星新一さんについて語りましょう。前スレが落ちたために立て直しました。
関連スレは2-5あたり。
「明治の人物誌」はちょっとレアものかもね
むちゃくちゃ既出だろうけど
新潮は「星新一の作品集」の続きをだすよーに。
できそこない博物館4冊くらい持ってる。
出先で不意に読みたくなって古本屋探して買っちゃうんだよ。ほとんど暗記してるのに。
>>6 あ。それ俺もそれ好きだ。
廃版になったのは何故?
持ってる本全部ブックオフ100円で買った奴だ。
1さんお疲れ様〜。
関連スレの充実ぶりが素敵ですね。
ここも『にぎやかな部屋』になるといいな。
>>9 どうも。
ところで、たぶん既出だろうけど、星先生って「!」と「?」を使ってないんだよね、ほとんど。
何かポリシーがあったのかな。エロシーンださないのと同じで。
11 :
無名草子さん:03/12/31 09:16
厨房の好む作家代表だね。
高校生以上で、星新一を読んでる奴は間違いなくアホw
アルファベット同様、目立ちすぎるからではないかな。
上品でイイ(・∀・)!
13 :
無名草子さん:04/01/04 14:27
断食したときのエッセイは面白かったなあ。
コレステロールのやつも。
14 :
無名草子さん:04/01/09 19:48
あまり話題にならないけど、
星さんのエッセイって、めちゃ面白いよね。
筒井さんよりシニカルかも。
15 :
無名草子さん:04/01/09 20:31
>>11 だらだらと長い作品だけ読めば良いという訳じゃないのだよ。何故、星新一の後継が現れないのか。それは、今の作家には、ショートショートという限られた範囲の中で、シャープ且つ多彩な作品世界を作り上げる事が不可能だから。
16 :
無名草子さん:04/01/09 21:07
>15
あと発表場所が少ない、という理由もある。
17 :
無名草子さん:04/01/10 14:12
>>12 エヌ氏とかアール氏とか初めて見た時は新鮮だったな。
人物名をアルファベットにしない理由は、
それだと特定の人物を思い出してしまうからとも書いてあった。
>>15 今、短い文と平易な言葉で奥深い話を書ける人って少ないのかも。
特に現代社会に対する風刺は、星新一で出尽くした感があるし。
18 :
無名草子さん:04/01/10 14:20
昔、筒井康隆なんぞと並べられて評されてたのに憤りを感じたことがあった。
レベル違うだろ、と子供心に思った。
もちろん星が上だよ。
介護する家族への引け目からだろう、「私は厄介者」と訴える高齢女性。
傍らに腰を下ろした長谷川祐一さん(43)は、介護計画を立てながら
、話に耳を傾ける。目がやや不自由ながら、裁縫が得意のようだ。
「ぞうきんを縫って寄付してみたら?」。糸を通した針を手渡すと
、女性の表情に明るさが戻った。
長谷川さんは、ケアマネジャーの資格を持つ薬剤師。
故郷・いわき市で薬局を開き、十一年になる。並行して高齢者介護の相談
にのり、同業者を代表して市へ要望する。近くデイサービス事業にも乗り出す。
合間には、選手経験を生かして小学生に週四回バレーボールを教え、
薬物乱用の怖さを伝えるボランティアも引き受けている。
「いわきを、誰もが安心して暮らせる街に」。そう考え、行動する物差しは
「親切第一」。
母校・星薬科大(東京)の創立者で、同じいわき市出身である星一の言葉だ。
続きはこちら
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/024/6.htm 地元には、星一の銅像があります。
20 :
無名草子さん:04/01/10 16:36
星先生の作品は、如何様にも料理できるから面白いよね。
オレ、いまFLASH作ってるんだけど、ショートショートをFLASHにしてみるのも面白いかも。
作ったら教えてください
>>19さん
「親切第一」が上手に受け継がれていて
感動しまつた。
筒井と星比べて星が上、なんて言ってるのはよくわからん。
資質がまるで違うだろ。
人前で言わないほうがいいよ、恥かくから。
24 :
無名草子さん:04/01/13 22:00
↑うん、おれもそう思った。
筒井さんのは星さんのとはまたべつですよ。
25 :
無名草子さん:04/01/13 22:15
星さんの倒産整理話を読みたかった。
26 :
無名草子さん:04/01/13 23:48
>>25 俺は、「思い出しただけで頭がかっとなる」時期の話。
何があったんだろう……?
全体的に幼稚!?ってな内容ですけどね。
個人的には観る側の想像力や好奇心度が測れる作品だと思えます。
どっかの誰かが「2chを便所の落書き」と評して封印してしまってるのと同じ事では無いでしょうか?
なんと言っても天才であると言うことは否定出来ないでしょう。
わたしも個人的には静止画風アニメとか短編映画とかやったら面白いのではないかと思う今日この頃。
28 :
無名草子さん:04/01/14 00:20
>>27 幼稚って言うな。いくらでも言いようがあるだろう。
言っていることはほぼ同意。
29 :
無名草子さん:04/01/14 01:02
はじめてきました。このスレ。
短編・エッセイ、片っ端から買ってました昔。
今も大好きですがショートであるだけに作品よりも評価が
浅いのがわたしとしては不満でした。
今になってあの短さと量は大人にしかできない技だと改めて尊敬。
「進化した猿達」を読んで分類好きになった自分がいます。
30 :
無名草子さん:04/01/14 01:22
>>29 俺は各種エッセイ読んで、本を選り好みしなくなった。
なんて言ったら分かりやすいのかな。
星先生のエッセイって、「星先生自身が学んでいる」タイプのエッセイが多いでしょう?
あれ、読んでると自分もやりたくなるんだよね。結果的に、ちょっとでも興味のあることは本で読んで調べる習慣が付いた。学校の先生じゃムリだね。観念しか教えないから。
>30
そうなんですよね。調べるの好きになりました。わたしも。
あと何でも「ん?」とあえてひっかかってみるとか。
一人プロジェクト]してみたり。
ショートも物の価値観を全く別に置き換えたもの多かったし。
練習問題は「手術台とこうもり傘とミシン」の出会いでしたっけ?
32 :
無名草子さん:04/01/15 09:06
>>27 前やってた週刊ストーリーランドでやたらとこの人の話が使われてたっけ。
自分が星新一を初めて読んでからもう十五年くらい経つけど、
その頃と評価が全然変わってないような気がする。不当に
陥れる香具師がいない代わりに、再ブームが来るほど評価も
されない。
大人になって色々な小説を読んできて、自分の中じゃ「卒業」
した作家もいるけど、未だに星作品には幼稚さを感じない。
国民的作家だと思うんだけどなあ。もっとも、今の「名前は
よく知られているけど、あまりすごそうな感じはしない」と
いうポジションが星らしいといえば星らしいか。
34 :
無名草子さん:04/01/15 23:43
この人の持つ本質的な毒が心地よい。
僕個人としてはけして幼稚な内容だとは思いませんよ。
ただ、読ませるひとによってはそういった解答しかよこさない人間も居ると言うだけの話で。
まぁ私自身中学時代に教科書内で唯一面白いと感じたのも事実なのですが。
今でも偶に読み返すとその度に素晴らしさを実感します。
32>>
週間ストーリーランドは面白かったんでたまに観てたけど。
アニメ自体かなりチープだしこれといったセンスが感じられませんでしたね。
しかもあれって殆ど投稿作品じゃ有りませんでしたっけ?
星さん作品なんて聞いたこと有りませんでしたが・・・。
週刊ストーリーランドは
面白い作品があったら紹介してください、と作品募集していたので
原作付きの作品も結構あった・はず
「ショートショートの広場」に収録されている作品がアニメ化されたこともあったような
俺はあの番組、ナレーションや構成が肌に合わなくて一度も見たことないなぁ。
「世にも奇妙な物語」でも映像化されてたけれど、個人的にはこっちのほうが好きだった。
>>10 どのエッセイだったかは記憶のかなたですが、
「!」や「?」は文字ではない、と認識してらしたようです。
40 :
無名草子さん:04/01/17 22:29
つい「ショートショート1001」を買ってしまった…
今んとこ一番お気に入りが「夜の流れ」
時々物凄く面白いストーリーあるよな。
42 :
無名草子さん:04/01/26 21:34
「ショートショート1001」って、もう売ってないよね?
43 :
無名草子さん:04/01/27 10:46
>>42 売ってるよ。店頭にはそう置いてないだろうが、
取り寄せてもらえ。
星新一が翻訳してる海外SFを見つけて買ってみたんだけど
いやー読みやすいねぇ
平易な文章だけど内容が薄いわけではない
なんでなんだろう
45 :
無名草子さん:04/01/28 13:29
46 :
無名草子さん:04/01/28 20:46
↑
うまい。
47 :
無名草子さん:04/01/29 01:59
中学生の頃彼の文庫本100冊くらい読みました。
星新一の全作品読破しようとすると再読含めて一年はかかりそうだな。
70歳まで生きれたとして残人生の1/50くらいか、まさにライフワークだな。
本を読むには人の寿命は短いなと思う。
中学生の頃、初めて結婚を意識した男性が星新一さんだったな〜。
こんな素晴らしい本を書く人と結婚できたら素敵だなって・・・
大正生まれと知って、かなりブルーになりました。
49 :
無名草子さん:04/01/29 23:10
俺はショートショート1001を三ヶ月で読み終えたよ。
別にずっと読んでたわけでもないし、
速く読もうとしてたわけでもないから
もっと速く読みきれると思うが…。
50 :
無名草子さん:04/01/29 23:34
ショートショートが好きで読んでいたのだけど、
「人民は弱し官吏は強し」とか「進化した猿たち」とかの方が思い出に残ってる。
何故だろう?20年振りくらいになるが、再読してみようかな?
進化した猿はいま読み返しても面白いよ。
ところで、進化した猿たちの真髄は、各章のタイトルにあると思うんだが。
いちいちうーん、とうならされてしまう。
手元に本があるかたはチェックしてみるといいかも。
52 :
無名草子さん:04/01/30 18:38
あの人の作品はうまく言えないけどすごいよね。
普通だったらオチを知ってるショートショートは読みたくないけど
星さんの作品は読み直せば一層味がでる。作品数も半端じゃないし。
>>51 「死刑を楽しく」とかは印象に残ってるな〜
54 :
無名草子さん:04/01/30 22:23
お、俺ちょうど「進化した猿たち」読んでるんだ。
風呂で読むのにちょうどいいぞ。
>>54 ギュオーうらやますぃ…( ´Д`)ハァハァ
やはりもうワンセット買うべきか(実家にオキパナシ
>>54 俺も実家におきっぱなしだ(´・ω・`)
実家の書庫兼ごみ捨て場兼寝る場所のどこかにうずもれてるはず。
57 :
無名草子さん:04/02/01 07:43
昔学習雑誌「チャレンジ」の投稿ページに星大先生のショートショートを
そのまんま出してるヤツがたまにいた。
>>57 スレ違いだけど、「子猫物語」の「命」って詩をそのまま出してるのもいたなあ
普通に掲載されてて、目を疑ったよ… 「チャレンジ」て信用できねえなあ
と思った
最近、新作が出ないなあ
今まで頑張ったからこれからはマイペースでいくんじゃないの?
61 :
無名草子さん:04/02/13 19:10
ところで、どの本が一番おもしろいと思う?
62 :
無名草子さん:04/02/13 19:19
大人になってから読むと、
「なんでこんなのが面白かったのかなあ」
と思う。
これも進歩なのかも。
63 :
無名草子さん:04/02/13 19:27
64 :
無名草子さん:04/02/13 20:51
ブランコのむこうで
ピロ王子が好きだったな。
65 :
無名草子さん:04/02/13 21:01
進化した猿たちって、今はもう手に入らないんですかね?
昔から買おう買おうと思ってたら、いつの間にか本屋から
なくなってました。
66 :
無名草子さん:04/02/13 21:22
>>65 古本屋では良く見掛けます。
家の近くでは帯付きで文庫三巻セット売ってます。
図書館にも結構置いてあると思うから、
読むダケなら不便しないと思いますが...
67 :
無名草子さん:04/02/13 21:38
>>66 そうですか、私の近くの古本屋のほとんどはなぜか
星新一の本が少なくて困ってたんです。(特に進化した猿たちがない)
確かに読むだけなら図書館で十分なんですが、やっぱり
ファンとしては手元にいつもおいておきたいので。
68 :
無名草子さん:04/02/13 21:46
>>35 何が言いたいのかさっぱり解らない
星氏の文体を見習え、と
69 :
無名草子さん:04/02/13 22:07
わし昨日古本屋でハードカバーの
「きまぐれ遊歩道」と「つねならぬ話」
を買いました。未読分なのでうれしい。
70 :
無名草子さん:04/02/14 00:15
>>61 安定なカード。マネーエイジはボッコちゃん収録かな。
ショートショートの広場で、一ページもない本当に短い作品で、すごい精神安定剤を発明した博士の話を星先生が大絶賛していたのが忘れられません。なんで今まで思いつかなかったのかと9点つけておられました。
71 :
無名草子さん:04/02/14 00:22
↑
あ、安全なカードだ。
>>70 それって、「災難が見える眼鏡」じゃなかった?
俺は「鬼」のラストを作者に聞いたら思いがけない答えが返ってきた、
という話の詳細を知りたくて身もだえたよ>ショトショト広場
73 :
無名草子さん:04/02/14 04:02
>>72 すみません、タイトルは忘れました。
「今ここに素晴らしい精神安定剤が完成した。飲んでみよう。――おぉ、大成功だ。この嬉しくないことといったら。」
みたいな話でした。ラストの“嬉しくないことといったら”がとても印象的でした。
74 :
無名草子さん:04/02/14 08:32
悪いがそのネタ、落語の小噺としては可も不可もなし程度だね。
今なら「寒い」という香具師も多いかもしれない。
星さんが大絶賛がその程度だから、彼自身の作品はいわずもがな。
時代は確実に進歩している証拠ではあるけどね。
下手糞なつr(ry
>>59 亡くなった方なのに新作が出るはずもなく…
>>74 当時小学生だったんで、短い作品にもの凄く疑問がありました。短いのはダメ、せめて四ページはとか思っていて。なのに、絶賛されていたので、印象に残ったのも大きかったです。
星先生には21世紀を見て欲しかった。真鍋先生とともに。
78 :
アイコ゛ ◆2E9nCUjcIw :04/02/14 14:31
みなさんは悲しいお人ですね。
チョッと、言わせていただきます。
この作家のどこにみなさんは興味を持たれているのですか?
どこにも面白みがないではありませんか。
もっと広い視野をお持ちになってみないといけませんよ。
この作家を推すことはあなた方にとってどういう結果をもたらすとお考えですか?
今一度、見直して御覧なさいな
79 :
無名草子さん:04/02/14 17:24
たしかになあ。
三十年前の中学生時分、おれ自身は彼の熱心な読者ではなかったが、同級生に熱心な読者はいくらもいた。
しかし、四十を過ぎて読み返してみると(いや、初読がほとんどだから、「読んでみると」かもしれない)、いやはや駄作につぐ駄作。こんなの面白いと思ってたのかなあ。
考えてみれば、当時(1970年前後)、テレビの人気番組に「お笑い頭の体操」などがあって、ああいう番組では落ちが駄洒落だったけど、もし今あれをやったら「おやじギャグ」と馬鹿にされること必至。
星さんの作品も「おやじストーリー」なんだろうね。
悲しいといえば悲しい。世の流れだね。
星さんがあるから今があることを忘れてはいけないぞー
どう見てもマルチな荒氏だろ。マジレスするなよ。
82 :
無名草子さん:04/02/14 22:29
83 :
無名草子さん:04/02/14 22:47
「おーい、でてこい」は傑作だと思ってたのですが・・・
「城のなかの人」は傑作だと今でも確信している。
豊臣秀頼を主役にしてあれ以上の歴史小説を書ける人はそうはいまい。
85 :
アイコ゛ ◆2E9nCUjcIw :04/02/15 10:42
>>81 あなたは他の方と討論することが苦手なようですね。
しかし、そのままではあなたにとってよくありませんの。
ここで、どうかお考えを改めてみてもよいかと思われます。
悲しいお人になっていただかないよう、切に願っております
86 :
無名草子さん:04/02/15 12:27
「お笑い頭の体操」ではなくて、本のほう(多湖輝さん)の「頭の体操」
も昔大ヒットして、私もずいぶん面白いと夢中になったけど、
最初に話題になってから20年くらいあとの1980年代後半になったら、
「あれ?こんなにつまんなかったけ?」って感想だった。
これは私だけではなく、同年代の人も同じ感想を言っていた。
というよりは、彼があまりにつまらないというので、改めて見てみたら、
本当につまらなかった。
星さんの本もこれと同じなんでしょう。当時はたしかに面白いと思われ、
人気もあったのだから。
87 :
無名草子さん:04/02/17 23:01
そうですか?
流行は繰り返されるものですし、
過去にはやったものの現代では忘れられたものを
「これは斬新な」と受け取る人も少なからずいるはずですが・・・・・・。
自分は、未だに面白がって読んでおります。再読以上、なのですが。
失敬。
88 :
無名草子さん:04/02/17 23:22
>>87 俺も今読んでも充分面白いよ。
まあ、人それぞれってことだ。
89 :
無名草子さん:04/02/18 23:00
俺、色々な人の小説読んできたけど、
十分おもしろいと思うよ。
少なくともショートショートという分野では。
90 :
無名草子さん:04/02/18 23:40
なあ、星新一って前期の作品と後期の作品で
だいぶ印象が違わないか?
91 :
無名草子さん:04/02/19 00:21
前期と後期はどこで分けるん?
92 :
無名草子さん:04/02/19 00:28
90ではないが、主人公が「エヌ氏」から「青年(もしくは男、など)」に変わったあたりか。
まあ初期でも混在してるけどさ。
93 :
無名草子さん:04/02/19 00:49
俺はショートショートコンテストをやる前と後とで作風に微妙な違いを感じるのだが。
えっと、おおまかに言うと、
1960年代ぐらいと1980年以降で
ちょっと違うなと思って。
えっと、おおまかに言うと、
1960年代ぐらいの作品と1980年代以降の作品。
ショートショート1001を読んでたら、作風が変わったかな・・・と思って。
ごめん、書き込めてないと思ったら重複してた・・・
97 :
無名草子さん:04/02/19 00:56
まー、20年ちかく経てば作風だってあるていど変わるでしょ。
むしろ変わらない作家っている?
98 :
無名草子さん:04/02/19 01:01
どうだろね?
ひたすらショートショートを書きつづけている人も少ないし・・・。
筒井なんかは作品一つ一つがまったく違った雰囲気なんだが・・・。
前期はSFがまだ認められてなかったから
とりあえず読んでもらえるように
わかりやすくしてたというのは何かの解説で読んだ。
ショートショートは半身浴するのに
ちょうどいい。
3話くらい読むと汗がにじんでくる。
101 :
無名草子さん:04/02/19 01:43
>>99そうなの?初めて知った…
俺はSFも好きなんだがごくごくたまにでてくる
ホラー風な物語が好きなんだけど。「夜の流れ」(だっけ?)とか。
>>90 作風が変わったのではなくて枚数が長くなった。
原稿料が原稿用紙一枚あたりいくらで支払われるのに怒った星新一が、
枚数によらずショートショート一本につき30万円の原稿料を要求した。
出版社の方も同じ原稿料ならとショートショートよりも長めの作品を依頼してきた。
それで後期は間延びした作品が多くなった。
103 :
無名草子さん:04/02/19 15:48
星新一氏も今ならリアルタイムで読んだ読者が一杯いるからいいケド、
30年後とかにはホボ忘れ去られているのだろうね。
自分も中学高校の頃良く読んでて、思い出と伴に大切な作家の一人。
自分も死んでしまったら、彼の魅力を語れる人間が一人いなくなるんだなぁとか思う。
104 :
無名草子さん:04/02/19 20:46
>>102 ダルい出版社だな。
ショートショ−トは短いほうが好きなのに。
後期のオチのない民話風の作風もあれはあれでアリ。
と言ってみるテスト。
106 :
無名草子さん:04/02/19 21:42
いや、俺もあれはあれで好きなんだけど、
やっぱり簡潔でちゃんとオチがついてるほうが…。
107 :
無名草子さん:04/02/20 01:21
高校のころ星新一の全集を読んだのだけど、
あれって今は売ってないのかな?
最近手元にそろえたいな、とか思うのだけど
古本屋なんか行けばあるのかな?
108 :
無名草子さん:04/02/20 01:35
>107
ショートショート1001のことかな?
だったら普通の書店でもまだあると思うけど。
無ければ取り寄せれば(・∀・)イイ!
109 :
無名草子さん:04/02/20 01:52
つーかブクオフで100円で文庫漁ったほうがラクだし安いっしょ。
全集に入ってて文庫にない作品もあるけどさー。
そういえば、竹取物語の現代語訳。
あれは後期の作品に入るのだろうけれど、かなり好きだな。
あと関係ないが先生がご健全なら2chをどう思っただろう?
「SFではよくある設定だ」か、
「コンピューターで繋がる世界というのは私も考えたことがあるが、匿名掲示板とはね」か。
>「コンピューターで繋がる世界というのは私も考えたことがあるが、匿名掲示板とはね」か。
あはあ、書かれそうw
×ご健全
○ご健在
だったな。なんてことだ。
唯一のセックス絡みのショートショート、皆が挨拶代わりにセックスするやつ、
なんて題名でどの本に入ってましたか?
もうみんな蔵の中なもんで…
113 :
無名草子さん:04/02/20 03:18
>>112 タイトルは定かでないが、筒井康隆が編集した「60年代SF短編集」(うろ覚え)とかいうアンソロジーに収録されてた。
普通の作品集には入っていないはず。
>あと関係ないが先生がご健全なら2chをどう思っただろう?
10年以上前に読んだのでタイトルは忘れたが、
同じ趣味の話題のみでつながるクラブの話があったと思う。
例えば釣りの話のクラブの中では、映画のクラブで見知った人がいても、
釣りの話しかしてはいけない。
これって「板違い」の話題が締め出される2chっぽくないだろうか。
>>114 こないだそれ連想したよ。
趣味の一致を探し出すクラブでしょ。
「実現してるなあ」と思った。
>>103に胴衣。
他の作家と違って
後々に語り継がれるタイプじゃないような気がする。
内容は、どの時代でも受け入れられると思うんだけどね。
知名度は低くても、今後未来で誰かがふっと手にし、読んでみて
ひそかにはまっていく人がいるとは思うけど
117 :
無名草子さん:04/02/21 01:02
明治の人物誌 は大変優れた本だ
118 :
無名草子さん:04/02/21 09:26
夜明けあと が好きだ。
2冊持ってる。
119 :
無名草子さん:04/02/22 01:47
選者がかわってショートショートの広場は凄まじくつまらなくなった。
>>119 それを言ったら阿刀田高さんが可愛そうだと思うから、いわん
121 :
無名草子さん:04/02/22 16:36
>>119 阿刀田には悪いが…同意。
作者ごとに物語の好き嫌いがあると思うが、
星新一のほうが俺好みの話が多かった気がする。
122 :
無名草子さん:04/02/22 16:47
俺の中で、この人と小林秀雄はセットになっている
どちらも文章が洗練されて平易になっているところが好き
まさに熟練のなせる技
かっこいいわーん
123 :
無名草子さん:04/02/22 19:47
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125 :
無名草子さん:04/02/24 20:09
>>124 それだ!
犬と死体とそのほかもろもろとセックル・・・(;´Д`)ハァハァ
正直、好きな作品じゃないや。
この人がテレビに出てるのを見た事がある人いますか?
どんな印象だったか記してもらえるとありがたいのですが。
127 :
無名草子さん:04/02/25 06:47
>>124 正直あの話よくわからなかったんだが・・
>>127 わからんでもあの世界に圧倒されなかったかい?
129 :
無名草子さん:04/02/26 23:28
星一の伝記というやつがヤフオクに出ているが、やっぱり貴重なんだろうか。
読んでみたいが、ちと高いんだよねえ。
復刻版もあるそうだが、これもやたらと高い。
詳細を知ってる方情報キボンヌ。
(星さんのお葬式行ったら星鶴イラスト入りのテレカもらったよ。家宝です)
130 :
無名草子さん:04/02/26 23:53
>>129 うらやましいので120円くらいで売ってください
131 :
無名草子さん:04/02/27 01:28
>>125 一応筒井編「60年代」以外だと「1001」で読めるね(最終1001作品
目としてはいってるのがなんともはやw)
133 :
無名草子さん:04/02/27 16:44
>>119 つまらなくなったというか「??いいの?」って作品が多くなったような
例えば最近出た奴だと瞬きネタの二個目とか
ああいうのあり?別の人の続編みたいの(同一人物みたいかもしれないけど)
あとは有名な古典的ジョークそのままのやつ(タバコのやつね)とか・・・
似たようなの読んだような〜って気がするの多いかも。
阿刀田氏には悪いけど俺は星中毒なのかも。
星ショートショートばかり読んでると他の作者のショートショートつまらなく感じるように
なるって聞いたことあるし・・・
星「ショートショートは寓話ではない」
阿刀田「ショートショートは寓話である」
どっちも確か広場のあとがきでの台詞。選考基準が違うんだろうなぁ
阿刀田には惹かれるものがないのだ('A`)
135 :
無名草子さん:04/02/28 21:19
星新一、中学の頃大好きでした。
ホテルの屋上(?)で女が「自殺してやる」とか言って
下にいる人たちの気をひいておいて、その間に仲間が
他の部屋に侵入して金品を盗むって話があったと思うんですが
何て言う本に収録されてるかわかる方いらっしゃいますか?
星新一が選者のショートショートの広場も最初は荒削りでいろんな作風があっておもしろかったけど、
最後のほうは器用にまとまったものが多くなった印象があるなあ。
あの〜・・
死刑囚が自分が裕福になる夢を見てずーっとその夢に閉じこもってしまい、
現実は死刑が執行されて夢の中の自分も死ぬ作品って何に収録されたか解る方いますか?
138 :
無名草子さん:04/02/29 19:39
140 :
無名草子さん:04/03/01 11:09
最近地味に伸びてるなこのスレ。
142 :
無名草子さん:04/03/02 09:02
NHKラジオ第2 本日
前 10:20
おはなしの旅 −高学年−
「“ショート・ショート”より“鍵”」
【作】星 新一
>>127 小学生時代に読んだきりなので覚えてなかったりする。題名調べるのも
「星新一の世界」を探してきたくらいで。
「別役実のコント教室」を読んでたら「進化した猿たち」がテキストに
使われてた。ウォーミングアップの為に読んだり、「死刑もの」「法廷もの」
「乞食もの」「葬式もの」「銀行強盗もの」「首つりもの」「孤島もの」
「人食い人種もの」「刑事もの」「死体もの」「医者もの」「ギャングもの」と
分類して、シチュエーション別に”笑いのある類型”を確認しましょう、みたいな。
>>116 それが「語り継がれる」と言う現象ではないかと小生、愚考致します。
本自体が読まれず、漫画ですら文字が多いと敬遠される昨今のことだから、
少々の不安も抱いておりますけど。その不安を除外すれば。
これからも、多くの子供たちが通過するヰタ・ブックスアリス(なんじゃこの造語は)
でいてくれるのではないかと。もちろん小生も、子供に薦めてゆく所存なり。
145 :
無名草子さん:04/03/03 00:54
ていうか、現在まで文庫が版を重ねているのに
何で
>>103みたいに思うのかわからん…。リアル
タイム組が何度も同じ本を買ってるわけでも
あるまいに。
文春文庫から出ている「Sudden Fiction」とか色々なショートショートアンソロジー読んでみたけど、
星新一みたいに、まるで普通の長編小説のように構成がしっかりしてるのってほんと希なんだよね。
多くは長い物語の中から一部を切り取ったような感じとか、スケッチ風の小説ばっかりで、それはそ
れで面白いけど、矢張り「余技」としか感じられないのも事実(ただ、バリー・ユアグロウという作家は、
不条理の条理とでも呼ぶべき世界観が確立していて面白いと思った)。
それで、やっぱり星新一氏は凄いなあ……と思った。特に出来のいい作品は、大長編小説にも劣ら
ないほどのスケール感があるし。
>146
そんなあなたに
バリー・ユアグロウ「一人の男が飛行機から飛び降りる」新潮文庫
逆に、星さんの作品だけが百年後も残るんじゃないかと。
149 :
無名草子さん:04/03/03 21:11
>148
俺もそう思う。これだけ完成度の高い作品が消えていくはずがない。
現に数十年経った今も消えてないわけで。
151 :
無名草子さん:04/03/04 11:50
タイトル&収録本を教えて欲しいのですが・・・
乱暴&伝法な言葉遣いが正しく、丁寧な言葉遣いが人を怯えさせる、
世界が逆転した話。結構面白かったので再読してみたいんです。
152 :
無名草子さん:04/03/04 15:01
>>151 「ちぐはぐな部品」の「ネチラタ事件」じゃない?
153 :
L ◆AN5fZDBYnU :04/03/04 21:26
>>152 その話は「世にも奇妙な物語」でも採用されてましたね。
154 :
無名草子さん:04/03/04 23:18
そういや、火星のニュース、星さんはどう思ったのかな?
155 :
無名草子さん:04/03/05 02:11
>>154 たまたまこのスレ見つけて懐かしくて全レス読んだ最後にこのレス!!
凄く嬉しいよ。
銀色の物体の話のことやんな?一番好きな話だったな、中学生の頃。
156 :
無名草子さん:04/03/05 05:42
>>133 その10あたりにもジョークそのまんまのあったよ
エッフェル塔を富士山に変えただけの。
ああいうの有なら俺も送ってみるかなw
「凶夢など30」に入ってる「印象」という話ってどういう意味
なんですか?作者の言いたいことが分りません。
158 :
無名草子さん:04/03/05 17:46
159 :
無名草子さん:04/03/05 22:06
>>158 一番下のは欲しいな。
あとは持ってるからいいや。
>>155 「処刑」だったか。名作。ベスト5に入る。個人的に。
>>161 文庫になってないヤツだね。
俺は以前ブックオフで100円で入手した。でもなくしちゃった_| ̄|○
そんなに貴重だったのか・・・。
>>160 それってなんか水の出る球かを持たされて火星?に島流しならぬ
星流しにされるって話ですか?あと何回水がでるかわからないという。
そうなら俺も好きだったなぁ。最後に悟りをひらくエンディングだったと
思うが、なぜかあの話は妙に印象に残っている。
星千一
166 :
無名草子さん:04/03/06 19:01
星さんの頭の中には文章化されていないアイデアが
一体どれだけ残っていたのだろう?…勿体無い。
>103.116.144.148.149.150
亡くなった直後の朝日新聞に、星新一の著作を読むように
なってから国語の成績が良くなったという中学生の
投書があったから今後も読み継がれると思う。
168 :
無名草子さん:04/03/07 14:30
>>167 確かに言う通りかもしれない、高1の時に星新一の本を二ヶ月くらい読み漁ったことがある。
一日一冊は必ず読むと決めて、読み終わるまでは寝ない日々を一ヶ月間継続した。
それまで模試で国語の偏差値53〜57くらいだったのが、いきなり68くらいまで上がった。
それ以降卒業まで62以下に下がった事はなかった。
特別国語の勉強はしていなかったので、星新一が効いたのだと思う。
他の作家ではどうなのだろう?
>>168 星新一に限らず、読書を続ければ国語の成績はやっぱり良くなると思うよ。
ただ、星新一の場合はハマりやすいから、その傾向が顕著なのではないかと。
あえて言うなら 現代文学>古典文学>海外文学 の順はあるかもしれない。
もっとも海外文学の場合は、翻訳する人の文体によるけどね。
170 :
無名草子さん:04/03/07 16:11
そうそう。
本を読まなきゃ、って感じで読んでるより、
自分からはまって読んでるほうが全然読解力とかが違ってくるよね。
ここからチョッと脱線するけど、
よく、本を読みなさいって言うけど、あれって何でもいいよね。ジャンルとかは。
漫画でも雑誌でも文庫でも。
読みつづければどんな本でも知識はつくし、国語の勉強になると思う。
わからん言葉は辞書で調べる癖つけるとかすれば、難しい本を読まなくても
自然と国語力はアップすると思ってます。
171 :
無名草子さん:04/03/07 16:45
星作品は平易な言葉で読み易く、
しかもショートショートや短編が主なのでちょっと空いた時間に気軽に読める。
もし理解できなくても短いのでちょっと再読するのにも適しているし、
文庫が主体なので携帯性も優れているし、価格も安い。
内容もエログロ描写が無いし、
1000篇以上有るのにひとつも同じオチが無く、どれも水準以上の面白いオチが期待できる。
読書習慣の無い人間に勧めるには最適の作家かもしれない。
ショートショート1001の体裁が大判でなく、文庫版で出版されなかったのは惜しいと思う。
気軽に読めなくなってしまった。
手塚治虫全集などは「マンガは本来手軽に読めるもの」とゆう本人の思想で今の様なかたちで普及している。
星新一全集がこれから出るのなら、誰でも手軽に読める様、是非文庫版で出版していただきたい。
ショートショートの特性が一番生きるかたちだと思う。
172 :
無名草子さん:04/03/07 17:06
星さんとF先生は同じ作風と思うが、
F先生>>超えられない壁>>星さん
つーか、
F先生の一番の駄作>>超えられない壁>>星さんの一番の傑作
かな。
>>172 F先生の小説を読んだことないから何とも言えないなあ。
ていうか、あるの?
優れた漫画家 = 優れた小説家ではないことくらいわかってるよね?
174 :
無名草子さん:04/03/07 17:35
F先生の作品は確かに良い作品が多いし、星作品と同じ様に好き。
版権問題をちゃんとしないで死ぬものだから何故か全集として読めない状態にある。
オバQやジャングル黒べえはほぼ絶望的。
しかしいちいちこんなとこで、どうしてそんなこと優劣付けるの?
児童マンガと一般向け文章じゃ比較する意味無いと思う。
172さんがそう感じるのは文章を読んでイメージする能力が弱いのでは?
とゆうか星作品をちゃんと読んでないのかもしれない。
ショートショート1001ってむしろ全集じゃないと出なかったような。
新潮文庫でまだ大体は読めるし
↑ちょっと言葉足らずだった。3冊の分厚い全集じゃないとってことね。
177 :
無名草子さん:04/03/07 20:41
長い作品なら、意味がわからなくなってきたときなんかに
「もう、わけわかんないよぅ」となって先へ進めないが、
ショートショートは
「これは飛ばして次の作品読むか。」というのができるのがいいね。
で、時間のあるときとか気分が変わったときとかに再読すると理解できてたり。
>173-174
煽りだろ。触るなよ。
富野小説は辞めておけ
あれは異常なまでに読みにくい
>>179 そう?俺はふつうに読める。
たしかにヘンなクセはあるけど。
「できそこない博物館」をいま読んでるけど、面白いなー、これ。
100円(inブクオフ)で入手できてラッキーだった。
F先生は「オバQ」「ドラえもん」に追われて、SF短編はあまり描けなかったけど、
たしかに残されたSF短編(全8巻で出てますね)は、ものすごい質の高さで、
SFファンの中には、F先生を「作家も含めた中で、ああいう作品の中では一番の人」
と評価する人もけっこういるのは事実だ。(あのうるさい「BSまんが夜話」でそう紹介されてた)
ああいうSF短編が、星新一の小説と作風が似ていて、さらに
SF短編の平均の質が、星新一の小説の全体の平均をはるかに上回るのは同意だが、
だけど、星新一ほどの量を書かされ、原稿料一枚いくらで、内容以上に見た目の枚数を
膨らますことを余儀なくさせられたとしたら、ああいう質の高さは保てたかねえ。
183 :
無名草子さん:04/03/11 16:44
唐沢俊一が、
「星作品は一見明快な作品の底にすさまじいまでの人間不信が隠されている、
苦い大人の作品と分るまでに20年かかった。文壇が正当に評価するにも没後
同じくらいの時間がかかるだろう。」
って書いてた。
分りやすさゆえに、「星新一は入り口であり卒業すべきもの」って考えられてるのは残念です。
鏡の虐められる悪魔で抜いた俺はアホです。
>184
すげえ。
>>181 うらやますぃ。
うちの方は全然売ってません(´・ω・`)
188 :
無名草子さん:04/03/12 15:20
評論家がどうのこうの言ってもねえ。
好きな人は大袈裟に賞賛し、嫌いな人は酷評するのは当然だし。
それに、複雑に利害も絡むからねえ。
ただ、どんな作品だって、深く読もうと思えば、いくらでも読めるよ。
「サザエさん本」みたいにさあ。
個人的に言えば、星新一はつまらないと思う。
もっともらしい文章が続いて、落ちが面白くない。
今で言えば、おやじギャグもたくさんある。
最後まで落ちを悟らせないために、文章がもっともらしくなるのは理解できるけど、あの1001を読んで、最初の20か30の作品読んだら、どれも落ちがつまらなかったので投げた。
手塚先生やF先生と比べてもしかたないよ。
やっぱ、漫画の世界のほうが読者が多くて淘汰されやすいからねえ。
手塚スレやF先生スレとこのスレの反応の多さが如実に語っている。
手塚さんやF先生の作品は1960−1970年代の作品は、今日でもあまり古さを感じさせないが、星新一のはもうどうしようもないもんなあ。
まあ、それをどう感じるかはその人の感じ方の問題ではあるけどね。
文壇では評価どころか忘れ去られる一方だけど、それでいいなじゃないかな。
バッハとかモーツァルトとか手塚先生とかF先生みたいな、自分たちの作品は風俗で、歴史に残るなんて考えてもいなかった人のものが歴史に残るのは皮肉なことだね。
189 :
無名草子さん:04/03/12 16:42
188がどうのこうの言ってもねえ。
>最初の20か30の作品読んだら、どれも落ちがつまらなかったので投げた。
193 :
無名草子さん:04/03/13 06:24
例えばボッコちゃんのどの辺が古さを感じさせるのか聞いてみたい気もするが、
どう感じるかはその人の感じ方の問題だから、こんなのに聞いても意味無さそうだ。
194 :
無名草子さん:04/03/13 14:05
古いか古くないかという問題より、ボッコちゃんの落ちがわからん。
説明してよ。
195 :
無名草子さん:04/03/13 14:28
たしかに、オチが読める作品もあるが今読んでも十分おもしろいと思う。
古風なセリフ回しとかはあたし好きだし。
196 :
無名草子さん:04/03/13 17:56
「ビフテキ」とか強烈だな。
久々聞いた。
1960年代にはこう言ってたね。
今は絶対「ステーキ」。
でも、雰囲気が楽しめるって素敵だね。
ファンて頭じゃなくて情だと思うから。
オチがどうのこうのは頭の部分で、一度で飽きなくても、二度三度読むと飽きる。
しかし雰囲気が楽しみなら、何度でも楽しめる。
197 :
無名草子さん:04/03/13 20:44
お前ら馬鹿で白痴、本読むな。
落が読めるのは、星新一的な落が日本の文化に根づいたからなんだよ。
落が読める、浅い、詰まらないってな風に読むのはキチガイ。
今すぐ死んでしまえ。
198 :
無名草子さん:04/03/13 23:08
星新一はたくさんのショートショートを残してこの世を旅立った。
多分彼の様な作家は私が生きている間は現れないだろう。
ありがとう、星さん。
あなたがいたから今の私がある。
彼と同じ時代に生きることができ、彼の作品を楽しめることに感謝する。
199 :
無名草子さん:04/03/14 07:57
ばかだね
>>197 オチなんて落語や小噺からあるわね。
その落語や小噺の落ちの中に入れると、
星新一なんていいとこ真ん中辺だぞ。
200 :
宮本 ◆qKu5lM5bao :04/03/14 08:15
つまり、時代を超えて生き残ってきた落語、小咄と同じくらい普遍的で不変の価値を持った作品を量産した星さんは偉大ってことです。
201 :
無名草子さん:04/03/14 08:15
やった!星新一様のスレで200ゲト!光栄です〜!
202 :
無名草子さん:04/03/14 08:17
>>200 もし星が生き残ればね。
その可能性はほとんどない。
というか、すでに忘れ去られている。
まだしも巨人の星のほうが記憶されている。
203 :
無名草子さん:04/03/14 08:17
と思ったら201...
ゲトを半角にするのに一瞬モタッたからだくそっっ
204 :
無名草子さん:04/03/14 09:18
>>199 落語が伝承されているのは、ストーリが面白い事以上に
話者が素晴らしいからだ。落語家をなめんなボケ、糞、ウンコ、
ゲロ、腐敗した牛乳。
205 :
無名草子さん:04/03/14 10:25
>>204 じゃ、ストーリーがつまらないうえに語りも下手な星新一は。。。(RY
206 :
無名草子さん:04/03/14 10:34
例えばさ。
上でボッコちゃん話題になってるが、どこが面白いの?
星さんて、ストーリーとか設定がすごく雑だよね。
長編でだらだら書くのはわかるけど、こういう短いのであやふやな設定やられると、嫌気がさす。
たとえば、ボッコちゃんなるロボットを作るのに、
ほかに人間の働きをするロボットを作る人がいなかったって
いうが、これはどう考えても不自然。当時からロボットって
社会の関心集めてたし。
中学生くらいなら、こういうところをさらっと読んでしまうのだろうが
大人の鑑賞には耐えない。
また、このバーの経営者がいわゆるフィギュア集めるような
おぶないおたくで自分に都合のいい女性を作り出したというなら
それもわかるが、それだとちょっとあぶない話になる。
あるいは、星さんはそれを避けたくて、こういう中途半端な話になった
のかもしれない。
酒をロボットの下から回収できるってのも別に新しいアイディアじゃないし、
大人から見たら、普通のバーで、ワイン、ビール、ウイスキー等々
いろんな酒を飲まされるだろうに、それをどうやって分別回収するのかと
思ってしまう。こういうにも中学生ならOKかもしれないが、大人の
鑑賞にはたえない。
ひとこと、「さらにボッコちゃんには、信じられないことに、いろいろな
種類の酒を自動的に分離できる機能まで搭載されていた」とでも
書いとけばいい。星さんはこういうことが思いつかなかったのではないか。
実に雑だ。
さらに、オチもほとんどない。
手塚さんとかああいう漫画の大家だったら、あまりにも従順すぎるロボットを
作ったがゆえに、いいほうにしろ悪いほうにしろ、予想外のことが起きてしまうとか、
あるいは酒をうまく回収したつもりだったが、なんらかのしっぺ返しがあったとか、
そういう風にオチを持っていくものだが、星さんはついぞこういうオチを書けなかった。
しかし、言葉の言い回しがすきとか、雰囲気が好きというのは個人の趣味の問題なので、
それで愛好する方を批判するつもりは毛頭ない。
207 :
無名草子さん:04/03/14 10:41
>>206 あるいは酒をうまく回収したつもりだったが、なんらかのしっぺ返しがあったとか、
そういう風にオチを持っていくものだが、星さんはついぞこういうオチを書けなかった。
って、ハア? そういうオチになってるじゃん。
ってか、キミは典型的にSFが理解出来ないというか、想像力欠如というか。
とにかく、キミのような人に賛美してもらえる星さんじゃなくて良かったよ。
208 :
無名草子さん:04/03/14 12:13
>>206 長々と如何に自分は愚かか述べてみせる。
その卓越した技術はどうやって身に付けたんだ?
209 :
無名草子さん:04/03/14 12:26
>>207 なってないじゃん。
少なくても親父ギャグレベル。
手塚ならはるかにうまくやるよ。
210 :
無名草子さん:04/03/14 12:27
でも、ボッコちゃんなんてまだましなほうでしょ。
他の作品など。。。
211 :
無名草子さん:04/03/14 12:28
ま、手塚を10とすれば星は1未満だな。
作家の世界は甘いね。
212 :
無名草子さん:04/03/14 12:49
>>209 な、なってるじゃん。逆に、どこをどう解釈したら
「親父ギャグレベル」なんだ??
キミは、ウチの会社に以前パートタイマーとして雇われていた
キクばーさん並みの頭の固さだな...ってか、あんた、キク
ばーさん本人かい?(だとしたら久しぶり〜っす!定年後まで
清掃係のお仕事お疲れっす!)
213 :
無名草子さん:04/03/14 12:54
しかも、
>>209 >>210 >>211 と自演臭い。(一分差のレスというタイミングの良さ)
これはまるでどこかのスレで顰蹙を買い捲ってたダレカサン
の様だ。
ダレカサン=キクばーさんなのか。。。?
もうスルーしようよ。こういう奴(209)はいつまでも絡んでくるぞ。
215 :
無名草子さん:04/03/14 15:50
つーか。
従順で可愛いロボットで酒は底なし。
ここですでにオチが読めてしまう。
手塚やF先生だったら、ここからが勝負だ。
・政府高官とか財界のお偉方が評判を聞きつけ訪ねてくる。当然飲みつぶれ翌日の重要な業務すっぽかし。この店は閉店させられる。
・このロボットに魅力を感じた悪い奴が、睡眠薬で眠らせてコトをいたそうとする。当然効かない。他の客が飲んでしまい、毒を飲まされたと警察に訴えられ、店長タイーホ。
・おれが考えても、ぱっとこれくらいは思いつくから、手塚ならその他いろいろ思いつくだろう。
まあ、星ってのは、漫画家で言えばはらたいらレベルだな。
まったくアイディアがねえよ。
この程度のアイディア出すのですら、苦吟してたんだろう?
まあ、形式が珍しかったのと、アイディアが幼稚で小中学生にちょうどあってったてだけのことさ。
筒井康隆による解説の一部分。
読者が彼の作品から受ける一種の透明感は、こうした彼の対象への
多元的な姿勢がもたらすものであろうが、一方でこれは彼の文学から、
日本人の喜ぶ怨念やのぞき趣味や、現代との密着感やなま臭さや、
攻撃性が持つナマの迫力などを奪ってしまった。
攻撃的な性格の持主が多い日本の批評家にとって、こういった星新一
の作品がたいへん評価しにくいものであるだろうことはよくわかるが、
217 :
無名草子さん:04/03/14 17:19
まあ、おれが攻撃しすぎるかもしれないが、普段はおれも、
「星さんは一時代を築いたかたでいらっしゃいますからねえ」
って丁寧にいってるんですよ。
ここは便所の落書きなんでね。どうも言葉が過ぎる面はあるけどさ。
前にちび○○こちゃんのスタッフと話したことがあったけど、
やつら作品をぼろくそに言ってた。「あんなのどこが面白いんですか」ってね。
あのなあ。。。それならどうして作るの?って思ったけどね。
まあ、普段は星さん賞賛している人でも、裏ではぼろくそ言ってる人もいるということで。
筒井さんはそういってますか。でもその透明感が同時に、アイディアの
豊潤さを奪ったというか、もともと淡白な人だったから、透明ではあったが、アイディアが
貧困だったってこともあるだろうねえ。
ボッコちゃんのオチはやっぱり、
ボッコちゃんにやたらに親父ギャグをいってる親父がいた。
それでもさすがボッコちゃん、愛想よく笑い転げる。
「そんな風に笑ってくれるのは君だけだよ」
っていう親父の顔をみたら星新一だった、ってのが最強だと思うが。
218 :
無名草子さん:04/03/14 17:34
219 :
無名草子さん:04/03/14 17:53
>>215 お前の考え付いたそのくだらないオチと、ボッコちゃんのオチの
雲泥の差もわからんとはさすが馬(ry !
っていうか、215って素でボッコちゃんのオチがわかってないんじゃないの?
どう考えても誤読してるようにしか思えないんだが……。
>>215さん。
本当に、一度目の読了の時点で
落ちが読めたの?うそでしょ?
222 :
無名草子さん:04/03/14 21:19
というか、未だに読めてないだろう。
223 :
無名草子さん:04/03/14 21:32
大変失礼だが、215はなんか大幅にズレている。
よく恥ずかしくないなぁ。
釣られているようで少々気が引けるが、
215が、ボッコちゃんのオチを
どういうオチだと読んでいるのか、聞いてみたいなあ。
良かったら教えていただけませんか?
高速道路を北に向かって走っていた私は、トイレ行きたくなったのでサービスエリアに立ち寄りました。
手前の個室はふさがっていたので、その隣に入りました。便器に腰を下ろそうとしたその時、隣から
「やあ、元気?」と声がしたのです。男は皆そうですが、トイレで見知らぬ人と話をすることはありません。
どうしていいかわからなかったので、ためらいがちに「まあまあだよ」と答えました。
すると隣人は「そうか……それで、今何してるの?」と言うのです。
妙だなと思いましたが、私はバカみたいにこう答えました。「君と同じだよ。ウンコしようとしてるんだ!」
やがて隣の男は、声をひそめてこう言ったのです。
「おい、あとでかけ直すよ。隣の個室に、俺の話にいちいち答えるアホがいるんだ!」
>それでもさすがボッコちゃん、愛想よく笑い転げる。
どこのボッコちゃんだろう。
むろん星新一作品の魅力は結末の意外性だけにあるのではない。
読者はあの懐かしい透明な文体、根源的な人生の不条理を説く語り口を、
たっぷりと楽しんでいただきたい。
予想がつかぬ意外性 星新一「疑惑」について by 筒井康隆 より
誤読ったって。。。
もしみなが毒飲んで死んじゃったって話でなければ誤読だが。。。
毒物か何かが混入するのでは?ってアルコール再使用のところで読めるでしょ。
アルコール再使用は無理だよね。複数の酒だすし、ビールなんか気が抜けるし。
しかも、いくらロボットでも、他の客に全部行き渡るほど、短時間で飲むかね?
不審に思われるよ。
毒物の量だって、ひとりぶんでこんなに死ぬかなあ。
青年もこういう殺人するかね。聞いたことないよ。
毒飲ませるなら、人目があるから他連れ出すし、衆人環視でやるなら刃物だろう。
一緒に毒飲んで心中ならあるかもしれないけど、店ではやらないな。
それにどうして全員死ぬの?苦しまないで眠るように死ぬ薬物?
だれか通報しないのかなあ。
みなで乾杯して一斉に飲んだならわからなくもないけど、そうは書いてない。
サリンの時だって、あれだけまわるのはやくても通報されたよ。
なんか雑なんだよなあ、話が。
229 :
無名草子さん:04/03/15 14:38
何だか泣けてくるな。
相当乏しい感性なんだろうな。
なんでも理屈の裏付けがないと駄目、みたいな。
筒井康隆あたりに馬鹿にされる筆頭の種類の人間ぽい。
おまけに小理屈こねるわりに頭悪いし。
複数の酒なんて、収納場所複数あれば問題無いし、炭酸も
密封なら何の問題も無い。
余った酒でカクテルなんてのもいくらでもあるだろうし。
あんたが現実世界で嫌われてるのは自分に問題があるって
気付いた方がいいぜ。
>>229 もうスルーしようよ。
この手の奴は構って欲しいだけなんだから。
ちょっと構うとつけあがるからキリがないよ。
>>228 .
. 天 才 チ ン パ ン ジ ー よ
.
.
. 指 令 2
.
.
. 「 行 間 を 読 め 」
感性で読む物語だってあるでしょうが。
その辺を読めないんなら、汚い手で星作品に触れないで。
>>228殿
アナタ様は星作品に不向きかと思われます。
234 :
無名草子さん:04/03/15 23:25
235 :
無名草子さん:04/03/15 23:47
どうでもいいことかもしれないが、長レスやめてくれ!
見ただけで不快になって、読み飛ばしてしまうよ。
読んでほしかったら3行以内くらいにまとめてよ。
236 :
無名草子さん:04/03/16 07:12
>>229 筒井が
>>228を馬鹿にするようになったら、それこそ世界の終わり。
綿矢を見て「モー娘と言った」と聞いて、俺の中の筒井は100%終わった
けど、
>>228を筒井が馬鹿にする(わざわざ絡む)ようなら、俺は筒井の
本を全部焼却するだろう。
文学を愛する者なら、「
>>228」は哀れみの対象だ。
いつまで餌を与えつづける気ですか。もまえら。
238 :
無名草子さん:04/03/16 12:02
大多数の人が
>>228を天然アフォと認識したが故に
逆にこの天然アフォをいじりたくなる欲求が起こる。
もっとアフォな事言え、笑ってやるから。
ここで叩いてる奴、馬鹿?
元は大ファンで久しぶりに読んで大失望したんだろう。
すごく面白かった記憶が残ってて、期待していただけに怒りが収まらないんだな。
だけど、その怒りってのは、実は過去の自分に対する怒りなんだな。
なんでこんなのを面白いと思ってたのかって自分に腹が立ってるんだろう。
昔のイメージと違うなんて、よくあることさ。
憤懣をここにぶちまけずに、自分が成長したものと思えばいいじゃないか。
お子様ランチとは発表当時から言われてたことでね。
子供には受けるけど、大人は食う気になれない。
ちゃちで大人が読めば馬鹿ばかしいわざとらしい不自然読めたもんじゃないのは当たり前じゃないか。
何を偉そうに叩いてやがるんだ。
もう来るなよ。
お前もな。
>239
自演乙。
>239
エキサイトしてるとこ申し訳ないが
発表当時からお子様ランチって言われてたってソース
教えてくれんかなあ。
ずっと探してるんよ。
243 :
無名草子さん:04/03/16 18:21
的外れな批判してるから叩かれてるんだけどな。それがわからない?
244 :
無名草子さん:04/03/17 00:37
>>239 だから長レスやめてくれよ!
人の言う事ちゃんと聞いてくださいよ!!
おねがいしますよ!!!
だから釣られるの止めてくださいよ。
エッセイ集を読めばいい。
学校を株式会社で運営すれば、が、いま現実のものとなる。
星さんの考え出されたアイデアには、まだこれからのものも、あるのだよ。
過去の作品が、未来の現実になっても、なんら不思議ではない。
247 :
無名草子さん:04/03/17 09:26
6年前に友達に頼んで録画してもらった「驚きもものき」の
星さん特集を改めて見てしまった。星さん役の俳優さんはちと
不細工だったけど、随所に出てくるご本人の写真や筒井氏のコメント
などをゆっくりと鑑賞しました。星さん…。親戚でも友達でもまして
知り合いですらないのに、あなたがもうこの世にいない事が何故こんな
にも悲しいのだろう…。
248 :
宮本 ◆qKu5lM5bao :04/03/17 20:15
ショートショートもいいけど、『ほら男爵現代の冒険』『きまぐれ指数』も捨てがたい。
249 :
無名草子さん:04/03/17 21:18
>>236 筒井ファンとして見逃せない。
筒井は、河出から次々と若い女性がデビューして、
その能力が欠けてる者たちを三島賞の候補にすな、と怒って文檀のモー娘化と言っている。
綿屋を叩いたわけではない。
今度、世にも奇妙な〜で
「殺し屋ですのよ」をやるそうですが
これって星さんのショートショートに
あったような気が…
あるとしたら、どれに入ってるか
わかる方いらっしゃいますか?
エヌ氏の遊園地あたりでしょうか
252 :
無名草子さん:04/03/18 16:09
ボッコちゃん一冊で50篇も読めるのだね。
これって1000篇の20分の1ってことで、
一冊で50も話を楽しめるのはかなりお得かも?と改めて思った。
表紙の右上の人は猿人間?それともナマケモノ人間?真鍋氏の絵は難解だ。
253 :
無名草子さん:04/03/18 16:13
中学生の頃、公民館の図書室で借りた単行本「未来いそっぷ」の表紙。
機械仕掛けの象の絵が好きでトレースしてファイルしてたことがあります。
時々見てはうっとりしてました。 久々にまた見たいな。
てか、ボッコちゃんって、明確なオチが無い話だろ。
てか、オチが無きゃならないものなのか?
てか、そこまで拘るということは、それだけ印象に残っているということだろ。
てか、話が雑だと思ったら、自分の想像力で穴埋めしようや。
いや、オチは明確にあるだろ。
258 :
無名草子さん:04/03/18 22:28
>>256 キミが”ホンモノ”の星新一読者でこのスレの住人であるのなら、
ショートショート「ボッコちゃん」を3回読み直して、
オチについて3行以内で述べよ。6ページも無い文章なのだから容易いことだと思う。
259 :
無名草子さん:04/03/18 23:43
>>249 よかったぁ。
思わず昔の知り合いにメール出しそうになった。
そこまで落ちてないんやね。
まだ待ってもええんかな、昔みたいに楽しい物語を
書く筒井を。
まあ、筒井は「娯楽としては一級」と綿矢に言った訳だが。
(まあ、「てめえは大衆文学だろ」って意味かも。)
>>260 それならば分かる。哀しいけど今の筒井らしいなぁと思う。
朝日ネット解約しちゃたので、生筒井がどんな発言してるか、
わからのんですよ。
263 :
無名草子さん:04/03/20 20:57
>>262 お前こそ消えろ。星は筒井のことも評価してただろ
>>251 やっぱりそうでしたか。
ありがとうございました。
エヌ氏の遊園地、持ってたはずなんですが
見当たらないんで…また買いに行ってきます
なんでエヌ氏の遊園地だけ講談社と新潮社からでてるの?
オレの子供の頃は、文庫は主に新潮、角川、講談社から出ていて、
その三社にダブりのタイトルはなかった。
ところが、講談社から出ていたものがその後、新潮、角川からも出るようになった。
その結果講談社だけでしか出ていないものは「ショートショートの広場」くらいだったと思う。
この辺の経緯はいまだに分からない。
268 :
無名草子さん:04/03/24 23:54
age
星新一か・・・
小学生が一度ははまる本だよな。
俺もあの頃はよく読んだ。
270 :
無名草子さん:04/03/27 17:12
29日の世にも奇妙な物語で
殺し屋ですのよがやる
星新一の作品を集めた、辞典みたいな分厚い本が図書館にあったな。
冬休み利用して一冊読んだな。あと2冊ぐらいあったけど、時間に余裕できたら読みたいな。
272 :
無名草子さん:04/03/28 06:54
3月29日放送「世にも奇妙な物語 春の特別篇」
観月ありさ主演で星先生の「殺し屋ですのよ」
クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!!!!!!!
273 :
無名草子さん:04/03/28 09:23
ありさたんがやんのか……(;´Д`)ハァハァ
274 :
無名草子さん:04/03/29 02:17
>>272 「殺し屋ですのよ」は好きだけど、観月ありさはなぁ・・・・俺の中では違うんだよなぁ
275 :
無名草子さん:04/03/29 11:01
そうですか、スペシャル今夜ですか。
じゃあ予習として久々に原作読んどきますか。
新潮文庫「ボッコちゃん」P.26〜31
ついでに筒井の解説も。
33年前の作品が今ドラマ化されるなんて、
星さん自身も予想しなかっただろうな。
276 :
無名草子さん:04/03/29 11:25
とゆうワケで今チョット読んだのですが、
今夜のドラマ見る人は、原作読まない方がいいと思います。
どうしてこの配役になったか、
スタッフの遊び心もオチのつけたしに「なるほどっ!」と感じると思います。
277 :
無名草子さん:04/03/29 12:28
278 :
無名草子さん:04/03/29 12:57
>>276 了解!オチも忘れたし、読まないで見てみるわ。
279 :
無名草子さん:04/03/29 14:55
280 :
無名草子さん:04/03/29 15:11
【間違い探し】この中で顔が違うのが6つありますよ!
/⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´εゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ `_ゝ´)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
/⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_^`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
/⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ∂_ゝ∂)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
/⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ’_ゝV)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)
/⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ _ /⌒ヽ
/ ´_ゝ`)/ ^_ゝ^)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ´_ゝ`)/ ' A `)
| / _| / | / _| / _| / _| / _| / | /
難易度★★★☆☆…ですか? ですよね!
281 :
無名草子さん:04/03/29 19:46
今日のテレビ欄見て、世にも奇妙なの「殺し屋ですのよ」がすぐ星新一の作品だって
気づけてなんかうれしかった。でもさ、なんで観月ありさを起用したのかを考えると
落ちわかる気がしない?例のドラマのイメージあるからさ。
なんて書いたら悪いかな。ヒヒ
282 :
無名草子さん:04/03/29 20:07
まぁ、このスレ見てる様な人だったら問題無いよ。
星ファンだったらホボ読んでる話だろうし、
むしろこれで星作品に興味持って読者が増えれば良いと思う。
始まるよ
始まった。
小説とキャラ違うような・・・。
286 :
無名草子さん:04/03/29 21:34
287 :
無名草子さん:04/03/29 23:18
「ですのよ」の部分だけ似合ってない悪寒age
288 :
無名草子さん:04/04/02 13:45
既女板から誘導されました。
ご存知の方、題名を教えて下さい。
星新一のショートショートで、
・家が沈没していく
・家が上へ伸びていく
・お見舞いと称して全国から救援物資が届く
こんな内容です。思い出せなくて、むずむずしています。
291 :
無名草子さん:04/04/09 21:05
最近、星さんは何をやっているんだろうか?
292 :
無名草子さん:04/04/09 22:59
293 :
無名草子さん:04/04/09 23:12
微妙〜
きれいだねぇ、とか言われながら座布団貰えないパターン
295 :
無名草子さん:04/04/10 13:45
>>292 まるで亡くなったかのような書き込みでつね
297 :
無名草子さん:04/04/10 14:54
○| ̄|_
OTL
orz
298 :
無名草子さん:04/04/10 22:27
299 :
無名草子さん:04/04/11 00:16
300 :
無名草子さん:04/04/11 01:31
○| ̄|_
OTL
orz
302 :
無名草子さん:04/04/11 04:33
星さんを探してください。どこかにいるはずなんです。
303 :
無名草子さん:04/04/11 05:05
イラク拉致事件は星新一タッチの結末だったな。
304 :
無名草子さん:04/04/11 10:26
星さんに会った事ある!
305 :
無名草子さん:04/04/11 11:31
最近ショートショートをAAにした作品を読みました。
是非原作の方も読みたいと思って明日探しに行こうと思います。
ヤフーショッピングを見てみた所作品を出版されたのが結構昔のようですが
まだ普通に売っているのでしょうか?
それとも古本屋を探さないと駄目かな…。
>>307 とりあえず"ボッコちゃん","悪魔のいる天国"辺りを買おうかと思っています。
>>308 それならどっちも普通に売ってますよ。
あと大抵のショートショート集は大丈夫だったような気がします。
エッセイとかは絶版が多いけど。
>>309 そうですか、有難う御座います。
明日あれば2、3冊買ってきます。
んー学校の図書室にありそうかも知れないんでそっちも見てきます。
311 :
無名草子さん:04/04/15 16:01
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| _|__ _!!___!!_. ┃
┃ 昌昌昌昌 晶晶 ||.l丙] | 室 書 圖 |{ ┃
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/.|. ̄ ̄.|| ~| | (・∀・ ) |l ┃
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| _|__.[][] || | ∧_∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. .┃
┃ パローデ イイ! [].[][]//||.l乙]. ̄.|| | ノヘハヽX 第 ┃
┃  ̄(・∀・) ̄ ̄/.|  ̄ ̄|| ~|.[][][].|| | .(∀^*ヾ゚| 物 .四 ┃
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || _|__ [][].|| |  ̄ ̄|| | ( __x__ § 選 語 .囘 ┃
┃ 目目 皿皿皿 ||.l甲]. ̄.|| | [][][].||/ | Y |!! 手 文 .┃
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || ~|.[][][].|| |  ̄ ̄ (_(_,) .權 字 .┃
┃ [][][][][] [][][]//|| |  ̄ ̄|| | 大 藝 .┃
┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || |.|_|.|_| ||/ q∧ ∧ ♪ 會 術 .┃
┃ .[三] [三].[三] || |  ̄ ̄ (*゚ー゚) ┃
..∧二∧ ̄ ̄ ̄ ̄.|| | <ヽy/フ[] オモシロイ ホン ┃
(;(´∀`)[三].[三] ||/ ( ( ( ノ_/'ノゞヽ ミツケチャッター ┃
┃ y ).. ̄ ̄ ̄ ̄
http://ariking-web.hp.infoseek.co.jp/aastory.htm .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
312 :
無名草子さん:04/04/28 23:13
星新一さんはユニクロ式??
…良質なものを数多く、、、。
313 :
宮本 ◆qKu5lM5bao :04/04/28 23:40
星新一。
野球選手に例えるならイチロー。ホームランは少ないが高打率。そして、ホームランバッターの素質がないわけではない。
314 :
無名草子さん:04/04/29 09:11
星の文庫本は、書店の揃えも悪くなってるね。
最盛期の1/2、1/3程度まで落ちてるよ。
315 :
無名草子さん:04/04/29 12:43
子供の頃読んだ物って、後になって読んでも面白いものと、「なんだこんなもの」と思うものがあるけど、おれはたいてい前者だが、この人ばかりは後者だね。
どうしてかな。
たしかに当時から、大人に読んでもらうと、「子供だまし」とか、ずいぶんと悪評・酷評で心外だったけど、自分がそれを言うようになってしまった……。
子供を騙すのも大変なんだけどな。
しかし、やっぱり今って「わかりやすい文章」っていうものの評価が著しく下がってるな〜と思う。
この人ほど、意識的に個性を剥奪した文がかける人もなかなかいないよ
まぁ没個性を追求した結果かえってある面では個性的になってるんだがな。
わかりやすいといったら直訳英文みたいな文章が多い中、
極めて日本語的なわかりやすい日本語、という表現がこの人の文章にはあっているのでは。
マタンゴに名前でたときはびっくりした。
>>272 やったのか
今気づいた(気づくの遅すぎ)
この話、「週刊ストーリーランド」でもやってたな
>>317 同意
分かりやすい文章って
書けそうで書けないんだよな
ここのスレ読んでたら
また星先生の本読みたくなったよ
321 :
無名草子さん:04/05/11 10:28
>>320 ∧_∧
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /
>288
それは椎名誠です…
このスレをのぞいて久しぶりに星作品を読みたくなったので、昨日近所のBOOK
OFFにて、100均になっていた『ありふれた手法』(新潮社、第3版、'81)及び
『未来いそっぷ』(新潮文庫、第35版、'94)を入手。
以前貪るように読んでたのは小学生の頃だから、かれこれ20年ぶりくらいか……。
大人になった自分がどういう感想を持つのか楽しみ。
324 :
無名草子さん:04/05/24 21:45
325 :
無名草子さん:04/05/24 23:56
よし、俺がショートショート文化を引き継いでやるか。
星さんの未発表原稿があればこっそり教えてくれ。俺がショートショートコンテストに出すから。
326 :
無名草子さん:04/05/30 11:56
殿様の日々・・・だったっけ?
あれ好き。
>>248 超亀レススマソ。漏れも胴衣。
消防の時、ブランコのむこうでも好きだった。
「僕は1話がヒッチコック劇場の枠に収まるように書いていたんだ」
中央にボタンがあって、ボタンが押されるとまた自分でボタンを引っ張って元通りになおす、という無意味なことをやるだけの装置の話が一番好きなのですが、題名がどうしても思い出せません。
どなたかわかるかた教えてください。
あと「幸運の公式」はいい話だね。世の中の幸せな人々のもとにシアワセ怪獣が現れることを願ってやまない。
331 :
無名草子さん:04/06/06 15:01
早く新作でないかな〜(*´Д`*) ワクワク
332 :
無名草子さん:04/06/06 15:12
333 :
無名草子さん:04/06/08 21:35
「おーいでてこーい」隙です。
334 :
無名草子さん:04/06/09 03:12
寓話だよね。だから古びない。
たぶん死ぬまで手放せないな、私は。
335 :
無名草子さん:04/06/09 21:30
筒井のショートショート集買ったら、
3分の1くらいの話は古くて読めたもんじゃなかった。
ところで筒井と星さん以外でショートショート集出してるお勧めの作家いないですか?
あとは渡辺浩弐くらいしか知らないもので。
>>335 フレドリック・ブラウン
「天使と宇宙船」「未来世界から来た男」「宇宙をぼくの手の上に」「スポンサーから一言」等
ブラウンいいよね。けど「未来世界〜」以外はショートショート集と
いうより短編集という気がする。
小松左京「ある生き物の記録」を。
339 :
無名草子さん:04/06/10 01:52
星新一のエッセイ集に、タバコがまずくなって禁煙できる方法が
書かれた本があったと記憶してますが、おわかりになる方、
書名を教えて頂けないでしょうか?
>>336-337 >>338 早速地元のBook offに行きました。
小松左京の「ある生き物〜」は無かったので、ショートショート全集の5を買いました。
それとフレデリック・ブラウンも見つかりませんでしたので、今度Amazonで買おうと思います。
どうもありがとうございました。
341 :
無名草子さん:04/06/11 06:14
>>339 「きまぐれ博物誌」の「タバコ」
これを繰りかえしたら、タバコぎらいになるかもしれない。
342 :
無名草子さん:04/06/11 21:45
理科の実験の時ためしてみた高校生(笑)は実際にいたのか?
343 :
無名草子さん:04/06/12 22:40
age
今中学校の授業で「繁栄の花」教えてます。
生徒には「繁栄」の意味がかかってることに気がついてない子が多い・・
オチがわかんなきゃ駄目だろ・・・
最近の中学生は読解力が低下している?
「繁栄の花」は読んでないな…
あの、オトナになってから読むと一冊読み終わった時になんか落ち込むんですが
黒い。
何か最近どんどん世の中が「涙の雨」化しているなあ。泣けばOK,感動すればOKみたいな。
348 :
無名草子さん:04/06/15 20:28
こないだ星先生のショートショートをコミック化したアンソロジー見かけたので立ち読みしてみた……
なかなかおもしろかった。やはり料理しやすいんだねえ。
349 :
無名草子さん:04/06/15 22:27
>>344 なんか小学校で習った気がするんだけど・・・。
あの宇宙人のニヤリって感じが好きです。
350 :
無名草子さん:04/06/18 23:18
351 :
無名草子さん:04/06/18 23:34
>>350 たっけー( ´∀`)
ブクオフならオール100円で手に入るぞよ
漏れは星の本はほとんど読んだ!
常識だと思うが、やはり初期の作品はオチにヒネリがあるのだが
後期の作品はオチが読めたよ。
中でも一番漏れ的ベストなのが・・題名は忘れた。こんなやつ↓
**********************************
よく分からないが、宇宙船に乗っている男女。食料・水が無く、
餓死しそうだ。
ある星を見つけた。その星に水が大量にあることが分かり、即座に
着陸態勢をとろうとした・・が、しかし。
その星は水しかなく、陸がないのだ。つまり、着陸できないということ。
分かる?地球でいうと、海だけだってこと。
これの題名、何だっけ?知っている人教えてプリーズ
353 :
無名草子さん:04/06/18 23:43
星新一以外のショ−トショ−トを読みたいのですが
誰かおすすめな作家さんを教えてくれませんか?
短編でもかまいません。
どうぞよろしく願います。
354 :
無名草子さん:04/06/18 23:43
後期の作品はどっちかっつーとオチのない作品が多かったような。
俺が好きなのは「だんごまんじゅう」の話。
コントみたいでゲラゲラワラタ
355 :
無名草子さん:04/06/18 23:45
>>353 王道だけど。
阿刀田高
オチのある短編という意味でなら、古典だけれど
オー・ヘンリーとサキは外せない。
SF系の作家については詳しいかた補完ヨロ
356 :
無名草子さん:04/06/18 23:50
星さんといったらスレッサーでしょ。
俺読んだことないけどね。
357 :
無名草子さん:04/06/19 01:16
小学校の時だったか、国語の教科書に載ってた話。
宇宙人が地球にプレゼントを埋めていってくれるようなやつ…。
愚かな地球人のせいで無駄になったが。
あれ、好きだった。
358 :
無名草子さん:04/06/19 01:50
繁栄の花は「宇宙から地球に『繁栄の花』という名の花の種が送られてくる。
無料だし何の目的か分からず初めは怖がっていた人間だったが、こわごわ
その種を植えてみると、もの凄く綺麗な花で、良いにおいしかも枯れず、種を植えずとも勝手に
繁殖してくれる。人間達は「だから『繁栄の花』というのか・・素晴らしい」と言い
どんどん花を増やしていく。しかし増えすぎて
今度は花を始末しなければいけなくなる。人間は宇宙人に除草剤もくれと掛け合う。
除草剤はハチ型のロボットで花を食ってくれる。しかしそのハチは生殖機能を持っていないので、
人間はそのハチを有料で毎回買い続けなければならなくなる。結局地球人にとっては結局
大損となってしまう。宇宙人はそれを見て笑っている」というような話で、問題が
「何故その花の名前が『繁栄の花』という名前なのか?」というもの。
生徒ほとんど、「花がどんどん繁栄するから」と書く・・・
>「何故その花の名前が『繁栄の花』という名前なのか?」というもの。
>生徒ほとんど、「花がどんどん繁栄するから」と書く・・・
(´・ω・`)ナンダカネェ・・・
360 :
無名草子さん:04/06/19 11:44
早く新作読みたいなあ
361 :
無名草子さん:04/06/19 11:45
星新作
362 :
無名草子さん:04/06/19 12:03
( ;゚д)ザワ(;゚д゚;)ザワ(д゚; )
>>348 あれは最悪だったけどな。買って損したよ。
でも来月だかに2巻が出るそうな。
もっとちゃんとした絵描きたちに書かせれ
いや、漏れはもう新作はいいや。
正直千編とか言ってる辺りの作品はひどい。
確かに昔は凄かったんだから、晩節は汚して欲しくない。
なんか別の次元に生きてる人がいるな
「おーい、でてこーい」が小学生の時の道徳の教科書に乗ってたような
気がしないでもないんだがウロ覚え。誰か覚えてる?
だいたい14.5年前かと
367 :
無名草子さん:04/06/19 19:18
>>357 おみやげ
>>366 世にも奇妙〜で「穴」という題で制作されてた。
底なしの不思議な穴に不法投棄し続けて、10年後、初めに落としたはずの空き缶が空から落ちてきて
人間がぞっとするって話だよね。
369 :
無名草子さん:04/06/19 23:55
サッカーボールが落ちてくるんだっけか。スレ違いだけど世にも〜は昔の方が面白かったな。
スマップ特集あたりはすでに変だった
多分サッカーボールだったはず。
初めに男の子が落としちゃうんだよ。確か。
その後に死体とかも放り込んで。
でもサッカーボールの前に空き缶があったかもしれない。
映像付きだからかも知れないけど、あれは世にもの中でも原作に負けず劣らずの傑作だった。
世にもは確か製作スタッフが変わったとかで、タモリのキャラがガラッと変わったのを覚えてる。
それ以降当たりも減った。
スレ違いだけど、他に世にもではウミガメのスープが傑作だった。
確か天本英世といかりや長介の個性派二人が出てるやつ。
あれは原作はあるのかな?
>>355 どうもありがとうございます。
阿刀田高は好きなので短編はほとんど所有しております。
オ−ヘンリ−は有名なので知っておりましたが、いまだに読んだことないので
今度、読んでみますね。
あのう、ところでサキという作家さんは誰なのでしょうか?
フルネ−ムで教えていただけませんか?
よろしく願います。
>>371 承知いたしました。
ありがとうございます。
373 :
無名草子さん:04/06/20 22:35
>>372 サキはサキ。
ペンネームがサキなのです。(本名はべつにあります)
>>372 サキはビルマ生まれのイギリス人。新潮文庫の「サキ短篇集」を入手すれば、
著者写真(表紙)が見られます。広い額と知的な眼差しが印象的なイギリス紳士ですな。
サキの作品集は他に岩波文庫、ハルキ文庫、ちくま文庫など。
SF系統短篇の名手といえば、フレドリック・ブラウン。落ちがなくてもよければ、レイ・ブラッドベリ。
先月下旬に出たSFマガジン7月号はたしか「異色短篇作家特集」といった内容で、
奇妙な味わいを楽しみたい短篇ファンにとっては必読の特集号でした。発売日はろくに知らないんですが、
そろそろ次の号が出てしまうはずなので、はやめに書店に行くか、図書館を利用するといいでしょう。
>>373 >>374 ご親切にどうもありがとうございます。
助かります。
参考にさせていただきます。
SFマガジンも買ったことないですが、興味あるので買ってみたいと思います。
>>375 先月から、ちくま文庫で出ている都筑道夫恐怖短篇集成
「悪魔はあくまで悪魔である」と「阿蘭陀すてれん」が超おすすめ。
「つぎの岩につづく」買ってみたけど難しかった
文体のせいかなあ。
381 :
無名草子さん:04/06/21 21:37
∧_∧
( ・∀・) ドキドキ
( ∪ ∪ 早く新作出ないかなあ
と__)__)
>>376 >>377 >>378 大変参考になります。
本当にどうもありがとうございます。
このスレの方は親切な方が多いですね。
それぞれ読んでみたいと思います。
『人間は、必ず差別を作ろうとする。他人より優位に立ちたいと思っているから。
肌の色や身長などで差別される時代が終わったら、血液型で差別する時代が来るだろう。』
384 :
無名草子さん:04/06/23 23:50
。・゚・(ノД`)・゚・。 B型だよぅ……
B型は♪B型で♪あつまって♪島に行って♪
国を作る♪
俺はB型好きだぞー
A型がいなかったら日本は崩壊すると思うけど。
そんな俺はおんぶにだっこのO型。
集団のときはB型がいないと面白くないよね。
先頭で働いてもらって、私はシンガリで処理する派のA型。みんなが朝ちゃんと起きないと怒るw
388 :
無名草子さん:04/06/27 02:00
前に生活板で「B型は優しい人が多いと思う」と相手を誉めたら、
血液型信奉者は氏ね。差別論者!友達いないだろ!等散々叩かれた。
誉めたのに叩かれるって?と謎だったが言い訳も聞いてくれないので
そのまま逃げてきた。2ちゃんでは血液型自体差別用語なんだなと思った。
389 :
無名草子さん:04/06/27 02:47
390 :
無名草子さん:04/06/27 02:52
ホント近頃アンチ血液型厨がうざいね。
血液型くらいでピリピリしてたら、何の話題もできないんじゃないのか?
そういうのを耐性が無いっていうんだな。ま、俺は血液型とか別にどうでもいいけど。
391 :
無名草子さん:04/06/27 07:54
そもそもほんとに血液型で性格が区別できるの?
俺は全く信じてないんだが。
誰かと仲良くなる→人から「あなた、○型?」→ううん、ちがうよ
→「えぇ〜、絶対そうなのにぃ〜」
こういう会話がうざいw
オレもぜんぜん信じない >血液型性格診断
でもさほど親しくない相手と、会話に詰まった時なんかはそれなりに使える。
天気の話と同じ。
ところで星さんて何型だろう(w
>>392 O型。血液型性格判断は信じてなかった。
394 :
無名草子さん:04/06/27 09:59
O、B、A、AB。
人は4種類?
のはずはない。
395 :
無名草子さん:04/06/27 10:23
>>394 人は二種類だよ。
血液型性格判断を信じる者と信じない者と。
「未来いそっぷ」の中の、小説の中の主人公が、
作者にほっぽりだされてしまった話って題名なんだっけ?
あの話はショート2にしては、長すぎ、そして(メル欄)だった気がする。
アル中にでもなって、ぼけたかな。
これしか思い出せん
>>396 不在の日。
自分は「奇病」の意味がわからん。
メタ小説と言えば聞こえがいいが、本当にネタ切れだったんだろうなあ<不在の日
あんだけ書いてりゃネタも切れるわなあ
当たり外れを割合で考えれば…
最近血液型話がかしましいのはやたらテレビでやってるからか。
「またか…」つって見てないから内容知らないけど、一つ流行ると雨後の筍
401 :
無名草子さん:04/06/28 18:41
∧_∧
( ・∀・) ドキドキ
( ∪ ∪ 早く新作出ないかなあ
と__)__)
死ねばいいと思うよ。煽りじゃなくて。
403 :
無名草子さん:04/06/28 21:39
たっけー
100円で売ってると何度言ったら……
長いショートショートは下位レベルが多いな。
「宇宙の英雄」は、恐れていたオチが現実となって非常に萎えた。
私は結構好きだけど…>不在の日
あれ別にオチを心待ちにする話でもないような
言ってみりゃ全体がオチみたいなもんで
うっかり同じ話を描いてしまい読者に指摘されるまで気づかなかった
という漫画家もいることですし
407 :
無名草子さん:04/06/30 10:22
なつかしいなあ星新一。小4の時読みあさってたなあ。ハードカバーの表紙に、電話線が網目状に広がった絵のついた本、題名わかる人いませんか?おもしろかったからもう一度読みたいけど題名がどうしても思い出せない。内容もいまいち覚えてない。
408 :
無名草子さん:04/06/30 10:29
思い出だけにしといたほうがいいよ。
この人はそういう人だから。
おれも読み返したら萎えたもの。。。
こんなもの面白がってたのかって。
409 :
無名草子さん:04/06/30 10:34
確かに。実は中学になって読み返したけどいまいち物足りなくて。
あれは面白かったはず!と探しつづけておりました。
>>407 声の網 だったと思うよ。
けっこう面白かった。
411 :
無名草子さん:04/06/30 11:18
>>410 そ、そうだ!ありがとうございます!
早速読もうっと!
412 :
無名草子さん:04/06/30 20:39
そうだな。大人になっても星新一を読んで面白がってる馬鹿は悲惨www
413 :
無名草子さん:04/06/30 20:44
星新一は面白いよ。明治時代の話は完璧な作品だね。
412みたいな煽りしている大人はもっと悲惨だな。
>414
大人は412みたいな煽りはせんよ。
大人になってから読んで作者の黒さに驚いたわけだが
417 :
無名草子さん:04/07/03 12:21
20歳過ぎても星新一なんか読んでる奴は池沼決定www
418 :
えっちロボ ◆R.o.B.o.h. :04/07/03 12:51
中学生くらいの時に数冊読んだが、話の起伏が
あまりなくて正直退屈であったな。
はちゃめちゃな筒井の方に遙かに魅力を感じた。
今読むとまた感想が変わるのだろうか。
419 :
無名草子さん:04/07/03 14:25
そうだな。
ちょっと利口な中学生なら、もう受け付けないかもな。
話のつくりも幼稚というか、うまくないんだけど、
起伏というのか、話の持っていき方・語りも稚拙なところがある。
もうちょっとうまく語れば、少しはまし、って作品もある。
それに、子供相手だからか、説教臭いのも目に余る作品がある。
話はつまらない・語りが下手・最後に説教がましいではいやになる。
筒井さんのほうが発想も技術も数段上だね。
筒井さんは星さん語らせると、さしさわりのないことばかりいってるけど、
先輩だから、とりあえず適当にほめ殺して、腹の底では馬鹿にしてるのでは、と思ってしまう。
420 :
無名草子さん:04/07/03 14:38
421 :
無名草子さん:04/07/03 15:29
うんこしたい
422 :
えっちロボ ◆R.o.B.o.h. :04/07/03 15:50
ああ、説教臭い感じもあったなあ。で、話が大抵小さい
じゃない。台詞も登場人物もこじんまりしてて生命感が
ないし。なんか星氏の風貌・たたずまいとダブると言ったら
失礼だろうかw
423 :
無名草子さん:04/07/03 16:10
スケールも小さいけど、せりふの書き方も下手だね。
子供ならあれでいいけど、大人からすれば、リアリティがなくてついてけない。
ああいう分野だからわざとああ書いているのではなく、要するに技術の問題。
そのくせ、自身では自分の技術の欠如にいろいろいいわけしてるんだよね。
コンプレックス強い人だね。
こういう人に限って、説教したがる。
なんだここは。
星新一も読み解けない、
消防のひろばか?
425 :
無名草子さん:04/07/03 16:50
まあ星新一の凄さに気付かないやつはなにをしても上手くいかないな。
426 :
無名草子さん:04/07/03 17:25
読み解くように努力したり、提灯持ち評論家が凄いと言ってるのを真に受けてるうちが華なんだな。
大人になれば、この人の馬鹿馬鹿しさ、下手さがわかるようになるよ。
筒井康隆は偉いね。ほんとうは馬鹿にしてるのに、表面では花を持たしてる。
それに気づかず、すごい作家だと思い込むのかねえ。小学生は。
そうめん詐欺の話はワラタ
そして謎
あまり子供をいじめるな。
星新一が盛んに活動しているときは、「中学生が熱中し、高校になると馬鹿にする作家」と言われてたぞ。
それが今では、「小学生が熱中し、中学になると馬鹿にする作家」かい?
今の子供が知能の発達が早いと言っていいのだろうか?
429 :
無名草子さん:04/07/03 17:43
わかってねえな。
ふむふむ
>>426は筒井もわかってないようだなあ。
432 :
無名草子さん:04/07/03 20:25
なんか信者ってのは、ろくに説明できてないのかい?
一行の煽りだけだな。
荒らしの類かな。
まあ、どこでも、アンチの意見のほうが薀蓄は凄いけどね。
でも、ファンもきちんと反論してるけど。。。ここは珍しいね。
やっぱ、ファンは小学生?
その程度の内容に6行も費やしてしまう432って
反論すると何故か信者になっちゃうし。
一行だけだと荒らしになっちゃうし。
困ったねぇ。
435 :
無名草子さん:04/07/03 20:50
じゃあ、3行で反論しる
つーか誰も
>>432と議論する気がないだけなんだけど。
「きまぐれロボット」しか読んでない人と
作者について語るなんて無理だしね。ノシ
まああれだ。
刺激が強くないと感じないというのは…まあそういう事だ。
作品をクサすならともかく、
アンチスレでもないのに読者を罵るようなレスは遍く
煽り嵐と判断していいんじゃないのか?
よってスルーがよろしいかと。
ん。アンチスレあるんだし。
以後放置。
440 :
えっちロボ ◆R.o.B.o.h. :04/07/04 07:20
星新一ってどっか影薄いよな。
441 :
無名草子さん:04/07/04 08:44
ファンていうのは、現在読んでいる、または過去に読んで読み返してない。
アンチは元ファンが読み返して、あまりの馬鹿らしさに腹を立てている。
同じことだと思うよ。
少なくても大人のファンはいないもんな。
ネタばらししていいんだったら、作品ひとつひとつについて批判できるけど、
それはアンフェアだろう?
影が薄いというよりは、大人は相手にしないだよ。
小学生が感心し、中学生が読み返して軽蔑し、大人は忘れて無視する。
こういうのが発達段階だろうな。
442 :
無名草子さん:04/07/04 09:40
久しぶりに来てみたら、新着56件!
賑わってんなーって思ったら、何だこれw
元ファンで星さんを馬鹿にしてる奴は何なのかね。
仮にも昔は好きだったんだろうが。
自分はミーハー野郎ですって公言してるようなもんだ。
池沼かよ。
446 :
えっちロボ ◆R.o.B.o.h. :04/07/04 18:22
昔から好きではなかった。
ただ、当時は小松・星・筒井・かんべあたりは
SF大好き少年としては抑えておくべき人たちだったわけじゃない?
そんな感じでよく名前があがるから読んでみた(三冊くらい?)感じ。
447 :
無名草子さん:04/07/04 20:31
いいか悪いかはこの際おいとくけど、大人のファンていないの?
SF好き以外も含めても、だよ
3冊しか読んでないなら何とも言えんだろ
とりあえず「ようこそ地球さん」は読んでくれよ
>>447 そりゃいくらでもいるだろ
昔からのファンが。
オトナだけど未だにファンだす。
子供のころは単に面白いと思って読んでいたけど、
今は警句のような読み方をしているかも。
時々「作者の人間性はともかく作品は面白いんだから、別物なんだから」
てなことがあるけど、この人の場合は作品の裏側にいる作者のファン。
無論作品もひっくるめて好きなんだけどね。
もの、出来事を見るさめた視線がなんともいえません。
>>450 ああ、自分もショートショートのみ読んでた頃は作品のみ楽しんでたけど
人民〜や小金井良精の伝記物読んで作者自身のファンになった。
『やつあたり文化論』や『玄笑地帯』を読んでれば
そんな批判は出来ないはずなんだけどねえ
>筒井ファンの香具師
てめえで1000話書いてみやがれ、ですわ。
中学生キタ――(・∀・)――!!
「巨人の抑えの外人ひどくないか?」
「じゃあお前が抑えてみろよ」
456 :
無名草子さん:04/07/06 22:36
>>455 「外人なんて使うからいけないんだ。河原を出せ」
筒井をリアルタイムで読んでた人はきっと楽しかっただろうな〜って思う。良くも悪くも、時流にあわせるのが上手い人だから。
なんか80年代音楽の音が恥ずかしくていくら凄いのがわかっても聴けない、みたいな。
自分も地元同じとかで好きになりたいんだけど・・・・って感じです。
よくわからんが、たぶんあんたの中に無駄なものが多いんだよ。
おまけに誤爆だし。
アンチスレ落ちてるね。
460 :
無名草子さん:04/08/07 15:49
アール死はお金持ちと相場が決まってる。
461 :
無名草子さん:04/08/07 16:03
星先生は偉大だよ。凄い影響を受けた。
当時読むものは漫画ばかりだったオレは先生の本がキッカケで本読む様になった。
1000篇っていったら毎日1篇ずつ読んだって3年近く楽しめる。
しかも読み易い文章(←重要)でおもしろいのばかりだ。
それを書いて残してくれたんだから素直に感謝したい。
たぶんオレが生きているうちには不世出の作家だと思う。
彼と同じ時代に生きたということを誇りに思う。
462 :
+v+ ◆HR7.N7K1T6 :04/08/07 16:08
リッチからとったのかもね。
R氏。
なんかエヌ氏やエル博士よりもゼーム氏やテール博士のほうが響き的に好き。あと、アルファ博士
質問宜しいでしょうか?
今のSSの大家・星新一からは全く想像出来ないくらい若かりし頃は
とんでもなく鬼畜な小説書いていたって本当でしょうか?
どういう代物か凄く興味あるんですが
ゼーム氏っつうと方に鳥のせてローラースケートでクモを売りに来る奴だったっけか?
あの社交辞令しゃべるオウムちょっと欲しい。
>464
昔のことは知らないけど、語り口が淡々としてるだけで
作品自体は結構えぐいの多くない?
人類も何回も絶滅してるしw
人類滅亡と悪魔が好きだよね。
あとあのオウム小声で囁いてんの聴こえたらいやだ。「電気グモを買え」とか「あばよ」とか。
お前もいいとしだ、そろそろ覚悟をせねばならぬ。
はい……。
すげー怖い気がする。
「ファビュラス・バーカー・ボーイズ・ゴー・アメリカ」のサイトからコピペ
ウェイン 日本もいよいよ世紀末だねえ。なんかSF界でもバタバタ死人が出てるんだって?
ガース なんつー言い方だ。たしかに人の死んだ話ばっかですけどね最近は。石ノ森章太郎も死んだし星新一も死んだ。
星新一なんか誰も知らないうちに気がついたら死んでた。
ウェイン 星新一って教科書にも載ってる先生になっちゃったけど、もともとはメチャクチャな人だろ。
ガース 昔の鬼畜ギャグは伝説になってますもんね。筒井康隆が「これ以上やってると気が狂う」って
引いてしまったというくらい。
ウェイン 筒井より星新一を学校で教える方がよっぽど問題だって。
歴史物とか言って嘘ばっか書いてるじゃんかよ。子供が信じたらどうするんだ。
ガース 第一世代のSF作家ってメチャクチャな人ばかりだからなあ。
ウェイン あれこそ元祖鬼畜だよ。だいたい星新一って背高いだろ?
ガース なんですかそりゃ? (以下略
スゲー気になるぞwその頃の小説
鬼畜AGE
「SF仲間内でブラックすぎるユーモアを発揮していた」事を「鬼畜小説を
書いていた」と勘違いしてる様にお見受けするんだが…。
平井和正「星新一の内的宇宙(インナー・スペース)」を読むと、
宴席での星ギャグの凄まじさがうかがい知れる。
小松左京は笑いすぎて、トイレに駆け込んで吐いたそうだ。
最近おもいだして、あれはいい話だなぁ、としみじみ。
とある科学者「これだけは造らねば」と発明したのは、広場の中央に
建つ柱に一つだけボタンが付いた装置。科学者はその機能を語らぬまま
死ぬ。何せ何が起こるか判らないので、誰も押さないように監視を続けて
いたのだが、隙を見て誰かが押してしまう。しかし何事も起こらず。
何度押そうとも、どういうリズムで押そうとも、何事も起きない。
さて、その落ちは…。
前の方で、すぐに落ちが読める、とか豪語した人がいるけど、この落ちも
読めるのかな?
単なる落とし話を超えたリリシズムを感じてしまう。
>>472 補足。
X線も透さない上、いかなる手段でも破壊できない柱なのです。
この間里帰りしたら実家にたくさんあった、星新一。知らんかったよ。
おとんとSFの趣味こんなにカブってたのか。
475 :
無名草子さん:04/08/18 09:41
メロンライスにガムライスってなんだっけ?
食べ合わせの悪いやつじゃね?
sage忘れスマソ
なんかの組合の暗号だったような希ガス
金持って逃げる話じゃなかったっけ
>>478 それで正解。カネを奪って車で逃げるんだが、警備員や人質も同じ組織の仲間だったというような話だったような。
>>475
おのぞみの結末
481 :
無名草子さん:04/08/21 00:19
>469
町山ってひと、物事を誇張して煽り立てる癖のある人だから
あんまり期待しないほうがいいよ。
鬼畜な話といえば、鏡かな。
482 :
無名草子さん:04/08/21 13:48
「怖っわー」と思ったのはアレだな、自分だけには見えない美女のやつ
オチもヒドイ。
484 :
無名草子さん:04/08/26 18:50
「(゜д゜)ようこそ地球さん・・・星新一の夢世界』主催
ホ シ ヅ ル の 日 (9月5日(日)実施)
今年も「ホシヅルの日」がやって来ました。
ほかのSFサークルなんかに負けないで、インターネット掲示板「(゜д゜)
ようこそ地球さん・・・星新一の夢世界」においても、下記の要項で「ホシヅ
ルの日」(星新一先生のお墓参り)を実施します。
記
日 時:平成16年9月5日(日) 13時から14時ぐらい(雨天実施)
(別の日でも可。時間も目安であり、限定しません)
場 所:東京都港区南青山2丁目35番地 東京都立青山霊園
「1種イ9号4側9、10番」区画
(霊園中央、交通信号のある交差点に立ち、南西の区画です)
交 通:東京地下鉄(メトロ)・銀座線・外苑前駅下車
(管理事務所に立ち寄る場合は、この駅が便利です)
東京地下鉄(メトロ)・千代田線・乃木坂駅下車
(お墓に一番近いのは、この駅となります)
関連スレッド:
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1075630672/
485 :
無名草子さん:04/08/26 18:51
〈訪問の手引き1〉
この日は、各種SFサークル主催の「ホシヅルの日」が合わせて開催されま
す。「宇宙塵」の柴野拓美先生など、偉い先生の訪問と重なることも予想され
ます。せっかくの機会だからと、先生方と親交を深めながら一緒に手を合わせ
るのも自由、立ち去るまで陰で待ち、その後に手を合わせるのも自由です。
この季節は蚊が多いそうですので、必要な人は、スプレーなど手当の用意も
してください。
〈訪問の手引き2〉
掲示板住人との出会いも予想されます。「合言葉」はここには書きません。
「馴れ合い拒否」も自由ですし、気の合った者どうしで親交を深めるのも自由
です。仲間で大騒ぎも自由ですが、場所をわきまえて、必ず場所を移してから
にすること。外苑東通りに出れば、「デニーズ」(南青山1丁目12番地)があ
るそうです。
〈訪問の手引き3〉
お供えは、煙草のセブンスターがいいらしい(「七の星」という意味らし
い)のですが、場所を汚してしまうから、要は心であるからと、何も供えない
のも自由です。管理事務所経由ですと、近くにお花屋さんもあるようです。自
作ショートショートの冊子なんかも、いいかもしれません。
「名刺受け」が用意されていますので、必要な人は、たとえば、雑誌掲載経験
者でしたら、その旨を記し、用意してください。
マルチにしてもスレタイくらい書き換えろよ。
星さんの作品で、鬼ごっこがラストで別の遊びに変化する〜
みたいな作品ってあります?
幻覚を見せる薬を飲んで、トリップして、目が覚めたら勉強するって話ならある
490 :
参 加 御 礼:04/09/09 18:17
491 :
無名草子さん:04/09/09 23:52
ねえ、自作の作品をアップできるスレってどうなったの?
アップしたいんだけど・・
492 :
無名草子さん:04/09/09 23:54
N氏は激怒した。
オー! 星スレ発見。
厨房だったアニキの教科書で、初めて読んでそれからハマッタの。
海外の一コマまんがに解説つけてるヤツあったよね。
あれ、結構気に入って何度も読み返したよ。
「進化した猿たち」オレも大好きだよ。
495 :
無名草子さん:04/09/10 00:37
ボッコたん
ボッコタン(*´д`*)ハァハァ
497 :
無名草子さん:04/09/10 00:58
「きみ、名前は?」
「ボッコタンよ。」
(*´д`*)ハァハァ
498 :
無名草子さん:04/09/10 01:01
「飲めよ。」
「飲むわ。」
(*´д`*)ハァハァ
星新一といえば真鍋博、あのイラスト好きだったなぁ。
彼のほうはまだ健在?
↑ども
そっかー、やっぱり亡くなってたのか・・・・・・・・残念。
そうなのか?
なんか最近どこかでイラスト展やってたな。
504 :
無名草子さん:04/09/10 16:34:32
http://www.sponichi.co.jp/okuyami/2000/10.htm シャープな線で描いた未来感覚の作品で知られるイラストレーターの
真鍋博(まなべ・ひろし)氏が10月31日午後4時40分、がん性リンパ管症
のため東京都新宿区の慶応大病院で死去した。68歳。愛媛県出身。
1960年、第1回講談社さしえ賞を受賞。SF作家の故星新一氏の「ボッコちゃん」
「ようこそ地球さん」などの挿絵や、文明論的なエッセーでも人気を集めた。
作品集に「真鍋博オリジナル’85」など。
もう4年も前に亡くなってたのか……
「夜のかくれんぼ」を読んでまつ。
(・∀・)イイ!
>>503 12日まで、東京駅のステーションギャラリーで展覧会やってた。
原画や装丁した文庫や本、本人の著作、ポスターその他色々展示してあった。
これも真鍋だったのか……、と思う装丁が結構あった。(創元推理の幼年期とか)
本屋で見ても、特に意識しないからなーー。
図録ならまだ売ってるはず。(今は展示替えかな)
509 :
無名草子さん:04/09/15 16:50:19
終わってから言われると、「ちょっと行ってみたい」なんて気になった人には
切ないものがある
ふーん( ´_ゝ`)現象
星さん大好きだった。
「ふーん」はかなり好き(・∀・)
ふーん( ´_ゝ`)
「ふーん現象」のこと? 「フェーン現象」のもじりの。
514 :
無名草子さん:04/09/27 17:27:44
あああアニメ!?
なんじゃそりゃ。
516 :
無名草子さん:04/09/29 19:22:12
ショートショートの広場、文庫版は作品を全部収録してないって本当なの?(復刊こむに書いてた)
入選作品がたくさんあって、単行本に全部載ってたのだけど
「ショートショートの広場」名義で文庫本化される時には
紙面の都合とか何とかでかなり削られてたみたい。
今は出版されてないみたいだけど、むかし(?)は
入選した応募作品は、全て単行本に収録されていたんじゃなかったかな。
今はいきなり文庫化だから、レベルが満たないのは
活字化すらされていないんだね。
518 :
無名草子さん:04/10/05 08:00:16
親切第一
新坊
521 :
無名草子さん:04/10/12 23:26:35
ライバルを殺した社長が、
自分は肩を叩かれると死ぬ病気で、肩を叩かれそうになったので仕方なく殺した
と言い訳をして正当防衛を成立させようとした話は、どの単行本に収録されていましたでしょうか?
522 :
無名草子さん:04/10/13 08:13:54
523 :
無名草子さん:04/10/15 01:16:54
>>522 ありがとうございました。中学生のころ、笑い転げながら読んだ記憶があります。
早速Bookoffで買ってきます。
524 :
無名草子さん:04/10/17 21:35:41
昨日のアド街に星薬科大学出てたね。
525 :
無名草子さん:04/10/17 22:02:38
星新一が選定した素人作品集もなかなか面白いよね。
526 :
無名草子さん:04/10/22 14:19:53
もしかしたらスレ違いかもしれないのですが失礼します。
昔読んだことのある短編のタイトルが思い出せません。
星さんだと思うのですが、もし以下のことに該当する話があれば
タイトルを教えていただければと思います。
地球から長い旅をしてたどり着いた星は、とても美しくて
町の施設なんかも整い、みんな健康で楽しく暮らしている。
地球人のこともみんなでせいいっぱいもてなしてくれる。
それで「どうしてこの星はこんなに豊かなのか?」と質問すると、
「宇宙開発をやめ、それにかけるお金を
みんなこの星を豊かにするために使ったから」という返事が返ってきて、
地球からやってきた人たちはみんな顔を見合わせる…という話でした。
もし作者が違いましたら申し訳ありません。
529 :
526:04/10/22 20:01:39
>>527 誘導ありがとうございます。そうか、ネタバレになっちゃいますよね。
かなりオチの部分だし…orz。
それでは向こうで聞いてきます。失礼しました、ありがとう。
530 :
526:04/10/22 20:05:40
528>530
そのスレには気づかなかった!どうもありがとう!
↑ 真鍋博のイラスト見ながら読んでた世代に、この絵は受け容れられない。
まあこのアニメを見て、原作に興味を持つってのもいいんじゃないの?
俺の場合は教科書だったけれど。
はげしく週刊ストーリーランドの予感
かなり前に、小松左京のショートもアニメ化されたことがあったよね。
この時もタレントが吹き替えやってたような、一度だけ観た事ある
けど、コレも結構ヘボかった・・・
537 :
名無し物書き@推敲中?:04/10/28 19:11:35
538 :
名無し物書き@推敲中?:04/10/28 19:12:14
>109-110 >114-115
亀ですが、この作品のオチもしっかり現2chやネットを皮肉ってますね。
ネット系では「声の網」を最近読み返したが、なかなかすごいな。
あの時代にこんな作品を書くとは。
>>114-115 作品の詳細キボンヌ。
しかしアニメが見れなくて、ちょっと残念だ・・・。
542 :
無名草子さん:04/11/07 05:45:55
業界2番手の会社に就職、
1番手の会社にスパイとしてもぐり込み実績を上げて出世し社長となる。
元の計画通り最初の会社に戻っても副社長止まり。
こんな感じの話はどの本の何というタイトルか分かる方あったらお願いします。
543 :
無名草子さん:04/11/07 10:03:58
エヌ氏
544 :
無名草子さん:04/11/07 12:56:27
545 :
無名草子さん:04/11/07 13:01:30
546 :
無名草子さん:04/11/07 13:07:36
ネタバレしないようにじゃないのか?
頭使えよ
547 :
無名草子さん:04/11/07 13:50:22
会社の金を横領しようと思っている男がいて、
出世しないと大金を預かることはできないから
一生懸命働いたら最終的に社長になった
という話はどれに入ってますか?
今、日本映画専門チャンネル(ケーブルTVの)で、「麻雀放浪起」を見たんだけど、監督が 和田誠!!!
知ってた?
おれ全然知らんかった。
>>542 「雄大な計画」かな?
入った会社から会社の重役にしてくれるのを条件にライバル社のスパイになったんだけど、
ライバル社でめきめき出世して社長になる。
でもいまさら元の会社に戻っても役員どまり、社長の後継者でも今より落ちる事になって・・・な話じゃなかったですか?
ボッコちゃんに載ってますよ。
551 :
無名草子さん:04/11/07 23:19:55
>>549 和田誠の「麻雀放浪記」なら知っているけど、それはシラネ。
552 :
無名草子さん:04/11/07 23:21:35
>>548 「ボッコちゃん」の真鍋画伯のイラストを見直してみたのだが、544のように線がきっちりしてなくて
微妙にかすれているというか、ファジーな感じ。
印刷のせいかもしれんが。
和田誠の監督作では、『麻雀放浪記』の方が有名だけど、ほかに『怪盗ルビイ』というのもあるよ。
小泉今日子、真田広之主演で
554 :
無名草子さん:04/11/08 00:05:59
ジンフィーズ飲むかい?
それはもう、飲んでいる。
556 :
無名草子さん:04/11/13 08:50:07
557 :
無名草子さん:04/11/15 00:38:56
>>557 おおー、これは・・。
ありがとうございます。
貴重なエッセイも載ってますね。星さんの苦労が再確認できましたよ。
人気ベスト10のなかでは「妄想銀行」だけ持ってなかったよぅw
30冊近くあるのに、何でこれだけ・・。今日買いに行こうかな。
個人的には「気まぐれロボット」が下位にあったのが不思議。
>>557 星さん生きてたら78歳か・・・。
ホント惜しかったな。
しかしそんな笑顔の写真初めて見たw
ttp://kimagure-robot.yahoo.co.jp/ さて今日はヤホーイですよ。
お願いだから原作通りに作ってと言いたくなる…。
んでもって声優を変えれ!と。MEGUMIはいいけど、板倉嫌いになったよ。
ヘタクソにも限度ってものが…。
もし次回作があるのなら
「原作をそのままアニメ化」
「声は声優で」
「N博士は毎話はいらない」
「作画は今のままで」
これだけを守ってくれれば俺は泣くよ。
妄想銀行は双葉社版のほうがなんか好きだ
マンガでも小説でも“原作をアニメ(ドラマ)化”って
どうして原作通りにしないんだろう?
演出家が「このストーリー、オレだったらこうする!」
とかいって脚色しちゃうのかな・・・・
(「こうしないと商業ベースに乗らないんですよ」というのなら
ちょっとだけ理解できるけど)
“ほぼ例外無くつまらなくなっている”という法則も、
それはそれで不思議だ。
アニメよりは実写との相性の方がいいような気もするな。
世にも奇妙な物語でいくつか映像化されていたけれども、なかなか良かった記憶がある。
アニメにするにしても、よっぽど金をかけないと……
>>563 時間(尺って言うのかな)の問題もありそう。
作っている人たちも、仕事でやっているわけで
星作品好き・魅力が理解できてる人たちとは限らないだろうし。
嘆かわしいなあ。
> 世にも奇妙な物語でいくつか映像化されていたけれども、なかなか良かった記憶がある。
「ネチラタ事件」は なかなか良かったのではないかと。
つか、ネチラタ言葉も もはや“美しい日本語”になったような気が・・・
実写はただ単に世きもスタッフの腕がいいだけだと思う。
星さんの作品を実写化とアニメ化どっちか作れって言われたらアニメ選ぶなぁ俺は。
淡々とした口調や雰囲気なんかが相まって作りにくいと思うよ実写。
アニメ化はあのサイト見る限り
星さんの特集組んだり、結構「星新一」って人物を持ち上げてるから
愛があるように感じるんだけど
いかんせんセンスが無いね…。
このアニメ化に関しては正直「俺が作った方が…」って思ってしまう。
実際にマシなのが出来そうな気がしてしまう。
物作りならただのトレースはできないってのは分からんでもないんだけど
それが改悪になってるのに気づけないのがなぁ…。
あの程度のアニメだったら昼下がりボーっとしながらTVつけてあってるのを見る程度。
自転車で10km走ってでも本探しに行くって感じがしない。
「他の話が読みたい!(見たい)」って思わないもんなぁあのアニメ見ても…。
DVDきっと売れないんだろうなぁ…次に繋がらないんだろうなぁ……。
あー好きな作品がアニメ化されてダメだった時の悲壮感は何回味わっても慣れないな。
2回目違う監督スタッフでってのは限りなく可能性低いからなぁ。ガックシ。
どわあああああ!!!星薬科大学って星さんのお父さんが創設者なの!?
今薬剤師目指してて「星薬科もいいな〜星って名前がイカすぜ」とか思ってたけど
まさか関係してるとは…。うはーヤバイ。
でも偏差値高いんだよなぁ……でも行きたいなぁファンとしては。
超既出だろうけど、激しく興奮した。
>>568 >イカすぜ
ワラタw
若いのか年いってるのか分からないけど、
薬剤師目指してがんがってくれ。
ちなみに偏差値は60くらい。
>>567 > アニメ化はあのサイト見る限り
> 星さんの特集組んだり、結構「星新一」って人物を持ち上げてるから
> 愛があるように感じるんだけど
ヤフー(掲載サイト)には星新一に対する愛がもしかしたらあるのかも知れないが、
スタジオ4℃(アニメ制作会社)には愛は無いと思うね。
アレを見る限り。
>>568 こういう志望動機は好きだ。「おまえ、何しに行くんだよ?」っていう・・・w
がんがれよ〜!
>>569 >>571 ありがとーがんばるよ。
星薬科に行けたら、学校の人らに
「星新一さんの本オススメなんだよー。そしてなんとこの学校は……」という面白いネタも増えるしね。
学校に星さんがいるわけじゃないけども
イメージ的に「星さんのファンなんです」って人多そうだし。
正直大学に行く意欲みたいのあんまり無かったけど
星薬科にはいきてぇ〜〜。
面接あったら「星さんのファンだから」とか言いそうだw
>>572 星薬科大には、星一氏の銅像もあるよ。
そんなに大きい大学じゃないみたいだから、
星さんのことを知ってる人も多そう。
こちらでいろんな意味で話題になってるYahooのアニメ、
怖いもの見たさで見てみました。
感想は・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
正直言ってここまで駄目駄目な作品ってむしろ珍しいです。
あれだけ完成度の高い星先生の作品をここまで改悪するとは。
別の意味で感心しました。
大抵の原作物ってどこかしら見るべきものがあるんだけど、
これにはそんなものない!
「脚本書いたやつ、本当に原作読んだのか?
誰かから適当にあらすじだけ聞いただけじゃねぇだろうな?」
などと勘繰ってしまいました。
もし原作読んだ上で作ってんなら、悪いけど才能が無いと思う。
もしくは文章を読むという能力がテンから欠けているのか。
いずれにせよ「作品を作る」という能力について疑問符をつけざるをえないです。
作品の内容自体が意味不明なものや、オチすらついてない作品もあるし。
また、一番重要な描写を省いたため、最後に驚くはずが
「え、なんでこうなるの?ワケ♪ワカ♪ラン♪」
になってしまってるのもあるし・・・。
厨・工房時代に星先生の作品にはまりまくった自分としては
マジで悲しいです・・・。
せめて最後のクレジットに原作名ぐらい入れろや(#゚Д゚)ゴルァ!!!!!
最後に、なんか長文になってすいません。
でも本当に悲しすぎて・・・。
気持ちはよくわかるから長文でも許す。
いくら尺制限があるからって、あそこまでヘボくはならんだろー普通。
プロが指揮してるんだよね?と言いたくなる。
脚本家かアニメーターかプロデューサーか分からないけど
誰かが星新一に対してとてつもない恨みを抱いているんだよ。
星新一を貶めるためにあんな風にしたんだろう。
そうでも考えないととてもじゃないが、あの出来は理解不能。
577 :
無名草子さん:04/11/20 16:07:52
完璧パロディにしちゃうか完璧原作通りにするかして欲しかったよ。
(完璧パロの場合は博士じゃなくて
シュテルン・フォン・ミュンヒハウゼン男爵もってきたりしてさー)
パロディができないなら 原 作 どおりに 作れ!!!
中途半端ですごく嫌。
すごく悪い出来…。ファンから苦情行かないもんなのかな。
ここの住民がその「ファン」じゃないのかい。
ここにいる人たちはここで不満を吐き出しちゃってるから
苦情は出さないような気がそこはかとなくします。
大人な人が多いから批判を一々送りつけるって人は少なそうなイメージもあるかも。
でもクレーマーって大概ジジババでも
色々な作品を読んでると、
星さんは警察に対してあまりいいイメージを持ってないのかなと思いました。
よく作中で、信じがたい事件なんかが起きて主人公が警察に通報。
で、何事もないと警察は撤退するんだけど、
「警察の仕事はここまでであり、これ以上踏み込む必要はないのだ」とか、
そんなことを時々書いてたように思います。
なんとなく、ちょっと冷たいように感じたんですけどね。
警察だけでなく、役人全体が好きじゃないのでは?
ヤフーのアニメ、「3つの願い」まで見てくじけた。
漏れは「コミック星新一」も否定派だったんだけど、
アニメの「夜の事件」を見たら、あの泥臭いタッチのマンガを許せるようになったよ。
あのアニメは邦画における「デビルマン」の役割を果たしてくれたわけだ。
でも普通に良作アニメにしてくれてたら…と考える落ち込まないかい。
>>582 警察とか嫌いなのかもしれんけど
そこで警察がアーダコーダ言って介入してくると
ストーリーが成り立たなくなる事が多いからじゃない?
この前「つねならぬ話」を買ってきたんだが
なかなかいいと思ったよ。オチはほとんどないんだけど、
ファンタジックな世界がフルに表現されてなんだかさわやかな気分になってくる
587 :
無名草子さん:04/11/25 23:17:57
>>472 遅レスだけど、あの話は良かった。
まだ全部読んでないけど
・処刑
・鍵
・陰謀団ミダス
・ある夜の物語
と並んで印象に残ってる。
588 :
無名草子さん:04/11/26 01:56:21
星ギャグというのは初期のSFコミュニティーにあった、内輪の歪んだ選民思想みたいなのが
生み出した、「お前らはこんなすごいの聞けなくて残念だな」のような自慢から膨らまされた
ものじゃなかったのかな?
実際聞いてみたらそれほど大してブラックじゃなかったりするような。
邪推ですが。
589 :
無名草子さん:04/11/26 01:57:38
だいたいギャグ聞いて笑いすぎて吐くか、ふつー?
コスモ星丸体型御大が食べ過ぎていただけでは?
>>586 あそこに載ってた、
「だんごまんじゅう」の出てくる話がなぜかツボだった。
ゲラゲラ笑った。
テレビ・ショーが見てみたい。
星新一って結構馬鹿にする人がいる作家なの?
装飾だらけの文を書き散らされたのを読んで、読んだつもりになるのと
シンプルで性格の悪さがにじみ出た文の小話は同じと思うけど。
子供にも理解できる芸術こそ良い芸術だと思う。
小学生の頃、こいつは傑作だと思ってジャンカーになり、
高校になった今も変わらず面白いと思っている。
多分80になっても変わらん。
なんでそれを馬鹿にする人もいない星新一を好きな人が
集まるこのスレで語ってるの?
言ってる事には同意できなくもないけど、
それはここで言っても多分無駄だよ。
594 :
無名草子さん:04/11/28 19:54:14
答えは下から2行目。
まあ…みんなそんなもんだろ?
595 :
無名草子さん:04/11/28 21:12:21
>>592 お前の文章は星新一ファンの割には読みづらくて下手糞だな。
しかも答えになってない気が。
まあどうでもいいや。
↓何事もなかったかのように(ry
ヤフーのアニメ最悪!
>>593 上の方で幼稚だの厨房の本だの書かれているじゃん。
そもそも同意を要求していないしw
>>595 ネットの掲示板で文なんていちいち考えるかよ。
お前の脳の容量が理解するには少な過ぎるんだよ。
なんだ、結局自分のことしか見えてないやつか。放置だな。
↓何事もなかったのように(ry
「ファン」の癖に敵対的なレスしかつかないところ見ると、
本当に低知能しか読まない作家なのかもしれない。
早いところ全て捨てておこう。
>>599 で、お前は何がしたいんだ?
単なる煽らーに誇りをもっているつもりかw
595=596=599はこんな真夜中に即レスしている時点で悲惨な奴だが。
ていうかどんなに星さんの作品がよかろうとも
>>601のようなヤツが色々言う事でイメージ悪くなる。
自分の好きな作品のスレ荒らして気分悪くならないのかお前。
>>598 > ネットの掲示板で文なんていちいち考えるかよ。
他の人はそうでも、君の場合は熟考した上で書いたほうがよさそう。
・・・それでも平均レベルに達するかどうかは疑問だが。
おいおい、流れを元に戻そうぜ。
こんな煽り合いを見て楽しい奴なんていないんだからさ。
煽ってるのは一人みたいだけどな。
ところで死んだ人と会話できる機械作った男がいて、
いろんな人が死んだ人と会話していくうちにどんどん…
っていう話のタイトルってなんだっけ?
「殉教」かな
最後のほうに出てくるブルドーザーを動かしてるヤツがなんかかっこよかったな。
違う話だったらスマン
確かにあれは最後カッコヨカッタ。
読んでて、映画のワンシーンかよってほどシブい絵が頭に浮かんだw
今日、近所の大きな本屋に行ったら
「ブランコのむこうで」の文庫本が平積みになってた。
文庫の第六位だって。まじ?
なんだって!
なんか特別な理由があるのかな。
613 :
無名草子さん:04/11/30 12:59:54
>>611 自分の近所の本屋5件回ったところ,3件はプッシュしてたな。
なんか映画になるとかイベントあったっけ?
まさかアニメ化の影響とかじゃあないよなぁ…?なんだろうね。
いつの間にやら公開停止してるね。
果たして売れるんかなーDVD。
ここらで適当に独断と偏見ベスト5を。
1、処刑(マジですげぇと思った)
2、古風な愛(悲恋だよ・・・・。だが個人的には萌え作品でもあったりw)
3、一つの装置(ラストの哀愁漂うしんみり感が・・・)
4、殉教(ラストシーンカコ(・∀・)イイ!!)
5、愛の鍵(ハッピーエンド好きなモンでね)
まだ読んでないやつあるけど今ンとここんな感じ。
おまいらどうよ?
>>617 1位についてはまったく同意。
あとは、いろいろかけるんだけど、タイトル覚えてないから内容だけ。
2位 やい、誰がおれを生んでくれと頼んだ
3位 魚のフライをぷらぷらさせるやつ
4位 テレビノマンガミタイヨ……
5位 それともアル中になって、ぼけたかな
たぶん、明日になれば変わる。
思いついたの書いただけだからw
ちなみに、単行本単位なら、
できそこない博物館>進化した猿たち>未来いそっぷ>夜明けあと>竹取物語
SSが一冊しか入ってないけど
多すぎ、平均して好きってので選べん…。
先日、「白い服の男」を買ってきました。
んで、感想。
これはエロい星新一でつね(*´Д`)ハァハァ
俺もセごっこしたいなー
622 :
無名草子さん:04/12/18 18:44:51
スレ違いですが、私、星家(お父さんの実家)の経営する幼稚園卒です。
いわきの「錦星幼稚園」ばんざ〜い!!
セごっこをしている621を発見。捕らえろ!
624 :
無名草子さん:04/12/22 00:19:02
12月21日の読売新聞、東京都内版の地域面に載っている、高橋章子のエッセイに、星氏に対する恐ろしい無礼話が書かれている。
ほ、本当におそろしい。ああおそろしい。
625 :
無名草子さん:04/12/22 09:16:30
626 :
無名草子さん:04/12/22 19:24:43
627 :
無名草子さん:04/12/22 22:27:23
そういうのは概要だけでも説明しろや
628 :
624:04/12/23 00:11:33
大変失礼しました。
「無知許す心のデカさ」
(前段には「私は無知だからこそ、自分をさらけ出して、対象に食らい付く。大人物は、それをおおらかに受け止める。」とか書いてある。以下、ラストの星氏登場部分のみ引用。)
気を付けるべきは、“無知”は時に“勘違い”を生むことである。編集者時代に、原稿依頼をしていた作家の故・星新一氏から電話が入った。お声は知る由もない。たまたま印鑑を発注していた「ほし印店」からだと勘違いした私である。
「アラ〜、もう出来たの?早いねえ仕事が、おじさん!」
星先生は烈火のごとく怒った。大作家である。怒って、もっともである。ガチャリと電話を切る音が、今でも耳を離れない。それでも後日、何事もなかったかのように原稿が送られてきたとき“心のデカイ人間”とは何なのかを思って、涙した。星氏と私の“無知”に合掌。
あの星氏が激怒した話なんて、わたし初めて聞きました…。ああおそろしい。
629 :
無名草子さん:04/12/23 00:19:27
>>628 そんなことか。
てっきり、新聞紙面で星氏を非難するようなことを書いてるのかと思った。
実際に星氏にたいして筆者がカン違いをしたってだけの話で、
無礼でもないだろう。
>>624 乙。
なんつーか、ただのアフォだw
いろいろ言いたいことがあるが、とりあえずムカついた。
631 :
無名草子さん:04/12/23 01:51:48
>>628 報告どうも。
星先生の心理を推測すると
余りに無礼→怒り心頭→電話がちゃ→良く考えてみるとそんな態度取られるはずがない
→単に勘違いされていただけか、と気づく→原稿発送
ってことだったのかな?
そういや筒井ハスタカ先生のエッセイに高齢になった星先生と小松先生がかなり気難しくなって、
みたいな話があって、ああ、先生のような人もで年をとって頑固老人のようになるのだなあ、
と思ったことがある。
なんかリアルショートショートを見てるようで面白いなw
「折角頑張って書いたのに!!」と憤慨してる星さんが目に浮かぶ。
ていうか後々謝りの電話とかしなかったのかな。
>>611 僕のよく行く本屋さんでも『ブランコの向こうで』が一押しみたいな扱いでしたよ。表紙のイラストも可愛くなってました。
俺の行きつけの書店でもそうだった。
店員のオススメ!ってなポップが付いてたけれど、このスレを見る限り、出版社が書店側にプッシュさせてるっぽいな。
なんでだろうね。理由が知りたいな…。
出版社の偉い人がソレ読んで「おいこれ面白いぞ!」とプッシュしてるのか…?
「星さんの作品」をプッシュしたいなら、もっと違う感じになると思うが。
夏休みあたりにブランコのむこうでがプッシュされてたのは見たな。
課題図書にでもなったのかと思った。
637 :
無名草子さん:04/12/29 22:22:45
いきなりすいません。
テレビ業界に携わってる主人公の話で
貧乏でかわいそうなお爺さんの取材をしたつもりが、
そのお爺さんは実は貧乏神だった…
って話のタイトル分かりますか?
「盗賊会社」収録の「ぼろ家の住人」
>638
ありがとうございます!
もうひとつ聞きたいことがあるんですが、
「人は可哀想なものを見ながら、うまいものを食うのが好きなんだ」
みたいな台詞があるのって上の作品じゃないですよね…?
似たような台詞はあるけど多分違う。
「好景気の世の視聴者というものは、あわれな実話を好む」
「見る人は、忘れかけた貧乏そのものに触れた思いにひたり、
現在のしあわせをあらためてかみしめる。」
>640
そうですかー…。なんだったかな
レスありがとうございました。
642 :
無名草子さん:05/01/02 00:34:25
1月2日(日)夜9時からNHKのラジオ第2で
「星新一の世界」という番組があるよ
新春・朗読への招待〜音で味わうミステリアスな世界の
シリーズらしいです
正月はテレビつまらないからラジオ聞くのもいいかもなあ
644 :
無名草子さん:05/01/02 20:50:18
そろそろ来るけど……
2ちゃんやりながら聞こうとしてるの俺だけですから!残念!
645 :
無名草子さん:05/01/02 21:16:35
おお、なかなかいい番組ではないか外科
646 :
無名草子さん:05/01/02 22:02:26
オワタ
解説が999の松本さんだったな……
内容は、なんとなくだけど、将来アナウンサーとか声の仕事目指してる人の教材っぽかった。
でも、なかなか良かった。
647 :
無名草子さん:05/01/06 20:00:18
うーん、にわかファンが増えそうな予感。
649 :
無名草子さん:05/01/07 02:22:04
だから何?
星さん。骨太作家だった。
651 :
無名草子さん:05/01/12 01:27:37
1月16日(日)またNHKラジオで朗読の番組あるよ
午後10時15分から第1放送のラジオ文芸館
なんか続くね
お!?聞くよ。確かAMだよね
すまん、第一=AMだね
殉教が心の中で永遠の一位。
小さいころに読んでインパクトを受けて、
大人になって改めて読み返して凄いと思った。
昭和30年代の日本であのクールで明るくて殺伐としたラストは凄いよな。
処刑も名作とは思うが、あの生生しさが星作品にして異質なんで。
確かに処刑はスゴイ作品だけど星さんぽくないなーと思いながら読んでたな。
淡々としてなかったというか。
ずっと読者にも興奮状態を維持させたまま読ませるのに成功した作品て感じ。
656 :
無名草子さん:05/01/15 20:39:23
門のある家の無常感は和の心
メモリアル美術館って今でも小学校の教科書に載ってます?
質問ですが、ボッコちゃんの英or中国語訳はどこに行けば買えるでしょうか?
星さんのファンサイトの掲示板で聞くとすごく親切に教えてくれると思う。
以前、不明なことを訊ね、お世話になった。複数レスもらえて有益な副情報もつけてくれたりして、今でもすごく感謝してる
星さんのファンって素敵な人多かった。
660 :
無名草子さん:05/01/23 23:51:32
あげとくかね
661 :
無名草子さん:05/02/02 16:00:04
星新一って、今絶版が多いんですか?
最近古本屋で全然見なくなったんだけど・・。
662 :
無名草子さん:05/02/04 21:04:18
日曜日の13時から関西テレビでやる、世にも奇妙な物語で、
殺し屋ですのよが放送されるから忘れないように
質問なんですが
星新一ショートショート1001には文庫本の表紙の絵はあるのでしょうか?
664 :
無名草子さん:05/02/06 22:35:30
>>663 ないよ
「処刑」ってなんに収録されてるんだっけ?
ようこそ地球さんか
サンクス
667 :
無名草子さん:05/02/08 13:15:28
「解放の時代」は新潮文庫には収録されていないの?
668 :
無名草子さん:05/02/22 13:27:11
ないと思う。
669 :
無名草子さん:05/02/22 13:33:54
なぜ?
著者の意向?
670 :
無名草子さん:05/02/22 13:50:49
んむ。
投稿日時刻を
>>667からチェックするとなにげにすごい!
「ああ祖国よ」は星新一らしくないなむしろ筒井が書きそうだった
ほっしゃんの自宅に星新一が大量に!
ほっしゃん☆彡
675 :
無名草子さん:05/03/14 12:10:32
ところで。
人権擁護法案の話を聞いて『白い服の男』を思い返してしまうのは私一人だけですか。
確かに、言葉を弾圧・強制執行っていう感じが似てるかもしれん。
その内「障害者」の「シ」と言うと捕まるようになるかも。
677 :
無名草子さん:05/03/15 22:41:56
憎むべきは「せ」
678 :
無名草子さん:05/03/16 00:43:45
「せ」いじか…?
680 :
無名草子さん:05/03/16 02:17:44
セパタクローの意味がわからずyahooで辞書検索してしまった俺は負け組 orz
681 :
無名草子さん:05/03/16 20:14:57
「せをして遊ぼう」なんだからセックルしかありえない
682 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 21:33:15
第二の星新一目指しています。
どこの文学賞に送ればよいですか?
683 :
無名草子さん:皇紀2665/04/01(金) 01:34:18
あげ
684 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 00:06:52
真鍋博画伯の現在手に入る画集というのは真鍋博のプラネタリウム だけですか?
あと、オリジナル’85というのはいったい?
685 :
無名草子さん:2005/04/03(日) 19:03:34
この前東京駅でやっていた展覧会の図録がまだ入手可能じゃないか?
686 :
無名草子さん:2005/04/12(火) 02:32:26
「逃走の道」
週間ストーリーランドでは何で
あんなオチに変えたんだと
未だに釈然としない漏れ
鉄ヲタとしては
新幹線の品川駅に降り立った時、
星さんがエッセイで、「品川に新幹線が停まるとなお良い」
というようなことを書いてたのを思い出したよ。
文庫をちまちま揃えるのとショートショート1001を買うのとどちらが良いでしょうか?
うむ。文庫がいい。チマチマ読むのがいいんだよ。
690 :
687:2005/04/13(水) 21:34:56
文庫未収録作品に惹かれるんですけど何しろ高いですからね〜。
レスありがとうございました。
691 :
無名草子さん:2005/04/17(日) 22:46:54
「たくさんのタブー」の「背中のやつ」の
オチがよく分からんのだが。
警官に移してしまって、その警官がボスを捕まえた時に
「背中のやつ」に気づいて、「あいつ警官とグルだったのか!」と
ボスに勘違いされて後で復讐されるというオチ?
692 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 21:09:56
読んでみたけどよく分からんな。
分かる人解説おねがい
693 :
無名草子さん:2005/04/20(水) 21:51:22
694 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 19:47:50
だああ気付いたら締め切り過ぎてたよー!
695 :
無名草子さん:2005/05/05(木) 04:59:59
たくさんのタブーの「背中のやつ」、わたしも
「あいつ警官とグルだったのかー?」というのがオチだと思った。
主人公の心理的には、これで少しは組織の役にたったかな、
みたいな感じなんじゃない?でも、もともとその組織抜けたかったんだし
そんなこと思わないかな?ん〜やっぱり謎だ。
他の人頼む!
いや、難しく考えすぎ。
星さんの作品は必ずしも引っくり返るようなオチが用意されてるわけじゃないよ。
面白い世界観の話で終わったりする場合も多々ある。
この『背中のやつ』の場合
「そういうオジイサンがいる」という話でしょ。
知り合いが楽になり、自分も楽になり、不幸そうな警官に渡した。
そして麻薬組織取締りの警察は先ほどまで自分の居た所に行くだろう。
しかし自分はもう足を洗ったのだから関係の無い話。
あそこはツブれたらまさに目先の問題は解決するわけだ。
さて、知り合いのいる故郷に戻ろう。もしかしたらそのまま結婚したりするかもね。
昔好意を持ち合っていて、今もまだ彼女の熱情は失われていないようだから…。
こんな所かと。
697 :
695:2005/05/05(木) 22:06:29
すごい納得のいく説明だ。
ありがとう696
698 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 04:54:44
星新一の本だったらみなさんは何が1番すきですか?
699 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 06:40:17
星さんの作品てエロはないですけども。
読んでてもやもやとエッチな気分になること多くないですか?
女性キャラが登場するときとか
やけにモヤモヤしましたが・・・・。
俺だけの特殊性癖?
700 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 06:49:46
長編「気まぐれ指数」短編密度文体の長編。
古き良き東京のお上品さが味わえる。
同時代の映画は古臭くて見れないが、
妙に読感が妙に古くない。
たまには…で、お薦め。
701 :
無名草子さん:2005/05/11(水) 04:59:28
ぼっこちゃんかなぁ〜
703 :
無名草子さん:2005/05/23(月) 21:45:13
704 :
無名草子さん:2005/05/28(土) 02:30:15
未来いそっぷは初めて読んだ星作品だが、今読んでもいいなあと思う。
基本パロディ?なのに独特の味が出ててね。
あー白い服の男も大好きだ。
古風な愛も。鍵も。……一番を出すのは難しいなあ。
そういや悪魔の椅子はマジでウケた。
705 :
無名草子さん:2005/05/30(月) 15:04:06
>>699 ボッコちゃんはロリコンSFの元祖と唐沢俊一が言っていた。
「たそがれ」に恐怖を感じる
未来を物語ると言うかね
おーい出てこーいを初めとして、星新一氏のそういう作品が好きだな
チラシの裏 スマソ
星さんの作品は「そうなってもおかしくないかも」と思わせる何かがある。
手塚治虫なんかもそうだったけど、近未来を描くSF作家で、
携帯電話の普及を予測してた人っていなかったのでは?
星さんの小説見てても、すごい巧妙なメカ持ってる未来人が、
普通に電話ボックス使ってるのはなんともシュール。
シュールってそういう使い方するのか(゚Д゚ )
デラックスな電話
>>708 少子化もな。
俺は未来は人口爆発で苦しむもんだと、
当たり前のように信じていたんだが・・・
ショートショートもいいけど、エッセイも実に面白いね
あんまり中古だと見かけないけど
25年近く前に読んだ星作品のタイトルを思い出そうとあれこれ検索してたら
このスレにたどり着きました。諸賢の皆さん、助けていただけないでしょうか。
確かハヤカワ文庫の「夜きたりなば」に入っていた作品で、本が書店で売られず
お菓子の景品としてしか入手できなくなった世界で、男が急にヘミングウェイ全集を
読みたくなる…といった展開の作品を皆さん、ご存じないですか?
ご存じの方、タイトルを教えていただけないでしょうか。
>>713 あー、なんだっけ、それ。
ボッコちゃんだか何かにも収録されてたような気がするけど、
タイトルが思い出せない。
少子化は『ようこそ地球さん』の「テレビ・ショー」で予測していた
といえるんじゃないかな?
>>713 新潮文庫『宇宙のあいさつ』所収の「景品」
俺も
>>711と一緒で
未来の地球は人口が多くなりすぎて他の星に移住する
とか勝手に思ってた
今はもう資源枯渇で他の星に行かなきゃならなくなりそうだけどなorz
718 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 20:48:01
719 :
無名草子さん:2005/06/20(月) 01:06:15
>>713 > 確かハヤカワ文庫の「夜きたりなば」に入っていた作品で、本が書店で売られず
> お菓子の景品としてしか入手できなくなった世界で、男が急にヘミングウェイ全集を
> 読みたくなる…といった展開の作品を皆さん、ご存じないですか?
著作権が切れれば、プロジェクトグーテンベルグや青空文庫でいつでも読めるようになる
だろうなあ。
上の携帯もそうだけど、SF作家の想像力なんてそんなものだね。
720 :
七誌:2005/06/21(火) 20:58:03
>719
別に現実に即した未来予測をしているわけじゃないと思うが。
作品名は忘れたんだが、なんか主人公が不思議なカレンダー(1年が365日じゃなかったり、☆の日とかあったり)を貰って生活していく話なんだが、
この話のオチが良く分からなかった。
最後に主人公が自分自身(?)に電話するような終わり方
下手な説明でスマソが、解説キボンヌ
>>722 ご依頼の件収録の「初夏のある日」だな。
奇妙な儀式のような生活を続けるうちに、
不思議なカレンダーの暦の中で生きる自分(儀式の遂行担当)と、
普通の暦の中で生きる自分(実生活担当)とに分離した、
という意味じゃないかい?一種のドッペルゲンガー。
>>723 dクス
自分が二つに分かれたのかよ・・・
725 :
無名草子さん:2005/07/07(木) 15:34:37
星新一氏のショートショートはまりました。
今のとこ「ようこそ地球さん」「エヌ氏の遊園地」しか読んでないのですが、
他のショートショートも読みたいです。
そこでお聞きしたいのですが、星新一氏は他にどんなショート2を出してるのでしょうか?
「ショートショート1001」を買うしかないですか?
726 :
無名草子さん:2005/07/07(木) 19:41:41
新潮文庫と角川文庫の売り場に行ってください。
727 :
無名草子さん:2005/07/07(木) 21:00:44
中学生のときはよく読んでたなあ。おっさんになった今読みかえして
みると、いかにレベルの低い内容かと、、、。
星新一の本はショートショートよりも長編物の方が面白いように思う。
タイトルは忘れたが、死んだ人の魂が身近な人にくっついて共に行動
するって内容の物語は何度読み返したことか。
正直、ショートショートもいいがエッセイの面白さにはかなわないと思う
それこそ何度読み返したかわからん
729 :
無名草子さん:2005/07/07(木) 22:32:34
>>727さん
「にぎやかな部屋」かな?
登場人物の上品な口調が、自分にとっても
強く心に残ってます。
人口爆発の世界で
事故で光合成出来る体になった奴の話が好きだ
時たまニュースを見てると思い出す
731 :
無名草子さん:2005/07/08(金) 00:41:13
レベル低いってのはちょっと違うんじゃね?
つまりその辺りの世代向けの本て事であって、その意味において決して低いとは思わないな。
漏れも20も半ばのこないだ読み返して、この程度のを夢中になって読んだんだなあ、と思ったけど、
それをその時代に通ってきて良かったとも思ってる。
何がしかの糧になってるという感じはした。
幼い時に童話読むようなものでしょ。
大人の目で見てレベル低いと決め付けるのはナンセンスだと思うけど。
「肉が少ない世界で、恋人が肉を探しに出かけて帰ってこない。
恋人の彼女が配給の肉を食べてると何か異物が・・。
よく見ると恋人がしてた指輪に・・・。」
こんな話ありませんでしたっけ?
もしかしたら、星さんじゃないかもしれませんが
記憶では星さんのはずなんですよね・・。
渡辺浩弐じゃない?
734 :
GLIF:2005/07/10(日) 22:12:51
星新一と言えば、「ようこそ地球さん」の「殉教」!!
あれは全くもって異色だったね、うん。
長編では「気まぐれ指数」が最高w。
735 :
無名草子さん:2005/07/11(月) 00:52:27
「宇宙のあいさつ」の「宇宙の男たち」
最後のほう意味がよく理解できない。
どういうこと?
>>735 何がどう理解できないのかが理解できない。
737 :
無名草子さん:2005/07/11(月) 02:03:11
ただ単に助けを待ち続けるだけ?
あの最後の会話に特別な意味はあるのか?意味のわからなさが説明し辛い。
>>737 助けを待つために冬眠剤を飲んだんじゃないよ。
自分達は助からないって分かってるけど、苦痛無く死ぬ為の冬眠剤。
最後の会話は、お互い身寄りが無い同士の最後の冗談。
もう一回読み直せば分かると思うんだけど・・。
739 :
無名草子さん:2005/07/11(月) 21:34:46
今、気になって読み返してみたよ<宇宙の男たち
別に難しいラストじゃなかったけどね。
むしろ分かりやすかった。
実は二人が親子だったらなぁとかって勝手に考えてジーンとなったよ。
関係ないけど、宇宙の中では死んだ体は腐敗したりするのかな?
自分理解力無いのかな?
また読んでみるよ。
>>740 君の理解力はどうだか知らないけれど、
救出されるか死ぬかハッキリとしたラストが
描かれないと納得いかない、という人には向かない話だと思う。
これって未収録の入ってるの?
気まぐれスターダストの文庫化みたいな気がする。
エッセイなら嬉しい
天国からの道
ふしぎな夢
これはどっちも気まぐれスターダストに収録されているから
2冊に分けて文庫化の可能性が高そうだな。
747 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 01:42:21
星新一の本のデザインが良い!さし絵もお洒落* と
思って学校にあったSF的な本を読んだ⇒ハマル!!!最高に面白い!!全部好き!!!
不思議系なのに最高↑オモシロイワwwwww
749 :
無名草子さん:2005/07/19(火) 02:02:38
学校にあったSF的な本というのが気になるな。
トマス・ピンチョン『重力の虹』あたりか? それともウェルズの『宇宙戦争』か?
あるいは『ケロロ軍曹』か?
>>749 >学校にあったSF的な本というのが気になるな。
いや、だからそれが星新一の本なんじゃないのか?
747の文章も確かに良くないが。
751 :
無名草子さん:2005/07/20(水) 15:05:56
文章から判断するとそうだろう
今日星さんのショートショートを新しい表紙にして売ってるのを見た。
なんで今更?色んな人が読むのは嬉しい事だけど不思議だ。
754 :
P:2005/07/25(月) 22:51:09
ショートショートの真実を探せ。
〜真・ショートショートコンテスト〜
かつて、日本を魅了した形式がありました。
ショートショートと呼ばれる、原稿用紙数枚のとても短い小説。
短いとはいえ、その中には目を見張るような奇抜な設定から、あっとおどろく結末まで、小説のエッセンスがぎっしりつまっています。
そのため、あらゆる小説の入り口、日本にもっとも適した形式、ともてはやされましたが、実はそれも一時のこと。
鬼才、星新一の死を機に、急速に衰退しようとしています。
今や関連書籍は年に数点出版されるのみ。
このまま消えてしまう運命なのでしょうか?
それでもまだ、ウェブの波間に炎を灯し続ける島々はあります。
ショートショートとは何だったのか。これからどうなるのか。
ウェブという場で、その真実を探すコンテストを開催したいと思います。
探しています
1 作品 賞金最大三万円。一人十作まで応募可能。
2 選考委員 それぞれのペースで参加していただけます。無報酬。
3 「株」主様 「傑作選」の出版が成功すれば最大二倍まで戻ります。一口一万円。
詳細はこちら
http://ssscontest.web.infoseek.co.jp/ お問い合わせは、
[email protected] まで。
755 :
無名草子さん:2005/08/07(日) 21:29:06
味ラジオ
756 :
無名草子さん:2005/08/09(火) 23:11:06
臭い映画は実際にあったな>ヘアスプレー
757 :
無名草子さん:2005/08/12(金) 10:13:39
え!?星新一って死んでんの??
758 :
無名草子さん:2005/08/12(金) 18:17:20
さっき会ったよ
759 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 01:34:17
ぎゃー
760 :
無名草子さん:2005/08/13(土) 15:16:36
最近、新作出たよね?
↑なんてタイトル?
星新一のお祖母さんのお兄さんが森鴎外だったと最近知った
手塚治虫のショートショートに星さんが出てきたの読んだときはワラタ
イラストが妙に似てるんだよな
764 :
無名草子さん:2005/08/19(金) 20:49:52
この人のショートショートって、いろんな作家が盗作してるらしいね。
それも初期の「ボッコチャン」とかではなく、晩年の作品から。
かくいう俺も、文学賞応募作品でネタを拝借しちゃいました。
ストーリーはこんな感じ。
↓ ↓ ↓ ↓
老人が朝起きて山の中に行くと、天地異変や超常現象が起こりまくり。
老人は、あまりのことに発狂寸前で、やっとこさ帰宅する。
それで、家に着いたら、玄関の飾りがなんか変な具合になっている。
「まっ、いいか。これぐらいのことは」と納得して、老人は昼寝しちやう。
765 :
無名草子さん:2005/08/19(金) 23:03:18
>>764 この人のショートショートって、いろんな作家を盗作してるらしいね。
に見えたw
なんか日本語変だなと思ったらw
女だな
主部が「この人のショートショートって」、述部が「盗作してるらしいね。」
だから、読者は
>>765のように感じちゃうじゃないかな。
「この人のショートショートって、いろんな作家から盗作されてるらしいね。」
だと、ましになるんじゃないかな。
768 :
無名草子さん:2005/08/22(月) 01:49:33
>>767 それでもまだ変ですがな。
「色んな作家が、この人(星さん)のショートショートを盗作してるらしいね。」
と普通に書くのが一番かと。
星新一ってアメリカの1コママンガ集めてたらしいけど
いつごろから集めだしたのか分かる人いる?
770 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 12:33:55
771 :
無名草子さん:2005/08/30(火) 21:57:44
>>764のストーリーって、オチが全然無いんですけど・・・・・・・
>>771 確かにショート・ショート的なオチはないね。
でも文学的にはオチているとも言える。
あれを文学にするには相当な文才が必要だろ。
どう見てもとても無理。
中学生の読書感想文ぐらいのレベルっぽ。
天国からの道
ふしぎな夢
買ってきた。
退屈しのぎにラブレター書いて本当に好きになる話
いいね。
ヤドカリについて書いたエッセイって何だったっけ。
ヤドカリの不思議について一通りのべたあと
「何でこんな生物が存在してるのだろう?」
そんなこと聞かれてもねぇ...。
>>775 そんなことココで書かれてもねぇ、、、。
>775
『できそこない博物館』
ところで『気まぐれスターダスト』を持ってますが、『天国からの道』を買う必要ってあるのでしょうか。
あと「天国からの道」と「天使考」の類似って何なんでしょうね。改稿でもしたのかしらん。
778 :
無名草子さん:2005/09/01(木) 09:31:06
星新一ショートショート1001に収録されてる未収録作品も天国からの道に入ってるよ。
779 :
無名草子さん:2005/09/01(木) 17:15:11
漏れは
>>767がいいな。
ショート2を主部にして受動態にしたほうが、“星新一作品はネタの宝庫”→“いろんな作家が盗用”って感じがでてるかなと。
通行人が暴漢に殴られた。→通行人カワイソス
暴漢が通行人を殴った→暴漢コワス!
事実は一つだけど受けるイメージが違う?
う〜ん。上手く説明デキナス…
780 :
779:2005/09/01(木) 17:18:00
781 :
無名草子さん:2005/09/02(金) 03:09:51
気まぐれスターダスト[26編]
◆禁断の実験◆新しい実験◆奇妙な機械◆友情◆病院にて
◆エフ博士の症状◆ある声◆悪夢◆けがれなき新世界◆平穏
◆ぼくらの時代◆つまらぬ現実◆担当員◆珍しい客◆狐のためいき
◆原因不明◆天国からの道◆Q星人来る◆憎悪の惑星◆火星航路
◆黒い光◆ふしぎな夢◆謎の星座◆月の裏側基地第1号◆謎の宇宙船
◆ピーパー星のさわぎ
ふしぎな夢[11篇]
◆ふしぎな夢◆謎の星座◆新しい実験◆奇妙な機械◆病院にて
◆エフ博士の症状◆憎悪の惑星◆黒い光◆月の裏側基地第1号◆謎の宇宙船
◆ピーパ星のさわぎ
天国からの道[21篇]
◆天国からの道◆禁断の実験◆友情◆ある声◆悪夢
◆けがれなき新世界◆平穏◆つまらぬ現実◆原因不明◆ぼくらの時代
◆火星航路◆Q星人来る◆珍しい客◆狐のためいき◆担当員
◆収穫◆壺◆大宣伝◆禁断の命令◆疑惑◆解放の時代
ふしぎな夢[11篇]+天国からの道[21篇]−気まぐれスターダスト[26編]
◆収穫◆壺◆大宣伝◆禁断の命令◆疑惑◆解放の時代
782 :
777:2005/09/02(金) 19:50:54
>781
情報ども。やっぱ買わねばな。
「解放の時代」を収録したアンソロも、春に見つけてたんだけどね(w
それにしても伸びてるね
ニュー速のスレの影響?
スレストされたね
はだかの部屋 って何に載ってました?
787 :
無名草子さん:2005/09/04(日) 12:10:10
こんな長いトンネル作るの、大変だったろうな。
まずコンクリートでトンネルの形を作り、その上に土を盛って山を作り、さらに木を植えて・・・
789 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 00:43:57
記憶曖昧なんだけど…
神にみんなで願い事をするってプロットで、最後に人類が消えてしまう(人間以外の圧倒的多数の生き物達の願いによって)
って結末の話の題名、分かる人教えてPLZ
消防の時に読んで、「地球は人間だけの星ではないんだよなあ」と目からウロコだったのよ。
>>789 ショートショートの広場8巻に収録されている「みんなの願い」ではないかと。
791 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 08:15:02
その作品が某テレビのアニメ投稿番組でパクられてたよねw
792 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 18:36:31
クリスマスにサンタ(ここからして違うかも・・)が女の子にプレゼントを持ってくるのだけど、
女の子は近所の金貸しにそのプレゼント権を譲る。理由はみんなに金貸しは嫌われてるから・・・
って感じでプレゼント貰える権利が色々な人に渡っていくお話はなんてタイトルでしたっけ?
793 :
789:2005/09/05(月) 19:02:02
>>790 手持ちの新潮、角川の文庫を調べても見つからず、友人に進呈した何冊かの中にあるのかなと思ってたけど…
広場シリーズは盲点だった。
まさにそれ!
超速レスありがd!
(ageて質問してゴメンでした)
794 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 21:31:36
気まぐれ指数の登場人物は皆同じ人格
況や全員、星新一
795 :
無名草子さん:2005/09/05(月) 22:03:26
>>792 「未来いそっぷ」に収録されていた聖夜の物語だったかと
セックスセックス。
深夜に謎の書き込みワロタ
>>797 思ったんだけど、星新一のショート2って性描写がほぼ無いから、子どもにも安心して読ませられるよね。
不感症がどうのって描写があって小学生のときによく分からなかった
800 :
無名草子さん:2005/09/06(火) 13:25:27
800げとーーーー
>>799 今時の子なら(性的な事に関して進んでるから)普通に理解できちゃうかも試練。
とはいえやはり露骨な描写はないキガス。ソフトな感じ?
802 :
無名草子さん:2005/09/06(火) 20:56:46
☆ホシヅルの日☆
星さんが生きていれば79か
803 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 01:33:00
ん?昨日(6日)が命日なの?
亡くなられたのは冬の季節だったと記憶してるけど
>>803 「生きていれば79」ってことは誕生日じゃないか?
805 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 16:46:31
亡くなったのは12月30日
09月06日は誕生日
806 :
無名草子さん:2005/09/07(水) 18:43:53
あぁ、普通に考えればそうだよなorz
807 :
無名草子さん:2005/09/09(金) 05:58:51
>>787のブログ、パクリと認めてその上開き直ってる。
808 :
無名草子さん:2005/09/09(金) 06:27:12
ずっと探している作品があります。
幼い頃に初めて読んだ小説が、星新一でした。
ただ、内容も作品名もうる覚えで・・・とても面白かった事だけは印象に残ってます。
覚えているのは・・・男の子と女の子が出てきて、
ある特殊な入れ物に、内臓のような物体が入っているのを見つける。
その物体は生きている脳みそだった。
脳みそと、話しをする二人。
・・・とゆう感じの内容で、
長編ではなかったと思います。でも普通のショート作品よりも長かった気もします。
作品名とか、このような話しを知っている方いますか?
なにか手がかりがあればと思い、この場で聞かせて頂きました。
福島正実じゃない?
>>792 正確には「ある夜の物語」だな。
星作品にはサンタを扱ったものが多いけど、これは本当に泣ける・・・
ラストのサンタの心情がいい!
うろ覚えなんですが…
どっかの町で一定の体重を超えると地下に落とされて電気ショックで殺される
みたいなのはどれにのってますか?
>>812 おみそれ社会「牧場都市」
ところで、キッピちゃん(熊と猿の合いの子)が出てくる話って
何に収録されてたっけ。
>>812 あつたなー
プールの水がうまそうだった
>813
『おせっかいな神々』
816 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:23:41
「処刑」ってどの本にのってるの
ようこそ地球さん
818 :
無名草子さん:2005/09/12(月) 11:15:44
窓怖い
819 :
無名草子さん:2005/09/12(月) 16:50:13
生活維持省はなかなか印象に残る話だった
820 :
無名草子さん:2005/09/14(水) 20:18:08
人生定年制が望ましい、
ランダムで若い人も殺したら社会維持出来ない
処刑は死の哲学っぽい、SFのさわやかさが無い
なんでランダムだと維持できないんだ?
思いつきでもの言う前に少しは思考した方がいいよ。
ついでに本ももっといろいろ読んだほうがいいぞ。
そうすればSFがさわやかなんて摩訶不思議な偏見も消えるはず。
ランダムだからこそ、より自然に近い社会が維持できると思うんだが。
825 :
。:2005/09/15(木) 17:03:25
ツキ計画(キツネツキ?)って何がおちなの?
826 :
無名草子さん:2005/09/15(木) 19:40:39
生活維持省では不慮の事故や生活習慣病死が無い設定です。
ですから年功序列死でないと具合が悪い。
ランダムでの死はあくまで自然界の結果であって
この小説に当てはめてしまうと矛盾になる。
直視できないもの、太陽と死
どんな作家にも駄作はある、
>>821は星新一を盲信している。
それが乏しい表現力と狭い視野の原因。
829 :
無名草子さん:2005/09/16(金) 17:20:30
最高名作はなに
タイトル忘れたけどドラキュラの奴
一人称の作品
いまでもたまに、「まわりの連中、実は……」と疑心暗鬼になったりする
小松左京の「黄金のスポーツカー」とか
>>828 どこをどう読むとそうなるんだ?
お前のちっぽけな脳味噌で出した解釈教えてくれw
834 :
無名草子さん:2005/09/18(日) 10:47:08
836 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 03:24:00
837 :
無名草子さん:2005/09/19(月) 09:32:13
星さんは「ショートショートは寓話ではない」と言っていたらしいけど、だったら何だったんだろう?
839 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 10:30:24
そういう男って好きだな
840 :
無名草子さん:2005/09/20(火) 10:36:31
もっと心まで抱き締めて欲しいんだな
常にチンコから手を離さないでいる彼
常にチンコから手を離さないでいる彼女
843 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 00:40:32
ショートショート作家としてもエッセイストとしても大好きだけど、
ショートショート・コンテストの選者としての星さんは、恨めしかったな。
何度予選通過して、星さんに落とされたことか・・・。
1回目の受賞者が、星さんと一緒に旅行いったとか言うのを読んですごく羨ましかった。
845 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 01:07:27
一回目というのは、まだ小説現代での連載になる前のやつだよね。
確か賞金も多額だったはず。
846 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 08:38:26
>>843 その都度アドバイスはもらったりしたの?
847 :
無名草子さん:2005/09/21(水) 13:17:07
>>846 掲載作には全て星さんの選評がありましたが、
掲載に至らなかった予選通過作品には、選評はあったりなかったり・・・。
たぶん紙幅の都合で、目を通した全てにコメントすることができなかったんだと思います。
僕の作品が星さんにあまり評価されなかったのは、たぶん、一人称で書いたものが
多かったからだと思ってます。
三人称に書き直して再投稿したら、掲載に至ったこともありましたから。
馬鹿は引っ込んでろよ
>>849同感です、821はホントに馬鹿ですよね。
>>837 単に短い話でしょ
あんまり寓意だとか、教訓めいたものとか内容に口を挟むと形式的になって廃れるのが目に見えてるから、そういうことをいったんじゃないかと
阿刀田は「寓話である」といった結果、広場はあの体たらくぶりだし・・・
852 :
無名草子さん:2005/09/23(金) 12:35:41
星さんが亡くなって、阿刀田氏が選者になってからは、
投稿する気が萎えました。
853 :
無名草子さん:2005/09/23(金) 16:09:50
自作自演はやめろよ
阿刀田氏は卑怯な手でジャンケンに全戦全勝
後出し…?
856 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 18:01:50
阿刀田の「赤い月」怖かった
阿刀田は模範的過ぎるんだよな。
駄作も無い代わりに名作も無い。
選評も普通のアドバイスだし、解説も普通にまぁまぁ出来てるしで
星氏みたいに変な所が無いから魅力を感じない。
それと星氏のSSを読むと、「俺でも書けそう」という錯覚を起こさせてくれるんだけど、
阿刀田のはそうならないんだよな。
いかにもプロが書いてますって感じにネタを展開させちゃってさ。
858 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 21:13:04
>>857 >星氏みたいに変な所が無い
ほんとに変だったね。星作品は。
なんで「中村」ではだめで「N氏」でもだめで「エヌ氏」なのか。
本人の自己解説や他の評者の言説で、おぼろげながらわかるような気もするが、
あんな書き方を発想しうるというだけで、相当変な物書きだったわな。
いつも思うんだが
>>821の読解力のなさ、
>>849の思考停止的反応とか
とても一般書籍板とは思えんのだが。本読んでる人間の集まりのはずなのに明らかに他の板よりも文章力なくないか?
いわゆる本の虫みたいな存在のあつまりじゃない?
……なんか変な粘着がいる?
SFチックでいいか。こういうのも。
けっこう復刊されてるが
真鍋氏が抹殺されてゆく・・・
862 :
無名草子さん:2005/09/24(土) 23:08:43
和田氏は健在。
なんだこの差は。
悲しいが、和田誠さんは今でもいろんなところで仕事していて知名度高いし大勢の人に馴染みやすいんだろうな。
だけど、挿絵も作品の一部だし、ずっと後世に伝えていってほしいなあ。
864 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 01:44:41
うん。
でもまあ、僕の本棚には真鍋氏が健在だし、国会図書館にも所蔵されているし、
いずれ再評価の解きもあるのでは?
865 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 07:49:22
866 :
無名草子さん:2005/09/25(日) 22:07:52
しつこい
867 :
無名草子さん:2005/09/26(月) 01:17:33
821はともかくとして、阿刀田氏のスタンスと、
星氏の違いについて、実りのある議論をしようよ。
僕は852ですが、なんか阿刀田氏の選評には釈然としないので
もう投稿する意欲が失せていますが、それでもショートショートの
投稿先としては、やっぱり小説現代なんだよね。
他にショートショートを投稿するに値する募集先はないのかな。
知ってる人、教えてちょ。
このスレのどっかに宣伝してた奴がいた気がする
ところで、阿刀田氏にあって星先生にないものといえば>性描写だよな?
869 :
無名草子さん:2005/09/26(月) 02:29:58
性描写に限らず、生々しいのは、星作品にはほとんど無し。
だからこそ星氏の作品には他を圧する独自性があった。
それを良しとするか否定するかによって星氏の評価が是非されるんだと思う。
僕は是とするのですがね。
星新一が封印している時事ネタ残酷ネタ下ネタは、
それだけで人を引き付ける要素を持っているから
それらをまったく使わないで純粋にネタだけで勝負してるところが
星新一のすごいところだと思う。
理屈が多い割には筆力がないんだよな。ネタもつまらないし。再読に耐えない。
さらに構成の弱さというのか、話の順序や進行に稚拙さを感じさせることが多い。
単に話の短さ(手軽さ)だけで受けちゃったのだから運がいい。
(これも人気商売には大事だが)
昭和の思春期読者にはカルチャーショックだったと思う。
今読むと弱いね、おとぎ話にもならん(星)
阿刀田の晩年は全て駄作。
まあ、そういうなよ。
星がひとりよがりなのは、実家(星製薬)の騒動に巻き込まれ、
そのストレス解消に書いたから当然じゃないの?
むろん技量もきわめて低い。
上に指摘されてるような彼の「創作信念」なんてずいぶん独善だね。
技量のなさの言い訳にしか聞こえない。
奇をてらったものが多いのも技量の低さの証拠。
音楽性のないアーティストが妙なかっこうしたり、わざと奇行に走るのと同じ。
ほんとのプロってのは、「サザエさん」みたいな、平凡な題材を面白く描いて、
読者を楽しませるものなのさ。
しかし、そういった(星のような)ひとりよがりがある種の人びとには妙にアピールして、
カリスマとして偶像化されてしまうことがあるんだな。
そういう点では、星は純文学の作家のようだ。
ホントにそんなもんだったらもうとっくに消えてると思うけど。
むしろその批判のし易さも魅力の内かな。
んだ
>>871 >>872 まあさ、そりゃさ、現代の人にとって、過去の作品を時代背景とかを抜きにしてみるのなら大抵のものは面白くないです、ふつう。それはでも仕方ないでしょう。
でもそういう作品たちのなかでも星新一は優れているからこそいまでも読者が多いんだと思う。もっとも、年月が経ってもショートショートという制度が確立せず、これまでに星新一以上の作家が出てこなかったという理由もあるでしょうが。
>>873 リアリズムでないものはプロでない、ってことですか?SF作家のスレでそういう意見が出されても。さすがにそれは極端すぎ、根本的なはなし。
あと、後段は全く理解しかねます。カリスマとして偶像化されることが純文学作家なんですか?そういうことは別に純文学作家に限ることではないでしょう。
873は坊やみたいだから放っておけば
878 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 15:33:29
最近車のCMで流れてる「15秒間の安らぎを・・・」てやつ、
星さんの作品でありませんでしたっけ?
「空白コマーシャル」みたいな。
879 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 16:00:46
>>871 あの簡潔な文章は技量だと思う。「父・明治・アメリカ 」を読んで
そう思った。あの淡々とした文章がなければ、単なる感動
成功物語になって愚作になっていただろう。
「気まぐれフレンドシップ」もそうだが評論も上手い。
>>878 筒井康隆のショート・ショートにもそんな話があったな。
882 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 19:13:31
マンションの住人達だけの話って
題名なんでしたっけ?
1話目は205号室、2話目はその下の部屋…
みたいな話です。
どーしても思い出せない。
883 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 20:13:54
技量のなさは生来としても、それを糊塗するのが中途半端なインテリのプライドか、
なまじ家が金持ちな故の見栄かな。
長い小説は短いのをつないだだけ、とか。
テーマ選択のポリシーとか←アイディアのなさの言い訳。何しろアイディアが出ない人だったから。
アイディア出ないのになんで短編書くんだろう。
説教くさいのもやだな。
全体に「どうせ読むのは子供だからこの程度でいいだろう」ってのが多い。
単に技術の問題かもしれないが。
「アンパンマン」の作者なんか、「自分は子供はこんなのよろこぶだろう」
って思って描いたことなどないという。真摯な態度だね。
技術のなさを説教でごまかすのはよくないよ。
>>882 「ノックの音が」
連作集でそれぞれの短編の冒頭がすべて「ノックの音がした。」から始まるやつ。
>>883 >>884 キミたちとは意見の違う人たちが文庫を買ってくれるので
本屋の星新一コーナーは未だに廃れないのです。
887 :
無名草子さん:2005/09/29(木) 21:58:19
主人公以外の人が少しづつ減っていくという話、最後主人公が気絶して気づくとみんながいる状態
冷凍睡眠でみんな寝ていたが同じ夢を見ていた、というもの
こんな話ありましたっけ?
889 :
885:2005/09/29(木) 23:28:29
890 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 01:58:03
>>887 SF漫画の星野ユキノブも、そんな話を描いていたね。
891 :
887:2005/09/30(金) 13:14:14
なりそこない王子収録の「そして、だれも・・・・・・」でした
ご協力ありがとうございました
>>886 ていうか、こいつらほどの馬鹿は滅多にいないからだろ
馬鹿というより単にコドモなんだと思うが。
覚えたての言葉を一所懸命並べてるような文章といい。
背伸び具合に自分の中学時代を思い出して、恥ずかしくなる……
894 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 17:11:13
883=884だろ
895 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 19:11:03
いくらなんでもそれは星新一に気の毒だろう。
さすがに覚えたての言葉を使ったんじゃないと思うぞ。
ただ、使い方が下手というか、いや、言葉より内容が悲惨すぎる。
もっと論理的な頭してたら研究者になってたんだろうな。
論文書けなくて小説書いたらまぐれ当たりしたってことか。
作家に人材がいないのは、頭いい奴らは科学者・技術者になっちゃうからだよな。
893は883,884のことを言ってるんだと思うが。
ここまで来ると最早釣りだな。
897 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 19:18:50
それに星新一の文章を中学生並というのも失礼だ。
たしかにものすごくうまい中学生のほうが星新一より文章は上だろうが、
中学生でもけっこう読んでるところを見ると、さすがに並の中学生よりは
星新一のほうが知識や文章は上だと思うぞ。
まあ、作家としてはどうにもならないけどな。
898 :
無名草子さん:2005/09/30(金) 19:41:37
嫌いな人ってどうして嫌いなんだろうな。私はかれこれ四十年前の子供時代、彼はよく新聞や雑誌に書いてたけど、特に関心は持たなかった。読んだとしても一、二編だったと思います。
子供に本を読ませようかと思った四十を過ぎた頃、昔を思い出して星新一氏の本を図書館で何冊か借りてみたけど、娘は読まずに私が読んでみたけど……どこが面白いかまったくわからなかったなあ。
年取ってからでは駄目なのかな。確かに上に指摘されてるように、文章とか内容が子供っぽいのもあるけど、私が子供の頃読んだ本や漫画、江戸川乱歩やシャーロック・ホームズ、オバケのQ太郎なんかは大人になって読んでも面白かったし、さらに深い読みができたのですけどね。
よくも悪くも彼の作品にはプロットしかないから
そこからの肉付けだとかそういうものがない
タイトル忘れたが処刑先である火星で銀の玉を押し続ける受刑者の話、
あれなんかはちゃんとした作家がちゃんと書けば相当すごい作品になったかもしれない
逆に肉をそぎ落とした星スタイルだからこそ感動するのかもしれない
>>898 この文章、「オバケのQ太郎」が、謎を解くカギになってるのかな?
なるほど。899氏の意見に賛成だが、星はスタイルでああなったのではなく
「書けなかった」のだろう。
それについて言い訳がましいから星は嫌われる
883氏や884氏はどうでもいいことをもっともらしく書く
星スタイルそのもの
本当の話、技術技術というけど、スタイル(個性)は大事だよ。
歌手だってまずは個性で、歌がすごくまくても売れない人いっぱいいる。
芸人だってさ、そりゃ「いっこく堂」の腹話術はテクニック
凄いが、案外、内容は大したことなくてもおっぱいでかい女の子ふたりが
「だっちゅーの!」って言ったり、くだらないことぐだぐだ言って〆に
「残念!」って言ったほうが受けたりするんだ。
その一見すると文章が稚拙で、子供っぽく見えるところに
星新一を理解できるかどうかの選抜試験があるんだな。
それをそのまま見てしかうか否で決まる。
これはある程度のセンスや読解力や想像力があれば解くことが出来る。
今批判してる香具師は試験に落第した典型的な厨房。
だから誰も真剣に相手にしてない。
前にも言ってるけど本当にその程度の作家なら、
とうの昔に消えてなくなってる。
おかしいと思わないか?
如何に大衆に受け入れられやすい材料が揃ってるとはいえ、
そこまで駄目な作家の作品がほぼ絶版せずに残っているということに。
903 :
882:2005/09/30(金) 23:41:19
>888,889
ありがとうございます、探してきます。
904 :
無名草子さん:2005/10/01(土) 00:42:22
>>902 一見稚拙にみえるストーリーテリングや文章表現に、なにやら不可思議なおかしさがある。
落語の世界でいうところの「フラ」がある。
そこが星作品の強みだと思う。
エッセイなど読むと、なんのアイデアもなくただ読書感想文を書いてるだけのものがあるが、
それでも文体その他に得もいわれぬ妙なおかしさが漂っていて、ついつい読んでしまう。
ひょっとすると星さんの最大の武器はアイデアではなく文体にあったんじゃないか。
何か、そう思うが、みなさん、どうでしょう。
>897
星の文章を、中学生並みだと書いてる人がどこかにいるの?
906 :
無名草子さん:2005/10/01(土) 02:49:43
『きまぐれ博物誌』
「人間の描写」より
私がよく登場させるエヌ氏のたぐいである。なぜNとローマ字を使わないかというと、
日本字にまざると目立って調和しないからである。なぜ他のアルファベットを使わない
かというと、日本人の名はそれによって人物の性格や年齢が規定されかねないからである。
貫禄のある名とか美人めいた名というのは、たしかに存在するようだ。
・・・・・・(中略)・・・・・・
当初は意識してなかったが、いまや寓話の復興が私の目標である。それには時事風俗を
排除しなければならず、流行語も使わぬようにせねばならぬ。大部分はなんとかなるが、
困るのはアパートだ。マンションとかコーポとかビラとか新語が続出し、それぞれ意味
がちがう。定着してくれるのかどうも不明。
無茶苦茶だな。
星新一のスタイルをむりやり
欠点に解釈してけなしてる。
小説にも賞味期限がある、SFは特に早い、
だもんで批評はリアルタイムでやれ。
大人になってから読み返すとなんで小学生の頃こんなもの面白かったのかなあ
と自分の幼稚さに恥ずかしくなる。
一見稚拙、実は稚拙なプロットや文体に「何かある」ってのは、例によって
「何かあるところには何もない」というカルトに洗脳されてる連中と同じ性向だよ。
めちゃくちゃな絵を描いて「芸術だ」と言ってる奴らと同じ。
また星新一自身が
>>906みたいなこと威張って書くから信者はだまされるんだな。
星がどうしてこんなこと書いたかってことを考えみな?
内心書けないことへのコンプレックスが渦巻いてたのさ。
「何かある」作家なら大人になってからも面白く読めるはず。
信者はこの稚拙な駄作を「おれはわかる。わからないやつは馬鹿だ」と自分を特別な
ものと思い込みたいんだな。芸術はしょせんそんなものと言えるが、
そういう信者とこの程度で面白いと思うガキが次から次へと現れるからいまでも絶版にならないんだろうな。
それこそ短編にしてもらいたい題材だぜ。
星には書けないだろうから、もっとうまい作家か漫画家にね。
>>909の分析。
前半 … 「“信者”は洗脳されている」
中盤 … 「“信者”にバカにされている」
後半 … 「“信者”をバカにしたい」
結論 … 「そうだ“教祖”をバカにすればいいんだ♪」
『きまぐれ博物誌』
「読書遍歴」より
中学に入ると、たちまちうちにあった「楚人冠(そじんかん)全集」というのが面白いことを発見し、それに
とりつかれた。私の父が著者と知りあいであり、その関係で贈呈されたか買わされたかしたので
あろう。
楚人冠とは本名・杉村広太郎。朝日新聞の人。博学であり、外国生活の経験が長く、思考が柔
軟で感覚が鋭敏で、上品なユーモアがみなぎっている。身辺のエッセイや旅行記が主だが「現代
新聞学」といった巻もあった。題名はかたくるしいが、わかりやすく日的な面白さはすばらしか
った。
むずかしい文章は決して使わないが、それでいて自己の感想をすっかり読者に送りこむ。絶妙
というしかいいようがない。私には、いいなと思うと物事に耽溺する性格があるようで、この全集を
ずいぶん長いあいだ読みふけった。学校での作文に、その文体のイミテーションがしぜんにあら
われてしまったほどだ。ついには本ががたがたになってしまった。
912 :
無名草子さん:2005/10/01(土) 13:13:32
この本が私に与えた影響は甚大である。私がいま、難解で晦渋な文章が書けず、書く気にもな
らないのはそのためである。また難解で晦渋な文にお目にかかると、ニセモノじゃないかとまず
疑うようになったのも、そのためである。ユーモアには教養と上品さがなければならない、借り
物の思想をふりまわすべきでない、押しつけがましいのはいけない、人生における感覚を大切に
すべきだ、といったことを知ったのもこの本である。
楚人冠という人がどのていどの評価を受けているのか、私は知らない。だがそんなことはどう
でもいいことだ。変に再評価などされないほうがいい。新版など出て他人に読まれるとしゃくで
ある。中学時代、この本にめぐりあったことで私は満足である。読書遍歴はここで終りにしたい
くらいだ。
難解でないのはいいんだけど、簡明に書いたにもかかわらず下手だった星新一。
↑のような言い訳どうしてするんだろう。よほど劣等感もってたのかな。
それはそれとして、星の場合はひとえにビジネスモデルの成功。
ネタも文章も五流だが(これもわざとしたのではなくこれしかできなかった)
あのスタイルに特化したら、文章の下手さとネタのくだらなさが背伸びしたがる
小学生にマッチしたんだろう。ちょっぴりSFみたいなこと書いて、
これはヘタウマなのでは? って。実はヘタヘタ。
914 :
無名草子さん:2005/10/01(土) 13:40:50
長文厨うざい
>>913 煽りばっかり上手になってこの子ったら…
「処刑」のような作品が書ける作家を下手だと言ってしまう奴って、
よっぽど馬鹿なんだろうなとは思う。
>>913 キミが一流と認めている作家の名を挙げてみて。
星新一を読んだ小中学生は、
こんなのならオレにも書けるとばかり
猫も杓子もショートショートなるものを
大学ノートに書き付けたもんだ。
ま、すぐにこれはおいそれと真似できるものじゃないと気づくわけだが。
いい年こいて気づかない
>>913のような小学生並みの方もいらっしゃいますね。
>>918 小学生並みなんじゃなくて、実際に小学生か中学生くらいなんじゃない?
>ネタも文章も五流だが(これもわざとしたのではなくこれしかできなかった)
この文章見る限りそうとしか思えん。
(これもわざとしたのではなくこれしかできなかった)って……w
漏れは大人になっても面白く読めたがなぁ。
子供の時には気付かなかった毒や人間不信がわかるようになってな。
>>913は安部公房、大江健三郎、川端康成、太宰治、三島由紀夫
等に対してはどう思ってるのだろう。
ベタ褒めかな。
>>909 これ、アマゾンのレビューに投稿してくれないかな。
参考になった票が何票入るか見もの。
ある種の参考にはなると思う。
こういう文章を書く人(ていうか、子)が、一生懸命否定するような作品なのだな、というような意味で。
星新一の作品は、本人が目指したとおりに確かに寓話に近いと思う。
教訓や風刺、思いがけない苦味を「説教くさい」と評する辺りがとてもコドモ臭いんだよね。
実体験がないから、キツイことを言われるとそれだけで反発する・・・
>>913 次に書き込む頃には、君の中では六流になってるのかな?星作品。
できたら教えてほしいんだが、星の「ビジネスモデル」とやらを。
星程度の文章力でいいから、星程度には簡略に。
>>909>>913は深い考えのない単なる暇つぶしの煽りだと思うけど、
これ見てたら、むかし三浦雅士が「星新一なんて大したもんじゃない」
と切り捨てていて、筒井康隆が怒って必死に反論してたの思い出した。
三浦雅士じゃなくて火野鉄平とかいう別の筆名だったかも。
えらい人増えたなあ
>>924 確かあれは相当的外れな批判だったような。
今酷いケコーンを見た
唐沢俊一って筒井康隆が嫌いなのか?
そこ読んで筒井康隆ファンとしてなんか腹が立った。
筒井康隆が実験小説を書き始めた動機を勘違いしてるんじゃないのか。
スレ違いすまん。
>>932 動機なんてどうでもいい
要するに唐沢は筒井が嫌い
それだけでいいじゃないかうひひ
935 :
無名草子さん:2005/10/05(水) 20:00:16
いちいち筒井に関する記述にとげがある
唐沢は元々は筒井の大ファンだろ。
「文学」に色目を使い始めてから批判に回ったんじゃないの。
>「文学」に色目
ここがもう悪意のこもった勘違いw
勘違いかもしれんが
そういう見方をする人は多いんじゃね?
こんなスレあるなんて知らなかった
「処刑」が人気なんですね
私も大好きで中学1か2年の時に、
夏休みの読書感想文で書いた思い出があります
でも、感想文って書いても、その感想文を読む人(担任でしたが)が
その本(あるいは作品)を知らないと意味ないですよね・・・
放課後に担任に呼ばれて
「お前の感想文読んだよ、先生はお前の死に対する考え方が心配だ。
何か悩みでもあるのか?」など言われたのをはっきりと覚えてる。
そんな意味で捉えられるとは思わなかった、もしくは私の感想文が稚拙過ぎたかorz
それは不運だったな。
おれの小学校の担任は感想文読む前に
対象の本を全部読んでくれてたけどあれは特別だったのかな。
それはあんた、恵まれすぎだよ
処刑の感想だけ読んだら
そうなるだろうなぁ。
>>939 なんて書いたかが気になる、
簡単なあらすじ希望。
944 :
939:2005/10/08(土) 10:40:57
>>943 感想文がもう手元にないので、あやふやな記憶しかないけど
結構「死」について書いていたのだと思うよ
多分、感想文の1/4はざっくりのあらすじで、残りはこの主人公に対する”想い”だったと思います。
しかも、最後は文章に酔って「私の日々の生活も、銀の玉を押し続ける様な人生なのだと思いました。」
こんな事を書いた記憶があります・・・
確かに暗いし、危険な発言に思えちゃうかもね
でも、私の日々の生活も常に「死」と隣り合わせって言うか、
自らの身を引き締める意味を書きたかったのだと思うけど
今思うと、中1や2で「死」に対する事を書いてる感想文なんて
異質に捉われてもしょうがないのかと^^;
945 :
943:2005/10/08(土) 16:27:11
>>944 サンクス!
「処刑」の死生観は、人生の辛酸を舐め尽した星さんならではの思想(の一つ)
なんだから、それを中学生が語ってたら確かに怖い・・・
この三連休が全く用事が無いので
星さんの本でも読もうと思った。
とりあえず、今まで長編はあまり手を付けてなかったので
「悪魔の標的」を一気に読破。
感想:
読んでいて星世界に引き込まれるが、何か最後が好きになれなかったです・・・
何かすっきりしないと言うか、まだ俺の読解力が未熟かな?今度また読もう!
明日は「ブランコのむこうで」を読みたいと思います〜
次回は「夢魔の標的」だと気づいてくれると期待しています
読解力に問題がある事は疑う余地が無い
「悪魔のいる天国」の間違えだろきっと
950 :
946:2005/10/09(日) 16:21:00
思いっきり勘違いが恥ずかしいです・・・
「夢魔の標的」でしたね・・・orz
ちなにみ「ブランコのむこうで」はおもしろかったです
ちょっと子供っぽい内容なと思いましたが
「彫刻」して人のは、結構深いかと思いました。
明日は何読もうかなぁ
クリスマス サンタを譲る話に涙しました
処刑を読み心に残りました
おーいでてこい 地球を大切に
悪魔 妄想 マイ国家も好きでした
今 僕の部屋には壁掛けテレビがあります
ノックの音がした
扉の向こうには誰がいるのだろう
35年前の純情だった自分が居るのかも知れない
ふぐのくしカツ
教えてください
シンデレラ?のような設定で作中の王子が「自分が物語の中にいることを分かってて」
ものすごく都合よく話が展開していく作品の題名が分かりません
954 :
無名草子さん:2005/10/13(木) 21:01:31
夢魔の標的は結構イイ感じ!!
まぁ、最後は流石ショートAの達人って感じな終わり方だったけど。
955 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 15:06:48
悪魔のいる天国の『宇宙のキツネ』って最後操縦士に尻尾あるのなんで?
キツネが化けたの?それとも操縦士がキツネ食ったからそうなったの?
あのヲチの意味がよくわからないんですけど。
>>955 宇宙船から出てきたのは操縦士に化けたキツネで、
本物の操縦士の方が喰われてしまったっつーこと。
957 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 17:13:11
星新一って短篇より中篇(他作家と比べると短篇の長さだけど)
とかエッセイの方が好きだな。SF落語みたいな。
958 :
無名草子さん:2005/10/16(日) 18:57:47
>>956dクス。小学校3年のときにきまぐれロボット読んで面白かったから
数年ぶりにまた読み始めたばっかりなんだ。どんどん買ってしまいそう。
ところで悪魔のいる天国って面白い?
面白いがこの程度のオチは解説なしで理解しなくては
「気まぐれ指数」最高!
そういえばこの間初めて
「なりそこないの王子」を読んだんだが
何か星先生っぽくない描写が多くないか?
性的な作品と言うか、表現と言うか
読んでて嫌になった初めての本だった
何であの本だけ多いの?教えてエロイ人
別に理由は無いのかな?
962 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 10:24:13
星作品のを全部集めるには何を買えばいい?
新潮とスターダストと?
天国と不思議な夢って何?
>962
天国からの道とふしぎな夢だったら
気まぐれスターダストを再編集した物だよ。
ショートショートは全集+スターダストor天国&不思議な夢
かな。あとエッセイとか、連作の「声の網」(講談社文庫)
は今は電子ブックの形でしか手に入らなものも。
星新一作品集6には「声の網」と「夢魔の標的」の長篇二つが入っててお得のような気もする。
966 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 22:30:50
>>957 「四で割って」みたいなやつ?
僕も好きだ、長めの、ちょっと落語っぽい作品。
967 :
無名草子さん:2005/10/23(日) 23:56:04
全作品収録DVDを4980円で出して欲しい>初潮社
全文検索も出来る奴。
なあなんでこのスレの住人、みんな俺がひっかかったのと同じコラム持ち出してくるん?
>全作品収録DVD
そういうの、著作権残ってる作家で出してる人おるん?
970 :
無名草子さん:2005/10/24(月) 12:48:19
次スレは
星新一(笑)
あたりか?
支持者は子供だし、安置は子供の頃読んで大人になって読んだらばからしくて
昔の自分に腹を立ててるようだし。
だけど支持者のなんてのかカルトっぽい「自分たちにはわかる」みたいのって
いささか受け入れがたいね。
実際に星新一は技術的には低い。大人になってから読むと、
赤塚漫画でも藤子漫画でも、実はすごい技術だと思うし、
別スレの星の王子様でも大人になって改めて深い意味を感じ取った感想が多いけど、
こと星新一だけはネタの陳腐さと話の展開の下手糞さ(もっとこうやって書けば
わかりやすいし効果も上がるのに……)ってのが目に付くんだよねえ。
>>970 「星新一を卒業」したばかりの小生意気な思春期のガキの言い草だな。
早くオトナになれよw
すぐに他人を子供認定したいこと自体が子供なんだが。
酒やタバコや女性の経験とかさ。
それでそれのない同級生や一学年下を子供扱いしたがる。
まあ、それはそれとして、1960年代にリアルタイムで星を見てたけど、たしかに新聞や雑誌に時々掲載されてたが、さほどの人気ではなかった。
今はどうなんだろう?
当時は、私は男子校だったが、中学でも星ファンで文庫本集めてたのはクラス(40人くらい)で1人か2人じゃないかな。
図書室にはそろってたようだが。
大人になって、うちの子供が借りてきた星を見て思ったのは、この人はすごく屈折した人だと。
たしかに大人の目で読むと、どうして星がこういうの書いたのかわかる面もあるんだけど、それはどちらかと言えば不愉快な面なんだね。
彼が星製薬の騒動で奔走して、そのうさばらしにこういうの書いてただけあって、大人の嫌な面に気づかされるんだな。
そうではなくて、大人になって読んでさらに深い内容がわかるというのは、人生の複雑さ、それでも人生はすばらしいということがわかるということだろう?
星の場合、世の中ってこんな嫌な面もあるって気づかされるんだよな。そんなことばっかり書いてるんだよな。
彼の自作に対する言い訳も、これは単に作家として取り上げられて、作家とつきあう機会が増えて、自分の作家としての力量のなさを嫌というほど自覚したからじゃないのかね。
本当の売れっ子がこんなに言い訳しないでしょう。赤川さんにしても西村さんにしても。
973 :
無名草子さん:2005/10/24(月) 13:43:50
いや、「文は人なり」なんていうけど、そんなことないぞ。
社会人になってから気づいたが、ものすごく善良な人でも、
文章となるとものすごく自分勝手なことばかり書いてる人とかいるぞ。
こういうのは人格ではなく能力の問題なんだ。
星さんはすごく正直でいい人だったんじゃないかな。
でも不器用な人だったんじゃないかな。
それでちょっと屈折したように受け取れる文章になってしまうのでは?
まあ、文章自体、もともとさほどうまくなかったんだろうけどね。
上に書いてあった人で言えば、三島なんてものすごく屈折した人で、
最後にはああいう大騒ぎで周囲に迷惑かけて自滅したけど、
文章はさわやかそのもので信じられないことだよ。
彼は文章が達者で、「読者にさわやかに思われる」文章を書く技術も
達者だっただけのことだからさ。
星新一作品の賛否あるいは関心無関心を問うなら、
アマゾン書評ではなく、一般の掲示板でやるべきだろうな。
前に読売だったかな?
HPの掲示板で、「手塚作品てどこが面白いんですか?」という率直な問いかけがあった。
熱心なファンたちは、比較的冷静に、「手塚作品にはたしかに駄作が多い。
○○は傑作と思う(ところがこの傑作、人によって違う)ので、
それをお読みになられてはいかがですか?」
と答えてたし、(本当か嘘かわからないが)プロの人が、「手塚に駄作が多いのはプロの間では常識です」
って答えてましたけどね。
星新一も一度そういうところで「どこが面白いの?」ってやったらどうかな。
手塚ほど知名度がないので、「誰それ?」で終わりかな。
星スレッドはお子様認定合戦になるな。
仕方ないけど。
何でもそうだけど、信者も熱狂が醒めると一気にアンチに移行しそうな雰囲気
が見える。
マジな話、現在五十代とかで、子供の頃ファンで、
大人になって読んだらさらに楽しめた、
再読したら面白みが増したという方がいたら
意見書いてもらいたいです。
結局は個人の好みの問題だと思うがな。
自分のこれまで送ってきた人生と、
その作家に出会ったタイミング、その時の印象。
三島だろうと赤川だろうと西村だろうといくらでも欠点があり、
欠点のない作家なんて有り得ない。
短所も含めて好き。これが最終的な結論だな。
いくら議論しても、仮に、絶対的な結論を出せたとしても、
個人個人の相対的な思いを覆すのは不可能。
つーか、それをやったらどうなると思う。
まあ絶対的に見て星は高みにいる作家ではないのかもね。
しかし、それがどうしたというのだろう。
スゴイと誰もが認められる作家だけ読む。
それのどこが楽しいと言うのだろうか。ただの権威主義ではないか。
はげど。
ってより、アンチは権威主義というより、元ファンでしょ。
熱烈な恋愛みたく、好きな時はめちゃくちゃ好きなところが、
一度嫌いになるともう我慢できない(笑)。
>>972 1960年代にリアルタイムで見てきた?
つーことは50歳以上?なのにこんな内容なの?
再読に耐えるか云々だけど
ショートショートの性質上再読にはあんまりなじまんでしょ
ネタ割れちゃってるわけだから
再読に耐えないから駄作ってわけではない
手塚治に駄作が多いというのもあったけどそれもどうかと思うよ
例えるならばそれは「シェイクスピアに駄作が多い」と言うようなもの
自分の無知さを露呈してるだけ
ウザイから次スレ立てるとき
アンチスレも作ってそっちでやってくんないかな
昔立ってたんだが速攻で落ちた
>>981-982 つまりアンチは星新一を叩きたいんじゃなくて、
単なる構ってちゃんってことだな。
>>970 >こと星新一だけはネタの陳腐さと話の展開の下手糞さ(もっとこうやって書けば
>わかりやすいし効果も上がるのに……)ってのが目に付くんだよねえ。
俺、あ〜たのようなレスを待ってたんだよ。
一つでいいから、どの作品のどこをどうやったらよくなるか実例をあげて欲しい。
ただし、ファンの人でも、一つでいいなら実例を挙げることができるってこと。
たった一つなんだから、できるだけ多くのファンを納得させられるような
説得力のある実例を慎重に選んでよ。
「できない」と思って聞いてるわけじゃないので
できるというなら、他の人でもいいよ。
985 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 16:03:36
星作品の肯定と否定の両者が自分なりに述べてる。
ほど良く緊張感があっていい雰囲気のスレですね。
>>972 >この人はすごく屈折した人だと。
>不愉快な面なんだね。
>大人の嫌な面に気づかされるんだな
それを許容出来ないから子供だっつてんだよ。
人間の汚い部分に気づいて嫌悪感を催した典型的な厨房の例じゃん。
あのな、その時期が過ぎてさらに成長すると、
人間の醜さや弱さをも肯定出来るようになる。
もうそういう部分を見ても不愉快にならず、逆に楽しくなってくる程なんだな。
ああこれが人間なんだな。人間ってこれでいいんだなと思うようになる。
だから君の、
>大人になって読んでさらに深い内容がわかるというのは、人生の複雑さ、それでも人生はすばらしいということがわかるということだろう?
これは君自身の問題なんだな。
上記の程度で留まってるから、星新一がその程度にしか見えない。
俺の言ってることがわかるかな?
これでもまだ「信者は無いものをさも在るかのように妄信してる」
なんつーのならもう君に言うことは何も無い。
987 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 16:52:14
なんか子供っぽいなあ。
いくつ?
ファンは年齢層低いのはわかるし、アンチは年齢層高いからそもそもかみあわないわけだが。
五十代くらいでほんとに星新一のよさがわかったって人あらわれてくれないかな。
988 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 16:53:55
>>980 揚げ足とって悪いが、シェークスピアは作品数少ないし、
本当の正体わからないし、はやばやと故郷に引退してるから、
死ぬまで忙しく仕事してた手塚とは違うよな。
多作家に駄作が多いというならバルザックあたり持ってきたら?
989 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 16:56:08
星新一ビジネスモデル
対象12−17くらいか?(多少前後するだろうが)
各年齢150−200万人として、全体でマーケットは1000万人。
そのうち5%が(文庫を買うくらいの)ファンとしたら50万人。
おのおの5冊買えば全部で250万部。
けっこうなビジネスだね。
星ファンってのはみなこうなの?
カルト信者みたいだな。
「星新一好きなんて子供っぽい」って言われるのが嫌で、必死にアンチこそ子供っぽいって言ってるが、
反論の論拠は何もないじゃないか。作品のどこがすぐれてるか本格的に論じられる人はいないの?
まあ、いくら読書家でも30過ぎないとなかなかそこまでいかないし、そういう人は星読まないからね。
子供だましで子供はだませないとは言うが、星新一には子供だましが多すぎるよ。
でもこれ、もともとアイディアがどんどん出るタイプでない(辞書でランダムに言葉を拾ってネタをさがしたくらいだから)のに無理に書いたとか、
原稿料が原稿枚数で払われたから無駄に水増ししたとかもあると思う。
きちんと書けてない(伏線が張られてない。ABと展開させるべきところがBAになってる。凡庸なおち等)のが多いもんな。
インテリだからそれを自身十分わかってたろうし、自分の文章が下手なのも内心認めてたから言い訳が多くなったと思う。
照れ隠しもあったろうしね。
991 :
980:2005/10/25(火) 17:08:49
>>988 へえ、勉強になりました
漏れが言いたかったのはシェイクスピアの作品は
今となってはストーリー平凡だったり台詞が長かったり
登場人物がストーリーを何度も繰り返し説明すると言った部分が
当時の民衆のレベルに合わせたからそうなってしまったと言うことと
当時の漫画の理解度に合わせて創ってるから
今では手塚の作品は駄作と呼ばれてしまってるということを言いたかったんだけどね
992 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 17:16:35
手塚とか藤子先生って、「鉄腕アトム(ドラえもん)にあこがれて科学者になりました」って人がけっこういるし、
スポーツ漫画でも「キャプテン翼」のほうが釜本選手よりサッカー少年への影響力多かったくらいだけど、
星作品読んで科学にあこがれたとか言う人いるのかな?
まあ、そういう作品じゃないかもしれない。
それから、
>>986みたいな意見こそ子供っぽいよ。大人のインチキな面がわかってこそ大人だとかさ。
典型的な十代後半の背伸び意見でね。
まあ、俺たちもそうだったけど、君ももう少しすれば(おそらく二十代後半から三十代半ば)、
やっぱり人生、真実一路、正直なのが一番と思うようになるよ。
そうやって屈折のかたまりのような奴がひかれる星新一っていったい何なんだ?
星が嫌なのは、いい年してるのに君とそっくりのメンタリティで、大人の世界はこういう醜いところもある、
人間にはこういう醜いところもある、それを君たちガキに教えてしんぜようって態度が見え隠れするところでさ。
やっぱり「愛は地球をつつむ」のさ。世の中で本当に支持されてる人、愛されてる人、世を動かしてる人はそうなんだよ。
ちょっとばかり世間を斜めに見てかっこいいなんて思ってる奴が星新一ファンと思うと反吐が出るな。
993 :
988:2005/10/25(火) 17:21:33
>>991 ああ、なるほど。
それはそのとおりですね。
Shakespereのセリフをそのまま聞くと笑ってしまいますもんね。
それに、星新一のストーリのひどさがさんざ叩かれてますが、
Shakespereはそれ以上、というか、早い話がパクリなんですよ。
あの時代はそれが許容されたんですね。
たとえば「ベニスの商人」の箱を選ぶエピソードも、人肉1ポンドも、
すでにあった有名なエピソードを取り入れただけなんですね。
そういう意味では、Shakespereこそパクリの王者と叩かれるべきで、
すべてオリジナルな星新一のほうが作家としては上ですよ。(笑)
>>992 少なくとも一番歪んでるのは君でないかと。
しかも君の言う星新一の短所が君自身に現れている。
995 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 18:04:55
ついにシェークスピア叩きに発展か?
面白くなってきたな。
996 :
988:2005/10/25(火) 18:12:47
Shakespeareね。
いずれにせよ、4世紀以上前のシェイクスピアが今では盗作家でしかないとか、
30年前の星新一が読めたものではないというのは痛快なことではある。
電気がなかったシェイクスピアの時代、コンピュータが「電子計算機」で、
大型機でさえ今のPCに性能ではかなわなかった星の時代、
それから科学技術でもスポーツの記録でも長足の進歩遂げてるんだからさ。
文芸は見逃されがちだけど、この世界も長足の進歩を遂げてかつての大家や
それなりに売れてた人もまったく通用しないって愉快なことだね。
おい、次スレ立てたのか?
メロンライスにガムライス。おのぞみの結末は、次スレへの誘導を見届けながら
1000ゲット
>>994 確かに人は自分の欠点を他人に見た時に同族嫌悪するものだが、
その論理でいくと星新一と
>>992と
>>994は同じ欠点を共有してることになる。
999 :
994:2005/10/25(火) 18:21:44
>>998 992とは星新一に対する考え方は違うから、そうはならないな。
>君の言う星新一の短所
と言ってるだろ?
1000 :
無名草子さん:2005/10/25(火) 18:22:24
つーか、星ってどの程度自分の意志で書いたの?
書きたくないのに書かされて駄作量産した作家はいっぱいいるよ。
(例:ドイル、乱歩、モンゴメリ等)
1001 :
1001:
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