな。
俺もこの人の本好きで買ってるからあれだけど。
264名無しさん:02/10/30 19:38
>261
その4条件を満たす状態、ありえなくもない。

そういう欲望と信念を持つように自己を陶冶すればよい。
それが哲学というものではないのか?
265261:02/10/30 23:11
ちと賞賛し過ぎた。
ただ、俺(恐らくは結構大勢)みたいなどこかに幸せな場所があるはずだと
考えてるような奴に解毒剤wというか、そういう役目を果たすかなと。
不幸な存在なんだと自覚してはじめて幸せが見えてくるかなと。ちょっと
かっこいいことを思ったんでレスしてみた。
266無名草子さん:02/11/03 13:48
香山リカ
若者の法則
267無名草子さん:02/11/04 13:10
暇つぶしによんだ四冊の感想
1、「最強の英語上達法」岡本浩一 PHP  
何ゆえ最強なのかは読了した後も不明だが、記憶のメカニズムを英語学習にとりいれるあたり、
和田秀樹に似ていなくもない。内容を一言でいえば、英語学習の一つのやり方を示しているだけ、
ともいえよう。要点を一ページ程度でまとめてそれを読めばOKな内容でもある。
2、「物語・唐の反骨三詩人」荘魯迅 集英社
支那の政治史の中に生きた三人の詩人の評伝。日本の文献がほとんどないあたり、支那人としての
プライドがあるのだろう。詩人を扱うわりには、詩がほとんどでてこないのもすごいかもしれない。
3、「河合塾マキノ流国語トレーニング」講談社
受験国語のノウハウ。後半に入ると出てくる政治的主張がかなりウザイ。文章の頭と末尾をそろえる
ことを「ウロボロス式」と名づけるのはどうかと。物書きの基本で新たに名づける必要はない。
4、「易のはなし」高田淳 岩波
第一章にでてくる西洋知識人の易の評価は面白かった。第二章から第三章にかけての易の解説は
素人にはチンプンカンプンな内容だった。元が漢文の文章を、今の日本語に直したからといって
読みやすくなるわけでもないし、意味が通じるわけでもないんだと実感。初心者向け解説本希望。
268無名草子さん:02/11/05 13:13
中島義道っていつも同じ事言ってない?
論旨が一貫してるのかもしれないけどいい加減秋田。
269無名草子さん:02/11/05 14:37
林健太郎の「ワイマル共和国」、版は多く重ねているけど、内容は良くないね。
270無名草子さん:02/11/05 20:33
>>268
同意。
内容は同じだと思うので、最近のは読んでない。
271無名草子さん:02/11/05 22:48
「時間を哲学する」ってのはちょっと違ったよ。
てか、今読んでんだけどな。
何故、時間の流れは早くなるのか?
最近ヒシヒシと感じてるんで、興味があって読んでみてる。
だが、他のと比べてちょっとレベルが高い。
言葉も難しいし。
まあとにかく、違うことを話す本もあるよとレス。
272無名草子さん:02/11/06 00:59
>>268、270
俺も賛成。
273無名草子さん:02/11/09 23:16
国際マグロ裁判あげ
274無名草子さん:02/11/11 18:01
光文社新書『財政から見た日本経済』
放漫財政が浮き彫りにされていて良かったよ。
275無名草子:02/11/11 18:34
>269。林健太郎は古すぎる。林の歴史の本はもはや読む価値がない。
276無名草子さん:02/11/12 00:29
「孤独について」(文春新書)中島義道

また、中島義道の本を買ってしまったよ。まだ、読み途中だが、
激しく鬱になる本だ。この人は、引篭もり、この板にいる誰か
30年後の姿なんじゃないだろうか?ヒッキー要素たっぷりだ。
この人の自伝なんだけど、大学に就職後の教授による「いじめ」
は陰険で社会に出るのが怖くなってしまった。この人の記述によると
この教授の人格に問題があるそうだが、果たしてどうなんだろう?
第3者の話が聞いて見たくなった。
 ただ、不幸な人の話。これはいいね。自分だけが不幸なんじゃないって
思えるようになるから。そういう意味では有意義だった。ただね、いじめは
もう遭いたくないよ。

277無名草子さん:02/11/12 01:44
帝京学園の冲永嘉計・元理事長を脱税容疑で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021106-00000211-yom-soci
帝京大学(東京都板橋区)を舞台にした多額の寄付金問題で、東京地検特捜部は6日、系列の学校法人「帝京学園」元理事長・冲永嘉計容疑者(58)(品川区)を、受験生の親から受け取った入学をめぐる口利き料を隠した所得税法違反(脱税)の疑いで逮捕した。
同容疑者は、同大の冲永壮一前総長(今年9月に辞任)の実弟。特捜部は今後、入学の口利きを巡る不透明な資金の流れの解明を進める。

【社会】脱税で帝京学園元会長を逮捕
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1036572579/

帝京の犯罪行為一覧
○単位を取れなかった腹いせに理工学部の学生が教員をリンチ
○いじめで校舎から飛び降り自殺
○暴走族、麻薬、食堂放火
○集団レイプ
○薬害エイズ
○守衛にスパイクシューズのまま跳び蹴り
○暴力団を雇って組合員を銃撃
〇脱税
〇宗教法人乗っ取り

帝京大学の過去の犯罪特集・1
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1015445145/
278無名草子さん:02/11/12 03:35
時事ネタはきついよなあ
279無名草子さん:02/11/12 18:58
中島義道については、
ちくま新書の『哲学の道場』が良いデス。
しかし、簡単に読めるわけではないですが・・・・・・
280無名草子さん:02/11/13 02:09
「悪の対話術」(講談社現代新書) 福田和也

 人生指南本のような本は読んでもしゃーないから読まないことに
決めたんだが、ゴー宣に登場する福田和也の本が読んでみたいと
思っていたから読んでしまった。
 内容はタイトル通り、会話の機微をお世辞やら嘘、敬語といった
トピックで語っていく、ヒッキーの俺にはレベルの高い大人の為の
処世術で感じかな。
 たださー、裏表紙の福田の顔が笑っちまうんだよ。秋葉原にいる
デブヲタ、2ちゃんのコピペに登場するデブヲタそのものなんだよ。
なんかさ〜、本の内容も途端にインチキ臭くなって、あだ名をつける
としたら、なんちゃって和也って感じだな〜。


281無名草子さん:02/11/15 16:37
――政治家どもは景気の悪さに四苦八苦しているようですが、
他方では『消費税を上げるぞ、上げるぞ』と国民を散々に脅しつけています。
そんな不安の中で一体誰が消費を増やすでしょうか?
その程度の理屈も分からないアホ政治家には、さっさと死んで欲しいと思う今日この頃です。

――今何より必要なことは、消費税を廃止する為の道筋を示すことだと思いますが、
その意味で以下のような税制改革を提起しようと思います。骨子は、次の二点です。
 A)消費税を廃止する代わりに根税制を導入し、貧富格差を国民投票で決めるようにする
 B)家族単位の課税方式を導入し、出生数の増加を強力に推進する

――詳細は、以下のソースまで。
 1)根税制の詳細は、次のサイトの末尾(§7と§8)にあります。
 ――http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/iMode/wabun.htm
 2)根税制の構造を示すグラフは、gif画像を参照して下さい。
 ――税額グラフ――http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/omake/zeigaku.gif
 ――税率グラフ――http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/omake/zeiritu.gif
 3)特にエクセルをお持ちの方は、もっと詳しく調べられます。
 ――税額グラフ――http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/omake/zeigaku.xls
 ――税率グラフ――http://www2.tba.t-com.ne.jp/a-z/omake/zeiritu.xls

――賢明な皆さんは既に『他人をやっつける為の議論』が、
全くの時間の無駄であることにお気づきでしょうが、
ここではそうした揚げ足取りよりも、建設的で前向きな議論を期待したいと思います。
その代わり、板違い・スレ違いなどとうるさいことは言わずに、
日本を良くする為の提言なら何でも幅広く議論したいものです
282無名草子さん:02/11/17 15:48
中西輝政氏の著書に付いて教えて下さい
283無名草子さん:02/11/18 19:54
>>282
保守系ですがどきゅそです。
284無名草子さん:02/11/19 12:20
>282 中西が書いた新書は「なぜ国家は衰亡するのか」(PHP新書)だけだと思う。
漏れも読んだが、今イチのように思った。
285無名草子さん:02/11/19 20:46
なんかブックオフでよく買うんだけど、何故かタイトルが各店舗でかなりの確率で被ってるんだけど、なんでだろ?
286283:02/11/19 23:51
>>282
同じ京大・保守系ならば田中美知太郎氏
http://www.city.kyoto.jp/sogo/hisyo/honor_28.html
の本を古書店で探すと良いかも。氏はプラトン研究者としても有名ですね。

かちょっと(かなり?)格が落ちますが佐伯啓思氏
http://www.jca.apc.org/beheiren/saeki.html
もそれなり。

PHP新書=保守系ならば、松本健一さんも良いやも。
http://www.reitaku-u.ac.jp/WhatsNew/yoshidashigerushou.htm
『日本の近代』のシリーズはイマイチだったが、PHP新書の
『民族と国家』はそこそこ優れている。この人は評伝を書くのが上手いね。
北一輝とか斎藤隆夫とか。

中西氏は法学と経済学を良く分かっていないと思う。
どっちも物凄く体系化されているから、ちょっと深く喋ると
レベルがバレちゃいやすいんだよね。彼の憲法論の本…『憲法改正』だったかな…とか、
理解があやふやな点があってかなり疑問です。
政治的に偏っているのはともかく、間違いっぽいことを平気で書いている人の本は
有害なのであんまり勧められない。
287283:02/11/19 23:52
>>285
書店で売れ残った本は最終的に裁断・廃棄されるはずだけど、
そういう本が流れているんだと思う。

大手チェーン店か、トーハンとかあたりから
流れてるんじゃないの。

あと考えられるのは,潰れた本屋さんの買取の本とかかな。

僕は本屋さんじゃないので正確なところは分からないけど。
288無名草子さん:02/11/20 01:01
>>287
多分違う。取次や大手書店からは流れない。
版元がゾッキに流している可能性はある。
289283:02/11/20 01:36
そうか.スマヌ>>288
290無名草子さん:02/11/20 07:28
>>282
彼の師匠である故・高坂正尭氏の著作のほうをおすすめします。
291292:02/11/23 12:03
>>283
>>284
>>286
>>290

ありがとうございます
いろいろ読んでみます
292無名草子さん:02/11/25 23:46
姜・森巣『ナショナリズムの克服』(集英社新書)

面白い。グッド。
293無名草子さん:02/11/26 00:19
講談社現代新書の「ひらきこもりのすすめ」ってどう?
ちょっと見た限りではクソ本ぽいのだが。
294名無しさん:02/11/26 05:31
>293
本屋で30秒ほど眺めた限り、ダメだね。
著者の思い込みだけで本を書いているような印象だった。
295無名草子さん:02/11/26 06:18
もしかして、

http://www.gtvnet.co.jp/watanabe/essay01.html

と同一内容?? > ひらきこもりのすすめ
296無名草子さん:02/11/26 06:58
高坂正尭『国際政治』中公新書は掛け値なしの名著。必読。
中西輝政は、高坂の後釜を狙って、無理に保守を気取っている
ようにしか見えない。テレビに出ないでほしい。

PHP新書では、橋爪大三郎『政治の教室』がおそらく唯一の良書。
ちくま新書の杉田敦『デモクラシーの論じ方』もぜひ。
どちらもアクチュアルな論点が平明に記述されている啓蒙書。
コヴァや心情左翼から脱皮したい人に読んでほしい。
297無名草子さん:02/11/26 20:27
姜尚中・森巣博『ナショナリズムの克服』(集英社新書)
買わなきゃよかった。読むだけ時間の無駄。
298無名草子さん:02/11/26 21:57
>>297
「博打打ち、東大教授に会いに行く」だっけ?
元々発案されていたあの本のタイトルって。
そのタイトルのまま行けば良かったのにと思うよ。
実際そのタイトル通りの、良くも悪くも「ゆるい」対談書なんだから。

個人的には二人の青春時代の思い出話は面白く読んだが、
シリアスな理論書だと騙されて買う人が壁に投げつけたくなる
気持ちも分からなくはない。見事にタイトルで失敗した一例ですな。
299無名草子さん:02/11/26 23:56
文庫の方が高くてお安い感じがするね最近
300292:02/11/27 04:53
>>297
どこがダメだった?

>>298
ゆるい?ハードな内容を結構上手に易しくまとめてあると思うが…


まさか姜はサヨだからダメとかナショナリズム批判だからダメとか言わんよね。
301無名草子さん:02/11/27 09:45
分厚い新書サイズは京極作品しかペーパーバックぐらいしかみないね
302無名草子さん :02/11/27 10:01
姜がサヨなのを知らないで買うようなのはここにはいないと思う。
サヨだから、という理由で切り捨てるなら、はじめから買わないだろう。
303無名草子さん:02/11/27 12:07
「ナショナリズム批判」でまともなものを読んだことが無い。
たいてい、著者の脳内で妄想的「ナショナリスト」を捏造して
それを叩いているだけのオナニー本ばかり。
だから、小林よしのりが「戦争論」を書いたとき、サヨは喜んだんじゃないの?
こんなわかりやすい、絵に描いたような「ウヨク」が出てきて叩きやすいって。
それゆえに、小林=戦争論以降、明らかにサヨのレベルが落ちたよね。
姜の、その本はどうだか知らないけど。
304298:02/11/27 14:18
>>300
いや、確かに姜の指摘には勉強になるところもあったし
相手の森巣博の意見にも腑に落ちるものが多かったけど、
むしろこの本の肝は抽象的な反ナショナリズム理論ではなく
二人が自分の半生を互いに率直に語っちゃうところにあると
いうのが私の感想だった。で、そのお互いの青春時代の話が
「お互い相手が違えばここまで話さないだろう」というような
次元の話だったから、ガチガチの理論書にはないざっくばらんに
自分のアイデンティティを語らう親しみやすさというか、
そういうのを「ゆるい」と表現したかったんだけど、
的外れかな?

だから、本格的なナショナリズムをめぐる議論というよりは、
二人の半生から見て取れる、国家の中にある「個人」の物語から
学び取れるところがあるという、なんというか現実的というか
実践的というか、そういう本だなと思って298を書いたつもり...です。

大体「サヨ」「ウヨ」って言っても、反グローバリズムか否か、
反米か親米かとかいった次元で両者内ですら分裂が見られる。
小林よしのりが最近出した本で親米派右派(?)を「ポチ・ホシュ」と
揶揄し始めているのが顕著な例であって、だから単純な
「ウヨ」「サヨ」観は今後淘汰されていくんじゃないかな。
というか、そうなって欲しいよ。
このままだと現状とずれるだけから。
305無名草子さん:02/11/28 11:54
ただの博打打ちと自称学者が南の島で駄弁ってるだけ>新書
冒頭で写ってるふたりのポートレート激しくキモクて萎え。

ウヨサヨ以前に、こういうのを何とも思わない自意識の持ち主は
ダメだと思う
306無名草子さん:02/11/28 13:03
>>304
前提問題として、マイノリティの自分語りの重要性を森巣が本書で指摘しているだろ?
森巣が姜の個人史を引き出そうと懸命なところは、
理論的な裏付けがあってのものだと思うんだが。
在日というマイノリティ姜尚中の自分語りの部分は、
理論と実践(俺の言う「実践」は上記の意味で、君の実践とは違う意味だよ。念のため)
の一致と見るべきだと思うんだが…。
実際、日本人(だよな?)であるマジョリティの森巣の方は
姜に聞かれてもかなりはぐらかしているし。

>>305
あなた、>>304が言うところの淘汰されるべきウヨさんですね。
307無名草子さん:02/11/28 13:38
なんか二人とも自分たちは完全にナショナリズムから逃れてると思いこんでるでしょ?
「在日」とゆうアイデンティーもナショナリズムと同じく「想像の共同体」じゃないの?
漏れは生姜がそこに安住してるしか思えない。
308無名草子さん:02/11/28 19:06
>>306
>あなた、>>304が言うところの淘汰されるべきウヨさんですね。

俺は305じゃないが、それは先に口に出したほうが負けだと思うが。

韓国籍の在日朝鮮人が日本のマイノリティかどうかは激しく疑問だ。
姜が妙な共同体を主張しているにしても、やはり韓国の利益代弁者である
ことは間違いない。民族主義的というより国家主義的じゃないとあの日本
社会への批判は出てこない。姜に関して、自覚なきナショナリストという位置
付けを俺はしているが(w
それに姜の場合、思想的にみればいわゆる朝日的なものに位置付けられる
わけでその点からすればすでにマジョリティーの部類にはいる。
309無名草子さん:02/11/28 19:12
>>307
>「在日」とゆうアイデンティーもナショナリズムと同じく「想像の共同体」じゃないの?

それをズバリ指摘しているのが在日朝鮮人の鄭大均であり、
本国からやってきた呉善花やチェ・キルソンだったりするわけだよ。
自分の属している集団の幻想や過ちにはほとんど口にしたことのない
姜が日本批判してもね。ならいっそのこと在日朝鮮人のナショナリズム批判
でもやってくれたらいいのに。
310無名草子さん:02/11/28 20:37
認識とパタンがみつからん・・・
311306:02/11/28 21:35
>>307
>「在日」とゆうアイデンティーもナショナリズムと
>同じく「想像の共同体」じゃないの?

ほんとに読んだの?
いや、だから「「在日」というカテゴリーが実体として存在する」なんて
同書には一行も書いてないと思うんだけど。
一般概念としての「民族」は成り立たないが、ある人(々)が「民族」という属性で
差別されたり排除されていたりする場合に、「戦略的」「政治的」「例外的」に
「民族」概念を使うことは許されるし、逆に言えばそのようなケース以外では
認めるべきではない、というのが二人の主張だと思うんだが。第四章p182参照。

>>308
何だ、当たりじゃん…
>>306
>>あなた、>>304が言うところの淘汰されるべきウヨさんですね。
312306:02/11/28 21:42
>>309
>ならいっそのこと在日朝鮮人のナショナリズム批判でもやってくれたらいいのに。

まあ彼が「日本社会で」「「日本人」の居る前で」
在日朝鮮人批判することは無いだろうね。

つか「一般概念としての民族は成立しない」と言っているんだから、
「韓国人」とか「中国人」とか「在日韓国人」が「想像の共同体」だってことは
彼には折り込み済みだと思うんだが。まあとりあえず読みたまへ>>292
313無名草子さん:02/11/29 07:05
306キモい
別に305とかは姜の新書が対談だったり「ポートレート」(w
乗っけていることがキモチワルイって言ってるだけだろ
それがなんで「ウヨ」になるわけ?
どうみてもこのスレではあんたが一番ウヨサヨにこだわっているように見えるぞ。
314無名草子さん:02/11/29 07:08
朝日新聞10月17日夕刊

姜尚中東大教授(政治学)は「日本に対して拉致を認めたことと
同じ位置づけで、「誠実」をアピールしようという北朝鮮の重大な
戦術転換」と分析する。
「今後の無条件査察受け入れへのシグナルとも受け取れる。
米国が即刻、制裁措置をとることはなく、むしろ北朝鮮の信頼性が
高まるのでは。メディアや世論が浮足立って強硬路線に走ることは
かえってマイナス」と語った。

315無名草子さん:02/11/29 09:06
>>311
>一般概念としての「民族」は成り立たないが、ある人(々)が「民族」という属性で
>差別されたり排除されていたりする場合に、「戦略的」「政治的」「例外的」に
>「民族」概念を使うことは許されるし、

本人の主義主張が一貫しているかどうかの問題で、条件次第で許されるとかそんな都合のよい
話があるのかどうか激しく疑問だけどさ(w、そもそも在日問題は民族的なのではなくて
国籍的な問題であり、かつ日本のルールへの不満からでているだろう。
それは特別民族的になっているわけではないし、朝鮮人を特別視しているわけでもない。
それをわざわざ民族的だと騒いでいるやつって、本当にナショナリズムや民族を克服する
とかいってるやつの言葉なのかねえ(w
たしかに戦略的ではあるね。ナショナリズムの克服といいながら、やってることは朝鮮民族
(これは成り立たないんだっけな)や朝鮮籍の連中に有利に持っていこうとする。

>>308
何だ、当たりじゃん…
>>306
>>あなた、>>304が言うところの淘汰されるべきウヨさんですね。

俺が言いたいのはね、議論してる相手にそんなこというやつは負け組みだってこと。
同じことを繰り返してるってことは、わかってないんだろう。残念だねえ。
俺が上でいっているような発言に対して、「ウヨ」の一言で片付けるようなのは
はなっから反対の意見には耳を傾けるつもりもないんだろうとこっちは受け取るね。
これは偏狭な東北アジア共同体主義者とでもいったらいいのかね?(w

316無名草子さん:02/11/29 09:12
「ウヨ」の一言で片付けるようなのは問題外っちゅうこってもある。
皮肉をいえば、異論渦巻くであろう姜尚中の共同体空間でレッテルはって済ませるなんて
ことが許されるとは到底思えないが(苦笑、まあ日本のように思想家の見取り図
が右左程度の極端な図式しかないような社会では、この程度のレベルに
落ち着くのは仕方ないのかも知れんな(苦笑
317306:02/11/30 20:53
>>313
マイノリティの自分語りが重要だということは本書に明記してある>>306 わけで、
その理論的な裏付けに反論できず「キモい」しか言えないのは、
姜らの主張の意図的矮小化・あるいは知的退廃だわな。
キモいだの自意識がどうだの主観的な批判を言わずに、
姜らのどこがダメなのか、客観的・内在的な批判をしてみてくれ。

で、>>307らが、姜否定先にありき、で嘘を垂れ流しているのを君はどう思うわけよ?
>>307-312 参照。
318306:02/11/30 20:54
>>315
国籍の変更はナショナリズムの問題を解決しないよ。在日韓国人が日本国に帰化しても
朝鮮系日本人が誕生するだけの話。鄭大均の本>>309 の主張を恣意的につまみ食いして
在日が全員帰化すれば在日問題は消滅すると勘違いしているアフォはけっこう居るが、
(しかも、何故か鄭大均を自己正当化のために持ち出すのはウヨたんばっかりなわけだが)
はっきり言ってこれは大間違い。

彼等が日本に帰化するということは、今まで「他国籍だから」という理由で
在日を事実上放置プレイしてきたのが不可能になる、ということだ。
「道路標識を日本語とハングルの二重表記にせよ」「公教育にハングルを採用せよ」
「朝鮮史のカリキュラムを設けよ」「国民統合に不適切な天皇制の廃止」等々、
彼等が言い出してきたら、日本政府はマジメにこれらを検討する義務がある。何で?
だって彼等はもう「日本国民」なんだから。鄭大均は在日のねじれた意識を衝いていると
同時に、在日は帰化することによって正式に法的権利行使を日本国政府に要求しよう、
とも言っているわけだが。>>309 は片手落ち。
319306:02/11/30 20:57
「在日全員帰化」となれば、当然彼等も参政権を得るわけで
http://www.mindan.org/21c/kiji/kiji_011203_01.htm
「在日コリアン」の人口が、南北在日人・不法滞在者・既帰化者併せて百万人くらい
だとしたら、単純計算で元在日出身の国会議員が5〜10人くらい選出されることに
なるし、大阪あたりだと、朝鮮系の市長・知事が誕生するかもね。まあ、鄭大均が正しい
そうだから、>>309 あたりは当然この帰結に賛同するんだろうが。

>議論してる相手にそんなこというやつは
ん?事実を事実と指摘しちゃ何かマズイの?事実の指摘は「レッテル貼り」ではない。

>>316
書き方が悪かったね。俺の書きこみのウヨ=アホと読み替えてくれもいいよ。
>レッテルはって済ませるなんて
「レッテル」じゃないよん。「事実」。

長文でスマソな
320無名草子さん:02/12/01 09:52
新書総合サイトのようなのがありましたら、教えてください
321無名草子さん:02/12/01 12:04
個人的な見解と事実の区別もつかん奴がいるらしいな。
322無名草子さん:02/12/01 12:20
去年のだけど、
 漢字と日本人 高島俊男/著 文芸春秋 \720 2001年10月
がオモシロったよ〜。
どうオモシロイかって? 読みやすいから読んでね。

この本って新聞の知的レベルをボロクソに書いているけど、
店頭の宣伝文句は「新聞各紙絶賛!」だもんね。新聞各紙も多少は懐が深いっちゅうことで。

それと、この著者が無名時代に書いた
 中国の大盗賊 天下を狙った男たち  高島俊男/著 講談社 \680 1989年11月
おススメです。
323無名草子さん:02/12/01 12:24
新書って概して読んだ後、物足りなくない?つっこみが浅いというか。
一般向けに書かれてるしページに制限もあるから仕方ないのかな。
柔らかくて読みやすいのはいいけど。
324無名草子さん:02/12/01 12:30
>>318
>彼等が言い出してきたら、日本政府はマジメにこれらを検討する義務がある。何で?
>だって彼等はもう「日本国民」なんだから。

アフォか? 帰化したところで参政権が与えられるだけだ。議席を取れると思えないし、取れても数議席だ。そんな議席じゃ何もできない。
アナタは現実社会に対する知識ゼロ?
325無名草子さん:02/12/01 12:54
新書を出版している出版社は、何社あるの?
326無名草子さん:02/12/01 14:09
>>324
こういうバカはほっとこう。
327無名草子さん:02/12/01 14:10
どこまでを「新書」と呼ぶかによる。
328無名草子さん:02/12/01 14:19
日本国民が言っていることすべてを日本政府はマジメに検討しているのかい?
なぜ「彼等」が日本国民になったら急にマジメに検討することになるのかね?
いまやってるように裏から圧力でもかけた方がよっぽど効果的だろうに。
329無名草子さん:02/12/01 15:44
・四谷シモン著 『人形作家』 講談社現代新書

はじめて知った同氏の生い立ちが凄まじい。近所の寄り集まりの席で
ストリップやる母親って、どうよ? この母にしてこの子アリって
感じ。新宿アングラ・カルチャーの貴重な証言を読める本でもある。

新書もますます、内容的にもココロザシ的にも安くなってるんだから、
かつて「高嶺の花」で、なかなか本も情報も手に入らなかった方たちの
本をバンバン安く出して欲しい。
330324:02/12/01 21:11
問題で〜す。韓国併合以降、戦前の在日「朝鮮人」は選挙権を持ってたでしょーか?
むろんここでいう「朝鮮人」というのは朝鮮民籍を持っている帝国臣民のことだよ。
326はそんなことも知らないと思われ。すっこんどれ。
331324:02/12/01 21:13
>>328
全くその通りですな。
単なる支配対象でしかない日本国民なんかより、いちおう主権国家をバックにした○鮮○連のほーが、よっぽど力があるね。現実問題として。
332無名草子さん:02/12/01 21:35
>>323
新書ってのは柔らかくないとダメだと思います。
アタマを休めるためや、ヒマツブシに読むものですから。
マンガ本などと同じ役割です。
333無名草子さん:02/12/01 21:41
>>330
演説しに来てるの?
君のはもう飽きたよ。
334306:02/12/01 22:05
>>324
>帰化したところで参政権が与えられるだけだ。議席を取れると思えないし、
>取れても数議席だ

議席の数と「存在感」は別だわな。あんたの意見じゃ、自民と民主以外、
特に共産党や自由党あたりは「捨て置け」ってことになるな。あんたの意見だと、
2chの宗教右翼が「少数派」の公明党にあれだけ噛み付くのも意味不明ということになる笑。

>>328
>なぜ「彼等」が日本国民になったら急にマジメに

組織力の差だな。現状だって、少数派の「農家」の声や、企業の声は
比較的容易に汲み取られるのに、多数派のリーマンの声は届かないのは何故だと思う?
配偶者控除は確実に廃止されそうだが、たばこ・発泡酒増税は関連団体の「巻き返し」が
まだこれからありそうだが。
http://www.asahi.com/business/finance/K2002102300170.html
在日の帰化によって問題が解決すると考えているアフォは、在日の大規模帰化により、
総連や民団がそのままヨリ強力な圧力団体に転化することには考えが及ばないようだな。
第一、彼等が日本社会での定住を志向するようになれば、半島に流れていたカネがそのまま
国内で政治資金として潤沢に転用されることになるわけだが。

>>330
問題で〜す。戦前には民団や朝鮮総連は存在したでしょうか?
当時との社会事情の差に考えが及ばないアフォ発見。
335330:02/12/01 22:11
>>334
>問題で〜す。戦前には民団や朝鮮総連は存在したでしょうか?
存在してませ〜ん。(とマジメに答えてみる。)
で俺の出した問題にも答えてよ。調べれば分かるだろ。ほれ、早く調べな。
336306:02/12/01 22:12
まあ、自分が右派だという自覚があるなら、あんまり鄭大均マンセーしないほうが
いいんじゃない。読解力と思考の浅さがバレちゃうよ。


当の主張への賛成・反対はともかく、
ハンチントン『文明の衝突と21世紀の日本』
アマルティア・セン『貧困の克服』とか
集英社新書は、現代的な重要テーマを当事者本人に要約させている、
基礎文献のダイジェストみたいなタイプの良書が多いのはいいね。
337306:02/12/01 22:14
>>335
>>330
もってたに決まってるべ。幼稚な質問するなや。
実際、深川の方じゃ朝鮮出身の議員もいたしな。





煽りがしょぼすぎ
338無名草子さん:02/12/01 22:17
粘着どもウザイ
よその板でやれや
339330:02/12/01 22:19
>特に共産党や自由党あたりは「捨て置け」ってことになるな。
全くその通りだよ。国会の日程にも殆ど影響できない少数野党は霞ヶ関から放っておかれる。
漏れが霞ヶ関にいたころはそうだったぞ。
特に共産党に対しては質問取りに行くだけ、形だけの答弁をつくるだけ。
議員に個別対応などするハズもない。その点は他省庁も同じだったと思われる。
340330:02/12/01 22:20
>>337
調べるのにちょっと時間かかったみたいね。よしよし。
341306:02/12/01 22:21
>>338
あれ、今度はななしで終了宣言かよ>>330


DQNがつっかかってこなきゃとっくに消えてるっつーの。
というわけで消える。
342306:02/12/01 22:25
>>340
わざわざ調べたとでも思ってんのかよ。
アフォやな…

>>339
>国会の日程にも殆ど影響できない少数野党は

細川政権成立以降はそうでもないはずだが。
政界再編制でどこが与党・野党になるかわからんし、
議員個別の政党移動も以前に比べたら激しいからな。
343330:02/12/01 22:26
>>341
338=330だと勘違いしてるみたいね。ついに電波を受信か。

>>338
ごもっともです。ここは新書の話をするところです。ごめんなさい。
344338:02/12/01 22:30
>>341
・・・・・・・・

ま、いいや。スレの内容に戻るんだけど、先月の新書で面白かったのが
文春新書の『旅と病の三千年史 旅行医学から見た世界地図』
新書って言うとどうしてもアクチュアルなテーマに偏りがちなんだけど、
これは旅行医学の歴史的変遷と現在の旅行医学についてのマターが
バランスよく書かれていたと思う。
345306:02/12/01 22:34
>>343
悪いんだが、噛み付いてくるのもいいが、
ガキみたいななぞなぞごっこや印象操作は勘弁してくれや。レベル低過ぎ。


ガイシュツかもしれんが、
西村清彦『日本の地価の決まり方』
けっこうおすすめ。
346無名草子さん:02/12/01 22:36
どうみても粘着は306のほうだな。

消えるって言ったんならコテハン
消せよ。
347306:02/12/01 22:38
>>344
たいみんぐが悪いよ。


吉川洋「ケインズ」ちくま新書
もいいね。数式が微妙に出てくるんで数学アレルギーの人は拒絶する
かもしれんが、ケインズの人生と理論をそれなりに分かり易くまとめている。
伊東光晴の岩波新書のケインズと比較しながら読むと機知.
348306:02/12/01 22:42
そうだな。消すとする>>346

アンリ・アルヴォン「アナーキズム」文庫クセジュ

古典的アナーキズムの理論と理論家の概観。これも分かりやすい。
柄谷のNAMやアソシエーション運動、ノージックの最小国家論
や古典的自由主義に興味がある人は押さえておくとよいかも。
349無名草子さん:02/12/01 22:45
>347
で、338を330と間違えたことについて謝罪はしないんだな? >306
ま生姜なんか評価している段階でこのレベルの人間だとは思ったがね
350無名草子さん:02/12/01 22:51
>>349
もうお仕舞いにしろよ。見苦しいぞ。
351306:02/12/01 22:51
釣られてやるか.
>>349
名無しを混同することが何か道徳的に問題なのか?
間違われるのがイヤならトリップでも入れるか
コテハンにしろよってだけの話だろ。
敢えて名無しにした以上、間違われるリスクは本人の方で折込済みのはずだろう。
謝罪? あんたどっかの外国人か?

どうも、消えろと言われる一方で、長居させたいヤツもいるようだが、
以降一切レスせんのでよろしく。

「姜のようなアカの本を擁護するヤツは不誠実」と印象操作したいなら
ご自由に。
352無名草子さん:02/12/01 22:53
306はまた出てくるに500ペリカ
353無名草子さん:02/12/01 22:54
少なくとも>>306のせいでこのスレが
荒れたことは事実
謝罪と(略
354無名草子さん:02/12/01 22:56
アカかどうかは別として306がレッテル張りの好きな人間であるということはわかった。

こういうのがいざという時一番性格の悪い差別主義者になるんだろうね。
355無名草子さん:02/12/01 22:58
             , -──‐- 、
                //⌒ニ二ニ´`\
            l L_ ─-、  ,.-‐:!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             |r‐、!. ‐- ,  、-- |    |  
              |!.__l|. _,ノ !._,ハ._ |    | age…!!
           /| /| ヾ三三三ヲ |   <  
    , _-─===/ .|/ ヽ、.___,.イ、._  \_______
   /     `ヽ,.-'ーー(⌒)  :::::::::::/l |   `'''-、
    ! 二ニ=,゙イ i l F='(_、__/ l  |    |ヽ
.   ト、   / ししL.j⊂二)\ / '´\.|.     |. l


356無名草子さん:02/12/01 23:01
>「姜のようなアカの本を擁護するヤツは不誠実」と印象操作したいなら
>ご自由に。

姜の批判するやつは全部ウヨの306が一番印象操作しているに100ペリカ

357無名草子さん:02/12/01 23:14
ここはひどい新書スレッドですね。
358無名草子さん:02/12/01 23:16
このスレ最初のほうから見ていて気づいたんだが
多分>>191とかも>306だな
たんなる書評スレで論争したりウヨサヨレッテル貼ったり
見苦しいったらありゃしない。
359晒しあげ:02/12/01 23:17
351 名前:306[sage] 投稿日:02/12/01 22:51
釣られてやるか.
>>349
名無しを混同することが何か道徳的に問題なのか?
間違われるのがイヤならトリップでも入れるか
コテハンにしろよってだけの話だろ。
敢えて名無しにした以上、間違われるリスクは本人の方で折込済みのはずだろう。
謝罪? あんたどっかの外国人か?

どうも、消えろと言われる一方で、長居させたいヤツもいるようだが、
以降一切レスせんのでよろしく。

「姜のようなアカの本を擁護するヤツは不誠実」と印象操作したいなら
ご自由に。
360無名草子さん:02/12/01 23:21
>>359
もうやめろ(怒
361無名草子さん:02/12/01 23:23
まあ、今後は完全ホーチということで。。。

>>344
自分がぜんぜん知らない分野の新書ってものは当たり外れ大きいので、その新書は手をつけてなかったけど。
それは大丈夫ですね。んでは読んでみます。
362無名草子さん:02/12/01 23:42
お口なおしに、ぼくのお勧めは:
 kiba新書001「もののけと日本人」武光誠、\667、1999年
です。
テーマは一言でいえば『物怪の日本史』であり、
同じテーマでは集英社新書「妖怪と怨霊の日本史」もありますが、
「もののけ〜」のほうが楽しく読めます。
この本は、人の心理の不合理性=物怪、というトーンで書かれており、
これを読むと「物怪ってのは確かに実在するのだなぁ(人の心の中に)」
という気持ちになります。

それと、注目すべくなのはkiba新書なる新書。
これは株式会社志茂田景樹事務所が出している(いた?)新書で、
ナンバリングが3ケタであるところをみると百冊以上出すつもりだったようですが、
今のところ2冊しか出版されてない模様です(推定)。
超レア物になりそうな予感がしてます。うふ。
ほかにレアな新書シリーズってありますかね?
363無名草子さん:02/12/02 01:03
>>322
> 去年のだけど、
>  漢字と日本人 高島俊男/著 文芸春秋 \720 2001年10月
> がオモシロったよ〜。

同感。

ことばについて、いろいろとおもろいことがかいてある。
しかも、ぼくのようなあふぉにも分かりやすかった。

この本を読んで気に入ったので、高島俊男の本をたくさん読みました。
364無名草子さん:02/12/04 14:41
お前ら、月に何冊くらい新書読んでますか?
365無名草子さん:02/12/04 15:29
平均はわからんけど、先月は十冊読んだ。
今月は二冊読み終わったところ。
いつも、新刊がよくて四〜五冊。
残りは古本がちょこちょこ。
四年くらい前から読み始めて、未読含めて三百五十冊くらいある。
読んだのは三百十くらい。
読めば読むほど新書の集まるペースが速くなっていく感じがする。
366無名草子さん:02/12/04 19:09
>>364
岩波新書は新刊が出るたびに、購入するなり図書館で借りるなりして
ほぼ読むようにしている。ジャンルがばらけているから知識の幅が広くなるので。
執筆陣は腐っても一流所だし、昔みたいに露骨にイデオロギーがかった本は減少傾向だから
問題なかろう。
中公・講談社はバックナンバー含めて専門に近い分野は読破するようにしている。
平凡・ちくま・集英・光文社は、著者と内容によるって感じ。
他は基本的に却下。記述の信頼性が疑問な本が多いので。

基本的に新書は、一般教養を仕入れたり、隣接領域の動向を信頼できるソースから
まとまった量で手っ取り早く知るため、ていう使い方がメインかな。
自分の専門領域は、論文を読んだ方が早いし。

月平均7・8冊かな。
367無名草子さん:02/12/04 20:12
>>366
PHPと文春外すあたり露骨じゃねーか?
当たり結構多いぞ。
368無名草子さん:02/12/04 22:02
>>366=191とか?

ま、それはともかく、どの新書にも良書もあればクズもあるんだから
出版社にこだわらず読むのがいいと思うんだけどねえ
369無名草子さん:02/12/04 22:10
>>364
神奈川-東京で毎日電車に乗ってるんでほぼ毎日1冊つぶしてる。
ただ、新書となると大体その半分ちょいくらいなんで15冊前後だと思う。
古書店で1冊100円または2冊100円くらいの岩波が圧倒的に多いけど、
新刊もなるべく押さえるようにはしてる。月5冊を切ることはあまり無い。
>>366
文春は読んでおいて悪くない本が多いと思う。
といっても、最近読んだのは『倭館』くらいだけど。
>>367
PHPはそんなに当たり多いかね?俺はあまりそういう印象は無いな。
これも最後に読んだのは『朝鮮銀行』だったかな。あれは良かったけど。
370無名草子さん:02/12/04 22:16
岩波(青)・ちくま=哲学系
中公=歴史、自然科学
講談社=社会科学系
だな。俺の場合。
371無名草子さん:02/12/06 03:04
一冊どのくらいで読了出来ます?内容によると思いますが。

私は大体一冊一時間30分ぐらいで読み終わります。
372無名草子さん:02/12/06 03:26
それはかなり早いな。
流行りの速読?
俺は4時間くらいだな。新書だと
373無名草子さん:02/12/06 07:58
俺も四時間くらいかかる。
374無名草子さん:02/12/06 10:52
通勤の電車の中でしか読めないから、大体2、3日かな
375無名草子さん:02/12/06 11:35
>>371
内容は理解できる? うらやましいな。
376無名草子さん:02/12/06 11:40
複雑系とは何か?
を読んだYO!
377無名草子さん:02/12/06 13:11
最近出たとかいう

谷 徹 『これが現象学だ』  (講談社現代新書)

ってどーよ?
378無名草子さん:02/12/06 22:43
>>370
講談社の社会科学系って何? …まさか橋爪大ちゃんとかじゃないよね。
個人的には講談社は哲学系と歴史系だな。神学系もいい。

いろいろあるけど例えば
「イスラムの社会思想」とか
「新書アフリカ史」とかいいよ。

全般的に言って 講談社は編集が上手いのか知らんけど
食指の動くテーマやタイトルのつけ方だな。
379無名草子さん:02/12/06 23:41
>『これが現象学だ』
立ち読みした感じでは、内容に具体性がなくて読みづらい感じだったが、買って読んだ人おる?
380無名草子さん:02/12/07 11:17
これが減少学だ

哲学板では評判そこそこよいみたいだが
381無名草子さん:02/12/07 15:32
>>380
哲学板で受けてるということは、
この本は中身がないのかな?(w
382無名草子さん:02/12/07 20:35
>>322
> 漢字と日本人 高島俊男/著 文芸春秋 \720 2001年10月
>がオモシロったよ〜。

ちょっと立ち読みしたところ
半分くらいは福田恒存のパクリで
もう半分は「外国語を知らない人の言語論」
程度の印象だったけど…。

>>379
抽象的な認識論に具体性って???
383無名草子さん:02/12/07 23:07
>>322

文字コードを巡る問題は、前提となる事実認識にかなり問題があるし、
歴史的な記述は、何をいまさらと思うようなことばかりだし、
絶賛するほどのものではない。
384無名草子さん:02/12/08 14:36
>抽象的な認識論に具体性って???

ほへ? 認識は具体的な問題に決まってるだろ。
認知科学やっている連中はちゃんとやろうとしているよ。
頭悪い連中(=哲学系の連中)は、具体的に議論する能力がないから、
抽象的な話でお茶を濁しているだけ。
「これが現象学だ」は、その頭悪い系の本かどうか? が問題になる。
385無名草子さん:02/12/08 15:56
だから「具体性」ってどういう意味だ?
ワケワカラーン
384は「具体的に議論する能力がないから」
「抽象的な話でお茶を濁しているだけ」
ではないか?
386無名草子さん:02/12/08 19:02
384が立ち読みしてきて、ここで報告すればよいと思われ。
387384:02/12/08 21:05
>だから「具体性」ってどういう意味だ?
だから。384では認知科学という例を「具体的に」あげとるだろ。日本語読めますか?

>>386
もっとも哉。立ち読んできますわ。
388無名草子さん:02/12/08 21:58
>>387
「認知科学が具体的に論じているのに対し、哲学は抽象的にしか論じられない」
だから認知科学はどう具体的に論じてるのさ?
具体的に教えてくれって言ってるんだが…アホですか?
389387:02/12/08 22:00
「認知科学」が具体的に誰の著作を指してるのかも分からんし
「哲学」と言って具体的には誰のどういった著作を想定しているのかも
わからんし。387の脳内哲学なんか知ったこっちゃねぇよ。


コミュニケーション能力低過ぎ
390無名草子さん:02/12/08 22:14
もうやめとけ
391無名草子さん:02/12/09 09:12
最近、荒れやすいな。
392無名草子さん:02/12/09 11:09
変に知識をひけらかす香具師が多いからな
自分が気に入らない本を紹介されても
スルー、これが鉄則ね
393無名草子さん:02/12/09 14:23
具体的であるということの科学的根拠は、何なのか?
科学という物差しは絶対的なのか?
それを疑うのが哲学。ということでよろしいでしょうか?
394無名草子さん:02/12/09 14:28
393だけど、↑は変な文章になってしまった。
自分でもよくわからん。すまん。
要するに科学的言説はひとつの解釈に過ぎないということで
よろしいでしょうか?
395名無しさん:02/12/09 19:21
>393
>具体的であるということの科学的根拠は、何なのか?
具体的であることの根拠自体は、科学的ではない。
科学というのは、検証できる仮説を作っていく知的営みである。
この「検証できる」ということが、科学における具体性と考える。

>科学という物差しは絶対的なのか?
もちろん、絶対ではない。
事実によって検証可能という意味で相対でなければ、科学ではない。

>それを疑うのが哲学。ということでよろしいでしょうか?
哲学も、その一つだが、科学自身が上記の通り、
科学にとって独自のやり方で、具体性をチェックするようになっている。

>要するに科学的言説はひとつの解釈に過ぎないということで
よろしい。ただし、今のところ、自然を解釈するには、
より合理的な解釈体系がないと思われる。
396384:02/12/09 20:10
>>389
ようは、認知科学が何かを知らんだけか。
厨房か工房かは知らんが、人にモノを聞くときはソレなりの態度で聞こうね。
それじゃ社会に出れないぞ。

でも、親切に教えてあげよう。
ここは新書本のスレだから新書本を紹介すれば(といっても一般書レベル以上は俺は知らんけど)。
 中公 『考えることの科学』 市川伸一/著
認知心理学が何の役に立つか分からんが、読みやすくて面白い。その点、新書本として合格。

>「哲学」と言って具体的には誰のどういった著作を想定しているのかも
おれが言った「哲学」なるものは、日本の大学(具体的には例えば東大文学部)の哲学科で「研究」されてるものの全てだよ。
はい、具体的ですね。大学に入って般教か何かで履修してね。
397無名草子さん:02/12/09 21:29
おいおい、まだやってるのかよ。
早いとこ立ち読んできて、報告頼むわ。
398384:02/12/09 23:17
>>397
すまんすまん。反省した。

で「これが減少額」。立ち読むどころが今日買ってしまいましたわ。
新書のよいところは無駄に買っても財布が痛まないところだし。
今読み途中です。今のところの印象は、この本は・・・ト○○モ系?
例えば、
“ 狭義の論理学においては、たとえば「この机は木製である」のように、「主語」(この机)と「述語規定」(木製)と「存在」(ある)を備えた構文が基本となる。”(p128)
だそうだ。この人のいう「狭義の論理学」って何? こんな論理学を漏れは知らんぞ・・・。
それで、途中すっとばして最後のあたりの節の題名をみると、
「経験的事実学としてのフロイトの精神分析」。
おお、やはりト○○モ系かも。

ト○○モ系でも全然いいんですよ、面白ければ。
今それを確認中。しかし・・・。
399387=389:02/12/09 23:17
>>396
何だ…新書を読んで「認知科学」という言葉を覚えたんで
使ってみたくなっちゃった厨房か。
答えになってないなぁ。「認知科学が何か分からない」って書いてるんじゃなくて
「オマエが認知科学という時に何を想定しているのかが分からない」
と書いてるんだがなー。>>389 やっぱキミコミュニケーション能力低いよ。

>おれが言った「哲学」なるものは、日本の大学
>(具体的には例えば東大文学部)の哲学科で「研究」されてるものの全てだよ。

へえ、「日本の哲学」がどう「抽象的」なの?
キミは「全て」と断定できるほど哲学知ってるんだ。いったい言動だな…。電波?

>厨房か工房かは知らんが

要するにキミ自身が学生なのね。フーン
400無名草子さん:02/12/09 23:37
やめろって。
401無名草子さん:02/12/10 00:41
文学入門の権威主義っぷりに萌えw
402384:02/12/10 01:26
>>400 完全放置プレイでお願いします。

「これが現象学だ」読みました。
現象学の始祖であるフッサールについての紹介本です。

感想を一言で報告しますと「つまらない」です。
ここで紹介されている現象学には何の意味があるのか、
この本を読んだだけでは漏れにはサッパリ分かりません。
てゆうか、これをマジメに学問としてやっているのならば、シャレになりません。
サラリーマンの漏れとしては
「税金(国立大学教授給与+私学助成金)を返せ!」という怒りに耐えません。

で。少し観点を変えてみてトンデモ本としてはどうか?
この観点からも中途半端です。
たとえば、フロイトやユングなどの精神分析系のトンデモならば
「やはり男根だ!」「いや曼荼羅だ!」などという愉快な仮説(?)が沢山あってそれなりに楽しいものです。
でも、この本(現象学)はトンデモとして読むのは物足りない。もっと踏み込んでくれないとね。

ラストあたりで「フロイトの精神分析」や「統合失調症の精神医学」との関連を述べている箇所があったけど、
そちら方面にもっと発展して書いてくれればトンデモ本として楽しめたかと思うと残念です。
403384:02/12/10 01:29
「これが現象学だ」は要らなくなりましたので差し上げます。
ご希望の方は、このスレで「これが現象学だを希望」と明記のうえ、
郵便番号・住所・氏名をお書きください。
(良い子はホントに書いたりしないでください。)
404無名草子さん:02/12/10 03:46
「これが現象学だ」が良書かどうかは知らないが。384は大いに問題。
現象学が知りたきゃ『イデ―ン』くらいよみゃいいのに。もちろん384 は
日本の哲学研究者の世話にならないそうだから原書で読むのだろうが。
それすらせず(できず)、新書というお手軽なメディアに頼ることで
なんとかようやく現象学を理解できる(?)のが384 の客観的な位置だろう。
そんな384 が大して哲学に造詣が深くないだろうというのは想像に難くないわけだが、
そんな程度のレベルで日本の哲学研究科を全否定できちゃう、いいトシして深夜に
うらみつらみの長文を書き込んでる社会人の384=396 には俺は頭が下がるね。
無知って怖い。

>「やはり男根だ!」「いや曼荼羅だ!」などという愉快な仮説(?)が

痛い…痛すぎ…
要するに哲学の抽象的な議論が理解できないコンプで煽ってる訳か…
自分の理解力の無さを著者らの文章力の無さにすりかえるなよ。
アンタの強度の低さを匿名掲示板で自慢しなくていいからさ。

繰り返すが「これが現象学だ」が良書かどうかは知らん。
405無名草子さん:02/12/10 06:07
では404は「これが現象学だ」が良書かどうかを確認のうえ
ここに書き込むこと。
406無名草子さん:02/12/10 07:56
ここは酷いインターチェンジですね。
407無名草子さん:02/12/10 14:00
「やはり男根だ!」「いや曼荼羅だ!」

ワラタ
408無名草子さん:02/12/11 00:35
なんでこのスレの(一部の人は)こうも粘着なのかね?
>>392を読み返せ
409無名草子さん:02/12/11 00:41
>>408
やはり男根が原因でしょう。曼荼羅かも。
410402:02/12/11 01:31
>>397
頼まれたとおり報告したので、ご褒美ちょうだい。
411無名草子さん:02/12/11 07:09
>>400がやめろっていったのは
>>384=402に対してじゃねーの?

>「これが現象学だ」は要らなくなりましたので差し上げます。
>ご希望の方は、このスレで「これが現象学だを希望」と明記のうえ、
>郵便番号・住所・氏名をお書きください。
>(良い子はホントに書いたりしないでください。)

すげー粘着・・・・・・
412無名草子さん:02/12/11 22:45
>>410
よちよち。
413402:02/12/12 00:05
>>410
よちよちだけじゃヤダ!
ご褒美に面白い新書を紹介して。
414無名草子さん:02/12/12 01:27
八木秀次『明治憲法の思想』PHP はどうよ。
著者の超コンサバな価値観は俺には受入れ難いが、
記述内容の事実認識には問題ない。
文章も読みやすい。明治憲法のなんたるかを知りたい人にはおすすめ。
415無名草子さん:02/12/12 17:06
>>記述内容の事実認識には問題ない。

ariaridayo.
416無名草子さん:02/12/12 18:38
>>414
反「人権」宣言も良かったぞ

>>415
お前上のほうでもゴチャゴチャいってるやつだろ?
一行程度のレスで否定するくらいなら書き込みすんなや。ウザいから。
417無名草子さん:02/12/12 19:25
彼の思想は正直というかかなり受け入れられないが、鎌田慧著「ドキュメント屠場」は納得の1冊だった
(岩波新書)、もう一冊は先日亡くなられた山本夏彦著「誰が戦前を知らないか」(文春新書)。では
418無名草子さん:02/12/12 23:31
>>416
漏れも読んだよ。八木の価値観は受入れ難いが、まあ価値観の相違だからな。しょうがない。
価値観抜きでいえば、それなりに筋が通っていて、なかなか面白かった。

一見すると八木と似たような保守論者だが、中身が全然違うのが中川八洋。
中川はデタラメもいいところ。こんなのが国立大学の教授だから困っちゃう。
419無名草子さん:02/12/12 23:34
>>415
一度ぐらい「具体的に」書いてみてよ。
420無名草子さん:02/12/12 23:36
>>417
「屠場」はちょっとディープそうだね。
山本夏彦のほうは洒脱で楽しい、という書評を読んだことあるけど、そんな感じ?
421415:02/12/13 00:35
>>419
過去ログで少し議論になってるが、
八木がダメなのは「右だから」ではなくて「学問的にダメだから」。
「実はあの憲法はこう解釈できる」的なことは今から言っても意味ナイのよ。

このことが分からないなら、あんたはそもそも
呆学の構造を何も知らないんだから説明しない。話しても無駄だから。

あの本を賛美してるのは呆学を勉強したことがない人か、
はじめからイデオロギー的に偏ってる奴、のどっちかだな。
ゴーマニズムに影響されちゃった系のDQNか宗教右翼。
だから議論しない。面倒だから。
(明治)憲法史と法解釈学そのものについて、偏ってない本で
まずはきちんと勉強してきてね、としか言えないな。

八木が既に通用していない・廃棄された法典である明治憲法をいまさら
クローズアップするのは政治的意図に基づくもの。八木が学問的にへなちょこ
だってのは、あいつの勤務先みりゃ分かりそうなもんだが。

憲法史が知りたいなら
針生誠吉・横田耕一『国民主権と天皇制』法律文化社←サヨ系
大石眞『日本憲法史』有斐閣←わりと中立的
あたりを、当時の憲法解釈が知りたいなら
美濃部達吉か上杉慎吉の教科書読めや。
422無名草子さん:02/12/13 00:38
「屠場」って部落問題関係?
423415:02/12/13 00:41
何かこのスレにも例によって、イデオロギー最優先の
宗教右翼か嫌韓厨かゴーセン厨かわからんが、
そのてのが紛れこんでるみたいだね。

良書悪書を見分けるコツだが、著者の経歴と出版社はけっこう重要だね。
特に未知の分野の本を読むときは。人生の時間は有限なんだから
「ちゃんとした本」をゆうせんてきに読みたいよね。

>>422
の、記述もあると言えばある。さらっと読める本だね>屠場
424無名草子さん:02/12/13 01:03
>>415
・・・。

>美濃部達吉か上杉慎吉の教科書読めや。
それより前に伊藤の憲法義解だろ。
ちなみに美濃部達吉「憲法撮要」は第五版もってるし全部読んだ。

>大石眞『日本憲法史』有斐閣
も持ってる。読んだ。八木の本とたいして距離がない。
ここで長尾龍一を挙げなかったのはナゼ? 彼がウヨだからか?
それと信山社が出してる日本憲法史叢書をあげてやれよ。せっかく出してるのに。

>あんたはそもそも呆学の構造を何も知らないんだから説明しない。
・・・。
はぁ、きみは知能が高くて周りがバカにみえるということはよく分かった。
でも人格攻撃は厭きたから、はやく「具体的な」話をしてよ。
八木の本のどこが事実誤認なのか「具体的に」書いてほしい。ほれほれ。
425無名草子さん:02/12/13 01:18
>(明治)憲法史と法解釈学そのものについて、偏ってない本で
>まずはきちんと勉強してきてね、としか言えないな。

思想的に偏ってない憲法学なぞ存在しない。これ基本ね。

>八木が学問的にへなちょこ
>だってのは、あいつの勤務先みりゃ分かりそうなもんだが。

勤務先は高崎経済大学だから確かに権威はないな。でもそれがどうした?
権威盲信には激しく萎え。

例えばW大法だかT大院文だったら偉いのか?
426425:02/12/13 01:20
しまった、荒氏に反応してしまった。。。 
荒氏に対しては放置プレイが基本でしたね。
ちょっとガマンしきれず反応してしまいました。すまそ。
427無名草子さん:02/12/13 01:42
>>423
>良書悪書を見分けるコツだが、著者の経歴と出版社はけっこう重要だね。
そんな423さんにぴったりの新書↓。(ここはあくまで新書のスレです)
 長尾龍一「憲法問題入門」ちくま新書123
著者は東大法卒、東大教授。立派なご経歴ですね。
423の定義によると良書に間違いなし! すばらしい権威!
で、こんなことが書いてあります。
「リベラルと称する憲法学者たちが、幻想の使徒で抑圧加担者である彼ら(注:マルクス主義者)と共闘を組んだ歴史は、学問史のスキャンダルである」(p203)
423さんはやはり権威に盲従して右に旋回してしまうのでしょうか? 
428415:02/12/13 01:54
オ、レスがきてるな。
>>424
伊藤のギゲ、読んだならそれでいいやん。
>長尾龍一を挙げなかったのは
別に他意は無いが。長やんも読め。それだけの話。
それとも何か。明治憲法関連の著作全部られつせにゃならんのか。

>>425
>思想的に偏ってない憲法学なぞ存在しない。これ基本ね。
レベルの違いは厳然と存在する。

>はやく「具体的な」話をしてよ。
例えばp181の「法律の留保」の説明はミスリーディングだろう。

>八木の本とたいして距離がない。
キミゼンゼン読めてないね。p179でも読めよ。
大石は明治憲法の基本的性格を「外見的立憲主義」的と述べているが
八木は明治憲法を現行憲法的な立憲主義に近いものと位置付けているだろうが。
基本的性格に対する捉え方すら根本的に違うのに「たいして距離が無い」って何?
429415:02/12/13 01:59
>>427
はは、例によってバカみたいなウヨサヨ二元論ダネ。
ウヨサヨ揃って ど っ ち も 氏 ね

八木の本について文句があるなら
適当にスレッド立てて呉や。毎週末限定で相手してやるよ

ウヨたんがいくらがなっても
このスレでは以降放置するのでよろ。
430無名草子さん:02/12/13 02:45
>>415
キミゼンゼン読めてないね。427のテーマは権威盲従だよ。
431眠い:02/12/13 02:48
>例えばp181の「法律の留保」の説明はミスリーディングだろう。

そこにはミスリードする余地はないな。
少なくとも事実誤認はないと思うよ。誤認があるなら「具体的に」引用してくれ。

明治憲法が、戦前の大陸法系の法治主義(現代憲法学で「形式的法治主義」と誹謗されているもの)に則っているということで間違いない。
むろん英米法系の「法の支配」とは違う。今の憲法は表面上「法の支配」ね。あくまで虚構だけど。
432眠い:02/12/13 02:49
>八木は明治憲法を現行憲法的な立憲主義に近いものと位置付けているだろうが。

それは全く誤解。
明治憲法と現行憲法は価値体系が全然違うというのが八木の立場。
明治憲法はあくまで立憲“君主”主義。統治権の主体は天皇、運用は立憲で、という義解と同じ立場。
明治憲法が現行憲法的立憲主義に近いなどというトンデモないことをいうのは「自由主義史観」の連中とかであり、八木とは別物。
たぶん415は思い込みで同一区分に入れてしまったのだろう。
433眠い:02/12/13 02:53
>基本的性格に対する捉え方すら根本的に違うのに「たいして距離が無い」って何?
「外見的立憲主義」と呼びたいかそうでないかは瑣末な違い。
両者とも「通俗的な懲罰史観からできるだけ距離をおいて」(大石のほうの「はしがき」)、事実に基づいた記述を心がけようとする立場が共通していると思った。
懲罰史観というのは「自虐史観」とは違うよ。例えばアシベの教科書における明治憲法の記述ね。これに比べれば両者は似ている。ということ。
まあ同じモノではないよ、もちろん。
大石のは教科書だし八木のは新書だ。そしてここは新書のスレッド。
434眠い:02/12/13 03:04
・・・と、だらだら書いてしまったが、
問題は、八木の本のどこに事実誤認があるのか、という点。
「ミスリーディングだろう」などという自信のない指摘じゃなくて、
もっと明確な事実誤認があるんだろ? 
左右漫談はどうでもいいから、事実誤認を「具体的に」引用して指摘してくれ。
頼みはそんだけ。 お や す み。
435無名草子さん:02/12/13 07:52
ここは酷い       ですね。
436無名草子さん:02/12/13 08:19
ていうかさー
191=292=306=415だろ?

あんたがレスするとこのスレが荒れるから控えてくれる?
お前が一番ウヨサヨ論争してるじゃねえか
437無名草子さん:02/12/13 13:26
横から失礼。
平凡社のサイトを見たら今度こんなのが出るみたい。

憲法対論 転換期を生きぬく力
(平凡社新書 164)
奥平康弘 宮台真司=著

いまの議論には関係するのかな?
取り合わせが面白そうなのでちょっと期待。
438無名草子さん:02/12/13 15:13
>>437
経歴をみると奥平康弘は宮沢俊義の弟子っぽいな
まったくの素人の俺が読んで大丈夫なのか不安だわ(w
439415:02/12/13 17:00
>あんたがレスするとこのスレが荒れるから控えてくれる?

ダメだね。イデオロギー最優先で
明らかな事実誤認が含まれてる本を掴まされたらイヤでしょ?
俺はイヤだからダメ本はダメと指摘する。

>>431〜 眠い
週末にでも時間のあるときにスレ立てて教えてやるよ。

>>437
奥平さんは事実よりもイデ優先する人ではないし、博識のヒトなので
(たとえイデオロギー的でも、それ以上に有益な情報がたくさん含まれているだろうから)
問題無いだろう。まだ読んだわけじゃないからなんともいえんが。
宮台はマスコミ向けに極論的な言い方をするが、言ってる内容や結論は激陳腐。
二人のこれまでの著作の傾向からすれば、俺の予想では、
結論は常識的でツマランがレトリックの立て方はそれなりに面白い、
程度の本に仕上がるような気がする。平凡社は編集はまともだろう。
440415某 ◆Bi39V2aT2M :02/12/13 17:19
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/
とりあえず立てるだけ立てた。検証は後日。
441無名草子さん:02/12/13 22:37
>>429
>ウヨたんがいくらがなっても
>このスレでは以降放置するのでよろ。

ウヨたんに限らずこのスレに限らず
全て放置しておいてくれ。
442無名草子さん:02/12/14 01:54
>>440
んんん、でわ。
そっちのスレは、スレタイからして「貶し専用」ということで。
こっちのスレは「貶し禁止」というルールにしましょう。
貶したいときは415某のつくったスレでね。
こっちのスレで貶しレスをみつけたら、そっちのスレに誘導しましょう。

〜〜〜という俺の提案を貶したかったら、そっちのスレで汁!
443無名草子さん:02/12/14 16:59
新書の話しようぜ。
ウヨサヨとかは政治思想板とかあちらの隔離板でやってくれ。
444415某 ◆Bi39V2aT2M :02/12/15 01:08
>>443
もお片付いた(タブン)だから
だいじょおぶでしょ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/l50
すいません。このスレでは名無しに戻るよ。

新書をケナシたい人は↑のスレでね。
445無名草子さん:02/12/15 01:19
ハァ?
446無名草子さん:02/12/15 10:27
>このスレでは名無しに戻るよ。

お前さんの場合、それは無意味だな。
このスレには出入りしない、というのが
一番よろしい。
447無名草子さん :02/12/15 12:00
中公新書の詭弁論理学(野崎明弘著)はどうですか?
448無名草子さん:02/12/15 13:29
↑イイ



449無名草子さん:02/12/15 16:57
朝日の読書欄で読んだけど、いよいよ新潮社も新書に進出するようだ。

新潮社、来春に「新潮新書」を創刊
4月10日に吉村昭、ドナルド・キーン、養老猛など10点で。
「市場の隙間を狙うようなことはせず、真正面からあらゆるジャンルを対象に企画で勝負する」
と三重博一編集長。
http://www.shinbunka.co.jp/


また既存新書の売り場が減る…。

1,000円〜1,200円の価格帯の新潮選書を充実させればいいのにと思うが、
やはり新書のほうが身軽なのかな。
450無名草子さん:02/12/15 17:50
>>449
> 1,000円〜1,200円の価格帯の新潮選書を充実させればいいのにと思うが、
> やはり新書のほうが身軽なのかな。

その値段だとどうも躊躇してしまいますね。

451無名草子さん:02/12/15 19:00
>>449
>養老猛
誰?
452無名草子さん:02/12/15 19:02
新潮文庫、新潮OH!文庫、新潮選書とあるのに、このうえ新書も出しますか。
どうも各社ここまで乱立すると、位置付けみたいなものがサッパリ分かりませんな。
昔は何となく文庫<新書<選書と思ってたんだけど、内容堅めの文庫もあれば、
なんでこんなクダらんのが新書に入っとるんだ、というのもあるし。
値段的にも1000円前後の文庫なんてザラだし。
453名無しさん:02/12/15 21:17
>449
選書は新書に比べて量が多いから、やはり新書で読みたいという人が多いだろう。
もう一つは、最近の新書の傾向として、その時々に話題になっているテーマを
まとめて読みやすくして提供する、というものが多いように思える。
そういう方向では、分量の少なさともあいまって、新書が適切だろう。

>452
文庫と新書の違いは、上下関係ではなくて、守備範囲の違い;
文庫=文学や定評のある古典、
新書=ノンフィクションや(自然科学や社会科学の)啓蒙書・入門書
と思っている。
454無名草子さん :02/12/15 22:09
中公新書の詭弁論理学(野崎明弘著)はどうなの?イイっていうけどどのへんがいいの?
455無名草子さん:02/12/15 22:50
>>453
文学作品なんかは確かに文庫だけど、ノンフィクションだとか啓蒙書の類も
文庫でいろいろ出てるよね。特に新潮の場合、OH!文庫なんてそっち寄り
じゃないのかな。別にいろいろ読んでるわけじゃないから、単なる印象だけど。
ただ、OH!文庫ってちょっと軽いノリみたいだから、マジメなのを新書でやる
ってことなのかな。
456無名草子さん:02/12/15 23:20
>454
論点のずらしを見る力が養われると思う。
あと論理学について正しい知識が得られるから。良く売れてるし。
巻末の文献案内にある本も読んでためになる
457無名草子さん:02/12/15 23:26
>>454
と学会会長の山本弘が氏のサイトで絶賛してるよ。書評みてみ。
458無名草子さん:02/12/15 23:28
「逆説論理学」
も イイ
459無名草子さん:02/12/15 23:29
岩波とか中公とかのスペースが危なそうだな>新潮進出
460無名草子さん:02/12/15 23:33
ハロラン芙美子
「アメリカ精神の源」
中公新書
経済大国アメリカが
実は世界で最も宗教的な国であることを少しばかり
理解へ導入してくれる
461無名草子さん:02/12/15 23:35
宗教系中公新書
「魔女幻想」
「守護聖人」


イイ
462無名草子さん:02/12/15 23:37
講談社
はじめての進化論
復刊しろ
463無名草子さん:02/12/15 23:39
他スレでも書いたが
平凡社新書
「日本人はなぜカレーライスが好きなのか」
題と同じ問いを明らかにしないばかりか、単に日本へのカレー輸入の歴史を追うだけ

最悪です
464無名草子さん:02/12/15 23:41
洋泉社
「ゴシップと醜聞」
悪文により構成され、読むのが辛い。
465無名草子さん:02/12/15 23:43
集英社新書
「ロルカ・スペインの魂」
やはり新書では伝記と作品解釈は無理かと思わせる

これ構成がムカつく
466無名草子さん:02/12/15 23:54
小さい店だと岩波と中公が無いのが痛いな
467無名草子さん:02/12/16 00:04
新書なんかなんもない店あるよ
468無名草子さん:02/12/16 00:06
岩波
「写真のよみ方」
「演劇とはなにか」
復刊しろ
469無名草子さん :02/12/16 18:42
小林よしのりしか読んだことないのですが、何かお勧め教えてください。
小林よしのりの言うことは正論だよ。よくわかんね-けど。
470無名草子さん :02/12/16 18:46
>>469
過去レスでも読んでろよ
471無名草子さん:02/12/16 18:57
>>469
小林と対談した渡部昇一や西部が出しているのでも読めば?

472無名草子さん :02/12/16 19:33
西部??渡辺??
戦争論には出てこなかったぜ。
473無名草子さん:02/12/16 19:37
>>472
おいおい(w
それぞれ小林との対談本出してるでしょ。
「小林しか」ってもしかして
「戦争論しか読んでない」ってことか?
474無名草子さん:02/12/16 20:00
そろそろ2002年のベストを選定しない?
 
とはいえ、俺は今年は該当ナシなんだよね。
呉智英先生が推してた『道徳を基礎づける』もまだ読んでないし。
去年だったら文句ナシに高島俊男『漢字と日本人』(文春新書)なんだが。
475無名草子さん :02/12/16 20:10
おぼっちゃま君はよく読んだけど。
小林よしのりって今の本業は雑誌とかの対談なの?俺本とか読まないから
よくわかんね
476無名草子さん:02/12/17 16:51
エロ
477無名草子さん:02/12/17 23:20
どの出版社でもいいけど
新書の復刊の話ってないの?
岩波を除いて
478無名草子さん:02/12/18 15:35
按摩聞かないね
479無名草子さん:02/12/18 18:55
そうか。やはり

古本屋をまわるしかないか
480無名草子さん:02/12/19 14:32
書店に今月の新刊出回ってますね。
とりあえず講談社現代新書の「働くことは生きること」小関智弘と
PHP新書「大人のための議論作法」鷲田小彌太買っちゃいました。
481無名草子さん:02/12/19 18:13
鷲田小彌太はクソですよ。
「知的」とか「考える」とか
購買意欲を掻き立てる割には
内容がクソというのは三笠書房の手口
482無名草子さん:02/12/19 21:21
>>481
俺もそう思う。「大学教授」を売りにする曲学阿世
483480:02/12/19 21:31
中身読んでから批判しようよ。それが最低限のルールでしょ。
484無名草子さん:02/12/19 23:00
まあ、それは正論だが、鷲田がクソだというのには私も1票。
485無名草子さん:02/12/19 23:07
じゃあ鷲田はクソということで以後よろすく。
486480:02/12/19 23:18
>>485
わかったからもう書き込まないでね。
487無名草子さん:02/12/19 23:52
>>480
読んだら感想聞かせてちょ
488無名草子さん:02/12/20 00:22
わしだは……
489:02/12/20 02:18
わっしーは学術的にはあれだが、俺的には読んでて面白くはあると思う。
490無名草子さん:02/12/24 22:43
最近出た新書でお勧めを書こう
491無名草子さん:02/12/24 23:13
宮台真司が新書初登場だったな
憲法学者との対論だったが、
宮台が一方的に喋ってる
492無名草子さん:02/12/25 01:56
>>491

何処新書?
493無名草子さん:02/12/25 02:38
>>492
集英社
494無名草子さん:02/12/25 02:47
>>493
ウソこけ。
平凡社やろw
495無名草子さん:02/12/25 10:46
ホントは白泉社
496無名草子さん:02/12/25 19:42
奥平・宮台対談
「憲法対論 転換期を生きぬく力」(平凡社新書)

ここで確かめてみれば。
http://www.heibonsha.co.jp/
497無名草子さん:02/12/25 19:51
講談社現代新書/ゼロからわかる経済の基本
どうよ?
498無名草子さん:02/12/25 20:07
はっはっはっくせん。うえぇっ。
風邪ひくなよ。
499無名草子さん:02/12/25 20:24
>>497
良い本だと思うよ。
少なくともトンデモ経済本ではない。
500無名草子さん:02/12/25 22:16
経済のことなんも知らない(理系ですた)
来春から社会人になる漏れに
経済入門書でなんかよい新書ない?
ゼロからわかる経済の基本っていいの?
501無名草子さん:02/12/25 22:49
>>500
この本の著者って野口たんでしょ?
エコノミストのインチキ経済学を
叩くことをよくやってる人だから
知識的に問題はないはず。

けいざい入門なら,とりあえず
小塩隆士の書いた「高校生のための経済学入門」
ちくま新書がお勧め。
502無名草子さん:02/12/25 22:59
>>500
経済を知るのに経済学はいらない。ナニワ金融道でも読むがいい。
503無名草子さん:02/12/25 23:12
おおん。ありがとん。
経済学が知りたいす。

ゼロからわかる経済の基本/野口たん
高校生のための経済学入門/塩隆士

この二冊への評価とか感想がもっと聞きたいな。

スレ展開として、他の経済学入門のための新書の推薦、
もしくは批判等などしばらくするというのはどうでしょう。

504無名草子さん:02/12/25 23:33
>>491
だったら一人で出せば良いのに。
505無名草子さん:02/12/26 06:26
小塩『高校生のための』は経済学の教科書のわかりやすいダイジェスト版のような
もの。つまり、需要と供給・市場メカニズム・財政・金融・景気循環・経済成長etc.
といったトピックを網羅的に取り上げて、厨房でもわかるように解説している。
これを読めば経済学ってのはどういう学問なのか概観できる文字通りの入門書。

一方、野口『ゼロからわかる』は、経済学の基礎知識を提供しながら、
いま日本が直面している現実の諸問題を解説しようという趣旨だと
思うのだが、結局どちらも中途半端でわかりにくい。
とくに後半部では、充分な解説なしに専門用語を詰めこみすぎている。

決して悪い本ではないが、経済学の入門だったら小塩本や
岩田規久男『経済学を学ぶ』『マクロ経済学を学ぶ』、あるいは
直接教科書を読んだ方が分かりやすいし、トピックも網羅できる。
じっさい日本経済はどうなるんだという話なら、森永『日本経済
50の大疑問』でも読むか(ただし陰謀論は無視すること)、
経済学の基礎を押さえた上で、野口の他の著作にあたった方がいい。
506無名草子さん:02/12/26 06:29
最近読んだんだけど、光文社新書の『財政学から見た日本経済』
だとかいう本は日本の財政状況が明解に解説されていて良い。

ただし、この本はほんとうに財政のことしか考えておらず、
全体の論調は「大都市マンセー、田舎逝って良し!」という
非常に短絡的でDQNなものになっている。
まあ、それがある意味痛快で、読みやすくなっているとも言えるが。
507無名草子さん:02/12/26 23:02
508無名草子さん:02/12/26 23:39
ウンコに学べ!



509無名草子さん:02/12/27 01:08
理系なら岩田きくお『デフレの経済学』を読めばいいような気もする。
新書じゃないが。
内容は、日本が陥っている経済状況の洞察と
インフレターゲットという処方箋を提示する というもの。

数式による説明が含まれてたりするが、たとえ数式がよくわからなくても
同じ説明をグラフと文章でもしているので、一応読める。

内容が現実経済の動きと関係しているので、抽象的な理論ばかりの教科書類よりも
楽しく読めるかもしれない。日経新聞や「エコノミスト」を片手に。
もちろんマクロ経済学の教科書も呼んだ方がいいが。
510505:02/12/27 01:16
>>505
評価を訂正させてもらいます。
野口『ゼロからわかる』の最後の章は、野口氏の専門だけあって
必読です。
貿易黒字/赤字はその国の産業の国際競争力の反映などではなくて、
貯蓄の多/少が原因なのだということがきちんと書いてあります。
誤解している人がほとんどだと思うので、立ち読みでもいいから是非。
511無名草子さん:02/12/27 01:25
>>507
@細野真宏『経済のニュースが面白いほどわかる本:日本経済編』中経出版
A今静行『経済学通になる本』オーエス出版社
B長瀬勝彦『うさぎにもわかる経済学』PHP文庫
D小室直樹『日本人のための経済原論』東洋経済新報社

これらの本は、経済学に落ちこぼれた学生が知的コンプレックスを払拭する役には
立つのでしょうが、それにしても別に良い本があるのだから、読まないほうがマシです。
というか、これだけの本を読む労力があったら、伊藤元重『入門経済学』を通読できますね。

あと、Amazonで見たところB長瀬勝彦『うさぎにもわかる経済学』PHP文庫ってのは
岩田規久男『ウソばっかりの経済常識』講談社+α文庫のパクリみたいですね。
三流経済学者のDQN本など無視して、岩田本を読みましょう。軽く読めます。

C野口旭『間違いだらけの経済論』ごま書房やH小野善康『景気と経済政策』岩波新書の
ような良質な啓蒙書も薦めているようですが、基本的に下のリストを作った先生は経済理論
には無知なんじゃないですかね。

>>509
ああそうですね。新書じゃなくていいなら、『デフレの経済学』と『経済論戦は蘇える』が良いでしょう。
特に後者はノンフィクションの読み物としても優れているし、内容的にも『東洋経済』と『ダイヤモンド』の
ランキングで1位2位を取ったように、今年を代表する経済書と評価されています。
512無名草子さん:02/12/27 05:21
ウンコに学べ!
513無名草子さん:02/12/27 11:04
小谷野じゃないけど、バカにでもすらすら読める入門書っつーと
他にどんなのがありますか?どのジャンルでもいいんですけど
514無名草子さん:02/12/27 14:04
>513
遠山 啓の『数学入門』(岩波新書)はいかが?
すらすら読めるか否かは知らんが、丁寧に読めば高校までの
数学+αはマスターできるよ。

# 大学レベルの数学の入門書ってのは、知らん。
# それは、多分、まっとうな教科書だろう。
515513:02/12/27 14:54
>514
ありがとうございます。高校時代、数学は2(10段階評価)だったんですが、
数学の基礎くらいは理解したいと思っていたところなんですよ。私にも分か
るかな?読んでみます。
516無名草子さん(514):02/12/28 08:05
>513 / 515
『数学入門』を読んだのは高校生の頃だったけど、
読み終えると(大袈裟に言って)世界が違って見えるようになったのを、
今でもよく覚えています。

ゆっくり、楽しんで取り組んで下さいませ。
517無名草子さん:02/12/28 19:47
瀬山士郎 『はじめての現代数学』 (講談社現代新書)もよいぞ。
小難しい話がスラスラ入ってくる。
518無名草子さん:02/12/28 19:54
>>468
岩波スレにも書いたが、『写真のよみ方』はそんなに面白い本ではないよ。
内容が古すぎる。
519無名草子さん:03/01/04 05:12
age
520無名草子さん:03/01/05 05:47
北チョ関係が多いな最近
521無名草子さん:03/01/05 05:55
そりゃそうでしょ
522無名草子さん:03/01/06 21:04
三遊亭円丈のページの新書レビュー。
結構面白い。

ttp://enjoo.com/rakugo/book/bo_randoku01.htm
523無名草子さん:03/01/11 00:03
「帝国劇場開幕」、足を某のようにして
探しているが、一向に見つからん。
誰か持っていたら、1000円くらいで譲ってくれ
524山崎渉:03/01/12 18:23
(^^)
525無名草子さん:03/01/13 21:57
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
526:03/01/14 03:30
>>523
www.easyseek.net/r_detail.php3?act=2&r_no=416618&c_no=208
この方か知らん?

電子文庫パブリで電子化されて居るようです。
http://www.paburi.com/paburi/bin/qfind2.asp?keyword=%92%E9%8D%91%8C%80%8F%EA&genre=0&searchtype=all
527523:03/01/15 22:13
>526
ちゃいますー。探すために費やした金額は既に定価の数倍(w
電子文庫は知ってるんだけど、電車でしか本が読めないんすよ(泣
528真夏の放火魔:03/01/15 23:38
 僕は現代新書の「ニーチェとの対話 西尾幹二」と中公新書の「アーロン収容所 会田雄次」と「肉食の思想」、現代新書の「時間を哲学する」が好きです。
529無名草子さん:03/01/18 00:09
PHP新書「歴史をいかに学ぶか ブルクハルトを現代に読む」って
買う価値あります?
530真夏の放火魔:03/01/18 09:42
わからんけど、ブルクハルトはいいよ。
ヘーゲルに奥さん寝取られたけど。
531無名草子さん:03/01/19 23:08
「読書力」斎藤孝 (岩波新書)

本を日常的に読んでいる人にはあまり役に立たないと思う。
著者の読書に対する熱意が空回りしている感も否めない。
でも、巻末の著者が選ぶ100冊リストは、
名著が多いので、そこはかなり役に立つ。
あと読書に興味はあるけど、ほとんど本は読んでないっていう
読書初心者には、入門の意味でも示唆に富んでいてイイと思う。


「バカのための読書術」小谷野敦 (ちくま新書)

呉智英の名前がいたるところに出てくる。
呉の「読書家の新技術」とあわせて読むといいと思う。
呉の読書術を肯定しつつ、その読書術が合わない人には、
こんな方法もあるよ、と示してくれる。
しかし全体的に薄い感もある。
532無名草子さん:03/01/21 20:04
「日本語のレトリック」瀬戸賢一 (岩波ジュニア新書)

意味のレトリック――隠喩・直喩……
形のレトリック――反復法・挿入法……
構成のレトリック――漸層法(次第に盛り上げる)・逆説法(常識を裏返す)……
レトリックから基本的な30種類を取り上げ、
有名な著作を具体的な例文に、分かりやすく説明されている。

広く、分かりやすく、具体的な説明なので、レトリックの入門には最適だと思う。
533無名草子さん:03/01/22 10:51
最近レトリックや小論文関係の新書漁っているんだがメチャクチャ多いな。
とりあえず最近買ったものの一部あげると、
鹿島茂『勝つための論文の書き方』文春新書   
樋口裕一『やさしい文章術』中公新書ラクレ   
三木光範『理系発想の文章術』講談社現代新書  
香西秀信『議論術速成法』ちくま新書      
オリヴィエ・ルーブル『レトリック』文庫セクジュ

鹿島は面白いけど、小論文の技術を中途半端に載せているという感がいなめない。
樋口は読む必要なし。初心者の初心者向けって感じ。
三木のは結構よかった。推論についての説明とか、フォーマットの話とか。
香西の本は呉智英と福田恒存の文章から論法を割り出しているのが面白かった。
オリヴィエ・ルーブルは過去の事例を一通り載せている。
534山崎渉:03/01/23 04:07
(^^)
535無名草子さん:03/01/25 04:18
^
536無名草子さん:03/01/25 21:47
「論争と詭弁」
「記号論への招待」
「オナニズムの歴史」
「パン」
「プロテスタント神学」「放蕩息子」
「信仰の手引」

537無名草子さん:03/01/26 01:03
加藤尚武『戦争倫理学』
戦争に関して、軍事オタクや平和「主義」者の書いた本は腐るほどあるが
著者は倫理学というプラグマティズムの立場から比較的冷静にこのテーマを
論じている。とりわけ第二章の小林よしのり批判を読むとこの人は真面目な
人なのだなと思う。
この人、いつも結構まともなことを言ってるのにあまり評価されない(相手に
されない)。宮崎哲弥ぐらいにしか書評を書いてもらえない。かわいそうな人だ。
538同志募る!応戦求む!:03/01/26 01:06
【祭】田代まさしの道徳本【復刊】
神が我らに残した伝説の聖書**田代まさしの道徳本**
これを我ら2ちゃんねらーの手で復刊させましょう
投票の種類は2つあります
(1)復刊リクエスト投票(通常の投票)
(2)電子ブック化投票(最近できた新しい投票)
 以前投票したことがある!という方も後者の物は未投票かと思われます
 ぜひ今一度、我らに御協力を!!
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539吾輩は名無しである:03/01/26 02:22
>>523
そうか、「帝国劇場開幕」出た当時に買って読んだが。
今はそんなに入手困難なのか。
中公はサイクル早いな。
とりあえず譲る気はない。
540無名草子さん:03/01/26 05:58
あえて論理関係なら
岩波新書「現代論理学入門」
くらいでいいじゃん。小説書くんでもなければレトリックの本て必要か?

作文とか小論文みたいな「分かりやすい文」を書く用なら
がいしゅつの「理科系の作文技術」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121006240/ref=pd_sim_dp_2/250-0185159-4825065
がお勧めだね。あと文庫だけど
本多勝一「日本語の作文技術」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022608080/ref=sr_aps_b_/250-0185159-4825065
本多は随所に自分の思想解説みたいなのがちらほらあってうざいけど、
湖の本は純粋に役立つ。新聞記者の記事書き方心得なんで
マスコミに就職したいやつは大体読んでるような本だね。
541無名草子さん:03/01/26 10:12
本多勝一「日本語の作文技術」は俺もかなりいいと思う。
著者名と表紙で判断しちゃいかんね。
ブックオフ等で高確率で100円で手に入るしw
542無名草子さん:03/01/26 10:59
543無名草子さん:03/01/26 19:34
>>540
レトリックの本は、
この小説家はどんなレトリックを使ってるんだろう、とか、
「より小説を楽しむ」って用途で読んでもかなり役に立つのよ。

だから基本的に読む目的が、
文章の書き方カンケイの本とは似ているようでちょっと違う。

もちろん内容的にも関連性はあるけど。
544無名草子さん:03/01/26 23:32
では新書によらずロラン・バルトやジュネットを
545無名草子さん:03/01/26 23:52
>>544
バルトを今更ちくま文庫等で読んで感心してる連中は「終わってる」と
思うのですが…
546無名草子さん:03/01/27 00:42
↑みすずのバルトで感動しましたがやはり時代遅れでしたね自分
547無名草子さん:03/01/27 00:50
>>546
それはそれでいいんじゃないっすか多分。
感性が豊かだってことですよ多分。
漏れも『白氏文集』で感動しましたし。
(私めの感性は「鈍化」してますが)
548無名草子さん:03/01/27 01:40
バルトはバルトでもカール・バルトの『ロマ書注解』はどうですか?
ハイデガーに影響を与えたって言うし。
549無名草子さん:03/01/27 02:04
遠山啓の『無限と連続』はいつのまにやら品切れになっとた。
古本屋で買えるといいがあ。
550無名草子さん:03/01/27 02:35
ロマ書講解の題で他の人も本書いてる。
カルヴァン、ルターもそう。まあ神学者は牧師だから


いまバルトに代表される福音主義ははやらないだろう。キリスト教の絶対性を主張するのは現代神学においては古い。

「神の死後」の神学がメイン
551無名草子さん:03/01/27 02:38
まあニーチェにしろ実存主義にしろ本来クリスチャンでないなら日本人にはなんも関係無い。
実の所全ての学問が。
言ったらおしまいだし成立しないからみんな目つむってやってる

又は気付かないだけ
552無名草子さん:03/01/27 21:41
本多勝一「日本語の作文技術」は役に立つと俺も思うが、
著者が著者だけにヒトには勧めづらいところが難点。
553h:03/01/27 21:42
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554無名草子さん:03/01/28 18:35
>>537
諸君の書評でいつも加藤を取り上げるね>>宮哲
555無名草子さん:03/01/28 22:29
>>468
「写真の読み方」って知らんけどええの?
俺のお奨めは「写真美術館へようこそ」飯沢耕太郎(講談社現代新書)
このスレ住人の9割は写真?ハア?でしょうけど写真に興味があればもし持てばぜひ読んでみてよ
あんま持ち上げるとアレやからやめるけど、写真多数でお得な本だと思う
556無名草子さん:03/01/29 00:08
>>555
>このスレ住人の9割は写真?ハア?でしょうけど
いえいえ。新書は「自分の知らん分野をちょっとだけ知りたい時」に存在意義があるのですから。
ぜひ読ませてもらいますよ。
557無名草子さん:03/01/29 01:05
「写真のよみかた」については前のレスで
内容が古過ぎるとのこと。
俺はネット古書検索までして買ったんだけど。

確かにバウハウスだの何だの古いわ。
マスコミ概論とか当たった方がいいかもという内容だね。
558無名草子さん:03/01/29 14:15
>>537
「戦争倫理学」昨日買って読んだよ。
純粋にイイ意味でマジメな本だね。勉強になったよ。

買って読んだその日に、筑紫哲也が「多事争論」で
明らかにこの本がネタと分かる話をしていた。
ちゃんとネタ本の書名くらい紹介しろよって思ったね。
559無名草子さん:03/01/30 01:05
バタイユ入門
560無名草子さん:03/01/30 01:31
中公と講談社の新刊、全然よくない。
561無名草子さん:03/02/01 23:16
(゚∀゚)ノ●ウンコドゾー
562無名草子さん:03/02/11 04:09
age
563無名草子さん:03/02/12 04:34
最近読んだ(最近出版されたではない)中でよかったもの

ホンカツの「日本語の作文技術」
八木の「反人権宣言」
林なんたらの「父性の復権」
小浜の「弱者はどこにいるか」
564無名草子さん:03/02/13 00:19
>563
『「弱者」とは誰か』だね。
あれはよかった
565無名草子さん:03/02/23 05:05
新刊どうy?
566無名草子さん:03/02/24 02:47
じつは過去レス全然読んでないので外出かもしれんが。
新書の版型って大方ペンギンか何かのパクリなんでしょ?
あれは横書き様の形態だよね。縦書きでは読みにくくないですか?
567無名草子さん:03/02/24 10:23
前スレはいつ読めるようになるんだぁ!
568無名草子さん:03/02/25 01:05
>>566
『岩波新書の50年』を見る限り、むしろペリカンをパクった模様。
この中で当時ドイツでもフランスでもこの版型が流行だったと触れている。
自分としてはこの版型に慣らされているから、むしろ読みやすいけど。

ちなみに岩波といえば、先日江古田のブクオフで『書物を焼くの記』を購入。
ここの戦争関連ものは偏っているものが多い中で、良書といえると思う。
569無名草子さん:03/02/25 01:53
なだいなだ「教育問答」(中公新書)は読みやすいし、面白いよ。
570無名草子さん:03/02/26 01:11
>>537>>558
「戦争倫理学」買いました。
ずっと探してたんだけど、どっかの新聞(たぶん毎日新聞)で
紹介されたようで今日見つけることができました。
これから読みます。

お勧めなのは岩波の「人道的介入」(最上敏樹)。
571無名草子さん:03/02/26 01:22
なだいなだの読者ってあまり想像できないなあ。
なだいなだはイタリア語で「なんでもない」という意味らしい。
572無名草子さん:03/02/26 01:44
ブー!スペイン語です(でも惜しい)。
Nada y nada (Nothing and nothing)

否だ氏の本は「狂いきちがい考」や「娘の学校」を読みました。
文庫だけど。
573無名草子さん:03/02/26 15:01
『有事法制批判』 憲法再生フォーラム 編(岩波新書)
なんか駄目だめかも。宮崎哲弥がどこかで岩波あたりの反戦平和の人たちは
2ちゃんねるあたりでも論破できるほど低水準と書いてたけど、いえてるな。


574無名草子さん:03/02/26 18:35
>573
だってあいつら二元論の世界にいるから何も悩んでないんだもん。
新しいのは比喩だけ。何度も何度も同じことをしゃべってる
575無名草子さん:03/02/26 19:36
>>574
だから「発掘作業」とか「焼き直し」って言われるんですね。

576無名草子さん:03/02/26 20:20
岩波の新書ってあまりおもろくない。
おれはphpが面白くてよくよむ。
577無名草子さん:03/02/26 20:53
最近新書にめざめた三十二歳ですが、大学の専門が歴史だったもので現在の趣味も
歴史なので歴史関係のものを新刊・古本ともに買って読む。
前で、岩波新書なら大体買ってよむだの、他ジャンルも大体読むなどと述べた人が
いるが、おれにはそうした芸当はできないし、やっても身に入らない。
そう早くも読めまいし骨肉にもならないと思うからである。
例えば何か文を書くために読むのでそのために自分のテーマに関連した読みこそが
価値がある読みだと思うし、役に立つ。
そういった意味で岩波のもの全ジャンルを読む必要もないと思うし、他の新書でも
読むべきは読んでいる。
まえがきあとがき等をぺらっとみて大体見当はつくし、本の体裁や目次や色々で
趣味に合うか合わぬかは大体分かる。
おれはphpを良く読むが、岩波はあまり読まぬ。
新書だけですむもんでなし、文庫や単行本も読まないといけないから、趣味にあわせ
てよくよく選んでよんだほうがいい。時間は有限だし、読むべき本は一度買わずに
通りすぎても後であわてて買いに戻ったりするものである。そういう誘惑を感じない
新書は買わずともよかろう。
578無名草子さん:03/02/26 21:05
「弁証法はどういう科学か」(講談社現代新書)
古い本だけど、いいよ。
579無名草子さん:03/02/26 22:37
初期の現代新書ほど非現代を感じる存在もない。
580無名草子さん:03/02/28 08:53
>>576-577
PHP購買層の文章ハケーン
581無名草子さん:03/02/28 14:56
岩波は古典にこそ意味があるな
582無名草子さん:03/02/28 18:28
講談社の「日本語誤用・慣用句小事典」って面白いですか?
583無名草子さん:03/02/28 20:20
 俺は書くので結局は書くために読むということになる。では俺にとって新書を読む
ことはいかなる意味があるか考えてみると、気晴らしのためである。文庫では岩波や
講談社、ちくまの古典・学術を多く読むので、新書にはそうした苦しみは求めない。
 だからといって意味の無いも新書は読まぬ。岩波新書のような堅苦しく左翼的な
ものはあまり読まぬ。中公もあまり手を出さぬ。phpは大すき、だ。味わいが
あるし伝統尊重、保守的でつんけんとしたところがない。是々非々でいい物はいい
という立場であるから。php以外にも集英社や講談社などもいいものは買う。
岩波の堅さにはない自由で面白いものを見つけ次第買う。勘で。
 面白くない文章は読まないよ、おれは。
584無名草子さん:03/02/28 20:23
面白い文章ですた。
585無名草子さん:03/02/28 21:38
>>583
読んで損した。芸を磨け。
586無名草子さん:03/02/28 22:25
>>583
なぜ長文?
そしてコイツはなにを主張したいんだ、いったい。
587無名草子さん:03/02/28 23:03
>面白くない文章は読まないよ、おれは。

オマエのクダラナイ文章読んじゃったよ、おれは。
アハハハ・・・・・・。
588無名草子さん:03/03/01 14:01
>>583
判りにくい書き方だし、内容もしょーもない事しか書いてないね。
読んで損したよ。
589無名草子さん:03/03/01 14:36
みんな、騙されるな!!
>>577.>>588は、PHPファン=お馬鹿 というイメージを刷り込もうとする、
岩波工作員の策謀だぞ!!

・・・だよなあ?
590589:03/03/01 14:39
>>588
のところ、>>583の間違い。
すんずれいしますた。
591無名草子さん:03/03/01 15:09
名前:無名草子さん 投稿日:03/02/28 18:28
講談社の「日本語誤用・慣用句小事典」って面白いですか?
592無名草子さん:03/03/01 15:20
↑読めば?
593無名草子さん:03/03/01 16:00
 php新書読者が馬鹿と?
 岩波新書やなんかにもちっともつまらん読むに値しないのが山ほどあるぞ?
 
594無名草子さん:03/03/01 16:19
>>573
何行くらい読んでみたんですか?
595無名草子さん:03/03/01 17:18
>>593
いい加減にしろ!この岩波工作員め(W
596無名草子さん:03/03/01 17:51
PHPの社畜、必死だな。w
597無名草子さん:03/03/01 18:52
PHPだって
「政治の教室」橋爪大三郎著
は良い本だぞ!
それ以外は糞だが
598415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/01 20:09
岩波の社員は自分らを「腐っても権威」と思ってるから
こんなところで工作しないよ。良くも悪くも。

しょぼい出版社だと、新刊出す前後にその著者のスレッド立てたりする
みたいだけどね。宣伝を兼ねて。

上の方で書いてるPHPマンセー君は素で書いてると思われ。
599無名草子さん:03/03/01 21:24
>>577 = >>583 の文章力でPHP社員だとは到底思えない。
600無名草子さん:03/03/01 22:13
600だど
601無名草子さん:03/03/01 22:28
>>577 = >>583 は凄腕の釣り師
602415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/01 22:37
>>599
PHP社員とは書いてない。
>>577 >>583ただのコヴァウヨでしょ。
603589:03/03/01 22:49
>>602
あなたが来ると、意味無く荒れる。

577=583みたいな純粋なお馬鹿は貴重なんだから、
優しく遊んでやらないと。
604無名草子さん:03/03/02 16:07
>岩波の社員は自分らを「腐っても権威」と思ってるから
「腐っても」という自覚があればよいのだが
605594:03/03/02 18:40
新参者で失礼します。
>>573-575のような書き込みは放置するのが、
ここの基本的スタンスなのでしょうか?
606無名草子さん:03/03/02 19:05
>605
叩くなり、賛同するなりご勝手に。ウヨサヨ論争はつまらん。互いに相手
のことを過小評価し過ぎ。だから罵り合いにしかならないんだよ

それより、
ちくま新書「やりなおし基礎数学」
平凡社新書「これでもイギリスが好きですか?」
講談社現代新書「中国と台湾」

この3冊を手に入れたんだけど、もう読んだ人いる?
607PHP:03/03/02 19:07
>>606
いづれも焚書
608無名草子さん:03/03/02 19:44
>607
つまんねーから、もうやめろよ。な?
609PHP:03/03/02 21:14
>>608
我も人なり。彼も人なり。
ちちくりまんぼ新書
610415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/02 23:44
>>603
気をつけます。

>>605
叩きと煽りアリ、ダメ新書のクソぶりを
叫びたい人は(でもできればどこがクソなのか具体的に書いてね)
こちらへどうぞ。

買ってはいけない新書
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/
611無名草子さん:03/03/04 19:15
age
612無名草子さん:03/03/05 02:17
大塚のキャラクター小説の書き方(講談社)はなかなかおもしろい
613無名草子さん:03/03/08 21:41
岩波新書の新刊『ドイツ史10講』ってどう?
614無名草子さん:03/03/08 22:56
>>613
漏れも気になる
同じようなドイツ史で、中公新書の阿部謹也が書いてるヤシと比べてどう?
両方読んだ人はどっちの方が買い?

ドイツ史10講のほかにも、イギリス10講とか
10講シリーズが今後も出るらしい
615無名草子さん:03/03/08 23:32
阿部のヤツは不親切だったから、途中で放り出しちった。
岩波のに期待しまつ。
616無名草子さん:03/03/09 18:21
>>614
へー、シリーズ化すんの?
ちょっと期待。でも先進国しか出ないんだろうな…
617無名草子さん:03/03/09 20:04
>>616
中公みたいにウクライナとかそういうマイナー国も出してくれれば
絶対買うんだけどねぇ。
618無名草子さん:03/03/09 20:20
>本書は、柴田三千雄氏の『フランス史10講』、近藤和彦氏の『イギリス史10講』とともに、
>「10講」という形をとった歴史叙述の一つの試みとして読者に提示されるものである。
     (略)
>発案者は柴田三千雄氏である。執筆者三人が岩波書店とも相談して、とりあえず
>上記三本でスタートすることになった(さらにいくつか続くはずである)。

ttp://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/
619無名草子さん:03/03/09 22:54
『中国史の10講』だったら誰が書くのかな。岸本美緒?
620無名草子さん:03/03/10 09:57
本好きちゃんねるにもどうぞ

http://jbbs.shitaraba.com/movie/1973/
621無名草子さん:03/03/12 13:37
>>柴田三千雄氏の『フランス史10講』、
この人、フランス革命の専門家だっけ?
622無名草子さん:03/03/12 18:51
>>620
寺田隆信。
623無名草子さん:03/03/13 10:45
『ドイツ史10講』カターヨ。
筆者の専門とは離れるんだが、ワイマールに関する部分が好きだった。
林健太郎氏の影響を受けていると書いてあるが、
林氏よりもワイマールに距離を置いた考察に見えた。
624山崎渉:03/03/13 15:35
(^^)
625無名草子さん:03/03/14 21:16
(^^)


626無名草子さん:03/03/15 00:14
岩波新書・新赤は駄本の山だそうです。しかし青は名著が多い。
そういえば漏れの本棚にも新赤は4冊しかない
627415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/15 13:35
>>626
> 岩波新書・新赤は駄本の山だそうです。しかし青は名著が多い。
> そういえば漏れの本棚にも新赤は4冊しかない

「だそうです」。
誰に聞いたの?
628415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/15 13:37
↑名前消し忘れteた。
煽りじゃなくて純粋な質問なので怒らんといてね〜
629無名草子さん:03/03/15 18:31
>>627
くれさん
630無名草子さん:03/03/15 18:36
>そういえば漏れの本棚にも新赤は4冊しかない
青は1冊しかない、というオチでしょ。
631無名草子さん:03/03/15 19:39
新赤が駄本が多いか否かは別として、時事ネタを扱っているものが多く、
20年、30年経っても読みごたえがあるかは疑問あり。

青本も今読むとアホかと思うものもあるけどね。
特にマルクス主義に影響された青本は、今では読むに堪えない。
632415某 ◆Bi39V2aT2M :03/03/15 20:55
>>629
あ、呉智英さんね。アリガト。





というわけで消えます
633無名草子さん:03/03/16 13:14
今岩波のHP見てきた。アンコール出版の『ライン川物語』は、
新赤『ライン河紀行』を読んで興味を持った人にはお薦め。
>>626
そんなことはないと思う。
確かに新赤に駄本が多いのは事実だけど、黄色に比べれば全然マシ。
あと、新アカは誰でもとっつきやすいようなラインナップも比較的多いと思うんで、
そのことは評価したいと思う。永六輔の本が岩波である必要性はない気もするけど。
ただ、新赤はここ1年ちょい、また政治色が強いのが混じっていて嫌。
『東京都政』と『ドイツ誌10講』は買ったが、有事法制批判なんかは帯だけで拒否反応。
ちなみに自分の青対新赤の比率は1:2くらい。

>>631
最下段、激しく同意。
人文系なんかはいい(除歴史)んだけど、社会科学系にはちょっとってのが多い。
634無名草子さん:03/03/16 22:21
岩波新書青本の松村一人「弁証法とはどういうものか」は、
何回読んでも理解できない。
この本を読む限り弁証法は詭弁のための方法としか思えず、
科学的方法とはとても思えない。
635無名草子さん:03/03/17 22:51
>>634
弁証法は科学じゃないからソレで良し。
636無名草子さん:03/03/19 08:55
講談社現代新書の600番台の本を探しています。
版元品切れ、重版無しなので古書で探してますが
どこか、扱いの多い古書店はないでしょうか?

スレ違いだったらごめんです。
でも何か知ってる方いらしたらお願いしまつ。
637無名草子さん:03/03/19 18:40
ageてみる。
638無名草子さん:03/03/19 18:54
どういたしまして
639無名草子さん:03/03/19 19:10
岩波文庫は一番好きな文庫だな。
岩波の政治的方針はキライだが。
歴史関係は左曲がりなのが多いが
宮崎市定で帳消しだ。
640無名草子さん:03/03/19 19:40
政治方針やら左曲がりやら、いちいち留保をつけなくても、
好きなものは好きと堂々と言いたいね。
2ちゃんでは、くだらないケチを付ける人がいるから仕方が無いけど。
641無名草子さん:03/03/19 19:47
あげ
642無名草子さん:03/03/19 19:49
>>640
そんなくだらないケチを付けなさんな(w
それに文庫の話だし。
643無名草子さん:03/03/19 19:49
>>639
漏れも岩波文庫好きだが
残念ながら、きっぱりとスレ違いですぜ。
644無名草子さん:03/03/19 21:18
>>635
三浦つとむ『弁証法はどういう科学か』
645無名草子さん:03/03/20 01:35
>>634
単に自分が理解できないのを
非科学的と言ってるだけでは…
646無名草子さん:03/03/20 10:50
平凡社新書「これでもイギリスが好きですか?」林信吾

前半面白いが、だんだんと筆者が出しゃばってきてダメになっていく
647無名草子さん:03/03/20 20:42
>>645
実際に読んでみたか?
あの内容は、マルクス主義の信奉者じゃない限り
科学的だと評価することには無理があるぞ。
648無名草子さん:03/03/21 01:04
どうやら、このスレは歴史系がほとんどだな
649無名草子さん:03/03/22 14:50
ここで誰かイラク関連新書を。
650無名草子さん:03/03/22 16:08
現代アラブの社会思想―終末論とイスラーム主義 講談社現代新書
池内 恵 (著)

651(@ ´,3`)Usoso('・c_・` ) ◆HF5bdqnJyQ :03/03/22 23:44
PHPはどうでしか?
652無名草子さん:03/03/23 00:02
固定は雑談に来るなよ。
「どう?」て聞かれても困るんだよ。

オマエがネタふれよ
653('・c_・` )嘘粗 ◆HF5bdqnJyQ :03/03/23 20:37
>>652
バカですか?
654無名草子さん:03/03/23 20:51
>>653
バカですね?
655無名草子さん:03/03/23 21:23
>>653
って言うかその話題、既出だし
656無名草子さん:03/03/27 14:36
講談社現代新書の「キャラクター小説の作り方」ってがいしゅつ?
この板にいるような人間ならみんな読みたがる気がするんだが。
渋谷のブックファーストでも当店売り上げNo1だったし。

んで、結構読んでいて面白かった。私小説とキャラクター小説の
違いの定義とか、具体的なキャラクターの作り方とかは。
ただ、文学論なら文学論に、ノウハウ本ならそっちに特化して欲しかった。
どうも中途半端な印象は否めないかも。
657無名草子さん:03/03/27 15:05
>>656
ってかさ俺も人のこと言えないかとは思うけど、大塚って
文章が破綻してないか?なんか文章が滅茶苦茶すぎて
なえるのだが・・・
658無名草子さん:03/03/27 21:09
「バタイユ入門」酒井健 ちくま新書
「新しい民族問題」梶田孝道 中公新書
「外国語上達法」千野栄一 岩波新書
659無名草子さん:03/04/04 23:10
日本の選挙 中公新書

ものすごく丁寧だし日本の選挙の世界的水準と比較した際の非常識さを
あきらかにしてる。いいね。統一地方選の前にでも読んでおくべきだ
660無名草子さん:03/04/09 05:28
祝! 新潮社新書創刊あげ。
661無名草子さん:03/04/09 19:11
>>650
これいいね。

岩波新書「イラクとアメリカ」もよかった。
戦争でもないと、こういう良質ながらも研究領域がマイナーな研究者には
日の目が当たらないんだろうな。
662工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/04/09 19:35
>>660
坪内祐三の『新書百冊』は、
このスレの住人にうってつけの一冊だと思います。
663無名草子さん:03/04/09 20:10
>>646
亀レス、スマソ
林信吾の本は、以前KKベストセラーズで出した『イギリス・シンドローム』を読めば十分。
今度の新書は中身が薄いね。買う必要なし。
664無名草子さん:03/04/10 20:35
PHPよ、 「ケインズの『一般理論』を読む」(入江雄吉著)は新書で出しても良かったんじゃないの?
665無名草子さん:03/04/11 10:30
新潮の新書結構おもしろそうじゃないっすか。タイトルみただけだけど…
666無名草子さん:03/04/12 00:36
>>662
今読んでるけど、なかなかよいね。
667無名草子さん:03/04/12 00:58
>>665
養老センセとドナルド先生がお薦め。…読んでないけど。
668無名草子さん:03/04/12 01:24
ドナルドキーンは同じような本ばっかり書いてる上に
欧米では相手にされてないのでショボン
669無名草子さん:03/04/12 06:47
大学の2回なんですが、レポートや小論文の書き方について
の新書(じゃなくてもいいんですが)で良いのをご存知の方いませんか?
今まで適当に書いてたことが今になって恥ずかしくなってきて...
670無名草子さん:03/04/12 06:52
講談社現代人新書にあるよ!
レポートの書き方!
671無名草子さん:03/04/12 10:05
>669
木下の『理科系の作文技術』(中公新書)か
『レポートの組み立て方』(ちくま?)あたりがお勧め。
前者は、理科系でなくても必読。
672無名草子さん:03/04/12 10:19
>>669
NHKブックスから新刊でよさそうなの出てたな
673無名草子さん:03/04/12 15:24
皆さんありがとうございます。
講談社現代新書のはこの間本屋で見かけました。
他のも探してみようと思います。
amazonを見てみたのですが、どれも1,2つのレビューしか
ついていなかったので、実際に本屋で手にとってみたほうがよさそうですね。
674無名草子さん:03/04/12 17:08
>>669
山内志朗『ぎりぎり合格のための論文マニュアル』(平凡社新書)

これでいいんじゃねーの。
675無名草子さん:03/04/12 21:24
>>673
>671の2冊ははげしくお勧め。
小笠原氏の講談社現代新書は実践的だと思うので、これもお勧め。

レポートや論文の基本的な書き方って、本来は学校で訓練すべきことなのに
ちゃんとやられていないから、いろいろ本が出るんだろうな。
676無名草子さん:03/04/13 01:57
岩波新書青版は人文芸術系がすばらしいね。最近見かけないのが寂しいが。
学生はなるべく読んでおいて欲しいと思う。
677無名草子さん:03/04/13 03:14
>>676
アテネとスパルタ
とか好きだな。
678無名草子さん:03/04/13 08:36
山本夏彦
「誰か戦前を知らないか」
「百年分を一時間で」
は結構いいよ、とお勧めしてみる。
679無名草子さん:03/04/13 11:33
「武士の家計簿」新潮新書
「平成の司馬遼太郎と絶賛」だってー
誰が絶賛してるか知らないけど読んでみるか
680無名草子さん:03/04/13 13:01
平成の司馬遼?小説なの?
681無名草子さん:03/04/14 07:43
絶賛なんて真に受けてるわけじゃないよな?
ネタだよな? な?
682無名草子さん:03/04/14 11:24
>>679
全然司馬遼とは関係ない気もするが…
題材自体が面白いんで興味あるならいいのでは。
683無名草子さん:03/04/14 12:37
新潮まで新書出しちゃって........
もう書棚ないじゃん。ちょっと買い損ねると、もうなくなっちゃうぜ。
漏れには、岩波と中公と講談社現代とクセジュがあればよい。丸善も置いといてやるか。
684無名草子さん:03/04/14 17:41
文春あたりが参入した頃、朝日ニュースターで「新書創刊ブーム」をとりあげていたけど、
その時、朝日文芸部の馬場って人が
「大手で新書を出していないのは朝日と新潮ぐらいになった。
朝日はいつ新書を出しますかとかなり問い合わせが来るが、そんな予定はありません」と答えていた。

ただ、いかにも恨めしそうというか、新書を出したそうな雰囲気だった。
新潮新書が好成績をあげればひょっとして…
685無名草子さん:03/04/14 21:30
>>684
ひょっとしてもなにも、もう朝日新書あるじゃん
686無名草子さん:03/04/14 21:57
>>685
朝日選書じゃなくて?釣り?
687無名草子さん:03/04/15 22:26
新刊ではないけれど、
『社会調査のウソ』(谷岡一郎/文春新書)はなかなか良かったです。
新聞などに載る、具体的な社会調査の例をできるだけ数多く取り上げて
その矛盾点を指摘していくという形で、自然に読み進められました。
好き嫌いがわかれそうな文の調子で、そこまで突っ込まなくても良いんじゃ...
と思うところもありましたが、そういうのが気にならない人にはおすすめできます。
688無名草子さん:03/04/16 01:52
>>687
たしかに良かった。『社会調査のウソ』。
ただ俺は(2chで言うと浮きそうだけど)サヨだし朝日新聞好きなので
「朝日新聞ばっかり取り上げるなぁ。この人。」って感想を持ちはした。
著者本人も最後で書いてるけどね。

俺が最近いいと思ったのは
『戦下のレシピ』(斎藤美奈子・岩波アクティブ新書)
 食べ物ってイデオロギーを如実に反映するんだなって思った。
『ナショナリズムの克服』(姜尚中/森巣博・集英社新書)
 森巣さんが格好イイ。姜さんの意外な面も見られる。
689無名草子さん:03/04/16 03:25
社会調査のウソはこっちで否定されてるよ。
・パクリ
・矛盾

買ってはいけない新書
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/
690無名草子さん:03/04/16 17:07
>>689
そのスレ新書の内容より、版元の好き嫌いで罵倒している感じがするね。
691無名草子さん:03/04/16 22:51
パクリっつーのは完全に言いがかりだな。
まあたしかにネット上の書評とかでも結構手厳しい批判があったりする。
朝日新聞をネタにしてなけりゃこんなに叩かれなかったんだろうけど(w
692無名草子さん:03/04/17 09:36
小池直己『単語力アップ!英語”語源”新辞典』宝島社新書
山並陞一『語源でわかった!英単語記憶術』文春新書

新書の英語教材って大方はクソなんすけどね。でも宝島社新書のはイイよ。
語源やりながら単語覚えるなら役に立つ、つーか今すげー役に立ってる。
読み物としての語源なら講談社にも渡部昇一のあるけどね。でも一度辞書
タイプの使うと全然違うわ。こんなに役立つなら本気で専門書欲しくなった。
693bloom:03/04/17 09:36
694無名草子さん:03/04/17 10:05
>>690-691
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601105/ref=sr_aps_b_/249-0566093-6369944
>この本がこのように取り上げられるのかわからない。調査データの信憑性を否定する方
>法は、2流の雑誌記事程度にしてほしいものだ。
> 同じ大学の研究者として多くのミスがある。全てを挙げることはできないが、多くの
>研究者の声にも反応してほしいものだ。もし、ミスについて知りたいのならば、GOOGLE
>などで検索して欲しい。

>要するにp9の著者の「解答」は.支持者を選択する際の「支持政党」以外の支持要因を
>「コントロール」(p132)していないため独断の域を出ない

>著者は「権威」を名指しで批判しているが,確かに政治家や団体や評論家は名指しなの
>に,何故か同業の学者だけは匿名やイニシャルでの批判に止まっている.このあたり,
>著者は学者社会の閉鎖性を批判する(p97以下等)が,やはり著者も学者世間という
>「ムラ社会」の一員だと感じざるを得ない

「社会調査のウソ」は社会学板でも否定されていた。批判の大筋は
「谷岡氏の提唱する基準を、当のこの本に当てはめたらこの本自体ゴミということ
になってしまう」というもの。これは同感だな。
匿名の批判に意味が無いなら、谷岡氏の学者批判・学界批判の部分はまさに「ゴミ」。
ソースが明記されていないから。
695無名草子さん:03/04/17 10:31
あと否定的な意見いくつか
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/~minato/cgi-bin/bookres/20000714171501.html
http://ha8.seikyou.ne.jp/home/Yuuiti.Amitani/bookreview-2.htm

谷岡氏の本のメリットは似たような本が無いこと。
デメリットは内容が甘過ぎること。
696山崎渉:03/04/17 11:18
(^^)
697無名草子さん:03/04/17 16:23
>>694-695
わざわざ二つにわけてんだからこっちでやるこたーないだろ。
そこまでしないと気がすまないのか?(苦笑
698無名草子さん:03/04/17 16:27
伊田広之『シングル化する日本』(洋泉社新書)
社会学者の偏向ぶりが露骨に出ている本だな。こんなのが学者として通用しているのか?!
699無名草子さん:03/04/17 21:00
>>694
>「谷岡氏の提唱する基準を、当のこの本に当てはめたらこの本自体ゴミということ
>になってしまう」というもの。

この本は、読者がそのことに気がついた時点で完結するんだよ(w
700無名草子さん:03/04/19 14:55
>朝日新書

もったいぶらないで出せばいいのに。
朝日が1,000円前後で出している下らない単行本(三谷幸喜の連載とか、ホンカツの「貧困なる〜」とか)
なんて新書で750円くらいで売るのが価値的に相応。
あと選書のほうで出している「夕陽妄語」なんかも半分に割って新書化すれば需要も増える。
アカい中学、高校教師あたりが朝の読書で「生徒に社会を批判的に見る目を養わせたい」とかなんてかいって、
新書化されて買いやすくなった「夕陽妄語」や「貧困なる精神」を大量発注してくれるかもしれない(w

冗談はさておき、選書で出てた「経済大論戦」なんて内容を絞って新書で出すべき「いかにも新書的」な企画だし、
文庫で出しているフォーリン・アフェアーズ・コレクション等、朝日にとって新書の種は尽きないだろうに。

しかし売り場が無いし、なにより売れないだろうなぁ…。
701無名草子さん:03/04/19 22:41
いまさら朝日が新書で特色をだせるわけもなし。
朝日文庫だって司馬遼なければ田舎の書店には入ってない。
実力者がいないのか、それとも旧態依然をよしとしたのか。
しかも新書の世界の権威は全部他所が持っている(講談社、中公、岩波)。
朝日クラスがいまさら新参ではやれないでしょう。

新潮社のチャレンジ精神は高く買いたいが、あれもいつまでもつことやら。
なかなか評判はいいみたいですけどね。
講談社新書の苦しさを分かち合いたいとは思っていないでしょうが、
所詮単発の評判だけじゃ、やっていけないでしょうねえ〜
702無名草子さん:03/04/19 22:59
新書創刊する前に
朝日選書で絶版になってる本を復活させろよ。
創刊しても岩波と読者奪い合うだけではないか?
703山崎渉:03/04/20 05:39
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
704無名草子さん:03/04/20 08:55
つーか岩波、相変わらずどうしょうもないのかねぇ。
いま『都市再生』読んでるところだけど、何の中身もない本で
正直最後まで読みきれないかも。ただ反対派のプロパガンダって感じ。

思想的に左に偏った本が混じっててもいいけど、
昔から言われていることの焼き直しを読むためだけに金は払えない。
705無名草子さん:03/04/20 09:38
新書高杉
706無名草子さん:03/04/20 10:10
生活人新書を忘れちゃいけないよ
707無名草子さん:03/04/20 14:27
>>705
たしかに高すぎだな

古本にある岩波新書の、昔の定価みると150円とか200円とか……
76年発行の岩波新書でも280円だった。

で、新書に比べてそのころに発行されたマンガ(こち亀とかブラックジャック)の
値段をみると300円とか320円くらいだもん。

いまのマンガは410円くらいだから
新書でもそのくらいでもおかしくないんじゃとも思ったけど
売れてる量が違うからなぁ
新書がマンガ並に売れれば、マンガ水準の値段まで落とせるかも……
708無名草子さん:03/04/20 16:31
文庫の値段も20年前と比べりゃかなり上がってるからねぇ。

マンガって基本的に雑誌連載したものの再録でしょ?
それは文庫なんかもそうだけど、新書の場合書き下ろし比率が
高いんじゃないかと思うけど。そういうのって関係ないんかな?
709無名草子さん:03/04/20 18:32
>>708
マンガの場合、雑誌は単行本の宣伝誌みたいなもんで、
出版社漫画家双方直接の利益は無いらしい。
710無名草子さん:03/04/21 00:45
「新書」と口に出して言うときの発音の仕方って、
「岩波新書」と読むのときの発音と、
単に「新書」と言うときの発音では違うんですか?

今NHK-BS2でやってる番組の中で
「岩波新書」は柳沢慎吾の慎吾と同じような発音で、
「新書」はシ・ン・ショと同じ音程で言ってるので
気になったのですが。
711無名草子さん:03/04/21 01:12
>>710
「柳沢慎吾の慎吾と同じような発音」と言われても。
712無名草子さん:03/04/21 02:52
>>710
と私は思ってますが

「岩波新書」というときの「新書」は前にアクセントをつけて
単に「新書」というときは真ん中の「ん」にアクセントをつけています
713工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/04/21 20:54
>>710
正しい標準語のアクセントって難しいですよね。
アナウンサー養成所くらいでしか教えてくれないですし。
せっかく声に出して読みたい日本語を知っても、
声に出したアクセントが目茶苦茶なら台無しな気がします。

それで「新書」のアクセントって、「慎吾」と「新語」のどっちなんでしょうね。
地方によっては「慎吾」も「新語」も同じアクセントかも知れませんが、
標準語だと違いますよね。「新語」の発音で「岩波新書」だと、なんだかまるで
「桂三枝」みたいになって人名のようです。逆に「慎吾」の発音で「新書」だと、
なんだかまるで「いらっしゃ〜い」のようです。どっちにしても三枝オチになって
しまうわけです。ところで以前、テレビのニュース番組のスポンサー紹介の際に、
妙なアクセントの「コンピューターのオービック」というのがあありませんでしたか?
714無名草子さん:03/04/22 04:27
科学史関連の本はなぜアカっぽい著者ばかりなんでしょうか。
715無名草子さん:03/04/22 05:04
工藤が出てくるとなにもかもだめになる。
716無名草子さん:03/04/22 20:07
この二日まとめて読んだ。

井上忠男『戦争と救済の文明史』PHP新書
八木秀次『日本国憲法とは何か』PHP新書
御厨貴 『オーラル・ヒストリー』 中公新書
加藤九作『シベリアに憑かれた人々』岩波新書
広松渉『新哲学入門』岩波新書

はずれはなかった。一癖も二癖もある論者もいるが(井上、八木、御厨)
それなりに新書らしい解説もあれば研究の苦労話もあり、そこそこ楽しめる。
しかし今活躍してる人のほうがある種の偏りを感じるのはどうしてだろうか?
マルクス主義者の広松のほうがまだ論じ方にノーマルさを感じる。

細かい批判をすると、井上の「戦争〜」は国際法、特に赤十字を中心に扱った
本だが、赤十字を善とした基準で過去の歴史に毀誉恩賞を授けるのかいかが
なものか。八木の「日本国〜」も保守系の憲法論を読んでいれば既出でない
ものはないだろう。小山の名著「日本国憲法無効論」を持ち出すのはいいが
それ以上であってほしかった。御厨の「オーラル」は井上といっしょで過去の
出来事にたいする論評多すぎ。薄いわりに余計なことを書く。
717bloom:03/04/22 20:09
718無名草子さん:03/04/22 20:38
中島義道の「対話のない社会」面白かったよ。
 対立を極力回避するという至上命令、和の精神が
この社会を支配している。和の精神は「誰も責任を取らなくよい」
という最大の恩恵を我々にもたらす代わりに、我々から対立が
生み出す他者と言葉、さらには自己までをも奪い去ってしまった。
この社会の人々は、自分が何者か、自分が何を望んでいるか、
何を考えているかさえわからなくなっている…と。

 それで義道さんが提案するのが、<対話>です。
人と人との差異を大切にし、他者を尊重するコミュニケーションの
形態だそうです。

 なんか漠然とした生きにくさの原因を丁寧に説明してもらったようで
得るものがありましたね。

719無名草子さん:03/04/22 23:20
>>718
中島氏の人柄自体はいろんなエピソードから(標語クソ食らえの話とか)
好感を持っているんだけれども、
この本そのものに対しては“だから日本はダメなんだよ”って雰囲気が
(本人は否定してるけど)感じられて、その西洋中心主義に反発を感じてしまった。

新書じゃないけど…
対話/会話関係だと『「聴く」ことの力』(鷲田清一)は結構いい本。
ホンワカする。
新書じゃないのでsage
720無名草子さん:03/04/24 18:22
>716
広松「新哲学入門」がはずれでなくノーマルだと思ったのなら、
講談社現代新書から出ている広松「哲学入門一歩前」も読んでみたら?
721無名草子さん:03/04/25 03:18
中島には秋田
722無名草子さん:03/04/26 12:18
>>709
にしたって新書をマンガ感覚で買うとヒドイ目にあうんだよなぁ。
7〜8冊持って、ボケーっと「3000円ぐれーか」とか思ってレジ行くと
「6000円です」とか言われて、「(゚д゚)ハァ?」となる。
そりゃ概算しないのが悪いんだけどさ。
723無名草子さん:03/04/26 14:47
>>719
なぜ日本と西洋とを比較するのか?あなたは比較の方法を誤っていないか。

東洋と西洋との比較ならまだ分かる。
日本とギリシャとの比較ならまだ分かる。
724 :03/04/26 15:28
>>722
ブクオフ行っても欲しいと思った新書はたいてい半額なんだよなあ。
なかなか100円棚には移らない。
725無名草子さん:03/04/26 16:10
>>723
いや、俺比較はしてないし。どこで比較してる?

一般的に「西洋中心主義」って言葉は使われるよね。
俺は、"中島氏が日本のいろいろな事柄を見る時の視点に
「西洋中心主義」の影響が透けて見えたような気がした”
ってことを言ったのだけど。

というわけで誤解があるのじゃなかろうか。

ここからはスレ違いになるけど…
あなたは多分比較する地域の広狭をもってして比較不可能だ(とまでは言ってないか)
と言いたいのかもしれんけど、
俺個人としては日本と西洋の比較をすることって可能なのではと思うし、
実際に比較がなされたいい研究だってあると思うけど…。
もちろん比較する事柄にもよるから一概には言えないけど。

後半スレ違いなのでsage。
726無名草子さん:03/04/29 10:04
「ゾウの時間ネズミの時間」ってまだ誰も挙げてないんだね
最近ジョジョのラスボスのスタンド見てちょっとこの話を思い出した
727無名草子さん:03/04/29 10:57
ディスコミの植芝理一が挙げてたやつですね
728無名草子さん:03/05/01 14:09
>>716から継続

21世紀研究会『イスラームの世界地図』『民族の世界地図』
         『地名の世界地図』『人名の世界地図』     全部文春新書

なかなかお役立ちな本だと思った。
ただ、『人名』『民族』の朝鮮半島関係は間違いあり。
朝鮮人の願望を混ぜてはいけないでしょう。

>>720
>講談社現代新書から出ている広松「哲学入門一歩前」も読んでみたら?

実はもうもっていたりします。広松をノーマルを感じたのはおそらく哲学に限定されていた
からだと思いますね。そういえば広松の現代政治に関する著作をまったく知らないな。
今書店をみてまわっても哲学の本しかみあたらないですし。なんででしょうね?
ひょっとすると書いていないんじゃないでしょうか?
729無名草子さん:03/05/04 23:21
>>726
「ゾウの時間ネズミの時間」は名著だよね。へぇ〜、の連続。
TVに出てた著者はかなり変人風だったが、その点もまたよし。
730無名草子さん:03/05/04 23:45
『ドイツ史十講』カイマスタ。
731無名草子さん:03/05/05 01:31
生物系なら長谷川真理子のがイカス。
講談社の「オスとメス=性の不思議」とか。目から鱗だった。
難点は背表紙の著者の写真。これっていかにも「見た目がMAXに撮れた写真」という感じがする。生物学者の女なのね。

最近出た集英社の『生き物をめぐる4つの「なぜ」』は未見だけどどうだろ?
732731:03/05/05 01:38
文意通ぜず。訂正。
誤)生物学者の女なのね。
正)生物学者も女なのね。
733無名草子さん:03/05/05 01:41
>>730
そだね。新書の通史モノって大抵は退屈なんモノが多いのだけど、
この本は結構ノリノリで一気に読みとおせた。
734無名草子さん:03/05/05 03:14

「密約外交」 文春新書

60年代後半に日本が国会乗り切りのために
アメリカと結んだ外交密約で、逆に日本が
対米外交に自主性が持てなくなり、アメリカが
逆手に取って主導権を持ってしまった事を暗示。
735無名草子さん:03/05/05 03:49
講談社学術文庫は頼むから村上陽一郎の本を再版してくれ。
ホント、何処の古本屋行ってもねぇぞ。(2年掛けてやっと半額以下でかなり集めたが)
736無名草子さん:03/05/05 20:32
>>731
昔読んだ岩波黄色の、ゾウリムシの中には性別が6つだか8つだか
有する種があるというのが面白かった。NHKの教養講座で授業を受
け持ったこともあるね。
737無名草子さん:03/05/05 21:27
>>735
面白いでつか? どれがお薦めですか?

宇宙像の変遷
近代科学を超えて
ハイゼンベルク 二十世紀の物理学革命
科学史の逆遠近法 ルネサンスの再評価(絶版)
科学的発見のパターン(絶版)

ちなみに絶版とあるやつ以外はESBOOKSにあるみたいです。
738無名草子さん:03/05/05 23:21
「アメリカの論理」吉崎達彦 新潮新書はどうか。
ネオコンがわかってよろしいが。
739無名草子さん:03/05/05 23:32
スレ違いなれど。
中公叢書って、どうなんでしょ?
俺は2冊買ったけど、どっちもトンデモ本だった。具体的には
菊地悠二「円は誰のものか 国際通貨競争の覇者へ」
 ―― 基本的な経済知識に欠けている。
中川八洋「正統の憲法バークの哲学」―
 ―― 自説を主張するため意図的にデタラメを書いている。
これ以降買ってないから知らないけど、他のもヤバいの?
中公叢書って、中公とはいっても読売臭い感じがするし。
740無名草子さん:03/05/06 00:31
中公=読売に買収されてから碌な本がない。中川八洋まで落ちたか。
741無名草子さん:03/05/06 00:49
基本的だの意図的なデタラメだののどこが具体的なの?としか思わないし
ヤバいとも読売臭い(?)のも全然感じたことはないけど、
中公叢書はなかなか面白いラインナップを取り揃えていて面白い。
かわった本が多いのも特徴だ。
それをデタラメと受取るようじゃやめたほうがいいだろう。
君は読まないほうがいいよ。
742無名草子さん:03/05/06 01:07
>>741
勝共中川の本なんか読みません。
743無名草子さん:03/05/06 01:47
中公の『エキリ物語』(ニ至村菁)や『日系ハワイ移民の○○』(鳥越皓之)
が手に入らんのが腹立つ。
744無名草子さん:03/05/06 01:58
>>737
『近代科学と聖俗革命』 新曜社
『新しい科学論』 講談社ブルーバック
745無名草子さん:03/05/07 00:26
・・・まさか中川を弁護する香具師がいるとは思わなんだ。

>>742
中川八洋はウヨサヨ漫談以前の問題だと思われ。
746無名草子さん:03/05/07 00:35
>>745
けっこういるよ…>用語
747無名草子さん:03/05/07 11:23
>>745
批判するなら、具体的に書くべし。
罵倒語を並べるだけじゃ漫談以前のレベル。
748無名草子さん:03/05/07 13:13
>>739
猪木武徳「自由と秩序」や兵頭二十八の本はいいと思うが
749無名草子さん:03/05/07 13:14
朝日選書はリニューアルして駄目になったね
750無名草子さん:03/05/08 01:17
>>747
具体的に書いて理解できるだけの知識がそちらにあるかどうか心配だが。

中川「正統の憲法」p188『伊藤博文も井上毅も、天皇を「神の御裔」「現人神」などと述べたこともないし考えたこともない』
彼らが天皇を「神の御裔」と考えていたことは確実。
井上毅の有名な「シラス論」は国譲り神話に依拠するものだし、
伊藤博文著「憲法義解」には天壌無窮の神勅が登場する。これは天孫降臨神話。

# だいたい天皇のご先祖は神サマにきまっとるだろ。
# つーか、死んだご先祖を神と呼んでるだけ。
# 藤原氏や徳川氏など臣下の者どものご先祖も神だし。

中川の『伊藤博文も井上毅も天皇を「神の御裔」考えたこともない』はデタラメもいいところ。
もちろん中川はシラス論も憲法義解も知っている。知っているのに意図的にデタラメ書いている。

ウヨな新田均は『「現人神」「国家神道」という幻想』P39で
『井上が君臣関係の力点を「歴史」に置こうとしたからといって、彼の発想が「神話」とまったく無関係だったわけではない』
とあるが、これは全く正しい。

ということなのだが、反論を期待しておるよ。
751無名草子さん:03/05/08 06:01
>具体的に書いて理解できるだけの知識がそちらにあるかどうか心配だが。

>>747個人が理解できるかどうか、って問題じゃなかろう。
752無名草子さん:03/05/08 06:04
最近暖かくなってきたからな
753無名草子さん:03/05/08 07:16
バカの壁ってバカ売れしてんだね
754__:03/05/08 07:21
755bloom:03/05/08 07:25
756無名草子さん:03/05/08 10:17
750じゃないが
反論できず嫌味しか言えなかったり
ウサ晴らしにコピペ貼る
こういうバカ>>751-755
が中川読者レベルなわけだ。
757無名草子さん:03/05/08 12:45
中山美穂の○秘画像発見!
★☆祝DVD発売記念☆★ (・∀・)イイ!!
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1044104289/504
758無名草子さん:03/05/08 21:38
750=756みたいなバカって、他スレに隔離されたんじゃなかったの?
759無名草子さん:03/05/08 22:51
>>758
批判するなら、具体的に書くべし。
罵倒語を並べるだけじゃ(略
760無名草子さん:03/05/08 23:19
いや、傍から見ている俺にとっては
>>751
の言うことは理解できるんだけど。

俺このスレを「あ、あの新書はいいのか」「あれは駄目なのか」
って今後買う時の参考にすることも多いから、
批判はできるだけ具体的に書いてもらったほうが助かる。
ま、勝手な要求かもしれんが。
761無名草子さん:03/05/08 23:54
どこのスレでも思想厨コピペ厨は迷惑だがナ。
具体的に書けないやつはすっこんでなよ。
762無名草子さん:03/05/09 06:00
岩波新書「イラクとアメリカ」

 まだ、半分程度しか読んでいないけど、イラクの
置かれている状況がコンパクトに説明されていて、とても
読みやすいな。
763無名草子さん:03/05/09 12:22
講談社現代「森田療法」
 
森田療法とは、神経質症者(何らかの弱点のことで頭が一杯となり日常生活を放棄して
しまっている者)に対する精神療法である。創始者森田正馬は神経質症発症
の原因を彼らのもつ強迫観念に求めた。彼らは「かくあるべし」という
極めて理想主義的で厳格な規範によって自らの生を監視するような
生き方をするので、些細な弱点や欠点が大きなモノと見えてしまう為に
日常生活を放棄してしまうのだと考えたのである。
しかし、我々は誰もが「いかに生きるか」を絶えず自らに問いながら生きる存在である。
彼らの「かくあるべし」という願望が特に異常だというわけではない。
 そこで治療には、彼らの心理メカニズムと日常人のそれが同一のもので
あると見なし治療が行われる。
@精神交互作用(弱点を気にすまいと思えば思うほど気になってしまうという心理メカニズム)をよく理解する)
A弱点の為に現実から逃避しているということを認める。
B弱点を克服するのではなく、弱点を"抱えながら”本来の自らの自己実現欲求に従った「行動」
を取るようにしていく。

 
764無名草子さん:03/05/09 12:35
クソがきですか?
765無名草子さん:03/05/09 13:10
クソがき?そうかなw
766無名草子さん:03/05/09 13:27
767無名草子さん:03/05/09 13:36
768無名草子さん:03/05/09 19:41
大学生なんだが、「趣味は読書です」って言うと、絶対文学作品ばっかり
「読んだ?」って聞かれる気がする。「新書とかの方が…」と正直に
答えると「あ、そうなんだー(話し合わなーい)」みたいな反応が帰ってくる。
そんな経験無い?あ、オレ文学系学科じゃないよ。
769無名草子さん:03/05/09 20:06
747じゃないけど750に反論。
伊藤博文は本心から天皇を神だと考えていたわけじゃないだろう。
幕末の頃は天皇を「玉」って言って利用してたくらいだし。
ただ集権的な国家体制をつくるのに天皇を神とした方が都合良かったから
「憲法義解」にそう書いたんでしょ。中川もそう言いたかったんじゃないの?

770_:03/05/09 20:10
771無名草子さん:03/05/09 20:20
就職の面接でってこと?
772無名草子さん:03/05/09 20:23
ここでは、就職には関係ありません。
773無名草子さん:03/05/09 20:24
★★★415は徹底放置!!かまう貴方も415です!!★★★
774無名草子さん:03/05/09 21:12
>>768
禿同
「文庫は読んでいるけれど、新書は全く読んでいない」
って香具師も多い罠
775無名草子さん:03/05/09 21:35
新潮新書は糞だな
776無名草子さん:03/05/09 21:36
>>775
発売一ヶ月でもう全部(10冊?)読んだの? すごいね!!!!
777無名草子さん:03/05/09 21:43
東の『情報自由論』中公新書で出ねえかな
778無名草子さん:03/05/09 21:46
何気に777ゲットじゃん
これは願いが叶うってことですか
779768:03/05/09 21:56
>>771
オレへのレスかな?就活じゃなくて学生との会話で。
最近だと「本好きなんだー。キャッチャーインザライ読んだ?」とか
すぐに聞かれるのよ。「どんな本読むの?」より先に聞かれる。
「本=小説」だと思ってる人って多い気がする。
就活はこないだ終わったけど「本は読みますか?」って聞かれたのは
出版社だけだったな。多分聞いても読んでない学生が多いんだろう。

>>774
それも多い。「何で新書なの?」なんて質問応えられねーよ。
780774:03/05/09 22:12
斎藤孝『読書力』(岩波新書)では、文庫100冊、新書50冊が目安と書いてある。
前者をクリアする香具師は多いだろうが後者をクリアする香具師は
少ないだろう。漏れはこれを読んでから少しだけ文庫も読むようになった。
>「何で新書なの?」
この質問はキツイ。「新書の方が面白いから」とかしか、すぐには浮かばん。
781無名草子さん:03/05/09 22:16
ああなるほど。 しかも新書とか マジメな内容だから、内容話すのってひかれそうで イヤなんだよな
782無名草子さん:03/05/09 22:22
>>780
それ未読なんだけど、何の目安なの?
最近文庫買ってない。平凡社ライブラリーって文庫かな?
783750:03/05/09 23:38
>>769
うーん論点がズレてますね。

>伊藤博文は本心から天皇を神だと考えていたわけじゃないだろう。
「天皇の先祖は神」と「天皇は神(現人神)」を区別しましょう。
750で言及しているのは「天皇の先祖は神」であって「天皇は現人神」ではない。

それに、伊藤や井上は。政治的装飾としても「天皇は神」というような設定はしていなかった。
ここらへんの問題は新田均『「現人神」「国家神道」という幻想』参照。
この本は、中川のようなデタラメは書いていないマトモな本。おすすめ。
784無名草子さん:03/05/10 00:17
>>773
415はこっちには出没してないと思われ。415のレスは独特だからすぐ分かる。
785無名草子さん:03/05/10 00:46
天皇の役割って今も昔もそんなに変わってないんじゃないの?
別に強権を発動して議会の決定を覆したとかそういうことはしてなかったはずだし
満州での爆発事件で田中義一にキレて田中がショックで
退陣したってのはあったけどさ

以上素人意見なんで間違ってたらごめん

786無名草子さん:03/05/10 08:03
>782
 文庫でも新書でもどっちでもいいんじゃないの。
 そんなこと関係なく書き込めるスレにしてしまえ
ば。
787無名草子さん:03/05/10 10:39
>786
傾向としては文庫は小説中心、新書はノンフィクション中心。
ただし、平凡社ライブラリは判形は文庫だけど、多くはノンフィクション。

#『鼻行類』なんていうフィクションもあるけどね。

そういう意味では、平凡社ライブラリは新書の仲間に入れても良いかも知れない。
>>781
>>780
ノンフィクションの読書趣味、という点では上記2レスも参考に。
788無名草子さん:03/05/10 14:27
>>787
新書ってノンフィクションだけというイメージあるめど、
いわれてみれば新書にもフィクションたくさんあるね。西村京太郎とか(w

ここのスレでは誰もフィクション新書の話をしない、
でも、ノンフィクションの文庫や選書の話をする。
ということは、
ここのスレは「新書のスレ」というより、
「ノンフィクション(学術書を除く)のスレ」という位置付けでエエんでしょう。
789無名草子さん:03/05/10 14:35
>>785
「中川本=デタラメ」論とは話がハズレてきてますが。
それを承知でレス。
天皇の役割は今と昔でかなり違うと思います。
戦前の天皇は「意見は云うがベトーは云わぬ」(昭和天皇独白録)。ベトーってのは拒否権発動ね。
戦後の天皇は「意見は云えぬしベトーも云えぬ」です。

スレのテーマから外れてきたのでsage
790無名草子さん:03/05/10 15:34
>>788
>「ノンフィクション(学術書を除く)のスレ」という位置付けでエエんでしょう。

ダメ。学術系もかなりあるから
791無名草子さん:03/05/10 15:46
「本の雑誌」で「実用系新書編集者座談会」というのがあったときは
(うるおおぼえだけど)編集の人たちは、
ノベルズ(小説)、実用系新書、教養系新書、とわけてたようだ。
792無名草子さん:03/05/10 15:48
新書・選書の類に学術系なんてないと思うのだが。全部、専門外の一般読者向けでしょ。
文庫には学術系はある。例えば岩波文庫の古典とか、講談社学術文庫の一部(全部ではない)とか。けれど、ここでは話題にならないし。
「学術書を除く」という条件で問題ないと思うよん。
793無名草子さん:03/05/10 15:52
794無名草子さん:03/05/10 15:59
>>791
実用系新書って何・・・?
とと、分かった。カッパブックスとかのアレね。
女にモテる方法、とか、アトピーを治す方法、みたいなやつ。

その分類でいえば、ここは「教養系新書・選書・文庫」のスレですね。
795無名草子さん:03/05/10 16:06
>>792
「学術」とは、学問と芸術のことなのだが……
796無名草子さん:03/05/10 16:24
>>792=788?

>新書・選書の類に学術系なんてないと思うのだが。全部、専門外の一般読者向けでしょ。
>文庫には学術系はある。例えば岩波文庫の古典とか、講談社学術文庫の一部(全部ではない)とか。けれど、ここでは話題にならないし。
>「学術書を除く」という条件で問題ないと思うよん。

「学術系」とは、原典・基礎文献など、
おもに専門家が研究する類の本とあなたは思ってない?

同時代の専門家が書いた本が、研究書・教養書・入門書など……
ここに新書が入ると思う。別に必ずしも「一般向け」というわけではない
将来原典・基礎文献に入る本も絶対にある

「学術系」とは、学問・芸術に関するもの。
原典も研究所も教養書も含む。意味は広い。
797無名草子さん:03/05/10 16:26
>>795
言葉の定義は人それぞれだが、新書を「学術書」と呼ぶのは違和感ありあり。
798無名草子さん:03/05/10 16:29
>>797
人それぞれも何も広辞苑に載ってる一般的な意味なんだが
799無名草子さん:03/05/10 16:37
>>798
広辞苑至上主義ですか?
ちなみに広辞林からコピペすると。

がくじゅつ 0 2 【学術】
(1)学問。専門性の高いものをいうことが多い。
「―論文」
(2)学問と芸術。また、学問と技術。学芸。

どっちの意味に使うかは人それぞれだ。
俺は(1)後段の「専門性の高いもの」の意味で使っているし、きみは(2)の意味で使っている。
どっちが正しくどっちが間違いという問題ではない。
796のレスは(2)後段の意味は間違いであるように主張しているようだがね。

言葉の定義は人それぞれだ。当たり前だ。なんでこんな常識的な事柄でつまづくのか不思議。
800無名草子さん:03/05/10 16:44
言葉の定義は人それぞれだが、
自分の書いた新書を学術書などと呼ばれたら、その著者が一番面食らうだろう。
「俺はもっと高度なことをやている。これは一般向けにやさしく書いたつもりなんだ」
たとえ新書の内容が著者にとってイッパイイッパイであっても、だ。
少なくとも自然科学系や政治経済法律系の分野ではそうだ。
801無名草子さん:03/05/10 16:59
言葉遊びはともかく、「教養系」ってことでイイのでは。
802415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/10 17:13
学術書とは脚注と事項索引付きの本だと思っておれば
概ね間違い無い。
803415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/10 17:14
しかし、いまだに俺の影響力に怯えて必死な奴がいるな。
804無名草子さん:03/05/10 17:20
おまいさんは単に嫌われているだけだろ。
805無名草子さん:03/05/10 17:20
>>802
選書メチエは、注と索引あるけど、学術書?
806無名草子さん:03/05/10 18:14
新書スレの話題として、新書になっている学術書を含めてもいいではないか。

>802
注と索引が学術書の必要事項というわけではないよ(あった方がいいけど)。
必要事項は、引用した文献をきちんと挙げた文献表だよ。
807798:03/05/10 20:13
>>799
>広辞苑至上主義ですか?

はっきりと「俗物教養人」とは言っていないが、そうとって宜しいかい?

さて、そこであなたが比較で出したのが『コウジリン』という
一発変換もできない「一般的」な辞書ですか?

「権威」嫌いで広辞苑ももっていないようだから
「学術」を『広辞苑』から引用してあげる

>【学術】
>1.学問と芸術
>2.学問とその応用を含めていう語。「―雑誌」「―論文」

「専門性の高い―」などという意味は見当たらないね、残念。
文句があるなら、『コウジリン』には「専門性が―」と載ってるから
「広辞苑」もにも載せなさい! とぜひ岩波に投書してください。
808無名草子さん:03/05/10 20:13
昨日の毎日新聞の夕刊の文化欄を読んだ?
新書の現状のような記事だったんだが。
809無名草子さん:03/05/10 20:15
がくじゅつ【学術】
(1)学問。専門性の高いものをいうことが多い。「―論文」
(2)学問と芸術。また,学問と技術。学芸。
三省堂 『ハイブリッド新辞林』より
810無名草子さん:03/05/10 20:18
【学研 パーソナル現代国語辞典】
がくじゅつ【学術】 専門的な学問。
811798:03/05/10 20:32
>>809
『ハイブリット―』とやらは『コウジリン』とおなじ出版社だよ

別に「専門的な学問」でもいいんだけどね
漏れは新書は教養系もノンフィクションも……学術系も
幅広く含むと思ってる。
「新書に学術系はふくまない」に反論してるだけ。

そもそも、専門的な学問≠新書なのか?
812無名草子さん:03/05/10 20:48
世界大百科事典より(抜粋)

《新書》
出版形式の一つで,B6判よりやや小型の判型(新書判)のシリーズをいう。(中略)
〈岩波新書〉は,(中略)同時代に属する筆者による書下ろしを中心に,〈現代人の現代的
教養〉を追求する,いわゆる教養書としての性格を備え,分量も手ごろで廉価なこともあっ
て,学生,知識人を中心に安定した読者を獲得した。

一方,第2次世界大戦後,経済成長に伴う読書人口の爆発的増大,マスプロ・マスセー
ルを志向する出版の大衆化とともに,手軽で廉価な新書は,文庫とともに主要なシリー
ズ形式の出版物として,脚光を浴びることになった。(中略)

なかでも神吉晴夫が54年から手がけた光文社の〈カッパブックス〉は,時流に投じた企画,
平易に書き改められた文章,斬新な書名,宣伝費の大量投入による需要喚起によって,
(中略)ハウツーもの,娯楽ものを中心に多数のベストセラーを続出させ,戦後出版史に
一時代を画した。(後略)
813無名草子さん:03/05/10 21:15
>>811
スマンけど君が「学術的」とか「専門的な学問」と考える新書を2〜3あげて欲しい。
できれば自然科学か社会科学の分野で。
814無名草子さん:03/05/10 21:20
>>798
「こっちの辞書が権威ある」「辞書に載っているのが正しい」。。。
きみ何才?
815無名草子さん:03/05/10 21:22
角川類義語辞典
【学術】がくじゅつ 〔文章〕―の振興を図る。―研究のために留学する。―会議[部門・雑誌]
〔注〕「学問」には、研究することとすでに出来上がっている知識を身につけることが含まれて
いるが、「学術」は研究的側面に重点がある。なお「学問」より「学術」の方が専門的かつ
分類的なものをいう感じがある。また、「学術」は学問と芸術・技術を含めていうこともある。
816799:03/05/10 21:36
>>807
>>広辞苑至上主義ですか?
>はっきりと「俗物教養人」とは言っていないが、そうとって宜しいかい?
いや違う。
817798:03/05/10 21:37
>>814
>「こっちの辞書が権威ある」
>「辞書に載っているのが正しい」。。。

意味をひねくれてとらんでください
一般大衆に昔から幅広く使われている辞書に書かれている
一般的な意味ではこうだよと示したにすぎません

>>813
なぜ、自然科学や社会科学限定であげなきゃいけないの?
新書の話をしてるのに
だから幅広く「新書」で挙げる

『支那思想と日本』津田左右吉
『雪』中谷宇吉郎
『日本の思想』丸山真男 以上岩波新書
『正統と異端』堀米庸三
『馬賊』渡辺龍索 以上中公新書

これらは基本書にもなってるし、内容も高度なものもある。
あなたが思う「学術的」にも充分満足できるものだと思う

漏れはあくまで学問・芸術に関するものなら学術というスタンスだから
高度だろうが専門的だろうがどうでもよい。

いちいち反論するのも面倒だから、コテハンもやめるし
このスレに今後は書き込まない。
じゃあ、そういうことで、最後のレスでした。
818無名草子さん:03/05/10 22:02
>>808
>昨日の毎日新聞の夕刊の文化欄を読んだ?
読んでなーい。どんな内容だったの?
819無名草子さん:03/05/11 09:25
うーん、論争してた相手じゃないですが、自分が思ってたことを書きますね。
817にある本のうち学生自分に読んだのは丸山と堀米ですが、どっちも教養書だと思ってました。
こういう人が書く「中世なんとかの研究」みたいなこまかい註つきの
専門書や、学界誌に書く論文が学術書(イコール研究書)だと思ってたな。
研究費がでるもの(笑)や、真偽優劣を同輩として検討できる
リソースを持った人に向けて書くものが(日本学術振興会的な意味での)
学術だと思ってました。

中谷宇吉郎は名前しか知りませんが、自然科学者がその分野の体系的な知識
や検証手段に縁のない人向けに書いたものは、ほぼ上記の理由で教養書で
はないでしょうか。

それと、ある教養書が「基本書」になるかということは
その分野の人が結果として決めることだから、外の人には判らないと思うのです。
この基準だと、学術書かどうかが形式やスタイルや読者対象の問題じゃなく、
質の問題になっちゃうでしょう?
ある本の内容が優れているから学術だ、という事はないと思います。
ヘタレな学術書もいっぱいあり、同業者が検討するに値する教養書もある、
ということだと思うのです。
820無名草子さん:03/05/11 10:47
>788
 まあ、とにかく楽しくやりましょう。
 「イラクとアメリカ」を今日中に読み終えようと
思っています。
821無名草子さん:03/05/11 11:28
正統的な「左翼」の新書ですねw    
822無名草子さん:03/05/11 16:51
>>820
著者は酒井啓子
http://www.ide.go.jp/Japanese/Research/Rschers/sakai_k.html
イラク戦争がらみでよくテレビに出てたオバサンですね。
左右はどうでもいいから、面白ければそれでヨシです。感想ヨロ。
823 ◆7MX0vj5o1E :03/05/11 17:01
jiji
824manko ◆7MX0vj5o1E :03/05/11 17:01
eer
825無名草子さん:03/05/11 17:12
鈴木眞哉「鉄砲隊と騎馬軍団」洋泉社(!)
読みました。長篠合戦は戦術革命なんかじゃない、っちゅう話です。内容的には面白い。
けど、この著者は同じような内容を別の本で繰り返し繰り返し主張している。マンネリです。飽きてきました。

ちなみに、とかく評判が××な洋泉社の新書ですが、
わにブックスやカッパブックスも新書の一種と考えれば、
それほど目くじらを立てるほどでもないような気がしてきました。
826無名草子さん:03/05/11 19:33
「哲学の謎」 野矢茂樹 は面白いですか?
827無名草子さん:03/05/11 20:11
どの新書か、くらい書いた方が。
828無名草子さん:03/05/11 20:53
>>821
出版元だけで判断するヴァカハケーンw
829__:03/05/11 20:54
830415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/11 23:13
>>817
君が挙げているように、新書から学術書に昇格したとみなされている新書も
いくつもあるだろうが、それはあくまで例外で、基本的に新書は学術書ではないと思われ…。
831無名草子さん:03/05/12 00:03
トリップで守るようなコテハンかねぇ。
832無名草子さん:03/05/12 00:14
>>826
野矢茂樹「哲学の謎」講談社現代新書 ね。
読んだ事無いけど、アマゾンのレビュー読む限りでは面白そうなヨカン。
833無名草子さん:03/05/12 16:24
学術書だとか一般書だとか教養書だとか、そういうカテゴライズについてはどうでもいい。
自分にとって役に立つかどうかが俺にとっての本の大事さだから、
このスレではできるだけ新書の幅を広く取って、色んな本を紹介してほしい感じ。
などと思っておるのですが…。
834無名草子さん:03/05/12 21:11
>>830
>基本的に新書は学術書ではないと思われ…。

>>817は「新書=学術書」などという主張はしてないと思われ。
「中にはこういう高度な内容のものもちゃんとある」と言ってるだけ。
835無名草子さん:03/05/12 22:33
まぁどっちでもいいではないか。
836415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/12 23:46
>>834
俺は「中にはそういう高度な内容のものもちゃんとあっても
原則的に】新書は学術書ではないよ」と言っているのだ。

意味不明の言いがかりはやめれ。



順間論法だが、クーンに倣えば
「学者集団がそれとみなしている(と思われる)ものが学術書」
という大雑把な括りでよいと思うが。

>>833
ハゲドウ


というわけで例によって消える
837無名草子さん:03/05/13 01:30
おらんだ正月は新書(冨山房百科文庫)から岩波文庫入りしたね
838無名草子さん:03/05/13 06:17
>>822
 そうです。
 酒井さんという方が書いています。
 日曜に読もうと思ったのですが、まだ、全部
読めません。
 本当に最近本を読むスピードが落ちてきました。
読み終えたら感想書きますよ。
 中近東関係では広河隆一の「パレスチナ」(岩波)
を読んだことあります。
 パレスチナとイスラエルの関係が分かり易く書かれて
いて勉強になりましたね。
 
>>833
 私もそう思います。
839無名草子さん:03/05/13 06:20
>>836
「(原則的に)新書は学術書ではない」ということは認識した上での
発言だと思うけどね。

その上で、内容的に充分高度と思われる新書を実例として挙げ、
「(原則的に)新書は学術書ではない」からといって、こういう本を
切り捨てるのは惜しい、こういうのも何冊もある、と言っている。

「意味不明の言いがかり」はそちら。
840無名草子さん:03/05/13 06:29
415は放置で。
841無名草子さん:03/05/13 11:22
講談社現代新書『キャラクター小説の作り方』が今年のナンバーワンじゃないかい?
全力投球の文化批評で圧倒されました。
842415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/13 15:12
>>830
> >>817
> [君が挙げているように、新書から学術書に昇格したとみなされている新書も
> いくつもあるだろうが、それはあくまで例外で]、基本的に新書は学術書ではないと思われ…。

だから、817も俺も原則的に新書は学術書ではないと書いているだろうが。
>>830>>817に基本的に同意していることを読み取れない>>834が意味不明
だと言っているのだ。


一矢報いようと必死な頭の悪い八木信者はレスつけなくていいよ。


843415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/13 15:25
さて
「もうこなくていいよ」
「〜は放置で」
「消えるんじゃなかったの?」


↓はい、どうぞ。
844無名草子さん:03/05/13 16:13
│↑
└┘
845無名草子さん:03/05/13 19:04
そして話題はループ
846無名草子さん:03/05/13 19:57
択一の出来が悪くて機嫌が悪いらしい。
847415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/13 21:23
あー、もしかして八木の間違い指摘するのに
「司法試験受験レベル」が必要だと思っちゃったりしてるの?

なるほど、それで俺を「司法浪人」と言いたいわけね。





バカ言え。あんなん大学一年レベルで指摘できるミスだぞ。
848無名草子さん:03/05/13 22:30
とにかく「〜は放置で」だ。これが大事。
849無名草子さん:03/05/13 23:06
面白すぎてホーチできん。
だって846さんは相手を特定せずに書いているのに、847は勝手に自爆してるんだもん。
しかも「受験レベル」ってどういうレベルだよ(w
「合格レベル」なら分かるが。
850無名草子さん:03/05/13 23:22
>>849煽りがヘタ過ぎ。厨学1年レベル

415何某は、自分で立てた隔離スレが荒んで来たんで寂しいんだよ。
だから、放置。
>>850
俺の影に怯えてる(例>>773)が居なければわざわざ出てこないよん。


しかし、こいつら面白いな。バカウヨは自分に都合悪いレスが全部
一人のしわざに見えるのが痛いな。
無しのレスを415扱いする脳内妄想を気の毒に思いワラ
「違うよ」と断りを入れてやったら、今度は「出てくるな」ときたよ。

おまけに妄想で司法浪人認定するのが笑えるな。
「司法浪人」か。415も味気無いし、今度出てきた時はこれを俺のコテハンにしてやろうか?ワラ



まあ…脳内妄想もほどほどにな。まだ悔しいらしいのは十分伝わってるからw
852無名草子さん:03/05/14 02:25
粘着厨うざい。

こないだ古本屋冷やかしてるとき見つけた「カルトか宗教か」竹下節子(文春新書)思わず購入w
まだ読んでないけどね…。
853無名草子さん:03/05/14 05:49
新書の古本がいっぱい置いてある神田の
古本屋さんてどこでちゅか?
854無名草子さん:03/05/14 08:44
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1039766618/l50

↑煽り、叩き、ウヨサヨ論争はこっちのスレで。
↑のスレには気に入らないやつの電話番号を書いても大丈夫です。
855無名草子さん:03/05/15 00:03
正直なところ>>851の書いている意味が分からないのだが。
とくに「無しのスレを415扱いする脳内妄想」の辺り。誰か解説してよ。
856無名草子さん:03/05/15 12:15
「名無しのスレを・・・」の"名"を何かの理由で
消してしまったと思われ......


857無名草子さん:03/05/15 16:58
(スレじゃなくてレスだったね)
858無名草子さん:03/05/15 17:11
中西寛「国際政治とは何か」(中公新書)
が日経新聞の書評欄で絶賛されていた。
859無名草子さん:03/05/15 20:35
>>858
読売でも少し誉められてた。
同じ中公新書からでてる『国際政治』の著者の
高坂?とかいう人の弟子の人が書いたらしい。 
860無名草子さん:03/05/15 20:44
高坂正堯
861無名草子さん:03/05/15 21:18
ゴミ売が中公の本誉めるのは当然。
自画自賛みたいなもんだ。
862無名草子さん:03/05/15 21:21
「愛国」問答 香山リカ+福田和也(中公新書ラクレ)誰か読んだ?
863無名草子さん:03/05/16 02:22
>>858
宮崎哲弥が今月の「諸君!」でも誉めとったな。
864無名草子さん:03/05/16 13:21
>>861
?
865_:03/05/16 13:29
866無名草子さん:03/05/16 14:21
>864
中央公論新社は読売グループ
867無名草子さん:03/05/16 18:35
>>863
宮哲の書評よんだが、かなりいい本かも
一読の価値あり
868無名草子さん:03/05/16 19:51
>>853
文庫川村でせう。
869無名草子さん:03/05/16 22:33
書評欄の評価って出版社がどうとかっていうのは
カンケイない気がする。

読売の書評でも、中公の本を「〜なところは残念だ」みたいに
くさす場合もあるしね。
870無名草子さん:03/05/17 17:21
>866
そうなんだ。
871無名草子さん:03/05/19 12:09
415某 ◆Bi39V2aT2M

>836 :415某 ◆Bi39V2aT2M :03/05/12 23:46
>というわけで例によって消える

テメェの発言には「しっかりと」責任をとれ。オマエウゼェよ。
常識も分からないヤツが「司法浪人」だなんてちゃんちゃらおかしいね。
ジョークは頭の中だけにしてくれ。
ワザワザ「司法」浪人と書くのは自信の現れですか?
他の人は司法「浪人」と見てるんですが。w

あ、このレスに対するレスは不要です、ウザイだけですから。
872無名草子さん:03/05/20 04:07
>>869
同意。「国際政治とは何か」は書評欄じゃないけど朝日でも紹介してた。
でも読売で書評してた五百旗頭真氏は同じ高坂門下だから、
違う意味で身内といえなくもない気が…
873無名草子さん:03/05/20 22:02
著者で期待したが…だった新書
日垣隆「情報の目利きになる」ちくま
はっきり駄作。自慢話の垂れ流しでつまらん。普通の日垣書は好き
なので期末前なのに楽しみにして買ってもうた。
宮台真司&奥平康弘「憲法対談」
かたいし、話に実感がわかん。どう考えても宮崎&宮台のM2のが
面白い。
あとブルーバックスほとんどでてこないので、
不確定性原理
科学1001の常識
マンガ数学小事典
啓蒙としての新書の面目躍如。
最近のブルーバックスは売り上げのためかへたれが多いが。
874873:03/05/20 23:09
やたら亀だけど理系サヨとして714への返答。
一番の理由は理系特に理学や科学史の人は環境とかがらみで引け目があるからだろ。
いっぺん見ると分かるが科学誌はサヨ多いよ。諸君や正論と無関係で、社会系は焼酎時代
のサヨ情報のままの理系は多いし。科学史の人が目立つのは理系の人の中では文系メディ
アに出やすいから。
ウヨには不合理な根性第一な精神論ヤシが多いので印象悪いしね。サヨつか共産は本来は無
神論なんで理系と相入れる。
ウヨサヨネタは嫌われるんでこれくらいに。
875無名草子さん:03/05/22 00:04
ブルーバックスといえば、
 和田純夫「量子力学が語る世界像」
はどうなんでしょ。
量子力学の確率解釈と多世界解釈。文系な私には凄く面白かった。

けど、この本のレベルの多世界解釈の話って、よくよく考えたら、
一般論として確率というものは多世界で解釈できるという話であって、
量子力学とは関係ない(量子力学に限った話ではない)ような気もする。

俺の専門は経済学なんだけど、
経済学で扱っている確率というものも、根っこから考え直せば多世界で解釈することが可能。
でもそれは量子力学とは何も関係ない。という具合に。

そこんところどうなんでしょ?
876( ´∀)・∀):03/05/22 00:06
「2chは5,6人以上逮捕された犯罪者が居るので
2chは全員、犯罪者だと思っていいと思います。
私の友達と私が被害を受けたのは本当の事実なので。」
(HPより抜粋)
http://members.tripod.co.jp/nichkirai/index.htm
この2ちゃんねるを罵倒しているサイトである
2003年5月21日午前0時を以て
攻撃開始。
他のスレッド・板にコピペしてくれ。
これは我々2chねらーに対する挑戦であり
善良な2chねらーを巻き込ませようとしている悪の芽を摘むことを決定した
間引きをすることにより、2chの秩序を保つのだ
877無名草子さん:03/05/22 00:12
>>858
毎日でも絶賛ですた。
878873:03/05/22 01:04
>>875
確かにそうだが、多分この本では875さんの言うような類似性より従来の不確定性のない
物理学との差を強調したかったのでは。
経済学は確率の要素濃そうだから、確かにそういう意味では量子力学に通ずるものがある
と思う。そこを突っ込むと量子力学的経済学とか産まれるかも…

量子力学はブルーバックスでは定番のお題だけど、初心者用解説てことでどーしても似た
内容のが多い。875さんが挙げたのはその中ではユニークな良書だの。
879山崎渉:03/05/22 01:28
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
880無名草子さん:03/05/22 14:00
881無名草子さん:03/05/22 16:28
882無名草子さん:03/05/22 20:10

新しいヘーゲル : 長谷川 宏 講談社現代新書

この本に触発されて「歴史哲学講義」岩波文庫 を買ったよ

883無名草子さん:03/05/22 20:31
今月発売の新潮新書はダメっぽい
884875:03/05/22 23:09
>>878
経済学は物理学や工学の一部をパクリます。でも量子力学からのパクリはまだ無いみたい。
経済学は幼稚な学問なので、量子論の域には達していない模様。

875の本は良書ですか。よかった。ほっ。
文系な俺には面白くても、理系の人からみたら笑止な本だったらどうしようかと、ちょっと心配してました。
885875:03/05/22 23:42
>中西寛「国際政治とは何か」(中公新書)
絶賛なら読んでみっか、と思って探したけどお店では品切れ。
アマゾンでもESBOOKS等でもみな品切れでした。
人気あるのかしらん。単に刷数が少なかっただけかもしれんが。
886無名草子さん:03/05/23 00:21
政治なんか興味ないよ
887878:03/05/23 00:26
>>884
まあブルーバックスにトンデモは少ない(あるにはある)からね。
ところで講談社現代新書の佐伯啓思「欲望と資本主義」は面白いけど、専門的にはどうなんでしょう?
講義人気あるらしいが…
888無名草子さん:03/05/23 01:02
>>886 衆愚の一員ハケーン
889無名草子さん:03/05/23 06:05
>>868
 ありがとう。
 そのうち、行って見ます。

「イラクとアメリカ」(岩波)
 何処の世界でも弱いものは苛められる運命に
あるのだということが良く理解できましゅた。
890無名草子さん:03/05/23 06:22
891無名草子さん:03/05/23 10:24
渋谷 知美「日本の童貞」(文春)

女性からはモテない、不潔と蔑まれ、体験済みの男からは馬鹿にされる恥ず
かしい存在──そんな童貞が「カッコいい」時代があった
892無名草子さん:03/05/23 13:40
清水美和『中国はなぜ「反日」になったか』(文春新書)
小泉の靖国参拝を批判的に見てるのでウヨはタイトル買いしないよう注意。
ちなみに筆者は男です。
893無名草子さん:03/05/23 17:51
ウヨがタイトル買い?
894無名草子さん:03/05/23 18:36
>>892
またスレが荒れるからやめれ
895無名草子さん:03/05/23 22:55
>>891
面白そうだが、タイトルが恥ずかしいので買えない・・・。
>>891
>女性からはモテない、不潔と蔑まれ、体験済みの男からは馬鹿にされる恥ず
>かしい存在──そんな童貞が「カッコいい」時代があった

そこまでボロクソに言わんでも。(w
897無名草子さん:03/05/24 00:42
「羞恥心の現代史」みたいなのと同系統かな?
価値観なんて時代と共に簡単に変わるってやつ
898無名草子さん:03/05/24 03:45
>>892
>ウヨはタイトル買いしないよう注意。

バカじゃねーの?
自分で面白いこと言ってると思ってるんだね。
黙って週刊金曜日でも読んでろ。
899無名草子さん:03/05/24 04:00
>>898
釣られてウヨが反応した(w
900無名草子さん:03/05/24 04:21
>>891
裏表紙の写真見ると、けっこう美人さん。
新聞の広告にもでかでかと出てた。
美人が童貞を肯定してくれる本(?読んでないので想像だけど)ということで、売りたいのかな。
901無名草子さん:03/05/24 10:14
>>900
>美人が童貞を肯定してくれる本

「童貞」という「不潔で恥ずかしい現象」を媒介に価値観の変遷について
論じているだけで、御本人は「不潔で恥ずかしいんだよ、氏ねよバーカ!」
とか思っているかもしれんぞ。(w
902875:03/05/24 11:37
>>887
>講談社現代新書の佐伯啓思「欲望と資本主義」

この本でいうところの資本主義とは、シュンペータの意味での資本主義ですね。
所謂「経済学」(この本で「アメリカの教科書の経済学」と呼ばれているもの)とは別物ですが、扱っているテーマは重要だし、書き方も平易で面白いと思います。
良書だと思います。

ちなみに、シュンペータ的なダイナミクスが重要だということは所謂「経済学」でも認識されているですが、いかんせん難しい問題なので、経済理論に取り込まれるところまで至っていません。
さらに経済政策など現実の経済への応用には全く繋がってません。
いまのところ「面白いお話レベル」に留まっているのが現状です。
903無名草子さん:03/05/24 11:42
>シュンペータの意味での資本主義ですね。

ここから分からんよ。降参じゃ。
904無名草子さん:03/05/24 13:42
童貞に自信を持ちたいんなら「D.T」を読めって。
もてるかどうかは知らんけど

>>885
いっそ著者の師である高坂正堯の「国際政治」(中公新書)
を買ってみれば?
彼はリアリズム政治学の権威だからこれをよめば
保守政治学者の考え方というのが大体分かるようになる
905無名草子さん:03/05/24 14:52
若者が社会的弱者に転落する
906無名草子さん:03/05/24 16:34
>>905
宮本みち子のですね。
つまらないでしゅ――
最近出た『シングル化する日本』といい、洋泉社の新書yに登場する社会学者って、かなり逝ってるんじゃないかな。
907無名草子さん:03/05/24 16:58
>>906
うちの大学の先生だ。
教養の授業がスゲーつまんない
908無名草子さん:03/05/24 21:17
>>884
正確には経済学が物理学をパクっているのではない。
かつての米ソ冷戦時、猛烈な宇宙開発プロジェクトに多くの科学者が従事していたのだが、
プロジェクトが縮小されるにつれて、彼らの多くが将来の職の為に金融工学などの経済分野に
鞍替えしたのが発端。
909875:03/05/25 00:01
>>884
うーん。それは金融工学の話では? おらのイメージでは金融工学は工学の一種であって、いわゆる経済学とはちょっと違う。経済学はもっとチャチだもの(w。
経済学が物理学をパクルのはもっと歴史が古いと思われ。例えばマクロ経済学で使う変分法とか。
910875:03/05/25 00:10
>>903
いやスマン。。
書くと大変なのでコピペ。

シュンペーター
オーストリア生れの経済学者。(略)
彼によれば,〈発展〉は生産要
素の新結合=革新(イノベーション)から生じ,革新
の担い手として異常な努力に堪えうる少数の人物
が〈企業者〉にほかならない。そして革新は旧来の
経済軌道を変革破壊し,その攪乱作用が景気循
環を生むが,それが再び均衡状態を回復すると
き,新しい価値体系と大量の生産物を作り出す。
こうして資本主義は幾次の革新を経て,すばらし
い経済進歩を遂げたのである。しかし,こうした発
展過程を資本主義の将来に投影するならば,大
企業の出現,企業組織の官僚化,革新の組織化
など,合理化一般の進展によって漸次経済の社
会主義的管理の可能性が準備されるとともに,個
人的企業者能力の無用化によるブルジョア階級
の衰退が予見され,ついには資本主義文明は崩
壊するであろう,と彼は考えた。(略)
大野 忠男
(c) 1998 Hitachi Digital Heibonsha, All rights reserved.
911875:03/05/25 00:12
あらいやだ。909は884へのレスではなくて >>908 へのレスです。すんまへん。
912895:03/05/25 01:06
>>904
ども。今日マガジンショップで「国際政治とは何か」が残ってたの見つけたのでゲトしました。
冒頭を読んだ感触では、妙な思想偏向がなくて良さそう! と思ったけど、この人って保守系なんですか。。。
913895:03/05/25 01:10
ついでにいえば「童貞とは何か」も立ち読みしました。
で、話題になっている背表紙の著者写真。
「かなり頑張ってお洒落して撮っている」という感じです。和服(振袖?)着てるし。
容姿の面では「いかにも東大女!」という感じ。つまり○○。←自粛。

914無名草子さん:03/05/25 06:04
「国際政治とは何か」朝日の書評欄にも登場
915887:03/05/25 13:23
>>902,910
なるほど。簡単に言ってしまえば、佐伯氏の書は良い本ではあるが、本来の「経済学」の
本ではない…というわけですな。

それにしても、やはり講義の評判と本の評判は相関があるのかな。
916無名草子さん:03/05/26 21:58
>>887
>まあブルーバックスにトンデモは少ない(あるにはある)からね。
天外○朗のとか(w。

治部真里・保江邦夫「脳と心の量子論 場の量子論が解きあかす心の姿」
これは読んだ感じではいかにもトンデモっぽかったけど、
ワシは文系なので判断できない。
専門の人から見るとどうなんでしょう?
917無名草子さん:03/05/26 22:01
ネットのバイト見つけた。バナー収入登録したら1000円くれるってさ。
http://members.goo.ne.jp/home/madcap0  
          ;:
918山崎渉:03/05/28 16:29
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
919無名草子さん:03/05/29 04:44
920無名草子さん:03/05/29 17:00
新潮新書ってビジネスマンをターゲットにしてる感じだな
921887:03/05/30 01:00
>>916
未読なんで図書館で借りてざっと見てみたが、確かにちとうさんくさいね。
ただ、この本はかなり最先端の内容を扱っているんで、うかつにトンデモとして切り捨ても危ない。新しいアイデアは往々にしてトンデモぽく見えるから。
こういうまだ不安定な分野は新書にすべきじゃないね。
922無名草子さん:03/05/31 01:54
新潮の「死ぬための教養」(嵐山光三郎)かいますた。
いまいち。日経夕刊で一週間連載してたコラムとかぶりまくり。しかもなんか歯切れが悪い。

そして竹内○美子をべた褒めしてたのが(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

養老さんの「バカの壁」は結構面白そう。まだ最初数十ページしか読んでないけど。

…というカキコをデジカメ板に誤爆してしまいますた・゜・(ノД`)・゜・モウダメポ
923無名草子さん:03/05/31 19:52
何か新潮は最初だから執筆者をがんばった気がするよね。
養老さんの本ははじめて読んだけど面白かった。
他のも読んでみたけど、あんまり難易度は高くないね。
一般向けって感じで俺にはちょうどよかった。
924無名草子さん:03/06/02 14:32
>>922

竹内優美子はいいぞ。俺も断固支持する。
925無名草子さん:03/06/02 20:22
>924
久美子だよって言おうとしたんだけど
竹内優美子ってヒトいたのね
926無名草子さん:03/06/02 22:53
「諸君」の7月号に
宮崎哲弥の「今月の新書」完全読破という企画が載ってる。
これから毎月、その月に出る新書を全部読んで、ベストを
決めるという企画らしい。

 初回のベストは東浩紀・笠井潔の『動物化する世界の中で』(集英社新書)
、ベターとして坪内祐三の「新書百冊」などが挙がってた。
ワーストはチョムスキーの本。
927926:03/06/02 22:58
追加。
宮崎も嵐山の疑似科学への傾斜に懸念を表明していた。
バカの壁は「無責任な放言も多い。非論理的」(大意)とのこと。
928922:03/06/03 00:52
>>926
「無責任な放言も多い」…養老タソいっつもなんでつがw
929無名草子さん:03/06/03 05:41
「バロック音楽」皆川達夫著 講談社新書
 初版が昭和47年という古い本ですが内容的には
殆ど古さを感じさせられませんでした。
 これからバロック音楽を聴いてみようという者には
最適な入門書だと思いました。
930無名草子さん:03/06/03 16:04
>>929
同感です。

>>926
宮崎の評価はあんまりアテにならんな。
931無名草子さん:03/06/03 19:31
ブルーバックスの「統計でウソをつく法」もいい。
文春からも類似本出てるが、上でも話題になっているようにとりあげる対象に抵抗を覚え
る人もいそう(高島俊男や日垣隆も同じ問題抱えてるが)なので。
932無名草子さん:03/06/03 22:02
岩波に限らず「新書」3冊目
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1054367361/l50

立ってます。貼られてないので貼っておきます。
933無名草子さん:03/06/09 04:27
『なぜ中国は「反日」となったのか」ってどう?
934無名草子さん:03/06/09 06:05
最近、全然新書読んでない。
今日から「空海の風景」(上)を
読み始めました(中公文庫)。

空海はやっぱり超人なのでしょうか?
935良書:03/06/11 18:41
曽村保信「地政学入門」
岡崎久彦「戦略的嗜好とは何か」を古本屋で見つけた。
おもしろかった。
936無名草子さん:03/06/11 19:43
さらに
広川隆一「パレスチナ」を読んだ。タルいので売却。
長谷川公康「ファシスト群像」をゲット。素晴らしい。ヨーロッパの
ファシズムについて知りたいならこの一冊。
937無名草子さん:03/06/13 23:25
>>11
"goverment"ってなんだよ(w
938無名草子さん:03/06/21 08:50
朝日・読売・毎日で絶賛されていた
中西寛「国際政治とは何か」が
吉野作造賞を受賞しますた。
939無名草子さん:03/07/14 15:57
>1

>1
>>1
test
940山崎 渉:03/07/15 11:43

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
941無名草子さん:03/07/15 13:41
      
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
943無名草子さん