岩波に限らず「新書」

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935無名草子さん:02/04/15 09:17
>>934
まぁまぁそんな怒りなや。ただ、キミの高慢ちきな態度が、
他の人に書きこむ気を失わせてるのは確かと思われる。
本を読むのもいいが、その場の「空気」も読めるようになってね。
936無名草子さん:02/04/15 09:38
934は丸山の言うところの村のインテリ、蛸壷の住民。
937無名草子さん:02/04/15 09:46
936は筑紫の言うところの便所の落書きのウンコ虫。
938無名草子さん :02/04/15 11:38
>>934
加地の丸山批判が丸山全集を読んでいないから駄目だってのはおかしいだろう。
だったら君も加地の著作全部読んでからするべきだろう(w せめてそのフリはしてほしいよな。
批判にかぎらず批評なんて一、ニ冊を論じたって別に問題あるまい。
その程度でキレる読者がいるなんて、丸山センセも草葉の陰でさぞうれし涙を流していることだろうさ。
ま、信者には批判そのものが耐えられないのだろう。ご愁傷様。
939無名草子さん:02/04/15 12:46
>>938
934のような無批判に読んでる奴は論外だけど、丸山自体は悪くない。
940918:02/04/16 11:12
>>934>>50=41=47と同一人物か?
書いてる内容同じだし。
同じ「丸山批判」批判文を読んだ
丸山信者達ということもあり得るけど。
丸山に限らずどんな研究者にも
優れた研究とそうでない研究とがある。
その辺のバランス感覚が読者にも求められる。

934は>>930や俺が>>918で挙げた批判や研究は読んだのか?
941無名草子さん:02/04/16 12:02
丸山はもはや実証性に耐えられないのでは
弟子筋の藤田省三の方がはるかにいい仕事してるけどね。
942無名草子さん:02/04/17 20:29
行政学を勉強するなら、西尾先生の本の前に、
新藤宗幸『行政って何だろう』岩波ジュニア
森田朗『現代の行政』中公
このあたりから入るのも良い。
943無名草子さん:02/04/17 21:27
池内紀「ぼくのドイツ文学講義」 をあげておきます。
読みやすく1日でも読めてしまうんじゃないでしょうか。
個々の文学者に対する著者の私見が冴えていておもしろいなと思いました。
軽いエッセイという感じ。
944烏龍:02/04/19 02:14
>>942
>森田朗『現代の行政』中公

森田朗 『現代の行政』放送大学教科書
村松岐夫『日本の行政――活動型官僚制の変貌』中公新書
の間違い?
岩波新書の行政関連本はどう?

兼子『行政手続法』『新地方自治法』や
松下『政治・行政の考え方』とか。
945942:02/04/19 19:22
>>944
失礼しました。ご指摘の本は自分も全て読んでますが、
いずれもお薦めだと思います。
946烏龍:02/04/19 21:15
>>945
どうも。
公務員試験対策に行政学関連の新書を読んでますが
如何せん門外漢なもので判断が出来きずにいました。
安心しました。
947無名草子さん:02/04/20 10:43
宝島社新書はコンピューターと英語ばかりでつまらない
948無名草子さん:02/04/21 06:08
新書の表紙の色のトーンが似すぎているのがある。
ええと、集英社新書とどこだったけ?
949無名草子さん:02/04/22 15:06
ベスト・オブ・講談社現代新書
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1014305658/l50
950 :02/04/22 15:32
>>948

光文社新書??
951無名草子さん:02/04/22 19:23
>>948

ですね。
どうもありがとう。
952934:02/04/23 23:46
>918
加藤の丸山批判は読んだ。PHPじゃなくて、講談社学術文庫で。
あれはよく出来てる。
加藤は、あの論文では言明はしてないけど、よく丸山の本を読んでいることが
非常によくわかる。まだ全集も出ていない時期なのに、よくあれだけの読みができたと思う。
こういう内在的批判は読んでいる側にも感銘を与える。
批判をすることが、論者の思想の決して譲れない核心を(図らずも)浮き彫りにする。
それにひきかえ、加地の批判は学問的な方法論を今の時代から断罪するというだけのもので、
しかもその内容は1950年代からの丸山批判と同じ内容ときてる。
これはあまりに不勉強だろう。はっきり言って、したくない仕事はするなって感じ。
私は加地の本は結構読んでる。この板の関係なら『儒教とは何か』中公新書は
名著だと思う。こういう本を書く人が、あんな安易な批判をすることが悲しいだけだ。
もっとも、私が問題にしてるのは加地の批判の「仕方」であり、これは加地の本全部を
読まなくても出来ることだけどね。>>938。加地の批判はわずか2冊の、しかも
しかも最初期の著作だけで、丸山の思想を切るってものだよ。ここで度々書かれてる『日本の思想』さえ
読んでないようだ。加地だって、さっきの本と『中国思想から見た日本思想史』だけで自分の学問を
論じられたら頭にくるだろうに。
鎌田の丸山論は、まだ読めてない。なんかの単行本にはいってないかな?
953無名草子さん:02/04/24 11:20
>>952
イイワケミットモナイヨ
954無名草子さん:02/04/24 18:55
>>952
確か『群像』98年8月号に載ってるはず。
丸山を遡って福沢由吉批判まで射程に入れててなかなか読ませる内容だよ。
>>941
「維新の精神」は名著。
955無名草子さん:02/04/27 14:53
980で新スレ間に合うね。
956無名草子さん:02/04/27 15:57
理科系の作文技術をやっとブクオフでゲトー !!!
957無名草子さん:02/04/27 16:24
それにしてもペース遅いね。
PHP新書から「ビジネス難問の解き方」唐津一
       「明治憲法の思想」   八木秀次
       「日英同盟」      平間洋一
いずれも好著でした。
958無名草子さん:02/04/27 18:17
とりあえずアラーキー『天才アラーキー 写真の方法』集英社新書。
退屈せずに読んでいる。終りまで読めそう。
959無名草子さん:02/04/30 14:55
>>934
30年前からやられているのに、相変わらず丸山の本が売れているとすれば、また同じ丸山批判をやるかちはあるだろう。
だいたい、30年前からやられている、というのがなんで難点になるのか。
具体的に加地のどこがおかしいか一言も言っていないぞ。
952もその点では同じ。
誰かを批判するときは全著作を読まないとできないという決まりなんぞ、どこにもないぜ
要するに、反論になっていないということだ。
960無名草子さん:02/05/03 02:14
「勝ち組」大学ランキング
中央公論社がこんなタイトルの本出していいの?
961無名草子さん:02/05/04 02:48
中根千枝 タテ社会の人間関係 講談社新書
日本社会がよくわかる
962無名草子さん:02/05/05 14:39
定期あげ
963無名草子さん:02/05/05 15:40
「中身が濃いのに読みやすい
選書センセーション!始まる」と称して本日の朝刊新聞広告で
朝日選書のリニューアルを告げているけど…

『入門バクロ経済学』金子勝+テリー伊藤
『司馬遼太郎 旅のことば』朝日新聞社編
『あの人はなぜウンと言わないのか』ロバート・キーガン
『日本酒を味わう』田崎真也
『パンツが見える』井上章一

井上先生以外はいずれも1000円で、まるで光文社新書を思わせるちょっとトホホなラインナップ。
まぁ安易に新書を創刊せず、選書の一部にその任を負わせようという
朝日の姿勢は評価できるかな。
964無名草子さん:02/05/06 00:05
>>960
ラクレだからいいんじゃないの。
それよりも読売の「編集手帳」なんて、金出して買う奴がいるのか疑問。
去年の『朝日対読売』のときには、読売社内で贈答品として使われていたみたいだけど、
読売は毎年一冊ずつ、中元・歳暮や転居・昇進等挨拶状の添え物用に
ラクレで何か出版するつもりなのか?

つーか、読売は中公からその手の本を出すことで
自社ブランドを高めようとでも考えているようだが、
むしろ「中央公論」が褪せてゆくだけだと思われ。
965無名草紙さん:02/05/06 06:04
> 964ほか

中公新書って、読売傘下に入ってから、扱うテーマが
どうも保守化と言うか体制化してしまったように感じられる。
つまらなくなったと思うのは、俺だけ?
966無名草子さん:02/05/06 08:20
いろんな所から、新書出すようになったね。
中には面白そうなテーマもあるし、結構買ってしまう。
昔の新書ブランドは、今はないでしょう。
岩波、早く死んでくださいって感じ。

しっかし、朝日選書までが、方針変更したのはちょっと悲しい。
隠れた良い本が多かったという印象なんだが、
大規模書店に行かないとまず置いてない=売れなかったんだろうなー。

967無名草子さん:02/05/06 08:55
>>965
それはタイトルだけだったりする。
中身みるとモロ反体制の連中が執筆しているのが多くなった。
吉田松陰しかり、天皇総覧しかり。一度読んでみるといいよ。
吉田松陰について書いてあるのに、つくる会の批判載ってるのはマジで引いた。
968無名草紙さん:02/05/06 11:48
> 967
さんくす。
『天皇〜』と『吉田松陰』については、タイトルだけ見て判断していました。
そのうち、トライしてみましょう。

# ワシ的には、『江戸の料理史』なんという渋いやつが好きなんだけどね。
969無名草子さん:02/05/06 12:06
>>967
きっとナベツネがタイトルだけはチェックしているんでしょう。

なんだかマリア観音みたいな話だね(w。
970無名草子さん:02/05/07 01:20
経済系の本とかあんまり出て無いね
岩田規久男とかどうなんでしょ?
971無名草子さん:02/05/07 01:38
ちくまの『パラサイト・シングルの時代』は傑作でした。
この人々を親から独立させると約500万の新しい所帯が生まれて、経済効果も大という議論や、親同居税という発想は、現実性はともかく、発想として白眉だと思いました。
新書ではありませんがけいそう書房からの『家族というリスク』も面白いですが、ちくまで読んでいただけに目新しさは感じず。

講談社現代新書・藤原帰一の『戦争を記憶する』も素晴らしかった。あれ以後市民運動の集会とかでひっぱりだこになってしまったとうかがいました。

経済系(?)ではちくまの『税金の常識・非常識』が入門書的ですがわかりやすかったです。
972無名草子さん:02/05/07 01:51
>吉田松陰について書いてあるのに、つくる会の批判載ってる

それは(著者もそうだが)中公の編集者がアホだということなのでは・・・・・・
973無名草子さん:02/05/07 14:36
>>970
経済系は佐藤光「入門日本の経済改革」(php)と
金子勝「セーフティネットの政治経済学」(ちくま)
佐和隆光「市場主義の終焉」(岩波)
間宮陽介「市場の社会史」(中公)がいいと思うよ。
974無名草子さん:02/05/07 17:15
鬼頭宏『環境先進国・江戸』(PHP新書)
暗黒史観でもなく、江戸ユートピア史観でもない
ありのままの江戸の姿(経済、エネルギー事情、公害問題等)を
豊富な資料・統計を駆使して描き出してくれる。
等身大の江戸時代を探るのに格好の書。
975無名草子さん:02/05/11 11:11
>973
違うと思うけど。
岩田さんもいいけど。
小野善康『景気と国際金融』(岩波)
小野善康『景気と経済政策』(岩波)
大瀧雅之『景気循環の読み方』(ちくま)
堀内昭義『金融システムの未来』(岩波)
がいいと思う。
973氏のあげたのは社会経済学志向の強いものも含まれている。
976973:02/05/11 14:11
そうだね スマソ。
森嶋通夫「思想史としての経済学」(岩波新書)はどうよ?
これも社会経済学系かな?
977975:02/05/11 15:28
>976さん。
森嶋さんの本は学説史ぼいような気がします。
宇沢弘文『経済学の考え方』も同様ですね。
理論を用いて現実の経済を説明する新書はなかなかないような
印象をもっています。
978無名草子さん:02/05/11 20:54
このスレももう1年半。
そろそろ新スレ立てるか
このスレ以外のリンクとか要る?
要らないよね?
979無名草子さん:02/05/12 00:25
村上由見子著 アジア系アメリカ人 中公新書

別に面白くないけどためになった。
アメリカにおけるアジア人の地位やステレオタイプがわかる
980無名草子さん:02/05/12 02:00
藤原和彦『イスラム過激原理主義』(中公新書)は新聞の切り張りのような
安っぽい本だった。掘り下げとかが全然なくて。中公新書の低落はひどいものだ。
981Qoo ◆It2APNq. :02/05/12 02:37
>>973
駄レスだけど間宮陽介は『市場社会の思想史』じゃない?

間宮陽介といえば、読み物としては昔のだけど同じく中公新書
『ケインズとハイエク』のほうが面白かった、と思った。前者は
小さい講義の為の教科書として掛かれた経緯があるので仕方ないけど、
文章が散漫である印象が否めなかったな。
982975:02/05/12 12:47
>981
初期の頃の本だから
『ケインズとハイエク』の方が氏の主張が凝縮されている気がしました。
983名無しさん:02/05/12 20:44
新スレ 岩波に限らず「新書」 2冊目
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1021203798/l50
984無名草子さん
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