【替天】北方水滸伝を語ろう 第七章【行道】

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1無名草子さん
北方水滸第七章、弧絶して在り。
奔れ、飛龍の如く。雷光の如く。

すばる派、笑いて虚空を過り、
単行本派、替天の志に還る。

前スレ 【替天】北方水滸伝を語ろう 第六章【行道】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1090161008/l50

【替天の志(ローカルルール)】
★詳細なネタバレに関しては、
 単行本で刊行された範囲までを旨とする。
★それ以降の内容に関しては人物名にイニシャルを用いる等、
 すばる派は配慮と自重を持って行動されたし。
★単行本最新刊のネタバレについては、
 発売日から約一週間後の金曜の深夜(土曜午前)0:00〜からとする。
★原典との対比に付いては制限は設けず、
 ただし、場の雰囲気に応じ臨機応変に対処されたし。
★荒らしは徹底無視するべし。耐えに耐えよ。

関連リンクは>>2
2無名草子さん:04/09/23 16:18:29
【繋がり拡がる熱き絆(関連リンク)】
★北方謙三 水滸伝 公式サイト(注意!若干のネタバレを含む)
  ttp://www.shueisha.co.jp/suikoden/
★北方水滸伝連載中!小説すばる(ネタバレにつながるリードがあるので注意!)
  ttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/
★〜2ちゃんねる一般書籍板にある北方水滸伝スレのまとめページ〜
  【替天行道】北方水滸伝 まとめサイト「子午山の庵」(管理人さんに感謝!)
  http://sky.kakiko.com/suiko/

☆ 過去スレ ☆
【北方謙三】水滸伝について語ろう(閲覧可)
http://hobby.2ch.net/warhis/kako/1032/10325/1032510929.html
【替天】北方水滸伝を語ろう 第二章【行道】(閲覧可)
http://hobby.2ch.net/warhis/kako/1053/10536/1053648598.html
【替天】北方水滸伝を語ろう 第三章【行道】(現在閲覧不可)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1056666016/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第四章【行道】(現在閲覧不可)
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/books/1068216313/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第五章【行道】(現在閲覧不可)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1082977657/

☆ 関連スレ ☆
北方三国志・第六幕
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1089045582/l50
【ソープへ】北方謙三スレ その三【行け】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1092205957/l50
小僧ども! 俺が北方謙三だ!!
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1024449106/l50
水滸伝スレだぞぉぉぉぉぉ 2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1045468097/l50
【三国志の】水滸伝スレ その3【派生作品】
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1049905942/l50
3無名草子さん:04/09/23 18:19:06
揚家将以外にも外伝みたいのどんどん書いてほしいです
ひたすら水滸伝の単行本まつ俺にはどんなに救いだったことか
4無名草子さん:04/09/23 18:36:18
乙。実は俺、前スレの970なんだ。本当に乙〜。
5無名草子さん:04/09/23 18:38:51
>>3
昨日テレビで、20年ぶりくらいに穂積ぺぺを見た。口のまわりにヒゲはやして、
それが北方謙三氏に栗卒なのよ。もしかして、北方謙三氏は、若い頃、
穂積ぺぺに似ていたのかも?
6無名草子さん:04/09/23 19:33:42
>>5
間違いないです!
7無名草子さん:04/09/24 03:01:49
>>1
乙関勝
8無名草子さん:04/09/24 08:22:57
>>1
乙。
新スレ祝いに前スレで出した武器一覧訂正バージョンを。

剣……宋江・穆弘・索超・馬麟・郁保四・陳達・薛永・楊志・雷横・朱仝・孔明
致死軍の剣……公孫勝・劉唐・楊雄・楊令・石秀
槍……林沖・杜興・徐寧・孫立・李俊・顧大嫂・焦挺・燕順
弓矢……花栄
鉄槍……欧鵬
方天戟……郭盛・呂方
棗の矛……韓トウ
刀……曹正
堰月刀……関勝
双剣……扈三娘
双鞭……呼延灼
板斧……李逵
棒……朱武・王進・李忠
鉄棒……史進
点鋼叉……解珍・解宝
鎖鎌……トウ飛
飛礫……張清
飛刀……李応・李コン
火砲……凌振
短い鉄の棒……張横
鉄鍬……陶宗旺
瓢箪矢……魏定国
体術・拳術……武松・魯達・燕青
9無名草子さん:04/09/24 19:31:35
つーか14巻って、どのへんまでの話だっけ?忘れた。
10無名草子さん:04/09/25 03:54:35
>>1
乙!
11無名草子さん:04/09/25 09:08:36
>>9 唸る花栄の強弓
12無名草子さん:04/09/25 10:46:36
>>9滾る宋江の性欲
13無名草子さん:04/09/25 11:35:03
>>9
宿元景 流花塞を睨む大軍
没羽箭 石梯山を撃つ飛礫。

錦毛虎の清風 董万を惑わし
小李公の強弓 劉高を射る。

この詩書くのむずかしいなあ、すげえやすばるの人。
14無名草子さん:04/09/25 13:45:55
15巻は来月の今頃は、出版されているんじゃない?
広告見た人は、教えてね。
15無名草子さん:04/09/25 18:48:34
公孫勝の話を蒸し返すけど、
子供もいたんじゃなかろうか?

張横が張平連れて旅してることに文句言ってたし。
16無名草子さん:04/09/26 13:53:19
>>15
それって、15巻の話じゃないの?14巻に出てた?
17無名草子さん:04/09/26 14:04:27
半隋との会話で出てきた。
公孫勝が愚痴を言うとは珍しい。
皮肉は言うけど。
18無名草子さん:04/09/26 15:20:02
ネクストジェネレーション、
どこまで解禁だかわかんなくなってきた。

14巻終了時点
楊令
趙林
張平
張敬
文祥
秦容
花英の息子?

こんなもんか?
ただし108星(郭盛とか)は抜いた。
19無名草子さん:04/09/26 16:52:15
かくれすばる派が、ネット上で単行本派を装うには、手元に最新巻を
置くことが必須。ホンマどこまで話していいのか、わからなくなる。
20無名草子さん:04/09/27 00:31:10
俺は趙平が出てきた当初、
「こいつは青連寺の刺客なんじゃないか」
と疑った。
21無名草子さん:04/09/27 10:43:19
>>20
( ゚д゚)ハァー?
22無名草子さん:04/09/27 10:52:53
俺も思ったよ、刺客。
というか、最近は新キャラ出るたびに青蓮寺かと思ってしまう孫二娘な俺。
23無名草子さん:04/09/27 17:48:13
>>20
趙林と間違ってるんじゃないか?
24無名草子さん:04/09/27 18:03:29
>>20
>>23
だろうな。最初見たときは、なんとエグイねたばれかと思った。
25無名草子さん:04/09/27 18:55:19
趙安・宿元景軍との戦いは、どれくらい続くのだろう?
ひょっとして15巻いっぱい?
26無名草子さん:04/09/27 21:42:31
でもまー、
拿捕した宋軍の船にたった一人だけ残ってるのがガキで、
泳げないから逃げられなかったとか
造船所で働いてたとか
かなり怪しい登場の仕方だったじゃん
27無名草子さん:04/09/27 22:19:20
>25
15巻でひとまずの決着にはなる。
宣贊の突飛な策で、官軍の前面攻撃を回避する。
・・・ってこんぐらいなら問題ないっしょ<ネタバレ
28無名草子さん:04/09/27 22:38:32
十分ネタバレ。
もう来ない。
29無名草子さん:04/09/27 23:30:29
>>23
ごめんそうだった。
趙林と張平が混ざっちゃった。

>>26
だよな。
たった一人残ってて、水軍にいたのに泳げないなんて怪しすぎだろ。
後「青連寺は疑うときは子供まで疑う」の一説が思い浮かんだんで。
30無名草子さん:04/09/27 23:50:37
ネタバレやめてー
31無名草子さん:04/09/27 23:59:54
>>27

★それ以降の内容に関しては人物名にイニシャルを用いる等、
 すばる派は配慮と自重を持って行動されたし。

字が読めないのか?
恥じ入るがいい。
32無名草子さん:04/09/28 00:49:08
めちゃめちゃさらっとネタバレされたぞ・・・普通に読んじまったよ・・・
33無名草子さん:04/09/28 12:27:47
と、ネタバレが氾濫している北方水滸伝スレではあるが、新刊発売前
1ヶ月になったので、恒例の前巻のおさらいをしようよ。13巻あたりも
含めて。

昨夜、14巻を読んでいて気づいたこと。
楊林は、派手さはないが、与えられた仕事を淡々とこなしていくタイプ、
と紹介されていた。威勝の叛乱の調査の後、王英と恩州で合流。
ケ飛とともに紫進救出劇で活躍して以来、たしかに地味な仕事を淡々
とこなしている。
34無名草子さん:04/09/28 15:29:02
「地急の星」の扈三娘は、世間一般の基準からすると、ちょっと変った女性だよね。
王英については、脚の短いみっともない男という印象をもっている。
 しかし、若いし、育ちもいいので、段景住に対しても、自然に「殿」をつけていた。
ちなみに、林冲は段景住を「馬泥棒」と呼んでいるらしい。
35無名草子さん:04/09/28 15:31:05
 董平、徐寧は、アクの強い梁山泊の面々の中では、真面目で清潔感が目立つ。
徐寧については、林冲(李逵だったか?)に風貌が似ているという叙述があったけど、
董平の体格・風貌について叙述ありました?
36無名草子さん:04/09/28 15:34:32
 馬麟が一部で人気沸騰しているけれど、どんな人物だかよくわかんなかった
のが、その人格を少しずつ表してくる瞬間って、わくわくするよね。
37無名草子さん:04/09/28 16:50:42
 北方謙三氏は、作中人物の口を借りて、しきりに水軍の兵力が少ないと、
歎いておられる。しかし、読者がやきもきするのはわかるのだが、北方氏
の場合、水軍の増員をやろうと思えばできるわけだから、そんなに歎かなくても
いいと思うのですが?
38無名草子さん:04/09/28 18:31:32
>>36
金大堅にも人格あるの?
39無名草子さん:04/09/28 18:56:50
H,S...
40無名草子さん:04/09/28 19:32:14
金大堅はまだ一つも台詞無かったような。
41無名草子さん:04/09/28 23:34:11
>35
そうかぁ?徐寧は登場時から、わりと気難しい奴って描写だったし
チョウガイ視点の印象では「猛牛のような男」「敢えていえばリキに似てる」とあったような。
あまり好青年っていうんじゃないと思うが
42無名草子さん:04/09/29 10:47:57
>>41
確かに、初登場のときはそうだったんだけど、14巻を読んだ印象だと、
少し性格まるくなっている。
43無名草子さん:04/09/29 15:18:34
宋江と盧俊義の釣りの場面で、趙林が船頭をしていたけど、
別に異常はなかったよ。趙林は青蓮寺じゃないでしょう?
44無名草子さん:04/09/29 16:02:21
最近、2chを呂牛的に楽しんでる。
ちょっと荒れそうなことを書いて、後はニヤニヤ。
45無名草子さん:04/09/29 17:45:41
 裴宣が、宋江に、孫二娘との結婚の許しを得る場面は、印象に残った。
あの場面の裴宣のくそ真面目さ、律儀さというのは、最近の小説やドラマ
では、あまり見かけなくなったが、昔は日本人の一典型として、よくあった。
なんだか懐かしいキャラと再会したようで、ちょっと嬉しかった。
46無名草子さん:04/09/29 17:47:18
>>44
 呂牛は、天井裏でのぞきをやっている最中に大地震が起きて、
屋根の下敷きになって、圧死する構想らしいぞ。
47無名草子さん:04/09/29 23:23:50
>>44
何ひとつ最後までやり遂げた事のない、
いいわけ上手なへタレの呂牛さんですか?

いや、釣りじゃなくて呂牛ってそういう印象。
48無名草子さん:04/09/30 12:38:25
組織で行動する青蓮寺と、呂牛一人の調査能力とでは、相当な開きがある
と思うのだが、その違いもわからず、オレがオレがっていうところがあるよね、
呂牛には。。時遷と馬桂を始末したことで、慢心したか?
49無名草子さん:04/09/30 13:29:06
>>48
呂牛にバックがない、なんて記述はあったかな。
単行本派の俺にはすばるでの事はわからんが。
50無名草子さん:04/09/30 14:32:19
俺も単行本派だが、青蓮寺のことが少しわかったような気がする。
51無名草子さん:04/09/30 18:19:43
>>49
元々は一匹狼の間諜だったというような記述が登場時にあったはず。
宋大公を見張ってたやつのように、部下は何人か雇っているようだが。
52無名草子さん:04/10/01 13:11:47
誰か馬麟がいままで行った、
非常にさりげない優しさを列挙してください。
53無名草子さん:04/10/01 14:53:02
史進のすわる席を空けた
扈三娘を見送った
王婆の籠を受け取った
配膳した
歓迎して笛をふいた
54無名草子さん:04/10/01 18:08:13
ほんとにさりげないw
55無名草子さん:04/10/01 18:45:27
>>53
嫁にほしいな。
56無名草子さん:04/10/01 19:40:50
>>53
童貫の首を討った。
57無名草子さん:04/10/02 12:40:34
馬麟が苦笑いしてるとなんか嬉しい
58無名草子さん:04/10/02 15:31:33
馬麟の鉄笛と、孫新の笛のduetは、聴けないのだろうか?
59無名草子さん:04/10/02 21:13:47
馬麟の鉄笛で楽和が歌うのすら実現してなくないか?
60無名草子さん:04/10/02 21:17:09
騎馬隊、では一番死ななさそうだ。
61無名草子さん:04/10/02 21:20:25
「ピューと吹く!バリン」

ジャガー純市:馬麟
ピヨヒコ:鮑旭
ハマー:欧鵬
ハミィ:楊令

…ってこのスレで通じるのか?
62無名草子さん:04/10/02 23:19:35
通じるけど大して面白くないし。
63無名草子さん:04/10/03 04:35:16
やっぱこのスレ住人はジャンプとか読まないのか?
64無名草子さん:04/10/03 12:03:39
北方水滸伝で同人誌(漫画)描いてるって人いるんかなー。
65無名草子さん:04/10/03 12:44:59
>>64
林冲×公孫勝とか?
66無名草子さん:04/10/03 12:54:22
>>65
いつもは仲の悪い二人も、心の中ではつながっt(ry

ってイヤすぎるだろそれ((((゚Д゚;)))
67無名草子さん:04/10/03 13:46:34
>>66
林冲と公孫勝が二人で手をつないでラブホに入っていったら、もっと嫌。
68無名草子さん:04/10/03 14:25:54
林冲×公孫勝なんかはもちろんありえないけど、
俺は盧俊義×燕青が読者からかなり批判的だったと聞いて、当時ちょっとびっくりした。
やっぱり、一般人にとってはソッチ系はダメなんだなと思ったよ。

ちなみに俺は、鄭天寿の「二年間女だった」のくだりを想像して、不覚にもハァハァしてしまった。 orz
69無名草子さん:04/10/03 14:41:57
むしろ盧俊義が腐刑を受けていたという設定に(´・ω・`)ショボーン
梁山泊に男色家がいたっていいじゃないか。
南北朝ものでは主人公たちが近習に夜伽を命じたりしているんだし。
70無名草子さん:04/10/03 15:21:59
男色きもい
71無名草子さん:04/10/03 15:29:01
>>70
まあまあ。

あんな小島にいい漢が108人(正しくは105人。兵士入れたら何万人?)もいて、
男色に走るやつが一人くらいいるほうが話としてはリアルかなと思って。

ただ悲華水滸伝みたいに妙に全体が801っぽいのは嫌だけどね。
72無名草子さん:04/10/03 15:51:47
李逵は熟女専門だな。
73無名草子さん:04/10/03 16:03:54
北方版の関勝のイラスト見てみたい。
もしかして朱仝のおかげで、長い髭ついてないのかなやっぱ
74無名草子さん:04/10/03 16:15:35
>>73
かなり立派な髭が生えてた
75無名草子さん:04/10/03 16:58:06
>>68
俺もその話を聞く前は、二人は真正のモホだと思っていたが、全然気にしないで
読んでいた。そんなのが嫌な椰子もいるのかと驚いた。話を聞いた後で、武松と
潘金蓮のキャラが原典と大幅に変えられたように、この二人も真正のモホとして
登場させるつもりだったのかな、と思ったりした。
76無名草子さん:04/10/03 17:03:28
>>74
そうか?短い顎鬚だけだったような気がするが。
77無名草子さん:04/10/03 17:42:43
>>68
>俺は、鄭天寿の「二年間女だった」のくだりを想像して、不覚にもハァハァしてしまった。 

maji ?
78無名草子さん:04/10/03 17:48:09
燕青とロシュンギの関係の胆は
噂が消えるまでの間、「第三者の視点で男色だと言わおくれていただけ」って点だ。
ひっぱるだけひっぱってそうでない。という展開が流石だよな。
しかし否定しない二人も問題だけどさ(笑
79無名草子さん:04/10/03 21:29:53
>>78
二人にとっては取るに足らない些細な事だったからね
80無名草子さん:04/10/03 23:25:47
魯達×武松とか。
李富×聞喚章とか。
女に体が反応しなくなり、今度は男に。
81無名草子さん:04/10/04 15:52:14
武松は相当溜め込んでいるんだろーな
82無名草子さん:04/10/04 16:44:08
>>81
武松のごつい手で、○○○ーするところを想像すると・・・
83無名草子さん:04/10/04 19:17:24
>>82
・・・俺もやりたくなる。
84無名草子さん:04/10/04 20:12:41
穆弘×李俊

顔役同士の秘め事
85無名草子さん:04/10/04 21:34:16
項充をとりあう李俊と穆弘の絵がいいかもしれない。
86無名草子さん:04/10/05 09:11:53
変な流れになってきたな。
もしかしてこのスレ、女多い?
87無名草子さん:04/10/05 12:47:45
>>86
どういう風に読めば、そういう解釈ができるんだ?
88無名草子さん:04/10/05 12:52:08
既に、第15巻のサブ鯛、決まっているんだろうね?
89無名草子さん:04/10/05 13:49:43
>>87
いや、女性ってホモ話が好きだから。

>>88
折戟の章
OHPに出てた。
90無名草子さん:04/10/05 14:09:12
>>87
まあ、同人的な考え方だな。 やおい=腐女子と。
91無名草子さん:04/10/05 14:21:49
むしろゲイの方向なのにな
92無名草子さん:04/10/05 15:49:21
>>89
>折戟の章

不安が募るサブタイでつね?
93無名草子さん:04/10/05 16:01:28
14巻の終わりのほうで、燕順が死んでいるし、花栄が弓で敵将を
仕留めたとはいえ、あれだけで宋軍が撤収するはずもなく、まだまだ
戦いが続くとすれば、戦死者がたくさんでそうな予感。
94無名草子さん:04/10/05 17:25:30
むしろ戦いは、これからヤマ場を迎えるのではないだろうか?
95無名草子さん:04/10/05 17:26:32
「梁山泊の戦いはこれからだ!」
「北方先生の新しい作品をご期待ください。」
96無名草子さん:04/10/05 18:09:21
>>95
その作品は、延長戦を描いているのですか?
97無名草子さん:04/10/05 18:11:45
>>80
虎殺しの武松なら、熊でも仕留めるよね?
98無名草子さん:04/10/06 09:14:43
>>95
その台詞で思い出したが、漫画版北方水滸伝まだ続いてるじゃないか。
ちなみに李俊と宋江が出会ったあたりの話で、穆兄弟はさっくり無視されてました。
99無名草子さん:04/10/06 11:57:26
まだ、4巻あたりか?先は長いね。
100無名草子さん:04/10/06 12:58:08
公淑タンが怖かった
101無名草子さん:04/10/06 14:11:41
>>97
多くの論者が、虎vs熊の戦いでは、虎の勝ちと予想している。

小原秀雄「猛獣物語」上巻P158から

ヒグマの体は大きいが、顎の、咬む筋肉が付いている骨を調べたり、
歯を調べたりすると、ヒグマはトラに敵いそうも無い。

しかし、体重では熊>虎なので、武松との戦いにおいて、熊が虎より
有利な立場にたつことは考えられる。したがって、いちがいに、武松
が熊に勝てるとは言い切れない。
102無名草子さん:04/10/06 16:19:45
>>98
穆弘無視すると、後で困るんじゃないのかなぁ?
103無名草子さん:04/10/06 23:52:43
熊を撃退したおじいさんの話とかたまにニュースで流れるから勝てそうだが。
104無名草子さん:04/10/07 00:06:50
武松が出会ったのが虎じゃなくて熊だったら。



やっぱり武松が勝ちそうだよな。
105無名草子さん:04/10/07 00:29:43
熊とガチで闘り合ってる武松を想像してワロタ
106無名草子さん:04/10/07 00:34:25
話が弾まない。まだ15巻が出ていないからだ。
ネタバレだ。
すばる読者が、耐え切れなくなっているからだ。
俺は、すばるを読まない。
そのかわり、現代もの北方で耐えている。
待っていろ。俺は叫んでいた。
107無名草子さん:04/10/07 12:28:42
>>106
単行本派ってさぁ、自分の読んでいない話は、全部ネタバレだと思うわけ?
被害妄想じゃない?
108無名草子さん:04/10/07 14:33:06
>>101
ということは、武松はボブ・サップには勝てるが、
曙には負ける可能性があるということ?
109無名草子さん:04/10/07 15:07:52
>>107
単行本派とすばる派でもめると、青蓮寺の思うつぼですよ。
マターリマターリ。
110無名草子さん:04/10/07 15:51:11
>>108
武松が曙に負けることなんて、ありえないだろう?
111無名草子さん:04/10/07 16:56:21
>>108
熊とボノじゃ体脂肪率が違いすぎ。
スピードが10倍は違うぞ
112無名草子さん:04/10/07 20:55:34
>>107
待てよ。
叫んでいた。
まだ出ていない本を読めというのか。
規定されているではないか。
ローカルルールに。

青蓮寺か。
113無名草子さん:04/10/07 22:16:34
耳に宝石を埋め込んだ
この大男は、動作は鈍く見えるが一分の隙も無い。
武松は、眼の光と褐色の肌がどことなく李逵に似ている、と思った。
114無名草子さん:04/10/08 00:12:47
十五巻の発売日っていつだっけ??
115無名草子さん:04/10/08 13:55:17
北方のサイン会が神保町ブックフェスで三省堂でやるよーー











116無名草子さん:04/10/08 17:30:58
いつ?
117無名草子さん:04/10/09 12:01:27
李逵が竹の林を板斧でメッタ斬りにして、怒ったパンダが李逵に襲いかかる
という展開は、ないか?
118無名草子さん:04/10/09 17:56:48
>>117
あまりにくだらなくて、6時間近くレスつかなかったな。
119無名草子さん:04/10/10 21:43:38
>117
パンダが溜めておいた香料の袋を爪でメッタ切りにして、
怒った李逵がパンダに襲い掛かかるという展開でも、いいか?
120無名草子さん:04/10/10 21:46:14
魯達がパンダに食われ、怒り狂った李逵がパンダを屠る
121無名草子さん:04/10/11 12:38:05
>>120
パンダの右手を、魯達の右肩にあつらえる。
122無名草子さん:04/10/11 23:57:51
15巻発売は26日だそうな
123無名草子さん:04/10/12 01:16:08
そういえば中国の物語なのにパンダが出てこないんだね
124無名草子さん:04/10/12 10:27:33
お前らほんとパンダ好きだよな
125無名草子さん:04/10/12 17:51:10
すばる11月号の発売も近いというに、盛り上がってないな。
126無名草子さん:04/10/12 18:19:28
「魯達、片腕をどこに置いてきた?」
「竹林へ」
「大熊猫のところにか。大熊猫にも志が通じると思っていたのか」
「まだ言語を喋る過程にある部族でした。まとまるにはもう少し時間がかかりますな」
127無名草子さん:04/10/12 22:41:46
面白くないから。句読点も足りないから。
128無名草子さん:04/10/12 23:41:02
志に、パンダは不要。
129無名草子さん:04/10/13 00:29:08
>>123
俺は中国の物語でパンダが出てきたものを読んだことがないがな(w
お前、おもしろいよ
130無名草子さん:04/10/13 14:33:32
14巻を読み返してみて、思ったけど、
徐寧はまるっきり、ハートマン軍曹がモデルだね。
131無名草子さん:04/10/13 19:12:28
>>130
ハートマン軍曹って誰やねん?
132無名草子さん:04/10/15 01:03:05
133無名草子さん:04/10/15 17:38:02
すばる読んだ。
これより先、梁山泊にもすばる派にも安息の時はないようだ。
ネタバレにはこれまで以上にご注意を。

ていうか、イニシャル会話は完全にやめた方がいいと思う。
人数減ってきてSとかRとか人数多いやつでも特定できるようになってきたし。
134無名草子さん:04/10/16 12:23:36
すばるの広告読んだ。
「さらに宣賛らが北京大名府に潜入・・・。」
ネタバレしてるじゃん。
135無名草子さん:04/10/16 12:28:44
荒ぶる北方謙三を、もう誰も止められない_| ̄|○
136無名草子さん:04/10/16 12:41:05
活躍とは 死ぬことと 覚えたり

それから、水滸伝OHPで、キャラクターの人気投票するみたいだぞ。
137無名草子さん:04/10/16 14:23:39
今月号もすごいな。
この調子で連載終了まで行くんだろうか。
138無名草子さん:04/10/16 18:04:40
>>137
そうだろう。でも次世代に期待がもてる展開になっているから、救われる。
139無名草子さん:04/10/17 12:21:12
>>136
いつ?
誰に入れるか今のうちに考えとこ
140無名草子さん:04/10/17 12:24:35
>>139
第15巻発売の10月26日から。
俺はもちろん金大堅に一票を入れる。
141無名草子さん:04/10/17 12:27:17
>>140
田代組織票みたいなことは止めろよ
142無名草子さん:04/10/17 18:20:04
ひとヤマかたづいた、次は・・・
143無名草子さん:04/10/17 19:11:58
>>138
それと北の方も気になる。
144無名草子さん:04/10/17 21:59:42
すばる今月号の感想











やっぱり… orz
145無名草子さん:04/10/18 03:23:51
みんなで呉用に投票するか。





146無名草子さん:04/10/18 09:34:43
最近確信した。

呉用は北方に嫌われている。
だって扱いが孫権の時と同じだもん。
147無名草子さん:04/10/18 11:50:08
>>146
「呉」と「孫」かえ?
148無名草子さん:04/10/18 16:21:36
呉用の活躍は、間近だ。


・・・と書くと死んじゃうか?
149無名草子さん:04/10/18 23:50:09
>>146
妙に納得。

150無名草子さん:04/10/18 23:55:50
人気投票一位は楊志だろうか・・・
俺は鄭天寿に一票。
151無名草子さん:04/10/19 12:19:26
>>150
少し前なら林冲もかなり上位(あるいはトップ)だったろうが、最近騎馬隊の活躍ないし、
呉用に絡む場面が多いし、体育会系まるだしだし。
でも俺は林冲に入れるぞ。
152無名草子さん:04/10/19 15:08:31
投票は108星限定なのかね?
153無名草子さん:04/10/19 15:51:51
>>152
まさか、馬桂に入れたいのか?
154無名草子さん:04/10/19 17:19:21
そろそろ第15巻の発売が近づいてきた。
カウントダウン君は、いなくなっちゃたのかな?
155無名草子さん:04/10/19 18:41:55
>>153
いや、王進先生
156無名草子さん:04/10/19 23:26:20
>>145-146
呉用応援したくなるなあ

しかし、108人+数十人・・
一票で順位が大きく変わりそうな悪寒
157ネタバレ:04/10/20 08:56:38
○○と○○がそんな関係だったとは…
158無名草子さん:04/10/20 12:10:01
>>157
ただものではなかったな○○
159無名草子さん:04/10/20 12:45:41
人気投票、侯健は絶対0票だろうな。
160無名草子さん:04/10/20 12:58:27
>>157
でもいきなり感が強いよな。
連載終了も近づいて、突っ走ってるというか…
161無名草子さん:04/10/20 13:00:58
>>160
少し実戦における実績をつくっておかなきゃという気がしたんだ。
162単行本派の一言:04/10/20 18:33:17
なんだ、この大変気になる一連の会話はー!!
163無名草子さん:04/10/20 22:07:56
>>162
俺はすばる派だけど、
そんなたいした話じゃない。
スルーしてOK。

というか、すばる派も相当ネタばれには気をつかってるので、
本当にすごい話は伏せ字でもしない。
164無名草子さん:04/10/21 01:54:18
とにかく すばるでは佳境も佳境なんですわ。

15巻も相当いくけど、まだまだすげーぜ。
165無名草子さん:04/10/21 08:20:02
行きたい。
サイン会に。
北方に会えるからだ。
166無名草子さん:04/10/21 10:02:56
>>165
俺もだ。
叫びたかった。
しかし会場は、東京だ。
行けるはずも無い。
167カウントダウン:04/10/21 12:36:51
第15巻 折戟の章 発売まで あと5日

14巻を読みながら 待っています。
168今後の予定:04/10/21 13:41:31
すばる
 最終回(第70回)  2005年6月17日発売

単行本
 15巻 2004年10月26日発売
 16巻 2005年1月26日発売
 17巻 2005年4月26日発売
 18巻 2005年7月26日発売
 19巻 2005年10月26日発売
169無名草子さん:04/10/21 14:55:49
>>168
あと一年でお別れか。
思えば高校生の頃から読み始めた俺はもう大学生に…。
170無名草子さん:04/10/21 19:04:37
>>168
できれば、「最終回」ではなく「第70回」をきぼん。
しかし、第70回は、忙しい時期に出るもんだ。
いや、こっちの話。
171無名草子さん:04/10/21 22:21:55
よくわからなかった。
サイン会のシステムだ。
26日発売。
サイン会は30日だ。
整理券が配布される。
本を買った者だけだ。
ファンは26日に読みたい。
30日まで、待てるはずもない。
2冊買えというのか。
172無名草子さん:04/10/21 22:58:28
「耐えろ>>171
 今は耐え忍ぶときだ。」
>>172は、そう言っていた。
だが、30日まで読むのを耐えるのか、2冊分の出費を耐えるのか、それはわからなかった。
173無名草子さん:04/10/22 01:46:21
26日の15巻発売に向け、14巻を読んでおさらい中だったのに
今日思わず「電車男」を買ってしまった・・・
このままのペースだと、26日までに14巻読み終わらないぞorz
174無名草子さん:04/10/22 09:05:30
>>172
最後の一文にワロタ
今さっき、何となしに(というか、朝食食いながら)、
「情報ツウ」という番組を見てたら、謙三兄貴がでてきた。
ウイスキーを作家たちが作ったらしく、その会見だったんだが
兄貴は会見中も飲みっぱなしだったよ
175カウントダウン:04/10/22 11:51:07
>>174
その番組って生ですか?朝っぱらからですか?

第15巻 折戟の章 発売まで あと4日

176無名草子さん:04/10/22 22:12:50
つーか梁山泊の会 第4回のレビューまだHPに掲載されないんだね
177無名草子さん:04/10/22 22:43:08
>>175
番組自体は生だけど、でてたのはVTRだよ
ttp://www.suntory.co.jp/whisky/blend/mystery/2004/index.html
↑こいつの関係のイベント。
「中でもよく飲んでいたのが自他ともに認める酒豪、北方謙三さん」
とかいってクローズアップされてた。
酔っ払い気味のとことか映ってて笑えたよ
178無名草子さん:04/10/23 00:39:02
井上の漫画水滸伝読んだんだけど・・・・
連載ほとんど読んだことなくて少し期待していた。
でも予想以上にすっ飛ばしてるし、各話の話がつながってなかったりと
不思議な展開の連続でがっくし。
一体どういう事情でああいう展開にせざるを得なかったんでしょうね?
各話のタイトルの
地幽の星(林冲)って感じで、わざわざ活躍する好漢を括弧書きで
タイトルにしてるし、もうしっちゃかめっちゃか!
そのくせ地幽星の本人は特に活躍してないし、第一、いきなし居るし。
どうせやるなら原作にそってじっくりやればいいのにさ。
あまりにはしょりすぎて物語になってないや。

やり直しを要求する!
※一節には2巻分で打ち切りらしいが…。その方がいいな。
179無名草子さん:04/10/23 01:32:55
>>178
ダイジェスト版みたいなもんだから。

実は俺はその漫画版から北方水滸伝に入った超少数派。
といっても、原作の存在を知らなかったって訳じゃない。
元々北方三国志にはまってて、水滸伝も当然読みたかったわけだが、
小説は文庫が出てから買う派なので、じっと我慢していた。
ちょうどその時、書店に漫画の1巻がおいてあって、
漫画なら安いし、これで我慢するかと、魔がさして買ってしまった。
中を読んでみると、原作付き漫画としては三流ながら、セリフが端から端まで北方節。
結局、我慢の限界に達して、ハードカバーも全巻一気読みしてしまった。

何が言いたいかというと、あのつまらない漫画も一応布教の役には立っているという事。
180無名草子さん:04/10/23 01:45:33
小説の漫画化なんて元々無理なんだよな…
181無名草子さん:04/10/23 04:03:55
>>180
無理とは思わんが、換骨奪胎の気概が必要と思われ。
182無名草子さん:04/10/23 06:08:33
今日あたり、店頭に出る書店もあるだろう。
以前は単行本派だったが、今はすばるも読んでいるので
さほど気にはならない。
それより、帯にあの男の名前は記されるのか否か。
そのことが、自分にとって気掛かりだった。
183カウントダウン:04/10/23 13:47:47
第15巻 折戟の章 発売まで あと3日

はや売りで既にゲットした椰子はいるか?



184無名草子さん:04/10/23 14:04:44
買ってきた。これから読む。
185無名草子さん:04/10/23 15:34:01
まだ途中なんだけど、
死んだなあ、何人も。
読み進めるのが辛い。
186無名草子さん:04/10/23 17:13:20
早売りゲットした人は、できたら帯のネタバレ度がどれぐらいか教えてくれ。
十一巻の二の舞はイヤだ。
187無名草子さん:04/10/23 18:28:41
売ってるかもしれん、と思って本屋に行ってみたらまだ無くて、
宮城谷の三国志1巻を買ってしまった。
188無名草子さん:04/10/23 19:09:49
>>186
今回の帯はネタばれって感じではないな。

189171:04/10/23 22:14:24
確認した。
電話でだ。
なぜか、予約ができた。
我慢することにした。
4日。
その間は、ブラッディードールを読むことにした。
やはり、面白いよ。
現代ものも。

そして、30日。
北方に会ってくる。
190無名草子さん:04/10/23 22:38:14
>>187
2巻は10月27日発売です。
191無名草子さん:04/10/23 23:19:43
>>189=171よ、俺の分も楽しんできてくれ」
>>191は自分の志を>>189に託し、安心したように笑った。
次の瞬間、>>191の目から光が消えていた。
192無名草子さん:04/10/24 09:41:40
15巻の話はいつから解禁?
193無名草子さん:04/10/24 12:43:28
童貫と戦をしているときに地震が起こった。
童貫と副官ズあぼーん

ってな展開は無い?
194無名草子さん:04/10/24 12:53:08
>>193
そこで九天玄女の出番ですよ。
195カウントダウン:04/10/24 13:40:31
第15巻 折戟の章 発売まで あと2日

>>193
災害列島になっちゃいましたね。すげーや公孫勝。
196無名草子さん:04/10/24 13:44:40
昨日ゲットして、一気に読んだ。
いろいろ語りたいけど、我慢我慢。

で、解禁は11/6(土)0:00〜、てことでいいのかな?
197無名草子さん:04/10/24 18:20:05
投票108星以外OKなら御母堂に票を投じたい
198無名草子さん:04/10/24 19:05:22
>>196
了解です。今回は語ることが多いかも。
199無名草子さん:04/10/24 21:43:24
15巻表紙の色使いが不可思議だな。
200無名草子さん:04/10/24 23:24:22
投票、私は石秀と決めていたんですが・・・
友人に話したら、誰それ、と聞き返されました。

教訓
 去るもの日々にうとし
201無名草子さん:04/10/25 01:50:05
早売りゲット!今日は眠れそうにない・・・
202無名草子さん:04/10/25 07:42:52
男が現れた。
朝から泥酔していた。
皆は思った。「クズめ」
男は幸せそうだった。
203カウントダウン:04/10/25 14:01:03
第15巻 折戟の章 発売まで あと2日

私は明日ゲットします。とても楽しみです。
204無名草子さん:04/10/25 21:56:21
投票しましょう。まず俺から。

1位 楊志 4P
2位 馬麟 2p
3位 索超 1P
205無名草子さん:04/10/26 01:30:52
投票しようと思った。
しかし、指が動かなかった。
「三人だと」
この中から、たった三人を選べというのか。

即断など、できはしなかった。
206無名草子さん:04/10/26 03:28:17
一位 林沖
二位 馬麟
三位 韓トウ

許せ、鄭天寿、楊春、項充。
207無名草子さん:04/10/26 04:23:26
一位 林沖
二位 馬麟
三位 宋江

林沖と馬麟が岩の上で語る場面が一番好きな場面だな。
208無名草子さん:04/10/26 07:28:10
馬麟密かな人気があるな。
209無名草子さん:04/10/26 09:26:56
一位 李コン
二位 李忠
三位 周通
次点 孫立、黄信、単廷珪、段景住

自他ともに認めるヘタレ好き。
210無名草子さん:04/10/26 09:46:14
一位 公孫勝
二位 石秀
三位 李富
次点 史進、呉用、チョウ蓋、安道全、楊志

私の好みは頭脳系らしいことに自分でもはじめて気がついた。
史進だけは毛色が違うが、あのアイドル的な可愛さにやられたらしい。
211無名草子さん:04/10/26 14:01:26
15巻キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
カッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

一位 孫立
二位 黄信
三位 単廷珪
212無名草子さん:04/10/26 14:34:34
嫌いなキャラ三名はすぐに選べるが、好きなキャラ三名は難しいな。
あらかじめ自分で予選をしておかないと、迷ってしまう。
213無名草子さん:04/10/26 14:52:04
呂牛を推したい
214無名草子さん:04/10/26 16:52:22
215無名草子さん:04/10/26 16:53:32
しまった、直リンは出来ないのか。。。。
216無名草子さん:04/10/26 18:55:54
嫌いなやつは誰にした?おれは
一位 高簾
二位 馬桂
三位 徽宋
217北宋 1101年:04/10/26 19:33:31
【宋】━徽宗

┣【宰相】━蔡京━【青蓮寺】袁明┳洪清
┃               ┣┳李富━任先・沈機
┃               ┃┗呉達・何恭・蒼英
┃               ┣黄文炳・鈕文忠・史文恭
┃               ┗【闇軍】王和━高廉

┣【禁軍】━【元帥】童貫┳【副官】畢勝
┃           ┣【大将】高イ求
┃           ┣【将軍】楊セン・宿元景・蔡徳章
┃           ┣【将校】┳楊志・朱仝・祝虎
┃           ┃    ┗趙安━何信
┃           ┗【武術師範】王進・林沖・徐寧
218北宋 1101年:04/10/26 19:35:39
┗【地方】┳【青州軍】秦明━【副官】花英━黄信・郭盛・孔明・孔亮
     ┃
     ┣【雄州軍】呼延灼━【民兵】韓滔・彭王己
     ┃
     ┣【代州軍】関勝┳【副官】赤β思文━単廷珪・魏定国
     ┃       ┗宣贊
     ┃     
     ┣【北京大名府】┳【軍部】唐昇━程順・董万・凌振
     ┃       ┗【留守】梁中書┳蔡福・蔡慶
     ┃               ┗【食客】索超
     ┃     
     ┣【登州軍】━孫立┳楽和・孫新・顧大嫂                    
     ┃        ┗解珍・解宝━雛淵・雛潤
     ┃
     ┣【京兆府】┳【軍部】呂栄━呂方
     ┃     ┗裴宣━蒋敬      
     ┃
     ┣【軍β城】┳志英━雷横━柏世
     ┃     ┗宋江━宋清
     ┃
     ┣【南京応天府】許定
     ┣【東平府】━董平
     ┣【大原府】━施恩 
     ┗【江夏】━欧鵬
219北宋 1101年:04/10/26 19:36:32
【梁山泊】━王倫┳宋万・杜遷・焦挺
        ┣【投獄中】李雲・湯隆
        ┗朱貴━【一族】朱富

【晁蓋派】━晁蓋┳呉用━【知人】蕭譲・金大堅
┃       ┣阮小ニ・阮小五・阮小七
┃       ┗裴宣
┃       
┗━【闇塩関係者】━慮俊義┳燕青・曹正・蔡福・蔡慶
             ┣【清風山】燕順・王英・鄭天寿
             ┗【滄州】┳紫進━登β礼華
                  ┗【投獄中】安道全・白勝
            
【宋江派】━宋江┳林冲・花栄・魯智深・武松・雷横
        ┣【間者】侯健・時遷・石勇・馬桂       
        ┗戴宗┳張青・孫二娘
           ┗張横・張順
220北宋 1101年:04/10/26 19:37:07
【独竜岡】┳【祝家荘】祝朝奉━祝竜・祝彪
     ┣【李家荘】李応━杜興
     ┗【扈家荘】扈三娘

【華州】┳【史家村】史進
    ┗【少華山】朱武・陳達・楊春

【渭州】┳【投獄中】公孫勝・楊雄・石秀
    ┗劉唐

【江州】┳【穆家村】穆弘━穆春
    ┗【掲陽鎮】李俊━李立・童威・童猛

【威勝】張清━キョウ旺・丁得孫

【飲馬川】登β飛━楊林・孟康
【桃花山】李忠━周通・段景住
【博州】樊瑞・項充・李袞

【在野】李逵・鮑旭・薛永・陶宗旺・馬麟・皇甫端・王定六・郁保四
221無名草子さん:04/10/26 22:13:54
一位 張藍寝取られ
二位 藩金蓮レイープ
三位 閻馬惜親父責め

昂ぶった濡れ場順。
222無名草子さん:04/10/27 12:52:59
玉麒麟への拷問シーンが濡れ濡れですよ
223無名草子さん:04/10/27 13:47:10
読んだよ。読んだ、読んだ、読んだ、読んだ、読んだ、読んだ、読んだ、読んだ
224無名草子さん:04/10/27 14:19:11
>>217-220
いくつか気になった所を。

史文恭はすでに青蓮寺を引退してる。
呼延灼と関勝は最初は州が違うはず(呼延灼はジョネイ州だっけ?)。
侯健は晁蓋派。
楊雄と石秀は投獄されてない。
張清は威勝とは違う州のはず。

間違ってたら、スマソ。
225無名草子さん:04/10/27 14:54:50
>楊雄と石秀は投獄されてない。

楊雄と石秀の登場シーンは、いまいち分かりにくかった。公孫勝は、
楊雄と石秀が自分を助けに最初に駆けつけた、みたいなこと言ってたよね。
それで、俺なんかも、楊雄と石秀はわざと投獄されて牢内にいたのか、
と思ってしまった。でも、魯達や晁蓋の部下(少華山の兵?)とともに
謂州の牢城に駆けつけた、とも読めるよね。


226無名草子さん:04/10/27 17:34:19
>>213
嫌いなキャラというと、こいつしか思い浮かばないよな。
あれを覗かれるのは、いやだよな。
227無名草子さん:04/10/27 19:14:11

>217-220
関勝と呼延灼がテレコだね。
228無名草子さん:04/10/27 19:14:36
>楊雄と石秀は投獄されてない。
簡単な罪を犯して公孫勝の牢の隣に入り込んで会話はしていたようだが。
229無名草子さん:04/10/27 20:31:50
>>226
でも、聞換章との絡みは正直おもしろい。
知らないうちに銀の袋かっさらってたり・・・
230無名草子さん:04/10/28 07:38:16
いま読み終えた。
ぐったりしてるよ。謙三のエネルギーにやられた。
内容についての感想は、、、
解禁日に語り尽くしてやるぞ!
231無名草子さん:04/10/28 13:53:35
 好きなキャラ三名は、票が分かれるだろうな。俺は韓滔に一票入れた。
@分別ある大人の雰囲気
A茶目っ気もある。若い娘をからかうのが好き。
Bそこそこに能力はあるが、天才はないと自覚しているので、でしゃばらない。
Cしかし自滅と分かっていても、敵に突入する熱いところもある。

 杜興や解珍とも一味違った魅力があったよな、このおっさん。
232無名草子さん:04/10/28 17:18:19
>>229
 俺たちは毎回、梁山泊の連中が死んでやしないかとヒヤヒヤしながら
読んでいるわけだが、こいつらは死なないのかね?
233無名草子さん:04/10/28 17:46:05
あっけなく死んだよね。袁
234無名草子さん:04/10/28 18:39:46
>>231
杜興はいい意味でクソ爺
235無名草子さん:04/10/28 18:46:49
「俺は青蓮寺の連中も嫌いではないのだよ。」

嫌いな人物を記入する際に、二刻(一時間)掛かった。
梁山泊とは違う。
だが、国を想う志は似ている。と>>234は思った。
236無名草子さん:04/10/28 22:24:01
>>232
ほんと、その通り。
今回は誰が死ぬのかと思うと、最近は読むのが億劫にさえなってくる。
なんか想像してしまうので、章の名前を見るのさえヒヤヒヤする。
237無名草子さん:04/10/28 22:28:31
>>231

>俺は韓滔に一票入れた。
ってどこかに投票するところがあるのか?
「子午山の庵」でやってはくれないか。
238無名草子さん:04/10/29 05:27:30
ネタばれを含まない15巻の感想。

14巻を復習したうえで読むべきでした。
239無名草子さん:04/10/29 08:18:17
>>237
オフィシャルHPで人気投票やってるんだよ。
240無名草子さん:04/10/29 09:04:40
人気投票すごく悩む
何度も読み返しているのに、3名だけ選ぶなんて正直キツイ
嫌いなキャラも、激しく悩む
悩んでいるうちに締め切り過ぎそうだよ・・・
241無名草子さん:04/10/29 09:19:16
考えに考えた末、「嫌いなキャラはいません」と書いて
投票ボタンをおしたら、あっさりエラーとでて
全部リセットされてしまった。

思い切り力をいれてかいた「好きなキャラ」と「その理由」の欄まで
綺麗に消えてしまっていて、思わず体中の力が抜けて
パソの電源を切ってしまった。
ひとまず英気を養って、それからもう一度、昼過ぎにでも書きに行こうと思う。

ちなみに、私の一番好きなキャラは李富(青蓮寺)だったりする。
馬桂が殺された時の、あの壊れぶりは圧巻だった。
あれですっかり惚れた上に、女に体が反応しなくなった、というくだりで
ますます惚れ直した。
ここまで男に惚れられれば、馬桂でなくても幸せだろうと思っている。
242無名草子さん:04/10/29 13:18:35
>>233
あのさー。袁は一人しかいないのとちゃうか?
243無名草子さん:04/10/29 19:31:06
>>234
 杜興のようなタイプのおっさんは、ひと昔前はたくさんいたよね。
あんな口の悪いおっさんでも、仲間として受け入れる懐の深さが周囲にあった。
現代のストレス社会で、はたして杜興が受け入れられるかな?
ちょっと難しいかなっていう感じがするからこそ、水滸伝の杜興は人気が
あるのかもしれないね。
244237:04/10/29 21:06:28
>>239
人物大辞典が更新されないので最近全然みていなかった。
失礼しました。
245無名草子さん:04/10/29 21:57:57
印象に残った場面、セリフ...こんなの選べない。

 手を添えられることもなく、自分の名を書ける。
 母は、ほめてくれるだろう。

 「二十年も前から、あたしを好きだったと言いましたね」
 「そうだ。自分でも、どうすればいいのかわからなかった」
 「二十年と言えば、はじめて会ったころですよ」
 「母が名を訊き、おまえが答えた。いまでも、俺はあの声を
 憶えている」

 ふり返る。楊令。済仁美に庇われるようにしながら、顔だけ
 こちらにむけていた。眼が合った。笑いかけようと思った。
 笑えたかどうかは、よくわからない。父を見ておけ。その眼
 に、刻みつけておけ。

 激しい対峙は、一刻以上続いた。
 それから林冲は竹の棒を捨て、楊令の小さな躰を抱きしめた。

 「持っていてやれ、この蔓草を。そして、鄭天寿という男が
 いたことを、憶えていてやれ」
 袋にのばした楊令の手が、小刻みにふるえていた。
246無名草子さん:04/10/29 21:58:53
つづき

 林冲はただ、張藍に会いたかった。救い出したかった。

 「行くところが、ありません。それに、王進先生とは、ここ
 で闘うと言葉ではなく、心で約束したと思っています」
 
 「それほど強くはなれません」
 必ずなる、という言葉を索超は呑みこんだ。
 水を掬い、楊令の頭からかける。声をあげた楊令が、水をか
 け返してくる。

 飛んでいるのだ。燕青はそう思った。梁山泊に向かって、飛
 んでいる。
 だから、もう梁山泊は見えるはずだった。地名と人名を、燕
 青は口に出して言っていた。それを、いつまでもくり返した。

 「全軍、出撃」
 六人しかいない。それはわかっていた。しかし、梁山泊軍な
 のだ。

そして、十五巻。涙、止まらず。
247無名草子さん:04/10/29 22:40:49
245-246
どれも印象に残る名場面だねぇ〜。
林沖が楊令抱きしめるとこなんか、たった一行なのに林沖の普段見せない
意外なやさしさが凝縮されていて良いよね。

俺は名場面というか

李忠・杜興・韓滔の3人が晁蓋と三娘をネタに井戸端会議が好きだな(W

結構、北方水滸伝の見ものをは
「原典では少ない、好漢同士のからみ」なので観ていて楽しい。
めずらしいコンビができると不思議と嬉しいんだよね。

朱仝と李忠の、主従コンビとか
凌振と魏定国の、気が合うかもな?どうかな?コンビとかね。
マニアックには
項充と郭盛の、まだマブダチじゃないけど、一緒に戦うシーンなんかが原典には
なかっためずらしい取り合わせなだけにウキウキしたな、
その後仲良くなってるといいけど。


次回の投票は「気に入ったコンビ・トリオ」投票なんか興味あるな〜
248無名草子さん:04/10/29 23:41:07
>>245-246
いいねえ。確かに選べないよな・・
いまから全巻読み返すかな。
249無名草子さん:04/10/30 01:19:50
ここも好き。

 「楊令の部下なら、恥ずかしい技は遣えん」
 声に出して呟いた。
 気づいた時は、また方天戟を構えていた。

 「もういい。今夜は、馬麟の笛が、やけに悲しかった。
 口直しに、酒でも飲もう」
 「口直しか」
 馬麟が苦笑したようだった。

 「軽くなった」
 「なにがです?」
 「軍人でなくなったら、すべてが」
 関勝は、声をあげて笑った。
 城外にある民家もなくなり、行手には原野が拡がっていた。

 「あれも、男だな」
 朱富が言った。
 あれこそが男なのだ、と項充は思った。
 
250無名草子さん:04/10/30 01:20:24
宣賛の「人は、自ら穢れるのであって、他人に穢されるのではない」
かな。
個人的に。
251無名草子さん:04/10/30 09:00:25
13巻 地僻の星

闘っているぞ、俺は。雷横、俺を見ているか。

雷横の名前が、あの状況の朱仝の台詞で来た時は気持ちが昂ったな

252無名草子さん:04/10/30 14:35:02
14巻 地短の星

雷横は史進に、宋江の女性関係を語っていた。
253無名草子さん:04/10/30 14:40:12
>>250
 最近は戦が忙しくて、宣賛がじっくり語る場面が少なくなったけれど、
入山前の宣賛の台詞には、よいのが多いよね。
254無名草子さん:04/10/30 16:51:55
それから周通は、立っていた石段の上で、剣を抜き放った。
「総隊長のために」
兵たちが、唱和する。
「梁山泊のために」
再び兵たちが唱和する。みんなが、涙を流しはじめた。

なにか、別の世界を、李富は見ているような気持ちだった。
戦場でもない。殺し合いでもない。
これだけの人数がいるのに、見えているのは、
たったひとりの生き様だけだった。

ていうところが好き。
255無名草子さん:04/10/30 20:28:31
たったひとりの生き様...
石秀の死に方は忘れられない。

が、楊志はともかくとして
古い話は投票には不利のような気がする。
256無名草子さん:04/10/30 21:28:25
石秀といえば楊令といった感じもあり、とくに印象深く残ってる
257無名草子さん:04/10/30 23:12:46
石秀は序盤のヘタレで印象深いよな。
やたらくよくよ悩んで、いただけないミス(孔明談)以後の
内面的ヘタレッぷりに共感した。
今思えば、彼が樊瑞の役回りになる予定だったんだものな
公孫勝いわく。
北方版はヘタレなヤツほど好感もててしまう。
まーヘタレといっても誰かさんたちと違って、周りからみとめられてる分
石秀は特別さ〜
258無名草子さん:04/10/30 23:16:21

「武松剃髪しろ」「なら髭をそるか」

が会話的におもしろい。武松は、ぱっとみ暗いが聞き上手で得してる(W
あの朱仝がついつい話をしにいってるからね
259無名草子さん:04/10/30 23:56:25
>231
韓滔と解珍の会話を見たかったよ俺
260無名草子さん:04/10/30 23:59:25
キライなキャラ

1位 林沖 偉そうにしすぎ、体育会系だけでくだをまくのはガキっぽい
2位 朱仝 心狭すぎ、李逵やケ飛等きらいなヤツ多すぎ。えこひいきしそう。
3位 柴進 周りの迷惑考えず下らん事にこだわりすぎ、自覚無いのが手に負えない
261無名草子さん:04/10/31 00:03:08
好きなシーン

杜興が兵士を泣くことで立ち直らせるシーン

関勝が雄州時代、生意気な仕官をたたっきるシーンはサイコー

秦明、恋に悩むくだりはほほえましい

呼延灼は酒場じゃ泣き上戸なシーン。

あわせて韓滔追悼飲み会の面子はよかった(笑
262林冲:04/10/31 11:17:19
みんな、おれは「林沖」ではなく「林冲」だ。
263無名草子さん:04/10/31 12:37:08
>>262
気にすんなよ、林沖。
264無名草子さん:04/10/31 14:08:34
朱仝

馬上で闘う姿が絵になるという点では、林冲、史進と一、二を争う。
しかし、組織内の秩序を偏重するところが、長所であると同時に短所。

李忠

能力はさほどないが、責任感の強さでそれをカバー。
朱仝とはいいコンビだった。
265無名草子さん:04/10/31 14:46:47
お願いだから言う事を聞いてくれと、部下に泣きつく李コン。
下っ端でいいと思ってたのに、みんな自分より能力が下で、無理矢理トップにならされた李忠。
急に上司がいなくなって、泣く泣く部下をまとめながら不安におののく周通。

俺も社会に出て、同じ経験をした。
正直、身につまされる。
こいつら大好き。
266無名草子さん:04/10/31 15:34:04
>>263は公孫勝
267無名草子さん:04/10/31 15:37:44
楊令の顔が、弟の顔と重なった。
いま、持って帰ってやる。
食い物を、持って帰ってやる。
兄ちゃん、やるだろう。
268無名草子さん:04/10/31 16:55:41
>267
全然やれてないけどな
269無名草子さん:04/10/31 17:07:11
>>268
何かせずにはいられなかったんだ。
林冲もな
270無名草子さん:04/10/31 17:31:34
>>260
ケ飛と楊林に救出された場面の紫進は、たしかに金持ちのボンボンぶりが露骨に出ていた。
271無名草子さん:04/10/31 20:39:29
>>270
それだけに、ケ飛の死の後の楊林の台詞が泣けた。
そう思えば柴進のボンボンぶりも悪くはなかろうて。好きでもないけどな。
272無名草子さん:04/11/01 00:45:30
この博打だけは、父に許してもらう。
勝っても負けても、もう博打はしない。

この台詞で王定六はかなり好き。
出番ないけどな。
273無名草子さん:04/11/01 01:38:08
走るだけだし
274李応って何?:04/11/01 02:49:37
李応が、重装備部隊なんて中途半端なもの創設したから
なんだが実際ナに考えてんだかわからないキャラに感じる。
天富星らしさがないというか、やたら分別わきまえた当たり障りの無い
上級将校で個性が少し薄め。

いきなしこれからは攻城戦だとか言われてもなー
ややマニアックに装備にこだわりましたといわれてもなー
祝家荘戦で登場したにもかかわらずその手の伏線がなかったので
やはりもうすこし伏線はっててもらいたかった。

幼い頃から、機械に興味があったが杜興に止められていた。
自分のやることではないと言われた。しかし杜興の目を盗んでは、
それらの書物をむさぼるように読んだ。特に興味があったのが
宗軍の使う攻城兵器だった。

とかなんとか・・・・なー
275無名草子さん:04/11/01 11:43:38
>>274
 俺は重装備部隊と魏定国を組ませればよいと思うんだ。凌振が大砲で
魏定国の瓢箪矢を飛ばすとか言っていたが、それよりも大きな瓢箪に
火薬を詰めて、投石器で飛ばすほうが実現可能性がありそう。

>>272
 地劣の星は面白かった。全体の流れからは浮いているんだが、内容的
には良かった。最後には双頭山まで走って本編とつながったけど、地劣
の星だけ切り離して読んでも面白かった。
276171:04/11/01 18:01:26
サイン会にいった。
少し話すことも出来た。
思ったとおりの男だった。
277無名草子さん:04/11/01 19:18:51
ネタバレ解禁は、今週の土曜日じゃな?
昨日まで14巻をおさらいしていた。
今日からじっくりと15巻にかかる。
278無名草子さん:04/11/01 23:45:44
>>275
でかい瓢箪飛ばしても、瓢箪そのものに破壊力がないから
使えないと思うが。攻城兵器として。
279李応って何?:04/11/02 00:10:48
地劣の星にしても地醜の星(そういえばまだ出てないか?)にしても
まったく失礼な星の名称だ(笑

天敗の星も天損の星も
人物に対してどのような思いでつけたんだかな〜?
張順はなんか損してんのか?
280108星の順位:04/11/02 00:14:20
原典の順位にくらべて上位にいるべき好漢を考えよう。

うーん秦明は林沖の上?とか
楊志はたぶん上なんだろうけど・・呼延灼の上ぐらい。
関勝は呼延灼の下?

281無名草子さん:04/11/02 03:05:28
焦挺とか原典よりかなり高そうだよな。
282無名草子さん:04/11/02 11:24:42
宣賛だろ。
孔亮、孔明もそうっぽい。
283無名草子さん:04/11/02 11:53:57
>>278
野戦用の兵器として考えたのじゃよ。ほれ、朱仝が李応に向かって
攻城兵器を野戦用に使えないかな?と質問していたろ(王英に低い声で笑われた)。
敵の方陣を騎馬隊で二つに割り、割れた陣を各個に攻撃する戦法がしばしば出て
くるが、あれを瓢箪爆弾でやれないものかと考えてみたのじゃ。

>>280
15巻の登場人物紹介では、呼延灼→穆弘→関勝の順に紹介されていたのを見たわい。
284無名草子さん:04/11/02 11:55:14
>>282
確かに、孔明は欧鵬より上じゃないとおかしい。
285無名草子さん:04/11/02 15:15:38
>>279
「損」を自動詞の「損なう」として考えると、
1 物をこわして、だめにする。傷つける。「器物を―・う」
3 殺傷する。
というような意味。原典の作者は自動詞のニュアンスで考えたのだろう。

しかし「敗」の方には、相手を負かすという意味はないようだな。困った。
286無名草子さん:04/11/02 15:32:14
すまん、他動詞だったな。受験生が見ているといけないから、訂正しておく。

「劣」も、いい意味はない。力が足りない。おとる。質が落ちる。いやしい・・・など。

「醜」については、興味深い記述があった。
 記紀の葦原醜男「アシハラシコヲ」など名前に用いられたものは、
醜悪なものを好んで名付けた古代の命名法の一
287無名草子さん:04/11/02 17:46:32
>>280
呼延灼と関勝の関係は気になるよね。14巻を読む限りでは、
穆弘、呼延灼、関勝の三人は並列の関係で、指揮命令は
衆義庁から発されるだけなのだが、現場の指揮統括は必要
ないのだろうか?
288無名草子さん:04/11/02 18:18:13
13巻の対趙安戦では呼延灼が総指揮だったな。
といっても一応、最終権限をもつという程度だったみたいだけど。
289無名草子さん:04/11/02 19:19:36
段景住は最後。
これは、譲れない。
290無名草子さん:04/11/02 19:23:07
俺は医者。でも後ろから三番目で我慢。
291無名草子さん:04/11/02 20:15:30
十二巻の北京大名府戦でも呼延灼が戦闘の指揮者だったな。
292無名草子さん:04/11/03 00:57:51
本体各部隊の総隊長を含め、各塞の隊長は実質同格なんだろう。
合同で戦線に当たる際などは、現場の指揮系統を明確にするため、
今回の総指揮は誰々というのが指名されるのでは?

序列は形式的なものだし、どちらが上といった普遍的な順位はない。
そう考えたい。
293無名草子さん:04/11/03 01:09:30
>>272

同意。
走り続ける。丘が二つ。自分に言い聞かせた。丘が二つ。
双頭山へひたすら走るシーンは秀逸。
294108星の順位:04/11/03 01:38:46
まーどちらかといえば
宴会(笑)やるときの席順かな?順位は?

宋江
ロシュンギ
呉用
公孫勝
は固定として
その次に関勝はなさそうな感じ。
いまのとこ彼は戦闘のまとめとかやってない印象。
うーん続くと
秦明
林沖
楊志
呼延灼
魯智深
花栄
穆弘
柴進
李俊
朱仝
関勝
史進
・・・むーん
結構あらためて考えるとむつかしいなぁ。
なにで順位決めてんだ呉用殿
295無名草子さん:04/11/03 10:13:19
>>294
気に入った人順
296無名草子さん:04/11/03 11:55:25
>>292
江州戦終了後の宴会で、李逵が席順を決めようとして、武松にしかられていた。
結局、宋江は円座にしたようだった。
原典は毎日酒宴をやっているみたいだったけど、北方本は酒宴少ない。
297無名草子さん:04/11/03 12:47:13
折込の梗概を見ると、太字の主要登場人物ではなかった
晁蓋がいつの間にか太字になっている。
登場人物一覧でも戦死後梁山泊に入れてもらえたようだ。

天地の星は108星ではないからなぁ。
298無名草子さん:04/11/03 13:01:22
ちなみに、本書の中にはカタカナ文字が一切出てこないね。
例外的に「コークス」という文字が出てきた時、違和感を覚えた。

どうでもいいはなし。
299無名草子さん:04/11/03 13:04:09
>>298
湯隆がコークス使っているのは分かってたけど、「コークス」の文字も
出てたの?
300無名草子さん:04/11/03 16:55:22
骸炭(コークス)
ってなってたような。
301無名草子さん:04/11/03 19:17:48
>>297
それは意外ですね。
302無名草子さん:04/11/03 21:41:50
人気投票の「気になるエピソード」っていまいち分からない。
投票した人どんな事書いた?
303無名草子さん:04/11/03 21:43:01
ごめん
あげちゃった…
304無名草子さん:04/11/03 21:47:30
>>302
魯俊義の性感帯が腰の辺りってこと(マジ)
305無名草子さん:04/11/03 21:52:23
>>302
公孫勝の過去。
馬麟の過去って書けばよかったと今では後悔してる。
306無名草子さん:04/11/03 22:03:04
穆弘のエピ。
地味すぎて精彩に欠けるから、今後の活躍を祈って。
307無名草子さん:04/11/03 22:30:30
>>306で思い出したが、穆弘が穆春を庇いすぎる、という話は
両者の視点から描写して解決させて欲しかったなぁ。
308からみ:04/11/04 01:55:30
穆春と周通のからみがみてみたい。
なんとなく似たもの同士っぽい
309無名草子さん:04/11/04 11:09:15
>>308
今、第何巻読んでいるの?

>>307
穆春は武松になついていたので、入山後の二人の再会が見たかった。

>>306
地味ではないと思うが。自分の目玉抉り出しているし。
俺も試してみたが、難しいよ、目玉抉り出すのって。

総括;絶対見ることのできない展開を希望している椰子多すぎ。
310無名草子さん:04/11/04 12:12:51
ペットボトルのお茶に俳句が書いてあった。

 「肉まんを ほおばり思う 水滸伝」(たぶんこんな感じ)

その肉まんは焼かれているのか否か激しく聞きたい今日この頃
311無名草子さん:04/11/04 12:41:41
「あなた!また斧を買ってきたの?これで四本目よ。いいかげんにして下さいな」
「俺も水滸伝に、板斧を石で研ぐ、と書いてしまったからな。実証しておかないとな」
「前の三本の斧の刃はぼろぼろよ。もったいない。石を切っている暇があったら、
OHPの人物辞典の更新でもすれば?」
 謙三は妻の忠告を無視して、裏庭に出た。昨日河原で拾ってきた、関勝の頭ほど
の大きさの石。頭上に放り上げる。斧が風を斬る。ぶつかった。    (以下次号)
312無名草子さん:04/11/04 14:39:13
>>308
周通は入山前は荒々しいだめぽだったけど、
入山後は神経質なだめぽになったみたい。
王進先生と文通していたのかも。
313306:04/11/04 16:19:15
orz
314無名草子さん:04/11/04 16:32:24
>>310
肉まんの焼いたのは食べたことないけど、饅頭の中に野沢菜はいってるのを
焼いたのは、深大寺で食ったことある。
315無名草子さん:04/11/04 16:39:01
投票のために、もう何度目になるのかわからない再読開始
11月末の締め切りまで必至こいて読んでる
だが一旦読み始めると、やっぱりどの巻も面白くて時間を忘れ読み耽る
好きなキャラや場面を選ぶことすら忘れ果ててひたすら読む読む読む…

嗚呼、この中から決めるというのは到底不可能に思えてきた
316306:04/11/04 16:56:16
>>315
そんな優柔不断なお前には、俺が決めてやろう。
張青。
コイツで、お前の熱い思いのたけをぶちまけろ。
317無名草子さん:04/11/04 18:21:00
>>316
投票締め切りが、もう少しあとなら、孫新・・・
318無名草子さん:04/11/04 20:24:57
>>305
安心しろ。
俺が書いておく。
馬麟が鉄笛に籠めた想いについて。
319無名草子さん:04/11/04 20:45:02
金大堅って書くことないな。
320無名草子さん:04/11/05 13:59:09
>>319
金大堅の場合、書くんじゃなくて、彫らなければならないからな。
321無名草子さん:04/11/05 17:38:08
>320
印鑑だけで、墓碑銘とか彫らないのだろうか?
彫っているとすれば、安道全の次に忙しいのは、金大堅。
322無名草子さん:04/11/05 19:10:54
嵐の前の静けさか?本当に明日解禁?

OHPを見てきたが、続編について、含みのある話をなさっている。
323無名草子さん:04/11/05 19:19:42
解禁は土曜午前0時?
それとも日曜午前0時?
324無名草子さん:04/11/05 22:41:19
>>323
今日(土曜)の午前0時。あと一時間少々。
みんな、具足を付けて準備だ。
325無名草子さん:04/11/05 23:15:25
あいつを・・・あいつを弔ってやらねば。
326無名草子さん:04/11/05 23:29:33
どうでもいいことは今のうちに。

今回装丁が7巻と同じじゃん。
327無名草子さん:04/11/05 23:46:03
張青は張清登場のために死んだような気がしてならない。
328無名草子さん:04/11/06 00:23:40
みんなどうした?もう解禁だろ?一番乗りしちゃうぞ。

宋清と楽和の最期。個人的には15巻はここのくだりがサイコー。
どちらも鳥肌が立ちそうだったよマジで。
329無名草子さん:04/11/06 00:33:17
天英の星から飛ばしすぎですぜ謙三兄貴。
いきなり死にまくるから、読み進めるのをためらったよ。
330無名草子さん:04/11/06 00:41:45
没遮?もな。
風が、俺を遮った。の所で痺れた。
そして皮一枚のところで生きてた趙安のとこで、穆弘の無念さに泣いた。
331無名草子さん:04/11/06 00:43:35
「らん」の字は出ないのか。
水滸伝辞書使ってるから迂闊だった。
332無名草子さん:04/11/06 01:19:09
穆弘・李応逝きし回のリード

穆弘、隻眼もて趙旛を睨み、
風塵の鍼、違わず凛たる壮士を遮り止む。
李応、隼瞳もて城壁を見つめ、
撲天の翼、烈風孕みて城壁を穿つ。
333無名草子さん:04/11/06 01:25:20
張横が新しい通信手段として舟飛脚を考案したけど、
これってやっぱ「舟火児」の伏線か?
水の上は体質に合わなくて船酔いがひどい、とか言ってたから
どうやってあだ名の辻褄あわせるのか密かに心配してたんだけど。
334無名草子さん:04/11/06 07:47:57
>327
それは本人も認めてたよ。
335杜撰なあだ名:04/11/06 10:06:33
「九尾亀と呼ばれている」
「打虎将と呼ばれたいた」

やっぱり後付のあだ名は杜撰な扱いだ。
意味もついた理由もしっかりフォローしないからだ。
「鎮三山」は、まー説明があったが、気持ち納得できない。
336無名草子さん:04/11/06 10:35:51
縮減系にちょっと共感
337無名草子さん:04/11/06 11:22:59
>>328
同感。宋清の死を楽和の歌が弔い、楽和の死を馬麟の鉄笛が弔った。
こういう場面では、楽和・馬麟は役に立つ。それにひきかえ、林冲は
こういう場面では何もできない。
>>329
14巻の終わり方からして、ある程度は予想できたけど、厳しい戦だった。
燕順をいれると七名の犠牲者か。兵士の死傷は数知れず。宣賛の北京
大名府占拠がなければ、もっと死傷者は増えていたよね。
>>330
趙安、元気よすぎ。俺は盲腸手術の後、1日半寝込んだが、その間なにも
食ってなかったから、腹へって真珠湾攻撃に間に合わなかった。
>>333
船酔いで思いついたが、新潟のように余震が続いていると、酔って気分悪く
なった人もいるのではなかろうか?
>>335
打虎将は、虎を殺した男に、拳で打たれていたな。
>>336
宿元景に勅命を伝達した楊センが泣いていた。楊センは北方本では、けっこう
まともな人なんですね。
338母からの手紙:04/11/06 11:38:42
 黄信殿

 見事に審亮を討ち果たされたのですね。母は嬉しいよ。親戚一同集まって
お赤飯をいただいて、お前の手柄を祝っているのよ。蘇州のおじさまも、江州の
おばさまも、みんな来てくださったわ。
 作戦は宣賛殿が立てたにしても、敵の大将を討ったのはお前だからね。今回
の戦の第一等の殊勲だよね。なにしろ北京大名府を陥落しなければ、梁山泊軍は
負けていただろうから。敢闘賞ももらっていいよね。技能賞は花栄殿に譲るとしても。
 秦明殿も歳だから、もうしばらく辛抱していれば、二竜山総大将も夢ではなくなって
きましたね。親戚一同、お前の活躍を期待しているよ。
339無名草子さん:04/11/06 11:49:57

「皆殺しにしろ」

兵站にまで目配りできなかった自分を責める董平が、
宋清に送った弔いの言葉。痺れた。
340無名草子さん:04/11/06 12:00:10
で、おまいらは何してたの?
孫立「14巻でちょっとだけ、董平と話をした・・・」
陳達「いちおう闘っていたみたい・・・」
鄒潤「・・・」
白勝「・・・」
郭盛「呼延灼か関勝の下で闘っていたみたい・・・」
蒋敬「たぶん二竜山の兵站・・・」
郁保四「・・・」
楊林「・・・」
341無名草子さん:04/11/06 12:00:15
おいおい、招安はないって話だが・・・。
このままずるずる講和になびきそうに思う。

ところで招安って日本語なのか?
辞書引いても出てなかった
342無名草子さん:04/11/06 12:31:36
 水軍の戦いは、とても迫力がありました。李俊は素敵。項充も、水上戦の
方が合っている気がします(飛刀は野戦よりも、船上での戦いで使った方
が効果的)。
 敵水軍が梁山湖にまでやってきたときは、ハラハラしました。金沙灘、鴨嘴灘
の水域は、浅瀬なので接近は難しいらしいのですが、東の造船所の水域は
弱点らしいです。何か障害物を埋めた方がいいかも。まさか、釣針が障害物に
ひっかかるのが嫌で、宋江さんが反対しているのかしら?
343無名草子さん:04/11/06 12:39:26
>>341
中国の小説には、招安は出てくる(検索したら西遊記でも使われていた)。
日本語辞書検索では出てこないね。
344無名草子さん:04/11/06 12:58:03
>342
野戦の方は、花栄と穆弘の視点が多かった。関勝・呼延灼は、最後の童貫
との戦いで死闘する(予想)なので、今回は、花栄と穆弘が中心。
どちらかというと、朱武が傍にいて会話の多い花栄よりも、寡黙に趙安の首
だけを狙っていた穆弘に惹かれた。
もっとも、花栄は最後に宿元景を弓で射抜いて、この戦を締めくくった。
345名無し:04/11/06 13:26:34
宿元景を射抜くで思い出したのだけれど、14巻の最後に花栄が射抜いた劉高は、すばるでは孫白になっている。何故、単行本化に際して変えたのだろう?どうしても変えないといけない理由があったのだろうか。
346無名草子さん:04/11/06 13:37:24
 流花寨は激戦だった。双頭山や二竜山では、戦死者を悼むシーンが織り込まれて
いたが、常に敵の攻撃に曝されている流花寨では、その暇もない。
 欧鵬が死んだときも、花栄はその死に気づくことさえなかった。やっと敵の猛攻が
静まったあとに、ふと足元に目をやると、欧鵬が死んでいるといった具合だ。流花寨の
激戦を物語るシーンだった。
347無名草子さん:04/11/06 13:51:15
>>345
俺もすばる読んでるが、なぜ名が変ったのか不思議だった。
348無名草子さん:04/11/06 14:07:17
 穆弘の死のとこは、あれは風が遮ったんじゃなくて穆弘が自分で自分を
遮ったような気がした。両目が揃っていれば穆弘は死んでいなかったかも
しれない。片目を抉ったのは穆弘自身だ。
 自己否定をし続けた(byOHP)人間らしい死に方だと自分は思った。
349無名草子さん:04/11/06 14:23:16
>顧大嫂は、二人の兵の首に手を回し、締めあげた。・・・二人が、顧大嫂の腕の中でだらりとなった。

躰でかいのは知っていたが、こんなに強えーとは。
350無名草子さん:04/11/06 14:28:03
>>348
穆弘は身長180cm、体重80kgの巨漢。対して、弟の穆春は160cm、55kgのちびだった。
351無名草子さん:04/11/06 14:32:18
官軍将軍まとめ。一気に増えたな・・・

童貫・・・・・・徐々にその力量を見せつつある。でも兵の指揮をしたのは周信相手の時だけ
畢勝・・・・・・童貫の副官。周信を軽く一蹴
ホウ美・・・・・・童貫副官。こちらはまだ兵の指揮はせず
許貫忠・・・・・・軍師的存在。才能は童貫も認めるほど。童貫遊撃隊の軍師になるか?
周信・・・・・・元宿元景配下。童貫遊撃隊隊長になるか?終わった戦の検証をするまめなやつ
宿元景・・・・・・八巻の汚名を死を持って晴らす。その最後は敵方ながら涙を誘った
趙安・・・・・・死にぞこないヘタレ。梁山泊に来たら孫立とかと仲良くなれそうだ
董万・・・・・・前巻よりさらに出番も立場もなし。そろそろこいつもヘタレリスト入りか
審亮・・・・・・黄信のレベルアップのための経験値
楊セン・・・・・・宿元景のために泣いてやったことで好感触。でも童貫出てきたし、本格的活躍はなさそうだ
唐昇・・・・・・兵をまとめた後どこへ行ったやら。青蓮寺にでも匿われてるか?
許定・・・・・・南で叛乱画策中
352無名草子さん:04/11/06 14:38:29
つーか欧鵬はすぐ手当てしてれば死ななかったろ
と思ったのは俺だけ?

後趙安と聞喚章ってしつこいくらい死にかけてるのな。
353無名草子さん:04/11/06 14:39:49
 宋の水軍は、船底に油の樽を隠していて、梁山泊に船を奪われそうになると
火を点けることになっていたんだな。セコい。その秘密を梁山泊に知られて、
反対に火をつけられているんだから、間抜け。
354無名草子さん:04/11/06 14:41:58
>審亮・・・・・・黄信のレベルアップのための経験値
>>351 warota  北方さんも黄信に気をつかってくれたのか。
355無名草子さん:04/11/06 15:05:06
趙安は小物にしか見えない
356無名草子さん:04/11/06 15:08:20
>>352
 欧鵬は、「すげえものを見た」から死んだのかな?

 それと朱武。花栄も「朱武が、なにを思ったのか」陣の中央に立っていると言っている。
朱武は、敵の攻撃の前、花栄に「いま弓を使うことに意味はない」と告げたね。おそらく
流花寨は落ちると予想したのかもしれない。でも、結果的には、花栄が宿元景を射抜いて
敵は潰走したわけだから、弓を使う意味はあったんだよね。
357無名草子さん:04/11/06 15:08:47
>>355
 でも首は太い。
358無名草子さん:04/11/06 15:18:57
今回はまた死んだ人間のラインナップがスゴかった。

追悼者名簿キボン
359無名草子さん:04/11/06 15:53:06
 さすがに解禁日だから、書き込み多いですね。でも、李応についてはあまり語られていないw
原典からして薄味なんですよね、李応。飛刀の名手であるにもかかわらず、入山後は兵站・
物資の管理を紫進と二人でやったりして・・。北方本では重装歩兵の軍団長にはなったものの
城郭の攻撃以外では活躍場所がない。晁蓋とともに攻撃した平原は簡単に落城しちゃうし。
今回は平原のときよりは苦労したけど、危険な役を自らかってでて死んじゃいました。
 杜興のおやじが副官だったら、絶対に城壁へは走らせなかったでしょうね。でも、祝家荘戦
では、李応は重要な役だったから、李応ファンは第8巻「青龍の章」を読むべし。
360無名草子さん:04/11/06 15:58:03
>>356
 朱武も少華山で史進の軍師をやっていたときが華だったな。史進の場合、軍師
がいなければ駄目なタイプだったから、朱武の活躍場所も多かった。花栄はどちら
かというと軍師なしでもやれそうなタイプだから、その分、精彩を欠いたのかもしれ
ないですね。
361名無し:04/11/06 15:58:21
確かに欧鵬は元気そうだったのにね。それまでの戦いで、彼はすでに死域に入っていたということなんだろうね。
362無名草子さん:04/11/06 16:00:12
>>358
だいたい今日の午前0時以降のレスで登場しているけど、あらためて整理

宋清 楽和 穆弘 李応 欧鵬 朱武
363無名草子さん:04/11/06 16:13:17
宋清といい林冲といい、女々しい奴らが多いですね。
好きだけど。
364名無し:04/11/06 16:14:50
朱武が死んで、軍師は宣賛だけになってしまったようなもんだね。呉用はすでに文官というか、政治家的立場になってるし、解珍は最前線の軍師ではないからね。まあ軍師が何人もいても、混乱するだけだろうけど。宣賛と許貫忠、IQ 高そうなのは許貫忠の方のような気が、、、
365無名草子さん:04/11/06 17:13:57
おれも楊志みたいな最期を迎えたい
366無名草子さん:04/11/06 18:14:20
>>364
 呉用は、盧俊義に「戦のときは何もするな」と怒鳴られて、ふっきれたところがあるみたい。
時間を稼ぐための講和の話をしているところなんか、いい時の呉用に戻っているような感じ。
367無名草子さん:04/11/06 18:23:02
俺は、索超と扈三娘の騎馬隊の強さに驚いた。たしか400騎だったはず。
敵が陣を組めない市街戦とはいえ、あの強さは異常。索超の青騎兵が
敵を粉砕していく姿を羨望の目で見ていた黄信も印象的。やっぱり騎馬隊(・∀・)イイ!!
368無名草子さん:04/11/06 18:28:04
扈三娘と王英と聞煥章が、同じ場所に集合したから、もしや監禁陵辱ネタか?
と思ったのだが、結局、聞煥章の片思いが無残に打ち砕かれただけで終わった。
それと同時に、聞煥章自身のオーラも輝かなくなったような気がする。
369無名草子さん:04/11/06 18:41:38
 第15巻でいちばん感心したのは、地遂の星の二。一は花栄が宿元景を弓で射抜いた話。
ここで大きな戦が事実上終了して、フツーならテンション下がるはずなんだけど、ちっとも
下がっていない。侯健と招安の話をもってきたのがよかった。
 特に侯健の性格にひとくせありそうなところが、興味をひいた。息子に期待を寄せる妻は、
息子には美味そうなものを食わせ、自分には冷めた豚肉を食わせたことに嫉妬して、体術
にかこつけて息子を投げ飛ばしているところには藁。それでいて息子をいとおしく思っている
アンビバレンツなところもあって、ますます侯健に興味をもった。
370無名草子さん:04/11/06 18:59:22
トウマンはあま
371名無し:04/11/06 20:33:08
>>368
確かに最近の彼は初出の頃と比べると普通の人になってしまった感じはしないでもないかな。馬桂を失ってパワーアップした李富が近くにいるから、余計そんな感じがするのかも。ただ彼も自分の片足失ってるんだけどね。
372無名草子さん:04/11/06 23:30:02
>>345、347
水滸伝人物辞典で、劉高と孫白をひいてみればいいと思うな。

ずっと誰も何も言わないから言おうかどうか迷ったが、いまこそ言わせて貰う。
西のぼる。李逵の斧は、一本にしてあげてください。
373無名草子さん:04/11/06 23:31:03
>>354

シンリョウをたおした!
チャラララッタラ〜♪
コウシンはレベルがあがった!
漢力が3あがった!
札の位置が2あがった!
毒がなおった!
クラスが「ヘタレ」から「戦死要員」になった!
374無名草子さん:04/11/06 23:31:59
当時、すばる派の頭文字B死亡の報は
武松かと思い、たまらずすばるを読んでしまった…

呼延灼、関勝は登場時から軍人として完成されていたのに対し
原典であんなに地味な穆弘は、街の顔役としての登場の上に
李俊との比較の描写も多く、難しい位置に置かれていたのに
作品内で個性を発揮でき、彼等と並び評される程の軍人としての成長も見れて
自分の北方水滸では欠かせない存在だったので、15巻の帯コピーは少し物足りない
375無名草子さん:04/11/06 23:47:40
【梁山泊】━宋江

┣┳【本軍】━関勝・呼延灼・張清┳【軍師】━宣贊
┃┃              ┣郭盛
┃┃              ┗【水陸両用隊】━項充
┃┃
┃┣【騎馬隊】━林冲┳索超・扈三娘・馬麟・郁保四
┃┃        ┗【馬匹担当】━段景住
┃┃
┃┣【遊撃隊】━史進┳【副官】━杜興
┃┃        ┗陳達
┃┃
┃┣【重装備部隊】━解宝
┃┃
┃┣【水軍】━李俊┳張順・阮小七・童猛
┃┃       ┗【造船】━阮小ニ
┃┃
┃┗【その他】━徐寧・凌振・黄信・キョウ旺・丁得孫

┣【闇塩関係者】━慮俊義┳【販売】━燕青・孟康
┃           ┣【生産】━蔡福・蔡慶
┃           ┗【飛竜軍】━劉唐━楊林・王英

┣【致死軍】━公孫勝━楊雄・孔亮
376無名草子さん:04/11/06 23:48:16
┣【文治省】━呉用┳【物資・兵站】━柴進
┃        ┃
┃        ┣【通信】━張横━王定六
┃        ┃
┃        ┣【講和工作】━戴宗━侯健
┃        ┃
┃        ┣【間者】┳石勇
┃        ┃    ┗孫新
┃        ┃
┃        ┣【行政】━裴宣━孫ニ娘
┃        ┃
┃        ┣【職人】━蕭譲・金大堅・湯隆・李雲
┃        ┃
┃        ┣【医師】┳安道全・皇甫端・薛永
┃        ┃    ┗【療養中】━単廷珪
┃        ┃
┃        ┗【酒屋・売店】━朱富・顧大嫂

┣【流花寨】━花栄┳魏定国・呂方・陶宗旺
┃        ┗【物資・兵站】━曹正・李立

┣【二竜山】━秦明┳【軍師】━解珍
┃        ┣【副官】━赤β思文
┃        ┣楊春・雛潤
┃        ┣【物資・兵站】━蒋敬
┃        ┗【医師】━白勝

┣【双頭山】━董平┳【副官】━鮑旭
┃        ┗孫立・雛淵

┗【非組織】━魯達━武松・李逵
377無名草子さん:04/11/06 23:48:52
【宋】━徽宗

┣【宰相】━蔡京━【青蓮寺】━袁明┳洪清
┃                ┃
┃                ┣聞煥章━呂牛
┃                ┃
┃                ┣┳李富┳任先
┃                ┃┃  ┗史文恭
┃                ┃┃
┃                ┃┗呉達・何恭・蒼英
┃                ┃
┃                ┣【闇軍】━高廉
┃                ┃
┃                ┗許定・唐昇・鈕文忠

┣【禁軍】┳【元帥】童貫┳【副官】━畢勝・豊β美━許貫忠・周信
┃    ┃      ┣趙安━何信
┃    ┃      ┗楊セン
┃    ┃
┃    ┗【近衛軍】高イ求

┗【地方軍】━董万
378無名草子さん:04/11/07 00:17:42
15巻でも呂牛はやってくれたなw
379無名草子さん:04/11/07 04:44:26
アイツなんやねん
380無名草子さん:04/11/07 08:51:27
ヒマ人。



いや、冗談抜きでこの表現が俺はしっくり来る。
381暇人:04/11/07 10:22:46
暇さえあれば聞のとこいって、彼をいじりまくる(w<呂牛
それを楽しみにしてる節もある。
382無名草子さん:04/11/07 11:54:29
梁山泊ちゃんねる

1:梁山泊総合スレッド39(217)
2:友の安否を確かめるスレ 其20(894)
3:塩の道に関わっている者だけど何か質問ある?(483)
4:流花塞総合スレッド10(250)
5:実は王倫の頃の方が良かったと思ってる香具師→(101)
6:小僧共! 俺が鬼臉児杜興だ!(736)
7:豹子頭林冲は頭が悪い(79)
8:入雲竜公孫勝は陰気臭い(74)
9:【孫立】【石秀】梁山泊1ヘタレ決定戦!【黄信】【単廷珪】(423)
10:赤ちゃんを拾いましたin梁山泊(162)
11:一兵卒の俺が三年で上級将校を目指すスレ4(920)
12:宣賛の素顔が気になる香具師の数→(244)
13:童貫なんて俺が暗殺してやるよwww(572)
14:   李   立   っ   て   誰   ?   (729)
15:【ウホッ】盧俊義×燕青スレ 参発目【いい男】(536)
16:お前らホント志好きだよなw(972)
17:【何としてでも】史文恭捜索スレッド2【探し出せ】(12)
18:呉用って調子に乗りすぎじゃね?(903)
19:【衝撃の】顧大嫂の饅頭には人肉が入っている!【事実】(341)
20:で、結局白虎山ってどうなったの?(684)
383無名草子さん:04/11/07 12:06:59
>>20:で、結局白虎山ってどうなったの?(684)

ワラタ
なにげに俺も気になっていたよ。
384座談会1:04/11/07 12:50:43
――今月号から始まります「作者と語ろう水滸伝」。作中人物と作者との座談会
という業界初の試みです。初回の今回は、第15巻で戦死した6名の方々にお越し
いただきました。

北方「今後の創作活動の参考にしたいと思うので、自分の死に様について意見が
   あったら、教えてもらえないかな」(卓上のウィスキーを一気に飲む)
宋清「僕の場合は、恋人も作ってもらえたし、死に際に台詞もたくさんいただけ
   たので、満足しています。でも兄はぼやいていましたね」
北方「どうして?」
宋清「晁蓋、親父、僕と、たて続けに三人も死んでしまったので、葬式、法事が
   続いて、礼服をクリーニングに出している暇がないらしいです(藁)」
北方「ハハハ、次号では、侯健に、宋江の礼服をもう一着あつらえさせることにするよ」
385座談会2:04/11/07 13:06:37
北方「楽和君はどうだった?馬麟の鉄笛を配して、自分ではけっこう上手く書けた
   と思っているんだけど」(葉巻に火を点ける)
楽和「僕のことはいいんです、先生。僕は残された姉のことが心配で・・・。義兄が
   あんな調子だから、姉は僕を紅白に出場させることだけを生きがいにしてい
   たんですよ。僕が死んじゃうと、姉がだめな女になってしまわないかと、
   心配なんですね」
北方「大丈夫、楽大娘子のことは僕に任せておいて」
楽和「姉を悪く書かないで下さいね。約束ですよ、先生」
北方「決して悪く書かない。男の約束だ、楽和。創作ノートにちゃんとメモして
   おくから」
386無名草子さん:04/11/07 14:50:54
>11:一兵卒の俺が三年で上級将校を目指すスレ4(920)

やっぱこういうスレは人が集まりやすいのか。
387無名草子さん:04/11/07 15:14:27
>>386
そのスレ、楊林の自作自演。
388無名草子さん:04/11/07 15:42:25
【孫立】【石秀】梁山泊1ヘタレ決定戦!【黄信】【単廷珪】(423) より抜粋
15 無名手の者さん sage 04/09/25 18:48:34
 石秀はスレタイからはずしてやろうぜ。

16 無名手の者さん sage 04/09/26 13:53:19
 致死軍工作員キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
389無名草子さん:04/11/07 15:56:50
抜粋〔つづき〕
19 無名手の者さん sage 04/09/26 16:52:15
>>15
  しかしあの失策はイタイ。入山後致死軍の調練を受けたわけではない
  孔明と孔亮が無難に仕事をこなしているんだからな。
  漏れは石秀が、初代ヘタレだと思っているよ。嫌いなわけじゃないけど・・・

20 無名手の者さん sage 04/09/27 00:31:10
  まあまあ>>19さん。マターリいきましょう、マターリ。
390無名草子さん:04/11/07 16:22:31
抜粋〔つづき〕
23 無名手の者さん sage 04/09/27 17:48:13
  黄信のぼやき(朱富の店での)はいただけない。やっぱ黄信がヘタレNo1

24 無名手の者さん sage 04/09/27 18:03:29
  >>23
  すばる派、ネタバレ多いよ。>>1読めない?

25 無名手の者さん sage 04/09/27 18:55:19
  まあまあ>>24さん。マターリいきましょう、マターリ。

26 無名手の者さん sage 04/09/27 21:42:31
  ↑あんた、それしか言えないわけ?
391無名草子さん:04/11/07 16:47:02
>>388-390
コピペ厨うざい。梁山泊板へ帰れ。
392無名草子さん:04/11/07 16:50:57
梁山泊ちゃんねるって、本当にあるの?
393無名草子さん:04/11/07 16:58:09
>>374
北方本の穆弘は、ほんとうに良かった。若い頃のエピソードなんかも
含めて読むと、穆弘の成長ぶりがよくわかる。弟と失い、自分も負傷
して以来、将としての器が一段と大きくなったような気がする。

>>373
苦労したけど、黄信はよくなったね。

394無名草子さん:04/11/07 17:04:28
昨日からのレス全部読みました。どうしても戦の話が多くなってしまいますね。
まあ、禁軍も本格的に出陣して、いままでの戦の中では、最も激しいものでしたから。
戦のあとの平時の話の方も、なかなか面白いですよ。
前巻で、李逵にやられた張平は、懲りずにまた悪いことをしてました。
立ち直った風な叙述もあったけど、ほんとうにこれっきりで盗癖はなくなったんでしょうか?
395無名草子さん:04/11/07 17:08:36
地味だけど、なにげに仕事をこなした魏定国。
宋水軍の攻撃時期を早めたという点では、いい仕事だったんじゃない?
396無名草子さん:04/11/07 17:12:08
>>351
禁軍の陣容も整ってきて、いよいよ決戦の秋近しですが、
童貫との戦いが、最後の戦いになるわけですよね。
もう勅命による停戦はないと思うし、死闘が予想されます。
397無名草子さん:04/11/07 17:14:47
なんか前の巻あたりから、鄒淵の活躍が目立つ。
といっても派手な戦いぶりではないわけだが、
彼の個性は、よく出ていたよね。
398無名草子さん:04/11/07 18:00:16
こっそり出てきた山士奇はどうなるのか?原作の斬られ担当の後付け衆が今後どう絡むか。
399無名草子さん:04/11/07 18:05:51
>>398
こっそり いなくなるような 予感
400無名草子さん:04/11/07 18:47:20
小僧共! 俺が鬼臉児杜興だ!(736) より抜粋
338 母からの手紙 sage 04/11/06 11:38:42
  杜興殿 あまり遊撃隊の兵士をいじめちゃだめだよ。人の悪口ばかり言っている
  と、いつか自分にはね返ってくるからね。
  それから、先日お願いした仕送りの件、よろしく頼んだよ。母も年金だけじゃ、
  なにかと大変でね。

339 無名手の者さん sage 04/11/06 11:49:57
  >338
  あなた、一般図書板で、黄信の母からの手紙を書いていた人?

340 鬼臉児杜興 sage 04/11/06 12:00:10
  >>338
  かあちゃん、あんまり内輪の話はしないでくれんかな。俺のキャラの
  イメージが崩れるんだよ。たのむよ。
401無名草子さん:04/11/07 19:35:34
小僧共! 俺が鬼臉児杜興だ!

79 無名手の者さん sage 1106/10/21 23:04:40
  杜興、俺は今でも死んだ妻を忘れられん。どうすれば良い?

80 鬼臉児杜興   sage 1106/10/21 23:18:17
  
  配置変えも終わり、九竜塞も大分落ち着いてきた。
  小憎共、心は曇っていないか?躰は鍛えているか?
  愚か者として死ぬなよ。勇者として戦うのだ。
  お前達の生きざま、俺が見届けてやる。
  
  >>79よ。俺はお前のような情けない者を知らん。
  今も死んだ妻を忘れられない?
  そんな女々しさで、自分を男と言えるのか?
  
  お前がいくら想ったところで、死んだ者は帰らん。
  生きていた者を忘れずに生きる。
  そして、名も無い梁山泊の兵士として戦場で果てる。
  それさえできれば、俺はなにも言わない。
  
  ただ、今のお前にはできないだろう。
  お前の屈託を、俺にはどうすることもできないからだ。
  まずは妓楼へ行け。話はそれからだ。 
  
  じゃあな、>>79
  
402蕭譲の日記:04/11/07 22:12:24
いつか使うかも知れないと思って、名札がかかっている人全員の筆跡は憶えた。
しかし、というよりやはり、そうそう使う機会などない。くやしいから、呉用殿の
日記帖をちょいと拝借して、あることないこと書き込んだら、宋江殿に受けた。
調子に乗って、いろいろな人の日記を捏造しまくったが、さすがに怒られた。

そこで私は考えた。他人の私的なものを捏造するから怒られたんだ。もっと公的な
噂などを書けばいいだろう。あの名高い2ちゃんねるとやらの筆跡も身に付けている。
ちょいとこうしてこう書けば・・・。「梁山泊ちゃんねる」。これでどうだ。案の定、いつも
ごろごろしている頭領二人に受けた。よーし、では、それぞれのスレッドの内容も・・・。

宋江「いや、さすがにそれはやりすぎだろ」
盧俊義「ああ、しつこいな」
403無名草子さん:04/11/07 22:23:16
林冲、死亡フラグを乗り切ったから、意外と最後まで死なないのか?
まさか原典どおり中風・・・
404無名草子さん:04/11/07 22:28:34
>>403
ありえるな。
戦場での死に一番近かった男が病で死ぬ描写とか北方好きそうだ。
405無名草子さん:04/11/07 23:03:30
>>404
曹操とかな。
406無名草子さん:04/11/07 23:16:29
秦明、もうちょっと猛将感が欲しい。
董平、なぜか俺の中では優男のイメージがある。
関勝、地味すぎ。
林冲、死に掛けてから性格変わったか?
呼延灼、泣き虫将軍。

五虎将軍(そんな表現出てきてないけど)の中では呼延灼が一番好き。
連環馬による強襲とか見せ場もあったし、その後も総指揮官としてなかなか活躍ぶり。
それでいて仲間の死に涙して愚痴愚痴言っちゃう所が好印象。
漢だ。
407無名草子さん:04/11/07 23:24:30
7:豹子頭林冲は頭が悪い(79)
8:入雲竜公孫勝は陰気臭い(74)

これ立てあったのはあの二人だよな…
408無名草子さん:04/11/07 23:28:52
じゃあ

17:【何としてでも】史文恭捜索スレッド2【探し出せ】(12)

はアイツだな。
409無名草子さん:04/11/08 01:30:37
>>407
何だかんだ言って仲いいな、アイツら
微笑ましいようん。
410董平・張清:04/11/08 11:26:38
>406
董平の優男説に激しく童威。
始終ひょうひょうとしている上に、扈三娘に色々気を使う。
顔も比較的ハンサムだと思う(高官の娘にもてたから)
でもなんかストイックな印象。
新参のくせに孫立をあごで使えるなど、扱いは良いが。
・・・そもそも歳いくつよ彼?

あと張清。
なんとなく結構若い人物(25前後)と見るが、彼も年齢不肖だな。
史進と同い年なら、なんとなく面白い。
林冲との絡みは見たことないけど、気に入られるかな?

411無名草子さん:04/11/08 11:33:50
>>402
やはり蕭譲の仕事だったか。さすが聖手書生。

呉用「日記帳がしばしばなくなっていたが、そういうわけか」
412無名草子さん:04/11/08 11:35:17
>>410
田定を処断したやり方をみるに、アクは強そうだね、張清。
413無名草子さん:04/11/08 11:37:07
>>403
単廷珪を死域に陥れて立ち直せるなど、林冲は死域のスペシャリストになりつつある。
414無名草子さん:04/11/08 12:07:46
>>401
>79 無名手の者さん sage 1106/10/21

warota 凝ってるね。
415無名草子さん:04/11/08 14:55:42
 まだ敵であったときの張清と鄒淵が、猪猟をしているときに、ばったり出くわした場面が好き。
日露戦争に関する映画の中で、戦争の最中にもお休みの日があって、日本兵と
ロシア兵が食べ物や酒を交換していたシーンを思い出した。
416無名草子さん:04/11/08 15:01:17
 二〇三高地か?最初、編集ミスかと目を疑った。
417無名草子さん:04/11/08 15:06:50
 許貫忠が登場したから、聞煥章とかは、出番少なくなるんだろうね。
童貫は作戦には口を挟ませないだろうから。
 それと、周信って実力あるの?いまのところ、趙安、董万よりも
劣っている感じだけど。
418無名草子さん:04/11/08 15:25:53
>>417
畢勝の強さばかりが目立った。

次世代のまとめも必要だね。戦時はともかく、平時の話題は次世代が多い。

侯真・・・侯健の息子。両親ともに性格に若干の歪みあり。うまいものを食った後は投げ飛ばされる。
張平・・・張横の次男。盗癖は矯正された模様。李逵の暴力よりも、楊令の友情が効果あり。
張敬・・・張横の長男。水軍兵士として順調に育つ。学問もするが、張順タイプに育ちそうな予感。
趙林・・・兵士に憧れるも、李雲に諭され、船大工一筋に生きる予感。
419無名草子さん:04/11/08 15:29:13
 王英と扈三娘の離婚時期について 掛け金 銀五粒

童猛 →半年
張順 →1年
李俊 →1年半
阮小七→3ヶ月
項充 →1ヶ月
阮小二→結婚しない→既に負け確定
李雲 →1年2ヶ月
湯隆 →2年
420無名草子さん:04/11/08 16:15:15
>>406
秦明 最近、戦闘シーンに登場すること少ない。
董平 性格よすぎ。ギトギトしたところがない。
関勝 何考えているかわからない。
林冲 同窓会が多くて、体育会系丸出し。
呼延灼 やっぱりこいつが一番。
421無名草子さん:04/11/08 17:24:22
盧俊義の病名が、よくわからない。
422無名草子さん:04/11/08 17:44:46
>>417
聞煥章は詰めが甘い。
423無名草子さん:04/11/08 18:16:57
>>419
驚いた。王英は149cmの59kg
ちびだとは思っていたが、チビデブだった。
424無名草子さん:04/11/08 19:20:58
王英が初夜、光を翳して、扈三娘のなにを見てたけど、
中国では、ああいうのが一般なのかね?
425無名草子さん:04/11/08 21:45:31
花栄→指揮や弓の描写はあるが、騎馬戦のシーンはほぼ無い。
史進→北方版では騎馬隊の印象が強化されている。
張清→単行本では登場したばかりなので保留。
徐寧→八騎将らしく、騎馬戦の描写多し。
索超→同じく八騎将らしく、北方版でも騎馬隊に所属。

楊志→死亡。騎馬戦の描写もあるが、指揮官としての描写が強い。
朱仝→死亡。同じく指揮官の描写が多いが、騎馬隊も率いていた。
穆弘→死亡。朱仝とほぼ同じだが、騎馬のイメージはやや薄い。

北方先生、筆頭の花栄を名前付きの名馬に乗せましょう!
426無名草子さん:04/11/08 22:12:44
15巻現在、乳雲竜はどこ行っちゃったの?
しかし後4巻で終わるのか?
童貫が出てきて「今、最終決戦が始まる」という所で終了とか。
427無名草子さん:04/11/08 23:22:35
第三部(11巻〜15巻)は結局、
晁蓋の死で始まって、招安への布石で終わったな。
中身は全く別な話なのに、
概略だけ見ると原典通りなのが、凄い。
428無名草子さん:04/11/09 00:08:33
趙安は死んでも良かったかも。
穆弘と相打ちなんてかっこ良すぎる。

このまま童貫軍が一撃で粉砕されたら笑う。
429無名草子さん:04/11/09 00:55:02
乳雲竜
430無名草子さん:04/11/09 01:13:38
豹亀頭

…ちょっと無理があるか
431無名草子さん:04/11/09 01:37:36
すばる見ちまったよ。凄い展開。○○と○○死亡。
432無名草子さん:04/11/09 08:24:36
>>431
今更、誰かが死んだ、くらいの事を聞かされたところで、
誰だが判らない内は(読まない内は)心動かされはしないな。
単行本派の俺は。
433無名草子さん:04/11/09 10:35:58
毎月誰か死んでるしな。
434無名草子さん:04/11/09 11:47:27
>>426
>童貫が出てきて「今、最終決戦が始まる」という所で終了

はないと思うが、続編の冒頭が、梁山泊 vs 宋軍の決戦ならば
それでもいい。

>>427
内容は違うが、出てくる面子が同じだったりするのは、北方本の面白いところ。
原典では、魯智深が張青・孫二娘を訪ねる話は、会話の中にしかないが、
北方本では実際に魯達が張青を訪ねている。
原典は、いたるところで、ひとひねりされて、生かされているから、そこを読みとる
のは楽しい。

原典は喧嘩の話が面白く、合戦の話はつまらない。北方本は、合戦場面が売り
で、喧嘩の話は少ない。でも、顧大嫂の活躍は、原典の喧嘩の面白さを残している。
435無名草子さん:04/11/09 11:49:16
>>431
あの山、どうなるのか?
436無名草子さん:04/11/09 13:26:37
原典と似たことやってる香具師 - 職人編
〔原典〕      〔北方本〕
文書作成 →蕭譲
論功賞罰 →裴宣(賞罰は行うが、軍務以外でのこと)
金銭出納 →蒋敬(ただし二竜山のみ)
戦船建造 →孟康(物資購入/造船は阮小二)
印鑑製作 →金大堅
旌旗製作 →侯健(仕立屋/諜報担当)
馬匹医療 →皇甫端
疾病治療 →安道全
武器甲冑 →湯隆
号砲製作 →凌振
家屋建築 →李雲
牛馬屠殺 →曹正(流花寨兵站)
宴席整備 →宋清(双頭山兵站担当)
酒醸造  →朱富(酒店営業/連絡船配備)
城垣整備 →陶宗旺
帥字旗捧持 →郁保四(騎馬隊旗手)
437無名草子さん:04/11/09 13:37:22
宴席担当がいるなんて、すごいですね?毎日酒盛りですか?
438無名草子さん:04/11/09 14:10:45
原典と似たことやってる香具師 - 酒店編

〔原典〕      〔北方本〕
東山酒店 →孫新(諜報担当)・顧大嫂(焼饅頭売りのかたわら時々人殺し)
西山酒店 →張青(諜報担当)・孫二娘(任城で肉屋と居酒屋)
南山酒店 →朱貴(そのまま)・杜興(遊撃隊副官)
北山酒店 →李立(入山前はそのまま/現在流花寨兵站担当)・王定六(飛脚屋)

原典と似たことやってる香具師 - その他編
〔原典〕      〔北方本〕
情報探知 →戴宗(飛脚屋/もちろん情報探知もする/徐々に政治的工作も担当)
軍中に機密を伝達する歩兵軍の頭領
     →楽和(双頭山将校)
     →時遷(諜報担当)
     →段景住(騎馬隊馬匹調達)
     →白勝(二竜山医師)
処刑を司る首斬人 →蔡福・蔡慶(塩の道/物資購入も担当)
439無名草子さん:04/11/09 14:19:05
杜興が酒店の親父?

「いつまでも、だらだら酒飲んでんじゃねぇ。さっさと家帰って寝ろ!」

こんな感じ?
440無名草子さん:04/11/09 14:55:01
四寨の水軍の頭領八名
〔原典〕  〔北方本〕
 李俊  →陸上部隊軍団長から水軍総大将に
 張横  →飛脚屋(船飛脚を開始/船火児のあだ名との接点)
 張順
 阮小二 →戦闘には参加せず、戦船建造担当
 阮小五 →陸上部隊の軍師
 阮小七
 童威  →陸上部隊在籍時に戦死(戦死時は本隊騎馬隊を率いていた)
 童猛  →陸上部隊から水軍将校に

梁山泊の兵を統べる総頭領   →宋江(祝家荘戦、北京大名府占拠戦以外は出陣なし)
                    →盧俊義(塩の道を統括/出陣履歴なし)
原典の軍師          →呉用(宣賛入山後は、軍事よりも内政に専念)
→公孫勝(致死軍総隊長)
右とともに軍事を参謀する頭領 →朱武(晁蓋存命時は本隊軍師/その後流花寨軍師)
金銭糧食を司る頭領       →紫進
                →李応(数ヶ月は金銭糧食/その後重装歩兵隊創設)
441無名草子さん:04/11/09 15:01:12
そういえば、日テレ水滸伝では、公孫勝が呉用のキャラを呑みこんでいた。
442無名草子さん:04/11/09 15:15:54
騎兵軍
 五虎将 関勝、林冲、秦明、呼延灼、董平       >>420
 八虎将兼先鋒使 花栄、徐寧、楊志、索超、張清、朱仝、史進、穆弘 >>425
 小彪将兼斥候の頭領16名
  黄信   →二竜山、双頭山では騎馬隊。ヘタレ。
  孫立   →歩兵、騎兵いずれもこなすが、ヘタレ。
  宣賛   →本隊軍師
  カク思文  →二竜山副官
  韓滔   →代州軍時代、連環馬で梁山泊を攻撃
  彭王己  → 同上
  単廷珪  →予備隊。ヘタレ。
  魏定国  →流花寨将校
  欧鵬   →流花寨将校
  ケ飛   →飛竜軍将校
  燕順   →二竜山将校
  馬麟   →騎馬隊将校
  陳達   →遊撃隊騎馬隊将校(ただし、このところ史進が騎馬を率いること多し)
  楊春   →二竜山将校
  楊林   →飛竜軍将校
  周通   →桃花山将校
443無名草子さん:04/11/09 15:18:09
周通の乗馬シーンは記憶にないな。燕順も。
ケ飛、楊林に関しては、糞尿まみれの印象が強すぎる。
444無名草子さん:04/11/09 15:37:20
歩兵軍の頭領十名
 魯智深  →調略担当
 武松   → 同上
 劉唐   →飛竜軍隊長
 李逵   →調略担当(ただし荒仕事)
 燕青   →塩の道(才能多彩)
 楊雄   →致死軍将校
 石秀   →致死軍将校から二竜山(楊志時代)の副官
 解珍   →二竜山軍師
 解宝   →重装歩兵隊副官(李応死後、隊長になったものと推定)
歩兵軍の将校十七名
 樊瑞   →致死軍。暗殺専門。
 鮑旭   →双頭山将校
 項充   →本隊将校。水陸両用部隊1500を率いる。
 李袞   →本隊将校
 薛永   →薬方所の薬師。
 施恩   →遊撃隊歩兵将校時に戦死。
 穆春   → 同上
 李忠   →双頭山(朱仝時代)の副官
 鄭天寿  →二竜山将校。
 宋万   →本隊将校
 杜遷   →本隊将校
 鄒淵   →遊撃隊歩兵将校
 鄒潤   →二竜山将校(配属時は調練担当の下級将校/現在は上級将校)
 襲旺   →最近入山
 丁得孫  →同上
 石勇   →間者
445無名草子さん:04/11/09 15:45:48
視点のなかった薛永が、薬方所の支店開店。
446無名草子さん:04/11/09 15:46:36
原典読んでいて、どんな任務なのか、よくわからなかった香具師

中軍を守護する騎兵軍の驍将
〔原典〕  〔北方本〕
 呂方  →流花寨将校
 郭盛  →本隊将校

中軍を守護する歩兵軍の驍将
 孔明  →流花寨副官
 孔亮  →致死軍将校

三軍の内務を司る騎兵軍の頭領
 王英  →飛竜軍将校
 扈三娘 →騎馬隊将校
447無名草子さん:04/11/09 15:53:53
北方版だと
五虎将=大部隊指揮官     関勝、秦明、呼延灼、楊志、穆弘
八騎将=個人の武勇描写が多い 林冲、史進、朱仝、花栄、徐寧、索超、董平、張清
こんな印象。

暗殺の樊瑞、土下座の李袞、水陸両用部隊の項充、生まれ変わった鮑旭を
指揮する李逵の歩兵特攻部隊は想像できん。
448無名草子さん:04/11/09 16:58:00
>号砲製作 →凌振

武器扱いしないと撃たれますよ。
449無名草子さん:04/11/09 17:57:56
>>434
原典で金門山の頭領をやっていた四人のうち蒋敬以外の三人(欧鵬・馬麟・陶宗旺)
北方版では宋江の旅の途中でほとんど同時に仲間になっている。
こういうふうに原典とそこはかとなく関係持たせてるのは原典ファンとしてはうれしい。
450無名草子さん:04/11/09 18:05:03
>>449
金門山は生存率高い。15巻で欧鵬が死んだのが初めて。
馬麟は人気急上昇だし、陶宗旺もいい仕事している。
蒋敬の出番が最近少ないのが、ちょっぴり残念。
451無名草子さん:04/11/09 19:28:42
>>447
たしかに楊志と穆弘は、原典と比べると、ずっと人物が大きいんだよな。
452関勝?:04/11/09 20:12:52
一番、謎なのが
入山するまで合間合間で性格描写からめエピソードは充実している
大刀関勝。
入山後の呼延灼と穆弘により指揮能力がいまいちわかりにくいし。
特にプライベートの描写も見当たらないし。
ひっぱった割にはなぜか「よくわからないスゴイ人」な印象。
・・・
冷静に考えたが…

結局、彼の活躍の裏で「宣贊」のキャラが立ちすぎてたのが敗因かと。
すごいな宣さん。

せめて林冲とのからみでもあれば関勝のキャラがわかるんだが…
453無名草子さん:04/11/09 21:00:28
北方版関勝は、モチーフが共通している朱仝との差別化も成功しているし
攻めっ気が強い穆弘、果敢かつ人としての弱さを持つ呼延灼と並列に置かれても
稚気のある性格や、落ち着きのある戦闘描写が独自の個性を確立できてると思う。

確かに再構築された宣贊の個性が強くて、現段階では喰われている感はあるがな。
454無名草子さん:04/11/09 21:56:33
>>452
他州の軍人を斬り殺したりワケの分からない行動が目立つ。
455無名草子さん:04/11/09 22:22:11
朱武は花栄のコーディネーター。
段平とジョーみたいなコンビになってくれるかなー、と
思っていたのですが……無念
456無名草子さん:04/11/09 23:25:44
>>452
関勝の活躍はむしろこれからでしょ。
個人的には、対童貫戦のキーマンは関勝だと思ってるんだけど。
というか、呼延灼はすでに死亡フラグが…
457無名草子さん:04/11/10 00:48:56
五虎将軍は死にません。
458無名草子さん:04/11/10 11:44:08
>>452-454
梁山泊との戦いで、呼延灼の作戦は、見事に的中した。林冲騎馬隊を誘き出して
本隊と分離させ、凌振と連環馬で、梁山泊軍を翻弄した。そこから、呼延灼は智略型
の猛将のイメージが定着。
これに対して、関勝は天性の勘の良さで、軍を自在に動かし、勝利をおさめるタイプ
のような気がする。勘で動いたら、軍学にも適った動きだったみたいな感じ。

>>456
たしかに、ここまでの活躍ぶりをみると、先に呼延灼が逝ってしまいそうな気がするが、
張清の実力が未知数だけに、童貫戦までは生かしてほしい。
459無名草子さん:04/11/10 12:11:52
>>456
あと林冲騎馬隊は、闘っているけど、その詳細な描写は最近すくない。
童貫戦では、林冲騎馬隊の活躍きぼん。
460無名草子さん:04/11/10 12:37:33
>>372
見た。さすがちゃねらー、イタイところは見逃さないな。
461無名草子さん:04/11/10 12:48:42
北方本が原典と異なる点が指摘されることが多いですが、
従来の水滸伝の漫画とかに比べて、原典に忠実な部分も多いですよ。
私、李忠は痩せたおじさんのイメージだったのだけど、北方本には
がっちりした体格とあって、昨日原典をみたら、同じように「いかにも
がっちりとした体つき」とありました。
462無名草子さん:04/11/10 13:09:22
>>455
朱武は花栄の眠っていたものを引き出した。そして最も激戦だった流花寨
を守り抜いた。いちおう役割を終えたので死んだ。
「すげえものを見た」欧鵬は、巻き添えくらって死んだ。欧鵬の死は、流花寨
の激戦を物語る一要素の扱いだった。その死は決して「すげえもの」では
なかった。生前、妓楼へ行ったという叙述もなかった。恋人ができたわけでも
なかった。史進の全裸での武勇談の後、史進を見てニヤニヤ笑ったのが、
最後の活躍だった。「役にも立たない楯」で花栄を守った欧鵬よ、静かに眠れ。
463無名草子さん:04/11/10 13:11:35
楯を二枚両手にもって、バタバタと空に飛び立てば、摩雲金シの最期にふさわしかった。
464無名草子さん:04/11/10 13:32:51
実はヘタレかもしれないのに、ヘタレリストにも加えてもらえない香具師

欧鵬 槍はそこそこ使える。官軍時代に上官を殺している。入山後もとくに
    大きなヘマはしていない。
    しかし、旅の途中、賞金稼ぎの馬麟を怖がって、馬麟がいる土地を
    避けようとした。
    李逵は、馬麟を「欧鵬より馬鹿」と評した。ということは、李逵は欧鵬
    も馬鹿だと思っている。

李袞 入山前、隠れ家となる秘密の洞窟を持っていた。盧俊義に馬鹿にされた
    ので、洞窟は塞いだ。しかし、その後の活躍がなかったので、ヘタレで
    ないことを実証しないままに死んだことになる。
    穆弘に関しては、連環馬に向かい突進したという叙述があったが、李袞
    については、連環馬を怖れたか否かは不明。

孫新 兄嫁である楽大娘子に怒鳴られている叙述があった。しかし徐寧の調略
    のときは、それなりに手際の良い仕事をした。
465無名草子さん:04/11/10 14:28:00
ヘタレではないが、いかにも小物っぽい椰子はいるよね。

穆春、張青、白勝、李立、孫新、周通

おお化けして使い物になるかなってのは、孫新かな?

あたらしくやってきた張清の部下の二人は、どうなんだろう?
まだ、名前が出ているだけ?
466無名草子さん:04/11/10 14:50:20
 すばる派なんだが、最新号を読んで、実は先の展開が読めなくなっているんだ。
残りの巻数が少なくなってきているので、単行本派も、だいたい残り4巻で、ああなって
こうなってという予想をしていると思うけど、大きく予想が違ってくるかもしれないよ。
467無名草子さん:04/11/10 14:51:14
>>465
白勝はすでにおお化けしてる。でも、白勝の治療場面まだだよね?
468未出の星 25星:04/11/10 15:35:06
天魁  宋江
天威  呼延灼
天貴  紫進
天立  董平
天捷  張清
天敗  阮小七
天牢  楊雄
天哭  解宝
天巧  燕青
地雄  カク思文
地獣  皇甫端
地狂  孔亮
地巧  金大堅
地明  馬麟
地満  孟康
地捷  キョウ旺
地速  丁得孫
地角  鄒潤
地平  蔡福
地損  蔡慶
地奴  李立
地醜  石勇
地数  孫新
地陰  顧大嫂
地壮  孫二娘
469無名草子さん:04/11/10 16:14:43
星の名前がストーリーに影響してると仮定すると、
天敗  阮小七
天牢  楊雄
天哭  解宝
このあたりは、恐ろしくて想像したくないな。

逆に、
地数  孫新    108星扱いされなくて拗ねる孫新。
地陰  顧大嫂   顧大嫂の濃い陰毛が聞煥章を追い詰める。
とか、割と話が想像しやすい奴らもいる。
470無名草子さん:04/11/10 16:21:02
ちょっとまて。
471無名草子さん:04/11/10 18:03:35
クライマックスは、やはり地巧の星か・・・
472無名草子さん:04/11/10 18:22:37
>>457
・・・・・・・
473無名草子さん:04/11/10 18:46:26
張清の礫石の被害者となった好漢

北方本 魯達 鄒淵
原典   カク思文 徐寧 燕順 韓滔 彭王己 宣賛 呼延灼 劉唐
      雷横 朱仝 索超

何とか兜や刀で礫を防いだ好漢  楊志 関勝

互角に闘った好漢 董平
 
474無名草子さん:04/11/10 19:00:39
北方本で、李逵が、盗みをはたらいた張平を、木に吊るし上げて
板斧で切りつけていた場面は、原典で朱仝の上司の知府の子
を殺害した場面を彷彿とさせる。
ここで李逵と朱仝が闘うのであるが、北方本では闘わないまでも
二人は仲が悪いという設定になっている。
475無名草子さん:04/11/10 19:08:47
潘金蓮は北方本にも登場し、その死は、武松にとってトラウマとなっている。
もう一人、似たようなのに潘巧雲という楊雄の悪妻がいる。こちらが登場するか
どうかは、いまのところ不明。
476無名草子さん:04/11/10 19:14:41
原典では、そこそこ武芸のできた李雲は、北方本では大工に徹する。
もっとも原典でも、梁山泊入り後は、なぜか大工だった。
15巻には李雲の地察の星があったが、武芸どころか、女房が金持ちの
男に色目を使い逃げてしまうという情けない役だった。
477無名草子さん:04/11/10 23:19:02
>>476
原典では李雲は朱富の武芸の師匠ていう設定だったけど、
北方版では二人のカラミはないのかなぁ。
原典の設定だと李雲は下戸だったから、店に行っても
全然飲めなくて、とか。
478無名草子さん:04/11/11 00:11:17
>>463
確かに北方水滸は独自解釈、設定も多いけど
原典はおろか、宋江三十六賛や大宋宣和遺事の設定等も
使ったりしてるから水滸好きとしてはニヤリとするとこも多い。

今更なんだが徐寧と湯隆の従兄弟設定は無いね
479無名草子さん:04/11/11 03:08:39
>>478
宋江三十六賛や大宋宣和遺事のネタってでたっけ?
どういうとこですか?
480無名草子さん:04/11/11 03:14:04
北方さんは
梁山泊の会の時、毎回
今回の読者の質問はやさしすぎるよね。
いつもハラハラしてるのに・・・といっている。
一体どういう質問を期待?してるんだろうね。
4回目の時は創作ノート?まで持ち出してるのに・・・
481無名草子さん:04/11/11 11:42:17
北方先生を困らせる質問 募集中

@楊令って本当は何歳なんですか?
A金秀が突然消えたのは、楊家将の作中に同姓同名の将軍がいたからですか?
B解珍は今夜も妓楼がよいですか?
C第2巻の最後のところでは、白勝も4人の歩兵隊長の1人だったのですが、
 結局、白勝の出陣はなかったのですか?
482無名草子さん:04/11/11 12:39:48
>>481
困らせるな。
483無名草子さん:04/11/11 13:05:17
原典;北京大名府の梁中書の配下に、李成と聞達というのがいる。

原典でも北方本でも北京大名府は舞台となることが多いから、この李成と聞達
というのは、梁山泊の敵役として実にしばしば登場する。
北方本で李富と聞煥章の登場場面が多いのは、偶然かな?まあ、聞煥章は原典
にもいるから、偶然なんだろうけど・・・
聞煥章登場前は、李富と呉達がしばしば出てたけど、これも偶然?
李成と聞達がモデルだけど、役柄が大きく違うので、オリキャラにしたのかと
思ってた。
484無名草子さん:04/11/11 13:13:09
俺も北方を困らせる質問をするぜ。

王進は、最初に魯智深が開封で「今度酒でも飲みましょう」とか言ったときに、
「酒は飲まない」と言ってたのに、
子午山に行ったら、魯達が泊まるたびに、うれしそうに酒を飲んでる。
やっぱり武術師範辞めたショックで酒びたりですか?
485無名草子さん:04/11/11 13:32:06
>>484
たのむ、困らせるな。
486無名草子さん:04/11/11 13:32:33
>>483
偶然のような気がします。青蓮寺のような諜報機関を登場させる構想は最初からあったのだろう
と思うけど、李富をそのメンバーにしたのは、後付けかもしれない。確か第1巻では禁軍査察
官と紹介されている。あるいは蔡京の部下か?とも思われている。
しかし、北方本は作中人物の主観だけで構成されているから、人物の身元がはっきりしない場合
は、はっきりしないままで書かれているから、当初から青蓮寺のメンバーにするつもりだった
のかもしれんけど・・・
487無名草子さん:04/11/11 14:49:09
 原典では大活躍の張順であるが、北方本では、いまいち出番が少ない。
潜水して敵の戦船の船底に穴を空けるという技はあるも、それのみでは
決定的な勝利をおさめられるわけでもない。リアルな軍記物である北方
水滸伝では、張順の出番は少なくなるわな。
 15巻の「天損の星」は、甥の張平に乗っ取られた感じ。甥がいて損した。
488無名草子さん:04/11/11 14:55:53
>>487
 15巻の水上戦は、迫力あったよ。でも、活躍したのは、張順じゃなくて、
李俊と項充だけど。
489天損の星:04/11/11 15:18:53
>>487
張順は天損の星ではパッとしなかったね。
損をしてらやっぱ。

原典では、張順戦死後、その魂が兄に乗り移って
砦の攻略で大活躍したくだりがあるが。
北方張横だとおぼれてしまいそうで怖い(w
・・・まず、ない展開だろうけど。
490無名草子さん:04/11/11 15:22:40
>>487
北方水滸伝は、好漢一人一人に視点を与えているから(薛永を除く)、原典よりも
個性はよく出ているわけだが、平等というわけにはいかない。
張順は原典に比べると、登場場面が確かに少ない。
反対に、原典では印象の薄い鄒淵、孔明、ケ飛なんかが、活躍しているのは嬉しい。
491無名草子さん:04/11/11 15:27:57
薛永の視点は、どうなるのか?薛永の視点の欠缺の理由を考える。

一 薛永の星は地幽、安道全の星は地霊、二人あわせて幽霊なので、この二人のみは
  例外的に視点を設定しないつもりだった。しかし、安道全の人気が高いので、彼の
  視点を出さざるを得なくなった。その後、薛永の視点を出そうと思うも、なかなか薛永
  を活躍させる場面がない。
二 単純に忘れている。
三 薛永の視点はどうなるのか?の問い合わせが多いため、19巻のぎりぎりまで、ひっぱろう
  と思っている。
492無名草子さん:04/11/11 17:34:44
>>491
薛永の視点を読みたいというのは、日本国民の悲願だよね。
493無名草子さん:04/11/11 18:09:02
l
494無名草子さん:04/11/11 18:10:12
>>484
いつか、魯龍が子午山に行った時に、
「少しずつ嗜むようになってきた」
とか言ってなかったっけ?
魯龍も驚いてた。
495無名草子さん:04/11/11 18:33:17
ろりゅうって誰かと思った。
496無名草子さん:04/11/11 18:45:45
 たまには顔見せろや、高廉。

 祝家荘戦の折、高廉と聞煥章の会話があった。その後、台詞つきで出たことある?
うっすら聞煥章との絡みがあったような気もするが、影が薄い。常に致死軍、飛竜軍
と闘ってはいるのだが、人物がクローズアップされることはない。
497無名草子さん:04/11/11 18:49:10
>>495
僧 名: 霊潭 魯龍 レイタン ロリュウ生没年: 1746-1806 宗 派: 曹洞宗

なお、韓国には「魯龍」という駅がある。
498無名草子さん:04/11/11 18:59:37
>>496
 原典からしても、北方本の設定からしても、公孫勝の致死軍との激突は、いつかはあると思うよ。
499無名草子さん:04/11/11 19:21:56
索超と唐昇の邂逅はなんか意味あったのか?
500無名草子さん:04/11/11 19:39:07
>>478
そういえば、韓滔・彭王己も、原典どおり団練使(民兵の調練にあたる指揮官)。

なお、関勝は、梁山泊を攻撃する軍の上将に抜擢される前は、巡検という
捕盗役人(巡査みたいなもんか?)。呼延灼は汝寧州の都統制だから北方本
どおり。もっとも、汝寧州から代州に転任していた。

関勝と鎮関東の絡み(実際には魯達が倒したわけだが)は、原典で巡検という
下っ端役人をしていたことに由来するのだろうか?
501無名草子さん:04/11/11 19:42:39
>>499
いまのところ何の伏線にもなっていない。でも、当時、田虎の叛乱は、聞煥章や
李富の台詞の中にしか登場しなかったから、そろそろ現場を描写しておく必要が
あったものと思われ。15巻を読む限り、唐昇は死んでいないようだから、索超と
の絡みは、今後生かされる可能性は大いにある。
502無名草子さん:04/11/11 23:06:48
宋江は腹上死
503無名草子さん:04/11/12 00:37:59
>>491
薛永が今後活躍できそうな展開:

1.宋江の背中に悪性の腫瘍が(原典通り)。薛永の処方した薬で快癒。

2.「実は盧俊義殿の病状に合わせた薬をずっと研究していたのです」
 服用した盧俊義がみるみる元気に。腰を押すため塩の道そっちのけで
 急遽梁山泊に呼び戻される燕青。

3.仕込みの手を抜いた朱富の店で食中毒大発生、瀕死の呼延灼が
 薛永の薬で奇跡の復活。朱富は渡し舟の船頭に降格。
504無名草子さん:04/11/12 08:00:28
薛永が活躍というか、他の人間が復活のエピソードに見える
505無名草子さん:04/11/12 10:53:34
おーい!鄒潤、生きてるか?

解珍のおっちゃんは、楊春の面倒はみても、おまいの面倒は
みてくれんのか?
506無名草子さん:04/11/12 11:12:40
>>503
いちばんありそうなのは、2の盧俊義の薬のような気がする。

>>505  こんなのあったよ
135 名無しさんの初恋 age New! 1109/11/12 00:00:20
 僕は鄒潤といいます。二竜山で将校をしていますが、けっこう暇な時間が多いので、
メル友探しています。青州か安丘在住の20代の女性が希望です。家族の中に官軍
の兵士がいないことが条件です。
507無名草子さん:04/11/12 12:03:30
↑鄒潤。解珍に検閲されているぞ。
508無名草子さん:04/11/12 12:19:09
 扈三娘って、鄒潤にずいぶん酷い言い方してたけど、
二人の関係はどうなんだろうね?ふだん会うことは
少ないんだろうけど、あれだけ言っちゃうと、気まずい
んだけどなー、フツーは・・・
509無名草子さん:04/11/12 12:35:29
>>508
剣の腕前では扈三娘の方が上だろうから、何も言えないんだろう、鄒潤。
510無名草子さん:04/11/12 12:53:07
 原典の鄒潤は、松の木を頭突でへし折った。扈三娘ごときは、頭突でへし折れる。
511無名草子さん:04/11/12 13:05:30
 孫立の風貌を原典で調べた。顔はうす黄色い。身の丈八尺あまりの巨漢。
剛弓をひき、長槍を使い、腕には虎眼竹節の鉄鞭を掛け、とある。
512無名草子さん:04/11/12 13:17:09
確かにボロクソ言ってたよな
513無名草子さん:04/11/12 13:41:58
>>508
扈三娘に直接言うと返り討ちに会うので、
代わりに王英の悪口を言いふらす。
514無名草子さん:04/11/12 13:43:26
鄒潤は、解珍の点鋼叉でやられてましたね。解珍は何年も使っていない
点鋼叉の腕が落ちていないことに安堵してた。
祝家荘戦のときは、ちょこちょこ出ていた鄒潤だけど、最近あまり見ない。
二竜山関係では、カク思文の地雄の星と、鄒潤の地角の星とが未出だから
次に二竜山が攻撃されたときが、鄒潤の出番ですかね?
515無名草子さん:04/11/12 13:44:10
>>513
王英の秘密を密告するとか?
516無名草子さん:04/11/12 13:57:27
 とにかく私にとっては扈三娘さんの言動は驚きの連続。
私だって、料理の給仕くらいしますよ。馬麟さんが、カワイソウ。
517無名草子さん:04/11/12 14:07:08
>>516
美貌は扈三娘を上回るんですか?
518無名草子さん:04/11/12 14:24:05
 どうでしょう??顧大嫂くらいかも。。。
519孫新:04/11/12 14:28:24
>>518
結婚してください(*´Д`)ハァハァ
520135 名無しさんの初恋 age :04/11/12 14:39:38
>>518
孫新に先を越された。僕とメル友になりませんか?
521無名草子さん:04/11/12 15:01:50
>>519-520
おまいら、すぐに群がるな。毎回、毎回。













>>518さん、僕と、お友だちになりませんか?
522無名草子さん:04/11/12 15:18:23
>>503
>1.宋江の背中に悪性の腫瘍が(原典通り)。薛永の処方した薬で快癒。

原典では、呉用が診断して、薬を買ってこさせ、宋江に飲ましている。

しかし、いっこうに効き目がなかったと、原典の作者は記している。
523無名草子さん:04/11/12 15:47:05
>>522
それで、張順が安道全を連れに建康府まで行く。その地で、張順は王定六
にも出会う。また、張旺という悪党の退治もする。戴宗が安道全を梁山泊
まで連れてゆき、宋江の治療をさせる。
このあたり、北方本の地劣の星(王定六)で生かされている。

ただし、時間的には関勝入山後なので、北方本とは、役者がずいぶんと違う。
まず、安道全は第1巻で登場したから、ここにはいない。張順の役に近いもの
を王定六が演ずる。悪党は曹順という名になっている。そして、王定六と戴宗
の出会いという話に変っている。
王定六は宋江の危機を双頭山に伝え、朱仝が宋江の危機を救う。ということは、
宋江の腫瘍に当たるものが、太原府の戦いということになる。
524無名草子さん:04/11/12 15:56:49
↑旅の途中の宋江が、太原府の戦いの前、病気で寝込んでいるしね。
525無名草子さん:04/11/12 16:01:16
寝込んで(*´Д`)ハァハァ する宋江
526無名草子さん:04/11/12 16:28:35

>>523
張順には、その部分以外にも、何ヶ所か見せ場がある。
李逵と闘ったのがいちばん有名なところだけど、まだ
手付かずの場面が二、三あるから、今後に期待しよう。
527無名草子さん:04/11/12 16:39:34
張清の礫石の殺傷能力を考える。

一 鄒淵と鄒潤の同一性を判別不能にする程度の力しかない。
二 同時に五人に命中させているところからみて、あまり大きな礫石ではないから、
  殺傷能力は低い。
三 礫石には様々な大きさのものがあり、大きな礫石を急所に命中させると、人を
  殺す程度の力はある。

三が正解だとすると、花栄の弓と並んで、敵の将軍・将校たちにとっては脅威となる。
528無名草子さん:04/11/12 16:42:43
>>519-521
どこの板も変わんねーなw
529無名草子さん:04/11/12 17:00:48
>>527
北方先生の場合、特徴のある大技は、重ねて使わないよね。
呼延灼の連環馬、陶宗旺の石積み、盧俊義のツボ押し・・・
張清も普通の指揮官になって、礫石は、目立つ形では
使わないのかもよ。
530無名草子さん:04/11/12 17:16:43
>>523さんは、なかなか深い分析ですね。
これから私は夕飯のしたくなんで、これでおちますね☆・。・☆
531無名草子さん:04/11/12 17:37:52
>>530

明日もまた来てくださいね。扈三娘さ〜ん。
王母  良妻賢母の典型 王進を厳しく躾け、孤高の武術家の基礎を作る
張藍  林冲の妻 李富の謀略に嵌り 高キュウから陵辱される 自殺する
阮兄弟の母 結核により死亡 阮小七は母のために毎日鯉の生血をとっていた
陳麗  朱貴の妻 朱貴とは親子ほどの年齢差 病弱 
潘金蓮 武松の兄武大の妻 武松の初恋の女性 武松に躰を許したことを悔い自殺
閻婆惜 宋江の妾 同志である閻新・馬桂の子 宋清の恋人を殺害後、宋清に殺害される
済仁美 楊志の妻 楊志とともに楊令を育てる 青蓮寺の謀略により楊志とともに殺害される
ケ礼華 紫進の配下 宋清と恋におちるが、宋江との仲を邪推した閻婆惜に殺害される
馬桂  梁山泊の間者 その後李富に取り込められ二重スパイとなる
金秀  李富の下女
公淑  宋江が旅で知り合った女性 李俊の手下の妻 秦明と再婚し秦容を産む
金翠蓮 金潤の養女 鄭敬に売られるも魯達に助けられる 現在宣賛の妻
扈三娘 祝彪の許婚 梁山泊に入山後晁蓋に淡い恋心をもつ 現在王英の妻
楽大娘子 孫立の妻 楽和の姉 梁山泊に馴染めない性格
顧大嫂 孫新の妻 焼饅頭売り 力は男まさりで 北京大名府占拠で実力を発揮
孫二娘 張青の妻 父は盗賊の頭で母夜叉のあだ名をもつ
白寿  恩州の妓楼にいるところを王英に買われる
蘭   聞煥章が北京大名府で囲った妾
張横の妻 裁縫以外に興味なし
李瑞蘭 済州の遊女 史進のお気に入り
侯健の妻 息子侯真に期待を寄せ、夫には冷淡
瓊英  ウ梨の養女 張清に見初められる
533無名草子さん:04/11/12 18:24:17
>>506
これもひょっとして鄒潤

185 名無しさんの初恋 age  1109/11/12 00:00:58
 僕じつはおでこに瘤があります。同僚の美しい女性から「こんな瘤、人ではないわ」
と言われました。その女性は最近、身長149cmの男性と結婚しました。
 根に持っているわけではありませんが、いつかその女性を見返してやりたいと
思っています。
534無名草子さん:04/11/12 18:53:26
>>532
乙  108星以外では、馬桂と済仁美が存在感があった。閻婆惜とケ礼華の話も忘れがたい。

>>533
十分 根に持っているじゃん。
535カウントダウン:04/11/12 19:41:26
>>530-531
良スレになってきましたね。

ところで、すばる12月号まで、あと5日。
536無名草子さん:04/11/12 19:57:52
>>527
日本の飛礫の分類によると鶏卵大から南瓜ぐらいの大きさの石までが飛礫の範囲らしい。
537無名草子さん:04/11/12 20:17:21
武王の門と三国志にはまった男は
この水滸伝でまたはまれますか?
文庫本は出ていないのですか?
538無名草子さん:04/11/12 22:57:23
>>537
九割ぐらいの確率ではまれるかと。
文庫はまだ出てない。そもそもまだ完結してない。
539無名草子さん:04/11/12 23:17:08
かっこいいんだけど、帯でネタバレすんのやめて欲しいな。
9巻とか最悪。
8巻で「どうなっちゃうんだろう?ひょっとしてついに死亡か?」とか
ハラハラしてたのに、9巻の中身読む前に結末が分かっちゃって(´・ω・`)ショボーン
540無名草子さん:04/11/13 02:23:34
>>539
言いたい事はわかるんだが、
9巻みたいに、帯の内容と中身が違うのもネタバレって言うんだろうか?
帯を素直に読んだら、林冲死んでるとしか思えん。
541無名草子さん:04/11/13 10:55:14
5巻の帯にはだまされた
542無名草子さん:04/11/13 11:22:10
「今度で三回目か?桃花山の入山試験を受けるのは?」
「ああ、前回は書類選考で落とされた」
「長駆は毎日十六刻(八時間)は欠かすな。それから剣は毎晩五千回は振らんとな」
「お前もそうやって入山試験に合格したのか?」
「俺の場合は何もやらんさ。でも、自信はあった。お前はやらなきゃだめだ。そう
したら、俺が秦明に口を利いてやってもいいぞ。知ってるだろう、霹靂火?」
「・・・・・・ずいぶんとデカい口たたくじゃねぇか、ええ、二竜山ベテが」
「うるせー、桃花山落ち!」

〔用語解説〕
  桃花山落ち 桃花山に入れてもらえなかった入山希望者
  二竜山ベテ 二竜山で三年以上調練を受けるも本隊に編入されないベテラン兵士
543無名草子さん:04/11/13 11:27:26
>>542
二竜山ベテにワロタ。
しかし、梁山泊本隊よりも二竜山のほうが居心地よさそうだよな・・・
544無名草子さん:04/11/13 11:49:29
これってもしかして鄭天寿?

98 禁断の名無しさん 1104/11/09 23:14:35
 もう僕のことは、あきらめて下さいませんか。僕が女として暮した三年のことは
すべて秦明殿にお話しいたしました。いまは梁山泊の仲間とともに官軍と戦の毎日です。
もうあなたの元へは戻れません。僕は雄々しく敵と戦って死にたいのです。
 だからこれ以上僕にメールを送るのはやめて下さい。
545無名草子さん:04/11/13 12:28:53
>>530
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 扈三娘さん まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん |/
546無名草子さん:04/11/13 12:57:07
 だからわたしは扈三娘じゃなくて、顧大嫂だってば・・・
あまり期待しないでくださいね。
 水滸伝を読むのは北方先生のがはじめてなんですね。
パパから借りて読みました。パパは昔テレビでやっていた
水滸伝を見てからファンになったらしいけど、わたしはそのころ
ママのおなかの中だったから、北方水滸伝がはじめて。
いま図書館で原典を借りて読んでいますけど、よみくらべると
面白いですね。ここのレスも楽しいです☆・。・☆
547無名草子さん:04/11/13 13:05:08
扈三娘サンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

デモネンレイバレバレデスケド?
548無名草子さん:04/11/13 13:08:44
いいえ そのー そのころはまだ生まれてなかったということで・・・☆・。・☆
549無名草子さん:04/11/13 13:26:06
扈三娘さんは、北方水滸伝のどのキャラが好きですか?
OHPの人気投票は、もうしました?
550無名草子さん:04/11/13 13:43:52
投票しました。1位石秀 2位宋万 3位馬麟 にしました。
嫌いなキャラは 一人だけで 呂牛。聞煥章の女を殺したひどい人。
それももしも機密がもれてはいけないという理由だけで殺すなんて
許せないと思いません?
好きなキャラのほうは 一生懸命努力している感じの
男の人が好きなので 上の三人。
宋万は致死軍を見て驚いて、人しれず剣のけいことかしてましたよね。
馬麟も仲間とうちとけようと努力してるし。
石秀が塩賊のこどもを殺す場面とかは
泣いちゃいそうでした☆・。・☆
551孫新:04/11/13 14:01:45
顧大嫂サンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
552無名草子さん:04/11/13 14:21:04
ごめんなさい。扈三娘と呼ばれて つい いい気になってしまって☆・。・☆
553無名草子さん:04/11/13 14:24:09
>>552
かまいませんよ。謙虚な方ですね。
554無名草子さん:04/11/13 14:47:05
>>347
 わたし いま原典よんでるんですけど 孫白が劉高に変ったのは
原典に 花栄と劉高のからみがあるからじゃないでしょうか?☆・。・☆
555無名草子さん:04/11/13 14:52:54
 そうだと思いますよ。清風寨の二人の知寨、劉高と花栄の対立が元ネタかと。
北方本で花栄が劉高を倒す前に、燕順が死んだのも、原典の流れだと、
宋江が花栄を訪ねる途中で、清風山で燕順に捕まってます。その流れを踏襲
したんじゃないかな。話の内容は全然違いますが。
 宋江の旅は、北方本では掲陽鎮から始まって、清風寨はスルーされている
のですが、ここでその原型を使ったんじゃないかと推測。
556無名草子さん:04/11/13 14:59:24
>>555
舞台が 清風寨から流花寨にかわったのですね?

『清風に流れる花』 なかなかきれいですね☆・。・☆
557無名草子さん:04/11/13 15:17:38
>>556
『清風に流れる花』 を、あなたに贈りたい。 by王英
558無名草子さん:04/11/13 15:18:56
光栄ですわ☆・。・☆
559名無し:04/11/13 15:19:31
>>554・555
なるほど!間違いない(長井秀和風)
すっきりしました。
560無名草子さん:04/11/13 15:32:14
>>558
顧大嫂さん。相手を選んで花を受け取りましょう。
原典の王英は、その劉高の女房を自分の女房にしようとした男です。
燕順は、劉高の女房を「あばずれ女」と罵って斬り捨てていますが、
王英は、その燕順とやり合おうとしていました。
例によって宋江が止めましたが。
561無名草子さん:04/11/13 15:57:29
アドバイス ありがとうございました。王英さん ごめんなさい 花 捨てました☆・。・☆
562無名草子さん:04/11/13 16:04:02
 この場面では、われらが黄信も登場する。北方本では黄信はヘタレだが、
原典にその原型があるかどうか、探ってみた。微妙な叙述がある。

 黄信は清風山の三人、燕順、王英、鄭天寿と闘う。三人がかりで黄信に
向かっても「とうてい三人には敵すべくもない」とある。北方本で、三人が黄信を評して
「いまいちばんごついやつ」と言ったのはこのあたりからきている。
 ところが、黄信が優勢であったにもかかわらず、黄信は「三人に手捕りにでもされて
は面目まるつぶれだと、単騎でぱかぱかと、もとの道にとってかえした」とある。
 三人が追いかけるが、黄信は「清風鎮に逃げ帰ってしまった」
563無名草子さん:04/11/13 16:20:37
「州兵たちは、黄信が馬をかえしたと見るや、わっと喚いて護送車をふり捨て、
ちりじりに逃げうせてしまった」

 つまり黄信は、部下をほったらかしにして、自分が先に逃げたことになる。

 やっぱりヘタレだったのか_| ̄|○
564無名草子さん:04/11/13 16:31:49
そもそも「鎮三山」っつー渾名がハッタリなんだからどうしようもない。
KOEIの爆笑水滸伝でもツッコまれていたし。
565無名草子さん:04/11/13 16:35:37
黄信は わるいものを 全部はきだして 生き返ったのだから
これからバリバリ かつやくするんだと思いますよ
黄信 二日酔いだったのかしら?☆・。・☆
566無名草子さん:04/11/13 16:37:58
ひょっとして、関勝と林冲って同い年ぐらいなのか?
関勝は、梁山泊攻めのときに「35歳」とか言ってたし・・・。
俺の中では林冲の方が若いイメージがあったんだが。

とすると、董平だけ結構若いのかな?
567無名草子さん:04/11/13 17:22:23
>>566
林冲1101年29歳(OHP) →1108年36歳
関勝              →1108年35歳
同じ歳の可能性はある。

董平と孫立の年齢は気になる。
568無名草子さん:04/11/13 17:26:22
孫立1106年32歳 →1108年34歳

董平はOHPの人物辞典には出ていなかった。
孫立は董平「殿」と呼んでいるけど、もしかしたら、年下ということはありうる。
569無名草子さん:04/11/13 17:34:21
太守の娘が言い寄ってきたくらいだから、
若くてイケメンのような希ガス>董平
孫立が「殿」付けで呼んでるのは隊長に対する態度の表れ
であって、年の上下はあまり関係ないのだろう。
この辺がやはり孫立の軍人らしいところ。
570無名草子さん:04/11/13 17:47:23
>>569
わたしも 董平は若い という印象

孫立さん ほめられて よかったね☆・。・☆
571カウントダウン:04/11/13 17:51:35
すばる12月号まで、あと4日
572無名草子さん:04/11/13 17:54:08
となると董平、五虎将軍の中では一人だけ20代の可能性もあるわけだ。
15巻ではタメ口だったからよく分からないけど。
573無名草子さん:04/11/13 17:54:50
↑林冲とね
574無名草子さん:04/11/13 18:25:59
>>564
原典、見た。俺は、二竜・清風・桃花の三山を「鎮」めたので鎮三山かと
思っていたが、全然ちがう。北方本の鎮三山は、いかにも北方本らしい
意味になっているが、それとももちろん違う。読んでみ、面白いよ。
575無名草子さん:04/11/13 18:29:15
>>572
しかし、官軍関係者って、婚期が遅いのが多いよね。
王進、関勝、呼延灼、秦明、みんな出てきたときは未婚。
576無名草子さん:04/11/13 18:50:13
>>575
一般に結婚して幸せな家庭をもっている好漢は少ない。思いついたのだけ書いておくと・・

林冲   妻は陵辱され非業な最期
秦明   幸せな家庭
花栄   ?いたような気がするが、原典と混同しているか?
紫進   過去ログに妻四人ありとあった。名家だからフツーいる。
李応   入山前に離縁
楊志   幸せな家庭だったが、二人とも殺される。
阮小二  妻子は梁山泊にはいない。
張横   妻子あれどあまり幸せそうでもない。
解珍   妻は病死
孫立   妻楽大娘子。尻にひかれる。
宣賛   妻金翠蓮。幸せな家庭。
カク思文 幸せな家庭。
韓滔   故郷に置いてきた。
彭王己  同上?
裴宣   妻孫二娘 →前夫 張青
皇甫端  妻、若い男に奔る。
王英   妻扈三娘。
宋清   妻病死。
朱貴   妻病死。
李立   妻いたよね?
李雲   妻金持ちの男に奔る。
孫新   妻顧大嫂
時遷   妻若い男に奔る。
577無名草子さん:04/11/13 18:57:35
あと侯健がいましたね。ここの家庭も複雑そう。
578無名草子さん:04/11/13 19:09:22
楊志と済仁美は、可愛そうだけど、一緒に死ねたから、まあ良しと。
残された楊令が気がかりだったろうが、石秀の到着を確認して、
楊志は死んでいるからな。
 悲惨なのは皇甫端。まるで原典の楊雄か武大のネタをもらった
みたいだ。あれは気の毒。そして、こいつはアル中に・・・
 名獣医でなければ、桃花山落ちだろう。
579無名草子さん:04/11/13 19:33:11
水滸伝15巻。
ごつい万年筆で、俺の名前と、北方のサインが入っている。
俺の宝だ。

試みの地平線で北方を知った。
それから、北方の小説を読み続けている。
まるで麻薬のようだ。
やめられなくなるのだ。
ほかの作家のものも読むが、北方のものがまた読みたくなる。

サイン会。
北方に会った。
ある種の憧れを抱いていた。
だから圧倒されてしまうのか。
思わず視線をそらしていた。
そんな自分が、恥ずかしかった。
そのとき、声をかけてくれた。
「何か聞きたいことは、ありませんか?」

やさしい男だ。
この男の本を読んでいて良かった。そう思った。
580無名草子さん:04/11/13 20:45:08
>>576

花栄:妻子がまだ青州にいるはず。
李立:李俊が二竜山に行くときに伴った女性のうち「一人は李立の妻」とあった。

あとは凌振にも妻いたよね。梁山泊には連れて来てないみたいだけど。
581無名草子さん:04/11/13 23:39:23
>>576
宋清   妻、閻馬しゃくに殺される
582576:04/11/13 23:39:55
ありゃ、妻じゃないか。
583582:04/11/13 23:40:41
度々すんません、じぶんは>581でした。
584無名草子さん:04/11/14 04:45:26
原典では徐寧にも嫁さんいたな
585無名草子さん:04/11/14 13:31:25
呼延灼にだったら抱かれてもいい。
宋江はダメ。
586無名草子さん:04/11/14 13:38:44
>>584
北方本では、家政婦の婆さんになっていた。

>>585
鄭天寿?
587無名草子さん:04/11/14 13:38:54
ふと思った。

解珍
解宝

チンポカイカイか…
588無名草子さん:04/11/14 14:03:05
「よいか!これから読み上げる五十名が、わが部隊から梁山泊本隊に編入される。
明朝、本営の秦明殿のもとに出頭せよ。移動は三日後だ」
 二竜山ベテは、小隊長の読み上げる名を、緊張して聞いた。今年こそ本隊に編入
されるのではないか?そんな淡い期待はあった。五十名すべての名が読み上げら
れた。自分の名はなかった。
「今年も居残りか?」
 後ろの本隊に編入された男が、冷やかした。
「俺は二竜山に必要な兵士なのさ。俺は楊志殿の頃から、ここで闘っている。林冲の厳しい
調練にも耐えた。秦明殿には特に目をかけられているからな。離れられんのさ、ここを」
「もう一人忘れてないか?お前のいちばん最初の総隊長は、ケ竜だろう?」
589無名草子さん:04/11/14 14:20:05
>>542の続編ですね?連載きぼーん。
590無名草子さん:04/11/14 17:06:32
>>588
こいつきっとそんなに年とってないのに愛称は爺さんなんだぜ。
宴会とかでは
「爺さん、楊志隊長が二竜山に切り込んできたときの様子しゃべってくれよ」
「おれは秦明隊長が穆春殴り飛ばしたところが聞きたい」
とかリクエストされる人気者に違いない。
591無名草子さん:04/11/14 17:07:53
「今年も二竜山に居残りか?」
 孫立が言った。この上級将校と話しているときは、二竜山ベテの心に平穏が
訪れた。同類相憐れむ。そんな言葉がぴったりだった。できれば、双頭山へ行き、
孫立の下で闘いたいとも思った。
「そんなんじゃ、ただの横滑りだ。お前は梁山泊本隊を目指せ」
 そういって孫立は、励ましてくれる。
「よかったら、これを読んでみろ」
 孫立が一冊の冊子を手渡した。『ヘタレ行道』
「ヘタレの道を行く、と読めばよいのですか?」
 孫立は二竜山ベテに向かって、ニッコリ微笑んだ。
592無名草子さん:04/11/14 17:27:23
何書いてんだw
593カウントダウン:04/11/14 17:54:25
すばる12月号 あと3日

>>591 藁
594無名草子さん:04/11/14 19:42:53
崖から落ちて転落死
595無名草子さん:04/11/14 22:51:55
帝天寿?
596無名草子さん:04/11/15 11:51:45
>>579
北方先生にそっくりですね うまーい☆・。・☆
597無名草子さん:04/11/15 12:18:30
以前、王進の母のことを、不用意に「王婆」と言ってた人いたけど、
王婆は、原典に別人がいるから、NGワードね。
598無名草子さん:04/11/15 16:35:50
なんか今日 人すくね
・王英指揮下の飛竜軍、恩州に展開。田虎の叛乱を偵察した楊林と合流。
△ 林冲騎馬隊 林冲黒騎兵100 索超青騎兵100 扈三娘300 馬麟1,000
△ 双頭山に1,000騎の騎馬隊 
   徐寧、扈三娘、皇甫端、段景住、その調教のために出向
   徐寧、長槍騎馬隊の構想を林冲に告げる。
△ 済州、兵200駐屯。裴宣、統治機構の整備。文治省25名。
   孫二娘、闇の妓楼、闇の金貸(青蓮寺経営)の情報を裴宣に伝える。
   闇の妓楼には、史進他の上級将校も通う。
   孫二娘、裴宣に急接近。裴宣への想いを打ち明ける。
△ 双頭山、新総隊長董平により面目を一新。

[email protected]さん、お手数をかけます。
600無名草子さん:04/11/15 18:53:44
年表キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
601年表 1110年 春:04/11/15 18:57:04
・宋江、盧俊義とともに正月を祝う。
・裴宣、孫二娘との結婚の許しを宋江に乞う。宋江、祝福する。
◇ 北京大名府から官軍水軍の兵士5,000、偽装して夏津から武邑に移動。
   董平、鮑旭の1,000と扈三娘300の騎馬隊を派遣する。
   鮑旭、敵の陽動を見抜き、恩州に展開する飛竜軍の危機を救うため急行する。
   王英、扈三娘を敵の矢から守り、負傷する。
   鮑旭、扈三娘、徐寧、無事飛竜軍を救出する。
・戴宗、南京応天府の張横のもとに行く。青蓮寺による符牒の解読への対策を練る。
・張横、長男張敬を梁山泊に送り、次男張平を連れ旅に出る。張平の盗癖に悩む。
・蔡京、反対派の廷臣を暗殺し、梁山泊の仕業に偽装する。
・裴宣、開封府に潜伏し、袁明暗殺の機会をうががう。
・公孫勝、禁軍の流花寨攻撃の情報を掴む。
・張横、武松、李逵の篭もる石梯山を訪ねる。石梯山は対田虎用の寨。
・李逵、盗みをはたらいた張平を折檻する。張横、子午山に向かう。
・宋江、王英の気持ちを扈三娘に伝えると約束する。
△ 水軍増強 兵2,000になる。項充の水陸両用部隊を加えると、3,500
・張横、張平を王進に託す。
602無名草子さん:04/11/15 19:00:39
>>601
>裴宣、開封府に潜伏し、袁明暗殺の機会をうががう。

裴宣は「樊瑞」の間違いですよね?ちょっと通りかかったので、ご指摘しておきます。
603無名草子さん:04/11/15 19:18:55
いい加減童貫にも出てきて欲しいものだ
604カウントダウン:04/11/15 19:32:30
すばる12月号まで あと2日

>>603
14巻の扈三娘の童貫に対する評は、ちょっと笑えた。
605無名草子さん:04/11/15 20:50:01
>>604

すばる派がカウントダウンするのはいいが、ここは基本的に単行本派の
集まりであることを含んでおいて欲しい。
イニシャルでネタばれするのもやめて頂きたい。
606無名草子さん:04/11/15 21:13:11
北方版妖世紀水滸伝を見てみたい気もする。
607無名草子さん:04/11/15 21:15:06
当然108人終結前に死人出すヤツ
608無名草子さん:04/11/15 22:40:55
思い焦がれる。
それがかなわぬ恋とわかっていてもだ。
扈三娘。
「敵ではないか」
そう思い込もうとした。
そして、男のものも今はない。
そのせいで、声が甲高いことを、昔は恥じたものだった。
まだ枯れていない。
つぶやいていた。
609無名草子さん:04/11/15 23:04:52
>>608
童貫?
聞換章より李富の方が気に入られてるのはそのせいだったのか・・・
610無名草子さん:04/11/15 23:21:33
宦官出身であるというだけで、馬鹿にされたくはなかった。
ただ、甲高い声だけは、どうすることも出来なかった。
男のものを切り落とした後も、情欲は無くならなかった。
それが不思議でもあった。
仕事に打ち込んだ。
精強な軍を作る。
それしか頭にないと、周囲の人間は思っているだろう。
「扈三娘」
声に出してつぶやいていた。
611無名草子さん:04/11/15 23:36:29
待望の王英と扈三娘の濡れ場があったがソフトだったな残念
李富と馬桂並のきぼんぬ
612無名草子さん:04/11/15 23:47:32
王英と扈三娘がまぐ合っている。
間諜からの報告だった。
嫉妬で腹の奥が熱くなった。
梁山泊が大きな敵になったとき出撃する。
そう決めていた。

今はまだそのときではない。

今すぐにでも出撃して、王英の首を刎ねてしまいたい。

「ううむ」
小さく唸るような声が漏れていた。
その声も甲高いものだった。
613無名草子さん:04/11/15 23:48:20
李富って・・・はらわたプレイ?
614無名草子さん:04/11/16 13:10:47
「誘導されているようだな、二竜山ベテ」
 孫新は、キーボードから手を離すと、そう言った。
「身元がバレないように、細心の注意を払っていたのですが」
「青蓮寺を甘く見てはならん。お前は、二竜山に長く居すぎたのだ。もう面は割れている
と思っていたほうがいいぞ」
「でも、自分の意志で二竜山に居つづけたわけではありません」
「言い訳になっていない」
「では、これからどうすればよろしいのでしょうか?開封府からは撤収ですか?」
「侯健とも相談しなくてはならん、話はそれからだ」
「明日のイニシャル・トーク工作は、どうなるのでしょうか?すでに手はずは整えたのですが」
「単行本派の動きを探ってからでないと、こちらも動けん。いますぐ本屋へ行くのだ」
615カウントダウン:04/11/16 17:00:23
すばる12月号 明日

いいか すばる派 ネタバレはよせよ。
616無名草子さん:04/11/16 19:08:36
すばる読んだ。
挿絵の人。右手と左手が逆です。
617無名草子さん:04/11/16 19:37:52
 青蓮寺に面が割れた二竜山ベテは、顔を整形することを余儀なくされた。
宣賛は、鼻を削ぎ落とし、髪の毛も半分抜けば、もとの顔が分かることは
ないと提案した。しかし、それはあまりに可愛そうだと言って、宋江殿が
止めてくれた。
 結局、張清の飛礫の標的にされた。額におおきな瘤が、多数できた。
それでは足りないといって、李逵が板斧で、頬に大きな傷をつけてくれた。
ありし日の孔明のようだと、武松が感心した。
618無名草子さん:04/11/16 19:43:22
ついに魯達が死んだかー
619無名草子さん:04/11/16 20:01:45
>>618
なにこいつ
620無名草子さん:04/11/16 22:46:32
また腕を食べたのですね。
621無名草子さん:04/11/16 23:20:42
双鞭呉用
622無名草子さん:04/11/16 23:45:45
語呂悪っ。
623無名草子さん:04/11/17 01:44:14
>622
小便小僧的だと言いたいのですよ<621
624無名草子さん:04/11/17 13:56:13
>>612
孫立が「童貫」という名を口にした。
「童ていを貫く、と読めばよいのですか、孫立殿?」
625無名草子さん:04/11/17 13:57:11
魏定国の瓢箪爆弾が、通用する相手ではなかった_| ̄|○
撤回。
626無名草子さん:04/11/17 15:19:43


あまりの衝撃に すばる派の沈黙が続いております。

しばらく お待ちください。



627無名草子さん:04/11/17 16:04:58
10、11、12月の三ヶ月のすばるの内容が17巻になるんだけど、

…もしかして、17巻で完結ですか? _| ̄|○
628無名草子さん:04/11/17 16:13:37
>>618
魯達は死んでないよ。というか、魯達の台詞は笑えた。
いや、なにね、そっくりなこと、いつも言っている作家を知っているもんで。
629無名草子さん:04/11/17 17:15:56
 17巻がこれだと、18巻はもっとすごいよな。
学生は、試験が終わってから読めよ。勉強 手につかんぞ。
630無名草子さん:04/11/17 17:44:47
宿元景は 登場したんだけれど 張叙夜は 出てこないのかしら
畢勝、ホウ美、周信なども、原典に出てくる名ですよね?
張叙夜もありかな?☆・。・☆
631無名草子さん:04/11/17 17:55:03
>>630
禁軍側の陣容も、ますます充実してきますよ。
632無名草子さん:04/11/17 17:56:56
>>631
口調かえるな!
633無名草子さん:04/11/17 18:17:07
凌振の砲は 水上戦でしか 使わないのでしょうか?
呼延灼が 梁山泊を攻撃したときは 陸上戦でも 活躍したのですが・・・☆・。・☆
634無名草子さん:04/11/17 18:20:19
>>633
 凌振の砲は、重くて移動に時間がかかるみたいだから、
五丈河の岸に据え付けておいて、対水軍用にのみ、使われるみたいですね。
 もっとも先のことは、私もよく知りませんが。
635無名草子さん:04/11/17 18:22:42
>>634
だから、女の子がくるたびに、いちいち口調かえるなっつーの。
636無名草子さん:04/11/17 18:23:02
すばる今月号の感想








「…え?」
637無名草子さん:04/11/17 18:28:01
すばる派読者は、すでに死域に入っている。

連載残り7回 北方先生がんがれ!
638無名草子さん:04/11/17 19:09:22
明日そごうで立ち読みしてくるわ
639無名草子さん:04/11/17 19:19:08
次の16巻が発売された頃の単行本派と、いよいよ大詰めを迎えたすばる派とでは、
かなりの温度差が予想される。すばる派は、くれぐれもネタバレ自重せよ。
640無名草子さん:04/11/17 19:22:20
しかし、すばる発売と同時に荒れまくるこのスレも、今日はおとなしい。
実は俺も読んだのだが、意気消沈してる。
641無名草子さん:04/11/17 23:47:54
☆・。・☆
642無名草子さん:04/11/18 01:25:04
てか、童貫強すぎだろ (´Д`)

あんなバケモノ、勝てる気しねぇ。
643無名草子さん:04/11/18 01:30:51
>640
オレは電車ん中で読んでたが、手が震えて、大きく溜息。
ウチに帰って涙が出て来た。

5年くらいか?連載始まって。
連れ添ったカミサンが不治の病で、徐々に衰弱する様を見てるようで
辛いよぅ。
644無名草子さん:04/11/18 01:52:35
ぼちぼちネタバレ気味になってきてるぞ。
645無名草子さん:04/11/18 02:51:47
というわけで無理矢理いまから最強キャラ議論を始めてください。
646無名草子さん:04/11/18 10:27:45
すばる発売日から数日間はすばる派の雰囲気だけで色々想像できるので
ここへ来るのもなるべく自重しているのだが
やっぱり気になってついつい覗いてしまう罠…
647無名草子さん:04/11/18 11:42:51
>>637
 昨日 第一巻から再読をはじめました。「死域」は第一巻から 使われていましたよ。
王進と史進の稽古で使われたのが 最初だと思います。このころは 長時間の稽古
で 酸欠状態になるのが 死域の意味なのかな と思っていました。ほら400m走で
300mを過ぎたあたりで 酸欠になる アレ。
 そのあと 燕青の盧俊義救出劇や 樊瑞の最期とかの話になって 死域は だんだん
その意味を深めていった感じがしますね☆・。・☆
648無名草子さん:04/11/18 11:57:04
>>645
武術 @王進 A林冲 B史進
体術 @燕青 A洪清 B王進
怪力 @李逵 A武松 B郁保四 C顧大嫂
セックス @武松 A魯達 B史進
変人 @呂牛 A安道全 B凌振
金持 @徽宗 A蔡京 B盧俊義
649無名草子さん:04/11/18 12:12:17
>>647

梁山泊全体が死域に。。
という意味でつ。 (´Д⊂ モウダメポ
650無名草子さん:04/11/18 12:43:09
>>649
びっくりするような「死域」の意味を、近い将来、読むことができる。
651無名草子さん:04/11/18 12:53:38
死域は辞書には出ていないが、Web検索だと、やけにたくさん出てくる。
もちろん、このスレも上位で登場する。
652無名草子さん:04/11/18 13:18:10
お昼ごはん おそくなっちゃった 今日も 焼饅頭にしよーっと ☆・。・☆
653無名草子さん:04/11/18 13:39:34
読んだ。

これは、まずい。
高毬の屋敷で食べた料理より、まずい。
654無名草子さん:04/11/18 13:40:48
剣技 1王進 2楊志 3索超
槍技 1王進 2林冲 3董平
体術 1王進 2武松 2燕青  3洪清
棒術 1王進 2史進 

知略 1魯達 3呉用 3宣賛
国政 1呉用 2盧俊義3李富
軍略 1童貫 2宣賛 3秦明 3関勝 3呼延灼
統率 1童貫 2晁蓋 3宋江 4袁明
655649:04/11/18 13:42:17
>>650

いや、俺、もう読んだし。。。
656無名草子さん:04/11/18 14:49:49
シーズン当初は、連戦戦勝だったのに・・・
どこかの球団のファンのような気分です_| ̄|○
657無名草子さん:04/11/18 15:04:15
>>654
もう全部一位王進先生でいいよ

武松と燕青は逆だと思う。
658無名草子さん:04/11/18 15:26:22
>>653
トッピングは陰毛か?
659無名草子さん:04/11/18 15:33:39
 そういえば、原典では李逵の保護者は、戴宗だったけど、
北方本では、すかっり武松が保護者。江州でのからみ以外
に、戴宗と李逵のからみは、ありませんね?
660無名草子さん:04/11/18 17:27:32
>>647
漏れも第1巻から読みます(;´Д`)ハァハァ
661無名草子さん:04/11/18 17:58:40
うん?いつもの格調高い水滸伝スレじゃなくなってるよ。
662無名草子さん:04/11/18 21:56:33
>>648
李逵って怪力だっけ?
663無名草子さん:04/11/18 22:35:43
>>648
登場人物紹介に「力が強い」て書いてあるんだから、やっぱ
李俊も加えてあげないとw
664無名草子さん:04/11/18 22:36:25
書き忘れた。
「怪力」ランキングね。
665無名草子さん:04/11/18 23:35:54
>>648
何故怪力に魯達を入れない?
666無名草子さん:04/11/19 00:06:16
>>648
以前、呉用がありえないことの例えとして「女体に溺れる魯智深」
と言っていたので、あのシーンにはかなり違和感を覚えたことを
思い出した。
667無名草子さん:04/11/19 00:11:29
>>663
いい加減、あの人物紹介のコメント何とかして欲しいものだ。

>>648
金持ち、柴進は?
668無名草子さん:04/11/19 00:38:26
盧俊義より金持ちか?
669無名草子さん:04/11/19 01:04:00
読むものか。
叫んでいた。
すばる。

本屋で手に取りそうになった。
旅雑誌のようなものの上にたたきつけた。
駆けていた。
1里(約4キロ)走ったところで息が切れてきた。
古本屋。
見えてきた。
ブラディードールを銀一粒で手に入れた。
もう走らなかった。
走る必要もなかった。
670649:04/11/19 01:24:11
>>668

原典では柴進。
北方では 盧俊義(ただし塩で得た銀を個人資産とした場合)
671無名草子さん:04/11/19 01:49:44
すばる読了・・・・・・はぁあぁぁ〜〜!
672無名草子さん:04/11/19 11:14:00
    |┃三   人      _________
    |┃   (_ )    /
    |┃ ≡ (__) < 女は始末しておいたぞ、聞換章
____.|ミ\__( ・∀・)  \   
    |┃=__    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡ )  人 \ ガラッ
673無名草子さん:04/11/19 11:40:19
 原典は講釈師の講釈調で話が進みますが、北方本は作中人物の主観のみで構成
されています。それが面白いと、私は思っています。
 印象に残っているのは、陶宗旺の視点。旅の途中で同志になった陶宗旺は、梁山泊
のことを何も知らない。同志の名前すら知らない。朱仝のことは「大きな男」という認識
しかない。右も左もわからなくて、戸惑う陶宗旺の姿は微笑ましい。
 梁山泊と青蓮寺が、互いに相手の実像がわからなくて、手探りで推測を巡らしている
第1巻から第3巻あたりは、北方先生、絶妙のタッチです。林冲は李富の正体がわから
なくて、高キュウあるいは蔡京、はたまた別人の配下か?と推測を巡らし、李富は李富で
林冲の背後関係がわからなくて、泳がすつもりで牢城送りにしたら、結局逃げられてしまう。
 他にも、致死軍を初めて見て驚いた宋万が、いままでの自分の調練の手ぬるさを恥じる
部分や、韓滔が史文恭の胡散臭さに気づきつつも、正体が判然としないために、手を
下せない部分とか、作中人物の主観だけで構成される正統派時代小説の面白さ満載です。
674無名草子さん:04/11/19 11:52:33
>>673
同感です 私も いま 童貫が すこしづつ その実像を現してきているところに
ハラハラしています 童貫軍って 弱点ないのかしら?梁山泊軍と同じ程度に精強
だったら 数で劣る梁山泊は やっぱり負けちゃうのかしら?☆・。・☆
675無名草子さん:04/11/19 11:55:07
>>672
助かったよ 呂牛
676無名草子さん:04/11/19 12:10:39
>>674
タイガー・ザ・グレートみたいに強そうですよね。
でも、最後はタイガー・マスクが勝ったから、僕は安心して読んでいこうと思っています。
きっと、童貫に覆面を剥ぎ取られた宣賛が、悪役の本性丸出しにして、
勝利に導くのだと、信じています。
677無名草子さん:04/11/19 13:11:07
>>673

・・・と、いうようなコメントを書き込んで投票したのかな
みんな、気合入ってて凄いな
678無名草子さん:04/11/19 16:09:28
>>662
なんなく虎を倒したから、李逵は怪力。
武松には、大木を引き抜いたエピソードもある。
魯達も躰でかいし、怪力のイメージ強いけど、北方本では、そちらの方の見せ場は
少ない。
李俊は、怪力ではない。
679無名草子さん:04/11/19 16:27:27
>>672
始末してねーじゃないか、呂牛!
680無名草子さん:04/11/19 16:29:37
>>666
女真の地で牢に入れられから、魯智深は名前も変えたが、人格もかわったんだよ。
しかし、魯達という椰子は、ケ飛をはじめとして、けっこういろんな椰子に迷惑を
かけている。
681無名草子さん:04/11/19 16:31:14
>>659
李逵が暴れだしたら、戴宗(北方版)では、止められない。
宋江、魯達がいつも付いているわけにはいかないから、
武松が保護者になったのじゃないだろうか?
682無名草子さん:04/11/19 16:49:11
>>674
 ほんと童貫の弱点を見つけ出さないことには、手の打ちようがないよな。
他の北方作品から作戦ひっぱってくるのは、みんな嫌か?
俺は、曹操の知恵を借りた方がいいと思うぞ。曹操が呂布騎馬隊に使ったアノ手
しか、対策はないんじゃないか?
683無名草子さん:04/11/19 17:29:57
暇だったので、最初から一気に読み返してみた。

聞煥章がどんどんへたれていっているのは気のせいだろうか。
蔡京との絡みは、いつのまにか無視されているし。
684無名草子さん:04/11/19 17:37:18
〔二竜山〕 魯智深 楊志 武松
  原典では、無理やり三人まとめられた感じだった。小頭目として
  施恩、曹正、張青、孫二娘もいた。
〔桃花山〕 李忠、周通  →北方本も同じ
〔白虎山〕 孔明、孔亮  →北方本では青州軍の下級将校
  以上が青州の三山として同盟して、呼延灼と闘った。しかし、黄信のあだ名
  「鎮三山」の由来は、白虎山でなく、清風山が入る。
〔清風山〕 燕順、王英、鄭天寿   →同じ
〔少華山〕 史進、朱武、陳達、楊春 →同じ
〔黄門山〕 欧鵬、蒋敬、馬麟、陶宗旺
  特殊技能を有する蒋敬のみ、裴宣(京兆府)の居候として登場。
  他の三人は、宋江が旅の途中で各別に拾う。
〔飲馬川〕 裴宣、ケ飛、孟康
  裴宣は特殊技能を有するので、賊徒ではなかった。なお、楊林は、北方本では
  ケ飛の弟分で飲馬川の賊徒だが、原典では、昔の仲間という設定。
〔芒石易山〕 樊瑞、項充、李袞
  同じだが、賊徒ではなく、農村の用心棒という設定。樊瑞は妖術で公孫勝に
  敗れ、その後弟子のようになる。北方本で致死軍に入ったのは、そこから。
〔登雲山〕 鄒淵、鄒潤
〔枯樹山〕 鮑旭 →焦挺はそこへ仲間に入ろうとする寸前、李逵にスカウトされる。
685無名草子さん:04/11/19 17:39:12
>>683
そういえば、聞煥章は、蔡京が青蓮寺に送り込んだ男。
ということは、蔡京も、聞煥章のへたれぶりを承知している。
686684:04/11/19 17:54:02
  流れを切ってしまったな、すまん。
原典の山寨と、北方本の山寨を比較する趣旨だった。
〔二竜山〕 武松は絡んでいない。その代わり、武松は桃花山に絡んだ。ここは原典では魯智深
       だった。
〔白虎山〕 北方本にも名は出た。しかし孔明・孔亮が早くに梁山泊入りしたので、スルーされた。
〔登雲山〕 北方本では出ない。両名は解宝の部下として、独竜岡にいた。
〔枯樹山〕 北方本では出ない。ただし、魯智深に山中で拾われ、子午山に預けられた。焦挺は、
       最初から梁山泊にいたので、鮑旭とのカラミはない。
〔梁山泊〕 宋万、杜遷、朱貴、焦挺、李雲、湯隆がいた。後三者は北方先生の独創。
〔黄門山〕 〔芒石易山〕 も名は出ない。
687無名草子さん:04/11/19 19:03:15
白虎山は 13巻の サブタイに なりましたね☆・。・☆
688無名草子さん:04/11/19 21:57:54
☆・。・☆ ←この人いつまで自己主張してるつもりですかね
689無名草子さん:04/11/20 00:38:35
小説すばる10月号よんだよ...
はやくつづき読みたい。
690天損の星:04/11/20 01:24:28
>>688
自分で考えなさい
691無名草子さん:04/11/20 01:26:22
前から思っていましたが
サブタイトル(○○の章)
ピンとこないんですが、ピンとこさせてください
692無名草子さん:04/11/20 04:16:26
スルーしそうになった。

>>武松には、大木を引き抜いたエピソードもある。

武松ではなく魯達。
北方でも記述あり。
693無名草子さん:04/11/20 11:42:13
天コウの星 一  視点 王進

魯智深 林冲 高イ求 王母

 王進の目に映る魯智深の風貌の詳細な描写から始まる。魯智深の風貌は、
強固な意志を感じさせる。北方本では、この強い「志」がキーワードになる。
 原典は、洪信が百八星を現世に解き放つ話、高イ求の出世話から、物語が
始まるが、北方本ではカット。前者はおとぎ話にすぎないし、後者は高イ求
が北方本では重要な役ではないことを示唆する。
 北方本は、王進が高イ求に睨まれ、逐電する話から始まる。原典でも禁軍
師範であった林冲は、早くもここで登場し、王進の逐電を幇助する。
 ただし、原典では、高イ求がやくざ者だった時代に、王進の父王昇に棒を
習っていて、三四ヶ月も動けなくなるほど打ち据えられたことを根に持って
王進に仕返ししたという設定だった。
 北方本では、禁軍改革の上申書を提出した王進が、軍内部の権力闘争に
巻き込まれる話に変っている。
 禁軍から左遷寸前の朱仝、呂方の父呂栄将軍、関勝の名なども登場し、軍
内部の権力闘争の熾烈さを彩る。おそらくこの頃が、童貫による官軍掌握の
完成期に当たるものと思われる。
694無名草子さん:04/11/20 11:49:49
>>692
武松は、大木を引き抜いたのではなく、拳で打ち倒したものと記憶。

>>693
同じく禁軍師範代であった徐寧も、王進・林冲と面識があるようなことが、あとで
書かれていた。無名の師範代が数人登場しますが、の中に徐寧もいたので
しょうか?
695無名草子さん:04/11/20 12:13:41
天コウの星 二  視点 王進

魯智深 林冲 王母

 一で登場していた魯智深の名が、ここで初めて明かされる。原典の暴れ者では
なく、宋の武力転覆を企図する政治結社のオルガナイザーという役柄。
 魯智深は王進を同志に引き入れようとするが、王進はいい返事をしない。
 翌日、林冲が王進の身に危機が迫っていることを告げる。王進は林冲の手引き
により開封府を逐電。
 行き先は延安府で原典と同じであるが、林冲が手引きをするというのは、北方
氏の創作。王進は林冲に対して厚い友情を感じているが、林冲の方は王進の武術
を尊敬しつつも、見識の狭さを物足りなく思っている。
 なお、天コウ星は盧俊義の星であるが、盧俊義は、次の天孤の星で登場する。
696無名草子さん:04/11/20 12:26:35
>>694
可能性としては、徐寧がいてもおかしくない罠。
いかし、ここで登場させると、徐寧じしんの印象が薄くなる。
それに、徐寧は呼延灼戦で登場するというのが水滸伝の約束ごと。
もっとも盧俊義・安道全のような例外もあるが、彼らを早く登場
させたのは、それなりの必然性がある。
かりに徐寧が師範代の一人として存在していたとしても、名を
出すほどの必然性はなかったというのが、俺の解釈。
697無名草子さん:04/11/20 12:55:19
天コウの星 三  視点 林冲

張藍 李富 魯智深

 王進を見送った朝帰りの林冲は、妻張藍と激しいセックス。林冲は新婚である。
王進出奔が明らかになると、林冲ほかの師範代たちは、李富から訊問を受ける。
この時点では李富の身分は明らかにされていない。
 林冲は魯智深と酒を酌み交わし、王進の人物評。林冲と魯智深の関係が明らか
になる。林冲は禁軍内部で、魯智深は全国を駆け巡り、同志を集めている。宋江
が首魁であることが「あのお方」という魯智深の台詞で示唆される。
 このあたりで、読者は、従来の水滸伝とは大きく異なる物語であることに気づ
かされる。林冲・魯智深が、明確に、官軍及び宰相の蔡京を敵として認識してい
ることが明かされるからである。
 三は、ほぼ100%、北方氏の創作である。
698無名草子さん:04/11/20 13:27:17
>>697
林冲は、自分の身元が割れないように、李富の前で、必死で演技していましたね。
このころの林冲のイメージは、繊細な配慮もできる豪傑だったのですが、
いまではすっかり体育会系。
699無名草子さん:04/11/20 13:32:28
でも、林冲のなかには、当時の林冲も、息づいているはずだよ。
700無名草子さん:04/11/20 13:34:27
天コウの星 四  視点 王進

王母 史礼 史進

 三とうって変わって、原典どおりの展開を示す。もっとも内容は格段にグレード・
アップされている。
 原典では、最初に登場する好漢という名誉ある地位にあった史進は、魯智深・林冲
に次いで三人目の登場となる。
 延安府へ逃亡中の王進は、母とともに史家村の史礼の屋敷に泊まる。その後は、
皆さんご存じの展開。北方水滸伝の魅力は、立会いや合戦場面の迫力とスピード感に
あるといってよいが、最初の立会いがここで読める。
 王進が史進の武術の師匠を引き受けると「史進の眼が輝いた。それに呼応するよう
に、王進の心にも、なにかが点った。」ここで、読者の心にも、なにかが点るはずだ。
701無名草子さん:04/11/20 13:39:12
 原典だと、史進が一人で棒の稽古をしているところを、王進が注意しただけなの
だが、北方本では、棒を盗賊に向かって投げた史進を、王進が注意している。
話が具体的になって、リアルだよね。
702無名草子さん:04/11/20 15:24:47
天孤の星 一  視点:魯智深  林冲、盧俊義、燕青

 塩の専売と闇塩の道について、魯智深が語る。彼の父は、塩の横領の濡れ衣を着せられ
処断された密州の塩職人だった。父に濡れ衣を着せた役人に対する恨みが、魯智深を叛乱
に奔らせた。
 各節の冒頭に、好漢の生い立ちが語られることが多い。なかには独立した短編の主題にで
きるような優れたものもある。読者には人気がある部分だ。
 魯智深は、闇塩の道を探っている。後日、旗揚げするときの軍資金づくりのためである。
関西路の塩の道を探る途中で、王進と史進の稽古を見る。魯智深は、王進を同志にすること
をあきらめ、史進に眼をつける。
 開封に戻った魯智深は、相国寺を通じて闇塩を流していると思われる盧俊義に接近する。
703無名草子さん:04/11/20 15:30:10
 魯智深と林冲の情報交換の場面で、呼延灼の名も登場してますね。
当時は、原典と同じく汝寧州で将軍になったばかりのころです。
林冲は、騎馬隊では、呼延灼軍に勝てる相手はいないみたいなことを
言ってますが、現在の林冲騎馬隊と比べるとどうなんでしょうね?
興味ありますね。
 それと、童貫軍は私兵に近いが、精強であることは間違いないとも
林冲は言っています。
704無名草子さん:04/11/20 15:52:49
 盧俊義にからんだごろつきを退治する魯智深のアクションはよかった。
 でも、こんなに早く盧俊義が出てきて、驚いた。
705無名草子さん:04/11/20 16:23:08
>>691
1巻  曙光  真っ暗ななかに見え始める夜明けの光。前途に見え始めたわずかな希望。
2巻  替天  説明不要でしょう?
3巻  輪舞  ファランドール。梁山泊でも、二竜山でも、少華山でも、同志が踊り始めた。
4巻  道蛇  宋江が旅してた。なぜ蛇なのかは知らん。
5巻  玄武  玄には「奥深い」という意味がある。玄武に特別の意味があるのかどうかは知らん。
6巻  風塵  風に舞う塵。「世の煩わしさ」の漢語的表現ともある。
7巻  烈火  イメージとしては、陶宗旺の石積み崩しで、火を裂いたことを連想する。
8巻  青龍  祝家荘戦のころ。俺は関勝の青龍刀を連想したが、関勝は出ていない。
9巻  嵐翠  翠は「みどり」。嵐翠で、青々とした山の空気。「荒らしの緑」の意味ではない。
706無名草子さん:04/11/20 16:39:59
10巻  濁流  日常用語だが、連環馬が濁流のように梁山泊軍を呑みこんだという意味か?
11巻  天地  晁蓋に敬意を表して、北方さんは、天地の星を与えた。
12巻  炳乎  副詞。太陽が輝いているように、きわめて明らかな様子。
13巻  白虎  俺流解釈だが、最後に死んだ孔明に敬意を表してのことだと思う。
14巻  爪牙  つめときば。手先となって使われる臣。
15巻  折戟  戟が折れることだろうが、特別な意味があるかどうかは知らん。
707無名草子さん:04/11/20 17:21:59
 
708無名草子さん:04/11/20 17:22:05
関勝も名前は早い段階で登場していたね

呼延灼戦後の職業軍人は印象が薄くなるけど
北方水滸はその辺は上手い消化をしたと思う
709無名草子さん:04/11/20 17:23:45
天孤の星 二  視点:林冲  張藍、高イ求、李富

 林冲、李富の仕掛けた罠に嵌り、高イ求の使者を斬る。禁軍府の牢に入れられ、
李富から訊問される。魯智深との関係、およびその背後にいる者などを訊かれる。
ここで初めて、林冲は、自分が叛乱分子として疑われていることを悟る。また、
李富の権限が相当に大きなものであることも知る。妻張藍は、陵辱されたあげく、
自殺する。
 原典に比べ、かなりシンプルな話になっている。原典のこの場面には、陸謙や
高イ求の養子、あるいは張藍の父とかが登場し、入り組んだ長い話になっている。
原典は、こういう話がホント好きだ。
710691:04/11/20 17:28:16
>>705 706
ありがとうございます。意味合いはわかりましたがピンと着ませんでした(^^;
自分で考えます。朱雀の章もいずれ?って発想デス
711無名草子さん:04/11/20 17:44:00
 牢に入れられた林冲に、牢番の兵が親切ごかしに柄杓の水を差し出す場面が
ありました。実は塩水。その後の台詞が「あんたにいやというほど突き倒された」
でしたね。
 原典の高イ求を連想させました。王進の父王昇に棒の稽古で打ちのめされて
腹いせに王進に嫌味を言ってた高イ求。高イ求なんて、この牢番程度の男なんだぞ、
という意味かなと思って読みました。
 悪役の定番高イ求は、このあとすかっり影が薄くなります。代って、李富の青蓮寺
が梁山泊の大きな敵として全面に出てくるんですよね。
712無名草子さん:04/11/20 18:31:47
天孤の星 三  視点:魯智深  宋江

 宋江登場。魯智深はウン城の宋江の居宅を訪ね、林冲捕縛の事実を知る。魯智深は
林冲の口から宋江の名が漏れることを畏れ、身を隠すことを進言するが、宋江は、
「林冲ひとりさえ信じきれず、なんの大義の戦だ」とはねのける。泣かせる。
 ここで宋江派の主要人物が明らかになる。六名いる。魯智深、林冲、青州の軍人
花栄、江州の牢役人戴宗、ウン城の軍人雷横、そして武松である。
 ここまで、この水滸伝はちょっと違うぞ、と思いつつ読んでいた読者も、やっと
物語の構造をしっかり理解できる仕掛けになっている。
 そして、似たような集団晁蓋派の存在も明らかになる。宋江は晁蓋を無二の友と
言っている。
 この款はサービス満点で、さらに梁山湖に浮かぶ山寨を、宋江が紹介する。ここを
拠点とするために、乗っ取る計画があることも、宋江が話す。
「なにか、心の底から血が燃えてきました」と魯智深が言う。
 読者である私も、ここを読んで血が騒いだ記憶がある。
713無名草子さん:04/11/20 18:36:18
>>711
 でも、後に重要な役で、ちょこちょこ出てくるけどね。

>>712
 それから、ウン城に左遷された元禁軍将校朱仝も、雷横を通じて、徐々に宋江の同志
になりつつあったときです。
 また、この頃は、戦時ではないから、戴宗の飛脚屋が、宋江の間者の仕事をしていた
みたいですね。林冲捕縛のニュースも、戴宗の使っている間者から入ったと言っていました。
714無名草子さん:04/11/20 19:04:24
感想文コンクールはここですね?
715無名草子さん:04/11/20 20:03:46
>>705
玄武・青竜・白虎は中国の四神の名前。
最後の一匹は朱雀。
716無名草子さん:04/11/21 12:48:36
天孤の星 四  視点:史進  王進 王母 史礼

 物語はいくつもの場所で、同時並行で進行する。天孤の星四は、王進と史進の武術
の稽古を描く。半年以上にわたる王進の稽古は、想像を絶する厳しさである。詳しく
は「第一巻 曙光の章」を読め。
 「志」と並ぶキーワード「死域」が初出。「死域」は北方水滸伝のなかで、次第に
発展していく語彙なので、注意。
 少華山の賊徒十数人を倒した史進には、成長のあとがうかがえる。半年後、王進は
史家村を去る。原典では、その後、王進は登場しない。北方本の王進は、このあとも
登場する。
 なお、この時点における少華山は、朱武が掌握する以前の賊徒の集団と思われる。
717無名草子さん:04/11/21 12:55:10
>>716
原典でも 半年あまりのあいだで 史進は十八般の武芸の奥儀をきわめた
と ありますね☆・。・☆
718無名草子さん:04/11/21 13:10:32
原典でも梁山泊は亡びるわけだから、北方本でも同じじゃない?
その相手としては、いまのところ、童貫しか見当たらない。
やっぱり童貫軍に負けるんだろうよ。
719無名草子さん:04/11/21 13:44:25
天罪の星 一  視点:阮小五  魯智深

 闇塩の道の実態が明かされる。阮小五は、梁山湖で漁師をする小二、小七と離れ、
盧俊義の下でベン河の闇塩の運搬に従事している。詳細は、第一巻を読むべし。官吏
に発覚しないように、手の込んだ方法を用いている。
 開封府まで塩を運んだ阮小五に、魯智深が接近する。阮小五は、警戒しながらも、
魯智深の人柄に惹かれていく。魯智深は、前節で紹介されていた、ある冊子を、阮小
五に手渡す。宋江の語った言葉を、魯智深が書きとめた冊子である。まだ名はない。
 原典では個性の違いがはっきりしない兄弟キャラを差別化するため、北方氏は様々
な工夫をこらす。阮小三兄弟については、小五は伯父の養子になって、早くから家を
出ている。残った小二と小七とは、親子ぐらいに年齢差を設けている。
 他の兄弟の活躍時期は後半になるが、小五ひとりは前半から大活躍する。
720無名草子さん:04/11/21 13:45:28
>>718
いやだ。俺は梁山泊が勝つと信じている。
721無名草子さん:04/11/21 14:06:45
天罪の星 二  視点:阮小五  燕青 盧俊義

 宋江派と晁蓋派が合同する集会へ赴くため、盧俊義が開封府まで来ている。盧俊義の
本拠は、原典と同じく北京大名府にある。阮小五は、盧俊義と会い、魯智深のことを告げ
るが、盧俊義は同志になる者であると答える。
 ここで晁蓋派のメンバーが一部明かされる。晁蓋を頭に、盧俊義が闇塩の道を宰領する。
現在、三本の塩の道がある。製塩所の塩を盗んだり、密造の塩の買い付けをするのは、青
州清風山の燕順・王英・鄭天寿の仕事である。
 さらに、晁蓋の闘争方針や、阮小五の生い立ち、伯父が魚の仲買人と結託した役人に
打ち殺されたこと、なども語られる。
 阮小五は、青州で一仕事終えた後、塩の道から外れ、晁蓋の下に行くことを、盧俊義から
命じられる。
 なお、盧俊義と燕青とは、この段階においては、男色関係にあると思われていた。当時、
原典と異なるこの設定は、かなり話題になったらしい。
722無名草子さん:04/11/21 14:29:08
 本当に男色関係にあると思っていた読者が多いんじゃないかしら。
阮小五は、燕青をあまり好きではない、と言っているし、盧俊義の
躰を揉む燕青の姿を正視できなくて、眼を伏せたりしているもの・・・
723無名草子さん:04/11/21 14:39:55
天罪の星 三  視点:魯智深  阮兄弟の母 阮小七 晁蓋 紫進 盧俊義 宋江

 上記の会同に出席するため、魯智深も船でウン城に下る。定陶で下船した魯智深は、阮兄弟
の母の小屋で宿を乞う。病身の母に鯉の生血を届けに来た阮小七とも出会う。
 翌日、梁山湖の湖畔で、晁蓋・盧俊義・紫進と宋江・魯智深が参会する。晁蓋・紫進はは
じめて登場。この場面では、晁蓋の颯爽とした雄姿ばかりが目立った。乗馬が得意ではない
宋江がてくてく歩いてやって来る姿が対照的。ここの描写は、晁蓋と宋江の性格の違いを示
すだけではなく、その後の対立をも暗示する。すなわち、兵力三万で宋との戦いを始めるべ
きであると主張する晁蓋と、十万になるまで待つべきであると主張する宋江、である。
 なお、宋江はウン城の小役人、晁蓋は東渓村の保正という設定は、原典と同じ。
724無名草子さん:04/11/21 14:49:56
原典では「兄貴のご高名は、かねて聞き及んでおりました」という出会いの台詞が
多かったんですけど、口コミだけで、そんなに人の噂がひろまるものなのか、
不思議に思ってました。北方本では、ちゃんと人と人のつながりをつけていて
納得。
725無名草子さん:04/11/21 15:58:11
天罪の星 四  視点:阮小五  燕順 王英 鄭天寿

 以上で、北方水滸伝の初期設定が終わる。説明が多かったので、そろそろアクションが
必要になる。
 水滸伝=盗賊の物語という印象が強いが、北方水滸伝は、闇塩によって上げた利益で財政
を支えるので、盗みを働く必要はない。しかし、治安を悪化させるための盗みは、晁蓋が
やっている。
 この款で阮小五が密州の製塩所を襲ったのは、ちょっと意味あいが異なる。塩の道にかか
わる清風山が、塩賊ではないか?と眼をつけられた。青州軍は、清風山の麓に3,000の兵を
展開した。守る清風山は100名余り。清風山が単なる盗賊にすぎず、塩賊は他にいるという
偽装をするために、阮小五は、密州の製塩所を襲った。清風山に展開していた青州軍は、慌
てて密州へ急行する。
 その後、阮小五は、燕順らとともに、エン州でも同じような仕事をする。
 なお、原典は、呉用の口を借りて、阮兄弟は「湖を舞台に闇商売をやっていた」と紹介し
ている。
726無名草子さん:04/11/21 16:04:19
>>725
 俺は、鄭天寿の燕青に関するコメントが気になっていた。燕青と盧俊義が睦みあって
いるのを見ると、反吐が出ると言っていた。
 そのくせ、鄭天寿と燕青は、外見がよく似ている、とも書いてあった。
 その理由は、後日明らかになるわけだが、こんなところに伏線があったんだな。
727無名草子さん:04/11/21 16:26:52
 出動した青州軍のなかには、秦明・花栄・黄信・孔明・孔亮がいたかもしれない。
しかし、晁蓋と宋江は、この直前に正式に同盟したばかりなので、花栄には、清風
山が同志であるという情報が伝わっていなかったのかもしれないね。
 かりに情報を得ていたとしても、身元を隠して青州軍の将校をしている花栄には、
命令に逆らえるはずはないだろうし。
 あとで、宋江だか誰だったか忘れたけど、花栄の立場は微妙になる、みたいな
フォローをしていた。
 これに良く似た例は、晁蓋の梁山泊入り前の雷横、宋江・朱仝逃亡後の雷横にも
見られるね。
728無名草子さん:04/11/21 16:39:48
>>721
>製塩所の塩を盗んだり、密造の塩の買い付けをするのは、青州清風山の燕順・王英・鄭天寿の仕事

 闇塩の道の防衛に専念するのは、後日のことで、この時期は、まだ青蓮寺=王和
の軍による締め付けは、厳しくなかったのだろう。人数も100名と少ない。確か、王和
の軍との闘争が激しくなった時期は、300名いたはずだ。買い付けから防衛まで、
清風山が一手に請け負っていたんだろうな。
 そういえば、青蓮寺が増強に次ぐ増強を重ねたのも、晁蓋の梁山泊入り後だよね。
729無名草子さん:04/11/21 17:10:37
天雄の星 一  視点:林冲  李富 高イ求

 禁軍府の地下牢に閉じ込められた林冲は、死んだ妻を想い苦悩する。精神は
衰弱しているが、狭い地下牢の中で、躰だけは鍛えていた。
 李富の最後の取調べ。李富は、林冲・魯智深が密州で製塩所を襲った塩賊と
つながっているのではないか、と疑っている。
 しかし、林冲は口を割らない。というより、闇塩の道については、何も知
らない。また、宋江と晁蓋の同盟も知らない。高イ求は林冲の復讐を怖れ、林冲
の身柄を引き渡せと李富に要求するが、李富は拒否する。
730無名草子さん:04/11/21 17:14:15
 林冲も高イ求に対する恨みは、今も抱いている。
呼延灼戦のとき、高イ求の陣へ突入する許可を、
晁蓋に求めていた。公孫勝が、皮肉たっぷりに
罵って、結局、林冲の無茶を止めたわけだ。
731無名草子さん:04/11/21 17:37:19
>>729
高キュウが李富に向かって、「蔡京のお気に入りだからって、デカい面すんな」
みたいなこと言っているよね。これって再読して、「そうなの?」と思ったんだ
けど、要するに、李富が禁軍の人間ではなくて、文官だということを明らかに
したかっただけだよね。
蔡京のお気に入りとなれば、あとで登場する聞煥章なわけで、李富はどちら
かといえば、童貫に気に入られている。
732無名草子さん:04/11/21 17:40:05
お気に入り、っーか、ひぞっこじゃねーか?
733無名草子さん:04/11/21 18:09:17
天雄の星 二  視点:林冲  魯智深

 このあたりからは、原典のストーリーどおりの形をとっているが、内容的には新しい
ものを盛り込んでいる。
 林冲は、原典どおり滄州に流刑となる。実は、叛乱に加担する者を洗い出すために、
李富に泳がされているのである。また、原典と同じように魯智深が護送役人を殴り飛ばす。
そして、魯智深は林冲に新たな使命を伝える。滄州の牢城にいる医師安道全とともに脱獄
しろ、というものである。
 魯智深は、林冲が拘禁されている間の同志の動きを伝える。その中には、渭州の牢
城に拘禁されている公孫勝の名もある。
 原典よりもシンプルになり、また、滄州流刑じたいが、梁山泊の目的に沿ったものに
変質している。林冲は、魯智深の闖入によって逃走することも可能であったが、そのまま
牢城へ向かったのである。原典の護送役人には、董超と薛覇という名が与えられ、林冲
をいびるのだが、北方本では、名すら与えられていない。
734無名草子さん:04/11/21 18:24:56
>>733
内容は全然違う物語なのに、ストーリーはきっちり原典と辻褄を合わせる。
そういうところ、とても(・∀・)イイ!!
735無名草子さん:04/11/21 18:56:06
ここ二三日のあいだに、すかっり雰囲気かわりましたね。
この感じが好きです。頑張ってください。
736無名草子さん:04/11/21 19:28:36
書きこみずらい雰囲気になっちまった…
737書評の人へ:04/11/21 22:01:08
どこの誰かはしらないけれど、
書評はすごく読んでて参考になる。
読み直した気になれるので、できるだけ続けて欲しいなぁ
738無名草子さん:04/11/21 23:23:40
いつもなら突っ込んでるけど、

すばる派の俺らは意気消沈してダメだから、書評、そのままどうぞ。

ぬるぽ。。
739無名草子さん:04/11/22 01:00:03
>書評
過疎化も進んだし、もう好きなだけおやり

>>738
740無名草子さん:04/11/22 11:57:35
天雄の星 三  視点:林冲  魯智深 紫進 洪師範

 原典の展開が続く。滄州に入り、魯智深は姿を消す。代りに、紫進が林冲の保護者と
して登場。原典と同じく洪師範と林冲の立会いがあるが、北方氏は、この武勇譚にも
新たな命を吹き込む。勝敗は読む前から分かりきっている。北方氏は、この武勇譚を
林冲の苦悩の表現とした。詳細は、「第一巻 曙光の章」を読むべし。
 その後の紫進と林冲の会話は秀逸。この時期の紫進は、まだ青蓮寺の間諜の捜査対象
になっていない。間諜に探られるようになってからの紫進は、次第にナーヴァスになって
ゆく。紫進の本来の姿が読めるのは、第一巻である。
741無名草子さん:04/11/22 12:21:59
 原典の魯智深は、滄州で姿を消すと、次に登場するのは、楊志と二竜山を乗っ取る
ときですよね。それまでは、どこで何をしているのか分からない。
 北方本の魯智深は、その後も東奔西走し、梁山泊の人のつながりを広げていきます。
742無名草子さん:04/11/22 12:47:23
地暴の星 一  視点:魯智深  盧俊義 鮑旭

 林冲と別れた魯智深は、北京大名府の盧俊義宅へ。魯智深は、ここを同志との連絡の
中継点として使えるようになる。連絡網は戴宗が整備した。魯智深は、王進の所在を知る。
また、賊徒と接触している武松への連絡をつける。魯智深は盧俊義から工作資金を受ける。
同盟の効果が、はやくも出てくる。
 山中の道を辿り、王進のいる坊州子午山へ向かう魯智深。その彼を一匹の野獣が襲う。
喪門神鮑旭である。魯智深は鮑旭を打ち据え、家来にする。
 梁山泊の百八人の中には、元人殺しや盗賊も多い。その一典型として、鮑旭が描かれる。
前身が人殺しや盗賊であっても、登場したときには、仕事に就いていたり、多くの子分
がいる賊徒であることが多い。しかし、若い鮑旭は一匹狼である。社会の最底辺の人間
といってよい。こんな悲惨な身分で登場した男は、他に皇甫端と欧鵬ぐらいか。その中
でも鮑旭がもっとも悲惨である。途中から連載を読み始めた読者には、想像できないかも
しれない。
743無名草子さん:04/11/22 13:07:28
 原典の鮑旭は、第67回が初登場ですね。梁山泊が、凌州で、単廷珪・魏定国と戦って
いた頃です。捕虜になった宣賛・カク思文が開封府に護送される途中、李逵が二人を奪還
するのですが、鮑旭は、そのとき加勢しています。枯樹山というところで、盗賊をしていまし
た。梁山泊に加入する際のエピソードは、特にありません。李逵と「昔なじみのように気が
あった」という理由だけで、仲間になりました。
 北方本の鮑旭は、早い時期に登場しましたが、梁山泊入山時期は、原典を踏襲している
のですね。
744無名草子さん:04/11/22 13:20:41
地暴の星 二  視点:魯智深  鮑旭 王進 王母

 魯智深と鮑旭の子午山への旅が続く。>>743さんに先に書かれてしまったが、北方本では、
原典でのエピソードが少ない好漢の場合、北方氏の創作によって、個性が肉付けされる。
鮑旭の造形はまことに面白い。
 そして、子午山に到着。王進は晴耕雨読の日々。武術の奥儀を極めようとしている。
王進は、自分の武術は、世直しには向かない旨を、魯智深に話す。しかし、鮑旭を教育
することは引き受けた。
745無名草子さん:04/11/22 13:34:09
 戦と権力闘争の続く現世から隔離された静寂が
 子午山にはある。
 王進の庵の近くを流れる渓流が、その境界を
 なしているような気がする。
 魯智深は、鮑旭を、もう一度、母の胎内に戻す
 のだと言った。
 それに相応しい清涼感と神聖さを、子午山は
 感じさせる。
746無名草子さん:04/11/22 13:54:38
地暴の星 三  視点:魯智深  晁蓋 阮小五 呉用 武松 裴宣

 子午山を旅立った魯智深は、旅をする武松に会うため、京兆府に行く。武松と会い、
史進を仲間にするのが、魯智深の旅の目的である。そこで偶然、晁蓋と会う。阮小五と
呉用を連れた晁蓋の旅の目的は書かれていないが、あるいは渭州の牢城に拘禁されている
公孫勝救出の下準備かもしれない。
 呉用・武松という重要人物が、さりげなく初登場。魯智深の弟分である武松は、全国
を歩き回り、盗賊の動静を探っている。すでに四年。その中には、朱武が掌握した少華山
も含まれていた。
 鬱屈したものを抱えているように見えた武松に対し、魯智深は一度故郷に帰れ、と言う。
 あとは酒宴となる。その中には、裁判所の孔目をする裴宣の姿もある。晁蓋も人脈を
広げていた。
747無名草子さん:04/11/22 14:02:48
 北方さんによるキャラクターの改造は、多くの好漢に及んでいますが、
とくに「静かなる武松」は、読者を驚かせたのではないでしょうか?みな
さん、どう思います?
 私は北方さんの武松のイメージが強くて、原典を読むときも、北方版
武松に置き換えて読んでいます。もちろん、OHPの人気投票では、
武松に一票を入れました。
748無名草子さん:04/11/22 14:25:00
地暴の星 四  視点:鮑旭  王進 王母

 人間らしい教育を一切受けたことのない鮑旭の主観で語られるので、私の筆力では、
その概要をお伝えすることができない。ぜひ「水滸伝」を読んでいただきたい。
 予備知識を一つだけ付言する。ここの鮑旭の視点は、非常に人気が高い。激しく読者
の感情を揺さぶるものではないが、じわじわと暖かさが伝わってくるのが人気の秘密だ。
王進の厳しさと王母の優しさ、そして、生まれて初めて人の愛情に触れた鮑旭の歓喜、
非行少年の処遇の理想的な姿を見ることができる。
749無名草子さん:04/11/22 15:18:26
>>748
たしかに、楊志の最期、雷横の最期のように、号泣するところではないんですよ。
しかし、読み込むほどに、その良さが増してくる部分ですね。二読め、三読めの
方が感動が大きくなる、って感じですか・・・
750無名草子さん:04/11/22 15:39:34
好漢登場順 まとめ (名前だけ登場の者除く)

@魯智深 A林冲 B史進 C盧俊義 D燕青 E宋江 F阮小五 G阮小七
G´晁蓋 H紫進 I燕順 J王英 K鄭天寿 L鮑旭 M呉用 N武松 O裴宣
751無名草子さん:04/11/22 16:04:54
天微の星 一  視点:史進  魯智深 史延

 魯智深は、王進の手紙を携え、史家村の史進を訪ねる。史進の父史礼はすでに亡く、
史進は保正の地位にあったが、仕事は従兄の史延に任せきりで鬱々とした日々を送って
いた。鮑旭とは異なり豊かな家庭で不自由なく育った史進であるが、身につけた武術を
生かす場所を得ず、若いエネルギーをもてあます。
 戦で国を変えたいと話す魯智深は、史進にとって刺激的な存在であった。
 そんな折、少華山の盗賊が史家村を通らせろと要求してきた。史進は要求を受け入れ
ず、「賊の首を飛ばす」といきまいて屋敷を飛び出した。
 魯智深が史家村に居ることを除けば、ほぼ原典に近い展開となる。原典では、史進は
少華山の賊と親交があることを役所に密告され、村に居れなくなる。そして、王進を
探しに延安府を目指す途中で、魯智深と出会う。
752無名草子さん:04/11/22 16:19:30
>>751
原典は、史進の話 →魯智深の話 →林冲の話、とリレーしていきますが、
北方本では、魯智深の話は、ずっと後ろで、関勝との絡みで語られました。
そして、史進の話と林冲の話は、同時に進行します。そのあおりを受けて、
登場時期が遅くなってしまったのが、李忠さんですね。
753無名草子さん:04/11/22 16:52:11
天微の星 二  視点:史進  魯智深 陳達

 史進は村人を率い、少華山の盗賊陳達以下100名を迎え撃つ。勝負は、史進と陳達の
一騎打ちで決着。史進の棒は、陳達の点鋼鎗を巻き上げ、打ち倒す。
 陳達を捕え、屋敷に連れ帰った史進であるが、堂々と盗みをやる役人を守ったお前こ
そ盗賊であると、陳達に言い返される。史進も役所のことは快く思っていない。しかし、
陳達が賊徒であることは疑いない。史進は、この矛盾に悩み始める。
 開放的な原典の英雄譚は、現代の若者の悩みと結びついた。
 このあたりの話も、表面的には原典と変わらない。しかし、北方氏は、梁山泊と宋の
武力闘争というテーマの下に、一見ばらばらに見える原典の話を、見事に統合している。
754無名草子さん:04/11/22 17:17:41
俺も、北方水滸の鮑旭 →史進 →朱貴あたりの流れは好きだ。
宋江と晁蓋が湖畔で同盟したあたりで、小説の基本的な骨格
が分かった。その後、108人がどのようにして集結し、官軍と
戦うようになったのか、が語られる。非行少年鮑旭、金持ちの
ドラ息子史進、若い頃は世直しに燃えたが現在はあきらめムード
の中年朱貴と、いろんな椰子が集まってくる。ワクワクしたよ。
755無名草子さん:04/11/22 17:41:14
天微の星 三  視点:魯智深  陳達 史進 史延 朱武 楊春

 少華山の朱武・楊春が、二人だけで史家村にやってきた。史進は六十斤の鉄の棒を
携えて、二人に会いにゆく。
 少華山は、かつての盗賊ではなくなっていた。朱武が頭領になって以来、役所と
大商人しか襲っていない。1,000の州兵を、二度も打ち払っている。
 史進には、なぜ朱武と楊春が、命がけで陳達を救いにきたのかが理解できない。し
かし、魯智深の助言で何かに気づいた史進は、陳達を解放する。
 原典では、朱武と楊春は、陳達を返してくれと、史進に対して土下座している。
756李袞:04/11/22 17:44:36
ここで土下座を出さずに、俺のために、とっておいてくれたわけか。
757無名草子さん:04/11/22 18:42:23
天微の星 四  視点:魯智深  入墨師 史進 朱武 薛永

 史進は背中の刺青、九匹の竜を、一頭の巨大な竜に変える。九紋竜の意味について
は二説があるが、北方氏は、九匹の竜説と九枚の鱗をもつ竜説の両方を採用したこと
になる。
 史進に別れを告げた魯智深は、朱武に会う。朱武はすでに宋江に心を寄せている。
魯智深は、史進を少華山の一味として役所に密告したことを朱武に伝える。州兵は
史家村を囲み、史進は屋敷に火を放ち、少華山に入る。
 策士魯智深は、その本性を表わす。原典では、猟師の李吉が、賞金目当てに、史進
を役所に売ったことになっている。
 魯智深は、西京河南府で、膏薬売りの薛永を仲間にする。魯智深は、故郷に帰る前
の武松にもう一度会うべく、旅を続ける。
758無名草子さん:04/11/22 18:57:17
>>757
原典で、薛永が登場するのは、第36回。場所は掲陽鎮で、出会ったのは宋江。
大道芸をしながら、膏薬を売っていたという登場の仕方は同じでしたね。

なぜ薛永が、ここで登場?と最初は思ったものですが、その後、きちんと脈絡が
つくんですよね。

朱武は、花和尚はこわい男だな、と言ってましたが、たしかに魯智深は、マキャベリスト
ですね。その後も、何度か、目的のためには手段を選ばない、ってことをやります。
もっとも、僕たちは、そんな魯智深を頼もしく思っています。
759感想文男:04/11/22 19:22:54

みなさん、第一巻の古い話なのに、つきあってくれて、ありがとう。
実は、他の板に、レッド・ツェペリンの曲を、発表順に一曲一曲語るスレッドが
あったので、それを真似してみたのです。
一人になるかなと思っていたら、けっこうレスがつくので、続けてやります。
しかし、まだ第一巻が終わらない。三ヶ月で一巻のペースの謙三兄ぃのすごさ
に、あらためて感服しますた。
760無名草子さん:04/11/22 23:01:12
>>736
同意。
前の、少々硬派?な雰囲気漂う方が、好きだった。
761無名草子さん:04/11/22 23:02:20
>>759
おなかいっぱい
762無名草子さん:04/11/23 00:05:56
感想文を書くなとは言わないけど、
一日一章なら一章分をまとめて投下してくれないだろうか。
(短くしろという意味じゃない)
現状、感想とそれに対するレス以外の話題が非常にしにくくなっている。
人によっては、童貫とか侯健とか金大堅とかの話をしたい人もいるだろう。
スレの空気が悪くなるのを覚悟の上で、あえて提案させていただく。
763無名草子さん:04/11/23 00:49:28
一応いっとくが、
感想文楽しんで読んでいる人間もいるので、
上手い事様子見ながらまたやって欲しい
764無名草子さん:04/11/23 02:22:59
今後の展開に関係する話題だと、単行本派とすばる派でスレが嫌な
空気になるような気がする。
ここらで最初から振り返るのも、悪くないと思う。
765無名草子さん:04/11/23 10:54:49
涙が出る程良スレじゃないか。
766無名草子さん:04/11/23 11:44:41
 推測するに、感想文君も、すばる派だと思う。ネタバレ回避のために
第一巻に話を戻したのだろう。従来は、少々のネタバレがあっても、
梁山泊が壊滅するとか、反対に、禁軍が全滅するとかは考えられな
かったから、単行本派の被害は少なかった。19巻まで続くというのは、
はっきりしてたからね。
 しかし、現在すばるは、17巻収録分にさしかかっている。いよいよ
大詰めだ。冗談にもネタバレはできない。しかも、3ヵ月後に発売され
る16巻と、その時点のすばるの最新号の内容とは、たぶん太陽と
海王星ぐらいの温度差があるはずだ。
 最終決戦を控えて、第一巻から振り返ってみるのは、好企画だと
思うぞ。
 ただし、>>762のいうように、一章まとめ投稿の方が、そこを読みたい
者には、読みやすいから、参考にしてみてはどうだろうか?
767無名草子さん:04/11/23 12:20:04
 二竜山ベテは、第三巻を読んでいた。ここを読めば、お前が登場しているかも
しれないと、鄒潤が教えてくれたのだ。
 楊志殿に斬られた数人の中には、同郷の男もいた。二人で妓楼に上がったとき
その男は持ちあわせの金がないので、俺に料金を立て替えさせた。まだ、返して
もらっていない。
 その男は六歳のときに両親を亡くした。父は、軍の食糧庫から、アジの干物を
横領した役人に罪を押し付けられ、打首にされた。病身の母は、夫の死を嘆きな
がら、あとを追うようにして死んだ。他に身寄りはいない。
 俺の貸した金は、どうなるんでしょう?と解珍に相談した。解珍は、「なんとかして
やりたいのだが、俺も楊令に買ってやった馬のローンの支払で金繰りが苦しい」
と答えた。
768無名草子さん:04/11/23 12:27:25
>>760-761
原典との比較とか、面白いよ。俺は、続けてほしいな。
769無名草子さん:04/11/23 12:39:01
原典では全滅するのか。梁山泊。
滅びの美学はもういい。
こんな時代だからこそ、梁山泊が童貫を打ち破るところを観たいな。
770無名草子さん:04/11/23 13:03:29
地囚の星 一  視点:朱貴  陳麗 王倫 宋万 宋江 呉用

 読者の視野が、急に広がる。梁山湖の山寨の歴史が、朱貴によって語られるのだ。
梁山湖の山寨は、官軍に追われた賊が逃げこむ場所だった。朱貴は湖畔で居酒屋を
営む。王倫が朱貴の店を訪ね、梁山湖の山寨を世直しの拠点としたいと語ったのは、
十一年前のことだった。その後、梁山湖の山寨を掌握した王倫の下には、3,000人の
兵士とその係累2,000人が集まった。
 しかし、王倫は堕落してゆく。今では単なる盗賊に落ち、朱貴の心も次第に王倫
から離れていった。5,000人の人間を食わしていかなければならないという理由はあった
が、朱貴の眼には、王倫が自分と同じように楽な生き方を選んだとしか思えなかった。
王倫は、自己の権力と華美な生活だけを守る。世直しの理想を半ば捨てた朱貴は、20
歳以上も年下の妻陳麗に惑溺する。
 その陳麗が病弱であったことが、宋江・晁蓋には幸運であった。朱貴を取り込んで
梁山湖の山寨の乗っ取りを企てる宋江らは、陳麗の病を梃子に、朱貴に食い込んでいく。
 名物魚肉の饅頭が、初登場。
771無名草子さん:04/11/23 13:06:18
>>769
全滅はしない。しかし招安に応じて官軍となり、外敵や反乱軍と戦って
多くの好漢が死ぬ。全滅ではないが、原典は悲劇的な終わり方をする。
772無名草子さん:04/11/23 13:28:36
>>770
自分も中年なので、朱貴には親近感を覚えたのであります。現実の壁に志を
はばまれ、饅頭を蒸かしている朱貴の姿に自分を重ね合わせて、哀愁を感じた
中年男性は多かったものと思うのであります。そんな朱貴に二十四歳の妻を
あてがってくださった北方先生の配慮に、感激したのであります。
また、宋江の朱貴に対する批評は、含蓄があったと思うのであります。
773無名草子さん:04/11/23 13:33:23
>>769
禁軍も、帝には煮え湯を呑まされているから、対策は立てるはずで、勅命で引き分けという
結末はないでしょうね。どちらかが全滅するまで、死闘は続くという気はしています。
774無名草子さん:04/11/23 13:59:32
 ストーリーとは、全然関係ないところで、(・∀・)イイ!!と思ったところがある。
朱貴が店の前の枯葉を、箒で掃き集めている場面。これって日本の小説
の定番と思っていたのですが、なぜか最近の作家は書いてくれない。
 日本には四季があり、秋になれば落ち葉が舞う。それを掃除する人は
必ずいるはずで、天才バカボンのレレレのおじさんは、春でも枯葉を掃いて
いた。
 実際、俺は自分ではやらんけど、休日の早朝とかに、落ち葉を掃き集めて
いる老婦人とかを見ると、一日清々しい気分になる。
 秋 →落ち葉 →掃除、という発想が自然に出てこない椰子は、作家やめろ
といいたい。
775無名草子さん:04/11/23 14:16:30
>>773
でもな○○山が○○したし、○○が○んだわけだから、
もう○○○に○ち目はないぽ。。。
776無名草子さん:04/11/23 15:39:03
地囚の星 二  視点:宋江  花栄 朱仝 雷横 閻婆惜

 宋江の視点が初登場。リーダーの視点を読むことで、いよいよ動きはじめるんだ
な、という期待感が膨らむ。
 青州軍の将校花栄が、開封府での所用を終え、ウン城の宋江を訪ねる。同志の雷横、
宋江に心酔しつつある朱仝も集まり、酒宴。主として、官軍の現状と将軍の人物と
が語られる。
 このあたりから、禁軍の堕落は高イ求の責任ということが明確になり、童貫軍は
精強であることが強調されるようになる。高イ求は、阮小五の偽装した塩賊の捕縛
に振り回され、禁軍内での立場を悪くする。地方軍の呼延灼と秦明(花栄の上官)
の評価は高いが、関勝の名は出ない。叛乱容疑を受けた関勝は、この時期、不遇
だったのかも知れない。
 宋江は、妾閻婆惜の元へ。父は閻新という間諜(死亡)、母は馬桂だが、この時点
においては、単に「閻婆惜の母」の呼称。宋江は、自ら好色と告白している。
777無名草子さん:04/11/23 15:42:35
>>775
○が多すぎて、何書いているか分かんないし、それにネタバレだろう?
ウザいから、よせよ。
778無名草子さん:04/11/23 15:45:23
地囚の星 三  視点:晁蓋  阮小五 朱貴

 宋江に引続き、晁蓋の視点。淫蕩三昧の宋江とは対照的に、晁蓋は馬上にあって、
役所の穀物輸送隊を襲撃し、警備の州兵100と戦う。第一巻は梁山泊奪取前という
こともあって、大きな合戦場面はない。晁蓋が50騎を率いて、略奪を働くこの場面
が唯一の合戦場面といえばいえる。
 晁蓋は王倫と手を結ぶことも考えたが、次第に単なる盗賊であることが明らかに
なるにつれ、梁山湖の山寨の奪取を計画する。そんなとき、宋江と出会う。
 晁蓋は500の精鋭で叛乱を起こせば、すぐに二万、三万の人間は集まる、と考えて
いる。これに対して、宋江は、じっくりと全国に同志の輪を広げてゆくべきだと考え
ている。方法は異なるが、宋王朝打倒の目的においては、意見は一致していた。
 晁蓋は、阮小五を連れ、朱貴の店へ。阮小五は、朱貴の店に魚を売っていたので、
旧知の間柄である。
 なお、一では、宋江と呉用が、朱貴の店を訪れている。
779無名草子さん:04/11/23 15:46:57
20 無名手の者さん sage 1104/10/27 00:31:10
 まあまあ>>777さん。マターリいきましょう、マターリ。
780無名草子さん:04/11/23 15:59:45
>>774
禿同。誰に頼まれたわけでもないのに、公道の枯葉を掃除している人はエライ!
それにひきかえ、公道にゴミをポイ捨てする椰子は、けしからん!

小僧ども!ソープへ逝く前に、ゴミはゴミ箱に捨てろ!
781無名草子さん:04/11/23 16:06:42
地囚の星 四  視点:紫進  盧俊義 燕青 花栄

 滄州の紫進は、林冲に対する高イ求の刺客二名を殺害させた。林冲が安道全に接近
しているという情報も得た。
 年の暮、紫進は青州へ向かう。そこで、盧俊義・花栄と新たな闇塩の道を作る準備
のためである。従来の塩の道は開封府経由のものであったが、今回は直接密州から、
北と西に流す。関所通過のための偽造書類の必要性を花栄が口にする。その件につい
ては、呉用が、済州の蕭譲と金大堅に接触していると盧俊義が答える(なお、蕭譲の名
は出ていない。狷介な男と紹介されている。金大堅の名は出る。性格も狷介ではない)。
 ここで、林冲の入獄・脱走が、梁山湖の山寨入りの計画に基づくことが明らかになる。
猜疑心の強い王倫に入山を承諾させるには、林冲が牢城を脱獄して梁山湖へ行く必要
があるのである。
 梁山湖の山寨を中心として、全国の叛徒と結ぶという構想もあるらしい。すべての
ことがらは、宋江・晁蓋・呉用の大きな計画の一環として進行している。この壮大な
構想は、良質の酒のように読者を酔わせた。
782無名草子さん:04/11/23 16:30:11
 二竜山ベテは、感想文男が、早く第三巻の概要を書いてくれないかな、と
心待ちにしていた。
783無名草子さん:04/11/23 16:34:07
地囚の星のワクワク感は、ほんとうに大きかったですね。よく覚えています。
784無名草子さん:04/11/23 17:00:29
地霊の星 一  視点:林冲  安道全 白勝

 滄州の牢城。囚人でありながら、牢城内の医師を兼ねる安道全。その助手を
させられる林冲と白勝。安道全の変人ぶりというか、医術一筋の純粋さは、か
なり笑えます。北方水滸伝の中には色んな人の組み合わせがあって、それぞれ
に魅力があるのですが、この林冲・安道全・白勝のトリオは格別です。
 この一は、そのトリオの会話の面白さを楽しむところであって、特に、物語
の進行の上でポイントになる点はありません。安道全は医術さえできる場所な
ら牢城でもどこでもかまわないので、林冲が脱走の話を切り出しかねて、困って
いるのがポイントでしょうかね?
 なお、原典では、安道全の登場は第65回。宋江の背中に瘤ができたのを治療
するために、張順が建康府にいる安道全を迎えに行ったことになっています。
梁山泊奪取には、もちろん関わっていません。
785無名草子さん:04/11/23 17:04:11
安道全、好きです。でも、樊瑞の死の場面の安先生は、ハードボイルド。
786無名草子さん:04/11/23 17:34:37
>>785
あんな風に、あと三日とか言われちゃうとな・・・
787無名草子さん:04/11/23 17:35:32
地霊の星 二  視点:林冲  安道全 白勝

 林冲は、安道全に、牢内で医師なんかしていても、世の役に立たない、と暗
に脱獄を勧めるも、安道全は「命の貴賎はない」として一顧だにしない。林冲は、
脱獄のきっかけをつかめないでいる。
 三人の過去が語られる。安道全の師は文律。江南の医師である。盗人の白勝とは、
入獄以前からの付き合い。北京大名府で効きすぎる薬を売ったために、ほかの医師
に妬まれ投獄された。宋江が、旅の途次の文律と安道全を知り、滄州の牢から脱獄
させることを計画した。
 林冲は、金州西域の生まれ。両親の顔を知らず、山中で伯父に育てられた。厳し
い槍の稽古を受ける。十六歳で伯父を亡くした林冲は、放浪の旅に出る。その頃、
魯智深と出会い、ウン城で二ヶ月宋江とともに暮らす。
788すばる派緊急出動:04/11/23 17:57:09
なんていうことだ。12月号ショックから立ち直れないでいたら、すかっり
単行本派一色になっているではないか。
しかも時期はずれの第一巻?もう旬じゃないんだよ、第一巻は!!
789無名草子さん:04/11/23 18:29:45
地霊の星 三  視点:阮小五  晁蓋 宋江 阮小二 阮小七 魯智深 薛永

 梁山湖で宋江と晁蓋が釣り。櫓手は阮小五である。朱貴に接近し、林冲を梁山湖の
山寨に送り込む計画が話される。山寨の兵士は、そのまま取り込むつもりでいる。さ
らに、官軍の将兵をも、取り込む計画も話される。
 宋江の冊子に、晁蓋が『替天行道』の題名を付ける。
 湖畔で同志7名が阮家の鍋を囲む。母の死の痛手から立ち直った阮小七が、阮家の
鍋を振舞う。魯智深が薛永を紹介する。また、魯智深は、武松を故郷に帰したと報告。
 この後、何回か、この釣りネタは使われる。晁蓋と宋江、あるいは、宋江と盧俊義、
首脳二人だけの会話の場面設定に活用される。
790すばる派緊急出動 :04/11/23 18:32:58
>>789
そーですか。僕が何を言っても、へーぜんと無視ですか。
そーですか。
791762:04/11/23 18:58:31
>>790
元々単行本派のスレだし。

まとめ投下という私の提案もスルーされてしまったようですので、
感想文男さんを中心にマターリいってください。
792無名草子さん:04/11/23 19:39:47
>>788

まあまあ、もちつこう。

俺らとしては、〜が壊滅した、とか〜が死んだとか、
声を大にして言いたいところだが、それをやっても仕方が無い。

梁山泊の滅びが見えてきたというところで、スバル派(推定)の感想文男が
懐古的に1巻から振り返るのを、皆でマッタリと見守るテスト。
793無名草子さん:04/11/23 22:45:52
>>790

消え失せろ
794無名草子さん:04/11/24 00:00:19
>>769
滅びの美学っつーか、さすがに歴史が変わっちゃあまずいからね

>感想文
一章ごとってのはできないのか?
>>788みたいなのとか出てくるし、その辺は譲歩してくれ
795無名草子さん:04/11/24 00:55:42
>>794
もう、無駄だよ
自慰の気持ち良さ知った猿みたいな物だから…
自分達が去ったほうが良い
796無名草子さん:04/11/24 08:58:29
旬じゃないとか言われるともにょるよ
新人さんが入り難いだろう
797無名草子さん:04/11/24 09:08:41
>>796
いや、感想文そのものが悪いんじゃなくて、
もうちょっとみんなの意見を聞いて、貼り方を工夫してくれということ。
それに、マンセー以外のレスに、まったくレスを返さないのもどうだろ。
印象が悪くなっても仕方がない。

王倫に梁山泊をのっとられた気分…
798感想文男:04/11/24 11:17:24
 みなさん、物議をかもして、申し訳ありません。第二巻以降は、一章ごとに投下
します。

>>790
 緊急出動さん。僕も、すばる派なんですが、ちょっと古き良き時代が、なつかしく
なったんですよ。

>>793さん、マターリ、マターリ。
>>795サン、去らないで下さいよ。
>>796 新入りの人も、僕の感想文はスルーして、どんどん書いてくださいね。

>>797さん、うれしいです。僕は王倫のファンなんです。
799無名草子さん:04/11/24 11:38:29
地霊の星 四  視点:林冲  安道全 白勝

 林冲暗殺の刺客が二人送り込まれた。しかし、林冲は、相変らず安道全を脱獄に誘う
きっかけを掴めないでいる。
 そんな時、盗みをはたらき独房から帰ってきた白勝が、病になる。林冲は、これ
をきっかけに脱獄できないか、と思案をめぐらす。
 吹雪の中での作業中、刺客が林冲を襲う。林冲は刺客を倒し、彼らが脱獄したよ
うな形跡を作る。その捜索により獄吏が少なくなった隙に、林冲は脱獄を図る。
 白勝の容体は、思った以上に悪い。林冲は、安道全に、脱獄して白勝の治療をし
ようと誘う。白勝に対する安道全の友情が、彼に脱獄を決意させる。
 その後の吹雪の中の三人の逃走劇、および雪中での安道全の手術は、数ある北方
水滸伝の名場面の中でも、屈指の名場面とされている。ぜひ単行本で堪能していた
だきたい。
800無名草子さん:04/11/24 11:39:59
地霊の星 五  視点:林冲  安道全 白勝 紫進 宋江 魯智深

 林冲は吹雪の中、白勝と安道全を背負って、紫進の屋敷にたどり着く。体力を回復
した林冲は、安道全を連れて、宋江の待つウン城へ。白勝は、紫進の屋敷に残り、病後
の療養。
 原典でも、林冲は滄州の牢城を脱獄し、紫進の元へ至る。紫進は、林冲へ梁山泊に
逃亡するように勧め、王倫へ紹介状を書く。原典では、読者はこのとき初めて梁山泊
の存在を知る。林冲は、自分が梁山湖の山寨乗っ取りの尖兵であることを自覚し、そ
の日を待っている。原典との大きな違いである。
801無名草子さん:04/11/24 11:40:54
好漢登場順 まとめ(名前だけ登場の者除く)

1〜16は、>>750

17陳達 18朱武 19楊春 20薛永 21朱貴 22宋万 23朱仝 24雷横
25花栄 26安道全 27白勝 28阮小二

以上 第一巻 曙光の章 了
802無名草子さん:04/11/24 12:06:59
>>801
楊春は、第一巻からの登場なんですね。目立たないから、意外な感じ。
秦明は、解珍と楊春に旅をさせ、旅から帰ってきた楊春は、ひとまわり
大きくなったことにはなっていますが、先の二竜山攻撃(14・15巻)の
ときも、目だった活躍はなかった。
もっとも、孫立・黄信ですら、あの程度だから、地系に活躍を期待する
のは無理ですかね?鄭天寿とかは、けっこういい指揮をしていたみたい
だけど、あの当時は、官軍がいまほど強くなかったからなぁ・・・
803無名草子さん:04/11/24 12:28:57
印象に残った地系の方々

朱武   少華山時代の州軍との戦い。もっとも史進がいればこそ、作戦が生きた。
黄信   北京大名府で、留守部隊の将審亮を斬る。しかしそれ以前、董万にはやられた。
宣賛   大活躍の軍師。
韓滔   地系の中では出色の出来。
彭王己  韓滔ほど個性的ではないが、実力は同程度。
王英   飛竜軍での活躍をみると、天系並の活躍。楊雄よりも目立つ。
扈三娘  索超には劣るが、騎馬隊でそこそこ活躍。しかし王英に助けられること多し。
鮑旭   王進道場で実力をつける。思慮深い感じがするが、武術の腕はいまいち。
樊瑞   難しい仕事だったので、最後はミスった。無理しない王英と対象的。
孔明   地系では、もっとも実力あるかもしれない。
陳達   孫立には劣るのだろうが、そこそこ働いている。
804無名草子さん:04/11/24 12:34:19
>>803
おい、孫立も入れてやろうぜ。
805無名草子さん:04/11/24 13:15:05
史進との縁が深いのに、史進との絡みが少ない陳達
荒っぽい性格なので、強いと思われてしまう陳達
けっこういい年なのに、浮いた話のない陳達
古株なのに、何故かなかなか死なない陳達
梁山泊に来たら少華山料理を忘れた陳達
遊撃隊騎馬隊を率いているんだよね陳達
いるかいないか、よく分からない陳達
時々朱武と間違われてしまう陳達
ヘマもしないが、殊勲もない陳達
806無名草子さん:04/11/24 13:46:55
>>39
裴宣と紫進か?
807無名草子さん:04/11/24 14:47:34
天傷の星 一  視点:武松  

 大きな反響を呼んだ「静かなる武松」の視点らしく、武松の主観だけで構成される。
他に登場人物はいない。内省的な人物として再構築された武松らしい。
 武松の兄は武大、兄嫁は潘金蓮と、原典と登場人物は同一であるが、性格は読者の
想像をはるかに超える変貌ぶりである。中国文学史上屈指の悪女潘金蓮が・・・、豪放
磊落な豪傑武松が・・・。たぶん読者は、北方三国志の呂布の変貌以上に驚くに違いない。
 ここは、私ごときが語るべきところではない。今すぐ本屋で「第二巻 替天の章」を
買って読んで欲しい。
 個人的には、原典の武十回が好きではない。虎殺しと潘金蓮の不倫話以降は、だらだら
と話が続いて、登場する好漢も少なく、面白くない。北方本は、武十回の後半をカット。
しかも虎殺しと潘金蓮の話の順序を逆転させ、スムーズな流れを作り出した。
 「天傷の星」は北方水滸伝の銘々伝の中では、最高の出来ばえである。
808無名草子さん:04/11/24 14:49:31
天傷の星 二  視点:武松  武大 潘金蓮

 「天傷の星」は、武松の個人的な話である。林冲、魯智深の話は、梁山泊奪取に向け
ての計画の一環として再構築されたが、武松に関しては、北方氏も原典の武十回への
敬意を込めて、個人的な話のままにしておいた。
 もちろん、原典の武松の虎殺しは有名な話であって、これを無視することはできない。
しかし、武松が虎殺しに至るプロセスが原典と異なる。潘金蓮の話を巧妙に使う。武松、
潘金蓮の性格を変えたから、新しい物語になったのか、それとも、話の内容を変えたから
性格を変えざるをえなかったのか、そのあたりは北方氏に尋ねてみないと分からない。
 二は、静かに進行する。武松の初恋の苦い思い出の話なのか、と最初は思った。しかし、
読者は、三で激流に呑み込まれる。

天傷の星 三  視点:武松  潘金蓮

 第二巻「替天の章」を読むべし。

天傷の星 四  視点:武松  老人 虎 仁和寺の和尚

 そして、虎殺し。北方水滸伝中、最高の立会いが読める。
 ちなみに、北方氏は、虎年生まれではなく、猪である。
809無名草子さん:04/11/24 16:35:27
北方水滸の 武松には おどろきました☆・。・☆
810無名草子さん:04/11/24 17:09:29
今日は、感想文男さんの書き込みが少ないですね。
毎日、楽しみに読んでいます。感想文男さんの概要
を読んで、急いで、本屋に奔りました。
811感想文男:04/11/24 19:33:22
>>810
明日はもう少し、頑張ります。

>>809
激しく童貫です。
812無名草子さん:04/11/24 19:35:26
でもさ、1月号読んだら、童貫が死んでたなんてことある?
813無名草子さん:04/11/24 19:49:09
>>812
白勝は盲腸を腫らして、あやうく腹膜炎になるところだった。
童貫が、急性盲腸炎にならないという保障はない。
814無名草子さん:04/11/24 20:58:18
童貫は梁山泊に勝った後、
生きがいを失って痴呆になります。
815無名草子さん:04/11/24 22:35:10
北方水滸で一番キャラが変わったのは潘金蓮 だね。
こんな女に惚れた武松は見る目があるよ!
816無名草子さん:04/11/24 22:59:30
>>805
以前から気になってたんだが、史進と陳達って実は仲悪い?

済州の妓館には史進とスウ淵だけで行って陳達は置いてけぼり、
てのもあるが、もっと引っかかるのは呉用の
「元々つながりの深いもの同士は近くに配置しない」
例の人事方針。

少華山でずっといっしょだったが実はあまり馬が合わないのを
知ってた呉用は、あえて二人を同じ遊撃隊にしたのでは・・・などと
ちょっと邪推してみる。
817無名草子さん:04/11/25 00:31:00
>>805
ワロタよ
818無名草子さん:04/11/25 00:48:39
>>816
たとえその基本方針でも、
あえて馬が合わないのをわかってて同じ部署に入れることは無いだろう。

あれだ、智多星呉用先生でもうっかり忘れ以下略
819無名草子さん:04/11/25 01:02:59
>>818
>智多星呉用先生でもうっかり忘れ以下略
原典の呉用先生の口癖は「しまった!」だしなw
820無名草子さん:04/11/25 09:15:40
北方は設定上の都合の悪い点は、
全て呉用のせいにして、辻褄を合わせようとする。
名札の並び順とかね。 _| ̄|○
821無名草子さん:04/11/25 11:20:25
>>820 つーか、呉用の札の並べ方に、一貫した方針はあるのだろうか?

>>816が、説得力がある。


>>814 童貫の弱点は、ないのだろうか?女に対する欲望を果たせないからって、
それを全部、梁山泊に向けられてもな〜。

>>815 潘金蓮は、登場してすぐ消えたわけだが、インパクトはあった。
822無名草子さん:04/11/25 14:11:51
地幽の星 一  視点:呉用  薛永 林冲 安道全 阮小五 阮小七 朱貴 陳麗

 林冲を梁山湖の山寨に送り込む。朱貴をこちら側に取り込むのは、呉用の仕事となった。
朱貴の妻陳麗の病が篤い。呉用は、安道全と薛永に陳麗の治療をさせ、朱貴の心を動かす。
 滄州の牢城を脱走した林冲と安道全は、阮小七の水上の家に宿泊。呉用は、安道全と薛永
を伴い朱貴の店へ。安道全は陳麗の余命は、あと六ヶ月と告知。しかし、安道全のすぐれた
医療に信頼を寄せる。呉用の計画は、ほぼ思惑どおりに進行する。
 「地幽の星」は、梁山湖の山寨奪取の第一歩である。子供の頃、プラモデルを買ってきて
部品が徐々に形になってゆくのと似たような快感を感じさせる章だ。買ってきたのは、宋江
と晁蓋、設計図は呉用。

地幽の星 二  視点:呉用  朱貴 陳麗 薛永 安道全 晁蓋 宋江 林冲 阮小五

 呉用は、安道全が林冲とともに逃走中の身であることを、朱貴に告白する。朱貴は、二人
の山寨入りを請け負う。呉用は、朱貴に『替天行道』を手渡す。
 林冲入寨の前日、呉用・晁蓋・宋江・林冲が、会合する。
 夕方、呉用は、朱貴と会い、王倫の反応を訊ねる。王倫は、林冲の山寨入りを渋ったよう
だが、杜遷と宋万は歓迎。二人とも、現在の山寨のあり様に倦んでいる様子が窺える。
 この段階では、呉用は完全に朱貴を取り込んでいる。元来、朱貴も、王倫の世直しの理想
に共鳴した者である。単なる賊徒に堕落した王倫に対する反発すら感じられる。
823無名草子さん:04/11/25 14:21:53
地幽の星 三  視点:林冲  阮小七 朱貴 安道全 杜遷 王倫 宋万

 阮小七が漕ぐ小舟で、朱貴が、林冲と安道全とを梁山湖の山寨に案内する。一ノ関門まで
朱貴が案内し、二ノ関門からは杜遷が案内する。練兵場で王倫と宋万とが待ち受ける。二人
とも林冲の槍の技が見たいという。林冲は、十六名の兵士を相手にこれらをことごとく倒し、
天下第一の槍を披露する。
 初めて梁山湖の山寨の様子が、叙述される。林冲の想像以上に堅固な造りだ。
 原典では、存在感のない杜遷と宋万であるが、北方本の杜遷・宋万は、王倫に心服して
いるわけではないことが、繰り返し語られる。この後の展開は、杜遷・宋万が、優柔不断に
晁蓋側に付いたのではないことを物語る。この二人の存在により、晁蓋入山以前の梁山泊の
じめじめした感じが払拭されている。
824無名草子さん:04/11/25 14:23:20
段景住の口調が激変したのが納得できない。
825無名草子さん:04/11/25 14:25:12
地幽の星 四  視点:林冲  宋万 安道全 杜遷 薛永 王倫

 養生所を再建する安道全は、時々朱貴に呼ばれて、陳麗の治療にもあたる。
 梁山湖の山寨の軍律は、そこそこに厳しくはあるが、林冲の目には、王倫の自己保全のため
としか感じられなかった。林冲は宋万に、なぜ官軍と戦わないと訊ねる。宋万は、王倫の言葉を
おうむ返しにするだけだ。「民を襲うことはやめるべきだ」との林冲の言葉に、宋万はうつむく。
林冲は、宋万に『替天行道』を手渡す。
 薛永が、許可なく梁山湖の山寨に上陸した。安道全から依頼された薬を届けるためである。
王倫と杜遷は、薛永の存在をもてあますが、安道全に押し切られた形で、薛永は、自由に山寨
に出入りするようになる。実は、林冲との連絡係を兼ねる。
 断金亭で酒宴。山寨の席次は、王倫、杜遷、宋万、林冲に固まりつつあった。王倫は、地方
巡検使の楊志の殺害を命じる。
 薛永は、楊志を殺すな、という宋江の密命を、林冲に伝える。

地幽の星 五  視点:林冲  楊志 宋万 呉用 王倫 朱貴 薛永

 原典でも見せ場の一つである林冲と楊志の立会いが、躍動感あふれる筆で叙述される。
原典では決着がつかないまま王倫が両者の戦いを止めるという話であるが、北方本では、
林冲有利である。両者は名を名乗り、気持ちの良い別れ方をする。
 二人の戦いを見ていた王倫は、朱貴の店で、林冲を詰る。林冲は、巡検使を殺せば、
官軍の追及を受けるから、殺さなかったと抗弁。宋万も同調。林冲は、王倫に、官軍と
の戦いを始めるべきだと進言するが、王倫は、考えるとだけ答える。
 このあたりも、原典と表面的な流れは同じ。しかし、楊志も紆余曲折を経て、梁山泊に
取り込まれていく展開には、おそれ入った。
826無名草子さん:04/11/25 14:26:15
>>824
細かく見ているな。漏れもチェックしてみる。
827無名草子さん:04/11/25 14:29:41
>>812
1月号の見ものは、西さんの挿絵。

さすがに三回続くと、祭りになるわな。
828無名草子さん:04/11/25 14:29:59
戦死者

関勝
鄒淵
単挺珪
魯達
829無名草子さん:04/11/25 14:30:56
>>828

ばか、氏ね
830無名草子さん:04/11/25 14:44:56
>>827
一本なのに二本の板斧に見える李逵の早業 それをそのまま絵にした西さん
左腕を斬られた○○の鏡に映った姿を絵にした西さん
女の裸はみょうにリアル 西さん
831無名草子さん:04/11/25 15:04:01
>>828
間違ってるし。
832無名草子さん:04/11/25 15:25:18
呉用による名札の順序

林冲   戦は生き物だとか、分けのわからんことを言って、たてつく。関勝の次。
呼延灼 呼延灼戦の恐怖が忘れられない。秦明の次。
楊志   人気ありすぎ。嫉妬して張清の次。
戴宗   お前が一番最初に、俺を嫌いと言った。索超の次。
李俊   水軍を作ったの自分であるという自負がある。李俊なんか李逵のずっと後。
黄信   俺が俺がというところに親近感を感じる。地系第二位。
宣賛   軍師面して憎たらしい。ヘタレの孫立の次。
蕭譲   友だちなので、地系第10位。
欧鵬  (こいつも呉用の悪口を言っていたが、呉用は気づいていない)
833無名草子さん:04/11/25 15:28:28
>>832
蕭譲  友だちだと思っているのは、呉用だけで、はっきり口にはしなかったが、
     戴宗に対して、暗に呉用は嫌いだと言っていた。
834無名草子さん:04/11/25 15:56:31
天傷の星 補足

原典の武松話は、宋江による閻婆惜殺しと、宋江の掲陽鎮から江州への旅の間
に挟まれている。北方本での武松の登場は、ずいぶん早い。
もっとも、武松も長い旅は、宋江の従者として一緒に旅をすることで、原典の時期
と重なる。
835無名草子さん:04/11/25 16:29:58
>>823
林冲の入山に対する王倫、宋万、杜遷、朱貴の反応は、原典を踏襲しているように
思われます。違いは、安道全による陳麗の治療が、紫進の紹介状に変わっている
点かな。以下、各好漢の反応を、原典から要約すると・・・

王倫  自分の頭領たる地位を林冲に奪われることを怖れる。ここは小さな山寨だから
     と理由をつけ、入山を断る。
朱貴  山寨には十分な糧秣がある。紫進の顔をつぶせない。
杜遷  紫進に知られたら、俺たちが忘恩負義の徒であるという評判が立つ。
宋万  天下の好漢たちに笑われる。
王倫  投名状を差し出すように、林冲に命じる。
※投名状・・・人をひとり殺し、その首を献上すること →林冲が殺そうとした相手が楊志だった。
836無名草子さん:04/11/25 17:19:31
>>831
本当は誰が死んだの?☆・。・☆
837無名草子さん:04/11/25 17:26:35
>>836

単行本派は知らないほうがいいっぺ。

全員生きてると思った方がいいっぺ。

>>828 は間違っていることは確かだっぺ。
838無名草子さん:04/11/25 17:36:34
>>837
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   GJ!! 陶宗旺
     /    /
839無名草子さん:04/11/25 17:43:12
最新号が発売されるのが待ち遠しかったすばるだが、
ここ2ヶ月のを読むと、次号を読むの 気が重い。
840無名草子さん:04/11/25 17:53:46
>>837
ところで 一枝花 蔡慶は まだ なまえだけの登場ですけど
花を鬢に挿したすがたで でてくるのでしょうか?☆・。・☆
841無名草子さん:04/11/25 19:21:49
すみません ばかな質問をしてしまいました☆・。・☆
842無名草子さん:04/11/25 20:21:29
蔡慶は登場しただろ。
逃げたり、ジェノサイド依頼したりとか。
843無名草子さん:04/11/25 20:52:59
戦をしていた。

童貫軍。
流石に強かった。
呼延灼は信じられない思いで倒れていく味方を見ていた。


攻撃が終わった。
沢山の兵が死んだ。
自分の指揮が未熟だったからだ。
そう、思った。
大きな音がした。
地震。
童貫の陣の周りの山が崩れていく。
陶宗旺の石積みの何十倍もの威力だった。

斥候が報告してきた。
童貫、副官二人、事故死。
天が、我等に微笑んだのか。

数日後、公孫勝自らやってきた。
相国寺、全壊。
生き残ったものは、いない。

趙安も、董万も、楊センも死んでいた。


残るは、高毬。

さぁ行こう!これからも闘いは続く!!

(先生の次回作にご期待ください)
844無名草子さん:04/11/25 22:41:46
>>833
呉用がんばれ!
845無名草子さん:04/11/25 22:56:18
〜略〜
宋江「今度、私に飛礫打ちを教えてくれ」
張清「最前線に居ないかぎり、やらない技です。そして、宋江殿は最前線に出られるべきではありません。」
宋江「○○が死んだ。○○も○○も。兵は、数えたくないほど死んだ」
張清「激しい戦でしたから」
宋江「張清」
張清「はい」
宋江「いま、ここで泣いてもよいか」
張清「それは」

言葉に詰まった時、宋江の眼からはもう涙が溢れ出していた。

。・゚・(ノД`)・゚・。
>>843
そんな展開だったら、どんなにいいか。
846無名草子さん:04/11/26 09:28:08
>>845
おまえ、もう読者やめろ。
その思慮の足りなさは北方水滸伝に向いてないよ。
伏字にすればいいってもんじゃないんだよ。
本文そのまま引用してんじゃねえよ。

もう一度言う、読者やめろ。
847無名草子さん:04/11/26 09:31:40
哀悼
盧俊義、関勝、単廷珪、趨淵、侯健
848837 845:04/11/26 10:44:55
この程度の引用で読者やめろと言うのか(怒
ここも変わったなぁ。

もうここに来ないから許せや(怒

何様か。
849846:04/11/26 10:54:42
>>848
きつい言い方でスレの空気を悪くしたことは謝る。
が、他のレスでもあったけど、単行本派とすばる派の温度差を考えれば、
>>845の引用は単行本派への配慮に欠けるものだと思う。

まあ、俺もすばる派だから気持ちは痛いほどわかる。
マターリしよう。
850無名草子さん:04/11/26 11:17:15
どうやらネタバレキングが、荒らしまわってたみたいだな。
>>845はマジでまずいだろう。
>>847も青蓮寺の仕業。みなさん、青蓮寺はスルーで。
851無名草子さん:04/11/26 11:53:24
>>848
ここは賊徒の集まりではないんだよ、王倫さん。
852無名草子さん:04/11/26 12:13:09
>>830
どうやら第五回梁山泊の会へ 引っぱり出されそうな雰囲気の 西さん
扈三娘の乳首は見せてくれなかった 西さん
ずいぶん太い釣り糸だね 西さん
853王和の霊:04/11/26 12:43:07
祝!楊令童貞喪失
854無名草子さん:04/11/26 12:46:07
天暗の星 一  視点:袁明  李富 蒼英 何恭 呉達 楊志 蔡京

 青蓮寺登場。太平興国寺内の末寺を装った宋の諜報機関。宰相蔡京の下にある陰の機関
であるが、宰相の首をすげ替えるほどの実力を有する。叛乱担当の李富、禁軍担当の蒼英、
民政担当の何恭、地方軍担当の呉達の下に、各五十名の部下がいる。雇いの間者を含める
と総勢2,000名。長は袁明。王安石の変法時代の官僚である。
 今日は、月に一度の会議。禁軍と地方軍の軋轢、各地の盗賊と叛乱の関係、闇塩の量
の増大などが、議題となる。
 散会後、袁明は、呉達とともに、地方巡検使の楊志の報告を聞く。楊志が楊令公の子孫
であることが明らかになる。
 童貫は、高イ求軍の不甲斐なさに腹を立て、調練の必要性を申し入れる。袁明は、呉達の
意見に従い、呼延灼に高イ求軍の調練を担当させる。呼延灼は呼延賛の子孫。なお、楊令公
と呼延賛に関しては、『楊家将』を参照せよ。
 蔡京と袁明の会談。蔡京は、闇塩の増量を憂慮している。
855無名草子さん:04/11/26 13:29:36
天暗の星 二  視点:楊志  高イ求 燕青 魯智深 盧俊義

 林冲との決闘後、原典でも、楊志は開封府の禁軍に出頭し、高イ求に会う。高イ求の楊志
に対する態度は、北方本も同じ。その後の展開は、原典とは異なる。原典では、吹毛剣と
牛二の話。梁中書との出会い。索超との対決となる。
 北方本では、高イ求は青州軍への転任を命ずる。楊志は青州に向かう途中、北京大名府
付近で燕青に声を掛けられ、盧俊義邸へ。そこで魯智深と会う。魯智深は例によって、国
のあり様、軍のあり様を、楊志に話すが、現役軍人である楊志の説得は、史進の説得ほど
容易ではない。なお、青州軍は、北京大名府の軍管区にあるため、楊志はここで手続をする
必要から立ち寄った。
 盧俊義も交え酒宴となる。明日、魯智深は、武松の消息を辿るために旅立つという。

天暗の星 三  視点:魯智深  仁和寺の和尚 武松

 魯智深は、武松の郷里寿陽に向かう。武大の家を見つけ、武松の起こした事件を知る。
そして、虎殺しの事実も・・・。
 魯智深は、武松の居所を探し出し、武松を子午山へ連れてゆく。

天暗の星 四  視点:魯智深  武松 鮑旭 王母 王進

 成長した鮑旭が、二人を出迎える。武松は子午山で、鮑旭とともに修行。魯智深は、少
華山へ。ここから史進と朱武を連れ出し、公孫勝救出劇が始まる。
856無名草子さん:04/11/26 13:43:35
>>855
過去ログにもあったが、各章のサブタイと、叙述の内容とは、符合している
ように思えるよね。
「天暗の星」では、陰の諜報機関青蓮寺が登場する。また、三と四は、楊志
の話ではなく、この当時、もっとも暗い精神状態にあった武松の話。
857無名草子さん:04/11/26 13:49:46
>>856
中には無理矢理こじつけてるようなのもあって、
そういうのを想像するのが、また楽しいんだけどね。
858無名草子さん:04/11/26 14:08:28
近頃ちっとも顔見せないと 相国寺の坊さんが ぼやいていたよ 魯智深
おまい もしかして 戴宗よりも 足速いんじゃないのか? 魯智深
どこにでも顔を出す マイケル・ブレッカーのような 魯智深
仕事している風でもないのに 食うに困らない 魯智深
最近は『替天行道』を持ち歩かない 魯智深
859無名草子さん:04/11/26 14:21:22
>>858
ワロタ

これも加えてくれ。

セックルやって 女失神させるな 魯智深
ケ飛の命日 覚えているか?魯智深
860無名草子さん:04/11/26 14:30:27
>>854
興味ある叙述が ありました
第一巻で 叛乱の嫌疑をうけた関勝さんは
ここでは 将軍から降格された とあります
原典と同じく 不遇なじだいがあって 雄州の将軍に かえりざいたのですね☆・。・☆
861無名草子さん:04/11/26 14:44:52
呉達は、てっきり青蓮寺のNo3かと思っていた。
単に、李富・蒼英・何恭に比べ、年長だったにすぎないのね。
でも、たしかに、聞煥章が登場する前は、李富の次に、出番が多かった。
梁山泊の男の方は、次第に成長していくタイプが多いが、
敵方は、後からポンと、能力上の椰子が登場することが多い。
862無名草子さん:04/11/26 16:20:57
>>861
呼延灼に梁山泊攻撃を命ずる場面で、久々に登場したよね。
ずーっと前の話か、これも・・・
863無名草子さん:04/11/26 22:43:50
最近では「袁明・李富・聞煥章が警戒を強めるといけないから」との理由で
致死軍の暗殺ターゲットからもはずされる始末。立場ねぇよなぁ・・・
864感想文男:04/11/27 19:42:40
ちょいと忙しかった。また来週!
865無名草子さん:04/11/27 23:10:21
>>8の武器についてだけど
石秀と楊令は普通の剣じゃない?
魯達は錫丈(漢字ワカラン)じゃないの? 最近使ってる感じはないけど
あと董平の双槍が抜けてる?
866無名草子さん:04/11/28 00:59:39
もしだれも死んでいなかったら

梁山泊:宋江(頭領)、晁蓋(頭領)、盧俊義(闇塩元締)、呉用(軍師)、柴進(兵站)、
     呼延灼(総隊長)、関勝(総隊長)、穆弘(総隊長)、董平(総隊長)、花栄(総隊長)、張清(総隊長)、宣贊(軍師)
     楽和(将校)、項充(将校)、彭王己(将校)、韓滔(将校)、郭盛(将校)、李袞(将校)、
     宋万(将校)、杜遷(将校)、焦挺(将校)、鄭天寿(将校)、龍共旺(将校)、丁徳孫(将校)
     李応(攻城隊隊長)、解宝(攻城隊副官)、徐寧(騎馬隊調練担当)、凌振(砲隊隊長)
     李俊(水軍総隊長)、阮小ニ(造船)、阮小七(水軍将校)、童威(水軍将校)、童猛(水軍将校)、張順(潜水隊)
     戴宗(通信)、張横(船飛脚)、王定六(長躯隊)、時遷(間諜隊)、石勇(間諜隊)、
     侯健(禁軍間諜)、張青(間諜)、孫ニ娘(物流の監視)、孫新(間諜)、顧大嫂(女のまとめ?)
     公孫勝(致死軍総隊長)、石秀(致死軍暗殺)、樊瑞(致死軍暗殺)、孔亮(致死軍)、楊雄(致死軍)、
     劉唐(飛竜軍総隊長)、ケ飛(飛竜軍)、王英(飛竜軍)、楊林(飛竜軍)
     林沖(騎馬隊黒騎兵)、索超(騎馬隊青騎兵)、馬麟(騎馬隊)、扈三娘(騎馬隊)、郁保四(旗手)、
     史進(遊撃隊赤騎兵)、杜興(遊撃隊副官)、施恩(遊撃隊)、陳達(遊撃隊)、穆春(遊撃隊)、雛淵(遊撃隊)
     裴宣(法規)、湯隆(鍛冶)、李雲(建築)、蕭譲(文書)、金大堅(文書)、
     安全道(医者)、薛永(薬師)、段景住(馬匹)、皇甫端(馬医者)、朱貴(渡河担当)、朱富(渡河担当)
     魯達(諜略担当)、武松(諜略担当)、李逵(諜略担当)、燕青(闇塩担当)、孟康(闇塩担当)、蔡福(闇塩担当)、蔡慶(闇塩担当)
867無名草子さん:04/11/28 00:59:59

二竜山:秦明(総隊長)、赤β思文(副官)、解珍(軍師)、楊春(将校)、燕順、(将校)、、雛潤(将校)、周通(将校)、白勝(医者)、蒋敬(兵站)

双頭山:朱仝(総隊長)、雷横(総隊長)、李忠(副官?)、阮小五(軍師)、孫立(将校)、鮑旭(将校)、単廷珪(将校)、黄信(将校)、宋清(兵站)

流花塞:楊志(総隊長)、朱武(軍師)、孔明(副官)、欧鵬(将校)、呂方(将校)、陶宗旺(将校)、魏定国(将校)、曹正(兵站)、李立(兵站)

抜けてるのはいないよな?
ちょっと無理がある編成かね。
つーかこれだったらとっくに宋を倒しているような気もする。
868無名草子さん:04/11/28 03:08:09
死んでなかったら楊志は二竜山にいるんじゃね?
それともしもって事なら王進先生とか呂栄とか入れてもいいかもw
869無名草子さん:04/11/28 09:51:46
いや、それだと秦明が流花塞か本隊に配置されることになるし、
それは年齢的にツラいだろ。
870無名草子さん:04/11/28 14:38:01
天間の星 一  視点:晁蓋  阮小五 裴宣 蒋敬 魯智深 史進 朱武

 渭州の地下牢に拘禁されている公孫勝を救出するため、晁蓋は阮小五と兵100を伴い
京兆府へ。裴宣が、渭州の牢城に入れられた経験のある蒋敬を連れてくる。
 公孫勝は、河水の流域に砦を築き、官軍と戦っていた。部下に、劉唐・楊雄・石秀ら
がいる。四年前ウン城で捕縛されたときに、宋江と知り合う。
 魯智深は、少華山の史進と朱武以下100騎を連れ、晁蓋と合流。朱武が今回の作戦を
立案する。渭州の州兵2,000を晁蓋・史進の150騎で牢城付近から引き離し、その隙に、
阮小五以下50の兵が牢城に潜入するというもの。
 渭州に到着し、駐屯軍を撹乱する。史進の鬼神のごとき活躍に、晁蓋は驚く。
 なお、天間の星とは、北斗七星の真ん中の星。公孫勝の星であるが、彼の視点はこの
章にはない。

天間の星 二  視点:晁蓋  朱武 史進 阮小五 魯智深 公孫勝 楊雄 石秀 蒋敬 裴宣                   

 渭州の駐屯軍を、作戦どおり、徐々に牢城から引き離す。わずか150騎の史進・晁蓋
は、敵2,000を翻弄し、敗走させる。
 牢城への潜入部隊は、阮小五の指揮する兵50である。運よく囚人50名が、野外で作
業をしているとの情報を得る。護衛の兵20を倒し、囚人になりすまして、阮小五は牢城
内に潜入。公孫勝の顔を知る魯智深、牢城内の地理を知る蒋敬を伴う。首尾よく公孫勝
の奪還に成功する。
 公孫勝に寄り添うようにして、楊雄と石秀がいる。彼ら二人は、公孫勝の脱獄を援助
するため、あらかじめ渭州の牢城に潜入していた公孫勝の部下である。
 史進・朱武は、少華山に帰る。晁蓋は裴宣・公孫勝・楊雄・石秀を連れてウン城へ。武
術に向かない蒋敬は、盧俊義のもとに行かされる。
 なお、原典における渭州は、史家村を追われた史進が、延安府の王進を訪ねる途中で
魯達と会った街である。金翠蓮と鎮関西の話は、この街から始まった。
871無名草子さん:04/11/28 14:42:29
天間の星 三  視点:宋江  呉用 白勝 閻婆惜

 病気の治癒した白勝は、薛永の小屋に居候して、仕事を手伝うようになる。宋江は、
薛永の小屋で呉用と会い、情報交換。
 宋万は、次第に林冲に同心するようになるとの情報を得る。呉用は、済州の印鑑師金大堅
と書家蕭譲を同志とし、阮小二の家に居候させる。青蓮寺や秦明のことが語られる。
 盧俊義は、梁中書が、蔡京に十万貫の生辰綱を贈るとの情報をもたらす。その護衛は、
青州軍の花栄の下に配属された楊志が任されるらしい。呉用は一計を案じる。その十万貫
の生辰綱を運搬途中で奪い、晁蓋の梁山泊入りと楊志の取り込みとを、同時に果たそうと
いう計略である。
 宋江は、閻婆惜のもとへ。晁蓋入山後も、宋江は梁山泊外で、人脈づくりをするつもり
である。
 宋江の好色については、男のハーレム妄想そのまま。若くて美しい女にかしずかれ、し
かも費用は経費で落とす(稼いだのは盧俊義その他の同志)。しかし、宋江は、後に痛烈な
しっぺ返しをくらう。

天間の星 四  視点:林冲  安道全 王倫 宋万 杜遷 薛永

 王倫は、林冲に毒を盛る。今回で四回め。薛永の毒消しにより大事には至っていない。
睡眠も十分にとれない林冲は、仮病をつかって、安道全の養生所で眠ることもある。
 梁山泊で兵士たちと話しをする林冲は、同志としてふさわしい者が多いことを知る。しか
し、王倫の恐怖政治が、兵士たちの志の実現を妨げていることも明らかになる。林冲は、
王倫の処断を決意する。
 林冲は王倫の酒宴に招かれる。またしても毒を盛られる。安道全の養生所に向かう林冲
を追いかける宋万。事実を知った宋万も、王倫の処断を決意する。
 これまで林冲とは距離を置いてきた杜遷も、林冲に心を寄せるようになる。
 薛永が、外部の情報を林冲にもたらす。薛永は、宋江の林冲に対する質問をぶつける。
「妻の名は?」林冲は「忘れた」と答えた。そして、林冲は、王倫を処断することを、宋江
に伝える。
872無名草子さん:04/11/28 15:05:52
くだらぬ
873無名草子さん:04/11/28 17:40:13
>>866-867
実現せぬ夢を追いけかるな。死んでなんぼの北方水滸伝。
874無名草子さん:04/11/28 19:15:24
>>868-869
でも、死んでるんだよ。
875無名草子さん:04/11/28 19:19:42
>>870-871
この頃、しきりに「禁軍は弱い」というフレーズが繰り返される。
童貫は自分の軍団を鍛える以外に興味を持たず、帝の覚え
のよい高キュウが、禁軍内で幅を効かせていた。
禁軍=高キュウという印象だったんだな。
蒼英が高キュウを棚上げし、聞煥章が軍部の締め付けを始める
と、青蓮寺と童貫のタッグが始まり、精強な禁軍となってゆく。
876無名草子さん:04/11/28 20:59:54
>>873-874
扈三娘「でも、言いたいことを言えるのが2chですよ。」
877無名草子さん:04/11/28 22:37:47
>>876
だから、>>873-874も言いたい事を、言った。
それだけだった。
878無名草子さん:04/11/28 23:28:51
焼き饅頭は旨いのだろうか。と>>878は思った。
だが、皆に聞けるような雰囲気ではなかった。
879無名草子さん:04/11/28 23:56:08
上の方のレスに関勝が死んだっとかって書いてあるけど
本当のところどうなのよ。死んだらやばくない?五虎将軍だしさぁ。
まだあんま活躍してないような気がするし。
880無名草子さん:04/11/29 00:11:56
すばるってなんなの?
そっちが先に行ってるの?
881無名草子さん:04/11/29 00:13:05
>>878
「うまい」
>>880は短く答えた。
やり方は、過去ログにあるが、要は
普通に油をひき、蒸かした肉まんを焼くだけだ、とも付け加えた。
882無名草子さん:04/11/29 00:14:23
しまった、中身を書いている内に
自分は>881になってしまった。
883無名草子さん:04/11/29 01:22:54
すごいボリュームだな。
それだけで読む気がうせる。
軽く書く。
短く簡潔に。
北方が好きならそうすべきではないのか。

改行も忘れずに。
884無名草子さん:04/11/29 02:48:17
>>881
「いまから、やりますよ。 油をひいて、蒸かした肉まんを焼きます。」

いまから、という言い方が、>>881は気に入った。
明日からと言ったら、竹で打ちのめしてやろう、と思っていたのだ。
885無名草子さん:04/11/29 12:46:39
地耗の星 一  視点:花栄  楊志 白勝 孔明 孔亮

 有名な生辰綱智略の話は、地耗の星(白勝の星)で語られる。計画立案は呉用であり、
原典どおり、晁蓋、公孫勝、呉用、劉唐、阮三兄弟が奪う。しかし、北方本で重要な役割
を果たすのは、楊志の副官についた青州軍将校の孔明・孔亮である。
 原典の孔明・孔亮は、その名前のいかがわしさからして、人数合わせの好漢という印象
を免れない。しかし、北方氏は、兄弟に新たな個性と仕事を与え、生き生きとしたキャラに
改造した。
 一は、花栄の視点が語る楊志から始まる。白勝が、晁蓋による生辰綱奪取計画の下準備
の仕事を携えて、花栄を訪ねる。花栄は、同志である将校孔明・孔亮を、白勝に引き合わ
せる。兄弟は、生辰綱を運ぶ楊志の副官につくことになった。
886無名草子さん:04/11/29 12:55:55
>880
何巻でもいいから単行本の巻末を見て見なされ。
887無名草子さん:04/11/29 13:11:26
地耗の星 二  視点:楊志  孔明 孔亮 梁中書 燕青 盧俊義

 楊志は、孔明・孔亮を連れて、北京大名府の梁中書のもとへ。楊志は、まだ自分の任務
を知らない。梁中書から、任務の内容を告げられ、唖然とする楊志。鬱屈した楊志は、盧
俊義を訪ね、酒を飲み、ぼやく。命令に対する疑問、この国の腐敗を嘆く楊志。しかし、
命令に逆らう気はない。
 なお、北京大名府が舞台になるときは、盧俊義が登場するのが、北方本の定番。北京大名
府が舞台になっているのに、終盤まで盧俊義を登場させない原典は、いま思うと異様であった。
 翌朝、二日酔いで軍営に出頭した楊志を、孔明がからかう。この軽妙さは、北方版孔明
の特徴である。
 楊志は、矛盾を感じつつも、200名の護送隊に進発を命ずる。
888無名草子さん:04/11/29 13:17:19
>>879
強い強いと言われ、実際に強くもあるのだが、なぜか
存在感がないのが、原典の関勝。北方先生の場合、
関勝の登場場面を増やし、原典よりは良くなったが、
存在感の薄さは、原典を踏襲。
889無名草子さん:04/11/29 13:20:15
地耗の星 三  視点:白勝  孔明 孔亮 楊志 晁蓋 呉用 公孫勝 劉唐
                    阮小二 阮小五 阮小七
 
 生辰綱の荷駄が進む。最後尾にいる孔明が、後をつける白勝に、情報を伝える。孔明が
丸めた紙を捨てる。白勝が拾う。『黄泥岡』と書いてある。
 白勝は、晁蓋らが待つ場所へ急行。白勝の見知らぬ男が一人いる。公孫勝の部下の劉唐
である。呉用は、劉唐とその手下20名に、孔亮の部隊を引き離すため、黄泥岡付近で盗賊
さわぎを起こすことを命ずる。
 黄泥岡で待ち受ける七人。ここからは、原典の進行に近い。
 なお、原典では、七人が集まるプロセスが詳細に語られる。その中には、劉唐が生辰綱
の情報をもたらした後で、公孫勝が同じ情報をもたらすという場面がある。屋上屋を重ね
た感じだし、後半の大活躍とは似つかわしくない公孫勝の登場の仕方である。
 北方本では、生辰綱の情報は盧俊義がもたらす。そして、劉唐・楊雄・石秀は、はじめ
から公孫勝の部下とすることで、すっきりさせている。すっきりしすぎて、石秀の活躍が
少なくなった。しかし、原典の石秀は、ミニ武松の印象が強く(入山後の活躍は秀逸だが)、
また、潘巧雲は、潘金蓮の二番煎じの印象が強かった。北方本では、石秀の活躍は、その他
多くの好漢が、分割相続している(石勇・王英など)。
 蛇足ながら、一つの節にこんなに多くの好漢が集まったのは、過去最高。これも白勝の
人柄か?
890無名草子さん:04/11/29 13:33:54
>>884
焼き饅頭を街頭で売る商売を始めようか、と思っています。
北方先生に印税払わないと、いけませんか?
891無名草子さん:04/11/29 13:34:41
地耗の星 四  視点:楊志  孔明 孔亮 晁蓋 呉用 公孫勝 阮小二 阮小五 阮小七

 黄泥岡の麓の村で、劉唐の率いる兵20が盗賊さわぎを起こす。楊志は気にしているようだ。
黄泥岡では、三人の棗売りが冷水をサービスしている。晁蓋らは病人を装い、その付近に。
 麓から斥候が帰る。楊志は、孔亮に、その掃討を命ずる。孔亮は、兵に冷水を飲ませたい
と要望する。楊志は、呉用の罠に嵌った。楊志自身も、しびれ薬の入った冷水を飲んで、倒れ
こんだ。その顔に向かって、孔明が捨て台詞を残して、立ち去る。
 楊志は、棗売りと孔明・孔亮が生辰綱の荷駄を奪取したことを悟る。兵士200は北京大名府
に帰し、楊志は、一人で盗賊一味の探索を始める。
 すでに生辰綱の財宝は、阮兄弟の操る船で、河水を渡河していた。
892無名草子さん:04/11/29 13:51:06
 次第に感想文男の文章が、二竜山ベテの登場場面に近づいてきた。
しかし、ケ竜殿のいた頃の二竜山は、強かった。二竜山ベテは、昨夜
第三巻 輪舞の章を読んで、はじめて知った。あの秦明の青州軍が
2,000の兵力をもってしても、200人の山賊が篭もる二竜山を陥落さ
せることができなかったのだ。秦明の部下の黄信は「鎮一山」さえ果
たせなかったことになる。董万に落とせるはずがない。
893無名草子さん:04/11/29 14:10:36
第一回 梁山泊崩壊後の生活設計を考えるセミナー

――講師の先生をご紹介します。当学院専任講師、二竜山兵站担当
   神算子蒋敬先生です。先生は、渭州の牢城を出獄後、京兆府の
   孔目裴宣殿に拾われ、その算術の能力を買われて、北京大名府
   の商人盧俊義殿の下で、政経の道を学び、その後梁山泊に入山。
   梁山泊ではいったい何をしているのかよく分からなかったところか
   ら、二竜山の兵站担当に回されたという経歴をお持ちです。
   それでは先生、よろしくお願いいたします。
――えーっと、さてと。それじゃぁ、はじめますか?
894感想文男:04/11/29 15:30:39
ぼちぼち感想文、飽きてきた。
みなさま、ネタバレどうぞ。
895無名草子さん:04/11/29 15:33:39
>>894
俺は、お前には言わなかったが、三日前から飽きていた。

ところで、金大堅の話題というと、やっぱアレしかないのか?
896無名草子さん:04/11/29 15:42:16
>>894
感想文、続けてほしいな。このスレって、黄信・孫立とか、マイナー好み
だから、林冲・魯智深といった中心人物は、感想文でもないと、なかなか
登場しないんだよね。
897無名草子さん:04/11/29 15:47:51
金大堅のところは、恋愛もの。
898無名草子さん:04/11/29 15:57:11
戦の日 甲冑身につけ 印を彫る
崩壊後 官に雇われ 生きのびる
お前なぞ 殺す理由が 見つからぬ
シャチハタに 仕事とられた 金大堅
899無名草子さん:04/11/29 16:03:17
すばるの場合、あと7ヶ月しか残ってないわけだが、
何人死ぬのだろう?
900無名草子さん:04/11/29 16:11:12
過去数巻の犠牲者数 まとめ

第15巻  6名
第14巻  2名
第13巻  4名
第12巻  1名
第11巻  2名
第10巻  4名

以外と少ないが、クライマックスは、戦が続くのだろうから、予断は禁物。
901無名草子さん:04/11/29 16:30:36
やっと人気投票書いてきた
最後まで選べなくて優柔不断だったけれど、書いてスキッリ
ようやくぐっすり眠れそうだよママン
902無名草子さん:04/11/29 17:45:27
OK、秦明の手紙書けた。
          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  ) 流石だよな蕭譲。
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/       / .| .|____
    \/____/ (u ⊃
903無名草子さん:04/11/29 17:58:59
>>901
そうか!それで発表は何時どこで?
904無名草子さん:04/11/29 18:09:54
何時何分何秒?
905無名草子さん:04/11/29 21:47:28
オレもやっと人気投票してきた。
これで思い残すことなく官軍との最終決戦に臨めます。
906無名草子さん:04/11/30 23:36:54
スレが止まったままだな。


鮑旭と杜興と解珍は間違いなく北方に好かれていると思う。
907無名草子さん:04/12/01 02:59:28
袁明殺さない方がよかったんじゃないか?
公孫勝
908無名草子さん:04/12/01 03:02:10
史ブンキョウの柴進暗殺にはまいった
909無名草子さん:04/12/01 03:04:02
候選の牛裂き刑は痛い
910無名草子さん:04/12/01 03:06:57
李師師が、『もうひとつの青蓮寺』という設定はいい。
李師師に萌える李富と燕青もいい。
911無名草子さん:04/12/01 09:44:54
もうやめて蹴れ…
912無名草子さん:04/12/01 10:49:42
>>911
蹴れで思い出したが、
北方版では高キュウ、一回も蹴鞠してないな。
913無名草子さん:04/12/01 12:53:52
>>912
その代り、李逵が祝家の連中の首を蹴飛ばして、遊んでいた。
914無名草子さん:04/12/01 19:12:53
王和の首もなw
915無名草子さん:04/12/02 00:55:18
>>913
なつかしいな、おい。
916無名草子さん:04/12/02 10:55:52
それにしても、騎射がさっぱり出てこないのは何故だろうか
917無名草子さん:04/12/02 13:42:59
>>899
たしかに、好漢の最期の場面は、こたえるよな。
通勤電車の中で短時間で読んで捨てる本とは違い、
もう5年近く読んでいるから、感情移入の量が大きい。
5年間ずっと同級だった椰子が死んだときのように、こたえる。
918無名草子さん:04/12/02 13:43:50
>>916
騎乗位もさっぱり出てこないよね。
919無名草子さん:04/12/02 14:07:21
>>918
白寿が騎乗位でやってなかったっけ?
とマジレス。
920無名草子さん:04/12/02 14:36:28
天異の星 一  視点:晁蓋  阮小五 劉唐 楊雄 石秀 公孫勝 呉用

 公孫勝がかねて抱負を語っていた致死軍の最初期の調練の模様が描かれる。
見学していた晁蓋と阮小五は、その動きに驚く。
 致死軍は、正規の軍ではなく、戦時においては撹乱、平時においては諜報・
謀略に携わる。草創期は50名で、兵士は晁蓋の下にいた若者たちから選抜され
ている。つまり、呉用の教え子たちである。公孫勝は、晁蓋に、致死軍300名
の増員を申し入れる。
 致死軍は公孫勝一派(劉唐・楊雄・石秀)が率いる。原典では、公孫勝は
妖術使いであるが、リアルな軍記物である北方水滸伝に妖術は相応しくない。
そこで、妖術のごとき働きをする特殊な部隊が創設された。
 なお、青蓮寺にも同種の部隊がいることが明らかにされる。また、梁山泊
には、侯健(盧俊義系)、時遷(魯智深系)という間者がいることも明らか
にされる。
 調練に立ち会った帰路、晁蓋は、街道を急ぐ呉用に出会う。朱貴の妻陳麗
が危篤であることが告げられる。
921無名草子さん:04/12/02 16:25:46
>>909
股が、むずがゆくなった。
922無名草子さん:04/12/02 16:29:35
天異の星 二  視点:劉唐  楊雄 石秀

 致死軍の調練をするのは、劉唐の仕事である。この日も単州で厳しい調練が
続く。成武の城郭で駐屯軍を相手の実戦さながらの調練。
 劉唐・楊雄・石秀は、いずれも公孫勝が西京河南府近辺の河水沿いに砦を築
いていた頃からの同志である。楊雄・石秀は公孫勝奪還のため渭州の牢城に
入獄していたが、劉唐は一人で砦の一つを死守していた。公孫勝脱獄を知り、
梁山泊にやって来る。
 楊雄・石秀は、原典では登場時期が遅い。もっとも、原典のネタ本となった
古い説話には、楊雄・石秀が生辰綱奪取にかかわっているものもある(うp
が中断していたのは、その資料を探していたからだが、見つからなかった)。
923無名草子さん:04/12/02 16:36:26
>>899
最終章は、やっぱり天魁の星なのだろうか?
924無名草子さん:04/12/02 16:37:47
天魁はもう出てるだろ
925無名草子さん:04/12/02 16:40:09
天異の星 三  視点:袁明  蔡京 李富 呉達

 蔡京は生辰綱を奪取されたことについて、めずらしく怒っていた。200もの兵が
護衛しながら守りきれなかったことに関してである。
 蔡京との会見後、袁明は青蓮寺に戻り、李富と呉達を呼ぶ。生辰綱奪取の情報
は、青蓮寺では翌日に掴んでいた。蔡京より三日も早い。そればかりでなく、
首謀者が東渓村の保正晁蓋であることも掴んでいる。高い情報収集能力である。
 袁明は蔡京に会見し、青蓮寺の手の者1,000名の増員を要求する。蔡京は、
これを承諾。なお、王和の軍500の存在も明らかになる。
 禁軍は当時、童貫軍を除いて惰弱である。惰弱であるがゆえに、梁山泊のよう
な叛徒が勢力を伸ばす余地があった。梁山泊の当面の敵は、青蓮寺ということに
なることが、このあたりで明確になる。
926無名草子さん:04/12/02 17:18:15
>>924
チャック。そのネタバレは、まずいよ。
927無名草子さん:04/12/02 17:22:16
天異の星 四  視点:宋江  朱貴 陳麗 閻婆惜 公孫勝 時遷 劉唐 阮小五

 宋江は、危篤の陳麗のもとへ、閻婆惜を連れて行く。人の生死に関する宋江と
朱貴の会話が続くが、この主題は北方水滸伝では、かなり重要なものとなる。
 宋江は、梁山泊に入山しようとしている晁蓋らが潜伏する山中に向かう。もっとも、
このとき晁蓋と呉用とは、奪取した財宝を運び出すために東渓村にいる。宋江は
公孫勝のいる小屋へ。
 そこへ、間者の時遷と、致死軍の調練をしていた劉唐も加わり、会話が続く。宋江、
公孫勝、劉唐、時遷の四人の組み合わせは、レア。青蓮寺や朱貴のことが語られる。
 翌朝、宋江は、阮小五から、陳麗の死を知らされる。
928無名草子さん:04/12/02 17:24:06
>>924
とうとう、言ってしまったか_| ̄|○
929無名草子さん:04/12/02 17:27:31
天異の星 五  視点:劉唐  呉用 阮小五 楊雄 石秀 雷横

 青蓮寺は、生辰綱奪取の犯人を捕縛するために、済州の部隊400と、雷横の指揮
するウン城の部隊300を出動させた。生辰綱奪取の目的の一つに、青蓮寺の情報収集
能力を図るというものがあった。呉用は、青蓮寺の能力の高さに驚く。
 呉用は、自分たちの梁山泊入りを確実なものにするため、致死軍を動かし、さら
に多くの官軍を引っ張り出そうとする。
 劉唐の率いる致死軍は、官軍を翻弄する。もちろん、雷横の指揮するウン城軍とも
激突(但し、雷横は上手く衝突を回避)。このあたり、原典での雷横と劉唐の絡みを
知っている読者はニンマリ。
 石秀は敵兵を殺すことを、怯んでしまう。劉唐は、そんな石秀の心の弱さを見逃さ
ない。
 こうして、致死軍は、官軍4,000の増援軍を引き出すことに成功した。いよいよ
晁蓋たちが山寨入りする日が近づいてきた。
930無名草子さん:04/12/02 18:26:15
___________________
   ||重要
   ||この当時は、余裕の梁山泊。童貫が、あんなに強いとは、知らなかった。
   ||
   ||              ∧ ∧   。
   ||          ( ,,゚Д゚)/  いいですね
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ  つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                /  ̄ ̄ ̄ ./| lヽ________________
                | ̄ ̄ ̄ ̄| | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/|
                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      \ は〜〜〜〜い           /
    ∧ ∧    ∧,,∧   ∧ ∧
    (・,, ∧▲  ミ  ∧ ∧ (  ∧ ∧
  〜(_(  ∧ ∧_( ∧ ∧_ミ・д・∧ ∧
    @(_(,,・∀・)@ (   *)〜ミ_ (   ,,)
      @(___ノ 〜(___ノ    〜(___ノ
      /  は〜〜〜い            \
931無名草子さん:04/12/02 19:07:08
>>928
え?4巻あたりにでてなかったっけ?
932924:04/12/02 19:09:38
俺単行本派なんだが…
4巻の天退の星と間違えてたわ…
933無名草子さん:04/12/03 00:17:42
・・・・・・・・・・・・・・・・。
934無名草子さん:04/12/03 09:12:48
ここのスレ、むちゃくちゃこえーな
うっかり足を踏み入れると、とんでもないことに巻き込まれそうだ
俺の度胸を試されてる気がする・・・・・
935無名草子さん:04/12/03 11:23:06
>>932
地魁の星と地周の星を間違えたのなら、北方さん。
936無名草子さん:04/12/03 15:15:11
小すばスレたてるか。
むず痒くてかなわん。
937無名草子さん:04/12/03 20:00:23
立ててもこっちにネタバレしにくるやつはいるだろうけどな
938無名草子さん:04/12/04 13:36:31
だがすばるな方々に場を与える必要性を感じる今日この頃。
939無名草子さん:04/12/04 14:13:53
>>936-938
まあ、あと半年の辛抱。
940無名草子さん:04/12/04 18:11:57
「禁軍の2万人の削減を、早急に実現したい。のんでくれるな、童貫?」
941無名草子さん:04/12/04 21:44:49
焼き饅頭って、オリーブオイルで焼くのですか?
普通の油でも、いいのでしょうか? どっちがいいですかね?
942無名草子さん:04/12/04 22:42:16
宋の時代の雰囲気を出すなら、オリーブオイルはやめた方がいいと思われ。

とか言いつつまだ試してないオレ。
943無名草子さん:04/12/04 23:13:21
>>941
やっぱラードじゃね?
944無名草子さん:04/12/05 10:49:30
実際、豚に米と野菜詰めてあぶっても、味は薄そうだな。
945無名草子さん:04/12/05 10:51:49
俺が試したヤツ
・オリーブオイル
・エコナ
・サラダ油
・キャノーラ油

どれでもおいしいよ
とにかく、「油がじゅわっとしみ込んだアツアツの饅頭」であれば何でもOK
我流でお好きなように
ゴマ油もラードもいいかもしれん
946無名草子さん:04/12/05 12:42:56
既出かもしれんが、遼の巨大な牧場って、北方三国志の洪紀の牧場と絡めてあるんだよな?
947無名草子さん:04/12/05 16:09:11
三国志とは時代が違いすぎるんでねえ
948無名草子さん:04/12/05 16:53:20
あの・・・文庫版とかいつでるの?
949無名草子さん:04/12/05 17:20:12
>>948
試算してみた。

北方三国志のハードカバー最終巻が、1998年10月。
文庫の1巻発売が、2001年6月。

そこから計算すると、
水滸伝最終巻(19巻)発売予定が、2005年10月だから、
文庫の1巻は、2008年6月発売、
という計算になる。

もちろん、売れ行き、市場の動向、読者の要望、出版社の経営状態などにも左右されるから、
この通りになる保証は全くない。
あくまで参考程度。
950無名草子さん:04/12/05 17:57:58
>>945
油があんまりしみ込まないんだけど てゆーかかじったらサクッって感じ
そんなもんですか?
951無名草子さん:04/12/05 18:38:50
>>940
「最終決戦を前に、何を言っているのだ、蔡京。軍費を何とかするのは、
お前たち文官の仕事であろうが」
952無名草子さん:04/12/05 20:06:54

畢勝「禁軍の軍費は先の総攻撃で支出したとはいえ、無尽蔵に蓄えてありますぞ、元帥」
953無名草子さん:04/12/06 00:26:14
>>943
あっしが梁山泊で見た時は、男のような大女が豚の油でやってましたぜ。

もっとも、あっしのように年寄りには、向かねえでさ。

普通の饅頭がええです。
954無名草子さん:04/12/06 05:12:18
久しぶりに来てざっと読んだが、軽いネタバレでも、無茶苦茶叩かれてるな。

単行本派は、いってみれば、調練で死ぬ弱兵みたいなモノだろ。
知る努力もしないで、暴言吐いてんじゃねぇよ。
すばる派で単行本派庇う馬鹿も一緒、
いちいち、下に合わせてられないだろ。

本当に好きなら小説すばる買えよ。
金ないなら立ち読みしろよ。
立ち読みが嫌なら図書館にでも逝けよ(バックナンバー揃ってるだろ)
図書館に無かったら、違法だけどサイトにうpしてるバカがいるから、
それ読めよ。
955945:04/12/06 07:54:47
>>950
油はタップリ使ってる?
100ccくらいどばっと入れて
フライパンの丸みの部分も駆使して
ともかく熱い油で饅頭を「焼く」というより
「揚げる」に近い感じでやってみよう
皮がまんべんなくキツネ色になる頃には全部しみ込むよ
956無名草子さん:04/12/06 12:03:06
まあまあ>>954さん。マターリ マターリ。
957気づいたら:04/12/06 12:32:26
感想文の人がすばるの連載までの分書きこしてしまったりして
すげーハイペースでさ(W

いつも楽しみに見てますよ。分析に関心します。

すばるネタばれ。ってもあらすじ言わなきゃ
伏字で話す分には、いいんじゃないかな?

べつに推理探偵ものでもないんだし。

誰が死んだって書かれても
どういう死に様だったか伏せておけば、単行本で追いついても
感動は薄れないと思う。

そう考えると公式HPの人物辞典の方がヒドイヤ(W

…自分は、11巻まで発売されてる時点から
水滸伝読みようになった。

人物時点で死者はわかっていたけど、ちゃんと楽しめたし。

それがいやで、史進フルチ○事件の連載からすばる読むようにしたけどさ。

958無名草子さん:04/12/06 13:35:07
>>955
そんなに油いれるのか?
てゆーか焦げない? 2回ほど焦がした・・・ 油を多くすればこげないんかなー
959無名草子さん:04/12/06 13:36:32
>>954
うpしてるサイトってどこよ。教えて下さい
960無名草子さん:04/12/06 16:21:15
>>957
すばる派あっての水滸伝スレなんですね?
961無名草子さん:04/12/07 02:17:34
出版社的には単行本の売上あっての水滸伝。
962無名草子さん:04/12/07 02:22:34
雑誌より本が好きという俺みたいな人間もいる。
読書のやり方だと思うんだよね。
963無名草子さん:04/12/07 12:36:18
本音、曝しすぎ。
964無名草子さん:04/12/08 06:18:34
俺は朝5時に起きて、1巻から読み返している。一時間だけどね。
いま二巻で、武松が虎を殺したとこを読んだ。
潘金蓮の自殺は、自分を愛し続けていた武松を心で受け入れたという自責からだ。
ただ犯されたからではない。
ハードな場面なので、一回目、俺は誤読をしていたようだ。
965無名草子さん:04/12/08 08:21:34
ところでそろそろ次スレの季節ですな
966無名草子さん:04/12/08 12:56:07
地妖の星 一  視点:林冲  宋万 焦挺 王倫

 宋万が、鴨嘴灘の軍営に詰める林冲に、生辰綱奪取の情報を伝える。もっとも
林冲が得ている情報は、宋万のものより詳細。
 杜遷は、部下の焦挺を通じて、林冲と密かに連絡をとる。衆義庁で帯剣が禁止
された情報を、焦挺がもたらす。しかし、この措置は、林冲による王倫暗殺を容易
にするための杜遷の陰謀であった。
 養生所で、林冲と少しだけ打ち解ける王倫。暗殺の決定後に心を開いた王倫が、
滑稽であった。
 地妖の星では、スリリングな梁山泊奪取劇が語られる。原典では無関係な生辰綱
奪取の話と、林冲による王倫の処断は、見事にリンクされている。
 また、この段階においては、杜遷と宋万とは、すでに林冲の同志といってよい
関係にある。二人の好感度は、原典とは比較にならないほど、高い。
967無名草子さん:04/12/08 13:49:56
>>957
>史進フルチ○事件

あの楽しさは、どこにいっちゃったんだろうか?いま思うと、最終決戦前の
読者へのサービスだったのね。
968無名草子さん:04/12/08 13:53:40
地妖の星 二  視点:杜遷  宋万 林冲

 林冲が梁山湖の山寨にやってきて以来の、杜遷の心の動きが語られる。北方本で
は、宋万は若くて闊達、杜遷はそれより年長で慎重居士な印象。読者としても、宋万
は分かりやすいが、杜遷は本当に林冲の味方になるのか、不安だった。杜遷の屈折
した心の動きを知り、ひと安心。
 このあたりの心理描写は、現代の小説らしい。もちろん、中世の小説である原典
には、まったく無い部分。
 王倫の処断を決意した林冲は、決行の日、衆義庁に、黒い帯で登庁すると言う。
林冲の黒帯が目立たないように、杜遷は、毎日、黒帯で衆義庁に登庁した。
 なお、原典の序列は、宋万→杜遷だが、原典初登場のときの序列は、杜遷→宋万。
不思議に思った原典の読者のために、北方氏は、ひとつの解決を与えている。
969無名草子さん:04/12/08 16:36:29
>>967
童貫との戦いって、そんなに激しいのですか?
970無名草子さん:04/12/08 16:40:15
地妖の星 三  視点:晁蓋  公孫勝 阮小二 阮小五 阮小七 劉唐 呉用 白勝

 山中の小屋の晁蓋。激しい雨が降る。第一巻では、林冲の脱走劇において、雪が
効果的に使われていたが、第二巻では、この雨が効果的だ。
 四千の官軍に追われるようにして、梁山湖の山寨に逃げこむのは、晁蓋、阮三兄弟、
呉用、白勝の七名である。劉唐、楊雄、石秀は、七名の中には入っていない。
 呉用の作戦は、官軍に追われた七名の入山を、王倫が承諾しないであろう、という
計算の上に成り立っている。その王倫に対して、多くの兵が反撥する。そして、王倫
だけを排除して、兵士は取り込む。
 原典では、例によって、晁蓋の高名の前に、梁山泊の全兵士がひれ伏すという展開
であるが、とうてい現代の読者が納得するような理由ではない。これに対して、北方
本の梁山泊奪取劇における呉用の作戦は、見事なものであった。
971無名草子さん:04/12/08 16:55:27
>>969
激しいなんてもんじゃない。
972無名草子さん:04/12/08 16:57:33
地妖の星 四  視点:杜遷  王倫 宋万 林冲

 官軍四千の出動に、うろたえる王倫。杜遷の視点を通して、王倫の小心ぶりが
描かれる。
 杜遷と宋万の会話。林冲の背後にある巨大な力を感ずる二人。二人は、林冲の
属する組織の同志として加わることを決意する。
 二艘の船が、梁山湖の山寨に接近。晁蓋ら七名(三で書き落としたが公孫勝を
含めて七名)と盗んだ財宝を積んでいる。杜遷と宋万は、自己の配下の兵で衆義
庁を固め、林冲による王倫の処断を援護する。
 晁蓋たちと会見することをためらう王倫は、晁蓋らを、一の木戸で待たせる。
衆義庁に歩いてくる林冲を見て、はっとする杜遷。林冲の腰には、黒い帯が巻かれ
ていた。
973無名草子さん:04/12/08 17:19:11
>>958
第1巻で、阮小五が食っていた饅頭には、豚肉が入っていたと思う。
焼饅頭に関しては、中になにも入っていなかったよね。
俺は、肉まんみたいなものだとイメージしていたのだが・・・
974無名草子さん:04/12/08 18:47:14
>>965
単行本完結までは、このスレを引っ張れるとして、
文庫本発売まで頑張れるだろうか?
975無名草子さん:04/12/08 19:33:08
>>969

お、おい、2ヶ月ぶりにこのスレに来て、ネタバレが怖いから適当に読み散らしてたら
すばるではもう童貫と戦ってるのか!
やべぇー、読みてえぇ!!
976無名草子さん:04/12/09 00:29:16
くどいかもしれんがホント一時分離したほうがよくねぇ?
ネタバレたくない単行本の人間のためにも、
存分に語る場を欲してるすばるの人間のためにも。
977無名草子さん:04/12/09 01:46:01
そんなこと言ってたらこの板にスレがいくつあっても足らんぞ。
ただでさえ北方スレが三本(本スレ/なりきり/水滸伝)もあって自治厨に評判が悪いのに。
978無名草子さん:04/12/09 02:07:23
ん、そうだな。
すばる派のネタバレは、スジが読み取れなければオケで、伏せ字徹底。
原文引用は基本的には無しで、セリフ程度で流れがバレなければ許可。
単行本派には必要以上に優しくする。
原典の引用に関しては制限ナッシング。

・・てか、三戦板から人が大挙してきた初期の頃に、細かいガイドライン決めなかったっけか?
あれはどこいった?

今は単行本(梁山泊最盛期)とすばる(梁山泊の滅びの過程)の温度差が、
もの凄くかけ離れているから、ネタバレ気を付ける方向で逝くしかないかなぁ。

あまりにもスレの伸びが悪い状況が続くようなら、期間限定で分離する?
(喧嘩上等で)
979無名草子さん:04/12/09 02:38:19
既出だろうけど、
随分前のすばるで北方特集やってて、アメリカの大学教授かなんかと対談したときに、食い物の事言ってたね。
謙三が主で中国人のシェフ雇って、招待客に梁山泊料理を食わしたとか。
品書きに『阮家魚肝鍋』とか『少華山風なんたら』とか。
……食いてぇ。
でも、最初は小説のまんま作って、とても食えたもんじゃなかったらしいけど。

扈大嫂の焼饅頭は、当時まだ無かった気がした。
980954:04/12/09 08:44:29
すまぬ、みんな。単行本はの皆様も。
熱くなりすぎた。

最新号の内容と、それを周りに吐き出せないせいで、冷静さを欠きました。
この中で、戦場で一番早く死ぬのは、たぶん俺だorz

とりあえず、耐えに耐えます。
981954:04/12/09 08:51:55
>>959

水滸伝好きの管理者の、あるサイトのうpロダにアップされてる。
URL貼ると、そいつ捕まるだろうから、無しで。
水滸伝のHPじゃないから、探すの大変かもしれないけど、細かくググって逝けば、
そのうち見つかるかと。
982無名草子さん:04/12/09 12:15:51
>>977
北方スレは、三本しかないの?10本ぐらいあってもいいと思うぞ、俺は。
983無名草子さん:04/12/09 15:31:58
地魔の星 一  視点:宋万  王倫 杜遷 林冲 晁蓋

 晁蓋らと会見するため、山を降りる王倫。そばで、杜遷が、入山を拒絶するように
そそのかす。もちろん、芝居。
 官軍の偵察船が、梁山湖の湖上にある。これも呉用の仕組んだ作戦。
 王倫は、晁蓋らの入山を、遠まわしに拒否し、衆義庁に引上げる。主だった者を集
め、七名の処遇を議論する王倫。入山拒絶に議論が固まりかけたとき、林冲が異議を
申し立てる。ここから、林冲、宋万、杜遷の大芝居が始まる。その詳細は、第二巻
「替天の章」を読むべし。
 ついに林冲は、王倫を処断する。広場に集まった兵に、王倫の首を晒し、兵を掌握
する杜遷と宋万。兵の歓声。こうして晁蓋は、梁山泊を手に入れた。
984無名草子さん:04/12/09 15:34:34
>>979
>『少華山風なんたら』

は、読んでいても、あんまり美味そうな気がしなかった。
985無名草子さん:04/12/09 16:17:16
次スレ頼む。
986無名草子さん:04/12/09 17:41:33
地魔の星 二  視点:林冲  晁蓋 呉用 公孫勝 宋万

 頭領に選ばれた晁蓋。山寨の名を「梁山泊」と名づける。注意深い読者は、
すでにお気づきのことと思うが、王倫時代は「梁山湖の山寨」と呼ばれている。
 その夜から、呉用の激務が始まる。林冲は騎馬隊の創設、阮小二、阮小七
には、水軍の創設が割り振られる。
 林冲は、はじめて公孫勝に会う。喧嘩の絶えない両名であるが、友情の絆の
基礎は、このとき固められたと言ってよい。喧嘩をしていない林冲と公孫勝の
会話を読めるのは、第二巻のみ。超レア。
 翌日、梁山泊に「替天行道」の旗が掲げられた。
987無名草子さん:04/12/09 17:42:49
>>985
テンプレ頼む。
988無名草子さん:04/12/09 17:51:08
地魔の星 三  視点:宋万  劉唐 公孫勝 楊雄 石秀 焦挺 林冲 朱貴

 十二日が過ぎ、梁山泊の最初期の陣容が整う。従来からいた兵士のうち約
200名が梁山泊を去った。
 致死軍も梁山泊にやって来た。宋万は、その調練に参加したが、楊雄と石秀
に「外れてくれ」と言われた。力の差を実感させられた宋万。
 部隊の調練の後、自らを鍛える宋万。焦挺と林冲が、つき合う。林冲は、
いちばん最初に自分の味方になってくれた宋万に感謝している。
 一ヶ月後。総兵力2,200、その他の住人2,000が確定。
 梁山泊にやって来た好漢 →裴宣、蒋敬、蕭譲、金大堅。文治省設立。薛永も
定住するようになる。
 獄舎から解放された好漢 →李雲(大工)、湯隆(鍛冶屋)。
 歩兵隊1,500。総指揮 →劉唐(暫定)。隊長 →宋万、杜遷、白勝、阮小五、焦挺。
 騎馬隊300。総指揮 →林冲。水軍400。阮小二、阮小七。
989無名草子さん:04/12/09 17:55:00
>>978
我慢強いすばる派でも、さすがに最終回となると、何か書きたくなるのが
人情ってもの。分離も必要かも。
990無名草子さん:04/12/09 17:58:15
地魔の星 四  視点:林冲  魯智深 宋江

 梁山泊の対岸の牧に、騎馬隊の根拠地を置いた林冲。盧俊義が、80頭の馬を
送ってきた。
 魯智深が、林冲の牧を訪ねる。二人で宋江に会いに行く。
 なんだか、第一巻の終わり方と、よく似ている。自分のなかでは、宋江・林冲・
魯智深の三人が、主人公なんだ、という意識がある。


第二巻 替天の章 了
991無名草子さん:04/12/09 18:20:51
最初期の梁山泊

衆義庁  晁蓋 呉用
文治省  裴宣 蒋敬 蕭譲 金大堅
致死軍  公孫勝 劉唐 楊雄 石秀
騎馬隊  林冲
本  隊  総指揮 劉唐
      宋万、杜遷、白勝、阮小五、焦挺
水  軍  阮小二 阮小七
養生所  安道全   薬方所  薛永
建  設  李雲     鍛  冶  湯隆
酒  店  朱貴

梁山泊外の同志
盧俊義 燕青 侯健 時遷 花栄 孔明 孔亮 
紫進 蔡福(?) 蔡慶(?) 戴宗 張横 張順(?)
宋江 魯智深 武松 張青(?) 孫二娘(?)
史進 朱武 陳達 楊春
雷横 朱仝(?) 鮑旭(?)
992無名草子さん:04/12/09 18:31:53
>>991
燕順 王英 鄭天寿
993無名草子さん:04/12/09 18:38:48
>>989
最終回は、ネタバレ全開でよいのでは?
994無名草子さん:04/12/09 18:50:52
どういう根拠があって、そんなことがいえるのさ。
ダメだよ。
995無名草子さん:04/12/09 19:04:18
次のすばるは、17日?
996無名草子さん
次スレ頼んだ。寝る。